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青髪「僕は君一筋・・・そこに美少女・・・」フレンダ「結局目移りしてるって訳よ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/12(土) 18:55:56.98 ID:YMvoMzIV0
立ったら書く
思いつきだから今から書く
ゆっくり書く
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もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

スイカバー @ 2025/06/16(月) 23:54:53.05 ID:7An/VCwoo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1750085692/

全レスゾーンゼロ @ 2025/06/16(月) 17:23:39.88 ID:/JulHR0so
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1750062219/

バームくんへ @ 2025/06/11(水) 20:52:59.15 ID:9hFPsRzXO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1749642779/

秘境 @ 2025/06/10(火) 00:47:53.81 ID:BDVYljqu0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1749484073/

【安価】上条「とある禁書目録で」鴻野江「仮面ライダー」【禁書】 @ 2025/06/09(月) 21:43:10.25 ID:qDlYab/50
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1749472989/

ツナ「(雲雀さん?!)」雲雀「・・・」ビショビショ @ 2025/06/07(土) 01:30:36.87 ID:AfN9Rsm0O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1749227436/

【安価コンマ】障害走を極めるその5【ウマ娘】 @ 2025/06/06(金) 01:05:45.46 ID:RaUitMs20
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1749139545/

貴様たちの整備のお陰で使いやすくしてくれてありがとう @ 2025/06/04(水) 20:56:21.03 ID:QjuK6rXtO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1749038181/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/02/12(土) 19:00:14.54 ID:YMvoMzIV0
注意

・禁書SSです
・思いつきなので書き溜めもありません
・青髪ピアス×フレンダ、のスレです
・基本亀更新です
・設定ごちゃごちゃかもしれません(一応原作の「SS1」以外は全部読んでいます)
・青髪の能力は>>1のオリジナルになります(と言うより青髪の能力自体出ないかも)
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 19:02:53.53 ID:zF+OFur60
フレンダものは機体だすよ
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 19:04:32.65 ID:zF+OFur60
機体出すって俺はガンダムのメカニックか
>>1に期待ってことで
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/02/12(土) 19:25:03.66 ID:YMvoMzIV0
これはまだ、とある不幸な少年と暴食シスターが出会う前の、別の物語




僕が学園都市に来たのはほんのつい最近
お偉いさんが誘ってくれたんで入学してみたんや
僕の能力に関しては黙秘としてもらえるいうことなんで安心して入学したんや
何せ学園都市の全てを使ってでも能力については黙っててくれるみたいやし

青髪「おぉ!ほんまに科学が発展しとるな…外とはえらい違いや」

僕は頭は一応いい方だと思うとる
せやけど頭のいい学校っていうのはどうしても堅苦しいイメージがあるんや
僕は馬鹿やっとった方が好きやからな
だから僕は自らあまり頭の良くない学校を選らんだんや

青髪「…地図どおりならここら辺のはず何やけどな」

青髪「別に方向音痴とかではないんやけどな、これは誰かに聞くしか…ん?」

バタッ、っと誰かの倒れる音
路地裏の方だった、そこには倒れている黒いスーツの男達
ざっと10人はいた
そこには金髪の女の子

?「ふー、流石に多すぎるわ…何か飲み物がほしいって訳よ」

青髪「なんなら、僕のコーラ飲む?」

?「ありがと、やっぱり運動あとは炭酸の強いコー…へ?」

青髪「しかしこれもしかして君やったんか?偉い派手にやったなぁ…」

?(み、見つかったって訳よ…顔はまだ見られていないから、ここは)

青髪「君の方は大丈―――」

?「とんずらって訳よ!」ダッシュ

青髪「あ、どうして逃げるん!?」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/02/12(土) 19:34:35.78 ID:YMvoMzIV0
?「はぁ、はぁここまで来れば、流石に大丈夫でしょ…」

青髪「せやな…」

?「走ったらまた喉が乾いたって訳よ」

青髪「ポ○リや」

?「ありがと、私はア○エリアス派だけど」

青髪「いや、ポ○リの方が絶対おいしいと思うんけどな」

?「運動あとは絶対にア○エリアスって訳よ!…」あら?ポ○リって案外いけるわね」ゴクゴク

青髪「せやろ、、やっぱりポ○リが一番や」

?「むむ、これは見直さないといけないわね」

青髪「そういえば、どうして走ってたん?」

?「ちょうどアンタみたいな声の人間に出くわし…」

青髪「お、やっぱり僕の見込んだとおりの美少女や!碧眼金髪美少女とは!学園都市恐るべしや」

?「どおしてアンタがここにいるの!?」

青髪「どおして僕から逃げたんや!?」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 20:22:20.45 ID:t67CsPeAO
ポカリのがうまいってのには同意だわ
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/02/12(土) 20:28:15.55 ID:YMvoMzIV0
?「私、これでも男子高校生の平均以上の足は持ってる筈なんだけど」

青髪「これでも中学では一番足が速かったほうやで」

?「くっ、悔しい」グヌヌ

青髪「そんで何で逃げたん?」

?「そっちこそどうして追ってきたの?」

青髪「道に迷ったから聞こうと思ったんや」

?「み、道に迷って私に聞こうとした…?」

?(そんな拍子抜けな理由で私は見つかったってこと!?)ショボーン

青髪「せやけど君追って走ってきたからさらに分からなくなったわ…」

?「うっ…」

青髪「まぁ、こんな美少女に出会えたのも何かの縁や」

?「美少女って…褒めても何も出ないって訳よ!///」

青髪(か、可愛ええええええ)

?「その、アンタなんていう名前?」

青髪「名前は…青髪」

フレンダ「私はフレンダ」

青髪「フレンダちゃんか、よろしく」

フレンダ「よろしくって訳よ!」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/02/12(土) 20:31:39.67 ID:YMvoMzIV0
すみません
ここら辺で今日は終わりたいです(もしかしたら今日地味に更新するかもしれない)
次は月曜日になります
それまで二日分は書き溜めようと思います
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/02/12(土) 20:33:24.91 ID:YMvoMzIV0
>>4
あんま期待されてもこまりますぜぃ
>>7
ちなみに私はアクエリアス派です
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 20:44:37.27 ID:B4dh08QBo
ダ、ダカr……あ、いえなんでもないです…
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/12(土) 21:27:55.10 ID:CL46eCgAO
>>10
ハッ、期待上等ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 21:40:24.83 ID:no96xA1DO
青髪×フレンダか
ずっと前に書いてた人とは別人かな
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 22:26:39.70 ID:NOY44ZbDO
フレンダがヒロインと聞いて飛んできました
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/12(土) 22:29:50.06 ID:H9XBwGZl0
せやな
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 02:17:17.73 ID:+e8PhyIDO
支援

青ピ主人公系の作者は失踪率が高いから是非とも完走してほしい
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 08:54:54.35 ID:KLT58u0DO
好きなキャラ同士やから期待や
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/14(月) 18:44:05.88 ID:Jri07RhU0
>>11

ダカラ派…だと、見たことなかった

>>13

別人ですね、今まで書いたことありませんし

>>14−17

あんまり期待しないでくださいねww
一応目標としては完結まで持っていこうと思います
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 18:48:37.35 ID:LaxuRmVe0
新約の表紙を見た俺はこのスレを支援するぞ!
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/14(月) 18:50:56.34 ID:Jri07RhU0
新約の表紙にフレンダのロリバージョンみたいな子がいてビックリした
俺の中ではフレンダ妹かまさかの第六位と……ねーな

さて、月曜日なので更新します
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/02/14(月) 18:58:52.44 ID:Jri07RhU0
青髪「しかし、どうしてあんなとこにおったん?」

フレンダ「うっ、それはちょっと…」

青髪「それにあの黒いスーツの男達見るからに怪しいし…」

青髪「…まさかフレンダちゃんが黒いスーツたちを倒「あ、あのスーツ達が倒れてたのよ!元々」

青髪「元々?」

フレンダ「うん!それで助けてあげようと思ったら…」

青髪「僕が来て」

フレンダ「で、ビックリして黒いスーツの仲間じゃないかと思って走って逃げちゃったって訳よ」アセアセ

青髪「あー、それはホンマに悪い子としたわぁ」

フレンダ「い、いや、そんなことは無いって訳よ」アセアセ

青髪「ホンマに悪い子としたなぁ…謝罪がしたいわ」

フレンダ「え、別に良いって訳よ…よく考えたらあんな怪しい奴関わりたくないし」

フレンダ(いや、私から関わって挙句の果てには全部倒したなんて口が裂けても言え…いや口が裂けたらどの道言えないんじゃ…)

青髪「でも…そうや、なら僕と出かけへんか?」

フレンダ「出かける?」

青髪「せやな、言い換えればデートや」

フレンダ「」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/02/14(月) 19:04:36.67 ID:Jri07RhU0
フレンダ「い、いや、その…///」

フレンダ(な、何言ってんのよコイツ!いくらなんでも唐突過ぎるって訳よ!)

青髪「で、どや?」

フレンダ「じゃ、じゃあ、お願いします///」

青髪「ホンマか!?楽しみにしてるでぇ!」

フレンダ「う、うん」

青髪「楽しみやなぁ…あれ?何か忘れてると思うんやけどな」

フレンダ「道を聞きたいとか言ってなかったけ?」

青髪「せやった!忘れてたわ!」

フレンダ「何処に行こうとしてるの?」

青髪「この高校何やけど…」

フレンダ「ここは…なら私が案内してるあげるわよ」

青髪「おー!頼もしいなぁ!」

フレンダ「まかせておいてって訳よ!」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/02/14(月) 19:17:28.38 ID:Jri07RhU0
30分後


フレンダ「道一つ間違えたって訳よ!」

青髪「更にドジっ子まで持っているとは…やるなぁ、フレンダちゃん」

フレンダ「うっ、元来た道を辿れば良いって訳よ」


更に30分後


青髪「…なぁ、フレンダちゃん」

フレンダ「言わないで!調子に乗ってデカイ口叩いたことは謝るって訳よ」

青髪「いや、そういうわけじゃなくて」

フレンダ「どうしたの?」

青髪「ナビ○イムを使えばいいと思ったんやけど」

フレンダ「……○ビタイム?」

青髪「ナビタイ○」

フレンダ「それ何年前の技術よ…」

青髪「なっ!?この学園都市では使われていないんか!?」

フレンダ「いや、普通に携帯使えば分かるわよ」

青髪「外の世界とはえらい違いや…」

フレンダ(本当に使ってる人いたんだ…)

フレンダ「もしかして今日初めて学園都市に来た?」

青髪「せやな」

フレンダ「あーそれは仕方ないわね、外の世界とはえらい違いだって言うし」

青髪「せやなー、普通にそこらにロボットが合ったりとかしてビックリしたわー」

青髪「ファミ○ンとW○iくらいの違いやな」

フレンダ「そんなに違いがあるんだ…」

フレンダ「って普通に携帯使えば道が分かるって自分でいったのに今気づいた訳よ」ショボーン
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/02/14(月) 19:21:57.91 ID:Jri07RhU0
青髪「あ!せや!」

フレンダ「どうしたの?」

青髪「よかったらメアド交換せえへんか?」

青髪「フレンダちゃんと色々メールもしてみたいし」

フレンダ「別にいいわよ、赤外線ね」

青髪「送るでぇ…赤外線は健在でよかったわ」ピッ

フレンダ「赤外線は便利だからね」ピッ

青髪「よし、これで学園都市に来て初めての友達や!」

フレンダ「!」

青髪「ありがとうな、ホンマに」

フレ、ンダ「べ別にいいって訳よ!///」

青髪「……お、ここやここや!着いたわ!ありがとうな、フレンダちゃん」

フレンダ「うん!またね…デート、楽しみにしてるって訳よ」

青髪「まかせておきぃ!」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/02/14(月) 19:25:12.45 ID:Jri07RhU0
目的地に着いた青髪と別れてフレンダはすぐに路地裏に入って携帯で電話した

フレンダ「お願い、車寄越して…うん、ごめんね心配かけて」

フレンダ「…うん、大丈夫、追っては全部倒したし…『例の物』もちゃんとあるって訳よ!」

絹旗『何か微妙に超嬉しそうですね、フレンダ』

フレンダ「微妙に超嬉しいって訳が分からないって訳よ」

絹旗『絶対に後で問い詰めます』

フレンダ「な、何にも無いって訳よ」アセアセ

絹旗『超怪しいです』

フレンダ「うー、なら時間が経ったら教えるわよ」

絹旗『じゃあその時まで超楽しみに待ってます』ピッ

フレンダ「ふー……ふふ」

フレンダは携帯を優しく抱きしめた
暗部に来て初めて言われたデートしようって
暗部に来て初めて暗部以外の人間とメアドを交換した
暗部にきたら絶対に出来ないと思ったことが出来てしまった
あの長身の青髪と言う男がどういう人間かも知らないのにメアドまで交換してしまった
でもいい人だと思ったから後悔はしていない
それに青髪といたあの時間は楽しかった、気も合って、居心地がよかった

フレンダ「えへへ、初めて男の人とデー…」ニヤニヤ

アイテム下っ端「…あの、フレンダさん」

フレンダ「…ふぁい!ご、ごめんなさい、もう来たの?」アセアセ

アイテム下っ端「はい、そこに車を停めてありますので」

フレンダ「わ、わかったわ、今行く」

フレンダは嬉しさとは裏腹に



本当に暗部でこんなことが許されるのか?
あの青髪を暗部に巻き込んでしまうのでは?
そんな不安が心の片隅に残っていた



26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 19:28:00.48 ID:Jri07RhU0
>>24

フレ、ンダ「べ別にいいって訳よ!///」

修正

フレンダ「べ、別にいいって訳よ!///」


いや、なんで上半身と下半身離れてるの…
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 19:36:56.22 ID:Jri07RhU0
フレンダの喋り方と青髪の喋り方が分からなくなってきた…
私は関西人じゃないので関西弁は中途半端になってしまうけど許してほしい

私の中の新約の表紙のロリは誰なのか
っていう予想は「フレンダ妹」か「分裂して小さくなったフレンダ」か「フレンダ」です

今回の更新はここまでです
次の更新は水曜日です

次回予告とかそれらしい事ってしたほうがいい?
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 19:39:13.91 ID:LaxuRmVe0
是非頼むぜ!
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 20:47:16.01 ID:Jri07RhU0

次回予告って訳よ!


自分の入学する学校に着いた青髪
入学式のやっている体育館に向かって走っているとある人物とぶつかる、その人物とは?


一方、フレンダはアイテムの仕事を終えて帰宅していたところ
絹旗に今日の事について問い詰められる




……ちょっと適当になったけど許してくれorz
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 20:53:40.92 ID:YaH3jPYAO
分裂したっていうのは思い付かなかった
てことは、フレンダは2人に増殖したんですね
本編に出て来ない方はオレが貰っといてやるよ
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 22:09:26.52 ID:IulMYG9Fo
>>27
心理掌握な予感
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 22:37:53.65 ID:zIrSJJTSo
青髪ピアスの関西弁は「エセ関西弁」なので全然問題ないと思う!
初めて見るカップリングなんで非常にwktkだぜ・・・!
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [index1986 sage]:2011/02/15(火) 00:04:47.78 ID:86KMwH9a0
フレンダに青髪か
俺得

>>32
2書館行けばフレンダ×青ピのSSあるぜ
お勧め
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 02:06:53.36 ID:xFPHyD6DO
>>31
あれ心理掌握ちゃんだったら、今後のニックネームが
フレンダになっちゃうのか・・・
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 08:11:11.28 ID:6tuM4m1zo


あのロリは行方不明だったンダだと思う
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 16:30:39.23 ID:PV73SCVIO
麦のんのレベル6シフト実験のために用意された2万人のフレンダシスターズの一人だよ
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 17:17:33.17 ID:xFPHyD6DO
>>36
ロリ化してるからあれが打ち止めって事か。って、結局フレンダはフレンダ
言ってみる訳よ。
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/02/15(火) 18:07:42.75 ID:LGGT+hYn0
>>30

じゃあ残った一人は私が……あれ?

>>31

こんなに可愛いロリっ子が常盤台の中学生、しかもレベル5…胸が熱くなるな

>>35

じゃあ残りのフレは貰って行くよ

>>36

2万通りの方法でフレンダをフレ/ンダにすればレベルアップですね



さて、バレンタインは昨日終わってしまいましたが
番外編って事で書いてみようと思います、今から
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 18:08:48.82 ID:6cuZpeIIO
>>36
ありだな
そのフラグとしてゲームがあった訳か
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/02/15(火) 18:36:35.75 ID:LGGT+hYn0
時間軸はかなり無茶苦茶です


超番外編

「バレンタイン」って訳よ!



バレンタイン、それは
女性が男性に、愛情の告白としてチョコレートを贈る習慣は日本独自のものである。欧米でも恋人やお世話になった人にチョコレートを贈ることはあるが

                     (中略)

また、「恋人までは行かないが、友人として」贈る「義理チョコ」、同性(主に女性)間で贈り合ったりする「友チョコ」、男性が女性に渡す「逆チョコ」というものもみられる。
(wikipedia参照)


上条「バレンタインねぇ…」

上条は窓の外を見て呟いた
外には雪が降っていて辺りは雪が積もっていた

上条「これがホワイトバレンタインデーってやつですか…」

上条「まぁ上条さんにはバレンタインデーなんて関係ないんですがね」キッパリ

土御門+青髪「どらぁ!」ヒュッ

上条「ぐは!なぜ殴る!?」

青髪「カミやんが言うと嫌味にしか聞こえへんわ!」

土御門「そうだにゃー……こんなやり取りを前やった気がする」

青髪「気のせいや」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 19:26:06.88 ID:OUs5XPLAO
>>27パトリシア=バードウェイな予感
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/02/15(火) 19:44:31.75 ID:LGGT+hYn0

土御門「しかし二人は今のところ何個貰ったにゃー」

青髪「えーっと、今のところ誘波ちゃん、姫神ちゃん、吹寄ちゃん…今のところは3つやな」

上条「俺は吹寄と姫神で二つかな、土御門は?」

土御門「俺もカミやんと同じにゃー、学校終わったら舞夏からもらえるから楽しみにゃー」

土御門「カミやんは禁書目録から貰ってないのか?」

上条「今がんばって作ってるってさ」

青髪「くー!シスターさんから貰えるなんてホンマ幸せやな」

上条「そういう青髪だってフレンダから貰えるじゃねーか」

青髪「カミやんは出会った女の数だけ貰えるんや」ボソッ

土御門「マジ、リア充爆発しろにゃー」ボソッ

上条「お前らのこと言ってること聞こえるんだが…」

土御門「まぁ、カミやんは今日が最大の『厄日』になるなんて思ってもないだろうがな」

青髪「僕も暗部と関わってからカミやんが何人の女の子と出会ったか知ってしまったから『厄日』の意味が分かってしまったわ…」

上条「?よくわからないが気をつければいいんだな?」

土御門+青髪(今日が何の日か分かった上でのその言葉とは…恐るべき鈍感男)
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/02/15(火) 20:07:50.66 ID:LGGT+hYn0
放課後


上条「さて帰るかー」

小萌「あ、上条ちゃーん」

上条「どうしたんですか?小萌先生」

小萌「はい、チョコレートです」

上条「ありがとうございます、ところでインデックスは…」

小萌「インデックスちゃんなら今も家で作ってると思いますよ、昨日からがんばってますから期待していてくださいね」

上条「わかりました、インデックスをよろしくお願いします」


通学路


建宮「さぁ!五和、行け!」

諫早「お前さんならできる」

香焼「これが距離を縮める最大のイベントです、がんばってください!」

野母崎「私達が考え出したこのプランなら確実に距離をちじめられます」

牛深「俺達を信じて行って来い」

五和「はい!行ってきます」


上条「あれ?神裂?どうしたんだ」

天草式(!?)

神裂「その今日はバレンタインなので…」スッ

上条「お、ありがとな!」

神裂「いえ///」

上条「て言うか、その為だけにわざわざイギリスから来たのか?」

神裂「そ、そういう訳ではありません!ただ学園都市の視察のついでに来ただけです!」アセアセ

上条「そっか、それでもありがとな、視察がんばれよ」



牛深「くそっ!先を越された」

香焼「どうするんです!?」

諫早「まぁ待て、建宮…勿論いい案があるんじゃろうな」

建宮「ああ、プランBだ…」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/02/15(火) 20:09:04.25 ID:LGGT+hYn0
やべぇ、前編後編で分かれそうだ…
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/02/15(火) 20:12:09.13 ID:LGGT+hYn0
>>41

忘れていた、確かにその説もあるな…
浜面と一方が本格的に魔術の存在を知るときが近いのかもな…
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 21:10:55.96 ID:LGGT+hYn0
すみません
時間の関係で番外編は明日更新します

明日は本編+番外編(後編?)を投下します
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/15(火) 22:32:18.39 ID:0hzXpah10
>>36
ここであえてのミサカ00000号(フルチューニング)説
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/16(水) 04:14:30.51 ID:dwQ1BLhDO
ミサカの要素が一つも無いな。
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/16(水) 16:45:02.36 ID:hRv58BKK0
6時ごろから更新を開始しようと思います
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/16(水) 17:13:25.94 ID:gRnRCcSIO
上条の話はいらない
51 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/16(水) 18:53:09.45 ID:hRv58BKK0
では更新します

それとこれからトリ付けます
52 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/16(水) 19:00:16.06 ID:hRv58BKK0

番外編・後編


神裂「待ってください、まだ渡すものがあります」

上条「そうなのか?」

神裂「イギリスに残っている人たち…オルソラ、アニェーゼ、ルチア、アンジェレネからですよ」

上条「本当か!?嬉しいな!」

チョコを貰って喜んでいる上条を見て神裂は言った

神裂「……上条当麻」

上条「ん?どうした?」

神裂「それだけ多くの女性からチョコを貰っていますが…誰が本命なのですか?」

上条「ぶっ!急に何言ってるん!?別に本命とかはいねーよ」

神裂「え?…それはどういう意味ですか?」

上条「別に好きな人とかは今はいないって事だが…」

全員「!?」

神裂(これはチャンスでは…!!あの子には悪いですが…まだ私にも)

建宮(五和にも)

二人(勝機がある!)
53 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/16(水) 20:09:45.34 ID:hRv58BKK0
神裂「その、よろしければ今度…」

上条「ん?」

神裂「よろしければ学園都市を案内してくれませんか?」デレ

天草式(!?)

建宮(ここで)

香焼(フラグを)

牛深(建てる)

諫早(だと!?)

上条「ああ、いいぞ」

神裂「あ、ありがとうございます!それでは…」

上条「おう、頑張れよ」




建宮「…くっ!流石女教皇、いきなりフラグを建てるとはやりおるのよ」

香焼「どうするんです?」

諫早「まぁ、待て…少し様子を見よう」
54 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/16(水) 20:29:44.66 ID:hRv58BKK0
アイテム隠れ家


青髪「こんちわー!チョコ貰いに来たでー」クネクネ

麦野「気色悪いからクネクネするな」

絹旗「超・気持ち悪いです」

滝壺「そんな気持ちの悪いあおがみを私はおうえんしている」

青髪「みんな酷いなぁ…」

麦野「まあ、どんなに気持ち悪くても一応フレンダの彼氏だからね」

絹旗「超一応です」

滝壺「いちおう」

青髪「酷すぎるやろ…そういえば僕のハニーは?」

滝壺「青髪を迎えにいくって行って出て行ったよ」

青髪「入れ違いやったか…」

絹旗「張り切って作っていたので期待しておいたほうが良いですよ、それとチョコです」ヒョイ

青髪「楽しみやー、ありがとなーお返しはちゃんとするで」

麦野「私も」ヒョイ

滝壺「ん」ヒョイ

青髪「ありがとうなー」

麦野「分かったから、アンタは早くフレンダを追いなさい」

青髪「わかったで…ん?」ガスッ

青髪足元に置いてあるものに足をぶつけた

青髪「…浜面?どうしたんや」

浜面「………」ブクブク

滝壺「へんじがない、ただのしかばねのようだ」

青髪「滝壺ちゃんの彼氏やろ…浜面はどうしたんや?」

絹旗「チョコを食べたら倒れました」

青髪「………」

その言葉のあとに赤、青、黄色のチョコを机に並べた

絹旗「超ロシアンルーレットです、青髪さんのにも入っていますよ」

青髪「気をつけて食べるわ…」
55 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/16(水) 21:51:45.71 ID:hRv58BKK0
牛深「しかし本当に多いですね…フラグが建っている子が」

香焼「今まで数えて53個…貰いすぎです」

諫早「あとリストに載っているチョコを渡していない五和の恋敵は御坂、禁書目録、くらいだのう」

建宮「禁書目録は回避不能なのよな、問題は…」

野母崎「教皇代理、捕まえてきました」

?「くっ…遂に捕まってしまいましたか」

建宮「観念するのよな、アステカの魔術師」

エツァリ「くっ、それで私はどうなるのですか…(やはり原典は…)」

建宮「ここに苦労して手に入れた上条の皮膚がある」

エツァリ「?」

牛深「っ!目標が上条に接近、御坂御琴です!」

エツァリ「彼女に何を!?」

建宮「俺らは上条とここにいる五和って子をくっつけたいのよな、お前は御坂の事が好きだって聞いてるのよな」

エツァリ「っ!だからどうしたんですか!?」

建宮「上条の皮膚がある」

エツァリ「まさか…」

建宮「利害は一致してるのよな…足止めを頼む」

エツァリ「任せてください!」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/16(水) 22:02:23.35 ID:V2Dogwg40
待て、上条の皮膚!? どうやって手に入れたんだよそれ!?
確かエツァリの術に必要な皮膚って包帯いるほどの量だったよな(アニメ海原より)
57 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/16(水) 22:04:41.99 ID:hRv58BKK0
>>56

この日のために天草式の皆さんが頑張ったのです
天草式に不可能はありません(>>1はそう思っています)
58 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/16(水) 22:07:38.72 ID:hRv58BKK0


青髪「しかしフレンダちゃんは何処にいったんやろ」

青髪「お、あれは…」

青髪「メルヘン第二位!」

垣根「どんな呼び方だよ、八つ裂きにするぞ」ブワッ

青髪「ここら辺でフレンダちゃん見てへんか?」

垣根「お前の彼女か?」

青髪「そうや」

垣根「確かそっちの通りをさっき走っていたのを見たが」

青髪「ほんまか、ありがとうな」

垣根「ああ」

そのまま青髪は走り去っていった



垣根「……俺何の為に出たの?」バサッバサッ




香焼「あ、アステカが電撃を受けて気絶しました」

諫早「五和のチョコも渡せたからそろそろ引き上げないか?」

建宮「そうだな、そろそろ…」

野母崎「……教皇代理」

建宮「どうしたのよな」

野母崎「これを…」

野母崎が出した写真を全員は黙って見た

そこには上条の部屋が写っていた

香焼「……これはもう、羨ましいを通り越して…」

牛深「何か複雑な気持ちになってきました」

建宮「まあ、あの少年のフラグの多さは世界一だって事がわかったのよな…引き上げるぞ!」

そのまま天草式は瞬く間に学園都市から去って行った
59 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/16(水) 22:27:32.87 ID:hRv58BKK0
小萌宅

上条「おーいインデックス!」

ウワー!シスターチャンソレハ…
バクハツシタンダヨ!

上条「何だろう、小萌先生の部屋からチョコレートの匂いが…」ガチャ

小萌「あ…」

インデックス「あ…その、とおま」

部屋はチョコレートの匂いで包まれていて、台所はチョコレートだらけだった

二人で作っていただろうチョコレートは形が崩れていた

インデックス「ごめん、とおま…がんばって作ってたんだけど」グスッ

小萌「シ、シスターちゃんはがんばりましたよ」

インデックス「でも…」

上条は黙って形の崩れたチョコレートを食べた

上条「お!これおいしいぞ、インデックス!」

インデックス「…ほんとう?」

上条「ああ!ありがとうな」ナデナデ

インデックス「うん!ホワイトデーは倍返しなんだよ!」

上条「ああ、分かった!」
60 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/16(水) 22:35:15.89 ID:hRv58BKK0
青髪「お!フレンダちゃーん!」

フレンダ「あ!いたいた!」

青髪「入れ違いになってたみたいでなぁ…ごめんな」

フレンダ「ううん、大丈夫って訳よ」

フレンダ「それと…はい!」ヒョイ

青髪「お!?ありがとうな!」ナデナデ

フレンダ「えへへ、気合入れて作ったんだから…心して食べなさいよ!」

青髪「分かってるで、何たって僕の彼女やからな」

フレンダ「その…今食べてみてくれる?」

青髪「ええよ、心して食べさせてもらうわ」

そう言って青髪は箱を開けて黄色のチョコを取り出した

フレンダ「…ってその黄色いチョコ」

青髪「いただくでー」ヒョイ

青髪「………」バタリ、ブクブクブクブク

青髪は泡を吹いて倒れてしまった

フレンダ「…その、絹旗と一緒に作ってたからもしかして混じったのかも」

フレンダ「その…ごめんって訳よ」エヘッ
61 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/16(水) 22:35:47.44 ID:hRv58BKK0
青髪「お!フレンダちゃーん!」

フレンダ「あ!いたいた!」

青髪「入れ違いになってたみたいでなぁ…ごめんな」

フレンダ「ううん、大丈夫って訳よ」

フレンダ「それと…はい!」ヒョイ

青髪「お!?ありがとうな!」ナデナデ

フレンダ「えへへ、気合入れて作ったんだから…心して食べなさいよ!」

青髪「分かってるで、何たって僕の彼女やからな」

フレンダ「その…今食べてみてくれる?」

青髪「ええよ、心して食べさせてもらうわ」

そう言って青髪は箱を開けて黄色のチョコを取り出した

フレンダ「…ってその黄色いチョコ」

青髪「いただくでー」ヒョイ

青髪「………」バタリ、ブクブクブクブク

青髪は泡を吹いて倒れてしまった

フレンダ「…その、絹旗と一緒に作ってたからもしかして混じったのかも」

フレンダ「その…ごめんって訳よ」エヘッ
62 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/16(水) 22:36:49.29 ID:hRv58BKK0
上条とインデックスはチョコレートだらけの部屋を掃除して家に帰ってきた

上条「ふー、チョコ食べ過ぎて鼻血出てきた」

インデックス「本当なんだよ!」

上条はドアに手をかけて、部屋に入った

そこには…

上条「何だよ…この数の箱は!?」

上条は一つだけ箱を取って空けてみた

そこには一つの手紙

『お返し、楽しみにしています』byミサカ(フランス)

上条「…まさか」

上条は他の箱も開けて手紙を見た

全てが同じ内容の手紙だった

違うのは送られてきた場所

上条「まさかこれ…全世界の妹達から?」

約9000人の妹達からのチョコ、それが全世界から送られてきた

しかも、一人一人にお返ししろという事は―――

上条「まさか9000人分のチョコを用意しろと?…


不幸だーーーーーーーー!」
63 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/16(水) 22:38:52.63 ID:hRv58BKK0
ふぅ、グダグダな番外編ですみませんでした

ぶっちゃけた事を言うと天草式の皆さんを使ってみたかっただけなんです、すみませんorz

これからは本編をダラダラ投下して行こうと思います
64 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/16(水) 22:40:08.07 ID:hRv58BKK0
青髪「ふーやっと着いた」

青髪は今日が入学式だと言うことを忘れてそのまま走って教室まで行った
途中その事に気付いて急いで体育館まで走っていった
そもそもまだ自分のクラスも決まってないくせに教室に行ったのは馬鹿だと思う
しかも入学式すら行ってないのに……
そんなこんなで廊下を全速力で走っている途中

?「にゃ!」

青髪「いたっ」

廊下の角で誰かとぶつかった

青髪(こ、このフラグは!?)

