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エイワス「こちら、恋愛相談事務所」風斬「アナタの恋を叶えます!」 - 製作速報VIP(クリエイター) 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/30(土) 10:56:55.87 ID:l9xy9l60
ふと思いついた小ネタを書きこむスレ4でこっそり呟いたネタをまったり書く。

時間軸は特に決めてません。
また安価にてストーリーを進めていく予定です。
カオスな内容になるかもしれませんので、苦手な方はご注意ください。

―――

本日も晴天なり。
学園都市の人々――いや、世界中のあらゆる人が今日も今日とて忙しく日々を過ごしている。
そんな世間の流れから取り残されている彼は呟いた。


エイワス「……………………、暇だ」


日常における習慣を、彼は何一つとして持ち得ていない。


エイワス「学ぶ必要も、働く必要もないからな」


しかし、それではこの恒久の時間を漂うにはあまりにも退屈で、怠惰で、一種の拷問となる。


エイワス「―――――暇つぶしの遊びを考案しようか」


ふと、思いついた遊びの計画。
暫くの間、とても楽しくて腹を転げて過ごせるかもしれない、素敵な計画。


エイワス「一人ではつまらない……。ああ、そうだ。同じく暇を持て余す彼女に一枚噛んで貰おう」


彼の口角をあげて、それはそれは楽しそうな笑みを浮かべた。
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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2 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/10/30(土) 11:05:44.83 ID:l9xy9l60

―――――――――――――

 エイワス恋愛相談事務所

―――――――――――――

恋に悩めるか弱き子羊の諸君。
我らが君たちの恋を手助けをしようではないか。

ある者は、真実の愛とは何かと苦脳しているだろう。
ある者は、恋の迷宮から抜け出せずにいるだろう。

取り戻せない過去の恋愛。
自身の隣にある現在の恋愛。
これから君が出会う未来の恋愛。

人の数と同じほど、恋愛の形、悩みがある。

恋に悩めるか弱き子羊の諸君。
ただそれらを一人で抱え込まずに、我らの元へと来るといい。

子羊たる諸君の右手に救いの手をさしのべよう。

  
                  所長 エイワス
                  助手 ヒューズ=カザキリ
3 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/10/30(土) 11:12:52.44 ID:l9xy9l60
風斬「…………」

エイワス「どうだ、実に楽しい計画だろう」

風斬「…………」

エイワス「どうした、驚愕のあまり声もでないか?」

風斬「…………、えっと、何ですか、コレ」

エイワス「コレとは?」

風斬「エイワス恋愛事務所云々書かれている、この目の前の画面のことです! 一体なんなんですか、コレ!?」

エイワス「思い立ったが吉日。さっそく事務所のHPを開設してみた。これは『案内』のページだ」

風斬「行動早い……、ってそれは良いんです。どうして助手のところに私の名前があるんです!?」

エイワス「――――だって、一人ではつまらないではないか」

風斬「『だって、一人じゃトイレに行けない!』なんていう女子中学生みたいなリアクションしないでください……」
4 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/10/30(土) 11:27:42.95 ID:l9xy9l60
エイワス「恋愛とは人に大きな影響を及ぼす現象らしいからな。
     これほど人の人生をひっかきまわす楽しみを堪能できる分野ないと思うのだ」

風斬「アナタ、本当に人にちょっかい出して困らせるの好きですのよね……。そういうの、慎んだほうがいいと思いますよ」

エイワス「アレイスターの計画にちょっかい出した時も、それはそれは楽しかった!」(エッヘン

風斬「誇らしげに胸を張らないっ!」

エイワス「じゃあ、計画をだまって見てたほうが良かったのか?」

風斬「いや、そういうわけではありませんが……」

エイワス「なら」
  
風斬「それでも、人の大切な想いとかに土足で踏み込むような行為は出来るだけ慎むべきです」

エイワス「…………」(ムスー

風斬「…………そんなに、むすっとしないでください」

エイワス「…………」

風斬(――――え、ちょ。なんで黙るの、なんでしょんぼりしてるの。
   これじゃ、私が責めてるような気分になるじゃないですかぁぁぁあああ!!)
5 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/10/30(土) 11:39:41.17 ID:l9xy9l60
エイワス「…………」

    「別に、土足で踏み込むような行為ではない」

風斬「で、でも。人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死んじまえって言うじゃないですか……っ」

エイワス「邪魔ではない。我ら恋愛相談事務所所員による救済だ」

風斬「救済って……」

エイワス「救済、は大げさかもしれんが、恋に悩める人間の手助けをするのだ」

風斬「て、だすけ……?」

エイワス「そう、手助け。人の世に多くある恋のもつれを正す手伝いをする。それが『エイワス恋愛相談事務所』の役割」

風斬「…………」

エイワス「たまには、(人の人生ひっかきまわすのに変わりはないけど)善意的なひまつぶしもよかようて」
6 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 11:42:40.20 ID:2uP03GQ0
しょうがねえ……見てやるよ!
7 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/10/30(土) 11:53:31.67 ID:BssVrsc0
風斬「……………、ま、まぁ。そういうことなら頑張ってみたらいいんじゃないですか?」

エイワス「もちろん、頑張るさ。お前が」

風斬「ええっ!? 私!!?」

エイワス「エイワス恋愛相談所のキャッチコピーは『世界のどこでも出張します』だ。がんばれ、ヒューズ=カザキリ助手」

風斬「いやいやいやいや! 私、相談所のお手伝いするなんて一言もいってませんけどっ!!」

エイワス「頑張ってみたらいい、とさっき活動に賛同したではないか」

風斬「活動に参加すると言ってませんっ!!!!」

エイワス「…………一人でやれと?」

風斬「一人でやればいいじゃないですか」

エイワス「…………」

風斬「そ、そんなしょんぼりしなくても……っ!」

エイワス「…………一人は(雑用とか自分でするの面倒から)嫌だな」(ボソ

風斬「……うっ」

エイワス「…………」

風斬「〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」
8 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 12:05:56.50 ID:aVZ9CYAO
エイワスの口調どちらかと言えば女寄りじゃなかったけ
何か口調で違和感感じる
9 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/10/30(土) 12:08:20.81 ID:BssVrsc0
風斬「〜〜〜〜〜わかりました」

