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東方勢「…学園都市?」 紫「えぇ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 03:33:41.91 ID:lrdpopeAO
注意、二次創作

禁書×東方←これ大事

質より量

会話文構成予定

何番煎じ?

ぎゃぐ?

初SS

キャラ崩壊←これ大事

見にくいかもね

テンポの悪さ

エロなし

場面切り替えが下手なので所々場所説明つき

作者はもしもし

そしてAU(笑)

キャラ多くて、もし僕の☆☆ちゃんが空気!!状態だったら指摘くらさい

頑張りますが口調、癖などミステイクするかも。

作者は元ネタが元ネタだけに叩かれるのではないかと怯えています

でも本当にMなので大丈夫

最後に、日々精進していきます。よろしくお願いいたします
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 03:34:36.04 ID:PSybnERBP
俺の美鈴はでるのか?
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 03:37:55.29 ID:lrdpopeAO
名前覧に四コマのタイトル的なものを入れていきます見にくかったらすいません


あと>>1長くてすいません投下します





霊夢「………学園都市?」

紫「そ、」

霊夢「なによそれ、第一に何しにいくの?」

紫「うん、それなんだけど………


4 :とある家庭の平和日常 [sage]:2011/02/12(土) 03:40:16.80 ID:lrdpopeAO
>>2

過度なネタバレはあれかもだけど一応出す予定





上条「………平和だなー」ほげー

イン「そうなんだよ〜、とうま〜」むにゃ

上条「うーん」ゴロゴロ

上条「なんか、こう、」

イン「?」

上条「でっかいことでも起きてくれないですかねー」

イン「ぷんぷん!!とうまは平和は嫌いなの?」プンプン

上条「いや、なんか平和ボケといいますか……」ほげー

イン「ふんだ、とうまなんかしらない、1人でごはん食べてくるからお金頂戴」プンスカ

上条「やっぱ不幸だああぁあぁああ!!!」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 03:40:51.98 ID:xf+/rbXmo
>>2
どっちの美鈴だ
6 :東方作戦会議 [sage]:2011/02/12(土) 03:41:59.73 ID:lrdpopeAO
どんどんいくよー




所変わり幻想郷

霊夢「えーー」ゲフンゲフン

霊夢「これから第一回、〜学園都市に電撃凸しちゃうにゃ〜ん☆〜 の会議をします」パフパフ

皆さん「ワイワイガヤガヤ」

「はいはーい!質問質問!」ノ

霊夢「はい、そこのバカ」

チルノ「うるさいなぁ、ばかじゃないよぅ」ムッ

霊夢「はぃはぃ」

チルノ「で、学園都市ってなに?」

霊夢「ほぅ、真面目な質問ね」

チルノ「うん、だからおしえて」

霊夢(確かに私も多くは知らないなぁ)

霊夢「説明は私じゃないわ、紫ぃー」


すきま
   open


紫「………なに?別に必要ではないでしょ?」

霊夢「…え…………は?」

霊夢「いーい?あんたしか学園都市のことは知らないのよ」

紫「へぇへぇ」

霊夢「そんなことじゃ返り討ちにあうわよ、そんな事になっ――」ガミガミ

紫「んまぁどの道話すつもりだったんだけどね」(キリ

7 :東方作戦会議2 [sage]:2011/02/12(土) 03:44:03.17 ID:lrdpopeAO
>>5

御坂美鈴がいい?







霊夢「………………………」

紫「……………………」

霊夢「………………………」

紫「……………………………」

紫「本題に入るわー」

チルノ「おー!!」ワクワク

紫「今回私たちがいくのはこの学園都市よぉ〜」( 地図ペタッ )

霊夢「…………………………」

紫「……」

霊夢「……………………」

紫「……………」

紫「面積はそれほどでも無いわぁ〜」

皆さん「ナンダーツマンネー」

霊夢「戦力はどのくらい?」

紫「……………」

紫「う〜んと、下手したら月の民以上」サラッ

皆さん「フーン」

皆さん「……………」

紫「………………」

皆さん「…………」

皆さん「えっ」

紫「月の民以上」サラッ

皆さん「えっ」

紫「月n

皆さん「」
8 :東方大混乱 [sage]:2011/02/12(土) 03:45:00.04 ID:lrdpopeAO
「おい………それ大丈夫なんだろうなぁ」

「なにか対策はあるのか?」

「やだー!しにたくないやだー!!」

「お前死なねーだろ!!」

皆さん「オロオロガヤガヤギャーギャー」

紫「はぁいはぁい注目よぉ〜」パンパン

皆さん「………………………」

紫「ちゃんと話終わってからにしなさぁい」

紫「月の民以上とはいえ99割は普通よぅ〜」

紫「ただ数人Lv5っていうのがいてねぇ〜」ウンタラカンタラ

紫「―――――って訳よぉ」

皆さん「ナルホドソレナライケルカ」

衣玖「はい!!質問!」

紫「はぁい、KY、なにぃ」

衣玖「」

衣玖「え、えっと、話巻き戻してわるいけど」

紫「うんうん」

衣玖「99割って990%よね!」ドヤッ

皆さん「」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 03:46:04.88 ID:lrdpopeAO
「おいリュウグウノツカイ」

「これだからKYは……」

「空気を読む程度の能力」キリッ

衣玖「え?」

「ネタにマジレス(笑)」

「99割って990%よね!」キリッ

「キャーイクサーン」

衣玖「なにこれ」

紫「…………………………」

衣玖「私間違ってないよね?」

紫「…………………………」

衣玖「」

衣玖「う、うわぁああああん!」ダッ

「あっおい!!」

皆さん「可哀想な子…」
10 :東方作戦会議3 [sage]:2011/02/12(土) 03:47:07.93 ID:lrdpopeAO
霊夢「あとでアイツには再教育ね」

紫「あら霊夢起きてたの?」プッ

霊夢「…………………………」

霊夢「…あなたは私をイラつかせる事に関しては天下一品ね…」

紫「……………………」

紫「うへぇwwwwwwwwそぉですかぁ?wwwwwwwwwwwwwwwwつか霊夢さん沸点ひくすぎワロリンチョwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

霊夢「」

紫「………………………」

霊夢「」

紫「………………………」

霊夢「」

紫「………………………」

紫「説明はこんなもんね、後はこのprojectに関して重要な任務を負う奴が数人いるから私から個別に話させてもらうわ」

霊夢「」
11 :東方新世界 [sage]:2011/02/12(土) 03:47:44.94 ID:lrdpopeAO





紫「それじゃ」スキマopen

霊夢「…………………」

紫「カネチラチラ……………………」ユキチサーン

霊夢「…………いざ学園都市へ!!」

皆さん「れっつごー!」
12 :とある一位の天国家庭 [sage]:2011/02/12(土) 03:49:52.38 ID:lrdpopeAO
「平和だなァ」

「平和だねーってミサカはミサカはすっかり平和モノになったあなたに言ってみる!」

一方通行「……チ……クソガキがァ」

打ち止め「ぷー、ミサカは立派なオトナです!ってミサカはミサカはオトナの魅力を見せつける!」

一方通行「へィへィ、」

一方通行(打ち止めが大人かァ……うン悪かァねェ)ニヤ

打ち止め「なににやけてんのーってミサカはミサカは若干引きつつ問いかけてみる」

一方通行「」

一方通行「……コーヒー買ってくるゥ」

打ち止め「あれ?冷蔵庫には沢山ストックあるよ?ってミサカはミサカはつっこんでみる」

一方通行「チ………俺には少ないんですゥ、黙っててくださァイ」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 03:50:12.62 ID:PSybnERBP
くれないみすずさんの方だよ、恥ずかしいから言わせんな。
14 :とある一位の異常性癖 [sage]:2011/02/12(土) 03:50:59.89 ID:lrdpopeAO
一方通行「………………」テクテク

一方通行(打ち止めが大人打ち止めが大人打ち止めが大人打ち止めが大人打ち止めが大人打ち止めが)

一方通行「………………」ニヤ

一方通行(打ち止め「大人の魅力を見せつける!!」)

一方通行「………………」ニヘラ

一方通行「…………俺はロリコンじゃネェなァ」ウンウン

一方通行「これで安心して黄泉川達も打ち止めを俺に預けられるってこったァ」

一方通行「後は打ち止めを俺に惚れさすだけだなァ……」

一方通行「なんか、こう、キッカケ的な何かを」

一方通行「となるとやっぱ俺には能力で活躍して惚れさすしかねェかァ……」
15 :とある一位の道中戦闘 [sage]:2011/02/12(土) 03:56:21.18 ID:lrdpopeAO
>>13

え誰、俺はそんな寝てばかりで俺たちみたいなキャラ知らない、それでアイツとたたか―おっとネタバレはここまでだ


\どーーーーーーん/

一方通行「!?」カチッ

一方通行「何もない…」カチ

一方通行「なんだァ?今のはァ?」

一方通行「能力者の喧嘩かァ?それにしてもダサい爆発音…」

一方通行「…………………」

一方通行「…………………」カチッ

「いったぁ………乱暴すぎるだろ……」

一方通行「オィ」

「しかしちゃんと着いたのかなぁ…」

「まさか私1人とか…………」

一方通行「オィ!!」

「っ!?」

一方通行「なンだァ……てめェはァ…」

「」

一方通行「………………」

「あっ」

一方通行「アァ?」

「」

一方通行「……………」

一方通行(何かして来るk

大妖精「ギャアァアアァアァアァ!!」
16 :とある妖精の絶対絶命 [sage]:2011/02/12(土) 03:58:35.51 ID:lrdpopeAO
因みに、カチッ←スイッチON
カチ←スイッチOFF




一方通行「っ!!?」

大妖精「お、おお、おま、おおまおっ」

一方通行「んだァ? とりあえず落ちつけェ」

大妖精「すぅ、すぅ、はぁ」

一方通行「………(なンだっけそれ)」

大妖精「すぅ、すぅ、はぁ」

一方通行「………(あァ、ラマーズ法かァ)」

大妖精「ふぅ」

大妖精「……………………」

大妖精「よし」

大妖精「おみゃっ………………」

一方通行「……………………」

一方通行「……………………」

大妖精「………………………」

大妖精「………………//////」ポッ

一方通行「………………(めンどくさィンですけどォオォオ!!)」
17 :とあるKYの凍結空気 [sage]:2011/02/12(土) 03:59:38.88 ID:lrdpopeAO
ダダダダダダダダダ……

一方通行「あァン?」

キキキー、スチャ!

衣玖「ぐだふたぬーん!一方通行」

大妖精「」

一方通行(新手?しかし何故名前を知っている)

一方通行「……おィ、貴様なンで俺の名前を知っているンだァ?」

衣玖「え?」

一方通行「ァ?」

衣玖「そんなことより私は言いたい事がある」

一方通行「あァ?」

衣玖「少し話を巻き戻すが…」

衣玖「貴様は先ほどラマーズ法と言ったな」

一方通行「あァ」

衣玖「残念だったな!、ラマーズ法は“ひっ ひっ ふー”だ!!」

一方通行「」
18 :とあるKYの任務成功? [sage]:2011/02/12(土) 04:00:50.87 ID:lrdpopeAO
大妖精「」

衣玖「えっへん」フンス

一方通行「」

大妖精「キャーイクサーン」

一方通行「……………」イラ

一方通行「……てめェら……まァァァァさァァァァかァァァァ俺をなめてるンじゃァないでしょうかねェ?」

大妖精衣玖「」

衣玖「ふん!、私の目的は果たせたからいいわ」

大妖精「私は巻き添え」

一方通行「なにィ…」ピクッ

衣玖「私の目的は悪魔で囮」

一方通行「…」
19 :とある一位の油断大敵 [sage]:2011/02/12(土) 04:02:55.27 ID:lrdpopeAO
衣玖「この意味がわかるかぃアクちゃんよぉ」

大妖精「私は巻き添え」

一方通行「……しらねェなァ」

衣玖「つ・ま・り、そのカチッってするやつ、それの充電消耗が目的」

一方通行「っ!?」カチ

衣玖「もぅ遅いよ、オフにしても、」

大妖精「私は巻き添え」

一方通行「ちィ」

一方通行(奴らの方が上手だったか…)

一方通行(早く家に戻って充電を…!)

衣玖「これぞイクサンパワー!!」

大妖精「キャーイクサーン」
20 :とある一位の本領発揮 [sage]:2011/02/12(土) 04:04:04.84 ID:lrdpopeAO
一方通行「悪ィな、できれば口で済ましたかった」カチッ

衣玖「あ、そうそう、大妖精のお陰で時間も大分稼げたから」

一方通行「あァ?」

衣玖「いゃ、あんたの充電器どうなってんのかなぁーって」

一方通行「!?」

大妖精「私は巻き添えだけど役にたった」

一方通行「てめェら、何もンだァ、アレイスターの配下かァ?」

衣玖「誰?、まぁいいや、簡単に言うと侵略者って言い方が妥当かなぁ」

一方通行「あァ?なにメルヘンな事言ってやがる」

衣玖「まぁいいゃ、じゃ」チリンチリン鈴ナラシ

大妖精「私は巻きz

ヒュン!!
21 :とある一位の本領発揮2 [sage]:2011/02/12(土) 04:05:52.19 ID:lrdpopeAO
一方通行「!?」

一方通行「消えたっ!?」

一方通行「空間移動の能力者か?」

一方通行「いや、あんなの聞いたことない、ということは………………………チッ、近くに白黒やババァの気配なしかァ」

一方通行「白黒は触れていないから無理だァ、ショタババァも気配なしィ、自らトラウマの自己移動を使うはずがない、いや使えないなァ」カチ

一方通行「クカッ ………クカカカカカカ クカカカカカカカカカカカカカカカカ!! クヒッこいつはおもしれェ!! 」

一方通行「久々に満足さしてくださいよォォォォォォォォォオ!」

一方通行「侵・略・者 サァアァァアァアァン!!!」
22 :とある首領(ボス)の暇つぶし [sage]:2011/02/12(土) 04:07:56.48 ID:lrdpopeAO
☆「……暇だ」

紫「あらぁ、暇なの?」

☆「ん……貴様は誰だ」

紫「……驚かないとか釣れないわねえ」

☆「………」

紫「ねぇ、学園都市全体放送通信機使っていい?」

☆「………そうしたら俺は暇じゃなくなるか?」

紫「もち」

☆「………」

紫「ねぇ」

☆「ん?」

紫「なんでコスプレ用品がいっぱいあるの」

☆「ああ、それはエイワスのだ」

紫「ふふ、わかった趣味をお持ちで」

☆「あ、そのやつアイツのお気に入り」

紫「あなた似合いそうよ、着てみて」
23 :東方単刀直入 [sage]:2011/02/12(土) 04:08:39.50 ID:lrdpopeAO
「あー、あー、まいくてす、まいくてす」

「ぐだふたぬーん学園都市のみなぁさぁん」

「喋るの疲れたから単刀直入に言うわねぇ」

「私達侵略にきちゃいましたぁ☆」

学園都市の皆さん「えっ」

幻想郷の皆さん「えっ」

「じゃあよろしくー」
24 :とあるキャラのキャラ崩壊 [sage]:2011/02/12(土) 04:10:00.73 ID:lrdpopeAO
☆「…」ハイお茶

紫「ありがとう」

紫「服、可愛いわよ」

☆「/////」

紫「ねぇ」

☆「ん」ズズー

紫「なんで第一位の写真や洋服があるの」ズズー

☆「ああ、そいつはエイワスのだ」ズズー

紫「ふふ、変わった趣味をお持ちで」ズズー

☆「おかわりいる?」

紫「あぁ、どうも理事長さん、じつはこうこうこういう理由でこっちにーーーーーーーーーーーーーー


25 :とある道路の第三位 [sage]:2011/02/12(土) 04:11:58.23 ID:lrdpopeAO
美琴「くっ、なんなのせっかくの休日に」ブツブツ

美琴「悪戯に決まってんじゃない」ブツブツ

美琴「能力者全員侵略者潰し指令とかばっかじゃないの!?」ブツブツ

「……………………………」ジー

26 :とある組織の人間関係 [sage]:2011/02/12(土) 04:14:07.76 ID:lrdpopeAO
麦野「は〜まづらぁ!!」

浜面「ひっ」

麦野「アンタもやるんだよ、侵略者潰し!!」

浜面「え、だってあれ能力者だけでしょ?」

麦野「あ?  メルトォ………ダウニャー!!」

浜面「にゅぴいいいいいいいいいい!!」ガクガク

滝壺「大丈夫、そんな変な奇声あげちゃうはまづらを私は応援してる」

浜面「滝壺……」

滝壺「はまづら……」

麦野「」

麦野「」

麦野「むぎのーん☆ビーム!」

浜面「おんぴょおおおおおおおおお!!」ビクンビクン

麦野「さっさと片付けてこぉぉい!!」

浜面「サー、イエッサー」
27 :とある道路の第三位2 [sage]:2011/02/12(土) 04:16:02.50 ID:lrdpopeAO


美琴(だいたい何よりイラつくのがアイツがlv0なのを今回だけ棚に上げて)ブツブツ

美琴(上条さんはレベル0ですから、キリッ)ブツブツ

?「…………」

美琴、「ああもうまじムカつく!!」

?「本当、頼りにならない彼氏ってもんはねぇ」

美琴「!!?」

?「………」ニヤ

美琴(な、何?、)

?「な、何?、」

美琴「!!?!」

?「」ニヤ

美琴「あなた……能力者ね、しかもタチの悪い能力…………いっとくけど私は第三位よ?」

?「学園都市では………でしょ?」

美琴「え?」

美琴(まさか本当に侵略者だっていうの?)

?「えぇ、侵略者っていうのは心外だけど」

美琴「!?」
28 :とある道路の第三位3 [sage]:2011/02/12(土) 04:16:55.55 ID:lrdpopeAO
美琴「ちくしょう早く気づけばよかった」

?「それにしてもいいのかな」

美琴「?」

?「第三位ならもっと守るべき人がいるんじゃない?」

美琴「守る…べき…」

?「まぁそのあなたがLOVEな上条くんとかじゃなくて民間人のことだけど」

美琴「!!?」////

?「ニヤ」

美琴「コロス!!」

美琴「レールガーン」

美琴「発射ァ!」
29 :とある妖怪の心理透視 [sage]:2011/02/12(土) 04:20:10.07 ID:lrdpopeAO
「させないよ〜」

美琴「!?うぐっ」

美琴「」ポー

?「あら?、こいし、別に大丈夫なのに」

こいし「さとりお姉ちゃんが危なくなったら助けてって言ったんじゃん」プンスカ

さとり「あらあらごめんなさい、」

こいし「いいよー、次あっちいってみよー」

さとり「良いけど彼女どうするの?」

こいし「えへへー、実は五分後に元通り☆」

さとり「あんた器用ね……びっくりしちゃう……」
30 :読んでくれてありがとうございました [sage]:2011/02/12(土) 04:24:50.22 ID:lrdpopeAO
今回の連続投稿はおしまい。ありがとうございます

初SSって緊張します、スレ建てるときなんかどうしようかと。

こんなマジもんの駄文よんで頂き光栄でうす

早ければ今日の朝、さようなら、ぐんない

31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 04:33:22.35 ID:lrdpopeAO
補足

古明地こいし
無意識を操る程度の能力

古明地さとり
心を読む程度の能力

永江衣玖
空気を読む程度の能力

八雲紫
境界を操る程度の能力

博霊霊夢
主に空を飛ぶ程度の能力

チルノ
冷気を操る程度の能力


一方通行
ベクトルを操る

御坂美琴
ビリビリ

上条当麻
俺の右腕に幻想は通用しねぇ

32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 04:34:57.24 ID:BnGTyW7AO
東方はどうか知らんが禁書のキャラ崩壊(特にしゃべり方)がぶっ壊れ過ぎな気がする
そしてクロスオーバーしやすい題材同士を組み合わせてもロクなことにならない典型の予感


でもとりあえず見守る乙
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 04:38:46.77 ID:PSybnERBP
とりあえず東方SSをこの板で読むのは初めてなので、期待しておく
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 05:01:07.51 ID:SDBM9PnDO
二次創作でしか東方知らないけどいくさんこんなウザイ子なん?
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 05:05:58.52 ID:bMOU5xZDo
東方マンセーのために禁書キャラ使いたいだけならやめてね
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/12(土) 05:33:45.11 ID:pv1xbNeKo
バランスとるための措置だってのは分かるけど
学園都市勢が月の民以上ってのは絶対ないと思います^^;
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 07:59:39.27 ID:E5pCvUfP0
キャラ崩壊すぎてもうオリキャラレベル
もうちょっと面影残さないとなぁ
口調と能力だけしか残ってない気がするし
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 08:19:34.28 ID:coDJMwsAO
東方題材でここでSS書くとか勇者過ぎる……俺には出来ねえ。
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 09:39:18.63 ID:EAxb0yXDO
補足を普通に書いてるのが嫌な予感しかしない
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 11:34:49.38 ID:g+TFjwleo
上手い人が書くクロスって、片方の作品知らなくても読めるんだよな、凄いことに。

うん、これ無理。
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:01:25.22 ID:lrdpopeAO
レスありがとうございます
厨房レベルの文なのは重々承知です、精進します
あと東方や禁書どちらかを援護、批判するつもりはありません
月の民以上に関してはミスです、ガブリエルやエイワス入れればいけんじゃねっておもったからです
キャラ崩壊は続くかもです。
sage進行で行きたいと思っておりますのでよろしくお願いします。

42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:02:14.95 ID:lrdpopeAO
一方通行「………………」






一方通行「俺の家が」







一方通行「瓦礫の山になった」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:05:10.94 ID:lrdpopeAO
一方通行「………どうなってやがンだ……」

一方通行「打ち止めはどこにもいねェし」

一方通行「………これも侵略者サンの仕業ってかァ?」

一方通行「………上等じゃねェか」

一方通行「てめェ等が何の感情無しでマンションを壊すんだってなら、まずはそのふざけた幻想をぶ ?「何やってんだ?」

一方通行「!?」

?「こんな道端で大声出しやがって」

?「近所迷惑」

一方通行「……俺のそげぶが…近所迷惑…」

一方通行「…てめェは誰だ、名を名乗れ」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:06:19.01 ID:lrdpopeAO
?「名乗るっていうほどのもんじゃないけど」

妹紅「藤原妹紅」

一方通行「…………」

一方通行「なんだなんだよなんなんですかァ  あんたらエイリアンは女しかいないんですかァ」

妹紅「まぁそういう事でいい」

一方通行「で、何しにきたンだ? まさかのこの第一位様にバトルを挑みにきたのか?」

妹紅「まぁそういう事でいい」

一方通行「おやおやァ?エイリアンの作戦参謀さンは何を考えているンですかねェ?」

一方通行「こんな雑魚はバッテリーの無駄だァ……2秒で終わらせてやンのによォ」

45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:10:31.49 ID:lrdpopeAO
イン「とうまはけちなんだよ」

イン「1000円じゃあ全然お腹が満たされないんだよ……」ギュウグルグー

イン「ん?」<ダメデスー

「駄目ですって幽々子様、そんなに食べちゃ」

幽々子「ごめんごめん、妖夢この………

妖夢「ハンバーグ」

幽々子「そうそうハンバーグハンバーグ、これおいしいよ」

妖夢「はいはい」

幽々子「妖夢ハンバーグ食べてみて」

妖夢「んっ」

イン「………」

イン「カビゴンなんだよ……」

イン「」ギュウグルグー

イン「………」

イン「いいこと思い付いたんだよ」!
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:11:57.16 ID:lrdpopeAO
さとり「すっかりこいしと離れてしまった……」

さとり「どうしよう」

「あら?」

さとり「…」オロオロ

「……可愛い」ズキューン

「よし!」チョチョイ

さとり「!?」

さとり「なに……今の感覚……」

「こんばんは」

さとり「え?あぁ、こんb………」

さとり「」ドキン

「んふふ♪どうかした?」

さとり「………」

「?」

さとり、?「「ねぇ」」




さとり、心理定規「「あなた私の事好きでしょ」」

47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:12:45.36 ID:lrdpopeAO
さとり、心理定規「えっ」

さとり「…………………」

心理定規「………………」

さとり「これ戻して」

心理定規「えっ」

さとり「えっ」

心理定規「やだ」

さとり「なにこのひと」

心理定規「えっ」

さとり「えっ」

心理定規「私はあなたが好き」

さとり「知ってる」

心理定規「えっ」

さとり「えっ」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:13:17.38 ID:lrdpopeAO
さとり「あなた私になにかした」

心理定規「うん」

さとり「能力をつかった」

心理定規「うん」

さとり「戻して」

心理定規「えっ」

さとり「えっ」

心理定規「…………」

心理定規「いいよ」

さとり「ほんと?」

心理定規(今度は嫌いにさしてやる)

心理定規(私実はMなのよね)

さとり「」

さとり「やめて」

心理定規「えっ」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:13:56.56 ID:lrdpopeAO
浜面「ちくしょう」

浜面「結局麦野に追い出された」

浜面「……侵略者って銃効くのかなぁ」

浜面「でも絹旗に貸してもらった映画ではなんか最初効かなかったのに最後効いてたし」

浜面「大丈夫だよね」

浜面「さてと、麦野もいないことだしちょっくらフラついてきますか」

50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:14:46.57 ID:lrdpopeAO
一方通行「…………」

一方通行(なンだこいつ……)

妹紅「………がはっ……う…」ボタボタ

妹紅「」バタッ

一方通行「…」

妹紅「」

妹紅「まぁ大丈夫なんですけどね」スクッ

一方通行「………」

一方通行(死なねえ……)

一方通行(回復系の能力か?)

一方通行(でもさっきのは明らか物を考えることができる状態ではねェはず…)

一方通行(バッテリーの為にも一時退くのが良いか………)

妹紅「………」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:15:55.60 ID:lrdpopeAO
ちょっと前

紫「妹紅」

妹紅「何?」

紫「あんた時間稼ぎね」

妹紅「えっ」

紫「アンタに第一位の足止め係を命ずる」

妹紅「」



妹紅「どうしよう私死んじゃう」

紫「」



紫「なにいってんの妹紅、あんたの老いる事も死ぬ事も無い能力の数少ない有効活用よぉ」

妹紅「でも死ぬとき痛い」

紫「痛いぐらいなら大丈夫」

妹紅「」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:16:39.38 ID:lrdpopeAO
妹紅「…」

一方通行「おい」

妹紅「?」

一方通行「てめえの体はどうなってやがンだァ?」

妹紅「関係ないだろ」

一方通行「関係なくはないよなァ………まァいいですゥ」

一方通行「めんどくさいンで帰らさせていただきます」

妹紅「あっちょっ!」

一方通行「じゃあな」バッサー

一方通行「君の瞳に打ち止め!」ヒュー

妹紅「」

妹紅「ま、いいや」

妹紅「寝よ」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:18:10.82 ID:lrdpopeAO
一方通行「ふぅ、流石は第一位」

一方通行「決め台詞もカッコイい」

一方通行「……………」

一方通行(なンか最近メルヘン野郎みたくなってきてる)

一方通行「まァ いいや」

浜面「」

一方通行「ン?  チンピラじゃねェか」

浜面「お、おぅ」

一方通行「こンなとこで何してんだァ?」

浜面「いや、麦野に追い出されて」

浜面(まて……ここは第一位と一緒にいたほうが……」

浜面「暇だしついてくよ」

一方通行「第四位もヒステリックだなァ! 麦野さんじゅうはっさい!!更年期障害!!ってか?クカカカカ」

浜面「」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:19:10.12 ID:lrdpopeAO
絹旗「ん?誰かと思えば超浜面じゃないですか」

浜面「ん?なんだ絹旗か」

絹旗「こんなとこ超ほっつき歩いてたら麦野に超真っ二つにされますよ?  麦野に超連絡していいですか?」

浜面「」

絹旗「超冗談です、ところでこの超ひょろひょろ超白モヤシは誰です?」

一方通行「」

浜面「お、おい!!絹旗!こいつにそんなこ一方通行「あァ? 何ですかァ この超超ロリババアは、チンピラの知り合いかァ?」

浜面「イエ、チガイマス」

絹旗「何言ってんですか超浜面、しかし超超ロリババアとは私も超なめられたものです」

55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:20:56.92 ID:lrdpopeAO
浜面「おいやめろって!!」

絹旗「超浜面は超黙っててください」

一方通行「あァ? この俺とやるってのかァ?良い度胸じゃねェか」

浜面「オワタ………オワタ」

絹旗「超黙っててください、超窒素パーンチ!!」

一方通行「…」カチッ

浜面「」

絹旗「って、あれ?」

一方通行(無駄にバッテリー使っちまった…)

一方通行「おやおやァ?どうしたンですかねェ?」

絹旗「」

浜面「」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:21:39.19 ID:lrdpopeAO
一方通行「おやァ?この能力はもしかして俺の完全劣化の窒素装甲さンじゃないですかねェ?」

絹旗「っ!?」

浜面「オワタ」

絹旗「ふ……ふん、誰かと思えば超一位ですか …… きょっ、今日のとこは超これくらいにしといてやります」

一方通行「あァ、俺もそっちが良い」

絹旗「?」

一方通行「実はー」








一方通行「ーという訳だァ」

絹旗(超一位を追い詰める実力……)

浜面(あれ?もしかして今ならこいつ倒せるんじゃね?」

一方通行「いィ度胸だチンピラァ」

浜面「え?」

一方通行「途中から口に出てるゥ」

浜面「」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:22:58.18 ID:lrdpopeAO
浜面「」

一方通行「いっとくがまだお前らを100回ヤる位にはバッテリーはある」

浜面「」

一方通行「こンなふうになァ」カチッ

浜面「ぴょおぉぉおぉおおぉぉお!!」






超浜面「」

滝壺「大丈夫、こんな酷い物体になってしまったはまづらを私は愛してる」

浜面「滝壺…」ムク

滝壺「はまづら…」

一方通行「」

絹旗「超いたんですか滝壺、それにしても道路でこんなもん超見せないでください

浜面「滝壺…」

滝壺「浜面……」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:23:31.55 ID:lrdpopeAO
滝壺「………あ」

浜面「?」

滝壺「何か嫌な予感がする」

浜面「………よくわからないが俺は滝壺を愛してる」

滝壺「そうなんだ、それじゃあ私麦野のとこへ行くね、」

浜面「あ……お、おう」

絹旗「……超なんだったんですかね?」

一方通行「……」カチッ
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:24:07.44 ID:lrdpopeAO
<ぅうぉおおおおりゃあああああ!!

