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▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-16冊目-【超電磁砲】 - 製作速報VIP(クリエイター) 過去ログ倉庫

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1 :◇◇ 認知度アップのためにも 『age進行』 にご協力ください。 ◇◇ [sage]:2010/10/30(土) 17:53:02.80 ID:anSjVvYo
 [ このスレなあに? ]
「とある魔術の禁書目録」及びその派生作品のSS投下用総合スレッドです。
2chは規制されている、スレを立てにくい、という方は当スレをご利用ください。

・どんなに短くても長くても迷ったらGO投下!
・未完成作品、投下中断もOKです。中断回数はほどほどに。
・再開時には前回投下したものをお知らせしてください。
・可能な限り話の趣旨(カップリング、エログロ表現等)やレス数について投稿前に一言記述を。

その他にも、感想や雑談・質問に相談・情報交換など、いろいろとお役立てください。


 [ 前スレ ]
 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-15冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1285633664/


 [ 黄泉川せんせーとのおやくそく ]
・投下する時は名前欄にタイトルや総レス数を記載しておくといいじゃん。
・新刊のネタバレ解禁は公式発売日の翌日からじゃん? フラゲしても我慢するじゃん。
・ここは複数の書き手さんで超書いていくスレじゃん。安価作品なんかは控えるようにするじゃん。
・毎月中旬は接続できなくなる事があるじゃん。数日の辛抱だから我慢して宿題でもしてるじゃん。
・季節の変わり目なんかに変な人が出たりするけど、そういう時は辺に構わず警備員や風紀委員に任せるじゃん。


 [ その他ルール ]
>>980を踏んだ人は次スレを立ててください。無理なら再安価を。
・可能な限り次スレを立てる前に「立てに行く」宣言をしてください。
・前スレが埋まったのを確認した人は以下のスレにて『前スレのHTML化依頼』をお願いします。

 HTML化依頼スレ Part1
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1190564438/


 [ その他注意 ]
この板では、一部の単語にフィルターがかかっています。
メール欄に半角で『saga』(←sageじゃないよ)と入れると解除できます。
下記のスレで該当する単語などの詳細が確認できます。

 パー速機能覚書・テスト
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1274855909/
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

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もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

小テスト @ 2024/03/28(木) 19:48:27.38 ID:ptMrOEVy0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/zikken/1711622906/

満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1711617334/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1711590867/

旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711498027/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459578/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:23:40.62 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459420/

2 :◇◇ 認知度アップのためにも 『age進行』 にご協力ください。 ◇◇ [saga]:2010/10/30(土) 17:54:11.18 ID:anSjVvYo
 [ 過去スレ一覧 ]

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-11冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1280/12803/1280324048.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-12冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1281/12815/1281510545.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-13冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1282/12825/1282585289.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-14冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1283/12837/1283761119.html


 ◇これ以前のログはこちらから。
 http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1281/12815/1281510545.html#a2
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1281510545/2(専ブラ用)



 [ 誘導 ]

 お勧めの禁書・超電磁砲SSを教えろください3
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1285260665/

 ふと思いついた小ネタ(タイトル含む)を書き込むスレ3
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1283434638/



 [ 関連リンク ]

 とある魔術の禁書目録U〈インデックスU〉公式サイト
 http://www.project-index.net/

 とある魔術の禁書目録 Index@wiki
 http://www12.atwiki.jp/index-index/

 自分用まとめ ◆「とある総合スレ記事一覧」
 http://asagikk.blog113.fc2.com/blog-entry-1515.html

 禁書SS@製作速報 まとめWiki
 http://www35.atwiki.jp/seisoku-index/
3 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 18:00:52.88 ID:3kAhkB20
  ./  ̄/  ̄  / _|__ ___|_
    ―/     /   |/   /|
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                                  /\___/ヽ
    (.`ヽ(`> 、                      /''''''   ''''''::::::\
     `'<`ゝr'フ\                  +  |(●),   、(●)、.:| +
  ⊂コ二Lフ^´  ノ, /⌒)                   |  ,,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|
  ⊂l二L7_ / -ゝ-')´                 + |   `-=ニ=- ' .:::::::| +   <「光栄に、思え、>>1
       \_  、__,.イ\           +     \   `ニニ´  .:::/    +       お前の人生の価値は、無事に刈り取れたぞ」
        (T__ノ   Tヽ        , -r'⌒! ̄ `":::7ヽ.`- 、   ./|
         ヽ¬.   / ノ`ー-、ヘ<ー1´|  ヽ | :::::::::::::ト、 \ (  ./ヽ
          \l__,./       i l.ヽ! |   .| ::::::::::::::l ヽ   `7ー.、‐'´ |\-、
  ___________________________  __
 │二│三│四│二│三│四│二│三│四│◎│◎│◎│伍│|伍|
 │萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│萬│◎│◎│◎│萬│|萬|
4 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 18:08:22.06 ID:NEu4qHko
         \\
          (\\
           \\\
           (\\\\
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( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\  |    ii´ ̄ ̄`i
  ̄ ̄( ̄ ̄//// ̄\ |..   !!_]     |        / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ̄(//// ̄\\.    {|======|-----、、  <  俺の>>1乙に常識は通用しねえ
    ".;"   (/(/// ̄|     |.     |    ||   \_____________
".;":         (/(/ |     !\.   |    |}
 .;".;": ..;".;;:  (/(...|     |\\   |    ||.;": ..;.;".;
   .;".:;"  ..  ;     |___{___\\..|____jj    .;".;": ..;.;".
.;".;"    .;".;             \\
   ゴ オ ォ ォ …… ! !      \\   ;": ..;.;".;":
          .;".;": _.;.;__       \\   ド カ ァ ン !
 .;".;": ..;.;".; ζ /_.;_/| .;".;"_ \\  .;".;.;".;":
.;".;": ..;.;".;": ;:'.;| ΓΓ | |;":从へ_/|  \\.;".;"_.;__..:
从へ从へへ从  ; ζ  | Γ从 | |;:.. |从Γ | |    \\ ∠___/|
    ( ⌒( ⌒ ) ζ | 从Γ | |.:;. |从Γζ.;"._ \\|ΓΓΓ| |
(   ⌒ ⌒  ⌒ );  | ΓΓ | |.;;::|ΓΓ | |  ( 从へ;: |从ΓΓ| |
 Σ( ⌒( ⌒ ) ζ  ( ( ) )⌒ ) ( 从へ从)_.;;:.;|Γ从Γ| |
 ( (( ( ⌒ )) )  从 Σ( ⌒(  从へ从) ∠___/|
Σ (( ( ⌒ )) ) )(( ⌒ ( 从へ从) .;".;:;|ΓΓΓ| |
 (( ⌒ ( ( ) )⌒ );:;   .;".;": ..;.;".;":|从ΓΓ| |
5 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 18:14:11.52 ID:g9MrH9Mo
                  . ´   _  -‐-、\
                /   ,,ァ7 / / / ∧ ,
               ′ ,ィ/ // / 厶.-┬弋ハ
              {   ∨ / /ィ,ハi|从六ヽ ミ=‐
                   '    V'ィiレ'Tニリ  '乏刈ハ \
                ’   }ハ,ル,4弐    Vソ小 \ \      >>1おつなんだよ
.                /∧  ″}爪r勿   ' " } .\ \ ` 、   
                 // 〉  从ヽ ' ' ' ┌く} 人,\\ \  \
                 / / //,ハヘ '≧=-`r< {{_》x. \\ \i__,〉
                  /  //x》ぅv\ニ彡ヘ._,xヘ.」i ヽ \\ \
.            ,., -┘  //_〃、/ ヽ 'vx≪,]」_|i‘弋 !、\\\ \
          //     // {{,入\ ', ゞ</`寸   ‘い, \ ヽi\\
         ,  /    /i/   `⌒’vi | i  \iハ i  ‘'ー-‐¬ノ  ヽ}
.       /  i   / i / /    |i | |  │ | │  }  } h, _  ′
.     /  / / __彡      /ノ_ノ 小 │ | | /   { いノ
     `¨“ 77´  | / _,/     />、彡イ| }   、 ' ∨    ‘ ' |>
.       //  / ̄        ////》ノ'′  ハ ' ヽ    i リ
        j/  ´         / //ハ/     ′', :,     / /
.     ,, 'i              ,〈 i  '/     /  ∧ :,  、 / /
    {  !           /いj>'′     /  /  ':, :,  マ¨゛
   t:∧ ∧         ∧.∨        /  /     , :, ‘,
.   ⊂{ ∨/ハ        / 》′      /  ,ハ    ハ :,  }
6 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 18:18:07.56 ID:W2CbSq6P
>>1乙ん
7 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 18:21:11.55 ID:f8LTBgko
>>1
(・ω・`)乙  これは乙じゃなくて砂鉄剣なんだからね!
8 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 18:21:38.51 ID:psMKskoo
                       ,. -──‐┤
                   / :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
                    , ’.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
                 /:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
                 ,’ :.:.:. /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: |
                 !:.:.:.|:.:.:.レ':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. |
                    i!:.:.:.|:.:.:.|:.:!:.:.:.|.::.:.:.:.:.:.: |
                    |:.:.::.|:.:.:.|:.:!:.:.:.|:.:.:.:|!:.:.:.:|
                    |:.:.:.:|:.:.:.|:.|:.:.:.:|:.:.:.:l!:|:.:.:|
                     i!:.:.: !:.:. |''´―_-.ニ ` ̄|
                |:.:.::.:!:.:. | イ焉テ`    |
                 |:.:.:.:.|:.:.:.|  `     |    ……>>1乙。
                 |:.:.:.:.|:::从        i:|
               ,’:.:.:.:|:.:.:.:∧        |
                 / :.: !:::|:.:.:.|:.:.:ゝ     ´ -|
               ’:.:.:. !:::|:.:.:.|::/ | | `  _/`!
               / .:.:.:.:.i!:::|:.:.:.:::|  、\  //`!
             i:.:/.:.:.:.:i!::从:.:.:.|  \ V/ノ`!
            i!:/:.:.:./'´〃 !:.:. !    / .’ イ|
            /ィ: /:/ /   !:.:: !    ! .イ |
           ./:.:/:/ /   |:.:.:.ト、  |   /|
            i!:./:/_.ノ! |  |:.:.:.i:! ゛.  |   ' |
            i!'::/ヽ ノ |  |:.:.:.i:!  \.〉、   |
            |./==イ\| !:.: 从  /i |   !
9 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 18:27:04.40 ID:82JyNRQo
                                                、トハノl/lィ
                                                <::::::::::::::::>
                                              _  ´7:ハト从::〈  _
                                            / ,_ メヽ八^o^ノ'`-く  \ 
                                           / / </ Y/{ニト、  〉^ヽ  、
                                          r' 〃   /V^! ∨= 〉- '   \ ー、
                                          //ハ!   { /  l   | __      }ハヽ)
                                          `    / / |  -|! /:.:.:ヽ     ´
                                    、ト、ノ!/lハ    / / 人  .|_/.:.|.:.:.:.|
                                    <:::::::::::::::::> 'く /  {\ /:.:.:.:.|.:.:.:.|
                                       从::::ハl::八  >    |.:.:.ヽ{.:.:.:.ノ!.:.:.:.!
         __               _、ノトハ<,ィ     _ -く、^o^イ> イ     |.:.:.:./    l--r'
        く` `ヽ              >:::::::::::::<     `メ、  .!V7Y/ {|       |.:.:.:.!    〈Y´!
        ゝ'^ヽ \_、ト、ノlィ_,      `7!ハト、lノ 三二= /ヽ ´{  {||  |     |.、.:.|    弋=)
            \ \:::::::::::>        ヽ^o^イ ⌒ ヽ /    < =||--ヘ_    |.:.:.:.!
             }__}'l从lハ!  _人_  〈 \ト}} !人!   三二=.∧ /.:\   l--r'
      乙>   <  / ^o^/   `Y´   ヽ/ \ .|ヽ \  /.:.:\/-∨-、.:.:.ヽ 〈YY}}
            } ./__ //!_         } \ \ .\\ 三二=  /.:.:/   乂乂
            { -' {://'  〉      _人 、\ \ {,ヘ ヽ     /.:.:./
            ∨ {/_ _/!     /.:.:.:.:.:.:.:ヽ'.:.:.:.{.ヘ ヽ `ー'   /ミヽ<__
             〉/ /' /    〈.:.:.ヽ-‐ ´ \.:.`ー'       ゝ-へ、__)
          _/YV´ /--〈      \.:.:.\     \.:.:.\  三二=
          ゝヘl/7´ ||  ∧      _メ、:./}     \.:.:.\
          ,メ、  /-‐:.、 }     /}}___ノ      _メ、.:/}
         /.:.:.:.:>'.:.:.:.:.:.:.:.〉)              /}}___,ノ
       /.:.:.:.:.:ノ!.:.:.:.ヽ.:/
      /.:.:.:.:.:/  \.:.:.:\
    /.:.:.:.:.:/     \.:.:.:\
   /.:.:.:.:.:/        \.:.:.:\ 
10 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/30(土) 18:45:23.39 ID:n7WI6qY0
>>1 乙!
11 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 18:51:42.30 ID:fp6/llY0
        /≦三三三三三ミト、          .  ―― .
       《 二二二二二フノ/`ヽ       /       \
       | l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∨{ミvヘ      /      ,   !l ヽ
       ト==   ==彡 》=《:ヽ     ′ ―‐ァ!l / ̄}
         /≧ァ 7¨7: :ァ.┬‐くミV!ハ    |    (__   _ノ    |
       ′: /: イ: /': :/ |:リ  ヽ }i! : .     |  _j_   ツ    |
      i. /: il7エ:/ }:/ ≦仁ミ ト:.i|: i|   |    d   __ 、、   |
      |:i|: :l爪jカV′´八ツソ Vミ :l|   |   ノ  − ノ    |
      |小f} `   ,    ´  ji }} : .{    {   ┌.  ー ´    }
       }小    _      ,ムイ|: :∧    .    |/   ヨ
       //:込  └`   /| : :i i : :.∧   、  o   ―┐!l /
        /:小:i: :> .    .イ _L__|:| :li {∧   \    __ノ /
.      /′|从 :|l : i :爪/´. - 、 〈ト |ト:ト :'.   /       く
            N V 「{´ /   ヽ{ハ|   `\ /        ヽ
           | }人ノ/   li  V    _.′贈  惜  と  '
       i´ }    //} i′′ ハ 、|   `ヽ.   り   し  ミ   !
       { {     〃ノ {l l!  } :  {     }  ま  み  サ  |
   rー‐'⌒ヽ  ,イ   i{| |   i      |  す  な  カ
   〉一 '   ∨n     ∨   ′  ハ      |      い. は  }
   `r‐‐ ´   V    |       |      !     >>1     ′
    ‘r‐‐ ´    \   }/i⌒ヽ   {      .      乙    /
      `¨¨` ー .、  ` < ` |    `ト、 }     ヽ     を
         }}\      ̄ `ヽ ト ソ      \     /
         ノi  \        } }         ` ―‐ ´
          //     > .     | ノ
12 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 20:17:22.38 ID:zjRi5YAO
>>1
gbmqxkdb乙ehqkny
13 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 20:42:57.79 ID:C7Nh/o20
〇∧〃 関係ねえよ!!
 / >   カァンケイねェェんだよォォォ!!
 < \



   〇/ テメェら無能力者なんざ、指一本動かさなくても
  //   100回>>1乙できんだよォぉぉぉぉぉッ!!
  /|
14 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/30(土) 20:52:27.78 ID:fLqUQFEo
                . : :  ̄ ̄ミ: .、
                 / : : : : : : : : : : : \
             , ': : : : : : / : : : } : : : : `、
                / : i: : i i /: : / ; {、 : :、: : .
               〈}: |: : |_|:{ : / /: :} \ヘ! : i
             i: |: |:イ| | ∨:/: /:厂 〉i: : !
             |: | 从|笊V|ハ/V笊V从: :|
             |八{{{ ヒヅ   ヒヅ '}}}: :|
             |: i`∧//   、  //∧': : |
             |: |: i:iヘ、   ,、   'i: | : i:|
             |/|: i:i : i> __. イi: :i: | : i:|
             { 从vイ  `丈´ `〈j厶バ!
               /}   i\_/ ゚}ヘ._/  {\
     ┌───'─┴─┴┸‐┴‐┸─┴一ー──‐┐
     ⊥                              ⊥、
    {厶 〉                         〈/ ハ
    仁ヽ)                          `Y.ノ
    {‐、.〉                               |/
     ヽ|           >>1乙                |
     |                            |
     |                            |
     |                            |
     |                            |
     └────‐r‐┬─────┬─r────┘
                 〉、」         /  ,ノ
             {  `≧=‐----‐ ´≦´ }
15 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/10/30(土) 22:18:10.53 ID:anSjVvYo
>>11
HTML依頼さんくす。忘れて寝てたわ
16 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 18:54:53.31 ID:oRUFocIo
てst
17 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/31(日) 21:03:28.62 ID:YnVED2AO
誰もいない!
今なら投下してもスルーされるぞ!
という訳で投下
18 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/31(日) 21:04:54.19 ID:3oPJH5k0
>>1乙タロス「漏れ、参上!」
19 :ミサカさん達は失敗されたようです1/4 [saga]:2010/10/31(日) 21:07:26.69 ID:YnVED2AO
一方通行「オイ、訊いていいか?」

ミサカ「何でしょう、とミサカは質問を受け入れる体制に入ります」

一方通行「俺は今日から超電磁砲のクローンを二万体ぶっ殺して絶対能力者になる実験をするンだよなァ?」

ミサカ「その通りです、とミサカは返答します」

一方通行「超電磁砲ってェのは確か中学生だって聞いたンだが」

ミサカ「そうらしいですね、とミサカは直接本人に会っていないので詳細は分かりかねます」

一方通行「そンで? ……オマエなンでそンなちまっこいンですかァ!?」

ミサカ(打ち止めサイズ)「培養器がぶっ壊れててこれ以上成長しなかったんだってさってミサカはミサカは科学者共の無能っぷりを嘲笑ってみたり!」

一方通行「実験の根底が崩れてンじゃねェか。なァ、もォ実験どころじゃなくねェ?」

ミサカ「そうなんだよねーってミサカはミサカはもう実験なんて放棄してミサカ達と遊びに行こうって誘ってみたり!」

一方通行「オイちょっと待て『達』ってもう何体か造られてンのかよ!?」

ミサカ「このミサカ以外に四体いるよってミサカはミサカは他の個体を紹介してみる! おーいみんなー!」

一方通行「イヤ別に紹介とかしてくンなくてもいいンですけどイヤマジで」
20 :ミサカさん達は失敗されたようです2/5 [saga]:2010/10/31(日) 21:10:43.01 ID:YnVED2AO
ミサカB「こんにちは元被験者一方通行ってミサカはミサカはダンボールの中から挨拶してみる」

ミサカC「好きです結婚して下さいってミサカはミサカは一方通行に一生のお願いをしてみる!///」

ミサカD「一方通行たんマジ天使ってミサカはミサカは異様に興奮しちゃってるんだけど!」ハアハア

ミサカE「よろしくねえ、ガリガリロリペドウルトラマン君☆ きゃは☆ ってミサカはミサカは怒りを煽ってみる!」クヒヒヒ…

一方通行「随分と個性的な連中だなオイ特に最後の奴!」

布束「somhow,上手くいった様ね」

一方通行「この人格はオマエの仕業かよ! なァにやっちまってンですかァ!?」

布束「because,やってみたかったからよ。moreover,どの道貴方の行う筈だった実験は完全に中止になってしまったし、残されたこの子達を放置するのは心苦しかったの」

一方通行「……念の為に訊くが、コイツ等以外にはいないンだよな? 後からもォ一体いましたァとかなったら洒落ンなンねェぞ」

布束「いるわよ。最終信号という個体がね」

一方通行「……マジですかァ?」

布束「と言っても、そちらは逆に成長させ過ぎてかなりフリーダムな人格になったらしいから注意しなさい」
21 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/31(日) 21:12:54.75 ID:3oPJH5k0
なん・・・だと?
22 :ミサカさん達は失敗されたようです2/5 [saga]:2010/10/31(日) 21:13:22.19 ID:YnVED2AO
一方通行「何をどォ注意すりゃァ」

ムニュ

一方通行「………………は?」ムニムニ

打ち止め(美鈴サイズ)「あらーん? こういう時は男の子なら心拍数が乱れまくる筈なんだけどなあ? ミサカのおっぱいはそんなに固いのかなー?」ニヤニヤ

一方通行「」ムニムニ

布束(何時まで揉んでいるつもりなのかしら?)

打ち止め「えいっ」

モフ

布束「oh……大胆ね」

一方通行「」バタバタ

打ち止め「こらあ! いくら気持ちいいからって顔動かさないの!///」ギュウギュウ

一方通行(苦しい息できねェ助けて下さァい!)ジタバタ

布束「打ち止め、多分それ苦しんでいるのだと思うわよ?」

打ち止め「あれ? そうなの? そうなのあなた?」ギュウギュウ

布束(質問しておいて解放しないとかマジ鬼畜)

一方通行「」チーン

一方通行の家

一方通行「……ここは、俺ンちか?」

ミサカB「気が付いたか一方通行ってミサカはミサカは上位個体のおっぱいにて溺れ死んでいた哀れな白いのに確認してみる」

一方通行「オマエ等が俺をここまで運んだンか?」

ミサカB「ああ、正確には上位個体がピッツァの如く片手でクルクル廻しながらなってミサカはミサカは怪力上位個体に戦慄してみたり」
23 :ミサカさん達は失敗されたようです4/5 [saga]:2010/10/31(日) 21:15:42.54 ID:YnVED2AO
ドタドタバタン!

打ち止め「あなたごめんねー! ミサカったら嬉しくて暴れてるのかと思って目一杯押し付けちゃった☆」

ミサカA「上位個体マジ鬼畜ってミサカはミサカはその勘違いはねーよってツッコンでみる」

ミサカC「ぐぬぬぬぬぬぬ……ってミサカはミサカはあの光景を思い出して嫉妬の炎を燃やしてみたり〜!」ビキビキ

ミサカE「ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃ! 今思い出しても超ダッセエエエエエエエ! ってミサカはミサカは大爆笑ー!」ヒャヒャヒャ…!

一方通行「過ぎた事はもォいい。それよりなンの用だ?」

打ち止め「ご飯が出来たからよびに来たんだよ?」

リビング

ミサカ達「いっただっきまーすってミサカはミサカは食前のご挨拶!」

打ち止め「はいあなた、あーん」

一方通行「自分で食えるっつゥの」

ミサカC「むぐぐぐぐぐぐ……!」イライラ

ミサカD「ごめーんこぼしちゃったーってミサカはミサカは一方通行の股間にダイレクトアbbbbbb」

打ち止め「おイタが過ぎるわよーんDちゃん?」

ミサカB「静かに食えんのかってミサカはミサカはマナーを語ってみる」

一方通行(コイツ等の人格は一体誰がモデルなンだ? 癖が強すぎて色々と面倒臭ェ)モグモグ
24 :ミサカさん達は失敗されたようです5/5 [saga]:2010/10/31(日) 21:17:44.28 ID:YnVED2AO
布束『indeed,それで私に電話を寄越したのね』

一方通行「さっさと答えろ、コッチは……コラァクソガキ共! 部屋ン中で追いかけっこしてンじゃねェ!」

布束『忙しいのは知っているわよ、バッチリ映っているから』

一方通行「あっそォ……って盗撮ですかァ!?」

布束『damn,口が滑ったわね。仕方ないから白状するわ。実は貴方には現在『実験』をしてもらっているの。その名も「幸せ家族計画」』

一方通行「どっかで聞いた事あンぞそれ! てか『家族』だとォ!?」

布束『exactly.貴方には人間らしさが欠落しているから、それを形成する為の実験よ。well,実験というより家族ごっこだけど』

一方通行「くっだらねェ。そンなもンよりも俺は強さを」

布束『「大切なものを守る為なら、人は何処までも強くなれる」。誰かがそんな事を言っていたわ』

一方通行「……ソイツを俺に証明しろってのか? コイツ等を『家族』にする事で」

布束『そうなるわね』

一方通行「……ハッ、そォかよ。仕方ねェ、やってやンよ」

布束『宜しくお願いするわ、じゃあ』プツッ

一方通行「チッ。面倒臭ェ事になりやがった。まァ、この俺にかかりゃァ守るなンざ朝飯前だ。やってやンぞ!」
25 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 21:18:50.90 ID:YnVED2AO
終わり
数字間違いなど気にする俺様ではない
26 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/31(日) 21:20:38.22 ID:3oPJH5k0
>>25
続きはあるの?
27 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 21:23:17.38 ID:Zrh9wLEo
大きい打ち止めマジハァハァ
おい続きはまだなのか
28 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage saga]:2010/10/31(日) 21:24:50.02 ID:31Wty2AO
>>25
おい待て。
これで終わりなんて幻想をブチ殺してくれよ。スレを立てるべき
29 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 21:27:24.33 ID:bmkUCeQo
>>25
とっととスレ立てろ三下ァ!
30 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 21:31:53.79 ID:0OYsQggo
早く続きを書け!
間に合わなくなっても知らんぞ!
31 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 21:33:33.92 ID:WwbJRII0
>>25 乙乙!!
性格は番外個体 20000 打ち止め 美鈴さん 14510で良いんだろうか
続編楽しみに待ってる
32 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/10/31(日) 21:35:15.06 ID:3oPJH5k0
>>25の人気に嫉妬&
やめたげて!>>25をあんまり虐めないであげて!!










でも続きは見たい!!!!!!!
33 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 21:59:27.86 ID:eOLUQXM0
>>25
本当にこれから続くって終わり方だな

にしても、せっかくのハロウィンなのに投下がないなんて……
日本人にはあまり馴染みがないんだろうか

というわけで6レスほどもらいます
上インハロウィンものです
34 :とある二人の10月31日(ハッピーハロウィン) 1/6 :2010/10/31(日) 22:00:22.76 ID:eOLUQXM0
上条「ただいまー」

インデックス「Trick or Treat!」

上条「発音すげぇ! じゃなくて、どうしたんだインデックス」

インデックス「とうま、今日は何の日か分かる?」

上条「今日は確か10月の31日だから……。ああ、お前『トリックオアトリート』って言ってたのか」

インデックス「そうなんだよ! Trick or Treat!」

上条「んなこと言われてもなあ……。って、お前黒いマントに帽子なんてしてどうしたんだ?」

インデックス「気付くの遅すぎるよ……」

インデックス「今日の私は悪ーい魔女さんなんだよ。だから、お菓子をくれないといたずらしちゃうかも」ニヤニヤ

上条「……いたずらって何すんだ」

インデックス「噛み付く」

上条「いつもと変わらねえじゃねえか!」

インデックス「それどういう意味!」

上条「分かったよ、ちくわやるから堪忍な」

インデックス「ちくわはお菓子じゃないよ」

上条「冗談だよ。つってもいつも食ってるようなやつしかねえぞ」

インデックス「それで十分なんだよ」

上条「それじゃマジでいつもと変わらないじゃねえか」
35 :とある二人の10月31日(ハッピーハロウィン) 2/6 :2010/10/31(日) 22:01:05.29 ID:eOLUQXM0
インデックス「じゃあジャック・オー・ランタン作ろう」

上条「なんじゃそりゃ」

インデックス「かぼちゃのお化けだよ。中身くりぬいたやつ」

上条「ああ、あれか。でもかぼちゃなんて家にねえぞ」

インデックス「そうだと思って、じゃーん! こもえからもらったランタン用かぼちゃ!」

上条「用意いいな。それじゃそれくりぬきゃいいのか」

インデックス「うん!」

上条「……で、誰が作るんだ」

インデックス「へへー」

上条「へへー、じゃねえよ! こういう地味な作業押し付けんな!」

インデックス「皮が硬くて包丁が入らないんだよー」

上条「うーん、それなら仕方ないけど。怪我とかしてないか?」

インデックス「うん」

上条「そうか。じゃあ柔らかくするために蒸したりするかな」

インデックス「いや、最初は力が要るけど、一旦切れたらあとは楽にできるってこもえが言ってた。中身も意外に柔らかいって」

上条「ふうん。じゃ、早速作りますか!」

インデックス「うん! 中身がべちゃべちゃしてるらしいから何か敷いたほうがいいよ」
36 :とある二人の10月31日(ハッピーハロウィン) 3/6 :2010/10/31(日) 22:02:30.22 ID:eOLUQXM0
上条「うお、確かにべちゃべちゃだな。にしても、これ何に使おう。舞夏にいい調理の仕方でも聞こうかな」

インデックス「……」

上条「食べちゃダメだぞ」

インデックス「な、何言ってるのかなとうま。いくら私でもこんな状態のものを食べようなんて思うはずがないんだよ」

上条(図星かよ)

上条「とりあえず、種と身を分けててくれ。料理に使うから」

インデックス「分かったんだよ」

上条「……食べるなよ」

インデックス「しつこいんだよ!」ガブッ

上条「痛ッ!」
37 :とある二人の10月31日(ハッピーハロウィン) 4/6 :2010/10/31(日) 22:03:29.09 ID:eOLUQXM0
上条「終わったー! うわ、外もう暗くなってるじゃん! 最近日が沈むの早いな」

インデックス「私も終わったー! がんばったらお腹すいたんだよ」

上条「いつものことだろ。よし、じゃあ早速ろうそくを……」

インデックス「ん? どうしたの」

上条「そういや、この家ろうそくなんてねえや。つーかあるとしてもどこにあるか分かんねえ。インデックス、小萌先生からろうそくもらったりしてねえか?」

インデックス「もらってないかも……」

上条「どうするかな。せっかくこんなもん作ったのに、飾るだけってのもなんかあれだしな」

インデックス「んー……。そうだ! 私にいい考えがあるんだよ!」

上条「えー……」

インデックス「なんなのかなその反応は」

上条「だって、お前のひらめきが魔術関連以外で役に立ったことあるか?」

インデックス「それはいくらなんでも私を馬鹿にし過ぎかも! ほら、先週の日曜雨が降っててあまりに暇だったから私が考えた遊びあったでしょ!」

上条「目隠ししてスフィンクスがどこにいるか手探りで見つけるやつか? あれ結局何が楽しいのか分からなかったんだが」

インデックス「そんな! それじゃ純粋に楽しんでた私が馬鹿みたいじゃない! とうまの馬鹿!」

上条「理不尽! ていうか今のやつしか思いつかないなら結局役に立ってないことになるんじゃ痛えよ俺が悪かったから噛み付くなみぎゃー!」
38 :とある二人の10月31日(ハッピーハロウィン) 5/6 :2010/10/31(日) 22:05:30.89 ID:eOLUQXM0
上条「携帯電話ねぇ。まあ確かに悪くはないけど……。なんかありがたみがねえな」

インデックス「ふふん。私だって伊達にこの『けーたいでんわー』を使い続けてるわけじゃないんだよ」

上条「使いこなしたこと一度もねえじゃねえか。じゃあ電気消してみるか」

パチッ

インデックス「おおー」

上条「……なんか、あれだな。暖かみというか、そういうのがないな」

インデックス「まあ火じゃないからね」

上条「そうじゃなくて、こう心の暖かさというか。科学による光じゃなぁ」

インデックス「この都市でそんなこといっても始まらないよ」
39 :とある二人の10月31日(ハッピーハロウィン) 5/6 :2010/10/31(日) 22:06:58.55 ID:eOLUQXM0
インデックス「よいしょっと」

上条「……あのー、インデックスさん。ちょいとくっつきすぎじゃありませんか? 完全に密着してるんですが」

インデックス「こうすると暖かくなるでしょ」

上条「だから、そういう暖かさじゃなくて」

インデックス「じゃあ暖かくならない? こころ」

上条「そりゃあ……あれだ、うん」

インデックス「そう」


上条「……もう夕飯の時間だな。腹減ってるだろ」

インデックス「もー。今はそういうこと言っちゃダメな時なんだよ。デリカシーにかけてるかも」

上条「はは、まさかお前の口からそんな言葉がきけるとはな」


インデックス「……」

上条「……」


インデックス「とうま」

上条「インデックス」



「「ハッピーハロウィン」」






fin.
40 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 22:08:13.17 ID:eOLUQXM0
以上です
ハロウィンってのは本来諸聖人の日の前夜祭で、カトリックにとっては次の日のほうが重要らしい
インデックスならそういうウンチクを披露するだろうけど、このssでしてないのはただ単に俺に知識が足りないからです

最後の最後で番号ミスっちゃったよ……
41 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 22:12:07.13 ID:ANfsGKM0
インデックスさん可愛いなぁ……畜生上条さんめ! お幸せに!
乙!
42 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 22:15:58.89 ID:31Wty2AO
惜しみない乙を!
43 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 22:20:03.17 ID:/H3zDHA0
乙!
ハロウィンネタ便乗していいかい?
44 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 22:25:22.65 ID:GoEaysAO
原作だと今頃忙しいんだろうな…
45 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 22:27:29.38 ID:31Wty2AO
>>43
愚問だな…やりたまえ下さい
46 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 22:32:37.02 ID:eOLUQXM0
>>43
ハロウィンネタは今日しかできないからな
俺も他の人のが読んでみたい

>>44
原作だと終戦日の翌日だな
てかちょっと前まで学園都市にヴェントきたなーとか思ってたのに
47 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 22:33:59.65 ID:qPtPUEAO
インデックスちゃん超可愛いぃぃぃい!マジ天使ぃぃぃ!可愛すぎてなんか、涙出てきたぁぁ!
48 :一方通行「ハロウィン…………?」1/15 [sage]:2010/10/31(日) 22:37:02.04 ID:/H3zDHAo

>>46 >>45
おっけー、
投下。速攻で書いたので色々ミスってても許してちょんまげ!

―――とある10月の31日―――


打ち止め「そうだよ! 知ってる? ってミサカはミサカは尋ねてみたり」

一方「………」


一方(ハロ……ウィン……?)


一方「おォ……し、知ってるぜェ………」

打ち止め「……、……、……本当に知ってる? ってミサカはミサカはあなたを訝しげに見つめてみる。じーーーっ」

一方「ギク。……く、くかかきか、バカガキ何言ってンだ、知らねェわけねェだろが、ハロウィンだろハロウィン。俺も楽しみだぜェ」

打ち止め「ほんと? やったーーーっ! いえーい! うんうん楽しみだねぇ♪ ってミサカはミサカはwwktkしてみたり!

一方「お、おォ、そだなァ……はろうぃンだもンなァ………」


一方(………なンだ? 新兵器か?)

 
打ち止め「えっと、じゃあミサカは今夜魔女になる! ってミサカはミサカは妄想を膨らませてみる♪」

一方「あァ!? まっっ、魔女ォ!?」

打ち止め「!?」

一方「このバカガキィ!! 滅多なこと言うンじゃねェ!!!!!!!! 魔術師なンて認めねェぞ俺はァッ!!!」

打ち止め「……え? ハロウィンなんだから普通だよ、みんなやってるよってミサカはミサカは頭上に疑問符をたててみる」

一方「え……?」

打ち止め「………なんで貴方は目を白黒……じゃなくて赤白させてるの……?? もしかして知らないのってミサカはミサカは……」

一方「………え!?  ……あ、アあァいあyなNでもねェよ、そうだyな、おゥ、djんgfちょっと」

打ち止め「…………」

一方「…………」
49 :一方通行「ハロウィン…………?」2/15 [sage]:2010/10/31(日) 22:39:57.35 ID:/H3zDHAo

打ち止め「貴方は何にするの?ってミサカはミサカは繰り返し聞いてみたり」

一方「あァ……? 何……?」

打ち止め「うん♪ できればミサカ的には貴方には吸血鬼さんがぴったりだと思う! ってミサカミサカは案を出してみる」

一方「吸血鬼……だと!?」

打ち止め「そう! それに街にはいっぱいいるみたいだよ、吸血鬼の人♪ ってミサカはミサカは楽しい夜を想像してみたり」

一方「!!!!!!!!」ガタガタッ

一方「ちょっと待ってろ。いいかァ? 絶対に動くンじゃねェぞ。あと、窓と扉のカギしめとけェ」ガタガタッ

打ち止め「?」


――――別部屋―――


一方(………ふゥ。ガキを不安にさせるわけにいかねェ)

一方(……しかし……どォいうことだ……? ハロウィンてのはアレか? 魔術と科学が入れ替わる現象?)

一方(……いや、でも聞いたことねェし……)

一方(………サンタ……とは違うはずだし……仕方ねェ、ネットで調べるか)

50 :一方通行「ハロウィン…………?」2/15 [sage]:2010/10/31(日) 22:41:57.64 ID:/H3zDHAo

―――数分後―――


一方(な……なンだァ……なンなンですかこれはァ……?)

一方(でけェかぼちゃの目が光ってやがる……?! 見たことねェ能力……)

一方(……だが、見るからに……二流の悪党臭がプンプンするぜ)

一方(……しかも怪しい格好したヤロォばっかり画像検索で出てきやがる、……クソ、なンで今まで気づかなかったンだ!!)ガタンッ

一方(レベル5にこンなふざけたヤロォはいなかったはずだし……まてよ)カタカタカタカタ

一方(……!? 聖人……、魔神……、魔女、精霊、ゴブリン、ゾンビ……!?)

一方(……宗教…………? チッ……、残念だが確定だ、これは間違いなく)



一方(魔術……!! 魔術師………!!)

一方(こォしちゃいられねェ。クソガキをつれてすぐに脱出を……)


コンコン


一方(!)

一方(誰だ……ガキか?)

一方「おィガキ、ちゃンと扉は閉めただろォな、それと急だが今夜は……」

51 :一方通行「ハロウィン…………?」4/15 [sage]:2010/10/31(日) 22:44:04.78 ID:/H3zDHAo


打ち止め「Trick or Treat!!! お菓子くれないといたずらしちゃうぞー♪ ってミサカはミサカは悪い顔してみたり! えへ☆」



一方「」



打ち止め「あ、あれ………。と、とりっくおあとりーと……。 ……お、お菓子くれないの? ってミサカはミサカは……」


一方「」プルプルプルプル


打ち止め(……? どうしたんだろ、ミサカの魔女衣装が変だったのかな? 
       せっかく秘密で用意したのにがっかり、ってミサカはミサカはしょげてみt)




一方「目を覚ませェッ!!! “奴ら”に洗脳されてンじゃねェ!!! 俺だ、わかるか!? ほら一方通行だよォ、オマエを助けた……!!」



打ち止め「!? わわわわくくくくびをふらないでぇってミミミミミサカミサカミサミサ」ガクガクガク

一方「思い出せェッ!! まだ間に合うはずだァッ!! 俺がわかるか!? おィどうなンだクソガキィッ!!」

打ち止め「わわわわわかりゅよよよよよよよっよだからおおおおおおねがいくびをはなしてててててて」

一方「………ふゥ」

打ち止め「ううう、どうしてこんなひどいことするのってミサカはミサカは………ん?」


52 :一方通行「ハロウィン…………?」5/15 [sage]:2010/10/31(日) 22:47:09.40 ID:/H3zDHAo

打ち止め(もしかしてなりきってくれてるのかな? ミサカを喜ばせるために? ってミサカはミサカはこの人を見直してみたり)

一方(間に合ったかァ……、しかしチックショウ、……こんな罪もねェガキから真っ先に狙いやがって……!! 絶対に許さねェ)

打ち止め(……でもお菓子はくれないのかなぁ、用意してなかったとか? ってミサカはミサカはしょんぼりしてみる)

一方(……この様子じゃ外はすでにやられてるな。クソ、どうする……?)

打ち止め(それにしてもすごい演技力、ってミサカはミサカはこの人の汗をふいてあげたり)フキフキ

一方(……ケッ、迷ってなンかいられるか。ガキを連れて抜け出すしかねェ)

一方「おィクソガキ」

打ち止め「ふぇ?」


一方「すぐに出発するぞ。……、場合によっちゃ“狩り”になるかもしれねェがな」

一方(……チッ、ひさびさに胸糞悪い殺しをやっちまいそォだァ)


打ち止め「!!! ……狩り!!! そうだよね、お菓子いっぱいもらわなきゃね! ってミサカはミサカは興奮してみたり!」

打ち止め(そういう言い方するとなんかかっこいいかも! ってミサカはミサカはいたずらっ子の魂をくすぐられてみる!)ワクワク


一方(とりあえずは黄泉川の家をあたるか……)



53 :一方通行「ハロウィン…………?」6/15 [sage]:2010/10/31(日) 22:50:54.77 ID:/H3zDHAo

一方「早速出発するぞ。……荷物は仕方ねェ、落ち着くまでは現地調達だ」

打ち止め「はいであります隊長! ミサカはミサカは兵隊さん気分! ……あ、でも」

一方「? どォした、なンか持って行きたいもンあるのか」

打ち止め「……貴方は仮装しないの? ってミサカはミサカはおねだりしてみたり」

一方「仮装………? ……!!」


一方(そォだな……、他の奴らがこンな調子なら俺だけマトモな格好してちゃすぐバレちまう)

一方(……ガキのくせによく考えてるな。後でなンか買ってやろォ)


打ち止め「……なーーーんちゃって! じゃじゃーん☆」

一方「あン?」

打ち止め「実は貴方の分もちゃんと用意してあるんだよ! ってミサカはミサカはどや顔してみたり!」

一方「……!! よくやった! ナイスだァ」

打ち止め「うんうん、やっぱり君には吸血鬼さんが似合うよね、牙もちゃんと生やしたまえ、ってミサカはミサカは催促してみる」


一方(………よし、行くか………)ガサゴソ

打ち止め(うわー、これはまたなんというサンマに大根おろし、ってミサカはミサカは感心してみたり)





一方(………必ず、生き残ってやる―――)

一方(――――このクソッたれな夜からなァ………!!)
54 :一方通行「ハロウィン…………?」7/15 [sage]:2010/10/31(日) 22:52:45.72 ID:/H3zDHAo

―――黄泉川家―――


ピンポーン


黄泉川「ん、こんな夜遅くに誰じゃん?」

芳川「……今日はハロウィンだし、どこかの子供たちじゃないかしら」

黄泉川「おおっ! そういえばそうじゃん。……よーしこの私が相手してやろうじゃんっ♪」

芳川「……言う割りにしっかり魔女のコスプレ用意してたみたいだけど。あれは本来子供が着るものよ?」

黄泉川「まぁまぁかたいことはなしじゃーん♪ ……さてっと」


ガチャ


打ち止め「Trick or treat!! お菓子くれないといたずらしちゃうぞ♪ ってミサカはミサカはヨミカワに聞いてみるー!」

黄泉川「なーんだお前らかー! 可愛い衣装じゃん、似合ってるじゃん!」

一方「……!? お、おィ黄泉川……!? オマエ……その服!!!」

黄泉川「お? はははは、一方通行も仮装してるのか! それ、吸血鬼じゃん?」

一方(お、おい)ヒソヒソ

黄泉川(?? なにするじゃん? 肩くんだりして……)

一方(お、オマエはまだ“あっち側”に洗脳されてねェだろォな?)

黄泉川(は?)

一方(………ふゥ、安心したぜ。なンせ町中ゾンビやら吸血鬼やら魔女だらけだ)

黄泉川(………?)
55 :一方通行「ハロウィン…………?」8/15 [sage]:2010/10/31(日) 23:00:02.82 ID:/H3zDHAo

黄泉川(いや、そんなの当たり前じゃん? ハロウィンだし)ヒソヒソ

一方(何っ!? こンなのが当たり前だってのか!?)

黄泉川(………??)

一方(クソォ、もうちょっと早く気づくべきだったぜ。悔しいが俺のミスだァ)

黄泉川(………???)



一方(……時間がねェ。俺はこいつと一緒に安全な場所を確保する)ヒソヒソ

一方(場合によっちゃ……まァ、多少のやんちゃは勘弁しろ、今日だけだ)

黄泉川(やんちゃ? ……ああ……、ははは。まあいいじゃん? “Trick or Treat”ってやつじゃん)

一方(? 前から思ってたンだがそれはどォいう意味だ? いたずらって何だ? あのガキもやたらと言ってるし)

黄泉川(……いや、詳しいことは調べたことないけど、まぁおまじないみたいなもんじゃん? もっというと挨拶みたいな)

一方(……!! チッ、“奴ら”の合言葉かっ……!!)

黄泉川(奴ら……?)

一方(クソが……!! ってことはガキも多少は毒されてるかもしれねェってことかよ……)

一方(……だがそうか、これを使えば奴らの仲間だと思わせられそうだなァ! 助かったぜ)

黄泉川(??? ……まぁ、いずれにせよ夜だし、気をつけるじゃん。変なのも出るかもしれないから)

一方(あァ……長い夜になりそォだァ)

黄泉川(は?)
56 :一方通行「ハロウィン…………?」8/15 [sage]:2010/10/31(日) 23:04:04.66 ID:/H3zDHAo

黄泉川「ほーら打ち止め、約束のお菓子、じゃーん♪」

打ち止め「おおっ!!? ビックサイズだ!! ってミサカはミサカは大感激!!」

一方(……黄泉川のやつ……ガキを少しでも安心させようと……、くッ……すまねェな……。俺が……俺にもう少し力があれば……)

打ち止め「隊長!! 早速お菓子をゲットしたであります! ってミサカはミサカは戦利品を報告してみたり!!」

一方「行くぞ。……黄泉川、生きて会おうぜ、お互いにな」

黄泉川「………??」

打ち止め「まったねーヨミカワ! ってミサカはミサカはお礼をしてみたり!」

黄泉川「あ、ああ………」



黄泉川(…………)

黄泉川(……あいつノリノリじゃん)



―――とある街角―――



一方「クソ……どこもかしこもやられてやがる」

打ち止め「隊長! 次はどの家をあたるでござりますか!? ってミサカはミサカはやる気満々!」

一方「もう家はだめだ。黄泉川が無事だったのはいいが、他のやつらに襲われてる可能性がある。どうやらこの魔術は感染するらしィからな」

打ち止め「……? ……あ、そっか! たしかに、お菓子なくなっちゃってるかもしれないもんね、ってミサカはミサカはなるほどと同意してみる」

一方「残念だが、途中で見かけた奴らに声をかけて無事を確認するくらいしかできねェ。……場合によっては……」

打ち止め「!! 隊長は出会いがしらに“狩り”を遂行するでありますか!? ってミサカはミサカは驚きを隠しえなかったり!」

一方「……仕方ねェだろ。手段を選んでるようじゃダメだ。相手を誰だと思ってンだ」

打ち止め「すごい!! ミサカの頭にその発想はなかった! ってミサカはミサカは貴方を尊敬してみる」


一方(………? あれは………)

57 :一方通行「ハロウィン…………?」9/15 [sage]:2010/10/31(日) 23:05:47.10 ID:/H3zDHAo

土御門「お、一方通行……って、ぷっ! なんだその仮装は?」

一方(……こいつは無事か。まァ自分の身くらい自分で守れるだろォしな)

打ち止め「Trick or treat!! お菓子ちょうだい♪ ってミサカはミサk」

一方「待て。おィ、状況はどうなってる?」

土御門「は? なんのことだぜよ?」

一方「とぼけンな。……ガキを見てみろ、すっかりこの夜にやられてやがる」

土御門「いや、それはお前だが」

一方「……変装は潜入の常識だろォが。……!! オマエ、まさか……!」

土御門「???」

打ち止め「ねぇねぇお菓子はぁ? ってミサカはミサカはうずうずしてみたり」

一方「……答えろ。…………“Trick or treat”……?」

土御門「????????????」

一方「Trick or treat!!!!!」

土御門(何をいってるんだこいつ)

58 :一方通行「ハロウィン…………?」11/15(通し番号ミスりすぎごめんなさい) [sage]:2010/10/31(日) 23:10:38.20 ID:/H3zDHAo

一方「どうなンだよ!! 場合によっちゃオマエも……!!」カチッ

土御門「……? お菓子なら持ってないぜよ?」

打ち止め「ええっ………、ってミサカはミサカはうなだれてみたり……」

一方「……チ、合格だ」

打ち止め&土御門「えっ」


一方「合言葉で返してきたらテメェも洗脳されてるのかと思ったぜ」

土御門(…………!)ピカーン

土御門「ほぉ……。なるほどにゃ」ニヤニヤ

土御門(こりゃー相当面白いことになってるぜよ)

打ち止め(!! 隊長は仲間を増やす作戦でありますか!! ってミサカはミサカは気づいたり)


一方「で? もォいいだろ。俺はまだ大丈夫だァ。………そっちは?」

土御門「………残念だが、『グループ』で生き残ったのは俺とお前だけだ。結標と海原がやられた」

一方「!? あ、あいつらがァ!?」

土御門「ああ。敵は新手の新勢力だぜよ。……その名も『パンプキン』。暗部組織だ」

一方「なっ……パンプ……キン……!? しかも魔術……じゃねェだと?! バカな……」

土御門「気をつけろよ一方通行。俺も今は手探りの状態だ。……また情報が入ったら連絡する」キリッ

一方「……あァ。ちなみに……この件について上からの指示は? 奴ら、なンて言ってンだ?」

土御門「統括理事会はこの事態を未曾有の大惨事と認定。……現在、学園都市全体に一種の戒厳令が発令されていると思っていい」

一方「くっ……思ったとおり状況は悪いみてェだな……!」

土御門(ねーよ)
59 :一方通行「ハロウィン…………?」12/15 :2010/10/31(日) 23:15:53.58 ID:/H3zDHAo

一方「……わかった。なんとか逃げ切ってみせてやる。反撃はそれからだ。………土御門」

土御門「……なんだ?」キリッ

一方「……死ぬなよ」

土御門「互いにな」

一方「………」

土御門「俺を誰だと思ってる? 頭脳戦は十八番だぜよ。……それじゃ……いい夜を」

一方「あァ」

打ち止め「ばいばーい! ってミサカはミサカは手をふってみる」



土御門(……………ぷ)

土御門(………あははははっはっ!)ダダダダダダッ

土御門(なんちゅー面白い展開だにゃ!!! 海原と結標に早速報告するぜよ!!! )


――――――とあるアジト――――――

prrrrr……


海原「………電話ですよ」

結標「……うるさいわね、どうせ仕事でしょ……」

海原「…………」

結標「…………」

海原「………誰もきませんね」

結標「う……うるさいわねっ、くるわよ! き、きっと子供たちは来てくれるわ!!」

海原「…………いや、でもここ……暗部のアジトだし……」


海原「…………」

結標「…………」
60 :一方通行「ハロウィン…………?」13/15 :2010/10/31(日) 23:17:48.18 ID:/H3zDHAo

――――――

一方(クソ、相変わらずどいつもこいつも洗脳されてやがる。『パンプキン』ってのは一体何人の構成員を抱えてやがるんだ!?)

打ち止め「あう……隊長、ちょっと疲れたかもってミサカはミサカは弱音を吐いてみる……」

一方「ぐ……、大丈夫だ、何があってもオマエは俺が守るから安心しろ」

打ち止め「え、」

一方「オマエのためなら………ケ、柄じゃねェが……相手がどんなヤロォだろうが……“狩って”みせる」キリッ

打ち止め「!!!! ……えっと……で、でもね、ミサカは………あ、貴方がいてくれるだけでも……///」ブツブツ


一方(だが確かに一旦どこかで情報を整理しねェとな。……まてよ)

一方(……! たしかあの三下に異能の力は効かなかったはず)

一方(……家は……ち、わかンねェが土御門に聞けばなンとか調べられるか)

一方(たしかにこの逼迫した状況で、誰が味方で誰が敵かを判断するのは正直キツい)

一方(………癪だが………手段は選べねェ。……ここからだと土御門の寮は遠いな)


打ち止め「………だ、だからね、つまり……えっと……ミサカは………ってほわぁっ!?」

一方「つかまってろ」ギュ

打ち止め「えっ!? えっ!? だ、だめだよ、まだそういうのはNGなんだからってミサカはミサカは貞操観念を死守したり!」


一方「飛ぶぞ」カチッ

打ち止め「え!? わああ!?」


ギュイーン
61 :一方通行「ハロウィン…………?」14/15 :2010/10/31(日) 23:21:04.55 ID:/H3zDHAo

―――とある寮―――

上条「おーいインデックス、こんなかんじでいいのか、かぼちゃ」

イン「うん、完璧なんだよ! あはは! とうまがカボチャ頭だー♪」

上条「ふう、思ったよりも重いなこれ。しかしさっき外出てみたらみんな仮装してたぞ?」

イン「すごくにぎわってたんだよ!」

上条「宗教色がない街並みだってのに、こういうのは好きなんだな」

イン「日本人はクリスマスもお祝いするし、比較的他の宗教に寛容かも」

上条「だよなあ、……ん?」



ピンポーン



上条「はいはい今でますですよーっと」

イン「とうま、これ」

上条「え?」

イン「お菓子なんだよ! 子供たちがもしも来てたらちゃんとあげなきゃだめかも! あとかぼちゃ! ちゃんとかぶってね」

上条「ああ、そっか。わりいわりい」



ガチャ



打ち止め「Trick or treat!!! って……わー!! かぼちゃさんだーー!!」

上条「ぐはははは、どうだ、びっくりしたかぁ!」

打ち止め「すごいすごい! ってミサカはミサカは感激の声をあげてみたり!」

一方「」
62 :一方通行「ハロウィン…………?」15/15 :2010/10/31(日) 23:23:28.05 ID:/H3zDHAo

上条「……ん? よく見たら……はは、なんだ一方通行たちじゃねえか。どした、夜のお散歩か?」

打ち止め「隊長は狩人なのです! ってミサカはミサカは敬礼してみたり!」ビシッ

上条「はは、いいよな、たまにはこういうのも」

一方「」プルプルプルプル
   
  イマジンブレイカー
上条「幻想殺し、とか大層な名前がついてる上条さんも、今夜ばかりは幻想に浸ってみますよー……って」

上条「おい一方通行? どうした? 震えたりして」


一方「その幻想をぶち[ピーーー]ゥッ!!!!」

上条「!?ぎゃあああああああああああああああああ」



―――隣の部屋―――



土御門「舞夏」

舞夏「なんだー?」

土御門「あんな人間になっちゃだめだぞ」

舞夏「魔女服着させる兄貴にもなー」

土御門「Trick or treat!!」

舞夏「お前がいうなー」ポカ

63 :一方通行「ハロウィン…………?」16/15 [sage]:2010/10/31(日) 23:24:33.80 ID:/H3zDHAo
以上です。ハッピーハロウィン!
64 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 23:25:59.14 ID:qPtPUEAO
乙、死ぬほど笑った
65 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 23:28:34.27 ID:WwbJRII0
>>63
後半かなり笑ったww
あわきん暗部のアジトでショタ待ちww
にしても即興でよくこんな書けるな
66 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 23:28:52.93 ID:eOLUQXM0
>>63乙!
一方さんの馬鹿っぷりがパネェww
てか土御門のノリがよすぎる
あと舞夏の魔女服はエロいのかエロくないのかが問題
67 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 23:29:48.59 ID:31Wty2AO
このセロリ 駄目だww
68 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/10/31(日) 23:36:27.09 ID:qPtPUEAO
乙ンwww
通行止めの日記思い出したwww一方さんも打ち止めもかわええwww
69 :トリックオアトリート☆ 1/2 :2010/11/01(月) 00:57:06.18 ID:1vtnZUco
1時間遅れたハローハロー

垣根「トリックオアトリート、冷蔵庫におかし入れないと未元物質で[ピーーー]しちゃうぞ」

一方「やってみろよォ」

垣根「なんだよ、てめぇの家かよ、ここ」



垣根「トリックオアトリート、冷蔵庫におかし入れないと未元物質で[ピーーー]しちゃうぞ」

美琴「あぁ?なんで常盤台の女子寮にいんのよ。つーか冷蔵庫壊すわよ?」

垣根「死ぬ・・・」



垣根「トリックオアトリート、冷蔵庫におかし入れないと未元物質で[ピーーー]しちゃうぞ」

麦野「お菓子なんてないから、私が[ピーーー]するわ」

垣根「いやああああああああああああああ」


垣根「トリックオアトリート、冷蔵庫におかし入れないと未元物質で[ピーーー]しちゃうぞ」

滝壺「ビクッ」

浜面「させねぇよ」

垣根「昨夜はお楽しみでしたね」



垣根「トリックオアトリート、冷蔵庫におかし入れないと未元物質で[ピーーー]しちゃうぞ」

帝子「トリックオアトリート、冷蔵庫におかし入れないと未元物質で[ピーーー]しちゃうぞ」

垣根「・・・」

帝子「・・・」

垣根(可愛いじゃねぇか・・・)

帝子(かっけぇじゃねぇか・・・)
70 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/01(月) 00:58:39.70 ID:NnPIQ.c0
>>69
おい、
コーヒー牛乳吹いたじゃねえか。
71 :トリックオアトリート☆ 1/2 :2010/11/01(月) 01:00:49.02 ID:1vtnZUco
垣根「トリックオアトリート、冷蔵庫におかし入れないと未元物質で[ピーーー]しちゃうぞ」

禁書「ならば私は冷蔵庫を食べるまでだよ!!」

垣根「ちょ、やめえええええええ」



垣根「トリックオアトリート、冷蔵庫におかし入れないと未元物質で[ピーーー]しちゃうぞ」

ねーちん「7,000・・・」

垣根「あ?」

ねーちん「ななせん!!」

垣根「だ、だーくまたーがーど!!」


垣根「トリックオアトリート、冷蔵庫におかし入れないと未元物質で[ピーーー]しちゃうぞ」

ステイル「これでいいのかな?」

垣根「OH!! HABANERO!!」


垣根「トリックオアトリート、冷蔵庫におかし入れないと未元物質で[ピーーー]しちゃうぞ」

ミサカ「はたして1万弱のお菓子がこの冷蔵庫に入るのでしょうか?とミサカは頭にハテナを浮かべます」

垣根「俺の冷蔵庫に常識は通用しねぇ」


垣根「トリックオアトリート、冷蔵庫におかし入れないと未元物質で[ピーーー]しちゃうぞ」

初春「代わりにお花をあげましょう」

垣根「ドライフラワーになっちまうぞ?」



垣根「トリックオアトリート、冷蔵庫におかし入れないと未元物質で[ピーーー]しちゃうぞ」

小萌「ちょうどよかったです!先生の家の冷蔵庫が壊れちゃったので、助かりのですよー」

垣根「それはよかった」
72 :トリックオアトリート☆ 1/2 :2010/11/01(月) 01:05:26.26 ID:1vtnZUco
ミスってどっちも1/2になったけど、俺の名前欄は常識が通用しねぇ。
とまぁ即興でテキトーに考えた内容でしたよっと。
73 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 01:05:46.00 ID:tDCJ3tM0
>>71 乙!
冷蔵庫は遅れてやってくるものだ

出来ればロリコン一方さんがハロウィーンで張り切るのとか読みたいな
74 :そんな事言うと即興で書いちゃう :2010/11/01(月) 01:10:19.21 ID:1vtnZUco
一方「ハロウィィィィンだぜ木原くゥゥゥゥゥゥン」

木原「うおおおおい、魔女の帽子買ってきたぞォォォォォ」

一方「それどうすンだよ」

木原「被るんだよ」

一方「誰が」

木原「俺が」

一方「……、」

木原「どうだ、にやってるだろ」

一方「青すじにあわねェ」

木原「ほら、ガキの分もあるぞ」

一方「よし、かぶる」



ガバッ
一方(クソ、最悪な夢だ・・・)

打ち止め「トリックオアトリート!!」

一方「打ち止めァ!!」

打ち止め「何々?ってミサカはミサカは首を傾げてみたり」

一方「買い物行くぞ」

打ち止め「お菓子お菓子!!」

一方「買うのはお菓子じゃねェ、魔女の帽子だ」

打ち止め「ハッピーハローウイーン!!」
75 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 01:10:21.14 ID:siNEYwAO
>>72 に惜しみない乙を!
おもしろすぎww
76 :やっぱり一方さんはロリコンが最高だわ 1レスネタ [sage]:2010/11/01(月) 01:49:38.15 ID:tDCJ3tM0
幼女たち「トリックゥアトリート!!」

一方「よォォォォォォシ!!ちょっと待ってろォォォォォ!!!!」

幼女たち「ほえっ?」

一方「ほらお菓子だァ」ドン!!ドドン!!!

幼女たち(いや、流石にこんなに…)

一方「待ってろ、お前らも分も持ってきてやるからよォ!」

幼女たち(1人ずつこれ!?)

一方「ファッッッピィィィィィハロウィィィィィィィン!!!!」カキクケカキクケキキククケケ

77 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 01:55:32.87 ID:ykXDtPso
今日全体的に一通さん張り切りすぎわろた
78 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/01(月) 02:18:01.02 ID:5EWKjrAo
黒子「Trick or treat!お菓子は要りませんので悪戯させてくださいましおっ姉さまーー!」(全裸ルパンダイブ)

ごめん、遅い上にこれだけなんだ
79 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 02:20:51.14 ID:KfdxfNIo
上条「せっかくのハロウィンだからとカボチャ料理出したら長々と蘊蓄披露に付き合わされた挙句大半食われた」

平常運行だな
80 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 02:52:28.56 ID:dRrvXJw0
ハロウィンだからか平和なSSが多くて和むなぁ
81 :誰かやったとは思うけど [sage]:2010/11/01(月) 04:35:07.84 ID:zqBJOnEo
禁書美琴打止番外滝壺麦野「「「「「「お、おかし○くれなきゃいたずらしちゃうぞ……?///」」」」」」

上条一方浜面「「「 」」」
82 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 08:11:31.08 ID:siNEYwAO
>>81
滝壺と打ち止めが1番 安全だと思うけど、番外個体のイタズラが…ww
83 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 12:52:15.26 ID:WKfIRAAO
前に浜面の代役モノがあったよね?(ビアージオが美琴のやつ)

別人なんだけど勝手に続編を書いていいものかな?


84 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 13:16:08.85 ID:tDCJ3tM0
>>83
ここのルールでどうなのか知らないけど人の作品の続編勝手に書くのはマズいと思う
85 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 13:26:05.91 ID:ljIWayEo
>>83
多分作者次第だと思うよ
俺のSSの続編を書いてるの見かけたけど、面白かったから乙って思ったし

でもモラル的には>>1で一声かけておいたほうがいいかも
86 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 14:33:23.43 ID:3EemtYDO
作者次第だろうけど嫌がる人も多いと思うぞ
87 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 15:10:35.10 ID:I8/aEgAO
>>83
了承がとれないならやめておいたほうがいい。こういう掲示板でやると前作好きなやつらと新規に見たやつらで荒れたりするかも。(いいの書けばかくほど)作者が誰か書いてって言ってるならいいんじゃね
88 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/01(月) 15:43:42.21 ID:u9sxE8Uo
昨晩は夜勤でハロウィンネタが投下されてくのを指を咥えて見てるだけでした
なんか読んでたら我慢出来ないので一日遅れだけど投下しても良い?
89 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 15:44:58.81 ID:zqBJOnEo
超カモンです!
90 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/01(月) 15:46:04.24 ID:u9sxE8Uo
んじゃ8レス程いただきます
かなり独り善がりな禁琴気味なアレになっちゃってますがご容赦を・・・
91 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/01(月) 15:47:11.73 ID:u9sxE8Uo
〜常盤台女子寮〜


黒子「お姉様ー! Trick or treatですのっ!」

美琴「あら黒子じゃない。ハロウィンね、ちょっと待ってて?」ゴソゴソ

黒子「お姉様ー! 黒子はTrickを、Trickを希望しますのぉぉぉ!」ガバッ!

