このスレッドはSS速報VIPの過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は管理人までご一報ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。

烈海王[ポケモンッッ!!』其の二 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/13(日) 14:46:40.69 ID:O5Jrw08i0
規制されたので移動

前スレttp://raicho.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1297438578/l50
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/

木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/

こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/

アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713089503/

エルヴィン「ボーナスを支給する!」 @ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713062467/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 14:51:38.08 ID:PWzRgslDO
寝ていたら始まっていた!!
こちらでも頑張ってくれッッッッ
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/13(日) 14:53:25.40 ID:ZDSi4D6e0
雄雄雄ッッ!!!移動了解したッッッッッ!!!!!
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/13(日) 14:54:10.87 ID:O5Jrw08i0
烈「ポカブッッ!二段蹴りッッ!!」

※二段蹴り(オリジナル技) 威力:40×2 命中:90 タイプ:格闘 備考:タスキ、頑丈通過

ベル「ヨーちゃん!体当たり!」

ヨーちゃんの体当たり!

ドムッッ!

ポカブ残りHP2/3

ポカブの二段蹴り!

ベシィッ!バヂィッ!

効果は抜群だ!ヨーちゃんは倒れた!
5 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 14:55:09.32 ID:O5Jrw08i0
トリつけ忘れてたww



ヨーちゃん「きゅぅぅぅぅ……」

ベル「うえぇ〜、何かポカブが凄い技使ってる……!」

烈「どうしたッ!そんなものかッッ!!!」

ベル「……ま、負けないもんっっ!行け、ツタちゃん!!」

ベルはツタージャを繰り出した!

ツタちゃん「た〜じゃっ!」

烈「ほぅ……ならばポカブは一旦戻そうッッ!ゆけっ!ヨーテリー!」

ヨーテリー「わん!わん!」
6 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 14:56:10.23 ID:O5Jrw08i0
ベル「ヨーテリー……でもツタちゃんより素早くはないっ!ツタちゃん!成長!」

烈「やはりそう来たかッッ!ヨーテリー睨みつけるッッ!!」

ツタちゃん「シャァァァ……!」

ツタージャは成長を使った!攻撃と特攻が上がった!

ヨーテリーのにらみつける!ツタちゃんの防御が下がった!

ベル「ツタちゃん!つるのむち!!」

烈「ヨーテリー!体当たりだッッ!!」
7 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 14:57:07.85 ID:O5Jrw08i0
ツタちゃんのつるのむち!ヨーテリー残りHP1/2

ヨーテリーの体当たり!ツタちゃん残りHP1/3

烈「うむ……良い攻撃だッ!ベルッッ!」

ベル「あと一回攻撃が当たればヨーテリーは倒せる……!ツタちゃん!もう一回つるのむち!」
8 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 14:58:09.24 ID:O5Jrw08i0
烈「フム……ヨーテリー、今一度体当たりだッッ!」

ツタちゃんのつるのむち!ヨーテリー残りHP2

ベル「嘘っ……耐えられた……!」

ヨーテリーの体当たり!ツタージャは倒れた!

烈はポケモントレーナーのベルとの勝負に勝った!
9 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 14:58:37.63 ID:O5Jrw08i0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ベル「うぅぅ〜〜……今回は勝てると思ったのにぃ……(´;ω;`)」

烈「いやいや、ベル、良い勝負だった。油断していたら私が負けていただろうな……」

ベル「ツタちゃんもヨーちゃんも頑張ったのに、私がダメダメなんじゃぁ……」

烈「そんなことはないぞ、ベル。」

ベル「えっ……?」

烈「私もベルも、トレーナーとしてはまだまだ非熟練者だ。それは分かるな?」

ベル「うん……」
10 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:00:12.58 ID:O5Jrw08i0
烈「つまり、最初のうちの差なんて僅かなものなんだ。今の私とベルとの間に差なんて殆ど無いんだ。」

烈「しかし、これから鍛錬を怠りながら何となく旅をしていっても、絶対に強くならない。」

ベル「うん……」

烈「確かに最初のうちは少々の差があるかもしれぬが、それにヤル気を無くしてしまって稽古を怠ると、ちゃんと稽古を行っていた者と大きな差が開いてしまうことだってあるんだ。」

烈「ベルにはポケモントレーナーの才能がある。それは君のツタージャとヨーテリーを見ていれば分かるさ。」
11 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:01:28.89 ID:O5Jrw08i0
烈「だから、自信を持って、たくさん稽古をするんだ。そしてたくさんバトルをするんだ。勝ったり負けたりしていく中で、たくさんの事を考えて、色々学ぶ事になるだろう。」

烈「そうすれば、ベルは必ず強く良いトレーナーになれる。私が保証するさッ!」ニィィッ

ベル「烈さん……ありがとう!(*^o^*)」

ベル「私、もっともっとたくさん訓練するっ!一杯ポケモンと出会って、仲良くなって、そんでいつか絶対に烈さんに勝つんだからっ!」

烈「はっはっは!その意気だッ!」
12 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:02:54.40 ID:O5Jrw08i0
烈「まぁ最も、私は君に負ける気はしないけどなッッ!!」ニィッ

ベル「そんなことないもん!絶対に勝つまで勝負挑むんだからねっ!!」

ベル「それじゃ、私は先に行くね!ポケモンジムに挑戦するんだー!」

烈「応ッッ!私はもう少しここを探索してから行く。ここでお別れだなッッ!!」

ベル「バイバイ烈さん!」タッタッタ……


13 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:03:22.91 ID:O5Jrw08i0
烈「ベル……これで元気を取り戻してくれれば良いが……ちょっと大人げなくやりすぎたかな……?」

烈「さぁ、私のポケモン達よ!少しここで鍛錬したら、新しい町だッッ!!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

サンヨウシティ・ポケモンセンター前

烈「よし、ポケモンも回復させたし……町の探索に行くかッッ!!」ワクワク

テクテクテク

烈「むっ、隣はサンヨウシティジムッッ・・・・・ベルはもう挑戦しているのかな、ちょっと覗いて……いやいやいや、いかんいかん。」

烈「こんなに過保護?じゃ彼女の成長にならぬ。今はグッと我慢だ。」
14 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:03:55.38 ID:O5Jrw08i0
烈「……む?ジムの扉に何か貼って……」

『留守にしています。御用の方はごめんなさい。サンヨウシティジムリーダーデント・コーン・ポッド』

烈「留守……か。心配して損したッッ!!」

テクテクテク

烈「おっ、ここは……トレーナーズスクール……ふむふむ、興味深い。覗いてみるか。」
15 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:05:17.04 ID:O5Jrw08i0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

サンヨウシティ・トレーナーズスクール

烈「御免ッッッ!!!!」バァンッ

受講生達「ビクゥッッ」

受講生A「な、何だあのガングロなおっさん……」

受講生B「しらねーよ、つーか声でけー……」

受講生C「こわっ」
16 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:05:45.54 ID:O5Jrw08i0
烈「むっ、少し派手に挨拶しすぎたかな……」

チェレン「何やってんのさ、烈さん……」

烈「雄雄ッッ、チェレンじゃないかッッ!!そうか、君もサンヨウシティに来てたのかッッ!!」

チェレン「まぁ僕もジムリーダーに挑戦するつもりだしね。その前にトレーナーズスクールでポケモンのお勉強って訳さ。」

烈「ふむ、研究熱心で良い事だなッッ!!」

チェレン「烈さんは、ジムリーダー探しに来たの?」

烈「いや、町の探索だッッ!!やはり初めての町は地理に戸惑うからな、いつ敵が攻めてきても大丈夫なように備えておくのだッッ!!」
17 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:07:28.04 ID:O5Jrw08i0
チェレン「(敵って誰だよ、攻めてこねーよ)へ、へぇ〜、そうなんだぁ……」

烈「まぁこれがこの世界では楽しみな事になったのだがなッッ!!」ニカァ

チェレン「(相変わらずこわっ)……まぁ良いや。ところでさ、烈さん。」

烈「何だ?チェレン。」

チェレン「僕と勝負してくれないかな?ポケモンは知識も大切だけど、やっぱり実戦あるのみだ。勝負の時に、どれだけ道具が重要か試したいんだ。」

烈「ほほう……良かろうッッ!!受けて立つわッッ!!」

チェレン「よしッ!行くよ烈さんッッ!!」
18 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:08:02.88 ID:O5Jrw08i0
ポケモントレーナーのチェレンが勝負を仕掛けてきた!

BGM: http://www.youtube.com/watch?v=oZ_K7dgYPRY

烈「ゆけッッ!ヨーテリーッッ!!」

ヨーテリー「わんわんっ!」

チェレン「いけッ!ミジュマルッ!」

ミジュマル「みじゅぅ〜」

烈「ヨーテリー、まずは新しい技を試してみるんだッッ!!ダッシュ噛みつきッッ!!」

ヨーテリー「!!(コクッ)」

チェレン「ミジュマル!水鉄砲だ!」

ミジュマル「みじゅぅ〜!」
19 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:09:02.66 ID:O5Jrw08i0
ヨーテリーのダッシュ噛みつき!ミジュマルの残りHP1/2やや少なめ

※ダッシュ噛みつき(オリジナル技) タイプ:悪 威力:50 命中:100 効果:烈との特訓により鍛えられたダッシュ力で相手に突撃し喉笛目掛け噛みつく。必ず先制でき、急所に当たりやすい。

ミジュマルのみずでっぽう!ヨーテリー残りHP3/5

チェレン「烈さんのヨーテリーの技すごっ!」

烈「フフッ、私が鍛えたヨーテリーだッッ!!まだまだ未熟とは言え、負けはせんぞッッ!!」

チェレン「くっ、ミジュマル!傷薬を使うぞ!」

烈「ヨーテリー、もう一度ダッシュ噛みつきだッ!」
20 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:10:18.98 ID:O5Jrw08i0
ミジュマルは傷薬で回復した!残りHP満タン

ヨーテリーのダッシュ噛みつき!急所に当たった!ミジュマルは倒れた!

チェレン「ぐゥッ……急所……だと……?」

烈「どうしたチェレン?降参か?」

チェレン「まだ僕は負けていない!いけっ!チョロネコ!」

チョロネコ「みゃ〜おぅ」

チェレン「チョロネコ、ひっかけ!」

烈「ふぅむ……戻れ、ヨーテリー。行けッ!ポカブッッ!!」

ポカブ「ぽかぁっ!」
21 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:11:29.64 ID:O5Jrw08i0
チョロネコのひっかく攻撃!ポカブ残りHP3/5

チェレン「くっ、余り効いていない……ッッ!」

烈「決めてしまえ、ポカブッ!二段蹴りッッ!!」

チェレン「チョロネコ!諦めずにひっかくだ!」
22 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:12:43.14 ID:O5Jrw08i0
チョロネコのひっかく攻撃!ポカブ残りHP2/5

ポカブの二段蹴り!

ポカブ「ぽかぁ〜ッッ!!!」

ベチィッ!バチィッ!

効果は抜群だ!チョロネコは倒れた!

ポケモントレーナーのチェレンとの戦いに勝った!
23 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:13:43.57 ID:O5Jrw08i0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

サンヨウシティ・トレーナーズスクール

烈「うむッッ!良い勝負だったッッ!!」

チェレン「また負けちゃった……まぁ、道具をどんな時に持たせておいた方が良いかとか、その辺は何となくわかったよ。」

烈「そうだな。さっきのミジュマルとヨーテリーの時など、傷薬ではなくミジュマルに体力を回復させる木の実を持たせておけば、まだ勝負は分からなかったかも知れないなッッ!」

チェレン「仰る通りさ、烈さん。あ、そうそう、これあげるよ。」

烈はオレンの実をもらった!
24 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:14:49.08 ID:O5Jrw08i0
チェレン「チョロネコにオレンの実を持たせてたんだけどさ、食べる暇なく終わっちゃった。」

烈「ふむ、有り難い。これが木の実か……有効に使わせてもらおう。」

チェレン「しかし、烈さん強いなー。何か見たことない技使ってたけど、それって烈さんが教えたの?」

烈「うむッ!私が組み手の相手をしてなッッ!!まぁまだ接触系の技しか教えられぬが、ポカブの炎の力が強まったら新しい技を教えるつもりだッッ!!」

チェレン「流石人類最強クラス……よし、僕もジムリーダーに勝てるように特訓してくるよ!実戦あるのみだからねッッ!」
25 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:15:34.81 ID:O5Jrw08i0
チェレン「それじゃ、一足お先に僕は出るよ。烈さんもジムリーダーに挑戦するんでしょ?」

烈「うむ、そのつもりだ。」

チェレン「よーし、何かヤル気が起きてきたッッ!じゃぁ僕はそこの夢の跡地で特訓してくるよッッ!!それじゃーねー!」

烈「行ってしまったか……それにしても、興味深い資料や板書がたくさんあるな。ここで学習(シュエシー)していくのも良さそうだ……ッ」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

26 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:16:17.30 ID:O5Jrw08i0
夢の跡地・入口

烈「いやぁ、勉強したッッ!!勉強の後は運動するに限るッッ!!ここで新しいポケモンを捕獲するかッッ!!!」

お姉さん「ねぇ、そこのあなた。」

烈「稽古の邪魔をするなァッッ!!無礼者ッッ!!!」ビリビリビリ

お姉さん「ひっ……!」

烈「む……済まん、ついテンションが上がってしまって……して、何のようだ?」

お姉さん「うぅ……まぁ良いわ。あなた、私たちと一緒にポケモン鍛えましょうよ!」
27 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:18:53.86 ID:O5Jrw08i0
烈「いや、それには及ば……」

お姉さん「あ、そうだ!このポケモンあげるわ。ヤナップって言うんだけど、一緒に特訓してくれるならね!」

烈「むッ、本当に良いのか?これは貴女のポケモンなのだろう?」

お姉さん「良いの良いの!さ、あげるわ。草タイプのポケモンよ。」

烈「謝謝ッッ!!大切に育てさせて頂こうッッ!!!!」

烈はヤナップを貰った!

烈「さて、稽古だッッ!みんな出てこいッッ!!」
28 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:19:29.53 ID:O5Jrw08i0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

サンヨウシティジム

バァンッ
烈「頼もおおオオオォォォォッッッッ!!!!!!」ビリビリビリ

ウェイトレス「ひぃっ」ビクッ

ウェーター「おわッッ!?」

烈「む、これは済まなかった」

ウェイトレス「ま、まぁ良いけど……挑戦者よね?」

烈「うむッッ!!」
29 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:20:40.06 ID:O5Jrw08i0
ウェイトレス「コホン、ここはサンヨウシティジム、トレーナーフルコースを楽しんでいただきます。ウェーターとウェイトレスに勝利しないと、リーダーに挑戦する事は出来ません。ちなみに、大体どこのジムも同じようなもんです。」

烈「応ッッ!!では始めさせて頂こうッッ!!!」

???「あ、お兄さーん?」

烈「む……何の用だ?」

ガイド―「自分は、ポケモンジムに挑戦するトレーナーを案内させていただくガイド―って言います。あ、これお近づきの印にあげます。」

烈はおいしいみずをもらった!

烈「おおッッ!謝謝ッッ!!」
30 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:21:31.76 ID:O5Jrw08i0
ガイド―「このジムはポケモン勝負の基本、相性を司るジムなんすよね。カーテンに書かれてるタイプに相性の良いスイッチを踏んで進めれば、多分大丈夫っすよー。」

烈「む、そんなもんか?……まぁ行ってみる」



烈「よぉしッッ!!ジムリーダーだッッ!!」

コーン「え、なになに、この人めっちゃテンション高いんですけど、大丈夫なの?」

ポッド「しーらね、ほれ、頑張れ!」

デント「……僕じゃなくて良かった……」

烈「何をゴチャゴチャ言っとるかぁッッ!!!」ビリビリ
31 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:22:31.18 ID:O5Jrw08i0
デント「ひっ」

コーン「これは失礼しました。当ジムはバトルフルコースとなっております。コースの最後はサンヨウシティジムリーダー、コーンがお相手させていただきます。」

コーン「僕たち三人は、相手が最初に何のタイプを選んだかによって誰が戦うかを決めます。そして貴方の選んだのが炎タイプだったので、水タイプが好きな僕がお相手致します。」

デント「貴方の戦いぶり見てましたが、正直言って強いですね……はっきり言って、僕敵わないかもしれません……」

ポッド「それでも僕達はタイプ相性を司るジムリーダーッッ!!相性の大切さ、身をもって知っていただきたいと思いますッッ!!!」

コーン「それでは、トライアル・トライアングルの一角、コーン!参ります!」
32 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:23:40.95 ID:O5Jrw08i0
ジムリーダーのコーンが勝負を仕掛けてきた!

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=T-v9tXrGRfY&feature=related

烈「ジムリーダーの実力ッ!この目で確かめさせてもらおうッッ!!行けッ、ヤナップッッ!!」

コーン「行け!ヨーテリー!」

ヤナップ「やなー」

ヨーテリー「きゃん!きゃん!」

烈「ヤナップッ!まずはつるのむちだッッ!!」

コーン「うーん、これじゃ弱点は突けないですね……ヨーテリー!ふるいたてる!」
33 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:24:48.47 ID:O5Jrw08i0
ヨーテリーのふるいたてる!

ヨーテリー「グルルルルッ!」

ヨーテリーの攻撃、特攻が上がった!

ヤナップのつるのむち!ヨーテリー残りHP2/3

烈「ヤナップッ!崩拳(中段突き)ッッ!!」

コーン「ヨーテリー!噛み付けッ!!」

ヨーテリーの噛みつく!ヤナップ残りHP1/4

ヤナップの崩拳!効果は抜群だ!ヨーテリー残りHP赤ゲージ
※崩拳(オリジナル技) タイプ:格闘 威力65 命中:100 効果:中国拳法で言う中段突き。1割の確率で防御ダウン。
34 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:26:16.37 ID:O5Jrw08i0
コーン「な、何ですかその技は……!危なかったッ……」

烈「むぅッッ!耐えたかッッ!流石はジムリーダーのポケモンッッ!!!」

コーン「ヨーテリー、もう一度噛みつけ!」

烈「ヤナップ、つるのむちだ!」

ヨーテリーの噛みつく!ヤナップは倒れた!

烈「よくやったッッ!ヤナップッッ!」

烈「次はお前だッ!新たな姿を手に入れ、そして身に付けた力を見せてやれッッ!チャオブーッッ!!」
35 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:26:50.36 ID:O5Jrw08i0
コーン「うはっ、チャオブーか……こいつぁ困りましたね。よく育ってますが、先制は出来る筈。ヨーテリー、噛みつく!」

烈「舐めてもらっては困るッッ!!!チャオブー、火の粉だッッ!」

ヨーテリーの噛みつく!チャオブー残りHP2/3

チャオブーの火の粉!ヨーテリーは倒れた!

コーン「お疲れ、ヨーテリー!お次は僕の切り札、ヒヤップです!」

ヒヤップ「ひやっぷー」
36 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:27:49.17 ID:O5Jrw08i0
烈「フン、ここでタイプ相性のジムリーダーの本領発揮……かッッ!!」

コーン「そういうことです。さぁ、行きますよ!ヒヤップ、みずでっぽう!」

烈「私のチャオブーを舐めるなよッッ!!チャオブーッッ!!突っ張りッッ!!」

ヒヤップのみずでっぽう!チャオブー残りHP1/8

コーン「なッッ!?耐えただと!?」

烈「舐めるなと言っただろうッッ!!私のチャオブーは鍛え方が違うのだッッ!!!」
37 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:28:32.30 ID:O5Jrw08i0
チャオブーの突っ張り!

ビチィッ!バシィッ!ドシィッ!バチィッ!ドムッ!

五回当たった!ヒヤップは倒れた!

コーン「げ、うっそぉん……」

ジムリーダーのコーンとの勝負に勝った!

38 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:29:09.47 ID:O5Jrw08i0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

コーン「いやぁ、完敗です……あそこまで叩きのめされるとは……」

烈「いや、素晴らしい勝負だったッッ!!私のポケモンが一体でも倒されるとは初めてだからなッッ!!」

コーン「(え、うっそでー……嘘だよな?)はい、じゃぁこれ、ジムリーダーに勝った証であるトライバッジです。」

烈はトライバッジを手に入れた!

烈「これがジムバッジ……ッッッ!!!」

コーン「僕らはイッシュ地方では駆け出しのジムリーダーで、まぁ言っちゃえば一番弱いわけですよ。他のジムリーダーはもっともっと強い……とほほ、もっと鍛えとかないとなぁ……」
39 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:29:52.42 ID:O5Jrw08i0
烈「なに、その気持ちがあれば、すぐに駆け出しジムリーダーなんて呼ばれなくなるさッッ!」

デント「そうだね、コーン。これにめげずに、また頑張ろうか。」

ポッド「それにしても、この短期間に三人ともやられるなんてねぇ……いや、本当に鍛えないと不味いかなww」

烈「ところで、三人にお聞きしたい事がッッ!!」

デント「はい……何でしょ?」

烈「私は実は、まるまるうしうしッッ!!」

40 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:31:29.89 ID:O5Jrw08i0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
コーン「たまげたなぁ……そんな事が本当にあるんだなぁ……」

デント「確かに烈さん、ちょっと他の人と空気違うっぽいもんなぁ……」

ポッド「そう言えば、どっかの地方に空間を司る伝説のポケモンがいるとかどうとか……」

烈「〜〜〜ッッ!!!それは真かッッ!?」

コーン「それってシンオウの事だろ?あれは何年か前の話だから……烈さんの件と繋がってるとは考えにくいよ。」

ポッド「そうだよなぁ……」

デント「ショボーン」
41 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:32:31.21 ID:O5Jrw08i0
コーン「烈さん、僕らもジムリーダーをやりながら情報を集めてみます。何か分かったらアララギ博士を通して連絡させてもらいますので、それまで烈さんも旅をしながら手掛かりを集めていてください。」

デント「そうですね。もしかしたら挑戦者から何か有意義な情報が聞けるかもしれないし……」

ポッド「そう言う事で良いですか?」

烈「十分だッッ!!貴方達のご厚意、痛み入るッッ!!!」

コーン「いえいえ、そんな大げさな」

デント「ジムリーダーとして」

ポッド「当然ですよねー」
42 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:35:18.04 ID:O5Jrw08i0
烈「謝謝ッッ!!!では、私はまた次の町へ向かう。君達、稽古を怠らんようになッッ!!!」

三人「はいッッ!!!」

コーン「あ、これあげます。奮い立てるって技の技マシンなんですよ。」

烈「むッッ!技マシンかッッ!!そう言えば私もいくつか所持しているぞッ!有り難く頂いていくッッ!!!」

43 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:36:48.65 ID:O5Jrw08i0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
サンヨウジム前

烈「うむッッ!!良い調子だッッ!!!この調子で次の町のジムも……」

ドォンッッ

烈「オワァッ!救命阿ッッ!!」

???「ぎゃんっ!」

烈「むぅ……誰だァッ!?前を見て走らんかァッ!!!」

???「いてて……ごめんなさい……あ、もしかして貴方、烈さん?」

烈「いかにも……貴女は?」
44 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:37:47.67 ID:O5Jrw08i0
???「私の名前はマコモ!アララギ博士に頼まれて、あなたに渡すものがあるんです。」

烈「蘭博士から……それはかたじけないッ!」

マコモ「そんじゃ、ちょっと付いてきてくれる?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

サンヨウシティ・マコモ宅 二階マコモ研究室

マコモ「改めて自己紹介するわね!私の名前はマコモ。ご覧のとおりの研究家。ちなみに研究してるのはトレーナーについてなの!」

烈「ほゥ……トレーナーについて、ですか……」

マコモ「で、アララギ博士とは大学時代からの友達でねアナタたちの手助けを頼まれたんだ!ということで!アタシからのバックアップよ。このひでんマシンをどうぞ!」
45 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:39:22.48 ID:O5Jrw08i0
烈はひでんマシン01いあいぎりをもらった!