青髪(まちに待って望んだ僕のフラグ!これは、これは…)

青髪は次の一声が美少女の「いたた…」だと思っていた

?「いっつ…大丈夫か?」

青髪「……」

だが、現実は甘くなかった

?「お、おいどうした?」

青髪「…ざ…ける…な……」

?「す、すまない、急いでいて」

青髪「ふざけるなー!どうして角でこんなアロハシャツのサングラス男とぶつからなきゃいけなんだー!」

?「…は?」
65 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/16(水) 22:41:15.03 ID:hRv58BKK0
青髪「ぶつかるならパンを加えたちょっとだらしない格好した美少女とぶつかりたかったわー!」

?「…」ブチッ

?「だったら俺だってこんな青い髪の細めの男なんかにぶつかりたくなかったにゃー!」

青髪「なっ!」

?「俺だってぶつかるなら清楚系の眼鏡を掛けた美少女とぶつかりたかったにゃー!」

青髪「なんだと!?」

青髪「だったら僕はさっき会った金髪碧眼の美少女とぶつかりたかったわ!」

?「だったらこっちだって俺の義妹とぶつかってフラグを立てたかったニャー!」

青髪「なんやとぉ!」

?「んだゴルァ!」
66 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/16(水) 22:42:19.28 ID:hRv58BKK0
30分後


青髪「いいや、違うわ、黒髪ロングの子はやっぱりロリに限るわ!」

?「にゃー、お前こそ分かってないにゃー、黒髪ロングは幼馴染のツンデレの子に限るにゃー!」

青髪は入学式が始まって30分にここに着いて、そして男とぶつかった
そして男と「フラグ立てたかった」と言う口論から
「理想の女の子」を決める口論をしていた、約30分間
入学式は約一時間、つまり入学式は終わり、各生徒のクラスも発表されて、それぞれのクラスに向って行っていた
そのクラスに行く途中の廊下で二人は口論していた

男子生徒A「おい、こいつらは何を言い争ってるんだ?」

女子生徒A「黒髪とか言ってる…」

男子生徒B「ふむ、その青髪の言っていることにも一理ある」

男子生徒C「いや、サングラスが正しいだろう」

女子生徒B「こいつらは…」フルフル

当然、廊下で口論をしていれば人だかりが出来る
つまり今の廊下は大勢の人間が二人を取り囲んでいた
67 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/16(水) 22:42:54.76 ID:hRv58BKK0
青髪「よし!何時まで経っても埒が明かんから決着をつけよう!」

?「いいぜ、乗った…ルールは?」

青髪「二人でこの大勢の中の一人を選んで答えてもらういうのはどや?」

?「よし、なら…あれなんかいいんじゃないか?」

青髪「あれは…よし、なら呼んでみるか…おーい、そこのウニ頭ー」

ウニ頭「…もしかして私でしょうかー」

?「そうにゃー、ちょっとこっちくるにゃー」

ウニ頭「え!?ちょ、何で…」

ウニ頭の男は強引に真ん中に連れこまれた

ウニ男「えーっと、上条さんはよく状況を理解できないのですが」

?「そんなことはどうでもいい!俺たちは『黒髪ロングが一番似合う女性』が聞きたい!」

青髪「せや!やっぱり黒髪ロングにはロリやろ!」

?「いいや!幼馴染のツンデレにゃー!」

上条「えー、それを答えれば上条さんは開放されるんですね?」

?+青髪「「そうだ!」」

上条は少し戸惑いながらも答えた

上条「やっぱり黒髪ロングは年上の女性だと思うのですが」キリッ

?と青髪「!!」

その時、二人に電流走る
68 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/16(水) 22:43:25.19 ID:hRv58BKK0
?(この状況で年上の女性だと!?)

青髪(やるやないか、只者じゃないってことは分かったわ…だが)

?(譲れないものが!)

二人(ある!!)

青髪「いやいや、黒髪ロングが年上…はっ」ニヤ

?「にゃー、年上ねぇ…はっ」ニヤ

上条「……いいぜ」ブチッ

上条「てめぇらが黒髪ロングがロリとかツンデレな幼馴染に似合うとか言ってんなら…」

上条「まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!」

?「受けてたつにゃー!」

青髪「僕の名にかけて負けられへん!」

今ここに、男達の戦いが始まった―――











黄泉川「お前らちょっと職員室来るじゃん」

青髪「巨乳でジャージ姿…だと」

?「すまないが俺はロリコンなのだから好みじゃないにゃー」

上条「不幸だーーーーー!!!」
69 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/16(水) 22:44:07.68 ID:hRv58BKK0
とあるファミレス

フレンダは週に2回以上はここに足を運んでいる
その理由はここには自分達の友達であり仲間が居るからだ

店内に入った、いつもの三人がそこにはいた
フレンダは空いている席の一つに座った
これで暗部組織『アイテム』面々が揃った


麦野「遅かったじゃな、何してたの?」

フレンダ「ゴメン、ちょっと色々あって…」

麦野「しくじってたら殺す」

フレンダ「うっ…今回は大丈夫よ、ちゃんと取ってきたし、ほら」

麦野「本当にこれであってるだろうね…」

絹旗「まあ、これでフレンダがしくじるとは思わな……何でもないです」

フレンダ「せめて最後まで言ってー!」

麦野「まぁ借りに失敗していても『フレンダだから』で済まされるだろうね、まぁ失敗したら殺してたけど」

フレンダ「麦野までそんな事言うのー」ギュー

麦野「あー!もう、鬱陶しい!くっつくな!」ゴスッ

フレンダ「あぅ!」

滝壷「大丈夫、私はそんなふれんだを応援してる」

フレンダ「やっぱり私の味方は滝壷だけって訳よ」ギュー

麦野「じゃれ合うのはいいけど、まずは仕事を終えてからにして」

フレンダ「分かってるわよ…はい、まずは暗部の人間のリストと組織の一覧…でもこれは期待しないでね」

麦野「元々そのつもりよ、それと」

フレンダ「これさえあれば…」

フレンダは机の上に一つのUSBメモリーを置いた
全員は黙って息を呑んだ

麦野「……一つ、この中に入っている物を私達が手に入れることが出来れば」

絹旗「私達は暗部に関わらなくてもいい」

滝壷「……うん、がんばろう」

フレンダ「私が命かけて手に入れたんだから…絶対に見つけようね」

麦野「この腐った暗部の仕事も終わりにするわよ……」









「私達で第六位の存在を明かせば私達、アイテムは解散よ」





70 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/16(水) 22:44:38.08 ID:hRv58BKK0
アイテムの面々はファミレスを出た
麦野と滝壺は買い物に行くと言ったので私達は先に絹旗と『アイテム』の隠れ家に戻った

絹旗「それで…」

フレンダ「やっぱりサバ缶が最強って訳よ!」

絹旗「それはさっきの話です、私は今朝の超嬉しそうなフレンダの話が聞きたいんです」

フレンダ「えっ、それは後々話すって…」

絹旗「いえ、今聞きたいです」

フレンダ「まだ心の準備が出来ていないのでまた今度って訳で…」

絹旗「超教えて下さい」ガシッ

フレンダ「ちょ、胸倉…掴まな…いで…くる…しぃ…」

フレンダ「」ブクブク

絹旗「あ…」






アイテム隠れ家


フレンダ「まさか意識が沈むと思ってなかった…」

絹旗「すみませんでした、超反省してます」ショボーン

フレンダ「まぁ、いいって訳よ」

フレンダ「絹旗、じゃあ話すから聞いてくれる?」

絹旗「何をですか?」

フレンダ「気を沈めといてそれは無いでしょ!?」

絹旗「嘘ですよ、聞かせてもらいます」アハハハ


とりあえずフレンダは絹旗に今日あった事を全て話した
青髪と出会った事
暗部の仕事
明るい話と暗い話の二つをした
一般人なら明るい話だけだろうがフレンダは暗部の人間
暗い話など当たり前だった


フレンダ「…………って訳よ」

絹旗「そういうことでしたか、だから超嬉しそうだったんですね」

フレンダ「わかった?」

絹旗「はい、超分かりました…それで」

フレンダ「ん?」

絹旗「フレンダは青髪さんの事が超好きになってしまったんですね」

フレンダ「ぶっー!べ、別にそ、そんな訳じゃってばよ!」アタフタ

絹旗「口調が超、忍者漫画の主人公になってますよ、フレンダ」
71 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/16(水) 22:45:48.93 ID:hRv58BKK0
絹旗「それで、フレンダはどうするんですか?」

フレンダ「どうするって…」

絹旗「一目惚れなんでしょう?」

フレンダ「ぅー///」コク

絹旗「なら私は応援しますよ」

フレンダ「…本当?」

絹旗「ええ、恋愛とかはした事がありませんが相談くらいなら乗りますし」

フレンダ「絹旗ー!大好きって訳よ!!」ギュー

絹旗「は、離れてください!超暑苦しいです!」

フレンダ「いいじゃん、外は寒いし」

絹旗「だ、から…ひゃっ!何処触ってるんですか///」

フレンダ「いいじゃない何処だって〜」

絹旗「もう離れてください///」ゴスッ

フレンダ「あぅ」バタリ

絹旗「もぅ………」

フレンダ「………」

絹旗「………」

フレンダ「………」

絹旗「……ねえ、フレンダ」

フレンダ「分かってる、絶対に暗部には関わらせない」

絹旗「でももし関わってしまったら」

フレンダ「…絹旗は私が暗部に来た理由知ってるよね」

絹旗「はい」

フレンダ「私は同じ事を繰り返さないためにも、絶対に…命を賭けても関わらせない」

フレンダ「それにもう次は無いから」

フレンダ「それに私達にはもしかしたら暗部から離れることも出来る」

フレンダ「だから私は絶対に暗部から離れてるって訳よ」

絹旗「そうですね、超がんばりましょう」







麦野「………」

隠れ家のドアの前に麦野と滝壺は立っていた
二人は全てを聞いていた

滝壺「むぎの」

麦野「…はぁー、仕方ないわね、私はフレンダを応援してあげるわよ」

滝壺「うん、私も応援するよ」
72 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/16(水) 22:50:09.14 ID:hRv58BKK0
最近、マイソロ3を買って順調にストーリーを進めている>>1です

マルタ可愛いよ、コハク可愛いよ





って事で今日の更新はここまでです!

次の更新は金曜日から月曜日の間に行います
今は時間の関係で次回予告はできません!すみませんorz
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/16(水) 22:53:38.32 ID:gZYFFegAO
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/16(水) 22:54:38.69 ID:lBuVyWYoo
フレンダかわいいよフレンダ
そしてデルタフォースに
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/16(水) 22:55:32.22 ID:lBuVyWYoo
途中送信してしまった・・・
そしてデルタフォースにワロタ
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/17(木) 16:49:35.79 ID:NFlHfTAt0
ファミレスとデルタフォース結成って同時進行ですか?
77 : ◆Puie0VNSjk [saga sage]:2011/02/17(木) 19:08:38.48 ID:6XJ3BGqQ0
>>76

一応同時進行です
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/17(木) 23:57:38.44 ID:dUUP0Uqzo
期待
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/18(金) 06:34:00.88 ID:XOF+0iJD0
wktkしてまってます
80 : ◆Puie0VNSjk [sage]:2011/02/18(金) 22:00:30.34 ID:bO7N0gO90
明日あたりに更新出来たらしようと思います
81 : ◆Puie0VNSjk [sage]:2011/02/19(土) 19:10:54.59 ID:0vU0CQdX0
すみません、まだ中途半端にしか出来ていないので月曜日あたりに更新します
約束を守れずすみません
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/20(日) 01:10:46.94 ID:qD02l4hDO
ゆっくりまってるよ
83 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします。 [ID:Misaka10094]:2011/02/21(月) 18:31:53.67 ID:agyaBM6l0
楽しみにまってる
84 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/21(月) 20:00:24.84 ID:Qhv9JFR/0
そろそろ更新します
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 20:03:25.33 ID:Il0JWT1T0
お、待ってました!
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 20:16:32.72 ID:gzbhz88A0
よし、待つのはここまで。
ここからは舞うとするか
87 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/21(月) 20:18:52.83 ID:Qhv9JFR/0

思いつきでスレ立てたしバレンタインもいけるんじゃね?
なんて思った俺は馬鹿だ……今度のイベントはちゃんと書こう

と、言うことで更新開始
88 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/21(月) 20:24:03.71 ID:Qhv9JFR/0
黄泉川「……で、最終的に『黒髪ロングが似合う女性』を決めるために武力で解決しようとした」

三人「はい」

黄泉川「ただの馬鹿じゃん」

右から青髪、上条、アロハシャツの男(土御門と言うらしい)が
正座して並んでいた
どうしてこんな状況になっているのかと言うと


3分前


上条「うぉぉぉおおおお!」パンチ

土御門「はっ!そんなパンチが当たるとでも…」

青髪「これならどうや!」キック

土御門「ぐはっ!…やってくれたにゃー!」パンチ

青髪「ぐっ!ならば…」

上条「させるかー!」パンチ

青髪「ぐはっ」

こんな具合に一分間喧嘩をしていた
そして、ついに現れたあの美人な残念教師

黄泉川「…何してるじゃん」

俺達の目の前に居るのは巨乳の美人教師
だがジャージでそれを壊してしまっている、だがそこがいい!

黄泉川「お前らちょっと職員室来るじゃん」

青髪「巨乳でジャージ姿…だと」

土御門「すまないが俺はロリコンなのだから好みじゃないにゃー」

上条「不幸だーーーーー!!!」

青髪「だが、美人な先生の言うことでもこの戦いに決「じゃん」バキッ、バタッ

黄泉川は青髪の頭を持って軽く技をかけた
その瞬間青髪はバタリと倒れた

土御門+上条「青い髪の男ー!」

土御門「くっ!お前の勇姿は見届「少し寝てるじゃん」ボキッ、バタッ

上条「アロハシャツー!」

黄泉川「残るはお前だけじゃん」

上条「ま、待ってください先生!俺はこいつらに「言い訳は男らしくないじゃん」ボキッ、バタッ

と、言った感じで即効で意識を持っていかれた
それから一分後、気がついたら意識を取り戻していた
やけに早すぎると思ったら

黄泉川「どの部分を叩けば起きるか分かってるからね」

と、言っていた
寝かして起こしてを自由自在に出来るこの先生、恐ろしい

黄泉川(実を言うと思いつきで思わず意識落としちゃったけど…無事に起こせてよかったじゃん)
89 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/21(月) 20:26:44.07 ID:Qhv9JFR/0
黄泉川「まぁ、今回はただの馬鹿でよかったじゃん」

青髪「馬鹿ちゃいます、愛の戦士や!」キリッ

黄泉川「やっぱり馬鹿じゃん…」

土御門「馬鹿ではない、愛の魔術師にゃー!」キリッ

黄泉川「こいつも馬鹿じゃん…いや、見た目もかなり馬鹿っぽいな」

上条「馬鹿じゃありません、愛の主人公です!」キリッ

黄泉川「大体予想してたけど、やっぱり馬鹿じゃん」

三人「三人揃って…」

青髪「デルタフォース!」土御門「ラブフォース!」上条「フラグフォース!」

黄泉川「………」

青髪「……デルタフォース!」

土御門「…ラブフォース!」

上条「……フラグフォース!」


三人「………あれ?」

90 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/21(月) 20:29:47.32 ID:Qhv9JFR/0
青髪「いやいや、何言うてんねん…やっぱりデルタフォースやろ!何か響きええし!」

土御門「いやいや、ここはやっぱり愛の使者、ラブフォースやろ」

上条「いやいや、出会いの使者、フラグフォースだろ」

青髪「なら…」

土御門「ここは…」

上条「拳で…」

三人「決着をつける!!」

黄泉川「少し黙るじゃん!もうデルタフォースでいいからこれ以上騒ぎを起こすなじゃん!」

青髪「ふっ!僕が認められた…今日は僕の勝ちや」

土御門「くっ次は負けないにゃー」

上条「悔しい…」

黄泉川「頭痛くなってきた……まぁこれぐらいが馬鹿には丁度いいか」

黄泉川「ところで、お前達は何組みじゃん」

上条「1年F組です」

黄泉川「そこの二人は?」

青髪「僕は―――」

土御門「俺は―――」

二人「口論してたら入学式出るの忘れてたわ(にゃー)…」

黄泉川「」
91 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/21(月) 20:35:24.32 ID:Qhv9JFR/0
黄泉川「とにかく名前だけ言うじゃん」

土御門「土御門です」

青髪「青髪や」

黄泉川「青髪と土御門ね、検索して……あった」カチャカチャカチャ…ッターン!

黄泉川「お前ら全員小萌先生のクラスじゃん」

上条「あー、お前らもあの人のクラスか?」

土御門「どんな人なんだ?」

上条「お前ら入学式行ってないから分からないと思うけど…」

黄泉川「まぁ、初めてみたら驚くじゃんよ…小萌先生!」

小萌「はーい、どうしたんですか?黄泉川先生?」

二人「!?」

二人は小萌先生の姿を見て驚いた
その身長の低さとか色々に

黄泉川「早速あんたのクラスの生徒が問題起こしたじゃんよ」

小萌「えー!まだ入学式終わったばかりですよ!?」

黄泉川「この三人が喧嘩してたじゃんよ」

土御門「ちょっと待ってくれ、どうして小学生が…?」

青髪「小学生が担任って学園都市恐るべしや…まあ、それはそれで興奮するわ」

小萌「小学生じゃないですよ!正真正銘の大人なのです!」

青髪「そう言われても説得力がなぁ…」

小萌「だったらこれを見てください!」つ免許証

土御門「ほ、本当に…大人、だったのか」

青髪(これが…)

青髪(本当の…)

土御門(合法…)

土御門(ロリ…だと?)
92 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/21(月) 20:36:33.07 ID:Qhv9JFR/0
小萌「それはそうと、何で喧嘩なんてしたんですか?喧嘩した割りには仲良さそうですけど」

黄泉川「その理由はカクカクジカジカじゃん」

小萌「馬鹿な理由でよかったです…」

黄泉川「本当にそうじゃんよ」

青髪「馬鹿ちゃいます、愛の「それ以上言ったら無限ループ始まるじゃん」

小萌「何にせよ、今回は馬鹿な理由なのでお咎めは無しにして上げます」

三人「イヤッホーゥ」

黄泉川「やっぱり罰は必要じゃん」

小萌「ですね…先生残念です」

三人「ごめんなさい、反省します」

小萌「…まあ、今回だけは許してあげますから…さあ、三人とも高校生最初のHRを始めますから教室に行きますよ!」
93 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/21(月) 20:41:58.50 ID:Qhv9JFR/0
最初のHRが終わった
別段問題なく終わったが、一部始終を見ていた人間が多かったのでかなり視線を浴びた

青髪「いやぁー!初日から有名人になれるなんて思いもしなかったわ」

土御門「本当だにゃー、流石にあれはやりすぎたか?」

青髪「あの位が丁度ええやろ」

土御門「でも俺達が今後ともつるむ様になればあれ以上の事が起きそうで怖いにゃー」

上条「ああ、不幸だ…」

二人「本当だよなぁ…」

上条「お前らのせいだよ!まぁ、上条さんの不幸体質なので気にしていないのですがね」

青髪「でもその不幸で僕達は出会えんや」

土御門「ある意味幸福にゃー」

上条「まあ…それもそうだな!これからよろしくな!」

土御門「よろしくにゃー」

青髪「よろしくな!二人とも」

土御門「そうだ、自己紹介ついでに二人の能力ってなんだにゃー」

青髪「えっ」

上条「俺の能力は『幻想殺し』って言うんだ」

土御門「幻想殺し?」

上条「あらゆる異能なら打ち消すことの出来る代物なんだよ…まあその範囲は右手だけなんだけどな、ちなみにこれは原石なんだ」

土御門「原石!?それは珍しいにゃー」

上条「そういう土御門は?」

土御門「俺は『肉体再生』のレベル0にゃー」

上条「レベル0って…」

土御門「破れた血管を修復するくらいしかできないけどな」

上条「へぇ…青髪は?」

青髪「ぼ、僕か?僕の能力は…」

青髪(何て言うか…全然考えてへんかった)

青髪(あれ?でも書類では僕の能力は…)

青髪「速度上昇(スピードアップ)レベル2や」

土御門「あまり聞かないな…どう言う能力なんだ?」

青髪「自分の投げた物の速度を徐々に上げていくって能力や、それは自分にも例外じゃないんや」

上条「と、言うと…自分の走る速度とかも上げられるのか?」

青髪「まぁ、そんなところやな」

青髪(確かそんな能力やったはずやけどな)

土御門「色々な能力があるな…」

上条「そうだな」
94 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/21(月) 20:44:51.60 ID:Qhv9JFR/0




アイテム隠れ家




麦野「帰ったわよー」

絹旗「超おかえりなさい」

フレンダ「お帰りー」

滝壷「ただいま」

フレンダ「むぎのんおかーさん今日の晩御飯なにー」

麦野「昨日食べたでしょう?」

フレンダ「毎日食べさせて」

絹旗「滝壷さん、今日の晩御飯は何ですか?」

滝壷「南南西から信号がきてる」ポケー

絹旗「聞いてくれない…」

フレンダ「うう、麦野つめたいー」ダキッスリスリ

麦野「ばっ!だから抱きつくな!!」

フレンダ「えへへ〜」ムニムニ

麦野「胸を揉むな!…」

麦野「……お・し・お・き・よ」

絹旗「と、ここで超羨ましい麦野の胸に超ダイブ!」ダキッ

麦野「お前もか!」

滝壷「私もー」ダキッ

麦野「お、重いから!…きゃっ、く、くすぐらないで」

三人「」モミモミモミ

麦野「だーかーらー胸は揉むなー!」
95 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/21(月) 20:50:59.06 ID:Qhv9JFR/0
麦野「はぁ、はぁ、はぁ…」

フレンダ「結局麦野の胸気持ちいいって訳よ」

滝壷「ちょっと羨ましい」

絹旗「本当ですよ、どうしたたそんな果実が実るんですか」

フレンダ「くっくっく…それを私は知ってるって訳よ」

絹旗「っ!超教えて下さい!」

フレンダ「それは……」

絹旗「」ゴクリッ

フレンダ「私の『巨乳御手』のおかげって訳よ!」モミモミ

絹旗「きゅ、急に揉まないでください!」ゴスッ

フレンダ「ぐはぁ!窒素装甲で殴らなくても……」バタリ

滝壷「大丈夫、そんな可愛そうなきぬはたを私はおうえんしている」

絹旗「滝壷さんは応援するよりも応援されるほうだと思いますが」

滝壷「きぬはたとフレンダには勝ってると思うから余裕」

絹旗「くっ!ですがフレンダには負けていないので全然気にしていません」

フレンダ「うぅ…それ言われるとショックって訳よ」ショボーン

麦野「はぁー何争ってるんだか、こんな物持ってたって肩こるだけだけよ?」

三人「」ブチッ

麦野(…ヤバイ、これの展開はさっきよりも……)

絹旗「では、私が押さえてるのでフレンダ、滝壷さんは麦野に『何をやってもいい』ですよ」ガシッ

滝壷「わかった」

麦野「え、ちょちょ、ちょっと待って…」

フレンダ「…何をやってもいいんだよね?」

絹旗「はい」ニコニコ

麦野「フ、フレンダ?」アセアセ

フレンダ「麦野」

麦野「な、何よ」

フレンダ「私の性癖に常識は通用しない(キリッ」

麦野「フレンダーーー!!!」ジタバタジタバタ
96 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/21(月) 20:54:27.38 ID:Qhv9JFR/0
麦野「ハァ、ハァ、ハァ///」

フレ/ンダ「」

絹/旗「」

滝/壷「」

麦野「いや、あんた等には当ててないでしょうが……」

絹旗「バレましたか、真っ二つになった演技は誰が一番超上手かったですか?」

麦野「フレンダね、何かリアルだわ」

滝壷「本当だ…上手いね」

絹旗「超リアルすぎます、本当に斬られてても違和感がありません」

滝壷「じゃあ今本当に斬られても大丈夫だね、フレンダ」

フレンダ「大丈夫じゃないよ!」バッ

麦野「ちっ」

フレンダ「本当にやろうとしていたって訳よ…」

滝壷「誰も斬られなかったけどドアが…」

ド/ア「解せぬ」

絹旗「壊れてしまいましたね」ジー

滝壷「そうだね」ジー

フレンダ「結局またドアが壊れる訳よ」ジー

麦野「な、何で私を見るのよ……わ、私は悪くない!」アセアセ

絹旗「何処の赤髪長髪のおぼっちゃまですか」

滝壺「この屑が!」

フレンダ「それってレプリカの事?」

滝壷「劣化レプリカが!俺はレプリカじゃねぇ!」

フレンダ「凄く似ていて逆に怖いわ…」

滝壷「私の特技の一つ」ドヤ

絹旗(滝壺さん、後ろのICレコーダーがバレバレですよ……)
97 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/21(月) 20:56:36.59 ID:Qhv9JFR/0
麦野「しかし暇ね…そうだ、モンハンしましょうよ」

フレンダ「いいって訳よ、何やる?」

麦野「ちょっとナルガやりたいわ」

絹旗「それなら私も入ります」

滝壷「わたしも」

麦野「じゃあ集会所1にいるわね」

フレンダ「あれ?先客いるわよ」

滝壷「どんな名前?」

フレンダ「えーっと『メルヘン』と『名無し』と『白うさぎ』って言う名前」

絹旗「超変な名前です、ちなみに装備はどんな装備ですか?」

フレンダ「『メルヘンは』白い翼生えてる…」

麦野「そんな装備あったっけ?」

フレンダ「『白うさぎ』は…片手剣?何か杖ついてる」

滝壷「そんな武器ないけど…」

フレンダ「『名無し』はディアブロUの装備ね」

絹旗「以外に一般的ですね」

フレンダ「とりあえず、ギルカ送信って訳よ!」

フレンダ「あ、全員から返ってきた」

麦野「とりあえず準備できたら5番に来て、何か4まで全部埋まってるみたいだから」

三人「OK」
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 21:17:33.26 ID:qaEx7LxAO
え?
99 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/21(月) 21:20:25.92 ID:Qhv9JFR/0
絹旗「しかし今暗部でモンハンでも流行ってるんですかね?」

麦野「何でも統括理事長殿がやり始めて徹夜しているらしいよ」

フレンダ「珍しい人もやるもんなんだね」

滝壺「もしかしたら第一位や第二位も今隣でやってるかも」

フレンダ「それは無いって訳よ!」アハハ


隣部屋


心理定規「垣根また死んだ」

ヘッドギア「弱い」

垣根「うるせぇ!次頑張ればいいんだよ!」

心理定規「それ五回目」

心理定規「しかし、何でいきなりモンハン?」

垣根「アレイスターに近づくためだよ」

心理定規「?」


隠れが近くの路地裏


ミサカ「後10分で実験を開始…」

一方「分かったから黙ってろ三下ァ」

ミサカ「ですが…」

一方「俺はもう一度木原くンとティガを狩りに行くんだよ!」

一方「安心しろ、10分以内に終わらせる…」

木原「バーカ、5分で終わらせてもう一度行くぞ」

一方「はっ!足引っ張んじゃねーぞ!」

木原「お前こそな!」

ミサカ「………」



滝壺「そんな訳ないと思う」

麦野「第一位と第二位が…ありえないわよ」

フレンダ「だよねー」
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 21:22:22.70 ID:eNPZsefAO
スレタイが青髭に見えた
どんな猟奇展開があるのかと思った
101 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/21(月) 21:28:46.71 ID:Qhv9JFR/0
麦野「さぁ、気合入れていくわよ」

絹旗「麦野は何時も通りの大剣ですか、超破壊力重視ですね」

麦野「あんたも防御重視じゃない」

フレンダ「滝壷は笛なんだ、完全なサポート型だね」

滝壷「フレンダは片手剣?」

フレンダ「持ち物は爆弾と罠で詰っているって訳よ」

麦野「滝壷、今ナルガは何処?」

滝壷「5番だよ」

絹旗「なら先に私は行っています」

フレンダ「私も着いてくって訳よ!」


15分後


フレンダ「痺れ罠仕掛けたって訳よ!」

麦野「ナイス!捕獲するわよ」

絹旗「たまには役に立ちますね」

フレンダ「えへへー、そんなに褒めないで、照れるって訳よ」

滝壷「…あ、フレンダ後ろ」

フレンダ「えへへ…え?」

ドスフロギィ「ギャーッス」

報酬が3000減りました、クエストに失敗しました

全員「………」


フレンダ「まあ、結局はこういう落ちだって言う訳よ!」

麦野「フゥゥゥレェェェンダァァアアアアアア!!!」





フレンダ「うぅ、麦野そんなに怒らなくてもいいのに…頭痛い」ヒリヒリ

フレンダ「…あ、青髪からメール着てる」

フレンダ「痛みが無くなったって訳よ!」パカッ

===========================

From:青髪
Subject:デート

ちゃんと届いてるか〜ヽ(・ω・)

===========================

フレンダ「届いてるよっと」
102 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/21(月) 21:37:37.98 ID:Qhv9JFR/0
===========================
From:青髪
Subject:デート

よかったわ、届かなかったらどうしようかと思った( ・ω・)y-~ ふぅ

今何してた?忙しかったら後でメールするけど

===========================

フレンダ「今はモンハンしてた…大丈夫だよっと」ピッ

===========================
From:青髪
Subject:デート

モンハン!?僕も今やってるでー( ̄ー ̄)ニヤリッ

忙しくないなら今度のデートで行く場所決めようと思うんやけど

===========================

フレンダ「私にも春がキタって訳よ!」

フレンダ「大丈夫だよ…って青髪は学園都市に来たばっかじゃん」
103 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/21(月) 21:39:08.07 ID:Qhv9JFR/0
===========================
From:青髪
Subject:デート

Σ(´Д`;)ハッ

===========================
104 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/21(月) 21:46:25.67 ID:Qhv9JFR/0
フレンダ「あはは、今頃気づいてる」

フレンダ「仕様が無いわね、私が案内してあげるっと」ピッ

===========================
From:青髪
Subject:デート

ホンマか!?
ありがとおなー♪o(・ω・o)ワクワク

===========================

フレンダ「いいって訳よ!でもデートに誘う前に気づけっ!」

===========================
From:青髪
Subject:デート

申し訳ない(´・ω・`)ショボーン
じゃあ、時間も決めようと思うだけど…いつがいい?

