このスレッドは製作速報VIP(クリエイター)の過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は管理人までご一報ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。

天井「私は今どこにいるというのだ?」 - 製作速報VIP(クリエイター) 過去ログ倉庫

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/09(火) 16:28:13.60 ID:u4pbHsAO
天井「確か芳川に撃たれて…どうしたんだか忘れてしまったよ」

天井「…?サバ缶?」

【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、この製作速報VIP(クリエイター)板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

【安価とコンマ】或る無名のウマ娘 6 @ 2024/05/21(火) 23:03:45.14 ID:LycZD2yqo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1716300225/

開くと貯金が増えるスレ @ 2024/05/20(月) 21:35:55.08 ID:MOxGLALr0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1716208554/

イケパンみっちん39 このスレには可愛いパンダが居るにぇ! @ 2024/05/19(日) 19:47:17.65 ID:skVyN/3XO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1716115637/

僕の記憶が全て消えても生まれ変わったらまた君を探す @ 2024/05/18(土) 22:27:06.84 ID:7xX40cGt0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1716038825/

グレみんと快楽の座 @ 2024/05/17(金) 22:24:15.47 ID:DUS3Z54Xo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715952254/

【習作】安価コンマでワンピース @ 2024/05/16(木) 21:19:27.48 ID:QUcgFIEu0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1715861966/

テンリュデネ・ゾー @ 2024/05/14(火) 20:47:34.15 ID:aewHWgbao
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715687253/

薬師とか錬金術とか、田舎とか @ 2024/05/13(月) 23:03:05.43 ID:nAT+1SmNo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715608984/

2 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/09(火) 16:34:10.92 ID:DpGTBEAO
見知らぬ天井来たか
3 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/09(火) 21:58:26.54 ID:u4pbHsAO
驚くという事も無理もない、この男性、天井亜雄は絶対能力計画が凍結し、仕事も無くなり、残された道が無いという時に考えた最後の計画が、学園都市第1位の一方通行により崩され、揚句の果てに芳川にまで撃たれたのだ

撃たれたはずなのに
「どうして私は生きているのだ?」

自分は生きている
ここが何処かはまだわからない

しかし、それでも天井にとっては生きていることが喜ばしいのだろう


「フフフ、芳川め…甘かった…な」


腹の奥から込み上げてくる笑いが止まらなかった


「ハッハッハ!」

4 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/09(火) 22:04:28.87 ID:u4pbHsAO
しかし先程から気になっていたようだが、このサバ缶らしき物体は何なのだろうか

天井は疑問を抑えずに、それがある所まで行こうとした
およそ距離は10メートル

無視してもいいはずなのだが、天井には自分が知らない事があることを許せないのだろう

「ック…」

しかし、歩こうとした時に腹部を撃たれた事に気付き、痛みに襲われた天井はうずくまった

先程の笑いが嘘のように苦しみに支配される

「ぐ…くそ…」

天井に悔しさ、そして怒りが込み上げてくる

「あの女…!」

しかし憎むだけでは痛みが和らぐことはない

そう悟ったのか、彼は眠りについてしまった
5 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/09(火) 22:31:22.21 ID:u4pbHsAO
「寝て…しまったのか」

天井がようやく起きると、周りには信じがたい光景があった

「結局、コイツを拾ってきた訳だけど」
「超使えなさそうですね」

「ったく、いらねーもん拾ってきやがって」

「大丈夫、そんなこの男の人を私は応援している」

目の前に広がるのは美女4人が話している姿

しかも話している内容は傷ついている彼に優しいものではなかった

「は…?」

天井は必死に寝る前の記憶を思いだそうとする

思いだした…はずなのだが、この光景に繋がるキーは頭の片隅にもない

そして彼は改めて冷静に考えてみた

(もしかして…この場所はコイツらのアジトか何かなのか?)

6 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/09(火) 23:07:48.92 ID:u4pbHsAO
そう考えた天井は、出すのも苦しい声をなんとか振り絞る

「お前…達は誰だ?」

「アイテムって訳よ」

見た目が外国人の割には、流暢な日本語で受け答えするあたり、日本育ちなのだろうか

しかし彼にはアイテムという暗部組織がわからない

だが先程言ったように、彼のプライドは、それを許さないのだ

「アイテム?なんだそれは…?」

「暗部組織よ」

次は大人びた容姿の女性が話す

スタイルもルックスもいいが、先程の彼女がした発言は何だったのだろうか、と天井は頭を悩ませた
7 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/09(火) 23:55:16.46 ID:u4pbHsAO
「ちょ、それ言っていいんですか?」