浜面「ん?なんだ?空から」

<かかと落としいぃいぃい!!

轟っ!!


「って痛ったああああああ!!!」

超浜面「」

絹旗「うわ超びっくりした、窒素装甲が無きゃ超死んでました」

一方通行「あの威力の反射をモロに食らって痛いで済むのか…こいつァたまげた…」カチ

絹旗「超一位、超浜面が死んでます」

超浜面「」

一方通行「あァ………そいつなら大丈夫だァ」

絹旗「?」

60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:24:49.79 ID:lrdpopeAO
美鈴「っつー、ひどいですね、いきなり攻撃なんて」

一方通行「俺は攻撃なンかしてねェ 反射しただけだ」

絹旗「私は超びっくりしました」

超浜面「」

美鈴「えーと」

美鈴「すいませんよくわかんないんですがここらへんにメイド服着た格好いい人見ませんでした?」

一方通行「いや、みてねェなァ  それよりアンタもエイリアンか?」

美鈴「んまぁなんというかエイリアンといえばエイリアンていうか」
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:25:51.43 ID:lrdpopeAO
絹旗「で、そのメイド服着た人も超エイリアンですか?」

美鈴「ええ!!実はそのひとすごい能力k「何喋っているのかしら」

一方通行「…」カチッ

絹旗「あ、いましたよ本当に超メイドさん」

咲夜「美鈴、こいつ等だれか解ってんの?」

美鈴「え?咲夜さん?なんですかそのナイフは」

咲夜「千本刺しにされたい?」

美鈴「何ナイフ展開しようと…やだー!」

一方通行「!?」

絹旗「一瞬で数え切れない位ナイフが…」

一方通行(ショタと同じ座標移動系か? しかしあれだけのものを一瞬で…」

美鈴「たすけてー!」

美鈴「ぎゃー!」

絹旗「……超一位助けてあげましょうよ」


62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:26:19.87 ID:lrdpopeAO
垣根「みんな騒いでるなぁ」

垣根「…」

垣根「なんで俺のとこには誰も来ないんだ…」

垣根「…外歩いてこよ…」


63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:27:11.75 ID:lrdpopeAO
垣根「おーい」

垣根「侵略者ー」

垣根「おーい」

垣根「…ん?」

チルノ「……」テクテク

垣根「…発見」

64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:27:47.23 ID:lrdpopeAO
垣根「おい」

チルノ「え、なに」

垣根「俺とバトルしろ」

チルノ「え〜」

垣根「お願いします」

チルノ「うーん、いいよー」

垣根「ありがとう」(ぶっ潰してやらぁ!!)

65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:28:56.69 ID:lrdpopeAO
垣根「結果から言おう」

垣根「俺は負けた」

垣根「完敗だった」

垣根「ふざけなければ勝っていた」

垣根「しかしそれはウサギと亀に過ぎない」

垣根「そしてまたあの忌々しい姿に戻ってしまった」

垣根「そう…」

帝凍庫「冷蔵庫に…」




66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 14:32:16.29 ID:lrdpopeAO
投下おわり

アドバイス批判受け付けます
こんなの読んでる人がいたら読んでくれて本当にありがとうございます
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 15:06:37.88 ID:EBVdeWUvo
なんか壊れssしか知らんやつがそれを元にさらに壊れssを書いたみたい

とりあえず半年ROMって原作三周くらいしてこい
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 16:41:01.11 ID:BnGTyW7AO
しゃべり方の基本くらいググれば分かるじゃん…絹旗は滝壺をさん付けとかアレイ☆の一人称は私とか
そして方向性はシュールギャグでいいのか?バトルは何なのか?よく分からないです
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 17:05:30.12 ID:tuJXUruSO
ストーリーも糞もねぇよなぁ
ただ禁書と東方が戦ってるだけじゃ能力考察スレと同じないの
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 13:41:15.06 ID:ewtr/3+IO
ここまでヒドイゴミを見たのは久しぶりだ
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 14:06:10.03 ID:0vjaAjFAO
俺だけは応援する
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 17:59:59.26 ID:Hl8R+gKuP
美鈴を出してくれた以上、俺も応援しないわけにはいかない。
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/13(日) 22:52:01.90 ID:ooL3Zq5T0
……頑張れよ
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 22:57:24.17 ID:+uEZk+nCo
色んな意味ですごいな
もちろん悪い意味の方が強いけど
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 00:08:52.51 ID:jLsD2PGAO
キャラ崩壊しすぎもうちょっと頑張れ
クロス作品はパワーバランス考えて書いてね
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 00:15:28.92 ID:jLsD2PGAO
あとチルノじゃ垣根にどうやっても勝てないだろjk
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 02:21:41.22 ID:GW/PJhEWo
東方とのクロス発見
http://ncode.syosetu.com/n0086k/
一方無双になっちゃってるけどこの>>1なら見といた方がいいと思う
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 07:14:14.02 ID:eOTK7pozo
東方はステージ間の会話ぐらいしかないから
オリキャラ化するのも仕方ないと思うが
それにしてもこいつプレイしたことあんのかって感じ

禁書に関してはキャラが汚されたような気すらする
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 07:24:00.58 ID:eOTK7pozo
ハッキリ言うと東方好きでも禁書好きでも

「読んでて不愉快」

オリキャラでやれ
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 10:29:26.96 ID:XAkH20R/0
ここ(ss掲示板)にも東方作品いくつかあるから読んでみよう。
クロスもあるしね
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 12:38:10.47 ID:K15xlSHAO
上条当麻はただ帰宅途中であった。
だが少女が一人殺されようとしている、それを不運にも目にしてしまった。
ならば、上条当麻のとる行動は決まっている。
自身が考えるよりも早く駆け寄る。
発火能力か魔術かなど関係ない、放たれた火を右手で消し去った。

白髪「どこのどいつだか知らないけど、邪魔しない方が良いわ
  これは私と輝夜の問題よ」

上条「口上」

――ふう
白髪の女が大きく溜め息をつく。

白髪「いつもそうだ。
  女もいたけれど、男はみーんな輝夜輝夜輝夜カグヤカグヤカグヤかぐやかぐや」

上条「何言ってんだ! 俺は」「あんたみたいのを見ると、気晴らしに殺したくなる」

上条の背に火の翼と尾が生える。

白髪「まあ、殺しはしないけど苦しみな」

言い終わると白髪は、輝夜のいた方へと向き直る。
と同時に、翼と尾から炎が噴出する筈だった。
なのに

上条「待ちやがれ!」

白髪が振り返ると、そこには翼も尾も背負わず、火傷も負っていない上条が立っていた。
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 21:58:02.47 ID:UBDw9X+Ro
>>80
東西南北中央不敗マスターアジアしか知らんのですが
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 22:01:18.43 ID:J6dWylnNo
>>82
東方丈助も何処かにいたような
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/02/15(火) 16:42:34.95 ID:YPGFmc7v0
>>82

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1291793711/
とか、

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1296045970/
とか、

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1296528577/
とか、

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1296573154/
とか。

自分的には二つ目が一番オススメ。
とにかく爆笑が止まらなかった。
残りは全部クロスだな。
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 16:43:32.79 ID:YPGFmc7v0
sagaとsageミスったすまん……
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 16:53:40.26 ID:jaWXy5euo
この荒れやすい題材二つをクロスさせるとしてバトルにした時点でもう終了
しかも作品同士のバトルってのがもう駄目、考えなしにも程がある
クロスSSを書く上での暗黙の了解ってのが分かっちゃいない
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 16:59:53.67 ID:1+73zJGSO
最初はなんとか持ち直すかと思ったがもう無理やね
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 17:29:38.39 ID:ze8sJQoDO
元東方厨だけどスレタイからゴミだとわかった
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 18:01:34.84 ID:BDpOhURc0
>>86
そ、そうなのか?
自分一方さんと咲夜さん戦わせたり、別作品では霊夢を超能力者達と戦わせたりしたけど、これって暗黙の了解を破ってんのか・・・
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 20:03:36.14 ID:U9wM9xWFo
>>89
基本的にどちらの作品も尊重するなら自由だとおも
でもどちらかの陣営の勝ちってやるのはオススメできない
ファンの多い作品ならなおさら、どちらにも花を持たせた引き方ってのが重要になる
個人的にうまいなと思ったのはvipでやってた勇次郎vs一方通行のヤツ
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 20:15:55.93 ID:2z66xvGCo
>>89
タイマンか双方のキャラ混ぜた陣営作らないとってことじゃね

まあそれ以前の問題としてアレなんだけど
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 20:16:27.71 ID:8KILaapKP
ただ叩きたい奴が好き勝手いってるだけだろ
SSとして面白ければどっちかが引き立て役になってもいいよ

×東方じゃないけど、禁書クロスで片方が引き立て役でも面白いSSは結構あるし
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 22:07:44.34 ID:ucHcYcou0
ジョジョとか全部クロス相手レイプだよな

反吐が出る
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 22:10:49.72 ID:DUMMPU28o
暗黙の了解なんてねえよ
面白けりゃな
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 22:15:20.71 ID:HOw+APu0o
>>84
82だけど「(禁書とのクロスの中では)東方不敗しか知らない」という意味だったのわ

特に幻想シミュで一度セーブを失敗のAAをそっと貼ったの俺だし
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 23:11:56.38 ID:7wJMDR/Uo
面白ければなんも問題ないよな、うん
面白ければ、な
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 23:15:26.17 ID:+5zjGfDAO
この板に禁書とデビルメイクライのクロスがあるが
両作品キャラ間に
越えられない壁と言っても過言ではない程の力の差が設けられてるけど
面白い

結局作者の腕前次第
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/16(水) 15:21:51.58 ID:I+iR8dZco
両陣営の味方vs両陣営の敵という構図が一番文句が出なくて楽なんだが
東方みたいに敵味方の分け方が難しい作品だとこのテも使えんしな


まあ正直言わせてもらいますと禁書なんざ所詮当て馬かませの役割しか果たせませんよと
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/16(水) 16:12:27.37 ID:r14tBPsIO
うわあ
100 :>>1じゃないよ〜 [saga]:2011/02/16(水) 16:51:09.14 ID:xXOsPoT70


「アンタのその右手、それ悪いけど捨ててくれない?」

上条当麻ははっ?と間抜けな表情を晒す。
当たり前だ。
出会ったばかりの少女にそんなことを言われれば、誰だって惚ける。
だが、上条は今までの経験からすぐに顔を引き締めた。
自分の右手は、ただの肉体では無いから。

「アンタも、俺の幻想殺しが欲しいのか?」
「それはいけない。それは幻想(私達)にとって決してあってはならないもの」

会話が噛み合わない。
紅白の巫女服に身を包む少女は髪を撫で付けながら、上条を睨む。
黒い、黒曜石のような瞳。
無機質な目だった。
平等という言葉を体現したような、一片たりとも情が見えない目だった。
ゾッ、と。上条の背中に悪寒が突き抜ける。
氷水を叩きつけられたような、そんな悪寒が。

(なんだ、コイツ……っ!)

上条当麻はここまでただ本質しかない存在を初めて見た。
まるで、ずっと照り続ける太陽のような、時に優しく、時には誰にも抵抗出来ない程無慈悲な、そんな姿。
時の流れに流されるようなその姿は今、確かに上条当麻へ災厄を降り注がそうとしていた。

「今見て確信したわ。アンタの存在は"幻想郷"の存在を危ませる」

だから、と。
少女の周囲に空気の渦が逆巻く。
轟!! と、普通の風力使いなど目ではない風が吹き荒れ始める。
それは、濃縮された力による三次元的な空気の移動。
背中側から空気に押され、足を踏ん張る上条。

「い、きなり訳分かんねぇこと言ってんじゃ」
「関係無いのよ。アンタがどんな人間だろうが」

無慈悲に、彼女──博麗霊夢は告げる。


「博麗の巫女、幻想の守護者として、私は『幻想殺し』を滅する」



101 :>>1じゃないよ〜 [saga]:2011/02/16(水) 16:51:49.98 ID:xXOsPoT70

こんな感じでバトルしてゆく話だと思ったのに!思ったのにぃぃぃぃぃぃっ!!
鬼VS削板とか、さとりVS心理掌握とか、お空VS垣根とか、黒子VS小町とか、麦野VS魔理沙とか、衣玖VS美琴とか、神裂VS妖夢とか、ステイルVS妹紅とか、幽香VSアックアとか、文VSヴェントとか、
映姫と上条の説教対決とか、にとりと初春の頭脳対決とか、永琳と冥土帰しによる共同医療とか、ぬえと風斬の正体不明対決とか、そんなのだと思ったのに畜生……
タイトルに釣られた結果がこれだよ……

102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/16(水) 18:44:03.30 ID:Tl6onHoh0


???「あんまり喜ばしくない状況ね」

スキルアウトA「何だテメエ?お!?…」

御坂(知らない人……ふーん綺麗な人ね……年齢は私と同じ位かしら?)

御坂(それにしても、こんな事するバカがアイツ以外にもいるのね、怪我をさせるのも悪いしさっさと私が……)

スキルアウトA「ハハっツイてるな! 常盤台のお嬢様に続き、これまた可愛いいn…ガッ…ハッ…!?」

美琴(!? へぇ……なかなかやるじゃない)

スキルアウトB「いきなり腹に膝蹴りりたぁイイ度胸じゃねえか!! 俺のレベル3の力見s…ッツっ!?」

???「興味ないわ」

スキルアウトB「「が…ァ…?」ドサッ…

スキルアウトCDEFG「なっ!?」

美琴(あの身のこなし能力者? 身体強化系かしら? 手助けは……いらないみたいね)

CDEFG「――省略――」

美琴(……終わったようね、ちゃんとお礼しないと… )

美琴「あっありがとう!! 助けてもらって!!」

???「助ける?……ねぇ、最初はそのつもりだったんだけど、あなたなら簡単でしょうに」

美琴「……私の事知ってるの?」

???「? 知らないわ、でもこいつらよりは強いでしょ見りゃ分かるわよ」

美琴(見れば分かるって…やっぱ知ってるんじゃ)

美琴「私、御坂美琴!あなたは?」

霊夢「――博麗霊夢――」


103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/17(木) 21:06:37.24 ID:MnX0nl8L0

美琴(私の名前を聞いても無反応…ほんとに知らない!?私がレベル5って知ってたからじゃ…)

美琴「博麗さんは…その能力者なの? さっきの凄かったけど…」

霊夢「能力者? 私の能力は空を飛ぶ程度の能力よ、それに霊夢でいいわ」

美琴(空を飛ぶ能力?……重力操作? 気流操作? どちらにせよレベル3,4位の能力じゃない)

美琴(ん?…てことはさっきはその能力使ってる様子はなかったから、実力!? 博麗霊夢…一体何者なのよ!?)

美琴「…空を飛ぶって凄いわね、レベルはどれ位なの?」

霊夢「なんか言ってたわね……興味無いから忘れたわ」

美琴「そ、そう」

美琴(忘れる?…いやありえないわよね普通)

霊夢「美琴、私も一つ聞きたいことがあるわ」

美琴「なっ何?」

美琴(いきなり呼び捨て!?え!?…でも何か…嫌じゃないわね、特別視しないっていうか…対等な感じっていうか…)」

霊夢「第7学区総合すーぱーってのは何処?最近ここに来たから分からないのよ」

美琴「ああそれなら…(たしかアイツがよく行くスーパーじゃない……)」
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/18(金) 22:16:44.43 ID:77oa8gUB0
――とあるファミレス――

初春「白井さん聞きました!? レベル5の能力開発を断る人がいたんですって!!」

白井「もちろん聞きましたわよ初春、簡易素質検査でレベル5は確実……だけど能力開発を蹴ったって言うんでしょ? 最近その話で持ちきりですわ 」

佐天「フザケてますよねーそいつ、能力持ちたくても持てない人もいるってのに……しかも学園都市に7人しかいない最高のレベル5だなんて!! 御坂さんもそう思いません? 」

美琴「そ、そうよね(佐天さん怖い…)」

白井「しかし、分かりませんわねレベル5ともなれば、莫大な研究支援金や将来も約束されるというのに断る理由がありませんわ」

佐天「そうですよねー、本当どんな奴なんでしょうねえ!! 金には困らない超金持ちとか!?だとしたら ホント嫌味だよね!!」

美琴「確かに気になるわよね」

初春「フフフフっ♪」

佐天「どうしたのよ初春?いきなり笑いだしちゃって」

美琴「どうしたの? 初春さん?」
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/19(土) 01:09:25.94 ID:5EgCzLfO0
初春「皆さん気になりますよね?その人のこと」

白井「そりゃあ気になりますわよ、どんな方なのか……!? 初春!!あなたまさか人の個人データを!! あれほどダメだと……」

初春「じゃあ見ませんか?白井さん?」

白井「ま、まあ今回だけですわよ」

佐天「おおお!!でかした!!初春!!」

初春「この人です!!!」ドンッ!!(ノーパソ)

佐天「うわぁ!!ずっごい美人……ハクレイレイムって言うのかー」

美琴「ごホッ!?」

白井「確かに綺麗な方ですわ、お姉様と同じ年齢ですわね…ってお姉さまいきなりコーヒー吹き出してどうなさいましたの?」

美琴「この人、 昨日会った…」

一同「ええええええええ!?」
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/19(土) 16:49:19.02 ID:5EgCzLfO0
――ビリビリ説明中――

初春「スキルアウト7人を!?素手で倒したんですか?」

白井「お姉様ったら、また夜に抜けだして…そんなことを!!」

佐天「一応レベル0なんですよね?なのに空を飛ぶ能力って!?」

美琴「一度に質問されたって分からないわよー私も驚いてるんだから!?」

店員「いらっしゃいませー 二名様ですねこちらの席にどうぞー」

上条「れっ霊夢、おっお礼だから好きなのたっ頼んで、いいぞ!!?」

霊夢「見栄を張るのは良いけど当麻、あなた声が震えてるわよ?まあ遠慮はしないけどね」

美琴「なっ!?(アイツがなんでこんなとこに!? ってか何で!? 霊夢と!? しかも呼び捨て!?)」

佐天「どうしたんですか御坂さんって、え!?あの人じゃないですか? ハクレイレイムって?」
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/19(土) 17:59:04.54 ID:SExfFqOAO
何か始まってんな
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/20(日) 18:31:36.10 ID:3KjNqBKD0
初春「ホホホ本当だ画像と同じ!? 隣にいるのは彼氏さんですかね?」

美琴「かっかかか!?彼氏!?!?」

佐天「嫌それはないでしょ、男がしょぼすぎるって!」

美琴(しょぼいって!?…普通なのよ!!隣がアレでそう見えるだけよ!!…きっと)

初春「ですよねー」

白井「あれはいつぞやの類人猿!?」

上条「お!?御坂と黒子じゃねえか!?」

霊夢「あら?たしか昨日の美琴っていったけ?」

美琴「あんた!!!なんでこんなとこに!!しかも霊夢といるのよ!!!」バチバチッ

上条「お!?俺だってファミレスぐらいには来ますですよ?てか霊夢には助けられたんだ。そのお礼だって」

美琴「ハぁ?助けられた?アンタが!?」
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 03:50:03.33 ID:kt9G7CXC0
霊夢「私が不良に囲まれた時にいきなり飛び出してきてねえ、逆に不意打ちくらって気絶してそれを介抱したってわけよ」

霊夢「正直ダサかったわ」

上条「うう……言い返せねえ だからそのお礼ってやつだ知り合ったのは最近だ」

霊夢「あんたがスキルアウトに!? 信じられないわね…」

上条「上条さんも普通の高校生ですよ? 透明になれる能力者の不意打ち鉄パイプ物理攻撃は流石にキツイです」

美琴「なるほどね…」

霊夢「ん?ところで後ろ人のは美琴のお友達?」
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 04:00:01.60 ID:kt9G7CXC0
初春「こんにちわえーと初春飾利です」

佐天「私は佐天涙子です」

白井「白井黒子ですの」

霊夢「ご丁寧にどうも私は博麗霊夢よ」

佐天「御坂さんその男の人と知り合いだったんですね」

美琴「少し前にね アンタも自己紹介しなさいよ」

上条「おっおお!? 俺は上条当麻だよろしく」
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 04:03:25.22 ID:kt9G7CXC0
白井「さっきの話ですと、またいざこざに首を突っ込んでるようですのね?」

初春「白井さんも知ってたんですか?」

白井「以前ジャッチメントの仕事の時にですにね」

佐天「じゃあ…その後スキルアウトを倒したのは?」

上条「ああ霊夢だ」

佐天(す、すごいなこの人、とてもそんな風には見えないけど…)

佐天「そ〜いえばさっきまで博麗さんのこと話してたんですよー」

霊夢「ん? 私の話?」
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 04:06:06.10 ID:kt9G7CXC0
佐天「レベル5にならなかった人の話ですよ、霊夢さんのことなんですよね? どうしてレベル5能力開発受けなかったんですか?」

霊夢「レベル5?…あーそんな話だったわね、簡単な理由よ興味無いし面倒だからよ」

佐天「な!?面倒!?って…え!?」

上条「噂の張本人霊夢だったのかよ!?」

佐天「え……(そんな理由……面倒?……私が憧れていたものが簡単に手に入る人なのに……それが面倒って…興味が無いって…)」

佐天「それってどういう…」

霊夢「言葉どうりの意味よ?」

佐天「……」

初春(佐天さん……)

霊夢「??(何か悪いこと言ったかしら?)」
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 17:23:53.94 ID:8uVBobzIO
ふむ
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 17:24:27.36 ID:8uVBobzIO
ふむ
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/25(金) 20:23:18.66 ID:KXJkSWBM0
白井「最近いらした博麗さんにはご存知無いかもしれませんけど、レベル0ってことに悩みををつ人も多いんですの」

霊夢「…くだらないわね」

美琴「…そんな言い方ないんじゃないの?」

霊夢「?」

美琴「佐天さんは!!…」

佐天「御坂さん…大丈夫です…確かにくだらないですよね…レベル0の悩みなんか…」

霊夢「フフっ」

美琴「何が可笑しいのよ!」バチッ

上条「おい御坂…」

白井「お姉さま…」
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/27(日) 17:19:26.87 ID:19iOftTm0
霊夢「いやね、涙子って言ったけ? あなた能力なんかよりよっぽど良い物持ってるわよ」

佐天「え!?」

美琴「!?」

霊夢「それがあるのに能力云々に悩むのがくだらないって言っただけよ…」

佐天「それって…」

霊夢「私が不良共に襲われた時、能力者っての中にもがいたけど 助けにきたのはたった一人の無能力者の当麻だった」

霊夢「私はね、特別な力なんか無くても、そういう勇気や優しさといった心の強さが大切だと思ってるわ」

白井(この方…)

佐天(真っ直ぐで、自信に満ちた綺麗な目………慰めなんかじゃない…本当にそう思ってる…)

佐天(なんか……嬉しいな…)
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/27(日) 17:22:13.53 ID:19iOftTm0
霊夢「てか、あなた達もそう思っているから友達してるんじゃないの?」

初春「もちろんですよ!!佐天さんは私の親友で、優しくて、料理が上手で、いざという時に力になってくれて…」

美琴「当然よ!能力何かで人を判断するもんですか」

白井「初対面にそこまで断言できるなんて、凄いですわね博麗さん、大当たりですけど♪」

霊夢「そんなの見りゃわかるわよ、それに霊夢でいいわ黒子」

白井「年上の方にそういう訳にはいきませんわ」

霊夢「敬語なんてどうでもいいんだけどね、どうしてもさん付けるなら下の名前にして頂戴」

白井「分かりましたわ霊夢さん♪」

霊夢(もっと年下っぽい奴らから呼び捨てにされてんのに博麗さんとか調子狂うわよ)
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/27(日) 17:23:08.92 ID:19iOftTm0
美琴「前にも私のこと、見りゃわかるって言ってたけど…具体的にどこを見てそう思ったのよ?」

霊夢「ん?大体勘よ?」

美琴「って勘かい!!」

佐天「ええ!?」

白井「フフっ面白い方ですわ」

上条「ハハっ最近知り合ったばかりだけどさ…なんていうか霊夢らしいっていうんだろうな」

美琴「確かにね…」
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/27(日) 17:23:46.30 ID:19iOftTm0
霊夢「でもまぁ…あえて言うなら目かしら?腐った性根の奴って目も濁ってるじゃない?」

初春「あー分かる気がします」

佐天「という事は私の目はすごい綺麗だったってわけですよね?霊夢さん?」

霊夢「……割とね」

一同「ハハハッ」

佐天「そこは言い切ってくださいよー」

白井(人を惹きつけるモノを持っていますわね……ハッ!?私は何を!?私はお姉さま一筋のはず!!)
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/27(日) 17:25:01.89 ID:19iOftTm0
霊夢「…さっきはああ言ったけど、レベル0で悩む人がいるってことは、ここでの能力ってのはホント重要な物なのでしょうね」

霊夢「それを面倒だとか興味ないとか、あんな言い方したら確かに傷つくわよね、自分目線の軽率な発言だったわ…」

霊夢「ごめんなさいね」

佐天「え!?いえいえ、霊夢さんが謝ることなんか…でも…良かったです!!霊夢さんが良い人で…」

霊夢「私が良い人? 冗談にしても笑えないわね」

美琴「何言ってるのよ?霊夢 私を助けてくれたじゃない?」

上条「俺も助けられたしな、霊夢は良いヤツだ」

初春「私の親友の良さを見抜いた霊夢さんはすごいですよ」
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/27(日) 17:27:50.53 ID:19iOftTm0
霊夢「フンっ/// お喋りも飽きたわ/// さっさと注文すませませるわよ!この和風ステーキ御膳とこのデザートお願い」

上条(財布のダメージは大きいけど、それ以上に知りあえて良かったな…)

美琴(いい友達になれそうね、今度どこか誘おうかしら…)

佐天・初春(照れてる霊夢さん…かっ可愛い…)

黒子(なんですの!?この破壊力は!?)
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/27(日) 19:46:12.47 ID:19iOftTm0
――――

美琴「話込んでたらもうこんな時間か、黒子!私達もそろそろ寮の門限だから帰るわよ」

白井「確かに遅れでもしたら、寮監が怖いですわね、皆さん失礼しますわ」

佐天「初春、私達も夕ご飯の準備しないといけないから帰らないと」 

初春「そうですね、じゃあ失礼しますね 霊夢さん、上条さん」

佐天「今日は楽しかったです」

上条「そうか、俺も楽しかったよ、気をつけてな」

美琴「あんた二人っきりになったからって霊夢に変なことするんじゃないわよ!」

上条「ハハ…しませんよ」

上条「御坂も気をつけて帰れよ」

美琴「う///…心配しなくても大丈夫よ…とっとう…まも…気を」

上条「とっとう?」

美琴「なっ何でもないわ、アンタたちも気をつけて帰りなさいよ!!」

上条「あ、ああ…」

霊夢「ハイハイ、じゃあね、(ようやく静かになるわね…)」
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/27(日) 19:51:26.69 ID:19iOftTm0
――食事後、ファミレス外にて――

霊夢「ふー満腹満腹―♪」

上条「満足した様で良かったよ」

霊夢「たまには人助けをしてみるものね」

上条「ハハっ それにしてもすっかり遅くなっちまったな、送っていくぞ?」

霊夢「必要ないわ、腹ごなしがてらゆっくり空中散歩してくるから」ふわっ

上条「そっか、分かった…」

上条「……それにしても素敵な能力だよな」

霊夢「素敵?」
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/27(日) 19:53:01.52 ID:19iOftTm0
上条「いやさ、子供頃、一度は自由に空を飛んで見たいと思うだろ? それを実現できるって素敵だなって思ってさ」

霊夢「羨ましいでしょ?」

上条「本当にな…」 

霊夢「フフっ左手貸してみなさい」

上条「え!?」

霊夢「ほら、早くしなさい」

上条「お!?おお!!」ガシッ

上条「れっ霊夢さんいきなり手を繋ぐのは上条さんいささか緊張するというか…」

上条「え!?うっ浮いてる!?」ふわっ

霊夢「やっぱ右手の範囲が結構広めだから、やりにくいわね…まっ二回目だから慣れたけどね」
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/27(日) 19:55:06.74 ID:19iOftTm0
上条「知ってたのか? 俺の右腕のこと…」