美琴「あ、こら待て黒子! お菓子用意してあるんだから大人しく、ちょ、やめ!」

黒子「お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様」

美琴「ぎゃあああああああやめろおおおおおおおおおお!!」

92 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/01(月) 15:48:03.57 ID:u9sxE8Uo
美琴「はぁ、はぁ……今日の黒子は手強かったわ……」

美琴「いくら電撃翌浴びせても立ち上がってくるし。お前はターミネーターかっつうの」

 ヒュウゥ〜〜

美琴「(ブルッ)ううっ、上着も着ずに逃げてきたから寒いわ……」

美琴「寮には黒子がいるから帰りたくないし……温かい飲み物でも買おうかしら」

禁書「あれ? 短髪?」

美琴「あ、いつぞやのシスター?」

禁書「私にはインデックスって名前があるんだよ! 名前で呼んでほしいかも!」

美琴「ああ、インデックスね、ごめん。でもそれを言うなら私にも御坂美琴って名前があるんだけど」

禁書「そうだっけ?」

美琴「アンタねぇ……」

禁書「えへへ、冗談なんだよ。みことって呼んでもいいかな?」ニコッ

美琴「(ドキッ)え? あ、うん。じゃあ私もアンタの事インデックスって呼ぶわね」

禁書「OKなんだよ、みこと!」

美琴「ふふ、よろしくね、インデックス」
93 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/01(月) 15:48:54.02 ID:u9sxE8Uo
美琴「ところでインデックスはこんな所で何してるの?」

禁書「あ、そうだった! ねえねえみこと、Trick or Treat? なんだよ!」

美琴「ああ、良く見ればいつもの修道服じゃなくって魔女ルックね。良く似合ってるわ」

禁書「ありがとうなんだよ! それよりお菓子くれないと悪戯しちゃうかも!」

美琴「はいはい、丁度黒子に渡しそびれたのがあるからあげるわね」

禁書「わーい! 美味しそうなクッキー! いただきまーす!」

美琴「どうぞ、召し上がれ」

禁書「美味しいっ! サクサクで程よい甘さで最高なんだよ!」サクサクサクサク

美琴「ありがと、喜んでもらえて嬉しいわ」

禁書「まいかのケーキも美味しかったけど、みことのクッキーも絶品なんだよ! もっと欲しいかも!」

美琴「あ……ごめん、それしか持ってきてな……(ガサ)……あ」

美琴(これ、アイツに渡そうとした分……。一緒に持ってきちゃってた、か)

禁書「どうしたの?」

美琴「え? あ、ううん何でもないの。それより、もう一つ持ってたの忘れてたわ。良かったら食べる?」

禁書「……、綺麗なラッピング、だね」

美琴「あ、ああうん。なんかちょっと、その。思ったより上手く出来ちゃったから、その何となく綺麗に包装してみたくなって」

美琴「べ、別に渡す相手なんていないのよ? だから、そのインデックスが食べちゃって」

禁書「本当に、いいの?」

美琴「う、うん。……その、出来たら、一枚くらいはアイツに、分けてあげても……」

禁書「……、駄目なんだよ。これは受け取れないかも」

美琴「……え? ど、どうして」
94 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/01(月) 15:50:39.91 ID:u9sxE8Uo
禁書「みことがこんなに心を込めて用意したものなんだよ。本当に渡したい相手に渡すべきかも」

美琴「……、……でも」

禁書「みことは怖がりさんだね。そんなんじゃいつまで経っても前に進めないんだよ?」

美琴「……ッ! な、何のことよ?」

禁書「『to T.K』とまで書いてあって、流石の私でも気付かないわけないんだよ? これは、みことが直接とうまに渡すべき」

美琴「……なん、でよ」

禁書「……、……」

美琴「アンタは、アイツと一緒に住んでて。アイツの事が好きなんでしょ? それなのになんで、私なんかの手助けをしようとするのよっ!」

禁書「でも、みことはとうまの事が好きなんだよね?」

美琴「……、……」

美琴「……うん」コクリ

禁書「なら、やっぱりこのクッキーは受け取れないんだよ。みことから直接とうまに渡すべきかも」
95 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/01(月) 15:51:39.40 ID:u9sxE8Uo
美琴「……インデックスは、それでいいの?」

禁書「良くないけど、いいんだよ」

美琴「何よ、それ……」

禁書「多分、とうまはまだ誰も選ばない。というか選べないんだよ」

美琴「……え?」

禁書「知ってるだけでも、みことに、あいさに、こもえに、かおりに、いつわに、おるそらに(ry)……これだけの人に好かれてて、でもまだ『出会いが欲しい』とか平気で口にするんだよ」

美琴「何よ、それ! ふ、ふざけてるの?」

禁書「そう思うでしょ? だから私、みこととはライバル関係だけど、同時に仲良くなれそうな気もしてるんだよ」

美琴「……不思議ね。何だか私もそんな気がしてきたわ。騙されてるのかしら?」

禁書「ふふ、ある意味合ってるかもね。私はいい加減鈍感なとうまにうんざりしてるんだよ。正直、愚痴を言い合う仲間が欲しいだけかも!」

美琴「ぷっ、あははは! いいわねそれ、私もアイツの愚痴なら溜まりに溜まりまくってるし!」

禁書「でも、今のみことじゃ役者不足なんだよ。だからもうちょっと踏み込んでくれないと張り合いがないかも」

美琴「い、言ったわね! よーし、じゃあ今からコイツを私に行ってやろうじゃないの!」

禁書「その意気その意気! ふふふっ」

96 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/01(月) 15:52:42.28 ID:u9sxE8Uo
美琴「ありがとね、インデックス」

禁書「何のこと?」

美琴「多分だけど……私が一人、途方に暮れてるように見えたから、声掛けて励ましてくれたんでしょ?」

禁書「……、私はこれでもシスターなんだよ」

美琴「そうね、今の見た目は魔女そのものだけどね」

禁書「そうだ、さっき小萌に衣装の余りを貰ったんだよ。寒そうだから羽織るといいかも」

美琴「マントに、牙……って、これって吸血鬼?」

禁書「凶暴なみことにはお似合いかも!」

美琴「し、失礼ね! でも寒いし、折角だから借りるわね」イソイソ

禁書「わ、みこと可愛いんだよ! やっぱ返して欲しいかも!」

美琴「貸しておいていきなり返せとかなんでよ!?」

禁書「べ、別に……流石のとうまもドキッとしちゃうかもとか思ってないんだよ」ボソボソ

美琴「い、インデックスだって魔女コスすっごく可愛いじゃない! ズルいわよ!」

禁書「え、す、すごく可愛い?」ドキッ

美琴「そうよ、だからお互い様だって事でいいじゃない」

禁書「え、えへへ。それなら別にいいかも」

美琴「これでアイツがドキッとしたら嫌だけど……脱げとは言えないしなぁ」ボソボソ

禁書「何か言った?」

美琴「な、なんでもないわよ!」
97 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/01(月) 15:54:49.90 ID:u9sxE8Uo
〜上条邸〜


上条「ふわぁ……」ネムネム

上条「遅ぇな……インデックスの奴、どこまで行ってるんだよ」

上条「『ハロウィンだから、こもえやあいさにお菓子貰って来るんだよ!』とか言って出てってから、もう3時間は経ってるぞ……」

上条「どっかで迷惑かけてなきゃいいけど……」


 ピンポーン


上条「ん? 誰か来た?」

上条「はーい、今出ま〜す……」ガチャ


禁書美琴「「Trick or Treat?」」


上条「え、ええっ!?」ドキッ

98 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/01(月) 15:56:39.32 ID:u9sxE8Uo
上条「って、インデックスと、御坂?」

禁書「ただいま、とうま!」

美琴「え、えっと、お邪魔するわよ!」

上条「お、おかえり……と、ようこそ、か?」

美琴「そ、それと、これ! アンタに!」サッ

上条「おお? これ、クッキーか? さ、サンキューな」

美琴「う、うん。心を込めて作ったから、良く味わって食べなさいよね!」

上条「お、おう……。っていうか二人とも、その格好……」

禁書「こもえがくれたんだよ! どう、似合う?」

美琴「わ、私はさっきインデックスに貸してもらって……」

上条「な、なるほど……。ふ、二人とも、良く似合ってるぞ///」

禁書「え、えへへ///」

美琴「……///」

上条(な、なんだろうこの気まずい空気……ッ!)

禁書「そうだ美琴、お約束の挨拶がまだだよ」

美琴「あっ、そ、そうね。じゃあ……せーのっ」



禁書美琴「「 Happy Halloween!! 」」



〜End〜
99 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/01(月) 15:57:23.30 ID:u9sxE8Uo
色々と強引まくりですが以上です
インデックスと美琴はもっと仲良くするべき
100 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 16:03:15.77 ID:tDCJ3tM0
>>99 乙です!
美琴と禁書ほのぼの良いわぁ
てか上条さんが女性陣にトリックオアトリート言ったらどうなるんだろww
101 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 16:18:17.89 ID:JrJI6II0
>>100

英語の発音がまるで駄目で相手に意図が伝わらない(´;ω;`)

上条「英語の勉強しないとだな(`・ω・´)」

かみじょう は たーげっと 1900 を てにいれた !
えいご の せいせき が あがった かにみえて かわらなかった !
かみじょう の ほしゅう じかん が ばいぞう した ! 
102 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 16:27:36.72 ID:SM/Wh2Uo
>>99
そんなあなたに

っ美琴「ちょっとアンタ!」 禁書「なぁに?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1286091250/
103 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 16:57:22.30 ID:l.6UwAAO
上条さんの英語力ってどれくらいなのかい?
104 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 17:06:40.76 ID:siNEYwAO
>>103
LEVEL 0(無能力)です
105 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/01(月) 17:43:41.93 ID:ARggEN.0
製作板からぷんたに載った作品って何かありますか?
106 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 17:49:11.93 ID:yEOSUwEo
>>105
そういうのはこっちで聞け
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1285260665/
107 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 17:59:56.59 ID:a/oFyrM0
>>104
上手いなww
108 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 20:29:30.35 ID:wb.JkIDO
>>103
携帯の英語学習アプリで英語を学ぼうとするも途中で理解が追いつかなくなって断念してたから、まあ多分イマイチなんじゃないかな
109 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 22:12:51.19 ID:tX3Prsso
上条さん幻想殺しなかったら底辺直行組か…
110 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 22:15:48.03 ID:jnpoDJgo
フラグ乱立能力があるから底辺にはならないはず
111 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 22:16:38.99 ID:iOBuXaco
クソッ!これが格差社会か!
112 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 22:22:42.30 ID:0ijQ4i.o
父親エリート、母親若くて美人、従姉妹に懐かれてる
まずこの時点で勝ち組だぜチクショウ!
113 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/01(月) 22:25:23.07 ID:1vAYTUko
あの右ストレートの威力は下手な能力者より危険だと思うの
114 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/01(月) 23:10:39.43 ID:jnpoDJgo
そういや不幸なのも解除されるから・・・
115 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 01:16:46.41 ID:b.JMNXo0
学園都市にも来なかったろうしなぁ。親父さんみたいに良いかみさんに捕まって、尻に敷かれながらもそこそこ良い暮らししてたんじゃないかねー
116 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 02:02:09.63 ID:.qJTYzk0
>>115
上条さんが幸せなのは良いけどちょっと寂しいな…
117 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 02:04:55.91 ID:FDk7dNgo
でも4巻で自分は幸せだって言ってたぞ
118 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 03:58:25.85 ID:q9yyKkoo
よく考えたらばか食いニートを養わくてもよくなるんだよな
変なビリビリするする奴にも追っかけられないし
しかも根が真面目だから補習にもちゃんと出る
でもやっぱまともな大学にはいけなくて就職できなくてフリーターになるんだけどバイト先でその努力が認められて一つ店を任せられる
収入はそんなに高くないけどまあまあ幸せな家庭を築きましたとさ、おしまい

普通やん
119 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 06:20:47.32 ID:gGwUaIYo
未だにインデックスをばか食いニートとか言っちゃう奴がいるのか
120 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 07:15:28.04 ID:BaRT6kAO
マルチリンガルで完全記憶能力所持
食欲は半端ないけど変わりに物欲はほぼ皆無
オマケに可愛い

こんなハイスペックなニートなんて居るわけが・・・
121 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage ]:2010/11/02(火) 08:02:52.90 ID:vC9Gy/g0
ニート以前に家事を手伝わない同居人はね…
122 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 08:12:24.44 ID:7o7VDb.o
たまにネセサリウスの手伝いもしてるからどっちかっていうとフリーターだな
123 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 09:20:56.93 ID:WOMf5oso
ボランティアの間違いだろ
金が入ってる様子が一切無い
124 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 10:16:26.97 ID:wkCtu.DO
>>121
勘違いしてるようだが今までの境遇から家事というものに疎いだけで言えば手伝う
手の付けられない失敗するだけだ
125 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 10:35:40.66 ID:Mkl5VAQo
>>124
つか、はっきりいって邪魔するぐらいなら何もしない方がましww>家事の出来ない奴
126 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 10:39:59.40 ID:LBC93zwo
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          | i八:ハ :│ |/ィ≦i示坏、ヽ |/  \ ^'|\ ヽハ: :∧ : /: : : : : : : : : : : :
          |   ヽl: ∧ {{. {{//..:::ー'}      \| ,x≧==∨ニ| /|: : :/: : : : .:ト、 : :
          /   /|ヽ:ハ  '⌒)しイリ        ´ /爪...:::(心、│ /| : : ∧ 〈 \
           |/  / :|: ;' : iとこゞ辷ン          {{///..::jノ}ハ∨ |: : / ハ:∨|
         /  / _|/: : '   ー─''           '⌒)_イトリ }}  /:/ :j : |`ヽ!
           /  /´ /: : :i ////    ,            `''ー‐てつ   |: : :.:i : | ノ|
.          /  /   /: : : :{        ′        ` ー‐      |: : :.:i : |く /
         /  /   / : : : 八                     //////   |: : :.:i : | \
.       /  /   |: : : : i: :|\      ^ヽ__,. --、           イ|: : :.:i : |   ヽ
      │ {    | : : : :i: :|  |>,、     、            イ /│: : :i : |
127 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 12:19:50.85 ID:IMeHzcAO
>>118
口癖は「普通だ……」になるんですね分かります
128 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 12:32:00.51 ID:RrqmJMAO
能力者と魔術師がいる世界で戦力もたない国って平和なのかしら
今アニメやってるところとか…
129 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 19:24:02.70 ID:rO7kmsk0
ちょっと2レスもらっていきます
130 :第四次製造計画 [sage]:2010/11/02(火) 19:26:16.76 ID:rO7kmsk0
とある施設に科学者が集まっていた。
年齢、性別もバラバラだが、共通点があった。
それは、一方通行への復讐。
この場に集まった全員が、一方通行の能力開発に関わった者や、潰された暗部組織に所属していた者達だった。

科学者A「諸君! 我々の目的は一つ! 一方通行の抹殺!」

「「オー!!!」」

科学者A「だが、制限時間付きになったとは言え、ヤツの能力は危険。 真っ向から挑んでも返り討ちにされるだろう」

科学者B「その通りだ」

科学者A「そこである計画に目を付けた」

研究者C「計画だと?」

研究者A「お前達。当然、能力者量産計画は知っているだろうな?」

研究者B「絶対能力進化実験に流用されたクローン達のことか」

研究者A「そう、それだ」

研究者C「一方通行にロクな傷も付けることなかったアレがどうかしたのか」

研究者A「私は気づいたのだ、ある事に」
131 :第四次製造計画 [sage]:2010/11/02(火) 19:27:55.71 ID:rO7kmsk0
研究者B「勿体ぶらずにサッサと言えよ」

研究者A「オリジナルである超電磁砲、及びクローンの妹達」

研究者A「ヤツらはCが言っていたとおり、一方通行にまともなダメージを与えることはできなかった」

研究者A「肉体年齢を下げて製造された最終信号。これは戦闘することもなく、一方通行に懐いてしまった」

研究者A「だが、肉体年齢を上げて生み出された番外個体はどうだろうか」

研究者A「ヤツは敗北はしたものの、一方通行に対し戦闘と呼べる状態に持ち込めた」

研究者C「?! ま、まさか!!」

研究者A「そうだ! あのクローンは肉体年齢に比例して戦闘能力が上がるのではないだろうか!」

ナ ナンダッテー!!
 Ω ΩΩ

研究者A「一方通行に復讐を誓う我らは今こそ『第四次製造計画』を進めるべきなのだ!」

研究者C「そうとなれば、今からこの計画を持ち込む先を探すぞ! 資金が必要だしな!」

研究者B「番外個体…いや、番外老体(ミサカシルバー)で今度こそヤツの息の根を止めてやる!」

「「「首を洗って待っていろ……! 一方通行!!」」」

次回、巣鴨で一方通行に魔の手が迫る!

収録場所:ファミレス Joseph's
132 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 20:56:55.43 ID:oVFO4mEo
巣鴨てwwwwww
乙!
133 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/02(火) 21:17:56.68 ID:A7ve.yoo
せめて老女じゃなく熟女あたりにしろwwwwww
134 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:14:47.01 ID:rlCFJ/w0
>>134
お婆ちゃんに戦わすのかよww
135 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/03(水) 00:19:28.15 ID:xnHl1k.o
>>134
お前酷い奴だな・・・
136 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 00:38:08.12 ID:j/j.E460
外道な>>134がいると聞いてwww
137 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 01:00:41.71 ID:mgO5fM.o
過疎だし見かけたの貼ってみる
http://livedoor.2.blogimg.jp/netamichelin/imgs/0/3/0302f12e.jpg
138 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/03(水) 01:04:07.45 ID:xnHl1k.o
またかなり賛否が分かれそうな図だなぁ・・・ww
139 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 01:05:38.00 ID:c855CY.o
わざわざ纏める必要あるか?これ
140 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 01:06:12.69 ID:YajiXh.o
この上なく無粋だな
141 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 01:19:39.05 ID:k3euqCco
お前がそう思うんなら〜って言葉がお似合いだぜ
142 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/03(水) 01:31:17.68 ID:/DeL5ago
ルチアさんが美しい所にしか目が行かない
143 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 01:48:34.57 ID:XyU4sUDO
黒子のイラスト他になかったんかいwwwwww
144 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 03:08:56.23 ID:sDr.6.AO
>>25だけど続きっぽいものを置いていくね?
145 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 03:12:47.08 ID:k3euqCco
裸になって蝋燭けつにさして待つのである
146 :早速美琴さんにバレるようです1/5 [saga]:2010/11/03(水) 03:14:55.65 ID:sDr.6.AO
一方通行「オイミサカE」

ミサカE「何かなモヤシハエータ? ってミサカはミサカはわざと名前を間違って呼んでみる」

一方通行「なンならオマエの頭に生やしてあげましょォかァ!?」

ミサカE「いいからさっさと用件を言えっつの妖怪シラス男ってミサカはミサカは急かしてみたり!」

一方通行「クッ……まァいい。一番マトモなガキは何処行きやがったか知ってっか?」

ミサカE「はあ? ミサカが知るわけないじゃん自分の足で捜せよガキじゃあるまいしってミサカはミサカはホントは知ってるけどシラを切り通そうとしてみたり!」

一方通行「あァ分かったよそォさせてもらうわ」スタスタ

ミサカE「え? あれ? いいのかな? ミサカ実はあのコが何処行ったか知ってるんだよ? 無理矢理聞き出してみようとか思わないのかな? ってミサカはミサカは必死に引き止めてみたり!」

一方通行「……」スタスタ

ミサカE「ちょっとちょっと? 無視されるのが一番辛いんだけど? ねえねえなんか喋ってよ一方通行ってミサカはミサカは放置プレイは嫌なんだけど!」

一方通行「……」

ガチャッ……バタン

ミサカE「構ってよーってミサカはミサカは大号泣ー!」ビエエエン
147 :早速美琴さんにバレるようです2/5 [saga]:2010/11/03(水) 03:18:07.05 ID:sDr.6.AO
ガチャッ

一方通行「ハァ……ったく面倒臭ェ奴だな……ンで? 大人しく話す気になったか?」

ミサカE「はあ、しょうがないなあコレだから最近のオコジョはってミサカはミサカは(バタン)あーんごめんごめん行かないでー!」

ガチャッ

一方通行「……さっさと言え」

ミサカE「ミサカAは今上位個体に頼まれてはじめてのおつかいに行ってるよってミサカはミサカは報告して……えっマジ? それヤバくね?」

一方通行「あン? どォした?」

ミサカE「ミサカBから緊急報告! ミサカAがお姉様に第一種接近遭遇! ってミサカはミサカを召集してみる!」

ドタドタ

ミサカD「うはwwwwwwひんぬーオリジナルたんハアハアwwwwww」

ミサカC「一方通行さん早くミサカAを助けに行こうよってミサカはミサカは言いつつホントはデートに行きたいだけだったり!///」キャッ

一方通行「イヤ、しばらくは様子見だ」

とあるスーパー

美琴「それで? アンタは買い物に来たって言ってたけど、保護者は何処なのよ?」

ミサカA「ミサカは保護者からお買い物を頼まれたので一人でおつかいに来たんだ! ってミサカはミサカは掻い摘んで説明してみる!」
148 :早速美琴さんにバレるようです3/5 [saga]:2010/11/03(水) 03:22:05.49 ID:sDr.6.AO
美琴「一応訊くけど」

ミサカA「お察しの通りミサカはお姉様のクローンだよってミサカはミサカは訊かれる前に質問に答えてみる」

美琴「やっぱり……一体誰が何の為に……」

ミサカA「『実験』の為だよってミサカはミサカはあっとしまった口がすべったー!」

ミサカB(何やらかしてんだ馬鹿が!? ってミサカはミサカはダンボールの中からツッコミを入れてみる!)

美琴「『実験』、ですって? 一体どんな実験をして(ドゴッ)ぉゴフぅ!?」

ミサカB(ロ、ローリングソバット……!)

布束「今のうちに行きなさい」

ミサカA「ありがとうヌノタバ! ってミサカはミサカは猛ダッシュ!」ダッ

美琴「いきなり何すんのよアンタは!?(ゴスッ)お? おぉ〜〜〜?」

布束「あなたは中学生、私高校生。長幼の序は守りなさい」

美琴「『実験』について何かご存知なのでしょうか?」ヒリヒリ

布束「私が主導で行っている『実験』だから、知らないはずはないわね」

美琴「だったら教えて欲しいんですが」

布束「とある少年に家族ごっこをしてもらっているの。あの子達はその家族の一員よ」

美琴「『達』って、まだいるっていうの!?」

布束「sure」
149 :早速美琴さんにバレるようです4/5 [saga]:2010/11/03(水) 03:23:57.62 ID:sDr.6.AO
美琴「……誰なのよ? その少年ってのは?」

布束「あの子を尾行するなりして自分の目で確かめてみなさい。じゃあね」スタスタ

美琴「……是非、そうさせてもらうわ」

一方通行宅前

美琴(あの子には尾行はバレてないみたいね。さて、入るべきか否か……)

ミサカB「何をしているんだお姉様? ってミサカはミサカは尋ねてみる」

美琴「うわっ、シーッ!」

一方通行「つゥかバレバレだから入ってこい超電磁砲」

美琴「えっ!? なんでバレてんの!?」

一方通行宅内

美琴「」

ミサカA「わーいお姉様が遊びに来てくれたーってミサカはミサカは手放しで喜んでみたり!」

ミサカC「……一方通行さんとはどういう関係? ってミサカはミサカは嫉妬混じりに訊いてみる」メラメラ

ミサカD「パンツ……見せてもらってよろしいですか? ってミサカはミサカは要求あbbbbbb」

打ち止め「えっちなのはダメです!」

ミサカE「ぶはっざまあゲラゲラゲラゲラ」

ミサカB「今帰ったってミサカはミサカは敬礼」

美琴「えーっと……何コレ?」ポカーン

一方通行「見ての通りオマエのクローンだ。ンで、俺がアイツ等の家族」

美琴「へえ、そうなんだ」
150 :早速美琴さんにバレるようです5/5 [saga]:2010/11/03(水) 03:26:48.16 ID:sDr.6.AO
一方通行「……オイ、大丈夫か超電磁砲?」

美琴「あー、うん、へーきだよ? ってミコトはミコトはつよがってみる」ポケー

一方通行(駄目だコリャ)

布束「調子はどうかしら?」

一方通行「よォ元凶。まァ、ボチボチってとこだなァ」

美琴「アンタさっきの(ゴスッ)おぉ〜〜〜」

布束「タメ口禁止」

ミサカB「学習能力が無いのかお姉様はってミサカはミサカは呆れてみる」

一方通行「そンで、なンの用だ? 様子見ならモニターの前でも出来ンだろ?」

布束「オリジナルにうっかり実験の事をバラしてしまったのは知ってるわよね?」

一方通行「あァ、ガキ共から聞いた」

布束「どうせ知られてしまったのだから、いっそのこと彼女にも実験に参加してもらう事にしたの」

一方通行「……あァ? つまり、コイツも家族って事かァ?」

布束「sure」

美琴「はあ!? なんで私がこん(ドガッ)ゴガァ!?」

ミサカB(ネリョチャギ……だと……!)

布束「早速今日からあなた達は家族ね。じゃあ、私はこれで」スタスタ

一方通行(ハァ……面倒臭ェ……)

美琴「よろしくね、お兄ちゃん!///」

一方通行「なンでそンなノリノリなンですかァ!?」
151 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 03:27:41.87 ID:sDr.6.AO
またしても続きそうな終わりなのだ
152 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 04:00:11.52 ID:k3euqCco
ほう…

これはなかなか…

続きが気になるなぁ
153 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 09:57:04.89 ID:.MzB9LYo
乙!
割と好きだよこのノリ続き読みたい
154 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 12:01:14.53 ID:1vPY.F2o
浜面の特徴がつかめんな…
口調もないし、際立った性格でもないし、扱いづらい
155 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 12:21:52.52 ID:HzEGtvw0
浜面「口調つってもなー……意識してる訳じゃねえし、つうか普通だろうけど崩れた感じでいいんじゃねえの?
そして俺を立たせるには滝つb」

麦野「おいはぁーまづらぁ……一人でブツブツうるせぇんだよ!」

浜面「そんな理不尽なーっ!?」
156 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 12:23:09.92 ID:X9cb06DO
うーん、オーバーリアクションが多いとか?

浜面に変な口癖があったりしたら何か嫌だよな…なくて良かった
157 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 12:51:14.24 ID:rlCFJ/w0
個人的にSS1巻では大して印象強くなかったけど
アイテムの下っ端になってからは結構印象強くなった気がするなぁ
…浜面がずっと1人のシーンとか書くのはしんどそうだな
158 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 12:54:21.71 ID:Wwr8bGQo
SS1の段階だとどう見てもただの禁書界最弱のボスだったからな
159 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/03(水) 14:10:48.01 ID:/DeL5ago
布束さんのネリチャギ・・・
パンツ見せてもらってよろしいですか?

浜面は月雄って感じ
誰もわかんねーと思うし同意もされねーと思うけど
160 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 14:16:08.43 ID:XyU4sUDO
超特徴なしとか浜面は本当に駄目駄目ですね
しょせんは村人Aレベルといったところですか、超情けないです
161 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 14:29:21.19 ID:ljnIkUAO
>>160
絹旗姐さん チィーッス!
162 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 14:37:05.85 ID:X9cb06DO
正直超(笑)とかシリアスな時に滅茶苦茶気が抜けるんだよな…
163 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 14:58:14.03 ID:yU8DAYAO
絹旗「超超電磁砲ですね」
御坂「えっ」
絹旗「えっ」
164 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 14:59:51.23 ID:Wwr8bGQo
つまりあの口調でシリアスを書ききるかまちーに平伏し尊敬の念を送る流れか?
165 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 15:00:39.83 ID:qf0nsKYo
>>163
滝壺「スーパーレールガンと読めばおかしくないと思う。そんな絹旗を超応援してる」
166 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 15:42:36.65 ID:BgU8L0g0
>>162
「超」が入るだけでそうなるって・・・、小説を読む事が苦手なんじゃないのか?
もしくは『超』に変な偏見を持ってんじゃないか?

ドラゴンボールで「超サイヤ人」って単語がでる度に
( ́ ・ω・ ̀)ってなってんのかwwww
167 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 15:51:31.30 ID:SMr4W/2o
絹旗の "超" を聞いてキタァァア!とテンション上がったのが、麦恋で美琴VS麦野のとき。
美琴こえー麦のんピンチ!って時絶妙のタイミングで
「私たちだってあなたを奪われるわけには超いきませんよ」とかなんとか言ってアイテム見参したアレは鳥肌たった

「私たちだってあなたを奪われるわけにはいかざるのよ」とかだったら( ́ ・ω・ ̀)ってなったかもしれんww
168 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 15:59:07.77 ID:8CHUXg6o
>>167
おっとバカ口調さんの悪口はそこまでだ
169 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 16:07:14.00 ID:jXD0ipc0
じゃんじゃん先生についてはどうなんだろうか

まあ絹旗の超がどうとかは超電磁砲に出たときに散々言われてたよなぁ
シリアスなのに吹く、超付けすぎとか
170 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 16:23:27.86 ID:X9cb06DO
>>166
別にそういう訳じゃないが
感じ方は人それぞれだろ?
171 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 16:36:24.38 ID:ljnIkUAO
(マンガの方のアイテム編はまだ読んでないから、どれくらい酷いかわからんけど…)
その絹旗のセリフを
考えた人が過剰につけ過ぎたんじゃない?

本当に酷かったにしろ、本当は問題なかったにしても
大したウザイと感じたり、気になった人だけが批判をするから、そう思う人がいっぱいって 勘違いしてしまうんだよな。気にならない人はイチイチ言わないからな
(コンバニで貰ったお釣りが
多かったり、箸・スプーンが多かったり
172 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 17:06:24.27 ID:k9R642AO
シリアスだから清涼剤な感覚かな>超
多分セリフだけなら麦野より怖い
173 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 17:15:59.49 ID:XyU4sUDO
禁書って喋り方でキャラ付けしてる面もあるし、苦手な口調のキャラが出ても仕方ないっちゃ仕方ないな
個人的には絹旗とローラは禁書キャラの中じゃトップクラスに好きだけどwwww
ちなみに漫画の絹旗はなんかクール。でも見た目可愛い
174 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 17:44:13.97 ID:ljnIkUAO
>>173
お前とは旨い酒が飲めそうだ。
175 :とある学園のチェーメール [sage]:2010/11/03(水) 17:48:00.06 ID:.MzB9LYo
一発ネタ投下


このメールを今すぐ6人にまわしてください。
今でこそ皆が行きたがる学園都市は昔ひどく荒れてました。
そこで裏で治安を守るためのチームに所属していたFという女の子がいました。
だけどFはホスト崩れの男と女に殺されそうになり、うっかり仲間の秘密を言ってしまいました。
そしてそのチームのリーダーのMに、裏切った罰として超殺されたんです!
下半身はその時吹き飛ばされて、内臓がボロボロと切断面から超転がり落ちながら。
しかも、秘密裏のチームだった為、墓も建てられず死体は焼却されました!
FはMやそれを止めなかったチームのMやH、それにTを恨んでる、恨んでまス。
それだけじゃなく、学園都市の住人を超恨んでるようです、です、です、です。
Fが死んでから学園都市では下半身が消えた変死体が見つかるようになりました
理由は簡単、ないから欲しかったんです、 下半身が。
Fが供養されるまできっと、ずっと続くと思います。
もしくは、学園都市で能力開発を受けた人間が皆殺しになる日まで

誰か、供養してあげてください。
それが無理なら、このメールを転送して皆に学園都市が恐ろしい所だと伝えてください
私にはもう無理です。

何故かって?
だって 私は そのチームの Fに 恨まれて ころされたたたたたたたたたたタタタタタ
はや ク メー るをおく テ 下さI


これを 二日以内に 103000人に送らないと あなたの元にFがきます
私やH、このメールを受け取って殺された人のように、
超身体を割かれて、下半身をもがれて死にます、ます、ます、ます
Fはあの都市をあれを生んだ世界を全部恨んでます恨んでます恨んでます恨んでます恨恨恨恨恨
176 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 17:50:53.80 ID:R8eppy60
絹旗はそんなことないけど大主教と黄泉川は違和感感じまくりだなぁ
まあおっぱいキャラはオリアナがいるから満足だけど
177 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 17:55:24.20 ID:XyU4sUDO
>>175
フレンダ……
178 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 21:30:40.60 ID:qToFfbE0
そういえばナルトにも最初の方に超が口癖のキャラがいたよ
179 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:20:10.90 ID:d1OrsUAO
>>178

タズナのおっちゃんだwwwwww
180 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 22:47:21.57 ID:eMxH9tA0
じゃんの口調の人もいたな
あのまっくろくろすけ
181 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/03(水) 23:27:58.60 ID:rgbdSkw0
結局一番口調が気になるのは打ち止めなわけよ
普段はやばいくらいに可愛いんだけどシリアスになった途端テンポが悪くなる
182 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:31:19.47 ID:Fa2aFQAO
>>175

こういうチェーンメールガクブルしてたな〜
183 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:31:20.30 ID:k9R642AO
打ち止めは二期でもふわふわ声のミサカ↑なのかな
184 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/03(水) 23:31:35.16 ID:1vPY.F2o
シリアスは最大3回ぐらいまでなら、途中で途切れさせると言う手段がある。
185 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/03(水) 23:35:45.61 ID:uMe6gsSO
>>180
傀儡の術のかっこよさはチヨ婆とサソリのが勝ってるじゃんよ
186 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/04(木) 00:12:53.92 ID:jq7Ento0
>>175

ちょいとフレンダにフェニックスの尾使って来る。
187 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:16:01.05 ID:4vx/yRco
誰か、お客様の中にカエル顔のお医者様はいらっしゃいませんか??
救急車を呼ばなきゃならない状況です。
身体が上半身と下半身に分割されて、重体です。AA(ry
188 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/04(木) 00:22:21.89 ID:yGndpfs0
上下分割されたのか、下半身消し飛んだのか……それが重要だな……
189 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:22:37.55 ID:7Ku3/O2o
>>184
よくやるそれww
「〜ってミサカは、」とか
「ミサカ、は―――」とか
手を変え品を変えぶつ切りにさせて頂いている
190 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/04(木) 00:23:55.51 ID:yGndpfs0
いきなりだけど13レスぐらい投下していいかな?
内容は既出&ベタかもしれません。


タイトルは 一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」 です。

191 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:25:38.16 ID:.zO5mMAO
>>187… もう遅いんだ。
フレ/ンダは、もう…orz

>>186 いや ここは俺がやる!
禁術を使う…!
【口寄せ・穢土転生(えどてんせい)】!
192 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:26:40.49 ID:yYYtWEIo
>>190
どうぞどうぞ
193 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:27:14.28 ID:.zO5mMAO
>>190
スンマッセンでしたァァァ!!どうぞ どうぞ!
194 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/04(木) 00:30:06.83 ID:yGndpfs0
やっべぇ、入りきらねぇ……

ちょ、ちょっとまってくれ!
誰か投下してくれててもいいよ
195 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:34:58.45 ID:4qiN52.o
レス数とか気にすんな
196 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/04(木) 00:35:08.12 ID:jq7Ento0
>>191

やはりここは俺が、

【ザオラル】【ザオリク】
197 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 00:37:59.21 ID:.zO5mMAO
>>196
まかせた!(ザオラルはやめとけ…)

つ「エルフの飲み薬」
198 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/04(木) 00:48:58.45 ID:yGndpfs0
>>195
ありがとう

倍の26レスになってしまいました……

それでは投下します 一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」 です。
199 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 1/26 :2010/11/04(木) 00:49:53.44 ID:yGndpfs0
  「…………ン」

  「…………にゃァ〜(…………ふあァ〜寝みィ……って、もう昼か)」

  「ンにゃ!(ンお! 今ネコの鳴き声が聞こえたぞ)」

  「にゃにゃ!にゃにゃにゃ!(どこだ! どこにいやがる!)」

  「にゃ……にゃにゃン!(近いな……早く出て来い!)」

  「…………にゃァ?(…………近すぎねェか?)」

  「にゃーン(おーい)」

  「………………」

  「……」ニキュニキュ モフモフ

  「……………………」チラ

  「!」

一方通行「……zzZZ」グーグー

  「」

  「…………」トコトコ

   つ鏡

  「………………」ジー

  「にゃっにゃにゃにゃにゃにゃ、にゃっにゃァにゃァにゃァにゃ!(こっから先は、一方通行だ! )」キリッ

  「……………………………………」
200 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 2/26 :2010/11/04(木) 00:50:40.89 ID:yGndpfs0
ネコ「(おおおおおいおいおおいいちょちょちょちょちょととマママママママテテテママテおおおおちおちおちお乳落ち着けけけおおれおおれ俺オレおれオレオ)」

ネコ「(みみ見間違いだってうううンうンそォだそォに決まっている!)」

ネコ「(もう一回見るぞォ、もう一回だけ見るぞォ!)」スゥーハァースゥーハァー

ネコ「…………」オソルオソル チラッ

ネコ「にゃにゃにゃンにゃァにゃにゃにゃにゃにゃにゃ!(その幻想をぶち[ピーーー]!)」キリッ

ネコ「………………………………」




ネコ「(ぶち殺せねェじゃねェかよォォォォォォ三下ァァァァァァァァァァァ!!)」


ネコ「(ゆゆゆ夢だ夢に違いない早く早く目ェ覚ましやがれェ俺!!)」ガンガン

   ビリビリ ガチャ

打ち止め「こんにちはーっ!ってミサカはミサカは突撃あなたの昼ごはん!」

ネコ「(打ち止めァァァァ!? また能力で鍵を開けやがったのかァ!?)」

一方通行「……zzZZ」スヤスヤ

打ち止め「あー! まだ寝てる! もうお昼だよってミサカはミサカはほっぺをふくらましてみる」プクー

ネコ「(い、今のうちにどこかに隠れて……)」

打ち止め「わあーっ!ネコさんだぁ!!」キラキラ

ネコ「(お、遅かったか……)」

打ち止め「おぉ! 白くて赤目でまるで一方通行みたい!ってミサカはミサカはネコさんと一方通行を見比べてみたり」キョロキョロ

ネコ「(白くて赤目で……俺? …………っは!)」
201 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 3/26 :2010/11/04(木) 00:51:37.73 ID:yGndpfs0
ネコ「(こいつ、昨日俺が拾ったネコじゃじゃねェか!)」ガガーン

打ち止め「?」

ネコ「(そういえば昨日勝手についてきて、珍しい色の目でなンとなく共感したから家に入れてやったンだった!)」

打ち止め「…………」ソローリ ソローリ

ネコ「(だとすると原因はネコか? いや他の能力者の仕業もありえる……)」ブツブツ

打ち止め「えいっ!」ガシッ

ネコ「にゃにゃァ!?(おおォい!?)」

打ち止め「えへへーってミサカはミサカはネコさんを抱きかかえてみる」ギュゥ

ネコ「にゃ、にゃァ!(お、おい、やめろォ!)」ジタバタ

打ち止め「もふもふ〜」モフモフ

ネコ「フーッ!フーッ!!(ピリピリするゥ!なンかピリピリするゥ!!」ジタバタ ピョン

打ち止め「ああ!ネコさん!どこいくの!?」

ネコ「(くっ、とりあえず打ち止めには本当のことを言わなくちゃダメか……)」タタタタ

打ち止め「うぅ……、やっぱり電磁波がいけないのかなぁってミサカはミサカは落ち込んでみたり」グスン

ネコ「(よし、これとこれで……)」ガサゴソ
202 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 4/26 :2010/11/04(木) 00:52:43.12 ID:yGndpfs0
ネコ「にゃ、にゃお〜ン!」

打ち止め「! なになに?ってミサカはミサカはネコさんの方にかけよってみる」タタタタ

ネコ「にゃ!(じゃン! 紙とペンだ! 会話はできなくても筆談ならイケる!!)」

打ち止め「なにするの? なにするの?」ワクワク

ネコ「(ンじゃ、まず名前でも…………って)」ニキュニキュ

打ち止め「ワクワク」テカテカ

ネコ「(……………………………おおおおおおおおおっ!!!)」パクッ グリグリ

打ち止め「わぁ!お口でくわえて書き始めた!ってミサカはミサカは実況してみる!」

ネコ「フーッ!(別に最初から口で書こうと思ってたしィ! 肉球でペン持てないの知ってたしィ!)」グリグリ

打ち止め「……『オ』『レ』『ハ』?」

ネコ「ハァ、ハァ……(やっとここまで書けた……次は一方通行か? いや、画数が多い!
   アクセラレータか? なげェ!!)」

打ち止め「続きは続きは?」ワクテカ

ネコ「(くっ、こ、こうなったら……)」グリグリ





打ち止め「『オ』『レ』『ハ』『セ』『ロ』『リ』」

ネコ「(やっちまったァァァァァァァァァァアアアアアア!!!!)」
203 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 5/26 :2010/11/04(木) 00:53:22.42 ID:yGndpfs0
ネコ「(簡単だからってあだ名を書いちまったァァァァ!! 野菜宣言してるネコにしか見えねェよォォォ!!
    そもそもこんなあだ名を打ち止めが知っている訳が「もしかして、あなたって一方通行!?」

ネコ「(知っていやがったァァァァァァァ!! だ、だが、由来までは……)」

打ち止め「セロリってアクセロリータの略だよねってミサカはミサカは下位個体からの情報を確認してみる」

ネコ「(あァンのクローンどもがァァァァァァァァァァ!!)」

打ち止め「うーん……でもセロリって名前のネコかもしれないしってミサカはミサカは頭をかかえてみたり」

ネコ「(……チッ、過程はどうであれもう一息か……)」タタタタ トントントン

打ち止め「ん?冷蔵庫を開けてほしいの?ってミサカはミサカは冷蔵庫をたたいているネコさんを眺めてみたり」

ネコ「(ああ、その通りだ。この冷蔵庫の中にはコーヒーが入っている! 俺=コーヒーは絶対の方程式だァ!
    俺がコーヒーに跳びつけば打ち止めだって気づくはず!!)」

打ち止め「えいってミサカはミサカは冷蔵庫を開けてみる」パカッ

ネコ「(マイブラックコォーフィー!!)」ピョイーン

   ドサササササッ!!!

ネコ「ムギュウ」

打ち止め「も、もやしがたくさん落ちてきたー!?ってミサカはミ(ryネコさんがもやしの下敷きにぃぃぃ!!」

ネコ「にゃ、にゃ……(な、なンで……)」ガサガサ プハッ

打ち止め「あっ、そういえばこの前ヨミカワとの買い物の帰りに一方通行がいないうちに詰め込んだんだった!ってミサカはミサカは思い出してみる」

ネコ「フシャーッ!!(ナニしちゃってンのォォ!オマエェェェェェェ!! 俺のもやし体型への嫌がらせかァ!
   嫌がらせなのかァ!! 嫌がらせなんだろォ!!!)」

打ち止め「はっ! もやしってことはあなたはやっぱり一方通行…………?」

ネコ「(ハイッ、嫌がらせでしたァー!!)
204 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 6/26 :2010/11/04(木) 00:54:30.50 ID:yGndpfs0
打ち止め「……ほんとに一方通行?」

ネコ「………………」コクン

打ち止め「ほんとにほんとに?」

ネコ「………………」コクンコクン

打ち止め「わあー!」キラキラ

ネコ「………………」

打ち止め「かっわいいー!!」ギュッ

ネコ「にゃ、にゃン!(や、やめっ、ピリピリするンだよォ!)」

打ち止め「そうだ!皆にも見せてあげようってミサカはミサカは思いついてみたり」

ネコ「(な、なにィ!?)」

打ち止め「そうと決まれば Let's Go!!」

ネコ「にゃにゃ、にゃにゃにゃにゃン!(おい、待てって! あそこで寝ている俺(本体)はどォすンだよォ!中に何が入っているンだ! つゥか一人にしちゃだめだろ!
    待て待て待て、マジで止まれ! お願いします止まってください! 打ち止めさァァァァァァァァァァン!?)」

打ち止め「〜〜〜♪」



一方通行「……zzZZ」

一方通行「…………ン」



一方通行「みゃぁん?」
205 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 7/26 :2010/11/04(木) 00:55:14.49 ID:yGndpfs0
打ち止め「〜〜〜〜〜♪」

ネコ「(ピ、ピリ、ピリピリ……)」グッタリ

打ち止め「むっ! この電磁波は……お姉さまと10032号だ!ってミサカはミサカはダッシュ!」ダッ

ネコ「(ピ、ピリピリがァ……ピリピリが強まるゥ……)」ゲンナリ



打ち止め「こんっにちっは!ってミサカはミサカはあいさつしてみる!」

美琴「あら、打ち止めじゃない。こんにちは」

御坂妹「こんにちは上位個体とミサカも挨拶します」ペコリ

上条「こんにちは、っておまえあの時の……」

打ち止め「あっ、ヒーローも一緒だったのね!ってミサカはミサカは驚いてみたり」

ネコ「(…………ヒー……ロー……?)」

上条「ヒ、ヒーローはやめてくれ……恥ずかしいから……つーか何もっているんだ?」

ネコ「(さ、三下じゃねェか! た、助けてくれェ! ピリピリすンだよォ!!)」ジタバタ

打ち止め「うわっ! と、と」ガッシリ

美琴「きゅ、急に暴れ始めたわね……ってネコぉ!?」

御坂妹「真っ白なネコですねとミサカは真っ黒なイヌを思い浮かべます」

美琴「え、っえ? なんで抱いていられんの? アンタも電磁波出ているんでしょ?嫌がらないの?」

打ち止め「嫌がらないよ☆」エヘヘ

ネコ「(めちゃくちゃ嫌がっとるわァァァァァァァァ!!)」
206 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 8/26 :2010/11/04(木) 00:56:04.97 ID:yGndpfs0
上条「へー、特別なネコなのか?」

打ち止め「特別中の特別なのだよ諸君ってミサカはミサカは口調を変えてみたり」

美琴「特別中の、」

御坂妹「特別?」

上条「?」

ネコ「にゃァ……(……おいおい、まさか…………)」

打ち止め「実は……」

ネコ「にゃ、にゃにゃ、にゃにゃにゃァ!(ちょっ、こいつら、こいつらだけには言わないでくれェ!)」

打ち止め「このネコのぉ……」

ネコ「! にゃにゃにゃンにゃ! にゃにゃにゃァ、にゃにゃにゃンにゃにゃにゃにゃにゃァァァァァ!!!
  (!そォだ、リアルゲコ太だ! だれかァ、リアルゲコ太を呼んできてくれェェェェェ!!!)」

打ち止め「しょぉ〜たい…………は!!」

ネコ「フゥーッ! シャー−ッ!!フシャーーーッ!! フギャーーーーーーッ!!!ニャにゃnyフぎゃん
   シシャhjlksじうhfgjdふいあおysんsぎゅっゆゆうむむんjふぃぎゃっふーーーー!!!
  (や、やめてくれェー! 話さんといてェーー!!ラ、打ち止めさァァァン!!! 今度なンか買ってあげ
   るからァァァァ!!! 欲しがってたカナミンコスプレセット買ってあげるからァァァァァァァ!!!!)」
207 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 9/26 :2010/11/04(木) 00:57:13.81 ID:yGndpfs0
打ち止め「一方通行なのだ!!ってミサカはミサカは真実をバラしてみる!!」ドーン

ネコ「にゃ、にゃァ……………(お、終わった…………)」ガーン

美琴「………………」

上条「………………」

御坂妹「……………」

打ち止め「あ、あれ……」

ネコ「………………」

上条「…………な、なるほど! 一方通行って名前のネコなのか」

美琴「……そ、そうよね! 言われて見れば白くて赤目で一方通行そっくりよね!」

御坂妹「ふてぶてしい顔も彼そっくりですね、とミサカは一方通行という名のネコを見続けます」ジィー

打ち止め「ち、ちがうよっ! このネコの中身が一方通行だよ!ってミサカはミサカはあなたたちの
     間違いを訂正してみたり!!」

上条「……さすがに上条さんでも人が動物になっちまった、という幻想は信じられないんですよ」

美琴「確かに似てるけど……うーん……ゴメン!」

御坂妹「面白い冗談でしたよ上位個体、とミサカはほくそ笑みます」フヘッ
208 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 10/26 :2010/11/04(木) 00:58:10.72 ID:yGndpfs0
打ち止め「冗談じゃないよっ!ってミサカはミサカは否定してみる! あっ、そうだ! 今の一方通行は
     会話はできないけど、言葉の意味は理解できるんだよ!! だから……えっと、右手を挙げて
     みて一方通行!!」

ネコ「……………………」

打ち止め「ア、一方通行……?」

御坂妹「まあ、当たり前ですよね、とミサカは上位個体を憐れみます」イタイコダナ…

上条「………………」

美琴「………………」

打ち止め「……一方通行………お願い! 右手を…………右手を挙げるだけでいいから!!」

ネコ「………………」

打ち止め「……あ、あく、あくせられーた……お、おねがい……グス……このままじゃ………
     ミサカ…グスン…………うそつきになっちゃうよぉ………………」

ネコ「!! っにゃおン!!!」シュバッ

打ち止め「! 一方通行!!」パアァァ

上条「!!]

美琴「!!」

御坂妹「……ほう」
209 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 11/26 :2010/11/04(木) 00:58:54.01 ID:yGndpfs0
打ち止め「う〜やっほう♪ やっぱりあなたは素敵だね!ってミサカはミサカは嬉しさのあまりくるくる回ってみたり!!」クルクル

ネコ「(う……目が回る……)」オエェ

上条「……マジか……」

美琴「……うそ……」

御坂妹「いえ二人とも、結論付けるには少し早いです、とミサカはまだ諦めていません」

打ち止め「?」

ネコ「…………」

御坂妹「そのネコは芸を仕込ませられたネコかもしれません、とミサカは可能性を提示します」

打ち止め「!」

御坂妹「しかし、それを確認するのは簡単です、とミサカは続けます」

打ち止め「な、なに?」ドキドキ

御坂妹「それは、ミサカに命令させることです!とミサカは答えます!!」ドーン

打ち止め「…………へ?」ポカン

ネコ「(……………ハァ?)」

御坂妹「芸を仕込まれたなら、教えられた動作しかできません。ですが言葉を理解しているのなら
    ミサカの適当な命令も従うことができるはずです!、とミサカは説明します。」
210 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 12/26 :2010/11/04(木) 00:59:35.59 ID:yGndpfs0
打ち止め「……む、むむ。い、いいよ! がんばってね、あなた!ってミサカはミサカは応援してみる」

ネコ「にゃァ……(こいつ変な命令をださないだろォな……)」

御坂妹「では、まずもう一度右手を挙げてみてください、とミサカは命令します」

ネコ「(……命令というよりお願いみたいだなァ…………ほらよォ)ヒョイ

上条「おっ、ちゃんと挙げたな」

御坂妹「まだまだ想定内です。そのまま左手も挙げてくださいとミサカは命令します」

ネコ「(……………ったく)」ヒョイ

美琴「うん、挙げたわね(……バンザイしてる///)」

御坂妹「…………そのまましっぽを振ってください」

ネコ「(し、しっぽォ!?…………こ、こうか?)」フリフリ

打ち止め「(か、かわいぃ〜///)」

御坂妹「続けて、そのまま目をつぶってください」

ネコ「(あァン?……………チッ)」ギュ



   キラーン!



御坂妹「隙ありぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!」ムニッムニッ

ネコ「にゃっ!!」
211 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 13/26 :2010/11/04(木) 01:01:11.57 ID:yGndpfs0
御坂妹「ふおおおおおぉぉぉぉぉぉこの肉球の感触、正直たまりません!!」ムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニ

美琴「ア、アンタなにやってるのよ!(私も触りたいのに///)」

打ち止め「ずるーい!!」

上条「ちょ、ちょと落ち着けお前ら!! 御坂妹、確認はどうだったんだ!?」

御坂妹「へ?(ジュル)ああ、このネコは一方通行ですよ、とミサカは実はミサカネットワークですでに
    知っていたことをバラし(ryヤベぇ、イヌ以上の柔らかさかもしれぬ」ムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニ
ムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニ
ムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニ

ネコ「にゃァ…にゃにゃにゃ……………にゃ……………にゃァァァァァァァァァァァァァァァァァ/////////
(や……はなせェ…………………らァ……………らめええええェェェェェェェェェェェェェ//////////)」

打ち止め「ええ、知ってたの!? じゃあ、確認ってのは…………ってミサカもミサカも肉球さわりたい!!」

御坂妹「はい(ジュル)、すべてはこの(ジュルル)肉球を揉むための演技(ジュル)です、とミサカは(ジュル)ダメだよだれが止まらん」
ムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニ
ムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニ


212 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 14/26 :2010/11/04(木) 01:02:29.19 ID:yGndpfs0
打ち止め「うう、ミサカをだまし、挙句の果てに肉球を揉むなんて……ゆるすまじ!!ってミサカはミサカは
     10032号をお仕置きしてみたり!!」ビリビリ

御坂妹「は? 今なんて……? あbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbbb」
ガクガクガクガクムニムニガクガクガクムニムニガクガクガクガクムニムニガクガクガクムニムニガクガクガクガクムニムニガクガクガクムニムニガクガクガクガクムニムニ

美琴「きゃあっ!? け、痙攣!?」

上条「お、おい! 大丈夫か!?」

ネコ「ァァァァァァァ…………にゃァァァァァァァァァァァ!!!! にゃにゃにゃにゃンにゃァァァァァ!!!
  (ェェェェェェェ……ってぎゃァァァァァァァァ!!! 顔が上下にめっちゃシェイクしてるゥゥゥゥ!!!)」

打ち止め「お仕置き受けながらも肉球を離さないどころか、揉み続けるなんて……ってミサカはミサカは
     驚愕してみる」

御坂妹「bb……b……っはあ、はあ、この程度じゃミサカの肉球への愛は止められません! とミサカはガクッ」バタッ

上条「き、気絶!?」

打ち止め「YES!」シャァッ

美琴「いえ、まだ意識はあるわ!」

打ち止め「SHIT!」チッ


ネコ「(誰か……助けて…………まだ手ェ握られてンだけど……)」
213 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 15/26 :2010/11/04(木) 01:03:18.89 ID:yGndpfs0
打ち止め「もうこんなことしない?ってミサカはミサカは10032号に訊いてみる」

御坂妹「…………はい……自重しますとミサカは反省します」ムニムニ

打ち止め「だったらその手を放しなさい!ってミサカはミサカは怒ってみる!!」

御坂妹「! そ、それだけは勘弁してください!とミサカは懇願します!」

美琴「……何か訳ありのようね」

打ち止め「むー」ビリビリ

上条「り、理由だけでも聞いてやろうぜ打ち止め! 話してみろよ御坂妹」

御坂妹「……はい、分かりましたとミサカは答えます。……皆さんはミサカがイヌという名の黒ネコを
    飼っていることを知っていますよねとミサカは確認を取ります」

打ち止め「知ってるよ」

上条「ああ」

美琴「(え! イヌってネコの名前だったの!?)」

御坂妹「……実は最近イヌがミサカのことを避けているのです!!とミサカは涙ぐみながら話します」グスムニ
214 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 16/26 :2010/11/04(木) 01:04:09.52 ID:yGndpfs0
打ち止め「…………」

上条「…………」

美琴「…………」

御坂妹「な、なぜなんでしょうか?とミサカは頭をかかえます」ムニムニ

打ち止め「」

上条「」

美琴「」

上条「(…………あれはギャグなんでせうか?)」ボソボソ

美琴「(……妹達なりのギャグかもしれないわね)」ゴニョゴニョ

打ち止め「(あれは本気の顔だよ!ってミサカはミサカは耳打ちしてみたり)」ゴショゴショ

ネコ「(…………やっと……ムニムニにも……ピリピリにも……慣れてきたァ……)」グッタリ
215 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 17/26 :2010/11/04(木) 01:04:59.89 ID:yGndpfs0
御坂妹「イヌはミサカの電磁波にも動じない優秀なネコなのに……とミサカは寂しさを紛らわすためにムニッ」ムニムニ

美琴「……ねえ、アンタはその……イヌの肉球も揉むんでしょ?」

御坂妹「? はい、とミサカは肯定します。おはようのムニから始まり、朝ご飯のムニ、自由時間のムニ、
    昼ご飯のムニ、お散歩のムニ、お昼寝のムニ、遊びながらムニ、お風呂……は無理でしたが、
    夜ご飯にムニ、寝る前にムニ、おやすみのムニで一日が終わります、とミサカはプライベートを
    赤裸々に告白します////」

打ち止め「……………………10032号の一日がほとんどムニで埋まっているなんて……ってミサカはミサカは絶句してみる…………」

美琴「ネ、ネットワークで知っているんじゃないの?」

打ち止め「……確かここ数日、10032号がネットワークにつなげている時間が少なかった気がする
     ってミサカはミサカは思い返してみる……こんな裏があったなんて…………」

上条「ああ……その……なんだ……ムニのやりすぎだと思うぞ(普通に考えて)」

御坂妹「!! い、いえ、そのはずはありません!! とミサカは否定します! イヌはムニると
    よろこ……ぶ……?(そういえばこの前、力なく『にゃぁ……』と鳴いたような……)」

上条「御坂妹?」

御坂妹「(ムニるとまるで苦笑いのような表情をしていたような……。ムニ続けると悟りを開いた
     みたいに無表情になり身動き一つしなくなったような…………)」ブツブツ

打ち止め「(……心当たりありまくりじゃんってミサカはミサカは思ってみる)」
216 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 18/26 :2010/11/04(木) 01:05:41.87 ID:yGndpfs0
御坂妹「………………………………ど」

美琴「ど?」

御坂妹「どどどどしたらいいでしょうか!!? ミミ、ミサカはイヌにひどいことしてしまいました!!
とミミミミサミサミミササミサカカカk」アワワワワ

上条「お、落ち着け御坂妹! と、とりあえずイヌをムニるのをやめてみたらどうだ!?」

御坂妹「ムニるの……やめる?」グスッ

上条「そうだ。ムニるのやめて少しずつ仲直りしていけばいい! イヌとならできるさ!!
   (イヌのほうが精神的に大人っぽいし……)」

御坂妹「…………はい、わかりました。もうイヌの肉球をムニるのをやめます。 



    


     ですので、一方通行の肉球をムニります、とミサカは高速ムニムニ」
ムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニ
ムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニムニ

ネコ「にゃァン!? にゃ、にゃにゃにゃンにゃにゃにゃァァァァァァァァァああああああン!!!!
  (うあゥン!? ゆ、油断してたァァァァァァァァァァァあああああああああああああン!!!!)」
217 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 19/26 :2010/11/04(木) 01:06:46.03 ID:yGndpfs0
打ち止め「もう! ミサカもムニりたいのに!!ってミサカはミサカは交代を要求してみたり!」

御坂妹「両手はミサカのものなので足をどうぞ、とミサカは促します」ムニムニ

打ち止め「うぅ……ジタバタしてムニりにくい……ってミサカはミサカは肉球を諦めて
     しっぽを触ってみたり、もふもふ〜♪」モフモフ

ネコ「にゃにゃにゃァー!? にゃ……にゃにゃにゃにゃァァァァァァン!!
  (打ち止め!? そ……そこはアカンやろォォォォォォォォ!!)」

美琴「…………」ウズウズ

上条「……御坂も触ってみたら?」

美琴「え!? わ、私は別に……」チラッ チラッ

上条「あの二人が大丈夫なんだから御坂も触れるだろ。めったにないんじゃないかな、こんな機会」

美琴「〜〜〜〜っ! ちょ、ちょっと触ってみる!!」

御坂妹「ムニムニ♪」

打ち止め「もふもふ〜♪」

美琴「ア、アンタたち! わ、私にも触らしてくれない?」

ネコ「!」
218 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 20/26 :2010/11/04(木) 01:07:48.39 ID:yGndpfs0
御坂妹「もちろんいいですよ、とミサカは答えます」ムニムニ

打ち止め「お姉様はどこ触る〜?ってミサカはミサカはまだもふもふ〜♪」モフモフ

ネコ「にゃにゃン!?(俺の意見は!?)」ガーン

美琴「じゃ、じゃあ背中でも……」オソルオソル

ネコ「にゃっ!(ンおっ! ピリピリがいっきに強まった!?)」ピリピリ

美琴「…………////」ドキドキ

ネコ「にゃにゃン、にゃーにゃにゃにゃァ!!(やっとレベル3のピリピリに慣れたのに!!
   レベル5はピリピリじゃなくてビリビリ、いやむしろバリバリなんだよォォォォ!!)」ジタバタ

美琴「……(あと少し////)」ソォート ソォート

ネコ「フーッ!! フギャァァァ!! シャァァァァァ!! フシャァァァァァァアアアアア!!!!
  (やめろォ!! 来るなァ!! 止まれェェ!! 俺のそばに近寄るなァァァァアアアア!!!!)」





上条「……いいなぁ、ハーレムじゃん、一方通行」
219 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 21/26 :2010/11/04(木) 01:08:36.87 ID:yGndpfs0
ネコ「(うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!)」ジタバタジタバタ ピョン!

上条「うお!? こっちにジャンプしてきた!!」

美琴「ちょ、ちょっと!!」

御坂妹「ああ! ムニラレータ!!」

打ち止め「ああ! モフラレータ!!」

ネコ「(かかきき!! オマエらのピリピリと比べたら、三下のほうがまだマシなんだよォ!!)」ピョォーン

上条「うわ、っと」キャッチ!




      パキュン!!




上条「…………………」

美琴「…………………」

御坂妹「…………………」

打ち止め「…………………」

ネコ「…………みゃぁん?」


御坂妹「……今、例のあの音が聞こえた気がしたのですが……とミサカは恐る恐る尋ねます」

美琴「……気がしたんじゃなくて、確実に聞こえたわよあの音」

上条「ああ……あの音な…………俺のそげぶ音」

打ち止め「……ア、一方通行?」

   ピリピリ
ネコ「! みゃ、みゃん!!」ピョン タタタタ ガサガサ

御坂妹「あ、茂みの奥に行ってしまいましたね、とミサカは白いネコを見送ります」
220 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 22/26 :2010/11/04(木) 01:09:21.42 ID:yGndpfs0
打ち止め「……え、つまりただのネコさんになっちゃたの?ってミサカはミサカは説明を求めてみる」

上条「た、たぶん」

打ち止め「」

美琴「あ! 私一回も触ってないんだけど!!」

御坂妹「ミサカはまだ肉球の感触が手に残っていますよ、とミサカはにやけます」フヘヘ

打ち止め「ミサカもムニりたかったー!ってミサカはミサカはしっぽのもふもふを思い出し……うふふ」ニヤニヤ

美琴「ア、アンタたちぃ〜……。! そうだ! この後アンタのイヌを触らせてくれない?」

御坂妹「イヤです」

美琴「即答!? で、電磁波ぐらい大丈夫なんでしょ!」

御坂妹「イヌはミサカのものです。誰にも触らせたくありません、とミサカは断固拒否します」

美琴「ほんのちょっとでいいから! こ、このとーり!!」ペコリン

打ち止め「ミサカも行くー!!」ガバッ




上条「(……一方通行はいったいどうなったんだ…………?)」
221 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 23/26 :2010/11/04(木) 01:10:15.85 ID:yGndpfs0
一方通行「………………………………ッハ!!!」カッ!

一方通行「…………俺の手……俺の脚……俺の体……俺の顔!!」



一方通行「〜〜〜〜〜〜やっふゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!! 戻ったァァァァァァァァァ!!!!」バンザイ

一方通行「(三下の変な右手のおかげか? ったく、あとで礼しなくちゃなヒーローさんよォ!!)」

一方通行「かかきくけけきかけけけかくききけ!!…………ふゥ。……てかここどこだァ」キョロキョロ



黄泉川「いきなり叫びだすからびっくりしたじゃんよ」

一方通行「よ、黄泉川!? どうしてここに!?」

黄泉川「それはこっちの台詞じゃん、一方通行。ここはアンチスキルの取り調べ室だぞ」

一方通行「ハァ? なンで俺がンなところにいンだよ」

黄泉川「それ本気で言ってんじゃないよな……私も人から聞いただけなんだが……」

一方通行「ンだよ」



黄泉川「…………にゃぁにゃぁ言って四足歩行で歩く白髪の不審者がいるという通報があったらしいじゃん!」

一方通行「」

黄泉川「知らせを聞いた瞬間一方通行の顔が頭をよぎったけど、すぐ否定したじゃんよ。でも興味本意で来てみて、本当にいたときは絶句したじゃん」

一方通行「…………な、なンかの能力だ! 俺がネコに入っているとき、ネコが俺の体に……そォだ!魂だ! 魂を入れ替える能力にやられたンだ!!」

黄泉川「そんな能力聞いたことないじゃん。(一方通行にネコまねの趣味があったとは……)」ボソボソ

一方通行「聞こえてっぞ! 俺にンな趣味はねェ!!」

黄泉川「ったく、映像でも見たら認めるじゃんか? あ、それ ぽっちとな」ポチ
222 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 24/26 :2010/11/04(木) 01:11:12.86 ID:yGndpfs0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

黄泉川『ア、一方通行! いったい何があったじゃん!?』バタンッ

一方通行『にゃおん?』

黄泉川『にゃ、にゃおん!?』

一方通行『みゃーん』

黄泉川『ス、ストレスで気でも狂っちまったのか…………?』

一方通行『にゃぁん』

黄泉川『悩みくらいなら聞くことができるじゃんよ……これでも教師だし……』

一方通行『にゃ』ペロ

黄泉川『! なな、なめ、わ私の手を一方通行が、な、なめななな………』

一方通行『にゃぁお』クンクン モミ

黄泉川『!! かか顔近いじゃん一方通行! ……ってちょ、て手が私のおっぱいに当たってるじゃんよ///』

一方通行『んにゃぁー♪』ペロペロ

黄泉川『わわわわわわわかかかか顔ななななめなめなめられれれれれr///////』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


    ピッ

黄泉川「ど、どうだったじゃん……?」

一方通行「」

黄泉川「……いいかげん認めるじゃんよ///」

一方通行「」

黄泉川「一方通行にどんな趣味があっても……私は……////」
223 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 25/26 :2010/11/04(木) 01:12:15.05 ID:yGndpfs0
一方通行「…………………………………………にゃ」

黄泉川「ア、一方通行……?」




一方通行「にゃン?」

黄泉川「」

一方通行「にゃにゃン、にゃにゃにゃン」シュッ シュッ



黄泉川「(ネコ化したぁぁぁぁぁぁぁあああああああああ!!?)」ドーン

一方通行「にゃァー」

黄泉川「(こ、これは一種の現実逃避じゃん……?)」

一方通行「にゃにゃにゃ?」

黄泉川「あー、一方通行? 落ち着いて聞いてほしいじゃん」

一方通行「にゃンにゃにゃにゃン♪」

黄泉川「実はお前が何らかの能力にやられていたことは分かっていたじゃん……」

一方通行「にゃ……?」
224 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 26/26 :2010/11/04(木) 01:13:05.74 ID:yGndpfs0
黄泉川「……でも今は素じゃんよ(一度もとに戻ったし……)」

一方通行「……………………」

黄泉川「さっきは、からかって、悪かったじゃん……」プルプル

一方通行「……………………」

黄泉川「モーレツに、反省して、、いま、す……」プルプル クックッ

一方通行「……………………」

黄泉川「このことは、誰にも、言わな、い、から、、許しtブハッww!! もう無理!! 限界じゃんよーwwww!!
    アーハッwwハッwwハッハwwwwww、、イーヒッwwwwヒッwwヒッヒヒww!!!」ゲラゲラ

一方通行「……………………にゃ……………」

黄泉川「なwwんwwでwwちょっと楽しそうなんだよwwwwww、、おんぷwwwwwwおんぷのところwwwwwwwwwwいちばんwwwwノリノリwwwwだっwwたwwwwwwwwwwwwww」バンバン

一方通行「…………にゃ……………」

黄泉川「シュッwwシュッwwってなにwwwwwwネコぱんちwwwwwwwwいやwwwwネコじゃねーしwwwwwwwwただのwwwwwwぱwwんwwちwwwwwwwwwwwwww」ヒヒヒ ハライタイ










一方通行「にゃァァァァァァァァァァァァァァあああああああああああああああああああああああン!!!!!」 






                          FIN.
225 :一方通行「にゃにゃァ!?(ネコになっちまったァ!?)」[saga] 26/26 :2010/11/04(木) 01:15:24.40 ID:yGndpfs0
読んでくれた皆さん、ありがとう。かなり長くなちゃったな……
初SSだったからものすごく緊張したんだぜ!


