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とある科学の未元掌握 - 製作速報VIP(クリエイター) 過去ログ倉庫

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1 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/10/05(火) 00:29:36.49 ID:pdBYQ0s0
  この学園都市という舞台に暗幕が下ろされ、月光の淡いスポットライトが雲の隙間から降ろされる。
  時刻は午後九時十七分。表舞台からヒカリが消え、舞台裏にヤミが現れる。
 
  学生が人口の八割を占めているこの街ではこの時刻になるとすでに人は消え、木の葉を運ぶ風が人の歩くための道を走る。
  その中でもさらに闇。非常用に開いているコンビニの光すらも途絶えた闇。
  表舞台と舞台裏を繋ぐ狭路。裏路地である。

  この建物が乱立する一般的な都市≠ノ縦横無尽に張り巡らされた裏路地は、時には蜘蛛の巣のように蝶(いっぱんじん)を蜘蛛(スキルアウト)へと導く。
  昼ですらほとんどのものが立ち入るどころか、近寄らない裏路地に今、夜も更けようかという時刻に無機質な足音が反響していた。

  そのシェルエットは比較的小さい。いわゆるショタか、女性だろう。
  手にはなにやらかばんのようなものを提げており、淡い月光を頼りに歩いている。

  その前に、あまりにも陳腐な、使い古された感じの男たちが数人立ちはだかる。

小物「おいおい、ガキがこんな時間に何してやがんだぁ?」

下衆「俺たちが送っていってあげましょうかぁ〜?」

負組「ま、帰りは朝になっちまうかもしんね〜けどなぁ!」

  無機質な裏路地に響いた数人の下劣な笑い声。
  煌煌と空に居座る朧月が雲に隠された。

  そんな中、少女はまるで眼中にないとでも言いたそうに嘆息する。
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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2 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/10/05(火) 00:31:51.30 ID:pdBYQ0s0
小物「おいおい、テメェ自分の置かれてる立場わかってんのかよ!?」

変態「見たところ常盤台みてーだが、スキルアウトはこんなもんも持ってんだぜ?」

  と、腰に挿した警棒をポンポンとたたく。
  恐らく電流を流せる最新型だろう、と少女は思考し、そして心中でくだらない、と吐き捨てた。

  たしかにレベル3程度なら警棒で倒せるであろう。だが彼女は少し違った存在だった。

  そして少女が少し手を上げ、能力を行使しようとした瞬間に、いつの間にか月光とはまた違った、淡い白光が周囲を照らしていたのに気づいた。

  上空から、それが着地するまでおよそ二秒。
  降りてきたのは、この世に天使でも顕現したのかと思うほどメルヘンな六枚の翼。
  いや、少女の目にはその翼に隠れて見えていないだけで、実際には一人の男が現出させたものだ。

??「よォテメェら。なんでこんな少女一人を集団で連れ去ろうとしてんだ?」

  侮蔑と嘲笑が混じったような笑みを浮かべ、その男はスキルアウトに話しかけていた。

下衆「おいおい、テメェ誰だ? こいつがみえねぇのか?」

  その手に持った黒光りするのは、明らかに拳銃。
  だが男はそのような事実など無視して、「誰だ?」にのみ返答した。



垣根「俺は学園都市第二位、垣根帝督。じゃあな、小悪党」
3 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/10/05(火) 00:34:00.21 ID:pdBYQ0s0
  一瞬だった。

  男たちが驚嘆の声を上げる隙すらなく、白い翼は男達を吹き飛ばしていた。
  人間ピンポール、とでも呼ぼうか。吹き飛ばされた男たちは宙に舞い、壁に乱雑な動きでぶつけられ、跳ね返り、やがて地面に落ちた。

  そんな異常な風景の中、少女は冷静に垣根を観察していた。

少女(悪意は……なさそうね。よくわからないわ)

