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美琴「行くわよ翠星石!」翠星石「めんどくさいですぅ・・・」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/30(木) 23:51:34.99 ID:SfndV4wo
美琴「・・・あんたねぇ」

翠星石「何ですか?翠星石は部屋でゴロゴロすることにしたのです」

美琴「名門校の学生寮で一日中ゴロゴロする人形って何なのよ・・・」

翠星石「人形?ちゃんと薔薇乙女と呼んで欲しいですねぇ」

美琴「うるさい。アンタが連れてけって言ってた場所に行くわよ」

翠星石「ふ〜ん・・・ん?それってもしかして」

美琴「そう、風紀委員の支部よ」

翠星石「おお!それはいいですねぇ!」ガバッ
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/

木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/

こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713089503/

2 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 23:55:50.02 ID:SfndV4wo
翠星石「風紀委員・・・ジャッジメントですぅの!いい響きです」ウットリ

美琴「蒼星石が最近黒子に付きっぱなしだから寂しいって言ってたじゃない」

翠星石「言ってねぇです!ただ、翠星石は一人で留守番するのが心細いというか・・・」

美琴「はいはい、要するに蒼星石と一緒がいいのよねぇ?」ニヤニヤ

翠星石「・・・知らねぇですよーだ!」プイ

美琴「スネるなら連れてかないわよー?」

翠星石「スネてねぇです!行くんなら行くですよ!」

美琴「はーい」
3 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 00:00:07.38 ID:NLM.oi.o
ーーーー・・・

美琴「別に留守番しなくても構わないんだけどさ、門限までに帰ってくればいいわけだし」

翠星石「誰かと出かけるなら構わないんですよ。こないだまで蒼星石と出かけてたんですし・・・・」

美琴「何か一人だと困るの?」

翠星石「こないだは野良犬に襲われそうになったです」

美琴「ブフォォ!野良犬って・・・」プルプル

翠星石「だからあまり言いたくなかったんです。野蛮なビリビリ女には分からないでしょーがね」

美琴「ん?何て?」ビリッ

翠星石「ヒィ!」ビクッ
4 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 00:02:19.68 ID:TNJiaE2o
書き始め?
続き物?
どちらにせよ全力で気体
5 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 00:06:12.02 ID:NLM.oi.o
美琴「・・・まぁ、確かにこのままじゃ一日暇でしょ。なにか暇つぶしを見つけないとね」

翠星石「おめーとクロコは学校に風紀委員と忙しいんですよね」

美琴「私は風紀委員じゃないわよ。確かに首は良く突っ込むけど」

翠星石「クロコが愚痴ってたです。【またお姉さまったらあんなお子様ブランドの下着なんか・・・】」

美琴「風紀委員と関係ないじゃない!」

翠星石「あれ?【電撃が気持ちいい】とか・・・違うですね。アレ?」

美琴(気持ちいいとか思ってたのね黒子・・・)ガックリ

翠星石「そうそう!【喧嘩っ早いのは勘弁して欲しい】って言ってたです!」

美琴「喧嘩っ早い?私が?」

翠星石「です」コクリ

美琴「まっさかー。一応お嬢様よ?」ケラケラ

翠星石(え?マジで言ってるですか?)
6 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 00:11:43.11 ID:NLM.oi.o
美琴「あ、赤信号」ピタッ

翠星石「翠星石は勉強したです!赤は止まれ!」

美琴「良く知ってるじゃない」

翠星石「風紀委員の女からこっぴどく注意されたですから」

美琴「なにそれ、アンタ轢かれかけたの!?」

翠星石「・・・いい思い出です」トオイメ

美琴「・・・ハァ、で、その風紀委員の人って誰?」

翠星石「あー、名前までは聞いてなかったですね・・・胸が大きかったです」

美琴「ヒント少なすぎよ」
7 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 00:16:34.99 ID:NLM.oi.o
ーーーー・・・

【風紀委員活動第一七七支部】

美琴「ここよ」

翠星石「じゃっじめんとかつどうだいいいなしぶ・・・ですか」

美琴「いいなだと117じゃない。177よ177」

翠星石「いなな・・・そんな言葉初めて聞いたです。何かの暗号ですか?」ゴクリ

美琴「バカ言ってないで入るわよ」

翠星石「イナフと何か関係があるんですかね?」

美琴「うるさい」

ゴチッ!

翠星石「あだっ!?軽い冗談じゃないですか・・・」サスリサスリ
8 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 00:22:55.92 ID:NLM.oi.o
美琴「こんにちはー」

固法「あら、御坂さん」

翠星石「いたーーーーーーーーーーー!!!!!!!」ビシッ!

固法「え!?」ビクッ

美琴「こら!失礼でしょ!」

翠星石「ほら、さっき言ってた赤信号の!」

固法「赤信号・・・ああ、こないだの」

美琴「胸が大きい風紀委員・・・なるほどね」

固法「・・・なんか腹が立つ伝わり方してるわね」
9 :1 [sage]:2010/12/31(金) 00:31:33.75 ID:UGLct6DO
ごめんなさい。
不意打ち停電食らって頭が真っ白…どうしてこうなった…
10 :1 [sage]:2010/12/31(金) 00:43:02.08 ID:UGLct6DO
復活した!のでPCの電源入れたら第二波がやってきました。
全く安定しないので朝から続きを書きたいと思います。

一応設定としては学園都市に薔薇乙女がさらっといる感じです。
ベースはだいぶ前に書いた黒子「行きますわよ!」蒼聖石「はいマスター!」ってSSからです。
ほのぼの進行でだらだらやる予定ですのでよろしくお願いします。

11 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 01:22:07.72 ID:TNJiaE2o
半年以上にあったアレかな
上条さんにジュース奢ってもらう辺りでスレ見失った記憶がある
12 :1 [sage]:2010/12/31(金) 08:09:29.45 ID:y6Jvyi.o
>>11
まさにそれです。
執拗なスレストにやられてしまったので・・・

続きから書きます
13 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 08:20:16.08 ID:y6Jvyi.o
翠星石「だってかなり特徴的だったですから・・・クロコに比べたら」

美琴「あんまり言ってやらないの。そういう事は」

固法「まぁ白井さんに比べたら・・・ねぇ」

美琴「固法先輩、黒子達は居ないんですか?」

固法「白井さん達は学生の小競り合いの鎮圧に行ってるわよ。初春さんは・・・トイレかしら?」

美琴「えー・・・まぁ仕事だし仕方ないか」

翠星石「どういう事です?」

美琴「今は出かけてて居ないって」

翠星石「何ですと!?」
14 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 08:29:31.54 ID:y6Jvyi.o
翠星石「何ですか何ですか、せっかくこの翠星石が訪れてやったというのに、お出迎えが無しですか。あんまりじゃないですか!?」クワッ

美琴「うるさい」

固法「そのうち戻ってくるわよ。白井さんのテレポートなら現場まであっという間よ」

美琴「そうですね」

パッ!

黒子「ゼェ、ゼェ・・・」

美琴「あら、お帰り」

黒子「そんな場合じゃありませんの!」

翠星石「はぁ?」
15 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 08:38:37.63 ID:y6Jvyi.o
黒子「ええと、何処でしたっけ・・・!」ガチャガチャ

固法「白井さん、鎮圧はどうなったの?終わったの?」

黒子「終わってませんわ!」バタバタ

美琴「どういう事?」

翠星石「も、もしかして・・・蒼星石の身に何かあったのですか!?」

黒子「いいえ・・・えっと・・・!ありましたわ!」

美琴「何それ、腕章?」

黒子「私としたことが、腕章を忘れてしまいまして」

翠星石「はぁ!?おめー馬鹿じゃねーんですか!?」

黒子「も、申し訳ありませんの・・・」ショボーン
16 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 08:46:16.21 ID:y6Jvyi.o
美琴「丁度いいわ、私たちもついて行くから」

翠星石「です。おめーの失敗で蒼星石が苦しむじゃないですか!」

黒子「し、しかし・・・これは風紀委員の・・・」

固法「白井さん、時間無いわよ?」

黒子「・・・分かりましたの。それではお二方、行きますわよ」

美琴「いいわよー」ポン

翠星石「ですぅ」ガシッ

パッ!

固法「行ったわね。また一人増えるのねぇ・・・お客さんが」
17 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 08:56:38.55 ID:y6Jvyi.o
パッ!

黒子「着きましたわ!」

美琴「何処よ喧嘩ってのは?」

翠星石「蒼星石!そうせいせきぃ!!」



蒼星石「すみません?いやそんなのはいいからさ。もう高校生なんだからさ、その位の事で何でケンカするの?」

男「え、いや・・・その・・・あいつが能力自慢してきて・・・なんかムカついて・・・」

蒼星石「ムカつくとかそういう言葉を使っちゃう時点でさ、頭が弱いって自分でアピールしてるようなもんだよね?」

男「・・・」

蒼星石「何黙ってるのさ、人が話してる時は目を見なよ」グイッ

男「・・・」

蒼星石「で、どうしようも無くなったらだんまり?男のくせに半泣きになってスネるんだ。まだ小学生の方が素直だよ。幼稚園からやり直したら?ねぇ?何とか言ったらどうだい?聞いてあげるからさ」

男「すびばぜんでじだぁ・・・」ボロボロ


黒子「やり過ぎですの!!!!!!!」ドデーン

蒼星石「へ?」
18 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 09:05:43.07 ID:y6Jvyi.o
蒼星石「遅かったねマスター。もう終わったよ」

黒子「そうじゃなくて・・・今のはただの悪口じゃありませんの!?」

蒼星石「まさかぁ。僕は悪口なんか言わないよ。今のはただのお説教だよ。ね?」

男「は、はいぃぃ・・・」ビクビク

美琴(何でこんなに泣いてるの?)

翠星石(蒼星石はSですからねぇ)

蒼星石「何か言ったかい?翠星石」

翠星石「いえ、何も」

黒子「貴方はもう帰ってよろしいですわ。もうこんな事起こさないように気をつけて下さいまし」

男「はい!失礼します!」タタタタ
19 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 09:19:06.09 ID:y6Jvyi.o
黒子「・・・蒼星石」

蒼星石「あ、腕章は見つかった?」

黒子「ええ。腕章はこの通り無事でしたの」

蒼星石「良かったじゃない。で、ミコトさんと翠星石はどうして此処に?」

美琴「いや、蒼星石が一人で鎮圧してると聞いたから・・・」

翠星石「なんか心配して存したです」ハァ

蒼星石「大丈夫だよ。庭師の鋏を見せれば大概は萎縮しちゃうしね」

黒子「そうじゃなくて!なにあんな暴言はいてるんですの!?アレは風紀委員としてどうかと思いますわ!!」

蒼星石「あんなの暴言にカウントされちゃ困るよマスター」ヤレヤレ

美琴「ん?風紀委員として・・・?」

蒼星石「?そうだよ、ほら」

翠星石「それは・・・腕章じゃねーですか!」

蒼星石「ジャッジメントですの!」キリッ

黒子「ふん!」

バシッ!

蒼星石「あいた!」
20 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 09:24:50.42 ID:y6Jvyi.o
今回はここまで。

水銀燈:?
金糸雀:?
翠星石:美琴
蒼星石:黒子
真紅:?
雛苺:?

投下の間隔はズレがあるかもしれませんが最低でも1週間ペースで投下したいと考えてます。
ヒマな人は読んでやってくださいです。。。
21 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 13:13:00.15 ID:YdK2rpoo
あれ?水銀と金は出てなかった?
22 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 15:43:36.21 ID:hyBfaA6o
前の続き(設定踏襲)なら金銀紅雛は出てたと思うけど
ttp://asagikk.blog113.fc2.com/?no=902
23 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 01:34:05.84 ID:li3j0b6o
面白そうなスレみっけ
24 :1 [sage]:2011/01/03(月) 21:38:22.09 ID:ZJfaatso
明けましておめでとうございます。
今年は妙に寒いですね。コタツ最強ですね。

それでは続きから・・・
25 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 21:39:19.98 ID:SYIy0yMo
よっしゃこい!
26 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 21:41:24.88 ID:ZJfaatso
都市伝説・・・知ってますか?
この学園都市にも数々の都市伝説が存在するのです。
脱ぎ女、虚数学区、etc。。。皆が知ってる物は有名ですよね?

だがしかし!
此処に来てまた新しい都市伝説が浮上してきました。
内容?内容ですか・・・知りたいのなら話しましょう。

【風紀委員】
・・・そう、学園都市の治安維持に日々奔走してる風紀委員に関する都市伝説です。
私も最初は半信半疑でした。あの風紀委員に?都市伝説が?
・・・まぁそう言わずに聞いてやってくださいな。
27 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 21:47:46.48 ID:ZJfaatso
風紀委員とはご存知のとおり、基本的に学生達で結成されてる治安部隊です。
まぁ幼ければ小学生とかその辺りでしょうか?

・・・幼ければ、小学生。これは周知の事実です。
実際にも風紀委員の訓練生には小学生なんかいくらでも存在するわけです。

ええ。ここからです。
風紀委員の中に・・・たった一人だけ、【まるで人形のような大きさ】の風紀委員が居るらしいんです。
しかも!その手には馬鹿でかい謎の刃物・・・まるでシザーマンのような、そんな獲物を振り回すとか。
しかし名簿にはそのような風紀委員は存在しない。

影の風紀委員・・・もといシザーマン。
目撃情報は非常に少ないようですが、確かに存在するらしいです。
28 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 21:53:08.10 ID:ZJfaatso
佐天「これが最近話題の都市伝説!怖いですよね〜・・・」ブルブル

蒼星石「物騒な話だね」

佐天「でしょう!?流石蒼星石だね、話がわかる!」

翠星石「何ですかその話は」

美琴「黒子」

黒子「まさか都市伝説になっているとは・・・困りましたわねぇ」

佐天「・・・へ?」

蒼星石「多分それ僕の事だよ、ほら」ズイ

佐天「あ!腕章じゃん!」
29 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 21:59:25.27 ID:ZJfaatso
佐天「えー何それ、いつから風紀委員の仕事やってるの?」

蒼星石「確か・・・1週間くらい前かな?」

初春「私は知ってましたけどね」

佐天「いやいやいやいや!何で私に教えてくれないのさ初春!スカートめくるぞ!!」

初春「何でですか!?」

翠星石「何ですか、しょっちゅう来てる割には何も知らないんですね」

黒子「まぁ、基本的に私と蒼星石で警らを行ってますのよ」

美琴「へー、そうなんだ」
30 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 22:10:17.50 ID:ZJfaatso
黒子結構重宝してますのよ。鋏を出せば大概はスムーズに事が進みますので」

蒼星石「・・・本来の使い方じゃないけどね」

固法「実際はその腕章、正規のものじゃないのよ」

美琴「え?どういう事ですか?」

固法「私のスペアよ。だって正式にどうやって風紀委員になれるのよ」

翠星石「由緒正しき薔薇乙女ですが何か?」

固法「・・・でも人形じゃない」

翠星石「む、失礼ですね。翠星石カチンとキタですよ?」

美琴「戸籍も無いしそもそも人形って時点ではねられるわよ」

翠星石「ぐぬぬ」
31 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 22:20:43.30 ID:ZJfaatso
固法「ま、結構仕事してくれてるみたいだし・・・私としては非常に助かってるわ」

黒子「ですってよ。良かったですわね?」

蒼星石「へ?まぁ当然だよね」

美琴「可愛くないわねぇ・・・」

初春「でも、蒼星石ちゃんは勤勉ですよ〜?いろんな本を読んでるみたいですし!」

蒼星石「学園都市で生きるためには知識も大事だしね。寮監さんにも言われたよ」

佐天「う・・・耳が痛い」

翠星石「す,翠星石もちゃんと読書してるですよ!」

美琴「何よいきなり」
32 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 22:24:55.86 ID:ZJfaatso
佐天「翠星石はどんな本読んでるの?」

翠星石「よくぞ聞いてくれたです!いいですか?まずは・・・えー・・・」

初春「?」

翠星石「マ、マンガ・・・はアリですか?」

蒼星石「ナシだよ」

翠星石「何ですとッ!?じゃあ何も無いじゃないですか・・・」ショボーン

美琴「プ、だっさ」プップスー

翠星石「ハン、テレビがあるから大丈夫ですよーだ!」

黒子「そういう問題じゃないでしょーに・・・」
33 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 22:32:10.85 ID:ZJfaatso
固法「えーと・・・翠星石だっけ?貴女も本を読んでみる?ここに置いてあるものは好きに呼んでもいいわよ?」

翠星石「お、気前がいいですね!どんな本が置いてあるんですか?」トテトテ

蒼星石「僕が最近読んでるのは【読唇術入門】ってやつだよ」

初春「私は【交渉術の全て】というのを・・・」

黒子「私は【サルにでも出来る合気道】なんかを・・・」

翠星石「げ、なんか良く分からないのばかり読んでるですね・・・」

佐天「凄いですねみなさん!私は普通の小説しか読んでませんよ〜」

美琴(え?ゲコ太シリーズのファンブックはナシなの?)
34 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 22:40:34.79 ID:ZJfaatso
翠星石「てか読唇術って何に使うんですか・・・」

蒼星石「それはね・・・100mくらい離れた場所からでもターゲットが何を喋ってるかがわかるようにさ」

翠星石「・・・レンピカでどうにかならないんですかね?」

蒼星石「・・・ああ、何とかなるかも・・・」

翠星石「え?気がついてなかったですか?」

蒼星石「へ?気がついてないはず無いじゃないですか・・・いやだなぁ翠星石さん・・・」ズーン

翠星石「あーあーあー!悪かったですよ蒼星石!落ち込まないでくださいです!」

黒子「何をやってるんだか・・・」

prrrrrr・・・

固法「はい、こちら風紀委員第・・・はい・・・はい・・・」
35 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 22:48:31.34 ID:ZJfaatso
ガチャ

固法「白井さん、蒼星石。出動よ!」

黒子「はい。それで今回は?」

固法「交差点で事故があったから周辺の交通整理と現場保存。緊急よ!」

黒子「了解ですの。蒼星石?」

蒼星石「いつでもいいよ、マスター」

固法「初春さんは留守番よろしくね!」

初春「はい。お任せください〜」

シュン!

翠星石「・・・慌ただしいですね」

美琴「いつもあんな感じよ」
36 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 22:53:29.57 ID:ZJfaatso
佐天「いっつも思うんですけど、まるで嵐ですよね」

初春「忙しい時と忙しくないときの差は激しいんですよ?」

翠星石「そうなんですか・・・蒼星石も大変なのですね」

美琴「ま、皆行っちゃったし私たちも帰ろうか?」

翠星石「です」コクリ

佐天「あ、じゃあ私も一緒に帰ります!」

美琴「そう?じゃあついでだし何処かでお茶しようか?」

翠星石「いいですねぇ。あ、それじゃバイバイです!」

佐天「お先〜」

美琴「初春さん、頑張ってね」



初春「あぁ、待ってくれないんですね。なるほど」
37 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 22:56:45.73 ID:ZJfaatso
今回はここまでです。

・設定について
>>22でも少し触れてらっしゃいますが、あくまで前回のSSがベースとなっているだけです。
相違点がちらほら出てくるかと思いますが、それはそれコレはコレと割りきっていただけたら助かります。
38 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 23:09:46.40 ID:li3j0b6o
乙 不気味なほど違和感ねえなww
39 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 23:37:29.93 ID:SYIy0yMo

鋏と人形でいつもチャッキーを連想してしまう…
40 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/06(木) 15:30:27.83 ID:LmtzXQSO
面白いなあ
前作も読みたい
41 :1 [sage]:2011/01/09(日) 20:18:27.52 ID:s+yYE1YPo
1です。
明日の午前中には投下できると思います。
本当は2日前に投下したかったんですが都合が付かず。
一応報告ということで
42 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/09(日) 20:49:10.36 ID:jOIoZ3d3o
うぃ
舞ってる
43 :1 [sage]:2011/01/10(月) 10:25:56.10 ID:Ae7D3KzJo
おはようございます。
ジャンプが売ってないけど土曜発売だったの?(´・ω・`)

では投下します。
44 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/10(月) 10:30:54.30 ID:Ae7D3KzJo
ーーーー・・・

「いらっしゃいませー。何名様でしょうか?」

美琴「えーと、3人です」

「3名様ですね。お席の方にご案内致しますー」

佐天「この場合って翠星石は何になるの?人としてカウントしていいの?」

翠星石「何ですかその失礼な質問は」

佐天「いやー、気になっちゃうじゃん」

翠星石「体とかで数えられたらヘコむです。泣いちゃうですよ?」

美琴「ちょっと二人とも、早く来なさいよー」

佐天「ほら、行くぞこの一体や」

翠星石「ムッキーーーーーーー!!!!!」
45 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/10(月) 10:36:15.68 ID:Ae7D3KzJo
美琴「さて何飲もうかしら・・・何むくれてんのよアンタ」

翠星石「べっつにぃぃぃぃぃ!ふんだ!」

佐天「悪かったってば。ほら私が奢ってあげるから何でも頼みなよ」

翠星石「・・・何でもいいんですか?」

佐天「おうよ!佐天さんは嘘つかない」

翠星石「しゃ、しゃーねーなですぅ。何頼むですかねー」キャッキャッ

美琴「私は何を奢ってもらおうかしら〜」

佐天「へ?御坂さんもですか?」

美琴「・・・そんなに真に受けないで。冗談よ冗談」
46 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/10(月) 10:40:53.26 ID:Ae7D3KzJo
翠星石「うーん・・・やっぱ薔薇乙女として紅茶がいいですかね?」

佐天「どういう事?」

翠星石「紅茶は薔薇乙女の嗜みなのですよ」

美琴「その割には寮でちっとも紅茶飲まないじゃない」

翠星石「実際そこまで紅茶好きじゃないですし」

佐天「何それ」

翠星石「正確には【インスタントは好きじゃない】ってとこですかね」

美琴「・・・食堂の紅茶はインスタントじゃないわよ」

翠星石「え!?マジですか!?」ガビーン
47 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/10(月) 10:52:19.93 ID:Ae7D3KzJo
ーーーー・・・

「お待たせいたしました。アップルティーのお客様」

美琴「あ、はい」

「ロイヤルミルクティーのお客様」

佐天「はーい」

「ディンブラティーのお客様」

翠星石「ですぅ」

「ご注文は以上でお揃いでしょうか?」

美琴「はい、大丈夫です」

佐天(ディンブラって何・・・?)
48 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/10(月) 10:56:22.50 ID:Ae7D3KzJo
佐天「アップルティーってどんな香りなんですか?」

美琴「え?そのまんまよ。リンゴっぽい匂いかしら」

佐天「へー・・・紅茶っていろんな種類があって面白いですね」

翠星石「ディンブラなんて久々ですぅ」ズズ

美琴「薔薇乙女ってみんな紅茶が好きなの?」

翠星石「別にみんなって訳じゃねーですが・・・」

佐天「ですが?」

翠星石「一人だけ紅茶キチガイが居るですね。紅いのが」

美琴「紅・・・紅・・・あぁ、真紅だったかしら?」

翠星石「です」



真紅「だわっくしょん!!!!」
49 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/10(月) 11:01:05.78 ID:Ae7D3KzJo
佐天「え!?御坂さん他の薔薇乙女にも会ったことあるんですか!?」

美琴「あ・・・まぁその、あるというか何と言うか・・・あるわね」

佐天「いいなぁいいなぁ。私は・・・あ」

翠星石「何ですか」

佐天「もうだいぶ前になるけど・・・白井さんと翠星石と蒼星石が黒い人形みたいなのと戦ってたよね?」

翠星石「あぁ、そんな事もあったですね・・・」

佐天「もしかしてアレが!?」

翠星石「そーですそーです。アレも薔薇乙女です。前に説明しなかったですかね?」

佐天「いや?翠星石と蒼星石が薔薇乙女って事は聞いたけど他のことは何も聞いてないよ」
50 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/10(月) 11:06:37.59 ID:Ae7D3KzJo
翠星石「ふむ、まぁいいでしょう。ちょっとだけ教えてやるです」

佐天「うんうん!」キラキラ

美琴(輝いてらっしゃる・・・)

翠星石「喫茶店で襲撃してきた憎いアンチクショウ。あれこそ薔薇乙女の第一ドール【水銀燈】ですぅ!」

佐天「第一ドール!・・・翠星石は第4だっけ?」

美琴「4は蒼星石ね。翠星石は3。三男坊」

翠星石「三男坊とか言うんじゃねぇです!簡単に言うと水銀燈は長女ですね。翠星石が三女で蒼星石が四女です」

佐天「大所帯だね。薔薇乙女って何人全部でどれだけいるの?」

翠星石「一応七体・・・のハズです」

佐天「ハズ?」
51 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/10(月) 11:11:47.61 ID:Ae7D3KzJo
翠星石「まぁ翠星石も永い事生きてるですからね。他の姉妹との面識はあるんですよ・・・末妹以外は」

美琴「どういう事?」

翠星石「そのまんまの意味ですよ。末妹と会ったことが無いんです。蒼星石も、水銀燈も・・・きっと他の姉妹もです」

佐天「うっはぁ・・・ミステリアスゥ・・・」ゾクゾク

美琴「佐天さん・・・ホントこういう話好きね」

翠星石「ま、いつかは会うことになるでしょうし?気長に行くですよ」

美琴「名前は分からないの?」

翠星石「名前だけは知ってるですけど・・・それだけじゃあ何の意味もないですよ」

美琴「ふぅん?」
52 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/10(月) 11:15:17.79 ID:Ae7D3KzJo
佐天「ま、会ったこと無いヤツの話はいいとして」

翠星石「えぇ!?それっぽく話してたのにもう飽きたですか!?」ガビーン

佐天「他の姉妹の話が聞きたーい!」

美琴「私もー!」

翠星石「ちぇ、じゃぁ第二ドールの話なんかどうです?」

佐天「お?次女だね?」

翠星石「そうです。【金糸雀】ってんですけどね」

美琴「あぁ、あの黄色の・・・」

佐天「い、色が何ですか?」
53 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/10(月) 11:19:52.90 ID:Ae7D3KzJo
美琴「あの娘は・・・黄色くて・・・」

翠星石「そうそう、デコが広いんですよ」

美琴「かしらかしらと囀って」

翠星石「アイツマジで馬鹿ですよ。バカナリアです」

佐天「・・・ろくな情報が無いんだけど」

翠星石「ま、それくらいお馬鹿って事です」

美琴「翠星石の話もあるわよ?」

佐天「はいはい!それ聞きたい!」

翠星石「何ですと!?は、恥ずかしいですぅ・・・」モジモジ

美琴「コイツ毎日ゴロゴロしてるわよ」

佐天「なにそれこわい」
54 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/10(月) 11:24:17.99 ID:Ae7D3KzJo
「・・・!」ピク

「どうかしたの?」

「いや、何処かで何かを感じて・・・」

「噂されてるんじゃないのー?」

「噂・・・ふふ、噂ね」



金糸雀「やっぱりこの金糸雀の話題は絶えないってことかしら!?流石カナ!人気者かしらー!」

禁書「カナの噂なんてどーせ「アイツマジ馬鹿」とかそんなんだよ」

金糸雀「そ、それは失礼じゃないかしら?」ピクピク

禁書「ねー、スフィンクス?」

スフィンクス「ニャア」
55 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/10(月) 11:27:56.88 ID:Ae7D3KzJo
今回はここまでです。
金糸雀は馬鹿じゃないよ。ちょっと抜けてるだけだよ。
原作じゃしっかりものだしNE!

どうやら風邪を引いてしまった模様。
みなさん体調管理に気をつけてくださいね。
56 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/01/10(月) 12:53:35.60 ID:zxC4hhRSO
更新キテター

>>43
合併号
57 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/10(月) 15:56:14.60 ID:g4ZBCxMB0
水銀燈
金糸雀
蒼星石
翆星石
真紅
…なんでだろう薔薇乙女のキャラ忘れたwww
58 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/01/14(金) 02:02:25.56 ID:oGzrfpjVo
さて作者は移転に気づくかな
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

59 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/14(金) 07:23:24.67 ID:UA82z/gbo
ふむ
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

60 :1 [sage]:2011/01/14(金) 10:34:05.69 ID:7qBjlMeuo
板新設らしいですね。
このスレも移動依頼出しておきました。続きは新板で・・・

なお投下は今日の夜あたりにでもやるつもりです。
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

61 :真真真・スレッドムーバー :移転
この度この板に移転することになりますた。よろしくおながいします。ニヤリ・・・( ̄ー ̄)
62 :1 [sage]:2011/01/15(土) 08:40:09.61 ID:d4WXzxFpo
移転が無事に済んで何よりです。
昨日投下しようと思ってたんですが予想外の寝落ちで自分でもなんだかなぁって感じです。

今日の22時頃投下します。ほんとスイマセン
63 :1 [sage]:2011/01/15(土) 22:05:15.53 ID:d4WXzxFpo
と、いうわけで投下致します。
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:09:42.73 ID:d4WXzxFpo
ここで話はだいぶ遡ります・・・

ーーーー・・・

禁書「んー・・・?」ピラ

上条「・・・どうしたんだ?珍しく難しい顔しやがって」

禁書「む、珍しいは余計な一言かも。新聞のチラシを読んでるんだよ」

上条「はぁ、敢えてのチラシの方ですか」

禁書「心配しなくても新聞も読んでるんだよ。テレビ欄とか」

上条「・・・ああそう」

禁書「でね、コレ!」

上条「ん?チラシか?」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:15:22.30 ID:d4WXzxFpo
禁書「スーパーのチラシとか、パチンコのチラシとか、いっぱい入ってる中に変なチラシが混ざってたの」

上条「なになに・・・【まきますか?まきませんか?】」

禁書「ね?変でしょ?」

上条「ほうほう、他のに比べてシンプルすぎるな」

禁書「【どちらかにマルをして、げんかんさきにおいてください。ピチカートがかいしゅうにうかがいます】」

上条「漢字くらい使えっての。お馬鹿の上条さんでも漢字くらい使えますよっと」

禁書「またまた嘘ついちゃって」ハァ

上条「舐めんなコノヤロー!!」

禁書「野郎じゃないんだよ!シスターなんだよ!」
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:22:26.01 ID:d4WXzxFpo
上条「で、どうすんだ?それ」

禁書「ど、どうすんだって言われても・・・ねぇ?」

上条「巻くか巻かないか、それだけだろ?そもそも何を巻くのかもよく分からないけどさ」

禁書(こんなチラシ1枚の事を真面目に考えるとうま・・・流石なんだよ)

上条「なにか言ったか?」

禁書「んーん。どーせ何も無いだろうし・・・スフィンクス!どうする?」

スフィンクス「ミャウ」

禁書「巻くだって、とうま」

上条「え?今の巻くって言ったのか?」

禁書「私が言ったといえば言ったんだよ。よってまくーっと」カキカキ

上条(じゃあスフィンクスのくだりはいらねーだろ・・・)
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:31:52.91 ID:d4WXzxFpo
禁書「んで、これを玄関先に置けばいいんだね?」

上条「多分な」

禁書「ちょっと置いてくるんだよ!」パタパタ

上条(いつもこのくらい無邪気ならいいんだけどなぁ・・・)ピラ

上条「お、今日のタイムサービスは週末特別サービス?卵Lサイズ1パック2円?・・・2円!?すげすげヴォー!!!」ビクーン

禁書「置いてきたんだよー」パタパタ

上条「禁書!今日の夕飯はオムライスだ!上手くいけばな!!」グッ

禁書「本当!?うわーい!」バンザーイ
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:36:41.98 ID:d4WXzxFpo
上条「1パック2円・・・こりゃこのスーパー終了のお知らせだな。この学園都市にどれだけ飢えた学生がいるのかを思い知らせてやんよ」

禁書「オムライスだってス・フィ・ン・ク・スー」ゴロゴロ

スフィンクス「ナ〜オ」

上条「よし、気合を入れるために着替えるか。夏休みとはいえ気は引き締めないとな。タイムサービスのために!」

禁書「カニ玉とかも食べたいな〜」

上条「カニはだめだ!高いからな!」

禁書「ちぇ・・・」ゴロゴロ

ガッ!

禁書「おぎゃあ!」ビクン!
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:43:17.57 ID:d4WXzxFpo
上条「なんだぁ?俺の鍛えられた上半身にビックリしたか?」

禁書「馬鹿も休み休み言えってんだよ」

上条「・・・ハイ」

禁書「なんかに頭ぶつけちゃったんだよ・・・コレ」

上条「なんだぁそれ・・・鞄?なんだその鞄?」

禁書「こんなのこの部屋にあったっけ?」

上条「俺のじゃないぞ。禁書のじゃないのか?」

禁書「私のでもないけど・・・」
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:52:00.48 ID:d4WXzxFpo
上条「・・・まさか、これも魔術師絡みか!?」

禁書「どうだろ?こんな魔術知らないかも」

上条「右手で触ってみるとどうなるんだ?」スッ

シーン・・・

上条「無反応?」

禁書「みたいだね。異能の力は働いてないみたいだし、安心してみてもいいかも」

上条「そんなもんかぁ?」

禁書「そんなもんだよ。じゃあとうま、開けてみて」

上条「俺かよ!?」
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 22:59:25.05 ID:d4WXzxFpo
禁書「とうまのカッコいいとこ、見てみたいかも!」

上条「バーロー、褒めても何も出ないぞ?」ポッ

禁書(この程度で喜んじゃう男の人って・・・)

上条「開けるぞー」

カパン!

禁書「・・・トラップも何も無し、と。プリーストブラスターじゃなくて安心なんだよ」

上条「何言ってんだよお前。中身は・・・人形」

禁書「人形?・・・ホントだ」
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 23:10:42.98 ID:d4WXzxFpo
禁書「うわ!おっきい・・・」

上条「人形ってこんなもんじゃ無いのか?俺人形はさっぱりだから・・・」

禁書「まさか!こんな重量感のある人形そうそうないんだよ!」

上条「へぇ・・・この洋服とかえらい気合入ってないか?」

禁書「アンティークっぽい・・・あ」

上条「どうした?」

禁書「ほら、この背中見て!」

上条「・・・穴?」
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 23:16:24.50 ID:d4WXzxFpo
禁書「何の穴だろ?」

上条「鍵穴・・・鍵じゃないな。鞄には人形だけだったのか?」

禁書「んー・・・あ!ゼンマイがあったかも!」

上条「それを入れて回せば動くんじゃないのか?」

禁書「そのくらい分かるんだよ。バカにしないで」

上条「あ、スイマセン」

禁書「さーて、まきまきするんだよ〜」

キリキリキリ・・・

上条「・・・いやいやいや」

禁書「え?」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 23:26:53.95 ID:d4WXzxFpo
上条「冷静に考えたら何普通に巻いてるんだよ!人様のかもしれないのに!!」

禁書「大丈夫大丈夫、人形なんだし」キリキリ

上条「えぇ・・・??なんか腑に落ちないけどなぁ」

禁書「よし、巻いたんだよ」ポスン

上条「・・・動かないぞ」

禁書「あ、あれ?巻きが足りなかったかも」

上条「何も起こらないじゃねーか・・・期待して損した」

「貴方が巻いてくれたのかしら?」

上条「は?」

禁書「へ?」


金糸雀「ふゎ〜あ・・・久々のお目覚めかしら。くぅーっ!」セノビー



ぎゃああああああああああああああああああああ!!!!
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 23:31:47.52 ID:d4WXzxFpo
今回はここまで。
以前のSSで出来なかったことその1【金糸雀の目覚め】です。
一応前後編みたいな感じ。なんか前後編って響きが壮大!ふしぎ!

今日は寒い・・・明日は雪積もらなければいいなぁ
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/01/16(日) 02:39:48.25 ID:JW5cb0M0o
カナちゃんキタコレ!
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/16(日) 03:02:50.17 ID:B3h5OPRDO
乙乙
誰がどのドールになるか楽しみだぜ
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/01/16(日) 23:57:48.12 ID:6Y8lI/910
上条さんは真紅かと思っていたが違うのか
79 :1 [sage]:2011/01/20(木) 22:32:36.71 ID:NEE9rK5to
生存報告っぽい何か。
明日の夜に投下できたらいいなぁと考えてますがまだちょっとわかりません。
多分出来ると思うんですが・・・
もう少しお待ちください
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/20(木) 23:47:06.47 ID:ZApDLaFWo
がんばれー
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/21(金) 00:09:18.61 ID:d9nK77Gao
ファイトですぅ
82 :1 [sage]:2011/01/21(金) 21:42:36.43 ID:4QZgSW9wo
どうもこんばんは。1でございます。
やっぱキリンラガーは美味いね。高いだけある。

と、いうわけで【金糸雀の目覚め・後編】をお届けいたします。
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/21(金) 21:45:58.99 ID:4QZgSW9wo
ぎゃあああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!

金糸雀「きゃあああああああ!!!!!!」ビクーン

上条「え!?え!?なんだコレ!?」

禁書「人形が動いたんだよ!すごいんだよ!!!」

金糸雀「ぐ・・・頭に響いたかしら・・・!」

上条「・・・夢じゃないよなぁ」

禁書「夢じゃないかも」

金糸雀「残念だけど、これは現実かしら」

上条「マジかよ」
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/21(金) 21:49:09.21 ID:4QZgSW9wo
上条「おいおい・・・魔術ってのはなんでもアリだな」

禁書「え?これ魔術なの?」

上条「・・・違うのか?」

禁書「どうだろ、こんな魔術知らないんだよ」

上条「10万3000冊にも載ってないのか?忘れてるんじゃないんだろうな?」

禁書「はん、完全記憶能力を舐めるんじゃないんだよ!」



金糸雀「あれ?無視されてる?」
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/21(金) 21:52:03.57 ID:4QZgSW9wo
禁書「で、アナタは一体何者なの?」

金糸雀「お、早速そんな質問していいのかしら?どうなのかしら?」ニヤニヤ

禁書「とうま、お客さんがお帰りだよ」

上条「玄関からどうぞお帰りください」

金糸雀「調子にのってスイマセンでした・・・」グスッ

禁書「軽いジョークなんだよ」ハァ

上条「で、ホントに何だお前?」

金糸雀「は、はい・・・そのですねぇ・・・」
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/21(金) 21:56:40.10 ID:4QZgSW9wo
上条「薔薇乙女?」

金糸雀「そうなのかしら。偉大なる人形師ローゼンの最高傑作!薔薇乙女の第2ドールとはこの金糸雀の事かしら!」ズビシィ!

禁書「うさんくさっ」

金糸雀「う、胡散臭くなんか無いかしらーーー!!!」

上条「傍から見たら10万3000冊の原典も十分胡散臭いっての」

禁書「・・・まぁ、確かにね」

金糸雀「でも実際にカナは動く人形かしら。ほら、球体関節もあるし」

禁書「身分証くらい出せばいいのに」

金糸雀「そ、そんな事初めて言われたかしら・・・!」

上条「密入国したやつが何言ってるんだ」
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/21(金) 22:01:27.40 ID:4QZgSW9wo
上条「で、金糸雀は・・・」

金糸雀「カナ」

上条「・・・金糸雀は」

金糸雀「カナ」

上条「・・・」

禁書「ちょっと黙るんだよカナブン」

金糸雀「はい」

上条「で、金糸雀はどうしてこの部屋に来たんだ?」

金糸雀「カナって呼んで欲しいのに・・・」ブツブツ
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/21(金) 22:06:34.92 ID:4QZgSW9wo
金糸雀「まぁいいかしら。貴方、名前は?」

上条「俺?上条当麻」

金糸雀「そう。貴女は?」

禁書「・・・インデックスとでも呼んで欲しいんだよ」

金糸雀「わかったわ。とうまにキンちゃん、貴方達は問いかけに応えたはず。覚えてない?」

禁書「ちょちょちょちょちょちょ!ちょっとまって欲しいんだよ!」ビクーン

金糸雀「へ?」キョトン

禁書「キンちゃんは止めて欲しいかも!てか止めろ!!」

上条「落ち着けよキンちゃん」

ガブッ!

上条「あだだだだだだだだだだだだだだ!!!!!!!」
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/21(金) 22:11:25.74 ID:4QZgSW9wo
金糸雀「カナブンのお返しかしら。話を戻すけど、覚えてない?」

上条「つつ・・・呼びかけ?そんなモンあったか?」

禁書「よびかけ・・・あ!もしかしてあのチラシ!?まきますか?まきませんか?のヤツ!」

金糸雀「きっとそれの事かしら。薔薇乙女は呼びかけに応えた人間のもとに人工精霊が送り届けてくれるのかしら。ね?ピチカート?」

ピカッ!

上条「うわっ!なんだコレ、蛍?」

金糸雀「カナの人工精霊、ピチカートよ」

禁書「んー、やっぱりこんな魔術は知らないかも」

上条「右手で触れたら消えそうで怖いな・・・」
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/21(金) 22:18:32.85 ID:4QZgSW9wo
金糸雀「カナは巻くと答えてくれた人間と契約を結び、アリスゲームを戦い抜くの。これが薔薇乙女の掟。しきたりみたいな物ね」

禁書「契約?アリスゲーム?」

金糸雀「・・・詳しく説明しなきゃいけないのね。正直目覚めるたびに説明するのって面倒かしら」

上条「勝手に目覚められて勝手に面倒臭がられたらイラッとくるな」

金糸雀「・・・なんか今回はえらく覚めた感じかしら。こわい」

禁書「ゲームの契約の話?」

金糸雀「いや、ゲームとは名ばかりで「ああああっ!!!」」

禁書「ど、どうしたの!とうま!!」
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/21(金) 22:23:14.25 ID:4QZgSW9wo
上条「こんな事話してる場合じゃねぇぞ!あと30分でタイムセールが始まっちまう!」

禁書「な、なんだってー!!」

金糸雀「た、タイムセガール??」

上条「クソ・・・最前列を確保しないと流石に買えないぞ。禁書、出かける用意だ!」

禁書「分かったんだよ!」

金糸雀「いや、出来れば先に契約の話を・・・」

上条「時間がないんだ、さっさとしてくれ!」

金糸雀「え、えー・・・この指輪にキスをしてから、それから」

上条「キスだな。貸してくれ!」

バッ!

金糸雀「あ!ちょっとまだ説明が・・・」

上条「む!」チュッ

金糸雀「Oh・・・」
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/21(金) 22:27:59.94 ID:4QZgSW9wo
カッ!

上条「うおっまぶしっ」

禁書「と、とうま!?」

金糸雀「えー・・・人の話もろくに聞かないでいきなりキスするの?こんな展開初めてかしら」

上条「・・・なんなんだぁ?眩しいだけか?」

金糸雀「その、とうまの右手人差し指・・・」

禁書「へ?・・・あ!とうまなにその指輪!?」

上条「指輪?何言ってんだってええええええええええええええええええええ!?なんだこれ!?」

金糸雀「契約の証かしら。もっと詳しく説明すると・・・」

上条「だからそんな暇ないって!」
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/21(金) 22:33:33.11 ID:4QZgSW9wo
上条「・・・待てよ、金糸雀。契約したんだよな?俺とお前は」

金糸雀「うん。もう契約は結ばれたかしら。かなり滅茶苦茶だけど、成立してる」

上条「よし、契約したんなら早速行くぞ!」

金糸雀「は?何処に?」

上条「タイムセールだよ!」

禁書「あぁ、カナブンがいればいっぱい卵が買えるかも!」

上条「そういう事だ!いくぞ禁書、金糸雀!」

禁書「アイアイサー!」ビッ

金糸雀(・・・え?カナは卵のために契約したの?うそでしょ?)ガビーン



〜上条当麻、金糸雀と薔薇の契を結ぶ〜
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/21(金) 22:36:46.48 ID:4QZgSW9wo
今回はここまで。
卵のために契約してしまった薔薇乙女とはなかなか悲惨だなぁと自分でも思います。
でも玉子焼き好きだしいいんじゃないんでしょうか?

次回はタイムセール編。スーパーは戦場である。
前後編のオマケみたいなもんですね。
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/01/22(土) 01:18:09.90 ID:7v2W0iIPo
キンちゃんは新しいな
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/22(土) 13:13:06.89 ID:4rkP/Q6c0
プリーストブラスターって、インデックスは自分がプリーストのつもりだったのか。
97 :1 [sage]:2011/01/26(水) 23:06:19.42 ID:YDzfiM6eo
こんばんは。
明日の午前中に投下出来たらいいなぁと考えております。

ところで鳥ってやっぱ付けたほうがいいんですかね?今のとこ特には困ってないんですが・・・
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/26(水) 23:16:01.60 ID:8Wkta7JLo
付けたほうがいい。生存報告が偽者だと判断されたらいやだろう?
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/27(木) 04:00:50.90 ID:ZpOV/ev3o
上条さん、指輪にチュー

上条さんの右手に指輪出現

と、思った瞬間「パリーン!!」

とか予想しながら読んでたらハズレだったでござる
100 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/01/27(木) 10:06:23.60 ID:+XviC8QGo
おはようございます。
一応こんな感じの鳥を付けてみました。多分問題ないはず

では投下します
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/27(木) 10:11:04.69 ID:+XviC8QGo
ーーーー・・・

わいわいがやがや・・・

上条「なんやかんやで着きました。ここがスーパーです」

禁書「ここが決戦の舞台なんだね!」

金糸雀「・・・」ゲッソリ

上条「ん?どうした金糸雀。元気ないな」

金糸雀「カナはね、そりゃあ色んな時代を巡ってきたかしら。でも!目覚めていきなり買い物!!そんなの初めてかしらーーーー!!!!」

禁書「元気じゃん」

金糸雀「只のやけくそかしら」

上条「・・・なんかゴメンな」
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/27(木) 10:15:44.01 ID:+XviC8QGo
金糸雀「はぁ、ここまで来たならもう腹をくくるかしら」

禁書「いい心意気なんだよ」

上条「呑気だな禁書。大丈夫か?」

禁書「へ?いやぁ・・・買い物でしょ?そんな気合入れなくても」

上条「おいおい・・・勘弁してくれよ」ヤレヤレ

金糸雀「キンちゃん、そんなんじゃ駄目かしら」ヤレヤレ

禁書「だからキンちゃんは止めろって言ったでしょ!」



上条「これは買い物じゃない・・・戦争だ」


        /´〉,、     | ̄|rヘ
  l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/   ∧      /~7 /)
   二コ ,|     r三'_」    r--、 (/   /二~|/_/∠/
  /__」           _,,,ニコ〈  〈〉 / ̄ 」    /^ヽ、 /〉
  '´               (__,,,-ー''    ~~ ̄  ャー-、フ /´く//>
                                `ー-、__,|     ''
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/27(木) 10:22:52.60 ID:+XviC8QGo
禁書「え、えーと・・・どんな反応すればいいのでせうか?」

金糸雀(せうか?)

上条「ほう、そこまで言うなら・・・中に入ろうか。卵コーナーで準備が始まってるはず」

禁書「分かったんだよ!」ウィーン

イラッシャイマセー!

金糸雀「へぇ、清潔感溢れるいいお店かしら」

禁書「そんなもんなの?」

上条「よく分からないけど、こんなとこに来るのは初めてって事だろ?」

金糸雀「かしら」コクリ

上条「確かこっちのフロアのはずだ」スタスタ
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/27(木) 10:30:23.25 ID:+XviC8QGo
ざわ・・・
  ざわ・・・

上条「ち、流石に最前列は無理っぽいな」

禁書「何あれ何アレナニアレ・・・???」ゴクリ

金糸雀「すごいかしら、人の壁かしら!」

上条「最後の壁はあまりにも無邪気に」

禁書「無邪気というかみんな目がギラギラしてるんだけど」

上条「そりゃあ2円だからな。ガタイが良い男も居れば守りたくなるような弱々しい女の子も居るし」

禁書「それって私の事かな?」ニヤニヤ

上条「見ろよ、風紀委員に警備員までいるぞ」

禁書「・・・そうだね」
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/27(木) 10:37:29.37 ID:+XviC8QGo
黒子「はいはーい、押さないで下さいまし」

固法「何で私たちが・・・混乱が起きた後に呼んで欲しかったわ」

黄泉川「滅多な事言うんじゃないじゃん。ホントは私だって買いたいんだぞ」

黒子「で、でも・・・卵ですわよ?2円ですわよ?」

「「「「あぁ!?」」」」ギロッ

黒子「ヒィ!」ビクッ

上条「見ろ、あの常盤台の風紀委員。みんなの怒りを買っちまった」

禁書「一触即発なんだよ!恐ろしいんだよ!」

金糸雀(すごく・・・帰りたいかしら・・・)
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/27(木) 10:48:03.94 ID:+XviC8QGo
上条「あと5分か・・・おい金糸雀」

金糸雀「何?」

上条「いいか、お前は人形だから体がちっこい。最前列の足元にしれっと割り込むんだ」

金糸雀「・・・それっていいの?」

上条「ケースバイケースだ。今回は人が多いから多分バレない。始まったらソッコーで卵を確保してくれ」

金糸雀「はーい・・・」とぼとぼ

上条「禁書はセール開催と同時に俺と共に突撃だ。怯むなよ」

禁書「分かったけど・・・なんだか怖いんだよ」

上条「みんなそれだけ必死なんだよ。貧乏学生くらい何人でも居るっての」
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/27(木) 11:11:14.19 ID:+XviC8QGo
もぞもぞ・・・

金糸雀「ぷはっ!人大杉かしら・・・」

黒子「先輩、私もう帰りたいですの・・・」ビクビク

固法「不用意な発言は身を滅ぼす。勉強になったわね」

黒子「・・・そうですわね」



「えー、テステステス」

一同「!!」
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/27(木) 11:16:59.52 ID:+XviC8QGo
「えー、大変長らくお待たせいたしました!只今より、タイムサービスの卵、Lサイズ、ワンパック2円!ワンパック2円の販売を開始させていただきます!」

上条「いよいよか・・・」

禁書「もう?」

上条「あのバリケードが解除されたらスタートだ」

「なお、お一人様2パックまでとさせていただきます。数に限りがございますので、売れ切れの場合はご了承下さいませ!」

禁書「みんなエンジンがかかったみたいに震えだしたんだよ・・・」

上条「まずいな・・・金糸雀を足元に配置したのは間違いだったかもしれないな」

禁書「どういう事?」

上条「みんな足元までよく見ないと思うって事」
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/27(木) 11:25:05.61 ID:+XviC8QGo
パッ!

金糸雀「ん?もうこれって行っていいのかしら?」

「うおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!11」┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨!!!!

金糸雀「ぎゃあああああああああああ!むっぎゅううあああああああああ!!!!!?????」ズカズカドカドカ

上条「突撃だキンちゃん!」

禁書「アイアイサー!でもあとで噛む!」

黒子「押さないで・・・ヒィィィィ!!!!」ムギュウウウウ

固法「みなさん落ち着いて・・・キャア!」

黄泉川「全く若いのはだらしがないじゃん。ほらそこ、押すな押すな。怪我するじゃん」
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/27(木) 11:33:43.73 ID:+XviC8QGo
「あいた!こんな事で挫けるボクやないでー!」

「卵・・・卵・・・」

「まぁこの窒素装甲さえあれば超難なく手に入るんですがね」

「結局素直に鯖缶だけ買ってれば良かったって訳よヒィィィィィ!!たしけてー!!!」

「ウイハルー!確保できたよー!」

「あれ?白井さんに固法先輩?」




上条「ぐぬぬ・・・なんとか確保できたぞ・・・禁書!」

禁書「ゴメンとうま・・・後は頼んだんだよ・・・」ムギュウウウウウ

上条「Oh・・・」
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/27(木) 11:38:34.78 ID:+XviC8QGo
ーーーー・・・

金糸雀「・・・」ピクピク

禁書「オエェ・・・」ヨロヨロ

上条「虚しい戦いだったな・・・」

禁書「これがタイムセール・・・戦争なんだよ・・・」

金糸雀「お父様のドレスがこんなに揉みくちゃにされて・・・チクショウ・・・」オイヨイヨ


固法「ほら起きなさい白井さん。いつまで伸びてるのよ?」ペシペシ

黒子「キュ〜・・・」


「全く、肝心なとこで超使えませんね」ズルズル

「面目ない・・・ってそんなに引きずらないで絹旗さん!イタイイタイ!」
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/27(木) 11:54:49.56 ID:+XviC8QGo
ーーーー・・・

上条「と、言うわけで本日手に入った卵は2パックだけでした・・・」

禁書「ゴメンなんだよ」ションボリ

金糸雀「カナなんて踏まれただけかしら・・・」

上条「まぁしょうがないな。よし、今日の夕飯は予告通りオムライスだ!」

禁書「うわーい!」

金糸雀「オムライスかしらー!」

上条「ん?お前メシ食うの?」

金糸雀「え?食べるかしら・・・???」



上条・禁書「・・・」ゴクリ
113 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/01/27(木) 12:03:35.08 ID:+XviC8QGo
今回はここまで。

水銀燈:?
金糸雀:上条
翠星石:美琴
蒼星石:黒子
真紅:?
雛苺:?

おまけ編でした。卵2円ってたしか浦安であった気がするけどどうだっけ?
次回からはまた本編に戻ります。まぁ本編もオマケも特に変わった事はやってないけれど・・・
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/01/28(金) 02:12:12.90 ID:goGQneDwo
更新きてたー
浦安すげえな
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/28(金) 07:58:20.51 ID:QLmgYzbP0
アニェーゼ=サンクティスと翠星石は出会わないの?すごく見たいんだが・・・・
あと俺の蒼星石はもっとかわいい!!かわいい!!そこを覚えておいてね。
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/29(土) 03:54:52.91 ID:d1bC9WrAO
期待
117 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/01/30(日) 20:45:43.64 ID:WSWJWM7wo
どうもこんばんは。
予告もなしに突発的投下!
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/30(日) 20:48:53.09 ID:WSWJWM7wo
ーーーー・・・

翠星石「ケータイ?」

蒼星石「そりゃまたけったいな」

黒子「面白いとでも思ったんですの?」

蒼星石「はい」

美琴「そ、ケータイよケータイ。アンタ達にも持たせたほうがいいと思ってね」

翠星石「それはありがたいですけど、急な話ですね」

美琴「急ってワケでもないけどね」
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/30(日) 20:52:35.88 ID:WSWJWM7wo
美琴「今までも色々あったし、これからも色々あるでしょ?」

黒子「いざという時の連絡手段が皆無でしたから・・・」

翠星石「言われてみりゃあそうですね」

蒼星石「僕らは人工精霊に言伝を頼めるけどね」

黒子「私はレンピカやスィドリームの言葉が分かりませんので」

翠星石「またまたそんなぁ、男は度胸!何でも試してみるもんです、スィドリーム!」

ピカッ!

美琴「・・・何よ?急に呼び出したりして」
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/30(日) 20:56:48.57 ID:WSWJWM7wo
翠星石「さ、スィドリームはミコトの事をどう思ってるです?」

スィ「・・・!」ピカッ

美琴「何て?」

翠星石「そりゃオメーが答えるですよミコト。正解ならスィドリームの言葉が分かってるって事です」

美琴「なるほどねぇ・・・」

スィ「! !」ピカッピカッ

黒子「私にはサッパリですが・・・蒼星石は分かりますの?」

蒼星石「うん。しかしあんな風に思ってるのか・・・いやー・・・これは・・・」

黒子「え?え?」ドキドキ
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/30(日) 21:02:43.20 ID:WSWJWM7wo
美琴「むむむ・・・むーむむむ・・・」

翠星石「分かったですか?」

美琴「多分・・・慈悲深い女神様とかそんなとこかしら?」

翠星石「はぁ!?慈悲深い女神!?何言ってやがるですか馬鹿じゃねーですか!?鏡に頭突っ込んで[ピーーー]ばいいです!!」

美琴「な、なんでそこまで言われなきゃいけないのよ!!」

蒼星石「ミコトさん、それ大ハズレだよ・・・惜しくもなんとも無い」

美琴「へ?マジで?」

翠星石「正解は【アバズレ電気ウナギ】でした〜」

美琴「なんですってええええええええええええええ!?!?!?」ハチバチバチ

スィ「!?!?!?」イヤソンナコトヒトコトモイッテネーヨ
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/30(日) 21:18:36.85 ID:WSWJWM7wo
美琴「まちなさい!超電磁砲で粉々にしてやるわ!!」

スィ「・・・・!」ガタガタ

黒子「お姉様!騒ぐと寮監がやってきますわよ!」

蒼星石「まぁ超電磁砲じゃ人工精霊は倒せないよ」

黒子「そうなんですの?」

蒼星石「うん。人工精霊は現実世界の物質に干渉できないからね」

翠星石「です。思い当たるフシもあるでしょう?」

美琴「ギギギ・・・そういえばそうかもね。物質をどうこうしてた覚えがないわ」

蒼星石「ま、夢の世界やnのフィールドだと話は変わってくるけどね」

スィ「!」タスカッタゼ
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/30(日) 21:29:47.72 ID:WSWJWM7wo
美琴「なるほどねぇ・・・じゃあ今日私の夢に来なさい。そこのコケみたいな人工精霊も一緒にね・・・!」

スィ「!!」ビクーン

蒼星石「ミコトさん、スィドリームはミコトさんの事をアバズレだなんて一言も言ってないよ」

美琴「何ですって?」

蒼星石「スィドリームは【レベル5の割には色々子どもっぽい】としか言ってないよ」

黒子「んまっ!分かってますわね」

美琴「ふぅ〜ん・・・翠星石?」ピクピク

蒼星石「鞄に逃げたよ」

鞄<中には誰も居ないですぅ・・・

美琴「・・・」イラッ
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/30(日) 21:37:08.49 ID:WSWJWM7wo
美琴「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!」ドゴドゴドゴドゴドゴドゴ

鞄<ヒィィ!ごめんなさいですぅぅぅ!!!!

黒子「あんなに踏みつけなくても・・・」

蒼星石「自業自得だよ」

黒子「ま、そんなワケで今度の休みはみんなでケータイを買いに行きますわよ」

蒼星石「風紀委員の仕事は放ったらかしでいいの?」

黒子「先輩には事情を説明しておきますわ。ただ非常時はどうしようもありませんが・・・」

蒼星石「センパイとカザリさんとルイコさんで頑張って欲しいよね」

黒子「佐天さんは一般人ですの」
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/30(日) 21:42:52.67 ID:WSWJWM7wo
美琴「はぁースッキリした。アンタ外に出てきたら目潰ししてやるから覚えておきなさい」

鞄<ガタッ!

美琴「話は終わった?」

黒子「ええ。ようやく連絡手段が出来ますわね」

蒼星石「僕は風紀委員としての幅が広がるから助かるよ」

美琴「蒼星石は頑張ってるわね。パソコンの使い方も教わってるんでしょ?」

蒼星石「うん。カザリさんはパソコンになると急に強気になるから緊張するよ」

黒子「なんかムカつきますわね」

美琴「エンターキーをッターン!って押すのかしら?」

黒子「押してますわね。あれ結構響きますのよ」
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/30(日) 21:50:10.21 ID:WSWJWM7wo
蒼星石「でも大体使えるようになったよ。色んな表とか作れるようになったし」

美琴「ExcelとかWordかしら?私はそういうのは苦手なのよねー」

黒子「覚えてると便利かもしれませんが、日常生活じゃ使いませんものね」

美琴(ハッキングにOfficeは関係ないしね)

蒼星石「ミコトさんはハッキングとかやってそうだよね」

美琴「えぇっ!?」ビクーン

黒子「何処でそんな言葉覚えてきたんですの?」

蒼星石「カザリさんが・・・」

黒子「あー、ハイハイわかりましたわ」
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/30(日) 21:57:14.19 ID:WSWJWM7wo
蒼星石「ミコトさんはエレクトロマスターなんだからこう小さいノートパソコンと回線があればちょいちょいと出来そうだなーって思ったんだけど」

黒子「はぁ、そんな簡単に出来れば苦労しませんわよ。ね、お姉様?」

美琴「へ!?い、いやー、その通りよ。アハハハハ(迫真)」

蒼星石「やっぱりハッキングは高等技術なんだね。ちょっと憧れるかも」

美琴(蒼星石・・・意外と鋭い。頭脳派ね)

翠星石「まぁ翠星石ならちゃちゃっと出来ますがね」

ガシッ

翠星石「ん?」

美琴「お久しぶりねぇ・・・?」ニタリ



ぎゃあああああああああああああ!ごめんなさあべべべべべべべべbbbbbbbb!!!!!
128 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/01/30(日) 21:59:44.97 ID:WSWJWM7wo
今回はここまで。
分かってると思いますがセンパイとは固法先輩の事です。
みんな先輩先輩言ってるから蒼星石もそう言ってるだろうなぁとか考えながら喋らせてみました。

次はケータイ購入編です。
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/30(日) 22:36:23.54 ID:i+/YsyY9o
                  __
              ({__r〜ヘ(`く ,}
        ___,爻(__%⌒Y^)V※I^Z_
        く※{^7^(⌒'7く }\_)%´Z
       _{{__,%'⌒Iーく___,)(\_{Y^く__,)     ( カチャ カチャ カチャ … )
      く_※(   )Z^i7⌒{___)、_]{__(‰{
       (_ {`く {__:.:|:.::i:.ノリリ|:.:.:|:.`¬i|
         ({__,〉 ‘’、_}_| 、_ __  ;気ぃ:.:lリ    /     }ー┐           r┐   \
         `7(_,ノ^し'〃   bb)   }}iイ    {     ノヽ / __  ヽ  /  |/    }
        'イ:i^>、{ {{    ゝ    }ノ     \ ツ   /         、_/   O    /
           |/\__, u  `ニ    从
            |/i込,_      イ/^
.     , -‐  ´   !     ー   ´ ! ` ー-、
    /  __   ∧       |    ∧
.    〃 ,. --ミヽ /∧         i   |/ハ
   ji/    ̄`//, ..__、〃    ,   ___!__j_______
.   {{      '/   // '‐-、  ′ | i´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `i
   レ, /        ,        ∨   | |                 |
   //7//―ァ/‐/7/ ̄{     iっ  | |   ┌―――┐    |
      /!   〃  //  (' //} i |   | |   |┌―― 、|    |
.      |     〃      ̄ jノイ   | |   |::l::i::::::::::::::|    |
.       |      、__ノ{__,.イ   ,  | |   |_j::l::::::::::::::|    |
     |        )     レ/____ー‐――┤:::::::::: |――┘
    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄〔丁 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ::::::::::::| ̄ ̄ ̄ ̄
             ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄{二二二二l____|二二}
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/30(日) 23:10:34.25 ID:UwkdB3lio
やwwwwwwめwwwwwwろwwwwww
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/31(月) 07:55:07.23 ID:PnNOw2UAO
どうせなら初春に置き換えて欲しかったwwww
132 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/01/31(月) 10:20:29.09 ID:K+Gpwj86o
>>129
可愛くない!ふしぎ!
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/01/31(月) 12:32:12.03 ID:tEWjAHxSO
更新きていたー
134 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/02/03(木) 21:46:17.18 ID:kiVU3FWKo
どうもこんばんは。
よくよく考えたら今日は節分じゃないですか!
というわけで、ちょっとした節分小ネタを・・・
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/03(木) 21:49:59.03 ID:kiVU3FWKo
美琴「ハイ黒子」ヒョイ

黒子「んまあ!なんと逞しい棒・・・」

美琴「変な言い方するなっつーの。はい性悪人形」ヒョイ

翠星石「うっせぇです糞ボケ電気ウナギ」

美琴「で、これが蒼星石の分」ヒョイ

蒼星石「うん・・・で、これなに?」

美琴「巻寿司よ。見たことない?」

翠星石「初めて見たですよ」

蒼星石「うん。初めてだね」
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/03(木) 21:55:00.32 ID:kiVU3FWKo
美琴「つまりね、巻いた寿司の事よ」

翠星石「いやそりゃ見れば分かるですよ」

黒子「握った寿司は握り寿司ですのよ」

蒼星石「なるほど・・・つまり投げた寿司は投寿司だね」キュピーン

美琴「投げてどうすんのよ」

黒子「本日は2/3。節分ですの」

翠星石「あー、豆を撒き散らす日ですね」

美琴「・・・大体合ってるけどさぁ」
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/03(木) 22:03:12.44 ID:kiVU3FWKo
黒子「豆まきは流石に無理ですわ。散らかした後の片付けが大変ですし・・・」

蒼星石「で、この巻寿司はなんなのさ?」

美琴「これは恵方巻きってモノよ」

翠星石「えほーまき?」

黒子「ええ。節分に食べる縁起物ですの」

蒼星石「なんだか変わった風習だね」

美琴「といっても最近やたら業界が押してるだけで、最近まで他所の地方じゃ知られてなかったんだけどね」

黒子「確か・・・大阪の風習ですの?」

美琴「どうだっけ?多分そんな感じだったハズ・・・」
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/03(木) 22:10:16.57 ID:kiVU3FWKo
美琴「いい?目をつぶって、一言も喋らずに全部食べきるの。そして、その時に願い事を頭に思い浮かべるの」

黒子「全部食べきれば願いが叶ったり、叶わなかったり・・・」

翠星石「どっちですか!?」

蒼星石「へぇ、面白そうだね」

美琴「でしょ?折角だから四人で食べよう!」

翠星石「はぁ、まったくミコトはガキですねぇ」

美琴「じゃあ翠星石は抜きで三人で食ようか」

翠星石「ななななな!?しゃーねーから翠星石も付き合ってやるですよ!!」

美琴(チョロイわね)ニタリ
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/03(木) 22:13:33.51 ID:kiVU3FWKo
美琴「じゃあ早速・・・恵方は?黒子」

黒子「南南東でしたわね」

美琴「んじゃこっちだわ。はいみんなこっち向いてー」クル

一同「はーい」クル

美琴「はいじゃいただきまーす」モグ

翠星石「おあがりですぅ」モグ

黒子「私も」モグ

蒼星石「美味しそうだね」モグ
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/03(木) 22:21:28.09 ID:kiVU3FWKo
美琴(願い事・・・願い事・・・そうね、やっぱりアイツ・・・アイツと少しだけお近づきに・・・)モグモグ

美琴(いや、願うだけならタダなんだし、なんかの拍子で・・・その・・・キ、キスとか・・・?そして更に・・・)モジモジ

翠星石(な、なんですかコイツの動き・・・)ビクッ

美琴(えっ?えっ?マジで?これ叶う?叶っちゃうの?きゃーどーしよ、うっわヤバい!食うっきゃ無い!食うっきゃ無いわ!!)バクバク

黒子(はやっ!?)