  「わかりましたよ!!」

  
  「――――――――助手、やらせて頂きます!!」


そうして、彼の突拍子もない遊びの計画に、彼女の参戦が決定する。



風斬「やるときめたら頑張ります、よろしくお願いしますね、エイワス所長」

エイワス「ああ、こちらこそ。楽しく愉快に頑張ろうではないか、カザキリ助手」


以上のやり取りをもって、エイワス所長とヒューズ=カザキリ助手による二人三脚の『エイワス恋愛相談事務所』の開設と相成った訳である。
10 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/10/30(土) 12:22:59.08 ID:BssVrsc0
―――――――――――――――

 恋愛相談事務所の運営方法

―――――――――――――――

風斬「さっき「世界のどこでも〜」って言ってましたよね?」

エイワス「ああ。学園都市だけが人の住むところではない。世界中に、恋に悩める子羊は隠れているはずだからね」

風斬「まぁ、時速7000`で世界の何処へでも行けますけど」

エイワス「私たち相談所の救いの手の対象に、東洋・西洋・科学・魔術の垣根はない!」

風斬「その方針は素敵ですね。でも、どうやって何処の誰のお手伝いするって決めるんです?」

エイワス「それなら、既に決まっている。ほら、事務所のHPの『掲示板』を見てごらん」

風斬「掲示板……」

エイワス「誰を助ければいいのか、どういう行動をすればいいのか。質問するたびに、『掲示板』が僕たちに指示を与えてくれる」

風斬「すごい便利なシステムというか。都合のいいシステムというか……。『樹形図の設計者』みたいなものですか?」

エイワス「俗に、安価、と呼ばれるものだね」

風斬「……安価、ですか?」

エイワス「ロシアの人を応援しろと言われればロシアに赴き、学園都市も人を助けろと言われればその対象がいる学区へ赴く、といった形さ」

風斬「所長やわたしが質問しない限り、指示は書きこまれないということでいいんですか?」

エイワス「基本的にそうだが、私たち以外の人物――たとえば助ける対象とか――の誰かが安価を求めることもあるかもしれないな」

風斬「うーん、とりあえず、この『掲示板』に沿って恋愛相談所のすべきことが決まるってことですか」

エイワス「うむ、大体そのような認識で問題ない」
11 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/10/30(土) 12:33:02.68 ID:BssVrsc0
エイワス「口頭で説明してみたが、実際に実行して体感してみたほうが分りやすい」

風斬「じゃあ、さっそく書きこんでみましょうか」(カタカタカタッ

―――――

>>+3

恋愛相談事務所の一人目の相談者はどなたですか?

―――――


風斬「こうやって書きこむと指示がくるとのことですが……。最初だからですかね、緊張します……」

エイワス「なに、徐々に馴れていくさ。賽は投げられたからね」

風斬「はてさて、この先どうなることやら……」
12 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/10/30(土) 12:34:37.34 ID:BssVrsc0
お昼だし一旦ここまで。
これからゆったり進めていきたいと思います。
13 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 12:57:54.39 ID:UCoRcyQ0
神裂火織
14 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 13:01:36.43 ID:tEZ9OEk0
フィアンマ
15 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 13:27:53.09 ID:nN.qlqso
一方通行
16 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 17:46:43.85 ID:QfCNI3k0
ロシアの人って言うからミーシャ=クロイツェフから始めて見ようとか思ったけど、もうそういうスレあったな。
17 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 18:46:56.30 ID:R9u2nOIo
AIM組か
期待
18 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/01(月) 00:20:46.31 ID:LMpTAnc0
――――ピピッ


風斬「あ、さっそく指示が書き込まれたようですね」

エイワス「……ほう。これまた面白い人物が指定されたな」

風斬「ええっと、一番最初の相談者さんの名前は、っと……」


―――――

14 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 13:01:36.43 ID:tEZ9OEk0
フィアンマ

―――――


風斬「フィアンマさん、という方で決まりですね。日本人ではなさそうですね。どのようなお方なんでしょう?」

エイワス「ローマ正教『神の右席』のトップ、右方のフィアンマ、だね」

風斬「ろーませいきょう? かみの、う、せき……?」
19 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/01(月) 00:22:21.38 ID:LMpTAnc0
エイワス「なんだい。あれほどロシア近辺で大乱闘を繰り広げたというのに、十字教の関するこ知識には疎いのかな?」

風斬「お恥ずかしいのですが、学園都市の外にでることとかめったにないんです」

エイワス「カザキリ助手は神の力と激突しただろう?」

風斬「ええ、白い髪の人と共闘……というか、お手伝い頂いた形ですけど」

エイワス「君がロシアで大乱闘した神の力を使役した男が、フィアンマさ」

風斬「ぇぇえええええッ!!??」

エイワス「世界を揺るがそうとした男の恋愛……か。実に面白うそうだ」

風斬「つまり、私と敵対していた人ってことですよね!?」

エイワス「そうなるな」

風斬「…………ものすごーーーく、気まずいです……」

エイワス「いったであろう。エイワス恋愛相談事務所には東洋・西洋・魔術・科学の垣根はない、と」

風斬「所長……」

エイワス「――――己の敵か味方か。それすらも、我らには関係ない」

風斬「そう、ですよねっ! 恋に悩める人間の手助けをするのがわたしの仕事!」

エイワス「そうとも」

風斬「どんな人かなんてどうでもいいんですよね! 困っている人に手を差し伸べるのが人情というものですものね!!」

エイワス「私もカザキリ助手も、人の形をした人ならざる異形の者だが」

風斬「良い感じでやる気が出てきたんですから、水を差すようなことは言わないでくださいよー……」
20 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/01(月) 00:36:27.28 ID:LMpTAnc0
風斬「そういう経緯がありまして、はるばるココまでやって来た、という訳です」

