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ジョナサン「ディオが女の子だったッ!!」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:00:31.83 ID:5tMG0fo0
族長「血は生命なり!」←この物語には全く関係ありません


ダリオ「ディオ……ゴホゴホッ、ここへ来るんだ……」

ディオ「父さん!大丈夫?ほら、薬」

ダリオ「馬鹿野郎!薬を買う金があるんだったらてめえの為に使いやがれってんだ!!」

ディオ「父さん!自分の体のことも少しは心配して!」
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トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713788018/

ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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【安価】少女だらけのゾンビパニック @ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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2 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:01:35.96 ID:5tMG0fo0
ダリオ「いいから聞け!俺はじき死ぬ……」

ディオ「え……!?」

ダリオ「俺が死んだらこの手紙を出して、宛名の奴のところに行け!!」

ディオ「『ジョースター』……?」

ダリオ「いろいろあってジョースター卿は俺に恩があるんだ!いいかディオ、俺が死んだ後の心残りはひとり娘のお前だけだ……」

ディオ「父さん……!!」
3 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 18:05:06.28 ID:8pGCtgAO
期待
4 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:07:29.94 ID:5tMG0fo0
ダリオ「この人のところへ行けば、きっとお前の生活の面倒をみてもらえる、学校へも行かせてくれるだろう…」

ディオ「いや…いやよ父さん、死なないで……!」

ダリオ「ディオ!お前は優しい子だ!誰よりも幸せになれよッ!!」

ディオ「父さん……父さァァァァーーーんッ!!」
5 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:09:36.88 ID:5tMG0fo0
ディオ「働き者で、母が死んだ後も私の為に頑張ってくれた、大好きだった父さん……」

ディオ「幸せになれ?……なってやるわ!!どんな手を使ってでもッ!!!」
6 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:10:12.45 ID:5tMG0fo0
バン ドザァ! シャン! スタッ グゥゥン バァーン

ジョナサン「誰だろう…?

ジョナサン(そうだ!ディオ…この子はディオ・ブランドーだ!)

ジョナサン(父さんの命の恩人が亡くなられたので、その子をひきとりジョースター家で生活することになった)

ジョナサン(ぼくと同い年の子だ!)

ジョナサン「君はディオ・ブランドー…女の子だァァァァァーーーーーッ!!?」

ディオ「な、何よ、そういう君はジョナサン・ジョースター」
7 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:11:03.26 ID:5tMG0fo0
ジョナサン「ごほん、し、しトゥれい」

ジョナサン(女性に大声で騒ぐなんて、紳士として恥ずべき行為だ、反省せねば)

ディオ(こいつがジョースター家の跡取り息子、ジョナサン・ジョースターね、こいつを精神的にとことんいたぶって、ゆくゆくはこのディオが、ジョースター家の財産を乗っ取ってやるっ!)

ジョナサン(かわいい)

ダニー「わんわんお(U^ω^)」

ジョナサン「ダニー!紹介するよ、ダニーってんだ!ぼくの友達さ!!」

ディオ「ッ!」
8 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:11:43.76 ID:5tMG0fo0
ディオ(蹴ってやろうかと思ったけど、出来るわけがない!だって……)

(ダリオ「生命は皆等しく平等なんだ、だから優しくしなきゃあだめだぞ、ディオ」
 
 ディオ「うん!分かったよ、父さん!」)

ディオ(父さんとの約束は破れない!!それにかわいいし)
9 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:12:14.80 ID:5tMG0fo0
ジョージ「今日から君は私たちの家族だ、ジョナサン同様、ここで一緒に生活するんだ」

ジョージ(かわいい)

ディオ「ご厚意に感謝します、ジョースター卿」

ジョナサン「よろしくね」

ディオ「フン!」

ディオ(私のカバンに触るなと、殴ってから言ってやる!!)

ジョナサン「?」ドスッ

ディオ(…やっぱり女の力じゃ、男の子にはかなわないのかしら……)
10 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:13:00.71 ID:5tMG0fo0
ジョナサン「大丈夫かい?荷物運んであげるよ」

ディオ「け、結構よ!!召使いの方にさせますわッ!」

ジョナサン「どうして?今日から家族なんだ、遠慮はいらないさ」ヒョイ

ディオ「…!」

ディオ(すごっ…あんなに重たいカバンを軽々と……!)

ディオ「フ、フン!礼は言わないからねッ!!」

ジョナサン「はは、これからも困ったことがあったらいってくれよ」

ディオ(うう!なんという紳士!!)
11 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:13:30.92 ID:5tMG0fo0
ディオ(私の前で威張るんじゃないぞとか言いたいけど……)

(ダリオ「家族は仲良く、助け合うものだ!」

 ジョージ「今日から君は私たちの家族だ」)

ディオ「…あ、さっきジョナサンを殴ろうとしちゃった……」

ディオ「ごめんなさい父さん…約束破っちゃった……」
12 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:14:04.88 ID:5tMG0fo0
ジョージ「ディオ…」

ディオ「………」

ジョージ「また、間違いだぞ……6回目……」

ディオ「う、うぅ」グスン

ジョージ「ジョナサンは…20問中20問正解………」

ジョナサン「ディオ」

ディオ「な!何よッ!!私よりできてるからって威張らないでッ!!」

ジョージ「ディオ!」
13 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:14:39.38 ID:5tMG0fo0
ジョナサン「ディオ、淑女がそんな大声で叫んではいけない」

ディオ「………」

ジョナサン「それにぼくは威張ろうなんて気は一切ない、どこが分からないんだい?教えてあげるよ」

ディオ「な、何よ……」

ジョナサン「言っただろ?困ったことがあったら頼ってくれって」

ディオ「うぅ……こことここを教えて、ジョジョ…」

ジョナサン「あぁ、これは……」

ジョージ(紳士やぁ…こいつぁ紳士やでぇ……!!)
14 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:15:22.05 ID:5tMG0fo0
ディオ「ジョジョ、この時計借りるわよ」

ディオ(壊れるまで借りといてやるわッ)

ジョナサン「ん?構わないが、女性にぼくの懐中時計は不格好だ、ほら、これをあげるよ」

ディオ「こ、これは?」

ジョナサン「母さんの形見の時計さ」

ディオ「かっ、形見?いいの?そんな大事なものを……」

ジョナサン「いいさ、母さんも使ってもらった方が喜ぶし、ぼくは、この時計は君に似合うと思ったからね」

ディオ「!ふ、ふん!そんなに言うのなら借りてあげないこともないわッ!」ダッ

ジョナサン「…素直じゃないなぁ」

ディオ「……ありがと」ボソッ

ジョナサン「ん?何か言ったかい?」

ディオ「な、何でもないわよッ、バカッ」

ジョージ(ツンデレや……ツンデレ最高やぁ……!!)
15 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:16:23.54 ID:5tMG0fo0
エリナ「ジョジョ!」

ジョジョ「あぁ、エリナ、来てくれたんだね」

エリナ「当たり前じゃない!さ、行くわよ!」

ジョジョ「やれやれ、急かさないでくれよ」

ディオ「ジョジョ…?あ、あれはエリナ!」

ディオ「………」

ディオ(何なの?胸が痛い、どうして?何で?)

ディオ「…ジョナサン…」
16 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:16:55.53 ID:5tMG0fo0
外・・・


ジョージ「木に変装しての観察…わたしもなかなか考えたものだ」

使用人「ジョースター卿……なにやってるんですか」

ジョージ「わたしはそのジョージ・ジョースターとかいう英国紳士じゃないナリ、我はただの木ナリ」

使用人「なんだジョースター卿か」
17 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:18:11.79 ID:5tMG0fo0
ジョージ「ディオ」

ディオ「と、父さん」

ジョージ「最近…様子がおかしいんじゃあ…ないか?」

ディオ「と、父さんには…関係ないわよ」

ジョージ「ディオッ!」

ディオ「!?」ビクッ

ジョージ「隠していてもわかるぞ……ディオ」
18 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:19:01.43 ID:5tMG0fo0
ディオ「……」

ジョージ「どうしても、隠したいことなのか?」

ディオ「…うん」

ジョージ「そうか、なら仕方ない、だが、一つ言っておく」

ディオ「父さん…?」

ジョージ「素直に進みなさい、自分の気持ちに…」

ディオ「と、父さん?」

ジョージ「それじゃあ…私は行くよ」

バタン
19 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:19:38.71 ID:5tMG0fo0
ディオ「素直に…」

ディオ「ジョナサン…」

ディオ「私は…ジョナサンが、好き…?」

ディオ「そうよ…悔しいけど認めてあげる、私は…ジョナサンが好き…!」

ディオ「ジョナサンが、大好き…!」

ディオ「で、でも!私は、ジョースター家の財産を乗っ取らなくちゃならない!……ジョナサン……」

ディオ「世界一のお金持ちになって!世界一幸せになる!それが父さんとの約束!!」

ディオ「でも!でも…ジョナサンを騙すことなんて…できるわけがないッ!!」

ディオ「そして何より…エリナとジョナサンは…もう…」

ディオ「エリナは私にとっても大切な友達!エリナからジョナサンを奪い取るなんて!あぁ、出来るわけがないッ!!」

ディオ「私は…私、どうすればいいのッ!?」
20 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:20:39.79 ID:5tMG0fo0
ディオ「……」

ディオ(ジョナサンは何も言わない)

ディオ(私から聞きたいけど、淑女がそんな事を聞くもんじゃないって、絶対言われる)

ディオ(そして、教えてくれないッ)

ディオ(本来の目的を忘れてしまうほどに、こんなにジョナサンのことが気になってしまうのは)

ディオ(やっぱり、ジョナサンのことが好き…なのね)

ディオ(『こうなるなら』ッ!!『こんなに苦しむなら』ッ!!『ジョナサンと出会わなければ良かった』ッ!!)
21 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:21:32.91 ID:5tMG0fo0
ジョナサン「ディオ」

ディオ「ジョ、ジョナサン…!」

ジョナサン「君…泣いてるじゃないか、どうしたんだ?」

ディオ「な、何でもないわよッ!!」

ジョナサン「まさか、誰かに意地悪されたのかッ!?」

ディオ「いいからほっといてよッ!!」
22 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:22:28.46 ID:5tMG0fo0
ジョナサン「そんなこと、ディオをほっておくなんてこと!できるわけがないッ!!」

ディオ「う、うううぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜………」

ジョナサン「ディ、ディオ?」

ジョージ「お前は何をやっているだジョナサン・ジョースターーーーーーーッ!!ディオはともかく理由を言えーーーーーーーッ!!」

ジョナサン「わッ!父さんッ!?」

ジョージ「ちょっと来なさいッ!!」



ディオ「ジョナサン…」

ディオ「あなたは…優しすぎるのよ…」

ディオ「その優しさが…私を苦しめている…」

ディオ「ジョナサン…!ジョナサン…!」
23 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:23:12.96 ID:5tMG0fo0
翌日

ディオ「……」

コンコン

ジョナサン「ノックしてもしもォ〜し」

ディオ「ジョナサン?」

ジョナサン「入っていいかい?」

ディオ「…何よ」

ジョナサン「君に渡したいものがある」

ディオ「渡したいもの…?」
24 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:23:53.45 ID:5tMG0fo0
ジョナサン「入るよ」

ギイッ

ディオ「ジョナサン…」

ジョナサン「ディオ、渡したいものっていうのは…これさ」

ゴソゴソ

ディオ「これは…?」

ジョナサン「開けてみてよ」

ディオ「…?」
25 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:24:34.51 ID:5tMG0fo0
ガサガサ

ディオ「!?これは…」

ジョナサン「今日は…君が家に来て、ちょうど7年目、今までプレゼントとか、何もしなかったけど、今年は大学卒業の記念も兼ねて、君にプレゼントを渡すよ」

ディオ「綺麗なドレス…こ、これを私に?」

ジョナサン「あぁ」

ディオ「そんな…こんな高そうなものッ!私…受け取れない!!」

ジョナサン「受け取ってくれよ、君の為におこづかいを貯めて買ったんだよ?」

ディオ「そのドレスは…エリナに、あげればいい…」
26 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:25:13.65 ID:5tMG0fo0
ジョナサン「エリナに?何故?」

ディオ「だって!!あなたとエリナは恋仲なんでしょう!?」

ジョナサン「…」

ディオ「だから、そのドレスは…」

ジョナサン「…プーッ、ワッハッハッハッ!!」

ディオ「!?」

ディオ「な、何がおかしいのよ!!」
27 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:25:50.59 ID:5tMG0fo0
ジョナサン「いや…ディオ、君は、ぼくがエリナと恋人同士だと思ってたのかい?」

ディオ「だって、この前エリナと一緒に、お出かけしてたじゃない…」

ジョナサン「ああ!あれかぁ!!ワッハッハッハッ!!」

ディオ「だから、何がおかしいのよッ!!」

ジョナサン「あれはね、君にあげるドレスを決めるために、一緒についてきてもらってたのさ、恥ずかしながら、女性にプレゼントをあげるなんて初めてでね…」

ディオ「だから、一緒に…」

ディオ「あれ?ということは…」

ディオ「ジョナサンと、エリナは、付き合ってない…?」
28 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:26:27.67 ID:5tMG0fo0
ジョナサン「まさかそんな勘違いを…プッ、クックック」

ディオ「な、何よッ!!うるさいわねッ!!もう出ていってよ!!」

ジョナサン「わ、分かったよ…クク、それで、受け取ってくれるかい?」

ディオ「し、しょうがないから…ジョナサンがあげるっていうなら、貰ってあげるわよッ」

ジョナサン「そりゃ良かった」

バタン

ディオ(ジョナサンとエリナが付き合ってないってわかってから、心が軽い…)

ディオ「それに…えへへ」

ディオ「ジョナサンが、私の為に、プレゼントを…」

ディオ「えへへぇ……」
29 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:27:04.45 ID:5tMG0fo0
ジョージ「おい、ツンデレというのを知ってるかな?」

使用人「モチのロンでございますよ…ジョージ様」

ジョージ「あれはいいものだな」

使用人「ええ…いいものです」

ジョージ「うふふふふふふふふふふ」

使用人「ははははははははははは」
30 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:27:45.12 ID:5tMG0fo0
ディオ「〜♪」ニコニコ

エリナ「あら、ディオちゃん、かわいいドレス着てるわね」

ディオ「えへへ♪このドレスね、ジョナサンがプレゼントしてくれたんだぁ♪」

エリナ「えーッ!?良かったじゃない!すっごく似合ってるわよ!!かわいい!」

ディオ「えへへ…でも、知ってるよ、エリナが、このドレスを選んだって」

エリナ「え?…あ、ジョナサンから聞いたの?」

ディオ「うん、だから、ありがとう、エリナ…」

エリナ「いいのよ!それに、私が選んだんじゃなくて、ジョナサンが、そのドレスがディオに一番似合うだろうって選んだものだから」
31 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:29:06.66 ID:5tMG0fo0
ディオ「それでも…私…」

エリナ「ディオちゃん、どうしたの?」

ディオ「あのね、私、ジョナサンとエリナが二人で出掛けたのを見て…あなたたちが付き合ってるんだって思ったの」

エリナ「えーッ?」

ディオ「でね、私…エリナのこと、妬ましく思ったの」

エリナ「ふんふん」

ディオ「だから…そんな私がこのプレゼントを受け取る資格なんて、本当はないんじゃないかって…」
32 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:29:54.66 ID:5tMG0fo0
エリナ「そんなことはないわ」

ディオ「…」

エリナ「私、知っているわ、あなたがジョナサンのことが大好きなんだって」

ディオ「え…え?」

エリナ「私だって、あなたと同じ立場だったら、きっとあなたと同じく妬ましく思ったわ、だから、資格がないだなんて言わないで」

ディオ「でも…!」

エリナ「私とジョナサンは付き合ってないわ、それで…あなたはどうするの?」
33 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:30:26.56 ID:5tMG0fo0
ディオ「どうするって…」

エリナ「ジョナサンに想いを伝えなくていいの!?」

ディオ「……」

エリナ「それとも、ジョナサンのことが嫌いになった?」

ディオ「そんなことない!!私は…ッ!私は、ジョナサンが大好き!!」

エリナ「そう、よく言ったわね……ディオちゃん」




ジョナサン「…ディオ」
34 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:31:38.05 ID:5tMG0fo0
ディオ「ジョ、ジョナサン!!?」

エリナ「うふふ」

ジョナサン「ディオ、君は…」

ディオ「ち、違うの!!今のは、あの、言葉のあやってやつで……」

エリナ「じゃあ、ジョナサンのことが好きっていうのはウソさの?」

ジョナサン「え!?ディオはぼくのことが嫌いなのか?」

ディオ「そ、それは………」

エリナ「ディオッ!しっかりなさい!」

ディオ「エリナ………?」

エリナ「ディオ…ここで気持ちを誤魔化すことは、淑女たる者がすべきことではありませんッ!!」

エリナ「それにッ!それは、ジョナサン・ジョースターをも傷つけることになるのですよッ!!」
35 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:32:09.42 ID:5tMG0fo0
ディオ「う……うぅ………!」

エリナ「もちろん、あなた自身も深く傷つくことになるでしょう…それでもいいの?」

ディオ「うっ、う……!!」

ジョナサン「だ、大丈夫かい、ディオ?」

ディオ「聞いて、ジョナサン!!」

ジョナサン「なッ?」
36 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:33:09.31 ID:5tMG0fo0
ディオ「神がいるとして運命を操作しているとしたら!私たちほどよく計算された関係はあるまいッ!」

ディオ「私たちはこの世において『ふたりでひとり』!つまり……」

ディオ「私はこの世でただひとり愛する男性を手に入れ絢爛たる永遠を手に入れる!!それがこのディオの運命なのよッ!!」

ディオ「我が伴侶となって生きよ!!ジョジョーーーーッ!!」
37 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:33:50.09 ID:5tMG0fo0
ジョナサン「……ダメ、だ」

ディオ「えッ!?」

ジョナサン「君の気持ちはよく分かった!!だがしかしッ!!君はすでに『ジョースター家の正式な養子』になっている!!」

ジョナサン「『兄妹』で結婚はできないッ!!残念だが・・・・・・」

ディオ「そ、そんな……!!」

エリナ「ジョナサンッ!!無敵のスタープラチナでなんとかしてくださいよォーーーーーッ!!」

ジョナサン「無理だッ!!『できるわけがない』ッ!!」

ジョージ「お前はあと三回『できるわけがない』と言っていい」
38 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:34:52.24 ID:5tMG0fo0
ジョナサン「父さんッ!?」

ジョージ「あと三回『できるわけがない』と言ったら、『解決法』を教えよう!!」

ジョナサン「できるわけがない、できるわけがない、できるわけがないッ!!さぁ、三回言ったぞ!!解決法を教えてくださいッ!!」

ジョージ「今のは一回にしか数えないぞ、ジョジョ」

ジョナサン「何だってェェェーーーーッ!!!?」

ジョージ「まぁよい、ところでジョジョォ……もしも、ディオが正式な養子ではなく、家で預かっているだけの、つまり『他人』であったのならば」

ジョージ「お前は『ディオの申し込みを受けたか?』」

ジョナサン「……」

ディオ「ジョナサン………」
39 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:35:38.19 ID:5tMG0fo0
ジョナサン「分かったよ!仮の話だから言ってやるよ!!」

ジョナサン「嬉しいさ!ぼくだってディオのことが好きだッ!!ディオもぼくのことが好きだったなんて思いもしなかったが……」

ディオ「ジョナサン…!」

ジョージ「ほう、ところで、さっき『もしも』と言ったが、ありゃ嘘だった」

ジョナサン「え?」

ジョージ「まぁ結果的にハッピーエンドになりそうだから、そういうことで許してくれ」

ジョナサン「とッ!父さんッ!!」

ジョージ「お前は『まさか』と驚く」

ジョナサン「まさかッ!!……ハッ」
40 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:36:33.45 ID:5tMG0fo0
ディオ「もしかして……ッ!!」

ジョージ「そォうだッ!!ディオは正式な養子にはしていないんだよォ〜〜ン!!」

ディオ「じゃ、じゃあッ!!」

エリナ「よかったわね、ディオッ!!」

ジョージ「ジョジョ……お前さっき言ったよなぁ・・・『ディオが好き』だと」

ジョナサン「う、うん」

ジョージ「ここで決めなければ『紳士』ではないぞッ!!ジョジョォーーーッ!!」

ジョナサン「ディオッ!!」

ディオ「は、はい!」

ジョナサン「君のさっきの申し込み!!受けよう!!」

ディオ「あ……」

ジョナサン「ぼくと結婚しよう!!」

ディオ「は……はいッ!」
41 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:37:06.56 ID:5tMG0fo0
ジョージ「ディ・モールト良しッ!!」

エリナ「ディオッ!おめでとうッ!!」

ディオ「ありがとう……エリナ……」

ワゴン「スピードワゴンはクールに去るぜ」
42 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:37:49.66 ID:5tMG0fo0
1889年2月2日
『ロンドン紙社会交欄』
ジョースター家の継承者ジョナサン・ジョースター氏とブランドー家の一人娘ディオ嬢結婚!

プッチ「えー汝、ジョナサンはディオを妻とし病めるときも健やかなるときも愛し続けると誓え、それが幸福だ」

ジョナサン「紳士として、一人の男として、誓おう」

プッチ「えー汝、ディオはジョナサンを夫とし以下同文」

ディオ「誓います」

プッチ「よろしい、それでは誓いのキッスを」

ジョナサン「ディオ…」

ディオ「ジョナサン…」

ズキュウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン
43 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:39:21.04 ID:5tMG0fo0
取り巻きA「やった!さすがジョジョだ!俺たちにできないことを平然とやってのけるッ!」

取り巻きB「そこにシビれる!あこがれるゥ!!」

プッチ「おぉ神よ!ここにひと組のカップルが生まれました!祝福しろぉぉぉぉぉッ!!」

エリナ「おめでとう!!ディオ!!」

ディオ「ありがとうエリナ……」

エリナ「いつまでもお幸せにね」

ディオ「ねぇエリナ、あのね、これからも…ずっと私とお友達でいてくれる?」

エリナ「…何言ってるのよ!」

ディオ「エリナ…」

エリナ「もちろん!あなたと私は、ずーっとお友達よ!」

ディオ「エリナ……ありがとう……」グスッ
44 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:40:16.86 ID:5tMG0fo0
エリナ「こら、こんな晴れ舞台に新婦の涙は似合わないわよ、ほら笑って笑って!」

ディオ「う、うんっ」ニコッ

エリナ「うん!ほら、新郎さんが呼んでるわよ!!」

ディオ「エリナ……本当にありがとうっ」タタタッ

エリナ「………」

ワゴン「アンタ……」

エリナ「あ、あなたは?」
45 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:40:55.70 ID:5tMG0fo0
ワゴン「『誰だ?』って聞きたそうな表情してんで自己紹介させてもらうがよ」

ワゴン「おれぁおせっかい焼きのスピードワゴン!」

エリナ「スピードワゴン……さん?」

ワゴン「ちょいと失礼だが……アンタも、本当はジョナサンのことが好きだったんじゃあないのかい?」

エリナ「…ええ、本当はね」

ワゴン「だのに、ディオ嬢に譲ったのか?」

エリナ「私だって、ジョナサンのことが好きよ……けど」

ワゴン「けど?」

エリナ「あのディオの表情を見ていたら……この選択が、決して間違いではなかったと、そう思えるのよ」

ワゴン(俺はきれいごとをぬかすような甘ちゃんはだいっきらいだがよぉ!)

ワゴン(この淑女は違う!自分のしたことに後悔しない、最高の大甘ちゃんだぜ!!)
46 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:41:24.88 ID:5tMG0fo0
ジョナサン「父さん……」

ジョージ「ふむ、ジョジョ、お前ももう一人前の男だ」

ジョナサン「はい……」

ジョージ「これからは、ディオと一緒に、歩んでいくのだ」

ジョナサン「はい」

ジョージ「それは決して楽なことではないだろう、だが!お前のとなりにはディオがいるッ!!一人ではない!!それを決して忘れるなッ!!」

ジョナサン「はいッ!」

ジョージ(決まった……)

使用人「ご立派でしたよ、ジョースター卿」

ジョージ「もっと…もっとほめてくれ」プルプル
47 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:41:57.99 ID:5tMG0fo0
プッチ「ジョースターご夫妻」

ジョナサン「神父、今日はありがとうございました」

ディオ「ありがとうございました」

プッチ「いえ、それよりも、新婚旅行は『Domine quo vadis?(どこへ行かれるのですか?)』」

ジョナサン「はい……」

ディオ「アメリカへ!」



48 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 18:46:07.97 ID:5tMG0fo0
読んでくれた方々、ディモールト・グラッツェ
49 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 18:46:47.07 ID:1.ACyUwo
凄い面白かったぜ!!

スピードワゴンの味が出てて最高さ!!
50 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 19:05:00.26 ID:/khQXwgo
すっげぇ面白かったww 乙!
色々と滅茶苦茶だが、意外とよく出来てる話だなー
51 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 20:23:29.97 ID:ck1d3HAo
おまえは「面白かった、>>1乙ッ!」という
52 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 20:34:13.55 ID:9pA/6Qs0
面白かった、>>1乙ッ!・・・ハッ!?
53 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 21:01:32.49 ID:J5z6ZBwo
面白くて読み進めてみたらすでに終わっていたッ!
54 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 21:48:16.09 ID:ekUn.YAO
携帯だけど>>1です
これどっかに削除依頼とかせにゃいかんのかな?
55 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 21:58:53.02 ID:/Em96mY0
確かHTML化依頼スレで依頼しないと残り続けるよ
56 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 21:59:17.39 ID:VgJ/cTo0
次はジョセフ「カーズが女の子だったッ!!」だよな?
57 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 22:01:48.36 ID:8pGCtgAO
>>56
3部はディオだから…
その次は吉良吉影か
58 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 22:05:25.41 ID:s6whmZE0
>>1
面白かったぞ!
59 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/29(水) 22:15:13.31 ID:ekUn.YAO
>>55
そうなのか、ありがとう、3キュー4エヴァー

2部書くとしたらワムウが女の子になるね
60 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/29(水) 23:53:06.19 ID:Fkq8sG20
HTMLのまえに早くそれ書いてください
61 :1 [sage]:2010/12/30(木) 00:04:12.72 ID:bJt8Bro0
ジョセフ「シィィーザァァーーッ!!」
シーザー「気軽に呼ばないで!」

ジョセフ「サンタナ……」
サンタナ「ジョセフゥ……///」

ジョセフ「エシディシッ!!?」
エシディシ「フフ、アタシの熱で蕩けさせてア・ゲ・ル……♪」

ジョセフ「強い者と戦うことが喜びだったようだが…」
ワムウ「今はあなたの隣にいること、それが私の喜びよ」

ジョセフ「カァァァーーーーズッ!!」
カーズ「この究極生物(アルティメット・シイング)に足りないもの!!それは究極の婿だぁぁーーーッ!!」


どれも難しいわ
できれば書きたいが、無理だと判断したらやめます
自分勝手で申し訳ない

62 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/30(木) 00:21:08.73 ID:AMZtcqQ0
ジョセフはハーレムにしてしまえば……!
63 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 00:35:42.03 ID:CrAJQQAO
こいつはくせえッー! 甘酸っぱいにおいがプンプンするぜッーーーッ!!
こんなラブコメには出会ったことがねえほどなァーーーッ 環境でツンデレになっただと?ちがうねッ!!
こいつは生まれついてのツンデレだッ!
>>1さん 早ぇとこ続き書いちまいな!
64 : [sage]:2010/12/30(木) 00:47:34.46 ID:Sz9RpQAO
ちょっと頑張って書き貯めてみます
明日にチョロッと投下できたらいいんだけど
65 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 00:49:22.23 ID:WMj6XDEo
 | 三_二 / ト⊥-((`⌒)、_i  | |
 〉─_,. -‐='\ '‐<'´\/´、ヲ _/、 |
 |,.ノ_, '´,.-ニ三-_\ヽ 川 〉レ'>/ ノ
〈´//´| `'t-t_ゥ=、i |:: :::,.-‐'''ノヘ|
. r´`ヽ /   `"""`j/ | |くゞ'フ/i/  構わん、書け
. |〈:ヽ, Y      ::::: ,. ┴:〉:  |/
. \ヾ( l        ヾ::::ノ  |、
 j .>,、l      _,-ニ-ニ、,  |))
 ! >ニ<:|      、;;;;;;;;;;;;;,. /|       ___,. -、
 |  |  !、           .| |       ( ヽ-ゝ _i,.>-t--、
ヽ|  |  ヽ\    _,..:::::::. / .|       `''''フく _,. -ゝ┴-r-、
..|.|  |    :::::ヽ<::::::::::::::::>゛ |_   _,.-''"´ / ̄,./´ ゝ_'ヲ
..| |  |    _;;;;;;;_ ̄ ̄   |   ̄ ̄ / _,. く  / ゝ_/ ̄|
:.ヽ‐'''!-‐''"´::::::::::::::::: ̄ ̄`~''‐-、_    / にニ'/,.、-t‐┴―'''''ヽ
  \_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ /  /  .(_ヽ-'__,.⊥--t-⊥,,_
\    ̄\―-- 、 _::::::::::::::::::::__::/  /  /   ̄   )  ノ__'-ノ
  \    \::::::::::::::`''‐--‐''´::::::::::/  / / / ̄ rt‐ラ' ̄ ̄ヽヽ
ヽ  ヽ\   \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/      /   ゝニ--‐、‐   |
 l   ヽヽ   \:::::::::::::::::::::::::::::::/           /‐<_  ヽ  |ヽ
66 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 01:27:28.62 ID:6xQewZMo
         ハ、 ∧ ハ           /\   /\   /\
        ,{! ヾ } / !i ヽ    ___/\/   \/   \/   \/ |_
.      |ソハ   !}   jレi   \
        } !/¨  〃  '{   /
       ト{´{ .ハ} r'"´} !{   \  >>1の命がけの行動ッ!
      FY'弍{ }' 斥ァ`}ハ   /
      ヾ{:i  /ノ〉` !rソ    ̄|/\/\   /\   /\
.        ヽ /'f=ヘ  ハト、         _/\/   \/   \/
       ,ノ´f\='/ノ!ヽ\._      \
    /ノ !|`ヽ三イ  ヽノノ `'ー-、._ /  ぼくは
  / r'/   | /::|,二ニ‐'´イ -‐''"  /´{ \  敬意を表するッ!
  {  V   ヽ.V/,. -‐''"´ i   /  |/
  ヽ {    r‐、___     i  /     ∩  ̄| /\/\   /\ /\
   } .ゝ二=、ヒ_ソ‐-、   i__,. '| r‐、  U          \/
.   |  〉 ,. -',二、ヽ. `ニ二i___ |:| l|   |
    |'}:} ,/|毒|\丶   i ,::'| 'ー'  {
    |ノノ  |,ノ:::::|ト、 \ヽ ! i }`i´  r|
    |_>'ィ毒::::ノ  丶 ハ し-' | !  | |
 ┌≦:::::::::::::/      lハ     | ) U
 /ィf冬::::::イ |::.. j:    }lハ.   |∩  '゙}
67 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 02:51:19.97 ID:nGwfzIAO
なかなか面白そう
ディオちゃんちゅっちゅ
68 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 04:45:37.40 ID:BHb6vrA0
たのしみにして待ってる!
69 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 08:40:54.31 ID:0YsAxcAO
3部がヤバいな…
事故で夫を失った未亡人ディオちゃんが承太郎に取られる話になるぞ…
70 :1 :2010/12/30(木) 17:17:38.12 ID:Je.vI/Y0
今からちょっと投下するよ
71 :1 :2010/12/30(木) 17:18:18.80 ID:Je.vI/Y0
スモーキー「コーラを買ってたマヌケな兄ちゃんから財布盗んだら意地悪な警官に捕まっちゃった!トホホ」

警官A「おでは黒人がでぇ嫌いだ!!だがおめぇはなかなかいい体してるのぉ」

警官B「よーし!脱げッ!あそこがエロビデオと同じか見てやる!!」

スモーキー「えッ!?」

警官A「脱いだら財布の件を見逃してやってもいいがなぁ〜〜〜〜〜?」ニヤニヤ

スモーキー「う、ううぅ……ッ」

ジョセフ「おっと、脱ぐ必要はねえぜ」
72 :1 :2010/12/30(木) 17:18:46.63 ID:Je.vI/Y0
スモーキー「え?」

ジョセフ「てめえは『誰だ貴様は』…と言う」

警官B「誰だ貴様……ハッ!!」

ジョセフ「そこのてめーは『ガキは失せな』と言う!」

警官A「ガキは失せな!……ハッ!!」

ジョセフ「あのよ……その財布はな、彼女にやったものなんだ……お巡りさん」

スモーキー「え……?」

ジョセフ「だから……その、財布も彼女も返してもらわんと困る……」
73 :1 :2010/12/30(木) 17:19:22.95 ID:Je.vI/Y0
警官B「あげたものだぁぁぁ〜〜〜?」

ジョセフ「いえ…本当なんです、友人なんですよ、彼女は…」

警官A「よぉてめー、友人だと言うんならよぉ、こいつの名前を知ってなきゃおかしいよなぁ!!」

ジョセフ「……」

警官A「兄ちゃん……同じ白人仲間じゃあないか…」ハナクソホジジ

警官A「豚箱に入りたくねえだろ?その財布置いてさっさと消えな!」ピトッグリグリ

ジョセフ「おい…なんでこんなことをする?分からんのだ……こんな行為に意味はあるのか?」

警官A「うるせーーッ!意味なんてあるかッ!スカッとするからだよこのボゲッ!!」

警官A「聖書にも書いてあるぜッ!『右の頬に鼻くそをつけられたら左の頬にも』…」
74 :1 :2010/12/30(木) 17:19:49.39 ID:Je.vI/Y0
ボッゴォッ

警官A「ピェッ……!?」

ジョセフ「図に乗るなよこのアメ公がッ!!」

警官A「アンギャァァアアアアア〜〜〜〜〜ッ!!!!抜いて、抜いてェッ!」

警官B「こ、こいつ!!抵抗するかッ!!撃つぞコラッ!!」

ジョセフ「けっ、撃ってみな!!だが覚悟がいるぜッ!!」

ジョセフ「撃鉄を起こした瞬間、てめーの指をへし折る!!マッチみてぇになッ!!」

警官B「この距離でかぁぁーーーーッ!!?脳天ブチ抜いてやるぜッ!!!」
75 :1 :2010/12/30(木) 17:20:18.35 ID:Je.vI/Y0
ジョセフ「コォォォォ……ッ」

スモーキー(コ、コーラの瓶のフタがッ!!?)

ギュギュゥゥゥゥーーーーンッ!!

警官B「なッ!!?」

グシャアァッ

警官B「うぎゃああぁぁぁ〜〜〜〜〜〜ッ!!い、痛えよ〜…マ、ママァ〜〜〜!!」
76 :1 :2010/12/30(木) 17:20:45.60 ID:Je.vI/Y0
スモーキー(あれは1938年の秋の夕暮れのことだった)

スモーキー(私は目の前にいる身体がゆうに195センチはあるイギリス人は…)

スモーキー(どんなマジックを使ったのか、『触りもしないで』コーラの栓をブッ飛ばしたのだッ!)

スモーキー(気のせいか、私には彼の体が、その時、少し『光った』ように見えた)

スモーキー(そしてその栓は圧倒的パワーでポリ公の指をメッタクソにしたッ!!)
77 :1 :2010/12/30(木) 17:21:13.39 ID:Je.vI/Y0
ジョセフ「オ、オーノーッ!!ついカッとなってやっちまった!!」

ジョセフ「まいったな……ディオばあちゃんに叱られちまう!!」

ジョセフ「それどころか家族全員から大目玉だぜーーーッ!!!」

ジョセフ「おい!そこのアマ!早いとこズラかろうぜ!!」

スモーキー(な、なんてやつなの!?仮にも警官をあんな目にあわせたのに!!)

スモーキー(なんとこいつは、『ディオばあちゃん』とかいうやつに『叱られる』ことだけを恐れているッ!!)

スモーキー(私は夢中でこの大男と一緒に逃げた)
78 :1 :2010/12/30(木) 17:21:58.61 ID:Je.vI/Y0
スモーキー(ハァハァ…!ねぇ、あんた、ひとつ聞いていい?あの警官にしたことよ、コーラの栓のことよ!!)

ジョセフ「あれか?ありゃ『波紋』っつってな、じいちゃんによると『紳士の嗜み』らしいぜ!」

スモーキー「ハ、ハモン?」

ジョセフ「あぁ、じいちゃんは使えっけどよぉー、親父は使えなかったな!」

ジョセフ「俺か?俺はな、生まれつきできるんだよ、『呼吸のリズム』が人と違うらしくてよ」

スモーキー「と、とにかく、あんたは盗っ人で黒人である私にたいして優しくしてくれた」

スモーキー「か、借りを作っちゃったわね、私の名はスモーキー、あんたの名は?」

ジョセフ「ジョースター、ジョセフ・ジョースターだ」
79 :1 :2010/12/30(木) 17:22:32.70 ID:Je.vI/Y0



第二部 ジョセフ・ジョースター 『恋愛潮流』


   
80 :1 :2010/12/30(木) 17:23:03.01 ID:Je.vI/Y0
ワゴン「見てくだされこの柱の男を!怖いからさっさと波紋でやっちゃってください!!」

スト様「老いたくないから仮面が欲しい」

ワゴン「いきなり何を言ってるんだ!!?気でも違ったかストレイツォ!!」

スト様「じゃかぁしい!!」

ドグシャアァァーーーッ

ワゴン「グハァッ!……ジョ、ジョ…」バタリ

スト様「老いたくない!!不老不死になりたい!!」
81 :1 :2010/12/30(木) 17:23:36.99 ID:Je.vI/Y0
ブロロロロロロロ……

ジョセフ「レストランに着きましたよぉ、ディオばあちゃん」

ディオ「そうですか、それでは行きましょうか、スモーキーさん」

スモーキー「は、はい……」

ジョセフ「にしてもばあちゃん、良かったのかい?」

ジョセフ「スピードワゴンのじいさんにアメリカに来いって言われて、イギリスにじいちゃん残したまま俺と一緒にアメリカに来て」

ディオ「別にかまいませんよ、それに、ひさしぶりにエリナの顔も見たいですし」

ジョセフ「あぁ!エリナさんってばあちゃんの友達ですよね、確か、スピードワゴンのじいさんと結婚してなかったっけ?」

ディオ「ええ、スピードワゴンさんと結婚された後、アメリカに渡って、石油で成功なされて…」
82 :1 :2010/12/30(木) 17:24:04.25 ID:Je.vI/Y0
スモーキー「スピードワゴンって、もしかして有名な財団の!?」

ディオ「ええ、フフ、エリナは、今では世界一のお金持ちでしょうね……」

スモーキー「うわ……すごいなぁ、玉の輿ってやつ?」

ジョセフ「だろうなぁ……」

スモーキー「うらやましいなぁ……ねぇ、ジョセフも将来お金持ちになったりしないの?」

ジョセフ「俺かぁ?んなこと分かるかよ、トンペティじゃあるまいしよォ!」

スモーキー「ふーん……まぁ、ジョセフならお金持ちじゃなくても、結婚してあげてもいいかなぁ」ボソッ

ジョセフ「なんか言ったか・スモーキー」

スモーキー「な、なんでもないわよ!!」
83 :1 :2010/12/30(木) 17:24:30.20 ID:Je.vI/Y0
ディオ「うふふ……エリナも幸せ者よねぇ、まぁ私にはジョナサンがいるからいいですけど」

ジョセフ「ヤベッ!スモーキー、さっさと席に座って、水でも汲みに行くぞ!!」

スモーキー「え?ど、どうして?」

ジョセフ「ばあちゃんは優しくて良い人だけどよ、ああやって惚気始めっと長えんだ!!もう聞きたくねぇ!」

スモーキー「え?ええ?」

ジョセフ「早く行くぞ!!」ギュッ

スモーキー「あ…」

スモーキー(手、手ぇ握られてる……)ドキドキ
84 :1 :2010/12/30(木) 17:25:10.83 ID:Je.vI/Y0
ジョセフ「ただいまばあちゃん、ほら、水汲んできたぜ」

ディオ「あら、ありがとうジョセフ」

ジョセフ「おっ、もう料理がついてんじゃん!スモーキーも早く座って食おうぜ!!」

スモーキー「う、うん」

ディオ「それにしてもジョセフが、アメリカに着いて早々」

ディオ「こんなにかわいいガールフレンドを作るなんて、隅におけないわね」

スモーキー「かっ、かわいいだなんて……」

ジョセフ「よしてくださいよばあちゃん!」

ディオ「ほほほ、さぁ、冷めないうちにいただきいましょう」
85 :1 :2010/12/30(木) 17:25:41.82 ID:Je.vI/Y0
ゴロツキA「おいウェイター!!この店はあんなクセー豚をいれてんのかァァ〜〜〜!!?」

ゴロツキA「あの豚のにおいが料理にまじって臭ェーンだよ!!あぁ!?」

ウェイター「しかしお客様、この店ではオーナーの意向により……」

ウェイター「料金さえだしていただければ誰であろうと料理をだす方針なので、ご了承ください」

ゴロツキA「何だと!?この店では豚が豚を食っていいのかぁーーーッ!!」

スモーキー「わ、私……先に帰るわ………」

ガンッ

スモーキー「痛いっ!何これ……ワイングラス……?」
86 :1 :2010/12/30(木) 17:26:20.40 ID:Je.vI/Y0
ジョセフ「て……」プッツン

ジョセフ「てンめぇぇぇぇ〜〜〜〜〜ッ!!!」

ディオ「ジョジョ!!」

ジョセフ「ばあちゃん…まさか止めるんじゃあないでしょうね」

ディオ「いいえ!個人の主義や主張は勝手!」

ディオ「許せないのは私たちの友人を公然と侮辱したこと!!」

ディオ「他のお客様に迷惑がかからないよう、WRYYYYYYYっとやっつけなさい!!」

ジョセフ「そうこなくっちゃあな、おばあちゃん!」

ジョセフ「俺の大切な友人を侮辱しやがって!」

ジョセフ「てめーは泣いて謝ったって許さんもんね!!」

スモーキー「ジョ、ジョジョ……」
87 :1 :2010/12/30(木) 17:27:19.35 ID:Je.vI/Y0
ゴロツキA「おほほほほほ、やるってのか!にいちゃんよォ!」ゴソゴソ

ジョセフ「ヘイおっさん!メリケンサックを探してンなら上着のポケットとにはないぜ!!」

ジョセフ「『ズボンの後ろポケットに入っている』!!」

ゴロツキA「!?まさか……」ゴソッ

客「あ!ホントにメリケンサックがズボンの後ろポケットにあったぁ!!」

ジョセフ「お前の次のセリフは『何でメリケンのことがわかったんだこの野郎!!』…と言う」

ゴロツキA「何でメリケンのことがわかったんだこの野郎!!……ハッ!!?」
88 :1 :2010/12/30(木) 17:27:48.25 ID:Je.vI/Y0
ジョセフ「てめぇみたいな単純脳みその考えることなんざお見通しなんだよマヌケ!!」

ゴロツキA「ウルセェェェーーーーッ!!ブッ[ピーーー]!!」ブンッ

ドグシャアァァッ

ゴロツキA「当たったああ!!ヌガハハハハハーーーッ!!」

ドゴドゴドゴドゴ

ゴロツキA「ざまぁみろ!カッコつけてんじゃあないぜ!!」

ジョセフ「いいや違うね」

ジョセフ「どこ殴ってんだい?おめーが楽しそうに殴ってたのはよォーーー」

ジョセフ「後ろの…帽子掛けなんだよッ!!」

ゴロツキA「デッ!!?アガタァァーーーッ!!!?」
89 :1 [saga]:2010/12/30(木) 17:28:18.37 ID:Je.vI/Y0
パチパチパチ

ゴロツキB「……」ガタッ

ジョセフ「てめーもやんのか?」

ゴロツキB「いや!子分の無礼をゆるしてください」ペコッ

ジョセフ「!?」

ゴロツキB「マダム……あなたはディオ・ジョースターさんでしょう?」

ディオ「え、えぇ……」

ゴロツキB「私はスピードワゴンさんに大変お世話になってやしてね」

ゴロツキ「あんたのことも以前ロンドンで教えられて知ってるんですよ、会えてよかった」

ゴロツキB「さっき裏の情報で知ったんですけど、スピードワゴンさんが殺されたらしいですぜ……」

ディオ「!!?」

ゴロツキB「殺ったのはチベットから来た男……」

ジョセフ「なっ、なんだと貴様!!ばあちゃんの前で!!場合によっては許さん!!」
90 :1 [saga]:2010/12/30(木) 17:29:45.51 ID:Je.vI/Y0
書きためはここまでなんスよ
>>88に[ピーーー]入っちゃったけど多分分かるよね
91 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 17:40:14.23 ID:XNNfTQAo
タイトルで笑って、スレ開いて1行目でまたわらたww
92 :1 [saga]:2010/12/30(木) 17:45:01.08 ID:Je.vI/Y0
そういや……

>>1で『石仮面はこの物語には関係ないよ!』みたいな発言をしてるが
スマン、ありゃ嘘だった……二部にもろに関係してくるわ……

もう一個注意しとこう
『この物語にはオリジナル設定が多く入っています、作中との矛盾を感じても
 黙っていてあげてください、そしてオリジナル設定が大嫌いな人は申し訳ないが
 そっとスレを閉じてください』
93 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします :2010/12/30(木) 18:01:33.63 ID:d/Qg9XQ0
おとなはうそつきではないのです・・・・・・
まちがいをするだけなのです・・・・・・
94 :1 [saga]:2010/12/30(木) 18:31:42.31 ID:Je.vI/Y0
ディオ「ス、スピードワゴンさんが……?」

スモーキー「ジョジョ……怖いのを承知で言うわッ、こいつらはマフィアよ!」

スモーキー「こんな奴らの言うことなんか、信用できないわっ!!」

ゴロツキB「フン、そう思うのは勝手よ……」ゴソゴソ

ジョセフ「おっさん!ライターなら胸ポケットに入ってるぜ!!」

ゴロツキB「!?」

ジョセフ「スモーキー、忠告はありがたいが、俺はこいつらの言うことを信用する……」

ジョセフ「こいつらはゼニだけで動く連中、だから余計にこいつらの言う情報は信憑性があるんだ!!」
95 :1 [saga]:2010/12/30(木) 18:32:08.17 ID:Je.vI/Y0
ジョセフ「だがよォ〜〜ッ」

ドスンッ

ゴロツキB「オッ……パァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」

ジョセフ「いくら真実だからっていきなりそんな最悪な情報をばあちゃんに聞かせたのは許せねえ!」

ジョセフ「おびえさせて悲しませちまったじゃあねーかバカタレが」

ディオ「あぁ……スピードワゴンさんが……!!」

ジョセフ(チベット……アホレイツォの野郎か……ッ!!)

スモーキー(な、なんだか分からないけど、二人には壮絶な過去があるんだわ、きっと……)
96 :1 [saga]:2010/12/30(木) 18:32:44.55 ID:Je.vI/Y0
数日後
とある喫茶店

スモーキー「今日は冷えるわね」

ジョセフ「お!おいスモーキー!これ、見てみろよ!」

スモーキー「ん?AAをCに見せるブラ……ッ!!バカッ!!ジョセフのエッチ!!スケベ!!」

ジョセフ「わっ、あッ!怒んなよ!!悪かったって!!」

スモーキー(……ジョセフは、大きいほうが好きなのかなぁ……)

ジョセフ「おや」

スト様「……」

ジョセフ「なぁアンタ……えーと…どこかで会ったような…」

スト様「………」

ジョセフ「ねぇ!なんでアンタこんなに寒いのに吐く息が白くないの?それにいま、ちらっと牙みたいなものが見えたような……」

スト様「…………」
97 :1 [saga]:2010/12/30(木) 18:33:19.97 ID:Je.vI/Y0
ジョセフ「とぼけんなアホレイツォ」

スト様「フッ」ニヤリ

ジョセフ「スピードワゴンのじいさんの仇、討たせてもらうぜ」

スト様「行くぞジョセフ・ジョースターッ!!お前の『才能』が目覚めんうちに殺す!」

ジョセフ「殺す?フーン、どうやって?」

スト様「決まっておろう!!貴様の血を吸いつくしてッ!!さらに美しくなるッ!!」

ジョセフ「血を吸う?できないよン、そんなことぉ!」

スト様「何ッ!!?」

ジョセフ「『貴様はすでに死んでいる』からだ!」

ジョセフ「貴様は次に『どういうことだJOJO!!』と言う」
98 :1 [saga]:2010/12/30(木) 18:33:51.94 ID:Je.vI/Y0
スト様「どういうことだJOJO!!……ハッ!!」

ジョセフ「俺はマジックとかが好きなのよ!気付かなかったのか?俺はすでに仕掛けていたのよ!!」

スト様「ムゥ!!?足元にロープがッ!!?」

ジョセフ「ロープマジックだッ!!」(原作9巻、エシディシ戦のもの)

スト様「こ、これはァァァァァ!!?」

ジョセフ「いくぜッ!ブッ壊すほどッ!!シューーーーーーートッ!!!」

ドッパアアァァン!

スト様「UGAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!」

ジョセフ「やれやれだぜ」
99 :1 [saga]:2010/12/30(木) 18:34:24.25 ID:Je.vI/Y0
スト様「A…AAAAUUUUUUUUUU……」

ジョセフ「しぶといな、もう一発いっとくかァーーーッ!!?」

スト様「ま、待て……貴様に伝えねばならんことがある…」

ジョセフ「何?」

スト様「貴様はいまに『柱の男』に出会うだろう……血を吸ったのだからな、じきに目覚める」

ジョセフ「何のことだ?それより、スピードワゴンはッ!?」

スト様「奴なら、生きているか死んだか知らんが、メキシコにいるだろう……」

ジョセフ「メキシコッ!!?」

スト様「フフフ、さらばだジョジョ!」コォォォォォォォ

ジョセフ「!!この音!!貴様!波紋を練ってやがるな!!」

スト様「私にとって、短かったがミケランジェロのような美しさをてに入れたのは最高の幸福だったぞ!!」

ジョセフ「アホレイツォ!!貴様ァァァァーーーー!!聞きたいことはまだあるぞォォォーーーッ!!!」

スト様「フハハハハハーーーーッ」

ドジュウウゥゥゥゥゥ……
100 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 18:36:35.22 ID:XNNfTQAo
[ピーーー]って、ピーになるの?
SSじゃよく使われる言葉っぽいのになぁ
101 :1 [saga]:2010/12/30(木) 18:42:25.23 ID:Je.vI/Y0
細かい戦闘描写はキンクリしたい
性転換させたキャラはちゃんと書くけど
いまからナチスがサンタナ目覚めさせちゃった!テヘッとかほとんど原作通りだからちょっと飛ばしたい
102 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 18:43:37.89 ID:giCtJ8Yo
スト様美容目的かよ
ひょっとして女か?
103 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 18:45:44.31 ID:vWuVAsgo
>>100
パー速系列のGEPだからしょうがない
ちゃんと表示させるにはメ欄に[saga]って入れとけばいい
>>1>>89からちゃんと入れてるっしょ
104 :1 [saga]:2010/12/30(木) 18:47:50.99 ID:Je.vI/Y0
>>102
いいや、男

原作もそんな感じじゃなかったっけ
105 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 18:49:36.29 ID:6xQewZMo
血は吸わないのが誇りじゃなかったっけ
ま、>>1の好きにしていいんじゃない
106 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 18:55:42.08 ID:CrAJQQAO
↓あのコピペ
107 :1 [saga]:2010/12/30(木) 19:00:21.44 ID:Je.vI/Y0
              ,r''ニヽ      ,:r':;;''ヽ.     ストさまよいしょ本&
     ,,...、        f /;;リ l      / /;;) /     ストさまF.Cつくろー!
    f ri丶  _  _,,..::-' /;;/ `ヽ、 ,r一'' /;;/ / ,:r''ニフって思ってたのに…,r-、  ,r‐-、
    l l;;;l ゙'ー',.., `'"    /;/    `^゙ ,r''t/;;/ /  '"´         ,,..、    f´r;i ゙'" f;i f;l
    l l;;;l,.='";ノ     i';;;〃`li,    リ;;ノl;;ノ /  <ニ''ヽ     /,..、゙i_,,...ノ _l;;l:-ァ  lノ∪
  ,,..‐'',:'';;;;r 'r;i-‐-、 r━7;;;;;/^i;;;ヽ.___ノ;ノ r::、ヽ. #### `゙´     //;;;)  r=''::;;;r''",,,,..::::ュ
 f r'':ィ'^i;;;レ'+f''"~ヽヾ゙´i';;;/  ヾ、;;;;;;;/  ゙''゙ ,ノ ####       / /;;/   ゙'"´!;;l ゙'''゙"゙゙´
 ゙ー''っ ノ;;;;l l;l   ゙i;;l l;;;l      ̄     (´ ___,,,,,...::::=_;;:::;'''''" /;;;ー、   ィi l;;;l
   /,r"へ;ヽ!j     !;;l ゙‐′    f゙;i    し'′,,;;;-一ニ''r一',,.., ,i';;;r:i;;;!. ノ;ノl;;;;! rニ二コ
   l l;;;l  〉;;;\  レ'        l;;l      `゙゙゙フ;∠l;;レ'";ノ ,i';;,i t;゙;";/ l;;;j _,,,..::-一'′
   ヽヾ`'-';;ノヽ/,r''')  ,,ィ"^)     !;'ー-:、    /,.くフ;ハ;;;r'"´、,(;;ノ,..、 ̄,r-、,'゙ノ 
  il `::ミ二ノ ̄,,ィ",,;;''"..ィフ/     !;;i''‐-ミ     ゙´ヽ;/ ヽ;`ー'';;> / `ー'  ~´
  lト.      f´r::'"-''" /;;/      !;;l       ノノ,:へ`二ニノ
  tノ  ∧  丶-‐フ' ,/;;;,.、二`'''ミi  !;;l 様 が,.,,r-‐''"
     U     / /;;/r―-`==、 l;ノ _ノ ̄    ###
       ##  (, (;;ノノ     ヽ__,ノ
           `゙''"´

あーん!スト様が死んだ!
ストさまよいしょ本&ストさまF.Cつくろー!って思ってたのに…
くすん…美形薄命だ…



・゚・(ノД`)・゚・うっうっう…ひどいよお…ふえーん!!
この間「今、時代はストレイツォだ!」の葉書きを出してまだ2週間じゃないですか!
どーして、どーして!?あれで終わり!?嘘でしょ!?
信じられないよおっあんなJOJOごときに殺られるなんてっ!!
ディオと差がありすぎるわっ!!生き還りますよね?ね?ね?
……泣いてやるぅ・゚・(ノД`)・゚・



私はあのおそろしく鈍い彼が(たとえド田舎人でもさ!ヘン!)大好きだったんですよっ!!
ストさまあっ!死んじゃ嫌だああああああっ!!
先生のカバッ!!え〜ん・゚・(ノД`)・゚・
108 :1 [saga]:2010/12/30(木) 19:03:23.07 ID:Je.vI/Y0
ジョセフ「……」

スモーキー「ジョセフ……」

ジョセフ「ス、スモーキー、見ていたのか……」

スモーキー「う、うん……そ、それより、今の奴は何だったの?」

ジョセフ「いわゆる吸血鬼ってやつらしい……」

スモーキー「きゅ、吸血鬼……」

ジョセフ「スモーキー、俺はメキシコに行く」
109 :1 [saga]:2010/12/30(木) 19:04:01.66 ID:Je.vI/Y0
スモーキー「そう……スピードワゴンさんの生死を確認しに行くのね?」

ジョセフ「あぁ、生きていたらアメリカに連れて帰るし、死んでたら遺体を連れて帰って…」

ジョセフ「埋葬してやんなきゃいけねぇ……エリナさんにも、伝えなくちゃならんからな……」

スモーキー「そう……」

ジョセフ「そういうわけだから、おめーとはここでサヨナラだな」

スモーキー「サヨナラじゃないわ」

ジョセフ「?」

スモーキー「『またね』、よ」

ジョセフ「…あぁ、またな!」ニコッ
110 :1 [saga]:2010/12/30(木) 19:04:30.18 ID:Je.vI/Y0
ブロロロロロロロロロロロ………

スモーキー「ジョセフ……絶対、無事に帰ってきて……」

スモーキー「帰ってきたら、デイオさんと一緒に、レストランに行きましょう……!」
111 :1 [sage]:2010/12/30(木) 19:09:38.22 ID:Je.vI/Y0
すまない…
今日はここまでということにさせていただきます
ここまで読んでくれた方々、グラッツェ!
112 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 19:13:58.08 ID:giCtJ8Yo
3キュー4エヴァー
113 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 23:05:24.76 ID:bl5nA9wo

1部でプッチ出てきて爆笑しちまったぜ
114 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/30(木) 23:50:51.18 ID:vWuVAsgo
乙だぜ
115 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 01:30:21.21 ID:6LQ4XcAO
>>1
116 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 11:06:13.26 ID:3unCZKko
ディオばあちゃんにもっとディオの台詞を言って欲しいぜ
117 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 14:24:27.15 ID:zVsxKNgo
紅茶ッ!飲まずにはいられないッ!
118 :1 [saga]:2010/12/31(金) 17:02:27.98 ID:kP5.rnk0
今からちょっと投下
119 :1 [saga]:2010/12/31(金) 17:02:56.49 ID:kP5.rnk0
ディアボロ「キング・クリムゾン!!」


ジョセフ「メキシコに向かう途中で襲われたナチス軍人を逆にボッコボコにしたところ」

ジョセフ「なんとSPWのじいさんが生きていることがわかった!良かったネーーー!」

ジョセフ「でもナチスに捕らわれているらしい!オーノーッ!」

ジョセフ「というわけでナチスの基地にレッツゴー!!」
120 :1 [saga]:2010/12/31(金) 17:03:25.01 ID:kP5.rnk0
軍人A「紫外線放射準備できますた」

ハイム(女)「ちょ、ちょっ、待って待って待て待て…まだだ……まだやっちゃいけない……」

軍人A「早くしましょーよぉー」

ハイム「いやいやいやいやダメッ、まだ、まだやっちゃいけない、ほら、生贄決めてないじゃん」

軍人A「アンタが『生贄!?そんな恐ろしいことできない!!』って言ったんじゃん」

ハイム「だって『死ね』ってことでしょ!?かわいそうじゃん!!」

軍人A「もーそれでもナチス軍人なんスかぁ〜〜〜?」
121 :1 [saga]:2010/12/31(金) 17:03:57.08 ID:kP5.rnk0
ハイム「ナチスドイツの医学薬学は世界一ィィィィィィィィ………」

ハイム「そんなにすごいなら平和のために使えばいいじゃん」

ワゴン「あの」

ハイム「うわ、なにこのじいさん!拘束具つけられてんじゃん!!」

軍人B「だって逃げたら困るでしょ?」

ハイム「老人を大切にしない町は滅びるって言葉を知らないのッ!?早く外せ!!外しなさいッ!!」

軍人B「えー」

ハイム「まったくもう……」
122 :1 [saga]:2010/12/31(金) 17:04:26.38 ID:kP5.rnk0
ジョセフ「ナチス基地に侵入したぜッ!」

コンコン

ジョセフ「ノックしてもしもォ〜〜〜〜し」

ハイム「はいどーぞ」

ジョセフ「SPWのじいさーんッ!!無事かぁーッ!!?」

ワゴン「無事です」

ジョセフ「てめーらッ!!SPWのじいさんになんかヤベーことしてねーだろなッ!!」

軍人A「何もさせてくれませんでした」
123 :1 [saga]:2010/12/31(金) 17:04:54.18 ID:kP5.rnk0
ハイム「ちょっとアンタ!一体何なの!?」

ジョセフ「俺はジョセフ・ジョースターッ!SPWのじいさんを助けに来たッ!!」

軍人A「そんなことさせるかぁー!!」

ハイム「偉いッ!お姉さん感動したッ!!」

ジョセフ「何ッ!?つーかよくみたらテメー女じゃねぇーかッ!!」

ハイム「今時の若者にしては、老人を大切に思っている良い男じゃないの!!気に入ったわ!」

ジョセフ「なんだこいつ、軍人なのか?」

軍人A「信じられないけど、Exactry(そのとおりです)」

ジョセフ「マジかよ……」
124 :1 [saga]:2010/12/31(金) 17:05:31.44 ID:kP5.rnk0
ワゴン「ジョ、ジョセフッ!そいつらに『柱の男』を目覚めさせてはいけないッ!!」

ジョセフ「柱の男!!アホレイツォが言ってたやつかッ!!」

軍人A「ヤベッ!!どうする?」

軍人B「もうやっちゃえって!!」

軍人A「そうだな!えい、放射線放射スイッチポチッとな」ポチッ

シュゴォォォォーーーーッ

ジョセフ「あッ!!テ、テメーラッ!!」

ワゴン「あ、ああぁぁ〜〜!!も、もうダメかッ!!?」

ハイム「あーーッ!!私の知らないうちにぃぃぃーーーーッ!!!!」
125 :1 [saga]:2010/12/31(金) 17:05:59.50 ID:kP5.rnk0
ピシッ

軍人A「柱にヒビが入ったッ!!」

軍人B「目覚めるぞォォォ!!」

ドサッ

?「う、うぅー……」

ジョセフ「……」

ワゴン「……」

ハイム「……」

軍人A「な、なぁ……」

軍人B「あ、ああ……お前の目はおかしくないぜ……俺にも見える……」

軍人A「や、やっぱりか……あいつ、『男』じゃなくて」

軍人B「『柱の幼女』じゃねーーーーーーーかぁーーーーーーーッ!!!!!!」
126 :1 [saga]:2010/12/31(金) 17:06:26.28 ID:kP5.rnk0
ジョセフ「じいさん!!どういうことだッ!!?」

ワゴン「し、知るかッ!!」

ハイム「か……かわいい」

ジョセフ「え!?」

ハイム「かわいいじゃない!!ちょっと言ってくるわ!!」

軍人A「え!?ちょっ、お待ちください!!」

ワゴン「まずい!!危険じゃ!!奴に食われるぞぉぉぉぉーーーーーッ!!」
127 :1 [saga]:2010/12/31(金) 17:06:55.38 ID:kP5.rnk0
?「う?」

ハイム「おいで……」

?「……」

ハイム「ね?怖くないから、おいで」

?「……」

トテトテ

ジョセフ「な、なんだ……?奴が、あの女に近づいていってるぞ!」

?「♪」ポフッ

ハイム「きゃー!かわいいッ!!」ギュッ
128 :1 [saga]:2010/12/31(金) 17:07:24.17 ID:kP5.rnk0
ジョセフ「なんだァーーー!?ふつうの赤ん坊みてぇじゃねぇか!!」

ワゴン「敵意はないのか?」

軍人A「み、みろ!あの幼女の表情!!」

軍人B「あれは!母親に抱かれて安心している赤ん坊の表情だ!!」

?「キャッキャッ♪」

ハイム「そうだ!私があなたの名付け親になってあげる!」

ハイム「そうね…『メキシコに吹く熱風』という意味の…」

ハイム「『サンタナ』っていうのはどう?」

サンタナ「あはっ♪」

ハイム「気に入ってくれたようでうれしいわ!」
129 :1 [saga]:2010/12/31(金) 17:08:08.55 ID:kP5.rnk0
ワゴン「もしかしたら……」

ジョセフ「なんか分かったのかじいさん」

ワゴン「ひな鳥が初めに見た者を『母親』と思うあれかもしれん」

ジョセフ「『刷り込み効果』ってやつか!!」

軍人A「どーすんのあれ」

軍人B「もう知らん……」

ハイム「決めたわ!私、この子を育てる!!」

ジョセフ「ギャニィィーーーーッ!!?」

ハイム「いいじゃない!それともあなた、こんなに小さくてかわいい子を殺すっていうの!?」
130 :1 [saga]:2010/12/31(金) 17:08:51.05 ID:kP5.rnk0
ジョセフ「うっ……しかし、吸血鬼だぜ!?」

ハイム「それがなによ!!」

ジョセフ「本当にいいのか?」

ハイム「ふふん、ナチスドイツの医学薬学は世界一ィィィィィィィィーーーーーーーーッ!!!!」

ハイム「この子を『人間に戻す方法』をッ!!私たちがみつければ問題ないわッ!!」

ジョセフ「そ、そんな簡単なことなのか?」

ハイム「この子のためだもの!何年かかっても必ず完成させるわ!!」

軍人A「はぁ〜、ほんと、この人はこんなんだから……給料低いんだよなぁ〜〜〜」

軍人B「まっ、そんな彼女だから俺たちもついてきたんだよな」

軍人A「あぁ、あの子の為にいっちょやっか!!」

軍人B「ああ、『Yesロリコン!Noタッチ!』の精神でッ!!」
131 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 17:10:00.61 ID:pAf1EiYo
柱の幼女で不覚にも吹いた
132 :1 [saga]:2010/12/31(金) 17:10:25.46 ID:kP5.rnk0
ジョセフ「いいのか?じいさん」

ワゴン「まぁいいじゃろ……」

サンタナ「マーマ♪」

ハイム「きゃー!!ママってしゃべったわ!!この子、知能も高いみたいね!」

ジョセフ「やれやれ、じゃあ行くかじいさん」

ハイム「あ、ちょっと待ちなさいよ!」

ジョセフ「なんだよ」

ハイム「この子が大きくなったら、会いに来なさいよ!!」

ジョセフ「ハァ?なんでだよ、頭がパープリンなのか?」

ハイム「失礼ね!この子があなたのことを気に入ったみたいだからよ!」

サンタナ「パーパ♪」

ジョセフ「パパだとぉぉぉぉーーーーッ!!?」

ハイム「ね!だから絶対に会いに来なさいよ!!私もあんたのこと気に入ったし!!」

ジョセフ「オ、オーノーッ!!」

サンタナ「あはは♪」



VSサンタナ編  終わり
133 :1 [sage]:2010/12/31(金) 17:12:35.38 ID:kP5.rnk0
書きため終了
次はVSシーザーか……
134 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 17:14:14.28 ID:CYWx0.AO
あ、ありのまま…今起こった事を話すぜ!
『サンタナが幼女でジョセフに不倫フラグが立っていた』

何を言ってるか大体分かると思うが(ry
135 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 17:44:44.34 ID:2gJl9YAO
柱の男は吸血鬼じゃあないし血を浴びせないと復活しないしって言おうとしたけど幼女ならなんでもいいや
136 :1 [sage]:2010/12/31(金) 17:49:46.05 ID:kP5.rnk0
>>135
そーいや吸血鬼がエサだったんだっけ
血の件は、まぁ……輸血用パックの血でも使ったんでしょう

柱の男ってどんな生物だったっけ
137 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 18:02:52.83 ID:3unCZKko
緑色「・・・」
138 :1 [saga]:2010/12/31(金) 19:03:16.61 ID:kP5.rnk0
あらすじ

ワゴン「もうすぐ『柱の男』がめざめてしまう!」

ワゴン「シュトロハイムが別れ際にローマに行ってある人物と出会えと言ってたからジョジョとローマにいくことになりました!」
139 :1 [saga]:2010/12/31(金) 19:03:53.26 ID:kP5.rnk0
ジョセフ「このスパゲッティ・ネーロ!真っ黒で奇妙だけんどンめーッ!!」

ズビズバー

男「ねぇ〜そこの美人さん!ちょっと付き合ってよぉ〜」

ジョセフ「ン!なんだぁ〜あの男!」

女「何よ、あっちに行きなさいよ!」

男「いいじゃんいいじゃん!それとも誰かと待ち合わせ?」

女「そ、そうよ!だからあっちに行って!」

男「えー?そんな奴よりさぁ〜俺と遊んだほうが絶対楽しいって!!」

女「もうっ!しつこいわよ!!」
140 :1 [saga]:2010/12/31(金) 19:04:20.77 ID:kP5.rnk0
ジョセフ「おい兄ちゃん」

女「!?」

男「なんだ〜てめえ」

ジョセフ「『女の子には優しくしろ』ってばあちゃんから耳にタコができるほど教えられなかったかい?」

男「ハァ?なんだてめえ、向こうに行ってろこのボゲッ」

ジョセフ「そうかい……俺はよ、ばあちゃんからそう教えられてきたんだよ!」
141 :1 [saga]:2010/12/31(金) 19:05:03.44 ID:kP5.rnk0
(ディオ「いいかいジョセフ、女の子には優しくしなきゃだめよ」
 
 幼ジョセフ「どうして?」

 ディオ「それが紳士だからです、あなたのおじいさん、ジョナサンも、紳士だから女性には優しいでしょ?」

 幼ジョセフ「えーと……うん!じいちゃんはばあちゃんにとっても優しくしてるね!」

 ディオ「そう!ジョナサンは私にとっても優し……なんて言ってる場合じゃなかったわ」

 幼ジョセフ「?」

 ディオ「とにかく、わかったかい?ジョセフ、おばあちゃんとの約束、守れるかい?」

 幼ジョセフ「うん!」

 ディオ「そう、偉いねぇ、じゃあおばあちゃんと指きりしようか!」

 幼ジョセフ「うん!!」

 ディオ&幼ジョセフ「指きりげんまん♪嘘ついたら無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
           無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
           無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァーーーッ!!!
           を喰らわせる!!指切った!」)
142 :1 [saga]:2010/12/31(金) 19:05:43.79 ID:kP5.rnk0
ジョセフ「懐かしいぜ……」

男「てめえかっこつけてんじゃねーぞっ!!!」

ジョセフ「ふん!スパゲッティネーロをくらいな!!」

ビュン!!