蒼星石(僕の願い事ねー・・・でも1つだけか)モグモグ

黒子(ま、私の願いなど一つしかありませんわ)モグモグ

翠星石(お願い・・・翠星石は・・・うーん・・・)モグモグ
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/03(木) 22:25:56.23 ID:kiVU3FWKo
ーーーー・・・

美琴「完食ゥ!」ゲフッ

黒子「私もですわ。・・・ただ量が多いですわね」

蒼星石「きっつ・・・」

翠星石「ごちそうさんです!」

黒子「そういや蒼星石は何をお願いしたんですの?」

蒼星石「僕かい?【マスターがもうちょっと大人しくなりますように】って」

美琴「プッ」

黒子「・・・そうですわね」
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/03(木) 22:30:53.33 ID:kiVU3FWKo
美琴「翠星石は?」

翠星石「んー?【ミコトのお願いが無しになりますように】って」

美琴「へ?」

翠星石「いや、ミコトの願いがノーカンになれば面白いかなーと」

蒼星石「へぇ、やるじゃない翠星石」

翠星石「でしょ?でしょでしょ?」

黒子「・・・二人とも意地が悪いですの。ね、お姉様?」



美琴「orz」



黒子「おおおお姉様ーーー!?!?」
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/03(木) 22:46:39.51 ID:kiVU3FWKo
美琴「ハハ・・・いいのよいいのよ。どーせ私の願いなんて低俗よ・・・」

黒子「おおおおお姉様?そんな落ち込まないでくださいまし!ホラあなた達も何か言いなさい!」

翠星石「また来年頑張るですよ」

美琴「・・・」ションボリ

黒子「ちょ、何言ってんですの!?お姉様、お姉様!!」



蒼星石(で、本当は何を願ったの?)

翠星石(ん?別に大した事じゃねーですよ。蒼星石は?)

蒼星石(僕はね・・・うん、僕も大した事じゃないよ。つまらない願いさ)

翠星石(ふぅん?お互い様ですね)

蒼星石(はは、そうだね)
144 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/02/03(木) 22:49:16.16 ID:kiVU3FWKo
節分小ネタは以上です。
双子の願いが何なのかはご自由に想像してください。

次の投下は土曜日にでも行いたいと思ってます。それでは
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/04(金) 00:44:57.11 ID:yhhUfU9/o
面白いかった!!
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/04(金) 09:22:10.06 ID:D07REyUAO

御坂落ちこみすぎだろww
147 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/02/05(土) 21:27:33.77 ID:YAn/RMfJo
どうもこんばんは。恵方巻き食べようと思ったらネギトロ巻きだったでござるの巻。
今回は携帯購入編ですね。
俺も新しい携帯が欲しい
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 21:31:12.00 ID:YAn/RMfJo
ーーーー・・・

でん!

美琴「えー、こちらが大型家電ショップですわよ」

黒子「相変わらず人の多いこと・・・」

翠星石「はぁ、確かに大きいですね」

蒼星石「それに加えて休日だからね」

美琴「まぁ迷子にはならないでしょ・・・多分。頼むわよアンタ達」

翠星石「オーディオ機器?なんですかねコレ。ちょっと行ってみるですよ蒼星石」テテテ

蒼星石「あ、待ってよ!」テテテ

黒子「人の話を聞きなさい」
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 21:35:59.02 ID:YAn/RMfJo
翠星石「む、分かってるですよ。ケータイ、ケータイ」

蒼星石「僕はちょっとパソコンが見てみたいなぁ。あとテレビ」

美琴「テレビなんかどうするのよ。置く場所ないわよ」

黒子「寮の規則はちょっと厳しいですものね」

蒼星石「でもマスターはよくパソコン使ってるじゃない」

黒子「あれはきちんと申請しないといけませんのよ」

美琴「無断で持ち込んだりしたらボッシュートよ」

翠星石「・・・寮監ならやりかねないですね」
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 21:40:35.85 ID:YAn/RMfJo
美琴「えーと、ここね。ケータイフロア」

翠星石「ふむ?」

ズラ〜ッ

蒼星石「おお!」

翠星石「これはこれは!!」

黒子「あら、コレくらいで驚いてはいけませんのよ?奥に行けばもっと・・・」

蒼星石「いや、ケータイの位置が高すぎて全然見えないんだよ・・・」

黒子「まぁ」

翠星石「ミコト、だっこですー」クイクイ

美琴「はいはい」
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 21:46:50.61 ID:YAn/RMfJo
美琴「さーて、どれがいいでちゅかー?」ダキ

翠星石「そういうプレイは求めてねーですよ!」

黒子「お金のことなら心配いりませんわ」ダキ

蒼星石「そうなの?」

黒子「ええ。私物は大して買わないので貯金もありますのよ」

蒼星石「あの派手な下着は?」

黒子「んふふ、あれらを買ってもお釣りが来るくらいですの」

蒼星石(奨学金がこういうふうに使われるのか・・・嫌なシステムだなぁ)
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 21:53:38.11 ID:YAn/RMfJo
翠星石「んー、そんなに派手なのは要らないですね」

美琴「私のとお揃いにする?」

翠星石「やです、ありゃ趣味悪いですよ」

美琴「失礼ね。あれ超お気に入りなのに」

翠星石「見た目がわりとシンプルでー、機能もシンプルなのがいいです」

美琴「はぁ?年寄りか!!」

翠星石「・・・良いんですよ。そんなバカスカ使うわけでもないですし」うずうず

美琴(コイツ・・・持たせたらバカスカ使いそうね。パケット定額に一応加入しとこう)
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 21:58:20.34 ID:YAn/RMfJo
蒼星石「あ、マスター。それちょっと見てみたい」

黒子「これですわね?」ヒョイ

蒼星石「ありがとう。えー・・・何これ?」マジマジ

黒子「それはスライド式ですの。こうスライドさせて」

蒼星石「こう?」シャッ

黒子「そうそう。画面がむき出しなので少々傷が付きやすいのが難点ですが・・・」

蒼星石「へー、スライドかぁ。スタイリッシュでカッコイイね」

黒子「気に入りましたの?」

蒼星石「他のスライド式も見てみたいな」

黒子「はーい」
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 22:02:32.52 ID:YAn/RMfJo
蒼星石「おー、これ薄いね」

黒子「私は薄いほうが好きですわね」

蒼星石「マスターはなんか小さくまとめたがるよね」

黒子「無駄なものは嫌いですのよ。無駄無駄・・・」

蒼星石「でもある程度の厚みは欲しいね。持ってる感じがしないというか・・・」

黒子「ガッシリ系ですのね?」

蒼星石「そんな感じかな」

黒子「でしたら・・・やっぱ最初に見たヤツですわね」

蒼星石「そうだね。ちょっと最初のヤツを詳しく見てみよう?」

黒子「ええ。いいですわよ」スタスタ
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 22:08:15.55 ID:YAn/RMfJo
翠星石「わ!これ凄いです!ボタンがねーです!」キャッキャッ

美琴「タッチパネルなのよ。画面を直接触って操作するタイプね」

翠星石「ふぅん・・・でもこれ電源入らねーです」

美琴「モックだからね。こっちに実機があるわよ」

翠星石「おー、ちょいと触らせて欲しいです」

美琴「ん」ヒョイ

翠星石「ご苦労。えーと、タッチタッチ」ポンポン

美琴「ゲコ太モデルのスマフォが出れば買うんだけどね・・・」

翠星石「うはぁ、面白いですぅ!」
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 22:17:41.04 ID:YAn/RMfJo
翠星石「ん〜ふ〜」ポンポンスリスリ

美琴「それにする?」

翠星石「へ?いや、コレ面白いですけど・・・やっぱボタンがいいですね」

美琴「そうなんだ・・・気持ちは分かるけどね」

翠星石「折り畳み式がいいですねやっぱり」

美琴「ふーん・・・これは?」ヒョイ

翠星石「もうちょっと丸いフォルムのが」

美琴「じゃあこれ」ヒョイ

翠星石「デカイですねぇ。もう少し小さいのが」

美琴「・・・何だかんだでノリノリじゃない」

翠星石「テヘ」ペロ

美琴「ウザい」
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 22:25:07.48 ID:YAn/RMfJo
黒子「お姉様ー」

美琴「ん、なにー?」

黒子「私達決まりましたので先に契約してきますの」

翠星石「早くねーですか!?」ガビーン

蒼星石「どうせ翠星石がわがままばかり言ってるんでしょ?」

美琴「その通りよ」

翠星石「ぐぬぬ・・・なんで翠星石のせいみたいになってるんですか・・・!」プルプル

黒子「お気になさらずに。時間はたっぷりあるんですから、じっくり決めるんですのよ。翠星石?」

翠星石「了解です!ミコト、今度はあっちの機種です!」

美琴「はいはい」スタスタ
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 22:33:15.06 ID:YAn/RMfJo
黒子「さて、一応貴女も同席してくださいな」

蒼星石「うん。何か書かなきゃいけないの?印鑑とかいるの?」

黒子「貴女は印鑑持ってないでしょう・・・一緒に説明を受けるだけで結構ですの」

蒼星石「分かったよ」

黒子「えー・・・あ、あそこ空いてますわね」キョロキョロ

蒼星石「やっぱみんなケータイを買いに来るんだね。カウンターの席が殆ど埋まってるや」

黒子「最早必需品ですので。ほら、膝にお座りなさい」ストン

蒼星石「はーい」ポスン

「ん・・・?あのー」

黒子「へ?」クル



御坂妹「これは白井様に蒼星石、奇遇ですね。とミサカは思わぬ遭遇に少々戸惑います」

黒子「んまぁ!!!」キラキラ
159 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/02/05(土) 22:36:05.56 ID:YAn/RMfJo
今回はここまで。
ようやく御坂妹のご登場です。今週の御坂妹が可愛過ぎていろいろ辛い
ちなみに俺はスライド大好きです
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/05(土) 22:58:32.89 ID:ih5G2lLlo
続きが気になるぜ
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 23:04:04.06 ID:i8CzGXJYo
やっぱ映像化すると破壊力凄いよね
妹達の演じ分け上手くて感動したww
162 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/02/05(土) 23:23:13.45 ID:YAn/RMfJo
>>161
ですよねー。
鬱陶しかったけど可愛かったです。

言い忘れてました。
次回投下は2/9の予定ですが、もしかしたらズレ込むかもしれません。その際はご容赦を・・・
あと何気ないレスが励みになってます。ホントありがとうございます!
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/06(日) 01:09:52.86 ID:DJd9rVxd0
SS速報禁書sswikiに収録させていただきました↓
http://www35.atwiki.jp/seisoku-index/pages/740.html
>>1さんがんばってください!
164 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/02/08(火) 21:42:30.68 ID:T9AbwZTao
>>163
おお!わざわざありがとうございます!

次回の投下は予定通り明日の夜にでも行います。
他のSSスレを読んでたらみなさん頻繁に投下してらっしゃるんですね。
羨ましい(´・ω・`)
165 : ◆e7neESKY4A [sage]:2011/02/09(水) 21:09:25.15 ID:J7q5Xlf3o
というわけで投下しますー
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/09(水) 21:16:30.31 ID:iE16sN8qo
どんとこい
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/09(水) 21:17:04.78 ID:J7q5Xlf3o
ーーーー・・・

翠星石「ん!これです!コレに決めたです!!」

美琴「防水、耐熱のアウトドア向けケータイ?どっちかと言うとアンタはインドア派でしょ」

翠星石「うっせぇです!割とウロウロしてるですよ」

美琴「アウトドアとは違うような・・・?」

翠星石「む、いいから契約ですよ契約!」

美琴「はいはい。えーと、受付のカウンターは・・・あれ?」

翠星石「どうしたんですか?」

美琴「あそこで黒子たちと喋ってるのって・・・」

翠星石「・・・おお!妹じゃねーですか!」
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/09(水) 21:23:24.39 ID:J7q5Xlf3o
御坂妹「なるほど。あなた方も携帯電話を購入しにいらしたのですね」

黒子「ええ。これで問題が一つ片付きましたのよ」

蒼星石「問題扱い!?」ガビーン

御坂妹「ミサカもとうとう携帯を所有してしまいました、とミサカは少し照れながら自慢の最新機種を見せびらかします」サッ

黒子「まぁ、妹様もスライドですのね」

御坂妹「と、申しますと?」

蒼星石「ほら、僕もスライドなんだよ」シャキン

御坂妹「蒼星石、あなたは良く分かってますね。とミサカは勝利の握手を求めます」

蒼星石「?どうも」ニギニギ

黒子「・・・私は負けたんですの?」
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/09(水) 21:32:20.43 ID:J7q5Xlf3o
美琴「おーっす。アンタも来てたんだ」

翠星石「やい!無表情人間!」

御坂妹「お姉様に翠星石も・・・賑やかですね、とミサカはお辞儀をしながら呟きます」ペコリ

黒子「妹様もケータイを買いに来たらしいですのよ」

美琴「へぇ、いいじゃない」

御坂妹「翠星石、あなたも携帯電話を?」

翠星石「ですよ。ホラ、いまからコレを買うです!」シャキーン

御坂妹「・・・ヤレヤレ、スライドじゃないのですね。とミサカは呆れます」

蒼星石「スライド最強だよね」

翠星石「やかましいですッ!!」

美琴「いまから契約してくるから店内うろついててくれる?」

黒子「了解ですの」
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/09(水) 21:40:20.07 ID:J7q5Xlf3o
ーーーー・・・

御坂妹「しかし、このような店舗には初めて来ました」キョロキョロ

黒子「妹様は現在どのような場所に住んでらっしゃるんですの?」

御坂妹「現在は病院で生活をしてます・・・が、近いうちに引っ越す予定です」

蒼星石「引っ越す?何処へ?」

御坂妹「まだ未定ですが、ミサカ自身で色々勉強してみなさいと言われてますので・・・いずれはミサカ一人でマンションを契約したいと思ってます。とミサカは今後の人生プランを少し語ります」

黒子「素晴らしいですわ!」キュピーン

蒼星石「一人暮らしってこと?」

御坂妹「そうなるでしょうね」
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/09(水) 21:48:47.98 ID:J7q5Xlf3o
御坂妹「今回の携帯電話の件も、社会勉強の一環なのです。とミサカは目的に付いて説明します」

黒子「・・・そうですわ!妹様、アドレスを交換いたしましょう!」

御坂妹「アドレス・・・?IPアドレスですか?」

蒼星石「イントラネット?」

黒子「メールアドレスの事ですの」

御坂妹「なるほど、是非ともお願いします。とミサカはウキウキしながら携帯電話を取り出します」シャコッ

黒子「それでは赤外線の受信を」

御坂妹「赤外線・・・せ、き、が、い、せ、ん・・・どれでしょうか?と、ミ、ミ、ミ、サ、カ・・・」ポチポチ

黒子「えーと、多分・・・ここの・・・」

蒼星石「僕も探してみようっと」ポチポチ
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/09(水) 21:56:43.38 ID:J7q5Xlf3o
御坂妹「あ、あった・・・」

黒子「それでは私のアドレスを送りますので、ポートを合わせてくださいまし」

御坂妹「こうですか?とミサカは不安気に尋ねます」

黒子「ええ。送信・・・っと」

【受信が完了しました。 白井黒子 を電話帳に登録しますか?】

御坂妹「もちろん登録します・・・おぉ、色々と訳がわからないものが出て来ました。とミサカは少々焦りつつも平静を装います」

黒子「グループ等々は後々変更すればいいですわ。そのままでOKですの」

御坂妹「わ、分かりました」ポチ

【001 白井黒子 登録完了しました。続けて受信しますか?】

黒子(ぐふふ、妹様の一番目はいただきましたのよ・・・!)

蒼星石(何あの顔・・・)
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/09(水) 22:04:46.57 ID:J7q5Xlf3o
蒼星石「あれ、僕のプロフィールの名前が白井黒子になってるや」

黒子「あら、そういえばそうですわね。適当に変えてくださいまし」

蒼星石「うん・・・ところで、これどうやって文字入力するの?」

黒子「これはですわね・・・各キーの・・・」

蒼星石「うんうん・・・そ、う、せ、い、せ、き・・・っと」ポチポチ

御坂妹(・・・ミサカの携帯電話、アドレス交換・・・)

御坂妹「ふふ、うふふふ」ニヤニヤ

美琴「・・・何ニヤニヤしてるの?」

御坂妹「!?な、なんでもありませんとミミサカ・・・ミサカは・・・あう・・・」あたふた

翠星石「噛みやがったですよコイツ」
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/09(水) 22:12:02.58 ID:J7q5Xlf3o
蒼星石「アドレスも自分で考えなきゃいけないの?」

黒子「んー、特にこだわりがないのならそのままでも宜しいかと」

美琴「あれ、もうアドレス交換しちゃったの?」

御坂妹「はい、白井様のアドレスと電話番号は登録しました。とミサカはまだまだ少ない電話帳を提示します」ズビシ

美琴「わ、001じゃないの」

翠星石「なんですか?一等賞ですか?」

黒子「んっふふ、妹様の一番は私の物ですのよ」クネクネ

美琴「その動きやめろ」
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/09(水) 22:22:48.74 ID:J7q5Xlf3o
美琴「それじゃあ私も交換ー」

御坂妹「はい・・・えっと・・・確か、ココでしたね」ポチポチ

黒子「そうそう、そこですわ」

美琴「いい?送信っと」

【受信が完了しました。 御坂美琴 を電話帳に登録しますか?】

御坂妹「ふふ、二人目はお姉様・・・」ニヤニヤ

美琴(あぁ、こういうニヤニヤだったのね)

翠星石「す、い、せ、い、せ、き・・・これで名前は大丈夫ですかね」

蒼星石「多分ね。ちょっと僕らもやってみない?アドレス交換」

翠星石「あーいいですね〜」
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/09(水) 22:28:12.93 ID:J7q5Xlf3o
御坂妹「お二人とも、ありがとうございます。とミサカは深々と・・・」フカブカ

美琴「ちょ!アドレス交換でそんなに感謝されても・・・」

黒子「そうですの。さ、妹様のアドレスも私に・・・」

御坂妹「お待ちください、メールアドレスなるものを変更したいので。とミサカは白井様の申し出を全力でお断りします」ズビシ

黒子「へ?あぁ・・・デフォルトのまんまでしたわね」



蒼星石「ちょっと、【いやらしい帽子】で登録しないでよ!翠星石!!」

翠星石「あっは、こっちのほうが面白いじゃないですか〜」スタタタ

蒼星石「あ、ほんとに止めて!おい逃げるな!!」スタタタ

美琴「いやらしい帽子・・・ププッ」プルプル
177 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/02/09(水) 22:30:53.95 ID:J7q5Xlf3o
今回はここまで。
どっちかというと御坂妹メインだったのねん。
次回も御坂妹との絡みが続きます。

次の投下は憎き2/14の夜にでも行います。
おまけでバレンタインネタとかやりたいなぁ
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/09(水) 23:16:55.24 ID:gDKLM/NUo
いやらしい帽子wwwwwwww
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 21:44:57.98 ID:3lWDuFyDO
いやらしい帽子ww懐かしいwwwwww
180 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/02/14(月) 22:00:14.95 ID:oIpjY//Uo
こんばんは。ハッピーバレンタインすなぁ。クソが
というわけで続きを投下します!またまた御坂妹との絡みです。
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 22:07:43.16 ID:oIpjY//Uo
ーーーー・・・

御坂妹「これでもない・・・いや、こう・・・うーん。とミサカは首を捻らせます」

美琴「まだ考えてるの?」

御坂妹「はい。やはりメールアドレスは使い続けるものなのでそう安々とは・・・」

黒子「あの、変えようと思ったらいつでも変えれますのよ?」

御坂妹「・・・マジですか?」

黒子「マジですの」コクリ



翠星石「そんな本気で殴りかからなくても・・・」ボロッ

蒼星石「いやらしい帽子だけは許せないんだよ」フンス
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 22:15:22.71 ID:oIpjY//Uo
御坂妹「それじゃあもうこれでいいです。とミサカは少々投げやり気味にアドレスを変更します」ポチポチ

美琴「misaka-sisters-10032@なんちゃら・・・ねぇ」

黒子「もうちょっと色々考えたほうが・・・」

御坂妹「大丈夫でしょう。白井様、赤外線を」

黒子「へ?え、えぇ。受信ですわね」

美琴(・・・まぁいいか。アドレスで問題が起こるわけじゃないしね)

翠星石「翠星石はrozen-maiden-no_3@なんちゃらですぅ」

蒼星石「僕はrozen-maiden-no_4@なんちゃらだと」

美琴「揃いも揃って安直過ぎよ」
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 22:25:53.12 ID:oIpjY//Uo
翠星石「そーいや妹、この後はどうするんです?」

御坂妹「特に予定らしい予定もないので、少し散策でもしようかと思ってました。とミサカは自分の予定の無さっぷりを吐露します」

蒼星石「ニートだね」

黒子「そういう言い方するんじゃないですの!」

美琴「それじゃあちょっと遊んでかない?私たちも少しぶらぶらするつもりだったのよ」

御坂妹「・・・いいんでしょうか?」

翠星石「ダメな理由が何か有るんですか?」

御坂妹「いえ、そういうわけでは・・・ご同行しても構いませんか?とミサカは少しだけ申し訳なさそうに伺います」

美琴「ダメなら誘わないわよ。じゃ、店出ましょうか」

翠星石「ですぅ!」トコトコ
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 22:36:21.18 ID:oIpjY//Uo
ーーーー・・・

美琴「へぇ、私服とか持ってないのねアンタ」

御坂妹「はい。ミサカは常に常盤台の制服があればなんとかなるので」

黒子「やっぱりアレですの?お姉様と間違えられることが?」

御坂妹「しょっちゅうです。とミサカはお姉様に何かを訴えるような目で見つめます」じ〜

美琴「・・・何よその目」

御坂妹「なんかスキルアウトからちょこちょこ喧嘩を売られるんです。【てめーこの前はよくもやってくれたな】と」

翠星石「あぁ、ミコトはすぐに首を突っ込むですから」

美琴「う・・・悪かったわよ」
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 22:48:48.27 ID:oIpjY//Uo
御坂妹「ミサカのレベルはせいぜい3程度。逃げるしか無いのです」

翠星石「逃げるんですよぉぉーーースモーキィィィーーー!!!」

美琴「ジョセフは関係ないだろ」

蒼星石「可哀相な妹さん・・・」ホロリ

黒子「・・・で、でもレベル3ならスキルアウトを撃退する位訳ないのでは?」

御坂妹「白井様・・・それをやってしまったら負の連鎖が始まるんですよ。とミサカは白井様をジト目でジト〜」ジトー

美琴「そうよねぇ、暴力に訴えられたらお終いだもんね」

蒼星石「ミコトさんはどうにでもなるけど、妹さんは・・・ねぇ?」

美琴「ぐぬぬ・・・」ギリギリ
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 23:15:07.60 ID:oIpjY//Uo
御坂妹「・・・」ピタ

黒子「妹様?」

美琴「・・・何よ?立ち止まっちゃって」

蒼星石「ここは・・・ゲーセンだね」

御坂妹「ここ・・・ちょっと寄ってみたいです。とミサカは珍しくワガママを言ってみます」

美琴「いや・・・構わないけど、ただのゲーセンよ?」

御坂妹「実はミサカはゲームセンターに立ち寄ったことが無いのです」

黒子「まぁ!それでは中に入りましょう!」

翠星石「ゲーセンですか!楽しみですぅ」テケテケ
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 10:27:25.88 ID:4WScZD4mo
ーーーー・・・

黒子「え?これ光ったら押すんですの?」ポン

御坂妹「タッチ!と出たら押すんだとか」

黒子「そんな事言っても・・・あ!また逃しましたわ!」ポンポン

御坂妹「以外と楽しそうですね。とミサカはミサカの順番を心待ちにしています」

蒼星石「ちゃんと後ろを見てからお金を入れないとね。連コインはマナー違反だよ」

翠星石「あれ?ミコトは?」

蒼星石「ゲコ太グッズを取ってるんじゃない?UFOキャッチャーとかで」

翠星石「あー、なるほどです」
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 10:33:40.24 ID:4WScZD4mo
黒子「意外と難しいですわね。じゅ・・・じゅ・・・?」

御坂妹「jubeatですね」

黒子「そうそう、jubeatですの」

御坂妹「それでは次はミサカがプレイしてみます。とミサカはおもむろに百円を投入します」

御坂妹「あ、ついでにカードも」

黒子「カード!?なんですのそれは?」

御坂妹「そこの自販機っぽいので買えました。これを使うと遊びの幅が広がるんだとか」

黒子「へー・・・でも流石にそこまでやろうとは思いませんの」

御坂妹「白井様、冷たいのですね。とミサカは少ししょんぼりしながら答えます」ショボーン
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 10:37:54.67 ID:4WScZD4mo
美琴「・・・ねぇ」

「・・・何かな?」

美琴「あのさぁ、何このタイミング?私を狙ってるわけ?」

「そ、そんなんじゃないって。結局ただの偶然って訳よ」

美琴「ホント?一応アンタに殺されかけた身としては・・・」

「あれは、その、依頼が・・・ゲホンゲホン!!結局何でもないって訳よ!」

美琴「・・・はぁ、であの人もいるの?」

「誰の事?」

美琴「第4位の事よ!流石にあれは勘弁・・・」

「・・・気持ちは分かるわ」
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 10:46:58.58 ID:4WScZD4mo
翠星石「翠星石はアレがやりたいです!」

蒼星石「メダルゲーム?現金じゃ出来ないよ?」

翠星石「えぇ!?」ガビーン

蒼星石「あそこで現金をメダルに替えなきゃね」

翠星石「ちぇ・・・まあいいです。1000円で75枚ですか」

蒼星石「僕と翠星石で半分ずつ出して二人で遊ぼうよ」

翠星石「そ、そ、そう・・・で・・・す・・・ね・・・」プルプル

蒼星石「・・・届かないね」

翠星石「ム、ムッキャアアアアアアーーー!!!またですか!自販機事件の再来ですか!!!!」ダンダン

「私が超入れてあげましょうか?」

翠星石「へ?」


絹旗「ほら、さっさとお金を超渡してください」

翠星石「蒼星石がでっかくなったあああああああああああああああ!!!!!!1」ビクーン!!!

絹旗「はぁっ!?」
191 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/02/15(火) 10:50:42.37 ID:4WScZD4mo
【お詫び】
私、徹夜での仕事が終わり、寝ずに夜まで遊んで、その後酒をのんでこのSSを投下いたしました。
が、炬燵のあったかさと疲労がうまい具合に交錯した結果、投下中に大爆睡してしまいました。
心よりお詫び申し上げます。

気がついたら朝10時、節々が痛いと散々でした。
眠いときは寝なきゃね。
アイテム勢がちらほら出てきました。出したかったので僕、満足!

あとバレンタインネタは今日の夜に投下します。
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 18:35:24.02 ID:JEbUVaK5o
ああ 確かにどことなく似ているww
193 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/02/15(火) 22:00:46.63 ID:4WScZD4mo
と、いうわけでバレンタイン特別編ですー。
あえてメインはあいつらです。
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 22:05:07.57 ID:4WScZD4mo
ドサッ!

禁書「えーと、チョコにバターに薄力粉に・・・多分これでよし」

金糸雀「ん?これは何?」

禁書「ふふん、聞いて驚くんだよ!本日はバレンタインデー!」

金糸雀「はぁ、それは知ってるけど・・・」

禁書「バレンタインデーってのは、女が男にチョコをプレゼントして自分の思いを伝える・・・って風習があるんだよ」

金糸雀「そんなの初耳かしら」

禁書「なんか日本だけっぽいもんね」

金糸雀「へー。で、このチョコをそのまま誰かにプレゼントするの?」
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 22:13:55.13 ID:4WScZD4mo
禁書「そんなわけないでしょ!いまからこのチョコを使ったスイーツを作るんだよ」

金糸雀「スイーツ?キンちゃん料理できないんじゃないの?」

禁書「今宵の私は一味違うぜ・・・」

金糸雀「まだ午前中だけどね」

禁書「こんな事もあろうかとまいかから雑に教えてもらったんだよ!」

金糸雀「まいかから?それは期待かしら!雑ってのが気になるけど」

禁書「ほら、これがそのメモ」ペラ

金糸雀「・・・ぐしゃぐしゃだし、きったないかしら・・・」ガビーン
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 22:22:17.97 ID:4WScZD4mo
禁書「本日はガトーショコラを作って、とうまに日頃の感謝を気持ちを込めてうんぬん」

金糸雀「ガトーショコラ!カナ大好きかしら〜」

禁書「と、いうわけでカナも手伝って」

金糸雀「・・・まぁそんな気はしてたかしら」

禁書「大丈夫、他にもアシスタントを呼んでるから」

金糸雀「もしかして・・・まいかかしら?」

禁書「はーい、どーぞー」

ガチャ

翠星石「おいっす」

金糸雀「うわっ・・・」

翠星石「うわってなんですか!!」
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 22:32:46.44 ID:4WScZD4mo
金糸雀「どーせなら蒼星石を呼んで欲しかったかしら」

禁書「仕方ないんだよ、そうせいせきは風紀委員の仕事があるって断られたし」

翠星石「翠星石は超暇でしたからね!!」

金糸雀「ニート乙女・・・」ボソ

翠星石「あ?それをオメーが言うんですか?このバカナリア」

金糸雀「・・・」シクシク

禁書「すいせいせき、今日はガトーショコラを作りたいんだけど・・・」

翠星石「ん?ガトーショコラですか。いいチョイスですね」
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 22:45:01.26 ID:4WScZD4mo
翠星石「そんじゃパパっと作るです。材料は?」

禁書「一応ここにあるんだよ!」

翠星石「上等です。ビターなチョコレートなストライカーな味がたまんないんですよね〜」

金糸雀「えーと、作り方は・・・?」

禁書「メ、メモによると・・・えーと・・・」

翠星石「型の容易!マーガリンを塗るですよ」

禁書「は、はい!」ビシッ

翠星石「おバカはチョコよ溶かす用意ですよ!」

金糸雀「ラジャー!」ビシッ
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 22:52:12.89 ID:4WScZD4mo
翠星石「メレンゲを作って〜」フンフン

禁書「メ、メレンゲ???」

翠星石「知らないんですか!?」ガビーン

禁書「え、えっとぉ・・・名前だけは知ってるんだよ」

翠星石「いいですか、卵白を・・・」

金糸雀「はれ?なんか様子が変かしら」ジュウウウ

翠星石「ぎゃあああああ!直接火にかけてどーすんですか!!!」

金糸雀「なんか分離してきたかしら・・・」

翠星石「火を止めろっつってんでしょーが!!!!!!」
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 22:59:00.47 ID:4WScZD4mo
ーーーー・・・

チン!

禁書「!」

金糸雀「完成かしら!?」

翠星石「そーじゃねーですか・・・?確認するです・・・」ぐったり

禁書「わ・・・すごい!いい匂いなんだよ!」

金糸雀「あとは冷ましてトッピングかしら〜」

翠星石「まさかここまで疲れるとは思わなかったですよ・・・」

禁書「面目ないんだよ・・・」シュン
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 23:05:28.47 ID:4WScZD4mo
翠星石「・・・まーいいです。翠星石が付いてたんだから上手にできて当然ですよ」

禁書「すいせいせき、本当にありがとう!」ペコ

金糸雀「助かったかしら」ペコ

翠星石「何言ってんですか。実際に作ったのは翠星石だけじゃなくて3人ですよ」

禁書「す、すいせいせき・・・」じ〜ん

金糸雀「ホンマ翠星石の優しさは天井知らずやでぇ・・・」じ〜ん



翠星石「というわけで、半分頂いていくですよ」スパッ

金・禁「えっ」

翠星石「えっ?」
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 23:10:41.42 ID:4WScZD4mo
ーーーー・・・

翠星石「ほい蒼星石、あとミコトとクロコにも」

蒼星石「僕にくれるの?」

翠星石「なんかバレンタインはチョコをあげる風習があるらしいですからね」

美琴「うわぁ!ガトーショコラじゃない!」

黒子「お手製ですの?」

翠星石「もちろんです」ブイ

蒼星石「ありがとう、翠星石。でも僕・・・何も作ってないや」

翠星石「別に見返り目的じゃねーですよ。気にしないで下さい」

蒼星石「・・・うん」ニコッ
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 23:21:29.29 ID:4WScZD4mo
ーーーー・・・

上条「へ・・・チョコ?」

禁書「うん!私とカナとすいせいせきで作ったんだよ」

金糸雀「いつもとうまにお世話になってるし、せめてものお礼の気持かしら」

上条「お、お前たち・・・ありがとう。上条さんは嬉しいですよ」ホロリ

禁書「結構美味しいから食べてみて?」

上条「あぁ、食べたいのは山々なんだけど・・・」

金糸雀「?」

上条「いやぁ、何故か色んな人達からチョコを貰えてですね、上条さんも驚いてるんですよ・・・」

禁・金「・・・」

上条「姫神や吹寄、小萌先生、ビリビリ、御坂妹、えーと・・・あと誰から・・・」

禁書「と〜〜〜〜〜〜ま〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」

ガブッ!!!!

ぎゃああああああああああああああああああああ!!!!!



金糸雀「・・・とうまって学習しないのね」
204 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/02/15(火) 23:23:16.28 ID:4WScZD4mo
以上がバレンタインのしょうもない小ネタです。
チョコ貰いたいなぁ。くそったれ!

次の投下は21日になると思います。
それまでお待ちくださいませ・・・
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/16(水) 00:21:10.93 ID:lBuVyWYoo
俺は今年も蒼星石からチョコもらったよ
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/16(水) 02:27:36.71 ID:kmxzc4Eno
話の裏できちんとチョコを渡せていた美琴に何故か感動したww
207 :1 ◆e7neESKY4A :2011/02/21(月) 20:11:39.96 ID:ZZcppreso
どうもこんばんは。なんか久しぶりな感じ
大体22時前後から投下しますね〜
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 21:46:21.36 ID:ZZcppreso
さて投下しますー
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 21:53:18.35 ID:ZZcppreso
翠星石「蒼星石、。いつのまに人間になっちまったですか!?あわわ・・・」

蒼星石「いや僕はこっちだから」

翠星石「・・・あり?」

絹旗「何か勘違いしてませんか?私の超絹旗最愛ですよ」

翠星石「超絹旗?・・・変な名前ですね」

蒼星石「超が苗字なの?」

絹旗「超は超口癖なだけです!きぬはたさいあい!苗字はきぬはたですよ!」

翠星石「やべーですよ・・・コイツめんどくさいです」

絹旗「・・・超失礼な子です」イラッ
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 21:59:25.77 ID:ZZcppreso
蒼星石「翠星石、初対面の人にそういう事を言ったらダメでしょ?」

翠星石「う・・・す、すまんです超きぬはた」

絹旗「・・・もう超いいです」

蒼星石「それにしても・・・う〜ん」まじまじ

絹旗「なんですか?」

蒼星石「確かに似てるね。僕と」

絹旗「そうですか?超感違いな気がしますけど・・・」

翠星石「いやそっくりですって!蒼星石の帽子をかぶってみたらもっと似てるですよ!」

絹旗「蒼星石・・・って名前ですか?超変わってますね」

蒼星石「そうかなぁ?」
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 22:15:53.72 ID:ZZcppreso
翠星石「は!いやそんな事よりもですね超きぬはた」

絹旗「・・・なんですか」

翠星石「早くこのお金を入れて欲しいです。メダルゲームやりたいです!」

絹旗「あ、そうですね。超貸してください」

翠星石「お願いするです」ハイ

絹旗(・・・しかしこの子達、超小さいですね。どこの子でしょうか?)

ジャラジャラジャラジャラ〜

絹旗「ん、どうぞ」

蒼星石「おお、ありがとう超きぬはたさん」

絹旗「いえいえ、どういたしまして」
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 22:31:19.54 ID:ZZcppreso
絹旗「それじゃ、私は超このへんで」

翠星石「ありがとうです〜」フリフリ

蒼星石「また合ったときはよろしくね」

絹旗「ええ。それでは」フリフリ

スタスタ・・・

翠星石「変わった喋り方ですね」

蒼星石「人のこと言えないでしょ?」

翠星石「ん?」

蒼星石「ん?」
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 22:39:02.93 ID:ZZcppreso
絹旗「・・・超変わった子も居たもんですね。さて、麦野達は何処に・・・」


美琴「あ、何ガン飛ばしてんのよ?」

麦野「誰もガン飛ばしてないわよ。因縁付けてんじゃねーぞコラァ」

美琴「うるさいわよアンタ。口臭いからあんまり近寄らないでくれる?」

麦野「あぁ?てめぇ耳遠いだろうから親切で近づいてやってんだろうがボケコラカスコラ」

美琴「何ですって?」ピキ

麦野「お?文句あんの?あぁ?」ピキピキ

フレンダ「あ、あの・・・お二人とも・・・その・・・」

美琴「あ?消し炭にされたいのアンタ」ギロ

麦野「真っ二つにするわよアンタ」ギロ

フレンダ「ヒ、ヒィィ・・・」ガクガク


絹旗「あ、これ超ヤバい。逃げましょう」タタタタ
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 22:53:38.64 ID:ZZcppreso
絹旗「と言うわけで超戻ってきました」

蒼星石「へ?何で?」

絹旗「まぁ色々あって・・・しばらく私も超一緒に遊んで大丈夫ですか?」

翠星石「いいですよ〜」チャリーン

絹旗「じゃあ私も超メダルに交換してきましょうかね」

蒼星石「超きぬはたさん、僕らの使う?」

絹旗「・・・いいんですか?」

翠星石「構わんですよ。なんかちょっとづつ増えてきたですし」ジャラ

絹旗「あ、ありがとうございます。・・・えーと」

翠星石「翠星石です」

絹旗「・・・翠星石ですね。超よろしくおねがいします」

翠星石「ん!」
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 23:04:04.15 ID:ZZcppreso
ーーーー・・・

黒子「・・・どうしましょうか、アレ」

御坂妹「ふむ、あれは確か・・・第4位の麦野沈利でしょうか?」

黒子「第4・・・えぇ!?レベル5ですの!?」

御坂妹「そうです。とミサカはテキトーに相槌を打ちつつこの光景を見守ります」

黒子「なるほど・・・お姉様と同じレベル5・・・」



フレンダ「あ、あの、イタイ、イタイ・・・喧嘩は止めなよ、結局時間の無駄イタイイタイイタイ!!!!」ギリギリ

麦野「あ?口挟んでんじゃねーぞコラァ!」

美琴「叫んでんじゃないわようるさいのよアンタコラァ」

麦野「あぁ?何だコラてめコラァ?」



黒子「なんでコラコラ問答を・・・?」

御坂妹「醜い争いですね」
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 23:11:55.22 ID:ZZcppreso
〜おまけ〜

浜面「・・・」ビシビシビシ

滝壺「・・・」ビシビシビシ

GO!<ペカッ!

滝壺「!」

浜面「ん?どうしたんだ?」

滝壺「はまづら、なんか光ってる」

浜面「お、ペカッてるじゃん。ちょっと回してみて」

滝壺「うん」ペシッ

浜面「・・・よっ、よっ、ほっ」ビシビシビシ

川川川
7 7 7 ピタッ

滝壺「はまづら、すごいね」キラキラ

浜面「・・・そうかぁ?」
217 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/02/21(月) 23:19:08.07 ID:ZZcppreso
今回はここまで。
ようするに超きぬはたと翠星石達が出会ったわけです。
フレンダも何かと美味しいので登場。いいね。

浜面と滝壺はジャグラー打ってますね。
ペカリ待ちのスロットです。

次回は25日投下予定です。
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/22(火) 01:48:13.80 ID:qnHGffDdo
ドキドキ……島
219 :1 ◆e7neESKY4A :2011/02/25(金) 22:08:22.77 ID:dKCalpxGo
こんばんは〜。
なんとか投下出来そうなので一安心。

今回は別のお話です。
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/25(金) 22:09:11.29 ID:4acLWGpSO
よしきた
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/25(金) 22:12:22.62 ID:dKCalpxGo
ーーーー・・・

上条「はぁ・・・」

土御門「どうしたカミやん、お得意の不幸話か?」

青ピ「正直カミやんの不幸話は聞き飽きたんやけどなぁ」

上条「うんにゃ、不幸話っつーか・・・ちょっと悩んでるだけだよ」

土御門「恋の悩みかにゃー?」

青ピ「なんやなんや!カミやん好きな子出来たんか!?ボクに紹介してーな!」

上条「そんなんじゃねーよ!欲しい物があるってだけだよ!!」

青ピ「何やねん、しょうもないなぁ」

上条「うるせーよ」
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/25(金) 22:19:29.37 ID:dKCalpxGo
土御門「で、カミやんの欲しい物って何だぜよ!?」

上条「具体的には決まってないんだけどさ、移動手段が欲しいんだよ」

青ピ「親から貰った足がありますやん」

上条「しかしこんな足にも限界がある。タイムサービスを数回連続で逃してしまった上条さんは悟ったんですよ」

土御門「何連チャンしたんだにゃー?」

上条「・・・5連チャン」

青ピ「なんやて!?あのカミやんが!あのMrタイムサービスの異名を持つカミやんが!!」

上条「もってねーよ」

土御門「それにしても5連チャンか・・・痛々しいぜい」

上条「・・・ホントだよ」
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/25(金) 22:29:00.37 ID:dKCalpxGo
青ピ「まぁ言いたいことは分かったけどなぁ、とりあえずチャリンコでも買えばええやん?」

土御門「原付でも良いと思うぜい?」

上条「そりゃあ欲しいさ。でも金がないの!ノーマネー!」

土御門「・・・切実だにゃー」

青ピ「そんじゃ原付は夢のまた夢やね。んでご予算は如何なもんでしょ?」

上条「・・・予算というか、今月自由に使える残りの金額はデーセンですよ」

青ピ「デーセンやて・・・?チャリンコ買うたら禁欲生活やないかい!」ガビーン

土御門「なるほどにゃー。要するにお金が無いのでタダ同然でチャリンコが欲しいと」

上条「ぐ・・・その通りです。何かいい方法は無いでしょうか?」
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/25(金) 22:39:08.44 ID:dKCalpxGo
土御門「・・・あるぜ。取っておきの方法が・・・な」

上条「うおっ!?真面目モードになりやがった!!」

土御門「いいかカミやん?その方法を教えて欲しかったら・・・四索を寄越せ」

上条「わ、分かった!」トン

土御門「よっしゃーロン!メンタンピンドラドラ!!」ジャラーン

上条「なにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!?!?」

青ピ「お、ウラもあるで」

土御門「さーてカミやん、さっさと点棒寄越すんだにゃー。跳満だぜい」

上条「ち、チキショウ・・・鬼め・・・」プルプル



小萌「学校で秋刀魚なんかやるんじゃねーです。没収するのです」スタスタ

青ピ「あぁぁぁぁん!!!!」ビクビク

土御門(コイツはもう駄目だな・・・)
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/25(金) 22:46:09.57 ID:dKCalpxGo
上条「・・・で、取っておきの方法ってなんなんだ?」

土御門「ん?あぁ、実はだにゃー・・・これの事だぜい!!」ズビシ

上条「・・・【放置自転車撤去のお知らせ】?」

青ピ「ふぅ・・・ガッコの駐輪場に放置してあるチャリンコを処分するでーって事やでカミやん」

上条「勿体無い事するなオイ・・・ん?撤去だと??」

土御門「そうだぜいカミやん!処分するチャリンコならタダで手に入る可能性があるって事だにゃー!!」

上条「な、なんだってー」

青ピ「そういやそろそろ撤去作業が始まる頃やないの?」

上条「でかした青ピ!駐輪場に行ってくるわ!」ピャー



土御門「上手く行くとは思えないけどにゃー」ニヤニヤ

青ピ「そりゃ普通はくれへんよなぁ。土御門くんも意地悪やね」
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/25(金) 22:57:20.50 ID:dKCalpxGo
ーーーー・・・

黄泉川「あんだけ知らせたってのに全然減ってないじゃん」

小萌「うーん、処分するにもお金がかかりますからねぇ」

黄泉川「それは分かるけど、個人で買ったものはきちんと個人で処分するのが常識ってもんじゃんよ!」

小萌「黄泉川先生は正しいですよ。でもこうなってしまったものは仕方が無いのです」

黄泉川「・・・はぁ、仕方ない。業者に連絡するじゃんよ」

小萌「ま、そんなに気を落とさずに・・・」


上条「せんせぇぇーー!!」タタタ

小萌「あれ、上条ちゃん!?」
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/25(金) 23:05:12.82 ID:dKCalpxGo
上条「ぜぇ、ぜぇ・・・間に合って良かった」

小萌「何がです・・・あ、もしかして麻雀一式を返して欲しいんですか?」

黄泉川「・・・麻雀一式?学校に何しに来てるじゃんよ上条!」ギロ

上条「ヒィ・・・!い、いやですね、別件ですよ先生方」

小萌「?」

上条「ここの放置自転車が撤去されると聞いて飛んできたんです!」

黄泉川「・・・お前も放置させたタチか??」ギロ

上条「違いますよ・・・放置自転車を一台貰えないかなと思いましてですね、ハイ」

小萌・黄泉川「はぁ??」
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/25(金) 23:09:16.75 ID:dKCalpxGo
黄泉川「こんなの貰ってどうするじゃんよ?」

上条「修理すれば使えるかな?と思ったんですが・・・」

小萌「・・・い、いやぁ・・・その、放置自転車ってのは大概ボロボロですよ?」

上条「えぇっ!?マジですか」
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/25(金) 23:15:57.21 ID:dKCalpxGo
>>228
ミス(´・ω・`)

黄泉川「こんなの貰ってどうするじゃんよ?」

上条「修理すれば使えるかな?と思ったんですが・・・」

小萌「・・・い、いやぁ・・・その、放置自転車ってのは大概ボロボロですよ?」

上条「えぇっ!?マジですか」

黄泉川「そりゃそうじゃんよ。乗れる自転車を放置するバカは居ないじゃん」

上条「そ、そんな・・・」ガックリ

黄泉川「・・・そんなに自転車がほしいじゃん?」

上条「ハイ・・・自転車が・・・自転車が欲しいです・・・」シクシク

黄泉川「よし分かった!お前ウチに来るじゃんよ!」ズビシ



上条・小萌「・・・ええええええええええええ!?」ビクーーーン
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/25(金) 23:22:19.23 ID:dKCalpxGo
黄泉川「・・・なんか変なコト言った?」

小萌「い、いやですね・・・いきなり生徒を家に呼び出すなんて・・・愛の営みかリンチのどっちかしか無いですよ!?」

上条「小萌先生、色々と極端ですね・・・」

黄泉川「別に変な意味じゃないじゃん。ウチに自転車が余ってるからそれをくれてやるじゃん・・・ママチャリだけどほぼ新品だし」

上条「ママチャリですか!そんなのが欲しかったんです!!」

小萌「ほほう、上条ちゃんは家庭的なのですね」

上条「・・・お察し下さい」

黄泉川「で、どうするじゃん?学校が終わったら見てみるか?」

上条「是非!お願いします!」

黄泉川「うむ、良い返事じゃん」
231 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/02/25(金) 23:28:35.27 ID:dKCalpxGo
というわけで今回はここまで。
サブタイトルは【幻想殺し、自転車を買う】とかどうでしょうか?もう貰うとか言ってる時点で買ってないけど
黄泉川先生の家に行くってことはもうお分かりですよね?

次回投下は3/2(水)を予定してます。
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/26(土) 13:26:28.35 ID:NbZ/JBwSO
おもしろかた
次回楽しみにしてる
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/28(月) 19:46:29.88 ID:62qviZrYo
こっからさきはry

234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 02:41:31.41 ID:3UUFk7bAO
すまん、デーセンってなんだ?
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 05:10:21.55 ID:Dns5DnYxo
古い業界用語だね
2千円のこと
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 11:14:12.46 ID:3UUFk7bAO
>>235
ありがとう
237 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/03/02(水) 20:16:20.57 ID:CagadnoEo
こんばんはー。今日は寒いですね・・・
22時頃から投下したいと思います。

>>234
もう説明して下さってる方がいらっしゃいますが一応。
デーセンとは二千円の事を指します。
由来はドレミファソラシドです。

日本語だと【ドレミファソラシド】ですが、
これが英語だと【CDEFGABC】となります。
更にこのCDEFGABCをドイツ語に訳すると
ツェー、デー、イー、エフ、ゲー、アー、ハー・・・といった読み方になります。
これらがそれぞれ123456789に対応するというわけです。

つまり
2=レ=D=デー→デー千円→デーセン

こんな感じになるわけです。
なんか自分でも書いててわけ分からなくなってきましたが、そういう事なのです。多分
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 00:12:36.25 ID:66EfZREZo
           ,. '"´ ̄ ̄``ヽ、
            , ィ,.'´   ̄ ̄``ヽ、 \
         / /. : : : : :,.イ: :ハ、: : : :`ヽ \
           / /: : /: :/ /::/リ`ヽ:.:l: : : :V ヽ
          ``|: |: l∠__,// ー‐Y: : : :l  |
            |::W -==     =-}:/. /L_|
          \{ ///    ////l/.:./: : i      まぁーだぁーでぇーすぅーかぁー?
            ,八     △   ∠:ノ: : : l
            /: } ゝ      ,. イ 7 }: : :l
         /. : } j: :`エニエ´.:.:.l/ }: : :.i
           //´`}  「¨`介「``7/ /L: : : l
        //  }  レイ ハト、 / / `ヽ: :.l
         //   }  1 l:l f。j!}.V /    l: :.l
      /.:l   1  1 l:! f。j!}'  ′    l: : l
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     ヽ\   / Y´ X )       l::|   ヽ:.
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 00:41:20.16 ID:r7SsVWPA0
たぶん寝落ちでもしているんだろう
今はそっとしておこうぜ
240 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/03/03(木) 09:17:54.64 ID:jTqvAgMgo
【お詫び(2回目)】
私、先日のレスの後に22時まで仮眠をとろうと思い炬燵で音楽を聴きながら目を瞑りました。
そして気がつくと朝の9時になっておりました。要するに約半日も寝ていたわけです。
ご迷惑をおかけしましたことを、ここにお詫び致します。

今日の22時頃に必ず投下します!すいません、何でもしますから許してください!オナシャス!
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 11:56:08.25 ID:0tZEHe3Yo
以後、炬燵禁止で
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 13:41:13.87 ID:JjXDq5/Xo
ん?今何でもするって言ったよね?
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 18:18:28.66 ID:ytpn3BHto
窓際いってシコれ
244 :1 ◆e7neESKY4A :2011/03/03(木) 22:18:26.70 ID:jTqvAgMgo
こんばんは〜。
それでは投下します!
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 22:26:41.17 ID:jTqvAgMgo
ーーーー・・・

禁書「うーす」

金糸雀「かしらー」

黄泉川「・・・こいつらは?」

上条「えーと、訳ありの同居人です。電話で呼んでおいたんですよ」

禁書「事情はあんまり詮索しないで欲しいかも」

黄泉川「・・・まぁウチもウチだし、変な事言えないじゃん」

上条「??」

黄泉川「それじゃお前ら、車に乗るじゃんよ」

3人「はーい」
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 22:33:40.45 ID:jTqvAgMgo
ブロロロー

禁書「とうとう自転車を買うんだねとうま!」

金糸雀「おめでたいかしら〜」

上条「いや買わないって!先生から貰うって言っただろうが!」

黄泉川「あっはは、人の話は良く聞くじゃんよ」

禁書「だってカナがそう言ったんだもん!」

金糸雀「ゴメン、聞き違えたかも・・・」

上条「何で禁書が偉そうなんだよ。電話取ったのはカナだろうが」

禁書「う・・・機械は苦手なんだよ」

金糸雀「いい加減その苦手意識を無くして欲しいかしら」フンス
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 22:40:43.94 ID:jTqvAgMgo
黄泉川「機械が苦手っても電話くらいは出来るんじゃんよ?」

上条「コイツは機械だけはダメなんですよ・・・」

金糸雀「最近はカナが家事をやってるかしら。キンちゃんは食べてTV見て寝てるだけ」

黄泉川「ニートじゃん!なんかやれ若者よ」

禁書「ぐ、ぐぬぬ・・・私だって色々と忙しいんだよ!」

金糸雀「例えば?」

禁書「・・・洗濯物を取り込んだり」

上条「それは助かるけどさ、他は?」

禁書「・・・さあ???」

金糸雀「いやさあ???じゃなくて」
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 22:55:31.56 ID:jTqvAgMgo
禁書「・・・ごめんなさい、あとは食べてカナミン見て寝てるだけのウンコ製造機です・・・」ガタガタ

上条(自覚はあったのか・・・)ガビーン

黄泉川「何言ってるじゃん。そんな事言ってる余裕があるならさっさと家事を覚えて上条に楽させるじゃん」

金糸雀「カナミンなんか観てるからそうなるのかしら。くんくん見ればOKかしら」

禁書「いや、あれは別にいいかも」キッパリ

金糸雀「(´・ω・`)」

上条「それじゃあ帰ったら洗濯機の使い方でも教えてやるよ」

禁書「分かった。頑張るかも!」

キキーッ

黄泉川「よーし、着いたじゃん」
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 23:08:36.87 ID:jTqvAgMgo
デーン!

上条「DEKEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1」ビクーン

禁書「うっはぁ、学生寮とは比べものにならないかも」

金糸雀「この給料泥棒!」

黄泉川「なんでそこまで言われなきゃいけないじゃん?一人暮らしじゃないからな」

上条「あれ?結婚されてたんですか?」

黄泉川「独身で悪かったじゃんよ」

禁書「・・・ルームメイトでもいるのかな?」

黄泉川「そうそう、同居人が居るじゃんよ」

金糸雀「なるほど、だからこんなマンションに住めるのね」

黄泉川「そういう事じゃん」
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 23:15:40.55 ID:jTqvAgMgo
上条「なるほど・・・で、先生。自転車の方は?」ソワソワ

黄泉川「ん?そうだったな・・・」

<あー!ヨミカワー!

禁書「・・・あぁ、あなたは」

打ち止め「お帰りなさいーってミサカはミサカはお帰りの抱擁をしてみたり」ガバッ

黄泉川「いや、帰ってきたんじゃなくてちょっと寄っただけじゃん」

打ち止め「えー・・・」

上条「打ち止め、元気そうだな」

打ち止め「あー、アナタも来たんだ!ってミサカはミサカは突然の来訪者に驚きを隠せなかったり」

禁書「私もいるのになぁ」

金糸雀「カナもー」
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 23:24:29.11 ID:jTqvAgMgo
打ち止め「うわわわ、こんなにいっぱいお客さんが来たのは初めてかも!ってミサカはミサカは狼狽えてみたり」オロオロ

上条「俺らは遊びに来たって言うか、自転車をもらいに来ただけなんだけどな」

打ち止め「へ?自転車??」

黄泉川「そうじゃんよ。ってなわけで持ってくるからちょっと待ってるじゃん」スタスタ

上条「あ、お願いします」

打ち止め「えーと・・・金切り声だっけ?」

禁書「違うよ、カポエラだよ」

金糸雀「か・な・り・あ!」ムキーー!
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 23:35:58.01 ID:jTqvAgMgo
上条「あれ、お前たちは面識あるのか?」

禁書「当たり前なんだよ!」

金糸雀「ねー」

打ち止め「うん!まだ数えるほどしか会ったこと無いけどってミサカはミサカは正直に言ってみる」

上条「そっか。二人とも、打ち止めと仲良くしてやってくれよな」

金糸雀「カナは誰とでもフレンドリーがモットーかしら。薔薇乙女は人間を不幸にする存在じゃないのかしら!」

禁書(そんなモットーがあったんだ・・・)

打ち止め「大丈夫だよ!みんな仲良しだからってミサカはミサカは満面の笑みでアピールしてみたり」

上条「うんうん、いい事だ。上条さん安心しましたよ」
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 23:44:49.13 ID:jTqvAgMgo
<おーい、持ってきたじゃんよー!