霊夢「気絶したアンタを誰が運んだと思ってんのよ? 上昇するわよ」

上条「おおおおおお!?」

上条「…すっげえええええええええ」

霊夢「…綺麗よね…私の居たところとまた違った美しさだわ…」

上条「霊夢がいたところも綺麗だったのか?」

霊夢「そうねぇ、良い場所よ、ここと対照的に自然に囲まれていてね…山に川、夕日、星空…全てが美しかったわ」

上条「そんな良い場所なら俺も行ってみたいな…」

霊夢「フフッ残念ね…それは無理よ…」

上条「それって…おおおお!?速い!?気持ちいいいいいい!!!」

霊夢「丁度いいからあなたの家まで送ってあげるわ 家はどこ?」

上条「ここからだと直ぐ見つかるな…あのマンションだ」

霊夢「分かったわ」
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/28(月) 15:37:11.99 ID:GhxA5uaoo
続くの?俺は楽しみにしてるよ
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/28(月) 19:32:59.36 ID:6z6ZEyV2P
最初はどうなるかと思ったけど、続けるとアンチは消えるもんだな
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/28(月) 22:08:15.77 ID:omCNakvIO
今書いてる人と>>1は違う人でしょ?
今の人のは続けてほしい
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 06:05:26.97 ID:qgiV+CzV0
10032号「あの女は一体何者なんですか?と御坂10032号はため息をつきつつ、空を見上げます」

――少年少女移動中――   

霊夢「ここでいいのね」

上条「ああ、ありがとうな」スタッ

小萌「―――上条ちゃーん!!」

上条「あれは…インデックスに小萌先生!?」

上条「わざわざすみません小萌先生、時間になったら迎えに行くつもりだったんですが、」

小萌「それはいいですけど、いきなりシスターちゃんを預かって欲しいって言うから何事かと思ったら…そういう事ですか」

上条「先生、一体何を勘違いしていらっしゃるんでしょうか?」

小萌「上条ちゃんも、お年頃なんですね」

インデックス「とううううまああああああああ!!!」

上条「があああああああああああ!?」

インデックス「私を放っていおいて、また新しい女の人と!!どういうことか説明して欲しいかも!!!」

上条「放ってはいないだろ、ちゃんと…」

インデックス「口答えしない!!もういい!!本人に聞くから!!」

インデックス「あなたは誰!?当麻のガールフレンドか、何か?」

霊夢「がーるふれんど?」
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 18:27:03.81 ID:qgiV+CzV0
上条「な、何言ってやがるインデックス!? 昨日話した俺を助けてくれた霊夢だ」

インデックス「え!?この人が当麻を助けてくれた人なの?ありがとう!!!」

霊夢「騒がしい子ねぇ……!?……」

霊夢(アイツだったら喜んで借りていきそうね…場所も取らないし…まっ私にはどうでもいいんだけど…)

小萌「助けてくれたって…ホント上条ちゃんは色々なトラブルに巻き込まれてるんですねえ」

小萌「霊夢ちゃんって言いましたね、詳しい事情は分かりませんが、私の生徒を助けてもらって感謝します」

霊夢「あなたは?」

上条「俺の担任の月詠小萌先生だ」

霊夢「そう」

上条「驚かないのか!? どう見ても子供なのに俺の先生なんだぞ!?」

霊夢「なんで驚く必要があるのよ、先生なんだから、そうなんでしょ?」

小萌「上条ちゃん!!なんて失礼なことを言うんですか!!」
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 18:28:38.57 ID:qgiV+CzV0
上条「す、すいません」

小萌「それに比べ、霊夢ちゃんは人を見かけだけで判断しない、達観した……」ガミガミ

霊夢「まっ 用はすんだから、私は帰らせてもらうわ」ふわっ

インデックス「!?……」

上条「気をつけて帰れよ!!」

小萌「そもそも上条ちゃんは……」ガミガミ

小萌「…先生も今日のところは帰りますけど、完全下校時間の件と都市内での無断能力使用の件は何度もは見過ごしませんからね」

上条「の、能力は俺じゃないんですが…」

小萌「ムっ!!」

上条「あっありがとうございます! 先生もお気をつけてお帰りください」

小萌「全く、上条ちゃんは…」
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 18:34:53.75 ID:qgiV+CzV0
――上条宅――

インデックス「当麻…」

上条「どうしたんだ?さっきから深刻そうな顔して?」

インデックス「霊夢のことなんだけど…」

上条「霊夢がどうしたんだ?」

インデックス「魔術側師……かもしれない…いやでも…やっぱり…」

上条「え!?…どういう事だ? それに…かもしれないって?」

インデックス「さっき霊夢が空を飛んだ時にね…気のせいかもしれないけど魔術に似た様な反応がちょっとあったんだけど…」

インデックス「おかしいんだよ…そんなこと普通不可能なんだよ」

インデックス「前にも言ったよね? 魔術を使うには方角、術者の位置、その媒体、時間とか色々な条件がそろって初めて使える物なんだよ」

上条「そういうものに頼らず空を飛ぶ事もできんじゃないのか? 魔術なら何でもありみたいな感じだけどなぁ」
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 18:36:14.78 ID:qgiV+CzV0
インデックス「だから普通なら不可能なんだって!!もし霊装に頼らずにあんな事するとなると、本当に精密な魔翌力コントロール普通なら魔方陣や霊装で援助する事全て自分一人で処理する必要があるなんだよ!!」

上条「そんな精密なコントロールってのを二人同時にできるもんなのか?」

インデックス「え!? 二人同時って!?」

上条「いやさ、俺も空飛んだんだよ、霊夢の能力で」

インデックス「え!?…当麻には幻想殺しがあるはずじゃ…」

上条「それも言ってたぜ、打ち消しの範囲が結構広いから、やりにくいってなこと」

インデックス「……」

上条「ん!?どうしたんだインデックス?」

インデックス「二人同時にしかも…当麻の幻想殺しの範囲を正確に把握した上で…即席で術式を組み直し…術の効果範囲を設定し直して…尚且つそれをった一人で霊装も魔方陣も無しで…」ブツブツ

上条「???」

インデックス「うん、やっぱ気のせいだったよ、当麻」

上条「だろ? 気のせいだって」

インデックス「そんな事できるなら、ちょっとした神や悪魔なら倒せそうな勢いになっちゃうからね」
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 18:41:05.99 ID:qgiV+CzV0
上条「ハハっお伽話じゃないんだから人間にそんなの無理だって 魔術とは別物なんだろ」

インデックス「ハァー変な事考えたらお腹すいたんだよー」

上条「え!? 小萌先生のところで食べたんじゃ?」

インデックス「…お腹空いたんだよ当麻、お腹一杯食べさせてくれると嬉しいな」

上条「いつぞやのデジャブ!?」

インデックス「お腹空いたっていってるんだよ!!」

上条「不幸だあああああああああああああああああああ」ガブリ
135 :>>1じゃないよ〜 [sage]:2011/03/01(火) 20:27:54.43 ID:qgiV+CzV0
みんな仲良くさせようとした結果…キャラ崩壊、独自解釈…霊夢の年齢、容姿、技、強さ、性格、てか禁書勢含め殆ど

駄文かつ誤字がホント多いです。

それでも読んでくれてる方がいたとは驚きです。ありがたい

書き溜めはありません。

なので書くペースが遅いです。

そもそもある程度書き溜めて自分でスレ立ててて書くべきなのでしょうが、すいませんホント気まぐれで始めたものなので

どうせ霊夢無双だろ?…しても問題なさそうな奴にね、スキルアウトとかスキルアウトとか…でも…うーん…

東方勢は何人?……基本霊夢のみ、だけど学園都市に連れてきたあの人なら…

禁書の時間軸は?……キャラを動きやすくしてるため、厳密には定めていません。

一方VS霊夢まだ?…そげな恐ろしかこと!!!でも絡ませたいですねー

どれくらい続くか?………正直わかりません、
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 21:45:10.14 ID:u/heFRnAO
ぶっちゃけ東方詳しかないがなかなかいいと思うよ
初めの>>1に比べれば大してキャラ崩壊激しいわけでもないし
137 :変な時間に目が覚めた・・・ [sage]:2011/03/02(水) 03:28:00.98 ID:HskDRSSm0
――――

霊夢「クシュンッ! 誰か私の噂でもしてるのかしら?」

霊夢「あら?……やっぱ慣れない事はするもんじゃないわね…ちょっと無駄な力が出てたか…」

霊夢「っと…これで良しと…」スタッ

霊夢「今日は色々あって疲れたわ」ガララ

???「そう…疲れたのは分かったけど…ちゃんと入り口から入りなさいな、そこはベランダよ?」

霊夢「そんな事よりいい加減、なんでこんな所に連れて来たか話てもいいんじゃないの?」

???「ダメよ…今から面白くなってくるんだから…」

霊夢「あんたが面白いって言っても不安しか感じられないわよ」

???「手厳しいわね……あら? 似合ってるわね、ここの服」

霊夢「褒めても何もでないわよ…」
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 03:30:09.36 ID:HskDRSSm0
???「素直な感想よ、あと生活に必要な物があったら言って頂戴、大体は用意できるわ」

霊夢「十分過ぎよ、一人にこのだだっ広い家に、服にしろ、生活用品にせよ…食料が無かったのは驚いたけど」

???「食材は鮮度が命って言うじゃない?」

霊夢「それに関しては間違ってなかったわ、『すーぱー』って所は楽しかったしね、見慣れない食材がたくさんあって」

霊夢「あんなに大きい魚って見たことなかったわ」

???「あっちに海は無いからね…」

霊夢「あ!!」

???「どうしたの?」

霊夢「一つあったわ欲しい物」

???「何かしら?」

霊夢「久しぶり、二人で飲まない?」
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 03:31:41.35 ID:HskDRSSm0
???「フフッなるほどね…分かったわ」シュン… コトッ…

霊夢「何が未成年だからお酒は売れないよ!! ふざけてるとしか思えないわ!!」

???「こっちの決まりだからね…それよりも」

???「はい」トクトク

霊夢「あ、ありがと」

霊夢「ほら、アンタも」トクトク

???「……」

霊夢「どうしたのよ?黙りこくっちゃって?」
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 03:34:39.83 ID:HskDRSSm0
???「いやね…いつかあなたとも飲めなくなる日が来ると思ったらね…」

霊夢「フフッ当分先の話でしょうに…らしくないわねぇ」

???「妖怪にとって人の命なんて儚いものよ…?」

霊夢「……まっ乾杯しましょっ、それに飲める内に飲みまくればいいのよ、あんたも年は取るんだから飲めるのも今の内よ?」

???「フフッそれもそうね」

霊夢・???「乾杯♪」

霊夢「!? あら美味しいわね、ここのお酒?」

???「ホントね、こっちのお酒には間違いないけど何処の銘柄かしら?適当に出したから見てなかったわ…」

霊夢「どれどれ?」

霊夢・???『フフっ…まるで』

霊夢・紫  『 霊夢・紫そのものね 』

                    ――【魔王】――――
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 20:07:46.21 ID:HskDRSSm0
霊夢「いい朝ね…」

霊夢「うーん…ここの生活は便利なのは嬉しいけど、体が訛りそうね、今日は少し遠くまで散歩しますか…」

――――



打ち止め「ミサカミサカは超ご機嫌♪なんたって、あの人がゲコ太の風船を買ってくれたからってミサカミサカは説明口調で話してみたりー」

一方通行「……んな両生類で喜ぶたァ、どういう脳の構造してやがるんだァ?」

打ち止め「ムッ!! とってもかわいいってミサカミサカはやや不機嫌気味に反論してみる」

一方通行「まっどうでもいいが、はしゃいでチョロチョロ動きまわってんじゃねェ クソガキ」

打ち止め「それは無理な注文ってミサカミサカは両手を広げてくるくる回って喜びを表現してみたり♪」

打ち止め「あっ!?…風船が……」

一方通行「バカかテメェ、手ェ開いたら飛んで行くに決まってンだろォが…」

打ち止め「せっかくあなたが買ってくれた風船が……ミサカミサカはしょんぼりして空に飛んでく風船を残念そうに見上げてみたり…」

打ち止め「……」

打ち止め「………!?」

一方通行「チッ…(んな黙りこむほどショックだったてか?)

一方通行「…んなモンまた買えばっ…んだ?ありァ?」
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 20:13:01.81 ID:HskDRSSm0
霊夢「ほら、これあなたのでしょ?」スタッ

打ち止め「あ、ありがとうってミサカミサカは空を飛んで、風船を取ってきてくれたあなたに感謝と驚きの言葉をを同時に投げかけてみたり」

霊夢「ミサカ?って…あらよく見ると…美琴そっくりね」

一方通行(さっきの能力…重力操作…気流操作…磁場操作…いや違うな、周りに何の力の影響を与えずに飛んでやがった…)

打ち止め「え!?お姉さまの知り合いってミサカミサカは二度目の驚きを表現してみる…」

霊夢「アイツの妹だったのね……納得だわ」

打ち止め「お姉様をそんな親しげに呼ぶって事は友達なんだなって、ミサカミサカは勝手に推測してみる」

打ち止め「だからあなたの名前を知りたいなってミサカミサカはさっきのお礼も含め質問してみたり」

霊夢「友達って程のもんかは分からないけど、私は博麗霊夢よ」

打ち止め「ありがとう霊夢!!ってミサカミサカは改めてお礼を言ってみる」

霊夢「はいはい」
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 20:15:26.46 ID:HskDRSSm0
一方通行「おいテメェ、能力は何だ?」

霊夢「なによ?いきなり失礼ね、私の能力は空を飛ぶ程度の能力よ?」

一方通行「ンな事聞いてんてんじゃねェー !!何の系統の能力かを聞いてんだ!!」

霊夢「系統?」

一方通行「ッチ、これだから雑魚は、頭も三下ってかァ…」

打ち止め「なな!?なんてことを!!ってミサカミサカはあまりにも失礼なあなたの態度を注意してみる!!」

一方通行「雑魚に雑魚って言って何が悪ィんだ?」

霊夢「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

打ち止め「れ、霊夢…!?」

霊夢「いい度胸だわ…モヤシ野郎…」

打ち止め「なっ!?……」

一方通行「……今ナンて言いやがった…?」
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 20:40:10.44 ID:HskDRSSm0
霊夢「聞こえてないなら、もう一度言うわ、白髪に、白肌にヒョロヒョロな体、このモヤシ野郎!!!」

一方通行「ハハ…ハはハハは八八ハハッ!!!…イイねェ!!!最高だねェ!!!正面切ってこの俺を馬鹿にする奴がいるたァ…俺を誰だと…」

霊夢「あなたの事なんて興味無いわ!!」

一方通行「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

打ち止め「!?!?!?!?あそこまで怒ったあの人を見たことないってミサカミサカは断言してみる…」

一方通行「覚悟は…いいな?」カチッ

霊夢「こっちの台詞よ」シュンッ

一方通行「アン? どこから取り出したかは知らねェが、んなデッケエ針が俺に通用すると…」

打ち止め「えええええ!?!?!?!?!?」ピタッ

一方通行「なッ!? 打ち止めに何しやがる!?!?」
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/02(水) 20:47:43.81 ID:HskDRSSm0
霊夢「私はね、面倒なのは嫌いなの…」

一方通行「はァ!?!?」

霊夢「私の勘がいってるわ!! あなたの弱点はこの子だってね!!」

霊夢「分かってるわよね?」

一方通行(なっ!?…コイツ目が本気(マジ)だ…)

146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 00:28:00.31 ID:cAlC20lv0
霊夢「私からこの子を奪ってみなさい、ヒョロモヤシ!!!」ふわっ

打ち止め「わわ!? 浮いてるって!?ミサカミサカはこんな状況の中感激してみたり♪」

霊夢『打ち止めって言ったわね? 最高の鬼ごっこ、体験させてあげるわ』ヒソヒソ

打ち止め「え!?」

一方通行「上等じゃねェか!!! 糞女!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…グワっ!!!!! 

一方通行「まずはァ、その顔ォ!!いつぞやの雑魚と同じ様に歪めさせてやろうじゃねェえか!!」

一方通行「オオッと安心しろォ!!キッチリ気絶出来ねえように手加減してやるからよォ 歯ァ食いしばりやがれ!!!」

打ち止め「危なっ…!!」

霊夢「そんなんに当たるのホントの雑魚だけよ」ヒョイ

一方通行「なッ!?」

霊夢「鬼からは逃げないとね!! じゃね♪」ヒューン
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 00:31:35.00 ID:cAlC20lv0
打ち止め「あの人が私のために必死に追いかけて来てくれるのも嬉しいけど……この現状も楽しいってミサカミサカは複雑な心情を現わにしてみたり」

霊夢「楽しければいいのよ♪」

打ち止め「霊夢はとっても自由かもって…」

霊夢「ほら次の攻撃が来たわよ、ちょっと激しく動くから、口は閉じてなさい」

打ち止め「」コクリ


――――

一方通行「なんだ!?アイツぁ…打ち止めが居るから、もし当たってもひるむ程度の空気圧縮砲を連射してんだが…」

一方通行「一つもカスリすらしねえ…まず見えるわきゃねェってのに、どうなってやがる?」

一方通行「……鬼とか言ってたな……ハハッ!!!なるほどなァ!!! 直接来いってか!!! …付き合ってやらァ!!! 加速ゥ!加速ゥ!!加速ゥ!!!」
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 00:45:20.88 ID:cAlC20lv0
――――


一方通行「はぁ…はぁ…クソがァ!!!(バッテリーはまだあるが、俺の体力が…クソッ!!これじゃあいつの言うとうりモヤシじゃねェか!!)」

一方通行([ピーーー]だけなら、腐るほど手は有るんだがよォ……それじゃァ!!!俺の納得がいかねェ!!!)

打ち止め「普段しない長時間の飛行演算に加え、あんなに動いたら疲れるってミサカミサカはあなたを心配してみる」

一方通行「はぁ…ダマレェ!!!はぁ…糞ガキィ!!!」

打ち止め「もう、目的も変わっちゃってるし、限界が近いかもって…」

霊夢「能力ばっか頼って、ちゃんと体作らないからこんなことになるのよ!!」

一方通行「テメエは!!!!もっと黙りやがれええええええ!!!!」

一方通行「…チッ……(ヤベェ…)」フラッ

一方通行(貧血…か… 血流のベクト…ル…ダメだ、それじゃ…飛行演…算が…ヤベェ…落ち)」ガクッ

一方通行(ハハッこんなにぶっ倒れるまで汗かいて動いたのはァ…いつが最後だったけかァ…不思議と悪かねェ気分だ…)

一方通行(……だが…あいつの勝ち誇ったニヤケ顔だけは気にいらねェ、ホント気に入らねェ……が…)

一方通行(憎めネェな……クソったれがッ…)
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 18:51:16.59 ID:cAlC20lv0
――――

一方通行(ンだァ?…ここは…ベットの上か…病院…じゃ…ねェみたいだな…)

一方通行(なんか聞こえるな…)

打ち止め「ミサカミサカは……を挑戦…みる」

霊夢「手を切…ように……気…‥なさいよ…」

打ち止め「わかったって、ミサカミ…」

霊夢「私は……彼の…を……るわ…」

霊夢「そろそろ目覚めたでしょ? 調子はどう?」ガチャ

一方通行「……最悪だァ…」

一方通行「…ここは何処だ?」

霊夢「私の家よ?」

一方通行「……助けたのか…」

霊夢「他に誰が助けんのよ?」

一方通行「…チッ……」

霊夢「フフッ まっいいわ、シャワーでも浴びてきたら? 汗かいたままだと気持ち悪いでしょ? ここ出て左側よ」

一方通行「……」

霊夢「服は自分で何とかしなさい、良くは知らないけど…どうにでもなるでしょ? 」バタン…

一方通行「…………クソが…」
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 18:52:45.20 ID:cAlC20lv0
――――

一方通行「……どういうつもりだ?」サッパリ ホクホク

霊夢「?」

霊夢「お昼ごはんよ?」

打ち止め「ミサカも手伝ったってミサカミサカは初の手料理をあなたに食べてもらいたいって願望をいってみたり♪」

一方通行「俺はなァ!!……!?(俺は今何を言おうとした!?、この初対面の女に……とんでもない人殺しこんな事される資格は無いとでも…)

霊夢「意外と細かいのねぇ、きっちりシャワーは借りたくせに…」

一方通行「グッ!?…」

霊夢「それにあなたがどんな人間だろうが関係ないのよ、さっきも言ったでしょ興味ないって」

一方通行(まただ、またこの目だ……ホント…だから何? てな目で人を見てやがる……逆に俺が可笑しいみてえじゃねェか……だがな…」

一方通行「……俺はなァ、大量殺人鬼で極悪人だァ…」

霊夢「そっ」

打ち止め「霊夢!!!ちっ違っ!!…え!?」

一方通行「ンな!?」

霊夢「何よ?まだ何か言いたい事あるの? ご飯冷めちゃうじゃない」

霊夢「一緒にたくさん体動かして、お腹すいたから、そいつらとご飯を食べる、それだけの話よ♪」

一方通行(ハハッ……変わってねェ…あの目のままだ………)
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 18:54:10.03 ID:cAlC20lv0
――――

打ち止め「ホント霊夢の料理美味しかったって、ミサカミサカは今日のことを思い出して感激してみたり♪」

打ち止め「あなたもそう思ったでしょ?ってミサカミサカは質問してみる」

一方通行「……」

打ち止め「まぁ……黙っていても残さず食べてたのを見れば一目瞭然ってミサカミサカは影でククッて笑ってみたり♪」

一方通行「変な形の野菜は邪魔で食いにくかったなァ…」

打ち止め「ムっ!!!これからドンドン上達するって!!ミサカミサカは……!!!」

黄泉川「そんなに騒ぐなって、今日は色々あって疲れたジャンよ……」

一方通行「何があったんダァ?」

黄泉川「都市内で空中戦闘する能力者がいるってアチコチで目撃があったジャンよ」

一方通行・打ち止め「……」

黄泉川「そんな目立つ行動したら普通すぐばれるはずなのに、都市内監視カメラや、監視衛生の映像、果ては個人の携帯カメラに至るまで何にも写ってないときたもんだ」

黄泉川「それに目撃者の情報も、どいつもこいつも記憶が曖昧とか言うし、ホント意味不明ジャンよ…」

一方通行「ンだそりゃ?」

芳川「たしかに不思議ね……あら?…あなたが緑茶なんて…ブラック以外を飲むなんて珍しいわね…」

一方通行「チッ ただの気分転換だ…」

打ち止め(フフってその原因を知ってるミサカは心の中で微笑んてみたり♪)







紫「ハァ……あの子は…ホント手間をかかせられるわね……」
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 18:48:39.80 ID:lnkkeObq0






???「レベル5の原石、ただ放って置くのは、いささか愚かと言えるな……さて、どれをどう動かし、プランに組み込むか……」





スレ名(仮) 上条「素敵な能力だな」霊夢「素敵?」で続くかも?   
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/06(日) 17:04:26.98 ID:E3ULvuJpo
そーいや霊夢には

空を飛ぶ程度の能力
II
浮く能力
II
あらゆる物から浮く能力
II
なにも触れられない

みたいなチート裏設定があったな、創作だっけ?
なんか一方さんみたいだ
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/06(日) 19:28:56.29 ID:GdbIu5kMo
だいたい合ってる
そんなチート状態の奥義に魔翌理沙が「ゲーム性」を与えたのが夢想天生
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/06(日) 22:25:03.78 ID:TJu/6ck+0
一方さん

・病み上がり

・一方さん体力が…あるとは…

・一応一般人(?)の霊夢をそもそもコロス気がない、(死体にするだけなら腐るほど手はある) 

・打ち止めが霊夢を敵視してない&楽しそう

・一方自信もムカツキながらも楽しんでた

・ゲーム(鬼ごっこ)と承知の上で直接霊夢に触れようとした、(体力消費)…もし触られたらどうなってかは……

・飛行演算…たぶん普通の反射よりは負荷がかかるはず? (精神力消費)

・霊夢が攻撃してこない&打ち止めがいる状況で、流石に致死の大規模攻撃はしない……はず?

・普段はしない飛行演算(長時間)(しかし)過去の実験で慣れてるかも…なんせ1万人もね…

・空中戦は霊夢より慣れてはいないだろう(しかし)過去の実験で慣れてるかも…
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/08(火) 22:05:41.67 ID:5Qx9klcH0
――アイテム隠れ家――

麦野「新しい依頼が来たわよ」

麦野「でも…またなんでアイテムがこんな事に使われるのかしらね……明らかにウチの管轄外…」

麦野「ていうか、それ以前に…下位組織の仕事よ」

フレンダ「どういう依頼な訳よ?」

麦野「一般人レベル0『博麗霊夢』の捕獲」

フレンダ「ハァ? レベル0の一般人の誘拐? いったいどういう訳よ?」

絹機「超ふざけてますね、どういうつもりかわかりませんが」

麦野「ちょっと待って依頼料が……ありえないわ…」

フレンダ「どれどれ?」

フレンダ「!?……こんな楽な仕事に!?」

フレンダ「麦野、今回は…」

麦野「早い者勝ちにしろっていいたいんでしょ?」

フレンダ「うっ!?」

麦野「でも考えて見なさい、しょうもない奴にこんな金かけないでしょう」

フレンダ「たったしかに…」

絹機「それだけ超価値のある人でアイテムを使って確実に手に入れたいという事では?」

麦野「それもあり得るわね………第7位みたいな科学では意味不明な価値のある人間もいるし…」

麦野「うーんこの程度の仕事にチーム組んでするほどのことでもないか…」

麦野「今回のは面白くなさそうだから、あなた達にまかせるわ、別段お金が欲しくてやってる訳でもないしね」

フレンダ「やった!!」

絹機「超早く終わらせます!」

滝壺「この子……可愛い」

麦野「……滝壺……あなたも参加しなくていいわ…」

157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/10(木) 18:51:34.50 ID:mQLjqe/B0
変換ミス絹旗だった…
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/10(木) 20:33:58.57 ID:mQLjqe/B0
――とある路地裏――

霊夢「なんの用? 急いでんだけど?」

フレンダ「悪いけどお前を捕獲しにきたって訳よ」ダッ

絹旗「超捕獲させてもらいます」ダッ

霊夢「またか……」ヒョイッ

フレンダ「!?」

絹旗「!?」

霊夢「ほら何ボケッとしてんのよ」

フレンダ「がッ!?」バキッ

絹旗「ッツ!?……」ガキーン

絹機「窒素装甲がここまで……!?」

フレンダ「どっどういう訳よ!?……たった一発の蹴りで……」ガクガク…

絹旗「フレンダ!! 」

フレンダ「大丈夫よ……ッツ!! ふざけやがって!!……何が一般人な訳よ……」

霊夢「失礼ね、一般人よ」

絹旗「実力を出させてもらいます!!」ダッ…

霊夢「全力じゃなくていいの?」スカ スカ スカ スカ

絹旗「なっ!? 全部避けられて!?」

フレンダ「絹旗伏せて!!」

絹旗「!!」ダッ!!

霊夢「……人形?」

カッ!!! ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨!!!!