「ポケモンが覚える技には戦っていないときでも使える技があるの!そのひでんマシンでいあいぎりという細い木を切ることができる技を覚えさせることができるわ(ry」

烈「ひでん技……成程ッッ……」

マコモ「……ただ ひでんは覚えさせると忘れるのが大変だけどね……昔はリザードンとかフシギバナに……ウッ……」

烈「?」

マコモ「で、手助けじゃなくてお願いしてもいいかな?」

烈「手伝いッッ……私は一向に構わんッッ!!!」




第三話『ジムリーダー』終わり

第四話『夢のポケモン』に続く
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/13(日) 15:41:12.57 ID:ZDSi4D6eo
鍛錬されたポケモン達が筋骨隆々としてるのが目に見えるようだ
47 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:42:20.49 ID:O5Jrw08i0
終わりです

お付き合い頂きありがとうございました
レスもらえるだけで、結構ヤル気起きます

次回更新は火曜日くらいになるのかな?
まだ未定です

では、このスレでまたお会いしましょう
質問あったら受け付けます
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/13(日) 15:43:08.22 ID:JqFNanb20
まるまるうしうしwwwwwwwwwwwwwwwwww
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 15:45:07.99 ID:PWzRgslDO
>>1乙華麗ッッッッ
オリジナル技がパねぇwwww
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 15:46:24.47 ID:B53QRkGpo
乙ッ

転蓮華に期待
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/13(日) 15:47:07.10 ID:ZDSi4D6eo

ダッシュかみつきとかもうヨーテリーがドーベルマンにしか見えない
52 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/13(日) 15:48:39.11 ID:O5Jrw08i0
ちなみに現在の烈の手持ち

・チャオブーLv.18 ゆうかんな性格 特性:猛火
技:二段蹴り、火の粉、ニトロチャージ、突っ張り

・ヨーテリーLv.15 意地っ張りな性格 特性:やる気 
技:ダッシュ噛み付き、睨み付ける、突進、奮い立てる

・ヤナップLv.15 無邪気な性格 特性:食いしん坊
技:つるのむち、崩拳、睨み付ける、乱れ引っ掻き
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/13(日) 15:55:05.18 ID:ZDSi4D6eo
各一つずつなにかがおかしいな
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/13(日) 16:18:04.20 ID:C7YqDKzE0
きたきたwwwwwwww
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/13(日) 16:20:06.25 ID:C7YqDKzE0
このスレってJaneで見れないの??
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/13(日) 16:21:40.46 ID:i4s5u00bo
>>55
見れますん
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/13(日) 16:35:21.79 ID:ccD29J8d0
デント達はマウスみたいになるのかな
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/13(日) 16:48:00.29 ID:R6KbJKYQo
列ならひでん無くても木ぐらい手刀で叩き切りそうだよな
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 17:04:02.54 ID:GEbFSIuqo
やめたげてよぉ!
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/13(日) 17:06:46.64 ID:q7BD+n8X0
マタドガス「地球上で最も強力な毒ガスとは何かワカるかね?」
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 18:10:38.08 ID:jdYU97VAO
フーディン「ゴーリキーさん…アンタ負けたぞい」

ゴーリキー「…ッッ!!」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 18:13:02.64 ID:LWZtE3DAO
タブンネって捕まえてなかったっけ?
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/13(日) 20:33:48.24 ID:+V7AYaNAO
預けたんじゃない?

クソ面白いから続き楽しみww
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 21:03:22.09 ID:CmoAHVqBo
保守ッッッ
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 21:16:35.74 ID:+0KY35x7o
こっちは保守いらね〜んでない?
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 21:34:37.14 ID:Dq5kAjf30
筋肉モリモリマッチョマンの
へんた・・・・・・ポケモンです
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 21:50:23.05 ID:lZD06oug0
面白いけど ッッ多すぎて烈がすげーテンション高い人みたくなってる
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/13(日) 22:56:02.89 ID:CmoAHVqBo
ここ保守いらないんだ
すまんな
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/13(日) 23:50:32.92 ID:V+nYmIfyo
どっぽ の まわしうけ !
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 01:15:42.82 ID:5DYIGPmDO
Nは烈に対して友情を抱くのかな
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/14(月) 11:56:23.08 ID:JnfTpi4AO
オリジナル技強すぎんだろjk

ところで最初の草むらで3匹捕まえて、ヤナップ貰って…だから今5匹持ってるんだよな?
預けてて手持ちにはいないのかもしれんが
72 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/14(月) 14:15:47.43 ID:U/yiyPUL0
>>1です
何人かの方から御指摘ありましたが、烈はポケモンをボックスに預けてます
アララギ博士にポケモンセンターの存在を教えて貰ったときに、いたく感動しながら使ってました

烈は少数精鋭主義なので、しばらく手持ちは6匹になることはありませんが、私の中で既に最終パーティは固まってます

これからも烈さんとベル達の旅を見守ってあげてください
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 15:59:19.93 ID:Sx1cjuGpP
こっちに移転したのか
さっそく読んでみるぜ
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/14(月) 19:52:07.22 ID:qNYEA1bxo
ぶつかった時の“救命阿ッッ!!”でワロタwwwwwwww
75 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/15(火) 04:55:50.52 ID:K9MzIQ7a0
第四話書き終えました

夕方くらいに投下開始します
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 08:58:48.66 ID:fKp4nvRDO
>>75
了解ッ
待機ッッッッ!
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 16:05:32.35 ID:tL4OXe/do
バイト終わった後に読めるかも!
うれしいんだよ!
78 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/15(火) 20:13:16.88 ID:Fm2Y0Hrm0
何か知らんがアクセス出来なかった……
あんまり居ないと思うけど、待ってもらってた方、申し訳ありませんでした
そうですね、本日0:00より、投下開始します
すいませんでした
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/15(火) 20:26:52.93 ID:y4XKTIXN0
>>78
期待してるぞ。ちなみにオレメモからとんできますたwwwwww
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/15(火) 21:52:19.87 ID:8oHvgkSDO
待機
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/15(火) 23:25:07.79 ID:wgaK3QGDO
楽しみ
82 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:01:55.87 ID:Fkl4Q6240
始めます
83 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:02:50.44 ID:Fkl4Q6240
第四話『夢のポケモン』




夢の跡地・入口

烈「おっと、この木がいあいぎりで切れる木だな……細いな。どれ、噴ッッ!!」

シュパァァン

パラパラパラ

烈「何だ、いあいぎりなんて必要無いじゃないか。はっは、さぁ先に進もうッ!」

ベル「あーっ、烈さん!」
84 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:06:37.37 ID:Fkl4Q6240
烈「応、ベルか。どうしたんだ?こんな所で。ポケモンの修行か?」

ベル「それもあるんだけど、ほら、見て―!」キラン

烈「雄雄ッッ、それはトライバッジッ!そうか、ベルもバッジを手に入れたんだなッッ!」

ベル「へへっ、ちょっと厳しい戦いだったけどね。『も』ってことは……烈さんもバッジを?」

烈「うむ、これだ。」キラン

ベル「ち、ちなみにバトルの方はどうだった?」

烈「あぁ、ヤナップがやられたが、チャオブーで残りを叩き潰してやったぞッ!!」ニカッ
85 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:07:54.90 ID:Fkl4Q6240
ベル「あぁ、やっぱり……青い髪の毛のリーダーが凹んでる訳だ……」

ベル「ところでさ、烈さんはもうマコモさんからひでんマシンもらった?」

烈「ああ、もらったは良いんだが、私には必要ないかな。」

ベル「……うん、まぁ、その足元で粉々になってる木を見たら分かるかな……」

烈「で、何をしに来たんだ?いあいぎりの試し打ちか?」
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/16(水) 00:08:46.66 ID:vtSdaaL20
やっぱりいあいぎりなんて必要なかったんや・・・
87 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:09:11.58 ID:Fkl4Q6240
ベル「ううん。私ね、欲しいポケモンが居るの!」

烈「そうか、新戦力集めか。それは良いなッ!」

ベル「でね、そのポケモンがこの夢の跡地に居るって聞いて、いあいぎりで先に進めるようになったから来たの!」

烈「ほぅほぅ。ベルが欲しいのはどんなポケモンなんだ?」

ベル「えっとね、花柄でピンク色〜!」

烈「……そ、そんなポケモンいるのか?まるでどこかの町に居る女の子の願いを具現化したような……」

ベル「え?」

烈「いや、何でもない」
88 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:10:46.26 ID:Fkl4Q6240
ベル「『ムンナ』っていうポケモンなんだけどね、この辺にしか住んでないんだってー!」

烈「『ムンナ』……?そうか、方向は違えど目的は一緒だったのだな。」

ベル「えっ?どういうこと〜?」

烈「私がここに来たのは、マコモ博士の研究の手伝いなんだ。」

ベル「え、お手伝い?」

烈「マコモ博士は、Cギアという機械の作成をしていてな、それを完成させるにはムンナ、もしくはその進化形の『ムシャーナ』というポケモンが出す『ゆめのけむり』というアイテムが必要だそうだ。」

ベル「産業で」

烈「マコモに
夢の煙を
渡そうぜ」
89 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:13:18.19 ID:Fkl4Q6240
ベル「成程!良くわかったよ!じゃぁ私もお手伝いする〜!」

烈「謝謝ベル。どうせだから私もムンナを捕えてみようか……」

ベル「れ、烈さんには似合わないんじゃないかな〜……?(;^-^)/」

烈「そ、そうか?一匹くらい可愛いのが居ても……」

ベル「それに、ムンナって見つけにくいポケモンみたいなんだー」

烈「そうか……ピンク色で花柄なら見付け易いと思ったのだが……」
90 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:14:09.47 ID:Fkl4Q6240
ベル「!ねぇ烈さん!今、物音聞こえなかった!?」

烈「むっ、私には何も……どこからだ?」

ベル「えっとね、こっちの奥の方から!ねぇ烈さん!行ってみようよっ!」

烈「明白了ッッ!!」ダッ
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/16(水) 00:15:38.82 ID:/gtE/cZd0
烈さん可愛いなwwwwwwwwww
92 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:16:28.85 ID:Fkl4Q6240
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

夢の跡地・奥部

プラズマ団下っ端A「おらっ!おらっ!キャオラァッ!」

プラズマ団下っ端B「早く出しなよ!ほらっ!」

ムンナ「むぅぅ〜むぅぅ〜……」
93 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:17:13.83 ID:Fkl4Q6240


タッタッタッタ……

ベル「ねぇ烈さん!あれってムンナじゃ……!!ひ、酷い……!」

烈「貴様らその格好……プラズマ団、か……」

ベル「あんた達!あんた達ポケモントレーナーでしょ!?どうしてそんな酷い事するの?」

下っ端A「何だお前らァッ!!」

下っ端B「プラズマ団は日夜ポケモンを解放するために戦っているのだぞッッ!」
94 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:19:26.70 ID:Fkl4Q6240
下っ端A「そして、ムンナが出す夢の煙を使って、世界中のトレーナーにポケモンを手放したくなるような夢を見せるのだッッ!!」

下っ端B「そう言う事よ!ほら!さっさとだしな!」ゲシゲシ

ムンナ「むぅ〜……むぅ〜……」

ベル「酷いよ!無抵抗のムンナをあんな風に……」

烈「ッッッ〜〜〜〜〜!!!許すまじッッ!!プラズマ団ッッッ!!!!」ダッ

ベル「あっ、烈さん!」
95 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:22:36.93 ID:Fkl4Q6240
烈「貴様らッッッ!!今すぐ私とポケモン勝負をしろッッッ!!!」

下っ端A「ヘッ、な〜に言ってんだか……」

烈「……貴様ら、私とこの世界で会っていて良かったな……私はポケモントレーナーだから、直接手は下さん……ッッ!!」

烈「いちポケモントレーナーとして、『ポケモンバトルで』……制裁『してやる』ッッ!!!」

下っ端B「こいつ頭おかしいのかぁ?二人がかりでやっちまおうぜッッ!!」

下っ端A「ほいきたッッ!!お前のポケモンも解放してやるぜ!」

下っ端B「ついでに後ろのお前!お前のポケモンも解放してやる!!」

ベル「え、私のも?」

烈「貴様らッッ!!断じてッッ!!!許しはせんッッッ!!!」
96 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:23:39.41 ID:Fkl4Q6240
プラズマ団下っ端A・Bが勝負を仕掛けてきた!

BGM: http://www.youtube.com/watch?v=b046OlrytJA

下っ端A「いけっ!ミネズミ!」

下っ端B「いけ!チョロネコ!」

烈「そう言えばダブルバトルは初めて……しかしッッ!そんな事を言ってる場合では無いッッ!!!」

烈「ゆけッッ!チャオブーッッ!!ヨーテリーッッ!!」

烈「チャオブーはチョロネコに二段蹴りッ!ヨーテリーはミネズミに突進ッッ!!」
97 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:24:35.43 ID:Fkl4Q6240
下っ端A「あいつ指示早っ!ミネズミ!チャオブーに体当たりだぁ!」

下っ端B「てか、もうポケモン向かってきてるし!チョロネコはヨーテリーにひっかくだ!」

ヨーテリーの突進!ミネズミは倒れた!

下っ端A「げっ!一発だと!?」

チャオブーの二段蹴り!一回当たった!チョロネコは倒れた!

下っ端B「こっちもだよ……」

プラズマ団の下っ端A・Bとの勝負に勝った!

98 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:25:28.28 ID:Fkl4Q6240
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

下っ端A・B「プラーズマー!」

ベル「す……すっごぉい……烈さんってこんなに強いの……?」

下っ端A「チッ!使えないポケモンめ!」げしげし

ミネズミ「きゅ……きゅぅ……」

下っ端B「てめーのせいで負けたんだぞ!このクソチョロネコめ!」げしげし

チョロネコ「ガハッ……ゼェゼェ……」
99 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:26:49.65 ID:Fkl4Q6240
烈「なッッ!何をやっとるかァァッッ!!!!」ビリビリビリ

下っ端A・B「ひっ!」

烈「ポケモンをけたくって、無理矢理命令に従わせようとするばかりか、負けた理由をポケモンに転嫁するだとォ……?」ワナワナ

烈「貴様らのような奴は最早トレーナーでは無いッッ!!!さっさとこの場から失せろッッ!!さもなければ、本気で叩き潰すぞッッッ!!!!」ビリビリ

下っ端A「うぅぅ……しかし、夢の煙は持って帰らないと……」

下っ端B「おらっ!出せッ!つーか頼むから出してくれッッ!!」ゲシゲシ

ムンナ「む……きゅ……」

ゲーチス「随分と大きな声が聞こえるが……お前達、何を遊んでるんだ?」ツカツカ
100 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:28:55.73 ID:Fkl4Q6240
下っ端A「げ、ゲーチス様!いや、これはですね、その……」

ゲーチス「我々プラズマ団は、愚かな人間とポケモンを切り離すために存在するのだぞ……?その役目……果たせないと言うのならッッ!!!」カチッ

下っ端B「こ、これは……いつものゲーチス様じゃないッッッ!」

下っ端A「あれだ……“お仕置きするときの”ゲーチス様だッッ……!」

下っ端A「ひぃ〜!急いで戻って謝ればッッ!!」

下っ端B「許してもらえるかも知れないッッ!!」

ササササササ
101 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:29:50.22 ID:Fkl4Q6240
ゲーチス?「フン……」フッ

烈「消えた!?……あのゲーチスという男……以前見たときはそうでも無かったが、さっきの身のこなし、並の体術の使い手ではないぞッッ……!!!」

ベル「烈さん!ムンナ無事だよ!」

ムンナ「むきゅぅぅ♪」

烈「おっと、そうか、良かった……ッッ!!」

ベル「うんっ!あ、あれ?向こうから来るのって……」
102 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:31:42.60 ID:Fkl4Q6240
???「むにゅぅ〜」ふわふわ

烈「初めて見るポケモンだ(カチッ)……ムシャーナと言うのか」

ムシャーナ「むにゃ〜むにゃ〜」

ムンナ「むきゅぅぅ〜」

烈「お礼……を、言ってるのか?」

ベル「そうみたい……だね。あ、ムンナ傷だらけだ……はい、傷薬。」

ベルはムンナに傷薬を使った!ムンナの体力が回復した!

103 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:32:46.57 ID:Fkl4Q6240
ムンナ「むにゃ〜♪」すりすり

ベル「えっ、これって……?」

烈「フフ、どうやらベルの仲間になりたいみたいだなッ!ほら、モンスターボールを使いなさいッッ!」

ベル「うん、分かった……!モンスターボール!」

パシュゥッ

テンテレテンテレテンテレテンテレテーン♪

ベルはムンナを捕まえた!

ベル「えへへっ♪やったー!これからよろしくね、ムーちゃん♪」
104 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:34:31.34 ID:Fkl4Q6240
ムシャーナ「むにゅぅ〜!」

烈「おっと、そう言えば夢の煙を……」

ムシャーナ「むにゃっ!むにゃぁ〜」モワモワン

ムシャーナは夢の煙を出した!

モワモワモワ

烈「雄雄雄ッ、これが……夢の煙ッッ!!確かボールで回収できるんだったな……」

パシュッ

烈は夢の煙を手に入れた!

105 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:36:21.11 ID:Fkl4Q6240
烈「それにしても……これはお礼なのか?」

ベル「烈さん、ポケモンは凄く知能が高い生き物なんだよ?きっと、烈さんに何かお礼がしたかったんだよ!」

ムシャーナ「むにゃぁ〜〜♪」

烈「そうか……謝謝、ムシャーナ」

ムシャーナ「むにゅ、むにゅう〜」

ムシャーナは夢の跡地の奥へと去って行った!



106 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:37:15.17 ID:Fkl4Q6240
マコモ「烈君、ど〜お?見つかった?」パタパタパタ

ベル「あ、マコモさんだー」

烈「雄雄、マコモ博士、これが御所望の夢の煙ですッッ!!」

マコモ「ああっ!これよこれっ!やったぁ〜!これで研究が大幅に進むっ!いや、もうCギア完成するかもっ!」

マコモ「ありがとう烈君っ!私は今から研究室に戻るし、あなた達も後から来て!いやっほぉ〜!」たったったった

烈「……忙しい人だ……」
107 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:40:19.42 ID:Fkl4Q6240
ベル「烈さんを圧倒するなんて……やっぱり博士になる人たちは凄いんだ……」

烈「じゃぁ私は少しここで稽古をしてからマコモ博士の所へ向かおう。ベルはどうするんだい?」

ベル「あ、じゃぁ私も稽古に付き合うよ〜」

烈「そうかそうか、じゃぁ早速始めるかッッ!!」

ベル「うんっ!」

108 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:42:30.46 ID:Fkl4Q6240
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

サンヨウシティ・マコモ宅

烈「お疲れ様です、マコモ博士ッッ!!調子は如何ですか?」

ベル「こんにちは〜」

マコモ「烈君!ベルちゃん!丁度今完成したところよ!はい、Cギアって言うの!」

烈「Cギア……知らずにお手伝いしておりましたが、これはどのような機械で……?」

マコモ「よくぞ聞いてくれました!これはね、さくさくうまうまッッ!!」

烈「ほほぅ、別の世界や夢の世界へ繋がる機械ですか……」

ベル「へぇ〜、すっごぉ〜い!」
109 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:52:04.36 ID:Fkl4Q6240
マコモ「これね、烈君とベルちゃんと、あともう一人、チェレン君にもプレゼントします!」

烈「何と……謝謝ッッ!!」

ベル「うわぁ〜、ありがとうございます〜!」

マコモ「良いわよお礼なんて!一番肝心な夢の煙を取ってきてくれたのは貴方達なんだからぁ〜!」

烈「そうですか……!!では、遠慮なくッッ!!」

マコモ「じゃぁ私はまた他の研究に戻るから!また近くに来たら顔でも見せに来てね!」

ベル「はぁ〜い!」

烈「聴白了(分かりました)ッッ!!それではッッ!!」

110 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:52:46.39 ID:Fkl4Q6240
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
サンヨウシティ・マコモ宅前

ベル「それじゃぁ烈さん、私ちょっと寄るところあるから、またね〜!」

烈「応ッ!またな、ベルッッ!!」

タッタッタッタ……

烈「さて……私も行くか。次の町は……シッポウシティだなッッ!!」

111 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:54:37.35 ID:Fkl4Q6240
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

3番道路・入口

烈「おや?あそこに居るのは……チェレンかッッ!」

チェレン「待ってたよ烈さん。もうトライバッジは手に入れたんでしょ?」

烈「ああ、ほら。」キラッ

チェレン「そうこなくっちゃ……烈さん!同じトライバッジを持つ者同士、バトルしようよッ!」

烈「ほゥ……バッジを得て自信を付けたか。結構な事だ。しかしチェレンがレベルアップしているように、私も随分とレベルアップをしたぞ?」

チェレン「そんなこと分かってるッ!でも、僕はチャンピオンになりたいんだッッ!!」
112 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:55:59.08 ID:Fkl4Q6240
チェレン「チャンピオンになるには、強くなくちゃ駄目なんだッッ!!強くなるためには、烈さんが必要だ……僕と勝負をしてくれッッ!!!」

烈「ふむ……どうやら本気らしいな。良かろうッッ!!全力でかかって来いッッ!!」

チェレン「応ッッ!!」

ポケモントレーナーのチェレンが勝負を仕掛けてきた!

113 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:57:21.72 ID:Fkl4Q6240
BGM: http://www.youtube.com/watch?v=oZ_K7dgYPRY

チェレン「さぁ行くよ!チョロネコッ!!」

烈「お手並み拝見と行こうか……進化したお前の力を見せてやれッッ!!ゆけッッ!!ハーデリアッッ!!」

チョロネコ「ふみゃ〜お」

ハーデリア「バウッバウッ!」

チェレン「ヨーテリーが進化してる……こんなに早くッッ!!流石烈さんだッ!!」

烈「(ここは十中八九補助技で来るな……)ハーデリアッ!突進だッッ!!」

チェレン「チョロネコ!砂かけだッ!」
114 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 00:58:58.97 ID:Fkl4Q6240
ハーデリアの突進!チョロネコは倒れた!

チョロネコ「ふみゃぁ……」

チェレン「うそ……一発で……くそッ!いけ!ミジュマルッッ!!」

烈「……交代だ、ハーデリア。行けッ!チャオブーッ!」

ミジュマル「みじゅぅ〜!」

チャオブー「ちゃぶ!!」
115 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 01:00:02.14 ID:Fkl4Q6240
烈「(少しでも自分に有利な体制にしようと見える……)チャオブー、炎掌ッッ!!」

チェレン「何で敢えて苦手なタイプのチャオブーを……ッ!ミジュマル、みずあそびッ!」

チャオブーの炎掌!効果はいまひとつのようだ!ミジュマル残りHP赤ゲージ

※炎掌(オリジナル技) タイプ:炎 威力:70 命中:100 効果:炎を纏った掌てい。2割の確率で火傷を負わせる。相手の能力変化に関係なくダメージを与える。

ミジュマルのみずあそび!辺りが水浸しになり、炎技の威力が弱まった!

