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御坂妹「ミサカじゃダメですか?」等々 - 製作速報VIP(クリエイター) 過去ログ倉庫

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1 :ネタ帳を失いアイディアが浮かばないのでたまには別のを… [sage]:2010/09/16(木) 22:58:56.41 ID:ItdpChgo
上条「はぁ〜、まさか今年こそは…一人で過ごさないで済むと思ったのにな……」

土御門「かみやんだけ一人リア充になろうなんて神様は許してくれないぜよ」ニヤニヤ

青髪「そうやで、僕ら3人は抜け駆けとかなしって決めたやないのー」

上条「んなもん決めた覚えもないわ!」

そう、今年こそは12月24日、つまりクリスマスイブを一人で過ごすことはないと意気込んでいたわけで

それもそのはず、今年は「居候」いや「食客?」…これでもないな……「穀つぶし」これだ!

穀つぶしのインデックスが居るから彼女とはいわなくても寂しい、寂しいクリスマスを過ごさないで済むと思っていたのに…

急に用事が出来たとかでイギリスに帰っちゃうなんて…

青髪「そうはいっても男3人で、こうクリスマス一色に染まった街を歩くのもむなしいもんやなぁ〜」

土御門「くふふふ」

上条「ど、どうした、土御門?気持ち悪い笑い方して…」ビクッ

土御門「な〜に、ちょっとにゃ、くふふふ」

青髪「ま、まさか…!?」

土御門「そのまさかぜよ」ニヤリッ

上条「土御門!お前裏切るのか!!」
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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2 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:00:17.25 ID:ItdpChgo
土御門「今年は舞夏がうちにくるんだにゃ〜」







上条・青髪「はぁ?」

土御門「うらやましいかにゃ〜、ほらうらやましがってもいいんだにゃ!」

上条「はぁ〜うらやましがるもなにも…」

青髪「妹やないか、そないなもんより…」

上条・青髪「彼女が欲しい!!!」

土御門「き、急にハモるとびっくりするぜよ…」

上条「まぁ、そこまでは言わないけど…」

青髪「せめて、今日、今夜ずっと一緒にいてくれる女の子の知り合いくらいは欲しい…」

上条「よな…」

上条・青髪「はぁぁ〜」

-「ったく、街中で大声でそんな事いってて恥ずかしくないの?」
3 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:02:00.01 ID:ItdpChgo
上条「ん?」

御坂「男が三人も揃ってて…か、彼女が欲しいとか…は、恥ずかしいったらありゃしないわ…」

青髪「あれ、かみやんの知り合いの常盤台の子?」

御坂妹「ミサカは常盤台に通っていませんがとミサカは間髪いれず突っ込みます」

青髪「あれ?双子…?」

御坂「ああ、この子はね」

御坂妹「ミサカはお姉さまの妹です」

青髪「へぇ〜こないに似た姉妹なんているんやなぁ〜まるで双子…」

御坂「べ、別に姉妹なんだから似てたっていいとおもうんだけど」アセアセ

青髪「悪いとはいわへんけど、それよりもなにかな?かみやんのお知り合いの御坂姉妹が今夜の寂しいボクタチのお相手してくれるん?」

御坂「ば、バカなこと言わないでよ!な、なんで私がこ、こんなのと!」ビシッ

上条「おい、なぜ俺を指差す」

土御門「くふふふふ」

上条「おい土御門、貴様は何故笑う」

青髪「なんや、やっぱりかみやんに気ぃーでもあるんかいな」
4 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:02:48.92 ID:ItdpChgo
御坂「べ、別にそんなんじゃないわよ!!」バチバチ

上条「おわっ!?」

土御門「くふふふふ」

上条「こいつ…」

土御門「えっと常盤台の超電磁砲の御坂さんだっけ?」

御坂「え?あっ、はい…えっと?」

土御門「いつも舞夏がお世話になってるようで」

御坂「あっ、土御門……って!?」

土御門「いつも舞夏から聞いてるにゃー、……色々と」チラッ

上条「ん、なんだ?」

御坂「その…///」

御坂妹「お姉さま顔が赤いですよとミサカは身体的異常がないか問いかけます」

御坂「べ、別になんでもないわよ!」

上条「ところで、ビリビリもしかしてもお前たちも寂しい今日という日をおくっているのか?」

御坂「ビリビリゆーなっていってんでしょ、いつも!!!!」ビリビリ
5 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:03:18.89 ID:ItdpChgo
キュイーン

上条「あぶねぇ〜」

御坂「はぁはぁはぁはぁ」

青髪「か、かみやんの友達はこ、こわい子がいるみたいや…ね…」アセアセ

御坂妹「ミサカとお姉さまは買い物で一緒にここを通っただけですと、ミサカは興奮状態のお姉さまに変わって説明します」

上条「買い物?」

御坂「はぁはぁはぁ…はぁ〜…すぅぅう、ちょっとね今日、寮でクリスマスイベントをやろうってことになって買出しに」

上条「へぇ?それで」

御坂「それで、プレゼント交換をやるんだけど…その…」

上条「お嬢様学校なのに普通なこともやるんだな」

御坂「…なんというか私のイメージ的に変なもの送れないわけじゃない?」

上条「えっと…」

あぁ、白井のようなね……

御坂「だから、何か服でも買っていこうかなとおもって…」

上条「ふぅ〜ん、色々大変みたいだな…」
6 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:04:15.46 ID:ItdpChgo
御坂妹「それにミサカはつき合わされているというわけです」

上条「ん〜服買うくらいなら一人でもいいだろうに」

御坂「いや、やっぱり誰かが着てるの見たほうが早いじゃないの?」

上条「そりゃな、だったら白井とかでも連れてくれば喜んだんじゃないの?」

御坂「黒子をつれてきてでもしたら…ぜぇえええええったいあの子私のプレゼント記憶して…」ゾクゾクッ

上条「ん?」

御坂「それこそ、あの子が選んだ得体のしれないなにかと強制的に交換しようとするとおもうのよ…」ゾクゾクッ

御坂妹「まぁそんなこんなでミサカに白羽の矢がたったというわけですと、ミサカは少々呆れ顔で答えます」

上条「まぁ、色々あるんだな…お嬢様学校にも……」

御坂「そう、色々あるのよ」

御坂妹「お姉さま、お時間は大丈夫ですか?とミサカは時計を指差し問いかけます」

御坂「あっ、いけない!もうこんな時間」

スタタタタッ

上条「さてと、俺達も寂しい夜に耐えるためにどこかで飯でもくうか」

土御門「それなんだけどにゃ、ごめん」
7 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:05:17.98 ID:ItdpChgo
青髪「まさか、僕らの友情より妹を選ぶとかいわへんよな?」

土御門「ごめん!その通りだにゃー」

スタタタタタッ

上条・青髪「……裏切り者!!!!」

上条・青髪「はぁはぁはぁはぁ」

青髪「かみやん、こないな時はナンパ!なんぱや!」

上条「な、ナンパだぁ!?」

青髪「そうや、この世には男の数とほぼ同じ数の女がいるんや!ということは…」

青髪「今、僕らみたいに寂しそうにしてる女の人もいるってことや!」

上条「」

青髪「きっとそうにきまってる!」

上条「あ、あのな…」

青髪「あっ!あの子めっちゃかわいかったで!ほなちょっといってくる!」

スタタタタタッ

上条「お、おい!やめろ!傷が広がるだけだぞ!!!」
8 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:06:12.38 ID:ItdpChgo
☆ミ キラーン

上条「無茶しやがって…」

上条「さてと一人になったし帰るか……はぁせめて一緒にいてくれる子が欲しい…」ボソッ

御坂妹「…」ジィー

上条「おわっ!?」

御坂妹「…」ジィー

上条「ど、どうした、御坂と一緒にいかなかったのか?」ドキドキ

まさか、人が隣にいるだなんて思っても居なかったから焦ったぞ

御坂妹「ミサカは常盤台中学の生徒ではありませんので」

上条「そ、そうだったな」

御坂妹「ところで」

上条「ど、どうかしたか?」

御坂妹「誰か一緒にいて欲しいといっていましたがとミサカは問いかけます」

上条「あぁ…」

やっぱり聞かれてたよな…
9 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:08:55.82 ID:ItdpChgo
三人の時はまぁアイツらのせいにすりゃいいにしても

一人のときだと…

は、恥ずかしいものが……

上条「今のは、わすれてくd…

御坂妹「それはミサカでも出来ますか?」

上条「はぃい?」

御坂妹「いつぞやのお礼をミサカはしていませんでしたので、貴方が困っているようでしたらその恩返しにとミサカは答えます」

上条「えっと、つまりどういうこと?」

御坂妹「ミサカが今夜、上条当麻と一緒にすごしましょうか?と聞いているのですがとミサカは少々理解力の悪さにあきれ気味です」

上条「えっ?えっ?」

御坂妹「ミサカでは役不足でしょうが、ほら手ごろな物件ですよおにいさんとミサカのアピールタイム」

上条「え?いいの?」

御坂妹「はい、ミサカは特にこの後、用事もありませんので」

kneg?マジデスカ?上条さん今日、クリスマスイブを一緒にすごしてくれる子ができちゃいましたよ?

上条「明日死ぬんですか?いやいや今日死ぬんではないでせうか?」ブツブツ
10 :書き溜めここまで [sage]:2010/09/16(木) 23:09:46.48 ID:ItdpChgo
御坂妹「先ほどから何ぶつぶつといっているのでしょうか?とミサカは問いかけます」

上条「え、声にでてた…?」

御坂妹「死ぬとか死なないとかいってましたが、とミサカは少々無視されて不機嫌になっています」

上条「いやいやいや無視してたとかじゃなくて…」

御坂妹「それでミサカはどうすればいいのですか?」

上条「そ、それじゃ……今日一緒にすごしてくれませんか?」

御坂妹「はい、とミサカは快く返事します」

上条「あ、ありがとう…」

これ、死ぬな…俺、一生分の運使い切ったな……

上条「はぁ〜不幸だ…」

御坂妹「ミサカと過ごすのがそんなに不幸なのですかとミサカはショックをうけます…」

上条「ち、違います、違います」

だぁあああ、もうネガティブに考えるのはよそう!今日くらいは

リア充になってもいいよな!お前ら!

☆ミ「あはははははははは、Mogero!」

上条「そ、それじゃいこうか」
11 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:16:09.41 ID:JvYHREAO
なんと!!




俺得キタ!?
12 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:21:44.98 ID:ItdpChgo
テクテク

リア充への階段を上り始めたのはいいけど…

御坂妹「…」

あくまで御坂妹はお礼で付き合ってくれてるだけであって、俺に好意があると勘違いしてはダメだよな…

つまり、紳士的な態度で接しないといけないわけで…

御坂妹「どうかしましたか?また黙ってしまってますがとミサカはつまらなそうな顔をします」

上条「あっ、うっ…」

お礼とは言えども、やはり今日の目的を考えると…意識して……しまって

上条「///」

御坂妹「とおもったら今度は顔が赤く…具合が悪いのではありませんか?ととミサカは手を胸に当てて」

ムニュッ

な、なんですとぉぉっぉ!?

上条「み、ミサカさん!?」(声裏返り)

御坂妹「大丈夫、ミサカは生体電気の流れから貴方の健康状態を調べますとミサカは説明します」

-「うわ、みてみて」「ダイタ〜ん♪」「街中であれかよ、見せ付けてくれるな畜生!」
13 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:29:02.15 ID:NT5b7yUo
>>9
「役不足」の使い方
14 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:30:26.86 ID:ItdpChgo
上条「ミサカさん、あ、あの…ま、まわりに見られているんですが…///」アセアセ

や、やわらけぇぇえ…

御坂妹「若干心拍数が高いようですが、とくに問題はないようですね」

パッ

上条「…ホッ」

な、ナイスなイベントでしたけど、流石に街中で堂々とは上条さんにはレベルが高すぎますよ

上条「あ、あのな、御坂妹」

御坂妹「別なところに問題でも?」

上条「お、女の子がそ、そのだね…」

御坂妹「はい?」

上条「む、無闇にむ、胸とか…、あっ、胸に限らなくても身体を男にさ、触らせるのはあまりよくないとおもうんですけど…」

御坂妹「ミサカは気にしていませんが?あぁ、そういうえばそのような学習もミサカは現在うけています」

上条「だ、だから…」

御坂妹「えーっとミサカが習ったこういうときの対処方は…」

上条「つ、次から気をつけてくださいね…」ドキドキ
15 :>>13 十分に力がある人にたいしたことがないことを頼むときとかでしたっけ?忘れてました [sage]:2010/09/16(木) 23:34:14.74 ID:ItdpChgo
判ってくれればいいんですけどね…

御坂妹「…」スゥゥゥ

上条「ん?」

御坂妹「キャァァァァァァー」

上条「い!?」

「なんだ?なんだ?」「痴漢か?おい誰かジャッジメント呼べよ!」

御坂妹「こんな感じで対処すればよろしいのでしょうか?とミサカは復習をかねて実践してみました」

上条「」

ガシッ

御坂妹「?」

スタタタタタタッ

………

……



上条「はぁはぁはぁはぁはぁ…」
16 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:40:09.45 ID:ItdpChgo
御坂妹「突然走り出した理由をミサカに聞かせていただけませんか?」

上条「あ、あのなぁ…」

御坂妹「ミサカはあの時、腕をつかんで走り出されたときの対処は学んでいません」

上条「そ、そうですか…」

わ、悪気があったわけじゃないんだよな…

しらなかっただけ、そうだよな…こいつら…

チラッ

御坂妹「??」

上条「と、とりあえず…走ってお腹が減ったから、どこかで何か食べようか」

御坂妹「お腹をすかせるために走ったわけですか、なるほどとミサカは納得します」

そういうわけじゃないんだけどな…

もしあの場に残っていてでもしたら…

上条「…」ゾクゾクッ

御坂妹「やはりどこか具合が…」

上条「だ、だいじょうぶだ…は、はっ、はっくしゅん」
17 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:45:55.89 ID:NT5b7yUo
>>15
まあ、次からは気をつけてくれると地味に嬉しいかな

超上からでごめん
18 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:51:41.32 ID:cDstZ6so
>>13
大目に見てやれ
19 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/16(木) 23:52:00.45 ID:zEYZ8oAO
役者不足
20 :頭でわかっていても普段、間違って使われているのが身についちゃうわけで… [sage]:2010/09/16(木) 23:52:39.21 ID:ItdpChgo
御坂妹「やはり、どこか具合でもとミサカは心配そうに覗き込みます」

上条「大丈夫、走ったから急に身体が…汗かいて…って…はっーっくしゅん」

御坂妹「ミサカは先ほど注意されたことに逆らいます」

ぎゅっ

上条「はぃぃ?」

御坂妹「先ほど無闇に身体を触らせるものじゃないといっていましたが、この場合緊急事態ですとミサカは行動の正当性をうったえます」

御坂妹「こうお互いくっついていれば身体が温まりますとミサカは補足説明します」

上条「そ、そりゃ…温かいけどさ…///」

こう無邪気なのも、彼女いない暦=年齢の上条さんにはきびしいものが

でも…腕に感触が……

ほにょ〜ん

上条「///」

御坂妹「それで、どこで何を食べる予定なのでしょうか?とミサカは期待で胸がいっぱいです」

上条「む、胸ェ!?」

御坂妹「はい、ミサカはとても期待しています」
21 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 00:00:07.73 ID:H9btyf2o
上条「あぁ、そっちの胸ですか」ホッ

御坂妹「ミサカは出来ればジャンクフードではなく温かいものが食べたいのですがとちょっとハードルを高めに設定してみます」

上条「そうだな、せっかくのイブだし…って!」

しまった!土御門にたかるつもりで財布の中、殆どないんだった…

こんな時間じゃATMも時間外手数料かかるし…

どうすれば…

上条「そ、そうだ、うちで俺が手料理をご馳走するってのはどうでせうか?」アセアセ

なにいってるんだよ!俺!流石にこれじゃ御坂妹もドン引きだろうに!!!

御坂妹「手料理ですか?」

上条「は、はい…」

御坂妹「是非お願いします!とミサカは興奮気味に返事をします」

上条「は、はい…やっぱりだめですよn…って、え?いいの?」

御坂妹「そうと決まれば早くいきましょう!ミサカは興奮を抑えることができないようです」フンフンッ

なんだかしらないけど、手料理でいいみたいだな…

上条「そ、それじゃいこうか」
22 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 00:07:11.05 ID:H9btyf2o
-上条当麻の部屋-

ガチャッ

上条「ただいま」

パチッ

御坂妹「おじゃまします」

上条「流石に部屋の中とはいえ寒いな…」

御坂妹「それではミサカが…」

ピタッ

上条「だ、大丈夫、暖房つけるから///」アセアセ

御坂妹「そうですか…とミサカは少々暖房に仕事を奪われ悲しくなります」ポツリッ

上条「ん?なんかいった?」

御坂妹「別にミサカはなにも」

上条「そっか?ならいいんだけど……そうだ先に謝っておくな」

上条「期待させちゃったようだけど、そんなに手の込んだ料理はつくれないからな」

御坂妹「別にそういうものをミサカは期待しているわけでは…」
23 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 00:14:42.17 ID:H9btyf2o
上条「それじゃリクエストとかあるか?」

御坂妹「ただ、ちょっとミサカは家庭の味というものが味わいたいと思っただけです」

上条「うーん、家庭の味か…」

御坂妹「抽象的すぎるでしょうか?とミサカは具体的に何が食べたいと言うべきだったと後悔します」

上条「いや、まぁ…うん、日本人の家庭の味だとクリスマスらしくはないけど、やれるだけやってみますか」

そうだよな、こいつ…

上条「ちょっと一人じゃ大変そうだから御坂妹も手伝ってくれると助かるんだけど?」

御坂妹「ミサカがですか?と少々驚きます」

上条「はい、ミサカがですと上条は返します」

御坂妹「」

やべ、はずしたかな…

御坂妹「クスッ」

おっ?よっしゃ!

御坂妹「それじゃミサカは何をお手伝いすればよろしいでしょうか?」

上条「そうだな、それじゃ――――」
24 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 00:25:35.21 ID:H9btyf2o
上条「そうそう、ジャガイモはそんな風に」

御坂妹「こうですか?とミサカは初めてのことで少々戸惑います」

上条「はじめてなら上出来じゃないかな」

御坂妹「ミサカはハンバーガーの注文の仕方から、お姉さまが横向いてるときにアイスを盗み食いするテクニックまで習得済みです」

上条「…それ今何か役に立ってるのか?」

御坂妹「いえ、別に役に立っていませんとミサカは自己の優秀性をアピールしたいだけです」

上条「ったくお前は」

御坂妹「そういえばミサカは先ほどから気になってはいたのですが、1つ質問してもよろしいですか?」

上条「ん?料理のことか?」

御坂妹「その、昼間も今日は一人きりのようなことをいっていたをミサカは記憶しているのですが」キョロキョロ

上条「あぁ、インデックスなら出かけているよ」

御坂妹「なるほど、つまり今はミサカと二人きりなのですね」

上条「そ、そうなるな…」

ぐあぁあああ!あまり意識しないようにがんばっていたのに!

上条さんはこれでも男の子なのですよ?変に意識させないでください!!
25 :途中ですけどおやすみなさい、短いものを数本を予定しています [sage]:2010/09/17(金) 00:34:38.31 ID:H9btyf2o
御坂妹「…」

上条「…」

この間なに…?

上条「あっはははは、大丈夫上条さんはこれでも自称紳士ですから何かしたりはしません!」

はぁ〜言っててむなしくなる…

だけど今の空気耐えられないし…

上条「はぁ…」

御坂妹「―カじゃダメですか?」ボソッ

上条「えーっと?」

御坂妹「なんでもありませんとミサカはもくもくと作業を続けます」

上条「よし、次は―――」

気のせいだよな?うんきっと気のせいだ

今日はせっかく御坂妹が寂しい俺のために、ここに来てくれているんだし

楽しまないとな

上条「ちょっとそれは切りすぎだな、貸してみて」
26 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 00:37:25.57 ID:vrjCG1so
乙おやすみ
27 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 03:48:02.23 ID:v6Xbc.2o
あれインデックスちゃんは?
28 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 06:05:01.83 ID:gMkJ8M2o
>>27
国に帰った
29 :日中職場から妄想できたら妄想します [sage]:2010/09/17(金) 08:14:41.56 ID:H9btyf2o
上条「まさか、イブのこの日にこういう普通の晩飯になるなんて…」

御坂妹「完成ですとミサカはさも自分ですべて作ったかのように言います」エッヘン

上条「まぁ…」

御坂妹も満足してるみたいだし、これはこれでいいのかな?

それにしても…

チラッ

御坂妹「やはり、味噌汁は具沢山がミサカの好みですね」

くぅー!この俺の部屋で女の子のエプロン姿とか、上条さんはもう感動で涙が止まりません

御坂妹「そんなにミサカの料理に感動しないでもいいですよとミサカは調子にのってこたえます」

上条「あっ、いやその…っていうかほとんど俺がつくったもんだろ!!!」

御坂妹「そのまま突込みがなければ、ミサカの手柄にしようとおもったのですが」

上条「まぁ、電子レンジが調子悪いなかお前がこれを暖めてくれたから早くおわったんだけど…」

御坂妹「そうでしょう?ミサカはとても家庭的でできる女なのですとミサカは踏ん反りかえってみます」

上条「…あっはは………」

御坂妹「そろそろ食べませんか?ミサカは冷める前に食べたいのですが」
30 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 10:36:14.28 ID:Ho1eIeQo
御坂妹「…」モグモグ

上条「そういや、冷蔵庫に…」

御坂妹「?」

上条「ケーキを買っておいたの忘れてたわ」

御坂妹「ほほぅ、ケーキですかとミサカは思いがけないすいーつの登場に喜びを隠せません」

上条「ケーキっつってもショートケーキ一人分しかないんだけどなって御坂妹って甘い物好きなのか?」

御坂妹「べ、別に好きというわけではありませんが、とミサカは少々しどろもどろに答えます」

わかりやすいな、こいつ…

まぁ、言動は変わってるけど女の子だし甘いものが好きなのは当然って言えば当然だよな

上条「よかったら喰うか?」

御坂妹「え?いいのでしょうか、一人分しかないと先ほど…とミサカは先ほど聞いたはずですが」

上条「ん〜、まぁ俺それほど好きってわけじゃなくて、今日だから一応食べておこうかな程度だから」

御坂妹「でしたら、尚の事食べた方が」

上条「それなら…よし!はんぶんこしようか」

御坂妹「はんぶんこ?あぁ、半分ずつ食べるといことですね、ミサカは聞きなれない言葉も自慢の応用力で理解します」
31 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 10:36:57.68 ID:Ho1eIeQo
上条「そ、そーかそれはすごいな…」

御坂妹「別にほめたければほめてもいいのですよ?とミサカは鼻高々に言います」

上条「ったく」

………

……



上条「このくらいか?」

御坂妹「いえ、後5グラムほどミサカの方が少ないと思います」

上条「細かいな…」

御坂妹「半分と言われた以上、その指示を忠実に実行するのがミサカのポリシーです」

上条「それじゃこのくらい?」

御坂妹「右手と左手で重さを計測…完了、確かに均等に分けられました、が」チラッ

上条「ん?あっイチゴか…」

御坂妹「それも包丁を使い均等に…」

上条「よけておいたイチゴは…」ヒョイッ
32 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 10:37:45.26 ID:Ho1eIeQo
御坂妹「それではミサカの方が多くなってしまいますとミサカはイチゴも均等に分けるべきだと思います」

上条「んなの気にしないでいいんだよ、こういう時は女の子が取ればいいんだよ」

御坂妹「女の子…」

上条「そうじゃなくてもインデックスだったら迷わず…」

上条(裏声)「とーまぁ?そのイチゴは私にあげてもいいとおもうんだよ?」

上条(裏声)「いつも心も身体も服装も純白な私にこそ、そのショートケーキのてっぺんのイチゴはふさわしいと思うんだけど」

上条「まぁ、こんな感じで無茶苦茶な事を言いながら結局イチゴでは飽き足らず、俺の分のケーキそのものを奪っていくけどな」

御坂妹「女の子はこういう時そういう行動をとるものなのですか、とミサカ少々自分の勉強不足だった事を反省します」

上条「いや、今のは悪い例で…」

御坂妹「ふむふむ、ミサカはもう少し女の子について勉強する必要がありそうです」

上条「あの〜ミサカさ〜ん聞いていますか〜?もしも〜し?」

………

……



上条「これ結構いけるな」
33 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 10:39:53.52 ID:Ho1eIeQo
御坂妹「このクリームは素材本来の良さを引き出す為に―――」

御坂妹「そう、この甘さは―――を使い――――」

上条「な、なんだなんだ?」

なんかスイッチ入った?え?

―中略―

御坂妹「このパティシエに見えないながらもグッジョブですとミサカは惜しみない賞賛を送ります」

上条「…」ポカーン

御坂妹「どうかしましたか?とミサカは不思議そうに上条当麻の顔をのぞき込みます」

上条「…」ポカーン

御坂妹「…?あっ頬にクリームが……この傑作ひとかけらたりとも無駄にすることは悪だとミサカは考えます」

御坂妹「ですので」

ペロッ

上条「!?」

御坂妹「ミサカ、頬についたクリームも美味しく頂く事にします」

上条「な、なにを…!?」
34 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 10:40:32.26 ID:Ho1eIeQo
御坂妹「何の事ですか?とミサカはあやふやな質問に質問で返します」

上条「今、ぺろっと…あれ…えええ?///」

御坂妹「あぁ、頬の事ですね?それでしたらミサカはもったいないので舐め取らせていただきましたが」

上条「な、舐め!?」

御坂妹「貴方の分なのはわかっていましたが、気がついていない様子でしたので、ミサカはただ御馳走様と簡潔に述べます」

落ち着け、落ち着くんだ上条当麻…

御坂妹は判っていないだけなんだ、そう…今のがどういう行為かを……

ど、どういう行為か………頬を舌が……

き、きききききき…キス…じゃないぞ、ただクリームを食べようとしただけで……

上条「///」ボンッ

御坂妹「また、顔が赤く…」

上条「///」

御坂妹「やはりここはもう一度ミサカが…」

上条「だ、だだだだ大丈夫、大丈夫です、はい」

御坂妹「今度は言語が?とミサカは心配そうに貴方を見つめます」
35 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 11:30:47.05 ID:Gsc1nQQo
期待
36 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 12:24:52.03 ID:yonScsko
支援なんだよ
37 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 16:24:58.80 ID:sZVEtCso
御坂妹とかwwwwwwなんという俺得wwwwwwwwwwww
38 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 20:22:35.33 ID:H9btyf2o
上条「あの…ミサカさ…ん?///」アセアセ

御坂妹「…」ジィー

上条「…」ゴクリッ

携帯「♪〜、♪〜」

上条「で、電話だな…」アセアセ

た、助かったぁ〜

pi

上条「もしもし」

携帯「かみやん、聞いてや!」

上条「ん、なにがだよ、いきなり」

携帯「今も共に寂しい思いしているかみやんなら僕の気持ちわかってくれるとおもってんやけど」

上条「余計なお世話だ」

携帯「僕とかみやんの仲やないのぉ〜」

上条「わかったわかった、で用件は何だよ」

携帯「かみやん、なんか冷たいなぁ〜、僕しょんぼりやわ」

うぜぇ……
39 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 20:29:09.03 ID:H9btyf2o
上条「だから、用件はなんだってきいているんだよ!」

携帯「そやったな、さっきほらかみやんと二人でいたとき可愛い子おったやろ?」

上条「あぁ、それで」

携帯「そんで、その子に声かけたんやけど…」

上条「どうせ振られたんだろ?」

携帯「いや、振られてへんけど?」

上条「」ブチッ

御坂妹「?」

携帯「あれ、かみやんなんか切れた音がしたんやけど?」

上条「き、切れてないよ…」プルプル

自慢話されたらそりゃ切れるだろうがぁあああああああ

携帯「そんでな、今からおけきてるんやけど…ほらこういう時って男がださないとあかんとおもうやろ?」

上条「はい、はい、そうですね」

めんどくせぇ……

上条「自慢話はまだ続きますか〜?そろそろ終わってくれると上条さんは嬉しいんですけどねぇ〜」
40 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 20:35:20.43 ID:H9btyf2o
携帯「まってや、話はここからだから!」

上条「わたくしにはもう話すことはございませんが」

携帯「だからな、その…か、金をかしてくれんかなぁ〜って、な?」

上条「…ほかをあたれ、じゃ〜な」

携帯「ちょ、ちょってまって、かm」

プチッ

あの野郎、自分だけいい思いしていて、しかもその対価を俺からかりようだとぉぉぉ?

こっちは一人でさびしいおもいを…って

御坂妹「何か緊急事態ですか?とミサカは電話の内容が気になります」

一人じゃなかった……御坂妹と一緒だった……

っていってもコイツは感謝の気持ちから今日つきあってくれてるだけなんだしなぁ…

上条「はぁ〜」

御坂妹「ミサカには話せないことでしょうか?とミサカは少々残念そうにいいます」

上条「あっ…いや、そういんじゃなくて…」

御坂妹「?」
41 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 20:43:07.39 ID:H9btyf2o
上条「ほら、外で会ったとき…髪の青いヤツいたろ?」

御坂妹「そういえばいたかもしれませんとミサカは興味がないのであまり覚えていません」

上条「そ、そう…」

まぁ、こういうヤツだよな……

御坂妹「その髪の青いヤツという人がどうかしましたか?」

髪の青いヤツというひと……

上条「まぁいいや、それでそいつがさ金が足りないから貸してくれないかとかいってきたから」

御坂妹「金の無心ですか…それは貴方にはどうにも出来そうにありませんねとミサカは財政事情を把握したような口ぶりでいいます」

上条「……」

おいおい、俺が貧乏ってこいつらまで知ってくるらいメジャーなことなのかよ!!

上条「はぁ〜」

不幸だ……

御坂妹「ため息をつくほど逼迫した財政事情なのですかとミサカは少々軽々しくいったことを反省します」

次は年下に同情されてしまいましたよ…

上条「そ、そうなんだけど…ってそういうことじゃなくて!」
42 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 20:52:09.51 ID:H9btyf2o
上条「その金が足りない理由が、ナンパしてかっこつけて金が足りないと来たから流石の上条さんも堪忍袋の緒がブチッとですね」クドクド

御坂妹「ナンパ、暴風雨なので船が座礁すること」

上条「そのナンパじゃなくて…」

御坂妹「異性を声をかけて誘うこと」

上条「それそれ!」

御坂妹「なるほど、ではミサカは今日ナンパされてここにきたということになりますね」シレッ

上条「!?」

御坂妹「そうですね、異性を誘うのに借りたお金というのは少々男性としてはなさけないことだとミサカが学習した記憶にあります」

上条「で、ですよねぇ」

ど、どんな学習してるんだよ!おい学園都市!!!

御坂妹「でも、ミサカお金に釣られたわけでもありませんし、この場合は上条当麻は適切なナンパであるとミサカは判断します」

上条「ど、どぉーも…」ペコペコ

適切なナンパってなんだ?っていうか俺がしたことナンパにあたるのか?

上条「ちょ、ちょっとまて今日は確かに俺が御坂妹に声をかけたけど、そ、そういうつもりではなくてだな…」アセアセ

御坂妹「?」
43 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 20:56:42.25 ID:H9btyf2o
そんな無垢な顔でこっちをみないでください

嘘です嘘です、少し期待しました!ごめんなさいorz

上条「な、なんていうか…」ヨロッ

ガシャンッ

上条「あっ…」

ベチョッ

御坂妹「あっ」

上条「ご、ごめん!すぐ拭くものとってくるから」

………

……



ゴシゴシッ

御坂妹「…」

ゴシゴシッ

お、落ちないな…
44 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 21:03:38.59 ID:H9btyf2o
ゴシゴシッ

上条「あ、あれ…」アセアセ

御坂妹「こうなったら洗濯でもしないと落ちないとミサカは告げます」

上条「そ、そうだよな…」

はぁ〜これでクリーニング代○○○○円さようなら〜

上条「…ちょっとまってな、クリーニング代とってくるか…ら……」

御坂妹「? そこにあるのは洗濯機ではないのでしょうか?とミサカは指を指してます」

上条「せ、洗濯機ですけど?」

御坂妹「でしたらそこで洗えば済むのではとミサカは完結にこたえます」

上条「そ、そりゃそうだけどさ、そんな上等な生地の制服なんて洗濯機で洗ったことがないし…」

御坂妹「それでしたら…」

ピピピッ

御坂妹「あとは液体洗剤と柔軟材……ありますね、あと洗濯ネットがあれば大丈夫です」

上条「洗濯ネットならそこに干してあるけど…」

御坂妹「でしたら、クリーニングに出さずにここで洗えばいいとミサカは思います」
45 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 21:15:24.19 ID:H9btyf2o
上条「でも、着替えとか…」

御坂妹「着替え?ああ、そうでした外では裸または下着姿になってはいけないのですねと、ミサカは思い出します」

上条「は、裸!?」

御坂妹「それでしたら、そのシャツを貸してはいただけませんか?とシャツを指差します」

上条「俺のシャツ?」

御坂妹「サイズはミサカよりも大きいですし十分だとミサカは判断します」

上条「お、俺のシャツを御坂妹が着る??」

女の子が素肌に俺のワイシャツ…だ……と…

さ、最高だ…で、でも上条さんそんな事されたら理性が…

上条「いやでも、そんな幻想はこの右手でぶち壊せば…」ブツブツ

御坂妹「とりあえず着替えますのでシャツを貸してください、そしてここから出ていただけると幸いですとミサカは伝えます」

上条「え、あ?」

御坂妹「お借りします、では」

バタンッ

上条「」
46 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 21:24:56.31 ID:H9btyf2o
-晩御飯の後片付け中-

ガチャガチャ

上条「…」

ゴシゴシ

おかしな流れになってないか…?