すかさず中学生ぐらいの女の子がツッコミをいれる

「別にいいじゃない。コイツは雑用として使うし」


「は?」

天井のプライドは今の発言でズタズタになっただのだろう、キレた彼は麦野を睨みつけた

そして突進しようとしたのだが、麦野の心の奥底を見たのか、怯えて、怖じけづいたみたいだ

「き、お前らは何をしようとしているぅ!?」

ヒステリックになり、必死に声を張り上げる

「だから、お前を雑用に使うって訳よ」
8 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/10(水) 00:03:33.74 ID:ImrgyEAO
「私は麦野、アイテムのリーダーよ」

「私は絹旗です」

「私はフレンダって訳よ」

「私は滝壺…よろしくね」

そしてアイテムは勝手に自己紹介を初めた

(何なんだよコイツらは…)

麦野に恐怖を植え付けられたが、ようやく冷静を取り戻した
「わ、私は天井だ…」

そして1番気になっている事を尋ねた

「お前達は私を助けてくれたのか…?」
9 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/10(水) 01:34:38.70 ID:ImrgyEAO
誰も見てないけど頑張るぜ
10 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 01:41:47.09 ID:xwZcd7k0
見てるんだよ
だから頑張って書いてほしいな
11 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 11:34:08.26 ID:ilgCqQDO
レスの数の10倍の人が見てるって言うよな
12 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/10(水) 11:44:14.68 ID:vZsRGoSO
みてるからな
13 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [saga sage]:2010/11/10(水) 11:47:23.43 ID:PvMWkeM0
俺も見てる。アイテム万歳。
これで40人は見てる事になるな。
14 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 13:07:35.51 ID:9Pn/csAO
しかし研究漬けのもやしっこに浜面の代わりなど務まるだろうか?ww
とりあえず超期待。
15 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/10(水) 16:35:22.60 ID:ImrgyEAO
構ってちゃんでスマソ
みんなの優しさに全俺が泣いた


「ま、超簡単に言えばそうですね」

ショートカットの女の子、絹旗がそっけなく答える


どうやら話を聞くと、天井が芳川に撃たれた後

救急車が来る前に買い物に行っていた絹旗とフレンダが偶然歩道に倒れていた天井を発見したという訳だ


(なぜ私は歩道にいたのだ?)

天井はそれが気になって仕方なかった
おそらく、彼の生への執着心が肉体を超えたのだろうが

16 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/10(水) 16:41:54.19 ID:ImrgyEAO
「…ありがとう」

(お礼を言ったのは久方ぶりだな)

彼はそんな事を考えていた
振り返ってみれば、毎日研究漬けだった日々

そんな日々にお礼の言葉なんてあるはずかない


「ま、結局これからよろしくって訳よ」
金髪の少女、フレンダがそう言い手を差し延べ、握手を求めた。

それに応えた天井は突然泣きだした

「うっううっ…」

「ど、どうしたの?」

優しく天井に話しかけるのは、ピンクのジャージを着ている滝壺だ


天井が泣き出したのには理由がある

彼は人の温もりが恋しかったのだろう
研究に追われる日々に温もりがあるはずはない

(何年…ぶりだろうか。人の温かさに触れるのは…)
17 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/10(水) 17:50:07.58 ID:ImrgyEAO
「おいテメー名前は?」

乱暴な口調で麦野が話しかける
しかし、口調とは裏腹に多少優しい顔をしている
これは、これから一緒に過ごすことになるであろうからだ
「そういえば私も超気になってました」

「天井…天井亜雄だ」

「…天井?」

麦野が顔をしかめる
レベル5だけあって、彼の事は知っているのだろうか
なぜなら、研究者として彼は一流であったからだ

そして一方通行の絶対能力計画に参加した

同じレベル5の麦野なら知っていてもおかしくはない

もっとも、天井自身は彼女がこの学園都市のレベル5だという事を知らないだろうが
18 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/10(水) 19:05:42.68 ID:ImrgyEAO
「よろしくって訳よ」
「雑用として存分に働きなさい」
「超使えなさそうですけどね」
「大丈夫、私はそんなあまいを応援してる」

(こ、これからどうなるというのだ?)