上条「あ、先生が戻ってきたぞ」

打ち止め「あれがウチの自転車だよ!ってミサカはミサカは自慢してみたり」

禁書「・・・ピンクだね」

金糸雀「・・・ピンクかしら」

上条「・・・ピンクかぁ」

黄泉川「うん、やっぱそんな反応になっちゃうか。仕方ないじゃんよ」

上条「色はアレですけど、しっかりしてる自転車ですね。綺麗じゃないですか」

黄泉川「全然乗ってないからな。4〜5回しか乗ってないような?」

禁書「えっ?それじゃほぼ新品じゃないの?」

黄泉川「そういう事になるじゃん」
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 23:55:04.07 ID:jTqvAgMgo
上条「よし、禁書。ちょっと後ろに乗ってみろよ」トスン

禁書「う、うん・・・」ストン

黄泉川「おー、結構サマになってるじゃん」

打ち止め「うんうん、ジブリのワンシーンみたいだねてミサカはミサカはニヤニヤしてみたり」ニヤニヤ

上条「ちょっとサドルが低すぎるかな?あとで調整するかな」

黄泉川「どうだ?こんなのでいいならあげるじゃんよ」

打ち止め「え?あれってヨシカワが乗るって買ったヤツじゃないの?」

黄泉川「いいのいいの、アイツ全然乗ってないし」

上条「是非、頂きたいと思います。先生」

黄泉川「そうか、それじゃくれてやるじゃん!」
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 00:05:28.07 ID:ktX/vGabo
金糸雀「カナも!カナもー!」

禁書「ん、じゃあ私が抱く形になるのかな?」

打ち止め「それじゃちょっと不安定じゃないかな?ってミサカはミサカは分かりきった疑問を漏らしてみたり」

上条「あ、その点は大丈夫だ」

禁書「・・・大丈夫なの?」

上条「カナ、ちょっとこっちに」

金糸雀「ん?」ヒョイ

上条「よっと」ポフン

金糸雀「・・・とうま、ここ荷物用のカゴじゃないの?」

上条「キツイか?」

金糸雀「・・・そういう問題じゃないかしら」

打ち止め「プッ・・・!」プルプル

金糸雀「笑うな!!!!」
256 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/03/04(金) 00:09:36.03 ID:ktX/vGabo
とりあえず今回はここまでです。
上条さん、禁書、カナのトリオは割とお気に入りです。

>>241
炬燵にPCをセットしてるんだなあ、申し訳ないんだなあ

次回投下は・・・日付が変わってしまいましたが、3/4の夜にできたらいいなーと考えてます。
無理なら追って連絡します。
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 00:11:32.35 ID:V7+4V0pPo
>>256
乙!
いいなあこの3人


> 炬燵にPCをセットしてるんだなあ、申し訳ないんだなあ
ならばコタツ布団没収
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/04(金) 00:30:27.89 ID:b77mt+sno
禁書と書いてキンデックスと読むのかしら?
ウンコ製造機わろた
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 01:39:50.09 ID:7CLW3xgZo
このSSを読んで気付いたことがひとつ
禁書には僕っ子が足りない
260 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/03/04(金) 19:44:58.37 ID:ktX/vGabo
こんばんは〜。
どうやら今日も投下できそうです。22時くらいまでお待ち下さいませ。

beat#FREEになったと聞いてゲーセン行ったらツアー全解禁は無し+オリコも解禁なしとかもうね。
OTHERを今更ちまちま解禁しろと?マジコンマイ
261 :1 ◆e7neESKY4A :2011/03/04(金) 22:57:43.85 ID:ktX/vGabo
ちょっと遅くなりましたが投下します!
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 23:03:36.18 ID:ktX/vGabo
黄泉川「よし、それじゃあ自転車の譲渡も無事終わったことだし私は仕事に戻るじゃん」

上条「わざわざありがとうございました」ペコ

黄泉川「そういや何でこの二人を一緒に連れてきたんだ?」

上条「この3人で行動するのが結構多いから自転車も3人くらい乗れるか確認したかったんですよ」

禁書「私とカナが乗っても大丈夫だったもんね」

金糸雀「ちょっと、カナはカゴで確定なの?」

打ち止め「お荷物さんって事だねってミサカはミサカは悲しい現実をそっと受け止めてみたり」ホロリ

金糸雀「・・・だからそういうの止めてもらえるかしら?」
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 23:12:39.32 ID:ktX/vGabo
黄泉川「じゃあ私は行くけど、お前らは大丈夫か?」

上条「ハイ、道は覚えてるので帰れると思います」

黄泉川「分かったじゃん。それじゃ打ち止め、いい子にしてるじゃんよ」

打ち止め「ラジャった!」ビシ

黄泉川「今日は定時で上がれるから、メシもそれに合わせて作って欲しいじゃん」

打ち止め「・・・あのね、ヨシカワは今居ないの。居るのはあの人だけってミサカはミサカは衝撃の事実を明らかにしてみたり・・・」

黄泉川「はぁ?何処行ってるじゃんよアイツは」

打ち止め「天気がいいからちょっと散歩してくるって言ってたかも」

黄泉川「・・・腹が立つじゃん」
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 23:20:44.81 ID:ktX/vGabo
上条「そうだ!先生、もし良かったら俺らがどうにかしましょうか?」

黄泉川「んー?いや大丈夫じゃんよ、いざとなったらアイツが居るし・・・」

禁書「・・・断られてるし」

黄泉川「メシはいいから、打ち止めと遊んでやってくれないか?どーせ恩返しのつもりで言ってみたじゃんよ?」

上条「そ、その通りです・・・」

黄泉川「打ち止めは遊ぶ相手に飢えてるっぽいし、少し相手してやって欲しいじゃん」

禁書「それくらいならお安い御用なんだよ!」フンス

金糸雀「遊ばせたら一番と言われてるこのカナにお任せかしら!」フンス

上条(そんなの初めて聞いたぞ・・・)
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 23:31:31.88 ID:ktX/vGabo
黄泉川「それじゃあ頼むじゃ〜んっよ」バタン

ブロロロ〜

打ち止め「行ってらっしゃーい!」フリフリ

禁書「いやぁ、忙しい人なんだよ」

金糸雀「警備員もやってるらしいし、多忙なのね」

上条「体育教師の独特のテンションも備わってるしな」

禁書「体育の先生なの!?結構美人なのに・・・」

金糸雀「残念美人かしら〜」

打ち止め「ヨミカワは残念じゃ・・・残念かもってミサカはミサカは否定しきれない自分を発見したかも」

上条「先生、アンタ罪な人やでぇ・・・!」
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 23:41:57.51 ID:ktX/vGabo
打ち止め「それじゃあみんな、お部屋に案内してあげるね!ってミサカはミサカはいきり立ってみたり!」

上条「へ?いいのか?」

打ち止め「一度、お友達を部屋に案内するのが夢だったの〜」

禁書「?変わった夢だね」

金糸雀「そこまで言われたら仕方が無いかしら。ズカズカ土足で上がってやるのかしら!」

打ち止め「えっ!?土足で!?」ビクッ

上条「あいつらの話は基本聞き流していいからな」

禁・金「おい」
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 23:51:25.06 ID:ktX/vGabo
ーーーー・・・

打ち止め「ミサカたちのおうちはこ↑こ↓」

上条「は〜、綺麗だなこのマンション」

禁書「きっとお高いんだろうね」

金糸雀「こういうとこでじわじわ格差が・・・」

上条「あんま悲しいこと言わないでくれる?」

ガチャ!

打ち止め「ただいま〜」テテテテ

上条「おう、玄関も広いな・・・」
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 00:00:37.51 ID:mD64vPCTo
上条「お邪魔しまーす」スタスタ

禁書「私もおじゃましますっと」スタスタ

金糸雀「むむ、偵察乙女の血が騒ぐけどここは素直に潜入するかしら」テテテテ

禁書「・・・何言ってるの?」

金糸雀「気にしないでいいかしら」

禁書「そうなの?」



「オウ、何処行ってたンだクソガキ」

打ち止め「お友達、連れてきたの!」

「友達だァ?」



上条(ん?あの声・・・何処かで・・・??)
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 00:00:54.65 ID:LlYfX8eao
>こ↑こ↓
あのさぁ・・・
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 00:07:16.76 ID:mD64vPCTo
一方「あァ、なんかわざわざすンませンねェ・・・」

上条「あぁ、いえいえこちらこそ・・・」

一方「・・・」

上条「・・・」

禁書「あ、あくせられーただ」

金糸雀「ほんとだ、あっくんだ」

打ち止め「あ、あれ?二人ともどうしたのかな?ってミサカはミサカは少し雰囲気が変わったことに驚いてみたり」



上条「不幸だ・・・」

一方「あァ、不幸だな・・・」
271 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/03/05(土) 00:09:29.33 ID:mD64vPCTo
本日の投下はここまでです。
一方さん登場。ようやくって感じですね。
自転車編はあと1回くらいの投下で終わるかな?と考えております。

次の投下は3/9(水)の予定です。
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 00:57:51.36 ID:6r9CfVmlo
カナと打ち止めってどこかで面識あったっけ?
273 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/03/05(土) 02:19:56.07 ID:mD64vPCTo
>>272
会ったことがある、と言う事にしておいて下さい。
基本的に都合がいいように進むSSですのでそこは勘弁して下さい(´・ω・`)
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 08:42:47.00 ID:RKbRx8LAO

つまり、あとで禁金ペアが通行止めと出会う話があるんですねわかります
275 :1 ◆e7neESKY4A :2011/03/09(水) 22:04:22.06 ID:yjhsZn9mo
こんばんは〜。
予定通りの投下開始!
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 22:11:00.78 ID:yjhsZn9mo
ーーーー・・・

一方「ホラよ」コト

上条「あ、サンキュー・・・」

一方「・・・」

上条「あ、あのさ」

一方「何だァ?」

上条「これさ、何コーヒーってんだ?上条さんあまりコーヒー飲まないからよく分からないんですよ」

一方「・・・インスタントだ」

上条「え、あ、そ、そうか」ズズ



一方・上条(・・・気まずい)ガビーン
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 22:19:50.62 ID:yjhsZn9mo
上条「・・・そ、そういえばさ」

一方「あァ?」

上条「最近どうなんだ?何かあったか?」

一方「何言ってやがる。なにか無い方が珍しィぜ」

上条「・・・そうか。打ち止めとは?」

一方「無ェよ!!」

上条「・・・ですよね」

一方「クソが・・・何なんですかねェヒーローさンよォォ・・・からかいにわざわざやってきたンですかァ??」

上条「いや、違うに決まってるだろ!」ビクッ
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 22:37:09.05 ID:yjhsZn9mo
上条「全くの別件だよ。俺は自転車をもらいに来たんだ」

一方「自転車だァ?」

上条「あぁ。黄泉川先生がくれるっていうから・・・てか先生が言ってたルームメイトってお前たちだったんだな」

一方「・・・本当はまだ居るけどなァ。何処かに出かけちまった」

上条「同年代か?」

一方「・・・ババァだな」

上条(そうとう年上なのかな?)

一方「多分自転車ってのはピンクのアレだろ?」

上条「そうそう。綺麗だったよ」

一方「アイツ・・・買ったのは良ィけど乗ったとこ見たことねェからな。譲渡して正解だろォな」
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 22:41:56.37 ID:yjhsZn9mo
金糸雀「そこはやはり策士の金糸雀!自慢のヴァイオリンで襲ってくる暴漢共をちぎっては投げ、ちぎっては投げ!」

打ち止め「ミサカ知ってるよ!アナタのヴァイオリンは不思議な力があるって!」

金糸雀「ノンノン、カナと呼んで欲しいかしら」

打ち止め「カナ!ってミサカはミサカはくだけたあだ名に少々違和感を覚えてみたり」

金糸雀「違和感って何かしら!?ぴったりかしら!」

禁書「あ、お菓子発見なんだよ」

上条「あ、コラ禁書!人様のモノを勝手に食べようとしない!!」



一方「・・・まるで子守だなァ。メンドくせェメンドくせェ」
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:08:50.09 ID:yjhsZn9mo
禁書「あくせられーたもこっちにおいでよ。みんなで遊ぼう?」

一方「・・・俺のこたァどーだって良ィンだよ。あのガキと戯れてろ」

禁書「ふーん・・・」テテテテ

上条「ふぅ、悪いな。アイツ食べ物のことになると見境が無くなるんだよ」

一方「知ってらァ。ありゃバケモンだからなァ」

上条「バケモンか。言えてるな」

金糸雀「キンちゃん、とうまがキンちゃんのことバケモノだって」

禁書「・・・と〜ま〜!!!!」ギラリ

上条「OK、少し落ち着け禁書あいだだだだだだだだだだ!!!!!」

一方「馬鹿かコイツら」
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:23:24.05 ID:yjhsZn9mo
打ち止め「へぇ、カナって耳がいいの?」

金糸雀「うーん・・・やっぱ音を操るから自然と耳が良くなったのかもしれないかしら」

禁書「ふぅ、カナのヴァイオリンはものすごいんだよ」

上条「いったた・・・カナの能力はすごいよな。多分学園都市的に言えばレベル4はあるんじゃないのか?」

一方「コイツ、そんなに凄かったのかァ?」

金糸雀「・・・ピチカート」

ピカッ!

打ち止め「うわわ!ってミサカはミサカは驚きのあまり後退してみる・・・」

金糸雀「ピチカート、ヴァイオリンをお願い」

ピチカート「!」ピカッ
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:39:06.04 ID:yjhsZn9mo
一方「・・・それがテメェの能力か?」

金糸雀「これ自体は能力でもなんでもないけれど・・・」

打ち止め「わー、わー、ヴァイオリンだ!本物は初めて見たー!」

金糸雀「おさわり300円かしら」

上条「高いなオイ」

金糸雀「カナがやろうと思えばこの部屋を吹き飛ばすことも可能よ。更に吹き飛ばしたあと全てを元に戻すこともね」

禁書「時間のゼンマイなんて反則なんだよ・・・」

上条「てか一方通行・・・お前見た事あるぞ?多分?」

一方「・・・覚えてねェなァ。本当か?」

上条「カナ、お前忘れられてるぞ」

金糸雀「・・・いいもん。慣れてるもん」シクシク
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:55:36.31 ID:yjhsZn9mo
打ち止め「カナ、何か弾いてみて?ってミサカはミサカは少しウキウキしながらリクエストしてみる」

金糸雀「それじゃなんか適当に・・・G線上のアリアを」

〜〜〜♪

金糸雀「あれ、ちょっとまって・・・音がおかしいかしら」

禁書「何やってんのカナ、日頃のメンテナンスは大事なんだよ!?」

金糸雀「め、面目ないかしら・・・」

打ち止め「まだ?ねぇまだってミサカはミサカは無い尻尾をふりふりさせて待ってみたり」

一方「ヴァイオリン・・・やっぱ覚えてねェなァ」

上条(カナ・・・やっぱ陰が薄いのか?一応死闘だったのに・・・可哀相な薔薇乙女)ホロリ
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/10(木) 00:07:01.15 ID:HuM31zTio
上条「・・・そうだ、一方通行。アドレス教えてくれよ」

一方「気持ちわりィなオイ」

上条「何でだよ!一応連絡手段はあったほうがいいだろ?」

一方「・・・ククッ、俺と何の連絡を取り合うンだよ?」

上条「いや、結構縁があるだろ?俺たちさ」

一方「違ェねェな」

上条「ほら、携帯出せよ」

一方「・・・ふン、ホラよ」ヒョイ



打ち止め「あ!ミサカも二人のアドレスしりたーいってミサカはミサカは可愛らしいケータイを取り出してみたり!」

禁書「あ、家においてきたかも」

金糸雀「カナはケータイ持ってないかしら」

打ち止め「(´・ω・`)」
285 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/03/10(木) 00:15:38.14 ID:HuM31zTio
今回はここまで。
自転車編もとい通行止め編は終了です。このオチがやりたかっただけゲフンゲフン
G戦場のアリア名曲だよね

次回は13日(日)に投下したいと思います。
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/10(木) 01:25:17.13 ID:KEJJl/7Bo
G線上のアリアだろって名無しは名無しはMS-IMEのお馬鹿さんっぷりを指摘してみたり

いやマジで一般的に使わない同音異義語ばかり最初に変換してくるよな
Google日本語入力かATOKに乗り換えてもいいと思う
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/10(木) 01:31:28.85 ID:FeG+sKGDO
乙乙!
通行止めにもドール組の誰かがいるかと思ってたが…ぐぬぬ
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/10(木) 22:34:50.49 ID:uBt7pX9O0
「まだ」来てないだけじゃない?
まあ、前作を知らないから誰が来てないとかわかんないけど
289 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/03/11(金) 21:53:12.91 ID:1Q7sPATWo
一応生存報告。
地震凄いな・・・みなさん大丈夫でしょうか?
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/12(土) 00:18:20.91 ID:A0vh0ZIVo
生きてたか、安心した
ならばHKB
地震情報:http://ex14.vip2ch.com/earthquake/
291 :1 ◆e7neESKY4A :2011/03/13(日) 21:34:38.24 ID:QKN3PllDo
どうもこんばんは。

今夜投下すると予告しておりましたが、延期させて頂きたいと思ってます。
理由は大した事無いというか、まぁ地震・原発関連のニュースでが思った以上に辛くて投下する気になれないのです。
気が滅入ってきますね。津波の映像が怖すぎる。

そういう訳で今回はお休みです。
17日(木)に投下を予定しております。
もうしばらくお待ち下さいませ。
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/13(日) 21:46:24.42 ID:9ry92Wg+o
把握した
舞ってる
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/14(月) 23:06:55.70 ID:eUBmbqJK0
OK
まってるよ
294 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/03/16(水) 23:11:57.23 ID:mAOcPxsDo
すいません計算間違えてました。
18日(金曜日)でした。足し算間違えるとか終わってる(´・ω・`)
295 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/03/16(水) 23:14:35.94 ID:mAOcPxsDo
そんなわけで投下は18日の夜です。申し訳ない。
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/03/17(木) 03:29:36.07 ID:tKcel4GOo
足し算か、繰り上がりとかあるから仕方ない
297 :1 ◆e7neESKY4A :2011/03/18(金) 17:05:35.92 ID:I++vPuNfo
こんにちは〜。
まだ夜じゃないけれど投下します!
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 17:10:42.32 ID:I++vPuNfo
ーーーー・・・

黒子「・・・固法先輩、参りましたわ」

蒼星石「センパイ、何か用ですか?」

固法「ふ、ふふふ・・・」キィ

黒子「何でしょうか??」

固法「私が固法美偉である!」ドデーン!

蒼星石「知ってるよ」

固法「何よ、久々の登場に心踊ってるのに・・・」

黒子(久しぶりの登場って何ですの?)
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 17:15:13.48 ID:I++vPuNfo
固法「まぁ座って、牛乳でも飲んで・・・話をしようや・・・」コポポポ

蒼星石「センパイはいつでも牛乳だね」

黒子「まぁ思入れがあるんですのよ」

固法「はい、二人ともどうぞ」

黒子「あ、いただきます」

蒼星石「ありがとう」ペコ

固法「いえいえ・・・で、相談なんだけど」

蒼星石「相談ですか?」

黒子「人生相談ですの?」
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 17:20:04.85 ID:I++vPuNfo
固法「人生相談じゃないけれど・・・仕事のお話」

黒子「報告書ですの!?スイマセン、明日までには!!」

蒼星石(こないだ万引き犯をどさくさに紛れてボコボコにしちゃったのがバレた・・・?)

固法「報告書は明後日まででしょう?その話じゃないわよ」

黒子「では、何のお話で?」

固法「・・・声掛け事案についてよ」

蒼星石「声掛け・・・??」

黒子「もしかして、第十三学区で話題になってるアレですの?」

固法「流石に白井さんは知ってるわね」
301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 17:28:50.53 ID:I++vPuNfo
固法「【声掛け事案】・・・大人が小さい子供に声をかける事案の事よ」

蒼星石「??それは分かるけど・・・」

固法「いい?声掛け事案に色々あるのよ。白井さん!」

黒子「はい!ただ単に声を掛けるだけの【声掛け事案】から【つきまとい】【暴行】【公然わいせつ】、そして【強制わいせつ】・・・と区分は様々ですのッ!!」

固法「【軽犯罪法】や【迷惑防止条例違反】もあるわね」

蒼星石「へぇ、声をかけられるだけじゃないんだね」

固法「そう。で、今回の事案は・・・いろいろあるのよ」

黒子「いろいろ、ですの?」

固法「声掛け事案が多発してるのよ!!」

黒・蒼「な、なんだってー」
302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 17:36:33.03 ID:I++vPuNfo
固法「第十三学区・・・幼稚園や小学校が比較的多めのこの学区での声掛け事案は以前から多々あったのは間違いないわ」

黒子「よく聞く話ですわね」

蒼星石「この学園都市にもロリコンはいるんだね。あぁ嫌らしい嫌らしい」

固法「・・・」ズーン

黒子「先輩?」

固法「いい、今回多発してる声掛け・・・」



固法「小さい男の子を集中的に狙ってるのよ!!」



蒼星石「あっはは、学園都市終わってるね」

黒子「・・・」←あまり否定出来ない
303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 17:43:47.53 ID:I++vPuNfo
固法「そういった案件を纏めると、ここ一ヶ月で16件も」

黒子「じ、じゅうろく・・・」

蒼星石「根性が入ってるね。そういうの嫌いじゃないよ」

固法「さらにさらにさらに・・・どうやら同一人物である可能性が非常に高いの」

黒子「同一人物!?他の風紀委員は遊んでましたの!?」

蒼星石「労務損とはこの事だよね」

固法「遊んでたわけじゃないわよ。犯人の逃げるスピードがすこぶる速いの」

黒子「・・・能力者?」

固法「ぶっちゃけ、能力者だと思うわ」
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 17:45:51.33 ID:J5cR9ByYo
…あわきん?
305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/03/18(金) 17:48:35.49 ID:nVAHis5AO
あわきん……
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 17:51:29.52 ID:I++vPuNfo
蒼星石「うーん・・・いくら能力者でもそんなに捕まらないものかな?」

黒子「確かに・・・純粋な攻撃系の能力なら顔くらい幾らでも割れそうですが」

固法「光学迷彩や身体強化、空間移動あたりじゃないとこういう芸当は難しいわね」

蒼星石「記憶を書き換える能力とか?」

黒子「そんな事までして声掛けなんかやらないでしょう?」

固法「と、いうわけで・・・一方に捕まらない、顔すら割れないこの犯人。由々しき事態なの」

黒子「分かりました。蒼星石、しょっぴきに行きますわよ!」ガタッ

蒼星石「オーライマスター!」ガタッ

固法「待ちなさい」

黒子「え?まだお話が?」
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 17:56:44.42 ID:I++vPuNfo
固法「まず私たちの管轄外でしょ」

黒子「ぐ、ぐぬぬ・・・!」

蒼星石「こんな話をするって事は許可が降りたんでしょう?」

固法「まぁそうだけど・・・ここからが本題なの」

黒子「ここから?」

固法「さっきも言ったけど、この犯人は逃げ足がすこぶる速い」

蒼星石「風紀委員が待機しておけば?」

固法「それもやったけど、感づかれちゃうのよ」

黒子「・・・相当の手練ですわね」

固法「ええ。こんなのを野放ししてるといつの日や、罪もない男の子がトラウマを・・・」

蒼星石「これをきっかけに目覚めるかもしれないんだね!!」

固法「いやそういう事じゃなくて」
308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 18:00:29.05 ID:I++vPuNfo
固法「つまり、おとり捜査!これやるわよ!!」ババーン

黒子「おとり?」キョトン

蒼星石「捜査?」ポカーン

固法「幸いにもターゲットは男の子・・・いるじゃない。おとりに最適なのが」

黒子「・・・ああ」

蒼星石「誰がやるの?カザリさん?」

固法「貴女よ蒼星石」

蒼星石「・・・ぼく?なんで?」

黒子「いやそれこそ何で?って言いたくなりますわよ」
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 18:05:29.85 ID:I++vPuNfo
固法「蒼星石を小学生に変装させて犯人との接触を図る。そして確保!どうですか!?」

蒼星石「人事だと思ってまたテキトーな・・・」イラ

固法「何言ってるの、貴女を信頼してるからお願いするのよ」

黒子「ちょっと固法先輩!異議ありですの!!」

固法「・・・逆らうつもり?」

蒼星石「マ、マスター・・・!」じ〜ん



黒子「蒼星石の体型だと小学生は無理がありますわ!幼稚園生が妥当かと!」

固法「いいわね、いただき」

蒼星石「マスタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!111」ギャーーー!!



初春「一体、どーなってしまうのか!?」

佐天「そして犯人の正体とは!?」
310 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/03/18(金) 18:08:40.38 ID:I++vPuNfo
今回はここまで。前回はお休みして申し訳ありませんでした。

久しぶりの蒼星石パートです。
声掛け事案は本当に色々あるんですよ。
今回の謎の犯人の事案は【声掛け】【つきまとい】ですね。
しかしこの犯人、健闘が全く付きません。バーローも真っ青ですね。おおこわい

次回投下は20日(日)を予定してます。
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 18:09:26.15 ID:I++vPuNfo
>>310
そして検討と健闘を間違える。アホくさ!
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 18:20:21.42 ID:J5cR9ByYo

…そうか、あわきんなら逃げられない可能性もあるのか
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 19:30:42.35 ID:ZzZuldL60
あわきん確定だなコレ
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/18(金) 20:46:02.13 ID:RwVzjYWxo
やだ…一体誰なのかしら怖い…
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/03/20(日) 14:22:15.61 ID:WJVS4lKI0
あわk…イッタイダレナンダロウマッタクワカンナイヤ
316 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/03/20(日) 18:01:34.99 ID:WD72ygtUo
どうもこんにちは。
投下は22時前後から行いますので少々お待ち下さいませ
317 :1 ◆e7neESKY4A :2011/03/20(日) 21:59:23.95 ID:WD72ygtUo
それでは投下します〜
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/20(日) 22:03:48.33 ID:WD72ygtUo
ーーーー・・・

翠星石「ぶわっひゃっひゃっひゃひゃ!何ですかそのカッコ!!」プルプル

蒼星石「・・・僕だってやりたくてこんなカッコやってるんじゃないよ」

美琴「えー、何それ?スモック?幼稚園生??」

固法「公園の近所の幼稚園に事情を話したら快く貸してくださったわ。どうか変態を捕まえてくれって」

黒子「似合ってますわよ?」

蒼星石「ふん、心にもない事を・・・」

佐天「ほほー・・・これはアリだね」

初春「そうですね。男の子っぽさが良く出てます」

蒼星石「フォローになってないから」
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/20(日) 22:14:05.52 ID:WD72ygtUo
佐天「ほら、鑑」ズイ

蒼星石「んー・・・??」ヒョイ

美琴「私は正直アリだけど」

蒼星石「・・・コメントしづらいなぁ」

翠星石「いやいや、可愛いですよ?」

初春「変態さんの気持ちも少し分かっちゃいますよね〜」

蒼星石「・・・あ!」テテテテ

翠星石「・・・な、なんですか?」ビクッ



蒼星石「・・・お、おねえちゃん・・・」ウルウル



翠・美「ホ、ホォォォォォォォオオオオォォオオオオオオ!!!!!!!!!!!!111」ビクーン!

固法「えっ!?」
320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/20(日) 22:22:10.70 ID:WD72ygtUo
翠星石「なにこれ、なにこれ!?」

美琴「今のヤバい!ときめいた!キュンってきた!」

黒子「落ち着いてくださいまし・・・」

蒼星石「なるほど、意外といけるもんだね」ニヤニヤ

佐天「やべぇよ・・・やべぇよ・・・」

初春「これだけコロッと行けるのならショタコンもきっと釣れますよ!」

固法「そうだといいけれど・・・上手く行くかしら」

蒼星石「そればっかりは・・・やってみないと分からないね」

黒子「それでは作戦会議ですの!」
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/20(日) 22:41:45.08 ID:WD72ygtUo
・今回の作戦

今回は何がなんでもこの変態ショタコンを捕まえます。
ですので、特別に御坂さん、翠星石、そして佐天さんにも協力してもらいます。
もちろん3人の了承は得てますので心配ご無用です。

黒子「・・・お姉様や翠星石はともかく、佐天さんもですの?」

佐天「大丈夫ですよ、足止め程度ですし」

そこで今回は、幼稚園生に変装した蒼星石を利用したいと思います。
ここまで大丈夫ですか?

蒼星石「大丈夫だよ」

今回の犯人・・・もういいや。ショタコンで統一します。

美琴「え、いいの?」

良いったらいいんです!

美琴「え、あ、いいんだ。あ、続けてどうぞ」
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/20(日) 22:52:45.95 ID:WD72ygtUo
ショタコンクソ野郎は今回・・・ここ。第13学区にある住宅街のとある公園に出没されると考えられます。
これはほぼ確実かと思われます。パターン的にここ以外ありえませんので。

翠星石「ふむふむ、割と人が多そうですがねぇ」

夕方〜日没を狙ってるみたいですね。
学園都市だからって油断があるんでしょうか?

固法「保護者の方々は最近子どもを早めに帰宅させてるみたいだけど、それでもショタコンは声を掛けるのよねぇ。見上げた根性だわ」

いいですか?この公園に蒼星石と佐天さんを送り込みます。

佐天「え?」

蒼星石「二人きり!?」

・・・これは苦肉の策です。
蒼星石がとてもプリチーでキュートならショタコンを釣れるはず。
釣れなかったら・・・また作戦考え直しです。
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/20(日) 22:56:38.41 ID:WD72ygtUo
ーーーー・・・

わいのわいのわいの・・・

佐天「と、いうわけで公園にやってきたわけですが」

蒼星石「あのさぁ・・・センパイ?」

『ん?何?』

蒼星石「・・・このインカム、とても小さいのによく音が拾えますね」

『でしょう?それバレないようにね。髪で上手に隠して』

蒼星石「じゃなくって!一般人多すぎじゃないの!?」

『流石に二人っきりじゃ怪しまれそうだから・・・あすなろ園の子どもを(騙して)連れてきたの』

佐天(それってちょっとマズイような・・・)
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/20(日) 23:04:49.92 ID:WD72ygtUo
蒼星石「はぁ、どうせ言いだしっぺはミコトさんか翠星石でしょ?」

『ええ。二人ともね』

蒼星石「・・・もういいや。それで、僕らは何を?」

『その辺で戯れてて頂戴。でも周囲に気を配ってね。あなた以外にターゲットを絞ってくる可能性があるから』

蒼星石「了解」

『佐天さん、こんな事に巻き込んだ私が言うのもなんだけど・・・無茶はダメよ』

佐天「任せて下さい!ほどほどに頑張りますから」

『そうね、ほどほどでよろしく』

プツッ

蒼星石「さて、今は子どもに気を配ればいいんだね?」

佐天「みたいだね。私はあすなろ園の子達と遊んでくる」

蒼星石「用心してね」

佐天「は〜い」タタタ
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/20(日) 23:10:21.41 ID:WD72ygtUo
ーーーー・・・

【第177支部】

固法「蒼星石と佐天さんは公園に無事侵入」

初春「はーい。白井さん、御坂さーん」

『なんですの?』

『私たちはいつでもOKよ』

固法「心強いわね。でもまだよ。ショタコンが現れてからじわじわテレポートで近づいて」

『了解ですの。それまで待機で?』

初春「はい。ひっそりと息を殺しててください」

『・・・なかなか待つっての好きになれないわね』

『お姉様!』

『はいはい、ジョーダンだって』
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/20(日) 23:15:57.86 ID:WD72ygtUo
ーーーー・・・

【とある公園から2km地点】

『そういえば、翠星石は?』

美琴「個人で見回りに行ってます。風紀委員がうろつくよりマシだろうと」

『そうですね。風紀委員が見回ってると警戒されがちですし』

黒子「ただ単に待つのがめんど臭いってだけでしょうけど」

美琴「・・・でしょうね」

『ちょっと白井さん、大丈夫なの?』

黒子「心配ご無用、いざとなったら携帯で・・・」

『正直携帯は使わないで欲しいんだけどね。何処で盗聴されてるか分からないし』

美琴(ショタコンごときが盗聴?)
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/20(日) 23:23:54.01 ID:WD72ygtUo
ーーーー・・・

【とある公園から300m地点】

翠星石「うーん、不審な人物は居ないですけどねぇ」ポテポテ

翠星石「ホントにショタコンなんか出てくるんですか?」

ピカピカッ!!

翠星石「ん?」

スイドリーム「 ! ! 」ピカピカピカッ

翠星石「お、戻ったですか。なんか変なヤツがいたですか?」

スイドリーム「!」アソコ、ドウロノムコウ!

翠星石「んー?」ヒョイ



??「・・・」キョロキョロ



翠星石(〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?)ガササッ
328 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/03/20(日) 23:27:31.21 ID:WD72ygtUo
今回はここまで。
不審人物登場。蒼星石達の運命や如何に?

次回、解決編にしたいけど解決できないかも編は25日(金)予定です。
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/20(日) 23:37:02.07 ID:rf9/RHULo
うーわーいーはんにんほんとにだれなんだろーきになってねむれないーよー
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/03/21(月) 00:48:53.50 ID:v3+4LhHWo
あわてるな
わざわざ????にするぐらいだから
きっと予想外の人物に違いない
ンジャメナ
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/03/21(月) 04:51:56.42 ID:QM0a01o3o
あわてるな
わざわざ????にするぐらいだから
きっと予想外の人物に違いない
んじゃなイカ?
332 :1 ◆e7neESKY4A :2011/03/25(金) 18:40:45.88 ID:41fA9ksYo
こんばんはー。
投下したいと思います!
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/25(金) 18:45:51.70 ID:41fA9ksYo
ーーーー・・・

男の子「ねーちゃん!次アレやろう、おにごっこ!」

佐天「鬼ごっこ?仕方ないなぁ・・・おにごっこね。私がおにやるからみんな逃げな!い〜ち・・・」

キャアアアアアアアアアニゲロオオオオオオオオオオォォォォ!!!!!!!!!!!!11

蒼星石「ルイコさん、何だかんだでノリノリだね」

『蒼星石、変り無い?』

蒼星石「そうですね、今のところ特に不審人物は居ないみたいですね」

『分かったわ。警戒を怠らないでね』

蒼星石「了解」

『蒼星石ちゃん、翠星石ちゃんはそっちに居ますか?』

蒼星石「いや、居ないけれど?」
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/25(金) 18:50:31.53 ID:41fA9ksYo
『あれ〜?御坂さん達と別行動取ってるらしいんですけど、連絡が取れないみたいで』

蒼星石「はぁ、困った姉だよ」

『初春さん、翠星石にインカム渡さなかったの?』

『いらねーですぅ、って言われました』

蒼星石「そういう時は無理やり渡さないと」

『そうですね、今度からそうします』

蒼星石「・・・あれ?」



??「・・・」スタスタ

蒼星石「んん????」
335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/25(金) 18:58:14.40 ID:41fA9ksYo
??「・・・」じ〜

蒼星石「・・・ル、ルイコおねーちゃーん!」スタタタタ

佐天「ぜぇ、ぜぇ・・・みんなあっちこっち逃げすぎ・・・」

蒼星石「ねぇってば!」

佐天「うおっ!何?」ビクッ

蒼星石「・・・明らかに怪しい人が」コソコソ

佐天「え、何処?」コソコソ

蒼星石「あそこ、ベンチ」コソコソ

佐天「・・・うわ、トレンチコートに深めのハット・・・怪しさムンムンじゃねーか、オイッ!!」

??「・・・」じ〜
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/25(金) 19:04:59.53 ID:41fA9ksYo
蒼星石「ちょっと見てて」タタタ

佐天「あ、蒼星石!?」

??「あれ?走りだした・・・」



蒼星石「きっとあの不審者は」タタタ

蒼星石「僕の事をガン見してるはず」トトト

蒼星石「うっひょう!滑り台おもしろ!」サッー!

佐天「楽しんでんじゃねーよ・・・で、あの不審者は・・・」チラ



??「可愛すぎる・・・写メとっとこう・・・」パシャパシャ

佐天(あ、あれもう確定だ)ガビーン
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/25(金) 19:10:57.19 ID:41fA9ksYo
佐天「固法先輩!ウイハルー!」

『ザザー・・・』

佐天「あ、あれ?もしもし?もしもーし!」

『ザザー・・・』

佐天「インカムが通じない!何で??」

??「・・・」パシャパシャ

佐天(ど、どうしよう・・・インカムが通じないんじゃ連絡が取れない。電話していいのかな・・・??)



――電話はだめですよ佐天さん。万が一にも感づかれたらおしまいです。



佐天(うぅー・・・どうしよ・・・)
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/25(金) 19:15:40.16 ID:41fA9ksYo
ーーーー・・・

美琴「・・・遅い!」

黒子「翠星石は何処まで行ってるんでしょうか?」

美琴「知らないわよ・・・アイツインカム持ってないし、メールも電話も出ない。携帯持たせた意味ないじゃない!!」

黒子「そうですわね・・・先走ってなきゃいいですけれど」

美琴「まさか、流石にそこまでは・・・」

黒子「十分ありえますの!お姉様と契約を結んでたらいずれそういう風に洗脳されますの!」

美琴「な、なんでそこまで言われなきゃいけないのよ・・・」

『白井さん、御坂さん!』

黒子「固法先輩?」

『蒼星石と佐天さんとの更新が途絶えたわ』

美琴「なんですって・・・!?」
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/25(金) 19:23:34.77 ID:41fA9ksYo
黒子「初春、原因は?」

『・・・インカムが破壊されたか、ジャミングされてるかのどちらかでしょうね』

美琴「ジャミングねぇ・・・監視カメラがまともに動いてなかったのよね?」

『はい。それもあってショタコンの顔が割れてないんですよ』

美琴「簡易ジャマーを携帯してるのかしら?いずれにしろ感心しないわね」

黒子「その熱意をもっと他のことに向ければいいものを・・・」

『白井さん、御坂さんと一緒に現場に近づいて頂戴。なるべくじわじわとね』

黒子「了解しました。お姉様、行きますわよ」

美琴「ちょ、翠星石はどうするの!?」

黒子「途中で見つけたら拾いますの」

シュン!
340 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/25(金) 19:34:38.90 ID:41fA9ksYo
ーーーー・・・

男の子「ねーちゃん、鬼ごっこやらないの?」

佐天「ちょっとみんなだけでやってて。お姉ちゃん休憩するから」

男の子「は〜い」スタタタ

蒼星石「はぁ、はぁ・・・走り疲れた」タタタ

佐天「お帰り・・・やっぱ確定っぽいね、あの人。写メ取ってたよ写メ」ヒソヒソ

蒼星石「写メ!?やだなぁ、恥ずかしいや///」

佐天「言ってる場合じゃないよ。インカムも通じないし、どうしようかと・・・」ヒソヒソ

蒼星石「え、通じないの?」ヒソヒソ



??「・・・あの二人、知り合いかしら?」ピク

蒼星石「!こ、こっち見てる・・・って、あ・・・あれ?」

佐天「どうしたの?」
341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/25(金) 19:38:30.04 ID:41fA9ksYo
蒼星石「いや・・・ちょっと・・・うーん・・・」

佐天「?」

蒼星石「今さ、チラッと顔が見えたんだけど・・・ちょっと行ってくる」タタタ

佐天「あ、ちょ・・・!近づいたらマズイって・・・」

ブブブブ・・・

佐天「!?で、電話・・・翠星石?」

『もしもーし、首尾はどうですか?』

佐天「・・・ごめん、もう居るの。ターゲットが」

『えぇ!?マジですか!?』

佐天「電話切るね、蒼星石が今接触してるから警戒しないと」

『あ、ちょっ・・・』ブツッ
342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/25(金) 19:43:21.19 ID:41fA9ksYo
ーーーー・・・

ツー、ツー

翠星石「・・・もうターゲットがいるですって?そいつは困ったですね・・・」

翠星石(ミコト達の所に戻る?・・・いや、もう公園は目と鼻の先。蒼星石達の援護に行くです!)

翠星石「そうと決まればほれ、行くですよ。黙って付いて来やがれです・・・」

パッ!

黒子「あら、翠星石」

翠星石「クロコ、ミコト!」

美琴「なにやってんのよ、公園に行くわよ・・・って、あら?」

黒子「その方は・・・?」

翠星石「話は後です、コイツも連れてくですよ!」

ポカッ!!

??「あいだっ!?」
343 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/03/25(金) 19:44:22.96 ID:41fA9ksYo
今回はここまで。
不審者は・・・「二人」居たッ!
次回、きっと解決編。

次の投下は明日行いたいと思います。
344 :1 ◆e7neESKY4A :2011/03/26(土) 23:21:40.78 ID:tPgaDc6Ao
滑りこみでの登場。
というわけで投下します!
345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/03/26(土) 23:22:25.62 ID:dQCcgHLKo
かもん
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/26(土) 23:31:03.53 ID:tPgaDc6Ao
ーーーー・・・

??「・・・ん?」ピタ

蒼星石「・・・」タタタ

??(えぇ!?まさか自ら近づいてきた!?ウッソぉ!?)

蒼星石「ねぇお姉ちゃん」

??「・・・え?」

蒼星石「お姉ちゃんじゃないの?顔が見えたんだけど・・・」

??(うっほぉ・・・お姉ちゃんって・・・かわいすぎる!)ゾクゾク

??「って、私の顔が良く見えたわね、ボク?」

蒼星石「なんでそんな帽子被ってるの?」

??「・・・まぁ別にとっても構わないんだけどね?」

蒼星石「じゃあとって!」

??「えぇ!?」
347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/26(土) 23:37:10.36 ID:tPgaDc6Ao
蒼星石「・・・ダメ?」ウルウル

??「はうぅっ!!!」ビクンビクン

蒼星石(うわっ、キモッ!)ビクッ

??(こ、こりゃスゴい・・・百年に一度の逸材だわ・・・じゃなくて、帽子をとれってか・・・)

??「帽子、取って欲しい?」

蒼星石「うん!」

??(うーん・・・まぁいいか、ちょっとだけなら)

??「いいよ、とったげる」

パサッ!

佐天「あ、帽子・・・って」



結標「・・・ふぅ、帽子は暑苦しいわね」

蒼星石(・・・やっぱりね、結標淡希!)

佐天(お、女の人!?)
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/26(土) 23:43:05.55 ID:tPgaDc6Ao
ーーーー・・・

美琴「・・・マジで?」

黒子「・・・マジですの?」

翠星石「ありゃあ・・・えっと・・・誰ですかね?」

美琴「確か名前は・・・結標淡希だったかしら?残骸の」

黒子「私と同じ空間移動系の能力者ですわ」

翠星石「空間移動・・・あぁ、アイツですね。しかしアイツが犯人だとは」

美琴「い、いや・・・アイツが犯人とは限らないわよ」

黒子「そうですわね、ただ会話してるだけかもしれないし」

翠星石「でもあのルイコの何かを訴える目線は?」


佐天(あ、みんな!何隠れてんの!アイツ犯人!犯人!犯人だって!!!)クイクイ

??「なんか必死なのね」

翠星石「おバカ、顔出すんじゃねーです」グイッ
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/26(土) 23:52:16.80 ID:tPgaDc6Ao
黒子「しかし困りましたわねぇ、あの方はかなりの能力者。私の空間移動より遥かに優れた能力ですわよ?」

美琴「確実に拘束しなきゃね。私の電気でどうにかならないかしら?」

翠星石「躱されないですかね?」

美琴「蒼星石が惹きつけてる限りは・・・」

黒子「ただお姉様、他の子どもも間近に居ることですし、もうちょっと他の方法が・・・」

美琴「んなこと言ったってねぇ・・・」

翠星石「・・・そうです!」キュピーン

美琴「何?いい事思いついた?」

翠星石「要するにアイツを拘束すればいいんですよ!」

黒子「そりゃあそうですけれど・・・」
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/26(土) 23:57:23.36 ID:tPgaDc6Ao
翠星石「拘束して、そこでミコトが申し訳程度の電撃でアイツを気絶させる。これでOKです!」

美琴「だぁかぁらぁ、どーやって拘束すんのよ?私たちの姿が見えたとたん転移して逃げるわよ、絶対に!」

翠星石「翠星石達が姿を見せずに拘束してしまえばいいのです。そして素早くミコトが近づいてビリビリ♪」

黒子「口で言うのは簡単ですの」ハァ

翠星石「ルイコにその場で待機ってジェスチャーするですよミコト」

美琴「はいはい・・・そこ、そこでストップ!とまれ!」ビシッ

佐天(動くなって?分かりました)コク

美琴「あっさり伝わったわ」

翠星石「OKです。それじゃあおめーの出番ですよ!」

??「へ?」
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/27(日) 00:03:29.33 ID:sJqaT/Jmo
ーーーー・・・

蒼星石(翠星石達・・・あそこでこそこそしてるけど、何をやるつもりなんだろう?)

結標「!ねぇボク?」

蒼星石「な、なぁに?」

蒼星石(僕は時間を稼ぐしかないな)

結標「ボクって・・・よく見たらオッドアイなのね?」

蒼星石「う、うん。僕は眼の色がちがうんだ!」

結標(オッドアイの美少年だなんて・・・これはホント素晴らしいわ!何時までも子どもでいて欲しい・・・)ハァハァ

蒼星石(しっかし、ずっとハァハァしっぱなしだよこの人・・・)

結標「・・・ふ、ふふ。ボク、ちょっとお姉さんと遊ばない?」

蒼星石(げ、誘ってきた!)
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/27(日) 00:10:20.54 ID:sJqaT/Jmo
蒼星石「あ、あの・・・知らない人にはついてったらダメだって・・・」

結標「・・・チッ」

蒼星石(舌打ち!?)

結標「やぁね、そんな何処かに行くわけじゃないわよ。とりあえずジュースでも・・・」グイ

蒼星石「わ、わわ!お姉ちゃん!?」

結標「さ、行きましょ」グイグイ

蒼星石(ちょっと冗談じゃないよ!?ここまでグイグイこられるなんて・・・ヤバいってこれ!)

蒼星石「痛いよお姉ちゃん・・・」

結標「お姉ちゃんもよ」グイグイ

蒼星石(何言ってんの!?)ガビーン



ビシィッ!!


結標「ん?」

蒼星石「あれ?」
353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/27(日) 00:15:15.31 ID:sJqaT/Jmo
結標「あ、歩きにく・・・」グググ

蒼星石「お姉ちゃん、足元・・・」

結標「へ?・・・何これ!?草・・・ツタ?」

蒼星石「ちがう・・・これは・・・」

グワァァッ!!

結標「ちょ、体に巻きついてく・・・キャアッ!!」

蒼星石(草じゃない!僕は、僕はこれを知ってる!!)



雛苺「射程距離5mに到達したのよッ!S・H・I・T!」



蒼星石「雛苺の『苺わだち』!!」
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/27(日) 00:21:33.46 ID:sJqaT/Jmo
佐天「な・・・なにあれ!?草!?」

蒼星石「ってなんで雛苺が此処に!?」

雛苺「話はあとで!すいせいせきぃぃーーー!!」

結標「く・・・、なんだか知らないけど、逃げn」

グググググググッ!!!!

結標「あいっだだだだだだだだだだだだ!!!!」

パッ!

黒子「まぁ、まるで芋虫ですわね・・・」

美琴「ちょっと眠ってもらうわよ、結標さん?」

結標「!!あ、あなたたちは・・・!」

ビリビリッ!!

結標「あべべべべbbbbbbbbbbbb!?!?」

蒼星石「・・・お見事」
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/27(日) 00:30:14.59 ID:sJqaT/Jmo
美琴「さてんさーん!もう来ても大丈夫よー」

佐天「・・・終わったの?」タタタ

黒子「犯人がこの方だったとは・・・」

美琴「空間移動者はみんな変態なの?」

黒子「私以外はそうなのかもしれませんわね」

美琴「・・・ああそう」

翠星石「なかなかの出来栄えですよチビチビ。ちったぁ褒めてやるです」

雛苺「うぃ!」フンス

蒼星石「雛苺!なんで学園都市にいるのさ!」

翠星石「それは後で説明してもらうです・・・一旦支部に帰らないですか?」

黒子「そうですわね。私は彼女を連行しますので、お姉様方はお子さんたちをあすなろ園に」

美琴「おっけー。佐天さん、みんなを集めて。帰るわよ!」

佐天「はーい。みんなー、帰るよー!」

<はーーい!!
356 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/03/27(日) 00:32:45.08 ID:sJqaT/Jmo
今回はここまで。
犯人はなんとなんと意外や意外、結標さんでした。
そして何故か現れた雛苺。

次回投下は30日(水)予定です。
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/03/27(日) 00:53:08.56 ID:bp6nR0DEo
いやー、まさか結標が犯人だったとはな!
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/03/27(日) 04:11:52.57 ID:OM8s4Kmho
意外にも程があるぜ!
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/27(日) 20:41:13.75 ID:Xocy0b65o

まさか結標だったなんて…
裏の裏の裏をかかれた気分。
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2011/03/28(月) 12:36:30.57 ID:dEYdzbt70

これは意外な展開
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/29(火) 00:23:02.03 ID:ZyQ5CtH+o
う…嘘だろ…、まさか結標だったなんて…!
予想ナナメ上を行く展開だぜ
362 :1 ◆e7neESKY4A :2011/03/30(水) 15:24:10.66 ID:s4XlqqCpo
こんにちは〜
本日分を投下したいと思います。
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/30(水) 15:28:31.19 ID:s4XlqqCpo
ーーーー・・・

【ファミレス・Joseph】

翠星石「・・・揃ったみたいですね」

蒼星石「そうだね」

美琴「それじゃ始めましようか?」

翠星石「うし。みなさん、本日はお忙しい中わざわざ集まっていただいてありがたいです」

黒子「はあ」

上条「何で俺らまで集められたんだ?」

禁書「私も・・・」

金糸雀「緊急事態かしら?」

翠星石「緊急というか何と言うか・・・」
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/30(水) 15:36:11.12 ID:s4XlqqCpo
蒼星石「本日の薔薇乙女会議は定期じゃなくて緊急扱いかな??だからそれぞれのマスターにも参加をお願いしたんだ」

禁書「あの、私はカナのマスターでもなんでもないんだけど・・・」

翠星石「大食い女、今日は美琴がお金をだすから好きなだけ食べるです」

禁書「今日という日を有意義なものにしたいんだよ」キュピーン

美琴「アンタ勝手な約束してんじゃなわよ!!」

翠星石「いーじゃないですか、お金なんか腐るほどあるでしょう?」

上条「これがレベル5の財力・・・」ゴクリ

蒼星石「話を続けるよ。今回の議題はこちらです」

【雛苺の今後について】

翠星石「おめーも挨拶しやがれです」

雛苺「あう・・・ヒナの為にお集まりの・・・あの・・・ありがたきに・・・」

金糸雀「な、なんて?」
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/30(水) 15:45:18.88 ID:s4XlqqCpo
美琴「今回のショタコン騒動で何故かこの雛苺が現れたのよ」

上条「ショタコン騒動って?」

黒子「・・・まぁ、ちょっとした事件ですの。その事件は解決したんですが・・・雛苺が何故か学園都市に、ということですの」

禁書「ん?雛苺ちゃんのマスターは学園都市に居ないのかな?」

雛苺「うぃ。ヒナは真紅の下僕なの」

上条「下僕ぇ?」

翠星石「まか確かに下僕かもしれませんが、マスターはちゃんと居るでしょうが」

黒子「下僕でマスター?どういう事ですの?」

蒼星石「雛苺は・・・アリスゲームに敗北してるんだ」

上条「・・・何だって?」
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/30(水) 16:06:17.28 ID:s4XlqqCpo
禁書「え、あれ?だって前にカナが「アリスゲームに敗北したらローザミスティカを奪われて・・・」って言ってたじゃん!あれ嘘だったの?」

金糸雀「いや、嘘じゃないかしら。ただ雛苺のケースは前例がないだけで・・・」

翠星石「雛苺は以前、第五ドールの真紅とアリスゲームを行い、敗れたのですが、真紅は雛苺のローザミスティカを奪わなかった」

黒子「そういうのもアリなんですの?」

蒼星石「僕らの最終目標は「アリス」になる事。過程で何をやろうがアリスになったもん勝ちってことだね」

美琴「へー・・・そんなの初めて聞いたわよ」

翠星石「話す必要はないかなーと思ってですね」

上条「・・・そうか、それなら姉妹での殺し合いは避けれるかもしれないんだな?」

金糸雀「限りなく難しいけど、不可能じゃないかしら」

蒼星石「ただ、正しいアリスゲームのあり方は間違いなく「闘い」だからね。それを忘れちゃだめだよ」

上条「・・・」
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/30(水) 16:37:20.54 ID:s4XlqqCpo
翠星石「んでんでんで、雛苺はアリスゲームに負けたけどローザミスティカは奪われてないので動くことが出来る。ここまではOKですか?」

禁書「OKなんだよ!」フンス

美琴「でも、ローザミスティカを奪わなかったら今までと何ら変り無いじゃない」

黒子「そう言えばそうですわね。アリスゲームに負けました、ってだけですわ」

雛苺「・・・ヒナは、トモエにひどいことをしてしまったの。それで、薔薇の契りを解いたのよ」

金糸雀「・・・薔薇の契りは非常に重い物。そうそう簡単に解いていい物じゃないの。その返しはとても大きいかしら」

禁書「その返しってのが・・・アリスになる資格を失ったってことなのかな?」

蒼星石「その通り。雛苺はただ動けるだけの人形なのさ」

上条「なるほどな・・・複雑なんだな」

黒子「あら?でも契約を解いたのなら動けないんじゃ・・・?」

翠星石「良い質問ですねぇ!」
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/30(水) 16:44:59.78 ID:uW222PIIO
翠星石「んでんでんでwwwwwwww」
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/30(水) 16:49:28.26 ID:s4XlqqCpo
翠星石「チビチビは新しいマスターと契約を結んだのです!」

美琴「ちょっと、何新しい契約結んでるのよ」ズイ

黒子「感動した私がバカだったんですの?」ズイ

禁書「ちょっと尻軽なんじゃないのかな?」ズイ

雛苺「ぶわーーーーーん!!ごべんなざいぃぃーーー!!!」ピギャー

蒼星石「そう言ってやらないでよ。事情が事情なんだしさ・・・」

上条「事情?」

雛苺「グスッ・・・ヒナは真紅の下僕になるかわりに、真紅のマスターから力を貰ってるの。だからヒナは動けるのよ・・・」

金糸雀「その代わりに力はかなり制限されちゃうけれどね。昔はそこそこ戦えたけど今じゃ見る影もないかしら」

翠星石「そこで議題に戻るです!」バン!

美琴「うわっ!急に戻るの!?」

翠星石「です」コクリ
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/30(水) 17:15:05.17 ID:s4XlqqCpo
蒼星石「雛苺が活動するには「真紅とそのマスター」が必要だ。が、学園都市に二人は居ない・・・」

翠星石「それはまぁいいです。余程のことでもない限り動けるようになるですから」

蒼星石「それよりも大変なのが「鞄」が無いことと・・・それを知ると飛んでくるやつがいることですかね」

美琴「・・・水銀燈?」

蒼星石「そう。水銀燈がこの事を知ると非常にマズイ」

黒子「そりゃそうでしょうね・・・喉から手が出るくらい欲しいローザミスティカがあっさり手に入るチャンスですもの」

雛苺「ヒィィ・・・!」gkbr

金糸雀「それを防ぐための緊急薔薇乙女会議かしら!」

上条「ちなみに定期会議での議題は?」

翠星石「前回の議題は「たい焼きを食べるときは頭からか尻尾からか」というですね・・・」

雛苺「不安なのよ・・・」ガビーン
371 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/03/30(水) 17:22:49.36 ID:s4XlqqCpo
ちょっと短いですが今回はここまで。
なんか知らないけど頭痛い(´・ω・`)

雛苺の元マスター→巴。
そして真紅と主従関係を結んでいます。

次の投下は3日(日)予定です。
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/03/30(水) 17:30:24.50 ID:+byF9A19o
なんかお前の指輪光ってるぞ?
373 :1 ◆e7neESKY4A :2011/04/04(月) 09:18:14.19 ID:o6x/TDUyo
おはようございまーす。
昨日投下しようと思ってたら案の定寝落ち(´・ω・`)

てなわけで昨日の分を投下します!
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/04(月) 09:30:13.00 ID:o6x/TDUyo
ーーーー・・・

会議が始まって約3時間が経過した。
始めの方は皆非常に活発に意見を出し合っていた。
・・・が

美琴「はぁ〜」グデーン

翠星石「・・・」チュー

蒼星石「あ、それなに?」

翠星石「オレンジジュースにメロンソーダを混ぜたです。全然美味しくないです」

禁書「このポテトあんまりおいしくないかも・・・」

上条「ワガママだなお前」

雛苺「ぐー・・・」zzz


皆、飽きてしまったのだ。


黒子・金糸雀「おい」
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/04(月) 09:34:57.32 ID:o6x/TDUyo
金糸雀「起きるかしらヒナ!」バチコーン!

雛苺「むぎゃあっ!?」ビクッ

黒子「このままだと埒があかないですの!どうにかならないんですの!?」

美琴「んなこと言ったってねぇ・・・話は平行線を保ったままだし」

上条「ちょっと意見を整理してみるか。禁書!」

禁書「もぐもぐ・・・分かったんだよ」

蒼星石「意見ったってそんなに出てたわけじゃないんだけどね」

翠星石「ですよねぇ」

雛苺「うー・・・お腹すいたの・・・」

美琴「別に好きなの頼んでいいのに」
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/04(月) 10:00:15.57 ID:o6x/TDUyo
@さっさと真紅の所に突き返したほうがいいんじゃないのかなあ案

美琴「これが出来れば苦労しないっつーの」

上条「雛苺は一人でnのフィールドを行き来できないのか?」

雛苺「そう・・・のはずなの」

黒子「ハズ?」

翠星石「最初に話した通り、コイツは力を著しく制限されてるのです・・・が」

蒼星石「雛苺はnのフィールドを通じてこちらにやってきたとしか思えない」

雛苺「ヒナも、今までは一人で行き来は出来なかったけど・・・いきなり鏡が反応したの」

金糸雀「力が戻ったってことかしら?」

雛苺「ううん、兎の落とし穴があって、気がついたらこっちに・・・」


翠星石「ち、またあのクソ兎ですか」

蒼星石「今度会ったら皮を剥いでやろうか」

黒子「何を言ってるんですの!?」
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/04(月) 10:11:48.06 ID:o6x/TDUyo
上条「なあ、兎って何だ?」

美琴「私も知らないんだけど」

蒼星石「nのフィールドに出没する人か兎かよく分からない生き物だよ。悪戯が好きでね、僕らも迷惑してるんだ」

翠星石「敵か味方かも分からないですし、言葉遊びがメンドクセーですし、あいつ何なんですかねホント」

金糸雀「今回は雛苺の力というよりもラプラスの魔の力が大きいのね・・・」

雛苺「うゆ・・・」ショボーン

禁書「そのnのフィールドってのはカナでも行けるの?」

金糸雀「出来ないこともないけど、少なくともとうまの部屋に接点は無いかしら。扉がない場所から無理やり侵入するなんて無理無理」

翠星石「水銀燈なら出来るでしょうがね。アイツ反則すぎです」

美琴「水銀燈って凄いのね。性格悪いけど」
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/04(月) 10:21:01.05 ID:o6x/TDUyo
蒼星石「僕らも接点さえあれば侵入出来るけど、それよりももっと手軽な方法があるんだ。分かるかい?マスター」

黒子「・・・夢の世界ですの?」

蒼星石「正解!」

上条「夢ぇ?」

禁書「なんだかもうなんでもアリなんだよ・・・」

蒼星石「僕と翠星石は薔薇乙女でも特殊な方でね、夢の世界を自由に行き来できるんだ」

翠星石「夢の世界もnのフィールドの一部なのです。寝てる時に見る夢ってのは自分だけの世界、自分だけのフィールド・・・そこにずかずか侵入するのが翠星石達のお仕事なのです!」

禁書「迷惑極まりないんだよ」

翠星石「うっせぇです!!!1」ギャー!

蒼星石「でも真紅の夢を探すのは難しいし、真紅の家に繋がる接点を見つけるなんてとても・・・」

上条「そうか・・・どっちにしろ難しいのか」
379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/04(月) 10:31:46.05 ID:o6x/TDUyo
A薔薇乙女のところに置いとけばいいんだなあ、安全だなあと感じられ案

黒子「これが一番無難ですわね」

美琴「まーねー。でもそれなら私たちかコイツんとこに置くしか無いし」

上条「No!」

翠星石「へ?」

上条「勘弁して!ホントに!」

蒼星石「うわぁ・・・」

禁書「さいてー、とうま」

金糸雀「ファックかしら」

上条「オメーら二人のせいでカツカツなんだよ!お金がないの!分かってんのか!?ああ!!!」ギャーー!

禁書「ぐ、ぐぬぬ・・・」

美琴「・・・まぁこの食いっぷり見りゃあね」

雛苺「スゴいの!10人前のご飯が綺麗に無くなってるの!」

蒼星石「どう考えても10人も居ないのにね」
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/04(月) 10:39:49.34 ID:o6x/TDUyo
美琴「それじゃ私たちのところに置いとく?」

黒子「私は構いませんが・・・」

蒼星石「でも、結構みんな出かけるよね」

翠星石「翠星石も結構風紀委員の支部に行ってるですし」

雛苺「!い、嫌なの!一人ぼっちは嫌なのよ!!」

翠星石「んー・・・でもチビは出歩かないほうがいいですよ。いつ動きが止まるか分からないですし、止まったところを水銀燈に見つかったらジ・エンドですぅ」

雛苺「ヒナは一人ぼっちだけは嫌なの・・・そう言ってコリンヌもヒナを置いてったのよ・・・」グス

美琴「わ、ちょっと雛苺、泣かないで・・・」

雛苺「ぶわ〜〜〜〜〜ん!!!」ビャーーー

金糸雀「あーあ、翠星石のせいかしら。お父様に言いつけてやる」

翠星石「言ってる場合ですか!チビ、ちょっと落着くです」

雛苺「びゃああああああああああ!!!1」
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/04(月) 10:47:03.46 ID:o6x/TDUyo
黒子「ほら、ケーキですの」サッ

雛苺「ノン!」

美琴「ゲコ太のストラップ!」

雛苺「ノン!」

上条「ポテトは?」

雛苺「ノンノンノン!!」

禁書「ポテトうまし」モグモグ

蒼星石「雛苺、何だと機嫌直してくれるかい?」

雛苺「グス・・・うにゅーがいいの・・・」

金糸雀「な、なんて???」

雛苺「うにゅー!白くてー、黒くてー、赤くてー、うにゅ〜!」



一同「・・・??????」
382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/04(月) 10:54:38.31 ID:o6x/TDUyo
ーーーー・・・

prrrrr・・・

絹旗「もしもし・・・翠星石ですか。超久しぶりですね。え、超でもない?そうですか」

絹旗「今は別に超大丈夫ですけど・・・聞きたい?何を?」

絹旗「え?え?白・・・黒・・・赤・・・??何ですかそれ?超分からない?」

絹旗「ちょっと待ってて下さい。超聞いてみます」

ガラッ!