バシーン!

男「ぐあッ!な、なんだこれ……顔に巻きついてとれねぇ!!」

ジョセフ「へっへー!!波紋の悪用法よ!」

男「く、クソガキがぁぁぁぁ!!」

ジョセフ「オラァ!!」

バキッ!

男「グバッ!!」ドザァーッ

ジョセフ「さっさと消えな!そしてこの女に二度と近づくんじゃあねーーー」

男「ヒ、ヒィィィィーーー化け物だぁぁあ〜〜〜!!」ダダダダダダ
143 :1 [saga]:2010/12/31(金) 19:06:23.84 ID:kP5.rnk0
ジョセフ「化け物たぁヒデェ言われようだな、もうちょい痛めつけてやりゃあ良かったか」

女「あ、あの」

ジョセフ「なーにいいてことよン!」

ウェイター「あ、あの」

ジョセフ「あんだよ、修理費なのあの男にツケとけ!」

ウェイター「い、いえ、そこの女性に用がありまして」

女「わ、私?」

ウェイター「シーザー・ツェペリ様、SPWという方から電話が入っております」

女「SPW……ママミーヤ、分かったわ、すぐに行きます」

ジョセフ「なッ……なにぃぃぃぃ〜〜〜〜〜?」

ジョセフ「この女が!俺たちが会いに来たツェペリだとォーーーーーッ!!?」


TO be continued…
144 :1 [sage]:2010/12/31(金) 19:07:12.48 ID:kP5.rnk0
最後ミスった…
今日はここまでにします
みなさん良いお年を!
145 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 19:10:17.64 ID:pAf1EiYo
嫌過ぎる指きりを見たww
良いお年を。
146 :以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします [sage]:2010/12/31(金) 19:21:07.84 ID:rfWQN6DO
全員最初から惚れててもつまらんから
シーザーはツンツンツンツンデレぐらいしてほしい
147 : [sage]:2010/12/31(金) 19:26:15.40 ID:LFQ6AAAO
>>146
マンネリという可能性を忘れていたッ
努力します
148 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 00:26:21.83 ID:kam70QQo
| 三_二 / ト⊥-((`⌒)、_i  | |
 〉―_,. -‐='\ '‐<'´\/´、ヲ _/、 |
 |,.ノ_, '´,.-ニ三-_\ヽ 川 〉レ'>/ ノ 
〈´//´| `'t-t_ゥ=、i |:: :::,.-‐'''ノヘ|
. r´`ヽ /   `"""`j/ | |くゞ'フ/i/   
. |〈:ヽ, Y      ::::: ,. ┴:〉:  |/      新 年 だ ッ!!
. \ヾ( l        ヾ::::ノ  |、          あけましておめでとう
 j .>,、l      _,-ニ-ニ、,  |))
 ! >ニ<:|      、;;;;;;;;;;;;;,. /|       ___,. -、
 |  |  !、           .| |       ( ヽ-ゝ _i,.>-t--、
ヽ|  |  ヽ\    _,..:::::::. / .|       `''''フく _,. -ゝ┴-r-、
..|.|  |    :::::ヽ<::::::::::::::::>゛ |_   _,.-''"´ / ̄,./´ ゝ_'ヲ
..| |  |    _;;;;;;;_ ̄ ̄   |   ̄ ̄ / _,. く  / ゝ_/ ̄|
:.ヽ‐'''!-‐''"´::::::::::::::::: ̄ ̄`〜''‐-、_    / にニ'/,.、-t‐┴―'''''ヽ
  \_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ /  /  .(_ヽ-'__,.⊥--t-⊥,,_
\    ̄\―-- 、 _::::::::::::::::::::__::/  /  /   ̄   )  ノ__'-ノ
  \    \::::::::::::::`''‐--‐''´::::::::::/  / / / ̄ rt‐ラ' ̄ ̄ヽ ヽ
ヽ  ヽ\   \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/      /    ゝニ--‐、‐   |
 l   ヽヽ   \::::::::::::::::::::::::

149 : [sage]:2011/01/01(正月) 00:48:44.33 ID:ao3CZwAO
あけましておめでとうございます


と言う


正月中に終われるように頑張りたいッス
150 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/01(正月) 01:26:48.48 ID:rW9DscAO
きんがしんねん!
俺のサンタナとシュトロハイムがこんなに可愛(ry
151 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 01:27:24.91 ID:rW9DscAO
ごめん
上げてもうた…
152 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 04:23:54.47 ID:tlT1jIAO
>>141
吹いたwwwwww

数ページ見開きの指切りげんまんですね
153 : [sage]:2011/01/01(正月) 20:18:19.98 ID:ao3CZwAO
スイませェん……
ちょっと今日は投下できそうにないです……
154 :1 [saga]:2011/01/01(正月) 22:12:32.77 ID:YipBqlY0
今日は投下しないって言ったけどちょっと書けたから投下します
155 :1 [saga]:2011/01/01(正月) 22:13:02.20 ID:YipBqlY0
ジョセフ「あらすじだぜッ」

ジョセフ「シーザーが女だった!」

ジョセフ「どうなるんだろう」
156 :1 [saga]:2011/01/01(正月) 22:14:00.94 ID:YipBqlY0
シーザー「助けられたのには礼を言うわ」

シーザー「だけど、同時に彼には『失望』したわッ」

ジョセフ「ヌ!ぬぅぅぅわぁぁぁぁぁにぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーーッ!!!」

ワゴン「なっ!シーザーなにを!!」

シーザー「彼の波紋は弱すぎる!!」

ワゴン「そ!それは!ジョセフは波紋の修業をしていなかったから…!」

シーザー「フン!とにかく!私はこんな男とは組めないわ!!」

ジョセフ「テメェェェーーー!!おちょくってんのか!?俺はからかうのは好きだがからかわれるのは大嫌いなんだよ!!」

ワゴン「よ、よせッ!ジョセフ!」

ジョセフ「女だろーが容赦しねえ!!と言いたいが、俺は女は殴らねぇ!!」

ジョセフ(殴ったらばあちゃんになんて言われるかわかんねーし)
157 :1 [saga]:2011/01/01(正月) 22:15:46.44 ID:YipBqlY0
シーザー「……呆れた……」

ジョセフ「ケッ!東洋のことわざに諺があるぜ、『仏の顔も三度まで』」

ジョセフ「三回だ、三回まで我慢してやるぜ」

シーザー「ハァ……」

ワゴン「やれやれ……」
158 :1 [saga]:2011/01/01(正月) 22:16:16.42 ID:YipBqlY0
そのころ・・・

ナチスの研究員A「やべぇ!『柱の男』は目覚めている!!」

研究員B「馬鹿な!紫外線はちゃんと照射しているのに!!」

バゴンッ

ワムウ「……」シュウウゥゥゥ

研究員A「!!?柱にいた時は男に見えた……のに…」

研究員B「お……『女』、なのか……!!?」

ワムウ「……私の眠っていた間に……外の世界がどのように変わったか………」

ワムウ「この貧弱な発明をみて想像できるなッ!!」
159 :1 [saga]:2011/01/01(正月) 22:16:45.77 ID:YipBqlY0
研究員A「に、逃げ……」

ワムウ「作った光でこのワムウを縛ったままにできるかッ!!!!」

研究員B「に、逃げられない!!?」

研究員A「手ッ!?手がくっついてるぅぅぅぅ!!!?」

ズドンッ

研究員B「す!すわれる!!!」

研究員A「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

ドギュウウウウウウウウウン
160 :1 [saga]:2011/01/01(正月) 22:17:13.76 ID:YipBqlY0
ワムウ「さて……」

スッ

ワムウ「目覚めたまえッ!!我が主人たちよ!」

ドゴオォッ

エシディシ「ん……ふあぁ〜〜〜あ!よく寝たわ〜」

カーズ「そうだな、外の世界はどうなっている?」

ワムウ「人間どもの会話(書いてないが)によると、メキシコではサンタナが人間の手に渡ったとか」

エシディシ「あの子が?」

カーズ「……奴は我らの10分の1も生きていない小童、放っておけ」

ワムウ「ローマ皇帝の時代はもはや続いておらぬでしょう」

カーズ「そうか、『エイジャの赤石』…」

ワムウ「そう、ローマ皇帝がもつといわれて我らがこの地もで探し求めてきた…」

エシディシ「『エイジャの赤石』がどこにあるのか分からないってわけね?」

ワムウ「そのとおりです」

カーズ「それでは……探しにいくか」

ワムウ「はっ……」

エシディシ「ふふ、楽しくなってきたわ」


To be continued
161 :1 [sage]:2011/01/01(正月) 22:18:04.25 ID:YipBqlY0
はい、ここまでです
短くてもうしわけない
ホントもうしわけない
162 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 22:25:58.35 ID:.J7.Cqko
サンタナと聞いて一瞬で小童のあいつと理解できるカーズ達は流石IQ400といったところか
163 : [sage]:2011/01/01(正月) 22:30:32.10 ID:ao3CZwAO
>>1がいちいち「奴(サンタナ)」とか言わすのがめんどくさかったからです
ごめん
164 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 22:34:32.04 ID:.J7.Cqko
いや、原作でもこんな感じだった気がした気がする
165 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 22:38:31.09 ID:zxT7P4.o
乙です
どうやって子作りするんだ、へへ・・・
166 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/01(正月) 22:53:10.07 ID:zxT7P4.o
波紋は花嫁修業ですか
167 : [sage]:2011/01/01(正月) 23:02:37.25 ID:ao3CZwAO
>>166
紳士のたしなみです

少なくともジョナサンはそのレベル
168 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 01:15:21.18 ID:fZd5nIIo
乙!
エシディシ原作のイメージ強いからカマっぽいなwww
169 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 08:48:31.32 ID:INtkoWso
これから読ませてもらいます
170 : [sage]:2011/01/02(日) 22:05:00.13 ID:gk9B.wAO
>>1でございます
申し訳ありませんが今日は投下できそうにないです……
明日頑張って投下できるようにしますので……
171 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/02(日) 22:05:22.94 ID:o.ZwJ9Io
頑張れ!!!!!!!!!!!!!!!!
172 :1 [saga]:2011/01/03(月) 17:55:34.85 ID:vOx9eYk0
今から投下しやすぜ
173 :1 [saga]:2011/01/03(月) 17:56:21.54 ID:vOx9eYk0
シーザー「前回までのあらすじよ」

シーザー「(不本意だけど)ジョースターと仲間になったわ」

シーザー「以上」
174 :1 [saga]:2011/01/03(月) 17:56:50.65 ID:vOx9eYk0
ディアボロ「キング・クリムゾン!!」


ジョセフ「シーザーの友人マルク(ナチス)に連れられて遺跡にきたぜ!」

グニッ

ジョセフ「オーノー!人がべろんべろんの川になって死んでやがる!!」

シーザー「まずい!!やつらは目覚めている!!逃げてマルクーーーーー!!」

スカッ

マルク「う…ああああぁぁ〜〜〜〜」ブシュウウウ

シーザー「マッ、マルクーーーーー!!!!」

マルク「シ、シーザー…ぼくを殺してくれ」

シーザー「な!?」

マルク「マヒしていたところにだんだん痛みが…早く、殺してくれ……恐ろしいんだ」
175 :1 [saga]:2011/01/03(月) 17:57:18.41 ID:vOx9eYk0
ジョセフ(く、くそッ!俺は……この青年に対してなにもしてやれねえ!!この無力さ!!この行き場のない絶望感は……)

ジョセフ「く……くッ!!……」

シーザー「マルク……」

ワゴン「シーザー、お前!」

ビシイイイッ

マルク「シ、シーザー…ありがとう、波紋で心臓を……」

ガクリ
176 :1 [saga]:2011/01/03(月) 17:57:54.63 ID:vOx9eYk0
エシディシ「ねえカーズ様、石仮面にエイジャの赤石をはめて被るとどうなるんだったっけ?」

カーズ「…太陽を克服し、進化の最終段階、完全なる生き物になるのだ」

ワムウ「……」

カーズ「世界にたったひとつしかない、太陽の光を浄化する『エイジャの赤石』があれば!」

ワムウ「……私には…その赤石や石仮面がどんな仕組みになっているのか分かりませぬ……」

ワムウ「しかし、必ずや赤石を探し出して見せましょう」

カーズ「時間はある」

エシディシ「とにかく、いまは人間どもがどんな進化を遂げたか…外界に出てみましょう」

カーズ「うむ…」

スッ

ワムウ「!!」ビクッ

カーズ「ムッ!」

ワムウ「FUOOOOHHHHH……!!」ズォォオッ
177 :1 [saga]:2011/01/03(月) 17:58:28.47 ID:vOx9eYk0
カーズ「フンッ」スパァ

ワムウ「ハッ!」

エシディシ「ワムウ!!あなた何を考えてるのッ!?」

カーズ「待て、エシディシ」

ワムウ「失礼を!カーズ様」

カーズ「良い、ワムウ、お前は自分の影にはいられるのを極端に嫌い、無意識に反射攻撃をしてしまうのをわすれていた」

カーズ「なにしろ二千年ぶりだからな……」

ワムウ「主人にたいする無礼を働きました…なんなりと罰をお与えください」

カーズ「罰?フフ、なぜそんなことができよう、私はお前の今のような闘争の士気を何よりも頼りにしている」

カーズ「お前の影に入った私が悪かったのだ、謝るのは私のほうだ、許してくれワムウ」

ワムウ「……カーズ様……」

カーズ「行くぞワムウ……」
178 :1 [saga]:2011/01/03(月) 17:58:55.77 ID:vOx9eYk0
シーザー「マルクはただの若者だった」

シーザー「普通に家族を愛し、恋人を愛し、国を愛し」

シーザー「仕事に一生懸命のただの青年だった」

シーザー「ただの……若者だったッ!!!」

ジョセフ「シーザー」

シーザー「ジョセフ!あなたはひっこんでいてッ!!こいつらは私がカタをつける!!」

シーザー「そうしなきゃあ!!私の気がすまないッ!!」

シーザー「貴様らぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!こっちを振り向けッ!!」

ワムウ「ムゥ!?」

シーザー「必殺!!シャボンランチャーーーッ!!!!」

ブワアア

ワムウ「何だこれは……フン」

パァン

ワムウ「なッ!!」ドジュウゥゥーーー
179 :1 [saga]:2011/01/03(月) 17:59:25.83 ID:vOx9eYk0
ワムウ「こ…これは!まさか『波紋』かッ!!」

ジョセフ「やった!奴の波紋は確かに効いてる!皮膚の一部を溶かしたぜッ!!」

シーザー「貴様はシャボンに囲まれた!!連弾を喰らえ!!」

ワムウ「FUOOOOHHHH……!」バアアアアアァァァァ

シーザー「!!?」

ジョセフ「ワムウとかいうやつの頭かざりから鞭のような奇妙なワイヤーが出てきた!!?」

ワムウ「フンッ!!」ブオオオ

ババババン

シーザー「シャボンランチャーがやぶれた!!?」

ジョセフ「あのワイヤーの風圧で破ったんだ!!」

ワゴン「波紋の対処法を知っている!?こいつらは二千年前に『波紋』と出会っている!!」

ヒュウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥ

シーザー「なっ、なんだ!?」

ワゴン「いかん!シーザーふせろ!!」

パクウッ

シーザー「なッ、なに?」
180 :1 [saga]:2011/01/03(月) 17:59:52.65 ID:vOx9eYk0
ワゴン「眼を閉じろシーザー!さっきの風圧はただの風圧ではない!!」

ワゴン「真空竜巻の余波だ!!防御と攻撃を兼ねている!!」

バグッ!

シーザー「うわぁぁぁぁ!」

カーズ「二千年前!我らが絶滅させたはずの『波紋の一族』が…」

エシディシ「このローマの地で、私たちが目覚めるのを待っていたとはねぇ」

ジョセフ「シーザー!」

シーザー「な、なによこれしき!!友達が殺されたのよ!!目のひとつでへこたれてたまるものか!!」

エシディシ「クスッ」

カーズ「フフフ…」

ワムウ「フフフフフフフフ…」

シーザー「貴様らぁ…何がおかしいのよ!!」「

ワムウ「なぁに…二千年前にも同じセリフを吐く『波紋使い』がいたのを思い出してな…」

ワムウ「波紋の一族はいつも同じセリフを吐く…『腕の一本や目が見えぬくらいでへこたれるか』」

ワムウ「『よくも友人の命を奪ってくれたな』と…だから笑ったのだ」

シーザー「貴様ら……ッ!!」
181 :1 [saga]:2011/01/03(月) 18:00:19.29 ID:vOx9eYk0
ズン

シーザー「カハッ……!!?」

ワムウ「波紋使いの弱点は喉か肺だ!そこを潰せば波紋は使えん」

ワムウ「そしていつも私は言うのだ、『小娘、今度会うときはもっと強くなってからこのワムウに向かってこい』…と!」

ワムウ「二度目にお前に会うとき……このワムウが、お前の強さを尊敬して…お前を打ち砕き殺すためにな…」

ドゴォーーーン

シーザー「ガハッ!!!」

エシディシ「クスクス……」

カーズ「フフフ」

ワムウ「……」チラチラ

ワムウ「どうやらほかに仲間はいないようです」

カーズ「では行くか」

エシディシ「そうしましょう…」

おほほん おほおほ おほほ〜〜ん

ワムウ「?」

ジョセフ「おほほん おほほ〜ん おほっ おほっ おほほん」

ワゴン「!」

シーザー「ジョセフ!?」
182 :1 [saga]:2011/01/03(月) 18:00:45.28 ID:vOx9eYk0
ジョセフ「ここ!ここよ…ここ!ここにちゃあ〜んと!俺がいるのを見落とさないでほしいのよォ〜ん!!」

ワムウ「……」

ジョセフ「シーザー、切れたのはまぶただけだ、眼球は大丈夫だし、傷も残らないだろうよ」

ジョセフ「良かったな、そのカワイイ顔が損なわないで」

シーザー「かっ……!!」カァァ

シーザー「って、そんなこと言ってる場合!!?」

ジョセフ「ご自慢のシャボンランチャーがやぶれちまったお前はひっこんでおきな!」

シーザー「……なによ、あんたこそなんか策があるんでしょーね!!」

ジョセフ「ふふふ、そろそろ見せてやるぜ!!出来たてホヤホヤの俺だけの『必殺技』をよ!!」

シーザー「なんですって!?」

ジョセフ「自己紹介させてもらおう、俺はジョセフ・ジョースター!お前らをブッ倒す男よ!!」

ヒュウゥゥン!! カッ!  カカカカカカカッ!!!

ジョセフ「名付けて『波紋クラッカーヴォレイ』!!」
183 :1 [saga]:2011/01/03(月) 18:01:22.71 ID:vOx9eYk0
ワムウ「!?」

ジョセフ「このアメリカンクラッカーにまず波紋を送り込んでな……」

カカカカカッ!ガガガガガガッ!!(音声だけでジョセフの妙技をお楽しみください)

ゴンッ!

ジョセフ「あだっ!オーノー!」

ワゴン「遊んでる場合か!!」

シーザー「なんてやつなの!!私の友達が死んだというのにっ!!」

ジョセフ「おっと…俺は大マジだぜッ!シーザーは友人が殺され怒り悲しむ…」

ジョセフ「それもある、それは怒るがな、俺はもともとこんな傲慢な奴がどうしても許せないタチなんだよ!!」

ジョセフ「練習不足だが見てろ!!俺の必殺クラッカーヴォレイの妙技を!!!!」

バァァァァ!! ドッヒャオオォォォォン

ワムウ「………!?………!?」

To be continued…
184 :1 [sage]:2011/01/03(月) 18:02:00.15 ID:vOx9eYk0
ここまでです、みじかくてスイませェん……
185 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 18:16:19.46 ID:A3xQ7Yso
性転換スレで性別が関係無い展開に突入するともうなんかキンクリしたくならない?乙
186 : [sage]:2011/01/03(月) 18:18:27.59 ID:ucoZ/2AO
なります(切実)
187 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/03(月) 23:26:47.42 ID:q92RJoco
見つけた
読んだ
勝った(俺の中で続きを読みたいという欲求が)

待ってるぜ、頑張れよ!
188 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/03(月) 23:53:53.89 ID:uGse.4c0
エシディシってこんなにカーズにへりくだってたっけ
189 : [sage]:2011/01/04(火) 00:22:49.84 ID:hUeWaYAO
たくさんの支援ありがとうございます!

>>188
多分へりくだってなかったけど
なんとなくこっちの方が自然かなぁと思いましてハイ
190 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 06:31:48.75 ID:Aw0vBOco
見つけた
読んだ
死んだ(続きを読みたいという感情の暴発で頭皮爆発)

試験管とかを漂いながら待ってるぜ!頑張れよ!!
191 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 07:04:50.86 ID:FgljtIDO
ヤンデレったディオが吸血鬼化
ジョナサンと一心同体になって幸せ

みたいなスレかと思ったがそんなことはなかった
192 :1 [sage]:2011/01/04(火) 21:39:15.07 ID:yxYpkUI0
投下開始ィィィ
193 :1 [saga]:2011/01/04(火) 21:40:18.45 ID:yxYpkUI0
ジョージU「前回までのあらすじさ!」

ジョージU「我が息子ジョセフがアメリカンクラッカーで遊んでる!」

ジョージU「コラ!遊んでる場合じゃないだろジョセフ!男ならカワイイ女の子の一人や二人、守って見せなさい!!」

ジョージU「ところで本編にわたしの出番はあるのかい?」
194 :1 [saga]:2011/01/04(火) 21:40:52.12 ID:yxYpkUI0
ジョセフ「一発目は外したが(書いてねーけど)もう一発行くぞてめえ!!」

ジョセフ「オラァッ!!」ブンッ

ワムウ「フン!」ボキボキ

ジョセフ「うえぇ!!?関節がありえねー方向に曲がりやがった!!?」

シーザー「そしてジョジョのクラッカー攻撃をかわした!!」

ワムウ「なかなか面白くなってきたぞ……」

ジョセフ「な……ッ!!?」ブシュウゥゥーーー

シーザー「ジョジョ!!?」

ワムウ「手首を切った!傷は動脈まで達している!」

ワムウ「血時計だ!!一分……一分で貴様は出血多量で失神するだろう」

ワムウ「それまでに止血せんとい死ぬぞ?必死になるよな?」

ワムウ「さっきの武器を拾いに行け、そしてかかってこい!!」

ジョセフ「え?なんて?拾いに行け?」

ワムウ「そうだ!早く拾いに行け!」

ジョセフ「拾いに行く必要は…全くないんだよネーーーーッ」
195 :1 [saga]:2011/01/04(火) 21:41:33.68 ID:yxYpkUI0
ドゴーンッ

シーザー「さ…さっきのクラッカーがもう一個のクラッカーに回転しながら引っかかって…」

ワゴン「戻ってきたぁーーーーーッ!!」

ワムウ「ムゥ!!?」

ガッ

ジョセフ「……」

ワムウ「……」

シーザー「ジョセフ!!?あなた!何を考えてるの!!?」

シーザー「せっかく当たりそうだったクラッカーを『止める』なんて!!」

ジョセフ「俺だってよぉーー止めたくなかったさ……」

ジョセフ「でも『女』だろ?やっぱり…ディオおばあちゃんとの約束が怖いんだよなぁーーー!」

ジョセフ「7ページ半に及ぶ無駄無駄ラッシュは俺としてはくらいたくないわけよ……」
196 :1 [saga]:2011/01/04(火) 21:42:02.35 ID:yxYpkUI0
ワムウ「………」

シーザー「馬鹿野郎!『柱の男』……もとい『柱の女』は!!」

シーザー「『人間』じゃない!だったら……」

シーザー「ぶっ飛ばしても約束破りじゃあない!!」

ジョセフ「あッ!!?そうかッ!!クソッ!!もったいねーことしたなぁーーーッ!」

ワムウ「おい!ジョセフと言ったか……」

ジョセフ「何だよ」

ワムウ「貴様はこの私が『女』だから攻撃をやまたと言うのか……?」

ジョセフ「あぁ、さっきはそうだったが、今度は止めねーかんな!!」

ワムウ「『ふざけるなよ』貴様……」

ジョセフ「!!?」

ワムウ「このワムウのとっての『喜び』とは…!!」

ワムウ「強者が互いの誇りをもって戦うことだ!!」

ワムウ「そして『誇り』は!!」

ワムウ「その強者の『強さ』を『尊敬』して、打ち砕くことだ!!」

ワムウ「貴様はそれを!!その気高き『儀式』を!!愚弄し、コケにしたのだ!!」
197 :1 [saga]:2011/01/04(火) 21:42:31.65 ID:yxYpkUI0
ワムウ「さっきのクラッカーの分、打ちこませてやる!!」

ワムウ「そしてもう一度!!かかってこい……貴様はこのワムウが殺す」

ジョセフ「やーだよ」

ワムウ「!?」

ジョセフ「『打ちこませてやる』?そんなセリフよく吐けるもんだネーーーッ」

ジョセフ「さっきのクラッカー…避けられなかったクセによ」

ワムウ「だから!さっきの分を打たせてやるというのだ!!」

ジョセフ「だからよ…貴様はたくさんの『波紋使い』を殺したんだろう?」

ジョセフ「比べて俺は波紋の修業をしていない…言っちまえばただのカスだろうよ」

ジョセフ「だがよ、そんなカスみてえな俺の攻撃を!!貴様はかわせなかったんだ!!」

ジョセフ「アンタは大したことないんだよ!!」

ワムウ「貴様……!!」

ジョセフ「ま…俺は手首の傷のせいで弱まっているし…」

ジョセフ「今ここで俺を殺すほうがアンタのためだよネ」
198 :1 [saga]:2011/01/04(火) 21:43:13.55 ID:yxYpkUI0
ワムウ「ハッタリをかますなよ……ジョセフとやら!!」

ジョセフ(お!血管ピクピクいわしてやがんな!)

ジョセフ(やはりこいつは闘いに誇りを重んずるタイプだな、そこの心理をついてやる!!)

ジョセフ(悔しいが、今の俺では勝てない…)

ジョセフ「俺は闘いのシロートなんだぜ!そんな奴に大したことない奴呼ばわりされた汚点をテメーは一生背負わなければいけねえんだ!!」

ワムウ「話を続けろ……!」

ジョセフ「え?なんだよ、もうダルイんだ、早く殺してくれよ、楽にな、楽に」

ワムウ「続けろと言っているのだ!!」

ジョセフ(乗ってきたな……!!)

ジョセフ「いやね……その汚点を晴らすには、正式に波紋の修業を積んだ俺を倒すことだと思うんだよね」

ワムウ「何?」

ジョセフ「一か月だ……アンタなんぞ一カ月あったら超えられる!!そういうこった」

ワムウ「き……きっさまぁぁ〜〜〜……!!」ピクピク
199 :1 [saga]:2011/01/04(火) 21:43:41.89 ID:yxYpkUI0
エシディシ「ワムウ!!一分たったわよ!何をやっているの!?」

ジョセフ(ゲェッ!!仲間だ!!)

ワムウ「エシディシ様……」

エシディシ「早く殺しなさい!!」

ワムウ「エシディシ様、私はこの波紋使いを気に入りました」

ジョセフ「え?」

ワムウ「ジョセフ…貴様の口車にあえて乗ってやる」

ワムウ「一ヶ月だ!一ヵ月で強くなるのなら、一か月、その命をくれてやる」

ジョセフ「殺さねーの?」

ワムウ「そうだ」

ジョセフ「俺と再試合?」

ワムウ「そうだ」

ジョセフ(ハー助かった、エシディシとかいう仲間が出てきたときにゃチト焦ったが、ひとまず助かったぜ)

ワムウ「ただし、お前が逃げたままでいれないように『儀式』を施す!」
200 :1 [saga]:2011/01/04(火) 21:44:13.40 ID:yxYpkUI0
エシディシ「はっは〜ん!『いつものアレ』をやるのね」

ワムウ「名付けて『死の結婚指輪』!!」

ワムウ「33日後に溶けて、毒が流れ出す!手術での摘出が不可能になるよう、心臓の動脈に引っ掛けておく!!」

ジョセフ「なっ!!何をするだぁーーーーーーーーッ!!!!?」

カッ!

ワムウ「解毒剤は、この私の口元にあるピアスのなかにある!私に勝って、手に入れてみよ!!」

エシディシ「あたしとの闘いはないかもしれないけどぉ、あなたよく見るといい男ねぇ」

エシディシ「だからあたしからも『結婚指輪』!喉に埋め込ませてもらうわよ!」

ジョセフ「ゲッーーーー!!」

ガチャッ!!

エシディシ「ワムウのとは違う毒よ!あたしの解毒剤はこの鼻のピアスにあるわ」

エシディシ「カーズ!あなたも何か埋めとく?」

カーズ「下らん!私はそんな男に興味はない」

エシディシ「あら、お堅い人…」クスクス

カーズ「ま…あなたたちの気持ちも分からなくはないけど」

カーズ「張り合う好敵手がいてこそ、はりのある人生」
201 :1 [saga]:2011/01/04(火) 21:44:45.44 ID:yxYpkUI0
カーズ「だけど、第一目的は『エイジャの赤石』!!わすれるなよ」

エシディシ「はぁい」

ワムウ「一ヶ月後を楽しみにしているぞジョセフ」

カーズ「行くぞ」

ヒュンヒュン

ジョセフ「なんてこった…」

ジョセフ「結婚指輪だと?とんだブラックユーモアだぜ!しかも二つじゃあ重婚罪じゃねーか!!」

ドサッ

ジョセフ「ま……シーザーとSPWのじじいは助かったんだ…」

ジョセフ(くよくよしても…しかた、ねえ……か………)ガクリ


シーザー「ジョセフ……」

シーザー「出血多量で意識朦朧の中での心理戦、見事だったわ…少し、見直した」

シーザー「一緒に強くなりましょう……ジョセフ」



To be continued…
202 :1 [saga]:2011/01/04(火) 21:46:46.80 ID:yxYpkUI0
ここまで!
このあとのリサリサとの出会いとか『地獄昇柱』のあたりとか省略しようと思います
203 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 21:56:49.26 ID:729UAiAo
きたとおもったら終わってた
204 : [sage]:2011/01/04(火) 21:57:43.34 ID:hUeWaYAO
短くてごめんなさい
205 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/04(火) 22:25:44.96 ID:A79B2wIo
さすが>>1

くっつく波紋と弾く波紋を省略してスージーQの体からエシディシの脳みそを取る過程を平然と表現するッ
そこにシビれる!あこがれるゥ!
206 : [sage]:2011/01/04(火) 22:38:07.56 ID:hUeWaYAO
しまったスージーQ……
207 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! :2011/01/04(火) 22:51:20.56 ID:tdhjaQY0
メッシーナとロギンズをおにゃのこにしてスージーを男にすれば……!
208 :あはっぴぃにゅうにゃぁ2011! [sage]:2011/01/05(水) 01:31:28.60 ID:ql19TkAO
い、いっそひと思いに全員男にしてくれ!(迫真)
209 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/01/05(水) 02:49:55.22 ID:lRZrv2AO
ジョナサンはこの時なにしてんだろうな
210 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/01/05(水) 13:19:42.12 ID:zVqPHJM0
ジョナサン「……」
211 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/01/05(水) 16:41:44.42 ID:ccvabis0
い、いっそひと思いに全員男にしてくれ!
212 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/05(水) 18:03:51.98 ID:s.Puyvco
本当に重婚罪だった
213 : [sage]:2011/01/05(水) 18:52:52.80 ID:3VyMpQAO
申し訳ねぇだ……今日は書き込めそうにねぇだ……

ジョナサン?
ウィル・A・ツェペリさんとイギリスで紳士的にお茶でもしてるのでしょう……
214 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/05(水) 19:57:43.67 ID:cq5ChKMo
>>1が!書くまで!待つのをやめないッ!
215 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/05(水) 22:31:52.07 ID:X2Aq/QY0
なんか面白いモンを見つけちまったよーですねェーッ!
C
216 :1 [番外編]:2011/01/06(木) 15:02:31.46 ID:79AWjjQ0
番外編『イギリスにて』

〜イギリス〜

ジョナサン「どうです?けっこういい紅茶なんですよ」

ウィル「うむ、なかなかのものだ」

ジョナサン「口にあったようでよかったです」

ウィル「お、もうこんな時間か」

ジョナサン「では、そろそろ」

ウィル「うむ!!波紋の修業だ!!波紋は紳士の嗜みだぞ!!」

ジョナサン「はい!ツェペリさん!!」

ウィル「今日はワインをこぼさずに100kmランニング!!こぼしたらやり直しだぞ!!」

ジョナサン「うおおーーーーッ!!ジョセフぅぅーーッ!!おじいちゃんは頑張ってるぞぉぉぉーーーーッ!!」
217 :1 [saga]:2011/01/06(木) 15:03:09.88 ID:79AWjjQ0
投下開始です
218 :1 [saga]:2011/01/06(木) 15:03:49.89 ID:79AWjjQ0
スモーキー「前回までのあらすじ!」

スモーキー「ジョセフは結婚指輪を埋められた!!」

スモーキー「え?」

スモーキー「え?え?ちょ、結婚指輪?なにそれ?え?」

スモーキー「……え?」
219 :1 [saga]:2011/01/06(木) 15:04:28.21 ID:79AWjjQ0
  / (゚Д゚)
  f×( ´∀`) <キング・クリムゾン!!
 ⊂××××つ
  |××××|
  | ××× ノ
  |×| ̄|×|
  (__) (__)

〜キンクリ中の主な出来事〜

リサリサ「私がリサリサです」

シーザー「私の先生です」

ジョセフ「そうですか」

リサリサ「えい」

カチャ

ジョセフ「なんとダサいマスク、しかも息がくるピー」

リサリサ「波紋の修業をなさい」

ジョセフ「がんばりたくない」

シーザー「あなたの命でしょうが」
220 :1 [saga]:2011/01/06(木) 15:05:19.90 ID:79AWjjQ0
そんなこんなでエア・サプレーナ島


ジョセフ「こんなとこで何をするんだよ」

リサリサ「あ、UFO」

ジョセフ「マジ!!?」バッ

リサリサ「えい」ドカッ

ジョセフ「うわっ!てめーなにしやが……!!」

ドボーンッ

ジョセフ「プアッ!!くそったれアマ!!一体ここは…」

シーザー「これは『地獄昇柱(ヘルクライム・ピラー)』よ!」

ジョセフ「ヘルクライム・ピラー?」

シーザー「私もこれに挑戦するのは初めてだけど……その柱にさわってみなさい]

ジョセフ「…油だ、油が大理石の柱の表面に流れ落ちている……」ヌルヌル

リサリサ「素手で柱の頂上まで昇ってきなさい、出口はそこしかない!昇れない場合は『死』しかない」

ジョセフ「マジかよ!?おい!」
221 :1 [saga]:2011/01/06(木) 15:06:19.68 ID:79AWjjQ0
ジョセフ「おい!!リサリサ!!」

シーザー「うるさいわよジョセフ!!ここでは余計な体力の消耗は死につながる!」

ジョセフ「くそ!!昇り切ったらあの女どうやっていじめてくれようか……」

ヌルヌル

ジョセフ「しかしまったく昇れないな……」

ジョセフ「リサリサ…ま、まさか見殺しなんてねーよなぁ?」

リサリサ「……」

ジョセフ(ゲッ!ありゃ養豚場のブタでも見るかのような目だ!『かわいそうだけど明日にはお肉屋さんに並ぶ運命なのね』とかいう残酷な目だ!!)

ジョセフ「ちくしょう!!何様だてめーーーッ!!もとが美人なだけになおさら許さねえ!!」

リサリサ(…マジに昇れなかったらどうしよう)
222 :1 [saga]:2011/01/06(木) 15:06:54.52 ID:79AWjjQ0
シーザー「はぁ……!はぁ……!!」

ジョセフ「シーザーのやつ、あの細身の身体のどこにあんな体力があるんだ?」

ジョセフ「しかもぎりぎり指一本でしがみついてやがる、たいしたもんだぜ……ん?」

(シーザー「あなたは波紋を手のひら全体で流しているから弱い」

 シーザー「水鉄砲は穴が小さいほうがよく飛ぶのよ」)

ジョセフ「つまり……波紋も同様!」

ジョセフ「シーザーは『わざと』指一本でしがみついているってことか!!」

ジョセフ「よし!!!」

ピッタァァァァァァーーー!

ジョセフ「やった!ひっついた!!いやっほう!!」

ジョセフ「あの女ぁぁぁ〜〜〜どうしていじめてくれようかぁぁ〜〜!!?ケケケ!」
223 :1 [saga]:2011/01/06(木) 15:07:32.09 ID:79AWjjQ0
24時間経過

ジョセフ「この柱!オーバーハングになってやがるのか!そりゃシーザーも18mでもたついているわけだ!」

ジョセフ「おッ!!ヒビだ!!うれピー!!休めるぜ……」

カチッ

ジョセフ「へ?何?スイッチのようなものが…!」

シーザー「何!!?」

ボッシュウウウウウウウウウウウウウウウウウ

ジョセフ「これは!!超高圧で吹きだす油だッ!!」

シーザー「油が水晶の壁のように行く手をさえぎっている!!」

ジョセフ「やべぇ…俺がスイッチを押してしまったのか!?」

シーザー「ジョセフ……」

ジョセフ「な、なんだよシーザー…俺のこと怒っているのか?」

シーザー「……」プイッ

ジョセフ(ああ〜〜ちくしょおぉ〜〜ケーベツされてしまったぜ)

ジョセフ(しかたねーだろー?ヒビがあったら誰でも休みたくなるっつーのッ!!)
224 :1 [saga]:2011/01/06(木) 15:08:15.85 ID:79AWjjQ0
シーザー「COOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!」

ジョセフ「!!?」

シーザー(『くっつく波紋』と『はじく波紋』!!)

シーザー(柱にくっつく波紋!油圧バリアーにははじく波紋!!)

シーザー(この二つの波紋を体内で同時にコントロールするッ!!)

バァァーーーッ!

シーザー「や、やった……ハァハァ…」

ジョセフ「す、すげえシーザー…俺に、あれができるのか?」

シーザー(今のジョセフにはできない!!)

シーザー(しかもジョセフの性格なら!一か八かで突っ込む!!その時はッ!!!)

シーザー「うぅッ!!?」グラッ

シーザー(ひ…他人の心配をしてる場合じゃない!!でも……!!!)
225 :1 [saga]:2011/01/06(木) 15:08:57.23 ID:79AWjjQ0
ジョセフ「俺にはできないだろーなぁー…」

ジョセフ「悔しいがシーザーの波紋は俺より強いし、俺より修業を積んでいる……」

ジョセフ「俺のは弱いし、修業も始めたばかりだ!!」

ジョセフ「だったらよ〜〜ッ!!『俺なりの方法』をとるまでだ!!」

ジョセフ「『一か八か』!!やってみるかっ!!!」

ジョセフ「刻むぜ!波紋のビィィーーーーートッ!!!」
226 :1 [saga]:2011/01/06(木) 15:09:38.22 ID:79AWjjQ0
シーザー「はぁ……!!はぁ……!!」

シーザー「早く……昇り切って…先生に油の噴出をとめてもらわなくちゃ……!!」

シーザー(じゃないと……じゃないと……)

シーザー(ジョセフが死んじゃう……ッ!!)

ツルッ

シーザー「あ……っ」

シーザー(嘘?ここで……呼吸が、乱れた……)

シーザー「落ちる……ッ!」

ガシィッ!

シーザー「え……?」

ジョセフ「よぉシーザー!!」

シーザー「ジョ…ジョセフ!!?あなた、いつの間に昇って…?」
227 :1 [saga]:2011/01/06(木) 15:10:18.10 ID:79AWjjQ0
ジョセフ「ヘヘ、お前はくっつく波紋とはじく波紋の二つをつかって油圧バリアーを『くぐった』が…」

ジョセフ「俺は逆に、『はじく波紋』のみを使い、油圧バリアーを『滑った』のさッ!」

シーザー「滑った……!!」

ジョセフ「俺はその勢いを利用して10m上昇!ただしお前と違って、そこの壁から昇ってきたんだがな」

シーザー「壁って…あそこは柱以上のオーバーハングなのに!!」

ジョセフ「ふん!お前は人の心配をしてる場合じゃねーだろ!」

シーザー「あ……!」

ジョセフ「おいリサリサぁ!!手を貸すが文句は言うなよ」

リサリサ「……いいけど、あなたも体力の限界なんじゃあないの?」

ジョセフ「ケッ!女一人引っ張る体力ぐらいはあらぁ!!」

シーザー「ジョセフ……」

ジョセフ「オラッ!引っ張ってやるから」

シーザー「あ、ありがと……キャッ!」グラッ

ジョセフ「おっと」
228 :1 [saga]:2011/01/06(木) 15:11:25.28 ID:79AWjjQ0
ドサッ

シーザー「……」

ジョセフ「おい?大丈夫か?」

シーザー(まままま待って?今、私とジョセフはどんな体勢になっている?)

シーザー(だ、抱き合う体勢?え?理解不能理解不能理解不能!!)

ジョセフ「おいぃ?シーザーさーん?大丈夫ですかァ〜〜〜?」

シーザー「へ!?う、うん…あ、ありがと……」

ジョセフ(!?変だな、普通ならここで『いつまでやってるのよ!この変態!!』とか言いそうなのに)

ジョセフ(ま、いいか)

シーザー(どうしたんだろ、私……昇っている時も、ジョセフが死ぬと思ったら、変な気持ちになって……さっきも……)

シーザー(とにかく…今は修業に専念しなくちゃ)
229 :1 [saga]:2011/01/06(木) 15:12:08.17 ID:79AWjjQ0
リサリサ(それにしても、あんな方法で柱を昇るなんて……あんな方法、今まで見たことないわ)

リサリサ(さすが、我が【ネタバレ】ってとこかしら!【禁則事項】として鼻が高いわ!!)

ジョセフ「おいリサリサぁぁぁ!!俺よォォォ…ずっと考えていたんだ……」

リサリサ(え?何?愛の告白?ダメよジョセフ!!私とあなたは【うちゅうのほうそくがみだれる】なのだから!!)

ジョセフ「昇り切ったら!!どーやってお前をいじめてやろうかってなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

リサリサ(…チッ、なんだよクソ、期待して損したわ)

シーザー(さっぱりした奴だと思っていたけど、意外と執念深いのねコイツ!)

リサリサ「ほら」ポイッ

ジョセフ「ぬお!?水の入ったコップ!?」パシッ

シーザー「あっ」

ジョセフ「こぼれない!!?すげぇ!!できるぞ!さかさまにしても水を維持できる!!」

シーザー(すごい…たった一日そこらでできたジョセフの才能!!そしてそれを引き出したリサリサ先生!!)

ジョセフ「せッ!先生ーーーーーーッ!!」

リサリサ「…」

ジョセフ「か!感動した!!早く次の修業に移ってくれッ!!なんでもやるぜッ!!」

シーザー「……分からない…やっぱり単純さっぱり野郎だったのかな……」


To be continued…
230 :1 [saga]:2011/01/06(木) 15:13:02.85 ID:79AWjjQ0
とろあえずここまで
今日中にもう一回投下するかもです
231 :1 [sage]:2011/01/06(木) 15:19:15.22 ID:79AWjjQ0
けっこう書きためたつもりなのにいざ投下してみると少ないなぁ
232 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/06(木) 15:24:56.53 ID:.NzKvBQo
乙です
キングクリムゾンかわいい
233 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/06(木) 15:29:48.49 ID:p4T2KjYo
キンクリかうぁいい
234 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/06(木) 15:54:45.98 ID:PJNHYzso
貴様見ているぞ・・・
乙!
235 : [saga]:2011/01/06(木) 19:21:25.34 ID:CSI3y1I0
WRYYYYY…
俺は投下するぞJOJOォ……
236 : [saga]:2011/01/06(木) 19:22:12.58 ID:CSI3y1I0
エシディシ「前回までのあらすじよぉ」

エシディシ「ん〜、波紋戦士がまぁた無駄なあがきを見せてるようねぇ」

エシディシ「修業もますますヒートアップして、ふふ、あがけばあがくだけ絶望が増すだけなのにぃ」

エシディシ「あらぁ、もうすぐエア・サプレーナ島ねぇ……それじゃあ、御機嫌よう……」
237 : [saga]:2011/01/06(木) 19:22:43.11 ID:CSI3y1I0
  / (゚Д゚)
  f×( ´∀`) <キング・クリムゾン!
 ⊂××××つ
  |××××|
  | ××× ノ
  |×| ̄|×|
  (__) (__)

キング・クリムゾン
時を吹き飛ばす妖精
吹き飛ばされたあとには結果しか残らない
作者としては非常に便利な存在
いや、サボりたいわけじゃないですよ?こいつが勝手に時をうわなにをするやめry


キンクリ中の主な出来事

メッシーナ「俺はメッシーナ」

ロギンス「俺はロギンス」

メ&ロ「ふたりはプリキュア」

リサリサ「こいつらにみっちり鍛えてもらいます」

ジョセフ「うそーん」
238 : [saga]:2011/01/06(木) 19:23:27.30 ID:CSI3y1I0
そして…指輪溶解まであと7日

スリ「……」スッ

リサリサ「待ちなさい」

スリ「!」

リサリサ「スリか…全く、なんで私にはこんな変な男しか寄ってこないのでしょう」

スリ「チッ」スッ

リサリサ「…」

スリ「オラ、このナイフで刺されたくなかったらとっととその宝石をよこしな」

リサリサ「フーッ、面倒くさいわ」

スリ「へ?」

リサリサ「私は面倒くさいから、彼が相手してくれるわ」

スリ「彼?」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドド

ジョセフ「………」

スリ「な、なんだ!?こいつの全身についているキズは!?」

ジョセフ「突いてこい……」

スリ「へ?」

ジョセフ「カモォーーーーンッ!!!そのちっせえナイフで突いてきなッ!!!」

スリ「はいッ」ビュン

ジョセフ「COOOO!!!」ピタァッ

スリ「な!!なんだぁぁぁぁぁ!!?ナイフがこいつの指に吸いついているかのように離れない!!!」

ジョセフ「おめ〜カラシは好きか?」

スリ「え?」

ウニョ〜〜〜
239 : [saga]:2011/01/06(木) 19:23:53.37 ID:CSI3y1I0
スリ「……」

ジョセフ「いや…そのカラシはただの悪意よ…意味はないぜ」

ジョセフ「もう行っていいぜ、チンピラよ……」

リサリサ「……」

ジョセフ「ケッ!んな真っ赤で目立つペンダントをつけてっから狙われるんだよ!」

ジョセフ「真っ赤で…赤…赤石…?」

ジョセフ「え?ま、まさかおめーそれはッ!!」

リサリサ「気がついたようね…そう!これが『エイジャの赤石』!!」

ジョセフ「アンタが持っていたのかッ!!」

リサリサ「これを守るのが私の使命!!」

ジョセフ「おいッ!しまうな!よく見せろ……ッ」

密かに見えるリサリサのMUNEのTANIMA

ジョセフ「うおおおーーーッ!!?」

リサリサ「?」

ジョセフ「や、やっぱりそのまましまっていいぜ……」

ジョセフ「い…いや、やっぱりしまうなッ!よ…よく見せろッ!!」

ジョセフ「は!ち…違うッ!見せろというのは赤石のことだからなッ!!」

リサリサ「?」
240 : [saga]:2011/01/06(木) 19:24:21.84 ID:CSI3y1I0
スッ

ジョセフ「おッ!?」

ドサッ

シーザー「きゃっ!」

ジョセフ「な、なんだよシーザーッ!!いきなり俺の胸に飛び込んでくるなんてッ!!」

シーザー「ふぇっ!!?」バッ

シーザー「あ!あなたがいきなり……!!」

ジョセフ「いきなり後ろから出てきやがって……驚かすなよ!」

シーザー「な、何よ!!」

リサリサ「さぁ…二人とも、買い物は終わりよ、島に帰ったら、最終試験を行います」

ジョセフ「さ…最終試験!?」

リサリサ「この3週間、よくぞ耐えました」

リサリサ「これからあなたたちにロギンスかメッシーナ……二人の師範代と戦ってもらいます」

ジョセフ「師範代とぉ〜?」

リサリサ(もう実力的には二人と互角かもしれません……)
241 : [saga]:2011/01/06(木) 19:25:11.87 ID:CSI3y1I0
ロギンス「フフフ、出番が少なかった恨み、ここではらしてやる!!」

ザッ

ロギンス「貴様何者だうわなにをするやめ」



ジョセフ「今は夜明け前だが……夜明け前が一番暗い、気をつけにゃあ」

ジョセフ「ロギンス師範代め……しごきの恨みをはらしてやる……」

コン

ジョセフ「ん?こいつは…ロギンス師範代の帽子!しかも血がついているッ!!」

ドザァッ

ジョセフ「なんだ……!!?」

ロギンス「……」

ジョセフ「ロッ!!ロギンス師範代!!!」

?「あら……意外と早く来たのね……」

ジョセフ「き…貴様は!!」

エシディシ「待っていたわよ…ジョセフ・ジョースター」

ジョセフ「エシディシッ!!!」

エシディシ「この島は、なかなかおもしろいわねぇ、闘技場みたいなものもあって…」

ジョセフ「エシディシ……!!」
242 : [saga]:2011/01/06(木) 19:25:42.48 ID:CSI3y1I0
エシディシ「久しぶりねぇ」

ジョセフ「ロギンス師範代は…生きているのか?ここからじゃよくわからねえ……」

エシディシ「多分生きてるわよ?予想より早くあなたが来ちゃったからぁ……」

ジョセフ「そうか……」

ジョセフ「それじゃあ、とっとと貴様はぶっ飛ばして、最終試験とやらをおっぱじめねーとな!!」

ジョセフ「それと、解毒剤ももらわなきゃあな!!」

エシディシ「ふふ、残念だけどぉ、あなには興味ないの……」

エシディシ「そこをどきなさぁい」

ジョセフ「どけ、だぁ?」

エシディシ「もう一度言うわ…どきなさぁい、さもなくば…その肉体の半分は…なくなるわよ」

ジョセフ「どかしてみな」

エシディシ「へぇ……」

ブンッ

ジョセフ「オラァッ!」ピタッ

エシディシ「!?これは……!!」

ジョセフ「何を驚いている?俺がどくのは、道にウ○コが落ちているだけだぜ」
243 : [saga]:2011/01/06(木) 19:26:17.92 ID:CSI3y1I0
エシディシ「なかなかの成長ぶりねぇ…けど!!」

グゥン

ジョセフ「!!?」

エシディシ「波紋を流される前に!!腕をへし折ってやるわぁ!!」

ジョセフ「ふーん」

シュル…

エシディシ「?これは?」

ジョセフ「気付かなかったのか?てめーの腕に絹糸を巻きつけていたのに!!」

エシディシ「一体いつ…あやしい動きをしていたなら!私が気付かないわけがない!」

ピンッ

エシディシ「!!あのロギンスとかいう男の指に糸を巻きつけていたのかッ!!」

ジョセフ「その絹糸には、波紋が流れやすくなるように細工をしてある」

ジョセフ「まずは、俺と師範代でお前に与えた、ダメージ1ってとこかな」

ジョセフ「あんたのしごきに対して礼を言うぜ、グラッツェ、ロギンス」
244 : [saga]:2011/01/06(木) 19:26:48.15 ID:CSI3y1I0
エシディシ「GOOHHHHHHHHHHHHHッ!!!」

プンッ

ジョセフ「右腕を落とした!!」

ジョセフ「俺よ…学校はほとんどサボっていたけど、ディオばあちゃんに教えてもらったおかげで『歴史』は得意なのよン」

ジョセフ「2500年前の中国の『孫子』って兵法書のはこんな言葉がある!『勝利とは戦う前に全て決定されている』」

ジョセフ「つまり!戦う前に策士はいろいろ作戦を練っておくのよ!!」

ジョセフ「貴様は俺との知恵比べに負けた……よーするにバカなんだよおめーは」

エシディシ「き…き・さ・まぁぁぁぁぁ〜〜〜〜……」

ジョセフ「お?怒るの!?もっと怒れよ!!」

ジョセフ「俺はもっと怒ってるんだ!!こちとらきさまに埋め込まれた指輪のせいでぐっすり夜も眠れねぇ!!」

エシディシ「……う……うぅ……あんまりだわぁ……」

ジョセフ「!?」

エシディシ「HEEEEYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY」

エシディシ「あアアアアアアアアアアアアアアアんまりだわアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」

ジョセフ「う……泣いてやがる……」

エシディシ「…」ピタッ

エシディシ「ふぅぅ…すっきりしたわ」

エシディシ「私はカーズやワムウと比べると荒っぽい性格なのよぉ…激昂してトチ狂いそうになると、泣きわめいて落ち着くようにしているの」

ジョセフ「……」

エシディシ「さて、こっちからもいかせてもらおうかしら!!」

グオオオッ



ジョセフ「………」
245 : [saga]:2011/01/06(木) 19:27:16.19 ID:CSI3y1I0
エシディシ「…何故だ」

ジョセフ「…………」

エシディシ「何故、抵抗しないの?」

ジョセフ「こっちが…聞きたいくらいさ、何で攻撃を止めたんだ?」

エシディシ「質問に質問で返さないで、ちゃんと答えて」

ジョセフ「……いやな、前にワムウに言ったこと、覚えてるか?」

エシディシ「悪いけど、覚えてないわぁ」

ジョセフ「そうか…ならもう一回言ってやるよ、『俺は女は殴らねえ』」

エシディシ「……」

ジョセフ「シーザーによ、柱の女は人間じゃない、だから……女と考えなくてもいいって言われたんだけどよォ」

ジョセフ「さっき…泣きわめいてるお前を見たらさ、やっぱさ……」

ジョセフ「女なんだな……とか思って……」

エシディシ「……」

ジョセフ「だからよぉ…闘えねえんだよ……もう、お前とは」

エシディシ「たった……そんだけの理由で、闘うことをやめるの?」

ジョセフ「ああ」

エシディシ「馬鹿なのぉ?」

ジョセフ「馬鹿でも構わねえよ、ばあちゃんとの約束だからな……」

エシディシ「ふぅん……それじゃあ、こっちは遠慮なくやらせてもらうわよぉ」

ジョセフ「……」

エシディシ「ワムウは風を操る流法だが……私は『熱を操る流法』」

エシディシ「血液を500℃まで上昇させ放出できる」

エシディシ「さっきちぎられた傷口から……沸騰させた血液を浴びさせてやるわぁ!!」

エシディシ「くらいなさぁい!!『怪焔王の流法』!!」

ジョセフ「ぐっ!!ぐおおおおッ!!!」
246 : [saga]:2011/01/06(木) 19:27:42.36 ID:CSI3y1I0
〜一方〜

シーザー「シャボンランチャー!!」

メッシーナ「うぎゃああああああああああああッ!!」

シーザー「ふぅ…」

メッシーナ「お、俺の負けだ……自慢の腕毛をツルッツルにされちゃあ……な」

シーザー「……」スッ

メッシーナ「ふん、隣りがそんなに気になるのか?お前……ジョセフがそんなに気になるのか?」

シーザー「べっ、別にそんなんじゃあないわよッ!!」

メッシーナ「あぁ?一体何をそんなにプリプリしてんだか……」

シーザー「……あっ!?あれは……エシディシッ!!!」

メッシーナ「なにッ!?よ、よこせッ!!」バッ

メッシーナ「あ、ありゃあ……!!マジだ!!」

シーザー「は、早く助けに……」

メッシーナ「やめろ!!」

シーザー「師範代!どうして!!?」

メッシーナ「ジョセフの運命は誰にもわからない!!だが、もしやられたなら、やつはきっとこっちにくる」

メッシーナ「その時には……俺たちがやらなければならん」

シーザー「師範代……!!」

メッシーナ「行くぞ…シーザー」

シーザー(ジョセフ…!!)
247 : [saga]:2011/01/06(木) 19:28:17.72 ID:CSI3y1I0
ジョセフ「ぐうううう……!!」

エシディシ「ほらほらぁ!!熱いでしょ!!痛いでしょ!?辛いでしょう!!?」

ジョセフ「グオオッ!!!」

エシディシ「辛いなら!!早くかかってきなさぁい!!!ほら、ほらほら、ほらほらほらほらぁ!!」

ジョセフ「マ、マスクが……!!」

エシディシ「早く……かかってきなさいよぉッ!!」

ジョセフ「ぐッ!!」

ガンッ

ジョセフ「ぐああ!!お、俺のセクシィな唇が焼けた!!」

エシディシ「唇だけじゃあすまないかもしれないのよぉ!!?」

ジョセフ「……」

エシディシ「なのに…なのに……ッ!!」

ピタッ…

エシディシ「なんでかかってこないの……?」

ジョセフ「約束……だし……それに、よぉ……」

ジョセフ「俺のじいちゃんもそうしただろうよ……なぜなら……」

ジョセフ「『紳士』だからだッ……『紳士』は女性を傷つけない!!」

ジョセフ「てめーもまた女性なんだッ!!だから手をださない!!」

ジョセフ「それがじいちゃんから代々受け継いできた『紳士の誇り』だッ!!!」

エシディシ「なによそれ……おかしいの……」
248 : [saga]:2011/01/06(木) 19:28:50.05 ID:CSI3y1I0
ジョセフ「笑いたきゃ笑えよ……」

エシディシ「笑わないわ……おかしいわねぇ、今まで、こんな感情を持ったことなんてないのに……」

ジョセフ「感情?」

エシディシ「あなたが…すごくかっこよく見えた……おかしいわねぇ、本当」

ジョセフ「エシディシ…?」

カチッ

エシディシ「私の負けよ……このピアスに解毒剤があるわ、受け取りなさぁい」

ジョセフ「お前は……お前は、どうするつもりだ?」

エシディシ「ふふ、さぁね」

ジョセフ「そうか……」

エシディシ「それじゃあ……」

ジョセフ「待てよ」

エシディシ「何よ……」

ジョセフ「ナチスが、柱の女や、吸血鬼を…人間に戻す研究をしている」

エシディシ「……」

ジョセフ「もしよければだが…受けてみろよ」

エシディシ「人間になれ、というの?」

ジョセフ「もし人間になれば……太陽も平気だしな」

エシディシ「いいわよぉ…敗者は勝者に従うもの、あなたがなれというなら、なるわ」

ジョセフ「そうか……」

エシディシ「それに…あなたのこと、気にいっちゃったしぃ♪」

ジョセフ「は、はぁ?」
249 : [saga]:2011/01/06(木) 19:29:19.44 ID:CSI3y1I0
エシディシ「クスッ、なんでもないわぁ、ところで、完成するまで私はどこにいればいいのかしらぁ?」

ジョセフ「そ、そうか…みんなには説明するから、この島にいるといい」

エシディシ「分かったわぁ……」

ジョセフ「そうか…なら早く行くぞ、日が昇る……」

エシディシ「本当に、いいのぉ?後悔するかもよぉ?」

ジョセフ「間違った選択だというなら…それを正しいという結果にしてみせる」
250 : [saga]:2011/01/06(木) 19:30:11.54 ID:CSI3y1I0
ここから携帯での投稿になります
遅くなりますが許してください
251 : [saga]:2011/01/06(木) 19:36:09.89 ID:yXz8.sAO
エシディシ「正しくする、ねぇ……フフフ、やっぱりあなた、素敵よぉ」

ジョセフ「なんだよ、気持ち悪いなぁ」

エシディシ「人の好意は素直に受け取りなさぁい、それに……」

エシディシ「私がこんなに夢中になった男は、あなたが初めてよ、誇りに思いなさぁい……」

ジョセフ「そりゃどーも……」

エシディシ「もし、人間になれたら……」

ジョセフ「ん?」

エシディシ「いろんなこと、私に教えてねぇ」

ジョセフ「あぁ、約束しよう」

エシディシ「約束、破らないでねぇ?」

ジョセフ「言っただろ、紳士は約束を破らない」

エシディシ「そう、フフフ、フフ」

エシディシ(楽しみだわぁ……こんな楽しみ、カーズ達といた時には味わえなかった……)

ジョセフ「早く行くぞ」

エシディシ「フフフ、分かってるわよ……」
252 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/06(木) 19:37:48.83 ID:Bt/igEMo
エシディシがかわいいだと・・・
253 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/06(木) 19:38:08.54 ID:p4T2KjYo
「やはりエロゲだった!」
254 : [saga]:2011/01/06(木) 19:41:22.77 ID:yXz8.sAO
〜その頃、シーザー、メッシーナ〜

メッシーナ「……」

シーザー「来ませんね……」

メッシーナ「双眼鏡で覗いてみろ」

シーザー「はい……」

メッシーナ「どうだ?」

シーザー「……なんのつもり?あれは……」

メッシーナ「?」

シーザー「エシディシとジョセフが……一緒にこっちに向かってきます!」

メッシーナ「あぁ?どういうことだ!?」

シーザー「私が知るわけないじゃないですか!!」


ジョセフ(やれやれ、どうやって説明すっかなぁ……)

To be continued……
255 : [sage]:2011/01/06(木) 19:43:03.66 ID:yXz8.sAO
今日はこれにて

エシディシ戦こんなもんで良かったのだろうか……
256 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/06(木) 19:44:18.06 ID:J9TGqVIo
俺はッッ!>>1にッッ!!激しく乙するッッ!!!