キュッキュッキュ

はじめから整理してみるぞ、彼女なしx3で暇をもてあまして街にでた

そこでビリビリ達と会う、ここまでは普段どおり?だ

土御門とビリビリが自分の用事で帰る、そして暴走した青髪がナンパに出かける

取り残された俺が呟いた言葉に反応して御坂妹が今日付き合ってくれた、いやくれている

まぁここまでは至って普通のことなんだけど…

なんで、なんで……

御坂妹「ついでにシャワーをお借りしましたミサカはさっぱりした顔でいいます」ホカホカ

何でこんなイベントがおきちゃってるんでしょうかぁ!?

御坂妹「制服はどこに干せばいいでしょうか?とミサカは尋ねます」
47 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 21:35:58.27 ID:H9btyf2o
上条「しかも…」チラッ

御坂妹「どこに干せばいいのでしょうか?とミサカは再度尋ねます」

な、なんでスカートまで脱いでるんですかい!?

御坂妹「ん?ミサカの足が気になりますか」

上条「べ、べべべべべべべつに、そんなめっそうもない」ブルブル

上条当麻落ち着け、アレは母さんの足、母さんの生足、そうだそう考えれば…

チラッ

御坂妹「そんなに見たいのでしたら、正面からじっと見ればいいのにとミサカは呟きます」

上条「///」ボンッ

御坂妹「それでどこに干せばいいのでしょうか?とミサカは三度目の正直で聞きます」

上条「///」

御坂妹「もうミサカの判断で干させていただきますね…」

スタスタスタッ

上条「はぁ〜///」

調子がが狂う………
48 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 22:07:03.04 ID:H9btyf2o
御坂妹「勝手に干させてもらいましたとミサカは事後報告をします」

上条「そ、そっか…それにしても制服が乾くまでその格好って寒くないのか///」

御坂妹「ミサカはまだシャワーを浴びて間もないので体温はむしろ高いといえます」

上条「そ、そうか…ってそうじゃなくて!!///」

御坂妹「それに貴方も顔が赤くなっていますしもしかしたらこの部屋の温度が高いのでは?とミサカは暖房の効きすぎを疑います」

上条「いやぁ〜そういえばなんだか暑いな」パタパタッ

御坂妹「ここは家主様もシャワーを浴びてさっぱりしたらどうでしょうか、ミサカは提案します」

上条「そ、そうだな、それじゃお言葉に甘えて…」

テクテクテク

上条「ってコラ…」

御坂妹「どうかしましたか?とミサカは不思議そうな顔をします」キョトン

上条「そうじゃなくて…だから……」

御坂妹「ヘクチッ」

上条「あっ、ホラ寒いんじゃないか?その格好」

御坂妹「そろそろ火照りもおさまってきて寒さを感じるようになってきましたとミサカは鼻をすすります」ズズズ
49 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 22:11:48.42 ID:H9btyf2o
上条「ったく、着るものなんでもいいか?」

ゴソゴソ

上条「ん?」クルッ

御坂妹「うんしょ…とミサカは声をだし布団にもぐります…」

上条「なにやってんの…」

御坂妹「目の前にベッドがあったのでミサカはそこで暖をとることにしました」

上条「…」

御坂妹「ミサカは布団の温かさに感動を覚えます」

上条「…さいですか」

御坂妹「そのせいかミサカは少々眠気が……」

カクッ

上条「おいおい、そこで寝るなよ…って」

御坂妹「すぅ〜すぅ〜」

上条「……しゃぁないな」

バサッ
50 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 22:20:12.12 ID:H9btyf2o
上条「首までしっかり布団被っとけって」

男の家だってのに、無防備な姿しちゃってくれて…

おかげで上条さんの息子が絶賛覚醒中でございますよ……トホホ…

上条「変な気分になる前に、シャワーで頭冷してくるか…」

スタスタスタッ、バタンッ

………

……



上条「ふぅ〜、さっぱりした」

さて、御坂妹には悪いけど起きてもらわないとな

上条「おーい、起きてくれないか?おーい」

御坂妹「うーん…」

上条「おーい、御坂妹起きろー」

御坂妹「ん〜、あ、おはようございますとミサカは挨拶します」

上条「おはようじゃねーよ、ったく」
51 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 22:30:40.23 ID:H9btyf2o
御坂妹「そうでした、こんばんはでしたねとミサカは慌てて言い直します」

上条「そうじゃなくて、お前、帰らないと不味いだろ、どうする?服」

御坂妹「帰る?」

上条「ここに泊まっていくわけにもいかないだろ?お前だって帰る必要があるんだし」

上条「とりあえず、俺のズボンとシャツとコートでいいか?」

上条「服は乾いたらあとで御坂にでも渡しておけばいいだろ?」

御坂妹「あの、ちょっと聞きたい事がありますとミサカじゃ尋ねます」

上条「この際、男物で我慢してくれよな」

御坂妹「そうではなくて!とミサカはちょっと強い口調で言い直します」

上条「な、なんだよ…」

御坂妹「ミサカは、『今夜』一緒に過ごしましょうか?と言ったつもりですが…と再度確認をします」

上条「えーっと確かにそんなこといったっけ、ありがとな、今夜は楽しかったよ」

御坂妹「楽しかったのでしたら、ミサカも良かったと思えるのですが」

上条「ってことで」

御坂妹「まだ夜です、ですので『今夜』は終わっていないとミサカは判断します」
52 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 22:42:05.73 ID:H9btyf2o
上条「…え、えっと……」

御坂妹「ミサカはまだ帰るつもりはなく、いえむしろ今夜帰るつもりはありません」

上条「それ、本気でいってます?」

御坂妹「ミサカは常に本気です」

上条「あの、それどういうことか判ってる?」

判ってないよな、男の家にあがる、いや今日この日に男の家に泊まるということがどういうことかも

御坂妹「どういうことかと言うのが何を指しているのかは判りませんが、ミサカは……」

やっぱり判ってないよな、びっくりさせやがって…

上条「もう俺へのお礼ってヤツは十分だとおもうよ、俺は満足してる」

御坂妹「ですからミサカは…」

上条「わ、判った、服が乾くまではここにいていいから、な?」

御坂妹「やはり、ミサカは……普通の…じゃないから…」

上条「え?」

今、なんて…

御坂妹「…ミサカじゃダメですか?」
53 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 22:53:17.71 ID:H9btyf2o
御坂妹「ミサカは人から産まれてはいないから…作り物の身体に借り物の心だから…」

上条「おい、お前何をいってるんだ…?」

御坂妹「そんなミサカが人間らしく振舞っても、やはり…」

上条「まだそんなことをおもってるのかよ!」

御坂妹「…」

上条「人から産まれてないだ?作り物?借り物?ふざけるな!」

御坂妹「でも…」

上条「お前はお前、ただ一人なんだよ!こんな当たり前の事二度も言わせるなよ!」

上条「そんなくだらない、あぁ、すげぇくだらない事でうじうじ悩んでるなんてどうかしてるぜ」

上条「俺はお前を俺と同じ人間としかおもっちゃいねぇ」

上条「俺がそんな理由でお前を拒絶して帰れといってるとでも思ってるのか?」

上条「その逆だよ、俺はな……」

上条「お前が……と思ったから……心配になって……」

上条「……」

上条「あぁ、もぉぉぉ!!///」
54 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 23:02:30.77 ID:H9btyf2o
御坂妹「それはつまり……」

上条「だから上条さんも男の子なの!それもとっても健康な」

御坂妹「はい、確かにミサカが調べた限りは異常はありませんでしたが…」

上条「そうじゃなくて……」

こういうことには疎いんだよな、この子は…

上条「だから、男として、雄としてこういう風にこんなときにそんな格好で同じ屋根の下でいられたら…」

インデックスの時だって耐えるのつらかったのに…

上条「上条さんだって暴走ちゃう可能性が…」ボソボソッ

上条「お、男に家に泊まるってのはそういうことなんだよ、判る?」

御坂妹「つまり…貴方はミサカの事を、一人の女性としてちゃんと見てくれているとミサカは判断してもいいのですか?」

上条「そ、それは…///」

御坂妹「…」ジィー

上条「そうだよ!そう!そんなに見つめんなよ照れるだろう///」

御坂妹「ミサカはその言葉を聴けてとても嬉しいです」

上条「…い、言いたくなかったのに」
55 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 23:19:26.56 ID:H9btyf2o
上条「判ったら、今日は帰れよ…///」

御坂妹「イヤですとミサカは拒否します」

上条「オマエなぁ…」

御坂妹「先ほどの言葉を聞いてしまったら、尚更今日はここに…ミサカは泊まりたいです」

上条「…それって、おい……?」

御坂妹「誘っているんですよ、ミサカは」

上条「…だからさ、もうちょっと自分を大切にしてだな」

御坂妹「ミサカがこんな気持ちになるのは貴方しかいませんから…」ジィー

上条「…うっ」タジタジ

御坂妹「それにお約束どおり、まだ今夜は終わっていませんよ?とミサカはトドメを刺します」

上条「トドメって…」

御坂妹「ミサカの身体では物足りないかもしれませんが…」

上条「生意気いうな」

クシャクシャ

御坂妹「何故ミサカの頭をぐしゃぐしゃに…」
56 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 23:26:36.57 ID:H9btyf2o
上条「そ、そういうのを気にするのはもうちょっと大人になってからなんだよ…」

くぅ〜、素直になれないこの俺の心

まぁこれでいいよな、なし崩しで手なんか出した日には……

御坂妹「はぁ〜、やはりミサカは子供扱いですか、とミサカは残念そうにため息を吐きます」

上条「そうそう、まだインデックスと大差のない、お、お子様ってヤツだ」

御坂妹「でも先ほどはミサカを意識してくれているような口ぶりでしたがとミサカは間髪いれず突っ込みをいれます」

上条「…っ」

御坂妹「ミサカが子供だというのでしたら、このまま…」

ぎゅっ

上条「お、おい?」

御坂妹「今夜は一緒にここで寝てくださいそのほうがミサカの身体も温まります…とミサカは少々我侭をいいます」

上条「だ、だからそれは…」アセアセ

御坂妹「ミサカは子供なのでしょう?」ニヤッ

上条「…」

上条「わ、わかりました…」シブシブ
57 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 23:33:07.87 ID:H9btyf2o
-布団の中で-

上条「俺は取りあえずこっちの端で寝るから」

御坂妹「ではミサカはその隣で…とこっそり」

グイッ

上条「はいはい、そんなにくっつくと上条さん落ちちゃいますのでもう少し向こう行ってくださいね」

く、くっつかれたりでもしたら…上条さんの理性がもちません

女の子と一緒の布団でねるだけでも、こんなにドキドキしてるのに…

御坂妹「わかりましたとミサカはふてくされた声で距離をとります」

………

……



上条「…」

眠れん、そりゃ上条さんがこの状況で眠れるほど経験値も高くないし、度胸もないのはわかっていることでしたが

チラッ

御坂妹「…」
58 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 23:39:22.04 ID:H9btyf2o
寝たかな?

この状況で眠れる御坂妹はたいした度胸の持ち主だと俺は思う

上条「寝たか?」

御坂妹「…」

返事はない

寝たみたいだな、後は俺が眠るだけだが…

ゴロンッ

久しぶりにベッドで寝るのでなんだか落ち着かない…

いや、甘いいい匂いがするから落ち着かない…

非日常なことが起きてるから落ち着かない…

とにかく落ち着かない…

ダメだ考えてるとますます眠れなくなる

ここは無心で…

ピトッ

上条「うぇ?」
59 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 23:46:47.17 ID:6Zd4IvIo
面白いから、がんばって
60 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/17(金) 23:48:52.20 ID:H9btyf2o
上条「起きてるのか?」

御坂妹「…」

上条「な、なんだ寝返りか…」

驚かせやがって、心臓が飛び出るかと思ったぞ

上条「ふぅ〜」

御坂妹「…起きてますとミサカは小声で返事をします」

上条「えっ、あ?起きてるのか…」

上条「もう遅いから、早く寝ろよ」

御坂妹「……」

上条「…」

御坂妹「このままミサカの話を聞いてもらえますか?」

上条「このまま?いいけど…」

御坂妹「……」

上条「……」

あれ?話、しないのかな?また寝ちゃったのか?それとも
61 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 00:01:37.17 ID:ontfY2Eo
御坂妹「ミサカは……まだ好きという感情がどういうものか理解できません」

上条「…あぁ」

御坂妹「だから、今この感覚が好きという気持ちから来るものなのかどうかもミサカには判りかねます」

上条「…」

御坂妹「そのことを前提で聞いていただきたいのですが、よろしいでしょうか?」

上条「いいよ」

御坂妹「…ありがとうございますとミサカはお礼を言います」

御坂妹「ミサカは、あの実験の夜から貴方のことが頭から離れません」

御坂妹「ミサカは、お姉さまと貴方が楽しそうに話している姿を見るとなんともいえない感覚になります」

御坂妹「ミサカは、―――

………

……



御坂妹「こんな感じなのですがとミサカは一通り話が終わったことを告げます」

上条「え、えーっと…」
62 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 00:10:49.28 ID:ontfY2Eo
マジデスカ?

これって、この子…この上条さんに…

御坂妹「付け加えると、今こうやって背中を抱きしめているだけでミサカはとても温かい感じがします」

上条「ふ、二人でくっついて寝ると、あ、ああ、暖かいしな」

御坂妹「そういう物理的なものではなく、脳内の電気的なものであるとミサカは補足説明します」

上条「そ、そうですか…」

上条さん春きた?こんなに一途に思われてるなんて

いや、まだ知らないだけっていうのも…

刷り込みみたいなもので…

チラッ

御坂妹「あの、こちらを見ないでもらえると…ミサカはありがたいのですが…そうでないと、ミサカは上手く会話ができな・・・///」

上条「わ、悪かった」

顔真っ赤…?えーっと……夢だなこりゃ…

御坂妹「これが好きという気持ち、感情なのでしょうか?とミサカは今までの話からの答えを求めます」

上条「俺はそういう学者でもないし…」アセアセ
63 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 00:19:34.05 ID:ontfY2Eo
御坂妹「そういうことではなくて…とミサカは……」

上条「じ、じゃあどういう…」ドキドキ

御坂妹「ミサカは上条当麻を好きということなのでしょうか…ただそれだけを…聞きたいのですが…とミサカは……」

上条「え、えーとき、気持ちに関しては他人のことはわからないのが、ふ、普通だとおもうぞ」

御坂妹「それではこの感覚は…」

上条「あっ、別に否定するわけじゃないぞ、ただ確証がもてないってだけで」

クルッ

御坂妹「…あっ」

上条「あっ…わ、わりぃ、顔は見ないで欲しいんだったな…」

御坂妹「い、いえ…ミサカは…」

上条「そ、それじゃ話も終わったなら俺は…」

御坂妹「…ダメ」

ギュッ

上条「み、ミサカさん!?」

御坂妹「もう少しこのまま…このまま…いてくださいとミサカは希望します…」
64 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 00:38:43.16 ID:ontfY2Eo
この体勢って、布団の中で抱き合ってるような感じに…

御坂妹「…」ぎゅっ

上条「さ、流石にこの体勢はまずいって」

御坂妹「…」ジッ

上条「な、なんでせうか」

ちゅっ

上条「!?」

はいぃぃぃ?

御坂妹「あ、あの…」

今ちゅってした?唇にちゅって!?

御坂妹「ごめんなさい、とミサカは謝ります…そして弁解させてくださいとミサカは懇願します」

上条「えっといま…あれ?」

御坂妹「今、抱きついた後…顔をみたら…その、とても今のようにしたくなって、身体が勝手に操られたようにとミサカは意識していなかったと…」

上条「えっ、あっ、えっ?」

御坂妹「本当にミサカは吸い寄せられるように…」
65 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 00:55:25.90 ID:ontfY2Eo
上条「はぁ〜もう、俺の負けだよ」

ぎゅっ

御坂妹「!?」

上条「そう身体が動いたなら俺の事、その…す、好きって思ってくれてる証拠だとおもうぞ」

御坂妹「これ好き」

上条「自分でいうとすごくむず痒いんだが…///」

御坂妹「ミサカもぞわぞわとしてきました///」

上条「でもさ、あんまりこういうことされると上条さん、もう限界なんですよ…」

御坂妹「ミサカのおなかに何か…あたって…」

上条「上条さんもさっきもいったけど男の子なんで…」

御坂妹「ミサカが貴方を好きで、貴方がミサカのことを女性としてみてくれている…」

上条「恥ずかしながらバリバリそういう意識させてもらってます///」

御坂妹「ミサカは知識でしか、その手のことはわかりませんが…」

上条「だ・か・ら!そういうのはナシ!」

御坂妹「ですから先ほど伝えたようにミサカは誘っているのです」
66 :段々支離滅裂に、眠気に負ける [sage]:2010/09/18(土) 01:02:43.12 ID:ontfY2Eo
御坂妹「それも先ほどとは違ってあやふやな気持ちではなく」

御坂妹「はっきりミサカの気持ちが好きとう事がわかった後ですので、尚更ミサカは…」

上条「だから、好きにも色々あってそういう風に気持ちが高ぶったときの勢いみたいなものもあるんだから」

御坂妹「でも、この気持ちは確かにミサカに…」

上条「はい、だからストップ!そこまで!」

御坂妹「…」

上条「年上の上条さんからのアドバイスです、よく聞いて下さい」

上条「上条さんもたまにそういう風に思い込んじゃうことがあります」

いや、本当はそんなことないけどさ

上条「でもそれは一晩たつとすーっと抜けて行っちゃうことが多いんです」

こういっとかないと…

上条「まぁ、もしも…もしもだ、明日になって…いや暫くして今の気持ちが変わらなかったらそのときは」

上条「一時の感情の高まりではなく、本当に…勢いじゃないってこと…じゃないかなと上条さんは」

都合のいいように

上条「思うんだけどさ…どうだ?」
67 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 01:12:42.76 ID:ontfY2Eo
御坂妹「ミサカが気持ちが変わらなかったら…?」

上条「本物ってことで…」

御坂妹「もし、もしも…ミサカの気持ちが変わらず上条当麻の事を好きでいたらそのときは…」

上条「今日のことで上条さんも、結構くるものがあったし」

つーか、三回くらい押し倒しちゃおうかなとおもったくらいだよ

上条さんの甲斐性なし…

上条「気持ちが変わらないでいてくれたら、感動して御坂妹に惚れちゃうかもしれないな」

御坂妹「ミサカに惚れる…」

上条「お前の気持ちが変わらないでいてくれたらだけどな」

御坂妹「今の言葉忘れないでくださいね、とミサカは念をおします」

上条「お、おぅ…」

御坂妹「わかりました、ミサカは素直に今日はあきらめます」

上条「そ、そっか」

助かったぁ、このエレクトした上条ジュニアが暴走しないですんだ…ぞ…

御坂妹「でも、せめて今日はこのまま…でミサカは…」
68 :おやすみなさい、明日には御坂妹は終わると思います [sage]:2010/09/18(土) 01:18:32.35 ID:ontfY2Eo
ぎゅっ

上条「あ、あのミサカさん、私の話は聞いてくれていましたか?」アセアセ

御坂妹「ミサカはしっかり聞いています」

上条「だから上条さんの限界が…」

御坂妹「それでも今日はこのまま寝てくださいとミサカは意地悪なお願いをしちゃったりします」ニコッ

ちょwwwwwwまwwwwwwwwむwwwwwwりwwwwwwwwwwだwwwwwwwwよwwwwwwwwww

御坂妹「こう、抱きしめて寝ていると落ち着くとミサカは気持ちよさそうに…」

御坂妹「くぅ〜、くぅ〜」

な、なんでこの状況で眠れるわけ!?

やめて!上条さんの理性はもうHP0よ!

………

……



チュンチュン

上条「…ね、眠れなかった」ギンギン
69 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/09/18(土) 05:10:36.67 ID:RM5JngAO
寝てしまったのか


御坂妹いいね
またがんばってくれよ
70 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 05:11:15.35 ID:RM5JngAO
ゴメン
あげちゃったよ…
71 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 07:04:31.92 ID:EKp1y6DO
等々つくシリーズなつかしい
72 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 09:56:39.94 ID:0ZxUi2AO
御坂妹っぽい御坂妹だ
73 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 10:30:26.70 ID:HvvzvRUo
あの御坂妹スレの続き?
74 :会社で一度も書く暇がなかったorz [sage]:2010/09/18(土) 18:22:43.43 ID:ontfY2Eo
しかも…

御坂妹「すぅ〜、すぅ〜」ズシッ

上条「人の腕で気持ちよさそうに寝てくれちゃって…」

ベッドから抜け出そうにも…

御坂妹「すぅ〜、すぅ〜」ガシッ

上条「しっかり人のシャツをつかんで離さないし」

朝なのもあって上条さんのあれは…

チラッ

上条「///」

気が疲れないように、腰を引いているせいか腰も痛くなってきたぞ…

上条「早くおきてくれないかな…」

上条「でも、まぁ…」

チラッ

これだ可愛い寝顔を間近で見ることができて、幸せ…なのかもしれないな

イカンイカン、そんな邪なことを考えちゃいけないだろ!こいつはまだ…
75 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 18:45:43.69 ID:ontfY2Eo
まだ子供と大差ないんだから…

御坂妹「…ん」ピクッ

上条「ふぅ〜やっと枕から解放されるかな…」

御坂妹「・ ・ ・」

上条「おはよう」

御坂妹「…おはようございます、ミサカは今の状態を一生懸命確認しています」

上条「…ん?」

御坂妹「ああ、ミサカは昨日は泊めていただいたのですね」

上条「思い出したか?」

御坂妹「はい、そしてミサカは…」ポッ

上条「な、何で顔を赤らめていますか…?」

御坂妹「おはようございますの…」

ちゅっ

御坂妹「キスです」

上条「」
76 :>>73 申し訳ありません。あのときの続きではありませんorz [sage]:2010/09/18(土) 19:08:00.29 ID:ontfY2Eo
御坂妹「キスは何度しても、身体が…その……なんですねとミサカは……///」

上条「(゚д゚)」ポカーン

御坂妹「あっ…もしかして迷惑でしたかとミサカは自分のしたことを後悔します…」

上条「…はっ!」

やべぇ、逝ってた

寝不足、添い寝、腕枕、朝のエレクト、不意をついたキス

上条さんにはどれも初めてで…

キスは昨夜がはじめてだったけど…

御坂妹「…」ショボーン

上条「いあ、迷惑ってことは…」

御坂妹「でも、なんだか…」

上条「び、びっくりしただけだから」

上条「というか、昨日ちゃんと説明しただろ?い、勢いでこういうことしちゃダメだって」

御坂妹「ごめんなさい…」

こういうの苦手なんだよなぁ…
77 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 19:33:08.95 ID:ontfY2Eo
ぐぅ〜

…あっ

御坂妹「くすっ」

上条「め、飯にすっか///」

御坂妹「そうですね、ミサカもお手伝いします」

上条「それじゃ…お願いしようかな」

上条「あ、あのミサカさん、早く服をきてもらえないでしょうか…」

御坂妹「?」

上条「そ、その言い難いんですが…」

ぱ、パンツが…

上条「見えちゃってるんですけど///」

御坂妹「…これはミサカのサービスです」

上条「………ご馳走様でした///」

本当にご馳走様でした…

それにしても、自分の腹の虫に感謝する日が来るとは、思ってもいませんでしたよ

インデックスじゃあるまいし…
78 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 19:43:11.54 ID:ontfY2Eo
そういえばインデックスが帰ってくるのって……

ガチャッ

-「ただいま、とうまー」

上条「」

御坂妹「おかえりなさいとミサカは玄関まで迎えにいきます」トテテテ

上条「ちょっと!!」

ちょwwwwwwっとまってwwwwwwwwwwwwwwミサカさwwwwwwwwwwんwwwwwwwwwwww

そのwwwwwwww格好wwwwwwwwwwでwwwwww行かないでwwwwwwwwwwwwww

-「あれくーるびゅーてぃの声が聞こえるんだよ?」

上条当麻

今が頭を使わないでいつ使う?

このままではインデックスに殺されてしまうだけ

そうそんな現実をぶっ壊すいいわけってヤツを!!

御坂妹「おかえりなさいとミサカはなれない言葉を使います」

禁書「なんでここに居るのかな?それにこの格好…一人?」
79 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 19:56:14.84 ID:ontfY2Eo
御坂妹「一人ではありませんとミサカは後ろを振り返ります」

禁書「一人じゃないって…とーま?いるんでしょどういうことかな!!」

考えろ、考えるんだ

御坂妹「ベッドに居ると思いますが…」

禁書「ベッド?それって…え?まさか…」

ミサカさん、地雷原を素足で歩かないでください…

トテトテトテ

禁書「とうま?どういうことかな、説明して欲しいかも!!」

………

……



-反省中-

上条「…」

もちろん言い訳なんか浮かぶはずもなく…

禁書「とうまがそういう人だったなんて見損なったんだよ」ガミガミ
80 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 20:03:06.88 ID:ontfY2Eo
とりあえず御坂妹には余計なことを言わず

話をあわせてくれとはいっておいたのだが…

禁書「しかもなに?くーるびゅーてぃのあの格好は!」

上条「その、昨日ケーキのクリームがついちゃって…」

御坂妹「…」コクコク

禁書「だからって脱がすの?拭いてあげればいいとおもうんだよ!」

上条「そういったんだが…その…」チラッ

御坂妹「…」コクコク

禁書「とうま?なんでくーるびゅーてぃの方いるかなぁ?」

上条「だから、御坂妹が洗濯した方が早いって…」

禁書「そうやって責任を押し付けるんだ?」ジトォー

上条「…」

禁書「まぁそこまでは信じてあげるんだよ…」

上条「…ホッ」

禁書「でも!」

上条「!?」ビクッ
81 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 20:07:50.51 ID:ontfY2Eo
禁書「な、なんで…」プルプル

ビシッ(指差し)

禁書「し、シャツ一枚しかきてないのかな!!!」

上条「それは御坂妹が…ふ、服をかすっていってもきてくれなくて…」

禁書「とーま!!!」

上条「…ごめんなさい」

禁書「ごめんね?とうまに変なことされなかった?大丈夫かな」

御坂妹「あの…」チラッ

上条「!?」ブルブルブル

ダメダメ!いっちゃだめ!!!

禁書「とうまは変な合図送ったりしないで!」ギロッ

上条「はい…」

禁書「変なこととかされちゃったりし立てたら私にいってほしいんだよ?とうまにはあとでしっかりお仕置きしておくから」

上条「ひぃぃぃい!?」

御坂妹「別に変な事はされていませんがとミサカは正直に答えます」
82 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 20:17:45.62 ID:ontfY2Eo
禁書「そうなんだ、ちょっと安心したんだよ」

上条「…ホッ」

禁書「でもね、私は聞き漏らしていないんだよ?」

い、今変なこといったか?おかしなことはいっていないとおもうんだけど…

禁書「今、変なことはの「は」が妙に強調されていたんだよ!」

上条「…え?」

御坂妹「///」

禁書「とうま、そのあたり詳しく聞かせてくれると…」

上条「…!!」

禁書「嬉しいかも♪」ギロッ

上条「まて、インデックス…俺は…俺は…無実だぁああああああ」

ガブッ

ギャー、ヤメテ-

ガブッ

ギャー、オチツイテハナシヲ、ギャー
83 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 20:23:50.30 ID:ontfY2Eo
俺は地獄をみた

そう、あれは絶対この世のモノではない苦しみだった…

アレに誰が耐えられるというんだ…

そう例え――だって…

禁書「とうまなんか嫌い!嫌い!」プンプンッ

上条「だ、だからやましい気持ちは、これっぽちもだな!」

禁書「……天にまします我らの神に誓える?」

上条「…うっ」

禁書「…と・う・まぁぁああああ!!」

………

……



上条「…」ピクピクッ

禁書「とうまもとうまなんだよ?ちゃんとはじめから説明してくれれば、私だってここまでするほど鬼じゃないんだし…」

御坂妹「…;」チラッ
84 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 20:30:20.98 ID:ontfY2Eo
上条「…」ピクピク

御坂妹「大丈夫ですか?とミサカは本気で心配そうに声をかけます」ヒソヒソ

上条「だ、大丈夫とはいえないけど…一応生きてるかな……」

御坂妹「ミサカが昨日素直に帰っていれば今頃こんなことには……でも…」

上条「でも?」

御坂妹「でも、昨日の出来事があったおかげでミサカの心のモヤモヤが取れて…今は…」

御坂妹「ミサカは今とても気分が良いです」

上条「そ…そう?」

御坂妹「はい」

上条「…ッ」

可愛い……

ってなに私はこんな状況でみとれちゃってるんですか!!

御坂妹「それに……キスの事はミサカと二人だけの秘密なのでミサカは誰にもいいませんから」

上条「あは、あはははは…///」

それ言われてたら…間違いなく殺されていたな…今頃……
85 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 20:40:04.84 ID:ontfY2Eo
禁書「とうまのせいでお腹すいた〜」

上条「」

禁書「何かお腹いっぱい食べさせてくれると嬉しいな」ニコッ

上条「生米でもかじってろ」

禁書「お腹すいた、お腹すいた、お腹すいたぁああああああああ!!!」ジタバタ

………

……



-1ヶ月後-

御坂妹「…」タタタタタッ

御坂妹「ミサカの気持ちは1ヶ月前と変わらなかった…」

御坂妹「いえ、ミサカの気持ちは1ヶ月前よりもっと…」

御坂妹「もっとあの人の事が…好きに……もうこれは――のはずですとミサカは確信します」

御坂妹「ここから先に進むにはミサカはあの人に確認しなくてはいけないことがあります…」

ガチャッ
86 :急展開で [sage]:2010/09/18(土) 20:59:57.83 ID:ontfY2Eo
御坂妹「はぁはぁはぁ、ミサカは貴方に聞きたい事があります」

-「ん?」

御坂妹「ミサカは………ミサカは他の普通の人のように子供がつくれるのでしょうか!!」

冥土帰し「何だね?藪から棒に」

御坂妹「ミサカは人の細胞から作られたものですが…」

冥土帰し「何をいっているのかね?君は人間だよ」

御坂妹「それじゃ…」

冥土帰し「もちろん作れるに決まってるね」

御坂妹「あ…ありがとうございます」

タタタタタッ

バタンッ

冥土帰し「やれやれ忙しないね」

冥土帰し「ところで……相手は誰なのかね…」

冥土帰し「まぁ、彼女が幸せになってくれれば些細な問題だね」

冥土帰し「さて、仕事仕事…」
87 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 21:01:34.35 ID:OURGzUso
wktk
88 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 21:17:33.84 ID:ontfY2Eo
ピンポーン

上条「ん?誰だろ…こんな時間に」

禁書「もしかして出前?すし!てんぷら!らーめん!」

上条「頼んでないから…」

ピンポン、ピンポーン

上条「はい、はい、今あけますよ」

ガチャッ

御坂妹「あの、来ちゃいましたとミサカは息を切らしていいます」

上条「ん、インデックスか?ちょっとまってろ」

御坂妹「そうではなくて…」

上条「おーいインデックス、御坂妹がきてるぞ〜」

御坂妹「違います!とミサカは強い口調と共に腕をぎゅっとにぎります」ぎゅぅ

上条「いててて、どうしたんだよイキナリ」

トテテテ

禁書「とうま、よんだ?」
89 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 21:29:13.54 ID:ontfY2Eo
御坂妹「できれば、二人きりでお話がしたいのですがとミサカは懇願します」

上条「…うっ」

禁書「とーま?な〜に?」

上条「わりぃ、インデックスちょっと俺出かけてくる」

禁書「ちょっととーま!」

上条「それじゃ…えーっと外ちょっと歩こうか」

御坂妹「はい…」

バタンッ

-「ねーとーま!どういうことかな!説明して欲しいかも!それとご飯まだかなー?」

………

……



上条「それで話って…?」

インデックスが居るまでじゃダメな話ってことはよっぽど大事な話、むしろ聞かれたくない話か?