絹旗「みなさん!」

麦野「なにー?」

絹旗「うにゅー!」

フレンダ「・・・はい?」

絹旗「超白くてー、超黒くてー、超赤くてー、超、超、蝶うにゅ〜!!!」

                      /
                    /
                       ` ー
                       _,.>
                      r "
     絹旗が壊れた!!     \    _
                         _ r-''ニl::::/,ニ二 ーー-- __
                     .,/: :// o l !/ /o l.}: : : : : : :`:ヽ 、
                   /:,.-ーl { ゙-"ノノl l. ゙ ‐゙ノノ,,,_: : : : : : : : : :ヽ、
               __l>ゝ、,,ヽ /;;;;;;;;;;リ゙‐'ー=" _゛ =、: : : : : : : :ヽ、
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...-''"│    ∧  .ヽ.  ________   /   ____ ---‐‐‐ーー    \: : : : :
    !   /   .ヽ  ゙,ゝ、      /  ________rー''" ̄''ー、    `、: : :   ←麦野
    .l./     V   `'''ー-、__/__r-‐''"゛     ̄ ̄   \   ゙l: : :
                   l     .,.. -、、 _ ‐''''''''-、    l   !: :
                  |   /    .| .!     `'、  |   l: :
                      l   |     .l,,ノ     |  !   !: :
                       / '゙‐'''''ヽ、 .,,,.. -''''''''^^'''-、/  l   !: :
             r―- ..__l___    `´            l   /   /: :
                \      `゙^''''''―- ..______/_/   /: : :

絹旗「・・・って超何ですかね?え?壊れた?何がですか?」

滝壺「大丈夫、頭がおかしくなったきぬはたを私は応援している」
383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/04(月) 11:04:46.31 ID:o6x/TDUyo
絹旗「もしもし!!なんか超キチガイ認定されちゃったんですが!?何笑ってんですか!!」

絹旗「ホントにうにゅーで超合ってるんですか!?・・・えー・・・うにゅー・・・??」

絹旗「また聞かなきゃ・・・いけませんよね。もうちょっとだけ待ってて下さい」



絹旗「いいから聞いてくださいってば!超キチガイじゃありません・・・って?」

フレンダ「絹旗・・・これ、私のお気に入りの鯖の味噌煮缶。後一個しか無いけどくれてやるって訳よ・・・」ポン

浜面「お、おう・・・俺はあれだ。ちょっと面白そうな映画のチケットがあるんだけど・・・やるよ」ポン

滝壺「きぬはた、あとでお買い物いこっか?疲れてるんだよ」ポン

麦野「最近忙しかったもんね・・・ちょっと暇を見つけて温泉にでも行こうか?」ポン



絹旗「うっがあああああああああああああ!!!!」ギャアアス!
384 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/04/04(月) 11:14:33.61 ID:o6x/TDUyo
今回はここまで。
ここらで一度現状整理+うにゅーって絹旗に言わせたかったとかなんとか。

美琴黒子の部屋にも上条家にもnのフィールドへの接点はありません。
しかし例外として水銀燈は割と自由に行き来できそう。
翠星石、蒼星石は夢の世界を自由に行き来できるので誰かの夢の扉さえ開いてしまえば行き来するのは蝶蝶簡単。
金糸雀は接点さえ見つければnのフィールドに侵入可。
雛苺はラプラスの魔が誘ったせいでnのフィールドに飲み込まれたって訳です。
通常時なら一人でnのフィールドへの扉は開けないレヴェルです。

というわけで次回投下は明日5日(火)予定です。
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/04(月) 19:18:57.51 ID:J8OS+QBm0

ちょっと兎探してくる
386 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/04/06(水) 12:49:34.69 ID:9+o9yDHdo
どうもこんにちは。
昨日投下すると言いながら出来ず終い。
誤魔化し気味に今日投下しよう!と思ってもその目処が立たず・・・

10日(日)に必ず投下します!何でもしますんで許してください!オナシャス!センセンシャル!
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/04/06(水) 14:57:29.29 ID:M9f1vkFVo
では紅茶を淹れてきなさい
温いのは駄目よ
388 :1 ◆e7neESKY4A :2011/04/10(日) 21:21:18.31 ID:AMRZ+OXZo
こんばんは〜。
ようやく溜まってた仕事が一段落付きました。
投下が伸びてしまって申し訳ないです。

てなわけで投下します!
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/10(日) 21:31:48.56 ID:AMRZ+OXZo
翠星石「え、何ですか?なに叫んで・・・ん?あれ?もしもーーーし!!!」

金糸雀「どうだった?」

翠星石「切れたです。結局うにゅーは分からず終いです」

雛苺「うにゅー食べたいの・・・うにゅーがいいの・・・」ベスベス

黒子「赤くて黒くてって・・・ヒントが少なすぎですの」

美琴「雛苺は一番精神年齢が低いの?」

翠星石「精神年齢っつーか実際見た目もガキですし、第六ドールで翠星石達よりもずっと後の時代で生まれたからですねぇ」

蒼星石「人間で言うところの5〜6歳位かな?よく分からないけど」

雛苺「ぶわ〜ん!」ビャーーー!
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/10(日) 21:44:06.20 ID:AMRZ+OXZo
上条「・・・カナ、お前なら分かるだろ?」

金糸雀「いや、分かんないかしら・・・何ようにゅーって・・・」

禁書「赤くて黒くてうにゅー・・・なるほど・・・」

雛苺「うゆ!?」

翠星石「分かるんですか、大食い女!」

禁書「大食い女はやめろ!ちょっとずつ考えれば分かることなんだよ」

美琴「?」

禁書「いい?赤といえば血、黒はカラス。そしてうにゅー・・・漢字に直すと浮二羽」

禁書「つまり、悪者の血を2羽のカラスに浸して浮かばせればいいんだよ!」バーーン!

雛苺「ぶわーーーーーーーーん!!!!!!!!!!11」

.

金糸雀「おい」

禁書「すみませんでした」
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/10(日) 21:59:01.15 ID:AMRZ+OXZo
ーーーー・・・

『うにゅー?カミや〜ん・・・ちょっと言ってる意味が分からないにゃー』

『何やねんなカミやん!おっぱいか!おっぱいの話か!でもボク、うにゅーっとしたのよりはふかふかのおっぱいの方がなぁ・・・』

『うにゅー・・・ちょっと分かりませんね。新発売の商品ですか?それともゲコ太関連ですか?御坂さん好きですねぇ』

『えー・・・っと、白井さん、頭がおかしくなっちゃったんですか?』

『うにゅー・・・ですか?すみません、私にも何が何だか。ステイルなら何か知ってるかも・・・え、ステイルはいい?そうですか』

『申し訳ありません、ミサカはその単語を初めて知りました。とミサカはあなたの頭がおかしくなったのを少々心配します』

『うにゅー?なにやら面白そうな話かな?私の研究に使えそうなネタなら詳しく話を・・・え、多分関係ない?』

『私に電話をかけてくれるなんて、感激。うにゅー?それは知らないけどあれ、もしもs』

ーーー・・・

ーー・・・

ー・・・
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/10(日) 22:03:41.45 ID:AMRZ+OXZo
雛苺「うにゅー!うにゅー分かったの!?」wktk

翠星石「全滅ですよおバカ!」

雛苺「・・・」うるうる

蒼星石「こんなにいろんな人に電話を掛けるなんて・・・」

美琴「もう当分電話はいいわ」ゲッソリ

黒子「えぇ、えぇ・・・分かりませんか。まぁ貴女にはなから期待してませんけれど?」

禁書「やっぱりステイルも分からないのかな?期待してなかったけどさ・・・あれ、泣いてるの?もしもし?」

金糸雀「とうまが一番電話してるのかしら?」

上条「でもだめだな。みんな知らぬ存じませぬだとよ」ピピピ

美琴「アンタまだかけるの!?」

上条「もうそろそろ尽きるけどな・・・」ピッ

prrrrr・・・
393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/10(日) 22:19:33.89 ID:AMRZ+OXZo
prrrrrr・・・

打ち止め「もちもち」ピッ

『おう、一方通行・・・あれ?誰だ?』

打ち止め「へへへ、ミサカだよ〜ってミサカはミサカはちょっぴりお茶目さん!」

『あぁ、打ち止めか。一方通行は?』

打ち止め「なんかコンビニに行くって言ってたような・・・携帯忘れてるけどってミサカはミサカはあの人のマヌケっぷりを暴露してみたり」

『そっか。それじゃあ打ち止めでもいいや。ちょっと聞きたいことがあるんだけどさ』

打ち止め「聞きたいこと?なぁに?」

『白くて、黒くて、赤くて、うにゅ〜っとした物、分かるか?』

打ち止め「え、何それは(ドン引き)」

『いや割とマジなんだけど』
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/10(日) 22:28:59.52 ID:AMRZ+OXZo
打ち止め「むむ・・・白黒赤でうにゅー?」

『あぁ。知り合いの子ども・・・?うん、子どもがそれが欲しいって言ってるんだけどさ、何がなんやら』

打ち止め「白、黒、赤・・・うにゅー・・・」

『無理にとは言わないけどさ、分かるか?』

打ち止め「うにゅ〜でしょ?なんか伸びてる感じがするよねってミサカはミサカは少しずつ推理を開始してみたり」

『・・・伸びる?』

打ち止め「うん。これは食べ物なのかな?もしそうだとすれば・・・伸びる食べ物?」

『食べ物って言ってたな、そう言えば』

打ち止め「うにゅーっとした食べ物で、白、黒、赤・・・あ!」

『分かったか!?』
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/10(日) 22:42:54.20 ID:AMRZ+OXZo
打ち止め「きっとお餅とかその辺りじゃないのかな?ってミサカはミサカは名探偵っぷりを遺憾なく発揮してみたり!」

『餅・・・餅か。でも白黒赤ってなんだ?紅白餅か?』

打ち止め「いや、紅白餅を好んで食べるモノ好きはそうそう居ないような・・・」

『白黒赤・・・うーん・・・』

打ち止め「きっと大福のことじゃないかな?ってミサカはミサカはミサカの予想をちらっと言ってみたり」

『!大福・・・!?そうか!白は皮で黒はあんこだな!』

打ち止め「多分そうだと思うよ。でも赤ってのがちょっと分からないかもってミサカはミサカは少し項垂れてみる・・・」

『いや、十分だ。あリがとう打ち止め!ウチに来てカナを好き勝手にしていいぞ!』

打ち止め「いや、それは別に・・・」
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/10(日) 22:53:57.26 ID:AMRZ+OXZo
ピ!

上条「分かったぞ!大福だ大福!」

美琴「はぁ?」

上条「白が皮、黒があんこ、そしてうにゅーとした食感!どう考えても大福だよ大福!」

翠星石「大福・・・ですか?でも赤は?」

上条「赤はアレだ!苺だ!苺大福なんだよ!」

蒼星石「!なるほど、苺大福・・・その発想はなかった!」

雛苺「そう!それなの!トモエはいちごだいふくって言ってたの!」

金糸雀(覚えてたのなら初めから言えっての・・・)イラ

禁書「やっと分かったね。よかったよかった。さ、くろこ、買いに行くんだよ」

黒子「えっ」
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/10(日) 23:04:44.31 ID:AMRZ+OXZo
美琴「仕方ないでしょ、アンタのテレポートが一番手っ取り早いんだから」

黒子「・・・仕方有りませんわね。雛苺、ちょっとうにゅーを買いに行きますわよ?」

雛苺「うぃさ!」ビシッ!

パッ!

美琴「それにしてもよく分かったわね」

上条「あぁ、一方通行に聞こうと思って電話したら打ち止めが出てさ」

翠星石「はぁ!?今なんつったですか!?」

蒼星石「一方通行・・・まさかその名前が出てくるとはね」

上条「あ、いや・・・もう昔の話は水に流すってわけにはいかないけどさ、解決したってことで」

美琴「・・・ふん、まぁいいけど?で、打ち止め・・・って私のクローンだったかしら?

上条「そう、いつか会っただろ?あのちっさいクローン」



禁書「クローン?え?何それ?」
398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/10(日) 23:10:07.57 ID:AMRZ+OXZo
翠星石「はぁ、あのモヤシとミコトのクローンが同居してると。初耳ですよそれは」

金糸雀「知らなかったんだ」

蒼星石「だって一方通行とまともに喋ったこと無いし」

美琴「ふむ、いいかもしれないわね」

上条「何が?」

美琴「腐っても学園都市第一位、私のクローンとご丁寧に同居・・・うん・・・」

翠星石「・・・まさか、おめー・・・!」

美琴「雛苺、アイツのところに預けましょ!」



一同「・・・マジで?」

美琴「うん、割とマジで」
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/10(日) 23:16:16.80 ID:AMRZ+OXZo
ーーーー・・・

一方「ククク・・・新発売のブラックコーヒーか。こりゃ愉快に決まッちまうかもなァ!ヒャヒャヒャヒャヒャ!」

一方「さて、冷蔵庫に入れなきャアな・・・ン?」

雛苺「・・・」じ〜

一方「・・・ン」
400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/10(日) 23:20:43.44 ID:AMRZ+OXZo
ーーーー・・・

一方「ククク・・・新発売のブラックコーヒーか。こりゃ愉快に決まッちまうかもなァ!ヒャヒャヒャヒャヒャ!」

一方「さて、冷蔵庫に入れなきャアな・・・ン?」

雛苺「・・・」じ〜

一方「・・・ンン?何だテメェ・・・?」

雛苺「はい、これ」

一方「アァ?・・・手紙?」ガサ


・一方通行へ
訳あって薔薇乙女の雛苺が学園都市に来てしまったので、ちょっとだけ預かってください。
普通にご飯食べます。苺大福が好物です。
打ち止めの遊び相手にもちょうどいいかなと思います。
よろしくお願い致します。                                         上条当麻


一方「・・・」

雛苺「よろしくなの!」

一方「三下アアアアァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!」ドカァァァァーーーン!!!
401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/10(日) 23:26:04.76 ID:AMRZ+OXZo
>>399
あれ?書き込み失敗ってでたのに・・・?399は無視でお願いします。

今回はここまで。
雛苺を一方通行の家に預けようプロジェクト始動です。
一方、結標、滝壺で最後まで悩んだけど結局一方さんでよろしくおねがいしまーす!

次の投下は14日(木)予定です。
402 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/04/10(日) 23:27:09.64 ID:AMRZ+OXZo
>>399
あれ?書き込み失敗ってでたのに・・・?399は無視でお願いします。

今回はここまで。
雛苺を一方通行の家に預けようプロジェクト始動です。
一方、結標、滝壺で最後まで悩んだけど結局一方さんでよろしくおねがいしまーす!

次の投下は14日(木)予定です。
403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/04/10(日) 23:29:37.05 ID:ujNLrAjso
大事な事なんだな?
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/10(日) 23:29:36.58 ID:AMRZ+OXZo
もうやだなにこれ(´・ω・`)
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/10(日) 23:31:53.46 ID:7KcIYtXYo
大事なことなので2回…って、酉が無かったからか
しかし雛と打ち止めに囲まれて暮らすとか一方さんェ…

406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/11(月) 02:38:15.73 ID:HyUz/C1Mo
サーバーが不調らしい
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2011/04/12(火) 01:38:09.16 ID:wChxV4DAO
書き込み失敗って出ても書き込めてるみたいだから、二回目の書き込みボタンを押す前に確認するといいかも!
408 :1 ◆e7neESKY4A :2011/04/14(木) 21:33:12.32 ID:k6ulvr7Po
どうもこんばんは。
今週のローゼンはめぐ補給分でした。
ビクっとする蒼星石かわいい

それでは投下します。新章っぽいのです。
409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/14(木) 21:43:30.81 ID:k6ulvr7Po
ーーーー・・・

雛苺を一方通行家に預けて数日が経ちました。


雛苺「打ち止め登りー!」ヨジヨジ

打ち止め「ぶわっ!?ヒナ、重い〜ってミサカはミサカはこの重みに必死に耐えてみたり・・・!」

雛苺「重くないも〜ん!」

打ち止め「ま、前が見えねぇ・・・」

金糸雀「和む光景かしら」

禁書「ヒナ、らすとおーだーとは仲良くやってる?」

雛苺「うん!打ち止めもあっくんもあいほききょうもみんな優しいのよー」

金糸雀「へぇ、あっくん優しいんだ」

禁書「ちっちゃい子には優しいのかもね」

打ち止め「ロリコンって言わないでってミサカはミサカは懇願してみる」

禁書「いやロリコンだとは一言も・・・」
410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/14(木) 21:52:26.61 ID:k6ulvr7Po
雛苺「あのね、なんかね、さいこうきゅーのうにゅーを食べさせてやるって!」

打ち止め「ちょ、降りてヒナ・・・」フラフラ

雛苺「うぃっさ」ヒョイ

禁書「最高級の苺大福・・・さぞかし美味しいんだろうね」

金糸雀「カナはあんまいふわふわ玉子焼きのほうが・・・」

打ち止め「ミサカもあまい玉子焼きだいすき!」

雛苺「ヒナもー!」

禁書「私はだし巻き卵のほうが好きなんだよ」

金糸雀「やーいやーい、少数派ー」

禁書「ムッキーーー!!!」
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/14(木) 22:03:13.01 ID:k6ulvr7Po
一方「ケッ、ガキ共は気楽だなァ、オイ」

上条「はい・・・その通りです・・・」

一方「で、何で俺に押し付けたンだよテメェ・・・!」

上条「いや・・・その・・・やっぱ第一位ですし、財力もありますし・・・一番預けてて安心かなと・・・ハイ・・・」

一方「預かンのは良い。押し付けてンじゃねェよ三下ァァァア!!!」

上条「そ、そんな事言ったって・・・だってウチは財力的にアレだし・・・」

一方「テメェは真の邪悪だなァ。調子にのってンじゃねェよォーホモのくせによォー!!」

上条「ホモじゃないです・・・スイマセン・・・」

一方「・・・ハァ、いきなり押し付けられたから怒ってンだよ。分かるか?」

上条「ハイ、ごもっともです・・・」
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/14(木) 22:12:32.75 ID:k6ulvr7Po
一方「・・・良いよ。預かってやンよォ」

上条「!ま、マジですか!?」

一方「マジも何も数日預かってンだろ」

上条「助かる!ありがとう!」

一方「まァ、あのガキの遊び相手が出来たのは助かる。あまり構ってやれなかったからなァ」

上条「雛苺も一人は嫌って言ってたしな。利害が一致してるな」

一方「あァ?」

上条「・・・すいません」

一方「・・・」

上条「一方通行?」
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/14(木) 22:20:48.03 ID:k6ulvr7Po
一方「預かってやるからよォ・・・頼みがある」

上条「頼み?」

一方「あァ・・・テメェじゃなきゃァ駄目なンだよ」

上条「俺・・・なんだ?能力者か?」

一方「良く分かンねェンだよ」

上条「どういう事だ?」

一方「・・・何処から話せば良いもンかねェ」

上条「そんなに話しにくいことなのか?」

一方「メンドくせェだけだよ・・・オイ、ガキども!」

打ち止め「んー?」

一方「出かけンぞ。準備しやがれ!!」

上条「??」
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/14(木) 22:31:28.43 ID:k6ulvr7Po
ーーーー・・・

「あれ・・・何やってたんだっけ、私・・・」

気がつくと何処かの公園。
なんか味気がない、どこにでもある普通の公園。
そんな公園のベンチに腰掛けていた。

「・・・?」

妙にぼんやりする。
頭が回らないけど・・・気持ちがいい。

「何やってンだ」

「・・・あ」

声のする方を見る。
どこかで見たことがあるモヤシ野郎が白けた目で私を見ていた。

何故だか、嬉しかった。
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/14(木) 22:36:08.82 ID:k6ulvr7Po
「ち、テメェが買ってこいって言ったンだろォが」

ポイと何かを投げる。
私は慌ててそれをキャッチした。

「・・・いちごおでんって。もうちょっとマシなの無かったの?」

「学園都市にマシなものなんてねェよ」

「ぎゃは、アナタを見てたらよく分かるよ」

「・・・さっさと飲みやがれ」

いつも通りの減らず口にいつも通りのぶっきらぼう。
憧れていた日常。
少しにやけながら、缶の封を切る。

「違うでしょ?」

缶の中から声がした。
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/14(木) 22:43:52.91 ID:k6ulvr7Po
「アナタが望んだ日常はこんなモノじゃないでしょ?違う?」

「違わないね。コレが私の望んだ日常だよ」

「バッカじゃないの・・・もう一度良く考えて」

今度はゴミ箱から声がする。

「考えるって何を?」

「考えるまでもないかな?本能に従いな」

「何言って・・・」

何を言ってるのかよく分からない。
本能?本能って何さ?
これが私の・・・望んだものなのに・・・

「いい加減にしなよ」

次は何だ?どこから声がする?
缶?ゴミ箱?次は何だ?虫?犬?雲?空気?

ああ、座ってるベンチだ。私の座ってるベンチが喋ってるんだ
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/14(木) 22:50:38.72 ID:k6ulvr7Po
「何が望んだ日常だよ・・・自分を偽っちゃってさ、まぁ大変」

「偽ってない!」

思わず叫んでしまう。
珍しい、私がムキになっちゃうなんて

「じゃあ何よ。ホントは一方通行を殺したいくせに」

「違う」

「違わないね。憎くて憎くてたまらない。殺したい。いっつもそう考えてるでしょ?」

「考えてないって・・・」

この声を聞いてるとイライラする。
まるで私の心の奥の更に底から聞こえてくるみたい。

「考えてない?そう。それじゃあさ・・・アナタ、今誰の首を絞めてるの」

「・・・首ぃ?」

何を言ってるんだ?
・・・そういや、いちごおでんは地面に落ちてる。
でも、私の両手は何かを掴んでる。

「・・・く・・・ァ・・・!」

一方通行を、締めあげてる。
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/14(木) 22:57:15.07 ID:k6ulvr7Po
ーーーー・・・

「・・・ッ!?」ビクッ

「・・・あ、あれ・・・??」

御坂妹「大丈夫ですか?」

「・・・10032号?何やってんの?」

御坂妹「貴女がうなされてたので、手を握ってたのですよ、とミサカは握った手の力を少しだけ込めます」ギュ

「・・・ホントだ。あっつ!」

御坂妹「む、失礼な・・・気分はどうですか?」

「相も変わらず最悪だよ。しかも変な夢見てたみたい。ぎゃは」

御坂妹「変な夢、ですか?」

番外「・・・うん。胸糞悪い夢だよ」
419 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/04/14(木) 23:00:03.92 ID:k6ulvr7Po
今回はここまで。
番外個体編ですね。
サブタイトルは【番外個体は眠れない】ですかね。

次の投下は19日(火)予定です。
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/14(木) 23:08:46.05 ID:prH2QRs1o

雪華綺晶ェ…
421 :1 ◆e7neESKY4A :2011/04/20(水) 08:46:16.11 ID:nfelbhlso
おはようございます。
昨日仕事で疲れてて気がついたら爆睡してました。申し訳ない。

今日はちょっと都合が悪いので21日に投下します。
もう少しだけお待ちくださいです。。。
422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/20(水) 12:53:19.62 ID:s5oIBu1DO
まってるよ
423 :1 ◆e7neESKY4A :2011/04/21(木) 21:50:19.83 ID:hjTM4lqZo
こんばんは〜。
早速ですが投下します!
424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/21(木) 22:01:43.12 ID:hjTM4lqZo
ーーーー・・・

上条「番外個体、ねぇ」

一方「そうだ。俺を[ピーーー]ためだけに作られた軍用クローン・・・」

禁書「何と言うか、よくもまぁ簡単にクローンをポンポン作るもんだね、科学者って」

一方「頭のネジが飛んでンヤツばかりなンだよォ・・・イカれてやがる。俺が言うのも変だけどなァ」

打ち止め「・・・その子はね、ミサカネットワークから負の感情を拾いやすいように調整されてるの」

雛苺「ふのかんじょう?」

打ち止め「うん。例えばヒナは、自分のうにゅーを奪われたらどう思う?」

雛苺「やなの!ヒナ怒っちゃうの!」

打ち止め「そう。そんな感情を優先的に拾っちゃうのってミサカはミサカは少し曖昧な解説をしてみたり」

雛苺「うー、むつかしいの・・・」

金糸雀「・・・そう?」
425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/21(木) 22:13:13.32 ID:hjTM4lqZo
一方「まァメンドくせェから道中は説明しねェ。色々あったンだよ・・・そンで治療の為に学園都市に引っ張ってきた」

上条「治療?」

一方「・・・クローンってのは、短時間で無理矢理成長させてるから、その分体への負担がデカくなる」

金糸雀「打ち止めとかも?」

打ち止め「ミサカはまだマシな方かも。実験で使われていたミサカ達の方がある程度負担が大きよ」

上条「だよな。打ち止めは小学生位だけど御坂妹は中学生位だし」

一方「アイツらはアイツらで調整を受けてンだよ。アイツらはまだマシだ。番外個体に比べりゃァな」

金糸雀「・・・更に成長が進められてる、って事かしら?」

一方「あァ。だからシスターズよりも更に負担がデカイ」

上条「で、調整は上手くいかなかったのか?」
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/21(木) 22:25:56.10 ID:hjTM4lqZo
一方「・・・腕利きの医者に調整、治療を頼ンだ。無理な成長、薬品の使用、その他もろもろでアイツの体はボロボロだ」

打ち止め「確かに快方へ向かってた・・・筈だったんだけどね、問題が発生したの」

雛苺「もんだい?」

一方「体の方は特に問題は無ェハズなンだけどよォ・・・徐々に体力が衰えてきた」

上条「はぁ?」

一方「あの天才的な医者でさえ原因がよく分からねェだとよ・・・笑わせやがるぜェ」

打ち止め「健康体でもおかしくないのに、何故か体力だけがじわじわ削られてるのってミサカはミサカは項垂れながら番外個体の情報を話してみたり・・・」

上条「禁書、これは・・・魔術絡みか?」ヒソヒソ

禁書「可能性はない事もないけれど、状況がまだ詳しく分からないから何とも言えないかも・・・」ヒソヒソ

金糸雀「ん?それって・・・さっき言ってた「負の感情」が関係してるのかしら?」
427 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/21(木) 22:42:26.56 ID:hjTM4lqZo
一方「断言は出来ねェが、恐らくはそうだろうなァ」

上条「・・・なるほどな、だから俺の右手でって事か」

打ち止め「そう。漠然とした曖昧な物にはあなたの右手が効果的かもって判断したんだよってミサカはミサカはいかにもミサカ一人で考えました的な言い方をしてみたり!」

禁書「負の感情を打ち消す・・・上手く行くのかな?」

金糸雀「ミサカネットワークから切断すればいいんじゃないの?カナはその辺りはさっぱり分からないけど・・・」

一方「無理だ。そういう風に作られてンだよ。軍用クローンなンてそンなモンだ」

上条「まぁいいさ。出来ることなら協力するよ。俺の右手で救える命があるのなら、幾らでも救ってやるさ」

一方「ハッ、ヒーロー様様だなァオイ」

上条「なんだよ、そういうお前だって救いたいんだろ?」

一方「お喋りは仕舞いだ。着いたぞ」



禁書「あれ?此処って・・・」じ〜
428 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/21(木) 22:55:48.17 ID:hjTM4lqZo
ーーーー・・・

カエル「どうだい、具合は?」

番外「どうもこうもないよ先生。相変わらず最悪」

御坂妹「・・・だそうです」

カエル「そうかい・・・どうしたもんかね、調整自体は順調に進んでるはずなんだがね?」

番外「そんな事言われてもミサカは何も分からないって。ぎゃは」

カエル「ふむ・・・何とかしてやりたいのは山々なんだが、医療の限界にぶち当たってる感覚だよ」

御坂妹「・・・冥土返しと言われる貴方の口からそのような言葉が出るとは、とミサカは只々驚きます」

カエル「僕は医者だが、神様ではない。出来ないこともあるさ・・・」

番外「ま、期待しないでのんびり待ってるよ、先生」

カエル「おや、期待されてないのか・・・残念だね?」
429 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/21(木) 23:03:26.09 ID:hjTM4lqZo
番外「で、今から調整?」

カエル「いや?たまたま病室の前を通ったものだからね。10032号さんと仲良く手を繋いでるから何事かと」

御坂妹「妹が魘されていたので」キリッ

番外「何が妹だよ!ミサカの方が明らかにお姉様でしょうが!!」

御坂妹「何言ったやがるんですがこのペーペーがとミサカは己の立場を理解してない番外個体に悪態をつきます」

番外「・・・何だろうね、やっぱお姉様の遺伝子がそうさせるのかな?」

御坂妹「さあ?」

カエル「はっは、まぁ大丈夫そうだね?安静にしてるんだよ?また後で来るからね」スタスタ

番外「うーっす」ヒラヒラ

御坂妹「お疲れ様です」ペコ
430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/21(木) 23:09:44.92 ID:hjTM4lqZo
番外「・・・」ハァ

御坂妹「で、何処まで本当なんですか?」

番外「えっ!?何がさ??」ビクッ

御坂妹「分かりますよ。日に日に体調が悪くなっていく様が、とミサカは問い詰めます」

番外「・・・夜ね、なんか寝れなくなってきたかも」

御坂妹「寝れない?」

番外「うん。正確には「寝たくない」んだよね」

御坂妹「駄目ですよ。寝ないと体力が・・・」

番外「夢を見るの」

御坂妹・・・「夢、ですか?」
431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/21(木) 23:26:37.42 ID:hjTM4lqZo
番外「ミサカはさ、あのモヤシ野郎を[ピーーー]ために作られたクローン。それだけのために生きてきた」

御坂妹「・・・そうですね。ミサカも似たようなものでした」

番外「貴女達は救われたじゃん。幻想殺しだっけ?」

御坂妹「貴女はどうなんですか?とミサカは質問を投げかけます」

番外「そうだねぇ、まぁ一方通行を[ピーーー]気は無いよ。うん」

御坂妹「・・・そうですか」ホッ

番外「[ピーーー]理由が無くなったんだもの。ミサカ達を作った馬鹿共の悔しがる顔が眼に浮かぶよね。ぎゃははっ」

御坂妹「ボコボコにされたんでしたっけ?」

番外「ボコボコじゃないよ。ちょっと辱めを受けただけだよん」

御坂妹「ああそうとミサカはてきとーにうけながします」

番外「・・・ま、まぁそういう事。現実はそうでもね、ミサカが見る夢は・・・大分違う」

御坂妹「?」
432 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/21(木) 23:46:09.20 ID:hjTM4lqZo
番外「夢の中じゃね、一方通行を必ず殺しちゃうの」

御坂妹「必ず、ですか?」

番外「ミサカはね、今まで夢なんか見たことなかった。でも一方通行と出会って、一悶着あって・・・それから夢をみるようになったの。最初は感動したね、これが夢なんだって」

御坂妹「・・・」

番外「でもね、殺すの。殺したいと思って殺す、殺したくないのに殺す、気がついたら殺してる。殺して殺して殺して・・・」

御坂妹「番外個体!」

番外「・・・はぁ、きっと負の感情が影響してるのかもね。塵も積もれば山となるって言うでしょ?」

御坂妹「・・・だから寝れないと」

番外「調整は上手く行ってると思う。あの先生の腕は確かだよ、一方通行が推すくらいだしね。でも、日に日に体調は悪くなる。負の感情・・・ミサカの体を蝕んでるね、分かるんだよ」

御坂妹「番外個体・・・少し散歩しましょうか」

番外「・・・はは、そうだね」
433 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/21(木) 23:57:36.88 ID:hjTM4lqZo
御坂妹「売店に行きましょうか。いつも読んでる雑誌の最新号が出てるはずですよ、とミサカは耳寄り情報を垂れ流します」

番外「ほう、いいねぇ。続きが気になってたんだよ」

御坂妹「ちょっとまってて下さい。用意を・・・」

コンコン

番外「?はいー、入っていいよー」

一方「おゥ、邪魔するぜェ」ガララー

番外「うっわ、またあなた?性懲りも無く良く来るねぇ。ぎゃはっ」

一方「あン?俺だけじゃねェよ」


打ち止め「ミサカもいるよってミサカはミサカは元気にご挨拶!」

上条「お、お邪魔します〜」オドオド

禁書「お邪魔するんだよ!」スタスタ

金糸雀「かしら〜」ヒョコ

雛苺「なの〜」ヒョコヒョコ


番外・御坂妹(・・・なんか多い)ガビーン
434 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/04/21(木) 23:59:26.40 ID:hjTM4lqZo
今回はここまで。
番外個体の悩み。御坂妹は必要以上にミサカミサカ言わせないほうが可愛い・・・のか?

次回投下は26日(火)予定です。
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/24(日) 17:04:06.11 ID:yQlhcNtDO
追い付いたー

>>1
436 :1 ◆e7neESKY4A :2011/04/26(火) 22:17:38.02 ID:GnDOoKzzo
こんばんは〜。
最近のお気に入りは安くてそこそこ飲めるのどごし生ちゃん!

それでは投下します〜
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/26(火) 22:29:19.63 ID:GnDOoKzzo
ーーーー・・・

番外「へぇ、貴方が噂の幻想殺しなんだ」

上条「あぁ、上条当麻だ。で、こっちに居るのが・・・」

打ち止め「ミサカはラストオーダーって言うんだよ?ってミサカはミサカは白々しく自己紹介してみたり!」

番外「知っとるがな」

禁書「Index-Librorum-Prohibitorumなんだよ。略してポ・エ・ム!」

番外「は、はぁ・・・??」

金糸雀「・・・」じ〜

雛苺「・・・」じ〜

番外「・・・このちっこいのは?」

雛苺「お肌がカサカサなのね」

番外「気にしてること言うな!」
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/26(火) 22:41:54.18 ID:GnDOoKzzo
金糸雀「やっぱクローンなのね・・・そっくりかしら」

御坂妹「そうでしょうそうでしょう」

上条「ん・・・あれ?御坂妹、居たのか?」

御坂妹「ふんっ!」

バチーーーン!!!

上条「ふぐっ!?」

番外「うわ、すごいビンタ・・・」

禁書「今のはとうまが悪いね」

金糸雀「うん」

雛苺「ヒナは雛苺なのよー!こっちのはカナ!」

番外「雛苺?変わった名前だね」

雛苺「そうなの?」
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/26(火) 22:50:02.59 ID:GnDOoKzzo
御坂妹「で、あなた方は一体何に来たんでしょうか?とミサカは痺れる手の余韻を噛み締めながら尋ねます」ジンジン

一方「見舞いだ、見舞い。ホラ、手土産もあンぞ」

番外「んー、フルーツ盛り合わせか。まぁ捨てるのも勿体無いから貰っといてあげるよ。ぎゃは☆」

金糸雀「言葉の割には嬉しそうかしら」

御坂妹「彼女の口の悪さはデフォルトなのでお気になさらずに」

番外「折角だからちょっと休憩室に行こうよ。あそこなら椅子があるからさ」

上条「・・・く、来るときにあったな・・・いてて・・・」ジンジン

番外「10032号、用意してくんない?」

御坂妹「用意も何も・・・どうぞ」コロコロ



禁書「・・・車椅子?」

番外「ゴメンね、ちょっとだけ足腰が弱いだけだよん。よいしょ・・・っと」グッ

御坂妹「おっと、気をつけてください」サッ

一方「・・・」
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/26(火) 23:02:37.86 ID:GnDOoKzzo
番外「おし」ポフン

上条「押そうか?」

番外「いいよ別に。まだ自分で動けるし」クイクイ

雛苺「おお!なめらかなうごき!なのよ」

一方「最新型の車椅子だ。電動にしろ手動にしろ特に力は必要ねェ」

禁書「じゃあとうまが大怪我したらアレでいいね?」

上条「よくねーよ!お高いぞアレ。絶対」

番外「こっちだよー。付いてこい白モヤシ」コロコロ

一方「ウゼェ」スタスタ

金糸雀「・・・マズイかも」

禁書「?」

金糸雀「なんでもないかしら」

打ち止め「ヒナー、行こう?」

雛苺「うぃっさ!」
441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/26(火) 23:15:22.07 ID:GnDOoKzzo
ーーーー・・・

番外「なるほどねぇ、その幻想殺しでミサカを・・・」

上条「どうにか出来ないかなと思ってるんだ」

御坂妹「・・・そうでしょうか?」

上条「?」

御坂妹「確かにあなたの幻想殺しは異能の力を打ち消す反則気味の力です。一方通行もお構いなしでしたし、とミサカはあの時の光景を思い出します」

一方「で、何が引っ掛かンだよ」

御坂妹「負の感情・・・いくら負とはいえ、感情を消せるのでしょうか?感情とは、異能の力なのですか?」

禁書「・・・自分の感情は自然、他人の感情は異能。そういう考え方もあるんだね」

打ち止め「感情じゃなくって、感情に込められたエネルギーを打ち消す、って考えでいいんじゃないのかな?ってミサカはミサカは少し戸惑いながら意見してみる・・・」

御坂妹「むう、そんなモノでしょうか?」

金糸雀「そんなモノかしら。とうまの右手でどうにか出来れば万々歳かしら」
442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/26(火) 23:25:55.85 ID:GnDOoKzzo
上条「じゃ、じゃあ早速・・・」

番外「え、あ、オッスお願いしまーす!」

雛苺「おっす!」

上条「・・・どこ触ればいいの?」

番外「・・・頭?」

一方「ビンタしろビンタ」ニヤニヤ

番外「ムッカ、あなたこういう時によくそんな気持ち悪い顔でこっち見れるね、整形して出直してきなよ」

上条「・・・頭、触るぞ」

番外「えっ!?」ビクッ

禁書「え?え?何この雰囲気・・・??」ドキドキ

御坂妹「みなさん、呑まれすぎです、とミサカはやや呆れ気味に指摘します」
443 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/26(火) 23:31:43.76 ID:GnDOoKzzo
上条「えい」ポフ

番外「んっ・・・!」ビクッ

・・・

・・・

・・・

上条「・・・」ナデナデ

番外「え、あ、なに?」

上条「んー・・・??」ナデナデ

番外「ちょっと、みんな見てる!恥ずかしいよぅ・・・!」

金糸雀「・・・ダメっぽいかしら」

一方「あァ、何の反応もねェ」

御坂妹「やはり・・・ですか」

番外「へ?」
444 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/26(火) 23:52:26.85 ID:GnDOoKzzo
上条「・・・異能の力を打ち消したら何か割れたような音がするんだけどな」

番外「・・・そんな音しなかったよ?」

禁書「それが答えだね。負の感情はとうまの右手も効果なし、か」

一方「頭じゃダメだって事じゃねェのか?他の部位はダメなのかァ?」

禁書「一部分に触れさえすれば効果を発揮するのがとうまの幻想殺し。どこ触っても一緒かも・・・」

番外「そっか、なんかゴメンね?ミサカのためにわざわざ」

上条「・・・クソ、何が幻想殺しだ」

御坂妹「あなたは悪くありませんよ、とミサカは・・・」

上条「カナ、何か分からないか!?」

金糸雀「・・・カナにはなんとも」

番外「部屋に戻ろっか?」

一方「・・・あァ、そうだな」
445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/27(水) 00:01:54.99 ID:DoJXCsrto
金糸雀(幻想殺しでは効果がない・・・でも番外個体は弱ってる。では何故負の感情を打ち消せない?)

金糸雀「・・・まって」

番外「ん?」ピタ

上条「何か分かったのか!?」

金糸雀「とうまが番外個体を触っても効果がない・・・そして負の感情・・・うん・・・」

禁書「何が言いたいの?」

金糸雀「これは薔薇乙女の領分かもしれないかしら」

一方「あァ?」

金糸雀「負の感情、とうまの右手では効果なし。現実世界には現れてないのよ・・・無いものは殺せない。そうでしょ?」

上条「いや、何を言ってるんだカナ?ちょっと訳分かんないぞ」

金糸雀「・・・とうまの右手もnのフィールドまでは届かないのよ。番外個体の世界にその答えがあるハズ!」

御坂妹「世界?」


金糸雀「夢の庭師に相談するかしら。もしかしたら、どうにかなるかも!」
446 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/04/27(水) 00:05:35.21 ID:DoJXCsrto
今回はここまで。
上条さんの右手で負の感情は殺せない。でも負の感情で確実に番外個体は蝕まれてる・・・
負の感情は何処に溜まってるんだ!?というお話。

次回投下は5/2(月)を予定してますが、ちょっとズレ込む可能性大です。
気長にお待ちください。
447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/04/27(水) 00:19:15.59 ID:dGyTiuaFo

鞄で眠りながら待っているのだわ
448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/28(木) 21:28:52.79 ID:qsg3B7zSO
カナがアホの子じゃないかしら
449 :1 ◆e7neESKY4A :2011/05/01(日) 15:28:03.31 ID:H3r1NvGDO
携帯からどうもこんにちは。
2日に投下を予定していましたが、突然の身内の不幸の為投下を延期させていただきたいと思います。
もうバタバタですよバタバタ(´・ω・`)

5日あたりに投下できたらなーと考えてますがまだ確定ではないのでもう暫くお待ちください。
450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/05/03(火) 04:57:12.88 ID:z87FiwD8o
落ち着いてからゆっくり書けば良い
連休中だとまた色々大変だろうし
451 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/05/05(木) 23:37:15.21 ID:9YIIk81vo
こんばんは〜。
7日(土)に投下できそうです、というご報告。
もう少しだけお待ちくださいです。。。
452 :1 ◆e7neESKY4A :2011/05/07(土) 21:55:09.02 ID:bw6PhrPyo
お待たせしました。
投下したいと思います!
453 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/07(土) 22:06:51.39 ID:bw6PhrPyo
ーーーー・・・

【とある喫茶店】

佐天「翠星石も携帯変えたんだ〜。いいなぁ、私も変えたいなぁ・・・」

翠星石「変えたって言うか買ってもらったというか、まぁそんな感じですね」

佐天「私なんかちょっと前の機種だもん」

翠星石「ちょっと前って・・・少し型落ちしても使えるじゃねーですか。最近の若いもんはモノを大事にするという感覚がないのですか」

佐天「いやいや、ただ新しいものに興味があるってだけだよ」

翠星石「でもやっぱアレですね、ハイクオリティですよ。ケータイでテレビが見れるとか何処の未来都市ですか!」

佐天(いや、テレビはだいぶ前から・・・)

翠星石「インターネッツも楽しいですぅ・・・」うっとり

佐天「・・・そりゃよかったね」
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/07(土) 22:13:39.91 ID:bw6PhrPyo
「失礼します。アメリカンでお待ちのお客様」スッ

佐天「あ、は〜い」

「ダージリンでお待ちのお客様」スッ

翠星石「ですぅ」

「ごゆっくりどうぞ〜」スタスタ

佐天「・・・ここのウェイトレスの制服可愛いよね」

翠星石「そうですかね?」

佐天「そうだよ!」

翠星石「翠星石は年中ドレスですから、あまりお洒落をするという感覚が無いんです」

佐天「えっ!?そのドレスだけ?」

翠星石「そうですよ」
455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/07(土) 22:28:03.36 ID:bw6PhrPyo
佐天「おいおい・・・薔薇乙女でしょ?乙女なんだからおめかししなきゃ」

翠星石「んなこと言ったってですね・・・このドレスはお父様が翠星石の為に作ってくださった唯一無二の貴重なドレスなのです。そうやすやすと脱いでいいもんじゃないのです!」

佐天「えー、だめなの?」

翠星石「コレばっかりはNGですね」

佐天「・・・じゃあさ、ドールショップに行こうよ。可愛らしい服が売ってあるかもよ?」

翠星石「やです。本当に可愛いのがあったら抑えきれなくなるですから」

佐天「・・・大変だね」ズズズ

翠星石「そうですよ」ズズズ

佐天「あ、コーヒー美味しいや」
456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/07(土) 22:35:34.61 ID:bw6PhrPyo
佐天「おいおい・・・薔薇乙女でしょ?乙女なんだからおめかししなきゃ」

翠星石「んなこと言ったってですね・・・このドレスはお父様が翠星石の為に作ってくださった唯一無二の貴重なドレスなのです。そうやすやすと脱いでいいもんじゃないのです!」

佐天「えー、だめなの?」

翠星石「コレばっかりはNGですね」

佐天「・・・じゃあさ、ドールショップに行こうよ。可愛らしい服が売ってあるかもよ?」

翠星石「やです。本当に可愛いのがあったら抑えきれなくなるですから」

佐天「・・・大変だね」ズズズ

翠星石「そうですよ」ズズズ

佐天「あ、コーヒー美味しいや」
457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/07(土) 22:41:58.52 ID:bw6PhrPyo
>>456
Oh・・・また連投とはたまげたなぁ・・・



佐天「・・・初春も白井さんも蒼星石さんも大変だね」

翠星石「今日はたまたまですよ。ミコトはなんか奉仕活動とか言ってたですね」

佐天「私は最初から予定なんか無かったよーだ」

翠星石「寂しい女子中学生ですね」

佐天「うるさい!そうしう翠星石こそ予定はなかったの?」

翠星石「翠星石ですか?えー・・・部屋のお掃除して・・・」

佐天「掃除したんだ」

翠星石「あぁ、そんですること無くなったですから適当にぶらつこうかと」

佐天「・・・人のこと言えないじゃん」

翠星石「面目ないですぅ」
458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/07(土) 22:53:47.54 ID:bw6PhrPyo
佐天「やっぱあれかねー、何かやれってことかな?」

翠星石「何かやれって言われてやるものは長続きしないですよ?」

佐天「だよねぇ」

翠星石「そうです。自分がやりたいことを自分で見つけ、それに打ち込む。充実感にあふれた生活が送れるですよ」

佐天「充実感か・・・私は充実してるのかな・・・?」

翠星石「知るかですぅ」

佐天「うわっ、そんなにざっくり・・・」ガビーン

翠星石「今が充実してるかどうかだなんて、今分かる訳無いじゃないですか。後から「あぁ、あの時は充実してたなぁ」と振り返ることが出来ればいいんですよ」

佐天「・・・へぇ、いい事言うじゃん」

翠星石「伊達に長生きしてないですよ!」フンス
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/07(土) 23:05:42.70 ID:bw6PhrPyo
prrrrrrr・・・

佐天「翠星石、電話鳴ってるよ」

翠星石「あ、ホントですね。もしもしー?」ピッ

「お、翠星石のケータイであってるか?」

翠星石「そうですけど・・・その声は・・・」

「俺だよ、上条当麻」

翠星石「とうまですか!・・・翠星石の番号教えたことあったですかね?」

「ビリビリから聞いてたんだよ。知っておいたほうが何かと楽だろって」

翠星石(アイツは人の番号を何だと思ってやがるんですか・・・!!)イラ

「でさ、ちょっと相談事があるんだけど・・・」

翠星石「相談事?」
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/07(土) 23:20:40.62 ID:bw6PhrPyo
「そうなんだけど・・・ちょっと会えないか?今」

翠星石「今ぁ?今はちょっと・・・友達と・・・」チラ

佐天「・・・私?」

「友達か・・・なるべく急いで欲しかったんだけど、仕方ないな」

翠星石「そうですね、残念ですが・・・」

佐天「翠星石」

翠星石「ん?何ですか?」

佐天「私のことは気にしないでいいよ。大事な用があるならそっちを優先しなよ」

翠星石「・・・済まないです。とうま!」

「はいぃ!」ビクッ

翠星石「都合がついたです。今から会ってやろうじゃないですか」

「本当か?助かる!!」
461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/07(土) 23:27:29.21 ID:bw6PhrPyo
「今何処に居るんだ?」

翠星石「第七学区の喫茶店ですけど?」

「第七学区か、でっかい橋があるだろ?そこで待ち合わせよう。今から行くからさ」

翠星石「ちょ、橋なんか幾らでもあるじゃねーですか!!」

「なんか変なオブジェがあるところ!」

翠星石「あ?あー・・・そんなんあったですかね?」

「あるよ!じゃ、今から行くから!」

ツー、ツー、ツー・・・

翠星石「慌ただしいヤツですね・・・すまんですルイコ、お金置いておくですから」チャリン

佐天「ん、分かった」

翠星石「この埋め合わせはまた今度やってやるです〜!」スタタタ

佐天「期待しないで待ってるよ〜」
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/07(土) 23:38:52.12 ID:bw6PhrPyo
佐天「・・・みんな忙しいなぁ」ズズズ



―――「今が充実してるかどうかだなんて、今分かる訳無いじゃないですか。後から「あぁ、あの時は充実してたなぁ」と振り返ることが出来ればいいんですよ」



佐天「翠星石は何百年と生きてるんだっけ?翠星石は・・・昔を振り返ってるのかな?振り返る過去が多すぎてそんな隙がないのかな?」

佐天「・・・私は、振り返ることが出来るかなぁ?」ズズズ

佐天「・・・ま、どうにかしないとね?」



佐天「そうだ、能力開発の参考書でも探しに行こうかな?」スッ
463 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/05/07(土) 23:42:07.42 ID:bw6PhrPyo
今回はここまで。
翠星石とサテンサンの二人っきりの場面は好き。
結構マッチしてますよねぇ
翠星石は次回から番外個体と絡ませていく予定です。

次回投下は12日(木)予定です。
ローゼン新刊楽しみ
464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/05/08(日) 00:09:01.66 ID:ODyIdsKvo
465 :1 ◆e7neESKY4A :2011/05/12(木) 22:25:56.73 ID:rvN/DnVzo
こんばんは〜。
ちょっと遅くなりましたが投下します!
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/12(木) 22:35:38.72 ID:rvN/DnVzo
ーーーー・・・

【再び病院へ】

翠星石「・・・ほうほう、番外個体ですか」じろじろ

番外「えーと、確か・・・翠星石?だったっけ?」

翠星石「!知ってるんですか?」

番外「うん、ミサカネットワークである程度の情報は共有してるからね」

翠星石「いやぁ、まぁその・・・それはいいんですけどぉ・・・」チラ

番外「なに?」


一方「やっぱ缶コーヒーはブラックに限んぜェ・・・」

上条「俺はどっちでもいいけどなぁ」

禁書「私は甘いほうがいいんだよ」

金糸雀「カナも」

雛苺「ヒナもヒナもー!」

打ち止め「ミサカも甘いのがいいかもーって」

御坂妹「ミサカは・・・割とどちらでもいけますが」


翠星石「ちょっとあそこカオス過ぎるです・・・何なんですかあのメンツ・・・」

番外「・・・なんかゴメン」
467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/12(木) 22:49:30.73 ID:rvN/DnVzo
翠星石「やいやい白モヤシ!オメーなんでこんなとこに居やがるんですか!!」

一方「あァ?居ちゃ悪ィのかよ?お見舞いくらい良いだろォ?」

翠星石「いや、結構ドンパチやったのにここまでフツーに居座られちゃうと・・・なんだあ調子が狂うというか・・・」

御坂妹「翠星石、過去は過去です。昔のことをどうこう言っても仕方がありませんよ?とミサカは口の悪い乱暴乙女を宥めます」

翠星石「それをオメーが言うんですか・・・?てか誰が乱暴乙女ですか!!」

上条「みんな番外個体のこと心配してるんだよ」

翠星石「・・・そうですか。オメーは幸せですね、デカミコト」

番外「デカ!?」ガビーン

翠星石「そりゃそうです。ミコトよりデカイからデカミコトです!」

金糸雀「なんと安直な」
468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/12(木) 23:04:23.11 ID:rvN/DnVzo
打ち止め「じゃ、じゃぁミサカはもちろん・・・?」

翠星石「チビ2号ですね」

打ち止め「はあぁぁぁぁーーーー!?ってミサカはミサカは悲しみと怒りが混じった声を捻り出してみたり!2号て!2号て!!!」ガビーン

翠星石「もちろん1号はチビチビですよ」

雛苺「うよーい」

一方「オメェ、馬鹿にされてンぞ・・・」

打ち止め「ニゴウテ・・・ニゴウテ・・・ニエンテ・・・」プスプス

翠星石「さて、残りは特にイジる要素がないですし、本題に入るですか」

上条「えっ」

禁書「・・・」

金糸雀「はい」
469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/12(木) 23:13:00.14 ID:rvN/DnVzo
翠星石「えーと、体がだるい、熱っぽい、節々が痛いと」

番外「いや、それじゃただの風邪みたいじゃん」

上条「TDNは関係ないだろ」

翠星石「分かってるですよ。それに加えて体力の低下・・・しかし医学じゃどうしようもないと」

一方「原因不明だとよ」

翠星石「・・・歩けないほど体力が低下しておいて原因不明ですか。病気じゃないのかもしれませんねぇ?」

打ち止め「ミサカ達は「負の感情」が原因だと仮定してるんだけどってミサカはミサカは説明してみたり」

翠星石「負の感情?なんですかそりゃ」

番外「そのまんまの意味だよ」
470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/12(木) 23:24:35.99 ID:rvN/DnVzo
御坂妹「番外個体は、ミサカ達「妹達」とは違う目的で作られている為、製造工程も異なるのです。番外個体はミサカネットワークの負の感情を拾いやすいよう調整を受けている・・・という訳です」

翠星石「はぁ、そりゃまた面倒なことするもんですね。目的は何ですか?」

一方「・・・」

金糸雀「あとで教えてあげるかしら。それより今は治療することに集中して」

翠星石「へーへー。それで、負の感情ってのは・・・憎しみとか妬みとか・・・殺意ですか?」

番外「平たく言えばそんな感じかな?」

翠星石「なるほど・・・デカミコト、聞きたいことがるです」

番外「ん?何かにゃーん?」



翠星石「最近、寝るのが怖いですよね?」

番外「ッ・・・」
471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/12(木) 23:38:33.17 ID:rvN/DnVzo
翠星石「負の感情ですか・・・仕組みはよく分からないですが、そんなもん片っ端から拾いまくったら夢に影響が出てくるはずです」

一方「夢だァ?メルヘンチックな事言うじゃねェか」

打ち止め「夢占いとかその類なのかな?ってミサカはミサカは少し疑いの眼差しを向けてみる・・・」じ〜

雛苺「翠星石は夢の庭師だから、夢にはすっごく詳しいのよ!」

打ち止め「?夢なのに、庭師?」

翠星石「薔薇乙女は、それぞれ特殊な力を持ってるものです。チビカナだとヴァイオリンで音色を操る事が出来るです」

金糸雀「えっへん!」フンス

翠星石「チビチビは・・・何かできたですかね?力を失う前はなんかやってたみたいですけど」

雛苺「うぃっさ」ブイ
472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/12(木) 23:57:04.87 ID:rvN/DnVzo
上条「で、翠星石が夢の庭師か・・・」

翠星石「翠星石は、個人の夢の扉を開いて、心の樹のお手入れをするのが役目なのです。スィドリーム!」

ピカッ!

禁書「うわっ!ぴちかーとの色違いなんだよ!」

翠星石「如雨露を出すですよ」

スィドリーム「!」ピカピカ

翠星石「よっと」ポスン

打ち止め「うわぁ!すごい綺麗な如雨露だね!」

御坂妹「如雨露・・・ですよね?ここまで細かい装飾・・・素晴らしいです。余程高名な方の作品でしょうね」

翠星石「そりゃお父様が作ってくださった如雨露ですから当たり前です」

一方(ローゼン・・・だったか?)
473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/13(金) 00:02:45.98 ID:CFizWs8qo
翠星石「翠星石はこの「庭師の如雨露」で心の樹にお水や栄養を与えて、成長を促してあげるのです」

番外「あのさぁ・・・こんな事言うのもアレだけど、胡散臭いね」

翠星石「えっ」

一方「確かになァ、心の樹って何だよ」

上条「ちょっとぶっ飛んでるな、禁書?」

禁書「ちょっとだけなんだよ?」

金糸雀「・・・世の中、自分が知ってるものが全てじゃないかしら」

雛苺「うぃっさ。ヒナも知らないことはまだまだいっぱいあるのよ!」

翠星石「分かったですよ、証拠を見せてやるです」

上条「証拠?」
474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/13(金) 00:34:10.68 ID:3MCAAgkpo
翠星石「こうするですよ、スィドリーム!夢の扉を開くです!」

キィィィィン・・・!!

番外「え、なになに!?なに・・・こ・・・れ・・・・・・」クラッ

一方「オ、オイ!?何しやがったテメェ!」

翠星石「寝てるだけですよ。それより・・・出てくるですよ・・・」

ズオォォォ・・・

打ち止め「・・・何これ?渦?」

翠星石「デカミコトの夢の扉を強制的に開いたです。デカミコトの頭上の渦は夢への入り口ってわけですよ」

禁書「夢への入り口!?何それ!?」

翠星石「ここからデカミコトの夢の世界へと侵入出来るってことですよ」
475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/13(金) 00:48:13.63 ID:3MCAAgkpo
翠星石「えーと・・・とうま、チビカナ。付いて来やがれです。デカミコトの不調の原因を突き止めに行くですよ」

上条「へ?入れるのか?」

金糸雀「扉は行き来するために存在してるのよ?入れて当たり前かしら」

雛苺「えー!?ヒナも行くぅー!」

打ち止め「ミサカも行ってみたい!ってミサカはミサカはおねだりしてみたり」

御坂妹「ミサカも行ってみたいです」

一方「俺も行くぜェ」

禁書「私もちょっと興味ある・・・かも」

翠星石「オメーらはダメです。特にチビチビは真紅から力をもらってないのですから何があるか分からないんですよ?」

雛苺「うー・・・」ションボリ



翠星石(・・・手遅れになってなければ良いですが、どうなってるか・・・)
476 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/05/13(金) 00:49:29.43 ID:3MCAAgkpo
今回はここまで。
途中でルーター再起動したからIDが一度だけ変わってますね。
お気になさらずに、どうぞ

次回投下は16日(月)予定です。
477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/13(金) 09:51:15.81 ID:gOeBAz/IO
本編にまで淫夢ネタ挟むのは訴訟
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/14(土) 11:41:00.85 ID:gNQVp32h0
お疲れさまです
途中でやめずに完結させてくださいね
479 :1 ◆e7neESKY4A :2011/05/16(月) 22:45:23.05 ID:EEXoTbrgo
こんばんわ〜。今度出る銀河を買おうかどうか迷ってる1でございます。
スマホなぁ・・・どうしようかなぁ・・・

というわけで投下します!
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/16(月) 22:48:34.34 ID:EEXoTbrgo
ーーーー・・・

・・・

・・・

・・・

「・・・う・・・」

「起きやがれです!コノヤロッ!」

べチィ!!

上条「あいだっ!?」ガバッ

翠星石「この寝坊助が!」

金糸雀「とうま、流石に気絶はどうかと思うんだけど・・・」

上条「気絶?え?何で??」

翠星石「ここはデカミコトの夢の中ですよ」
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/16(月) 22:57:19.65 ID:EEXoTbrgo
上条「夢・・・夢!そうだ、俺はあの渦に飛び込んで・・・」

翠星石「そうそう、覚えてるじゃないですか」

金糸雀「で、下を見てみるかしら」

上条「下?」



ひゅ〜〜〜〜〜・・・



上条「足場がないんだけど」

金糸雀「はい」

上条「はいじゃないが!?うわあああああああ!おちるぅぅぅぅうううううぅぅぅぅぅ・・・・!!!」ピュー

翠星石「アイツ気がついてなかったんですか。結構アホですね」

金糸雀「とうまー、飛べる飛べる!!」

上条「無茶言うなああああぁぁぁぁぁ・・・ぁ・・・ぁ・・・・・・」キラーン

翠星石「あ、見えなくなった」

金糸雀「ああもう、何処まで落ちる気かしら!追うわよ!」
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/16(月) 23:04:40.74 ID:EEXoTbrgo
ひゅ〜〜〜〜〜・・・

上条「どわあああああああ!死ぬ死ぬ死ぬ!!!!!」

金糸雀「とうまー!」ビュンッ

翠星石「ここは夢です。飛べると信じるです。飛べて当たり前なのですよ」ビュンッ

上条「ゆ、ゆめ・・・そうか、夢なら死ぬこともないか・・・ははは・・・」

翠星石「いや下手すりゃ死ぬですよ。夢の世界で死んでしまったら現実世界じゃ生ける屍です」

上条「マジかよ!?飛べる飛べる絶対に飛べる・・・!!!」

ふわっ

上条「お?」

金糸雀「ホッ、飛べたみたいね」

翠星石「どうですか、夢の世界はでは観念が大事なのですよ。そこんとこ肝に銘じておくですよ」

上条「・・・すまねぇ」
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/16(月) 23:14:22.17 ID:EEXoTbrgo
上条「おー、これは便利だ」スィー

金糸雀「遊んでないで行くかしら」

上条「行く?行くってどこにだ?」

翠星石「・・・とにかく、下へ」

上条「下・・・ねぇ、何も見えないけどな」

金糸雀「確かに真っ暗闇かしら・・・夢の世界ってのはこんなもんだったかしら?」

翠星石「夢の世界ってのは様々な要素が複雑に絡んで形成されるです。姿形なんぞ幾らでも変わるですよ」

上条「こんなに真っ暗だったら姿形も無さそうだけどな」

翠星石「おバカ、暗いんじゃないです。黒いんですよ」

金糸雀「黒・・・あまりいいイメージじゃないかしら」

翠星石「負の感情ってヤツですかね?ここまで影響を与えるなんて・・・大したものです」ヒュー

上条「あ、おい!待ってくれよ」
484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/16(月) 23:27:44.44 ID:EEXoTbrgo
翠星石「・・・世界樹が道標になってくれるから、心の樹まで迷うことはまず無いです」

翠星石「しかし・・・何ですかこの世界は」

夢の世界とは、自分の心の奥を具現化したような世界。
以前、美琴の夢の世界は大自然に囲まれたとても清々しい世界であった。
妹達の問題を抱え少々荒んでいたとは言え、本質はそうそう変わらないのが人間である。

だが、この世界はあまりにも黒すぎる。黒くて、寒くて、臭くて、不快にさせる。
夢の庭師である翠星石は数多の世界を渡り歩いてきたが、ここまで淀んだ世界は初めてであった。

負の感情。
この世界は負の感情で満ちていると翠星石は肌で感じ取っていた。
本質は変わらないとしても、度が過ぎた力が掛かると何が起こるか分からない。

翠星石「やっぱり、自分が知ってることが正解だとは限らないですねぇ・・・」

たかが感情が、一人の少女を殺そうとする。
翠星石はその事実が只々恐ろしかった。
485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/16(月) 23:39:24.91 ID:EEXoTbrgo
金糸雀「何処まで降りればいいのかしら・・・」ヒュー

上条「翠星石は速いな、時間制限があるのか?」ヒュー

金糸雀「ま、多少はね?あまり力を使い過ぎて薇が切れたらカナ達はこの世界に閉じ込められちゃうわよ」

上条「・・・さらっと恐ろしいこと言ってくれるんじゃねーの?」

金糸雀「大丈夫でしょ、いざとなったら蒼星石が来てくれるはずだし、今は心の樹を見つけることが先決かしら」

上条「・・・そうだな。って、あれ地面じゃないか?」

金糸雀「みたいね」



スタッ

翠星石「ようやく地面ですか・・・おや?」

番外「・・・暗いなぁ、なんだろうここ」トボトボ

翠星石「ようやくが終着点ですか。デカミコトも居るようですし一石二鳥ですぅ」

番外「!だ、誰ッ!?」
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/16(月) 23:48:47.46 ID:EEXoTbrgo
翠星石「誰もクソもあるかです。とっとと着いて来るです」グイグイ

番外「へ、あ、何さ、離してよ!てか誰だよアンタ!!」

翠星石「ここはオメーの夢です。夢の世界です。現実だと歩けないのに今は歩けるでしょう?」

番外「夢?へ?どういう事??」

翠星石「夢を夢と認識しないと現実世界のことも思い出せないですよ。シャキッとしやがれです!」

上条「ふぅっ・・・お、番外個体も居るのか」フワッ

金糸雀「そりゃあ番外個体の夢だから」スタッ

番外「あれ、あなた達・・・は・・・!!」

翠星石「思い出したですか?」

番外「そうだった!私はあの変な光をで気が遠くなって・・・あれ?よく見たら翠星石じゃん」

翠星石「よく見たらじゃねーですよ。理解してなかっただけです」

番外「???」
487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/17(火) 00:04:40.84 ID:Y9p4cx5po
翠星石「説明するのもめんどいです。心の樹は何処ですか?」

番外「心の樹ぃ?・・・分かんないよそんなの」

翠星石「む・・・じゃあスィドリームに探させるですかね?」

上条「なぁ、あそこ・・・」

金糸雀「?」

上条「なんか分かんないけど・・・嫌な感じがする。不快だ」

番外「人の夢を何だと思ってんのさ!?」ガビーン

上条「い、いや、違うぞ!?いい意味でだぞ!?」

金糸雀(何言ってんのかしらコイツ)





番外「人の夢を何だと思ってんのさ!?」ムニャーン!