===========================

フレンダ「えーっとねぇ…」
105 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/21(月) 21:53:26.74 ID:Qhv9JFR/0
>>100

一方通行「青髪くゥゥゥゥゥゥゥウウン!」




今回は何となくモンハンネタを入れたくて入れてみた、反省している

今回はここで終わりです、中途半端ですみませんorz

今回は青髪とフレンダの絡みを全く入れずに終わる予定でしたがメールでのやりとりまで書かせてもらいました
さて、一応次回は
青髪とフレンダのメール後編とデート前編まで投下させてもらいます
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/21(月) 22:26:02.77 ID:agyaBM6l0
乙!
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 23:37:46.55 ID:gzbhz88A0
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 23:40:26.23 ID:toRmkQgAO
乙!
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/22(火) 00:36:39.87 ID:0vENAaaAO
青髪の能力はレベルが上がるとフラッシュみたいになるのだろうか
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/22(火) 19:19:55.76 ID:6+OE4tbo0
>>109

フラッシュってどういう意味ですか?


書類上の青髪の能力「速度上昇」
自分の投げた物の速度を徐々に上げていく、ただし物に当たると速度が無くなる
自分の走る速度や反射神経なども上がる
半身体強化の様な能力です
111 : ◆Puie0VNSjk [sage]:2011/02/22(火) 19:20:23.95 ID:6+OE4tbo0
>>109

フラッシュってどういう意味ですか?


書類上の青髪の能力「速度上昇」
自分の投げた物の速度を徐々に上げていく、ただし物に当たると速度が無くなる
自分の走る速度や反射神経なども上がる
半身体強化の様な能力です
112 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/22(火) 19:33:49.41 ID:6+OE4tbo0

さて、これからの更新ですが、一区切りがついたら少しでも投下する形にしようと思います

なので更新が不定期になりそうになりますがよろしいですか?

とりあえず今日はメールを終わらせて、デートの前編まで更新できれば更新しようと思います
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/22(火) 19:52:47.61 ID:qQzHrNUN0
>>1の好きなようにどうぞ
フレンダが天使すぎて青髪殺しって能力手に入りそう
114 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/22(火) 19:53:15.31 ID:6+OE4tbo0
フレンダ「むーぎーのー」

麦野「何?今一人でジンオウガやってるから手が離せないんだけど」カミナリトカ、ダイサンイオモイダス

フレンダ「今週って仕事いつある?」

麦野「えーっと、明日と明々後日と……面倒くさい!そこに手帳あるから適当に見て!」ダイヨンイ、メルトダウナーヲナメルナー

フレンダ「明日と、明々後日と…土曜日ね」

フレンダ「今週は土曜日だけ予定空いてるって訳よ」ピッ

===========================
From:青髪
Subject:デート

ホンマか!
なら土曜日にしようか
何処で待ち合わせ?

===========================

フレンダ「じゃあ、第七学区のコンサートホール前広場なんてどうかな?」

===========================
From:青髪
Subject:デート

いいでぇ、僕は君の為なら何処にだって行くでぇー!

===========================

フレンダ「そ、そういうこと言われると照れるって訳よ///」

===========================
From:青髪
Subject:デート

携帯の前で照れてるフレンダちゃんが簡単に想像できてしまうでー
じゃあ、土曜日にまたなぁー!(・ω・)ノシ

===========================

フレンダ「あ、待って一つ聞きたいことがあるの」
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/22(火) 20:06:50.56 ID:lJM1BL6AO
麦ちゃん……
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/22(火) 20:44:14.93 ID:0vENAaaAO
>>111
DCコミックスのザ・フラッシュってヒーローは「運動エネルギーの操作」て能力を持って亜光速移動やら他の物体に運動エネルギーを加えるやら出来る訳よ
まあ実際はもっといろいろやれるんだけど
117 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/22(火) 21:18:38.97 ID:6+OE4tbo0
===========================
From:青髪
Subject:デート

何や、フレンダちゃんの為なら何でも答えるでぇ!

===========================

フレンダ「じゃあ、手始めに円周率を全て答えてもらおうかな」

===========================
From:青髪
Subject:デート

すみませんでした、無理です

===========================

フレンダ「イジワルしてみた、ごめんね」

フレンダ「で、本題なんだけど…」

===========================
From:青髪
Subject:モンハン

モンハンで強くなりたいと
任せておきぃ!僕がモンハンのイロハを教えてあげるでぇ!

===========================

フレンダ「お願いします!先生!!」





麦野「あのビリビリうぜぇ!!次は絶対に殺す、あの第三位を生け捕りに……」

フレンダ「と、ここで私が登場って訳よ!私がジンオウガ手伝ってあげるって訳よ」

麦野「どうせ足手まといだからいいわよ」シッシ

フレンダ「今の私を前の私と同じだと思わないでよ!」

麦野「へぇ、言うようになったわね…いいわ、足引っ張ったら一週間サバ缶禁止よ」

フレンダ「望むところよ!」





麦野「中々やるじゃない」

フレンダ「結局楽勝って訳よ!」

麦野「死にそうになったくせに」

フレンダ「死んだくせに」

麦野「わ、私はいいのよ!私は」

フレンダ「まぁこれで私も足手まといでは無くなったって訳よ!」

麦野「ゲームじゃなくて仕事の方面で足手まといになってほしくないんだけどね」

フレンダ「うっ、痛いところを突いてきたって訳よ」アセ
118 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/22(火) 21:42:18.75 ID:6+OE4tbo0
>>116

青髪の能力は(書類上)

投げた物の運動エネルギーが徐々に加えられていく、と言う物です
能力を解除するか、投げた物が壊れるまで運動エネルギーが加えられてゆく、と言った物です
(ただし、レベル2なので加えられる運動能力はかなり微弱)

その反面、自分に対しては身体強化となって走る速度、反射神経、動体視力が少し上がっていきます

レベル5になればテレポートに匹敵する速さを得る事も出来ると思います、多分
119 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/22(火) 21:45:02.90 ID:6+OE4tbo0

このSSでやっているゲーム名は「モンスターハンティング4rdG」です
「ハンター」では無く「ハンティング」です、ご注意ください

今回はここで終了しようと思います
次はデートまで出来たらいいなと思います
ちなみに次回予告(果たしてそこまで終わるかどうか…)


フレンダは学園都市に来て間もない青髪に学園都市を案内する

しかしその後ろでうごめく三つの影…

果たしてフレンダは青髪を無事に案内することが出来るのか…!?

次回、「案内(デート)」

青髪とフレンダがデートをする時、物語は始まる―――


って感じですかね?
禁書のアニメ風に言ってみましたけど
次回はサザエさん風を目指してみようかな
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/22(火) 21:52:09.56 ID:hYLNKySQo
乙!
4rd…フォード?
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/22(火) 22:25:25.03 ID:wp+Kcgxgo
4thだな
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/22(火) 22:29:52.73 ID:qQzHrNUN0
thでフォースだろうな 4rdってどう読むんだろうな
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 00:19:00.08 ID:Rif0mjHVo
フォード・・・新しい響きの中に懐かしさはあるな
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 02:31:58.78 ID:2DKV4B4to
>>1が気づいた時はビタンビターんってなりそうだw
125 : ◆Puie0VNSjk [saga sage]:2011/02/23(水) 14:34:35.34 ID:KnKNX5Xk0
4thじゃんw
間違ってた、恥ずかしいわw
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/23(水) 16:48:36.55 ID:2AkDXXxt0
三つの影って大体想像つくよな
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 16:54:41.19 ID:QkSb0YhAO
ってかこの青ピはレベル5で十分じゃね?
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/02/23(水) 19:59:26.49 ID:m64kIYnc0
>>127
そこは書類上の話だろ
フラグ立てまくってるけどそれがそのままの意味なのかミスディレクションなのか楽しみじゃん
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/23(水) 20:12:19.68 ID:kDaAX06Z0
青ピ×黒子SSってなかったけ?
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/23(水) 20:24:38.43 ID:2AkDXXxt0
どっかで見たような見てないような
131 : ◆Puie0VNSjk [saga sage]:2011/02/23(水) 20:35:54.53 ID:KnKNX5Xk0
>>126

まぁ想像通りだとおもいますよ

>>127

ぶっちゃけ青髪の能力がまだ決まってないのでレベルに関してはまだ俺も決めていませんw

>>129

kwsk
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 21:06:13.32 ID:QkSb0YhAO
>>129
たしかだいぶ前にあったぞ
名前は思い出せんが‥‥
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/23(水) 21:09:18.87 ID:2AkDXXxt0
>>131
? 速度上昇(スピードアップ)じゃないの?
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/02/23(水) 21:15:24.34 ID:KnKNX5Xk0
>>133

速度上昇(スピードアップ)
は、あくまで書類上の話っす
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 21:18:05.47 ID:QkSb0YhAO
ああ思い出したわ。
たしか
青ピ「生きる伝説…‥か」
だったと思う
136 : ◆Puie0VNSjk [saga sage]:2011/02/23(水) 21:23:33.07 ID:KnKNX5Xk0
>>135

乙!
ゆっくり見てこようと思う
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 21:24:53.33 ID:QkSb0YhAO
>>136
過去スレになってるかも
138 : ◆Puie0VNSjk [saga sage]:2011/02/23(水) 21:28:14.70 ID:KnKNX5Xk0
>>137

なってたな
見たところ完結もしてないっぽい
とりあえず見てくる
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 21:30:34.77 ID:QkSb0YhAO
>>138
青ピと黒子の絡み見てたらほんわかするのは俺だけなんだろうか
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/23(水) 21:40:06.78 ID:JkhlvveAO
一応完結はしてるよ、だって俺それの作者だもん
141 : ◆Puie0VNSjk [saga sage]:2011/02/23(水) 21:40:15.00 ID:KnKNX5Xk0
>>139

すっごくアリだと思う




それと、今夜中にデート編が完成すれば投下しようと思います
142 : ◆Puie0VNSjk [saga sage]:2011/02/23(水) 21:47:41.87 ID:KnKNX5Xk0
>>140

あ、本当だ、完結していた


( ゚д゚)ッテ、サクシャ……?

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)サクシャ……?

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚)サクシャ!?
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/24(木) 09:59:58.47 ID:iEwu/u220
>>140
な、何だってーーーーーーーーーーー!!
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/24(木) 13:15:56.39 ID:HZLHqFav0
>>140
え?えぇぇぇぇぇぇぇぇえぇぇぇぇぇえぇぇ?!?!?!
ちょっファンなんですけど!?サッサインをくれーーー
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/24(木) 13:40:18.78 ID:pCoPLfUS0
なんだ、ただの作者か…
驚かせやがって
146 : ◆Puie0VNSjk [saga sage]:2011/02/24(木) 21:14:39.82 ID:TuU1pmBP0
まさかのとある作者さん登場で俺緊張しながらこのスレに来ています

そろそろ少しだけ投下しようと思います
147 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/24(木) 21:15:50.03 ID:TuU1pmBP0
土曜日
アイテム隠れ家


麦野「ん?フレンダ何処行くの?」

フレンダ「ちょ、ちょっとね、帰ってくるの夜になりそうだから」

麦野「わかったわよ、気をつけてね」

フレンダ「うん」

フレンダはアイテムの隠れ家出ていった
それと同時に絹旗が立ち上がった

絹旗「じゃあ私も出かけてきます」

麦野「何処行くの?」

絹旗「ちょっとした用事です、夜には帰ってきます」

滝壷「なら私も」

麦野「そうね、私も」

絹旗「二人とも何処に行くんですか?」

滝壷「絹旗の行くところと同じ」

絹旗「どういうことですか?」

麦野「前にフレンダとアンタが話してるの聞いちゃって」

滝壷「ごめんね絹旗、悪気は無かったの」

絹旗「……それで、どうするんですか?フレンダの気持ちは超分かっているんでしょう?」

麦野「そうね、だから私達は応援する」

絹旗「え……」

麦野「早くアイツをこの世界から追い出したいのよ」

絹旗「少し以外ですね」

麦野「あんな奴と今後も仕事するなんて嫌よ、失敗ばかりするあんな奴…足手まといよ」

麦野「さっさとあの子だけ追い出して私達だけで第六位を見つけ出してぶち殺してこんな世界出てやる」

絹旗「麦野……」

麦野「だから、さっさと行くわよ」

滝壷(素直じゃないね)

絹旗(そうですね、でも麦野らしいです)

麦野「さっさと行くわよ、じゃないと置いて行くわよ」
148 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/24(木) 21:22:09.05 ID:TuU1pmBP0
青髪の下宿しているパン屋「アレイ・パン」


青髪「〜♪」

店長「何で男なんかが鼻歌なんか歌ってるんだ、気持ち悪い」

青髪「女の子とデートやで!?テンション上がらないほうが可笑しいわ!」

店長「うるせぇよ、つば飛ばすな、気持ち悪い……てか、お前にも出会いがあるんだな」

青髪「一応あるんやな、僕自身びっくりや」

店長「俺もビックリしているよ、何せお前が『出会い』を体験するとは思っていなかったからな」

青髪「まあ、な」

店長「で、その女の子のことはどう思ってるんだ?」

青髪「まだ出会ったばっかやで?とりあえず様子見や」

店長「でも食べるんでしょう?」

青髪「そんなDQNみたいな言い方するな!僕は純粋な愛の戦士やで、僕は愛すると誓ったらその子一筋や!!」

店長「じゃあ何でお前が買って来るエロ本は毎回ハーレムで最後には修羅場になって主人公が死ぬんだよ」

青髪「ぐ、偶然や」

店長「それにこの前お前が買ってきたゲーム」

店長「三角関係になって最後女の子に殺されてたよな、確か題名は『スクールデイ……」

青髪「それ以上言わんといて!!」
149 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/24(木) 21:28:48.23 ID:TuU1pmBP0
店長「まぁ、お前はこの出会いを無駄にしないで頑張れよ」

青髪「そのくらい言われなくてもわかっとるわ」

店長「そうか、ならよかった…ところで『同種』がもう見つかったとか」

青髪「せやな、この前の身体検査の時に」


(まさか…何でその昔話を…?)

(僕も同じ使い手ってことや、まぁ仲良くしようや)


青髪「……」

店長「言いたいときに言えばいい、俺に残っている『アイツ』はもう僅かだ……後はお前次第だ」

青髪「わかっとる、全ての力が僕に移る前にさっさと制御できるようにしとくわ」

店長「それでいい、俺も時間稼ぎはする」

店長「……お、出来た出来た」

青髪「なんや?新作のパンか?」

店長「そうなんだ、行く前にちょっと食べてみてくれ」

青髪は店長の出来たパンを見た
そして青髪は頭の中で一つの言葉を思い浮かべた
それを読み取ったのか、はたまた偶然か同じことを自身あり気に言った

店長「ヒトデパンだ!!」

見事に☆形のパンです、本当にありがとうございました

青髪「それパクリやぁああああああ!!!」

店長「あ、やっぱり?この前CL○NNADを見て思いついた…」

青髪「それ思いついたんや無い、パクったんや」

店長「だよなーだから、俺はこう命名する…

        ☆ パ ン
       
ってな、この店『アレイ・パン』の名物パンにしようと思う」

青髪「外国人の人名を感じさせるパンや……」

店長「さあ!このパンを食べるんだ!!」

青髪「仕方が無い…あれ?以外に美味しいわ」

店長「おお、どんどん食え、よかったら今から会いに行く女の子にも渡してやってくれ、宣伝ついでに」
150 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/24(木) 21:33:36.96 ID:TuU1pmBP0
第七学区



フレンダ「えーっと、確か…ここらへんだよね」

青髪「おーい!フレンダちゃーん」

フレンダ「あ、青髪!待たせちゃった?」

青髪「僕もさっき来たところや」

青髪「僕は基本的には5分前には待ち合わせには行くようにしてるから大丈夫やで」

フレンダ「そうなの?見た目チャライけど偉いんだね」

青髪「うっ、以外に痛いところついてくるなぁ…」

フレンダ「ふふ、じゃあ行こうか」

青髪「せやな」

フレンダ(さて、何処から行くかな……)
151 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/24(木) 21:43:02.26 ID:TuU1pmBP0
絹旗「超ちょっと待ってください、誰がフレンダの後を追うって行ったんですか?」

二人「え?違うの?」

絹旗「違いますよ!私は少しでも超早く暗部から抜け出せるように第六位の情報を超集めようとしていたんですよ!!」

麦野「ごめん、その考えは無かったわ」

絹旗「無事に皆で出られた方が超手っ取り早いでしょう!!まず応援する前に仕事を超終わらせましょう!!」

滝壷「大丈夫、仕事はしているから」

絹旗「フレンダを尾行することは仕事じゃありませんよ!」

麦野「いや、しているって……下部組織が」

滝壷「そうそう、だからきぬはたは安心していいんだよ」

絹旗「……」

滝壷「どうしたの?」

絹旗「いえ、何かもう……なんでもないです、尾行しましょう」

麦野「そうよ、最初からそうすればいいのよ」

滝壷「ところで……むぎのが持っているそれ何?」

絹旗「それは私達も気になっていました」

麦野「隠れるためのいい壁になると思って拾ってきたわ」

絹旗「『ステイル専用』って書いてありますよ」

滝壷「後で『アイテム専用』に書き換えておくね」

麦野「よろしくー」



ステイル(………僕の電柱)
152 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/24(木) 21:45:15.84 ID:TuU1pmBP0
フレンダ「じゃあまずはここ、コンサートホール前広場ね」

青髪「どういう場所なん?さっき芸をしていた集団とかいたで」

フレンダ「ここはたまに路上パフォーマンスとかある訳よ」

フレンダ「もしかしたら後々有名になるかもしれないって訳よ」

青髪「へぇー、たまにここに来るのもええかもしれんな」

フレンダ「じゃあ次行くわよ」


滝壺「順調だね」

麦野「まだ最初のほうだからよ」

絹旗「これからが超気になります」


青髪「次は何処にするん?」

フレンダ「そうねー、とりあえず第七学区を一通り案内するって訳よ!」

青髪「楽しみやー」

フレンダ「あ、ありがとう」アセ

フレンダ(結局この日が楽しみで何も決めてないって訳よ!)
153 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/24(木) 21:49:26.76 ID:TuU1pmBP0
滝壺「ねえ、むぎの」

麦野「ん?」

滝壺「もしかして、フレンダ……」

絹旗「何も考えてませんね」

麦野「え?確かアイツがあの青髪を案内するのよね?」

絹旗「はい」

麦野「それで何も考えずに今あそこにいると?」

滝壺「もしかしたら」

麦野「」

絹旗「はぁ、超馬鹿ですね」


フレンダ「……」

青髪「どうしたん?」

フレンダ「今誰かに馬鹿にされた気がする」

青髪「急にどうしたん?」

フレンダ「い、いや、なんでもないって訳よ」

青髪「フレンダちゃん、ここって…」

フレンダ「このビル、『窓の無いビル』ね、統括理事長が住んでいるビルよ」

青髪「かぁー、随分大層なビルに住んでるんやな」

フレンダ「まあ、何せ学園都市を作った人だしねー、これくらいは許されるんじゃないかしら?」

青髪「せやなー、最高の科学者がこの中で住んでる言うことは、中も凄い設備なのやろうか?」

フレンダ「まあ外側は核があっても傷一つ無いって言うし…結局中も凄いわけよ」
154 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/24(木) 21:57:02.87 ID:TuU1pmBP0


フレンダ「で、これがシェア1位の進学塾『三沢塾』って訳よ」

青髪「一生縁の無い場所やな」

フレンダ「そうね、次行くわよ」

青髪(三沢塾の建物…魔力か?……隠してるみたいやけど…気のせいか)


フレンダ「ここが『学舎の園』ね、友達でもいないと入れないって訳よ」

青髪「ここも一生縁が無いわ…」

フレンダ「そうね、常盤台の友達でも作ってみようかな?」

青髪「どうせならレベル5と友達になってみたらどうや?」

フレンダ「そんなことが出来てるならなってるって訳よ」


青髪「ここは僕の学校やな」

フレンダ「そうね、というよりあの時どうやったら、ああんな場所に迷い込むのよ」

青髪「僕もわからん……」

フレンダ「まあ、結局青髪は方向音痴って訳よ」

青髪「その一言で片付けるんか!?」


フレンダ「ここは確か…」

青髪「僕の高校の学生寮やな」

フレンダ「あれ?じゃあここが青髪の住んでる場所って事?」

青髪「ちゃうちゃう、僕は『アレイ・パン』ってパン屋で下宿してるんや」

フレンダ「へぇー珍しいね」

青髪「せや、このパン試作何やけど食べてみい」つ☆

フレンダ「ありがと、いただきまーす(何で☆?)」ハムッ

フレンダ「お、美味しい…言葉では表せないほど美味しいって訳よ!」

青髪「僕も作ってるから、今度来てくれやー」

フレンダ「わかったって訳よ!」
155 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/24(木) 22:12:20.82 ID:TuU1pmBP0
麦野「……何かつまらない、原子崩しでも飛ばそうかしら」

絹旗「二人とも死にますから超やめて下さい」

滝壺「でも、何にも進展しない」

絹旗「うっ…それは始まったばかりだからですよ」アセアセ

麦野「もう第六位探しに行かない?」

絹旗「麦野が最初に尾行するって言ったんでしょうが!!」

麦野「え?そうだっけ?」

滝壺「そうだよ、きぬはたは第六位探すつもりだったけど麦野が強引に尾行に連れて来たんだよ」

麦野「あー、確かそんな気もする」

絹旗「酷いです、麦野」シュン

麦野「まあ、冗談よ、後三時間くらいは尾行してそれから情報収集するわよ」

滝壺「うん、わかった…あ」

絹旗「どうしたんですか、滝壺さん」

滝壺「二人がファミレスに入って私達がいつも座ってる席に二人が座った」

麦野「来た!」

絹旗「何がですか?」

麦野「あのファミレスに入ると思ってあの席に昨日盗聴器を仕掛けたわ」

滝壺「ぬかりないね、むぎの」

絹旗(なんだかんだで超本格的ですね…)
156 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/24(木) 22:15:26.90 ID:TuU1pmBP0
今書いているSSの書き為をしていると
「あ、このSS書き溜めなきゃ!」
と思って別のSSの書きために移ってしまう今日この頃

今日はここまでです、明日投下できたらデートの後編を投下します
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/02/25(金) 00:17:01.15 ID:+8gUlpOL0
魔力を感知した、だと?
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/25(金) 05:48:43.26 ID:u2k/uwYIO
青ピからシリアスの匂い…!
もっとラブラブしてもいいのよ
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/25(金) 17:52:46.90 ID:PFqmHSPx0
ステイルwwwwww

そういえば、読み返して気になったんだけど
>>100の青髭って何?
160 : ◆Puie0VNSjk [sage saga]:2011/02/25(金) 18:22:34.69 ID:7snLcSnG0
>>157

何故魔力感知できたかは一応進んでいけばわかりますよ

>>158

そろそろラブラブさせようかな…
しかしラブラブのさせ方が分からない( ̄д ̄;)


無駄にフラグ建てまくっていますけど一応全部回収しますが…
「あれ?このフラグ建てる意味何てあったの?」
ってフラグが多く出てきそうな気がする…

うー今日中に出来るかわからない
明日か明後日に更新になりそうです
161 : ◆Puie0VNSjk [sage saga]:2011/02/25(金) 21:56:00.80 ID:7snLcSnG0
青髪の過去 @


僕はごく普通の家に生まれて、ごく普通に小学校までは育ってきた

だがある時、僕はイジメの対象になって苛められていた

僕には何も特徴はなく

喧嘩も弱く、頭も悪かった

だから反抗する力なんて一つもなかった

そんな時に見た、大星覇際の中継

様々な能力者が色々な能力を持っていた

火を出すもの、水を操るもの、電気を飛ばすもの

羨ましいと思った

あんな能力があれば苛めているやつらに仕返しが出来ると思った

『ならいるか?お前の望む能力』

誰だ?

周りを見ても誰も居なかった

じゃあ…僕の中から…?

『いるか?この能力…全ての人間が欲しがる能力だ…神の上を行く能力』

突然話しかけてきた人物はとても神々しかった

何も分からずそれを手に取った

だが、それは余りにも大きすぎる物だった

それは自分が他人の運命を決めるよりも

他人が自分の運命を決めるよりも……
162 : ◆Puie0VNSjk [sage saga]:2011/02/25(金) 22:24:27.54 ID:7snLcSnG0
フレンダの過去 @


私はごく普通の家に生まれて、ごく普通に育った

とは、言えないわね

割と有名で裕福な家で生まれて、優雅に育った訳よ

まあ結局暗部のどん底で優雅とは反対の生活を送ることになるんだけどね

それは今の話ね

今からする話しは私の過去ね

私の家族は妹と私と母と父の四人家族

そこそこ幸せな生活を送っていたわけよ

ある日両親は学園都市に入学することを勧められた訳よ

その頃の私は「超能力」と「レベル5」に憧れていた

その時見た大星覇際の映像にはかつてのレベル5、第一位の『理想世界』(呼び方忘れた)が映っていた

周りのあらゆる景色を全て変えることの出来る能力

私はそれに憧れていた

でも今では笑い話って訳よ

私はそのまま入学して暫くは何事もない生活だったわけよ

そう、両親が死ぬまでは……
163 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/25(金) 22:25:12.51 ID:7snLcSnG0
フレンダの過去 @


私はごく普通の家に生まれて、ごく普通に育った

とは、言えないわね

割と有名で裕福な家で生まれて、優雅に育った訳よ

まあ結局暗部のどん底で優雅とは反対の生活を送ることになるんだけどね

それは今の話ね

今からする話しは私の過去ね

私の家族は妹と私と母と父の四人家族

そこそこ幸せな生活を送っていたわけよ

ある日両親は学園都市に入学することを勧められた訳よ

その頃の私は「超能力」と「レベル5」に憧れていた

その時見た大星覇際の映像にはかつてのレベル5、第一位の『理想世界』(呼び方忘れた)が映っていた

周りのあらゆる景色を全て変えることの出来る能力

私はそれに憧れていた

でも今では笑い話って訳よ

私はそのまま入学して暫くは何事もない生活だったわけよ

そう、両親が死ぬまでは……
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/25(金) 23:53:10.26 ID:PFqmHSPx0
『理想世界』が今の第一位よりチートすぎる件
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/26(土) 01:52:13.38 ID:VHHMmUIzo
景色変えるだけって何の強みもないじゃない
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/26(土) 01:57:19.04 ID:kld2ckXAO
>>165
いや、それはただの建て前で実は「黄金錬成」みたいに思い通りに現実を歪めることができるとかじゃね?
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/26(土) 01:58:50.56 ID:tr95ovzYo
理想世界「そっちは幻覚だ・・・」
こういうことか
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/26(土) 04:03:12.43 ID:FuMdpntk0
誰か>>135
青ピ「生きる伝説か…」のURL張ってくれない?
169 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/26(土) 11:47:33.43 ID:OJTTWmjo0
能力『理想世界』さんは後のほうに出てくる…多分

>>168

http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1275/12750/1275059181.html



デートが終わる終わらない別で今日中に少しでも更新しようと思う
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [ID:Misaka10094]:2011/02/26(土) 12:38:44.67 ID:88dylzFa0
>>165
仮にそうだったなら第一位を担ってるはずが無い
171 : ◆Puie0VNSjk [saga sage]:2011/02/26(土) 15:20:06.81 ID:OJTTWmjo0

フレンダ「歩いたからお腹空いちゃった訳よ」

青髪「せやな、そろそろお昼やからどっかで食べへんとな」

フレンダ「じゃあ私のよく行くファ「ぐー(お腹の音)」

青髪「……」

フレンダ「…き、聞かなかったことにして欲しいわけよ///」

青髪「ああ、わかったわ」

青髪(今のフレンダちゃんの表情可愛かったなぁ…)


ファミレス


フレンダ「結局ここが一番落ち着くわけよ」

青髪「ここはよく行くんか?」

フレンダ「うん、ちょっとした友達とね…」

フレンダ「友達と来たときも結局ドリンクバーくらいしか頼まない訳だけど」

青髪「あれ?じゃあ普段はここで何食べてるん?」

フレンダ「サバ缶よ」

青髪「……サバ缶?」
172 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/26(土) 15:24:57.24 ID:OJTTWmjo0
麦野「あの馬鹿……」

絹旗「完全に青神さんポカーンとしていますね」

麦野「もっと花のある言えないのかよ…」

滝壺「でもふれんだらしいね」

絹旗「確かに超フレンダらしいです」

麦野「……ここからやばいかもね」

絹旗「何がですか?」

麦野「聞いていれば分かるわよ……飽きないようにがんばらなきゃ」
173 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/26(土) 15:37:24.24 ID:OJTTWmjo0
20分後

フレンダ「……と、言うわけでサバ缶が最強な訳よ」

青髪「へぇー…」

青髪(な、何やこのサバ缶に対する執着心は!?)

青髪(どれだけサバ缶が好きやねん)

青髪(それにこの子はサバ缶の極意を知っとる…)

青髪(サバ缶の極意を知るものは本当にサバ缶を好きなものしか知らへんはずだ)

青髪(この子は出来るで…久々に料理人魂に火がついたで…)

青髪「意義ありや!!」ドン

フレンダ「」ビクゥ!