ちなみに、一方通行に能力をかけたのはあの白ネコです。
あの白ネコは、あわきんが言ってた人間以外も能力が使える説を研究していた施設から脱走してきた、という裏設定があります。
(目が赤いのは薬の副作用)


正直、SS書くのがめちゃくちゃ楽しかったので、またできたら投下したいと思います!
         
226 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 01:16:19.40 ID:7Ku3/O2o
乙乙!
可愛いなwwwwwwwwww
一方さん受難過ぎワロタwwwwwwww
これが初SSとかぱねえ

だが突っ込ませてくれ、ずっと突っ込みたくて仕方なかったんだ
sagaの位置はそこじゃない、そこじゃないんだよ……!

突っ込みたくて気がどうにかなっちまいそうだった…
227 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/04(木) 01:16:51.56 ID:OAsOtYAO
ニヤニヤ止まんないよぉぉおおおwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
乙! 次回作楽しみにしてるぜい!
228 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 01:17:41.62 ID:.zO5mMAO
ちょつとwww腹が痛いwww
たしけて…
あ、>>225超乙かれさま!www


「saga」を入力する場所が間違ってるぞ?
【名前】の項目じゃなくて【メール】の項目じゃんよ
229 :腹がwww [sage]:2010/11/04(木) 01:21:54.80 ID:.zO5mMAO
>>228【追記】
sage 、 saga 等を入力する際は
[ ] は必要ないからね。

改めて 超乙です!
230 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/04(木) 01:27:17.73 ID:yGndpfs0
わあああああ! しまったあああ!!

その幻想をぶち殺す!!

よし! いったか!?

>>226
>>228
>>229

ありがとう! 次は気をつけますっ!!
231 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/04(木) 02:09:12.43 ID:/vdDc72o
素晴らしい猫SSでした・・・乙乙!
232 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 02:41:59.27 ID:9YxeCLQo
>>225
面白かった!テンポも良かったしね!

ちょっと自分も実験的に投下。少し使わせていただきます
233 :モヤシ、極まれば……1 [sage]:2010/11/04(木) 02:44:59.59 ID:9YxeCLQo


一方「ン……ねみィ……」


一方「……」

一方「あー……また変なのが来やがったか」

一方「寝覚めに見る風景が反射にやられたクズ共と腹いせに荒らされた家とはよ」


一方「……」

一方「片付けンの面倒臭ェ……」



一方「……」チラッ

PM2:00



一方「とりあえずアンチスキルに連絡してっと……」

一方「あ、もしもし。今家が荒らされて困ってます。……ハイ、加害者はいつも通り」

一方「ハイ……ハイ…………すンませんいつも。そンじゃよろしくお願いします」

一方「一週間に一度は必ず来るからアンチスキルとも顔見知りになっちまった」

一方「もォ俺が居なくても勝手に片付けていく始末」

一方「……あンま腹減ってねェけど……飯食うか」
234 :モヤシ、極まれば……2 [sage]:2010/11/04(木) 02:47:37.63 ID:9YxeCLQo

一方「つ、痛ッ……あー……寝すぎか。背骨痛ェな……」

一方「……飯作るのダリィ」

一方「ファミレス……」

一方「……」



一方「歩くのもダリィな。飛ぶか」

バッ



一方(ココ最近だるくなってきたぜ……体が重くなって来やがったからベクトル操作してなンとかしてっけどよ)


一方「着いた」

カランカラン……イラッシャイマセー

店員(あ、またこの人だ)

一方「一人、禁煙。無けりゃ喫煙でも(煙もフィルターかけられンし)」

店員「はい。こちらへどうぞ(すっかり顔なじみになったなぁ……)」

一方(……肉)
235 :モヤシ、極まれば……2 [sage]:2010/11/04(木) 02:50:49.73 ID:9YxeCLQo

店員「ご注文お決まりでしょうか」

一方「和牛ステーキ、あとコーヒー」

店員「かしこまりました。以上で?」

一方「あァ」

一方「……」


一方(あー……体ダリィ……まだ背骨痛ェな……)




「……気分が優れないのかね?」




一方「……あァ?」

「失礼。顔色が優れないようだが大丈夫かね」

一方「……こりゃァ自前だっつゥの」

「いや、君のその血色はただの色白で済ませられるものじゃないよ」

一方「何だよさっきから。テメェは俺の母ちゃんかよ」

「ふふ。私は医者だよ」
236 :モヤシ、極まれば……4 [sage]:2010/11/04(木) 02:52:45.38 ID:9YxeCLQo

一方「……ふゥン」

店員「お待たせしました。こちら和牛ステーキとコーヒーです」

一方「……」カチャ パクッ

「美味いかね?」

一方「……別に」

「しかし珍しいね。平日の昼間に学生がファミレスで食べているなんて」

一方「……」

「それも和牛ステーキなんて贅沢なものを」

一方「……肉なンざどれも同じだろ。ドライフーズだし安物に変わりねェよ」

「野菜は食べてないのかね」


一方「ったく……テメェさっきから何だ?ヒトの事にちょっかい出しやがって」


「私は今昼休みだが生憎勤務時間なんだよ。だから出会う人も患者さ」

一方「金なら払わねェぞ」

「何、個人的なものだからそんな無粋な事はしないさ」
237 :モヤシ、極まれば……5 [sage]:2010/11/04(木) 02:57:47.14 ID:9YxeCLQo

「あっそ」 カチャ


「残すのかね?」

一方「……こォいうのは少し胃がもたれンだよ」ズズー

「そしてコーヒーかい」

一方「あァ。さっき起きたばっかだからなァ」

「……」

一方「……?」

「……ちょっと気になるんだが、もしかしたら君は背骨が痛いとか無いかい?」

一方「…………痛ェと何かマズいのか?」

「……」

一方「オイ……なンですかァ?急に黙りやがって」

一方(ン……?コレどっかで見たぞ……)

一方(!……この前のテレビで詐欺の手口だ!コイツテキトーな事抜かして騙そうとしてンな?)
238 :モヤシ、極まれば……6 [sage]:2010/11/04(木) 02:59:59.60 ID:9YxeCLQo


「……痛いんだね?」


一方「ハハッわかったぜ!テメェ俺に何かアヤシー薬か何か売りつける気だろォ!?」

「違うよ。それよりどうなんだい?背骨g」


一方「ケッ!藪医者どころじゃねェなァ。とんだ乞食医者だぜ。ほら、コレやるからどっか行けよ」

つ一万円



「君は焦っているね?僕の言われたことが見抜かれて」

一方「うるせェ……うるせェ!!」ガシャン!


「……」

一方「ハァ……ハァッ……!」


「背骨の痛み、偏食、食欲不振、胃のもたれ、カフェインの摂取、そして呼吸の乱れ」

一方「うるs……」グラッ

「!!」

一方「……」バタッ
239 :モヤシ、極まれば……7 [sage]:2010/11/04(木) 03:02:30.31 ID:9YxeCLQo


・・・・・
・・・・・・・・・・・・・


一方「……」ムクッ

「気がついたかね」

一方「ここは…………テメェ本当に医者だったのか」

「ああ。体のだるさは取れたかい?」

一方「ククク……なンでも知ってンだな?先生さンよォ」


「まぁね。それを踏まえた上で言うけど君はある病だよ」

一方「病……?」


「そう……その病名は」





「骨粗鬆症だ」


240 :モヤシ、極まれば……8 [sage]:2010/11/04(木) 03:03:53.24 ID:9YxeCLQo


一方「骨粗鬆症って……ジジイババアがなるアレか?」

「昔はそうだったけどね。今は生活習慣病に入るほど現代人には身近な病気だよ」

一方「……」



「骨粗鬆症の症状は初期なら殆どわからないものだよ」

「ひどくなると背骨の痛み、食欲不振、胃のもたれ、呼吸の乱れが現れる。正にさっきの君さ」

一方「……」

「偏食にカフェイン好き。コレに加えて君の経歴を調べたら合点がいったよ」

一方「……?」


「ベクトル変換なんて珍しい系統の能力を持っているそうじゃないか」

一方「あー……」
241 :モヤシ、極まれば……9 [sage]:2010/11/04(木) 03:06:32.00 ID:9YxeCLQo


「24時間も能力を使って重力と空気意外を弾いているんだろう?それなら紫外線も弾いているハズだよね」


一方「それが何か関係あンのかよ」


「骨粗鬆症は一般的にカルシウム不足が原因だけど……実はビタミンD不足によっても引き起こされる」

一方「ビタミン……そォいやァ最近野菜食ってねェなァ」


「それに加えて紫外線を浴びてないことが問題なんだよ。紫外線はたくさん浴びると皮膚がん等の危険があるけど

 全く浴びないと体内の脂肪酸がビタミンDに変換されないんだ」

一方「そ、そォだったのか……」


「そして運動不足だね。君は歩くのも億劫なくらい便利な能力を持っているから少ない抵抗で空を飛んだりも出来るし

 歩くときも無自覚に重力や体重のベクトルを少しだけ変換しているはずだ」

一方「うっ……」



「結果、骨に負担が来ないから骨密度が運動をしてない人以下だよ」

242 :モヤシ、極まれば……10 [sage]:2010/11/04(木) 03:08:00.51 ID:9YxeCLQo

一方「そォいやァ聞いた事あンなァ……宇宙飛行士はちょっと骨が脆くなるとかなンとか」

「正にそれだよ。君は思った以上に賢いね」

一方「学校行ってないからって馬鹿にすンじゃねェよ」

「よかった。それじゃ君がやるべき事はわかるよね?」



一方「…………どォすりゃァ治るンだ?」


「うん、そうそう。ようやく素直になったね」

一方「チッ……いいから教えろよ」

「まぁ定期的に薬を飲んだりビタミンDを摂取すれば治るんだけどそれは症状治療であって根本治療ではない」

一方「……」
243 :モヤシ、極まれば……11 [sage]:2010/11/04(木) 03:11:32.80 ID:9YxeCLQo

「まずバランスの良い食事をする事。そして日の光を浴びること。時間は手の甲に15分程日光が当たれば十分だよ」

一方「そンな程度でいいのかァ?」

「ああ。それと普段から重力のベクトルは操作しないことだね。これだけで随分違うよ」

一方「……運動とかは?」

「やれれば問題ないだろうけど……どうせ君はやらないだろう?」

一方「チッ……お見通しかよ」

「まあなんとなくね。でも気が向いたら散歩ぐらいはするといい」

一方「……考えとくぜ」

「ふふ…………おっとこんな時間か。それじゃあ僕はこれで失礼するよ。あと君はもう帰ってもらっても大丈夫だから」

一方「いいのか?」

「ああ。君が倒れたのは慢性的に不健康な毎日を送った事とあの時の感情の高まりによる貧血みたいなものだから」

一方「……」

「じゃ、僕はこれで」



一方「……世話ンなった」


「うん?」

一方「なンでもねェ。さっさと行けよ」

「……ああ。それじゃお大事に」

・・・・・・・・・・
・・・・・・
244 :モヤシ、極まれば……12 [sage]:2010/11/04(木) 03:15:58.61 ID:9YxeCLQo


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

冥土返し「……ん、寝てしまったか……随分懐かしい夢をみたなぁ」

冥土返し「……それにしても彼は覚えているかな」

冥土返し(まあ随分昔の事で、頭の傷以来会ってなかったし……)

冥土返し(でも僕のことを覚えて無くてもきっと言われたことを守っているはずだろうね)



一方「おい、ちゃンと野菜も食えよ」

打ち止め「え?何でー?ってミサカはミサカは珍しいあなたの説教を疑問に思ってみたり」

一方「そりゃァ…………あー」


一方「お前の骨が折れると俺もアイツも骨が折れるンだよ」

打ち止め「?」



おしまい
245 :モヤシ、極まれば……X [sage]:2010/11/04(木) 03:26:47.53 ID:9YxeCLQo
この前の某テレビ番組見てこのネタ思いついた。
一方さんの設定って実際にあったら色々と危ないんだよね。5分送れた自転とか。
ていうか最期のオチがそんなに上手くなかった。

単発で書くのが良い息抜きになるので今後も機会があれば使わせてもらいます。
246 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 03:27:54.78 ID:Dr4Z7mgo
良い締めだ

乙々
247 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 03:29:14.93 ID:.zO5mMAO
>>245
マジ最高だった
気が向いたらまた書いてくれぃ。
超乙かれ。
248 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/04(木) 03:30:48.61 ID:UXlK5MMo
面倒臭い設定は投げ捨てる物
なーンていってたらSSの密度もカッスカスになるンで気をつけましョう

乙でした
249 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/04(木) 04:01:17.67 ID:/vdDc72o
いや、上手いオチだと思う
やってる事はなんでもないようなのに不思議と面白いから凄いなぁ
250 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 04:18:46.75 ID:kh9wAQso
>>245
最期っていうからちょっとびびったじゃねェか
251 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 04:27:18.01 ID:.zO5mMAO
「最後」と「最期」の違いか。
説明すンの面倒だから
分からン人は自分で調べてくれ
252 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 19:10:35.39 ID:VI68oqEo
前スレあたりで書かれていた「とあるヒロインの自慢目録」の男サイドを勝手に書いてみた
元祖作者さんに感謝しつつ5レス借ります
253 :とあるヒーローの自慢目録 1/5 [sage]:2010/11/04(木) 19:11:16.88 ID:VI68oqEo
上条「インデックスはな、十万三千冊もの魔導書を頭ん中に記憶してるんだぜ」

一通「打ち止めはなァ、一万人もの妹達を統率する力を持ってンだ」

浜面「滝壺はな、東西南北からのあらゆる電波を受信して常にボケーッとしてるぜ」

上条「不思議系天然ちゃんかよwwwwww」

一通「今時はやンねェよwwwwww」

浜面「…………」
254 :とあるヒーローの自慢目録 2/5 [sage]:2010/11/04(木) 19:11:51.31 ID:VI68oqEo
上条「インデックスはな、自分の残酷な使命を背負いながらも十字教シスターとしていろいろな人間に手をさしのべてるんだ」

浜面「滝壺はな、大能力者として無能力者である俺を命がけで守ってくれたんだ」

一通「打ち止めにはなァ、愛くるしくて親しみやすい語尾をつける口癖があるぜ」

上条「ミサカはwwwwwwミサカはwwwwww」

浜面「うっとうしいだけじゃねえかwwww」

一通「…………」
255 :とあるヒーローの自慢目録 3/5 [sage]:2010/11/04(木) 19:12:42.94 ID:VI68oqEo
浜面「3人の中でもトップクラスのスタイルを持ち、バニー姿もよく似合ってる滝壺最高!」

一通「打ち止めのかわいらしいアホ毛で今日も癒されるとすっかァ」

上条「俺が他の女の子としゃべってるだけで嫉妬してかみついてくるなんて、インデックスさんはやきもちやきだなー」

浜面「エアヒロイン(笑)ベランダ系アイドル(爆笑)」

一通「もう正ヒロイン超電磁砲でよくねェ?(笑)」

上条「…………」
256 :とあるヒーローの自慢目録 4/5 [sage]:2010/11/04(木) 19:13:22.65 ID:VI68oqEo
上条「時代は腹ぺこシスターさんだな」

一通「正確には暴食ニート穀潰シスターだけどな」

上条「てめえ……今なんて言った?」

一通「毎朝いつの間にベッドに潜り込ンでくる幼女のかわいさには勝てねェよ」

浜面「いやいや、年齢的に考えると幼女ってか乳児だろペド野郎」

一通「あァン?」

浜面「いやー、やっぱまともで普通にかわいい滝壺がどう考えても一番」

上条「さすがの上条さんもあのジャージ()笑はないわー」

浜面「……チッ」
257 :とあるヒーローの自慢目録 5/5 [sage]:2010/11/04(木) 19:13:58.12 ID:VI68oqEo
上条「いいぜ、てめえらが自分の嫁が一番だと思ってるのならまずはそげぶ!」

一通「どォやら愉快で素敵なオブジェになりてェらしいなてめェら」カチッ

浜面「おらあ、かかってこいや能力者ども!」



こうして、3人の男による壮絶な戦いは朝まで続いたという
おしまい
258 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 19:15:08.24 ID:TjyvUuoo
浜面が速攻で死ぬな
259 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 19:15:37.86 ID:SqKWgq6o
こ れ は う ざ い (褒)
ここまでうざい三人は久々に見た
ただし>>255、テメーはダメだ
260 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 19:16:00.33 ID:AOgiZ.Yo
浜面は最弱だからな
261 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 19:23:54.38 ID:JKs2sD.o
はまづら上条さんにも勝てないのん?
262 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 19:25:06.59 ID:4vx/yRco
>>255
人気と存在感ならインデックスが一番だよと慰めたい
263 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 19:27:33.70 ID:Jrb8pxIo
>>261
上条さんの右ストレートなめんなよ
264 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/04(木) 19:34:05.19 ID:UXlK5MMo
スポーツ的な殴り合いなら上条さんな気がするが、殺し合いなら浜面に分があると思いたい
265 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 19:38:15.74 ID:JgHBHQDO
殴り合いが浜面の方が上なんだろ?体格的な関係で
でも信念が上条さんの方が遥かに上
266 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 19:51:37.32 ID:yXQ0e8A0
じゃんけんで良いよ
上条は一方に勝って
一方は浜面に勝って
浜面は上条に勝つ
267 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 20:09:20.61 ID:AOgiZ.Yo
>>264
逆だ逆。普通の喧嘩なら浜面。
殺し合いなら上条さん
268 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 20:17:42.43 ID:YdCcGck0
>>266
かまちーが三竦みとか言ってたからな

この話題は荒れそうだからあまり言わないほうがいいのか…
269 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 20:19:31.31 ID:/.AZxAAO
というか原作で上条さん浜面に一回勝ってるだろうて
270 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/04(木) 20:36:38.86 ID:yYeO0iU0
>>269
まぁあの状況で負かすわけにもいかなかっただろwwwwww
あくまで今はなんじゃないか?
今の浜面と上条さんは敵対する理由はないけどね

つかNo buts!やべぇwwww買ってからずっと聴いてるぜwwwwww
SATANICの歌詞がどうしても13巻の一通さんソングにしか聞こえないんだがwwww
271 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 20:37:48.99 ID:TjyvUuoo
三竦みにしたら面白そうだって言っただけ
272 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 20:41:20.81 ID:QWC7KcAO
まだ聞いてないけど挿入歌になりえるのかな

future gazerのカップリングも妹達風みたいらしいし
273 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 20:43:11.21 ID:YdCcGck0
まあ禁書は強さで勝敗は決まらないから言っててもしょうがない

no buts!評判良いなー明日買いに行くかな
274 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 21:14:34.36 ID:ls07VjI0
>>257乙!
これひどいなwwww
ヒロイン達はいい感じで終わったのに
と思って読み返してみたら途中の流れ同じ感じだったぜ
275 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 21:22:15.93 ID:.mTZjEgo

やっぱ野郎は野郎ってことだな
276 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 21:31:38.00 ID:JKs2sD.o
SATANICは出だしどうかなって思ったけど、
何度も聞きたくなる中毒性があるな……

一方通行好きなら特に、
頭の中で勝手にMADが構築されるほどに。
277 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/04(木) 23:11:16.62 ID:CZOIQyE0
>>266
じゃんけんって表現しっくりくる
なんにせよ乙
278 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/05(金) 23:17:15.86 ID:z45ufsDO
アンジェレネちゅっちゅー
279 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/06(土) 01:58:07.93 ID:d/jV3sso
上条さんがアニェーゼ殴りすぎわろた
ホント相手が女子供でも容赦ないなwwwwwwww
280 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/06(土) 03:21:09.43 ID:3EXqcdk0
俺も上条さんに殴られたい
281 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/06(土) 04:32:21.81 ID:9uK1Xuko
ヒーローの手を煩わすまでもねェ
俺がやってやらァ
282 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/06(土) 17:32:35.64 ID:8UXnlMDO
>>281
バッチコイ、とミサカは(ry
283 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/06(土) 17:47:44.74 ID:.N77HADO
じゃあ俺はアニェーゼちゃんに踏まれたい
284 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/06(土) 18:02:50.65 ID:cd/y/0A0
>>282
10033号さんちょりーっす!
285 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/06(土) 18:50:59.47 ID:9uK1Xuko
10033号を裏返すと番外個体になる気がする

伝わらないと思うけど
286 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/06(土) 19:05:49.31 ID:xORKDAE0
ゴキブリにびびって打ち止めの後ろに隠れる一方さんが見たいんだけどだれか書いて
287 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/06(土) 21:14:19.68 ID:82IrPMAO
>>286
だれ得だよ…オレ得じゃん!
288 :一方通行vs黒い彗星 [sage]:2010/11/06(土) 22:47:45.67 ID:3EXqcdk0
書いてみようか、期待しないでね
289 :一方通行vs黒い彗星 [sage]:2010/11/06(土) 22:49:21.08 ID:3EXqcdk0

打ち止め「キャー! ゴキブリが! 建宮の頭みたいのが出たー!!」

一方通行「落ちつけ打ち止めァッ! オマエは俺が守る!!」

打ち止め「一方通行…////」ぎゅっ

一方通行「くきき…テメェ、生きた化石だか何だか知らねェが、俺の打ち止めを怯えさせンなら容赦しねェ」

G「……」

一方通行「……」

打ち止め「……」

一方通行「……」

打ち止め「……ねぇ、はやくやっつけてよ」

一方通行「お、おォ…」
290 :一方通行vs黒い彗星 [sage]:2010/11/06(土) 22:51:42.21 ID:3EXqcdk0


くしゃくしゃ(新聞紙を丸める)


一方通行「新聞紙でぶっ叩けば良いだけの話じゃねェか。簡単なンだよゴキブリ退治なンざ、俺を誰だと思ってやがる」ガクガク

打ち止め「足が震えてるよ?」

G「……」

一方通行「うォォォおおおおおお!!!!!!」ブン!

G「優先する、黒光りボディを上位に、新聞紙を下位に」ぺチン!

一方通行「なン…だと…?」

G「回避はいらない。新聞紙など俺様には通用しないから避ける必要は無い」

一方通行「くッ…面白ェ…最高に面白ェぞッ!! 打ち止めァ!! GJP持ってこい!!」

打ち止め「そもそもGが喋ってる時点で色々とおかしいと思うってミサカはミサカは当然の疑問を述べてみる」

(しばらくおまちください)
291 :一方通行vs黒い彗星 [sage]:2010/11/06(土) 22:52:55.17 ID:3EXqcdk0

一方通行「くきき…くこきけかか…このゴキジェットプロがありゃテメェなンざクソ以下なんだよこの虫野郎」

打ち止め「虫じゃん」

一方通行「おらァ!!!」プシュー

G「チッ…」カサカサカサカサ

打ち止め「逃げたよ!? 凄く速いよ!!」

一方通行「ナメンなよクソ虫が!! 風向操作だァ!!」シュー!

G(厄介だな…アレを使うしかないか)

G「ゼロにする!」

一方通行「なにッ!」

G「そのGJPの威力を10分間だけ無効にした」

一方通行「クソッ! どうなってやがる!?」

打ち止め「てかあれってもうゴキブリじゃない気がする」
292 :一方通行vs黒い彗星 [sage]:2010/11/06(土) 22:55:29.08 ID:3EXqcdk0

G「今度はこちらの番だ」カサカサバサッ!ブーン!

打ち止め「きゃぁっ!!」

一方通行「うおっ!うわああああああああああああああ!!!」ガシッ!

打ち止め「なんであなたがミサカの後ろに隠れてるの!? 守ってくれるんじゃなかったの!?」

一方通行「うるせェ!! 恐ェもンは恐ェンだよォ!!!」

G「何だ何だよ何ですかそのザマはぁ!? 俺が飛んだだけでもう降参かぁ!?」

一方通行「来ンな!! こっち来ンな!!」

G「はっ! テメェなんざ最初から眼中にねぇんだよ!! 打ち止めちゃあああん!!!」

打ち止め「きゃぁっ!! こっち飛んできたよ!!」

一方通行「打ち止めァッ!!」

G「ぐへへ、ブーンブンシャカブブンブーン♪」ブーンカサカサ

打ち止め「助けて! 一方通行!!」

一方通行「打ち止めァ…」



一方通行「クソッタレが、ビビってる場合かよ…」

一方通行「何やってンだ俺はよォ!! ガキだけは、打ち止めだけは何があっても
守り抜かなきゃならねェはずだろォがああああああああ!!!!!!!」

一方通行「うおおおおおあああああdfakrmahr殺jrnasi!!!!」ドバッ!!

G「何ッ! この黒い翼はッ!!ぎゃああああああ!!!!」プチッ!
293 :一方通行vs黒い彗星 [sage]:2010/11/06(土) 22:57:06.26 ID:3EXqcdk0

一方通行「ふゥ…」

打ち止め「一方通行……一方通行ァッ!」ぎゅっ!

一方通行「打ち止め…」

打ち止め「恐かった、凄く恐かったよ…ぐすっ…」

一方通行「安心しろ。もうアイツはくたばった」

打ち止め「嫌だよ、離れたくないよ、ずっと一緒に居たいよってミサカはミサカはお願いしてみる…」

一方通行「打ち止め…」

一方通行「あァ、そォだな。俺も、ずっと一緒に居たかった…」ぎゅっ…




黄泉川「で、お前さんが暴れたせいで部屋が滅茶苦茶じゃん?}

一方通行「仕方ねェだろ、ゴキブリがよォ…」

黄泉川「学園都市最強がゴキブリに手こずってどうするじゃん!」ぺシッ!

一方通行「痛ェ…」

芳川(生物兵器開発研究所で事故があったって聞いたけど、まさか…ね)
294 :一方通行vs黒い彗星 [sage]:2010/11/06(土) 22:57:37.12 ID:3EXqcdk0
以上です

何か違う?
295 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/06(土) 22:58:38.23 ID:D9oL6iAo
だいたいあってる
296 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/06(土) 22:58:49.59 ID:ZRToSCMo

さすが人類の大先輩「G」だな、レベル5くらいなんとも無いぜ
297 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/06(土) 23:34:52.75 ID:82IrPMAO
とんでもないGだったぜっ…!超乙!

認知度アップのためにも『age進行』にご協力下さい
って>>1 が言ってた
298 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/06(土) 23:39:00.24 ID:UDqEQz2o
なんというハイレベルG・・・
このGが一方通行さん宅に行かなかったら世界が滅びていたかも知れん
299 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/06(土) 23:54:49.72 ID:6wHjKAAO

でもGの恐怖よりも通行止めに萌えたわ
最近見ないよね、今VIPでやってるのぐらい?誰かホント書いて下さい、土下座するから
300 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/06(土) 23:59:59.41 ID:fgVR8YAO
シスターズ編で

一方通行にマウントポジで掴み掛かってる上条さんと

能力が使えない混乱と
産まれて初めてマウント取られてる恐怖と
普通の女の子みたいに怯えてる自分に対する怒りで
訳がわからなくなってる一方(百合子)さんが見たくなったんだが誰か書いてください

百合子じゃなくても良いです
301 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/07(日) 00:00:58.18 ID:7dSxWXko
歴代名作と22巻の名シーン故にハードルが上がってるやも知れんね
半端な通行止め書かなくても満たされているというかなんというか
302 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 00:02:27.66 ID:u6rmAww0
乙!
GJPwwwwwwウチでも愛用してるぜww
303 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/07(日) 00:08:40.97 ID:QWFG/EAO
GJPを口の中に噴射されて
gkbrみたいに床の上を
のたうちまわったのは、いい思い出…(涙)
304 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 03:21:32.02 ID:y2hC1nk0
教皇代理「失礼なのよな」
305 :春巻「学園都市ツィー?」 [sage]:2010/11/07(日) 03:23:40.68 ID:AxsPv/oo
【 七 月 二 十 一 日 (夏休み初日)・ 夜/浦安/某ボロアパート 】

春巻「今日から夏休みホーイ!」くるくる

春巻「給料も昨日入ったからぜーんぶ下ろしてきたチェン」パカッ

春巻「……」じぃいっ

春巻「だから今日は……」

春巻「安心して寝られるホイ」バサ

春巻「電気消しておやすみチェン」パチ

-----

春巻「すー ぴるぴるぴる……   ウェン」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

春巻「すー ぴるるる…… チェン」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

 ――この日、浦安市にワームホールが出現した。

ゴバァ

春巻「あんどれっ」シュウウウウ

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

……

…………

チュンチュン

春巻「よく寝たホーイ」ファアアァ

春巻「朝は牛乳飲むツィー」ガチャ


【七 月 二 十 一 日 (夏休み初日) 朝/某所/ボロアパート】


春巻「ホァァァアアアァァ! どこだチェーーン!?」ちむちむちむ
306 :春巻「学園都市ツィー?」 [sage]:2010/11/07(日) 03:25:23.73 ID:AxsPv/oo
【昼/学園都市/第七学区】

春巻「また知らない間にヘンな所に連れてかれたちょー」ぺた ぺた

わいわい ざわざわ

春巻「でも人がたくさん居てよかったホーイ」

春巻「いつもは誰も居ないところで、遭難してたウー」

わいわい ざわざわ

春巻「そういえば、最近旅行もしてなかったチェン」

春巻「……」ぽんっ

春巻「じゃあこれは旅行ホーイ!」キラキラ すぽっ(財布)

犬「わふっ」ぱくっ(財布)

春巻「こんな都会に旅行なんて、初めてちぇーん!」

犬+財布「……」てってってってっ

春巻「せっかくだから楽しむホイ」

【昼/第七学区/公園】

ぺた ぺた

春巻「それにしても、やっぱ暑いウー」だらだら

春巻「ジュース買うツィー(笑顔)」

春巻「お金はたくさんあるから安心チェーン」ぽふ ぽふ

春巻「……?」ぽふ ぽふ ばさっ(ポケットひっくり返す)

春巻「財布が無いちょー!」ガタガタガタガタ
307 :春巻「学園都市ツィー?」 3/9 [sage]:2010/11/07(日) 03:26:38.89 ID:AxsPv/oo
【昼/第七学区/公園ベンチ】

わいわい がやがや

春巻「財布が無いとジュースが買えないホイ……」しょんぼり

春巻「どっかにお金ないかウー?」ごそごそ

/////

すたすた

少女「……」むんっ

/////

春巻「あったチェン!」Iキラーン!

春巻「でもこれじゃあジュース買えないホイ……」

春巻「困ったチェン『ちぇすとぉーっ!』!?」

/////

美琴「……さぁてと、今日の収穫は? お、あったり♪」ガコンッ

美琴「〜♪」カシュッ

すたすた

/////

春巻「すごいアイデアちょー!」

春巻「この自販機を蹴ったらジュースが出てくるホイ」

じいぃっ

春巻「……」ぐにゃぁあぁっ

春巻「ウェン」へなへな ぺち

ぼきぐしゃっ

春巻「ちょりそー!」わなわなわな
308 :春巻「学園都市ツィー?」 4/9 [sage]:2010/11/07(日) 03:27:41.83 ID:AxsPv/oo
【夕方/第七学区/学生寮区画】

春巻「結局何も食べてないウー」ぐううぅぅ

春巻「おなかすいたチェン」

ぺたぺた

 ――ボァァァ! と。
 春巻の視界に炎が舞う。

春巻「なんだホーイ?」ぺたぺた

春巻「どうやらマンションの廊下が燃えてるみたいちょー」

春巻「……」

春巻「火事だホーイ!!!」ガタガタガタ

 正義感の強い春巻は、大急ぎで公園の蛇口から水をくんでマンションに向かった。
 
春巻「バケツがなかったから水を靴に入れてきたけど、ないよりは幾分かマシちぇん」ウィー(エレベータ)

ウィーン

春巻「消火しに来たツィー」

???「なんだ」

春巻「……?」

ステイル「はっ。また一人僕の邪魔をする者が来たのかい。鬱陶しいったらないね」ボォォ……

春巻(デカイ人だウー)
309 :春巻「学園都市ツィー?」 5/9 [sage]:2010/11/07(日) 03:28:17.57 ID:AxsPv/oo
ステイル「さて、僕の姿を見た――と言うことで本題に入ろう」

春巻「本題ってなんだホーイ?」ぺたぺた

ステイル「いや、なぜそこで近づいてくるんだ……まぁいい。要するにこれは、一般人の目に触れるべき『モノ』ではないと言う事。口封じだよ、つまりは」

ステイル「生憎だが僕は、とある少年のせいで今苛ついているんでね。手加減など期待しない方がいいだろう。……さぁ、何が起こったのかも解らぬまま、灰燼へと帰すがいい」ブンッ

春巻「ちょりそー!」ズルッ(下にこぼれてた油ですべった) ぺたーん

ドッゴォォォ!!

 炎の暴力、そのものが。
 足を滑らせ尻餅をついた春巻の頭上僅か数センチをかすめ、背後の壁に着弾する。
 春巻は壁を見る。
 壁は確かにコンクリートで出来ていたはずなのに、炎があたった場所だけがプスプスと音を立て、向こう側が見えてしまっている。
 完全に、燃え尽きていたのだ。

ステイル「ふん……悪運の強いヤツめ。さっきの少年といい、ここは悪運に満ちた連中が集まりやすい場所にでもなっているのか……?」

 当然、一介のバカ(教師)に過ぎない春巻は、

春巻「……こ」

春巻「怖いチェン!」ガタガタガタ

 怯えていた。ついでに若干尿漏れを起こしていた。
310 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/07(日) 03:28:31.58 ID:m9fyZvAo
設定だけで笑ってしまう
311 :春巻「学園都市ツィー?」 6/9 [sage]:2010/11/07(日) 03:30:21.72 ID:AxsPv/oo
春巻「こ、怖いちょー! 火事とかどうでもいいから逃げるホイ!」わしゃわしゃ

ステイル「文字通り這いずり回って怯える……か。なんだか狙う価値もないようにも思えるけれど」

ステイル「そういう訳にもいかない、か。さぁ……行くよ、『魔女狩りの王』」

ズォォオオォォ!!!

春巻「てんりゅー!」

ゴゴゴゴ

春巻「な……なんでいきなり炎の大男が現れるホーイ!?」

ステイル「質問にいちいち説明が返ってくる、なんて思わない方がこれからの人生の為になるだろうね。……もっとも、君の人生はここまでになるから、大した違いではないのかもしれないけど」

春巻「何言ってるかわかんないちょー! とりあえず逃げるちぇーん!」ずりずり

春巻「って、靴履いてないからうまく走れないホイ……」たぷたぷ

春巻「とりあえずこの水邪魔だちょー」バシャッ

バシャッ シュウ……  【】

春巻「なんだこれちょー」ベリッ

ステイル「なっ……ルーンがっ……!?」

春巻「よくわからんから いらんホイ」ポイッ

ステイル「……」ワナワナ

春巻「これで逃げられるウェン」はきはき

ステイル「き、貴様ッ……」

春巻「怖いホーイ」ぺたぺた

ステイル「逃がすか……!」ダッ
312 :春巻「学園都市ツィー?」 7/9 [sage]:2010/11/07(日) 03:30:56.97 ID:AxsPv/oo
【宵口/第七学区/学生寮(当麻)・階段室】

当麻「……どうやらほとぼりも収まったみたいだな……クソッ、なんだっていきなりあんなヤツが……! インデックス……!」

春巻「怖いホーイ」ぺたぺた

当麻「……くそ……! 何の関係もない一般人すら巻き込みやがって……! あのペテン師野郎!」ダッ

 より一層勢いを付けて階段を駆け上がる当麻。そこへ、

ステイル「一体どこへ逃げようって言うんだね!?」

 ひらりと階段を一気に飛び降りようとする魔術師・ステイル。

当麻「おわぁっ!?」

 とっさに頭をかばう為に伸ばされた当麻の腕が、その時偶然にもステイルの腰に引っかかり、

ステイル「何ッッ!?」

 二人の姿勢が空中で入れ替わり、ステイルの身体は丁度逆さまとなり。
 当麻は突然の事に対処できず身をすくめてしまった為、偶然にも逆さまになったステイルの身体を抱える形となり、そのままの形で踊り場へと落下していく。
 ――すなわち。

ステイル「ぶらんこっ」ドグシャアァァァッ!!!

当麻「……なんだなんだぁ!?」

 当麻の放ったそれは、あまりにも完璧なパイルドライバーであった。

春巻「や、やっぱ怖いホーイ!」

 あと、春巻は逃げた。
313 :春巻「学園都市ツィー?」 8/9 [sage]:2010/11/07(日) 03:31:26.73 ID:AxsPv/oo




          完








                                  ごめん全部で8レスだった
314 :春巻「学園都市ツィー?」 注意書き [sage]:2010/11/07(日) 03:48:04.78 ID:AxsPv/oo
・このSSは『浦安鉄筋家族』のバカ教師・春巻龍が学園都市に遭難した時の記録。

・バカ。プロレスオチ。超展開。

・原作ストーリーのトレースをしつつ各回10レスくらいにまとめて投下。

 説明は以上です
315 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 03:59:45.60 ID:b60xheUo
レベル5の皆がG相手に奮闘しているSSが読みたくなってきたなー(チラッ
そんな俺はGと出合った事がない
316 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 04:01:48.18 ID:b60xheUo
リロードしてなかった
はwwwwwwるwwwwwwwwまwwwwwwwwきwwwwwwwwwwwwww
317 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 07:32:51.77 ID:.nqRDBUo
Gの奴のセリフにいちいちワロタww
春巻wwwwwwwwステイルカワイソスwwwwwwwwwwwwwwwwww
318 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 11:55:13.83 ID:nN0ACH6o
うんごめん
浦安大嫌いだからよまなかった
319 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 11:56:39.86 ID:tfpslUDO
そんなこといちいち言わないでも……
320 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 12:00:55.52 ID:44wHuQwo
くっそwwwwwwwwwwwwww春巻にやられたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
続き書いてくれwwwwwwww
321 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:06:57.66 ID:wX7Tifg0

ちょっと投稿させてもらいます。
一巻からのパラレルです。
なので、一巻冒頭のシーンを飛ばしてます。
所々改変があります。
プロローグ的なお話しなので、結構短い筈、です。

322 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:07:32.19 ID:wX7Tifg0




「……なぁ、悪かったって。機嫌直せよ」

「フンだ」

朝。七月二十日。
夏休み初日にどういう因果か、上条当麻は目の前で不貞腐れているシスターのご機嫌を取るのに必死だった。
そのシスターたる少女……インデックスは不機嫌そうに安全ピンだらけの修道服を身に纏って上条を睨んでいる。

上条は何故かベランダに引っかかっていたこの魔術だのなんだの言う少女に会い、何故か歩く教会などと言う魔術でできてるらしい服に右手で触れて弾けさせ、銀髪碧眼超白い肌の裸を見てしまったのである。

アイアンメイデンのインデックスは頬を膨らませながら、

「変態」

「あーもう。変態でもいいから機嫌直してくれって」

しかし一方で、脳に疑問が浮かぶ。

323 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:08:11.62 ID:wX7Tifg0

(俺の右手で触れて壊れたってことは、魔術は本当なのか?さっきまでの10万3000冊はともかく、魔術結社に追われてるってのもか……?)

そう。
上条の右手『幻想殺し(イマジンブレイカー)』で触れて壊れた以上、あの服には異能の力が働いていたということだ。


だとすれば。




先程まで、彼女が言っていたことは全て事実ーーーー?




コンコン

と、そこまで考えていた所に、ノックの音が耳に入る。
どうやらお客さんらしい。

「あっ、俺出てくる」

「……」

インデックスはムスッとしていて聞いていない。
それに苦笑しながら上条は立ち上がって廊下を通り、玄関へと向かう。

324 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:08:49.42 ID:wX7Tifg0


(しっかし、どうすっかなぁ……今日は補習もあるし、かといってあの子をここに居させとくってのも、それはそれで……いや、今夏休み中だし、大丈夫、か?)

今は夏休み。
平日やただの休日なら、もしかしたら何らかの業者や友人が来て大変なこと(後者は嫉妬や犯罪者的な意味で)になるかもしれないが、夏休みたる今、しかも初日なら誰も来ないだろう。

まぁ、そういって大変な目に会うのが上条さんクオリティなんですよねー、と思いつつ、彼は玄関の扉を開けるべくドアノブに手をかけーーーー


(…………あれ?)


今は夏休みだ。
夏休みの筈だ。
しかも朝。
そう、自分で考えたではないか。

なのに、なのに何故。




『誰も来ない筈』なのに、扉はノックされた?




325 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:09:28.21 ID:wX7Tifg0


ガチャッ、と。
彼は扉を開けてしまう。
開けた先。通路に立っていたのは、二メートルはありそうな長身の大男。
身を包むのは、黒い神父服。
赤い髪に、耳にピアス。指には指輪が大量に嵌められており、目の下に位置するバーコードが印象的だった。
どう見ても神父では無く、普通の人間では決して無い。
嫌でも、この男がただ者で無いことが、上条にも分かった。

上から見下ろすように、大男は口を開く。

「やぁ始めまして。中にいる筈の女の子に用があるんだけど?」

友好的にも思える口調。
だが、言葉の一つ一つに重みがかかっている。
その言葉からも、男がただの一般人では無いことが分かる。

上条は、冷や汗を一つ垂らす。

「テメェ……何者だ……?」

気圧されないように、拳を握り締め、下からその目を睨む。
大男は目を細めながら、上条の疑問に答えた。




「魔術師だよ」





326 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:10:04.85 ID:wX7Tifg0







とある空間が学園都市に存在する。
そこは、学園都市においてもっとも安全な場所であり、もっとも危険な場所でもある。
人呼んで、『窓の無いビル』。

そこには、一人の人間が存在していた。

もっとも、生存するための行為を自ら機械に委ねた者が、人間と呼べるのならば、だが。

円柱型の、培養液に満たされた巨大ビーカーの中に存在するソレ。

ソレは男のようにも見え、女のようにも見え、子供のようにも見え、老人のようにも見え、聖人のようにも見え、罪人のようにも見える。
おかしい。おかしいのだが、そうとしか言い表せない存在。

逆さまの状態で、緑色の手術着を揺らしながら、ソレは口を動かす。


「……始まった」


その声もまた、ありとあらゆる表現を使わなければ形容できないような、不思議な声だった。
マイクを通している筈なのに、そうとは思えない綺麗で汚くもある、不思議な残酷な声。




ソレは、遂に始まったことを喜んでいた。




327 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:10:46.72 ID:wX7Tifg0







魔術師と、男は名乗った。
インデックスの言葉が嘘では無く、ハッキリと現実になり、どこか笑いそうになる。
実際には、そんな余裕は全く無いが。

「……その魔術師さんなんかが、こんなとこに何の用だよ?」

「言ったろ?中にいる筈の女の子を回収しに来たのさ」

「……回収?」

「うん?『アレ』から話を聞いてなかったのかな?」

そこまで言われて、上条は思い出す。
インデックスは、自分のことをIndex-Librorum-Prohibitorum、魔導図書館と言っていたことを。

「……知らねぇな。悪いけど他当たってくれ」

「残念だけど、ごまかしても無駄だよ。『歩く教会』の反応がこの部屋からしてるからね」

誤魔化そうとした上条の体が強張る。
どういう理屈・原理か分からないが、目の前に居る男は、インデックスがこの部屋に居ると分かっているらしい。
しかも、歩く教会。
インデックスが着ていた、絶対的な防御力とやらを持っていた服の名前だ。

328 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:11:25.55 ID:wX7Tifg0


「全く……さっきまでの反応に比べて急激に弱くなったから心配だったけど、一部が残ってみるみたいで助かったよ」

恐らく、弱くなったというのは先程破壊した時のことだろう。
しかし、一部が残っていたお陰でこの男はこの部屋にたどり着いたらしい。

「と、いう訳で。そこを退いてくれると助かる。僕も急いでるんでね」

「……」

上条がそれに言葉を返そうとした所で、




「ねー。一体どうし……っ!!」




最悪なことに、少女がやって来てしまった。
何故かリビングに返って来ない上条に疑問を持ったのだろう。
玄関の手前、上条の背後二メートル程まで来たインデックスの表情が、驚愕と、僅かな恐怖に包まれる。

329 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:12:04.11 ID:wX7Tifg0


「ーーーッ!」

反射的に上条は一歩下がり、インデックスを守るように前に立つ。
そしてジリジリと、インデックスを押し下げるように下がって行く。

(でもどうする!?どっちみちここ以外に出入り口なんて無いぞ!?)

いざとなったら、ベランダから飛び降りて下の階に侵入するという手もある。
だがしかし、インデックスにもそれができるか、それだけの時間を男が与えてくれるかどうか。

だとすれば、真っ正面からこの男を打ち倒すしか無い。

(ーーー)

が、ここで一抹の不安が上条の胸を過る。
彼はこの街でよく不幸な出来事に巻き込まれ、それなりに修羅場も潜っていたりする。
超能力との戦いもあったため、右手の力を使っての戦い方も慣れている。

だけど、

超能力には効くとハッキリ分かっているこの右手が、


本当に、魔術なんて全く身に覚えの無いものに効くのだろうか?


330 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:12:37.34 ID:wX7Tifg0



「狙いは私、だよね?」

そんな上条の思考に滑り込むように、インデックスの声が耳に入る。
彼女は上条の体からはみ出るように顔を覗かせながら、男に尋ねた。

「……そうだね。僕達の任務は『禁書目録が他の魔術師及び、魔術結社に利用される前に回収すること』だ」

「……分かった」

「っ!?オイ!」

上条の静止を振り切り、彼女は彼よりも前に出る。
その肩に手をかけ、止めようとする。
当たり前だ。
男の今言ったセリフから、インデックスがどれだけ重要視されているのかくらい分かる。
態々、『回収』などと言って来たのだ。

まるで、道具を扱うかのように。

絶対に、ついて行くべきでは無い。
そう考え、上条が肩に手を置こうとした時、






「その代わり、彼には手を出さないで」






331 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:13:20.13 ID:wX7Tifg0


ピタリ、と。
上条の手はインデックスに触れる寸前で止まってしまった。
彼女の言葉。
そのせいで、彼女が、逃げ続けていたであろう彼女が進み出た理由が分かったから。


彼女は、自らの保身のために進み出たのでは無い。


上条に、危害を加えさせないために、進み出たのだ。


絶対的な防御力を持つという修道服も無く、魔術師とやらでも無く、超能力者でも無い。
何の力を持たない筈なのに彼女は、出会って間も無い上条を庇った。


(ーーーっ)


絶句。
こんな幼い少女がそんなことをすることに、上条は純粋に驚愕していた。
一体、一体どれだけ彼女は優しいのか。




一体どれだけ、その年に見合わない暗い経験を積んで来たのか。



332 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:14:01.62 ID:wX7Tifg0



「……分かった。君さえ回収できれば文句は無い」

心無しか、男は少し顔を歪めながら、彼女の言葉にそう返答する。
安心したように彼女はホッと息を吐き、上条の方を向く。
ビクンッ、と上条は肩を震わせてしまう。
言うなれば、彼女は上条のせいで捕まったも当然なのだ。
当然、恨まれて仕方無い。




しかし、彼女は、




「ありがとう」




そう、笑って言った。
太陽のように、一切の陰りも見せない笑みで、言った。
上条は、一瞬思考が停止し、すぐさま口を開く。

「な、に言って……」

「私みたいなのを部屋に入れてくれて、美味しい野菜炒めを作ってくれた」

そこで、彼女は区切って、

「とっても、嬉しかった」

本当に、心の底からの笑みを見せる。
しかし、上条の顔が笑顔になることは無い。
今の彼女が言った言葉の影が分かってしまったから。


つまり、彼女は今まで誰かに部屋に入れてもらうことも、野菜炒めを作ってもらうことも、殆ど無かったという、事実。


333 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:14:38.04 ID:wX7Tifg0



「……じゃあ。私、行くね」

「あっ……」

彼女は、上条から伸ばした手から逃れるように玄関へと進み、男の横を通って歩いてゆく。
その銀色の髪が揺れ動き、玄関の範囲で切り取られた通路の景色から、はみ出て消える。
インデックスが通路を歩いて行くのを確認しているのか、目を通路の先に向けている男。
そして一度だけ、上条の方を一瞥したかと思うと、彼は彼女を追うように歩いて行った。

そして、その場に残ったのは茫然とする上条と、開け放たれた扉のみが普段と違う、玄関の光景。
上条は下に俯き、無言で拳を握り締めていた。












コツ、コツ、と、赤髪の男とインデックスはコンクリート製の片側が開けた通路を歩く。
インデックスは先頭に立ち、その後ろに付き従うように男は歩く。
二人が向かうのは通路の突き当たりにある、オンボロエレベーターだ。
男はタバコを一本取り出しながら、前を歩く彼女を見る。
その目は、先程までとは違う感情に染まっていた。
インデックスはそれに気がつかず、普段よりもかなり早いスピードで歩く。
早く、早く離れたかった。
ここに居ては、彼を巻き込むかもしれない。
後ろの魔術師が、いつ「やっぱり殺そう」なんて言い出すかも知れないのだ。
一刻も早く、この場から離れたかった。

334 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:15:25.29 ID:wX7Tifg0


そこに、






ジャリッ!






明らかにタバコをくわえたばかりの男や、インデックスの足音では無い音が、通路に響いた。
動きが止まり、嫌な予感が走る。
ここには今、自分と魔術師の二人しか居ない筈だ。
だとすれば、後ろの魔術師が何かしたのか?


いや、違う。


彼女は、ゆっくりと後ろを向く。
男は既に後ろを向き、『彼』を睨んでいた。
インデックスも、『彼』を見る。


335 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:16:05.22 ID:wX7Tifg0








学生服に身を包んだ上条当麻が、此方を向いて通路に立っていた。






「……何のマネだい?」

「……」

タバコに火を灯しながら言われた言葉に、彼は無言で返す。
ただ、下を俯き、拳を握り締めていた。
そして、顔を上げる。


(ーーーっ)


その目を見て、インデックスは理解した。
いや、誰もが彼の今している、綺麗で真っ直ぐな輝きを持った瞳を見れば分かるだろう。




彼が、彼女を助けるために魔術師に立ち向かおうとしていることが。



336 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:17:22.05 ID:wX7Tifg0



「ーーーっ!ダメ!」

インデックスは思わず、彼に向かって叫ぶ。
だが、彼は、

「……あーあ。たっく……本当に不幸だよ」

突然、訳の分からないことを言い出した。
インデックスだけでは無く、彼女の前に立つ魔術師も怪訝な顔になる。

「……何がいいたい?」

「いや。ただ思っただけだよ……いやー、本当についてねぇよ……」

上条は、言葉を紡ぐ。




「“お前”、本当についてねぇよ」




「……不幸なのは君じゃないのかい?とち狂ったか?」

「いや、俺は今日ついてるよ。少なくとも、不幸じゃない」

そうだ、と、上条は思う。
不幸じゃない。全然不幸じゃない。
こんなのは、不幸とは言わない。
ここで不幸と言えるのは、魔術師の男一人だ。

自分と、『彼女』は不幸なんかじゃない。

いや、彼女は不幸なのだろう。
この世界の、地獄の底を歩んでいる……そう言われてもおかしくないだけの、不幸。
それを匂わせるだけの闇を、彼女は感じさせる。




337 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:17:48.43 ID:wX7Tifg0








だから、それがどうした。






「地獄の底から、引きずり上げる……」


そして自分は、そのための右手を持っているじゃないか。


「……予定変更だ。君はここで消し炭になれ」

上条の呟きに危険を感じ取ったのか、魔術師はタバコを口から取り、右手の指で挟む。

「お願い!逃げて!」

インデックスは上条に向かって叫ぶ。
魔術師が魔力を、攻撃のための術式を構成しているのが分かるからだ。
そして、一般人に過ぎない上条に逃げるように叫ぶ。
いざとなったら、術式を己の力で妨害することもいとわない。
しかし。

「あっ……」

上条の顔を見たら、何故かそんな思考は吹っ飛んでしまった。
彼の顔に浮かんでいた、絶対の自信と、意思。
それは、インデックスの不安を粉々に打ち砕く程、眩しかった。

338 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:18:31.23 ID:wX7Tifg0


「ステイル=マグヌスと名乗りたいとこだけど、ここはやはりFortis931と名乗ろうか」

ステイルという、赤髪の魔術師も、魔法名と呼ばれる物を名乗る。
魔術師の伝統、その者にとって大事なその名は、時に、


殺し名のように、使われる。


ピンッ!と、右手に挟まれていたタバコが飛ぶ。
クルクルと宙を舞うタバコはすぐさま、壁に直撃。

そして、そのタバコとステイルの右手を繋ぐように、巨大な炎が出現した。

ゴウッ!!と、周囲の空気が変わる。
いきなり巨大な熱が現れたため、それによって大気の温度が変わり、密度変化によって風が荒れ狂う。

「……巨人に、苦痛の贈り物をーーー!」

彼は腕を振るう。
それに伴って炎の線、炎剣も連なって動く。
最初に真横に出現したせいで壁を貫通して、内部の部屋に影響を与えていたらしい。
壁が高熱によって溶け、他の部屋のドアノブなども溶けて行く。
一つよかったことは、最初の貫通でガス管などに直撃していなかったことか。
ガス爆発など起きていれば、大変なことになっていただろう。

黒い神父服が揺れ動き、炎剣が上条に壁を溶かしながら殺到する。
上条は、黙って立っていた。

真っ赤な炎が、上条を、通路を飲み込んだ。
爆風が吹き荒れ、思わずインデックスは視界を手で覆ってしまう。
手の僅かな隙間。
その隙間に映った光景は、上条の居た場所が炎に包まれている光景だった。

339 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:19:14.06 ID:wX7Tifg0


「……ふん」

他愛も無い、と。ステイルはらしくないと思いながらも敵の呆気無さに、息を吐く。


が、




「邪魔だ」




一瞬、風が吹いたかのように炎が揺らめき、掻き消える。
そこには、右手をふり抜いた上条が居た。
全く動かず、ただ、右手を振っただけの彼が。

「……っ!?」

自分の攻撃が防がれた。
僅かな動揺。
ステイルに生まれたそれを、上条は見逃さなかった。
通路のコンクリートを蹴り飛ばし、上条は駆ける。

全ての幻想を殺し尽くす、右手を振りかざして。

「くっ!?」

上条の狙いに気が付き、慌ててステイルは左手の方に二本目の炎剣を出現させた。

だが、だがしかし。

元よりそれ程広く無い通路。
僅か十メートル程の、上条とステイルの間合いを詰めるだけの時間の方が、ステイルが炎剣を出すまでより早かった。
一瞬の動揺をついた、見事な反応。

340 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:19:57.98 ID:wX7Tifg0


(……初めて会った奴のために命をかけるのなんて、おかしいかもしれない)

走りながら、拳を振りかぶりながら、上条は思考する。

(俺は奇妙な右手を持つだけの高校一年生。魔術なんてもんが出てくるファンタジーな物語の主人公になんか、死んでも似合わない奴だ)


でも、


(だからと言って、アイツを見捨てていい筈がない!!)


他人を自分の身を投げ出して助けることができる、白い、綺麗な少女。


その少女を助けるために戦うのは、そんなにもおかしなことだろうか?




そして、彼女を助けるための武器を、自分は持っている。
彼女の手を掴んで、引くことができる右手を。
あるからといってモテる訳でも、幸運を呼び寄せる訳でもない。
けど、目の前に居るクソったれな魔術師をぶん殴るには、とても便利な右手を。




「う、おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっ!!!」

彼は吠えた。
そして、



341 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:20:37.49 ID:wX7Tifg0





ゴキャンッッ!!と、ステイルの顔面にその右手を叩きつけた。




魔術師ステイルは、悲鳴も、呻き声もなく吹き飛び、先程溶けて固まったばかりの壁に、勢いよく叩きつけられた。












「どうして……?」

「ん?」

あれから三十分が経過していた。
あの後、うまいこと気絶した魔術師を放置し(縛るための縄が無かった)、上条は必要最低限の物を持ってインデックスとともに街を歩いていた。
街の中は今、夏休み真っただ中の学生達で賑わっており、上条とインデックスも余り目立たない。特に上条達がいる大通りは人で溢れ返っていた。
他の魔術師が居ることを考えると、コソコソ移動するより、人混みに紛れた方がいいと考えたから。

342 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:21:14.47 ID:wX7Tifg0

そんな状況の中、インデックスは隣を歩く上条に問いかける。

「どうして、私を助けてくれるの?」

幻想殺しによって効力を失ったフードを被り、彼女は言葉を続ける。

「君が巻き込まれたのも、元と言えば私の歩く教会のせい。私の自業自得なのに、なんで……」

「……ぷっ」

「……なんで笑うの?」

「い、いや。それをお前が言うんだなってさ」

上条は笑いを堪えながら、

「お前だって、初めて会った俺のために自ら捕まりに行ったじゃねぇか」

「っ!それは、私のせいだから……」

「俺のせいでお前は捕まった、だから助けた。ほら、お前と理由は全く同じだぞ」

「……」

インデックスは、無言。
いや、言葉が出ない、発せられない。
だって、彼女も。


見ず知らずの他人に、助けられるなんて思っていなかったのだから。


「っ……!」

瞳の中から思わず熱い何かがあふれ出し、周りを歩く人達の注意を惹かないように、彼女は下を向く。

静かに嗚咽をこらえるインデックスの頭を、上条は優しく撫でていた。

少なくともこの時、上条は幸せだった。






343 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:21:53.26 ID:wX7Tifg0









「……」

ソレは、そのシーンをスクリーンで見ていた。
そして、口を歪める。


笑みの形へと。


この学園都市の主たるソレは、この状況を待っていた。

禁書目録の回収ーーそのために彼は魔術師二人を学園都市へ招き入れたが、それに条件を付けていた。
もし、魔術師で禁書目録の回収が出来ないようならば、此方からも干渉し、禁書目録の回収を手伝うと。いや、手伝うというよりは、揉め事を科学の力を持ってして解決すると言いたい。
此方の領域(テリトリー)にて起こっている問題なのだから。


そして、魔術師は今、魔術サイドがけっして予測しなかったであろう不思議な力を持つ少年に撃退された。


この流れを、ソレは予測していた。
いや、知っていたと言うべきか。
そして、ソレは動きだす。
画面がピピッ、と反応し、通信が仲介人に繋がれる。
機械だらけの部屋で、ソレは言った。



344 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:22:29.92 ID:wX7Tifg0







「……全超能力者(レベル5)に通達。禁書目録(インデックス)と名乗る少女の捕獲を命ずる。他敵対者の生死は問わない」






そして、科学の力、七つの力を行使した。
とある不幸な少年と少女に、新たな危機が、二人が想像もしていないような危機が襲い掛かる。








345 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/07(日) 12:23:52.57 ID:wX7Tifg0



と、いうわけで。
プロローグ的なお話しでした。
需要があったら続き書きたいなー、とか思ったり。
美琴と一方通行の設定も結構変えてたり、浜面を出したりもするので。

では、見てくれた人有難うございました。


346 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 12:24:26.76 ID:Eu/5fjwo
HKB
347 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 12:42:44.96 ID:nzz/vQDO
GJ←こ、これはグッジョブじゃなくてゴキジェットなんだからねっ!

…Hkb
348 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 13:08:31.75 ID:t.HrewAO
俺の削板くんの為にもHKB
349 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 13:37:46.38 ID:QJiH4s6o
美琴と軍覇は仲間になってくれる気がするぜ
350 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 13:44:46.76 ID:SIWJmaAo
オッレルスや聖人達が仲間になってくれて、レベル5と全面対決という展開もありかと思ったけど
一方通行を上条さんが押さえたら、残りは魔術側が圧勝しそうだ
351 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 13:48:09.89 ID:QJiH4s6o
>>350
おいおい、誰か忘れてないか?ほら、イケメンで翼が生えてる顔の良い奴
352 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 13:56:50.29 ID:SRNVWLM0
>>351
エイワス「呼んだか?」
353 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 14:02:33.64 ID:SIWJmaAo
>>351
初春「大見得切って第一位に喧嘩を売って、格上相手に自分の能力をベラベラ解説して
   有利に戦いを進めてたのは最初だけで、あっという間に逆算されて黒翼でミンチにされたあげく、
   脳味噌三分割にされて冷蔵庫で未元物質工場とか気の毒すぎて笑えますよね」
354 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 17:08:31.66 ID:.nqRDBUo
禁書目録を狙う科学側との戦争とかマジ胸熱
HKB←こ、これは別に早く描いてほしいとかそんなんじゃなくて
浜面絹旗ババアの略なんだからね///
355 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/07(日) 17:20:33.42 ID:Um7XGoA0

ありきたり、且つ超微粒子ネタだけど投下していい? 
356 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 17:29:58.99 ID:I1DseiUo
どうぞどうぞ
357 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 17:30:23.23 ID:.nqRDBUo
いいんじゃね?
時間はかなり開いてるし。

まぁ感想は別に直前の奴しかダメ、って訳じゃないからな
358 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 18:09:03.46 ID:s6f06oAO
>>354

屋上
359 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 18:12:15.32 ID:.nqRDBUo
>>358俺様は別に誰がババアとは言ってないんだが?

つか355投下しないの?
しないなら俺が投下するけど…?
360 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 19:01:46.38 ID:oLMKitwo
妄想がやばいほどに膨らむんだけど
それをいざ文面に起こすといまいちうまくいかない今日この頃
361 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 19:50:50.33 ID:1JGwxXgo
>>350
科学(超能力)vs魔術って、原作では意外と無いんだよね

美琴がシェリーのゴーレムをレールガンで粉砕して
「ふーん・・・魔術って、意外と大したことないのね」
とか言うシーンを期待してたのに
362 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/07(日) 19:51:35.98 ID:M75UsYAO
>>353
黒春/ヽァ/ヽァ

もっと罵ってくれ
>>359
どうぞ投下なされい
363 :結標「あなたは私が守るわ」 削板弟「ほんと? ってグンハはグンハは聞いてみたり」 [sage]:2010/11/07(日) 20:02:28.14 ID:.nqRDBUo
んじゃプロローグ部分だけ投下させてもらうね
364 :結標「あなたは私が守るわ」 削板弟「ほんと? ってグンハはグンハは聞いてみたり」 [sage]:2010/11/07(日) 20:04:10.00 ID:.nqRDBUo
空は晴天だった。
天気予報では、雷雨が降るとしっかり予報されいたが、そうとは見えなかった。


??「ねぇ、お前、第一位だろ?」

一方「あーハイハイ、人違いでェーす。」

??「嘘つくな! 知ってるんだぞ!」ビシィ

一方(あーうぜェ………さてさて、どォしてこうなったンでしょうかァ?)