御坂妹「実は…とミサカは」
90 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 21:35:28.80 ID:ontfY2Eo
御坂妹「…///」モジモジ

ん?まさか…

上条「トイレか?といれならそこをまっすぐ行った辺りにコンビニが…」

御坂妹「違います!とミサカは少々貴方の鈍さにあきれます」

上条「」

だ、だって男だってトイレに行きたくなったらモジモジするもんだし

女だってそういう動きするかなっておもっただけなんだよ…

御坂妹「1ヶ月前のことを覚えていますか?ミサカは覚えています」

上条「一ヶ月前えっと、今日が1月24日だから…あっ…」

御坂妹「思い出してくれましたか」

上条「俺がインデックスにフルボッコにされた日だな」

御坂妹「そうですけど、そうじゃないですとミサカは何をいってるかわからなくなりました」

上条「冗談だ、冗談!御坂妹がうちに泊まった日だろ?」

御坂妹「はい…///」ポッ

上条「それがどうかしたか?」
91 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 21:45:20.82 ID:ontfY2Eo
御坂妹「本当に貴方は鈍いのですね!とミサカはなきそうな顔でにらみつけます」キッ

上条「な、なんだよ…」タジタジ

御坂妹「ミサカは1ヶ月前の会話を今でも覚えています…」

御坂妹「ミサカは貴方達のように何年もいきていません」

御坂妹「ミサカにとって一日は…とても割合が大きいものなんです」

上条「…そ、そうかわるかった……」

御坂妹「そう、ミサカにとって1ヶ月は……」

ぎゅっ

上条「えっ?」

御坂妹「こんな気持ちのまま1ヶ月なんて、とてもつらかったです…」

上条「…」

御坂妹「…」

上条「あのな…御坂妹……」

御坂妹「ミサカは…!」

上条「…」
92 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 21:55:54.66 ID:ontfY2Eo
御坂妹「ミサカは貴方が好きです」

上条「そうか、ありがとう」

御坂妹「ミサカはもう貴方しか見えません」

上条「それは光栄だな」

御坂妹「…ミサカは貴方の傍に居たい」

上条「それはちょっと難しいだろ」

御坂妹「ミサカは……ミサカは……」

御坂妹「ミサカはそういう答えが聞きたいんじゃありません」

御坂妹「ミサカは一ヶ月間貴方を好きでいました…」

御坂妹「……ミサカは、貴方の返事が聞きたい」

御坂妹「ミサカに一ヶ月前にいってくれたあの言葉をミサカに今…聞かせてください」

上条「……」

御坂妹「…」

俺も意識しなかったわけじゃない…それでも意識しないように努力はしてきた…でも…

俺は……こんなにも俺のことを思ってくれているこの子のことを…
93 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 22:06:22.82 ID:ontfY2Eo
上条「俺は…」

御坂妹「…」ジー

上条「俺も、好きなんだとおもう……」

上条「ごめんなこんな煮え切らない返事しかできなくて…」

上条「でもな、あんなことといっておきながらなんだけど」

上条「ああいうことがあったから好きになってしまったというのは…ちょっと違うと思うんだ」

上条「そりゃお前のことが可愛いと思う、このまま抱きしめたい」

御坂妹「だったら、このまま抱きしめてください……ミサカはそれを望みます」

上条「だから…それじゃ……俺のことをこんなに思ってくれるお前に対して…」

御坂妹「だったら今から好きになってください」

上条「今…から?」

御坂妹「ミサカのことを少しでも気にかけてくれるなら、少しでもミサカに対して好意を向けてくれるなら」

御坂妹「ミサカはいつまでも待ちます……」

御坂妹「ミサカにとってとても長かった1ヶ月が…耐えられたんです、1年でも2年でも…ミサカは…だから!」

御坂妹「ミサカはもう一度上条当麻に告白します…その返事をください……」
94 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 22:10:51.99 ID:ontfY2Eo
御坂妹「ミサカは上条当麻、貴方が好きです…」

御坂妹「貴方の傍に居る女性は…」

御坂妹「ミサカじゃダメですか?」

上条「俺は―――」












-○ヶ月後-

上条「ほら、インデックスご飯できたぞ!いい加減に起きろ!」

禁書「ん〜ごはん?」

上条「そうそうホラ早く顔洗って来い!」

禁書「ふぁ〜い」

上条「ったくいい加減にお前も家事手伝ってくれよな…」
95 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 22:20:00.67 ID:ontfY2Eo
御坂妹「でもヘタに電化製品なんか使われてしまったら、修理代の方が高くつくとミサカはアドバイスします」

上条「確かにな……電子レンジさえまともに使えない穀つぶしシスターだし…」

-禁書「とうま〜聞こえてるんだよ?そんなこといったってチンはボンッとか爆発するからとっても来ないんだからね!」

上条「いや、普通爆発しねぇし…」

御坂妹「今日の検査はお昼には終わりますから、帰ってきたら掃除洗濯手伝いますねとミサカは出来る女をアピールします」

上条「おぉ〜お前だけが俺の味方だよ〜」

御坂妹「その代わりに、ミサカにいつもの……」

上条「はいはい、前払いな」

御坂妹「はい」

上条「目、閉じてくれるか?流石にまだ…///」

御坂妹「仕方ないですねとミサカは目を閉じます」

ちゅっ

上条「そ、それじゃこれで…報酬は」

御坂妹「はい、ミサカはこれからも誠心誠意、『ミサカの彼氏』の貴方に尽くすことをお約束します」

                                    おしまい
96 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 22:23:04.16 ID:ontfY2Eo
御坂妹編はここまでで

次は誰にするか適当に本でも読みながら考えたいと思います

読んでくれた方々ありがとうございました
97 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 22:27:02.00 ID:ontfY2Eo
訂正


-禁書「とうま〜聞こえてるんだよ?そんなこといったってチンはボンッとか爆発するからとっても来ないんだからね!」

-禁書「とうま〜聞こえてるんだよ?そんなこといったってチンはボンッとか爆発するからとっても怖いんだからね!」

orz
98 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/18(土) 23:48:58.05 ID:vcVq/qwo
>>97
レンジの中身を取って来る事すらしない穀潰しかと思ったぜ

あながち間違ってもなさそうだが

まぁともあれ楽しかったわ
99 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 00:01:16.30 ID:8DgbnOg0
禁書の彼女面がウザすぎる件。ss読んでて毎回思う。

でも、面白かった。次は姫神がいいです。
100 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 04:04:14.26 ID:sXrsBgDO

キャラが原作っぽくて良かった
101 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 16:03:16.99 ID:V.9tUYYo
そういえば、上条当麻視点でばかり考えているので
たまには逆に考えてみます。
102 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 19:05:44.12 ID:V.9tUYYo
-「んもぉ!!勝負しなさいっていってんのよ!!」

-「ぬわぁああ!!馬鹿、今のまともに食らってたら死んでただろ!」

-「どうせアンタには効かないでしょ!!」

-「効く効かないの問題じゃなくて、人に向けていいかどうかの話だろ!!」

-「アンタが素直に勝負を受けてくれればこんなことしないわよ!」

-「この前ので十分だろ、何度勝負すれば気が済むんだよぉ〜」

-「私が勝つまでに決まってんでしょ!それにこの前の勝負は引き分けよ、私はやられてないもの!!」

………

……



御坂「あ゛ぁあ、また逃げられた」

黒子「お姉様…」

御坂「ん、黒子」

黒子「この一帯で騒ぎがあったといわれて、来てみたのですが…」キョロキョロ

黒子「はぁ〜」
103 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 19:06:43.67 ID:V.9tUYYo
御坂「な、何よ……」

黒子「ここで戦争でもあったんですの?」

御坂「…うっ」

黒子「とりあえずお姉様、今すぐこの場を離れますの……」

御坂「ちょっと黒子」

シュンッ

………

……



-常盤台中学女子寮-

御坂「何なのアイツは……逃げてばかりで…」ブツブツ

黒子「またあの類人猿の事なんですの?」

御坂「アイツが悪いのよ!私の勝負を…」プルプル

黒子「…つまり先ほどの騒ぎはソレですのね」

御坂「え?あの…そ、そうよ…悪い?」
104 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 19:08:00.31 ID:V.9tUYYo
黒子「わたしくなどがお姉様に意見するのはどうかとは思いますが、お姉様は自分の立場をわかっていらっしゃるのですか?」

御坂「私の立場、別に〜、ただの一生徒よ…」ボフンッ

黒子「はぁ〜、まぁ良いですわ」

御坂「なによ〜」

黒子「ただ、これだけは覚えていてくださいな」

黒子「お姉様はこの学園都市―――

あ〜もう、うるさいわね

レベル5?第3位?そんなの関係ないのよ

だってアイツは…

………

……



-「――様――」

-「お――起きてください――の」

-「お姉様、お姉様ってば」
105 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 19:09:31.59 ID:V.9tUYYo
んん…うるさいなもぉ〜

黒子「お姉様、遅刻しますわよ」

御坂「なによ…黒子…」

黒子「お姉様起きてください、もう○時ですの」

え?○時……

ガバッ

御坂「!?」

黒子「やっと起きてくださいましたか」

御坂「え?もう○時?」アセアセ

黒子「そうですの、ってその格好…」

御坂「あっ…」

昨日…かえって着てあのまま寝ちゃったんだ…

御坂「どうしよ、着替える時間は…」チラッ

黒子「ありませんの」

御坂「と、とりあえず着替えないと」アセアセ
106 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 19:10:29.41 ID:V.9tUYYo
黒子「ここは黒子にお任せくださいな」

ペタッ

黒子「こういう時ほど黒子の能力が…」

シュンッ

御坂「ありがとぉ〜黒子、さすがに着替えないでいくのはちょっととおもってたのよ」

黒子「当然の事をしたまでですの…それに……」ピラッ

御坂「え?それって」

黒子「このような履物は…」

御坂「ま、まさか!」

バッ、バッゴソゴソ

な、ない…はいてない…!?

黒子「お姉様はこのような履物は履かず、もっと綺麗な御御足をげb バキッ

御坂「何してんのよぉぉぉぉぉぉぉお」

黒子「く、黒子のお姉様への……」パタッ

御坂「はぁはぁはぁ…」
107 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 19:11:35.04 ID:V.9tUYYo
シュン

御坂「ったく油断も隙もないんだから…」

黒子「だってお姉様のその綺麗な…」

シュン

御坂「まだいうか!」

黒子「ヒィ」ビクッ

シュンッ

………

……



-常盤台中学-

黒子「それではお姉様、わたくしはここで」

御坂「サンキュー、黒子」

黒子「当然の事をしたまでですので」

御坂「ホント助かったわ、黒子これからも頼りにしてるからね」
108 :ご飯に [sage]:2010/09/19(日) 19:12:09.88 ID:V.9tUYYo
黒子「…お、お姉様?」プルプル

御坂「どうしたの?」

黒子「おねえさまぁぁあ〜」

御坂「ち、調子にのあるなぁあああああ!」ガンッ

                    /⌒V゙\, -――-ヘ-、
                 __{/⌒ヽ/⌒: : : : :⌒ : \>ヘ∧
               /: : :_/ /しツ: : : : : : : : : : : : : : :{  >、Y⌒: :`ヽ
              ノ: /(/ //: /: : : :/|/i: |゙^}: :/|: : : ∨ 八^⌒): : )
            <:_/  / /( : :八/{ :/孑八| ノj厶j∧: : ト:ヘ\\(: :(__ノ
                 〈  ∨乂.:(⌒リ >  '´ (__) 从八ノ :人: :ヽ: :く
            | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \ \ノ: :)(       __   _ノ/: :∧ー⌒): 'ノ
            └─────‐(\ \ヘ> .._ー<ソ_ノ´ 八 :  ̄:ヽ/: :/\
                   )ノ\/  `ア77L_,不、_    / ̄V)ノ/   \      /⌒i
         「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 〈  ∨  WiV  {\   \   (/\    \   |  レ'⌒ヽ
        │             ____ ̄∨  {{/__ jレ  >   \/   \    \  i       /
          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   |     {     V 人xく\           \    \\__/
                   |   |           く  //           \   /
                   |   |     }      Y く)                \/
                   |___/       〈      ノ ̄
                         ー--‐'⌒

黒子もあの変態がなくなればいい子なんだけどなぁ…

空間移動の使い手だし、風紀委員だけど融通がきくし…

でも、あの変態が……はぁ〜
109 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 21:51:34.67 ID:V.9tUYYo
-放課後-

さてと、黒子は風紀委員の仕事があるっていってたから

御坂「漫画でも立ち読みにいこうかな…」

………

……



御坂「売り切れとは……流石に予想して無かったわ…」

予定が狂っちゃったな〜…

-「ちげぇ〜って」

-「だからかみやんはまだまだだにゃー」

-「そうそう、可愛いシスターさんと一緒に暮らしておいて手を出さないと、どこの少年誌の主人公やねん」

-「だからアイツはそんなのじゃなくて…」

 : : : : : : .ヘヽ! : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\  V: : : : : : \
 : : : : : : : 人| : : : : : : :ト、 : :.:\、: : : : : : : :.\: : : : ト、 V: : :\: : : :
 : : : i: : : ;イ:.:|: : :i : : ト、! \ : :.:\ト、: : : : :ト、: :\ :.ヘ :\} : :}: : :\ー、
 : : : | /: : : !: : ハ : :|_, ィ――-、 : \\: : | \_:_\:ヘ /: : : : :ヘ
 : :-イ:/⌒ヽ. : : :メ:{   ┃   \:ゝ  \! / \: : ト、:メ:/ :\ 、 : ヘ
 : : : / ノヽ  \ト、ゞゝ ┃     !        , - 、\! ./\二ニ=-\ キュピーン
 |: : :{ (⌒ )  ヾ \  ┃     ,'     /┃  ヽ. V: : : : : \
 |: : : \  (.       \___/       {. ┃   }./: : : : : : : : \
 |: : : : : \__                    \┃__//.}: : ヘ、 : : : : : \
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 | i: : : : : : : : :ヘ       l                 |: :.:\: : :ヘ \: : ::
 | |\: :\ : \:i\      `ー― '´\_ノ    /: : : : :\: :ヘ.  \ :
 V   \/\: :.\ \                 /:\ : : : : :.\ヘ
110 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 21:52:15.29 ID:V.9tUYYo
土御門「だからかみやんは子供だってなんぜよ」

上条「そんなんじねぇーって何度もいわせんなよ」

青髪「そうか、わかった」

何の話をしてるんだろ…?

上条「やっとわかってくれたか」

青髪「そうか、そうなんや!かみやんは一人だけ先に僕らを置いて大人にならないってことなんやね」

上条「……全くわかってねぇ」

何の話かわからないけど…

御坂「ねぇちょっと!!」

上条・青髪・土御門「ん?」

御坂「お時間あるかしら?」バチバチ

上条「げぇ…」

青髪「こ、これは…ふぉぉぉぉぉぉ!?」

土御門「ふむふむ…」ニヤニヤ

な、なに、この青い人!?
111 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 21:53:33.77 ID:V.9tUYYo
青髪「これは逆ナン!くぉぉぉ、まさかボカァ常盤台のお嬢様に逆ナンされるなんて思ってへんかったで!」

え?逆ナン?

土御門「良かったにゃー、希望のお嬢様ぜよ」

上条「そ、そうだな」

ちょっと、アンタわかってるでしょ!ねぇ!

青髪「ふぉぉぉっぉぉぉ!?」

上条「そ、それじゃお邪魔しちゃ悪いから俺は帰るな」シュタタタタ

御坂「ねぇ、まって!まっててば!」

土御門「それじゃ俺も帰るかなっと」シュタタタ

青髪「それじゃどこいきましょか?」

御坂「え?え?ええええ〜〜〜〜!?」

青髪「どこでもええよ?ファミレス?カラオケ?なんなら天国まででも!!」

御坂「ちょ、ちょっと違うのよ」

青髪「ええやん、ええやん」

御坂「離れて、離れてっていってるのよぉぉっぉぉお!!!」ビリビリ
112 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 21:56:23.67 ID:V.9tUYYo
御坂「はぁはぁはぁはぁはぁ…」

青髪「…キュ〜」プスプス

御坂「な、なんなのよ一体…」

アイツもアイツよ、わかってて面倒だからこの青に話ふって…

あの金髪サングラスもムカつくわ…

ブチンッ

絶対に捕まえてやるんだから

御坂「絶対よぉぉぉっぉおぉ!!」

………

……



上条「よぉ〜っし、特売の卵ゲットだ!!」

御坂「はぁはぁはぁ…」

上条「これで今週乗り切れるぞ!」

御坂「はぁはぁはぁ…」
113 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 21:57:12.49 ID:V.9tUYYo
御坂「…見つけたわよ」ビリビリ

上条「え゛?」

御坂「よ・く・も・やっ・て・く・れ・た・わ・ね・ぇええええええええええ!!」バチバチバチ

上条「まて!ビリビリ話せばわかる…」

御坂「生憎、私はビリビリって名前じゃないのよ!!」

上条「あっ、いや…御坂さん?御坂美琴さん?」

御坂「知っててわざわざ間違えてんのぉぉぉ?」ビリビリビリ

上条「うへぇ、やぶへび…」

御坂「さぁ、アレだけの事したんだから覚悟はできてるわよね!!」

上条「落ち着け、さっきのは俺のせいじゃないぞ」アセアセ

御坂「問答無用!!!」

………

……



御坂「なんなのアイツの逃げ足は!!」
114 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 21:59:42.96 ID:V.9tUYYo
ガンッ

せっかくあそこまで追い詰めたのに、まさか風紀委員に邪魔されるなんて…

御坂「ったく、やっと決着をつけられると思ったのに」

御坂「あとで黒子に文句言わなくちゃ」

-「あれ!御坂さん?」

御坂「あっ、佐天さん」

佐天「御坂さん、こんなところでどうしたんですか?」

御坂「え?こんなところ?」キョロキョロ

佐天「ここうちの学校のすぐ近くなんですよ」

あれ?アイツおっけてたらこんなところまで…

御坂「えーっと、そう!佐天さんと一緒にお茶しようかなって」

適当にごまかしちゃえ

佐天「本当ですか?嬉しいな〜」

御坂「で、どう?無理にとはいわないけど……」

佐天「それじゃお言葉に甘えて!」
115 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 22:00:49.61 ID:V.9tUYYo
-喫茶店-

何でこんなことに…

佐天「御坂さん、これ美味しそうじゃないですか?」

御坂「そうねぇ〜」

佐天「初春だったら、喜んで選びそうなんだけど」

御坂「そういえば初春さんは?って風紀委員か…」

佐天「そうなんですよねぇ、もうせっかく新しいスカートめくりの技を開発したっていうのに、実験台がいなくちゃ…」

スカートめくり?実験台?

もしかして佐天さんって黒子と同じそっちの人なのかしら…

御坂「…」

佐天「あっ、誰にでもやるってわけじゃないですよ?初春だから面白くて」

御坂「そ、そうなのね…あはははははは」

佐天「そうだ!ここのケーキ初春にもっていってあげようかな」

御坂「お土産?それなら私も黒子にもっていってあげようかしら」

佐天「だったら一緒にこれからもっていきませんか?」
116 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 23:17:36.20 ID:V.9tUYYo
初春「佐天さんもありがとうございます」

佐天「ちぇっ〜『も』か〜」

初春「白井さんなら、そろそろ…」

黒子「わたくしを呼びましたか?」

御坂「黒子」

初春「白井さん」

佐天「おじゃましてま〜っす」

黒子「お姉様と佐天さん」

初春「御坂さんがじゃなかった御坂さんと佐天さんがこれを差し入れしてくれたんですよ」

黒子「んまっ、お姉様がこの黒子に差し入れを?」

御坂「美味しかったからどうかな〜って」

黒子「…」ブルブルブルッ

初春「私、お茶でもいれますね」

黒子「黒子は…黒子は…」

佐天「あっ、初春ぅ〜私コーヒーがいいなぁ〜」
117 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 23:18:44.25 ID:V.9tUYYo
順番間違えました、訂正
>>116の前に

-第177支部-

佐天「おっじゃましま〜っす」

初春「佐天さん」

佐天「初春、元気してるぅ?」

初春「元気って放課後分かれたばかりじゃないですか」

佐天「あれ?そうだったっけぇ〜」

御坂「こんにちは」

初春「御坂さん、どうしてここに?」

御坂「黒子いる?」

佐天「じゃっじゃーん、はい」

初春「このケーキって」

御坂「さっき佐天さんと二人で行ってきた時のお土産よ」

初春「うわぁ、御坂さんありがとうございます」

御坂「いいのよ、いつも初春さんにはお世話になってるわけだし」

佐天「あれ、初春、私には?」
118 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 23:19:33.40 ID:V.9tUYYo
初春「佐天さんもありがとうございます」

佐天「ちぇっ〜『も』か〜」

初春「白井さんなら、そろそろ…」

黒子「わたくしを呼びましたか?」

御坂「黒子」

初春「白井さん」

佐天「おじゃましてま〜っす」

黒子「お姉様と佐天さん」

初春「御坂さんがじゃなかった御坂さんと佐天さんがこれを差し入れしてくれたんですよ」

黒子「んまっ、お姉様がこの黒子に差し入れを?」

御坂「美味しかったからどうかな〜って」

黒子「…」ブルブルブルッ

初春「私、お茶でもいれますね」

黒子「黒子は…黒子は…」

佐天「あっ、初春ぅ〜私コーヒーがいいなぁ〜」
119 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 23:20:18.18 ID:V.9tUYYo
黒子「黒子は感激ですのぉぉおぉお〜」

御坂「ぬわぁあああ!!」ゴンッ

                    /⌒V゙\, -――-ヘ-、
                 __{/⌒ヽ/⌒: : : : :⌒ : \>ヘ∧
               /: : :_/ /しツ: : : : : : : : : : : : : : :{  >、Y⌒: :`ヽ
              ノ: /(/ //: /: : : :/|/i: |゙^}: :/|: : : ∨ 八^⌒): : )
            <:_/  / /( : :八/{ :/孑八| ノj厶j∧: : ト:ヘ\\(: :(__ノ
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            └─────‐(\ \ヘ> .._ー<ソ_ノ´ 八 :  ̄:ヽ/: :/\
                   )ノ\/  `ア77L_,不、_    / ̄V)ノ/   \      /⌒i
         「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 〈  ∨  WiV  {\   \   (/\    \   |  レ'⌒ヽ
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          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   |     {     V 人xく\           \    \\__/
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                   |   |     }      Y く)                \/
                   |___/       〈      ノ ̄
                         ー--‐'⌒

御坂「…学習しないんだから」

黒子「黒子は感謝の気持ちを身体で表しただけですのに…」

佐天「…あは、あははははは」

初春「……お、お茶はいりましたよ」

御坂「ありがと、初春さん」
120 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 23:21:52.09 ID:V.9tUYYo
初春「やっぱり、ここのケーキは美味しいですね」

佐天「ほうふぁおね」

初春「佐天さん、お行儀がわるいですよ」

佐天「ん」ごっくん

佐天「ごめん、だっておいしいから〜つい」

黒子「う〜ん」

御坂「どうしたの黒子?ケーキ苦手だったっけ?」

初春「そんなはずはないとおもいますけど」

黒子「う〜ん」

佐天「いらないなら私が食べてあげようか〜」

黒子「だ、ダメですの!」ペシッ

佐天「痛ッ」

黒子「黒子はせっかくお姉様からいただいたこのケーキを保存できないものかと考えてますの」

御坂「ケーキなんだからさっさと食べなさいよ……今度また買ってきてあげるから」

黒子「でもぉ〜これもお姉様と黒子の記念すべき恋愛の歴史として残しておかなければと…むむむむむぅ〜」
121 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 23:22:52.12 ID:V.9tUYYo
御坂「はいはい、好きにしなさい…」

御坂「初春さん、紅茶おかわりもらえる?」

初春「はい、ただいま〜」

固法「いつからここは喫茶店になったのかしら」

御坂「固法先輩も良かったらお一ついかがですか?」

固法「え?…ありがと」

佐天「ここのケーキ、最…こぉーにおいしいですよ」

固法「あら、ホント…とっても美味しいわね…」パァァァ

初春「固法先輩のお茶もいれますね」

固法「初春さんごめんね、お願いするわ」

………

……



御坂「それじゃそろそろ」

初春「御坂さん、ごちそうさまでした!いつでも遊びにきてくださいね」
122 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 23:23:44.37 ID:V.9tUYYo
固法「だから、ここはそういう場所じゃ」

黒子「そういう先輩も先ほどは美味しそうに召し上がっていたご様子ですが…」ボソッ

固法「そ、それは…」カァァ

佐天「初春、白井さん、固法先輩がんばってくださいね」

初春「佐天さん、また明日〜」

………

……



-女子寮-

御坂「ふぅ〜今日も疲れたな〜」

黒子「今日こそはそのまま寝ないでくださいな」

御坂「わかってるわよ」

ピピピッ

黒子「…」

御坂「黒子、あんた何してるの?」
123 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 23:24:20.55 ID:V.9tUYYo
黒子「先ほどお姉様にいただいたケーキの写真を整理してるんですの」

御坂「そんなのとっておいてどうするの?」

黒子「先ほども仰いましたようにお姉様とわたくしとの歴史としての記憶をと」

御坂「……はぁ〜そういうのは食べてなんぼのモノでしょ」

黒子「そうですけどぉ〜」

御坂「まぁいいわ、私シャワー浴びてくるわね」

黒子「く、黒子もお供します」

御坂「いいけど、そのカメラは置いていきなさいよ」

黒子「…チッ」

御坂「あんたね…また痛い目みないのわからないの?」パリパリ

黒子「じ、冗談ですの…」

………

……



御坂「そういえば黒子」
124 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 23:29:02.13 ID:V.9tUYYo
黒子「シャンプーそちらにありませんでしたか?」

御坂「いや、シャンプーはあるんだけど」

黒子「それではリンス?」

御坂「そういうのじゃなくてさ」

黒子「それ以外となると、なんでしょうか?」

御坂「ほら、前に初春さんが学園都市の監視カメラを全部操作して事件解決したことあったじゃないの?」

黒子「ありましたわね」

御坂「そういうのって普段もやってるの?」

黒子「いえ、ああいうのは上の許可を取らないと…」

御坂「えぇ〜やってないの?」

黒子「プライバシーの侵害になりますので…って何故お姉様そんなことに興味を?」

御坂「いや、あれがあったら人探しがスムーズにいくかな〜って」

黒子「……」

御坂「無理ならいいのよ、でも残念ね…」

黒子「まさかお姉様…?」
125 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 23:36:04.17 ID:V.9tUYYo
まさか、気がついた?そんなバカな…

黒子「一応お聞きいたしますが、あの私的な目的のためではありませんですよね?」

御坂「も、もちろん」

鋭い!なんでこの子こういうことには頭が回るかな

黒子「本当ですの?てっきりあの類人猿と逢引するために…と黒子は心配しましたのですが……」

あ、逢引!?

御坂「なんであんなヤツと私が!」

黒子「ですわよね〜」

御坂「そ、そんなんじゃなくて私は…あ、アイツと勝負がしたいだけで……だから監視カメラがあれば直ぐ見つかるかなって」

黒子「ほほぉ〜」

しまった!!

黒子「結局あの殿方と会いたいがために監視カメラを利用したいと仰るのですね?」ゴゴゴゴ

御坂「……」

黒子「黒子というルームメイトが居ますのに、なんでなんであんな頭の悪そうな方とお会いになろうとするのですか…」

御坂「だからアイツはそんなんじゃなくて!それに黒子はただの後輩でしょ!」
126 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 23:44:15.57 ID:V.9tUYYo
黒子「そうですわ!殿方にお姉様を穢される前に黒子が!」

シュンッ

御坂「穢されるって、ちょっと!」

モニュンッ

御坂「ひゃぁ!?」

モニュンモニュン

黒子「お、お姉様、黒子が、黒子がお姉様を女にして差し上げますの///」

御坂「な、な、な…」

黒子「はぁはぁ、このキメの細かいお肌、サラサラの絹のような髪、どれをとっても黒子には大好ぶッ」

ゲシッ

御坂「アンタはねぇえええええ」バチバチバチバチッ

黒子「お姉様、ちょっとまってくださいですの!いまわたくし身体が濡れていまして、ほら危険ですの…ですから」

御坂「知るかぁああああああ」バチバチバチバチ

                    /⌒V゙\, -――-ヘ-、
                 __{/⌒ヽ/⌒: : : : :⌒ : \>ヘ∧
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         「 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 〈  ∨  WiV  {\   \   (/\    \   |  レ'⌒ヽ
        │             ____ ̄∨  {{/__ jレ  >   \/   \    \  i       /
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                         ー--‐'⌒

127 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 23:53:26.47 ID:V.9tUYYo
黒子「…」プスプス

御坂「ほら、いつまで黒コゲになってるの」

黒子「…」プスプス

御坂「ちゃんと手加減したでしょ?そうやってるともういっかいやるわよ?」

黒子「バッチコーイ!」

御坂「アンタは…」

黒子「それで上条当麻さんでしたか、あの類人猿は」

御坂「え?そうだけどそれがどうしたの?」

黒子「風紀委員としてはお手伝いできませんが、わたくし個人でしたら…お姉様のパートナーとしてならお手伝いいたしますの」

御坂「ホントに?」

黒子「本音はお手伝いしたくはありませんが、こう毎日毎日お姉様がその猿じゃなかった方との事を…」

黒子「黒子との大事な二人きりの時間にまで話をだされては……早期決着をつけていただきたく思いますの」

御坂「黒子が手伝ってくれるだけでも助かるわ!アイツすぐ逃げようとするんだから!」

黒子「お姉様はその方の話をしてるときは楽しそうなんですね」

御坂「べ、別に楽しいだなんて…」アセアセ
128 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/19(日) 23:59:21.05 ID:V.9tUYYo
黒子「はぁ〜、お姉様いいですの?」ズイッ

御坂「な、なによ、急に怖い顔して…」

黒子「確認させていただきますの」

何か条件でもつけるわけ…

まさか、一緒に寝てくれとか?

黒子「一応相手は殿方ですわよね」

御坂「そうね、すぐ逃げるから男らしくないけど」

黒子「そういうことではなく、殿方、つまり男、いえ雄ですわよね?」

御坂「う、うん」

何よ、この迫力…

黒子「お姉様に覚えておいていただきたいことがあります」

黒子「お姉様がどこまでその類人猿に心を許しているかわかりませんが」

御坂「ば、馬鹿そんなわけないじゃないの!」

黒子「そうはいっても相手がどうおもってくれてるか、わかりませんの」キッ

御坂「そ、そりゃわからないけどさ…」
129 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 00:03:30.32 ID:bwqVpt2o
黒子「まぁお姉様に限ってありえないとは思いますが…」

御坂「なによ…」

黒子「身体は許してはいけません」

御坂「…はい?」

黒子「男は野獣です、狼です!一度進入を許してしまえばお姉様のような魅力的な身体は…」

ちょ、ちょっと何言ってるわけ!?

黒子「はぁはぁはぁ……そう、男の力は女性のそれよりも勝っていますので…」

息も荒いし

黒子「お姉様のような方が押さえ込まれたら!」

シュンッ

御坂「な、なにをするの黒子!」

黒子「はぁはぁはぁ、なすすべもありませんの」ジュルリッ

御坂「黒子、落ち着きなさい!ねぇ!」

黒子「はぁはぁはぁはぁ///」

御坂「もぉ、いい加減にしなさい!」バチバチバチバチ
130 :おやすみなさい [sage]:2010/09/20(月) 00:10:09.19 ID:bwqVpt2o
御坂「はぁはぁはぁはぁ」

黒子「と、とにかく…その上条さんには気をつけてくださいといいたいだけですの…」

御坂「だからアイツはそんなんじゃ」

そうよ、アイツはただ勝負を…決着をつけたいだけの相手なんだから……

だって、アイツに負けたままじゃ…

って何を考えてるのよ!

御坂「私は単純に勝負がしたいだけよ!」

黒子「わかりました、お姉様の言葉を信じますの」

御坂「それじゃ、手伝ってくれるのね?」

黒子「明日から空いてる時間に捜索と言う形でお手伝いすればよろしいんですわね?」

御坂「そう、見つけてくれたら私が何とかするから」

黒子「わかりましたの、でも人が居ない場所までいってからお願いしますの」

御坂「わかってるわよ、アンタにそこまで迷惑かけられないからね」

黒子「それでは明日、放課後からお手伝いします」

御坂「アリガトね黒子、頼りにしてるわよ!って飛びついてこないでね」
131 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 11:14:13.36 ID:F3RuCcDO
132 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 14:00:28.96 ID:bwqVpt2o
-翌日-

御坂「それじゃ黒子、アイツを見つけたら」

黒子「はい、お姉様に連絡いたしますわ」

御坂「それじゃ私はこっちに」

黒子「黒子はこちらへ」

二人なら単純に倍、いや黒子が居れば10倍の範囲は探せるわね

今日こそアイツにギャふんと言わせてやるんだから…

御坂「うふふふ」ニヤッ

………

……



御坂「それにしても」キョロキョロ

無駄にこの学園都市って広すぎるのよね

放て〜♪、―ろに♪

着信:黒子
133 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 14:02:09.76 ID:bwqVpt2o
御坂「見つけたのかな?」

ピッ

御坂「もしもし黒子?」

黒子「お姉様、見つけました」

御坂「ホント!?それで今どこにいるの」

黒子「えーっとここは、――のコンビニの前に」

御坂「わかったわ、すぐ向かうから見失わないように尾行しておいて」

黒子「はい、わかりましたの」

ピッ

御坂「よっしゃああああ、これでこれで…」

………

……



御坂「このコンビニね…」

「いらっしゃいませ」
134 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 14:04:50.07 ID:bwqVpt2o
御坂「やっと見つけたわよ!」

上条「ビリビリ?」

青髪「なんやこの前の電撃ッ子やないか」

土御門「また逆ナンかにゃー?」ニヤニヤ

御坂「……誰が逆ナンなんかするかぁぁ!」

「お客様、どうかしましたか?」

黒子「お姉様ここでは…」

御坂「ちょっと顔貸しなさいよ」

青髪「僕でよければいつでも顔なんていくらでもぉ〜」

御坂「黒子」

黒子「はい」

青髪「むはぁぁあ、今日は何二人で僕と遊んでくれr」

黒子「失礼します、お姉様の命令ですので…」

青髪「僕の身体におててが…?」

黒子「そうですね、取りあえず向かいの公園のトイレにでも…」シュンッ
135 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 14:07:24.26 ID:bwqVpt2o
上条「あ、青髪!」

御坂「大丈夫よ、ちょっと別の場所に行ってもらっただけだから」

黒子「それではお姉様」

御坂「それじゃ今度こそ顔貸してもらうわよ」

上条「遠慮させていただきたいんですけど…」タラァー

土御門「かみやん、ここは言うこと聞いておいたほうが得策ぜよ」

上条「で、でも…」

土御門「俺にいい考えがあるから、ここは俺は信じて」

上条「…お前の良い考えが俺にとって良かったことなんかあったか?」

土御門「まぁまぁ、それに他に手段はなさそうぜよ?」

御坂「な〜に、男同士でこそこそ話してるのよ」

黒子「どうせ、逃げる算段でも考えてらっしゃるのでしょう?でも今日はわたくしが居ますからぜぇ〜ったいに逃がしませんの」

上条「…不幸だ」

御坂「四の五の言わず勝負しなさいよ!別に命までとろうっていうんじゃないんだから!」

上条「お前に付き合ってたら、それが冗談ですまなくなりそうだからイヤなんだよ!」
136 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 14:08:57.86 ID:bwqVpt2o
御坂「言わせておけば、私はレベル0の料理の仕方くらい心得てるわよ!」

上条「あれでかよ…」

御坂「あ、アンタは特別なのよ!」

土御門「お二人さん、そんなに騒いでると…風紀委員が来ちゃうと思うだけど、それにそこの子も心配そうにしてるぜよ?」

黒子「…」

御坂「黒子……」

土御門「かみやん、ここは任せて貰うよ」

上条「……」

土御門「かみやんは超電磁砲に付きまとわれて嬉しい、じゃなかった面倒におもってるんだろ?」

上条「あ、あぁ…顔を会わせる度に勝負だ勝負だいわれて、正直参ってるよ」

御坂「ちょっ…」

なによ!その言い方!まるで私がストーカーみたいじゃないの!