青髪「その食べ方は間違っとるで……」

青髪「店長に『サバ缶を極めるもの料理を極める』」

青髪「と、意味の分からない事言われてサバ缶の食べ方を教わった僕が言うんや、間違いない」

フレンダ「へぇ、サバ缶をマスターした私のサバ缶の食べ方を否定するの?」

青髪「せや、僕が論破してみせる」

フレンダ「ふ、結局私の食べ方が最強だって事を教えてあげるって訳よ!」
174 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/26(土) 15:44:56.43 ID:OJTTWmjo0
麦野「ふざけるな、ふざいけないで、ふざけないでください!!」

絹旗「出た!『ふざけるな』の三段活用!!」

滝壺「でもむぎのがそう言いたくなるのも分かる」

絹旗「確かに、まさか青髪さんまでもがサバ缶好きだとは思いませんでした」

麦野「予想はしていたけど、やっぱりそう来たか」

絹旗「予想していた麦野も超凄いです」

麦野「相手の表情を見ていれば分かるわよ」

麦野「だって『できるわ、できる!この子!!』って顔してたし」

滝壺「意味が分からないよ、むぎの」
175 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/26(土) 15:56:42.87 ID:OJTTWmjo0
青髪「くっ、まさか僕のサバ缶が論破されるとわ…」

フレンダ「結局私のサバ缶の食べ方が最強なわけよ」

青髪「はは、完全に僕の負けや…フレンダちゃんは正真正銘のサバ缶マスターや」

フレンダ「青髪…」


麦野「……え?これ泣くところ?」

絹旗「超泣けるんじゃないんですか?」

滝壺「大丈夫だよ、むぎの。困惑しているむぎのを私は応援する」


フレンダ「サバ缶の話ししてたらサバ缶食べたくなっちゃった」

青髪「せやな、サバ缶食べにいこうで」

フレンダ「じゃあファミレス出てスーパーでサバ缶買いに行く訳よ」

青髪「賛成や」


三人「どうしてそうなった」

店員(いや、何か食って行けよ)
176 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/02/26(土) 20:07:27.59 ID:OJTTWmjo0
すみません
もうちょっと更新したかったんですが事情あって無理になりました

次の更新は一週間後になりそうです
早くて明後日になりそうです

風邪を引くわ、試験が近いわ……不幸だ
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/26(土) 20:28:08.66 ID:88dylzFa0

気長に待ってるぜ
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/01(火) 01:13:50.22 ID:nhUu/YSu0
保守
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 17:52:07.46 ID:tTRn4zoz0
保守
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 23:08:22.04 ID:66EfZREZo
NIPは保守不要でゲソよ
181 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/05(土) 14:42:32.60 ID:Shp39xfF0
ふぅ、試験終わってないけどとりあえずデートくらいは終わらせてしまおう

お待たせいたしました、一週間ぶりの更新を始めさせてもらいます!

ちなみに試験期間中に全然書き溜めていなかったから今から書くよ
182 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/05(土) 15:17:44.78 ID:Shp39xfF0
公園


フレンダ「やっぱりサバ缶が一番な訳よ!」

青髪「サバ缶が一番かどうかは別として、ホンマに美味いな」

フレンダ「」パクパク

青髪「」パクパク


フレンダ(あれ?何で私公園で好きな人とサバ缶食べてる訳!?)
青髪(あれ?何で僕は公園で可愛い女の子とサバ缶食べてるんや!?)


滝壷「今更気付いてるね」

絹旗「買う前に気付いてほしかったです」

麦野「とりあえず二人とも馬鹿だってことが分かったわ」


フレンダ(普通の人は好きな人と公園でサバ缶は食べないでしょ!)

青髪(食べるとしたら手軽に済ませられるものか、お洒落な店で食べるかの二択やろ!?)

フレンダ(うー、結局私は馬鹿だって気付いた訳よ…)

青髪(僕が…僕がスーパーに入る前に気付いていたら…)

フレンダ(ならばここで…)

青髪(起死回生の…)

フレンダ(提案をするって訳よ!!)
青髪(提案をしたるわ!!)
183 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/05(土) 15:43:43.60 ID:Shp39xfF0
青髪+フレンダ「あ、あの!?」

青髪+フレンダ「あ…」

青髪「お先にどうぞ」

フレンダ「い、いや、先に言ってくれて構わない訳よ///」

青髪「あ、じゃあ僕が先言うー」

フレンダ「じゃあ私も先に言うって訳よ!」

青髪「どうぞどうぞや」


絹旗「何で二人で○チョウ倶楽部…」

麦野「何か新鮮ね」


フレンダ「あ、じゃあ先に言わせてもらうわね」

フレンダ「この後の事なんだけど、青髪はゲーセンとか行く訳?」

青髪「まぁ、学園都市に来る前は結構やってたわ」

フレンダ「よかった、じゃあサバ缶食べ終わったらいこ!」

青髪「わかったわー」パクパク

フレンダ「」パクパク

フレンダ(結局気まずい訳よ)
青髪(気まずいわ…)
184 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/05(土) 16:02:02.11 ID:Shp39xfF0
ゲーセン


青髪「おぉ!流石学園都市や!」

フレンダ「さーて、どれからやろうかな♪」

青髪「どれもええなぁ…」

フレンダ「じゃあ、力試しに…」



青髪「パンチングマシーンか、フレンダちゃんは得意なんか?」

フレンダ「友人がここの最高記録って訳よ…三番目くらいに私が入るかな」

青髪「どんだけ力あるねん…」

フレンダ「ねえ、ちょっとやってみてよ」

青髪「うーん、自身はないんやけど……せっかくやから男らしいところ見せなあかんな」

フレンダ「頑張って」キャー

青髪「はっ!」ズドン

<245kg!2位になったよ!

青髪「ふぅー…まぁまぁやな」

フレンダ「普通に私を越している訳よ」

青髪「男として女の子に負けるわけにはいかんわな」ドヤ

フレンダ「女の意地を見せ付けてあげます」キリッ

フレンダ「はぁー…せやっ!」ドゴン

<280kg1位になったよ!

青髪「」

フレンダ「ぜぇ、ぜぇ、結局女子が最強な訳よ」



麦野(わ、私がフレンダに負けた…だと?)
185 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/05(土) 16:43:45.46 ID:Shp39xfF0
青髪「これはもう…すごい通り越して感動や」

フレンダ「もっと褒めても言い訳よ!」フフン

青髪「フレンダちゃんは格闘技か何か習っていたんか?」

フレンダ「え?ちょ、ちょっと…」アセアセ

青髪「ちょっと?」

フレンダ「○重の極みを…」アセ

青髪「二重の○み…やと?」

青髪「まさか、この世界に明王がいたとは…」

フレンダ「あははー、本当よねー」

青髪「お、次はあのレーシングゲームで勝負や!」

フレンダ「望むところって訳よ!」


三人「えっ?まさかそれで誤魔化せたの?」

麦野「いやいや、まさかそんなはずは……」

滝壷「大丈夫だよ、むぎのなら二重○極みくらいできるはずだよ」

絹旗「私なら出来そうですけどね、以外に麦野も出来そうです」

麦野「それどういう意味かな?」ガシッ

絹旗「にゃぁ!」
滝壷「あぁ!」
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 16:46:34.37 ID:MYHHUpkQo
支援
187 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/05(土) 16:53:51.25 ID:Shp39xfF0
青髪「何でや、何で僕の華麗なるテクニックでも勝てないんや!」

フレンダ「UFOキャッチャー、レーシング、ガン、音ゲー…私が唯一勝てなかったのはクイズだけね」

青髪「知力じゃあ、何の意味もないんや…僕は、僕は…」

フレンダ「まぁ結局私が最強って訳よ、最強と互角にやりあってた青髪は流石って訳よ」

青髪「悔しいな…練習せなあかん」

フレンダ「リベンジなら何時でも受けてやるわよ!」

青髪「……ん?」

フレンダ「どうかしたの?」

青髪「(尾行されとる)」

フレンダ「(えっ)」

青髪「(へんな仮面かぶった三人組や)」

青髪「(自然に後ろ向いてみぃ)」

フレンダ「(う、うん)」クルッ
188 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/05(土) 17:04:48.83 ID:Shp39xfF0

┃      ┃
┃      ┃
┃      ┃ω・)ジー<イイフインキダネー     ←滝壷
┃      ┃
┃アイテム専用┃д`)ジー<タキツボサン、フンイキデス  ←絹旗
┃      ┃
┃      ┃д´)ジー<シズカニ!       ←麦野
┃      ┃
┃      ┃
189 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/05(土) 17:17:56.73 ID:Shp39xfF0
フレンダ(仮面かぶった麦野達がいるー!)

青髪「(何の目的かは知らへんが、待ち合わせのときからずっと着いてきおった)」

フレンダ「(え!?そうなの?)」

青髪「(何にもせえへんから無視してたんやけど)」

フレンダ「(ごめん、あれ私の友達って訳よ)」

青髪「」


麦野「ねえ、滝壷…この仮面は何?」

滝壷「さっきUFOキャッチャーでとってきた」

絹旗「超可愛いです、でもこれ被って尾行は…」

麦野「いや、きっとバレないわよ」

滝壷「うん、ばれない」

絹旗(後が超不安です)
190 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/05(土) 17:32:13.44 ID:Shp39xfF0
青髪「さて、これからどうする?」

フレンダ「うーん、見られてるのも嫌な気分だし…」

青髪「せやな、尾行を撒いて、それからまたデートや」

フレンダ「うん、じゃあ…」

青髪「僕に考えがあるんや」

フレンダ「え?」


滝壷「あ、二人が路地裏に入って行った」

麦野「いくわよ」

絹旗「了解です」


フレンダ「えーっと、考えって?」

青髪「あ、失礼」ヒョイ

フレンダ「!!」

青髪はフレンダをお姫様抱っこで持ち上げた

フレンダ「え、えーと///」

青髪「しっかり?まっといて」

フレンダ「う、うん///」

青髪「……速度変化(スピードコントロール)レベル4」

フレンダ「え?」

青髪が言葉を呟いた瞬間二人は思いっきり上に跳んだ

191 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/05(土) 17:57:25.42 ID:Shp39xfF0
絹旗「なっ!?空を…」

麦野「ちっ、バレたか」

滝壷「きぬはたなら追えると思うよ」

絹旗「わかっています、任せてください」

麦野「いや…」

絹旗「?」

麦野「落とせ」

滝壷+絹旗「」


フレンダ「そ、空跳んでるって訳よ」ポケー

青髪「どうやー、お姫様抱っこで空跳んでる気分は」

フレンダ「本当に夢見たい」ポケー

青髪「せやろせやろー」

フレンダ「これどういう能力?」

青髪「速度操作、あらゆる物の速度を操作する能力や」

青髪「さっきは上に上がる速度を上げて思いっきり跳んで」

青髪「今は落ちる速度を落としてゆっくりと下に落ちているんや」

フレンダ「へぇー、なら青髪って音速で走れたりするの?」

青髪「一応それに近い速度なら出すことも出来るんやけどな」

フレンダ「でも、そんなことしたら体吹っ飛んだりしない訳?」

青髪「一応体に負荷を与えないようになってるからどんな速度を出しても大丈夫なんや」

青髪「まぁ、音速で壁に突っ込んだりしたら流石に潰れるんやけどな」ハッハッハ

フレンダ「それ笑うところじゃない訳よ」

青髪「これからどうするんや?」

フレンダ「じゃ、じゃあ、空中散」ヒュン

青髪「・・・・・・」

フレンダ「・・・・・・」

今、ものすごいスピードで車が通り過ぎた気がする
道路ならわかる、道路なら
空中で車が通り過ぎるのはあきらかにおかしい

(´д`)(絹旗です)「超追いつきましたよ、フレンダ」

フレンダ「その仮面で追っかけてきたって訳!?」
192 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/05(土) 18:15:24.43 ID:Shp39xfF0
(´д`)(絹旗)「さぁ、超観念してください」

青髪「なんや、この子」

フレンダ「・・・私の友達の一人」

青髪「・・・・・・」ポケー

フレンダ「て言うか!何で追いかけてきたって訳!?」

(´д`)(絹旗)「尾行がばれたので麦野に『落とせ』って言われたので」

フレンダ「結局麦野たちは鬼畜って訳よ」

青髪「で、結局どうするんや」

フレンダ「えー・・・撒くのは難しいし」

(´д`)(絹旗)「戦うのは超難しいですよ、『窒素装甲』の前では勝てませんよ」

青髪「『窒素装甲』?」

フレンダ「カクカクジカジカって訳よ」

青髪「不思議な能力やな」

フレンダ「か、勝てる?」

青髪「もう戦うこと前提やな」

フレンダ「ちょっと粗くてもいいから」

青髪「じゃあ、ちょっと・・・」

(´д`)(絹旗)「へぇ、勇気がありますね」

青髪「女の子を蹴るのは僕のポリシーに反するんやけど・・・」

(´д`)(絹旗)「何でもいいです、行きます」

そう言って二人は構えた
193 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/05(土) 18:42:03.85 ID:Shp39xfF0
(´д`)(絹旗)「ふっ!」

絹旗が鋭く、スキのない攻撃を繰り出していた

青髪「へぇー、中々やるやないか」

大して青髪はその攻撃を難なく避けていた

フレンダ「すごい、青髪・・・」

フレンダ(格闘術を出来る絹旗に対して青髪は・・互角に渡り合っている)

(´д`)(絹旗)「てや!てい!」

青髪「はっ、たっ」

(´д`)(絹旗)「何で当たらないんですか!?」

青髪「何でやろうな」フフン

(´д`)(絹旗)「」イラッ

絹旗近くにあった柵を思いっきり引き抜いて青髪に投げつけた

青髪「・・・マジ?」

青髪はその柵を上に向かって拳で弾いた

青髪「上昇」

ドンッ
と言う大きな音と共に柵は上に飛んでいった

(´д`)(絹旗)「なっ」

それを見た瞬間絹旗に僅かなスキが生まれた
それを見逃さなかった青髪はそのまま懐に入ってアッパー
そのまま絹旗は上に飛ばされた

青髪「上昇・・・止め」

青髪「硬いなぁ・・・!」

(´д`)(絹旗)「あなたもいい攻撃です」

空中にいる絹旗に向かって容赦なく蹴りを放って
横に吹き飛ばした
吹き飛ばした瞬間青髪は一言つぶやいた

青髪「上昇」

その瞬間絹旗はありえない速度で飛んでいった

フレンダ「・・・・・・」

青髪「もうちょい・・・止め」

その一言を放った瞬間遠くに飛んでいった絹旗は速度がなくなり下に落ちた

フレンダ「そ、そういう使い方も出来るんだ」

青髪「投げた物、蹴ったもの、弾いたもの・・・あらゆる物の速度を上げる、それが僕の能力や」

フレンダ「み、見直しちゃった」

青髪「それは光栄や、もっと僕を見てー」クネクネ
194 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/05(土) 18:57:41.83 ID:Shp39xfF0
青髪「じゃあデートに移ろうや」

フレンダ「うん」

青髪「えーっと次は何処行く?」

フレンダ「その・・・」

青髪「ん?」

フレンダ「お、お姫様抱っこで空中散歩・・・」

青髪「いいでえ」ヒョイ

フレンダ「///」

青髪「じゃあいくでぇ!」

フレンダ「うん///」


麦野「思いっきり吹っ飛ばされたわね」

滝壺「だね」

麦野「まあ、あれくらい強いならフレンダを守りきれるでしょ」

滝壺「そのために?」

麦野「うん」

滝壺「流石に酷すぎると思うよ」


フレンダ「ん〜!楽しかったって訳よ」

青髪「そう言ってくれると嬉しいわ」

フレンダ「またしたいな」ウワメヅカイ

青髪「お、おう!任せてくれや」

青髪(上目使いは卑怯やで)

フレンダ「そろそろ暗くなってきたし、私帰るね」

青髪「送るで?」

フレンダ「大丈夫、すぐ近くに家があるから」

青髪「そっか、じゃあまたな」

フレンダ「うん、またね・・・メールしてよ」

青髪「するするー」

青髪はそのままフレンダが走り去っていった方向をずっと見ていた

青髪「出てきいや、人を追い回してなにが楽しいんや」

?「野郎を尾行するなんてやりたくなかったんだけどな」

青髪「名のれや」

垣根「学園都市第二位、垣根帝督・・・」

垣根「お前に聞きたいことがあって一人になるタイミングをずっと尾行させてもらったよ」
195 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/05(土) 19:12:13.86 ID:Shp39xfF0
青髪「第二位!?」

垣根「そう驚くな、俺は聞きたいこと聞いたらお前の前から居なくなるよ」

青髪「それで内容は?」

垣根「話が早いな、じゃあ早速用件を・・・」

垣根「第六位の居場所を教えろ」

青髪「断るわ」

垣根「即答かよ・・・でも、直接交渉権をこんな簡単に手に入れるチャンスなんだ」

垣根「口割って話してもらうぞ」

その瞬間垣根の背中から六本の羽が飛び出た

青髪「うぉーすごいなぁ・・・」

垣根「じゃあ話してもらう、でなければこの六本の羽がお前を八つ裂「じゃあ僕はとんずらするで」

青髪はそのままありえない速度で走っていった

垣根「・・・・・・」
196 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/05(土) 19:14:45.64 ID:Shp39xfF0
やっと試験が明後日で終わる・・・
それからはずっと書き溜めと言う作業が行える


さて、今日はここらで終わらせてもらいます
次は火曜日か水曜日の夜に更新です
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 20:45:37.41 ID:ZmH5dckHo
青ピが「一方通行」Lv4にしか見えないw
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/03/05(土) 20:59:14.99 ID:9vGUgrSl0
やってることはベクトル操作ならぬスカラー操作か
自転加速とかやったら地球やばくね?
地球の自転が5分進んだ、とかやばくね?
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/06(日) 00:21:06.48 ID:w7eVuDLu0
イコールスピードを思い出したのは俺だけではないはず
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/06(日) 00:40:15.03 ID:csehW3Pvo
イコールスピードって普通に強くね?
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/06(日) 01:01:06.76 ID:w7eVuDLu0
青ピとイコールスピードどちらが強いか考えようぜ
202 : ◆Puie0VNSjk [sage]:2011/03/07(月) 21:27:12.06 ID:8chgU8Hn0

青髪の能力は確かにスカラー操作ですね(気がつかなかった)

ちなみに青髪自身が物を動かさないと自分以外の物には発動しません
(投げる、押す、弾く、etc・・・)
青髪が地震や噴火級の振動などを起こして自転を動かさないと自転の速さを操作することは出来ません
と、言う設定でお願いします
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/08(火) 23:44:23.97 ID:C+rX4JJ40
説明乙
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 03:49:38.23 ID:+tXL9tRIO
レベル4の癖に補習三昧とは…
ガチで小萌に会うために補習受けてんな青ピ
205 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/10(木) 14:30:38.13 ID:kmJKNS0m0
うおー!
昨日更新できなくてすみませんorz

とりあえず今日中に更新します
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/10(木) 20:42:36.05 ID:vXoa7qs70
青ピ×フレンダは↓にもあったな
フレンダ「……風紀委員に復帰でもしようかなー」
207 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/10(木) 20:56:23.29 ID:kmJKNS0m0
>>206

見てみようと思う



さて、今から更新開始です
少なめだとは思いますが許してください orz
208 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/10(木) 20:59:15.28 ID:kmJKNS0m0
下宿先のパン屋「アレイパン」


店長「で、デートはどうだった?」

青髪「楽しかったでー」

店長「くっそー!俺も『体から力がなくなったら』女の子とデートするぞぅ!」

青髪「いや、年齢的にアウトやろ」

店長「いや、まだ20代後半だからいける」

青髪「そうなんか!?もっと老けてるか思うてmふごぅ!」

店長が言葉の中に何気なく入れてきた「体から力がなくなったら」
この言葉は店長にとって待ちに待っている日が近づいている証拠
そして僕にとって覚悟するべき日が近づいているということ

青髪「僕もあの子付き合えたらええんやけどなぁ…」

店長「いっその事告白しちまえ」

青髪「あのなぁ……」

店長「はっはっは、冗談だよ」

そう言って店長は笑って部屋に戻っていった

青髪「はぁー…しかし、書類上の事以上の事したのはまずかったか?」

青髪「ま、大丈夫やろ、いざとなったら学園年のお偉いさんが何とかしてくれるやろ」
209 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/10(木) 21:04:01.80 ID:kmJKNS0m0
暗部組織「スクール」隠れ家


心理定規「それで?どうだったの」

垣根「………」

心理定規「どうだったのよ」

垣根「逃げられた」

心理定規「え?」

垣根「逃げられました、俺が目を離したスキにありえない速度で走っていきました」

心理定規「ぷっ、あはははははははは」

垣根「笑うなよ!気にしているんだよ!!」

心理定規「だ、だった…走って逃げられたって…あはははは」

垣根「ちっ、あいつなんていう能力者なんだ?身体強化系の能力者にしてはやけに速かった」

心理定規「『身体を強化している』のか『速度を上げているのか』でだいぶ変わってくるわね」

垣根「どちらにしろ調べる必要があるな」

心理定規「下部組織に頼んでおくわよ」

垣根「頼んだ」

そう言って垣根は自室に戻っていった
何かを考えるように

垣根(なぜ俺は奴を追わなかった?追おうと思えば追えたはずだ)

垣根(なぜだ?なんだ、この違和感は)
210 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/10(木) 21:06:42.28 ID:kmJKNS0m0
暗部組織「アイテム」隠れ家


フレンダ「ただいまー」

三人「おかえり」「おかえりなさい」「超おかえり」

麦野「で、楽しかった?」

フレンダ「何で着いて来たのよ」

麦野「いや、暇だったから」

フレンダ「う〜」

滝壷「でも、ふれんだ本当に好きみたいだね」

フレンダ「〜///」ポー

絹旗「重症ですね」ハァ

フレンダ「そ、そもそも何で滝壷と麦野は知ってるのよ///」

麦野「この前話していたの思いっきり聞こえていたわよ」

フレンダ「う…」

滝壷「とにかく、私達はフレンダを応援するから」

フレンダ「滝壷…」ギュー

壁<プッ、アハハハハハハハハ  ワラウナ!

絹旗「隣は超盛り上がっていますね」

麦野「パーティーでもやってるんじゃない?」

滝壷「私達もフレンダの恋が実ったらパーティーだね」

フレンダ「ありがとう〜皆!」ダキッ

絹旗「げふっ」ガシッ

麦野「は、離れろ!」

滝壷「わー」

絹旗「く、首が・・・超くるしい…」プルプル
211 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/10(木) 21:10:43.87 ID:kmJKNS0m0
青髪「しかし、ホンマにフレンダちゃん可愛かったな〜」クネクネ

青髪「もしフレンダちゃんが彼女になったら…」


(フレンダ「はい、青髪あーん///」)


青髪「とか!?」


(フレンダ「け、結局青髪は私の物って訳よ///」)


青髪「などの展開があるにちがいない!」

青髪「ならばこうしてられへん、次のデートを決めたるわー!」

携帯<モウイーキーモーデキナーイホドーハシリツヅケーテー

青髪「あれ?メールや」ピッ


===========================
From:フレンダ
Subject:デート

またデートしたいんだけどいいかな?(*゚▽゚*)

===========================


青髪「こ、これは本当にフラグを期待せぇへんといかん」

青髪「こっちもそう思うてた訳よ、良いって訳よ、送信」ピッ


===========================
From:フレンダ
Subject:デート

それ私の口癖って訳よー!(#`・д・)/

===========================


青髪「怒ってる姿が想像出来るでー」


===========================
From:フレンダ
Subject:デート

わいは青髪はんがわいの怒っている姿を想像してわろうてるとこ想像出来とるわ

===========================


青髪「それ僕の喋り方は僕のやでー!」


店長(いや、あれは関西弁なのか?)←覗き見している
212 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/10(木) 21:16:51.25 ID:kmJKNS0m0
===========================
From:フレンダ
Subject:デート

じゃあいつ頃デートが良い?

===========================


青髪「僕は可愛いフレンダちゃんの為なら何時だって駆けつけるでー!」


===========================
From:フレンダ
Subject:デート

うー、そういう事言っても何も出ないって訳よ(顔

===========================


青髪「わかっとるでー、じゃあフレンダちゃんの都合に合わせるでー」


===========================
From:土御門
Subject:出かけようにゃー

金曜日にゲーセン行かないかにゃー?

===========================


青髪「ゲーセンで待ち合わせいう事か?いいでぇーフレンダちゃん」ピッ


===========================
From:土御門
Subject:出かけようにゃー

「From:土御門」

===========================


青髪「って何でこんなタイミングでメールするんや!?」
213 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/10(木) 21:17:35.86 ID:kmJKNS0m0
===========================
From:土御門
Subject:おい、kwsk

いや、ゲーセンで大きな大会があるそうだから練習に金曜日行かないか?

そんなことよりも「フレンダちゃん」って誰にゃー?
お前みたいな女好きがフラグを建てているなんて聞いていないにゃー!!

===========================


青髪「それは忘れといて」


===========================
From:フレンダ
Subject:デート

じゃあ金曜日でいい?

===========================


青髪「いや、行くとは言っとらんから」


===========================
From:フレンダ
Subject:デート

え?

===========================


青髪「ごめん、送り間違えたわ」

===========================
From:フレンダ
Subject:デート

よ、よかったって訳よ!焦っちゃったじゃない

===========================


青髪「ごめんなぁ、今度奢るから許してくれやー」


===========================
From:土御門
Subject:デートとは何様だ貴様ー!忘れて欲しいなら・・・・・・

じゃあ第七学区の駅前にある店のクレープで手を打つにゃー

===========================

青髪「わかったわー、可愛いフレンダちゃんの為なら!」
214 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/10(木) 21:19:46.16 ID:kmJKNS0m0
===========================
From:土御門
Subject:フレンダちゃん(笑)

ず〜いぶんと、関わりが深いみたいだねぇ…
文面から大好きって気持ちが伝わってくるぜぃ

===========================


青髪「うるさいわ!ええやろ!好きなんやから!!」


===========================
From:フレンダ
Subject:デート

じゃあ第十三学区にある駅前のクレープで許してあげる

===========================


青髪「いや、何で奢らなきゃいかん!?」


===========================
From:フレンダ
Subject:デート

……ぐすん

===========================


青髪「だぁぁあああああああああ!!打ち間違えたわぁ!!不幸だぁあああああああああ!!」


ちなみにこの後小一時間で誤解を解いて放課後デートを約束しました
土御門とは金曜日ゲーセンの大会の練習に向うみたいです
215 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/10(木) 21:20:53.41 ID:kmJKNS0m0
青髪の過去A


「すげぇ!青髪って能力者だったの!?」

「もう一回やってくれよ!」

僕が『声の主』から力を貰って一週間たった

僕は力の使い方をマスターして友達に見せた

それをもう一回見せてくれ、と言われたら見せていた

それで僕は一気に話題の人間になった

いじめも無くなって、しばらくは平和だった

だがある日、突然頭の中で声が響いた

「声の主」とはまた別の声だった

そいつはこう言った

「なあ、俺は…誰なんだ?」

最初はそいつだけだった

だが日に日に能力を使うたびに増えていった

「俺は」「私は」「僕は」「わいは」

老若男女関係なく色々な声が響いた

怖くなった、何が起きたのか分からなかった

そんな時、ある人が訪れた

「学園都市の上層部から来たものですが」
216 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/10(木) 21:22:07.51 ID:kmJKNS0m0
フレンダの過去A


両親の死ぬ前の2ヶ月前

両親は会社で大きな問題を起こした

それがどれほど大きいのか、どのくらいの規模なのかも分からない

その頃の自分はまだ理解が出来なかった

そして一ヵ月後

会社が倒産した

それによって学園都市は莫大な資金を失った

そして莫大な借金が残った

そしてまた一ヵ月後

両親が死んだ

ストレスや様々なことが溜まって倒れたそうだ

そして両親が死んだときの私に残っているのは

少しのお金と、少ない親戚と、唯一血が繋がっている幼い妹のフレメア

そして莫大な借金

私はまだその事実を知って理解するまでに時間が掛かっていた

そんな時一人の男がやってきた、そいつはこう名乗った

「フレンダ・セイヴェルンですね、私は上層部の者です、貴方の両親と抱えていた借金についてお話が有ります」
217 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/10(木) 21:25:56.69 ID:kmJKNS0m0

やっぱり更新料と更新速度があってないな・・・もう少しペースを上げようと思います

今日はここで終わりです
次回は明日か明後日になると思います


ちなみに新約読んでいない方には申し訳ありませんがフレメアを出させてもらいます
それとスキルアウトの方々も出ると思います
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/10(木) 23:23:10.90 ID:2BQvVaMT0
フレメアってまさか、新約の表紙の………!?
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/13(日) 02:40:48.67 ID:KLyoMKkJ0
フレメアきたーーーーーーーーーーーーーーー!!!
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/13(日) 08:52:14.20 ID:FRgGDQ0I0
乙 
面白いなーこのss

支援
221 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/13(日) 18:05:33.94 ID:OV4UmML+0
>>219

超ありがとうございます


すみません
更新速度速めるって言ったくせにちょっと送れそうです
地震の影響でちょっと家がバタバタしてるので、納まったら更新速度を上げていきます
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/13(日) 18:07:46.68 ID:RRq4Kb7IO
おお無事だったか
223 : ◆Puie0VNSjk [saga sage]:2011/03/13(日) 18:16:56.53 ID:OV4UmML+0
>>222

一応東京なので

正直怖かったです
224 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/15(火) 13:37:47.54 ID:pJ5IrhXQ0
ふぅ・・・・・・

まだバタバタしてるけどゆっくりパソコン出来る程度には落ち着いたので今日中に投下しようと思います
225 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/15(火) 13:43:10.86 ID:pJ5IrhXQ0
とある高校


土御門「聞かせてもらおうか」

青髪「な、なんやねん…何も答えることはないで」

土御門「フレンダちゃんとは誰にゃー!」

男子一同「」ガタッ

上条「おい、どういうことだ?青髪」ゴゴゴ・・・

青髪「い、いや僕は…」

土御門『わかったわー、可愛いフレンダちゃんの為なら!』

男子一同「青ォォォォォ髪くゥゥゥゥゥゥゥン!?」

男子A「なんだァ?その思わせぶりなドヤ顔は」

青髪「ドヤ顔なんてしてへんよ!?」

男子B「お前だけは裏切らねぇって信じていたのに……」

青髪「い、いや僕は……」

男子C「そげぶだ、そげぶ」

男子D「そーだそーだ!そげぶだ、そげぶ!」

男子一同「そーげーぶ!そーげーぶ!」

上条「いいぜ、お前がフラグを建てるって言うんなら」

上条「まずはそのふざけたフラグぶち殺「青髪キック!」ゴスッ

青髪「フラグを乱立させとるかみやんだけには言われたくないわ!!」ガスッ

上条「ちょ、上条さんはフラグなんて建ててな、ゲフッ」

男子A「悪りィな、三下ァ…俺もお前を許せねェ」ゴスッ

男子B「スクラップの時間だぜェ!」ゴスッ

上条「ば、痛い!だから俺は建ててな、ぐはぁ!」

男子C「否定した分だけ蹴られるって分からないのかな?マゾヒスト君」

男子D「めげずに否定し続けるなんて…惚れちゃいそうだぜ!上条当麻!!」

上条「あ、さっきまで青髪を敵視していたのに何で俺・・・・・・」

上条「ふ、不幸だぁああああああああああああ!!」

226 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/15(火) 13:50:22.91 ID:pJ5IrhXQ0
土御門「で、正直に答えるにゃー」