一方通行は自分の足元にすがりつく小さな子供を見る。
外見の年齢は10歳程。身体に合わない白いダボダボの学ランを着た少年。
だが、その外見年齢に似合わず目には光がなく、服がところどころ擦り切れ泥がついている。

しかしながら、年齢などを除けば――
一方通行自身は直接会った事はないが、同じレベル5の一人、削板軍覇によく似ていた。

一方「……どォせあのガキみてェに何か訳ありなンだろうが……今の俺は忙しいンだ。どっかいけ」

削板弟「えー、でも缶コーヒー飲んでベンチでだらーって根性なくだらけてたじゃん!ってグンハはグンハは異論を述べる!」

一方「俺の仕事は缶コーヒー飲んでベンチでだらーって根性なくだらけてる事なンですゥ。 つー訳でどっかいけ。」

削板弟「ぐぅ! 理不尽なー! ってグンハはグンハはぬか釘相手だとしてもひたすらあたーっく!」

ポカポカと足を殴る削板の小さいver。

と、グループ御用達のワゴンが近くまでやってくる。
一方通行はクソガキ二号を無視して乗り込む。

あー!まてー!という声が聞こえたが反射してやった。バッテリーはもったいなかったが、これぐらいはいいだろう。

一方通行は第七位に似た何かをほっておいて、空を見上げた。
晴天だったが、予報通り少しづつ雲が湧いていた。
365 :結標「あなたは私が守るわ」 削板弟「ほんと? ってグンハはグンハは聞いてみたり」 [sage]:2010/11/07(日) 20:05:45.23 ID:.nqRDBUo
天気予報では、100パーセントで学園都市が雷雨になると予報されていた。


一方「……ンで、何でこうなってンですかァ!?」

土御門「そりゃお前……連れてきたのは誰だ?」

海原「あなたがここまで連れてくるから、この子が勝手に乗り込んだのでしょう?」

結標「まったく。敵のスパイだったらどうするつもりだったの? ……まぁ、今回はいいけど。」

削板弟「わーい!ってグンハはグンハは侵入成功!」


ワゴンに一人人間が増えていた。


しかしながら、学園都市の住人は最近外れるようになった予報をあてにしなかった。
こんなに天気がよいのだから、傘は必要ないだろう。
そう考えていた。

366 :結標「あなたは私が守るわ」 削板弟「ほんと? ってグンハはグンハは聞いてみたり」 [sage]:2010/11/07(日) 20:07:21.67 ID:.nqRDBUo
結標の膝の上にちょこんと乗せられている削板らしき人物。
本人は気付いているのかどうかは定かではないが、恐らく結標が能力で引っ張ってきたのだろう。

土御門「ところで……何で第七位のクローンなんか作られてるんだ?」

一方「知るか。俺もさっき初めてみた。」

学園都市では有用性さえあれば他のレベル5のが作られてもおかしくないとはいえ――

海原「第七位は確か解析すら出来てないはず。 再現は難しいはずなんですけどね……。」

他のレベル5ならば、劣化板とはいえ能力が宿るが、第七位は違う。
再現出来ない物を作った所で意味がないのだ。
しかし当の「再現できないはずの」クローン――削板弟は結標に頬をぷにぷにといじられ呑気だ。

結標(ショタ最高……はぅううううううあわああああああああああ)

思わずほころぶ結標(ショタコン)。

削板弟「ねーちゃん…… もうそろそろ動きたいんだが……」

結標「ダメッ! もうちょっと触らせて!」ガバッ

海原(……かわいそうな削板弟(ブラザーズ)さん。)

土御門(……ロリだったら結標と同じようにやってたかもしれないんだぜぃ。)

一方「さすがにドン引きだわァ……ロリは遠くから愛でるもンだろォが。」

土御門「いやー。 ロリの肌はやっぱり触ってこそ、だにゃー」

海原「土御門さんの意見には同意できませんね。」

海原「そう、愛しい人の生活をおはようからおやすみ、否! おやすみからおやすみまで見つめるのが正義でしょう!」ガタッ

結標「……うるさいわよあんたら。 言っとくけど全部犯罪よ?」

一方「いやお前もだろ」

結標「私はいいの。 この子の前で変な事言わないで変態ども。」

削板弟「んー…… こいつら変態なのか!」

むにゅー、とほっぺをぐりぐりと揉む結標。

傍から見たらあんたら全員変態ですよ、と内心突っ込む運転手(21)。


空はどんどん雲に覆われていく。
この調子では、予報通りとまではいかなくても曇りにはなるだろうと思われるほどに。
367 :結標「あなたは私が守るわ」 削板弟「ほんと? ってグンハはグンハは聞いてみたり」 [sage]:2010/11/07(日) 20:09:17.72 ID:.nqRDBUo
樹形図の設計者が亡き今、完全な天気予報は不可能となった。
怪しげな空模様を見て、人々は雨が降るだろうか、と考える。


誰も住んでない、グループの隠れ家の一つであるアパートメントの前で降りる。
削板弟を抱えたまま結標は三人にとある宣言をした。

結標「もう決めたわ。 私この子を守るわ。」

一方「いやちょっと待て。何がどうなったらそういう結論になるンだ!」

結標「貴方達変態どもに任せたらこの子の将来が心配だわ。」

海原「いや待ってください。 何故いつの間にかグループで育てる事になっているんですか。」

結標「この子は私は小萌先生の所で純粋な子に育て上げるの!」

土御門「にゃー!? 小萌先生を中途半端に暗部に巻き込むな、っていうか勝手に引き取るなぁああ!!」


結標「……この子の格好を見てよ。」

三人「?」

結標「たった十歳の子が、こんなボロボロになって第一位のあなたの前まで来た。」

結標「理由は知らないけど、きっとつらい事があったに違いないわ。 ね?そうでしょう?」ジーッ


削板弟「まぁ第一位に用はあったんだけど……。」

一方「そォいえば……。 とりあえずショタコンに攫われる前に聞いといてやるよォ。 最期だしな。」

結標「ちょっと何私に関わったら皆死ぬみたいな扱いしてくれてるの?」

一方「実際何やってンのか分かンねェだろォが……。 で、何だったンだよ?」

削板弟「いや、別にいいや。」

一方「あァ?」




完璧ではないとはいえ、元から雨が降ると予報されている事は分かっていた。
だが、学生たちは一時的な空模様から、晴れるだろうと考えた。

天気は変わりゆくものだと知りながら。
368 :結標「あなたは私が守るわ」 削板弟「ほんと? ってグンハはグンハは聞いてみたり」 :2010/11/07(日) 20:11:28.06 ID:.nqRDBUo
削板弟「最後に、第一位がどんな人間か見てみたかっただけなんだ、ってグンハはグンハは目的を明かしてみる。」

一方「……最期、ねェ。」

土御門「ま、やっぱり実験中に逃げ出したって事か?」

削板弟「逃げ出すなんて根性無しのような事はしない! ってグンハはグンハは否定!」

海原「まぁまぁ。 ……で、じゃあなんで最期なんですか?」

削板弟「それは――「あ! やっと見つけたましたよそこの男の子ー!」

土御門にとっては聞きなれた声だった。
一方通行にとっては一回聞いたことのある声だった。
結標にとっては居候先の主で、
海原にとってはとある少年の関係者という事ぐらいだった。

土御門「こ、小萌先生!? 何でこんな所にぃいいいいいい!?」

暗部モードにしてはひどく慌てる土御門。

小萌「あ、土御門ちゃん! それに結標ちゃんに…… 一方通行ちゃんまで!」

とてとてともろ小学生のフォームで駆け寄ってくる小萌先生。


小萌「まったく、三人ともいるなんて思いもしませんでしたよ? こんな所にいたら危ないのですよー?」

一方「……チッ、 で、こンな所ってェ?」

小萌「ここはスキルアウトやら何やら危ない人がたむろしてる危ない場所なんですよー! そこの子も今度から気をつけてくださいね?」

海原「は、はい。」

勢いで威圧される海原。
……彼らグループの方がそのスキルアウトやら何やらよりも危ない人物(嗜好的な意味でも)なのだが。


雲は着実に空を隠していく。
晴れなどという事実を隠すがごとく。その予測は確かに事実だというがごとく。
369 :結標「あなたは私が守るわ」 削板弟「ほんと? ってグンハはグンハは聞いてみたり」 :2010/11/07(日) 20:13:35.42 ID:.nqRDBUo
小萌「さてと」

そう言って、もしかしたら削板弟よりも幼いかもしれない小萌先生は彼に向き直る。

小萌「本当に心配したんですよー? 黄泉川先生と一緒に保護しようとしたらいきなり逃げ出すなんて……」プンプン

小萌「こんな幼い子が一人でこんな所を出歩いていたら危ないのですよ!」

削板弟「うぅ……」

結標「……もしかして、最期って。」

削板弟「ぎくぅ!」

汗をだらだらと流す削板弟。
……要は小萌先生から逃げていたのである。


一方(そりゃまァ分からン事もねェけどなァ。)

海原「おや、一方通行さんも普段からロリに関わってるせいでそのロリと重ねてしまいどことなく苦手なんですか?」

一方「ロリロリ言うなよストーカーが」

海原「あらあらうふふ」

一方「うわうぜェ爽やかフェイス」

土御門「まぁ事情は分かった。 実験に巻き込みたくなかったんだろう?」

削板弟「お! よくわかったな! お前根性あるな、ってグンハはグンハは認めてみる!」

削板弟は土御門の問いに、考え方が一致したのがよほど嬉しかったのか全身で応えた。


何条もの光が雲の隙間から差し込む。
それは先程までありふれていたものだった。
雲という闇の中ではそれすらも神々しく頼もしく見ていた。
370 :結標「あなたは私が守るわ」 削板弟「ほんと? ってグンハはグンハは聞いてみたり」 :2010/11/07(日) 20:15:11.88 ID:.nqRDBUo
結標「まぁそれはいいとして…… どうするの、小萌先生?」

小萌「むー……。 先生としてはこの子が一人で出歩くのは危ないからなんとかしたいのですが……」ムムー

結標「そうね! こんなかわいい子が一人で出歩いてたら危ないもの! 引き取りましょう!」キラキラ

小萌「結標ちゃんすごい目がキラキラしてます!? まぁそうしたい所なんですけどー……」チラッ

結標「是非ともやりましょう今すぐさぁ早く!」

削板弟「グンハの意見は!? ってグンハはグンハは人権無視に抗議してみるぅ!!」ポカポカ

土御門(正直結標と一緒にいた方が危ないと思うんだぜぃ)

海原(同感です)

うんうんとうなずく海原をキッ!とにらみつける結標。



闇の中に見つけた光は、光の中では埋もれてしまう程暗く淀んだ汚いものだった。
だが、闇の中で生まれたばかりの少年にとって、それは初めて知る『日常』でもあった。
371 :結標「あなたは私が守るわ」 削板弟「ほんと? ってグンハはグンハは聞いてみたり」 :2010/11/07(日) 20:16:29.01 ID:.nqRDBUo
その様子を遠くから見る高校生が一人。

「あら。」


量産型能力者計画の研究者の一人、布束砥信。

彼女は持っていた書類に目を落とす。
それから、あれを一瞥すると、空を見上げる。

「Indeed, 彼もやはり妹達と同じように……」

「However, この実験は絶対に逃れられないというのに。」

ついに空を雲が覆う。
わずかに雲からのぞいていた青も、あっという間に覆い隠される。
まるで、この世界に希望など一条も存在しないというように。

「After all,この実験は最初から失敗。 成功<生存>する方法などないのだから……」



372 :結標「あなたは私が守るわ」 削板弟「ほんと? ってグンハはグンハは聞いてみたり」 :2010/11/07(日) 20:17:42.54 ID:.nqRDBUo
プロローグみたいなのでした。
ギャグシリアスが書きたかったはずなのにただの変態グループギャグにしかならなかった気がする!不思議!

という訳で失礼しましたー。
373 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:26:04.22 ID:QWFG/EAO
超乙!
これってスレ立てした方がよくなイカ?

あれ…「グンハ」なのか?
ずっと「グンバ」だと…どっちだ?
374 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/07(日) 21:38:24.46 ID:b60xheUo
「ぐんは」で合ってる
読みにくいから俺は「ぐんぱ」って言ってるけどな
375 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:46:42.14 ID:tfpslUDO
乙! 結標好きだから超期待
376 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:48:38.44 ID:lK0SbMSO
SS書いてみたいって人は昔話とか既にある話を改変してみたらいい。自信つくぞ、俺がその口だ

しかし問題なのは昔話ネタはネタ切れ鴨試練というところ……



道徳の教科書や国語の教科書の中に書いてある話を使う、っていうのは著作権的にアウトっぽいしな……
377 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 21:52:46.57 ID:Z9/RMvUo
>>376
お前あのときの!
378 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:01:19.67 ID:m26JJkwo
製作速報があってもVIPにスレが立つのってVIPの方が人が多く見てくれるというのと
すぐ終わるようなネタでも立てられるってのとそもそも製作速報の存在を知らない、
あとはVIPがなんとなくいい!って感じだよね?

でも
VIPの方が確かに人は多いけど全員がSS見るわけじゃないから製作速報に人少ないのは知名度の問題だと思う
あとVIPだとレスが付くけど製作速報だと特別な場合以外投下中はレスは控えるようにみたいな暗黙のルールがあるから
人が少なく見えるだけ(?)

だからとりあえず製作速報の知名度を上げて、投下中にレスをするようにすればいいんじゃね?

ただ投下中のレスに関してはスレが速く埋まるからあまり良くないから

http://jbbs.livedoor.jp/internet/8098/
こことかを利用するとかだれかが板建てるとかして感想用板をつくってそこにSSスレごとにスレを立てて
投下中の感想レスとかをできるようにすれば書き手のモチベーションも上がるし、よさそう

とか考えた。けどとあるssとまったく関係なかった
379 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/07(日) 22:50:17.05 ID:xAzbT.DO
ゴッドイーターと禁書のクロス書こうかと悩んでるんだが需要ないよな…
380 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 22:52:57.23 ID:lMMU0U.o
>>379
御坂妹か
御坂妹コスDLCの影響か

需要は考えるものじゃない、作るものだ(キリッ
少なくとも俺得ではある
381 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/07(日) 23:06:45.01 ID:9vtzW2.0
>>379
俺得だな
まあ世界観が違いすぎるからどっちかの世界に飛ばすか、
世界観無視でとことんギャグに進むかとかが悩みどころかねー
ストーリーはあっちもラノベ的でいいんだが
382 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:07:21.21 ID:b60xheUo
想像できないな、読んでみたい
とりあえず書いて此処に投下してみたら?面白ければ需要は後から付いてくる
383 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/07(日) 23:14:44.27 ID:xAzbT.DO
一応おおまかな設定は考えてるんだが、禁書のキャラしか出ないんだよな…あとは、もし出るとしてもシオくらい
それでもいいのだろうか…
384 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:25:31.55 ID:QWFG/EAO
ここは、間をとって
「スクライド」か「HELLSING」
を禁書と絡ませようず。
クーガー兄さん最高!
アンデルセン神父(CV:若本)最高!
385 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:35:37.69 ID:b60xheUo
>>383
別にありなんじゃないか?
男は度胸(AA略

>>384
両方あるから探せ
俺が読んだのにはクーガーも神父も出てこないがな
あと那智アンデルセンを舐めるなよオス豚
386 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:40:05.66 ID:5wkpyo2o
野沢那智死んだじゃん
387 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:41:43.35 ID:lMMU0U.o
HELLSINGとのクロスか

■■「私の。出番」


ドク「少佐!地上に降下した全部隊、及びヴェアヴォルフ全員の信号が途絶しました!」

少佐「(゚д゚)」


ウォルター「インテグラ様、アーカード及びセラス・ヴィクトリア嬢からの応答が途絶えました」

インテグラ「(゚д゚)」


こうなりそうだ
388 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/07(日) 23:44:12.08 ID:8MfIlL6o
対月姫もだけど吸血鬼ものとだと姫神無双でクロスし辛いんだよな
389 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/07(日) 23:44:22.77 ID:7dSxWXko
>>387
姫神とアウレオルスがイイ感じのクロスSSがあるぜよ
390 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:45:15.89 ID:t.HrewAO
一番困るのは仮面ライダーキバとのクロス
391 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/07(日) 23:45:18.88 ID:b60xheUo
>>386
知ってるよ
でもそんな事関係なく野沢那智さんが好きなんだよ言わせんな恥ずかしい
392 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 00:10:09.72 ID:GzgsVQE0
HELLSINGかぁ
アーカードの旦那的には、一方さんは人間なのだろうか化け物なんだろうか
393 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/08(月) 00:12:52.80 ID:yEq7FsDO
トリニティブラッドを忘れてもらっちゃ困るぜ!


でも絶対クロスは無理だな
394 :今週の舞台裏 第五話より 1/2 [saga]:2010/11/08(月) 00:15:02.97 ID:oDdKSGAo
上条「終わりだ、アニェーゼ!」

アニェーゼ「くっ……」ジリ

上条「うおおおぉぉ!」

アニェーゼ「そげぶっ!?」バキッ



監督「カット! はい、お疲れさんでしたー」

ガヤガヤ

アニェーゼ「ふぅ……」

上条「アニェーゼ! 大丈夫か!?」ダッ

アニェーゼ「これくらいどうってことないっすよ、上条さん」

上条「撮影のためとはいえ、女の子――しかもこんな幼い子の顔面を思いっきりぶん殴るなんて……すまねえ」

禁書「そうだよとうま。もう少し手加減すべきだったかも!」

オルソラ「上条さんは、演技にはいつも全力投球でございますからね」
395 :今週の舞台裏 第五話より 2/2 [saga]:2010/11/08(月) 00:16:38.75 ID:oDdKSGAo
上条「それにしても、二度も殴る必要があるなんて……可愛い顔に傷でも残らなきゃいいけど……」サスサス

アニェーゼ「えっ……」ポッ

禁書「むっ……」

上条「しかも、確か次に出会うときはお前の修道服をバラバラにしないといけないんだっけか? 俺はいったいどう償えばいいんだ……」

アニェーゼ「上条さんになら……別に脱がされても……」ボソッ

上条「ん、なんかいったかアニェーゼ?」

禁書「とうま……」ゴゴゴ

上条「へっ? い、インデックスさん? な、なぜにそんなにお怒りなのでしょうか……」

禁書「問答無用なんだよ!」ガブッ

上条「アウチッ!」ギャー

オルソラ「あらあら、うふふ」

ステイル「(こいつは原作読んでねえのかよ……)」



来週につづく?

きっと上条さんは原作を読まずアニメ撮影にのぞみ、役者としてもフラグ乱立するんだろうなー
とか妄想した
396 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/08(月) 00:18:01.52 ID:DxMOUMUo
原作読んでて状況理解してたら数々のヒロインとまともに会話できずギクシャクするだろうなぁwwww
397 :384 [sage]:2010/11/08(月) 00:24:58.15 ID:lh.kOgAO
>>387
不覚にもクソふいたwwww
コロスケかww
>>392
セロr…一方さんも幾等強くても人間よ
398 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 00:30:03.10 ID:fpgmjmko
乙! アニェーゼは渡さん!
399 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 00:33:13.11 ID:ZALabYAO
アニェは可愛いなぁ……乙

ところで右方×前方とか書きたいんだけどネタが浮かばないから誰か恵んでくれないか
400 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 00:43:57.62 ID:HsbAroAO
>>399
俺得きたっっ、右方さんの正ヒロインは前方さんだと私、信じてる!

とりあえずう゛ぇんとたんの素顔ネタとか、「俺様がお前に悪意を持っているとでも?」キリッでも良いし、普通に仕事中でも、ハ○ル的なパロディでもなんでもよろしくてよ
401 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 01:13:13.46 ID:LLEoY/wo
アニェーゼかわいい
アニメにも出たんだしもっとSS増えないかなー
402 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/08(月) 01:15:14.40 ID:DxMOUMUo
11巻エピソード後の方が増えるかもなぁ
今の所あっさり負けた悪役って印象の方が強いし
403 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 01:18:11.85 ID:fpgmjmko
イギリス清教女子寮ものはもっと増えてほしい
404 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/08(月) 01:43:45.92 ID:/7re0AAO
スレの始めからちまちま投下してる幸せ家族計画の続きっぽいのを投下にきますた

※美琴さんが義兄にデレデレです
※白くて黒いのがメイン気味です
405 :黒子さんに気付かれたようです1/6 [saga]:2010/11/08(月) 01:47:20.94 ID:/7re0AAO
美琴「今日はお兄ちゃんが料理当番〜♪ お兄ちゃんのハンバーグ美味しいんだよな〜楽しみだな〜♪」ルンルン♪

黒子「お姉様!」

美琴「げっ、黒子!」

黒子「やっと見つけましたわお姉様! 今までどこをほっつき歩いてましたのよ!? さあ、早く寮に帰りますわよ?」

美琴「何言ってんの、外泊許可は取ってあるわよ?」

黒子「そういう問題ではありませんの! わたくしが寂しいんですのよお姉様成分が足りないんですのよ!」

美琴「知らないわよつか私成分って何!?」

黒子「とにかく! 寮に帰りますわよお姉様そしてわたくしと熱いベーゼをぎゃふん!」ズシッ

美琴「……ったく。妹は純粋なのが一番ね♪」

一方通行宅

美琴「たっだいま〜♪ お兄ちゃん、ハンバーグの材料買ってきたよ〜♪」

一方通行「たまにはハンバーグ以外も食べよォとか思わねェのかよ超電磁砲?」

美琴「み・こ・と!」

打ち止め「って呼んであげなきゃ駄目じゃないの白いのー」

ミサカA「そーだそーだしつれーだーってミサカはミサカはデリカシーのないお兄ちゃんを責め立ててみる!」

一方通行「呼び方なンてどォでもいいだろォが」

美琴「みことって、呼んでよう……」ウルウル
406 :黒子さんに気付かれたようです2/6 [saga]:2010/11/08(月) 01:48:50.78 ID:/7re0AAO
ミサカB「最低だなってミサカはミサカは評価してみる」

ミサカC「照れ隠しにしてもそれじゃお姉様が可哀想! ってミサカはミサカじゃ一方通行さんを庇いきれなかったり!」

ミサカD「でもそんなドSな一方通行に不覚にも萌えたってミサカはミサカは報告してみる!」

ミサカE「ぶっは! うーわー泣かしてやんのー☆ なにこの駄目兄貴ー☆ ってミサカはミサカは嘲笑ってみたり!」クスクス

一方通行「揃いも揃って非難すンな畜生……ハッ、ンじゃあ付け合わせの野菜はニンジンたっぷりにしといてやンぜェ、クソガキ共。それと、美琴もな」

ミサカ達「えーっ!? そんなあー!」

美琴「……! うん! ニンジン苦手だけど頑張って食べるね!」パアア

打ち止め(それで昨日あんなにニンジン買い込んでたんだ。あなたってなかなか計算高い男だね?)ニコニコ

食事\(^O^)/ハジマタ

ミサカA「うげーあまにがーいってミサカはミサカはニンジンやだー!」

ミサカB「な、なんの、これしき! ってミサカはミサカは必死に耐えながらモグモグ……うえっ」

ミサカC「折角作ってくれたんだから残したら駄目! ってミサカはミサカは自分に言い聞かせてパクッ……うえっ」
407 :黒子さんに気付かれたようです3/6 [saga]:2010/11/08(月) 01:51:08.17 ID:/7re0AAO
ミサカD「一方通行たんのアレだと思えば何とか……ってミサカはミサカは克服を試みる! ……駄目でしたうげっ」

ミサカE「……ミサカの事、嫌いなのかな? ってミサカはミサカは涙目で無理なものは無理とアピールしてみるうげっ」

打ち止め「コラコラみんなー、折角この人が作ってくれたんだから残しちゃ駄目よーん?」ヒョイヒョイ

一方通行「オマエもなァ」ヒョイヒョイ

打ち止め「何の事かしらーん?」ヒョイヒョイ

一方通行「さり気なくこっちにニンジン寄越すんじゃねェっつってンの」ヒョイヒョイ

美琴「ゴクッ……う゛〜、無理〜……」シクシクモグモグ

一方通行「オラ、オマエ等も美琴を見習ってちゃンと食べろ!」

美琴「ふええ、意地悪〜……」シクシクモグモグ

ベランダ

黒子(おのれあの白モヤシ! お姉様が苦手なニンジンを無理矢理食べさせるとは何たる狼藉! 許せませんわ!)

黒子(とはいえ、今侵入したところで飛んで火に入る夏の虫ですわ。何か対策を)

「あなた、其処で何をしているの?」

黒子「ッ! 何方ですの?」

布束「私の事を気にしている場合かしら?」

コンコン

黒子「……ハッ!」

バッ!

美琴「……」ニコニコ

一方通行「……」ギロッ

黒子「」
408 :黒子さんに気付かれたようです4/6 [saga]:2010/11/08(月) 01:52:57.85 ID:/7re0AAO
黒子「申し訳ありませんですの!」ドゲザー

美琴「まあ、なんとなく予想はついてたけどさ……」ハア…

一方通行「ンで、オマエは何しに来たンだ? 連れ戻しに、ってェならソイツは出来ねェぞ? 美琴がここにいンのは美琴の意志だからな」

黒子「お姉様を気安く名前で(ギロッ)呼んでいただいて結構ですの」

美琴「はあ……アンタにはちゃんと説明しとけば良かったわね。危ない事に関わってるんじゃないって事ぐらい」

黒子「うう……先走りが過ぎましたの。事情を問い質すことなど、学校でだって出来た筈ですのに……」シュン

布束「well,実験なんて言われればあまりいい見方は出来ないものね」

黒子「ところで」

一方通行「あン?」

黒子「先程の小さなお姉様方は何処に!? わたくし是非一人お持ち帰りあbbbbbb」

美琴「させるか馬鹿!」ビリビリ

黒子「コホン……冗談のような本音(ギロッ)いやいや本当は冗談ですわよ? それはさておき、一つお願いがございますの」

一方通行「これ以上妹が増えンのは勘弁してほしいンですがァ」

黒子「いえ、そうではなくて。この一家の観察、黒子にも手伝わせて頂けませんでしょうか?」

布束「いいわよ」
409 :黒子さんに気付かれたようです5/6 [saga]:2010/11/08(月) 01:55:53.03 ID:/7re0AAO
一方通行「えっ」

美琴「えっ」

黒子「えっ」

布束「何かおかしな事を言ったかしら?」

一方通行「つゥうかそんなあっさり認めちまっていいのか?」

美琴「確かに、一人で観察してるみたいだしさすがに大変よね認めないけど」

黒子「いえしかし、一人が二人になったところで大して変わらない気が……そうですわ! この際ですから、初春と佐天さんも巻き込んでしまいましょう!」

美琴「って待て待てあの二人はまったく関係ないでしょうがアンタもだけどそして認めないけど!」

布束「そうね。人手は少しでも多い方がいいわ」

一方通行「まァ、観察係が増えよォが減ろォが興味はねェし、好きにしたらいいンじゃねェの?」

美琴「私の話を聞けえええ!」バチバチ

ミサカA「持ってっけ〜流星散らしてデ〜イト♪ ってあれあれ? ミサカはなんで歌ったんだろ?」アレー?

ミサカB「しかも反応すべきは『話を聞け』じゃなくて『歌を聞け』だろ……ってミサカはミサカは何を言ってる?」アレー?

黒子「ホワアアア小さなお姉さまぎゃぷひゅ!」ゴガッ

一方通行「触ンな変態」

美琴「お兄ちゃんナイス! って私はまだ黒子達の件は認めてないからね!」

一方布束「「えー」」
410 :黒子さんに気付かれたようです6/6 [saga]:2010/11/08(月) 01:58:52.35 ID:/7re0AAO
打ち止め「どうせ見られるだけなんだしいいじゃないのよー?」ブーブー

美琴「ああもうウチの馬鹿母みたいな反応するな打ち止めダメなものはダメなの!」

布束「indeed,自分が義兄にデレデレしてるさまを友人に観られたくない、とそういう事ね」

美琴「当たり前ですよコノヤロウ!」

一方通行「海砂利の頃の有田かよオマエは」

布束「いいじゃない、からかわれると言うことはそれだけ愛されている証拠よ?」

美琴「いい加減いじられキャラは卒業したいのにー!」

黒子「ご自分がいじられキャラという自覚はあったんですのね」

美琴「だから当たり前だっつのお分かりいただけます!?」

『話は聞かせてもらったぞ! by佐天涙子&初春飾利!』

美琴「ぎゃああああああ!」

黒子「ふっ、実は最初から通話状態で忍ばせておきましたの」

一方通行「やるな変態」

布束「早速観察の日割りを決めましょう」

黒子「そうしましょう」

美琴「うわあああん待ってえええ///」

一方通行「諦めろ、美琴」

美琴「ふっ……こうなったら、意地でもデレデレなんてしないんだから!」

打ち止め「ツンデレ扱いされるのがオチだと思うわよん?」

美琴「うわあああん畜生おおお!」
411 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 02:00:06.25 ID:/7re0AAO
相変わらず続きそうな終わり
収拾つかなくなりそうなんでマジで終わり
412 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/08(月) 02:02:28.95 ID:oDdKSGAo
乙、このシリーズおもしろい

勝手にまとめ
A:一番まとも
B:しぶい、そして厳しくてマジメでクール
C:一通さんラヴな恋する乙女
D:HEN☆TAI
E:超毒舌&かまってちゃん
打ち止め:巨乳お姉さん
美琴:ブラコン

個人的にBのキャラが好き
是非続き描いてくださいお願いします
是非続き描いてくださいお願いします
大事なことなのでry
413 :上条「前略、オフクロ様」 :2010/11/08(月) 07:05:48.34 ID:2NcR8gs0

すいません、355です。
投下する前に、寝ちまった・・・・。

とりあえず、投下します。
2レス程の、小ネタですけど・・・・。

414 :上条「前略、オフクロ様」 [sage]:2010/11/08(月) 07:07:29.24 ID:2NcR8gs0


わたくし上条当麻は、とある学校に転校しました。

なんでも、特別クラスだそうで、何故上条さんが選ばれたのかが疑問でしたが…………。

今、謎が全部解けた気がします。

                   ___
                  |教卓|
                  --------

____  ____ ____ ____ _____
|青ピ|  |垣根| |佐天| |土御門| |フレンダ|
       ----------  -------- -------- -------- -----------
____  ____ ____ ___  ___
|一方| |上条| |白井| |浜面| |御坂|
       ----------- --------- ------- -------- --------
   ___   ___  ____ ___ ____
  |初春| |絹旗| |削板| |姫神| |麦野|
        ---------- --------  ------- ------- -------
        ____  ___  ____ ___ ____
|海原| |婚后| |滝壺| |吹寄| |結標|
        --------  -------  ------- ------- -------


                 (五十音順)
              

上条「不幸だぁーーーーーーーーーーーーーー」

一方通行「うるせェぞ、三下ァ」


ああ神様。上条さんの青春を返してください。
415 :上条「前略、オフクロ様」 [sage]:2010/11/08(月) 07:25:35.41 ID:2NcR8gs0
悪い、変になっちゃった。
修正できたと思うけど・・・・・。


わたくし上条当麻は、とある学校に転校しました。

なんでも、特別クラスだそうで、何故上条さんが選ばれたのかが疑問でしたが…………。

今、謎が全部解けた気がします。



                   教卓

           青ピ  垣根  佐天  土御門 フレンダ

           一方  上条  白井  浜面  御坂  

           初春  絹旗  削板  姫神  麦野  

           海原  婚后  滝壺  吹寄  結標  

                 (五十音順)
              

上条「不幸だぁーーーーーーーーーーーーーー」

一方通行「うるせェぞ、三下ァ」


ああ神様。上条さんの青春を返してください。
416 :上条「前略、オフクロ様」 宿題編 [sage]:2010/11/08(月) 07:32:09.85 ID:2NcR8gs0

上条「頼む、一方通行。宿題みせてくれ」

一方通行「宿題だァ?そんなもんあったか?」

上条「へ?………あったじゃねぇか、物理の、」

一方通行「あーー、その授業寝てた。まァ、なンとかなンだろ」

上条「いやいや、なんないでしょ。しかも、やってなかったら補習だぞ」

一方通行「はァァ!?ふざけンなよ!!………おい、垣根ェ、宿題みせろ。見せなきゃ、[ピーーー]」

垣根「なんでお前に見せなきゃならねぇんだよ。というか俺も初耳だ、クソ野郎」

上条「お前らそれでもレベル5かよ。……………おい、青ピお前は……やってるわけないよな」

青ピ「今から、小萌せんせーの補習楽しみやわぁ」

一方通行「そうだ!!海原、お前ならやってるだろう?」

海原「いや、生憎、自分も初耳です。授業中、御坂さんの観察に忙しくて」

上条「こうなったらダメもとで。………浜面!!!!!」

浜面「すまねぇ。やろうとしたんだ。やろうとしたけど、…………1問もわからなかった」orz

一方通行「土御門は!!??」

浜面「今日は、休みだ」orz

一方通行「チクショォォォォォォォォおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」

上条「全滅かぁぁぁあああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

浜面「今からやっても、……………間に合わねぇか………」orz

海原「仕方が………ありませんね」

垣根「俺の未元物質でも………………無理か」


「お前ら、根性ないな」

「「「「「!!!!????」」」」」

削板「俺は根性あるからな。宿題なんて、楽勝だ」

「「「「「おねがいします、見せてください。削板さん」」」」」orz orz orz orz orz

削板「お、おう」
417 :上条「前略、オフクロ様」 宿題編 [sage]:2010/11/08(月) 07:33:30.76 ID:2NcR8gs0
−−−−−−放課後−−−−−−−−


小萌「はーい、今日の授業はここまで。みなさん、気をつけて帰るですよー」

上条(何とか乗り切った……)

一方通行(借りができちまったなァ)

垣根(後で、何か奢ってやるか)

海原(いやはや、削板さまさまですね)

浜面(よかったー。補習で麦野達の呼び出しすっぽかすなんて、洒落になんねぇ)

小萌「それから、男子は全員補習ですよー」

「「「「「えーーーーーーーーーー!!!!!」」」」」

小萌「当たり前です。なんですか?解答がすべて、{根性でどうにかなる}って、勉強を舐めてるんですよー」

上条(だよなー、やっぱそうだよなー)

一方通行(借り………、後で倍にして返してやる)

垣根({未元物質に常識は通用しねぇ}のほうがよかったかな)

海原(まぁ………、藁にもすがる思いでしたから…………ね)

麦野「はーまづらぁ」

浜面(…………………)ブルブル 

削板「まだまだ根性が足りなかったか……………」

(((((そぉいう問題じゃねぇよ))))))


絹旗「ウチの男子は、超バカですね」

結標「呆れるくらいにね」

御坂(言ってくれたら、見せたのに)シュン
418 :上条「前略、オフクロ様」  [sage]:2010/11/08(月) 07:35:29.74 ID:2NcR8gs0

思った以上に、レス使ったけど・・・・。

誰か、このネタで書いてくれないかなぁ・・・・・。

419 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 13:35:35.36 ID:QAMeoMDO


ちゃんと宿題をやろうとした浜面マジいい子
バカだけど
420 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 16:01:27.77 ID:lh.kOgAO
>>419
子萌先生がもっとも好むタイプの生徒だな
421 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/08(月) 16:03:01.32 ID:LmFstawo
おい浜面×月詠のハートフル学園ストーリーとか一瞬考えちまったじゃねーかどうしてくれる
422 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 16:09:06.74 ID:lh.kOgAO
>>421
HKBこのやろう。
いや 是非お願いします。
オレ得すぎてアドレナリンがヤバイ
423 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 16:09:25.82 ID:fBHXhfIo
HamaDura Days

最後は滝壺にぐっさりいかれるんだな
424 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 16:14:51.87 ID:YfPOlV60
>>421
浜滝が成立してない前提でやれば問題ないな、HKB
425 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 16:16:15.92 ID:lh.kOgAO
もしくは基本的に
浜綿×滝壺 + 子萌で
二人を先生がいろいろ支援したり、アドバイスしたり、旅行に連れて行ってあげたり…。

浜綿が先生に滝壺の事について相談したり
逆に滝壺が先生に相談したり…
あぁ もう!誰か書いてェェェ!!
426 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/08(月) 16:35:01.30 ID:LmFstawo
いや、これから浜面をガチ血祭りに上げるところだったのに何してくれるんだ的な意味で
ってか俺に書かせんなよ誰か書けよもう>>425オマエ書けよ!
427 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 17:30:36.50 ID:lh.kOgAO
ム、ムリ…(´・ω・`)
428 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/08(月) 17:39:57.84 ID:ZALabYAO
話ぶった切るけど数レス借ります

右方→前方のほのぼの
フィアンマを無意識に弟扱いするお姉さんヴェントとか可愛いと思ったんだ
429 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/08(月) 17:40:49.90 ID:ZALabYAO

 飴色の光沢に薄く覆われた扉は、素材のせいか裁判官が叩く木槌のような明朗な音でノックを報せてくれる。


 「……」


 暇潰し程度に文字を追っかけてた本の頁を記憶してから閉じて、窓枠に蒼々と降りしきっている月の角度で時間を確認。
椅子の座面に馴染んでいた腰を上げると、そのまま誰何もない侭にドアへと歩いた。
鍵など最初から下ろしてないので、紙に脂を吸われてかさつく指で真鍮製のノブを軽く捻る。
わざわざ俺様の自室まで好きこのんで訪問しにくる人物は少なく、また限定されてる客の中でも無言を貫く奴は決まっていた。
なので、問い掛ける必要などない。

 視界の拡大化と共に予想通りの女の姿が其処には立っていた。
遅かったなとその小さめな後頭部を撫でたくなる思いを抑えながら、
喉仏のないすっとした細首の白い肌の奥にある僅かな火照りと髪の艶めきに気付いて眉を顰める。


 「あぁ、ちょっとシャワーを浴びてきた。それよりほら、これ」


 それでも足元から洗濯物を満載した篭を抱えあげて渡してくるヴェントは今日も可愛くてしょうがない。
説教するよりひとまず道を譲ってやって中へ通す方が先だった。本人が言うとおり。
430 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/08(月) 17:41:51.18 ID:ZALabYAO


 「ほら。さっさと退け、邪魔。入れろ」

 「あぁ、礼をいう」

 「……どういたしまして」


 因みにヴェントが妙に甲斐甲斐しく世話してくれるのは弟を彷彿とさせるからだと、テッラが憶測していた。
所詮はまだそのレベルを出ないという訳だが、最初から壁一枚分は警戒心が薄いという利点は遠慮なく使わせてもらっている。

 これだってそのひとつだ。


 「悪いないつも。手が空いてるようなら服を畳むところまでやってくれると更に嬉しいんだが」

 「それくらいは別に構わないけど、アンタは?」

 「俺様は濡れ髪でほっついてる同僚殿の後始末だ」

 「結構よ」

 「いいから座れ、ヴェント」


 風と天日に晒されたタオルを抜きとり、ベッドの端で眉を寄せている女の背に膝をつく。
自分がやりたいという意志を明確に現せば、戯れに等しい行為は殆ど許可された。

 細い髪は洗いたて特有の清潔な香で飾られている。
来訪者は素直な物腰で項を萎れさせると、バスケットに山盛りの衣類からシャツを懐に一枚たぐりよせていた。
割と女らしい器用な仕草で俺の為に働いてくれる指を凝視する内に、妻とか新婚とか脳味噌が願望的な単語の羅列を始める、
が―――それはそうと、部下に風邪などひかせるのは俺様の沽券に関わるだろう。
下心は否定しないが、行動するべし。


 「痛くないな?」

 「……まぁ」
431 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/08(月) 17:42:20.58 ID:ZALabYAO


 かさねる掌でタオルの繊維に髪をくしゃくしゃ万遍なく絡めてやって、
嗚呼、俺様の大事なものが傷まないよう腐心する日常は幸福だとひっそり思う。


 「アンタの指、太陽の匂いがするわね。似合わない」

 「そうか。ヴェントの髪もフローラルな香だな。たべたくなる」

 「喉詰まらせろ」

 「食べていいのか?」

 「やったらこれからアンタの洗濯物なんか畳まないから、そのつもりで」


 両腕に閉じこめようとしたがヴェントのつれない言葉にまだ駄目だとブレーキ。
あと少し、もう少しだけ、距離が遠い。

 まぁ、自室で二人きりになるまでは我慢出来たのだから頑張ってみせよう。


 「わかった」


 もう随分と水滴を吸収したのか、タオルはしっとり重かった。
それを脇に退けると一気に手持ち無沙汰になってしまい、我が儘な弟の面倒を見る姉の顔になった彼女を眺めていたが、
一枚の服を畳み終えたところで微かな吐息を零して薄い微笑を唇に乗せる様子に、此方こそ笑ってしまった。
平和なものだ。


 「なにか、こう。……いいな」


 自分でほろりと零した口溶けのいい言葉が一粒、眼下の光景を幸福なカラメル色に煮つめた。
432 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/08(月) 17:43:58.01 ID:ZALabYAO
終わり
平和な右席とかもいいよなぁ……

>>400が気に入ってくれたら嬉しい、俺も右方の正ヒロインは前方だと信じてる。
まぁサーシャでも有りだとは思うけど
433 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/08(月) 19:02:21.09 ID:2WQp3n.o
ナチュラルにいいキャラなテッラとかはじめてみた気がするぜ!
世間知らずのフィアンマとブラコンヴェントとかマジ天使だわ!

乙HKB←こ、これは別に早く書けとかじゃなくて浜面垣根ババアの略なんだからね///
434 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage ]:2010/11/08(月) 19:34:12.53 ID:QZe9XJE0
ババアってむぎのん?
435 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 19:47:26.43 ID:yBJUAhUo
最中だろ
理想のババア
436 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/08(月) 20:02:42.19 ID:SgkREl.0
日常がうまく書けん。
437 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 20:30:10.84 ID:HsbAroAO
>>432
マジ乙なんだから!っつーかフィアンマも主人公になっちゃえば良いと思うのさ。他もフラグ系クール系ドM系だから俺様は被んないような…一方さんはマジクール(笑)の分類だろうし
438 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 20:40:45.49 ID:/7re0AAO
>>437
それはつまり天の道を往くフィアンマさんの相方は熱血野郎……あれ?戦いの神条さんじゃないか
大丈夫。トンボに懐かれるはまづらを、私は応援してる
439 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/08(月) 21:38:54.07 ID:ft4VOZk0
すげぇ今更なんだけどさ
22巻読んだあとにけいおんのU&I聞いてたら思わずほろっときそうになった
440 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 21:52:17.91 ID:lh.kOgAO
ところで
浜面×滝壺 +子萌の
ハートフル学園ストーリーの連載予定は、ないの?できればスレ立て希望
441 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:16:50.29 ID:I7R.OYSO
第四の主人公はアックアさんだろjk
442 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 22:24:43.67 ID:LuagnYAO
>>384
禁書「夢を、夢を見ていたんだよ」
上条「俺にはレベル5なんて大層な肩書きはねぇし 統括理事なんて地位も名誉もねぇ だがな俺は何時だってこの右手で困難に抗ってきた これが!こいつが!俺の!自慢の! 右手だぁぁぁぁぁぁ!!」
一方「・・・・打ち止め」 上条「馬鹿野郎!何我慢してやがる!お前は今泣いていい!」

後は任せた

443 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 23:00:02.87 ID:HsbAroAO
子萌たんとはまづらぁマジHKB、劣等生と女教師それでいてロリって良いわー。三バカも不良ってわけじゃ無いし!

話切って申し訳ないんだけど、禁書の反転ものってあるかなあ?性格でも良いし立場でも。性別は昔見たかな。稚拙だけど暇があったら書いてみようかなと思ったんだ
444 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 23:39:03.16 ID:wSqALEAO
どっかのスレで性格反転してたけど少人数だったからな…

暗部キャラとかの反転みてみたいな
445 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 23:44:43.19 ID:sm8hG7ko
>性別反転
御坂♂「おいお前!今日こそ勝負だ!」上条♀「……不幸だわ」

が一瞬で思いついた
あとインデックスさんがガチでヒモ状態に
446 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 23:45:49.44 ID:I5BLau6o
>>445
そのネタどっかにあったような…
447 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/08(月) 23:49:04.43 ID:i67.YJg0
性別反転か…
アイテムだとはまづらの逆ハーだな

いいねぇ、はまづらの貞操が超危ないけど
448 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/08(月) 23:50:07.50 ID:DxMOUMUo
性格反転だと美琴が気弱キャラになる類なら幾つかあったよな
アレは結構キュンキュン来た
449 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/08(月) 23:59:22.11 ID:1xQTlh20
>>432
太陽のにおいって所なんか鳥肌きたわ
450 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 00:08:42.12 ID:F8XZTcAO
俺は洗剤のCMを思い出した。
「わぁ お日様の香り〜!」って
451 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 00:09:59.51 ID:W7WnBsAO

>>443だけど反応ありがとう!

性格反転そんなにはなさげ?ハルヒのにめちゃくちゃ感化されたんだけど、思いついたのはハードボイルド上条さん、ヨハネモードが素のインデックス、堅物の土御門、人間嫌いな青ピ、びびりで善人な一方さん、お嬢さん美琴、内気な打ち止め、チャラい姫神、男好きな黒子かなあ?

立場反転は、上条さん・浜面・佐天さんが序列トップスリーだったらみたいなの考えたけど、学園都市に七人しかレベル0居ないってすげー破綻してね?と妄想ストップ中だったり
452 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 00:10:19.50 ID:ldYtTzE0
主人公達を性別反転させると

上条さんは普通乳(しかし美乳)
一方さん(つまり百合子ちゃん)はちっぱい
浜面さんは巨乳

ってイメージ
うん、どうでもいいね
453 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage ]:2010/11/09(火) 00:57:45.40 ID:vDqGtVY0
>>451
内気な打ち止めカワユス
一方さんにだけ懐いてる打ち止め想像したら鼻血が出そうだ
454 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 01:55:51.29 ID:TSmKjkAO
>>451
>ビビり善人一方通行
「ミサカさン止めて下さいよォ! 俺に攻撃しちゃ駄目だって言ってンですよォ! 怪我じゃ済まないンですよォ!」

(な、なンか裸に布被った女の子が付いて来るンですけどォ、マジ怖いンですけどォ……でもこのままってのも可哀想だし、服ぐらい買ってあげた方がいいよなァ)

>男好きな黒子
BLが大好物なんですね
455 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 02:11:14.29 ID:KDDPVeo0
>>454
その一方さんに反転木原くンは間違いなく過保護だな……二次創作だと結構あるな
爽やか天井さんと、厳しい芳川も気になる
456 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/09(火) 02:16:17.23 ID:/4KaTnUo
禁書「なぜ私と一緒にベッドで寝ないのですか?」

上条「野暮なことを聞くなよ。お前みたいなかわいい子の隣で寝てたら上条さんの方がどうかしちまうぜ、フッ」

禁書「ですが、現在の外気温10.6度、冬の風呂場はとても寒いと聞きます。私はいっこうにかまいませんが」

上条「お前さんのその言葉で心が温まった、だから問題ないさ」イケメンAAry



御坂「黒子さん、またあなたはホイホイと男について行って……そのうち痛い目に遭いますわよ?」

黒子「お姉さまってば相変わらずウブなんですのねぇ。上条さんとはその後どうなんですの?」

御坂「わ、私は別に、上条さんとはなにも……」ポッ

黒子「まぁまぁお姉さま、彼ってば結構いい男ですし、それではこの黒子がいただいてしまっても?」ニヤリ

御坂「そ、それはいけませんわ! 黒子さんでも許しません!」ビリビリ

黒子「おほほ、それでは私はデートに行って参りますわね」シュン

御坂「もう、黒子さんたら……」



自分で書いてて苦笑いした
457 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 02:18:48.10 ID:nL4PzJ2o
天井「やあおはよう妹達、早朝のランニングは気持ちいいぞ?」

妹達「うぜぇ、とミサカは嫌悪感をあらわにしつつ二度寝態勢に戻ります」


芳川「レベル5の道は基礎がきっちりできてこそ!さあ打ち止め、x^2-3x+2を暗算で因数分解するのよ!」

打ち止め「えーと、その、ヨシカワ……さん。これはちょっとミサカには難しすぎると思うんだけども、ってミサカはミサカは……」

芳川「お黙り!!」

「打ち止め「ひぃっ!!」
458 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 02:24:18.70 ID:F8XZTcAO
>>456
美琴にその口調は何故か合わないから
TOVのエステルみたいな口調でどう?

あ…かなり 良いかも…
459 :上条「前略、オフクロ様」  [sage]:2010/11/09(火) 02:31:09.93 ID:ZRUH/tw0

すいません
ちっと、前に投下したものです。

それの続き?的なものを投下します。

460 :上条「前略、オフクロ様」 新生デルタフォース編 [sage]:2010/11/09(火) 02:33:53.02 ID:ZRUH/tw0
御坂「あそこ男子たちは、何してるの?」

麦野「知るかよ。どうせくだらねぇことだろ」




土御門「義妹こそが、至高ぜよ」

浜面「いやいや、バニーも捨てがたい」

上条「ここは、年上のお姉さんだろ」

一方通行「ババァじゃねェか」

海原「自分は、そう中学生ぐらいで、ツンデレで、電撃使いで、イニシャルがM・Mのような方が」

青ピ「僕ぁ、落下型ヒロインのみならず(ry」

削板「何のはなしだ?」

土御門「お前の好みはどんな女性だにゃー」

削板「俺は、根性があれば何でもいいぞ!!」

((((((………意味わからねェ…………))))))


吹寄「もう、デルタフォースどころじゃないわね」

姫神「周りの。キャラが。濃すぎる。ここでも。空気。」

垣根(…………俺も………)
461 :上条「前略、オフクロ様」 授業編 [sage]:2010/11/09(火) 02:35:49.78 ID:ZRUH/tw0
佐天「・・・・・・・・・と思ったのだ」

小萌「はい、そこまで。次、結標ちゃん読んでくださーい」

結標「はーい。えーと……「浜面ってさ、私の職業知ってる?警備員じゃんよ。こんないかにも怪しげなシチュエーションで
   気を失った女の子まで抱えて、このまま浜面一人だけを逃がすとでも思ってんの?」」

小萌「いいですよ。でも、もうちょっと感情こめてくださいねー。次、上条ちゃん」

上条「「……黙れよ」」

小萌「え!?か、上条ちゃん!?」

いつもと違う焦燥とした声色に、小萌は少し……いや、かなり眉をひそめた。

上条「「事情なら、後でいくらでも話してやるよ!!!どこにだって出頭してやるよ!!!!!
   だから今はこいつを連れて、早くどこか安全な場所まで運んでやってくれ!!!!!!!!!
   こいつ、まともな状態じゃねぇんだ。「体晶」っていう訳の分からないもの使ってて、
   もういつ「崩壊」が来るか分からないって話なんだよ!!!!!!!!!!!!!!!」
   ………っと、先生もういいですか?」

小萌「…………あっ、はい、いいですよー。上条ちゃん、感情こめすぎて、先生びっくりしましたよー。
   えーっと、次、白井ちゃん。お願いしますよー」
462 :上条「前略、オフクロ様」 授業編 [sage]:2010/11/09(火) 02:36:55.63 ID:ZRUH/tw0
白井「ハイですの。「「体晶」………? おい、浜面。今「体晶」っていったじゃんかですのー!!??」」

小萌「白井ちゃん、口癖がでてますよー」

白井「あら、私としたことが、申し訳ないですの」

小萌「続きお願いしますー」

白井「ハイですの。「たった一つの単語で黄泉川の顔色がガラリと変わったが、浜面は説明しなかった。
   それどころではなかった。」」

小萌「はーい。次、えーっと、麦野ちゃんお願いしますねー」
463 :上条「前略、オフクロ様」 授業編 [sage]:2010/11/09(火) 02:37:58.05 ID:ZRUH/tw0
麦野「「………はーまづらあ」」

浜面「ハーーイっっ!!!!!
   す、すいません!べ、別に、ね、寝てたわけじゃなく、……えと、その、ち、ちょ、ちょっと考え事を………、
   し、してたというか、えーっと、………………………………………………………あれっ???」

「「「「「「「「「「……………(皆の冷たい目線)……………)」」」」」」」」」

小萌「……ヒグッ………浜面ちゃんは……エグッ、先生の授業が退屈ですか?………」ポロポロ

浜面「……………へ?…………えっ?………………………………えっ?」

小萌「そうなんですね……………、ウッ………ウエーーーン」

「「「「「「「「「「「「はあァァぁぁぁまづぅぅらあァァぁぁァァぁぁァァ!!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」」」」

浜面「ヒィィィィ!!!ご、ご、ごめんなさ、ひでぶ!?」


テメェハマヅラァ ユルサンゼヨ コモエセンセーナカシタラショウチセエヘンデェ
ロリノテキハオレノテキダァァァ トラウィスカルパンテクウトリノヤリィィ 
レイゾウコニシテヤルゥゥ  スゴイパーンチ
464 :上条「前略、オフクロ様」 授業編 [sage]:2010/11/09(火) 02:38:50.36 ID:ZRUH/tw0
結標「小萌、大丈夫?」

フレンダ「結局、浜面が100%悪い訳よ」

初春「たはは、すごいことになってますね」

御坂「全く、なにしてんだか」

婚后「まぁ、これもこれで面白いものですわね」

滝壺「はまづら、だいじょうぶかな?」

絹旗「むーー、何か超面白そうです。麦野、超参加しませんか?」

麦野「いいわね、それ。さーんせーい、行くわよ、絹旗」

吹寄「ちょ、ちょっと、麦野さんまで、いい加減にしろーー」

チッソパーンチ メルトダウナー

ヒギャャャャャャャ モウユルシテクレェェェェェェ

姫神(……………………あれ、おわり?)
465 :上条「前略、オフクロ様」 授業編 [sage]:2010/11/09(火) 02:41:15.74 ID:ZRUH/tw0
なんとなく、浮かんだので・・・・・。

何やら浜面×小萌みたいな流れがありますが・・・・・。
僕には無理です・・・・・・。

失礼しました・・・・・。
466 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/09(火) 02:54:42.41 ID:F8XZTcAO
>>465
超乙! 浜面…orz
ちなみに
認知度アップのためにも
『age進行』にご協力ください
…って>>1 がいってたンだァ。
467 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 04:47:15.12 ID:ipUEx2oo
おつおつ


性格反転だけど善人面しつつも中身は真っ黒で妹達の虐殺を楽しむそげぶ無効の一通さんとかあってもよくね?と思った

468 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/09(火) 04:52:44.21 ID:/4KaTnUo
それは一体誰が解決してくれるんだ>そげぶ無効
469 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 04:55:53.26 ID:SuDMd8wo
黒子「また……ですのね」
くろっ・・・く、くろおおおおおおおおおああああああああ
470 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 05:45:29.09 ID:lzzEVISO
性格反転なら古泉やK1がkyなキャラになる話は面白かったなww
471 :クロスオーバーでちょっとだけ考えたの投下 1スレ借ります :2010/11/09(火) 07:16:53.07 ID:bpcYS92o
私がそんなのにあったのは初めてで。

「どうしたんだい?」

そんな奴にあったのは最後だった。

「どうしたんだい? じゃないですの。 奇妙な格好ですし、ちょっとした職質ですわ。」

「そうかい。」

「だがね、その必要はないさ。」

「は?」

「どうやら、ここのちかくにはいないみたいだからね。」

「……誰かを探してますの?」

「まぁね。」

「誰ですの?」

「……世界の敵」

「へ?」


   ブギーポップ  VSイマジンブレイカー


「ところで、君たちはあそこの人達を止めなくていいのかい?」

「は! ほ、本当ですの! ……ここで待機しておいてください!」


その後は、私は一度も彼を見た事がない。
472 :1レスだけ。クロスネタ。エロ注意 [sage]:2010/11/09(火) 11:01:41.57 ID:LmsknkDO
唯「うい〜はるっ!」バッ

初春「きゃあっ!な、何するんですか!!」

唯「おお〜今日もノーパンかぁ〜」
473 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 17:53:03.50 ID:F8XZTcAO
クロスどころか 微エロどうかも怪しい
474 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/09(火) 18:53:22.29 ID:bpcYS92o
1スレじゃない1レスだった恥ずかしい
475 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 21:32:04.43 ID:y.NavNE0
HKBって何
ずっと気になってるんだけど
476 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 21:38:29.55 ID:FyUwZ2Mo
H早く
K書け
B馬鹿
477 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 21:39:54.44 ID:7hUh0fMo
>>475
H浜面
K絹旗
Bババア
478 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 21:57:04.70 ID:r.9QGno0
>>475
H浜面
K垣根
Bボーイズラブ
479 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 21:58:25.20 ID:SoaFIDA0
H早く
K書け
Bブラスター

とかそんな感じ
480 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 21:59:35.70 ID:C1pff6go
Hはやく
K書け
Bビーム

だろ?
481 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 22:00:41.94 ID:7jOCGLso
H浜面の
K顔に
Bぶっかけたい

のである。
482 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 22:23:19.09 ID:V6ASgBc0
>>465
乙!
てかみんなでなに朗読してんだよww
一方さんは自分のところ読まれたら悶絶するだろうな
483 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/09(火) 22:24:50.87 ID:1ysXEUDO
被ってそうだけど思い浮かんだネタ

学園都市では能力の強さで無能力者・低能力者・異能力者・強能力者・大能力者・超能力者の6段階に分けられている。

その中でも学園都市に7人しか居ない超能力者にはある義務が存在していた。

その義務とは『学園都市の平和を守る』

今日も学園都市は風紀委員、警備員そして彼ら超能力者によって守られていく。

ただ、欠点があるとしたら

美琴「この白もやしがぁぁぁぁっ!!」

一方通行「……うぜェ」

麦野「ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね」

垣根「俺の未元物質に常識は通用しねえ」

削板「根性ぉぉぉっ!!!」

彼らがほんの少し仲が悪いという事と
彼らが何かする度に学園都市に被害がでる事だろうか……


誰か書いてくれないかな……?
484 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/09(火) 22:32:32.20 ID:uRmgFgDO
ちょっと聞きたいんだが

心を操れるということから皆から避けられ生きてきた少女 心理定規 が初めて自分の能力を気味悪がったり怖がらない少年上条当麻に出会い惹かれていく。って話と

第三次計画のことを知った芳川がそれを阻止するために頑張るという話どっちが読みたい?
485 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 22:35:47.84 ID:sd6pPaco
>>484
ニート脱却物語を
486 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 22:37:31.74 ID:PxpDxK20
>>484
後者のほうでお願いします
487 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 22:41:44.18 ID:Wy2YU8.0
>>486
俺も後者が見たいです
488 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/09(火) 22:44:34.73 ID:uRmgFgDO
おぉ、芳川人気か! そのうちスレ立てるからそん時はよろしく
489 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 22:46:07.97 ID:Wy2YU8.0
わーい
490 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 22:46:15.08 ID:CFoSRuso
>>484
心理定規はキャラが掴みづらい……
ビッチよりニート見たいです。
491 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 22:52:40.23 ID:56dlHw.0
ニートも捨てがたいが、俺は前者がいいな
芳川の次は心理掌握の話を書いてください!
お願いします
492 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 22:59:57.67 ID:ipUEx2oo
心理掌握はもれなくオリキャラ化しちゃうしなあ

どうでもいいけど垣根と一通でプリキュアネタって過去にあったんだろうな、やっぱ
493 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 23:12:39.21 ID:q6YVJo.o
ふたりはマジ天使!
494 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 23:31:18.76 ID:Mj1nZaUo
書きたいネタがあるんだけど、どうもうまいこといかない。
495 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 00:00:21.16 ID:Ejarq9oo
>>494
まぁそう気張らずにどんなものか言ってみなさい
496 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 00:01:23.61 ID:bwMCydEo
>>492
え、メジャーハートって書いてあるのになんで心理掌握なん?
497 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 00:05:15.27 ID:XA0IukYo
>>496
>>491

>>494
ネタがあるのは羨ましい。
書けるネタはベタかオリありばかりだよ……
498 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 00:33:31.09 ID:pHvW6ugo
逆に文章は結構書き慣れてるのにまったくおもしろいネタが思い浮かばない俺にだれか提供してくれ、ネタ
499 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 00:40:28.16 ID:DE4B1zko
>>498
妹達が実験じゃなく災害現場での人命救助のために作られていたら
自家発電できるから特殊な装備のバッテリーがいらない分軽装で突っ込めるし

MAR当たりで働く妹達を次第に誇りに思うようになる美琴だが、トップのテレスティーナはしょせんテレスティーナでした
500 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 01:09:40.22 ID:NSC.HHQo
>>498
事故か何かで頭部を損傷した黒子に、フレンダの脳が移植されたら

1. HEADSルートで鬱エンド
美琴が好きでなくなったり鯖缶が無償に食べたくなったり残酷になったりする黒子

2. エンジェル・ハート ルートで黒子アイテム入り
爆弾テレポや体内テレポを平然とやってのける!そこに痺れ(ry

つまり "黒"子 が見たいんですの
フレンダじゃ黒さが足りない感があるけど他に手頃な臓器が無かった
501 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 01:12:10.89 ID:yT9D0eYo
本スレだったら、2巻読み直して来いって突っ込みいれるところだった

一度発現した能力は例え脳を交換したとしても変えることはできない−−以上
502 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 01:13:19.62 ID:plKl36.o
「私の未元爆弾に、常識は通じないって訳よ!」

帝ンダかフレ督かで迷うな
503 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/10(水) 01:14:32.56 ID:pHvW6ugo
とりあえず>>499の導入を書いてみた
構想と大まかな流れはだいたい考えたけど、どうだろうかね



 □ □ □



「アレイスター、これはどういうつもりだ?」

 窓のないビルの内部。
 オレンジ色の溶液で満たされたガラス管の中で逆さまに浮かんでいる統括理事長に向かい、土御門は鋭く言い放った。
 手には薄い書類が握られている。

「どういうつもりも何も、深い意図はない。ただの人助けだ」

 その言葉をマジメに口にしているのか、それともふざけているのか。
 それすらもよくわからない口調でアレイスターは言う。

 土御門は顔をしかめ、再び書類へと目を落とした。

「『量産型能力者(レディオノイズ)計画』破綻による残った妹達(シスターズ)の流用先として、先進状況救助隊への派遣を決定する……か。
人命救助における発電能力の有効活用と効率性……はっ、一体どこまでが冗談なんだか」

 この男が、ただ純粋に人助けをするためだけに何か行動を起こすとは思えない。
 きびすを返し、背を向けながら土御門は最後に一言。

「あまり、胸くそ悪いことばかり引き起こさすなよ」
「災害から人の命を救うために尽力しているだけだろう?」
「…………」

 世界最強の魔術師は、曖昧な笑いを顔に浮かべながら来訪者を見送った。



 □ □ □
504 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 01:15:47.61 ID:BLCm.wco
>>501
別に能力変わってなくね?
505 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 01:54:02.60 ID:Ejarq9oo
>>498
右方×前方
506 :天士と悪魔 〜セロリ伝〜 :2010/11/10(水) 02:59:12.69 ID:6Ty9FEo0
>>498
あれだ、アーックアさんと美琴さんとフィアンマさんで
     『後方の電気アンマ』

後、上条さんの腕が生えたやつで
 
フィアンマ「上(神)コロ様だと…」的な感じ? わかる?
なんか自分でも書きたい内容。下ネタスマソ
507 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/10(水) 03:04:39.39 ID:6Ty9FEo0
名前欄しくじった… orz
508 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 03:21:23.46 ID:8JmQ9pc0
ごめん
ちょっと
テスト
509 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 03:23:09.05 ID:8JmQ9pc0
冒頭のみ、某ドラマとクロスオーバー

7月20日 −非常勤講師 待機室−

コンコン

上田「どうぞ」

上条「あ、えっと、失礼しまーす」

上田「ん? 先ほどの集中講義の質問か?私の物理学講義は非常に高等だからね。科学が得意な学園都市の生徒とはいえ」

上条「いえ、俺は長点上機の学生じゃなくて……」

上田「ほほう、他校から私の講義を聴きにわざわざ! 感心な学生だな。折角だから来週の講義で使うベルヌーイの定理についての資料を」

上条「あー、講義の話でもなくて……」

上田「え」

上条「上田教授は、『魔術』ってご存知ですか?」

上田「」

上条「科学技術が進んだ学園都市(ここ)でこんな話するのも、頭がイカれてるって思われそうですけど…」


 ――上条説明中――


上条「…で、その女の子が言ってることはどう考えても眉唾なのに、『歩く教会』は壊れるわ」

上田「まさかとは思いますが、その『シスター』とは、あなたの想像上の存在にすぎないのではないでしょうか。もしそうだとすれば、あなた自身が統…」

上条「だぁーもう! このくっきりついた歯型見えるっしょ!?誰かに騙されてるにしても、あの子が狙われてるってのはきっと本当なんだって!」

上田「しかしねぇ、今から来週の講義の準備を……」

上条「先生の御本、読ませて頂きました」ドンッ、ドンッ

上田「!」

上条「どん超は、科学の補習の時に参考図書として読んでます。フレミングの法則はこの本で覚えました」

上田「!!」

上条「なぜベスは、俺のバイブルです。これもB○○K○FFで買った中古ですけど、鏡の前で毎日音読してます」

上田「!!!」
510 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 03:24:29.41 ID:8JmQ9pc0
上条「先生は、これまでもたくさんのオカルト事件を、ベストを尽くして解決して来たんですよね」

上田「……ベストを……」

上条「俺もあの子の力になりたいんです!ベストを尽くすには先生の力が必要なんです!!」

上田「その意気や良し!『魔術結社』のトリックを暴き、シスターインデックスを必ずや助け出して見せよう」

上条「ありがとうございます!……あ、15:00からスーパーの特売始まるんで、俺はこれで。何かあったら連絡しますね」

シツレーシマシター ガチャ

上田「……」

  「……学園都市立ち入り許可証、発行しとかないとな」

ピッポッパ トゥオルルルルル…

  「あー、You居たのか、久しぶりだな」

  「実は出張先で最新の科学技術を駆使した手品用品を見つけてね、見てみたいだろ」

  「まぁそう言わずに……そうだ、前にすき焼き食いたいって言ってたな? こっちに美味い店があってな…」

  「なんでも全世界の料理が楽しめる地区もあるそうで……何だ、来るなら来るって最初から言えよ…」


続かない、誰か続けて、この先を
511 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 03:26:58.18 ID:8JmQ9pc0
上条「…で、その女の子が言ってることはどう考えても眉唾なのに、『歩く教会』は壊れるわ」