絹旗「フレンダ!! 超殺してはいけないと…」

フレンダ「大丈夫よ、死なない程度の奴だから、まっ重症だろうけど生きてりゃ文句ないでしょ? 」

霊夢「確かにあれじゃ誰も死なないわね」ヒョコッ

フレンダ「!?」

絹旗「!?」

霊夢「なによ?、今更人形が爆発した程度で驚かないわよ、誰かさんの人形みたいに空飛んでレーザー打つくらいじゃないと」

フレンダ「ふっふざけんじゃ……」

霊夢「ふざけてるのアンタ達よ!!!」

フレンダ「!?」ビクッ

絹旗「!?」ビクッ

霊夢「私はね!! スーパーに行かないといけないの!!! 人も待たせてるし付き合ってらんないの!!!」

霊夢「それにあなた達、たしか、『すきるあうと』って奴でしょ、いい加減飽きたわ!!」

フレンダ「……」ワナワナ

絹旗「なっ……」

159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/10(木) 20:39:04.83 ID:mQLjqe/B0
打ち止め「霊夢ー!!ってミサカミサカはあまりに遅いあなたを呼びに戻ってきてみたり!!」

一方通行「おいテメェ何遅れ……んだァ? このゴミ共は?」

霊夢「すきるあうとよ」

一方通行「チッ!! やっぱゴミか、 おいテメェらァ!!! 死にたくなかったら三秒以内に消えやがれ!!!」カツンッ バキバキバキバキバキバキ

フレンダ「な、何で!? だ……第…一位が!?!? 付き合い切れない訳よ!! 撤退よ!!」ダッ…

絹旗「たしかに分が超悪いです」ダッ…

霊夢「あら逃げたわ」

打ち止め「地面も公共物なんだから、そんなに壊しちゃいけないってミサカミサカはあなたに注意してみる!!」

一方通行「ンダぁ? 最近のゴミ共は爆薬も使うのか、派手になったもンだ……」

霊夢「これで買い物に行けるわね」

霊夢「でもあなた達が来て良かったわ、三人いると色々な料理を作って試せるし、一人じゃそんなに食べれないからね」

打ち止め「ミサカも霊夢から料理を学べて嬉しいって、素直に感想を述べてみたり♪」

霊夢「あなたは飲み込みが早いから上手くなるわよ」ナデナデ

打ち止め「へへ♪」
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/13(日) 02:06:31.32 ID:Jp828vCAO
今書いてる人無事?
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/13(日) 17:50:33.13 ID:KLyoMKkJ0
>>1―――生きてるなら咆哮してくれ―――
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/13(日) 17:51:40.77 ID:KLyoMKkJ0
間違えた

>>1―――生きてるなら報告してくれ―――――
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/13(日) 18:20:49.27 ID:VzfAKDve0
一方通行(あいつら……あの動き、あの爆薬、ホントにスキルアウトだったってのか?、まさか…… )

一方通行(だとしたら、こいつは傑作だァ)

一方通行(三下とはいえ、学園都市の『闇』を『不良』呼ばわりってかァ)

一方通行「ハハッ」

霊夢「何笑ってんのよ?」

一方通行「何でもねェ」

霊夢「気持ち悪いわね」

一方通行「テメェ!!」

打ち止め「フフッ♪ 霊夢が来てから最近楽しいなってミサカミサカはそっと呟いてみる」

164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/13(日) 18:30:27.06 ID:VzfAKDve0
今書いてる作者です。

全く影響のない場所なので無事でした。

心配してくれてる方がいて申し訳おりません。

なにせテレビにここしばらく釘付けになっておりました。

被災者の方々もどうかご無事にいるよう願っております。


165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/15(火) 02:58:32.40 ID:GSHcrtUG0
>>1無事だったか! よかった・・・・・・。
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(0) [sage]:2011/03/15(火) 19:59:55.46 ID:bvjF+u1x0
フレンダ「今まで暗部で働いてきた私が スッスキルアウト? ふっふざけやがって!!」

絹旗「超同感ですが、明らかに力を出していない標的に簡単にあしらわれました」

絹旗「しかも、バックに第一位が、私達の手に終えません、とりあえず麦野に連絡しましょう」

フレンダ「あんな奴って知ってたら、トラップを準備万全にしてぶっコロしてたのに!!」

絹機「コロしては超意味が無いです」

絹旗「……と言う訳です、麦野」
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/15(火) 20:19:47.90 ID:bvjF+u1x0
麦野「第一位がね……やっぱり裏があったわね、あなた達で試してみて悪いと思ったけど」

フレンダ「えっ!? 試したの?」

麦野「言い出したのはフレンダでしょ?」

フレンダ「うっ、そっそれは……」

麦野「まあいいわ、依頼に無い第一位にまで手を出す必要は無いし、割りに合わないわ、上層部に敵と見なされるしね」

フレンダ「たしかに……」
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/15(火) 20:41:22.46 ID:bvjF+u1x0
麦野「だからこの依頼は無しよ」

フレンダ「ええ!? でも麦野が標的だけヤっちゃえば簡単話なんじゃ?」

麦野「それも考えたんだけどね……」

麦野「だけど、そもそも詳しい情報を寄越さなかった上の奴らの態度が気に入らない」

麦野「まるで金で釣って『博麗霊夢』のを力を計れってな内容にね」

麦野「それにまだ上は何か隠してるわね……」
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/15(火) 20:46:11.78 ID:bvjF+u1x0
フレンダ「それって……」

麦野「それはまだ分からないわ」

麦野(実際は私で力を試して欲しかったみたいだけど)

麦野(何かあるのは確かね……今は一端泳がせておきますか)

麦野(次に上がどう動くか見物だしね)

麦野(そして……沈んで行くといいわ、学園都市の『闇』の底に、アイツと同じ様に……ね)
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/18(金) 18:54:40.74 ID:UuQno3o70
――夕刻――

浜面「フレンダ、機嫌良かったよなー」

浜面「何か知らねーけど、ギャラが入るから打ち上げの準備に買出しに行ったのはいいけど」

浜面「他の奴らからも色々注文されて、全部揃えんのに時間食っちまった、無かったなんて言ったら後が怖えし……」

浜面「にしても……こんなにサバ缶買わせてどうするつもりなんだ?」

浜面「……重い」
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 19:04:03.87 ID:UuQno3o70
浜面「……」

浜面「……ハァ」

浜面「……」

浜面(重いな……)

浜面(色々と……)

浜面(……)

浜面(この公園を横切れば近道だな……)

浜面「……」トボトボ


――――ジャンよ!!


浜面「!?」ビクッ

浜面「この声……」

浜面「間違いねぇ、黄泉川だ」

浜面「……」コソコソ

浜面「あそこか……もう一人誰か居るな、生徒指導か何かか?」

浜面「何にせよ、これ以上面倒は御免だ……とりあえず隠れねえと」コソコソ

sageするのミスりました。 すみません
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 19:12:55.10 ID:UuQno3o70
黄泉川「どこの生徒ジャンよ? もうに完全下校時刻は過ぎちまってるジャン!!」

霊夢「うるさいわね」



浜面「アイツ……あの黄泉川にあの口の聞き方、スゲェ命しらずだな」

浜面「まあ、それ以前に、相手はアンチスキルなわけだが……」



黄泉川「大人に向かって何ジャンよ、その口の聞き方は厳重指導決定ジャン!!」

霊夢「面倒ね……」ふわっ

黄泉川「能力者!?」

黄泉川「だが逃がす訳にはいかないジャン!!」
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 19:17:33.91 ID:UuQno3o70
霊夢「……」シュンッ

黄泉川「な!?」

黄泉川「消えた!?」

黄泉川「チッやられた!!」

タタッ……

黄泉川「向こうか!!」ダッ


浜面「消えやがった……」

浜面「何だったんだ、あの女」コソコソ

174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 19:34:19.18 ID:UuQno3o70
浜面「能力者なのは違いないだろうけど」

浜面「もし透明になれる能力なら、男の夢だよな」

浜面「俺なら……ヘヘッ」ニヤニヤ

霊夢「うわぁ……」

浜面「な!? 何だ!? 今の声」キョロキョロ

浜面「……」

浜面「たしか、このベンチの方向から」

175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/18(金) 19:37:33.28 ID:UuQno3o70
浜面「でも、誰もいな……」

霊夢「いるわよ」パッ

浜面「ひいいいいいいいいいいいいいい!?!?!?」ドテッ  バラバラ…カランカラン…… 

霊夢「驚きすぎでしょうに」

浜面「お、お前ッ!?」

霊夢「落ち着きなさい、あーあこんなにばら撒いちゃって」

浜面「さっきの女!? 逃げたんじゃ」

霊夢「うるさいから追っ払っただけよ」
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/03/18(金) 23:26:39.23 ID:MV0GD9CAO
黄泉川の再現度がなんかアレだが無事なら良かったさ乙
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/19(土) 15:09:09.78 ID:EM0qy/Gs0
※指摘ありとごうございます。 力足らずですが、自分なりに黄泉川の修正してみました。


黄泉川「もうとっくに完全下校時刻は過ぎちまってるじゃん!!」

霊夢「うるさいわね」



浜面「アイツ、あの黄泉川にあの口の聞き方、スゲェ度胸だな」

浜面「まあ、それ以前に、相手はアンチスキルなわけだが……」



黄泉川「ハハッ!! なかなかの問題児じゃん、厳重指導決定だな♪」

霊夢「問題児って聞くと、普通嫌がりそうなものなんだけど」

黄泉川「こう見えても教師でね」

黄泉川「うちの生徒は優等生ばっかで物足りないじゃん、もっとも大切で可愛い自慢の生徒達だけどな」

霊夢「……」

霊夢(へぇ……)

霊夢「……アナタみたいな先生なら、きっと生徒からも好かれてるわ」

黄泉川「ハハッ♪ そうだと嬉しいんだけどな」

黄泉川(……不思議な雰囲気の子じゃん)

黄泉川「でも、褒めても逃がさないじゃん?」ニヤニヤ

霊夢「ハァ……」

霊夢「そう言うと思ったわ」ふわっ

黄泉川「お!? その能力、不良じゃ無いと思ってたが、まさかの優等生じゃんよ」

霊夢「なら、優等生に免じで見逃してもらえないかしら?」

黄泉川「規則は規則!! それに生徒は特別扱いせず、平等に接する!!」

霊夢「そっ…」

霊夢「良い先生ね……」シュン…

黄泉川「!?」

黄泉川「消えた……」

黄泉川「ハハッ なるほどテレポーターか、やられたな……」

黄泉川「……」

黄泉川「……まだ近くにいるかもしれんな」

黄泉川「おーい!!! さっさと帰れよ!!! 次見つけたら逃がさないじゃんよー!!!」
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/22(火) 03:45:54.15 ID:Mv+P0JWp0
浜面「消えやがった……」

浜面「何だったんだ? あの女」コソコソ

浜面「能力者には違いないだろうけど」

浜面「もし透明になれる能力なら、男の夢だよな」

浜面「俺なら……ヘヘッ」ニヤニヤ

霊夢「うわぁ……」

浜面「な!? 何だ!? 今の声」キョロキョロ

浜面「……」

浜面「たしか、このベンチの方向から」

浜面「でも、誰もいな……」
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/22(火) 03:47:08.30 ID:Mv+P0JWp0
霊夢「いるわよ」パッ

浜面「ひいいいいいいいいいい!?!?!?」ドテッ  バラバラ…カランカラン…… 

霊夢「驚きすぎでしょうに」

浜面「お、お前ッ!?」

霊夢「落ち着きなさい、あーあこんなにばら撒いちゃって」

浜面「さっきの女!? 逃げたんじゃ」

霊夢「うるさいから追っ払っただけよ」

霊夢「それにしても……」ジー

浜面「うお!? チッ近!?」

霊夢「隠れてジロジロ見てるから何かと思ったら」
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/22(火) 03:48:58.82 ID:Mv+P0JWp0
霊夢「……面白いわね」

浜面(さっきは遠くからでよく分からなかったけど……かっ可愛い!! とてつもなく!! )

浜面「///」

霊夢「?」

霊夢「まっいいわ」

霊夢「脅かせちゃったみたいだし」

霊夢「悪かったわね」

浜面「あ、ああ……」

霊夢「でもあのニヤケ顔は気持ち悪かったわ」

浜面「ひ、ひでぇ……初対面に容赦無しかよ」
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/22(火) 03:51:22.36 ID:Mv+P0JWp0
霊夢「当然!!」

浜面「ハハッ……(絹機の口の悪さで慣れちまったまった自分が哀れだ……)」

霊夢「ほら、缶詰」

浜面「あっすまねえ」

霊夢「……凄い量ね、缶詰収集家?」

浜面「いや、これは俺のじゃねぇ……って収集家って……」

霊夢「なるほどね、使いっ走りって奴ね」

浜面「ググ……」

霊夢「図星ね」

浜面「そうだ!! パシリだよ!! 悪いか!!」
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/22(火) 04:00:17.63 ID:Mv+P0JWp0
霊夢「似合ってるわ」

浜面「うぐぐ……ちっちくしょううううう!!!」

霊夢「フフッ♪」

浜面「なっ///」

浜面(この笑顔……イイ!!)

浜面(可愛いってのは卑怯だな、何か許しちまう……もし、アイテムの奴らが全員[ピーーー]だったら、俺は……」

浜面「コホンっ……」

浜面「てかさっきの面白いって何のことだ?」

霊夢「悪党になり切れてない」

浜面「なッ!?」
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/23(水) 03:14:21.65 ID:6uuNY/ivo
このSS・・・・・・面白いわね
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/23(水) 19:01:19.03 ID:NcJu1hQH0
霊夢「違うわね、人の命を軽く見れないって言った方がいいかもね」

浜面「くっ!!」

浜面「分かったよう事言うんじゃねえ!!」

浜面「お前に俺の何が!!」

霊夢「聞かれたから、答えただけよ」

霊夢「それに、あなたがどんな人間かどうでもいいわ」

浜面「なっ!?」

浜面「……」プルプル

浜面「そうか、だがな!! どうでもいいって言われりゃ腹立つな!! 」

浜面「お前みたいな奴が!!……」
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/23(水) 19:03:05.57 ID:NcJu1hQH0
霊夢「みたいな奴が?」

浜面「!?」

浜面(……)

浜面(違う……)

浜面(こいつは……)

浜面「いや、なんでもねぇ……」

霊夢「そっ」

浜面「……」

浜面「なぁ!!」

霊夢「なによ?」
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/23(水) 19:13:03.68 ID:NcJu1hQH0
浜面「少しだけ、俺の話を聞いてもらえねえか?」

霊夢「……」

霊夢「初対面に容赦ないわね」

浜面「ハハ……無理にとは言わねぇよ」

浜面「俺もなんで話そうかなんて、思ったのかなんて分からねぇ」

浜面「ただ、アンタから不思議な感じがしたんだ」

霊夢「……」

霊夢「暇つぶしに聞いてあげるわ」

霊夢「もう少し、ここの夕日を眺めていたいしね」
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/25(金) 02:40:14.23 ID:AQMUXESJ0
◆ ◇ ◆ ◇

浜面「……それで今は暗部の雑用って訳だ」

霊夢「……」

浜面 「なんか感想はないのか?」

霊夢「ないわ」

浜面「そうか……」

浜面「って、ないのかよ!!」

霊夢「ええ」

浜面「みっともねえだろ? レベル0で、だからといって他の努力もせず、スキルアウトに入り、堕ちに堕ちて」

浜面「今じゃ暗部、殺し屋みてえなとこの雑用で、いつ使い捨てにされるか分からない日々だ」
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/25(金) 04:28:05.18 ID:AQMUXESJ0
霊夢「ハァ……」

浜面「たっ溜息って」

浜面「悪かったな、つまらねえ話聞かせて」

霊夢「ホントそうね」

浜面「ググっ(今分かった、こいつのは悪口じゃねぇ……本心だ)」

霊夢「慰めの言葉なんて私の性分じゃ無いし、事実だけは言っとくわ」

浜面「事実?」

霊夢「良かったわね」

浜面「はぁ!?」

浜面「 今の話聞いて一体どこが!!……」
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/25(金) 04:35:20.73 ID:AQMUXESJ0
霊夢「そんな状況になっても、あなたは腐って無い」

霊夢「本当に腐った人間ってのはそんな目をしていない」

浜面「!?」

霊夢「何驚いて、固まってんのよ?」ペシッ(デコピン)

浜面「イテッ」

霊夢「それに、努力してないってのも嘘ね、その体付き、鍛えてないと無理よ」

霊夢「まっ結果はどうあれ、アナタは必死だった、違うの?」

浜面「……」

浜面「俺はそんな……」ボソッ…

霊夢「!」
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/25(金) 04:38:02.84 ID:AQMUXESJ0
霊夢「一騒ぎ起きるわよ」

浜面「え!?」キョロキョロ

浜面「 あれは、スキルアウト!? しかも、第七学区の連中じゃねえ!!」

浜面「ここ最近活動が活発化してるって聞いてたが……」

浜面「おい!! ヤバイ!! かなりの人数だ!!逃げるぞ!!」

霊夢「何で逃げる必要があるのよ?」

浜面「な!? 何でって……」

浜面「おっ俺は逃げるぞ……」ダッ

霊夢「そっ」

霊夢「……」
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/25(金) 04:54:48.34 ID:AQMUXESJ0
スキルアウト「そこの女!!」

霊夢「なによ?」

スキルアウト「アンタの名前は『博麗霊夢』で間違いないな?」

霊夢「そうだけど、有名になったものね」

スキルアウト「 第七学区、黒の長髪、赤の髪飾り、そして噂通りの美人ってな!!」

霊夢「参拝ならお賽銭も持って来ることね」

スキルアウト「ハハッ!! 面白れぇ冗談だが、あながち間違っちゃいいないな」

スキルアウト「能力を持たない者を見下さねぇ、それでいて喧嘩の時は体一つ、イカしてんじゃねぇか!!」

スキルアウト「最近のクソ共にも見習わせてぇくらいだ」

スキルアウト「それに噂じゃ、そのクソの中でも特に外道な連中を潰したとも聞いた、あの『超電磁砲』とたった二人でな!!」
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/25(金) 05:01:05.07 ID:AQMUXESJ0
霊夢「目の前に不快な物があったら、掃除するでしょ? 」

スキルアウト「ハハッ!! やっぱいい根性してんな!! 気に入ったぜ!!」

スキルアウト「わざわざ、他学区から足を伸ばしたかいがあったってもんだ!!」

スキルアウト(本来なら女の子にちょっかい出すのは頂けねえが……)

スキルアウト(それ以上にアンタには惹かれるモンがある!! 本気でぶつかりてえ!!)

スキルアウト「さあ!!! 喧嘩だ!!!」

霊夢「……」

霊夢「一対一とかはいいから、まとめてかかってきなさい」

スキルアウト「流石と言いたいとこだが、その信念くらいは守りたいんでね」

霊夢「ハァ……面倒なのは嫌いだけど、付き合ってあげるわ」
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/03/25(金) 21:20:35.64 ID:Z20ngrRro
これ好き
支援
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/26(土) 01:27:29.31 ID:DdvMQ79y0
やはり、面白い、好き、と言ってもらえるとホント嬉しいものです。

初SSで最初は!?の半角と全角も使い分け切れないほど馬鹿で(駄文、誤字は今も継続中ですが)頑張ろうと思います。

しかし、書くペースは本当に遅いのでそこはすいません
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/26(土) 02:42:34.75 ID:DdvMQ79y0

◆ ◇ ◆ ◇

浜面「俺……何してんだろうな……」

浜面「いくら能力者といえ……あの人数、自分より年下の女を一人残して逃げちまった」

浜面「情けねぇ……ホントに情けねぇ」

浜面「クソッ……」

浜面「今更何言ってんだ……」

浜面「……」


――――「そんな状況になってもあなたは腐って無い」


浜面「……」

浜面「あの言葉……」

浜面「おれはそんな……立派な奴じゃねぇ」

浜面「腐っちまってるよ……とっくにな……」

浜面「……」


――――「本当に腐った人間ってのはそんな目をしていない」


浜面「……」

浜面「あの瞳……」

浜面「……」


――――「事実だけ、言うわ」


浜面「……」

浜面「事実……」ピタ……

浜面「アイツは……」

浜面「本心だ……」

浜面「本当に俺を腐ってねぇって……」

浜面「俺は……」

浜面「俺は!!!」ダッ!!
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/26(土) 02:50:47.58 ID:DdvMQ79y0

◆ ◇ ◆ ◇

霊夢「あなたで最後よ」

スキルアウト「最後だろうが関係ねえ!!!うおおおおおおおおおお!!!!」

霊夢「フフッ♪」

霊夢(……やっぱりね)

浜面「うおりゃああああああああああああああああああ!!!!!!」ダッ!!

スキルアウト「な!?」

浜面「ソイツに手ぇ出すんじゃねええええええええええええええ!!!!!」バキッ!!!

スキルアウト「がッ!?」ドサッッ……

浜面「おい!! 大丈夫か!? 他の奴らは!?」
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/26(土) 03:05:41.73 ID:DdvMQ79y0
霊夢「何熱くなってんのよ?」

霊夢「周りを良く見なさい」

スキルアウト「……」ピクピク

浜面「な!?」

浜面「ぜっ全滅……」

浜面「まさか 一人でやったのか?」

霊夢(似たような台詞を言うのもこれで三回目……ね)

霊夢「他に誰がすんのよ?」

浜面「おっお前、一体何者なんだよ」

霊夢「そういえば、言ってなかったわね」
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/26(土) 03:13:40.32 ID:DdvMQ79y0
霊夢「じゃあ、改めまして、私は『博麗霊夢』ただの一般人よ」

浜面「……」

浜面「……」

浜面「はい? 一般じ……」


――――こらあああああああああああああああああああ!!!


浜面「!?」ビクッ

アンチスキル「ここで騒ぎが会ってるって駆けつけたら、何だこの有り様は!!」

アンチスキル「な!?」

アンチスキル「お前は留置所14回の浜面仕上!! 」
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/26(土) 03:30:14.70 ID:DdvMQ79y0
浜面「おい霊夢の奴は!?!?!?」キョロキョロ

浜面「アイツ!!! 消えやがった……」

浜面(ヤバい!!! 今はスキルアウトどころか、更にヤバイ裏組織の雑用やってんのに)

浜面(いやまて……それ以上に買出しもまともに出来ず、さらに捕まりでもしたら)


――――『こんな雑用すらできないなんて、オ・シ・オ・キ か・く・て・い・ね』ニコッ


浜面「笑えねえ……」

浜面(奴から逃げる最善策を考えるんだ!! 幸い、黄泉川はまだ駆けつけてねえ、逃げるなら今がチャンス!!」

浜面「確実に逃げる方法は……」

浜面「!」

浜面(これしかねえ!!!)
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/26(土) 03:37:26.10 ID:DdvMQ79y0
浜面(まだ近くにいるはず!!!)

浜面「頼む!!! 俺を逃してくれええええええ!!!」

アンチスキル「こんな騒ぎを起こしておって!!何を言っている!!」

霊夢「どんだけ必死なのよ」

浜面「小物には小物の生きる道があるのでっす!!」

霊夢「……」

霊夢「やっぱり、面白いわ」

アンチスキル「何を一人でブツブツと!!」

浜面「グエッ……」ガシッ

霊夢「飛ぶわよ!!」
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/26(土) 03:39:47.16 ID:DdvMQ79y0
浜面「そ…そこを持ったら…首が…」

霊夢「両手は袋でふさがってるじゃない?」

アンチスキル「ふんっ能力者だったか!! 随分必死みたいだが逃がさんぞ!!」カチャ

浜面「ありゃ捕獲用のネット弾、終わったな……俺……」ジタバタ

アンチスキル「記念すべき15回目!! 観念するんだな!!」ドーン  

浜面(目の前に網が……それよりも首が……息が……)

霊夢「〜♪」シュン…

浜面「グッガウ……」シュン…

アンチスキル「なっ!?」
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/26(土) 04:03:08.41 ID:DdvMQ79y0

◆ ◇ ◆ ◇


霊夢「まっこんなとこかしらね」スタっ

浜面「グエボッ!!!」ドサッ……

浜面「はぁーはぁー マジ死ぬかと思った……窒息死で……」

霊夢「ほら恩人にお礼は? 浜面?」

浜面「え? どうして俺の名前を……」

霊夢「留置所14回の浜面仕上さん?」

浜面「あ、ああ……なるほど」

浜面「ありがとうな、霊夢助かったぜ」

霊夢「うむ」
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/26(土) 04:09:29.85 ID:DdvMQ79y0
霊夢「じゃあ、聞くもんも聞けたし、私は帰るわ」ふわっ

浜面「あ、ああ」

浜面「なぁ、霊……」

霊夢「せいぜい足掻きなさい」

浜面「ああ!!」

浜面「言われなくとも足掻いて、足掻いて生きてやるさ!!!」

霊夢「フフッ♪」

霊夢「いい返事ね、おまけに最後に発見した『事実』を教えといてあげるわ」

浜面「えっ?」

霊夢「あなたは小物じゃない……それどころか……」

浜面「そっそれどころか?」

霊夢「フフッ♪ 後は勝手に想像しなさい♪」シュンッ…… 

浜面「な!? オイそれはねえだろ!! 霊夢!!!」

浜面(……ありがとうな)
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/03/26(土) 07:14:02.58 ID:S2qV56TBo
おっ、続きがきてるわーい
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/26(土) 08:19:29.05 ID:V7zA+8GJ0
霊夢が珍しくいいやつだ
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/27(日) 00:16:43.52 ID:UMO+wgVC0
更新乙!!
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/28(月) 23:18:51.22 ID:9kgN4a7C0
――アイテム隠れ家――

浜面「よいしょっと、随分遅れちまったが言われたモノは全部用意しといた」ガチャ

浜面「はぁ……疲れた」

滝壺「おかえり はまずら」

絹旗「超遅かったですが、こんな雑用ですら時間かかるなんて超役に立たない浜面らしいですね」

浜面「ハハッ、そこは許してくれ、全部揃えないと悪いとおもってな」

絹旗「!?」(なっ何なんですか、このまるで応えて無い反応は……クッ浜面如きに!!)

浜面「ほら例の映画のための偽造身分証明書だ」

絹旗「あっもう手に入れたんですか?」

浜面「色々裏ルートまわってな、なるべく早い方が良いだろ」
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/28(月) 23:20:47.58 ID:9kgN4a7C0
絹旗「浜面にしては気がききますね」

絹旗(それに……何か……)

フレンダ「お疲れさんっって言いたいけど、結局任務は撃ち切ったから打ち上げは中止ってわけよ」

フレンダ「浜面 サバ缶一個コッチ投げて♪」

浜面「分かった、ほらっ」

フレンダ「ありがとっ」パシッ

浜面「でも可笑しいな、今回は楽な仕事だって……」

麦野「それがね、レベル0の一般人の捕獲にフレンダと絹旗が失敗したのよ」

浜面「冗談だろ? まずそんな任務が来るわけが無いし、あったとしても、絹旗とフレンダの二人なら余裕だろ?」

フレンダ「……」

絹旗「……」
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/28(月) 23:38:13.10 ID:9kgN4a7C0
浜面「マジ……なのか?」

浜面「一体どんな一般人なんだよ……」

麦野「見てみる? 軽くあしらわれたらしいよ? ほらターゲットの写真」ヒュンッ

浜面「ますますあり得ねえ、一体どんなゴリラ相手に……いやゴリラでも無理か」パシッ

浜面(!?)

浜面(……とんだ一般人もいたもんだと思ったが、お前だったとはな)

浜面(暗部の標的にまでなってるっつーのに、ハハッ なんだろうな、このアイツなら大丈夫だろうってな感じは)ニヤニヤ

麦野「浜面……アンタって奴は……」

フレンダ「結局浜面ってキモいんだけど」

絹機「写真見てニヤつく姿は超不気味です」

滝壺「大丈夫だよ、私はそんなはまずらを応援してる」

浜面「ぬあ!?」
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/29(火) 14:32:13.80 ID:r18qmbDd0
×はまずら
○はまづら
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福井県) [sage]:2011/03/29(火) 19:34:41.58 ID:EOrlUxsPo
続きが待ち遠しいがゆっくり書いてくれ
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 05:56:42.13 ID:x8JKxe/I0
浜面「なっ!? 何だよ!! 俺はただ、霊夢ならって……ヤベエ」

フレンダ「何で名前知ってるわけよ?」

絹旗「まさか知り合いですか?」

麦野「どういうことか? きちんと説明しなさい」

滝壺「はまづら?」

◇ ◆ ◇ ◆

麦野「……そう、知らないとはいえ標的に助けられたってわけね」

浜面「ああ、だがアイツは……」

麦野「何言われたら、そんな風になるのかしら?」

浜面「さてな俺は俺だ……」
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 05:58:36.16 ID:x8JKxe/I0
麦野「言いなさい」

浜面「言わねえ、違うな言葉で表せねえ」

麦野「随分と……調子に乗ってるのね?」

フレンダ「何しょうもない事で歯向かってのよ? 馬鹿じゃないの?」

麦野「手足切り落として、別の雑用雇ってもいいのんだけどねえ? いくらでもアンタみたいなカスはいるんだから」

浜面「……たとえ、堕ちても俺は誰も信じないとか、周りが敵だらけとか思っちゃいねえ!!!」

麦野「まさか……そんな綺麗事が遺言とはね」

麦野「言うこと聞かない雑用なんて要らないから」

麦野「死んで頂戴」 カッ!!!!