フィアンマ「帰れ」

風斬「そんなぁ……。 そこまでピチャリと拒絶しなくても……」(ショボーン

フィアンマ「なぜ俺様が神の力をズタボロにし、俺様の計画の一角を崩したであろうお前と馴れ馴れしくしなければならない」

風斬「あっ、そうだ、忘れていました。どうぞ、名刺です」

フィアンマ「お、おぉ……」

風斬「私、エイワス恋愛相談事務所の助手をしております、ヒューズ=カザキリと申します。以後お見知りおきを」

フィアンマ「ご丁寧にどうも。俺様はフィアンマ。右方のフィアンマだ」

風斬「ごあいさつが二の次になってしまって申し訳ありませんでした」

フィアンマ「いや、気にしなくていい……………て、違うわっ!!!!」
21 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/01(月) 00:46:22.14 ID:LMpTAnc0
風斬「何が違うんです?」

フィアンマ「俺様は帰れと言ったんだ! 誰が名刺を差し出せと言った!?」

風斬「でも名刺受け取って下さいましたよね?」

フィアンマ「あ、あれは……。その場の流れというか」

風斬「?」

フィアンマ「と、ととにかく! 俺様はお前と馴れあうつもりはない!!」

風斬「別に、アナタと馴れあうために来たわけではありません」

フィアンマ「なら、さっさと立ち去れ」

風斬「さきほども言いましたが、私はアナタの恋のお手伝いをしに来たんです。そう、いわば私はアナタの恋のキューピット!!」

フィアンマ「…………は?」

風斬「確かに最初は恋愛相談事務所とか『えぇー……』と思いましたけど、
   やっぱり私も女子高生だし恋バナには興味あるし、頑張ってみるのも良いかなって思うんです!!」

フィアンマ「…………え、お前、女子高生?」

風斬「むむ、なんですか? その疑うような目は。正真正銘女子高生です。
   この服だって霧ケ丘女学院っていうれっきとした女子高の制服ですよ?」

フィアンマ(そもそも、人間じゃないだろうに。
      それを『女子高生です☆(キャピ』って……。頭のネジ2、3本飛んでるんじゃないのか……?)
22 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/01(月) 01:05:41.27 ID:wPWZjU.0
これはおもしろい
期待
23 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/01(月) 01:27:31.79 ID:LMpTAnc0
風斬「たとえ、敵対し命のやり取りをした相手であろうと、恋に悩めるか弱き子羊の皆さんのお手伝いをするのが、今の私の使命なんです」

フィアンマ「綺麗事だな。綺麗すぎて反吐がでる。道徳の教科書にかかれているような薄っぺらい理想論だ」

風斬「うーん。綺麗事だとか理想論だとか、私はそこまで難しく考えていませんけど」

フィアンマ「つまり、お前は壮大なことを言うだけの道化、ということか?」

風斬「――――えーっと、正直に言ったほうがいいですか?」

フィアンマ「好きにしろ」


風斬「本音を言えば、ミーハー根性ですっ!!」(キッパリ

フィアンマ「…………」

風斬「日本の女の子ほど、人さまの恋愛に興味をもつひとはいません!!」(ドキッパリ

フィアンマ「…………あれか、お前は昼間のワイドショーとかが大好きなタイプか」

風斬「はい! ドロドロした昼ドラも大好きです!!」
24 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/01(月) 01:46:42.82 ID:LMpTAnc0
フィアンマ「…………まぁ、お前のくだらん動機づけはどうでもいい」

風斬「えーっ。自分から聞いておいてその反応って冷たくありませんか?」

フィアンマ「うるさい」

風斬(……この人、けっこう自分勝手だなぁ。自分のこと俺様っていうし。
   ――――コレが俗にいう俺様系? ていうか、ただナルシストのような気も……)

フィアンマ「無駄足ご苦労だったな。どのみち、お前がするようなお手伝いなんて俺様には必要ない」

風斬「必要ない、ですか?」

フィアンマ「そもそも、恋愛なんてつまらん感情なぞ俺様は持ち合わせていない」

風斬「うっそだぁー」

フィアンマ「低俗な嘘をつくほど暇ではないんだ。わかったら、大人しく学園都市に戻れ、科学の天使」

風斬「絶対嘘ですよ。フィアンマ……さん、でいいですよね? フィアンマさんは恋愛感情持ってるじゃないですか」

フィアンマ「やけに自信ありげに断言するな、お前」

風斬「自信もなにも。だって私、アナタが好いている女性が誰か知ってますから」

フィアンマ「…………へ? え?」

風斬「伊達に恋愛相談事務所を名乗っていませんよ。
   ある程度の事は調べてから、こちらに着てるに決まってるじゃないですか」

フィアンマ「……………しらべた?」

風斬「はいっ!」(ニッコリ

フィアンマ「……………どう、やって……??」

風斬「ちょっと世界中を飛び回って聞きこみしたり、学園都市内の裏情報をかき集めたりしました♪」

フィアンマ「…………」
25 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/01(月) 01:53:15.16 ID:LMpTAnc0
エイワス「……いやはや、フィアンマの反応は面白い。こちらは既に相手を把握していると分って石のように固まってしまった」

    「しかし、我ら二人だけで調べた情報では客観性がいささか欠ける気もするな……」

    「――――そうだ、『掲示板』で第三者の意見も聞いてみようか」(カタカタカタッ


―――――

>>+3

相談者(フィアンマ)が好いている女性は誰であっただろうか?