上条「…で、その女の子が言ってることはどう考えても眉唾なのに、『歩く教会』は壊れるわやたら真剣に心配されるわで、怖くなっちゃって」
512 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 03:55:14.23 ID:kds13Ng0
お前の謎は!全てまるっとごりっと「そげぶ!」
513 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/10(水) 08:19:32.09 ID:N6qHfYDO
>>379で言ってたゴッドイーターと禁書クロスの冒頭的なものを書いてみた。
感想とか聞きたいからちょっと投下してみる
514 :GEクロス [saga]:2010/11/10(水) 08:22:22.90 ID:N6qHfYDO

――いつの頃からか突如現れたアラガミによって世界は支配され、退廃の一途を辿っていた。人類は滅亡寸前であり、遠くない未来に、きっとそれは願わずとも叶うのだろう。


荒神―アラガミ―。
それはオラクル細胞から構成された、神の名を司る生命体。あらゆるものを捕喰し、ヒトもその限りではない。毎日、何万もの人々がアラガミによって捕喰され、死に行く。
強固な結合は通常兵器では全く通用せず、対抗手段として確認されているのは、アラガミと同じ、オラクル細胞から作られた“神機”のみ。

神機を使う攻撃とは、すなわち神を喰らう事。


それゆえ…神機を使用し、アラガミと戦う者のことを、人はこう呼ぶ。



――“GOD EATER” と。
515 :GEクロス [saga]:2010/11/10(水) 08:24:35.07 ID:N6qHfYDO
「へぇ。第一部隊に新人入るってのは本当だったのね」
「みたいですよ。ま、管轄の違う私達には超あんまり関係ない話ですが」
「でも結局、この支部自体に人が増えるのはラッキーって訳よ。仕事が減ることは間違えないだろうし」
「…入ってくるひと、どんな人なのかな…?」



フェンリル極東支部、アナグラ・エントランス。
…ソファーに腰掛ける4人は、噂話に花を咲かせる。


「なんでも、超無能力者って話らしいですよ」
「…アラガミに能力なんてほとんど通用しないからね。本部としては何だって良いんでしょ」
「うん。…はまづらも能力持ってない」
「そう。持ってたところで死ぬ人間は死ぬし、死なない人間は死なない。結局、どっちでも同じって訳よ」
「まあ、そうね。大切なのは神機との適合率なんだしね」


第三部隊のリーダー麦野沈利は、配給品であるコーヒーを飲み干すと、その苦味に少しだけ顔を歪ませながら答えた。


「その上、新型だそうですよ。私も、超さっき初春に聞いたばかりの話なんですけどね」

膝の上に乗せた雑誌をぺらぺらとめくりながら、言葉を発したのは絹旗最愛。


「新型なんて言っても、結局役に立たなかったら意味が無いって訳よ」

缶切りを手にして、呆れるようにフレンダは言った。


「仲良くなれると、いいな…」

誰に聞かせるのでもなく、滝壺理后は呟いた。
516 :GEクロス [saga]:2010/11/10(水) 08:26:39.41 ID:N6qHfYDO

「え!?こ…今度の新人さん、新型なんですか?」

「そーらしいぜ。まあ配属されんのは、あの憎たらしい第一位様がいる第一部隊だから俺達には関わりはねぇけどな」

「でもでも!良いなぁ…新型。たしか新型っていうのは銃も剣も使えるんですよね?」

「そうみたいね。でも涙子…貴女、剣を使ってみたかったの?」

「剣もそうですけど、何より“捕喰”ってのがしてみたいワケですよー!」

「ふぅん…んなもんなのかね?けど、お前には今のままアサルトが合ってると俺は思うぜ?」

「うーん…それは褒め言葉として受け取っても良いんですかぁ?垣根さん」

「要するに貴女の腕が良いってことよ。……それじゃ、無駄話はこれくらいにしてそろそろ行きましょ」

「さっさと片付けて帰りてぇしな。…んじゃ、いつも通り佐天は援護。結標は後ろから奇襲仕掛けろ」


「「了解!」」



それを合図に、垣根帝督率いる第二部隊はひらりと“愚者の空母”へと降り立った。
517 :GEクロス [saga]:2010/11/10(水) 08:31:44.86 ID:N6qHfYDO

「初春!例の新型さんの配属が第一部隊って、どういうことですの!?」

デスクにバンバンと両手で叩きつけながら、白井黒子は叫んだ。

「そんなこと私に言われましてもっていう話なんですけど…大体、新型さんが第一部隊に配属される事に、何か問題でもあるんですか?」

キーボードを叩く手を止めないままオペレーター・初春飾利は、白井をあしらうかのように答えた。

「何が問題って…全部に決まってますのよ!どうして新人が第一部隊に配属で、わたくしが異動にならないんですの!?」

「それはやっぱり、新型として前線で戦って欲しいという上からの願いなんじゃないですかね?」

「ま…前々からお姉様と同じ部隊が良いと上に希望を出しているのは、このわたくしだというのに!それを、そんな黒子の願いを、……新型さんは、いとも簡単に叶えてしまいますのね…」

白井は手を止めて、ハンカチを目元にあてながら感傷に浸る。

「それ以前に白井さん、その事については御坂さんに全力で拒否されてたじゃないですかー。まさか忘れたんですか?」

そんな白井に目もくれず、初春はさらりと毒を吐く。

「くっ!…初春…よくも嫌な事を思い出させてくれましたわね…!大体それは男ばかりに囲まれてるお姉様に、露払いとしての提案でしたのに…」

ぎりりと歯を噛み締め、目の前の人物を睨みつけると白井は言葉を零した。

「はあ…そうですか。それより白井さん、残りの方々は一緒じゃないんですか?」

初春は言葉を確認するかのように、きょろきょろと白井の周りを見回した。

「ああ、お仕事ですわ。ステファニーと削板さん。それに今日は浜面さんも一緒ですの。わたくしの神機は今整備中ですから」

「浜面さんといえば…あの人はこれから忙しくなるでしょうね」

再びモニターに目をやって初春は言う。
518 :GEクロス [saga]:2010/11/10(水) 08:39:53.64 ID:N6qHfYDO

「今更何を。元より第一部隊は多忙な部隊として有名じゃありませんの?」

「それもそうですけど…多分、新人さんの教育係になるのは浜面さんだと思いませんか?」

「…ああ、なるほど。そうですわね。お姉様はともかく…あの方が自ら教えるなんて事は、まず有り得ませんの」

頭にその様子を思い浮かべたのか、やっぱり有り得ないなとでも言うように白井は目を伏せ、首を小さく横に振った。

「あ、白井さん。御坂さん達任務から帰ってきたみたいですよー」


初春が見ているモニターには、小型端末から送られてきてた任務完了の信号を受信した旨が書かれているようだ。


「本当ですの!?」

「サリエル2体の討伐任務。さすが討伐専門の第一部隊。早いですねー」

「あの殿方とお姉様がいらっしゃるんですから当たり前ですの!ではまた、初春。わたくしはお姉様のところに向かいますわ」

白井はデスクに背を向け、すぐに瞬間移動でその場を立ち去った。


「うーん。新人さんが男ってこと…白井さんには言わなくて正解でしたね」

初春はぽつりと呟いた。
519 :GEクロス [saga]:2010/11/10(水) 08:46:58.14 ID:N6qHfYDO

「あー今日も疲れたわねー…」

討伐を終え、後処理部隊が到着したのを確認すると御坂美琴は神機である“レールガン”を下ろし、軽く背伸びする。


「まァな。浜面もいねェ中、二人で行けってところがあのオペレーターふざけてやがる…」

捕喰を終え素材を回収すると要らない物ばかりだ、と一方通行は舌打ちした。


「初春さんの所為じゃないわ。……そういえば、次に来る新人はウチの部隊なんでしょ?…少しは私達も楽になるもんなのかしらね?」

「…そォいや、そんな話があったな。新型で実戦経験はほぼ皆無。まァまともに使えるようになンのは当分先だろォな」

「仕事が増えたりするのは勘弁してほしいトコロよね…その新人教えるのはアンタがやるの?一方通行」

「なァンでリーダーのこの俺が、ンな面倒な事やらないといけないンですかァ?オマエがやれ。超電磁砲」

「嫌よ。じゃあまた浜面さんにやってもらう事になるのかしらねー…?」

「まァ…それが良いだろォな」

「…何にしたって、死ぬことだけはないようにしてほしいわね」

「ハッ!当然だな。ンな事されたら俺の名誉に傷が付く。そいつの人生なンざに興味はねェけどな」


―――迎えのヘリに乗り込み、二人は戦場を後にした。
520 :GEクロス :2010/11/10(水) 08:47:31.87 ID:N6qHfYDO
終わりー
新人というのはもちろん…
521 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/10(水) 08:49:57.33 ID:gRhL.9A0
乙。
ゴットイーターってのがよく分からないけど。
ゲーム?
522 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:28:06.63 ID:gRhL.9A0

需要あるっぽいので、続きを書いてみました。

このスレの>>344からです。

523 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:28:57.85 ID:gRhL.9A0



「さて、取り敢えずどうすっか……」

街中を歩きながら、上条は意見を求めるように呟いた。
インデックスが泣き止んで数十分が経ち、朝ご飯代わりのハンバーガーをぱくつきながら彼が考えているのは勝利条件について、だ。
目的を、ゴールを決めなければ精神的に魔術師達から逃げにくくなってしまう。
その上条の問いに、半分貰ったハンバーガーを丸呑みしてからインデックスは、

「んぐっ……うん。私はイギリス清教所属のシスターだから、同じイギリス清教の教会に逃げ込めば匿って貰えると思う」

「と、なると当面の目的はこの学園都市から出ることかぁ」

学園都市は科学の街だ。
いくつか教会はあるとはいえ、それらは魔術に関わっているようには思えない。
宗教というよりは学問の教会といった方が正しい。

「でも学園都市から出る、っていっても簡単じゃないんだよな……お前ID無いだろ?」

「あいでぃー?」

首を傾げるインデックスを見て、苦笑いしながら上条は頭を撫でてやる。
「あれ?ちょっとバカにされてるかも?」と思いながらも、なでなでされるインデックス。
そんな彼女を見てると、先程歩きながらこっそり聞いた、世界中の原典をその脳に秘めた、汚れ役などにはとてもでは無いが見えない。
そんなことをしているうちにも、歩みは止まらない。

524 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:29:47.36 ID:gRhL.9A0



(学園都市から出る……出来れば誰も巻き込みたく無いけど、“アイツ”に頼るしか無いか?)

上条がそんな思考を展開していると、ふと大通りから出たことに気がつく。
周りの人だかりは落ち着き、道横にはカフェやファミレスなどの飲食店などが立ち並ぶようになっていた。
辺りはうって変わってゆったりとしたスペースが増え、騒音に紛れながら会話することが不可能となる。




「…………んっ?」




ここで、上条は知り合いを見た。
知り合いたる彼女は、ファミレス店の壁に寄りかかるようにして立っていた。
茶色の髪に、茶色の瞳。
雪のように白い肌を包むのは、この学園都市でも屈指のお嬢様学校、常盤台中学の制服。
ベージュ色のベストに、かなり丈が短いスカートが特徴的だった。
彼女も此方に気がついたのか、若干下を向いていた視線を上げ、上条を見る。


525 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:30:23.87 ID:gRhL.9A0



プラス、隣に立っているインデックスも含めて。


「……?ねー、とうま。あの短髪の人と知り合いなの?」

「あー、いや、知り合い、なのか?」

「……」

そんなやり取りを二人が行っている間にも、彼女は茶色の目を点にして二人を見る。
やがて目が緩んだかと思うと、驚きの早さでポケットから携帯電話を取り出した。
取り出した緑色の、ゲコ太と呼ばれるマスコットキャラクターを象ったお子様携帯に上条が反応することは無い。

何故なら、




「あっ、すみません、警備員(アンチスキル)ですか?小さい子にコスプレ着せた変態男が「いやいや待て待って待って下さい三段活用!!」




犯罪者としての誤解を解くため、上条当麻は彼女の口を塞ぐべく飛びかかった。




彼女はこの街に七人しか居ない、超能力者(レベル5)の一人。
第三位、『超電磁砲(レールガン)』御坂美琴である。





526 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:30:59.09 ID:gRhL.9A0





「あっはっはっはっー。モノホンのシスターだったの。ごめんごめん」

「犯罪者認定一歩手前まで行った上条さんとしては、そんなに簡単に謝れると怒りが湧き上がってくるんですが……」

「とうま。終わったことなんだから、ネチネチ言ってると罰が当たるんだよ?」

「罰が当たらなくてもどうせ上条さんは不幸だらけですよーだ!」

オープンテラスのカフェ。
白い強化プラスチック製の丸いテーブルに、上条は上半身を突っ伏した。テーブルの上には美琴が注文したミルクティーも置いてある。
あれから誤解を解くのに全力を使った彼は頬をベターとテーブルに密着させながら、自己紹介を済ませている女性二人を見た。
魔術師と戦ったのより、はるかに疲れるんですがーと上条は心中で呟きながら、予め考えていた設定を口に出す。

「……で、俺の親父の友人の娘らしくてな。俺が学園都市を案内してるんだ」

「ふーん。女の子に優しくすることも出来たのね、アンタ」

「お前の中で俺はどんな立ち位置なんだ!?」

「相手が悪いと思ったら誰かまわず殴り飛ばす男。で、女の子の気持ちに全く気がつかないクソ野郎」

「一体なんでそんな評価に……」

数少ない、女の知り合いによる自分に対しての評価に、上条は精神的にダメージを受ける。
そんな二人の会話に、黙っていたシスター少女が割って入った。

527 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:31:33.96 ID:gRhL.9A0


「で、みことはとうまと知り合いなの?」

「うーん、知り合いっていったら知り合いね。二ヶ月前に会ったばっかだけど」

「不良達に巻き込まれて電撃喰らいかけたことは、絶対に忘れない……!」

「あれはアンタのタイミングが悪かっただけでしょ。男が細かいこと一々気にしない」

この二人の出会いはソレ程対した物でも無い。
ただ不良達に囲まれていた美琴を、上条が根性出して助けようとした瞬間、不良達に向かって美琴が電撃放出。

まぁ言ってしまえば、上条が不幸なだけだった。

その時の電撃を右手で防いだのに驚かれ、何故かこうやって時々街中であってしまう仲に。

それらをぽけーと思い起こしていると、

「ふーん。とうまって女たらしだったんだ」

「何を聞いたのでしょうかインデックスさん!?」

じとーとした目で見られ、のけ反る上条。
のけ反る上条をじとーとした目でみるインデックス。
どうやら彼女は何時の間にか美琴からとんでも無いデマ(だと上条は思っている)を吹き込まれたらしい。
これが、第三位の力か…….っ!と、心震わせつつこの状況を作り出した少女を恨めし気に見る。


528 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:32:11.57 ID:gRhL.9A0



「…………?」


が、気まずい空間を作り出したことへの抗議の言葉は、出なかった。
何故なら、

「……みこと?」

「んっ?なに?」






「どうして、そんな泣きそうな顔してるの?」






カチャリ、と。
テーブルの上に置かれた、ミルクティーのカップを持ち、美琴の動きが止まる。
彼女の表情は、少し、いや、ハッキリと暗かった。

まるで、自殺寸前の人間みたいだったと上条は思う。
目は暗く、澱んでおり、上条とインデックスに向けるのは何らかの嫉妬の視線。
表情は白い肌が更に白くなっており、血が本当に血管を流れているのか心配になる程だった。

だが、インデックスに声をかけられた瞬間、暗さはなりを潜め、先程までと同じ明るい顔となる。
でも、暗い表情を見た上条には、無理しているようにしか見えない。恐らく、インデックスも同じだろう。

529 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:32:56.30 ID:gRhL.9A0


「……大丈夫よ。ちょっと、色々あってね」

「何か悩み事があるなら相談に乗るんだよ。私はシスターだからね」

「ふふっ……ありがと。気持ちだけ受け取っとくわ」

むぅ、と唸るインデックスに言葉を返し、上条の方へと美琴は視線をうつす。

「なんかアンタ達も訳有りなんでしょ?」

「……やっぱり分かるか?」

上条は頭を恥ずかしそうにガシガシかく。
どうやら、さっきの嘘の設定もばれてるようだ。
なんとなくだが、そんな感じがする。

「まっ、色々おかしいしね。インデックスっていう名前からしておかしいもの」

「……まぁ、確かに」

目次、なんていう名前の人間なんか、この世に殆どいない。
だけどまぁ、と美琴は、

「あんまり深くは聞かないし、他言もしない。でも、あんまり無茶はしないのよ?」

「あー、うん。なるべく善処する」

「とうま!」

「おわっ!?」

530 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:33:35.33 ID:gRhL.9A0


いつ近付いたのか、ずいっと顔面至近距離衝突ギリギリまで迫った少女の顔に、思わずドキンッ、としてしまう上条。
対するインデックスは可愛らしく頬を膨らませながら、

「とうまが私のために戦ってくれるのには嬉しいけど、無茶はだめだよ!とうまが怪我したりしたら、意味が無いんだから!」

「は、はい……」

上条がどもりながら返事を返すと、よしっ!と言って視界一杯に広がったインデックスの顔が離れて行く。
それに少々未練を覚えながらも、彼は椅子から立ち上がった。

「えっと、俺ら行くな?」

「正直今の会話聞いてますます思うところが増えたけど、まぁいいわよ」

「……ありがとな」

「別に、気にしなくていいわ。まぁ精々折角の出会いをおじゃんにしないことね」

「分かってるって」

そして上条はテーブルから離れる。
此処では無く、知り合いに電話するために目立たない場所へと。

「……ねぇ、みこと」

「……なに?」

が、インデックスはその後を直ぐに追わなかった。
椅子から降り、まだミルクティーのカップを持ったままの美琴に尋ねる。
少し、真夏の空気を誤魔化すような風が吹く。
彼女に、インデックスは問いかけた。








「さっきの『無茶するな』っていう言葉は、本当は誰に言いたいの?」





531 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:34:18.78 ID:gRhL.9A0





「……シスターって、凄い」

上条とインデックスが居なくなった後、最初に美琴が発した言葉がそれだった。
感情を隠すのが苦手とよく周りから言われるが、それでもここまで見抜かれるとは。

「インデックス、かぁ……」

あんなに小さなシスターなんて居るんだな、と思っていた第一印象は即座に塗り替えられた。
あれは、あんなに小さいながらも自分より、遥かに『違う』。

「……悩み、打ち明けてもよかったかなぁ……」

と、口に出してから心中で否定する。
だめだ。これは、自分の問題であり、何か事情がありそうな彼女に打ち明けるような物ではない。いや、誰だろうと打ち明ける訳にはいかない。
第一、打ち明けても無駄だ。


この問題は、どんなヒーローが現れても解決しない。


美琴は、それを知っている。
自分の脳みそに刻み込まれていてもおかしくない程、知っている。
だから、彼女は、




〜〜〜〜〜♪

「ーーー」

532 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:35:02.19 ID:gRhL.9A0


携帯が鳴った。
ただし、先程上条達の前で取り出したゲコ太の携帯では無い。
左のポケットから取り出されたのは、機能性重視がハッキリと分かるメタルシルバーの折り畳み式携帯だった。
初期設定の、無機質な着信音が鳴り続ける。

「……」

彼女は立ち上がり、ミルクティーの代金を台の上に置いて歩き出す。

ピッ!

「……もしもし」

『私よ、私』

「私私詐欺は間に合ってるんで。では」

『冗談よ。というより、声で分かるでしょ?』

携帯の向こうに聞こえないように、美琴は不機嫌そうな息を吐く。
実際その通りだからだ。
この携帯の向こうにいる人物の声を間違えることなど、これからの人生でも絶対にないだろう。

「……で?要件は何ですか“センパイ”?」

533 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:35:43.68 ID:gRhL.9A0


『敬語じゃなくてタメ口でいいのに。序列は貴方の方が上なんだから』

「じゃあ其方から敬語を止めて下さい」

『敬語口調が私のキャラだからダメよ』

クスクスと、僅かな笑い声が微かにだが聞こえる。
彼女は歩きながら会話を続ける。

「ねぇセンパイ。無駄な会話は止めにしませんか?どうせ“仕事”なんでしょ?」

『あぁ、ごめんなさい。心を読めない会話はつい楽しくって』

「はぁ……」

今度は向こうに聞こえるように、ハッキリため息を吐く。
これくらいはやらないと鬱憤は晴れない。
彼女は歩く。


その足は、路地裏、深い深い闇の方へと進んでいた。
先程のカフェからも既に遠い。


「で?内容は?」

『せっかちね……今回は少々特殊よ』

「特殊?」

『暗部じゃなくて、超能力者(レベル5)への指令なのよ。だから実質、レベル5傘下の能力者何人か以外はこの任務に関わらないわ』

534 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:37:10.13 ID:gRhL.9A0


「レベル、5のみ……」

『当然、全員よ。“彼”も勿論、ね』

「……」

美琴は無言。

彼女は歩き続ける。

「あん?嬢ちゃんなんでんなとこにガァッ!?」

彼女は歩き続ける。

「テメェ!?一体何ガァァアッ!?」

彼女は歩き続ける。

「ひ、ひぃぃぃいっ!?た、助けぁああああああっ!?」

彼女は歩き続ける。

「こ、の、化けもん、が……」

彼女は歩き続ける。


彼女は、歩き続ける。


やがて、ピタリと足を止める。
そこは路地裏の中でもかなり開けた空間だった。
美琴は携帯を耳に当てたまま、背後を振りかえる。


そこには、電撃で死なない程度にまで痛めつけられた不良達の道が出来ていた。
ピクピクと、時折痙攣するところから、かろうじて死んでいないのが分かる。

『あれ?能力使った?通信が悪くなったわよ』

「ちょっと邪魔だったので。で?内容は?」

535 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:40:57.83 ID:gRhL.9A0

人を痛めつけても何も思わなくなった自分に、美琴は笑う。
愚かだと、馬鹿だと。
唯一の救いは、人をまだ殺していないことか。
だが、今回の仕事の内容次第では、いや、いつかこの手を直接血に染める時が来るのだろう。
それが早いか遅いか、ただそれだけだ。

『今回の内容は捕獲。よかったわね』

「ターゲットは?」

少しホッとしながらも、彼女はそれを見せない。
携帯の向こうに居るのはある程度信用にあたいする人間とはいえ、余り弱い所は見せたくない。

『この電話の後に写真データごと全部資料送るわ』

「……センパイも出るんですか?」

『まぁ、統括理事長直々らしいからね。上層部の連中ならいずしらず、一番上からだから』

内心。
美琴は驚いていた。
まさかトップが動くとは。
だが、同時に打算も働く。

上手く立ち回れば、『救える』かもしれない。
救うというよりは、元に戻す、だが。

「……そうですか、では」

返事を聞かず、通話を遮断する。
ふぅー、と大きく息を吐き出し、空を見上げた。


切り取られた視界から覗く空は何処までも青く、何処までも綺麗だった。


〜〜〜〜〜♪


またもや携帯が鳴る。
ただし今度はメールだ。
彼女は携帯のボタンを押し、中身を見る。




そこに映っていたのは、白い修道服を着て満面の笑みを浮かべた少女だった。

あの、インデックスという少女だった。
536 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:41:48.52 ID:gRhL.9A0







「とうま、どうするの?」

「俺の友達の力を借りようと思う」

第七学区に存在する、廃墟ビルの一つ。
その瓦礫と剥げた塗装が目立つ中で、上条とインデックスは会話していた。
上条が自分の携帯を見せながら言った言葉に、インデックスは下を向く。
彼女は何も言わないが、大体何を考えているが分かる上条は、苦虫を噛み潰したかのように表情を歪め、

「分かってる。けど、やっぱり二人じゃ無理なんだ」

そう、無理だ。
ただのサラリーマンが時限爆弾のタイマーを解除出来ないように。
ただの高校生である上条には、インデックスを外に連れ出すだけの手札さえない。
手札(知識)があれば立ち回れるが、それが無ければ逆にどうしようもなくなるのだ。

537 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:42:27.90 ID:gRhL.9A0


インデックスの不安を拭うように、彼女に目線を合わせるように屈んで喋る。

「今から呼ぶのはそれなりの奴だ。俺と違って手札(知識)も一杯持ってる。……それに、信用出来る」

「……うん、分かった」

インデックスは頷いた。
そして顔を上げ、




「私は、とうまを信じてる」




そう、目を見つめながら言った。


「……いいのかよ、神様を信じてるシスターさんがんなこと言って」

「いいんだよ。信仰と信頼は全く別物だから」

そうか、と上条は笑いながら言った。
そうなんだよ、とインデックスは笑いながら言った。


もし、この光景を見た人が居たとして、誰が信じてるだろうか?






この二人が、この世界に嫌われた不幸な者だと。




538 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:43:03.99 ID:gRhL.9A0



ピピピッ!と、突然電子音が鳴り響く。
音源は上条の携帯からだった。
インデックスは上条の持つ携帯を見つめ、

「さっきから気になってたんだけど、なんなのそれ?」

「何って……携帯電話」

「ケータイデンワー?」

こりゃ驚いたと、上条は少しだけ引いてしまう。
掃除ロボットを見た時や自動販売機を見た時も思ったが、この少女はとにかく科学の知識が無いらしい。

「えーとだな、これは遠くの人と何時でも何処でも会話出来る道具だ」

「むむっ!?か、科学は使い魔だけでなく、誰でも使える通信用霊装まで作り出したの?怖るべし科学……」

なんだかとんでもない勘違いをしてそうな彼女を横目に見つつ、上条は耳に携帯を当てた。

「もしもし?」

『上条ちゃんっ!!』

「おわっ!?」

イキナリの大声に、鼓膜がキーンッ!と痛む。
携帯から聞こえて来たのは甲高い、子供のような声だった。

539 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:43:42.09 ID:gRhL.9A0


「なんだ、小萌先生か」

『なんだ、では無いのですよー!』

声の主は上条の担任教師だった。
声のみなのでまだましだが、見た目は小学生程度のミニマム教師で、とてもでは無いが大人には見えない。

『上条ちゃん補修はどうしたんですかー!?今日あるって朝言いましたよー!?』

「……あっ」

間抜けな声を上条は上げる。
そういえば、そんなものもあった。
そのせいで朝ローテンションだったというのに。
チラッ、とインデックスの方を見る。
彼女は「?」と首を傾げていた。
返事は、既に決まっていた。

「……すみません、先生。今、補修なんかより百万倍大切なものがあるんです」

『……』

普段なら「そんなこと言ってたら将来大変ですよー!?」と言って来そうだが、上条の言葉に秘められた重さを感じ取ったのか、沈黙が帰ってくる。

540 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:44:17.09 ID:gRhL.9A0


………………。


やがて、向こうから声が発せられた。

『……全く、上条ちゃんは本当におバカさんですねー』

言葉には呆れと、心配と、少しの嬉しさが篭っていた。
上条は察する。
だから、

「……ありがとうございます」

心を込めて、礼を言った。

『でもあんまり危ないことはしないで下さいね。上条ちゃんも、私の大切な生徒なんですからー』

「はははっ……」


グイッ。


「んっ?」

(…………)

上条はズボンを引っ張られ、みるとインデックスが不安気な顔をしている。
巻き込んで迷惑をかけたことを、心配しているのか。
彼は気にすんなという思いも込めて頭を撫でる。もうすっかり撫でるのにも慣れていた。
上条の手から伝わる心地よさにインデックスは目を細める、






が。
ふと、上条の手に反応しなくなり、どこか一点を見続ける。
釣られるように上条も視線を動かす。


541 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:44:52.58 ID:gRhL.9A0



廃墟ビルの部屋。その入り口、二人の前方に男が立っていた。
身長は百八十はあり、耳にピアス、そして青い髪が特徴だ。

そして、上条と全く同じ制服を着ていた。

「青髪?」

男のあだ名を呼ぶ上条。
彼は青髪ピアスというあだ名の、上条のクラスメイトだった。
その変態性はともかく、以外といい奴なので上条とよくつるんでいる。
だが、と、上条は疑問に思う。
彼は上条と同じように補修組の筈。
なのになんでここに居るのか。
なんで、なんで。






何故、こうも見ているだけで不安に思う?


542 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:45:32.27 ID:gRhL.9A0



『青髪ちゃんもそこに居るんですかー?』

「えっ、いやその……」

呟きが携帯の向こうにも伝わっていたらしい。
インデックスを少しずつ左手で下げながら、上条は何故か全神経を集中させた。
何故なのか、上条にも分から無い。
目の前に居るのは友達……親友の筈なのに。

そして、答えを考える上条の耳に、






『青髪ちゃん、五分程前に教室から出て行っちゃったんですよー』






その後、何か言ったかもしれないが上条は認識出来なかった。
それよりも、無視出来ないワードがあった。

五分。五分前。

あり得ない、と上条は思う。
この廃墟ビルから学校まで五分で移動するなんて、絶対に、どんな手段を用いても不可能だ。

それこそ、上条が想像も出来ないような移動手段でも無い限り。

543 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:46:20.35 ID:gRhL.9A0


やがてプツン、と携帯から音がしなくなる。通話を切ったからだ。
ゆっくりと、ポケットに携帯を入れ直し、青髪ピアスを見てーーー

「あっ」

上条は気が付いた。
漸く気が付いた。
自分が、どうしてここまで不安になっているのか。




笑っていないのだ。いつも、場をバカな発言で和ませる彼の顔が。




「」

動けたのは、経験故か。
横にスライドするように、インデックスがいない右側に回る。
ジャリッ、と。靴の底が瓦礫の欠片を砕く。


瞬間、元いた場所を拳が通過した。


遅れてゴバッ!と、何かが砕ける音が鳴る。
音が鳴ったのは、青髪ピアスが元いた場所。
コンクリートの床が、膨大な衝撃を受けたかのように粉々になっていた。
そして、上条が躱した拳の主は、彼に決まっていた。

544 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:46:59.21 ID:gRhL.9A0


(ーーーッ)

ゾクッ、と。
上条の全身が震える。
今のは、人間が生身で出せるような早さでは、無い。
いや、出したとしても逆に体が壊れるくらいの速度だった。
それに、信じられなかった。
青髪ピアスは、上条と同じ無能力者(レベル0)の筈だ。
なのに、何故。
何らかの薬や兵器でも使っているのか。
一瞬と呼ばれる時間の間に、様々な思考が駆け巡る。

「テ、メェ……何しやがる!?」

だが上条がしたことは、真正面からから殴りかかることだった。
難しいことは抜きにして、とにかくいつものように殴り返そうと、右のストレートを放ったまま止まっている青髪ピアスの顔面へと、右の拳を叩き込んだ。

ゴンッッッ!!!と、打撃音が鳴る。




ただし、壁と肉がぶつかったような、だ。




545 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:47:43.65 ID:gRhL.9A0


「ーーっ!?」

ズキンッ!と、右手から痛みが生じる。
青髪ピアスの顔面に拳はしっかりと当たっている。頬をえぐるような形だ。
しかし、何故か壁に拳を叩きつけたかのように、右手に痺れが走る。

「……」

そして思わず固まっている間に、強く右手を右手でひっ掴まれた。
上条が掴まれたことに反応し、動こうとした時には、


ブンッ!!と、思いっきり投げられていた。


(……はっ?)

余りの出来事に、上条は宙を舞いながら呆然とする。
実際、彼がやられたことは単純だった。

右手を持ったまま、片手で袋を投げるように投げられた。

体重移動とか、重心とか、力を受け流すとか、そういった技術など無い。
ただ掴んで投げる。
上条は、それをされただけ。
あり得ない。普通の人間なら肩を壊す行為。
上条の腕が壊れてないのは、たんに運がよかったから。

546 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:48:19.20 ID:gRhL.9A0


そして、上条はゴミの如く十メートル先の壁に叩きつけられる。

轟音が、廃墟ビルの部屋に響いた。

「がっ……がぁぁぁああああああああああああああああああああっっっ!!?」

絶叫。
壁が悲鳴を上げる程の速度で叩きつけられた上条の喉から、張り裂けんばかりの絶叫が響く。
メキメキと、体の悲鳴が直接脳に伝わった。

「とうまっ!」

「がっ……ぐっ……」

ズルズルと、壁に寄りかかり座り込む上条に駆け寄るインデックス。
その姿を見て、必死に力を振り絞り、立ち上がる。
膝は情けなく震え、右手はズキズキと全体が痛むがそれでも、立ち上がる。
立ち上がり、彼は問いを発した。
現実を、信じたく無いがために。
だが、彼は分かっていた。現実は変わらないと。

「お前……誰だよ」

それ故、言葉は疑問系で無く、されどゆっくり二人に近付く彼は答える。






「学園都市序列第六位『肉体変化(メタモルフォーゼ)』」






その姿は、上条が知る親友の姿では無くーー


ただただ、任務を遂行するだけの兵器(人間)が居た。


547 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/10(水) 09:50:40.57 ID:gRhL.9A0

ここまで。
面白いと思って頂けたらこれ幸い。
かなりオリジナル設定(自己解釈)も入るけど大丈夫かなぁ……

感想など、くれると嬉しいです。
548 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 10:48:34.11 ID:W0GqV.I0
間違えたorz
>>491ですが心理掌握→心理定規です
心理って見えたからね…
549 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 13:10:02.64 ID:Ejarq9oo
>>509
くっそワロタ
550 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/10(水) 13:15:52.12 ID:LDn.qcwo
>>547
面白そうなオリストですねぇ
でも折角インデックスと仲良くなった美琴が立ち塞がるシーンとか想像すると切ないシーンになりそうだなぁ・・・
551 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/10(水) 14:55:28.10 ID:xsNPOX.o
kanzaki38の動画流出事件について

今回インターネット上の動画サイト「misatube」にkanzaki38を名乗る人物によって、
超能力とは異なる謎の力を行使する人物が撮影された動画がアップロードされた。

当局はkanzaki38が何者なのか、犯人探しを始めている。
552 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 15:10:06.99 ID:dhM/TJwo
     从;;,,火;,,人, , ,,,;;;;; 从
    て:´ `:  .``:.人;'/,,;ヾ ⌒,.;・;
   (´'" ;:"' `〜;、 ,,;:・;;   ,,)"'
  ;..;;,::,..~"⌒ >>551  ;;, ゙;`(´⌒;;:
 、,; ,,;;`゙゙' (´:(´;⌒;从;;人;;;⌒`),゙. :::''"
  ゙;"(´⌒;(´∴人;;ノ;^^)",.;・;;:ζ,,;;"' ∵
 (,,;;:";;: (´⌒;;:(´⌒;人;;从;;;;:人;;:.`)";
`(´(´⌒;;从;;ノ;;⌒`);";⌒`)`)⌒゚:;"'' そ    _,-、-,
                            | 〃  ̄ ヽ     S a l v e r e 0 0 0
                  ========!iとエヽ !/从i.リl)) _ 救われぬ者に救いの手を
                             〈 ハ||#゚ -゚ノ|/ //
                           ))l⌒l二{ヾ)/
                          ゛〈坐〉人ヽ二).:.:.:::.:.:::.:.:.:.:.:.:.:.:.
553 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 15:15:40.14 ID:UJitriQo
上条総理大臣「……えー、その件にいたしましてはー……、そのー……」

「総理! 他の女の子と歩いてたってどういうことなのかな!?」 「こっちの質問無視すんなやゴラァァァ!!」

神裂官房長官「―――うるっせぇんだよ、ド素人が!!」


ここまで思いついた
554 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 15:24:13.20 ID:UC3FiwAO
官房長官のセリフがイイねェ
555 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/10(水) 15:28:18.72 ID:A3rmloAO
>>520
エリックですねわかります
556 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 20:31:59.60 ID:bBJLa7Io
>>547
イイヨイイヨー!!
インデックスさんのシスターぶりがたまらんね
557 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/10(水) 22:37:07.58 ID:QKTKa.AO
>>547

これは良いね
558 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/10(水) 22:48:45.62 ID:4/pTduko
乙ゥ

削板や一方さんの動きがめっさ気になるね期待期待!
559 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/10(水) 23:40:14.76 ID:PKnebawo
>>520
さぁ早く書き溜めの作業に戻るんだ

>>555
上だ!!
560 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 23:43:22.29 ID:UC3FiwAO
>>559
「上だ!!」って言うから
天井を バッ!
って見上げちまったんだが…
561 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/10(水) 23:44:26.27 ID:LDn.qcwo
>>560が天井亜雄と見つめあってると聞いて来ました
562 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 23:49:02.91 ID:UC3FiwAO
>>561
目を覚ますと、視界には
見知らぬ天井と…
そこに張り付いている天井亜雄がいた…

ちゃうわっ!
563 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 02:31:43.65 ID:4LQ.CR2o
目をさますと隣には見知らぬ天井
564 :結標「逆ハーレム」 :2010/11/11(木) 03:26:35.77 ID:.0EwqgM0

greeのcm見てたら、浮かんだんで投下します。

結標のキャラだけが崩壊してます。
565 :結標「逆ハーレム」 [sage]:2010/11/11(木) 03:28:33.86 ID:.0EwqgM0
結標(冷静に考えると、グループって私以外男よね)

一方通行「………」カチャカチャ(杖の手入れ)

海原「…………」パラパラ(本読んでます)

土御門「……………」カタカタ(pcいじってます)

結標(これって所謂、逆ハーレムよね。
   アイテムの例があるから、その逆もありよね)

””””””””””””””””””””””””””””””””””

一方通行「結標ェ、いや淡希。
     オレはオマエを守るためなら、どンな壁だって越えて見せる。
     オマエはオレの女だ。何があってもな」

””””””””””””””””””””””””””””””””””
結標「………………/////」
   
結標(わ、悪くないわね。いつも、姉的な立場だったから、守るとか言われたことないし)

一方通行「…………」カチャカチャ

結標(確かに口悪いし、悪人面だけど。
   面倒見よさそうだし、なんだかんだ言って、大事にしてくれそう)
566 :結標「逆ハーレム」 [sage]:2010/11/11(木) 03:29:36.33 ID:.0EwqgM0
海原「…………」パラパラ

結標(海原……かぁ)

”””””””””””””””””””””””””””””””

海原「大丈夫ですか?顔色悪いですよ。
   無理しないでくださいね。あなたに倒れられると、気が気じゃないですから」

””””””””””””””””””””””””””””””””””

結標「………………//////」

結標(な、なかなかじゃない。いつも紳士的だし、何かと気が利くし)

海原「……………」パラパラ

結標(でも、やる時はやるって感じよね。
   普段、温厚な割にいざとなったら、体張って助けてくれそう。
   ギャップってやつ?)
567 :結標「逆ハーレム」 [sage]:2010/11/11(木) 03:30:47.72 ID:.0EwqgM0
土御門「…………」カタカタ

結標(土御門…………、うーん………)

”””””””””””””””””””””””””””””””””

土御門「行くぞ。これで終わらせる。
    これが終わったら、一緒になってくれ、結標。
    今まで騙してたが、俺は義妹なんかより、お前のほうが好きだ」

””””””””””””””””””””””””””””””””””””

結標「………………//////////」

結標(ちょ、ちょっと、死亡フラグよ、それ。
   でも、最愛の人を失う悲劇のヒロインってのも悪くないわね)

土御門「……………」カタカタ

結標(でも、こいつ死にそうにないかな。
   だったら、やっぱりその後は平和になった学園都市で夫婦として,
   って、何考えてんのよ、私はーーーーー//////)

海原「……なんで、あの方は顔赤らめて、悶えてるんでしょうか?」

一方通行「ほっとけェ、うつるぞ」

土御門「これはいいネタができたぜよ」

結標「っっっっっっ/////////////」ゴロゴロ

568 :結標「逆ハーレム」 [sage]:2010/11/11(木) 03:32:35.70 ID:.0EwqgM0

自己満足すいません。

あー。すっきりした。
569 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 03:59:59.13 ID:CaKvj.AO
>>568
大きな声で言わせてもらおう…
GJ!超乙!
キャラ崩壊してるって?
いやショタコンじゃないだけだ

あわきんのSS増えないかねぇ…
あーくん×あわきんだけじゃ足りないな、上条×結標とかいいな。
570 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/11(木) 04:08:48.68 ID:3O4Uj6AO
良いな。かなり良い。すごく良いぞ
571 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/11(木) 11:42:44.45 ID:Ax3MA9ko
何と言うかあれだな
カップリングじゃなくて妄想ってとこがいいな
572 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 12:11:21.65 ID:vc2TPEAO
グループってそういや美男美女揃いなんだな、顔の造形は強さに比例するのかな
573 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/11(木) 12:48:30.71 ID:NJEBUEw0
>>571
すげぇ分かる。妄想って所がなんか可愛くて良いな
しかし普通にグループの男達に大事にされるあわきんもそれはそれで良いかもしれない…
574 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 15:39:16.79 ID:LBz65xgo
>>572
テッラさんディスってんのかコラ
575 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 15:43:36.11 ID:iYuBquYo
実はローアングルのサービスにやられてしまった一方通行
576 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 17:44:38.84 ID:3y85..AO
一方通行「素敵なローアングルのサービスアリガトウ! 今日のオカズはオマエだァ!」ハアハア

結標(き、危険過ぎる……貞操的な意味でッ!)
577 :今日は11月11日ですね :2010/11/11(木) 18:00:28.58 ID:0XVXQNco
一方通行はレストランに居た。
向かいの席には打ち止めが頼んだメニューがまだかなとソワソワしている。
それを退屈そうに一方通行は見ていた。

「少しは落ちついたらどォなンだよ…」
「これでも落ちついてるよ?ってミサカはミサカは胸を張ってみたり」

一方通行はそれを言われ溜息をつく。
打ち止めはそこで会話が終了したと思い、またソワソワし始めた。


数分後。

「お待たせいたしました、チーズinハンバーグのお客様」
「はいはーい!ってミサカはミサカは元気よく返事してみたり!」
「ふふ、はい こちらお熱くなっておりますので、お気をつけくださいね」
「うん、大丈夫だよ!ってミサカはミサカはフォークを取り出してみる!」

ウェイトレスはフォークを取り出す打ち止めを見て、その場を去っていく。
一方通行の料理はまだ来ない。
それを見て打ち止めは

「一口食べる?ってミサカはミサカは貴方に聞いてみる」

馴れないナイフとフォークを使って、せっせとハンバーグを切る。
ハンバーグの中に入っているチーズがドロリと肉汁と共に出てくる。
それをフォークで上手く絡ませ、一方通行のほうへと運ぶ。
しかし、油がぽたぽたとテーブルに落ちていた。

「いらねェよ、もうすぐ俺の来るしなァ」
「そんな事言わないでってミサカはミサカはムッとしてみる。あーん」

打ち止めはキッと眉毛を逆八の字にして言う。
それを見た一方通行はしょうがなくフォークに刺さったハンバーグを食べる。
熱かったのか、一方通行は咳き込む。

「だ、大丈夫?ってミサカはミサカは心配してみたり・・・」
「問題ねェよ・・・あっつ」

一方通行ははふはふと口の中に出来るだけ空気を入れ、少しでも冷ました。
舌がヒリヒリするので、火傷したなァと思ったが口には出さなかった。
出したら、目の前にいる打ち止めがまたギャーギャーと騒ぎ始めるからである。

「ごちそうさまでした!ってミサカはミサカは礼儀正しく手を合わせて言ってみる!」
「ンじゃ帰るかァ」
「待って!」

帰ろうとする一方通行を止める打ち止め。
一方通行が打ち止めを見た時には、打ち止めは鞄から何かを出そうとしていた。
打ち止めの小さな鞄から―――お菓子のような物が出てきた。
578 :アハギャハ :2010/11/11(木) 18:01:35.72 ID:0XVXQNco
「じゃじゃーん、ポッキー!ってミサカはミサカは見せびらかしてみたり!」
「店の中で出すンじゃねェよ」

すかさず親のように突っ込む一方通行。
それが気に食わなかったのか、打ち止めは頬が少し膨れる。

「ぶーぶー!今日はあなたと『ポッキーゲーム』をやる為に買ってきたんだもん!ってミサカはミサカは早速ポッキーの包みを開けてみる」

パキパキパキと、チャックのようになってる蓋を開ける。
中には袋が三つ。
味はチョコレートと書かれていた。

「ポッキーゲームってなンだよ」
「うんとね!ミサカネットワークの…あれ、個体名が不明だ。まぁいいや、その人が『ミサカは上位固体にアドバイスすると、明日、一方通行とポッキーゲームやったら幸せになれるよ』って言われたから、今日こっそりポッキーを買ったの!ってミサカはミサカは貴方に報告してみる」
「その喋り方完全にアイツじゃねェか……」

一方通行はイライラしていた。
経緯はともかく、何かと聞いたのに答えが帰ってこないからである。
まだ少し長いすると思った百合子は、コップに入った水を飲んでからこう言う。

「ンな事はどォでもいいンだよ。ポッキーゲームってなンだって聞いてンだよ」
「ああ、そうだったね!えっと、ミサカが持つ方をを口にくわえて、もう片方にあなたが口でくわえて、食べていって食べていって……成功したらチューするの!」
「ぶふっ!!」

飲んでいた水を噴出してしまう。
予想以上にバカげたゲームだからである。

「き、汚いよ?ってミサカはミサカは驚いてみる…」
「番外個体コロス…」



その頃。

「ギャハハハ!水吹いてらぁ!!愛しの打ち止めちゃんとポッキーゲームするのかなぁ?うんー?ギャハ」

番外個体は打ち止めを通して百合子と打ち止めの会話を聞いていた。

場面は戻って。

「ンで、なンで俺とやるンだよ」
「え?うーん…楽しそうだし、あなたとチュー…したいから?ってミサカはミサカは照れくさそうに言ってみる…」
「いや、なンで俺とその…チューするンだよ、訳がわかんねェ。黄泉川とでもやってろ」
「もー 貴方が良いの!ってミサカはミサカはそろそろ怒ってみたり!」
「はァ…」

いいかげん、目の前の打ち止めに嫌気がさしてくる一方通行。
番外個体は後で殴るとして、目の前の打ち止めをどうするかどうかが問題であった。
579 :番外「よーし、この場面をSSにしよう。そうしようGEPにうpしよう。ギャハハハ!!」 :2010/11/11(木) 18:02:35.42 ID:0XVXQNco
「えっへへー こうやって、口でくわえて、んー!」

打ち止めは小さな唇と唇の間にポッキーを挟む。
口の中では必死に歯で挟んで折れないようにしている。
一方通行に顔を近づけて目の前に居る一方通行にやらせようとする。

「やらねェ…場所が悪すぎるだろォ」
「んー!ふはふふ!!」

何を言っているのかが分からなかった。
口がふさがっているからである。

「ひふぁかはひふかは…」
「……」

少しずつ打ち止めの目がうるんでいく。
涙を流そうとしていた。

「ひはかは……」
「面倒くせェなァ…」

パキッと言う音と共に、一方通行はポッキーをくわえ…、ものすごいスピードで食べていき。

「ん!」


打ち止めに口づけをした。



「これで満足か」
「う、うん・・・ってミサカはミサカは驚いてみる」
「帰るぞ」

一方通行は立ち上がり、レジへと向かった。
打ち止めはまだ呆然としていた、あまりの出来ごとに驚きが隠せないのである。

その日、そのレストランでは…ポッキーゲームが流行ったとか流行らなかったとか。

11月11日 ポッキーの日に起きた出来事。
打ち止めの大人の階段が一歩進んだ瞬間でもあった。

おわり
580 :よし、その時のMNWもうpしちゃうぞ☆ :2010/11/11(木) 18:03:08.40 ID:0XVXQNco
おまけ

1 以下、名無しに変わりましてミサカがお送りしますID:*****
http://misaka.pic/247854

2 以下、名無しに変わりましてミサカがお送りしますID:1775
何これ

3 以下、名無しに変わりましてミサカがお送りしますID:13567
うわ、セロリかよ

4 以下、名無しに変わりましてミサカがお送りしますID:18878
つかwwwwwwマジ、これ上司じゃねwwww何やってんのこいつ等wwww

5 以下、名無しに変わりましてミサカがお送りしますID:16656
ID不明とか、隠蔽しすぎだろ

6 以下、名無しに変わりましてミサカがお送りしますID:14510









え?

7 以下、名無しに変わりましてミサカがお送りしますID:15027
通報しますた

8 以下、名無しに変わりましてミサカがお送りしますID:*****
うわ、はええ

9 以下、名無しに変わりましてミサカがお送りしますID:14510
コラだよね コラだよね




え?

10 以下、名無しに変わりましてミサカがお送りしますID:20001
このスレは規約に反するので、強制的に削除されました。
581 :番外個体 :2010/11/11(木) 18:04:42.79 ID:0XVXQNco
以上、ミサカの報告でした☆
セロリはいつでもどこでもセロリだね、ミサカ惚れぼれしちゃうよ。なーんてギャハハハ


と冗談はさておいて、11月11日 ポッキーの日にちなんで書いてみました。
打ち止めの唇は柔らかいに違いない。そうに違いない。
582 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 18:14:37.53 ID:Ax3MA9ko
ポッキーゲームなんて幻想ですよ
流石の上条さんでもこの幻想は殺せまい
583 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 18:17:05.54 ID:NJEBUEw0
こいつらラブラブじゃないか…どうしようこのバカップル
しかしこれは一方さん百合子設定なのか? 分かっても特にどうという事は無いが、妙に気になった
584 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage ]:2010/11/11(木) 18:18:08.54 ID:3GNzGBo0
百合子たんハアハア
585 :ギャハ [sage]:2010/11/11(木) 18:19:16.52 ID:0XVXQNco
>>583
んぁー 最初百合子で書いてたんだけど
一方さんのほうがいいかなぁって思って全部書き終わった後に直した。直しちゃ駄目だったかねぇ。
百合子って字を一方通行に変えただけだからな・・・やっぱり分かっちまうかぁ。
586 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 18:20:37.55 ID:Q1Md8x2o
おいリンク先が表示されないんだけど



おい
587 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 18:21:07.79 ID:0XVXQNco
>番外個体は打ち止めを通して百合子と打ち止めの会話を聞いていた。

馬鹿野郎め・・・まぁいいや。どうとでも解釈しちまってください。
588 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/11(木) 18:37:56.04 ID:BfTWl4c0
ポッキゲームいいなああああ 超ニヤニヤ 乙です

科学ばっか書いて魔術全然書いたことなくね?と思って書いてみてあまりの難しさに挫折した。
と、とりあえず序盤だけ……10レスほど借りてもいいっすか?
589 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 18:42:20.80 ID:veLr0RU0
借りてもいいっすか、じゃねえよ
借りますねって言って投下しろや
早くしてくれないと俺が待ちくたびれて死んじまうだろ
590 :ヴェント「―――――前方の、ヴェントだ」1 [saga]:2010/11/11(木) 18:43:52.87 ID:BfTWl4c0
目の前にひょうひょうとした表情で立っている男を見た第一印象は、
年齢不詳な外見でも、 真っ赤な装束でも、黙っていても空気を重くする存在感でもなかった。


(……櫛で梳いても抜け毛ひとつ地面に落ちそうにないな)


振り返ってみても、まぬけな感想だと思う。
けれど、彼女は必然の反応だと言わんばかりに男の赤みを帯びた髪に目を奪われた。


「ふ〜ん、お前が新しく『前』を担当するヤツか」


彼女の視線に臆することなく、目の前の男は値踏みするように彼女を上から下まで眺めた。

男が口にした『前』。

―――それは、神の『前方』に位置する者。


「せいぜい俺様の足をひっぱるような愚かな行為だけはしてくれるなよ?」


男は皮肉を存分にこめた笑みを浮かべる。
首を微かに動かしたためか、重力に吸い込まれるように耳にかけてあった髪がひと房崩れ、流れる。


(不愉快だ)


彼女は声にせずに内心だけで悪態をはくも、しかめた眉の仕草、刻まれた眉間の皺まで隠す気はさらさらなかった。
相手に彼女の不快感は伝わったかもしれないが、彼女は気にも留めない。


(ああ、本当に、これ以上に不愉快な事はない)
591 :ヴェント「―――――前方の、ヴェントだ」2 [saga]:2010/11/11(木) 18:46:20.30 ID:BfTWl4c0
手で撫でてやれば、とても柔らかな感触が楽しめそうだと思わせる彼の赤毛が、遠い昔の記憶と微かに重なる。
浸りたいような、浸りたくないような記憶だ。
曖昧で繊細で残酷で滑稽な過去の出来事が脳内の奥の方で思い起こされる、そんな気がした。

一瞬。
一秒にも満たない僅かな時間だった。

それでも、つまらない錯覚に囚われそうになった自分に嫌気がさして、彼女は舌から繋がるチェーンの先にだらりと垂れ下がる十字を、気を紛らわす様に左右に揺らした。


「それで? お前の名は?」


彼女の行動を気にもせず、これより先、彼女の『同僚』となる男が問いかけてくる。
彼の態度は新しい仲間のことをよく知りたいといった好意的なものではない。
興味がないけど仕事上知っておかないといけないから一応聞いておく、というようなスタンスだ。
ある意味事務的な男の問いに、彼女もまた事務的な声で対応した。


「ヴェント」


今日から、新しい名を名乗ったその瞬間から。
黄色を司る天使の属性である風(vento)を名に冠する若い女が、
四大天使が一つ、神の火(ウリエル)に対応する『前方』となる。

彼女は淡々と、それでいて堂々と告げる。
己の名を、つげる。



「―――――前方の、ヴェントだ」



それが彼女の新しい名前。
ようやく手に入れた、唯一の称号。
592 :ヴェント「―――――前方の、ヴェントだ」3 [saga]:2010/11/11(木) 18:49:41.21 ID:BfTWl4c0


彼女。
――――前方のヴェントが魔術を追求するようになった理由は、とても単純で子供じみている。

『科学が憎い、だから力をもって絶滅する』。
ただ、それだけ。

ヴェントは同年代の同性と比べれば突出して幼稚な女ではあったが、
『魔術師』として彼女を語るならば、それはそれほど目立つような事柄ではない。

極端な言い方をすれば、魔術師は総じて自分本位の人間ばかりだ。


『七つの大罪を犯すことなかれ』。


これは十字教徒ならば当然の常識。
守るべき主との契約。
欲は罪であり、忠実に守り通し必要以上の欲を持たないことこそが美徳。
必要以上の欲を持つことは、神との契約に反することにも同義する。

十字教徒ならば絶対的に守らなければならない掟(ルール)を故意に破り、
己が願望を叶えるためにだけに汚れとされる魔術を率先して行使する者たちを、
自分本位という言葉以外になんと比喩すればいいのだろうか。

世界に数多いる魔術師全員がそういったヤツ等だ、とまでは言い切れないが、
少なくともヴェントが今まで出会ってきた魔術師たちは、彼女と同類の、同じ穴のムジナばかりだった。
593 :ヴェント「―――――前方の、ヴェントだ」4 [saga]:2010/11/11(木) 18:53:38.92 ID:BfTWl4c0
例えば、司教ビアージオ=ブゾーニ。
例えば、告解の火曜(マルディグラ)リトヴィア=ロレンツェッティ。

ローマ正教に属する魔術師あるいは枢機卿達は、どいつもこいつも利己的だ。

神への忠誠を誓い、教えの為にすべてを捧げると振れ回っているが、
本質は他の意見を取り入れずに、ただの自分が望むことに盲信して突き進む、子供のような者ばかり。

もちろん、ヴェントもその一人であることを、本人は嫌々ながらも自覚している。



そして、魔術師ではなく『錬金術師』と呼ばれたアウレオルス=イザードも、そういった人物の一人だろう。
594 :ヴェント「―――――前方の、ヴェントだ」5 [saga]:2010/11/11(木) 18:58:21.16 ID:BfTWl4c0


隠秘記録官(カンセラリウス)の地位まで登りつめた若き錬金術師は、
たった一人の子供を救いたいがためにローマ正教を裏切り、
文字通り『全世界を敵に回した』どうしようもない十代の青年だった。

当時、今ほど実力が無かったヴェントも、アウレオルスと同じ隠秘記録官として
魔術の使用傾向と対策を魔道書にまとめる役についており、幾度が共同で仕事をこなしたこともある。

ヴェントが『前方』としての属性を持ちながらも、
アドリア海の女王の対象をヴェネチア以外に向けることを可能とする
術式魔術『刻限のロザリオ』を組み立てられるほど、魔術師としての能力が高いのは、
隠秘記録官を長らく務めた経験が大きいのかもしれない。

同僚であった彼がローマ正教を去る、数日前。

ヴェントはアウレオスルと、隠秘記録官として魔道書の編纂を二人で行っていた。
その時、なんとなく彼と交わした会話がある。


「そういえば、アンタの魔法名ってなにさ?」

「当然。――――私の魔法名は、『我が名誉は世界のために(Honos628)』」

595 :ヴェント「―――――前方の、ヴェントだ」5 [saga]:2010/11/11(木) 19:01:08.17 ID:BfTWl4c0
魔道書の細かい解釈の違いの討論が、いつの間にか魔法名についての意見交換にまで話題が間延びしたのだ、とヴェントは記憶の糸を辿る。
彼女の無粋な質問に、アウレオルスはこれといった拒否反応をしめすことなく、
「今日の天気は晴れだな」とでも言うような態度でサラッと返答した。


「あっさり答えるのね」

「判然。私の魔法名に、すでに迷いはない。だからこそ、解答を躊躇する必要性も感じられない」


羽根のペンですらすらと流れるような文字を書きながら、さも当然といったように彼は付け足した。


「ふ〜ん」


ヴェントがつまらなそうに相槌を打って、その日の会話は終了した。



そして、ヴェントとともに行った魔道書の編纂を終えると、彼はローマ正教から袂をわかれたのだった。
596 :ヴェント「―――――前方の、ヴェントだ」7 [saga]:2010/11/11(木) 19:05:55.81 ID:BfTWl4c0


同僚とは言え、裏切り者となったアウレオルスのことなど、ヴェントは時がたつにつれて忘れていたが、


『イギリス清教に所属しているたった一人のシスターを救いたいがために組織を裏切った』


という事の顛末を、『前方のヴェント』として部下から報告された時、先ほどの会話を思い出したのだ。

魔法名には、時に魔術師の誇りとしての名がつけられ、時に魔術師の真名を伏せた名がつけられる。
それぞれの魔法名は、それぞれの魔術師の人並ならぬプライドや執着といった感情が刻み込まれている、とヴェントは考える。

アウレオスルの魔法名は、彼自身が「魔女から信徒を守る」という名目の元に結成された
隠秘記録官を務めた経緯から来ているのかと思っていたが、
実は違ったのでないだろうかと、ヴェントは邪推するようになった。


『我が名誉は世界のために』。


彼が指した世界とは一体何だったのだろうか。
彼にとっての世界とはどういう意味だったのだろうか。


(――――もしかしたら)

597 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 19:07:23.79 ID:D1tD4qMo
この一方さんは百合子なのか…

年上の同性にキス要求するとはこの幼女末恐ろしい
598 :ヴェント「―――――前方の、ヴェントだ」8 [saga]:2010/11/11(木) 19:12:30.16 ID:BfTWl4c0
もしかしたら、こういう意味だったのだろうか、とヴェントは柄にもなく考えた。


『我が名誉は世界(禁書目録)のために』


魔法名に込められた意味など、魔法名を決めた術師にしかわからない。

彼が名誉の全てを差し出した世界というのは、主を信じる信徒のことだったのか、
はたまた、ローマ正教を敵に回してでも救い出したいと願った、一人のシスターのことだったのか。

答えは、永久に葬り去られたまま。

もし、ヴェントが想像したような意味がこめられた魔法名だったのならば、
より一層彼は自分と同じ利己的で背信的で、幼稚な魔術師なのだなとヴェントは思案する。

スーパーマーケットでお菓子を買ってと駄々をこねる幼児のように、世界に対して我儘をつきつけるのだ。


私は世界を破滅の道に追いやってでも、たった一人の大切な存在を優先する、と。


(…………やはりな)


ヴェントは改めて思う。

――――魔術師はやはり皆、


(己が願望を叶えるためにだけに汚れとされる魔術を率先して行使する、自分本位なやつらばかりだ)

599 :ヴェント「―――――前方の、ヴェントだ」終り [saga sage]:2010/11/11(木) 19:14:44.67 ID:BfTWl4c0
八レスで事足りた。
色々とグダグダですまなかった。

ヴェントの過去ねつ造にも程がある
600 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 19:47:41.76 ID:SyHnIRA0
>599 これは続きを全裸で待たねばなるまい!
601 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/11(木) 19:53:05.00 ID:mFLIjJ.0
乙!