上条「」ナグラレタ

青髪「わかったわ、正直に話したるわ」


青髪「カクカクジカジカ」

土御門「ナ、ナンダッテー」


土御門「羨ましいにゃー!」

青髪「やはり僕の愛の力が働いたんや」

土御門「くっ・・・ぜひこの目で金髪碧眼美少女を拝めてみたいぜぃ」

青髪「絶対に土御門には見せへん」

土御門「なんでにゃー!?」

青髪「後が怖いからや」チラッ

男子一同「」

土御門「あーそういう事か」

青髪「せや」

土御門「なら金髪碧眼美少女が学校に青髪を迎えに来て男子一同にボコボコにされるがぜぃ」

青髪「怖いこと言うてるけど絶対にあらへんよ、そんなこと」ハッハッハ

土御門「ま、そりゃそうだな」ハッハッハ

上条「ハ、ハハ・・・・・・」ナグラレタ
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/15(火) 13:55:03.66 ID:/2sKObtVo
今日中といいつつちょっとしたら投下するとか・・・濡れるッ!
228 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/15(火) 13:57:31.09 ID:pJ5IrhXQ0
何処かの路地裏


フレンダ「そういう事、第六位って言うのは……」

駒場「ああ、噂では元第一位らしい」

フレンダ「『理想世界』(マイカラーワールド)……ふざけた名前よね」

駒場「夢があるじゃないか」

フレンダ「……子供の頃、この第一位に夢を見ていたこともあるけどね」

駒場「俺も夢見ていた、あの綺麗な能力に」

フレンダ「……そういえばフレメアは?」

駒場「半蔵と出かけたよ」

フレンダ「そ、じゃあ安心ね」

駒場「フレンダ」

フレンダ「なに?謝ったりしないでよ、罪悪感持っちゃう訳よ」

駒場「しかし…」

フレンダ「アンタが直接襲撃した訳じゃないんだから」

フレンダ「それに今もフレメアを守ってくれてる」

フレンダ「結局私はアンタ、無能力者に感謝している訳よ」

駒場「ああ、俺はあの子を守る」

フレンダ「私は暗部から抜け出す」

駒場「そして、俺は学園都市を潰す」

フレンダ「分かってる、その時は私も協力するわ」

駒場「だが、もしその時に暗部から抜けていたら約束しろ」

駒場「その作戦には絶対に関わるな」

フレンダ「・・・・・・・・・」

フレンダはそのままその路地裏を後にした
229 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/15(火) 14:11:40.01 ID:pJ5IrhXQ0
フレンダは路地裏を出て近くの公園に来た
適当に自動販売機で飲み物を買って飲んでみた

フレンダ「不味・・・・・・いちごおでんって何なのよ」

不味いと思いながらも何故か飲んでしまう
不思議なものだ
フレンダはジュースを飲みながら近くのベンチに座った
まだお昼過ぎ、人通りは少なかった

フレンダ「・・・・・・・・・」

もし、もしも私が暗部を抜けたら
借金が消えて晴れて普通の生活が出来る
どうせなら青髪の学校に入学しようかな

フレンダ「なーんて、思っちゃうわけだけど」

何か足りない
私が平和になった世界
そこにはフレメアを守ってくれた駒場は居ない
無理なのかな?暗部を抜けた私じゃ駄目なのかな?
助けられないのかな?暗部を抜けた私が助けたりしたらまた暗部行きになるかもしれない

フレンダ「結局無理って訳よ」

?「無理かどうかはやってみないとわからへん」

フレンダは横を見た
隣には青髪が座っていた

フレンダ「あ、青髪!?」

青髪「そんな驚くことないやろ」

フレンダ「そ、そうよね・・・・・・学校はどうしたの?」

青髪「同級生に殺されかけたからサボってきた」

フレンダ「こ、殺されかけた?」

青髪「いや、あんまり深く考えなくてええ」
230 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/15(火) 18:04:37.05 ID:pJ5IrhXQ0
青髪「隣ええか?」

フレンダ「うん」

青髪「失礼するで」ヨイショ

フレンダ「・・・・・・」ボー

青髪「ところでフレンダちゃんこそ学校はどうしたんや?」

フレンダ「事情があって行ってない訳よ」アセアセ

青髪「そうなのか・・・・・・」

フレンダ「うん・・・・・・」

青髪「・・・・・・」

フレンダ「・・・・・・」

青髪「・・・・・・悩みがあるんやったら」

フレンダ「え?」

青髪「悩みがあるんやったらいつでも相談しぃ」

青髪「どんな悩みだって相談にのったる」

フレンダ「・・・・・・うん、ありがと」

青髪「さて!じゃあこの話しは終わりや、デートは来週やけど・・・この後時間ある?」

フレンダ「うん、大丈夫」

青髪「ならゲーセンに行ってリベンジや!」

フレンダ「望むところって訳よ!!」


?「・・・・・・・・・」

青髪(尾行されている?フレンダちゃんか?いや、これは僕か?)

フレンダ(尾行されてる・・・青髪はただの一般人、だとしたら私しかいないって訳ね)
231 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/15(火) 19:21:28.60 ID:pJ5IrhXQ0
あの後視線を感じながらもゲーセンに行ってリベンジをしたが勝てなかった
あの慣れ具合は以上だと思った
必勝パターンでも調べてみようか、などと思いながら帰宅した


夜 下宿先「アレイパン」


青髪「ただいまやー」

店長「何をやっても『☆パン』の改良が出来ない…!!」

青髪「何やっとるんや」

店長「アオえもん〜『☆パン』の改良が出来ないよ〜」

青髪「諦めるんや」

店長「酷いな、おい」

青髪「改良を僕が出来るはずないやろ」

店長「いや、何か得られそうだから聞いてみた」

青髪「タバスコとにんにくでも混ぜてみい、それで・・・・・・」

店長「よし、ちょっと作ってくる」タッタッタ

青髪「本当にやるんか・・・僕はモンハンでもやっとるか」

店長「そう言えば青髪〜」ペタンペタン

青髪「なんや?」ピコピコ

店長はチラッ、と外を見て言った

店長「客人が一人いるぞ?」バンバン

青髪「客人?、ってドスバギィさん何やっとるんや!」ギャーッス

店長「ホストっぽい野郎が一人」グチャ

青髪「まさかあんなクエストを失敗するとは・・・」

青髪「とりあえず行って来るわ」

店長「いってらっしゃい、遅くなるなよ」

青髪「わかっとる」

店長「・・・・・・・・・」
232 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/15(火) 19:24:40.67 ID:pJ5IrhXQ0
青髪「………」

青髪は一人第一七学区にいた
手には何も持たず
ただただ上を見ていた

青髪「………はぁ」

そうして一つため息
それを合図にしたのか一人の男が出てきた

垣根「気付いてやがったか」

青髪「あんまり舐めへんでほしいな、ストーカーは女の子しか認めへん」

垣根「俺だって好きで野郎なんか尾行してねーよ」

青髪「だとしても、野郎だから警備員呼んでも咎められへんよな?」

垣根「ならご自慢の能力で逃げればいいじゃねえか」

垣根「レベル2とか言いつつお前のあれは何だ?」

青髪「あちゃーやっぱりバレた?」

垣根「あれならレベル3、4ってところだろ?何故隠してるんだ?」

青髪「色々事情があるんや」

垣根「ま、お前の能力事情はどうでもいい……」

垣根「吐いてもらうぞ、第六位の居場所」

青髪「断る」
233 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/15(火) 19:35:25.58 ID:pJ5IrhXQ0
青髪のが合図だった
垣根から白い翼が現れて垣根に向って伸びてきた
それを難なく能力を用いてかわしていった

青髪「速度変化レベル4」

青髪はその翼を避けて一度後ろに下がった
垣根が下がったと思った瞬間には青髪が能力の最大を使って垣根の目の前まで来て拳を振るった
それを垣根は能力を使わずに普通に受けた

垣根「ああ?そんなんじゃ倒せねーぞ!」

ゴスッと、思い拳が青髪の腹に振るわれた
少しふらついたが倒れはしなかった

青髪「ぐっ・・・・・・倒す気はあらへん、めんどくさいやからな」

垣根「なら、死ね!!」

翼は突如二本から六本に増えた
増えた翼が青髪に向って伸びてきた
青髪はその攻撃を避けつつ小石を拾って投げた

青髪「音速の力や!」

弾丸と間違えてしまうほど速い速度で青髪の投げた小石は垣根に飛んでいった
だが垣根の羽はそれを阻んだ

垣根「それだけか?つまらないな」

青髪「その翼せこいでぇ…」

垣根(あの能力は飛ばす速度を上昇させる能力だけ)

青髪(仮に、当たったとしても速度は能力発動前の速度に戻ってしまう)

垣根(つまりあの能力での攻撃に関しては特に問題は無い)

青髪(なら……)

青髪は能力を発動して音速で動いた
目にも見えない速さだ
流石の垣根も攻撃を防ぐことは出来るがそれに追いつくことは出来ない

垣根「はっ!やれば出来るじゃねーか!!それくらいやってもらわないと楽しめないぞ!!」

垣根は翼を羽ばたかせて空高く上がった
そして見下ろした
土埃で青髪の姿は見えなくなっていた

垣根「音速で走り回って土埃を起こして目暗ましか、それで何が出てくるんだ!?」

そう叫んだ瞬間
コツン、と垣根の頭に何か当たった
丸く、硬い
暗部ではよく目にしている物
暗部で最も使われている有名かつ手軽に持てる爆発物の一つ

――――手榴弾

234 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/15(火) 19:40:38.59 ID:pJ5IrhXQ0
ボンッ、と音がして空中で爆発した

青髪「やったか?」

垣根「んな訳ねーだろ」

バサッと翼を羽ばたかせて煙が消し去った
そして垣根には傷一つついていなかった

垣根「俺の未元物質にそんな攻撃は通用しねえ」

青髪「チートや!そんなん卑怯やないか!!」

青髪はそう言いつつも攻撃を続けた
音速で的確に急所にナイフを投げていった
さらに鉄粉、手榴弾、石などの物が次々と飛ばされていった
だがそれらは垣根には届かなかった
全部白い翼、未元物質に弾かれていた

垣根「これで終わりか?」

青髪「僕だけじゃあ無理やな、これ」

垣根「そうか、なら死ね」

そう言ってまた白い翼が青髪の顔に伸びていた
青髪は避けようとすらしなかった
――――次こそ仕留められる
そう確信した垣根だった


だが違った


白い翼は青髪の直前、額に触れたか触れてないかのところで『止まっていた』

青髪「いやぁーハラハラさせてくるなぁ、ホンマに」

垣根「はぁ……?」

青髪「どういう法則で出来とるか分からんその翼やけどこの『盾』は貫けへんか」

青髪「じゃあ、次も僕のバトルフェイズでええか?」

垣根「はっ、だったらどうした?」

青髪「四分の一だけ見せてたるわ、僕の力」

235 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/15(火) 19:52:24.38 ID:pJ5IrhXQ0
青髪は垣根に向って指を指した
そして指から白いレーザーの様な物が出てきた
それも翼に弾かれる

青髪「ちっ」

効かないと分かりながらも青髪は攻撃を続けた

垣根「っ!?」

垣根は青髪が突然別の攻撃に動揺しながらも攻撃を弾いていった
正直何が起こっているか分からなかった

それを知って今度は八枚のコインを出して指の間にはめていった
そしてビリ、と音がしてそれは飛んでいった
それを5回繰り返した
だがそれも弾かれる

青髪「何でこれも効かないんや!」

垣根「てめえ!何の手品使ってやがる!!」

青髪「自分で考えろや!!」

それを知って今度は掌を向けた
掌から『槍』が出てきた
その『槍』を飛ばしたがやはり弾かれる
『槍』が効かないとわかって『剣』に切り替えた
青髪は地上から空気、おそらく窒素の槍の力を足下から生み出して垣根の上まで跳んだ
そのまま『剣』を振りかざして攻撃
が、白い翼に阻まれる
翼と『剣』の間に火花が散る

青髪「流石にここから落ちたらまずいわ・・・」

そういいつつも何事もなく着地した
そして片手を振りかざして一瞬でプラズマを作り出して飛ばしたが効かない
今度は巨大な炎を作り出した
これも予想通り効かない
土を操り上空の垣根に向って攻撃
効かない
海の水を操り音速で水を飛ばしてウォーターカッターでの攻撃
だがこれも効かない
236 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/15(火) 20:15:25.50 ID:pJ5IrhXQ0
青髪「どれも駄目だ…何で攻撃すればいいんだよ、ったく・・・・・・」

垣根「……はぁ?」

垣根は恐怖していた
確かにあれらの攻撃は垣根の白い翼には通じない
だが違った
今出した攻撃全てが桁違いだった
なにより法則破りだった


能力者は一人一つしか能力を使えないという法則を完璧に破っていた


青髪「じゃあ説明しとくけど…原子崩し、超電磁砲、窒素爆槍、一方通行、発火能力、衝撃鉄壁(アイアンシールド)、水流操作……全部レベル5級の攻撃や、正直ここまでやって通じないとなると鳥肌立ってきた」

垣根(こいつ…!?多重能力……いや、多才能力か!?)

垣根(二つならまだしも、何で八つの能力を操ってるんだ!?)

垣根(まさか……こいつが第六位か!?)

垣根(それ以外に考えられない)

垣根(なのに第六位?俺に攻撃は効かない)

垣根(だとしたらここで仕留めて……)

青髪「やめとけ、死ぬぞ小僧」

垣根「!?」

心を読まれた
いや、それ以前に何か禍々しい物を見た気がした
そう感じた垣根は白い翼を羽ばたかせて空高く、暗闇へと消えていった

青髪「やっと、い…た…」

青髪そのままバタリと倒れた
そして何かにうなされる様に叫んだ
悲鳴
それ以外にしか聞き取れない様な叫びだった

青髪「う、がぁ、うがぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ…………」
237 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/15(火) 20:18:36.95 ID:pJ5IrhXQ0

今日はここまで
やってみたくてバトル要素?出してみました

次回は何処までやるか、何時やるかは未定です
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/15(火) 20:21:05.03 ID:CXRt92Vso
青髪つえー
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/03/15(火) 20:26:00.01 ID:GSHcrtUG0
これは、青髪=「理想世界」?
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/17(木) 08:19:04.31 ID:IFOKsrYS0
青ピ俺にフレンダをPlease
241 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/17(木) 19:58:19.81 ID:9d01WMpx0

とりあえず停電がなければ明日投下しようと思います
242 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/18(金) 16:10:49.29 ID:GgUmxEOA0

>>240

青髪「欲しかったら僕を倒していきぃ・・・愛の戦士であるこの僕を!!」



フレンダよりも何かシリアス(?)な方向の方が多くね?
とか思う人もいると思います、俺も思います
今はそんな感じですが後々から青髪とフレンダが一緒に行動することが多くなる・・・はず
とりあえず青髪の能力は今日の投下で殆ど暴いてしまうと思います
しかし、あんな無茶苦茶な設定で大丈夫なのだろうか・・・・・・

適当な時間に投下していきます
243 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/18(金) 16:30:43.10 ID:GgUmxEOA0
スクール隠れ家


垣根「なんだったんだ、今のは」

心理定規「どうしたの?貴方らしくないわよ」

垣根「確かに、あの状況なら殺すことも出来た…なのに!?」

心理定規「……ん、何があったの?」

垣根「多才能力者……?」

心理定規「え?」

垣根「奴はレベル5級の攻撃を幾つも持っていた、間違いない、あいつが第六位だ」

心理定規「ま、待って、話が追いつかないんだけど」

垣根「だろうな、超電磁砲の連射なんて考えたこともねーよ」

心理定規「どう…いう……」

垣根「奴は俺の未元物質で殺せたはず、なのに俺は殺せなかった……何らかの精神系の能力も持っている可能性もある」

心理定規「話を整理させて、相手は複数の能力を使ってきた」

垣根「ああ」

心理定規「どの攻撃もレベル5級だが未元物質の前には効かない」

垣根「それなら未元物質で殺せたはずなのに殺さずに逃げてきた」

心理定規「幻術使い何かいるくらいだから、そう言う幻を見せられてるんじゃないの?」

垣根「だったら、第一七学区行って見ろ、どんな戦闘だったか想像出来なくなるさ」

心理定規「……そうしてみるわ、貴方は休んでいて」

垣根「ああ、そうさせてもらうよ」バタリ

心理定規(……何らかの精神系の能力の線が高い)

心理定規(複数の能力を、しかもレベル5級……)

心理定規(超電磁砲の連射………)

心理定規(不可能ね)

垣根(なぜあれが第六位なんだ?)

垣根(レベル5級を多数所持していながら・・・・・・いや、待てよ)

垣根(序列の決め方は強さではなく価値)

垣根(つまりそこにヒントがあるのか?)
244 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/18(金) 16:58:46.76 ID:GgUmxEOA0
青髪「ん…ここは?」

店長「気がついたか、本気出しすぎじゃないか?」

周りを見ると下宿先のパン屋の居間だった
床は畳でちゃぶ台などがあって昔を思い出させるような部屋だ

青髪「確か、原子崩しを使うた事まではわかっとるんやけど」

店長「俺はお前が超電磁砲の連射行ったところから見ていた、あれは流石に俺もやらない、出来ない」

青髪「まあ、無事やったしええか」

店長「何処が無事だよ、もう少しで『消える』とこだったぞ」

青髪「せやな、でもホンマにありがとな」

店長「別にいいんだ、俺とお前の仲だろ」グッ

青髪「おぇ、気持ち悪……」

店長「その返し方は結構心に響くから止めてくれ」

店長「そもそもだ、お前は俺と違って……まぁ使い方はお前のほうが上だが、レベル5級なんてバンバン出すものじゃない」

青髪「そのくらいわかっとるわ」

店長「分かってんなら何で使った……ひゃっはー俺つえー!って言う能力じゃないんだ、『それ』は」

青髪「確かに、無理やり使うたりしたらやばいもんなぁ」

店長「今は不完全だからよかったが『本体』が乗り移ったら死ぬぞ、真面目に」

青髪「気をつけるわ」

店長「本当かよ……それと」

青髪「なんや?」

店長「口調、変わってたぞ」

青髪「……じゃ、このまま寝させてもらうわ」

店長「ああ、お休み」

青髪「お休み」
245 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/18(金) 17:47:38.29 ID:GgUmxEOA0
青髪(僕の能力は『自分だけの現実の生成』)

青髪(自分の中に人格を作り出す能力)

青髪(即ち自分の人格の数だけ様々な能力が使えるんや・・・・・・)

青髪(でも、能力を使うときに使う能力を持っている『人格』に体を任せなければいけへんのが厄介や)


本来、能力者は『自分だけの現実』と言う土台があって、それを観測して能力を出せる
「起こりえない」ことを「起こる」と思い込むことで超常現象の実現に結びつけるのが基本
青髪はその土台自体を増やして使える能力を増やしている
その土台が増える際に新たに『人格』が一つ生まれる
つまり『自分だけの現実』と『人格』は一緒に生まれるもの

青髪(つまりは、『発火能力』を使うとき『速度変化』を持っとる僕ではなく『発火能力』を持っている別の『人格』がこの体を使うんや)

青髪(じゃあ人格一つ一つに能力開発受けさせたんですか、言うのも違うねん)

現実にはさまざまな可能性があり、超常現象が起こる可能性も存在する
しかし「常識的現象99%超常現象1%」のように偏っているために普通の人が観測すれば「常識的現象99%」しか観測できない
そして観測すると言うことは「まともな現実から切り離されている状態」であり一種の精神障害である
学園都市の開発は、投薬や電気ショックや催眠術などで人工的にそれらを誘発する技術

だが青髪の能力は土台を増やすのと同時に自由に観測が出来る
なおかつ「常識的現象99%超常現象1%」を「常識的現象1%超常現象99%」に変えることも出来る
青髪の中には「本来の人格」「生み出された人格」「観測するためだけに生み出された人格」がある
観測するということは精神障害になるということ
生み出された人格が一々精神障害になっていたら能力を使うことも出来ない
だから「観測するためだけに生み出された人格」を使って他の人格の土台を観測する

青髪(そうする事によって精神障害にならずに能力を自らで手に入れることも可能、って訳や)

青髪「・・・・・・んな、こと出来るわけないんやけどなー」

青髪「今は解明されとらんからこういう風に説明しかできへん」

青髪「でもこういう風にしか説明出来へんのが僕の能力・・・・・・」

青髪「面倒やなぁ」

そう言って青髪は眠りについた
246 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/18(金) 18:40:23.22 ID:GgUmxEOA0
アイテム隠れ家


フレンダ「ぬぅ〜……青髪ぃ…えへへ///」

絹旗「超デレデレですね」

滝壷「そうだね」

麦野「ムカつくほどデレデレね」

絹旗「どうやったらあんな男にここまでデレデレになれるんでしょうか?」

滝壷「愛の力と・・・・・・妄想?」

絹旗「周りから見たら『超ブサイクではないけど超カッコイイとも言えない』人が、別の人の視点から見たら『超カッコイイ!あれが私の超王子様!?』って感じでしょうか?」

麦野「滝壺から与えられたヒントで素早く答える絹旗・・・流石ね」

絹旗「私は超流石ですね」ドヤ

滝壷「流石だね」

二人「(超)流石だな(ですね)!私達!!」ドヤ

麦野「うん、二人ともテンションが可笑しいわよ、滝壷はそんなキャラじゃないでしょ」

滝壷「>>1がそう言ってくれって言ったから」

麦野「え?」

滝壷「え?」

麦野(体晶の影響かしら、今度の仕事は休ませておこう)

滝壷(何であんなこと言ったんだろう)

絹旗(やっぱり超流石ですね、私)

フレンダ「えへへ〜///青髪ぃ………///」
247 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/18(金) 18:42:20.74 ID:GgUmxEOA0
朝 青髪の下宿先「アレイパン」


青髪「さて、放課後が楽しみや」

店長「そうか、ついに二回目のデートか」

青髪「ふっ、愛の伝道師をなめてもらっちゃ困るで…実はこれが3回目や」

店長「なん…だと?」

青髪「実はこの前偶然出くわして遊びにいったんや」

店長「それ先に言えよ!?報告しろよ!?何故言わないし!?」

青髪「いやぁー、聞いてくれへんし」

店長「知らねぇよ!言われなきゃ分からないから!!」

青髪「言われへんと分からないって……餓鬼じゃないんやから」

店長「はぁ……ツッコミ疲れた」

青髪「普段は僕がツッコンどるんやけどな」

店長「分かった、分かったから早く行ってくれ」

青髪「行ってきますわー」ガチャ

店長「いってらっしゃい」

店長「………」



店長「」ニヤ
248 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/18(金) 18:45:00.01 ID:GgUmxEOA0
とある学校


上条「ふ、不幸だー!」タッタッタ

吹寄「待て上条当麻!」タッタッタ

上条「俺はやってない!誤解だ!」

吹寄「あの場ではお前しかいないだろう!」

上条「俺はやってない!頼む、信じてれぇぇええええええ!!」

学校に着いた青髪は早速鬼ごっこ(?)をしている上条と吹寄を見つけた

青髪「なにやっとんねん」

吹寄「聞いてくれ!あいつが、また女子の胸を・・・・・・」

上条「誤解だって言ってるだろう!」

吹寄「あの場ではお前しかいないだろう!?」

青髪「カミやん……」グッ

上条「だぁー!何で拳を握り締めてるんだよ!?」

吹寄「とにかく私に一発殴らせろ!」タッタッタ

上条「誤解なのに理不尽だろ!?」タッタッタ

青髪「まちぃ!カミやん!」タッタッタ

上条「だぁあああああ!青髪まで追いかけてくるとか不幸だー!」

吹寄「青髪!お前も私の味方を」




青髪「まずは落ち着いて胸を揉んだ感想と感触をを言うんや!!」

吹寄「貴様もそういう人間かぁあああああ!!」




吹寄は真横にいる青髪に向って全力で裏拳をぶつける
後ろに吹っ飛んだ青髪に向って飛び蹴りのコンボで青髪をダウンさせた
そこで青髪はある物を見た

青髪「き、今日の吹寄の色は白―――」

吹寄「死ねぇえええええ!」

そのまま飛び膝蹴りによる追撃が鳩尾に入った
勿論起き上がれるはずがない
249 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/18(金) 18:53:15.46 ID:GgUmxEOA0

青髪の能力設定が矛盾ありまくりで意味がよく分からないと思いますが
とりあえず「自分だけの現実増やして能力沢山使えるようになる」と、思ってください

今日のここで終わりです
次の更新もがんばって明後日あたりには更新しようと思います


え?滝壺のキャラがおかしい?
それは>>1の滝壺に対するイメージがあんな感じだからだよ
・・・・・・おっと、誰か来たようだ
これで今日は失礼するよ

<ワ!?ナニヲスル!?ハ、ハナセ!!
<タキツボサンノキャラヲチョウコワシタノワアナタデスネ
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/18(金) 18:58:29.00 ID:4u6RoCy5o
乙!
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/18(金) 22:01:46.04 ID:0qf1K4tg0

店長もなんかすごそうだ
252 : ◆Puie0VNSjk [saga sage]:2011/03/20(日) 17:32:50.55 ID:VCIfZaLE0
ぶっちゃけ店長は凄い人です

そしてがんばった結果何処で区切りいれればいいかわからないので
明日あたりにいつもよりも多く更新しようと思います
すみません orz
253 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/21(月) 14:07:54.59 ID:9768m7AC0

雨だ、欝だ・・・・
では更新しようと思います

の、前に青髪が使った衝撃鉄壁と言う能力について


衝撃鉄壁

土か鉄に衝撃を加える、または放出する事が出来る能力
土や鉄を衝撃で曲げる、折る、爆発、飛ばすなどの事が出来る
精密な操作が出来れば衝撃で土や鉄などを自由に扱うことが出来る
衝撃を加える場合、半径50メートルの鉄全てに衝撃を加えることが出来る
また、目で確認が出来れば砂鉄にも衝撃を加えることは可能

強さ↓
レベル1 触った鉄に静電気と同じ威力の衝撃
レベル2 触った鉄に静電気以上の衝撃
レベル3 自分から半径1メートル間にある鉄にボクシングの選手のパンチの平均威力と同等の衝撃
レベル4 自分から半径10メートルの間にある鉄か土に車が時速100kmでぶつかってきた時と同等の威力
レベル5 視界の鉄と土に対戦車用地雷と同等の威力の衝撃


すみません、分かりにくいと思いますがorz

とりあえず更新始めます
254 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/21(月) 14:09:59.42 ID:9768m7AC0
昼 学校


青髪「」ケラレータ

上条「」ナグラレータ

土御門「朝蹴られてまだ起きないのかにゃー」

吹寄「ふん、馬鹿にはまだ足りないくらいだ」

土御門「実は死んでたりして……」

吹寄「演技でもないこと言うな」

土御門「そういえば吹寄はいつも食べてる連中と食べないのか?」

吹寄「皆は委員会などで食べられないそうなんだ、だから食べる相手がいないからここにいるんだが……一緒に食べてもいいか?」

土御門「俺は別にいいぜぃ」

青髪「せやな、美少女とお昼を一緒に出来るなんてそれだけで生ゴミも最高の料理になるでー!」ガバッ

吹寄「いつ復活したんだお前は……」

土御門「コイツは復活しようと思えばいつでも復活できるような人間だにゃー」

吹寄「化物だな」

青髪「美少女が居ないと復活はしません」キリッ

土御門「おまけに馬鹿だにゃー」

青髪「愛の伝道師と言ってもらいたいなぁ」

土御門「あれ?入学式では戦士とか……」

青髪「んな、細かい事は気にせぇへんでええ」
255 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/21(月) 14:10:53.16 ID:9768m7AC0
土御門「そういえば今日は……」モグモグ

吹寄「どうしたんだ?」モグモグ

土御門「青髪が金髪碧眼美少女とデートする日やっけ?」

吹寄「ぶっ、変な冗談は止せ!」ゴホッゴホッ

土御門「それが本当なんだよなー」

吹寄「こんな奴にか!?」

青髪「その言い方は酷いでー」

土御門「俺も本当に疑問に思ってるにゃー」

青髪「ええやないか、僕にもそれくらいの子がいたってええやないか」

吹寄「ど、どんな子なんだ?」

青髪「恐らく同い年で、金髪碧眼の外人のフレンダって言う名前の子や」

吹寄「きっと騙されたに違いないわ」

土御門「それが今一番有力な線や」

青髪「僕の見えないところで酷いことやっとるなぁ……」

二人「いや、普通でしょ」
256 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/21(月) 14:11:56.59 ID:9768m7AC0
上条「はっ!」

土御門「やっと起きたかにゃー」

上条「ここは?」

土御門「学校にゃー、ちなみに五時間目にゃー」

上条「学校来て殆ど寝て過ごしてたのかよ、不幸だ」ズーン

土御門「そんなに落ち込むことはないにゃー」

上条「それよりも、少し聞こえたんだが……」

上条「今日青髪が美少女とデートするって」

土御門「耳には入っていたんだな」

上条「そうか……!」ピコン

土御門「どうかしたのかにゃー」

上条「土御門、面白いことを思いついた」ニヤリ

土御門「……ちょうど俺も同じ事を考えていたにゃー」ニヤリ
257 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/21(月) 14:13:23.41 ID:9768m7AC0
放課後 とある高校


青髪「やっと終わったわー」

青髪「さて、これでやっと……」

小萌「あ青髪君は残ってくださいねー」

青髪「な、何故ですか!?小萌センセ!」

小萌「残念ですが学級委員としての仕事をやってもらうのですよー」

青髪「こんな時に……ふ、不幸やー!」


セブンスミスト前


フレンダ「遅いなぁー」

フレンダ「約束の時間は過ぎてるんだけど……」

フレンダ「どうしよう……」

フレンダ「……!」ピコン

フレンダ「なら私から迎えに行けばいいって訳よ!」






┃      ┃
┃      ┃
┃      ┃
┃      ┃
┃むぎのん専用┃д´)ジー   ←麦野
┃      ┃
┃      ┃
┃      ┃
┃      ┃


麦野(絹旗は個人的な用事で滝壷は体晶の影響で休んでるから今日の尾行は私だけ……)

麦野(しかしあいつ何処に行くんだ?)

麦野(まあ、私は尾行――見守るだけだけど)

麦野(―――――ん?)