―――――


エイワス「指示がでたら、すぐに現場に出張しているカザキリ助手に連絡しなくてはいけないな」

26 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/01(月) 01:55:08.94 ID:LMpTAnc0
こんな感じで進めていきたいと思っております。では今回はこのあたりで。
27 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/01(月) 03:30:09.48 ID:te2oa.AO
サーシャ=クロイツェフ
28 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 03:59:59.14 ID:ucoalnQ0
乙姫
29 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 04:01:19.46 ID:a0l.SqE0
サーシャたん
30 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 04:04:07.37 ID:E2oymko0
ルチア

アニェーゼ部隊が必要悪の協会に行ったのが悩み
31 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/01(月) 08:00:21.09 ID:tnUIcwAO
ヴェントもしくは
サーシャ
32 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/01(月) 08:01:04.92 ID:LMpTAnc0
――――ピピッ


エイワス「指示が書き込まれたようだな」


―――――

28 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 03:59:59.14 ID:ucoalnQ0
乙姫

―――――


エイワス「ふむ。やはり竜神乙姫嬢で間違いなかったようだな」

    「『幻想殺し』のイトコ……、か。フィアンマも難儀な相手に想いを寄せているものだ」

    「己の野望を打ち砕いた『幻想殺し』の親族に恋をする右方のフィアンマ。
     そして、そんな彼を、ロシアで神の力と戦ったカザキリ助手が応援する……」

    「――――世界大戦もあったというに。なんと間抜けで可笑しな構図だろうか」

    「しかし、竜神乙姫はまだ高校生にすらなっていない少女……」

    「フィアンマ、アイツは……」
33 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/01(月) 08:11:26.38 ID:LMpTAnc0
風斬「はい……はいっ。やっはり、彼はロリコン、ということで間違いないんですね?」

エイワス『残念ながら。『掲示板』にも意見を求めたが、彼の想い人は竜神乙姫だと断言された』

風斬「彼女、中学生ですよね?」

エイワス『中学生だな』

風斬「…………」

エイワス『…………』

風斬「じゅ、純愛なら大丈夫ですよ、プラトニックな純愛なら……っ!! ――――た、多分……」

エイワス『……健闘を祈る、カザキリ助手』

風斬「困った時のサポート、ほんとうに頼みましたからね? エイワス所長」

エイワス『ああ、バックアップは任せろ』

風斬「じゃあ、また何かあったら携帯に電話ください」

エイワス『もちろんだ』


――――プツッ
34 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 08:12:58.79 ID:6qSSVaoo
色々シュールwww
35 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/01(月) 08:25:09.77 ID:LMpTAnc0
風斬「話の途中に電話に出てすみません。なんか、上司からの連絡で……」

フィアンマ「…………」

風斬「さて、ロリコンマさ―――じゃなくて、フィアンマさん」

フィアンマ「……え、ぁ、ああ?」

風斬「ようやく意識が戻って来たようなので確認しますが、アナタが好きな女性は日本人の竜神乙姫ちゃんで間違いないですよね?」

ファアンマ「―――――ッ!!!??」

風斬「 で す よ ね ? 」
   
フィアンマ「し、知らんッ!! お、おれはしししし知らないッ!!」

風斬「往生際が悪いですよ? 男ならここぞという時、胸を張って困難に立ち向かう姿勢が必要なんです!!」

フィアンマ「…………か、科学の天使っ」

風斬「だから、さっさと東洋のロリッ子に惚れてるって、開き直ってください」(キッパリ

フィアンマ「…………」
36 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/01(月) 08:32:10.64 ID:LMpTAnc0
一旦ここまで。
『掲示板』の指示ににより、第一のCPはフィアンマ×(→?)乙姫ちゃんということなりました。
37 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 12:13:17.64 ID:ucoalnQ0
二つとも俺の意見がとりあげられたwwwwww
とても感謝です!他の人色々とすいません
38 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/01(月) 12:48:11.35 ID:LMpTAnc0
フィアンマ「……お、俺様はロリコンなどというモノではないっ!」

風斬「まだ認めないんですか。調べはすでについているんです」

フィアンマ「――――フンッ、証拠があるなら出してみればいい。お、おお俺は無実だっ」

風斬「証拠出せば、乙姫ちゃんが好きだって認めるんですね? 私が恋のお手伝いをしてもいいんですね?」

フィアンマ「……勝手にしろ!」

風斬「じゃあ、サクッといきましょうか」(ガサゴソ

フィアンマ(コイツは学園都市にその身を縛られている存在。
      ――――ロシアの時や今は比較的自由に移動しているみたいだが、どうせ得た情報などたかが知れている)
39 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/01(月) 13:07:01.26 ID:LMpTAnc0
風斬「フィアンマさん。アナタ、ロシアやイギリスで大騒ぎする前に、『幻想殺し』について事前の調査を極秘裏に行っていましたよね?」

フィアンマ「…………それがどうした。『幻想殺し』はどうしても欠かせぬキーだったのから、当たりまえだろう」

風斬「アナタは『幻想殺し』に関するあらゆることを調べた。
   彼の能力、人柄、関わって来た事件に、上条勢力と呼ばれるものたち。
   ほかにも友人知人、恩師――――もちろん、近しい親族についてだって調べたはずです」