アウレオスはあれで退場させるには少し勿体ないよなぁ
ふと疑問なんだけど黄金錬成って三沢塾以外でも使えんのかな?
602 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/11(木) 19:57:22.92 ID:oG4eSp.0
>>599乙です
その2人のコンビ良いなあ
続きを楽しみにしてます


インデックスが常盤台寮監に保護されたらっていうのをダラダラ書いてみたら
ステイルやねーちんはおろかペンデックスまで首コキュしてしまった
緊迫感がないよどうしよう

603 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 20:04:02.43 ID:ErXLnpU0
乙。おもしろかた。ところでアウレオルスってローマ正教だったっけ?
たしかインデックスのカテキョだったからてっきりイギリス清教かと思ってた。
604 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 20:06:57.73 ID:0XVXQNco
胸が熱くなったわぁ
こういう接点があるかもしんねーのを想像するってのいいなぁ・・・
俺も書いてみたいものだね
605 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 20:09:39.00 ID:0WRk4Yg0
>>602
寮監の異常な強さはギャグ補正みたいなものだから(それでも能力によってはレベル4ぐらいなら倒せそうな気がwwww)
ギャグ主体にすれば問題ないさ
606 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/11(木) 20:17:00.63 ID:udZGmOQo
乙なんだよ!俺得だからもっとみてみたい!乙!
607 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 20:37:41.48 ID:vc2TPEAO
乙、ヴェントたんは神の右席きっての常識人で禁書にはあまり居ない苦労人なお姉さんだと例の会議シリーズ読んで思ってる俺が通るよ!最近総合で右席ネタ読む機会多くて嬉しいので誰かスレ立てしないかなあってきぼんぬしてるんだけどね!
608 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 21:03:19.21 ID:lawzv/c0
乙!
確かアウレオルスはインデックスのために魔法名を捨てたんだったような気が
これはこれで相当だよな
609 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 23:36:12.42 ID:oBoF.3Q0
アウレオルスかっけぇよ。
一人の女の為に人生賭けるとかヤバイ。
610 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 23:42:12.10 ID:x7pV.lo0
報われないその境遇が俺の厨2心をくすぐるんだぜ
一番すきなのはていとくんだけどな
611 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 00:00:27.91 ID:VPbJPzUo
ジョジョの億靖が出てくる続きドコー?
612 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/12(金) 01:08:38.11 ID:NYeSrUDO
>>520
エリックか
613 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 01:50:41.13 ID:crsZzeko
>>607
アックアさんも常識人だろ
いい人だし
614 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 02:03:12.49 ID:8zJn/ew0
アックアさんは何故かアニキキャラで定着しちゃったよな…魔術サイドの話が少ないってのもあるだろうけど、ヴィリアン王女との話はかなり希少だろ
615 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 07:25:54.93 ID:qfQVxYgP
ガチムチだったり後方のアーックアとかから来てるんだろう
あと王女は影薄い
616 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 10:50:06.03 ID:odKqXEDO
1レスお借りします。妄想ネタ
ネタ被り、原作設定との相違などあればすみません
617 :電気は大切にね!ビリビリ♪ [sage]:2010/11/12(金) 10:51:36.03 ID:odKqXEDO
「ねぇ、貴方はまだ気付かないの? ってミサカはミサカは曖昧に問い掛けてみる」

――……あァ? 何にだよ

「貴方の首元のそれ、ってミサカはミサカはヒントを提出」

――これがどォしたってンだクソガキ。ハッキリ言いやがれ

「ミサカと貴方が一緒に居る理由の一つ、とも言えるのかな……
 ってミサカはミサカはイライラしてる貴方を無視して更にヒントを出してみる」

――……

「ミサカはね、あのカエルみたいな顔したお医者さんにはとても感謝してるの、
 だって…」

守られるだけじゃなく、貴方の隣に居る理由を作ってくれたから…
ってミサカはミサカは貴方を充電!
618 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 15:18:37.74 ID:ttnaZPc0
打ち止めより番外個体のが充電速度早いんだろうな
そんでもって超電磁砲がすればそっちのがさらに早く充電できるんだろうな
619 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 15:45:24.74 ID:JQsxYwQo
過電流でぶっ壊れたりして
620 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 16:05:01.46 ID:2U0CCYDO
精神的にじゅーでんするのは打ち止めにしか無理だな
621 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 16:05:45.77 ID:2U0CCYDO

精神的にじゅーでんできるのは打ち止めだけだな
622 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 16:06:49.44 ID:2U0CCYDO
あれ…?書き込みエラー出てたのに結局書き込めてやんの
連投すまーん
623 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 16:47:41.64 ID:6o2LT8so
山無し落ち無し意味無しのサイコホラーって需要ある?
624 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 16:56:09.38 ID:crsZzeko
>>623
心意気があれば充分さ
625 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 17:27:40.80 ID:yki.jwko
やおいのホラーか
626 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 17:33:10.89 ID:iml7Y7co
じゅ〜〜〜〜で〜〜〜〜んちゅ〜〜〜〜うか
627 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 18:14:50.65 ID:5TOGlcAO
マジレスすると急速充電はバッテリーの寿命縮めるから低電圧でゆっくり充電するのが一番
 
 
 
とミサカは暗に自己アピールします
628 :とある腐女子の交際討論 [sage]:2010/11/12(金) 21:25:37.70 ID:OHHY0wAO
初春「何言ってるんですか!佐天さん!」

佐天「初春こそ意味わかんないこと言わないでよ!」

御坂「どうしたの二人ともケンカして?」

佐天「あっ!御坂さん聞いて下さいよ。初春が訳わかんないことばっかり言うんですよ。」

初春「それは佐天さんの方じゃないですかっ!」

御坂「何が原因なの?相談にのるわよ。」

佐天「とりあえずこれを読んでもらえますか御坂さん。」

『上条×一方通行』

御坂「」
629 :とある腐女子の交際討論 [sage]:2010/11/12(金) 21:34:37.86 ID:OHHY0wAO
『ここがいいのかよ一方通行』

『うるせェ・・・・・・』

『って言いながらしっかり反応してるな?』

『調子に乗んな三下って!?まだっ!』

『ギチギチ上条さんの股間の幻想殺しをくわえ込んでるのは活躍筋をベクトル操作してるのか?』

『三下ァ・・もっとゆっくり・・動きやがれェ・・』

『安心しろもう・・・・出る!』

『中に出すんじゃねェよ・・・・三下ァ』
630 :とある腐女子の交際討論 [sage]:2010/11/12(金) 21:41:46.72 ID:OHHY0wAO
御坂「こ、これは!?わ、私には理解出来ないわ!」

佐天「ほらぁ言ったでしょ初春」

初春「そんなぁ・・・・御坂さんも分かってくれないんですか!?」

御坂「ゴメン!正直理解の外!というか理解したくないわ!」

佐天「ですよね!やっぱり上条は受けですよね!」

御坂「・・・・・・えっ!?」
『一方通行×上条』

御坂「えぇ!?」
631 :とある腐女子の交際討論 [sage]:2010/11/12(金) 21:51:43.84 ID:OHHY0wAO
『よォ・・・・ここがいいのかよォ三下ァ?』

『一方通行・・・・やめろ・・・・よ』

『って言いながらもお前の股間の幻想殺しはギンギンだなァ?』

『くっ!』

『俺ァそんなところに血が行くように血流を操作した覚えはねェンだがなァ!』

『一方通行!?そこは!?』

『あァ?前立腺を刺激してやったら更に硬さが増したなァ三下?』

『イクッ!』

『ハッ!三下ァ盛大なシャワーだぜェ!』

『ハァ・・・・ハァ・・・・自分のなのに・・・・あったかい』
632 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 21:57:48.75 ID:crsZzeko
>>631
クソワロタ
633 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 21:58:43.94 ID:UZY3862o

( ゚д゚) ……



( ゚д゚ )
634 :とある腐女子の交際討論 [sage]:2010/11/12(金) 21:59:49.95 ID:OHHY0wAO
御坂「もう色々限界何だけど・・あっ」

固法「天下の往来で何の話をしているのあなたたちは?」

初春「あっ固法先輩」

佐天「ナニの話ですよ!」ドヤ顔

御坂「上手くないわよ!」

固法「全く・・・・あなたたちは・・・・」
御坂『よかった固法さんはまとも・・・・』

固法「上条はスキルアウトに強姦輪姦凌辱されてこそじゃない!」

御坂「え?」
635 :とある腐女子の交際討論 [sage]:2010/11/12(金) 22:06:04.65 ID:OHHY0wAO
『おいおい口が留守だぜ?お節介野郎』

『ングッ!?ンガァ?!』

『歯ァ立てんなよ!』

『じゃあ俺アナル処女貰った』

『・・・・・・・・!?』

『ほらぁしっかり扱いて顔にかけてやっから』

『おらぁ全部飲み干せよ!』

『・・・・!?ゲホッ!鼻にっ!』

『こっちもイクッ!』

『中に・・・・うぁ・・・・!?』
636 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 22:11:54.27 ID:NbVJAxko
何が起こっているんだ……
637 :とある腐女子の交際討論 [sage]:2010/11/12(金) 22:13:52.45 ID:OHHY0wAO
とある公園ベンチ
御坂「ハッ!あまりの内容に気絶してたわ!」

舞夏「何してるんだ御坂?」

御坂「あっ・・・・舞夏・・・・実はね・・・・」


舞夏「なるほどなー」

御坂「全くみんなどうかてるわよ!」

舞夏「そんな御坂にはいいものをやろう!」

御坂「え?何かくれるの?」

『陰陽殺し〜隣人は陰陽師』

御坂「・・・・・・」
638 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/12(金) 22:19:43.46 ID:ltbBAtoo
ゆっくりやりたいときはスレ建てるといいんですよ
とりあえず私は花飾りをつけた風紀委員じゃないですけど、とてもいいと思います!!!
639 :とある腐女子の交際討論 [sage]:2010/11/12(金) 22:23:23.22 ID:OHHY0wAO
『おい!土御門!何だよこの手錠は!』

『拘束のためだにゃー』

『何で俺が拘束されてるんだよ!』

『上やん・・・・・・房中術って知ってるか?』

『漫画や小説何かで見たような?たしかそれって!?』

『上条当麻・・・・・・悪いが俺の力を上げるために・・・・犯さしてもらう』

『土御門!待て!!っあ!?』

『(血・・・・やっぱり初物か・・・・仕方ないんだぜ・・・・・・上やんを守る力を手に入れる為には・・・・)』

『土・・・・御・・・・門!』

『泣いてるのか?上条当麻・・・・なにもう少しで終わる・・・・』
640 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 22:33:28.10 ID:UZY3862o
は、初物……?
641 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 22:34:42.60 ID:H6O.9FIo
どうしてこうなった
642 :とある腐女子の交際討論 [sage]:2010/11/12(金) 22:37:18.12 ID:OHHY0wAO
御坂「全く!何なのよ!みんなどうかして
るわよ!」

舞夏『その後二人はすれ違ったりしながらも誤解は解けて・・・・』

御坂「じゃない!ってーの!」

御坂妹「なにやら荒れていますねお姉様とミサカは漏電気味のお姉様に話し掛けます」

御坂「アンタは・・・・」

御坂妹「なんですかそのジト目はとミサカは問い掛けます」

御坂「いや・・・・実はね・・・・」


御坂妹「なるほど理解しましたとミサカは自己の理解力を賞賛します」

御坂「でアンタは大丈夫?」

御坂妹「当然ですミサカは好きな人が他の人物としている本に興味はありません」

御坂「すすすす好きな人って!?まぁいいわ!よかったアンタはまともで」

御坂妹「そんなお姉様には心を癒すこの本をとミサカは本をプレゼントします」

『TS欠陥殺し〜9968連発』

御坂「おい」
643 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 22:44:41.08 ID:IPcr3mQ0
9968連発っておい
644 :とある腐女子の交際討論 [sage]:2010/11/12(金) 22:46:04.75 ID:OHHY0wAO
『ハァ・・・・ハァ・・』

『まだまだ後は使えていますよとミサカは先を促します』

『もう上条さんの身体は限界です・・・・』

『仕方ありませんねでは10040から10060でのミサカは予定変更して器具の使用を不可としますとミサカは妥協します』

『辞める発想はないのかよ』

『ありませんとミサカは断言します』

『さぁ全員満足させるまでファイトとミサカはエールを送ります』

『上条さん死んじゃいます!?』

645 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 22:48:41.96 ID:Yv1p9W.0
10032〜20000の中のどの個体がハブられてるんだろうな
646 :とある腐女子の交際討論 [sage]:2010/11/12(金) 22:55:46.10 ID:OHHY0wAO
一方その頃
神裂「なななななんですか!この本は!?」

『TS聖人殺し〜私の七天七刀が貴方を貫く』

『上条当麻・・・・』

『神裂・・・・』

『舐めて下さい・・・・私のを』

『あぁ・・・・でもさこんなに先走りで濡れてるなら』

『しかし・・・・上条当麻!?』

『神裂・・・・早くお前に俺』

『では行きますよ・・・・力をぬいて下さい』

『神裂・・・・俺の中どうだ?』

『温かい・・気持ちいいですよ上条当麻』

647 :とある腐女子の交際討論 [sage]:2010/11/12(金) 23:03:16.29 ID:OHHY0wAO
五和「女教皇!!なんですかその本は!」

建宮「落ち着くのやな」

神裂「二人ともいつの間に!?ここここれは違います!?」

五和「違いません!?女教皇ばっかりいっつもずるいですよ!」

神裂「そそんなことは・・・・」

五和「だったらなんで五和殺し〜私の槍が貴方を貫くがないんですか!」

建宮「もう駄目かもしれんのよなー」

648 :とある腐女子の交際討論 [sage]:2010/11/12(金) 23:14:31.31 ID:OHHY0wAO
更に他所
禁書「やっぱりステイル×上条の魔術師殺し〜股間の炎剣は3000度は名作なんだよ!」

更に
姫神「錬金殺し〜鋼の触手が当麻を犯す・・・・これは名作」

更に
小萌「青髪殺し〜あらゆる上やん犯します・・・・これはいいですね〜ショタな上条ちゃん中学生な上条ちゃん眼鏡な上条ちゃん病んだ上条ちゃん達磨な上条ちゃんありとあらゆる上条ちゃんを扱ってますね〜」

更に
ローラ「統括殺し・・・・・・試験管プレイとはいかなるものか想像しがたき事」
649 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/12(金) 23:25:11.01 ID:z75Elu6o
おもしろいけど書きためてから投下しようぜ
後がつかえてたらかわいそう
650 :とある腐女子の交際討論 [sage]:2010/11/12(金) 23:28:56.78 ID:OHHY0wAO
「右席殺し〜」
「父親殺し〜」
御坂「何なのよ!全く!ちょっと調べただけでこんなに!」

御坂「旅掛殺しを見た時は正直死ぬかと思ったはってかあの母親は何買ってんだコラァアアアア!!」

御坂「はぁ・・・・・・もう帰ってねよ」

寮居室
御坂「ただいま〜って?」

白井「よし!次はあの類人猿が複数の能力者に無理矢理!というパターンでいきますのよ!」

御坂「ねぇ・・・・黒子?」

白井「おおおお姉様!?ここここれは違いますの!決してあの類人猿の株を落とすとかそういうことでわなくって!」

御坂「黒子」

白井「ハヒィィィィィ!!」

御坂「次は超電磁殺し〜アイツの直腸に超電磁砲でお願いね!」

白井「」

御坂「それでシナリオは・・・・・・」

白井「」
白井「どうしてこうなったんですのぉぉぉぉ!?」
ハッピーエンド
651 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/12(金) 23:31:28.54 ID:H6O.9FIo
はっぴー…えんど…?
652 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 23:35:58.83 ID:jsbOSj.0
>>651
美琴さんみんなの趣味に理解を示してかつ
新しい性癖に目覚めたハッピーエンドじゃん
653 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 23:36:08.26 ID:IPcr3mQ0
とりあえず股間の炎剣は3000度は評価に値する
654 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 23:43:12.08 ID:/HeFdIAO
一昨日位にGEとのクロス書いてた人はおらんかね
655 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/12(金) 23:44:21.90 ID:OHHY0wAO
>>649
気をつける
後追加
絹旗「上条は超受けに決まってます」

フレンダ「結局上浜より浜上のほうが人気がある訳よ」

滝壺「だいじょうぶ受け攻めリバシなそんな浜面を見守るよ」

浜面「応援じゃないのってか実質傍観!?」

麦野「TS原子殺し〜テメェの×××ヤ・キ・ツ・ク・シ・カ・ク・テ・イねって上条リョナ本はまだかしはねぇ?」

絹旗「超ないです!?」
フレンダ「それはありえない訳よ!」
浜面「想像したくねぇ!考えただけで痛い!」

滝壺「だいじょうぶそうなるなら浜面は受けになればいいから」

浜面「よかったってよくねぇよ!」

656 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 00:05:42.59 ID:3YnwRIAO
>>653
ありがとう
正直『魔術師殺し〜イケメンティウス〜その意味は・・・・必ず犯す!』と迷った
次からは書き溜めるねってミサカはミサカ肝に命じる
657 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 01:03:48.96 ID:Hv.lKLY0
父親殺しってww
犯罪にしか見えんwwww
658 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/13(土) 02:19:48.64 ID:PWzV1sAO
すみません
スレチかもしれないんですけどクロス物のネタかぶりって避けた方が良いでしょうか?
ゴッドイーターとのクロスで書いてたんですけど先に書いた人がいたみたいなので……
659 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 02:47:18.33 ID:wQ0Or2co
別に構わんのじゃない?
660 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/13(土) 02:50:41.65 ID:8QSWRG.o
ネタ被りなんていっぱいあるし
書きたいなら書くといいと思うます
661 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/13(土) 03:00:40.98 ID:PWzV1sAO
ありがとうございます!

もうちょっと書き溜めしてまいります
662 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 03:08:18.02 ID:sW05HfAo
上条「そげぶ」ガッ

一方「」ドーン

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

上条「いや、なんかほんとすいませんでした。」

一方「」ボロボロ



美琴「だ、だってほら私の掴んだ情報に間違いがあるなんて思わなくて・・その・・・すいませんでした」

一方「」ボロボロ


ミサカ「誰にでも間違いはありますよね、とミサカはハッキングが得意な第三位(笑)のお姉さまを持ったことを盛大に後悔していることを隠しながらフォローします(笑)」フウー

上条「いや、声に出てるし・・」

美琴「だ、だってこの学園の実験だから、もっと血生ぐさいものかと・・」

一方「なンなンですかァそんなに俺に人殺しをさせたいンですかァ」

ミサカ「ヒトゴロシータ」ププ

美琴「いやそういうわけじゃないけど・・だって天下の第一位が絶対能力者になるための最後の要素が・・」



美琴「コミュニケーション能力だったなんてなんか意外だなーと思って」クスクス



一方「笑うなよ///こっちが恥ずかしいだろうが///」

ミサカ「そのためにミサカと20000通りのデートをしていたのです。とミサカは補足説明するとともに、モテモテの一方通行をからかいます」ヒューヒュー

上条「」クスクス

美琴「」クスクス

ミサカ「」クスクス


一方「いいぜェテメェらがそんなに俺を笑いたいならなァ・・・まずはそのふざけた表情筋をブチ壊す!!」


SS初なんですけどこんな妄想をしてみました。初めてなのでできれば意見をいただいてから、良ければ続きを書きたいと思います。展開としてはレベル5仲良し物を予定してます。
663 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/13(土) 03:25:44.83 ID:ShoUr2AO
>>662
イイねェ イイですねェ。
期待してるぞぃ。
いつスレを立てるの?
664 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 03:53:04.77 ID:sW05HfAo
>>663
ありがとうございます。
もう少し書き溜めてから立てようと思ってます。
665 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 04:55:12.94 ID:D35Xnp6o
2レスほどお借りします。
幼稚園児化、キャラ崩壊注意。
666 :当麻と幼稚園〜初の友達〜1/2 [sage]:2010/11/13(土) 05:00:38.46 ID:D35Xnp6o
今日はとある幼稚園の入園式

当麻はいつも以上に気合が入っています。
しかしここで一つ問題が……。
幼稚園にはバスで行くのですが、その肝心のバスが約束の時間になっても来ないのです。
隣の家に住んでいる幼馴染の美琴ちゃんもちょっとピリピリしてきたみたいで。
当麻は美琴ちゃんを落ち着かせながらバスを待つのですが……


あっ! っとバスが来たみたいです。

当麻「ほら、美琴ちゃん! バスが来たよ!」

美琴「やーっときたの? わたしを待たせるなんていい根性してるわねまったく」

当麻「美琴ちゃん、そういうこといっちゃだめだよ。きっと運転手さんにもわけがあったんじゃないかな?」

美琴「当麻はいつもそうやって良い子ちゃんぶるんだから。どうせわたしは良い子じゃないですよーっと」

当麻「べつに良い子ぶってなんか……」

運転手の浜面さん「おーいガキ共! はやく乗らないと置いていくぞ!」

当麻「あっはーい! 美琴ちゃん! 置いてかれちゃうよ!」

美琴「ったくしょうがないわねぇ……」

そうして当麻達はバスへ乗り込みました。
667 :当麻と幼稚園〜初の友達〜2/2 [sage]:2010/11/13(土) 05:02:53.46 ID:D35Xnp6o
運転手の浜面さん「じゃあ出発するぞー」

帝督「なぁなぁおまえ!」

知らない男の子が当麻に話しかけてきました。
何の用だろう……?
当麻はとりあえず返事をすることにします。

当麻「なっなにかな……?」

帝督「おまえ、名前なんていうんだ?」

当麻「俺の名前は『かみじょう とうま』だけど……」

当麻は自分の名札を指さしながらその男の子にそう伝えました。

帝督「ふーん。なかなかかっこいい名前じゃん。おれは『かきね ていとく』だ! よろしくな!」

当麻「よっよろしく……」

帝督「それでさぁ。お前、俺と友達にならないか?」

当麻「友達……?」

帝督「そっ。友達。……いやか?」

当麻「そっそんなことないよ! 俺でよければ!」

帝督「よし決まり! じゃあ今日から俺と当麻は友達な!」


こうして当麻と帝督くんは友達になったのでした。
668 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 05:06:29.19 ID:D35Xnp6o
以上です。
中途半端に終わってしまって申し訳ありません。
よければ意見などをいただいてから続きを考えたい、と思い投下してみました。
669 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/13(土) 05:08:47.83 ID:ShoUr2AO
なんか新鮮だな。超乙
 キャラ崩壊?そんなもん
幼児だから仕方がない(キリッ

これって他にも続きがあるなら
スレ立てしたら?
(あと「age進行」だぞ)
670 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 06:03:19.07 ID:J7PdcMDO
運転手さんに恋するおませな麦野ちゃんはまだですか?
671 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/13(土) 06:44:32.37 ID:a..HsgDO
一方さんが冥土帰しに弟子入りして

一方通行「ここから先は一方通行だ。逝くのはまだ早いぜ?」

みたいな事を言っちゃうのを見たい


なんとなく一方さんは医者が似合うと思うんだ…
672 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 08:23:39.86 ID:v9yoJQEo
お前は俺か
673 :一方医者的な小ネタ [sage]:2010/11/13(土) 12:37:41.29 ID:g8xwOMAO
一方通行「よォ番外個体、調子はどうだ?」

番外個体「あれー? どこかで聞いた事がある声がするんだけど、この部屋誰もいないよね? あれー?」キョロキョロ

一方通行「視力と人格に難あり、と」カタカタ

番外個体「あれ? あなたって精神科医も兼任してるんだ? 自分の人格が歪みまくってるのに? ウケるー☆」ギャハハハ

一方通行「ンで? 調整の日でもねェのになンの用だ?」

番外個体「……胸が苦しいの」

一方通行「ほォ」

番外個体「あなたをどうやって殺そうかを考えてると、胸がズキズキするの」

一方通行「そォか」

番外個体「あなたのせいだから、責任とって欲しいな」

一方通行「これ以上何を望ンでンだよ?」

番外個体「分かってるクセに」

一方通行「まだ早ェよ、クソ嫁」

番外個体「相変わらずドケチだね、バカ旦那」
674 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 13:05:53.94 ID:uwoJyeQo
終わり…なのかな?
675 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 13:54:03.31 ID:HTMYTjM0
>>662
凄く良い話じゃないか
続きを全力で期待する
676 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 14:45:57.78 ID:rrnwdS.o
番外個体「第一位ー、お医者さんごっこしようよー☆」
一方通行「えっ」

こんな感じかと
677 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 15:20:16.35 ID:hDFSxl6o
ミサカ姉「10000人目は伊達じゃない」
678 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 15:22:04.18 ID:hDFSxl6o
8月28日、学園都市

上条「不幸だ……」

一方通行との絶対能力者進化計画 を争う戦いに勝利し、一週間たった。上条 当麻は、買い物の帰りにあと三日しかない夏休みについて頭を悩ませていた。それもそのはず、夏休みの宿題にまったく手を付けていなかったからのだから。湿っぽい雨がより一層気分を暗くさせる。
679 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 15:23:07.70 ID:hDFSxl6o
上条「忙しかったからなあ……」

愚痴をこぼしていても宿題が終わるはずもなく、とぼとぼと夕暮れの帰路についている。どんよりと暗雲立ち込める空が何かの暗示の様な気がして、気が気じゃない。たとえば、31日までに宿題が終わっていない、とか。

しかし今、一番の心配事というのが御坂妹など妹達のことで、宿題のことは二の次だと考えている。
冥土返しが「僕が面倒を見る」なんてことを言っていたけれどどうも、上条は彼女達の何か胸にしこりを感じて、後味が悪い気がしていた。

いくら考えてもわからない。
自分が何を気にしているのか。

それはとても不安定で気持ちの悪いものだ。バリバリと頭を掻いて気持ちを入れ替える。こういうのは本人に聞いた方が一番早い。
よし、つぎにミサカを見かけたら話しかけよう、と心に決める。
680 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 15:26:12.59 ID:hDFSxl6o
上条「……お?」

見ると、さっそく御坂妹達らしき人間が資料らしきものを手にしてキョロキョロと視線を泳がせていた。頭をパーカーで隠し、雨をしのいでいるのか、顔が良く見えなくはあったがそれは確かに御坂の顔である。

上条「なんか、探し物でもしてんのかな?」

さっきの決意もあるので、話しかけることにした。

上条「もしもーし!」

ミサカ?「……!」

女の子は上条に気付くと、その顔からじっと目を離さなかった。

上条「あのさ、ええと、妹達だよな、探し物でもしてるの?」
ミサカ?「……」

上条「よかったら私めが、手伝いませうか……?」

じいと、怪しんでるのか、それとも確かめているのか睨みつける様に上条を見つづける女の子は、すこしだけ眉をひそめて口を開いた。

女の子「どちら様でしょうか?」

上条「え、はい?」

上条(ミサカ――じゃない?んなわけないよなぁ)

彼女の風貌はパーカーを着ているという変わり種以外はクローンの元である御坂美琴の顔立ちと寸分狂いなく、一瞬オリジナルの方だと勘違いしそうになった。
上条(おかしい。妹達は独自のネットワークを構成して情報を共有してるんじゃなかったか?俺の顔に見覚えがないということは――ネットワーク外の妹達?)

上条「御坂妹――だよな?」

女の子「ミサカ。もしや貴方は絶対能力者進化計画の関係者か何かでしょうか、しかし私は貴方の顔を見たことありませんね」

上条「……」

もしかして――と、上条は考える。
一方通行を上条当麻が倒しただけでは絶対能力者進化計画は集結することなく、今、現在進行形でさらに進められているのではないか?9968体のミサカ達のネットワークに繋がっていない新たな妹達が、生み出されているのでは?彼女はそのミサカのうちの一人なのでは――と嫌な推測が頭によぎる。

女の子「ああ、もしかして貴方が上条さんですか、私は貴方のことは聞いていますよ」

上条「……誰にだ?」

その答え次第では――上条はいますぐにでも駆け出して、同じ様に実験を止める覚悟で構える。
しかし、
ミサカ達のようで、そうでない彼女は不意に顔を上条の横に向けると「ようやく戻ってきました、私は待ち惚けをくらったのですね」とつぶやく。
灰色の雨雲をバックにして、似合わなくも傘をさしているその人物とは――

「――三下ァ……」
681 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 15:28:34.64 ID:hDFSxl6o

八月二十三日、上条当麻と一方通行が戦いあった二日後、それは――彼女が間に合わなかった二日間――でもあった。
八月二十三日、第七学区。
一方通行と彼女は再会した。

ただ、それだけの話。
死に損ないとそれを殺し損なった一方通行が、互いを罵り合いながら、もう一度、互いを殺しあう日を目指したお話。

「もう一度殺してくれるのですか、とミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはミサカは――」
「……お前なんか、殺してやらねェ」

彼女――死に損ないの10000号は欠けた身体で立ち上がり、妹達のために一方通行と学園都市を駆ける。
欠陥電気は空間電気へ、どの妹達より年上のミサカ――姉、

みさか姉は地獄の底から這い上がってきた。


みさか姉「10000人目は伊達じゃない」
682 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 15:31:40.59 ID:hDFSxl6o

妹達の10000号がlv3になって復活して三巻の内容をなぞろうとした話

まで考えた結果がこれ
683 :とある研究者の違和感 [sage]:2010/11/13(土) 22:50:25.04 ID:2arqTZU0


第7学区のとある病院−−−

「お疲れ様です.簡単な検査結果1時間後にお伝えすることができると思います.とミサカは病院のすぐ近くにあるカフェで時間を潰すコトをオススメします」

「なるほどね,了解.ところで,お嬢さんかなり若く見える.というかどう見ても何処かの学校の制服を着てるみたいだけど,この病院の看護婦さんかなのかな??」

「いえ,ミサカはこの病院の看護婦ではありません.しかし,この病院にお世話になっているので,こうして簡単な仕事だけでもお手伝いさせて頂いてます.ミサカの現状の報告します」

「お世話ってことは患者さん?それにしても何で学生服?」

「患者といえば患者なのですが….とミサカは言葉を濁します」

「あんまり詮索されたくなって事だね,了解.仕事柄お嬢さんくらいの娘と話す機会が滅多にないから少し話してみたかっただけだから気にしないでくれ」

普段からとある研究所において研究開発に勤しむ彼にとって,10代の女学生と話す機会なんてあるはずなく.ちょっとした興味で会話を試みようと思ったのだが会話は呆気無く途切れてしまった.

(病院で学生服ってツッコミ待ちだと思ったけど地雷だったのか.それとも30過ぎたオッサンとは話したくないってか?それだったらオッサン凹むなぁ)
684 :とある研究者の違和感 [sage]:2010/11/13(土) 22:54:24.31 ID:2arqTZU0
病院を後にして彼女に薦められるままに近くのカフェへ向かう道すがら,
彼は清掃ロボットを正座でまたがりボティをバシバシ叩きながら自由自在
に移動する奇妙なメイドとすれ違った.

(衝突センサを誤作動させて上手いこと操縦してるな.障害物との距離検知を誤らるだけなら叩かなくったっていいんだけどねぇ…つーか叩くなアレ高いんだぜ?)

すれ違っただけで,彼女の操作術を見抜いたのには訳がある.
彼はかつて清掃ロボットの研究開発チームに配属されており,
奇妙なメイド同様の遊びを彼もまた繰り返したことがあるからだ.

(叩く気持ちは分からなくはないけどね,操作感が違うんだよな)

かつて清掃ロボットの研究開発をしていた彼も今は,駆動鎧の研究開発へと
配属され研究所も第2学区へと移った.戦争の色が濃くなって行く中で
駆動鎧に対する学園都市の期待は高まって居るのだが,彼自身としては
清掃ロボットの研究の方が楽しかったと言わざる負えない.

それは,別に平和主義的な思想ではなくて単純に彼の夢からそう思っただけだ.


(人ならざる者を,人足りえる存在にする)






685 :とある研究者の違和感 [sage]:2010/11/13(土) 22:56:54.01 ID:2arqTZU0
彼のこの漠然とした夢には,彼なりのルールが存在している.

一つは,人足りえる存在とは,何らかの自発的な志向性を持ち,
あわよくば社会で行動することができる存在ということ.
安直な言葉で言えば"こころ"を持つモノかの周囲の人に知覚させる事ができる存在である.


彼にとっては,ただ外見だけ似せることには何の意味も感じない.
それこそ,掃除ロボットであってもプログラム以上の自発的な行動の創出の方が何倍もの意味があると感じる.
それはさながら,「"モノ"であったものに命が吹きこむ」魔術のような行為であり,
生命そのものを科学として理解することにつながると考えるからだ.

そしてもう一つは,人ならざる者は人とは全く違った情報処理システムのハードウェアを持っている.
人の情報処理を司るのが140億個から神経細胞からなる脳だとすれば,彼が扱うロボットでは計算機となる.

ここでハードウェアと明記してるのは,中で行われている数学的な処理は同じでも構わないと言う意味が暗に示されている.
それは彼の"人足りえる存在にする"というアプローチが人の脳の数学的処理を計算機に実装するという戦略であるがためである.



686 :とある研究者の違和感 [sage]:2010/11/13(土) 22:59:48.78 ID:2arqTZU0

その戦略が為に外から脳研究の盛んな学園都市にやってきたのだが,
ここでの研究は能力開発に特化したものであり,脳の中の数学的な処理には興味は無いらしく,
もっぱら脳を薬など刺激してさらなる演算の力を獲得させることの方に興味が向いている.

(昔,木原ってその方面で有名な人の勉強会に顔出してみたけど,さっぱり分かんなかったし,なんだかオカルトっぽくてついて行けなかったんだよな)

その勉強会後にちょっとした食事会があったので,近くにいた木山という女性に能力開発について,
そのカリュキュラムの有効性やその根拠について質問をさせてもらった.
彼女の説明は論理的でかつ分かりやすく彼の能力開発への誤解も多少は解消されていた.

「........確かに,能力開発は未だ発展途上の段階かもしれないが,誰かの為の力になりたくて能力も持ちたいと思っている子供たちの手助けをするのは研究者,

 いや大人の義務だと思ってる」

静かな口調ながらもまっすぐな彼女の想いをあの時は感じたのだが,彼女はいまでもそうであるだろうか?
と彼は思った.駆動鎧の研究開発に携わるようになり少なからず学園都市にある"闇"を感じた彼は,
彼女が持つまっすぐな想いというモノを簡単に砕いてしまいそうな気がした.


そう考えているうちに,いつの間にか目的のカフェに着いた.


687 :とある研究者の違和感 [sage]:2010/11/13(土) 23:00:32.75 ID:2arqTZU0
カフェに着いた瞬間に彼は気づいた.確かにココはカフェではあるが彼の想像していたモノとは違い雑誌でスイーツ特集などと銘打った記事に出てきそうなカフェだった.
しかもどうやら学校も終わり,店内には女子中高生が溢れかえってる.

(なるほど,ミサカという女の子のチョイスというのを忘れてた.オッサン一人でこれはハードル高いぞ!?)

「ちょっと,入るならさっさと入りなさいよオッサン」

「御坂さん,おっさんはひどいですよ,せめてオジサマで」

「どうしたんですか?ここのパフェはたとえオジサンでも試してみる価値アリですよ」
688 :とある研究者の違和感 [sage]:2010/11/13(土) 23:02:12.75 ID:2arqTZU0

このまま,店内に入っていいかどうか迷っているところに,どうしようもなく失礼な会話が背後から飛び込んできた.
最近の若い子はこんなもんなのかと思いつつ,道を開けようと振り返ると,花飾りの女の子と黒い長髪の女の子,

そして先程まで病院に居たはずの女の子が目に飛び込んできた.

「ミサカさん?....病院の手伝いしてるんじゃなかったのかい?」

「えっ?何いってんのオッサン?ほんと邪魔だからどいて」

彼の質問は殆ど相手にされないままに,彼女たちは店内の奥へと消えた.

(イヤイヤ,似ているってレベルじゃなかったけど本人じゃない?それとも,本人だったけどオッサンと話したくないってことか?それだったらオッサン凹むなぁ)

実は,彼女は先程の彼が自分と勘違いした自分そっくりの女の正体を知っていたが,
友人たちの前でそのことが話題になるのが面倒だったので,あえて知らないふりをしたのだったが,
そうともしらない彼は勝手に同じ容姿の女の子に数分の間に二度も凹まされていた.


689 :とある研究者の違和感 [sage]:2010/11/13(土) 23:05:59.02 ID:2arqTZU0
ここまでです.

初投稿,ついカッとなってやってしまった.

学園理事会の塩岸の研究所に勤めてるマダオを想定して,学園都市に対して色々思いそうなコトを書いた.

SS難しいわ.
690 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/14(日) 00:00:17.37 ID:wNmH2CAo
中々新鮮な視点の物語ですね
面白いので続くのなら期待しちゃう
691 :さみしさのしゅうはすう [saga]:2010/11/14(日) 00:42:42.45 ID:O6FcsMAO
アニメが( ゚∀゚)o彡°あわきん!あわきん!だったから一方座標・風邪ネタで数レス貰います
科学サイドは普段書かないけど、この二人はもう少し増えてもいいと思うんだ……

あ、あとタイトルが浮かばなかったから乙一さんの小説から借りました。因みに内容はよく知らない
692 :さみしさのしゅうはすう 1/3 [saga]:2010/11/14(日) 00:43:30.81 ID:O6FcsMAO

 この国の過半数の若者が特定の宗教に傾倒を持っていない事は、現代に留まらない半永久かつ土壌的な風潮に他ならず―――
いつだったか、そんな説論を本筋から脱線しまくった教師が熱弁していたような、などと記憶の糸を辿りながら、
とりあえず結標淡希は天井と退屈な睨めっこ合戦を展開している。

 実際、それほど強烈な眼力を放射できてはいないだろう。
頭の下に敷いてもらった氷枕も三十分で蕩けるような高熱に蝕まれ、ぼんやりと視界を潤ませる双眸は焦点の精度さえ危うい。
無防備な脳味噌を金槌で丁寧に潰されてるみたいな癖の強い苦痛と、唇が火膨れてしまいそうな荒息。
肺を収縮させると肋骨が軋んで、その度に全身が辛かった。呼吸がしにくい。

 毛布を二枚も厚く折りかさねて肩の上まで被っているのに四肢の隅々までぞわっと波紋を広げてゆく悪寒は、
安らかな睡眠から病人を残酷に遠ざけてしまって、産まれたばかりの仔兎さながら小さく震える事しか赦さなかった。

 こういう訳で、恋人と行く筈だった遊園地の計画を断念するしかなかった淡希は、教授の話に一つの結論を呟いた。


 「……使えない、神様ね……けほっ」


 如何にも罰が当たりました的な具合に喉が詰まって、咳が連発しはじめたので少しだけ焦った。
過剰に体力を消耗している今は、些細な生理現象も爆弾に匹敵するほど強烈な衝撃に変わるから、煩わしい。
693 :さみしさのしゅうはすう 2/3 [saga]:2010/11/14(日) 00:44:50.09 ID:O6FcsMAO

 「は、ぁぅ……」


 我慢を貫く為に、ぎゅっと左右の瞼を瞑ってみると予想外に頬が濡れる。
いつしか幼い頃の弱々しい子供の精神に還ってゆく淡希は、既に痺れるくらい悪意的な風邪の症状に疲れきっていた。
みっともなく眦から垂れる雫を拭うことすらも忘れながら、みすぼらしく、静々と、ないた。


 「っ、……ひ、ぅく……」


 嗚咽は言語とは一線を画する。リズムと節が絶対的に違う。
……そのせいだろうか。しゃくりあげてから僅か数秒で、迅速に寝室の扉が蹴りあけられた。


 「―――どうした、オイ」


 一から始めて十まで数えきれないだろう短時間の静寂の内に、淡希が溢れさせた涙に報いるような、
優しくて暖かくて、けれどもどこか不器用な慰労が鼓膜を擽った。
うごけない淡希の視界の端に、細身で白いけれど安堵を齎す影が映りこんだ。
その人は音を殺しながら此方に歩いてくると、ベッドには座らず枕元の床に、
躊躇も無く片膝を落として窮屈な体勢で屈みこんでくれる。


 「痛ェのか?」


 幼稚にぐずる自分にはもったいない程、純粋な憂慮を匂わせる問が聞こえてきた。

694 :さみしさのしゅうはすう 3/3 [saga]:2010/11/14(日) 00:45:57.75 ID:O6FcsMAO

 「一方、通行……」


 違う。心の柔らかい処を刺している錐の名は、後悔だ。
二週間も前から待ちこがれてきた特別な一日は返ってこない。

 でも、それだけじゃない。


 「……ごめんなさい……」


 体調の都合で台無しにした事を謝りたかった。それから、できたら傍に来てほしかった。限界だった。

 頑張ってゆっくり布団から抜けださせた右の腕には、一瞬だけひんやりした室内の空気が触れたけれども、その一途な努力は実った。
たちまち宙を泳いだ掌の下に見掛けよりも逞しい指が滑りこんできて、どんな不安も払いのけるよう、きつく、その手は握りしめられるのだ。


 「結標。単刀直入に聞くがよ……淋しかったって事で、良いんだな?」

 「……、……うん」

 「俺の方こそ悪かった。此処にいる。眠っても、いてやる」

 「……うん」


 一人には、しない、と。

 何て贅沢な約束なんだろうか。
テーマパークのチケットもデートも、きっと足元にも及ばないような宝物を、私は今この男に差しだしてもらっている。


 「ぅん、……うん……」


 もう矜持を取繕う余裕は無かったから、返事は、やっぱりくしゃくしゃした心を反映して随分な鼻声だった。だったけれど。

 ――不思議なほど、その後に訪れた微睡が幸福だった事は忘れられなかった。


---


たまには弱気になるあわきん可愛いよあわきん、ってお話を考えたらこうなった。
おしまい。
695 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/14(日) 00:48:41.69 ID:Rr0BGwAO
おつおつ!めちゃ可愛いな

つーか男女問わず風邪引いたら恋人にこんなふうに扱ってもらえんのか?
ちょっと風邪引いて恋人さがしてくる!
696 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/14(日) 01:03:24.36 ID:I60m/dEo
>>671みてなんとなく手術室入る前に「一方通行だ!」とか言われたら
手術室入ったら戻ってこれないって感じになって普通に怖いなとか思ってしまった
697 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga]:2010/11/14(日) 02:02:07.97 ID:hcaMwiIo
>>695
順番が逆や!
恋人探してから風邪ひきなさいw
698 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 03:02:03.73 ID:qj/f3IUo
アニメ2期にようやく一方さんでてきたよ!!やったねミサちゃん!
699 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 03:08:01.30 ID:Qx09SUAO
白井は声だけじゃなくて思考も年増なんだ…
 
 ザシュ
やめてぇ!!褒めてる!!ザシュ褒めてるんだってぇぇ!!ザシュ
700 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 03:46:36.32 ID:ePdMUhgo
ここまで投下されたのどれもおもしれーな
701 :今週の舞台裏 第六話より [saga]:2010/11/14(日) 06:01:46.43 ID:hcaMwiIo
今週は1レスだけ借りるよ!
702 :今週の舞台裏 第六話より [saga]:2010/11/14(日) 06:02:42.41 ID:hcaMwiIo
打止「バシャーン! ってミサカはミサカはry」

一通「黄泉川アアアァァァ!」



監督「カット! はい、お疲れさんでしたー」

打止「お風呂はやっぱり楽しいなー、ってミサカはミサカは撮影が終わったにもかかわらずバシャバシャバシャー!」

一通「ったく……おいクソガキ、あンまりしぶきをこっちに飛ばすンじゃねェ!」

黄泉「お疲れさまじゃん、二人とも」

打止「あっ、ヨミカワも一緒に入ろう、ってミサカはミサカはお誘いしてみる!」

黄泉「よし、ちょっと待ってるじゃん」ヌギヌギ

一通「やめろババァ!」

黄泉「ちょっとした冗談じゃん」

打止「えーっ」

黄泉「それにしても……」

一通「ンだよ」

黄泉「一期でボス張ってた最強(笑)能力者が、二期の初登場シーンで幼女と混浴って(失笑)」

一通「黄泉川アアアァァァ!!」



来週につづく?

打ち止めかわいい
703 :とある研究者の違和感 [sage]:2010/11/14(日) 06:18:22.66 ID:ea2Tq3A0
>>690
続きを期待されたので,続けてみます.

禁書で一番のマダオの天井とこのオッサンを絡めると面白いんじゃない?
ってノリだけで書きました.
704 :とある研究者の違和感 [sage]:2010/11/14(日) 06:21:12.17 ID:ea2Tq3A0
−−−とある病院の診察室


「診断結果に異常なし,研究者って不摂生になりがちな割にはどの値も健康そのものだね」

「研究者っても,所詮サラリーマンですかね.ウチだと昼夜逆転の研究スタイルは逆に浮いてしまいますよ.」

カエル顔の医者とそんな世間話をしつつ,彼は良好と言われた健康診断の結果にホッとしていた.
研究者とは気楽な稼業と思われがちだが実際には常に結果を求められる.そのプレッシャーと上手く付き合う処世術はそれなりには持っているものの,
研究所のオーナーである塩岸の経営方針は,以前の研究所以上の実力主義でありこれまで以上のプレッシャーを掛けるものだった.

(駆動鎧もなかなか面白いんだけど,やっぱり自律型の方がいいな.
これからも今の場所でやって行くなら六枚羽辺りに配属されたりしないかな...)

そんな彼の気持ちとは裏腹に,これからしばらくは駆動鎧の携わり続けていくだろうことは彼自身が最もよく知っていた.
彼の研究成果は六枚羽や清掃ロボットのような自律型のロボットの学習装置よりも,駆動鎧おける人との
インターフェイスの制御機構に対して適用する方が向いていたからである.
705 :とある研究者の違和感 [sage]:2010/11/14(日) 06:22:44.69 ID:ea2Tq3A0

(まぁ,駆動鎧の開発の為に今の研究所に移るのを決めたのは自分だし文句は言えないか.
清掃ロボットでは少し限界が見えていたし)

「失礼します.詳細な診断結果は1週間後にメールにて送らさせていただきますが,
念のため郵送でもお送りしたほうがよろしいでしょうか?とミサカは確認を取ります」

「メールだけで構わない.って,ミサカさん?ついさっきまでカフェに居たんじゃない?」

「いえ,私は貴方と先ほどお別れしてからずっとこの病院に居ました.とミサカは貴方の見間違いか何かを指摘します」

「確かに,カフェで会った子の方は言っちゃ悪いが粗雑なカンジだったかな?」

「おそらく,貴方がカフェでお会いしたのは私の姉です.とミサカはいつも通りのテンプレートを述べます」

「テンプレート?見た目が殆ど一緒で年もそう変わらなさそうというということは双子ということかな」

「そういう認識で構いません.ところでカフェに行ったと言っていましたが,如何だったでしょうか?とミサカは話題の切り替えを促します」

「あぁ,さすがにオッサン一人でああいった店に入るのは抵抗があったから,近くの公園とかで適当に時間を潰していたかな」

「そうですか,男性の方には入れない店というものがあるのですね.とミサカは彼と一度あの店に行きたいと思っていたのでションボリします」

「いやいやそういう意味じゃなくて,デートとかならアリなんじゃないかな」

「デ,デートだなんで.でも,もしデートが出来れば.とミサカは少しニヤケてしまいます」

突然の青春ど真ん中の空気に触れて,こちらまで少し恥ずかしくなってしまうと感じ.彼は,彼女を少しばかり激励し帰路へと着いた.
706 :とある研究者の違和感 [sage]:2010/11/14(日) 06:26:04.18 ID:ea2Tq3A0
−−−第7学区のスーパー

普段自分の通う第2学区とは違って若さあふれる雑多な街をもう少し歩いてみるのもたまには良いと,
彼は夕食の材料を調達するために第7学区のとあるスーパーで買い物をすることにした.

買い物中に彼は学園都市とは言いながらも買い物カートがロボット化されていないことをふと考えていた.

ミサカハミサカハアナタノオスカートニノッテミル
ハシタネェゾクソガキオリヤガレ

例えば,端末に冷蔵庫の残り物の情報を転送しといて,カートにある端末にはスーパー側の特売商品や旬の商品などの情報転送しとく.
自分の端末とカート端末を繋げばお互いの情報を擦り合わせ,その時の最適な夕食の献立を作ってくれる.
それこそ,商品が決まればあとはカートが自動で買い物コースを設定し自動運転でスーパーを回る.

それくらいのこと,学園都市ならあっという間に実用化できそうなのだが.

学園都市の研究というのはどちらかというと,何らかの軍事的な戦略に関わるような研究であったり,
先駆的もしくは常識にとらわれない研究であったりするコトが好まれる傾向にあり,
例に出したような所帯染みた研究というのはあまり好まれないのだろう.

(それにしても,最近,書庫で見つけた「洗濯機・冷蔵庫論争における神学的解釈と考察」なんて研究は先駆的過ぎて意味不明だったな,
 回転には聖人の力が,冷却には天使の力がそれぞれに対応して,その他家電にも神学的な解釈が可能である.とかだっけ?全くもって意味が分からない)

アナタココノタナニアルイチゴムースガホシィナッテ
ヤメトケクソガキハラコワスカラ

自分には理解不能な斬新な視点というのが,やがて科学的な研究のアイディアに結びつくコトもあるのではと思っている間にスーパーの買い物は済んでしまった.
707 :とある研究者の違和感 [sage]:2010/11/14(日) 06:28:31.88 ID:ea2Tq3A0
スーパーから出た彼の目の前には,煙を上げながら完全に沈黙している清掃ロボットと,
今まさに電撃を浴びている清掃ロボット,ロボットと同じく電撃を浴びる一人の少年が居た.

(清掃ロボットがイカれちまうような電撃くらわせるなんて殺人モノなはずなんけど,
 あの少年は無事みたいだ.能力者か何かか?)

アァスーパーノトクバイガァ
ムシスンナゴラアァァ

彼が殺人的な電撃の発信源の方へと目を向けると今日四度目となる少女の顔が見えた.

(えーっと,あのミカサさんは姉の方かな?すごい電撃だなた大能力者以上なのか?
 じゃぁ妹の方も電撃使いだったりするのか?)

と彼が思ったとき,彼は気が付いた.彼女が超能力者の超電磁砲であるということ,

そして,病院の彼女が目の前の超電磁砲の妹なんかじゃないということを.


(あの,天井とかいう男の言ってた計画はホントだったのかよ)
708 :とある研究者の違和感 [sage]:2010/11/14(日) 06:31:21.92 ID:ea2Tq3A0

天井と名乗った男と初めて出会ったのは,以前の研究所に務めていた頃に出会った.いや,出会ったというよりは拾った.

たまたま,一人で店で飲んでたところにすでに泥酔状態の天井という男が絡んで来た.その男は

「自分はどうしようもない出来そこないを作ってしまった」
「俺の人生終わりだ」
「俺じゃない,芳川だ芳川が悪いんだ」

とか訳の分からないコトを言っていた.

そういう失敗報告は俺じゃなくて上司もしくは芳川という人にしてくれ
と彼は天井に言ったのだが,天井はまず彼に聞いて欲しいと泣きついてきた.

とりあえずお互いの研究領域がクローン技術と学習理論と決して近くはないし,
聞いてやってもどうなることでも無いと思ったのだが,
天井の話す内容は彼の想像を遥かに上回った.

まず,国際的には認められていない人クローンの生成.
そして,そのクローンのオリジナルが学園都市第三位の超電磁砲であること.
さらに,そのクローン200体と学園都市第一位の一方通行で戦闘を行わせること.
その200体を用いた戦闘で一方通行が前人未踏のLevel.6に到達するという事だった.


天井の泥酔しきった状態とあまりにも突拍子のない話に天井の言うことは酔っぱらいの妄言か何かだと彼は信じることができなかった.

とりあえず,研究はチームでしていくものだし天井だけが責任を感じる必要はないというような内容を言いつつ,
彼は天井を宥め諭してやり落ち着いたところで彼をタクシーにぶち込んだ.
709 :とある研究者の違和感 [sage]:2010/11/14(日) 06:34:43.73 ID:ea2Tq3A0

そして,また暫くしたところで,同じ店で彼はまた天井と出会った.

そのとき出会ったときに,天井は彼のコトを一切覚えていなかった.
そこで,天井に彼が初めて天井を拾った話をした.その内容を聞いた天井は

「今,私の研究は順調に推移しているからもう大丈夫た.あと,私が話した内容は酔っ払いの妄言だと思って気にしないでくれ」

と言ってきた.彼自身,全く本気にしていなかったが天井の話した妄言は妄言として面白かった.
なので今度は,天井ばかりが妄言を話すのは可哀想だし,なんだかズルイと感じ酔っ払た勢いで彼は彼自身の妄言を話すことにした.

(人ならざる者を,人足りえる存在にする)

この話に天井は食いついた.
天井もまたクローンという人ならざる者を,人足りえる存在にする研究者の一人だった.


天井は「"物質的に"人と全く同じモノを作れば人足りえる存在になる」という立場だった.
彼は人と同じモノ作る過程に人を,生命を科学的に理解できるという立場だった.

対する彼は「"情報として"人と同じモノであれば人足りえる存在になる」という立場であり,
モノの形は考慮しないという立場に立ってお互いに議論した.

おそらく二人の立場の違いは,何が人の本質を定めているいるかの違いであり.両者ともに間違ったアプローチではないのだ.
結局,二人の最終地点は生命の科学的理解であり,人足りえる存在はあくまでも副産物でしかなかった.


副産物にそれほど興味が無いという点は二人の中で共通にあった.
710 :とある研究者の違和感 [sage]:2010/11/14(日) 06:38:37.91 ID:ea2Tq3A0
最後に,彼と天井が会ったのはこの夏だった.

例のごとくいつもの店で天井は,彼が初めて会った以上に天井は荒れていた.

「俺の人生終わりだ」
「俺はココで終わってなるものか,復讐だ復讐してやる」
「俺じゃない,全ては芳川だ芳川が悪いんだ」

話している内容が内容なだけにあまり近づきたいとは思わなかったが
天井の方が彼を見つけだし,聞きたくもない愚痴と妄言に付き合わされるハメになった.
このとき彼は天井の同僚である芳川は随分苦労しているのではないかと感じた.

そのときの天井の妄言もまた,彼の予想を超えてぶっ飛んでた.

初めて会ったときに話した計画が何者かの妨害により頓挫.
天井は失職したが,今回の人クローン技術の研究を手土産に外部の研究機関移籍するという.
さらに,残った10000体あまりのクローンからなるミサカネットワークを暴走させ学園都市に復讐するというものだ.

おそらく本当に失職したのだろう.

以前の議論から研究者としてはそれなりに優秀であるとは思えたし,
ミサカネットワークという実現できたるなら面白いアイディアを持ってることだから.
学園都市外部まで視野を広げて次の職を探すならすぐに見つかるはずだから自暴自棄になるな
と彼は天井を宥め諭してやり落ち着いたところで天井をタクシーにぶち込んだ.
711 :とある研究者の違和感 :2010/11/14(日) 06:47:30.44 ID:ea2Tq3A0

彼は天井という男を思い出しながら,すでにスーパーから離れていた.

(初め200体から10000体になった時点で妄言なんだと思い込んでいたけど,
 天井の話していたコトは本当だったのか?)

彼は自分自身の推察に対して確信はあったが,確証が得られていなかった.
確信を得るためには先ほどまで目の前にいた超電磁砲と思われる少女直接に聞くのが手っ取り早い方法だっただろう.

しかし,ただでさえ真っ黒な人クローンが関わって上に真っ黒な計画を見ず知らずの人間がいきなり聞いたらただ良からぬ疑いを持たれるだけだろう.
それに当の本人でもどこまで計画を知っているか定かではない.彼はあの場から立ち去り家路を急ぐことにした.

(学園都市の闇ってのは,想像を遥かに超えてるのか.
 天井の話は聞いて良かったのか,悪かったのか分からないな.)

完全下校時を過ぎ,人通りも少なく辺りも暗くなってしまった学園都市.
街を覆う闇に飲み込まれるような感覚を彼は覚えた.

712 :とある研究者の違和感 :2010/11/14(日) 06:49:27.12 ID:ea2Tq3A0

このマダオ頑張れば魔術サイドまでイケそうで困る.
713 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/11/14(日) 09:15:48.70 ID:0R7IlOw0
こういうメインキャラでもない、何か能力を持っているでも無い第三者が物語の断片に遭遇している系のSSは大好きだ!!
あと俺はオッサンがだいすきだ!!
GJ!!

いつかあった、無職のオッサンも良かった。俺はオッサンが大好きだ!!(大事2回
714 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 09:44:38.67 ID:os9Xp7Ao

職持ってるマダオはマダオじゃないよ
でも元はエリートだったんだよな・・・どうしてああなった

>>713
あれは面白かった
そして悲しかった
715 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/14(日) 11:49:38.05 ID:NM5LwL60

>>546からの続きです。
自己解釈、オリジナル設定、かなり入ってます。
短いです。

716 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/14(日) 11:50:13.87 ID:NM5LwL60




「第、六位……?」

茫然自失。
今の上条を表すならその言葉が一番だろう。
理解出来ない。友人がテロリストでした、なんて言われたような心境。
人間が一生に一回経験するかしないかであろう思考を、上条は無理矢理振り払う。
現在、大事なのは青髪ピアスの正体に驚くことでは無い。

「……青髪、お前一体何のつもりなんだ?お前が、学園都市に七人しか居ない超能力者だったとして、一体何でこんなことを……?」


「…………かみやん。科学と魔術の関係性は知っとる?」


「……!?」

発せられた言葉に、上条は言葉を返せない。
別に、口からいつも通りのエセ関西弁が出て来たからでは無く、


科学(PSI)側の筆頭とも言えるレベル5が、魔術(オカルト)の存在を知っていることに、驚愕していた。


717 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/14(日) 11:50:52.79 ID:NM5LwL60


「……?あぁ、学園都市のレベル5全員が魔術を知っとる訳や無いで。ぼかぁ色々特別やから知っとるだけや」

「特、別……?」

「そっ。まぁそれは置いといてや……」

会話をしている間にも、上条の体は震えている。
痛みもあるがそれ以上に、普段自分が知っている親友では無い姿に、恐怖していた。
この空間は今、上条が今までの人生で体感したことの無い、非現実さを持っていた。
まるで、外国に行ったかのような、別世界に迷い込んでしまった感覚。


上条が、本来居るべきで無い世界の感覚。


「科学サイドの本拠地たるこの学園都市……そう簡単に魔術サイドの人間が入り込める筈無いやろ。ただのテロリストとかならともかく、禁書目録なんていう爆発物を態々侵入させた意図は分からへんけど……」

「っ……」

禁書目録と爆発物。二つの単語に、状況について行けてなかったインデックスは息を詰まらせた。
上条には後ろに立つインデックスの顔は見えないが、驚いていることは分かる。
魔術師で無い筈の、目の前の超能力者が、魔術サイドの自分について知っていることに驚いているのだ。
上条も疑問に思う、なんで魔術師では無く、学園都市のレベル5がインデックスを狙うのか。
彼の疑問に答えるように、青髪は言葉を続ける。
718 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/14(日) 11:51:30.68 ID:NM5LwL60

「要するにや。ここは科学の領域(テリトリー)。大き過ぎる問題には科学も参戦します。……こんなとこ?」

「……庭に危険物があるから、自分達で取り除くってか?」

「どんな協定があったかはしらんけどな。さっき全超能力者にそう命令が出たのは確かや」

さて、とそこで言葉を切り、




「かみやん。そのシスターちゃんを渡してくれへんか?」




本題であろう提案を発した。

「……もし、俺がここでインデックスを渡せばどうなる?」

上条は、絞り出すように声を出す。
後ろ手にインデックスを庇いながら、右手が強く強く握られる。
それを見つつ、青髪ピアスは顎に手を当てながら、









「まぁ、魔術サイドに引き渡すことになるやろうな。その時に脳に電極でもぶっ刺して洗脳されるかもしれへんけど」




その一言で充分だった。


上条を、前に動かすには。

719 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/14(日) 11:52:41.55 ID:NM5LwL60


「……インデックス。まだ他に敵がいるかもしれない。その時は、俺に構わずとにかく逃げろ。後で追い付く」

「そんなこと!出来な」

インデックスからの抗議の言葉は、上条の耳には届かない。
彼は既に床を蹴り、青髪ピアスに向かって走っていた。
「……真っ正面から、か。かみやんらしい」

その、どこまでも真っ直ぐな彼を見て、彼を裏切ったとも言える青髪は、笑う。
嘲笑ったのでは無く、馬鹿な行動に笑ったのでも無く、ただ、余りの真っ直ぐさに苦笑していた。
しかし、瞬時にその表情は変わった。
優しさの欠片も見つけられない、兵器としての表情へと。

上条は十メートルの間合いを走って詰める。
そして、後三メートル、飛び込もうと足を強く踏みしめた瞬間、

「ッ!」

またもや、直感を頼りに斜め前に飛んだ。
体を捻るように、何かを躱すように。

ヒュボッ!!

効果音に表すならそんな音が、上条の鼓膜を震わせた。
見ると、上条の逸らした体を掠るような形で青髪の拳が通過している。
プロのボクサー以上のスピード。
720 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/14(日) 11:53:30.79 ID:NM5LwL60

だが、躱せた。

(行ける!あのスピードの理由は分らないけど、戦える!)

青髪の背後を取る形になり、上条は右足が地面に着地すると同時に右手を振りかぶり、青髪の背中に狙いを定める。

「らぁっ!!」

掛け声が口から迸り、今まで敵を倒し続けて来た右拳を放った。
空気を切り裂き、拳が吸い込まれるように青髪の首後ろに迫ってーーーー




ゴガン!!と、信じられない程硬い音が鳴った。


「が、ぐぅっ!?」

伝わる痛みに、意識するよりも早く悲鳴が漏れる。
皮膚が擦り切れ、血が垂れるのが分かる。
右手から最初に殴った時とはレベルの違う痺れが走り、元々ダメージを受けていた腕が更に痛んだ。

「一体……っ!?」

疑問の声は上げられない。上げる暇が無い。
右手を痛みのあまり抑え、背後に何歩か下がった上条に、左肩を前に出して、青髪が此方に一歩を踏み出していた。

そして、

721 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/14(日) 11:54:19.10 ID:NM5LwL60





メゴッッッ!!と、莫大な轟音が轟く。

音の出所は、上条の体、タックルした青髪の肩付近と、突進のために蹴られたコンクリートの地面からだった。




「ーーー」

今度は、絶叫さえ出ない。
そのまま上条は吹き飛び、ガラスが砕けてただの四角い穴になった窓を突き抜ける。
一階なため、落下による死の危険は無い。廃墟ビルが立ち並ぶ、路地裏の広場に放り出されただけだ。
だが、余りにも吹き飛ばされたスピードが速すぎた。

ガガガガガッッ!!と、地面と体が高速で擦れ、摩擦音が上がった。

「ぎっ、がっ……!?」

そこまで来てようやく、悲鳴がこぼれ出す。
ゴロゴロと地面を転がり、制服が所々裂け、見るにも耐えないボロボロになって、それでも上条はなんとか地面に左手を付き、立ち上がった。
立ち上がれたのは、タックルが当たる寸前に後ろに跳んで衝撃を少し減らしていたから。
そうでないと、肋骨の二、三本は折れていただろう。

「ぐぅっ……!」

人生で初めてと言っていい、死がギリギリまで迫った戦い。
しかし上条には恐怖は無く、ただ焦りだけが存在した。
722 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/14(日) 11:54:54.87 ID:NM5LwL60

「イン、デックス、が……!」

あの少女はまだ廃墟ビルの中に居る筈だ。
そして青髪も中に居る。
二人きりになっているだろう。
マズイ、と上条は考える。
さっきの話からして殺されることは無いだろうが、それでも攫われる可能性は高い。
そして、何処か上条が知らない場所に攫われた場合、助け出すことはほぼ不可能に近い。

だがしかし、杞憂だったようだ。
たった今、上条が吹き飛ばされて来た窓から、青髪が出てくる。
身長百八十センチもある体格で窓から出てくる姿は、威圧感を与えて来た。
青髪から笑顔が消えるとこんなにも変わるのかと、上条は頭の何処かにて思考する。

「インデックスは、いいのかよ……」

上条は言葉を発した。時間をかせぐためだ。
理由は二つ。
一つは右手の問題。
ダメージを受け過ぎたのか、右手が痺れてピクリとも動かない。
指が震え、拳を握ることも出来なかった。
そして、もう一つは考えるため。
先程までに、上条は二回青髪に拳を叩きつけている。
だが、

(あの感触はなんだ……!?)

723 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/14(日) 11:55:41.77 ID:NM5LwL60


自慢では無いが、上条は結構人を殴ったことがある。
皮膚を、肉を殴る感触というものが知っている。
だが、青髪を殴った時の感触はまるで鉄に拳を叩きつけたような感じだった。
上条の言葉に、青髪は、

「まぁ、かみやんはしつこいし。確実に倒してからあのシスターちゃんを捕まえればえぇ」

眈々と答えた。
道を教えるくらいの、軽々しい調子で。

「…………な…でだ、よ」

「?」

「何でだって聞いてんだよ!!」

突然、上条は叫んだ。
この叫びには、打算など無かった。

「お前が第六位だなんて初めて知ったし、俺が知らねぇことだって沢山あるんだってのも分かる!でも違うだろ!?お前は本当はこんなことやるような奴じゃねぇだろうが!」

それは、青髪の言葉を聞いてから思っていたことだった。
確かに、上条は目の前の親友のことを、本当の意味で知らないのかもしれない。
上条達に見せていたのはただの上辺だけで、本当はこんな風に兵器みたいに人を簡単に傷付ける人間なのかもしれない。


しかし、それでも上条は、


「なんで、お前が、お前みたいな奴が、何の罪も無いアイツを、捕まえようってんだよ……」


724 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/14(日) 11:56:19.14 ID:NM5LwL60


青髪という一個人を、信じていた。
本気で殴りかかられても、投げ飛ばされても、吹き飛ばされても、上条当麻は目の前の親友を信じていた。

「……かみやんは、僕のこと誤解しとる」

ポツリ、と。
上条の言葉を聞き、彼は呟いた。

「ぼかぁそんな綺麗な人間やない。自己保身のためなら、喜んで他人を傷付ける……現に、かみやんを傷付けたやろ?」

「……」

事実を突きつけられ、沈黙が場に満ちる。
そして、沈黙を切り裂くように青髪が上条に尋ねて来た。

「肉体変化(メタモルフォーゼ)って能力のこと、何処まで知っとる?」

「……いや、さっぱり」

「勉強しいや、かみやん……」

ハァ、と彼はため息を吐いた。
上条も何故かいたまれなくなり、左手で頬をかく。

「……肉体変化ちゅーのは、文字通り肉体を好きなように変化される能力や。遺伝子レベルでは無理やけどな。ただとても珍しい能力で、学園都市の中でも二、三人しか使える奴はおらへん」
725 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/14(日) 11:57:00.72 ID:NM5LwL60


青髪の言葉からすると、肉体変化というのは結構貴重な能力らしい。
学園都市二百三十万人中、たった二、三人。
かなりの貴重度だろう。
だがそこで、あれ?と上条の思考内の動きが止まる。
レベル5になるからには、それなりの『特別』が必要だ。
『超電磁砲』で例えるなら、十億Vの高電流に、更にそれを自由自在に操り、能力名にもなっているレールガンという戦略兵器レベルの攻撃を放てる。

しかし、青髪にはそれが無い。
肉体を変化させる、なんていう能力で、一体どうやってレベル5になったのだろうか?たった一人だけの能力ならともかく、二、三人居ると分かっている能力で。
それとも、他の肉体変化の能力者よりも能力が遥かに上手く扱えるのか?
そんなことを上条が思考していると、








「そう『公式では』なっとる」








726 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/14(日) 11:57:38.75 ID:NM5LwL60


「……はっ?」

少しの間を置いて、上条の間抜けな声が路地裏の広場に響いた。
言葉の意味が分からなかった。
彼が何を言いたいのか、理解出来ない。

「公式、って言っても所詮はたった三人の能力を研究しただけや。もしその三人が『本気』を見せてなかったら?いや、そもそも……」

彼は、青髪はそこで言葉を切り、




「本当は、『肉体変化(メタモルフォーゼ)』は学園都市に『一人しか』居ないとしたら?」




「…………おい、待てよ。それって……」

ここまで来て漸く、上条は理解した。
そして、それを背定するために、青髪は口を開く。




「そうや。僕は、学園都市に居ると言われている『肉体変化』全員の正体や」




727 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/14(日) 11:58:15.49 ID:NM5LwL60



「……ちょっと待てよ。だったらIDは?遺伝子情報や血液情報、場合によっちゃ声紋や脳波のデータまで必要だってのに……いや、そもそも誰も気がつかない筈が……」

ブツブツと、驚きの余り疑問を呟き続ける上条。
だが、それに青髪は答えた。
余りにも、答えが簡単過ぎたから。

「そんなもん、肉体変化で一発や。後、統括理事会に黙認して貰っとる、というかやらされとるし……まぁ、正確にはあのビーカー野郎(?)にやけど」

肉体変化。
その力は、全くの他人にさえなりすませるのか。
聞いたことが無い、ある意味魔術などよりも信じられないことに、上条は絶句する。

「……かみやん、僕はな。ただの青髪ピアスで居たいんや」

絶句している上条を見ながら、彼は語る。
その言葉には、どんな思いが込められているのか。
上条は黙って、耳を傾ける。

728 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/14(日) 11:58:56.94 ID:NM5LwL60


「この能力のせいで、実験漬けやった。何回も肉体変化し続けたせいで、本来の自分の歳も、姿も、性格も、声も、もう分からへん」

なんだそれは、と上条は心中で叫ぶ。
この学園都市の何処かが壊れているのは、ここで生きるうちに分かっていた。

「頑張って頑張って交渉して。漸く、幾つかの条件と引き換えに、僕は平穏を手に入れた。条件っても、肉体変化の能力者として学園都市内で偽ることや、今回みたいな緊急の任務に従うことだけやったしな」

だが、目の前の親友が、実際にその壊れた世界に浸かってこんなことをしたのかと思うと、途方も無い、言葉では表しきれない怒りが湧き上がる。

「そのせいで、レベル0として過ごし初めての、最初の友達と戦うなんて、皮肉やけど」

吐き捨てるように言ってから、青髪は上条を見る。
上条も、痺れが取れて来た右手に力を込めつつ、青髪を見る。
二人はしっかりと対峙し、互いの目を睨み付ける。

「かみやん、悪いことは言わへん。今回のことは何時もの『不幸』と同じように忘れて、普通の日常に帰るんや。今なら、引き帰せる。『幸福』を得ることが出来る」

729 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/14(日) 11:59:29.41 ID:NM5LwL60


最後の通告。
しかし、上条は答えない。
口を、動かさない。
ただただ、黙って青髪を見ていた。
目は真っ直ぐに青髪の瞳を見つめている。

「……はぁ。結局こうなるんやね……」

そう。結局、この二人は分かっていた。
上条も、青髪も。
心の何処かで、言葉だけではこの問題は解決しないと、知っていた。





だって、彼等は親友なのだから。




730 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/14(日) 12:00:59.29 ID:NM5LwL60

以上です。
楽しみにしてくれている人が居たら、スレでも立てようかと思っています。
731 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 12:02:01.56 ID:zLQUNyQ0
>>730
よし立てろ、出来る限り早急にだ
正装して待ってる
732 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 12:02:11.09 ID:uTXleo.o
HTB
733 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/14(日) 12:02:27.52 ID:dASSVUMo
おっつ乙ゥ!
青髪さんマジかっこいい
これってレベル5総当たり戦なのか?とりあえず期待しとくぜ!
734 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 13:29:31.06 ID:eZDGFWso
畜生、、>>509のTRICK×禁書は誰も書かないのか
難易度マックスに挑む漢は!
735 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/14(日) 13:31:41.89 ID:70Lj8QAO
何で右手で殴ってるのに能力解除されないの?
736 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 13:35:49.01 ID:We6.rP2o
女王艦隊の旗艦以外の船は触っても変化無かったようなもんじゃないの
能力使ってるのは変化してる途中だけとか
737 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 14:06:26.12 ID:Sgb6b.AO
 誰が望んだ? −−物語の続きを・・・。
 誰が求めた? −−その愚かな、しかし優しい世界を・・・。
 否。
 問うては更なる疑念を生むばかり。
 ならば我は、この手を奮うのみ・・・。



などと頭の沸いたセオリーを口走っていますが、要するに幸せ家族計画の続きっぽいカテゴリーを放り込みに来たプロセスです

※相変わらずの義兄偏愛超電磁砲(ブラコンレールガン)
※友情出演:子供好きのゴリラ
※観察員が空気
※綺麗な一方さん
738 :義兄さん、事件のようです1/7 [saga]:2010/11/14(日) 14:11:13.79 ID:Sgb6b.AO
モニタールーム

佐天「さーて、今日は御坂さんどんなノロケっぷりを見せてくれるかなー?」ニヤニヤ

佐天「おっ、帰ってきた」

リビング

美琴「今日はお兄ちゃんが研究所から帰って来ないんだよなあ……はあ。せっかく愛情たっぷりミートパスタを食べてもらおうと思ってたのに……」ショボーン

ミサカA「ドンマイお姉様ってミサカはミサカは慰めてみる」

美琴「ありがとミーちゃん。優しい子ね」ナデナデ

ミサカA「えへへー///」

佐天(こうして見るとホントに仲の良い姉妹だよなあ、この二人)

打ち止め「さーて美琴ちゃん、他の子達が帰ってくるまでにお料理作っちゃいましょうか」

美琴「そうね、そうしましょ」

その頃、とある大通り

ミサカB(ふむ、行き交う人々は今日も学生ばかり、か……ってミサカはミサカは当たり前の事を再確認……むむ!?)