確かに顔みかけたら追っかけてるけどさ

でも、ストーカーみたいなそういう感情じゃなくてもっとこう、ただ…

土御門「とりあえず、そちらの希望通り表にいこうかに」
137 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 14:10:18.67 ID:bwqVpt2o
-公園-

御坂「さぁ、ここなら誰の邪魔も入らないわよ」

土御門「その前に」

御坂「なによ!部外者は下がってなさいよ!」

土御門「その部外者だったはずの1名が…」

青髪「…キュ〜」

土御門「あんな風にされたのに、こっちが一方的に黙ってるというそのおかしいはなしだよにゃー」

黒子「そ、それはわたくしがしたことですの」

土御門「な〜に、俺が直接何かしたいってわけじゃないんだよ」

土御門「ただ、かみやんの友人として青髪の友人としてこの場は言わせて貰いたいと」

御坂「……どういうこと」

土御門「天下のレベル5の超電磁砲がレベル0のかみやんをおかっけまわしてるって傍からみたらおかしな話だよな?」

御坂「追っかけまわしてるだなんて」

上条「いつも顔みりゃ攻撃してくるだろ!」

御坂「…」キッ
138 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 14:11:14.08 ID:bwqVpt2o
上条「!?」

土御門「ほら、そこ威嚇しない!」

御坂「…ッ」

土御門「つまりかみやんは一方的に超電磁砲から攻撃を受けてるっていう状況なわけだ」

上条「そうそう、俺から手出したことないしな」

土御門「それにこうやって勝負したところでかみやんに何のメリットがある?」

御坂「それは…、そ、そうよ私に勝ったら自慢できるじゃないの!」

上条「中学生にかって自慢?それ男のやることじゃないだろ……」

黒子「確かに」

御坂「…うっ」

土御門「そういうことだから、勝負するならかみやんにもメリットのあるようにしないと不公平じゃないかにゃ?」

御坂「メリット?」

上条「なるほどぉ〜って土御門!仲裁してくれるんじゃなかったのかよ!」

土御門「俺はそんなことこれっぽちも言った覚えはないぜよ」ニヤッ

上条「」
139 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 14:13:11.44 ID:bwqVpt2o
黒子「つまり、勝負を受けて欲しければお姉様も譲歩するべきだと?」

土御門「そういうことだにゃ」

黒子「お姉様…?」

御坂「譲歩ね……」

っていってもどういうのなら納得するのかしら…

土御門「あんまり難しく考えないでもいいとおもうぜい?」

御坂「何か考えあるのかしら?」

土御門「…」ニヤッ

御坂「…」ゾクッ

土御門「簡単ぜよ、かみやんが勝ったら超電磁砲がかみやんのいうこと何か1つ何でも聞くとか」

御坂「何でも?」

黒子「!?」

上条「なるほど、それなら…」

黒子「お、お姉様それはいけません!絶対受けてはいけませんの!」

黒子、なんでそんなに慌ててるの?
140 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 14:14:30.56 ID:bwqVpt2o
黒子「お姉様、昨晩言ったことを思い出してくださいですの!」

御坂「えーっと……確か……あっっ!?」カァァー

上条「よし、それなら俺もいいぞ」

土御門「かみやんは納得したみたいだけど、そっちはどうかにゃ〜?」ニヤニヤ

御坂「ちょ、ちょっと何でもって本当に何でも?」

上条「そういうことだろ?今更怖気ついたのか?」

御坂「そ、そんなんじゃないわよ!で、でも…」

何でもって…その…

上条「どうする?」

御坂「その……え、え、え……」

上条「え、え、え?」

御坂「だから…」カァァ

御坂「じょ、条件は飲むけど…その…え、えっちなのは無しにして!///」

上条「」

黒子「」

土御門「にしし」ニヤニヤ
141 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 14:16:25.25 ID:bwqVpt2o
上条「おまおまおまおまえはなにをいってるんだ!!」

御坂「だってだてだてだてだてだて…お、おとおとこの人ってそういうことに興味があるって…」

上条「落ち着け御坂!」

御坂「わ、私がかったらその……(ピー)になれとか、(ピー)しろとかあまつさえ、(ピー)させろとかいうつもりなんでしょ!!」

黒子「」

ザワザワッ

御坂「はっ…!!」キョロキョロ

「まぁ、聞きました奥さん、若い子が昼間から(ピー)ですって」「いやですわね、今時の若い子は」

ザワザワッ

御坂「…うぅぅぅぅ///」

土御門「ククククッ」ニヤニヤ

御坂「と、とにかくそういうのは絶対ダメだからね!」

上条「だから、とちくるったこといってるんじゃねーよ!!///」

御坂「わ、私まだ、き、キスだって…したことない…だ…か…」

上条「え?何をしたことないって?」
142 :続きは、またあとで [sage]:2010/09/20(月) 14:18:27.88 ID:bwqVpt2o
御坂「///」

や、やっぱり負けちゃったら、裸にされちゃって…黒子がいってたようなことを…

御坂「///」ボンッ

黒子「お、お姉様、お姉様!お気を確かに!」

上条「土御門、お前なんでさっきからわらってんだよ…///」

土御門「だってにゃー」ニヤニヤ

上条「こうなること予想してたのかよ」

土御門「いや、ここまでとは流石に予想してなかったにゃー」ニヤニヤ

勝負したいけど、したいけど…負けちゃったら…

わ、私のはじめてを…アイツに…

御坂「…」チラッ

上条「ん?それでどうすんだ」

御坂「///」プイッ

優しくしてくれるかな…?わ、私の事殴ったりしないし、そいうところは紳士っぽいんだけど…

それにはじめては出来れば……か、彼氏の部屋でっていうのが希望だし…

御坂「///」モジモジ

黒子「な、なんですのこの空気は…」
143 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 16:23:35.45 ID:kh355Dwo
期待
144 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 21:42:59.14 ID:bwqVpt2o
御坂「ねぇ、もしも…私が負けても優しくしてくれるって約束してくれる?」

こういっておけば、乱暴にはされないわよね!

上条「???」

御坂「ダメかな?」

上条「べ、別にいいけど…」

御坂「ホント?」

上条「あぁ、二言はない」

御坂「うふふ、それじゃ…」ニコニコ

黒子「('A`)どうしてこうなった」

土御門「予想以上だにゃー」ゲラゲラ

………

……



上条「はぁはぁはぁ…」

御坂「はぁはぁはぁ…」
145 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 21:44:52.21 ID:bwqVpt2o
黒子「…ゴクリッ」

土御門「ふぅ〜ん」

御坂「くっ」グググッ

上条「はぁはぁはぁ…」

御坂「もぉ〜無理、完全に電池切れだわ」バタンッ

上条「はぁはぁ、何度死ぬかと思ったか…」

御坂「全部、かき消してるくせによくいうわよ」

上条「こっちも必死なんですけど…」

あ〜あ負けちゃった……

上条「それじゃ約束の…」

御坂「ま、まって!」

上条「まさか、ここまできて反故にするつもりなのか?」

御坂「…そうじゃないけど、私にも準備ってものが…」

主に心の…

上条「準備…?」
146 :とある学園の妄想御坂、後編は後ほど [sage]:2010/09/20(月) 21:47:21.33 ID:bwqVpt2o
御坂「女の子には時間が必要なのよ!///」

黒子「('A`)」

土御門「あひゃひゃひゃひゃ」

上条「お前、なんだか勘違いしてねーか」

御坂「いいから!」

上条「!!」ビクッ

御坂「いいから、少しでいいから時間頂戴、お願い……」

上条「別にいいけど…」

御坂「準備できたらアンタの部屋にいくから…」

上条「意味わかんねーよ」

御坂「だから…お願い……だから…」

………

……



黒子「お姉様本気ですの?別にあんな類人猿との約束なんて…」
147 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 22:19:25.24 ID:bwqVpt2o
御坂「私を馬鹿にしてるの?黒子!」

黒子「そういうわけではありませんが…」

御坂「私は正々堂々勝負して負けたの、だから…」

黒子「だからってお姉様がそこまで…」

御坂「…はぁ、ごめんね黒子」

黒子「何がですの?」

御坂「それと今までありがとうね」

黒子「だから、何がですの!」

御坂「さてと、私いくね」

黒子「お姉様ぁ〜」

御坂「大丈夫、今生の別れってわけじゃないから」

………

……



御坂「…」ピンポーン
148 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 22:20:39.67 ID:bwqVpt2o
-「はいは〜い」

御坂「…」ドキドキ

-「どなたさまですか」ガチャッ

御坂「あ、あの…この前の約束を…」

上条「みさ…か…なのか?」

御坂「う、うん…///」

上条「……」ポカーン

御坂「変……かな?」

                   /      _____
                ( (    '"´: : : : : : : : : :`⌒丶
                ゝニ:´ : : : : : : : : : : : : : Z: : : : : :\
                   /: : : : : : : : : : : : : : : :< : : : : : : : \     }ヽ
                /: : /: : : : {: : : : : : : : : : _〉: : \ : : : : : 、_ ノ: : }       <⌒\
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              {! | i: |: :i ⌒ト!: \: :{\:丶: :\リミ : i: : : \: : : : : : :\          \(
              乂i|八|: :i/__八: : : `ハー<\ト、} ミ八: : : : : : ー=ミ: : :人
                 V八: i{⌒f心: : : { j ィた忙ト、 Y⌒';..: :ト、: : : : :⌒:ス)      〈{
                 \ハ ト 弋ソ \乂 弋.)ソ ″ }:フノ: :.:j: :\: : <  \
       /          | i:} ,,ー  ,       ー  、_/|ト : :厂 ¨¨⌒丶、
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     / /         ∠イ八丶、 ヽ     /    ヽV  ⌒        \
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                             `lト、    、 __八__/^フ  ∧`ー  _ノ
                           〔了>、__厂 (⌒L几ノ∨    ヘー<  _r、
                            `く_ん、几几ン           )   ̄\ `ーう
                              く人乂\>…=彡   -=彡      丶ノ
              く⌒>'⌒^ ̄`<廴      /ハヽ>、                 ヽ
               く⌒Y/            \__〈〈/\〉 `ーz._        /    }
           /^く/               /ヽ〉 /    {\ 二=-   /
            {⌒ヽ/              /⌒ヽ/     /       >ー=ニ二´       /
         〈  く            /   /       /  _  -‐                /
         `つ∧          {          /       /         ∧
          \人                       /          /          / 厂\
             )\         ヽ      /            /            ノ 〈┐ :}
            〈   )          \  /                            ソ  ノ
149 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 22:33:45.18 ID:bwqVpt2o
上条「……」ポカーン

御坂「感想くらいいってほしいんだけど…」ポツリッ

上条「…え?」

御坂「一応、これ私のお気に入りの服なんだけど、どうかな〜って…」

上条「え?あ?」

御坂「…黙ってられると結構ショックなんだけど…」

上条「に、似合ってるよ」

御坂「……ホント?」

上条「あぁ、普段の御坂からはイメージできないくらいに…うん」

御坂「そっか…///」

よし、よ〜っし!第一印象よし!

上条「で、日曜のこんな朝っぱらから…」

御坂「だって、それは…」

あんたの要求は私の…

今日は短パンはいてないし、もちろん下着だって新しいカワイイの履いて来たし…
150 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 22:39:31.04 ID:bwqVpt2o
上条「だって、なに?」

御坂「とりあえずあがらせてもらうわよ」

上条「おい、ちょっと」

御坂「ふ、ふぅ〜ん、結構綺麗にしてるんだ」

上条「だからなんだよ…」

御坂「寝室はそっち?」

上条「…みりゃわかるだろ」

御坂「ふむ…」

一応ベッドはあるのね、浴室はユニットかしら

御坂「えーっと」キョロキョロ

上条「あんまりジロジロみるなよ…」

御坂「今日は一人なの?」

上条「インデックスに用があるのか…?生憎いまここにはいないけど」

御坂「そうなんだ…」

邪魔者もいない!
151 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 22:47:50.11 ID:bwqVpt2o
御坂「荷物ここにおいていい?」

上条「はぁ?」

御坂「ここ借りるわね」ドスッ

上条「おい!なんでこんな大きい荷物…」

御坂「お、女の子には色々居るのよ…」

上条「だから、さっきからいってることがわかんないんですけど」

御坂「私の口から言わせたいわけ?///」

上条「そうじゃないと、わかんないぞ」

御坂「もぉ〜///」

なにこれ、こいつって実はそういうやつだったの?

黒子がいってたわね、こういうの○○プレイっていうんだっけ…

御坂「シャワー借りるわね」

スタスタ

上条「おい、ちゃんと説明しろよ」

御坂「…どこまで私を虐めるわけ?///」
152 :会社で一度も書く暇がなかったorz [sage]:2010/09/20(月) 23:13:07.79 ID:bwqVpt2o
-浴室-

あいつ分かっててああいうこというなんて…

思ったよりも紳士じゃないのね

…やさしくしてくれるかな

大丈夫よね、きっとわかって照れ隠しであいつもいってるだけだし

あいつ私の身体見てがっかりしないかな…

こんなことになるんだったら、もうちょっと牛乳とかのんで、本見て運動しておけばよかったかな…

『本意』じゃなかったにせよ、私のはじめての相手にはかわりないし…

でもあいつが私のはじめてでよかった…かな……

あっちもはじめてっぽいし、私が下手でも…ばれない…とおもうし…

でも男の人ってこっちがはじめての方が好まれるんだっけ…?

黒子がそんなこといってたような…

私は、ははじめてだし…あいつ喜んでくれるかな…

御坂「///」

御坂「よし!女は度胸」パンパンッ
153 :会社で一度も書く暇がなかったorz [sage]:2010/09/20(月) 23:25:07.81 ID:bwqVpt2o
ガチャッ

トンッ…トトトト

御坂「お、お待たせ///」

上条「上条さん、この状況が理解できないんですけど…」

御坂「ここまできて私に恥じかかせないでよね」

上条「……え?」

御坂「せめてカーテンくらい…」

上条「あっ?あぁ…」

シャーァ

御坂「…」ドクンドクン

上条「あの…」

御坂「…はじめてなんだからやさしくしてくれないと、怒るからね」

バサッ

上条「み、御坂…?」

御坂「みことって呼んでほしい…」
154 :PCをかえたら前の名前がきえてなかった… [sage]:2010/09/20(月) 23:36:16.12 ID:bwqVpt2o
上条「…その……み、美琴?」

御坂「当麻…」

………

……



上条「…はぁはぁはぁ」

御坂「…ッ」

上条「大丈夫か?」

御坂「想像してたよりも痛いのね」

上条「無理なら…」

御坂「そういう気遣いはいらないわよ…私だって…」

ちゃんと覚悟してきたんだから…

これらかのことも

上条「…途中で止められるほど上条さんも余裕があるわけじゃないんですけどね」

御坂「……別に格好つけないでいいわよ…ど、どうせそこまで期待してないし…///」
155 :会社で一度も書く暇がなかったorz [sage]:2010/09/20(月) 23:45:25.34 ID:bwqVpt2o
上条「こういうとき、そういうこというか?」

御坂「だって…///」

上条「……そういうこといわれると精一杯がんばりたくなるのが男の…」

御坂「――」

………

……



上条「なぁ美琴、なんでこんな事を…」

御坂「何でって…」

上条「俺としてはそりゃすげぇ嬉しいんだけど…」

御坂「私だって…」

上条「でも、てっきりお前は俺のこと嫌ってると思ってたから」

御坂「私だって……でも今はあんたでよかったとおもってるわよ」

上条「っていうかそうじゃなくてさ…」

御坂「なによ?男らしくないわね、はっきりいいなさいよ」
156 :コテハン記憶チェック解除してるのに…なんなのこれ… [sage]:2010/09/20(月) 23:51:35.43 ID:bwqVpt2o
上条「なんで、こんなことしてくれたんだ?」

御坂「だから、こんなことってなに?」

上条「なんで俺に(ピー)されにきたんだって」

御坂「だ、だってあんたが望んだから……///」

上条「へ?」

御坂「なによ、いまさらとぼけるわけ?」

上条「いや、そうじゃなくてさ、この前俺そんなこといったか?」

御坂「え?」

上条「勝ったらいう事聞けっていったけど、こんなことをしろとはいうつもりなかったんだけど…」

御坂「ゑ?」

上条「俺が勝ったら、二度とちょっかいでしてくるなというつもりだったんだけど…」

御坂「ちょっと…」

上条「当然なことだろ?だっていつもああいう風に追いかけられてちゃ、普段の生活にも影響あるし…」

御坂「それ本気でいってるの?」

上条「あぁ」
157 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/20(月) 23:56:22.53 ID:bwqVpt2o
御坂「ちょっと、まっていま頭の中整理するから」

え?なんで男ってそういう生き物なんじゃないの?

勝ったら二度とちょっかいだしてくるな?普通そういうの何でもいうこときくの中にいれる?

ありえないわよね…でもこいつがそういう冗談をいう人間にはみえないし…

御坂「えーっと整理すると…あんたは私から離れられればよかっただけで…」

御坂「私には興味なかったと?」

上条「…ぶっちゃけていい?」

御坂「…どうぞ」

上条「うん、ぶっちゃけるとそうなんだけど……」

御坂「!?」

上条「でも、今日こうやって美琴の気持ちを…俺をこうおもってくれてるんだなって確認できて…嬉しいっていうか……」

御坂「……」

上条「いろいろあったけど、これから仲良くやっていこう…な」

御坂「……」

上条「美琴…?」
158 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/21(火) 00:11:02.34 ID:S9AvOfco
御坂「ふ、ふ、ふ…」

上条「とりあえず、もう一回、もう一回いいか?いいよな!?」

御坂「ふざけ…」

上条「大丈夫、次はもうちょっと長くできるとおもうんだ」

御坂「ふざけんな…」ポツリッ

上条「一度でコツをつかんだ気がするし」

御坂「ふざけんなぁあぁぁあああああ!!!」バチバチバチバチッ

上条「おい、美琴!わ、わるかった1回であきらめるから」

御坂「み、みみみみ、美琴って気安くよぶなぁああああああああああああああああああああああ」

上条「…ちょっと落ち着け、な…ほらこう抱きしめてあげるから」

御坂「…」プチンッ

上条「ほら、落ち着け…」

御坂「あえdrftgyふじこlp;@:「」」バチバチバチバチ

上条「ま、まて、こんなところでそんな能力つかったら!!!」

御坂「――――!!!」
159 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/21(火) 00:11:49.91 ID:S9AvOfco
-1年後-

御坂「ほら、ちゃんとがんばってよね」

上条「…はい」

御坂「次は掃除よろしくね」

上条「…了解です」

-「うわぁあぁぁあん」

御坂「あぁ〜そろそろオシメ交換かなぁ〜?」

上条「はい、ただいま…」

御坂「ほら、ちゃんとしてよね!」

上条「はいはい、麻琴ちゃん、べろべろばー」

麻琴「きゃっっきゃっ」

御坂「オムツ交換おわったら、次はお風呂掃除お願いね」

上条「す、少しは手伝ってくれよ…」

御坂「あぁん?」

上条「…なんでもありません」

御坂「それでいいのよ」

御坂「あんたがだらしないから、私がちゃんと指示してあげないとだめだって事そろそろ理解してよね」

上条「…ふ、不幸だ」ボソッ

御坂「いま、なんていった!?」

                  鬼女御坂美琴end
160 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/21(火) 00:30:18.85 ID:upGsN0Qo
161 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/21(火) 00:36:19.10 ID:VFws8Dgo
ワロタ\(^o^)/
162 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/21(火) 04:31:45.75 ID:kdh6FEDO
上条さんが悪い
163 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/21(火) 08:30:24.43 ID:94Va95o0
うん、上条さんが悪いな
164 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/21(火) 10:49:56.30 ID:j3hVvxAo
下條さんじゃ悪いな
165 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/21(火) 18:30:46.51 ID:S9AvOfco
いまから明日の夜までの出張なので今日は何も妄想しません

ロリコン上条さんとか、打ち止め追いかける黒子とか
青ピーが舞夏と付き合いだして土御門憤死とか
神崎さんのヤンデレとか色々妄想したいです
166 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:39:01.31 ID:5mc99zco
打ち止めが、もしもあの時出会っていたのが……一方通行ではなかったら

「―ッ――」

ペタペタペタッ

「――ッ」

ペタペ

キョロキョロキョロ

ペタペタペタッ

………

……



上条「…だから、上条さんは忙しいんですよ……これから特売のお一人様一パック限りの卵を入手しないと」

御坂「そんなのわかってるわよ…… だから私が、その一人一つの特売を購入するために並んであげようっていってるんじゃないの」

上条「御坂に手伝ってもらうと後が怖いんだよ」ボソッ

御坂「それに光栄に思いなさい?この御坂美琴様が買い物に付き合ってあげようっていうんだから」

御坂「うちの学校のだったら感動して卒倒くらいの事なのよ?」
167 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:41:31.09 ID:5mc99zco
上条「……」

御坂「それくらいの事なんだから少しは感謝してよね」

上条「……」

御坂「ちょっと何か言いなさいよ!」

上条「はぁ〜、不幸だ…」

御坂「それって、私が一緒にいるのがイヤってこと…?」

上条「え、えーっと…その……」

ペタペタペタ

-「あっ!」

御坂「そんなに迷惑なら、帰るけどさ…」

-「やっと――の知ってる人に会えたって――は――は喜んでみる」

上条「いや…だから…その…」

-「あれ、こっちの人もしってるかもって――カは――カは二人も知った人にあえてびっくり」

御坂「あっ…べ、別に気にしないでいいのよ!私もアンタのこと…な、なんとも思ってないんだから…本当よ?」

-「これはもしかして痴話喧嘩?こんな場面に遭遇しちゃうなんて―サカは―サカは焦ってみたり」
168 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:43:16.72 ID:5mc99zco
上条「ん?」

-「あっ、やっと気がついてもらえたってミサカはミサカは喜びを隠し切れない」

上条「」

御坂「だから……私は…」

-「このままスルーされたらミサカはミサカの存在全否定でショックを受けるところだったよっていってみたりー」

御坂「御坂、御坂って何度も呼ばないでよ!」クルッ

-「お姉様、こんにちはってミサカはミサカは丁寧にお辞儀をして挨拶」ペコリッ

御坂「…え?」

-「さて、挨拶も済んだところでミサカはミサカは…って二人の驚いた顔でこっちも驚いてみたり…」

上条「御坂、お前子供いたのか?」

御坂「いるわけないでしょ!」

-「あれ、ミサカの事がわからない?この顔でわかると思ったんだけどって」

上条「でも御坂って名乗ってるぞ?」

御坂「こういう場合は普通妹かってきかない?」

-「ミサカはミサカだよ?おーい」
169 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:46:08.41 ID:5mc99zco
上条「それもそうか」ポンッ

御坂「アンタねぇ〜、時々とんでもなく頭の回転が鈍くなるわよね」

上条「面目ない…」

-「ちょっと放置プレイ?ミサカはミサカは産まれてはじめての仕打ちに…」グスンッ

御坂「わーわー、泣かないで」

ザワザワ

「みた、あの学生あんな小さい子泣かせてるぞ」「ひでぇな」「あれあの子超電磁砲じゃね?」「あっほんとだ」

上条「ほらほら、無視して無いよ〜」

-「……本当?」

御坂「ホント、ホント!悪いの全部こいつだから」

上条「ちょっとまて、なんで俺のせいになってるんだよ」

御坂「こういうときは男が一歩ひくもんでしょ」

上条「…ッ……悪かった」

御坂「と、とにかくここじゃ目立つから他の場所にいきましょ」

御坂「それでいいのよ、でアナタは私の妹って事でいいのかしら?」
170 :下から2行順番入れ替えで…orz [sage]:2010/09/22(水) 23:49:43.54 ID:5mc99zco
ゴシゴシッ

-「説明するとミサカは妹達の最終ロットとしてつくられたの」

御坂「つまり……妹って事よね…」

-「検体番号は20001号で、コードもまんま打ち止めで…」

御坂「ふぅ〜ん…って20001?」

-「本来なら実験に使われる予定でってミサカはミサカは…」

御坂「ちょっとまって20001号ってどういうこと?私が前に調べたときは20000ってみたんだけど」

-「でもミサカは20001号だよ?」

御坂「どういうことかしら……あの実験はまだ終わっていなかったって事?」

上条「馬鹿な!だって一方通行が敗れたことによって凍結に向かうって御坂妹が…」

御坂「私が知るわけないじゃないの!」

上条「そりゃそうだろうけど…」

-「あの話を続けていいかな?ってミサカはミサカは二人に承諾を得てみたり」

御坂「あっ、ごめんなさい…続けて」

-「二人が話していることは理解はできるけど、ミサカが20001号であることは事実」
171 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:51:18.03 ID:5mc99zco
-「それで本題なんだけど、ミサカはご覧の通り調整が途中で終わっちゃったから製造途中で放り出されてこんなちんまりした格好でとまっちゃたのね」

御坂「確かに…」

上条「ちんまり…」

-「事実だってわかっていても人にいわれると悲しい気分になってしまうってミサカはミサカは落ち込んでみたり…」ズーン

御坂「ホラ、アンタが余計な事」

上条「また俺のせいかよ……あのゴメンな」

-「…大丈夫ミサカは落ち込んでないよってミサカはミサカはやせ我慢してみたり」

上条・御坂.。oO(やせ我慢っていってるじゃん)

-「本題に戻るね。それでミサカは今の体格も人格も不安定な状態なのでどうにか完成させてもらえないかなって」

上条「俺はそんな事出来ないぞ?」

御坂「そんなに判ってるわよ…こういう場合はそういう関係のツテが無いか聞いてるんでしょ?」

上条「判ってるって……」

-「そう、あの実験の研究施設に人間にコンタクトが取れればベストなんだけど…」

御坂「それはちょっと難しいわね、私達どちらかというとそこと敵対関係だったわけだしね」

上条「え?あぁ、そういうことになるのか」
172 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/22(水) 23:59:08.90 ID:5mc99zco
-「そうなんだよね〜ってミサカはミサカは途方にくれてみたり…」

御坂「あっ、でも…」

上条「何かあてがあるのか?」

御坂「あてってほどでもないけど、ほらここには凄腕の医者がいるじゃないの」

上条「あっ…」

-「!?」ピクンッ

御坂「あのゲコ太なら…もしかしたら」

-「そのゲコ太を紹介して欲しいってミサカはミサカは懇願してみるー」

上条「まぁ、あの先生なら…」

御坂「連絡取るのは容易よね」

-「わーい!ってミサカはミサカは姿に合わせた喜び方をしてみたり」ピョンピョン

上条「あれ……?」

ビョーンビョーン

上条「…」ツンツン

-「???」
173 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:07:02.17 ID:S/g54Ugo
御坂「どうかしたの?」

上条「いや、この…」ツンツン

ビョーンビョーン

-「ミサカの髪の毛がどうにかしたのかな?」

上条「なんというか……」ツンツン

ビョーンビョーン

上条「…はまる」ツンツン

ビョンビョーン

-「あまりつつかれるとくすぐったいってミサカはミサカは身体を捩じらせてみたりー」モジモジ

御坂「ち、ちょっと、やめなさいよ!」

上条「だって…」ツンツン

-「あぁん///」ビクッ

御坂「だから、やめなさいって言ってるのよ」

チェストー

上条「ぐはぁっ」
174 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:14:19.23 ID:S/g54Ugo
-「はぁはぁはぁ…」

上条「いてててて…」

御坂「ったく、油断もすきも無いんだから」

上条「だってこの触角というか気になるというか…」

上条(アホ毛が…)

御坂「だからって女の子が嫌がることするんじゃないわよ」

-「別にイヤじゃなかったけどってミサカはミサカはちょっと大胆発言?」

御坂「それならいいけど…」

-「ところでいつなら紹介してくれるの?ってミサカはミサカは話を戻してみる」

上条「うん、あ……」

御坂「今連絡してみるわね、ちょっとまって」

ピッ、trrrrrrrrrrr

上条「そういえば、えっとミサカさん?はなんて呼べばいいんだ?御坂妹じゃ…アイツと一緒だし」

-「アイツ?あぁ〜検体番号10032号ね」

上条「10032号?そんな事いってたか…な……」
175 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:24:43.32 ID:S/g54Ugo
-「とりあえずミサカはミサカだから呼び方とかはあんまり気にしてないってミサカはミサカはいってみる」

上条「ミサカはミサカ、う〜んそれだと御坂と呼び方一緒だしなぁ」

-「ミサカと呼び方一緒?それは普通なんじゃないかなってミサカはミサカは首を傾げてみる」

上条「やっぱややこしいな…」

-「それじゃ20001号?」

上条「それはなんか違うな…」

-「それじゃコードの打ち止め?」

上条「うーん…ラストオーダー……あっそうだアホ毛じゃダメかな?」

-「アホ毛?アホ毛って何かなってミサカはミサカは知らない単語に興味津々」

上条「アホ毛っていうのは…」ツンツン

-「ひゃん」ビクッ

上条「これの事だよ」

-「これが……アホ毛…」ツンツン

上条「あぁそうだよ、やっぱり番号とかコードとかじゃあんまり呼んでてこっちもいい気分じゃないし、だったら特徴からあだ名みたいにと」

-「アホ毛……ちょっと変わった名前だけどミサカはミサカはアホ毛でいいよっていってみる」
176 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:37:23.09 ID:S/g54Ugo
上条「それじゃこれからはアホ毛って呼ぶよ、アホ毛」

アホ毛「ミサカはこれからアホ毛!ミサカはミサカは名前を貰ってちょっと嬉しかったりー」ニコニコ

上条(普通は怒るところなんだけど、本人喜んでるしいいか)

御坂「連絡ついたわよ」

アホ毛「わーいってミサカはミサカは完成体に一歩前進」

御坂「それで、今夜○時でよければ診てくれるって話なんだけど…」

アホ毛「今はえーっと…」

上条「△時くらいってところだなあと×時間か…」

アホ毛「あと×時間でミサカは…」

      /: :/       }: /       }ヽ,i     |{     / }
    / : : '          _.ノ:厶 _____ .ノ: :,ノ    ,jノ7^ヽ. / /
   . : :/      . : ´: : : : ̄ミ: :、_: : : :<.___ .ノリ / 人ノ' /
    {: 〈      /: : : : : : :,: : : : \_: : : : : : :、:_:_:,ノ⌒´{   }
     、:\__ /. : : : / . : /i: : } : i: :}_,: : :\ \---、 ヽ 人
     `¨⌒7  . :|  .!|:,ハ: :|: :「 ̄\}: : : く))   ` く   丶、
         i: : : : : :i: : : i´|厶 }_:|: :| ,lミい: : : \     ヽ    丶
         |:/: : : :!:!: : |ンnjミ:ハ| 迅} 》{: \ : トミ    \    丶、
         |/: : /: :|:l 、:爪迅{    ` (___): : :`弋___,ノ     ヽ       \
        /: /i: 从{_:{\(__) ____.ノ}   }:、: : : : て.   __  ヽ.       ヽ
       ノイ: :/|/: :{ iTヽ     {     )'   ハ :\{⌒ヽ:)_/{ア´    \     {
         .ノ /: : : :人 ヒ.  、  `ー‐'′ ,厶:}: : :_ン⌒´   ノ            _.ノ
       _彡'/ /:ハ: :`弋介}` ───く:_:_:_:彡、 }   '{      ,.   ´
      .ノイ : /: 厶 : : : `| ̄ ̄ ̄ ̄` く___〉 _}厶  --ミ777ア´
          | :/ /:/ ̄ ̄ ミ .___、    {_{___}i{__}堊)    `マ′
          |八:i/     ミヽ \ \   |厂 ̄   `ヽ,      ',
           〕      \  ∨ \_ノ         }     }
           /         丶.丿                  .
        〈  /    丶.   {             /       /
         ).く       \ }          , '     , '
        、く___>‐ 、    ∨\     __/    /
        `7      〉、___   }   `7 .   /    . イ
        ,     ,〈////>,厶   / /          i|
         i     / ` ̄ ̄\  ̄ く_ ___ __    リ
        ノ   , /       )´  __ _    `丶/
         '    / /       , <⌒丶  __ ..三二三厶 -:-:-:‐:ァ'⌒ヽ,_
      /    ' /     .ノ  __ > .´: : : : : : : : : : : : : : : :_:ノ´ ̄ ̄ ̄ ̄
     '     .′     厶_.彡 . : : : : : : : :-:-:-:-:-:‐:‐:く{
     .       /       〈/  . :、: : : : : : : : : : : : : : : : : _:ノ
    .′   /      /  . : : : :\ : : : : : : : : : : : :_:ノ´

アホ毛「こうなれるの!ってミサカはミサカは興奮を隠し切れない」
177 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:45:40.59 ID:S/g54Ugo
上条.。oO(オリジナルより……)チラッ

御坂「なによ…」チョコーン

上条「なんでもねーよ」

上条.。oO(ボリューム多くないか?)