だがこれ第二部はジョセフハーレムでも良いと思うが第三部どうすんだwwwwwwww
257 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/06(木) 19:44:38.67 ID:kSsoJrQo
だめだどうしてもムキムキなエシディシが女装して口に口紅つけて言ってるようにしか思えないwwwwwwwwww
258 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/06(木) 19:45:10.38 ID:.NzKvBQo
エシディシはデレてもなんか恐いwwww
259 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/06(木) 19:47:04.35 ID:Bt/igEMo
シーザーがヘルクライムピラー昇るところってどう考えてもエロエロだよな
油まみれだぜ
260 : [sage]:2011/01/06(木) 19:51:49.21 ID:yXz8.sAO
>>256

花京院(♀)「メッセージです……受け取ってください……伝わってください……」

承太郎「やれやれ……またラブレターか、うっおとしい……」
261 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/06(木) 19:54:47.90 ID:J9TGqVIo
>>260
DIOどうするんだwwwwwwww
曾孫自分の所為で倒れるってwwwwwwww
だからひいひい祖母ちゃん殴りに行くってなるとかwwwwww
262 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/06(木) 19:57:47.76 ID:p4T2KjYo
いろいろ事情があった後に暴走して逃げる祖母を捕まえてちょっとお仕置きします まる
263 : [sage]:2011/01/06(木) 19:58:51.11 ID:yXz8.sAO
DIOの呪縛なんてなかった(キリッ
264 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/06(木) 20:05:08.61 ID:qzr1a6AO
なんかこのエシディシ某歩く18禁で、追跡封じのあの女を連想とさせるw

つか脳内で柚姉さんで再生されるw
265 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/07(金) 02:15:40.83 ID:kvdYfQAO
エシディシに粛清フラグが立っているような……
266 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/01/07(金) 07:36:58.83 ID:E/YaHEUo
右腕切り落としといて、俺は女は殴らねぇとかwwwwwwwwww
267 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/07(金) 07:37:37.55 ID:oU61Ms6o
殴 っ て ね ぇ だ ろ う が
268 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/07(金) 08:10:45.63 ID:od9.UcAO
このままだとジョルノのやDIOの息子たち、仗助やあるいは徐倫もジョセフの孫ってことに…
269 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/07(金) 09:21:02.10 ID:66kRnkAO
荒木絵で女体化か
さぞかしマッチョな女人なんだろうな
270 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/01/07(金) 15:33:04.79 ID:49p577ko
>>269
徐倫さんディスってんのか
271 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/07(金) 15:35:51.92 ID:oU61Ms6o
<ヘイッ!!
272 : [sage]:2011/01/07(金) 18:32:35.79 ID:89qGJis0
ごめんなっさいッ
今日は書けないッ

書くのわすれてたけど

ジョセフがエシディシの右腕を切り落とす

ジョセフ「うまいこと波紋を調節させて右腕は再起可能なんだぜ」

エシディシ、右腕(自分の)をくっつけて治す

っていうご都合主義ってことで許してください
女は殴らないけど柱の女は人間じゃないから殴りました

本当に申し訳ない
273 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 00:25:58.59 ID:py1nStoo


      ,..-''" ̄ ̄ `'" ̄ ̄`ヽ、
      /             ヽ
   ./     ,,,... -――- ...._    ',
   |    /'´         `!  |
   |  ,ノ           |  :!   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |   |   ,. -==、 ,.==-、 |.  |   / 「ジョセフはウソつきだ」
   l:  l  ィてフ_> :i i ィてフ_> | ;'  | と思った少年少女のみなさん、
    iヘ:|         | |       |''|   | どうもすみませんでした。
    |,ハ|       r_!__ト,     /ノ   | ジョセフはウソつきではないのです。
    ヽ'_l、    ,___,   /'′  _ノ   まちがいをするだけなのです……。
     `l \     ―‐  ,/   ̄ ̄ヽ、_______________
   _,. -l    丶、___.. 1"i''''''―-
‐''"´ |\        /  |
    |:  \      /   |
     |     \    / _   |
    l   _,,. -へ   // \ |
          
274 : [saga]:2011/01/08(土) 19:18:50.22 ID:dbfqo0o0
今から投下します
275 : [saga]:2011/01/08(土) 19:19:25.79 ID:dbfqo0o0
前回までのあらすじ

エシディシが仲間になりたそうにこちらを見ている
仲間にしますか?

ニアはい   ピッ
 いいえ  
276 : [saga]:2011/01/08(土) 19:20:11.18 ID:dbfqo0o0
スージーQ「……」

ヌゥウ

ジョセフ「おいスージーQ」

スージー「キャアアアアアアアアアアアア!!!」

ジョセフ「なあ〜にがキャアだ!やかましい!静かにしろ!!」

スージー「うはwwwwwwwwwwお前wwwwwwww誰ぞwwwwwwwww」

ジョセフ「おい!誰?はないだろ!俺だよ俺!ジョセフ・ジョースターだ」

スージー「うそwwwwだろwwwww承太郎wwwwww」

ジョセフ「マヌケが見つかったようだな、まぁ3週間マスクをつけっぱなしだったし、素顔を見るのは初めてか?」

ジョセフ「で?どうだい感想は……ハンサムかい?」

スージー「変なwwwwwwwwww口wwwwwwwwwワロスwwwwwwwwwww」

ジョセフ「フン!変な口でも、これで君と俺が恋に落ちればだな…いっぱいキスができるわけだぜーーーーーーッ」

スージー「※ただしイケメンに限るwwwwwwwwwwwwwww」

ジョセフ「なんじゃそりゃあ!」
277 : [saga]:2011/01/08(土) 19:21:01.16 ID:dbfqo0o0
スージー「でも意外と…イカす顔、してるわよ」

ジョセフ「え?今なんか言ったか?」

スージー「バwwwwwwwカwwwwwヤwwwwwwwロwwwwウwwwwwwww」

エシディシ「ちょっとアンタ、浮気のつもりぃ?」

ジョセフ「浮気も何もてめーの小指になった覚えはねーーーーーッ」

スージー「おまえwwwwwwwww誰?wwwwwwwwww」

ジョセフ「それを今から説明すんだよ、リサリサはいるか?」

スージー「今www入浴中wwwだからwww30分後にwww部屋に行ってねwww」

ジョセフ「分かった、赤石のことがばれたことを言わなくちゃあな」

ジョセフ「ついでにスージー、ロギンスの野郎を運んできたから治療してやってくれ、まだ生きている」

スージー「おkwwwwwwwwwwwwwww」
278 : [saga]:2011/01/08(土) 19:21:34.04 ID:dbfqo0o0
ジョセフ「よし、エシディシ、行くぞ」

エシディシ「30分後じゃないの?」

ジョセフ「その30分間、どこで待つのがベストか……」

ジョセフ「それはッ!リサリサの部屋の前がベストでぇーーすッ!!」

エシディシ「へえ……」

ジョセフ「その間…鍵穴に目を近づけるのはいけないことでしょおーーーーか〜〜〜〜〜!?」

鍵穴から見えるリサリサの後ろ姿(ご想像にお任せします)

ジョセフ「おおおおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!」

ジョセフ「ナァーーーーーーイス!!」

エシディシ「裸が見たいのぉ?」

ジョセフ「いや!ゴホン、ゴホンゴホーン、別にそういうわけじゃあないんですけどネ!うん」
279 : [saga]:2011/01/08(土) 19:22:03.04 ID:dbfqo0o0
エシディシ「私のならいくらでも見せてあげるわよぉ?」

ジョセフ「女性が軽々しく男に裸体をみせるもんじゃあねーぜ」

ジョセフ「自分の身体は大切にしな」

エシディシ(さっきまで覗きをしていた男のセリフとはおもえないわねぇ)

エシディシ「分かったわ…私の身体は、あなたの為に大切にとっておくわぁ」

ジョセフ「え?」

カチャ

リサリサ「お待たせしました」

シーザー「ジョセフ!!無事だったの!!?」

ジョセフ「リサリサ!それにシーザー、お前も」

シーザー「よかった!無事だったのね!」

ジョセフ「まぁ……無事なんだがよぉーーーッ」

リサリサ「?ジョセフ、あなたの後ろにいるのは……」

シーザー「!!貴様エシディシ!!!」
280 : [saga]:2011/01/08(土) 19:22:36.41 ID:dbfqo0o0
エシディシ「そう睨まないでよぉ、もう襲うつもりはないんだしぃ」

シーザー「何!!?どういうことだ!!」

リサリサ「説明しなさいジョセフ」

シーザー「そうよ!!説明しなさい!!ちゃんと納得ができるような説明を!!」

ジョセフ「ああ〜〜、なんだその……なつかれた、って感じかぁ?」

シーザー「はぁ?」

リサリサ「なつかれた?」

エシディシ「ちょっとぉ、犬か何かみたいな言い方しないでくれる?」

ジョセフ「お前は黙っとけ!」

シーザー「どういうことなの!?」
281 : [saga]:2011/01/08(土) 19:23:13.50 ID:dbfqo0o0
ジョセフ「かいつまんで説明すっとだな……
     俺がエシディシとの闘いの勝利して
     勝利者権限でひとつ命令出来るってことで
     今ナチスが研究している『柱の女+サンタナを人間に戻す方法』で人間になってもらうことにした」

シーザー「な……なにそれ!!ふざけてるの!?」

ジョセフ「つってもよぉーーーッ!!やっぱりこいつらを人間じゃないって思うのは無理だったんだよォーーーッ」

シーザー「だからってあんたは何を考えてるんだジョセフ・ジョースターーーッ!!結果はともかく理由を言えーーーーッ!!」

ジョセフ「今言った通りだってよぉーーッ!!これ以上の説明は無理だぜ!俺にゃあよぉ!!」

エシディシ「だったら私から説明するわぁ」

シーザー「なんですって?」

エシディシ「私はあいつに惚れた、ただそれだけよぉ」

ジョセフ「おまっ、説明になってねぇーーーーーッ!!!!」
282 : [saga]:2011/01/08(土) 19:23:48.19 ID:dbfqo0o0
シーザー「ジョセフゥゥゥゥゥ!!!」

リサリサ「そんなことよりもジョセフ、なにか私に用があったんじゃなくて?」

シーザー「そんなことよりって…それでいいんですか先生!!」

リサリサ「エシディシ自身が襲うつもりはないっていっているのですし、もうよいではないですか」

リサリサ「ただし、『人間になる方法』が見つかるまでは、地下の牢獄に入れますが、かまいませんね?」

エシディシ「まぁ当然の処置ね、太陽が当たらなければ、文句はないわぁ」

リサリサ「シーザー、あなたも文句はないですね?」

シーザー「わ、分かりました、先生がそうおっしゃるなら……」

エシディシ「フフフ、よろしくねぇ」
283 : [saga]:2011/01/08(土) 19:24:40.15 ID:dbfqo0o0
シーザー(でも、あまりジョセフに近づかないでくださる?)ボソッ

エシディシ(あら、どうしてぇ?)ボソッ

シーザー(な、なんとなくあんたがジョセフに近づくのが嫌なだけよ!!)ボソ

エシディシ(フフ、それは約束できないわねぇ)ボソッ

シーザー(なっ!!)ボソッ

リサリサ「それでジョセフ、話とは?」

ジョセフ「ああ、エシディシがここに来たということはだな……」

リサリサ「なるほど、赤石の場所が知れてしまったようですね……」

ジョセフ「あぁ、だからどうするかリサリサに聞きに来たんだ」

リサリサ「赤石ならここに……あら?赤石がない?」

ジョセフ「え?」

リサリサ「スージー!あなた、ここに置いておいた赤石をどうしたの?」
284 : [saga]:2011/01/08(土) 19:25:07.39 ID:dbfqo0o0
スージー「え?wwwwwここに置いてあった封筒と一緒にwwwwww郵便に出しましたけど、何か?wwwwwwwwww」

リサリサ「え……?」

シーザー「郵便に……出したぁ!!?」

ジョセフ「てめーーーーーッ!!!あれがどんだけ大切なものかしらねーーーのかッ!!!?」

スージー「だってwwww聞いてないもんwwww」

ジョセフ「バカヤローーーーッ!!どーすんだよぉ!!?」

リサリサ「郵便船は出港してしまいました……」

シーザー「どうするんですか先生!!」

リサリサ「落ち着きなさい!とにかく、あの郵便船を追うしかありません!急ぎなさいふたりとも!!」

ジョセフ「クソッ!!えらいことになっちまったぜ!!!」

To be continued…
285 : [saga]:2011/01/08(土) 19:25:44.71 ID:dbfqo0o0
こ…ここまでですごめんなさい
286 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:36:30.10 ID:sT4vBV2o
スージーQと結婚したい
何故だろう女性設定だけで同属嫌悪が発生しない
287 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:50:45.83 ID:R.Il5J6o
おつ

あとメッシーナの相方はロギン「ズ」だぜ
間違いやすい上にロギンスって誤植されてるシーンもあるけど。
288 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 19:55:16.95 ID:Mqp1cwco
牛スジがウザくなってるwwww
289 : [sage]:2011/01/08(土) 20:03:56.51 ID:dbfqo0o0
>>287
オーノーッ
すみません、訂正ありがとうございます
290 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 20:40:52.91 ID:XYXOs5wo
だってケニー・ロギンスだもんな
仕方ない気もする
筋Qウザいなwwwwww
291 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/08(土) 23:23:29.75 ID:Y3ysQ86o
エシディシ=水銀燈
292 : [sage]:2011/01/09(日) 21:17:31.46 ID:Oq/SP7vAO
PCが使用不可な状況の為今日は投下できません
ごめんなさい
293 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/10(月) 02:07:14.10 ID:Bm45GshAO
>>291
いいアイデアだ。それで再生しよう
294 :1 [saga]:2011/01/10(月) 18:18:49.79 ID:Srj+FEsx0
今から投下します
295 :1 [saga]:2011/01/10(月) 18:19:27.00 ID:Srj+FEsx0
スージー「前回までのあらスージーQwwwwwwwwwwwww」

スージー「赤石を間違えちゃって郵便に出しちゃったwwwwwwww」

スージー「スージーテラドジッ子wwwwwww」

スージー「VIPにスレ建てよwwwwwwwwwwww」
296 :1 [saga]:2011/01/10(月) 18:20:04.59 ID:Srj+FEsx0
赤石郵便に出しちゃったけど(5)

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/10(月) 16:31:27.44 ID:DenPowsrt
質問ある?


2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/10(月) 16:31:57.86 ID:polpolkun
そんなことより両手右手の男知らね?


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/10(月) 16:32:13.57 ID:BuotKOdes
  >>2
  お前デッサン狂ってね?


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/10(月) 16:32:21.92 ID:ReRoreRo0
  >>2
  お前便器臭い


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/01/10(月) 16:32:41.66 ID:yryrdaze0
  >>2
  やれやれだぜ



スージー「何これwwwwww何これwwwwwwww」
297 :1 [saga]:2011/01/10(月) 18:21:18.34 ID:Srj+FEsx0
  / (゚Д゚)
  f×( ´∀`) <キング・クリムゾン!
 ⊂××××つ
  |××××|
  | ××× ノ
  |×| ̄|×|
  (__) (__)


ジョセフ「送り先がスイスのサンモリッツだと分かったぜ!」

ジョセフ「けれど赤石はすでに列車に積み込まれてしまった!!」

ジョセフ「送り先には『柱の女』がいるはずだ!!奴らに渡したらヤバい!!」

ジョセフ「列車を追いかけるぞ!!」
298 :1 [saga]:2011/01/10(月) 18:22:14.70 ID:Srj+FEsx0
ブロロロロロロロロ……

スージー「……」スッ

スージー「………」

ジョセフ「おいスージーQ!こっちを向け!!」

スージー「あっ!!」

ジョセフ「さよならだぜスージーQ!だがな、必ずいつかヴェネチアに戻ってくるからな!」

スージー「マジスか!?wwwwwwwwwwwwww」

ジョセフ「ああ……だからそれまでさよならだぜ!!」

スージー「絶対にだろうな?wwwwwwwwwwwwwww」

ジョセフ「しつこいぜ!でも、おめえがババアになってからかもな〜〜!!ヘヘヘ」

スージー「このwwwwwwwww大バカヤロウwwwwwwwwwwwww」

スージー「絶対……だからね……グスッ…」

ブロロロロロロロ…………

ジョセフ「近いうちに必ず帰るさ……」
299 :1 [saga]:2011/01/10(月) 18:22:42.17 ID:Srj+FEsx0
―スイス サンモリッツ

スタスタ

カーズ「……」

犬「クーン……」

カーズ「……」

スッ

犬「クーン……」

ブオロロロロロロロロ………

DQNa「ヒィハハハハハハハハハーーーーーッ!!!!」

DQNb「オウェヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘヘ」

犬「キャン!!」
300 :1 [saga]:2011/01/10(月) 18:23:08.59 ID:Srj+FEsx0
カーズ「……」

バリバリバリバリ

シュバァァァッ

DQNb「ハッ、お前の腕どうした?ちゃんと運転しろよ!」

DQNa「あれ?なんだこのハンドル?おかしいな……」

DQNb「ちょ、ぶつかるぜーーーーーッ!!!!

DQNa「おわあああああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーッ!!!!!」

ドッゴォォォーーーンッ

カーズ「8時にあるはずのエシディシの電話がない……奴は『赤石』がヴェネチアにあるという手がかりをつかんだのだ」

カーズ「エシディシの身になにかあったのだ!(死んだのか?)」
301 :1 [saga]:2011/01/10(月) 18:23:49.17 ID:Srj+FEsx0
―そして

ジョセフ「Zzz……」

「ジョセフ……」

ジョセフ「Zzz……」

メッシーナ「おらッ!!ジョセフ起きろッ!!」

ボガッ

ジョセフ「ん!?」

メッシーナ「ジョセフ!!列車に追いついたぜ!!」

ジョセフ「え?何?」

メッシーナ「出国の手続きをしているらしい、もたついているらしい……」

リサリサ「この国境から小包の宛先のスイス・サンモリッツまで一時間足らず」

リサリサ「ここで追いつけてよかった……」
302 :1 [saga]:2011/01/10(月) 18:24:38.73 ID:Srj+FEsx0
シーザー「ほら、シャキッとしなさい」

ジョセフ「ん…俺はよ、体力を養っているんだぜ!体力を」

ジョセフ「早いとこ赤石を取り戻して6日後のワムウ戦にそなえようぜ」

シーザー「国境まで待ちなさい!!」

プップーッ

ジョセフ「あぁ!?うるさいぜ!先に行きたけりゃ追いこして行きな!!」

プップーッ

ジョセフ「あ!!?」

シーザー「ナ……ナチス!!?」

シーザー(ナチスがスイス・イタリア国境でなにをしてるんだッ!!?)

?「フフフフフフフフ……」
303 :1 [saga]:2011/01/10(月) 18:25:26.45 ID:Srj+FEsx0
ジョセフ「!?」

?「元気そうね…大した成長ぶりじゃない、ジョースター!」

ジョセフ「へ?今、なんつった?」

メッシーナ「ううっ、見ろ!列車の周りを!!」

メッシーナ「すでに列車の周りにもナチスの将校がいるぞ!!」

ナチスA「ありましたよ大佐」

リサリサ「あ!あの小包は!!」

ビリビリ

ジョセフ「『エイジャの赤石』!!」

シーザー「なんでナチスが赤石を!!?」

?「フフ、これは『研究材料』として預からせてもらうわ!」

ジョセフ「何!!?」

?「実は三週間まえからすでにヴェネチアであんたたちを監視していたのよ!」

?「だから波紋修業のことも、エシディシのことも知ってるわよ!」

?「浮気者め」ボソッ

ジョセフ「な、なんだと!!(最後がよく聞こえなかったけど、いいか)」
304 :1 [saga]:2011/01/10(月) 18:25:55.43 ID:Srj+FEsx0
?「この男を覚えてる?ジョセフ……」

スリ「へへ、どうも……」

ジョセフ「あっ、お前!!」

?「そう、ヴェネチアでスリに失敗しカラシをひっかけられた男よ、こいつは私の部下なの」

ジョセフ「なんだと……」

?「私たちはこの先のロッジにいる、ついてきなさい!あなたたちに『カーズ』と『赤石』のことについて教えてもらわなくちゃいけないの」

?「協力しあいましょう?お互い知らない仲じゃないんだし!」

ジョセフ「どっかで聞いた声だな、だが何故ナチスが出てくるんだ!?」

シーザー「ど、どうします?先生……」

リサリサ「ついていくしかなさそうね……カーズに赤石を渡すよりましだわ……」

ジョセフ「やれやれだぜ……しかし思い出せないな、どっかで会ったような気もするんだが……」

To be continued…
305 :1 [saga]:2011/01/10(月) 18:26:51.24 ID:Srj+FEsx0
今回はここまでです
306 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/10(月) 19:55:40.27 ID:DQbm4G6no
このスージーはwwwwww
307 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/10(月) 22:55:05.18 ID:+OcXD86AO



スレwwww
308 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/10(月) 23:51:13.77 ID:7ZY6m3hno
乙ww
309 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/11(火) 00:40:10.30 ID:HzsiJppVo
スージーQが立てたスレ軽くタイムリープしてんじゃねえかwwwwwwww
310 :1 [sage]:2011/01/11(火) 18:55:08.36 ID:9sBpAWKAO
ごめんなさい
うん、またなんだ
今日は投下できないです

忙しくなってきたんでどうしても投下スピードと量が減ってきます……
読んでくださってるみなさんには大変申し訳ないです
311 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/11(火) 18:56:08.62 ID:yl7K92m5o
明日は来てよね!
312 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/12(水) 07:38:21.88 ID:+8dUoQRAo
まあ気長に待つさ
313 :1 [saga]:2011/01/12(水) 19:15:28.27 ID:7eTvgAqp0
投下開始だよぉぉ〜〜ン
314 :1 [saga]:2011/01/12(水) 19:15:54.51 ID:7eTvgAqp0
前回までのあらすじ

ロギンズ「赤石をナチ公にとられちった」

ロギンズ「……え?出番これだけ?」
315 :1 [saga]:2011/01/12(水) 19:16:20.97 ID:7eTvgAqp0
赤石をナチスに奪われたその日、午後10時

ザムッ

ザムッ、ザムッ

ピタッ

カーズ「………」

カーズ(部屋の温度差より……男が4人、身長が右から178…174…181…178)

カーズ「それと……女が1人か」

カーズ「『輝彩滑刀』の流法…!!」ジャキィィン

スウウウウゥゥゥゥゥゥ

カーズ「……」

カーズ「…むぅ?」

?「惜しかったわね!一人も殺せてないわよ」

カーズ「貴様は……?」
316 :1 [saga]:2011/01/12(水) 19:16:52.90 ID:7eTvgAqp0
?「アンタがカーズね…随分早いじゃない、数時間前、仲間が降伏したことを知り、私たちから赤石を奪いに来たとは」

ナチスA「あ……危なかった…!!」

ナチスB「大佐がカーズの襲撃にいち早く気付いたから、我々は助かった……!!」

カーズ「貴様……何故私の襲撃に気付けた?」

?「『女の勘』ってやつよ……」

カーズ「そのようなもので、私の襲撃をかわすなどと……」

?「あら、女の勘をなめちゃいけないわよ」

ガチャ

ジョセフ「おいナチ公!いつまで待たせるんだ!?腹がへったぜ!」

ジョセフ「うん……!!?貴様!カーズッ!!!」

カーズ「ジョセフか……」

?「もう!遅いじゃない!!レディーのピンチに駆けつけてこないなんて、紳士失格よ!!」

ジョセフ「ヌ!その高慢なものの言い方!!はっきりと思い出しちまったぜッ!!!」

ジョセフ「貴様、シュトロハイムかッ!!!」
317 :1 [saga]:2011/01/12(水) 19:17:18.71 ID:7eTvgAqp0
ハイム「そうよ!まったく、すぐに気付きなさいよ!!」

ジョセフ「やかましい!!てめーメキシコにいたんじゃあなかったのか!?」

ハイム「後で詳しいこと話すから!!今はこいつを何とかして!!」

カーズ「……」

ジョセフ「なんだ?エシディシなら生きてるぜ?そういう『恨みのこもった目』で睨まれる筋合いはねーがな」

ジョセフ「ま!女から熱い目線を送られるってのは悪くねーがな、てめーじゃなかったらもっとよかったが」

ハイム「私が見つめてあげようか?」

ジョセフ「てめーは黙ってろ……」

カーズ「貴様…よくも、エシディシを…汚い男が」

ジョセフ「汚い男、だァァァ〜〜〜〜!?なんのこっちゃ分からんぜ!!」

カーズ「とにかく、赤石だ!!赤石は……ッ」

カーズ「女!!貴様の胸ポケットの中だなッ!!」

ハイム「キャッ…!」

ビリビリビリビリッ

ハイム「ヒッ……キャアアアアーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」
318 :1 [saga]:2011/01/12(水) 19:17:46.24 ID:7eTvgAqp0
ジョセフ「カ、カーズ!!貴様、何を!!」

チャラッ

カーズ「こいつだな…いただいてゆくぞ」

ジョセフ「シュトロハイム!!」

ハイム「ジョ…ジョセフゥ……」

ジョセフ「大丈夫か!!?」

ハイム「大丈夫……服を破られただけ……」

ジョセフ「なぬ……!!」

ハイム「……いつまで見てるのよ、スケベ!!」

ジョセフ「ぬなっ!!貴様!!怪我してねーか見てやったのになんだその言い草はッ!!」

ハイム「あっ!!ジョセフ!!カーズが逃げる!!」

ジョセフ「しまった!!アホなことやってる場合じゃなかった!!」

ハイム「当たるかしら…!!」チャッ

ジョセフ「何だ?そのよくおもちゃ屋で見かけるようなデザインの銃は?」

ハイム「紫外線照射銃よ!!喰らいなさいッ!!!」
319 :1 [saga]:2011/01/12(水) 19:18:13.59 ID:7eTvgAqp0
バシュゥゥゥーーーーーーッ

カーズ「う……ぬぅぅ!!」

チャラッ

ジョセフ「命中した!!」

ハイム「赤石を落とした!!走ってジョセフッ!!あなたが先に赤石をとるのよッ!!!」

ジョセフ「よっしゃッ!!よくやったシュトロハイムッ!!」

ダダダダダダッ

カーズ「NUUUUOOOHHHHH…………!」

ツルーーーーーーーーーーッ

ジョセフ「まずい……ッ!赤石が雪面を滑り落ちてやるッ!!」

ジョセフ「このままじゃ、赤石が崖から落ちるか、取れたとしても俺も落ちてしまうッ!!」

カーズ「HUUUUUUUUUUUUUU……」

ダダダダダダダダダダダダダッ!!
320 :1 [saga]:2011/01/12(水) 19:18:40.47 ID:7eTvgAqp0
ジョセフ(こいつの走行スピードッ!!赤石をキャッチした後そのまま落ちるつもりだッ!!逃走も兼ねてッ!!)

ジョセフ「させるわけにゃいかねーーーーッ!!!」

カーズ「ジョセフ……貴様、私が赤石を取る瞬間のスキを狙って蹴りを放とうとしてるな?」

カーズ「赤石は落ちても、私に波紋を喰らわせる気だな?」

ジョセフ「ッ!!」

カーズ「はたして…そう上手くいくかな?」



シーザー「気晴らしに外に出てみたら……」

シーザー「あれは…カーズ!そして二人が赤石を追っている!!」

シーザー「けれどあのままじゃジョセフが落ちる!!」
321 :1 [saga]:2011/01/12(水) 19:19:08.20 ID:7eTvgAqp0
ダダダダダダダダダダダダダッ

ジョセフ(む!あれはシーザー!!)

ジョセフ(チャンスだ!!あいつならきっと『俺の作戦』を分かってくれる!!)

チラッ

シーザー「う…!ジョセフ、まさかッ!!」ダダダダダダダダダダッ

カーズ「赤石はいただくぞ!!」バッ

ジョセフ「させっか!蹴りをいれてやる!!」

ブオオッ

カーズ「フン!」ヒョイッ

ハイム「あ!!」

ハイム「足で!!足で赤石のペンダントの鎖をひっかけているッ!!」

カーズ「フフフ」ニヤリ
322 :1 [saga]:2011/01/12(水) 19:19:36.50 ID:7eTvgAqp0
ジョセフ「なぁ〜〜〜〜に『してやったり』って顔してんだ馬鹿!!」

ジョセフ「やっぱりその程度だったなカーズ!!」

ジョセフ「俺のこの蹴りは…実は雪を蹴るために放ったものッ!!」

ズズズズズズズズッ!!

ジョセフ「+ブレーキを兼ねてね」

パシッ!

ジョセフ「赤石をナイスキャッチしたのは俺のほうだったな!!崖下にさいなら!」

カーズ「……」ビュンッ

ドスッ!

ジョセフ「!!?なっ、なんだ!!?奴の足からサーベルみてえなもんが出てきて……」

ジョセフ「俺の脚に刺さっちまった!!や……やべぇ!!『道連れ』か!!?」

ハイム「ジョ……!!ジョセフゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」


To be continued…
323 :1 [saga]:2011/01/12(水) 19:20:45.69 ID:7eTvgAqp0
今日はここまで

今回でようやく単行本9巻まで終わりました
あと3巻か……
324 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/12(水) 19:22:42.67 ID:C6TD1Eevo
がんばれ!凄く面白いぞ!
325 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/12(水) 20:17:40.82 ID:JcygC6rIO
がんばれ、残りほんの90冊程度だ
326 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/13(木) 05:42:00.57 ID:UcJMcNs2o
カーズ様は無理心中をはかりました
327 :1 [sage]:2011/01/13(木) 19:31:11.37 ID:grBhl0oo0
ご報告
今日は無理ですごめんなさい
あまりにも時間がない…
328 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/13(木) 19:48:20.67 ID:wXagGqEoo
了解、無理しないでくれ
あと90冊以上もあるんだしゆっくりと確実にがんばろう!
329 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします :2011/01/13(木) 23:32:41.10 ID:JaC64DOPo
移転
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

330 :1 [sage]:2011/01/13(木) 23:51:24.18 ID:yJ9/GJLAO
え?移転?
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

331 :VIPにかわりましてGEPPERがお送りします [sage]:2011/01/13(木) 23:53:15.50 ID:c4eGe5Axo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1294924033/
にタイトルとURLをコピーするとスレごとぶっ飛ばしてくれるそうです
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

332 :1 [sage]:2011/01/14(金) 00:53:59.48 ID:GAdXFUsAO
なるほど
行ってきます
SS・小説スレは移転しました
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/ Mobile http://ex14.vip2ch.com/test/mread.cgi/news4ssnip/

333 :真・スレッドムーバー :移転
この度この板に移転することになりますた。よろしくおながいします。ニヤリ・・・( ̄ー ̄)
334 :1 [sage]:2011/01/14(金) 20:53:36.48 ID:qxHQXGYAO
今日もダメです…
申し訳ありません……
335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/14(金) 21:09:14.11 ID:TpUncO+eo
まあそんな時もあるさ
336 :1 [sage]:2011/01/15(土) 16:46:04.14 ID:2yOfT5Gx0
よし!今から投下します!
337 :1 [saga]:2011/01/15(土) 16:47:04.77 ID:2yOfT5Gx0
ジョセフ「前回までのあらすじ」

ジョセフ「落下中」

ジョセフ「以上、誰か助けて」
338 :1 [saga]:2011/01/15(土) 16:47:48.26 ID:2yOfT5Gx0
―落下中

ジョセフ「冗談じゃねーぜッ!!こいつと一緒に落ちるなんてよぉ!!」

ジョセフ(お!つららじゃねーかッ!!『くっつく波紋』だッ!!)

ビシイッ

ジョセフ「お、重いッ!脚に刺さった剣が痛えーーーッ」

ジョセフ(だがこれはチャンスだ!この剣が刺さってることがチャンスだッ!!)

ジョセフ(剣に波紋を流せばッ!!)

ジョセフ「くらえカー……ッ!!」

カーズ「やはりな、『そうくる』と思っていたよ」

ジョセフ「!!?」

カーズ「剣に波紋を流すというならば、私は貴様を壁面に叩きつけてやろうッ!!」

ドグシャアァッ!

ジョセフ「ぐええッ!!」

ぼよよぉぉ〜〜ん

カーズ「そして跳ね返ってきたところをッ!!」ジャキンッ
339 :1 [saga]:2011/01/15(土) 16:48:17.11 ID:2yOfT5Gx0
ジョセフ「げッ!!?」

カーズ「『輝彩滑刀』の流法!!」

ジョセフ「なんだッ!!こいつの剣、『光ってやがる』!!」

ジョセフは本能で理解したッ!!
カーズの剣の秘密ッ!
それは刃が細かく振動することにより
刃が光っているのだ!!

カーズ「死ねィ!!」

ジョセフ「ッ!!」バッ

カーズ「うッ!!」ピタッ

ジョセフ「お?止めたな?攻撃を止めたな?」

カーズ「き、貴様ァァ〜〜〜〜ッ!!」ググググ

ジョセフ「そりゃ止めるよなぁ〜〜、俺が貴様の目の前に突き出したこの『赤石』を真っ二つにするわけにゃいかんもんネ」

カーズ「ひ…卑怯者が!!」

ジョセフ「卑怯?生きるためなら何だってやっちゃうもんねボクちゃん……ルンルン♪」

ジョセフ「そらッ!!くらいな!波紋キィ〜〜〜〜ック」
340 :1 [saga]:2011/01/15(土) 16:48:55.56 ID:2yOfT5Gx0
ブンッ

カーズ「くっ」バッ

ジョセフ(よし!カーズを離したぞ、あとは……ッ!!)

ガシィッ

ジョセフ「掴んだッ!!『つらら』だッ!!!」

カーズ「!!落下するつららを波紋で接着、ロープ代わりにしただとッ!!」

ジョセフ「た…足りるか?」

カーズ「しかしジョセフもまた落下しているのだ!!長さが足りるわけがないッ!!」

ビッシィィィーーーーッ

カーズ「!!!?」

ジョセフ「お……おッ!!」

シーザー「足りない長さは……私が補うわッ!」

ジョセフ「シーザーッ!!」

カーズ「M……MMMMMMMHHHHHHHHHHHHHHHH………!!」ガラガラガラガラ……
341 :1 [saga]:2011/01/15(土) 16:49:29.67 ID:2yOfT5Gx0
ジョセフ「カーズが落下していく……死んではねーだろが」

ジョセフ「とにかく……赤石は守り切ったな……」

シーザー「ナイスタイミングだったわね、ジョセフ!」

ハイム「な……なんなの?その息の合ったコンビネーションプレイはッ!?」

ハイム「あんた……ジョセフの考えることが分かったのッ!!?」

シーザー「ふん!ジョセフらしいくだらないアイデアが、この私に分からないはずないじゃない!」

ジョセフ「へへへ、おめーもそのくだらねーレベルの考え方にやっと到達できたわけね!シーザーちゃん!」

シーザー「なんですって?離すわよ、これ」

ジョセフ「ウソ!ウソだよ!!ナイスよナイス!!ヴェエエエエエエエエエエリイイイイイイイイイイナイスよ!」

シーザー「ったく……」

ジョセフ「ところで上にリサリサがいるなら伝えてくれ、『赤石』は守り切ったぜってよ」
342 :1 [saga]:2011/01/15(土) 16:50:02.81 ID:2yOfT5Gx0
ザッ

リサリサ「ジョセフ……」

シーザー「あ…先生!」

リサリサ「よくやったわジョセフ、はやく引っ張り上げてやりなさい、シーザー」

メッシーナ「お前も早く来い、軍人」

ハイム「……」

メッシーナ「威張らねえなら、協力してやってもいいぜ」

シーザー「ほら、早く上がりなさいよ」

ジョセフ「はいはい……どっこいしょーーーッ」ズサァッ

リサリサ「さぁ…早くまいりましょう」

シーザー「はい、先生」

ハイム(ちょっとあんた)ヒソヒソ

シーザー(?)

ハイム(負けないからね)ヒソヒソ

シーザー(……!)ヒソヒソ

ハイム「ジョセフ!あんた怪我してたでしょう?早く見せなさい!!」

ジョセフ「ん!そーいやカーズの奴に刺されたっけな……い、いてー!思い出したら痛んできやがった!!」

ハイム「もう!ほら、早く見せなさい!!」

シーザー「……………」
343 :1 [saga]:2011/01/15(土) 16:50:32.85 ID:2yOfT5Gx0


ヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウウ

カーズ「……」スッ

ドッゴーーンッ!

バッ!バッバッバ

スタッ

カーズ「………フ」

カーズ「フハハハ………ハハハハハッ!!」

カーズ「フハハハハハハハハハハハハハハハーーーーーーーーッ!!!!」

カーズ「フハハハハ…たしたタマだジョセフ……」

カーズ「あと一日…赤石をお前らに預けてやろう……」

カーズ「………」

スタスタスタ……
344 :1 [saga]:2011/01/15(土) 16:51:02.54 ID:2yOfT5Gx0
ジョセフ「ところでシュトロハイム、なんで赤石を調べようとしてたんだ?」

ハイム「そう、それ!それなのよ!わたしが話そうとしていたのは!」

ジョセフ「?」

ハイム「我がナチスドイツは!!『柱の女(サンタナ含む)』を『人間に戻す』研究をしていたところ……」

ハイム「『赤石』にその『可能性』を突き止めたのだッ!!」

ジョセフ「なにィ!!?」

ハイム「まだ分からないんでけど、『赤石』が『柱の女』を『人間に戻す』方法への『鍵』なの…」

ジョセフ「そうだったのか……しかし、奴らはこの赤石を究極の生命体になるために狙っている……」

ジョセフ「もし奴らを人間に戻すためにそれを使っちまったら、究極生命体になっちまうんじゃねーのか?」

ハイム「確かに、『そのまま』使うとなっちゃうかもね……」

ジョセフ「だったらどーすんのよ」

ハイム「決まってるでしょう!!今からどうすればいいのか調べるのよ!そのためにまずは赤石を調べようとしたのよ!」

ジョセフ「なるほどなぁ、けどよ、本当に方法が見つかるのか?」

ハイム「ふふん!私たちをなんだと思っているの?」

ジョセフ「え?」

ハイム「ナチスドイツの科学力はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ世界一ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃッ!!!!」

ハイム「できないことなんてないぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃッ!!!!」

ジョセフ「…やれやれ、頼もしいこった」


To be continued…
345 :1 [saga]:2011/01/15(土) 16:51:47.28 ID:2yOfT5Gx0
今日はここまで
待たせてしまったわりにみじかくてすみません
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 17:13:19.53 ID:kyNGH9pOo
おつおつ
347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 17:47:21.67 ID:ATPqyd6j0
乙ーん
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 19:43:25.82 ID:jCELxTXuo
おっつ!
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/15(土) 20:59:04.30 ID:SOQ1IICXo
おつかれ
350 :1 [saga]:2011/01/16(日) 21:03:22.71 ID:Q8Fjwcwf0
投下、投下ァ!WRYYYYYYYYYYYYYYYY
351 :1 [saga]:2011/01/16(日) 21:03:49.85 ID:Q8Fjwcwf0
前回までのあらすじ

『柱の女』は『究極生命体』になるために『エイジャの赤石』を探し
『波紋使い』は『柱の女』を倒すために『エイジャの赤石』を守り
『軍人』は、『人ならざる者を人間に戻す』ために、『エイジャの赤石』を欲した

全ての鍵は『赤石』が握り、そして

―――決戦の刻が迫る
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/16(日) 21:04:13.97 ID:9X7MDMbRo
KUAAAAAAAAAAAAAAAA
353 :1 [saga]:2011/01/16(日) 21:04:19.30 ID:Q8Fjwcwf0
―スイス サンモリッツ―

ジョセフ「ここがうわさに名高い、スイス、サンモリッツか」

ジョセフ「別名、『太陽の谷』」

ジョセフ「………」

ジョセフ(いかんな……やはり焦りを感じているのか)

ジョセフ(ワムウの埋めた指輪が溶けるまで、あと5日)

ジョセフ(ワムウに加え、今度はカーズも本気でくるだろう……)

ジョセフ(迫りくる脅威が実感となってきているせいだ……落ち着かなくちゃあ……)

ジョセフ「くよくよするのは……俺の生き方じゃあねーぜ……」

リサリサ「ジョセフ!何をしているのです!こっちへ来て、あの建物を見なさい」

ジョセフ「はあ〜〜〜〜〜〜い」

シーザー「…………」
354 :1 [saga]:2011/01/16(日) 21:04:52.95 ID:Q8Fjwcwf0
メッシーナ「あの建物だ!スージーQが間違えて郵便に出した宛先の住所は……」

メッシーナ「どうやら閉鎖されているホテルのようだ」

ジョセフ「日が当ってねーナ、カーズが隠れるにはもってこいだな」

シーザー「あそこでカーズは、日が没するのを待っている……」

シーザー「そして何より、ワムウが来るのを待っているはずよ!」

リサリサ「さて、どうするかです」

シーザー「無論すかさず攻撃に移るべきよ!!」

メッシーナ「同感だ!昼間はカーズが外に出られないのは、我々にとって有利!!」

ジョセフ「俺は……俺は反対だ」

ジョセフ「カーズの野郎は何千年も昔から俺たちみたいな『波紋使い』と闘ってきたはずだ」

ジョセフ「そんなカーズが、昼間!外からの攻撃に対して何も考えていねえはずがないッ!!!」

ジョセフ「奴のアジトに乗り込むのは危険と予想するぜ!!間違いなく『罠』がはってある!!」
355 :1 [saga]:2011/01/16(日) 21:06:53.03 ID:Q8Fjwcwf0
シーザー「ジョセフ……あなたらしくないわね、何を怖気づいてるのよ」

ジョセフ「孫子の兵法書にも書いてあるぜ、俺は勝利を確信した時にしか闘わねえ……蝶がわざわざ蜘蛛の巣にかかりに行くのと同じことだぜ……」

シーザー「ジョセフ!!」

ジョセフ「冷静になって考えた末の予想だ!!夜を待ったほうがいいッ!!」

シーザー「今カーズは独り!対してこっちは4人!!何を怖気づくことがあるの!!?むしろワムウが来たら一気に不利になるわ!!」

ジョセフ「シーザー!!何を焦ってるんだ?焦っているだろ!落ち着いてよーく考えてみな」

ジョセフ「あの館に入ったら最後……決して日の光は当たらないぜ、そうしたら奴らの独壇場になるだろうが」

シーザー「焦ってなんかないッ!!これは『復讐』なのッ!!奴らと『石仮面』の因縁に『決着』をつけるッ!!!」

シーザー「『奴らをぶっ殺すッ』!!」

ジョセフ「『復讐』だとッ!!?んなくだらない感情に踊らされてるんじゃねえぞッ!!」

ジョセフ「『過去』の『死人』さんざ持ち込んでくるなバカッ!!」

シーザー「なんですって……!!?」

ジョセフ「『復讐』だか何だか知らねえが、んな感情で突っ走ったら真っ先におっ死んじまうぜ!!そうなりゃてめーはただのマヌケだ!!分かってんのかこのアホが!!」

シーザー「ッ!!!」ギロッ

ジョセフ「!?」ゾクッ

リサリサ「はっ!」

メッシーナ「シーザー……?」

シーザー「うわああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!」

バキィッ
356 :1 [saga]:2011/01/16(日) 21:07:34.55 ID:Q8Fjwcwf0
ジョセフ「ぐおっ!!?」

シーザー「ジョセフッ!!貴様ッ!!貴様ァァァァァァァァァァーーーーーーーーーッ!!!!」

ジョセフ「てんめぇぇ!!なにを」グシャ

ジョセフ「い…いきな」ドゴッ

ジョセフ「なにしやがん」バキッ

ジョセフ「やんのかこのやろ」ボゴォッ

ジョセフ「てめえええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッ!!!もう怒ったぞコラ!!女だろうが殴るぞッ!!?」

リサリサ「ジョセフ!シーザー!何をしているのです!!ケンカをしている場合じゃないでしょう!!」

ジョセフ「シーザー!!てめー頭がパープリンか!?急に人が変わったみたいに……ッ!!」

シーザー「ジョセフ……!あなたならきっと『同じ父からの因縁』を分かってくれると思ってた!!でも、見損なったわ!!」

ジョセフ「『父』?……え……?」

シーザー「私は行くわ」
357 :1 [saga]:2011/01/16(日) 21:08:49.77 ID:Q8Fjwcwf0
うぁひでぇミスをしちまったぜ

シーザー「ジョセフ……!あなたならきっと『同じ父からの因縁』を分かってくれると思ってた!!でも、見損なったわ!!」

シーザー「ジョセフ……!あなたならきっと同じ『父からの因縁』を分かってくれると思ってた!!でも、見損なったわ!!」

です、すみません
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/16(日) 21:08:55.03 ID:9X7MDMbRo
さてシーザーがどうなるか……
359 :1 [saga]:2011/01/16(日) 21:09:08.34 ID:Q8Fjwcwf0
ザッ

リサリサ「なりませんシーザー!!命令です!!止まりなさい!!」

シーザー「止まれと申すのですか?私の『因縁』を知りつつも、私に『止まれ』と言うのですか?」

リサリサ「そうです!夜になるのを待ち、そこでカーズを迎え撃つことにします!!だから……シーザー!!」

リサリサ「『止まりなさい』ッ!!」

シーザー「だが断る」

リサリサ「!?」

シーザー「この『因縁』だけは誰にも止めさせない……『待つ』だなんて悠長なことは許されない!!」

ジョセフ「シーザー……?一体何をムキになっているんだ……!?何故夜まで待ってられないんだ?」

リサリサ「ジョセフ、あなたは触れてしまったのです」

リサリサ「彼女の最も脆く、弱い部分に」

ジョセフ「何だって……」

リサリサ「彼女には『秘められた過去』がある」

ジョセフ「秘められた過去……?」

リサリサ「メッシーナ、シーザーを腕ずくでも止めてください」

メッシーナ「わ、わかりました」タッタッタッ

ジョセフ「シーザーにどんな過去があるって言うんだ?」

リサリサ「そうですね、隠すわけにはいかなくなりました」

リサリサ「いいでしょう、話しましょう」

リサリサ「『シーザーの過去』を」



To be continued…
360 :1 [saga]:2011/01/16(日) 21:09:35.86 ID:Q8Fjwcwf0
そしてここまで
ありがとうございましたッ
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/16(日) 21:11:54.33 ID:9X7MDMbRo
うおおおおおおこれからいよいよってときにいいいいいいいいいいいい
 つ
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/16(日) 21:13:12.87 ID:kSABUJz90
乙…
363 :1 [saga]:2011/01/17(月) 20:30:19.94 ID:I8/fDKer0
そして時は動きだす
364 :1 [saga]:2011/01/17(月) 20:30:46.77 ID:I8/fDKer0
前回までのあらすじ

シーザーの過去に触れてしまったジョセフ・ジョースター
きっかけはほんの些細な一言であった

過去との『因縁』に決着をつける為に、彼女は単身で敵地に乗り込む

そしてジョセフは
――彼女の過去を聞こうとしていた
365 :1 [saga]:2011/01/17(月) 20:31:13.19 ID:I8/fDKer0
リサリサ「彼女は『己の血筋』に異常なほど固執している」

リサリサ「その理由を話しましょう、彼女の子供のころから順を追って」

ジョセフ(シーザーの過去…あいつの身に何があったのか……)

リサリサ「父親の名は『マリオ・アントニオ・ツェペリ』、そして、そのマリオは」

リサリサ「シーザーが10歳のときに家族を捨てました」

ジョセフ「なんだと……!?」

リサリサ「それまでシーザーは自分の父親がナポリ一の素晴らしい腕の家具職人で、イタリア人らしい家族を大切にする頼りがいのある男と信じ切っていました」

リサリサ「母親はすでに亡くなっていましたし、マリオはシーザーにとっての『理想の男性』そのものだったのです」

――その父親が子供たちに何も話さず家族も仕事も捨ててどこかへ蒸発してしまったのです

10歳の少女は大きなショックを受けました

マリオは多額の生活資金を残して行きましたが、ひどいことに母方の遠い親戚がその金を騙し取ってしまったのです

シーザーはそのショックから、性格が荒れ、女性ながらケンカに明け暮れるようになりました

そのせいでシーザーは孤児院に入れられることになりましたが

1930年代の社会福祉は最悪で施設は刑務所以下

シーザーは父親を恨みました
366 :1 [saga]:2011/01/17(月) 20:31:43.30 ID:I8/fDKer0
シーザー『どうせ女でも作っていい気に暮らしているんでしょッ!!?』

シーザー『見つけ出してぶっ殺してやるッ!!』

施設を飛び出したシーザーは、ローマの貧民街で眠るようになりました

そしてシーザーは…………

シーザーは、青春を捨て、未来を捨て、『女』を捨て、やけっぱちの獰猛さで命知らずのワルとなり

盗み、強盗、放火、ケンカ、やってない犯罪は殺人だえk、ドジを踏むことなく、大人のチンピラ、ヤクザもシーザーを恐れるようになりました

男『貴様!シーザーと言ったな?姓は何という?』

シーザー『性なんてねぇ!!』

男『ははん、てめーさてはイタリア人じゃあねーな?イタリア人は姓を誇りにする』

バキィッ

男『ハガッ!!?』

シーザーが『女性』でありながらケンカに負けなかった理由は

――『波紋』

殴られた相手は電気が走ったように衝撃が走り、一か月は昏睡状態が続く

これは『波紋の才能』の片鱗だったのだが、本人はまだ知らない

リサリサ「そしてシーザーが16歳のとき、つまり4年前」

リサリサ「父親のマリオを見つけたのです」

ジョセフ「ッ!」
367 :1 [saga]:2011/01/17(月) 20:32:11.60 ID:I8/fDKer0
コツコツ

シーザー『間違いねえ!!あいつローマにいやがったのか!!』

その時、かすかにシーザーは「自分は父親を殺す」と思いました

シーザー『ケッ、どれだけ軽蔑に値するか見極めてからぶっ殺してやるッ!!!』

しかし意外ッ!!

どこかへ遊びに行くかと思いきや、コロッセオの地下に降りて行ったッ!!

ところでコロッセオって「殺っせよ」に聞こえない?

シーザーはついて行った

シーザー『な……なんだここは!?』

目の前には『不気味な柱』があった

そう、『柱の女』がッ!!

シーザー『ハッ!!?』キョロキョロ

シーザー『あの野郎はどこに行った?』

キラッ

シーザー『なんだこの壁!?ダ、ダイアモンドだ……!』

スッ

マリオ『危ないぞ小娘ッ!!その宝石に触るなァァァーーーーーーーーーーッ!!!!』

バッ

シーザー『き、貴様ッ!!』
368 :1 [saga]:2011/01/17(月) 20:32:44.64 ID:I8/fDKer0
バァァァァッ

シーザー『!!?』

マリオ『ぐああああああああああああああああああッ!!!!』

シーザー『!!?』

マリオ『こ…これは罠なのだッ……近づくものを吸い取り栄養分を取るための『罠』なのだッ!!』

シーザーはこの時、まだ『石仮面』にまつわる『因縁』を知らなかった

その『因縁』に、父マリオも静かに立ち向かっていたことも

マリオ『わ…若者よ、頼みがある』

マリオは壁にとりこまれているせいか、シーザーが実の娘だと分からなかった

マリオ『私の死をヴェネチアにいるリサリサという女性に伝えてくれ』

マリオ『この壁は生きている……明日にでもよみがえる……時間がないのだ……早く、早く……』

シーザーは理解したッ!!『言葉』でなく『心』でッ!!

父はこんな恐ろしいことに自分の子供を巻き込みたくなかったのだッ!!

このことを知れば、シーザーは間違いなく自分の意思を継ぎ『因縁』に関わることになるッ!!

知らなければいい……闘うのは自分だけでいい……

だから、黙って家を出たのだ……

シーザー『と……』

シーザー『父さん……ッ!!』

シーザー『父さん……ッ!!父さぁぁぁぁん………ッ!!!』

シーザー『父さぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーんッ!!!!うあああああーーーーーーーーーッ!!ああああ……あああぁぁぁぁ……ッ!!」
369 :1 [saga]:2011/01/17(月) 20:33:12.80 ID:I8/fDKer0
リサリサ「シーザーの憎しみの深さは、そのまま『血筋の誇り』となったのです」

リサリサ「そして父の後を継ぎ、波紋の修業に入りました」

ジョセフ「そうだったのか……ッ!!すまなかったなシーザー……お前の一族の悪口を言っちまって……」

ジョセフ「そんなお前が罠があると知りつつい闘いを挑むというのなら……」

ジョセフ「俺も一緒に闘うぜッ!!シーザー・ツェペリッ!!!」




シーザー「……罠があるなんて、知ってるわよ……」

シーザー「だけど、逃げるわけにはいかないのよ……」

シーザー「ジョセフ……」

シーザー「面向かってなんて、恥ずかしくて言えなかったけど……」

シーザー「『死ぬ』なら、このセリフを言ってから死にたい」

シーザー「ジョセフ……私があなたが大好きだった……!!」

シーザー「ほんとは、普通の女の子みたいに、好きな男の子と一緒にデートとかしたかったけど……」

シーザー「『因縁』は、断ち切らなければならないッ!!」

バッ

シーザー「……さようなら」

シーザー「ジョセフ・ジョースター」


To be continued……
370 :1 [saga]:2011/01/17(月) 20:34:07.03 ID:I8/fDKer0
今日はここまで
短い?
ごめんなさい
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/17(月) 20:53:40.39 ID:+Jo+hE7Fo
焦らすなぁ……続きがすごく気になる
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/18(火) 00:41:20.65 ID:sagj8CAIO
私があなたが……
乙です
ジョナサンも柱の女と因縁があるのか

スレが壊れたところ、直します。。@荒巻 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/operate/1161701941/
373 :1 [sage]:2011/01/18(火) 01:01:35.05 ID:KrG1N4tAO
>>372
おろ、誤字ですね
ディ・モールトごめんなさい

スレが壊れたところ、直します。。@荒巻 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/operate/1161701941/
374 :1 [saga]:2011/01/18(火) 19:54:29.27 ID:NcB9Rt8F0
ベイビー、投下の時間だよ
375 :1 [saga]:2011/01/18(火) 19:57:24.76 ID:NcB9Rt8F0



愛してその人を得ることは最上である。愛してその人を失うことは、その次に良い
                          ――ウィリアム・M・サッカレー


376 :1 [saga]:2011/01/18(火) 19:57:50.20 ID:NcB9Rt8F0
シーザー「……」

ヒュオオオオオオオオオオ………

シーザー「建物へと続く足跡がひとつ」

ムオオオオオオ……

シーザー「……?錯覚?何か……『視えた』ような気がしたけど……」

シーザー「いや……それ以上に『奇妙』なことがひとつ」

シーザー「『ホテルの中から風が吹いた』?」

「気付いたか」

シーザー「!?」

シュウウウウゴォォォォォォォ………

「シーザー……か…」

シーザー「!!?」

シーザー(な……なんだ!?何かが見えた!?い、いや、見えない!!また消えたッ!!?)

シーザー「カ……カーズの新しい技かッ!!?いや、こんな日が照っているのに出てこれるわけがないッ!!」

メッシーナ「シーザー……?」

シーザー「メッシーナ師範代……私を止めに来られたようですが……」

シーザー「私はこのホテルに入るどころか『一歩も動けません』!!」
377 :1 [saga]:2011/01/18(火) 19:58:25.36 ID:NcB9Rt8F0
メッシーナ「?…どういうことだ?」

シーザー「近づくな師範代ッ!!扉入口約5メートル付近に『何か』がいるッ!!」

メッシーナ「何だとッ!!わしには……何も見えな…」

ボンッ

メッシーナ「足跡がひとつッ!!?」

シーザー「『跳躍』したんだッ!!『空中』から来るッ!!!」

ゴオオオオオオオオォォォォォォォッ

シーザー「あッ!!?き、貴様はッ!!」

メッシーナ「スイスに来ていたのいたのか……ッ!!貴様!」

シーザー「ワムウッ!!!」

ワムウ「Yes, I am.」

ガオンッ

メッシーナ「ッ」

ドサッ

シーザー「し……師範代ッ!!」

メッシーナ「なんだ……!?わしのう、腕、うでが……うでが、き、きられ、た……!!?」
378 :1 [saga]:2011/01/18(火) 19:58:52.97 ID:NcB9Rt8F0
ガッ!

メッシーナ「ヌウァッ!!?」

ズルズルズルズル……

メッシーナ「ギャアアァァァァッ!!」

シーザー「メッシーナ師範代ッ!!!」

ワムウの跳躍から2秒!!
メッシーナの腕は切断され、ワムウに屋敷内に引きずり込まれたッ!!
シーザーはこの時、『ネコ足立ち』の戦闘態勢をしていたので軽傷だったが、あと1センチずれていたら……

シーザーも同時になぎ倒されていただろう
379 :1 [saga]:2011/01/18(火) 19:59:20.88 ID:NcB9Rt8F0
――

ジョセフ「シーザーッ!!早まるなよぉ〜〜ッ!!俺が行くまで待ってろよぉぉぉ〜〜〜ッ!!」

リサリサ「ジョセフッ!!このままでは間に合いませんッ!!」

ジョセフ「だから必死こいて走ってんだろぉ―がッ!!先生も早く走れェェェーーーーーッ!!!」

リサリサ「『走る』?いいえ、走る必要はありません!」

ジョセフ「何ッ!!?」

リサリサ「人間の身体には、ごくわずかだが『磁気』を帯びているのは話しましたね?」

ジョセフ「……そうかッ!!あれだなッ!!」
380 :1 [saga]:2011/01/18(火) 19:59:55.80 ID:NcB9Rt8F0
――

シーザー「なんてことッ!!カーズとワムウがすでにこのホテルに集っていたとはッ!!」

シーザー「し、しかしワムウは何故日の下へ出てこれたの?透明に見えるのと何か関係があるのッ!?」

バダムッ

シーザー「うっ…(ド、ドアがひとりでに開いたッ!?)」

シーザー(いや、あそこにワムウがいるッ!)

ワムウ「シーザーか……そうか、成長したようだな」

ヒュウウウウオオオオオ……

シーザー「…!『風』か!!胸に見える『管』のようなところから、『水蒸気』を含んだ『空気』を放出し…」

シーザー「『光を屈折』させているッ!!だから『透明』に見えるし、『日の下に出ても平気』ッ!!」

シーザー(だが、ドアのそばから離れないのを見ると、効果はせいぜい数十秒ってとこか!)

ワムウ「ジョセフはいないのか…さっきの身のこなし、相当な修業を積んだと見える」

ワムウ「よかろう」ニヤリ

ワムウ「まずはこの『俺』に殺される資格があるッ!!」ドバァッ

シーザー(一人称が変わった!それが奴が『戦闘態勢』に入ったってことか!!)

シーザー「だが……なめるんじゃあねぇぇぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーッ!!!」「

ギランッ

シーザー「この私のテンションも今ッ!!ローマの貧民街にいたころに戻っているッ!!」

シーザー「『残忍』ッ!!『冷酷』ッ!!そして『誇り』を持ってッ!!」

シーザー「貴様は私が『ぶっ殺す』ッ!!」
381 :1 [saga]:2011/01/18(火) 20:01:11.32 ID:NcB9Rt8F0
グオオオオオオオオオオオオオオオオ

ワムウ「ブッ殺す?そう行った時には、すでに行動は終了しているようにせねばならんが」

ワムウ「またあの貧弱なシャボンか?」

シーザー「シャボンは風で吹き飛ばすなんて甘っちょろい考えでいるんじゃあねぇだろうなぁ!?」

シーザー「『風を突っ切るシャボン』もあるッ!!いくぜッ!!!」

ワムウ「!!」

シーザー「奥義ッ!『シャボン・カッター』ッ!!」フヒィィーーーーーーーーーーンッ

ワムウ「ぬ…ぅ」

シーザー「遠心力を使った円盤状の波紋カッターだッ!風のプロテクターなんぞ簡単に切り裂くぜッ!!」

シーザー「それどころか貴様が出す『空気』こそがかえって己の身を傷つけることになるぜ」

ワムウ「GUAAAAAAAAAAAAAAッ!!!」シボーーッ

ワムウ(この波紋の強さは……ッ!!!)

ダッ

シーザー「ホテルの中に逃がすかッ!!『シャボン・カッター・グライディン(滑走)』!!!」

シュイイイイイィィーーーーーーン

シーザー「足を切って、体勢を崩したところを波紋キックで決着ッ!!第二部 完 だッ!!」

ザクゥッ

ワムウ「SHAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッ!!!!」

ガクンッ

シーザー「今だッ!!!」
382 :1 [saga]:2011/01/18(火) 20:01:38.30 ID:NcB9Rt8F0
――次の瞬間
  シーザーは仰天した 
  普通転びそうなら、転ぶまいとする、俺だってそーする
  ましてや日光から逃れようとしているのだッ!!

  だが、しかしッ!!!

  ワムウは
  逆に、思いっきり姿勢をのけぞったッ!!

ワムウ「SYAAAAYYYYYYYYYYYYYYYYYYAAAAAAAAAAAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHッ!!!!!」

バキィッ

シーザー「グアアアッ!!?」

ズンッ

シーザー(馬鹿なッ!?のけ反りながら私に攻撃ッ!自分は反動で壁に穴をあけホテルにinッ!!)

シーザー(奴はただの不死身じゃあないッ!!同時に『戦闘の天才』なんだッ!!)

シーザー「だがッ!!シャボン・カッターで奴も大ダメージを受けているッ!!」

シーザー「『勝算』あり!今こそ好機ッ!!そして『作戦』があるッ!!」

ザッザッ
383 :1 [saga]:2011/01/18(火) 20:02:06.24 ID:NcB9Rt8F0
――ホテル

シーザー(…あの貧民街での感覚だ、全ての感覚が研ぎ澄まされている、空気の微妙な流れも感じ取れるッ!!)

シーザー(呼吸のリズムは正確!最高の波紋が練れるッ!!)

シーザー(左腕を骨折しているようだがどうでもいいッ!!)

シーザー「最高にハイってやつよ……ワムウ!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ワムウ「……」

シーザー「風のプロテクターを解除したわね」

シーザー「左にメッシーナ師範代がいるが、生死を確かめる余裕はないわね」

シーザー「まあいい…貴様を殺してから、ゆっくりと確認させてもらうわ!!」

ワムウ「秘技!!神砂……!」

シーザー「待ちなさい、まずはよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉくッ周りの状況を見たほうがよろしくなくて?」

ワムウ「ムゥッ!?」

フヒィィィィィーーーーーーーーーッ

ワムウ「これはッ!!」

シーザー「シャボン・カッターはそのまま、『シャボン・レンズ』となって滞空してるわッ!!」

ワムウ「シャボン・レンズ!?」
384 :1 [saga]:2011/01/18(火) 20:02:32.43 ID:NcB9Rt8F0
シーザー「貴様がホテルに入る際、壁に開けた穴は、いわばカメラの開ききったシャッターのようなものッ!!」

シーザー「シャボン・レンズにより、外の光はホテル内へ……」

シュゴオオオオオオオオオォォォォォォォォッ

ワムウ「なにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃッ!!!?」

ワムウ「URYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッ!!!!」

シーザー「もう動けまいッ!!貴様はフィルムだッ!!真っ黒に感光しなさいッ!!!ワムウウウウウウウウウウウウウウウウッ!!!」

ワムウ「MUOOOHH………HHHHHHH……」

シーザー「風のプロテクターかッ!!無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!」

シーザー「直接波紋を流し、今度こそ決着だッ!!アリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリアリ……!!」

シーザー「アリーヴェデルチ(さよならよ)!!くらえワムウッ!!」

一点!そして一瞬!!
シーザーが蹴りを放とうとした一瞬!!
レンズの光にシーザーが重なり『影』を作ってしまった!
ワムウはこの一瞬を逃さなかったッ!!

ワムウ「風の流法『神砂嵐』」

シーザーは再びワムウが戦闘の天才だということを思い知らされたッ!!

ドゴアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ

シーザー「ゲブォォアッッ!!!!!!」
385 :1 [saga]:2011/01/18(火) 20:03:35.20 ID:NcB9Rt8F0
ワムウ「久々に……強敵に出会えた…満足だ、強くなったなシーザー……」

ガクッ

ワムウ「そして、危なかった……風でなければ、負けたいただろう……!!」

ヌッ

ワムウ「!!」

シーザー「ハァ……はぁ……っ」

ワムウ「無駄だ!神砂嵐で貴様の血管はすでにずたずただッ!!」

シーザー「うあああ」

ベシッ

ワムウ「見ろ…もはや微量の波紋も練れないだろう」

シーザー「ゴボッ」

ワムウ「そしてその大量の出血!『貴様はもう助からない』」

シーザー「うああ!あ……ああ〜〜」

ベシン、ベシッ、バシッ

ワムウ「やめろ……」
386 :1 [saga]:2011/01/18(火) 20:04:03.44 ID:NcB9Rt8F0
シーザー「うあああ〜〜〜〜」

ブゥゥン

ズルゥッ

ワムウ「終わったな……」

グッ!

ワムウ「!!貴様…」

ブチッ!

ワムウ「解毒剤のピアスを!何故貴様がッ!!」

シーザー「フ、フフ、死ぬのは怖くないの」

シーザー「誇り高きツェペリ家の血筋を受け継いでいる」

シーザー「父は自らの命を引き換えに私の命を救い、祖父はジョセフの祖父に波紋を教えた……」

シーザー「人間じゃない貴様に俺の言っていることがわかるとは思えないけど」

シーザー「私だって、何かしなくっちゃあ……」
387 :1 [saga]:2011/01/18(火) 20:04:31.76 ID:NcB9Rt8F0



シーザー「カッコ悪くて、あの世に行けないのよ……」


388 :1 [saga]:2011/01/18(火) 20:04:59.60 ID:NcB9Rt8F0
シーザー「私が最期に見せるのは代々受け継いだ未来にたくすツェペリ魂よ!!」

シーザー「人間の魂だッ!!!」

シュルッ 

   ―――ピッ!

シーザー「ジョセフーッ!!私の最期の波紋よッ!!受けっとって、受け取ってぇぇーーーーーーーーーッ!!!」

ドッ・・・・・・・・・

ズゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・ン

ワムウ「……」

ふわり……

ワムウ「赤いシャボン……血で練った最期のシャボンか……」

ワムウ「……くれてやる」

ワムウ「決して人間のようにセンチになったわけではない…俺にとって強い戦士こそ真理」

ワムウ「勇者こそ友であり尊敬する者ッ!!」

ワムウ「『俺』は『お前』を『永遠』に記憶の片隅に留めておくだろう、シーザーよ」

ワムウ「シャボンのように華麗ではかなき女よ」
389 :1 [saga]:2011/01/18(火) 20:05:27.38 ID:NcB9Rt8F0



     「待ちな」


390 :1 [saga]:2011/01/18(火) 20:05:58.32 ID:NcB9Rt8F0
ワムウ「―――――――――――!?」

「なぁ〜〜〜に勝手にセンチになってんだ?アホみてぇによ」

ワムウ「その……声はッ!!」

バアアアァァーーーーーーーーン

ジョセフ「ワムウッ!!」

ワムウ「ジョセフッ!!」

リサリサ「間に合いましたね、ジョセフ」

シーザー「うぅ……」

ワムウ「シーザー!生きているだと!?」

リサリサ「私の波紋で出血を和らげました、まだ助かる見込みがある!」

ジョセフ「シーザー」

シーザー「ジョ…ジョセフ……なぜここに……?」

ジョセフ「へへ、こういうわけさ」
391 :1 [saga]:2011/01/18(火) 20:06:29.47 ID:NcB9Rt8F0
――数分前

リサリサ「行くわよ、ジョセフ!!」

ジョセフ「刻むぞ波紋ッ!!『生命磁気』への波紋疾走ッ!!」

周りの葉っぱを集め、波紋で固め『そり』にした!!