垣根「お嬢さん、怪我はないかい?」

  気障な笑みを向けられた少女は少し考え、こう答えた。

少女「アナタ、甘いわね」

垣根「…………え?」

  たっぷり数秒。垣根は状況を把握するのにそれだけの時間を要した。
  惨劇ともいえる実状に、甘い、と返したのだ。

少女「やるんなら、徹底的に精神を破壊しなくちゃ。こういう連中は、報復してくるかもしれないんだから」

  恐ろしいことを淡々と述べる目の前の少女に、垣根は驚いていた。
  内容的には『裏』の世界に身を置く垣根としては珍しいことではない。だが、問題は目の前の少女が言っている、ということだ。

垣根「テメェ……まさか『裏』の人間か……?」

少女「知り合いにいることはいるけどね。私は、楽しく過ごしたいだけだからあまり興味はないわ」

垣根「名前は……?」

少女「ヒ・ミ・ツ。でも、みんなからはこう呼ばれているわ。学園都市第五位――心理掌握=yメンタルアウト】って、ね」

垣根「第五位か……へぇ、そいつは知らなかった」

心理「それよりこのあと時間ある?」

垣根「ん? あるけど、何のようだ?」

心理「じゃあどこかバーにでもいかない? レベル5の人間と話す機会なんて、そうそうないわ。ましてや第二位ですもの」

垣根「へぇ、俺も若干興味はあるな。でも……その制服じゃ入れてもらえねぇだろ」

心理「困ったときの能力よ。さぁ、行きましょう」
4 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/10/05(火) 00:35:56.19 ID:pdBYQ0s0
  とあるレベル5の青年と、少女の出会いの物語。

  決して交わることのない二つの道は因果の下、交差してゆく。

  朱色に染まった少女の世界に、白が舞い降りる。

  そんな瑣末な、二人の物語。





  とある科学の未元掌握――始まり。
5 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/10/05(火) 00:37:44.61 ID:pdBYQ0s0
注意事項

※心理掌握は美琴よりお嬢様に近い感じです。

※作中での心理掌握とは異常なまでに違いが出ます

※というか精神系の頂点ということしかわかっていないのでほぼオリ能力になってしまう

※基本上条さん→ていとくん,美琴→心理掌握

※自分なりの能力解釈も入るよ。ちゃんと書ききらないかまちーが悪いんだい!!

※最後まで心理掌握の本名と描写は入れないよ

※オリキャラは……スクールの狙撃手(故)は展開上入れなきゃいけないかも

※オリキャラでも能力と口調くらいしかなく見た目の描写と本名はいれない

※雑談? どうぞどうぞ。基本二日に一回は来たいし

※今日はここで終わりおやすみなさい
6 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/05(火) 00:55:52.77 ID:jiqeuYUo
面白そう
期待してるぜ
7 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/05(火) 01:02:19.86 ID:mDc0cn.o
期待期待!
8 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/05(火) 07:10:34.46 ID:yepeWUAO
期待します
9 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/05(火) 09:44:42.34 ID:GoExzYSO
いつぞやのスレで未元掌握って需要あるかって言ってた人かな?
なんにせよ期待
10 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/05(火) 17:11:00.75 ID:ElshbXw0
え?期待?当たり前じゃん
11 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/05(火) 18:02:52.58 ID:GyxF1UDO
大丈夫だ。問題ない続けてくれ
12 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/07(木) 00:09:43.31 ID:DKSHCs60
  清清しい空気とともに朝日が視覚を刺激する。
  まだ重い瞼を開き、洗面所へと向かう一人の少女。

  その部屋は、豪華としか言いようがなかった。高級ホテルのスイートルームに匹敵するほどの部屋に住むのは、二人の住人。
  そのうちの片方が洗面台でパジャマ姿のまま、冷水を顔に浴びせていた。

  彼女の名前は、御坂美琴。ここ常盤台中学に在籍する超能力者の一人、である。
  ふと、聴覚に聞き覚えのある音が入ってくる。ドアの開かれる音。

  顔を上げた美琴の目に飛び込んできたのは、いかにも寝起きといった風貌の少女。
  心理掌握、という名の超能力を持つ彼女は、御坂美琴のルームメイトである。
  学園都市を代表する七人の超能力者。その内の序列第三位と第五位がルームメイトなのには、理由がある。

