男「world war3？」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/23(日) 14:22:14.39 ID:i7dYp3NV0

初ＳＳです
誤字等は指摘してくださるとありがたいです

1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 ＠ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする（´；ω；｀）part56 ばばあ化気味 ＠ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 ＠ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ ＠ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 ＠ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超Ａ級スナイパーが魔王様を狙ってる？」〈ゴルゴ13inひめごう〉 ＠ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです ＠ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「２号線」【コンマ判定新鉄・関東】 ＠ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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2 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/23(日) 14:22:52.65 ID:i7dYp3NV0

一月十五日
ＴＶ「政府が現在開発中の戦争シュミレーションゲーム……は、なんと……」

男「戦争シュミレーションねえ、しかも政府が開発って……」


この時俺は予想もつかなかった、このニュースが悪夢の始まりであることを……


〜学校〜　一月　十六日

友「お前さ、見たか？」

男「何をだよ」

友「見てねえのかよ、あのゲームだよ。ゲーム」

男「ああ。何でも政府が開発してるとか言う」

友「そうそう、ああ〜欲しいな〜」

男「んな物買えるわけないだろうが、値段見たかよ。ゼロがいくつあると思ってんだ」

友「だよなあ〜、でもお前だって欲しいだろ？」

男「……」

友「すまん、忘れてくれ」

男「いいさ、別に」

3 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/23(日) 14:23:27.87 ID:i7dYp3NV0

女「なーに話してるの？」

男「いや、ちょっとな」

女は昔からの知り合いだ、幼馴染ともいうかもな

女「また、ゲームの話？」

友「ああ、そうなんだよ。聞いてよ女ちゃん〜」

〜キンコン〜カンコン〜
チャイムだ。

男「おい、チャイムだぞ」

友「ちぇ、また後でな」

女「うん、放課後ね」

4 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/23(日) 14:24:01.87 ID:i7dYp3NV0

俺は授業になどさっぱり集中できなかった。あのゲームの話が出てきたからだ
くそっ、俺はゲーム如きで何集中切らしてんだ。くそっ!!



〜放課後〜


友「〜っていう話なんだよ」

女「へええ、すごいゲームなんだね」

友「ああ、今まで体感ゲームなんて腐る程にあったけどさここまでくるなんてなぁ」

男「ああ」

女「でもねえ、私たちじゃ手に入らないんでしょ？」

友「ああ、でも今日さ重大発表があるらしいぜ」

男「重大発表？」

友「ああ。何でもさランダムに選ばれた国民に体験版を送るとかなんとか」

女「うわあ。そんなことやったら大変だよね」

友「そうなんだよ。政府は何考えてんだかね」

男「わかんねえな、上のやることなんて」

友「……」

女「じゃ、私はこっちだから」

男「おう」

友「じゃあねー女ちゃん」

5 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/23(日) 14:24:33.24 ID:i7dYp3NV0

そこで俺たちはそれぞれの帰路に着いた。
思えばそこから始まっていたのかも知れない
長いようであっという間だった悪夢が





〜家〜




母「今日は学校どうだったの？」

男「特には」

母「そう……」

男「……」

母「そういえばね。今日政府からね重大発表があるんだって」

男「知ってるよ」

母「私たちはね。見なきゃいけないと思うの」

母「だってね……」

男「わかってるよ!!　見ればいいんだろ」

母「ごめんね」

6 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/23(日) 14:25:04.81 ID:i7dYp3NV0

ここで俺は母親との会話を切ってテレビのリモコンにてを掛けた
テレビをつけるとどこもその重大発表とやらを写していた

ＴＶ「〜つきましては、我々が開発しているゲーム”world war3”通称ＷＷ3の体験版を無作為に選んだ国民の方に配布します」

ＴＶ「当選は配送をもって代えさせていただきます。では明日をお楽しみに」

母「凄いね、もう配れるんだ……」

男「……」

男「もう寝るわ」

母「お父さんにおやすみは？」

男「するよ」

母「そう……お休みなさい」

男「お休み……」

7 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/01/23(日) 14:42:53.84 ID:fqHw1cuAO

デジモンワールド３を思い出したのは俺だけでいい

8 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/23(日) 15:10:30.32 ID:i7dYp3NV0