そのそりでホテルまで滑走!!

ここまで来る時間を大幅に短縮させたッ!!



ジョセフ「…というわけよん!!」

ワムウ「ジョセフ……」

ジョセフ「よおワムウ、『決着』をつけにきたぜ!!」

ワムウ「……」

ザッ

ジョセフ「あッ!!てめー逃げんな!!」

シーザー「ジョセフ……」

ジョセフ「そういやぁ…さっき何か受けとってとか言ってたけどよ〜〜」

ジョセフ「最期のシャボンとかだったらいらねーぜ」

ジョセフ「受け取るならよぉ〜〜やっぱ『愛の告白』とかがいいわけよ!男としては」

シーザー「ジョ…セフ……もう……バカ……」
392 :1 [saga]:2011/01/18(火) 20:06:54.79 ID:NcB9Rt8F0
ジョセフ「おっと?こんなところにシャボン玉が」パンッ

ジョセフ「おっと〜中には見慣れたようなバンダナとピアスがッ!」

ジョセフ「しゃあねぇな〜誰のかわかんねえし、こいつはおれが持っといてやるか!」

シーザー「……」

ジョセフ「…お前の思いは受け取った、だからもう休め」

シーザー「ジョ……」

ジョセフ「きっと、勝って帰ってくっからよ、そん時にお前が本当に受けとって欲しいものを受け取るぜ」

シーザー「あ…りが…とう……」

ガクッ

リサリサ「……気絶しました」

ジョセフ「そうか……おいおっさん!!」

ドガッ

メッシーナ「ぐ!?ん?」

ジョセフ「シーザーを連れてここから逃げろ」

メッシーナ「ジョ、ジョセフ!!ワムウはッ!!?」
393 :1 [saga]:2011/01/18(火) 20:07:21.42 ID:NcB9Rt8F0
ジョセフ「ワムウは俺が倒す、だからてめーは逃げろ、シーザーと一緒に」

メッシーナ「く、悔しいが…そうするしかなさそうだ……死ぬなよ」

ジョセフ「……ああ」

リサリサ「行きましょう、ジョセフ」

ジョセフ「ああ……」

ジョセフ「『愛してその人を得ることは最上である。愛してその人を失うことは、その次に良い』……」

ジョセフ「俺は、愛する人は命を懸けて守ってみせる」


ジョセフ「『紳士』の血統にかけてッ!!」


To be continued…
394 :1 [saga]:2011/01/18(火) 20:07:49.26 ID:NcB9Rt8F0
今日はここまで
ありやとございやしたーーッ
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/18(火) 20:11:06.47 ID:48zj8KcTo
シーザァアアアアアアアアア───ッ!
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/18(火) 20:23:46.50 ID:ypn8cWg4o
よかった……生きてた……
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/19(水) 07:51:42.37 ID:uHFl+B4AO
乙。
間に合って、本当に良かった
398 :1 [saga]:2011/01/19(水) 19:57:59.44 ID:9qo1sNbm0
書くと思った時にはすでに行動が終了しているようにしたかったんですが今日は無理です、>>1はマンモーニなんです、ごめんなさい……
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/19(水) 20:09:23.25 ID:B6v08dlSo
面白い
ジョジョでハーレムって案外合うな
400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/01/19(水) 21:37:41.13 ID:BwmfAOFh0
ジョジョ系の作品の二次創作で萌えたい場合ッ!
ジョジョの劇画調の絵柄で考えるなよォ〜
『リラックスできる絵柄』で脳内補完するんだ!




自分の場合はそれがジョジョの絵柄なわけだけど
401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/20(木) 06:40:46.91 ID:gKA1/AI/o
シーザー生かす展開とは熱いな
402 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/20(木) 19:17:23.92 ID:CFKJnPGNo
シーザーを活かした>>1には石仮面をやろう
403 :1 [saga]:2011/01/20(木) 20:07:11.55 ID:QGrbeiR60
>>402ッ!お前の血でだーーーッ!!

投下!投下ァ!
404 :1 [saga]:2011/01/20(木) 20:08:22.92 ID:QGrbeiR60
前回までのあらスージーQ


440 名前:以下、名無しにかわりましてJOJOがお送りします :2011/01/20(木) 17:14:48.97 ID:?????????
  シーザー生存ルートktkr


441 名前:以下、名無しにかわりましてJOJOがお送りします :2011/01/20(木) 17:27:23.65 ID:?????????
  いやいや、ワムウルートも気になるところ・・・


442 名前:以下、名無しにかわりましてJOJOがお送りします :2011/01/20(木) 17:45:35.74 ID:?????????
  カーズ様だろjk


443 名前:以下、名無しにかわりましてJOJOがお送りします :2011/01/20(木) 18:35:36.13 ID:?????????
  スモーキー忘れんな屑共、黒人女性ハァハァ


444 名前:以下、名無しにかわりましてJOJOがお送りします :2011/01/20(木) 18:40:21.87 ID:?????????
  エシディシまだー?




スージー「ジョセフは私の嫁……いや夫だろカス」
405 :1 [saga]:2011/01/20(木) 20:08:53.17 ID:QGrbeiR60
ゴオオオオオオオォォォォォ……………

ジョセフ「ここがこのホテルの一番でかい部屋か……」

リサリサ「さっさとドアを開けて中に入りましょう」

ガチャ……

ジョセフ「ワムウの奴はここにいるはずだ……」

リサリサ「ジョセフ、あそこよ」

ジョセフ「!!…ワムウッ!」

ズンッ

ワムウ「待っていたぞ………成長したようだな、実に!実に成長したようだな!!」

ジョセフ「てめーは俺が倒す」ズンッ

リサリサ「待ちなさいジョセフ、床を良く見なさい」

ジョセフ「大丈夫だぜ、俺は冷静だ……」
406 :1 [saga]:2011/01/20(木) 20:09:28.62 ID:QGrbeiR60
ジョセフ「血が点々と着いているな……シーザーとの闘いでダメージを受けたはず、なのにこれだけの、少量の血しかついてないのを見ると」

ジョセフ「さすがに……もう怪我の回復はしているのか……厄介な奴だ」

リサリサ「それだけかしら?」

ジョセフ「足跡だ」

リサリサ「足跡…」

ジョセフ「ワムウのほかに、『もうひと組』の足跡があるな、おそらくこいつはカーズのッ!!どこに隠れてやがる?出てこいッ!!」

シィーーーーーーン

リサリサ「そう、足跡はたった二人分しかない」

リサリサ「『この部屋には呼吸の気配が何十とあるのに』!!」

ジョセフ「何ッ!?」

ワムウ「こいつか……女にしてこの冷静な判断力!洞察力!ジョセフとシーザーがあの短期間であれほどの戦士に育てられるわけだ」

ワムウ「それにこの微妙な呼吸の気配をも感じるとは、波紋戦士としても超一級と見た!」
407 :1 [saga]:2011/01/20(木) 20:10:15.61 ID:QGrbeiR60
ゴオッ!

ジョセフ「!!明りが!!」

意外!そこには吸血鬼が百人!!さすが大部屋!百人(天井に)いても大丈夫ッ!!

ジョセフ「オーノーッ!こいつら全員吸血鬼かッ!!」

ピカッ!!

ジョセフ「!!その奇妙に光り輝く技を使う奴は」

ジョセフ「カーズ!貴様かッ!!!」

カーズ「……」ギロリ

吸血鬼A「すでにワデワデはカーズ様に永遠のイノヂをさずがった身!!」

吸血鬼B「その数100対2!!号令とどもに貴様らをやづざきにじてくれるぅ!!」

吸血鬼's「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!」

ジョセフ「うう!」

リサリサ「……」

ワムウ「……」

ジョセフ「ン!」

ジョセフ「ダァ〜メだぁ〜〜!100対2!勝てっこねぇ〜」

カーズ「さて……」スッ
408 :1 [saga]:2011/01/20(木) 20:10:43.77 ID:QGrbeiR60
ワムウ「お待ちをッ!カーズ様!」

ワムウ「私はこの男とローマでの決闘を約束しました…その約束を果たすため!どうか決闘の許可をッ!!」

カーズ「ならぬ!我々の目的はあくまで赤石のみということを忘れたのか?ワムウ」

ワムウ「……はっ……」

ジョセフ「そう…だめだめ…もうどっちの転んでも負けだよぉぉ〜〜〜ん」シュル

ジョセフ「圧倒的に不利な状況でやる気なんか起こらねーよ!もう好きにしてくれ!」シュルシュルシュル

吸血鬼A「おい見えてるぞ」

ジョセフ「貴様見ているなッ!!チクショ―糸の結界もだめか……!!」

カーズ「よし、二人を殺せ」

リサリサ「私を殺すと赤石は手に入らないわよ」

カーズ「!?待て、何だと女」

リサリサ「ここへ赤石を持ってくるほど私はマヌケではないわ」

リサリサ「ある時刻、ある場所に私、もしくはジョセフが戻らなければ……」

リサリサ「赤石は時限爆弾で爆破されるわッ!!」

カーズ「フフ……女、ハッタリはやめろ」

リサリサ「あなたたちにその時刻までにその場所を突き止められるかしら?爆破はほんの小さなものだけど」

リサリサ「『傷』をつけるには十分……」

カーズ「ぬうう…」
409 :1 [saga]:2011/01/20(木) 20:11:38.35 ID:QGrbeiR60
ジョセフ(時限爆弾ってマジなのかな?でもここはお調子者でいこう)

ジョセフ「そーそー!そのとーり!俺たちが死んだら」

ジョセフ「BOMB!だヨン」

カーズ「だからといってこのまま生きて帰すわけにはゆかんなぁ」

リサリサ「そこで提案があるッ!!」

リサリサ「ジョセフとワムウが1対1で決闘するッ!私はカーズとッ!その闘いに『赤石』を賭けるッ!!」

カーズ「なにッ!?」

リサリサ「どっちみち勝者が赤石を、未来を手に入れるッ!!これですっきりしたわ!」

ワムウ「フフフ……」

カーズ「ワムウッ!!」

ワムウ「失笑でしたカーズ様」

ジョセフ(う…上手いなリサリサ!なんという駆け引きッ!俺より上手いんじゃあねーの?)
410 :1 [saga]:2011/01/20(木) 20:12:10.09 ID:QGrbeiR60
カーズ「ク…女、いい度胸だ」

カーズ「よかろう!受けてやろう、だがうぬぼれるな…貴様らに明日はない」

ジョセフ「圧倒的不利が、一気に対等になった!!こーなったらとことんやってやるぜッ!!!」

カーズ「血統的にはふさわしい場所と時が必要!ワムウ!希望はあるかッ!?」

ワムウ「今夜は満月、時はそれ…場所はッ!ここから南東へ15km、ピッツベルニナ山山麓『骸骨の踵石』と呼ばれる古代環状列石(サークルストーン)の場!!」

リサリサ「なるほど…」

カーズ「ジョセフよ!赤石は時限装置とやらは外して決闘の場に持って来いッ!!女は人質としてここに残る」

リサリサ「まぁ…当然の条件ね」

ジョセフ「リサリサ…」

リサリサ「私は心配ないわ」

ジョセフ「ああ…必ず赤石を取ってくるぜ、信用してくれ」

リサリサ「分かっているわ」

吸血鬼A「無理無理ィ!てめーらはすでに負け犬モードなんだよぉぉぉぉ〜〜〜」

ボゴッ

吸血鬼A「うぇ?」

ジョセフ「てめーら…俺は頭にキてるんだぜ!」

吸血鬼A「ホ……ホアアアアアァァァァァァァァァァァァァァ」ドロォォォォォオォォ
411 :1 [saga]:2011/01/20(木) 20:13:21.89 ID:QGrbeiR60
――

ガチャ

メッシーナ「ジョ、ジョセフ!!」

ジョセフ「よう」

メッシーナ「お前!リサリサは…?」

ジョセフ「今から…決闘に向かう、赤石を出してくれ」

メッシーナ「な…なんだかよくわからんが…お前を信じているぞ、赤石はこの先の部屋のカバンにある……」

ジョセフ「ああ……」

カチャ

シーザー「あ、ジョセフ……」

ジョセフ「シーザー!おめえ怪我は大丈夫なのか!?」

シーザー「今は波紋の呼吸で痛みを和らげているわ……ごめんね、私、行けなくて……」

ジョセフ「気にするこたぁーねーよ、おめーの意思と誇りは、このバンダナとともに確かに受け取った」

シーザー「ううん……それでも、それでも、あなたは今から命を賭けた決闘をしに行くのにッ!私は……私は……ッ!」

ジョセフ「シーザー」

ギュッ
412 :1 [saga]:2011/01/20(木) 20:14:07.23 ID:QGrbeiR60
シーザー「!?」

ジョセフ「おめーはよくやった、おめーは誇り高く闘った」

ジョセフ「天国の親父さんももう十分満足してるよ」

ジョセフ「だから…もう『復讐』に生きなくていいんだ」

ジョセフ「これ以上何も背負わなくていいんだ」

ジョセフ「お前は『普通の女の子』に戻っていんだ」

シーザー「え……?」

ジョセフ「後は俺に任せな、俺が全てにケリをつける!」

ジョセフ「これから先の『未来』に、腐ったカスを残さねぇようにな……」

シーザー「ジョセフ……」

ジョセフ「さぁ…おめーはもう寝とけ」

シーザー「うん……でも、ひとつだけ約束してくれる?」

ジョセフ「なんだ?」

シーザー「全てが終わったら…私と、デートしてくれる?」

ジョセフ「シーザー……」

ジョセフ「……あぁ、分かった、『約束』しよう」
413 :1 [saga]:2011/01/20(木) 20:14:37.62 ID:QGrbeiR60
シーザー「…ありがとう……えへへ、おかしいな、嬉しいのに、うれしいのに…涙が止まらないの」

ジョセフ「泣けばいいさ、今は……笑顔は、俺が帰った時の為に取っておいてくれ」

シーザー「うん……ごめんね、なんだか…眠たくなって…きちゃった……」

ジョセフ「疲れてるんだろ、もう寝な……」

シーザー「うん……おやすみ、ジョセフ……」

ジョセフ「あぁ……」

シーザー「……」

ジョセフ「……バッグは、これか」カパッ

ジョセフ「お!あったあった、やっぱ時限装置なんてねーじゃん!やるなぁ先生よぉ〜〜〜」

ジョセフ「ニヒヒ、替えのパンツでも持ってってやるかぁ〜〜〜?」

コトッ

ジョセフ「ん?にゃんだぁ〜これは…写真?」

ジョセフ「こ!これは!ディオおばあちゃんじゃねーかッ!!なんでリサリサがディオおばあちゃんの写真を持っているんだ?ん!もう一枚あるな」

ペラリ

ジョセフ「何だ?1889年5月…?50年前の写真だ」

ジョセフ「ハッ!この若い男はスピードワゴンッ!!隣のやたら紳士って顔をしてんのは俺のジジイかッ!?」

ジョセフ「その隣りにはディオおばあちゃんッ!!そしてさらに隣りにはアホレイツォ!!」

ジョセフ「なんでアホレイツォが赤ん坊を抱いてやがんだ!?そーいや俺はリサリサの過去をなぁ〜んにも知らねぇ!!」

ジョセフ「なぜ……こんな写真を彼女が!?」

ジョセフ「チクショウ…決戦の前に、謎は深まるばかりだぜ!!」


To be continued…
414 :1 [saga]:2011/01/20(木) 20:15:10.30 ID:QGrbeiR60
今日はァァァァァァァここまでェェェェェェェェありがとうございましたァァァァァァァァァ
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/20(木) 20:18:13.02 ID:pCM3dmzIO
乙!
フラグ立てすぎwwwwwwwwwwwwwwww
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/20(木) 20:37:01.34 ID:c3rSGnz/o
ヒロインは筋Q以外なら誰でもいい
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/20(木) 20:46:58.52 ID:MQyAQpcs0
あれ二部はハーレム√じゃなかったっけ
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/20(木) 22:14:37.81 ID:ToLPKzZ4o
ジョセフならハーレム√でも許せる
419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/20(木) 22:39:21.34 ID:n1bbHWENo
ジョセフはジョースターの家系図をいったいどうする気だ
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/20(木) 23:34:43.16 ID:7/1OXJqAO
ジョセフ「生涯一人の女性しか愛さないときっぱり言ったが……すまん、ありゃ嘘だった」
421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/01/21(金) 03:38:26.07 ID:y4jqiRlSO
オーノーだズラ
まるまるカットされちまったズラ
422 :1 [sage]:2011/01/21(金) 19:33:21.86 ID:b8dS84mAO
>>421
彼なら今頃彼女とよろしくやってるのでしょう……


そして今日は投下はできません、ごめんなさいィ
423 :1 [saga]:2011/01/22(土) 19:50:23.31 ID:aBdPUZuf0
黄金の長方形の投下ッ
424 :1 [saga]:2011/01/22(土) 19:51:01.32 ID:aBdPUZuf0
承太郎「前回までのあらすじだぜ」

承太郎「おじいちゃんが着々とハーレムルートを突き進んでいるようだぜ……」

承太郎「やれやれ、自分のじじいながら呆れかえるばかりだぜ……!」

花京院♀「承太郎は私だけ見てくれますよね?」

承太郎「いきなり出てくるなッ!うっとおしいッ!!」

花京院「……グスッ」

承太郎「…その、心臓に悪いからいきなり出てくるなってことだぜ……」

花京院「…!」パァァ

承太郎「…やれやれだぜ」
425 :1 [saga]:2011/01/22(土) 19:52:30.83 ID:aBdPUZuf0
ピッツベルニナ山山麓『骸骨の踵石』

バァアアアアアンッ

ザッ

ジョセフ「……」チャラッ

カーズ「なるほど…どうやら本物のようだな」ニヤリ

ワムウ「それではカーズ様」

カーズ「よかろう!我々も約束を守ろう…1対1の決闘を行ってやるッ!!」

ジョセフ「リサリサ、赤石だ」

チャッ

リサリサ「……」

ジョセフ「それと……」

パサッ

リサリサ「…!この、写真を見たということは…話さねばならないようですね……いえ、闘う前に話そうと思っていました」

ジョセフ「あんた何者だ?」

リサリサ「50年前……あなたの祖父、ジョナサン・ジョースターは新婚旅行として、ディオさんと共にアメリカに行くために…船で太平洋を航海していました」
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/22(土) 19:52:55.23 ID:2dSf8mYgo
花京院かわいいなww
427 :1 [saga]:2011/01/22(土) 19:53:11.39 ID:aBdPUZuf0
――過去、50年前

ディオ「……」

パタパタ……

ディオ「あ……鳥さん」

ディオ「疲れちゃったの?早く行かないと…あぁ…仲間たちが行ってしまうわ……」

ディオ「この子が一人ぼっちになっちゃう……」

バサバサッ

ディオ「あ……!」

バサバサッ   パサパサパサ……

ディオ「良かった……」

ガチャッ

ジョナサン「ディオ、そこは冷える、中に……」

ギュッ

ジョナサン「?ディオ……?どうしたんだい?」

ディオ「幸せなの……」

ジョナサン「え?」

ディオ「今、こうやってあなたの腕に抱かれていることが……」

ディオ(誇りある紳士、ジョナサン・ジョースターの腕に抱かれていることが……)
428 :1 [saga]:2011/01/22(土) 19:53:56.87 ID:aBdPUZuf0
ジョナサン「…あぁ、ぼくも、君を抱きしめられることに、幸せを感じる」

ディオ「ジョナサン……」

ジョナサン「さぁ、中に入ろう」

ディオ「うん………、………?」

ジョナサン「ディオ?どうしたんだい?」

ディオ「ジョナサン……ッ!!何か来るッ!!」

ジョナサン「ッ!!?」

バッゴォォォーーーーーンッ

ジョナサン「ウガァァッ!!う…腕がッ!」

ディオ「ジョナサンッ!!」

屍生人「ウヘホッ!に…人間だぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜」

ジョナサン「な…!なんだこいつ!!」

ディオ「ジョナサン……ッ!!」
429 :1 [saga]:2011/01/22(土) 19:54:24.98 ID:aBdPUZuf0
ジョナサン「ディオッ!!下がってろ!!」

屍生人「WRYYYYYYYYYYYYッ!!!」

ジョナサン「護身用のピストルだが…喰らえッ!!」

ガァーーンッ

屍生人「ギアッ!!」

ジョナサン「今だッ!!海に突き落としてやるッ!!」

屍生人「ホゲゲェェェェーーーーーーーッ!!!」

ドッポーーーーンッ

ディオ「ジョ…ジョナサン」

ジョナサン「無事か!?」

ディオ「わ…私は大丈夫…」

ジョナサン「良かった…!でも、中で何が起きているんだッ!?」

「今のは『屍生人(ゾンビィ)』だよ、ジョナサン・ジョースター君」

ジョナサン「!誰だッ!!」

「私?私は人間だよぉーーッ!」

バッヒョォォンッ

ジョナサン「!?座ったままの姿勢で跳躍したッ!!?」

「パウッ!!!」

ズンッ
430 :1 [saga]:2011/01/22(土) 19:55:01.61 ID:aBdPUZuf0
ジョナサン「うごっ!!?」ドサッ

ディオ「あッ!!あなた!!一体何をするだぁーーーーーーーーッ!!」

「私?私は……」

ツェペリ「ウィル・A・ツェペリ!!ツェペリ男爵よォーーーー」

ジョナサン「コッ!!コホォォォーーーッ!!コォォォォォォ……!!」

ツェペリ「そう!そのまま肺にある空気を全て吐きだすのだ!!」

ディオ「だから…!!一体ッ!!何をしたと聞いてるのよッ!!泣くまでぶつわよッ!?」

ツェペリ「ジョナサン君!君は大変勇気ある若者じゃ!」

ツェペリ「だが!今の『屍生人』や『吸血鬼』は!勇気だけでは倒せんよォーーーッ」

ジョナサン「コォォォォ……ッ!!あ…あなたは、何者です……」

ツェペリ「細かい説明は後だッ!!今はこの『石仮面』により生み出された怪物共をこの船から撃退するのじゃ!!」

ジョナサン「ど…どうやって?銃は効かなかったんですよッ!!」

ツェペリ「そこでさっきワシがやったことが役に立つ」

ジョナサン「え?」

ツェペリ「君……腕を怪我していたようだが、今はどうだね?」

ジョナサン「え…あ!!な、治っているッ!!骨折したはずの腕がッ!痛みもないッ!!」

ツェペリ「それは君が治したのだよ」

ジョナサン「え!?」

ツェペリ「『呼吸』によって…」
431 :1 [saga]:2011/01/22(土) 19:55:30.34 ID:aBdPUZuf0
ジョナサン「こ、呼吸…?」

この時、ジョナサンは『波紋』の存在を知ったのだ
ジョナサンにはもともと『波紋』の才能があったようで、それをツェペリが引き出したのだ

ツェペリ「ジョナサン君、この波紋こそ、あの石仮面の怪物に対抗できる唯一の術なのじゃ!」

ジョナサン「今…『石仮面』と言いましたね?石仮面……まさか、ぼくの屋敷から『盗まれたもの』じゃ…!」

ツェペリ「そう!そしてそれこそがッ!ワシが長年追い続けてきたものなのじゃ!!」

ツェペリさんから聞いた、『石仮面』に関する彼の物語ッ!
そしてそれに、ぼくも巻き込まれたというのかッ!!
石仮面…ッ!!その秘密とは何なのかッ!!

ジョナサン「とりあえず!今はこいつらを片づけるしかないッ!!」

ツェペリ「君は今!波紋の呼吸をしている!!波紋のエネルギーは太陽のエネルギーッ!!奴らに思いっきりかましてやれぃッ!!」

屍生人「おおぉぉ〜〜〜〜〜ン!!」

ジョナサン「震えるぞッ、ハートッ!!」

ジョナサン「燃え尽きるほど……ヒーーートッ!!!!」

ジョナサン「刻むぞッ!!波紋のビィィィィィーーーーーーーーートッ!!!!」

ジョナサン「燃え上がる太陽の波紋ッ!『山吹色の波紋疾走(サンライトイエロー・オーバードライブ)』ッ!!!」

ドッゴオォォォァァアアアーーーンッ!!
432 :1 [saga]:2011/01/22(土) 19:55:56.26 ID:aBdPUZuf0
屍生人「SHAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッ!!!」

ドジュウウウウウウウウウウウウウ

ジョナサン「ハァッ!!ハァ…ッ!!片付きましたッ!ツェペリさん」

ツェペリ「ワシのほうも片付いたッ!!だが、残念ながら首謀者は逃げてしまったようだ……」

ジョナサン「今は生きていることを喜びましょう、生存者は…?」

ディオ「私が緊急の脱出ボートまで案内したわ!」

ジョナサン「ディオッ!!そんな危ないことを……いや、ありがとうディオ」

ディオ「でも……この子が……」

ジョナサン「ん?その赤ん坊がどうしたんだい?」

ディオ「母親が死んじゃって、一人ぼっちに……」

ジョナサン「なんだって……」

ツェペリ「とにかく、その子もつれて早く脱出するんじゃ」

ジョナサン「は、はい…」
433 :1 [saga]:2011/01/22(土) 19:56:30.79 ID:aBdPUZuf0
――その後

ジョナサンは船に残されていた石仮面を持ち帰り、そのルーツを調べた

ツェペリさんは、ジョナサンと一緒に来たるべきに備え波紋の修業に励んだ

ディオは、ジョナサンとの第一子、ジョージ二世を産み、彼を愛しみ育てた

船から連れて帰った赤ん坊は……ツェペリさんの紹介により、チベットのストレイツォのもとへと引き取られた
434 :1 [saga]:2011/01/22(土) 19:57:04.03 ID:aBdPUZuf0
リサリサ「その赤ん坊が、私…その写真の赤ん坊は私」

ジョセフ「………」ポケーッ

ジョセフ「ち……ちょっと待て、この写真は50年前のもの、その時に赤ん坊なら…」

ジョセフ「おめェ〜〜〜〜一体年いくつなんだァ〜〜〜〜〜〜ッ!!!?」

ジョセフ「いや…その、アホレイツォがあんたの育ての親ってことだったのか……」

リサリサ「アホ…ストレイツォが若さを求め狂気に走ったのは残念です、しかしあなたがストレイツォを倒したことを気に病むことはありません…」

ジョセフ(な…なんて奇妙で複雑な人間関係なんだ……このリサリサもまた、悲しい人生を背負っていたのか……)

リサリサ「ジョセフ、話は終わりのようだわ」

ジョセフ「え?」

ワムウ「来たようだな……」

ドゴッ  ドゴォッ!!

吸血馬「ブヒヒィィィーーーーンッ!!!!」

ジョセフ「な……なんだあの怪物はぁぁぁ〜〜〜〜〜ッ!!?」

To be continued…
435 :1 [saga]:2011/01/22(土) 19:57:55.35 ID:aBdPUZuf0
今日はここまでです
無理やりな設定…許してくだせえ
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/22(土) 19:58:37.13 ID:2dSf8mYgo

面白いからよし!
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/22(土) 20:00:57.99 ID:TAMxf/xIO
乙!
全ての伏線が!今ガッチリと繋がったぜッ!
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/22(土) 20:01:28.05 ID:2j+deDaF0
 | 三_二 / ト⊥-((`⌒)、_i  | |
 〉―_,. -‐='\ '‐<'´\/´、ヲ _/、 |
 |,.ノ_, '´,.-ニ三-_\ヽ 川 〉レ'>/ ノ 
〈´//´| `'t-t_ゥ=、i |:: :::,.-‐'''ノヘ|
. r´`ヽ /   `"""`j/ | |くゞ'フ/i/           かまわん 続けろ
. |〈:ヽ, Y      ::::: ,. ┴:〉:  |/
. \ヾ( l        ヾ::::ノ  |、
 j .>,、l      _,-ニ-ニ、,  |))
 ! >ニ<:|      、;;;;;;;;;;;;;,. /|       ___,. -、
 |  |  !、           .| |       ( ヽ-ゝ _i,.>-t--、
ヽ|  |  ヽ\    _,..:::::::. / .|       `''''フく _,. -ゝ┴-r-、
..|.|  |    :::::ヽ<::::::::::::::::>゛ |_   _,.-''"´ / ̄,./´ ゝ_'ヲ
..| |  |    _;;;;;;;_ ̄ ̄   |   ̄ ̄ / _,. く  / ゝ_/ ̄|
:.ヽ‐!-‐"´::::::::::::::::: ̄ ̄`~‐-、_    / にニ'/,.、-t‐┴―''ヽ
  \_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ /  /  .(_ヽ-'__,.⊥--t-⊥,,_
\    ̄\―-- 、 _::::::::::::::::::::__::/  /  /   ̄   )  ノ__'-ノ
  \    \::::::::::::::`‐--‐´::::::::::/  / / / ̄ rt‐ラ' ̄ ̄ヽ ヽ
ヽ  ヽ\   \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/      /    ゝニ--‐、‐   |
 l   ヽヽ   \:::::::::::::::::::::::::::::::/           /‐<_   ヽ  |ヽ
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/22(土) 20:47:30.03 ID:6xCMGz4AO
何をするだぁーキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/22(土) 22:56:58.70 ID:MNwAdQfDO
牝吸血馬ハァハァ
441 :1 [saga]:2011/01/23(日) 19:56:10.43 ID:FGnWYQ8m0
キング・クリムゾンッ!!
投下した『結果』だけ残るッ!!
442 :1 [saga]:2011/01/23(日) 19:56:40.42 ID:FGnWYQ8m0
ディオ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄前回までのォォォォーーーーッ!!」

ジョナサン「オラオラオラオラオラオラオラオラあらすじだァァァァーーーーーッ!!」

ジョナサン「ところでディオ!!なんか性格が違うぞ!?」

ディオ「ディオはディオでもディエゴのほうだ!!問題はないッ!!」

ジョナサン「じゃあしょうがないよね!ぼくも馬乗りのほうだし!!」

ディオ「とにかくあらすじだ!!ジョセフの、そして世界の命運をかけた決闘が始まるんだよォォォォーーーーッ!!」

ジョナサン「さすがDioだッ!!天才ジョッキーってこんなにラリったキャラだったんだッ!!」

ディオ「HAHAHA!やかましいぞジョニィ君ッ!!」

ジョナサン「とにかく1位は渡さないぞッ!!」

ディオ「それだけは別だぜぇぇぇーーーーッ!!!」


ジャイロ「いや、1位は俺だって約束したじゃん…」
443 :1 [saga]:2011/01/23(日) 19:57:14.67 ID:FGnWYQ8m0
以下本編

ジョセフ「なんだ!?あの怪物はッ!?」

下っ端A「ヒィィエエエエーーーーッ!!ワムウ様!カーズ様!どうかおどきをッ!!私には手には負えませぬぅぅーーーッ!!」

ワムウ「フン」

ザッ

ワムウ「……ッ」ギロッ!!!

吸血馬「!!!」ビクゥッ

ジョセフ「うおおッ!!睨みだけで化け物馬をおとなしくさせたッ!!」

ジョセフ(やはり!こいつはただもんじゃあねぇーーーーッ!!)

カーズ「あの馬には骨針を打ち込んで『吸血馬』にしてある」

ジョセフ「吸血馬!?」

カーズ「今より!この闘技場でッ!!ワムウ対ジョセフのッ!!古式に乗っ取った『戦車戦』を実施するッ!!」
444 :1 [saga]:2011/01/23(日) 19:57:53.59 ID:FGnWYQ8m0
ジョセフ「戦車戦ッ!?」

吸血鬼共「ワムウ!ワムウ!!ワムウ!!!ワムウ!!!!ワムウ!!!!!」

下っ端A「この吸血馬に乗ってトラックを回りながら闘うッ!!ゴールは死のみッ!!」

下っ端B「吸血馬は約150馬力ッ!!操るのはワムウ様でも骨が折れるッ!!」

ジョセフ「待てよ!吸血馬ってこたぁーおめーらの手下ってことじゃないのか!?」

カーズ「心配するな!手綱は波紋が流れるようになっている、吸血馬は軽い波紋で操れるようになっている」

ジョセフ「マジィ!?凶暴だぜェーーーーッ!!」

リサリサ「心配ないわジョセフ」

ジョセフ「え?」

バリッ

吸血馬「!?」ピタッ

リサリサ「ちゃんと操れるわ、軽い波紋で」

ジョセフ「お……おお」
445 :1 [saga]:2011/01/23(日) 19:59:04.29 ID:FGnWYQ8m0
ワムウ「さて……」バサァッ

ジョセフ「!?」

カーズ「古式にのっとった正装か…ワムウの奴本気だな、この闘い!奴は甘くみたり楽しんだりしないッ!!」

リサリサ「勝ちなさいジョセフ!我々に引き分けはないッ!!」

ジョセフ「分かってるッ!!だがッ……」

リサリサ「だが?」

ジョセフ「ワムウの奴!!なんてエロい服装してやがんだァァァ〜〜〜〜ッ!?露出が多すぎだろッ!!俺の目を釘付けにする戦法か!?」

リサリサ「……」

ワムウ「ジョセフ!シーザーが命がけで『俺』から奪った解毒剤!まだ飲んでいないのか?」

ジョセフ「このピアスは……シーザーとの約束なのさ…この闘いに勝って、必ず生きて帰るという……」

ジョセフ「そして!!このバンダナはシーザーそのもの!!」

キュッ

ジョセフ「俺は一人じゃあねーぜッ!!『俺』と『シーザー』!!『二人』で貴様をぶちのめす!!」

ワムウ「フッ」

ジョセフ「いくぜ戦車戦ッ!!」
446 :1 [saga]:2011/01/23(日) 19:59:29.98 ID:FGnWYQ8m0
カーズ「スタートの合図はッ!!あの月が雲から輝き出でた時とするッ!!」

下っ端共「ワムウ!ワムウ!!ワムウ!!!ジョセフ「ワムウ!!!!ワムウ!!!!!」

ジョセフ「クソーみんなしてワムウコールしやがって!!うっおとしいぜーーーッ!!」

ジョセフ「おいそこの下っ端吸血鬼!!このトラックって何周あるの?」

下っ端C「知る必要はない」

ジョセフ「何!?」

ワムウ「このトラックは960m!1分あれば1周できる」

ジョセフ「1分か……!すると時速60km…相当な振動を覚悟しとかなくちゃあな……」

ワムウ「それともうひとつ、第一コーナーの柱を見ろ」

ジョセフ「?」

ワムウ「あそこには1周するたびに武器が置かれる、1周目の武器は……」

ワムウ「大型のスレッジハンマーだッ!!」

ジョセフ(やべぇな……ワムウの手に渡ったら俺は圧倒的不利だよなぁ……だが俺が手に入れれば俺が圧倒的有利だッ!!)
447 :1 [saga]:2011/01/23(日) 20:05:37.31 ID:FGnWYQ8m0
ワムウ「3か月……」

ジョセフ「……」

ワムウ「実に長かった3か月よ……貴様との決闘!俺はそれを楽しみに待ってきたのだッ!!」

ジョセフ「貴様と初めて対峙した時、俺は貴様を『女』とみて、俺は闘おうとしなかった」

ジョセフ「だが俺は、今のアンタを『女』と思ってねえ…『戦士』だ、正々堂々闘わせていただくぜ」

ワムウ「フフフ、もうすぐスタートだ、早く馬車に乗らないか」

ジョセフ「車輪とこの瓦礫を取ってるのよ……アンタのとこも結構荒れてるぜ?いいのかい?」

ワムウ「良い、早く馬車に乗らんか」

ジョセフ「フフフ、そうかい」

カーズ「月が出たッ!!スタートだッ!!!」

ジョセフ「よっしゃ!!行くぜッ!!」

ドンッ!!

ワムウ「HAAッ!!」

ガッ

ワムウ「う!?これはッ!?」

下っ端C「!?ワムウ様のスタートが遅れたぞ!?」

下っ端D「お、おい!ワムウ様の車輪の下を見ろ!!」
448 :1 [saga]:2011/01/23(日) 20:06:08.34 ID:FGnWYQ8m0
ワムウ「ハッ!!」

カーズ「瓦礫だッ!!」

下っ端D「奴は自分の車輪の瓦礫を取り除くフリをして!小細工をかけていやがったんだッ!!」

ワムウ「MMHHッ!!!」

下っ端C「キタネー野郎だッ!!ブッ殺せェェェェーーーーーーーッ!!!」

ジョセフ「やっチったァァァァァーーーーーーーッ!!!!」

ジョセフ「『正々堂々』イカサマさせてもらいましたァァァン!!ルール無用のデスマッチ!生き残るためには手段を選ばないもんね!!」

ジョセフ「これがボクちゃん、ジョセフ・ジョースターの闘い方よ!!ルンルン♪」

ワムウ「……」

ジョセフ「ハンマーはいただきなのよぉぉぉぉぉんッ!!」

ワムウ「取るか、まぁ、最初から『やる』つもりだったがな」

ジョセフ「いただきィィィーーーーッ!!ニギニギしてやるよォォォォッ!!」パシッ

グウウウッ!!

ジョセフ「オーノーッ!!このスピードからくる予想以上の衝撃に、ボクちゃんハンマーを落としそうだッ!!」

ジョセフ「だが」
449 :1 [saga]:2011/01/23(日) 20:06:35.73 ID:FGnWYQ8m0
カチッ

ジョセフ「小指のピアスに引っかかってなんとかGETッ!!俺には『ツキ』もあるッ!!」

ジョセフ「LUCK&PLUCKだッ!!好調の『波』に乗ってきたぜッ!!」

ジョセフ「ハンマーに油を塗って波紋の伝導率UP!!かかってきなさぁぁぁ〜〜〜いッ!!ワムウッ!!!」

ワムウ「フフフ」ニヤリ



カーズ「あのワムウの笑み、何か策があるな、みせてもらうぞ、『戦闘の天才』、その実力を」

リサリサ「!?ワムウがスピードを落とした?ジョセフのハンマーに用心したのか?」

カーズ「この決闘は馬のスピードを競うものではない」

カーズ「いかにして武器や馬をつかうか、そこに駆け引きがある」



ジョセフ「よしッ!!行くぜワムウーーーーッ!!


リサリサ「ハッ!!あの位置でスピードを落としたのはまずいッ!!」

ワムウ「貴様がハンマーを手にしたならば、俺はッ!!」

ドッゴォ

ワムウ「この『柱』をォォッ!!」
450 :1 [saga]:2011/01/23(日) 20:07:02.37 ID:FGnWYQ8m0
ジョセフ「フフフワムウ、この俺のでっけえハンマーの衝撃を、受けてみなさァ〜〜〜〜いッ!!!」

ジョセフ「って、ウオオッ!?」

ワムウ「ぐうううううッ!!」グググ

ジョセフ「おああああッ!?」

ジョセフ「は…発想のスケールで……ま、負けた……」

ジョセフ「だがッ!!こちらとて負けるわけにゃあいかネーーーーッ!!」

To be continued…
451 :1 [saga]:2011/01/23(日) 20:07:43.03 ID:FGnWYQ8m0
と、言うわけで今日はここまで
ハッピーうれピーありがとネー
452 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/23(日) 20:32:53.16 ID:ZOcDETyI0
乙ゥゥゥゥゥゥゥゥゥン
453 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/23(日) 20:35:55.02 ID:Hlgr1Q4Co
シルバー>>1オッツ
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/24(月) 10:20:06.09 ID:+WT22FcAO

戦車戦はキンクリされるかと思ったが、そんな事はなかった
455 :1 [saga]:2011/01/24(月) 19:50:46.61 ID:jAcqr0O90
投下?Exactry(そのとおりです)
456 :1 [saga]:2011/01/24(月) 19:51:13.36 ID:jAcqr0O90
前回までのあらすじ

ジョセフ「発想のスケールで負けました」

ワムウ「ニヤリ」

エシディシ「そんなのだからモテないのよあなた
457 :1 [saga]:2011/01/24(月) 19:53:41.10 ID:jAcqr0O90
ジョセフ「やべぇ……ッ!!このハンマーじゃ防ぎきれねェーーーッ!!」

ワムウ「ヌゥゥ……ゥゥゥッ!!!!」

ガオンッ

リサリサ「まずいッ!!ジョセフ!!」

ジョセフ(戦車を捨てるしかねぇッ!!)

バッ

ワムウ「ヌンッ!!!」

ドグシャアアアッ

ジョセフ「ぐああッ!!」

ワムウ「フ……フフフッ!戦車を捨てるしかなかったようだなッ!!」

ジョセフ「や……やべぇ」

カーズ「早くも決着がついたようだな…」

ワムウ「このまま轢き殺してやろう」

ジョセフ(このままじゃあ奴の吸血馬に轢き殺されてしまうッ!!)

ジョセフ(そこで問題だッ!!この状況を俺はどう打開する?
     @ハンサムで頭の切れるジョセフは突然奴の攻撃をかわす策を思いつく
     Aスタンドが目覚めてどーにかなる
     Bどうあがいても絶望、現実は非情である)
458 :1 [saga]:2011/01/24(月) 19:54:25.43 ID:jAcqr0O90
ワムウ「このまま轢き殺される確率90%、右に避ける、左に避ける確率それぞれ5%」

ジョセフ(やべぇーーーーッ)

リサリサ「右も左もいけないッ!!その場合奴は神砂嵐でとどめをさしてくるッ!!」

カーズ「終わった……」

ジョセフ「答えB?違うネーーーーッ」

ダッ

ワムウ「!?まっすぐ突っ込んだだとッ!?」

リサリサ「GOODッ!!」

ジョセフ「どっせぇぇぇぇぇぇーーーーーーいッ!!!!」

ガンッ

下っ端A「あッ!!2馬をつなぐ馬具にハンマーをぶち当てたッ!?」

馬はそのまま突っ込む!!
ジョセフは当然ハンマーを軸に空中へ!!

そのまま馬の背に着地!!やったネジョセフ!君こそヒーローさ!HAHAHA!!

ジョセフ「やっリィィィィィィィィッ!!」

ジョセフ「そして答えCだッ!!『ハンサム&ビューティーなジョセフは当然の如くワムウの攻撃をかわし、そのまま反撃に出る』ッ!!」
459 :1 [saga]:2011/01/24(月) 19:55:17.90 ID:jAcqr0O90
ジョセフ「……あれ?ワムウが……いなぁぁぁぁ〜〜〜〜いッ!!?」

下っ端A「ホントだ!ワムウ様がいないぞ!?」

カーズ「フフフ……フ、やはりワムウのほうが一枚上手だったか」

ヌゥ

ジョセフ「うッ!?」

グワシィッ

ジョセフ「こ……こいつらッ!!『他の生物の中にもぐりこめる』のかッ!!キモチワリーッ」

リサリサ「ジョセフ!!早く波紋でガードするのですッ!!」

グシャアッ

カーズ「遅かったな、脚を潰されたか」

ジョセフ「マヌケ、一足先に脱いでるっつーの、ブーツで良かったぜぇーーーッ!!」

下っ端A「クソッ!!足首まで掴める靴だったらッ!!」

ジョセフ「この勝負!ついてるネ、のってるネ!さっきの小指のピアスにひっかかったのももうけだしよ!『運も実力のうち』ってやつぅ?」

ジョセフ「そして貴様はチェスや将棋で言うチェックメイトに嵌った!この体勢!!貴様は自分の能力で馬に自分を縛りつけたようなもんだぜッ!!」

ジョセフ「ンッン〜♪歌の一曲でも披露しようカナ?だが断る、いくぜオイッ!!」

ジョセフ「せぇぇ〜〜〜のッ!!」

ジョセフ「吸血馬ごとくらえッ!!『波紋ハンマー』ッ!!」
460 :1 [saga]:2011/01/24(月) 19:56:12.10 ID:jAcqr0O90
カーズ「馬鹿ね…まだ気付かないとは」

リサリサ「それは危険よ!!ジョセフ逃げなさいッ!!」

グバァッ

ジョセフ「OH!!?」

カーズ「吸血馬と一体になったことで、ワムウは両手を自由に使える」

カーズ「つまり」

ワムウ「『神砂嵐』」

シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ

ジョセフ「笑えねー冗談だぜ……てめーが調子に乗って、負けちまうなんてよ……!」

ゴアアッ!!

ジョセフ「うぐ……ぐううッ!!?」

ドサァッ

リサリサ「ッ!!」バッ

カーズ「決着」

リサリサ「……」

カーズ「第二部、完」
461 :1 [saga]:2011/01/24(月) 19:57:02.34 ID:jAcqr0O90
リサリサ「へぇ、それじゃあ、ジョセフの代わりは誰が務めるのかしら?」

下っ端A「カ、カーズ様ッ!!大変ですッ!!ワムウ様がッ!!」

カーズ「なっ!?」

下っ端A「ワムウ様が……!!」

リサリサ「まさか、あなたってことはないでしょうね」

下っ端A「ワムウ様の両腕が、ズタズタで引き千切れそうですッ!!」

カーズ「何ィィッ!!ど、どうしたというのだッ!?ワムウ!!」

ワムウ「う……ぉぉお、お……」

下っ端A「ジョセフの野郎は……ッ!!」

ジョセフ「へっへっへ、さぁ皆さんご唱和くださいッ!!」

ジョセフ「またまたやらせていただきましたァン!!」

下っ端A「ピンピンしてやがるぁぁぁああああああああああああああああッ!!?」

カーズ「な…何故!?何故!??理解不能理解不能理解不能理解不能!!?」

ジョセフ「ワムウの攻撃ぐれーお見通しってことだ、ならば、俺は当然その上をいかなくちゃあな」

ジョセフ「ハンマーはフェイク、本当の攻撃は『手綱に流す波紋』、手綱を奴の両腕に絡みつかせ、神砂嵐の威力を半減ッ!!」

ジョセフ「己の神砂嵐により自分の腕をズタズタにすることになった、自業自得よォーーーーッ」

リサリサ「フフ、ジョセフはきっと将来社会に出たら大悪党か大人物になるわね、それとも大所帯のパパかしら」

ジョセフ「主人公はこの俺、ジョセフ・ジョースターだッ!!依然変わりなくッ!!」


To be continued…
462 :1 [saga]:2011/01/24(月) 19:57:43.09 ID:jAcqr0O90
本日はここまで
今回はいつもに増してジョセフが調子に乗ってましたネ
463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/24(月) 21:31:12.13 ID:TAcZrj8vo

テンション高いなwwwwww
464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/24(月) 22:13:51.18 ID:127bvFWDo
やっぱりこれこそジョセフだよな
カッコイイわ
465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/25(火) 03:57:00.28 ID:4n2M4sePo



|            ゴトッ
|        支援
                        ↓今このへんにワムウが居る


|        支援
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/25(火) 10:58:36.77 ID:QxuPrdlho
おつおつ
467 :1 [sage]:2011/01/25(火) 18:52:16.86 ID:Lx0MRoyAO
たくさんの支援レスありがとうございます


そしてごめんなさい、今日は書けません
468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/25(火) 20:19:42.52 ID:D1hgl4p4o
り…理解可能…
469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/25(火) 20:26:15.46 ID:PAtV7Xvzo
どんまい!明日があるさ
470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/25(火) 21:38:45.36 ID:c7zicyDyo
明日って今さ
471 :1 [saga]:2011/01/26(水) 19:55:35.38 ID:kXf103Bj0
投下って今さッ!!
472 :1 [saga]:2011/01/26(水) 19:56:38.62 ID:kXf103Bj0
前回までのあらすじ

ジョルノ「どうも、汐華初流乃です」

ジョルノ「汐華と書いて『ジョバァーナ』と読みます、『任侠』と書いて『人魚』と読むのと同じ発想ですね」

ジョルノ「原作の場合、父さんはジョナサンとDIOだけど、これは一体どっちになるんでしょうね」

ジョルノ「どっちか分からないので、ぼくが生まれる可能性はほぼ0に近いでしょう」

ジョルノ「このジョルノ・ジョバァーナには夢がある……」

ジョルノ「……(´;ω;)」

ジョルノ「おっと、前回までのあらすじを忘れていました」

ジョルノ「ジョセフさんが頑張ってます、はいはい色男色男」
473 :1 [saga]:2011/01/26(水) 19:57:24.55 ID:kXf103Bj0
ジョセフ「やっちったァァァン!!フッフッフ、勝利とは闘う前に決められているのさッ!!」

ワムウ「まさか……何故、こんなことに……バカな……」

カーズ「おい!早く次の武器を用意せぬかッ!!」ピカーッ

下っ端A「あッ!!カーズ様からの合図がッ!!早く用意するのだッ!!」

カーズ「フフフ、二週目の武器はッ!!」

カーズ「『鋼鉄球のボーガン』ッ!!大小の二種類のどちらかを選び使用できるッ!!」

ジョセフ「なぁにィィィィィッ!!今度は大小二種類があるのかッ!!」

ジョセフ「鉄球を使い走りながら闘う……」

ジョセフ「まさに『スティール・ボール・ラン』ッ!!」

下っ端A「どっちをとぉぉぉるぅぅぅぅぅぅ?」

ジョセフ「大きいほうに決まってんだろォォォッ!!なんでも大きいほうが喜ばれるんだよッ!!」

下っ端A「うん、大きいほうが威力はあるよな……威力は……」
474 :1 [saga]:2011/01/26(水) 19:58:24.34 ID:kXf103Bj0
リサリサ「……」

カーズ「リサリサよ、貴様は今こう考えているな」

カーズ「『ワムウは今闘える精神状況ではない、なのに何故ボーガンを設置したのか……』」

カーズ「フフフ、確かに、だが、あのような精神状況でも、奴は立ち直れる『強さ』を持っているからだよ」


一流のスポーツ選手には「スイッチング・ウィンバック」と呼ばれる精神回復法がある!
選手が絶対的なピンチに追い込まれた時…
それまでの試合経過におけるショックや失敗、恐怖をッ!!
スイッチをひねるように心のスミに追いやって闘志だけをひき出す方法である
そのときスポーツ選手は心のスイッチを切りかえるため、それぞれの儀式を行う

例えば…『深呼吸をする』『ユニホームや道具をかえる』などである

ショックが強いほど特別な儀式が必要となる……


ワムウにスイッチを押させるなッ!!

     ―――いいや限界だッ!!押すねッ!!
475 :1 [saga]:2011/01/26(水) 19:58:58.32 ID:kXf103Bj0
ビシィッ!

下っ端B「!?ワムウ様が、自らの目をッ!!?」

下っ端C「潰したッ!?何故!?理解不能理解不能理解不能ッ!!?」

ワムウ「ぐおッ!おおおッ!!!ぐうう……な、なまじ目が見えるばかりに、奴に虚をつかれてしまった……」

ワムウ「このワムウッ!!」ドギャアンッ

ワムウ「これからはこの『角』で、明りなくして『風』だけを感じ、ものを見ようッ!!!」

ジョセフ「目を潰したかッ!?さすがワムウだな……そんな『精神のスイッチ』があったなんてよぉ!!」

ジョセフ「だがッ!!目の一つや二つで気圧されてたまるかッ!!こっちも大きいモン背負ってるんだッ!!」

ジョセフ「負けるわけにはいかねえッ!!」
ワムウ 「負けるわけにはゆかぬッ!!」
476 :1 [saga]:2011/01/26(水) 19:59:28.34 ID:kXf103Bj0
ジョセフ「ボーガンに弾をこめるんだ……油を塗って、波紋を流してッ!!」

ガッ

ジョセフ「うッ?」

グッ、グッ

ジョセフ「ひけねえ……!?か、かたいッ!!でかすぎて、俺の力じゃひけねえのかッ!!」

下っ端A「欲張りものがぁぁぁ〜〜〜〜っ!!そんなことも考えられなかったのかマヌケェ!!」

ワムウ「小さいボーガンだが、十分に殺傷能力あり!!」

ジョセフ「まずいッ!!ど、どーすりゃいいんだッ!?」

ドンッ

ジョセフ「ッ!?俺を背にして鉄球を打った!?」

ジョセフ「ラッキーなのかッ!?いや……」

ドゴンッ!!

ジョセフ「だよな……あの野郎(野郎じゃあねーが)が外すわけねーよな……だが……」

ドガシャアァァッ

ジョセフ(気付くのが……遅すぎた……みてぇ、だ)
477 :1 [saga]:2011/01/26(水) 19:59:56.44 ID:kXf103Bj0
ジョセフ「〜〜〜ッ!!!ッッッ!!!?」グハッ

リサリサ「まずいッ!!内臓がやられたッ!!声が出せていないッ!!」

ジョセフ(呼吸が……ッ!!)

カーズ「ワムウ!!とどめだッ!!『勝者』はお前だッ!!」

ワムウ「さらばだ、ジョセフ・ジョースターーーーーーッ!!」

ジョセフ(幸運なことに……落下の衝撃で弾がこめられた、後は、ワムウに向けて撃つだけ……)

ジョセフ(悟られてはいけねぇ………もっとだ、もっと引き寄せろ……)

ドドドドドドドドドドドド

ワムウ「……」

ジョセフ(今だッ!!)

ジョセフ「喰らえワムウッ……!」

ワムウ「ぬう!やはり来るかッ!!」

ジョセフ「フ……ゲフゥッ!!?」ブハッ

ジョセフ(まずい……体勢が………)

ドッギャァァーーーンッ

下っ端B「ヤッダーーーバァァァーーーッ!!あいつとんでもねーとこ撃ってやんのーーーッ!!」ギャハハハハハハ

カーズ「惜しい惜しい!最期の最期まで、よく頑張ったもんよ!」
478 :1 [saga]:2011/01/26(水) 20:00:37.06 ID:kXf103Bj0
リサリサ「……ッ!」

ワムウ「残念だったなジョセフ」

ジョセフ「うッ!!……うう!」

ワムウ「いくぞッ!!」

ジョセフ「来るな……近づかないでくれッ!!」バラバラ

ジョセフ「俺のそばに近よるなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」バラバラバラッ

ワムウ「貴様……」

下っ端C「醜いねェーーーッ!!『小石』なんかばらまいちまって!!さっさと殺されろ負け犬ゥゥゥ〜〜〜〜ッ!!」

ジョセフ「ワムウ……ヘヘヘ、そこでおめーのの次のセリフは、こうだ……」

ジョセフ「『決闘を侮辱するなジョセフ』」

ワムウ「俺の前で『決闘を侮辱するなジョセフ』!!」

ワムウ「ハッ!!」

ジョセフ「コウモリっているよなぁ〜〜〜〜、そう、あの飛ぶコウモリだ」

ジョセフ「コウモリはこの程度の小石群はよけて飛行できる……」

ジョセフ「だが、貴様はどうかな?ワムウ……」

ワムウ「ジョセフ……」

ドゴォッ!!

ワムウ「ジョー……スタ……ァァ……ァーーーーーッ!!!」
479 :1 [saga]:2011/01/26(水) 20:01:16.60 ID:kXf103Bj0
ジョセフ「またまたやらせていただきましたよぉン!!」

カーズ「ま…まさかッ!!」

ジョセフ「さっきおめー自身が使った弾道を使った、策士とは、常に予想の斜め上をいく発想をせにゃあな」

ワムウ「ぐう……うううううううううッ!!!」ジューー

リサリサ「あの波紋傷じゃあ、勝負は決まったわね」

カーズ「……」

ジョセフ「勝負は決まった……諦めな」

ワムウ「……」

ジョセフはこの時、『戦士の勘』が自分に囁いてきたのが聞こえた

『勝負はまだ終わっていない
    奴は、もう一度立ちあがってくる』と

『終わりのゴングは、どちらかの「死」によって鳴らされるであろう』と

ジョセフ「ワムウ……」


次回『風に還る者』
―――To be continued…
480 :1 [saga]:2011/01/26(水) 20:01:44.92 ID:kXf103Bj0
今日はここまでッ
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/26(水) 20:10:55.94 ID:N4EmBIVyo
乙!
ワムウとの死闘はやはり熱い
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/26(水) 20:48:44.42 ID:mc6A/rz2o
おつおつ
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/26(水) 21:11:35.31 ID:yVV95s8l0
乙ッ!
ジョルノは波紋で生き長らえたディオが高翌齢出産…
120歳手前はやっぱり無理あるか
484 :1 [sage]:2011/01/27(木) 19:44:50.52 ID:hTpGwFAW0
ごめんなさァイ……
今日は投下ができないです
485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/27(木) 19:53:46.85 ID:jpwB0C5f0
おk
楽しみに待ってるぜ。

ところで、あらすじ見ててジョルノが女の子になったらボクっこで最強だなと思った
486 :1 [sage]:2011/01/28(金) 21:28:01.61 ID:jz5MMn1e0
投下です

そして注意
今回は少々強引に進めているところがあります
「おかしいだろ」思っても「>>1だから仕方がない」とスルーしてくだされば幸いです
487 :1 [saga]:2011/01/28(金) 21:28:48.70 ID:jz5MMn1e0
前回までのあらすじ

ミスタ「あぁッ!やめてッ!そこ!そこ!!感じちゃうッ!!」

ジョルノ(♀)「騒がないでください、ギャングなんですから、我慢してください」

ミスタ「ちょッ!!ダメダメッ!!でもいい気持ち!不思議!」

エアロスミス!ドガガガガガガガガガッ

ミスタ「ぎゃああああああああああああ!!何しやがるッ!?」

ナランチャ「てめーーーッ!!俺のジョルノに何しやがるッ!!」

アバッキオ「聖水プレイはすでに済ませた」キリッ

ジョルノ「あれはクラゲに吸わせましたよ、誰があなたの小便なんぞ……ハァ」

アバッキオ「その態度が…いいんじゃあないか……」

ジョルノ「そ、それに!僕の身体はブチャラティのものですから!」

ミスタ「何……だと?」

ナランチャ「ウソだろジョルノ……」

ジョルノ「だ、だって……あんなふうに乙女の肌を舐められたら、僕……!もうこの人のお嫁さんになるしかないって…」

アバッキオ「ブチャ……ラ…ティ、野郎……」

ジョルノ「このジョルノ・ジョバァーナには夢がある!それはブチャラティのお嫁さんになること!あとギャングスター」

ミスタ「さぁ……行こうか」

ナランチャ「裏切り者は……排除しなくちゃあな……」

アバッキオ「ブチャラティ、てめーは俺を怒らせた」

テメーシニヤガレーウワナンダオマエラセックスピストルズウギャーヤメロワキガアリアリアリアリアリアリーヴェデルチ

フーゴ「えーと、ジョセフが頑張ってます、以上です、こんな小芝居でも空気な僕って……」
488 :1 [saga]:2011/01/28(金) 21:29:15.48 ID:jz5MMn1e0
ワムウ「UGAAAAAAAA……A、AA……」

ジョセフ「ハァ!ハァッ……ッ!!」

ジョセフ(相当な疲労だぜ…ッ!!波紋の呼吸が、切れちまう……ッ!!)

ジョセフ(もう一度!奴は立ちあがってくるッ!!だから……)

ジョセフ「『波紋の呼吸』を……整えるんだ……」コオォォォォォ

ワムウ「フ……ウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!」グググググググググ

ジョセフ「しぶとい奴だぜ、全くよぉ!!」

ワムウ「フ、フフフフフフハハハハハハハッ!!最終ラウンドだッ!!!」

ジョセフ「やれやれだぜ……ッ!!」

ワムウ「いくぞッ!!『最終流法』ッ!!」

シュゴゴオオオオオオオオオオオオ

ジョセフ「なんだ…?『風』が奴のほうへ寄っていく……?」

カーズ「『最終流法』!?や、やめろワムウッ!!それだけはやめるのだッ!!」

ワムウ「最終流法、『渾楔颯』!!」

ゴオオオオオオオオオオッ

バクゥッ!!

ジョセフ「な、なんだ?この切り口……か、『風』か?」
489 :1 [saga]:2011/01/28(金) 21:29:43.47 ID:jz5MMn1e0
ワムウ「炎の近くが故、貴様の位置はおおよそしかわからぬ…」

ワムウ「しかし、波紋の呼吸を止めた今ッ!!1cmずつ貴様を切り刻んでやるッ!!」

カーズ「『渾楔颯(こんけつさつ)』 ワムウの最終流法!
    姿を透明にする時使った管より逆に膨大な量の風をとり込み肺の中で超圧縮させる!
    そしてカミソリのような極限に狭いすき間から超高圧で吹き出す…いわば『烈風のメス』!
    しかし!風の高速圧縮にともなう摩擦や熱はいくらワムウといえど………!

    そ の 肉 体 は 耐 え き れ ず ど ん ど ん く ず れ て い く の み !

    しかし!その無残なる姿!美しいぞ!ワムウよ!勝つのはおまえだ!
    勝って人間どもの生命でその傷をいやそうぞ!!!!」

ジョセフ「………」

ジョセフ「……ッ!!」グッ

ジョセフ「シーザー、俺に力を分けてくれッ!!」

シバッ

ジョセフ「うぐッああぁッ!!!」

ワムウ「そこかッ!!ジョセフ!!!」

ジョセフ「『波紋オイル』ッ!!テメーの体内に圧縮された酸素を利用させていただくぜッ!!」ビシュッ

ワムウ「NMM!無駄!無駄!!無駄ァァァァァッ!!!」

スカッ

ジョセフ「うッ!!」
490 :1 [saga]:2011/01/28(金) 21:30:11.59 ID:jz5MMn1e0
ワムウ「火焔瓶か、くだらん…貴様の位置は、すでにさきほどのうめき声で把握した」

ワムウ「いくぞッ!!正真正銘最後の攻撃だッ!!これで決着をつけるッ!!」

ワムウ「貴様を倒して、俺はさらに戦士としての『高み』を目指すッ!!!」

ワムウ「『渾楔颯』ッ!!!ぶった切れよぉぉぉぉぉぉッ!!」

ジョセフ「シィィィーーーーザァァァァァーーーーーッ」

ボッ

ジョセフ「頼むぜーーーーーーーッ!!」

ワムウ「また火焔か!?無駄だと言ったはずだッ!!」

スパッ

ワムウ「そして貴様を切断して、勝利ッ!!」

リサリサ「ジョセフ!!」

カーズ「や…やっと終わったか」

ジョセフ「無駄?違うね、『切れる』からいいんだよ、むしろ……あっさり切れちまう貴様の能力が仇となる」

ジョセフ「さきほどの火焔瓶も、『あえて』割らせたんだ……もっとも、目の見えない貴様には分からないだろうが」

ジョセフ「油は霧状になり…貴様の体内へ入る」

ジョセフ「そこでさっきバラバラになったシーザーのバンダナだ、『火』がついたシーザーのバンダナはそのまま…」

ジョセフ「『風』を取り込むため…ワムウ!貴様の体内に、風と共にバンダナも吸い込まれるッ!!」
491 :1 [saga]:2011/01/28(金) 21:30:39.51 ID:jz5MMn1e0
ワムウ「……」

ジョセフ「ワムウ、お前は戦士としては凄かった……」

ジョセフ「だが、俺には」

ジョセフ「『シーザー』という心強い『仲間』が、最後までついていたのさ」

ワムウ「グ……ジョセッ」

ドッゴアアアアアアアァァァァァァァァァンッ!!!!