禁書「ヒィッ!?」ビクッ

一方「何だァ??」
488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/17(火) 00:37:14.71 ID:Y9p4cx5po
翠星石「こっちですか・・・?」スタスタスタ

上条「そうそう、なんか右手が疼くって言うか・・・なんだろ?」

番外「あぁ、知ってるよそれ。ちゅうにびょう?だっけ?」

金糸雀「そうそう、ちょっと残念な人に掛かりやすいアレかしら」

上条「残念な人とか言わないでくれる?結構心に来るんだけど」グスッ

翠星石「・・・」ピタ

番外「?どうしたのさ」

翠星石「こ・・・これは・・・!!」

金糸雀「何?」


バチバチバチバチィ!!!

上条「!?」
489 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/17(火) 00:45:03.97 ID:Y9p4cx5po
金糸雀「あの黒い人間は・・・何かしら・・・!?あの電気は・・・!!」

翠星石「アイツの後ろに心の樹が!」

上条「・・・あれ、思ってたより小さいし、黒い・・・??」

番外「ホントだ。雑草だらけじゃん・・・てか何あの黒いの?」

『迎撃します』

翠星石「迎撃?」

バリバリバリバリッ!!!

上条「う、うおおおおお!!!」キュイーン!

番外「電撃!?何アイツ、クローン!?」

金糸雀「・・・ドッペルゲンガーっぽいけど」

『幻想殺し・・・厄介ですね。ターゲットを変更します』クル

翠星石「げ!?こっち見んじゃねーです!!」
490 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/17(火) 00:50:40.17 ID:Y9p4cx5po
『・・・』チャキ

上条「・・・おいおい、何持ってんだアイツ」

番外「・・・銃じゃん」

『目標、翠星石』

翠星石「う・・・逃げるですよオメーらッ!」

『逃がしません』

金糸雀「【終わりのない輪舞曲】!!」

ブワアアアアッ!!!

『!?』ドヒュウゥゥ!!

番外「わっ!?風?突風??」

金糸雀「アイツは吹き飛ばしたかしら。翠星石、今のうちに!」

翠星石「逃げるんですよォォーーーッ!!」
491 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/05/17(火) 00:53:56.48 ID:Y9p4cx5po
今回はここまで。
原作読み返してみると金糸雀って最強クラスだよね。ぶっちゃけ水銀燈より強いだろ・・・

謎の人物登場。
リンクの冒険のラスボスの影リンクの誰かさんバージョンです。はい

次の投下は21日(土)予定です。
492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/20(金) 23:24:22.89 ID:NIuBbr1jo
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/21(土) 22:00:52.76 ID:jd4zpW4SO
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/22(日) 01:32:26.77 ID:GtWLXJbSO
コネ━━━━━━(TAT)━━━━━━ !
495 :1 ◆e7neESKY4A :2011/05/22(日) 07:03:34.46 ID:ZQJ4ups0o
また寝落ちしてたでござるの巻。
やっぱ徹夜明けは無理があるでござる。気絶してるでござる。

今日の夜に投下します。すいません、許してください!何でもしますから!
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/22(日) 08:41:48.64 ID:XxdMkB7q0
許してやるから必ず完結させろよ
絶対だぞ
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/05/22(日) 11:40:26.40 ID:pZ8jeTbno
ん?
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/22(日) 12:10:04.60 ID:aujxUoHd0
ならばv.s.一方通行でも書いてもらおうか
499 :1 ◆e7neESKY4A :2011/05/22(日) 21:23:28.11 ID:ZQJ4ups0o
どうもこんばんは。
今日は昨日みたいに寝てないぜ!

というわけで投下します〜
500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/22(日) 21:30:01.96 ID:ZQJ4ups0o
ーーーー・・・

打ち止め「あっちむいて〜・・・ホイホイ!!」

雛苺「うぎゃあ!二回連続なんて卑怯なのよ〜!!」

打ち止め「分かってないなぁ、勝負とは非情な物なんだよってミサカはミサカは取ってつけたような言葉をヒナに投げかけてみたり」

禁書(せっこい・・・)

雛苺「も、もっかい!」

打ち止め「しょうがないなぁ、もう一回だけだよ?」

一方「アイツらはアホだな」

御坂妹「子どもの可愛らしい遊びじゃないですか?とミサカはガキどもの戯れを横目で見つつ一方通行に話しかけます」

一方「・・・戻ってこねェな」

御坂妹「まだ15分ですよ?気長に待ちましょう、とミサカは・・・」


ゴゴゴゴゴゴゴ・・・!!!


一同「ん?」
501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/22(日) 21:47:09.95 ID:ZQJ4ups0o
禁書「なんか夢の扉が騒がしいような?」スタスタ

一方「「!おい、近づくンじゃねェ!!!」

禁書「へ?」

ピカッ!!

雛苺「うやっ!まぶしっ!」

金糸雀「よっしゃああああ!!」スポーン

翠星石「脱出です!」スポーン

上条「3抜けた!」スポーン

打ち止め「みんな!」

一方「・・・騒がしィお戻りだなァ、オイ」
502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/22(日) 21:52:55.54 ID:ZQJ4ups0o
シューーーン・・・

番外「・・・ハッ!?」パチッ

御坂妹「おや、番外個体も目を覚ましたようですね」

打ち止め「夢の扉も消えちゃったね」

番外「え、あ、戻ってこれた、んだね??」

一方「やけに疲れてンじゃねェか」

上条「・・・そりゃ疲れるわ」

翠星石「ふぅ、しかし・・・ううむ・・・」

雛苺「どうしたのー?」

翠星石「どうしたもこうしたも・・・結構ヤバイかもしれないですよ?」

禁書「ヤバいの?」
503 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/22(日) 22:06:54.45 ID:ZQJ4ups0o
翠星石「・・・負の感情は心の樹を確実に蝕んでいたです」

一方「このまま放置してたら・・・どうなるンだよ」

翠星石「きっぱり言っていいですか?」

番外「うん、お願い」



翠星石「死ぬですね。間違いなく」



番外「・・・そうかぁ」

上条(やっぱアレはまずい状態なのか・・・)

打ち止め「や、やだよそんなの!!ってミサカはミサカは怒鳴り声を上げてみたり!!」

禁書「死・・・」

一方「それはそれだ。問題は解決策があンのかどうかって所だろォが」
504 :まーた不安定だぜ・・・ [sage]:2011/05/22(日) 22:45:44.45 ID:ZQJ4ups0o
翠星石「解決策自体はあるですよ。汚れきった心の樹をもう一度綺麗にしてやればいいんです」

上条「それだけでいいのか?」

翠星石「あのですね、簡単に言うですけど結構骨が折れるんですよ?」

金糸雀「骨ないのにね」

翠星石「うるせぇ!です!!」

御坂妹「助かる、と認識もしてもよろしいんでしょうか?とミサカはズバッと聞いてみます」

翠星石「上手く行ったら生き永らえるどころか・・・こうなる前の状態にしっかり回復できるですよ」

雛苺「うよーい!かなりあー!!」ピョーン

金糸雀「ぐへぇあ!?」ドン!

番外「そ、そうなんだ・・・へへ・・・」

一方「そォかい、それァ何よりだ」
505 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/22(日) 22:54:21.20 ID:ZQJ4ups0o
翠星石「ただ、ひとつ問題があってですねぇ・・・」

禁書「何かな?」

金糸雀「・・・黒いミサカて言えばいいのかしら?心の樹の番人みたいなのが居たのかしら」

上条「アイツは危なかったな。銃まで撃ってきたし」

打ち止め「・・・??言ってる意味がよく分かんないかも」

番外「そのままの意味だよ。でもあれって・・・ミサカじゃないよね?」

翠星石「見た目はミコトや妹そっくりですね。デカミコトに影響されたものでは無いと思うです」

一方「!まさか、ソイツは・・・」

翠星石「恐らく負の感情が強すぎて・・・人形に具現化されたんでしょうね。ミサカネットワークの負の感情の集合体ですから」

御坂妹「負の感情が心の樹を蝕み、更に番人まで配置してしまた・・・という解釈で大丈夫でしょうか?」

翠星石「そんな感じですね」
506 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/22(日) 23:13:51.21 ID:ZQJ4ups0o
禁書「とうまの右手でどうにかならないのかな?」

金糸雀「微妙なところかしら・・・打ち消せるならいいかもしれないけど、確証がないし」

一方「打ち消せなくてそのままやられましたってのは間抜けすぎんぜェ」

上条「右手なぁ・・・夢の世界じゃなんとも言えないな」

雛苺「とうまの右手ってそんなに凄いの?」

打ち止め「幻想殺しっていうんだよ。異能の力は問答無用で打ち消せるのってミサカはミサカは分かりやすく説明してみたり」

雛苺「うよーい!凄いのよー!!」キラキラ

上条「はは、どーも」テレテレ

翠星石「対策が必要ですね」

上条「へ、俺の右手にか?」

翠星石「いやおめーの右手はどうでもいいですよ!!」
507 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/22(日) 23:23:38.03 ID:ZQJ4ups0o
翠星石「デカミコト!もう少しだけ辛抱してもらうですけど・・・大丈夫ですか?」

番外「・・・あとちょっと、なんだよね?」

翠星石「です!」

番外「はは、そっか・・・あのね?」

御坂妹「何でしょうか?」

番外「ミサカはね、もうこのまま朽ち果てるだけだと思ってたの。日に日に体力が落ちてきて、歩けなくなって・・・」

一方「・・・」

番外「原因不明だし、もう諦めるしか無いのかなーとかさ、色々考えたよ。毎日毎日見舞いに来てくれるのは嬉しかったけど、影ではそういう事ばっかり考えてた」

打ち止め「・・・番外個体」

番外「翠星石、あなたはミサカの希望だよ。絶望を晴らす一筋の光。ミサカは今更、希望に満ち溢れてる。幾らでも我慢してやるさ!

翠星石「・・・そこまで言われちゃあしくじれないですね。任せとけです。薔薇乙女の名にかけて、デカミコトも、その周りも、みんな救ってやるです!!」
508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/22(日) 23:35:58.48 ID:ZQJ4ups0o
金糸雀「よく言ったかしら!それでこそ薔薇乙女、人々を救う慈愛の精神かしら!」

上条「もう一度夢の世界に入るんだろ?その時は俺も手伝わせてくれよ」

翠星石「おバカ、チビカナととうまは嫌でも手伝ってもらうです。それと・・・蒼星石にも」

一方「・・・あのシザーマンか」

翠星石「それと、ミコトとクロコにも手を貸してもらうです。一方通行、ちゃんとオメーが頼むですよ」

一方「あァ。何がなんでも首を縦に振らせてやんぜェ」

打ち止め「ら、乱暴はダメだよ?」

一方「・・・超電磁砲には頭が上がんねェよ。土下座してでも頼むしかねェな」

番外「ぎゃは、学園都市一位の名が泣くねぇ!」

一方「テメ、誰のために・・・」
509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/22(日) 23:42:27.91 ID:ZQJ4ups0o
番外「・・・分かってるよ。じょーだんじょーだん。宜しくお願いね、一方通行」

御坂妹「ミサカは何をすればよろしいでしょうか?」

翠星石「妹とチビチビは今まで通りで大丈夫です。あと」

御坂妹「む、そうですか・・・と、ミサカは役に立てない自分にションボリします」ショボーン

番外「いいじゃん、話し相手が欲しいところだしね?」

禁書「ねー、私はー?」

翠星石「余った見舞い品でも食ってろです」

禁書「やたー!メロン食べたいかも!」

上条「お、お前・・・」ガックシ



翠星石「デカミコト!みんなの力で救ってやるです!」

番外「ぎゃはっ、嬉しいこと言ってくれるじゃない!!」
510 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/05/22(日) 23:46:09.59 ID:ZQJ4ups0o
というわけで今回はここまで。
番外個体に希望が戻ってきました。病は気から、じゃないですけどなんでもポジティブにいかないとね。

あとやたら「完結させろよオラァァァァン」というレスを頂きますが、完結させる気がなかったらSS速報でスレ立てするはず無いじゃないですか。とぼけちゃって(マジキチスマイル)
長ーい目で見守ってくだされば幸いです。

次の投下は27(金)の予定です。
511 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 01:44:41.03 ID:FRNoXFOSO
>>510
好きなペースで書いてくれて構わないのはSS速報住人の総意
512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/28(土) 20:30:58.24 ID:RnnPBIcSO
現在5月27日44時30分です
513 :1 ◆e7neESKY4A :2011/05/28(土) 21:21:06.18 ID:ad3zELuQo
>>512
ごめんなさい勘違いしてました。今日28日だった・・・
元々今日投下する予定でした。あはんうふん。

というわけで投下します!
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/28(土) 21:28:11.63 ID:ad3zELuQo
ーーーー・・・

美琴「あ〜、クッソ疲れたわ」コキ

黒子「お、お姉様・・・ちょっと言葉遣いが下品ですのよ」

美琴「いいじゃない、減るもんじゃないし」

黒子「減る減らないじゃなくて!何処で誰が聞いてるか分かったもんじゃありませんの!」

蒼星石「壁に耳あり、障子に目ありってね」

美琴「はいはいわーったわーった。あちこちたらい回しにされたんだから多めに見なさいよ」

黒子「む・・・慈善活動、でしたわね?」

蒼星石「ミコトさんも大変だね」

美琴「ほら!分かってくれるのは蒼星石だけじゃない!!」

黒子「・・・」ヤレヤレ
515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/28(土) 21:37:13.45 ID:ad3zELuQo
蒼星石「そういや翠星石はずっと一人だったね。何やってたんだろう?」

美琴「アイツの事だし、どーせ街をブラブラしてたんでしょ」

黒子「最近はなかなか遊べませんわねぇ」

美琴「風紀委員は結構忙しいの?」

黒子「そういう訳では無いのですが・・・ただちょっとバックアップに出る回数がやや増えましたわね」

蒼星石「他所の管轄がちょっと荒れてきてるって話らしいよ」

美琴「定期的にそういうのが出てくるのね。ここらで私がビシッと決めて・・・」

黒子「お姉様は大人しくしててくださいまし!!!!!!1」プンスカ

美琴「ちぇ」プクー
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/28(土) 21:59:40.27 ID:ad3zELuQo
ガチャ

美琴「ただいま〜。翠星石〜?」

黒子「ただいま帰りましたの」

蒼星石「ただいま、翠星石」



一方「お帰り」



美琴「・・・ん?」

黒子「・・・へ?」

蒼星石「・・・はい?」



3人「えええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?!?」ギャー!!
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/28(土) 22:18:24.31 ID:ad3zELuQo
寮監「・・・騒がしいぞ」ギロ

翠星石「おう、お帰りです。お土産は?」

美琴「いやお土産とか無いから!てか寮監、何でこの部屋に!?い、いや、それよりも・・・」

蒼星石「一方通行、君は何故ここに居るんだい?」

一方「あァ、ちょっと話があってな」

寮監「翠星石が彼を連れてきてな、大事な話だそうだ。そこで今回は特別に許可を出し、この部屋に招いたのだ」

黒子「は、はぁ・・・それで、何故寮監がここに?」

寮監「個人的に興味があってな、少々世間話をしていたところだ」

翠星石「さて、お話があるので寮監様はちょっと席を外して頂けないですかねぇ?」

寮監「む、そうだな。それでは私は失礼する」ガチャ

一方「済まねェ」
518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/28(土) 22:37:55.84 ID:ad3zELuQo
黒子「・・・」

蒼星石「あ、あの・・・」

一方「?座らねェのか?」

美琴「はぁ、そういう事じゃなくて・・・何しに来たのよアンタ」

翠星石「ちょちょちょちょちょーっと落着くですよミコト。オメーの悪い癖は頭に血が上ると見境が無くなるところです」

美琴「私は冷静よ」

一方「・・・出直したほうがいいかァ?」

翠星石「そんな余裕は無いですよ。白モヤシ、さっさと話を付けやがれです」

一方「・・・あァ」ザッ

黒子「!」ビクッ


一方「テメェらから押し付けられた雛苺は元気だぜェ」

美琴「それは正直スマンカッタ」ペコ

翠星石「いやその話じゃねーですよ!!!!1」ギャー
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/28(土) 22:52:37.23 ID:ad3zELuQo
蒼星石「雛苺の話じゃないの?てっきりその話かと」

一方「違うんだなァこれが」

美琴「じゃあ何の話なのよ!一方通行!!」

一方「頼みがある」

美琴「・・・頼み?」

一方「人命に関わることなンだ・・・超電磁砲、お前のクローンが死にかけてる」

美琴「妹達が!?」

一方「いや、妹達とはまた違うクローンだ。恐らくお前ら皆知らねェ筈だ」

黒子「・・・妹達以外で、更にクローンが?」

蒼星石「やれやれ、科学者ってのは懲りないんだね」
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/28(土) 23:03:01.87 ID:ad3zELuQo
一方「俺を[ピーーー]ためだけに作られたクローン・・・今は[ピーーー]気はないみたいだけどなァ」

美琴「・・・ふん、まるであべこべね」

一方「俺が言えた義理じゃァねェ。だが、俺はそいつを救ってやりてェンだよ」

黒子「・・・それで、何故私達に助けを求めてるんですの?」

翠星石「どうも心の樹に負の感情がまとわりついてるのが原因っぽいんですよ」

蒼星石「負の感情というのがよく分からないけど、僕と翠星石が専門だね」

一方「翠星石と蒼星石、それにマスター。もう頼みの綱はお前らしかいねェンだよ・・・」

美琴「何で?」

一方「・・・あァ?」

美琴「何でそのクローンを助けたいの?アンタ殺されそうになったんでしょ?いや、それ以前にアンタは妹達を・・・!」

翠星石「ミコトッ!」

美琴「・・・」
521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/28(土) 23:24:44.72 ID:ad3zELuQo
一方「・・・俺は、過去を振り返らねェ・・・って言ったら嘘になるなァ」

美琴「・・・」

一方「今まで奪ってきた命、それらに全力で報いる。今生き残ってる妹達、打ち止め、そして・・・さっき話したクローン。意地でも死なせねェ」

黒子「死なせない、ですか」

一方「俺の生きる意味は最早それだけだと言っても過言じゃねェ。何がなンでも助ける。誰がどう言おうとなァ・・・都合が良すぎるかもしれねェが、それが全てだ」

美琴「・・・随分自分勝手ね」

一方「心配すンな、自覚はある」

美琴「翠星石!そのクローンってのはあとどの位持つの?」

翠星石「今までに無いケースですからねぇ・・・1ヶ月持てば御の字ですかね」

蒼星石「・・・心の樹が直に蝕まれてる状態だと非常に危険だね」
522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/28(土) 23:31:35.13 ID:ad3zELuQo
美琴「一方通行、反射を切って」

一方「はァ?」

美琴「いいから」

一方「わ、分かった」フッ

美琴「よっしゃああああああ!!!」ブンッ

黒子「へ?」



バッシィィィーーーーーーーン!!!!




一方「フゴホォォオオオ!?!?」

蒼星石「Oh・・・ビンタ・・・」

翠星石「何やってんですか!?」ガビーン
523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/28(土) 23:43:41.17 ID:ad3zELuQo
美琴「言うのが遅いのよアンタアアアアアアアアア!!!!」

一方「ぐ・・・昨日の今日だぞクソが・・・てか今日一日で判明したんだよォ」ヨロヨロ

美琴「ふんっ!まl、今の一発でスッキリしたわ」

黒子「すっきり?」

美琴「今までのいざこざでちょっと複雑なところがあったけど今のでもうおしまい!一方通行があんな事言うとはねぇ・・・守れるものが守りた行ってのは私も一緒。私たちにできることなら何だってやるわ」

一方「・・・頼む」

美琴「黒子、明日は朝からそのクローンのところに行くわよ。予定はすべてキャンセルしなさい」

黒子「!了解ですの!!」



翠星石「殴る必要はあったんですかね・・・?」ヒソヒソ

蒼星石「まぁ今までの鬱憤を晴らすって意味もあったんだろうね」ヒソヒソ
524 :1 ◆e7neESKY4A [sage]:2011/05/28(土) 23:46:31.18 ID:ad3zELuQo
今回はここまで。
一方さんと寮監の2ショットを想像したらシュールすぎてヤヴァい。

次回は5/1(水)予定です。
525 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/29(日) 01:33:21.05 ID:GYsauPwDO
約2年後…だと…
526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/05/29(日) 01:45:11.52 ID:p33fY2Pgo
2年?余裕だろ
9秒前の白でゆっくり待ってるぜ
527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/05/29(日) 05:04:20.69 ID:K9parS+4o
>>523
でも今日の今日のキャンセルは
528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/29(日) 11:05:14.70 ID:pPgoEUNX0
二年後にこのスレで!!
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/29(日) 20:45:43.20 ID:STI0xQFSO
>>514
×多めに見なさいよ
〇大目に見なさいよ

>>520
専用ブラウザ使えよ
メール欄保存出来るしよ
saga入れとけば入れ忘れねえ

あと三点リーダー … を使った方が良い
530 :1 ◆e7neESKY4A :2011/05/29(日) 23:30:37.56 ID:/ADwGRD6o
二年後クソワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ワロタ・・・(´・ω:;.:...
5月と6月の区別もつかないとかもうね

>>529
もう2年くらい前からずっと3点リーダー使ってないから・・・で慣れてしまったので直すつもりは毛頭ございません。
大目に見てください。うん。

doe使ってるけど目欄って保存できたっけ?調べてみます。
531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/30(月) 01:05:36.66 ID:lBxs/6TDO
大丈夫、そんなドジっこないちを俺は応援してる
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/31(火) 19:40:03.63 ID:qvsA3LTSO
>>530
Jane系はViewもStyleもXenoもスレごとにメール欄保存出来る
設定いろいろ見ておこう
533 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/06/01(水) 21:33:39.64 ID:gVWx0qBXo
こんばんは〜。
ローゼン新刊届いたで!蒼星石可愛いで!最高やで!

てなわけで投下します〜
534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/06/01(水) 21:34:38.65 ID:Vk64QL3ho
許可を貰ってない
535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/01(水) 21:41:10.99 ID:gVWx0qBXo
ーーーー・・・

【翌日 病院】

美琴「病院って朝も夜もないから味気が無いわよねー」

黒子「そうでしょうか?」

翠星石「独特な雰囲気はあるんですけどねー」

蒼星石「こんなに早く来ても良かったのかな?」

美琴「8:00・・・普通ね」

蒼星石「マスターは入院したことがあるの?」

黒子「私はありませんが・・・って、なんでそれを聞くんですの」

美琴「入院はアイツの専売特許だからね」

翠星石「ですね」
536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/01(水) 21:49:59.56 ID:gVWx0qBXo
翠星石「えーと・・・確かこの通路の先でしたっけ」スタスタ

美琴「ホントでしょうね・・・」スタスタ

翠星石「もうちょっと信用しやがれですぅ」

雛苺「ホントですぅ」

打ち止め「でもまあ自分の言動にも問題があるんですぅ」

金糸雀「せやな」

蒼星石「うわああっ!?」ビクッ

黒子「ぜ、全然気がつかなかったんですの・・・」ビクッ

雛苺「おはうぃー」

蒼星石「何だいその挨拶は・・・」
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/01(水) 22:02:44.28 ID:gVWx0qBXo
雛苺「みことー、くろこー」テテテ

黒子「お元気そうで何よりですの」ナデナデ

雛苺「くふふ、くすぐったいのー」

美琴「打ち止め・・・だったわよね、おはよう」

打ち止め「おはようございます!ってミサカはミサカはお姉様に元気にご挨拶」

黒子「んまぁっ!小さいお姉様も素敵ですのっ!!」

蒼星石「あれ、金糸雀も随分早いんだね」

金糸雀「とうまがはりきっちゃってまぁ・・・」

翠星石「そういうヤツですよアイツは。モヤシとウニ頭は?」

金糸雀「病室に居るかしら」
538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/01(水) 22:09:42.51 ID:gVWx0qBXo
ピッ!ピッ!

一方「なンにも面白ェ番組がねェな」

番外「そんなモンだよ。本読んでた方がマシだって」

上条「このコーヒー貰っていいか?」

番外「んー?あぁ、それいいよ。あんまり美味しくなかったし」

一方「あァ!?何だとテメェ・・・!!」

上条「お前のお土産かよ」

一方「缶コーヒーは偉大だ。手軽にコーヒーが楽しめる」

番外「ミサカは甘いのも苦手だけど、極端に苦いのも苦手なんだよ」

上条「思ったよりワガママですね・・・」
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/01(水) 22:28:39.35 ID:gVWx0qBXo
コンコン

番外「はーい」

上条「アイツらもよく動くよ・・・」

禁書「もががが」ガツガツ

一方「お前いィ加減食うの止めろ」

禁書「もがが」イヤイヤ

ガラッ

美琴「失礼しまーす・・・」

翠星石「グッモーニンです!」

蒼星石「禁書・・・君は朝から元気そうだね」

禁書「むぐっ!ご飯あるところに禁書ありなんだよ」

黒子「至る所に食べカスが・・・」ガビーン
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/01(水) 22:44:55.21 ID:gVWx0qBXo
番外「あ・・・えっと・・・」ポカン

美琴「・・・どうも」ペコ

翠星石「何ですかその反応は」ゲシゲシ

美琴「いたたたた!蹴るなバカ!ちょっと面食らっちゃっただけよ」

黒子「んまぁ・・・小さいお姉様のお次は大きいお姉様ですのね」

蒼星石「次は中くらいのミコトさんが出てくるね。多分」

禁書「それって要するにクールビューティの事じゃないのかな?」

番外「・・・初めまして、お姉様」ニコ

美琴「おぉ、大人じゃあ・・・」

番外「大人って言う程でもないけどね」
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/01(水) 22:58:55.65 ID:gVWx0qBXo
上条「やっぱり顔合わせは初めてなのか」

黒子「私達、今まで大きいお姉様の事を知りませんでしたので」

上条「やっぱそうだよなぁ」

黒子「上条さんは・・・ご存知でしたの?」

上条「いや、こないだ一方通行の家にお邪魔した時に知ったよ」

一方「こないだっつーか昨日じゃねェのか?」

上条「そうだっけ?昨日は色々ありすぎて疲れたよ・・・」

翠星石「軽く殺されかけたですからねぇ」ヘラヘラ

黒子「何でそんなに余裕ぶちかましてるんですの・・・?」
542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/01(水) 23:12:24.93 ID:gVWx0qBXo
翠星石「余裕なんかじゃねーですよ。その為の今日です」

番外「うん、そうだね」

翠星石「バカナリアアアアアアアアアアアア!!!!こっち来いです!!!」

ガラッ

看護師「病院ではお静かに」

翠星石「あ、すいません」

ピシャッ!

翠星石「・・・かなりあぁぁ」ボソボソ

ガラッ

金糸雀「お呼びかしら?」
543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/01(水) 23:25:39.91 ID:gVWx0qBXo
翠星石「善は急げです。早速作業に取り掛かるですよ」

美琴「作業て」

翠星石「だって他に言い方がないですからねぇ。決死隊に薔薇乙女とそのマスター、それにデカミコト」

黒子「決死隊!?もうちょっと柔らかい言い方はありませんの!?」

翠星石「えー、じゃあ何が良いってんですか」プクー

禁書「いっぱいご飯を食べたいんだよとうま隊なんてどう?」

上条「・・・」イラッ

蒼星石「呼び方なんかどうでもいいよ。作戦は」

打ち止め(えー、どうでもいいの?)ヒソヒソ

雛苺(蒼星石は真面目さんなのよ)ヒソヒソ
544 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/01(水) 23:34:29.98 ID:gVWx0qBXo
上条「番外個体の心の樹に近づくには、あの訳の分からない黒い御坂みたいなのをどうにかするしかないよな・・・」

美琴「黒い私?」

黒子「今度は黒いお姉様とは・・・」

翠星石「アイツは危険です。個々の能力ば把握できないですが、心の樹を傷つけられちゃあ元も子も無いですし」

蒼星石「対処法がないんじゃあどうしようもないじゃないか!」

翠星石「・・・ふ、ふふふのふ」

一方「とうとうイカレちまったか」

翠星石「誰がイカレポンチですか!翠星石には妙案があるんですよこれが」

雛苺「みょうあん?」

翠星石「まぁ詳しくは夢の中で話すです。スィドリーム!」

ピカッ!

美琴「!?」

蒼星石「夢の扉が・・・開く・・・!」
545 :1 ◆e7neESKY4A :2011/06/01(水) 23:41:16.10 ID:gVWx0qBXo
今回はここまで。
翠星石はイカレポンチじゃないよ。念のため。イカレポンチってジョジョかなんかで読んだことある気がする。
翠星石の妙案とは一体??

次回投下は6日(月)予定です。
546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/02(木) 00:10:27.51 ID:U0GTiGr00

禁書は少し自重しといた方が良いと思う
547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/02(木) 01:00:04.95 ID:wsm6nHPSO
相変わらず面白い
548 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/05(日) 19:40:19.46 ID:QxZBfFxDO
おつおつ
>>1はローゼンの新刊は特装版買ったのかい?
俺は尼で予約したら一瞬koozamaになりかけてめちゃくちゃ焦ったが…
549 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/07(火) 00:03:55.64 ID:Bup4OS9SO
ただいま6月6日24時03分です
550 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/07(火) 08:16:25.85 ID:Bup4OS9SO
ただいま6月6日32時16分です
551 :1 ◆e7neESKY4A :2011/06/07(火) 08:39:21.23 ID:7U6ZYd5ho
おはようございまーす・・・
ちょっとお知らせ。

・寝落ち(´・ω・`)
・今日の夜に投下します
・最近仕事が忙しく残業の連続ですので思い通りに投下が出来なくなるパターンが増えてくると思います(恐らく9月まではこの調子)。
投下予定はあくまで目安ということでお願いします。勘弁して下さい。大幅に遅れることは無いと思いますが・・・

>>548
特装版買いましたよー。Amazonで。
Konozamaになったことは一度もありませんねぇ。運が良いんでしょうか?
552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/07(火) 10:14:52.53 ID:dgv5hwUDO
>>551
待ってるよー

やっぱり特装版ですか
俺もなんだかんだでkonozamaになったことはないんですけど
色々話聞いてるとついつい心配になっちゃうんですよね…
553 :1 ◆e7neESKY4A :2011/06/07(火) 21:46:38.13 ID:7U6ZYd5ho
こんばんは〜
それでは投下します!
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/07(火) 21:53:11.78 ID:7U6ZYd5ho
ーーーー・・・

ヒュ〜

美琴「・・・」

黒子「・・・ここが、大きいお姉様の夢、ですの?」

翠星石「まだ入り口ですけどね。ここらはまだnのフィールド寄りですよ」

美琴「どうでもいいけど、とりあえず落ちていくってのはお約束なの?」

蒼星石「まぁ、少なくはないだろうね」

上条「おい!何やってんだよお前ら!飛べよ!」スイー

翠星石「えぇ?だって自由落下に体を任せたほうが楽じゃないですか」

上条「ズボラだなオイ」

金糸雀「まぁnのフィールドに上も下も無いけれどね」
555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/07(火) 22:00:22.90 ID:7U6ZYd5ho
翠星石「さて蒼星石、翠星石はちょっと用事があるので後はよろしくお願いするですよ」

蒼星石「・・・用事?何のだい?」

翠星石「まぁ・・・さっき言った妙案ってやつですよ」

美琴「そうそう、なんなのよその妙案っての」

黒子「詳しく話して頂けるんですのよね?」

翠星石「・・・やっぱやめたです!そっちの方が面白そうですし!」

美琴「流石翠星石!薔薇乙女はウソつきね!」

上条「え?そうなの?」

金糸雀「カナは違うかしら!」

翠星石「何とでも言うがいいです。最後には翠星石に泣いて感謝するですよおめーらは」

蒼星石(ホントかなぁ?)
556 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/07(火) 22:18:46.96 ID:7U6ZYd5ho
翠星石「という訳で、アバヨですぅ!」スィーン

蒼星石「え、ちょっと翠星石!心の樹は!?」

翠星石「そこのバカとウニに聞けば分かるですよ〜。足止めヨロシクゥ!です」ピャー

上条「う、ウニだと・・・ウニ頭じゃねーーのかよ・・・」ガビーン

金糸雀「とうとうバカってしか言われなくなった・・・」ガビーン

美琴「・・・行っちゃった」

黒子「ウニさんお馬鹿さん、案内宜しくお願いいたします」

蒼星石「ウニて」プッ

上条「うるせぇ!」
557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/07(火) 22:26:03.12 ID:7U6ZYd5ho
金糸雀「・・・まぁいいかしら。こっちよ」ピュー

美琴「覚えてるの?」

金糸雀「いやそこまで馬鹿じゃないかしら!」

黒子「でも夢の世界ですのよ?間違いなくアウェーでしょう」

上条「一本道みたいなもんだったもんなぁ」

美琴「・・・言われてみればさ、あの子の夢の世界なのに」

蒼星石「?」

美琴「やっぱさ、夢の世界ってのは自分の本来の姿みたいな所があるじゃない?」

蒼星石「まぁ、そんな所だろうね」

黒子「ふむ・・・お姉様が言いたいことは分かりますわ。あまりにも、殺風景というか・・・その・・・」
558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/07(火) 22:30:26.63 ID:7U6ZYd5ho
蒼星石「なるほど。答えは簡単だよマスター」

美琴「・・・あの子が「クローン」だから、でしょう?」

蒼星石「そうだよ・・・って、そこ取らないでよミコトさん」

上条「空気読めないとこあるからな、御坂は」

美琴「なぁっ!?何でそんな事言われなきゃならないのよッ!!」

金糸雀「ホントかしら」

黒子「ホントですわね」

蒼星石「ホントだよ」

上条「え・・・えぇ〜・・・」ガビーン
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/07(火) 22:45:10.93 ID:7U6ZYd5ho
蒼星石「で、クローンの話。というか夢の話」

美琴「うん」

蒼星石「前にも話したかもしれないけど、夢の世界が形成されるプロセスには様々な要因が重ねられてるんだ」

上条「様々って何だ?」

蒼星石「ミコトさんが言った「本来の姿」・・・これが意味するのは何か、分かるかい?」

上条「うーん・・・素の自分って事か?」

蒼星石「それもだけど、もっと視野を広げてごらん」

上条「???」

金糸雀「理想かしら、とうま」

黒子「・・・成程、理想の自分ですのね」
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/07(火) 22:55:32.65 ID:7U6ZYd5ho
蒼星石「過去の自分、現在の自分、理想の自分・・・これらが複雑に絡まり、夢へと影響されるんだ」

上条「あれ、過去の自分が増えてるぞ」

美琴「バカねぇ。過去の自分ってのは「経験」でしょ?」

上条「ア、ナルほどなぁ」

蒼星石「過去が土台となり、現在の状態を理想へと持ち上げていく・・・人間はそういう風に成長するんだ。夢の世界もね」

金糸雀「そこでくろこがさっき言った「殺風景」という言葉・・・その意味が分かる?」

上条「・・・ちょっと分かってきたぞ。過去、現在、理想のどれかが欠けてるんだな?」

蒼星石「欠けてるというより乏しい状態かな?」

美琴「どれかが欠けてしまったら人間じゃないわね」

蒼星石「それは・・・どうだろうね」

美琴「あれ、違うの?」
561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/07(火) 23:10:35.69 ID:7U6ZYd5ho
金糸雀「どれかが欠けると人間じゃないならクローンはどうなるのかしら?」

美琴「・・・あっ、そ・・・それは・・・」

蒼星石「まぁそれも言葉遊びみたいなものだよね。たった1分前の出来事でもそれは過去になるんだからさ」

黒子「言われてみれば・・・確かにそうですわね」

蒼星石「けれど、正しいプロセスで生まれてきた人間と比べると過去が乏しいのは事実だよ」

上条「過去が乏しいのが、この殺風景の正体ってことか?」

蒼星石「過去が乏しい、現在の状態も決して良くはない、さらに未来が見えないから理想も無い・・・って所かな」

美琴「・・・っ」

上条「でも、昨日よりは気持ちマシじゃないか?」

黒子「へ?」

金糸雀「うーん・・・言われてみれば、昨日よりは世界の色合いが取れてるような・・・??」
562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/07(火) 23:33:17.60 ID:7U6ZYd5ho
美琴「ど、どういう事なの?」

上条「昨日は完全モノクロだったよなぁ」

金糸雀「うんうん。今日はちょっとグレーっぽい感じかしら」

蒼星石「・・・彼女が少し希望を持ち始めたのかもね」

黒子「理想が夢の世界に影響を与え始めた、と言う事ですのね?」

蒼星石「その通りだよマスター」

美琴「・・・ふ、ふふふ」

上条「えっ、何?」

美琴「いやぁ・・・希望ねぇ・・・いい事じゃないの」
563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/07(火) 23:43:56.92 ID:7U6ZYd5ho
黒子「ええ。とてもいい事ですわ」

上条「・・・俺らの目的は、その希望を消さないために、心の樹を守ること」

蒼星石「だそうだよ?番外個体さん」

番外「・・・なんだか恥ずかしいや」スッ

美琴「わっ!居たの!?」

番外「まぁ、ミサカの世界だしね?」

黒子「あらまぁ!でも大きいお姉様はお休みくださいな。私たちでチョチョイのチョイですのよ」

金糸雀「みんなー、お話はその辺で切り上げて欲しいかしら」

上条「見えたぞ・・・」



黒ミサカ「また来たのですか。懲りない方ですね、とミサカは少々呆れ気味に言い放ちます」
564 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/07(火) 23:50:36.02 ID:7U6ZYd5ho
ーーーー・・・

翠星石「いやぁ、翠星石の記憶力は確かでしたねぇ」

「記憶力・・・?どちらかというと、その緑の妖精に導かれたようなものじゃないでしょうか?」

翠星石「だから人工精霊だって・・・おめーに言うのは初めてですかね?」

「そもそも会うのは2度目ですから」

翠星石「それもそうですね。で、さっきの話・・・」

「番外個体ですか・・・そんな個体の話は始めて聞きましたが、あながち嘘とも言い切れないですね」

翠星石「だから嘘じゃねーですっって!頼むから協力して欲しいです!」

「・・・いいでしょう。別に何かをやらなければいけない訳ではないですので、とミサカは軽い気持ちで了承します」

翠星石「ほう!良く言ったです!」
565 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/06/07(火) 23:52:50.29 ID:7U6ZYd5ho
今回はここまで。
夢の世界について独自の解釈を押し付けがましく披露してみたり。あと謎ミサカも。

>>552
まぁ過度の心配は無意味ですね

次回の投下は13日(月)辺りに行いたいと思います。
566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/10(金) 08:15:02.36 ID:uH1N66lSO
いい感じに続いているぅ
567 :1 ◆e7neESKY4A :2011/06/13(月) 21:19:14.67 ID:KeST8HEXo
こんばんは〜。
大雨も一段落ついて一安心。傘壊れたけどね。

という訳で投下します!
568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/13(月) 21:26:45.41 ID:KeST8HEXo
ーーーー・・・

番外「・・・」ピクピクッ

一方「・・・なンだァ?」

御坂妹「ふむ・・・何かに反応しているのでしょうか?とミサカは裏付けの取れない持論を展開します」

禁書「夢の世界で、何かあってるのかな?」

雛苺「きっとそうなのよ・・・みんな大丈夫かなぁ」

打ち止め「信じて待つしか無いよってミサカはミサカは逸る気持ちをぐっと堪えてみたり」


番外「う・・・黒・・・」ボソボソ


御坂妹「一方通行、あなたが腹黒いと言ってますが?」

一方「いや絶対俺じゃねェだろ」
569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/13(月) 21:39:41.09 ID:KeST8HEXo
ーーーー・・・

黒ミサカ「・・・」バチバチバチッ

美琴「電撃ねぇ・・・やっぱ私のクローンね」

番外「お姉様!アイツは銃も持ってるよ!」

黒子「な、何ですのそれ!?」

蒼星石(心の樹の番人・・・みたいなものか。こういうケースは初めてだよ)

黒ミサカ「いいですか?ミサカに近づかないでいただきたい。ミサカにはミサカの役目があるのです」

上条「そんな事言ったってなぁ・・・こっちも事情があるんだよ」

金糸雀「お願い、退いてもらえないかしら?」

黒ミサカ「無理です」

美琴「・・・痛い目見るわよ?」
570 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/13(月) 21:47:49.31 ID:KeST8HEXo
黒ミサカ「言ってる意味が良く分かりません・・・ミサカは樹を守るだけです。それがどう痛みを伴うのでしょうか?」

蒼星石「僕らも樹を守りに来たんだよ。君が守ったところで樹は死んでしまうだろうね」

黒ミサカ「それが役目ですので」

上条「おいおい・・・機械的だな」

黒ミサカ「クローンですので」

美琴「ダメねコイツ。埒が明かないわ」

番外「樹さえ守り通せればどうでもいいのかな?」

黒子「滅ぼすために守るとは・・・悲しい物がありますわね」



黒ミサカ「仕方ありません・・・敵を排除します」
571 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/13(月) 22:00:49.62 ID:KeST8HEXo
黒ミサカ「・・・」バチバチバチバチィ!

美琴「!?」

黒子「まぁまぁ、結構な電撃ですこと・・・」

蒼星石「いいかい?心の樹に気を付けながら、時間を稼ぐんだ!」

番外「そんな無茶な・・・って、時間?」

蒼星石「翠星石が言ってたんだ。秘策があるけど時間がかかると!」

美琴「ふん、なんだか翠星石に振り回されっぱなしね」

バチィッ!!

黒子「ぐぅっ!?」ビリッ

金糸雀「!?」
572 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/13(月) 22:06:39.42 ID:KeST8HEXo
黒ミサカ「お喋りとは余裕がありますね、とミサカは拳銃を上条当麻に向けつつ呟きます」チャキ

上条「うわっ!おい銃は止めろよ!」

黒子「ぐぅぅ・・・!!」ビリビリ

美琴「黒子、大丈夫!?」

黒子「だ、大丈夫ですの・・・痺れただけですわ」

金糸雀(電撃・・・?でも何も見えなかったかしら。どういう事?)

蒼星石「はぁッ!」グオッ!

黒ミサカ「!」

蒼星石が踏み込み、黒ミサカの拳銃目がけて斬りつける。
そして次の瞬間には、銃身がバラバラになっていた。

黒ミサカ「・・・便利な鋏ですね」ポイ
573 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/13(月) 22:13:54.97 ID:KeST8HEXo
金糸雀「ピチカート!ヴァイオリンの音波で吹き飛ばすわよ!」

ピカッ!

黒ミサカ「させません」バチッ

金糸雀「え?きゃあッ!!」ビリッ

黒ミサカが一言だけ呟くと同時に、金糸雀に電流が走った。
先程、黒子がh喰らったのと同じモノ。見えない電流。

蒼星石「!?攻撃が見えない!」

上条「金糸雀!」ダッ

金糸雀「うぅ・・・しびれるかしら・・・」ビリビリ

美琴「黒子!アイツの目の前に私を飛ばして!」

黒子「は、はい!」シュンッ
574 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/13(月) 22:27:31.81 ID:KeST8HEXo
パッ!

黒ミサカ「おや、テレポートですか?」

美琴「電撃を飛ばしたのは分かるわよ。問題は何処から飛ばしてるかって事」

蒼星石「ミコトさん!不用意に近づいちゃ・・・!」

美琴「コイツを抑えられるのは私か番外個体位なもんよ。そうでしょ?」

番外「だからお姉様!そいつは・・・」

黒ミサカ「こんなモノを持ってると、言ったでしょう?」

その手には、先ほど破壊したはずの拳銃が握られていた。
銃口は、美琴の腹部に向けられていた。

だが、それらを踏まえて美琴は

美琴「撃ちなさいよ」

黒ミサカを挑発した。
575 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/13(月) 22:41:45.21 ID:KeST8HEXo
黒ミサカ「・・・ミサカの間合いですが、よろしいのでしょうか?」ジリ

美琴「ふふ、こういうのって西部劇でよくあるわよね。『抜きな!どっちが素早いか試してみようぜ』ってね」

黒ミサカ「申し訳ありませんが、ミサカはそのようなモノを見たことがありません」

美琴「あぁ、そうだっけ?」

蒼星石「ミコトさん!幾ら何でも撃たれたらただじゃ済まないよ!」

上条「おおい黒ミサカ!考え直せ!」

美琴「いいから!ホラ、撃ちなさいってば」ズイ

黒ミサカ「???」

撃てと催促するオリジナル。
黒ミサカは少しばかり困惑した。

黒ミサカ(何故、自ら撃ってこいと催促するのでしょうか・・・?ヤケになった?)
576 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/13(月) 22:51:05.45 ID:KeST8HEXo
美琴「でもね、タダで撃たれてやると思ったら大間違いよ。撃つ以上、アンタも覚悟を決めなさいよね」

黒ミサカ「!」

蒼星石「・・・ミコトさん」

上条「お、おい・・・御坂!」

黒子「・・・お姉様は、黒いお姉様が撃つ瞬間を狙ってるようですの」

番外「それじゃあお姉様が!」

蒼星石(だが、今なら心の樹がガラ空きだ。今なら樹を奪えるかも!)

美琴「みんな、妙な気は起こさないほうがいいわ」

上条「・・・?」
577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/13(月) 22:59:46.25 ID:KeST8HEXo
美琴「気づいたわよ。心の樹を中心に、この辺りは全てアンタのフィールド・・・じゃない?」

黒ミサカ「何故ですか?」

美琴「見えない電撃・・・見えないんじゃない。この空間ならアンタは何処からでも電撃を発生させることが出来る」

黒ミサカ「流石ですね」

美琴「レベル5を、オリジナルを舐めるなって事。電気の流れくらい読めなくてどうするのよ」

金糸雀「・・・成程、そういう事ね。ここは負の意識が集まる箇所、空間を全て支配できて当然かしら」

上条「おいおい・・・それじゃあ俺らは敵陣に無防備に突っ込んだって事じゃねぇか!」

美琴「でも、私や番外個体に電撃は効かないわよ?」

番外「そ、そうだそうだー!」

黒ミサカ「その為の拳銃です。いつ、何があるのかは誰も予測できません。イレギュラーに迅速に対応するのが大事なのですよ」」
578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/13(月) 23:12:20.09 ID:KeST8HEXo
美琴「・・・いい心がけね。さ、掛かって来なさい」

黒子「お姉様!」

美琴「大丈夫よ。コイツが撃ったら私の勝ち。撃たなくても私の勝ち」

黒ミサカ「・・・ふむ、打っても無駄なようですね」スッ

蒼星石「拳銃を・・・下げた?」

美琴「・・・撃たないの?撃たないのね?」

黒ミサカ「・・・」

黒ミサカは銃口を上に向け、一発だけ、たった一発だけを空に向けて発射する。
パン!という、乾いた音が響き渡る。

黒ミサカ「お姉様には敵いませんね・・・しかし、他の方なら、どうでしょうか?」

ヒュンッ!

上条「な、何を・・・ッ!?!?」

空に向けて放った弾は、何故か上条の側を通過した。

黒ミサカ「銃弾の軌道を変えることが出来る・・・と、予想はできなかったのでしょうか?」チャキ
579 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/06/13(月) 23:13:48.24 ID:KeST8HEXo
今回はここまで。
バトルパートは難しいですね。あまりバトルしてませんが・・・

次回投下は17日(金)予定ですが、少々ズレる可能性アリです。
580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 09:10:57.23 ID:y+ChoD3SO
17日は168時間あるから問題ない
17日の次は24日だけど
581 :1 ◆e7neESKY4A :2011/06/17(金) 20:51:46.17 ID:rnHnT0SDO
携帯から失礼。
本日の投下が困難な為、明日に延期させていただきます。
もうちょっとだけお待ちください
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/17(金) 21:37:00.23 ID:fSfiuWjSO
待ってるよ
583 :1 ◆e7neESKY4A :2011/06/18(土) 16:53:16.27 ID:9FxxaJZKo
・お詫び
今日も投下するのが困難な状況です。
明日は確実に出来るできるので、明日投下させてください!オナシャス!

以下、申し訳程度のおまけSS

ーーーー・・・

真紅「やっぱりくんくんは最高ね。ダンディズムに溢れるそれはチャチなアニメや漫画とは比べものにならないわ」うっとり

雛苺「しんくー、ヒナもDVD観るー」テテテ

真紅「ダメよ。あと5回は観る予定なのだわ」

雛苺「ぶー!ゲコ太観たいのよー!!」

真紅「はぁ!?ゲコ太!?あんなクッソ汚い緑のヒキガエルなんか見て何が楽しいのよ!」

雛苺「ノン!可愛いのよ!」

真紅「ダメダメ、ダメよ。緑は昔から性格が悪い、ロクでもないってのが相場よ」

雛苺「そんなことないもん!」

真紅「赤モップも言ってたし、間違いないのだわですぞ」

雛苺(え、でも翠星石はイジワルかも・・・どうだろ??)

真紅「最初から・・・と」ピ
584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/19(日) 12:15:36.88 ID:XPg/6OsSO
待ってるよ
585 :1 ◆e7neESKY4A :2011/06/19(日) 14:20:26.07 ID:Vf1tBqQgo
こんにちは〜。
お待たせしました。投下します!
586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/19(日) 14:30:31.53 ID:Vf1tBqQgo
上条「・・・おいおい、マジかよ」

上条が頬を触る。
ほんの少し、ほんの少しだが、出血していた。

蒼星石「!血が!」

上条「だ、大丈夫・・・掠っただけだよ」

美琴(っ・・・計算外だわ。まさか銃弾の軌道まで操れるだなんて)

黒ミサカ「・・・nのフィールドとは常識が通用しない場所ですよ?」チャキ

黒子「お姉様!離れてくださいまし!」

美琴「う・・・動けるわけ無いじゃない・・・!」

上条(クソ、幾ら俺が飛びついてもノーモーションで何処にでも命中させられるんじゃ意味が無いぞ。詰んでるじゃねーか!)
587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/19(日) 14:45:56.60 ID:Vf1tBqQgo
黒ミサカ「ハァ、貴女はどうしたいんですか?番外個体」

番外「!?み、ミサカ!?」

黒ミサカ「そうですよ。そもそもコレは貴女の心の樹。貴女の問題でもあるんです」

番外「そ、そりゃあ・・・アナタが退いてくれれば万事解決だとは思うけど・・・」

黒ミサカ「ふむ、それが出来るのなら苦労はしませんよ。そもそも・・・貴女はそれでいいんでしょうか?」

番外「ど、どういう意味さ!」

黒ミサカ「ふふ・・・貴女は何もしない、傍観者ですね。違いますか?」

番外「!」

黒ミサカ「虫のいい話、心の何処かで自分さえ無事なら・・・とでも考えてるのでしょうか?」

蒼星石「番外個体!耳を貸しちゃダメだ!」
588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/19(日) 15:00:08.19 ID:Vf1tBqQgo
黒ミサカ「貴女は「邪悪」です・・・「真の邪悪」。自分が悪だと気が付いてない、最も質の悪いモノ」

番外「ミサカが・・・邪悪?」

美琴「違うわよ!アンタは邪悪なんかじゃない!」

上条「この野郎ッ!黙ってりゃいい気になりやがって!!」

黒ミサカ「いい気になどなっていませんよ。ミサカは事実を述べたまで・・・さて、邪悪はこれから何を?」

番外「違う!違う違う違う!ミサカは邪悪なんかじゃ・・・!!」

黒ミサカ「そうだ、貴女が見方だと思い込んでる方達を殲滅するというのはどうでしょうか?邪悪らしい仕様もない結末・・・」

番外「うううううううぅぅわああああああああああああ!!!」ビリビリビリッ!

金糸雀「番外個体!ダメッ!落ち着くかしらッ!!」



翠星石「ちょーーーーっと待ったああああーーーーー!!です!!!」ビシッ

一同「!?」
589 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/19(日) 15:09:59.59 ID:Vf1tBqQgo
翠星石「あ、ちょっと、ちょっと、ちょっとまった〜でぇすぅ〜〜!」チョーン

番外「・・・翠星石?」キョトン

黒ミサカ「おや、翠星石・・・恐れをなして逃げてしまったかと思ってました」

翠星石「はぁ、何ほざいてやがるんですかこのクソミコト!舐めんじゃねーです!バーカ!!」

美琴「え、私の事?」

翠星石「間違ったです!黒ミコト!!」

黒ミサカ「・・・それで、今更ノコノコとやってきて、何をするつもりですか?」

翠星石「ククク・・・ククク・・・!!今更ノコノコ!?フヒャアアアアアア!!!ちゃんちゃらおかしいですねぇ!クソミコト!」

美琴「おい」

翠星石「間違った!黒ミコト!」

上条「・・・なんであんなにテンション高いんだアイツ」
590 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/19(日) 15:38:18.40 ID:Vf1tBqQgo
翠星石「何をやるとか、そういうのはとりあえず置いといて!オメーに一つだけ言っておくです!」

黒ミサカ「?」

翠星石「デカミコトの事を傍観者だの真の邪悪だの、好き放題言ってくれるじゃねーですか?あん?」

番外「・・・」

黒ミサカ「ええ。それが何か?」

翠星石「勘違いするんじゃねーですよ。別に翠星石達はコイツの事を傍観者だとか一度も思ってないです!」

美琴「そうよ!好き勝手言わないでくれない?」

黒ミサカ「では、何だと考えてるのでしょうか?」

翠星石「そんなモン決まってるですよ!」



翠星石「皆で守った妹達の一人!特別な存在です!それをただの傍観者だの邪悪だの・・・ふざけんじゃねぇです!」

番外「す、翠星石・・・!」

翠星石「って、トウマなら言いそうですね」

上条「はい」
591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/19(日) 16:01:26.13 ID:Vf1tBqQgo
黒ミサカ「言いたいことはそれだけですか?」チャキ

翠星石「ちぇ、ユーモアのセンスも欠片もないですね」

黒子「翠星石!何でそんなに余裕なんですの!?」ガビーン

蒼星石「そもそも、何でここに居るんだい!?」

金糸雀「妙案ってのはどうなったのかしら!?」

黒ミサカ「・・・妙案?」じ〜

上条「あ、バカ!バカナリア!」

金糸雀「・・・すいません」

翠星石「翠星石がここに居るって事は・・・もう全てが終わってるってことです!」

黒子「何ですって!?」
592 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/19(日) 16:07:25.90 ID:Vf1tBqQgo
翠星石「黒ミコト、残念ながらオメーはおしまいです!」

黒ミサカ「???」キョトン





翠星石「覚悟しやがれです!『番外個体を知る者来たれ』ーーーーーーーーッ!!!」バァァァーーーーン!!




番外「へ?」

上条「ん??」

美琴「・・・どういう事??」



・・・

・・・・・・

・・・・・・カ・・・

・・・・・・・・・サカ・・・

・・・・・・・・・・・・ミサカ・・・


蒼星石「・・・何の音だい?」
593 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/19(日) 16:14:53.67 ID:Vf1tBqQgo
                      ''';;';';;'';;;,.,    ブーン・・・
                       ''';;';'';';''';;'';;;,.,   ブーン・・・
                        ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
                        ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
             rっ        vymyvwymyvymyvy、
             ||       mVvvMvyvmVvvmvyvmVvv、
             |/⌒ヽ /^ヽ (^^) /^ヽ (^^) /^ヽ(^^)/^ヽ
             (^ω^ )(ω^ )/⌒ヽ(^ω^)/⌒ヽ^ω^)  ( ^ω)-っ  ミサカミサカミサカwwwwwwwww
       /⌒ \   |   _二二二つω^ )(\ ( ^ω^ )二⊃ /⌒ヽr
   ⊂二(^ω^ )二ノ   /( ^ω^ )  ⊂二\\_/⌒ヽ二二( ^ω^)二⊃
       ヽ    | (´ ._ノ ヽ   /⌒ヽつ  \( ^ω^)  |    /
        ソ  ) \\⊂二二二( ^ω^ )二二二⊃ ⊂_) ( ヽノ              ミサカミサカミサカwwwwwwwwwwwww
       ( < \  レ’\\   ヽ   /   i ) ノ     ノ>ノ
        \|\|      レ  (⌒) |   /ノ ̄     レレ
                      ⌒| /


〜妹達の群れが現れた!(10031ひき)〜
コマンド?



一同「・・・」



上条「どういう事なの????」

翠星石「大勝利!」フンス

黒ミサカ「な・・・!?え・・・!?!?」
594 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/06/19(日) 16:16:00.46 ID:Vf1tBqQgo
今回はここまで。
ミサカの大群が現れた!急展開!

次回投下は22日(水)予定です。
595 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/06/19(日) 17:44:12.44 ID:2j7aVbBMo
        ,.-‐': : : : : : : : : : : :.`丶
      /: : : : : : : :,ィf iニニニニニニニニヽ     ━━┓┃┃
     /: : : : : : : }--}ニ | ─────i|        ┃   ━━━━━━━━
     /: : : : : : : : }―ヒ チ二二二二二.j        ┃               ┃┃┃
     l: : : : : : : : |: : :l |: ハ ハ| l: /リ--|:|:li                          ┛
     l: : : : : : : : |: : :l |__|__ l/ ____l_,':.l
     !: : : : : : : :ハ : :l、|:::::::::|    |:::::|r:.リ
     !: : : : : : :弋ヽ:j !::::::::|   |:::::|lレ
     !: : : : : : : : |    `ー´    `ー';|リ。 !  
     !: : : : : : : : |     ヾ "^  }: !  。 ゚ 
     ; : j : : : ハノ ゝ.    r  '    ≦ 三  。 ゚ 。 !
.     / イ: :;′: :>  .、`ニ .ゝ'゚        ≦ 三 ゚。 ゚
        / ミ、:::::::::: -ァ,          ≧=- 。
      /:::::::: ハ i!:::::::≦`Vヾ        ヾ ≧
596 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/06/19(日) 23:44:55.10 ID:aEyX1Onwo
10031オーラム出しました
597 :1 ◆e7neESKY4A :2011/06/22(水) 21:41:45.10 ID:SVDSJ8axo
どうもこんばんは。
蒸し暑すぎて死にそうです。

という訳で投下します〜
598 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/22(水) 21:52:40.78 ID:SVDSJ8axo
〜ここまでのあらすじ〜
・いっぱいの御坂妹が現れたのであった・・・



翠星石「ヘイ!全体止まれ!」

妹達「イエッサー!」ザッ

蒼星石「・・・見事に統率が取れてるようで」

翠星石「番号!」

00001号「1、とミサカは高らかに宣言します」

00002号「2、とミサカは高らかに宣言します」

00003号「3、とミサカは・・・」

金糸雀「全員やるのかしら!?」ガビーン!
599 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/22(水) 22:02:20.67 ID:SVDSJ8axo
黒ミサカ「・・・何なんですか、あなた達は」アトズサリ

翠星石「それはおめーが一番良く知ってるんじゃねーですか?」

黒ミサカ「??」

美琴「どういう事?」

「いや、翠星石はテキトー言ってるだけですよ、とミサカは落胆の声を上げます」

翠星石「うっせぇです!確かにテキトーですけどぉ」

黒子「・・・何ですのそれ」

美琴「?アンタ、何号?」

「おや、もうお忘れになったのですか?このバッジを」スッ

美琴「・・・!それは!!」

9982号「そうです、ミサカですよミサカ。このセンスの悪いバッジを付けてるのはミサカ以外ありえませんので」ブイ

美琴「うるせぇ」
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/23(木) 00:13:14.63 ID:dskH9Lqgo
蒼星石「9982号さん!?何故ここに・・・」

9982号「何故、と言われましても・・・他にもいっぱい居るのにミサカだけ居ないとかおかしくなるじゃないですか」

妹達「そうだそうだー!」

上条「いっぺんに喋るなよ!」

妹達「・・・」ションボリ

黒ミサカ「問題はそういう事ではありません!あなた達はあなた達の領域が決まってるでしょう!?」

美琴「・・・領域?」

翠星石「おや、ミコトは知らなかったですかね?」

上条「俺らも知らねーぞ」

金糸雀「かしら」
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/23(木) 00:22:49.04 ID:dskH9Lqgo
9982号「ミサカが説明しましょう、とミサカは無い胸をなんとかして張らせようと努力します」ドン

美琴「無い胸は余計だっての」

9982号「nのフィールドのとある空間に、「妹達」の魂の墓場が存在するのです」

金糸雀「魂の墓場・・・妹達も例外じゃないのね」

上条「魂の墓場?なんだそれ」

9982号「読んで字の如くですよ、とミサカは頭の悪そーな上条当麻に語りかけます」

上条「なんかこの御坂妹、性格が悪い」グス

美琴「・・・なんかゴメン」

黒子「あら、アレは墓場でしたの?」

蒼星石「便宜上、そう呼ばれてるだけだよ。nおフィールドってのは基本的に曖昧な世界だからね」
602 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/23(木) 00:35:56.98 ID:dskH9Lqgo
金糸雀「人間が死ぬと、天国に行くとか地獄に行くとか・・・色んな話があるでしょ?」

番外「そうなの?」

上条「そうだよ(便乗)」

金糸雀「実際には天国も地獄も無いかしら。魂ってのはぐるぐる廻るの。輪廻転生って考え方があるくらいだもの」

翠星石「nのフィールドには無意識の海というのがあるのです。そして、無意識の海の波打ち際に、魂の汚れを洗い流す場所があるのですよ」

美琴「・・・それが、魂の墓場っての?」

上条「汚れを落とすのに墓場ってか。嫌な表現だ」

蒼星石「魂があまりにも汚れ過ぎてると、魂の墓場に引っ張られちゃうんだ。そこで何百年もかけて、じわじわと汚れを落とさなくてはならないんだ」

美琴「気が遠くなるわね・・・」
603 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/23(木) 01:01:48.37 ID:dskH9Lqgo
9982号「ですが、ミサカ達はそうはいかんざきでした」

番外「どういう事さ?」

9982号「実験で処分された個体の魂は、決まって皆同じ場所に引っ張られました。初めから決まってたみたいに・・・」

美琴「それが、アンタ達の領域ってこと?」

蒼星石「僕らは妹達の墓場と呼んでるよ。一応ね」

黒子「私たちが実験の事を知ったのはその墓場で、でしたのよ」

美琴「・・・結構重要な事じゃない。もっと速く教えなさいよ」スパーンスパーン

黒子「イタイ!イタイ!」

9982号「1〜10031号の記憶は全ての個体で完全に共有できてます、とミサカはミサカ達の優秀さに惚れ惚れします」

番外(優秀さ・・・?自分で言うもんなのかな)
604 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/23(木) 01:08:35.87 ID:dskH9Lqgo
翠星石「翠星石は閃いたです。こいつらに手伝ってもらえば黒ミコトを無力化出来ないものかと!」

黒ミサカ「・・・どうでしょう」

9982号「別にやっつける必要はありません。負の感情と言ってもあなたもミサカ達と同じです。殺し合いだなんて寂しいことは・・・」

翠星石「てなわけで、数の暴力に訴えることにしたのです」

黒ミサカ「えっ」

上条「数の暴力って言っちゃったよ」

金糸雀「・・・うん」

翠星石「申し訳ないですが翠星石たちも時間がないのです。それじゃ妹達、よろしく頼むですよ」

妹達「イエッサー!」ザッ

黒ミサカ「っ!」チャキ

番外「っ、アイツまた構えたよ!」
605 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/23(木) 01:13:37.15 ID:dskH9Lqgo
黒ミサカ「っ!」

黒ミサカは拳銃を構え、数発放った。
縦断は前方に居た妹達を捉える・・・が

4851号「残念ながらノーダメージです」

6229号「意識体なので」

美琴「ええええええええ!?」ガビーン

上条「ちょっとチート過ぎやしませんかね・・・?」

ガシッ!