〜学校〜七時　四十分


友「うひゃうひゃはははははっはっは〜!!!」

男「いきなりなんだよ」

友「来たんだよ」

男「何が？」

友「さっしの悪い奴だな。ＷＷ3だよ」

男「マジかよ、スゲえな」

友「もっと驚けよ」


男「信じられんからな。何より」



友「あ〜早く帰りてえな」

女「すごいなあ、友君は」

友「だろ、おれすごい」

男「お前自体は凄くないけどな」

友「おっと、チャイムだ。じゃ」

女「うん」

男「精精がんばれ」


キンコン〜カンコン〜


〜放課後〜

友「じゃ、おれこっちだから」

女「じゃあね」

男「ああ。みんなまたな」

こうして今日も俺は帰路についた

9 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/23(日) 15:10:59.93 ID:i7dYp3NV0

母「荷物。届いてるよ」

男「ああ」

母「部屋においてあるから」

男「うん」

朝の友の話を聞いてもしやとは思っていた
まさか本当に荷物が着いているとは
まだ中身を見たわけではないが……

男「始業時間八時ねえ。ずいぶん早いな」

男「これは……銃？」

男「”world war3”か……」

男「どれどれ、やってみるか」

説明書を見るとテレビにこの銃を向けるだけでいいらしい
銃はショットガンにハンドガンタイプの物が入っていた
銃身はずしりと重くかなりのリアル思考だった

ＴＶ画面「”world war3”にようこそ!!　選ばれたあなたはとてもラッキーです」

ＴＶ「これからあなたは、第三次世界大戦の起こった世界の日本兵として戦っていただきます」

ＴＶ「操作は簡単。銃を持っていると行きたいと思った場所に移動できます」


ＴＶ「弾が切れれば、ショットガンではポンプアクション。ハンドガンはマガジンを再装填し直してください」

ＴＶ「ショットガンは威力は強いですが機動性、弾数にハンドガンに劣ります」

ＴＶ「では”world war3”の世界を楽しんでください」

長ったらしい説明だった。もうこれでやる気のなくなるような


男「エリアが選べるな……」

10 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2011/01/23(日) 15:23:29.09 ID:vWq3dp/r0

みてるよ

11 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/23(日) 16:06:46.56 ID:FZc4jK9AO

�C

12 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/23(日) 19:53:33.50 ID:PaOjWkkM0

４円

13 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/01/23(日) 21:16:21.81 ID:kk1CgnoVo

期待

14 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/01/23(日) 23:12:33.69 ID:LZSFvQSDO

>>1に初ですとか書かれたらイラッとするからやめて
わざわざ前言い訳すんなよ

15 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/01/23(日) 23:32:47.59 ID:kk1CgnoVo

その文句一体何スレに言わないといけないんだろうな
10スレは軽くあるが頑張れよ

16 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/01/24(月) 01:29:00.43 ID:aeg9uD2DO

>>15
ドヤ顔で頭悪そうなレスくれてありがとう

>>1で言い訳されたら少なからず読む気無くす奴は俺だけじゃないだろ

17 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/01/24(月) 01:48:34.82 ID:h1KZCDXZo

色々分かってないから了承してくれってのとお前みたいなのはお引き取りくださいってのとの両方の効果があるなんて中々良いと思えるが

18 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/01/24(月) 03:06:59.35 ID:DrDOWVtgo

相変わらず頭悪いDOがSSには沸くなぁ
自動保守位にはなってたけど

19 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/24(月) 17:34:35.98 ID:xIRHcsBR0

どうやらエリアごとにクエストがあって決まった時間じゃないと出てこないものや
二度と出てこないやつもあるらしい。

男「暴徒を鎮圧せよか、なかなかよさそうじゃないか」

俺は早速クエストを選択した。時期限定のクエストらしいからだ

ＴＶ「では、武器を構えてください」

男「言われなくても……」

ＴＶ「ミッション・スタート!!」

男「な！　なんだこの数は!?」

ＴＶ（オペレーター）「第一の指令です」

オペ「私の指示に従ってください」

オペ「暴徒を五十人……………殺して下さい」

男「くそ。無理に決まってる」

俺は引き金を引く。

パンッと乾いた音と同時に画面の向こうの人の頭から血が噴出す

男「リアルすぎるだろ……　本物の人間みたいじゃないか…」

20 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/01/24(月) 18:02:22.24 ID:liD9txoXo