ジョセフ「ワムウ……」

下っ端A「ワ、ワムウ様が、負けた?」

下っ端B「う、ウソだ……俺たちの『希望』が……不死身の強さが……」

リサリサ「ジョセフ!!とどめをッ!!最も強いとされる『腕からの波紋』で消滅させなさいッ!!」

ジョセフ「……」

ザッ

ワムウ「つ…ついに、決着がついたな……」

ジョセフ「…………ああ」

ワムウ「フ、フフフ、さぁ…とどめをさせよ」
492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/28(金) 21:30:47.75 ID:bXXSq5pXo
おk
493 :1 [saga]:2011/01/28(金) 21:31:05.25 ID:jz5MMn1e0
ジョセフ「………そうかい」






ジョセフ「なぁ〜〜〜んちゃって!!」

ズギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン

下っ端A「!!!?」

下っ端B「あ、あいつ、今、何をやったッ!?」

カーズ「キ……キス!?」

リサリサ「お前は何をやっているだジョセフ・ジョースターーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!?」

ワムウ「な……何をするだッ!!?」

ジョセフ「お前の首から出ている煙、それは『波紋傷』の煙だ」

ジョセフ「そのままでは、貴様は消滅するだろう」

ジョセフ「だが、俺がいま口から流した波紋は『マイナスの波紋』」

ジョセフ「体外から流した『プラスの波紋』により破壊されつつある貴様の身体に、体内から『マイナスの波紋』を流した」

ジョセフ「つまり『プラスマイナス0』……今なら、バラバラになった貴様の身体も元に戻せるだろう、不死身だもんな、お前らは……」

ジョセフ「お前は『助かった』ってことだな」

ワムウ「何故……」

ジョセフ「……」

ワムウ「なぜ、このような真似を!!これは『侮辱』だッ!!決闘に対する侮辱!!俺に対する侮辱ッ!!」

ワムウ「敗北者には『死』あるのみッ!!それをッ!!貴様はッ!!」

ジョセフ「そんなの俺には関係ねーし、興味はねぇ」

ジョセフ「何故と聞いたな、俺は……」
494 :1 [saga]:2011/01/28(金) 21:31:33.94 ID:jz5MMn1e0



ジョセフ「深い理由なんかねえよ…『なにも死ぬこたあねー』…さっきはそう思っただけだよ…」


495 :1 [saga]:2011/01/28(金) 21:32:04.62 ID:jz5MMn1e0
ワムウ「そ、それだけ、なのか?」

ジョセフ「それが俺の『誇り』だ」

ジョセフ「お前の『誇り』に『尊敬』と『敬意』を払ってでも……貫きたい『誇り』なんだ」

ワムウ「……フフ、フ……負けだ、『私』の、『完全敗北』だ……」

ワムウ「どうやらお前は、私より戦士として『高み』に立ったようだ……」

ジョセフ「ワムウ……」

ワムウ「私は『敗者』だ、『勝者』の言うことに従おう……」

ワムウ「『生きる』よ…私は、もう少しだけ、生きるとしよう………」

ジョセフ「ああ……そうしてくれ、お前自身の生きたいように……」


To be continued…
496 :1 [saga]:2011/01/28(金) 21:33:02.21 ID:jz5MMn1e0
以上です
どうなんだろうか…
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/28(金) 21:33:52.28 ID:bXXSq5pXo

ジョセフかっけえな
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/28(金) 22:14:22.15 ID:1SStYStho
開始前の小芝居にビビったじゃねーかよ
499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/28(金) 22:39:39.61 ID:gtkCibBBo
乙!
ところどころジョセフがディオなのはやっぱり血をひいてるからかww
500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/28(金) 23:46:16.63 ID:RmakCRK+o
乙です
ブチャラティチームも本編も最高w
501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/28(金) 23:48:05.78 ID:FmVcwUZAO
いやこれは本当にかっこいいな
完全に予想外でした
502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/29(土) 00:34:20.46 ID:c+w4nRIto
乙何というハーレム作成術
さすがジョースター家男子の唯一の呪いを打ち破った男
503 :1 [saga]:2011/01/29(土) 19:01:51.58 ID:f88GXe8O0
投下です、が、今回も>>1クオリティ大爆発
「この>>1はもうダメだ」などと思われても、「まあ>>1だから仕方がないさ、HAHAHA」と流してくだされば幸いです
504 :1 [saga]:2011/01/29(土) 19:02:19.70 ID:f88GXe8O0
前回までのあらすじ

徐倫「え〜と?@ジョセフ・ジョースターがAワムウをB懐柔させて……」

徐倫「……えと……なんだったっけ?」

徐倫「そうだッ!!@ジョセフとAカーズのB最終決戦が……」

徐倫「………なんだったっけ…………」

アナスイ「ほら徐倫、早く戻るわよ」

徐倫「あ、分かったわアナスイ」



エンポリオ「…アナスイが女の子だったッ!?」
505 :1 [saga]:2011/01/29(土) 19:02:57.08 ID:f88GXe8O0
ジョセフ「身体は元に戻ったのかい?」

ワムウ「あぁ、ちょっとギクシャクするけど、修復完了だ」

ジョセフ「そうか、良かった」

リサリサ「…まぁ、あれでいいのでしょう……よくやったわ、ジョセフ」

カーズ「……」ドンッ

ジョセフ「!!」

ワムウ「カーズ様……」

カーズ「おのれジョセフ・ジョースター……!!貴様……」ギリギリ

ジョセフ「何キレてんだかわかんねーけどよ〜〜……俺は正々堂々と決闘を行い、そして勝利した、結果がどうあろうが、これだけは変わらん事実だぜ」

カーズ「エシディシやワムウを……よくも『汚して』くれたなッ!!!」

ジョセフ「え?……え?『怪我した』?いや怪我は治ってるんだが……」

ワムウ「ジョセフッ!!逃げろッ!!」

ジョセフ「えッ!?」
506 :1 [saga]:2011/01/29(土) 19:03:24.08 ID:f88GXe8O0
カーズ「ジョセフ・ジョーーーースタァァァーーーーーーッ!!!!!」

ドゴッ

ジョセフ「ぐええッ!?」ドシャアッ

ワムウ「カーズ様ッ!!落ち着きくださいッ!!」

カーズ「ワムウよッ!!待っておれッ!!今すぐこの男から貴様を取り戻すッ!!」

ジョセフ「な……なんだこの女ッ!!?急に態度が変わりやがってッ!!」

ワムウ「ジョセフッ!!今はとにかく逃げろッ!!リサリサッ!お前もだッ!!」

リサリサ「ッ!!」ダッ

カーズ「吸血鬼どもッ!!何をやっているッ!?早くあの男を始末せよッ!!!」

下っ端A「は、はい!!」

ジョセフ「何なんだァァ〜〜〜ッ!?マジでよぉぉぉぉ〜〜〜〜〜イカれてんじゃあねーのッ!?」

ワムウ「ジョセフッ!!走りながら聞いてくれ、カーズ様のことだ」

ジョセフ「!!」

ワムウ「簡単に言おう、カーズ様は『女が好き』だ」
507 :1 [saga]:2011/01/29(土) 19:04:11.45 ID:f88GXe8O0
ジョセフ「………は?」

ワムウ「ジョセフ、お前は『まさか』と驚く」

ジョセフ「まさかッ!!……ハッ」

リサリサ「信じにくいけど、どうやら……その……カーズは」

リサリサ「『レズビアン』……ってことかしら?」

ワムウ「今の世ではそういうのか?とにかく、カーズ様は『女が好き』なんだ」

ワムウ「だから私やエシディシはカーズ様と共に行動できた……私とエシディシはカーズ様と同じ嗜好は持っていなかったが……」

ジョセフ「ちょいと待ちなワムウ、その、カーズのことはおったまげブッチギリナンバー1だけどよぉぉ……」

ジョセフ「『女』だから行動『できた』?『できた』ということは、『男』だと『できなかった』ということだろ?」

ジョセフ「『女が好き』だからって、『男が嫌い』とは限らねぇ…どっかの国のファーストレディー(大統領夫人)は、『女が好き』でありながら、大統領…つまり『男』と結婚していたぜ?」

ワムウ「そこなのだ、カーズ様は『トラウマ』を持っている、『男』に対する、それも『強烈』な……」

ジョセフ「あそこまで『男』を毛嫌うほどの、か?」

ワムウ「あぁ……」
508 :1 [saga]:2011/01/29(土) 19:04:40.72 ID:f88GXe8O0
カーズは、カーズの一族の中でも、最も高い知能を持っていた
その知能を恐れた一族は、カーズを『粛清』することにした
……『女』にとって、最も『残酷』で、吐き気を催すほど『下劣』な手段で……
カーズは逆に、その知能を持ってして粛清を回避したが、その時から『男』に対して『異常なほどの憎しみ』を抱くようになった
その『憎しみ』は、一族の『男』を根絶やしにするほどであった

その後、同族のエシディシと、当時生まれたばかりであったワムウとサンタナを連れ、旅に出た

ワムウが知っているのはここまでであった

ジョセフ「なんて奴だ……奴には奴の過去があることは分かったが、でも何のために『究極生命体』を目指すんだ?」

リサリサ「それは……おそらく」

ワムウ「……『全世界の男を皆殺しにすること』、ではなかろうか」

ジョセフ「何だそりゃあ!!?」

ワムウ「『究極生命体になり、世界を征服する』というのもあるとは思うが……」

リサリサ「自分が支配する世界に、『男』はいらないってことね」

ジョセフ「なんつーか……しょぼいっていうか……とにかく、それは阻止しなきゃならねぇ……よな?」

ワムウ「私はこれでもカーズ様の仲間だった身だ……お前と一緒には闘えない……」

ワムウ「だが、できるなら、カーズ様を止めてくれ……」

ワムウ「……殺してでも、止めてくれ」

ジョセフ「リサリサは『女』だから、カーズは狙わないのかな?つーことは……俺が真っ先に狙われるってことか!!」

ジョセフ「オーノー……だぜ、だが、『策』はあるぜッ!!」

ワムウ「その『策』とは?」

ジョセフ「いいかッ!!この策はけっこうハードだぜッ!!」

ワムウ「一体何なのだッ!!?」

ジョセフ「フフフ、このジョセフ・ジョースターのファースト・プロットは……」

ジョセフ「『逃げる』ことだァァァァーーーーーーーーーーッ!!!このまま突っ走るッ!!リサリサ!ワムウ!!遅れるなよッ!!!」

ワムウ「……大丈夫なのか?こいつは……」


To be continued…
509 :1 [saga]:2011/01/29(土) 19:09:41.63 ID:f88GXe8O0
今日はここまでです、短くてすいません

あと、今回は『レズビアン』という表現を使いましたが、この表現が『蔑称』とされたりすることもありますが、こちらのほうが『一般的』だという
>>1の解釈により、こちらのほうを使わせていただきました、もし気分を害された方がいらっしゃったのなら、この場をお借りして深くお詫び申し上げます

510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/29(土) 20:10:15.11 ID:I7i1H8oAO
乙。
感情で動いてる分、このカーズは原作のより怖いかもww
てか、レズビアンて蔑称なのか…
511 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/29(土) 22:19:18.13 ID:6d2cPiRQo

レズなんて普通に使うけどなあ
512 : [sage]:2011/01/29(土) 22:21:47.50 ID:CXo2mC/AO
>>511
それでも万が一不快感を示す方がいたら申し訳ないので、今回は注意として最後だけど書かせていただきました
513 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/30(日) 07:48:36.92 ID:dqjM0nu+o
SEX必要なし!
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/30(日) 15:06:07.96 ID:DAn16+zDO
乙 問題は蔑称として使う奴がいる事だと思うけどね
515 :1 [sage]:2011/01/30(日) 21:16:20.71 ID:RKUd3+WAO
投下不能投下不能投下不能

ごめんなさい
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/30(日) 21:44:44.54 ID:1rgqjTkso
       、--‐冖'⌒ ̄ ̄`ー-、
     /⌒`         三ミヽー-ヘ,_
   __,{ ;;,,             ミミ   i ´Z,
   ゝ   ''〃//,,,      ,,..`ミミ、_ノリ}j; f彡
  _)        〃///, ,;彡'rffッ、ィ彡'ノ从iノ彡
  >';;,,       ノ丿川j !川|;  :.`7ラ公 '>了   
 _く彡川f゙ノ'ノノ ノ_ノノノイシノ| }.: '〈八ミ、、;.)
  ヽ.:.:.:.:.:.;=、彡/‐-ニ''_ー<、{_,ノ -一ヾ`~;.;.;)  なに?投下不能!?
  く .:.:.:.:.:!ハ.Yイ  ぇ'无テ,`ヽ}}}ィt于 `|ィ"~
   ):.:.:.:.:|.Y }: :!    `二´/' ; |丶ニ  ノノ     >>1逆に考えるんだ
    ) :.: ト、リ: :!ヾ:、   丶 ; | ゙  イ:}
   { .:.: l {: : }  `    ,.__(__,}   /ノ     「また今度投下すればいいや」
    ヽ !  `'゙!       ,.,,.`三'゙、,_  /´
    ,/´{  ミ l    /゙,:-…-〜、 ) |       と 考えるんだ !!    
  ,r{   \ ミ  \   `' '≡≡' " ノ
__ノ  ヽ   \  ヽ\    彡  ,イ_
      \   \ ヽ 丶.     ノ!|ヽ`ヽ、
         \   \ヽ `¨¨¨¨´/ |l ト、 `'ー-、__
            \  `'ー-、  // /:.:.}       `'ー、_
          `、\   /⌒ヽ  /!:.:.|
          `、 \ /ヽLf___ハ/  {
              ′ / ! ヽ



517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/30(日) 22:10:10.20 ID:lWatA2wAO
一番ソフトな言い方は「ビアン」らしいね
518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/01/31(月) 14:00:16.51 ID:1WLB7y9+0
3部もやるの?

やって下さいお願いします
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/31(月) 15:50:20.04 ID:qV25CkqDO
あれだあれ!ジョセフが女装すればいいんだよ!
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/31(月) 16:06:52.31 ID:5o3hU1KTo
ナヨォナヨォ
521 :1 [saga]:2011/01/31(月) 20:05:58.70 ID:azGViKC60
空裂眼投下(スペースリパー・スティンギートウカ)
522 :1 [saga]:2011/01/31(月) 20:06:29.67 ID:azGViKC60
前回までのあらすじ

ニコラス「俺の弟がこんなに可愛いわけがない」

ジョニィ「何を言ってるの兄さん」

ニコラス「戯言だ、気にするな」

ジョニィ「前回までのあらすじだって兄さん」

ニコラス「お前がやってみろジョニィ」

ジョニィ「え?なんで?」

ニコラス「一生懸命モニターに向かってしゃべっているお前を見てハァハァするためさ」

ジョニィ「やっぱ兄さんはすごいや!こんな世間的にアウトなことをきっぱり言えるなんてさ!」

ニコラス「HAHAHAそんなに褒めるなよジョニィ、さ、前回までのあらすじだ」

ジョニィ「カーズは女の子が好き」

ジョニィ「以上」

ニコラス「たいへんよくできました」
523 :1 [saga]:2011/01/31(月) 20:06:58.26 ID:azGViKC60
タタタタタタタタタタタタッ

ジョセフ「………」

ワムウ「ジョセフ、気付いたか?」

ジョセフ「ああ……カーズの奴、『追いかけてきていない』?」

ワムウ「赤石はリサリサが持っているとしたら、カーズ様が赤石を求めているのなら、追いかけてくるはずなのだが……」

リサリサ「………」

ジョセフ「おい……『まさか』……」

リサリサ「……盗まれた、ようね……やれやれだわ」

ジョセフ「やれやれ、なのはこっちだアァァァァァーーーーーーーッ!!!!何をやってるんだアンタはよォォォォ〜〜〜〜〜〜ッ!!」

リサリサ「カーズ……なかなか巧妙な手を使ってきたわね……」

ワムウ「?どういうことだ?」
524 :1 [saga]:2011/01/31(月) 20:07:40.49 ID:azGViKC60
〜ジョセフVSワムウの決闘中〜

カーズ「リサリサよ」

リサリサ「何?」

カーズ「この勝負……ワムウの勝利はゆるぎない、とすればだ……私は貴様と闘わねばならないが」

カーズ「このカーズ、女と闘うのは好かん」

リサリサ「あら、もう勝敗を決めちゃってるの?ジョセフを甘く見ないことね」

カーズ「フン、あのような青二才に、ワムウが負けるはずがない」

カーズ「ワムウは私の『お気に入り』だからな……」

リサリサ「……」

カーズ「そこで、だ、リサリサ……私と『友達』にならぬか?」
525 :1 [saga]:2011/01/31(月) 20:08:13.73 ID:azGViKC60
リサリサ「『友達』?」

カーズ「そうだ……さすれば、私は貴様を殺さずに済み、貴様は永遠の命と美貌を手に入れられる」

カーズ「その『波紋』でも、『年齢』には勝てぬだろう?女なら、永遠の美貌とやらに興味を持たないのか?」

リサリサ「あいにくだけど、そんなのに興味はないわ」

カーズ「では、『友達』の件は……?」

リサリサ「お断りよ」

カーズ「ハッキリ言うな……その表情、私は嫌いではない……」

スッ

リサリサ「ッ!?」バッ

カーズ「『良い身体』だ……求めたくなるな……」

リサリサ「ふざけているの?」

カーズ「フフフ、そう怒るな、ほんの戯れ……冗談だ」

カーズ「貴様は、私が殺す、覚悟しておくんだな」
526 :1 [saga]:2011/01/31(月) 20:08:40.36 ID:azGViKC60
―――

リサリサ「あの、身体に触れられた時に、一緒にスられたようね……」

ジョセフ「待てよ……スられたってこたぁ……」

ジョセフ「赤石は……カーズのもとにあるってこったろ!?」

ジョセフ「やべぇんじゃあ………ねーーーーーのォーーーーーーーーーーーーッ!!?」

ワムウ「このままじゃ『究極生命体』になるだろうな」

リサリサ「大変ね」

ジョセフ「オーーーノーーーーッ!!!今すぐ引き換えすぞオメーラッ!!!」

ダダダダダダダダダダダダダッ

ジョセフ「ゼハーッ!!ゼハーッ!!カーズはッ!?」

カーズ「来たか……意外に早く気づいたな」

ジョセフ「赤石はッ!!」

カーズ「フフフ」チラッ

キラッ
527 :1 [saga]:2011/01/31(月) 20:09:07.26 ID:azGViKC60
ジョセフ「てめーー……卑怯なッ!!」

カーズ「卑怯?ハハハ……お前からその言葉を言われるとは思わなかったぞ」

ジョセフ「ただ卑怯なだけじゃあねぇ……てめぇは……てめぇはッ!!!」

ジョセフ「てめえの行為は……『ワムウの意志』をも裏切ったんだッ!!てめえはァァァァーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

カーズ「赤石が手に入ればそれで良い……そのための『過程』や『方法』なぞ」

カーズ「どうでもよかろうなのだァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

ジョセフ「カァァァァーーーーーーーーーーーーーズッ!!!!てめぇのその根性はッ!!!その根性はァァァァーーーーーーーーーーッ!!!!」

ジョセフ「畑に捨てられッ!カビが生えてッ!!ハエもたからねーカボチャのように腐りきってやがるぜェェェッ!!」

カーズ「わめくがいい……罵るがいい……騒いだところで、私の勝利は揺るがん……」
528 :1 [saga]:2011/01/31(月) 20:09:35.21 ID:azGViKC60
ジョセフ「このジョセフ・ジョースターは……世間には所謂『お調子者』だとか、『不良』だとか言われている……」

ジョセフ「学校はしょっちゅうサボっていたし、女の子のスカートめくって喜んでいたのはいい思い出よ……」

ジョセフ「だがな……こんな俺でも『吐き気を催すほどのクソッタレ』ってのは知っているッ!!」

ジョセフ「そいつは『目的のためなら弱者の命であろうが仲間の誇りであろうが、容赦なく裏切り踏み潰す奴』のことだッ!!」

ジョセフ「てめーのような奴のことだッ!!てめーは人間じゃあねーから、人間の法では裁けねえ……」

ジョセフ「だから俺が裁く、俺自身の『誇り』と、仲間の『意志』でッ!!!」

カーズ「ほざけッ!!このカーズが貴様如きにわざわざ自らの手を汚すことはせぬッ!!」

カーズ「ゆけィッ!!吸血鬼どもッ!!!」
529 :1 [saga]:2011/01/31(月) 20:10:02.52 ID:azGViKC60
吸血鬼A「ヘヘヘ、覚悟しろよなぁジョセフゥゥゥゥゥ」

吸血鬼B「UHOHO!近くで見るとますます美人だなリサリサァァァァ……」

吸血鬼C「ジョセフごときに負けたワムウなんぞ目じゃあねぇぇぇぇ!!!」

吸血鬼D「やっちまえーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

吸血鬼's「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYッ!!!!!」

リサリサ「やれやれだわ……この数」

ワムウ「NMMMMM……しかたがあるまい、この私も殺そうというのなら」

ワムウ「ジョセフ、私も少しだけ手伝ってやろう、神聖なる『決闘』を汚す奴には、容赦せん」

ジョセフ「カーズッ!!高みの見物たぁ余裕なこったなぁッ!!」

ジョセフ「首を洗って待ってやがれよッ!!必ずテメーをブチのめすッ!!!!」

To be continued…
530 :1 [saga]:2011/01/31(月) 20:11:21.05 ID:azGViKC60
今日はここまでです

そして第三部の予定ですが、第三部をする予定は今のところありません
ごめんなさい
531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/31(月) 20:11:45.77 ID:XAb+dtyn0
乙乙ゥ
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/31(月) 20:12:49.44 ID:YUcQP4zbo
おまえは「>>1乙、三部なんて気にしないさ」という
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/31(月) 20:17:38.50 ID:5o3hU1KTo
>>1乙、三部なんて気にしないさ
534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/31(月) 20:17:48.10 ID:c2uxB1ePo
>>1乙、三部なんて気にしないさ……ハッ!
535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/31(月) 21:03:43.98 ID:qV25CkqDO
>>1乙、三部なんて気にしないさ

ジョナサンが老衰で死に、ショックで気が動転したディオ祖母ちゃんが行方をくらましてしまった
承太郎達は祖母ちゃんを探して連れ帰る為に旅に出るのだった…

もしやるとしたらこんなんはどうだろうか
ディオはジョセフから教えて貰った呼吸法で少し若いとか
536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/31(月) 21:56:00.14 ID:XAb+dtyn0
3部キンクリして4部やるとか
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/31(月) 22:03:05.68 ID:Lm/xk2Z1o
4部やる場合、ここのジョセフなら「ああ、またか」で済まされそうな気がしてしまう
538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/31(月) 22:13:02.81 ID:9sXRrgT60
仗助差し置いてまたハーレムを作るのか
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/31(月) 22:14:52.97 ID:4Iy114fF0
     (゚Д゚)
  ( ゚ 皿  ゚)  がしゃーん
  (××××××)      
 /│×××××│\         がしゃーん
<  \____/  >
    ┃   ┃
    =   =
ディアロボのスタンドだよ
SSを書くという過程を吹き飛ばしてくれるすごいやつだよ
540 :1 [sage]:2011/01/31(月) 22:26:37.35 ID:Q0GltCRAO
うーん
もともとこのSS作る前から練っていたSSがあったからそっちも作りたい気があるんですよね
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/31(月) 22:41:16.53 ID:KkhpwNRso
ディアロボwwww
3部5部でディオとその子供はフラグ立てまくったジョセフの子孫で代用すればよくね?
悪サイドはきっと隔世遺伝でお婆ちゃんの血の方が目覚めたんだよ
それで性格に2部のキャラから引き継いだ要素が混ざってて誰との間に出来た子か判明すると面白そう
542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/31(月) 22:42:46.74 ID:KkhpwNRso
あ、更新してなかったゴメン
勝手な事言ったけど気にせず>>1の書きたいのを書いてくれ
その方が面白いはずだから
543 :1 [sage]:2011/01/31(月) 22:50:32.19 ID:Q0GltCRAO
実を言うと第三部の構想はちょっぴりとはいえあるんですよ

でもはっきり言っちゃうとSSにかけられる時間がなくなってきてるんです
ここはdat落ちがないと聞いたから残しておこうと思えば残せるようですが……

とにかく今は第二部を無事終わらせることだけしか考えてません、すみません
544 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/31(月) 22:54:09.80 ID:c2uxB1ePo
好きなものを書いたほうが面白いだろうから>>1に任せるよ
545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/01/31(月) 22:59:56.23 ID:1WLB7y9+0
そうか…
残念だが>>1の思いのままに
546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/01/31(月) 23:02:01.89 ID:XAb+dtyn0
 | 三_二 / ト⊥-((`⌒)、_i  | |
 〉―_,. -‐='\ '‐<'´\/´、ヲ _/、 |
 |,.ノ_, '´,.-ニ三-_\ヽ 川 〉レ'>/ ノ 
〈´//´| `'t-t_ゥ=、i |:: :::,.-‐'''ノヘ|
. r´`ヽ /   `"""`j/ | |くゞ'フ/i/
. |〈:ヽ, Y      ::::: ,. ┴:〉:  |/    >>1の好きにするがいい
. \ヾ( l        ヾ::::ノ  |、
 j .>,、l      _,-ニ-ニ、,  |))
 ! >ニ<:|      、;;;;;;;;;;;;;,. /|       ___,. -、
 |  |  !、           .| |       ( ヽ-ゝ _i,.>-t--、
ヽ|  |  ヽ\    _,..:::::::. / .|       `''''フく _,. -ゝ┴-r-、
..|.|  |    :::::ヽ<::::::::::::::::>゛ |_   _,.-''"´ / ̄,./´ ゝ_'ヲ
..| |  |    _;;;;;;;_ ̄ ̄   |   ̄ ̄ / _,. く  / ゝ_/ ̄|
:.ヽ‐!-‐"´::::::::::::::::: ̄ ̄`~‐-、_    / にニ'/,.、-t‐┴―''ヽ
  \_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ /  /  .(_ヽ-'__,.⊥--t-⊥,,_
\    ̄\―-- 、 _::::::::::::::::::::__::/  /  /   ̄   )  ノ__'-ノ
  \    \::::::::::::::`‐--‐´::::::::::/  / / / ̄ rt‐ラ' ̄ ̄ヽ ヽ
ヽ  ヽ\   \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/      /    ゝニ--‐、‐   |
 l   ヽヽ   \:::::::::::::::::::::::::::::::/           /‐<_   ヽ  |ヽ
547 :1 [sage]:2011/01/31(月) 23:03:16.48 ID:Q0GltCRAO
ありがとうございます
とにかく今は、この第二部を仕上げることに全力を注ぎます
548 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/01(火) 18:10:56.40 ID:Hc2lyX9M0
てかどうせQもシーザーも柱ーズも全員超の付く美女なんだろ?
ジョセフもげろ
549 :1 [sage]:2011/02/01(火) 18:43:44.20 ID:dw0UPt490
すいません…今日はキーボードの調子と私の体調が優れないのでお休みさせていただきます…
550 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/01(火) 19:16:48.43 ID:Hc2lyX9M0
ゆっくりお休み
551 :1 [saga]:2011/02/02(水) 19:49:50.64 ID:jyMyPoS20
ご心配おかけしました
寝不足でした

短いですけど投下させていただきます
552 :1 [saga]:2011/02/02(水) 19:50:16.27 ID:jyMyPoS20
前回までのARASUJIYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYッ!!!

最終決戦!ジョセフがやらなきゃ誰がやる!!
553 :1 [saga]:2011/02/02(水) 19:51:25.22 ID:jyMyPoS20
カーズ「遊びは終わりだッ!!便器に吐き捨てられたタンカスド低脳どもがッ!!」

カーズ「ゆけィッ!!吸血鬼どもッ!!」

吸血鬼's「WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYッ!!!!」

ジョセフ「てめーらどけーーーーーーーーーーーッ!!!!」

ジョセフ「ズームパンチッ!!」

ズガッ!!

吸血鬼A「NMM?ど〜した〜〜〜〜効いてないぞォォォォォ」

ジョセフ(やべぇ……『波紋』の呼吸が、乱れちまってる………ッ!!)

カーズ「フハハハハ……対ワムウ戦で相当体力を失ったようだな……」

カーズ「いかに優れた師であるリサリサに師事され鍛えられた波紋も!!」

カーズ「この大人数を相手に続くか?続・くゥ・かァ?」

カーズ「ふっふふふふふっふふふふうふふ……ウィンウィンウィンウィンウィン」

リサリサ「まずいわね……」

ワムウ「どけッ!!貴様らに誇りはないのかーーーーッ!!!」
554 :1 [saga]:2011/02/02(水) 19:51:57.75 ID:jyMyPoS20
吸血鬼B「ケケケーーーーッ!!!敗者が何をほ・ざ・くゥゥゥゥゥ?」

ワムウ「貴様ら………ッ!!」

ジョセフ「ハァーッ……ハァーッ……!!この野郎〜〜〜〜〜ッ!!」

吸血鬼C「ン……!?ホッ!!HOGYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッ!!!?」ドジュウウゥゥゥ

ジョセフ「?………!!?」

カーズ「何者だッ!!?」

ワムウ「あ……あの光は……『紫外線』か?」

カーズ「馬鹿な……『夜明け』はまだなはず……」

「やれやれ、間に合ったようね……ジョセフ!」

ジョセフ「そ、その声は……ッ!!」

ハイム「吸血鬼ども!!アンタたちはこのシュトロハイムとナチス親衛隊が相手よッ!!」

SPW「我らSPW財団特別科学戦闘隊もいるぞッ!!」

ジョセフ「SPWのじいさんッ!!」

スモーキー「ジョセフ!!『また』会えたわねッ!!」

ジョセフ「誰だお前は」

スモーキー「ひっ………どぉぉーーーーーいッ!!!本気で忘れたのッ!!?」

ジョセフ「ヘヘヘ冗談だよン!おめーはNYのスモーキー!」

スモーキー「もう……こんな時に冗談言ってる場合ッ!?」
555 :1 [saga]:2011/02/02(水) 19:52:23.95 ID:jyMyPoS20
ハイム「ふふふ再会を喜ぶのはいいがまずはこいつらの相手が先よッ!!」

スモーキー「そうね……ジョセフ!こいつらは任せてッ!!」

ジョセフ「任せてって……どうするつもりなんだおめーらッ!!」

ハイム「いくぞッ!!対吸血鬼用戦闘兵器ッ!!『紫外線照射ランチャー』ァァァァァァァァァァッ!!!」

ドッバァァァァァァーーーーーーーッ

吸血鬼's「HOGEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEッ!!!」ジュウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥ

SPW「ナチスと我々SPWの科学力を結晶させ『紫外線照射銃』をさらにパゥワーアップさせたシロモノだ!こいつは効くだろう!」

ハイム「ジョセフッ!!早くカーズの奴をブチのめしなさいッ!!」

ジョセフ「おう………ッ!?カーズ!!?カーズが『いない』ッ!!」

ハイム「何ですってッ!?」

ワムウ「ジョセフッ!!後ろッ!!後ろだッ!!」

ジョセフ「何ッ!!?」バッ

カーズ「どけィ吸血鬼ども……ッ」ギュイイイイイイイン

吸血鬼A「ほげぇぇぇぇぇ!!?す、吸われる……カーズ様……!?」

ジョセフ「カーズッ!!貴様何をするつもりだァァァァーーーーーーーーーッ!!!」

リサリサ「ッ!!まさか……ッ!!」

SPW「ハッ!!やめろッ!!紫外線照射をやめろォォォォォォーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」
556 :1 [saga]:2011/02/02(水) 19:52:50.66 ID:jyMyPoS20
リサリサ「奴は『石仮面』を被っているッ!!『赤石』をつけた『石仮面』をッ!!!」

ジョセフ「まさか……ッ!!?」

ハイム「うあああああああああッ!!照射をやめろォォォォォーーーーーーーーーーーッ!!!」

スモーキー「だ……ダメッ!!止まらないッ!!もう遅いッ!!」

カーズ「HUHAHAHAHAHAHAHAAAAAAAAAAAAAAAAッ!!!」

バシィィーーーーーーッ!!!

ハイム「知らなかったんだ……あいつがすでに赤石をつけた石仮面をつけていただなんて知らなかったんだッ!!」

SPW「おお……神様……ッ!!」

スモーキー「ジョセフ……!!」

ジョセフ「カーズ……」

ギュウウウウウウオオオオオオオオオオオオオオオオオン

ボロボロッ……

ジョセフ「カーズ……!」

カーズ「……」バァァァァァァァァッ

SPW「た……立ちあがったぞ!」

カーズ「………」

ワムウ「カーズ様………!!」

カーズ「……………」

スモーキー「ば……化け物……」

ハイム「こんなこと……夢であって……ッ」

カーズ「…………………ジョセフ……………ジョース……タァァーーー…………」

ジョセフ「や……やれやれだぜ………どうすりゃあいいんだろうな………」

ジョセフ「『究極生命体』相手によォォォーーーーーーーッ!!!」

SPW「『究極の生命体(アルティミット・シイング)カーズの誕生だぁぁぁぁーーーーーーーッ!!!!』」

カーズ「フン!!」


To be continued……
557 :1 [saga]:2011/02/02(水) 19:54:37.07 ID:jyMyPoS20
ここまでです
ホントに短かった、こんなに短いとは思わなかったんだ

カーズの究極生命体になる辺りちょっと(かなり)苦しいと思いますが
そもそも性転換始めた時点で苦しいよね!ゴメンナサイ
558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/02(水) 19:58:57.01 ID:jO8gccvBo
乙!
いよいよ最終戦か……
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/02(水) 20:04:47.10 ID:B3M3hGsYo
乙です!

>カーズ「ふっふふふふふっふふふふうふふ……ウィンウィンウィンウィンウィン」
なぜかローターを振り回しながら迫ってくる図が浮かんだぜ!
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/02(水) 20:31:49.94 ID:AIua+vTa0
おつ
拾いもの
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1312220.jpg
561 :1 [sage]:2011/02/03(木) 19:39:14.01 ID:joeuSXu40
今日は
おやすみです
年の数だけ豆食って反省します
562 :1 [sage]:2011/02/03(木) 20:00:11.43 ID:x+EDPIHAO
>>560
何これかわいい
ありがとうございますッ
563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/04(金) 08:14:52.82 ID:V3CvKXKX0
はたしていくつ喰うのか
564 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/04(金) 14:58:02.11 ID:3xmiL1TDO
カーズ様とか節分どうするんだろうな

>>1乙更新楽しみに待ってる
565 :1 [saga]:2011/02/04(金) 20:14:29.08 ID:3fyEg5WC0
ちょっと中途半端ですけど、今日の書きため分投下しまーす
566 :1 [saga]:2011/02/04(金) 20:14:54.85 ID:3fyEg5WC0
前回までのあらすじでござそうろう

究極の生命体、カーズの誕生だァァァァーーーーーーーッ!!
567 :1 [saga]:2011/02/04(金) 20:15:20.61 ID:3fyEg5WC0
スモーキー「どうするの!?カーズがッ!!」

ハイム「わ……私のせいでッ!!」

SPW「や……奴に対抗する術はないのかッ!?」

SPW「もう……我々は滅びるしかないのかッ!!」

ジョセフ「策なら……策ならあるぜ!」

全員「え!?」

SPW「なんだって?ジョセフ……」

ジョセフ「たったひとつの素晴らしい策だッ!!」

ハイム「たったひとつ?」

ジョセフ「とっておきの……とっておきの策だッ!!」

SPW「とっておき?」

スモーキー「ま…まさかッ!!ジョセフ…その『策』ってのは……まさか……まさか……」

ジョセフ「フッフッフ」

ガシッ←赤石ゲッツ

ジョセフ「YES!『逃げる』んだよーーーーーーーッ!!!」

スモーキー「やっぱりかァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」
568 :1 [saga]:2011/02/04(金) 20:15:48.89 ID:3fyEg5WC0
カーズ「ハァァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!」

カーズ「『波紋戦士』だとか『男』だとかどうでもよいッ!!このカーズは全ての生物をブッチギリで超越したのだッ!!」

カーズ「だが貴様は『けじめ』であり『生贄』だッ!!このカーズの新しい『誕生祝い』のための『供え物』ッ!!」

カーズ「『供え物』は『立派』であるほど良いッ!!ジョセフ!!貴様がそれだァァァーーーーーーッ!!!!」

バッサァァァァッ

スモーキー「ウワアアアアァァッ!!?翼がッ!?追いつかれるぅぅぅッ!!!」

ジョセフ「騒ぐなッ!!今走りながら策を考えてんだからよーーーーーッ!!!!」

ジョセフ「ところでスモーキーッ!!お前も俺と一緒に必死こいて逃げてるわけだが、カーズの狙いは俺一人!」

ジョセフ「なにもおめーも一緒に逃げなくてもいいんだぜェェーーーーッ!!」

スモーキー「ジョ……ジョセフッ!!言っておくことがッ!!リ……リサリサって女の人よッ!!」

スモーキー「あの女の人はあなたのお母…」

ドッバァァァァーーーーッ

ジョセフ「アッ!!来た来た来た来た来た来た来た来た来た来た来たッ!!」

ダダダダダダダダダダッ

スモーキー「あッ!!ジョセフッ!!ジョセフゥゥゥーーーーーッ!!」

スモーキー「リサリサは……あなたの『お母さん』なのよォォォォォーーーーーーーーーーーーッ!!!」
569 :1 [saga]:2011/02/04(金) 20:16:16.10 ID:3fyEg5WC0
―――リサリサの過去

リサリサこと、エリザベスは、ジョセフの祖父、ジョナサン・ジョースターの息子、つまりジョセフの父『ジョージ・ジョースター二世』と恋に落ち結婚した
第一次大戦中、飛行機は急速に発展したが、ジョージははじめて飛行機に乗った勇気あるパイロットのひとりだった

ところが、そこに…『忌まわしき過去の因縁』が浮上してきた

それは50年前
ジョナサンとディオ嬢の新婚旅行の為にアメリカへと航海していた船で起きた事故……

『石仮面』から『吸血鬼』が生まれ、『吸血鬼』が『屍生人』を生みだし…船にいた乗客の半分以上が『人間』をやめさせられた
それらはジョナサンと、シーザーの祖父ウィル・A・ツェペリが退治したが……
肝心の『犯人』は見つからなかった

そしてその犯人は…もう一匹、『吸血鬼』を生み出していた
その吸血鬼は、狡猾で頭のいいやつだった

仲間を増やそうとせず、自分が喰らう人間は、骨や毛の一本も残さず、証拠を残さないようにしていた
戦争で負傷したと言い、車いすに乗り、昼間は決して顔を出さなかった

それでいて『社会』にとけこんでいたッ!!

そしてその吸血鬼はッ!!ジョージの所属する『イギリス空軍』の司令官の職についていたッ!!

ジョージ「私の司令官は……『人間』じゃあない……」

司令官が吸血鬼であることに最初に気付いたのは、ジョージであった
570 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/04(金) 20:16:32.70 ID:fOeO+splo
最速にして最高の>>1乙ゥゥ!!!
571 :1 [saga]:2011/02/04(金) 20:16:51.48 ID:3fyEg5WC0
ジョージ「私の母が言っていた……『石仮面』の『物語』……」

ジョージ「あれが本当だとしたら、間違いない……司令官は『吸血鬼』ッ!!」

ジョージ「父に……父に、連絡しなければ……ッ!!」

吸血鬼「それは『許可』しない……」

ジョージ「ッ!!?」

吸血鬼「お前は……ジョージ……ジョースター、だったか……」

ジョージ(しまった……気付かれた……ッ!!)

吸血鬼「『残念』だ……ヒジョーに残念だよ、ジョージ君」

ジョージ「……?」

吸血鬼「惜しいなぁ……君は素晴らしいパイロットだし、人格も良い、貴族の出と聞いたが………さすが、って感じだな」

ジョージ「そ……それが、どうした……ッ!!」

吸血鬼「ああ、残念だというのは……」

吸血鬼「君は、ここで私に殺されるからだ」

ジョージ「!!?」

吸血鬼「私の『正体』に気付いたんだろ?知られたからには……生かしてはおけんのだよ……」

ジョージ「なんだ……って……」

吸血鬼「それでは……死んでもらおう」

ジョージは波紋を使えない、ただの一般人だった、だから、父であるジョナサンや、その師であるツェペリ、または、義父であるストレイツォに連絡する必要があった
しかし、その前に気付かれてしまったのだ
ジョージに、為す術はなかった……

いや、たったひとつだけ、方法はあったッ!!
それは、『頭をぶち抜く』ことッ!!

ジョージの中に流れている『誇り高い紳士の血』、そして『正義』が燃えたぎってくるのを、ジョージは確かに感じていたッ!!

ジョージ「いや……死ぬのはアンタだッ!!」

吸血鬼「何ィ……」
572 :1 [saga]:2011/02/04(金) 20:18:14.58 ID:3fyEg5WC0
ジョージ「私にできるただ一つの策だッ!!喰らえッ!!」

バキューーーンッ

ビスッ

吸血鬼「何だァァ?まさか……こんなちっぽけなピストルで私の頭をぶち抜くつもりだったのか?」

ジョージ「効かない……か、一応45口径なんだがなぁ……」

吸血鬼「もうおしまいか?なら…死ねィ!!!」

ジョージ「このジョージッ!!ただでは死なないぞッ!!」

吸血鬼「ッ!!!?貴様……手りゅう弾を自分の身体に巻きつけているッ!!?死ぬ気かこいつッ!!」

ジョージ「死ぬ気?おかしい質問をする……お前は私は殺すのだろう?」

ジョージ「だが、さっきも言った通り簡単に殺されるつもりなぞない」

ジョージ「お前はこの世にいてはならない存在だ……」

ジョージ(エリザベスや、我が息子、『ジョセフ』の為にも……)

ジョージ「これからの『未来』に貴様と言う『搾りカス』を残すわけにはいかないのだァァァァァーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

ジョージの、最初で最後にして、最大の『戦闘』が始まった
そしてこれこそが、『戦闘潮流』のはじまりであった


To be continued……
573 :1 [saga]:2011/02/04(金) 20:19:04.02 ID:3fyEg5WC0
今日はここまでなんです
すいませぇん……
574 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/04(金) 21:32:06.02 ID:3xmiL1TDO
す、すげぇ…ジョージの話まで作っちまいやがった!

流石>>1
575 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/04(金) 23:50:14.51 ID:Tlzuzn6mo
乙!
ジョージかっこ良すぎさすがジョナサンの子
576 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/04(金) 23:56:18.93 ID:fOeO+splo
チョイ役のくせになんてジョージだ
577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 00:04:38.93 ID:09HKIwgKo

ジョージさんカッコええ
578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/05(土) 14:02:12.67 ID:lSd1hZmAO
ジョージ「私の上司がこんなに吸血鬼なわけがない」
579 :1 [sage]:2011/02/05(土) 19:37:10.15 ID:mPm3OB820
HAHAHA、今日は無理なんだよね
すまないとは思ってるんだよ?すまないとは……
そこで>>1は逆に考える、「すまないと思っているなら、次の投下時に面白いのを投下すればいい」
その結果がジョージ・ジョースター二世だった……
そして今日も休載……次の投下は外せないッ!!この>>1は自らハードルを上げまくっているッ!!
ああ……間違いない、この>>1は自らハードルを上げてこけるタイプだ

次回予告
闇のゲームでジョージの精神まで燃え尽きちゃう!
お願い、死なないでジョージ!
あんたが今ここで倒れたらどうなっちゃうの?
ライフはまだ残ってる。これを耐えれば勝てるんだから!
次回『ジョージ死す』お楽しみにネ☆
580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 19:46:47.82 ID:GLufgFv1o
城之内やめろwwwwwwwwww
待ってるよー
581 :1 [sage]:2011/02/05(土) 19:55:18.43 ID:mPm3OB820
誰も聞いてないのに語っちゃう、それがゆとりクオリティー

このSSやる前に練っていたネタ
美琴「LESSON5はこの為に……」
美琴「ありがとうジョニィ……それしか、言葉が見つからない……」
美琴「完全なる『黄金の回転』、そして『コイン』はまだあと一枚残っている……」
一方「無駄だ……無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄なんだよォ!!レベル5ゥゥゥッ!!!」

原作マンガ版しか持ってないから諦めかけなんですけどね

ところで……第三部なんですが……『やろうかなぁ』……なんて……
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 20:43:25.86 ID:m83IgVzXo
      /             ヽ
     /  : な ・   い ・    |
     |   : い ・  い ・     |
     {   : か ・  ん ・     |
      ゙i    :   じ ・     }
      `ヽ   :   ゃ ・    /
   ,-='"´ヾ\ :   あ ・  /
   ⌒T^ヽヾミリr‐-、,_  ,-='⌒\
  ヾ、 ! iミ、ヽ、゙" /ノノ_/|// _ノ´ノヽ
  ヘ,=、,,_ヽ、   ^ト、,_二=、,, /‐|
  "^___,,,ノ`     `ヾ-=、ノ 彡  ,ィ
   (彡‐'´      ,、==、、  } -彡'
     ,、r==、     !"r‐、ヽ  `i",ィ'
  ゝ  ソ r' 。i      ヽ゚,シ   }_シ
  {   、`ーノ /⌒ヽ  ̄    レ⌒ヽ
  ノ    ̄      _,,ィァ   //^} }
 ヽ、    ト─=ニニ‐ノ    iヽ / ノ
  、{、i,    ``'ー─‐‐'´,    i-‐'/
 、`ー-i,    `ー‐      /ー'´
  `'ー‐'ヘ          /
    r'~`!`'、,ー、,,___,/-/-v'⌒ヽ,r-、
 -‐'^, -'ヽ  `'=---┬''~´/‐-リ r==、|
  '´    \ □] i| □ノ  /ヽ,ー‐' |
583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 20:48:34.94 ID:h7nR9uKLo
『やろうかな』…そんな言葉は使う必要がねーんだ。
なぜならオレやオレたちの仲間は、その言葉を頭の中に思い浮かべた時には!実際に実行しちまってもうすでに終わってるからだ!
だから使った事がねェーッ!『やった』なら使ってもいいッ!
584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 21:30:06.60 ID:WgPqBZ2to
 | 三_二 / ト⊥-((`⌒)、_i  | |
 〉─_,. -‐='\ '‐<'´\/´、ヲ _/、 |
 |,.ノ_, '´,.-ニ三-_\ヽ 川 〉レ'>/ ノ
〈´//´| `'t-t_ゥ=、i |:: :::,.-‐'''ノヘ|
. r´`ヽ /   `"""`j/ | |くゞ'フ/i/
. |〈:ヽ, Y      ::::: ,. ┴:〉:  |/
. \ヾ( l        ヾ::::ノ  |、       構わん、書け
 j .>,、l      _,-ニ-ニ、,  |))
 ! >ニ<:|      、;;;;;;;;;;;;;,. /|       ___,. -、
 |  |  !、           .| |       ( ヽ-ゝ _i,.>-t--、
ヽ|  |  ヽ\    _,..:::::::. / .|       `''''フく _,. -ゝ┴-r-、
..|.|  |    :::::ヽ<::::::::::::::::>゛ |_   _,.-''"´ / ̄,./´ ゝ_'ヲ
..| |  |    _;;;;;;;_ ̄ ̄   |   ̄ ̄ / _,. く  / ゝ_/ ̄|
:.ヽ‐'''!-‐''"´::::::::::::::::: ̄ ̄`~''‐-、_    / にニ'/,.、-t‐┴―'''''ヽ
  \_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\ /  /  .(_ヽ-'__,.⊥--t-⊥,,_
\    ̄\―-- 、 _::::::::::::::::::::__::/  /  /   ̄   )  ノ__'-ノ
  \    \::::::::::::::`''‐--‐''´::::::::::/  / / / ̄ rt‐ラ' ̄ ̄ヽヽ
ヽ  ヽ\   \:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/      /   ゝニ--‐、‐   |
 l   ヽヽ   \:::::::::::::::::::::::::::::::/           /‐<_  ヽ  |ヽ
585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 21:55:57.40 ID:kWFjAXHDO
ほいほい書こうかななんて言わないほうがいいよ
4部も5部もとせがまれるのが目に見える
586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/05(土) 22:13:55.78 ID:U/b7KVpDO
>>1
とある×ジョジョでやると少しでもジョジョ優勢にしただけでとある厨がファビョってつまらなくなる法則

DBとかでもそうだがとある厨はSSくらい黙ってられないのかと

全然関係ない話だったけど更新待ってる
587 :1 [sage]:2011/02/05(土) 22:28:43.20 ID:lSd1hZmAO
ごめんなさい、気を付けます
588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/02/06(日) 00:38:22.58 ID:JlX4b//80
>>581
>ところで……第三部なんですが……『やろうかなぁ』……なんて……
興奮してきた… 服を脱ぐ

>>585
>>1が決めることさ
まぁ多分せがむけど
589 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/06(日) 01:24:19.37 ID:D8W2FxZDO
>>1が書いてくれるのならッ!

それを「全力で支援」するッ!!
590 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/02/06(日) 02:49:08.43 ID:JlX4b//80
そして全力で「興奮」するッ!
それだけだ…
591 :1 [saga]:2011/02/06(日) 20:00:13.40 ID:wJCM6ocR0
ブチャラティィィィィィィィィィイィィィ
『投下』するッ!!俺も『投下』するんだよぉぉぉぉぉぉッ!!
592 :1 [saga]:2011/02/06(日) 20:01:39.96 ID:wJCM6ocR0
前回までのあらすじ

戦闘潮流は続く、過去から、未来まで……

ジョージ・ジョースターの最初で最後の戦闘が始まった
593 :1 [saga]:2011/02/06(日) 20:05:09.60 ID:wJCM6ocR0
ジョージ「こいッ!!吸血ゾンビィッ!!」

吸血鬼「USHAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッ!!」

ジョージ「私に波紋はないが……ッ!!」

ジョージ「軍仕込みの『体術』ならあるッ!!」

吸血鬼「それでこの俺を倒せると思っているのかァァァァァーーーーーーーーーーーーッ!!?」

ジョージ「思っちゃあいないさ……」

ガシッ

吸血鬼「なッ!!貴様……離せッ!!」

ジョージ「うおおおおおおおッ!!そしてくらえッ!!俺とともに、歴史の闇に沈めェェェェェェェェェェェェッ!!!」

吸血鬼「自爆する気かッ!!この俺とともにッ!?やめろッ!!」

ジョージ「やめるものかァァァ………ッ!!!!」

吸血鬼「そ、そうだ……ッ!貴様にも『永遠』をやろうッ!!愛する人とも永遠にいられるぞ……ッ!!?」

ジョージ「『永遠』なんてものはない……ッ!!」

ジョージ「どんなものにも『限り』ってものがあるんだ……ッ!!」

ジョージ「私たち『人間』もそうだ……『生』にも『限り』がある……ッ!!」

ジョージ「ならばその『生』をいかに生きるかッ!!」

ジョージ「『人間賛歌』をいかに『謳う』かッ!!!」

ジョージ「『人間賛歌』は『勇気の賛歌』ッ!!人間の素晴らしさは『勇気の素晴らしさ』だッ!!!」

吸血鬼「やッ!!やめろォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!」

ジョージ(さらばだエリザベス……さらばだ、ジョセフッ!!)
594 :1 [saga]:2011/02/06(日) 20:06:08.28 ID:wJCM6ocR0
ピンッ

吸血鬼「UBASHAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッ!!!!!!!」

ドガアアァァァァァァァァァァァンッ!!!


――ジョージの勇気は

決して人に語られることはないだろう

だが……彼の子孫には聞こえただろう

彼の……ジョージ・ジョースターの『人間賛歌』が……

しかし、現実は非情であった
司令官は、ジョージと共に死んだと思われた
しかし、司令官は生きていたッ!!

ジョージは、夜間の飛行機事故にみせかけられた

しかし、スピードワゴンやストレイツォがその事故に不信を抱き、調査し……
リサリサは、その真実を知ると、悲しむ間もなく……

リサリサは家を飛び出していたッ!!

吸血鬼「貴様は……ッ!!」

エリザベス「夫の仇を……取らせていただきますッ!!!」

吸血鬼「馬鹿な………苦労して復活したというのに……ッ!!苦労して……ッ!!苦労して……ッ!!!」

エリザベス「夫が成し遂げられなかったこと……ッ!!そう、お前を歴史の闇に封じ込めることッ!!」

エリザベス「くらえッ!!『山吹色の波紋疾走』ッ!!!」

ドバアァァッ

吸血鬼「HAHEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEッ!!!!」

ボシィ〜〜〜〜
595 :1 [saga]:2011/02/06(日) 20:06:35.26 ID:wJCM6ocR0
リサリサは『波紋の達人』ッ!!しかし冷静でなかった!司令官を殺した時、軍人の一人に見られていたッ!!
軍は吸血鬼やゾンビのことなど知らない…蒸発してカスとなった死体を、軍はリサリサが燃やしたと決めつけたッ!!

リサリサには全国に指名手配となった

SPW財団があらゆる手段で身元を隠し、エリザベスは『リサリサ』と名乗り、現代にいたっているが……

ディオさんとジョースターさんはこう私に言った

ディオ「このジョセフが大きくなって両親のことを聞いてきたら、ふたりとも死んだということにしてください」

SPW「な……なぜ?」

ジョナサン「この子がもし真相を聞いたら、この子も『波紋』を学ぶことになるだろう……」

ジョナサン「しかし、『波紋』や『石仮面』の問題は、僕たちの世代の問題だ」

ジョナサン「息子のジョージを失ってしまった今ではもう遅いが、この問題は、僕たちの世代が解決すべきものだ」

ジョナサン「ジョセフには……波紋を学んでほしくないんだ」

ディオ「ジョセフには……本当に平和な世界で育ってほしいんです」


そう、彼らは孫であるジョセフに『波紋』なんか知ってほしくないと思っていたのだッ!!
なんという悲しい一族!ああ!なんという悲しく、そして皮肉な運命だろう!!
知ってほしくない『波紋』を、ジョセフは知ってしまったッ!!

しかしッ!!しかし彼は、その『波紋』で、今まさに『世界』を救おうとしているのだッ!!

我々は見届けねばならないッ!!この『戦闘潮流』のたどり着く『未来』をッ!!

ジョセフ・ジョースター『その誇り高き決闘』
その真の最終決戦が、いま始まるッ!!

To be continued……
596 :1 [saga]:2011/02/06(日) 20:07:22.86 ID:wJCM6ocR0
たった3レスだってェェェェッ!?
短すぎて申し訳ありません……
597 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/06(日) 20:19:57.37 ID:ijd67IV1o
       、--‐冖'⌒ ̄ ̄`ー-、
     /⌒`         三ミヽー-ヘ,_
   __,{ ;;,,             ミミ   i ´Z,
   ゝ   ''〃//,,,      ,,..`ミミ、_ノリ}j; f彡
  _)        〃///, ,;彡'rffッ、ィ彡'ノ从iノ彡
  >';;,,       ノ丿川j !川|;  :.`7ラ公 '>了   
 _く彡川f゙ノ'ノノ ノ_ノノノイシノ| }.: '〈八ミ、、;.)
  ヽ.:.:.:.:.:.;=、彡/‐-ニ''_ー<、{_,ノ -一ヾ`~;.;.;)  なに?たった3レスしか投下できなかった?
  く .:.:.:.:.:!ハ.Yイ  ぇ'无テ,`ヽ}}}ィt于 `|ィ"~
   ):.:.:.:.:|.Y }: :!    `二´/' ; |丶ニ  ノノ     >>1逆に考えるんだ
    ) :.: ト、リ: :!ヾ:、   丶 ; | ゙  イ:}
   { .:.: l {: : }  `    ,.__(__,}   /ノ     「3レスも投下しちゃった」
    ヽ !  `'゙!       ,.,,.`三'゙、,_  /´
    ,/´{  ミ l    /゙,:-…-〜、 ) |       と 考えるんだ !!    
  ,r{   \ ミ  \   `' '≡≡' " ノ
__ノ  ヽ   \  ヽ\    彡  ,イ_
      \   \ ヽ 丶.     ノ!|ヽ`ヽ、
         \   \ヽ `¨¨¨¨´/ |l ト、 `'ー-、__
            \  `'ー-、  // /:.:.}       `'ー、_
          `、\   /⌒ヽ  /!:.:.|
          `、 \ /ヽLf___ハ/  {
              ′ / ! ヽ
598 :1 [sage]:2011/02/07(月) 00:50:49.27 ID:OmiRr14/0
こっそり

ジョージ「やぁビリビリ!」(波紋的な意味で)

リサリサ「ビリビリゆーなッ!!」
599 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/07(月) 01:04:36.26 ID:ky53h+gbo
!?
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/07(月) 01:05:11.35 ID:glUoerh4o
!?
………!?
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/07(月) 01:09:02.38 ID:gBIou28lo
アブドゥルさんがタロットじゃなくてルーンを使うんですねわかります
602 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/07(月) 01:12:52.08 ID:vXM43NzLo
>>601
アヴドゥルだ…二度と間違えるな!私の名はアヴドゥルというんだ!
603 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/07(月) 01:14:01.13 ID:glUoerh4o
すまんねアヴヅルくん
604 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/07(月) 03:13:59.03 ID:kgf7r7yIO
いや、本当にスマナイなブオトコ君
605 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/07(月) 03:40:13.31 ID:x8huHddAO
わざわざ禁書ネタ持ち込まないでほしいな
そうだろアルビダ君
606 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/02/07(月) 17:29:27.33 ID:qHKbvZOF0
SS側方である以上多少は仕方ないかもしれないが
できればやめてほしいものだなアルハンブラくん
607 :1 [sage]:2011/02/07(月) 18:04:23.43 ID:2VaXWiaj0
>>605-606
すまないなアグネスちゃん……
608 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/07(月) 18:04:56.09 ID:7ZslH9SH0
まあ、作者に任せようぜ。
なあ?アンダーソンくん
609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/02/07(月) 18:40:19.64 ID:qHKbvZOF0
結局作者次第だね
違うかアムステルダムくん
610 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/02/07(月) 18:41:22.24 ID:qHKbvZOF0
>>607
>>598じゃなくて>>601に行ったのかも知れんですぞアンコールワットさん
611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/07(月) 18:43:49.81 ID:vXM43NzLo
                               _
                          r弋"「| 冂´゙l7'ァ
                         (`ヽ,rェ豆呈呈足、       あ…ありのまま今起こったことを話すぞ!
                        L`>タ彡≡三三ニミ、        
                        レ/j^Y∵∵:∵`ヾ:) __     「アヴドゥルと名乗ったのに
                       |j u `i_リ厶 ===-弌'' ̄_-= }      アグネスになっていた」
                      u ,r'"「 ヾ:/ |:::::::::t-\\ニl        
                     |j /::::::ノ,r ニ ‐- ´ ̄/::::l\ `ヽ       な…何を言ってるかわからないと思うが
                      /l::/(__  _  \:::::: ̄} ;\        私もなんて名乗ったか忘れそうだった…
                      ノ フ     ̄ ‐-   ヾ下ノ_ノ  ヽ
                    /-‐ _.. =- - .._ `ヽ\  V::    ',、       頭が柱になりそうだった…
     _             / ,r='7:´: : : :ヾ彡: : :`ヽ ヽ  }:.      ', \
     fO!               ( (ミミ/: : : : : : :ミ : : : : : :ヽ  / ;:::.     ',  ',      見間違いだとかうろ覚えとか
      |::_}            \ヾミ{: : : : : : ミ: : : : : : : : }_ノ_ノニ=:..    ',  ',       そんなチャチなものでは 断じてない
⊂''ー-┘::}___           {`ソ:ヾ: : : :ノヾ、 : : : :r≦、三三ニ=:::.   l   ',
⊆: : : ‐-:////゙二ニ=-‐''´: ̄: ̄:``ヽ:、:_ フ":ヽ: : :ヽ: : :ムミニヽ\三三三:/  !  }       もっと恐ろしい改名の片鱗を味わったぞ…
と'': :ー: :((((: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ : : : : : : : :八\ヽ \\三:/三/   /
612 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/02/07(月) 19:50:18.39 ID:PV30y0qE0
>>611
申し訳ないア・・・アヴ・・・アヴロサムさん
613 :1 [saga]:2011/02/07(月) 19:54:30.73 ID:2VaXWiaj0
3部→アヴドゥル 7部→アブドゥル

あれ?ア…ア…あー父さん母さん…あー感謝してます……

モナリザの手を見ても切り取ったり勃起したりしない>>1が投下するよ
614 :1 [saga]:2011/02/07(月) 19:54:57.51 ID:2VaXWiaj0
前回までのあらすじだぜぇ〜

ジョージ「私が残すのは未来につながるジョースター魂だ!人間の魂だッ!!」

To be continued to Battle Tendency……
615 :1 [saga]:2011/02/07(月) 19:55:30.16 ID:2VaXWiaj0
SPW「究極生命体になってしまったカーズは…もう、波紋でも…太陽でも倒せない……ッ!!」

ハイム「もうすぐ夜明け……」

ワムウ「むぅ……」

ハイム「ワムウ、あなたはSPW財団の方に日が当たらないところまで連れて行ってもらいなさい」

ワムウ「……いいのか?私は貴様ら人類の敵、だぞ?」

ハイム「あのジョセフがあなたを生かしたのだから……私も、ジョセフの意志に従うまでよ」

ワムウ「……すまない、礼を言う」

ハイム「礼を言うくらいなら……私の研究を手伝ってもらいましょうかね」

ワムウ「むう……良かろう……私に手伝えることがあるなら」

ハイム「あとは……ジョセフに任せましょう」

SPW「どうか……勝ってくれ、ジョセフ………ッ!!」
616 :1 [saga]:2011/02/07(月) 19:56:05.36 ID:2VaXWiaj0
――――
カーズ「追いつめたぞジョセフ・ジョースターッ!さぁ、死ぬがよいッ!!」

ブルルルルルルルルルルッ!!

ドドドドドドドドドドドドドドドドドド

カーズ「ヌウウウゥゥッ!!!?」

ジョセフ「ヒャッハーーーーーーッ!!!SPWじじい共が乗ってきた軍用機だぜーーーーーッ!!!」

ジョセフ「汚物は消毒だぜッ!!!パワー比べをするかぁッ!!!」

ジョセフ「ガトリング砲……FIREッ!!」

ドガガガガガガガガガガガガガッ!!

カーズ「無駄ッ!無駄ッ!!無駄ァッ!!!」

カーズ「羽をナイフみたいに硬質化ッ!!そして表面に油を流し弾丸の方向をずらしッ!!」

ガガガガガンッ

カーズ「+攻撃ッ!!羽の弾丸を喰らえッ!!」
617 :1 [saga]:2011/02/07(月) 19:56:42.31 ID:2VaXWiaj0
バッギャアァーーンッ!!

ジョセフ「うへぇッ!!羽がナイフみてぇにガラスに突き刺さりやがったッ!!」

ジョセフ「だが『問題ない』……軍用機は逃げるために乗ったんだぜッ!!」

ドヒュウウウウゥゥゥゥゥゥーーーーーーーーーーンッ

スモーキー「あれは……私たちが乗ってきた軍用機ッ!ジョセフが乗ってるのね……と、言うことは……」

SPW「ジョセフや……我々『人間』に残された道は……『逃げるだけ』か……ッ!!」

ハイム「ジョセフ……ッ!!」

ワムウ「ジョセフ……」

ブロロロロロロロロロロロロロロ………

ジョセフ「ふーーーーッ……やれやれだぜ、究極とは言え、生物……今のこのスピード、時速240kmにはついていけないようだな」

ジョセフ「今の燃料なら2時間は逃げられる……その間に策を練るか……」

カーズ「バカめ……知っているか?大魔王からは逃げられない」

カーズ「貴様は二度と大地を踏むことはないッ!!」
618 :1 [saga]:2011/02/07(月) 19:57:26.09 ID:2VaXWiaj0
ピーピー

SPW『ジョセフッ!聞こえるかッ!?』

ジョセフ「よぉ!SPWのじいさんじゃねーかッ!」

SPW『飛行機に乗ったのはナイスアイディアだッ!我々やナチスはお前を逃がすために全力を尽くすッ!』

SPW『この無線は決して切るんじゃあないぞッ!!』

ジョセフ「『逃げる』のは最善の策じゃあねーんだよなァ〜〜〜〜」

SPW『何だとッ!?』

ジョセフ「どんな『兵器』も『術』も効かないらしいが……俺には、このジョセフ・ジョースターには策があるぜッ!!」

SPW『何ッ!!よ…余計なことをするんじゃあないッ!!逃げるんだッ!!今は逃げるしかないッ!!」

ジョセフ「いいから聞けッ!!奴はこの『地球』から生まれた生物だッ!!」

ジョセフ「と、いうことなら…その生物を倒せるのもこの『地球』のはずッ!!」

ジョセフ「そして『策』とはッ!!」

ジョセフ「地球最大のエネルギー『マグマ』ッ!!奴をイタリアのヴォルガノ島『火山の溶岩』に奴をブチ込んでぶっ殺してやるッ!!」
619 :1 [saga]:2011/02/07(月) 19:58:12.93 ID:2VaXWiaj0
SPW『ジョセフーーーーッ!!もう余計な事をするなッ!!後は我々SPWとナチスに任せろッ!!!』

ジョセフ「もう火山が見えてきたぜ……やるなら今しかねぇッ!!」

ジョセフ「『66の親父の口癖はやるなら今しかねぇ』ってやつだぜッ!!」

SPW『やめろッ!お前までジョージのような真似をしなくていいのだッ!!』

SPW『リサリサはお前を失うことを望んではいないッ!!彼女はお前のピガーピピピガーなのだよジョセフッ!!』

ジョセフ「?なんだぁじいさん?なんか言ったかァ?」

ガリガリガリガリ

ジョセフ「チッ!電波障害か?」

ガリガリガリガリ

ジョセフ「いや……これは、外からの音だッ!!」

ギャアアァアァーーースッ!!

ジョセフ「ぎゃああーーーーッ!!信じらんねえッ!!ピラニアかァーーーーーーーーーーーーッ!!!」
620 :1 [saga]:2011/02/07(月) 19:59:30.09 ID:2VaXWiaj0
ジョセフ「飛行機を食い破りやがってッ!!ああっ!プロシュート……じゃねえパラシュートまでッ!フザけんじゃあねぇぇぇぇぇーーーーーーッ!!!!」

ドドドドドドドドドッ

ジョセフ「なんて……こった………」ゾゾゾゾ

ボッ!!

ジョセフ「イカかッ!?タコかッ!?触手が気持ち悪ィーーーーーッ!!」

バリィーーンッ

ジョセフ「うあああああッ!!も、もう飛行機を捨てるしかねえのかッ!!?」

SPW『ジョセフッ!?応答しろッ!!ジョセフッ!!ジョセフーーーーーーーーーーーーッ!!』

VOOOOOVOOOOOVOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO

シュウウウウゥゥゥゥゥゥゥッ

ボッ

カーズ「パラシュートを開いたか……フフフ、狙いが定まりやすいぞ……まるでクモの巣に引っ掛かった蝶のようにッ!!」

カーズ「ゆ〜〜〜〜っくりと……ゆ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っくりとォォォォォォォ」

カーズ「とり殺してくれるわッ!!」
621 :1 [saga]:2011/02/07(月) 20:00:33.14 ID:2VaXWiaj0
ブシュウッ

カーズ「ヌゥッ!?」

意外ッ!それは人形ッ!!

ゴオオオオオオオオオオオオオッ

ジョセフ「このジョセフはただでは死なねーぜッ!!てめーもろとも火口に突っ込んで第二部 完だぜェーーーーーーーーーッ!!!」

カーズ「NUAHHHHHHHHHHHHHッ!!ジョセフッ!きさまぁぁぁぁあぁああぁぁあああああーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

地球が放出する莫大なエネルギーに比べれば、 人間などは取るにたらぬ小さな存在であり
火山の爆発に匹敵するような、巨大な破壊力をもつ、原子爆弾などは……

……到底作ることが出来ない……

『知られざる地球』―ウォルター・クロンカイト序文より―

ジョセフ「もうパラシュートはねえし……このまま奴とお陀仏か……」

ジョセフ「おれの祖父は船の事故に遭い、父親も、飛行機事故で死んだときいたが……ジョースター家の血筋は乗り物に弱いのかな?」

ジョセフ「ってことは……ハハ、俺もジョースター家の血筋ってわけか……」


To be continued……
622 :1 [saga]:2011/02/07(月) 20:02:49.41 ID:2VaXWiaj0
フゥゥ〜〜♪今日の分を投下しちまった〜〜〜……だが……短いな
他のスレの人を見習いたいもんだが、昨日よりは多いってことで許してください

いつの間にレス数が600超えてますね…これもひとえに皆様の支援のおかげです!
ホントありがとうございます!
623 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/07(月) 20:04:34.31 ID:vXM43NzLo
乙ッ!
また明日投下すればいいのさ
624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/02/07(月) 21:42:08.52 ID:PV30y0qE0
もし3部やってくれるなんてことになったらビクンビクンしちゃうからやめないで
625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/08(火) 01:49:29.37 ID:WdrsYyCDO

逆に考えるんだ>>1のペースでやっていけばいいや
と考えるんだ
626 :1 [saga]:2011/02/08(火) 19:45:31.68 ID:WW+1KH3r0
『レス』を『運ぶ』と書いて『投下』とは、よく言ったものです

投下です
627 :1 [saga]:2011/02/08(火) 19:46:10.78 ID:WW+1KH3r0
前回までのア アラララァ ア アァ アラスジ

仗助「なんつ〜〜かよォ〜〜〜〜〜……ジョースター家ってのは……乗り物に弱いっつぅー話だったよなぁーー」

億泰「乗り物に弱いんだったらよぉ、乗らなきゃいいんじゃあねぇーーのぉ?」

仗助「お前……やっぱりアホだろ」

億泰「なんで!?」
628 :1 [saga]:2011/02/08(火) 19:46:39.05 ID:WW+1KH3r0
ジョセフ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!このまま共に火口に突っ込んでやるぜェェェェーーーーーーーーーーッ!!!!」

ジョセフ(もはや究極生命体になってしまったカーズにッ!!『女』も『男』もねぇッ!!奴はここで『滅ぶ』べきなんだッ!!)