フィアンマ「計画をより完全なものにするためには、必要な手順だっただけだ」

風斬「―――そして、アナタは『幻想殺し』上条当麻のイトコ、竜神乙姫ちゃんのことを知った」

フィアンマ「…………た、ただの憶測だ、それは」

風斬「憶測というより、今のはアナタが乙姫ちゃんを知った経緯ですね。証拠は別にあるりますよ」

フィアンマ「別にある……、だと……!?」

風斬「アナタのポケットには小さな霊装が入っていますよね?」

フィアンマ「!」(ギクリッ

風斬「私はまじゅつ? というものにくわしくはありませんが、
   私の上司・エイワスからは、アナタが持っている霊装は、持つ人が望む対象を透視・遠視できるものだと聞きましたが」

フィアンマ「!!」(ギクギク

風斬「乙姫ちゃん。悩みがあるようで、先日イトコのお兄さん――上条当麻さんに一通の相談の手紙を送っています」

フィアンマ「……相談の手紙…………?」

風斬「ええ、こちらにそのコピーしたものがあります」(スッ

フィアンマ「おい。ていうか人さまの手紙をコピーって……。プライバシーの侵害だろ」

風斬「学園都市は生徒の外出すら、中々許可が下りない規制の厳しいとことです。外部からの情報に検閲が入るのも居た仕方ないかと」

フィアンマ「――――たとえ、今後どんなことがあろうとも、学園都市に住むのだけはいやだな」

風斬「良いところも悪いところもひっくるめて、学園都市ですから」
40 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/01(月) 13:25:26.45 ID:LMpTAnc0
――――――――――――――――――――


 Dear 当麻お兄ちゃん

 やっほー! 久しぶりだね、お兄ちゃん。
 夏休みにおじさん達と一緒に海に行って以来、かな?
 こうやってお手紙をかくのも本当に久しぶりかも……。

 一緒に旅館にとまった外人の女の子は元気にしてる?
 お兄ちゃん、あんまり女の子に冷たい態度ばっかりとっちゃってない?
 女の子は傷つきやすいんだから、たまにはやさしくしないと駄目だぞー☆

 えっと、その。
 お兄ちゃんに相談したいことがあって今回お手紙を書きました。
 
 最近。本当にここ最近なんだけどね、時々変な視線を感じることがあるの。
 学校帰りはもちろん、授業中もご飯食べてる時も、ベットで寝てる時も、なんだ……。
 視線を感じてふりかえってみても誰も居ないし、何もないの……。
 
 ストーカーなのかな? って思ってもそれらしい人は見かけないんだ。
 じゃあ、隠しカメラとかで撮られてるって思って、家の中とかを探してもそれらしいものは見つからない。

 私が視線を感じるような原因は全然みつからない。
 もしかしたら、私が自意識過剰で気にしすぎなのかもって思うと気もあるんだけど……。

 でもね、…………今も、背中の向こうから視線を感じてるの。

 学園都市には『超能力』ていう不思議な力にくわしいし、
 科学だってすごく発達してるって聞いたから、お兄ちゃんに聞けば何かわかるかなって思って。 
 もし、なにか『視線の正体』がわかる手掛かりみたいなものとか、心あたりがあれば教えてください。

 なんだか変なお願いしてごめんなさい。
 でも、もう、お兄ちゃんしか頼れないの……。


 From 乙姫


――――――――――――――――――――
41 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/01(月) 13:44:33.78 ID:LMpTAnc0
フィアンマ「…………」

風斬「視線の正体。それはフィアンマさん、アナタです」

フィアンマ「…………っ」

風斬「『幻想殺しを生み出した一族の子、第6感が多少優れていても不思議ではない』と所長が言っていました」

フィアンマ「…………っ!!」

風斬「乙姫ちゃん、アナタの覗きにちょっとだけ気が滅入ってしまっているようです……」

フィアンマ「お、俺様では……」

風斬「ですから、往生際が悪いと何度いわせるんです」

フィアンマ「…………うっ」

風斬「どういう子か気になるから。全てを知りたいから―――遠くからこっそり見ていたんですよね?」

フィアンマ「…………」

風斬「大人げない行為だと分っていても、つい、間がさしてしまった」

フィアンマ「…………」

風斬「乙姫ちゃんが、好きだから」

  「そう、ですよね? フィアンマさん」



フィアンマ「…………」(……コクリ
42 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 17:13:44.81 ID:ucoalnQ0
                              //         |:::::|          `ヽ人_
                           ミ   ;:'、,:"';、;"  彡   |:::::|            ̄`Y´
                          ミ     ,'""/,';゙  彡  |:::::|
                 ┛┗          三    "/  /    三   | ::::|
                 ┓┏   ___\  三    /  /      三   |::::::| このロリコン野郎があぁぁぁぁぁぁ
                  -=≠:'´::::::::`ヽ:\    /  /     ミ    |:::::::|
               ,;::'´/::::::::::ミ^">::::ヽ  /  /            |::::::::|
                  j{/::x -y''´-=|-:-:::::::'; /  /           |:::::::::|
             -=彡:::::::{ d'" { rト=ニ ::::::}/  /              |::::::::::|
               /:_::::::: ∧xく\ー∠斗_/ ,:/            /:::::::::/
           ー'⌒/::_::::::::::ヘ、ヾ \ {_ケ'′ 〃              /:::::::::/
              ̄/:::::ノ/ \ヾノ/" /                 /:::::::::/
             ∠:::::イr/_彡77"  /             /:::::::::/
              / { ̄〃  { { / /             /:::::::::/
             〃コ  j/   ヾ、_,/            /::::::::::/
             {{  彡       `7           /:::::::::::/
          _   ハ-=彡      /′         /:::::::::::/
        /ヘ _〈 ̄       /          /:::::::::::/
43 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 19:56:06.98 ID:U5PMn0Eo
なぜ乙姫チョイスした
44 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 21:31:09.47 ID:fQ7edLgo
なんという俺得な流れ
45 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 21:37:49.94 ID:ucoalnQ0
そこまで違和感ない流れじゃんじゃん
46 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 23:45:44.31 ID:hpV3XeMo
禁書はロリコンばっかりだな
47 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/02(火) 00:06:00.88 ID:irnSlkAO
違和感ない…か…?
48 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 01:52:46.36 ID:VHNdQsAO
これはこれでアリだ!!