こうして―

天井亜雄はアイテムの一員になった



「天井ーサバ缶買ってきてー」

「あ!ついでに電池超欲しいです!」

「天井、イスになりなさい」


「な、なんだこの生活は―」

雑用―それはどのようなものか自分で理解しているつもりだった

しかし、この少女達の欲望はナイアガラの滝のように簡単には止まらない
数日間、ずっとこのような生活だ

「わ、わかった。今から行く」


しかし、彼は案外義理堅く、助けて貰ったからか、彼女達に恩を返したいらしい
19 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 20:15:45.17 ID:zc38Wdw0
時々あまいをてんじょうとよんでしまう
20 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 20:39:03.74 ID:C7K4XBo0
こういうの好きだ。がんばれ
21 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/10(水) 21:14:29.06 ID:ImrgyEAO
>>19
同士よ

>>20
ありがとうございます


「えーと、サバ缶と、おにぎりだっけか」

天井は自分の思考回路を巡らし、注文を思い出そうとしてる最中、見たくない人物達を視界に入れてしまった


「このロールケーキ美味しそう!ってミサカはミサカは遠回しに欲しい事を伝えてみたり!」

「金の無駄だろうが」

「じゃあ貴方のコーヒーはどうなるの?ってミサカはミサカは尋ねてみる」

「うるせェ」


そう、彼は見てしまった学園都市第1位

一方通行を―

刹那、彼の頭の中にあの忌ま忌ましい記憶が蘇る
22 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/10(水) 21:28:00.48 ID:ImrgyEAO
見られたくない…見られたくない

彼はその一心で思わず身を隠す

「く、くそ…」

「あ!あっちに美味しそうな物が…」

「待てクソガ……!」

(み、見つかった)

「おィテメー、その面よーく俺に見せてみろ」

「く、クソー!」

天井は走った
天井は走った
そして天井は…泣いた

裏路地でひっそりと泣いた

臆病から?怖さから?怒りから?違う

彼は…羨ましかったのだ

絶対能力計画により、無敵を目指し、孤独の道を突き進んでいたはずの少年だったのに…

幸せに暮らしていることが


(畜生…畜生!)
23 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/10(水) 21:36:01.83 ID:ImrgyEAO
「天…井?こんなとこでどうした訳?」
「え…?」

目の前に現れたのは…フレンダ

「い、いやちょっとね…」

「ちょっとじゃないよ。カゴごと商品持ってきてさ」

「あ…」

(やってしまった…)
「こう見えて天井はおっちょこちょいな訳ね」

おっちょこちょいで済ませる問題では無いだろう


しかし…今の天井には、人肌が恋しかった

「あ、ありがとう」
そして何故かお礼を言ってしまう

24 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 21:45:16.07 ID:QKTKa.AO
天井をちょっとかわいいと思ってしまった
25 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/10(水) 21:50:59.38 ID:YnmSc7s0
何を言っているんだ?天井は元々可愛いだろう…(マダオ的な意味で)


まぁ禁書TSスレではまさかのロリ化していて愕然としたわけだが
26 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/10(水) 22:04:59.41 ID:ImrgyEAO
うん、天井は可愛い

「い、いきなりなによ!」

フレンダは焦りながら天井に怒鳴る

「あ、いや、なんでもないぃ」

そして情けない声をあげる天井


「ま、さっさと戻ろ!」

フレンダがそう催促すると、天井は頷き二人でアイテムのアジトに戻った



「超遅かったじゃないですか!」

アジトに入るやいなや絹旗が凄い剣幕で二人に近寄る

「オイコラ、シャケ弁は買ってきたか?」

「き、聞いてないはずだ…」

「ブ・チ・殺・し」

また、天井は麦野に理不尽な怒りをかわれた

「す、すまない」

ここで謝るあたり、天井の研究所での過去を想像できるだろう

彼はあまり気が強くないのだ
27 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 00:04:13.38 ID:M6gqvOc0
期待してます。
天井うらやましす。
28 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/11(木) 00:32:59.83 ID:QdJs/UAO
>>27
ありがとうございます
同感ですね


とりあえず一旦切ります
29 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/11(木) 14:42:59.27 ID:I.N7skAo
サンレッドの天井じゃなかったのか
30 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2010/11/13(土) 01:40:36.36 ID:d7F.QwAO
しかし、アイテムの少女達の命令は、不思議と嫌じゃない


天井は既にアイテムに溶け込んでいるのかもしれない

「天井ー、早くシャケ弁買ってこいや」
「ぐ…しょうがない、わかった」

天井は反抗しようとするが、麦野の威圧感に耐え切れず、あえなく失敗する


(アイツらいなくなったか?)