カーズ「フン!このカーズがこのヒコウキの鉄板をブチ抜いて逃れられないとでも思ったのかァァァッ!!!?」

ジョセフ「思ってるっつーのッ!!機体の表面に流す『生命磁気への波紋疾走』ッ!!!」

ビシャアアアアアアアアアアァァァァァァッ

カーズ「ハモン?ハモンなぞ、とうの昔に克服したわぁぁぁーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

ジョセフ「今回だけは『効かないから良い』んじゃあないか……」

ジョセフ「人体は極微量の『磁気』を帯びている……」

ジョセフ「それは究極の生命体であるお前にも言えることだ(多分)」

ジョセフ「ところで今の波紋はその『磁気』を『高める』ために放ったものだ、分かるかい?この意味がよぉーーーーーーーーーッ」
629 :1 [saga]:2011/02/08(火) 19:47:23.96 ID:WW+1KH3r0
カーズ「磁気を……高める、だと?」

ジョセフ「カーズ、貴様は次に『まさか』と驚く」

カーズ「『まさか』ッ!!…………………ハッ!!」

ジョセフ「究極の生命体になったところで、テメーのそのマヌケな頭脳は治らなかったようだな」

カーズ「ぐぬううぬぬぬううううううッ!!!…『くっつく』ッ!!こ、これはッ!!」

ジョセフ「そうだッ!!テメーの身体は『磁石』になっているッ!!そしてこの飛行機の材質は『鉄』ッ!!」

ジョセフ「磁石は鉄にくっつきマァーーースッ!!残念だったねカーズちゃん!」

カーズ「UGYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYッ!!!!」

ジョセフ「ところでさっき『共に火口に突っ込む』と言ったが……すまんありゃ『ウソ』だった」

カーズ「YYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYッ!!!!!!!!!」

ジョセフ「俺だけ脱出させてもらいまぁーーーすッ!!テメーとともにおっ死ぬなんてゴメンだよォーーーーッ!!」

ジョセフ「『約束』があるんでね……『生きて帰る』という、約束がな…………」

ジョセフ「『アリーヴェデルチ』……さよならだカーズ」
630 :1 [saga]:2011/02/08(火) 19:48:25.36 ID:WW+1KH3r0
ジョセフ「座席のシートをクッションに……ッ!!脱出だッ!!!!」

バッ!!

カーズ「このカーズが……ッ!!究極となったカーズがッ!!こぉぉぉぉぉぉおぉんなことでええぇぇぇぇぇぇぇえええええええッ!!!!」

ヒュウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ

グシャアァッ!!

ジョセフ「うごおぅっ!!よ……予想はしていたがやはり相当なダメージ………ッ!!」

ジョセフ「だが……カーズはッ!!カーズは『溶岩へ突っ込んだ』ッ!!?」

ボゴン

ボゴンボゴンボゴボゴ……

ブシュウウウゥゥゥゥウウウウウウウゥゥゥゥウゥゥウウゥゥゥーーーーーーッ!!!

ジョセフ「うおおおッ!!おおおッ!!!!」



カーズ「OGOOAAAAHHHHHHHAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッ!!!!!!!」


ジョセフ「や……やったッ!!」
631 :1 [saga]:2011/02/08(火) 19:48:53.59 ID:WW+1KH3r0
カーズ「OOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOッ!!」

ジョセフ「岩が溶けてしまうしまうほどの温度ッ!!溶岩の温度は1000℃だッ!!!」

ジョセフ「スゲー熱いんだぜッ!!カスまで燃えてなくなっちまうほどになァァァァーーーーーーッ!!!」

カーズ「UGYAA………」

ボゴンッ!!!



……

………

ジョセフ「ハァーッ!!ハァーッ!!……や……やっつけ……たッ!!!」

ジョセフ「カーズを……ついにやっつけた……ッ!!!」

バギバギバギ……

ボゴンボゴン

ジョセフ「…と、喜んでる暇はねぇーッ……ハァハァ……ふ、噴火しちまう前に……逃げなけりゃあ……」
632 :1 [saga]:2011/02/08(火) 19:49:35.92 ID:WW+1KH3r0
―――刹那

スパァァァァンッ

―――何かが『切れる音』を、ジョセフは聞いた


ジョセフ「あ……?」

ジョセフ「お……『俺の腕』?」

ジョセフ「お、おれ、俺のう、腕が……『ない』」

ジョセフ「う……うあああああああああああああああああああっ」

ジョセフ「うああぁぁぁあああぁぁあああああぁぁああぁあぁぁぁあああぁぁぁああぁぁぁぁああああぁああぁぁぁぁああぁあぁ」

「無駄……無駄無駄無駄……無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァァ……ッ!!」

「貴様の命がけの行為も……『究極』のまえには『無駄』であったのだ……」

「そして……貴様のその声を……ッ!!」

カーズ「このカーズは聞きたかったぞッ!!ジョセフゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!!」

カーズ「その実にいい響きの絶叫をッ!!聞きたかったぞッ!!!」
633 :1 [saga]:2011/02/08(火) 19:50:01.37 ID:WW+1KH3r0
カーズは最初……
カニや貝のようなプロテクターを身にまとった!
だがあくまでも生物!

そのプロテクターは1000℃には耐えられず、
あっという間に燃えつきてしまった!

そこで!

秘密は次にまとったプロテクターにある!
カーズの第二のプロテクターは『あわ状』だったのだ!
『あわ状』ならば!溶岩と肉体の間に空気の層が出来、熱はシャットアウト!!
しかも表面が燃えても、次から次へと内側からアワを生産していけば、溶岩の中でも数分は活動可能なのだ!


『地球』は『生命』を創り出した………


しかし……ああ!なんと!ついに!




カーズはその『地球』をも克服してしまった!



カーズは『神』になってしまったのか!?
絶対なる『神』に……もはや人間は『服従』しかないのかッ!?

人間は『神』だけは勝てない……

服従しか……ない………

ジョセフと、人類の存亡を賭けた闘いの、『最終ラウンド』のゴングが…

―――今、静かに、鳴った


To be continued……
634 :1 [saga]:2011/02/08(火) 19:51:38.14 ID:WW+1KH3r0
今日はここまでです

この闘いの決着……
いやどうなるんだろう、>>1にも分からない……

お楽しみに!
635 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/02/08(火) 20:27:40.10 ID:tUsQX5j50
おつ!
3部はマジでやるの?やってくれるとしたらうれしい 絵とか描くかも
636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/08(火) 20:27:49.63 ID:AaXVZ+qAO
> 『レス』を『運ぶ』と書いて『投下』とは、よく言ったものです

言わねえよwwww
637 :1 [sage]:2011/02/08(火) 20:46:40.45 ID:mPgDaeOAO
三部突入かどうかは二部最終回にお知らせします
638 :1 [sage]:2011/02/08(火) 20:53:36.24 ID:mPgDaeOAO
いややっぱりもう言っちゃいます

三部、やります

理由は一部二部で回収しきれない伏線があるからです
なのでおそらく三部が最終になるかと思います

初のSSで至らないところが多々ありますがどうぞお付き合いください
639 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/08(火) 20:59:41.91 ID:Nfvf4Muoo
楽しみにしてるぜえええええ
640 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [ ]:2011/02/08(火) 21:15:31.52 ID:tUsQX5j50
ヒャッホオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオウウウウ

すいません取り乱しました
641 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/09(水) 16:51:31.66 ID:NaHcL7/DO
ついに三部やることに決まったのか
>>1頑張れ超頑張れ
642 :1 [saga]:2011/02/09(水) 20:00:42.73 ID:BTkvTkbE0
AAテスト

      、--‐冖'⌒ ̄ ̄`ー-、
     /⌒`         三ミヽー-ヘ,_
   __,{ ;;,,             ミミ   i ´Z,
   ゝ   ''〃//,,,      ,,..`ミミ、_ノリ}j; f彡
  _)        〃///, ,;彡'rffッ、ィ彡'ノ从iノ彡
  >';;,,       ノ丿川j !川|;  :.`7ラ公 '>了   
 _く彡川f゙ノ'ノノ ノ_ノノノイシノ| }.: '〈八ミ、、;.)
  ヽ.:.:.:.:.:.;=、彡/‐-ニ''_ー<、{_,ノ -一ヾ`~;.;.;)  
  く .:.:.:.:.:!ハ.Yイ  ぇ'无テ,`ヽ}}}ィt于 `|ィ"~
   ):.:.:.:.:|.Y }: :!    `二´/' ; |丶ニ  ノノ     
    ) :.: ト、リ: :!ヾ:、   丶 ; | ゙  イ:}         
   { .:.: l {: : }  `    ,.__(__,}   /ノ     
    ヽ !  `'゙!       ,.,,.`三'゙、,_  /´
    ,/´{  ミ l    /゙,:-…-〜、 ) |           
  ,r{   \ ミ  \   `' '≡≡' " ノ
__ノ  ヽ   \  ヽ\    彡  ,イ_
      \   \ ヽ 丶.     ノ!|ヽ`ヽ、
         \   \ヽ `¨¨¨¨´/ |l ト、 `'ー-、__
            \  `'ー-、  // /:.:.}       `'ー、_
          `、\   /⌒ヽ  /!:.:.|
          `、 \ /ヽLf___ハ/  {
              ′ / ! ヽ
643 :1 [saga]:2011/02/09(水) 20:01:29.64 ID:BTkvTkbE0
『レス』を『運ぶ』と書いて『投下』と……いうよねッ!?ネッ!?
644 :1 [saga]:2011/02/09(水) 20:02:14.47 ID:BTkvTkbE0
>>1「前回までのあらすじが聞きたいようだな……」

誰か「ああ!聞きたいのだーーーーーッ!!!」

>>1「ならば聞かせようッ!!『ザ・アラスジ』ッ!!!」


『ザ・アラスジ』

能力―前回までのあらすじを説明する能力

パワー―A スピード―A 射程距離―A
持続力―A 精密動作性―A 成長性―A

誰か「うおおおおおおおおッ!!こ、こいつはッ!!こいつはァァァァァァッ!!!!」


前回までのあらすじ

すごいぞーつよいぞーカーズー


誰かさん
  ―――再起不能
645 :1 [saga]:2011/02/09(水) 20:02:50.03 ID:BTkvTkbE0
―――人間の進化の過程の中で
『彼ら』は出現した

彼らは他の生物のエネルギーを糧とし生き、古代の原始人には『神』や『悪魔』と恐れられた
彼らは『死』の確立が非常に低く、増殖の必要がなく個体数は少なかった……だから争いもなく平和に暮らしていた

だが突然、一人の『天才』が生まれた

その天才はより強い力を欲した
『脳』に未知の力があると知り、天才は『石仮面』を創った

石仮面は不死の力をもたらす……だが、他の生物のエネルギーをより多く必要とした
しかし、そのエネルギーを欲したとすれば、地球上の動物はきっと全滅するであろう

故に、その一族は『天才』を恐れた

一族は『天才』を殺そうとした
……『女』として、最も屈辱的な方法で……

なんとか生き延びた『天才』は、逆に一族を皆殺しにし、残った二人赤ん坊(サンタナとワムウ)と仲間ひとり(エシディシ)を連れ長い旅に出た、約一万年前の出来事だった
646 :1 [saga]:2011/02/09(水) 20:03:28.21 ID:BTkvTkbE0
ジョセフ「お?おお……おぉぉ……??」

ジョセフ「俺の……腕が……」

ジョセフ「ぐ……ッ!」ブルブル

カーズ「フフフ……何か言ったかな?ジョセフ……」

ジョセフ「おおおおおぉぉおおぉおぉおぉおおおぉおおおぉぉぉおおおあああぁぁぁあああぁあぁあああぁぁぁぁあああぁあぁあぁああぁぁぁッ!!!!!!!!!!!」

ジョセフ「喰らえッ!!『波紋疾走』ッ!!」

カーズ「は」

カーズ「もん?」

カーズ「はもんしっそうだとォォォーーーーーッ!!」

ドギャアァバッ

ジョセフ「ぐあああっ!!」ドシャアアッ

ブッシュウウウウウゥゥゥゥゥッ

ジョセフ「俺の脚がッ!!…………!!?……??と…『溶ける』ッ!!?まさか……こ、この『効果』はッ!!?」

カーズ「そォうだッ!!『波紋』だッ!!『波紋』なのだよこのマヌケがァァーーーーーーーッ!!」

カーズ「太陽を克服したこのカーズにできないと思っていたのかッ!?」

カーズ「太陽を克服した今ッ!!『波紋の呼吸』など簡単にやってのけられるッ!!」

カーズ「その威力……貴様の数百倍もの『波紋』をォォォーーーーーーーーッ!!!!」

ジョセフ「嘘だろ……?」

カーズ「ところがどっこい、『現実』なのだよ……ッ!!」
647 :1 [saga]:2011/02/09(水) 20:04:08.42 ID:BTkvTkbE0
―――人間とて、強い直射日光を浴びればやけどを負い、皮膚が水膨れを起こす
普通の人がジョセフの波紋を受けても「ビリッときたーーーーーッ」、そして失神する程度であろう
しかしジョセフが受けた波紋はその数百倍!!肉が液化し始め、さらには気化し始めた……

カーズ「どうだ?自分で『波紋』を受けた感想は?」

ジョセフ「うおおおぉぉおぉぉおぉぉぉおぉぉおおぉぉぉおおオオオォォォオォオォォォオォォォオォアアァアァアアアァァアアァァァアァァァァァァァアアアァァァアァァァァァァァアアアアァァァァァアァァァァッ!!!!!」

カーズ「んっん〜〜〜♪実に良い返事だぞジョ〜〜〜セフゥゥ〜〜〜〜ッ」

ジョセフ(け……決定的、だ………)

俺はこれから死ぬんだな……決定的に……

ジョセフはその現実をいともすんなり受け入れようとした
しかし、その時、頭の中に声が響いた

       、--‐冖'⌒ ̄ ̄`ー-、
     /⌒`         三ミヽー-ヘ,_
   __,{ ;;,,             ミミ   i ´Z,
   ゝ   ''〃//,,,      ,,..`ミミ、_ノリ}j; f彡
  _)        〃///, ,;彡'rffッ、ィ彡'ノ从iノ彡
  >';;,,       ノ丿川j !川|;  :.`7ラ公 '>了   
 _く彡川f゙ノ'ノノ ノ_ノノノイシノ| }.: '〈八ミ、、;.)
  ヽ.:.:.:.:.:.;=、彡/‐-ニ''_ー<、{_,ノ -一ヾ`~;.;.;)  なに?俺はこれから死ぬ?
  く .:.:.:.:.:!ハ.Yイ  ぇ'无テ,`ヽ}}}ィt于 `|ィ"~
   ):.:.:.:.:|.Y }: :!    `二´/' ; |丶ニ  ノノ     ジョセフ、それは自分の限界を感じているからだよ
    ) :.: ト、リ: :!ヾ:、   丶 ; | ゙  イ:}         
   { .:.: l {: : }  `    ,.__(__,}   /ノ     「一人でダメなら誰かの手を借りればいい」
    ヽ !  `'゙!       ,.,,.`三'゙、,_  /´
    ,/´{  ミ l    /゙,:-…-〜、 ) |       と 考えるんだ     
  ,r{   \ ミ  \   `' '≡≡' " ノ
__ノ  ヽ   \  ヽ\    彡  ,イ_
      \   \ ヽ 丶.     ノ!|ヽ`ヽ、
         \   \ヽ `¨¨¨¨´/ |l ト、 `'ー-、__
            \  `'ー-、  // /:.:.}       `'ー、_
          `、\   /⌒ヽ  /!:.:.|
          `、 \ /ヽLf___ハ/  {
              ′ / ! ヽ
648 :1 [saga]:2011/02/09(水) 20:04:34.66 ID:BTkvTkbE0
ジョセフ「!!?」

ジョセフ(なんだ……今の声はッ!!?)

ジョセフの聞いた声
それは、このジョースター奇妙な物語の原点ともいえる人物の声
LUCK&PLUCKの最強紳士『ジョナサン』の父ッ!
無限大の勇気あるパイロット『ジョージ二世』の祖父ッ!!
そして、誇り高きイカサマ師『ジョセフ』の曽祖父ッ!!!

そう、逆転の発想貴族『ジョージ・ジョースター一世』だッ!!!!

ジョセフ(一人でダメなら、『誰か』の手を借りろ?)

ジョセフ(一体誰の手を借りろと言うんだ?)

ジョセフ(誰の……待て、それは別に『人』じゃあなくてもいいんじゃあねーのか?)

ジョセフ(『逆に考えよう、人がいないなら、物に頼ればいい』……)

その刹那

ジョセフの肉体が、本能がッ!!

ジョセフの直感を、『生命の大車輪』をプッシュしたッ!!!

To be continued……
649 :1 [saga]:2011/02/09(水) 20:05:30.87 ID:BTkvTkbE0
今日はここまで

おかしい、真剣に書いたはずなのにそこはかとなく漂う『ギャグ臭』……
650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/09(水) 20:08:07.22 ID:JftUOfIao

ジョージwwwwwwww
651 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/09(水) 20:30:13.98 ID:/sQw6tvAO
シリアスな空気がwwwwww
652 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [ ]:2011/02/09(水) 20:48:31.64 ID:4r0nSqZp0
ギャグ回かよwwwwwwww
653 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/09(水) 21:21:18.72 ID:sPRecGWdo
これがシリアスな笑いか・・・wwwwwwwwwwwwwwwwww
654 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/09(水) 23:14:27.48 ID:SGRbIXK70
シリアスブレイカーなシリアスキャラのジョージさんマジぱねぇっす!
655 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [ ]:2011/02/10(木) 01:32:11.05 ID:6ECxtBXa0
ジョージ一世二世ははGeo〜だからJOJOじゃない
なので主人公になれなかった

どうでもいいけど逆に考えるんだのAAが妙に上目遣いに見えて毎回笑ってしまう
656 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/10(木) 06:04:44.95 ID:Tw2Rbcpao
厳密にはジョルノもJOJOじゃないけどな
イタリア語だからGIOGIO
657 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [ ]:2011/02/10(木) 15:53:08.01 ID:6ECxtBXa0
でもGEOGEOは嫌じゃないかww
658 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/10(木) 17:31:40.55 ID:8SEg02yDo
ところがどっこい…!まだ生きてます…!
659 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/10(木) 18:07:20.99 ID:6ECxtBXa0
これ・・・夢だ・・・!
660 :1 [saga]:2011/02/10(木) 20:15:22.46 ID:ltfrQd9J0
ジョージ「昔、私の友人が手紙の宛名に『Jorge』と書いてね……面白いから私もサインに『Jorge』と書くようにしたのだよ……」



投下開始
661 :1 [saga]:2011/02/10(木) 20:16:43.22 ID:ltfrQd9J0

       、--‐冖'⌒ ̄ ̄`ー-、
     /⌒`         三ミヽー-ヘ,_
   __,{ ;;,,             ミミ   i ´Z,
   ゝ   ''〃//,,,      ,,..`ミミ、_ノリ}j; f彡
  _)        〃///, ,;彡'rffッ、ィ彡'ノ从iノ彡
  >';;,,       ノ丿川j !川|;  :.`7ラ公 '>了   
 _く彡川f゙ノ'ノノ ノ_ノノノイシノ| }.: '〈八ミ、、;.)
  ヽ.:.:.:.:.:.;=、彡/‐-ニ''_ー<、{_,ノ -一ヾ`~;.;.;)  なに?前回のあらすじが見たい?
  く .:.:.:.:.:!ハ.Yイ  ぇ'无テ,`ヽ}}}ィt于 `|ィ"~
   ):.:.:.:.:|.Y }: :!    `二´/' ; |丶ニ  ノノ     みんな、それは前回を見てないからだよ
    ) :.: ト、リ: :!ヾ:、   丶 ; | ゙  イ:}         
   { .:.: l {: : }  `    ,.__(__,}   /ノ     「あらすじが知りたきゃ見ればいい」
    ヽ !  `'゙!       ,.,,.`三'゙、,_  /´
    ,/´{  ミ l    /゙,:-…-〜、 ) |       と 考えるんだ     
  ,r{   \ ミ  \   `' '≡≡' " ノ
__ノ  ヽ   \  ヽ\    彡  ,イ_
      \   \ ヽ 丶.     ノ!|ヽ`ヽ、
         \   \ヽ `¨¨¨¨´/ |l ト、 `'ー-、__
            \  `'ー-、  // /:.:.}       `'ー、_
          `、\   /⌒ヽ  /!:.:.|
          `、 \ /ヽLf___ハ/  {
              ′ / ! ヽ
662 :1 [saga]:2011/02/10(木) 20:17:19.52 ID:ltfrQd9J0
カーズ「COOOOO……」

カーズ「この呼吸だ…………この呼吸こそ、貴様『波紋使い』を『死』という永遠の淵に葬り去るのに」

カーズ「ふさわしいイイィィィィィYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYッ!!!!!!!!!!」

ジョセフ(ハ)

ジョセフ(モン………『波』『紋』)

ジョセフ(『波紋』………俺の)

ジョセフ(な……何倍もの、波紋)

バシイイイィィィィィイイィィィィィィィッ

カーズ「無限の谷底へェェェェェェェェェェェェェェェッ!!!!!!」

シャバアアァッ

カーズ「溶けて流れ落ちよォォォォオォォォォォォォオオオオオォォォォォォォォオォォォォォッ!!!!!!」

『一人じゃだめなら
     誰かに頼ればいい』

ジョセフ(そうだ……今こそ、頼ろうじゃあないか………)

ジョセフ(奪われは取り返し、取り返しは奪われを繰り返した『アイツ』に)

ジョセフ(本当、なんて、なんて……)

ジョセフ(『遠い廻り道』だったんだろぉーーーなァ……)

ジョセフ(このジョセフ・ジョースターには『策』があるッ!!)

ジョセフ(輝く『黄金』の未来を勝ち得るための『策』がッ!!!)
663 :1 [saga]:2011/02/10(木) 20:18:17.71 ID:ltfrQd9J0
カーズ「WRYYYYYYYYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッ!!!!」ドヒャオッ

バッ

ジョセフ「オラオラオラオラオラァァァァァァァーーーーーッ!!!!!!」

ドグシャアアァアァァァァァアァアアッ

カーズ「ッ!!?」

ボゴンッ

カーズ「なッ……!!?………!??」

ギャドンッ

―――ジョセフの『答え』は『エイジャの赤石』だった
   何故その『答え』にたどり着いたのかは、ジョセフ自身深くは分からなかった
   だが、ジョセフの『本能』、『肉体』は知っていたのだ
   『生き抜こう』とするジョセフの『肉体』が動かしたのだ
   ジョセフの『生命の大車輪』をプッシュしたのだッ!!
664 :1 [saga]:2011/02/10(木) 20:19:11.53 ID:ltfrQd9J0
ジョセフ「赤石は『波紋増幅器』だったッ!!!」

――そしてその『波紋エネルギー』は一気に噴火活動のパワーとなって頂点に達したッ!!

ドッゴオオオアアアアアアアアアアッ!!!

―そして岩盤ごと二人を押し上げたッ!!

カーズ「RYYYYYYYY!!岩ごと猛烈なスピードで吹き飛ばされるッ!!」

カーズ「ふんッ!!だがそれでどーにかなるようなら『究極』じゃあないッ!!」

カーズ「『鳥』に変身して逃れてやるッ!!」

カーズ「『究極』はこの私だ………『依然変わりなく』ッ!!!」

ドスッ

カーズ「ッ!!?」

ジョセフ「あぁ〜……そりゃあ俺の『腕』だな」

ジョセフ「次に貴様は『これもキ』」

カーズ「これもキサマの策がジョセフッ!!?」

ジョセフ「……やれやれだぜ、このジョセフ・ジョースターともあろう者が、自分のセリフを先取りされるなんてよォーー」

カーズ(馬鹿な……この私が……究極となった、この私がァァァァ………!!)
665 :1 [saga]:2011/02/10(木) 20:20:11.47 ID:ltfrQd9J0
カーズは……『女の子』が好き

しかしそれは過去のトラウマからであった
カーズが究極となる前
カーズが一族に屈辱的に『女の純潔』を奪われる前

カーズには一人、愛する男性がいた

それは、カーズの一族にはそれまで生まれなかった『感情』
ただ『平和』と『生存』を目的とした一族に『生まれるはずのなかった感情』

『恋』!そのすてきな好奇心がカーズに『自我』を生んだッ!

ただ『一族の生存』だけを『生きる目的』としていたカーズ(他の一族の女もそう)に……

別の『目的』を生ませたのだッ!!!

カーズが生んだ『自分』……すなわち『自我』は、『あらゆる生物を超えたい』欲求を生み、『石仮面』を創らせた

『愛する男性』と『永遠』を生きたい……『あらゆる生物を超えたい』………

しかし、その想いは踏みにじられた
元々『種の生存』のみを目的としていた一族だ……『産んでもらえば良い』というのがその考え
言い方は悪いが、『生む機械』となればいい……
そして、一族がカーズに取った処刑方法がそれだった

そして、カーズの『純潔』を奪われた……『最も残酷なカタチ』で

それがトラウマとなり、彼女を歪んだ道を歩ませる原因となった……
666 :1 [saga]:2011/02/10(木) 20:20:40.96 ID:ltfrQd9J0
カーズ「この、カーズがァァァァアアアアアアーーーーーーーーーーッ!!!!!」

――ジョセフの腕が突き刺さったことに一瞬気を取られたッ!!
  そのせいで下からの灼弾岩にさらに押し上げられてしまったッ!!
  ことが、カーズの『運命』を決定づけたッ!!
  ……『ハズ』だったッ!!!


ジョセフ「セリフを先取りできても……俺の『行動』は先取りできないだろーーーーッ!!」

――しかし忘れてはならないッ!!
  彼は『運命』すら捻じ曲げてしまうことをッ!!

  死の結婚指輪に決定づけられた『運命』をッ!!
  ジョースター家の短命の『運命』すらをもッ!!
  
  
  彼は『運命』を変えるッ!!
  彼は『常識』を覆すッ!!!

――ジョセフ・ジョースターの取った行動は……ッ!!

ジョセフ「オラァッ!!」

ガシィッ

カーズ「ッ!!?」

ジョセフ「こっちだカーズッ!!」

カーズ「『何故』……」

ジョセフ「早くしろッ!!じゃねーと二人とも『オジャン』だぜーーーーーッ!!!」

カーズ「何故、私を『助けた』ッ!!?」

――助けたのだッ!!ジョセフはッ!!『滅びるべき』であるカーズをッ!!
  彼の真意は、いかにッ!!?


To be continued………
667 :1 [saga]:2011/02/10(木) 20:22:25.13 ID:ltfrQd9J0
今日はここまでだったァァァーーーーウワハハハハハハーーーーーーッ!

次回、もしくはその次で最終回となりぞうです
668 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/10(木) 20:24:02.66 ID:mZbGtU4A0
なにィィィィ『今日はココまで』だとォォォォォ
669 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/10(木) 20:25:32.39 ID:QNVwlTUso
>>1乙するのはこの俺だッ!!依然変わりなくッ!
670 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/10(木) 20:37:44.17 ID:Ei6gZi3AO
薄々思ってたけどカーズ助けるかー
ここからどう締めてくれるのか、これはもう期待するしかない
671 :1 [sage]:2011/02/10(木) 20:42:16.27 ID:9eCRq4sAO
迷ったんですけどねぇ
ラスボスだけ助けないってのもおかしいかなーと思っちゃいましてねー……
672 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/10(木) 20:53:38.12 ID:MfYRzJMAo
それでこそなんだぜ
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/10(木) 22:08:58.34 ID:6ECxtBXa0
ハーレムエンドしか見えないんだけど?
674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/10(木) 22:27:05.61 ID:QRaamDgDO
これでカーズがデレちゃうなんて展開にはしないよな…?
675 :1 [sage]:2011/02/11(金) 00:13:35.03 ID:ZxUJA5Gs0
>>674
う……秘密です
676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/11(金) 02:04:15.22 ID:IPZ+n05AO
さすがこのジョセフは紳士だな
677 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/11(金) 10:26:42.80 ID:PGJsnMOAO

ジョセフならハーレムエンドでも許せる、ふしぎ!
678 :1 [sage]:2011/02/11(金) 20:10:46.15 ID:v8lXTuQAO
今日はおやすみさせていただきます……ごめんなさい
679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/11(金) 22:50:08.66 ID:EfMHMO8/0
くそおおおおおおおおお
















ゆっくりお休み
680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/11(金) 23:11:39.84 ID:0KRxaMCB0
ジョセフはハーレムでもなんか許せる……

おっと筋Qさんがアップを始めt(ry
681 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/11(金) 23:20:13.74 ID:veIhzRcvo
その頃の筋Qさん:「うはwwwwwwwwwwwwおkwwwwwwwwwwwwブラwwwwwwwwwwwwwwクラwwwwwwwwwwwwgetwwwwwwwwwwwwww」(ジョセフに貰った携帯が壊れたわ的な意味合い)
682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/12(土) 00:43:35.11 ID:GkXR7wDV0
次の運命を運ぶと書いてはいつですか?
683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 12:19:09.95 ID:MJXWFO8DO
まさかッ!追いついたのかッ!?

まだこのスレは完結していなかったのかあぁぁ〜!!?
684 :1 [sage]:2011/02/12(土) 15:59:54.35 ID:jPP1nqwZ0
>>682
基本的に投下は気まぐれなんで予告はしません
でも今日は投下します

AAテスト

  _      }            ┐ !  次  お
  〃   `ヽ  |   こ  お あ 前  l.  の   ま
  !  と   l |    の   し ら 回  !  セ  え
 j        ! |    野   え .す .ま   !  リ   の
 !   い   | |   郎  や じ  で     ! フ
 !       l ヽ.  !   が を の    ゝ は
 !   う    l } └    れ       `ー' ̄)_,. 、_
 l        ヽ|                  j j
  ヽ  !    lヽ                ノ/1/イ
   !       j }                  //〃 〃
   `ー- 、 r-'`  7ヽ_   __    _, -- 彡ノ / /!
      ヽ!  、_j 彡イ 彡ィ  `F Tヽトヘく三ィ7_, /1
          rY彡彡<彡ノ ノリ リ彳!ヽヽゝ' > ノィ
          ヽ-彡`‐, 、` くノノハ リ リゝ'∠ヽ l  ヽ
           ヽ- 斤i ィ'F_テ、ヽ、_ク_ィ_ケゝl jハll!ヽ!
            Yl ト|ハ ヽ- ',ィ  |ヽ、ー´ !リ {ノ
           トヽヽ.ヘ |  彡'  ; | 三  |jノヽ_ ,
          ト ミ ヘ ヽゝ-、    !,ー'j −  | | (_,´
            ヽヽレ'´   }   _, _==_‐ィ   l !  ト
_ ..  -┬--,_ _ ノ´`´ト、_  ノ、  ´二_-,   /  | リ
 ィニ /  / ヽ、ヽ 、ー_ rィ1  l\   彡   / !  |_´
 彡/r ーノ、    ヽ- ' | {  ヽ ヽ、_  ィ   !  |ハ
  // ヽ  ヽ    li,  ィ`ヽ、, _ヽ 三三    l  jハ、
685 :1 [sage]:2011/02/12(土) 16:00:46.24 ID:jPP1nqwZ0
               /
  イ   す  だ   i'゙
              ~i~‐ッ_, r‐‐' ' ‐ 、
   l   る  れ    フ;,;,;,;,;,;,;i, ,,,,,,,,,,,~゙''‐、 .rッ- rツ
              i';;;;;;;ツ,;r‐,'''''''''''''''''''''''''''''゙''゙/
  だ   か  が  /;;;;;/ノ, ノ /.,i ,. l ̄l ト、 ト、
             l;;;;;;;;;r ''゙ノ  ' ノiノl .l N i i, .l 'i,
  !   !     .l~''i,  /' i'゙~゙''''゙´ノノ   'i l.l  '
             l l;;;i .'゙  r━-、  r━ツ ゙
           /ヽrニ         i, i
‐、 ,‐、   ,,,,,,,, i''゙ ,;r''゙ ̄l         -' .l
  ~ , , ,>‐-゙  ゙''゙r''゙   i'l,    i ''‐‐-‐ (r--- , _
゙ ̄~゙'‐-、    l~´    .l  ~\  '‐、二二t゙'‐‐--、 .l
,    ,;;;;\   i     l;;,,,i  ~''‐、  ‐‐ ,i' ,r‐‐''゙  l
,r-''''''''',;;;;;;;;\  ゙‐、   ゙゙ ,,,,r''゙~~ i ~'' - ‐'  .(' ' ゚ ~  l
686 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/12(土) 17:33:38.25 ID:GkXR7wDV0
ヤッター!ジョセフの等身大AAだー!
687 :1 [saga]:2011/02/12(土) 18:35:01.88 ID:jPP1nqwZ0
すまん、AAテストしたが結局使わないことになった

レスをはry   投下
688 :1 [saga]:2011/02/12(土) 18:35:39.29 ID:jPP1nqwZ0
前回までの奇妙なあらすじ
〜BGM ドラゴンボールのあらすじに流れてたアレ〜

テッテッテッテッテーレテン♪テレテーテレーン♪

ジョセフ「俺は怒ったぞーーーーーーーーーーーーーーーッ!!カァァァーーーーーーーズッ!!!」

カーズ「フフフ初めてですよ、私をここまで怒らせたおバカさんは……」

カーズ「5部風に言うと『おまえはッわたしを本気で怒らせたッ!!』ってやつですよ……」

SPW「早くとどめを刺すんだジョセフッ!!」

ジョセフ「もうとどめを?ふふ、まだ早いぜじじい……こんな奴は、もっと可愛がってやらなくちゃあ……(無論性的な意味で)」
689 :1 [saga]:2011/02/12(土) 18:36:23.40 ID:jPP1nqwZ0
カーズ「何故私を助けたッ!!?」

ジョセフ「さぁな、そこんとこだが俺にもよくわからないのよ」

カーズ「ふざけるなッ!!答えろッ!!」

ジョセフ「……何も死ぬこたぁねー、あんときゃそう思っただけよ」

カーズ「死ぬことはない?バカがッ!!私は『アルティミット・シイング』ッ!!『死ぬ』ことはないッ!!」

ジョセフ「お前は『地球』から生まれた生物……」

ジョセフ「ゆえに『地球』より『強い』ものには勝てない……」

ジョセフ「それは『宇宙』だ、そう、『宇宙空間』にぶっ飛ばすことこそが、お前に『勝つ』唯一の手段だったんだ……」

カーズ「『宇宙空間』だとッ!?ふんッ!ならば空気を放出させ地球へ帰ってくるまでよッ!!」

ジョセフ「お前は天才だがチト『知識不足』らしいな、知らなかったのか?宇宙では空気は『凍る』んだぜ?」

カーズ「だが私は死ぬことはないッ!何とかしてでも戻ってやるッ!!」

ジョセフ「それができないから宇宙へぶっ飛ばそうとしたんだ……」

ジョセフ「お前に『死ぬ』ことより『苦しく辛い』結末をつきつけようとしたんだ」

カーズ「なんだ?『情け』なのか?情けから私を助けたというのかッ!?」
690 :1 [saga]:2011/02/12(土) 18:37:36.41 ID:jPP1nqwZ0
ジョセフ「お前は……お前は………」

ジョセフ「もう……十分辛い目にあってきただろ……」

カーズ「!!?」

ジョセフ「お前の『波紋』が乱れていたのさ……ほんのわずか」

ジョセフ「『勇気』とは『怖さ』を知ること……『恐怖』を我がものした時、『呼吸』は正しく乱れない、『波紋の呼吸』は『勇気の賜物』……」

ジョセフ「お前の波紋から、お前の『恐怖』が伝わってきちまったのさ……」

ジョセフ「お前の『過去』にどんなことがあったのかはわかんねーけどよぉ……」

ジョセフ「『女の子』が『恐怖』に震えてんのを『無視』するってのは『紳士』じゃあねェ……」

ジョセフ「たとえ『お前』が『究極生物』っつってもよぉ、『過去』の『恐怖』だけには勝てなかったわけネ」

カーズ「くだらん……ッ!!戯言だッ!!この私が『過去』になど……ッ!!」

ジョセフ「いいじゃあねーか」

カーズ「なに?」
691 :1 [saga]:2011/02/12(土) 18:38:03.26 ID:jPP1nqwZ0
ジョセフ「過去にこだわるのは確かにソイツ自身の『弱さ』につながるだろう」

ジョセフ「シーザーもそうだった、己の『過去』がシーザーを強くした、別のところでそれが『弱さ』になっていた」

ジョセフ「だけどよォ……『それでいいじゃねーか』……」

カーズ「ど…どういうことだッ!?」

ジョセフ「『過去』にこだわるお前は、どんな人間よりも『人間らしい』……皮肉なもんだよな、『究極』が『人間らしい』なんてよ」

カーズ「………」

ジョセフ「無理に『過去』を捨てなくていい、だが『過去』に囚われすぎるのはダメだ」

ジョセフ「これからは『未来』を見ていくべきだ……」

カーズ「フンッ!!私は『究極生物』となったッ!!私には『輝かしい未来』が待っているはずッ!!!」

ジョセフ「その『未来』は本当に『幸福』なのか?」

カーズ「どういうこと…だ」

ジョセフ「その『未来』はきっと『孤独な未来』だぜ?だってよ……お前と同じ『究極生物』はいないんだからな……」

ジョセフ「お前ただ一人だけが『永遠』に生き、お前一人だけの『世界』」

ジョセフ「そんな『未来』が本当に『輝かしい』のか?」

カーズ「そ……それは……ッ!!」

ジョセフ「お前が……もし違う未来を見たいっつぅーんなら……」

ジョセフ「俺が連れていってやるよ……もう、お前一人が苦しむことはない」

ジョセフ「ワムウがいる……エシディシも、シーザーも、スモーキーやシュトロハイム……あとスージーQも……」

ジョセフ「みんなでお前を導いてやる、だから……」

ジョセフ「泣いていいんだよ、お前は」
692 :1 [saga]:2011/02/12(土) 18:38:30.35 ID:jPP1nqwZ0
カーズ「え……?」ツゥー

カーズ「え?え……?なに、これ……涙?究極生物である私が?涙を流すなんて……ッ」

ジョセフ「やれやれ、どうだいカーズ?お前のことだ、お前自身が決めな」

ジョセフ「ここで俺を殺すか……それとも、俺を信じるか……」

カーズ「……」

ジョセフ「……」

カーズ「似ている……」

ジョセフ「ん?」

カーズ「いえ……こっちの話………二人目よ」

ジョセフ「何?」

カーズ(私に好意を持たせた男性は、彼と、あなただけよ……」

カーズ「私も、あなたを信じることにするわ」

ジョセフ「そいつぁ良かった!!でよ、話が終ったところでひとつ頼みてーことがあんだがよぉーーー」

カーズ「何?」

ジョセフ「今火山の爆発で死にそーなこと忘れてない?」

カーズ「………」

ジョセフ「助けてください」

カーズ「………」
693 :1 [saga]:2011/02/12(土) 18:38:58.65 ID:jPP1nqwZ0
―――2週間後

プッチ神父「天にまします我らの父よ……御名をあがめさせたまえ」

プッチ神父「御国に来たらせたまえ…御心が天にあるように……地にもなさせたまえ」

Joseph Joestar (1920〜1939)

リサリサ「………」

スモーキー「………うっ、うぅ」

ハイム「泣いてはダメ、ジョセフが悲しむわ」

スモーキー「あなたは……平気なの?ジョセフが死んで……私は……とてもじゃないけど耐えられない」

ハイム「私だって一緒よ、でも……せめてこの葬式が終わるまでは、泣いてはダメ、ジョセフがちゃんと天に昇るまでは……」

スモーキー「……うん、ごめんね」

ハイム「気にしてないわ、それよりも心配なのは……」

シーザー「……………………………………」

メッシーナ「シーザー、大丈夫か?辛いなら中で休んでいても……」

シーザー「いえ……だ、だいじょ……うぶ、です………」

ロギンズ「そうにゃあ見えねーぜ……?」
694 :1 [saga]:2011/02/12(土) 18:39:25.67 ID:jPP1nqwZ0
ワムウ「……」

エシディシ「不思議な気分ね、こうやって日の光の下を歩いていることと、一人の人間が死んだことに、こんなに動揺するなんて」

ワムウ「そうですね……SPWとナチスの共同開発で、吸血鬼でありながら日光の下を歩けるようにはなりました……けど」

エシディシ「肝心のジョセフが死んじゃあ、意味がない……ってこと?」

ワムウ「……そうですね、私は奴に惚れていたのかもしれません」

エシディシ「まったく、罪な男よね」

SPW「エリナ、冷えるといけない、中へ入ろう」

エリナ「いいえ、もう少し……」

ジョナサン「……僕は、息子も、孫も巻き込んでしまった……ダメな祖父だ、な」

ディオ「あなた一人の責任じゃないわ……」

ジョナサン「……」

ディオ「ジョセフは立派に戦ったわ、後は……私たちが決着をつけなきゃ」

ジョナサン「……そうだね」

ディオ「きゃっ!?」バッ

?「へっへっへ、だあ〜〜〜れだ?」
695 :1 [saga]:2011/02/12(土) 18:39:53.22 ID:jPP1nqwZ0
ジョナサン「?………ッ!!!?え?」

?「よおみんな!!おお?じじいも来てるじゃねーか!」

?「やっとニューヨークに来たってんのに迎えがねえから聞いてみたらここで葬式をしてるってんで来たんだよ」

?「で?誰の葬式?これ」

?「お!リサリサ先生元気そーじゃねーか!シーザーも、メッシーナも怪我は大丈夫なのかい?」

?「俺はよ……左腕が千切れたがナチスに頼んで義手をつけてもらったぜ」

ハイム「ナチスに?そんな報告聞いてない……ッ!?あなたは……ッ!!」

メッシーナ「お前は」

シーザー「……!!」

スモーキー「あ、ああ」

ワムウ「や……やれやれ」

エシディシ「後で一発シメておかなくちゃあ……ね」

SPW「おお……神よ!」

エリナ「フフ……ハッピーエンドってやつかしら」

ジョナサン「そうだった……我が孫はタダでは死なない男だったな」

ディオ「ええ………!誇りある我が孫よ!」
696 :1 [saga]:2011/02/12(土) 18:40:19.47 ID:jPP1nqwZ0
葬儀屋A「おいこら貴様何者だ!!」

葬儀屋B「空気を読め空気を!!」

葬儀屋C「問題なく式を続けます、こういうバカモノは我々が相手しておきますので」

?「バカモノ?アンタ今俺のことバカモノっつったのか?」

葬儀屋C「まーまーいいから向こうに行こうね……みんなに迷惑がかかるからね」




ジョセフ「てめー今俺にバカモノって言ったなぁーーーーーッ!!!」




メッシーナ「うおおおおおおおおおおおーーーーーーーーッ!!?ジョセフが生きてるーーーーーッ!!!!?」

ジョセフ「あン?生きてる?まるで幽霊でも見たかのような反応だな?」

Joseph Joestar (1920〜1939)

ジョセフ「ギャにィィィーーーーーーーーーッ!!!?なんで俺の名前が墓にきざんであるんだァァァァーーーーーーーッ!!!?」

ジョセフ「ハッ!!まさかこの葬式!!!」

スージー「ちょwwwwwジョセフwwwwww雨にぬれるわよwwwwwww」

スージー「つか久々の登場wwwwwwww真のヒロインなのにwwwwwwwwwww」

次にあんたらはヒロイン(笑)と言う
697 :1 [saga]:2011/02/12(土) 18:40:45.67 ID:jPP1nqwZ0
カーズ「やれやれ、ほらジョセフ、傘……だ」

メッシーナ「お前はスージーQ!?それに……カーズッ!!!?なんでここに……ッ!!?」

スージー「ちょwwwwww知らないのwwwww私、ジョセフの『女房』になったのよwwwwwwwwwwwwwww」

メッシーナ「にょーーーーーーーーーーーぼーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!?」

カーズ「ちょっと待て小娘、ジョセフの女房は私だぞ?」

スージー「何言ってるのお前wwwwwwwwwwww半年ROMれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

スモーキー「ちょ……ちょっと待てジョセフ・ジョー―――スターーーーーーーーッ!!女房って何だァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」

ハイム「この浮気野郎ォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!」

ジョセフ「えッ!?ちょ、まて!!俺はお前らを女房にした覚えはねーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!」

エシディシ「カーズ様!」

ワムウ「カーズ様!!」

カーズ「あなたたち……久しいわね、そして……ごめんなさい」

エシディシ「?なんのことですかぁ?」

カーズ「私は……あなたたちを……」
698 :1 [saga]:2011/02/12(土) 18:41:17.83 ID:jPP1nqwZ0
ワムウ「気にしてませんよ、カーズ様、大切なのはこれからなんですから」

カーズ「ワムウ……」

ワムウ「でも、ジョセフに関しては別ですよ」

エシディシ「そうですよぉ!ジョセフは私のものですよぉ!!」

カーズ「そいつは譲れないわね……」クスッ

エシディシ(カーズ様が笑った姿、久しぶりに見たわぁ、フフ、ジョセフ、一体どんな魔法を使ったのかしら、ちょっと嫉妬しちゃうわ)

シーザー「ジョセフ!!」

ジョセフ「シーザー!!」

シーザー「……お帰りなさい!」

ジョセフ「ああ、約束、守ったぜ!ちょっと怪我してるけどな」

シーザー「ううん!ジョセフが生きて帰ってきてくれただけで、私は満足よ」

ジョセフ「そうか、ヘヘ」

シーザー「て言うのは嘘」

ジョセフ「へ?」

シーザー「女房ってどういうことかしら?」

ジョセフ「え?ちょ、ちょ……待て、これには山より深く海より高い訳が」

シーザー「問答無用よッ!!この浮気者ーーーーーーーーーッ!!!!」

ジョセフ「お、オーーーーーーーーーノォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!」
699 :1 [saga]:2011/02/12(土) 18:41:55.47 ID:jPP1nqwZ0
――リサリサこと、エリザベス・ジョースターは、このあとジョセフに自分が母親であることを打ち明けた
1948年に、ハリウッドの脚本家と再婚する

――SPWは、妻エリナと共にアメリカの経済界、医学界を発展させた
1952年、心臓発作で死去、89歳、幸せな人生だった

――エリナは、SPWを支え続けた良妻であった
SPWより2年遅く、老衰で死去、85歳、幸せな人生であったことは言うまでもない

――ジョースター夫妻は、イギリスに帰った
だが、奇妙な冒険は終わらない

――メッシーナは、16歳年下の美人妻をもらい、ロギンズに恨まれたらしい
妻とは仲が良く、幸せな余生を送った

――ロギンズは……一生童貞だった

さて、彼(彼女)らは――――!!
700 :1 [saga]:2011/02/12(土) 18:42:22.91 ID:jPP1nqwZ0
ジョセフ「重婚は犯罪なんだが……」

ジョセフ「誰か一人選べとか……ッ!!」

ジョセフ「無理だろ……!!どうすりゃいいんだよ……ッ!!」

      、--‐冖'⌒ ̄ ̄`ー-、
     /⌒`         三ミヽー-ヘ,_
   __,{ ;;,,             ミミ   i ´Z,
   ゝ   ''〃//,,,      ,,..`ミミ、_ノリ}j; f彡
  _)        〃///, ,;彡'rffッ、ィ彡'ノ从iノ彡
  >';;,,       ノ丿川j !川|;  :.`7ラ公 '>了   なにジョセフ?誰と結婚すればいいか分からない?
 _く彡川f゙ノ'ノノ ノ_ノノノイシノ| }.: '〈八ミ、、;.)
  ヽ.:.:.:.:.:.;=、彡/‐-ニ''_ー<、{_,ノ -一ヾ`~;.;.;)  ジョセフ、それはみんなを本妻としようとしているからだよ
  く .:.:.:.:.:!ハ.Yイ  ぇ'无テ,`ヽ}}}ィt于 `|ィ"~
   ):.:.:.:.:|.Y }: :!    `二´/' ; |丶ニ  ノノ    逆に考えるんだ
    ) :.: ト、リ: :!ヾ:、   丶 ; | ゙  イ:}
   { .:.: l {: : }  `    ,.__(__,}   /ノ   「一人を本妻として迎え、あとは側室として迎えればいいさ」と
    ヽ !  `'゙!       ,.,,.`三'゙、,_  /´
    ,/´{  ミ l    /゙,:-…-〜、 ) |       考えるんだ
  ,r{   \ ミ  \   `' '≡≡' " ノ
__ノ  ヽ   \  ヽ\    彡  ,イ_
      \   \ ヽ 丶.     ノ!|ヽ`ヽ、
         \   \ヽ `¨¨¨¨´/ |l ト、 `'ー-、__
            \  `'ー-、  // /:.:.}       `'ー、_
          `、\   /⌒ヽ  /!:.:.|
          `、 \ /ヽLf___ハ/  {
              ′ / ! ヽ



ジョセフ「……え?」

To be continued to Grand Finale……
701 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 18:47:54.79 ID:JWZP7e/ho

ロギンズェ……
702 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 18:50:13.53 ID:FwF1ZwqFo
ロギンズwwwwwwwwwwww
ロギンズwwwwwwwwwwwwwwwwww
ロギンズ………………
703 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 18:52:58.18 ID:B4dh08QBo
ヒロイン(笑)……ハッ!

ジョセフ爆発しろ、乙
704 :1 :2011/02/12(土) 18:53:14.61 ID:MQx0etSAO
はい、今回はここまで
かなり無理矢理な気がしますが、しょうがない、ゆとりの代名詞>>1だもん

さて、次回が最終回となります
ジョセフ・ジョースターの奇妙すぎる冒険……最後までお付き合い下さい
705 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 18:55:23.83 ID:BnGTyW7AO
スージーQがヒロイン(笑)
……ハッ!?


ジョセフ△
そしてロギンズ…(ガッショウ
706 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 19:33:28.53 ID:5aG6snh2o
ヒロイン(笑)……ハッ!?


>>1
次も楽しみにしてるぜ
707 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 20:30:18.60 ID:EUlL/mEt0
ヒロインwwwwwwww
ハッwwwwwwww
 乙wwwwwwwwwwww
708 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/12(土) 20:38:37.30 ID:fOVKwadf0
ヒロイン(笑)
SPWとエリナの子は?
709 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 20:43:09.69 ID:0Ko1864DO
俺はそっとスレを閉じた…
710 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 01:53:58.91 ID:JPCGP44+o
>>704

許可しない
711 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/13(日) 03:47:19.40 ID:GbnUnlib0
何を許可しないんだいィ〜>>710ナレフ君
712 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 12:11:42.06 ID:Fx+SqYi6o
我が幽波紋『ボンバー・マン』は既にッ!『火力最大』のボムによって『ジョセフ』を『挟んだ』ッ!勝ったッ!!爆発しろォォォ!!
713 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/13(日) 16:45:31.59 ID:2MbjhFSy0
次にてめーは『我が幽波紋『ボンバー・マン』は既にッ!『火力最大』のボムによって『ジョセフ』を『挟んだ』ッ!勝ったッ!!爆発しろォォォ!!』と言う・・・
714 :1 [saga]:2011/02/13(日) 19:50:25.92 ID:xOuSF1CD0
我が幽波紋『ボンバー・マン』は既にッ!『火力最大』のボムによって『ジョセフ』を『挟んだ』ッ!勝ったッ!!爆発しろォォォ!!


……イヤンッ!最終話投下します
715 :1 [saga]:2011/02/13(日) 19:51:13.85 ID:xOuSF1CD0
ジョジョの奇妙すぎる冒険
第二部『恋愛潮流』

最終話 帰ってきた男の巻


前回までのあら……スージーQwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

スージー「うはwwwwwwwジョセフとの夫婦生活wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww夢が広がリングwwwwwwwwwwwwwwwww」

スージー「キタwwwwwwコレwwwwwwww」
716 :1 [saga]:2011/02/13(日) 19:52:10.06 ID:xOuSF1CD0
ジョセフ「待て待て……一人を本妻にし後は側室?」

ジョセフ「結局重婚じゃあねーーーーかァーーーーーーーーッ!!!!」

カーズ「いや、なかなかナイスアイディアだと思うぞ」

ジョセフ「え?」

ハイム「別に私はかまわないわよ!」

ジョセフ「え?」

スモーキー「ちょっと納得いかないけど、みんながそういうなら……」

ジョセフ「え?」

シーザー「ジョセフがそばにいてくれたら……」

ジョセフ「え?」

エシディシ「ハーレムってやつねぇ」

ジョセフ「え?」

ワムウ「ふむ、戦士としては尊敬するが男として尊敬できるのか……」

ジョセフ「え?」
717 :1 [saga]:2011/02/13(日) 19:52:36.09 ID:xOuSF1CD0
スージー「ジョセフテラ絶倫wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ジョセフ「ちょ、ちょ待てお前らッ!!いいのかッ!!?こんな〆でッ!!!」

カーズ「いろいろなことがあったけど、こんなことわざがあるらしいな」

エシディシ「『女が三人集まれば姦しい』……よく言ったものねぇ」

ハイム「一晩語り合ったら……ねぇ?」

スモーキー「もう『友達』になっちゃった……みたいな?」

ジョセフ「え?」

シーザー「ワムウ!この前は負けたけど今度はそうはいかないわよ!!」

ワムウ「フッ、楽しみにしているぞ」

エシディシ「これからよろしくねぇ」

ジョセフ「納得いかねェェェーーーーーーーーーーーッ!!!こんな〆があってたまるかァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

スージー「いいじゃんwwwwwwwwwwめでたしめでたしでwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ジョセフ「嘘だろ……重婚は犯罪だって分かってるよね?」

ハイム「そんなもんナチスとSPWがもみ消すわよ」

ジョセフ「おっそろしいィィィィィィーーーーーーーーッ!!!ばあちゃん俺の貞操がピンチでェーーーーーーすッ!!!!」
718 :1 [saga]:2011/02/13(日) 19:53:42.68 ID:xOuSF1CD0


数日後

プッチ神父「やれやれ、この前あなたの葬式に出たというのに、今度は結婚式ですか」

ジョセフ「ごめんなさい」

プッチ神父「しかも重婚とは……」

ジョセフ「ごめんなさい」

プッチ神父「神に仕える身としては見逃せませんが、しかたありませんね、ディオの孫ということで、見逃しましょう」

ジョセフ「ごめんなさい」

プッチ神父「それでは……ジョセフ、汝は彼女らを妻とし、健やかなる時も病める時も愛し続けると誓いますか?」

ジョセフ「ごめんなさい」

シーザー「ジョセフ!!いつまで現実逃避してるのよ!!」

ジョセフ「うおッ!!?ここはどこだッ!!?」

プッチ神父「やれやれ、もう一度言いますよ、ジョセフ、汝は彼女らを妻とし、健やかなる時も病める時も愛し続けると誓いますか?」

ジョセフ「………」

シーザー「ジョセフ?」

プッチ神父「……」

ジョセフ「……誓おう、俺は、誰も悲しませねえ……『俺自身の誇り』と、『紳士の血統』にかけて……」
719 :1 [saga]:2011/02/13(日) 19:54:18.54 ID:xOuSF1CD0
プッチ神父「ベネ(良し)……新婦よ、あなた方も誓えますかな?」

シーザー「ジョセフを一生愛し続けます」

スモーキー「はい!」

ハイム「当然よ!!」

カーズ「究極は嘘をつかないわ」

エシディシ「楽しみねぇ、これからが……」

ワムウ「誓いだと?このワムウが誓いを破ると思うのか?」

スージー「うはwwwwwwwwwwwwwwwwwおkwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

プッチ神父「おお神よ!!今ここにひと組の(?)夫婦が生まれました!!祝福しろ、結婚にはそれが必要だ」
720 :1 [saga]:2011/02/13(日) 19:55:09.56 ID:xOuSF1CD0
―――

ハイム「全てのカギは赤石にあった!!」

ジョセフ「うおッ!!なんだいきなり!!」

ハイム「石仮面が吸血鬼を生むなら、逆もまた然りよ!!」

ジョセフ「どういうことだ?」

ハイム「赤石が紫外線を浴びることで究極生物になるのなら、逆に月の光を当ててやれって思って実験してみたら、成功したのよ!」

ジョセフ「お!それじゃあエシディシやワムウは……」

スモーキー「わあ!二人とも人間になったんだ!」

エシディシ「ふうん……これがニンゲンの身体ってやつなの?」

ワムウ「たいして変わらないな」

ジョセフ「カーズは?」

カーズ「私はまだだけど、多分当てる月の光の量を多くしたらいけると思う」

ハイム「ホント、カーズの頭脳はすごいわよ!!」

ジョセフ「そうなのか?なんにしろ、良かった」

エシディシ「日の光の下を自由に歩けるって、不思議なものねぇ」

ワムウ「ジョセフ、これからニンゲンというものをいろいろ教えてくれよ」

スージー「ベッドで?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ジョセフ「黙れ」
721 :1 [saga]:2011/02/13(日) 19:55:53.20 ID:xOuSF1CD0
―――

ジョセフ「シーザー」

シーザー「あ……ジョセフ」

ジョセフ「いろいろあったが、俺はちゃんとお前のところに戻ってきた」

シーザー「うん……」

ジョセフ「やれやれ、まさか、こんな日がくるとはな」

シーザー「私は、こんな日がくるのをずっと待ってた」

ジョセフ「そうか……」

シーザー「ところで……約束、覚えてる?」

ジョセフ「ああ、順序が逆になったが、ちゃんと覚えてるぜ」

シーザー「覚えててくれたんだ……うれしい」

ジョセフ「当たり前だぜ、俺は約束は守る男だ」

シーザー「フフ、嘘つき」

ジョセフ「嘘なんかじゃねぇよ」

シーザー「ホントかしら?」

ジョセフ「……チッ、そんなヒデェこと言う唇は」




チュッ
722 :1 [saga]:2011/02/13(日) 19:56:29.05 ID:xOuSF1CD0
ジョセフ「こーやって塞いでやる」

シーザー「〜〜〜〜〜〜〜ッ!!?」ボンッ

ジョセフ「にひひひひひ、またまたやらせていただきましたァン!!」

シーザー「もう……バカ」

ジョセフ「ケケケケケケケケ」

ダダダダダダダダッ

ジョセフ「ん?」

ドンッ!!

ジョセフ「ぐあっ!!?」

サンタナ「パーパ!!」

ジョセフ「うおおおおッ!!おめーはサンタナッ!!」

サンタナ「パーパ!!パーパ!!」

ハイム「サンタナ!ここにいたのね!」

ジョセフ「シュトロハイム!!」
723 :1 [saga]:2011/02/13(日) 19:57:14.11 ID:xOuSF1CD0
ハイム「あらあら、パパの背中がそんなに気に入ったの?」

サンタナ「うん!」

ジョセフ「パパじゃあね……そうか、もう夫婦だったっけか……」

ハイム「ふふ、私との約束も守ってくれたのね」

ジョセフ「『サンタナに会う』、か……やれやれ」

サンタナ「マーマ!きょうはパパとお風呂に入る!!」

ジョセフ「何ィィィィィーーーーーーーーーーーーッ!!!!?」

ハイム「あら、じゃあママも一緒に入ろうかな?」

スモーキー「抜け駆けはゆるさないわよ!!」

カーズ「このカーズと風呂が入りたいだと?仕方ないな……勘違いするなよ」

エシディシ「面白そうだから私も参加するわぁ」

ワムウ「背中を流してやるぞジョセフ」

スージー「それなんてエロゲwwwwwwwwwwwっうぇwwwwwwwwwwwwwwうぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
724 :1 [saga]:2011/02/13(日) 19:57:48.95 ID:xOuSF1CD0



――『無事に生きて帰ったら、デートしよう』

――約束は、守ったぜ…シーザー

――これから、よろしくな

――お前らも、な………

――やれやれ、騒がしくなるな

――まっ、騒がしいのはキライじゃあないぜ………







――そして時代は流れる
     ――世代は交代する
         ――JOJOは…!
725 :1 [saga]:2011/02/13(日) 19:58:45.85 ID:xOuSF1CD0
ガーーーーーーッ

?「やれやれ、飛行機ってのはどうも乗り心地が悪くて好かないんだよなぁ」

?「しかし、やっと到着したな、ここが『日本』か……」

?「必ず『君』を助け出す、そのためにも、早く『彼』に会わなくちゃな」

?「我が曾孫、『承太郎』に―――――」

?「待っててくれよ………」

かくして、次の冒険が始まる……

かの『波紋戦士』も、帰ってくる………!!


ジョナサン「『ディオ』――――――」





第二部 完
726 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/13(日) 20:00:41.33 ID:p8815ElI0
波紋すげ
727 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 20:04:03.12 ID:5yuT43X+o
第三部で出てくるのそっちかよwwwwwwww
長生きしすぎだろ爺ちゃんwwwwwwww
っていうか玄孫じゃなくて曾孫かよ、承太郎の父親ジョセフかwwwwwwwwww
乙!
728 :1 [saga]:2011/02/13(日) 20:04:31.77 ID:xOuSF1CD0
はい、第二部終了です、>>1にハーレムを書く技術なんてなかったんだよ!
でも最後まで見てくれた人、ディ・モールト・グラッツェ!!

次から第三部に入ります
(その前に番外編があるかもだけど)

第三部でのジョセフ役はジョナサンになります

ジョナサンもスタンド能力が発現します(能力は本編でDIOが最初のほうに使っていた茨のスタンド、『念写』)
いかんせん名前が思いつきません、ハ―ミットパープルは一応このスレのジョセフも発現する設定なので

なにかいい名前ありませんかね?
729 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 20:10:24.87 ID:5yuT43X+o
隠者が9番目の大アルカナで、ジョナサンが貴族だから、『スペード・ナイン』でいいんじゃね
スペードは小アルカナのソードに相当して貴族を意味してるし
730 :1 [saga]:2011/02/13(日) 20:15:22.31 ID:xOuSF1CD0
>>729
ジョナサン「『スペード・ナイン』ッ!!」ビシュウウウウッ

ジョナサン「これだあーーーーーーッ!!」メメタァ

ジョナサン「ぼくのスタンド『スペード・ナイン』ッ!!能力は念写ッ!!」

あ、これいいな、良い案をありがとうございます

731 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 20:38:01.19 ID:blpr3Kc80
ところで、バレンタインが近いですね。ジョセフは何個貰うんでしょうね。

ハハハ……
732 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/13(日) 22:18:48.54 ID:2MbjhFSy0
>>728
>>1にハーレムを書く技術なんてなかったんだよ!
絶対あるって!どうしてそこで諦めるんだよ!
エロとか求めてないから番外編とかやれよ!
頼むよマジで!お願いします!ホントお願いします!