……と思い始めてきた自分がいる
49 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 20:22:58.82 ID:7Ixf4UYo
逆転裁判みたいな問い詰めだwwwwwwww
50 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/02(火) 20:52:57.10 ID:sDF4z2E0
フィアンマ「――――――」

     「俺様は……、」

風斬「ちゃんと、謝りにいきましょう」

フィアンマ「あやまりに……?」

風斬「ええ、謝りに。日本―――乙姫ちゃんがいるところまで」

フィアンマ「…………不可能だろ」

風斬「どうしてですか?」

フィアンマ「―――――」

     「俺様は、右方のフィアンマだ」

     「ローマ正教『神の右席』の一員にして、…………世界大戦の首謀者」

     「そして、――――――『幻想殺し』を狙った男だ」
51 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/02(火) 21:04:45.95 ID:sDF4z2E0
エイワス「なにやら、向こうはシリアスな展開になっているようだね。 
     あんな簡単にセンチメンタルになっているが、フィアンマがロリコン+覗き魔という事実は変えられんというのに……」

    「さて、話の流れ的にこちらに相談者が来ることになりそうだ」

    「……とはいっても、竜神乙姫が居るのは学園都市の外。特に邪魔を気にする必要もあるまい」
  
    「邪魔、あったほうが面白くなりそうなのだがなぁ」

    「……………………、ふむ」


――――ピピッ


エイワス「ん? 『掲示板』に書きこみがなされた音……っ? 今は、特に指示を求めてはいないのだが」
52 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/02(火) 21:16:12.45 ID:sDF4z2E0
―――――

エイワス恋愛相談所さま

突然のご連絡すいません。
私は学園都市に住んでいる者です。
そちらのHPを見て、是非ご相談させていただきたいと思いまして。

現在、私は切ない片思いをしています。
その人のことが大好きすぎて眠れぬ夜がつづいております。

どうか、私の恋のお手伝いをしてもらえませんでしょうか……?

―――――


エイワス「HPを作って正解だったな! はやくも二人目の相談者が現れた。しかも、今回は相談者本人からの直接の依頼っ」(ルンルン

エイワス「学園都市、という事は生徒の誰かか。いや、教員や研究者という可能性もあるな」

エイワス「まずは相談者とその好きな人が誰なのかわからないとはじまらない、な」(カタカタカタッ


―――――

>>3

連絡ありがとう。所長のエイワスだ。
学園都市在住とのことだが、よろしければお名前を教えてくれないかな?


―――――

53 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 21:16:32.20 ID:A7ve.yoo
あわきん
54 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/02(火) 21:21:44.35 ID:Z5W0RzE0
ていとくん
55 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 21:24:17.17 ID:2kY0QdEo
美琴
56 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 22:38:28.83 ID:ys0NpD2o
>>55がGJすぎて生きるのが辛い
57 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:11:22.71 ID:aYmHcQAO
木原くンじゃなくて良かったぜ
58 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:16:08.72 ID:SdsHd9co
待て、相手役も安価だからそれ次第でヤバいことになりかねんぞ
59 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:17:41.42 ID:A7ve.yoo
上条以外だったら上琴厨発狂?
60 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:23:32.91 ID:SdsHd9co
ちなみに俺美琴厨だが美琴が幸せになるなら別に上条さんでなくてもいいっす
61 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:30:55.49 ID:7Ixf4UYo
じゃあ青ピにしようず
62 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:34:13.37 ID:fLGe9N60
相手木原クンや闇咲さんなんて嫌だ!!!!!!ww
テッラとかだったらパソコン壊すかもしれん
63 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 23:36:24.46 ID:D.jgskwo
杉谷にしよう
64 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/02(火) 23:43:07.02 ID:sDF4z2E0

――――ピピッ


エイワス「さっそく本人から返事が来たみたいだね。さてさて、生徒か教師か、それとも科学者か……」


―――――

すみません、緊張してて名乗るのを忘れていました。
私は学園都市に住む、御坂美琴と申します。

―――――


エイワス「御坂美琴……」

    「学園都市第三位『超電磁砲』、か。ほうほうほう、これはまた愉快になりそう!」(ワクワク

    「この年齢の少女は、恋に恋する盲目の乙女! 勢いがある純愛がみれそうだ。さて、くわしい話を聞かなくては……っ!」(カタカタカタッ
65 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/02(火) 23:52:51.84 ID:sDF4z2E0
―――――

御坂美琴さん、だね。
私たちを恋の相談相手に選んでくれたことを感謝する。

―――――
―――――

それって、私の恋愛の相談に乗って頂けるっていうことですか……!?

―――――
―――――

もちろんだとも。
エイワス恋愛相談事務所は、救いを求める子羊たち全てに手を差し伸べる。
事務所には女性の職員もいるし、気兼ねなく色んなことを相談するといい。

―――――
―――――

本当ですか!? ありがとうございますっ!!
最近、本当にむねがきゅってなって、どうしようもなくて……。
相談したくても、恥かしくて誰にも相談できなかったんです。

―――――
―――――

そうか。それは辛かったね。
時に、恋の苦しみは一人では抱え来てないだろう。

―――――
―――――

はい……。
でも、これからは相談事務所の方が協力して下さいますから!!