チェレン「何で……効果が薄い技なのに、こんなに……」
116 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 01:01:10.20 ID:Fkl4Q6240
烈「ボヤボヤしている場合じゃないだろうッッ!!チェレンッッ!!」

チェレン「(ビクッ)そうだ……まだバトルの最中だった!ミジュマル!諦めずに水鉄砲だッッ!!」

烈「チャオブーッッ!!止めの二段蹴りッッ!!」

ミジュマルのみずでっぽう!効果は抜群だ!チャオブー残りHP2/3

チャオブーの二段蹴り!一回当たった!ミジュマルは倒れた!

ポケモントレーナーのチェレンとの勝負に勝った!

117 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 01:02:08.92 ID:Fkl4Q6240
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
3番道路・入口


チェレン「また、負けた……ッッ!!」ガクッ

烈「悔しいか、チェレン」

チェレン「うん……正直、凄く悔しい……」

烈「ならば顔を上げるんだ」

チェレン「えっ?」

烈「悔しい悔しいだけでは、人は強くなれない。強くなりたければ、何度転んでも起き上がり前を向き、進んでいくのだ。」
118 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 01:03:42.61 ID:Fkl4Q6240
チェレン「でも、僕……同じスタートを切った烈さんに、もうこんなに……」

烈「甘ったれるなァッッ!!!」ビリビリビリ

チェレン「ッッッ!!!」ビクッ

烈「良いか、チェレン。今のこの時点の差なんて、誤差みたいなもんだ。確かに今は私が先んじてはいるが、それでも、だ。」

烈「私は幸い武の心得があったため、戦闘の運びに長けているだけだ。」

烈「武を修めていなければ、恐らくチェレンよりも腕は劣っていただろう。私とチェレンではスタートラインが違っただけだ。」

チェレン「……」
119 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 01:05:09.26 ID:Fkl4Q6240
烈「……私もごく最近、立ち合いで敗れた事がある。」

チェレン「えっ……うそ、烈さんが?誰に?」

烈「17歳……たったの17歳の少年に、だ。」

チェレン「そんな……だって、烈さん人類最強クラスでしょう?」

烈「あぁ。それでも、だ。あっさり手玉に取られた揚句やられた。正直、彼が本気で闘っていれば、私は一切手を出せずやられていただろう。」

烈「それから、私は驕り高ぶっていた己を改め、人間として生まれ変われた……のかも知れないなww」
120 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 01:06:43.24 ID:Fkl4Q6240
烈「敗北とは、悪いことばかりじゃない。むしろ、ポケモンバトルにおいては敗北こそ得るものが多いのかもしれぬ。」

チェレン「……分かったよ烈さん。もう僕は、下は向かない!」

烈「その意気だ。稽古を積み、強くなったと思ったらまた挑んで来い。相手になってやろう。」

烈「ああ、ついでにだが、チェレンの戦法は、正直凄く良かったと思うぞ。」

チェレン「えっ……?」
121 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 01:07:46.29 ID:Fkl4Q6240
烈「チェレンは最初の私のハーデリアを見た時点で、レベルの開きを悟った。だから補助技中心で攻めてきて、出来るだけ勝利の確率の高い戦法を取ってきたように、私には思えた。」

烈「その知恵と戦略眼があれば、チェレンはすぐに強くなれる。自信を持って稽古に励むんだッッ!!」

チェレン「あ……有難う烈さん!じゃぁ僕は先に行ってるね!」

タッタッタッタ……

烈「応ッ!再見、チェレンッ!」
122 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 01:09:15.09 ID:Fkl4Q6240
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
3番道路・育て屋前

烈「むぅ……さっき入った幼稚園ではえらい目に遭った……何故皆、私の顔を見るなり泣き出すのだ……?」

烈「チャオブーやハーデリア、ヤナップ達は大人気だったのに……なぁ?お前ら。」

チャオブー「……汗」

烈「まぁポケモンを回復してもらえたから良しとしよう。育て屋の説明も聞いてきたしなッッ!!」

ベル「ちょっとっ!待ちなさいよぉ〜!」

プラズマ団下っ端「どけどけぇ〜!」
123 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 01:10:42.76 ID:Fkl4Q6240
烈「む……あれはプラズマ団にベルと……女の子?」

烈「奴らまたッッ!!」ダッ

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
3番道路

女の子「おねえちゃ〜ん……あたしのポケモン……」

ベル「大丈夫だからね、すぐ取り戻すよ!」

烈「どうしたんだ?ベル?」

ベル「あっ!烈さん!あのね、この子のポケモンがプラズマ団に取られちゃったんだ!」

烈「何だとッッ!?奴らッッ!!性懲りもなくッッ!!!」ワナワナ

女の子「(このおじちゃん怖いよぉ〜……)」
124 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 01:11:36.91 ID:Fkl4Q6240
チェレン「なになに、何の騒ぎ?さっきプラズマ団の奴らが走ってったけど……」

ベル「この子のポケモンが……」

チェレン「そういう事ね……烈さん?」

烈「勿論だ、チェレン。急いで追いかけるぞッッ!!!ベルはその子の傍に居てあげるんだッッ!!!」

ベル「分かった!私のポケモン狙いに来たら、返り討ちにしてあげるんだからッッ!!」

烈「行くぞッッ!!!」

ダッダッダッ……

125 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 01:12:36.60 ID:Fkl4Q6240
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
地下水脈の洞穴・入り口

チェレン「奴ら、ここに逃げ込んでいったよ。烈さん、ポケモンの準備は?」

烈「バッチリだッッ!!!さぁ乗り込むぞッッ!!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
地下水脈の洞穴

チェレン「見つけたよ、プラズマ団。」

烈「さぁ、奪ったポケモンを返すんだッッ!!」
126 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 01:13:08.42 ID:Fkl4Q6240
プラズマ団下っ端A「けっ、この人数見て言ってやがんのか?」

プラズマ団下っ端B「こちらは合計4人、どう見ても多勢に無勢とは思わんのか?」

烈「チェレン、お前、多数相手にバトルは?」

チェレン「あんまりだね、でもこいつらだったら問題無い……ハズ。」

プラズマ団下っ端D「あんなポケモンを使いこなせないガキが持つより、我々がポケモン持つ方が余程世の中の為だ!」

プラズマ団下っ端C「我々の正しさを思い知らせてやる〜っ!!」

烈「四の五の言ってる場合ではないな。二人ずつ相手だッッ!!抜かるなよッッ!!」

チェレン「勿論さッッ!!」


127 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 01:13:54.83 ID:Fkl4Q6240
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

プラズマ団下っ端達「プラーズマー!」

烈「……相変わらず弱いな、貴様ら。」

チェレン「こんな人達にポケモンの使い方がどうこう言われたくないね」

プラズマ団下っ端C「ぐぅぅ……お前らのようなトレーナーが、ポケモンを苦しめているんだ……」

プラズマ団下っ端A「今日の所はポケモンを返してやろう……」

プラズマ団下っ端B「だが、このポケモンは人に使われ可哀そうだ……」

プラズマ団下っ端D「いつか自分たちの愚かさに気付くが良い……」

ダダダダダダダ
128 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 01:14:35.79 ID:Fkl4Q6240
チェレン「あっ、逃げた!」

烈「ほっとけ。それより、盗まれていたポケモンの方は大丈夫か?」

チェレン「……大丈夫、無事なようだ。」

ベル「烈さ〜ん!チェ〜レ〜ン!大丈夫〜?」

女の子「大丈夫ですか〜……?」

チェレン「あぁ、ベル達か。大丈夫。ポケモンはちゃんと取り返したよ!はい。」

女の子「わぁ〜、良かったぁ〜!あたしのチラーミィ!有難う、おじちゃんとお兄ちゃんとお姉ちゃん!」

129 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 01:15:18.45 ID:Fkl4Q6240
烈「おじちゃん……」

ベル「じゃぁあたし、この子をサンヨウシティまで送っていくね!二人と友達で本当に良かった!じゃぁね!またね〜!」

チェレン「行っちゃった……僕も先に進むよ、烈さん……烈さん?」

烈「おじちゃん……いや、確かに私は良い歳だが、せめてこういう時はお兄ちゃんくらい……」ブツブツ

チェレン「烈さん!」
130 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 01:16:11.40 ID:Fkl4Q6240
烈「あぁ!なんだ、すまんすまん。先に行くんだったなッ!」

チェレン「そう。あと、色の濃い草むらからは二体同時にポケモンが出てくるみたいだから、気をつけてね。」

チェレン「じゃぁ、僕はシッポウシティへ向かってるから!」

烈「応ッッ!!再見ッ!!」

タッタッタッタッ……


131 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 01:16:45.97 ID:Fkl4Q6240
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

烈「それにしても……プラズマ団、こいつらは危ない。話に聞いたロケット団や銀河団なる連中とは、ひと味もふた味も違うようだ。」

烈「表向きはただの宗教団体のようだが……裏では何をしているのやら。」

烈「解放を謳って人のポケモンを奪ったり、直接ポケモンに手を下したり……」

烈「N、と言ったな。奴もプラズマ団と関係があるんだろうか……」

烈「考えても仕方がない。次の町へ行く前に、新しいポケモン探索と稽古だッッ!!!」



第四話『夢のポケモン』終わり

第五話『倉庫と森と、ポケモンの骨』に続く
132 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 01:17:36.69 ID:Fkl4Q6240
以上です

プラズマ団は書いてて普通に殺意を覚えました
自分で書いてるのにww

お付き合い頂きありがとうございました
何か質問ございましたらどうぞ
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/16(水) 01:19:17.30 ID:CMAYtnzDO
>>1乙華麗
いちいち勢いのある描写で楽しい!
さくさくうまうまwwwwww
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/16(水) 01:19:20.39 ID:s55kEzoko
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/16(水) 01:19:41.25 ID:5E2zC93AO
次いつになりそう?
136 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 01:21:18.93 ID:Fkl4Q6240
烈のパーティ

・チャオブーLv.20 ゆうかんな性格 特性:猛火
技:二段蹴り、炎掌、ニトロチャージ、???(オリジナル技)

・ハーデリアLv.18 意地っ張りな性格 特性:威嚇
技:ダッシュ噛み付き、睨み付ける、突進、奮い立てる

・ヤナップLv.17 無邪気な性格 特性:食いしん坊
技:???(オリジナル技)、崩拳、睨み付ける、宿木の種
137 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 01:22:29.47 ID:Fkl4Q6240
>>135
次回はいつにしよう
木曜日の深夜に投下出来たら投下します

バイトモシュウカツイヤダオ……
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/16(水) 01:25:03.58 ID:ekg2znyDO
プラズマ団に加藤が混じってるなwwwwww
139 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/16(水) 01:28:30.51 ID:Fkl4Q6240
>>133
ありがとうございます
そう言う風に言ってもらえると、本当にうれしいですww
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/17(木) 03:28:19.69 ID:GJoBSRHbo
烈さんの負けた相手へのフォローがよかったw
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/17(木) 07:22:57.36 ID:1FhRZuNDO
純粋に最後まで読みたい作品
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/17(木) 08:35:14.78 ID:CHEpY7KAO
読みやすくていいな
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/17(木) 09:00:21.39 ID:A4GnWCiU0
烈…さん…
中国拳法また辞めちゃうの?
144 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/17(木) 13:26:12.86 ID:SaLF9lU20
>>1です

何か色々まとめサイトにまとめられてるみたいで有り難い限りです
今週は忙しくて投下できないので、来週になります

烈さんって勝手に動いてくれるから書きやすいです
これ書くために攻略本買ったら、キモリが我が家に来る事になりました
悔しいのでもう一冊買ったらミズゴロウでした

加速アチャモェ……
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/17(木) 13:41:35.90 ID:hvdURqs1P
板垣先生が烈のキャラ作ったときに、これは金になるキャラクターだな、と思ったそうな
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/17(木) 14:23:45.88 ID:DSZgd5CDO
>>144
確かコンビニで加速が出やすいとか…噂ですが
ちなみに三冊買って
しめりけ2
加速1ですた
147 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/19(土) 05:01:42.72 ID:nExdz1eX0
第五話書き終えました

長いです
多分土曜日深夜、投下開始します
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/19(土) 15:31:40.72 ID:ovuT44VDO
>>147
深夜でも私は一向に構わんッッッッ!
あと刃牙関連の笑える動画見つけたので置いておくッッ
http://m.youtube.com/watch?gl=JP&warned=True&guid=ON&client=mv-google&hl=ja&v=OP4c-7133FQ
149 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/19(土) 23:44:31.57 ID:J6/iKaux0
>>1です
投下は明日にします
身体が持ちませんでした・・・
楽しみにしていただいてた方、申し訳ありません
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/20(日) 00:36:40.34 ID:0E5BMhkuo
             f⌒ミ`ニキ'"三三ミミヽヽ`il))メナ彡ナシノノフイく,ノ三ノr=ヽ'
           ー=、 ゙ゝ'彡≫三≡ミ゙i`i l l lノ,r'リノッシノ彡ノノシ/F三ノニト
          ´~ゝ-ゝ<リ彡ノノ三ミミミfi l lゝi ノノノノニ彡三彡彡jノヨ'ノ巛ミ>'"二ヽ
          ^`ー三くj〃彡三≡ヾ.ゝt t )l ン"´ ゙ヽ、iミ彡ノシ人ミ三彡ニ=-
            、,:r''7ヘ又彡シ,r/'"~`゙゙゙`'二ニ:;、_,,.,.,  `゙゙ヾミミ三彡ブ>∈ニ
          ,'ニキ王彡彡彡;,fノ -=,=< l /,∠(_,.,.,、  ゙iミ彡彡三ノ∠ニ_
        、_,r=''7ヽ≡彡三彡'" '''"~,r''') `' ゙i  f‐-:,ニィ=、ヽ トミミミ三≫にニニ、ヽ
       =〃ーヽヽfrミ三f'f ,,r;;ニ彡'´ `ヽ,  ノ  ノ.'・'´ ̄  i,ミ三ヽフ<7、,.r--=、
       `ー=''"~`ヾミ》彡/'イ (:ノZニr・ゞ   i f   `"_,,二ニヽ┤ミミY人ノリへ,,.=、 楽しみすぎて
           ,,ノ-r'彡〃:┤ ,,..,.  ̄",:' ,r j t`ヽ,、_,ニニヽ`t三彡彡メ>ノ、_`''"´とても待ちきれねェよ
         ,r''>=‐ナ〃フノノ:゙i'',r'',.=‐,'".ノ(_rゝ_ノ'" ,.,..,.、_´~)  l ) )ミミ彡==、、
       `~ f 、__,>ヲr7ノF彡 i ( r=''" _,.,.,.,.,.,.,.:ィ",.,-、=、,フ   イ ノミヘ三≡,.,、 ゙ヽ
        ゞ、_彡ナ7ノシノfr(ゝ、tヽ /,r‐―一 '"_,.,.,、ノノ^iフ′ l`ヾミr十=、``ヽ、)
           '"~フフr/ノミヽソ l'  ゙i〈〈(ヽノ'ー''"^´   ~`ヲ^i ,ノ :,ヾ''ー--==:、
            ニf‐ナ''チ,r=ゝノ、  ゙い''^',,.ィrー'='ーメ/ ,' ,/′':,  i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ヽ、
           ( ,r''サ;;;;;;;;;;;,ィ 、.゙ヽ、゙tヾ、ー=''"゙゙~´,ノ ,' /   :  ノ,ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;\,,_
           /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/人 ':, `ヽ、 `゙゙゙゙´~´ ̄    /   ,:' /   l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`゙゙`'''ヽ、,,
         ,,ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;t ''"゙t  ゙;, `ヽ.        /  ,:'  /` /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
    ,.:ィ'''"~´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙ゝノ\ ゙ヽ  ヽ、    _ノ  ,'   '^,,.ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
  ,:r'´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽノヽ、、、  ヾ `''''''"´ /  ,' ,.:ィ ''";;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
. /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ、    ヽ   /   r''"/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/20(日) 10:49:39.86 ID:VRkGJOiIO
>>150
クッソワロタwwwwwwww
152 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 02:33:46.75 ID:T5xPXbMh0
2:45から投下開始します

よろしくお願いします
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 02:35:41.44 ID:LVuRQJwIO
なにぃ〜〜〜〜
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 02:37:34.67 ID:28nE3jypo
まってたんだよ!!
155 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 02:46:11.42 ID:T5xPXbMh0
はじめます
156 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 02:46:48.32 ID:T5xPXbMh0
烈海王「ポケモンッッ!!」第五話『森と倉庫と、ポケモンの骨』

シッポウシティ

烈「シッポウシティッッ!!到着ッッ!!!」

烈「む、随分倉庫が多いんだな……」ワクワク

烈「と、まずはポケモンセンターだな。探索はその後だ。」

烈「ポケモンセンターは……ッッと、あれはチェレンではないか。」

チェレン「あ、烈さん。来たんだね。ポケモンセンター?それならあそこだよ。」ヒョイ
157 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 02:48:09.42 ID:T5xPXbMh0
烈「済まんな、チェレン。」

チェレン「良いって。それより、これからジムに挑戦するんでしょ?」

烈「ああ、町の探索の後にな。」

チェレン「それなら、この町のジムリーダーなんだけど、ノーマルタイプの使い手なんだって。」

チェレン「詳しくは言わないけど、ノーマルタイプに相性が良いのは格闘タイプのポケモンだね。防御側なら岩タイプや鋼タイプ、それにゴーストタイプもかな?」

烈「む……チェレン、成長したな。」

チェレン「は?なんで?」
158 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 02:48:59.62 ID:T5xPXbMh0
烈「以前のお前なら、知識を披露したいがためにジムリーダーの余計な戦略をしゃべっていただろう。」

チェレン「あぁ……そう言えば」

烈「それを言わないと言う事は、チェレンがトレーナーとして成長した証だ。」

烈「トレーナーにとって、自分の手持ちや戦略は命とも言える。それがジムリーダーだとしてもだ。」

チェレン「うん、それが分かってたから僕も言わなかった。だって、僕の戦略やポケモンが相手に筒抜けだったりしたら嫌だからね。」

烈「それで良い。謝謝、チェレン。」

チェレン「あ、烈さん、ついでにこれあげるよ。」

烈はカゴの実を手に入れた!
159 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 02:49:52.13 ID:T5xPXbMh0
烈「これは……カゴの実と言う奴か。」

チェレン「何だ、烈さん知ってるの?」

烈「ポケモンに持たせていると眠り状態を回復する木の実だろう?それぐらい知ってるさ。」

チェレン「烈さんも勉強してるなぁ……僕もジムリーダーに勝てるようにしないと!じゃぁ、僕はヤグルマの森で特訓してくるよ。」

チェレン「烈さんもジム戦頑張ってね!」

烈「応ッッ!!再見ッッ!!」
160 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 02:50:38.46 ID:T5xPXbMh0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

シッポウシティ

烈「西の方に森があるみたいだが……オッッ、入口付近から南の方はトレーナーの溜まり場になっているようだなッッ!!!」

烈「フフフ、腕が鳴るッッ!!早速実戦を交えた特訓だッッ!!!」

ナースのマサミ「ひぃぃッッ!!何か変な人が来たぁぁぁ!!!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ヤグルマの森・入口付近

烈「フゥ……これでここらのトレーナーは全員倒したか。」

烈「ここらのポケモンも大方捕まえたしな。試しの岩も砕いてみたし。」

烈「それにしてもあのダゲキというポケモン……どっかで見た事あるような無いようなッッ……?」

烈「まあ良い、ちょっと休憩に……そう言えば倉庫を利用した店があったはずッッ……!!」

烈「稽古の後の甘いものと茶ッッ!!これに勝る物は中々無いからなッッ!!!」ダッ
161 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 02:51:28.43 ID:T5xPXbMh0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

シッポウシティ・カフェソーコ

烈「うぅむ、ついつい珈琲館(カフェのこと)で長居してしまった……美味い茶とアコーディオンの音色……素晴らしいな」

烈「さて粗方見て回ったし、そろそろジムにでも挑戦するかッッ!!」

烈「確かジムはあっちだったな、行くか。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

シッポウシティ・シッポウジム前

烈「ここがジムか……むッッ、あいつは……ッッ!!!」

N「ん、キミは……烈君、だっけ?」
162 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 02:52:46.87 ID:T5xPXbMh0
烈「Nッッ……!!ジムに挑戦していたのか……!?」

N「そう言う事になるね。ボクは……ダレにも見えないものが見たいんだ。」

烈「誰にも見えないもの……?」

N「ボールの中のポケモンたちの理想、トレーナーという在り方の真実、そしてポケモンが完全となった未来……キミもみたいだろう?」

烈「…………ッ!」

N「沈黙はYESと取らせてもらうよ。……ボクと、ボクの友達で未来を見る事が出来るか、キミで確かめさせてもらう。」カチッ

烈「相変わらず忙しい奴だッッ!!受けて立たせてもらおうッッ!!!」ババッ
163 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 02:53:47.79 ID:T5xPXbMh0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ポケモントレーナーのNが勝負を仕掛けてきた!

BGM: http://www.youtube.com/watch?v=b046OlrytJA

N「君に生半可なトモダチを出しても敵わない……それは知っている。」

N「他の友達は居るけど、僕はこのトモダチ一匹で勝負する!」

烈「むッッ!!こ奴、やはり今までのトレーナーとは格が違うッッ!!」

N「行くんだ!」

烈「ゆけぃッッ!!ヤナップッッ!!」
164 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 02:54:51.43 ID:T5xPXbMh0
Nはオタマロ?を繰り出した!

烈はヤナップを繰り出した!

烈「そんなポケモンがッッ……?何かあるはずだ、ヤナップ、つるの鞭打ッッ!!!」

N「フフッ、騙し討ち!」

オタマロ?の騙し討ち!ヤナップは倒れた!

烈「何だとッッ……!?」

N「手抜きはイケナイな、本気で来てくれよ。」
165 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 02:55:41.76 ID:T5xPXbMh0
烈「ヌゥゥッッ!!!ならばゆけいッッ!!!チャオブーッッ!!!」

チャオブー「ちゃおぶっ!」

N「どうやら、そのポケモンが君の一番のトモダチみたいだね。ツバメ返し。」

烈「あのオタマロ……明らかにおかしいッッ!!チャオブー、ニトロチャージだッッ!!!」

オタマロ?のツバメ返し!効果は抜群だ!チャオブー残りHP1/2

チャオブーのニトロチャージ!オタマロ?残りHP赤ゲージ

チャオブーの素早さが上がった!
166 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 02:56:47.64 ID:T5xPXbMh0
オタマロ「!!」

ぐにゃぁ〜〜

ゾロアークのイリュージョンが解けた!

ユラァァァァ

ゾロアーク「ぞろあー」

烈「何だあのポケモンはッッ……!!他のポケモンに化けていたとでも言うのか……ッッ!!」

N「このポケモンはゾロアークっていうポケモンだよ。ボクの昔からのトモダチさ。」
167 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 02:57:41.58 ID:T5xPXbMh0
烈「何という……しかし、私のヤナップを一撃で倒し、チャオブーに大ダメージを与えた事もまた事実ッッ!!」

烈「恐らくこれまでで最強の敵ッッ!!心して往かせていただくッッ!!!」

N「受けて立つよ。ゾロアーク、もう一度ツバメ返しだ!」

烈「ニトロチャージで素早さは上げた、先手は取れるッッ!!炎掌だッッ!!」

チャオブーの炎掌!ゾロアークは倒れた!