  もともと彼女らは若干険悪だった。

  それが昨年度、常盤台中学では更なる能力向上の一環として、同レベル同士での部屋割りを決めた。
  結果として、この学園最高峰の超能力者二人はここに集められた。

  だが険悪といっても所詮は馬が合わない、というだけである。
  常盤台中学最大派閥に君臨する女王様と、派閥を嫌う少女。ただ、二人はその上辺の対立のみで険悪となっていた。
  そして、すぐに二人は打ち解けた。

  予断ではあるが、かつて御坂美琴に助けられたツインテールのフケ声の少女は、高飛車な風力使いのレベル4とルームメイトだとか。

美琴「あ、おはよう。昨日は遅かったみたいね」

心理「ちょっと面白い人に逢ってね。お話してたのよ」

美琴「……誰?」

心理「ん〜、ミコトには秘密にしておくかな。まぁ、レベル5の一人とだけ言っておくね」

美琴「ええっ!? それって結構すごいことなんじゃ!?」

  驚きを露にして、防音としても最高の部屋の中で、叫ぶ。
  この常盤台では、最も下のレベル3でも素晴らしい部屋が充てられている。尤もレベル4の部屋は豪華で、彼女らのいるこの部屋は豪華絢爛なのだが。
13 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/07(木) 00:10:32.55 ID:DKSHCs60
美琴「で、誰なの!?」

心理「んっふふ。でもミコトはそんなの気にするより……」

  スススー、と美琴の横に滑るようにして移動する心理掌握。
  そして意地悪そうな笑みを浮かべて、

心理「愛しの『上条』君とやらのことを考えたほうがいいんじゃない?」

  首筋に手を這わせて、言った。
  その言葉に反応し、頬を赤く染めた美琴は、「ふ、ふ、ふ、……」などと呟き、そして。

美琴「ふざけんじゃないわよー!! だ、誰があんなやつのこと……」

  と、自らの周囲に電撃を迸らせて叫んだ。
  心理掌握はその漏電にも慣れたようで、すでに距離を取っていた。
  続いては唇に指を当て、

心理「想像してみなさいな。ミコトとその上条君が熱く口づけをしているところを」

美琴「う、う〜///」

心理「ホラ、恥ずかしがってる。好意を持ってない相手なら、普通は嫌がるはずなのにねぇ〜」

美琴「てか何で知ってんのよ!!」

心理「こんな能力持ってると、能力なしでも相手がどんな表情のときにどんなことを思い浮かべてるか把握できるのよね。まぁミコトはわかりやすすぎるだけだけど」

美琴「あ、そうだ! 今日早いんだった!!」

  話を逸らし、あたふたと洗面台から飛び出す美琴。
  少し嘆息しながら、心理掌握は手に握った携帯電話を開く。

  そこには、垣根帝督という、昨日出逢った奇異な第二位の名前が記されていた。

心理(今日も会ってみようかしら。ふふふ)

  先ほどの美琴のような表情を浮かべながら、洗面台に顔を向けた。
14 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/07(木) 00:11:43.00 ID:DKSHCs60
ごめん。短いけど今日ここまで。

てか地の分メインで書くとこんなに時間かかるのね。
信じられるか? たったこれだけで四十分だぜ?

ガールズトークわかんねぇオワタ

ではまた
15 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/07(木) 00:17:07.24 ID:8TnKjsAO
前の未元掌握の人かと思いきや、全く新しいSSか

この先どうなるかwktk
16 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/07(木) 04:46:18.23 ID:y6vuP2DO
C

どうせなら心理定規との対比もしてほしいな。
17 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/09(土) 13:15:29.69 ID:Jfese4Y0
黒子なんて元からいなかったんや……
18 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/10(日) 00:06:13.16 ID:TRaU1PA0
  廃れた店内。丸テーブルや椅子やらの残骸が無数転がっている床には、小さな虫がいたりもする。
  壁の隅には蜘蛛の巣が己を主張しており、喫茶店のカウンターのようなものまであった。
  そんな中、一つの明かりがともっている。有機LEDの発光である。