滝壺「はまづら!!!」
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 06:00:14.88 ID:x8JKxe/I0
絹旗「……!?」

浜面「俺は!!!!!!」バッ

浜面「死なねえええ!!!!!」……ドッ……パラパラ…‥

麦野「なっ!?(腕を払いのけられた!?)」

フレンダ「嘘……でしょ?」

浜面「俺は足掻く!! レベル0だろうが関係ねぇ!!!」

麦野「テメェ見てえなカスがあ!!!!! 一度攻撃防えだくらいで何調子乗ってんだ!!!!! 奇跡は二度も……」

浜面「一度は起きた!!!! 次も起こす!!!! 何度だってな!!!」

麦野「!?」

麦野(なっ!?……)
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 06:06:21.11 ID:x8JKxe/I0
浜面「俺はな麦野!!! どういう経緯でお前らがこんなことしてるなんてのは知らねえが……」

浜面「俺はあんな『灰』になるのはまっぴら御免だ!!!!」

麦野「ハハッ!! この世界に怖じ気づきやがったか!?」

浜面 「そうだ怖ェ!!!、マジでぶるっちまってらぁ!!! この世界にな!!!」

浜面「だがな!!!そんなクソみたいな世界の中でもお前が時折見せる、仲間への気遣いってのがあった」

浜面「人を任務で簡単に人を[ピーーー]ようなお前にも、仲間を思う心ってのがあった!!」

麦野「……何を言い出すかと思えば、浜面ぁ? 本当〜にテメエってのは馬鹿で愚かで役立たずだな!!!!!」

浜面「分かってるさ、自分が言ってることが馬鹿な綺麗事だってな!!! もしかするとお前にとっちゃ仲間すらどうでもいいモンなのかもしれねえってのに……」

浜面「ここでの仲間の意味なんて、死んだら取り替えられるだけの消耗品ってのも分かってるのに……」

浜面「ただ……能力を使い過ぎてへばってる滝壺を気遣う、お前の顔は本当に綺麗でカッコ良かった……本当に……な」
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 06:11:17.75 ID:x8JKxe/I0
浜面「これは俺の感じた『事実』だ!!!」

麦野「!?(まただ……またこの気迫……)」

浜面「俺はホントに馬鹿かもしれねえ、そんな嘘かもしれねえお前を見て……」 

浜面「お前を慕うフレンダを見て……」

浜面「普段は辛口だが、なんだかんだでお礼を言ってくれる絹機を見て……」 

浜面「初めての死体処理の仕事まかせられて、人が簡単に「灰」になってへこんでたとき、声をかけてくれた滝壺を見て……」

浜面「ファミレスで周りの目を気にせず好き勝手楽しそうにするお前らを見て……お前も、他の奴らもあんな『灰』になって欲しくねえって思っちまったんだからな……」

フレンダ「……」

滝壺「はまづら……」

絹旗「この世界には……あなたみたいな超馬鹿は役に立ちそうにありませんね」(嫌いじゃ……ありませんが)
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 06:18:35.01 ID:x8JKxe/I0
麦野「……」ガシッ

浜面「ウグッ……」

麦野「……今度は避けれねえぞ?」

浜面「か……かもしれねえ、……が」

麦野「……」

浜面「なぜか……死ぬ気がしねえ……」

麦野「……なぜそう思う?」

浜面「二度目の奇跡ってのが……起きそうだから……のと」

麦野「と?」

浜面「死体の……後始末が……面倒だ……ろ?」
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 06:19:48.47 ID:x8JKxe/I0
麦野「フフッ」

麦野「ハハッ!!」

麦野「どうしちまったんだ? 浜面ぁ? 随分と面白くなっちまって?」

麦野「気が変わった、次の奇跡も起きるかどうか見ててやろうじゃない?」バッ……

浜面「ゲホッ………」ドサッ

浜面「麦野、 お前も変わるぜ? その奇跡でな」

麦野「は?」

浜面「っとそれと」ガサゴソ

麦野「?」

浜面「ほら頼まれてたシャケ弁だ、一番最後にさっき買ってきた、出来立ての方がいいだろ?」
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 06:20:50.01 ID:x8JKxe/I0
麦野「!?!?」(さっきまで私に殺されかけたくせに、なんでそんな顔が!?!?!?)

麦野「あっありがと」

麦野(!?!?!?!? 私は今何を!?)

フレンダ(麦野が!?……)

滝壺(はまづらに……)

絹旗(お礼!?……」

一同「奇跡だ……」

麦野(……私をなんであれ思い留めさせた……アイツ如きに……だが、そう確信させる気迫があった……)

麦野(一体何を……)

麦野(博麗……霊夢)
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 22:42:18.30 ID:x8JKxe/I0
――――巫女と電撃姫のとある一日――――

ピンポーン

霊夢「誰かしら?」ガチャッ…

霊夢「あら美琴」

美琴「へへっ♪ この間住んでるとこ聞たから早速遊び来ちゃった」

美琴「いきなりでゴメンね、都合悪かった?」

霊夢「大丈夫よ、私も暇だったしね、取りあえず上がんなさい」

美琴「あっ!! あとコレ、手ぶらじゃ悪いし」

霊夢「これは?」

霊夢「お茶が好きって言ってたから、有名どこの和菓子よ」
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 22:45:15.99 ID:x8JKxe/I0
霊夢「……」

美琴「え!? 気に入らなかった?」

霊夢「感動したわ!!」

美琴「よ、喜んでもらって良かったわ……」

霊夢「アイツらも見習って欲しいもんよ!!」

美琴「アイツら?」

――霊夢回想――

『霊夢ー!! 遊びにきたぜー!! とりあえずお茶頼むぜ!!』

『霊夢、遊びにきてあげたわ、紅茶を出しなさい、それに合うお菓子もね』

『霊夢ー!! もうお酒が無いぞー お酒ェ♪ お酒ェ♪』

『霊夢さん!! 入浴中失礼ですが、新聞の売上貢献のためにお写真を……ガッ!?』バキッ

霊夢『帰れ!!!!!!』

――――――――

美琴「へぇー なんかいいわねぇ」
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 22:46:40.26 ID:x8JKxe/I0
霊夢「え?」

美琴「気兼ねなく、そんなに友達が集まってくるって、好かれてる証拠よ」

霊夢「そうかしらねぇ」

美琴「そうよ」

霊夢「まぁー納得はいかないけど、そういう事にしとくわ」

霊夢「じゃあ ちょっと待ってて、お茶とさっきのお菓子の準備してくるわ、一緒に食べましょう」

美琴「わかったわ」

――

霊夢「はいどうぞ」コトッ

美琴「ありがと」
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 22:47:52.72 ID:x8JKxe/I0
美琴「ホッ……霊夢が入れてくれたお茶、美味しい、それに落ち着くわ」

霊夢「当然よ」

美琴「ふふっ」

霊夢「……」アム

霊夢「!? この和菓子こすごく美味しいわね」

美琴「どれどれ……」アム

美琴「 ホント!? これはまたお茶とあって!!」

霊夢「ホント、人助けもしてみるもんね」

美琴「またまた〜素直じゃないなー」

美琴「普通あんな状況で助けにこないって、周りが薄情とは言わないけど、誰だって面倒事に首を突っ込まないだろうし」
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 22:49:43.92 ID:x8JKxe/I0
霊夢「買いかぶりすぎよ、私だって面倒なのは御免だわ」

美琴「なら、どうして私を助けたのよ?」

霊夢「アイツらが気に入らなかったからよ?」

美琴「……」

美琴「フフッ♪」

霊夢「なによ?」

美琴「なんでもない♪」

霊夢「?」

美琴(友達が集まって来るのも分かる気がするな……)

美琴「霊夢ってなんか不思議だわ、なんか一緒にいると、良い気分になれるっていうか、落ち着くっていうか」

霊夢「どっちも、美味しいお茶とお菓子のおかげね」
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 22:53:26.89 ID:x8JKxe/I0
◆ ◇ ◆ ◇

霊夢「ご馳走様、美味しかったわ、お茶もう一杯いる?」

美琴「ご馳走様、あ、頂くわ」

美琴「ふー♪ 和室って良い感じよね、畳の匂いも好きだし……ちょっと寝転がってもいい?」

霊夢「気なんか使わなくていいわ、ゆっくりしていきなさい」

美琴「ありがと……」ゴロン

美琴「!!……(ッツ……(あの事件が終わって結構立つけんだけど……)」

霊夢「……」

霊夢「はいお茶……あと、これ使いなさい」コトッ

美琴「これは?」
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 22:54:49.24 ID:x8JKxe/I0
霊夢「塗り薬よ」

美琴「えっ!?」

美琴(表情には出てない筈……なんだけど)

霊夢「背中に、それにお腹……誰かに蹴られたりでもした? 」

美琴「うっ!?(そこまで的確に!?)」

美琴「……それも勘?」

霊夢「さあ、どうでしょうね」

美琴「はぁ……霊夢は何でもお見通しよね」

霊夢「多分黒子も気づいてるわよ」

美琴「うっ!?……(そっか……やっぱ気づいてるよね)」
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 22:56:49.66 ID:x8JKxe/I0
霊夢「その薬、知り合いの月の医者のだから大抵の傷もすぐ治るわ」

美琴「月の医者? 霊夢も可愛い冗談を言うのね、私の知り合いはカエルの医者なんだけど……」

霊夢 「カエルの医者ねぇ (外は広いのね……)」

美琴「でも……ありがと、使わせてもらうわ、ちょっと痛んできたし」脱ぎ脱ぎ…

美琴「……」ヌリヌリ

美琴「!?」

美琴「……嘘!?……塗った瞬間痛みが引いた……細かい傷もアザも……」

霊夢「すぐ治るって言ったじゃない?」

霊夢「それに……」ペタ

美琴「ヒャ!?」
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 22:58:19.29 ID:x8JKxe/I0
霊夢「背中に何をしたら、こんなんなんのよ? 勢い良く背中をぶつける状況ってそうないでしょうに」ヌリヌリ

美琴「へへっ……ホントありがとね……」

霊夢「……」

霊夢「こんな小さな背中にどれだけの面倒事を背負い込んでんでしょうね……」ヌリヌリ

美琴「……」

霊夢「重かったでしょ?」

美琴「……」

美琴「……」コクリ

美琴「だけど……」

霊夢「大丈夫よ、何があったかなんて興味無いわ、それに今は随分楽そうだしね」
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 22:59:45.61 ID:x8JKxe/I0
美琴「……」

美琴「……ありがと」

霊夢「だけどね……」

美琴「……?」

霊夢「もし、美琴がまた面倒事に巻き込まれて、こんな傷だらけになるようなら」

霊夢「それは立派な異変よ、私が解決してあげるわ」

美琴「……」

美琴「ほんと……ありがと」

霊夢「異変解決は私(巫女)の役目って相場は決まってんのよ」
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 23:11:49.54 ID:2Ib7dtozo
むぎのん戦か・・・
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 23:13:43.95 ID:cWMk3BWVo
霊夢さんかっこいいれす
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/02(土) 01:30:59.28 ID:LQJH+O0ho
平等に無関心ってなかったけ
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/02(土) 04:07:54.35 ID:kTpMzLod0
すいません、自分の未熟な力では……原作霊夢そのままだと、絡ませるのがにちょっと無理でした」

立場上霊夢は妖怪退治専門なので妖怪に対しては厳しい姿勢を取るのもありますが気まぐれで妖怪から略奪もしたりしますし……

夜勝手に出歩く人間なんかとって食べても良いみたいなことも言いますし……

異変解決のためには敵に容赦はしません。

だけど、何だかんだでみんなで宴会をしたりする

→無関心で誰にでも平等だからこそ、強い妖怪、神、人問わず集まる。(過去退治された妖怪でも……)

しかし、無関心と平等だけで本当に集まるのだろうか? 人を惹きつける雰囲気の中に具体的な「何か」あるのではないか? 

という自分勝手な自己解釈です(申し訳ない、キャラ崩壊の要因です、その「何か」に優しさ、てのをぶち込みました)

と言うのも……

儚月抄で倒れた妖怪を助けて看病したとあるので、本当に無関心で平等だけなのか……

幻想郷の戦闘ルールの弾幕ごっこというものは、人間だと死ぬ可能性もあります、

だけどその知人、敵である人間は死んではいない、容赦しない筈なのに……

戦闘ルール上、負けた相手に追い打ちをかけてはいけない、等もありますし、霊夢は本気を出すことも無いと言われてますので、一概にはいえませんが、

誰にも無関心とは言ったものの紫の事は何だかんだで信用していると地霊殿にて古明地さとりから心を読まれています。

まあそれらを踏まえても丸くなりすぎで、キャラ崩壊全開霊夢さんですが、原作どうりといかず申し訳ありません。

禁書に関しても同様、申し訳ありません (キャラ崩壊&時間軸めちゃくちゃ)

――――

紫「随分と楽園の素敵な巫女になっちゃったのね?」

霊夢「そうね、確かに私らしくないけど、ここじゃ私ってイイ奴らしいわよ?」

紫「フフッ」(『ここ』……ね)

霊夢「それに場所も変われば、気分も変わるしね」
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 18:00:51.54 ID:GH3pxSo40
――――アイテム隠れ家――――

麦野(シャケ弁……崩れてる……)

麦野「でも……」

麦野(温かい……)

麦野(綺麗でカッコイイ……か)

麦野「……」

――

麦野「明日、博麗霊夢に会ってみるわ」

浜面「居場所はわかるのか?」

麦野「暗部の情報収集力、知ってるでしょ?」
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 18:02:49.94 ID:GH3pxSo40
浜面「……会ってどうするんだよ、まさか……」

麦野「興味がわいただけ」

滝壺「私も会ってみたいな」

絹旗「滝壺さん、会っても超ムカツクだけですよ」

フレンダ「だよね〜」

麦野「別に、依頼じゃないから、付いてきたいなら勝手にしなさい」

麦野(私達に依頼が来るくらいだから、どんな人物か調べさせてみたら……)

麦野(住民登録データ、個人能力データ、他にもどれを取っても穴がない……)

麦野「まるで綺麗に0から作られたみたいに……」
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 18:06:36.46 ID:GH3pxSo40
――――後日、夕日の見える公園――――

霊夢「……やっぱ夕日はどこも綺麗ね」

霊夢「アナタ達もそう思わない?」

麦野「……そうね」

滝壺「……きれい」ボーっ

滝壺「れいむ、やっぱり可愛いね」ニコッ…

霊夢「……」

霊夢「もう名前を知られても驚かないわ」

麦野「あなた、有名だものね」

霊夢「なりたくてなった訳じゃないんだけどねぇ」
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 18:08:51.51 ID:GH3pxSo40
霊夢「あっ、完全下校時刻ってのはもう過ぎてるのかしら?」

麦野「そんなの気にする奴だったのね……」

霊夢「もっと厄介な『先生』がくるからね」

麦野「フフッ(想像と全く違うじゃない……)」

霊夢「?」

滝壺「あとちょっとだけど……まだ大丈夫だよ」

霊夢「そっ……」

霊夢「にしても、ここは、色々な意味で縛られるから、ちょっと窮屈よね……もっとのんびりしたいもんよ」

麦野「……」

麦野「そうかもしれないわ、だけど自分の力じゃどうしようもない状況ってのもあるでしょ?」
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 18:11:17.47 ID:GH3pxSo40
麦野「例えば……どうしようもない闇に堕ちてしまった人間なんて、二度と這い上がれないものよ?」

麦野(何言ってるんだか……)

霊夢「……」

霊夢「似たような事を知り合いの白髪が言ってたわね」

麦野(第……一位)

霊夢「まっ光だろうが、闇だろうが、関係ないわ、窮屈なのは懲りごりよ?」

麦野「……あなたならどうするの?」

霊夢「そうね、どうしても窮屈ならその部屋を容赦なくぶっ壊すわ、そして、自分の心地の良い居場所を作ろうかしらね、暗すぎず、眩しすぎない自分の居場所をね」

麦野「!?」

滝壺「!?」

霊夢「あの白髪と似たような反応をするのね、私は間違ってないわよ?」
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 18:17:44.21 ID:GH3pxSo40
麦野「フフッ(本当に……ね)」

滝壺「……」

滝壺「れいむは強いんだね」

霊夢「?」

――――完全下校時刻です、生徒の皆さんは……

霊夢「あー そういえばこんなんのが流れるんだったけね、まっ私は帰るわ」ふわっ

―――
――

麦野「レベル0なのに本当に能力を持ってるのね……浜面の言う通りか」

滝壺「気持ち良さそう……」

麦野「そうね、何にも縛られないって感じで、ホント……自由で……」

麦野「探りを入れるのも、どうでもよくなったわ……」

滝壺「?」
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/04(月) 22:07:17.91 ID:SOHdxFad0
麦野「ところで、浜面ぁ! それで隠れてるつもりなの?」

浜面「うっ……」

浜面「よ、様子見にきただけだ、それに俺だけじゃねぇ」

麦野「そんな事は分かってんのよ、隠れるのあんただけ下手だから、名指ししだけ」

フレンダ「私はてっきり、麦野がアイツをボコボコにするかと思ってたのに」

フレンダ「結局何も起きなかったって訳ね、拍子抜けっていうか、物足りないっていうか……」

絹旗「接触もほんの少しでしたね、もういいんですか? 麦野?」

麦野「十分よ」

浜面「そうか……」ホッ…

麦野「どちらの心配してたんだか」
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/04(月) 22:08:49.25 ID:SOHdxFad0
浜面「どっちにもに決まってんだろ」

麦野「浜面に心配されるなんて、終わりも良いとこだわ」ハァー

浜面「ひ、ひでぇ……」

フレンダ「麦野に心配とか要らないでしょうに」

絹旗「たしかに、そうですね……」

麦野「だけど、二人とも来たのね?」

フレンダ「え!? いやだからそれは、アイツがやられる所を……」

絹旗「超興味があっただけです」

麦野「そう」

麦野「……」

麦野「パーッとご飯でも食べに行きしょうかね……」
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 04:08:04.14 ID:y3JYMXHG0
――とある巫女の都市探索―― 〜何日か前〜

霊夢「ホント人が多いわね、ああ、そういえば休日だったか」

霊夢「人ゴミを避けるには空にかぎるってね……」ふわっ

霊夢「……」

霊夢「学校ってやつか、ホント何でもかんでも大きいわね、最初来た時もビックリしたけど、ホント凄いわ」

霊夢「……なんか騒いでるわね」

生徒「……」ザワザワ…

生徒「……」ザワザワ…

生徒「先生!!! 空に女の子が!!」

青髪「な、何やて!? ほっホンマや!!!!」ガララララ
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 04:10:50.68 ID:y3JYMXHG0
小萌「何を言い出すかと思えば先生はそんな……霊夢ちゃん!?」

上条「霊……夢!?」ビクッ

青紙「なんや上やん!? まさかあの飛行系美少女とも知り合いって言うんやないやろうな!!」

霊夢「あら、当麻? ここの学校だったのね」

霊夢「でもおかしいわね、今日休みなんじゃないの?」

青髪「な!? やっぱ知り合いって、許さへん!! 許さへん!! 上やん!!!」

上条「や、止めろ」グワン、グワン

土御門「上やんはホントすごいにゃー まさか女の子が空を飛んでまで寄ってくるとは……」

上条「れっ霊夢、なにゆえここに?」

霊夢「散歩」
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 04:12:15.63 ID:y3JYMXHG0
上条「さ、さいですか」

ジャッチメント「コラ――!!」

霊夢「!?」

霊夢「なによ!!」

ジャッチメント「校内で何勝手に能力を使用しとるかー!!」

霊夢「なんかやばそうね」

霊夢「逃げましょ」

小萌「あっ!? 霊夢ちゃん!!」

上条「オイ、霊夢!!」

青髪「超絶レアな飛行系美少女が!!!!」
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 04:15:46.50 ID:y3JYMXHG0
ジャッチメント「逃げたか、ふふ甘いな、そう簡単に逃げれると思うなよ」

ジャッチメント「ここ第七学区にはな、優秀なジャッチメント第一七七支部があるのだ!! すかさず連絡を!!」

白井「はい、第一七七支部白井ですの」

白井「……わかりましたですの」

初春「白井さん事件ですか?」

白井「事件ってほどのモノではないんですの、能力の無断使用の注意を聞かずに逃げ出したと……空を飛んで」

初春「それって、まさか……」

白井「そう霊夢さんですの、特徴を聞くかぎり、多分間違いないですわね」

初春「でもそれって結構軽いやつですよね? みんななんだかんだで使ってますし」

初春「そもそも危険な能力や強い能力者だけ使用禁止だったら不平等ってことで原則使うなって奴ですよね?」
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 04:17:01.56 ID:y3JYMXHG0
初春「学校内でも、スポーツ競技などの使用は許されてますけど……」

白井「まぁ、確かにですね……でも……ジャッチメントとしては……やはり」

初春「白井さんも仕事以外で使ってるじゃないですか」

白井「……」

白井「まぁ、厳重注意じゃなく、軽い注意でいいですわね」

初春「はい!」

白井「じゃあ、初春、霊夢さんの居場所の探索をお願いしますわ」

初春「はい、わかりました」
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 04:19:03.23 ID:y3JYMXHG0
◆ ◇ ◆ ◇

白井「ジャッチメントですの!!」

霊夢「あら? 黒子じゃない? どうかしたの?」

白井「とっとりあえ」シュンッ……

白井「ずは下に……」シュンッ……

白井「降りてください」

白井(ふう……連続でテレポートは出来るものの浮けるわけではありませんからねえ)

霊夢「フフッ 分かったわ」

白井「霊夢さん実は……カクカクジカジカ」

霊夢「ああそういうこと分かったわ」
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 04:22:08.25 ID:y3JYMXHG0
霊夢「つまり、人目につかないようにすればいいのね」

白井「まっまぁ……うーん、そっそうですわね」

霊夢(なるほどねー、これはそのためにね)

――――霊夢回想――――

紫『面倒ごとが嫌いならそれを使いなさい』

霊夢「?」

霊夢『こっちにそんなルールなんて無いんだし、なんでこんなもん使う必要があるのよ?』

紫『ここじゃ、目立ち過ぎたら、色々面倒だからね、飛ぶなとは言わないから目立たない様にしろってことよ』

紫『何回もあんな後始末は御免だわ……』

霊夢『?』

――――――――――――
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 04:28:37.94 ID:y3JYMXHG0
霊夢「じゃ早速」

霊夢「……」パッ……

霊夢(……何だかんだで流石よね、存在の境界? それとも有と無かしら? まっどっちにしろ、透明人間の完成ってね)

白井「消えた!?」

霊夢「見えなきゃ問題ないでしょ?」

白井「……ハァ」

白井「本当にアナタって人は一体何者なんでしょうね」

白井「これじゃデュアルスキル、いや、確か私の様な空間移動もできるんですわよね……レベル5の原石ってのも納得ですわ」

霊夢「納得されてもねぇ」

霊夢「それにしても、黒子の仕事は大変ね、こんな風にアチコチ飛び回って事件解決したり、私みたいな奴に注意したりするんでしょ?」
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 04:38:53.47 ID:y3JYMXHG0
白井「まぁ、色々大変な事もありますが、やり甲斐のある仕事で、この街を守ってるって実感できて良いですわ」

白井「それに大切な事もたくさん学べられますから……」

霊夢(守る……か)

霊夢(そもそも私がコッチきたらヤバイんじゃなかったのかしら? まぁ紫の事だから、何かしら対策してると思うけど)

白井「まっ今回はただの注意ですので、今後は気をつけてくださいな」

霊夢「分かったわ、郷に入れば郷に従えってね」

霊夢「黒子も仕事頑張んなさい」シュンッ……

白井「霊夢さんも気をつけて……」

白井「……」

白井「いいですわねあの能力……私もあの能力さえあれば!!! お姉さまのあーんな姿やこーんな姿を!!!!」

白井「クヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒッ」
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 04:48:29.84 ID:y3JYMXHG0
霊夢『なんか……色んな意味で見ちゃいけないモンを見た気がするわ』

霊夢『……でも面白いからもう少し見学してみましょうかね、その仕事とやらも』

――――着信――――

白井「はい白井です!!」

白井「強盗事件!? アンチスキルが駆けつけるまでの間、現場に近い私が向かいます!!」

白井「では早急に!!」シュンッ……

霊夢「黒子の能力ね……」シュンッ……

◆ ◇ ◆ ◇

白井「ジャッチメントですの!!」

白井「器物破損及び、強盗の現行犯で、拘束します!!」
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 04:59:43.53 ID:y3JYMXHG0
霊夢『他所のこと言えたもんじゃないけど、この街って治安悪すぎじゃないのかしら?』

霊夢『どんなに文明が発展して、他の驚異が無くなっても、今度は人間同士で争うってのは悲しいものね』

強盗犯A「……何だ、ただのガキじゃねえか ジャッチメントも人手不足ってか?」

白井「そんな舐めた口をきけるのも今の内ですわ!!」

強盗犯A「そこをどきな!!」

白井「ハッ!!」

強盗犯A「が!?」バキッ!!

霊夢『黒子の相手じゃないわね』

霊夢『あら? 私と似た様な武器を使うのね……』

霊夢『へぇー自分だけ移動するだけじゃなくてそういう能力なのねぇ』
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 05:03:07.70 ID:y3JYMXHG0
強盗犯B「うっ動かねえ……空間移動能力者!?」

白井「これ以上抵抗を続けるなら、体の中にテレポートさせますわよ?」

強盗犯B「う……」

強盗犯B「参った……」

白井「あとは、逃げていった奴を捕まえれば終わりですわね」

白井「私から逃げ切れる筈がありませんのに……おバカさんですわね」

強盗犯C「ふっふざけんな!! あんな化物相手に勝てるわきゃねー」ダッ

強盗犯C「どきやがれクソガキ!!」

美琴「ん?」

美琴「おっと危ないわね」ヒョイ
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 05:10:18.32 ID:y3JYMXHG0
美琴「何なのかしら……」

美琴「!?」

美琴「私の……クレープが……」

霊夢『あら美琴……災難ねぇ、服まで汚されて』

白井「一般人の方に危害が!!……違うあれは!? お姉さま!?」

白井「お姉さま!! 強盗犯ですの大丈……」

美琴「黒子……」ゴゴゴゴ

白井「は……はいですの!!」

美琴「アイツ、私に喧嘩売ったみたいだから、やるわよ? 文句はないわよね」

白井「う……」
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 05:13:37.08 ID:y3JYMXHG0
強盗犯C「ハハッ 車がありゃ逃げ切れるな、あばよジャッチメント」 ガチャン

美琴「……」バチバチ……

美琴「」ピーン

―――――超電磁砲――――ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!

強盗犯C「!?」ガシャンッ

強盗犯C「……」ブクブク……

霊夢「おー♪ 豪快でスッキリする技ねぇ」

――『弾幕はパワーだぜ!!』

霊夢「フフッ♪ アイツを思い出すわね」

霊夢「やるわね〜 二人とも!!」パッ
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 05:21:30.47 ID:y3JYMXHG0
美琴「わ!?」

美琴「れ、霊夢!?」

白井「霊夢さん?」

霊夢「黒子の仕事とやらを見学してたわ」

白井「れっ 霊夢さん見てたんですの!?」

美琴「霊夢ってそんな能力まで持ってるのねえー」

霊夢「美琴も随分派手な能力持ってるじゃない?」

白井「フフッ♪」

白井「学園都市230万人の頂点、7人のレベル5の第三位『超電磁砲』御坂美琴お姉さま」

白井「10億ボルトの電流を操る、常盤台中学が誇る最強無敵の電撃姫ですの」

霊夢「へぇー何か知らないけど美琴って凄いのねえ、電撃姫なの?」
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 05:25:40.83 ID:y3JYMXHG0
美琴「電撃姫って、黒子が勝手に言ってるだけで!! ていうか、霊夢も8人目のレベル5になれたんでしょうに!!」

白井「ですわよね」

霊夢「あーそうだったわねー」

美琴(ホント、どうでもいいんだろうな……)ハァー

霊夢「ところで、黒子が持ってるその針みたいなの一本貸してくれない?」

白井「え? まっまあ構いませんが」

霊夢「ありがとっと」ヒュン

強盗犯D「うッ動くな!!!」ボンッ!!!

強盗犯D「ハ!?」

美琴「!?」

白井「!?」

霊夢「」ダッ!!

強盗犯D「な早ッ!?……」バキッ!!