ゾロアーク「ぎゅうぅぅ……」

N「なっ……まさか……ゾロアークがやられるなんて……」
168 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 02:59:22.07 ID:T5xPXbMh0
烈「さぁッッ、次のポケモンを出せぃッッ!!!」

N「いや、最初に言った通り、ボクはこの一匹しか使わない。それに他のトモダチじゃぁキミには勝てない。」

烈はポケモントレーナーのNとの勝負に勝った!
169 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 02:59:48.00 ID:T5xPXbMh0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

N「そうか……今のボクのトモダチとではすべてのポケモンを救いだせない……か……!」

烈「……ッッ!!」

N「世界を変えるための数式は解けない……!ボクには力が必要だ……だれもが納得する力……!」

Nは烈が見えなくなったかのように、スタスタと歩きだす

烈「アッ!お、おい……!」

170 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:00:52.61 ID:T5xPXbMh0
Nはピタリと歩みを止め、振り返った

N「……必要な力は分かっている……英雄とともにこのイッシュ地方を建国した、伝説のポケモン、レシラム!」

烈「伝説のポケモンッッ……レシラムッ……?」

N「ボクは英雄となりキミとトモダチになる!」

言い終えると、Nはヤグルマの森の方へと姿を消した

烈「意味深な……伝説のポケモン、か。」
171 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:01:58.96 ID:T5xPXbMh0
烈「それにしても……強かったな、あのポケモンも、Nも。」

烈「まだまだ鍛える余地はあるッッ……まずは回復をして、ジムに挑もう。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

再び、シッポウジム

バァン

烈「頼もうッッッッ!!!!」ビリビリビリ

客「!!」ビクッ!

受付「お客様!博物館内では静かにお願いしますっ!!」
172 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:04:28.99 ID:T5xPXbMh0
烈「こッ、これは失礼したッッ!!」

烈「あれ……ここは……博物館?ジムでは……?」

受付「ジム挑戦の方ですか?このジムは入口が博物館となっておりまして、ジムは階段を上がった奥の部屋からとなっております。」

烈「そういうシステムか……明白了ッッ!!!」

受付「お静かに!」

烈「し、失礼……」
173 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:06:10.78 ID:T5xPXbMh0
???「おや、こちらは初めてですかな?」

烈「対(はい)。失礼ですが貴方は……」

キダチ「私はここの副館長のキダチと申します。どうですか、少し館内を見て回っては?案内しますよ。」

烈「むゥ……悪くないですな。お願いします。」

キダチ「そうですね、ではこちら。ドラゴンポケモンの化石です。高速で飛行中に、何らかの事故でそのまま化石になったと考えられています。」

烈「ほゥ……随分と大きいですな。」
174 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:07:27.02 ID:T5xPXbMh0
キダチ「そうでしょう。ドラゴンは聖なる生き物です。このドラゴンポケモンは、海の化身と言われていて非常に強い力と高速飛行能力を持っているのです。」

キダチ「カントーという地方を中心に生息しているようですな。」

烈「成程……」

キダチ「他にはですね云々」

175 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:08:38.28 ID:T5xPXbMh0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
シッポウ博物館内

キダチ「っと、これで粗方の説明は終わりです。お疲れさまでした。」

烈「いやいや、こちらこそ非常にためになる話を。謝謝。」

烈「ところで、一つ質問が。この黒い石は何なのですか?」

キダチ「あぁ、これですか。砂漠を調査中に見付けたのですが、古いだけで何ら価値は無いと思われます。」

烈「そうですか……(私にはタダの石には見えぬ……考えすぎか?)」

176 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:09:11.17 ID:T5xPXbMh0
キダチ「まぁ綺麗なんで飾ってるんですけどね。それでは、ジム戦頑張ってください。」

キダチ「この奥がジムです。奥で、強く優しいジムリーダーが待ち構えてます。ちなみにジムリーダーのアロエは私の妻なんですよ。」

烈「雄雄、それはそれは。では、頑張らせていただくッッ!!!」

ダッ

受付「館内で走らないでくださいっ!」

烈「……対不起(済まぬ)。」
177 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:11:05.15 ID:T5xPXbMh0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

シッポウジム内

烈「雄雄ッッ、これは膨大な量の蔵書だな……どういう風に進めれば良いんだ?」

ガイド―「ありゃ、烈さんじゃないですか。」

烈「君は……たしかサンヨウジムにも居た……」

ガイド―「そうです。はい、これ挑戦記念のおいしい水です。」

烈「かたじけない……ところで、ここはどうやって進めば良いのだ?」

ガイド―「ここはですね、本の中に隠されたヒントを頼りにジムリーダーの所まで進むんですよ。まぁやってりゃ分かりますね。」

烈「む……そういうものか?」

ガイド―「そういうもんです。ちなみに最初の本は『はじめまして ポケモンちゃん』って本です!そんじゃ、頑張ってください!」

烈「とりあえず行くか……」

178 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:13:28.07 ID:T5xPXbMh0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
シッポウジム最奥部・アロエの部屋

烈「頼もうッッ!!!」

アロエ「いらっしゃい!シッポウ博物館の館長にしてシッポウジムのジムリーダーッ!それがこのあたしアロエだよッ!」

烈「私は白林寺出身の烈海王と言う者だッッ!!」

アロエ「知ってるよーww最近破竹の勢いでこの辺で勝ちまくってる拳法着の男が居るって言うのは、あんたの事だったんだねッ!」

アロエ「さあて挑戦者さん、愛情こめて育てたポケモンでどんな戦い方をするのか、ナチュラルボーンママ・アロエが研究させてもらうよ!」

烈「応ッッ!!!」

179 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:14:39.44 ID:T5xPXbMh0
BGM: http://www.youtube.com/watch?v=T-v9tXrGRfY

ジムリーダーのアロエが勝負を仕掛けてきた!

アロエ「お手並み拝見と行こうかねッ!ハーデリアッ!!」

烈「行くんだッッ!ヤナップッッ!!」

ハーデリア「がうがうっ!」

ヤナップ「やなっぷー」
180 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:16:09.22 ID:T5xPXbMh0
烈「ヤナップッッ!崩拳ッッ!!」

アロエ「ハーデリア!突進だよ!」

ヤナップの崩拳!効果は抜群だ!ハーデリアは倒れた!

アロエ「ちょ、何だいその技は!?興味深いねぇ!よし、ミルホッグ!行ってきな!」

ミルホッグ「ほほう、それでそれで?」

烈「え?」

ミルホッグ「みるほー」
181 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:17:32.86 ID:T5xPXbMh0
烈「気のせいか……ヤナップ、つる鞭打ッッ!!」

アロエ「ミルホッグ!催眠術だっ!」

ミルホッグの催眠術!ヤナップは眠ってしまった!

烈「フフ……」

ヤナップは持っていたカゴの実で眠りを回復した!

アロエ「あちゃ、持ってたかぁ〜!」

ヤナップのつる鞭打!ミルホッグ残りHP:1/3 ミルホッグの素早さが下がった!

※つる鞭打(オリジナル技) タイプ:草 威力:70 命中90 備考:相手の能力変化に関係なくダメージを与える。3割の確率で素早さを下げる。
182 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:18:45.07 ID:T5xPXbMh0
アロエ「また見た事も無い技をッッ……!!ミルホッグ!負けるんじゃないよ!かみくだくっ!」

烈「止めを刺すんだッ!崩拳ッッ!!!」

ヤナップの崩拳!効果は抜群だ!ミルホッグは倒れた!

烈「よしッッ!!よくやったッッ!!!」

アロエ「こうもあっさりとミルホッグが……」

アロエ「……本当はジムバッジ一つの相手に出すべきポケモンじゃないけど、純粋にあんたの力が知りたくなったよ……!」

烈「むッッ!?」
183 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:19:37.35 ID:T5xPXbMh0
アロエ「延長戦だよ!こいつに勝てるかいっ!?」

烈「私は一向に構わんッッ!!受けて立つッッ!!」

BGM: http://www.youtube.com/watch?v=W0RvP48_-Cs&NR=1

アロエ「それでこそ私の見込んだ相手さっ!行け!ムーランド!」

烈「よし、戻れヤナップッッ!!お前の出番だッッ!!暴れてこいハーデリアッッ!!」

ムーランド「ばうっばうっ!!」

ハーデリア「がうがうっ!」
184 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:21:03.21 ID:T5xPXbMh0
アロエ「進化前かい……そいつもきっととっておきの技があるんだろうねぇ……でもさせないよっ!」

烈「フフ……進化前だからと言って私のハーデリアを舐めてもらっては困る。」

アロエ「ムーランド!敵討ち!」

烈「ハーデリアッッ!!奮い立てるッッ!!」

ムーランドのかたきうち!ハーデリア残りHP:1/8
185 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:22:26.99 ID:T5xPXbMh0
ハーデリアの奮い立てる!攻撃と特功が上がった!

アロエ「ムーランド!止めだ!噛み砕く!」

烈「ハーデリアッッ!ダッシュ噛み付きッッ!!」

ハーデリアのダッシュ噛み付き!急所に当たった!ムーランド残りHP:赤ゲージ

烈「むッッ!!倒せないだとッッ!?」

アロエ「ムーランドのレベルなら、ちょっとやそっとの攻撃じゃ倒れないさ!さぁ決めちゃいな!」

ムーランドの噛み砕く!ハーデリアは倒れた!
186 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:23:32.77 ID:T5xPXbMh0
烈「やるなッッ!!では私の最強のポケモンだッッ!!チャオブーッッ!!!」

チャオブー「ぶー」

アロエ「チャオブーか……ならばムーランドにすごい傷薬を使うよっ!」

アロエは凄い傷薬を使った!ムーランドHP満タン

烈「フッ、チャオブー!三連蹴りッッ!!!」

チャオブーの三連蹴り!効果は抜群だ!ムーランドは倒れた!

※三連蹴り(オリジナル技) 威力:30×3 命中:100 備考:烈直伝の足技。強烈な蹴りを三発叩き込む。

ジムリーダーのアロエとの勝負に勝った!
187 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:24:07.65 ID:T5xPXbMh0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
シッポウジム・アロエの部屋

アロエ「完敗だよ……あんた、強いねぇ……ほら、ベーシックバッジだ!」

烈はベーシックバッジを手に入れた!

アロエ「うっとりするほど、えも言えぬ戦いっぷり!あんたこのバッジに相応しいよ!」

烈「謝謝ッッ!!」

アロエ「あと、この技マシンも持っていくといいさ!かたきうちの技が入っているよ!」

烈はわざマシン「かたきうち」を手に入れた!
188 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:25:34.46 ID:T5xPXbMh0
烈「かたじけないッッ!!!」

アロエ「そう言えば、話聞いたよ?何かややこしい事になってるんだってね。」

烈「そうですッッ!!が、いったい誰から……」

アロエ「サンヨウジムのコーンからさ。あの子らはカフェ・ソーコでお茶とか入れてくれてるからねぇ。」

烈「そうでしたか……して、何かアロエ殿が御存知の事などは……?」

アロエ「そうさねぇ、あたしは考古学者だからねぇ、超古代ポケモンとか、ジョウトの伝説くらいしか詳しい事は知らないねぇ。」
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 03:26:17.08 ID:nSDXRhLao
オリジナル技TUEEEEEEEEEEEEEEEEEE
190 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:26:18.13 ID:T5xPXbMh0
烈「超古代ポケモン……その話は聞いた事があります。何でも、陸海空を制するポケモンが同時に出現して、ホウエン地方が壊滅状態に陥ったとか……」

アロエ「まぁそんなところさ。ジョウトの話は知ってるかい?」

烈「ジョウト……カントーとホウエンの間にある地方でしたかな?」

アロエ「その通りさ。虹色の羽を持つ伝説の鳥ポケモンと、銀色の羽を持つ伝説の鳥ポケモンが居てね。」

烈「ほぅ……」
191 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:26:43.65 ID:T5xPXbMh0
アロエ「それ以外にも北風とともに走り抜けるポケモン、雷雲を呼び起こすポケモン、唯一神と呼ばれるポケモンの存在も語られているよ。」

烈「唯一神……それは、さぞかし強いのでしょうなァ……ッッ!!!」

アロエ「それでね」

バァン

キダチ「大変だアロエ!」

アロエ「どうしたんだい、騒々しいっ!」

キダチ「おかしな連中……プラズマ団って名乗る連中がドラゴンポケモンの骨を頂いていくって聞かないんだよっ!」
192 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:27:25.68 ID:T5xPXbMh0
アロエ「はぁ!?どう言う事だい!とりあえず向かうよっ!」

烈「アロエ殿ッッ!!私も行きますッッ!!」

アロエ「助かるよっ!」

ダダダダダ

193 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:28:06.63 ID:T5xPXbMh0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

シッポウシティ・博物館内

アロエ「あんた達!何をやってるんだい!馬鹿な事はよしとくれよっ!」

プラズマ団下っ端A「やっと来たかジムリーダー!我々プラズマ団は、ポケモンを自由にするためにこのドラゴンの骨を頂くのだ!」

烈「ドラゴンの骨を……?伝説のポケモンに関する事か……?」

下っ端B「我々が本気である事を示すため、敢えてジムリーダーの前で頂くのだ!」

下っ端C「そしてこの煙幕!プラーズマー!」ボムンッ

モワァ〜〜〜〜〜〜〜

モクモクモク
194 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:29:49.77 ID:T5xPXbMh0
アロエ「何てこったいっ!」

キダチ「あ、アロエの大好きな骨が……これはもしかしなくても……」

烈「追いかけるのだッッ!!!」ダッッ


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

シッポウシティ・ジム前

???「あ、アロエ姉さん出てきた。何か良い骨でも見つかったのかい?」

アロエ「アーティ!その逆さ、ドラゴンポケモンの骨が盗まれちまったのさ!」
195 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:30:24.00 ID:T5xPXbMh0
アーティ「おやおや、大変だ。で、犯人を今からとっ捕まえに行くと?」

アロエ「そう言う事さ!ところで、あんたまた創作に行き詰ったのかい!?」

烈「アロエ殿、この方は……?」

アロエ「あぁこいつは、こう見えてもヒウンシティのジムリーダーでね、虫使いのアーティってのさ!」

アーティ「以後、お見知りおきを。あれ、もしかして彼って噂の?」

アロエ「そう、烈海王クンさ!さっき、あたしもこっぴどくやられちまって……っと、それどころじゃなかった!」
196 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:30:59.54 ID:T5xPXbMh0
ベル「あ、烈さん!何か大勢集まってるねー。」

チェレン「烈さん、何か問題でも?」

烈「雄雄ッッ、ベルにチェレン、良い所へッッ!実はひしゃひしゃちょうちょうッッ!!!」

チェレン「まーたプラズマ団か……あいつら、本当に……ッッ!!」

アロエ「烈君、この子たちは?」

烈「トレーナーですッッ!!腕は私が保証致しますッッ!!!」

アロエ「そいつぁ頼もしいねっ!じゃぁあたしは3番道路の方を!チェレンとベルは、ジムを守っていておくれっ!」
197 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:31:33.11 ID:T5xPXbMh0
烈「私とアーティ殿はヤグルマの森方面、ですねッッ!?」

アーティ「まぁそうなりますよねー。」

アロエ「そう言う事さっ!じゃぁよろしく頼むよっ!!」

アーティ「じゃぁ、烈君行こうかー。ベルちゃんとチェレン君、ジムは頼んだよー。」

タッタッタッ

チェレン「任せてくださいっ!」

ベル「あ、烈さん!これ、マコモさんから預かってたダウンジングマシン!地面に埋まったりしてて、見えない道具が見つかるんだって!」

烈「オッ、これは済まないなベルッッ!では行ってくるッッ!!!」

チェレン「……これでジムリーダーに挑戦できないなんて、何てはた迷惑な奴らなんだ……」
198 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:32:16.70 ID:T5xPXbMh0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヤグルマの森・入り口

烈「むッッ!!道が二手に分かれていますなッッ!!」

アーティ「ヤグルマの森はね、抜けるのに二通り道があるんだ。」

アーティ「僕は真っ直ぐ行ってプラズマ団を追いかけるから、烈君は左の森の中探しといてくれる?」

烈「承知したッッ!!!では、出口の所で落ち合うと言う事でッッ!!!」

アーティ「うん、そうしよっか。トレーナーは多いけど、一本道だからそんな迷う事も無いと思うよ。じゃぁよろしく!」タッタッタッ
199 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:34:26.74 ID:T5xPXbMh0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヤグルマの森・奥部

BGM: http://www.youtube.com/watch?v=qw7mMtp90GU

烈「発見ッッ!!!待たんか貴様らァァァッッ!!!!!」ビリビリビリ

下っ端A「ゲッ、もう追い付いて着やがったッッ!!」

下っ端B「しかも一番怖そうな奴が来た……」

下っ端C「ええい!もう追いかけて来られないように、ここで傷めつけといてやる!」

烈「むッッ!!行けいみんなッッ!!!」
200 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:34:53.73 ID:T5xPXbMh0
チャオブー「ちゃおぶっ!」

ハーデリア「がうがうっ!」

ヤナップ「やなっぷー!」

下っ端Aはチョロネコを繰り出した!

下っ端Bはミネズミを繰り出した!

下っ端Cはフシデを繰り出した!
201 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:35:44.07 ID:T5xPXbMh0
烈「チャオブーはニトロチャージをッ!ハーデリアはダッシュ噛み付きをッ!ヤナップはつる鞭打で打ちのめせッッ!!!」

チャオブーのニトロチャージ!フシデに効果は抜群だ!フシデは倒れた!チャオブーの素早さが上がった!

ハーデリアのダッシュ噛みつき!ミネズミは倒れた!

ヤナップのつる鞭打!チョロネコは倒れた!

下っ端A「はやっ!まだだ!いけ、ミネズミ!」

下っ端B「くっそ!いけ!クルミル!」

下っ端C「俺は品切れだ……」
202 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:36:47.48 ID:T5xPXbMh0
烈「……」

チャオブーはスピードに乗ったままクルミルにニトロチャージ!

効果は抜群だ!クルミルは倒れた!

ヤナップは崩拳を繰り出した!効果は抜群だ!ミネズミは倒れた!

プラズマ団の下っ端ABCとの勝負に勝った!

203 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:37:25.25 ID:T5xPXbMh0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
下っ端達「プラーズマー!」

烈「足止め係達に用は無いッッ!どけいッ!」

ダッダッダッダッ



プラズマ団下っ端D「げ、もう着やがった……くそ、足止めつってもほとんど止まって無いじゃないか……」

烈「さァ観念しろッッ!!貴様は私には勝てないッッ!!!」

下っ端D「ぐぬぬ……仕方ない、骨は返す……(逆らえば本気で殺されかねないな……)」

???「大丈夫ですか、王様に忠誠を誓った大切な仲間よ……」

下っ端D「七賢人のアスラ様ッッ!申し訳ありません、我々の力不足で……ッッ!!!」

204 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:37:59.87 ID:T5xPXbMh0
アスラ「いいのです。ドラゴンのホネですが、今回はあきらめましょう。調査の結果、我々プラズマ団が探し求めている伝説のポケモンと無関係でしたから……。」

烈「やはり伝説のポケモン絡みかッッ……!!!」

アスラ「ですが我々への妨害は見逃せません二度とジャマだてできないよう痛い目にあってもらいましょう……。」

アーティ「ねぇ烈君、何か虫ポケモンたちが騒いでたから……って、こいつが親玉?」

烈「そのようですな……ちなみに化石はここに。」

アーティ「あぁそうなんだ。いやね、何か僕が倒した下っ端達は何も持ってなかったからさ。」
205 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:38:26.41 ID:T5xPXbMh0
アスラ「……ジムリーダー二人に腕利きトレーナー……少々きついな。」

アーティ「ジムリーダーが二人?」

アロエ「あぁ、こんな所に居た!他の連中は何も持ってなくてさ!で、何だい、こいつが親玉かい?」

アスラ「わたしはプラズマ団七賢人の1人で、同じ七賢人のゲーチスは言葉を使いポケモンを解き放たせる!」

烈「ゲーチス……奴かッッ!!!」

アスラ「残りの七賢人は仲間に命じて実力でポケモンを奪い取らせる!だがこれはちと分が悪いですな。」

アスラ「ここは素直に引きましょう……ですが、我々はポケモンを解放するためトレーナーからポケモンを奪う!ジムリーダーといえどこれ以上の妨害は許しませんよ……!いずれ決着をつけるでしょう。ではその時をお楽しみに……」

タッタッタッタッタ……
206 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:38:52.39 ID:T5xPXbMh0
アロエ「あっ!……逃げ足が早いね、奴ら。どうするアーティ、追いかけるかい?」

アーティ「いやあ、あんまり追い詰めると何するか分かんないっすからね、何かしたらまた叩きますわ。」

烈「アーティ殿、お力添え感謝いたしますッッ!!!」

アロエ「ほんと、アーティ居てくれて助かったよっ!ありがとねっ!」

アーティ「ジムリーダーとして当然だよ。それにしても、君強いねぇ〜……君の挑戦、待ってるよ!」

アロエ「行っちまったね……烈君、これは私からの気もちさ。月の石ってんだけど、これで特定のポケモンが進化するんだよ。」

烈は月の石を手に入れた!
207 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:39:33.99 ID:T5xPXbMh0
アロエ「そうだね、ムンナとかこいつで進化するね。じゃぁ私はこの骨を博物館に戻しとくよっ!あと、君のお友達には解決したって伝えとくから、君は先に進むと良いさ。」

烈「謝謝ッッ……では、私は先に進ませて頂きますッッ!!」

アロエ「うん、アーティは強いから、抜からずに戦うんだよ……っと、これは釈迦に説法だったかね?じゃぁね!烈君っ!」

すたすたすた……

烈「さて、先に進むかッッ!!次はヒウンシティ……む?何だこの気配はッッ!?」

烈「何かッッ……刃物で切りつけられるような……しかし、優しい気配ッッ!!」
208 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:40:28.35 ID:T5xPXbMh0
烈「……気のせいか?……一度この森は全て見て回ったし……」

烈「……今は先に進もうッッ!!今後何やら分かるかも知れぬからなッッ!!!」

ダッダッダッ……


???『キュァァァァ……』



第五話『森と倉庫と、ポケモンの骨』終わり
第六話『ビルの森の中で』に続く
209 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:41:05.57 ID:T5xPXbMh0
以上です

烈さんつえーって書きながら思ってましたww
何か質問あればどぞ
210 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 03:44:20.69 ID:T5xPXbMh0
・チャオブーLv.26 ゆうかんな性格 特性:猛火
技:三連蹴り、炎掌、ニトロチャージ、転がる
・ハーデリアLv.23 意地っ張りな性格 特性:威嚇
技:ダッシュ噛み付き、睨み付ける、突進、奮い立てる

・ヤナップLv.23 無邪気な性格 特性:食いしん坊
技:つる鞭打、崩拳、睨み付ける、宿木の種
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/21(月) 07:20:41.36 ID:Eu5B+GIDO
本当におもしろいです
きっと書き込まないでROMって楽しんでる人もたくさんいると思うので、完結させて欲しいです!
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 08:01:40.88 ID:H/7t7I0DO
>>1乙華麗
唯一神wwww
朝から最高の誕生日プレゼントでした
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 10:35:58.55 ID:u1qQEKBAO
まさか鞭打までw
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 12:11:41.01 ID:gmXhjdWAO
鞭打とは女子供が使う護身術…
つまりヤナップは♀という事か
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/21(月) 14:33:23.10 ID:Q9fR3nSAO
いつか音速を越えた鞭打が……恐ろしい
ってか烈菌感染してるぞwwwwww
チェレンやアロエまで「ッ」になってたwwwwww
216 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 14:53:05.11 ID:T5xPXbMh0
>>214
女子供、つまり弱者の護身術ですね
ヤナップはまだ子どもです
強くなれば、そのうち新しい技に変わりますww
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/21(月) 16:10:50.12 ID:wEvat91DO
>>1
次はいつ頃に
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/21(月) 18:54:03.53 ID:fE6lolv4o
まさかヤナップが当てない打撃を・・・?
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 19:10:00.84 ID:6biICa8Io
そのうち消力とか使いそうだな
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 20:03:36.39 ID:PhAzuw2Yo
エンブオーになったら背中に鬼の顔が出来そうだな
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/21(月) 20:05:20.59 ID:Q37cMtaDO
つーかまだジム二つ目なのにレベル上げすぎじゃね?wwwwww
222 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/21(月) 20:47:17.34 ID:T5xPXbMh0
>>217
次回は書きあがり次第ですが、今週末くらいになりそうです