垣根「メール二件、か」

  カウンターの上に座っているのは、茶髪のホスト崩れのようなイケメン。
  そう、暗部『スクール』のリーダー、垣根帝督である。

  カランカラン、と。
  元は喫茶店だったこの建物の入り口に取り付けられた、店内への客の出入りを示す鐘が鳴った。
  本来は取り外してもいいのだが、垣根帝督の我侭により付けられたままである。

  そして扉から入ってきた人物は、横手にあるスイッチを押した。
  カチッ、という音とともに店内に明かりが付いた。

  垣根は、その侵入者の顔を見遣る。彼の、よく知る女性だった。

定規「相変わらず辛気臭いわね。ここは」

  心理定規。本名不詳の彼女は、『スクール』の構成員の一人である。
  金色のドレスを優雅に着こなすその姿は、お嬢様と比べても遜色はない。

垣根「心配するな。自覚はある。ただ、暗いほうが好きなだけだ。俺たち『闇』の人間に光は似合わない。そうだろう?」

  そんな垣根の言葉に、心理定規は嘆息し、

定規「そう言う割には例の光の世界のレベル5にご執心だけどね」

垣根「こりゃまた手厳しいな。嫉妬でもした?」

定規「下らないこといってないで。土星君も狙撃手さんももうじき来るわよ」

垣根「てかスクールで名前があるの俺だけだよな」

定規「普通暗部では極力自分の名前は語らないものだけど」

  と、そこで来客を示すベルがなる。

垣根「それじゃあ、スクール定例会議を始めますか」
19 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/10(日) 00:11:00.99 ID:TRaU1PA0
         事後



垣根「はぁ、今日も退屈だったな」

  本日の仕事を終えた垣根は、夜の町並みを歩きながら携帯を開く。
  そこには、丁度二分前に届いたメールが。

from 心理掌握
sub  終わった?

 私のほうはいつでもいけるよ。
 丁度いつもどおり寮全体に私が
 いると錯覚させるよう能力を発
 動したから。
 それじゃ、終わったら返してね

垣根「ずいぶんニアピンな時間だな。終わりましたよっ、と」

  垣根は、手馴れた指捌きでメールを打ち終えると、携帯をスライドさせ、ポケットに入れた。
  そして歩きながら、つい最近出逢った少女のことを思い返す。

  心理定規よりレベルが上の精神官能能力者。
  ルックスは胸が普通くらいだが、その他はモデルといっても差し支えはない。
  

  そして、こちら側≠ノ堕ちていない。


  垣根は、少女に暗部のことを殆ど教えていない。
  教えたことは、せいぜい自分が暗部の人間であること。人を何人も殺していること。人を何人も殺すこと。

  教えたときは、彼女は少し驚いたものの、納得はしていた。
  知り合いに暗部の人間がいるともいっていた。多少は『闇』にかかわっている人間だった。

  ただ垣根と違うのは、そこから戻れたか、そうでないか。

  ただ、それだけのお話。

垣根「んじゃ、行くか」

  夜の街を、垣根は歩く。
  街頭の光に集まる蛾のように、垣根帝督は心理掌握を求めていた。
20 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/10(日) 00:13:38.68 ID:TRaU1PA0
進まない件。
ごめんよ。改造ポケモンとかついつい見ちゃうんだよ!!

まぁ明日は一歩も外に出ないつもりだからbb!
え? 自慢できない?

というか、日常会話が大の苦手なんですよねー。
シリアス戦闘物語構成はともかく、日常がまったくかけません。
よって次からいきなりしりあすにしますね
21 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/10(日) 00:22:10.30 ID:N7A7tBEP
日常会話は俺も思いつかないわ
某友達が欲しいスレのSSはほぼ日常会話オンリーだからすげえ
リア充になったら書けるのか?
22 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/10(日) 00:26:19.21 ID:VhEzrcg0
逆だろ
日常会話が上手いやつがリア充を満喫出来る
23 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/11(月) 16:19:51.69 ID:ij62kTk0
部下1「そういえば心理掌握様。近頃妙な噂を耳にしているのですが……」