麦野の視線の先には☆型のパンを食べている20代くらいの男だった
電柱の影に隠れながら何かを探している様子だった

麦野(何あの変質者……)

258 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/21(月) 14:15:36.84 ID:9768m7AC0
学校校門前


吹寄「ああ、また明日」

吹寄は同級生と手を振って別れた
自分も帰ろうと思った矢先に誰かに話しかけられた

金髪「あのーここの学校の生徒さんですよね?」

吹寄「ん?ああ、そうだが」

吹寄(やけに日本語の上手い外国人だなー)

スタイルは自分よりもいい、碧眼、間違いなく美少女だ
だが胸で勝っているから五分五分などと心の片隅で吹寄は考えていた

吹寄(足綺麗だなー……)

金髪「そのー、青髪って人ここにいますか?」

吹寄「青髪?……青髪なら今学校で仕事してるけど」

金髪「え?そうなの……何時頃終わるか分かる?」

吹寄「うーん、大体一時間はかかると思うけど」

金髪「そっかー、連絡も取れないし困ったって訳よ」

吹寄「だったら学校の中で待たない?」

金髪「え!?入っていいの?(入るつもりだったけど)」

吹寄「ああ、先生に言えば何とか―――」

吹寄は目の前の金髪の少女を見て昼に土御門の言ったことを思い出した


(土御門「青髪が金髪碧眼美少女とデートする日やっけ?」)


吹寄「もしかしてフレンダさん?」

フレンダ「え?何で知ってるって訳!?」
259 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/21(月) 14:17:21.21 ID:9768m7AC0
尾行者視点


麦野「学校に入られたら私でも追えないわね」

麦野「出てくるのを待つしかないか」

麦野「てか、まさかフレンダ追ってるのか?あの変質者」


店長「」ハックション

店長「やはり、青髪はまだ学校から出ていないか」

店長「それに金髪碧眼美少女とはあの子の事見たいだしな、学校の場所が分からないから着いて来て良かった」

店長「しかし、さっきから電柱を持って歩いている高校生っぽい女の子は何やっているんだ?」

店長「俺と同じことをしているのか?それはいいが……」

店長「妙にプロっぽい雰囲気出してるあの黒服の5人組は暗部か何かかね……」

店長「妙なことになる前に潰すか?いや、上手く利用すれば…・・・」ブツブツ



黒服「第六位の所在が判明」

?『そのまま報告続けて、一人になったら狙う』

黒服「了解」
260 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/21(月) 14:18:53.90 ID:9768m7AC0
夕方 学校


青髪「ふぅ…これで終わりですよね?小萌先生」

小萌「ごめんなさいね、先生の仕事も手伝わせちゃったりして」

青髪「先生の為なら例え火の中水の中や」

小萌「青髪ちゃんは頼もしいですねー」

青髪「じゃあ僕は予定があるんで帰らせても貰いますわ」

小萌「はいなのですよー、気をつけて帰ってくださいね」

青髪「さよならー」

青髪「……さてっと、携帯携帯……荷物も全部教室に置いときとるか、取りに戻らんとあかんか」

青髪「ん?教室が騒がしいな」

教室のドアを開けると青髪の席に沢山の人が集まっていた
そこからは「すごい……」「何なのよ!」「キ、キングだ……」などの声が聞こえてきた

?「私は貴方のビショップを取ってその後にナイトでチェックメイトをするって訳よ」

土御門「この状況で出来るわけないにゃー」カタ

?「知ってるって訳よ!」カタ

土御門「な!?ナイトを取られた…なら」カタ

?「ビショップ取ったって訳よ!チェック!」カタ

土御門「ほ、本当にチェックされたにゃー……なら」カタ

?「忘れた?私はナイトでチェックメイトするって」

土御門「!?」

?「チェックメイト!!」

カタン、と土御門のキングを倒してその上にナイトを乗せた

土御門「こ、この俺が負けた…?」

?「結局私がチェスの王様って訳よ!」

土御門「心理戦に持ち込んでの攻撃が本当に強いぜぃ……フレンダちゃん」

青髪「なん…だと?」
261 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/21(月) 14:20:00.43 ID:9768m7AC0
青髪(なんや?この状況)

青髪(いるはずのないフレンダちゃんがここにいて)

青髪(土御門はんとチェスをやっとる・・・・・・)

青髪「ちょ、ちょっと待ってや!何でここに……」

上条「お、皆!青髪が来たぞー!」

全員「」ギロ

青髪「なんや、その冷たい視線わ……」

フレンダ「あ、青髪…って連絡くらいしてって訳よ!」

青髪「ごめんごめん、仕事離れらんかったから」

フレンダ「何か奢ってもらうって訳よ!」

青髪「それで許してもらえるんやったらいくらでも奢ってあげるわ」

フレンダ「楽しみだなー」キラキラ

土御門「あー、青髪…俺達を忘れていないか?」

上条「青髪ェ…」

青髪「……え?」

そこにいた男子全員が青髪を睨んだ
女子は苦笑いをしていた
と言うより殺気すら感じていた

吹寄「青髪」

青髪「な、なんや」

吹寄「短い間だったが楽しかった」

土御門「かかるにゃー!」

土御門の掛け声で男子が一斉に青髪に掴みかかった
が、それを青髪は能力を使ってギリギリで避ける

青髪「な、何するねん!」

フレンダ「ど、どうしちゃったって訳?」

上条「俺は、俺は……青髪の裏切り者!」

同級生1「上条にフラグを建てられ」

同級生2「俺達が建てるフラグを全て奪われているのに」

同級生3「何でお前が建ててるんだよ!!」

青髪「それなんで僕にいうねん!フラグ建てたカミやんに当たれや!」

土御門「知るかー!美少女とフラグ立てる人間全員ぶち殺しカクテイにゃー!」

フレンダ「び、美少女って…///」

青髪「ぎゃー!残念やけど照れてる暇はあらへん!」ヨイショ

フレンダ「きゃ!い、いきなりお姫様抱っこだなんて///」

男子一同「」ブチッ

青髪(あ、これは流石に不味い)
262 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/21(月) 14:21:45.87 ID:9768m7AC0
男子一同「しねぇェエエエエエ!」

全員鬼のような形相で追いかけてきた
青髪は能力を使いながらフレンダをお姫様抱っこで廊下を全力疾走

青髪「さて、これから……」

フレンダ「窓から逃げちゃえばいいじゃん」

青髪「僕はわけあって書類上レベル2の速度上昇なんや」

フレンダ「……なんで?」

青髪「何でやろうな?」

青髪は多才能力に近い、言わば『多才劣化(マルチレプリカ)』と言ってもいい
その能力は流石に隠さなければいけないが、レベルは隠さなくてもいいはずだ
だが人格の一人が隠しておけ、と言うものだから思わずレベル2程度の力で登録したんやけどな
何でやろう?

青髪「・・・・・・ってそんなことはどうでもええ!」

フレンダ「はぁ、ならこう言うのはどう?」

フレンダはポケットから球体の物を取り出して後ろに投げた

フレンダ「青髪!窓から逃げて!」

青髪「せやから!」

フレンダ「安心してそれはもう対処してあるって訳よ」

後ろでボンッ、と音がした
そして「ゲホッ!え、煙幕!?」と聞こえてきた

青髪「手荒いなぁ」

フレンダ「これが私流って訳よ」ドヤ

青髪「ドヤ顔も可愛いなぁ…しっかり掴まっておきぃ!」

青髪はそのまま近くの窓から空高く跳んだ

263 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/21(月) 14:22:36.11 ID:9768m7AC0
尾行者視点


麦野「まだ出てこないのかよ…」

麦野「ん?あれはフレンダと青……って空跳んでる!?」

麦野「ちっ!それは卑怯だわ…!!」


店長「へぇー、やるなぁ…」

店長「あーあ、俺もお姫様抱っこしたいな」

店長「……ま、俺は俺であいつらを追いますか」

その瞬間店長はその場所からいなくなっていた


黒服「?」

?『どうした?』

黒服「いえ、目標のAIM拡散力場が……」

?『なくなったのか?』

黒服「かなり曖昧に……」

?『曖昧?AIMとはまた別の物が混じったか?』

黒服「恐らく、ですが追う分には支障はないですね」

?『それならいい、そのまま尾行』

黒服「了解」


土御門「ちっ、見失った」

上条「大丈夫だ、手は打ってある」

上条「何処をデートするかは会話で大体掴めた、なら後は待ち伏せするのみ!」

土御門「カミやんがそこまでするとは……」

土御門「で、それの待ち伏せ場所は?」

上条「セブンスミストだ」

土御門「今日のカミやんは冴えてるにゃー」

上条「あいつのおかげでこの前ボコボコにされたからな」

土御門「知らないうちにカミやんがフラグ乱立させてるのがいけないにゃー」

264 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/21(月) 14:23:57.59 ID:9768m7AC0
フレンダ「あ、相変わらず凄いね……」

青髪「空を跳ぶって言うのは気持ちがええなぁ」

フレンダ「じゃあセブンスミストの近くに着地するけどええか?」

フレンダ「うん、いいよ」

青髪「……よっと」

フレンダ「ん〜、気持ちよかった」

青髪「じゃあ行きましょか」

フレンダ「うん」

青髪「そういえば、フレンダちゃんは何で僕の学校にいたんや」

フレンダ「迎えにいったら吹寄と会って、吹寄が中で待ってたらーって言うから」

青髪「へぇー」

フレンダ「色々吹寄から聞いたわ、青髪の事」

青髪「何聞いたん?」

フレンダ「女の子大好きって言う事」ジー

青髪(吹寄ェ…)

フレンダ「男なんて結局そういう人間な訳よ」ハァー

青髪「そ、そんなことあらへん!」

フレンダ「本当に?」

青髪「本当や!」

フレンダ「美少女がいたらそっちの方向くんでしょ、私とデートしてるのに」

青髪「僕は君一筋…あそこに美少女が」チラ

フレンダ「結局目移りしてるって訳よ」

265 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/21(月) 14:31:30.19 ID:9768m7AC0

あれ?いつもの更新と変わらない気がする・・・

すみません、今日はここで終わりです
とりあえずスレタイ回収だけして次回は明後日で

次回は
デートが終わり、そして黒服がついに動く!
その時、麦野、店長、青髪、土御門は―――!


しかし改めて思ったけど俺のSSはオリジナルキャラと能力が他と違って多すぎる気がする
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/21(月) 16:59:38.44 ID:kZvZBLM/0
乙!! 今回も面白かった!!
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/03/21(月) 17:22:47.80 ID:zN5hNIHTo
(・∀・)イイ
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/03/22(火) 10:50:02.98 ID:wR++oBmC0
オリジナル入るの大好物だから問題ない乙
269 : ◆Puie0VNSjk [saga sage]:2011/03/22(火) 17:44:34.98 ID:ta+Jub+F0
>>266-268

ありがとうございます!
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/03/22(火) 23:51:26.99 ID:6PJLBLVAO
オリジナル能力とか技は超余裕だから安心して下さいな。ただオリキャラは厳しい
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/23(水) 01:35:35.77 ID:9SbnjC4X0
俺は物語が面白くなればOKだけどな
今の所は全然問題なし
272 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/23(水) 21:33:57.00 ID:smVcj9MT0

>>270

今のところはとりあえずオリキャラは店長が一人
他は使い捨てになると思いますので
スミマセン

>>271

どうもです!


とりあえずこれから投下をはじめます!
273 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/23(水) 21:41:53.10 ID:smVcj9MT0
フレンダ「」フン

青髪「今のは軽い冗談やって、そんな怒らんといて」

フレンダ「本当に冗談?」ジー

青髪「本当や」キリッ

フレンダ「…なら」

フレンダは目の前に向って指を指した
そこには一つのクレープ屋

フレンダ「奢ってくれるよね?」

青髪「勿論や!」

<アリガトウゴザイマシター

フレンダ「美味しいー!」

青髪「こんな美味しいものが良心的な価格なんてありえへん……」

フレンダ「実は毒が入ってたり」

青髪「それでも僕は食い続けるでー」

フレンダ「私も毒入ってるの知ってても食べちゃいそう」

青髪「フレンダちゃんは吹寄と他に何の話したん?」

フレンダ「ファッションとか、趣味とか……あの学校の事とか」

青髪「へぇー」

フレンダ「吹寄ともメアド交換もして仲良くなったって訳よ」

青髪「吹寄はええ人やからなぁ」

フレンダ「その後に土御門って言う人が入ってきていきなりチェスの勝負申し込まれたって訳よ」

青髪「何やっとるねん、土御門はん……」

フレンダ「まぁ結局私が圧勝な訳だけど」

青髪「あの土御門はんを倒すとは……」

フレンダ「今度勝負でもする?」ニヤ

青髪「望むところや」ニヤ
274 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/23(水) 21:43:47.08 ID:smVcj9MT0
尾行者視点


麦野「確かにこのクレープ美味しいわね」モグモグ

麦野「しかし楽しそうだなー私も混ざりたい」

麦野「て、言うかコソコソしてる奴らここらへん多すぎだろ」

麦野「全員あの青髪の関係者か?まあ、どうでもいいけど」ゴックン


店長「このクレープに使われている隠し味…なるほどな、まさかそんなところに味噌を使うとは」モグモグ

店長「このクレープは参考になる」モグモグ

店長「しかし青髪も楽しそうだがやっぱり引っかかってるな」ゴクン

店長「あの悩んでいるアイツをどうすれば……」


上条「すげぇ羨ましい…」

土御門「カミやん、一発殴らせろ」

上条「何でだよ!俺は何もしてないだろ!!」

土御門「胸に手を当てて少し考えてみるにゃー」

上条「?」

土御門(これで気付いたら苦労はしていないか)ハァ

上条「何溜息ついてるんだよ」

土御門「いや、カミやんうぜぇなー、と思って」

上条「最近みんなが俺に冷たい…」ズーン


黒服「異常なし」モグモグ

?『何食べてるんだよ』

黒服「クレープです」モグモグ

?『・・・・・・』
275 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/23(水) 21:44:48.71 ID:smVcj9MT0
セブンスミスト


青髪「へえー外とは変わらへんなー」

フレンダ「そうなの?外のセブンスミストは行った事無いからわからないけど」

青髪「まぁここと似たようなところや、唯一違うとこは警備ってところやな」

フレンダ「へぇー」

青髪「それで、ここでどうするん?」

フレンダ「私は買いたい服あるんだけど…似合うかどうか見てくれない?」

青髪「任しときい!」


20分後


フレンダ「どう?」

青髪「僕はええと思うけど地味やないか?」

フレンダ「これは?」

青髪「うーん、フレンダちゃんには合ってないと思うんやけど」

フレンダ「じゃあこれは?」

青髪「ちょうどええと思うんやけど…もう一押し!」

フレンダ「じゃあ今のとこれを組み合わせて」

青髪「おー中々ええと思うで」

フレンダ「本当?ありがと…お礼に青髪のも見てあげようか?」

青髪「ありがたいなぁ、じゃあお言葉に甘えさせてもらうで」


20分後


青髪「こんな感じやな」

フレンダ「うん!凄くいい!やっぱり私のセンスは最高って訳よ!」



尾行者達(あの二人中々のセンスの持ち主だな)


276 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/23(水) 21:45:48.17 ID:smVcj9MT0
フレンダ「ふぅーいっぱい買ったわねー」

青髪「せやな……」ズーン

フレンダ「……顔青いよ」

青髪「金貯めとるから大丈夫やろ、とか思ってたわ…」

フレンダ「青髪ならぬ青顔って訳ね……!」ピコン

青髪「青顔って…青いのは髪だけでええねん」

青髪「顔まで青かったら変人やん」

青髪「アバ○ーやないんやから」

青髪「まぁ、お金のことなら気にせえへんでいいで……フレンダちゃん?」

フレンダはショーケースの中をずっと見ていた
そこには赤と青のベレー帽

フレンダ「」キラキラ

青髪「欲しいんか?」

フレンダ「え!?いや、欲しいわけじゃない訳よ!」

青髪「じゃあ買わないんやな?」

フレンダ「いや、いらないと言えば嘘になるかもしれないし、ならないかもしれない…」

青髪「あ、店員さーん、このショーケースの中の帽子、二つとも頂戴」

店員「かしこまりました」

フレンダ「え、ちょっと…」
277 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/23(水) 21:48:34.21 ID:smVcj9MT0
青髪「ほい」

フレンダ「うん、ありがと///」

青髪「被ってみてくれへん?」

フレンダ「うん、いいよ」ポス

青髪「おー!似合ってるやん」

フレンダ「やっぱり?結局私は何でも着こなしてしまうって訳よ!」

青髪「その赤い方はどうするんや?」

フレンダ「妹にあげようかなって思って」

青髪「妹?」

フレンダ「うん!私に似てすごく可愛いのよ、流石私の妹ね」

青髪「へぇー今度会わせてや」

フレンダ「いいわよ」

278 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/23(水) 21:49:11.01 ID:smVcj9MT0
青髪「似合ってるし喜んでもらえて僕も嬉しいわ」

フレンダ「ありがと、青髪……そうだ」

青髪「どうしたん?」

フレンダ「ちょっと待ってて!」

そう言ってフレンダは走り去っていった
そうしてまた20分後

フレンダ「はぁ、はぁ…これ」

フレンダは手の中の物を青髪に渡した

青髪「…ピアス?」

フレンダ「うん、プレゼントしてもらったんだし、私からもお返しで」

青髪「ええんか?貰って」

フレンダ「うん、つけてみてよ」

青髪は金色のピアスを両耳につけた

青ピ「どや?」

フレンダ「うん!やっぱり私のセンスは間違ってないわけよ!」

青ピ「ホンマか?ありがとぉな、フレンダちゃん」ナデナデ

フレンダ「///」ナデラレ
279 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/23(水) 21:49:42.29 ID:smVcj9MT0
尾行者視点


麦野「…いい雰囲気じゃない」

麦野「これなら任せても大丈夫ね」

麦野「さてと・・・・・・私はごみ掃除でもしようかしら」

麦野「変質者の掃除を・・・ね」


店長「ちくしょー!いい雰囲気だな!」

店長「俺もあのくらいイイ感じの恋がしたいぜ!」

店長「あんないい物見せられたら今すぐ出て行って殴り倒したくなるぜ」

店長「……さてー、ストレスも丁度溜まってきたところだし殴りに行くか」


土御門「いい感じの雰囲気だにゃー」

上条「羨ましいな畜生!」

土御門「カミやんは自分の胸に手を当てて首を吊ると良いにゃー」

上条「なんで俺が死ななきゃいけないんだよ!上条さんは何も悪いことしてないですよ!」

土御門(絶対に後ろを刺されるにゃー……俺は刺さないけど)

土御門(……あれは?)

土御門「カミやん、ちょっと用事が出来たから帰らせてもらう」

上条「そうか、俺がこの後の展開を伝えてやるからな」

土御門「任せたぜぃ」


黒服「!」

?『動きました、か』

黒服「どうします?」

?『今すぐ向う、それまで時間を稼いどけ』

黒服「了解」

280 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/23(水) 21:52:56.67 ID:smVcj9MT0
第一七学区


店長「やっぱ、戦うって言ったらここしかないよなー」

店長「え?お前はここしか知らないのか、って?」

店長「いやいや、広々としたところで戦いたいからさ」

店長「……で、いい加減出てきてくれないかな?俺が独り言言ってる変な人みたいじゃないか」

そう店長が物陰に向って言った
物陰からめんどくさそうに麦野が出てきた

麦野「はぁー、こんな親父相手にしにゃきゃいけないとはね」

麦野「まぁ、変な人は否定しなくてもいいと思うぞ」

店長「いや、変じゃないから、それに親父って年じゃない」

麦野「まぁ、あいつの為だ、危険人物(変質者的な意味で)だし死んでもらうぞ」

店長「一つ聞きたい、えーっと・・・」

麦野「あ?命乞いか?」

店長「いや、誰?」

麦野「はぁ?」

店長「君はあの金髪少女を尾行していた子だよね?」

麦野「私が尾行してたの知ってて……て言うか、呼んだの私じゃなかったのかよ」

店長「いや、もう一人俺を尾行していた奴がいるんだよ」

麦野「いや、私は元々フレンダと青髪を尾行してたんだけど…」

店長「出て来い!」

もう一度気を取り直して店長は物陰に向って言った
そこから土御門がニヤニヤしながら出てきた

土御門「……流石にばれるか」

土御門「怪しい雰囲気があったから追っては見たが…まさか見つかるとは」

土御門「やはり、そう簡単にはいかないか」

店長「……」

麦野「……」

土御門「どうした?」

二人「え?誰?」

土御門「」
281 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/23(水) 21:53:56.27 ID:smVcj9MT0
店長「いや、お前はお呼びじゃない………さっさと出て来い!」

土御門「え、俺じゃなかったのか?」

黒服「……まったく、ここには馬鹿しかいないのか」

店長「知ってる」

店長「てか何者だ、答えによっちゃ、ここで消す」

黒服「消されるのはお前のほうだ」

店長「何もんか知らねーが…危険な雰囲気出してるしここで消す」

黒服「やれるとでも?」

店長「舐めてんじゃねぇぞ」


麦野「どうする?」

土御門「とりあえず観戦させてもらうのがいいと思うにゃー」


黒服と店長が構えた
土御門から見てどちらもプロの構えだった

店長「来いよモブキャラ、サブキャラクターの力を見せてやる」スゥ

黒服「何の話をしているのか分からないが……行くぞ」スゥ
282 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/23(水) 22:02:51.41 ID:smVcj9MT0

青ピ「いやー今日はホンマにゴメンな」

フレンダ「いいのよ、こんなに買って貰ったし」

青ピ「まぁフレンダちゃんの機嫌が良くなったなら僕はそれでええ」

フレンダ「ありがと、青髪・・・いや、これから青ピね」

青ピ「青ピ?」

フレンダ「『青髪ピアス』略して青ピ」

青ピ「それはええなぁ!呼び名としては丁度ええな!」

そう言ってフレンダは笑った
続けて青ピも笑った
だが二人の心の中は何時も何かが心に傷をつけていた

青ピは自身の「能力」
フレンダは「暗部」

お互いに悩んでいるのを知らず
「今を楽しもう」と言う気持ちで
たったそれだけでお互いは行動していた
ほんの少しの間
心の安らぐ時間として
いつかは、お互いがお互いに背中を預けられる存在になれると信じて
283 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/23(水) 22:10:34.23 ID:smVcj9MT0

デート終わったって言うかなんていうか・・・
ぶっちゃけまだこのデートはまだ続きます

今日の更新はここまでです
次回は未定、また明後日あたりに更新できたらいいな、などと思っています

次回は
黒服と店長の戦い
そして黒服の正体、目的とは?


って感じです、しかし次回予告の作り方がいまだによく分からないorz
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) :2011/03/23(水) 22:21:10.46 ID:UzutghjAO
おつつ
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/03/23(水) 22:58:51.90 ID:nagc5Q1Eo
おもしろいなぁ
乙です!
286 : ◆Puie0VNSjk [saga sage]:2011/03/25(金) 14:19:28.82 ID:DlgIwpMe0
>>284-285

ありがとうございます!


応援の数だけヤル気が出る俺
と、次の更新は今日出来たら今日、明日には確実です
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage ]:2011/03/26(土) 00:02:11.03 ID:vHX7HDec0
続きが楽しみですの。
288 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/26(土) 15:54:24.41 ID:hFVbm2/v0

更新始めようと思います!
今日は短め
289 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/26(土) 15:55:42.15 ID:hFVbm2/v0
二人は地を蹴って素早く動いた
お互いに隙を見せようとせず激しい接近戦になった
店長が優勢、黒服はやや劣勢だった

黒服「やはり…」

店長「オラオラオラ!独り言喋ってる暇あったら次何するか考えておけ!」

店長の猛烈なラッシュ
隙を決して見せず、尚且つ手だけではなく足からも重い一撃が放たれてくる
左足でバランスを取り、両手と右足で攻撃
対する黒服はそれを避けてはいるが防がなければいけない状況を作られることもあった

黒服(一撃一撃が重い・・・・・・)

黒服(あえて急所を狙わずに攻撃してくるところからダメージの蓄積を狙っているか)

黒服はよく店長の腕の動きを見た
規則性が無く、一撃一撃がまるで別人が放ってきているように見えた
だがそれでも隙は生まれなかった

黒服(ならば!)

規則性の無いことが分かった瞬間黒服は次の攻撃が何処に来るか予測した

黒服(肩か!)

黒服は肩に来る攻撃を防ぐふりをした
当然、ふりであって防ぐわけでないから攻撃は当然受けなければいけない
黒服は拳が入った、と思ったが
店長は攻撃せずにギリギリのところで腕を後ろに引いた

黒服(……読まれている)

店長「ふぅー、今のは流石に不味かったな」
290 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/26(土) 15:56:55.86 ID:hFVbm2/v0
土御門「すごい戦いだな…」

麦野「何であいつは今ラッシュを続けなかった?」

土御門「あいつの攻撃は一見、規則性と隙の無い完璧なラッシュに見える」

土御門「だが一つ欠点がある」

麦野「欠点?」

土御門「恐らくダメージを蓄積させることだけを考えて急所では無いところにラッシュを放っている」

麦野「その位は分かる」

土御門「ならそのラッシュが一発でも黒服の体に入ったら?」

麦野「急所じゃないからダメージは小さいだろうな」

土御門「恐らくあいつのラッシュは一発でも攻撃が入ったら僅かだが隙が生まれる、と黒服は考えた」

麦野「じゃあ攻撃受けて……」

土御門「恐らく、そのまま腕を掴んで投げ技にでも持って行くつもりだったろうが・・・・・・まさかそれを読んで直前で腕を引くとは」

麦野「…それだけの運動センスの持ち主なのになんで必ず隙の生まれるラッシュを行った?」

土御門「お互いに自分の強さ、相手の強さは分かっている筈・・・・・・待てよ、あいつのやりたかった事は」
291 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/26(土) 15:58:53.87 ID:hFVbm2/v0
黒服(そう言うことか、だからわざと隙の生まれるラッシュを)

店長「もう止めたほうがいいんじゃないか?」

黒服「心配される必要は無い」

店長「俺の攻撃を防いだその腕、腫れてるんじゃないか?」

黒服「・・・・・・ちっ」

店長「しかも防ぐとき俺の重たい攻撃が何度も同じ場所に入ったおかげですぐに腫れただろ」

黒服「まさか」

店長「お前は俺の攻撃に何らかの規則性が無いと分かっていたみたいだが、俺は逆にお前の規則性が分かったからな」

店長「何処にどう攻撃すれば、こうやって守る、が分かっていれば簡単な話だな」

店長「そして次の攻撃を防ぐしか出来ない状況を作り出して、お前の防御の規則性を考えて攻撃する」

黒服「そうする事で俺の腕、しかも同じ箇所にダメージを蓄積させる」

店長「そういう事だ、俺の方が一枚上手だったな」

黒服「そうだな、今続けても俺の負けだろう」

黒服「だからハンデを貰う」

店長「?」

黒服が懐から黒光りした物を取り出した
店長は苦笑いだった

店長「け、拳銃かよ・・・卑怯者が」ハハ

黒服「悪いな、卑怯者だという自覚はあるさ」

パンッ!と、第一七学区に乾いた音が鳴り響いた
292 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/26(土) 16:03:02.59 ID:hFVbm2/v0
目の前の人間の胸が血で染まっていると誰もが思っていた

黒服「な……」

店長「その程度なら避けれる、学園都市製はかなり弾速が速いらしいが…その程度か」

人間がとっさに反応できる速度ではなかった
黒服の拳銃は紛れもない学園都市製
軍人が反応出来ないような速度で弾を射出する
コンセプトは「絶対命中」
構えた瞬間に発砲し、絶対に傷を負わせるのがこの銃
それは黒服でも避けれない速度だった、避けるのは不可能
だが、目の前の男は不可能を平気で可能にしてしまった

黒服「何のトリックだ?」

店長「筋肉の限界を超えた超筋肉によって避けることを可能にした」

麦野「あいつ馬鹿?」

土御門「馬鹿だと思うにゃー」

店長「コラ、そこの観客は馬鹿言うな……てか、このタイミングでお前みたいな強い奴が送られるのは可笑しい、何者だ?」

黒服「答える義務はない」

その言葉を店長が聞いてがっかりした様な顔をした
そのまま店長は何かを考えるように指で頭を叩き始めた

店長「このタイミング、暗部、黒服、アレイスター、プラン……」

土御門(アレイスター!?何故この男が?それにプランまで)

そして何か閃いた様子で店長は言葉を発した
その表情は引きつっていて汗が出ていた

店長「お前は恐らく統括理事会の人間だな?誰から寄越された?親船か?その線は薄いな……貝積か?違うな、だとすると、アレイスターに近い人間の一人としては潮岸……そいつから送られてきた」

黒服「……だからと言って変わる事ではない」

店長「そうだな、どちらかが半殺しにされるまでやり続けよう」

黒服「俺は杉谷、甲賀の末裔だ」

店長「俺はとあるパン屋の店長だ」
293 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/26(土) 16:04:01.99 ID:hFVbm2/v0
土御門「帰っても大丈夫そうだにゃー」

麦野「ねぇ、アンタも暗部関係?」

土御門「そうだな」

麦野「ふーん、それよりも何か音してない?」

土御門「音?」

麦野「車?なんか凄い音が……」

土御門「……確かに、この音は?」

音のある方を二人は向いた
すると巨大な「何か」が接近していた

麦野「な、何あれ?」

土御門「俺も分からない…だが一ついえる、逃げなければいけない気がする」
294 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/26(土) 16:21:09.87 ID:hFVbm2/v0

杉谷(あいつを殺すには何かしらの工夫がないと殺せない)

杉谷(あの銃は威力こそ低いが防ぐ以外の行動しか取れなくなる)

杉谷(だがそれを避けた、何かトリックがあるのか?)