―――――
―――――

ああ、なんでも相談してくれたまえ

―――――
66 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/03(水) 00:01:42.75 ID:bvXtF1g0
エイワス「――――そろそろ、超電磁砲の緊張も解れただろうし、こちらへの信頼も多少は出来つつあるはず」

    「彼女が夜眠れぬほどに恋焦がれている相手とは、誰か聞きださないとな」(カタカタカタッ


―――――

>>+3

御坂美琴さん。
君の好いている男性は誰なのだろう?
これからの相談のこともあるし、教えてもたえると助かるのだが……

―――――


エイワス「……さて、いったいどんな解答が帰ってくるのだろうか」

    「それにしても、相談者第一位号はフィアンマ、その片思いの相手は竜神嬢」

    「相談者第二号は学園都市が誇る超電磁砲、御坂美琴」

    「―――――魔術師、能力者、一般人。東洋人に西洋人。成人に未成年」

    「魔術・科学・東洋・西洋、その垣根を越えて恋のお手伝いをする、という我が相談所のスローガンはやはり間違いじゃなかったなっ……!」(キリッ
67 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:02:15.35 ID:FnrRoEAO
軍覇
68 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:02:47.76 ID:HwNFyd20
刀夜さん
69 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:02:50.62 ID:xnHl1k.o
上条
70 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:02:55.09 ID:qf0nsKYo
レッサー

性別を超えて
71 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:03:47.61 ID:HwNFyd20
>>69
ファインプレー乙
72 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:06:01.60 ID:AAFXLtAo
>>69
GJ
73 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:07:59.31 ID:PM3UjYQo
>>69
素晴らしいGJ
74 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:09:51.69 ID:xnHl1k.o
まさか取れるとはwwww
あ、一応もちろん当麻さんの方ね
75 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/03(水) 00:09:57.59 ID:lAOzAQM0
>>69
ナイス
76 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/03(水) 00:10:23.21 ID:bvXtF1g0
エイワス「……………」

    「…………返事が返ってこない」

    「チャットのような速度で『掲示板』でコメントのやりとりをしていたのに……」

    「『誰?』って聞いてから、もう一五分も返事が返ってこな―――、」


―――――ピピッ

  
エイワス「―――と思ったら、いま、返って来た。えーっと、どれどれ?」


―――――

かみじょうとうま

―――――

エイワス「なぜ全部ひらがな……。たった八文字打つのにどれだけ時間をかけるんだ?」
77 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:13:09.97 ID:HwNFyd20
自分でも言うのも結構いい感じのチョイスだな
刀夜さん推しといて上条さんにGJ送ってるわけだが…
78 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:16:27.87 ID:JRc1NbE0
今日も寝れんな
何時頃終わるんだ?
79 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/03(水) 00:18:03.71 ID:bvXtF1g0
風斬『なぜ、って簡単なことことです。
   「好きな人誰?」って聞かれてその人の名前を正直に言うのって、すごーく緊張するんものなんです!』

エイワス「……『上条当麻』が好きだと私に意思表示するだけなのに、一五分も悪戦苦闘した、ということか?」

風斬『そうです、そうです! たぶん「あ”ぁーーーー!」とか「うぅうううう」とか顔を真っ赤にして悶絶してたと思いますよ?』

エイワス「そこまで分るのか。カザキリ助手は精神能力系に長けているのだな」

風斬『いえいえ、精神感応も透視能力も、大したことはありません』

エイワス「では、なぜそこまで事細かに推測できるんだ?」

風斬『それは、私も女の子だからですよ』

エイワス「女の感、というものかな?」

風斬『そうとも言いますね』(クスクス
80 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/03(水) 00:27:42.84 ID:bvXtF1g0
エイワス「まぁ、そういう訳で相談者が増えた、という報告だよ」

風斬『はーい、了解です!』

エイワス「御坂美琴の件は私のほうが担当しよう。君はいま学園都市外にいるし」

風斬『あ、その件ですけど、学園都市は無理だとして、すぐにでも日本に向かう予定です』

エイワス「おや、随分と話が進展しているようだ。フィアンマも日本に来ることは同意しているのかい?」

風斬『いいえっ!!』(キッパリ

エイワス「そうか、これから説得して連れてくるんだね」

風斬『なんだが、ロリコンと覗きがばれた事と、乙姫ちゃんと傷つけた事のダブルパンチで落ち込んでしまってるんですよ、フィアンマさん』

エイワス「そうか。まぁ、サクッと説得して日本に連れて―――、…………」

風斬『…? エイワス所長?』

エイワス「―――日本じゃなくて、学園都市に連れておいで」

風斬『が、学園都市にですか……っ!?』

エイワス「そうだ。竜神乙姫嬢が上条当麻に相談の手紙を出した以上、彼の少年はこの件に首を突っ込みたがるはず。どうせ今頃……」

風斬『乙姫ちゃんの家に特攻するか、若しくは乙姫ちゃんを学園都市に呼び寄せるか、してそうですね……』
81 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/03(水) 00:37:11.24 ID:bvXtF1g0
エイワス「下手に学園都市外で右方のフィアンマと接触でもされたら、フォローのしようがない。ならば、学園都市内のほうが多少の融通は聞くはずだ」