御坂「なんか目がイヤらしいわね…」

上条「そ、そんなことはないですよ」アセアセ

御坂「むむむぅ〜」ジトォー

上条「ほ、ホントだって…」

御坂「どーだか…」フンッ

アホ毛「つかぬ事をお伺いしましが…」

御坂「なに?」

アホ毛「二人は恋人さん?それとももう夫婦だったりするのかな?ってミサカはミサカは確認してみる」

上条・御坂「え?」

アホ毛「そのいきの合い方、やっぱりそうなんだねってミサカはミサカは自己解決してみたり」

御坂「ち、ちちちち…///」
178 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 00:57:08.21 ID:S/g54Ugo
御坂「ちが…///」

アホ毛「10032号も好意を抱いていたようだけど、遅かったみたいね」

上条「なっ!?」

アホ毛「それでもやっぱりミサカ達はオリジナルであるお姉様の好みと似てしまうってミサカはミサカは再確認してみたり」

上条「」

御坂「ちがうわよ!!///」

アホ毛「違わないよってミサカはミサカは否定を否定してみるー」

上条「」

御坂「な、なんでアンタにそんなことがわかるのよ///」

アホ毛「ミサカは人目みたときから良いなとおもってたよってミサカはミサカは自分の心のうちを暴露してみるー」

アホ毛「だからミサカは似てしまうことを再確認したってミサカはミサカは説明してみる」

御坂「あ、アンタがこいつのこと興味あるってことの再確認っていみね…」

アホ毛「そうだけど…?」

御坂「って!それじゃ私がコイツのこと好きだって否定してないじゃないのよ!!!」

御坂「あっ、ち、違うのよ?この子が勘違いしてるだけで……べ、別にアンタのこと私はなんとも思ってないんだからね///」

上条「」

アホ毛「これが噂に聞くツンデレさん?ってミサカはミサカは…」
179 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 01:06:26.04 ID:S/g54Ugo
御坂「ち…がう…わよ///」プシュー

上条「」

………

……



アホ毛「それで、あと×時間どうしようかな…」

上条「時間までに用意しなくちゃいけないものとかはないんだよな?」

御坂「とりあえずきてくれとしかいってなかったわね」

上条「となると……どこかで時間をつぶさないと」

アホ毛「どこか?」

上条「この姿で街中を歩くのは色々あるよな」

御坂「そりゃ毛布一枚で歩いてる子供がいたら……というかここまでよく怪しまれなかったわね」

上条「確かに」

アホ毛「ミサカの毛布馬鹿にされている予感がするってミサカはミサカはちょっとムッとしてみる」

上条「御坂の部屋は…って白井にばれたら面倒だな」
180 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 01:08:34.60 ID:a7JiTMDO
いつのまにか名前がアホ毛で統一されてる
181 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 01:13:28.05 ID:S/g54Ugo
御坂「そもそも男いれたなんていったら大問題よ!」

上条「白井はなんでいれてくれたんだろうか…」

御坂「あの子、偶に考えなしに行動するから…」

アホ毛「そんなにミサカの格好は変?目立つ?ってミサカはミサカはちょっと気になってみたり」

上条「うん、変そして目立つ」

アホ毛「ガーン」

御坂「アンタの部屋は?ほら土御門…って妹のほうも兄の所にいってても何もいわれないみたいだし」

上条「げっ?うち?」

御坂「他にいいところあるなら、そこでもいいけど」

アホ毛「ちょっとミサカは興味あるかもってミサカはミサカはおねだりのポーズをとってみたり」シナッ

上条「う〜ん、でも…」

上条.。oO(インデックスがいるんだよな…)

御坂「代案もでないようだし、決まりね!」

アホ毛「わーい!」

上条「ちょっと勝手に決めるなよ!」
182 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 01:18:03.34 ID:S/g54Ugo
御坂「なによ、だったら代案だ出しなさいよ!」

上条「…うっ」

御坂「ほら、出せないじゃないのよ」

上条「だからといって」

御坂「反論は認めません!それにこの子も興味あるっていってるじゃないの。だから多数決2:1!」

上条「……はぁ、不幸だ」

御坂「なにかいったかしら?」ビリビリ

上条「なんでもありません…」

アホ毛「わーいわーい!」

………

……



上条「部屋の中片付けてくるから、ここでまっててくれ」

御坂「別にいいわよ、男の部屋って時点で期待なんかしてないから…///」

アホ毛(といいつつ、顔を赤くするお姉様であったとミサカはミサカはナレーションっぽくセリフを考えてみたり」
183 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 01:28:24.03 ID:S/g54Ugo
ガチャッ

上条「…」そーっ

ギシッ

上条「ただいまぁ〜」ボソッ

禁書「あっ、とーまお帰り」

上条「た、ただいま…」アセアセ

上条.。oO(やっぱりいますよね…)

禁書「たまごは買えたの?手ぶらみたいだけど……まさか」

上条「あっ」

禁書「その『あっ』って何かな?忘れたとかいわせないんだよ!!」

上条「その……ごめんなさい、忘れました…」

禁書「むぅ〜どうしてかな、あれだけ意気込んで卵かってくるぞーっていって出て行ったのに…とーまが特売戦争に挑まずに敗れるだなんて」

上条「い、色々あって…」

禁書「財布とか落としてないよね?それじゃなきゃらしくないんだよ?」

上条「その…」

禁書「せめてわけだけでも説明欲しいかも」ジトォー
184 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 01:32:33.26 ID:S/g54Ugo
ガチャッ

-御坂「ねぇ、掃除なんてもういいから入るわよ?」

上条「!?」

禁書「この声って、とーまどういうことかな?もしかして色々ってそういうことなのかなぁ?」ジトォー

上条「あはははは…」タラー

御坂「おじゃましま〜す、あれ結構片付いてるじゃないの」キョロキョロ

アホ毛「おじゃましま〜っすってミサカはミサカは初めていってみたり」

禁書「ミサカ?クールビューティーもきてるのかな?」

トテテテ

御坂「よっ!お邪魔してるわよ」

禁書「あんまり歓迎はしてないかも…」

御坂「なによ!」

禁書「あれ?クールビューティは?」キョロキョロ

アホ毛「クールビューティってだれってミサカはミサカは聞き返してみたり」

禁書「あれ?ちっちゃいクールビューティ?あんまりクールじゃないけど…」
185 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 01:37:56.47 ID:S/g54Ugo
アホ毛「はじめましてってミサカはミサカはって10032号の知り合いさん?」

禁書「はっ!?」

禁書「もしかして…」ジロッ

上条「なんだよ」

禁書「もしかして…」ジロッ

御坂「なによ?」

禁書「あぁーもしかして…」ゴゴゴゴ

禁書「とーま?私に何かいうことないかな?」

上条「えーっとコイツは…」

禁書「短髪はもいうことないかな?」

御坂「えーっと、どこから説明すればいいかな」

禁書「とーまのばかー、えっちへんたい!」

上条「ちょっとお前わけのわからないことを!」

禁書「だって…だってこの子とーまと短髪の子供なんでしょ!!言われなくたってわかっちゃったんだよ!!!」

上条・御坂「こ、子供ぉぉ!?」
186 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 01:43:57.05 ID:S/g54Ugo
禁書「とーまのばかー」グワッ

上条「まてまてまて、ちょっと落ち着いて考えてみろ!!」

ガブリッ

上条「ぎゃぁああああああああ」

………

……



禁書「そ、そういうことならちゃんと説明して欲しかったんだよ…」テレテレ

上条「説明する前にお前が襲い掛かってきたんだろ…」ヒリヒリ

御坂「そ、それよりもなんで私がコイツの子供つくったなんて発想するのよ///」カァァ

アホ毛「ミサカは産まれてはじめて修羅場をみたってミサカはミサカは初体験!」

上条「ったく、お前は人の話をしっかりきくように…それに子供だとしても知り合いって数ヶ月やそこらで…」

上条「こんなデカイ子供が出来るはずもないだろうが…」

禁書「だ、だって…」

御坂「そ、そうよ、まだ何もしてないのに…」
187 :おやすみなさい [sage]:2010/09/23(木) 01:50:02.00 ID:S/g54Ugo
禁書「まだぁ?」ジロッ

御坂「な、なによ、事実じゃないの」

禁書「なんだか含みがあるように聞こえたのは気のせいかなぁ?」

御坂「含みなんて無いわ…よ」

上条「ということで、夜までここで待ってもらうことになったから」

禁書「そのことはわかったんだよ、でも…」チラッ

上条「それは仕方ないだろ……二人で居たときにこのアホ毛と出会ったんだし」

禁書「とぉ〜まぁ?二人でいたってどういうことかなぁ?」ニコッ

上条「ちょっとまて、勘違いするな!や、やましいことはなんにもないぞ!」

禁書「そんなことはきいてないんだよ?」ニコニコッ

上条「偶然、そう偶然であって御坂と話してただけで…」

禁書「それで卵かうの忘れたのかな」ニコッリ

上条「だ、だからそれは…」

禁書「…とーまあとで覚えてて欲しいんだよ」ニコニコッ

上条「…」ゾクッ

アホ毛「お姉様はライバル多そうだねってミサカはミサカは現実をしってびっくりしてみる」
188 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 02:25:43.28 ID:qjpbeyIo
乙です
189 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 13:43:46.48 ID:S/g54Ugo
禁書「ところでその子なんで服を着てないのかな」

アホ毛「服?ミサカは毛布をちゃんと身に着けてるよ?ってミサカはミサカは不思議そうにいってみたり」

御坂「いや、毛布は服じゃないから…」

上条「そうだな、先生の所行く前に服くらいは何とかしないとなぁ」

アホ毛「これはもしかして、この苦楽を共にした毛布との別れ?これが大人になるために必要な試練?」

上条「試練って大げさな」

アホ毛「大げさじゃないってミサカはミサカは憤慨してみたり!」プンプン

御坂「別に、毛布を棄てろとかいってるわけじゃないのよ?ただ、外を歩くにはその格好じゃ…ねぇ〜」

禁書「目立ちすぎるよね」

御坂・禁書「ねぇ〜」

上条(おい、インデックスお前がいうな)

禁書「いまなにかとても失礼な感じがしたんだけど…」チラッ

上条「いや、なんでもないぞ?」

御坂「服かぁ…ここにこの子が着られるような服は…」キョロキョロ

御坂「無いわよね…はぁ」
190 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 13:44:43.08 ID:S/g54Ugo
上条「上条さんは当たり前ですが、男物の服しかもってないし」

禁書「私もこれとシャツと下着くらいしかないし…それにサイズも…」

上条(胸のサイズは似たようなもんじゃないのか?)

禁書「むむっ、また失礼な気配が…」

上条(鋭いなコイツ…)

御坂「私も流石にこの子にあうサイズのモノはもってないし、ねぇお金は出すからアンタちょっと買ってきてくれない?」

上条「へっ?俺がかぁ?」

御坂「この中で他に誰がいるのよ」

上条「でも、俺女物の服なんて買ったことないし…それに…」

御坂「あっ、それもそうか、それじゃ…」チラッ

禁書「私の出番かな?」キラキラ

御坂「はぁ〜私が買いに行くしかないか……」

上条「それが確実だとおもうぞ、こいつに任せたら金が全部食べ物に変わりかねない」

禁書「むかぁ〜、それはちょっと失礼なんじゃないかな!私だって服位はちゃんと買ってこれるんだよ!?」

上条「それじゃ蛍光灯を買いに行くように頼んで、ドーナツを買ってきた件は?」
191 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 13:45:16.45 ID:S/g54Ugo
禁書「あ、あれは…そう、形が似てたから間違えただけなんだよ!」アセアセ

上条「ふぅ〜ん、それじゃ風邪薬を買ってきてって頼んだとき渡したお金が全て食べ物に変わっていた件は?」

禁書「か、風邪は体力回復させることが一番だから…」

上条「でも全部お前がくったよな?」

禁書「だ、だってとーまが食べたくないっていったから…」

上条「風邪で寝込んでるのにフライドチキンやらとんかつやら油で重いものばかり出されてどうやって食えっていうんだよ!」

禁書「で、でもあのあと私が調合した薬草でちゃんと治ったからいいんじゃないのかな!」

上条「それはそれこれはこれ、だからお前が買い物をできるという証明にはなっていないだろ?」

禁書「うぅ〜そうだけど…」

上条「というわけだ、御坂、コイツの服は任せたぞ」

御坂「ちょっとまって、荷物運びは誰がするの?」

上条「はい?一人分買うだけだろ、一人で持ってこれるだろ」

御坂「はぁ?一人分っていっても一着だけじゃないわよ?女の子は色々大変なんだから」

上条「先生に会いにいくだけなんだから、別に一着だけでもいいだろ!」

御坂「馬鹿言わないでよ!あんた女の子の服をなんだとおもってるの?ただ着てればいいだけってわけじゃないのよ!」ガミガミ
192 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 13:45:55.57 ID:S/g54Ugo
上条「めんどくせぇ…('A`)」

御坂「とにかくアンタ荷物もちとして付き合いなさい!」

上条「はいはい…ったく」

禁書「わ、私はどうすればいいのかな?」

上条「お前はうーん…コイツをつれて歩くわけにも一人残すわけにもいかないし…」

御坂「留守番?」

上条「そうだな、インデックスは二人で留守番頼む」

禁書「そ、そんな!」

上条「アホ毛は留守番できるよな」ニコッ

アホ毛「ミサカを甘く見てはいけないんだよってミサカはミサカは胸をはってみたり、えっへん」

アホ毛「未完成とは、ミサカはミサカ達からの情報である程度の社会の常識は頭にはいってるってミサカはミサカの有能さを証明してみたり」

上条「つまり、留守番できるよな?」

アホ毛「うん、ちゃんとミサカはミサカは留守番できるよ」

上条「っというわけだ」

禁書「うぅ〜」
193 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 13:46:48.19 ID:S/g54Ugo
-移動中-

上条「それにしてもそんなに服いるもんか?」

御坂「はぁ〜これだから、万年学生服のセンス0男は…」

上条「お前だっていつも制服じゃねーか!」

御坂「私は校則だから仕方ないのよ!休みの日も敷地外を歩くときは制服でいなくちゃいけないってね」

上条「お嬢様学校って大変なんだな、てっきりお前も面倒だから制服で出歩いてるとばかり思ってたよ」

御坂「それはアンタだけよ!あんたなんか海外にいくときでも学生服でいきそうよね」

上条「そ、そんなわけないだろ!俺だってちゃんと着替えくらい…」

上条(……あんまりないけど)

御坂「ふんっ、どぉ〜だか」

上条「お、お前こそ校則とかいって私服に自信がないだけじゃないのか?」

御坂「言ったわねぇ?私のセンスをみてその言葉が発せられるか見ものだわ」

上条「ほぉほぅ〜それじゃ期待していましょうか」

御坂「そ、そうよ期待して待っていなさいよ」

一方その頃…
194 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 13:47:42.03 ID:S/g54Ugo
禁書「むぅ、とーままだかな?」ソワソワ

アホ毛「まだ出かけて5分しかたってないってミサカはミサカは時計をみていってみたり」

禁書「そ、そんなことはわかってるんだよ!」

禁書(とーまとみことが二人きりなんて……いやな予感しかしないんだよ…)

アホ毛「ところで、ミサカはちょっと気になることがあるんだけど…」

禁書「な、なにかな、別に私は二人がいやらしいことしてくるだなんてこれっぽっちもおもってないんだよ」アセアセ

アホ毛「いやらしいこと?」

禁書「あっ、なんでもないんだよ!」

アホ毛「まっいいかぁ、って気になることって言うのはね上条当麻とアナタの関係」

禁書「私ととーまの関係?」

アホ毛「お姉様は否定はしていたけど、やっぱり上条当麻の事が気になっているようだったからってミサカはミサカは要らぬ事をいってみたり」

禁書「!?」

アホ毛「それで、ミサカとしてはお姉様がそういう感じなら応援しなきゃっておもうわけなんだけど…って聞いてる?」

禁書「そ、そんな……そんなのはないんじゃないかな…!!」アセアセ

アホ毛「だってミサカが見る限りはそういう感じだったよ?そして上条当麻もまんざらでもない感じだって、ミサカはミサカは見た目に似合わずおませさんな発言をしてみたりー」
195 :またあとで [sage]:2010/09/23(木) 13:48:44.34 ID:S/g54Ugo
禁書「と、とーまに限ってそれはないんだよ!」

アホ毛「どうして?一人の男性として近くにいる女性に惹かれるのは当然の事だと思うけど」

禁書「それだったら、私のほうが近くにいるもん…」ムスッ

アホ毛「やっぱりそういうこと?ミサカはミサカは察してみたり」

禁書「えっ、あっ、違う!違うんだよ今のは!!」アセアセ

アホ毛「大丈夫ミサカの口は堅いから、ミサカはミサカは不用意に他人に言ったりはしないよ」

禁書「ち、違うんだってばぁ///」カァァ

アホ毛「それにしてもやっぱりお姉様はライバルが多いみたい」

禁書「多いって…みこと以外に誰かいるのかな」

アホ毛「少なくとも10032号は、それに…アナタもなんとなく気がついてる人がいるんじゃないのかなってミサカはミサカはアナタの心にたずねてみる」

禁書「えっ…うーん…」

禁書「い…いるかも………」

アホ毛「やっぱりもてる人なのかな?ってミサカはミサカは首をかしげてみたり」

禁書「人が困っているときは自分から問題につっこんでいく人だから…」

アホ毛「……ミサカは今の言葉で確信した、頼った相手が間違いでなかったことに」
196 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:20:30.89 ID:Obi5Hqco
そろそろかな?
197 :何故ばれたんだろうか [sage]:2010/09/23(木) 22:26:39.26 ID:S/g54Ugo
-買い物中-

御坂「う〜ん…」

上条「…」

御坂「ねぇ、これどうかな?」

上条「んあ?」

御坂「ちょっと、聞いてるの?」

上条「ん〜いいんじゃないのか」

御坂「…」

上条「…」

御坂「なによ、ちゃんと一緒に選んでくれてもいいじゃないのよ…」ムスッ

上条「だって俺は荷物持ちだろ?それに御坂のセンスがどうのこうのとかいってたろ」

御坂「そうだけど、少しくらい考えてくれても…」ブー

上条「……はぁ」

御坂「もういいわよ…」プイッ

上条「わかったよ、でも俺の感覚なんか参考にならないとおもうぞ」
198 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:27:27.44 ID:S/g54Ugo
御坂「それでもいいのよ」ニコニコ

上条「荷物もちとかセンスに期待しろとかいっておいて…」ブツブツ

御坂「なんか言った?」

上条「イーエ」

………

……



御坂「あっ、これ!」

上条「ん?どれどれ」

御坂(TVでこの前宣伝した、あれだわ)

御坂「これどうかな?(私に)」

上条「う〜ん…」

御坂「似合わないかな?」

上条「う〜ん、まぁいいんじゃないか?」

御坂「ホント!?」
199 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:29:16.82 ID:S/g54Ugo
御坂「か、買っちゃおうかな」

上条「でも、そんなに服っているのか?」

御坂「え?これは私の…」

上条「え?アホ毛のじゃ…?」

上条・御坂「え?」

御坂「…」

御坂「……」

御坂「………」ボンッ

御坂「///」カァァ

上条「あっ、えーっとその……」

御坂「///」

上条「御坂にも、に、似合ってると思うぞ…」

御坂「///」

上条「うん、そのアニメキャラとか御坂っぽいし…」

御坂「///」
200 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:30:37.23 ID:S/g54Ugo
-帰宅-

上条「ただいま」

御坂「///」

禁書「とーまおかえり!」

アホ毛「おかえりってミサカはミサカはまたもはじめていってみたり」

上条「ほら、この中の気に入った服に着替えろよ」

アホ毛「うわーいってミサカはミサカははじめてミサカへのプレゼントに喜んでみたりー」

上条「お礼はミサカじゃなかった御坂にいうんだぞ?」

アホ毛「うん、お姉様ありがとうございますってミサカはミサカは…ってお姉様顔が赤い?」

御坂「な、なんでもないわよ…」

禁書「とーま、私へのお土産は?出来れば食べ物が希望なんだよ」

上条「……ねーよ」

アホ毛「どうしたのお姉様ってミサカはミサカは…あっもしかして」

禁書「どうしたの?」

アホ毛「もしかして、二人仲良く(ピー)なことしてきちゃった?ってミサカはミサカは大胆発言」
201 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:31:37.55 ID:S/g54Ugo
上条「なっ!?」

御坂「にっ!?」

禁書「えっ!!!!!」

アホ毛「これはお姉様が一歩リードしちゃったのかな?」

禁書「と、とーま!」

上条「いやいやいやいやいやいや」ブルブル

禁書「ちょっとどういうことなのかな!」

御坂「そんなことはないわ…よ…///」

アホ毛「お姉様もまんざらでは無かったような顔をしてるってミサカはミサカは急展開にびっくり」

禁書「とうまぁああああああ」グルルルルル

………

……



上条「お前は学習ってものがないんだな…」ヒリヒリ

禁書「だってとーまが私を置いて出かけたのが悪いと思うんだけど…」
202 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:32:17.17 ID:S/g54Ugo
上条「だからって噛み付くのはどうかと…」ヒリヒリ

御坂「///」

上条「御坂もちゃんと否定してくれよな、それにアホ毛も変なこというなよ!」

御坂「///」

アホ毛「へ?」゙

上条「……この姉妹は」

アホ毛「これ、可愛いかもってミサカはミサカは大喜び」

上条「早速着てみたらどうだ?」

アホ毛「え…っ!?その…」モジモジ

上条「どうした?」

アホ毛「い、今ここでミサカに脱げと…?」

上条「お前はいったいなn

アホ毛「そ、そんなこんな明るい時間からミサカに脱げとか…」モジモジ

上条「」

アホ毛「ミサカも……少しは上条当麻の事をいいなとは思っていたんだけど、いざ脱げと言われると少々はずかしいというか」
203 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:33:48.79 ID:S/g54Ugo
アホ毛「でも……どうしてもといわれればミサカは……ミサカは…」

禁書「とぉーま?」

御坂「あんたこんな小さい子にまで…?」

上条「ち、ちげぇよ!ほらアホ毛も馬鹿なこといってないでさっさと着替えて来い!」

………

……



アホ毛「じゃじゃーん」
                  -──-、
                 /´     `丶\
                      〉:.〉
                  -――‐'=ァ-
               /⌒.:.:.:..:.:.:.:.:.〈.:.:.:.:.:.:\
              .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨.:.:.:.:.:.:丶、
             /.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!:.トく.:.:` .:.:.:. \
              ,′::/::/:::/::::::/::::|::::|::j  ミヾ::::::::::::::\
.              j::/ :|::;':::/_:://::/ |:::ーァ- ミ_:::::::::::::\::ヽ
            {/イ::l::{:´{:∨メ //:|::::/   ミ:::::::::\::::\}
           ノ´{ハ:::Y゙f心 {/ レイ托ト W^Yヘ:::::丶、:>
               \い| Vリ     V(り  Y ノ:::::\::::::\
              j::::::(//)     (//) 、-く::::::::〈´\:::::ヽ
              イ:::八   t  ´}   /::::\:}\/   `丶〉
      ,-r-ィ^ト、  〈八:{ :{> _ 、 _ノ イ∨::〈_::>
      └げ〉 }     \{\_,::::ニ=<   `ーfト-- 、
       7´{  j      ∨   〃 、_   -‐||    ヽ
       {   {.        /   {{        ||    \
          '、     ,.′   >||_     _人 丶.   \
          `、   \  /   //´::\_/ ̄:....:::\ ト、    \
         ヽ   ヾ   /  }::....:::::....::::::. ..::: .::::∨ \    \
             \     /   ヽ..:::::. . .:::.  .::..  ::}   \    \

アホ毛「ってミサカはミサカは一人ファッションショウ!」
204 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:42:34.75 ID:S/g54Ugo
上条「へぇ〜」

御坂「うん、ぴったり」

禁書「わぁ〜」

アホ毛「どうかな?ってミサカはミサカは感想をもとめてみたり」

上条「うん、いいんんじゃないかな……いやとっても似合ってるよ」

禁書「!?」サッサッ

御坂「やっぱり私の妹だけあって中々の着こなしね」

禁書「と、とーま私はどうかな!」

上条「はぁ?」

禁書「ピンの位置を変えてみたんだけど…」チラッ

上条「…はぁ?」

禁書「ここと……ここのピンを…ここにもってきてみたんだけど…」

上条「全然違いが判らん」

禁書「…」ブチッ

御坂「安全ピンってファッションなの…?」
205 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 22:56:15.64 ID:S/g54Ugo
-約束の時間1時間前-

上条「よし、そろそろ早いけどでる準備を…」

アホ毛「はぁはぁはぁ…」

上条「あれ?どうかしたのか?」

アホ毛「最近……寝てもあんまり疲れが取れなくて……」

御坂「ちょっと顔色悪いわよ?大丈夫」

アホ毛「きっといつものことだから大丈夫ってミサカはミサカは…」

禁書「でも、ちょっと…」

御坂「先生に連絡して日にちずらしてもらおうかしら…」

上条「そうしたほうがよさそうだな」

アホ毛「大丈夫ッ…ミサカは大丈夫だからって…」グッ

アホ毛「ほら、この通り…」

上条「でも……」

アホ毛「ミサカの最優先事項はその先生に会うことだから」

上条「わかった、でも無理はするなよ?」
206 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:07:10.60 ID:S/g54Ugo
禁書「…」ジッ

アホ毛「はぁはぁ…」トテトテ

上条「本当に大丈夫か?」

アホ毛「大丈夫…」トテトテ

御坂「アンタがおぶってあげたらどう?」

上条「そうだな、ほら」

アホ毛「ありがとう…それじゃミサカはミサカはアナタの背中をお借りします」

上条「よっ」

アホ毛「アナタの背中とても大きくて暖かいのねってミサカはミサカはちょっと二人に優越感」

禁書「今日はとーまかしてあげるんだよ、でも元気になったらダメなんだからね…」

御坂「別に私はそんなこと…」

アホ毛「えへへっ…」

上条「ほら、もう少しだ」

アホ毛「これでミサカはあんな姿に…」

御坂「私はその姿もかわいいと思うんだけどなぁ〜」
207 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:14:42.19 ID:S/g54Ugo
-病院-

コンコン

-「どうぞ」

上条「失礼します」

冥土帰し「あれ?超電磁砲の子から連絡があったんだけど、どうして君が?」

御坂「ちょっと訳あってこいつも…」

冥土帰し「まぁ別に構わないが、それで話にあった子っていうのは」

上条「こいつなんですけど」

冥土帰し「ふむ、でもなんだか具合が悪そうだね?」

アホ毛「はぁはぁ、はじめましてってミサカはミサカは…」

禁書「さっきから調子がわるいみたいなんだよ」

冥土帰し「とりあえず僕に診せてくれるかね」

上条「アホ毛、おろすぞ?」

アホ毛「う、うん…」

冥土帰し「それじゃ…」
208 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:23:54.88 ID:S/g54Ugo
冥土帰し「この前聞いた話だと、この子はあの実験の」

御坂「はい、私の…クローンの20001人目の子だそうです」

冥土帰し「2000人といってたいたようだけど…」

上条「でもコイツが自分で…」

アホ毛「はぁはぁ……ミサカの検体番号は…20001号でコードは打ち止めだって……はぁはぁ…ミサカはミサカは二度目の説明をしてみたり…」

冥土帰し「話をまとめると、20001人の彼女達がいて、そして彼女がラストオーダの名前通り最後の一人ということになるんだね?」

御坂「この子がいうにはそうなるとおもいます」

冥土帰し「そして何故か培養途中で放り出されて」

アホ毛「はぁはぁ…」

冥土帰し「別に完成体とやらにならないでもいいとおもうがね?」

アホ毛「でもミサカは…げほげほっ」

上条「おい、しっかりしろ」

冥土帰し「まぁ本人の希望はそうだとしても、医者としては無理矢理成長を促進させて、そのリスクを考えたら…」

御坂「…」

冥土帰し「お勧めできないのはわかってもらえるかな」
209 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:45:15.92 ID:S/g54Ugo
アホ毛「げほげほっ」

冥土帰し「この話はおいておいてまずはこの状況を打破する方が先のようだね」

………

……



pi....pi,,,,,pi,,,,,pi

アホ毛「はぁはぁはぁ…」

冥土帰し「ふむ…」

上条「先生こいつは…コイツは大丈夫なんですか!」

冥土帰し「身体の方は特に問題はないようなんだけどね…」

御坂「それじゃ臓器がまだ未発達で何かということではないってことなんですよね」

冥土帰し「うん、それは大丈夫なんだね」

冥土帰し「培養途中だったといえどもこの子の見た目通りの成長はしてるようだし機能も問題はないんだね」

禁書「だったらどうして、調子がわるいのかな…?」

冥土帰し「おそらく脳の方の問題かとおもっているんだね」
210 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:46:22.29 ID:S/g54Ugo
上条「脳?」

上条(まさかインデックスみたいに…)

御坂「どういうことなんですか!」

冥土帰し「うん、色々調べた感じでは身体には問題がなく、この不調は脳、それも記憶、いやデータともいっていいね」

冥土帰し「それを外から何らかの方法で無理矢理書き換えたことによるもののようなんだね」

御坂「それってつまり…」

冥土帰し「それによる脳の過負荷による身体機能の低下と予想しているんだけど…」

禁書「どうにかならないのかな……こんなに小さいからだでそんな状態なんてみていられないんだよ…」

冥土帰し「絶対とはいわないが」

上条「俺に、俺に出来ることはありませんか!?」

冥土帰し「ここは僕の戦場だよ、だからここは僕に任せて欲しいんだね」

上条「でも…」

冥土帰し「心配する気持ちは判る、でもここは医者である私の出番なんだね」

御坂「ここは先生に任せよう?」

上条「御坂……」
211 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/23(木) 23:59:06.56 ID:S/g54Ugo
-待合室-

上条「…」

御坂「…」

禁書「…」

上条「あ、あの先生なら大丈夫だよな……」

御坂「うん、大丈夫よ…きっと」

禁書「とーまの身体も何度もなおしてくれたしね…」

上条「…」

御坂「…」

禁書「…」

上条「なぁ、先生がアホ毛が記憶というかデータを書き換えられたっていってたよな…?」

御坂「うん…」

禁書「いってたね…」

上条「それって誰が何のために……あんな小さい子に」

御坂「おそらくあの実験の関係者でしょうけど…」
212 :おやすみなさい [sage]:2010/09/24(金) 00:05:53.91 ID:lTO6.I6o
御坂「…クソッ、あの時安心せず私があの研究施設を完全につぶしておけば……」

上条「でも、あの状態ではまさか実験が続いているとは思っても居なかったし…」

御坂「でもこれは私の甘さが招いた結果…」

禁書「よくわからないけど自分をそこまで責めるのは…」

上条「それに、仮にもしそうだとしてもそうだったらアホ毛は生まれていなかったかもしれないんだし」

御坂「…あっ」

上条「アイツが生まれてきたことは喜ぶべき事思うんだ、だからお前のしたことも間違ってなかったと…」

御坂「…あ、ありがとう」グスンッ

禁書「みこと…?」

御坂「ふぇぇ〜ん」

上条「…インデックス、御坂のことを頼んで良いか?」

禁書「え?うん、大丈夫だよ…でもとーまは…?」

上条「ちょっとアホ毛の様子みてくる」

上条(何も役に立てないと知っても…)

禁書「わかったんだよ、いってらっしゃい」
213 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 21:56:50.27 ID:lTO6.I6o
-????-

-「何故だッ!」ガンッ

-「予定では今頃は……クソッ」ガンッ

-「最終信号を見失うだなんて、培養器で大人しくしてくれていれば……」

-「どこにいったんだ!!!」

………

……



pi.....pi.......pi........

アホ毛「はぁはぁはぁ…」

上条「夕方まであんなに元気だったのに……」

冥土帰し「大丈夫、ここは僕に任せて、君も少し休むといいね」

上条「……先生」

アホ毛「…げほっ」

冥土帰し「君、――と――をもってきて」
214 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:04:21.96 ID:lTO6.I6o
-「ウイルス起動まで、あと……1時間を切ったか」

-「何で……こんな、こんなことに」

………

……



pi.....pi....pi....