強盗犯D「が!?」バタっ
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 05:46:46.50 ID:y3JYMXHG0
霊夢「黒子、アレ借りるって言ってたけど、返せなくなったわ」

黒子「そっそれは構いませんが……(強盗犯の存在に一早く気づき、拳銃の銃口に正確投げ入れ、暴発させた、それにあの身裁き……)

美琴「流石霊夢ね、最初会ったときの事を思い出すわ、今度はそこら辺の不良相手じゃなく……」

美琴「霊夢とならいい勝負ができそうね!!!」バチバチ……

黒子「おっお姉さま!!! 何言ってるんですか!!」

霊夢「ん? 美琴勝負したいの? 私は構わないけど?」

黒子「な!? 霊夢さんまで!!!」

259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 05:47:36.62 ID:y3JYMXHG0
美琴「さてっと始めましょうか!!」

霊夢「かかってきなさい!!」

黒子「二人とも!!!! 止め!!!!……」

美琴・霊夢「冗談よ? 黒子?」

黒子「!?」

黒子「……」プルプル

黒子「二人とも!! 私をからかって!!」

美琴・霊夢「フフッ♪」

黒子「う……(その笑顔は反則ですわ)」
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/06(水) 06:45:30.96 ID:Vp6025LIO


それとジャッチメントではなくジャッジメントですの!!
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/07(木) 05:50:16.82 ID:eN4aeHNE0
――――学園都市最強とスーパーと巫女と子供と――――

霊夢「〜♪」

打ち止め「〜♪〜♪」

一方通行「……そんなに『スーパー』ってもンが楽しいか?」

霊夢「楽しいわよ? 色々な食材があってね」

打ち止め「ミサカも楽しいって霊夢に同意してみる!!」

一方通行「ハァー……そォーですかァー」

霊夢「ところで、お昼何食べたい?」

一方通行「……別になんでも構わしねェ」

霊夢「一応お金払ってもらってるからねー 好きなもん頼んでいいわよ? 作り方なんて調べりゃどうにでもなるし」
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/07(木) 05:53:25.40 ID:eN4aeHNE0
霊夢「こっちとしては、タダでお昼食べれて、色々な料理を作って試せるから嬉しいからねー」

一方通行(黄泉川は昼は仕事で居ねェし、芳川も出かけてるからな、クソガキの面倒と食事の面倒が片付くんだ……こっちのがありがてェ)

一方通行「……ならテメエが試したい料理ってのを作りゃいいだろうが」

霊夢「つまらないわねー 打ち止めはアイツの好きな食べ物とか知らないの?」

打ち止め「あの人は元々あまり食べない人なんだけど、霊夢と知り合ってから食べる様になったってミサカミサカはニヤニヤしながら話してみる」

打ち止め「それに霊夢のは残さず食べてるっていうのも付け足してみたり♪」

霊夢「ほー♪ それは良い心がけねー♪ そういえば全部食べてたけど、美味しかったてことよね?」

一方通行「チッ……単に自分で払った分位ェは回収してェだけだ」

霊夢「美味しいってのは否定しないところがまたねぇ、もっと素直で、仏頂面してなけりゃ、えーとなんだっけ?」

霊夢「あー思い出した『イケメン』って奴なのに勿体無いわ」

一方通行「な!?/////////」カーっ
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/07(木) 05:59:18.56 ID:eN4aeHNE0
打ち止め「だよねーってミサカも頷いてみるけど、だけど素直なあの人はちょっと不気味かも」

霊夢「それもそうね」

一方通行「テメェら!!」

霊夢「照れない、照れない」

打ち止め「でも、本当に霊夢の料理って美味しいけど、霊夢は誰に習ったの? ってミサカミサカ素朴な疑問を投げかけてみる」

霊夢「私はあるお屋敷のメイド長から、ちょくちょく教えてもらったりしてるからね、腕前はプロ級だから、プロに教えてもらってるのと同じね」

一方通行(道理でなァ……そこら辺で済ます気が無くなるわけだ)

打ち止め「なるほどってミサカミサカは霊夢の腕前に納得してみる」

霊夢「同じ食材なら、美味しく食べた方がいいでしょ?」

一方通行「違ェねェが、お屋敷のメイド長ってのと知り合いってのは、まさかお前、どこぞの嬢様だったりするんじゃねェんだろうな?」
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/07(木) 06:02:05.03 ID:eN4aeHNE0
霊夢「私がお嬢様?」

一方通行「住んでる場所といい、考えられなくもねェだろ? (品みてえなモンも感じるしな、神聖っつーかなんつーか)」

霊夢「見る目ないわねー」

一方通行「チッ だろうなテメエには品がねェ」

霊夢「私が一番知ってるわ♪」

一方通行「……」

一方通行「ハッ……(相変わらず、食えねえ奴だ……)

打ち止め(……ホント、優しい顔をする様になったなって、ミサカミサカは霊夢に感謝してみる)

打ち止め「霊夢、ありがとうね」
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/07(木) 06:03:56.11 ID:eN4aeHNE0
霊夢「?」

霊夢「料理教えるくらい訳無いわよ?」

打ち止め「違う♪ 違う♪ その事じゃないんだよって、ミサカミサカはおやつのプリンを買い物カゴにこっそり入れながら否定してみる♪」

霊夢「私は別に構わないけど、いいの?」

一方通行「構わしねェ……」

霊夢「アンタって打ち止めに甘いのね〜」

一方通行「チッ 何ほざィてンだか」
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/04/08(金) 18:56:21.91 ID:pdcOhdDZ0
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/10(日) 20:22:26.04 ID:iaTo+pmA0
打ち止め「あ! あれも欲しいかもってミサカミサカは!!」ダッ…

霊夢「ほんと、元気ねぇ」

一方通行「……」

―――――『一緒にたくさん体動かして、汗かいて、お腹減ったから一緒にご飯を食べる、それだけの話よ?』

一方通行(信じちゃいねェ、嘘と取られたか?……いや、違うな、なぜかは分からねェが、確信に近ェ……)

一方通行(……だが)

一方通行「あの時俺が言った事が嘘とでも思ってたのか?」

霊夢「あの時?」

一方通行「俺が人殺し云々ってやつだ……」

霊夢「……」

霊夢「嘘とは思わなかったわ」
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/10(日) 20:26:45.90 ID:iaTo+pmA0
一方通行「そォか……」

霊夢「だけど極悪人って言う癖に、随分と打ち止めが懐いてたし」

霊夢「あの遊びでも、私にしか攻撃が当たらないように、しかも万が一当たっても足止めできる程度には手加減していたからね」

霊夢「おまけに周りに被害が出ないようにまで……そんな奴が少し不自然だとは思ったけど」

一方通行「良く観察してるこって、……だが不自然か、確かになァ、俺も不自然すぎて笑えてくらァ」

霊夢「でも今更ね、どうかしたの?」

一方通行「俺みてえな化物を、あんな目で見た奴は初めてだったからな」

一方通行「俺は自分のやった事が許されるとも、どうにかなるとも思っちゃいねェーが」

一方通行「最近になって、そんな俺のした事を分かった上で受け入れてくれる奴らがいた」

一方通行「そんな状況を悪かねェと感じていたが、逆に俺みてぇなクソな人間にそんな事が許されるのかってな……」

霊夢「……」

一方通行「チッ 何ペラペラ、アホみてェな事話てンだろうなァ」
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/10(日) 20:30:15.77 ID:iaTo+pmA0
一方通行「あん時は、テメエのあまりにも軽い返事に考えんのもアホらしくなっちまって、空腹満たすのを優先したが」

一方通行「今改めて、疑問に思っただけだ、クソだと知りながらも『そっ』で済ますテメエにな」

霊夢「……」

霊夢「私はアンタの言う『クソ見たいな奴』と一緒にご飯食べたりするのは御免よ?」

一方通行「は?」

霊夢「分からない? そう言う風にアナタを受け入れてくれる人たちがいるなら、アナタが自分に思っている様には見られていない」

一方通行「なっ……」

霊夢「私もそいつらと同じ」

一方通行「……」

一方通行「……そォですかァ (何を言っても無駄なんだろうな……)」
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/10(日) 20:40:33.58 ID:iaTo+pmA0
霊夢「で、そんな事考えてる位なら、お昼なにが食べたいか位は決まったわよね? 一方通行(アクセラレータ)?」

一方通行「ハッ……」

一方通行「ガッツり、肉が食いたいねェ、博麗霊夢って奴からモヤシ呼ばわりされんのも癪だからなァ」

霊夢「そっ♪」

霊夢「ところで、打ち止めはコソコソ何をしてるの?」

打ち止め「え!?」ビクッ

打ち止め「こっ これも買っていい?ってミサカミサカは……」コソコソ……

一方通行「ハァー……」
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/04/11(月) 02:23:20.14 ID:q0+R1uQGo
ここ最近の楽しみ
頑張ってくれ
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/12(火) 18:02:35.44 ID:Ubek8MVZ0
――――『雨』――――

「雨が降ってるって、ミサカミサカは夜空を見上げてみたりー♪」

「ったく、鬱陶しいから、そこら辺で固まってろ」

「ミサカはお月様を見たかったのにーってちょっと残念がりつつ踊ってみたり♪」

「ッチ……転んでもも知らねーぞ」

「痛っ!!!!」

「ったく、言わんこっちゃねェ」

「ほらっ立てっか?」

「え?……あ、ありがとうってミサカはちょっと戸惑いながら、あなたの心遣いに感謝してみる」ガシッ

「ッチ……」

「結構擦りむいてんなァ……そこで雨宿りして待ってろ」

「分かったってミサカミサカは笑顔で頷いてみる」ニコッ

「ハァー……」

―――
――


「馬鹿げてやがる、本当に……」

さきほど雨のぬかるみでこけた打ち止めのために買った薬品を目にそう呟く
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/12(火) 22:44:47.31 ID:Ubek8MVZ0
――――『そのくだらない物の積み重ねが負債を返していくジャンよ……』

「あの言葉……」

(……こんな事で自分のしたことが消えるわけではない)

(何人もぶっ殺した……自分の欲しい物を手に入れるために……)

(最強超えた『無敵』という言葉に、それで何か変わるとは思えねェのに手を出した、もう後には戻れなかった)

(俺を止めた奴がいた……忌々しいヒーロー様だ)

(それから、俺の周りは変わった……)

(クソ見てえな俺を受け入れてくれる奴らが現れた、打ち止め、黄泉川、芳川、医者、そして……最近現れたアイツだ)

(出会いは最悪だった、『鬼ごっこ』と言う名の勝負、アイツは楽しそうに空を舞った、俺は必死に掴もうと手を伸ばしたが掴めなかった)

(アイツは勝負に負けた俺を当前のように助けた、目が覚めた時、打ち止めは随分アイツになついてやがった)
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/13(水) 02:07:09.57 ID:8oVOiXMK0
――――『アンタがどんな人間かなんて興味ないわ』

――――『一緒にたくさん体動かして、お腹すいたから、そいつらとご飯を食べる、それだけの話よ?』


(アイツの意味不明な言動に、雰囲気に、なぜか惹きつけられた…)

(初対面のアイツになぜ自分の事を話そうと思ったかなんて、分かりゃしねェ、だが奴の反応が気になったってのは事実だ)

(だから自分のことを話した、『今まで多くの人を殺した、極悪人だ…』と)

(だが帰ってきた返事はあっけないもんだった……)


――――『そっ』


あまりにもの軽い返事に逆に俺がハァ?ってな間抜けな声をあげると、


――――『言いたいことがまだあるの? ご飯が冷めちゃうじゃない』


(もう笑うしかねェ……だが奴が俺を見る目は前と変わらず透き通ったままだった)
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/13(水) 02:37:38.77 ID:8oVOiXMK0
そんな奴まで現れて、ここ最近は俺見てえな奴が悪かねェと思う日々をすごしている

んな資格があるわけがねェのに、許される訳がねェってのに……『光』が眩しく見える、

路線の高架下、切れかかった蛍光灯が点滅、ほとんどは消えてほぼ真っ暗な通路の中を俺はそんな事を考えながら歩いていた

出口にさしかかる、その暗闇と雨雲から覗く月の光で、地面に『闇』と『光』の境界が出来ていた、俺は『闇』の部分でふと立ち止まった……

今の自分を投影してる気分だった、この闇から出れば……俺は……





(ハハッ…… 上等だァ……)カチッ、





やはり俺はこっち側のようだ……『闇』が俺を狙う……どこまでも逃がさないと、一生お前は『闇』の中だと……
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/13(水) 03:45:49.19 ID:8oVOiXMK0
猛烈なスピードで突っ込んでくる装甲車と俺との距離がわずかとなった時、

なぜか起こるべき現象が起こらず、代わりに突如現れた何かを前に俺は目を見開いた

それは光の壁……いや、光の結界という言葉が一番それに当てはまる

光の結界に衝突した装甲車は衝撃も音も無く、ピタリと静止していた、 そして……





         声が響いた……



                                アイツだ……
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/13(水) 03:57:41.87 ID:8oVOiXMK0
「私の財布にちょっかい出すなんて、いい度胸だわ!!」


「ほらっ!! ぼさっとしてないでさっさ片付けるわよ!!」


『光』と『闇』の間にふわりと降り立ったアイツが俺に手を差し出す

そんな暗い場所なんかから、さっさ出てこいと、欲しいのなら、自分から掴んで見ろと言わんばかりに、

俺は躊躇うこと無くその手を掴んだ、力強く、力強く、

そのまま宙に浮き 勢い良く高架下から飛び出す、後方からは二台目の装甲車が突っ込む不愉快な音が聞こえた

雲から覗いた月明かりが綺麗だった、何度も見たはずの月がこんなに綺麗だと初めて思った

隣から、いつも通り楽しそうで、凛とした声が俺に問いかける


「祭りは大勢でするものよ?」


「ハッ……」


「ハハッ!! 本当最高だなァ!!! 霊夢!!! テメェって奴ァ!!!」


「あら? 今頃気づいたの?」
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/13(水) 04:18:12.95 ID:8oVOiXMK0
合図と言わんばかりに霊夢は色とりどりの光弾をあたりにばらまいた、

地上で何百、何千発ものそれらが花火の様に炸裂する……地上で、眼前で、激しく、美しく、幻想的に!!

理屈? 原理? 法則? ンナもんはどうでもいい、ただ今の最高の気分のままに暴れ回るだけだ



「演出ご苦労ォオ!!!!! 最ッッッツ高の祭りにしてやらァ!!!!!!」



その後の事はよく覚えていない

気に入らねえ奴の声も聞こえたきがするが、あちこちで炸裂する光をBGMに全てがかき消された

不思議と一人も死者は出なかった

今のこの気分に、血の匂いで邪魔される方が気に入らなかった
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/13(水) 19:29:42.69 ID:+lheq66j0
読み返して文章力の上達っぷりに驚いた
>>1超乙!!
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 00:27:20.84 ID:K/9BO7C20
霊夢「さてっと、いい運動したわ、帰ってお風呂入って寝ましょうかね」

打ち止め「……」ダッ

霊夢「わ!?」ダキッ……

打ち止め「二人とも無事で良かったって、ミサカミサカは霊夢に抱きついてみたり♪」

霊夢「あんなの訳ないわよっ てそれよりも綺麗だったでしょ?」ナデナデ

打ち止め「うん!! とっても綺麗ってミサカも思ったし、あの人達もそう言ってたよ」

霊夢「なるほどねぇ 美しさ重視でいくのもありね」

一方通行「……霊夢」

霊夢「ん?」

一方通行「     ……、」
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 00:28:58.77 ID:K/9BO7C20
霊夢「?」

霊夢「何か知らないけど、ココに来て一番不気味だわ」

霊夢「!」

霊夢「打ち止め!」

打ち止め「え!?」

霊夢「GO!」ブワッ

打ち止め「わわ!?」

一方通行「な!?」ダキッ……

霊夢「二人とも心配したなら、平等にすべきよ」

一方通行「オイ!! ふざけてンのか!? テメェ!! 」

霊夢「フフッ いつものに戻ったわね」

一方通行 「ハッ!?」

打ち止め「……アナタも無事で良かったって♪」ニコッ

一方通行「……」

一方通行「チッ……」
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/04/16(土) 01:00:31.72 ID:AYgYcVlWo

楽しみに読んでます
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/16(土) 01:04:27.85 ID:K/9BO7C20
102から書き始めた者です。

何だかんだでマナー的に良くない乗っ取りの形でここまで続けてきました。

今回自分的に大切なイベントだったので、下手だろうが、不自然だろうが、無理矢理、地の文形式にしました。

また会話形式に戻ります。まだなんとか頑張っていきたいです

それにしても、書きたいなぁ〜と思っていた部分だけ先走って書いて載せたので、

もう色々な意味でメチャクチャですね……ホント見てくれる人には感謝です

きちんとストーリーを考えて書くべきでした、申し訳ない
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/04/17(日) 01:42:29.49 ID:Py1YK/dNo
そんなに乗っ取り気にしてるならスレ立て直したら?気分的にもいいだろうし
後書き溜めて、1,2週間に1回でいいから5,6レス書いてくれたほうが読みやすいっす
レスが少ないのを気にしてるかはわからないけど、それは多分途中で話が途切れてるからレスがしにくいんじゃないかと

楽しく読んでるんで未完だけはやめて下さいお願いします
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/17(日) 04:39:36.12 ID:bMG87+QDO
もう>>1は来ないみたいだし、このまま乗っ取ってもいいと思うよ?
>>284の言うとおり新スレ建ててもいいから完成だけはしてくれ
めちゃくちゃ期待してるんだ
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 16:32:24.77 ID:IvhfCGXm0
少し時間は溯り……

麦野(それにしても……いきなり、ガキを任せたって、こっちは仮にも狙った方っだってのに)

麦野(私も何してんだか……)

――――

霊夢「たまたま通りかかったから良かったものの……」

霊夢「何なのよ? あなたを襲った連中は?」

打ち止め「分からないけど……多分あの人も狙われてるってミサカミサカは推測してみる」

霊夢「何ですって!?」

打ち止め「だから……霊夢!! お願い助け……」

霊夢「私のお昼代にちょっかい出すなんていい度胸だわ!!」

打ち止め「え!?」

霊夢「打ち止め! 確かアイツの居場所分かるのよね? 方向だけでもいいから教えなさい」
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 16:34:01.90 ID:IvhfCGXm0
打ち止め「うっうん、分かったってミサカはちょっと頑張って調べてみる……」

打ち止め「……わかった!! 多分あっちだってミサカは指を差して見る」ビビッ……

霊夢「じゃ、早速って言いたい所だけど……まず、打ち止めを……」



浜面「まさか、麦野が俺にまで奢ってくれるとは……しかもあんな高級店」

フレンダ「ホント、結局奇跡ってのが三度も起こったって訳よ」

絹旗「もう、浜面は運を使い果たしたので、これから人生下り坂ですね」

麦野「これ以上、浜面に下があるの?」

浜面「ひっひでぇ……」

滝壺「大丈夫、私はそんな下り坂なはまづらを応援している」

浜面「ハハッ……」

浜面「は〜ホント、暗部でさえなけれりゃな〜」
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 16:34:38.05 ID:IvhfCGXm0
フレンダ「……なるほどね、浜面とっちゃ女の子ばかりの仕事場、部下に奢ってくれる優しい上司、言葉だけ並べると、あら素敵って訳よ」

絹旗「暗部というマイナスで結局マイナスですが、浜面的にはバニーさんだとプラスですか?」

浜面(アイテムが……バニー……)

浜面「……」ニヤニヤ

絹旗「やっぱり、浜面のは最悪のキモさですね、再確認できました」

一同「ハハッ」
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 16:36:02.68 ID:IvhfCGXm0
霊夢「あら? 浜面?、ん? アナタ達は……」

浜面「な!? れ、霊夢……」

霊夢「いつぞやのスキルアウトと、公園の……」

フレンダ「まっまだ言うか!!」

絹旗「……」

麦野「……良く会うわね」

滝壺「れいむだ」

霊夢「あーなるほど、また公園で隠れてたのといい、あなた達が浜面の上司って奴ね、なら殺し屋みたいなのってのも……」

浜面「いや……それは……え!? ばっばれてた!?」

麦野「はぁ〜 ったく、だから、隠れるの下手くそって言ったの分かった?」
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 16:36:46.20 ID:IvhfCGXm0
絹旗「それに、なぜ暗部の事まで話してるんでしょうね、ホント浜面は超バカですね」

浜面「……」

麦野「まぁ、ご察しの通り 私達がアナタを狙ったんだけど、今はもうどうでもいいんだよね」

霊夢「そっ、ならいいわ、ところで浜面!!」

浜面「え!? いいのかよ!!」

フレンダ「いいのかい!!」

霊夢「この子を預かっといて、あまり時間はかからないとおもうから」

浜面「一体何を、え!? なっ何が起こるんだ?」

浜面「あ! 待て、分かった」

浜面「また一騒ぎか?」
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 16:37:49.85 ID:IvhfCGXm0
霊夢「違うわ」

浜面「そうか……良かった」ホッ……

霊夢「今度は『大騒ぎ』よ」

浜面「え!?」

霊夢「派手になるから離れて見物しとくといいわ」

浜面「……なんかもう、有無言わさずだよな、預かるのが決定事項みたいな……」

霊夢「私に借りがあるでしょ?」

浜面「うっ……」

打ち止め「え!? ミサカもついていくって……」

霊夢「万が一でもアナタが傷ついたら、アイツが悲しむわよ?」
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 16:38:51.54 ID:IvhfCGXm0
打ち止め「ミサカも二人が傷ついたら悲しむって霊夢に反論してみる!」

霊夢「……ハァー」

霊夢「私がアナタを預けるって意味分かるわよね?」

打ち止め「……」

打ち止め「……わかったってミサカミサカはあの人と霊夢が帰ってくるのを待ってる、だから絶対二人で帰って来てって……」

霊夢「はいはい、さっさと片付けるから、待っときなさい」ナデナデ

打ち止め「うん!!」

浜面「……やっぱお前って、何だかんだでイイヤツだよな」

霊夢「ここじゃ、そうらしいわ」

浜面(素直じゃねえんだから……)ヤレヤレ
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 16:39:48.43 ID:IvhfCGXm0
霊夢「何よその顔」

浜面「何でもねぇ」

霊夢「フンッ まっいいわ、任せたわよ」

浜面「ああ、任せとけ!!」

麦野(……このやり取り……なんか……)

麦野「……で、任せるのはいいけど、こいつは私のパシリなんだけど?」

霊夢「パシリにしておくのは勿体無いかもよ?」

麦野「は?」

霊夢「フフッ アナタ達なら気づきそうなものなんだけどね……」ふわっ
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 16:41:28.07 ID:IvhfCGXm0
麦野「……」

絹旗(この人は……)

霊夢「まっいいわ、いきましょうかね!!」シュン……

フレンダ「一体幾つ能力持ってんのよ、メチャクチャすぎて呆れるっての」

絹旗「……やはり、超不思議です」

浜面「麦野!! 今は任務でも無い、俺はこの子を預かる!! 文句は無いだろ?」

麦野「……ついこの間あっただけってのに、随分信頼してるのね」

麦野「やっぱり、優しい言葉をかけてもらったとか? アイツのカワイー顔つきにやられたとか?」

浜面「……実際アイツと会ってみて、なんとなく分かるだろ? 」

浜面「まっ、どっちも全くねーとは言わねーけどよ……」
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 16:42:23.03 ID:IvhfCGXm0
麦野「……」

麦野「……ハァ〜、まぁ少しくらい別に構わしないか、『大騒ぎ』ってのを見物するのもありだし」

フレンダ「でもアイツ、暗部って知って子供預けるってのもぶっ飛んでるって訳よ……いや、流石に何もしないけどさ」

滝壺「あれ? この子だれかに似て……」ボソッ……


猟犬部隊「目標を発見、……了解、目標以外は……」カチャっ……


カッ!!!!!!!!! ドーーーー―ン!!!!



麦野「で、さぁ? 食後の運動まで用意してくれるなんて、こうなるって分かってて頼んだみたいだねアイツ……」

猟犬部隊「な!?」
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 16:44:12.43 ID:IvhfCGXm0
麦野「絹旗!! 私達『アイテム』の役目ってなんだっけ?」

絹旗「学園都市内の不穏分子の削除、抹消ですね、まぁそれにより上層部の暴走を止めるのが主な仕事ですが……」

麦野「小さな子供に銃突向けて襲うっ輩ってのは?」

フレンダ「結局、不穏分子って訳よ!!」ニヤニヤ

麦野「うーん、正義の味方みたいな仕事ねぇ、まぁ〜気分的に悪くないかな♪」

麦野「浜面ぁ!! っと言う事で、ヒーローやるから、滝壺と一緒にその子を守る、いいわね?」

浜面「ハハッ ありがとうな!!、テメエら!!、最高だぜ!!」

滝壺「むぎの……かっこいい」

麦野「さぁて、始まりますは、レベル5、第四位『麦野沈利』の大暴れ……ってね」
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 17:59:35.59 ID:IvhfCGXm0
◇ ◆ ◇ ◆

麦野「粗方片付いたわね」

フレンダ「麦野……手加減したの? どいつも息はあるみたいだけど?」

麦野「そう言うフレンダや絹旗はどうなのよ?」

フレンダ「え? 嫌、なんでだろ……」

絹旗「正式な任務でも無いのに、血で汚れるのは超勘弁です」

麦野「私はヒーロー気取るなら、完璧にしたかっただけなんだけど、まさか全員条件付きミッションクリアーとはね」

浜面「やっぱ、お前ら凄いな……」

滝壺「みんな、お疲れ様」

打ち止め「霊夢の知り合いって……みんな強いのかもってミサカミサカは……わッ!?」
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 18:00:55.87 ID:IvhfCGXm0
カッツ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

                 
絹旗「なっ何ですか、あの光は……」

浜面「あっあんなの初めて見るが……まっ間違い無く、アイツの仕業だろうな にしてもこれは……」

浜面「綺麗だな、本当に……」

フレンダ「嫌、何が起こったら、あんなんなるのよ!!」

麦野「へぇー……大騒ぎが始まったみたいね」

麦野「運動の後は『大騒ぎ』の見学といきましょうか……」

――――

浜面「ハハ…… 間近で見ると、これは……絶景だ……」

フレンダ「普通じゃないって分かってたけど、結局ホント何なのよアイツは!! 意味不明にも程があるって訳よ!!」

絹旗「第一位、学園都市最強の名も伊達じゃないですが……それにしても……」

滝壺「ホント……綺麗だね」ボー

絹旗「はい、超綺麗ですが……これが戦いなのでしょうか」

打ち止め「あの人も霊夢もホント凄いってミサカミサカはちょっと興奮しながらこの光景を眺めてみる♪」

麦野「食事、運動、余興ってのは申し分ないけど、武装したあの数相手に二人で圧勝とはね、あの調子じゃ10分も持たないんじゃないの?
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/17(日) 18:04:58.08 ID:IvhfCGXm0
――

浜面「ほら、終わったみたいだぞ、行ってやれ」

打ち止め「うん!! ありがとうってミサカを守ってくれたあなた達に感謝してみる!!」

打ち止め「じゃっ 行くね!!」ダッ……

浜面「……いい笑顔だな」

麦野「……感謝か」

フレンダ「はぁ〜純粋って訳ね……悪い気分はしないけどさぁ」

滝壺「ばいばい」

絹旗「ホントに……不思議です」
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/04/18(月) 00:21:41.04 ID:F3tomzuVo
乙!
次からは終わるなら今日はここまでみたいな感じで宣言してくれると嬉しいな
投下中かなって思ってレスするのやめる人
は多いよマナー違反だし

このスレはROM専が多いと思う頑張ってくれ
301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/18(月) 05:18:49.83 ID:idgs9dTF0
――――スキマ、境界、八雲紫――――

そこは学園都市遙か上空、本来なら何もある筈の無い空間、しかし彼女はそこに座っていた。

雰囲気は妖艶という言葉が相応しく、腰まで伸びる黄金の髪が月の光に照らされ一層夜の闇を引き立たせる。

透き通る様な白い肌、人間とは思えない完璧に整った顔立ち、そこに鎮座するは髪と同様黄金の瞳……

東洋とも、西洋のドレスとも思わせる独特な白と紫の服に身を包む彼女は

手に持つ扇子で口元を隠しながら、人をからかう様な口調で空に向かって話かける。


「あの子が来て色々変わっちゃたでしょ?」


「だけど、あの子は本当に見てて飽きない そう思わない?」


「フフッ……私はあの子が動き安い様にするだけ」


「ただそれだけ……」
302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/18(月) 05:24:25.27 ID:idgs9dTF0
そこまで言うと、子供が悪戯を思いついたかのような、笑をつくり……



「【ドラゴン】これは【天使】とは別物なのかしら? こんなにあちこちにあるものだから、見てくださいと言ってるのと同じねぇ」



その言葉をきっかけに、辺りに一斉にヘリコプターのローター音が鳴り響く……しかし一般的なシロモノではない、その正体は学園都市製最新兵器,HsAFH-11 通称「六枚羽」

AH-64アパッチにも似た、機体の左右に機銃やミサイルなどを搭載するための『羽』を持ち、回転翼の補助動力として二基のロケットエンジンを搭載、最大速度はマッハ2.5に達する

そのような、超高性能殺戮兵器三機が彼女を完全に包囲し、その六枚の羽が人の手のように滑らかに動き、無機質な金属の銃口が一斉に彼女向けられる……



だが、そのような状況でも、さらに面白い事を思いついたという声で彼女はクスクスと笑う
303 :今日はここまでっす!! [sage saga]:2011/04/18(月) 05:32:37.39 ID:idgs9dTF0



「税金を市民に還元する、しかし返すのなら最初から取らない方が良い……」



その言葉を最後に、ついに一斉射撃が……バサバサ……

異変が起こる……

それは大量の紙がばら蒔かれる音……

正確には紙幣……大量の紙幣が風に乗って、ばら蒔かれる音、最新兵器の表面が紙幣に変化していき、そのまま崩れ落ちる……

結果、紙幣は上空から遙か下の学園都市にばら蒔かれることとなる。



「さてさて、合計750億円、素晴らしいショーにはそれなりの料金がつきもの……」



「フフッ……あの子の見学料には少ないけど、まっこんなものでしょう」



満足だと言わんばかりに彼女は立ち上がり、閉じたセンスを小さく、スッと立てに振る、するとその動作に合わせて空間に綺麗な線がスゥーと入る

その線が彼女が通るに丁度良い大きさに左右に開くと、数多の瞳がギョロギョロと辺りを覗く空間『スキマ』が現れ、彼女はその中に消えていく……

そして先ほどの現象が巻き戻しの様に行われ、線は点となり、最後には何も残らない、しかし、声だけが響く、今度はほんの少しだけ真剣味を増して……





             『貴方に足りないのは『敵』かしら? みんなに愛され過ぎてもねぇ……』
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/18(月) 21:41:03.16 ID:8EuQnd/IO
なんか状況がいまいちつかめない…
読解力なくてすまん、ゆかりんが境界いじくって戦闘機が金に変わって学園都市にばらまかれたってことでいい?
305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/19(火) 20:52:53.68 ID:/JBcJwDi0
>>304 そういう事であってます、いやはやこちらの力不足です。
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/19(火) 20:55:54.04 ID:/JBcJwDi0
――――暗部・スクール――――

ドレスの女「レベル5能力開発拒否者現れる……理由、面倒ですって」

ドレスの女「暗部なんかにいると、表の噂はなかなか入りにくいから、以外と私のお小遣い稼ぎも馬鹿にできないでしょ?」

ドレスの女 (しかも、それが面白い所で繋がった……)

垣根「……へぇー」

垣根「アレイスターのおもちゃにならずにすんだ、幸運者ってか、まぁ別にどうでもいい、好き勝手すりゃいい」

垣根「なんだかんだで脳みそいじくり回すんだからな、科学的に安全といっても、実験動物には変わりゃしねぇ」

ドレスの女「あら、興味ないのね、ならコレを聞いたらどう?」

ドレスの女「猟犬部隊が動いた、第一位を狙って……」
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/19(火) 20:57:27.45 ID:/JBcJwDi0
垣根「猟犬部隊……そこのリーダーはたしか、木原数多、奴の能力開発を請け負った第一任者」

垣根「奴の力を最も理解している奴だ、なんの対策なしに動く筈ねえ、それが動いたっつーことは奴を確実に刈取る手段があったわけだ」

垣根「で? どうなった、大体わかっちゃいるが」

ドレスの女「猟犬部隊が全滅」

垣根「ハッ だろうな、全員愉快なミンチになったてか?」

ドレスの女「それが一人も死者は出ていない、だけど復帰はどうなのかしら、まぁほぼ無理でしょうね」

垣根「……」

垣根「何があった?」
308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/19(火) 20:59:43.45 ID:/JBcJwDi0
ドレスの女「レベル0『博麗霊夢』」

垣根「……へぇー、なるほど、レベル0ね、分かりやすい話の誘導だな」

ドレスの女「やっぱり、少し興味出たみたいね」

垣根「そりゃあ、お前、そうだろ?」

垣根「アレイスターのクソ野郎のメインプランである奴を殺すかってどうかって矢先にこれだ」

垣根「知っての通り、ピンセットで奴の専用の滞空回線「アンダーライン」の中を調べてみても、奴を揺さぶるほどの情報は出てこなかった」

垣根「学園都市中に5000万程ばら蒔かれてある、奴の目であり耳だ、大きさ70ナノメートル、そこら中にあるが、んなもん捕まえて、中身調べる手段なんざ相当限られる」

垣根「だから、素粒子さえ捕まえて解析できる、「ピンセット」通称、超微粒物体干渉吸着式マニピュレーターを一苦労して研究所から盗んだってのに……」
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/19(火) 21:01:29.47 ID:/JBcJwDi0
ドンっ!!!!!!!!!!