風斬『……大丈夫なんですか? アレイスターさんとか、アレイスターさんとか、アレイスターさんとか』

エイワス「大丈夫大丈夫。わたしたち二人が『なにか手をまわしてみろ、反乱起こすぞッ、この野郎!!』と一言脅せば大人しくなるさ」

風斬『なんか、軽い口調で返して来ますねー……』

エイワス「まぁ、実行に移さないけど。天使級の実力者二人をアレイスターとて敵にはまわしたくないのが本音だろうから、大丈夫」

風斬『…………所長がそういうなら、その方向でフィアンマさんに働きかけてみますけど、何か会った時は所長が責任とってくださいね?』

エイワス「当然。仕事の責任を取るのは上司の役割」

風斬『じゃあ、学園都市に戻る前にこちらからもう一度連絡いれますね』

エイワス「ああ。では、フィアンマの説得頑張ってくれたまえ」

風斬『はーいっ』


――――――ブツッ


エイワス(御坂美琴の想い人が上条当麻とわかった以上、フィアンマ達も学園都市に居たほうが、なにやら楽しそうだっ♪♪)
82 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/03(水) 00:38:48.98 ID:bvXtF1g0
今回はここまで。『掲示板』の指示により第二のCPは御坂美琴×(→?)上条当麻となりました。
83 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:40:32.84 ID:Ls.ASgko
片方異色で片方王道か乙
84 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:47:34.15 ID:xnHl1k.o
はからずとも、その異色方面が王道方面の上条さんをキーマンとしているのが
お話の交差を実現してしまったようだな・・・楽しみだぜぇ
85 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 08:46:57.19 ID:1Z8AQHso
なんというカオス
これは面白い
86 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 10:20:06.46 ID:AhBn7kgo
こうなると、フィアンマにとって上条は何になるんだ……?
87 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/03(水) 12:42:24.24 ID:CvX/wog0
フィアンマに期待
88 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/03(水) 19:05:42.07 ID:bvXtF1g0
―――――

私が片思いをしている人はとっても異性に好意を持たれるんです。
今はフリーみたいなんですけど、いつ彼女とかが出来るか気が気ではありません……。

小動物みたいな銀髪シスターといっつも一緒に居るし。
私には妹がいるんですけど、遺伝なのかは分りませんが、アイツのこと狙ってるみたいだし……。
他にもたくさん。

私が分かっているだけでもライバルは約1万人にも上ります。
女の私から見ても、どの子も魅力的な人ばかり。

誰が彼を落としても、不自然じゃないんです……。

私、どうしたらいいんでsy←

―――――


御坂「私、どうしたらいいんでしょうか……、と」(カタカタカタッ

白井「お姉さま」

御坂「ふにゃっ!!??」(ビクッ!!

白井「そんな大げさに驚かなくても……。何をコソコソとパソコン場面とにらめっこしているんですの?」

御坂「べ、べべべ、別にぃ?!? えええっと、その。ね、ネットショッピングよ! ネットショッピング!!!」

白井「ネットショッピング……っ?」

御坂「そう! ネットショッピング!!」(アセアセ
89 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/03(水) 19:18:53.87 ID:bvXtF1g0
白井「………………、そんな、あからさまな嘘をつかなくても」

御坂「へ?」

白井「どうして嘘をつく必要がありますの?、お姉さま」

御坂「ななな、なんで嘘だって言う訳? た、たまには私だってネットで買い物するわよっ!」

白井「では、いったい何をお買いに?」

御坂「………………そ、れは」(キョロキョロ

白井「ネットショッピング、されていたんですわよね?」

御坂「げ、ゲコ太のネンドロイd」

白井「ゲコ太の学園都市限定ネンドロイドなら、すでに先日ショップの前に徹夜で並んでお買い上げしたではありませんか」

御坂「あ、ああ! そういえばそうだったね!」(アセアセダラダラ

白井「…………何を言っても、お姉さまがネットショッピングをしていないのは明らかですのー……」(ハァ

御坂「そ、そんなことは……っ!」

白井「『エイワス恋愛相談事務所』」

御坂「ッ!?」

白井「パソコンの画面、開きっぱなしですわよ?」

御坂「 」

白井「案外、お姉さまもおっちょこちょいですのね」
90 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 23:12:53.09 ID:CZOIQyE0
どうしたんだ
91 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/05(金) 15:52:45.81 ID:Pb1wriko
続きはまだか
92 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/06(土) 18:15:41.16 ID:iF/w1l.0
御坂「…………うぅ」

白井「『エイワス恋愛相談事務所』、ねぇ?」

御坂「だ、だって……」

白井「――――――ハァ」

御坂「……ため息つかなくたっていいじゃない」

白井「ため息もつきたくなりますの」

御坂「た、確かにネットで恋愛相談とか安易な気もするけど……っ!」

白井「別に、お姉さまの行動に呆れている訳ではありません」

御坂「……黒子?」

白井「…………、お姉さまに頼られない、己の未熟さが情けないだけですの」
93 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 00:29:50.97 ID:xwZcd7k0
さて、そろそろ書いてくれてもいい頃なんじゃないのかい?
94 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 01:13:17.81 ID:wcnPJYw0
>>1ェ…
95 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 07:23:22.61 ID:ZMD46UYo
焦りすぎ
96 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/21(日) 02:01:29.29 ID:/I/Uy.AO
まだかー?
97 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/23(火) 23:00:07.05 ID:dmsqAkAO
もう……終わりなのか……?
98 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/12/07(火) 03:28:01.75 ID:URDGfo20
>>1です。
一か月以上の放置、大変申し訳ありません。
本日は生存報告でなく、このスレのssを中断させhtml化を依頼する旨をお伝えするために書き込んでおります。
このスレの他にも夏からはじめた禁書ssがあるのですが、
そちらも先月中旬から更新が途絶えている状態でした。

本来であればどんな形にせよ完結までもっていくべきなのですが、
この先大量投下が出来る見込みはなく、このまま放置するよりもhtml化を依頼することに致しました。
読んで下さった方、コメントを下さった方、本当に申し訳ありませんでした。
ここまでお付き合いくださいまして、ありがとうございます。

長文失礼いたしました。
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