きたか

21 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/01/24(月) 19:12:03.85 ID:TWTNQboAO

>>1 です。
携帯からすいません
用事ができました
少ししたら投下します

22 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/01/24(月) 20:02:20.80 ID:liD9txoXo

うむ

23 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/01/24(月) 21:27:52.49 ID:cyfc9G0DO

待ってる

24 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/24(月) 23:26:57.29 ID:TWTNQboAO

人の命を消す重みを俺は知ってしまった。ゲームだと言うのにな……。

男「粗方かたづいたな」

TV「お疲れ様です。今日はおしまい。また明日」

男「ふあああああ。終わりか。」

男「人を[ﾋﾟｰｰｰ]だけのゲームが面白いのかなぁ」






―学校―

友「男、男。」

男「なんだよ。友」
友「昨日やったんだよ、あれ」

男「ああ、あれか」

友「なんだよ、反応薄いな」

男「実はな、俺にも届いてたんだよ」

友「なんだよ、それ〜」

25 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/24(月) 23:35:11.82 ID:TWTNQboAO

男「なんだよ、お前こそ」

友「クラスで俺だけかと思ってたからさ、意外だな」

男「ふうん。で、クエストは?」

友「話が早いな。俺がやったのは暴徒鎮圧だ」

男「俺と一緒だな」
俺はこの時奇妙な違和感を感じていた
思えばヒントはいくらでも出されていたのだ。
なぜ俺は気付かなかったのだろうか

友「そういえばさ、携帯電話回線つかってるからどこでもオンラインできるぜ」
男「体験版とは思えないな」

友「ああ、そうだな」

先生「おらー、席つけー」


友「おっと、また後で」

男「ああ」


友との会話に集中していたため、気が付かなかったが、今日は珍しく女がいなかった
女だけじゃない。数人の生徒の席があちていた

26 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/24(月) 23:36:23.88 ID:TWTNQboAO

ミスったああ
あちていたじゃなく空いていたです

27 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/01/24(月) 23:37:22.38 ID:DrDOWVtgo

sagaで変換機能すり抜けね

28 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/24(月) 23:44:47.83 ID:TWTNQboAO

―放課後―

友「わりぃな、男。俺ゲームやりたいからさ」

男「なに、いいさ」
俺は休んだ女にプリントを届ける役を仰せつかった

友「わるいな、俺が行くわけには行かないんだよ」


男「お前だっていつも仲良くしてるじゃないか」

友「ハハハ。まあ、いろいろあんのさ」

男「はあ、わかったわかった。任せとけ」

友「それでこそ男だな」

友「じゃあな」

そこで友と別れ女の家に向かった。
女の家は俺の家から踏切を越えてすぐそこ一kあるかないかぐらいだ。

男「いつぶりだろうな……」

女の家にきたのは小学生以来かもしれない。今だって"たまたま"同じクラスだからつきあってるに過ぎないのだから



男「誰もでないな」ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

29 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2011/01/24(月) 23:51:35.02 ID:TWTNQboAO

>>27 分かりました
男「おかしいだろ、この時間に誰もいないなんて」ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

気づけば俺は勝手に女の家に上がり込んでいた。

男（綺麗に片付いてるな）

昔の記憶を辿り、女の部屋を探す
そして、扉を開けた俺を待ちかまえていたのはぐったりと倒れている女と、見覚えのあるショットガンコントローラーであった

男「っ!!女!?」

女「」

ふとTVを見るとww3のプレイ画面が映し出されていた

男「なんなんだよ、いったい」

30 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/24(月) 23:59:32.93 ID:TWTNQboAO

女「男君」

男「なんだよ」

女「気を付けて」

男「意味が分かんねーよ」

女「忘れてるだけよ。本当はしってるはず」

男「……」

女「お父さん、向こうでは元気なのかな?」

男「……」

女「懐かしいね、小学五年の時だっけか」


男「……止めてくれ俺はただ女が心配できただけだ」

女「あ、そうなんだ」


女「じゃあ、男君に一つ忠告」

男「なんだよ」

女「ゲームはいくらリセット出来ても、人生はたった一回きりだよ?」

男「わかってるさ」

女「なら、いいんだけど」

男「俺がだれよりもしってる」

31 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/25(火) 00:04:02.74 ID:VpmEvyrAO