垣根「……ふざけんじゃねぇ」

ドレスの女「らしく、ないわね」

垣根「メインプランですら、刈り取ろうとした、つーことは奴でさえどうなろうが、プランには影響がない、それか、今回の襲撃で奴になにかしらの……」

垣根「変化でも与えようってか、あの木原を捨て駒にしてさえもな」

垣根「どっちにしろ、どこまでも、舐め腐ってやがる」

ドレスの女「だけど今回は、その標的に『死』も『変化』も与えられなかった、素晴らしい『イレギュラー』のおかげで」

垣根「……」

垣根「おもしれぇじゃねえか、本当に……本当にな」
310 :今日はここまでっす!! [sage saga]:2011/04/19(火) 22:16:04.94 ID:/JBcJwDi0
ドレスの女「で、どうするの?」

垣根「さて、どうするかねー、取り敢えずその事件を決定的に調べるか、保険もかけた方が良いしな」

ドレスの女「そんな地味なのは下位組織に任せるとして、私はまた、お小遣い稼ぎでもしましょうかね」

垣根「小遣いねー、ニュースにもなってたが、金なら空から降ってきてるらしいぞ? 貧乏学生大喜びだな」

ドレスの女「私のは暇つぶしのが主な目的だから」

ドレスの女「でもそういえば、それって、その事件と同じ夜に起こったらしいわ、その日の朝は大騒ぎだったし」

垣根「そうだったのか、まぁその事件と金をばら撒く奴ってのは、流石に関係ねーだろ」

ドレスの女「まっ、それはそーでしょうけどね」
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/20(水) 13:20:13.00 ID:sxlqvAqIO
おつおつ
最近更新多めで嬉しいかぎり
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/23(土) 15:45:27.94 ID:cHaZS4HW0
――とある公園――

10032号「霊夢!!公園で一人何してるのよ?」

霊夢「……」

霊夢「アイツにはホント、色々あるみたいね、打ち止めの事といい、あなたも妹さんかしら?」

10032号「これは驚きました、最終信号とも知り合いなのですね、それにアイツとはお姉さまのことですか?」

霊夢「そう美琴のことよ」

10032号「どのようにして、見分けたのですか? 外見では無いとして、口調もお姉さまに似せたのですが」

霊夢「勘」

10032号「……」

10032号「まさか、そのような答えが帰ってくるとは、と、ミサカ10032号はあまりに予測出来なかった発言にしばし無言になりました」
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/23(土) 15:48:38.58 ID:cHaZS4HW0
霊夢「10032号……ねぇ なんか良く知らないけど、凄い名前ね」

10032号「少々事情がありまして、詳しいことはお話できませんが……」

霊夢「そっ……」

霊夢「まぁ、いいけど、何か用でも?」

10032号「そうでした、質問があるのですが、宜しいでしょうか?」

霊夢「もう何個か答えてるんだけど?」

10032号「どのようにして、短期間であそこまで彼と距離を縮められたのか? と、ミサカは疑問を持ちました」

霊夢「無視かい!!って彼って誰よ?」

10032号「ミサカは見ました、上条当麻、彼とアナタの能力を使っての夜の空を……羨ましい限りとミサカは思いました」

10032号「よってライバル心を刺激されたミサカは、このネックレスをこれ見よがしに見せつけ宣戦布告をします!!」
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/23(土) 15:50:13.62 ID:cHaZS4HW0
霊夢「羨ましいねぇ……(ホント、空飛ぶってのは、ここじゃ憧れなのね)」

10032号(!? 全くの無反応、そもそも見ていない……クッ、相手は更なる段階へと進んでいると言うことなのでしょうか!?)

10032号(強敵です!!)

10032号「上条当麻とは一体どのような関係かとミサカは単刀直入に質問してみます!!」

霊夢「ただの知り合いよ?」

10032号「え……思わぬ発言にミサカは呆然とします」

霊夢「ん? 何か思うところがあったの?」

10032号「どうなのでしょう、この気持ちが何なのかは分かりませんが……アナタと彼が二人でいるところを見て、正直不安に感じました」

霊夢「まっ別になんともなかったから、安心なさい」(きっと、周りから見たら、飛ぶのが危なっかしく見えたのね)

10032号「はい、安心しました、とミサカは胸を撫で下ろします」
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/23(土) 15:52:42.35 ID:cHaZS4HW0
10032号「しかし、ここでミサカは一つ疑問を持ちました、アナタは人と距離を置くのですか?」

霊夢「?」

10032号「あの様な状況で、自分はただの知り合いと、そっけない言葉を使うのだとミサカは思いました」

10032号「普通なら、友達だと答えそうなものなのですが」

霊夢「……」

霊夢「……友達だって言い切るのは、慣れてなくてねぇ」

霊夢「前に居た場所は性格が曲がったヤツばかりだったから、そんな友達だ、何だのってのはね……」

10032号「それは……」

霊夢「まっ……」

霊夢「要は小っ恥ずかしいのよ」
316 :今日はここまでっす!! [sage saga]:2011/04/23(土) 15:54:16.29 ID:cHaZS4HW0
10032号「そうですか……ミサカには良く分からない感情ですが」

10032号「友達だって言ってくれる人がいるのは良い事だと思うので、アナタもそう言うべきなのではないでしょうか?」

10032号(彼なら間違いなく、彼女を友達として見てるでしょう)

霊夢「はぁ〜、素直な奴が多いわね〜」

霊夢「にしても、アナタが言うあのトゲ頭は面白かったわ」

10032号「どういう事でしょうか?」

霊夢「私がこの街に来て、最初に出会ったのがアイツでね……」
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/04/29(金) 00:57:36.52 ID:E6NTcyswo
この霊夢さんかわいい
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/01(日) 07:07:30.76 ID:/tWg6tP40
――――事の始まり―――― 

霊夢「掃除終了っと、一息つきますか」


霊夢「それにしても、まだ朝だってのに、暑くなってきたわね……」


日差しの強さ、セミの鳴き声、風の匂いが季節が『夏』だと強調している、夏の匂い、季節の空気が、豊かな自然に囲まれた、ここ『博麗神社』ではより鮮明に感じ取れるのだ。


霊夢「今なら、赤い霧で涼しくしたかった気持ちも分からなくは無いわね」


暑さのせいで少しばかり不機嫌な口調になるが、ふと空を見上げ気分が変わる……


霊夢「……いい天気よね」


霊夢「……」トテトテ


何かに期待する様に、手に持っていた竹箒を適当な所に立て掛け、この小さな世界を一望できる境内から下へと伸びる石造りの階段の方へと足を運ぶ


そこからの景色は……

            ……夏一色、そんな言葉がピッタリだ

 

空は快晴、山々の大自然、遠くにはポツリと人里が見え、青空と自然の緑の美しいコントラストが目一杯に広がっていた



霊夢「……まぁ楽しみでもあるか」



そう、暑苦しい嫌なことばかりではない、澄み切った青空、その青の中を風を切ってに飛ぶのは、気持ちが良いし、

この大自然が生命力あふれる緑になるのも良いものだ、それに夏にしか出来ない事もある

人里の夏祭り、山の渓流に涼みに行く、夏夜の星を肴にお酒を飲む、夏の花、あの壮大なひまわり畑を観に行くのも良いだろう、肝も冷えてお得感ニ倍である

夏には夏の楽しみがあるのだ


  
霊夢(フフッ また妖精に氷菓子の氷を作らせましょう♪ )



霊夢「さてと、次の日課にっと……」



巫女の日課、それはゆっくりした時間の流れを楽しみながら、その変化をお茶を飲みつつ眺めるというものだ
 
ただし、異変を解決する度に宴会の規模が大きくなり、人外ばかりが寄って来るという変化には目を逸らす、ついでに妖怪神社と呼ばれ、お賽銭……もとい、信仰が集まらないという事実からもだ
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/01(日) 07:34:50.57 ID:/tWg6tP40
霊夢「あ!」

霊夢「そういえば、この季節といえば、異変が起きるかもしれないわね」

霊夢「それが仕事とはいえ、はぁ〜少し面倒ねぇ」

霊夢「ん?」

霊夢(あれ? いつぞやは中々異変起きなくて、気晴らしが出来ないことに不満を持ってたんだけど……)

霊夢「気分ってのは大事ねぇ〜」ウンウン

紫「そうね、気分は大切よ?」ヒョコッ

霊夢「……」

霊夢「本当に面倒な奴がきたわ……」

紫「あらあら、つれないわね〜」

紫「まぁ、それより複雑そうな顔をした原因は何なのかしら?」

霊夢「アンタ達をどうしたら楽に退治できるか考えてただけよ?」

紫「フフッ♪ それは、それは仕事熱心で良い事で……」
320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/01(日) 07:50:27.70 ID:/tWg6tP40
霊夢「……」

紫「……」

霊夢「はぁ〜で、なんの用なのよ? また差し入れなら大歓迎だけど?」

紫「 旅行に行きましょう」

霊夢「……え?」

霊夢「いっつも唐突だけど、今回のは流石に予想外だわ」

霊夢「まぁ、一応どこに行くかだけは聞いてあげるけど、どこによ?」

紫「外の世界に……」

霊夢「は? 本気で言ってるの?」

紫「本気も本気……」

霊夢「う、これは……本気みたいね」
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/01(日) 18:16:43.20 ID:/tWg6tP40
紫「向こうの準備はしてあげるわ、衣食住完備よ?」

霊夢「至れり尽くせりじゃない、なに? 本当に旅行気分?」

紫「そうよ」ニヤニヤ

霊夢「あっ怪しすぎるわ……本当の目的はなんなのよ?」

紫「もちろん、内緒、その方が面白いからね、貴方の困る顔が見れて」

霊夢「困るくらいなら、遠慮願いたいんだけど?」

紫「そう、残念ね」

霊夢(簡単に引き下がりすぎでしょうに……そこまで重要ではない? )

霊夢(……何考えてるか分からないわね)

霊夢「……」
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/02(月) 21:39:12.49 ID:3b7JjapU0
紫「フフッ そう深読みしなさんな、私はただ、アナタに色々な経験させて上げたいと思っただけだし」

紫「その目的も貴方にとって、きっと、マイナスにはならないでしょう」

霊夢「……」

霊夢(いきなり真剣ね……)

霊夢「フンッ……」

霊夢「気分が変わったわ」

紫「あら、真摯な言葉が響いたかしら?」

霊夢「私の周りは8割は厄介事みたいだから、それすら楽しんでやろうって思っただけ」

紫「フフッ……」

霊夢「それに、どうせ行くなら、ごっそりプラスにしてやろうじゃない」
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/03(火) 03:44:54.65 ID:hRir95x/0
霊夢「異変が起きても、ここ最近じゃ、色々いるだろうし」

紫「呑気なアナタらしいわ」

紫「さて、話はまとまったみたいだけど、質問はあるかしら?」

霊夢「そうね」

霊夢「外の世界……確か、香霖堂で扱ってる品物見た感じ、かなり文明が発達しているのよね?」

紫「その通りだけど、旅行先は、そんなレベルじゃないわよ?」

霊夢「え?」

紫「外の世界で、最も科学が発達している場所、『学園都市』総人口230万人、しかもその殆どが学生ね」

紫「あと、こっちみたいに能力を持ってるのもいるわ」

霊夢「科学が発達ねぇ……月の都みたいな感じかしら? そう言えば、あそこの人達はみな明るかったわね〜」

紫「あそことは全く別物よ……そう色々な意味でね、奴らは穢れるた地上と言うけど、その穢れの進化も面白いわ、ここ数百年はとくにね」
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/03(火) 05:42:23.15 ID:hRir95x/0
霊夢「穢れか、まっ人間らしくていいと思うけどなぁ」

霊夢「てか、学生って言ってたけど、そんなに小さな子供ばかりなの?」

紫「寺子屋を想像してるようだけど、あっちでは貴方位の年齢や大人も通ったりするのよ」

霊夢「ヘぇ〜 」

紫「まっ大雑把に説明するけど、その寺子屋、向こうじゃ学校と呼ばれていて、それが集中して出来た場所、それが『学園都市』」

霊夢「学園都市……ねぇ」

紫「後、行くとしても、ここの格好のままじゃ、何かと不便だから……」シュンッツ……

霊夢「偶に迷い込む外来人の服はこことは大分違うからね、 私から見て変わってるって感じるなら、向こうから見ても変わってるって事か」

紫「そういう事……ほらっ」

霊夢「何よ? この本?」
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/03(火) 06:16:55.60 ID:hRir95x/0
紫「向こうのファッション雑誌、アナタ位の年齢に人気の服が掲載されてる本よ」

紫「用意するから、選んで頂戴」

霊夢「それは、ありがたいわ……」ペラペラ

霊夢「……」ヘェ〜

紫(こうしてみると、普通の女の子なんだけどねぇ)

霊夢「中々面白いわね……お、これなんて、中々可愛いんじゃない」

紫「どれどれ……フフッ 貴方に似合いそうだわ」

霊夢「じゃあ、取り敢えずこれにしとくわ」

紫「おおせのままに」シュンッ……

霊夢「おー♪ いっつも、どこから取り出してるかは知らないけど、相変わらず便利よね〜」
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/03(火) 16:20:38.43 ID:hRir95x/0
紫「もちろん、倉庫から直輸入ですわ」

霊夢「それって……」

紫「私達の存在意義とは?」

霊夢「やっぱ妖怪は退治すべきねぇ」ハァ〜

紫「フフッ♪ おっと、忘れてたわ……もちろんこれも必要になるわよね」シュンッ……

霊夢「わ!? 何これ?」

紫「その服の下に今のを履くつもり?」

霊夢「……これが下着なの?」

霊夢「なんか……キワドイのが多い気がするけど……」

紫「そんなものよ? それにもし貴方が気に入った男を見つけたら……ねぇ?」
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/03(火) 16:21:46.18 ID:hRir95x/0
霊夢「な!? 何言ってるのよ!!」

紫「あなたの周りには……まず人間で、近い年頃で、男性とかは貴重な環境だから……」

霊夢「う、うっさいわね」

紫「クスクス……」

霊夢「!」

霊夢「はぁ……アンタとの会話は適当にってのを忘れてたわ……」

紫「あら? 学園都市、学生には恋愛話がつきものだってのに」

霊夢「恋愛ねえ」

霊夢「……程遠いわ」

紫「まっ 冗談はさておき、明日、お昼頃に迎えにくるから、準備しときなさい」

霊夢「はいはい」
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/05/03(火) 22:07:40.76 ID:UN23j+L3o
いつもはドロワーズかそうか
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/04(水) 20:24:52.34 ID:G+GslOoDO
世界観面白そうだな、
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/07(土) 01:03:30.56 ID:b3ZatNxIO
友達エンドで終わって欲しいな…
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/07(土) 20:40:28.35 ID:PkZVgbvk0
――――そして、学園都市へ――――

シュンッ……

紫「ここが、貴方の家になるわ」

霊夢「やっと来れたわね、色々手続きやら、持ち物検査やら……」

紫「まぁ、ここまでは一気にに来れたんだから、いいじゃない」

霊夢「そうだけど……随分丁寧にこっちに来たわよね? アンタなら省略しても問題ないでしょうに」

紫「なるべく正攻法で来た方が安心なのよ。犯罪者扱いで旅行なんて嫌でしょ?」

霊夢「ああ、それは勘弁だわ……」

ガチャッ……

霊夢「お〜」
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/07(土) 20:41:58.57 ID:PkZVgbvk0
霊夢「和風でも、洋風でもない、面白い造形ね」

紫「モダンって言うのよ」

霊夢「もだん??」

紫「まっ取り敢えずは生活に必要なモノ一式は用意しといたから、後は……」

霊夢「へぇ〜 これが台所? おー お風呂も何か凄いわ、和室も……」キョロキョロ…

紫(……楽しそうね)

霊夢「……で、ここが布団とかを干す場所かしら?」


ガチャ…… (ベランダ)


霊夢「……」

霊夢「月の都とは別物……か。確かに建物の創りが全然違うわ。何あれ? ピカピカしてるわよ」
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/07(土) 20:47:58.44 ID:PkZVgbvk0
霊夢「……無駄にでかすぎでしょうに、外の人間は金持ちばっかなのねえ、紫?」

紫「違う、違うあれはデパート、お店よ」

霊夢「……」

霊夢「ア、アレはなんなのよ」 

紫「アレが学校」

霊夢「……規模が違うって意味が分かったわ」

紫「田舎者ねぇ〜」

霊夢「世界は広いわ」ウンウン

紫「そうそう、最後に能力検査を受けて頂戴、一応学生として登録しとかないといけないから」

霊夢「私が学生?」

紫「貴方の年齢だと義務なのよ」

霊夢「変な感じね」

紫「で、どうする? 検査を受ける場所まで送ってもいいけど?」

霊夢「いや、見てたら歩きまわりたくなったわ」

紫「そっ じゃ、場所はこの紙にでも書いておくから、後は好きにしなさい」

霊夢「わかったわ」
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/07(土) 20:51:21.84 ID:PkZVgbvk0
〜〜10分後〜〜

霊夢「……で、早速道に迷った……」

霊夢「うーん、さて、どうしましょうかね……」

上条「……」

上条(困ってるみたいだな……)

上条(……待てよ、以前の脱ぎ女や、ビリビリ中学生みたいな厄介な事には……)

上条(イヤイヤ、何を言ってる上条当麻!! 人が困ってるんだ!! やるべき事は一つに決まってるだろ!!」

上条「どうした? 道に迷ったりでもしたか?」

霊夢「そう、道に迷ったのよ……ってよく分かったわね」

上条「いかにも困ってるって顔してたからな」
335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/07(土) 21:22:01.56 ID:PkZVgbvk0
霊夢「あ、顔に出てたか……」

霊夢「まっ聞く手間が省けて、良かったわ」

霊夢「ここに行きたいんだけど、行き方教えてくれない?」

上条「……ん? この施設、ここ初めてってことか」

霊夢「なに? 初めての人はここに行く決まりでもあるの?」

上条「この施設は能力の素質を検査する場所なんだ、まぁ 素質無しでも一応能力開発を受けるんだけどさ」

上条「本来なら、学校でも定期的に行われるけど、いつでもって訳じゃないから 主に外からの転入生や日程合わなかった奴が行く場所って訳だ 」

霊夢「なるほどね、ここの学生なら知ってて当然って事か」

上条「そういう事だな」

霊夢「能力開発ね 好きな能力選べたりすれば便利よね〜」
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/07(土) 21:30:01.42 ID:PkZVgbvk0
上条「そりゃ残念、人によって能力は予め決まってるし、大半が能力が無い奴らだ」

霊夢「なんだ、それなら無い方がいいじゃない」

上条「え?」

霊夢「自分の手に負えない力だったらどうするのよ?」

上条「……なるほどな」

霊夢「それに『力』ってのは良くも悪くも色々引き寄せるものよ、大きければ、大きい程にね」

上条「……」

霊夢「ん? どうしたのよ?」

上条「イヤ、ホントその通りだと思ってな……」

上条「ところで、この場所なんだが、口で説明するとちょっと複雑で分かりにくいと思うから、良かったら案内するぞ?」

霊夢「それは、助かるわ」

上条「困ったときはお互い様だ」
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/08(日) 02:55:10.14 ID:ZEXvrhnh0
〜〜しばらく歩いていると〜〜


通行人A「あのウニ頭……くっ羨ましいぜ……」ジロ……

通行人B「青春だなぁ……」ジロ…… 

通行人C「ハァー……」ジロ……

通行人D「おっ可愛い子だな……」ジロ……


霊夢(さっきから、ジロジロ見られてるわね……)

霊夢(……)

霊夢(もしかして、服装が変なのかしら? )

霊夢(ここの住人に聞いてみるのが一番早いか……丁度近くにいるし)
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/08(日) 03:08:49.27 ID:ZEXvrhnh0
霊夢「いきなりで悪いけど、私の格好って変かしら?」

上条「?」

上条「女の子の服装に関しては詳しくはないが、全然変だとは思わないけどな」

霊夢「そっ ならいいんだけど……」

上条「どうかしたか?」

霊夢「なにせ、かなり田舎から、急にこんな都会に来たからね、自分なりにここの格好をしてみたんだけど、変じゃ無けりゃ良かったわ」

上条「へぇ、そうだったんだ」

上条「まっ、俺はむしろ似合ってて良いと思った位だけどな、夏らしく、爽やかな感じでさ」

霊夢「そ、そう?」

上条「ああ、」

霊夢「まっ お世辞でも、褒められるのも悪い気はしないわね♪」

霊夢(そもそも周りを気にするなんて私らしくないし、いつも通りでいいのよ)
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/08(日) 03:12:53.04 ID:ZEXvrhnh0
上条「いや、お世辞なんかじゃ……」

霊夢「!」

霊夢「っと、待ちなさい 嫌な予感がするわ」グイッ

上条「どうした? へ!? 嫌な予感?」



ガシャンッ !!


上条「うお!? 店の看板が倒れた……」

霊夢「当たったみたいね」

上条「そのまま歩いてたら、下手したら怪我してたな……」

上条「ハァー、今に始まったことじゃ無いけど、上条さんの不幸は相変わらずですか〜」

上条「止めてくれてありがとうな……っと、そう言えば、名前聞いてなかったな」
340 :今日はここまで!! [sage saga]:2011/05/08(日) 03:18:21.15 ID:ZEXvrhnh0
霊夢「博麗霊夢よ、霊夢でいいわ、周りからはソレでしか呼ばれないし」

上条「そうか、じゃあ改めて、ありがとうな、霊夢」

霊夢「……」

霊夢(なんか、慣れないわね……)

上条(あれ? 少し困ってるような、気のせいか?)

霊夢「アナタの名前も聞いとこうかしら、道案内もしてもらってる訳だし」

上条「俺は上条当麻だ。同じ学園都市の学生同士だ、よろしくな」

霊夢「当麻ねえ……アナタも色々面倒事に巻き込まれてそうな気がするわ」

上条「……ハハッ、大当たりだが、『も』って事は霊夢もか?」

霊夢「大なり小なりね……」

霊夢・上条「……ハァ〜お互い大変だね・な」
341 :今日はここまで!! [sage saga]:2011/05/08(日) 03:28:26.84 ID:ZEXvrhnh0
>>330 想定しているのは友達ENDです。 ご安心あれ

それぞれ大切な人がいますからね。 

ただ、上条さんを取り巻く女性陣が勘違いしたら面白そうかなと……。
342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/08(日) 07:33:05.67 ID:jhzMQwHDO
期待してるでー
343 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/10(火) 06:08:30.87 ID:umfuZWLl0
お店の人「だっ大丈夫ですか!!」

上条「あ、大丈夫です、全然怪我とかは無かったんで」

お店の人「ホッホント、良かったわ……アイスのケースを洗ってたら、凄い音が聞こえたんで来てみたら、これだもの……」

霊夢「このお店は何屋さんだったのかしら?」
 
お店の人「!」

お店の人「あっ ちょっと待ってて……」

霊夢・上条「?」

――

お店の人「はい、コレ、お詫びよ、ウチの一番ゴージャスな奴よ」

上条「え!? いいんですか?」

お店の人「いいのよ、いいのよ、こっちが悪かったんだし、それに……」

お店の人「可愛い彼女ね、傷つけなくてよかったわ、大切にしなさいよ」ボソッ

上条「え!? いや!? あの!?」

お店の人「頑張りなさいよ〜」

霊夢「?」




???「あれは……」
344 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/10(火) 06:10:19.70 ID:umfuZWLl0
――近くのベンチ――

上条「……」

霊夢(ここのお菓子?)

上条「そういえば、クレープ屋さんだったか、何か久しぶりだな、こういうの……」

上条(嫌いと言う訳じゃないけど、滅多に買わないしな……)

霊夢(クレープって言うのか、見かけも良いし、甘い、芳ばしい香り、美味しそうね)

霊夢「……」アム……

霊夢「〜〜♪」

霊夢「美味しい♪」

霊夢(食べ物は圧勝ね、穢れがどうので精進料理みたいのと、桃とか果物ばっかだったし、楽しみが増えたわ)

上条 (ホント、美味しそうに食べるな……)

上条「……」アム

上条「うん美味いな、それに甘い、当たり前だけど……」
345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/10(火) 06:12:28.44 ID:umfuZWLl0
上条(でも、何だろ? 霊夢って、何というか……今まで見たどんな奴とも違うな、落ち着いた感じっていうか」

霊夢「ん? 何見てんのよ?」

上条「いや、たいした事じゃ無い……あっ 口の端っこ、クリームついてるぞ」ほらっ (ポケットティッシュ)

霊夢「あらっ不注意だったわ」

霊夢「……」フキフキ

上条(そういや、似たような状況が前にもあったけな、てか、なんでアイツは顔真っ赤にしてたんだ?)