アホ毛「はぁ...............はぁ.........」

冥土帰し「少し落ち着いたようだね、君――をもう少し」

上条「…がんばれ、がんばれ」

アホ毛「...........はぁ」

冥土帰し「これで、次の段階に進めるかもね?」

上条「次の段階って…?」

冥土帰し「これまでのは治療というより、この子の体力を回復させるためのものだったんだね」

上条「それじゃ…」

冥土帰し「これからこの子の不調の原因を取り除くために、最善を尽くということだね」
215 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:06:44.71 ID:lTO6.I6o
-手術中-

御坂「…ねぇあの子大丈夫よね?」

上条「……」

禁書「と、とーま?みことが大丈夫だよねっていってるんだよ?」

上条「あぁ、ごめん…大丈夫だ…先生も最善を尽くすといってくれたし」

御坂「そう…よね………」

………

同時刻-????-

-「そろそろだな…」

………

同時刻-手術室-

冥土帰し「ふぅ、この子にこんなことをした大人達は最低の人間だね」

アホ毛「…!!」ドクンッ

-「先生、患者の脳の活動状態が!」

冥土帰し「どうしたというんだね?」
216 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:07:26.39 ID:lTO6.I6o
アホ毛「ミサカはミサカはミサカはミサカハミサカハミサカハミサカはmisakaはmisakaは」ビクンビクンッ

冥土帰し「これがこの子に埋め込まれていた…ものなのか」

-「先生」

冥土帰し「――を大至急、それと―――と――の準備も」

-「はい」

アホ毛「zawsxedcrvfミサカはbgynm,.pMisakaは@/[\123fghjmisamisamisamisamisamisamisa00nm,.^zxcvbbhnimo,l.;bnm,.」

-「先生!!」

冥土帰し「―――」

-手術室外-

御坂「何か騒がしくない?」

禁書「中で何かあったのかな…」

上条「まさか、アイツに何か…!?」

アホ毛らしき声「ミサカはミサカはみ゛ざがはmisakaはミサカははミサカはみさカはxrctvbんm、p。@・「¥」

上条「先生、先生、何かあったんですか!」ガンガンッ

アホ毛らしき声「――!―――ァァァ」
217 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:09:05.20 ID:lTO6.I6o
上条「アホ毛!アホ毛大丈夫か!!」ガンガンッ

禁書「とーま…」

御坂「……」

上条「クソッ、クソッ…」ガンッ

アホ毛らしき声「ア゛ぁあぁあああああ」バチバチッ

バチッ

禁書「きゃっ!?」

御坂「停電…?それじゃ中は…!!」

-「先生、補助電源に切り替わりません」

上条「アホ毛ぇぇぇえ」

ガンガンッ

上条「開けよ!開けってば!」ガンガンガンッ

禁書「とーま、ちょっと手から血がでてる」

上条「アイツが大変なんだよ!アイツが……」ガンガンッ

禁書「とーまやめてよ、手が…手が…」
218 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:11:00.33 ID:lTO6.I6o
上条「まだ、アイツは…アイツは……」ガンガンッ

上条「アイツはまだ……まだこの先知らなかったことを…色々…」ガンガンッ

禁書「だからとーまダメだよ!手が壊れちゃう」ガバッ

上条「…今日あったばっかりなのに変だよな、俺……でもアイツなんか生き急いでるみたいで…」

上条「なんかあの日の御坂を見ているみたいで…」

御坂「……」

上条「無駄な事だってわかってるんだ、でも……でも…アイツがこんなに苦しんでる時に…俺は…傍に居てやることも出来ないなんて」ガンッ

御坂「…ホントあんたは変人よね、、会ったばかりの子の事でそんなに真剣になってくれるなんて」

御坂「だから私は、アンタの事が…」

禁書「みこと…」

御坂「ほら、どきなさい!」バチバチバチッ

御坂「私の妹の事そこまで心配してくれてありがとう、傍に…傍にいてあげて」

上条「御坂…」

御坂「いくわよ」バチバチバチバチ

ボシュッ
219 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:11:52.76 ID:lTO6.I6o
上条「アホ毛!」タタタタッ

-「君、手術中にどこから」

アホ毛「――――ッ」

上条「先生、何があったんですか!!!」

冥土帰し「何で君がここにいるんだね」

上条「コイツは助かるんですよね!」

冥土帰し「ここは僕に任せろといったはずだったんだね」

上条「だってさっきの叫び声はこいつの…」

冥土帰し「……これが、この子の中に埋め込まれていたウイルスのようなんだね」

上条「先生なら何とかできるんでしょ!?」

冥土帰し「…原因は特定できた、だが何が起こっているか僕にもさっぱりで」

上条「そんなっ…」

アホ毛「ア゛ア゛ア゛ァァァァ!!」バチバチッ

冥土帰し「脳が異常な状態ということは…何故ここまで活性化してるか、何故ここまで活発に動いているか…」

上条「……嘘だろ」ガクッ
220 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:13:00.35 ID:lTO6.I6o
アホ毛「ミサカは.........ミサカ.......は.......」

上条「アホ毛…」

スッ

アホ毛「―――ッ」

上条「ほら、昼間いったみたいな完成予想のような体型になるんだろ?」

上条「起きないと……またこのアホ毛いじくりまわしちゃうぞ…」

ナデナデ

上条「ほら、ほら…」

アホ毛「――ッ!!」パチッ

アホ毛「ミサカネットワークとの切断を確認」

上条「えっ…?」

アホ毛「再接続を試みます……失敗、再接続を試みます………失敗」

冥土帰し「ネットワークとの切断?一体何のことなんだね」

アホ毛「エラー、原因不明接続障害によりミサカネットワークより完全に切断されました」

アホ毛「上位命令文を実行できません」
221 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:17:27.54 ID:lTO6.I6o
アホ毛「命令失敗に伴い上位命令文を削除を実行」

上条「おい、何をいってるんだ?」

アホ毛「成功、通常記述にしたがって検体番号20001号は再覚醒します」

上条「再覚醒?」

パッ

-「先生、電源来ました」

冥土帰し「彼女の様子はどうなっているんだね」

-「――、――、全て正常です」

冥土帰し「…これは奇跡かね?」

アホ毛「すぅ〜、すぅ〜」

上条「よ、よかった……」ペタンッ

御坂「先生、あの子は」

禁書「とーま!」

アホ毛「すぅ〜すぅ〜」

上条「…」ナデナデ

222 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:27:56.31 ID:lTO6.I6o
-翌日-

ナデナデ

アホ毛「すーぴー、すーぴー」

冥土帰し「あと2、3日様子をみて問題がなければ退院になるね」

御坂「先生、ありがとうございました」ペコッ

冥土帰し「昨日のは一体なんだったんだね、それに彼の右手は…」

上条「昨日はその、迷惑かけて申し訳ありませんでした」ペコッ

冥土帰し「いや、僕もえらそうなこと言ってて君が来てくれなかったら正直厳しかったかもしれないんだね」

上条「べ、別に俺はなにもしてませんけど、ただ…苦しんでるこいつの頭を撫でてあげてただけで」

冥土帰し「それで急激に容態が回復に向かったのだから」

上条「偶然ですよ、偶然…」

冥土帰し「それにしても…」チラッ

ナデナデ

アホ毛「すーぴ、すーぴ」ニコニコッ

冥土帰し「よっぽど君のその右手を気に入っているようだね」
223 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:35:42.46 ID:lTO6.I6o
上条「あははははは…」

冥土帰し「昨晩からその子がずっと右手を離してくれないんだってね?」

御坂「あんたまさか昨日からずっとここにいるの?」

冥土帰し「なんでも頭を撫でるのよやめると、不機嫌そうに腕をつかむとかで…」

御坂「!?」プチンッ

上条「なんでなんでしょうね……(御坂の視線が怖い…)」

冥土帰し「まぁ、あと2、3日の辛抱だ、その右手のことも調べたいし、病院食でよければ僕が手配するから」

冥土帰し「回復するまで泊まって行くといいんだね?学校の方には僕から伝えておくよ」

上条「勘弁してくださいよ」

ピタッ

アホ毛「…」ムスッ

上条「痛ッ!」

冥土帰し「ほら、お姫様のおねだりがはじまったようだね」

御坂「…ほほぅ」ピキピキ

上条「あはっはははは……」アセアセ
224 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:43:14.03 ID:lTO6.I6o
冥土帰し「それじゃまた様子を見に来るから」

上条「ありがとうございました」

御坂「あ、ありがとうございました」

バタンッ

ナデナデ

上条「はぁ……」

御坂「アンタ、たった一日で大分懐かれてるじゃないの…」ジトォ

上条「馬鹿、そんなんじゃないって!それに…これ結構腕疲れるんだぞ?」

御坂「とかいいつつ、その子のアホ毛いじって遊んでるじゃないの」

ツンツン

アホ毛「アッ///」

上条「だって、こいつの反応が面白いから……あっ………」

御坂「…すけべ」

上条「いやいやいや、上条さんはそういう気持ちはこれっぽっちもありませんよ?」

御坂「どーだか…」
225 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 22:53:08.93 ID:lTO6.I6o
上条「信用ねぇーな…」ガクッ

御坂「普段からアンタの周り女の子ばっかりだから信用されないのよ…」ポツリッ

上条「なんかいったか?」

御坂「なんでもないわよ!それよりもあの子どうしたの?」キョロキョロ

上条「インデックスの事か、それなら今日休むからって小萌線先生…担任の先生な」

上条「小萌先生に連絡して2、3日休みますって伝えて、そのついでにインデックスのことをお願いしますって頼んでおいたんだよ」

御坂「ふぅ〜ん、ところでアンタ出席日数とか大丈夫なの?ただでさえ入退院繰り返してやばそうなんだし」

上条「……小萌先生にも釘刺されたよ…」

御坂「でしょうね…」

上条「おかげでまた週末に補習だよ…しかも宿題もどっさりと…」

御坂「そっか…まぁ仕方ないわね」

上条「他人事のようにいいやがって」

御坂「実際他人事だし」

上条「……はぁ〜不幸だ」

御坂「ほら手が止まってるわよ」
226 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:14:23.67 ID:lTO6.I6o
上条「結構手が疲れるんだよな…」

ナデナデ

御坂「…」

上条「お前は学校いかないでいいのか?」

御坂「わ、私は…」

上条「中学からサボってばかりいるとろくな大人にならないぞ…?」

御坂「うるさいわね、別にいいじゃないの私もその子が心配なのよ…」

上条「出席日数不足の上条さんが言えた義理じゃないですけどね」

御坂「……」

上条「はぁ…」

御坂「あのさ、こうやって落ち着いて話せる機会がないとおもうから聞いておきたいことがあるんだけど…」

上条「ん?どうした改まって」

御坂「あの子の事、アンタはどうおもってるの?一緒に今も住んでるみたいだけど」

上条「インデックスはなぁ、説明が難しいんだよな…」

御坂「それなら、こ、恋人同士って訳じゃないのよね?」
227 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:15:25.60 ID:lTO6.I6o
上条「俺とインデックスが恋人?ないない」

-小萌の部屋-

禁書「くしゅん」

禁書「誰か私の噂してるのかな……きっと私の魅力について語っているんだね!」

禁書「でも、そんなことよりも早く小萌かえってきてご飯つくってくれないかな」ぐぅ〜

-病院-

御坂「そ、そぉ〜なんだ…」ニコニコッ

上条「なんだよ、その笑い…」

御坂「いや、なんでもないわよ〜」ニコニコ

上条「お前こそ、どうなんだ?」

御坂「どうって、何がよ」

上条「同室の白井とだよ、ほら仲いいんだろ?」

御坂「はぁぁぁ?」

上条「あれだろ、ほら今でいう百合?そういうヤツなんじゃ…やっぱり女子だけの学校だしな」

御坂「な、なんで私が黒子と!」
228 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:20:34.20 ID:lTO6.I6o
上条「違うのか?いつも一緒に行動してるらしいし、俺はてっきり御坂もまんざらじゃないとばかり…」

御坂「ふ、ふざけないでよ!」バチバチバチ

上条「馬鹿、病院内で!それにコイツがここで寝ているんだぞ!」

御坂「あっ…!」

上条「ったく、冗談だっての…お前がさっき変なこというから仕返しだよ」

御坂「冗談でもいっていいことと悪いことがあるじゃないの……わ、私だってちゃんと気になってる人くらいいるんだから…」チラッ

上条「えっ…?///」

御坂「なんでもないわよ///」

上条「///」

御坂「そ、そういえば、この子の事なんだけど」

上条「アホ毛のこと?」

御坂「この子が目を覚ましたら、私この子の事をどこか信用できるところに…」

上条「それがいいかもしれないな…」

アホ毛「ミサカはミサカは大反対!」

上条・御坂「えっ?起きて…」
229 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:32:15.67 ID:lTO6.I6o
アホ毛「ミサカはあなた達から離れたくない、何故か判らないけど離れたらいけない気がするってミサカはミサカは上手く説明できなかったりー」

上条「でも、今回みたいnモガッ」

御坂「馬鹿、目覚めたばっかりのこの子に余計な事いわないでいいのよ」ボソボソッ

上条「そうだった…」

アホ毛「今回みたいって?何のことなんだろう」

御坂「でも、私の部屋は黒子がいるし…」

上条「そうだな、もしも小さい御坂を見つけたら…」

御坂「この子がどうされるか…」

アホ毛「なんだか判らないけどミサカはミサカは今ぞくっとした」

上条「うちもなぁ〜、大飯喰らいが一匹いるしな…」

-同時刻小萌の部屋-

禁書「今なんていったのかな!」

禁書「あれ?私何を…」

-病室-

アホ毛「とりあえずミサカはミサカは三食昼寝付きを希望します、あっ、おやつは甘いものね」ニコッ
230 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:47:37.95 ID:lTO6.I6o
上条「もしもーし、今の話きいていましたか?」

アホ毛「うん、つまり一人も二人も変わらないって事だよねってミサカはミサカはとっても前向きに考えてみる」

御坂「…とっても前向きね」

アホ毛「昼寝の時と夜寝るときは今みたいに頭を撫でてくれるとミサカはミサカは感激しちゃったりー」

上条「やっぱり御坂の部屋においてもらえないか?」

御坂「この子の純潔を黒子にささげろとでもいうのかしら…?」

アホ毛「ヒィィィィ」ビクビクッ

上条「……この流れはうち?」

御坂「とりあえずあきらめなさい、それに…アンタのところの方が他よりも安心かもしれないしね」

御坂(なんせレベル5の私に勝つようなアナタがいるんだし…)

上条「わかりました…」

アホ毛「うわ〜い、それじゃこれからよろしくお願いしますってミサカはミサカは三つ指ついてご挨拶」

上条「どこでそんな知識をいれるんだか…」

御坂「本当よね…」

アホ毛「ところで……」
231 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/24(金) 23:55:14.39 ID:lTO6.I6o
アホ毛「やっぱり二人は恋人どうしじゃないの?ってミサカはミサカは最終確認」

上条「」

御坂「」

アホ毛「さっき二人がらぶらぶな空気をかもしだしてたところで目が覚めたんだけど…」

上条・御坂「///」ボンッ

アホ毛「半分の気持ちは把握してるんだけど、もう半分の気持ちがミサカはまだ判らないんだよね」

御坂(は、把握って///)

上条「だ、だから俺達はそんなんじゃないって///」

御坂「…」ショボン

アホ毛「つまり二人はまだって事で最終確認終わり?」

上条「さ、最終確認もなにも…///」

御坂「…」ズーン

アホ毛「それじゃミサカにもチャンスはあるんだねってミサカはミサカはちょっと喜びを隠せなかったりー」

上条「…はぃ?」

御坂「!?」

アホ毛「えへへ、何でもないよー」
232 :おやすみなさい、やっとこれで上条宅に打ち止めが常駐する話に移行できます [sage]:2010/09/25(土) 00:09:08.05 ID:r5IQFZ.o
-退院の日-

冥土帰し「ふむ、これならもう退院しても問題なさそうだね」

アホ毛「お世話になりました」

冥土帰し「それで前にもいったけど身体にはよくないから…」

アホ毛「ミサカは二人と話し合ってその件に関しては諦める、その代わりお世話になるってミサカはミサカは約束をしました」

冥土帰し「それじゃ、もういいんだね?」

アホ毛「はい」

上条「ということでまとまったんですけど、先生には色々迷惑かけっぱなしでなんとお礼をいったらいいか」

冥土帰し「まぁ細かいことは気にしなくてもいいんだね」

アホ毛「それじゃバイバイってミサカはミサカは別れの挨拶をしてみるー」

上条「お世話になりました」ペコッ

………

……



上条「それじゃうちに帰る前にインデックスを迎えにいってと…」
233 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 00:10:51.78 ID:j0mRCgDO
234 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 00:33:33.70 ID:upKSXTo0
打ち止め守るために、上条さんが木原くんとガチバトルするのか
胸が熱くなるな
235 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 10:37:15.01 ID:ld1UXbAo
あれ…勝てねぇ......
236 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 21:22:32.25 ID:r5IQFZ.o
-小萌宅-

コンコンッ

上条「小萌先生、上条でーす」

アホ毛「なんだか、ここ…」キョロキョロ

アホ毛「アナタの住んでる所よりも生活感があるというか、趣があるとかミサカはミサカは言葉を選びながらちょっとひいてみる…」

上条「……」

ドタドタドタ

-「シスターちゃん、まだあけちゃダメなのですよ〜」

-「え〜?でもぉ、とーまがやっと迎えに来てくれたんだよぉ?」

-「でもじゃないのです、だからこそ上条ちゃんにこんな汚い部屋見せたくないって気持ちは判って欲しいのです」

-「こもえが片付け部屋なのがいけないと思うんだよ?私は何度も片付けた方がいいって」

-「そんなこといってこのゴミはシスターちゃんが食べ散らかしたゴミなんですよぉ〜」

-「でも私はビール飲んだり、タバコは吸ったりしてないかも」

-「これは、その…そう私は大人だからこういうのが必要なんですぅ〜、心の安らぎが必要になるんです」

-「でもぉー私がみた本だと酒やタバコに逃げる大人はダメ人間って書いてあったかも…」
237 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 21:27:25.13 ID:r5IQFZ.o
-「むっかぁー、そんなことないのですよぉ!!」

-「そうかなぁ〜」

上条「……(全部会話聞こえてきちゃってるんですけど)」

アホ毛「お酒は脳細胞を破壊するからいけないよね、それとタバコも癌になる恐れがあるからダメだよね?」キョトン

上条「まぁ、そこは許してやれ…」

アホ毛「なんで大人はそうやって自分の身体を破壊するかミサカはミサカは未だに理解できなかったりする」フシギー

上条「とりあえず…」

コンコンッ

上条「先生あけますよー」

ガチャッ

-「あーまだ入ってきちゃだめなのですよぉぉぉお」

上条「…げっ」

アホ毛「うわっ…」

ぐちゃぐちゃ

小萌「だ、だからまだダメだっていったんですよ…」
238 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 21:34:32.41 ID:r5IQFZ.o
-数分後-

小萌「…おほんっ、お茶入れますね///」

上条「お構いなく、先生」

禁書「お茶菓子は冷蔵庫にあったドラ焼きにしてほしいんだよ」

アホ毛「!?」

上条「お前は……先生のうちでも…」

アホ毛「ミサカもミサカもドラ焼きってのを食べてみたい!」

上条「馬鹿、アホ毛!少しは遠慮しろって」

アホ毛「ふぇ?」

小萌「まぁまぁ上条ちゃん、いいのですから」

上条「でも、こいつを何日も預かってもらって、それを引き取りにきたのにそんなに気を使ってもらうと…

小萌「それに、子供はしっかり食べて大きくなるって仕事があるのです」

禁書「……小萌はそのお仕事を小さい頃しなかったから大きくなってないのかなぁ?」

小萌「まっ…!?」

アホ毛「成長に必要な要素は…」

小萌「…」ワナワナ

上条「お、お前らちょっとやめろ!」

小萌「わ、私だって大きくなりたかったのですよぉ〜」グスンッ

上条「あちゃー…」
239 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 21:45:39.53 ID:r5IQFZ.o
-小萌先生が落ち着いた頃-

上条「小萌先生落ち着きました?」

禁書「こもえごめんね…」

アホ毛「ごめんなさい…」

小萌「いえ、いいんです…事実ですから…」グシグシ

上条「それで…」

小萌「そうでしたね、約束どおり今回の事についてきっちりかっちり説明してもらいますよ?」

上条「はい、実は…」

………

……



小萌「ナルホド、そんな事に…」

小萌「でもどうして先生にはじめに相談してくれないのですかー?」

小萌「これでも私だって上条ちゃんの担任として、一人の理解者として、上条ちゃんを知る一人の大人としてここにいるのですよ?」

上条「それは、その……ごめんなさい」
240 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 21:58:28.16 ID:r5IQFZ.o
小萌「それに…」チラッ

アホ毛「ミサカがどうかしたのかな?」

小萌「また、フラグを建ててしまうなんて先生は…」ガックリ

禁書「…ウンウン」

小萌「ところで上条ちゃん、そのえっとアホ毛ちゃんはこれからどこに済むのですか?」

上条「…」ギクッ

小萌「まだ決まってないのでしたら、先生がいくつかの施設にあたってみるのですよ?」

小萌「シスターちゃんの事はまだ多めにみましたけど、本来上条ちゃんお部屋は男子一人用の部屋で…」クドクド

上条「…」

小萌「本来だったら、年頃の男女が一緒に住むだなんてことは、先生は認めたくないのですよ!わかってるのですかー上条ちゃん?」

上条「は、はい…それは重々承知でございます…」

小萌「それで、どこか希望の施設とかあるのですかー?アホ毛ちゃん」

アホ毛「ミサカは…その…」

禁書「さっきからなにいってるかわからないんだけど、こもえ勘違いしてるんじゃないのかな?」

小萌「勘違いですかー?」

241 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 22:17:32.85 ID:r5IQFZ.o
禁書「わたしととーまとあほげの三人で住むんだよ?」

禁書「だから、施設とかそういうのは必要ないんだよね〜とーま」

小萌「そんなのダメなのですよ!上条ちゃん本当なのですか?」

上条「その予定です…」

禁書「ねー」

アホ毛「ねー」

小萌「ダメです、先生は認められません」

上条「だけど、コイツは…」

小萌「ダメったらダメなのですよ!」

上条「!!」ビクッ

小萌(上条ちゃんの部屋をハーレムな状態にしては…あんまり上条ちゃんの教育にも…)

小萌「…じゃなかったです、あんまり小さい子の教育上、年頃の男女がいちゃいちゃしてるところにいるなんて…」

禁書「こ、こもえったら、なにをいうのかな///」

上条「いえ、こいつと俺はそういう関係じゃないですから」シレッ

禁書「」
242 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 22:29:23.21 ID:r5IQFZ.o
小萌「そ、そそ、そうなのですか…で、ででも」

禁書(とーまのばかぁああああ)ギロッ

上条「なんだよ、事実だろ…?」

アホ毛(この人落とすにはよっぽど判りやすい状況か退路を断ってからじゃないとダメかなってミサカはミサカは頭を悩めて診たり)

小萌「それでも、そうです…アホ毛ちゃんはここに住めばいいのです!」

アホ毛「ここ…?」キョロキョロ

上条「ここは、ちょっと……」キョロキョロ

上条・アホ毛「タバコとお酒臭いから、もっと教育に悪いんじゃ…」

小萌「!?」ガーン

上条「ってことで、俺は帰りますね」

上条「先生、インデックスのことありがとうございました」

小萌「え、上条ちゃん、話はまだおわってないのですよ」

バタンッ

上条「それじゃ……アホ毛の枕とかそういうの買ってから帰るか」

禁書「とーま、傷心の私になにか食べ物も買ってくれないかなぁ…」

上条「はぁ…?」
243 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 23:00:16.94 ID:r5IQFZ.o
-帰宅中-

ずっしり

上条「…うぅぅ……」

禁書「ほいでね、ほーまが」もぐもぐ

アホ毛「そうなんだ、それって意外!ってミサカはミサカは」

上条「あの……少しは荷物を運ぶの手伝ってもらえないでしょうか…」

禁書「ほーま、ふぁたしはいましゅーふりーむをはべるのにひそがひいんだよ?」

上条「何言ってるかわかんねぇよ」

アホ毛「ミサカが聞いた所『とーま、私は今シュークリームをたべるのに忙しいんだよ?』っていってたとおもうってミサカはミサカは通訳してみたり」

禁書「ほうほう!ほれなんだよ!」

上条「……食うのは帰ってからでもいいだろ」

禁書「ふぁからふぁっきからふぁんども」

上条「とりあえず口にはいっるもの飲み込んでからしゃべれ、判りづらい」

ゴックンッ

禁書「だから、さっきから何度もいってるじゃないかな……とーまのさっきの発言で私はとても傷ついたんだよ?だからその傷を埋めるためにこうやって…」
244 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 23:15:47.84 ID:r5IQFZ.o
上条「食うってか?」

禁書「うん、そういうことなんだよ」

上条「…はぁ、わかったから食ったら荷物少しもってくれよな?」

上条「アホ毛は小さいからまだきついとしても、インデックスは少しくらいもてるだろ?お姉さんなんだから」

禁書「お姉さん…おねえさん!!うん、私はお姉さんなんだよ!だから荷物くらいはもてるかな!」

上条「それじゃ食べ終わったらこの米袋頼むぞ」

禁書「お姉さんに任せてほしいかな!」

アホ毛「ミサカもそんなに非力じゃないって、ミサカはミサカは猛抗議!」ブーブー

上条「病み上がりが何を生意気なことを言う、今日は大人しくしておけってそれに…」

禁書「そうときまったら、早く食べちゃうんだよ!」モガモガ

上条「ああやって、自分に仕事任せられるのも、頼られるのも嬉しいと思ってるやつもいるんだからな」

アホ毛「そういうことなら、ミサカは…」

上条「ほら、食い終わったらもってくれ」

禁書「任せるんだよ……っておっととと、これちょっと重いかも…」

上条「お姉さんに任せろって言わなかったか?」ニヤニヤ

禁書「うっ…でもぉ…」

アホ毛「お姉ちゃんがんばってってミサカはミサカは応援してみる」

禁書「う…ん、がんばってみるんだよ」
245 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/25(土) 23:31:14.85 ID:r5IQFZ.o
今日は早いですがこの辺りでおやすみなさいorz
この話がある程度まで進んだらいったん止めて別の話にいきます

ゲス条さん書きたいな…
246 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 09:34:40.31 ID:8NxBPZQo
インポッシブルさんの情操教育にもいいかもね
247 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 12:21:38.86 ID:eWQKop60
乙!
アホ毛とか、ひどい名前なのに誰もつっこまないww
248 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 22:28:29.41 ID:xzMT0A2o
上条「鍵を開けてと…」

カチャッ

アホ毛「ただいま〜っ」

禁書「もうダメ…限界……なんだよ…」バタッ

上条「インデックス、ご苦労さん」

アホ毛「お姉ちゃんお疲れ様」

禁書「もう、一歩も動けないんだよ……口動かすのもつらいんだよ…」

上条「そっか、残念だな」

上条「せっかく今夜のアホ毛歓迎用の焼き肉は食べられそうにないな…」チラッ

禁書「!?」

アホ毛「焼き肉って牛?豚?ってミサカはミサカは気にしてみたり」

上条「じゃじゃーん」

アホ毛「うわー」

禁書「…」チラッ

上条「さっき寄った店で和牛が特売でなんとグラム○○円!」
249 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 22:29:55.90 ID:xzMT0A2o
禁書(びーふ!)

上条「でもインデックスは疲れて口も動かせないみたいだし、二人で食べようか?」チラチタッ

禁書(とーま、ひどい!!)

アホ毛「えーでも…どうせなら皆で一緒に食べられるときのほうがいいってミサカはミサカは…」

禁書(うんうん、それがいいんだよ)

上条「いや、これ特価なだけあって消費期限が今日までなんだよ…」

アホ毛「それじゃ…仕方ないね、二人でたべようかってミサカはミサカは諦めてみたり」

禁書「!?」

上条「それじゃ荷物片付けたら、準備しような」

アホ毛「うん!」

禁書「と、とーま、わ、私も…」

上条「いいぞ、インデックスは無理しないで休んでていいぞ」

禁書「だ、大丈夫私もぱーちー参加するんだよ!」

上条「だから無理しないでもいいって」

禁書「ほら、まだこれだけ動けるんだよ!」
250 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 22:30:22.86 ID:xzMT0A2o
上条「ほほぅ〜」ニヤッ

禁書「だから、私も一緒にお肉食べるんだよ!」

アホ毛「うわーいみんなで焼肉ぱーてぃー」

上条「それじゃ、それだけ元気あるなら…この後片付け手伝ってくれるよな?」

禁書「あっ…」

上条「それじゃインデックスはこれとこれをしまって、あとはアホ毛の布団だしておいてくれるか?」

禁書「えーっとね、それは別…っていうか……」

上条「元気なんだろ?」ニヤニヤ

禁書「うぅぅぅ…わかったんだよ…」ガクッ

トボトボ

上条「アホ毛は―――」

………

……



禁書「…とーまお肉もっともっと!」
251 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 22:31:06.57 ID:xzMT0A2o
上条「もーねーよ…」

カラッポ

アホ毛「あれだけあったお肉が30分で……ミサカはミサカは人の神秘を見た気がする」

禁書「まだたべたりないかも…」

上条「だったらほら、そのもやしでも焼いて焼き肉のタレでたべてろよ」

アホ毛「ミサカはご馳走様」

上条「ったくこの身体のどこにそれだけ入るんだか…」

禁書「肉は別腹っていうのしらないかな?」ジュワッ

上条「……しらないな」

禁書「とーまはおくれてるんだよ?」モグモグ

アホ毛「ミサカは甘いものは別腹って言葉しかしらないってミサカはミサカは…」ボソボソ

上条「こいつの常識は世界の非常識だから気にするな…」ボソボソ

禁書「とーま、ご飯おかわり!」

上条「ご飯ももうねーよ!早くもやし食べて風呂はいって寝ろ!」

禁書「へ?デザートがまだなんだよ?」
252 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 22:53:01.47 ID:xzMT0A2o
-二人が入浴中-

上条「……疲れた」

ドスッ

上条「勢いでここまで来ちゃったけど……これからどうするかな……」

上条「やっぱりバイトとかしないと不味いか?でもどうする、あの二人を置いて夜とかにか……無理だな」

上条「服は御坂が買ってくれたのがあるとしても、結構今日の出費は痛かったし…」

上条「まずは金だな…」

上条「この歳で金とか………」

上条「あ〜疲れた…」

-浴室-

禁書「これで身体をゴシゴシってするんだよ?」

アホ毛「…うんしょ、こ、こう?」ゴシゴシ

禁書「そうそう、そんな感じにやるんだよ!それじゃお湯かけるね」

アホ毛「うわぁ」

禁書「わっ、わっごめんなんだよ、顔にかかっちゃったのかな」
253 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 22:55:07.91 ID:xzMT0A2o
アホ毛「だ、大丈夫ってミサカはミサカはにっこり微笑んでみる」

禁書「それじゃ湯船につかろ、足からユックリ入るんだよ?勢いよくはいるとお湯がいっぱいあふれちゃうからね」

アホ毛「失礼しまーす」オソルオソル

アホ毛「…ふわぁぁ……」

禁書「おっふろ、おふろ、おっふろ〜♪」

アホ毛「なにそれ?」キョトン

禁書「おふろ、おふろ、おっふろ〜♪」

アホ毛「……おふろ、おふろ、おっふろ〜?」

禁書「おふろ、おふろ、おっふろ〜♪」

アホ毛「おふろ!おふろ!おっふおろ〜!」

………

……



禁書「おふろ…お…ふろ…おっ…ふっ…ろぉぉ〜」グデェー

アホ毛「はぁはぁ、この歌っていつまで歌えばいいのかな…ってミサカはミサカはもうのぼせる寸前なのを告白してみたり」
254 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 23:00:14.53 ID:xzMT0A2o
上条「…あれ、ちょっと二人の風呂長くないか?」

上条「もう1時間近く…声かけてみるか…」

スタスタ

上条「電気はついてるってことはまだ中にいるな…」

コンコンッ

上条「インデックス、アホ毛、二人ともそろそろ風呂から出てくれよ」

コンコンッ

上条「俺も早くはいって風呂を乾燥させて布団しきたいんだからさ」

しーん…

上条「おかしいな、もう上がったのか?姿は見えなかったけど…」

ガチャガチャッ

上条「入るぞ?」ソォーット

禁書「お…ふ………ろ……お…ふろ……お……ふ……ろ……」グッタリ

アホ毛「……キュー」グッタリ

上条「そ、そんなになるまで何を!!」
255 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 23:09:55.15 ID:xzMT0A2o
禁書「あれ、とーま?なんでここに……」フラフラ

上条「えっ、あっ……」

禁書「ここって…お風呂だよね……」キョロキョロ

上条「そ、そうらしいな……」アセアセ

禁書「………!!」

上条「…それじゃ早くあがってくれよ…じゃあ…」ソロリッ

禁書「とーまのえっち!!///」

バシャッ

上条「ば、ばか、止めろ!!」

禁書「えっち、へんたい、さいていなんだよ!///」

上条「だから、俺はお前たちが遅いからってぷあ」

禁書「……見た?」ジトォ

上条「え、えっと見てませんよ」

禁書「本当かな?」ジトォ

上条「あっはは、インデックスの(ピー)なあれなんて俺はこれっぽっちも興味ないしな…」アセアセ

禁書「と、とととと………とーまのばかー!!!!」ガブッ
256 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 23:16:48.42 ID:xzMT0A2o
上条「……」ヒリヒリ

禁書「そ、そんなに時間がすぎてたならいってくれたらよかったのに…」パタパタ

アホ毛「ミサカはミサカは世界がぐるぐ〜るまわってたり〜」フラフラ

上条「毎度の事ながら説明きいてくれる状況じゃなかっただろ…」ヒリヒリ

禁書「そうだけどぉ…でも今回はとーまの最後の一言が悪かったと思うんだよ!」パタパタ

上条「…すみませんでした」

アホ毛「ミサカもミサカも裸見られた気がするっていってみたり〜」フラフラ

上条「……」

禁書「……」パタパタ

上条「それじゃ俺も風呂に入るから…そのソイツが少し落ちつくまで扇いであげててくれな」

禁書「うん、わかったんだよ」

………

……



ザッパーン
257 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 23:28:57.07 ID:xzMT0A2o
-就寝-

禁書「ぐー、ぐー」

アホ毛「…うぅぅ〜ん」ムクッ

アホ毛「あれ、ここ何処……それに暗い」キョロキョロ

アホ毛「ミサカはお風呂に入ってたはずじゃ…」

アホ毛「う〜ん…覚えてないや……」

アホ毛「それに、上条当麻がここに居ない……」

アホ毛「となりは…」

禁書「ぐー、ぐー…」

アホ毛「…」ピョコッ

トンッ、トテテテテ

アホ毛「どこにいるのかなってミサカはミサカは深夜に家捜ししてみたり〜」ソローリ

アホ毛「ここにもいない…」キョロキョロ

アホ毛「ここかな、居ない…」

アホ毛「あとは…お風呂しか…でもお風呂で寝る人なんてどこにもいないよね?ってミサカはミサカは見えない誰かと話してみたり」
258 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 23:36:29.70 ID:xzMT0A2o
ガチャッ