天井の心の中は一方通行の事でいっぱいになった



「ふう…やっとついた」

天井の様子を見るに、コンビニまでそう近くはないらしい

「シャケ弁シャケ弁と…」

あった。シャケ弁だ
しかし、残り一つしかない

そのシャケ弁に同時に手がかかった

(だ、誰だ?)

そう思い横を見ると―



芳川桔梗が立っていた

(グググ…芳川!)
31 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2010/11/13(土) 14:30:06.06 ID:RyJ904w0
天井が衝槍弾頭使って無双する話はまだですか?
32 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/21(日) 18:37:21.36 ID:3mUlfEAO
一難去って一難、とはまさにこのことだろう


芳川も天井のほうを向くと、表情をガラリと変えた

「天井亜雄…!」

そう呟くと、完璧に敵意に満ちた視線を天井に送る

「ぐっ…」

負けじと天井も芳川を睨みかえし、強気な口調で、こう言った

「芳川ぁ、貴様よくも…!」

そう言うと同時に腹が痛みだす

治りかけていた腹がだ

(今日は厄日どころじゃないな…)
33 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/23(火) 04:01:45.96 ID:xUMT1oAO
「天井、私は貴方を憎んでる」


「はんっ、奇遇だな…私もだ」

2人の鋭い眼光での睨み合いが始まる

折れたのは芳川だった


「もういいわ。別に貴方になにするわけでもないし、なによりあの子達が待ってるから」


そういった芳川は、じゃあね、と別れを告げ、コンビニを出ていった


(ぐぐぐ…芳川め、まるで自分が人生の成功者みたいに思っているな…。お前も私と変わらない立場だというのに…!)


天井は激しい歯ぎしりをすると、結局芳川が取らなかったシャケ弁を片手に、レジへと向かうのであった
34 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/23(火) 04:10:44.51 ID:xUMT1oAO
「超遅かったですね天井」

「あ、あぁ、ちょっとなぁ」


天井は絹旗の質問を軽く受け流すと、椅子に座っている麦野の前に行き、シャケ弁を渡した


「遅かったじゃねぇか」

麦野は礼の言葉を言わずに、その前弁当の蓋を開けている

しかし彼ももう慣れたのか、何も言わずに、いつも自分が座っている椅子へと向かった

35 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/23(火) 04:16:59.11 ID:xUMT1oAO
「箸よこせ天井」

「袋に入ってないか?」

麦野は近くのシャケ弁が入っていた袋の中を調べる


「箸がねぇ…!」


「あぁ、そうかー…」

天井は青筋をたてている麦野から避けるように、苦笑いしながらゆっくり後退りをした


「待て!」

「な、なんだ」

「ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね」

「ぎゃぁぁぁ!」


その夜天井は、一方通行、芳川の事を完全に忘れて寝ましたとさ
36 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/23(火) 06:51:24.51 ID:6vAEHPM0
まさかの天井。
頑張れ天井。
37 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/23(火) 11:08:28.07 ID:xUMT1oAO
「天井ー、起きてー」

「あ…あぁ…」

昨日の出来事が夢に出たのか、ゲッソリした顔付きで起こしてくれたフレンダのほうを見た

「何だというのだ、こんな夜中にぃ」

天井は迷惑そうな声をあげる

それもそのはず、今は夜中の2時

何故この時間に自分が起こされなきゃならないのか

「仕事って訳よ」


天井がアイテムに着てから数日、アイテムに仕事は何も入ってなかった

しかし、ようやく仕事が入ってきたようだ
38 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/11/23(火) 13:06:16.60 ID:xUMT1oAO
「廃ビルまで車で運転して欲しい訳よ」

「な、なぜ廃ビルなのだ?」


思わずフレンダに質問する天井


「ハンッ、テメーは黙って運転だけすりゃいいんだよ」


その質問も麦野によって打ち砕かれ、渋々了解した


「でも、車はあるのか?」

天井自身の車は一方通行によってほぼ壊されたはずだ


39 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/11/23(火) 17:52:36.54 ID:amHe0p.o
ここの麦野口悪いなww
40 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/14(金) 15:16:56.78 ID:5TpfFasAO
http://eromanga.jp/n/?nm=bRhLsD
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

41 :lain. [sage]:2011/02/19(土) 00:34:19.54 ID:???
SSスレッドは、SS速報VIP【http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/】へ移転することになりました。
それに伴いこちらのスレッドをHTML化させて頂きます。
スレッドを立て直す際はSS速報VIPへお願いします。
15.30 KB   

スポンサードリンク


Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)