心理「ん、何かしら?」

部下1「街で心理掌握様を、見たという連絡です。あなた様がここにいられる時刻に」

心理「アハハ、ただの見間違いよ。それ」

部下1「そう……ですよね。では失礼します」

  一礼し、部下1は部屋から出て行く。
  それをしっかりと確認し、心理掌握は携帯を開いた。
  細い白い指で携帯のキーをたたき、ある電話番号にかける。

  すぐにその相手は応答した。

心理「久しぶりね。フレンダ」

フレ「久しぶりなわけよ。で、結局何のようなわけ?」

心理「暗部(そっち)で私に関する噂はない? たとえば、『心理掌握が同時刻に別座標で確認されている』とか」

フレ「……流石心理掌握ね。結局、ご名答ってわけ。そんな噂は流れているわよ。ただ……」

心理「ただ?」

フレ「ちょっと独自に調べてみたんだけど、まったく真偽はわからなかったのよ。しかも学園都市のローカルネットに挙げられたその話題に関するものは、すべて消されているってわけよ。
   暗部の側から探っても全然わからないし、どうやら第四位(アイテム)以上にシークレット。つまり第三位以上または暗部より深い『闇』に関することみたいね。
   ……絶対何かしら裏があるわよ。結局、深入りしないに越したことはないってわけよ」

心理「……そう、ありがとね」

フレ「絶対深入りする返事なわk」ブツッ

心理(……さて、どうしようかしら。街にでて情報収集が基本、かな)

  荷物を簡単にバッグに詰め、外出用の服に着替える。

心理(ミコトにも頼りたいところだけど、ミコトの世界を壊すわけにはいかないわ)
24 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/11(月) 16:24:40.44 ID:ij62kTk0
  時刻は16:26。まだ街にはたくさんの学生が歩く時間。
  そんな雑踏の中、心理掌握は能力を発動させていた。

心理(いくつかの可能性が挙げられる。その一、どこかの能力者が私の姿を装っている。その二、私そっくりの人間がいる。その三、学園都市が秘密裏に私のクローンを製造している。
   でもどれも不可解。一、二なら学園都市が存在を隠す理由が見つからない。三ならそもそも外に出すメリットがない。まぁ、正体を突き止めたらはっきりするんだけども、ね)

  やがて心理掌握の知覚が、その偽者の位置を特定した。

心理(どの場合であっても、私と姿が同じなら、私の姿を見ているものを特定したらいい)

  そして、通りかかったタクシーを拾う。
  偶然にも、かなり近くにいた。

  先ほど特定した地点で、再び能力を発動する。
  今度は近くにいるであろう本人の思念波を探って。

心理「……見つけた」

心理(やっぱり、私の波長と似ている……いえ、同じね)

  そして目の前に現れたのは、目に光を宿していない心理掌握だった。
  成程、と納得する。そっくりなのだ。

心理「……あなたは?」

??「私のことですか? と声をかけてきた不審人物に問いかけます」

心理「そうよ」
25 :V1PにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/11(月) 16:27:16.15 ID:ij62kTk0
補足の場所


※心理掌握さんの能力って?

心理掌握さんの妹達を出す予定なので、ネットワークを形成できるような能力ということで。
脳波を同調させることによって様々な作用を引き起こすことができる。
また、電子機械との同調もがんばればできるということで。じゃなきゃ弱すぎる。
でも、無駄を極限までなくしたので自分の脳波を読むことはできない。


※では妹達は?

オリジナルとは違い、脳波を同調させることができるのは自分に近しい脳波を持つものだけです。
しかし、洗練されてはいないので自分ないしは自分と同じ脳波でも読み取れます。
機械との同調は不可能。


※オリジナルの人間出すの?

出さないことにしました。
公式のキャラを使いまわします。ただし能力が強化されてたり。


※黒子は?
誰それ舞台裏の人?


※今後は?
ほのぼの姉妹会話が思いつかねー
まぁ書きますが
26 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/27(水) 06:59:25.14 ID:05OudMYo
復活したけど、音沙汰無いね
27 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/02/09(水) 22:08:04.81 ID:CbpYBk8q0
え?
28 :lain. [sage]:2011/02/18(金) 23:10:16.44 ID:???
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