上条「ぐごぉ〜」

アホ毛「あっ、居た!」

上条「ぐごぉ〜」

アホ毛「まさかとは思ったけど、ありえない場所で寝ている姿をみてミサカはミサカはこの家の力関係を見てしまった気がする」

アホ毛「でも…せっかくなのでミサカはミサカは」

アホ毛「……」ソロリソロリ

アホ毛「お邪魔しますってお布団に潜入してみたり」

上条「う〜ん、インデックス俺の肉はのこしておけよな」

アホ毛「起きちゃった!?」

上条「ぐごぉ〜」

アホ毛「寝言かってふぅ〜よかったぁってミサカはミサカはドキドキなのを隠し切れなかったり」

アホ毛「こうやって誰かと一緒に寝るのはじめて…」

上条「ぐごぉ〜」ゴロンッ

アホ毛「キャッ」
259 :早いですがおやすみなさい [sage]:2010/09/26(日) 23:42:11.93 ID:xzMT0A2o
上条「すーぴ」

アホ毛「……抱きしめられてる」ドキドキ

上条「これから、三人で仲良くやっていこうな、ぐーぐー」

アホ毛「…ミサカはミサカはこれから幸せになれそうな気がする」

ぎゅっ

アホ毛「おやすみなさい」

………

……



上条「う〜ん……」ムクッ

上条「ふわぁぁぁああ、そろそろ飯つくんないと…」

上条「あれ…?」

アホ毛「すやすや」

上条「なんで、コイツが俺の布団に…」

アホ毛「すやすや」ガッチリ

上条「しかも…俺の腕に…」
260 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/26(日) 23:54:27.56 ID:UNbAJmAo
>>259

おやすみなさい
261 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/27(月) 00:42:52.74 ID:fy.hCFoo
>>259
おやすみ
おつかれ

262 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/27(月) 22:23:23.10 ID:qmPuUWAo
本日は投下できそうにありませんorz
263 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/29(水) 21:43:04.88 ID:fBSk0RMo
リアルでトラブりました、ごめんなさい
今日も無理です
264 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/09/29(水) 22:29:01.97 ID:u67Rip6o
なにがあったww
265 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 17:06:19.48 ID:2UW7gcDO
食べられないってくだりでもののけ姫思い出して期待してたら違った
266 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 21:52:56.76 ID:0J7zZt6o
アホ毛「う〜ん」スリスリ

上条(参ったなぁ…これじゃ起きるに起きられないぞ……)

アホ毛「…ミサカはミサカは……」スリスリ

上条(早くしないとうちの大食いニートが…)

アホ毛「……」ミビョーンビョーン

上条「…うっ」

上条(……どうするか……このまま起きるまで待つか?それともかわいそうだが起こすか」

アホ毛「うぅ〜ん」ミョーン

上条(…と、とりあえず……)

ツンツン

アホ毛「あぁん…」

ツンツン

アホ毛「だ、ダメぇ…」クネクネ

ツンツン

アホ毛「ダメだって、ミサカはミサカは…はぅん///」
267 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 21:53:28.90 ID:0J7zZt6o
上条(やばい、これはやっぱり…)

ツンツン

アホ毛「…くぁ…ん///」

ツンツン

上条「はまる!!」

ガチャッ

上条(何だ今の音は…だが今は…)

ツンツン

アホ毛「ひゃんッ///」

上条(なんていうかこの弾力、そして……感触…)

-「グルルルルル」

上条(犬?猫はいたけど犬は居なかったと思うんだけど…?気のせいだよな)

-「グルルルルルル」

上条(いや、気のせいじゃない…気のせいじゃないぞ」

-「グルルルルルルルル」
268 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 21:54:20.14 ID:0J7zZt6o
上条「……;」

上条「……え、えーとインデックスさん…なんでそんなにおこっているのでせうか…?」アセアセ

禁書「とーまぁ!!自分の胸に手を当てて考えてみるといいんだよ!」

上条「め、飯か!飯ならすぐ作るから、な?」

禁書「とーまぁ!!」

上条「そ、そうか、それなら俺の分の卵お前にやるから!」

禁書「とぉーまぁぁ!!」ガルルル

上条「ちょ、ちょっと落ち着け!コイツも寝ているんだから…」

禁書「…」プチンッ

上条「なにこの音…?」

禁書「とーまの馬鹿ァぁああああ!!」ガブリッ

上条「うぎゃああああ、不幸だぁああああ」

………

……



禁書「なんでこの子がとーまと一緒に寝ていたのかな?」プンプン
269 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 21:55:12.05 ID:0J7zZt6o
上条「お、俺は知らない…」

禁書「…」キッ

上条「ほ、本当だぞ…」ビクッ

アホ毛「ミサカが自分の意思で上条当麻のお布団に入ったってミサカはミサカは正直に白状してみたり」

上条「な、なっ?」アセアセ

禁書「……本当かなぁ?」

上条「お、俺がお前に嘘ついたことあr……ありますね……」

アホ毛「ミサカは本能で一番安心できるところと判断したんだけど、ここが」

上条「ほら、な?俺だって偶にしか嘘つかないだろ?」

禁書「うぅ〜、わかった信じるんだよ……」

禁書「でも、とーま?とーまって……そういう趣味の人じゃないって事でいいのか…な…」

上条「そういう趣味ってなんだよ?歯切れが悪いな」

禁書「そ、そういう趣味って言うのは…///」

禁書(こういう小さい子にしか興味を示さない、特殊な感覚の人…)

上条「だからなんだよ……」

禁書(だって、私と一緒にいても、一度も…だし……スペース空けて寝ていても一度も…だし……疑いたくもなっちゃうかなぁ…)
270 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 21:55:57.12 ID:0J7zZt6o
禁書「とーまってろりこんだったりするのかな」

上条「ロリこ…!?」ブッ

禁書「だって……さっきだってあほげと一緒に寝ててあほげの頭を嬉しそうにいじってたし…」

アホ毛「そんなッミサカは寝ている間に女にされちゃったかもってミサカはミサカは不安になってみたり!?」

上条「うそ、そんなのあるはずないだろ!!」

禁書「だってぇ……」

禁書(私とは一緒に寝てくれないくせに、アホ毛と寝てるときだけあんな楽しそうな顔…しかも私のご飯を作るの忘れてまで…)

禁書「…」ジトォ

上条「…あのね、インデックスさん、そしてアホ毛……上条さんも男です、ですけどその辺りの常識はわきまえていますよ?」

上条「そりゃ、健康な高校生ですし?異性にも興味があります、それは認めます。だけどね、上条さんはこれでも紳士だと自負しています」

アホ毛「紳士?」

上条「それに付け加えれば、上条さんはロリコンの趣味は全くこれぽぉぉぉっちもありません!」ビシッ

禁書「そっか、それなら私も安心なんだよ」

上条「だからインデックスのようなつるりんぺったりの幼児体型には…」

上条(こういっておけばインデックスも警戒しないだろう、上条さん頭いい!)
271 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 21:56:40.25 ID:0J7zZt6o
禁書「…」ブチンッ

上条「アウトオブ眼中なんですよ、わかりますか?」

禁書「とぉーまぁ?」

アホ毛「…」ムムムムッ

禁書「私のどこがつりりんぺったりなのかな!!!!」

上条「はぃぃぃ!?ちょっとそこ突っ込みますか!?」

禁書「あほげと違って、それなりに育ってると思うんだけど!!!」クワッ

アホ毛「ミサカだって発展途上で将来有望な女だってミサカはミサカは憤慨しながらもアピールしてみたり!」

上条「ちょっとまておまら、落ち着け俺がいいたいのわな」

-同時刻、上条当麻の部屋の前-

御坂(勢いで来ちゃった……)

御坂(朝っぱらから、部屋訪ねて怒ったりしないかな?アイツ…)

御坂(でも、そうよ私の妹が心配で見に来たって言えば筋は通るわよね?)

御坂(つ、ついでにこの……美味しそうな料理(デパ地下で購入)を朝ご飯にって差し入れたら…)

御坂(……///)
272 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 21:59:44.67 ID:0J7zZt6o
御坂(よろこんでくれるかな///)

御坂(こうやってアイツに会う口実をつくってくれたまいすぅーっとしすたーには感謝しないといけないわよ)

御坂(そうだ、今日この後服でも買ってあげようかしら)

御坂(そうすればアイツとまた…)

御坂(って私は何を考えてるのよ!私はアイツの事なんか……)

御坂「///」ボンッ

-禁書「ほら、とーまシャツの上からでも判るでしょ?私はちゃんと育っているんだよ!この辺りはちゃんとあほげと区別してほしいかな」

-アホ毛「むぅ!ミサカだってこの髪の毛で上条当麻を十分喜ばせることが出来るってミサカはミサカは証明してみたり!」

御坂「ほぉぉお?」プチンッ

ドカンッ

御坂「アンタ、朝っぱらから何してんのよ!!!」

上条「御坂!?」

禁書「みことは黙ってて!これは私達ととーまの問題なんだよ!」

アホ毛「お姉様はちょっと黙ってて欲しいってミサカはミサカは己の存在意義をかけて上条当麻に挑んでるところ!」

御坂「」
273 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 22:08:38.61 ID:0J7zZt6o
御坂「…へぇ〜」ビリビリ

禁書「ほら、とーま!それなりにあるとおもうんだけど!ちゃんと触って確かめてほしいんだよ!」

御坂「…そういうことしてたんだぁ〜?」バチバチ

アホ毛「ミサカだって、この前の完成予定のあれみたいになる(予定)だってミサカはミサカは前に説明したはずなんだけど!」

上条「あれは予定というか予想というか想像じゃねぇーか!それにオリジナルの御坂だって実際こんな状態だろ!!」

御坂「……」ビキビキッ

アホ毛「…あっ」

禁書「…みこと」

上条「だからな!上条さんは、子供に手を出すほど変態でもありません!」

御坂「そ、そっか、そういうんだ……そういう目で私をみてたんだ…ふぅ〜ん」ビリビリ

上条「えっと御坂さ〜ん、ちょっと落ち着いて?」

御坂「怒ってないわよ?でもなんだか無性に能力を使いたくなってきたわー」バチバチッ

上条「い、今のはホラ、もののたとえで……」

御坂「実際そうおもってるんでしょ…」ボソッ

上条「……………多少は」

御坂「あ、アンタはぁあああああああああああああああああああああああああああ」

上条「ゆ、誘導尋問反対!!!」
274 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/01(金) 22:27:53.58 ID:0J7zZt6o
|   ____              , -‐‐-ミ     . .-‐
| /   つ   \           /    `ヽヽ //
| |   づ     |                   i.:l//
| |   .く    .|           ( (_____ |// ___
| |   と ..   .|             _/\|/
| |   思.    .|        \_,. . :´:/. : : : :ヽ‐-ミ
| ..|   う ...  |     <. : : : / : / : : : : : : : \
| |   !   l       /. : : :/. :/: : : :/ : : :}ミ: : : :ヽ
|. .\____/      '7: : : :/:'⌒i : : //⌒ノヽヽ: : : :.
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| 曖 っ         {/i : : : l/⌒ヽ/   ⌒ヽ Z: : : : :\
| 昧 て          |: :从i{ ヒ::) ,   ヒ::) }! Z: : : : l⌒ヽ
| ..に ミ             l: :r'!   ____    }/、 : : :.、
|  こ サ.           /: :从   V   }     'う八: :ー-
| た カ     ┌‐-ミ  厶イ : : >、   ー‐ ′  . イ: : :ヽ|
|. え は    「 ̄  `丶 l:/ :(: : > .__ . <: _ニ=-‐==┐
|. て  ミ    |         丶、イ:::::::{ノ_ =‐ ´       /
|. み サ     |           \:;≠´              /
|. た カ.    |              |   M E N U    /
|. り は.    L_         |           〓   ∧
| !.       ( ' ク_         |             r' )::.
|            、_丿        |            〈_ノ.::::
|         /::|             |           |::::::::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ってことで次回から別の妄想に移ります
275 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 09:03:36.95 ID:mGvDOmgo
そそげぶ
276 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 21:09:33.87 ID:qG4U.OQo
特に意味のないことなんですが
見てくれている人に聞きたい事があります

アナタの好きなキャラは誰ですか?

ちょっと妄想の構想段階でいきづまってまして、刺激にするために聞かせてくださいorz
277 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 22:20:33.40 ID:gdglHTwo
ローラとオルソラ
278 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 22:31:12.94 ID:qG4U.OQo
>>277
いいですよね、オルソラ…書き難さがなければ常にレギュラーとして出したいです
あの胸は凶器です
馬鹿口調は…
279 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 22:38:38.65 ID:p7btDtco
レッサーかな
280 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 22:45:37.59 ID:gdglHTwo
>>278
ローラはバカ口調を指摘された時の慌て様が好きなんだ
281 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 22:47:23.83 ID:qG4U.OQo
>>279
上条さんに説教させる展開ですか
それで上条さんが段々意識して……なるほど
282 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 22:54:58.05 ID:qG4U.OQo
ここまで科学サイド意見なし…

魔術サイド……難しいなぁ…ある程度映像があればイメージが容易なんですけど

五和ちゃんのようにわかりやすい行動の人は別として…
283 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 22:59:25.75 ID:fN02a9wo
ぼくは御坂美琴ちゃん!
284 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/02(土) 23:59:35.85 ID:VPlJ6SAo
番外個体だな
285 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 00:14:45.21 ID:x6/fwoco
姫神とねーちん
286 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 00:56:38.00 ID:x1X.i8w0
ミサカ10777号だな
生き残ってほしいなあ
287 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 16:32:16.41 ID:JvhF7Tgo
白井黒子ちゃん ババア声最高
288 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/03(日) 22:00:10.74 ID:yp69HRwo
あれ?科学サイドの方が人気だったりする…?
下条さんでエロが書きたい…orz
289 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/06(水) 21:43:25.32 ID:rgAj7H6o
アニメOnlyな俺からすると、魔術サイドなにそれ美味しいの?
SSのおかげで名前は知ってるが
290 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/07(木) 12:07:32.28 ID:kvWXLvco
>>289
天草とか旧ローマとか良い子ばっかりだよ!
291 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/07(木) 13:19:43.10 ID:8mrDPPoo
第二期で魔術サイドも色々増えるしな
楽しみ
そしてこのスレの次の妄想も楽しみ!
292 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/07(木) 20:29:18.40 ID:/BRmeqwo
三日間ほど息抜きしてきました、そしてヒント

>>288
もう少しで魔術サイドのよさもわかってもらえると思います
上条さんマジハーレム…かもしれません
>>291
CMでの吹寄胸のゆれ具合は反則です
あの場面だけリピートして1時間は見続ける自信があります

293 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/09(土) 01:34:25.66 ID:uBiKWTgo
OPの吹寄に、美鈴さんに興奮した…

次の妄想ねたになりそうです
294 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/11(月) 02:38:08.49 ID:.L/aMVUo
もしかして、また息抜き行ってた?
295 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/29(金) 20:08:04.26 ID:9ZzfZ2.o
報告

アホ毛こと打ち止めがもしも上条当麻の傍にいたらの続きを妄想してます

無傷の一方通行と上条当麻がまた出会い、そして…木原、ヴェント…

無茶苦茶な展開になりそうですが…orz

やれそうなら書き溜めてみようとおもいます、では
296 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 20:25:37.32 ID:E1zOV0Yo
やはりヴェントが難しい…orz


そんなわけで息抜き上条当麻を下方修正


-8月上旬-

わたくし、上条当麻は無事退院した
色んな話を総合すると、インデックスという少女を守った結果
こんな状況になっていたらしい
『らしい』という他人事のような言い方は自分に記憶がないからである
医者がいうには、脳の記憶の部分が完全に破壊されているということだ
記憶にはなくても、何故か彼女の顔を見ると守らなくちゃいけない、守りたいという気持ちがわいてくる
心というのものは頭だけではなく『ここ』にも、もしかしたら……

そんなことはさておき、退院したからには記憶にはない我が家に戻る事となる
住所は学生寮の一室のようだが、何故か…

禁書「とーま、退院おめでとうなんだよ!」

この銀髪碧眼のインデックスとかいう少女が一緒についてきてしまった

禁書「まだどこか痛かったりするのかな?」

そういうと心配そうに彼女が俺の顔を覗き込む

上条「い、いや、久しぶりの娑婆の空気は美味しいなぁ〜って思っただけだよ」

禁書「―ん、へんなとーま」

ここは男子寮だよな……
周りを見回しても男子高校生らしい殺風景な感じの部屋である
そこいらに漫画雑誌やインスタント食品が置いてあったりするのがまさにそれだ
安っぽいベットが1つ…枕も1つ、えっとつまり……

上条「(まさか…な…)」

禁書「やっぱりとーま、まだ調子悪いんじゃないのかな?無理しない方がいいとおもうんだよ」

上条「(お、俺…この子と同棲していたのか…!?)」

そこで病院での彼女の一言を思い出す

『――インデックスは、とうまの事が好きだったんだよ』
297 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 20:26:09.68 ID:E1zOV0Yo
上条「まさか…」

禁書「とーま、本当に大丈夫?」

上条「…あぁ、大丈夫。大丈夫だよ」

禁書「そーお?ならいいんだけど…」

何とか疑われないように確かめなくては……

上条「なぁ、インデックス。俺が入院している間どこにいたんだ?」

禁書「え?病院とこもえの部屋にいたんだけど…どうかしたのかな?」

上条「こ、小萌?えっと…そ、そっかインデックスはそこに住んでいたんだな」

禁書「むむむむ、とーまやっぱりちょっとおかしいかも」

上条「えっ、いやいやいや…だ、だって…いやちょっと暫く入院してたから記憶が混乱してて…あっはははは」

禁書「とーまが入院していたから、こもえのうちでご飯ご馳走になってただけなんだよ」

上条「そ、そうか、そうだよな…」

その小萌という人の部屋に住んでたわけじゃないのか…
だからといって、ここで一緒に住んでたというわけじゃないよな…

上条「インデックスってイギリス生まれだっけ?そういえばこっちに知り合いでもいるのか?」

禁書「前にもいったとおもうんだけど、イギリスにいた時の記憶がないんだね。それでも日本での記憶があるかといえば魔術師に追われていたものしかないんだよ」

上条「えっと…つまりどういうことだっけ…」

禁書「とーまとこもえしか知り合いといえる人はいないんだよ」

上条「えっと、つまり…」

禁書「とーま、おなかすいた〜早くご飯にしてほしいかも…」

上条「…あ、あぁ……」
298 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 20:27:16.16 ID:E1zOV0Yo
トントントンッ

料理をしながら先ほどの話を整理してみるか…
彼女はそもそも魔術師から逃げていた記憶しかなく
知り合いと呼べるのは俺と小萌と人だけ
そして彼女は俺のことを好きといい、そして先ほどの発言からいってもうちに馴染んでいる…
まるで同棲でもしていたように…
やはり記憶の失うまえの俺は彼女のこと……

-食後-

禁書「ごちそうさまでした」パタッ

上条「なぁ、インデックス」

禁書「どうしたのとーま?」

上条「…あの…あのな、病院でいった事ほ、本当なのか…」

禁書「病院でいったこと…?」

上条「お、俺のこと好きだったって…いったこと…」

禁書「そ、それは///」

上条「…」

禁書「///」

「「あ、あの…」」

上条「な、なんだ」

禁書「と、とーまからいっていいんだよ///」

上条「俺、お前のその事の返事したっけ…」

禁書「…し、してもらってないかな…で、でもい、いいんだよ別に…///」

上条「…インデックス」
299 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 20:28:17.29 ID:E1zOV0Yo
禁書「わ、私が言おうと思ってたことは、そ、それを気にしないで欲しいってことなんだよ!!///」

記憶を失う前の俺はこんなに、こんなに彼女に思われていたのか…
それなのに…今まで…

上条「…なぁ」ズイッ

禁書「と、とーま?」ドキッ

そうおもうと、身体が勝手に動いていた
彼女が好きだった上条当麻は俺ではない
今の上条当麻は姿のみで中身は全く違う男なのかもしれない…だけど

上条「今、返事してもいいか?」

禁書「…う、うん///」

彼女をぎゅっと抱きしめて…

上条「俺も、インデックスの事が好きだ」

禁書「……とーま」

上条「これからも、ずっと俺の傍にいてくれないか……」

禁書「…とーまは迷惑じゃない?」

上条「迷惑なものか!!」

禁書「……でも、またとーまに迷惑かけちゃうかもしれないんだよ?」

上条「お前と一緒にいることができれば、些細なことだ!それとも俺じゃやっぱり、イヤなのか?」

卑怯な言い方だ

禁書「私も、とーまと一緒にいられれば…///」

…プチンッ

その言葉をきいて俺の中の何かがはじけた気がした
300 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 20:29:39.85 ID:E1zOV0Yo
禁書「」

気がつくと彼女の唇を奪っていた

禁書「と、とーま…?いまな、なにをしたのかな…///」

そんな慌てる彼女をみて興奮は高まり
ベッドに彼女を押し倒した

禁書「きゃぁ!?」

彼女の格好は、コーヒーカップのような刺繍のされた綺麗な布を安全ピンでつなぎ合わせたようなものだった
安全ピンでつなぎ合わせただけなので、継ぎ目には大きく開いた隙間がある
そこに俺は手を入れた

禁書「と、とーまぁ!?」

驚いた様子で俺を見つめる

上条「インデックス…俺…」

隙間から、彼女の身体を探るように撫でていくと

禁書「とーま、だ、ダメだよそんなぁ///」

恥らう声と同時に身体の強張りを感じることができた
彼女の緊張を解くためにもう一度彼女の唇に

禁書「と、とーま!だめだtt――」

禁書「――ッ」

閉じた彼女の口を舌で無理矢理こじ開けていき

禁書「――ぁぅ」

暫くすると、彼女の抵抗はなくなり上条の舌を迎え入れてくれた
はじめはぎこちない舌の動きをしていたが

ペロ、ペロ、チュル…
301 :ちょっと冷静になってきます [sage]:2010/10/31(日) 20:31:21.12 ID:E1zOV0Yo
禁書「…と、とうまぁ〜///」

上条「インデックスが欲しい」

禁書「……そ、それは///」

上条「…今は頼りないかもしれないけど……お前を幸せに出来るようにがんばるから…その前借りさせてくれないかな…」

禁書「…とーま」

上条「インデックス、愛してる」

禁書「///」コクンッ

上条「インデックスゥゥゥゥウ!!」

禁書「ま、まってとーま…その、はじめてだから優しくしてくれるとうれしいかも…」

上条「も、もちろん!!」

禁書「か、カーテンもしめてほしいんだよ…あ、明るいのはちょっと///」

カーテンを閉めると『後ろを向いて欲しいんだよ』その言葉を発した後、彼女は着ている修道服を脱ぎだす

シュルッ

上条「(…この服を脱ぐときの音って…す、すげぇエロい気がする///)」

振り返ると、生まれたままの姿の彼女がそこにはいた、ただし恥ずかしそうに布団を被った状態で

禁書「もぉ、ちゃんと後ろ向いていてってったんだよ!!」

上条「…早くお前の身体を見たかったから…」

禁書「そ、そんなこといったって私だって心の準備って物があるんだよ///」

上条「…ごめん、でも…でも俺は振り返ったらインデックスがいなくなってるんじゃないかって、まだ信じられなくて」

禁書「とーまの馬鹿///そ、そんなことあるはずないんだからね!!私はとーまが好きでだからとーまに私を…その///」
302 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/05(金) 04:49:22.55 ID:y00dAwDO
>>1の書く上条×絹旗がみたい
303 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/06(土) 01:48:39.55 ID:/4g5wzwo
病室のねーちんかわいすぎ…
304 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/06(土) 21:16:16.68 ID:/4g5wzwo
上条「…ありがとう」

禁書「とーま……私もはじめてだからその…優しくしてくれると嬉しいんだよ///」

俺にはもうインデックスしかみえていない
彼女は恥ずかしそうにしているのが興奮を高めていく

禁書「とーま、とーま///」

小さく膨らみかけたインデックスの―――

禁書「と、とーまそ、そんなに…しちゃ…ッ!」

小さいながらもぷっくりと飛び出たソレを貪るように――

禁書「――あっ!!」

そこにある硬くなったものに吸い付き――

禁書「―――はうっぁ!?」ビクッ

舌を胸部から腹部へそして…

禁書「――だ、ダメ!!」

慌てたように彼女は俺の頭を押さえつけ

禁書「そ、そんなとこ舐めたりしたら…だ、ダメなんだよ!!///」

必死に抵抗する彼女の腕をつかみとり強引に舌を這わせていくと
そこはまだ男を知らない女性らしいものが見えていた

禁書「――だ、ダメだったらぁぁあ!!」

―少し時間が進んで―

上条「インデックス……いくぞ…」

禁書「///」コクンッ

上条「…」

禁書「―――ッ!!」

上条「き…つい……」
305 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/06(土) 21:16:55.77 ID:/4g5wzwo
禁書「…くぅ…ぐぐ…」

上条「インデックス、痛いか…やっぱり止めようか…」

力をぬき引き抜こうかとしたその瞬間、彼女の手が俺の手をつかみ

禁書「――や、やめないでほしいんだよ」

上条「でも……」

禁書「――これでやっと私がとーまのモノになれるんだよ、一人の女として……そのための試練なんだから…だからやめないで欲しいかも…」

上条「……いいんだな」

禁書「私はとーまが好き……だからとーまと一つになりたい…」

上条「俺もお前が好きだよ……」

禁書「とーま……続けて?」

上条「……判った」

再び俺は腰に力を入れて、でもゆっくりと前に――

禁書「…はぅぅ……くぁう…」

禁書「―――ッ!!!!」

上条「…だ、大丈夫か。これで全部挿ったけど……」

禁書「……だ、大丈夫なんだよ………こ、これくらい…とーまが私の為に負った怪我に比べたら……な、なんでもない……んだ…よ」

禁書「…だ…か……ら…とーま…つ、続けて……でも、少しだけゆっくり……してくれると嬉しいな」

―再び少し時間が経過―

禁書「と、とーま…」

上条「インデックス」

禁書「とーま、とーま、とーまぁああああ」

上条「インデックスゥゥゥゥ!!」

禁書「―――ッ!?」ビクン
306 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/06(土) 21:17:46.03 ID:/4g5wzwo
―事後―

禁書「うふふふふっ」

上条「どうした、何か俺おかしいことでも言ったか?」

禁書「ううん、そうじゃなくて…これでとーまとずっと一緒にいられるとおもったらすごく嬉しくって、そう考えたらもう」

上条「それには、まず俺がお前を守れる男にならないといけないな」

禁書「……大丈夫、とーまなら」

上条「まだ学生だし、なにからなにまで頼りない男だけど……お前だけは絶対守って見せるから……」

禁書「…///」ギュッ

上条「インデックス…」

禁書「とーまぁ…」










上条さんが高校男子標準の性欲あったらきっと………こう
307 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/06(土) 21:21:51.19 ID:/4g5wzwo
次は誰を相手に上条さんをエッチな方向へ下方修正しようかな…
308 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/06(土) 21:23:57.12 ID:UDqEQz2o
美琴さんで・・・!
309 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/06(土) 21:29:17.97 ID:cq4i8pko
確かに普通はこうだ。
310 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/06(土) 21:53:27.01 ID:/4g5wzwo
御坂、御坂妹(妹達)、吹寄、姫神、小萌、アニェーゼ、オルソラ、五和、神裂、レッサー、素甘あたりはフラグorラッキースケベで余裕ですよね
対馬は五和がヤンデレるんで難しいですし、フロリスは絡み少ないしなぁ……
311 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 15:16:57.24 ID:z7oJFp6o
―8月31日―
夏休みの最終日、決して遊んでいたわけではないが宿題が全く進んでおらず
こんなことをしてる暇はないのだが、家にいてもインデックスに邪魔されるだけなので
どこか外で勉強できる場所をと探していたのだが
残念なことにこの二人に捕まってしまった

ラブコメしたいぜい、思い出がほしいでなどと一般的な男子高校生らしい会話なのだが
わたくしにはそのような時間は全くないわけで
青髪が好みの女性のタイプに、『ショタ』という違うものが入っていたのはどういうことかと聞き返したくもなったが
とにかく、一刻も早くこいつらをまきたいと思い行動に移そうとすると、急に腰の辺りに衝撃が走る

「待ったーっていってんでしょうが無視すんなコルァァ!!!」

上条「ぐへっ…」

ドスンッ

上条「くそぉ!誰だこんなことしやがるのは!!び、ビリビリ!?」

美琴「ごめん、いいから話をあわせて!!あとで説明するから…」ボソボソ

勢いに負けてしぶしぶ承諾すると、一緒にいた青髪は信じられないものをみたような表情をし
土御門はやれやれと両手をこう広げて首を左右に振っていた、それともう一人…

上条「(あれ……こいつ誰だ…?まさか知り合い…ってことはないな…こんな上品な知り合いが俺にいるとは…)」

そんなことを考えている間に御坂美琴に首根っこをつかまれるようにして引き回され
気がついたら公園の近くの路地まできていた
2,000円もするホットドッグをおごってもらい食べていると
不意に御坂美琴が説明をしはじめた
その会話の中には…

美琴「つ、つまり…アンタが私の恋人になるってことで…」

はぁ?えっとイキナリわたくしはどこでフラグをたてたのでせうか?

美琴「あっえっと、そうじゃなかった///恋人の振りをしてほしいのよ!!さっきいた男の人うちの学校の理事長の孫なんだけどしつこくて…そう、彼氏がいれば諦めてくれるかなって」

一瞬チャンスだと思った俺が馬鹿だった
今までこいつと行動をすることが多かったがそんなそぶりを見せたことなどなかったのである
だけど、運が向いてきた?などと勘違いしてしまった俺は…不意に

上条「なーんだ、振りかよ……やっとお前が俺のこと認めてくれて、そういう仲に進展したのかと期待しちまっただろうが……くそっ」

美琴「えっ、えぇえええええ!?」
312 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 15:34:53.66 ID:z7oJFp6o
上条「なんだよ、そんな驚くことかよ」

美琴「いあ、だって……アンタがそんな変なこというから…」

上条「変?どこが……俺がお前のこと気になってちゃおかしいっていうのか?」

美琴「だ、だだだだだだって今までそんなそぶりも……やっぱり変でしょ!?どっちかといったら私の事が嫌いだからいっつも…逃げてばかりで…」

上条「素振り?んなこと口で言わなきゃわかんないのか?お前のことが嫌いだったらあれだけのことされた時点で一発くらい殴ってるぞ!!」

美琴「――で、でも……やっぱり信じられない…」

上条「――はぁ、つまりお前は俺のこと何もおもってくれてないんだな……それなら諦めるよ、変なこと言って悪かったな…それとこんな事のあとだから恋人役は悪いけど別のやつを当たってくれ。じゃーな」

最低の告白だった、俺はそう思う
これでコイツが俺に勘違いさせるような素振りもちょっかい出してくることもなくなるだろう
つまり完全にコイツとの接点は無くなった…

美琴「ま、まって!!」

上条「なんだよ……傷心の俺はこれから宿題をしなきゃいけないんだよ。悪いけど別のやつに頼めっていったろ…?」

美琴「……振りじゃなくていい…」

上条「――どういうことだ」

美琴「――急に言われてびっくりしたけど、わ、私も…アンタの事が…好き…かも……しれない…///」

上条「演技して欲しいからってなら、お断りだぞ……流石に俺はそんな器用な人間じゃないし、振られたあとだっていってもお前にそんな素振りされたら……気持ち抑えきれないから」

美琴「本気に決まってるじゃないの!!こ、これだけ私がいってるんだからいい加減に判ってよ!!」ビリビリ

上条「――信じていいのか」

美琴「――アンタこそ信じていいの、嘘だったら私……一生アンタを許さないから」

上条「――嘘なはずないだろ、こんなこというの生まれて初めての経験だし…」

美琴「――私だって…」

上条「…それじゃ俺と付き合ってくれるのか……」

美琴「アンタこそ私でいいの…?」

上条「あぁ、俺はお前がいい……俺と付き合ってくれ…」
313 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 15:44:56.90 ID:7dSxWXko
えんだああああああああああああああああああ
314 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 16:07:22.12 ID:z7oJFp6o
こうして俺と御坂美琴は恋人になった
そこからは早かった
お互い今まで隠していた気持ちを吐き出すようになったのだから…
だからこそすぐに大きな問題へとぶち当たる

上条「ってわけで、こいつは俺と一緒に生活してるんだけど……」

そうインデックスの事である

美琴「…つ、つまりアンタはこのちっこいのと同棲してるっての?私という彼女がいるのに……」バチバチ

禁書「とーま!会わせたい人ってのはこの下品な短髪の事なのかな!!」

美琴「あぁ!?」

禁書「なにかな!!」

今、我が家は第三次世界大戦の真っ只中
しかしここで諦めてはこれ以上の進展もないし、インデックスを騙すことになる、だからこそここは俺が…

上条「インデックス聞いてくれ……俺はコイツ…御坂美琴と付き合ってる」

禁書「と、とーまぁ!?」

美琴「そ、そういうことなのよ…フンッ」

上条「そして、美琴……俺はコイツ、インデックスと同棲してるのは本当だ…」

美琴「――ッ」

禁書「へへ〜んだ」

上条「――すごい身勝手なことをこれから言う。俺はこれからもインデックスと一緒に生活していくとおもう…、そして美琴とも付き合っていきたい」

禁書・美琴「…」

上条「美琴、インデックスと一緒にいる理由は説明した通りだ……それでも俺と付き合ってくれるのなら…どうか…いや……俺を許してくれないか…」

美琴「―――許すも許さないも……もうどうしようもないんでしょ」

上条「……あぁ」

美琴「それに私がイヤだと言ったって同棲を止めてくれるわけじゃないんだし……えらい男に惚れちゃったものねぇ…私も………」

上条「すまない……」
315 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 16:22:51.24 ID:z7oJFp6o
美琴「仕方ないわね、私にとってアンタは唯一無二の存在だし……そのアンタがその子をそこまでの理由があるっていうのなら…認めるしかないじゃないの……どうあがいたってアンタの事嫌いになんかなれるはずもないし…」

上条「美琴…」

美琴「その代わり、これからは隠し事はなしよ……それと、その子と私みたいなことしたりしたら絶対許さないんだから」

上条「も、もちろんだ……インデックス…もそれでいいか…」

禁書「私がどうこう言える立場じゃないんだよね。とーまが決めたことなら私はそれに従うだけなんだよ(とーまが私を選んでくれなかったことは悔しいけど…、私だってとーまの事嫌いになれるはずなんかないんだよ…)」