>>218
ないないww
あくまで中国拳法ベースなので

>>221
烈さんの技を叩き込もうとしたら、自然とレベルが上がっちゃいます
三匹で代わる代わる組み手をしているので、経験値も多いです
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/25(金) 00:59:00.43 ID:lI7TI0uDO
うずうず
224 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/02/27(日) 16:59:28.69 ID:OQEZcjZc0
>>1です

製作難航中ですww
ヒウンシティのイベントが多くて、描ききれんwwwwww

プラス暇な時間が少ないです
誰か時間prz

と言う訳で、今週の投下はありません
書き上がり次第こちらでアナウンスさせて頂きます

悪しからず
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/02/27(日) 17:25:37.10 ID:7BPzw+JFP
ゆっくり待ってるぜー
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/02/28(月) 03:45:26.82 ID:eLq5poaDO
私は一向に構わんッッ!
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/01(火) 05:37:56.11 ID:/FOKp1UDO
キャン……ディ………
228 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/01(火) 05:39:11.84 ID:E6rffvIK0
書き上がりました。
やっぱりヒウンシティはイベント多いですね。

烈さんとアーティのバトルが個人的に熱かった。

投下は水曜日の夜。
前倒しの可能性あります。

よろしくお願いします。
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/02(水) 04:49:01.27 ID:ojNfQ2aDO
とうとうきたか!!
楽しみに待つッッ
230 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 21:12:01.45 ID:grMZq2+E0
本日23:00より投下開始いたします
しばらく全裸でお待ちください
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/02(水) 21:38:11.20 ID:cRGFjtafo
                   ,.ィ‐====ミミミ y 彡三二ミ``ヽ、
                  /彡彡三ニミヾミ ,/ 彡ニニミヽ、ヽ\ `ヽ
                /彡彡ノ三ニミヾ ,/ 彡ニ三ミヾヾヽヽ\ `゙ヽ
               ,/´/彡//  ⌒`゙゙ヾ''´ ̄ ⌒ヾミ、\\ミヾヾ ヽ、、
              ,ノ./ノ/トi /  ,             ヽ \\
         (   ,ノノ// / / ゙ゝ__ノ              ヾヽヽ 始めなさいよ
        /三彡/ ./ i((-‐─.ミッ、      ,,ィ===-、、 /ヽミ  はやく・・・・・・
       //彡リ/ イ .ノ )ヽゝ   `゙ヽ,   /´´:::    `''((丶ミ
       (( //ソ/! 丿ノリ    _,ェ=ュ :::::i     r=ミ__,,  , ,ヽヾヽ \ノ ヽヽ|i |ミミ
       ))ノ/ .ノノ ./、ッシ-‐'´''´:::::ノ     `゙‐-゙ニ≧=ィ-'::::`tT´´ヽヽi ノノミミ
     __ノノノ/ノ//::: ´'' ̄´´  ..::,ノ- 、_          ::::::::::::ヾ┌-ミ )ヾノミ.
   ヽ==ノ彡/ /ノ(:::::      ::::!'ヽ=,,rゥ )       ‐-、 ::::::::::/ ノミ iノ人ヽヾ
    /彡//イ ! .|ヾヽ-ィ⌒     :,`:i´          ヾシイノ /) )ノヽ\\
   // ! Y/ 、iゝヽヾ`゙<´     f⌒⌒ヽ         ::/´//i ! ゙/ソ人゙ ヘ\
   /i! / !リ ノ /\)ヽヾヾミ`ヽ   ヘノノ⌒ゝ、しヘ       ..:::i (( iゝ、ノ人 i个ヾ
  川リ//リ ))ソ /ノ ソ )) ) )    ゙(⌒´。/´     、__ノ|  \\ミゝ ヽ\\
  彡彡/ ,/ (i ノ/ ノノ ノノ    /`‐‐'´      ..::::::::::: ヽミミ三二`゙゙ヽ、ヽゝ
   ̄´´三彡イニ彡´´ ノノノ::/ //        ..:::::::/:   ::::`ブヽヾヾ  ヽミ=
 三ニ彡彡´⌒⌒ヽ、彡イ r'´ / /..     ....::::::,, ィ'´   ..::::/   ))ノヽ ヽミ
  .彡//     .V彡''´  /./ヽ::::::::::::::::,,::‐'´    ..::::::....::     ノ|人 |) !ミミ
   ( ( ....   /    / ./   `゙゙` ´      _...::イ´   ....:::::ノ|ノ\ /ノヽ
232 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:01:08.62 ID:grMZq2+E0
始めます
233 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:01:55.00 ID:grMZq2+E0







烈海王「ポケモンッッ!!」 第六話『ビルの森の中で』






234 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:02:42.01 ID:grMZq2+E0
ヤグルマの森・出口

烈「次はヒウンシティか……大都会と聞いたが、果たしてどの様な街なのだろうか……ッッ」

烈「そう言えば、スカイアローブリッジはこの地方で一番大きく長い橋、と聞いたな」

烈「東京のレインボーブリッジや、ニューヨークのゴールデンブリッジのようなものか……」

烈「百聞は一見に如かず、この関所を抜けたらスカイアローブリッジだ」
235 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:03:29.69 ID:grMZq2+E0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
スカイアローブリッジ・入口

烈「雄雄雄ッッッッ!!!!なんとデカイ橋だッッ!!!」

烈「いかんッッ!!このどうとも仕様がない感情の高ぶりッッ!!!」

烈「そうだッッ!!手持ち全員を出して、みんなで走破するのだッッ!!!!」

烈「私だけこの感動を独占するのは非常に勿体ないからなッッッ!!!」

烈「よしッッ!!みんな出てこいッッ!!!」

ボムッッ

チャオブー「ちゃぶ!」

ハーデリア「がうがうっ!」

ヤナップ「やなー」

烈「さぁみんな行くぞッッ!!!」
236 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:04:03.24 ID:grMZq2+E0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
スカイアローブリッジ

BGM: http://www.youtube.com/watch?v=UCTB8dIXV0I&feature=related

烈「何とデカイ橋だッッ……!!!」

烈「これは走り甲斐があると言うものだッッ!!!」

烈「ふおおおおおおおッッ!!!」

ダダダダダダダダダ

ビュオン

チリンチリン

烈「それにしても、やけに自転車で走っている者が多いな……」

シャカシャカシャカ

烈「……どうも同じ人間がこの橋を何往復もしているようだ……」
237 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:04:57.23 ID:grMZq2+E0
烈「オッッ、あそこではポケモンの卵が孵化したみたいだなッ!」

烈「うんうん、良い事……む?何か凄く残念そうな顔をしているッッ……?」

トレーナー「チッ、2Vのくせに性格不一致かよ……」

烈「きっと彼にとって良くない事だったのだろう。そっとしといておこうか。」

タッタッタッタッタ……

烈「むッッ!?あれに見えるビル群……デカいなッッ!!!」

烈「そうか、アレがヒウンシティ……ッッ!!」

烈「あそこに未だ見ぬ強敵が居るのかッッッ!!!フフ、ワクワクして来たぞッッ!!!!」

烈「よォし、みんな、あと一息だッッ!!!」

ポケモン達「ちゃぶ!やな!ばうっ!(応ッッ!!!!)」

238 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:05:47.35 ID:grMZq2+E0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒウンシティ・入口

BGM: http://www.youtube.com/watch?v=SuIHFtvjHDU

烈「着いたぞッッ!!ヒウンシティッッ!!!」

烈「この街は広いな―ッッ!!探索のし甲斐があるッッ!!!」ワクワク

烈「ッと、まずはポケモンセンターだな……あったあった、ここは街の入り口にポケモンセンターがあるんだな。」

てんてんてててーん

239 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:06:46.57 ID:grMZq2+E0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒウンシティ・ポケモンセンター前

烈「さぁ回復も終わったッッ!!探索だッッ!!」ダダッ

タッタッタ……

ヒウンシティ・ヒウンストリート(ゲーフリとかある所)

烈「それにしても、本当に大きな街だ……」

烈「我が街香港より遥かに大きい。上海や東京、ニューヨーククラスだなッ……」

烈「街ゆく人も活気に満ちている……うむ、良い街だッッ!!」
240 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:07:21.18 ID:grMZq2+E0

タッタッタッタ……

ヒウンシティ・中央公園広場

烈「ホォ〜、ここが憩いの広場と言った所かッッ!ここからなら色々な通りにつながってるなッ!」

ダンサー「Hey!,トレーナー!」シュタタン

烈「むッッ……?私の事かッッ……?」

ダンサー「Yeah!!アンタの実力が見たいんだっ!ちょっとバトルしようZE!」シュタッ

烈「(踊ってる……)まぁ良かろうッッ!!私は一向に構わんッッ!!!」

ダンサー「OK、そうこなくっちゃっ!踊るようにバトルだぜっ!」シュタタッ

241 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:08:00.95 ID:grMZq2+E0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ダンサーAとの勝負に勝った!

烈「何だ、こんなものか。」

ダンサー「オーケー、レッツダンスィン!!」シュタッ

♪〜〜♪〜〜〜♪〜〜〜

烈「ホォ〜〜〜〜、見事なものだッッ!!表演とはまた違った良さがあるなッッ!!」

ダンサー「どうだい?抜群のステップだろうっ?」

烈「確かにッッ!!」

ダンサー「チームを組めば、もっと凄いダンスになれるんだっ!そうだキミ、良かったらダンサーに声かけてもらえるかなっ?」

242 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:09:00.26 ID:grMZq2+E0
烈「断るッッ!!!」ダァン!!

ダンサー「そう硬い事言わずにさー!2人居ればダンスのチーム組めるんだっ!」

ダンサー「もっと凄いステップ見たいでしょっ?」

烈「むゥ……仕方がないッ!舞いを見せてもらった礼だッ!貴様と同じような格好をしている者だなッッ!?」

ダンサー「ひょぉ〜!ありがと〜っ!キミ、実はすっごい優しいんだねっ!」ニカッ

烈「うるさいッッ!!街の探索がてらだッッ!!」

ダンサー「あ、俺はいつもここの噴水前で踊ってるからっ!噴水前で分かるぜっ!」

ダンサー「そういえば風の噂で、裏ストリートと波止場で、一人で踊ってる奴が居るって話さっ!」

烈「分かった分かった、では、私は行くぞッ!」ダダッ

243 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:10:08.75 ID:grMZq2+E0

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒウンシティ・モードストリート(ヒウンアイスとか売ってる所)

烈「ここは取り分け人が多いなッッ!!」

ダダダダダ

烈「むッッ?」キキッ

烈「アトリエヒウン……ほほゥ、画廊か。李成(宋時代の水墨画家。北宋で活動した。)が描くような水墨画等はあるのかな?」ワクワク

烈「私は彼の描く小寒林図が大好きなのでな、楽しみだッッ!!」

バタン
244 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:10:43.66 ID:grMZq2+E0
ヒウンシティ・アトリエヒウン

烈「済まぬ、少々見学させてもらうぞ?」

管理人「はい、どうぞー。お客さん、初めてかね?」

烈「うむッッ!!こちらはどなたの絵が飾ってあるのだ?」

管理人「今は結構ごっちゃだね。今回のアトリエのテーマはイッシュ地方の伝説のポケモンだよ。」

烈「ほほぅ、伝説のポケモン……」

管理人「あ、アーティさんの絵を見たいなら、ヒウンジムに行けば見られるよー。」
245 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:11:40.58 ID:grMZq2+E0
烈「む?アーティ殿はこのような高尚な趣味があったのか……」

管理人「趣味って言うか、副業だね。彼は芸術家でもあるんだよ。」

烈「ほゥ……ポケモン使いも達者かつ芸術家か……それにしても、この絵は素晴らしいな。」

管理人「それは、『白き炎』っていうタイトルだよ。伝説のポケモンの一匹、レシラムをモチーフにした絵だね。」

烈「ほぅ、済まぬ。では、また分からぬ事があったら聞く。」

管理人「あァ、ごゆっくり。」

烈「……どれも神秘的な絵ばかりだな……それにしても気になるのは、この漆黒のポケモンッッ……!!」

烈「黒い稲妻……ゼクロムか。レシラムの絵には特に、という感じだったが、このゼクロム……何か惹かれるものがあるッッ!!」

246 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:12:41.20 ID:grMZq2+E0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
烈「堪能したッッ!!済まぬな管理人殿ッッ!!」

管理人「あいよ、近くに来たらまた来てくんな。」

烈「うむッッ!!それではなッッ!!!」バタム

烈「さぁ、今度は港の方へ行ってみるかッッ!!」ダダッ

ヒウンシティ・ゲート近くの船着き場

烈「さて、入口付近の港に着いたぞ。」

研究員「おや、あなたポケモントレーナーですか?」

烈「如何にもッッ!!」

247 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:13:33.33 ID:grMZq2+E0
研究員「あなた、夢の跡地でポケモン貰いました……よね?」

烈「確かに貰ったが、それが……」

研究員「何のポケモン貰いましたー?」

烈「ヤナップだなッッ!!素早さが高くて、私が教える技をよく吸収してくれるッッ!!」

研究員「そうですか。ならこれあげます。」

烈はリーフの石を手にいれた!

烈「これは……ヤナップに使える道具なのですか?」

研究員「えぇ、これを当てるとあなたのヤナップは進化するんですよ。」

烈「むぅぅ、しかし貴方は何の意図で……?」

研究員「初心者救さ……いや、何でもありません。そいじゃ、私は研究に戻ります。」

スタスタスタ
248 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:14:08.66 ID:grMZq2+E0

烈「……まァ良い……ヤナップ、出ろ。」

ぱしゅん

ヤナップ「やなー」

烈「これを当ててみるか。」

ヤナップ「やなー!」

烈はヤナップにリーフの石を使った!

てれてれん

BGM: http://www.youtube.com/watch?v=-8zs9mWVbUw&feature=related
249 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:15:16.68 ID:grMZq2+E0
おめでとう!ヤナップはヤナッキーに進化した!

烈「雄雄雄ッッ!!進化したかッッ!!」

ヤナッキー「やなー!」

烈「ほほう、手足が伸びて顔も精悍な顔つきになったなッ!戦闘でも存分に力を発揮できそうだッッ!!」

ヤナッキー「やなっきー!」

烈「……さぁ、行くか。この街は広いからな、まだまだ探索する所はあるぞッッ!!」

タタタタタ

250 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:15:50.25 ID:grMZq2+E0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒウンシティ・プライムピア

烈「おッッ、ダンサーが居る……そう言えば、ダンサー集めを頼まれてたのだったな。」

烈「済まぬッッ!!そこの御仁ッッ!!」

ダンサーB「ん?何だいっ?」

烈「実は(ry」

ダンサーB「じゃぁポケモンバトル(ry」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ダンサーB「声かけてくれてありがとなっ!いっぺんそいつん所行ってみるぜっ!」

タタタタタ

烈「……随分と時間の流れが飛んだが、まぁ良いだろう。」

烈「さて、次は……オッッ、バトルカンパニー……面白そうだなッッ!!」

烈「入ってみようッッ!!頼もうッッ!!!」ウィーン
251 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:16:45.15 ID:grMZq2+E0
受付「バトルカンパニーへようこそ!当社ではバトルの強い方を歓迎しています!」

烈「フフフフフ、これだこれッ!こういう展開を待っていたのだッッ!!」

受付「……ちょ、挑戦されるならエレベーターで上へお上がり下さい。」

烈「謝謝ッッ!!さァ行くぞみんなッッ!!!」

ウィーン

252 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:17:12.00 ID:grMZq2+E0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒウンシティ・バトルカンパニー

ビジネスマンA「ぐぬぅ……何て強い奴なんだ……」

OL「私たちじゃ手も足も出なかった……」

ビジネスマンB「……自信無くしたわ……」

OL「死屍累々……明日から残業増えそう……」

ヒウンシティ・バトルカンパニー前

烈「いやァ〜、戦ったッッ!!これで随分と戦闘に磨きがかかったッッ!!」

烈「やはり戦闘は実戦あるのみだなッッ!!さて、次は……この港だ。」



253 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:17:47.33 ID:grMZq2+E0
この後、烈は色々な人と巡り逢った

ダンサーは集まり、フラッシュの技マシンも貰い、パーティにも乱入し、隠れ家的カフェで茶を堪能し……

そうこうしている内に探索も終わり、日付も変わり、烈はジムに挑戦することにした

てんてんてててーん

254 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:18:16.61 ID:grMZq2+E0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒウンシティ・ポケモンセンター宿泊所 早朝

モワァ〜〜

一般トレーナーA「……何か、蒸し暑いな。ていうかこれ汗の臭いか?」

一般トレーナーB「もしかして、あのオッサンか?」

モワァ〜〜〜

烈「…………」

クワッ

烈「嘩阿ッッッ!!!!」ドムッ

ビシャビシャビシャビシャ

255 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:19:11.70 ID:grMZq2+E0
烈「フム……朝の稽古は終わりだな……」

一般トレーナーA「あ、あんのぉ〜……」

烈「む?如何した。」

一般トレーナーB「何やってたんですか?」

烈「あぁ、これは站椿といってな、足腰を鍛える基礎鍛錬だ。」

一般トレーナーB「は、はぁ……そっすか……」

一般トレーナーA「ちなみに、さっきのはいつからやってたんすか?」

烈「むぅ……今は6時だから、大凡一時間かな。」

256 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:20:44.10 ID:grMZq2+E0
一般トレーナーA「す、すっげぇ……」

一般トレーナーB「毎朝ですか?」

烈「ああ……ポケモンの鍛錬とは別に、私も鍛錬をしておかないと、強くなれないからな。基本を疎かにしてはいかん。」

一般トレーナーB「そっすか……ありがとうございます。」

一般トレーナーA「それじゃ、僕らはこれで。」

烈「うむ、またどこかで会えたらな。」

257 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:21:19.79 ID:grMZq2+E0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ヒウンシティ・ヒウンジム前

烈「結局、街を探索するのに二日も掛かってしまった……途中からほとんど観光だったがな。」

烈「ここがヒウンジム、アーティ殿の本拠地か……頼もうッッ!!!」

ウィーン

チェレン「あ、烈さん。今からジム挑戦?」

烈「雄雄、チェレン。元気にやってるかッッ!?」

チェレン「まぁまぁかな。烈さんは……元気そうだね。」

烈「まぁなッ!もうジム挑戦は終わったのか?」

チェレン「あぁ、なんとかね。虫ポケモンにちょっと手古摺ったけど。」

258 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:22:21.83 ID:grMZq2+E0
烈「強くなっているのだな、チェレン。」

チェレン「まぁね。この調子でイッシュ地方の全てのジムを制覇するんだ。」

烈「ははッ、良い気の乗り方をしているなッ!」

チェレン「そしてポケモンリーグに向かい、僕はチャンピオンを超える!」

チェレン「そうすれば、誰もが僕を強いトレーナーとして認めてくれる……それでこそ、ぼくは生きていると実感できるはず……」

烈「(チェレン……?)」

烈「チェレン、お前は……」

259 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:23:36.12 ID:grMZq2+E0
ウィーン

アーティ「おっ?キミはヤグルマの森で一緒に戦ってくれた……烈海王君、だったね?」

烈「これはアーティ殿、これから貴方に挑戦を……」

アーティ「申し訳ないけど、それどころじゃないんだよー。ちょっと待っててくれるかな?」

烈「それは構いませんが、何かあったのですか?」

アーティ「連絡があってね、この街にプラズマ団が出たんだよー。」

チェレン「またプラズマ団……ゴキブリみたいな言い方になっちゃってるな……」

アーティ「ゴキブロスは虫パには入れられないからなー」

チェレン「え?」

アーティ「いや、何でも無い。ていうか、キミらちょっと来てくれる?プライムピアって波止場に居るからさ。」

烈「了解したッッ!!チェレン、君も来てくれッッ!!」

チェレン「メンドーだなー。まぁ良いや、行くよ。」

ダダッ

260 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:24:20.29 ID:grMZq2+E0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒウンシティ・プライムピア

アーティ「こっちだよ、烈君、チェレン君!この子のポケモンがプラズマ団に奪われたんだって。」

烈「何と言う事だッッ……!!」

ベル「あ、烈さぁん……あたしのね(ぐすっ)、ムンナがね(ぐすっ)、プラズマ団に取られちゃったのぉ〜(;ω;)」ぐすんぐすん

烈「なッ……!?またか、プラズマ団……許すまじッッ……!!!」

チェレン「そっちの娘もポケモン取られちゃったの?」

???「ちがうよー!あたしね、おねえちゃんのひめいきいて、いっしょうけんめいおいかけたんだよ?」

???「でも、このまちおおきいし、みうしなっちゃって……くやしいよ!」
261 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:24:59.64 ID:grMZq2+E0
アーティ「アイリス、キミはキミに出来る限りの事をやったんだ。」

アイリス「でもだめだもん!ひとのポケモンをとっちゃダメなんだよ!!」

アイリス「ポケモンとひとはいっしょにいるのがステキなんだもん!おたがいないものをだしあって、ささえあうのがいちばんだもん!」

ベル「アイリスちゃん……」

アーティ「そうだね、アイリス。だから僕たちはポケモンを取り返す……ね、烈君?」

烈「うむッッ!!ベル、キミのポケモンは必ずや我々が取り返すッッ!!」

チェレン「メンドーだけど、僕も手伝うよ。」

烈「コラ、チェレン。面倒だとか言うものではないぞ。」

チェレン「分かったよー。」

262 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:25:38.04 ID:grMZq2+E0
ベル「ありがとう、烈さん、チェレン……でも、私も戦うよ!私のポケモンを取り戻すためだもんっ!」

ベル「それに、私だって強くなったんだからっ!」

アーティ「とは言え、このヒウンシティで人を探すなんて、まさに飛ぶ雲を掴むような話……」

プラズマ団下っ端A「げっ!何でジムリーダーが居るんだ!?」

プラズマ団下っ端B「折角上手く行ったからもう一匹頂こうと思ったのにっ!……とにかく逃げろ!」

チェレン「飛んで火に入る何とやら……追いかけようって、烈さん!?」

烈「ぬおおおおおおッッッ!!!!!」ドヒュンッ

プラズマ団下っ端A「ひイィィィッッ!?」

ザンッ

烈「観念するんだ、プラズマ団ッッ……!!」グイッ

263 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:26:12.27 ID:grMZq2+E0
アーティ「……参ったね、とんでもない瞬発力でプラズマ団を一人抑え込んじゃったよ……」

チェレン「あのプラズマ団、不幸な奴……でも一人逃げちゃったね。」

アイリス「ふたりとものんきにはなししてるばあいじゃないよ!おいかけようよー!」ダッ

アーティ「おっと、そうだったな!」ダッ

チェレン「やれやれ」ダッ

ベル「あたしも行くよっ!」ダッ




264 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:26:57.33 ID:grMZq2+E0
烈「さぁアジトの場所を吐けいッ!!殺さぬまでも、生かしたまま人を苦しめる方法を私はいくつか知っているぞッッ!!」

プラズマ団下っ端A「ひいいいッッ!分かりました!教えます!教えますからー!ちなみに僕はムンナ持ってません!」

烈「貴様のような下っ端なら当然だッッ!!さぁキリキリ走れいッッ!!」ダッ

下っ端A「うぐぅ〜!」ダッ

265 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:28:14.34 ID:grMZq2+E0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒウンシティ・ヒウンジム前