ズドオオオン!

ミサカB(あそこはミサカC達が向かったデパートじゃないか! ってミサカはミサカは舌打ちしてみる!)チッ

デパート内

ミサカC「だだだ大丈夫だよね、一方通行さんが助けに来てくれるよね!? ってミサカはミサカはパニックしてて訳分かんないよー怖いよーふえええん!」ビエエン!
739 :義兄さん、事件のようです2/7 [saga]:2010/11/14(日) 14:13:55.31 ID:Sgb6b.AO
ミサカD「エログロは専門外なんだけどってミサカはミサカも怖いよー!」ガタガタ

ミサカE「静かにしないと犯人に見つかって目も当てられない事になっちゃうかもってミサカはミサカは冷静になる事を勧めてみたり」

ミサカB(おいお前ら無事かってミサカはミサカは状況確認)

ミサカE(CとDがすっかり怯えきってるよってミサカはミサカは連絡してみる)

ミサカB(ふむ、どうしたものかってミサカはミサカは……む?)

黄泉川「警備員じゃん! 状況は?」

店員「階段とエレベーターが破壊されてしまい確認が取れませんが、三階にまだお客様が取り残されている可能性が……」オロオロ

黄泉川「落ち着くじゃんよ。お客さんは必ず私達が助ける。犯人の特徴は?」

店員「覆面をした三人組です。その内一人が『発火能力者』もしくは『電撃使い』かと思われます」

黄泉川「分かった、ありがとう。よーしお前ら、ちゃっちゃと片すじゃん!」

オーッ!

ミサカB(なにあの姐さんかっけえ! ってミサカはミサカは隠していたミーハーっぷりを発露してみる!)キャー

ミサカB(……おっといかん浮かれてる場合じゃなかったなってミサカはミサカはデパートへの潜入を試みる)
740 :義兄さん、事件のようです3/7 [saga]:2010/11/14(日) 14:18:12.07 ID:Sgb6b.AO
デパート二階

一方通行「クッソ、どォなってやがンだァ? 上で爆発音がしたと思ったら停電までしやがった」

一方通行「どこの三下がやらかしてくれやがりましたかねェ? なンにせよ、さっさと買って帰りてェな」

男「そこのお前! こっちへ来い!」

一方通行「あァ?」ギロッ

男「こいつが見えねえのか、さっさと(ゴバッ!)ヒイ!」

一方通行「今の俺はまだ機嫌が良い方だ。逃げるンなら追わねェ。さっさと消えな」

男「」コクコク

タッタッタッ……

一方通行「……チッ。なンもしねェで逃がすたァ、俺も随分丸くなったもンだな。まァ、それもアイツのおかげ、ってかァ?」

デパート三階

ミサカE「ほら、さっさとついて来なさいってミサカはミサカは二人を先導してみたり!」

ミサカD「ムリムリムリムリ怖い怖い怖い怖い」ブンブン

ミサカC「ヤダヤダヤダヤダ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ」ブンブン

ミサカE「でもでもここは危険を冒してでも行動しないと状況は進展しないよってミサカはミサカは発破をかけてみる!」

ミサカD「わ、分かったようってミサカはミサカはEに渋々ついて行ってみたり」

ミサカC「ミサカは待ってるねってミサカはミサカは(ガシッ)やだー!」ズルズル
741 :義兄さん、事件のようです4/7 [saga]:2010/11/14(日) 14:20:19.72 ID:Sgb6b.AO
階段前

ミサカE「……っ、階段が壊されてるってミサカはミサカはイラっとしてみる」

ミサカB(お前ら無事か? どうやらエレベーターも破壊されているようで動かないってミサカはミサカは侵入成功と共に現状を伝えてみる)

ミサカC(はやぐだずげでーごわいよー)シクシク

ミサカD(やっばっ誰か来た隠れないと!)

コツ、コツ、コツ……

男1「……まだ取り残されてる奴がいるはずだが……とっ捕まえた店員の話じゃ、確か女のガキが三人だったか……」キョロキョロ

ミサカC・D((ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい))

ミサカE(あまりに危険な状況にミサカ色んな所が勃って来ちゃったんだけど☆)アワワワ!

ミサカB(言ってる場合か! ミサカが行くまで絶対に見つかるなよ!)

男2「女子便所辺りにいるか? そこにいりゃ来ねえとか思ってんだろうなガキだし……ん?」

その頃、一方通行宅

美琴「遅い……いつもならもう帰って来ててもおかしくないのに。何か事件に巻き込まれてなきゃいいけど……ああもう心配だあああ!」

打ち止め「ちょっと落ち着きなよ美琴ちゃん?」

美琴「心配だあああ!」
742 :義兄さん、事件のようです5/7 [saga]:2010/11/14(日) 14:23:11.84 ID:Sgb6b.AO
再びデパート三階

一方通行「人の気配がしたから上がって来たが……何処にいやがる?」

コツ、コツ、コツ……

一方通行「……オマエ、誰だ?」

駒場「俺の事はいいだろう。それより、この子達の保護者を捜しているのだが、心当たりはないか?」

一方通行「あン? ってオマエ等!」

ミサカC・D「「一方通行(さーん)ってミサカはミサカは飛びついてみたりー!」」

ミサカB「ふう、ようやく合流出来たなってミサイルはミサカは一息ついてみる」ホッ

ミサカE「つかいたんだね一方通行ってミサカはミサカは全然気づかなかった事を告白してみたり」

駒場「お前がそうだったか」

一方通行「あそこで倒れてンのがこの停電やらなンやらの原因か?」

男達「「」」ピクピク

駒場「らしいな。その子達を連れ去ろうとしていたので潰しておいた」

一方通行「そォか。コイツ等が世話ンなったみたいだな、ありがとよ」

駒場「気にするな。子供を守るのは年長者として当然のつとめだからな。それよりも、さっさとズラかるぞ。警備員に見つかったら犯人と疑われかねん」

一方通行「それもそォだな。よし、行くぞガキ共」

ミサカ達「はーいってミサカはミサカは元気よくお返事してみる!」
743 :義兄さん、事件のようです6/7 [saga]:2010/11/14(日) 14:26:14.47 ID:Sgb6b.AO
一方通行宅前

一方通行「……っ! しまった、結局なンも買わずに帰ってきちまった」

ミサカE「やっちまったZE☆ ってミサカはミサカは一方通行の気持ちを大便してみたり!」

一方通行「『だいべん』の字が違ェよアホ……別の店で買うか。売ってっかなァ……」

ミサカC「ねえねえ、こんなのはどうかなってミサカはミサカは耳打ちしてみる」ゴニョゴニョ

一方通行「……ほォ、面白そォじゃねェか」

リビング

ミサカ達「たっだいまーってミサカはミサカは帰ってきましたー!」

美琴「遅い! 今までどこほっつき歩いてたのよ!? 心配したんだからね!?」

ミサカ達「うう、ごめんなさいってミサカはミサカは反省してみる……」ショボーン

打ち止め「まあまあ、無事に帰って来たんだからあんまり責めないの」

美琴「分かってる! でも、本当に心配だったんだから!」

打ち止め「はいはい。じゃあみんな、ご飯にしよっか?」

ミサカ達「はーい!」

美琴(はあ……やっぱりお兄ちゃん帰って来なかったなあ……)ショボーン

翌日、美琴の部屋

美琴「ん……むあ?」

一方通行「クー……スー……」zzz…

美琴「!?!?!?/// えっなっ何で何で!?///」アタフタ
744 :義兄さん、事件のようです7/7 [saga]:2010/11/14(日) 14:28:15.09 ID:Sgb6b.AO
一方通行「フアァ……オウ、おはようさン」

美琴「えうあうおへはへあへはやふ///」アタフタ

一方通行「それと」

美琴「ふにゃっ!?///」ドキッ

一方通行「誕生日、おめでとォ」ニコッ

美琴「は、はううう///」プシュー

一方通行「つゥか、一緒に寝てたら迷惑だったか?」

美琴「ううん全然!/// むしろ、ご褒美、というか、何というか///」モジモジ

一方通行「モノはやれねェが、添い寝なンぞで喜んでくれたンなら良かったぜ」

ナデナデ

美琴「……えへへ///」ニコニコ

モニタールーム

初春「ブフォア! 甘っ! 甘すぎ! 朝早くに来た甲斐がありましたよ畜生! 何というかもうご馳走様です!」ムッハー!

佐天「一方通行さんの笑顔が眩しすぎて直視できません!」キャー!

黒子「ホアアア! デレデレお姉様が可愛過ぎて黒子は、黒子はあああ!」ダラダラ

佐天「……なんか、お兄ちゃん欲しくなってきちゃった」

初春「……奇遇ですね、私もです」

黒子「……不覚にも、わたくしもですの」

黒初佐「「「はあ……」」」
745 :投下終了のようです [sage]:2010/11/14(日) 14:29:48.57 ID:Sgb6b.AO
続きは期待しないがセオリーだ
では、またいつか
746 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/14(日) 14:31:16.80 ID:mpMllMAo
Bはミーハーだったのかwww
747 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 14:39:16.65 ID:jVC.mI.0
あまあああああああああああああああああい

乙だぜ
三人にフラグがw
748 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/11/14(日) 15:00:07.82 ID:EM0QBG20
皆かっわえええええええ 乙乙!!
今日は沢山投下があってヤベェ超楽しい
俺も2〜3レス借りる
749 :宝箱が壊れた日 [saga sage]:2010/11/14(日) 15:04:36.43 ID:EM0QBG20
誰にだって、胸の奥にひっそりと大切にしまってある宝箱がある。
それは、幼いころの家族との食事風景であったり、友と語り合った夢であったり、守りたいと願った人の笑顔かもしれない。
頑丈な錠に鍵をかけた本人にしかわからない宝箱の中身は、人によって宝箱の中身は千差万別。

打ち止めのソレは、彼が一度だけ、贈ってくれた言葉。

『ずっと、一緒にいたかった』

かつて、聖書の中にでてくる天使の様な姿で宙へと飛び立つ前に、
彼が無邪気な笑顔で向けて贈ってくれたその一言が、打ち止めの一番の宝物。


(―――ううん、表現が正しくないね、ってミサカはミサカは訂正を入れてみる)


宝物、だった。

『だった』という過去形。
現状を考慮するなら、こちらのほうが正しい。
幼いころから打ち止めの心に輝き続けた、ダイヤよりも高貴で純粋で、唯一だったモノ。

けれど、長い間宝箱を守り続けた錠はすでに朽ち果てていたらしい。


「俺な……。その、コイツと一緒になろォかと、思ってンだ」


今日、珍しく緊張したような表情で、大事な話があると言われた。
そして、彼女にキラキラと輝く宝石をくれた白い天使の少年は、
自分とは違う女性と隣に置いて、打ち止めに許可を乞うように、そう言ったのだった。


「…………っ」


一瞬。
声に、ならなかった。
たった一言、発することすら、できなかった。

打ち止めは瞬きすら忘れて、思考も身体も停止させた。
瞬間、宝箱の中身はバラバラに砕けて散り散りになっていくような、甲高い破壊音が遠くで聞こえた。
細かく砕けた宝箱の破片がグサリグサリと心臓に、脳に、身体中に刺さる。
全身を抉られるような痛みが走り、おもわず、顔を顰めそうになった。
750 :宝箱が壊れた日 [saga sage]:2010/11/14(日) 15:12:04.62 ID:EM0QBG20
(……そっか、ってミサカはミサカは変に冷静な思考回路で理解してみたり)


簡単に予想できた未来がとうとう来てしまったことを、理解する。


(わかってたことだけど)


わかっていたことだ。
彼と出会った夏の夜の、あの日から。
ずっと、ずっと、ずっと、わかっていたことだった。


(やっぱりアナタの中の私は『私のまま』だったのね、ってミサカはミサカは覆せなかった現実に直面してみる)


「ずっと一緒にいたい」と「家族のような存在でいたい」と、彼が願った『妹』のような存在。

今も昔も、それこそが彼の中で根づいている打ち止めの立場。
与えられる居場所。
どうあがいても覆せなかった、非常な現実。


(――――それが、アナタの中のミサカ)


宝物を1人占めにしていい夢の時間は、終ってしまったらしい。
751 :宝箱が壊れた日 [saga sage]:2010/11/14(日) 15:20:54.03 ID:EM0QBG20
「…………打ち止め?」


黙ってしまった打ち止めを心配そうに見つめる赤い瞳に、打ち止めはビクリと、微かに肩を震わせた。

一言。
否定の言葉を言えば、夢の時間は続く―――かも、しれない。

多分、打ち止めが『嫌』と言えば、彼は諦める。

彼の隣に居る女性のことを。
彼自身の新しい幸せを。


「…………」


ごくり、と喉元をわずかに鳴らし、目の前の二人を見つめ直す。


「キレイな、人だね」

打ち止めは、ゆっくりと口を開いた。
彼の隣にいる女性をちらりとみて、打ち止めは目尻を下げて口角を上げる。
幸か不幸か、目には見えない傷をたくさん負っているくせに、スラスラとなめらかに口が動いていく。
752 :宝箱が壊れた日 [saga sage]:2010/11/14(日) 15:22:21.60 ID:EM0QBG20
宝物があった。
皆に秘密にしていた、打ち止めだけの、宝物が。

『ずっと、一緒にいたかった』という、彼の言葉。


(……そうだね、ミサカだって、ずっとアナタと一緒にいたかったんだよ)


ずっと、ずっと、ずっと。


「――――ちゃんと、幸せにするんだよ? ってミサカはミサカは余計なお節介をいってみる」


出来ることならば、彼の隣で笑みを浮かべる女性の立ち位置で。


「あめでとう!! ってミサカはミサカは大声でお祝いの言葉をいってみる!!」


打ち止めがとびっきりの笑顔を向けると、釣られる様に目の前の二人も幸せそうに微笑んだ。


(貴女と、一緒に。ずっとずっと一緒に。……って、ミサカはミサカは独り言を呟いてみる)




そうして、打ち止めの宝箱は、誰にも気づかれることなく砂となって消えていった。
753 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga sage]:2010/11/14(日) 15:26:05.60 ID:EM0QBG20
終り。改行ミスって4レス。
途中でミサカが私になってるし……

両想い書いたあとだと悲恋が書きたくなるんだよなー
754 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 15:28:19.33 ID:B.BQC2DO
何これ切ない乙

だがちょっと投下の間隔が長すぎないか…
755 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 15:31:29.38 ID:jVC.mI.0

>>738を見た後に>>749を見たから
ギャップが凄くて泣けてきた
756 :上条「まずは、その幻想をぶち殺す!」 [saga]:2010/11/14(日) 16:10:32.66 ID:NM5LwL60

皆さん乙です。
というか、全体的にレベル高過ぎるだろ……

>>735-736
次回で上条さんが同じことで悩みます。
ただ、>>736さんの推論が正しいです。

期待してくれている人が居るので、ある程度書き溜めしてからスレ立てしようと思ってます。
タイトルはこのままでいいかな……
目指すは「禁書の二時創作?だったらこれが面白かったな」って言われるレベルの作品!

今まで三度もここを使わせて頂き、ありがとうございました。

757 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 18:00:11.64 ID:ePdMUhgo
みなさん超がんばってください!
758 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 22:52:41.13 ID:56F/QQEo
数十レス使うものでも投下していいのかな
759 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/14(日) 22:53:41.13 ID:Nerah8oo
>>758
100やってる人とかもいるからおk。
それでも心配なら小分けにしてやればいいと思うよ。
760 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:10:05.52 ID:XBjl1bIo
それじゃ、やりまふ

10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」
761 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:11:04.59 ID:XBjl1bIo




10000号「ミサカは、ミサカァッ!?あは、アハヒハハハヒハハ」
一方「あァ?」
10000号「一方、ミサカはァッ、アヒャハハハヒハハ」

一方「……」

一方「なにこれ」






.
762 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:12:12.80 ID:XBjl1bIo

10000号「ミサカ、ミサって、ミサミサミササァッ!」
一方「あのもしもしィ?」
10000号「何かってミサカ?みさ、ミサミサカァッ!?」
一方「なンなのお前」
10000号「ミサカはミサかかかかかかかかか」

一方「……」

一方「帰っていい?」
763 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:13:20.47 ID:XBjl1bIo




10000号「実験を、ミサかぁ?ミサ、ミサミサ?アフウウウヌフフ」
一方「実験をォ?」
10000号「はじミサカハアッ!ミサノミサミサ、みさみさみさかぁ!」

一方「……」

一方「えっ、これも実験?」




.
764 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:15:04.12 ID:XBjl1bIo



10000号「その、ミサカハハハハハハハハ、トミサカ!」
一方「えェと、こんにちはァ、一方通行でェす」
10000号「ミサカは、ミサカッタミサミサノミサカ!?」
一方「第一位なんすけどォ」
10000号「ミサカはミサカ、lvぜ、ロミサカミサカ」

一方「……」

一方「会話できてる?」






一方「ミサカさンはァLevel0なンですかァ?」
10000号「ミサカは0ミサカ、アフヌヌヌヌヌヌミサカ」
一方「Level0となると大変なンでしょうねェ?」
10000号「ミサカは、ミサカにヤクやく薬クククククク!」

一方「……」

一方「クスリィ?」
765 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:16:15.06 ID:XBjl1bIo




10000号「ミサカは、能力ミサわはははははは。あげあげみさかのみさみさなみさ!」
一方「ミサカはミサカァ?」
10000号「ミサミサ、ミサカアッ!」

一方「……」

一方「わッかんねェ……」






.
766 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:17:44.38 ID:XBjl1bIo

10000号「ミサカハマサかのにひやひゃひゃひゃ!」
一方「実験始めていいの?なァ」
10000号「ミサハみさはさはさささささ、死ぬハハハハハハ?」
一方「……」

一方「ベクトルでどうにかなんのかな」







一方「おいィ変なこと思いついちまったぞォ」
10000号「ミサカは疑問なミサかな、ミサカ!」
一方「バカは死ンでも治らねェ」
10000号「ワハワハミサカはワハワハアハアハアハハヒ」
一方「……」

一方「ギャグってわかってんのォ?」

一方「いや、冗談ぬきでこいつのこれは死んでも治りそうにねェ。というより、」チラッ
10000号「ミサかはミサノミサカはミサのみしゃしゃしゃしゃしゃしゃ」
一方「このまま殺したら、枕元に出そうだなァ……」ダラダラ

一方「……」

一方「連れて帰るか?」
767 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:19:52.83 ID:XBjl1bIo

一方「いやいやいやいや、俺は何をいってンだァ!?」

一方「こんなの、ほっといたら……」

10000号「ミサみさみさ〜♪ミサノミサハ♪ミサミサミサが〜♪」

一方「歌うンじゃねェ!」

10000号「ミサッ!?ミサミサミサカッ!」ピシッ

一方「……」

一方「意外と可愛くね?」


一方「……」
一方「疲れたンだなァ、俺ァ」
10000号「ミサカ?ミサミサッサッサ!」ナデナデ
一方「撫でるな!ってあれ、反射はァ?」
10000号「ミサぁっ!!!」バチバチ

一方「……」

一方「油断したァ」
768 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:21:29.67 ID:XBjl1bIo



一方「つかれた、俺は帰る」
10000号「実験は、ミサカだってアヒャハハハヒハハ」

一方「お前相手に実験なンかできるかよォ」

10000号「ミサカはミサカを殺さずにしてミサカなミサッテミサミサ!」

一方「あー、目障りだから早くどっかいってくンねェかなァ?」

10000号「殺してミサカをミサカなミサミサ!!!!」

一方「……」

一方「殺して、だと?」
769 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:23:14.66 ID:XBjl1bIo


. .
一方「おまえを[ピーーー]のに十分もいらねェぞ?」

10000号「ミサかはミサノミサカはミサのみしゃしゃしゃしゃしゃしゃ、しゃ、しゃ……」
一方「あァ?」
10000号「ミサカは、みさ……」パタリ
一方「……」


一方「倒れやがった」

770 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:25:08.70 ID:XBjl1bIo

10000号「……」
一方「見事に動かねェ、てか。俺ァなンもしてねェぞ」
10000号「……」
一方「……コロして、なァ?実験となりゃァコロしてやンだが」
10000号「……」
一方(後味わリィな、おい)
10000号「……」
一方「恨ンだり、すんじゃねェぞ……」ダラダラ

10000号「……」

10000号「……スヤスヤ」







一方(………………………ちィッ!)


771 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:26:43.69 ID:XBjl1bIo

……………
…………
………


一方「結局ゥ、持って帰ってきちまったァ……」
10000号「……」
一方「死ンだ様に動かねェ」
10000号「……」
一方「……死ンでンじゃね?」

一方「……」

一方「まさかなァ」


一方「しッかし、どォすっかなァ、これ」
10000号「……」
一方「まァ、目覚ましてから、実験開始とするかァ」
10000号「……」
一方「……」
10000号「…………………ミサ」
10000号「………助けて」

一方「……やりずれェ、やりずれェぞ、おい」



一方「……」





一方「俺は随分とやさしィンだなァ」
772 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:27:42.42 ID:XBjl1bIo

――翌朝
10000号「ミサカはミサカはミサカはミサカはミサカはみさかはみさかは……」
一方「……」

一方「信じられるかァ?」
一方「これ、寝言なんだぜェ」
773 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:30:36.99 ID:XBjl1bIo

一方「コーヒーがねぇ」
一方「買いに行く」テコテコ

ジュウダンヒューン
ハンシャティカーン

一方「ああァ?」
10001号「銃弾が跳ね返って頬をかすめましたとミサかは血をぬぐいながら驚きます」
一方「なンだァ?もう実験の続きかァ」
10001号「はい、とミサカは肯定します」
一方「お前何号?」
10001号「10001号ですと、銃弾を込めながら答えます」
一方「まだ、10000号殺してないンですけどォ?」
10001号「あれは失敗作です、とミサカは肩を竦めて言います」
一方「記念すべき一万人目が失敗作ですかァ?なめてるわけ?」
10001号「本来なら、どの妹達以上の力を持ったミサカになるはずだったのですが、途中で壊れてしまいました、とミサカは実験の一部を公開します」
一方「しゃべれてないのはそのせいかよォ」
10001号「今ではこの薬がないと活動することもままならないじょうたいです、とミサカはヒラヒラと薬を見せびらかします」
10001号「また、すこしだけ言語知能も回復するそうです」
一方「それ、貰えるか?」
10001号「どーぞ、とミサかはビクピクしながら手渡します」
10001号「その薬を投与しないと死んでしまいます、と我妹達ながら情けないと笑ってみます」
一方「Level0だったなァ、あいつ」
10001号「薬の影響ですね、と――」

一方「あーはいはい、情報提供どーも」

10001号「――ミサカは銃を構えて撃ちます」バーン
一方「ハンシャー」
10001号「」アタマグシャア





一方「……さあて、どォしたもんかなァ」
774 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:32:27.11 ID:XBjl1bIo

10000号「……みさかは……みさか……」
一方「コーヒーうめェ」
10000号「……みさかは……しに」
一方「……取り合えず、飲ませてみてェ……すこし話してェ……
そンで、[ピーーー]か」

10000号「……クスリゴクン」
10000号「……」



ムクリ
775 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:34:03.41 ID:XBjl1bIo
一方「お目覚めですかァ?」
10000号「爽やかな朝ですね、とミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」
一方「話せるようになッたンだな」
10000号「おかげさまです、とミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」

10000号「ようやく、楽になれるのですね、とミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」
一方「楽にィ?残念ですけどォ、お前は俺に殺されるンですがァ?」
10000号「それが楽になれることなのです、とミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」
10000号「ミサカは、もう死にたいのです、とミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」

一方「……」
10000号「あなたは、死にたいと思ったことはありますか、とミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」
一方「ンなもン」

一方「……」

一方「何度だッてある」
776 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:35:39.22 ID:XBjl1bIo



10000号「実験は辛いものですとミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」
一方「……」
10000号「御坂はミサカとして矛盾しています、とミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」
10000号「実験=辛いものという認識は妹達にあってはならないものなのですが、とミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」


10000号「ミサカは造られた時どの個体よりもほんの少しだけ能力が高かった、とミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」
10000号「それで薬漬け、とミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」
10000号「ミサカは、貴方に殺されるために生きてきたのです、とミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」
10000号「こうなってしまったのは残念ですが、貴方に殺されることがミサカの辛さを消してくれる、とミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」

10000号「ミサカは、御坂、とミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」

一方「……おまえよォ」



一方「口から血ィ垂れ流して、何言ってんのォ」
777 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:37:13.52 ID:XBjl1bIo

10000号「口からだけではありませんよ、とミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」
一方「お前、俺が手ェ出さなくても死ぬンじャね?」

10000号「ええそうですね、それとミサカは貴方に提案がありますとミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」
一方「あァ?」

10000号「貴方はこの実験で二万通りの殺し方というのを体験しますが、とミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」

10000号「見殺しにする、という殺し方はおそらく組み込まれていないでしょう」

一方「……」


一方「あァ!?」
778 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:38:43.04 ID:XBjl1bIo

10000号「あと十分で私は完全に停止するでしょうとミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」
一方「お前ェ、俺になにさせるつもりだァ?」


10000号「……すごく、恥ずかしいのですが、とミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」





10000号「……貴方の隣りで死なせてください、とミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」

一方「……」




一方「ギャハ」

一方「ギャハハハハハハハ」
779 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:40:02.56 ID:XBjl1bIo
.








一方「……」
一方「なんの冗談だァ?」















.
780 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:41:45.87 ID:XBjl1bIo








10000号「ごほっ、ミサカは貴方のために、ミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」

10000号「だから、みさかは、ミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」

10000号「ミサカは、目的、ミサカはミサカ貴方のためはミサカはミサカ…」

10000号「ミサカ、は貴方がまさかのミサかは、ミサカノミサミサカァ」

10000号「ガ、ミサカは殺されミサカとしてミサカにミサカノミサカ」

10000号「ミサカはミサカはミサカはミサカはミサカ……」

10000号「ミサカはミサカは……貴方の……」

10000号「ミサカの……」


10000号「」








.





781 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:43:15.38 ID:XBjl1bIo











一方「昨日言ったよなァ……」
一方「おまえを[ピーーー]のに十分もいらねェ……ッて」


一方「お望み通り、見殺しにしてやったぜェ?満足かよ」









一方「クソ野郎がァ」
782 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:45:14.66 ID:XBjl1bIo
………………
……………
…………
………
……




10002号「死体は回収しておきました、とミサカは血だらけの身体で答えます」
一方「あァ……」
10002号「では実験を再会しますとミサカは――」グシャァ

一方「今日はこれで終わりだなァ?」
783 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:46:45.89 ID:XBjl1bIo


返り血一つない一方は前と変わらず妹達を潰していく。

しかし10000番目から、[ピーーー]理由が一つだけ増えた。それは【生まれさせた責任感】である。造らせ、調教して、辛い目に合わし、その責任を取るために[ピーーー]。それは、とても矛盾していた。どうしようも無いくらいに。

誰か、誰かが止めてくれればこの矛盾した責任感から開放される……甘ったるい考えだ、と彼自身思う。

だが第三者の介入がなければ止まらないぐらいに、落ちてしまった。止めることは出来ない。


……ヒーローが救えばいい。妹達を。
そんなヒーローいやしない、諦めかけていた一方通行だったが――






10000番目から32番の後。
ひーろーがやってきた。











.
784 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:48:03.76 ID:XBjl1bIo

そして、その後
死に損ないもやってきた。

「アハハ!ミサカ!ミサカは!」


「貴方に再会して、嬉しさが言葉に出来なかったり!」


785 :10000号「アハハ!ミサカ!ミサカは!」 [sage]:2010/11/14(日) 23:48:42.97 ID:XBjl1bIo
以上となりやすー

投下って体力使うな……
786 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/15(月) 00:16:22.96 ID:uo8fU7.o
ギャグ、シリアス、キチガイ色んな要素の詰まったSSだったな
投下乙
787 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/15(月) 00:27:41.75 ID:Fq0/XsAO
なるほど、番外固体のプロトタイプか
788 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/15(月) 00:27:49.29 ID:UjeEtsDO
19巻時のショチトルの話
3レスほど借ります
789 :ショチトル「お、お兄ちゃん!!」 :2010/11/15(月) 00:29:37.78 ID:UjeEtsDO
どうも、私はショチトル。
組織を抜けたバカを殺しに来たが、原典を奪われ敗れてしまった哀れな女だ。
その戦いのおかげで私は絶賛入院中であり、ここは私の病室。無論個人部屋だ。
今、バカとその仲間、つまり類友、つまりバカ共が私を見舞いに来ているのだが……


結標「わ、わわわわ私はショタコンじゃないわよ! 失礼ね! 埋めるわよ!」

何だ、この特盛女は。
うらやま……ゴホン。邪魔そうな荷物をぶら下げて、ご苦労な事だな。垂れろ。
まぁそんなことはどうでも良い。私が最も突っ込みたいのはそこではない。
790 :ショチトル「お、お兄ちゃん!!」 :2010/11/15(月) 00:30:47.41 ID:UjeEtsDO
もしやこの特盛女、あのバカと……そういう……、ではないのだろうか。
おっと、私は嫉妬している訳ではないぞ?違うぞ?ただ、私をこんな不自由な身体にしておいて、自分はたわわに実ったジュースィな果実とラン[ピザ]ーなど、許されることではないからな。本当だぞ?


海原「ではショチトル、自分はそろそろ……。また見舞いに来ますね」


お、おい。待て。
この女はお前の何なんだ。何処まで行ったんだ。やはり大きいのが良いのか。
クソ、何だこれは。頭の中が、グチャグチャで、熱くて――


ショチトル「お、お兄ちゃん!!」
791 :ショチトル「お、お兄ちゃん!!」 :2010/11/15(月) 00:31:47.28 ID:UjeEtsDO
海原「どうしました、ショチトル?」


言え。言うんだショチトル。そしてあいつの口から真実を吐かせるんだ。何でもないと。只の仕事仲間だと。小さい方が好きだと。

言え、ショチトル!!!


ショチトル「ち、小さくても、色々してあげられるんだからな!!!」


海原「」

結標「」

土御門「」

一方通行「」


………………、あれ?


おしまい
792 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/15(月) 00:32:51.81 ID:UjeEtsDO
うわ、saga入れ忘れた、お恥ずかしい
失礼しました
793 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/15(月) 00:37:29.68 ID:PTM5xUs0
乙。
ショチトルが可愛すぎて死にたい。

オッサンのSS書いて思ったけど,禁書ってオッサン成分が足りなくね?
794 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/15(月) 00:46:55.27 ID:zAHfCAIo
アーックア「>>793の部屋へと向かうである」
795 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/15(月) 00:51:21.86 ID:WsGmxOM0
>>793
木原「…」
796 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/15(月) 00:55:50.32 ID:0iU0Qico
ランピザー吹いたw
乙!
797 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/15(月) 01:06:38.80 ID:gMqRU0Io
>>793
闇咲「断魔の弦」
798 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/15(月) 01:47:43.11 ID:L0KdX6AO
>>793
杉谷「手合わせ願おうか」
799 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/15(月) 03:14:15.94 ID:zAHfCAIo
つまり、禁書には十分おっさんがいるってことさ
800 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/15(月) 06:00:50.09 ID:Q2wtHgAO
>>793
刀夜「私の妻を知らないか?」
801 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/15(月) 06:28:44.16 ID:Q2wtHgAO
>>793
砂皿「ターゲットを視認…」
802 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/15(月) 06:53:51.86 ID:6kKzbsAO
>>793
旅掛「お前に足りないものはなーんだ?」
803 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/15(月) 07:10:00.98 ID:NbZRhYwo
>>802
超的確だwwwwww
804 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/15(月) 13:26:40.93 ID:HeIIxH6o
>>802
冥土「うむ、僕は患者に必要なものを用意するよ」
805 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/15(月) 18:00:28.96 ID:yTnWLloo

※不謹慎ネタ注意
※心の準備をしてからクリックすること


現役女子高生アイドル、かんざきかおりさんじゅうろくさい
http://blog-imgs-34-origin.fc2.com/n/e/w/news020/0120101115.jpg
http://blog-imgs-34-origin.fc2.com/n/e/w/news020/0420101115.jpg

上条・土御門「………………」
806 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/15(月) 18:05:01.12 ID:fMnJ9pgo
こんな時どういう顔をして良いのか分からないの
807 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/15(月) 18:55:50.05 ID:YMX0rk2o
笑えばいいと思うよ
808 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/15(月) 20:18:58.60 ID:0jkeYpYo
フッ
809 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/15(月) 20:30:52.51 ID:6kKzbsAO
ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!
810 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/15(月) 20:52:46.07 ID:mgaMxsQo
騎士団長さん大激怒だな
811 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 00:04:02.92 ID:A5atLAAO
ゲーッヒャヒャヒャヒャヒャ
812 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 00:15:30.30 ID:smiTNwDO
アヒアヒアヒ
813 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/16(火) 00:43:30.59 ID:k7/zAhUo
ぱっとなんとなくツイッターで書いただけのネタ垂れ流すけどいいかい
814 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 00:45:10.27 ID:PLXMDiE0
どんと来い
815 :特に深い意味は無い 1/9 [saga]:2010/11/16(火) 00:52:13.66 ID:k7/zAhUo
「なあ一方通行」

「なンだよ」

「帰れ。このコタツは二人用だ。そしてそろそろ美琴が帰ってくる」

「四角四面って言葉知ってるか」

「なんだそりゃ」

「あァ、知らないと思って言ってる」

「あ、なんか今馬鹿にされたような気分」

「馬鹿にしてンだよ」
816 :特に深い意味は無い 2/9 [saga]:2010/11/16(火) 00:53:23.45 ID:k7/zAhUo
「茶ァくれ」

「ったく、しゃーねーなぁ……」

「ずず、あち……っかァ、うめェ……やっぱり日本人はコレだよなァ、和の心だよなァ……」

「オマエってさ、俺の周りでもダントツに日本人っぽくねェよ」

「心配するな、自覚はある」

「心配してねえよ」

「……そうか」
817 :特に深い意味は無い 3/9 [saga]:2010/11/16(火) 00:54:47.89 ID:k7/zAhUo
「おィ」

「なんだよ」

「お茶請けは」

「死ね」

「客に茶菓子も出ねェのかよ」

「テメエなんか客じゃねえよ。っけ、仕方ねえな」

「お、煎餅たァよく分かってンじゃねェか」

「コタツで茶なら煎餅だろ。羊羹でもいいけど」

「煎餅だな。こういうシチュなら煎餅だ」

「あ、ミカンもある」

「オマエ最高」
818 :特に深い意味は無い 4/9 [saga]:2010/11/16(火) 00:55:58.52 ID:k7/zAhUo
「このバリバリって音が堪ンねェ」

「クッキーとかお上品なのじゃこうはいかねえからなー」

「この醤油の甘辛さがだな……」

「ゴマが好き」

「七味」

「通だねぇ」

「こちとら江戸っ子よォ」

「え、マジで」

「一度言ってみたかっただけだ」

「でwすwよwねwww」

「殴っていいか」

「やだ」

「マジ殴りてェ」
819 :特に深い意味は無い 5/9 [saga]:2010/11/16(火) 00:56:51.86 ID:k7/zAhUo
「ォごがっ」

「? どったよー?」

「おごごがぎがぐぐ……」

「かきくけこ? がぎぐげご?」

「…………煎餅が」

「ああ」

「歯茎に」

「wwwwwwww」

「マジ痛てェ」

「涙www目www」

「やっぱり殴っていいかなァ」

「お断りします」
820 :特に深い意味は無い 6/9 [saga]:2010/11/16(火) 00:57:54.70 ID:k7/zAhUo
「ただいまー」

「まーってミサカはミサカはさむさむ」

「おかえりー」

「おかえりィ」

「こらー。コタツに逃げ込むなー」

「だってー、ってミサカはミサカは猫のように丸くなりながら言ってみたり」

「オマエ喋るな。ただでさえ字数制限きついってのに」

「じゃあここでぬくぬくしとくー、ってミサカはry」
821 :特に深い意味は無い 7/9 [saga]:2010/11/16(火) 00:58:31.27 ID:k7/zAhUo
「ryっていくらなんでもやる気なさすぎるんじゃない」

「まあ元からこんなだしなー」

「やる気とか求めンなよ」

「だよねぇ……」

「で、いつまで続くんだこれ」

「オチが付くまでじゃねェの」

「いつだよそれ」

「いつよ」

「さァ?」
822 :特に深い意味は無い 8/9 [saga]:2010/11/16(火) 00:59:18.81 ID:k7/zAhUo
「腹減ったー」

「飯くれェー」

「はいはい。ほらそこ退かしなさい」

「お?」

「寒い時はやっぱりお鍋ー☆」

「美琴」

「なぁに?」

「愛してる」

「安いなァ、オマエの愛」

「お手ごろ価格です」

「あなたももう少し見習った方がいいと思うな!ってミサカはミサ「オマエは黙っとけっつったろ」
823 :特に深い意味は無い 9/9 [saga]:2010/11/16(火) 01:00:23.61 ID:k7/zAhUo
「葱マジうめぇ」

「日本に生まれてよかったァ」

「アンタたち食べてる時は仲いいわね」

「心が満たされてるからな」

「わざわざ飯不味くする道理はねェし」

「あ、ポン酢取ってーってミサカはミサカはリーチの無さに愕然としながら「だから喋ンなって」「お゛姉゛様゛ぁぁ」

「はいポン酢」

「うわぁああん」
824 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/16(火) 01:01:24.01 ID:k7/zAhUo
本当に深い意味は無い。なんとなく書いただけ。寒い。こたつでぬくぬくしたい。煎餅うめぇ
825 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 01:07:34.23 ID:QpwmAsw0
こたつなんて10年くらい見てないな
毛布に布団被ってぬくぬくしてる

オチがなくてもほのぼのしてるなら良いじゃないの
826 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 01:30:57.81 ID:blEGYi20
なにこのすばらしいほのぼの
827 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 02:43:29.94 ID:XNChza.o
・Twitterってこういうの書けるの?
・字数制限ってなんぞ

何はともあれ乙
828 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 03:45:58.27 ID:LQKZ.gSO
字数制限で涙目になる打ち止めハァハァ
いやこれは違いますよアクセry
829 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 07:30:22.79 ID:A5atLAAO
素晴らしいほのぼの。超乙ゥ
よっしゃ
久しぶりにコタツを出してくるk…
2、3年前に棄ててしまった…orz
830 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 08:04:04.76 ID:lAQMhwDO
>>827
ツイッターは1post140文字制限なんだよ
140文字に収まるならなんでも書ける
831 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/16(火) 14:09:32.38 ID:VfFjswDO

こういうほのぼの大好きだ
832 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 15:55:52.79 ID:.qXWb/A0
17レスほど使わせて頂きます。
完全にギャグ展開となります。
833 :1/17 :2010/11/16(火) 15:58:10.40 ID:.qXWb/A0
1
土御門「カミやんはパン作ったことあるかにゃー?」

上条「ああ、もちろんあるぜ」

土御門「え、パンツ食ったことあるの? マジ引くわー……

    なんてにゃー、いまどき中学生でもこんな冗談……」

上条「そうか? 普通にパン作ったりするだろ?」

土御門「え?」

上条「え?」

土御門「……マジでパンツ食ったことあるのかカミやん」

上条「ああ。インデックスがな、どうしてもって言うから試してみたんだけど、

コレがなかなか美味くてさー」

クラスメート「…………!?」

姫神「なにそれ。こわい」
834 :2/17 :2010/11/16(火) 15:59:51.76 ID:.qXWb/A0
2
姫神「今の話。本当なの?」

上条「なんだ姫神まで。上条さんは嘘なんかついてませんよ」

姫神「じゃあ。私のも食べてくれる?」

クラスメート「…………!?」ザワザワ

上条「おっ! 姫神もパン作ったりするのか?」

姫神「わ、わたしは。まだ未経験」

上条「そっかそっか、初体験を俺にくれるのか。いやー光栄だなー」

姫神「その言い方は。……誤解を招くと思う///」

835 :3/17 :2010/11/16(火) 16:02:18.79 ID:.qXWb/A0
3
姫神「上条くんは。どんなのが好きなの?」

上条「んー? そうだなー。ジャムを塗ったりバターを塗ったり、色んな食べ方をしてきたけど」

姫神(ジャム。バター。べたべたになりそう)ドキドキ

上条「でも最近は何もつけずに食べるのが一番かなー。素材本来の味を楽しむのが通なんですよ」キリッ

姫神(上条くんが。いつも以上に格好良くみえる)キュン

姫神「それで。学校ではさすがに恥ずかしいから。今度の休みに上条くんの家に行ってもいい?」

上条「いいですとも。出来立てホっカホカのを頼むぜ」

姫神(彼が好きなのは。脱ぎたて……)ポッ

上条「いやぁ、しかし嬉しいなあ。きっとインデックスも喜ぶぞ」

姫神「!?……あの子も。パンツ食ったりするの?」

上条「いんや? アイツは食べる専門だぜ?」

姫神「え?」

上条「え?」
836 :4/17 :2010/11/16(火) 16:05:38.36 ID:.qXWb/A0
放課後。

小萌「上条ちゃん。どうして呼び出されたのか分かりますか?」

上条「まさか……また補習ですか!? それとも留年確定とか……不幸だあぁ」

小萌「とぼけないでください! クラスの皆から話は聞いたのです!」

上条「え……なんだっけ」

小萌「まだシラを切るつもりなのですか上条ちゃん! 姫神ちゃんのことですよ!」

上条「姫神……今度パン作ってくれる約束しただけですけど」

小萌「なっ……! さも当然のことのように言わないでほしいのです!」

上条「え? あ、もしかして先生は年頃の女子が男子の家に上がり込むのが心配だとか?
   
   ははは。大丈夫ですよ、この上条さんがそんな不純な関係になるわけが……」

小萌「パンツ食ったりするような関係が不純じゃないとでも言うんですか上条ちゃんは!?」

上条「……パン作ってもらうだけですよ。俺もお返しにパン作ってあげるつもりですし……何が悪いんですか」

小萌「なにが悪いってそんなの決まってるのです! だいたい上条ちゃんは……」

上条「――――ふざけんな!!」

小萌「!?」

上条「さっきから悪いことだなんだと決め付けてばっかりで、話が全然進まねぇじゃねえか!」
837 :5/17 :2010/11/16(火) 16:07:48.09 ID:.qXWb/A0
小萌「それは上条ちゃんが……」

上条「姫神はいいヤツだから……厚意で俺なんかのためにパン作ってくれるって言ってくれたんだ!!

   それなのに何だよ、小萌先生はさっきから不純だのなんだのって……!!」

小萌「あ、あたりまえじゃないですかそんなの!」

上条「……先生。……オレ、ガッカリしました」

小萌「え?」

上条「確かに小萌先生は厳しいところもあるけど、

   それはオレたち生徒のためを想ってしてくれてることだって……そう信じてたのに」

小萌「え? え?」

上条「正直、失望しました。先生が、他人の厚意をそんなふうに悪く言う人だったなんて…………」

小萌「か、上条ちゃん……その、あのですね」

上条「……オレ、先生のこと、好きだったのに」(信頼できる教師という意味で)

小萌(!!!?)ドキューン!

小萌「……う、うう……」

上条「……小萌先生?……」
838 :6/17 :2010/11/16(火) 16:09:23.99 ID:.qXWb/A0
小萌「ごめんなさい、ごめんなさい上条ちゃん……先生が悪かったのです、

   だから、だから、先生のこと嫌いにならないでください、うう……」

上条「先生……」

小萌「うう、うえぇぇん……」

上条「……すみませんでした、先生。オレ……調子に乗っちゃって、偉そうなこと言って……」

小萌「ぐす……ううん。先生が悪かったんです……もう一度よく話し合いましょう? ……ぐす」


小萌「……上条ちゃんは、その、姫神ちゃんにパンツ食ってもらうつもりなんですね?」

上条「はい。せっかくアイツがそう言ってくれたのに、無下に断るなんてできません」

小萌「そ、そうですか。もう上条ちゃんを止めるつもりはありませんけど、でもやっぱり先生には理解できません」

上条「……先生は、パン作ったことはないんですか?」

小萌「……ありませんよ、もちろん」

上条「じゃあ! 今度一緒にやりましょうよ!! 先生もパン作ってください!」

小萌「え……」ドキッ
839 :7/17 :2010/11/16(火) 16:10:57.49 ID:.qXWb/A0
小萌「でも、先生は初めてですし、上手く出来るかどうか……」

上条「大丈夫ですよ先生! オレだって最近始めたばっかりだし、姫神だって今度が初めてなんですよ?」

小萌「そ、そうなんですか……?」

上条「そうだ! それなら日曜に姫神が来るときに先生も一緒にやりましょう! オレが基礎から教えますから!」

小萌「そんな! それは姫神ちゃんに悪いですよ」

上条「大丈夫です、こういうのは皆でやったほうが楽しいんですよ。きっと姫神のヤツも喜びます」

小萌「でも……やっぱり先生には上手に出来ないかもしれないし」

上条「先生! 大丈夫ですって! 昔からよく言うじゃないですか!」

上条「『料理は愛情』だって!」

小萌「上条ちゃん……!!」ジュン
840 :8/17 :2010/11/16(火) 16:13:11.34 ID:.qXWb/A0
日曜日。

上条「よーし、今日は約束していた日曜日だ!」

禁書「とうまのだけじゃなくて、こもえやあいさのパンも食べられるなんて幸せかも!」

上条(うんうん。インデックスも喜んでくれているようで何よりだ!)

上条「よし、それじゃあ小萌先生と姫神が来るまでに材料を買い揃えたり準備しなきゃな!」

禁書「うん! 前日のうちに準備しておけよ! なんてツッコミは野暮だから禁止なんだよ!」

上条「オレはコレとコレを買いに行くから、インデックスはコレを買いに行ってくれ」

禁書「分かったんだよ! 美味しいパンのために頑張るんだよ!」
841 :9/17 :2010/11/16(火) 16:14:29.75 ID:.qXWb/A0
禁書「ぢーんせいは、パンツーぱんちぃー♪」

御坂「ねぇ、ちょっとアンタ!」

禁書「あ、短髪。どうかしたの? わたしは今おつかい帰りで忙しいんだよ」

御坂「ちょっとだけ、聞きたいことがあるんだけど、その……アイツのことで」

禁書「アイツって、とうまのこと?」

御坂「うん、ちょっと変な噂を耳にして……」

禁書「なにかな?」

御坂「その……アイツ――――アンタのパンツ食ってるって本当?」
842 :10/17 :2010/11/16(火) 16:15:57.02 ID:.qXWb/A0
禁書「うん、そうなんだよ! 今日もそのための準備をしているところなんだよ!」

御坂「なっ、なんですって!?」

御坂(こ、こんな午前中から準備を始めて……いったい何時間パンツ祭するっていうの!?)

禁書「あ、でも少し訂正させてもらうと、とうまだけがパン作ってる訳じゃないんだよ」

御坂「え、つまりそれって……え? どういうことよ?」

禁書「最近はわたしも、とうまのパン作ってるんだよ!!」

御坂「なっ……そんな!? (アイツのパンツ食ってるですって……?)」


御坂(すっごく羨ましい!!)
843 :11/17 :2010/11/16(火) 16:19:09.18 ID:.qXWb/A0
御坂(とうまのパンツ……トランクスかな意外とブリーフなのかな)

御坂(おしっこの染みがついてたりするのかしらペロペロしたい)

御坂(そ、それどころか夢精した後だったりしたら……らめぇぇ赤ちゃん出来ちゃうぅぅ!)

御坂「うへへ、うへ」

禁書「た、短髪? なんだか不気味なんだよ」

御坂(しかし問題は)

御坂「このクソシスターが独占してやがるということよね……うふふふふ!」

禁書「なに……顔が怖いんだよ、何をする気なの短髪?」
844 :12/17 :2010/11/16(火) 16:21:49.74 ID:.qXWb/A0
御坂「その買い物袋を寄越しなさい!」ガバッ

禁書「あっ! 返して! 返してほしいんだよ!」

御坂「ふふん、コレが今日のパンツ祭りに必要なんでしょう?」

禁書「パン祭り? うん、そうなんだよ! だから返してほしいんだよ!」

御坂「コレがなかったら当麻もガッカリするでしょうねぇ」

御坂「アンタのこと嫌いになって、もうパンツ食ってくれなくなるかも……ふふ」

禁書「ひどい、ひど過ぎるんだよ!」

御坂(あれ、でもコレよく見ると……)ガサゴソ

御坂(何かパンでも作る材料にしか見えないんだけど……)

御坂(パンツ食ってる……ぱんつくってる……パン……)

御坂「あ」
845 :13/17 :2010/11/16(火) 16:23:38.50 ID:.qXWb/A0
御坂「ままままま、まさかそういうわけ?」

禁書「……急にどうかしたの?」

御坂「ねえ、アンタ。コレ何の材料なの?」

禁書「なにって、決まってるんだよ」

禁書「パンの材料なんだよ!」

禁書「今日はお客様も来るから多めに買ってあるんだよ!」

禁書「簡単なレーズンパンも作る予定なんだよ!」

御坂「あ、あはは」

御坂(なるほど、そういうことか――――)


御坂(自家製パンに当麻のパンツを乗せて食べるつもりなのね!!)
846 :14/17 :2010/11/16(火) 16:25:37.05 ID:.qXWb/A0
御坂(当麻のパンツパン……トーストかな、それともサンドイッチ?

   ああなんて素敵なパンツパン……略してパンパン)

禁書「ねえ短髪、いい加減に返して欲しいんだよ」

御坂「だ、駄目よ! 当麻パンパンは譲れないわ!」

禁書「……パンパン? あ……もしかして、短髪もとうまにパン作ってもらいたいの?」

御坂「いや、私はどちらかと言えばパンツ食ってあげたいほうなんだけど」

禁書「あ、そうなんだ!それなら早く言ってくれればよかったんだよ!」

御坂「え?」

禁書「パン作ってみたいんでしょ? なら一緒にやろうよ!」
847 :15/17 :2010/11/16(火) 16:27:11.25 ID:.qXWb/A0
御坂「え、いいの……?で、でもそんなことしたらアンタの分が……」

禁書「大丈夫なんだよ! 業務用買ったから、材料は余分にあるんだよ!」

御坂「本当に、いいの?」

禁書「もちろんなんだよ! シスターに二言はないんだよ!」

御坂「あ、ありがとう! うれしい……私もパンツ食ってあげられるのね?」

御坂「私……アンタのこと誤解してたみたい。てっきり独り占めして、全部食べちゃうつもりなのかと思ってた」

禁書「そ、そんなことしないんだよ! これでも聖職者なんだから、迷える子羊に救いの手を差し延べるのは当然なんだよ!」

御坂「ふふっ……そうね」

禁書「そんなことより、早く行こ! とうまが待ってるんだよ!」
848 :16/17 :2010/11/16(火) 16:28:38.00 ID:.qXWb/A0
男子寮前。

姫神「ついに。この日が来てしまった」

小萌「なんだかドキドキするのです……上条ちゃんは優しく教えてくれるんでしょうか」

姫神「大丈夫。私も初めてだから」

小萌「そ、そうですよね! 姫神ちゃんもいるから、怖くなんかないのです!」

姫神「うん。……ところで。今日はどんなパンツを履いてきたの?」

小萌「せ、先生は縞パンなのです……姫神ちゃんは?」

姫神「シンプルな白。彼は純粋に素材の味を楽しむのが通だと言っていたから」

小萌「そうなのですか! うう、先生もまだまだ勉強不足なのです」
849 :17/17 :2010/11/16(火) 16:29:28.24 ID:.qXWb/A0
姫神「ついた。ここが彼の家」

小萌「……あれ? 中から知らないコの声が聴こえますね」

『どうして!? 私がパンツ食べてあげるって言ってるのに!』ビリビリ

『いや意味が分からないぞビリビリ!? インデックス、お前なにを吹き込んだんだ!?』

『知らないんだよ! パン作ってみたいっていうから連れてきただけなんだよ!』

姫神「どうやら。修羅場のよう」

小萌「そうですね! こうなったら突撃です、行きますよ姫神ちゃん!」ドアバターン!

小萌「こらー! 上条ちゃん!!」

上条「ああ二人とも! 悪いな、ちょっと今騒がしいけど」



上条「――――美味しいパン、焼けてるぜ!!!」
850 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 16:32:32.81 ID:/QQZ9Ak0
( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …?!
851 :完。 :2010/11/16(火) 16:33:27.29 ID:.qXWb/A0

以上です!

純愛ラブストーリーを書くのは初めてだからとっても緊張しました!

それでは、失礼します!
852 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/16(火) 16:34:12.13 ID:WOwWiJYo
じゅんあ…え?えっ?
853 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 16:39:08.17 ID:SQzAHgU0
>純愛ラブストーリー

えっ何?聞こえない。
┏━━┓ _♪
【(´・ω・)】|■| ♪
 (|   |っ|◎|
  しーJ   ̄
854 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 16:41:22.34 ID:GUxukW2o
   .__y⌒'ー---┐
  /  -┼‐ ナ丶 \
  }  (才   tナ  l
 f´   '´   /    ヽ      <´  ̄ ̄ `> 、         _へ、_、__,.ヘ、___
 l    つ  /へノ  /    / 丶   /  ,   \      r´
 {   -‐ァ  -‐ァ、、  }. n⌒l   ,  /! /{ /ヽ ヽ   ┌´   (  聞 ど
 }   (,__  (,__     l |l |n  /  / j/ ーヘ{´ l || |    ヽ    )  こ う
. )   r‐、     {   | {  j」_ /  /        `}ノ! /     }   (  え も
└-、   f´     ,f   /j  /ヘ/   l ミミ      l/}     {    )  ん
    ゝ ゚、_,,,,,,...-ゝ⌒ヽ人  ゝ_|   | , ,     ミミ./ 廴_   〈    (  な
      ,  -‐ノ   〈ヽ二/__」   |    /`¬ , , | |  {__ノ} ノ    )
      〈        `Tチ´‐ |   |>-| /_,ノ  \   く )    (
       \  ー‐――┘ヽ  |   ヽ、l 丶イ  | |ト、   ヽ.厂´)
         ` <        \\_  \ ̄l  //' | ) /  ┴----、-、 __,,.、rー-
             ` < _r―ァ'  \  /、| //} /∠ト、
                ヽ. く ___//\」'/  {丶┬―┘
                      ヾ¬ー'^ヽ ー}_}ー ヽ 丶---― 、_
                   \    〉 /``マ^{、    __   } } }⌒\
                         \ `Tノ  ○卜>'´  \ノ ̄ ⌒ヽJ
                      /  ○     丶       \
855 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 16:46:19.45 ID:z5JWZTE0

……じゅ、じゅんあい……?
856 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 16:52:33.03 ID:eQwULFYo
このスレにはヘッダが足りないようだ
857 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 16:53:20.70 ID:l6mmK36o
ま、まあジャンル分けは作者の自由だよな
858 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 16:53:36.53 ID:Z8ppfD2o
俺より常識が通じねえ奴がいやがるとはな…
859 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 17:04:05.88 ID:qdsnFgYo
くっそくだらない純愛ラブストーリーだったな!

大好きwww
860 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/16(火) 17:06:05.39 ID:B6aX5Jso
とりあえず上条さんとインデックスがかわいかったぜ
勘違いトリオも笑えたぜ


だがジャンル分け、てめーはダメだ!
861 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 17:58:14.25 ID:NbV0wR.o
カオス過ぎワロタwwwwww
862 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 18:52:52.62 ID:BYGabcAO
今月は製速いつ頃落ちて復活するの?
863 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 18:53:08.38 ID:.VZYWfwo
>>851
おう、これに懲りず次回もイキのいいの頼むぜ
864 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/16(火) 18:58:53.28 ID:B6aX5Jso
ところでSSなのか分かんないんだけどさ
初春さンと学ぶwebサイト作成講座!みたいなのって投下しても大丈夫なの?
一応会話形式でストーリーみたいなのはあるけど
865 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 19:02:44.41 ID:SQzAHgU0
ちゃんと注意書きさえあればいいんでないの、と思うが
講座の内容で他のwebサイトとかを参照するなら
そっちの許可を取る必要はあるだろうね
866 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 19:04:24.58 ID:Dhr.hEAO
>>864
俺は大丈夫だと思う。なんだろ、工場の公式サイトでも作るんだろうか
867 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 19:13:03.49 ID:Z8ppfD2o
飾利にエロサイトを作らせてニヨニヨするSSときいあbbbbbbbb
868 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 20:11:09.01 ID:7XBTvGIo
とりあえずパン作ったクソヤロタw
素晴らしい才能があったもんだ
869 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 20:12:37.41 ID:7X3QK6AO
>>866
工場長の公式サイトに見えた

垣根「ここはもうお前の知ってるインターネットじゃねえ」

一方通行「悪ィが、このサイトは『一方通行』だ。ブラウザバックは禁止ってなァ!」

麦野「なんで、こんなサイトになっちゃったのかな……なんて言って欲しかったか? ビィジターさぁん!?」






美琴「もうちょっとまともなキャッチコピー付けられなかったのかしら、この人達……」
870 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/16(火) 20:17:49.74 ID:B6aX5Jso
>>869
映 画 化 決 定

推敲するから今日は投下しないしそれをHKBしてくれると嬉しいなァ!
871 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 20:19:55.92 ID:Dhr.hEAO
>>869
書き込んだときにてっきり俺は

垣根「飾利、未元工場の公式サイトを」

初春「教えるから垣根さんが頑張ってくださいよぉ」

垣根「俺にホームページビルダーなんて通用しねぇ」

とかっていう展開だと早とちりしてだな


872 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/16(火) 20:22:25.36 ID:5Dau8B6o
垣根「俺にボディビルダーなんて通用しねぇ」に見えた
873 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 20:39:08.41 ID:Dhr.hEAO
さっきから連続でごめん

死ネタ上イン書こうとしたら思いのほかスイーツ(笑)っぽくなっちゃって、スレ立て迷ってるところなんだけど、予告風にここに投下して良いかな?
なんとなく、いま会いにゆきますっぽい気がするんだよな…、そこの是非も聞きたい
874 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 20:45:26.03 ID:b.eFG9co
HKB
875 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/16(火) 21:08:22.88 ID:DW/ISNAo
注意書きさえあれば俺は一向に構わなりけるのよ?
上インとか俺としては大好物ですHTB!
876 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/16(火) 21:20:06.33 ID:Dhr.hEAO
うわぁ!ありがとう!!ちょっと投下する前に注意をば

・上イン悲恋
・上条さんお亡くなり
・若干の未来設定
・場面場面の切り取りだからとても読みにくい、地の文はあまり入れてないけど
・シリアル(笑)ぐらいな文才だけどちょっと暗いのは否めない

7レスもらいます
877 :インデックス「See you later.」 :2010/11/16(火) 21:22:56.10 ID:Dhr.hEAO


「とう…ま…なの?」

「……インデックス」

「なんでとうまが…?」

「……分からない、俺にも」



「きみは、もう…死んじゃったんだよ…?」

「……」


雨がしとしとと降る夕方、彼らは再び交差する。



−−それは、彼の右手が最後に打ち消したものによる、たった一週間の物語−−。




878 :インデックス「See you later.」 :2010/11/16(火) 21:27:22.80 ID:Dhr.hEAO


「ふざけんな…、結局、その話を聞く限りカミやんを戦争に向かわせたのも見殺しにしたのもてめえじゃねえかよ…っ!」

ガシャンと破壊音がしている。彼、青髪が机を蹴り飛ばしたからだ。

「あ、あ青髪ちゃん」

「結局、てめえらは誰一人死なず!てめえらを助けたカミやんが…っ!なぁっ!聞こえてんのか!?」

「青髪ちゃん…!そんなに責めないでっ!!」

「先生は黙ってて下さい!」

正面の男を見ているだけで、彼の視界はじんわりぼやけだす。

「…そちらお得意の宗教かなんかで治せないのかよ…!なあ、俺は、特別なことだったり多くを望んでんのか?」

下を向き、肩を震わせ、震える声で続ける。

「馬鹿話して、一緒にスキルアウトから女の子救って、休日ゲーセン行ったり、真剣に悩んだり…!ありふれたた日常を俺はカミやんとお前と過ごしたいだけなんだよ!