霊夢「この機械便利よね、アチコチにいるし……」ポイッ  ゴゴ……

霊夢「売ってたりするのかしら?」

上条「ん?」

上条「ああ、それ一体、120万円って話しだぞ?」
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/10(火) 06:13:41.92 ID:umfuZWLl0
霊夢「へ?」

霊夢(いやいや、確か、ここの通貨は同じ円でもアレだから……えーと……)

霊夢「こんなんが?」

上条「ハハッ、まぁ、そうなるよな、警備機能も備えているが、それでもなぁ」

霊夢「取っ捕まえて売り飛ばすってのも……」

上条「止めてください、犯罪です、そもそも売れません!!」

霊夢「……惜しいわね、売れなきゃ意味ないじゃない」

上条「え!?!?!?!?」

霊夢「フッ 冗談よ?」ニヤリ

上条(……見えねええええ、冗談に見えなかったよ!!!)
347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/10(火) 06:16:53.51 ID:umfuZWLl0
◆ ◇ ◆ ◇

上条「人生のちょっぴり先輩からのアドバイスだ、夕方のセールが狙い目だ!! 格安で手に入る!!」

霊夢「へぇ〜 それはいい情報だわ」

上条「だが気をつけろよ、貧乏学生の戦場だからな」

霊夢「言い過ぎでしょうに」

上条「いやいや、これが以外と本気でだな……」
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/10(火) 06:18:06.34 ID:umfuZWLl0
◆ ◇ ◆ ◇

霊夢「居候がいるのねぇ、ん? 貧乏学生ヤバイんじゃないの?」

上条「だ大丈夫さ、う、うん、きっと!! 多分!!」

霊夢「大丈夫じゃないって事は分かったわ」

上条「……」ハァー

霊夢「ほらっ 又あの機械よ、取ってくれば?」

上条「か、上条さんは犯罪者にはなりませんよ!!?」
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/10(火) 06:22:59.86 ID:umfuZWLl0
◆ ◇ ◆ ◇

上条「へぇ〜前の場所じゃ、巫女してたのか」

上条(二人目の巫女の知り合いって事になるな)

霊夢「そうよ、なんなら、お祓いでもしてやろうかしら、貴方、何かしら憑いてる気もするし」

上条「それは、ありがたいな」

上条「何か、霊夢の奴は凄く効果ありそうな気がするし」

霊夢「でも、問題は耐えられるか、どうかなのよね」

上条「ハハ……(何故冗談に聞こえないんだろうか……)」
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/10(火) 06:46:04.28 ID:umfuZWLl0
◇ ◆ ◇ ◆

上条「っと着いたな、ここが目的の場所だ」

霊夢「ご苦労さん、色々説明もありがたかったし、早速その『すーぱー』ってのに行ってみる事にするわ」

上条「そうか、なら又会うかもな、俺は常連だし、同じ第七学区なんだからさ」

霊夢「そうね」

霊夢「あら? もしかすると、戦場で会うことになるのかしら?」  

上条「ハハッ せいぜい頑張るんだな!! 人ゴミの洗礼を受けるが良い!!」

霊夢「フフッ まっその時は楽しむ事にするわ」

上条「じゃあな、霊夢」

霊夢「貴方は怪我しないように帰りなさい」

上条「ああ、」



霊夢「親切な奴だったわね……間違いなく、お人好しで自分から面倒事に首突っ込んでるタイプね」
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/12(木) 13:51:44.40 ID:z3bTj7oDO
待ってるぜ
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/16(月) 23:38:52.28 ID:vk4q5ZPh0
――能力開発施設――

受付「次の方、博麗霊夢さん」

霊夢「はい」

受付「IDカードの提示をお願いします」

霊夢(たしか、これよね)

受付「PI はい、では、そちらの部屋でお待ちください」

――


霊夢「……」 

子供「お姉ちゃんも、能力開発をしにここに来たの?」

霊夢「検査だけね」

子供「へぇ〜 そうなんだ」
353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/16(月) 23:40:28.44 ID:vk4q5ZPh0
霊夢「最近ここに?」

子供「ううん、違うよ」

霊夢「あれ?」

子供「最近能力の練習頑張ってるから、成果が出てるかな〜って思って」

霊夢「あ〜、検査まで待て無くなったってわけね」

子供「うん!!」
 
子供「僕ね!! たくさん頑張って、いつか、あのお姉ちゃんみたいにレベル5になるんだ!!」

霊夢「ふ〜ん……そうなの……」

霊夢(レベル5? 低いのか? 高いのか? 微妙な数字のような……)

子供「でも、最近頑張っても、なかなか良い結果がでないんだ……」
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/16(月) 23:42:33.43 ID:vk4q5ZPh0
子供「生まれ持った才能が大きく関わるんだって」

霊夢「……」

子供「周りの友達も努力しても無駄だ、全然成果がでないって、結局は才能だって……」

霊夢「……そう」

子供「やっぱり、お姉ちゃんも、そう思う?」

霊夢「……」

霊夢「目標にするなら、もっと景気良くレベル100位にしときなさい」

子供「へっ!?」

子供「レ、レベル100?!」アタフタ……

霊夢「……」ポフッ
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/16(月) 23:51:23.59 ID:vk4q5ZPh0
子供「お、お姉ちゃん?」゙ナデ

霊夢「私の知り合いにね、頑張って頑張って、妖怪だって倒せちゃう様になった奴がいるのだけど」

霊夢「ソイツはいっつも前向きで、イイ笑顔をするのよね、負けても、何回失敗しても……ね」

子供「……でも!! 失敗したり、負けたら凄く悔しくて、凄く悲しいよ……」

霊夢「そうね、だけどそれすら、笑顔で吹き飛ばすってのは凄いと思わない?」

子供「!」

霊夢「悲しんで、落ち込んだって何も変わらないって分かってるのよ」

霊夢「まっそれも、才能だって片付ける連中もいるでしょうが……理不尽なことばっかに目を向けてても疲れるだけってね」

霊夢「努力は報われないって現実を付きつけられて、はいそうですじゃ、面白くない……」

霊夢「なら、前向きの方がいいに決まってるわ」
356 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/16(月) 23:54:23.95 ID:vk4q5ZPh0
子供「……」

子供「僕!! もっと頑張ってみる!!」

霊夢「そっ 私は頑張れなんていわないわよ?」

子供「え〜 どうして!?」

霊夢「努力が報われるとは思ってないからよ」ニヤリ

子供「で、でも頑張るよ!! 絶対に!!」ニコッ

霊夢「フフッ……(子供は素直だなぁ)」

霊夢(でも、負けても、笑顔か……)

霊夢「……」

子供「?」
357 :今日はここまでです [sage saga]:2011/05/16(月) 23:57:14.56 ID:vk4q5ZPh0
霊夢「絶対に勝てないって分かってても、負けるのは、やっぱりね……というか、あの時は正直焦ったわ」

霊夢「らしくないって言われたし……アイツに至っちゃ寝てたし……」ブツブツ……

子供「なんの話してるの?」

霊夢「なんでもないわ、やっぱ勝って飲むお酒が一番美味しいって……」

霊夢「!」

霊夢「あっ そういえば、こっちにも色々な種類のお酒があるのよね?」

子供「え!?」

子供「お姉ちゃんダメなんだよ!! お酒は大人になってからじゃないと!!」

霊夢「へ? なによそれ?」

子供「お酒は二十歳を超えてから!! 僕だって知ってるるのに、常識だよ!!」

霊夢「……」

霊夢「え……」
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/18(水) 02:25:28.59 ID:xoSyi0/IO
酒が飲めないって霊夢達にとっちゃ拷問だよな
みんな酒豪だしな
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/18(水) 02:37:56.28 ID:eNm5iStt0
――


研究員「それでは、この機械の前で楽にしてください」

霊夢「……」

研究員「始めますね(気分でも悪いのかな?)」

霊夢「……」

ピー

……ランクA

研究員「お! これはいきなり」

……ランクA

……ランクA

研究員「へ!?」

……ランクA

……

研究員「な!? 何だこの数値は!?!?!?」 


検査結果……今後能力開発により得られるだろう能力強度【LEVEL5】
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/18(水) 02:43:30.29 ID:eNm5iStt0
研究員「おいおいおいオイオイ……」

研究員(まっ、待て、念のため……もう一度)


      ……【LEVEL5】


研究員「」ゴクリッ……

研究員「す、素晴らしいよ、君!!! レベル5だよ!! レベル5!!」

霊夢「……」

霊夢(お酒が飲めない? 一体どういう……いや、まさか、いくらなんでもそんな……)

研究員「(なっなんだ、この反応の薄さは……)

研究員「レ、レベル5……」

霊夢「ん? 終わったの?」
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/18(水) 02:47:51.70 ID:eNm5iStt0
研究員「あ、はい終わりました!! それでっ!!」

霊夢「じゃ、帰るわ」

研究員「ええええ!?!?!?!?」

霊夢「なっ 何よ?」

研究員「あの、いや、今後詳しく調べて、長期的な能力開発カリキュラムを……」

霊夢 「あー」

霊夢「その能力開発ってのはしないわ、面倒だし、私には必要無いから」

霊夢(これに関しちゃ楽しめそうにないしね)

研究員「へ?」

霊夢「め・ん・ど・うって言ってるの」



研究員「ちょっ……」

研究員「ちょっと待っててください!!」


ガチャッ…
362 :今日はここまでです [sage saga]:2011/05/18(水) 02:51:49.98 ID:eNm5iStt0
――


研究員「ほっ保護者の方に連絡を!! レベル5の能力開発が、8人目のレベル5が!!?」

研究員「もしもし!!」

紫「はいはい」

研究員「こちら、第七学区能力開発機関の〜〜ですが、本日博麗さんの能力開発につきまして……」

紫「あの子の好きなようにさせてあげて頂戴」

研究員「れっレベル5ですよ!! 莫大な援助資金やその他様々な待遇が……」

紫「そんなモノはどうでもいいのよ」

研究員「なっ!?」

紫「判断はあの子に任せる、私の決める事ではないわ」 


tu-tu-……


研究員「あの子を説得するしかっ!!」ガチャ

研究員「い……居ない……」

――


霊夢「……? 結局レベルって何だったのかしら?」 

霊夢「??」

霊夢「ま、いっか、問題はお酒よ」
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/18(水) 13:30:17.75 ID:pI+ikfODO
霊夢が負けた・・・だと・・・!?
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/20(金) 04:53:38.67 ID:GhayPtQK0
たぶん依姫のことじゃないかな?

この先原作で霊夢が成長して依姫を倒すことを願ってる
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/05/20(金) 09:45:31.08 ID:HH/sG8/AO
霊夢は正史で萃香にもにも負けてるし、妖精にも落とされる
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2011/05/20(金) 10:31:26.74 ID:QoOxu8+eo
ニコ厨くせぇな
帰るわ
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/20(金) 17:29:12.08 ID:4WtM1BUDO
よし、支援だ。
>>1乙。
368 :今日はここまでです [sage saga]:2011/05/20(金) 20:42:59.27 ID:c4z/4xeB0
(小ネタ)

――――「服は自分で何とかしなさい、良くは知らないけど、どうにでもなるでしょ? 」


一方通行「いや、流石に能力で洗濯なんてしたことねェんだが……」

一方通行「このまま汗だらけのをままってのもなァ……」

浴室

シャワー ジャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

一方通行「イイ気分だ……」

一方通行(あんなに動いたのは久しぶりだったしなァ、こちとら、入院生活と運動不足で……)

一方通行「……」

一方通行「クソガキの奴がなついてやがったな……」

一方通行「そもそもアイツは一体……」

一方通行「チッ……」カチッ

一方通行(水流のベクトル操作……でかい水の玉が出来上がりっと、そこに服を入れてっとォ……)

          ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方通行「……」

一方通行「後は……脱水だな」デコピン (キュイーン)シュバッ!!!

一方通行「洗濯屋さンでェす……」ボソッ

一方通行「何言ってンだ……俺は……」

一方通行「……」

一方通行(これで自分の体洗ったら気持ちいいんじゃねェの?)

一方通行「……」

――


一方通行「……」ホッコリ……

一方通行「腹……減ったな……」

一方通行(バッテリーの交換と、打ち止めの検診にもいかねェとな……)
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/21(土) 01:47:53.21 ID:vSTT6OMIO
一方さんまじ洗濯機
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/21(土) 23:44:15.21 ID:JElqcGX60
上条「最初は本当迷うよな、学園都市って」

上条「完全記憶できるインデックスさえ道に迷うってんだから。おかしな話だ」

上条「……」



   『力』ってのは良くも悪くも色々引き寄せるものよ、大きければ、大きい程にね



上条「身体検査(システムスキャン)ではレベル0無能力者、だが、レベル5の超能力や高等魔術をも打ち消せるこの右腕……」

上条「『力』……か」


――私に力が無かったから救えなかった……だから魔道書の力を求めた、それの何が悪い!!


――私の持つ10万3000冊の魔道書の力、世界を破滅させる程の力


――最強を超えた無敵の力を!!! 俺に挑もうと思うことすら許さねェ程の絶対的な力を!!!


――私じゃ、アイツの力には敵わない、なら私が犠牲になるしかないじゃないの!! これしか方法がない!!!

  この力のせいで……あの子達が……
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/21(土) 23:49:08.01 ID:JElqcGX60
上条「魔道書、これで得られる力は俺には想像できない程物なのだろう……だがその代償は……」
 
上条「インデックス、御坂、一方通行、もし彼らが力をもっていなかったら……」

上条「仮にあのまま実験が成功したとして、……アイツは本当に良い部分の恩恵を得られたのだろうか、例え、力を手に入れたとしても……」

上条「……」

上条「逆に力が無かったら……」

上条「スキルアウト……彼らも能力がない代わりに別の……そう暴力を、数の力を、だがそれじゃ、逆に……」

上条「もしも〜だったら、ってのを考えるのは嫌いなんだけどな……」

上条「って、アレは!?」
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/21(土) 23:52:46.52 ID:JElqcGX60
スキルアウト「オイオイ、まじかよ、スッゲェ美人じゃね?」

スキルアウト「イヤッホゥ!! この後の予定は大丈夫かい? いえぁ?」

スキルアウト「今から、俺たちと遊びいかない?」

スキルアウト「帰りは俺たちが送ってやっから、まっいつ帰れっかはわかんねーけどさ」ヒヒッ



霊夢「いや、確かに貴重かもしれないけど……(色々な意味で)」

霊夢「なんか、ねぇ?……(いえぁ?)」



上条「こんなトコにいたのか――」



霊夢「ん?」

上条「いや〜 連れがお世話になりました」

上条「ダメだろ――勝手にはぐれちゃ――」
373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/21(土) 23:55:12.30 ID:JElqcGX60
スキルアウト「あ? 何だ? コイツ?」

霊夢「あら? 当麻、随分早い再会ね」

上条「あ、ああそうだな」(今度は『知り合に乗じて自然にこの場から連れ出す作戦』だ!!)」

上条「逃げるぞ」ヒソッ

霊夢「え?」グイッ…

上条「え?」ピタッ……

霊夢「誰から逃げんのよ?」

上条「……」プルプル

上条「最近の女の子はあれですか!!! 危機管理能力がおかしいんじゃないんですか!!!」

霊夢「……まぁ、よく言われるわね」
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/21(土) 23:57:55.35 ID:JElqcGX60
上条「へ?」

スキルアウト「なんだテメエ、いきなり現れやがって 文句でもあんのか?」

上条「ハッ!?」

上条「あー あの、えーと……」

上条「はぁ〜……」

上条(まぁ、いつも通りちゃ、いつも通りか)

上条「ああ!! 大有りだ!!!」

スキルアウト「あ?」

上条「恥ずかしくねーのかよ!! こんな大勢で女の子一人囲んで情けねぇ!!」

スキルアウト「ジャッジメントでもねぇ奴が何出しゃばってんだ? テメエ見たいのが一番ウゼーんだよ」

スキルアウト「それとも何か? 女の前だからか? ハッ」
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/21(土) 23:59:51.62 ID:JElqcGX60
上条「男だろうが、女だろうが、関係ねえ!! こんな状況で引っ込んでられっか!!!」

上条「本当に人に注意されない事をしてると思ってるのか!! 自分らの行動で自分の首を絞めてるが分からねえのか!!」
 
上条「俺はな!! お前らみたいに群れて、人脅す様な奴がムカツクんだよっ!!!」

霊夢(……へぇ)

スキルアウト「……」ビキビキ

スキルアウト「オイ、調子のってんじゃ……」

スキルアウト「待て」

スキルアウト「え?」

スキルアウト「……ヤレッ」クイッ

スキルアウト「あーね、OKOK(この合図は……)」ニヤニヤ

スキルアウト「お前終わったな、ハハッ」ニヤニヤ

スキルアウト(俺らの仲間には高位能力者もいる、対ジャッチメント用だったがな)
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/22(日) 00:06:08.24 ID:9yGcUBfL0
上条(何だ? 相手は動いていない……でも何か……)

霊夢「!」

   ザッ…

上条(後ろから!? 避け……)

上条(いや、ダメだ!! この位置、どんな攻撃が来るか分からない状況、俺が避けられても、下手すりゃ……)

上条(俺が……)バッ!!

霊夢「え……?」


     ゴツッ!!


上条「ぐッ!?」
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/22(日) 00:09:30.79 ID:9yGcUBfL0
霊夢(気づいていた筈……なぜ!? )

上条(ッツ、クソッ見えなかった 能力者でしかも獲物持ちかよ。 一撃は受けて、反撃するつもりがっ……)

上条(当たり所が……)グラッ……

上条「逃げ……ろ……霊m」ガクッ

霊夢「!」

霊夢「っと……」ガシッ

霊夢(……)

霊夢(……なるほどね)

霊夢「……ハァ〜」

霊夢(まさか、ここまでとは……)

霊夢(ちゃんと倒せてりゃ、かっこ良かったんだけどね)

霊夢「残念、ダサかったわ」ソッ…

霊夢「少し寝ときなさい」

上条「」
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/22(日) 00:12:56.56 ID:9yGcUBfL0
スキルアウト「ハハッ!! ザマぁねえな、 正義の味方気取ってからやられんだよ、何が起こったかすら分かんなかっただろ?」

スキルアウト「オイ、伸びてる間に骨2、3本折っちまおーぜ。二度とふざけた真似できねぇーようにさぁ」

スキルアウト「いいねぇそれ!! つかよ、コイツマジ弱ぇ 一体何しにきたんだっつーの、あんだけ大口叩いといてさぁー」

スキルアウト一同「ハハハハハッッ!!」

霊夢「……」

霊夢「後ろの透明人間といい、アンタ達、随分せこい真似をするのね?」

スキルアウト(バレてんのか? 一体どうやって……)

スキルアウト「はぁ? この状況分かってるか? もうお前を助け……にぃッ!? 」ドゴッ!! ズザザザザザザザッ ガツンッ!!……ガラガラ…

スキルアウト「へ!?!?!?!?」
379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/22(日) 00:16:27.35 ID:9yGcUBfL0
霊夢「質問の答えになってない」

霊夢「あと、アンタ達全員より アイツのが強いわ 力の有無とか関係なし」

スキルアウト「はっ!?はぁ? 何っを言って、現に……メキッツ!!!!!」ゴツッツッ!!!

霊夢「地に這いつくばってるわね、アンタが」

スキルアウト「お、オイ何だ!? あの蹴り!? オイヤベぇぞ……ヤベェ……逃げ……」カクンッ…(腰が抜けっ……)




       ドゴッッツッ!!!!メキメキッ!!!! 
 


スキルアウト「みっ、見え……筈g…ア…… ガクガク……バタ……」 カランッ

霊夢「後ろばっかのアンタはキツメにね さて残りはっと……」

スキルアウト「ヒッツ!!……さんが!?……あっ…あ……ゆ、許し」

霊夢「口で言って更生するなら、今頃世界は聖人君子で溢れてるわ」ニコッ
380 :今日はここまでです [sage saga]:2011/05/22(日) 00:24:49.14 ID:9yGcUBfL0
◆ ◇ ◆ ◇

霊夢「さて、どうしましょうかね」

上条「……」

霊夢「うーん 放って置くのもねぇ……病院の場所も分からないし」

霊夢「連れていきますか」

霊夢「っと」ガシッ

霊夢「?」

霊夢「能力が、この右腕……」

霊夢「範囲が全部って訳ではないから……まッ こうすれば、出来ないことはないか」ふわっ
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/05/22(日) 23:12:10.28 ID:toozoDyW0
友達じゃなくて上条さんとくっつけばいいのに
382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/23(月) 09:02:35.27 ID:6rqHiVoH0
なぜ幻想殺しが右腕にあるとわかったんだ? >>381同意激しく同意
383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/23(月) 09:22:47.44 ID:hueUHpfIO
>>341に書いてるだろ
なんでもかんでもくっつけたがるな
そしてsageを覚えようか
384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/23(月) 15:22:51.73 ID:6rqHiVoH0
>>383すみませんでした、以後気を付けます
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [sage]:2011/05/23(月) 16:02:33.73 ID:utgubadto
なんだこのスレは
チルノでたから満足した
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/24(火) 04:40:48.44 ID:pE9zLr530
原作設定なら霊夢は全員に平等だからそもそも誰かとくっつくってことがありえない
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/24(火) 08:22:05.30 ID:SqOOzycIO
>>384,386
いいからsageてくれメール欄にsageって入れてくれるだけでいいよ
今書いてくれてる人がsageで進行してるのと東方と禁書という荒れやすい題材だからな
自治厨になりたいわけじゃないんだけど、ageると>>366みたいにへんなのが出てくるからさ
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/24(火) 12:50:46.88 ID:nsIwl0uSO
この糞SSまだあったのか
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/24(火) 13:02:46.58 ID:yokjZD4DO
あーあ上手い具合に過疎ってたのにな

390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2011/05/24(火) 14:13:35.55 ID:/ywlc3r/0
一回変なのに目付けられたらその時点でスレは使い物にならなくなるな
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [sage]:2011/05/24(火) 14:58:33.94 ID:bpeFAZj2o
書き手変わってから面白いよ
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/24(火) 21:11:40.62 ID:9hEtHsE7o
最初から今の人が書いてりゃな
いまだに>>1が書いてると思ってる奴もいるし
立て直さないってんならそれでいいけど弊害はあるよね
393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/24(火) 21:39:43.49 ID:4BvS3/zLo
新しく立て直して、今まで書いた分を全部貼り付けてから改めて続き書くとか悪くないと思うけど。
せっかく中身が良質なクロスなのに勿体ない。俺も気まぐれがなきゃ今の人の作品見る前にスレ閉じてたし。
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 18:47:15.92 ID:AULEBV6A0
新しく建て直した方が良いかもね
前の人ので糞スレ認定したやつが荒らしに来そう

俺も前の人のSSにガッカリした口だから>>391のレス無かったら多分読んでなかった
395 :今日はここまでです [sage saga]:2011/05/25(水) 21:11:52.33 ID:oAVwvd3m0
さてさて、レスがたくさんありがたや〜

最初にsage進行でお願いしますときっちり説明入れてなかった自分に責任がありますね

申し訳ない

>>364 そうです依姫の事です 細かい説明はあえて省きますね。

両原作に詳しい方、片方しか知らない方、名前位ならと言う方、

こんなんでも読んで興味もってくれてるというのは嬉しい限りです。

>>382 右手を中心に力が消えていくのを感じたという方向で!!

>>392、393 わかりました、ちょっとミス修正してスレ立てましょう!!

こんなの霊夢じゃねぇ→ はい その通りです。

数あるスレの中でここを開いて、駄文、両原作汚されて不快に思われる方も当然いるでしょう。

ホントすいません

逆に支援、面白い、と言ってくださる方

ありがとうございます


では、上条「素敵な能力だよな」霊夢「素敵?」にて


ジャッ【ジ】メントに、

ミサカ【は】ミサカに、

はま【づ】らに ……他にもたくさん、これは酷いな、時間がかりそうです。
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 21:40:31.45 ID:cbQGL6FXo
パッと見ただけで
>>109のトコ
多分美琴の台詞がれいむになってる
>>111の黒子の台詞ですにね

意外と修正箇所はあるね
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 21:42:07.25 ID:cbQGL6FXo
あ、言葉の解釈に齟齬があったかな
立て直しついでに今まで書いた所のミスを修正するのかと思った
398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 21:50:21.86 ID:Yk1y6cFDO
?そういう事だろ
時間かかるって言ってるし
個人的には句読点欲しい所あったかな
特に読点

細かい事いえば、こんにちわって所も気になったな
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 22:16:44.92 ID:QAadHTfvo
誤字脱字は多いけど、キャラ崩壊や世界観崩壊は特に気にせず見れるレベルだと思う
適度な雰囲気で目に見える贔屓も感じないし、基本的にキャラ付けが原作重視されてる

>>120の霊夢の佐天へのフォローが少しらしくないと思ったくらいかな
同じ内容でも台詞回し少し変えるだけで印象って全然変わるし
「ごめんなさいね」も「悪かったわね」くらいのノリの方がらしい気がする

上条さんに顔赤くした時とかは……もっと冷静なんじゃないかなとは思ったけど
冗談かもしれんが、儚月抄でイケメンて理由で大国主選ぼうとしてたし
男に完全に興味ないわけじゃないだろうから、このくらいはおかしいわけじゃないのかな

立て直しついでに中身の方に軽率に口出しちゃったけど凄く期待してる
このスレ見るまでは、安心して読める禁書と東方のクロスオーバーなんて無理だと思ってたよ
400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/26(木) 01:25:48.08 ID:U27Pz1kDO
面白いぞ、がんばれ。
あまり堅くならずに書いてくれ。
401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/29(日) 03:21:30.00 ID:ZIf3nVnIO
6月からかな?
ここの削除依頼は新しいスレがここに追いついてからするの?
それとも新しく始めたらここはすぐ依頼するのかな?
402 :今日はここまでです [sage saga]:2011/05/29(日) 11:11:25.48 ID:DO9keaz30
新しく始めたら、すぐに依頼しようと思ってます。

建てたら、今の部分までは一気に投下しようかと、

後、意見も参考にさせてもらってます。

 

403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/31(火) 08:18:29.56 ID:5emTTBOk0
sage二回ってなんか意味ありましたっけ?
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/05/31(火) 16:31:12.56 ID:onMU0zc/o
saga
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/01(水) 23:07:34.63 ID:4BAdA8W5o
サンプルが少ないからなんとも言えんが、男には遠慮すんのかなとは思ったことはある。
「霖之助さん」の呼び方くらいだけど、香霖と親しくない仲じゃないはずなのにな。
歳上ってだけなら他にもいるし、異性というか性別の違いからくる遠慮なのか、
性別問わずに、弾幕ごっこに無関心な人物にゃ普段から礼儀正しく接してるのか分からんけどね。

まあ、形式としての敬語やさん付けはともかく霖之助への態度自体は羞恥もなく無礼だが。
406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/02(木) 01:37:12.65 ID:9CJAiKiDO
旧作でも男(だと思った相手)に「さん」付けしてる


多分、公式は一貫して男性には「さん」付けだと思うけど
学園都市じゃ男キャラ多いから、片っ端から「さん」付けじゃそれはそれで違和感あるね
明確な設定でもないしこのスレ的には今のままでいいと思う
忠実に書こうと思ったらクロスなんて書けんと思うしある程度はノリで
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/02(木) 05:43:10.57 ID:9IIdmL0so
あんま関係ないけど博麗神社の処女信仰ってどうなってんだろ
勝手にすぐスレ立つと思ってたけど>>1はいつ頃再開予定なんかな
408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/02(木) 17:10:41.66 ID:4RJBN+0d0
こーりんについては霊夢の性格だからこそさん付けなのに下の名前で呼ぶらしい

ただまああんまり「さん」つけなくてもいいんじゃない?
409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/04(土) 03:45:48.63 ID:k3nj1FHCP
マダー?
410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/05(日) 04:05:34.96 ID:g1eetKIDO
期待
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/08(水) 00:09:41.27 ID:7EXBPuDIO
書き直しに時間かかってるのかな?
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/12(日) 04:23:53.67 ID:p8yKrKpro
誤字修正だけでいいんだぜ
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/12(日) 19:43:54.33 ID:hArIAo+Co
新スレは誘導してくれるんだろうか?
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/13(月) 00:30:02.11 ID:Y/cA6hIi0
新スレ誘導します
いつ再開か→とにかく完結させるために思考錯誤中です。今再開しても更新ストップ→未完だとアレですからね
ホント、時間がかかりますが、6月中には……なんとかしたい(希望)


霊夢「なにこれ? 妖怪? 見るからに硬そうね』

  『自分の状況を把握出来ないタイプか? 言っとくけど、あの人一人殺せない光弾じゃ傷一つ付かないよ?」

霊夢「当たり所によっちゃ、結構危ないのよ? アレ」

  『……舐めてんのか?』

霊夢「はぁ〜 会話成り立たないのは慣れっこだけど、こっちのも中々だわ」

  『……粉々に破壊してやらないとな』



         ガシャ ガシャ キュイーン………



霊夢「破壊力……あ〜そういえば、アレも神様よね。確か……お湯を沸かす神様だっけ?」

霊夢「当たり所、気をつけなさいよ?」

 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 CAUTION!!   CAUTION!!   CAUTION!!   CAUTION!!   CAUTION!!   CAUTION!!
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/13(月) 14:04:39.36 ID:t2v0uAnDO
実際できそうだから困る
恐ろしい巫女だ 支援
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/14(火) 19:49:44.84 ID:2B/lJGToo
公式でテーレッテーをオマージュした無敵技あるくらいだしな
強すぎるから元々はスペルカードじゃなくて素の技なのにお遊びとするために制限時間儲けてるっていう
だからって何でも出来るわけじゃないだろうけどさ
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/14(火) 22:15:14.21 ID:plNE6uX90
霊夢は全身未元物質みたいなもんだからな
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/17(金) 04:34:05.09 ID:t0+I3HEL0
これ、空を神降ししたのか
確かに儚でやってたが、何という巫女だ・・・

というかその気になったら龍神とかも降ろせそうなのが怖い
419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/23(木) 03:33:05.84 ID:R/VpEWCIO
まだですかい?
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/26(日) 12:36:27.43 ID:SNySjG370
あの……もうすぐ6月終わってしまうのでせうが………
421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/29(水) 09:05:04.37 ID:RSAsARODO

 >1さんにも事情ってものがあるだろうから、おとなしく待っていようぜ
422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/29(水) 18:35:15.42 ID:fuJPcooA0
そうっすね…なんかすみませんでした
423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/29(水) 18:42:54.72 ID:RSAsARODO
>421
ああ言っておいて難だけど、このスレをここまで続けたのは>1じゃ無かったんだった。こちらこそすみませんでした。
424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/07/02(土) 11:10:04.19 ID:glfipa8+o
7月になってしまった…
報告だけでもお願い
425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/03(日) 07:32:22.03 ID:f8MUViv20
せっかく立て直すなら、と意気込んではいるのですが、
なかなか納得のいくものが出来ず、事情の方もあり、6月が過ぎてしまいました。
先ず謝罪します。

最初→ささっと修正して、続き考えるか、直ぐ終わるっしょ
見直す→……やべぇ       
続きを考える→いやいや、これじゃねぇだろ!! もっとこう……
現在→……行き詰まる

一度、HTML化依頼を出させて貰います。正直、目処が立たないのが現状です。
納得のいくものを……。
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/04(月) 17:19:53.56 ID:uN2GbFEu0
誘導はどうなるんですか
427 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/07/05(火) 08:57:54.39 ID:OdBBx2UGo
依頼の前にスレ立ててくれよ
最初にここ消しちゃうともう書かない気がするな…
428 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/05(火) 09:55:47.51 ID:/okXVMNO0
おい>>425依頼出したぞ、スレ立てはいつ位になりますか
429 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/06(水) 00:04:20.10 ID:dnHWOBTio
消される前にあげ
スレ立ていつになるかくらいは言ってほしい
430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/09(土) 19:06:04.33 ID:mKnCc64Ao
スレタイとかどうなんのかな
431 :名無しNIPPER [sage]:2011/07/11(月) 00:24:51.66 ID:9pUP46NSO
霊夢かわいい。
スレ立てマダー?
432 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/11(月) 17:16:51.27 ID:0EG33v1v0
名無しNIPPER?ドラゴンの?
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