下っ端A「こ、ここです……」ガクガクブルブル

烈「ジムのま正面の建物だとッッ!?本当の事を言わんかァァッッ!!!」ビリビリビリ

下っ端A「ヒィィィ!!!本当ですぅぅぅ!!!」

チェレン「(あの下っ端かわいそー。)」

アーティ「うーん、どう見てもジムの真向かいだねぇ。」

下っ端A「た、助けてぇ〜!」

下っ端C「あ、A!捕まったのか!むぅ、しかしこの中に七賢人様は居ない!居ないぞ!本当だぞ!」

266 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:29:00.73 ID:grMZq2+E0
下っ端C「嘘だと思うなら俺と勝負してみるか!?」

チェレン「ここは僕がやるよ。烈さんばっかりに良い恰好はさせられないからね。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
下っ端C「プラーズマー!」

チェレン「相変わらず……」

烈「言うな、チェレン。」

下っ端D「あ、何だお前ら!おい、みんな出てこい!」

ぞろぞろぞろぞろ

アーティ「わー、たっくさん居る……」

267 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:29:45.83 ID:grMZq2+E0
下っ端D「くそ、ジムリーダーが二人も居るなんて計算外だ!」

下っ端E「こうなったら、10人まとめてジムリーダー二人にかかれ!俺達6人はあの弱そうな3人組に行くぞ!」

アーティ「げ、僕に五人がかり?」

アイリス「アイリスにもごにんきたよぉ〜!アーティ、いける?」

アーティ「まぁ、本ちゃんのパーティ持ってきたから余裕かな。アイリスは……心配ないねww」

アイリス「アイリスつよいんだからぁ〜!イッシュちほうで、さいきょうのジムリーダーだもんね!」




268 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:31:08.03 ID:grMZq2+E0
ベル「あぅ〜、何かぞろぞろ出てきたよぉ〜(>_<)」

チェレン「僕らが弱そうって……心外だな。」

烈「ふふ、叩き潰してやるかッッッ!!」

チェ・ベル「応ッッ!!」



烈「ゆけいッ、ヤナッキーッッ!!」

チェレン「行くんだ、レパルダスッ!」

ベル「頑張ってね、ビーちゃん!」
269 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:31:37.12 ID:grMZq2+E0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
下っ端達×16「プラーズマー!」

烈「みんなッッ!!大丈夫かッッ!?」

アーティ「何とかねー。数の暴力って嫌だねー。」

アイリス「オノノクスむそうよゆうでした。」

チェレン「ダブルバトルにも慣れてきたから、大丈夫だったかな?」

ベル「あたしって、こんな人たちにポケモン奪われてたんだ……何かショック。」

烈「さぁ、乗り込むぞッッ!!!」

ウィーン

270 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:32:03.25 ID:grMZq2+E0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒウンシティ・プラズマ団隠れ家

ゲーチス「これはこれはお揃いで。ジムリーダー様まで見えられるとは、公営の限りですな。」

烈「また貴様かッッ……!!」

アーティ「あ、あんたが親玉?ねぇねぇ、プラズマ団の方々は、他人の物が欲しくなっちゃう人たちなの?」

ゲーチス「フンッ……!!」

スムラ(七賢人の一人)「ポケモンジムの眼前に隠れ家を用意するのも面白いと思いましたが……意外に早くばれましたな。」

ゲーチス「たしかに……まあ、ワタクシたちの素晴らしきアジトは既にありますからね……」

271 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:32:31.07 ID:grMZq2+E0
ゲーチス「所で貴方がた、イッシュ建国の伝説はご存じですか?」

アイリス「しってるよー!でんせつのしろいドラゴンポケモンのおはなしだよねー!」

ゲーチス「そう……多くの民が争っていた世界を、どうやったらまとめられるかッッ……!?」

ゲーチス「その真実を追求した英雄のもとに現れ、知識を授け刃向う存在にはキバをむいた……白いドラゴンポケモンッッ!!

烈「(またッッ……伝説のポケモンかッッ……!!)」

ゲーチス「英雄とポケモンのその姿その力が、みんなの心を1つにしてイッシュを造りあげたのですッッ!!」

ゲーチスは歩きながら、カラクサタウンの時のように演説を続ける

272 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:33:39.79 ID:grMZq2+E0
ゲーチス「今一度ッッ!!!英雄とポケモンをこのイッシュによみがえらせ、人心を掌握すればッッ!!」

ゲーチスは元の位置に戻りながら、烈達の方を振り向きつつこう続ける

ゲーチス「いとも容易くワタクシの……いや、プラズマ団の望む世界にできるのですッッ!!!」

烈「……ッッ!!!」

チェレン「フンッ……!」

ベル「???????」

273 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:35:29.57 ID:grMZq2+E0

ザッ

烈「アーティ殿ッッ……?」

アーティ「……このヒウンには、たっくさんの人がいるよ。」

スムラ「はて。」

ロット(七賢人の一人)「何を言ってるのか。」

アーティ「それぞれの考え方、ライフスタイル……ほんっとバラバラで、正直何を言っているのか分からない事もあるんだよねぇ。」

ゲーチス「……」

アーティ「だけど、みんなに共通点があってね……本当にポケモンを大事にしているよ。」

アーティ「初めて出会う人ともポケモンを通じて会話する。勝負をしたり、交換したりね……。」

274 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:36:03.83 ID:grMZq2+E0
アーティ「知り合いに聞いたんだけど、カラクサで演説してたんだっけ?」

ベル「カラクサの演説……そう言えば私も聞いたかも……」

アーティ「ポケモンとの付き合い方を見つめなおす切欠をくれて、感謝しているんだよ。」

ゲーチス「(ギリ)……」

アーティ「そして誓ったね……!もっともっと、ポケモンと真剣に向き合おうってね!」

アーティ「キミ達のやっていることは、こんな風にポケモンと人の結びつきを強めるんじゃないの?」

ゲーチス「……フハハ、ハハハハハハッッ!!!」

烈「!?」

チェレン「あれ、狂った?」

275 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:36:32.37 ID:grMZq2+E0
ゲーチス「掴み所がないようで、存外キレものでしたかッッ!!ワタクシは頭のいい人間が大好きでしてね……」

アーティ「あんまり嬉しくない褒め言葉だね。」

ゲーチス「王のため、世界各国から知識人を集め、七賢人を名乗っているほどですッ……!」

ゲーチス「よろしい!ここはアナタの意見に免じて引き上げましょうッッ!!」

アイリス「あ!おねえちゃんのポケモン、かえしなよー!」

ゲーチス「おっと、忘れていましたよ……娘、このポケモンは貴様に返す。」ポイッ

ベル「あぁっ、ムーちゃん!大丈夫?こわくなかった?」

ムーちゃん「むにゃー」

ゲーチス「フフン、これはこれは麗しいポケモンと人の友情……」

ベル「むっ!なによぉ!」

276 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:37:10.68 ID:grMZq2+E0
ゲーチス「フフフ……ですが、ワタクシはポケモンを愚かな人間から自由にするため、イッシュの伝説を再現し人心を掌握しますよッッ!!」

ゲーチス「では諸君、ごきげんよう……」

ウィーン

ゾロゾロゾロスタスタスタ

アイリス「あっ!ちょっとぉ!アーティ!どうしてみのがしちゃったのぉ!?」

アーティ「あーいや、奪われたポケモンに何かあったら駄目じゃん。もしもの事があれば、僕らではどうしようもないよ。」

烈「確かに、あの大人数で街中で暴れられては、流石に他の市民にも被害が出てしまう……」

チェレン「まぁ大通りで20人規模の大バトルやっちゃったけどね。あんまり人が居なくて良かったー。」

ベル「大丈夫ですっ!みんなも怪我なかったし、無事にムーちゃん戻ってきましたし、ありがとうございますっ!」

277 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:37:37.27 ID:grMZq2+E0
アイリス「そうか……だったらいいんだけどぉ……」

アーティ「で、みんなはこれからどうするんだい?」

チェレン「僕はもう少し街を見て回ります。ここは全部見るのに時間が掛かるし……先に行かせてもらいます。」

烈「済まんなチェレンッッ!助かったぞッッ!!」

アーティ「僕からもお礼を言うよ。キミのおかげで随分と楽に事を運ぶ事が出来た。」

チェレン「ふふ、どういたしまして。それじゃ。」

ウィーン




278 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:38:16.01 ID:grMZq2+E0
ベル「あたしも、もう少しこの街を見て回りますっ!」

アイリス「あっ、だったらアイリスもいくー!おねえちゃんのボディーガードもしてあげるんだぁ!」

アーティ「それは良いね。アイリスはトレーナーとしては飛びっきりだけど、この街は広いからからっきしだしねww」

アイリス「いいのぉ!たすけあいせいしんは、だいじだよぉ!」

烈「はっはっは!確かにそうだなッッ!!」ニカッ

アイリス「(こわっ!)……あ、そういえばれつおじちゃん!ポケモンたすけるてつだいしてくれたおれいね!これあげる!」

烈はヤチェの実を手に入れた!

烈「これは……?」
279 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:39:29.28 ID:grMZq2+E0

アイリス「こうかばつぐんのこおりわざをうけたときに、ダメージをはんげんするのー。つうしょうはんげんのみ!」

烈「むゥ……ッッ!使い所が難しそうな道具だが……有難うアイリス殿。」

アイリス「どういたしましてー!じゃぁ、おねえちゃんいこうか!」

ベル「うんっ!じゃあ烈さん、またねー!」

ウィーン

タッタッタッタ……



280 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:40:16.67 ID:grMZq2+E0
アーティ「さぁ、僕はジムに戻るけど……烈君は僕に挑戦だったね。」

烈「ハイ……全力で行かせて頂きますッッ!!!」

アーティ「……フフ、楽しみにしているよ。じゃぁ、僕は先に戻っておくよ。キミはポケモンセンターで回復してから来ると良い。」

烈「勿論ですッッ!!」


てんてんてててーん
281 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:41:32.99 ID:grMZq2+E0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒウンシティ・ヒウンジム

烈「頼もうッッ!!!」

ガイド―「いやぁ、お疲れ様です。ここって広くて来るまでにへばっちゃったでしょ?はい、おいしい水です。」

烈はおいしい水を手に入れた!

ガイド―「ここはですね(ry」

282 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:41:59.78 ID:grMZq2+E0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒウンジム・最奥部

烈「着いたぞッッ!!ジムリーダーの部屋ッッ!!!」

アーティ「……来たね、烈君。」

烈「アーティ殿の作品、拝見させて頂きましたッッ!!どれも素晴らしい作品ばかりですなッッ!!!」

アーティ「お、有難う……キミには二度も手助けしてもらった。それは感謝している。」

烈「いえいえ、当然の事をしたまでですッッ!!」

アーティ「しかし、それとこれとは話が別さ。僕の虫ポケモン達がキミと戦いたいって騒いでてね。」

烈「フフッ、それは私のポケモン達も同じ事ッッ!!!」

アーティ「ではでは、早速勝負だね。負けないよ!」

283 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:42:51.70 ID:grMZq2+E0
BGM: http://www.youtube.com/watch?v=T-v9tXrGRfY

ジムリーダーのアーティが勝負を仕掛けてきた!

烈「ゆけいッッ!!ハーデリアッッ!!!」

アーティ「悪いが、キミにはバッジ2つのトレーナー用のポケモンは使わない……やるだけ無駄だからね。」

アーティ「だから、キミには僕の本気のポケモンでお相手するよっ!ゆけっ!ハハコモリ!」

ハーデリア「がうがうっ!」

ハハコモリ「こもりー」

ハーデリアの威嚇でハハコモリの攻撃が下がった!

284 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:43:29.78 ID:grMZq2+E0
烈「むッッ!!本気のジムリーダーの戦いッッ……油断は禁物かッッ!!ハーデリア、空中殺法ッッ!!」

アーティ「ハハコモリ、リーフブレード!」

ハハコモリのリーフブレード!

ハハコモリ「こもりっ!」

ザシュンッ!ザシュンッ!

ハーデリア残りHP1/2

アーティ「あっちゃー、あんまり効いてないや。やっぱ威嚇が痛いなー。」

285 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:44:17.63 ID:grMZq2+E0
ハーデリアの空中殺法!

ハーデリア「がうっ!」

ダムンッ!ガッ!ザキッ!

効果は抜群だ!ハハコモリは倒れた!

※空中殺法(オリジナル技) 威力:30×2 命中:100 タイプ:飛行 備考:空中から脚と牙の連続攻撃。タスキ、頑丈は貫通する。

アーティ「くっ!戻れ、ハハコモリ!……あー、ホントだったんだね。キミのポケモンが、キミ自身が教えた技を使うっての。」

烈「如何にもッッ!!」

286 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:45:37.36 ID:grMZq2+E0
アーティ「うーん、あのハハコモリは結構自信あったんだけどなー。よしいけっ!イワパレス!」

烈「戻れハーデリアッッ!!行けッ!ヤナッキーッッ!!」

イワパレス「いわー」

ヤナッキー「なっきー」

アーティ「イワパレス、シザークロス!」

烈「(速さでは負けていないが、恐らく力が足りぬ……ならばッ!)ヤナッキー、表演だッッ!!」

ヤナッキーの表演!

ヤナッキー「やなぁー」

ゆらあぁぁぁ

ヤナッキーの攻撃、特攻、素早さが一段階上がった!特防が一段階下がった!

※表演(オリジナル技) 威力:− 命中:− タイプ:格闘
備考:表演とは中国拳法で言う演武の事。技の切れ、体の切れを上げて攻撃、特攻、素早さを上げるが無防備になってしまうため、特防が下がる。

287 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:46:42.87 ID:grMZq2+E0

イワパレスのシザークロス!

イワパレス「いわー」

ザシュゥッ

効果は抜群だ!ヤナッキー残りHP:赤ゲージ

アーティ「耐えたっ!?……その技も何か厄介な技だなー。イワパレス、もう一発だ!」

烈「攻撃が上がった今なら行ける筈ッッ!!ヤナッキーッ!ツル鞭打連撃だッッ!!」

ヤナッキーのツル鞭打連撃!

※ツル鞭打連撃(オリジナル技) 威力:50×2 命中:90 タイプ:草

備考:つる鞭打を発展させた技。急所に当たりやすい。ただし打った後は5割の確率で防御が下がる。一発の威力は低いが、連打を可能にした。

ヤナッキー「痛いのは苦手かね?……この技は痛いよ?」

烈「え?」

ヤナッキー「やなぁぁぁッッ!!」

ビッシャァン!バチィッ!

288 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:47:36.44 ID:grMZq2+E0
イワパレスは倒れた!ヤナッキーの防御が下がった!

イワパレス「グギギ……」

アーティ「ぬうん。イワパレスがやられちゃったって……厳しいなぁ……でもっ!」




BGM: http://www.youtube.com/watch?v=W0RvP48_-Cs

アーティ「規則上は最後の一匹だよ。今出せる僕の最強のポケモンだ。行け、ペンドラーッッ!!」

ペンドラー「シャァァァ!」

烈「そのまま、頑張れるか?ヤナッキーッ!」

ヤナッキー「(コクリ)」
289 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:49:07.57 ID:grMZq2+E0

烈「よし、ヤナッキーッ!もう一度、ツル鞭打連撃だッッ!!」

アーティ「そうはさせない。ハードローラーだ!」

ペンドラーのハードローラー!

ペンドラー「キシャアァァァ!」

ごろんごろんごろん

効果は抜群だ!ヤナッキーは倒れた!

烈「むゥッッ!!よくやったヤナッキー!次はハーデリアだッッ!!」

ハーデリア「がうがうっ!」

ハーデリアの威嚇でペンドラーの攻撃が下がった!

290 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:51:28.61 ID:grMZq2+E0

アーティ「さっきの技を使われたら厄介だ。一発でやっちゃってくれ。メガホーン。」

烈「(素早さでは勝てぬ……ならばッッ!)ハーデリアッ!ダッシュ噛みつきッッ!!」

ハーデリアのダッシュ噛みつき!

ハーデリア「がうっ!」

ザッシュゥ

ペンドラー残りHP3/4

烈「ぬゥッ……硬いッッ……!!」

ペンドラーのメガホーン!

ペンドラー「きしゃっ!」

ドキュゥッ!

ハーデリアは倒れた!

アーティ「よくやったペンドラー。さぁ、お互いに残りの一匹だね。」

烈「……よもやここまで追い詰められるとはッッ!!やはりポケモンバトルは良いものだッッ!!!」

291 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:52:38.97 ID:grMZq2+E0
烈「正真正銘、こいつが私の切り札だッッ!!行けぃッ!チャオブーッッ!!!」

チャオブー「ちゃぶ!」

アーティ「ペンドラー、ハードローラー!」

烈「チャオブー、炎腕圧撃ッ!!」

ペンドラーのハードローラー!

ペンドラー「ぎゃしゃっ!」

ごろんごろん

チャオブー残りHP1/2





チャオブーはひるんだ!





292 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:53:09.50 ID:grMZq2+E0
烈「なッッ!!!何いィィッッ!?」

アーティ「フフっ、こんなこともあるからポケモンは面白いんだ。」

烈「ぐぅッッ、だが、まだまだ諦めぬッッ!!チャオブー、もう一発、炎腕圧撃ッッ!!!」

アーティ「次で決めてやるっ!ハードローラーだ!」

ペンドラーのハードローラー!チャオブー残りHP赤ゲージ

アーティ「嘘だ……耐えられた……だと……?」

チャオブー「ちゃぶぅぅぅッッ!!!」

猛火発動!チャオブーの炎腕圧撃!効果は抜群だ!








293 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:53:52.97 ID:grMZq2+E0














ペンドラーは倒れた!



294 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:54:29.58 ID:grMZq2+E0
※炎腕圧撃(オリジナル技) 威力:110 命中:100 PP:10 タイプ:炎 分類:物理

備考:炎を纏った両腕で叩き潰す。オリバが放った龍書文への最初の一撃みたいな感じ。攻撃後、自分の素早さは下がる。4割の確率で攻撃翌力は上がる。

ジムリーダーのアーティとの勝負に勝った!

295 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:57:26.48 ID:grMZq2+E0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒウンジム・最奥部

アーティ「いや、キミやっぱり強いねぇ。本気出してやっても勝てなかったよー。」

烈「……いや、貴方はまだまだポケモンが居た筈……本気と言うならば、何故そのポケモンも使用して戦わなかったのですかッッ……!」

アーティ「まぁ規則でね、ジム戦でリーダーは3匹までしか使っちゃいけないんだ。」

アーティ「それに本当は、キミにはバッジ2つのトレーナー用のポケモンでやんなきゃいけないんだけど……」

アーティ「それじゃ流石に勝負になんないから、ちょっと本気のポケモン使わせてもらったんだ。」

296 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:58:20.99 ID:grMZq2+E0
アーティ「ちなみに、バッジ2つ用のポケモンは、ちゃんと指示もそれなりのレベルまで落としてるんだ。」

アーティ「キミに対しては、ポケモンのレベルはバッジ5つ相当、しかし本気パーティでも使用している3体だった。」

アーティ「ちなみに、戦略の組み立てと指示出しは本気でいかせてもらった。」

烈「そうだったのですか……何だかややこしいですな。」

アーティ「まぁとりあえず、随分本気だったってこと。だってキミはトレーナーになって間もないけど、間違いなく強いからね。」

アーティ「それでポケモンのレベルが上がったら、とんでもない強さになるとおもうよ。」

烈「……私はまだまだ修行の身です。今ですらジムリーダーの方々の足元にも及んでいない事が分かりましたッッ……!!」
297 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/02(水) 23:59:12.69 ID:grMZq2+E0
烈「次は、本気の本気で勝負して頂きたいッッ!!」

アーティ「勿論さ。あー、忘れてた。これ、僕に勝った証のビートルバッジね。かっこいいでしょー!」

烈「おお、謝謝ッッ!!」

アーティ「あとね、これ“虫の抵抗”って技の技マシンだよ。相手の特功を下げるんだ。こういう事って以外に大事だからね、有効に使ってねー。」

烈はわざマシン76むしのていこうを手に入れた!

烈「ところで、アーティ殿」

アーティ「ん、なーに?」

烈「実は、私まるまるうしうしでッッ!!!」

298 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/03(木) 00:00:15.70 ID:0rESowUt0
烈「次は、本気の本気で勝負して頂きたいッッ!!」

アーティ「勿論さ。あー、忘れてた。これ、僕に勝った証のビートルバッジね。かっこいいでしょー!」

烈「おお、謝謝ッッ!!」

アーティ「あとね、これ“虫の抵抗”って技の技マシンだよ。相手の特功を下げるんだ。こういう事って以外に大事だからね、有効に使ってねー。」

烈はわざマシン76むしのていこうを手に入れた!

烈「ところで、アーティ殿」

アーティ「ん、なーに?」

烈「実は、私まるまるうしうしでッッ!!!」

299 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/03(木) 00:00:42.57 ID:0rESowUt0
ミスったww
連投スマソ
300 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/03(木) 00:01:11.32 ID:0rESowUt0

アーティ「え〜っ!?まぁ話には聞いていたけど……そんな事あるんだ。何かファンタスティックじゃない?」

烈「まさに……して、何か手掛かりの様なものは御存知ないでしょうかッッ!?」

アーティ「そだねー。虫ポケモンには伝説のポケモン的なのも居ないからなー。」

烈「そうですか……」

アーティ「あ、でも時間を移動するポケモン……ってのは聞いたことあるよ。」

烈「むゥ……時を渡るポケモン、ですか。」

アーティ「ジョウトの深い森に棲み家があるって話。噂だけどね。幻のポケモンだし。」

アーティ「他はねぇ、多分他のリーダーに聞いた方が良いかもね。うーん、僕も出来るだけ情報集めとくよ。」
301 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/03(木) 00:02:07.36 ID:0rESowUt0
烈「謝謝……では、私は次の街へ向かわせてもらいますッッ!!」

アーティ「うん。じゃーねー。」

アーティ「あ、烈君。」

烈「は、何か?」

アーティ「キミねー、虫ポケモン使いなよー!良いよ虫ポケモン!」

烈「……か、考えときます。」

アーティ「あと」

烈「?」

アーティ「久しぶりに良い勝負が出来た。有難う、烈海王。」

烈「〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!こちらこそッッ!!謝謝ッッ!!」

302 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/03(木) 00:02:49.38 ID:0rESowUt0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒウンシティ・ヒウンジム前

烈「アーティ殿……強烈な強さだったッッ!!」

烈「あれでもまだ本気のポケモンでは無いとはッ……私もまだまだ未熟と言う事かッッ!!」

烈「と言うよりは、ジムリーダーか……底知れぬ強さだなッッ!!」

烈「さらにその上に君臨する四天王とチャンピオン……気が遠くなりそうなくらい強いのだなッッ!!」

烈「……焦りは禁物ではあるがッ……早く強くなり、街を渡り、ホワイト殿を見付ける手掛かりをつかまなければッッ!!!」

303 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/03(木) 00:03:22.50 ID:0rESowUt0
烈「それにしても、伝説のポケモン……か。旅に出て以降、やけにこの言葉が付きまとってくるな。」

Pirrrrrrrrrr

烈「むッッ!!ライブキャスターが鳴っているなッッ!!」

ピッ

ベル『あ、烈さん!こんにちは!今どこお?』

烈「ニィハオ、ベル。私は今ヒウンジムの前だが、どうしたんだ?」

ベル『あのね、お願いがあるんだけど、私とポケモン勝負しようよぉ!』

烈「ポケモン勝負か……言っておくが、私は強いぞ?」

ベル『そんなの知ってるよぉ!私だってアイリスちゃんに鍛えてもらって、少しは強くなったんだからねぇ!』

烈「はは、そうかそうか。よし、受けて立とうッッ!!」

ベル『うんとね、それじゃあヒウンシティ北のゲートの所でバトルしようねっ!待ってるからー!』

304 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/03(木) 00:04:09.59 ID:0rESowUt0
ピッ

烈「ベルもちゃんと旅が出来ているな……芯が育ってきた感じがするな。」

烈「心配なのはチェレンだ。強さが全て……間違いでは無いが、あの考え方は危険だ。」

烈「どうにかしてやらなければ……いや、私があまりアレコレ言っても仕方がない。」

烈「第三者の助言があれば……むぅ、少し虫が良すぎるか?」

烈「兎に角、北のゲートだったなッ!いざッッ!!」

ダッダッダッダ……




305 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/03(木) 00:04:44.31 ID:0rESowUt0
第六話『ビルの森の中で』終わり

第七話『砂漠の向こうの娯楽都市』に続く
306 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/03(木) 00:06:49.23 ID:0rESowUt0
以上です

お付き合いいただきありがとうございました……って、見てる人居るのかなww



プラズマ団の下りは登場人物多くて烈さん空気でした
アーティは個人的に凄く好きなキャラです

何か質問あれば受け付けます
307 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/03(木) 00:07:30.49 ID:0rESowUt0
烈海王・手持ち

・チャオブーLv.31 ゆうかんな性格 特性:猛火
技:三連蹴り、炎腕圧撃、ニトロチャージ、転がる

・ハーデリアLv.28 意地っ張りな性格 特性:威嚇
技:ダッシュ噛み付き、空中殺法、突進、奮い立てる

・ヤナッキーLv.29 無邪気な性格 特性:食いしん坊
技:ツル鞭打連撃、崩拳、表演、種爆弾
308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 00:09:24.63 ID:NDZBoAoJo
私が見ているとも
乙でした
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 00:11:11.03 ID:gHNPFL1DO
>>1乙華麗
オリジナル技強すぎwwwwでもそこがいい!
また次も期待だぜ!
310 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/03(木) 00:20:14.04 ID:0rESowUt0
>>308-309
おおっ!ありがとうございます!