投下終了します

明日はパソコンから同じ時間帯に行います
よろしくお願いします

32 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/01/25(火) 01:55:44.51 ID:JG3X+f8Co

おつつ

33 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/26(水) 22:25:02.90 ID:l7f/CsGAO

俺は女の家を後にした。 何の反応も見せない女にしびれを切らしたからだ。
男「何なんだ?あのゲームには何が有るんだよ……」

34 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/26(水) 22:43:06.82 ID:l7f/CsGAO

学校

友「よお」

男「よっす」

友「女には会えたか?」

男「いや、会えてない」

友「そうか。早くしなよ」

男「ああ」

男「だがよ、最近なぜだか人が少ないような気がするんだが」

35 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/28(金) 00:04:22.69 ID:9COfvgTAO

友「気のせいだろう」

男「分からない、けど……」

友「ゲームか?」

男「ああ」

友「別におかしな所なんてないさ、いままで通りだよ」

男「そうか」

俺はもうチャイムも鳴らないこの学校でただ一人の友人と最後かも知れない会話をしていた。


なにかがおかしいのだ。
だが結局、何がおかしいかは分からない
そんな些細な事なのだ

36 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/28(金) 00:17:39.53 ID:9COfvgTAO

俺は家に帰り着いた後、ゲームを起動した。
もう一度暴徒鎮圧するために。
しかし、何度やってもあの人数は出てこなかった。
減ってるのだ。
ゲームの画面には、クラスメートの姿があった


男「友……」


TV友「……」

男「俺は……」

TV友「俺を戻してくれ男」

男「俺は戻りたくないよ」

TV友「お前には戻る責任がある」

男「……」

TV友達「もう気付いたんだろ?」

男「さあな」

TV友達「俺はヒントは上げたつもりなんだがな」

男「ああ、お前がなぜ"ゲーム"を一足早く手に入れてるか気が付けばな」

TV友達「お前の父親」

男「えっ?」

37 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/28(金) 00:24:53.05 ID:9COfvgTAO

TV友「なんでここに居ないと思う?」

男「管理者だからだろ」

TV友「本当にそうか?」

男「え?」

友「お前がニュースを見たのは何時だ」
男「一月十五日だな」

友「今日は?」

男「……………」


友「些細な事だったんだよ」

男「……」

友「なんで日付が動かないんだろうな」

友「なんでそれに気付かない」

友「気づいてるのに気付かない」

男「……」

友「母親には会ったか?」

男「……。どこだ」
友「殺したよ」

友「お前の父親も俺が殺した」

38 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/28(金) 00:36:39.74 ID:9COfvgTAO

男「本当か」

友「ああ、本当だとも」

友「女もだけどな」
男「父さんはゲームの中に入ったはずだ」

友「ゲームのなか?どこだよ。そこは」
男「ww3の中だよ」

友「なに言ってんだ」


友「殺した。俺がみんな、世界中のみんな」


友「今、この世界は俺たちだけだ」

友「お前さ、ww3で何回も何回もリプレイしただろ?」

友「でもよ、人生はたった一度キリ」


友「だから、お前にたくす事にした。最後に残るのは俺でいい」

男「一人で何言ってんだよ。わけわかんねえよ」

友「誰かが残らないといけない。それだけさ」

そういうと、友は俺の眉間に銃を突きつけた。

友「今だって、俺がTVから出てきたのに何も不思議にかんじていない」

それだけいうと友は引き金を引く。
それに合わせて俺の意識がゆっくりと白濁した物になっていった

39 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/28(金) 00:44:06.29 ID:9COfvgTAO