まぁ>>1次第だけど
733 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 00:32:41.88 ID:myemAmeAO
畜生…ファニーなバレンタインの前にハーレムなんて見せやがって…
乙でした
734 :1 [saga]:2011/02/14(月) 19:15:12.61 ID:7ilLH32t0
第三部、スタートです
735 :1 [saga]:2011/02/14(月) 19:15:40.32 ID:7ilLH32t0
―――大西洋での、奇妙な『船の沈没事故』があった

その事故で死亡した人数は少なくとも50人以上
生存者は両手の指で数えられるぐらいだった

その事故の生存者はこう語る

『吸血鬼だ、吸血鬼が俺たちを襲ってきた』

この話を信じる人もいたし、信じない人もいた

今となっては真偽の確認もできそうにない、その事故の生存者は、もうこの世にはいないのだから

―――いや、『一人』いた

その人の名は『ジョナサン・ジョースター』

その時の年齢は20歳
736 :1 [saga]:2011/02/14(月) 19:16:13.35 ID:7ilLH32t0
今は―――――


―――――108歳


しかしその肉体はどう見ても108歳には見えない

そう、彼は『特別な呼吸法による肉体改造』を行っていた、名を『波紋の呼吸法』




これから始まる『奇妙な冒険』は……

1世紀以上に渡る『石仮面』にまつわる『ジョースター家』の因縁の『物語』……

その『最終章』である………
737 :1 [saga]:2011/02/14(月) 19:16:42.85 ID:7ilLH32t0







第三部『ザ・ワールド・オブ・スターダストクルセイダース』






738 :1 [saga]:2011/02/14(月) 19:17:17.73 ID:7ilLH32t0
―――日本

警官A「『空条承太郎』……17歳、身長195cm」

警官A「父親はイギリス人で名は『ジョセフ・ジョースター』」

警官B「母親はイタリア人で名は『シーザー』」

警官A「日本人じゃあないじゃないか」

警官B「そこはスルーだよ」

ホリィ「承太郎はホントは優しい子なんです!!そんなたいそれたことを出来る子じゃあないんですよぉ」

警官A「しかし『お姉さん』……日本語がお上手ですなあ、日本に何年住んでいるんですか?」

ホリィ「承太郎が日本に来た時が中学一年だったから、4年目です」

警官B「ほう、では3年でそこまでお上手になられたのですか!それはすごいですなあ」

ホリィ「それで…承太郎は何人殺しちゃったのですか!?キャーッ!聞きたくない聞きたくなぁい!!」

警官A「ただのケンカですよ、ちょいと暴れすぎたから留置所に入れて反省させているんですよ」

警官B「ちゃんと反省させてくださいよお姉さん」

ホリィ「はァーい」
739 :1 [saga]:2011/02/14(月) 19:17:48.40 ID:7ilLH32t0
警官A「問題はそのあとです、変わってますなぁあなたの『弟さん』」

ホリィ「?」

ガシャンッ

警官B「おい空条!!釈放だッ!!出ろッ!!お姉さんが迎えに来てくれたぞッ!!」

ホリィ「ええ!もう釈放ですかァーー?」

警官A「いつまでも泊めておけませんよ」

警官B「条と承が続くことから『ジョジョ』と呼ばれている……か、ハハ、くだらねーッ」

警官B「おいジョジョッ!!釈放だッ!出ろォーーーーッ!!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドド

承太郎「ン……なんだ姉さんか、フン!帰りな、俺はとーぶんここを出るつもりはない」

ホリィ「え?」

承太郎「俺には『悪霊』が憑いている、怪我したくなきゃ俺には関わるな」

?「その『悪霊』の正体を知りたいか?承太郎」

承太郎「ッ!!?」

ホリィ「あッ!『ひいおじいちゃん』ッ!」

承太郎「『ひいおじいちゃん』だと……?まさか」

ジョナサン「『悪霊』の正体を知りたいか?承太郎」
740 :1 [saga]:2011/02/14(月) 19:18:18.49 ID:7ilLH32t0
警官A「ちょっとアンタ!ここは関係者以外立ち入り禁止だぞ!」

警官B「今なら見逃してやるから、さっさとここから立ち去りなさい!」

ジョナサン「ぼくはこの子の『曽祖父』だ」

ホリィ「そうです!私たちのおじいちゃんです!」

警官A「うむ……しかしここまで『どうやって』きたんだ?監視員がサボっていたのか?」

ジョナサン「ホリィ、承太郎の説得はぼくにまかせておきなさい」

ホリィ「う、うん!」

承太郎「じじい……」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドド

ジョナサン「ここから出なさい、ぼくと帰るぞ」

承太郎「帰りな、お呼びじゃあないぜ」

ジョナサン「言うことを聞きなさい」

承太郎「ところでジジイ、これはアンタの『ボタン』じゃあないのか?」

ポイッ
741 :1 [saga]:2011/02/14(月) 19:18:54.26 ID:7ilLH32t0
ジョナサン「はッ」

ジョナサン(これはぼくの服のボタンだッ!いつの間に……なんと素早い)

?「ジョースターさん、彼は今『スタンド』を使いました」

ジョナサン「うん、どうやらそのようだね」

承太郎「……?誰だじじいの後ろにいる『ブ男』は」

ジョナサン「紹介しよう、ぼくがエジプトで知り合った友人だ、名は『モハメド・アブドゥル』」

警官A「また無関係者が!」

ジョナサン「いいや、彼は関係者だよ」

承太郎「ところでさっき俺の悪霊を『スタンド』とかぬかしたな、いったいなんのことだ?」

ジョナサン「それを教えてやるためにも、ここから出るんだ承太郎」

承太郎「フン!出ろと言われて素直に出る不良はいねえ、逆に意地でも出たくなくなったぜ」

ジョナサン「やれやれ……」

アブドゥル「ジョースターさん、私が行きましょうか?」

ジョナサン「いや、孫のしつけは爺の役目!ここは」

ジョナサン「ぼくの『スタンド』が相手をする」

承太郎「なんだと……?」


To be continued……
742 :1 [saga]:2011/02/14(月) 19:22:20.84 ID:7ilLH32t0
と、言うわけで今日はここまでです

とりあえずジョナサンを出すために承太郎はジョセフの息子ってことにしたけど
おかげで設定がめちゃくちゃになりました(笑)ごめんなさい

ちなみにホリィと承太郎は腹違いの姉弟です
743 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/14(月) 19:51:25.84 ID:4JMv873R0
108歳か・・・
腹違いとかジョセフもげろ
そのあと7つの小片に分かれて世界中に散らばれ
744 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 19:58:50.96 ID:P0LYCWCio
乙です
ジョナサン好きの俺歓喜!!
745 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 20:05:49.30 ID:+TSgRMMj0
ジョースターとツェペリの血統とか……良血にもほどがある
乙でした!
746 :1 [saga]:2011/02/14(月) 20:15:58.60 ID:7ilLH32t0
番外編『ジョセフのヴァレンタイン』

カーズ「今日はヴァレンタインとかいう日らしいな」

ワムウ「一体どんな日なのだ?シーザーよ」

シーザー「好きな男の子に想いを伝えるために、チョコを作っちゃう日よ」

カーズ「ふむ、それは面白そうだ」

エシディシ「作っちゃいましょうかぁ、ジョセフの為に」

ワムウ「やりましょう」

スモーキー「私が一番おいしくつくるんだから!」

ハイム「バカね、男は質より量で選ぶのよ(主に胸的な意味で)、というわけで私は一番大きなチョコをつくるわ!」

サンタナ「さんたなもパーパにちょこつくるーー!」

スージー「お菓子会社の陰謀にwwwwwwwwwwwwwwまんまとかかりやがってwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ハイム「あなたは作らないのぉ?」

スージー「つくりますが、なにか?」

ワムウ「ちょことはどういう奴だ?」

スモーキー「あとで一緒に見に行きましょう」

ワムウ「む、すまない、世話をかける」

シーザー「私も、ジョセフにどんなチョコをつくろうかしら………」
747 :1 [saga]:2011/02/14(月) 20:19:34.54 ID:7ilLH32t0
ジョセフ「やあ、俺の名前はジョセフ・ジョースター、みんなからはNYの不動産王と呼ばれるはずが、『NYのハーレム王』と呼ばれる羽目になっちまった、ワロス」

ディオ「ジョセフ、はいチョコレート」

ジョセフ「お!ありがとねンおばあちゃん!そーいや今日はヴァレンタインだったけか」

ジロッ ギロッ

ジョセフ(どおりで周りの視線が痛いわけだぜ)

ジョセフ「ハァー……あいつらはチョコをくれるのかねぇ」
748 :1 [saga]:2011/02/14(月) 20:23:35.37 ID:7ilLH32t0
>>747訂正

ジョセフ「やあ、俺の名前はジョセフ・ジョースター、みんなからはNYの不動産王と呼ばれるはずが、『NYのハーレム王』と呼ばれる羽目になっちまった、ワロス」

ディオ「ジョセフ、はい、一日早いけどチョコレート」

ジョセフ「お!ありがとねンおばあちゃん!そーいや明はヴァレンタインだったけか」

ジロッ ギロッ

ジョセフ(どおりで周りの視線が痛いわけだぜ)

ジョセフ「ハァー……あいつらはチョコをくれるのかねぇ」
749 :1 [saga]:2011/02/14(月) 20:24:48.09 ID:7ilLH32t0
なんで訂正で誤字るかねぇ

>>ジョセフ「お!ありがとねンおばあちゃん!そーいや明はヴァレンタインだったけか」

ジョセフ「お!ありがとねンおばあちゃん!そーいや明日はヴァレンタインだったけか」

ごめんなさい
750 :1 [saga]:2011/02/14(月) 20:29:10.15 ID:7ilLH32t0
そしてヴァレンタイン当日

ジョセフ「歯医者の予約は済ませた、さぁ来やがれチョコレート」

カーズ「ジョセフ!わが『究極の猪古令糖(アルティミット・チョコレイトウ)』を喰らえーーーーーッ!!」

ジョセフ「お!形もベネ、味もベネ!こいつは確かに究極かもなーーーッ!」

カーズ「当然よ!」エッヘン
751 :1 [saga]:2011/02/14(月) 20:36:54.03 ID:7ilLH32t0
ワムウ「むぅ……」

エシディシ「ジョセフゥ!チョコレートよぉ」

ワムウ「は、はっぴーう゛ぁれんたいん……というのだったかな」

ジョセフ「お前ら二人もサンキューな!」

ジョセフ「どれ、まずワムウのから………………」

ジョセフ(なんだこの形、う○こみてぇ………………)

ワムウ「ジョ、ジョセフをイメージして作ったんだが、いかんせん不器用で……すまん」

ジョセフ「い、いや、いいってことよ、俺はうれしーぜ」パクッ

ジョセフ「……うん!うめえ!!見た目はともかく味はヴェリィィィィィィィグーーーーッよ!!」

ワムウ「それは良かった」ニコリ

ジョセフ「エシディシのは形は綺麗だな」

エシディシ「味も保証するわぁ」

ジョセフ「どれ」パクッ

ジョセフ「…………辛ェェェェェェェェェェーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!口の中が深紅色の波紋疾走(クリムゾンレッドオーバードライブ)!!!」

エシディシ「引っかかったわねぇ♪バーカ!」

ジョセフ「てめー……ゆるさねぇぇえェェえええッ!!!」

エシディシ「フフフ、つかまえてごらぁん♪」

ジョセフ「待てやァァァァァァァーーーーーーーーーーーッ!!!!」

ワムウ「……やれやれ、エシディシ様のほうが一枚上手だったか」
752 :1 [saga]:2011/02/14(月) 20:37:40.05 ID:7ilLH32t0
ちょっと休憩です
753 :1 [saga]:2011/02/14(月) 20:55:25.90 ID:7ilLH32t0
サンタナ「パーパ♪はいちょこれーと!」

ジョセフ「お!サンタナもありがとうな……うん、うめえ!」

サンタナ「えへへ♪サンタナのちょこおいしかった?」

ジョセフ「ああ、最高だぜ、ありがとな」ナデナデ

サンタナ「えへへー♪」

スモーキー「私も!はいチョコ!!」

ジョセフ「お!スモーキーのは味も形もGOODだな!!おめー良い奥さんになるぜ」

スモーキー「もうジョセフの奥さんなんだけどな……」

ジョセフ「ヘヘ、分かってるって、これからよろしくな」

スモーキー「もう、ジョセフのいじわる……///」

ゴオオオオォォォォォォォ

ジョセフ「ん!?」

ハイム「ロードローラー(級のチョコレート)だッ!!!」

ズガアアァァァーーーーンッ

ジョセフ「うおおおおッ!!でかすぎだろーーーーッ!!!?」

ハイム「さあ食せッ!!」

ジョセフ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!甘ったるいイイィィィィィィィッ!!!!」モグモグモグモグモグモグ

数分後

ジョセフ「ごちそうさまでした……」ゲフッ

ハイム「どうだった?」

ジョセフ「とちゅうからあじがわからなくなった」

ハイム「おいしかったのね!?よかったーーーーッ!!」

ジョセフ「きもちわるい……」

サンタナ「パパだいじょうぶ?あたまなでなでしてあげる!」

ジョセフ「サンタナは優しいなぁ……」
754 :1 [saga]:2011/02/14(月) 21:03:58.83 ID:7ilLH32t0
シーザー「………」

シーザー「な、なによ!たかがチョコを渡すだけじゃない!こんなもの!自然な流れで渡してやるわ!!」

ジョセフ「よおシーザー」ヌッ

シーザー「くぁwせdrftgyふじこlp」

ジョセフ「どうした?」

シーザー「あ……あの……こ、これッ!!」バッ

ジョセフ「ん?これは?」

シーザー「きょ、今日はヴァ、ヴァレンタインでしょ!!だ、だから……チョコレート……」

ジョセフ「お!!サンキューシーザーちゃん!」

シーザー「べ、別に感謝されたくて作ったわけじゃあないんだからッ!」

ジョセフ「…………………」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドド

ジョセフ(これは……『チョコ』なのか?どーみてもチョコじゃあねえ色してやがる……)

シーザー「た、食べてくれる?」

ジョセフ(ええーい、ままよ!!)パクッ

シーザー「どう……?」

ジョセフ(………ヴぉオオォォォォォるるるるるるるル疑義ぎぎぎぎぎっぎgfぎふぃgpfj汐hさふぉいgヴァfセkbjFs*oivhiujksdlVGFEISAHB\KLsfnoewUjrfぴ恩h悟b:イvwrt如bvwpiOqje@bjaqmpijcf]@kwrpkgぽbッ!!!!!!!!!!!!!???????????????)

ジョセフ(なんだこれェッ!!?チョコじゃあねーッ!!つか食いもんでもねーよこれッ!!?何!?何これ!!?得体のしれんもん食わされた!!)

シーザー「ジョセフ……?」

ジョセフ(だ……だが、ありのままチョコの感想をいうのは、『紳士』じゃあねーーーーッ!!)

ジョセフ「う……うまか……った、ぜ………」

シーザー「ホント!?良かったぁ!まだまだあるからいっぱい食べてね!!」

ジョセフ「お……オオオオオォォォォォォォォオォォォォォオオオォォォオオオォォォオオノォォォォオオォォォォオオオオオオオオオォォォオオオオオオオッ!!!!!!!!!!」


―――ジョセフ・ジョースター
       ヴァレンタインの甘い罠にかかり『再起不能(リタイア)』
755 :1 [saga]:2011/02/14(月) 21:04:25.04 ID:7ilLH32t0
番外編は以上です、ありがとうございました!
756 :1 [sage]:2011/02/14(月) 21:09:46.79 ID:DOqMKeJAO
しまった、>>746のカーズの最初のセリフ「今日はヴァレンタインとかいう日らしいな」の今日を明日にしてくださいorz
757 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/14(月) 21:43:27.39 ID:4JMv873R0
おつ
758 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/14(月) 21:55:05.57 ID:ThTSy3iDO
乙です
アブドルさん褐色美人になって出てくると思ってたがそんな事はなかったぜ!
759 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 22:00:15.95 ID:TwDIRduco


JOJO世界ではバレンタインというイベントがあるんだな
知らなかったぜ

>>758
おまおれ
760 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 22:02:46.48 ID:W/BahXhXo
アブゥドゥルはブ男
これは世界が一巡しようと、パラレルワールドであろうと当然のこと
そう。コーラを飲んだらゲップがでるくらい当然のことだ・・・
761 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/14(月) 22:20:51.47 ID:4JMv873R0
バレンタインデーか、ホントにあったらいいよなー、チョコレートたくさん食えるもんなー

え・・・? 本当にあるの・・・?



今からでも遅くない! こういうアヴさんもアリだぞ!
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1347556.jpg
チョコの日ということで
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org1347561.jpg
762 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/14(月) 23:26:09.08 ID:YUvvQQra0
>>761上手すぎだろ・・・。 乙。
763 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 23:40:55.84 ID:4JMv873R0
>>762
自分も絵は描くけど>>761のは両方拾いものです。
書いとくべきだったね、ごめん
764 :1 [sage]:2011/02/15(火) 00:01:01.27 ID:MSh6GhOAO
>>761
支援には感謝が必要だとアナスイが言ってたので、>>761ィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!感謝するッ!!俺も感謝するんだよォォォォォォォッ!!


ブ男や電信柱を擬人化させたような男を女の子にしてもおもしろそうだと思ったけど、承太郎にハーレムは似合わないと思ってブ男はブ男のままにしました

>>1から見直して多分言ってなかったと思うんですが、支援絵とかくださると>>1がブラボー!おお……ブラボー!!します
765 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/15(火) 00:11:26.89 ID:0Z5YcR1a0
まさかのスージーあげる描写なしかよぉ
766 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 00:12:54.81 ID:B1mI4w1X0
>>765
正ヒロインだしそんなのなくても大丈夫
愛があれば・・・だけどなwwwwwwwwww(ネットリ
767 :1 [sage]:2011/02/15(火) 00:17:12.77 ID:MSh6GhOAO
>>765
『素』で忘れてた

ごめんねスージー明日ちゃんと書くから
768 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 00:29:19.19 ID:B1mI4w1X0
>>767
おいwwwwwwwwwwwwww
おい・・・
769 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 01:34:45.20 ID:hI61ujago
筋Q哀れwwwwwwwwwwwwwwwwww
770 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 03:29:01.74 ID:7dL4rzaZo
うはwwwwwwwwwwwwww貴重な出番キンクリされたwwwwwwwwwwwwwwスレ立てよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
771 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 07:44:03.65 ID:jyqby4/to
>>741
         _     __
.  _r;>-<::::l::__l:::r‐‐ォ':::/::::7
  〈::〈::::::/:⌒:f--:}l:::::::l::__:::::/┐
  ヽ:ヽ::ヽ::::::l|:::::::|:l::::::/::::〉/::7
   ,ハ、L }::::j、‐-ク`r/:::://:::/l アブドゥルになっているのは狙っているのか?
   ト、丶、ー':::::::::::::ヽ=ヘ /ニ{   それとも間違えたのか?
   .}二三ニ>、____,. <ニ二l     
   }三二二>-‐<ニ二三ヨ
   ,小:::‐-:..、 l l l  __>::::::オ .
   / ハ 〈弋ゥ、〉人レィ‐t:ァラ´.lヽ
   ヽ{ | '  ̄ノ´} } ト ̄   l) 〉
    ヽl  ,ノl | l ノ ヽU   !_/
    /^ヽ / \_,ノ┘  ヽ. l ヽ
  __|0 l∨ .「ミ-一ニ7  ∨ヽ
./ .ト-く ',. ヽ ` ̄__ノ  / /
   | { ハ ハ   ̄   / /
.   ! 0 }  \_ _,..イ  /
    ヽ._ノ\      /
772 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 07:45:58.72 ID:7dL4rzaZo
すまんねブオトコ君
773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 08:37:18.05 ID:B1mI4w1X0
すまんねアレキサンダーくん
774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 16:42:36.77 ID:BICa0ZPM0
スマンネヴオトコ君
775 :1 [saga]:2011/02/15(火) 18:09:47.40 ID:zb137MV40
スージー編 スタート
776 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 18:10:28.79 ID:B1mI4w1X0
わーい
草多そう
777 :1 [saga]:2011/02/15(火) 18:10:32.55 ID:zb137MV40
スージー「チョコwwwwwwwwwww作ったろwwwwwwwwwwwwwww」

スージー「の、前にwwwwwwwwスレ建てよwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


安価でチョコに入れる材料を決める


1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 17:35:10.31 ID:WWwwWWWww
  >>2 >>5 >>10 >>15〜〜〜〜〜〜


2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 17:35:51.62 ID:DORARARA-
  パールジャム


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 17:36:15.83 ID:gaonGAON\
  パールジャム


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 17:36:22.18 ID:TheChibi
  パールジャム



15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/02/15(火) 17:37:25.62 ID:UHOiotok
  パールジャム

以下全部パールジャム



スージー「無理ゲーだろwwwwwwwwwwwwwwww」
778 :1 [saga]:2011/02/15(火) 18:11:18.79 ID:zb137MV40
スージー「出ろ〜〜〜パールジャム出ろ〜〜〜〜〜」

ボウンッ

ジャム「ウシャーーーー」

スージー「出たwwwwwwwww草は世界を救うwwwwwwwwwwwwww」

ジャム「ウシャーーーーーーーー」

スージー「チョコに入れよ」

ジャム「アアアァァァァンマリダアアアァァァァァ」


そして

スージー「ジョセフwwwwwwwwwハッピーヴァレンタイン大統領wwwwwwwwwwwwwwwww」

ジョセフ「お前もくれるのか!ありがとな」ヒョイパクヤッタネ

ジョセフ「こ………これは」
779 :1 [saga]:2011/02/15(火) 18:12:02.57 ID:zb137MV40
スージー「えwwwwwwwwwどしたよwwwwwwwwww」

ジョセフ「うンまァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいッ!!!!!!」

ジョセフ「ハーモニーっつぅーーーんですかァーーーーーーーッ?これはやべぇーーーッ!!やばウマだぜーーーーーーーッ!!」

スージー「マジかよ」

スージーQの奇妙なヴァレンタイン  完
780 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 18:12:55.92 ID:Vyg5JKLGo
スジQにスタンド発現……だと……
781 :1 [saga]:2011/02/15(火) 18:16:15.34 ID:zb137MV40
スージーにスタンドっぽいもん出たけど本編には全く関係ありません

あとヴ男がブ男になってました

      ,..-''" ̄ ̄ `'" ̄ ̄`ヽ、
      /             ヽ
   ./     ,,,... -――- ...._    ',
   |    /'´         `!  |
   |  ,ノ           |  :!   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |   |   ,. -==、 ,.==-、 |.  |   / 「>>1はウソつきだ」
   l:  l  ィてフ_> :i i ィてフ_> | ;'  | と思った少年少女のみなさん、
    iヘ:|         | |       |''|   | どうもすみませんでした。
    |,ハ|       r_!__ト,     /ノ   | >>1はウソつきではないのです。
    ヽ'_l、    ,___,   /'′  _ノ   まちがいをするだけなのです……。
     `l \     ―‐  ,/   ̄ ̄ヽ、_______________
   _,. -l    丶、___.. 1"i''''''―-
‐''"´ |\        /  |
    |:  \      /   |
     |     \    / _   |
    l   _,,. -へ   // \ |
782 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 18:20:55.21 ID:7WrXtRN5o
始まったと思ったらこれはどういうことだwwwwwwww
783 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 18:21:07.73 ID:B1mI4w1X0
トニオが決して登場しないことが決定された
784 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 18:48:27.00 ID:7dL4rzaZo
トニオさんは家庭的でスタンドなんてなくても素であんなのやっちゃう娘になってるはず
785 :1 [saga]:2011/02/15(火) 19:06:15.48 ID:zb137MV40
>>784
………え?『娘』ェェェーーーーーーッ!!?


投下開始、開始ィ!
786 :1 [saga]:2011/02/15(火) 19:06:42.89 ID:zb137MV40
前回までのあらすじ

ジョナサン「出ろ」

承太郎「やだ」
787 :1 [saga]:2011/02/15(火) 19:08:06.64 ID:zb137MV40
ジョナサン「孫のしつけは爺の役目だな」

承太郎「なんだと?」

アヴドゥル「ジョースターさん、気を付けてください、彼はどんなスタンドを持っているか分かりません」

ジョナサン「なぁに、『勝とう』ってわけじゃあない、『出す』だけさ、檻から、ね」」

承太郎「スタンドだと?じじい、『悪霊』のことを知っているのか?」

ジョナサン「教えてあげよう、これがぼくの『悪霊』だッ!!」

ジョナサン「スペード・ナイン(紳士の剣)』ッ!!」

ビシィィィィィーーーーーッ

承太郎「何だッ!?『茨』……なのか?」

ジョナサン「うりゃあッ!!」

シュルッ

承太郎「何ッ!!?絡みついて……ッ」

ギュッ

承太郎「ぬうッ!?し……絞まるッ!!何だこいつはッ!!?」

警官A「なんだ?あいつ一体『何をされているんだ』ッ!?何故『何もないところでもがいている』ッ!?」
788 :1 [saga]:2011/02/15(火) 19:08:54.88 ID:zb137MV40
ジョナサン「これはぼくの意志で自由に動く『悪霊』ッ!」

ジョナサン「しかし『悪霊』ではないッ!!こいつは生命エネルギー生み出す力あるヴィジョンッ!!」

ジョナサン「『Stand by me』、『傍に現れ立つ』からそいつを………」

ジョナサン「『幽波紋(スタンド)』と呼ぶッ!!」

承太郎「じじい……いいかげんにしろよ、このまま俺を縛り続けると言うなら」

承太郎「残り少ない寿命をさらに縮めることになるぜ」

ドギャンッ

アヴドゥル「出ましたッ!ジョースターさん、彼の『スタンド』がッ!!」

ジョナサン「ん!予想以上の承太郎のパワーッ!!」

承太郎「うおおおおーーーーーーッ!!じじいッ!!俺はもう知らんぞーーーーーーッ!!!」

ブチブチブチィッ

ジョナサン「うッ!」

承太郎「貧弱貧弱ゥゥゥゥゥーーーーーーーッ!!!なまっちょろいぜじじいーーーーーーッ!!!」
789 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 19:15:48.48 ID:B1mI4w1X0
DIOの血が・・・
790 :1 [saga]:2011/02/15(火) 19:16:23.09 ID:zb137MV40
ごめんなさい、友達が6部貸してくれって言ってきた、再開します
791 :1 [saga]:2011/02/15(火) 19:16:50.38 ID:zb137MV40
ジョナサン「確かに、ぼくのスタンドはアヴドゥルや承太郎のように強くない……」

ジョナサン「だけど『強い』『弱い』は人の勝手に決め付けた『価値観』にすぎないッ!!」

ジョナサン「『スペード・ナイン』ッ!!!」

ビシーーーーッ

承太郎「無駄だと言ったはずだぜじじいッ!!」

ジョナサン「今までのは軽いウォーミングアップさ、サービスタイムは終わりだ」

ジョナサン「これが真の『スペード・ナイン』のパワーッ!!」

ジョナサン「くらえッ!!太陽のエネルギー『波紋』ッ!!!」

コオオオオオオォォォォォォォォーーーーーーーッ

承太郎「ヌウウァッ!!?」

ビリビリッ

承太郎「ぐあああッ!!ビリッときた……ぜ……ッ!」

ジョナサン「檻から出る気になったかい?」

承太郎「いいや!もうじじいとはいえ手加減しねえぜッ!!」

バキバキバキッ

警官A「お……檻が『一人でに曲がっている』ッ!!」
792 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 19:17:05.58 ID:B1mI4w1X0
6部がすべての部の中で最高だと思うの
793 :1 [saga]:2011/02/15(火) 19:17:32.69 ID:zb137MV40
ベギンッ

承太郎「オラアアァァァァァァァーーーーーーーーーッ!!!!」

ジョナサン「フッ」ニコッ

クルッ

承太郎「!?じじいッ!何故急に後ろを見せるのかッ!こっちを向けいッ!!」

ジョナサン「檻から出ただろ?もう闘う理由がないんでね………」

承太郎「ハッ!…………やれやれ、じじいに一杯くわされたってわけか、チッ」

ジョナサン「ボタンのお返しさ、承太郎、アヴドゥル、帰るぞ」

承太郎「フン」

アヴドゥル「イエッサー」

警官A「ぐあああああーーーーーーーーーーーッ!!!!?」

ブシュウウウーーーーーーッ

ジョナサン「ッ!!?なッ!?」

アヴドゥル「看守の一人がッ!!」

承太郎「こいつは………『舌を抜かれて死んでいる』ぜッ!!?」

警官B「なるほど……お前らが『ジョースター』か……」

承太郎「こいつはッ!!」

警官B「『ディオ様』のご命令だ、始末させてもらうぜ」

ジョナサン「ディオ………ッ!!」

承太郎「こいつが……看守の一人を殺したのかッ!!」

アヴドゥル「気をつけろ承太郎ッ!舌を抜くスタンド……聞いたことがあるッ!!奴は………」

警官B「『タワー・オブ・グレー(灰の塔)』ッ!!!」


To be continued……
794 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 19:18:07.00 ID:B1mI4w1X0
そういやホリィと承りはそれぞれ誰の子供なの?
全ての妻との間に一人づつ以上子供がいるとかいう嫌な予感しかしないんだけど
795 :1 [saga]:2011/02/15(火) 19:18:16.27 ID:zb137MV40
今日はここまで、ちなみに>>1は七部がお気に入り
796 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 19:18:57.13 ID:B1mI4w1X0
乙!
コブラの方の3部ゲー思い出したわww
こっちは面白いからいいけどね!
797 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 19:19:02.66 ID:Vyg5JKLGo
展開早ッ!
798 : [saga]:2011/02/15(火) 19:21:20.02 ID:zb137MV40
>>194
承太郎はシーザーの子

あとは決めてないんスけどねェ―

それぞれ一人は子供がいる設定にしてあります
もしかしたら誰かの子供が本編に出る か も なのでお楽しみに!
799 : [saga]:2011/02/15(火) 19:22:07.78 ID:zb137MV40
>>798
oh…安価ミス
>>794ですorz
800 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 19:45:26.23 ID:B1mI4w1X0
>>798
ジョセフもげろ
DIO様気取りかッ!
801 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 19:48:40.44 ID:Qq7atq2Eo
乙! 
一人ずつ…ジョルノとかウンガロがいてもいいということか
802 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/16(水) 00:08:25.13 ID:QSBP5tUro
そういえばジョセフの本妻ってだれだ?
803 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/16(水) 00:19:45.02 ID:OAq6PlCO0
正妻・・・か・・・?
QQQだろ
シーザーの方がふさわしいような気もするがな・・
804 : [saga]:2011/02/16(水) 01:28:39.96 ID:S54O/VKq0
正妻が誰かは想像にお任せいたします
というかSPWとナチスが重婚の罪をもみ消したから全員正妻みたいなものだけど

投下しまーす
805 : [saga]:2011/02/16(水) 01:29:07.13 ID:S54O/VKq0
前回までのあらすじ

ジョナサンの手によって檻から出た承太郎
だがしかし敵はすでに次の手を打っていた………
806 : [saga]:2011/02/16(水) 01:29:37.97 ID:S54O/VKq0
承太郎「『灰の塔』……だと?」

ジョナサン「承太郎ッ!上だッ!!」

プンッ

承太郎「!!」ズギャンッ

警官B「遅い遅い」

プンッ

承太郎「ッ!速いッ!!」

ジョナサン「かぶと……いや、くわがた虫のスタンドだッ!!」

承太郎「俺の悪霊のスピードより速いってのか」

ジョナサン「『スペード・ナイン』ッ!!」

バシィーーーッ

灰の塔「無駄無駄ーーーーッ!!のろいんだよお前らはァァァァァァーーーーーーーッ!!!」

ホリィ「な……なんなの!?一体目の前でなにが起こっているの!?」

ジョナサン「!?ホリィ、まさか『視えて』いるのか!!?」

承太郎「なに………」

ホリィ「え、えぇ……視えて、るわ………」

ジョナサン(なんと!ホリィにも『スタンド使い』となる『才能』があったのかッ!?いや、違う……)

ジョナサン(きっと『彼女』の影響だろう……『彼女』が『スタンド使い』になったからこそ、承太郎も『スタンド使い』になったんだ)

灰の塔「フ、フフフ、そうだな、まずはそこのべっぴんさんの『舌』から抜かせてもらおうかッ!!」

承太郎「!!野郎させねえッ!!」
807 : [saga]:2011/02/16(水) 01:30:23.94 ID:S54O/VKq0
ブンッ

灰の塔「無駄!」

ジョナサン「『スペード・ナイン』ッ!!」

ブワアァァッ

灰の塔「無駄ッ!!」

灰の塔「無駄なんだよこのド腐れ野郎どもォォォォォォォォォォォッ!!!」

「やれやれ、私を忘れないでほしいな」

ボォォォォォォッ!!

灰の塔「!?な、なんだ!?あ……『熱い』ッ!!」

承太郎「お前は!!」

ジョナサン「良かった……君を呼んでおいて本当に良かった」

ジョナサン「モハメド・アヴドゥル!!」

アヴドゥル「YES! I AM!」

灰の塔「何だとォォォォォ〜〜〜〜〜〜ッ!!?こんな、こんな『ヴ男』がこの俺を止めただとッ!!?」

アヴドゥル「『灰の塔』………タロットカードの大アルカナ16番の『破壊』、『災害』、『旅の中止』を暗示する『THE TOWER』を名に持つスタンド」

アヴドゥル「そして承太郎のスタンドや、ジョースターさんの『スペード・ナイン』をかわすほどのスピード、舌を性格に引き抜く正確さ!」

アヴドゥル「なるほど恐ろしいスタンドだ、だが、私のスタンドほどじゃあないな」
808 : [saga]:2011/02/16(水) 01:30:56.15 ID:S54O/VKq0
承太郎「おいじじい、あのヴ男、相当自分の悪霊に自信があるようだが、一体どんな悪霊なんだ?」

ジョナサン「うん、彼のスタンドは、タロットカード1番目の『魔術師』を暗示するスタンド」

アヴドゥル「『魔術師の赤(マジシャンズレッド)ッ!!」

クワァァァァァァーーーーーーッ!!

承太郎「なんだ!?頭は鳥だが身体は人間、鳥人間みてぇな悪霊だな、本体のヴ男よりなかなかかっこいい悪霊じゃあねーか」

ジョナサン「彼のスタンド……他のスタンドにも言えることだが、スタンドには『能力』が備わっている」

承太郎「能力?それは一体どんな……」

ジョナサン「そして彼のスタンドの『能力』はッ!『炎を操る』ッ!!」

警官B「何!?『炎』ッ!!?」

アヴドゥル「行けマジシャンズレッド……奴を焼き尽くせッ!!」

灰の塔「不味いッ!!俺のスタンドは『昆虫』ッ!!『炎』には滅法弱いッ!!」

承太郎「なるほど……なかなかにパワーのある悪霊だ、その『能力』も合わせて、敵に回すと恐ろしい悪霊だな」

ジョナサン「ああ、彼が味方で本当に良かった」

灰の塔「うおおおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!」

プンッ プンップンッ プンッ

アヴドゥル「その超スピードで逃げようと言うのか?それは『不可能』だ、私のスタンド『魔術師の赤』は『炎を自由自在に操れる』からこその『魔術師』なのだ」

ブワァァァァッ!!
809 : [saga]:2011/02/16(水) 01:31:24.51 ID:S54O/VKq0
灰の塔「アチィッ!!『炎の縄』ッ!?」

アヴドゥル「ムゥン!!『赤い荒縄(レッドバインド)』ッ!!」

ビシィッ!!

灰の塔「グアアアアッ!!炎の縄が部屋中に張り巡らされているッ!!」

承太郎「まるでカウボーイだな」

ジョナサン「しかしカウボーイより正確に、そして力強く敵を締め潰す」

アヴドィル「私の職業は『占い師』でね、ひとつ君の未来を占ってやろう」

アヴドゥル「貴様はのちに『残酷な未来』を迎えるだろう……」

灰の塔「くそがッ!!くそがぁぁぁぁあーーーーーッ!!避けきってやるッ!!こいつを避けきったらこいつの舌を抜いて俺の勝ちだッ!!!」

アヴドゥル「『魔術師の赤』ッ!!『赤い荒縄』ッ!!締めあげろォォォォーーーーーーーッ!!」

灰の塔「うおおおおおおおーーーーーーーーーーーーーッ!!」

灰の塔(見つけたッ!!奴の荒縄の『スキマ』をッ!!あそこから逃げるんだッ!!)

プンッ

アヴドゥル「ヌ!」

灰の塔「バカメーーーーーーーーッ!!昆虫相手にカウボーイのような荒縄が通用するかァーーーーーーーッ!!」

アヴドゥル「いや、『予想通り』だ、私の占いはよく当たると有名なんだ」

アヴドゥル「『残酷な未来』を迎えるだろう、『承太郎』の手によって………な」

灰の塔「ナニィッ!!?」
810 : [saga]:2011/02/16(水) 01:31:58.81 ID:S54O/VKq0
ジョナサン「『荒縄』に『スキマ』を作ったのは彼の作戦だ、お前を承太郎のもとに向かわせるための………」

承太郎「やれやれ、来る方向が分かってるなら、これほど狙いをつけやすいものはない………」

アヴドゥル「やれ承太郎!わざわざ目立つチャンスをやったのだ、外したら許さないぞ?」

承太郎「アイアイサー」

灰の塔「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!」

承太郎「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァーーーーーーーッ!!!!!」

ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ

承太郎「ダメ押しにもう一発だッ!!オラァッ!!」

ドッゴーーーンッ

灰の塔「ブガビャアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァッ!!!!」

―――『灰の塔(タワー・オブ・グレー)』
   本体 警官B(本名グレーフライ)  再起不能

承太郎「やれやれだぜ」


To be continued……
811 : [saga]:2011/02/16(水) 01:32:38.12 ID:S54O/VKq0
今回はここまで
1時過ぎてるだと?どーりで眠いわけだぜ、おやすみなさい
812 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/16(水) 02:07:52.20 ID:Q/xvDiTAO
「ディオ様」…だと…
乙乙
813 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/16(水) 04:02:26.90 ID:Di6P/mPho
ディオお婆ちゃんなのか違うのか
乙です
814 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/16(水) 16:31:24.91 ID:WJw8hiUj0
ジョセフの娘のひとりですねわかります
815 :1 [sage]:2011/02/16(水) 19:19:06.77 ID:baFailGAO
すいません……今日はおやすみします
816 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/16(水) 20:20:17.36 ID:5NKT/BQ50
おやすみー
817 : [saga]:2011/02/17(木) 01:09:37.08 ID:mDuuItCW0
変な時間に昼寝しちまって目が冴えちゃったから投下します
818 : [saga]:2011/02/17(木) 01:10:15.79 ID:mDuuItCW0
承太郎「やれやれ、この警官は病院に送るつけてやるとしてだな」

承太郎「じじい、ひとつだ!ひとつだけわからねえことがある、今それを聞く」

承太郎「何故俺の『悪霊』を……いや、『スタンド』か?なぜそれを知っていたんだ?」

ジョナサン「うん、それを説明するためにイギリスから来たんだしね」

承太郎「なに?」

ジョナサン「ホリィ、承太郎、君たちの首の付け根を見たことがあるかい?」

ホリィ「え?」

承太郎「何の話だ?じじい」

ジョナサン「ぼくの息子、つまり君たちにとっての祖父、ジョージや君たちの父ジョセフには、首の付け根に『星型のアザ』があった」

ホリィ「は!私の首の付け根にもある………」

承太郎「………俺にもあるが………」

ジョナサン「そのアザは『ぼくにはない』、ぼくの父にも『なかった』そうだ」
819 : [saga]:2011/02/17(木) 01:10:42.59 ID:mDuuItCW0
承太郎「さっきから何の話をしている?」

ジョナサン「ということは、その『星型のアザ』は誰からの『遺伝』なのか………」

承太郎「テメーいい加減に……!」

ジョナサン「……わかった、それじゃあまずは見せるものがある」

承太郎「なに?」

ジョナサン「ぼくのスタンド『スペード・ナイン』にもひとつ『能力』がある」

承太郎「なんだと?」

ジョナサン「それは『念写』だッ!このカメラのフィルムにお前たちの『運命』を決定づけるものを写そうッ!!」

ホリィ「え!?」

承太郎「!!」

ジョナサン「これだァァァァーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

メメタァ

バシィーーッ

承太郎「ぬ!」パシッ

ジョナサン「その写真を見なさい」

承太郎「?」ピラッ

ホリィ「!!これは………!!」
820 : [saga]:2011/02/17(木) 01:11:09.00 ID:mDuuItCW0
ジョナサン「一人の『女』が写っているだろう」

承太郎「ああ……しかもこいつの『首の付け根』、こいつはまさか……ッ!!」

ホリィ「わたしたちと同じような『アザ』があるわッ!!どうしてッ!?」

ジョナサン「この人の名前は『ディオ』」

ジョナサン「お前たちの……『曾祖母』だッ!!」

承太郎「な………」

ホリィ「なんです……って!!?」

ジョナサン「ディオはぼくの妻だ、ぼくと一緒にイギリスに住んでいた………」

ジョナサン「だが!ディオは何者かの手によって『行方不明』となった!!」

承太郎「じじい、こいつはあんたの妻で俺たちの曾祖母とかぬかしたな?」

承太郎「ということは100歳はとうに超えているはずだ、だけど………こいつは………」

ホリィ「どうみても20代の体つきよッ!?どういうことッ!!?」

ジョナサン「それは、おそらく『石仮面』の影響だと思われる」

承太郎「『石仮面』?」

ジョナサン「端的に説明しよう、『石仮面』とは、『吸血鬼』を生みだす『道具』だ」

承太郎「吸血鬼だと?」

ジョナサン「にわかには信じられないだろうけど、真実だ、お前たちの父、ジョセフも吸血鬼と闘ったことがある」

承太郎「おやじが?」
821 : [saga]:2011/02/17(木) 01:11:44.74 ID:mDuuItCW0
ジョナサン「おそらくディオは何者かによりつれさられ、『石仮面』により『吸血鬼』にされたッ!!」

ジョナサン「そして経緯は分からないが『スタンド』を身に付けたッ!!」

ジョナサン「承太郎、君がここ一年以内に『スタンド』が発現したのも、おそらくディオが原因ッ!!」

承太郎「ディオ………」

ジョナサン「『石仮面』はぼくたちの世代が解決するべき問題………」

ジョナサン「だが、ぼくは今までこの問題を解決できなかったどころか、大切な人を巻き込み、守れず、救えず……」

ジョナサン「自分の息子も失い、多くの人を不幸にした」

ジョナサン「承太郎、ぼくは彼女を救いたい、勝手な願いだよ………だが、ぼくも年老いてしまった………」

ジョナサン「こんな老いぼれの最後の頼みだ、承太郎」

ジョナサン「ぼくと一緒に、彼女を救って欲しい」

承太郎「………」フーッ

アヴドゥル「関係ないねって顔だな、承太郎」

承太郎「ああ、そのとおりだ、じじいよ、悪いが俺には『関係ない』としか言いようがないぜ」

ジョナサン「……そうか」

承太郎「悪いなじじい、わざわざイギリスから足を運んできてくれたっていうのによ」

ジョナサン「いや、君の意見ももっともだ……すまないがしばらく君のうちに泊めてくれないか?」

承太郎「俺は構わん、好きなだけいるといい……ただしやかましくするなよ、俺はやかましいのが苦手でね」

ジョナサン「わかっている、出来るだけ早めに国に帰るさ」
822 : [saga]:2011/02/17(木) 01:12:13.67 ID:mDuuItCW0
ホリィ「承太郎………」

承太郎「………チッ」

アヴドゥル「承太郎」

承太郎「……なんだ」

アヴドゥル「君のスタンドは少々暴走気味と見える、名前の一つでもつけてやればおとなしくなるかもしれん」

アヴドゥル「そこでだ、これで君のスタンドの名前をつけてやろう」

承太郎「こいつは……タロットか?」

アヴドゥル「そうだ、ひとつ引いてみろ」

承太郎「………」スッ

アヴドゥル「ふむ、それは大アルカナの17番目で、『希望』や『可能性』を暗示する『星』のカードだ」

アヴドゥル「そうだな、君のスタンドを『星の白金(スタープラチナ)』と名付けようッ!」

承太郎「スター……プラチナ、か、フン、悪くねえ」


ホリィ「承太郎!おじいちゃん!アヴドゥルさん!バスが出ちゃいますよーッ!」

承太郎「やれやれだぜ」
823 : [saga]:2011/02/17(木) 01:12:42.74 ID:mDuuItCW0


―――――――

ディオ「………」

「いかがなさいましたかな?ディオ様」

ディオ「今、誰かに『視られた』気がした」

「それはそれは……不快でございましたでしょう」

ディオ「いや……なんとなくだが、『懐かしい』気がした」

「………」

ディオ「それで……何の用かな?」

「あなた様はこの世の支配者となるべきお方……そのために、私はあなたに『吸血鬼の力』と『スタンド』を与えました」

ディオ「ふむ……その際『記憶を失ってしまった』が、この力はなかなかに心地よい」

「お気に召されたようで」

ディオ「それで?私がこの世の支配者となるにはどうすればよいのだ?お前のことだ、策は打ってあるのだろう……」

「はい、『ジョースター家』です、ジョースター家こそが、あなた様の栄光の道を塞ぐ『邪悪』なるものです」

ディオ「『ジョースター家』……それを滅ぼせというのか?」

「はい、そしてすでに手は打っております」

ディオ「そうか………」

「ディオ様、あなたはこの世の支配者となるべきお方」

「これからは……『DIO』とお名乗りください」

DIO「DIO………」

「それでは、私はこれで」

DIO「……ジョースター、か」


To be continued……
824 : [saga]:2011/02/17(木) 01:14:12.80 ID:mDuuItCW0
今回はここまで

原作とかけ離れている部分が多々ありますがご勘弁を
承太郎の性格も少し違います
825 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/17(木) 01:43:11.39 ID:zA3oX6Zg0
おつ
休むとか言ってたじゃないですかァーッ!
826 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/17(木) 01:44:43.08 ID:zA3oX6Zg0
こういう展開もいいね
DIOは殺しに来るがこっちは殺しにはいかない
殺人拳vs活人拳みたいな構図
827 : [saga]:2011/02/17(木) 19:59:40.28 ID:XsazhkuO0
>>825
そいつはすでに昨日の話なんだぜッ!!


本日二回目の投下でぇーす
828 : [saga]:2011/02/17(木) 20:00:06.82 ID:XsazhkuO0
ジョセフ「前回までのあらすじだよォー」

シーザー「私たちの息子のスタンドの名前が決まったところで終わったわね」

ジョセフ「ところで俺にもスタンドが発現しているんだけど」

シーザー「え?」

ジョセフ「『ハーミットパープル』ッ!!」

ズバァァッ!

シーザー「いや視えないわよ」

ジョセフ「能力は『念写』ッ!これでお前らの入浴シーンもムフフだぜーーーーッ!!」

シーザー「波紋疾走ッ!!」

ビシーーーッ

ジョセフ「あべしッ!!」
829 : [saga]:2011/02/17(木) 20:00:38.93 ID:XsazhkuO0
承太郎「……」

ホリィ「承太郎!いってらっしゃい!」

承太郎「あぁ……行ってくるぜ」

女の子A「あ!承太郎!」

女の子B「ホントだ!JOJO!」

女の子C「おはよう承太郎!!」

女の子D「四日も休んで何してたのよ承太郎!」

承太郎「やかましい!うっおとしいぞッ!!」

女の子E「キャー!いまあたしに言ったのよ!」

女の子F「あたしよォーーーーーッ!!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
        ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

?「空条……承太郎……」

スッ

?「……死んでもらう」

ズッ!!

承太郎「!!?」ズバンッ

承太郎「何ィィーーーッ!!?」

グッパオン

承太郎「うおっ!!」
830 : [saga]:2011/02/17(木) 20:01:21.89 ID:XsazhkuO0
女の子たち「きゃあああーーーーーーーーーJOJOォォーーーーーーッ!!」

承太郎「チ………ッ!!」

承太郎(『星の白金』ッ!!)

ギャンッ

?「……!木の枝につかまったか、『スタンド』を出して」

女の子A「承太郎ーーーッ!!」

女の子B「石段から落ちたわ!」

女の子C「あ!でも木の枝がクッションになったみたいよ!動いてる!」

承太郎「ヌゥ……ッ」

承太郎(木の枝で切ったわけじゃあないな……この傷!石段から落ちる前に切っていたのだ……)

承太郎(まさか……『スタンド』か?)

承太郎(だとしたら……どいつだ?あのアマのうちの誰かか?)

?(……なかなか強力なスタンドを出すようですね)

?(あの方の命令です、あの方自信に恨みはありませんが………)

?「私のスタンドで、死んでもらいましょう!」
831 : [saga]:2011/02/17(木) 20:01:49.35 ID:XsazhkuO0
女の子D「承太郎!大丈夫?」

女の子E「この石段はよく事故が起こるのよ」

女の子F「明日からはあたしと一緒におりましょうね!」

承太郎「おい寄るな、俺は大丈夫だから離れろうっとおしい」

?「………」

承太郎「ム!」

?「あなた、足を怪我していますね……」

?「よければ、私のハンカチを使ってください………」

パサ

?「大丈夫ですか?痛そうですけど………」

承太郎「……………ああ、かすり傷だ、問題ない」

?「それでは……」

承太郎「待て」

?「…………」クルッ

承太郎「ありがとうよ、見ねえ顔だが、うちの学校か?」

?「花京院と申します、昨日転校してきたばかりです、よろしく……」

スッ

女の子A「キィーーーッ!なにあの『女』!承太郎に馴れ馴れしくしちゃって!」

女の子B「でも可愛かったわね」

女の子C「でもあたしは承太郎一筋」

女の子D「あの子のお尻に圧迫されてみたいわ……圧迫祭よ!!」

女の子E「あんたそっちのケでもあるの?」
832 : [saga]:2011/02/17(木) 20:02:15.62 ID:XsazhkuO0
―――保健室

ガラッ

先生「あら、どうしたの空条くん?」

承太郎「すまんが足を切った、薬をくれねーか」

先生「あら、そう……」

承太郎「やれやれ……」ポロッ

承太郎(これは、花京院、だったか……あいつにもらったハンカチを落としてしまったな)

承太郎「ん?何か書いてあるな……」

『空条承太郎、本日中に貴様を始末させていただきます 花京院』

承太郎「なんだと!?花京院ッ!!?」

先生「ほら承太郎、こっちを向いて……」

承太郎「……おい待て先生、あんた……」

承太郎「あんたなぜ『脱いでいる』ッ!!」

先生「?なぜって……決まっているでしょう……」

先生「先生が……『治療』してあげるのよ………」

承太郎「こっちにくるな」

先生「なんでそんなこと言うの?先生のことが嫌いなの?」

先生「先生は空条君のこと、とても、とっても好きなのに………」

承太郎「だからどーしたうっとおしい」

先生「空条君……」

承太郎「おい離れろ」
833 : [saga]:2011/02/17(木) 20:02:47.14 ID:XsazhkuO0
先生「クウジョオオォォォォォォォォクウウゥゥゥゥゥゥゥンンンンンンンンンンッ!!」

グオッ

承太郎「うおおおおッ!!なんだこの力ッ!!女の力じゃあねぇ……ッ!」

先生「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!」

承太郎「ッ!!女医の身体から『触手』みてぇなものが……『スタンド』かッ!!?」

花京院「EXACTRY(そのとおりよ)」

承太郎「!!」

花京院「その女医には私の『スタンド』が張り付いています……私のスタンドを攻撃することはすなわち女医を傷つけることになります」

花京院「くれぐれもお気を付けください………」

承太郎「なんだと……てめー」

花京院「DIO様のご命令です、あなたを………『始末』させていただきます」

グンッ

先生「クウウウウジョオオオオオオオオオオオオッ」

承太郎「ぐあぁッ!!あッ!!!」

承太郎(首を絞められて……ッ!!グッ!なんて力だ……花京院ッ!!)

承太郎「『星の白金(スタープラチナ)』ァァァッ!!」

ドギャンッ
834 : [saga]:2011/02/17(木) 20:03:15.74 ID:XsazhkuO0
先生「グウウッ!?」

承太郎「手荒なまねはしたかねーが、しかたねーな……ッ!!離れてもらうぜッ!!」

承太郎「オラァッ!!」

ガシッ

先生「ウッグッ、グウッ」

承太郎(!!?口の中に……『何か』潜んでいるッ!!)

花京院「気付きましたか………」

承太郎「許せよ先生よ」

ズッギュウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン

先生「ッ!!!?」

メキョメキョ

承太郎「この先生を傷つけはさせねーぜ………」

ギュバァァァァッ

承太郎「なるほど、引きずる出してみるととり憑くぐれーしか能のねーようなゲスなスタンドだぜ」

花京院「引きずり出しましたね?引きずり出した……」

承太郎「ああ!全く緑色で光っていてまるで光ったメロンみてーだぜッ!!」

花京院「引きずり出したことを後悔しなさいッ!!」

承太郎「なんだと?」

先生「………あ……あ、あ」ドザァッ

承太郎「!!?てめーこの先生に何をしやがった!?」

花京院「引きずり出される際にちょっと内臓を傷つけました……」

花京院「承太郎さん、あなたが引きずり出そうとしたからですよ……そう、あなたが悪いのです………あなたのせいですよ………」

承太郎「てめー………」


To be continued……
835 : [saga]:2011/02/17(木) 20:04:12.49 ID:XsazhkuO0
今日はここまでです、ありがとうございましたァン!
836 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/17(木) 20:05:37.01 ID:oz1b9cONo
かきょういんが女……だと……
837 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/17(木) 20:36:06.60 ID:NRceZZ2DO
花京院典子キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

花京院は煩くないからいいとして、ポルナレフが女だったら
四六時中うっおとしいと怒鳴る承太郎の胃に穴が開かないか心配だ
838 :1 [sage]:2011/02/17(木) 20:55:10.76 ID:k+l74iPAO
おまけ
族の人「族長が女の子だったッ!!」

族長「なんぢ!わたしのちとなるか!」

族の人「ハッ!喜んで!」

族長「でもぶすってしたらいたいよね?(´・ω・)」

族の人「構いませぬ!さあ早く!」ハァハァ

族長「いたいのいやー(´;ω;)」

その他A「てめー族長泣かせたな?」

その他B「ぶっ[ピーーー]!!」

族の人「ナンテコッタイ」
839 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/17(木) 21:41:31.93 ID:reU+bnCco
意外!それは幼女!
840 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/17(木) 22:52:51.71 ID:zA3oX6Zg0
女かきょういんとか良妻の匂いしかしない
841 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/17(木) 23:33:56.17 ID:7o9wh+9Fo
乙!

>>839
違和感ないからやめろwwwwww
842 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/18(金) 02:34:37.62 ID:csCFw4460
ノリコさんはタートルネックのセーターで台所に立ってたり果物の皮剥いてるのが似合いそう
843 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/18(金) 12:51:42.32 ID:UOtOoJXSO
承太郎は女でも容赦ないからなあ……
844 :1 [sage]:2011/02/18(金) 18:56:53.38 ID:3tbNRGtAO
今日は……書けません、ごめんなさい……
そしてもうひとつお知らせを
明日はまだPCから投下できそうですが、それ以降二週間はPCからの投下ができません、というか使用できなくなります

だから投下するとしても携帯からなのでかなり遅くなります

いっそ二週間書きために徹しておこうかと考えたのですが……携帯だとそこまで多くの書きためができません

いつも見てくださっている方々には大変ご迷惑をかけて申し訳ありません
845 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/18(金) 22:05:54.96 ID:qn/ycmGAO
>>844
まあリアル優先だよな
待ってるよ
846 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/18(金) 22:17:08.66 ID:kLqO3LUDO
ここは落ちる心配は無いし>>1のペースでゆっくり書けばいいよ
847 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/19(土) 15:24:07.42 ID:Jk5afw1vo
むしろ読み返すチャンスである
848 :1 [sage]:2011/02/19(土) 23:26:44.76 ID:gsbXgliAO
ホントごめんなさい……
二週間という長い間ですが、『休載』という形をとらせていただきます

二週間後には必ず始められるようにしますのでよろしくお願いします、そしてごめんなさい
849 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/20(日) 03:13:39.66 ID:o/wpOitUo
>>1先生は取材のため休載です
850 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/20(日) 04:55:50.72 ID:RV8eP07So
二週間だと!!
月間に比べれば短いから大丈夫だな
851 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/20(日) 20:49:09.46 ID:6ICRZqKdo
>>1のペースでやってくれよ
俺たちは歓迎する
852 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/22(火) 07:27:28.96 ID:aG3bNGoUo
ジョナサンとディオの愛の物語なんだな
853 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/22(火) 23:59:38.08 ID:2CjNTQ9AO
ジョルノは女の子がいい
そこまで続けてくれよ
854 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 03:34:18.28 ID:H4xGzlkE0
ところで花京院ってチェリーが好きだよな…
じゃあ典子も… 興奮してきた 服を脱ぐ
855 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 04:21:50.63 ID:OuvQ7cZCo
お前が脱ぐのかよwwwwwwww
856 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 07:19:28.23 ID:PJYAWzr1o
期待して待ってる
857 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/23(水) 13:59:33.18 ID:ipygTeD30
>>588
>>854
もはや変態しかいない・・・
興奮してきた 服を脱ぐ
858 :1 [sage]:2011/02/23(水) 17:07:46.64 ID:5y133mtAO
こんにちは、投下はできませんが生存報告ということで

花京院の下の名前、典明のままじゃおかしいよなと思いましたが典子もおかしいんじゃあないかなと思って書いてなかったんですけど、『花京院典子』でいいですか?
859 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 17:13:08.90 ID:rxE0VhlYo
問題ないレロ
860 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 17:42:11.74 ID:AGiIMFbDO
いいんじゃあないか…
861 :1 [sage]:2011/02/23(水) 20:26:21.38 ID:5y133mtAO
分かりました

それじゃこのスレにおいて花京院は女の子であり名前は『花京院典子』ということにします
862 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 20:44:04.39 ID:rn3MvwNAO
tenko
863 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 21:09:13.62 ID:O2GxE/r9o
ノリアキが女の名前で何が悪い!!
864 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/24(木) 02:40:11.02 ID:FXAwAzJqo
>>853
それだとアバッキオがただの変態である可能性が…
865 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/24(木) 06:12:41.53 ID:xo0q8PEro
GEPからSSに移ったことに今日気付いて330辺りから一気読みしちまったぜ
まさか3部もやることになっていたとは。
期待してます
866 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/24(木) 07:01:47.52 ID:4Cb4XsXAO
>>864
原作では違うのか?
867 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/24(木) 20:39:20.40 ID:03j7N8F5o
男子中学生がおかっぱのお姉さんに顔舐められたり
ツンデレお姉さんの黄金水を頂いたりするんだろ

コロネ爆発しろ
868 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/24(木) 20:58:09.62 ID:4Cb4XsXAO
>>867
それを防ぐ為の…初流乃女体化ッ!
俺…あいつが女だったらあんなにウザくならないと思うんだ……

869 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/25(金) 00:20:58.57 ID:B/8Jhvrbo
>>866
女の子に自分のナニ飲ませようするなんて……!!って思っただけ
870 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/25(金) 06:25:16.12 ID:9FS9seCn0
え?あれお茶でしょ?
ハッハッハー
871 :1 [sage]:2011/02/25(金) 20:03:06.88 ID:CL/II17AO
こんちには
再開予定日は3月2日でございます

おまけ
ジョニィ「ふああーーーッ、よく寝た、ジャイロ、今日はどれくらい進む予定なんだ?」

ジャイロ「おめー昨日はジャンケン負けたから見張りやったが今日はおめーだからな」

ジョニィ「わかってるよ」

ジャイロ「今日は雲の流れがはやい、こりゃ嵐がくるな、その前に次の町にまで行っちまおうぜ」

ジョニィ「分かった」

ジャイロ「じゃあ早速行くぜ、ヴァルキリー、頼んだぜ」

ジョニィ「僕の馬も…」

幼女「スー…スー……」

ジョニィ「………」

幼女「…ん、むぅ…」

ジョニィ「おかしいな…僕の馬はどこに行った?」
872 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/25(金) 20:03:39.35 ID:BuPHm9Wto
うえい
きてた
873 :1 [sage]:2011/02/25(金) 20:04:03.56 ID:CL/II17AO
幼女「むに…ふぁ、あ、おはようジョーキッド」

ジョニィ「何故僕のあだ名を知っている?」

幼女「何を言っておるのじゃ?ジョーキッド」

ジョニィ「君は誰だ?」

幼女「忘れたのか?わしじゃ、えと…すろーだんさーじゃ!」

ジョニィ「おいおい!スローダンサーは僕の馬の名前だぜ!!」

幼女「だーかーらー!わしが主の馬じゃ!忘れたのか!?主とわしのそれはそれは麗しい馴れ初めを!!」

ジョニィ「仮に君がスローダンサーだとしよう、でもあいつは老いた馬だ、君みたいな幼女じゃあない」

幼女「ふふん、主は知らんようじゃな、『ロリババア』というジャンルを…」

ジョニィ「ジャイロォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!」
874 :1 [sage]:2011/02/25(金) 20:06:45.33 ID:CL/II17AO
はい、オチも何もないおまけですいませェん

それでは、3月2日(予定)に会いましょう
875 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/25(金) 20:08:02.18 ID:cd4jbsrQo
ジョニィでお馬さんごっこ
876 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/25(金) 20:16:21.53 ID:yYypsGGIo
つまりこのヤリチンは幼女に足蹴にされまくっていたのか、爆発しろ
877 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/25(金) 21:38:12.23 ID:zQUYWdNAO
待て!!!
ジョニィは確か、コルクを回転させてたよな?!
878 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/25(金) 22:51:05.31 ID:eTicWTrMo
>>877
たしか馬の尻の穴に…ゴクリ
879 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/26(土) 06:43:26.38 ID:zcNoj1ax0
それ以上ここでこの会話をすることは『許可』しない・・・
880 :1 [sage]:2011/02/28(月) 22:29:51.15 ID:05dYX8RAO
こんばんは
やっぱり再開は3月2日になりそうです
でもあくまで予定なので急に変更になる場合もございます、ご了承ください……

あと……書きためすると言ってましたが、書きためできてません、ごめんなさい、再開後もいつものスローペースになりそうです
881 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/28(月) 23:09:44.17 ID:EoAfnrTDO
了解ー

ノリコさんは常に裁縫セットを携帯しており
旅で仲間が破いた服を毎晩ちくちく縫っているお母さん


そんな個人的イメージ
882 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 12:00:23.58 ID:STEFxhoDo
>>881
車輪戦で学ラン燃やしちゃったことで典子さんに怒られるんですね分かります
883 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 18:23:13.04 ID:Q1eufZr5o
典子はセーラー服なのかブレザーなのか学ラン女子なのか
884 :1 [sage]:2011/03/01(火) 21:46:26.94 ID:MvJbtYVAO
セーラー服……興奮してきた、服を脱ぐ
885 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 21:49:04.96 ID:Q1eufZr5o
貴様ァ!
スカートの下にスパッツを!
886 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 22:51:28.90 ID:u+MR3ZRIO
何を穿くだァーーッ!許さんッ!
887 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 07:49:46.26 ID:WmxW9GxAO
お前らww
888 :1 [saga]:2011/03/02(水) 18:54:24.08 ID:68mIJxRA0
やってやる……!やってやるよォォ………書けばいいんだろ……
オレも出てやる……スティール・ボール・ラン・レースに………

投下、再開
889 :1 [saga]:2011/03/02(水) 18:55:09.02 ID:68mIJxRA0
前回までのあらすじ

>>1「すみませんでした……」

>>1「すみませんでした……それしか言えない」

>>1「本当に……本当に……なんて……」

>>1「なんて……長い休載期間……」

>>1「黄金の休載期間、そして書きためは一発もない」
890 :1 [saga]:2011/03/02(水) 18:56:32.29 ID:68mIJxRA0
言い忘れ、>>834からの続きです

承太郎「てめー………」

花京院「あなたの責任ですよ?私のスタンドは表に出ることを嫌ってるので……」

花京院「無理矢理引きずり出されると、怒って傷つけるのですよ……」

承太郎「オラァッ!!」

ガシィッ!

花京院「グッ……」

承太郎「随分と舐めた真似をしてくれるじゃあねーか……ええ!?覚悟はできてるだろーな」

花京院「覚悟?覚悟をするのは……あなたのほうですよ」

ドロ……

承太郎(な…なんだ?奴のスタンドから……緑色の液体が……)

承太郎「花京院!妙な動きをするんじゃあねぇぇーーーーーーッ!!」

花京院「私のスタンド……『残酷』でしてよ!!」

花京院「『法皇の緑(ハイエロファント・グリーン)』の……『エメラルドスプラッシュ』ッ!!!」

バッシャアアァァァァーーーーッ

承太郎「ごぼぉッ!!?」

ドゴドゴッドゴッ!
891 :1 [saga]:2011/03/02(水) 18:56:58.49 ID:68mIJxRA0
承太郎(あの液体を…固めて……飛ばしてきた……のか?)