誰か見てくれている方が居るってだけで、随分励みになります
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/03(木) 01:54:24.35 ID:Ov3SewVe0
まとめスレから来ました、面白かったです!

しかし、烈さんはポケモンに物を持たしませんなー
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 04:13:41.15 ID:75pM6rnIo
相変わらず面白いな
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 08:30:01.34 ID:XvUyDpylo

ヤナッキーが毒手覚えそうだ・・・
314 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/03(木) 18:10:51.46 ID:OFn5aPs70
>>311さんが書いてたまとめサイト、探してみたら

オレノメモチョウ(ttp://orememo.net/)さん

がまとめて下さってるみたいですね
この場を借りてお礼申し上げます
315 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/03(木) 22:45:02.32 ID:OFn5aPs70
>>311
ありがとうございます
一応道具は持たせたりしてましたよww
アロエ戦ではカゴの実を持たせて催眠術対策とかしてました
今後も良い道具があれば持たせていく予定です

>>312
ありがとうございます
すごい励みになります

>>313
ヤナッキー→やなっぎー→やなぎ……おっと、これ以上はwwwwwwwwww
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/03(木) 23:17:37.56 ID:YnUgEwj6o
やなっきー・・・熱湯・・・
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 00:15:06.86 ID:PUmoUlbSo
天敵は本部か
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 01:33:41.18 ID:n40h/ngAO
チェレンが1日30時間という矛盾を起こしそうだな。
319 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/07(月) 01:09:36.99 ID:GBKoIeMG0
すんません、アナウンスしてませんでしたねww

次回投稿は3/9水曜日となります
エントリーシート書くのもう嫌だお……
320 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/08(火) 17:25:20.01 ID:HUDWo9Jo0
まとめブログですが

暇人のSS日記さん(http://himajin777.blog38.fc2.com/)にもまとめて頂いております
この場を借りて、感謝申し上げます
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/08(火) 21:34:06.66 ID:sF8IvThAO
ヤナッキー「この世で一番危険な毒ガスは何か…ワカるかね?」

ハーデリア「チャオブーさんッ!油断するなァッッ!!」
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 14:51:20.92 ID:lA5RCsA+o
323 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 20:51:18.51 ID:jDph27pT0
清書終わりました

21:00から投下開始します
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 21:04:09.91 ID:ovkdRWVpo
ウィース
325 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:08:50.86 ID:jDph27pT0
鍋喰いながら焼酎うめえ……してたらこんな時間にwwwwwwww

開始します


烈海王「ポケモンッッ!!」 第七話『砂漠の向こうの娯楽都市』
326 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:09:55.63 ID:jDph27pT0
ヒウンシティ・北ゲート

タッタッタッタッ

烈「むぅ、そろそろの筈だがッッ……?」

ベル「あーっ!烈さん来た来た!こっちだよお!」ブンブン

烈「おッ、居たな、ベル。」

ベル「さぁ烈さん!早速勝負だよお!私だってジムリーダーに勝ってバッジ3つ目ゲットしたんだからあ!」

烈「ほほゥ、それは期待出来るなッッ!!では始めるとしようッッ!!!」


327 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:10:54.45 ID:jDph27pT0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ポケモントレーナーのベルが勝負を仕掛けてきた!

BGM:http://www.youtube.com/watch?v=oZ_K7dgYPRY

烈「どの程度強くなったのか、見てやろうッッ!!ヤナッキーッッ!!」

ベル「いけぇっ!ハーちゃん!」

ヤナッキー「やなっきー!」

ハーちゃん(ハーデリア)「ばうっ!ばうっ!」

ハーちゃんの威嚇でヤナッキーの攻撃が下がった!

烈「ヤナッキー、種爆弾だッッ!!」

ベル「ハーちゃん!とっしん!」
328 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:12:29.41 ID:jDph27pT0
ヤナッキーの種爆弾!

ヤナッキー「やなっ!」

ガシィッ

ハーちゃん残りHP赤ゲージ

ハーちゃんの突進!

ハーちゃん「ばうっ!」

ドボオッ

ヤナッキー残りHP1/3 ハーちゃんは攻撃の反動を受けた!

ハーちゃんは倒れた!

ハーちゃん「きゅぅぅん……」

ベル「あっ、ハーちゃん……あうぅぅ、戻れ、ハーちゃん!」シュパン
329 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:13:17.68 ID:jDph27pT0
ベル「うんと、えっと、じゃぁ次はムーちゃん!」

ムーちゃん(ムンナ)「むにゃー」

烈「オッ、あの時のムンナかッッ!!よく懐いているようだなッッ!!」

ベル「うん!私のパーティでも頑張ってくれてるよっ!ムーちゃん、サイケ光線!」

烈「ヤナッキー、もう一度種爆弾だッッ!!」

ヤナッキーの種爆弾!

ヤナッキー「やなー!」

ゴリュッ

ムーちゃん残りHP3/5

烈「ぬぅッ、先程の威嚇が効いてるなッッ……!!」

ムーちゃんのサイケ光線!

ムーちゃん「むうぅぅぅ!!」

みょんみょんみょんおんみょ〜んみょん

ヤナッキーは倒れた!

330 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:17:07.09 ID:jDph27pT0
ベル「やったあ!烈さんのポケモン、一匹倒したよお!」

烈「ふむ、ヤナッキーがやられるとはッ……戻れッ!次はハーデリアだッッ!!」パシュン

ハーデリア「がうがう!」

ハーデリアの威嚇でムンナの攻撃が下がった!

ベル「ムーちゃん、催眠術っ!」

烈「ハーデリアッッ!!突進だッッ!!」

ハーデリアの突進!

ハーデリア「がうっ!」

しかし攻撃は外れた!

331 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:18:16.15 ID:jDph27pT0
烈「んなぁぁぁぁッッ!!」

ベル「よっし!チャンスだよぉ〜!ムーちゃん!」

ムーちゃんの催眠術!

ムーちゃん「むにゃんむにゃん」

ハーデリアは眠ってしまった!

烈「グゥッッ!!起きろハーデリアッッ!!」

ベル「ムーちゃん!夢喰いっ!」

ハーデリアはぐうぐう眠っている

ムーちゃんの夢喰い!

ムーちゃん「むにゃぁ〜!」

ハグ……ムチュ……モニュモニュ……メロ……

ムーちゃんはハーデリアの夢を喰った!ハーデリア残りHP2/5

332 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:18:47.11 ID:jDph27pT0
ムーちゃんのHPが回復した!ムーちゃんHP全快

烈「むッ……随分と強力なッッ!!」

ベル「その調子だよおっ!ムーちゃんっ!」

烈「成程ッッ……ベルは確実に強くなっているッッ!!本気でいかせてもらうぞッッ!!!」ダンッッ

ベル「そうこなくっちゃあ!ムーちゃん、サイケ光線!」

烈「(ムンナは中々硬い……ダッシュ噛みつきでは決定力が足りないッ!)」

烈「ハーデリアッッ!!起きろッッ!突進だッッ!!」

333 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:19:39.43 ID:jDph27pT0
ハーデリアは目を覚ました!ハーデリアの突進!

ハーデリア「ガァ……がうっ!」

急所に当たった!ムンナは倒れた!攻撃の反動でハーデリアも倒れた!

ベル「ムーちゃん!大金星だよお!お疲れ様っ!」パシュン

烈「よもやこの私が追い詰められようとはッッ……!!」パシュン

ベル「じゃあ次はヒヤちゃんだよ!いってきてっ!」シュパン

烈「私の切り札だッッ!!ゆけいッ!チャオブーッッ!!」シュパン

334 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:21:11.95 ID:jDph27pT0
ヒヤちゃん(ヒヤップ)「ひやぷー」

チャオブー「ちゃぶ!」

ベル「ヒヤちゃん!熱湯!」

烈「チャオブーッ!三連蹴りッッ!!」

ヒヤちゃんの熱湯!

ヒヤちゃん「ひやぁっ!」

バシュゥッ

効果は抜群だ!チャオブー残りHP1/3

チャオブーの三連蹴り!

チャオブー「ちゃっ!」

ドギャッ!ドギュッ!バキッ!

三回当たった!ヒヤちゃんは倒れた!

335 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:22:03.49 ID:jDph27pT0
ベル「お疲れ!ヒヤちゃん!次はビーちゃん!頑張れっ!」シュパン

ビーちゃん(ジャノビー)「びー!」

烈「ほゥ、ツタージャは進化したかッッ!!チャオブーッ!炎腕圧撃ッッ!!」

ベル「ビーちゃん!影分身!」

ビーちゃん「ぎゅあああ!」

シュアンシュアン

ビーちゃんの影分身!ビーちゃんの回避率が上がった!

チャオブーの炎腕圧撃!

チャオブー「ちゃぶぅっ!」

ドゴッ

チャオブーの攻撃は外れた!

336 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:22:47.05 ID:jDph27pT0
ベル「よおし!ビーちゃん、もう一回影分身!」

烈「うぬッ!小癪なッッ!!チャオブー、もう一度炎腕圧撃だッッ!!」

ビーちゃんの影分身!ビーちゃんの回避率が上がった!

チャオブーの炎腕圧撃!しかし攻撃は外れた!

烈「これはッッ……まずいッッ!!」

ベル「良い調子だよ、ビーちゃん!宿木の種!」

烈「ぐゥッッ……チャオブー、炎腕圧撃だッッ!!」

ビーちゃんの宿木の種!

ビーちゃん「じゃのっ!」

ぱしゅん みょんみょんみょん

チャオブーに種を植え付けた!
337 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:23:38.47 ID:jDph27pT0

チャオブーの炎腕圧撃!

チャオブー「ちゃおっ!」

ゴバァッ!

効果は抜群だ!ジャノビー残りHP1/4

チャオブーの素早さが下がった!

宿木がチャオブーの体力を奪う!

烈「ヌゥッ!よく育っているな、ベルッッ!!」

ベル「えへへっ、ビーちゃん頑張ってくれてるもん!」

338 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:24:31.83 ID:jDph27pT0
烈「チャオブーッッ、もう一発だッッ!!」

ベル「力押しだけではビーちゃんには勝てないんだからっ!グラスミキサー!」

ビーちゃんのグラスミキサー!

ビーちゃん「びぃぃ!」

ズオオオオッッ

効果はいま一つのようだ!

チャオブーの命中が下がった!チャオブー残りHP1/6

チャオブーの炎腕圧撃!しかし攻撃は外れた!

宿木がチャオブーの体力を吸い取る!ビーちゃん残りHP1/2

339 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:25:08.50 ID:jDph27pT0
烈「ぐぅぅッ、不味いぞッッ!!ここは良い傷薬を使うッッ!!」

ベル「回復できたっっ!!ビーちゃん!恩返しっ!!」

烈は良い傷薬を使った!チャオブー残りHP4/5

ビーちゃんの恩返し!

ビーちゃん「じゃぁぁぁ!」

バシュッ!

チャオブー残りHP1/3

宿木がチャオブーの体力を吸い取る!ビーちゃん残りHP2/3

烈「ッッ……!!!……ベルッッ!!やるなッッ!!!」

ベル「私だって遊んでたわけじゃないんだからっ!ビーちゃん、もう一度恩返し!」

烈「当たってくれッッ!!炎腕圧撃ッッ!!」

ビーちゃんの恩返し!

烈「耐えろォッッ!!チャオブーッッッ!!!」
340 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:27:09.04 ID:jDph27pT0

チャオブー「ちゃぶぅ……っ……!」

チャオブー残りHP2

ベル「嘘!?耐えられた!?」

チャオブーの炎腕圧撃!

チャオブー「ぶぅぅぅッッ!!」クワッ

ドゴオオオオオオンッッ

効果は抜群だ!

ビーちゃんは倒れた!

烈はポケモントレーナーのベルとの勝負に勝った!

341 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:27:37.64 ID:jDph27pT0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ヒウンシティ・北ゲート

ベル「負け……ちゃったぁ……」ヘナヘナ ストン

烈「ふぅ……ッッ!!良い勝負だったぞッッ!!ベルッッ!!」

烈「(あっぶねェ〜〜!!負けるとこだったッッ……!!)」

ベル「うーん、あの調子なら勝てると思ったんだけどなぁ……惜しかったなぁ……やっぱり烈さんは強いねぇっ!」

ベル「やっぱり私は烈さんやチェレンやアイリスちゃんみたいな、強いトレーナーにはなれないのかなぁ……」

烈「いや……ここまで追い詰められたのは初めてだッ……!本当だぞ?」
342 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:28:48.51 ID:jDph27pT0
ベル「そうなの?」

烈「ああ、本気のジムリーダー殿と戦ったときでも、ここまで追い詰められた事は無かった……ッッ!!!」

烈「ベル、本当に強くなったなッッ!!」

ベル「そ、そっかなぁ?えへへ……♪」

烈「これは私も負けていられないなッ!よし、次ぎ会った時のバトルは、私ももっと強くなっておくからなッッ!!」ニカッ

ベル「えへへ……烈さん凄く厳しいのに、そんなに褒めてもらえるなんてすっごく嬉しいっ!」

烈「(私は……そんなに厳しかったか……?)」

343 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:29:35.73 ID:jDph27pT0
ベル「プラズマ団にポケモン盗られた時は、大変で不安でどうしようもなかったけど……」

ベル「そんな私でも、こんなに強くなれるって分かったんだ!やっぱり旅に出て良かったよ!」

ベル「うん……決めたっ!私も……私もポケモンリーグを目指すッッ!!」

ベル「そして、チェレンよりも、アイリスちゃんよりも、烈さんよりも強いトレーナーになるんだッッ!!」

烈「そうかッッ……!!よし、ならば今から私とベルは、チャンピオンを目指すライバルだなッッ!!」

ベル「ッッ!!うん、ライバルっ!私、次ぎ会うときは絶対に烈さんに負けないんだからねっ!」

烈「よしッッ、負けんぞ、ベルッッ!!」

344 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:31:57.34 ID:jDph27pT0
ベル「あ、そうそう。これね、アイリスちゃんから卵貰ったんだ。烈さんにこれあげるよ!」

烈「むゥ、良いのか?ライバルに塩を送ることとなるぞッ?」

ベル「良いの!私は今のパーティが良いし、ドラゴンポケモンって怖いから……だから烈さんがこの卵を育てて!」

ベル「それに、烈さんってポケモン少ないでしょ?ポケモンは多い方が有利だよー。」

烈「ふゥむ……それも一理あるなッ!よし、分かった。謝謝、ベル。」

ベル「じゃあ、私は先にライモンシティに行ってるねっ!またどこかで会おうね!バイバイ烈さん!」ダダッ

烈「ああ、またな!」




345 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:32:41.12 ID:jDph27pT0
烈「……ベル……その道は決して楽な道では無い……心してかかれよ……!!」

烈「それにしても、危なかったッッ……!」

烈「あのような戦略……まるで渋川流の合気ようなッ……!!」

烈「まるで柳を相手にするようにヒラリヒラリとかわされ、当たったと思えばジャノビーの防御力で凌がれッ……」

烈「ポケモンバトルはまだまだ奥深いッ!驕るなと言う事かッッ!!」

烈「よォしッ、回復したら次の街、ライモンシティへ向かうぞッッ!!」

てんてんてててーん

346 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:33:57.44 ID:jDph27pT0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
4番道路・入口ゲート

烈「さぁ着いたぞッッ!!ここからは砂漠地帯かッッ!!」

烈「きっと未だ見ぬポケモンが多く居るのだろうな……ヨシッ、往こうッッ!!」




4番道路・入口

烈「ぐおおおお!凄い砂嵐だッッ!!しかし……見えない事はないッッ!!」

烈「うむ、慣れて来たぞ……ちゃんと道もあるし、とりあえずは真っ直ぐ進むかッ……」


ゴオオオオオオオオオオオオオ


347 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:34:46.44 ID:jDph27pT0
烈「しかし、結構トレーナーも居るものだな。後で戦ってみよう……む?」

チェレン「来たね、烈さん。烈さんがビートルバッジを手に入れるのを待ってたんだ。」

烈「ほほゥ、その口ぶり……勝負だな?」

チェレン「その通りさッッ!!烈さん、胸を貸してもらうよッッ!!!」

烈「応ッッ!!!」

348 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:35:23.75 ID:jDph27pT0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ポケモントレーナーのチェレンが勝負を仕掛けてきた!

BGM: http://www.youtube.com/watch?v=oZ_K7dgYPRY

チェレン「いけッ!レパルダスッ!!」

烈「行けいッ!ハーデリアッッ!!」

レパルダス「ふにゃ〜お」

ハーデリア「がうがうっ!」

ハーデリアの威嚇でレパルダスの攻撃が下がった!

349 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:36:10.88 ID:jDph27pT0
チェレン「レパルダス、猫だましッ!!」

烈「ハーデリア、奮い立てるッッ!!」

レパルダスの猫だまし!

レパルダス「にゃっ!」

パチンッ

ハーデリアはひるんだ!ハーデリア残りHP7/8

烈「ヌゥッ、小癪なッッ!!もう一度奮い立てろッッ!!」

チェレン「ファーストアタックの大事さは学んだからね。レパルダス、すなかけだ!」

350 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:37:05.47 ID:jDph27pT0
レパルダスの砂かけ!ハーデリアの命中率が下がった!

ハーデリアの奮い立てる!

ハーデリア「ぐるっ!ぐるっ!」

ハーデリアの攻撃と特攻が上がった!

烈「搦め手かッッ!!ハーデリア、突進ッッ!!」

チェレン「その通りさ。レパルダス、乱れ引っ掻き!」

レパルダスの乱れ引っ掻き!

レパルダス「にゃっ!にゃっ!」

ザシュッ!ザシュッ!ガシュッ!

三回当たった!ハーデリア残りHP5/9

ハーデリアの突進!

ハーデリア「がうっ!!」

急所に当たった!レパルダスは倒れた!

ハーデリアは攻撃の反動を受けた!ハーデリア残りHP1/3

351 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:38:11.26 ID:jDph27pT0
チェレン「お疲れ、レパルダス。頼むぞッ!バオップッッ!!」

烈「このままでは厳しいな、行けいッ!チャオブーッッ!!」

バオップ「ばおー」

チャオブー「ちゃぶ!」

チェレン「バオップ、敵討ちッッ!!」

烈「チャオブー、三連蹴りッッ!!」

チャオブーの三連蹴り!

チャオブー「ちゃおおッッ!」

ドギャッ!

一回当たった!バオップは倒れた!

チェレン「なッ……一発ッ!?……ここまでレベルの差があるというのかッッ……!!」

352 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:38:38.78 ID:jDph27pT0
チェレン「戻れバオップ!次だ!マメパトッ!」

マメパト「るーぴー!」

烈「チャオブー、炎腕圧撃ッッ!!」

チェレン「マメパト、エアカッター!」

マメパトのエアカッター!

マメパト「ぽぽっ!」

効果は抜群だ!チャオブー残りHP4/5

チャオブーの炎腕圧撃!

チャオブー「ぶおおおっ!!」

マメパトは倒れた!

チャオブーは素早さが下がった!チャオブーの攻撃が上がった!

353 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:39:33.80 ID:jDph27pT0
チェレン「くそっ!何でだっ!僕がポケモンの力を引き出せてないだけなのかっ……!」

チェレン「まだだ!頼むぞ、僕の切り札ッ!フタチマルッッ!!」

フタチマル「まるぅ〜」

烈「……そのまま行けるな?チャオブーッ!三連蹴りだッッ!!」

チェレン「フタチマル、シェルブレードッッ!!」

フタチマルのシェルブレード!

フタチマル「シャッ!」

ザシュッ!

効果は抜群だ!チャオブー残りHP赤ゲージ

354 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:40:07.52 ID:jDph27pT0


チェレン「まさかッ……そこまで鍛えているのかッッ!?」

チャオブーの三連蹴り!

ドシュッ!ボグッ!バグッ!

三回当たった!フタチマルは倒れた!