杉谷(それとも・・・・・・)

杉谷はまたもラッシュを受けて腕の甲が腫れてしまった
だがそうしている間にもいくつかの策を用意した

店長「いくぜ」

杉谷「来い」

店長の手刀を難なく避けて前屈みになる
それを蹴りで飛ばそうとしたが杉谷は防ぐ
防ぐ際に後ろに何かを投げた

店長「あれは・・・!?」

杉谷「」ニヤリ

その何かは強い光を放ち店長の目を使えなくした

店長「閃光弾かよ!」

杉谷「終わりだ」

杉谷は銃を構えて懐に入りゼロ距離で撃とうとした


杉谷「ガハッ」

杉谷はいつの間にか後ろに吹っ飛んでいた
杉谷自身も何があったのか分からなかった

杉谷「せ、閃光弾は・・・・・・」

店長「さぁ?なぜ効かなかった思う?」

杉谷「・・・・・・」

店長「さあ、まだ立ち上がれるだろ?やろうぜ」
295 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/26(土) 16:25:01.07 ID:hFVbm2/v0
杉谷「がはっ、ゲホッ……」

店長「確かにお前は強いが……違うな、何か足りない」

杉谷「何の…トリックを?」

店長「トリックとか言ってる時点で終わりだ、そもそも俺の詳細すら聞かずにここにいるのは場違いだ」

杉谷「詳細……?」

店長「はっ、お前も気付いていただろ?」

杉谷「あ……れが?」

店長「さぁな、とりあえずお前の懐にある物で潰させてもらう」

店長は杉谷を一蹴りして胸ポケットから手榴弾を取り出した
ピンを抜いて杉谷それを投げようとした
その時、店長は音に気がついた

店長「な、なんじゃありゃ!?」
296 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/26(土) 16:25:45.82 ID:hFVbm2/v0

それは巨大な球体
どのような物質でどのような性質を持っているのか分からない
ただ、それは「何か」と表現するしかなかった

店長「ちっ」

舌打ちをして杉谷に投げるはずだった手榴弾を「何か」に投げた
が、何事もなかったかのように「何か」はこちらに向ってきていた

店長「……何事もなかったかのように?」

はぁ、と店長は溜息をついて再び杉谷に顔を向けた

杉谷「どうした?俺を殺さないのか?」

店長「更正の機会くらいは与えてやる、もっと強くなれ」

杉谷「……」

店長「何を迷っている?正義になるなら自分を貫け、悪になるなら他人に構うな」

店長「その迷いがお前を弱くしている、そんな奴に俺は興味がわかないね」

杉谷「……」

店長「じゃあな、次は殺すよ……二度と会わないように努力しろ」

杉谷は目を瞑って何かを考えた
そして何か吹っ切れたような顔で答えた

杉谷「ああ、分かった」
297 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/26(土) 16:36:34.01 ID:hFVbm2/v0
?「統括理事会から援軍を貰いましたが役に立ちませんね」

?「どうする?俺達でやるか?」

店長「それがいいと思うぜ…てかこの球体邪魔、見えないんだけど」

?「それはすまないね」

突如球体が無くなり店長の目の前には四人の少年少女がいた
男女二人、この構成に店長はすぐ頭の中で理解した

店長「暗部組織か、しかもあの能力は幻術使い」

幻術使い「流石です、能力まで見破りましたか」

幻術使い「そうですね、まさか破られるとは……」

店長「俺の得意分野で勝負するなんて百年早いんだよ」

?「ならこれなんてどう?」

横から声がした
振り返った瞬間炎が飛んできた

店長「あぶねー発火能力かよ」

発火能力「うそ、避けるのかよ」

?「ならこれならどうよ」

今度は後ろから幾つものパチンコの玉が飛んできた
若干速度が遅いところから「絶対等速」だとわかった

店長「いや、速度としては早いから問題ないとは思うけど簡単に避けれるぞ?」

店長が鉄球の軌道から外れようとした瞬間
その鉄球が爆発した
それに当たり肩を怪我した

店長「やってくれるな・・・今のは『衝撃鉄壁』か」

衝撃鉄壁「すごいね、あんな紙一重で避けたよ」

店長「見るところ大能力者の組み合わせか」

店長「杉谷は足止めで本命はお前らか」

幻術使い「そ、私たちが暗部組織『シリーズ』です、貴方の命を貰いにきました」

店長「絶対等速、幻術使い、発火能力、衝撃鉄壁の組み合わせか、面白い」

店長「上等だ、四人まとめてかかって来い」
298 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/26(土) 16:42:04.47 ID:hFVbm2/v0

ここで今日は終わりです
次回もまた未定です

次回は
店長は暗部組織「シリーズ」との戦い
麦野と土御門は青髪とフレンダを助けに走る
そして青髪とフレンダに刺客が・・・・・・
そして店長の正体が明かされる?


一期の後に超電磁砲がやったんだから
二期の後にサイドストーリーとして「とある暗部の一方通行」をやってもいいと思う
299 : ◆Puie0VNSjk [saga sage]:2011/03/26(土) 16:43:07.26 ID:hFVbm2/v0
>>287

ありがとうですの
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/03/26(土) 20:41:10.82 ID:7W0nkD1H0
店長はスティーブン・セガールみたいな感じかな?
301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/03/26(土) 20:48:11.97 ID:4EaBpmnPo
シリアスも良いけどラブラブチュッチュッが見たい
302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage ]:2011/03/26(土) 21:11:55.56 ID:vHX7HDec0


店長チートだなww
303 : ◆Puie0VNSjk [saga sage]:2011/03/26(土) 21:31:32.06 ID:hFVbm2/v0

>>300

それは外見的な意味ですか?
外見はとにかくいい男でお願いします


>>301

ならばシリアスの中のラブラブを次はやってみようと思います

>>302

店長は猟犬部隊を倒せるだけの力はあります
寮監と良い勝負です
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/27(日) 23:23:44.85 ID:dBMWTiqDO
寮監と良い勝負です

って事は最強クラスじゃね。
305 : ◆Puie0VNSjk [sage ]:2011/03/28(月) 17:14:29.39 ID:Y3GXZek80

明日あたりに投下出来たら投下します
場合によっては明後日になります
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/30(水) 04:29:04.69 ID:M7vvp0k60
はぁはぁ‥… フレンダちゃん可愛いよ だめもうボクいっちゃうわ

どぴゅどぴゅ
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) :2011/03/30(水) 06:02:09.38 ID:efI6YR7AO
女は熟女
308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2011/03/30(水) 21:57:42.57 ID:qT0LoE6k0
>>1
待ってるぜェ

>>306
スクラップの時間だァ
309 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/30(水) 22:09:11.81 ID:2TfRPnov0
>>306

すみませンがこっちに超来てもらいましょうかァ

>>307

どういうことですか?


>>308

来たぜ



さて、更新開始しようと思います
310 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/30(水) 22:09:57.04 ID:2TfRPnov0
幻術使い「とにかくあなたにはここで死んでもらいます」

店長「嫌だといったら?」

幻術使い「貴方の預かっている青い髪の少年を処分します」

店長「はぁ、どうせ俺が死ぬ以外の選択肢は無いと……だったら青髪の身を優先、か」

幻術使い「そうですね」

麦野「どうせお前が死のうが関係ないけど」

麦野「青髪は別ね、あの子にはフレンダがいるんだから」

幻術使い「交渉成立でよろしいですか?」

店長「いや、交渉は決裂だ」

麦野「はぁ?あんた何言って……」

店長「殺してみろよ、青髪を」

全員「!?」

幻術殺し「何を言って……」

店長「どうせ殺せないだろうが、出来るならやってみろよ、アイツは俺以上の力がある」

幻術使い「………」

店長「おい、お前ら二人で助けに行け、俺はこいつらと遊んだ後に行く」

土御門「……わかった」

麦野「……ちっ、青髪が殺されてたらアンタを殺すよ」

幻術使いはその言葉を聴いて携帯で何処かに電話を始めた

幻術使い「……ええ、そうです、交渉決裂です」ピッ

幻術使い「たった今、刺客を向わせたので」

麦野「行くわよ、サングラス」

土御門「わかった」

店長「……そうか、君達も暗部か」

麦野「だったら何よ」

店長「フレンダって子も暗部なんだよな?」

麦野「………」

店長「いや、暗部だからって咎めたりしない、ただ……」

店長「……いや、気を付けろよ」

麦野「心配されるまでもないわ」
311 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/30(水) 22:10:55.78 ID:2TfRPnov0
麦野「行くわよ」

土御門「分かってる」

発火能力「通すなよ!」

絶対等速「通すわけねーだろ」

絶対等速は辺りに鉄粉を振りまいた
その鉄粉はゆらゆらとゆっくり動いていた

絶対等速「俺の能力をわかっているならこの鉄粉がどういう意味を持っているのかわかっている筈だ」

土御門「あいつが能力を解除するか鉄粉を破壊しなければ前に進めない……厄介な能力だな」

店長「鉄粉破壊とか……無理だろ」

麦野「あら、そうでも無いわよ」

麦野は腕を右から左へと振った
その際に白いレーザーのようなものが出て鉄粉を跡形も無く消した

店長「あぶねぇな!」(原子崩しか)

麦野「避けれたんだから結果オーライよ」

店長「避けなきゃ店/長になってたぞ!」

麦野「その言葉何処かで聴いた気がする…」
312 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/30(水) 22:11:29.60 ID:2TfRPnov0
土御門「よし、これで通れる!」

幻術使い「行かせないでください!」

店長「おっと、動くなよ」

店長は銃を構えていた
それは杉谷の銃の「絶対命中」の銃だった

店長「これから楽しい決闘が始まるんだ、一人でも欠けたらつまらないだろ」

衝撃鉄壁「ちっ」

土御門「ありがとう、お前も早く来るんだ!」

麦野「指図するな!」

店長は二人の背中を見送り銃を下ろした

店長「これで俺とお前らの遊びが始まるな」
313 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/30(水) 22:12:31.26 ID:2TfRPnov0
幻術使い「はぁ…事の重大さを分かっていますか?」

店長「分からないな」

幻術使い「はぁー、あなた一人を殺すために統括理事会、暗部組織が動いているんですよ?」

店長「はっ、そのくらい動いてもらわなきゃな」

幻術使い「はぁ…なんでこんな馬鹿な男一人に暗部組織が動かされるんですかね」



幻術使い「たかが一般人如きに」



店長はその言葉を聴いた瞬間大笑いした

店長「はーはっはっはあぁははっはっは!」

店長「俺の情報を何も教えずに俺を殺す?何処まで馬鹿なんだ?統括理事会!」

幻術使い「情報?何を言って」

グシャ

発火能力「!?」

衝撃鉄壁「!?」

絶対等速「!?」

幻術使いの少女は言葉を言い終える前に地に這いつくばっていた
店長が少女の顔を掴んで地に押し付けていた
残りの三人は誰も気付かなかった

幻術使い「どう、して…?」

店長「幻術使いとは単純な能力だ」

店長「相手の視覚に能力を使って、ある物を無くして無いもの生み出している様に見せてるだけだ」

店長「言ってしまえば視覚が使えなくなるだけだ」

幻術使い「視覚が無くなるんですよ……!!」

店長「嗅覚と聴覚を使えばいい」

幻術使い「なっ!?」

店長「馬鹿が、んな事出来るわけねーだろ」
314 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/30(水) 22:13:23.84 ID:2TfRPnov0
店長「幻術使いは目を見て視覚騙してその隙を突いて攻撃」

店長「だが発動にはタイムラグがある」

店長「そのラグは僅か1〜5秒だがそれだけあれば避けることが出来る」

幻術使い「まさか肉体強化系の能力者か…!!」

店長「少し反射神経がよければ避けれる」

幻術使い「くそが…」

舌打ちをして少年は店長を睨んだ
少女が何かを言う前に店長は意識を落とした

衝撃鉄壁「はぁー、リーダーが最初の脱落者なんて……」

発火能力「まぁリーダーだし」

絶対等速「リーダーだから仕方ないだろ」

店長「お前ら全然リーダー信用してないな」

発火能力「リーダーは可愛いんだけど戦闘に向いていないんだ、どちらかと言うと指揮官」

絶対等速「ま、しゃーねーだろ」

衝撃鉄壁「戦闘は基本私達だし、問題ないでしょ」

店長「どうせ雑魚だろ、一斉に来いよ」

衝撃鉄壁「馬鹿にされるのは悪くないわね、もっと私を虐めなさい!」

絶対等速「何馬鹿なこと言ってるんだ?変態」

発火能力「とにかく、言われなくともそうするつもりでしたから」
315 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/30(水) 22:13:53.75 ID:2TfRPnov0
店長や麦野たちが戦っている頃
青ピとフレンダの二人は暗い道を歩いてた

フレンダ「青ピ」

青ピ「ん?どうしたん?」

フレンダ「青ピには、悩みとかってある?」

青ピ「あるで、誰にも言えない、解決できへん悩みが」

フレンダ「そっか……話せるようになったら私が相談に乗ってあげる訳よ」

青ピ「ありがとな」

青ピの返事を聞くとフレンダは上を向いた
フレンダは笑顔だった、でも青ピから見たら
フレンダが悲しそうな顔をしていた

青ピ「……フレンダちゃんもあるんやろ?だから今こんな話題を出したんちゃうの?」

フレンダ「……聞いてくれる?」

青ピ「当たり前や、僕が解決してあげるで」

フレンダ「じゃあそこに座って話そうよ」

二人は一つのベンチに座った
辺りは静かでたまに車の音が聞こえてくるだけだった
すこし深呼吸をしてフレンダは口を開いた

フレンダ「私は、私は青ピに嫌われてもいい事をしてるの」

フレンダ「それは私にとっては当たり前だけど、普通の人がしちゃいけないことなの」

フレンダ「それでも、私は……その……」

フレンダはそこで口を閉じて俯いた
その先を言おうかどうか迷っていた
言ってしまったら、さらに迷わされると思ってしまっていたから
そんなフレンダに青ピはこう言った

青ピ「僕も、僕も過去に酷いことをした事があるんや」

フレンダ「……え?」
316 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/30(水) 22:15:03.14 ID:2TfRPnov0
横で青ピは笑って上を見た
そんな青ピを不思議そうにフレンダは見つめていた

青ピ「僕は……大事な人をこの手で殺してしまったんや」

青ピ「その時の僕は僕じゃなかったんやけど……」

青ピ「僕も殺したくて殺したんやない、ちゃんとした理由もある」

青ピ「言い訳にしかならけどな」ハハ

青ピ「せやからフレンダちゃんが『嫌われてもいい事』していたとしても、ちゃんとした理由があるはずや」

青ピ「僕はそれを咎めへん、僕はフレンダちゃんを受け入れる」

青ピ「僕は何があってもフレンダちゃんを受け入れてみせる」

青ピ「その『嫌われてもいい事』も何もかも」

フレンダ「青ピ……」

青ピ「僕が人を殺したって事実を知って怖がってもらっても構わへん」

青ピ「『人殺し』って言っても構わへん」

青ピ「それでも僕はせめてフレンダちゃんの悩みは解決してあげたいんや」

青ピ「それに……」
317 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/30(水) 22:15:28.21 ID:2TfRPnov0
青ピ「それに、まだ『謝罪』すらしてへん」

フレンダ「あ……」


(青髪「…いや、謝罪がしたいわ」)


フレンダ(そっか、あの時そう言ってたわね)

フレンダ「なら、なら私に謝罪としてよく聴いてて」

フレンダ「さっきの言葉の続き」

何で私はこのタイミングで言おうと思ったのか分からない

フレンダ「私には、私には青ピに嫌われてもいい事をしてるの」

でも言いたかった

フレンダ「それは私にとっては当たり前だけど、普通の人がしちゃいけないことなの」

ここでどんな返事が来ても私は後悔しない

フレンダ「詳しくはまだ話せないけど……いつか話してあげる、それでも話してない間に更に私は嫌われるようなことをやっている」

だったら、言うしかない

フレンダ「それでも、私は……私は!」

青髪が……青ピが私の居場所になってくれると信じて―――
318 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/30(水) 22:15:58.11 ID:2TfRPnov0







フレンダ「あなたのことが好きなの!」






319 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/30(水) 22:16:27.36 ID:2TfRPnov0
青ピ「え……」

フレンダ「///」

フレンダ「そ、その突然で申し訳ないんだけどね///」

フレンダ「受け入れてくれるなんて言われたら言うしかないじゃない!///」

青ピ「も、もう一回言うてくれるか?」

フレンダ「な、何度も言わせないでよ///」

フレンダ「あなたのことが好きな訳よ!!///」

青ピ「……」

青ピは自分の耳を疑った
もう無いはずだと思っていた「告白」に

フレンダ「その、最初に出会ったときに色々話して凄く落ち着いたの」

フレンダ「それが、その始まりで……」

フレンダ「その……///」

青ピ「フレンダちゃん」

フレンダ「な、何?」

青ピ「僕も好きやでー!!」

そう言って青ピはフレンダを抱きしめた
強く、強く

フレンダ「〜///」
320 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/30(水) 22:17:34.81 ID:2TfRPnov0
そんなこんなで5分が経った
お互い顔を赤くしていた
もっともフレンダは尋常じゃないほど赤くなっていたが

青ピ「いやーこれで僕もリア充やな」

フレンダ「ま、まぁそうね///」

青ピ「本当に、今でも信じられへん…夢落ちとか無しやで」

フレンダ「夢じゃないわよ、ほら」ギュウ

青ピ「いたたたた!ゆ、夢じゃあらへん!?」ハッ

フレンダ「でしょ?」

青ピ「奇跡や、奇跡が起きた…」ガクブル

フレンダ「あはは……」

青ピ「しかし強く握りすぎや、僕も仕返しさせてもらうで」ムニ

フレンダ「み、耳は駄目って!ちょ、あん!みみは、耳は駄目な訳…きゃぁ!」

青ピ「耳が弱点やな、よく覚えておいたで」

フレンダ「う〜///」

青ピ「まぁ……例え夢だとしても僕はフレンダちゃんを幸せにするでー」

フレンダ「〜///」

フレンダ「反則な訳よ///」

フレンダ「じゃあ幸せにしてもらお」

青ピ「任せときぃ!」
321 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/30(水) 22:18:06.49 ID:2TfRPnov0
いちゃいちゃとしている所に青ピは周りの状況に気がついた
囲まれている
サングラスに黒服の男がそこには何人もいた

フレンダ「なんなの!?」

黒服「青髪だな?」

青ピ「それがどないしたん?」

黒服「死んでもらう」ガチャ

周りの黒服が一斉に銃を構えた
その尋常じゃない雰囲気にフレンダは気が付いた

フレンダ(嘘、暗部関係!?しかも私じゃなくて青ピ!?)

青ピ「フレンダちゃん」

フレンダ「どうしたの?」

フレンダは焦った顔で青ピの顔を見た

青ピ「僕が、僕がフレンダちゃんを守る……だからしっかり『掴まっときぃ』」

フレンダ「……!分かった!」ギュ

すごいロマンチックな台詞である
だが、この言葉にはちゃんと意味があった

青ピ「行くでぇ」
322 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/30(水) 22:18:35.15 ID:2TfRPnov0
能力を発動した青ピの蹴りで
ドンッ!
と、大きな音がして黒服の一人が吹っ飛んだ
他の黒服が青ピから目を逸らした

青ピ「速度変化レベル4、全力で行かせてもらうで」

その僅かな隙に青ピはフレンダを抱えて走り出した

フレンダ「きゃー!」

青ピ「このまま全速力で逃げさせてもらうでー!」

黒服「追え!」

フレンダ「結局捕まるわけが無いのよ」ベー

青ピ「せやせや、あんた等には速さが足りな―――」

トクン
青ピは急に心臓を掴まれたような感覚に襲われた
その瞬間青ピの「中」から声が聞こえてきた
それは男女問わず様々な声だった

青ピ(この前の第二位との戦いで無茶しすぎたんか…!!)

青ピ(こんな状態で能力を使うたら僕がただじゃすまされへん)

青ピ(それでも、それでもフレンダちゃんを守るためには―――)

フレンダ「―――無理しないで」

青ピ「何言うてんねん、無理なんか……」

フレンダ「少し苦しそうな顔してるもん、ここらへんなら詳しいから私が道を教えてあげる」

青ピ「でも」

フレンダ「私は、その…あなたのことが好きな訳だから」

フレンダ「苦しそうな表情とかみたくない訳よ」

青ピ「フレンダちゃん……」

フレンダ「結局頼りにされてないと腹が立つ訳よ」

青ピ「……少し速度を落とすで、道案内してくれると助かるわ!」

フレンダ「任せてって訳よ!」
323 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/30(水) 22:19:00.67 ID:2TfRPnov0
土御門「ちっ!遅かったか!」

麦野「早く追いかけるよ」

土御門「分かっている」

麦野「行くよ…ん?」

土御門「どうした?」

麦野の視線の先には倒れている一人の黒服
数分前に青ピが「速度変化」の能力を使って蹴って意識を失った一人であった

麦野「そいつが刺客か、早いとこ起こして尋問させるか」

土御門「そんな暇はない」

麦野「じゃあどうするんだ?手がかり無しで探しにいくのか?」

土御門「そうは言っていない……おい、大丈夫か」

黒服「あ、あんた達は?」

土御門「援軍だ、目標の位置は?」

黒服「こ、このAIM拡散力場追跡装置で分かる……」

麦野(滝壷の能力をそのまま機械にしたっていうの!?)

黒服「だが、この装置は精々100mが限界……100m圏内に入らないと正確な位置は分からない……」

黒服「それと、沢山の能力者がいると分からなくなる場合がある…気を付けろよ」

土御門「わかった、ありがとう」

土御門は装置を受け取り黒服の懐にあった銃で頭を撃った
勿論黒服は動かなくなった

土御門「急ぐぞ」

麦野「その装置、使った後はどうする?」

土御門「壊させてもらうさ、量産はされてないだろうから潰すのは簡単だ」

土御門「あまりにも危険すぎるからな」

麦野「私も協力するわ」
324 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/30(水) 22:19:30.03 ID:2TfRPnov0
絶対等速「おらぁ!」

絶対等速の投げた小さな鉄球が店長を襲う
だがそれを難なく避ける

衝撃鉄壁「まだよ!」

避けた鉄球がそのまま爆発する
破片が飛び散り店長に傷をつける

店長「厄介だな!良いコンビネーションだ」

発火能力「これならどうです?絶対等速!」

絶対等速「分かってる」

もう一度鉄球を投げる
それの鉄球に向って発火能力が炎を出して投げつける
鉄球が激しく燃えてやがて炎が消えた

店長「何がしたかったん……はぁ!?」

燃えた鉄球は液体となって店長に襲い掛かってきた

絶対等速「低い温度でも溶ける鉄だ、炎を使えば簡単に液体金属となる」

店長「知っているが、溶かして何の意味が……」

衝撃鉄壁「こういう事よ!」

絶対等速が能力を解除した瞬間に液体金属は地面に落ちた
その落ちた液体を衝撃鉄壁を使った
液体金属は大きな音を立てて店長に当たった
店長の服には銀色の染みが付いていた

店長「まさか……」

衝撃鉄壁「それも鉄だよ、落ちにくいやつだから今は取れないと思うよ」

「それも鉄だよ」とは死刑宣告のようなものだ
衝撃鉄壁の大能力者は自分から半径10mの鉄か土に衝撃を加えられる、もしくは爆発させる事が出来る
衝撃の威力は生身の人間が耐えられないような衝撃
つまりは衝撃鉄壁と店長の距離が10m以内になった瞬間
店長の服に着いた鉄は爆発して
見事に愉快なオブジェが出来上がる、と言う寸法だ

店長「はは、こりゃ参った、参った……」

店長「嘘だろ?」

ダラダラと汗を流して店長がある決断をする
逃げよう、と
そう思った瞬間だった
目の前にキラキラと光る粉の様な物がこちらに向って来た

絶対等速「前もって仕掛けさせてもらった鉄粉だ」

発火能力「私達の戦い方は確実に獲物を仕留める戦いかい方ですから」

衝撃鉄壁「ごめーんね♪」

店長「はは、絶体絶命てか」

325 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/30(水) 22:19:55.38 ID:2TfRPnov0
四方からは鉄粉
三人の大能力者
勝てるわけが無い
逃げ場すら無いこの状況は正直分が悪い

店長「はは、この状況どうすれば……」

そう考えてるうちに衝撃鉄壁は近づいていた
遅かった、考えてる時間なんて無いはずなのに

衝撃鉄壁「バン♪」

ボンッ
と音がして店長の上半身と下半身は別々に吹っ飛んだ
血の雨が僅かに降った
そしてボトリ、と肉片が地面に落ちた

衝撃鉄壁「つまーんなーい」

発火能力「良いじゃないですか、とりあえず焼いて置きましょうか」

軽い小さな炎を出して店長の体に当てた
炎が店長の体を焼き尽くした
発火能力と衝撃鉄壁は振り返らずに歩いた

発火能力「幻想使いさんは何処ですか?」

衝撃鉄壁「あそこー、私が持つね」

発火能力「ありがとうございます、ただ女性に持たせるのは……」

衝撃鉄壁「ふふふ、こうやって積極的に苦しみを貰うのが何よりのご褒美なのだよ」フフフ

発火能力「流石のM体質ですね」

衝撃鉄壁「絶対等速ー、能力解除しないと鉄粉が邪魔で通れないよ、それとも鉄粉で快楽を得る私が見てた「黙れ、マゾヒスト」

絶対等速「今解除する」

能力を解除して鉄粉はパラパラと下に落ちていった
最後に絶対等速は振り返って焼き死体を見た
死体となった店長からは煙が出て炎は消えていた
見るに見れない無残な姿だった
だが、何も思わない、これが暗部だから
絶対等速は振り返って歩き出した
……まて、炎は消えていた?
おかしい、発火能力が炎で死体の処理を行ったとはいえこんなに早く炎で体が焼き尽くされる訳が無い
そもそも、どうして奴からは……



何故焼けた死体の臭いしない?


326 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/30(水) 22:20:31.95 ID:2TfRPnov0
絶対等速「がはぁ!?」

店長「気が付くとは中々鋭いな、少年」

店長は絶対等速の頭を掴んで地面に押し付けていた

絶対等速「てめぇ!どうして生きてる!?」

叫び声を聞いた二人が振り返って信じられないような目でこちらを見ていた

発火能力「何で…?」

店長「何でも糞もねぇ、幸いお前らが接近戦じゃないおかげで俺はこうして簡単に不意を付くことが出来た」

衝撃鉄壁「だから何で傷も全部塞がってるの!?」

店長の体には液体金属の染み一つ無く
傷も無い出合った時と同じ状態だった

店長「そりゃあ俺がお前らの攻撃に当たってないからだろ」

絶対等速「ふざ、けるな……ちゃんと液体金属が……」

店長「ああ、外れたな」

絶対等速「な……に?」

店長「馬鹿な大能力者三人に問題だ、俺に攻撃が当たらず、傷一つ付かないで俺は生きている、さて何故だろう?」

発火能力「まさか能力者…」

店長「はい50%正解」

衝撃鉄壁「しかも光学操作能力系統の……?」

店長「90%だ、さて残り10%は何でしょう?」

絶対等速「っ!姿を隠して俺達に別のものを見せていたって訳か?と言うことはレベル4!?」

店長「はい、95%正解だ…さて、残り5%は?」

シリーズの人間は考えた
能力者という事にも驚きだ
だが、言ってしまえば今答えた答え以外で、残り5%を埋める事が出来ない
シリーズの人間の中では今の答えで100%に達していた

店長「……時間切れだ、正解は」
327 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/30(水) 22:22:05.52 ID:2TfRPnov0




店長「俺が学園都市の元第一位、レベル5の『理想世界』だ」




328 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/03/30(水) 22:24:38.64 ID:2TfRPnov0

今日の更新はここで終了です
次回の更新も未定です

ちなみにシリーズのメンバーですが
幻術使い(女)
衝撃鉄壁(女、マゾ)
発火能力(男)
絶対等速(超電磁砲に出てきたあの人)
見たいな感じです
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/03/30(水) 22:27:04.51 ID:3zSJZLTho
なんてこったい
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/03/30(水) 22:31:55.58 ID:lzLhU8uAO
店長wwww
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/03/30(水) 22:39:12.29 ID:qT0LoE6k0
乙なの〜

『理想世界』
アイディールワールドでいいのかな?
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/03/30(水) 23:58:24.32 ID:VCWYWbK2o
マイカラーワールドだよ
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/03/31(木) 00:46:22.58 ID:cBC7nQLAO
尾行中だった上条さんはどこ行ったんだ…
334 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sage]:2011/03/31(木) 14:47:25.87 ID:7AppqCkT0
じゃあ青ピは一体
335 : ◆Puie0VNSjk [saga sage]:2011/03/31(木) 15:38:10.16 ID:YE62pjGf0
>>329-330

店長はチートです
ただ能力は攻撃向きではないので
ただ第二位は相当な工夫をしないと倒せません
第一位は木原神拳紛いの攻撃でないと倒せません

>>331

俺もアンディールワールドでもいいかな、と思ったけど
能力の関係でマイカラーにしてみました

>>331

\(^0^)/ワスレテタ
上条さんの事も忘れずに書いてあげなければ・・・・・・

>>334

青ピの能力の正体はまだまだ出てこないんです



店長の能力はこの時点では「光学系」「レベル5」まで出てきました
どういう能力かは後々出てきます
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/03/31(木) 22:53:15.35 ID:MEkS7ha3o
乙、今日初めてスレを開いて一気に読んだ
面白いので続きを期待

細かい事言ってすまんが、吹寄の口調に違和感を覚えた
人のことを「貴様」と呼ぶ以外は普通の女口調だと思うんだ
337 : ◆Puie0VNSjk [saga sage]:2011/04/01(金) 14:32:48.15 ID:o8RsvKT50
>>336

ありがとうございます
おふぅ・・・
俺も書いていて吹寄の口調は違和感を覚えていました
次からは気をつけようと思います
338 : ◆Puie0VNSjk [saga sage]:2011/04/02(土) 15:39:14.53 ID:0F2pTZgB0
明日か明後日には投下したいと思います
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/04/04(月) 18:48:36.95 ID:Pz7oQl/v0
待ってるよーん

吹寄の口調は難しいよな
俺も苦労した
そもそもデルタフォース以外に貴様って言ってるのかも怪しい
340 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/04(月) 20:33:48.51 ID:PNU4r8iJ0

これから更新開始しようと思います
今日は少なめになると思います
341 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/04(月) 20:38:49.44 ID:PNU4r8iJ0
パンパンパン!
後ろから沢山の銃声が鳴り響く
そして青ピとフレンダの横を沢山の銃弾が通り過ぎていった

フレンダ「ぎゃぁー!当たる!これは当たるって訳よ!……あ、そこ右ね」

青ピ「あはは、何言うてんねん!あんな奴ら如きにこの風となった青ピ様に銃弾を当てるなんて出来るわけあら」ズシャ

一つの銃弾が青ピの側頭部にかすって血がダラダラと出ていた

フレンダ「……」

青ピ「……」

フレンダ「……青ピ?」

青ピ「まぁ…何とかなるって訳や!」

フレンダ「結局なるはず無い訳よ!言ってるそばから当たってるってどういうこと!?……そこは左ね」

青ピ「大丈夫や!愛の力があればどんなことも成し遂げられるって店長が言ってたわ……左っと」

フレンダ「現実はそんなに甘くない訳よ!……正面全力で走って」

青ピ「まぁ……あれや、僕の愛の力は現実すら変えてしm」ズシャ「痛たぁ!なにやってくれとんじゃ!」

フレンダ「私に言わないでよ!て、言うか肩は大丈夫な訳!?」

青ピ「流石にお姫様抱っこはちょっと辛いかな……てかこれだけあたっとるんや、仕返しくらいさせてもらうで」

青ピは急に止まって小石をいくつか拾って投げた

青ピ「速度変化レベル4や、こればかりは全力でやらてもらうで」

投げた小石は音速で飛んで行き黒服に当たった

<ギャァァアアア
<メ、メガァアアアアアァァァアアア!
<ンバーニンガガッ!
<ババリバリッシュ!