黒ミサカ「ヒ・・・!」

9982号が、黒ミサカの方をがっしりと掴む。
それは、黒ミサカの逃げ場がないことを意味していた。
606 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/23(木) 01:17:56.52 ID:dskH9Lqgo
9982号「残念ながら。あなたはもう終わりです」

黒ミサカ「は、離しなさい!」ジタバタ

9982号「みなさん、囲んでください!とミサカは叫びます!」

その声に反応し、残りの妹達がぞろぞろと周りを囲む。
数の暴力。黒ミサカは逃げられない状態になってしまったのである。

9982号「おーしくーらまんじゅう、おーされーてなーくな」ギュウギュウ

黒ミサカ「あいだだだだだだだだ!!!」ギリギリ

美琴「な、何アレ・・・」

番外「まるでGだね」

翠星石「さて蒼星石、あれだけ妹達がいれば翠星石達の邪魔にはならないですよ」

蒼星石「・・・そうだね」

金糸雀(あれが妙案・・・なんかなんとも言えない気分かしら)
607 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/23(木) 01:24:24.67 ID:dskH9Lqgo
翠星石「スィドリーム!如雨露を出すですよ!」

ピカッ!

翠星石「さ、おめーら着いてきやがれですよ」スタスタ

美琴「私たちは何も出来ない様な・・・」

蒼星石「みんな、暫く足止めよろしくね」

妹達「イエッサー!」ビシ

黒ミサカ「ぐぬぬ・・・!ま、待ちなさい!」

9982号「みんな踊れー!!」ギュウウ

黒ミサカ「イタイイタイイタイイタイ」ギリギリ

番外「うーむ、なんか哀れ・・・」
608 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/06/23(木) 01:28:34.22 ID:dskH9Lqgo
今回はここまで。
途中であまりの暑さに気絶してた。訴訟。
番外個体編も数の暴力でほぼ解決。流石妹達やで!

あとどうでもいいけど、ジャングルフィーバーの便利さは異常。言いたいだけ。

次回投下は24日(金)予定です。
609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/06/23(木) 01:29:33.53 ID:NZ7K16BCo
これはひどい……(褒め言葉)
610 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/06/23(木) 02:24:15.98 ID:WrevKK1po
アクセラコーヒー ミサカさとうきび農場 ミサカ木材
ミサカスパイス ワーストカンパニー ラストティンバー
レールガンペパーズ
611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/23(木) 07:01:50.70 ID:FzZx56sSO
シリアス展開が続いていたと思ったらこれだよ!
いいぞもっとやれ
612 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/23(木) 11:55:04.28 ID:E9LsA6NIO
大先輩はまだしも薬中YZR兄貴のネタはNG
613 :1 ◆e7neESKY4A :2011/06/24(金) 23:24:33.87 ID:NzKtvwTvo
こんばんは〜。
申し訳ありませんが、今日の投下は無理っぽいです・・・
明日か、29日(水)になりそうです。
なるべく明日投下したい・・・
追って連絡させていただきます。
614 :1 ◆e7neESKY4A :2011/06/25(土) 15:24:06.37 ID:Ikk+Ep3Io
今日も無理そうです(´・ω:;.:...
29日までお待ち下さいませ
615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/29(水) 10:00:06.99 ID:O4bPmOASO
↓今日も無理そうです
616 :1 ◆e7neESKY4A :2011/06/29(水) 21:32:13.10 ID:QkYB+SQfo
こんばんは〜
今日は大丈夫ですから(半ギレ)

というわけで投下します!
617 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/29(水) 21:45:54.86 ID:QkYB+SQfo
ーーーー・・・

蒼星石「やれやれ、ようやく辿り着いたね」

番外「これが、ミサカの心の樹・・・なの?」

翠星石「そーですよ。デカミコトに似合わないい小さい樹です」

上条「え?これってそんなに小さいのか?」

蒼星石「・・・歳相応かな?ミコトさんの樹はこれの何十倍も大きいけどね」

番外「マジで!?」

美琴「アンタの樹って小さそうよね」

当麻「うるせぇよ!」

黒子「プッ」
618 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/29(水) 21:53:57.30 ID:QkYB+SQfo
番外「ふーん・・・」チョンチョン

ビリッ!

番外「うわっ!?」

金糸雀「へぇ、外敵から身を守ってるみたい」

当麻「負の感情がそうさせてるのか?」

翠星石「恐らくはそうでしょうね」

蒼星石「さ、始めようか。あの足止めがいつまでも続くとは思ってはいけない」

黒子「・・・そうですの?」チラ



ミサカ’s「あーのこーがほーしい!あーのこーじゃわーからん!」

黒ミサカ「・・・」グイグイ

ミサカ's「そーだんしましょ!そーしましょ!」

黒ミサカ「いっそ殺せ・・・」グッタリ
619 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/29(水) 22:03:32.04 ID:QkYB+SQfo
翠星石「さて、トウマとおバカは先に帰るがいいです」

当麻「えぇっ!?」

金糸雀「カナまだ何も活躍してないかしら!ビリッと来ただけかしら!マジで!」

翠星石「今回オメーらは最後まで空気なんですよ。説教(笑)」

当麻「・・・」

美琴「そげぶ(笑)」

当麻「何でテメーにまで言われなきゃいけないんだよ!チクショー!!」ピューン

金糸雀「みんな嫌いかしら!ビェェェーーーーン!!」ピューン

翠星石「ふんだ。クロコ、塩撒いとけです!塩!」

黒子「持ってませんのよ」
620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/29(水) 22:14:58.37 ID:QkYB+SQfo
番外「・・・帰らせる必要、あったの?」

翠星石「念の為ですよ」

蒼星石「幻想殺しが僕らの作業に影響を与える可能性があるからね」

美琴「やっぱ不味いの?」

翠星石「なんとも言えないんですよ。アイツの幻想殺しは謎が多すぎるのです」

黒子(薔薇乙女が言うのも変な話ですの・・・)

翠星石「じゃあ始めるですよ。スィドリーム!」

蒼星石「そうだね・・・レンピカ!」

カッ!
621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/29(水) 22:30:38.62 ID:QkYB+SQfo
番外「おぉ・・・それが噂の庭師シリーズ!」

翠星石「そうです。これ・・・え?シリーズ?」

蒼星石「誰がシリーズだなんて言ったのさ・・・まぁいいけど」

美琴「2つしか無いのにね」

翠星石「ウォッホン!えーと、ミコトとクロコはちょっと覚悟するですよ。力を使うですからね」

美琴「えぇっ!?あれ疲れるのよね・・・」

黒子「仕方ありませんの。我慢ですのよ、我慢」

番外「よろしくオナシャス!」ビシ
622 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/29(水) 22:48:58.96 ID:QkYB+SQfo
蒼星石「さて番外個体さん。君は何を望む?」

番外「の、望むって・・・何が?」

黒子「とぼけちゃって(マジキチスマイル)」

翠星石「いいですか?望むことも大事な過程ですよ。過程があるから結果がある。まぁ作業をするのは翠星石達ですがね」

番外「はぁ・・・?」

美琴「番外個体、アンタはどうなりたいの?言ってごらん」

番外「ミサカ・・・ミサカは・・・」



番外「・・・皆の日常に触れたい!溶け込みたい!ミサカも皆と一緒に居たい!!」



翠星石「良い答えですねぇ!」

蒼星石「・・・僕らが叶えてあげよう」チャキ
623 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/29(水) 23:14:35.86 ID:QkYB+SQfo
キィィィィ・・・ン!!

美琴「あぁ、久々のこの漢字」ピカーン

黒子「この露骨に力が奪われてる感がたまりませんわね」ピカーン

番外「うわっ!めっちゃ光ってる!?」ガビーン

翠星石「癖になるですよね?」

美琴「ならないわよ!!」

翠星石「庭師の如雨露よ!この樹の汚れを取り除くです!」

ドバァァァーーーーッ!!!

黒子「いっぱい出てきたーーーー!?」ガビーン
624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/29(水) 23:30:55.79 ID:QkYB+SQfo
翠星石「コレくらいやんないと負の感情は消えないですよ」

番外「そ、そうなのかな?」

蒼星石「さて、周りの雑草を刈ろうっと」

チョキチョキ・・・

翠星石「きれいになーれ、きれいになーれ」ジョボボボ

美琴「・・・」

蒼星石「ふんふんふーん」チョキチョキ

黒子「・・・」



美琴(地味ね)

黒子(地味ですの)

番外(地味すぎる・・・)
625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/29(水) 23:39:01.27 ID:QkYB+SQfo
翠星石「あ、これ結構時間掛かるですから」

蒼星石「お、この黒い負の感情も除去できるっぽいね」

美琴「・・・どれくらいかかる?」

翠星石「2時間ですかね〜」

黒子「2時間ですの!?干からびてしまいますわ!!」

蒼星石「それはそれで・・・」チョキチョキ

番外ミサカも帰っていい?」

翠星石「いやダメに決まってるでしょうが」

番外「・・・」


ミサカ's「カバディカバディカバディカバディカバディ・・・」

黒ミサカ「カバディカバディカバディカバディカバディカバディ・・・」
626 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/06/29(水) 23:45:28.28 ID:QkYB+SQfo
今回はここまで。
次回でこの話はおしまいです。おしまい。
YJの翠星石が可愛かった(小学生並の感想)

次の投下は7/3(日)予定です
627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/30(木) 16:24:33.29 ID:kBV8SEnSO
今回も面白かったですぅ
628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/30(木) 20:15:21.92 ID:k1OotYnY0
俺の嫁は俺の嫁だということが再々確認された
629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/02(土) 21:35:28.59 ID:uRrs5wbSO
このSSでの銀様は宇宙をかける少女のクサンチッペみたいな扱いになるんだろうか
630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/03(日) 21:12:36.98 ID:AV77zgxSO
「今夜は暑いので延期します(キリッ」
631 :1 ◆e7neESKY4A :2011/07/03(日) 22:11:07.77 ID:fd7uQN+Oo
>>630
申し訳ないが精神的に参る煽りはNG
仕事だって言ってるだろ!(声だけ迫真)

というわけで投下します〜
632 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/03(日) 22:22:47.85 ID:fd7uQN+Oo
ーーーー・・・

上条「いってぇ・・・」ズキズキ

御坂妹「どうぞ。ミネラルウォーターですが」

上条「あぁ、ありがとう」

禁書「とうま・・・夢の世界でも絶対怪我するんだね」

上条「おいおい、どういう意味だよ」

金糸雀「あの拳銃にはびっくりしちゃったかしら」

御坂妹「軌道を自在に変えるなど反則です。とミサカはちょっぴり羨ましい気持ちを押さえ込みます」

禁書「クールビューティ、怖いんだよ・・・」ビクッ
633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/03(日) 22:38:59.48 ID:fd7uQN+Oo
雛苺「とうま!お薬持ってきたのよ!」ズビシ

上条「おう、ありがと・・・おいコレ正露丸じゃねーか」

雛苺「でもこれ、トゥモエがお腹痛いって時に飲んでたのよ」

禁書「そりゃあ腹痛には効くかもしれないけれど・・・」

金糸雀「ヒナ、とうまの怪我には・・・絆創膏とか?」

雛苺「ばんそーこ?」

禁書「探しに行こっか?」スタスタ

雛苺「うよーい」トテテテ

上条「・・・御坂妹は雛苺とあまり喋らないのな?」

御坂妹「どうも懐かれてないようですので」キリ

金糸雀(分かる気がする・・・)
634 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/03(日) 22:48:26.85 ID:fd7uQN+Oo
上条「・・・長いな」

御坂妹「よく言いますね。ミサカ達はもっと長い時間待ってたのですよ」

金糸雀「それでも数十分ってところでしょ?」

御坂妹「・・・番外個体が、呻いたりするもので」

上条「魘される、って言ってやれよ・・・」

御坂妹「おや、それもそうですね」

金糸雀「もういい加減戻ってきてもいい頃だと思うんだけど・・・」

御坂妹「・・・金糸雀」

金糸雀「なに?」
635 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/03(日) 23:10:11.80 ID:fd7uQN+Oo
御坂妹「もし、もしですよ?翠星石達が、お姉様達が失敗してしまったら・・・どうなるのでしょうか?」

金糸雀「ははぁ・・・聞きたいかしら?」

御坂妹「はい、とミサカは首を縦に振ります」

金糸雀「心の樹を扱うのよ?失敗すれば生きる屍かしら」

御坂妹「・・・・!!」

上条「おい、もうちょっと言い方をだな・・・」

御坂妹「も、ももももももももし失敗したら・・・へし折ります!」

金糸雀「何を!?」

上条「大丈夫だって。アイツらは夢の庭師として何百年も働いてるんだぞ?」

御坂妹「そ、そうなんですか?」

金糸雀「こう見えても永い事生きてるのかしら」フンス
636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/03(日) 23:18:22.33 ID:fd7uQN+Oo
ーーーー・・・

一方「・・・」ズズズ

コンコン

一方「はいよォ」

カエル「・・・おやおや」ガラララ

一方「・・・何だァ?止めさせに来たのかァ?」

カエル「まさか。こう言うのもなんだけど、最後の望みってやつだからね?」

一方「ククク、笑えねェぜ」

カエル「全くだよ・・・僕も一本貰えるかな?」

一方「勝手に取れよ」

カエル「どうも」カシュ
637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/03(日) 23:25:30.13 ID:fd7uQN+Oo
番外「・・・ん」ピクッ

一方「!」ガタッ

番外「・・・スー、スー・・・」

一方「・・・ちっ」

カエル「落ち着きなさい」ズズズ

一方「落ち着けるかよ・・・あの二人がポンと出てきたときは殴り殺そうかと思ったぜ」

カエル「ブラック・・・苦手だな」

一方「知るかよ」

カエル「・・・心の樹ねぇ」

一方「?」
638 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/03(日) 23:36:46.32 ID:fd7uQN+Oo
カエル「・・・まぁ、僕もいい歳だ。若い君らより知識はある」

一方「だろうなァ」

カエル「薔薇乙女・・・実際に見たのは初めてだよ。不思議なものだね、生きてる限り知識は増え続ける」

一方「ほゥ?」

カエル「nのフィールドはともかく、心の樹をケアする夢の庭師か・・・彼女らにもっと速く出会いたかったよ」

一方「・・・」

カエル(アレイスター・・・彼は気が付いてるのだろうか?)

カエル(・・・気がつかないはずがない、か。今度は何を企んでくるのか・・・何にせよ、注意しなきゃね?)

一方「・・・」ユサユサ

カエル「貧乏揺すり」

一方「分かってンよォ・・・」
639 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/03(日) 23:53:37.29 ID:fd7uQN+Oo
番外「・・・ん、ん・・・!」ピクピク

一方「!?」ガタッ

みゅわ〜ん・・・

カエル「おや、これは・・・?」

一方「ゲートが歪んでやがる・・・!戻ってくるぞォ!」

カエル「ほほう、こういう仕組みなのか。是非とも一度じっくり・・・」

カッ!

カエル「!?」



翠星石「しゃあ!」スポーン

美琴「2抜けた!」スポーン

黒子「3抜けですの!」スポーン

蒼星石「殿は任せてよ」ポポポポーン!


一方「・・・騒がしい奴らだな」
640 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/04(月) 00:00:20.18 ID:Qb1KpMcMo
翠星石「只今帰ったです!」

美琴「ふぅ、娑婆の空気は美味しいわね」

黒子「娑婆て」

蒼星石「やぁ、久しぶり」

一方「ホントだな」

カエル「君たちは変わった登場をするんだね?」

美琴「あ、リアルゲコ・・・せ、先生!」

カエル「下戸?」

蒼星石「一方通行」

一方「あァ?」

蒼星石「番外個体さん」チョイチョイ

一方「・・・?」

番外「・・・む」パチクリ

一方「!」
641 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/04(月) 00:05:35.59 ID:Qb1KpMcMo
ーーーー・・・

上条「誰が包帯もってこいって言ったか?」

禁書「だってこれしか無かったんだもん」グルグル

上条「おう、巻くの止めろや」

雛苺「いーとーまきまきー」

御坂妹「糸じゃないですって」

カエル「・・・おや」スタスタ

御坂妹「・・・先生」ペコリ

カエル「備品で遊ぶのは感心しないね?」

上条「・・・これ盗ってきたのか?」

禁書「・・・ちょっと拝借しただけで・・・ごめんなさい」
642 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/04(月) 00:21:26.65 ID:Qb1KpMcMo
カエル「・・・いいから、早く番外個体さんの病室に行ったらどうだい?」

金糸雀「?」

上条「・・・目が覚めたんですか!?」

雛苺「うゆ!?」

カエル「・・・医学の敗北ってヤツかな?」

禁書「な、何?その意味深な発言は?」

カエル「いいから、顔を見に行きなさい」

御坂妹「・・・」スタスタスタ

上条「うおっ!動き早いなオイ!」

雛苺「あー、まってー!」トテテ

禁書「とうまもカナも早く!」テテテー



カエル「・・・頃合いを見て、相部屋にしないとね?」スタスタ
643 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/07/04(月) 00:23:57.11 ID:Qb1KpMcMo
今回はここまで。
これにて「番外個体は眠らない」編はおしまいです。
打ち切り臭いとか分かってますから(棒読み)

次回からまた新しいお話が始まります。
8日(金)予定です。
644 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/04(月) 09:44:38.84 ID:fmslRCZSO
>>643
面白かったよ!乙!(棒読み)

こういう終わり方だからなんか飄々とした感じがして良いんだね
645 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/04(月) 17:26:32.66 ID:1PgtlL3fo
おじさんのこと本気で乙させちゃったねー
646 :1 ◆e7neESKY4A :2011/07/08(金) 21:11:36.37 ID:OubhHVfko
どうもこんばんは〜。
いつになったら梅雨明けするか分からないぜ・・・暑いぜ・・・

という訳で投下します!
今回から新しいお話です・・・
647 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/08(金) 21:20:59.96 ID:OubhHVfko
ーーーー・・・

フレンダ「しゃきーん」ピラ

絹旗「・・・なんですかそれ」

フレンダ「クックック・・・福引券って訳よ!」

絹旗「そうですか。ホラ買い物は超終わってませんよ」スタスタ

フレンダ「あー!ちょっと待ってってば!」テテテ

絹旗「インスタントコーヒーにティーパックも・・・こんな安物じゃ超満足しないんですが」

フレンダ「鯖缶・・・」

絹旗「超早く入れないと買いませんよ?」

フレンダ「やたー!持って来るってわけよ!」テテテテー

絹旗(どっちが超年上ですか・・・)ハァ
648 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/08(金) 21:30:30.50 ID:OubhHVfko
浜面「おーい、シャケ弁持ってきたぞ」ヒョイ

絹旗「うーい。後は・・・?」

浜面「いや、こんなもんじゃないのか?」

絹旗「あ、お菓子買いましょうお菓子!」キュピーン

浜面「うーん・・・まぁいいの・・・か?」

絹旗「どこぞのバカ面より超お金持ってますよ」スタスタ

浜面「・・・世知辛いぜ」

フレンダ「持ってきたわけよ」ドサドサドサドサ

浜面「入れすぎィ!」
649 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/08(金) 21:38:20.26 ID:OubhHVfko
フレンダ「ダメダメ、鯖缶切らしたら死んじゃうって訳よ」

浜面「え、死ぬの!?」ガビーン

フレンダ「気持ち的な問題よ。結局実際死ぬわけじゃないし」

浜面「・・・あぁそう」

フレンダ「って、絹旗は?」

浜面「お菓子買いに行ったぞ」

フレンダ「お菓子ねぇ、何だかんだでガキよね。うん」

絹旗「誰が超ガキですか!」

フレンダ「うわっ!?」ビクッ
650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/08(金) 21:50:46.24 ID:OubhHVfko
フレンダ「ち、違うってばよ!」

絹旗「何ですかその喋り方は」

フレンダ「浜面が・・・その・・・絹旗が幼児体型だって・・・」しどろもどろ

浜面「言ってねーよ!」

絹旗「フレンダより超マシでしょう・・・」ドサドサ

浜面「・・・結構入れたな」

フレンダ「何持ってきたの?」

絹旗「マーブルチョコとか、アポロチョコとか超甘いのを」

浜面(チョコばっかだな・・・)

フレンダ(しかもセンスがガキって訳よ・・・)
651 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/08(金) 22:12:18.25 ID:OubhHVfko
フレンダ「あ、そうだ浜面。ホラ」ジャン

浜面「・・・福引券?」

絹旗「うわっ、やっぱ超しょうもない二人しか知らないんですね・・・?」

フレンダ「いや誰がしょうもないって?」

浜面「俺も持ってるぞ。ここのスーパーのみ有効だとか」

フレンダ「いっぱい鯖缶買ったら一杯貰ったって訳よ」

絹旗「福引が出来るんですか?」

浜面「らしいな。入り口でなんかやってたし」

絹旗「仕方が無いですねぇ。私が超引いてあげますから」ワクワク

フレンダ(絹旗が一番ワクワクしてるって訳よ・・・)
652 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/08(金) 22:18:02.70 ID:OubhHVfko
ーーーー・・・

カラカラ・・・

禁書「てやっ!」グオッ

ポトッ

店員「あーダメだね。白色。ハズレね」

禁書「ムッキィィィーーー!!!」ダンダン

金糸雀「ちょ、キンちゃん!シスターがやるような地団駄じゃないかしらそれ!!」

上条「まぁ上条さん的にはティッシュでも大助かりなんですがね」

禁書「3位の高級フルーツ引換券が良かったんだよ・・・」プクー

上条「そう言うなって。家帰ったらなんかおやつ作ってやるから」

禁書「(`・ω・´)」シャキーン

金糸雀「どーせバナナジュースかしら・・・」ハァ
653 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/08(金) 22:39:43.43 ID:OubhHVfko
上条よく分かったな。バナナシェイクを・・・」

金糸雀「ま、好きだしいいけどね」

禁書「とうま!カナ!善は急げんなんだよ!急いで帰るんだよ!!」

上条「はいはい・・・」

ワイワイ・・・



絹旗「福引き・・・は、超あそこですね」ズビシ

フレンダ「鯖缶が重すぎてスーパーの袋がちぎれそうって訳よ」

浜面「んなアホな・・・」
654 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/08(金) 22:49:20.36 ID:OubhHVfko
絹旗「すいませーん、超お願いします!」

店員「はいはい。券をお願いしますね」

フレンダ「んー」ゴッソリ

店員「えーと・・・4回ですね」

浜面「あんだけあって4回!?」

店員「スイマセン、コレ5枚で1回なんですよー・・・」

絹旗「なんだか超けち臭い空気ですね・・・」ガラガラ

ポトッ
655 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/08(金) 22:55:50.91 ID:OubhHVfko
店員「残念、ティッシュですねー」

絹旗「えー・・・」ションボリ

フレンダ「はっはっは!こ↑こ↓」はこのフレンダに任せなさい!

浜面「さっさと回せ」

フレンダ「うるさいアホ面!どりゃぁぁぁああああ!!!」

ポトッ

店員「ティッシュですねー」

フレンダ「うっわ・・・」ガビーン

浜面「じゃあ俺も」カラカラ

ポトッ

浜面「ん?銀色?」

店員「・・・ややっ!?コレは!!」
656 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/08(金) 23:06:19.62 ID:OubhHVfko
店員「出ました!3等!おおあたり〜〜〜〜!!!」カランカランカラーン

浜面「えっ!?マジで!?」

フレンダ「ええええええええ!?」

絹旗「ちょ、バカ面超空気読んでくさいよ!!」

浜面「いや・・・まさか当たるとは俺も思ってなかったし・・・」

店員「それじゃこちらが景品ね」

浜面「あ、どーも・・・」



絹旗「超チケット?」

フレンダ「健康ランド無料ご招待券!だって・・・健康ランドかよ」
657 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/07/08(金) 23:09:45.24 ID:OubhHVfko
今回はここまで。
クッソ久しぶりのアイテム勢。謎のチケット。ライド・トゥ・チケット。

次回投下は10日(日)予定です。
658 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/09(土) 12:31:10.90 ID:Le8WBTjSO
こっからどうなるのか楽しみです!
(双葉郡大熊町 女子高生17歳)
659 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/09(土) 22:28:25.99 ID:a8vBVFEIO
おじさん「ここ↑ここ↓」が正しいって言ったよなぁ!?
660 :1 ◆e7neESKY4A :2011/07/10(日) 20:47:43.75 ID:nkYdYYMro
〜お詫び〜

   「前回の福引き・・・あれ、3等の景品が全く違った・・・」

吹寄「え?本当に?」

   「うん。フルーツか健康ランドかハッキリしろ」

吹寄「これは・・・うん。2等が健康ランドで3等がフルーツね。馬面?って人は2等を引き当てたってことにして欲しいわ」

   「何だ。そういう事」

吹寄「そういう事。ちなみに一等は学園都市内の乗り物フリーパス1年分らしいわよ」

   「微妙・・・まるで私みたい」

吹寄「と、言うわけで投下するわよ!」
661 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/10(日) 20:55:38.20 ID:nkYdYYMro
ーーーー・・・

【アイテム アジト】

麦野「うーん、なんか収納グッズないかなぁ・・・」ペラ

ガチャ!

フレンダ「入って、どうぞ」

浜面「け、結局荷物持ちは俺なんだよな・・・」フラフラ

絹旗「バカ面、荷物は超丁寧に運ぶものですよ」

麦野「おかえりー。アイス買ってきてくれた?」

フレンダ「えーと・・・なんだっけ?」

絹旗「超トラキチ君ですね」

浜面(またマイナーなのを・・・)
662 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/10(日) 20:59:59.62 ID:nkYdYYMro
麦野「サンキュー。さっさと冷凍庫に入れといて」

絹旗「ですってよ」

浜面「へーへー・・・」ポイポイ

フレンダ「あれ、滝壺は?」

麦野「ソファー」

絹旗「ソファー?」ヒョイ

滝壺「ぐぅぐぅ・・・」スピー

フレンダ「分かりやすいくらいの爆睡・・・」

麦野「起きる気配無し。起きてても静かだけどね」
663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/10(日) 21:13:55.42 ID:nkYdYYMro
絹旗「おーい、たきつぼさーん」ユサユサ

滝壺「ぅん・・・あと5時間・・・」ムニャムニャ

絹旗「超長すぎィ!」

フレンダ「鯖缶〜」ガチャガチャ

麦野「アンタも好きねぇ・・・まぁアンタしか食べないからどうでもいいけど」

フレンダ「結局シャケ弁も似たようなって訳よ」

麦野「蹴り殺すぞ。シャケ弁は弁当として成立してるじゃないの。アンタのはあくまで単品じゃない」

フレンダ「ぐぬぬ・・・」プルプル

浜面「お菓子はお菓子入れに・・・ん?滝壺はまだ寝てるのか」

滝壺「まんまるぼたんはふしぎなぼたん・・・」スピー
664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/10(日) 21:22:24.99 ID:nkYdYYMro
浜面「滝壺さーん」ユサユサ

滝壺「!」カッ

絹旗「うわっ!?」ビクッ

滝壺「・・・あれ、みんな帰ってきたんだね。おかえり」

フレンダ「はん、浜面相手だと一発ってわけよ」

麦野「そんなに寝てたら夜も眠れないんじゃないの?」

滝壺「ふわぁ・・・そうでもないよ?」

麦野「・・・そうなんだ」

浜面「アイスとか買ってきたぞ」

滝壺「流石はまづら。紳士だね」

絹旗(紳士て)プッ
665 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/10(日) 21:29:09.09 ID:nkYdYYMro
フレンダ「・・・あ!忘れるとこだった。むぎの!」

麦野「うるさい」

フレンダ「いやまだ何も言ってない・・・これ」スッ

麦野「・・・何これ、チケット?」

浜面「健康ランドの招待券だってよ」

絹旗「浜面!超甘い紅茶をお願いします」キリ

浜面「座らせてくれよ・・・」

麦野「甘ったれるんじゃないわよ。私はブラックコーヒー」

フレンダ「黒豆茶ってある?」

滝壺「緑茶がいいな」

浜面「・・・」シクシク
666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/10(日) 21:39:51.37 ID:nkYdYYMro
麦野「健康ランド・・・いいじゃない」

絹旗「えっ?」

麦野「・・・えっ?って何よ」

フレンダ「いや、麦野のことだから「くだらねェなァ!!!!」って言いながら原子崩し打ってきそうって絹旗が」

麦野「ほう?」

絹旗「ちがう!私そんな事超言ってませんて!!」

麦野「ふんっ!」

ゴキン!

絹旗「・・・・!!!」ジンジン

滝壺「むぎのは容赦無いね」

浜面(ホントだよ)カチャカチャ
667 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/10(日) 21:46:53.68 ID:nkYdYYMro
麦野「最近あまり休みないじゃない?ここんとこ連日でお仕事お仕事・・・疲れも溜まるわよ」

滝壺「だから私も眠ってばかりなの」キュピーン

フレンダ「・・・ああ、そう」

絹旗「・・・超行っちゃいますか?」

麦野「・・・超行くわよ」

浜面「ん?え?マジで行くの?」

麦野「リーダーの命令は絶対よ。私がカラスが白いといったら白いの」

フレンダ「それでこそ麦野って訳よ!」

絹旗「・・・ん?でもコレって」

麦野「何よ?」

絹旗「・・・いえ、ココを超見てください」
668 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/10(日) 21:55:05.75 ID:nkYdYYMro
【7名様までご招待!】

麦野「・・・うん。問題なし」

滝壺「わかった。きぬはたははまづらが二人分でカウントされないか心配してくれたんだね?」

絹旗「いや、それ超分かってませんよ・・・」

浜面「俺が二人分ってどういう理屈だよ!?」

フレンダ「あぁ、二人分の無料招待が余るって言いたいの?」

絹旗「そうです!たまには超鋭いですねフレンダ!」

フレンダ「はは、ありがとよチクショー」

浜面「誰か二人、誘うのか?」

麦野「誘うったって、誰誘うのよ?」
669 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/10(日) 22:02:49.54 ID:nkYdYYMro
麦野「私は・・・アイテム以外に親しい人間いないし」

浜面「スキルアウトの連中は・・・二人じゃ足りねぇな」

フレンダ(フレメア・・・何処に居るか分かったもんじゃないって訳よ)

滝壺「私は浜面さえいれば・・・」



麦・浜・フ(・・・何だかなぁ)

滝壺(おなかへったんだよ)



絹旗「・・・あ、あの。皆さん!」

麦野「えっ!?」ビクッ

絹旗「も、もし・・・もし良かったらですけど・・・」

フレンダ「誘いたい人がいるの?」
670 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/10(日) 22:17:27.43 ID:nkYdYYMro
絹旗「・・・数少ない私の超友達なんですが・・・大丈夫ですか?」

麦野「友達・・・あぁ、なんか最近知り合ったとか言ってた?」

フレンダ「やっぱ暗部だと友達できないよねー」ウンウン

滝壺「きぬはた位の年齢だと辛いよね」

浜面「だよなぁ」

麦野「いいわよ別に。私も一度会ってみたかったし、絹旗と友達になるような物好きと」ニヤ

絹旗「!ありがとうございます!」パァッ!

滝壺「かわいい」ホウ

絹旗「ちょっと超連絡取ってみます!」タタタ

麦野「・・・なかなか嬉しそうじゃない」ニヤニヤ

浜面(悪意は無い・・・よな?多分)



絹旗「超もしもし!」

『超もし・・・?超きぬはたが電話なんて珍しいですね。何かあったですか?』
671 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/07/10(日) 22:30:01.66 ID:nkYdYYMro
今回はここまで。
絹旗はかわいい。フレメアは多分まだ出さないと思います。多分。考え中。

次回投下は15日(金)予定です。

以下、どうでもいい話

ーーーー・・・

翠星石「なんか太鼓に新しい曲が来たらしいからやってきたですけど・・・やっぱアレですよね、またさいたまはなかなか正統派の☆10って感じですね」

蒼星石「ソフラン使ってる時点で正統派もクソも無い気がするけどね・・・連打で譜面隠してるし」

翠星石「ただACでやる譜面じゃねーですよアレは。更に言うと黒薔薇の裏譜面もです」

蒼星石「世阿弥さん鬼畜だね。腰譜面だね」

翠星石「あと何ですかね、リンクルリンク?ちょっと解禁条件が鬼畜すぎじゃねーですか?」

蒼星石「そうかなあ?」

翠星石「・・・あれ?もう全部終わっちゃってるですか?解禁作業?」

蒼星石「弐寺は普段から結構やってるし、リフレクはもう少しでBroken解禁できそうだし」

翠星石(こういうのがカモにされるんですかねぇ・・・?)

蒼星石「?」

ーーーー・・・

以上。
またさいたまは腕が追いつかない。譜面自体はシンプルなのにね
672 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/10(日) 23:32:35.77 ID:H0ylL9ASO
「きぬはた荘ですか?」
「違います」
「翠星石出てきてやっとらしくなってきたな」
「次回も楽しみDEATH」
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/15(金) 21:30:28.94 ID:+WcxPtCSO
15日(金)です
674 :1 ◆e7neESKY4A :2011/07/15(金) 22:28:23.38 ID:6QLoF4ioo
こんばんは〜。
太鼓DX買ってきました。面白い。喫茶レインはやっぱり良曲。

という訳で投下します!
675 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/15(金) 22:36:31.25 ID:6QLoF4ioo
ーーーー・・・

【常盤台中学寮】

翠星石「はいはい、分かったです。それじゃまた後で・・・はーい」

ピッ

翠星石「・・・健康ランドって何ですか。二つ返事でOKしちゃったですけど」

美琴「ん?何が?」

翠星石「翠星石の友達が、健康ランド?に行こうって」

美琴「?ってなによ・・・」

翠星石「だって翠星石は知らないですから」

美琴「知らないところによく行こうと思うわね・・・」
676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/15(金) 23:09:17.09 ID:6QLoF4ioo
美琴「いい?健康ランドってのは・・・健康な所よ」

翠星石「マジですか!?」

美琴「雑に言えば「お風呂とかあるところ」って感じね」

翠星石「あー・・・お風呂ですか」

美琴「・・・アンタには無縁ね」

翠星石「お風呂に入る必要性は皆無ですから」

美琴「でも健康ランドかぁ。私も行きたいなぁ」

翠星石「じゃあ、一緒に来るですか?」

美琴「・・・マジで?」
677 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/15(金) 23:33:49.99 ID:6QLoF4ioo
翠星石「ん、いや蒼星石を誘ったっていいですけど・・・今日はなんか忙しいかもって言ってたですしね」

美琴「そういやそんな事言ってたわね・・・て、私が行っても本当に大丈夫なの?」

翠星石「チケットは2名分あるって言ってたですから問題はないと思うですけど?」

美琴「じゃあ私も付いてくわ。保護者的な意味で」キュピーン

翠星石「へ?保護者ぁ?誰が?」

美琴「追い出すぞチクショー」

翠星石「それじゃあ一応メールだけしておくです。蒼星石は来れないけど代わりに保護者が来る・・・と」ポチポチ

美琴「・・・アンタのケータイ姿も板に付いてきたわね」

翠星石「うるせーです」ポチポチ
678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/15(金) 23:38:34.97 ID:6QLoF4ioo
ーーーー・・・

【数時間後】

浜面「みんな大好きワンボックスカー」ブロロー

麦野「レンタカーもいいじゃない、たまには」

滝壺「結構きれいだね」

フレンダ「一般人を乗せるんだったらアイテムの車はダメだね」

絹旗「そ、そうですね」ソワソワ

麦野「ちょっとそわそわし過ぎじゃないの?アンタ」

絹旗「そ、そうでしょうか?超そんなつもりは・・・」ソワソワ

フレンダ「結局挙動不審って訳よ・・・」
679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/15(金) 23:51:23.17 ID:6QLoF4ioo
絹旗「あ、あの・・・一応一般人ですから、みなさん超粗相のないように、と言うか・・・」

麦野「・・・まあ言いたいことはなんとなく分かるけど、なんかムカつく」

滝壺「私はいつでもお淑やかだよ。淑女の鑑だから」

浜面「・・・そうかぁ?」

滝壺「なに?」ギロ

浜面「ヒィ!」ビクッ

フレンダ「私もそんなにヤンチャしてないと思うんだけど・・・」

麦野「ヤンチャて」プッ

フレンダ「何さー!!」プンスカ
680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/16(土) 00:04:22.67 ID:EuSnb190o
浜面「おーい絹旗。待ち合わせのコンビニだぞ」

絹旗「!超了解です。ちょっと迎えに言ってくるので待ってて下さい」

麦野「早くね、早く」

フレンダ「巻きでハイ、ヨロシクゥ!」

絹旗「超善処しますよバカンダ」ガチャ

フレンダ「え、あ?今なんて言った?」

滝壺「フレンダバカヤロウって言ってたよ」

浜面「いや、バカヤロウフレンダこの野郎じゃなかったけ?」

フレンダ「え、それは・・・」
681 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/16(土) 00:11:55.78 ID:EuSnb190o
美琴「流行りの家電ねぇ・・・」ペラ

翠星石「除湿機欲しいです除湿機」

美琴「はぁ?アンタ必要ないでしょ」

翠星石「おバカ電気ウナギですねぇ。薔薇乙女も人形ですよ?高温多湿は避けるべきです」

美琴「そんな事言われたってアンタふらふらと何処かに行くじゃない」

翠星石「それは・・・それです。それはそれ、これはこれ」

美琴「都合良すぎでしょ・・・」

翠星石「漫画漫画・・・」ウロウロ

絹旗「・・・あ、翠星石!超見つけましたよ!」

翠星石「あ、超きぬはた」
682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/16(土) 01:06:23.22 ID:EuSnb190o
翠星石「今日はよろしくお願いするですぅ」ペコ

絹旗「いえいえ。お気になさらずに」

翠星石「えーと、それでコイツが保護者です」

絹旗「はい・・・?」チラ

美琴「こんにちはー」

絹旗「えぇっ!?」ビクッ

美琴「何が!?」ビクッ

絹旗「あ・・・いえ、超何でもありません」

美琴「あれ、そうなんだ」
683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/16(土) 01:38:55.74 ID:EuSnb190o
絹旗「えーと・・・あの、超電磁砲の、御坂美琴さん・・・ですよね?」

美琴「ええ。コイツの保護者。今日はお願いね、超きぬはたさん」

絹旗「こちらこそ・・・って翠星石!なんで超きぬはたの呼び名が広まってるんですか!?」

翠星石「そっちのほうが面白いじゃないですか」ケラケラ

美琴「私の事は気にしなくても結構よ」

絹旗「・・・そう、そうですか・・・いや、そうじゃなくって・・・」

美琴「?」



麦野「絹旗ー、まだー?」テクテク

美琴「あ」

麦野「・・・あ」
684 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/07/16(土) 08:10:11.87 ID:EuSnb190o
今回はここまで。
最近無線LAN調子悪すぎワロタ。光にしてーなー
急にネットワーク切断されるから困る。マジで

次回投下は19日(火)予定です。
685 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/16(土) 18:14:37.76 ID:WijkqHCSO
次も面白くなりそうだ…
686 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/16(土) 18:16:03.60 ID:WijkqHCSO
次も面白くなりそうだ…
687 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/17(日) 09:34:03.75 ID:Q6QqH9Z2o
これはキャットファイトあるで!
688 :1 ◆e7neESKY4A :2011/07/19(火) 22:07:43.18 ID:rElKuMvBo
こんばんは〜。
台風はどうなんでしょうか?気がついたら通過しててよく分からなかったでござる。

というわけで投下します〜
689 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/19(火) 22:32:43.37 ID:rElKuMvBo
ーーーー・・・

浜面「・・・」ブロロー

翠星石「えーと、翠星石と言うです。よろしくお願いするですぅ」ペコ

滝壺「私は滝壺理后。よろしくね、すいせいせき」

フレンダ「私はフレンダだよ」

浜面「ちょ、運転してるから自己紹介できないんですけど?」

絹旗「運転してるのは超馬鹿な浜面です」

翠星石「へぇ、おバカでも諦めたらお終いですよ?」

浜面「いや、諦めてねーよ・・・」

滝壺「・・・それで、あの二人は?」
690 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/19(火) 22:40:25.18 ID:rElKuMvBo
麦野「・・・」ギロ

美琴「・・・何よ」ギロ

麦野「何じゃねぇよ・・・何で居るんだよテメェ」

美琴「うるっさいわねぇ、翠星石の保護者だからよ。文句ある?」

麦野「あるよあるよ大有りだよォ!何でこんなクソアマと一緒に行かなきゃならねぇんだよ!絹旗ァ!!」

絹旗「いや、私も翠星石の保護者がレベル5の超電磁砲だとは・・・」

フレンダ「ん?超超電磁砲?」

浜面「そんな事言ってないんだよなぁ・・・」

翠星石「こいつらはどういった関係なんです?」

フレンダ「・・・えーっと・・・」
691 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/19(火) 22:54:20.06 ID:rElKuMvBo
フレンダ(滝壺、この二人の関係って言っていいの?)

滝壺(・・・?)キョトン

フレンダ(え、知らないの!?)

滝壺「・・・!あぁ、あの時の」ピーン

翠星石「どの時です?」

絹旗「うおおおおおおい!?」ガビーン

美琴「ん?こいつらとやり合ったのよ。私」

浜面「え、マジで!?」

絹旗「浜面は超黙っててください」

浜面「はい」
692 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/19(火) 23:06:52.91 ID:rElKuMvBo
麦野「知らなかったの?アンタ何も教えてないのね」

美琴「そういう訳じゃないわよ!ホラ、妹達の・・・」

翠星石「・・・まさかこのタイミングで妹達とは」

浜面「シスターズゥ?何だそりゃ」

フレンダ「そういや浜面は知らないんだったっけ?話していいの?」

美琴「まぁ、いいんじゃない?計画は凍結してるんだし」

滝壺「えっとね、第一位が第三位のクローンをやっつけてレベル6になるって計画だった、よね?」

麦野「そうそう。そんな感じ」

浜面「え、何それは(ドン引き)」
693 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/19(火) 23:25:45.63 ID:rElKuMvBo
翠星石「翠星石はその時は何やってたですかね?」

美琴「水銀燈と一悶着あったり、私の心の樹の様子を見に来たり・・・」

翠星石「あぁ、あの頃ですね」

麦野(心の樹って何よ?)ヒソヒソ

フレンダ(何?もしかして不思議ちゃん?)ヒソヒソ

滝壺「心の樹って何?」

翠星石「そりゃあアレですよ・・・説明するのめんどくさいです」

浜面「めんどくさいのか・・・」

翠星石「そりゃそうです。何回説明したと思ってるんですか」
694 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/19(火) 23:35:45.15 ID:rElKuMvBo
絹旗「・・・それじゃあ私が超暗部だというのも知ってるんですね」ハァ

滝壺「きぬはた・・・」

翠星石「そうなんですか?」

絹旗「えっ?」

美琴「・・・アンタ達、暗部繋がりなの!?」

絹旗(ぐっっはああああああ!超自爆したあああああああああああああ!!!)デデドン!

麦野(自爆したわね)

フレンダ(結局絹旗の一人相撲って訳よ・・・)

浜面(無茶しやがって・・・)
695 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/20(水) 00:01:54.42 ID:Y2/6Kyjoo
翠星石「暗部ですか。なるほど」

美琴「よくよく考えたらレベル5の第四位がいる時点で普通じゃないわね・・・」

麦野「あぁ?」ギロ

美琴「いや、今のは別に喧嘩売った訳じゃないっての!!」

翠星石「そんな喧嘩腰になるんじゃねーですよ。えーと・・・名前は?」

麦野「・・・麦野よ。麦野沈利」

翠星石「昔は昔、今は今ですよしずり。どうぞよろしくです」

美琴「・・・そうね。私は御坂美琴。よろしくね麦野さん?」

絹旗「・・・」じ〜

麦野「・・・分かったわよ。もう喧嘩腰で話さないわ」

絹旗「!」
696 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/20(水) 00:07:20.46 ID:Y2/6Kyjoo
フレンダ「やれやれ、和解?」

滝壺「みたいだね」

美琴「ふぅ。私も喧嘩腰になりたい訳じゃないわよ・・・」

フレンダ「そうなんだ?」

美琴「麦野さんがいっつも喧嘩腰だからついね」

麦野「あぁ?」

絹旗「麦野!」

麦野「・・・何でもない」

翠星石「はまづらとやら、まだ着かないんですか?」

浜面「もうちょっとだな」
697 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/20(水) 00:13:51.53 ID:Y2/6Kyjoo
美琴「超きぬはたさん。今日行くのってどんなとこ?」

絹旗「えーとですね、超チケットがあるんですが・・・」

フレンダ「ブフォォ!」

美琴「へ?」

フレンダ「超きぬはたって!超きぬはたって!!」プルプル

麦野「ざ、斬新でいいんじゃない?」プルプル

絹旗「え、いや、それは私は超関係ない・・・」

翠星石「翠星石は超気に入ってるんですけどねぇ、超きぬはたって」

滝壺「強そう」

絹旗「うっがああああーーーーーーっ!!!」
698 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/07/20(水) 00:15:33.09 ID:Y2/6Kyjoo
今回はここまで。
アイテム勢と美琴勢和解。でも美琴はこいつらがアイテムという組織とは知りません。暗部なのは知ってるけど。
あー俺も温泉とか行きてぇ。

次の投下は24日(日)予定です。
699 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/07/20(水) 00:18:58.50 ID:ze5rIYm1o
超きぬはた乙
700 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/20(水) 21:35:32.13 ID:tnRN4qYSO
>>698
探せば近場に日帰り温泉あるかもよ?
701 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/21(木) 01:03:04.53 ID:R2U5ggruo
風呂入ってさっぱりしましょうよ(迫真)
702 :1 ◆e7neESKY4A :2011/07/24(日) 21:30:03.54 ID:KisAXPhXo
今日投下の筈でしたがちょっと忙しいので明日投下したいと思います。申し訳ないです・・・

>>700
車で5分のところに温泉があるんですよ(ゲス顔)
一人で行くのも悪くはなかったです。寂しくなんか無いです

>>701
ビール!ビール!
703 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/25(月) 15:56:43.14 ID:FMYCNMQSO
>>702
いいな
うちなんか30分はかかるよ
704 :1 ◆e7neESKY4A :2011/07/25(月) 21:24:57.27 ID:7iqfMlHzo
こんばんは〜。
最近のマイブームは南国育ち。キュインとバタフライの中毒性は異常

というわけで投下します!
705 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/25(月) 21:35:07.78 ID:7iqfMlHzo
ーーーー・・・

ブロロー

浜面「うおー・・・でけーなココ」

美琴「ホントね」

絹旗「なんか超最新型?の健康ランド?らしいですよ」

麦野「?って言われてもね・・・」

フレンダ「健康ランドに最新もクソも無いような気がするんdなけど」

滝壺「気持ちの問題だよ。たぶん」

翠星石「はまづら!あそこ空いてるですよ!さっさと停めやがれですこのトンマ!」

浜面「うるせぇ!こいつ口悪いなホント!!」

美琴「はい」

フレンダ「はいじゃないよ」
706 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/25(月) 21:44:30.28 ID:7iqfMlHzo
キキッ!

浜面「もう降りていいぞー」

フレンダ「うーい」ガララーッ

麦野「・・・結構車停まってるじゃん。何が学生だらけの都市よ」

絹旗「別に全員が超学生というわけではないですし」

滝壺「ここは最近出来たみたいだから、一見さんも多いんじゃないのかな?」

翠星石「まさに翠星石達の事ですね」

美琴「見事なブーメランよね」

フレンダ「私達はタダだから(意味深)」

浜面「何やってんだよ。さっさと行こうぜ」

麦野「そうね」
707 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/25(月) 22:00:04.73 ID:7iqfMlHzo
絹旗「翠星石、超さっさと受け付け済ませましょう!」

翠星石「おう、望むところです!」

滝壺「入り口は・・・あっちだね」

浜面「おい二人とも!そっちじゃねぇよ!こっちだ!!」

絹旗「マジですか」タタタ

翠星石「早めに言いやがれです」タタタ

美琴「ん?あの車・・・」

麦野「何?」

美琴「あー、あの・・・まぁいいか」

フレンダ「?」

美琴(あのスポーツカーって・・・?)
708 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/25(月) 22:40:01.71 ID:7iqfMlHzo
ーーーー・・・

【健康ランド内】

滝壺「おお、綺麗だね」

浜面「最近出来たんだろ?そりゃ綺麗だろ」

滝壺「屁理屈はまづらきらい」

浜面「えぇっ!?いや、そういうつもりはだな・・・」

フレンダ「だっさ」プッ

絹旗「すいません。この券は超有効でしょうか?」

「こちら・・・ハイ、問題なく使用出来るようです」

絹旗「それじゃあ超おねがいします。こちらの7名で」
709 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/25(月) 23:10:52.83 ID:7iqfMlHzo
「1,2・・・はい。確かに7名様ですね」

絹旗超「問題ないそうです」ブイ

翠星石「おぉ、やったですね」

「それでは中に持っていけない物はお預かりできますが・・・」

麦野「何?その持っていけないのって」

「貴重品等、失ったら困るものはロビーでお預かりします」

美琴(なんか取られたら麦野さんに殺されるわね・・・)

麦野「ふぅん、私たちは別にいいわよね?」

絹旗「超そうですね」
710 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/25(月) 23:30:10.68 ID:7iqfMlHzo
「それではこちらをどうぞ」ジャラ

絹旗「・・・カギですか」

「はい。こちらの番号のロッカーがそれぞれ使用できますので、無くさないようにお願いします」

麦野「だってよ、フレンダ」

フレンダ「・・・私ってそんなに信用無いの?」

翠星石「手首につけときゃ無くさないですかね?」

美琴「その辺はテキトーでいいんじゃい?」

浜面「・・・巻いた場所によっちゃホモに認定される恐れがあるぞ」

翠星石「誰がホモですか!!」

滝壺「はまづら、ホモなの?」ドンビキ

浜面「ちげーよ」
711 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/25(月) 23:38:16.89 ID:7iqfMlHzo
絹旗「超装着!」シャキーン

翠星石「カッケー!!」

美琴「騒ぐんじゃないわよ。とりあえずどうするんですか?」

麦野「・・・どうすんの?絹旗」

絹旗「へ?私が超決めるんですか?」

麦野「だって主催はアンタだし」

滝壺「きぬはたのお好きなように」

フレンダ「結局主催者様には頭が上がらない訳よ」

絹旗「そ、そうですか・・・どうしましょう?」
712 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/25(月) 23:42:23.52 ID:7iqfMlHzo
翠星石「とりあえずお風呂でいいんじゃないんですかね?」

美琴「そうよね。あくまで温泉がメインだし」

絹旗「成程。それじゃあまずは超お風呂に入ってさっぱりしましょう!」

フレンダ「あーいいっすねー」

麦野「おっけー。温泉どっち?はまづらぁ」

浜面「何故、俺に聞く」

滝壺「表示があるよ。このまままっすぐだって」

美琴「はーい」
713 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/25(月) 23:48:46.52 ID:7iqfMlHzo
ドン!

美琴「あ、スイマセン」

翠星石「ミコトー、ちゃんと前向いて歩きやがれです」

美琴「歩いてるわよ!!」

麦野「結構人が多いわね・・・あれだけ車が停まってたんだから当然だけど」

絹旗「なんか知り合いに会いそうで超怖いんですが・・・」

浜面「大丈夫だって!こういう時に限って誰とも会わないんだよ」

滝壺「そうかなぁ」

フレンダ「イマイチ説得力に欠けるって訳よ」

翠星石(水銀燈が居たら指さして爆笑してやるです!)
714 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/25(月) 23:52:50.38 ID:7iqfMlHzo
男湯←  →女湯

浜面「それじゃあ俺はこっちだな」

麦野「テキトーにやってればいいわよ。合流したかったら連絡して」

浜面「うーす」スタスタ

絹旗「さて、いざ超出陣!」

翠星石「温泉ですか・・・楽しみです」スタスタ

滝壺「・・・本物の温泉かな?」

フレンダ「変な薬が入ってたりしてね」

美琴(ありそうだか困る・・・)

麦野「ホラあんた達、行くわよ」
715 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/07/25(月) 23:54:42.75 ID:7iqfMlHzo
今回はここまで。
お風呂回は別にエロとか何も無いのでね。スイマセンねぇ

次回投下は31日(日)予定です。
716 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/26(火) 19:42:35.30 ID:Xv9HLbKSO
この面々じゃエロは合わないしね
717 :1 ◆e7neESKY4A :2011/07/31(日) 22:13:26.41 ID:GXYYR02jo
すいません。また今日も無理っぽいです・・・
明日投下させて下さい!オナシャス!

それに加えて連絡。
8月は仕事やら初盆やらなんやらが重なり、投下する機会が減ってしまう恐れがあります。
その点はご容赦下さい。多分大丈夫だとは思うんですが・・・ぐぬぬ・・・
718 :1 ◆e7neESKY4A :2011/08/01(月) 22:06:49.88 ID:fn0T3Mwto
こんばんわ〜
遅くなりましたが投下します!
719 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/01(月) 22:20:44.96 ID:fn0T3Mwto
ーーーー・・・

蒼星石「はぁ・・・」ウィーン

黒子「蒼星石、パウチはどうですの?」

蒼星石「あとちょっとだよマスター」

初春「蒼星石ちゃん、それ終わったらこの資料閉じて持ってってくださいね」ドサッ

蒼星石「・・・ちょっと多くない?」

黒子「物を持って行けてもホッチキスを上手に止められないテレポーターって何なんでしょうね?」グググ

初春「うわぁ、白井さん・・・下手すぎじゃないですか?」

黒子「手伝って下さいまし!!」

初春「すみません、来月の職場内改善のネタを考えてるんですよ」

蒼星石「そういうの後でいいでしょ」イライラ
720 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/01(月) 22:36:18.17 ID:fn0T3Mwto
初春「わかりましたよっと・・・」スチャ

黒子「初春が持つと業務用ホッチキスも圧巻ですわね」

蒼星石「このホッチキス大きすぎるんだよ」

初春「業務用ですし」ガッチャン

黒子「はぁ、何故この職場は定期的に仕事がドンとやってくるんでしょうか」

蒼星石「普段から貯めてるからだよ」

初春「はい」

固法「しょうがないじゃない、普段からバタバタなんだし・・・チクショウ!」カタカタ

初春「あれ、そう言えば蒼星石ちゃん」

蒼星石「何だい?」
721 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/01(月) 22:44:34.96 ID:fn0T3Mwto
初春「今日は御坂さんも翠星石ちゃんも来なかったですね?」

黒子「お姉様は元々毎日来るような方では・・・無いですわよね?」

固法「どうだか」

蒼星石「あぁ、翠星石なら友達と温泉に行くって」

黒子「えっ?本当ですの?」

蒼星石「本当だよ。ほら、メール」ズイ

初春「写メですか・・・あれ、これ御坂さんですよ?知らない人も居ますけど」

蒼星石「ミコトさんもついて行ってるんだってさ」

黒子「え、えぇ〜〜・・・聞いてませんのよそんな事・・・」

固法(蒼星石に言ったほうがマシじだと思われてるのかしら)
722 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/01(月) 22:57:06.52 ID:fn0T3Mwto
ーーーー・・・

翠星石「蒼星石も来れば良かったですのに・・・」ヌギヌギ

美琴「風紀委員は忙しいからねー」ヌギヌギ

フレンダ「・・・」じ〜

麦野「なにやってんのよアンタ」

滝壺「むぎの、すいせいせきを見て」

麦野「翠星石?」チラ

翠星石「そういやお風呂なんか久しぶりですね。翠星石のボディは大丈夫なんですかねぇ?球体関節とか」

美琴「大丈夫なんじゃないの?」

絹旗「・・・あ、あの〜・・・お二方」

翠星石「何ですか?」
723 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/01(月) 23:12:28.18 ID:fn0T3Mwto
絹旗「いや、その翠星石の・・・肘やら方やら、それは超何なんですか?」

フレンダ「結局、人形っぽいような・・・?」

滝壺「お人形さんなの?」

麦野「そんなアホな事・・・」

美琴「そうだけど?」

麦野「えええええええええええええええ!?!?」ガビーン

滝壺「むぎの、皆見てるよ」

麦野「あ、うん」

フレンダ「人形・・・はえ〜」

絹旗「超知らなかったんですけど!」

翠星石「あり、説明してなかったですかね」

美琴「あんたねぇ・・・」
724 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/01(月) 23:26:08.55 ID:fn0T3Mwto
翠星石「翠星石は薔薇乙女という、それはそれは高貴なドールなのですよ」

麦野「薔薇乙女?」

フレンダ「なんか聞いたことあるような・・・無いような・・・」

絹旗「あ、それ超無いですね。フレンダは思いつきで超喋りますし」

フレンダ「そんな、ひどい・・・」シクシク

滝壺「お人形さんなんだね」キラキラ

美琴「口悪い時点で高貴とはかけ離れてますけどね

翠星石「動いて喋る人形くらい学園都市なら何処にでも居そうですけどねぇ?翠星石にとっちゃ超能力者こそ恐ろしいもんです」

麦野「・・・お互い様ね」

翠星石「ですぅ」
725 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/01(月) 23:41:28.74 ID:fn0T3Mwto
翠星石「で、何ですか?ちょっとビビっちゃったですか?」ニヤニヤ

美琴(うっわ、コイツホント意地悪だわ・・・)ガビーン

麦野「・・・まぁ面食らったけどさ」

絹旗「翠星石は翠星石ですよ!いや、超翠星石ですよ!!」

滝壺「きぬはた、名言だね」パチパチ

フレンダ(確実に勢いだけの発言じゃないの?)

翠星石「よく言ったです!コレを気にするようじゃまだまだ甘ちゃんです!」

美琴「そうなの?」

滝壺「あとで写真撮っていい?」

翠星石「はいぃ!?いやそれは構わないですけど・・・ちょっと急すぎやしませんかね・・・?」
726 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/01(月) 23:56:12.72 ID:fn0T3Mwto
絹旗「ほら翠星石、超早く行きましょう!」グイ

翠星石「分かってるですよ。タオルくらい持って行かせやがれです」

フレンダ「絹旗、強いじゃん」

麦野「あれが絹旗の持ち味よ。私たちも行きましょ」

滝壺「・・・」じ〜

美琴「・・・何ですか?滝壺さん」

滝壺「おっぱい」

美琴「へ?」

滝壺「ちっちゃいね」

美琴「な、なんですと!?」ガビーン
727 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/02(火) 00:07:54.46 ID:X8b4lY9co
ーーーー・・・

浜面「はぁ〜あ、結局野郎だらけの温泉かよ・・・つまんね」

浜面「知り合いが居ないってのはちょっと堪えるな。でも俺は気にしない」

ガラッ!