……ｵﾄｺｸﾝ…ｵﾄｺｸﾝ…ｵﾄｺｸﾝ…。

俺は自分の名前を呼ばれた気がして目が覚めた。友に撃たれた傷が嘘のように。
女「男君……、ｳｸﾞﾋｯｸ」

男「なんだ、これ？」

周りを見渡すと俺はカプセルのような物に横たわっていた
。周囲には同じようなものが並んでいる。

女「ｳｸﾞﾋｯｸｳｸﾞ」

ほぼ全てのカプセルが開いているにもかかわらず、ただ一つだけ開いては居ないカプセルが会った。
女「友ｸﾝだよ。あれ」

男「どういう事だよ」

女「私たちは虚構の世界にいた」

40 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/28(金) 00:50:11.97 ID:9COfvgTAO

其れから女の話を聞いていた。
それによると、俺たちが見ていたのはゲームの世界。問題があって現実に戻れなくなったが、ww3というゲームの名を借りてバグ回避プログラムを起動させたという訳だ。

女「でもね、問題があった。このプログラムはゲーム内で殺した人を現実に戻す事ができる。でもね最後の一人は?」

男「残らなきゃならないと」

女「うん、自殺と言う行為が出来ればね」

男「ふざけんな!!だったら今すぐ俺にww3をやらせろ。友を殺して助ける」

41 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/28(金) 00:55:26.99 ID:9COfvgTAO

女「無理だよ。こちらからは干渉できないから」

男「…なら、カプセルを起動してくれ」

女「無理なんだよ、ごめんね……」

男「なんだよ、それ」

女「でもね、プログラムを開発した人なら紹介できるよ」

男「誰なんだ、それは?」


女「その人はカプセルの開発者でもあるんだけどね」



女「あなたのお父さんだよ」

42 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/28(金) 00:58:09.86 ID:9COfvgTAO

今回は終わります。
よくわからないといい方のため

現実
↓ 媒体（ww3）
↓
ゲーム内

みたいな感じです。
二転三転としますが宜しくお願いします

43 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/01/28(金) 01:45:06.05 ID:wWYGmVWDO

面白いな

44 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/01/28(金) 02:13:48.96 ID:wodeQec1o

んー？よくわからん。
TV友「俺を戻してくれ男」→男「俺は戻りたくないよ」
ってどういうことだろう。そのうちわかるんだろか

45 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/01/28(金) 02:34:03.01 ID:DzPUiBRyo

友が戻りたいのは普通だとしても男が戻りたくないってのは何かわけありかな
友もわけありな気がするけど

46 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/28(金) 17:13:04.62 ID:IYAo//6U0

俺は開いた口が塞がらなかった。今まで生活していた世界が虚構のもので
ゲームの中に逃げたと思っていた父親がここにいるなんて

女「会わせるわ」

???「その必要はない」

高官「これから私がすべての指揮を執る」

男「こいつは？」

女「大日本帝国中央局の高官様よ」

高官「よろしく」

男「よろしく……」

高官「先ほどの話なのだが」

女「男にはこの事件を起こす動機がありません」

高官「この下らないゲームを作った科学者の息子だ。何をするか分からん」

女「し、しかし」

47 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/01/28(金) 17:18:34.01 ID:IYAo//6U0

男「俺を如何する気だ」

高官「疑わしきも罰する。それだけさ」

女「はい」

男「くっ」

高官「牢にぶち込んでおけ」

黒服「はっ」

男「……」


そうして俺は今薄暗い牢の中にいる。
何をする気も起きない

48 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/02/10(木) 21:40:17.01 ID:qDQKjIeUo

まだかね

49 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/02/12(土) 23:34:16.04 ID:IDNrx+i1o

まだー

50 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/02/13(日) 14:24:20.96 ID:CkdEdcAAO

見渡すと、そう。
余りにも酷い場所だ。
それにどこかすえたような臭いがする。

男（足音……?）

カツンカツンと響く足音が俺にだんだんと近付いてくる。

女「大丈夫?男」

男「女っ!どうして?」

女「あなた。ここがおかしいって分かる?」

51 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/02/13(日) 20:30:46.51 ID:aMMk4wH1o

ktkr

52 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/03/10(木) 20:53:09.15 ID:Swa25KD+0

倒れてた女が男君って言った辺りから分かんなくなった。

画面の中に居たのか？でも男は驚いてなかったし

53 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) ：2011/05/16(月) 22:11:03.31 ID:P1CSNsgAO

まだか