なあ土御門…!!」


「…………」


879 :インデックス「See you later.」 :2010/11/16(火) 21:29:02.59 ID:Dhr.hEAO

わたしは、自分に絶対的な自信を持ってた。そうじゃなきゃ、この孤独の正体を納得することが出来なかったからだと思う。わたしは強いからこその孤独を味わっているのだって。
結局、驕りを持ってただけで誰一人としてわたしだけでは救えなかった、多分これからも。もう、そんな自分はいらない。捨てたい、逃げたい、忘れたい。


「あ」

「調子は良いか」

「あなた、会いに来てくれたんだね!」

「約束しちまったからな」

「うん、嬉しいなっ!今日はどんなお話、してくれるの?」

「……“アイツ”がとあるシスターを救った話は?」

「うーん、“いんでっくす”以外にも助けてるの?」

「そうだ、数多くの人や思いがアイツによって救われた」

「凄いなあ!かっこいいね!」

「ヒーロー、だからな」

「いつか、わたしが危なくなったら、“いまじんぶれーかー”は助けにきてくれるのかな」

「……」

880 :インデックス「See you later.」 :2010/11/16(火) 21:30:48.38 ID:Dhr.hEAO


「…アイツの変わりに俺が行くから、幻想殺しは出番ナシだろ」

「じゃあ、あなたが助けに来なくても良いかなぁ」

「けっ、そうかよ」

「ごめんね、うそだよ。やっぱりわたしは一緒に助けに来て欲しいな」


「お前は、俺にもアイツにも守ってもらいたいと」

「うん!」

「……欲張りすぎだから、素直に幻想殺しの方にしとけ」

「うーん、じゃあやっぱりわたしはあなたが良い」

「……どうしてだよ」

「あなたはいつも優しいから!」

「優しい?」

「そう!わたしとの約束を守ってくれるもん!だから絶対に絶対に“あくせられーた”が助けにきてね!」

「また、お前との約束増えたなァ…」

「“みこと”は待ってるからね」

「…分かったよ」




881 :インデックス「See you later.」 :2010/11/16(火) 21:32:49.54 ID:Dhr.hEAO


「三人ともきっと誤解してる。わたしは今まで狂ったことなんてない。理論は分からないけど確かに彼はここに居るんだよ」

「もう無理をしないで下さい。私たちには、あなたが常軌を逸脱しているとしか思えないのです。」

「何を言ってるの?」

「神裂の言うとおり、僕たちには君の“それ”が、幻覚にしか思えないんだよ。」

「私にも。彼を知覚出来ない。……ごめんなさい。」

「……あいさ」

「インデックス、最大主教からの提案を聞いてくれ」

「な、に」

「彼と過ごした、この町を捨ててイギリス清教に帰らないか?君は元来、こちらの人間だろう」

「わたしは…」

「最大主教自らあなたに謝罪したいと、彼のこと、そして長らくあなたを苛んだ首輪について謝りたいと言っているのです」

「……」

「わたしは。きみが幸せになれる道を。応援したい」

「わたしの幸せ…」

「……イギリスに帰って、君が望むのなら十字教から離反したっていい。

もう一度言う。インデックス、もう帰らないか?」

ステイルがインデックスに手を伸ばす。インデックスは俯き彼らを見てはいない。あと、数センチ−−。


882 :インデックス「See you later.」 :2010/11/16(火) 21:34:59.98 ID:Dhr.hEAO




パシっ、と彼の手が振り払われた。


「わたしはね、とうまと居ることが最上の幸せ。とうまもそう思ってくれているなら、もっともっと。

誘ってくれてありがとう、…そしてごめんね。

ただのエゴだけど今はとうまが帰ってきた状況を、幻想でも良いから享受したいんだよ。そのせいでわたしが破綻することになっても、この不幸の中の幸せに浸かっていたい。……だから、放っといて欲しいんだよ」


暗闇に消えていく彼女を、その場に居た人間は誰も引き留めようとしなかった。

「今、僕の手を払ったのは…?」

彼女は、歩く教会を握りしめていた。それは彼の手が払われたときだって変わらなかった筈なのだ。


883 :インデックス「See you later.」 :2010/11/16(火) 21:37:52.38 ID:Dhr.hEAO


「その肉体にしか知覚できないのは、“それ”が次元を変換させているからだ。」

ほのかに発光している腕を、彼女の衣服に向けた。

「その変換器は君、というのが最適なのだろうか、一人だけの専用にすぎない。」

「変換の対象を増やすことは可能ですか」

「不可能だよ。身に纏っている者にしか効果は無いからね」

平坦な声で両者は質疑応答を繰り返していく。

「では、あちらの状況を変化させることは有効なのですか?」

「8次元に君たちが関与出来るとでも?」

「貴方が状況を打破する手だてがあるというのなら可及的速やかに教授願います」

「どうして、君がそのように禁書目録を庇って出てくるのか。君自体は一つの魔術では無かっただろう?」

「ええ。私は自動書記、彼女の魔翌力により生成されています。

そのため彼女の感情により生死が左右されるのなら、私はそれを取り除くための協力を惜しみません。私は彼女を守る、一介の魔術」

「禁書目録を守る騎士とでも言うべきか…、実に興味深いな。」

その人物自身と一体化した服の袖口から羊皮紙を取り出した。

「私が出せるヒントはここまでだ。後は君たちが思案するのだよ」


「感謝します」

「健闘を祈っているよ」

884 :インデックス「See you later.」 :2010/11/16(火) 21:41:31.67 ID:Dhr.hEAO


「世界中お前と行ったどんな綺麗なところより、どんな安全なところより、お前とだらだら出来る、この部屋が俺は好きだ。スフィンクスに餌あげて、俺が作った料理をペロリと平らげちまうお前の物足りそうな顔を見る、そんな他愛もない日常を何より求めてた。

もしかしたらいつだってここに帰って来るために戦ってたのかもしれないしな」

「……なら、ずっと居ると良いんだよ。わたしもここにずっと居る。とうまとずっとずっと一緒に居る」

「……」

「もう、置いていかないで、そのせいでわたしは二度もきみを失うことになったんだから

次元が何なのかな、わたしはそんなの認めない。幻想だって良い。魔術だって良い。」





「そんなの、壊すしかないだろ」



885 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/16(火) 21:48:16.88 ID:Dhr.hEAO




「    」

「……俺もだよ」

「今までありがとう、幻想殺し」

「こちらこそ、禁書目録。

……じゃあ、そろそろ行くな」

「きっといつか、追いつくから」

「じゃあ、さよならじゃないのか」

「うん、言ってなんかあげない。
だからね、最適な言葉を選ぶよ。とうまだってきっと分かるよね?」

「最後まで見くびんなよ」


『行ってらっしゃい』


886 :インデックス「See you later.」 :2010/11/16(火) 21:56:26.79 ID:Dhr.hEAO
拙い分にお付き合いいただきありがとうございました

地の文削ったら逆に分かりにくくなりましたし、設定とか煮詰めたいなあと思います。名前欄はミスじゃないんだからねっ!!


あと上インの結婚する話が読みたいので同士様お願いできませんかね
887 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 21:58:57.03 ID:5himT/s0
乙乙
色々と続きが気になるキャラが多いな、個人的には青髪と土御門の二人が一番気になる
ところでインデックスがきみって言うのに違和感覚えるの俺だけ?
とうまに対しての呼称はとうまでずっと通す気がするんだけど

スレ立てるときのスレタイ教えて
888 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 21:59:43.25 ID:BYGabcAO
文章はきれいなんだけど抽象的すぎてだれがどのセリフかたまに分からなくなっちゃうな
889 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 22:15:50.80 ID:3pqB9Uo0
インデックスは1巻のとき上条さんのことを君って読んでたから別に変ではないだろう
確かに違和感はあるが
俺はどちらかというと青ピに違和感があるww
エセ関西弁だからマジなとき普通になるのは間違ってはいないんだけどな

>>886
結婚する話ではないが、結婚した後の二人のほのぼのネタなら今暖めてるぜ
890 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 22:15:56.80 ID:Dhr.hEAO
>>887
「きみ」が二人称は個人的な趣味なのだけれども、違和感あるようなら検討してみる!多分スレタイは インデックス「See you later.」になると

>>888
感想ありがとう、もっと分かりやすく書くよ!
891 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 22:35:45.83 ID:DgAGf.SO
シリアス掛ける人って凄いと思う……
10レス程貰って投下するけどただの馬鹿話です。
892 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 22:36:25.21 ID:rBVXRswo
上条さんが亡くなったら一番困るのは統括理事長さんだと思うの
893 :一方「これだけは譲れないンだ」 [sagesaga]:2010/11/16(火) 22:37:44.09 ID:DgAGf.SO
上条「おーい、早く来いよ一方通行」

一方「こっちは……杖ついてンだよ……ちょっと……スピード落とせェ……」ゼェゼェ

上条「言ってして、そこまでスピード出してねぇよ。全く……そんなモヤシだから女に間違われるんだよ」

一方「? なンだよその言い方は、それじゃァまるで俺が男だって分かってるような口振りじゃねェか。お前に俺は男とも女とも言ってねェはずだが?」

上条「え? だってお前絶対男だろ?」

一方「なンで、言い切れる?」

上条「こちらを御覧下さい」ガチャガチャ

ユビデハジクー コイーン…

一方「……これは?」

上条「アニメ:とある魔術の禁書目録U第六話だ」

ダーレカオシエテクーレマセンカ…

一方「これが一体なンなンだよォ?」

上条「まぁ、見とけば分かる」

一方「あァ……確かショタコンの初登場か」

アナタトハ オトモダチニ…

上条「この後だ」

ッテミサカハミサカハ… ウオッ!ヤメロ…

一方「入浴シーン!?」

上条「な、この胸板はどう見ても男だろ? 女なら湯煙で隠さねぇとR―18になっちまうし」
894 :一方「これだけは譲れないンだ」 [sagasage]:2010/11/16(火) 22:38:59.15 ID:DgAGf.SO
上条「まあこれで上条さんは知った訳です」

一方「くかかかきくけこォォ!!」ブシャァァ

上条「黒翼モード!?」

一方「ふっざけンなよォ! あれだけ意味深に! 思わせぶりなセリフ言わしといて! こンな所でサラッとネタばらしだとォォォ!!」

上条「落ち着け一方通行! その白くなりつつある黒翼をしまえ!」

一方「挿絵だって無理矢理でも隠してたじゃねェか! 原作だって明言はしてねェのにィ!」

上条「!? お前もしかして……」

一方「俺は女だァァァ!!!」バリバリ←服を裂く音

上条「」

一方「ちくしょォォ!!」ブシャァァ

上条「……」ポカーン

上条「はっ! そうだ止めないと」

一方「くかかかきくけここかァァァ!!!」

上条「その幻想をぶち殺す!」パキィン

一方「くききィ!!」

上条「止まり切らない!?」

一方「うおォォォォ!!」ゴゴゴゴゴ

上条「負けるかぁぁ!!」ゴゴゴゴゴ




―――――――――――――――
895 :一方「これだけは譲れないンだ」 :2010/11/16(火) 22:39:56.02 ID:DgAGf.SO
上条「落ち着いたか……」

一方「あァ、すまねェ……」

上条「全く……もうちょっとで第七学区が死の大地になるところだったんだぞ」

一方「我を忘れてたよ……」

上条「まあ、この件は諦めろ。誤解は後から解いて行けば良い」

一方「……るかよォ……」

上条「ん?」

一方「諦められるかよって言ってンだ!」

上条「!!」

一方「このままじゃァ学園都市第一位の名が泣いちまう! 俺を男だとか言った奴等に制裁を食らわしてやるンだ!」

上条「で、でも。奴等は三次元の人間だぞ! 俺たちにはどうしようも……」

一方「学園都市第一位を……」グッ

上条「え、ちょっと待て! その構えはなんだよ!?」

一方「なめンなァァ!!」ヌワァァン

上条「空気に穴が空いた!?」

一方「くきき、これで奴等の世界に行ける……」

上条「これワームホールなの!?」

一方「俺に常識は通用しない」

上条「それは別の人のきめ台詞だ!」

一方「行くぞォ! 三下ァ!!」ガシッ

上条「えっ、待って! 何で上条さんも!? 不幸だぁ!!」

ヌワァァン スポン
896 :一方「これだけは譲れないンだ」 [sagasage]:2010/11/16(火) 22:41:04.71 ID:DgAGf.SO
神奈川某所

リーダー「錦織は大変な罪を犯した!」

会員A「そーだ! そーだ!」

リーダー「鈴科百合子を亡き者にした!」

会員B「そーだ! そーだ!」

リーダー「我々の夢を……いや、我々の幻想をことごとくぶち殺したのだ!」

俺「そーだ! そーだ!」

リーダー「これは許すべきか!?」

会員A〜Z「否!」

リーダー「なら我々は……」

ヌワァァン

上条「不幸だぁ!!」ドシン

一方「ン?着いたのか?」

会員A「あ、貴女は鈴科百合子!?」

一方「あン? なンで俺の本名を知ってンだ?」

リーダー「そんな!? なんで二次元のキャラが!?」

―――――――――――――――
情報交換中
―――――――――――――――
数十分後

一方「なるほど、つまり俺たちの目的は一緒らしい」

リーダー「はい! 貴女が居てくれれば百人力です!」

一方「よし行くぞ野郎共ォ!!」

全員「ウォォォォォ!!」

一方「悪いがこっから先は……」

全員『一方通行だ!』ドンッ

上条(何この集団、コワイ)
897 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 22:41:25.71 ID:7X3QK6AO
おつ
キミの記憶が脳内再生された
898 :一方「これだけは譲れないンだ」 [sagasage]:2010/11/16(火) 22:43:30.30 ID:DgAGf.SO
とあるビル

リーダー「突撃ー!」

全員「ウォォォォ!!」

ガードマン「な、なんだなんだ」

会員B「邪魔だぁ!」

ガードマン「ヒイッ!」ササッ

会員A「このまま突っ込めぇ!」

ガシャン

リーダー「ドアを閉められた!」

会員B「どうしましょう!」

一方「どけ」

グシャァァ

一方「お前ら立ち止まるなァ!」

俺「さっすが、一方通行さんだ! 俺たちに出来ない事を平気でやってのける!」

会員C「そこに痺れるあこがれるぅ!」

ウォォォォォ

??「次元を越えることが出来るのは自分だけだと思わない事だ」

一方「!?」

ズドーン

一方「お、お前はエイワス!?」
エイワス「監督とかいう人間にこの世界に呼び出されてね。どうでもいいのだがこうして君を潰しに来た」

一方「……ンだとォ?」

上条「その幻想をぶち殺す」パキィン

エイワス「!?」

上条「ここまで来たら乗りかかった船だ。ここは俺が食い止めるから先に行けぇ!」

一方「ヒーロー……」
899 :一方「これだけは譲れないンだ」 [sagasage]:2010/11/16(火) 22:44:58.16 ID:DgAGf.SO
エイワス「ふむ、やはり面白い右手だ」

上条「ちっ、まさかノーダメージとは、上条さんはちと傷つきましたよ」

一方「ヒーロー! そいつは……」

上条「いいから先に行けよ。立ち止まってんじゃねぇよ。こっから先は」

上条「一方通行なんだろ」キリッ

一方(うわぁ……)

リーダー(うわぁ……)

会員A〜Z(うわぁ……)

一方「す、すまねェヒーロー。死ぬンじゃねェぞ!」ダッダッダ

リーダー「俺たちも続け!」ダッダッダ

会員A〜Z「ウォォォ!!」

エイワス「さて、話は終わったようだな」

上条「へっ、一方通行を止めなくて良かったのか?」

エイワス「私は『襲撃者を止めろ』と命令されただけだ。具体的には何も言われてはいない。」

900 :一方「これだけは譲れないンだ」 [sagasage]:2010/11/16(火) 22:45:59.30 ID:DgAGf.SO
上条「それで俺と戦いたいってか?」

エイワス「そのとおり、私を楽しませてくれ」グワァァァ

上条「上等だぁぁ!」パキィン

―――――――――――――――
最上階

一方「ここかァ!」バタン

錦織「おやおやまさかあのエイワスや罠を掻い潜って来るとはね」

一方「エイワスはヒーローが食い止めてくれてる。罠の方はリーダー達が体をはって止めてくれたンだ。だから俺はここにいるンだ!!」

錦織「残念だが君は私に何もすることも出来ない」

一方「はっ、三下がほざいてろォ!!」ドンッ

錦織「システム作動」ポチッ

一方「ごっ! がァァァァァ!!!」

錦織「驚いたかい? 今君に行なっているのは『アニメ化』だよ。文字と何枚かの挿絵しか無いラノベから色や音が着いた動画のアニメに変われば体の変化に脳が追いつくまい」

一方「なめンなよ……こンなものォ……」

錦織「もちろんこれだけで君を倒せるとは思わない」

錦織「だがアニメのキャラなら監督である私には従って貰おう」

一方「なン……だと?」

錦織「一方通行は倒れた」
901 :一方「これだけは譲れないンだ」 [sagasage]:2010/11/16(火) 22:47:19.36 ID:DgAGf.SO
一方「!?」ビタン

錦織「一方通行はノーバウンドで壁に叩き付けられた」

一方「ぐはァ!」ズドン

錦織「一方通行の演算装置は機能停止した」

ボン

一方「ptnfuyうlribkがmku」

錦織「君はそれが無いとそうやって地べたを這うことしか出来ないんだろう? 無様だな」ケラケラ

錦織「さてエイワスを戻させて君を学園都市に強制送還させようか」

一方「buqknxgkadn殺qkouすha」ブシャァァ

錦織「な、何だ!? 背中から黒翼が」

一方「wupkne死kh死beolup死hy」グォォォ

錦織「うわぁぁぁ!」




―――――――――――――――
一方「なるほどその装置を壊したから元に戻ったンだな」

錦織「ゴフッ……ああ、それで大抵のキャラなら止めれる……まさか演算を止めたらあんな奥の手があるとはな……」

一方「ちゃンと原作を読んでる奴なら普通に知ってるがな、お前の敗因は自分のアニメの原作をしっかり読ンで無いことだァ」

一方「いや、はなからしっかり読ンでりゃァ、俺がここまでする理由も無かった」
902 :一方「これだけは譲れないンだ」 [sagasage]:2010/11/16(火) 22:48:28.67 ID:DgAGf.SO
錦織「フン、君に何が分かる……」

一方「ンだとォ?」

錦織「制作費の大半は宣伝に回され……少ない資金では人もしっかり雇えず……いつもいつもギリギリで……その話その話を作るので精一杯なんだ……」

一方「……」

錦織「確かにファンには申し訳無く思っているが、だが! 私は決して悪く無い!」

一方「……」

錦織「……」

一方「テメェの言い分はわかったが、一つだけ言わなきゃならねェことがある」

錦織「!?」

一方「俺は」

錦織「俺は?」

一方「女だァァァァ!!!」ジテンパーンチ

錦織「ほぎゃあああああ!!!」キラーン

一方「これだけは譲れないンだよ」
903 :一方「これだけは譲れないンだ」 [sagasage]:2010/11/16(火) 22:51:18.89 ID:DgAGf.SO
エピローグ

リーダー「しかしまさか錦織さん生きてるとはなぁ」

会員A「あれから作画もしっかりして来ましたし」

会員B「良かった良かった」

―――――――――――――――
学園都市

一方「ンで、結局どうやってエイワスを倒したンだよ?」

上条「ん? なんかずっと攻撃防いでたらいきなり……」

エイワス『イカ娘の録画を忘れていた……』

上条「とか言って消えて行った」

一方「なんだそりゃァ」

打ち止め「あ、見つけたってミサカはミサカはあなたに抱き付いてみたり」ガバッ

一方「打ち止めァ///」

上条(一方通行が女ってことは……)

打ち止め「えへへ」スリスリ

一方「おいィ……三下が見てるだろォが///」

上条(なるほど、まさしく『百合』子だな)

―――――――――――――――
窓の無いビル

テレビ『侵略! 侵略! 侵略! 侵略!』

エイワス「……」マジマジ

アレイスター「……」

アレイスター「エイワス」

エイワス「なんだ」

アレイスター「面白いか?」

エイワス「興味深い」

904 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/16(火) 22:53:17.72 ID:DgAGf.SO
終わり

落ちが無理矢理すぎたと反省している。

ハッピーエンドに(一応)したが、俺は錦織を許さない
905 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/16(火) 22:58:54.61 ID:7X3QK6AO
うん、割り込み失礼
そして乙
906 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/16(火) 23:00:55.10 ID:DW/ISNAo
もう許してやれよ!!!!wwwwwwwwww
ハチャメチャすぎてワロタwwwwwwww乙wwwwww

「でも、上一は正義ですよね!!」って花飾りの人がそっち向かってたけどなwwwwww


そして上イン死ネタの人マジ乙期待してるぜェ!!
個人的には名前がカッコの前についてると分かりやすかったが、
青ピのくだりとか上条さんのとことかない方がいいなぁ
とにかく乙だ!
907 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/17(水) 00:14:31.97 ID:2pZmz5w0
安心(?)しろ、何故か俺の中では「鈴科百合子」は一方通行の「実妹」って事で定着してる。
何故だろう?

まぁ、それが原因で俺の中の一方通行の本名が 名字:鈴科 本名:不明 になってる
本当に何故だろう?

とにかく書き手の皆さん乙でした!!
908 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/17(水) 00:32:51.09 ID:JMhTxGQo
>>907
それも夢があっていいよな
まあ書き手の数だけ夢があるって感じだ・・・
909 :海原厨 ◆GE8RLkOeds [sage]:2010/11/17(水) 00:39:14.76 ID:RlkweAk0
私にとって、一方通行も鈴科百合子も僅かな認識の誤差でしかない

                 byテッラ
910 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/17(水) 00:40:43.49 ID:JMhTxGQo
おやっさん、また名前ww
911 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 00:53:57.86 ID:L4nKSlYo
またてめえかww

百合子は某スレがおもしろすぎて
912 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 01:34:14.02 ID:/RuaViYo
>>911
kwsk
913 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/17(水) 01:51:53.85 ID:BVKpiwoo
14レスお借りします。
なんか番外個体が主人公の話を書いてみたくなったんで書いてみた。
学園都市に潜り込んだ番外個体が明るく前向きに頑張るアウトロー風味な物語。
独自設定、独自解釈につき注意。オリキャラは出ません。
地の分:台本=1:3 ぐらい


番外個体「これからヨロシクね」
914 :909 [sage]:2010/11/17(水) 01:52:31.29 ID:RlkweAk0
これはもう病気かな…

百合子は元があの一方さんであるからこそかわいさが増すと思うんだ

性転換モノは僕の大好物です

915 :番外個体「これからヨロシクね」 1/14 [sage saga]:2010/11/17(水) 01:53:44.52 ID:BVKpiwoo

少女は自ら暗がりに足を踏み入れた。

彼女は稀少とも言える力を手に入れ、学園都市は新たな力を求めていた。
両者の利害は一致、少女は処分予定という立場から一転し、高待遇で迎えられたのである。
かくして、学園都市の平穏を影から支える組織が立ち上げられることとなった。

この時、学園都市は見抜けなかったのか、見て見ぬふりをしたのか。
彼女の本当の目的が、立場や安息などではなかったということを。

 :
 :
 :

学園都市第3学区、個室サロン。
上流階級のお子様御用達の"隠れ家"で彼女は待機していた。

セミロングの茶髪は無造作に流され、鋭い目付きは肉食獣のそれを連想させる。
その身に纏った黒いパンツスーツは、女性としてはやや高めの身長と相まって、
見た人間にスタイリッシュな印象を与えるだろう。

彼女の名は番外個体。
序列第3位、超電磁砲のDNAマップを基に造られた軍用クローンである。
916 :番外個体「これからヨロシクね」 2/14 [sage saga]:2010/11/17(水) 01:55:12.22 ID:BVKpiwoo

番外個体 「なーんで誰もこねーんだよー」バタバタ

番外個体 「今日ここで待ち合わせって……ハッ、まさかミサカハメられた?」

番外個体 「やぁだぁ☆ ハメるならもっと別の……はあ、アホらし」ガサゴソ


 コトッ コトッ コトッ


番外個体 (携帯電話が4つ。1つはミサカ用だから、3つは他の連中に配れってか)

番外個体 (それにしても、今回の件でより実感したね。上層部はイカれてる)

番外個体 (ミサカも大概ブッ壊れだけど、アイツらにゃ負けるよ)

番外個体 (ミサカがリーダーとか何の冗談かと……だけど、ヤツら本気だった)

番外個体 (……まっ、お互いに骨の髄までしゃぶり尽くし合いましょ)ゴロン
917 :番外個体「これからヨロシクね」 3/14 [sage saga]:2010/11/17(水) 01:56:22.71 ID:BVKpiwoo

学園都市にはいくつかの暗部組織が存在していたが、いくつかの事件を経て、
全てが使い物にならなくなっているらしい。

裏稼業を担う部隊を組織する必要があると判断した上層部は人材を探した。
そんな折、番外個体からの接触があったのである。
力があるとは言え、処分予定であった彼女が持て囃されたのはこういった事情もあったのだろう。

そうして発足した非公式治安維持部隊(暗号名は未決定)。
番外個体はそのリーダーとして迎えられた。そして今日。
同僚となる3人の能力者をこの部屋で出迎える、というのが彼女の初任務だ。


「……せいぜいリーダーっぽく振舞ってやるさ」


いい加減待ちくたびれた番外個体は靴も脱がないまま高級ソファーに寝そべっている。
微睡んでいた彼女の意識は、控え目なノックの音で呼び戻された。
918 :番外個体「これからヨロシクね」 4/14 [sage saga]:2010/11/17(水) 01:57:37.88 ID:BVKpiwoo

番外個体 「鍵なら開いてるよー」


 ガチャ


???? 「あら、貴女が新しいリーダーさん?」カツカツ...

番外個体 「あなたは? どこの店のage嬢かな?」

???? 「そんな怖い目で睨まないでよ。そうね……"心理定規"<メジャーハート>、そう呼んでもらおうかしら?」

番外個体 「本名は明かせないってかい。シャレてるね」

心理定規 「あら、ここでは珍しいことじゃないわよ」

番外個体 「くふ、そんなもんかね」

心理定規 「それで、貴女は?」

番外個体 「ふひひひ、知りたい? 全員揃ってから紹介するよ。リーダーらしくね」ニヤニヤ


<コンコン

919 :番外個体「これからヨロシクね」 5/14 [sage saga]:2010/11/17(水) 01:58:46.57 ID:BVKpiwoo

番外個体 「どーぞー」


 ガチャ


?? 「よ、よう」

番外個体 「よくきた。座れ座れ」

?? 「あ、ああ、悪いな。邪魔するぜ」

番外個体 「……何ビビってんの? これがどういう集まりか聞いてないの?」ジロ

?? 「分かってるよ。分かってるからビビってるんだろ」

心理定規 「先が思いやられるわね。この先生き残れるのかしら」

?? 「……」

番外個体 「……で、あなたなんていうの?」

?? 「お、丘原だ」

番外個体 「アゴヒゲとウニヘッド、ニックネームにするならどっち?」

アゴヘッド 「なんで名前聞いたんだよ!? あ、おい、アゴヘッドってなんだよ!」
920 :番外個体「これからヨロシクね」 6/14 [sage saga]:2010/11/17(水) 01:59:59.46 ID:BVKpiwoo

心理定規 「あと一人……どんな人かしらね?」

丘原 「」ソワソワ

番外個体 「んー、どんな人か聞いてないからねぇ」

心理定規 「見た目通り、いい加減なリーダーさんね」

番外個体 「うふ、ありがと♪ 死んじゃえ♪」

丘原 (こいつら怖ぇぇよぉぉ!)


<コンコン ガチャ


?? 「超お邪魔しまーす」

心理定規 「え? 貴女なの? ええと、確か絹旗さんだったかな?」

絹旗 「げぇっ! なんであなたがいるんですか!」

心理定規 「呼ばれたんだもん」

番外個体 「おっ? なになに? お友達?」ニヤニヤ
921 :番外個体「これからヨロシクね」 7/14 [sage saga]:2010/11/17(水) 02:01:07.93 ID:BVKpiwoo

絹旗 「超違います! 超心外です!」

番外個体 「怒っちゃやーだー」ナデナデ

絹旗 「頭撫でないでください!……はあ、あなたが新リーダーさんですか」

番外個体 「ニワカの不束者ですが、どうぞよろしく。なんつってね」ニヤニヤ

絹旗 「……とりあえず、話だけでも聞いておきましょうか」

番外個体 「はー、これで全員か。もー疲れちゃった」グビグビ

心理定規 「さっきから何飲んでるの?」

番外個体 「スパークリングコーヒー」

絹旗 「よくそんなもんが飲めますね、舌が超腐ってる証拠です」

番外個体 「脳みそも腐ってるけどね? 言わせないでよ恥ずかしい、ひゃはははは!」

心理定規 (このヒト、なかなか侮れないじゃない)

丘原 (帰りてぇよぉぉぉ!)
922 :番外個体「これからヨロシクね」 8/14 [sage saga]:2010/11/17(水) 02:02:17.78 ID:BVKpiwoo

番外個体 「んじゃ始めるかね。ええとね、今日はとりあえず顔合わせと自己紹介」

絹旗 「では、超リーダーさんからどうぞ」

番外個体 「お、超照れるねぇ。名前は……そうだね、本名はないからワーストって呼んで」

番外個体 「能力は"帯電装甲"<シールドチャージ>。ヨロシクねん☆」

心理定規 「初めて聞く能力ね。何ができるの?」

番外個体 「説明もメンドイな。丘原くン」

丘原 「なんだ?」

番外個体 「銃持ってるよね? それであたしを撃ってよ」

丘原 「撃てって? いや、その前になんで銃持ってるって分かったんだ?」

番外個体 「んな金属の塊ぶら下げてれば分かるっつの、ド低能」

丘原 「う、撃っていいのか? いや、だけどなぁ……」

絹旗 「いいんじゃないですか? ご本人が撃てって言ってるんですから」
923 :番外個体「これからヨロシクね」 9/14 [sage saga]:2010/11/17(水) 02:03:34.27 ID:BVKpiwoo

丘原 「う、うぐ……恨むなよ」チキッ

番外個体 「ささ、眉間でも心臓でも……お好きなところにブチ込んで?」ニヤー

他全員 「」ゾクッ

丘原 「ッ!」パンッパンッ


 バヂ バヂィン


丘原 「!?」

心理定規 「あら、すごい……」

絹旗 「着弾の直前に青白く光りましたね……電磁の壁ですか」

番外個体 「そんなとこ。ホントはもーっとややこしいんだけどね。要はこれを24時間サービスで展開する能力さ♪」

絹旗 (24時間サービス? シールド?……いや、そんなまさか……)

番外個体 「今ならオプションで、2億ボルト程度の電気でイカせてあげるよん?」ビリッ
924 :番外個体「これからヨロシクね」 10/14 [sage saga]:2010/11/17(水) 02:04:32.64 ID:BVKpiwoo

心理定規 「受けも攻めもどっちもいけるのね、流石リーダーってところかしら」

番外個体 「うーん、責めるのは大好きかな」

絹旗 (さっさと帰ろうと思ってましたが……これは超面白いことになりそうですね)

絹旗 「では、次は私が」シュタッ

丘原 (おいおい、小学生じゃないか。正気の沙汰じゃねぇ……)

番外個体 「よっ、拍手」パチパチ

心理定規 「」パチパチ

 :
 :
 :
925 :番外個体「これからヨロシクね」 10/14 [sage saga]:2010/11/17(水) 02:06:12.18 ID:BVKpiwoo

番外個体はチームメイトとなる3人の能力者に自己紹介を促す。

実は番外個体は事前に資料を受け取っていたのだが、敢えて本人たちに説明させた。
資料と本人申告、この両者の整合性から信用に足る人物か確認したかったからだ。
資料が信用に足るかという問題もあるが、その点については能力クラッキングで既に裏を取っている。


(ま、みんな正直者なようでミサカ一安心)

「それにしても、ずいぶんと攻撃的なメンバーね。私出番あるの?」


―心理定規。能力は他者の心の距離を測定し、自在に操る"心理定規"<メジャーハート>。
―丘原燎多。能力は火炎を放出・操作し、熱源の視認探知も可能な"空間放炎"<インシネレータ>。
―絹旗最愛。能力は大気中の窒素を操り、圧縮した窒素の壁を身に纏う"窒素装甲"<オフェンスアーマー>。


リーダー、番外個体の"帯電装甲"<シールドチャージ>も含めると、実にオフェンシブな構成となる。
心理定規の指摘はごもっともと言えるだろう。
926 :番外個体「これからヨロシクね」 12/14 [sage saga]:2010/11/17(水) 02:07:53.42 ID:BVKpiwoo

一通りの自己紹介を終え、番外個体が手をパシパシ叩きながら口を開く。


「うぅん、みんな強くてス・テ・キ☆」


茶化してはいるが、紛れもない本音だ。
かつて"最強"の存在に強く惹かれていた彼女は、男女関係なく実力ある者を好む傾向にある。


「んじゃ、これ渡しとくね。失くしたら、かみなりパンチの刑だから」


最後に、番外個体はチームに割り当てられていた携帯電話をメンバーに配布した。
心理定規にレッド、丘原にピンクの花柄、絹旗にネイビーの携帯を渡し、彼女の初任務は完了となる。


「あら、赤って私好きよ?」

「このガラはねぇよ……絹旗さんだっけ? 交換しようぜ」

「何バカ言ってるんですか、超丘原。リーダーが決めたことですよ」


未発売の現行最先端機種に対して、三者三様の反応が返される。
余談だが、どの携帯電話も色が違うだけで機能面に差異はなく、互いの連絡先も登録済みだ。
つまり、誰がどの色を持とうと関係ない。その割当は番外個体の独断で決められたのであった。
927 :番外個体「これからヨロシクね」 13/14 [sage saga]:2010/11/17(水) 02:09:07.48 ID:BVKpiwoo

番外個体 「こんなところかな? よしよし、これで今日のミッションはコンプリート」

丘原 「……で、今日はこれからどうすんだ? 帰っていいのか」

心理定規 「どうせみんな暇なのでしょ? ここで少しゆっくりしていきましょうよ」

番外個体 「あ、そうそう。この部屋は向こう1年間貸し切ってるらしいから。使い放題、やったね☆」

丘原 (もうお腹痛くなりそう……)

絹旗 「この高級菓子の山は食べていいんですか?」ガサガサ

番外個体 「いいんじゃない? あ、そのパリブレストちょうだい」

絹旗 「はいどうぞ」

番外個体 「ふふっ、ご苦労……なんだこりゃぁ? イチゴおでん味?」

心理定規 「丘原くん、何か飲む?」

丘原 「あ、いや、俺は……」

心理定規 「」ジー

丘原 「……じゃ、ワースト姐さんと同じヤツで」
928 :番外個体「これからヨロシクね」 14/14 [sage saga]:2010/11/17(水) 02:10:34.85 ID:BVKpiwoo

番外個体 「おーい、あたしもお代わりー」

絹旗 「本当に、よくそんなモンが飲めますよね」モキュモキュ

番外個体 「ふふん、チビっこにはこの味は分からないかぁ」

絹旗 「誰が超チビですか! 誰が!」ウガー

丘原 「超は付けてねえだろ」

心理定規 「テレビつけさせてもらうわね、ドラマの再放送見ないと」

絹旗 「なんですか超丘原。ちょっと図体がでかいからって調子に乗らないでください」

丘原 「乗ってねえ! あと超丘原ってなんだよ!?」

番外個体 「ヒュー、早速仲良くなっちゃって。妬けちゃうにゃー」ニヤニヤ

絹旗 「そんなんじゃないです。上下関係を教え込んでるだけです」

丘原 「えっ、俺下っ端なの?」

心理定規 「ちょっと二人とも静かにしてよ、テレビ聞こえないでしょ」

番外個体 「……おし、"上"に終わりました連絡完了。んじゃ、ま」

番外個体 「これからヨロシクね」
929 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage saga]:2010/11/17(水) 02:11:42.93 ID:BVKpiwoo
終わり。地の分と台本のミックスを試したかったんだけど、難しいね。お目汚し失礼。
ミサワさんなら戦術・戦略関連の知識もインスコ済みだろう、と考えたらこうなった。
ミサワさん新能力については色々考えたけども、"わかり易くて強力"なほうがいいだろうと思い、
ここに落ち着きました。ありがちだけどね。

この後、ドタバタお仕事パートとまったり日常パートだとか、
絹旗を連れ戻しにきた浜面軍団とのいがみ合いとかやってみたいなと。

今進めてるSSが終盤に近づいたら、本格的に続けるかどうか考えます。
930 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 02:21:27.39 ID:l248QO6o
>>929

もし本格的にやるならスレ立てたらすぐ分かるようにスレ立て報告スレの方にレスしてくれるとありがたい
いまからも一方さんでてくんなら暗部落ちに対しての反応やビリビリに見つかった時とかの反応が楽しみだ
931 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 03:20:47.43 ID:8k5spVko
まさかの丘原wwwwww
しかもレベルうpしてんのか?期待
932 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 03:24:53.12 ID:DIg9U0oo
ああ誰かと思ったらアニレーのオリキャラか
なんで暗部落ちしてんだよww
黒子に論されてたじゃんww
933 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/17(水) 06:57:32.82 ID:A31.b7Ao
丘原さンマジ浜面ポジションwwwwww
つか容赦ねぇよこのメンバーwwwwww
乙! 続き見てみたいぜ!
934 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 12:48:58.22 ID:NYjyAMso
丘原って誰よ?
935 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 13:36:07.53 ID:NYjyAMso
あぁ、一話のパイロキネシストか。
936 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 14:44:27.36 ID:68.hUbYo
スレ立て報告スレってどこぞ
937 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/17(水) 15:45:47.68 ID:HvZA7fg0
>>936
これから立てようと思うSSとかそういうの宣伝していけ
っていうスレがあるからそれのことじゃないかな?
938 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 16:02:37.78 ID:HvZA7fg0
今から投下させていただきます。

(絹旗+打ち止め)×上条=俺得

という12レス。
939 :1/12 :2010/11/17(水) 16:04:09.42 ID:HvZA7fg0
絹旗「……超ヒマです。観たい映画もないですし」

打止「あーあ、ヒマだなあ、あの人は出かけちゃったし……ってミサカはミサカはため息ついてみる」

ドンッ

打止「きゃっ!」

絹旗「……何かチビが超ぶつかりました」

絹旗「どこ見て歩いてんですか。その目は超飾りなんですか?」

打止「そ、そっちこそ不注意だったじゃない、ってミサカはミサカは怒ってみる!」

絹旗「ぐぬぬ」

打止「ぐぬぬ」
940 :2/12 :2010/11/17(水) 16:05:00.93 ID:HvZA7fg0
上条「おやアレは……よお打ち止め。こんなところでどうしたんだ?」

打止「あ、ちょうどいいところに助け舟! ってミサカはミサカは喜んでみる!」

絹旗「なんか超ウニ頭が出てきました。超めんど臭いです」

打止「この人がぶつかっておいて失礼なの、ってミサカはミサカは自分を棚にあげてみる!」

絹旗「自分を棚にあげてみるって……超自覚してんじゃねーですか」

打止「全く非を認めないあなたよりはマシだよね、ってミサカはミサカは非難してみる!」

絹旗「生意気です超チビのくせに」

打止「あなただって子供のくせに! ってミサカはミサカは……」

絹旗「語尾長いです、超マヌケです」

打止「そっちこそ超超うるさい町長なの!? ってミサカはミサカは言い返してみるっ」
941 :3/12 :2010/11/17(水) 16:06:16.46 ID:HvZA7fg0
上条「まあまあ落ち着けよ打ち止め……そっちのお前も許してやってくれよ」

二人「ムカムカイライラ」

上条(ところでこっちのコは誰だ? 打ち止めの友達かな)

上条「……まあ、大体の事情は分かった。不注意でぶつかっちまったんだよな?」

上条「でもなあ、それくらいでケンカするなんて。……さてはお前ら、腹減ってるんだろ?」

二人「……は?」

上条「腹ぺこはいかんよな、腹ぺこは。ウチのシスターも腹が減るとイライラしだすからな」

上条「と、いうわけでだ」


上条「――――お前ら、オレの家でパン作ってけ」

打止(パンツ――――!?)

絹旗(――――食ってけ!?)
942 :4/12 :2010/11/17(水) 16:07:50.43 ID:HvZA7fg0
打止(ヤバいよヤバいよこの人が変態だったなんてミサカネットワークにも書いてなかったよ、

    ってミサカはミサカはとりあえず新情報を一斉送信してみる)ガクブル

絹旗(キモいです超キモいですガキにぶつかっただけなのにこんな超変態が出てくるなんて超キモいです)ガクブル

上条(うむ、いがみ合う二人を共同作業させることで仲直りさせつつ、

   美味しい物で思い出づくりさせる……素晴らしい作戦じゃないか)

絹旗「キモいです! 超近づかないでください!」

上条「なっ――!?」ガーン

打止「さすがのミサカもそれは無理かもってミサカはミサカは後ずさり……」

上条「ななっ――――!?」ガガーン

上条「……そうか、お前らも『男のくせにパン作っちゃうなんてキモい』とか言う気だな?」

絹旗「それ以前の問題だって気がついてない辺りが超キモいです」

打止「男も女も関係無しにパンツ食ったら変態かも……ってミサカはミサカは想像しただけでおぇっぷ」

上条「馬鹿な。パン作って何が悪いっていうんだ?」

打止「むしろ何でパンツ食っちゃうなんて発想になったのか分からないってミサカはミサカは混乱してみる……」

絹旗「超食べ物じゃない物を口に運ぶ神経が超理解出来ないです。この超変態」
943 :5/12 :2010/11/17(水) 16:08:59.16 ID:HvZA7fg0
上条「……オレもな、同居人にせがまれて初めてパン作ったときは面倒クセェなぁと思ったよ」

絹旗「何いきなり超語りだしてんですか」

上条「しかもいざ挑戦してみると大失敗だ。とても食べられたもんじゃなかった」

打止「当たり前だと思うよってミサカはミサカは呆れてみたり」

上条「でもな……その同居人は美味しい美味しいって、オレのを食べてくれたんだよ」

絹旗「やべぇ超キモイです」

上条「オレは止めたよ。無理すんなって。でもアイツはさ

   『とうまが一生懸命パン作ってくれたんだから、美味しくないはずがないんだよ』って言ってくれたんだ」

上条「それでようやく分かったんだ。重要なのは、味とか食感なんかじゃなくて……大切な人を想う気持ちなんだよ!」
944 :6/12 :2010/11/17(水) 16:10:14.67 ID:HvZA7fg0
打止「うん……よく分かるよ。大切なのは気持ちだもんね……ってミサカはミサカは納得してみる」

絹旗「あれ? 超納得しちゃうんですか? 超急展開です」

上条「なあ、お前らにはいないのか? 大切に思う大好きな人っていうのが」

打止「み、ミサカはあの人とか、それに、あなたとか大好きだよってミサカはミサカは言ってみる」テレテレ

絹旗「なに超告白してんですか。超毒されちゃったんですか」

上条「そうか、そいつは嬉しいな。じゃあオレと一緒にパン作ってくれるか?」

打止「う、うん! 愛情たっぷり込めてパンツ食ってあげるってミサカはミサカは承諾してみる!」

絹旗「ちょっと意味わかんないです」
945 :7/12 :2010/11/17(水) 16:11:08.04 ID:HvZA7fg0
上条「そっちのお前はいないのか? 一緒にパン作ってくれる大切な人ってのがさ」

絹旗「……超いないですよそんなの」

絹旗(一瞬、シャケ弁パンツとか鯖缶パンツとか超わけのわからない光景が浮かびましたけど)

上条「分かった。ならこうしよう」

上条「――――俺がありったけの思いを込めて、お前のパン作ってやる!」

絹旗「え…………?」ドキッ

上条「だからお前は俺のためにパン作ってくれ!!」

絹旗「ええええっ!?」ズキュゥゥン

絹旗(そ、そんな――そんな超思ってくれる人なんて超初めてです)

絹旗(俺のためにパンツ食ってくれ、だなんて)

絹旗(これはいわゆる、超、プ、プロポーズというやつですか!?)

絹旗「で、でも、パンツ食ったことなんて超ないですし」

打止「ミサカも……あなたのためならパンツ食ってもいいかもって思うけど

    ……したことがないのってミサカはミサカはしょんぼりしてみる」

上条「大丈夫だ!」

上条「――いいぜ、お前らがパン作ったことないっていうのなら」

上条「まずはそのふざけた幻想をこんがり焼き上げます」

打止「やだ……すっごくカッコイイよってミサカはミサカは……身体が火照っちゃう///」ポーッ

絹旗「こ、こんな気持ちになるなんて超初めてです……超パンツが台なしになりました///」ジワッ
946 :8/12 :2010/11/17(水) 16:12:41.39 ID:HvZA7fg0
上条「ところで、お前の名前まだ聞いてなかったな。俺は上条当麻、よろしくな!」

絹旗「き、絹旗最愛です。ふつつか者ですが超よろしくお願いします」

打止「ミサカは打ち止めって呼ばれてるよ!よろしくねキヌハタ!ってミサカはミサカはお辞儀してみる!」

絹旗「私はチビに言ったんじゃないんですけど。超ちがいます」

打止「ぶぅーっ! せっかく名乗ったのにその態度はないかもってミサカはミサカは……」

上条(あ、アレ? 二人は知り合いじゃなかったんだ……まあいいか)

上条「じゃあ自己紹介も済んだし、俺の家に行くぞー」

二人「おー」

絹旗(上条当麻、絹旗最愛……結婚したら、上条最愛……)

打止「ねえねえキヌハタ……ってミサカはミサカはコッソリ耳打ちしてみる」

絹旗「何ですか……って顔が超近いですよ」

打止「ミサカが先なんだからね……ってミサカはミサカは権利を主張してみる」

絹旗「先……?」

打止「だから……ミサカが先にあの人のパンツ食ってあげる約束したんだからねってミサカはミサカは念を押してみる」

絹旗「超そういうことですか……先にパンツ食ってあげるのは自分だと言いたい訳ですね?」

打止「うん!」
947 :9/12 :2010/11/17(水) 16:13:56.67 ID:HvZA7fg0
絹旗(まあ、お互いにパンツ食ったことない超初心者ですし……)

絹旗(当麻は超優しく教えてくれるでしょうけど、やっぱり自信ないですし……)

絹旗「……打ち止めが先で超かまいませんよ」

打止「やったあ! これであの人の脱ぎたてパンツの温もりはミサカ独占だね!

    ってミサカはミサカは口を滑らせ……あ」

絹旗「……な!! 超そういうことだったんですね!?」

絹旗(私も打ち止めも、当麻のパンツ食ってあげる約束をしました)

絹旗(しかし、実際には当麻の脱ぎたてパンツは一枚しか存在し得ない!)

絹旗(後手に回れば、冷めきった残り物パンツか、洗濯済みの鮮度の悪いパンツを食べることになる……)

絹旗(初心者のくせに、そこまで頭が回るなんて……まさかこのチビ)

絹旗(暗部の人間!?)
948 :10/12 :2010/11/17(水) 16:15:12.81 ID:HvZA7fg0
絹旗「……私としたことが、どうやら敵の実力を超見誤っていたようですね」

打止「ミ、ミサカが先にパンツ食ってあげるんだからね!

   キヌハタも承諾したんだから文句は言わせないよってミサカはミサカは……」

絹旗「なら私は、まだ洗濯していない脱ぎっぱなしパンツを超いただきます」

打止「なっ……!?」

絹旗「昨晩脱いでから、一晩寝かして風味が熟成されたパンツ……その深い味わいは超私のものです」

打止「そ、それは……」

絹旗「おやおや? まさか両方とも欲しいなんて超浅ましいことは言いませんよね?」

絹旗「どうしても超熟パンツが食べたいのなら……脱ぎたてパンツと交換です」

打止「くっ、ううう」

打止「そ、その手には乗らないよ! 大体そんな超熟パンツがあるかどうかも分からないもん! ってミサカはミサカは騙されかけたり!」

絹旗(くっ……こうも簡単にブラフを見抜かれるとは……私も超マヌケですね)

打止「キヌハタがそんな汚い手を使ってくるなら……ミサカだって実力行使するよ! ってミサカはミサカはダッシュ!」
949 :11/12 :2010/11/17(水) 16:18:09.28 ID:HvZA7fg0
打止「ねえねえ! ミサカが一番にあなたのホカホカパンツ食ってあげるからね! って抱きつきアピールしてみる!」ダキッ

上条「わっ!? どうしたんだ急に」

絹旗「ず、ずるいですよ! 超ズルいです! 私が先に超ホカホカパンツ食ってみたいです!」

上条「オイオイまたケンカか? いい加減にしろよ」

二人「がうがう」

上条「やれやれ……どっちが先だなんて関係ないだろ」

上条「二人一緒に……いや俺達全員でパン作って、仲良くお腹いっぱいの幸せを堪能すればいいんじゃないか!」

二人「あ……!」

打止(やっぱりこの人……)ドキドキ

絹旗(超ステキ過ぎます……)ヌレヌレ

打止「……ごめんなさい、キヌハタ。ミサカは独り占めすることばっかり考えてたの……ってミサカはミサカは」

絹旗「いえ、私のほうこそ超済みませんでした……」

打止「一緒に食べようね! ってミサカはミサカは仲直りの握手!」

絹旗「はい。……なんだか握手って、照れ臭いですけど……超わるくないです」

上条「うんうん良かった良かった」

上条「それじゃあ改めて、俺の家に行くぞー」

二人「おー」
950 :12/12 :2010/11/17(水) 16:18:57.14 ID:HvZA7fg0
上条(いやー、この前は何故だかパンツを脱がされかけたり…)

上条(パンツを口に突っ込まれそうになったり、半脱ぎパンツをペロペロしたり色々あったけど……)

上条(今日は楽しくパンづくりができそうだ!)

上条(ケンカする二人を仲直りさせることも出来たしな!)

上条「ただいまーインデックス」

禁書「お帰りなさいなんだよ当麻! もう準備は出来てるんだよ!」

上条「サンキュー! よおしそれじゃあ、絹旗、打ち止め!」



上条「美味しいパン、作ろうぜ!!」
951 : :2010/11/17(水) 16:19:34.32 ID:HvZA7fg0
以上です!

まだまだ未熟者ですが、能力者同士の熱いバトルがクールに描写できるよう頑張りました!

それでは失礼します!
952 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 16:22:45.04 ID:kQPkYcAO
でどんなパンツはいてるという設定になったんだ?
953 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 16:22:44.53 ID:CwKuAjw0

く、くーる…………?
954 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 16:25:06.49 ID:OU58vAs0
なんて新しいフラグの建てかたなんだwww
955 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 16:27:37.00 ID:h37BtaYo
これさ、すっごい好きだけど、
毎日やってくれないかな?

956 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 16:27:53.41 ID:h0CpruIo
SAN値がガリガリ削れていく音がした
957 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 16:35:44.49 ID:twkc5gAO
SAN値のAがパンツに見えてきた
958 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/17(水) 16:39:14.94 ID:m3Iffqgo
これから毎日パンを焼こうぜ!
959 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/17(水) 18:09:59.98 ID:A31.b7Ao
これは色々とクッソワロタwwwwwwwwww
ハーレムものかと思ったらアホすぎて開いた口がふさがらねェwwwwww乙!
960 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 18:11:37.12 ID:Lgg9Es.o
半脱ぎパンツをペロペロした件についてkwsk
961 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 18:34:43.69 ID:o5fOVXM0
パンツは正義
962 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 18:49:43.76 ID:euDamAAO
パンツだから恥ずかしくないもん!
いや、パンツだからこそ、かな
963 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 18:52:03.00 ID:s4x04N.0
行けますって! ちょっとのお金があって明日のパンツ食っておけば!
964 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 20:01:00.88 ID:AUu8U6HA
6スレほど投下させていただきます。

ちょっと通行止め成分あり?
ミサカシリーズと一方さんしか出ません。
965 :1/6 [saga]:2010/11/17(水) 20:02:41.17 ID:AUu8U6HA

一方「ピザって10回言ってみろ」

打止「え? なになにもしかしてなにかのゲーム?ってミサカはミサカは考察してみる」

打止「ピザってミサカはミサカは言ってみたり!!
   ピザってミサカはミサカは言ってみたり!!
   ピザってミサカはミサカは言ってみたり!!
   ピザってミサカはミサカは言ってみたり!!
   ピザってミサカはミサカは言ってみたり!!
   ピザってミサカはミサカは言ってみたり!!
   ピザってミサカはミサカは言ってみたり!!
   ピザってミサカはミサカは言ってみたり!!
   ピザってミサカはミサカは言ってみたり!!
   ピザってミサカはミサカは言ってみたり!!」ゼェゼェハァハァ

一方「じゃあここは?」ヒザヲユビサス

打止「『ミサカ』!! ……ってあれ?」

966 :2/6 [saga]:2010/11/17(水) 20:03:42.63 ID:AUu8U6HA

打止「むむーっ! ミサカったらまんまとひっかかっちゃったってミサカはミサカは悔しい悔しい!!
じゃあ次はミサカの番ね! ってミサカはミサカはミサカのターン!!」

一方「あァやってみろよ」

打止「『ヒマラヤ』を10回言ってってミサカはミサカは反撃開始!」

一方「ヒマラヤヒマラヤヒマラヤヒマラヤヒマラヤヒマラヤヒマラヤヒマラヤヒマラヤヒマラヤ」

打止「次はヒマヤラって10回言ってってミサカはミサカは続けてみたり!」

一方「ヒマヤラヒマヤラヒマヤラヒマヤラヒマヤラヒマヤラヒマヤラヒマヤラヒマヤラヒマヤラ」

打止「じゃあ世界で一番高いお山の名前は? ってミサカはミサカはあなたに質問!」

一方「エベレスト」即 答

打止「…………一般的には『ヒマラヤ』って答えちゃうのが普通なんだよ
ってミサカはミサカはあなたの大人げの無さに絶句してみたり…………」唖然

一方・打止「……」

一方「で、これでおしまいかァ?」笑

打止「っ!! そ、そんな口をきいていられるのも今のうち何だからってミサカはミサカは第2問!
シカって10回言ってみて!」

一方「シカシカシカシカシカシカシカシカシカシカ」

打止「じゃあサンタさんが乗るのは!?」

一方「ソリ」即 答

打止「そこは『トナカイ』って間違えてよってミサカはミサカは訴えてみたりぃいい!」

一方「学園都市第一位の一方通行をひっかけようったって100年早ェンだよクソガキ。
でェ? もうネタ切れなンですかァ? 打ち止めだけにィ?」

打止「うわあああ今日のあなたとってもムカつく!
とんかつって10回言ってみてってミサカはミサカは正直そろそろネタ切れ間近!!」

一方「とんかつとんかつとんかつとんかつとんかつとんかつとんかつとんかつとんかつとんかつ」

打止「……では泳げない人のことを何と言うでしょう
ってミサカはミサカは駄目もとで問いかけてみたり……」

一方「金槌」即 答

打止「……もういい」orz
967 :3/6 [saga]:2010/11/17(水) 20:04:20.08 ID:AUu8U6HA

打止「今度はミサカと口調が似ている妹達にやってみるっミサカはミサカは再挑戦!」

御坂妹「で、何故ミサカはココに連れてこられたのでしょう、とミサカは首をかしげます」

打止「いいからいいから! ミサカ10032号、ピザって10回言ってみて!」

御坂妹「ピザ、とミサカ10032号はとりあえず指示に従います」
10039号「ピザ、とミサカ10039号も指示に従います」
19090号「ピザ、とミサカ19090号も友情出演です」
13577号「ピザ、とミサカ13577号も続きます」
17000号「ピザ、とミサカ17000号はイギリスからお送りいたします」
18456号「ピザ、とミサカ18456号は上位個体のためならどこだって出現します」
10840号「ピザ、とミサカ10840号もやって来ました」
12083号「ピザ、とミサカ12083号も発言します」
19900号「ピザ、とミサカ19900号も参加します」
11195号「ピザ、とラストは11195号ですw」

打止「」

御坂妹「……10回言い終えましたが? とミサカは上位個体の次なる指示を待ちます」

打止「……もういい」orz

968 :4/6 [saga]:2010/11/17(水) 20:04:52.38 ID:AUu8U6HA

打止「お次は番外個体! ってミサカはミサカはめげずに復活してみたり!!
番外個体ならさっきのような手口は使えないもんねってミサカはミサカはレッツトライ!」

番外「どうでもいいけどさっさと終わらせてくんないかなぁ。ミサカ眠いんだけど」

打止「番外個体! ピザって10回言ってみて!」

番外「はあ?
……ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」

打止「じゃあここは!?」ヒザヲユビサス

番外「膝」即 答

打止「…………」

番外「第三次製造計画で作られたハイスペックなミサカを舐めないでほしいね。じゃ」スタスタ

打止「……もういい」orz

969 :5/6 [saga]:2010/11/17(水) 20:05:30.62 ID:AUu8U6HA

番外「気が変わったからミサカが最終信号に問題出してあげるよ。感謝してよね」

打止「えっ本当!?
あ、でももうひっかからないんだからってミサカはミサカは身構えてみたり。
  そうだ、もう一回目の様なことにならないように口調を省略してやろうっと」

番外「じゃ、『グレートブリテン及び北アイルランド連合王国』って10回言ってみ」

打止「!? け、けっこう長いんだねってミサカはミサカは頑張ってみる!
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国  
……い、言い終わったよ」ゼェハァゼェハァ

番外「お疲れ様じゃあね」スタスタ

打止「」( ゚д゚ )

970 :6/6 [saga]:2010/11/17(水) 20:08:09.14 ID:AUu8U6HA

打止「ぐすんぐすん……ミサカはミサカは心が折れそう……
もしかしたら人間不信になっちゃうかもってミサカはミサカは……」

一方「よォ打ち止め」

打止「……なになになんなのってミサカはミサカは尋ねてみたり
……またミサカをひっかけようとしてるの?」

一方「『好き』って10回言ってみろ」

打止「……ってやっぱりミサカは無視かよ、
もういいもんってミサカはミサカはヤケクソぎみに従ってみる。

好き好き好き好き好き好き好き好き好き好き…………」

打止「……?」


一方「俺もだ」


打ち止め「……!!///」ボンッ

番外「ノロケかよ」





めでたしめでたし。
おわれ←
971 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/17(水) 20:14:23.77 ID:AUu8U6HA
以上です。初なのでビクビクしながら投稿しました。
改めてみると一方さんとミサワさんがなんだかSっぽい気がするけどまあいいよね。
オチは他に思いつかなかったのでやった。後悔はしていない。

以上お粗末さまでした


972 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/17(水) 20:16:42.87 ID:.5cenpko
最後の最後で一方さんがデレるとはww
面白かった、乙
973 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 20:22:46.30 ID:YNmV9zI0
……ピザ十回言わせるなら普通ひじを指差すんじゃ(ry
974 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 20:26:12.56 ID:TXyP9aw0
一方さんがとんかつとんかつ言ってるのがシュールでワロタww
乙!
975 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 20:26:30.53 ID:mW83zcAO
打ち止め可愛いよ打ち止め
ニヤニヤしたwww
乙!
976 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 20:26:57.61 ID:nW/1o6c0
あら可愛い。子供っぽいやり取りにぽかぽかしました
乙です
977 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 20:48:50.52 ID:HvZA7fg0
一方「俺もだ」

かっこよすぎワロたwwwwww
978 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 21:00:15.69 ID:NYjyAMso
パンツもピザも乙!!腹筋返して!!
979 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 21:06:16.29 ID:Qhuf3ADO
>>973
俺も思った。「膝」って引っ掛けたいのに膝指差すとか……さすが打ち止めだ可愛いじゃないか
980 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 21:30:09.18 ID:BYTb0.DO
打ち止め可愛い打ち止め可愛い打ち止め可愛い
一方さんマジおっとこまえやで…

乙乙!ほっこりした!
981 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 21:37:17.95 ID:YNmV9zI0
次スレのおやくそくは誰だろうな
二期にて祝アニメ出演の闇咲さんだと俺得
まぁ次スレ>>980よろ
982 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 21:48:58.94 ID:lIb4Jzk0
闇咲さんは口調に特徴なさすぎて難しいだろ
というわけで新刊でまさかの主人公化を果たしたフィアンマとかどうだ?
983 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 21:54:56.84 ID:BVKpiwoo
俺様とのおやくそく

アリだな
984 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 22:09:27.02 ID:BYTb0.DO
って俺か!
気付かなかったスマン!重ねてすまんが出先で携帯なんだ
>>987あたりにお願いできないか?
985 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/17(水) 22:10:16.23 ID:m3Iffqgo
あー俺やろうか。面倒だから誰かお約束テンプレ改造頼む
986 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 22:18:18.81 ID:YNmV9zI0
>>985
使うならどうぞ


 [ 青髪ピアスとのおやくそく ]
・投下する時には名前欄にタイトルや総レス数を記載すると、読む人が分かりやすくてええな。
・新刊のネタばれ解禁は公式発売日の翌日からなんや。早く手に入れても洩らしちゃあかんで。
・ここは複数の書き手さんで書いていくスレやから、安価作品なんかは小萌センセの胸ばりに控えめでな。
・毎月中旬は接続できなくなる事があるんやって。まぁほんの数日で元に戻るから気にせんといてな。
・ごく稀に変な人が出たりするけど、触らぬ神に祟りなし。スルーしとけばええでな。
987 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 22:23:33.49 ID:dedfh5Mo
2  インデックスさん
3  小萌センセー
4  建宮さん
5  オルソラさん
6  キャーリサさま
7  フレンダさん
8  御坂妹
9  最大主教さん
10 舞夏さん
11 上条さん
12 白井さん
13 一方通行さん
14 土御門さん
15 絹旗さん
16 黄泉川先生

もう17か……感慨深いなあ
前スレにサーシャとかもあったから拾ってきた

 [ サーシャさんとのおやくそく ]
・第一の私見ですが、投下時は名前欄にタイトルや総レス数を記載しておくとわかりやすいかと。
・第一の注意事項ですが、新刊のネタバレ解禁は発売日の翌日からです。
・第二の私見ですが、ここは複数の書き手さんで書いていくスレです。安価作品は控えるべきですね。
・第一の解答ですが、毎月中旬に接続できなくなる点に関しては、数日の内に直るので暫く待ってみ下さい。
・第三の私見ですが、たまに沸く変な人は決して構ったりせずに無視するのが効果的です。補足説明致しますと、私の上司に当たる変態セクハラ女などはスルーが一番応えるようです。
988 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/17(水) 22:44:23.41 ID:m3Iffqgo
あいよ。片手間で悪いね

▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-17冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1290001348/

青ピ使わせてもらいました。>>987すまんさんくす
989 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 22:50:04.51 ID:/RuaViYo
>>987
全部見たいんだけどどこにいけばいい?
990 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 22:51:57.14 ID:dedfh5Mo
>>989
全部見たいってお約束?
全部の前スレ?

>>2 とかはどーだろ?



>>988
乙乙でっした!
991 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/17(水) 22:56:39.22 ID:m3Iffqgo
危うく自分のスレに誤爆するところだったぜ……
いっそ通常ブラウザで立てたほうが間違えなくていいかも知れん
992 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 23:36:51.78 ID:uXPkd0U0
アイテム万歳、17冊目もアイテム出ますように!
993 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [saga]:2010/11/17(水) 23:45:09.17 ID:m3Iffqgo
んじゃお前らの愛で埋めてんてー

フレンダ愛してるマジ愛してる次やるスレの主人公はオマエだかんね!
994 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 23:46:41.31 ID:/RuaViYo
>>990
おやくそく
995 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 23:46:47.42 ID:8k5spVko
本日の埋め



御坂「…………」

白井「お姉さま、さっきからテレビの前に張り付いて……いったい何をご覧になっているんですの?」

御坂「右京さん……かっこいい!」

白井「あぁ、テレビドラマですのね。刑事物ですか」

御坂「決めた! 黒子、今日から私たちは常盤台……いいえ、学園都市の特命係よ!」

白井「……は?」
996 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 23:49:42.16 ID:8k5spVko
白井「確かに私たちは相棒ですが……事件の解決は我々風紀委員にお任せ――」

御坂「私が右京さんね! あんた神戸くんやんなさい」

白井「まぁ……どっちでもいいですけど」



〜 街中 〜

御坂「何か事件でも転がってないかしらねー」

白井「いや、そんな軽く事件に起きられても困りますの」

御坂「うーん……あっ!」
997 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 23:53:15.47 ID:YNmV9zI0
>>988
スレ立て乙です

>>994
おやくそくをまとめてるサイトは見たことないな
過去スレ一覧でたどってけば全部読めるけど
998 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 23:53:59.49 ID:8k5spVko
上条「今日はいっそう不幸だったな……」

御坂「はいぃ?」

上条「うおっ、御坂? なんだいきなり」

白井「(お姉さま、それが言いたいだけなんじゃ……)」

御坂「あなたの不幸について、詳しくお聞かせ願いますか」

上条「強いて言えば、変な女子中学生に絡まれたこととかかな……もう上条さんは行きますよ」

御坂「あっ、最後にもう一つだけ」

白井「(いやだからそれが言いたいだけry)」
999 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 23:55:31.27 ID:8k5spVko
御坂「次スレでもよろしくお願いいたします」

上条「」

白井「埋めだからって言いたい放題でしたわねお姉さま」


>>1000への踏み台
1000 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/17(水) 23:57:20.23 ID:DIg9U0oo
1000なら轟さん大活躍
1001 :1001 :Over 1000 Thread
    ´⌒(⌒(⌒`⌒,⌒ヽ
   (()@(ヽノ(@)ノ(ノヽ)
   (o)ゝノ`ー'ゝーヽ-' /8)
   ゝー '_ W   (9)ノ(@)
   「 ̄ ・| 「 ̄ ̄|─-r ヽ
   `、_ノol・__ノ    ノ   【呪いのトンファーパーマン】
   ノ          /     このスレッドは1000を超えました。
   ヽ⌒ー⌒ー⌒ー ノ      このレスを見たら期限内に完成させないと死にます。
    `ー─┬─ l´-、      完成させても死にます。
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       l;;ノ:::::::::::::::l l;.,.,.!  |
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      ヽ;;;>     \;;>

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唯「ボディがお留守だよ!」 @ 2010/11/17(水) 22:45:21.31 ID:cDQlZeEo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1290001521/

▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-17冊目-【超電磁砲】 @ 2010/11/17(水) 22:42:28.31 ID:m3Iffqgo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1290001348/

中学生の時の日記が出てきた @ 2010/11/17(水) 22:41:37.14
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4vip/1290001297/

携帯新機種買おうと思うんだけどどれにしたらいい? @ 2010/11/17(水) 22:41:06.96 ID:0tCX6Nc0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1290001266/

VIP-World TRPG 灰色のくま2ch版 質問・雑談・セッション・観戦スレ661 @ 2010/11/17(水) 22:38:12.30 ID:Q8mdB4wo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1290001092/


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