浜面「おぉ、結構本格的なんじゃねーの?」スタスタ

浜面「とりあえず体洗うかな、さっぱりしてゆっくり湯船に浸かりたい・・・」ピタ

垣根「・・・」

浜面「・・・」

垣根「・・・おう」

浜面「・・・うーっす」



浜面・垣根「・・・・・」
728 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/08/02(火) 00:09:49.88 ID:X8b4lY9co
今回はここまで。
さらっと初登場ていとくん。
ホストもどきも温泉くらい行くのですよ。

次回は4日(木)予定です。
729 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/02(火) 01:09:44.84 ID:6XLFUrSIO
今回はホモネタが無くて綺麗だった(小並感)
730 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/02(火) 18:25:58.10 ID:jMBA+1/SO
\ていとくン/
731 :1 ◆e7neESKY4A :2011/08/04(木) 22:14:25.60 ID:J+x4obtpo
こんばんは〜。今日もあっついあっつい
ビールが美味しい季節だなぁ

というわけで投下します!
732 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/04(木) 22:31:10.03 ID:J+x4obtpo
ーーーー・・・

絹旗「ちょっと、超動かないでくださいよ」ゴシゴシ

翠星石「いだいいだいいだいいだい!乱暴すぎですぅ!!」

絹旗「このくらいやらないと体の汚れは超落ちませんよ」

翠星石「だから薔薇乙女は老廃物なぞ出ないのですっていだだだだだ!!!」

美琴「騒がしい・・・」

麦野「許してやんなよ、絹旗は同年代の友達なんか居ないんだからさ」

フレンダ「翠星石が同年代・・・??」

美琴「周りが年上ばかりですもんね」

麦野「あ?今年増っつったか??」ギロ

美琴(言ってないんだよなぁ・・・)ワシャワシャ
733 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/04(木) 22:49:26.72 ID:J+x4obtpo
絹旗「しかし、本当に超人形なんですね・・・」ジロジロ

翠星石「そんな超兄貴みたいに言われても・・・」

絹旗「翠星石みたいなのはあと何人居るんですか?」

翠星石「薔薇乙女は全部で7体ですよ」

絹旗「と言うことは・・・蒼星石も入れると、私が超知らないのはあと5人ですか」

翠星石「そうですね、そういう事になるんですかね」

絹旗「・・・なんですかその超曖昧な発言は」

翠星石「いやぁ?超きぬはたはもう何処かで薔薇乙女に会ってるのかもしれないですよ?」

絹旗「まさか」

翠星石「ですよね」
734 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/04(木) 23:00:33.87 ID:J+x4obtpo
フレンダ「さて、私はゆっくり温泉を楽しむ訳よ」

麦野「こけろ!」

フレンダ「こけねーよ」スタスタ

滝壺「スチームサウナに入りたい」ワクワク

麦野「ん?いいんじゃないの?」

美琴「私アレ、なんだっけ?泡のやつ」

麦野「ジャグラー・・・じゃないやジャグジー?」

美琴「それかも。麦野さんは?」

麦野「テキトーに楽しむわよ」

翠星石「いやもう翠星石はいいですから!痛いんですよ!!」

絹旗「(´・ω・`)」
735 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/04(木) 23:11:02.34 ID:J+x4obtpo
翠星石「ほれみろ!皆好き勝手にお風呂に行っちまったじゃねーですか!!」プンスカ

絹旗「超面目ありません・・・」

翠星石「まぁいいです。超きぬはたは何が狙い目なんですか?」

絹旗「私ですか?私は・・・そうですね、超露天風呂とか」

翠星石「露天風呂?何ですかそれは」

絹旗「そりゃあ超外にあるお風呂の事ですよ」

翠星石「外にィ!?ただの変態じゃないですか!!」

絹旗「何でですか!超仕切りがあるに決まってるでしょう」

翠星石「あ、そうなんですか。じゃあそれ行ってみるですよ」

絹旗「おー」スタスタ

滝壺「・・・仲良しだね」スタスタ
736 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/04(木) 23:31:12.01 ID:J+x4obtpo
ペタペタ

絹旗「超こっちですよ」

翠星石「ううむ、ホントにお風呂だらけじゃねーですか」スタスタ

絹旗「ん?翠星石!前はタオルで超隠してくださいよ!!」

翠星石「何でですか、女性しか居ないってのに」

絹旗「恥じらいというものを超持って下さい!」

翠星石「チェ」カクシカクシ

絹旗「世の中には超同性愛というものがあってですね・・・」

黒子「はい」

翠星石「知ってるですよそれくらい」

絹旗「知ってるならちょっとは超警戒したらどうですか」

翠星石(どっちですか)
737 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/04(木) 23:43:35.77 ID:J+x4obtpo
かぽ〜ん

絹旗「こちらが超露天風呂になります」

翠星石「はえ〜、ホントに外にあるんですね」

絹旗「学園都市の景色を見ながらお風呂・・・ですか。なんだか超複雑ですね」

翠星石「気にしたら負けですよ超きぬはた」

絹旗「かもしれませんね。とにかく超入りましょう」

翠星石「オッスおねがいしまーす!」

絹旗「はい、これでお湯かけて超ドボンと行きましょうか」パシャ

翠星石「ふむ」パシャ

絹旗「ちょっと熱めですね。露天風呂ですしまぁいいでしょう」チャプ
738 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/04(木) 23:51:24.99 ID:J+x4obtpo
チャポン

絹旗「〜〜〜〜〜・・・」じ〜ん

絹旗「・・・いいですね、温泉」ホウ

翠星石「そんじゃ翠星石も入るですかね」

チャポン

絹旗「温泉ってのはやっぱ雰囲気も超大事ですね」

翠星石「・・・」

絹旗「学園都市の景色・・・こうやって温泉に浸かりながら見てみると案が良いかもしれませんね」

翠星石「・・・」プクプク

絹旗「・・・翠星石?」





翠星石「(足が届かなくて)溺れる!溺れる!!」

絹旗「うわぁ!?」ガビーン
739 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/05(金) 00:02:46.37 ID:x6vhY1Nuo
絹旗「翠星石!超大丈夫ですか!?」ザバァ!

翠星石「ゲホゲホッ!」ビクビク

絹旗「なるほど、翠星石の足じゃ超届かないんですか・・・」

翠星石「足が短いみたいな言い方するんじゃねぇです!身長が足りないんですよ!」

絹旗「そんな歪んだ解釈しなくても・・・」

翠星石「でも分かったですよ。泳ぎながら行けば・・・」

絹旗「クォラ!温泉で泳ぐのは超NGですよ」

翠星石「おじさん怒るのやめちくり〜(挑発)」

絹旗「誰が超おじさんですか」
740 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/05(金) 00:11:01.16 ID:x6vhY1Nuo
翠星石「しかし困ったですね・・・お風呂に入れないじゃないですか」

絹旗「ふむ・・・こういうのはどうでしょう」

翠星石「?」

絹旗「こういうふうに、超抱きしめてやればいいんですよ」ギュ

翠星石「ほほう?」

絹旗「こうやれば、奥まで行っても溺れることは超無いですよ?」ザブザブ

翠星石「こりゃ楽ちんです!」

絹旗「・・・翠星石、意外と超重いんですね」

翠星石「マジですか!?」
741 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/05(金) 00:20:42.15 ID:x6vhY1Nuo
ーーーー・・・

浜面「びっくりするぜぇ、まさか未元物資のヤローと顔を合わせるだなんてなぁ・・・」

浜面「まぁいいか。もう帰るだろうな、多分」

浜面「というわけで、俺はサウナでいい汗流すか」

浜面「風呂上りのビールは・・・うはぁあああああ!!!!」

浜面「・・・俺運転じゃん」

ガチャ

浜面(うおっ、あっつ・・・)

垣根「・・・」じりじり

浜面「・・・となり、いいすか?」

垣根「・・・おう」じりじり



浜面・垣根「・・・」
742 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/08/05(金) 00:29:08.62 ID:x6vhY1Nuo
今回はここまで。
やっぱり絹旗は可愛いと思う。アイテムの良心だわ
サウナはストレス解消に持ってこいだよね

次回投下は9日(火)予定です。
743 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/05(金) 02:20:49.49 ID:sZDpcss0o
自分から温泉入って行くのか・・・
744 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/05(金) 10:54:55.59 ID:BZJDkePDO

途中で黒子が居たような気がしたけど気のせいだよな…。
745 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/05(金) 11:40:05.53 ID:kC56bSFSO
はっはっはっ
そんなわけなかろう
746 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/05(金) 11:41:27.22 ID:kC56bSFSO
はっはっはっ
そんなわけなかろう
747 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2011/08/05(金) 21:40:48.73 ID:OVMBu1QN0
君にも見えたのか。
いや、オレも一瞬見間違いかと思ったのだが……
748 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/09(火) 02:55:41.48 ID:j5rxRomF0
投下に気づかなくて今見てきたが...
疲れてんのかな、俺にも黒子が見えたような...
749 :1 ◆e7neESKY4A :2011/08/10(水) 07:48:42.88 ID:+zqsY2Bpo
まさかの寝落ちしてました(´・ω・`)
今日の夜に投下しますのでもうちょっとだけお待ちください・・・
750 :1 ◆e7neESKY4A :2011/08/10(水) 21:59:13.98 ID:+zqsY2Bpo
こんばんは〜。ミリゴは恐ろしい台だった!マジで!
という訳で投下します!
751 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/10(水) 22:11:10.45 ID:+zqsY2Bpo
ーーーー・・・

フレンダ「ふぅ・・・ジャグジーは最高って訳よ」ウットリ

美琴「あっ!?」

フレンダ「・・・うげ、何付いて来てんの」

美琴「だから私はこのジャグジーに入りたかったのって言ってたじゃない。人の話は聞くものよ」

フレンダ「・・・結局私はそんな事聞いてないって訳よ」

美琴「あ、そうだっけ」チャプン

フレンダ「・・・仮に聞いてたとして、私が居たらダメな理由なんか無いでしょ」

美琴「〜〜〜・・・」じ〜ん

フレンダ「どったのよ」

美琴「最高」b

フレンダ「・・・そう(無関心)」
752 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/10(水) 22:34:12.71 ID:+zqsY2Bpo
美琴「このプクプク感よ!じんわり来て最高・・・」

フレンダ「ん?まぁ気持ちはいいけどさ」

美琴「・・・何よアンタ、テンション低いわね」

フレンダ「結局アンタのほうが高すぎるだけじゃないの?」

美琴「そ、そんなこと・・・・」

フレンダ「あるって訳よ!」ドデーン!

美琴「・・・だ、だって、常盤台は規律が厳しいし、こんな温泉だなんて、健康ランドだなんて、滅多に入れないし・・・」

フレンダ「規律・・・ああ、常盤台中学は全寮制だっけ」

美琴「そう。寮ってのはおっかないわよ」

フレンダ「寮なのにおっかないってどういう事なの!?」
753 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/10(水) 22:45:02.68 ID:+zqsY2Bpo
美琴「えー?寮監とか寮監とか?あと寮監」

フレンダ「規律云々じゃなくて寮監が怖いだけじゃん」

美琴「うっさいわね!それくらいおっかない寮監なのよ!!」

フレンダ「どれくらい?」

美琴「正面でやりあっても勝てないかも」

フレンダ「マジで!?」ガビーン

美琴(超電磁砲打っても掠りもしなさそうだし、そもそも打たせてくれるのかしら?)

フレンダ「きっと熊みたいな大男なんでしょ」

美琴「ふつーの女性よ。見た目だけは」

フレンダ「常盤台ってヤバいの?」

美琴「寮監がヤバいだけで他はふつーよ。ふつー」
754 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/10(水) 22:45:08.85 ID:oF7a8mFYo
正確には寮監がおっかないんですねわかります
755 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/10(水) 22:47:16.24 ID:9QDLdOGSO
普通…?
756 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/10(水) 23:08:55.83 ID:+zqsY2Bpo
フレンダ「面白そうじゃん」

美琴「よく言うわよ。あんな所息苦しいわ・・・ちょっとだけ」

フレンダ「ちょっとなんだ」

美琴「・・・まぁ、楽しい事がないわけでもないし」

フレンダ「へぇ」

美琴「やけに反応薄いわねアンタ」

フレンダ「んー、私は学校生活ってのを送ったことがない訳だし」

美琴「・・・そうなんだ」

フレンダ「理由聞かないんだ」

美琴「誰だって聞かれたくない事情くらいあるっての」

フレンダ「その通りって訳よ」
757 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/10(水) 23:22:20.61 ID:+zqsY2Bpo
美琴「・・・学校、通わないの?」

フレンダ「今さら過ぎるってわけよ。もうちょっと前だったら悩んでたかもしれないけどね〜」

美琴「常盤台来れば?」

フレンダ「死んでもイヤ」キッパリ

美琴「即答!?」

フレンダ「超電磁砲が居る学校なんか行きたくないってわけよ!ばーか」

美琴「ぐ、ぐぬぬ・・・」プルプル

フレンダ「というのは冗談で。お嬢様学校なんでしょ?息苦しいってのも分かるし、もし学校に通うのならもっと別の場所に通うってわけよ」

美琴「私は全然お嬢様じゃないけど?」

フレンダ(レベル5ってだけで別格なんだよコノヤロー)
758 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/10(水) 23:35:14.04 ID:+zqsY2Bpo
美琴「ね、今度うちの寮に来てみない?」

フレンダ「はぁ!?範馬勇次郎みたいな寮監に殺されるって訳よ!!」

美琴「そこまで鬼じゃなわよ。てか遊びに来るくらいなら無問題だから」

フレンダ「あ、そうなんだ」

美琴「ただ規律を破るとね・・・」

フレンダ「破ると?」

美琴「首をこう、コキャって」

フレンダ「やだ!絶対行かない!洒落になんない訳よ!!」

美琴「どんだけ怖がってんのよ!」ガビーン
759 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/10(水) 23:45:29.35 ID:+zqsY2Bpo
ーーーー・・・

【サウナ内】

滝壺「む・・・」じりじり

麦野「あっつ・・・」じりじり

滝壺「でもほらむぎの、凄い汗」

麦野「べ、別にさ、スチームサウナじゃなくても、良かったんじゃない?」

滝壺「サウナは一つしか無いから(名言)」

麦野「あるっての・・・ミストサウナのほうが女性に人気なのよ」

滝壺「ホント?」

麦野「嘘言っても何のメリットもないわよ・・・」
760 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/10(水) 23:50:38.80 ID:+zqsY2Bpo
滝壺「成程。道理で他のお客さんが居ないんだね」

麦野「あーやば、ちょっと一回出ようかな」スクッ

麦野「うわ、足元がヤバい。み、水風呂・・・」フラフラ

滝壺「なんだお前根性無しだな」

麦野(なんか今日の滝壺、乱暴じゃね)

滝壺「・・・」じりじり

滝壺「あ、あと10分は・・・」

「我慢し過ぎは良くないぞ。お嬢さん」

滝壺「・・・だれ?」



木山「いや、さっきからずっと君の背後に居たんだがね」

滝壺「・・・ど、どうも・・・??」
761 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/10(水) 23:56:16.72 ID:+zqsY2Bpo
木山「さっき出ていったのは君の友人かい?」

滝壺「・・・」コクリ

木山「彼女は懸命だね。危ないと思ったら直ぐに離脱する。これが出来るのは強い証だ」

滝壺(それはちょっと、どうかな?)

木山「君はどうなんだい?」

滝壺「・・・あと、10分だけ」

木山「10分も持たないと思うんだがね・・・」

滝壺「も、持ちます」キッ

木山「ほう。私は・・・15分が限界だな」
762 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/11(木) 00:02:54.29 ID:llBkvV+Oo
滝壺「・・・勝負?」

木山「勘違いは困る・・・もし君に何かあったら私が君を運ばないといけなくなるからね」

滝壺「・・・意地でも10分、我慢する」

木山「駄目だね。私は自分の楽しみのために此処にいるが、君のはただの苦行だ」

滝壺「・・・」じりじり

木山「だんまりか。それもいいだろう」

滝壺「・・・」じりじり

木山「ふぅ」じりじり

滝壺(・・・あ、ちょっとやばいかも)
763 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/11(木) 00:18:40.30 ID:llBkvV+Oo
ーーーー・・・

翠星石「そんでですね、クロコが言うんですよ。結局お姉様の残香に勝る香りは無しと!」

絹旗「うわぁ・・・そこまで言っちゃうのは超ヤバいですね」

翠星石「クロコは超危険ですよ」

絹旗「超危険なのに超風紀委員だなんて・・・」

翠星石「もっとこう風紀委員の・・・あれ?」

絹旗「どうかしましたか?」

翠星石「いや、あそこ・・・ベンチに・・・」

絹旗「?」

滝壺「おうふ・・・」クッタリ

木山「言わんこっちゃ無い」バサバサ

麦野「そんなにムキにならなくても・・・」バサバサ



絹旗「・・・何やってるんですか」
764 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/08/11(木) 00:24:01.16 ID:llBkvV+Oo
今回はここまで。
木山先生の禁書登場はまだ時間掛かりそうですかね〜?

次回投下は16日(火)予定です。
765 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/11(木) 01:46:33.90 ID:8VTuVplSO
じっくり練っておいてくれ
766 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 08:57:31.39 ID:fM6cd+jSO
お盆休みか
767 :1 ◆e7neESKY4A :2011/08/16(火) 23:12:04.13 ID:MIj57Eolo
精霊流しも終わり、ようやく家に帰ってこれたけれど、投下する気力なし。HP0です・・・
明日投下します。スイマセン許してください!何でもしますから!
768 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 13:11:17.32 ID:QMRxz66SO
>>767
何でもする?
んじゃ魔術側の人間も出して欲しいDEATH
769 :1 ◆e7neESKY4A :2011/08/17(水) 21:39:48.68 ID:+Tyx9ul+o
駄目だ・・・猛烈に風邪引いた・・・
どうにも回復しない模様。
20日(土)が仕事休みなのでそこまでに完治させて続きを書きたいと思います。申し訳ない。

>>768
そういや魔術側が不足してますね。かんざきさんじゅうはっさいとか出したいですね。
温泉シリーズが終わったら出すかもしれません。
770 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 22:35:18.70 ID:QMRxz66SO
お大事に
771 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/19(金) 10:22:22.86 ID:I46o88qko
今日はアナルにネギを入れよう(提案)
772 :1 ◆e7neESKY4A :2011/08/20(土) 22:12:45.46 ID:C5i6UJJko
こんばんは〜。
なんとなく復活。遅めのパブロンはあまり効きませんでした。

というわけで投下します!
773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/20(土) 22:17:09.25 ID:C5i6UJJko
ーーーー・・・

美琴「ハーブ風呂・・・いいわね」ウットリ

フレンダ「何だろう・・・なんか凄い効き目を感じるって訳よ」ウットリ

美琴(胡散臭っ)

フレンダ「まだ入ってないのってあったっけ?」

美琴「えー?露天とかサウナとか?」

フレンダ「申し訳ないがサウナはNG」

美琴「何で?」

フレンダ「あまり汗かくの好きじゃないから・・・」

美琴「・・・普段はどうしてんのよ」

フレンダ「楽してズルしていただきって訳よ!」



金糸雀「へくちっ」
774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/20(土) 22:25:18.60 ID:C5i6UJJko
美琴「サウナは駄目かー」

フレンダ「別に一人で楽しんでもいいんじゃないの?」

美琴「せっかくだから大人数で居たほうが楽しいじゃない」

フレンダ「固まってると狙われるって訳よ」

美琴「何に?」

フレンダ「あー・・・何でもない。職業病かもね」

美琴「こんな時まで仕事のこと考えるなっつーの」

フレンダ「む・・・」

美琴「ほら、麦野さんや滝壺さんもああやって・・・」



麦野「見せもんじゃねーぞ!どけェ!」ズイ

木山「君はもう少し言葉を選んだほうが良いな」スタスタ

滝壺「はふぅ・・・」クラクラ


フレンダ「なんで滝壺が運ばれてるの?」

美琴「さ、さぁ・・・??」
775 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/20(土) 22:47:03.14 ID:C5i6UJJko
ガララッ

木山「やれやれ、大丈夫かい?えーと・・・」

麦野「滝壺」

木山「滝壺さんか。おーい」

滝壺「暫く放っておいたら元気になる・・・かも」

木山「冗談言ってはいけない。こんな状態の女史を置いていけるものか」

麦野「ホントよ。もっと自分を大事にしなさい」

滝壺「でも、むぎの・・・おふろ・・・」

麦野「ん?もう十分楽しんだわよ。木山先生、滝壺を扇風機に」

木山「任された。滝壺さん、こっちに行こうか」

滝壺「はい・・・」フラフラ
776 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/20(土) 22:57:01.21 ID:C5i6UJJko
絹旗「滝壺さん!?」テテテ

翠星石「どうしたですか!?」テテテ

滝壺「サウナにやられた・・・」

木山「おや」

翠星石「ん?ゲェッ!?マッドサイエンティストじゃねーですか!!」

絹旗「超知り合いですか?」

翠星石「木山・・・科学者ですよ」

絹旗「・・・超私の好きになれない人種ですね」

木山「人聞きの悪い。最近じゃそんな怪しい研究は行ってないよ」

翠星石「じゃあ何やってるってんですか!?」

木山「それは・・・コーヒー牛乳を飲もう」スタスタ

絹旗「クォラ!滝壺さんを超見捨てるんですか!?」

木山「いや、ちょっと忘れてただけだ。済まないね」クルッ
777 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/20(土) 23:08:58.86 ID:C5i6UJJko
麦野「滝壺、これで体拭きな。あと水分を・・・」

絹旗「麦野!」

翠星石「もう上がるんですか?」

麦野「そっくりそのまま返すわよ。もう風呂はいいの?」

絹旗「滝壺さんが倒れてるのを見かけたので、超黙ってられませんでした!」

麦野「・・・そ、そう」

翠星石「やい木山!おめーは扇風機当たらなくてもいいでしょーが!!」

木山「いや、私も暑くてね」

絹旗「・・・この人は超大丈夫なんでしょうか?」

麦野「いや、私にもさっぱり・・・」
778 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/20(土) 23:19:01.10 ID:C5i6UJJko
ーーーー・・・

【休憩室】

滝壺「ごめんなさい」ペコ

木山「仕方がない子だな。今回だけだぞ?」

翠星石「オメーも反省するですよこのおバカ!!」

麦野「でもピンピンしてたわよこの人」

木山「何故だろうな?私にもよく分からないが、他の人よりも平気らしい」

絹旗「それってバカは風邪を引かないってのと同じで・・・」

木山「バカではないと思うが・・・」

翠星石「いいや、オメーは頭がいい馬鹿です」

木山「君は相変わらず失礼だな」
779 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/20(土) 23:36:24.55 ID:C5i6UJJko
美琴「ふぅー↑!」

フレンダ「ビール!ビール!」

滝壺(未成年なんだよなぁ)

美琴「滝壺さん大丈夫でしたか?」

フレンダ「なんか運ばれてたみたいだけど・・・」

滝壺「うん。もう大丈夫だよ」

木山「やっぱり君も居るんだな、御坂くん」

美琴「げ、木山春生・・・」

麦野「・・・知り合い?」

翠星石「腐れ縁です」

美琴「アンタはそうでもないでしょ」

翠星石「えー?」
780 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/20(土) 23:43:59.62 ID:C5i6UJJko
木山「ちょっと昔・・・という程でもないか。少し前にやってた研究で一悶着あってね」

麦野「ふぅん?どんな研究?」

木山「いや、流石に一般人に言うわけには・・・」

美琴「この人、原子崩しよ。レベル5の第四位」

木山「・・・本当か?」

フレンダ「嘘ついたって仕様がないって訳よ」

麦野「麦野沈利よ。なんならここで能力を使ってみてもいいけど?」

木山「いや、遠慮しておこう。こんなところでレベル5が暴れたらたまったものじゃない」

絹旗「ですよね」

麦野「で、その研究って何かにゃー?木山せんせー??」

翠星石(にゃーって)
781 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/20(土) 23:57:13.72 ID:C5i6UJJko
木山「・・・幻想御手というモノを知ってるかい」

滝壺「れべるあっぱー?」

絹旗「なんか超聞いたことあるような・・・」

木山「雑に話すと、脳同士をネットワークで繋げてしまおう、というものでね・・・」

フレンダ「????」

美琴「解りづらいわね・・・」

麦野「なかなかぶっ飛んだ話じゃない」

木山「そうだろうね。被験者は皆行動不能になってしまう」

絹旗「なかなか超凄いことサラっと言いますね・・・」

滝壺「なんかすごい」
782 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/21(日) 00:02:42.86 ID:owP+Dd3/o
木山「そこでそこの御坂くんと交戦してな」

美琴「私の圧勝」ブイ

麦野「いばるな」

美琴「(´・ω・`)」

木山「・・・その後色々あって、翠星石くんとも知り合って、現在に至ると」

フレンダ「略しすぎィ!」

滝壺「?なんですいせいせきはマッドサイエンティストだなんて言ったのかな?」

翠星石「それは・・・」

木山「さて、薔薇乙女の正体・・・今日こそ探らせてもらおうか」ズイ

翠星石「ギャア!!」

美琴「ふん」

ビリッ!

木山「あばばばばばばばば」ビリビリ

翠星石「こ、こうやって迫ってくるんですよ・・・このおバカは・・・」

絹旗「・・・超大変ですね」
783 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/08/21(日) 00:10:09.85 ID:owP+Dd3/o
今回はここまで。
翠星石と木山先生の関係はアレです。幻想御手事件時にはまだ翠星石は居ないのです。
その後のセレスティーナとの悶着辺りですね。その辺りには確実に学園都市に居る筈です。ええ。

次回投下は25日(木)予定です。
784 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/21(日) 09:59:06.87 ID:N+Ukf8s4o
絶対風呂上がりに「ビール!ビール!」はやると思ってた(小並感)
785 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/21(日) 14:46:33.20 ID:iiZBMxNDO
弱音ハクのおビール様!のAAをフレンダで脳内描画余裕でした
786 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/22(月) 01:39:07.03 ID:QKf63FjSO
描かれてない前日譚いろいろとあるけどそれを想像するのが楽しいね
あと回復して良かったね
787 :1 ◆e7neESKY4A :2011/08/25(木) 19:35:59.88 ID:2BSAKu00o
今日投下予定だったんですが予想以上に体力を消費してしまったので限界です。もう限界です。
明日投下します。ホントすいません。仕事辞めたくなりますよホント〜

今月のローゼンが思ったより急展開だった(小並感)
トゥモエvsめぐ楽しみ
788 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/26(金) 01:21:18.68 ID:rxwINIYFo
>>787
チカレタ(小声)
どうすっかな〜俺もな〜
789 :1 ◆e7neESKY4A :2011/08/26(金) 21:50:41.90 ID:T00CGJ+Wo
こんばんは〜。
エヴァが放送されてますけど原作読んだこと無いんだよね(ゲス顔)

というわけで投下します!
790 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/26(金) 21:58:54.10 ID:rxwINIYFo
漫画は別に原作ではないんだよね
それ一番言われてるから
791 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/26(金) 22:06:24.26 ID:T00CGJ+Wo
ーーーー・・・

麦野「あ^〜気持ちいいんじゃあ^〜」

フレンダ「なかなか下品な声って訳よ・・・」

麦野「フットマッサージって普段あんまり行かないんだけどね」

フレンダ「まぁ私もだけどいだだだだだだだ!!!!!1」ギャー

「最近肩こりひどいですか?お客さん」

フレンダ「よく分かりましたね・・・」

麦野「ツボよツボいだだだだだだ!!!!1」ギャー

「うわぁ・・・これはお通じに問題がありますね・・・たまげたなぁ」

麦野(は、恥ずかしい・・・)
792 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/26(金) 22:19:41.45 ID:T00CGJ+Wo
ーーーー・・・

滝壺「あれ、むぎの達は?」

木山「フットマッサージに行ったようだね」

滝壺「・・・せんせい、いつまで一緒に居るの?」

木山「ん?知り合いに会えたんだし同行しようと思ってね」

滝壺「・・・一人なの?」

木山「基本的に私は一人で行動するからね」

滝壺「寂しくないの?」

木山「いやぁ、一人が好きだしね」

滝壺「・・・そう」
793 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/26(金) 22:37:48.64 ID:T00CGJ+Wo
木山「・・・いや、そうでもないか」

滝壺「?」

木山「いや、生徒が居てね」

滝壺「ホントのせんせいだった!!」

木山「昔の話だよ。交流は今でも続けているがね」

滝壺「それじゃあその生徒さんも誘えばよかったのに」

木山「学生には学生の事情と言うものがあるのだよ」

滝壺「みさかも学生」

木山「彼女は・・・ちょっと自由なだけじゃないかな?」
794 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/26(金) 22:55:06.53 ID:T00CGJ+Wo
ーーーー・・・

翠星石「ヘイヘイミコト下手くそですね!」

美琴「うっさいわね!卓球なんかやったことないわよ!!」

絹旗「私だって超初心者ですけど・・・」

美琴「ウソつきなさいよ・・・超大差じゃない・・・」

翠星石「ところで卓球ってどういうルールなんですか?」

絹旗「25点で超1セットじゃなかったですかね?」

美琴「それはバレーじゃない?45点で・・・」

翠星石「それはテニスじゃないですか・・・?」

美琴「・・・テキトーにやればいいのよ」

絹旗「ですね」
795 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/26(金) 22:59:23.49 ID:T00CGJ+Wo
絹旗「それじゃあ超行きますよ!殺人サーブ!」バキャーン!

美琴「そおおおおい!!」スカッ

翠星石「当たってないんでよねぇ」

美琴「ラケット小さすぎィ!!」

絹旗「条件は私も超同じなんですけど・・・」

美琴「・・・」

翠星石「情けない言い訳恥ずかしくないんですか?」

美琴「・・・ねぇ、超きぬはたさん」

絹旗「何ですか?超降参ですか?」
796 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/26(金) 23:09:05.98 ID:T00CGJ+Wo
美琴「サーブ、今度私からでいい?」

絹旗「やだよ、オウ」

美琴「そんな事言わずに、お願いします!何でもしますんで!」

絹旗「ん?」

翠星石「今なんでもするって言ったですよね?」

絹旗「そこまで言うのなら超譲ってやりましょう」ハイ

美琴「やたー」アリガトウ

翠星石(コイツはアホなんですかね)

絹旗(あの約束で勝ち負けなんか超私次第ですしね)
797 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/26(金) 23:16:00.73 ID:T00CGJ+Wo
美琴「じゃあ行くわよ。必殺超電磁サーブで・・・!」

翠星石「電撃はNGですよ」

美琴「えぇっ!?何でよ!」

絹旗「あなたが本気で能力使ったらこの施設の機器に超影響するって思うんですけど・・・」

美琴「そんな横暴な!さっきのサーブも能力使ったでしょ超きぬはたさん!」

翠星石「おバカ!超きぬはたがそんな姑息な真似するはずねーですよ!!」

絹旗「超濡れ衣ですよ」←バリバリ使ってた

美琴「ぐ、ぐぬぬ・・・」プルプル

翠星石「ガチで来いです!真ん中来いよです!!」

絹旗「YO!」
798 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/26(金) 23:31:06.07 ID:T00CGJ+Wo
美琴「わかった!それじゃあガチで行くわよ!」

絹旗「オッスお願いしまーす」

美琴「どりゃあああああ滅殺サーーーブ!!!!1」パキャーーーン!!

ひゅ〜・・・

翠星石「なんかすごい勢いで飛んでいったんですけど」

絹旗「超完全にアウトですね・・・」

美琴「・・・死にたい」

翠星石「まぁまぁミコト。完璧超人だなんてそうそう居ないですから」

絹旗「レベル5は卓球が超弱い、と」

美琴「まだバドミントンとかならできるのに・・・」
799 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/26(金) 23:45:07.09 ID:T00CGJ+Wo
絹旗「さて、超何をしてもらいましょうかね・・・?」

翠星石「翠星石をアリスにするです」

美琴「ちょっと無茶すぎんよ〜」

絹旗「そうだ!麦野に向かって「おうババアくたばれ」と超暴言を吐いてみるとか」

翠星石「いただき」

美琴「死ぬ!死ぬ!!」

絹旗「超冗談ですって」

美琴「で、ですよねー」ホッ

麦野「ババアだなんて言い度胸してんじゃん絹旗ちゃァァァん??」ギロ

翠星石「おやまぁ」
800 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/26(金) 23:51:51.79 ID:T00CGJ+Wo
<ぎゃあああああああああああああ!!!

フレンダ「フットマッサージ、良かったって訳よ」

美琴「えー年寄り臭い」

フレンダ「うっせうっせ!癒されたいんだよ私は!」

翠星石「あり、そういや他の奴らは何やってんですかね・・・?」

フレンダ「滝壺と木山先生はなんかずっと喋ってたけど」

美琴「気が合うのかな?」

<誰か、誰か助けて!

美琴「手出したら私まで殺されそうだし・・・」

<ヒィィ!超すいませんでしたーーー!!
801 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/26(金) 23:59:16.51 ID:T00CGJ+Wo
フレンダ「・・・そうだ!浜面!」

翠星石「馬面ぁ?」

麦野「さっき電話したわよ。でも出なかった」スタスタ

絹旗「・・・」ピクピク

翠星石「うわぁ、ボロ雑巾ですね・・・」

美琴「何やってるんだろう?」



「お客さん、大丈夫ですか?」パタパタ

浜面「クソが・・・お前さっさと出ろよ・・・」クラクラ

垣根「俺は負けたくねぇんだよ・・・ああでも今は無理。サウナヤバイヤバイ」クラクラ

滝壺「・・・何やってるの、はまづら」

木山「最近の若者はサウナに弱いらしいな」
802 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/08/27(土) 00:00:55.57 ID:xIMaj4Qbo
今回はここまで!
次でアイテム温泉編もおしまいですかね?
木山先生今何やってんの?(すっとぼけ)

次回投下は1日(木)予定です。
803 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 11:55:10.06 ID:cxQMrx1SO
>>789
原作はアニメ
804 :1 ◆e7neESKY4A :2011/09/01(木) 21:05:17.94 ID:8HxRcZRoo
こんばんは〜。
ちょっと本日は諸事情により投下が出来る状況ではありません。申し訳ないです。
明日投下させてください!お願いします!

あ、最高に忙しかった8月はなんとか乗りきれたので今月からは割と平常通りに投下できると思います。
それとエヴァってアニメが原作だなんて知らなかった。にわかでごめんなさい
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
805 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/09/01(木) 21:48:17.14 ID:yDp1c+rro
でも今日の今日のキャンセルは
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806 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/01(木) 23:31:34.99 ID:i/Voml89o
待ってるよ
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807 :1 ◆e7neESKY4A :2011/09/02(金) 22:42:53.16 ID:mTEhUsRho
予想外の残業ちかれた(小声)
台風勢いなさすぎるよヤバイヤバイ

というわけで投下します!
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808 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/02(金) 22:55:57.58 ID:mTEhUsRho
絹旗「」チーン

麦野「ザマァ見ろ」ペッ

フレンダ「ちょ、唾は吐かないで」

翠星石「なかなかエキサイトしたですねぇ」

美琴「汗かいちゃうわね、ヤバイヤバイ」

麦野「長居しすぎるのも問題ね。そろそろ帰る?」

フレンダ「無難かもね。ホラ起きるって訳よ」ユサユサ

絹旗「あ、あれ・・・?」ムク

翠星石「おはようです」
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809 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/02(金) 23:05:54.35 ID:mTEhUsRho
絹旗「・・・えーと、私は超何をしてたんでしたっけ?」

美琴「麦野さんにコキャッと」

絹旗「超何の音ですか!?」ガビーン

麦野「いいからホラ、浜面探すわよ」

フレンダ「足がいないとどうにもならないって訳よ」

翠星石「そうなんですかね?」

麦野「そういうもんよ」prrrrrr

絹旗「む、超汗かいてるような・・・」

美琴「はしゃぎ過ぎたわね」
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810 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/02(金) 23:11:41.13 ID:mTEhUsRho
ーーーー・・・

垣根「あん?何方様ですかねぇ・・・?」

滝壺「・・・なんで此処に居るの」

木山「何がだね?」

浜面「ん?滝壺と・・・誰だアンタ」

滝壺「ちょっと黙ってて」

浜面「はい」

滝壺「彼は、学園都市の第二位」

木山「・・・何なんだ今日は?第二位と言ったらあの「未元物資」じゃあないか」

垣根「なんだアンタ、同業者か?」

滝壺「ちょっと黙ってて」

垣根「えっ」
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811 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/02(金) 23:15:54.56 ID:mTEhUsRho
滝壺「あまりいい思い出がないから・・・」

木山「まったく君も大変だな」

浜面「・・・」

滝壺「もう喋っていいよ、はまづら」

浜面「わぁい」

木山「君は滝壺君の何だね?」

浜面「そりゃあ・・・お前・・・」

滝壺「アシ」

浜面「えぇっ!?」

滝壺「冗談だよ」

木山「君の口から冗談が出るとはなぁ・・・」
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812 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/02(金) 23:33:21.28 ID:mTEhUsRho
滝壺「ほら、電話鳴ってるよはまづら」

浜面「あ、ホントだ。うーい」

『出るのが遅いんだよてめぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!1』

浜面「ヒィ!?」

『そろそろ帰るから集合ね。集合』

浜面「あ、あぁ。滝壺と知らない女が居るんだけど・・・」

『木山先生ね。滝壺を助けてくれた人なんだからちょっとは愛想よくしなさいよ』

浜面「なにィ!?」

『じゃ、入口で待ってるから』ブチッ

浜面「あ、おい!?」
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813 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/02(金) 23:39:41.25 ID:mTEhUsRho
浜面「・・・」じ〜

木山「何だい?」

浜面「えーと・・・滝壺を助けていただいたみたいで、ありがとうございます」ペコ

木山「ん?お安い御用さ」

滝壺「そうだ。私倒れたんだったね」

浜面「あんまり無茶すんなよ・・・心配するだろ?」

木山「うむ」

滝壺「気をつける。電話は誰からだったの?」

浜面「麦野だよ。帰ろうってさ」

滝壺「分かった」コクリ
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814 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/02(金) 23:56:16.79 ID:mTEhUsRho
浜面「それじゃあ・・・木山先生?でしたっけ」

木山「ああ」

浜面「俺らはここで失礼します」

滝壺「また、何処かで」

木山「気をつけて帰りなさい」

滝壺「・・・」フリフリ

浜面「滝壺、前向いて歩けって・・・」スタスタ

木山「可愛いところもあるじゃないか」

垣根「・・・」

木山「で、君はそんな扱いなのか」

垣根「納得いかねぇ」
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815 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/03(土) 00:02:06.68 ID:JPngM9Cjo
ーーーー・・・

ブロロー

絹旗「ぐぅ」zzz

翠星石「アホ面丸出しです」パシャ

美琴「寝顔を写メするのはやめロッテ!」

フレンダ「アイス食べたい」

麦野「そんなのよりもなんかこうグビッといきたい」

浜面「待ってる間に食えばよかったのに・・・」

滝壺「コンビニに寄ればいいんじゃないかな?」

浜面「へーへー」
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816 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/03(土) 00:08:08.06 ID:JPngM9Cjo
美琴「いやーやっぱり黒子も誘えば良かったのかなぁ?」

翠星石「今度は蒼星石も連れて行くです!」

prrrrrr

美琴「ん?」

麦野「アンタのじゃないの?」

美琴「ホントだ・・・黒子?」ピッ

『お姉様!!』

美琴「な、何よ大声出して」

『呑気なものですわね・・・お姉様』

美琴「?」
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817 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/03(土) 00:21:02.72 ID:JPngM9Cjo
キキッ!

浜面「おーい、常盤台の寮ってここでいいのか?」

翠星石「そうですそうでs・・・!?」

絹旗「ふがっ」ビクッ!

フレンダ「ん?あの門のとこ・・・」



寮監「・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴ



美琴「・・・」

『外出届、出したんですの?もしもし、お姉様、もしもーし!!!』

麦野「何あの悪魔」

寮監「誰が悪魔だと?」ギロ

フレンダ「聞こえてる!?」ビクーン



※御坂美琴と翠星石はボコボコにやられましたとさ
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818 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/09/03(土) 00:29:45.91 ID:JPngM9Cjo
今回はここまで。
雑にアイテム温泉編おしまい。次からまた新しいお話が始まります。

ここだけの話、他に考えてたオチは
・麦野運転事故エンド
・木山先生の車に翠星石エンド
・寮監vsアイテム

麦野運転事故エンドを真面目に考えてたけどなんか後味悪いのでこのエンドに。むふふ

次回投下は5日(月)予定です。
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819 :1 ◆e7neESKY4A :2011/09/05(月) 22:16:31.84 ID:sqN2AYPfo
こんばんは〜。
家の前が通行止めになってて泣いた。イジメかコノヤロー

というわけで投下します。今回は一話完結っぽいの
820 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/05(月) 22:26:26.97 ID:sqN2AYPfo
ーーーー・・・

【とある公園のベンチにて】

ステイル「・・・」シュボッ

ステイル「ここは・・・大丈夫かな?」フゥー

ビー!ビー!

ステイル「!」

ロボ『全面禁煙です。速やかに・・・』

ステイル「あーあー、わかったわかった」キュキュ

ステイル「・・・世間は冷たいね。ろくにニコチンも採れやしない」
821 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/05(月) 22:33:16.93 ID:sqN2AYPfo
ステイル「・・・」ボケー

新着:なし

ステイル「遅い。神崎はいつまで待たせるのか・・・」

ステイル「・・・」シュボ

ビー!ビー!ビー!

ステイル「まだ吸ってないだろう!」

ロボ『サーセンwwwwwwwwwwww』ギャルギャルギャルギャル

ステイル「噛みタバコでも買うかな・・・ん?」



雛苺「・・・」じ〜

打ち止め「・・・」じ〜
822 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/05(月) 22:38:31.43 ID:sqN2AYPfo
ステイル「・・・なんだ、あの子らは」

打ち止め「ヒソヒソ」

雛苺「ヒソヒソ」

ステイル「・・・」イラッ

ステイル(何なんだ、僕の話か?)

打ち止め「ヒソヒソ・・・プププ」

雛苺「プップスー」

ステイル(何笑ってんだよこのやろう)

ステイル「・・・子どものやってることに目くじら立ててどうするんだ、僕」ハァ
823 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/05(月) 22:58:58.31 ID:sqN2AYPfo
ステイル「神崎・・・まだか」

打ち止め「ヒソヒソ」

雛苺「ヒソヒソ」

ステイル「・・・」

打ち止め「ヒソヒソタバコ」

ステイル「おい、今なんて言った」ガタッ

打ち止め「ヒィッ!?」ビクッ

雛苺「うゆー」スタタタ

打ち止め「あ、待ってよ!」タタタタ

ステイル「・・・逃げた?」
824 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/05(月) 23:02:24.81 ID:sqN2AYPfo
ステイル「・・・」スタスタ

打ち止め「ヒャー!」タタタタ

雛苺「うー」タタタタ

ステイル「・・・」ピタッ

打ち止め「!」ピタッ

雛苺「!」ピタッ

ステイル(・・・あくまで一定の距離を置くつもりか?)

ステイル「・・・馬鹿らしいね。相手にしてる暇はないんだよ」

雛苺「ニコチン、ヒマジン」

ステイル「おい今何つった」スタスタ

雛苺「!」
825 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/05(月) 23:14:08.12 ID:sqN2AYPfo
雛苺「うやー」スタタタ

打ち止め「うにゅー」スタタタ

ステイル「・・・あ」

ステイル(あまり追い過ぎたら変質者と間違われるんじゃないだろうか?)

ステイル「・・・ち」クルッ

雛苺「モドッテッタ」

打ち止め「ホントダネ」

ステイル「僕にあまり関わるなよ、君たち」

雛苺「?」

ステイル「?って、あのね・・・」
826 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/05(月) 23:21:05.09 ID:sqN2AYPfo
雛苺「ヒソヒソ」

打ち止め「ヒソヒソ」

ステイル「いや、待てよ。あの小さいの、何処かで見たような・・・気のせいかな?」

雛苺「!!」

打ち止め「!!!」

ステイル「なんだろう・・・このモヤモヤは」

雛苺「アワワ」gkbr

打ち止め「タイヘンナコトニナッタカモッテミサカハミサカハ」gkbr

ステイル「・・・」

ステイル(もしかすると、薔薇乙女・・・か?)
827 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/05(月) 23:31:47.95 ID:sqN2AYPfo
ステイル(そう言えば禁書と一緒に居るあのバカなんちゃらは、他に六体の薔薇乙女が居ると言ってたな・・・)

雛苺「!」ビクーン

ステイル(・・・イマイチ確証が持てないんだよな)

ステイル「そこのちっこいの、ちょっとこっちに来てくれ」

打ち止め「い、いやだよ!」

ステイル「君じゃないよ」

打ち止め「!!」ガビーン

ステイル「君、名前は?」

雛苺「・・・」モクヒ

ステイル「ジュース奢ってあげるから」

雛苺「!」
828 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/05(月) 23:41:49.20 ID:sqN2AYPfo
雛苺「うやーい」スタスタ

ステイル(ちょろいね)

打ち止め「駄目だよヒナ!ってミサカはミサカは愚かなヒナを必死に止めてみたり」

雛苺「なんでー?」

打ち止め「あの人怪しいじゃん」

雛苺「!そうだったの!!」

ステイル(ゲ、怪しい人だと思われてたのかやっぱり!ちょっとショックだよ)

雛苺「あやしい人には付いて行かないじゃんってヨミカワが言ってたのよ!」

打ち止め「そうだよ(便乗)」

ステイル「おいおい、僕は怪しくなんかないぞ」
829 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/06(火) 00:13:48.61 ID:JjVoAqcFo
打ち止め「そもそもそんな暑苦し格好して、どっちが怪しいのかな?」

ステイル「宗教上の都合でね」

雛苺「さっきからタバコばっか吸ってたのよ!」

ステイル「個人的な都合でね」

打ち止め「すぐ追いかけてくるから怖かったんだよってミサカはミサカは震えてみたり」

ステイル「君たちが僕の悪口を言うからだろ?」

雛苺「だからあっくんに連絡したのよ」

ステイル「あっくん・・・誰だ?」



一方「俺だァ」ザッ

ステイル「・・・えっ」
830 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/06(火) 00:23:52.03 ID:JjVoAqcFo
一方「・・・」

ステイル「・・・」

雛苺「この人がね、ヒナたちのこと追っかけてくるの・・・」

ステイル「はぁ!?」

打ち止め「もう恐怖のあまり頭が真っ白だよってミサカはミサカはパニック状態」

ステイル「おい待て、なんかおかしいぞその発言は」

一方「このド変態野郎がァ・・・」

ステイル「まてまて、誤解してるぞ君たち」

黒子「風紀委員ですの!不審者というのは!?」

一方「あいつだァ」

黒子「行きますわよ!」シュンッ

蒼星石「はいマスター!」ダッ

ステイル「おいちょっt」
831 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/09/06(火) 00:36:00.37 ID:JjVoAqcFo
今回はここまで。
変質者ステイルくん。あの格好はやっぱ怪しいと思うの。タバコ嫌い。

次回投下は10日(土)予定です。
投下だけに10日。なんちゃって
832 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/09/06(火) 19:16:53.91 ID:zlPXjNdAO

833 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/09/08(木) 01:39:15.67 ID:EqGZVQIAO
このSSに僕のきらきーちゃんは出ますか><
834 :1 ◆e7neESKY4A :2011/09/11(日) 07:46:04.62 ID:rGBeKcXto
気がついたら朝まで爆睡してた!ヴォーヤベー!!
今日の夜に投下します(´・ω:;.:...
835 :名無しNIPPER [sage]:2011/09/11(日) 11:58:28.37 ID:N2LyKqHDO
乙。
ちなみに神崎→神裂な
836 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/11(日) 11:59:29.58 ID:N2LyKqHDO
乙。
ちなみに神崎→神裂な
837 :1 ◆e7neESKY4A :2011/09/11(日) 21:33:57.75 ID:rGBeKcXto
こんばんは〜。遅くなって申し訳ありません。
弐寺にファーイーストが来ることを今さら知りました。大歓喜。

というわけで投下します。短編です。
838 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/11(日) 21:38:01.87 ID:rGBeKcXto
ーーーー・・・

【風紀委員第177支部】

佐天「あ^〜」

初春「な、何ですか佐天さん。そんな変態チックな声出して」

佐天「いやさ、羨ましいなーと思って」

初春「私がですか?ありがとうございます〜^^」

佐天「なんかムカつくなその言い方・・・初春の事じゃないよ」

初春「チッ、じゃあ誰の事なんです?」

佐天「そりゃあ勿論御坂さんと白井さんだよ」

初春「・・・御坂さんはともかく白井さんも、ですか?」

佐天「そうだよ」
839 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/11(日) 21:50:06.29 ID:rGBeKcXto
初春「うーん、理由は?」

佐天「二人に共通してることといえば?」

初春「・・・同じ部屋、能力者、薔薇乙女とかその辺りしか思い浮かばないんですけど?」

佐天「そうそれ!」ビシ

初春「?」

佐天「・・・薔薇乙女だよ薔薇乙女」

初春「あぁ・・・でも何で羨ましいんですか?蒼星石ちゃんの鋏ですか?」

蒼星石(僕は鋏程度の存在なのかい)カタカタ

佐天「蒼星石、文句言ってもいいと思うよ?」

蒼星石「後でジュースでいいよ」

初春「えぇっ!?」ガビーン
840 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/11(日) 22:04:14.44 ID:rGBeKcXto
佐天「薔薇乙女ってさ、やっぱり日常が非日常に!?って感じじゃん!憧れるよね〜」

蒼星石「それは・・・そうかもね」

初春「運命の出会い、ですね!」

佐天「御坂さんなんかレベル5に加えて薔薇乙女と契約・・・超ハイスペック!」

初春「次は魔法少女ですかね!?」

蒼星石「え、何それは(どん引き)」

佐天「私も薔薇乙女と契約したいなぁ」

蒼星石「そうなの?奇特だねルイコさん」

佐天「奇特とか言うなや」

初春「残念な人、が正しいですよね!」

佐天「おいコラ」
841 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/11(日) 22:09:21.13 ID:rGBeKcXto
初春「・・・蒼星石ちゃんって、薔薇乙女じゃないですか?」

蒼星石「うん」

初春「薔薇乙女って・・・普段なにしてるんですか?」

蒼星石「普段?」

佐天「お、良い質問ですねぇ!私もちょっと気になってたんだよ〜」

初春「薔薇乙女は「アリスゲーム」で勝ち抜いてアリスになる、とか言ってましたよね?」

蒼星石「うん。前にも話した通りだよ」

初春「それ以外は何か決まりでもあるんですか?」

蒼星石「決まり?薔薇乙女としてのルールはそんなものだけど・・・うん」
842 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/11(日) 22:37:03.17 ID:rGBeKcXto
初春「やっぱプライベートでもピリピリしてるんですか?」

佐天「おいおい初春、それは御坂さんでしょ」

蒼星石「それはビリビリでしょ。プライベートでそんなピリピリしてるとか特に無いと思うけど」

佐天「家に帰るじゃん?そんで何やってんのさ?」

蒼星石「寮に戻って、ご飯を食べて」

初春「ふむふむ」

蒼星石「・・・」

佐天「・・・」

初春「・・・」

蒼星石「・・・うん」

佐天「終わり!?」ガビーン!
843 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/11(日) 22:49:16.85 ID:rGBeKcXto
蒼星石「い、いや!そんな訳無い!そんな訳無いよ!アハハ!!」

佐天(目が笑ってない・・・)

初春「何か趣味とか無いんですか?」

蒼星石「趣味・・・翠星石はお菓子作りが趣味だけど」

初春「いや翠星石ちゃんの事じゃなくて・・・お菓子作り!?」

蒼星石「最近寮の厨房を借りて何か作ってるみたいだよ?」

佐天「はぇ〜、食べてみたいね」

初春「ケーキとかですか?」

蒼星石「シフォンケーキを作ってたね。美味しかったよ」

佐天「いいなー」
844 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/11(日) 23:11:27.27 ID:rGBeKcXto
初春「って、何誤魔化そうとしてるんですか」

蒼星石「はい」

佐天「翠星石がお菓子作りでしょ?手伝わないの?」

蒼星石「だって僕、お菓子作ったこと無いし・・・特に興味もないし・・・」

初春「意外と面白いかもしれませんよ?」

佐天「私も今度一緒に作ってみようかなー」

初春「あっ、いいですね!私もやってみたいです!」

蒼星石「へ、へー・・・」シラッ
845 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/11(日) 23:23:28.98 ID:rGBeKcXto
佐天「それならさ、御坂さんと白井さんも誘おうよ!」

初春「固法先輩も!」

佐天「な、なにー!?じゃあ木山先生一派も!」

蒼星石「ちょっと大規模すぎんよ〜」

佐天「ん?蒼星石は特に興味がないから参加しないんだよね?」

蒼星石「するよ!ここに来てハブる気だったの!?」

初春「だって興味ないって言ってたじゃないですか」

蒼星石「それはそれ、これはこれだよ!」

佐天「分かってるよ〜」

初春(厨房かぁ・・・凄いんだろうなぁ)
846 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/11(日) 23:27:35.08 ID:rGBeKcXto
佐天「じゃなくて!結局蒼星石の趣味はなんなのさ!?」ドデーーーン!!

蒼星石「ループするんだね」

初春「流石に何も趣味がないってことは無いですよ」

蒼星石「趣味・・・趣味ぃ・・・あ」

佐天「何かあった?」

蒼星石「ネットサーフィンかな」ドヤ

初春「趣味でも何でもないですね・・・」

蒼星石「えっ、本当に?」

佐天「ネットサーフィンって久し振りに聞いたよ・・・」
847 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/11(日) 23:35:46.45 ID:rGBeKcXto
蒼星石「それじゃあ・・・あ、読書があった!」

佐天「お、ようやくそれっぽいのが出てきたね」

初春「どんなジャンルが好きなんですか?ファンタジー?SF?ノンフィクション?サスペンス」

蒼星石「漫画かな」

佐天「・・・はい?」

蒼星石「ミコトさんが時々買ってくる本が面白いんだよ。翠星石と一緒に読んでるんだ」

初春「・・・他に、なにか無いんですか?」

蒼星石「他?今は特に無いね」

佐天「・・・そうなんだ」

初春「ガッカリですね」

佐天「うん」

蒼星石「え・・・ええ〜・・・」
848 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/11(日) 23:41:54.02 ID:rGBeKcXto
佐天「私はてっきりいろんな趣味があるのかと思ってたよ」

初春「薔薇乙女にしては趣味が少ないんじゃないんですか?」

蒼星石「どういう意味かな?というか翠星石が多趣味なだけだよ」

佐天「そうなの?」

蒼星石「お菓子作り、散歩、ゲーム、漫画、携帯大喜利、最近じゃ編み物とかも」

佐天「ヴォースゲー!!」

初春「この差は何なんでしょうね?」

蒼星石「本人はヒマだからって」

初春「あ、あぁ・・・」

佐天「なるほど」



御坂「ん?何やってんのアンタ」

翠星石「写真を始めようかなと思ったんですよ。ケータイで検索中です」カチカチ

御坂(・・・暇そうで何よりだわ)
849 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/09/11(日) 23:44:34.94 ID:rGBeKcXto
今回はここまで。
この3人だけの絡みって実は新鮮なんですよねぇ。
趣味なんか人それぞれ。

>>835
!違和感はそれだったのか・・・申し訳ない。

次回投下は17日(土)予定です。
850 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/17(土) 13:56:30.08 ID:u7AWm9ySO
蒼星石がマコトのようだ
851 :1 ◆e7neESKY4A :2011/09/17(土) 22:52:53.90 ID:6qR/Qobuo
遅くなりましたがこんばんは。
弐寺新作稼動しましたね!マイアミ最高!

というわけで投下しますー
852 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/17(土) 22:59:24.75 ID:6qR/Qobuo
ーーーー・・・

【一方通行宅】

キリキリキリキリ・・・

雛苺「ああ^〜うめぇな」

打ち止め「何が?」グイグイ

一方「メンドクセェもンだなァ、いちいち薇巻かないと駄目なンかよ」

金糸雀「薔薇乙女は薇を巻かないと止まっちゃうのかしら」

一方「上等だァ」

打ち止め「そんな事言わないでよってミサカはミサカはあなたに抗議してみたり」

雛苺「げんきひゃくばい!」グッ
853 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/17(土) 23:04:55.89 ID:6qR/Qobuo
一方「アイツは今日は来てねェのか」

金糸雀「だって今日は平日かしら」

打ち止め「ゴメンねカナ、引きこもりが長いと曜日の間隔が滅茶苦茶になっちゃうんだよってミサカはミサカは哀れみ視線を投げかけてみたり」

一方「投げるってなンだよ」

金糸雀「・・・ねぇヒナ」

雛苺「なぁに?」

金糸雀「・・・大丈夫なのかしら?」

雛苺「別に何も無いのよー!うにゅーが美味しいの!」

金糸雀「あ、そう・・・」
854 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/09/17(土) 23:07:28.80 ID:XwkHFEKLo
開幕軍畑は即刻中止せよ
855 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/17(土) 23:20:13.28 ID:6qR/Qobuo
打ち止め「ねねね、さっきのはどういう意味?」

金糸雀「・・・憶測でしか無いんだけれど、いいのかしら?」

一方「大丈夫大丈夫」

金糸雀「・・・雛苺はあくまで真紅との契約を結んでる状態なの。雛苺が動けるのは真紅から力を分けてもらってるから、かしら」

一方「真紅・・・あァ、そンな話したなァ、そういや」

金糸雀「雛苺はちょっと真紅と離れすぎている・・・あまり良いことではないわね」

打ち止め「むむ、じゃあ真紅ってのをこっちに連れてくれば!」

一方(まだ増やす気か・・・)

金糸雀「それはちょっとワガママすぎかしらー。向こうには向こうの生活があるんだし」

打ち止め「ちぇ」
856 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/17(土) 23:29:52.17 ID:6qR/Qobuo
雛苺「・・・真紅やジュンやのりは大丈夫かなぁ?」

金糸雀「だ、誰て?」

雛苺「ジュンは真紅のマスターで、のりはジュンのお姉ちゃんなの!」

打ち止め「海苔?」

一方「俺は海苔はそこまで・・・」

金糸雀「いや人名かしら。ヒナ、真紅とは連絡取ったの?」

雛苺「んーん」フルフル

打ち止め「そもそも連絡取る手段が無いんじゃないの?ってミサカはミサカは当然の疑問をぶつけてみたり」

金糸雀「無いわけじゃないけどね」

一方「何だそりゃァ?」
857 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/17(土) 23:40:55.35 ID:6qR/Qobuo
金糸雀「人工精霊を使えばいいのよ」

打ち止め「あー・・・あの黄色の?」

金糸雀「ピチカートは黄色だけど他のはそれぞれ色が違うかしら」

雛苺「ヒナのベリーベルは桃色なのよー」

一方「出してみろよ」

雛苺「うぃ!ベリーベルー!!!」

・・・

・・・

・・・・・・

雛苺「・・・」

打ち止め「出てこないんですけど・・・」
858 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/17(土) 23:54:04.56 ID:6qR/Qobuo
雛苺「あ、あれ?」

金糸雀「はぁ、鞄は真紅のところでしょ?」

雛苺「あ」

一方「オイオイ頼むぞ」

打ち止め「つ、つまりヒナはただの無力ちび!?」

金糸雀「否定はしないかしら」

雛苺「ぶわーーーーーーーん!!!!」ビャー

金糸雀「真紅、ねぇ・・・」
859 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/17(土) 23:57:35.85 ID:6qR/Qobuo
ーーーー・・・

【桜田家】

真紅「きたのだわあああああああああああああああ!!!!!1」

ジュン「はぁっ!?」ビクッ

真紅「もうこのまま登場しないで次スレに移行するとばかり思ってたのだわ・・・」ホロリ

ジュン「おうメタ発言やめろや」

真紅「と、冗談はこの辺にして」

ジュン「ああそう・・・」



ベリーベル「! ! 」ヘロヘロ



ジュン「あれは雛苺の人工精霊!?」

真紅「ベリーベルね」
860 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/18(日) 00:05:15.52 ID:SGS4AaO1o
ジュン「いきなり雛苺の鞄から出てきたな・・・」

真紅「ふむ、これで一つ確証が持てたわね」

ジュン「?」

真紅「雛苺はどうやら無事のようね。更に言うとこの瞬間に活動してるわ」

ジュン「・・・それはめでたいな。だけどどうやって?」

真紅「いろいろ考えられるけれど・・・とりあえず、他の薔薇乙女と一緒に居る可能性が高いのだわ」

ジュン「本当か!?」

真紅「頭を使いなさい。雛苺の薇は誰が回しているのよ」

ジュン「なるほど・・・」

真紅「更に言うなら、水銀燈以外の薔薇乙女の可能性が非常に高い」

ジュン「それは知ってた」
861 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/18(日) 00:54:01.72 ID:SGS4AaO1o
真紅「・・・早いとこ回収しないといけないわね」

ジュン「そんなモノみたいな言い方しなくてもだな・・・」

真紅「なんとなくだけど居場所は分かったのだわ」

ジュン「居場所まで分かったのか?」

真紅「・・・水銀燈以外の薔薇乙女は何処に集結してたかしら?」

ジュン「・・・学園都市か!」

真紅「雛苺は学園都市に居るわ。更に言うと薔薇乙女のマスターの何処かに」

ジュン「で、でもどうやって学園都市まで行くんだ?あの時は・・・」

真紅「人工精霊を先行させるしか無いわね。あの時と事情が違うもの。ホーリエ!」
862 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/18(日) 00:58:17.91 ID:SGS4AaO1o
ホーリエ「!」シューン

真紅「いい?単身で学園都市に侵入して雛苺を見つけなさい」

ホーリエ「!?」マジデ!?

真紅「nのフィールドに必ず出口が存在するわ。手当たり次第で探しなさい」

ジュン(鬼かコイツは)

真紅「ついでにベリーベルも連れていきなさい」

ホーリエ「!?!?」コレイジョウハードルアゲナイデ

ベリーベル「オッスお願いしまーす!」

ホーリエ「・・・」フツウニシャベンナヤ

真紅「ほら、直ぐに行動に移しなさい。使えないわね」

ジュン(そんな言い方するからお前は不人気なんだよ・・・)
863 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/09/18(日) 01:04:03.41 ID:SGS4AaO1o
今回はここまで。
とうとう大人気ドールの真紅さん初登場なのだわ。遅いのだわ。
あとこんな形で真紅のマスターも登場。原作通りですね。やっぱりジュンが居ないと色々と面倒事がゲフンゲフン

次回投下は22日(木)予定です。
864 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/18(日) 01:18:46.34 ID:MCWxMZpDO
乙なのだわ。
やっぱりローゼンスレは真紅がいないと
始まらないのだわ
865 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/09/18(日) 19:21:31.59 ID:YXoo5Y5mo

やっぱり、赤は人気者の色なんですぞ
866 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/09/18(日) 19:22:52.67 ID:YXoo5Y5mo

やっぱり、赤は人気者の色なんですぞ
867 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/09/18(日) 23:42:06.41 ID:LTu3GiEAO
やーっと、俺達のローゼンメイデンが始まったんだぜ。乙なんだぜ。
868 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/20(火) 21:47:05.29 ID:V7BcyJrSO
ジュンたちが学園都市に行った時の話はどこにあるのかな
869 :1 ◆e7neESKY4A :2011/09/22(木) 20:15:11.75 ID:e0SqMc+oo
こんばんはー。
今日投下する予定でしたが、数日は投下する余裕が無くなりました。申し訳ありません。

26日(月)に投下したいと思います。もう暫くお待ち下さい。。。

>>868
今のところ無いですね。色々と想像して下さい。
ただ、いつかはその辺も書きたいですねー
870 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/09/23(金) 00:40:12.34 ID:bdjkCuh1o
予告した日に投下できましたか?(小声)
871 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/24(土) 22:20:14.33 ID:CNjGK6KSO
>>1先生の次回作にご期待下さい!面白いよ!
872 :1 ◆e7neESKY4A :2011/09/26(月) 18:31:55.61 ID:I8NVudWWo
こんばんは〜。
長らくお待たせ致しました。いやホントすいません。
皿の判定が甘くなって連皿気持ち(・∀・)イイ!!