フレンダ「すご……あれだけで何人か倒してる……」

青ピ「本当は接近戦で倒したほうが楽なんやけど…あんまり全力出せないのはキツイなぁ」

フレンダ(て、言うか叫び声に変なの混じってる気がするわけだけど気のせいな訳よ)
342 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/04(月) 20:43:02.62 ID:PNU4r8iJ0
しばらく走って黒服との距離は一応離した
が、まだ追ってきている様でとても休めるような状態ではなかった

青髪「がっ……はぁ!」

フレンダ「青ピ!?」

青ピ(能力使用の副作用がきとるんか…!!)

青ピ(これ以上は自身の能力もキツイな……)

青ピ(だんだんと私の口調も関西弁じゃなくなってきてる)

青ピ「これ以上はまずいわ…」

フレンダ「どうしたの!?」

青ピ「ちょっと無理しとるだけや、気にせえへんでえェ」

フレンダ「……青ピ?」

青ピ「き、気にしないでくれや」

フレンダ「どうしたの?そんなに悪いなら私が運ぶ訳よ!」

青ピ「大丈夫や、僕はまだ……」クラッ

立ち上がろうとした青ピは少しふらついていた
この前の垣根との戦いでの能力使用による副作用の影響だった

フレンダ「大丈夫じゃないよ!私が運ぶから……」

青ピ「くっ……」

青ピ(約束したんや、僕は約束したんや……)

青ピ(こんなところで倒れるわけにはいかないんや……)

青ピ(頼む、誰か・・・・・・!!)

そんな青ピの目に一つのマークが映った

青ピ「パンの……マーク」

フレンダ「え?」

青ピ「あそこまで、運んでもらってもええか?」
343 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/04/04(月) 20:44:03.63 ID:t/deOGhho
パンパンパン
後ろから
まで読んで驚いてしまった死にたい
344 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/04(月) 20:44:46.35 ID:PNU4r8iJ0
絶対等速「………」

発火能力「………」

衝撃鉄壁「………」

幻術使い「………」

そこには四人の体が倒れていた
その一人一人は大能力者だ
四人集ってしまえば下手すれば超能力者でも倒すことが出来る様な暗部組織の一つだった
だがそれも一人のレベル5、「理想世界」の元第一位に倒された

店長「やりすぎたか?まぁこれくらいなら暗部だし大丈夫だよな」

店長「ま、大能力者の割にはよく頑張ったほうだと思うよ」

店長「それなら第三位と第四位くらいなら倒せると思うよ」

店長「ま、俺をぶっ殺すには少し知識と戦場が悪かったと思うぜ?」

絶対等速「い、かせるか……」

絶対等速は店長の足を掴んだ
掴む力は十分あったが彼には立ち上がる力は残っていなかった

店長「………」

絶対等速「絶対……絶対に!!」

店長「掴むなら、掴むなら立ち上がって頭くらい掴んでみろよ」

店長はそのまま立ち上がれない彼を容赦なく踏みつけた
そのまま掴む力を失い、手は動かなくなった

店長「……お前は、暗部に入る前に何があったかは知らない」

店長「守りたいものがあったかもしれない、失ったものがあるかもしれない、意地があるかもしれない」

店長「でもな、それだけで超えられるものは無い」

絶対等速「……なら……どう、やった、ら…超えら……れる?」

店長「それは人それぞれだ、それが分かったらもう一度殺しに来い」

絶対等速「………」

店長「さてと、俺も青髪を助けるために動きますか……」ドン

店長は足で思い切り地を踏みつけた
その瞬間、絶対等速は自分達と一人の男の絶対的な壁を見てしまった

絶対等速(なん、だよ・・・これ)

絶対等速(ふ、ざけるな……)

目の前の光景、そして店長の後姿
この姿に恐怖を覚えた
目の前にあった光景が全く違った
店長が違うとかそんな生ぬるいものじゃなかった
「景色」そのものが違っていた

絶対等速(ここは第一七学区なんかじゃない……)

絶対等速(ここは第一六学区じゃねぇか!?)

そこには幾つかの店が並んでいた
そう、戦って居たのは第一七学区ではなく第一六学区
さっきまでコンテナだった物は店に変わり
鉄筋などが置いてあった位置には何も無かった

絶対等速「マイ、カラーワールド……理想世界、そういうことかよ……」

絶対等速はその日、絶対的な壁を見た
345 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/04(月) 20:45:33.24 ID:PNU4r8iJ0
土御門「見つからない……!!」

麦野「それどころか黒服も一人も見ないわね」

土御門「どうなってる?今ここはどうなってるんだ?」

麦野「それに黒服から貰った追跡装置に能力者の反応すらしないし」

土御門(俺ら以外にここには誰もいない?)

土御門(……まさか、いや…ここで魔術が使われることは……)

麦野「ねえ、あのパンのマークさっきも見なかった?」

土御門「パン?確かにあのマークを見るのは4回目―――」

土御門「!?」

見落としていた、と土御門は思った

土御門(四つ!?)

土御門(まさかあのマークをルーンに置き換えて四つに配置したのか!?)

麦野「なんだろうね、このマーク・・・・・・」

土御門「触れるな!!」

そう言ってマークに近づいてマークに触れようとした
その瞬間、麦野は壁の中に消えていった

土御門「ちっ!」
346 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/04(月) 20:46:05.86 ID:PNU4r8iJ0
上条「不幸だぁあああああああああああ!!!!」

私、上条当麻は現在スキルアウトに追いかけられていた
何故追いかけられているのかというと
青髪を尾行していたら
いつ間にかスキルアウトの親玉を尾行していて……


スキルアウトリーダー「てめぇ!警備員に通報する気だな!」


と、こんな感じになり追われていた
脳内では「い、今起こっている事を話すぜ、青髪を尾行していたらスキルアウトを尾行していた!何を言っているのか分からないと思うが俺も(ry)」
と、見覚えの無いAAと共に脳内で再生されていた

上条「くっそー!事が上手く運んでいたから今日は運がいいなー、何て思った矢先にこれかよ!」

上条「畜生ー!俺には幸福が舞い込んでこねぇのかよ!!」

そんなことを叫びながら走ってるうちに更に後ろの男達は増え続ける
そしてまた「不幸だー!」と叫んで走る

上条「ちっ!次の曲がり角で差をつけるしかないか!」

そう言って曲がり角で曲がって一気に全速力で走った
が、曲がり角の先にあったものは―――

上条(壁かよ!?行き止まりか!?)

上条はここで止まって負け覚悟でスキルアウトと戦おうと決めた
全速力で走っていた上条はスピードを緩めつつ壁に手をつけて止まろうとした、はずだった

上条「すり抜けた!?」

上条の手は壁をすり抜けてそして進み続けた
そして体もそのまますり抜けて目の前で何かにぶつかった

?「誰だ!?」

上条「いつつ……大丈夫か…って土御門!?それに青髪!?」

土御門「カミやん!?」

青ピ「!?」
347 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/04(月) 20:46:56.02 ID:PNU4r8iJ0


青ピはフレンダの肩を借りてマークの場所まで進んだ

フレンダ「パンのマーク……ここまで来たけど、もう追っ手が…」

青ピ「ここのまま進み続けるで」

フレンダ「え?目の前は壁―――」

青ピ「行くで」

フレンダ肩を引っ張ってそのまま何の違和感も無く壁のある目の前に進んだ
フレンダはぶつかると思って目を瞑った

フレンダ「〜!!」

青ピ「……何やっとるン?」

フレンダ「……ってあれ?」

目の前にあったのは壁ではなくまた路地裏
薄暗く、この先に何があるのか分からない常態だった

フレンダ「どう、なってる訳?」

青ピ「店長の能力や」

フレンダ「能力?」

青ピ「それは後で詳しく説明するから大丈夫やで……誰か来る」

フレンダ「え!?」

目の前から急に一人の女性と金髪の男が現れた
二人とも見覚えのあった顔だった

フレンダ「麦野に土御門!?」

土御門「青髪にフレンダ!?」

麦野「どうしてここに……」

さらに土御門後ろから誰かが現れた

土御門「誰だ!?」

上条「いつつ……大丈夫か…って土御門!?それに青髪!?」

土御門「カミやん!?」

青ピ「!?」
348 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/04(月) 20:47:47.73 ID:PNU4r8iJ0
土御門「どうなってるんだ?」

麦野「私も知らないわよ」

青ピ「それは後で説明するわ、今はここで休ませてもらうわ……」

フレンダ「えーっとそれよりも何で皆ここにいる訳?」

麦野「私と金髪はお前達を助けに……」

土御門「土御門だぜぃ」

上条「スキルアウトに追われてました」

青ピ「馬鹿やろ……」

上条「うるせぇ!上条さんは悪くないんですよ!……青髪たちはどうしたんだ?」

フレンダ「えーっと」

青ピ「黒服エリートに追われていたんや」

上条「黒服エリート?」

青ピ「まぁ、聞き流しといてや」

店長「俺は雑魚片付けて青髪たちを助けに来た」

フレンダ「あ、そうなの?いやー結局私達って結構人望ある訳よ……」

全員「……」

店長「どうした?」

上条+フレンダ「え、誰?」

青ピ+土御門+麦野「いつ来たんだよ!!」
349 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/04(月) 21:02:29.17 ID:PNU4r8iJ0
店長「いや、今来た・・・とりあえず全員・・・・・・一人不要なものも混じってるから排除するか」

上条「え?」

店長は音もなく上条の目の前にたった
そして上条の顔を掴み・・・・・・

上条「え、何するつもりでs「飛んでけやオラァ!!」

そのまま薄暗い路地裏の方に投げた

<フコウダァアアアア・・・・・・グシャ

店長「あ、やべ・・・・・・ま、大丈夫だろ」

全員(いや、酷すぎるだろ・・・)

店長「まぁ犠牲になった人間は忘れて、お前らはとりあえずついて来い」

青ピ+土御門(不幸すぎ・・・・・・じゃあな、カミやん)

フレンダ+麦野(何者・・・?)

五人は薄暗い路地裏を路地裏をしばらく歩いた
そして目の前に一つの明かりが見えた
店長は鍵を出して何もないところに鍵を差し込んだ
ガチャ、と音がして明かりが差し込んだ

フレンダ「眩しい・・・」

店長「あ、ここで靴脱いで上がって」

そこには・・・・・・
350 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/04(月) 21:16:46.44 ID:PNU4r8iJ0
アレイパン 居間


麦野「」ポケー

フレンダ「」ポケー

土御門「」ポケー

店長「あ、適当にくつろいどいて」

青ピ「・・・・・・」

店長「青髪・・・・・」

青ピ「今の僕は青髪ピアスや」

店長「へぇ、彼女さんのプレゼントかい?」

フレンダ「いや、そんな///」

青ピ「そうや、とりあえずみんな青ピって呼んどいて」

店長「わかった、とりあえず安心出来るやつに体預けて寝てろ」

青ピ「そうさせてもらうわ」バタ

フレンダ「青ピ!?」

そう言ってバタリと倒れた
息はしているものを見た目は死んでいるようにしか見えなかった
351 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/04(月) 21:39:58.36 ID:PNU4r8iJ0
店長「大丈夫だ、安心しろ」

その言葉は力強く信頼出来る言葉だった
そのまま店長は座って三人を見た

店長「で、何処から話そうか」

麦野「まずはアンタが何者なのか」

店長「わかった」

フレンダ「青ピは大丈夫な訳!?」

店長「君がフレンダちゃんか・・・」

店長「大丈夫か大丈夫じゃないかで言えば・・・大丈夫じゃない」

フレンダ「え・・・」

店長「しばらくは『違う人間』になっているだろうな」

土御門「違う人間?」

店長「青ピを見てみろ」

全員視線を倒れている青ピに向けた
その姿は死んでいる姿にしか見えない

店長「そろそろか」

その言葉と共に青ピの髪が変色していった
それと共に体も段々と変化していった

全員「!?」

髪は白くなり、身長は縮んで
少し胸に膨らみが出来た
顔も男か女か分からないような顔になった
そして急に目を見開いた

?「だァ!青髪の野郎絶対ぶち殺してやるゥ!」

店長「起きたか」

目は赤色、髪は白色
まるでウサギのような人間

?「・・・あァ?何で店長ここにいるンですか?」

店長「まぁとりあえずみんな開いた口が閉じないみたいだからとりあえず挨拶から始めてくれ」

?「え?これなんて状況ですかァ・・・てか変化の瞬間見ちゃった訳ですかァ?」

店長「ああ」

?「馬鹿だろ!他人に見せて良いものじゃねェだろ!!」

店長「はいはい、とりあえず挨拶から」

?「ったく・・・・・・えーっとお、青髪の中の生み出された人格の一人の・・・・・・」


「百合子でーす」



その瞬間
場は凍りついた
誰も何が起きたか理解できなかった
352 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/04(月) 21:45:10.99 ID:PNU4r8iJ0
>>339

やっぱり難しいんだ・・・
とりあえずまた登場予定だし研究しよう


今回の更新はここまでです
「え?何で青ピは百合子になったの?」
って言うのの答えは次回出てきます

ちなみに次回も未定です、スミマセン
早くて明後日くらいに更新です

いや「この展開は無理ありすぎだろ」と、投下する前に思ったけど
他に何も思いつかなかったし、とりあえずこれで続けてみようと思う
353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/04/04(月) 22:26:42.14 ID:CqU2sTEAO
超展開
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/04/04(月) 23:23:33.53 ID:8hbtWpQto


まさかの百合子
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2011/04/04(月) 23:58:14.20 ID:Oh3Vn6UR0
乙です!
356 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/04/05(火) 21:55:37.44 ID:b0u/OZfd0
乙!

>>352
〜かしらとかちょっとお上品な言葉が多いかも
357 : ◆Puie0VNSjk [sage saga]:2011/04/07(木) 20:16:14.16 ID:UbmV1mOg0
>>356

どもっす


明日辺りに投下してみようと思います
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/09(土) 08:28:50.36 ID:B1eoCGKY0
乙!
359 : ◆Puie0VNSjk [sage saga]:2011/04/09(土) 14:16:50.37 ID:rsCqFtqB0

本当にスミマセン、投下できなくて

色々諸事情が入り難しくなってきたので月曜日になります
本当にすみませんでした
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東地方) [sage]:2011/04/11(月) 12:46:41.94 ID:4xgauahRo
どんまい!
そして既に月曜日だ!
投下まだかな
361 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/11(月) 21:11:49.35 ID:IufspOYZ0

月曜日!
つーことで投下していこうと思います
362 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/11(月) 21:14:14.42 ID:IufspOYZ0
三人「」

百合子「あー、この人達固まってるンですけど…」

店長「そりゃ、青ピからお前になったからだろ?」

百合子「そうですかねェ?いや、私には普通のことなンですけど」

土御門「ま、待ってくれ……肉体変化の能力者だったのか?」

百合子「いやいや、私の能力はベクトル操作だよ…土御門君?」

土御門「何で名前を……?」

百合子「青髪君を通して話は聞いていますから」

麦野「と、言うよりその能力は第一位の……!?」」

フレンダ「え……でも、そうだとしても可笑しいと思う訳だけど」

フレンダ「能力を二つ持っていることになる訳よ」

百合子「えっと……言うの?」

店長「言わなきゃ納得いかないだろ」

百合子「だよねェ……何で体が変化する瞬間見せちゃったの?」

店長「下手に俺が動かせば『あれ』が移っちまうだろ」

百合子「役立たずの店長ですねェ……」

店長「悪かったな……とりあえず説明しとこう」

店長「青ピは多才欠陥(マルチレプリカ)と呼ばれる能力なんだ」
363 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/11(月) 21:14:59.04 ID:IufspOYZ0
フレンダ「多才……欠陥?」

店長「多数の能力を所持できる最強の能力だと思ってくれて構わない」

麦野「何よ、それ……」

百合子「自分の頭の中に『自分だけの現実』を生み出す能力……厳密には違うンだけど、今はそう思ってて」

土御門「無茶苦茶じゃないか……?」

店長「ああ、無茶苦茶だな、でもそう言うしか説明しきれない」

フレンダ「で、でもその…えっと?」

百合子「百合子よ、百合子」

フレンダ「あ、ありがと……百合子が出てくる理由に繋がる訳?」

店長「この能力は『自分だけの現実』以外にも同時に『人格』を生み出しているんだよ」

麦野「人格……?」
364 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/11(月) 21:15:57.34 ID:IufspOYZ0
百合子「『自分だけの現実』と同時に人格を生み出す」

百合子「複数の人格を生み出して、それに『自分だけの現実』を加えることで、一人につき一つ能力を使える事が出来る」

百合子「私がその一人、今この体が変化しているのは肉体変化の能力を持っている人格に体を変化させて出てきたンです」

麦野「と、言うことは能力の同時発動まで出来るのか」

百合子「同時発動……正確には発動は出来ます」

百合子「ただ、発動した状態のまま人格が入れ替われば、発動した状態のままになりますが解除は出来ませン」

麦野「どういうこと?」

百合子「例えば、『火炎放射』の能力を持つ人格が能力を使い、手から炎を出しながら人格が入れ替わり私になったとします」

百合子「私の手から炎が出た状態がずっと維持されますが、炎を止めることは出来なくなります」

土御門「つまりは、能力を使った人格しか能力をとめることが出来ないという事か?」

百合子「そういう事になりますね、良い例が今の状態です」

麦野「肉体変化の能力を使いながら人格を入れ替えている、って事か」
365 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/11(月) 21:17:25.99 ID:IufspOYZ0
土御門「……矛盾点がありすぎる」

店長「ああ、可笑しいだろ?でもお前らじゃ理解できない領域に青ピはいる」

土御門「理解できない領域?」

店長「harrkとorusgi……ちっ、これが噂のヘッダが足りないというやつか、不自由だな」

ジー、とノイズが僅かに入った
機械的なノイズだったが深く追求はしなかった

店長「とりあえず話させてもらう」

店長「こっからは青ピも知らないだろう……」

店長「この異常な能力はとある実験で生まれてしまった」

麦野「その実験って?」

土御門「……」

店長「あー……百合子、フレンダと隣の部屋にいてくれ」

百合子「分かったわよォー、行こう」

フレンダ「え、あ、うん」
366 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/11(月) 21:19:08.58 ID:IufspOYZ0
店長「さて、いなくなったし話させてもらうか」

店長「ここからは俺のペースで話すぞ、質問は後で受け付ける」

土御門「わかった」

麦野「ええ」

店長「昔の実験なんだが……超能力とは別の力で働いている力と超能力……二つの能力持つ人間を作ろうとした実験があった」

店長「その実験は失敗に終わったがそれを応用した実験が行われて……」

麦野「多才欠陥が生まれた……?」

店長「違う、多才欠陥は名前の通り『レプリカ』だよ」

麦野「どういうこと?」

店長「『オリジナル』がいるって事だ、正確にはそれも『レプリカ』だが」

麦野「多才欠陥のオリジナル……」

店長「一つの人格で数々の能力を使うことの出来る能力だよ」

麦野「……無敵じゃない?」

店長「力が強すぎる分、体への負担と能力の同時発動は出来ないがな」

土御門「青ピがレプリカならオリジナルは何処に?何故レプリカを青ピが持っている?」

店長「その質問は答えられない、答えを知っても何も変わらないしな」
367 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/11(月) 21:19:36.43 ID:IufspOYZ0
土御門(超能力とは別の力で働いている力と超能力……二つの能力持つ人間を作ろうとした実験)

土御門(何年か前の魔術と超能力の実験に少なくとも関わっていたということか)

店長「他に何か聞きたいことは?」

麦野「……アンタは何者?」

店長「学園都市元第一位の理想世界だが何か?」

二人「!?」ガタッ

二人は目を見開いて驚いた

店長「どうした?」

土御門「……お前がまさか、第六位?」

店長「第六位…?……ああ、どうだろうな」
368 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/11(月) 21:20:15.89 ID:IufspOYZ0
麦野「もし、もし第六位なら残念だけど殺させてもらうわ」

店長「いや、今は止めとけよ、どうせお前らの組織に連絡が行くだろうな」

麦野「どういうこと?」

店長「あの『シリーズ』とやらは俺を殺せなかった、つまり次は別の組織に依頼が回ってくるだろ」

店長「お前はお仲間と仲良く俺を殺しに来ればいいよ」

麦野「そうさせてもらうわ」

土御門「とりあえずこれからどうする?」

店長「おまえら晩飯まだだろ?食っていけよ」

土御門「……俺はそうさせてもらうにゃー」

麦野「はぁ、部屋の空気が変わったわね」

店長「楽しく行かないと俺はやっていけない人だからな」ハッハッハ

店長「おーい、二人とも飯食べるぞー!」

<ハーイ
369 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/11(月) 21:22:06.72 ID:IufspOYZ0
麦野「ごちそうさま、美味しかったわよ」

店長「そりゃ良かった、また食いに来い」

麦野「ええ、食べに来るわ」ニコ

店長「その含みのある言い方怖いな……」

土御門「じゃあ俺は行くにゃー」

店長「あー、土御門だっけ?金髪」

土御門「どうした?俺のサインなら食器の裏にしておいたぜぃ」

店長「ちげぇよ、ちょっと立ち話をしよう」

土御門「立ち話?」

店長「ああ、お題はこの世界の創世なんてどうだ?」

土御門「?」

店長「……この世界に神様がいたら、どうやって世界を生み出したと思う?」

店長「創造、調律、破壊……この世界の基は全てこれで成り立っている」

土御門「何の話だ?」

店長「この世界の話だよ、理解できないか?」

土御門「……俺も一度は聞いたことがあるが、それがどうかしたのか?」

店長「アレイスターの当初の計画は『とある時代』を生み出すことにあった」
370 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/11(月) 21:22:57.19 ID:IufspOYZ0
店長「その時代を生み出すには世界を作る基となる物が必要だった」

店長「その結果で創造、調律、破壊の三つを揃えようとした」

店長「アレイスターはそのうちの二つを手に入れて、そしてそのうちの一つを上手く自分の庭に誘き寄せた」

店長「だが、それよりもより確実に計画を実行出来る方法が見つかり計画を変更した」

店長「そして三つは捨てられ、計画を短くする為に使われることになった」

土御門「まさかお前は……」

店長「アレイスターの計画の先に何があるのかは分からない」

店長「だが俺は何があるのかを見てしまった」

店長「ここまで説明すれば……お前なら分かるはず」

土御門「……まさか青ピが『創造』の役割を果たしているのか!?」

店長「正解」

土御門「だが実験が行われたとき青ピは……」

店長「生まれていないな、ならどうして能力が青ピにあるか……」

土御門「元々被験者が能力を持っていて」

土御門「それが青ピに能力が移りつつある……?」

店長「正解」

土御門「……まさか、じゃあ俺は……」

土御門「イレギュラー…?……幻想殺し……そういうことか!?」

店長「幻想殺し、『破壊』の役割を持つものか」

店長「へぇ……」

土御門(幻想殺しの『破壊』青ピの『創造』そしてもう一つの『調律』)

土御門(アレイスターは元々これでプランを実行しようとしていたのか!?)
371 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/11(月) 21:23:44.88 ID:IufspOYZ0
土御門「やっと話が繋がった」

店長「ああ、アレイスターの目指している場所はまだ俺には分からない」

店長「だが『とある時代』と言う事しか分からない」

土御門「そして計画の内容も分からない……」

店長「だから止める術は無い、あるとすればアレイスターを殺す事だけだろうな」

土御門「無理だな……あれに勝てるとは思えない」

店長「ならどうすればいいと思う?」

土御門「術は無いって今自分で言ったじゃないか」

店長「そうだったな、止める術があれば俺も知りたいよ」

店長「だが計画を延ばす方法はある」

土御門「なら何でそれを実行しない!?」

店長「お前には好きな人はいるか?」

土御門「い、いるにはいるがそれがどうした?」

店長「その人と結婚したいと思ったことは?」

土御門「あると言えばあるな」

店長「もし、計画を延ばしたとして次にその問題が降り注ぐのはお前や俺の子供かもしれない」

店長「お前は子供に任せることが出来るか?」

店長「俺は出来ない、子供達には平和に暮らしてもらいたい」

店長「違うか?」

土御門「……そうだな」

店長「だが俺は動くことも出来ない、下手に動けば計画は短くなる」

土御門「全く嫌なもんだな」

店長「全くだ」

土御門「まあ、まず店長は彼女を作るにゃー」

店長「余計な世話だ!」
372 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/11(月) 21:29:50.10 ID:IufspOYZ0

店長「土御門」

土御門「どうした?」

店長「これから大きな困難に立ち向かうことになる」

店長「挫けるな、そしてプランを崩せ」

土御門「・・・・・・言われなくても」

二人は最後に笑ってその場を離れた
そして店長は店に入ってつぶやいた

店長「すまないな、俺は絶対に動くことが出来ない」

店長「なぜならこれは計画の中に入っていない」

店長「絶対に誰も死なない・・・アレイスターの作り上げた物語なのだから」

店長は胸のうちにある『怪物』を気にしながらその場に立ち続けた
373 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/11(月) 21:37:17.68 ID:IufspOYZ0

長ったらしい説明ばかりでスミマセン
ちなみに幻想殺しと言う異能を壊す能力があるなら、作る能力、整える能力があってもいいかなと思った俺の妄想です

次回はまた未定、スミマセン
百合子とフレンダのターンです


ちなみにこのSSの終わり方はもう決まったのですが
皆さん納得のいかない終わりかただと思います
ですが俺のスペックではこれが一番だと思った結果、そして俺はこのSSを続けていきたい結果で決まってしまいました

ちなみに別のSSを昨日から書き溜め中です、アレイスターが主人公のSSなので期待してください
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/04/11(月) 21:38:31.19 ID:KNgHSWuLo
乙です

なんかスレタイとどんどん離れてくようなwwww
375 : ◆Puie0VNSjk [saga sage]:2011/04/11(月) 21:42:35.18 ID:IufspOYZ0
>>374

言わないでw
とりあえず軌道修正はしてみせ・・・・・・
・・・・・・る、多分
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage ]:2011/04/11(月) 22:02:01.18 ID:RT2ftnjH0
乙!

俺も最初ラブコメかと思ってたwwwwww
377 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/12(火) 20:38:13.27 ID:G7RYwnC/0

すみません、ここで報告したいことがあります
今さっき一通り自分のSSを見たんですが凄い軌道がずれていました orz
これも私の未熟さのせいです

なのでここで終わりにしたい、と言うのも自分勝手ですし私も続けたいです
ですが私のスペックじゃ正直に言って軌道修正が難しいです
なので、私は一回見直して、もう一度作り直したいと思っています

勝手なことでスミマセン、一応皆さんの意見も聞きたいです
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) :2011/04/12(火) 20:43:55.75 ID:2y/h2dvAO
出来るならこの続きが良いけど
青ピとフレンダが幸せならなんでも良いよもう
379 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/12(火) 20:51:18.93 ID:G7RYwnC/0
>>378
書き直すとしてもかなりシリアス多めに
青髪フレンダの軸はそのままで書くと思います

ちなみに今のまま続けたらバッドエンド
書き直してもバッドエンド、ただハッピーエンドもありえます
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/04/12(火) 21:03:44.81 ID:4+8ORNgJo
夢オチでいちゃらぶ再開が良いと思いまーす
もちろんとびっきりあまーいやつでね
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/04/12(火) 21:09:31.43 ID:AZOqWtjTo
個人的には続きが気になるし出来ればこのまま書き続けて欲しいと思うけど
>>1が書きなおしたいというなら反対はしない
最後までちゃんと書ききってくれるなら何だっていいぜ
382 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/12(火) 21:10:24.89 ID:G7RYwnC/0
>>380

いちゃらぶ展開ですか・・・・・・
まだ俺のスペックではまだ無理だと思います、スミマセン
本格的いちゃらぶは私のレベルが上がり次第ですね
383 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/12(火) 21:12:21.08 ID:G7RYwnC/0
>>381

ありがとうございます
今は構成をちゃんと考えてからやろうと思っているので
投下は遅くなると思います
384 : ◆Puie0VNSjk [saga]:2011/04/12(火) 22:03:04.25 ID:G7RYwnC/0

明日辺りまで意見を聞いて、それでhtml化して来ようと思います

このSSの本編再構成が投下されるのはまだまだ先になります
次に私は別のSSを書きつつ本編を再構成していこうと思います
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/14(木) 10:14:45.33 ID:+2oTeyJIO
俺はこのまま進めてもらって全然かまわないぜ
タイトルでラブコメを想像したけどこれも面白いし、他人が作品に対してどう思っててこんな風に進むんじゃないかみたいな考えとか見るの好きだし
386 : ◆Puie0VNSjk [saga sage]:2011/04/14(木) 15:45:58.22 ID:XdjvmIic0
>>385

ありがとうございます
ですが、俺としては少し納得のいかないところもあるので書き直させてもらいます
387 : ◆Puie0VNSjk [saga sage]:2011/04/14(木) 15:51:50.29 ID:XdjvmIic0

しばらくは書き溜めのある別のSSを投下しつつ、同時進行で書き直していこうと思います
ちなみに、書き直した後のスレタイは
青髪「助けに来たでぇ」
となります、絶対に

ちなみに、心機一転してトリップも変えてしまおうと思います
ここまでの応援ありがとうございました、書き直してまた投下していこうと思います
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/14(木) 21:44:19.46 ID:GQaMIJbSO
できれば続きを書いて欲しいところだけど、
>>1が再構成すると決めたのならそれを貫けばいいと思う
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/04/15(金) 02:29:00.27 ID:5lMBewo/o
マイカラーワールドってのが気に入ってたんだが残念だ・・
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/16(土) 00:46:30.45 ID:CQY8pVt40
ちなみに別のssの題名を教えてくれない?
391 : ◆Puie0VNSjk [sage saga]:2011/04/17(日) 13:21:35.66 ID:0YcnQzip0
>>388

ありがとうございます
勝手な事してすみません

>>389

理想世界さんはちゃんと出てきますよ

>>390

インデックス「ご飯くれるとうれしいな♪」アレイスター「ふむ」

ギャグ多め、原作の上条さんの位置とアレイスターの位置を変えたみた感じのお話し
出来れば「青髪とフレンダの人か」みたいな発言を避けてくれると助かる
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/18(月) 18:31:14.95 ID:wnW46Di/0
さんきゅー

わかつ 気をつける がんばれ1!!
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