花京院「エメラルドスプラッシュ……私のスタンド『法皇の緑』の手から『体液』のようなものが視えたでしょう?」

花京院「あれこそ、『法皇の緑』が作る『破壊エネルギー』の像(ヴィジョン)!そしてあなたのスタンドの胸を貫きました……」

花京院「『スタンド』のダメージはそのまま『本体』にも『フィードバック』する……よって!あなたの内臓はもはやボロボロでしょう……」

承太郎「………」

ぐぐぐぐっ

花京院「立ち上がる気ですか?おやめなさい……あなたはもはや打たれるだけに立ち上がったボクサーのようなもの……」

花京院「今なら……苦しまぬよう、一撃で殺して差し上げられますが……」

承太郎「この俺、空条承太郎は……いわゆる『不良』のレッテルを貼られている」

承太郎「ケンカの相手を必要以上にブチのめし、いまだに病院から出られねえやつもいる」

承太郎「威張るだけで能無しなんで、気合いを入れてやった教師は、もう二度と学校に来ねえ………」

承太郎「料金以下のクソマズイ飯を食わせるレストランには、代金を払わねーなんてのはしょっちゅうよ」

花京院「なかなか……見事な不良っぷりですわね」
892 :1 [saga]:2011/03/02(水) 18:57:34.35 ID:68mIJxRA0
承太郎「フン!だがな……こんな俺にも、『吐き気』のする『悪』ってのはわかる!!」

承太郎「『悪』とはてめー自身のためだけに、弱者を利用し踏みつける奴のことだッ!!」

承太郎「この先生は『スタンド使い』じゃあねぇ……だから『スタンド』は視えねえ」

承太郎「その先生に対して、てめー自身のためだけに『スタンド』を使い傷つけた!!」

承太郎「『スタンド使い』は法律じゃあ裁けねーな……だからよ………」

承太郎「てめーは俺が裁く!」

花京院「『悪』?不良が『悪』を語るとはなかなか面白いですね……それでは、私も自分自身の『悪』とは、についてを語りますか……」

花京院「私にとって『悪』とは……『敗者』のことです」

花京院「襲いくる『力』に対して『無力』な者、すなわち『敗者』……」

花京院「それこそがもっとも『醜悪』でッ!『悪』だッ!!」

承太郎「何……敗者が悪?」

花京院「とどめのエメラルドスプラッシュッ!!くらいなさいィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!」

ビシャアァァァァーーーーッ
893 :1 [saga]:2011/03/02(水) 18:58:18.80 ID:68mIJxRA0
承太郎「それじゃあーーーーッ!やっぱりィ!!」

ズギャンッ

承太郎「てめーのことじゃあねぇぇーーーーーかァ!!!」

バッシィ

花京院「何ですって!?私のエメラルドスプラッシュを弾き飛ばし……ッ!」

承太郎「この胸の傷はちょいと不意を喰らっただけさ、ヤワなスタンドじゃあなくて良かったぜ」

承太郎「つーわけで俺の傷の件は許してやってもいい、だがなァ」

承太郎「この先生の分は裁かせてもらうぜェーーーーッ!!!」

承太郎「オラララオラオラ裁くのはァァァーーーーッ!!」

承太郎「俺の『星の白金』だッーーーーー!!」

ドッギャァァァァーーーーンッ

花京院「うぐァ………ッ」ブシュウゥゥーーーッ

花京院「な……なんてパワーのスタンド……」ガクッ


承太郎「やれやれだぜ……先生よ、生きてるか?」

先生「………」
894 :1 [saga]:2011/03/02(水) 18:58:52.70 ID:68mIJxRA0
承太郎「ふむ、手当をすりゃあ助かりそうだな」

ガヤガヤ……

承太郎「ちィと騒ぎすぎたか、今日は学校をフケるぜ……花京院には、DIOの秘密を喋ってもらわなくちゃあな」

花京院「うッ………」

承太郎「安心しな、手加減はしてある………が」

承太郎(………やりすぎたか?やれやれ…………)

承太郎「『星の白金』……やれやれますます凶暴になっていく気がするぜ」
895 :1 [saga]:2011/03/02(水) 18:59:29.22 ID:68mIJxRA0
―――――――――――

DIO「………」

「いかがなされましたか」

DIO「お前か………」

「DIO様」

DIO「……ジョースターの血統について、ちょっと考えてたとこだ」

「ジョースターですか…彼奴らは道端に転がる犬の糞よりも汚らしく、『邪悪』なる存在!」

「あなた様が、排除せねばならぬ存在です」

「……『天国』へ行くために」

DIO「『天国』か………なぁ……」

「……は」

DIO「本当に……ジョースターは排除せねばならぬのか……」
896 :1 [saga]:2011/03/02(水) 19:00:08.87 ID:68mIJxRA0
DIO「私の……私の失われた記憶に関係するのか……奴らと闘うことを『拒否』しているように思える……」

「DIO様、それは『恐怖』です」

DIO「……『恐怖』?」

「そうです、『恐怖』……いいですか、あなたは帝王となるべき存在」

「帝王とはほんの少しの『恐怖』も持たぬ者」

DIO「………………『信用』していいのだな?ジョースターは『邪悪』なるもの……」

DIO「そして……『天国』は、この『世界』にとって『善』なるものだと」

「もちろんです、DIO様……」

DIO「……分かった、『信用』しよう、下がって良い」

「はっ」

DIO「Joestar……『希望の星』か……」

DIO「良かろう……その『星』を、私が砕いてみせよう……ジョースターの一族よ」




To be continued……
897 :1 [saga]:2011/03/02(水) 19:01:24.39 ID:68mIJxRA0
はいここまでェェェーーーーッ!!
長らくお待たせして申し訳ありませんでした
これからもよろしくお願い申し上げます
898 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 19:42:04.69 ID:zaoAKvo4o
乙乙
花京院……承太郎とキスはしたのかい?まだだよなァ……
899 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 19:44:01.71 ID:AX4x5fOI0
乙だぜッ!!
900 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/02(水) 20:09:46.39 ID:Y0gQ+3xDO
乙!
承太郎さん!原作みたいに俵担ぎしたらぱんつ見えちゃう!
901 :1 [saga]:2011/03/03(木) 01:01:35.81 ID:YrCUkbN60
今日はここまでと言ったが嘘でした
でも日付変わってるし許しておくれ
902 :1 [saga]:2011/03/03(木) 01:02:07.56 ID:YrCUkbN60
前回までのあらすじを読んで魔法少女になってよ

承太郎「オラァ!!」バキッ

花京院「ひぎぃ!」バターン

承太郎「今日はフケるぜ!」バァーーz__ン
903 :1 [saga]:2011/03/03(木) 01:02:54.68 ID:YrCUkbN60
――空条家

ホリィ「〜♪カモンベイベッ♪ドゥーザロコモーション♪」

ホリィ「あ!」

ピッキィィーーーン(承太郎の写真)

ホリィ「今……承太郎ったら学校でお姉ちゃんのこと考えてる!」

ホリィ「今……今!弟と心が通じ合った感覚がしたわ!」

承太郎「考えてねーよ」ヌシヌシ

ホリィ「きゃああああああああああああああああッ!!!」

花京院「う……ぐ、うう………」

ホリィ「じょ…承太郎!!が……学校は!?その女の子は……あなたがやったの?」

ホリィ「ダメよォォォォーーーーーーーッ!!それはッ!それだけはダメッ!!女の子はもっと花を摘むようにry」
904 :1 [saga]:2011/03/03(木) 01:03:20.24 ID:YrCUkbN60
承太郎「おめーには関係ねーことだ………俺はじじいを探している………」

承太郎「こんな広い屋敷で探すのは苦労するぜ……なんでこんな広い屋敷を建てたんだ親父(ジョセフ)は……」

ホリィ「ちゃ……茶室だと思うわ、アヴドゥルさんと一緒だと思う………」

承太郎「そうか」ヌシヌシ

ホリィ(承太郎ったらお姉ちゃんにも何も話してくれないのね……こんなに…こんなに心配しているのに……)

ホリィ(でも……本当は優しい子だって、お姉ちゃんはちゃあんと、分かっているんですからね…………)

承太郎「おい」

ホリィ「はい」

承太郎「今朝は顔色がよくねぇーぜ、元気か?」

ホリィ「……イエ〜〜イ!!ファイン!サンキューッ!」

ホリィ(やっぱり……ね)


承太郎「じじい」

ジョナサン「ん!承太郎…………?その女の子は?」
905 :1 [saga]:2011/03/03(木) 01:03:47.03 ID:YrCUkbN60
承太郎「こいつは俺の登校途中に襲ってきやがった、『スタンド使い』だ」

ジョナサン「何……?」

承太郎「ついでに………『DIOの手下』だとも言ってたな」

ジョナサン「なんだと!?」

承太郎「こいつからDIOの情報を聞き出す、協力しろじじい」

ジョナサン「承太郎………これは、手遅れかも知れない」

承太郎「何………?」

ジョナサン「この子の額を見てみなさい」

承太郎「……なんだ、こいつは」

ウジュルウジュル

ジョナサン「こいつは『DIOの肉の芽』だ」

承太郎「肉の芽?」

アヴドゥル「それはこの少女の脳にまで食い込んでいる」
906 :1 [saga]:2011/03/03(木) 01:04:15.56 ID:YrCUkbN60
ジョナサン「そしてその肉の芽は、この少女の精神にある影響を与えている」

ジョナサン「『ある気持ち』を引き起こすようにように………」

承太郎「それは?」

ジョナサン「『カリスマ』だ……ヒトラーに従う軍人のような、邪神の教祖に憧れる信者のような……」

ジョナサン「そしてその少女は、DIOに憧れ、手下になったのだ」

アヴドゥル「DIOは『カリスマ(人を引き付ける強烈な個性)』によって支配し、この子にお前を殺害するよう命令したのだ」

承太郎「手術で摘出しろ」

ジョナサン「残念だけど……できないんだ、それが」

承太郎「なんだと?」

ジョナサン「あまりにも脳に食い込みすぎているってのもあるが……この肉の芽を摘出する際、脳を傷つけてしまう」

承太郎「じじいの『波紋』とやらで……なんとかならないのか?」

ジョナサン「……すまない………僕には………」

アヴドゥル「DIOは恐ろしい奴だ……私も4ヵ月ほど前、DIOと出会った」

承太郎「………」
907 :1 [saga]:2011/03/03(木) 01:04:50.55 ID:YrCUkbN60
アヴドゥル「心の中心に忍び込んでくるような凍りつく眼差し、黄金色の長髪、透き通るような白い肌、溢れるばかりの妖しい色気………」

アヴドゥル「すでにジョースターさんと出会っていた私は、すぐにそいつがDIOだと分かった」

―――

DIO『君は……普通の人間にはない特別な能力を持っているそうね……』

DIO『ひとつ……それを私に見せてくれると嬉しいのだけれど………』

―――

アヴドゥル「奴を本当に恐ろしいと思ったのはその時だった」

アヴドゥル「奴が話しかけてくる言葉には……なんと心が……安らぐんだ………危険な甘さがあるんだ……だからこそ恐ろしいッ!!」

―――

アヴドゥル「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!』

アヴドゥル「
      ハ,,ハ
     ( ゚ω゚ )  お断りします
    /    \
  ((⊂  )   ノ\つ))
     (_⌒ヽ
      ヽ ヘ }
 ε≡Ξ ノノ `J


ダダダダダダダダダダダダダダダダッ
908 :1 [saga]:2011/03/03(木) 01:05:27.94 ID:YrCUkbN60
―――

アヴドゥル「私は必死に逃げた、闘おうなどとは思わなかった……」

承太郎「………」

アヴドゥル「でなければ……わたしがこの少女の立場だったかもしれぬ」

アヴドゥル「肉の芽を埋め込まれ……死んでいたろうな」

承太郎「死んでいた?馬鹿言っちゃいけねぇーぜ……」

承太郎「こいつ……花京院はまだ……死んじゃあいねーぜッ!!」

承太郎「肉の芽?上等じゃあねーか、俺の『星の白金』で引っこ抜いてやるぜ」

ジョナサン「承太郎!」

承太郎「じじい!俺に触れるなよ……少しでも傷つけたらお陀仏だからな!」

ジョナサン「やめろ!その肉の芽は生きている!引っこ抜こうとする奴の脳に侵入し、花京院もろともお前も殺されてしまう!!」

承太郎「舐めんなよ!じじいも知ってるはずだ……俺のスタンドはじじいにも気づかれずボタンをむしり取る」

承太郎「その気になっちゃあ至近距離から発射された弾丸をも掴み取ることができるッ!」

アヴドゥル「手を放せ承太郎ーーッ!肉の芽がお前の身体に侵入してきたぞ!」

ジョナサン「待てアヴドゥル!なんて孫だ……ぼくの孫は……」
909 :1 [saga]:2011/03/03(木) 01:06:27.36 ID:YrCUkbN60
ジョナサン「体内に肉の芽が侵入されているというのに……震えひとつ起こしていない!スタンドも!!」

ジョナサン「機械以上に精密に、正確にッ!!力強く引き抜いてゆくッ!!!」

承太郎「うおおおおおおらああああああああああああああッ!!!」

ビシィーーーーーッ

アヴドゥル「や、やった!」

承太郎「じじい!」バッ

ジョナサン「―――COOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOッ!!!」

ジョナサン「太陽のように燃え上がれッ!!『緋色の波紋疾走(スカーレット・オーバードライブ)』ッ!!」

ボオオォォォッ!

肉の芽『KYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAッ!!』

花京院「………う」

承太郎「気がついたか、花京院」

花京院「………何で……」

承太郎「何で、だと?」

花京院「だって……私は……あなたを………」

承太郎「さあな………」

花京院「―――自分の命まで冒して………」

承太郎「フン、そこんとこだが、俺にもようわからん」

花京院「空条……さん」


ホリィ(お姉ちゃんは……ちゃんと知ってますからね承太郎……)
910 :1 [saga]:2011/03/03(木) 01:07:21.10 ID:YrCUkbN60
――――――

ジョセフ「………」

シーザー「どうしたのジョセフ?」

ジョセフ「……シーザーか、おめー………『これ』が視えっか?」

ドギャンッ

シーザー「……?何?新しい波紋でも考えたの?」

ジョセフ(視えねーか……『隠者の紫』が………)

シーザー「ジョセフ?」

ジョセフ「いや……なんでもねーぜ、すまねえな」

シーザー「?」

ジョセフ(この『スタンド』とやら、俺のじいさんに聞いてみたところ、『ディオばあちゃんの血統』の者に発現するらしい)

ジョセフ(じいさん自身は幸運なのか、『才能』だったのか、スタンドを身に付けたが、俺や承太郎は間違いなく血統によるものだ……)
911 :1 [saga]:2011/03/03(木) 01:07:46.94 ID:YrCUkbN60
                    ・・・・・・・
ジョセフ(そう……俺の息子、『承太郎』にスタンドが発現した!!これが一番の『問題』だッ!!)

ジョセフ(俺の『子供』は承太郎『だけ』じゃあねえ!となると……『あいつら』にも『スタンド』が発現する『可能性』があるッ!!)

ジョセフ(耐えられるのか?スタンドとは精神の像……精神がついていけるのだろうか?もしできなかったら?)

ジョセフ「やべえな………俺も、のんびりしてられねーよなぁ………」

ガタンッ!!

ジョセフ「何だ?」

スモーキー「ジョセフ!大変よぉ!!メアリーが……メアリーが高熱をだして倒れたのッ!!」

ジョセフ「……やれやれだ!早速かッ!!」


To be continued……
912 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 01:09:24.21 ID:w3hzSEvGo
アヴドゥルwwwwww
ふざけてんのかwwwwww
乙ww
913 :1 [saga]:2011/03/03(木) 01:09:32.96 ID:YrCUkbN60
うわズレたorz
今回はここまでです

メアリーというのはジョージ1世の奥さんの名前です
今回はジョセフの娘と言うことで出てきました
914 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 01:09:33.94 ID:w3hzSEvGo
アヴドゥルwwwwww
ふざけてんのかwwwwww
乙ww
915 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 01:14:11.02 ID:YYsbi6Qko
乙です
アヴドゥルかわいいなwwww
916 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 01:31:01.67 ID:PswYj7pAO
シリアスなのにアヴさんで吹いたwwww
917 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 01:37:58.18 ID:dOkNHJ69o

アヴドゥル何してんだwwwwww
918 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/03(木) 09:40:20.17 ID:ks5dWm8DO
お断りしますwwwwwwww

919 :1 [saga]:2011/03/03(木) 19:34:36.54 ID:egXBB+Sd0
::::::,r ":::::ヽ        ゝ`ーァ  : : ゙i.
:::::(::::::::::::::l  [二二]  ∠,  ヽ : :  i,
::::::ヽ、_,ノ   l: : :.l   `V゙``': : :ヽ、」
::::::::::::::::゙li,    i ロ ,! ,、     : : : ;ゝ !
:::::::::::::::::::ヽ  /  ,ト ' l、  i  : : : : ̄|.,|
--‐ ― ‐+ヲ ロ /_  > l  : : : : : :'´|        
、'''''''''''''''''フ"〃人 ゙V′ ノ   : : : :: : : |      投
ュ`゙''ー ''"lコ ,ノ``'ヽ、  `゙      l  :|
`‐、 =,, ィ '"´    /\、、_∧,__  l  :!        
 . ` ̄´ 、 f ゙ー'′ ,/′/\  く ,i' ト、::!         下
. :::::  u し,;':::: / / ,  ヽヾ l< :|
ヽ:::i )  ,;"::: ,ノ ,ノ二テヾ::::::ヽヽ  レ,i
、 ゙i,ゞ'.:::::i'::,r''" ,ィ", - 、`ヾ ):::"゙i, l  :::,i
:ヽノ..::::::::::::゙ー '" ( ・ ,)  ,ノ、 ..::: ;i i、 ,i′  で
':::: :::::::::::: く二`""ニニニ",ハ :::::l;l l`┼、
 `    "::O::::::"      リ ::::: l;;l.レ、! \
  , . , . 、::::::::::::::i r -、  , - ;;: l;:リ ,i`ヽ、
 ノ' " 'ヾ:::U::::::::::l ! ( /  ,;' l;(ノ_/
,/    ゙t:::::::::: ゝノ  l i′.;;" l;;;;;;/`ヽ、     す
′    ヾ:::::::    | |    ,i;;;;;ノ`゙ヽ、ヽ
、、 ,.  ,:rノ::: ''"、,  |〈  リ l;;;/~`ヽ、 \
ヽゝ、::.ィ",. - ニニi 〉  レ'   / レ―-+、,,__\
、`''''ー'"´,. -'' ~ヽl/  ,  ,r"/:.   !;;;/) `ヽ
ヽ二二´‐.,'''"~´;;l   (  l /:::::.  i;/::,l::::
  ::::::::::: `ヽ;;;;;;;;l   ヽ l リ   ゙:: jノ::::l:ノ:    !
  : ::::::::   Y´`il    l .l′  u"::::::レ'′
  : ::::::::  ├=yl f   ノノ   .::::::/  .::
..  :::: ::    l,,_ l;l l  ,/`′ ..::::/   ..:::::::
:::... ::  .:: ,ノ j;;! .l /,;  ,;;:/   ..:::::::ノ
t :: :::....::: ,,ノ  ,i;l レ′ ,,;:/    ..::::::/ ,.
. ` ‐ - ‐"  ,,ノノ ,/,,;; ::/    ..:::::/ ,,/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄´´ノ,r;;/    .:::/ ,:ィ"- 7::
、-- ― --テ''",;;;/     / /l"´: : : ::
`゙''ー一''"´ ,/´    ,,...ノ´,ィ"i::::l    !:::
920 :1 [saga]:2011/03/03(木) 19:35:07.25 ID:egXBB+Sd0
前回までのあらすじ

ジョースターの血縁はやばいのである
921 :1 [saga]:2011/03/03(木) 19:35:41.41 ID:egXBB+Sd0
―――空条家

ジョナサン「ホリィ………」

ジョナサン「ホリィさーん」

ジョナサン「どこにいるんだろう?………ホリィさーーん」

ジョナサン「まいったな………これは承太郎のズボンだ……サイズは合ってるけど穿けないなぁ」

ジョナサン「おーい……ホリーーィ……」
922 :1 [saga]:2011/03/03(木) 19:36:08.67 ID:egXBB+Sd0
――玄関

ガラッ

承太郎「今日こそは真面目に学校に行くぜ」

シィーーーーーーーン

承太郎「……?」

承太郎(妙だな………いつもならここで)

(ホリィ「承太郎!はい、いってらっしゃいのキスよ、チュッ」

 承太郎「このアマ〜〜ッ!うっおとしいぞッ!!)

承太郎(……こうくるんだが……)

シィーーーーン
923 :1 [saga]:2011/03/03(木) 19:36:42.40 ID:egXBB+Sd0
――廊下

アヴドゥル「私はモハメド・アヴドゥルです」

アヴドゥル「廊下にスプーンが落ちてますな」

アヴドゥル「怪しいですな」

アヴドゥル「台所か………」

スタスタ

――台所

アヴドゥル「……」

ゴゴゴゴゴゴゴ………

アヴドゥル「あ!」

バァーーーン

ホリィ「う………う、ぅ」

アヴドゥル「ホリィさん!!?」

ホリィ「………」

アヴドゥル「す……すごい熱だ……まさか!4・2・0!!」

ドォォォォンッ

アヴドゥル「ホリィさんの背中に『シダ植物』が!?いや……透ける……」

アヴドゥル「これは『スタンド』だッ!!」
924 :1 [saga]:2011/03/03(木) 19:37:20.12 ID:egXBB+Sd0
アヴドゥル「スタンドは精神エネルギーの像……」

アヴドゥル「精神力が弱い者にとっては……逆にスタンドが害にある例があるッ!!」

アヴドゥル「このままでは……ホリィさんが死んでしまうッ!!」

ジョナサン「ホリィ………」

承太郎「………」

アヴドゥル「ジョースターさん……承太郎……」

グオオオオッ

ジョナサン「また……また、ぼくは……」

承太郎「………」

ジョナサン「ぼくのせいで……また、犠牲者を生んでしまった……DIOも、ホリィも………!」

承太郎「……皮肉なもんだな、姉さんを苦しめているのが、他ならぬ曾祖母という『血縁者』なんだからな………」

ジョナサン「う……うぅ……!」

承太郎「……言え、対策を!」

ジョナサン「対策……それは、『DIOを見つけ出すこと』だ……」

ジョナサン「DIOを見つけ出し……DIOの呪縛からホリィを解き放すしかない!!」
925 :1 [saga]:2011/03/03(木) 19:37:46.06 ID:egXBB+Sd0
承太郎「なるほどな……それで?DIOとやらがいる場所はどこだ?」

ジョナサン「それは………ぼくの『念写』で調べてみよう」

ジョナサン「『スペード・ナイン(紳士の剣)』ッ!!」ズギャンッ

承太郎「ほらよ、カメラだ」

ゴトッ

ジョナサン「でりゃああぁぁーーーーーッ!!」

メメタァ

バシィーーーッ

承太郎「……」パシッ

ジョナサン「どうだ、承太郎」

承太郎「………こいつは」

アヴドゥル「どうした承太郎」

承太郎「……『本屋』だな」

ジョナサン「『本屋』?」
926 :1 [saga]:2011/03/03(木) 19:38:38.97 ID:egXBB+Sd0
アヴドゥル「本屋だと?そこにDIOがいるということですか?」

承太郎「だとしたらアホらしいぜ、この『本屋』、見覚えがある、こいつは近くの本屋だぜ」

ジョナサン「なんだと?この近くの本屋!?」

アヴドゥル「どういうことでしょう、ジョースターさん」

ジョナサン「ふむ……情けないことだが、念写を失敗したようだ……」

承太郎「なんで失敗したんだ?」

ジョナサン「うーん……この近くに『スタンド使い』がいるかもしれないな」

承太郎「何?」

ジョナサン「この写真の近くにいる『スタンドパワー』が、ぼくの『念写』に反応したんだろう」

承太郎「そいつは『敵』か?」

ジョナサン「分からない……が」

アヴドゥル「行ってみますか?ジョースターさん」

ジョナサン「そうだな……敵じゃなければ、そのまま『ピンクダ―クの少年』でも買って帰ろう」

アヴドゥル「わかりました」

ジョナサン「承太郎……ホリィを頼む」

承太郎「わかった……気をつけてな」

ジョナサン「うん」
927 :1 [saga]:2011/03/03(木) 19:39:10.57 ID:egXBB+Sd0
―――

ジョナサン「ここか」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

アヴドゥル「はい、ここです」

ジョナサン「入るぞ」

アヴドゥル「はい」

ガチャ

?「いらっしゃいませ、『何をお探しかね』?」

ジョナサン(アヴドゥル、ぼくがスタンドを出してみる)

アヴドゥル(奴の表情を観察しろ、ということですね)

ジョナサン(そういうことだね、いくぞッ!『スペード・ナイン』ッ!!)

ズギャンッ

?「………」

アヴドゥル(……変化しません)

ジョナサン(こいつは違うのか?)

?「失礼、『何をお探しかね』と聞きましたが………分かりました」

?「『スタンドについての文献』ですね?フーム、少々お待ちください………」

ジョナサン「!!?」

アヴドゥル「何ッ!?」
928 :1 [saga]:2011/03/03(木) 19:39:40.75 ID:egXBB+Sd0
?「お待たせしました……!」

ドギャォンッ

ジョナサン「こいつ……『スタンド使い』ッ!!」

アヴドゥル「ジョースターさんッ!危ないッ!!」

ジョナサン「『スペード・ナイン』ッ!!」

?「お待ちなさい!こんな場所で闘っては一般人に危害を与える……」

?「そのような行為は『騎士道精神』に反する……ついてこい、そこで貴様らを全員切り刻んでやろう!」

ジョナサン「へぇ、なかなか紳士的なやつじゃあないか……」

アヴドゥル「しかし敵です、油断せぬよう」

ジョナサン「わかってるさ……行くぞ」
929 :1 [saga]:2011/03/03(木) 19:40:09.96 ID:egXBB+Sd0
―――とある廃工場

?「ここだ」

ジョナサン「うん、ここなら被害者もでないだろう」

?「まずは名乗らせていただこうかな……!」

?「スタンドは『侵略』と『勝利』の暗示する大アルカナ7番目、『戦車』のカードを持つ『銀の戦車(シルバーチャリオッツ)』……」

?「そして名は!『J・P・ポルナレフ(ジャン・ピエール・ポルナレフ)』!!」

ポルナレフ「モハメド・アヴドゥル!まずは貴様から『始末』してやろう!」

アヴドゥル「ふむ……メルシーボーク―(ありがとう)、自己紹介恐縮の至り……」

アヴドゥル「しかし……私を始末するというのは、いささかうぬぼれだということを教えてやろう!!」

ポルナレフ「予言してやる、『お前は自分自身のスタンド能力で滅びるだろう』……」

アヴドゥル「占い師に予言か?フフフ」

アヴドゥル「馬鹿にするなよォ〜〜〜〜〜ッ!!『魔術師の赤』のッ!!」

ジョナサン「アヴドゥルの『あれ』が出るな、離れていないとこっちにも被害が出てしまう………」

アヴドゥル「『クロスファイヤーハリケーン』ッ!!!」

ドボァァァァーーーーーーッ!
930 :1 [saga]:2011/03/03(木) 19:40:36.55 ID:egXBB+Sd0
ポルナレフ「貧弱な炎だぜヴ男さんよォォォーーーーーーッ!!!」

ポルナレフ「『銀の戦車』の剣さばき!!うぬぼれではないぞッ!!」

ポルナレフ「ホラホラホらホラホラホラホラホラホラーーーーーーーッ!!剣で空気に溝を作りィィィーーーーーーッ!!」

ポルナレフ「炎を弾き飛ばすゥゥゥゥーーーーーーーッ!!!」

ゴバァァァァァッ!

アヴドゥル「熱ぅ!!」

ジョナサン「ン!炎が強すぎるせいで自分自身が焼かれている!」

アヴドゥル「チィッ」

バッ!

ポルナレフ「悪あがきかッ!突っ込んできても無駄だッ!!」

ポルナレフ「悪即斬ならぬ炎即斬ってとこかァーーーッ!!死ねィッ!!」

ザンッ

ポルナレフ「ンッ!?この手応え……『炎で出来た人形』だッ!!」

ボォッ!

ポルナレフ「ぐあああぁぁぁぁっあッ!!」

アヴドゥル「言ったろう、占い師の私に予言で闘おうなど10年は早いんじゃあないかな」
931 :1 [saga]:2011/03/03(木) 19:41:10.46 ID:egXBB+Sd0
ジョナサン「アヴドゥル!油断するなッ!!」

アヴドゥル「!?」

ボゴォンッ

ポルナレフ「ブラボー……」

アヴドゥル「何だと!?奴のスタンドがバラバラに……スタンドがバラバラになれば、本体にダメージがフィードバックし、あいつもバラバラになり死んでいるはず!!」

アヴドゥル「なのに……奴は……」

ポルナレフ「おぉ………ブラァァーーーーーボォォォォーーーーーーッ!!!」

アヴドゥル「『空中に浮かんでいる』だとッ!!?」

ジョナサン「なかなか面白いスタンドだね、ポルナレフと言ったかな?君のスタンド……」

ポルナレフ「ふむ、そこの老紳士は視えていたようだな、俺のスタンドの『秘密』が……」

アヴドゥル「あ、あぁ!あいつのスタンドの……『銀の戦車』のッ!!」

ポルナレフ「そう!俺の『銀の戦車』は『防御甲冑』をつけていたが……今!それを外した!!」

ポルナレフ「その時の衝撃で、俺は空中に逃げた!浮かんで見えたのは、俺のスタンドが空中で俺を支えていたからだッ!!」

アヴドゥル「甲冑を脱いだだと?ならば貴様のスタンドは今『丸裸』だということッ!」

アヴドゥル「炎一発で焼け死ぬぞッ!クロスファイヤーハリケーンッ!!」
932 :1 [saga]:2011/03/03(木) 19:41:43.36 ID:egXBB+Sd0
ポルナレフ「ノロいノロい」

ズラァァーーーーーーーッ!!

アヴドゥル「!!?奴のスタンドが『何体』にも視え……いや、『7体』に増えたッ!?」

ポルナレフ「フフフ、『増えた』ように視えたか!増えたように!!」

ジョナサン「ふぅん……」

ポルナレフ「………貴様は……ジョナサン・ジョースターだったな」

ジョナサン「うん、君のスタンド、なかなか面白いことをするね」

ポルナレフ「視えているのか、この『動き』が……」

アヴドゥル「ジョースターさん!?」

ジョナサン「よーく見てみなさいアヴドゥル、増えたように見える『銀の戦車』……」

ジョナサン「ありゃ『残像』だ、超スピードで動いているが故に、我々の感覚がついてゆけずに残像として視えているんだ」

アヴドゥル「何ですと……」

ポルナレフ「貴様、ただの老紳士ではないな……」

ジョナサン「さぁ?そんなことどうでもいいんじゃあないかな?今の君の相手は彼だよ」
933 :1 [saga]:2011/03/03(木) 19:42:11.67 ID:egXBB+Sd0
アヴドゥル「クロスファイヤーハリケーンッ!!」

ポルナレフ「ぬぅぅ!!」

ズバズバッ

アヴドゥル「なんと訓練された剣さばきだろうか………」

ボゴンッ

ポルナレフ「ふむ、故あって10年ほど修業した」

ポルナレフ「そして今の君の攻撃は地面に空しく穴を空けるだけさ」

アヴドゥル「騎士道精神か……わざわざ手の内を見せてからの攻撃するのは……」

アヴドゥル「私も、手の内を明かしてから攻撃するとしようかな」

ポルナレフ「ほう」

アヴドゥル「C・F・H(クロスファイヤーハリケーン)にはバリエーションがあってな……十字架の形(アンク)だが、数体に分けて飛ばすことも可能なのだよ!!」

アヴドゥル「クロスファイヤーハリケーンスペシャル(C・F・H・S)ッ!!かわせるかァーーーーッ!!?」

ポルナレフ「かわすまでもないィィ!!切断切断切断切断切断切断切断はじき返してェェェェェッ!!!」

ポルナレフ「その肌を更に黒くしてやるぜェェェェェーーーーーーーーーーーッ!!!!」

ドッゴァァーーーーーーンッ

ポルナレフ「なァァにィィィーーーーーーッ!!?奴が空けた穴から炎がッ!!」

アヴドゥル「私のスタンド『魔術師の赤(マジシャンズレッド)』は……炎を自在に操れるからこそ『魔術師』を名乗っているのだッ!!」

ポルナレフ「かわせないッ!!こいつはッ!!」

ボォォォァァアアアアアアッ!!

ポルナレフ(ブラボーにへヴィーだぜ………)
934 :1 [saga]:2011/03/03(木) 19:42:38.96 ID:egXBB+Sd0
ドシャアッ

アヴドゥル「ほれ」ポイッ

サクッ

ポルナレフ「…!?」ヒョイ

アヴドゥル「炎に焼かれて死ぬのは辛かろう、そのナイフで自害するといい」

ポルナレフ「……うぬぼれていたな、俺の剣さばきが炎に負けるわけがないと……」

ポルナレフ「自害はしないでおこう、それが君との勝負に負けた俺の君に対する『礼儀』、自害は『無礼』だな」

アヴドゥル「ディ・モールト・ベネ(非常によろしい)……!」パチン

ボッ

アヴドゥル「あくまで騎士道精神の礼を失せぬ奴!背後からナイフを投げようともしなかった、その誇り高き精神!!」

アヴドゥル「殺すには惜しい、ジョースターさん」

ジョナサン「うむ、一度家に連れて帰り、承太郎に肉の芽を抜いてもらおう」
935 :1 [saga]:2011/03/03(木) 19:43:06.53 ID:egXBB+Sd0
―――

承太郎「俺は体のいい小間使いさんじゃあねーぜ」

ジョナサン「そこをなんとか、頼むよ承太郎」

承太郎「ケッ!『星の白金』ッ!!」ズギャンッ

ビチィッ

ジョナサン「波紋疾走!!」ビシィーーー

アヴドゥル「よくやったな、承太郎」

承太郎「フン!これくれーわけねーぜ」

ジョナサン「肉の芽がなくなって……『にくめない』奴になった………ハハ、なんてね」

承太郎「………」

アヴドゥル「…………」

ジョナサン「………ごめん」
936 :1 [saga]:2011/03/03(木) 19:43:35.41 ID:egXBB+Sd0
承太郎「ところでじじい、てめーらがこの電信柱のような髪形をした男と交戦中に、親父からTELがあったぜ」

ジョナサン「なに?」

承太郎「おれの兄弟姉妹たちが、姉さんと同じように高熱を出したらしい」

ジョナサン「なんだと……」

承太郎「いよいよ、やばくなってきたってこったな」

アヴドゥル「はやくこいつからDIOの情報を抜き出さねばな……」


To be continued……
937 :1 [saga]:2011/03/03(木) 19:44:17.72 ID:egXBB+Sd0
今日はここまででぇーーーすッ!
なんとかしてジョセフの出番も作りたいところです
938 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/03(木) 19:58:26.38 ID:G3essJfDO
乙と言わせていただこうッ!

だが
おまえ何やってるんだコブラチーム―――――ッ!
939 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 20:00:18.72 ID:YYsbi6Qko
乙です
ジョナサンまじ紳士
940 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 20:01:33.17 ID:YB382eCxo
乙!
つーかポルポル君SFC版のかよwwwwwwww
941 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 20:11:13.66 ID:CEO/CA+IO
コブラチーム
942 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 20:13:38.59 ID:q5Mvz0aHo
スーファミ版ワロタww
でも既にタワーオブグレーが出てるから順番的には間違ってないんだよなー
943 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 22:33:05.47 ID:N7eDPZPao
何でコブラチームなんだよwwwwwwwwww

てっきりポルナレフはお姉ちゃんでシェリーがお父さんだとばかり
944 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 22:33:37.24 ID:N7eDPZPao
お父さんじゃねぇwwww
弟だった
945 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 22:50:59.99 ID:eJfpuvA+o
本屋wwwwwwwwwwwwwwwwww第三部のゲームじゃねえかwwwwwwwwwwwwwwww
946 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 01:09:24.57 ID:Rlj0Jzzbo
なんでスーファミ版なんだよwwwwwwww
947 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 07:33:26.49 ID:sNsB0X37o
乙乙
ポルには幸せになってほしいんだよね。エジプトで出会ったお姉ちゃん辺りと
948 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 15:56:16.69 ID:4Uo1BJ2z0
・不良をスタプラさんでボコボコ
・御無体
・ションベンでステータス回復

あとはこのへんだな!
949 :1 [saga]:2011/03/04(金) 16:13:34.70 ID:7+7ehkpi0
みんなコブラチーム知ってるのねwwwww
これ以上SFCの設定出す気はないですけど

投下開始っスよ承太郎さん
950 :1 [saga]:2011/03/04(金) 16:14:07.99 ID:7+7ehkpi0
ジョジョの奇妙な前回までのあらすじ

   / ̄\
  |  ^o^ | < ポルナレフは SFC仕様 だったのです
   \_/
   _| |_
  |     |
         / ̄\
        |     | < そうですか
         \_/
         _| |_
        |     |
951 :1 [saga]:2011/03/04(金) 16:14:39.99 ID:7+7ehkpi0
――空条家


ポルナレフ「ムッシュ・ジョースター、ものすごく奇妙な質問をさせていただきたい」

ジョナサン「奇妙な質問……?」

ポルナレフ「あなたは今『手袋』を付けているようだが……」

ポルナレフ「あなたの左腕は『右腕』ではないだろうな?」

ジョナサン「左腕が右腕?………確かに奇妙な質問だね」

スッ

ジョナサン「いつもは指貫グローブをつけているのだけれど………ね」

ポルナレフ「……失礼な詮索であった許してくれ」

ジョナサン「なんでそんな質問を?」

ポルナレフ「妹を殺した男を探している、顔はわからないが、そいつは『両腕とも右腕』なのだ」

ジョナサン「両腕とも………?」

ポルナレフ「………もう、3年になる」
952 :1 [saga]:2011/03/04(金) 16:15:17.01 ID:7+7ehkpi0
ポルナレフ「俺の妹は……友達との学校の帰り道に………ある男に襲われた」

ポルナレフ「その日は雨が降っていた……にも関わらず!その男の周りは『まるで透明の膜が張っているかのように雨がドーム状によけて通っていた』!!」

ポルナレフ「刹那!!妹の友人が胸をカマイタチにでもやられたかのよーに『裂けた』ッ!!」

ポルナレフ「そして……妹は『辱め』を受け『殺された』ッ!!」

ジョナサン「…………」

ポルナレフ「男の目的はそれだけだった……九死に一生……命をとりとめた友人の証言によると、そいつは両腕とも右手だったという」

ポルナレフ「誰も彼女の証言を信じなかったが、俺は信じた!なぜなら、そいつは間違いなく俺と同じような『能力』を持っていると思ったからだ!!」

アヴドゥル「ああ……間違いなくスタンド能力者だッ!!」

ポルナレフ「俺は誓ったッ!我が妹の魂の尊厳と安らぎはそいつの死をもって取り戻すとッ!!俺のスタンド『銀の戦車』でしかるべき報いを与えてやるとッ!!!」

ポルナレフ「そして一年前にDIOに出会った」

承太郎「何ィ……?」
953 :1 [saga]:2011/03/04(金) 16:17:16.48 ID:7+7ehkpi0
―――

DIO「君は……両腕とも右腕の男を探しているそうね……」

ポルナレフ「なんで……知っている?」

DIO「君の…心の叫びが、スタンドを通じて、私に伝わったのだよ………」

DIO「私は君のような『能力』を……『スタンド』と名付けたのだけれどね、そしてそのような能力を持つ者を『スタンド使い』と呼んでいる」

ポルナレフ「そ……それでッ!俺に何の用だッ!!?」

DIO「君の望みをかなえてやろう、『両腕とも右腕の男』を、探してやろう」

ポルナレフ「な………に」

DIO「私と友達になろう……私は故あって日光の下に出られない、友達とは助け合うものだろう?」

DIO「君に頼みがあるんだ……しかし、私も君の望みをかなえてやる」
954 :1 [saga]:2011/03/04(金) 16:17:44.12 ID:7+7ehkpi0
―――

ポルナレフ「そしてDIOに君たちを殺してくれと頼まれた、それが正しいことと信じて………」

ジョナサン「ディオ………DIO………」

アヴドゥル「肉の芽のせいでもあるが、心のスキマに忍び込むのがうまい奴だな」

承太郎「だが、その話から推理すると、DIOは間違いなく両腕とも右腕の男を仲間にしているな」

ポルナレフ「俺はアンタ達と共に行く、DIOを目指していれば、きっとその男に出会えるッ!!」

ジョナサン「……………」

アヴドゥル「ふむ、仲間が増えるのは良いことだ、よろしく頼む」

ポルナレフ「ああ、君のスタンド、なかなか強かった」

承太郎「フン」

『女性達「キャッキャウフフ、キャッキャウフフ」←外』

ポルナレフ「おー!ありゃあヤマトナデシコってやつかァ〜〜〜ッ!?スカートめくりてぇーーーなァ〜〜〜〜〜〜ッ!!」
955 :1 [saga]:2011/03/04(金) 16:18:24.56 ID:7+7ehkpi0
承太郎「なんだアイツ」

アヴドゥル「随分気分の転換が早いな、わからない性格だな」

承太郎「やれやれだぜ」

ジョナサン「ところでポルナレフ君、DIOとはどこで出会ったんだ?」

ポルナレフ「…エジプトだ、エジプトの……アスワン付近だと記憶しているッ!」

ジョナサン「エジプトのアスワン付近か……」

花京院「やはり、エジプトですか………いつ出発するのですか?私も……同行させていただきます」

承太郎「花京院?」

花京院「私が脳に肉の芽を埋め込まれたのは三か月前!家族とエジプト旅行に行った時DIOと出会った」

花京院「あの人は、どうやらエジプトから動きたがらないようです」

承太郎「ちょい待ちな、なんでテメーが同行する?」

花京院「そこのところですけど、私もよくわからないのですよ……」

花京院「君に、惚れたのかも」

承太郎「あ?………ケッ」

花京院「……ふふ、君のおかげで目が覚めた、それだけのことですよ」

承太郎「フン」
956 :1 [saga]:2011/03/04(金) 16:19:01.11 ID:7+7ehkpi0
―――

ホリィ「私ったら、どうして倒れちゃったのかな?いきなり高熱を出して……でも解熱剤を飲んで落ち着いたわ」

ジョナサン(背中だから気付いてないのか?)

承太郎(気付かないほうがいいのかもしれねえ……)

アヴドゥル(承太郎)

承太郎(なんだ?)

アヴドゥル(気付いているだろうが……ホリィさんのシダ植物のような『スタンド』は、ゆっくりと全身を覆うだろう)

アヴドゥル(そして様々な病気を誘発し、昏睡状態に陥り、そのまま目覚めることなく死に至る……)

承太郎(………………)

アヴドゥル(SPW財団の医師団は確かに信頼できるが……スタンドは一般人にはどうしようもない)
957 :1 [saga]:2011/03/04(金) 16:19:31.56 ID:7+7ehkpi0
承太郎(何日だ?)

アヴドゥル(ヌ……?)

承太郎(姉さんは何日もつ?)

アヴドゥル(……50日だ、おそらく、お前の倒れた兄弟姉妹を同様だろう)

承太郎(……そうか)

ホリィ「そろそろ夕御飯の支度しなくちゃね、承太郎、何食べたい?」

承太郎「動くな!おとなしく寝てろッ!!」

ホリィ「!!」

承太郎「……治るまで寝てりゃーいいんだ……おとなしく……してりゃあいいんだ………」

ホリィ「……フフ、そうね、みんな私がスゴク優しくなるんだもん、たまには風邪もいいかもね」

ホリィ「……」クッ

ジョナサン「!!また気を失った……」
958 :1 [saga]:2011/03/04(金) 16:19:58.07 ID:7+7ehkpi0
承太郎「……すごい熱だ、もしや、気付いてんじゃあねーのか……スタンドによォ……」

ジョナサン「だ、ろうね……ぼくたちに心配をかけまいと……この子は、そういう子なんだろう」

承太郎「………」

ジョナサン「承太郎、ぼくたちはエジプトに行く、お前は、まだ行かないというのか?」

承太郎「……DIOはアンタの妻で、俺たちの曾祖母だ、と言ったな」

ジョナサン「……ああ」

承太郎「じじいはなんとしてもDIOを救いだしたいと思っているのだろう……?」

ジョナサン「ああ」

承太郎「俺は………姉さんを、俺の兄弟姉妹を救おうと思っている、DIOが生きているせいで『そうなった』ってんなら……」

承太郎「俺はDIOを『殺す』だろうぜ………『曾祖母』じゃあねぇ、奴は『敵』だ、と思ってな………ッ!」

ジョナサン「………それは……仕方ないことかもしれない、だが……」

承太郎「分かっている、じじいは『救おう』とすればいい、俺は『斃す(たおす)』、『殺す』……」

承太郎「そういうことで……いいか?」

ジョナサン「……ああ、ぼくはそれで構わない」
959 :1 [saga]:2011/03/04(金) 16:21:01.89 ID:7+7ehkpi0
―――

花京院「承太郎のお姉さん…ホリィさんでしたね、彼女は、人の心を和ませる・・…傍にいてホッとする女性ですね」

花京院「私も……あのような女性になりたいものです」

ポルナレフ「おいおい、おめーマジで承太郎に惚れちゃってるのか?」

花京院「かもしれませんね……ふふふ」

ポルナレフ(こいつは……どっちかってーと『魔性の女』になりそうだぜ……)

アヴドゥル「うむ、いよいよ出発のようだ」

―――

ジョナサン「承太郎、準備はできたか!」

承太郎「ALL OKだぜ……じじい!」

花京院「……」ザッ

ポルナレフ「俺はいつでも準備万端だぜ!アヴドゥルよ!アンタはどうだい!?」

アヴドゥル「Yes! I am! チッチッ♪」

ジョナサン「では……行くぞッ!!」

バァァーーーーーンッ!!

『二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めたとさ。
 一人は泥を見た。一人は星を見た。
                   (フレデリック・ラングブリッジ『不滅の詩』) 』


To be continued……
960 :1 [saga]:2011/03/04(金) 16:22:09.65 ID:7+7ehkpi0
今回分はここまでです
ホリィさんの背中……ふぅ…
961 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 16:38:25.42 ID:HQ4coxJmo
乙ぅー――z__! バーン
962 : [saga]:2011/03/04(金) 16:40:27.45 ID:7+7ehkpi0
次スレの季節だと?
1スレで終わらせたかったでござる

おまけ行きますが、まぁちょっとした余興ぐらいに思ってください
963 : [saga]:2011/03/04(金) 16:41:22.73 ID:7+7ehkpi0
――――――アメリカ

?「おーい……」

シィーーーーン

?「兄さん……?」

?「おかしいな……今日は元気に学校に行ってたはずだが……」

カーズ「ん?どうしたんだ?」

?「『ニコラス』兄さんをさがしているんだけど」

ワムウ「ニコラス?そういや今朝以来見てないな……」

エシディシ「私も見てないわぁ」

?「そう……ありがとう」

ドドドドドドドドドド

?「……まさか……」

カーズ「!!」

?「兄さんッ!!」

バァーーーーンッ

?「ニコラス兄さんッ!!」

ワムウ「まさか……ニコラスも……!!」

エシディシ「本当に……不味いことになったわねぇ……」

―――この物語は、僕が歩き出す『物語』だ

?「兄さんッ!す…すごい熱ッ!!」

―――『青春』から、『大人』へ……

―――――承太郎兄さんとは、規模も、その大きさも……

?「………」

―――全然違うけど……

―――――とても、とても小さい僕の『物語』

―――――――とても、とても………

――僕の名前は『ジョニィ・ジョースター』

――『牙』を携えた、一人のジョッキーの物語……
964 : [saga]:2011/03/04(金) 16:42:59.02 ID:7+7ehkpi0
おまけ終わり
1レスだけでしたすいませェン
965 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 16:57:29.46 ID:4Uo1BJ2z0
ジョセフ爆ぜろ
もげろじゃなくて爆ぜろ
966 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 20:48:43.34 ID:sNsB0X37o
ジョナサンのスタンスに惚れるわ……
967 : [saga]:2011/03/05(土) 18:04:27.59 ID:R3bxpi7D0
三三三三三三三  (     | NIPPER共!
三三三三三     ))    |
三三三三)ミ,((^^彡ミ彡  /    きさまらッ!
三三三三 ((三三  6)彡//\
三三三∩三ミl三三  /ミ彡 /) |  投下でございますことよッ!
三三三|彡ミ三l三 / \ / /、 |
三三三ヽ_)二 | ̄ ノ / ミl :l、\
三 /二 /ミ ‐v-― ´/ )ミ/ / /ヽ ̄ ̄ ̄ ̄
三/  ̄ /ミ   lミ   (_/ 三`´`´`´
968 : [saga]:2011/03/05(土) 18:05:22.69 ID:R3bxpi7D0
              、     ‐;、
           _,..rー' ```ヾヽ`、ノ i,, 、
         i、|` ⌒ヾ 、`、/  ノi ‐'ソ
         'ァl! /  、、 i 〃,ヽ |‐、ヾ `)
         {i/,ノ  |    r=-ァ |_、 il>lヽ
        l     |_/__// }} i l l丶`ヽ
         |l _!  '|レ,_イノ   リ,」}_ | `''i ヽ,l    突然こんなことを言うのもなんだが
          ヽ!{'j   f´::j`   rテャ/  ヽ |! | 
          ゙ッ|  |゙‐''   , ゙-'/、  ,!ノ /
         O'wi l|、''' ー '''/ `Oく 」'′
               ゙メ,| `_‐ .r::::´|_   _ノノ     前回までのあらすじだと
             /`::::\ロ |ロノ `‐-、_
        /::::::::::::::::::::::〈:::::::::::ヽ、::::, i     思っていただこうッ
         r´ ::::::::::::::::::  ,' 0:::::::::::::ヽ' l
         l:::::丶::::::::::::::: 〈 ::::::::::::::::}〈
       ヽ:: `、i::::::::::::::::', 0:::::::::::::::l i'     遂に出発の時!
        ゝノ l::::::::::::::: |::::::::::::: .|.|     承太郎とのニャンニャンタァーイムはあるのかッ!?
        `i:::::::::l::::::::::::::::::| 0::::::: .l.|
.           |::::::: }::::::::::::::::::\:::::::::::l|     作者はもうすこしマシ展開を考えるべきだッ!
            l::::: r゙'-‐':::::::::::::::', 0:::::::l 
.           l :::/ '::::::::::::::::::::::::〈:::::::::`、    
         | / ,'::::::::::::::::::::::::::::| 0:::::::ヽ   
            〉 ,':::::::::::::::::::::::::::::::|::::::::::::: l、   ※とあるサイトで見つけた少女化花京院AAです
         `ヽ::::::::::::::::::::::::::::: |::::::::::: /::ヽ
969 : [saga]:2011/03/05(土) 18:06:04.09 ID:R3bxpi7D0
ジョナサン「さっそくなんだが、船をチャーターした」

承太郎「飛行機で行きゃあいいじゃあねーか」

ジョナサン「そのほうが早いことは早いけど、DIOの刺客はいつどこで攻撃を仕掛けてくるかわからない」

ジョナサン「飛行機に刺客がいたら、多くの一般人を巻き込みかねない」

ポルナレフ「だからってよォーーッ、こんな船でエジプトまで行ってたら、何日かかるかわかんねーぜ!?」

アヴドゥル「そこで、我々はこの船でまず『シンガポール』まで行くのだ」

花京院「シンガポールまで?」

ジョナサン「シンガポールにSPW財団の支部がある、そこで飛行機を借りようと思う」

承太郎「なるほど、して、シンガポールまで何日かかる予定だ?」

ジョナサン「そうだな、3日あれば十分だろうね」

花京院「それじゃあさっそく行きましょう」

ポルナレフ「船に乗るなんていつ以来だろうなぁ〜〜」
970 : [saga]:2011/03/05(土) 18:06:38.87 ID:R3bxpi7D0
―――

――船の上

ジョナサン「ところで承太郎」

承太郎「なんだじじい」

ジョナサン「花京院もそうなんだが、暑くないの?制服で」

花京院「私たちは学生ですからね、学生は学生らしく……ですよ」

承太郎「そーいうこった……」

花京院「まぁ、おしゃれしてみたい、って気持ちもあるんですけどね……」

ジョナサン「いい機会だ、行った先々国の『民族衣装』を見てみるといい」

承太郎「民族衣装……だ?」

ジョナサン「民族衣装ってのは、その国の気候や土地条件に合わせて最も快適に過ごせるよう作られてるんだ」

ジョナサン「一見無茶苦茶なデザインでも、いざ着てみるとなかなか洗練された造りだとわかって、けっこう面白いもんだよ」

花京院「そうですね、機会があれば着てみたいですね………」

承太郎「どーでもいいぜ……」

ジョナサン「民族衣装にはその国の『歴史』がつまっていると言ってもいい、考古学者としては、心惹かれる一品だよ」

承太郎「フン」
971 : [saga]:2011/03/05(土) 18:07:22.90 ID:R3bxpi7D0
『はなせッ!はなしやがれこのボンクラどもォォ〜〜〜〜〜ッ!!』

ジョナサン「ん?」

船員A「静かにしてろッ!このガキッ!!」

ジョナサン「どうしたんだ?ぼくたちのほかには乗客は乗せない約束のはずだけど」

船員A「スイませェん……どうやら密航者のようで………」

ジョナサン「密航者?」

少女「見逃してくれよォ〜〜〜ッ!シンガポールにいる父ちゃんのとこに行くだけなんだよォ!」

船員A「だめだだめだ!海上警察につきだしてやっからな!!」

ジョナサン「まぁ待ちなさい、女の子には手荒な真似をするもんじゃあないよ、たとえ密航者でもね」

船員A「し、しかし……」

ジョナサン「お父さんに会いに行くんだろう?仕方ない、この子の分まで料金を支払うよ、乗せてやってくれ」

船員A「ヌ……まぁ金さえもらえれば文句はないっスが……」
972 : [saga]:2011/03/05(土) 18:08:06.04 ID:R3bxpi7D0
少女「おっさん………」

ジョナサン「理由はわかった……けど、そのような方法は感心できないな」

少女「う……」

ジョナサン「今回は助けてあげよう、でも、次からは気をつけなさい」

少女「ス、スマネェ」

ジョナサン「やれやれ」

承太郎「やれやれだぜ」

――ドッゴォォォォォォォン!!

花京院「!!なんですかッ!?」

ポルナレフ「おいッ!!船倉から火がでてるぞッ!!」

アヴドゥル「誰かがこの船に爆薬を仕掛けていたようだ、これは少々ヤバいぞ」

ポルナレフ「チクショ―!一体誰がこんなことをしたんだッ!?」

船員A「こ、こいつが一番怪しいぜッ!!」

少女「え?え!?」

花京院「爆破は小規模ですけど、ゆっくり沈んでいってるみたいですね……急いだほうがよろしいかと」

船員A「その前にこいつの身柄を確保させていただきますよッ!」
973 : [saga]:2011/03/05(土) 18:08:37.28 ID:R3bxpi7D0
承太郎「じじい」

ジョナサン(確かに、現時点で一番怪しいのはこの子だね、何せ密航者なんだから)

承太郎(加えて、犯人がこいつだとしたら、こいつは新手のスタンド使いである可能性が高いぜ)

ジョナサン(うん……つじつまは合うよ、『つじつま』はね……)

承太郎(フン、じじい、口ではそう言ってるが、テメーはあの子が犯人だとは『思っちゃねー』んだろう?)

ジョナサン(そりゃ当然、あの子の目を見てみなさい)

ジョナサン(あれは何かに『怯えている目』だ、彼女は今『味方』がいない『孤独』な状態だ)

ジョナサン(味方になってやれるのは、おそらくぼくだけだろう……もっとも、理由はそれだけじゃあないけど)

承太郎(ケッ……あんたらしいぜ)


船長「この子かね?密航者で、爆薬を仕掛けた犯人と言うのは……」

ジョナサン「君は船長だね?」

船長「そういう君はジョナサン・ジョースター」
974 : [saga]:2011/03/05(土) 18:09:06.39 ID:R3bxpi7D0
少女「う……うわッ!」

ガシィッ

ジョナサン「……」

船長「私は密航者には厳しいタチでね……女の子とはいえ舐められろと限度なく密航者がやってくる……」

ジョナサン「やめなさい」

船長「ム……すいませんね、あなた方は早く救助ボートまで避難してください」

ジョナサン「聞こえなかったのかい?ならもう一度言ってあげよう」
975 : [saga]:2011/03/05(土) 18:09:33.28 ID:R3bxpi7D0

           /| .,イ ,.ィ   _,,,,,,....... --――――- 、     
             | | .,' レ' ミ"    、 ヾ ゛          `、      
         /!|. `、       、ヾ゛               ヽ、     
        \{ ヽ、 、  ミ ミl             ミ  ヽ
       ,.-'''二.  =‐,.ヶ=''''゙゙゙| i i、`、ヽ 、   ミ       |   
     ///,..-  //     {|l ト、l、ミ-`,> 、、_フ     |   /-、  
      |' .〃 /   :|,/^'''-、 ヽト` ,_,>''~_,. へヽト--`    |      
       `(.       |l/`>。、V //_,.ィ(・:)`,  ヽ ┐  ,.- 、  !
         `ー、    |  ┴‐',)    ` ̄´      !__/ ハ. |  | 
            `'⌒ヽ|    ヽ_フ             仆. ,' | 
               |.   rr‐-、            _ン /  | 
                |   {. ` ̄ >、          :|ー1 ヽ |   
     _____________   |.   〉 /__)       l.   ', Y′   
   /.          ヽ  ヽ  `二二´     _..-''   ,, -''''ヽ.  
   | ::      v ノ ノ├‐- 、\       _,.-'"  ,,. -''" ,,, -'''"\
 r''´ ::      |‐"ー!/ ⌒` 〉 `r―――'" ,. -''" ,,. -''"  _,,. -'''"
 |::. :::.    -┴‐'''"    / /|.   ,,. -''" ,, -''"  _,, -'''"     
/´:::..:::::::.              ,'‐'" >-<"  ,, -''"  _,,.-'"        
ヽ....:::::::::::::..         /  y'′  >'"  -=ニ ̄         
 〉 ::::::::::::::::::.....       ノ /`ヽ,/     /            


ジョナサン「そ の 女 の 子 か ら 手 を 離 す ん だ ッ ! !」
976 : [saga]:2011/03/05(土) 18:10:08.37 ID:R3bxpi7D0
承太郎「じじい……」

ジョナサン「止めるな承太郎、なぁに、安心しなさい」

船長「なんですか?犯罪者の味方をするなら、あなたも同罪ですよ?」

ジョナサン「フン!『偽物』のクセに随分とでかい態度を取るな」

ポルナレフ「なッ!」

アヴドゥル「なんですって!?」

花京院「この船長が…偽物ッ!?」

船長「おやおやぁ……私が偽物……」

船長「そんな証拠はどこにあるんですかねェ〜〜〜〜〜ッ!!?もし確たる証拠がないのだとしたら……」

船長「貴様を『侮辱罪』で訴える、覚悟しな薄汚ねぇクソ野郎……」

ジョナサン「証拠?証拠なら君が今『言って』くれたじゃあないか……!」

船長「なに?」
977 : [saga]:2011/03/05(土) 18:10:35.69 ID:R3bxpi7D0
ジョナサン「そこの船員さん、ぼくの名前はなんだったっか……教えてくれないだろうか」

船員A「は?馬鹿にしないでくださいヨ!『ジョージ・ジョースター』さんでしょ!……え?」

ポルナレフ「え?」

アヴドゥル「え?」

花京院「え?」

承太郎「なるほどな、抜け目ねえじじいだぜ」

船長「なんだとォォ……?」

ジョナサン「君は言ったよね、『そういう君は【ジョナサン・ジョースター】』と、ハッキリとッ!!」

ジョナサン「どうして知っているんだい?ぼくは、この船には『ジョージ・ジョースター』として乗っているんだけどなぁ?」

船長「い……嫌ですねぇ〜〜〜『偽名』だなんて……」

ジョナサン「答えろ、君に選択権はない」

船長「言ってたじゃないですか…あなたのお仲間さんが……『ジョナサン』と……」

ジョナサン「それはないね、この船に乗る際、ぼくのことは『ジョナサン』とは呼ぶなと言っておいたからな」

ジョナサン(もっとも、ぼくのことを『ジョナサン』と呼ぶ人はそんなに多くないけど)
978 : [saga]:2011/03/05(土) 18:11:07.22 ID:R3bxpi7D0
船長「ぐ……ぬぬ……」

ジョナサン「とぼけるな、もう貴様が『スタンド使い』であるのはわかっているんだ」

船長「…………」

        /´〉,、     | ̄|rヘ
  l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/   ∧      /~7 /)
   二コ ,|     r三'_」    r--、 (/   /二~|/_/∠/
  /__」           _,,,ニコ〈  〈〉 / ̄ 」    /^ヽ、 /〉
  '´               (__,,,-ー''    ~~ ̄  ャー-、フ /´く//>
                                `ー-、__,|     ''

船長「シブいねぇ……まったくおたくシブいぜぇ……」

船長「確かに俺はモノホンの船長じゃあねえ、本物の船長は今頃海の底で寝ぼけてるだろうぜ」

ジョナサン「貴様は地獄の底で寝ぼけるんだな」

ドギャンッ!!

少女「きゃああぁぁぁぁぁああぁあぁッ!!!!?」

承太郎「!!野郎ッ!!」

花京院「しまったッ!!」

船長「水のトラブル!!『嘘』と『裏切り』ッ!!未知の世界への恐怖を暗示する『月』のカード!!」

船長「それが私のスタンド『暗青の月(ダークブルームーン)』ッ!!!」

船長「このガキを人質に取った!!今からこのサメが群生する海に飛び込むぜ、海は俺のホームグラウンドだ」

船長「そこなら5対1でも勝てる……ついてくるか?当然ついて来るしかねーよなぁ?」

ジョナサン「卑怯な…………許さんぞ」
979 : [saga]:2011/03/05(土) 18:12:44.05 ID:R3bxpi7D0
船長「何とでも言うがいいッ!貴様のスタンドでは俺を倒すことはできんッ!!」

ジョナサン「……『人質を救う』、『貴様を打ちのめす』、両方やってのけてこそ、『紳士』ってもんだな」

ジョナサン「覚悟はいいかい?ぼくはできている」

船長「予言するぞ、貴様はここで『死ぬ』ッ!」

ジョナサン「何……『予言』?」

船長「ついてきな!海水をたらふく飲んで死ぬ勇気があるならな!」

承太郎「オラァッ!!」

ドバキィッ

船長「ひぎぃ!!?」

バッシャァァーーーンッ

少女「きゃあッ!?」

ガシッ

ジョナサン「大丈夫かい?」

少女「う……うん……あ、あんたたち一体……」

ジョナサン「今は下がってなさい……」

承太郎「敵はじじい一人じゃあねーぜ……舐めるなよ」

船長「グ……油断した……」

ジョナサン「すまんな承太郎」

承太郎「俺もあの野郎にはいい加減腹がたってきたところだ、一発殴ってちょっとはすっきりしたぜ」

ジョナサン「アブドゥル、一言言ってやりなさい」

アヴドゥル「占い師の私をさしおいて予言など」

ポルナレフ「10年は早いんじゃあないかな」

花京院「チャンチャン♪」


To be continued……
980 : [saga]:2011/03/05(土) 18:13:41.12 ID:R3bxpi7D0
今回はここまでッ!
ジョナサンのAAミスったorz
981 : [saga]:2011/03/05(土) 18:24:11.58 ID:R3bxpi7D0
うーん>>980いっちゃいましたか……

新スレ建ててきます
982 : [sage]:2011/03/05(土) 18:28:40.54 ID:R3bxpi7D0
新スレです
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1299317190/

ここまでお付き合いくださいありがとうございました
新スレでもよろしくお願いします
983 : [sage]:2011/03/05(土) 18:43:15.52 ID:R3bxpi7D0
埋めついでのおまけ


ジョナサン「………」

ジョセフ「………」

承太郎「………」

仗助「………」

ジョルノ「………」

徐倫「………」

ジョニィ「………」

        /´〉,、     | ̄|rヘ
  l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/   ∧      /~7 /)
   二コ ,|     r三'_」    r--、 (/   /二~|/_/∠/
  /__」           _,,,ニコ〈  〈〉 / ̄ 」    /^ヽ、 /〉
  '´               (__,,,-ー''    ~~ ̄  ャー-、フ /´く//>
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984 : [sage]:2011/03/05(土) 18:43:51.08 ID:R3bxpi7D0
ジョナサン「もうすぐ>>1000だね」

ジョセフ「長かったぜ……」

承太郎「やれやれだぜ」

仗助「グレート」

ジョルノ「無駄無駄……」

徐倫「オラオラ……」

ジョニィ「で……その>>1000なんだが」
985 : [sage]:2011/03/05(土) 18:44:24.43 ID:R3bxpi7D0
ジョナサン「当然、ぼくがもらうよ」

ジョセフ「おいおいィ?何言ってくれちゃってんのぉこのおとぼけ紳士さんはよォ!!」

承太郎「俺の星の白金は素早いぜ?」

仗助「承太郎さん相手でもこいつだけはグレートにひけね〜〜〜っスよォ……!!」

ジョルノ「このジョルノ・ジョバァーナには、>>1000を取るという夢がある」

徐倫「取り逃すわけにはいかない、>>1000は希望!」

ジョニィ「LESSON4、『>>1000に敬意をはらえ』………」
986 : [sage]:2011/03/05(土) 18:45:04.68 ID:R3bxpi7D0
ジョナサン「お互い、譲る気はないみたいだね」

ジョセフ「ったりめーだぜ」

承太郎(時を止めて取る、完璧だぜ)

仗助(クレイジー・Dで問題なく『直す』……>>1000って直せるもんだったっけ?)

ジョルノ(>>1000を取るという真実には、決して到達させない)

徐倫(根性比べだッ!!かかってこいッ!!)

ジョニィ(>>1000を取って、僕は『マイナス』から『ゼロ』へ向かう!!)
987 : [sage]:2011/03/05(土) 18:45:50.36 ID:R3bxpi7D0
ジョナサン「『スペード・ナイン』ッ!!」

ジョセフ「『隠者の紫』ッ!」

承太郎「『星の白金』ッ!!」

仗助「『クレイジーダイヤモンド』ッ!!」

ジョルノ「『黄金体験』ッ!!」

徐倫「『STONE FREE』ィィィィーーーーーッ!!!」

ジョニィ「『爪』ッ!!」

SPW「スピードワゴンはクールに>>1000ゲットだぜ」ヒョイ

ジョースター's「あ」

完ッ!
988 : [sage]:2011/03/05(土) 18:54:58.87 ID:R3bxpi7D0
次回からは新スレの方で投下します、一応報告
989 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 19:19:26.68 ID:xlF7IV7Bo
おつー
990 :1 [sage]:2011/03/05(土) 19:56:58.95 ID:9+8VSMaAO
何度もすいません、次回投下時にこのスレが残っていたら使いきってから次スレにいきます

次スレ建てるの早すぎましたね……すみません
991 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 20:00:42.50 ID:CXG8ugLq0
オツオツオツオツオツオツオツオツオツオツゥ!
『トウーカ・オーチュ』
992 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 20:00:48.17 ID:sT+k/5RAO
ジョナサンってかっけーなーでも船長が殺されていった
993 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 20:02:47.47 ID:Nc1QOJKxo
このスレもすぐに埋まるさ
994 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 20:13:28.59 ID:72sUigGzo
乙です!

おまけ読んだらSTBまでやって欲しくなっちゃうじゃないか
995 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 20:31:08.86 ID:Aoe+9jm80
996 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 21:16:32.26 ID:iv6Ah7xTo

ジョナサン超かっけぇ
997 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 21:38:04.44 ID:CBCT2LsAO
>>1乙乙
偽船長倒されんの早すぎだろwwww
998 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/06(日) 00:08:58.06 ID:kWg5cU7r0
こいつはジョナサンじゃあねえ・・・・・・
ジョナさんだ

・・・ごめん何が言いたかったんだろう俺
999 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/06(日) 00:40:05.87 ID:wygLbEcr0
ウメタァ
1000 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/06(日) 00:42:39.69 ID:fwT0/ktoo
>>1000年王国だ
1001 :1001 :Over 1000 Thread
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じょせおとイリーのスレッド @ 2011/03/06(日) 00:34:20.13 ID:jL2+cpmoo
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番外個体「責任とってよね」 一方「」 @ 2011/03/06(日) 00:27:53.28 ID:/4Uq8jUX0
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美琴「おかえりなさい、とうま」 @ 2011/03/06(日) 00:23:32.78 ID:r9n19+zk0
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可愛い後輩に安価メールする @ 2011/03/06(日) 00:20:50.72 ID:1wjWW7SAO
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俺だけで1000逝くレジェンドスレッド @ 2011/03/05(土) 23:58:59.68
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【朝のあいさつ】アヒル時々アヒルンルン 【もげよー】 @ 2011/03/05(土) 23:45:41.11 ID:CLPki3F6o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1299336340/

イマジィィィン!!!ブレイカァァァァァ!!!!!あわきんは○○の嫁 @ 2011/03/05(土) 23:33:55.31 ID:495cmEVho
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熱く、熱く、熱く、熱く! @ 2011/03/05(土) 21:49:37.53
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