というわけで投下します!
873 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/26(月) 18:35:07.67 ID:I8NVudWWo
ーーーー・・・

【常盤台学生寮】

翠星石「はぁ、チビですか」

『杞憂だといいんだけれど、どうにも引っかかるのかしら』

翠星石「そんな事言われてもですねぇ。そもそもチビがどうやってこちらに来たのかよく分からないですし」

『その辺もうちょっと詳しく聞けばよかったかしら』

翠星石「全く捌けない駄目乙女ですね」

『うるさいかしら!』

翠星石「・・・流石に真紅も動き出してるはずですよ。このままでは・・・」

『・・・分かってるかしら』
874 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/26(月) 18:39:15.62 ID:I8NVudWWo
翠星石「ま、翠星石も暇ですしね。ちょっと探すくらいなら手伝ってやってもいいですけど?」

『ありがたいかしら。こっちはこっちで当たるから、そっちはそっちで適当に当たって欲しいかしら』

翠星石「善処するですよ」

『それじゃあよろしくお願いするかしら!とうまー、電話替わる?』

翠星石「別にとうまとは話すことなんか・・・」

『あ、そう?それじゃ切るかしら〜』

翠星石「うーい」

ピッ

翠星石「・・・」フゥ

美琴「ヤケに長かったわね。大事な電話?」

翠星石「別にぃ・・・そうでもないですよ」
875 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/26(月) 18:42:56.12 ID:I8NVudWWo
ーーーー・・・

【上条家】

上条「げ!?16分も喋りやがって!!」

金糸雀「ご、ごめんなさい・・・」ビクッ

禁書「居候の風上にも置けないんだよ」

金糸雀「キンちゃんに言われたらイラッとくるかしら・・・」

禁書「ん?どういう意味かな?」ギロッ

ピー!ピー!

上条「あ、洗濯終わったな」

禁書「突撃なんだよ!」ダダダ

金糸雀「カナもー!」タタタ

上条(ようやく家事を手伝ってくれるようになってきたな・・・嬉しい)ホロリ
876 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/26(月) 18:51:46.78 ID:I8NVudWWo
ーーーー・・・

【再び常盤台学生寮】

蒼星石「真紅?」

翠星石「バカナリアと話し合ってたんですよ」

蒼星石「・・・そうだね。あまり放っておくのは雛苺に良くない」

黒子「教育上の問題ですの?」

蒼星石「何を教育するんだい?」

翠星石「そんなんじゃないですよ。もっと大事なことです」

美琴「アリスゲームに関わること?」

蒼星石「間違いではないけれど・・・」
877 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/26(月) 19:19:13.26 ID:I8NVudWWo
美琴「雛苺のマスターは確か外部の人間なのよね?」

翠星石「前にも話したと思うですけど、マスターは外部の人間ですよ。更に媒介である真紅も外部に居るのは間違い無いです」

蒼星石「流石に何処に住んでるかまでは予測不能だけど・・・」

黒子「日本も広いですからねぇ」

美琴「雛苺もいずれはマスターの所に帰らなきゃいけないのよね・・・」

蒼星石「いずれ?そんな余裕は無いと思うけど」

黒子「・・・どういう事ですの?」

翠星石「弊害は徐々に現れてくるんですよ。チビがいくら隠しても、最終的には知れ渡るです」

美琴「なんか怖い事言ってるわねアンタ・・・」

翠星石「事実ですよ」
878 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/26(月) 19:25:21.95 ID:I8NVudWWo
翠星石「バカナリアもそれに気づいて翠星石に連絡してきたんですからね」

美琴「金糸雀ってケータイ持ってるんだ?」

翠星石「まさか。とうまのケータイですよ」

美琴「ななななななな何ですって!?アイツの!?!?」ビクーン!

蒼星石(ああ、久々だなこのテンション)

黒子(おのれ類人猿!!)

翠星石「番号なら後で教えてやるですよ・・・落ち着けです」

美琴「マジで!?やったーーーーー!!!!」ビクーン!!

黒子「お姉様、夜ですのよ!!」

美琴「はい」
879 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/26(月) 19:37:33.15 ID:I8NVudWWo
翠星石「・・・nのフィールドとの接点を調べて欲しいですって」

蒼星石「ちょっと無茶じゃないかな?」

美琴「・・・アンタ達の能力だったらそこら中接点になるんじゃないの?」

蒼星石「僕達はあくまで夢の世界の扉を開いてるだけに過ぎないよ」

翠星石「無理矢理こじ開けてるようなもんですし、純粋なnのフィールドへの接点とは程遠いです」

黒子「・・・何故、調べないといけないんですの?」

翠星石「まぁ色々あるですよ。もしかしたら何処かにチビの帰れる抜け道みたいなのが学園都市内に存在するかもしれないですし」

黒子「なるほど・・・」

美琴「簡単に見つかるものなの?」

蒼星石「時間はかかると思うよ。接点は巧みに隠されているからね」
880 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/26(月) 19:48:24.16 ID:I8NVudWWo
翠星石「まぁぼちぼち探すですよ。チビももう少し余裕だと思いたいです」

美琴「願望じゃないの?それって」

黒子「イマイチ信用できないですの」

翠星石「どういう意味ですか!ムッキャアアーーーー!!」ダンダン

蒼星石「落ち着いて」

翠星石「はい」

美琴「・・・大丈夫かしら?」

黒子「いずれは私達も協力しなければならないでしょうね」

美琴「・・・うん」


翠星石(・・・世話が焼けるチビです)
881 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/26(月) 19:55:39.39 ID:I8NVudWWo
ーーーー・・・

【一方通行邸】

黄泉川「ほら、飯ができたぞー!」

打ち止め「わーい!」タタタ

芳川「今日は何かしらね?」ヨタヨタ

黄泉川「コイツは・・・」イラ

雛苺「あうっ!」コケッ

一方「オイチビ、何も無ェ所でこけンなよ」

雛苺「しっぱいしっぱい!うやーい!」

一方「ふゥン?」スタスタ

雛苺「・・・」ヨタヨタ
882 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/26(月) 19:59:44.96 ID:I8NVudWWo
黄泉川「ん?おいヒナ、大丈夫か?大丈夫か?」

打ち止め「どうかしたの?」

芳川「ちょっとよろけてたわね?」

雛苺「んー?何も無いのよー!今日のごはんはなぁに?」

黄泉川「今日はハンバーグじゃん!」

打ち止め「もう死んでもいいかもってミサカはミサカはハンバーグ様に感動してみたり」

一方「ケッ、馬鹿じゃねェのか?」

打ち止め「む、またそうやって冷たく当たるんだから!ってミサカはミサカはあなたの態度に憤慨してみたり」

一方「へーへー」



雛苺(・・・うまく動けないの?なんでなの?)
883 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/09/26(月) 20:02:02.70 ID:I8NVudWWo
今回はここまで。
地味に新ストーリーが始まってます。そんな重い話でもないので気楽にどうぞ。
こういうちょっと真面目な話だと雛苺が空気になっちゃう!やだー!

次回投下は2日(日)予定です。
884 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/27(火) 01:36:20.19 ID:0tmSaAhSO
更新きてたー嬉しいな
885 :1 ◆e7neESKY4A :2011/10/03(月) 23:32:23.28 ID:EnflYr5Ro
お、鯖復活してんじゃーん(歓喜)

昨日投下とか言ってましたが計算ミスでした。今日予定だったのです。
でもそれも鯖落ちでおじゃん。明日投下します。ハイ
申し訳ないです。
886 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/10/04(火) 15:21:44.13 ID:Hfm812t5o
待ってるよ
887 :1 ◆e7neESKY4A :2011/10/04(火) 21:35:20.25 ID:ERU2TE8Co
こんばんは〜。
強欲穴解禁キメましたが九段底辺には難しすぎました。あれコロ助なのかしら?
と、言う訳で投下したいと思います!
888 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/04(火) 21:44:41.59 ID:ERU2TE8Co
ーーーー・・・

【とある病院の庭】

番外「フゥー↑」ドサッ

御坂妹「・・・素晴らしい回復力ですね、とミサカは素直に賞嘆の言葉を浮かべます」

番外「んー、走れって言われたらまだ無理だよ?歩くので精一杯だしね」

御坂妹「貴女ならすぐですよ。多分」

番外「雑だなオイ」

御坂妹「ところで今日は何か予定でも?」

番外「イヤミ?入院患者に予定もクソもないって」

御坂妹「そ、そういう意味では・・・」アセアセ

番外「ぎゃはっ、冗談だって」
889 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/04(火) 21:56:45.74 ID:ERU2TE8Co
御坂妹「・・・今後の計画を考えましょうか」

番外「おっ、プロポーズかね?」ニヤニヤ

御坂妹「何でや!完治してからの話ですよ」

番外「ホント頭固いね」

御坂妹「・・・いつまでもここのお世話になるわけにもいかないでしょう?」

番外「10032号は一人暮らししてるんだっけ?」

御坂妹「ええ、先月から」ピース

番外「はえ〜、大人だね」

御坂妹「社会勉強の一環ですよ」

番外「治った後、ねぇ・・・」
890 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/04(火) 22:07:19.91 ID:ERU2TE8Co
御坂妹「・・・どうしました?」

番外「正直、今でも信じられないよ。ここまで回復するなんてさ」

御坂妹「薔薇乙女様々ですね」

番外「なんか嫌らしい言い方だね・・・」

御坂妹「・・・皆さんには幾ら感謝しても足りないくらいです、とミサカはあの能力について思い返します」

番外「薔薇乙女・・・凄いよね」

御坂妹「じゃなくて、今後ですよ」

番外「一応考えはあるんだよ?」

御坂妹「おや?そうだったんですか」
891 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/04(火) 22:17:30.41 ID:ERU2TE8Co
番外「ふふ、聞いて驚け見て笑え!」

御坂妹「ゲラゲラゲラ(無関心)」

番外「・・・一方通行のとこに行こうかなー?って考えてた」

御坂妹「・・・マジですか」

番外「え?変な事言ったかな?」

御坂妹「いやですね、一緒に暮らしてもいいですよーって言うつもりだったので・・・」

番外「何でさ?10032号と二人暮しなら家事とかも分担じゃん?」

御坂妹「・・・そんな理由で、ですか」ガックシ

番外「そこ大事だよ?一方通行のとこは保護者が二人、更にはチビまで付いてくるんだし」

御坂妹「そんなモノ扱いしなくても・・・」
892 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/04(火) 22:28:32.07 ID:ERU2TE8Co
番外「・・・いっぱい居たほうが楽しいかもしれないじゃん?」

御坂妹「一人暮らしを根本から否定する発言はNG」

番外「わ、悪かったよ・・・」

御坂妹「・・・まぁいいでしょう。貴女がやりたいようにするのが一番ですからね」

番外「・・・ありがとね」

御坂妹「さ、中に戻りましょうか」

番外「もうちょっとゆっくりしたいよ〜」

御坂妹「はぁ、まぁいいでしょう。ミサカは先生と話してきます」

番外「重い話?」

御坂妹「世間話ですよ」スタスタ
893 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/04(火) 22:35:04.29 ID:ERU2TE8Co
番外「・・・真面目だねぇ」

ハラリ

番外「ん?なんだろう・・・何か落ちた?」ヒョイ

番外「これは・・・羽?黒いからカラスかな?」

番外「・・・学園都市にもカラスは居るんだね。変な感じ」キョロキョロ



水銀燈「・・・」ニヤリ



番外「・・・っ!?」ビクッ

御坂妹「番外個体!」

番外「えっ?えぇっ!?」ビクビクッ

御坂妹「はい?」
894 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/04(火) 22:40:24.97 ID:ERU2TE8Co
番外「え、いや・・・あの・・・」アタフタ

御坂妹「?」

番外「病棟の屋上!なんか居たって!あそこ!!」

御坂妹「・・・何も居ませんが」

番外「あれ?見間違いかな・・・??」

御坂妹「はぁ・・・しっかりして下さい。そこにガマ口落としてましたよ」ハイ

番外「・・・おお、ミサカのガマ口」

御坂妹「・・・」

番外「おっやべぇ110番だな!」

御坂妹「誤魔化さないで下さい」
895 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/04(火) 22:49:31.89 ID:ERU2TE8Co
番外「わ、悪かったよ・・・」

御坂妹「戻りますよ。やっぱり放っておいたらどうにかなりそうですから」

番外「・・・いや、ミサカも戻るつもりだったよ」

御坂妹「おや、先程と話が違いますが」

番外「ミサカは気まぐれだからね。よいしょ・・・っと!」

御坂妹「手を貸しますよ」ハイ

番外「大丈夫!ひとりでできるもん!」

御坂妹「そう・・・(無関心)」

番外「さ、戻ろう」ヨタヨタ

御坂妹「ええ」



番外(さっきの・・・何だろう)
896 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/04(火) 23:03:48.15 ID:ERU2TE8Co
水銀燈「あら、別のクローンも居たのね・・・」

水銀燈「人間ってのは愚かね。こうまでして新しい命を産み出したいのかしら?」

水銀燈「産み出したら産み出したでモノ同然に扱う・・・」

水銀燈「・・・貴女もそう思うでしょう?出てらっしゃい」

スッ

金糸雀「・・・」

水銀燈「久しぶりね、お馬鹿さぁん」

金糸雀「出会うなり馬鹿扱い?冗談キツイかしら」

水銀燈「ふふ、そう構えないの」
897 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/04(火) 23:10:59.39 ID:ERU2TE8Co
金糸雀「・・・貴女は相変わらずなのね」

水銀燈「あら、褒め言葉かしら?」

金糸雀「ええ。ここまでブレないと清々しさすら感じるかしら」

水銀燈「そういう貴女もね」

金糸雀「・・・なりを潜めてると思ったら、こんな所に居たのね」

水銀燈「潜めてた?何言ってるの??」

金糸雀「・・・」

水銀燈「関係者の居場所なんか全て把握してるわよ」

金糸雀「そう、なのね」

水銀燈「ふふ、なんでも準備期間が一番ワクワクするわねぇ」

金糸雀「・・・ふん」
898 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/10/04(火) 23:20:05.45 ID:ERU2TE8Co
今回はここまで。
銀ちゃん地味に初登場じゃね?名前だけは結構出てたけど。
やっぱ悪役登場だと場が引き締まるね。うん。

次回投下は7日(金)予定です。
899 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/10/05(水) 01:43:37.11 ID:aigJApU6o
銀様は薔薇乙女の鑑
900 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/10/05(水) 09:21:16.97 ID:TKWGY7QSO
更新きてたー嬉しいな
901 :1 ◆e7neESKY4A :2011/10/07(金) 22:20:40.62 ID:NAPvIz9ho
こんばんは〜。
最近また忙しくなって来ました。てか900か・・・感慨深いな。約一年か。
こんなチンタラやっててよく埋まるよね。

というわけで投下します!
902 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/07(金) 22:26:12.44 ID:Zp+/h9E00
俺がコミケ初参戦した日に始まったSSか……。読むしかないな。sien !
903 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/07(金) 22:27:45.40 ID:NAPvIz9ho
ーーーー・・・

【何処かの屋上】

水銀燈「ここでいい?」

金糸雀「何処でも構わないかしら」

水銀燈「そう?それじゃあ・・・何が聞きたいの?」

金糸雀「nのフィールドの接点。貴女なら知ってるんでしょう?」

水銀燈「ハァ?何を言い出すと思ったらそんな事・・・だからお馬鹿さんなのよ」

金糸雀「だっ、誰がお馬鹿かしら!?」

水銀燈「目の前のお馬鹿さん以外に誰が居るってのよ」

金糸雀「む、ムカつくかしら・・・」プルプル
904 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/07(金) 22:39:13.29 ID:NAPvIz9ho
水銀燈「・・・ま、言いたいことは分かるけれどねぇ」

金糸雀「・・・やっぱり、そうなのかしら?」

水銀燈「学園都市。なにか不思議な力が働いてる・・・」

金糸雀「何なのかは分からないのかしら?」

水銀燈「知るわけ無いでしょう?」

金糸雀「・・・カナも、何なのかは分からないけれど・・・これも能力の一つなのかも」

水銀燈「全く、能力開発だなんて・・・神様にでもなったつもりかしらね?お父様じゃあるまいし」

金糸雀「・・・この都市自体にも、意味がある・・・ハズ」

水銀燈「分かるわよ、その位は」
905 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/07(金) 23:11:46.61 ID:NAPvIz9ho
金糸雀「水銀燈は、nのフィールドを行き来できるのかしら?」

水銀燈「・・・あまり舐めたこと言うんじゃないわよ。そんなに戦いたいの?」

金糸雀「・・・」

水銀燈「いい?難しいのは見つける事。どんなに見えにくいものでも、一度見えてしまえば大したことはない」

金糸雀「そりゃあ、そうだけど・・・」

水銀燈「当たり前のことを当然と思ってる様じゃあ・・・まだまだね」

金糸雀「・・・かもね」

水銀燈「さて、それじゃあ私も何か質問させて貰おうかしらねぇ?」

金糸雀「答えれる範囲なら問題無いかしら」
906 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/07(金) 23:23:16.97 ID:NAPvIz9ho
水銀燈「それなら簡単な質問からね。アリスゲームはどうなってるのかしら?」

金糸雀「・・・それは」

水銀燈「まさかサボってるとか?ソレはないわよねぇ?薔薇乙女の宿命だものねぇ??」

金糸雀「・・・」

水銀燈「・・・あんまりヌルい事やってるんじゃないわよアンタ達」

金糸雀「カナは、カナなりの考えがあるのかしら。貴女には貴女の考えがあるようにね」

水銀燈「だからお馬鹿なのよ。甘ちゃんなのよ」

金糸雀「誰が甘ちゃんかしら!」

水銀燈「アリスゲームは私達の考えさえ及ばない領域なのよ?分かってる?」
907 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/07(金) 23:46:36.06 ID:NAPvIz9ho
金糸雀「・・・薔薇乙女は、アリスゲームを行うために生まれてきた、とでも言いたいの?」

水銀燈「ちょっと違うわね。アリスになるために生まれてきたのよ」

金糸雀「カナは、アリスゲーム以外にもアリスになる方法があると信じてるかしら」

水銀燈「ん?そう言って何年経ったの?なにか発見はあった?」

金糸雀「そ・・・それはっ・・・」

水銀燈「らちがあかないわね。ホント、お馬鹿さぁん」バサッ

金糸雀「!!」

水銀燈「私は忙しいの。また会いましょう?」

バサバサバサッ・・・

金糸雀「・・・」
908 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/08(土) 00:03:53.14 ID:7XnblySqo
ーーーー・・・

【上条家】

金糸雀「ということがあったかしら」

上条「・・・おいおい」

禁書「よく五体満足で帰ってきたね・・・」

金糸雀「ああもう、イライラする野郎かしら・・・!!」

上条(野郎ではないんだよなぁ)

禁書「・・・水銀燈ってどんなの?私見たこと無いかも」

金糸雀「なんかこう、すごい」

禁書「は、はぁ・・・??」
909 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/08(土) 00:14:02.83 ID:7XnblySqo
金糸雀「・・・でも、少しは危機感を持ったほうがいいかもしれないかしら」

上条「そうだな。居場所が割れてるのはデカい」

禁書「ここも危ないのかな・・・」

金糸雀「安全では無い・・・かもしれないかしら」

上条「いずれはバレるんだ。どういう時こそどっしりと構えておこう」

金糸雀「あ、水銀燈」

上条「うおおおおおおっ!出会え出会え!!ガスの元栓閉めろ禁書!!」

禁書「何も居ないけどね」

金糸雀「何がどっしりよ」

上条「・・・」
910 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/08(土) 00:20:45.07 ID:7XnblySqo
金糸雀「さて、冗談はこの辺にして気になった点を少し纏めるかしら」

禁書「どんどこいなんだよ!」ドン

上条「ドンタコス?(難聴)」

金糸雀「水銀燈は機会を伺っていた。けっしてサボりではない・・・これが1つ」

禁書「情報収集は大事なんだよ。基本中の基本だね」

上条「間違いではないな。今まで静かすぎたのが不気味だったけれど」

金糸雀「何か狙いがあるのかは分からないけれど・・・」

禁書「でも長い事動きがなかったんでしょ?それなのに動いたってことは・・・」

上条「仕掛ける気、なのか?」
911 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/08(土) 00:29:54.56 ID:7XnblySqo
金糸雀「そしてもう1つ・・・水銀燈は何かに気づいてる」

禁書「漠然とし過ぎなんだよ」

上条「一方通行の能力を見てるんだ。嫌でも何かに気づくさ」

金糸雀「そういう意味じゃないんだけれど・・・」

上条「?」

金糸雀「いや、もっと漠然とした何かの話かしら」

禁書「魔術?」

金糸雀「・・・何とも・・・ただ」

上条「?」

金糸雀「この街の・・・秘密?」

禁書「学園都市の、秘密・・・」
912 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/08(土) 00:41:04.57 ID:7XnblySqo
ーーーー・・・

水銀燈「金糸雀に気づかれたわね・・・」

水銀燈「お馬鹿さんだなんてとんでもないわね。薔薇乙女一の策士だったかしら?意外と本当なのかも」

水銀燈「・・・メイメイ」

メイメイ「!」ピカッ

水銀燈「まだよ。情報収集に励みなさい」

水銀燈「そうねぇ・・・次は、暗部の人間なんかどうかしら?」

メイメイ「!」マジデ!?

水銀燈「・・・何よ。さっさと行きなさぁい!!」

メイメイ「!」ピャー



水銀燈「・・・私が表舞台に出るには、まだ早すぎるわねぇ」
913 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/10/08(土) 00:45:21.80 ID:7XnblySqo
今回はここまで。
水銀燈と金糸雀は学園都市の何かに気がつき始めた・・・かも
水銀燈メインはまだ先かもね

次回投下は12日(水)予定です。
914 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/10/09(日) 00:35:15.28 ID:X4ffY2rSO
更新きていたぁ嬉しいのぅ

>>901
継続は力なり

なんだかんだ放置せずに投下し続けていただけるからこそ結果が出せたわけです
915 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/12(水) 12:07:25.98 ID:RbW7AQQSO
更新来ました
916 :1 ◆e7neESKY4A :2011/10/12(水) 21:19:54.80 ID:xaKq9csFo
こんばんは。
風邪ひいた?っぽくて体調が酷いです。あかん。
明日投下しますのでもう少しお待ちください・・・治ればの話ですけど
917 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/10/13(木) 02:15:40.18 ID:GA4k5mnao
風邪ひいた?よし、じゃあネギぶち込んでやるぜ(迫真)
918 :1 ◆e7neESKY4A :2011/10/13(木) 22:14:32.77 ID:X2jWVth4o
治るどころか熱上がってきたゾ(恐怖)
洒落にならん。尻にネギとかそんなの意味ねぇ。
明日病院行ってきます。素直に今日行けばよかった・・・

投下はちょっとお休みさせて下さい。申し訳ありません。
次回投下の予定は追って連絡させて頂きます。
919 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/13(木) 23:35:34.39 ID:8XBGARfSO
お大事に

てか体調悪いのにPC起動させんなよ
それとも布団中でも出来るノートか
920 :1 ◆e7neESKY4A :2011/10/18(火) 06:56:41.71 ID:l46ngY3Yo
復活!
大体元気になったような・・・薬って凄いね。
投下は明日19日に行いますのでもう少しお待ち下さいませ!

あ、布団の中でスマホWi-Fi経由だったのでPCと同じ末尾だったのです。
サクサク。マジで便利。
921 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/18(火) 07:59:56.65 ID:uRs4MNQSO
お大事に
922 :1 ◆e7neESKY4A :2011/10/19(水) 21:47:55.84 ID:nVaa1olBo
こんばんは〜。
非常にお待たせしました。申し訳ありません。

というわけで投下します!
923 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/19(水) 22:08:06.17 ID:nVaa1olBo
ーーーー・・・

【風紀委員第177支部】

黒子「ぶぇっくしょん!」

固法「白井さん・・・体調管理はしっかりして、どうぞ」ズズ

黒子「そういう先輩こそ・・・」

初春「くちっ」

蒼星石「またまたそんなあざといクシャミを・・・」

初春「まもの」

蒼星石「!?」

固法「こんなんじゃ仕事になんないわよ・・・」
924 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/19(水) 22:14:10.43 ID:nVaa1olBo
蒼星石「みんな大変だね」

初春「蒼星石ちゃんは風邪引かないんですか?」

蒼星石「薔薇乙女だからね(意味深)」

固法「素直に羨ましい」

黒子「あー、鼻がづまるぅぅぅぅ・・・」

初春「私は喉が・・・」

固法「頭が痛い」

蒼星石「薬飲む?」

固法「眠くなるから寝る前に飲むわ・・・」
925 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/19(水) 22:27:26.93 ID:nVaa1olBo
prrrr・・・

初春「はい、こちら風紀委員・・・はい・・・」

蒼星石「〜♪」カタカタ

黒子「何ですの、それ?」

蒼星石「データのまとめだよ」

初春「白井さん、蒼星石ちゃん!火事だそうです!」

黒子「火事!?」ビクーン!

蒼星石「専門外じゃない?それ・・・」

初春「いいからホラ現場に行って下さい。端末に情報を送信しておきますので」

黒子「ど、どちらへ行けばいいんですの?」

初春「とりあえず繁華街へ!」

黒子「はぁ・・・」シュン!
926 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/19(水) 22:39:41.82 ID:nVaa1olBo
パッ!

黒子「えーと、場所は・・・こちらですわね」

黒子「蒼星石、用意は・・・」

初春「へくちっ」

黒子「・・・」

初春「・・・風邪引いてるからって、ちょっとボケ過ぎじゃないですか?」

黒子「この際初春でもいいですわ。ぶえっくしょん!!」

初春「え、でも私」

黒子「行きますわよ!」シュン!

初春「まもの」シュン!
927 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/19(水) 22:40:13.08 ID:nVaa1olBo
パッ!

黒子「えーと、場所は・・・こちらですわね」

黒子「蒼星石、用意は・・・」

初春「へくちっ」

黒子「・・・」

初春「・・・風邪引いてるからって、ちょっとボケ過ぎじゃないですか?」

黒子「この際初春でもいいですわ。ぶえっくしょん!!」

初春「え、でも私へくちっ!」

黒子「行きますわよ!」シュン!

初春「まもの」シュン!
928 :おっ、連投大丈夫か?大丈夫か? [sage saga]:2011/10/19(水) 22:51:00.04 ID:nVaa1olBo
ーーーー・・・

固法「・・・」

蒼星石「うーん、マスターは大丈夫なのかなぁ?」

固法「結構キテるのかもね」

蒼星石「ちょ、言い方」

固法「私も熱あるしねー・・・参った」

蒼星石「・・・ん?みんな風邪引いてるんだね」

固法「そういう事ね」

蒼星石「・・・早めに治してね、先輩」

固法「言われなくてもそのつもりっくしょい!!」ブフォ

蒼星石(ヴォーキタネー)
929 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/19(水) 22:56:05.84 ID:nVaa1olBo
ーーーー・・・

【常盤台学生寮】

翠星石「よくじつ」

美琴「?」

黒子「オエエエエエエエエエエエエエ」ゲロロロロロロロ

蒼星石「重症じゃないか(呆れ)」

黒子「久しぶりにキツイの貰いましたわね・・・死にそう」

美琴「ホラ、熱計ってみ」

黒子「ああ、どうかお姉様、私の脇に・・・」

美琴「自分でやれ」

黒子「ぶえっくしょん!!」ズビー
930 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/19(水) 23:06:47.91 ID:nVaa1olBo
黒子「うう、すみません。洗面器を・・・」

翠星石「はいはい、捨ててくるですよ」ヨイショ

美琴「これってTDN風邪じゃないんじゃない?」

蒼星石「マスター、病院に行こう」

黒子「言われなくてもそのつもりですの・・・」

<バシャア!
<ぎゃあああああああ!

美琴「ちょ、ぶちまけてんじゃないわよアンタ!!」

<ミコトー!ヘルプミー!

美琴「後で殴るわ」スタスタ

蒼星石「翠星石・・・」ハァ
931 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/19(水) 23:21:17.84 ID:nVaa1olBo
蒼星石「・・・僕は支部に行くよ。二人が待ってるだろうし」

黒子「面目ないですの・・・」

蒼星石「今日は安静にして、ゆっくり風邪を治してね、マスター」

黒子「ええ。今日中に治しますわ」ズズ

翠星石「うぅ・・・殴られたです」シクシク

美琴「当たり前でしょ。黒子、洗面器」ハイ

黒子「ありがとうござっくしょん!」

美琴「リザレクション?」

黒子「い、いえ・・・」ズビー

翠星石「病院に行く用意するですよ」

美琴「そうね」
932 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/19(水) 23:44:48.68 ID:nVaa1olBo
ーーーー・・・

【再び177支部】

蒼星石「・・・」

蒼星石「誰もいない」

蒼星石「わっしょいするなら今のうち」

蒼星石「言ってる場合じゃないよ!」ドデーン!

蒼星石「・・・」ピピピ

蒼星石「もしもし?カザリさん?」

『はいよー?カザリウイハルだよん』

蒼星石「・・・ルイコさん?」

『おー、バレちゃいましたか』
933 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/19(水) 23:56:31.82 ID:nVaa1olBo
『いやー、初春がダウンしちゃったんだよ』

蒼星石「Oh・・・」

『結構キツイみたいだから今日は学校も休み、風紀委員も休み!』

蒼星石「本当かい・・・先輩には?」

『あー、固法先輩に連絡したら先輩もダウンしてるんだよ』

蒼星石「はぁっ!?」

『ま、そんなだから今日は蒼星石一人・・・いや、白井さんもいるか』

蒼星石「マスターもダウンしてるよ・・・」

『えー!そりゃヤバいね』

蒼星石「・・・どうしよ」
934 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/10/19(水) 23:57:58.83 ID:nVaa1olBo
今回はここまで。
風邪引いたので風邪ネタで。蒼星石主役や!蒼星石最高や!

次回投下は23日(日)予定です。
935 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/10/20(木) 08:53:32.98 ID:GvKkZnOWo
なんだこのノンフィクション!(驚愕)
936 :1 ◆e7neESKY4A :2011/10/23(日) 22:52:50.11 ID:bP6ErRwTo
こんばんは〜。
ダークソウルって面白いの?ちょっと興味ある。PS3持ってないけどね

というわけで投下します!
937 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/23(日) 23:00:10.43 ID:bP6ErRwTo
〜ここまでのあらすじ〜
・風紀委員がほぼ全滅したっぽいよ



蒼星石「・・・」prrrrr

『もしもし・・・』

蒼星石「あ、センパイ。お休みのとこを済みません」

『ちょっとくらいなら大丈夫・・・ゲホゲホッ!オエッ!!』

蒼星石「センパイ!?」

『あ^〜・・・大丈夫、時々スゴい咳が出るの。死にそう』

蒼星石「・・・お察しします」
938 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/23(日) 23:18:13.96 ID:bP6ErRwTo
『ン、ン、ンン!あー!あ^〜・・・』ゲホゲホ

蒼星石「・・・かけ直しましょうか?」

『ウェッホン!どっちにしろ連絡するつもりだったし・・・』

蒼星石「?」

『今日ね、私休むから』

蒼星石「知ってるよ。カザリさんもでしょ?」

『知ってたのね・・・ゴメンね。もっと早めに連絡するつもりだったんだけど』

蒼星石「無理しなくてもいいよ」

『だから今日は白井さんと二人で・・・』

蒼星石「マスターも休みだよ」

『えっ』
939 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/23(日) 23:27:01.92 ID:bP6ErRwTo
『聞いてないわよ・・・』

蒼星石「?マスターに連絡は?」

『そういえばまだだったわねッホン!ゲホゲホッ!』

蒼星石「・・・大丈夫?」

『グスッ・・・それじゃあ今日は蒼星石のみね。ヤバいわ』

蒼星石「うん。大分ヤバいね」

『・・・無理しない程度に頑張って。なんなら他の支部に投げてもいいわ。今日ばっかりは仕方ないし』

蒼星石「う、うん・・・」

『じゃ、そういう事で。寝る』

ガチャ!

蒼星石「あ!・・・切れた」
940 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/23(日) 23:34:36.49 ID:bP6ErRwTo
蒼星石「・・・」

蒼星石「冗談じゃないよ。一人は無理だって・・・」

蒼星石「あ、そうだ!日常点検しないと!」

蒼星石「えーと、点検簿は・・・あ、上の方だった」プルプル

蒼星石「取れない!」

蒼星石「じゃあ他の仕事だ!」

蒼星石「・・・あれ、そういやこれどうやるんだろ・・・」

蒼星石「カザリさん・・・あ、休みだ」



蒼星石「詰んでますね・・・間違いない」
941 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/23(日) 23:46:10.40 ID:bP6ErRwTo
蒼星石「うーむ、仕事にならない・・・」

蒼星石「そうだ!助っ人!」

蒼星石「・・・」prrrrr

『はいはーい』

蒼星石「あ、ミコトさん」

『どうしたの?黒子なら病院よ』

蒼星石「病院・・・ミコトさんも病院だよね?」

『思ったより重症みたいでね・・・今点滴受けてるわ』

蒼星石(指輪越しでなんとなくは分かっていたけれど、まさかここまでとは・・・)

『で?黒子に用事?』

蒼星石「あ、えっと・・・それが・・・」
942 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/24(月) 00:00:25.59 ID:TJ5tQqmWo
ーーーー・・・

『人手ねぇ』

蒼星石「出来ることならミコトさんにお願いしたいんだけど、マスターがその様子じゃあ・・・」

『悪いわね。流石にこの状態の黒子は放っては置けないし・・・』

蒼星石「耳が痛いや」

『アンタは風紀委員に集中して。そうね・・・ちょっとアテがあるけれど』

蒼星石「本当かい?」

『連絡取ってみる。行けそうならそのまま行ってもらうから』

蒼星石「うん。ありがとうミコトさん」

『まだ来るって限らないんだけど・・・じゃ、そういう事で』

蒼星石「はーい」ガチャ

蒼星石「よし、なんとかなる・・・かな?」
943 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/10/24(月) 00:04:34.72 ID:5sgivWCSO
ちゃんと更新来てる…嬉しや
944 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/24(月) 00:10:11.56 ID:TJ5tQqmWo
ーーーー・・・

【数十分後】

蒼星石「えーと、今度はこれかな。範囲を指定・・・」カチカチ

蒼星石「・・・ん?誰か来てる?」

蒼星石「・・・!応援者!!」

蒼星石「あー、鍵開けましたよ。入って、どうぞ」

『おっ、開いてんじゃーん!(歓喜)』

『こっちかな?』

蒼星石「・・・ん?この映像は・・・」

『うゆー』

蒼星石「・・・おい」
945 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/24(月) 00:32:02.24 ID:TJ5tQqmWo
ーーーー・・・

禁書「いち!」

金糸雀「に!」

打ち止め「さん!」

雛苺「うゆー!」

蒼星石「うるさい」

雛苺「ぶわあああああーーーーーん!!!!」ビエー

打ち止め「おーよしよし」

金糸雀「せっかく応援に来たのにその仕打ちはどうかと思うかしら」

禁書「イライラしてもいい事なんか無いんだよ?」

蒼星石「よりにもよってこの四人・・・ねぇ」ハァ

金糸雀「ため息やめろ」
946 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/24(月) 00:42:06.41 ID:TJ5tQqmWo
禁書「とうまはちょっと都合が悪いんだって。でも後から来るみたいなんだよ」

蒼星石「お?」

打ち止め「あの人もちょっと病院に行ってから来るって!」

雛苺「お見舞いなのよねー」

蒼星石「やったぜ。」

金糸雀「・・・ま、出来る範囲なら色々手伝うかしら」

蒼星石「うん。すごい助かるよ」

禁書「じゃあ私たちは何をすればいいのかな?」

蒼星石「とりあえずあの点検簿とって」

禁書「しょうもなさすぎィ!」
947 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/24(月) 00:51:04.96 ID:TJ5tQqmWo
ーーーー・・・

美琴「で、どうしてもアレなら・・・うん」

『う〜ん、なんだかイヤミ言われてるような・・・』

美琴「そんなつもりは無いんだけど・・・」

『今日って何かあったっけー?・・・無い?無いかぁ。断るいい口実になると思ったんだけどなぁ』

美琴「オイ」

『ま、いいよ。暇だしねー。貸一つでよろしく!』

美琴「はいはい。そのうち返すわ」

『ヤター!結局私の優しさは五大陸に響き渡るって訳よ!』

美琴「やかましい」ピッ



フレンダ「という訳でちょっくら出かけてくるわけよ」

麦野「そう・・・(無関心)」
948 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/10/24(月) 00:59:43.87 ID:TJ5tQqmWo
今回はここまで。
蒼星石はこのクセだらけのメンバーを活かしきることが出来るのか?
雛苺+打ち止め=大波乱。用意に想像できる。

次回投下は29日(土)予定です。
949 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/24(月) 18:04:39.14 ID:WBLjOctDO
乙星石
金糸雀は俺の嫁
950 :1 ◆e7neESKY4A :2011/10/29(土) 21:36:24.22 ID:GjdNk0j4o
こんばんは〜。
Tatshのアルバムが来て大満足。24世紀少年がいい感じ。

という訳で投下します!
951 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/29(土) 21:49:50.18 ID:GjdNk0j4o
ーーーー・・・

【TAXY】

黒子「おうふ・・・」ぐったり

美琴「もうちょっとで着くから辛抱してね」

黒子「了解ですの・・・」

美琴(堪えてるわね・・・流石に辛そう)

翠星石「・・・」カチカチ

美琴「さっきから携帯ずっとイジってるわね」

翠星石「メールですよ。蒼星石から」

美琴「応援者についてでしょ?」

翠星石「知ってるんですか?」
952 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/29(土) 22:01:07.36 ID:GjdNk0j4o
美琴「ふふん、アイツと一方通行に頼んだんだから」ドヤ

黒子「アツゥイ?」

美琴「か、上条当麻・・・さん」

翠星石「何でさんづけなんですかね・・・?」

黒子「・・・ま、その御二方ならどうにかなるでしょう。一安心ですの」

美琴(安心するのもどうかと思うんだけど)

翠星石「なんか金糸雀と禁書とチビ二人が来たらしいですけど」

黒子「オウ・・・」クラッ

美琴「黒子!?」

翠星石「気持ちは分かるです」
953 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/29(土) 22:19:54.81 ID:GjdNk0j4o
ーーーー・・・

【とある路上】

蒼星石「とりあえず僕らは警らをするからね」

打ち止め「任せなさいってミサカはミサカは自信満々!」ドン

金糸雀「任せるかしらー!」ドン

蒼星石「不安すぎて死にそう・・・」

打ち止め「何で?」

蒼星石「い、いや・・・なんでもないよ。腕章は付けてる?」

打ち止め「うん」ズイ

金糸雀「バッチシかしら」ズイ

蒼星石「サマになってる・・・かなぁ?」
954 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/29(土) 22:28:42.80 ID:GjdNk0j4o
打ち止め「んでんでんで、ミサカは何をすればいいのかな?」

蒼星石「いや警らって言ってるじゃなイカ」

打ち止め「鶏卵?」

金糸雀「警ら、パトロールかしら」

打ち止め「はえ〜、じゃあ最初っからパトロールでいいじゃん」

蒼星石「せやな」イラッ

金糸雀「具体的にどういった事を?」

蒼星石「割と何でもだね。何かあったら風紀委員が何かやる」

打ち止め「漠然としてるんだね」
955 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/29(土) 22:58:33.04 ID:GjdNk0j4o
蒼星石「そうなんだよね。言ってしまえば『便利屋』なんだよ」

打ち止め「なるほど・・・」

金糸雀「うーむ、こうやって新たな視点で見てみると、新しい発見があるかしら」

蒼星石「いろいろ注意深く確認してね、二人とも」

打ち止め「かしこまり!」

金糸雀「蒼星石、ああいうのは?」

蒼星石「?どれだい?」

金糸雀「学生が倒れてるかしら」

蒼星石「ちょ、そういうのは早く行くんだよ!」ダッ

金糸雀「なるほどなー」テテテ
956 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/30(日) 05:42:44.90 ID:Ppemy38do
ーーーー・・・

【風紀委員第177支部】

禁書「と、言う訳で私たちはお留守番なんだよ」

雛苺「うよーい」

禁書「・・・腕章とか付けてみたかったなぁ」

雛苺「気を落としちゃ駄目なのよー」

禁書「で、でも!こうやって事務所で淡々と仕事をこなすのも大事な事なんだよ!ヒナ!」

雛苺「分かってるのよ!」

禁書「ヒナは偉いねェ〜〜」

雛苺「うぃ」ブイ
957 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/30(日) 05:49:38.69 ID:Ppemy38do
禁書「・・・とりあえず、何やろっか?」

雛苺「キンちゃん、蒼星石は何か言ってたの?」

禁書「あ、そうだ。メモがあったんだった」

【メモ】
・とりあえずおとなしくしてること
・電話があったら出ること
・その際はメモをとっておくこと
・その他、何かあったら僕に連絡すること
・とにかく、問題は起こさないこと

禁書「だってさ」

雛苺「ヒナたち、あまり信用されてないのね」

禁書「そ、そういう事言わないで欲しかったかも・・・」ビクッ
958 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/30(日) 06:19:44.62 ID:Ppemy38do
雛苺「おとなしくだって。遊んじゃ駄目なのかなぁ?」

禁書「遊んじゃ駄目なんだよ」

雛苺「そっかー」

禁書「とりあえず何かやろうか?」

雛苺「ヒナはお片づけするのよー」

禁書「よう言うた!それでこそ薔薇乙女や!」

雛苺「ウェヒヒ」テレテレ

禁書「じゃあ私は・・・」

prrrrrrr・・・

禁書「お?」
959 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/30(日) 06:29:29.31 ID:Ppemy38do
雛苺「電話なのね」

禁書「私に任せて欲しいかも!」

雛苺「あいとなのよ!」

禁書「え〜・・・っと、これだ、通話ボタン」ピ;ツ

禁書「もしもし、かみじょーです」

雛苺「ちがう!」

禁書「えっ、あっ、風紀委員です・・・??」

雛苺(何でハテナ?)

『もしもし・・・あれ?誰かしら?』

禁書「臨時の応援なんだよ!」

『あら、そうなんだ』
960 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/30(日) 06:39:51.66 ID:Ppemy38do
禁書「あの、どちら様でしょうか・・・?」

『同業者よ。誰か居ないの?』

禁書「177支部の3人はみんなお休みかも」

『うっわ・・・仕方ないわね。それじゃ今はいいわ、応援頑張ってね』

禁書「了解なんだよ」

『それじゃあね』ガチャ

禁書「ふぅ」

雛苺「どうだったの?」

禁書「同情されたかも」

雛苺「?」
961 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/30(日) 06:48:46.47 ID:Ppemy38do
禁書「こんなんじゃ先が思いやられんよ〜」

雛苺「やっぱりお外に出たかったの」

禁書「こればっかりは仕方が無いかも・・・あ」

雛苺「うゆ?」

禁書「メモ忘れてた!」

雛苺「あちゃー」

ピンポーン

雛苺「?」

禁書「コレは電話・・・じゃない。インターホンかな?」

雛苺「あ、誰か映ってるのよ!」



フレンダ「おーい、開けろー」コンコン

『不審者かな?』

フレンダ「違うって訳よ!!」
962 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/10/30(日) 06:57:56.98 ID:Ppemy38do
今回はここまで。
途中で気絶してて起きたら朝だった。これって黒魔術?
なおここでの禁書は家電苦手を多少は克服している模様。

次回投下は4日(金)予定です。
963 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/10/30(日) 11:00:32.04 ID:4FLRIHT0o

インさん記憶できるんだからいいじゃないですか
964 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/10/30(日) 19:53:06.82 ID:n5cEMt2SO
少しずつだけど更新来てるのが嬉しいね
965 :1 ◆e7neESKY4A :2011/11/04(金) 22:32:12.40 ID:rYA5b6BGo
こんばんは〜。
すんません。また都合がつかない状態です。明日までお待ちください・・・
もうちょいしたらお仕事が落ち着くっぽいです。これで投下が少しマシになればいいなぁ

あと次スレどうしよう(小物並みの疑問)
966 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage ]:2011/11/06(日) 10:11:40.81 ID:KXPuyjGBo
マダー?
967 :1 ◆e7neESKY4A :2011/11/06(日) 20:25:45.91 ID:hdzojUw9o
こんばんは〜。
昨日の晩はなんか鯖落ち?でずっとエラー出っぱなしでした。鯖的なものはどうしようもない・・・

というわけで投下します!
968 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/06(日) 20:58:17.43 ID:hdzojUw9o
ーーーー・・・

フレンダ「やっと入れてもらえた」ゲッソリ

雛苺「誰なのー?キンちゃんのお友達?」

禁書「いや、私も面識ないかも・・・」

フレンダ「あり、蒼星石とやらは?」

禁書「警らなんだよ」

フレンダ「え、マジで?じゃあ誰が私に指示出すの?」

雛苺「うぃ」

フレンダ「マジで!?」

禁書「まじめに相手しなくていいんだよ」

雛苺「!?」ガビーン
969 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/06(日) 21:12:13.69 ID:hdzojUw9o
禁書「えーと、誰から言われてきたのかな?」

フレンダ「えっと、美琴だね。御坂美琴」

禁書「短髪繋がりなんだね」

フレンダ「一応翠星石とも面識はあるんだけど・・・」

雛苺「知ってるの?」

フレンダ「うん。蒼星石は話だけ聞いたことある程度って訳よ」

禁書「なかなかレアケースだね」

雛苺「ヒナは雛苺なのー」

フレンダ「いちごぉ?珍しい名前だね・・・私はフレンダだよ」

雛苺「うゆー」
970 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/06(日) 21:26:47.06 ID:hdzojUw9o
禁書「私はインデックスって言うんだよ」

フレンダ「え、偽名?」

禁書「色々あるんだ。大人にはね」ドヤ

フレンダ「そう・・・(無関心)」

雛苺「フレンダもお仕事するの?」

フレンダ「そうだよー」

雛苺「うよーい!」

フレンダ「そうはしゃいだら危ない・・・ん?」

禁書「どうかした?」

フレンダ「いや・・・雛苺も」

雛苺「ヒナ!」

フレンダ「あ、うん」
971 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/06(日) 21:39:54.29 ID:hdzojUw9o
フレンダ「ヒナもアレかな?薔薇乙女ってヤツ?」

雛苺「イカにもタコにも!」

禁書「イカ?」ピク

フレンダ「はえ〜・・・何といいますか、世間は狭いね」

禁書「そうかな?」

フレンダ「ま、いいや。禁書さんとやら、私に指示を出して」

禁書「私が!?」

フレンダ「そりゃそうでしょ。実質的なボスはあなたなんじゃないの?」

雛苺「おー、ボス!」キラキラ

禁書「そんな目で見られても・・・」
972 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/06(日) 21:57:46.96 ID:hdzojUw9o
禁書「むー、それじゃあヒナの遊び相手になってあげて」

雛苺「うよーい!」

フレンダ「何でや!!」

禁書「私は色々と資料を記憶してる最中だからね、しょうがないね」パラパラ

フレンダ「記憶ゥ?そんな無茶苦茶な」

雛苺「あそぼー」

フレンダ「やだよ、オウ」

雛苺「ぶー」

フレンダ「私も最低限の資料の確認でもしとこうかな」ウロウロ

雛苺「・・・」テテテ
973 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/06(日) 22:09:29.69 ID:hdzojUw9o
フレンダ「えーと・・・これかな」スッ

雛苺「・・・」ウロウロ

フレンダ「あ、なんだよこれTDN日誌じゃん・・・」

雛苺「・・・」じ〜

フレンダ「日誌もだけどもっと近況の分かるもの・・・引継ぎ帳とか無いの?」

禁書「日誌に全部書いてあったんだよ」

フレンダ「マジで?」

雛苺「うゆー」テテテ

フレンダ「・・・」

雛苺「?」

フレンダ「・・・遊ぼうか」ゲッソリ

雛苺「うよーい!」
974 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/06(日) 22:22:15.07 ID:hdzojUw9o
ーーーー・・・

打ち止め「ヘイこら!広がって歩いてんじゃねーぞメーン!!」

男「へっ!?」ビク

金糸雀「打ち止め、なんかその言い方おかしいかしら」

打ち止め「冗談だよってミサカはミサカは」

蒼星石「冗談でもそういう言い方はやめようか(ニッコリ」

打ち止め「あ、はい」

金糸雀「それにしても、平和かしら〜」

打ち止め「なんか何も無いんだね」

蒼星石(世紀末都市か何かと勘違いしてるのかなぁ)
975 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/06(日) 22:32:42.80 ID:hdzojUw9o
蒼星石「・・・問題なしかな。ぐるりと回ってから戻ろうか」

金糸雀「それがいいかしら」

打ち止め「それじゃ向こうに行ってみよう!」

蒼星石「ハイハイ・・・」

「お?」

金糸雀「?」

黄泉川「打ち止め!何やってるじゃんよ?」

打ち止め「あー!ヨミカワー!」

蒼星石「こちらは・・・?」

打ち止め「ヨミカワだよー!」

金糸雀「説明になっとらん」
976 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/06(日) 22:56:28.74 ID:hdzojUw9o
黄泉川「黄泉川じゃん。職業は・・・まぁ警備員」

金糸雀「上司さんになるのかしら?」

蒼星石「そういうことになるのかな」

打ち止め「蒼星石とカナだよー!」

黄泉川「金糸雀は知ってるじゃん」

金糸雀「良く遊びに行ってるし・・・」

蒼星石「え?初耳だよソレ」

打ち止め「蒼星石もミサカの家に遊びにおいでよ!」

蒼星石「はは、今度ね」

黄泉川「ほう、蒼星石だと?」

蒼星石「?そうですけど・・・」
977 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/06(日) 23:22:03.04 ID:hdzojUw9o
黄泉川「いや、アレだろ?第177支部の謎の構成員」

蒼星石「え!?そんな謎の存在だったの!?」ガビーン

黄泉川「いやいや、結構有名なんだぞ?177支部の謎の構成員のお陰で風紀委員の士気が上がってるって」

打ち止め「いやぁ・・・」テレテレ

金糸雀「いや打ち止めじゃないし・・・」

黄泉川「丁度いいじゃん。ちょっと付き合うじゃん」

蒼星石「え、え?でも今警ら中で・・・」

黄泉川「そんなん後でいい。今はお前の正体が大事じゃん」

蒼星石「え、えぇぇ〜〜〜」ズルズル

黄泉川「非正規の要員を無断で使い続けるのにも問題があってね。ここらで白黒はっきりさせないと」

蒼星石「え」

打ち止め「・・・処分?戒告?」

蒼星石「えええええええええ!?!?」ガビーン
978 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/11/06(日) 23:25:26.76 ID:hdzojUw9o
今回はここまで。
最近エラーが多いね。なんかドキドキしながら投下してるわ。

ところで、りぼんちゃんでローゼンのスピンオフが連載されるんですってね。
ちょっと楽しみなんだけど、流石にりぼんはキツイわ・・・通報されるわ・・・

次回投下は8日(火)予定です。
次回投下が終わったら次スレ立てるつもりです。ハイ
979 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [saga]:2011/11/07(月) 08:03:04.49 ID:lBaNNM0SO
ついに2スレ目かぁ
980 :1 ◆e7neESKY4A [sage saga]:2011/11/08(火) 23:21:31.49 ID:cxbspxKLo
投下とか無理だった(絶望)
どうにもなりません。なんとか明日投下したいと思いますので少々お待ち下さい。
夜じゃなくて昼になると思います。申し訳ないです
981 :1 ◆e7neESKY4A :2011/11/09(水) 16:22:46.38 ID:67Kc/Mb8o
と、言う訳で投下します!
982 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/09(水) 16:25:46.55 ID:67Kc/Mb8o
ーーーー・・・

【ファミレスJoseph】

黄泉川「まぁ適当に頼むじゃん。私の奢りだ」

打ち止め「やったぜ。」

金糸雀「何にしようかしら〜」

蒼星石「あ、あの・・・まだ警ら中なのに・・・」

黄泉川「大丈夫だって。そんなに長い時間束縛するはず無いじゃん」

蒼星石「・・・はい」

打ち止め「じゃあミサカはこのびっくりパフェを」

金糸雀「おいしそう」
983 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/09(水) 16:32:06.96 ID:67Kc/Mb8o
蒼星石「・・・僕は紅茶でいいや」

金糸雀「カナはこのチーズケーキを」ジュルリ

黄泉川「じゃあ私はコーヒーでも頼んでて欲しいじゃん」

打ち止め「あい。スイマセェェェーーーン!!!」

金糸雀「いやボタン押せや」ピンポーン

打ち止め「なるほど」

黄泉川「さて、色々話を聞かせて貰うじゃんよ」

蒼星石「分かりました。出来る限り答えます」

黄泉川「出来る限り?バカ言え、全部答えるに決まってるじゃん」

蒼星石(オーノーだズラ)
984 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/09(水) 16:45:00.13 ID:67Kc/Mb8o
黄泉川「まず、お前は何なんだ」

蒼星石「金糸雀と同じ薔薇乙女です」

黄泉川「ふぅーん、金糸雀と同類ってことになるのか」

金糸雀「なんか嫌な言い方ね・・・姉妹かしら。姉妹」

打ち止め「獅子舞?」

黄泉川「まぁ薔薇乙女に関しては深く突っ込まないじゃん。ヒナだって薔薇乙女なんだしな」

蒼星石(そうか。雛苺と同居してるのか・・・)

黄泉川「でも今の問題はそこじゃない。何で風紀委員の真似事なんかやってるんだ」

蒼星石「ま、真似事なんかじゃ・・・」
985 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/09(水) 17:06:58.45 ID:67Kc/Mb8o
黄泉川「あのな、風紀委員になるってのはとても大変なことなんだぞ?今日明日で簡単になれるものじゃないじゃん?」

蒼星石「それはマスターから聞きました」

黄泉川「マスター?」

蒼星石「白井黒子」

黄泉川「あぁ、あいつか。契約ってのも白井と交わしてるのか?」

蒼星石「そういう事になりますね」

黄泉川「・・・風紀委員の手伝いをやるってのはお前から言い出した事か?」

蒼星石「・・・半々?」

黄泉川「はぁ?」
986 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/09(水) 17:41:44.97 ID:67Kc/Mb8o
蒼星石「薔薇乙女の契約上、あまりマスターから離れるのは好ましくないんです」

金糸雀「せやな」

黄泉川「?でも金糸雀もヒナも・・・」

金糸雀「そりゃカナだってあまりとうまから離れないほうがいいかしら」

打ち止め「契約者と薔薇乙女が近ければ近いほど力を発揮できるんだっけ?」

蒼星石「そういう事だね。あまりにもマスターと離れてしまったらいざアリスゲームが始まると太刀打ち出来ないんだ」

黄泉川「で、お前は白井に引っ付くことを望んだと」

蒼星石「それもありますけど、マスターも「貴女がいればもう少し楽になる」って・・・」

黄泉川「楽になるって色々誤解を生みそうな言い方じゃん・・・」

打ち止め「そこまで深い意味はないと思うんだけど・・・」
987 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/09(水) 17:45:22.54 ID:67Kc/Mb8o
黄泉川「・・・うーむ。どうするかな」

蒼星石「?」

黄泉川「特に何かやらかしてるわけでは無いんだけどなぁ。ただやはり非正規・・・」

金糸雀「でもなんだかんだで貢献はしてると思うかしら」

打ち止め「そうだよ!そんなに蒼星石をイジメないでってミサカはミサカは憤怒の谷底出ました!画像上げましょうか?」

黄泉川「大人ってのは大変なんだ。それで納得してくれない人間なんて山ほどいるじゃん」

蒼星石「・・・僕は、風紀委員を続けたいと思っています」

黄泉川「続けたいか。そうか・・・」

金糸雀「ダメなの?」

黄泉川「・・・そうだな・・・」
988 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/09(水) 17:54:19.10 ID:67Kc/Mb8o
打ち止め「・・・そうだ!肝心なこと忘れてたかも!」

黄泉川「ん?びっくりパフェはもうすぐ来るから大人しくしてな」

打ち止め「それじゃない!いやそれもだけど・・・」

金糸雀「それもかよ」

打ち止め「番外個体!前話したでしょ?」

黄泉川「ん?軍用クローンのどうのこうの・・・ってやつだったかな?」

打ち止め「うん。番外個体を救ってくれたのは蒼星石だよ!」

黄泉川「そうなのか?」

蒼星石「僕だけじゃないよ。みんな頑張ってくれたんだから・・・」

金糸雀「謙遜しないでいいかしら。夢の庭師の力が無いと何も出来なかったんだから」
989 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/09(水) 18:00:45.02 ID:67Kc/Mb8o
黄泉川「夢の庭師だと・・・次から次に新しい単語が出てくると疲れるじゃん」

蒼星石「はい」

打ち止め「それに免じて許してあげて欲しいなぁ・・・」チラ

黄泉川「え?でもそんなの判断材料にはならないじゃん」

金糸雀「一方通行も一枚噛んでるかしら」

黄泉川「それは知ってるじゃん」

打ち止め「あの人は蒼星石達にすごーく感謝してるの。だからそれの関係者には贔屓してくれるはずだよ」

黄泉川「贔屓って言われてもなぁ」

打ち止め「あの人、学園都市の第一位だよ?それなりの権限はあるんじゃないかなぁってミサカはミサカは思わせぶりな発言をしてみたり」テヘ

黄泉川「・・・私を脅すなんていい度胸してるじゃん」ゴクリ

打ち止め「脅してなんかないよ!人聞き悪いよヨミカワ!」
990 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/09(水) 18:04:18.62 ID:67Kc/Mb8o
金糸雀「コレは一転攻勢ですね・・・たまげたなあ」

蒼星石「え?え?」オドオド

黄泉川「うーむ・・・一方通行が絡んでくるのか・・・」

打ち止め「なんなら電話して呼んであげよっか」ピピピ

黄泉川「分かった!落ち着け打ち止め!めんどくさい!」

打ち止め「ミサカはいつでも冷静沈着だけど・・・」

金糸雀(よく言うかしら)

黄泉川「・・・脅されるとはな。まぁ仕方ないか」

蒼星石「どういう事・・・?」

黄泉川「ここの代金は置いていくじゃん。お釣りはいらん」スッ

打ち止め「お?」
991 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/09(水) 18:09:52.69 ID:67Kc/Mb8o
黄泉川「やれやれだ。上の方に申告しておくじゃんよ」スタスタ

蒼星石「話は・・・?」

黄泉川「もういい。十分じゃん」

蒼星石「でもまだろくに・・・」

黄泉川「もう忘れたのか?良い評判ばかり聞くって最初に言ったじゃんよ」

蒼星石「あ、そうだった・・・」

黄泉川「ま、問題なさそうだしな・・・正規の風紀委員に登録するよう掛けあってやるじゃん」

蒼星石「!」

打ち止め「やったね(ゲス顔)」

金糸雀(ひどい顔かしら・・・)

黄泉川「あとお前ら、腕章は外せ」
992 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/09(水) 18:17:07.13 ID:67Kc/Mb8o
ーーーー・・・

黄泉川「・・・」ピピピ

prrrrrr・・・

『何だァ?』

黄泉川「いや、ちょっと用があるじゃんよ」

『アホかテメェ。芳川にでも頼ンでろ・・・こっちは暇じゃねェンだよ』

黄泉川「蒼星石を正規の風紀委員にしたくてな。お前の口添えがあると楽でな」

『蒼星石だァ?分かった。今すぐ来てやンよ』ガチャ

黄泉川「あ、おい!」

ツー、ツー・・・

黄泉川(ほんとに釣れた・・・)

黄泉川「薔薇乙女・・・不思議だな」
993 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage saga]:2011/11/09(水) 18:19:24.95 ID:67Kc/Mb8o
今回はここまで。
最近打ち止めがゲスになってきた気がします。しょうがないね

次回投下は14日(月)予定です。
次スレは立てた後こちらに告知しますね〜
994 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/09(水) 20:59:06.47 ID:GYIhiK3DO
乙です。
995 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/09(水) 22:36:56.52 ID:rT/bxRTxo
996 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) [sage]:2011/11/12(土) 14:05:35.30 ID:ZV1NurYmo
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997 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) [sage]:2011/11/12(土) 14:06:38.13 ID:ZV1NurYmo
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998 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) [sage]:2011/11/12(土) 14:06:44.45 ID:ZV1NurYmo
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999 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) [sage]:2011/11/12(土) 14:07:41.35 ID:ZV1NurYmo
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1000 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) [sage]:2011/11/12(土) 14:08:12.09 ID:ZV1NurYmo
>>1000なら>>1は死ぬ
1001 :1001 :Over 1000 Thread
                     ___, - 、
                    /_____)
.                    | | /   ヽ || 父さんな、会社辞めて小説で食っていこうと思うんだ
                    |_|  ┃ ┃  ||  
                   (/   ⊂⊃  ヽ)        /  ̄ ̄ ̄ \
  \僕はSS!/           \_/  !        ( ( (ヽ     ヽ
                   ,\ _____ /、       | −、ヽ\     !  <私は二次創作
   ゝ/  ̄ ̄ ̄ \     /. \/ ̄\/   .\     | ・ |─ |__   /
   / _____ヽ    |  |  _┌l⊂⊃l  |  |    ┌ - ′  )   /
   | | /  ─ 、−、!    |  |  / ∋ |__|  |  |    ヽ  /   ヽ <
   |__|─ |   ・| ・ |    |  /`, ──── 、 |  |     ` ─┐  ?h ̄
   (   ` ─ o−i    ヽ /         \ .ノ_      .j ̄ ̄ |
    ヽ、  ┬─┬ノ / ̄ ./            ヽ- 、\    /   ̄ ヽ\
  // /ヽ─| | ♯|  /   i  ぼくオリジナル   | ..) ) \  i  ./   |\\
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1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
様々なキャラクターで全レス&雑談 @ 2011/11/12(土) 13:34:06.35 ID:5chV0uSIo
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野田豚8:00のTPPするぞ! @ 2011/11/12(土) 03:56:29.78
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生徒会長「――キスがしたい」 男「……ああ、良いぞ」 @ 2011/11/12(土) 03:40:10.85 ID:CbfX4AsJo
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男「借金が5000万!?」 @ 2011/11/12(土) 01:10:40.04 ID:cCXeET2H0
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テクニカAV「6人の佐藤さん」編の自己中心的な傾向のある佐藤さんの登場シーンは頭おかしい。一方高山マリアはロリかわいい @ 2011/11/11(金) 23:42:54.03 ID:rq60weS6o
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黒子「NO! NO! ですNO!」 @ 2011/11/12(土) 00:19:45.10 ID:C0vlXnFK0
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(  ´・) @ 2011/11/11(金) 23:46:42.07 ID:DfiGZJSMo
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(   ´) @ 2011/11/11(金) 23:46:05.60 ID:DfiGZJSMo
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