上条「……ありがとう」

禁書「でも…私も諦めたわけじゃないんだからね…」ポツリ

こうして第三次世界大戦は無事終戦となった
禁書公認(?)の恋人同士となった俺達だが、やはり美琴は俺達が二人きりで生活してるのが気になるようで…
以降、少しでも時間があれば(15分でも)うちに来るようになり、休みの日には朝早くにきてご飯をつくってくれるようになった
そのおかげかインデックスも段々打ち解けてくれて、今では日曜日の朝は三人揃って朝ごはんが基本になっている

しかし、健康的な高校生男子であるわたくし上条当麻はそれだけで満足できるはずもなく
今日こそと、美琴を誘って二人きりのデートへと出かけることにした

―デート当日―

上条「それじゃインデックス、出かけるときは戸締りよろしくな」

美琴「お昼に食べられるように冷蔵庫にいれてあるから電子レンジで暖めてね」

禁書「……とーま、みこと本当に二人でお出かけしちゃうのかな…?」

上条「…たまにはいいだろ…?まともにデートらしいことしたことなかったんだし…な?」

禁書「それはそうだけどさ……別に……私が邪魔しないければついていってもいいんじゃないのかな…」

美琴「ちょっとくらいアンタも譲歩してくれたっていいじゃないの、私はこいつと二人きりになれるのなんて放課後と帰る時に送ってもらうときだけなのよ?」

禁書「…それはそうだけど……むぅ…」

上条「ちゃんとお土産かってくるから、な?」

禁書「早くかってきてくれる?」

上条「そうだな、夕方には戻るよ」

禁書「約束だからね、とーま…」
316 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 16:23:57.44 ID:z7oJFp6o
初デートでどうなるかは後ほど…
317 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 16:32:50.19 ID:7dSxWXko
乙乙
先の展開が楽しみだわぁ
318 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:05:55.73 ID:z7oJFp6o
やはり美琴は可愛い
拗ねている顔が可愛い
その彼女のしぐさ全てが可愛い

―試着中―

-美琴「うーん、これやっぱり当麻のいうとおり子供っぽいかな」

上条「見てみないことにはわからないなぁ」

-美琴「――当麻みてくれる?」

上条「それじゃとりあえず、着がえてそこから出てきてくれないと…」

-美琴「…外にでるのが恥ずかしいから、中に入ってきてくれないかな」

上条「――なっ!?」

-美琴「…ダメ?」

上条「――あ、あの…女の子が着がえているスペースに男の俺が入れと…?」

-美琴「大丈夫よ、ちゃんと下着とかは身に着けてるし」

上条「し、下着!?」

-美琴「いいじゃいの、恋人同士なんだから…ね?」

上条「そ、そそそそそそ…そんなもんなのか…?」

-美琴「早く、入ってきてみてよ」

上条「そ、それじゃ…」

ドクンドクンと心臓の鼓動が聞こえる
もはや周りの音など聞こえて居ない
恐る恐るカーテンを少しだけ開き隙間に身体を差し込んでいく

美琴「じゃっじゃーん」

上条「…!?」

美琴「あはははは、もしかして下着姿だとおもった?そんなわけないじゃないのよ」ケラケラ

上条「…えっ」
319 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:06:35.34 ID:z7oJFp6o
ぎゃぁあ、間違えました
>>318はなしで…orz
320 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:07:16.10 ID:z7oJFp6o
―デート中―
初デートというわりには、二人は全く緊張した感じの無い
まぁ、毎週自室で顔をあわせ通い妻のようなことをしていれば慣れるという物だ

美琴「ねぇ、結局今日の予定は?」

上条「う〜ん、特には考えていないんだけど…」

美琴「その行き当たりばったりなところはアンタらしいっちゃらしいんだけどさ…」

上条「とりあえず、適当に映画買い物食事のどれかかなとは思うんだけどさ……朝飯もしっかり食ってきたしとりあえず買い物か?」

美琴「…そうしよっか」

付き合って間もない二人とは思えない
長年寄り添ってきた夫婦のようにお互いの思ってることが大体わかるようになってきた
ただ、若い男女の男女の欲求というものからは程遠い感じで…
俺は今日こそコイツにキスをしたい……そういう想いで実は今日のデートを考えたのだ
とはいうもののどうすればいいか判らないままでいる

上条「それじゃ…」

―買い物中―

美琴「う〜ん、これはどうかなぁ?」

上条「…ちょっと子供っぽくないか?」

美琴「…そ、そうかなぁ……いいと思うんだけど…」

彼女の好みは見た名以上に子供っぽい、後輩にもいつもそういわれているようだ
だが、普段自分で何でもやってしまおうと思っている彼女とのギャップで一層かわいさを感じてしまう
だから気を使ってこういうことをいってみる

上条「まぁ、美琴には似合いそうだからいいとはおもうけど……」

美琴「……」ムスッ

上条「どうした?」

美琴「なんだか、それじゃ私が子供っぽいっていっているように聞こえるんだけど…」ムスッ

上条「ちょっとまて、それを選んだのは美琴だぞ?確かに子供っぽいとは言ったが、実際可愛いお前なら似合うとおもって似合うといったんだぞ?」

美琴「……わかった。そういうなら着てみる…///」
321 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:08:18.39 ID:z7oJFp6o
やはり美琴は可愛い
拗ねている顔が可愛い
その彼女のしぐさ全てが可愛い

―試着中―

-美琴「うーん、これやっぱり当麻のいうとおり子供っぽいかな」

上条「見てみないことにはわからないなぁ」

-美琴「――当麻みてくれる?」

上条「それじゃとりあえず、着がえてそこから出てきてくれないと…」

-美琴「…外にでるのが恥ずかしいから、中に入ってきてくれないかな」

上条「――なっ!?」

-美琴「…ダメ?」

上条「――あ、あの…女の子が着がえているスペースに男の俺が入れと…?」

-美琴「大丈夫よ、ちゃんと下着とかは身に着けてるし」

上条「し、下着!?」

-美琴「いいじゃいの、恋人同士なんだから…ね?」

上条「そ、そそそそそそ…そんなもんなのか…?」

-美琴「早く、入ってきてみてよ」

上条「そ、それじゃ…」

ドクンドクンと心臓の鼓動が聞こえる
もはや周りの音など聞こえて居ない
恐る恐るカーテンを少しだけ開き隙間に身体を差し込んでいく

美琴「じゃっじゃーん」

上条「…!?」

美琴「あはははは、もしかして下着姿だとおもった?そんなわけないじゃないのよ」ケラケラ

上条「…えっ」
322 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:08:57.35 ID:z7oJFp6o
中にいたのは着替え途中の美琴ではなく
普段どおりの制服姿の美琴だった

美琴「やーい、ひっかかったぁ〜さっき子供っぽいなんていったから仕返しよ」ケラケラ

上条「…くぅ///」

美琴「当麻の結構えっちなのね、もぉ〜私の下着姿にきたいしちゃったの?」ニヤニヤ

上条「…クソォ……///」

美琴「……やだ、本気で、期待してたの…?」

年下の彼女に手玉に取られた俺は何もいえない…
キスしたいという想い、すべては一歩先に進みたい想い、欲望からありもしない可能性に期待をし
騙されている可能性すらを判断する能力もなくしてしまった俺は恥ずかしくて彼女の言葉に返事をすることができない

美琴「…ねぇ当麻…?ねぇってば」

上条「……」

美琴「――そんなに見たいの?私の下着姿…」ポツリ

上条「…!?」

美琴「…当麻がそういうのなら……べ、別に下着くらいは……見せてもいいんだけど…」

上条「み、美琴…」

美琴「……だって、アンタ…雑誌やテレビなんかでいわれてる男達と違って…その……私にもすぐ手を出したりしないまでか、あの子にだって今まで私と付き合うまでも手をだしてなかったんでしょ…?」

上条「そ、そりゃもちろん……お前のことが大事だから…」

とかいいながら今日こそキス…そしてその先もとおもっていたのだが…

美琴「……そういう男になら……私もす、全てを曝け出してもいいかなって…って私何を言ってるのかしら…///」ボッ

上条「…あ、あの……」

美琴「と、とにかく次行きましょ、そ、そろそろおなかすいてきたところだし///」

―昼食―

美琴「うん、これ美味しいわね!」
323 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:12:58.33 ID:z7oJFp6o
さらに後ほど…
324 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:21:15.61 ID:7dSxWXko
甘い、甘過ぎてしあわせ・・・
325 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 20:51:18.38 ID:jqwRJVoo
いい!

甘くていい。これがいい
326 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:44:50.98 ID:z7oJFp6o
上条「なぁ、よく考えてみたら二人きりでこうやって食事するってあの公園以来だよな…?」

美琴「…そうなるのかな。そっか…そーなんだよな……あれからそんなに経っていないんだけど」

上条「大分前のことのように感じるな」

美琴「…そう感じられるって事は今の私達が自然体って事なのかな…///」

上条「自然体か……そうかもしれないな。美琴と付き合ってから暫く『不幸』って言葉も口にしなくなったし…」

美琴「そんなこといったら、ビリビリってしてあげるんだからね!///」

上条「…いうはずないだろ」

美琴「どーだか…ってあれ当麻、ソースが顔についてるわよ…?」

上条「えっ、どこだ…?」

美琴「もぉ、ここよ…」

ペロッ

上条「…なっ」

美琴「あっ…ご、ごめん…///」

上条「い、今何を…!?」

美琴「///」プシュー

上条「…えっと美琴の……あれ…?」

美琴「わ、忘れるのよ!!忘れなさい!!///」

上条「で、でも…」

美琴「あんなのがファーストキスなんてイヤ!!///」

上条「…み、美琴、お前…」

美琴「……だって、さっきはあんなこといったけど……当麻がずっと私に手をだしてくれてないってことは…私に魅力が無いのかなって…私だって考えちゃうわよ…」

上条「そんなことない!!俺は魅力に負けそうなくらいだ!!さっきだって…さっきだって…」

美琴「……び、びっくりしたぁ…でも嬉しい…だからさっきのは無し、そういうのなら当麻からちゃんと……して欲しいな///」
327 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:46:09.51 ID:z7oJFp6o
上・琴「///」

「…コホン、デザートをお持ちしてもよろしいでしょうか」

上条「あっ…、お願いします……///」

そんなこんなで水入りとなり、俺達はひとまずデートを続けることにした
…まぁそうはおもっても頭の中は、いつどこでキスをするかしか考えられなくて
ふらふらと最低の告白をした公園にまできてしまった

上条「……」

美琴「……」

その間、お互い何を話せばいいのか判らず、周りから見たら異様な二人に見えたことだろう

上条「(やっぱり、騒がしくないところがいいよな……映画館?でもまっくらだと失敗しそうだし…)」

美琴「(…私ったらなんであんな恥ずかしいことを…///……でも…いつしてくれるのかな……)」

-「お姉様?」

この声は…

黒子「お姉様、まぁまぁお姉様。最近休みの日はいっつもどこかに出かけてしまいますので、どこへいっていらっしゃるのかとおもいましたら…」チラッ

上条「よぉ、し、白井……」

黒子「はぁ〜、こういうことでしたの……まったくこの好色類人猿は……」

上条「…好色類人猿」

美琴「黒子ッ!!!当麻の事、類人猿って呼んだらただじゃおかないっていったわよね!!」バチバチ

黒子「お、お姉様!?どうしてですの!!お姉様とこのる…じゃなかった、殿方はぜぇーったいつりあいませんの!お分かりですか?」

美琴「釣り合う釣り合わないは本人が決めるものでしょう!!」

黒子「ですが、お姉様。お姉様は常盤台中学いえ、レベル5としてこの学園都市、ひいては世界を背負っていく才能の持ち主ですの。ですから、このような方とお付き合いなされるだのという間違ったことは…」

美琴「黒子ぉぉぉぉぉおおおお!!」バチバチバチ

黒子「わ、私は今日は引きませんの!!今日こそお姉様に考え直していただく覚悟でいわせていただきますの!!」

美琴「いったわねぇぇえええ!!」バチバチバチ
328 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:47:09.19 ID:z7oJFp6o
上条「やめろよ美琴!」

美琴「当麻とめないで!!」

黒子「み、美琴ですって!?お姉様を…よ、よよよよよ呼び捨てぇ…お、おのれぇ……」プルプル

上条「あのさ、白井が俺の事をそうおもうのも判る、そりゃ俺は頼りないし才能もない…実際LV0の無能力者だし…」

美琴「そ、そんなの関係ないじゃない…」

上条「いいから美琴」

美琴「……」

上条「だから、美琴の才能をしっている周りの人間が良く思って居ないのもわかる…」

黒子「そこまでわかってらっしゃるのでしたら…」

上条「でもな……そんな俺でも美琴を愛する気持ちだけは誰にも負けないんだぁあ!!」

黒子「…言ってることが支離滅裂ですのってあっぁああああ」

美琴「」

上条「」

黒子「お、おおおおおお姉様の唇に………る、類人猿の唇がぁあああああああ!?」

美琴「と、当麻…」ドキドキ

上条「これじゃ告白と一緒で最低のファーストキスだな……ゴメン///」

美琴「…う、ううん……とっても嬉しかった…///」

黒子「…す………ろす…」

美琴「!?」

黒子「…ろす…[ピーーー]……[ピーーー]…殺殺殺殺殺殺…」ビキビキ

上条「あ、あれ…?」アセアセ

美琴「ま、まずいわ…!?」

黒子「類人猿[ピーーー]ぅぅううううううううう」
329 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:59:56.70 ID:7y8PJg6o
テレポーターの暴走とか危なすぎるよな
330 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 00:24:49.56 ID:cNKa0t6o
暴走黒子から必死に逃げているうちに普段見慣れない場所にたどり着いた
そこは『第三学区』と書かれたエリアだった…

「はぁはぁはぁ…」

上条「白井のヤツ……あんなにすごかったのか…」

美琴「ふ、普段はあそこまでのものは飛ばせないはずなんだけど……」

上条「まぁなんとか撒く事ができたのかな…ってここってどこだ…」

美琴「えっと、第三学区ね…」

上条「へぇ、来たこと無いからわかんないなぁ…」

周りを見渡すと…高級ホテルのビル…

上条「(う、うん、縁がないから知らなくて当然だな…こんなところに入ったらいくらとられるのやら……)」

美琴「そ、それで当麻……さっきのキスなんだけど……」

上条「あっ…うん…///」

美琴「ありがとね……黒子の言葉の暴力にも負けずそのあとの当麻の言葉そして当麻のキス……とっても嬉しかった…」

上条「い、いや俺も夢中だったから…あんまり覚えてないんだよ…///」

美琴「それでも、すごく私の心に響いたわ…」

上条「……結構恥ずかしいこといったかとおもったけど…」

美琴「ううん、そんなことないわよ///」

上条「そ、そっか///そ、それよりもこれからどうしようか……この辺りじゃ…」

そういって携帯を操作して周辺マップを出してみる

上条「(ここは……俺のような学生が遊ぶような場所じゃないな…個室サロン?高級ホテル……)」

携帯をいじってると不意に後ろから美琴が割り込んできた

美琴「ほんと、この辺りじゃ遊べるところなさそうね…って、この個室サロンってなんなのかしら…?」

上条「ちょっと調べてみるか……ふぅ〜ん、なんだか監視が無い個室を借りれる場所みたいだな…」
331 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 00:26:20.50 ID:cNKa0t6o
美琴「…それって二人きりの場所…借りれるってこと…?」

上条「まぁそういうことになるのかな……(二人きりかぁ…)」

美琴「(ふ、二人きり……)///」

上条「俺みたいなのじゃ借りれないよな…」ポツリッ

美琴「飛び込みで借りれるかな…?ちょっと聞いてくる!!」

上条「ちょ、ちょっと美琴!まて……」

気がつくと美琴はすでに行動をおこしていた…
数分後、笑顔で彼女は戻ってきて

美琴「借りれそうよ!カラオケとかもあるみたいだし、デートの続きここでしましょうよ!」

上条「そ、そうなのか…でも高かったんじゃないのか?」

美琴「たいしたことなかったわよ、せっかくのデートを黒子に邪魔されてもう他にいく時間もないわけだし…ね?」

上条「……なんだかなぁ、彼女にお金を出してもらう男って…のが…」

美琴「それくらい良いじゃないの、私ちょっとさっきので気分がいいんだから美琴お姉さんがおごってあげるわよ」

上条「(…それにしても、個室で二人きりか……)」ドキドキ

―個室サロン―

上条「こ、こんな風になってるのか…」ドキドキ

美琴「ふぅ〜ん…結構普通なのね…」

上条「(二人きりだからって……)」

上条「……」

美琴「当麻どうしたの?」ズイッ

上条「美琴、ど、どうした?」

美琴「さっきからうわの空なんだけど……ここじゃイヤだった…?」

上条「い、いやそうじゃなくて……」
332 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 00:27:09.27 ID:g1hhnygo
ラブ…ホ?
333 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 00:27:12.66 ID:cNKa0t6o
美琴「だったら、なんで…?当麻がさっき借りたそうにしてたから借りたんだけど…こういうことしたかったわけじゃないの?///」

ちゅっ

上条「」

美琴「…これで2回目///」

上条「みこ…と……どうして……?」

美琴「これでも私、当麻の彼女だもん……二人きりって言葉のあとずっとソワソワしてるのくらい判るわよ」

上条「……そんなに俺ソワソワしてたか…?」

美琴「――やっぱり」

上条「あっ、もしかして……」

美琴「ひっかかった〜、でも根拠がなかったわけじゃないのよ。私だってその…二人きりになったらもう一度じっくりキスしたいとおもってたし…たぶん当麻も…って///」

上条「…それは」

美琴「ねぇ、当麻…もう一度キスして……」

上条「美琴…」

俺は何度も彼女と唇を重ねた
そして…

上条「…み、美琴」

美琴「とうまぁ…」

上条「俺……美琴が欲しい…」

美琴「う、うん///」

ここが借りている場所であることをも忘れ
彼女の制服を1枚、1枚脱がし

美琴「…まって」

上条「…やっぱりだめか」

美琴「そうじゃなくて……その、私……ここ自信がないから…」
334 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 00:28:30.19 ID:cNKa0t6o
美琴はそういって自分の胸を手で覆うように隠した
その手を俺はつかみ

上条「いや、俺はお前が好きなんだ……そのお前の身体も…」

美琴「でも…男の人って大きい方が好きなんでしょ…私小さいし……」

上条「俺は美琴のが見たいんだ、欲しいんだ!」

美琴「…本当?」

上条「本当だよ、美琴」

力が抜けた腕をどかし、俺は彼女の胸に手をそっと添える

美琴「…」ビクッ

上条「美琴……好きだよ」

美琴「と、うまぁ…」

下着の上から彼女の胸を…

美琴「…ひゃん」

慈しむように…

美琴「…ぅ…ん」

ゆっくり時間をかけて愛でる、そして下着の隙間に指をいれ外す

美琴「…ふァ…ぁ…ぁ」

次第に顔を薄紅色に上気させて、泣き声にも聞こえる声を発し

美琴「……ぁぁ、そ、そんなにしちゃ…ぁ」

堅くなったあれを摘み上げると

美琴「……だ、だめぇぇえ」ビクッ

跳ね上がるように彼女が身体をそらす

美琴「と、とうまぁ、そんなに胸ばかりいじっちゃいやだよぉ……///」
335 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 00:31:44.38 ID:DxMOUMUo
や、やばいくらいエロス・・・!
336 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 00:35:12.22 ID:cNKa0t6o
冷静になるために今夜はここまでで
>>332
19巻で浜面と絹旗が滝壺が退院したときのお祝いに予約した個室サロンです
337 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 21:10:05.05 ID:cNKa0t6o
ぐでんぐでんになるまで飲まされたので何も浮かびません…
続きは後日でorz

次は誰がいいのかな
338 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 15:22:02.69 ID:1L.fuHUo
もちろん神裂
339 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 15:29:04.45 ID:IlFP1xEo
ステxイン
340 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 22:09:31.72 ID:JKzeZAMo
とりあえず一言だけ





アマ━━━━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━━━━━イ !!!!!
341 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/27(土) 01:55:11.14 ID:oISxbQ2o
吹寄でかすぎだろこれ…

あのラッキースケベもギリギリの範囲で再現されてたし、何てサービスのいい回なんだ
342 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/05(日) 01:34:48.73 ID:0jDBEAI0
ドキドキ
343 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/20(月) 06:11:07.20 ID:NUkkZ8o0
>>340
天井「///」
344 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) [sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:01:11.06 ID:.9rYbE6o
懇願する美琴の言葉は上条にとっては、もはや興奮を誘うBGMにしか感じられず

ツツツゥー

美琴「……はぅ」

今度は舌で彼女の胸を愛撫する

チロチロ

美琴「…ど、どうして……や、やめてくれないの…よぉぉ……」

チュゥゥゥ

美琴「……ぁぁあ」

時には吸い上げ

ハムハムッ

美琴「……噛んじゃ…ゃぁ///」

彼女の胸を30分あまり休まず楽しんだ

やがて抵抗する力も弱くなり

美琴「……はぁはぁはぁ」

気がつくと彼女は生まれたままの姿で上条の前に

美琴「……と、とうまぁ……やっぱりしちゃうの……?///」

上条「あぁ……」

美琴「……その……わ、私はじめてだから何もできないけど…ごめんね…」

上条「馬鹿だな、そのお前のはじめてが俺は一番嬉しいんだよ。つーか俺も初めてなんだけど…」

美琴「……そ、そっか…そうだよね///」

上条「俺もうまくできなかったらごめんな、実はいっぱいいっぱいで……でも美琴、できるだけ優しくするから」

美琴「大丈夫、私は当麻の事信じてるから…」

上条「……プレッシャーだな、はぁ……ふ、ふこ……いやこういうプレッシャーなら幸せだな俺…」
345 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) [sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:01:52.01 ID:.9rYbE6o
ネットで予備知識をいれていても実際は童貞の上条当麻にとっては全てが未知の領域であり

ましてや、相手もはじめてとなるとスムーズに事が進むはずも無く…

上条「えっと…あれ、おかしいな…」

美琴「…と、とうま?」

上条「あれ…、ご、ごめんな…」

美琴「こ、こっち///」

そういって彼女の小さな指が上条に触れ

上条「…み、美琴!?」

美琴「…当麻のこんなに熱いんだ……」

恐らく生まれて初めてだろう他人に触れてもらうという感覚に達してしまう

上条「み、美琴は、放してく…ッ」

美琴「きゃっ、な、なにこれ…!!」

情けなくも上条当麻の初体験は未遂に

美琴「…これ……って…」ねばー

上条「……ご、ごめん///」

美琴「……これが当麻の…」

上条「…情けない男でごめん、美琴の指が……その気持ちよくって…」

美琴「そ、そうなのね……わ、私だけ感じてたんじゃなかったのね///」

上条「み…こ……と?」

美琴「当麻がさっきまでずっと私の事いじりつづけるから私なんかもう……///」

美琴「でもよかったわ、私でも当麻の事気持ちよく出来るってわかったから……いっつも当麻のことを傷つけてばかりのような気がしたけど…」

上条「そ、そんなことはない……俺はいつも…」

美琴「でも、そうじゃないって今わかったから…それに……ま、まだ時間あるでしょ…?も、もういっかい出来るよね…?///」
346 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) [sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:03:24.86 ID:.9rYbE6o
上条「えっ?あっ、あぁ……だ、大丈夫…」

美琴「もう一回やってみよ?///」

上条「……う、うん…もう一度…」

―再挑戦―

上条「えっと……ここだよな…」

美琴「…うぅ、うん…そ、そこ///」

上条「…それじゃ、いくぞ」

美琴「///」コクン

上条「…ッ」

美琴「――ァ……ァァッ」

上条「…美琴…だ、大丈夫か」

美琴「…へ、平気……」

上条「無理するなよ、無理なら別に…俺は自分で処理しても……」

美琴「…イヤッ、大丈夫だから…」ギュュ

上条「でも……お前すごくつらそうな顔して…」

美琴「い、痛いけど……それ以上に嬉しいの…これで当麻と一つになれたんだなって思うと痛みよりも……だから…」

上条「……馬鹿……そんなの俺だって…」

美琴「…ば、馬鹿じゃなきゃ……当麻の…彼女…なんか……やってられないわよ…ッでも……ちょっと痛いからもう少しだけこのままギュッとして欲しい…」

上条「…わかった」

美琴「あっ……少し慣れてきたかもしれない…動いてもいいわよ」

上条「無理するなって」

美琴「だ、大丈夫……ほ、ほらきっと私と当麻との、その…ほら、相性がいいのかなって……それに男の人って動く方が気持ちいいんでしょ///」

上条「そりゃそうだけど……それに動き出したら美琴のこと考えられないかもしれないぞ……今のままでもすげぇ気持ちいいから…そのとまれないかもしれない」
347 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) [sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:05:37.48 ID:.9rYbE6o
美琴「いいの、だったら動いて…もう私は大丈夫だから……一緒に気持ちよくなろ?」

上条「……美琴……」

美琴「当麻ぁ…」

上条「動くぞ…」

美琴「…うんっ///」

―事後―

美琴「…うふふふ」

上条「どうしたんだよ急に」

美琴「なんでもないわよー」

上条「変な美琴……」

美琴「ふーんだ、どうせ私は変ですよー」

上条「それにしても……これからどうするかなぁ……」

美琴「何がよ?あっ、あの子のこと…?」

上条「インデックスは…まぁ話せばわかってくれるとおもうんだけど…」

美琴「それじゃなに?黒子の事なら私がちゃんと説明するから」

上条「そうじゃなくてな……結局今日だって…――回もしちゃったわけだろ……?」

美琴「…そ、そうね///」

上条「ぶっちゃけすごく気持ちよかったわけですよ」

美琴「……わ、私も良かったかもしれない…」ボソボソ

上条「ん?」

美琴「な、なんでもないわよ!!///で、それがなによ?」

上条「これから、お前の顔を見るたび今日のこと思い出しちゃうと思うんだ……つか…それしか考えられなくなるかも…」

美琴「…もぉ///そんなこと言われたら私だってアンタの顔見るたびおもいだしちゃうじゃないのよ」
348 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) [sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:06:40.34 ID:.9rYbE6o
上条「……」ムラムラ

美琴「な、なによ急に黙っちゃって…あっ…ん」

上条「ごめん、美琴……もう一回…もう一回していいかな…」

美琴「…ちょっともうすでに手が……そ、そんなに…って」

上条「これでこれで終りにするから、なっ?」

美琴「……もぉ、当麻ののえっち///」






おしまい?
349 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) [sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:15:35.27 ID:TcZZEHUo
ふぅ……
二人ともお幸せに
350 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) [sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:32:12.36 ID:.9rYbE6o
次は誰にしようか…

クリスマスはもうちょっとで倒せそうです
351 :MerryChristmas!!(明石家サンタやってるよ!) [sage]:2010/12/25(クリスマス) 19:40:39.68 ID:TcZZEHUo
個人的には>>339とか上条さん以外のも見てみたい
352 :ためしに2,3レス分 [sage]:2010/12/25(クリスマス) 21:43:26.89 ID:.9rYbE6o
僕は貴様と馴れ合うつもりはない

上条「なぁ、ステイル…、お前インデックスのことまだ諦めてなんだよな?」

ステイル「……なっ…!?げほげほ」

上条「お前の行動は全てインデックスのためっていってただろ?つまり」

ステイル「貴様ッ、僕にそんな話をするために呼びつけたというのか!?」

上条「そんなことってお前なぁ…」

ステイル「大体、彼女は僕のことなんかここ数ヶ月の記憶しかないんだぞ?僕は……彼女のことをこれからも守っていくと…そのためには…」

上条「つまりそれくらいインデックスのことが好きなんだろ?」

ステイル「…さっきから君は何が言いたいんだ?」

上条「いやさ、実は――」

………

……



禁書「全くとーまはひどいんだよ!!」

ステイル「……」

禁書「せっかくふゆやすみってのにはいったっていうのに、私を置いてイギリスにいっちゃうし!!」

ステイル「……」

禁書「とーまは魔法には素人なんだから、こういうときは私を連れて行くべきだと思うんだよ!!ねぇ聞いてるのかな」

ステイル「聞いている、聞いているさ」

禁書「それでね――」

何がどうなったらこんなことになるというんだ……
上条当麻は最大主教に呼ばれたということでイギリスに旅立った
そして僕は二人を案内するために呼ばれたとばかり思っていた…だが…
だが何故だ?上条当麻だけ単身イギリスへ行き、この僕が彼女の護衛をするために日本に、彼の部屋に彼女と二人きりで居残りだと?
ふざけている!彼女が傍にいたいのは僕ではなく貴様だというのに……これでは彼女の笑顔が曇ってしまうではないか
353 :ためしに2,3レス分 [sage]:2010/12/25(クリスマス) 21:44:26.13 ID:.9rYbE6o
禁書「それでとーまったら――」

ほら彼女の話題は貴様のことだけではないか
彼女の日常のウェイトをどれだけ上条当麻が占めているか
そして彼女は僕のことなど、いけ好かない魔術師の一人としてしか……

ステイル「魔術師の一人か……」

禁書「魔術師がどうしたのかなぁ?」キョトン

ステイル「いや、なんでもない……そろそろ昼食にするか?」

禁書「ご飯!!ご飯、ご飯!ごっはん!」

やれやれ、彼女にとって上条当麻の次は食事か…

― 一方その頃 ――

上条「ったく、ステイルも素直じゃないよな」

神裂「…いいのですか?」

上条「あぁん?何のことだ」

神裂「彼女とステイルを二人、日本に残したことですよ」

上条「そうでもしないとあいつは素直にならないだろ?14の癖に考えが老けすぎなんだよ……人生諦めにはまだ早いって」

神裂「それはそうですが、貴方は大丈夫なのですか?二人きりにして心配じゃないのですか?」

上条「なーに、アイツもまだガキなんだから、俺とかいたら素直になれないだろ?」

神裂「……(自分に対しては鈍感なのに、何故こう他人のことに関してはここまで……)」

上条「何かいったか?」

神裂「いえ、何も…」

上条「さてと……とりあえずこっちでの用事ってのをすませておくか…」

神裂「……(私もこのチャンスを活かさせていただくとしますか…)」

― 学園都市 ―

ステイル「…まぁいつも通りなのだろうけど……」
354 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/25(クリスマス) 21:45:15.62 ID:.9rYbE6o
禁書「とーまと違う味だけど、美味しかったんだよ」ニコニコ

ステイル「それしても相変わらず、すばらしい食べっぷりだね」

禁書「相変わらず?貴方のご飯食べるのははじめてだとおもうけど?」

ステイル「…ごほごほっ、いや上条当麻から報告は受けていてね」

禁書「とーま……もぉ!とーまなんで私を置いていくのかな!!!」プンプン

やはり口を開けば貴様の事しかでてこないじゃないか……
全くこれは何の拷問だ、魔女裁判だってここまで露骨な拷問はないとおもうのだが

禁書「そういえば、貴方はとーまと仲がいいの?」

ステイル「それは何の冗談だ」

禁書「あれ?仲悪いの?おかしいんだよ…?とーまはすているは口は悪いけど信用はできる男だっていってたんだけど…」

ステイル「……」

禁書「それでね―――」

ステイル「…(全く調子が狂うな……この僕が素人の評価ごときに…)」


ステイルか…そのうち……
355 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/28(火) 20:55:57.36 ID:R3LnjrY0

 続き楽しみです!
お願いします!
356 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/05(水) 20:10:20.60 ID:OxQK/jMo
実家から帰宅
去年はPCが死んだり、勢いでPT2を買ってしまったり色々な年でしたが
今年は上条さんのような不幸にあわないようにしたいとおもいます

あけましておめでとうござい……ましたorz
357 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/18(火) 19:59:45.46 ID:i8Hl/a7yo
vipで2本、こっちで2本と色々広げすぎているのがあれなんですが
仕事が忙しいのも相まって中々時間が取れません

ネタがたまりましたら移転先?にスレ建てます
358 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/18(火) 20:55:46.55 ID:i8Hl/a7yo
そもそも誰もみてない予感がしますけどねorz
359 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/19(水) 02:27:20.94 ID:ffMsxBw4o
見てますよww

vipのは片方しかわからなかった…ログあさって探してみよう
360 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/19(水) 22:59:27.09 ID:PDj3Pr/Bo
移転する時は誘導してくれよ頼んだぜ
おじさんとの約束だ
361 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/20(木) 22:30:07.73 ID:Qn2AIMoLo
移転の際はこっち落とす手続きしないといけないのかな

脳内書き溜めは現在ステイルネタは休止中ですorz

よく考えたら意外と浜面と上条を繋げ易そうなので、上×絹麦フレって可能かもしれない……
362 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/20(木) 22:37:33.46 ID:oKrSoudxo
↓で移転申請すればHTML化は依頼しなくていいですよ
移転処理されるまで少し待つ事になりますけど

■ 【必読】 SS・ノベル・やる夫板は移転しました 【案内処】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1294924033/
363 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/20(木) 22:45:31.35 ID:Qn2AIMoLo
どうも!

浜面は御坂母の命を狙ったスキルアウトだから、つまり上条さんが顔を覚えていて
偶然出会ったとき浜面がまた命を狙っているんじゃないかと勘違いしてもおかしくないですよね
それで浜面はいっつも通りのパシリ中で、帰ってくるのが遅いから麦野達が探しにきて、ばったり会うという展開を考えてました
364 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 12:46:35.65 ID:MKlNBHHQ0
 う〜ん。また書いてくれないかな……
このスレのSS好きなのに……
365 :lain. [sage]:2011/04/05(火) 03:41:59.51 ID:???
SS速報板の設立から既に3ヶ月近く経っておりますので、
こちらのスレッドにおきましても、なるべく早く向こうにスレッドを立て直して頂きたく思います。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

また今月中に返答が頂けない場合は、こちらのスレッドをHTML化の対象とさせて頂きます。
366 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/05/01(日) 19:12:42.49 ID:jGNj9XCTo
このスレも終わりか…
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