ポケモントレーナーのチェレンとの勝負に勝った!
355 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:40:48.91 ID:jDph27pT0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
4番道路

チェレン「〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!」

烈「私の勝ちだな。」

チェレン「何でだよッッ!!何で僕は烈さんに勝てないんだッッ!!」

チェレン「僕は強くなくちゃッッ!!強くなくちゃダメなのにッッ!!」

烈「チェレンよ、そんな事を誰が言った。」

チェレン「だってッッ!!それが僕の生きた証に……」

烈「……『強いだけじゃつまらん、下らんぞ烈君』……。」

チェレン「……え?」

356 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:41:21.10 ID:jDph27pT0
烈「私が以前立ち会った拳法家に、言われた言葉だ。」

烈「彼は私より実力は劣っていた。私もほぼノーダメージで勝利した。」

烈「しかし、彼には人間力があってな……彼の土俵に持ち込まれた私は、苦戦を強いられた。」

チェレン「それって……でも、結局烈さんが勝ったんでしょ?」

烈「格下相手に、靴を脱ぎ、足拳・足指を使い、あまつさえ急所まで使った……何が勝利なものか。」

烈「それ以来考えていた。強さについて。そして、強さが全てではないと私は結論付けた。」

チェレン「……どういう事さ?」

烈「この世界には色々な者が居るな……本当に色々な人が。」

烈「チェレンのように強さを求める者も居れば、ポケモンと居るだけで満足している者もいる。」

357 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:43:14.17 ID:jDph27pT0
烈「ちなみに私はポケモンバトルも好きだが、ポケモンと一緒に訓練したり、飯を食ったり、走ったりするのも大好きだ。」

チェレン「……それは烈さんの話でしょ?」

烈「まぁな。私は私の考えをチェレンに押しつけるつもりはない。」

烈「チェレンは、何故チャンピオンになりたいんだ?」

チェレン「……分からない。分からないから、やりたい事が見つからないからチャンピオンになるんだ。」

チェレン「うんと強くなってチャンピオンになれば、みんながトレーナーとしての僕の存在を認めてくれる。」

チェレン「力を手にして見る頂点の風景……そこで何かが見えるかもしれない。」

チェレン「だから、強くなりたいんだ。」
358 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:44:34.97 ID:jDph27pT0
烈「……強い、と言う事が分からぬ者は、強くなれない。漫然と訓練を続けていても強くはなれぬよ、チェレン。」

烈「それに、チェレンが生きている証は、既にチェレンのポケモン達が持っている。」

チェレン「こいつらが……?」

烈「私はここまでに色々なトレーナーと戦ってきた。勿論ジムリーダーとも戦ってきた。チェレンだってそうだよな?」

チェレン「うん。」

烈「チェレンのポケモン達の眼は、ジムリーダー達のポケモンと同じ目を……心の底からチェレンを信頼する眼をしていた。」

チェレン「……そうか、こいつら……」

烈「自分は弱いなどと、まだ決断を下す時期ではない。じっくり鍛え上げ、その過程で自分の強さを見付ければ良い。」

359 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:45:54.07 ID:jDph27pT0

烈「そのために私の力が必要なら、喜んで貸そう。」

チェレン「有難う、烈さん……ッッ!!」

チェレン「僕、頑張るよ。もう迷わない。こいつら……フタチマル達と一緒に鍛えて鍛えて、チャンピオンを目指す。」

チェレン「自分の強さも弱さも受け入れたうえで、ね。」

烈「そうか。頑張れよ、チェレンッッ!!」

チェレン「応ッッ!!……あ、そうそう。これ、さっきアララギ博士からもらったんだ。烈さんにもあげてって。」

烈はハイパーボールを10個貰った!
360 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:46:34.22 ID:jDph27pT0

烈「雄雄、これはハイパーボールだなッッ!!」

チェレン「大事なパートナーと出会うときは、惜しまず良いボールを使ってあげなさい……だって。アララギ博士から。」

烈「謝謝、チェレン。アララギ博士に会ったらよろしく言っといてくれ。」

チェレン「それは自分で言ってよ。メンドーだし。じゃ、僕は先に進むよ。目標が出来ると、居ても立ってもいられないよッッ!!」

烈「ハハ、それもそうだな。頑張れよッッ!!」

チェレン「じゃあね、有難う烈さんッッ!!!」ダダッ

烈「応、またなッ!」





361 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:47:22.64 ID:jDph27pT0
烈「……何とかなった……のか?」

烈「強さ、か。私でも未だ分からぬ課題……チェレンはあの年齢で考えているのか……」

烈「この世界の子ども達は強いなッ……私も負けてはおれぬ。」

烈「さぁ、この辺も色々と寄れる所があるみたいだッ!探索開始ッッ!!」

ダダッ

362 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:48:14.41 ID:jDph27pT0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
リゾートデザート・入口

烈「こんな所まで来てしまった……ポケモン達の体力も、そろそろ危ういか?」

烈「むゥ、さっき作業員の詰め所で回復したとは言え、戦闘中は砂嵐でポケモン達の体力は削られていくからなッ……」

烈「考えても仕方ない。回復薬はあるんだ。ここを探索し終えたら、次の街へ往くかッッ!!」



烈はリゾートデザートの入り口付近に居た医師に勝負を挑まれ、勝利した。

そして、リゾートデザートに居る全てのトレーナーに勝利し、おおよそのポケモンも捕えた。

鳥かどうか正直怪しいポケモンも捕え、烈は謎の遺跡に至った。


リゾートデザート・古代の城

烈「ここはッッ……?遺跡のようだが……」

烈「この青いのはポケモンか?しかし、眠っているようにも、死んでいるようにも見える。」

烈「……とりあえず入ってみよう。」

363 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:48:42.05 ID:jDph27pT0


古代の城

烈「凄いな……砂で殆ど埋もれているッッ……」

烈「オッ、トレーナーも居るな……フフフ、片っぱしから叩き伏せるぞーッッ!!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
古代の城

烈「フゥ……これで粗方……オワッ、何だこれはッッ!!流砂かッッ!!」

烈「ヌゥゥ、這いあがれぬッッ!!救命阿ッッ!!」

ズズズズズズズ……


364 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:49:27.95 ID:jDph27pT0
古代の城・B2F

烈「……ッと思ったら、何だ地下もあるじゃないか。」

烈「しかし、作業員殿の言うとおり、これ以上先には進めぬようだな。」

烈「化石も貰えたし、しばらくここには用がなさそうだ……」

烈「あれが上に昇る階段かッ!では、改めてライモンシティに向かうとしようッッ!!」

ダダッ


365 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:50:25.79 ID:jDph27pT0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ライモンシティ・入口

BGM: http://www.youtube.com/watch?v=3v1qlfVGJ3I

烈「やっと着いたぞ、ライモンシティッッ!!……長かったッッ……!!」

烈「砂漠はやはり過酷な世界だな……しかし、砂嵐を活かした戦い方をしてくるポケモンが居るとは……」

烈「私もまだまだ勉強不足だな……おっと、あれはベルか?」

ベル「あっ、烈さん!今着いたのー?」

烈「ああ、砂漠の西側にあるリゾートデザートを探索しててな……ここに着くまでに少々時間が掛かってしまった。」

ベル「烈さんは相変わらずだねえー」クスクス
366 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:53:03.22 ID:jDph27pT0

烈「ところで、ベルはもうジムに挑戦したのか?」

ベル「ううん、今から挑戦する所―。」

ベル「ここはバトルの街みたいでねえ、色んな所でバトルが出来るの。それで、ジムに挑戦する前にたっくさん鍛えてたんだあ!」

烈「そうなのかッッ!!バトルの街かッッ!!腕が鳴るぞッッ!!!」

ベル「あと、ミュージカルも楽しいよー。私もムーちゃんやビーちゃんが出てるの見てきたんだー♪」

烈「ほほゥ、確かにこの街は娯楽が多そうだな……」

ベル「そうだよー。表向きは娯楽の街で、バトルの街ってのはあそこにあるギアステーションやスタジアムがあるせいかもねー。」

烈「まァ、私も後から詳しく見て行く事にする。ベル、ジム戦頑張るんだぞッッ!!」

ベル「分かったー!じゃあまたね!」

たったったったっ

烈「さァまずはポケモンセンターに行って、そこから街の探索だッッ!!」


367 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:54:29.53 ID:jDph27pT0
そこからの烈はまさに水を得た魚、戦いを得た範馬勇次郎のようだった。

民家、リトルコート、スタジアムで連戦連勝。破竹の勢いであった。



ライモンシティ・ギアステーション

烈「ここは……何というか……凄い場所だな……」

トレーナーA「くそっ、くそっ、何であそこでバシャーモなんだよ……ナットレイで勝てる訳ないだろ……俺のパーティぜってぇメタってるだろ……」ガンッ

トレーナーB「絶対零度怖い……粉トド怖い……」ガタガタ

トレーナーC「厨パ投入しても王者の印スターミーに3タテされたお!ウヒヒ!」ケタケタケタ

トレーナーD「ベテラントレーナー氏ね。伝説厨滅びてしまえ。」

トレーナーE「粉ガブって何の冗談だよ……運ゲすんなクソがあああああ!!!!!!」




烈「……バトルレコーダーも貰ったし、一先ず移動しようか……」


368 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:56:25.35 ID:jDph27pT0
16番道路

烈「ジムに挑戦する前に、こっち側も探索しておこうッッ!!」

烈「おッッ、ここにもトレーナーが居るッッ!!フフ、ライモンシティ……まさに私にとっては天国だなッッ!!」

暴走族「むッ……あのガングロ……やべェッ!!」

※説明しよう!不良の最重要能力とは、相手の戦力をいち早く察知し見抜く事なのだ!

烈「ふはは、勝負だッッッッ!!!!!」ダダッ

369 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:56:58.80 ID:jDph27pT0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
迷いの森

烈「むゥ、あそこから先には橋の整備中で進めなかった……しかし、あの大都市の隣にこんな森があるとはッ……」

烈「むッ、あそこの奥にキャンピングカーがッ……!」

烈「御免ッッ!!……女性?」

女性「…………」

烈「これは……あの男が言っていた、心を閉ざし喋らない女性か……」

女性「…………」キッ

烈「すまない、御婦人。そのように睨まないでほしい。」

烈「興味本位で来た事は謝る。対不起。」

370 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:57:47.32 ID:jDph27pT0
烈「しかし、困っている人を見ていると放っておけないのだ。私で良ければ、何か話してくれ。」

女性「………」

烈「そうか。分かった。また来る。気が変わったら、何か話してくれ……」



烈「しかし、あの女性、どうも人間らしくないような……?」

烈「気にしても仕方がない。ライモンジムに挑戦し終えたら、また来よう。」


女性「こきゅぅぅぅん…」


371 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 21:58:55.77 ID:jDph27pT0
ライモンシティ

烈「さて……いよいよライモンジムに挑戦だッッ!!」

タタタタタ

ゴトゴトッ

烈「む、卵が動き……か、孵るのかッ!?」

ピシッ

パシッ

モゾモゾ

パシュゥゥゥン!

烈「おおッッ!!孵ったッッ!!!」

キバゴ「きばー……きば?」

烈「これは……(カチッ)……キバゴというのか。よろしくな、キバゴッッ!!」

キバゴ「きばー!」




372 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:00:39.81 ID:jDph27pT0
烈「おや……?あれは……ッッ!!プラズマ団ッッ!!」

プラズマ団の下っ端A「おらー、てめぇが育て屋だって事は知ってんだよ!」

下っ端B「ポケモン預かってんだろ?俺らに全部渡せや!全部解放してやっからよォ〜?」

おじいさん「何という無茶を……!」

烈「貴様らッッ!!何をやっとるかァッッ!!!」ビリビリビリ

おじいさん「おお、強そうなトレーナーさん、どうか助けて下され。こいつら無茶苦茶言いおるんじゃー。」

下っ端A「げ、こいつヒウンシティん時の……」

下っ端B「本当だ……しかしここで会ったが百年目!行くぞ下っ端A!」

下っ端A「うう、どうしよー。」

プラズマ団の下っ端ABが勝負を仕掛けてきた!

373 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:01:31.93 ID:jDph27pT0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
下っ端AB「プラーズマー!」

下っ端A「逃げろー!ひとまず遊園地でやり過ごすんだ!」

ダダダダダ

烈「ふむ、追い払いましたぞ、御老人。」

おじいさん「ありがとうよ、トレーナーさん!こいつぁお礼じゃ!」

烈は自転車をもらった!

烈「御老人……良いのですか……?」

おじいさん「なぁに、新品の自転車でライモンシティを観光する予定だったんじゃが、結局乗らずじまいじゃ。」

おじいさん「若い者が乗っとる方が、自転車も幸せじゃろうて。」

烈「御老人……恩にきりますッッ!!」

374 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:02:06.24 ID:jDph27pT0
おじいさん「それはこっちの台詞じゃよ、ほっほっほ。それにわしには空を飛べるポケモンが居るからのう。」

おじいさん「わしは三番道路で育て屋をしとる。育てたいポケモンが居れば、預けてくれよ。」

おじいさん「そいじゃお若いの、ありがとよっ!」

パシュン

バビューン

おじいさんはポケモンに乗って飛んで行った!

烈「フム、元気な御老人だ。まるで師・劉海王を見ているようだッッ……」

烈「オッッと、忘れていた。プラズマ団を追わねばッッ!!」

烈「確か遊園地に逃げ込んで……ム、丁度ジムがある所ではないか。」

ダダッ

375 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:06:18.28 ID:jDph27pT0
ライモンシティ・遊園地

烈「遊園地の中にジムがあるのかッ……どこまでも娯楽の町だな。」

烈「プラズマ団はどこへ……ん?あれは……Nッッ!?」

N「やぁ烈海王君。久しぶりだね。シッポウシティ以来かな?」

烈「Nッッ……さっき、ここにプラズマ団の下っ端が来たな……?」

N「あぁ、さっき遊園地の奥へ逃げて行ったよ……着いて来たまえ。」




376 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:06:59.05 ID:jDph27pT0
烈「居ないな……」

N「……そうみたいだね。観覧車に乗って探すことにしよう」

烈「観覧車ッッ……?」

N「ボクは観覧車が大好きなんだ。あの円運動……力学……美しい数式の集まり……」

烈「……とりあえず乗ろう。」

ライモンシティ・遊園地観覧車内

烈「Nッ……お前は……」

N「最初に言っておくよ。僕がプラズマ団の王だ。」

烈「やはりッッ!!貴様ッッッ!!!」ガタタン

377 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:07:39.04 ID:jDph27pT0
N「揺れるから大人しくしといてくれ。」

N「ゲーチスに請われてね。一緒にポケモンを救うんだ。」

烈「ゲーチス……奴め……」

N「この世界にどれほどのポケモンが居るんだろうか……全てを救えるのだろうか……」

N「いや、救わないといけない。」

烈「N……」


378 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:09:44.41 ID:jDph27pT0
ライモンシティ・遊園地観覧車前

N「見付からなかったね。」

下っ端A「あっ!N様!」

下っ端B「御無事ですか……って、ひぃぃ!あの男がいるぅぅ!!」

N「大丈夫。問題無い。ポケモンを守るために集まった人も、僕が守る。僕が戦っている間にキミ達は逃げたまえ。」

烈「貴様ッッ!!」

下っ端A「N様……御無事でっ!!」ダダッ

N「さて、僕の考え、キミには理解出来るかい?」

烈「貴様の考えをとやかく言うつもりはないッッ!!しかし、善良に暮らしている人々からポケモンを奪い取るやり方は、明らかに間違っているッッ!!!」

N「そうか、残念だ。僕の見えた未来だと僕はキミに勝てないが、逃げるプラズマ団の時間稼ぎをするためにキミと戦うよ。」

379 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:10:17.31 ID:jDph27pT0
BGM: http://www.youtube.com/watch?v=b046OlrytJA

プラズマ団のNが勝負を仕掛けてきた!

N「最初はこのトモダチだよ。いけっ!シンボラ―!」

烈「時間をかけるわけにはいかんが……一筋縄では行くまい。ゆけいッ!ムーランドッッ!!」

シンボラ―「みょーん!」

ムーランド「ばうばうっ!」

※シンボラー:とりもどきポケモン。アンノーンの進化形だと思ったのは私だけではない筈。
エスパー・飛行タイプであるが、初見でタイプは分かりづらい。BWで皆のトラウマ。

※ムーランド:ハーデリアの進化形。ふっさふさの毛が可愛い。無駄のない物理アタッカー向きの種族値を持つ。威嚇が優秀。

ムーランドの威嚇でシンボラ―の攻撃は下がった!
380 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:12:27.38 ID:jDph27pT0
烈「何だ……あのポケモンは……ポケモンか?タイプも分からん。とりあえずダッシュ噛みつきで様子を見ろッッ!!」

N「何だか、キミのポケモンは嬉しそうだね。サイケ光線。」

ムーランドのダッシュ噛みつき!

ムーランド「ばうっ!」

ザシュッ

効果は抜群だ!シンボラ―残りHP赤ゲージ

シンボラ―のサイケ光線!

シンボラ―「みょーん」

ムーランド残りHP2/5

381 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:13:29.92 ID:jDph27pT0
烈「むッ、結構効いているッッ?ムーランドもう一度だッッ!!」

N「分が悪いね。エアカッター。」

ムーランドのダッシュ噛みつき!

シンボラーは倒れた!

N「さすがだね。戻れシンボラ―。次はこいつだ。いけっ!」

Nはダルマッカを繰り出した!

ダルマッカ「まー!」

烈「ムーランド、次は突進だッッ!!」

N「ダルマッカ、炎のパンチ!」

ムーランドの突進!

ムーランド「ばうっ!」

ドゴッ!

ダルマッカ残りHP1/8 ムーランドは攻撃の反動を受けた!

ダルマッカの炎のパンチ!

ダルマッカ「むんっ!」

ドゴォッ

ムーランドは倒れた!

382 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:14:41.90 ID:jDph27pT0
烈「むッッ、あれを耐えるのかッッ!!次だ!ヤナッキーッッ!!」

ヤナッキー「なっきー」

N「炎のパンチだ。」

烈「一発ならば耐えられるッッ!!表演だッッ!!」

ヤナッキーの表演!

ユラアアアア

ヤナッキーの攻撃、特攻、素早さが上がった!特防が下がった!

ダルマッカの炎のパンチ!

ダルマッカ「まっかー!(俺のこの手が真っ赤に燃える!!)」

どっごぉぉん

効果は抜群だ!
383 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:15:31.95 ID:jDph27pT0








急所に当たった!

ヤナッキーは倒れた!

烈「なああッッ!!!ヤナッキーッッ!!!」

N「ハハ、運が良いね。しかし、見えた未来とは違う……烈君、キミは……」

烈「ぬぅッッ!!次だッッ!!頼むぞチャオブーッッ!!」

384 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:16:18.32 ID:jDph27pT0
チャオブー「ちゃぶっ!」

N「ずつき!」

烈「三連蹴りだッッ!!」

チャオブーの三連蹴り!

一回当たった!ダルマッカは倒れた!

N「ダルマッカ、お疲れ様。次はこのトモダチだよ。」

Nはズルッグを繰り出した!

烈「ズルッグなら先手は取れるッッ!!三連蹴りッッ!!」

N「ツバメ返し……っ!」

ズルッグ?のツバメ返し!

ズルッグ「シャッ!」

ズバッ!!

効果は抜群だ!チャオブー残りHP2/5

烈「なあぁぁぁッッ!!!何事だッッ!!!まさかッッ!!?」

N「フフ、烈君。キミは忘れっぽいんだね。」

385 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:16:59.14 ID:jDph27pT0
チャオブーの三連蹴り!

ベチィッ!バチィッ!

二回当たった!

効果は抜群だ!

ユラアアアアア

ゾロアーク「こきゅぅ〜ん……」

ゾロアークのイリュージョンが解けた!

ゾロアークは倒れた!

N「……やっぱり倒せなかった。ごめんね。ゾロアーク。次、行くよっ!」

Nはズルッグを繰り出した!

ズルッグ「ずるー」
386 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:20:11.61 ID:jDph27pT0
烈「ぬゥ……幻影を操るポケモン……与し難いなッッ!!チャオブー、もう一度三連蹴りッッ!!」

N「これは流石に無理か。ズルッグ、頭突き。」

チャオブーの三連蹴り!

二回当たった!

効果は抜群だ!

ズルッグは倒れた!

プラズマ団のNとの勝負に勝った!

387 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:20:44.12 ID:jDph27pT0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ライモンシティ・遊園地

N「内容は違うが、結果は同じだった。フフ、キミは強いな。」

烈「先程から未来だの何だの……本気で言っているのか……?」

N「だが、僕には帰るべき未来がある!そのために……」

Nは烈の方へ一歩、歩みよった

烈「ッ!」
388 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:21:44.90 ID:jDph27pT0





N「ボクはチャンピオンを超えるッッ!!」





389 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:22:40.25 ID:jDph27pT0
N「誰にも負けることのない、唯一無二の存在となりすべてのトレーナーにポケモンを解放させるッッ!!」

N「キミがポケモンといつまでも一緒……そう望むなら、各地のジムバッジを集めポケモンリーグに向かえ!」

N「そこで僕をとめてみせるんだッッ!!」

烈「〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ!!!!」

N「それほどの強い気持ちでは無いと、僕は止められない。」

N「時間稼ぎもできた。じゃあね烈君。また、どこかで。」

スタスタスタ

烈「あッ、オイッ!!……行ってしまった……」

390 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:24:23.01 ID:jDph27pT0
烈「奴の考え……Nの考えは……言ってる事の内容はゲーチスと同じだが、根本的な所で違うッッ……!!」

烈「非常に純粋(ピュア)で無邪気(イノセント)……まるで、幼い子どものまま青年になったようなッ……危うさを感じるッッ……」

烈「奴らのやっている事は間違いなく悪ではあるが、どうもNからはそんな気配がしないッッ!!」

烈「……考えても仕方がない。さぁ、回復したらジムに挑戦だ。」

烈「それにしても、私は搦め手に弱い……のか……?」

391 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:27:57.34 ID:jDph27pT0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ライモンシティ・ライモンジム

烈「頼もうッッ!!」バァン

烈「これは……また……」

ガイドー「あっ、驚いたでしょう?このジムはジェットコースターなんすよね!」

ガイドー「まずはこれを」

烈はおいしい水をもらった!

ガイドー「このジムは云々」

烈「まァ、行ってみるかッ……」




392 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:44:18.08 ID:jDph27pT0
ライモンシティジム・最奥部

烈「到着ッッ!!ジムリーダーッッ!!!」

カミツレ「あら、いらっしゃい。あまりのスピードにクラクラしてない?」

烈「心配御無用ッッ!!(……凄い美人だ……モデルと言っていたな……)」

カミツレ「ん?あなた、珍しいファッションしてるのね。」

カミツレ「あ、分かった。あなた噂の烈海王でしょ?ジムリーダーの間では、あなた少し有名人よ?」

烈「もうそんなにッッ……!?」

393 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:44:56.44 ID:jDph27pT0
カミツレ「フフ、あなたには本気出さないと勝てないのかな?」

カミツレ「あたしの愛しのポケモンで、クラクラにしてあげる。」

カミツレ「ライモンジムリーダーとして、シャイニングビューティ・カミツレがお相手するわ。」

394 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:46:04.64 ID:jDph27pT0
BGM: http://www.youtube.com/watch?v=T-v9tXrGRfY

ジムリーダーのカミツレが勝負を仕掛けてきた!

カミツレ「まずはこのポケモン!いきなさい、エモンガ!」

烈「気を引き締めてかかるぞッッ!!ゆけい、ムーランドッッ!!」

エモンガ「もんがー」

ムーランド「ばうばう!」

ムーランドの威嚇でエモンガの攻撃が下がった!

カミツレ「エモンガ、電撃波!」

烈「ムーランド、突進だッッ!!」

エモンガの電撃波!

エモンガ「きゅぅー!」

バチィッ!

ムーランド残りHP2/3

395 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:46:31.75 ID:jDph27pT0
ムーランドの突進!

ドッゴォッ!

エモンガは倒れた!ムーランドは攻撃の反動を受けた!残りHP1/2

カミツレ「強いね。次はこの子。行きなさい!」

ゼブライカ「やらな……ヒヒィーンッ!!」

烈「ムーランド、穴を掘るッッ!!」

カミツレ「ゼブライカ、ワイルドボルトよ!」

ゼブライカ「ブルルッ!!」

バチバチバチィッ

ムーランドは倒れた!ゼブライカは攻撃の反動を受けた!残りHP3/4

396 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:47:14.52 ID:jDph27pT0
烈「ヌッ!次だッ、ヤナッキーッッ!!」

ヤナッキー「やなー!」

カミツレ「フフッ、あなたもポケモンも、凄くきらびやかよ……ゼブライカ、ふみつけ!」

烈「ヤナッキー、表演だッッ!!」

ゼブライカの踏みつけ!

ヤナッキー残りHP1/2

ヤナッキーの表演!

ヤナッキーの攻撃、特攻、素早さがアップした!特防が下がった!

397 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:48:27.10 ID:jDph27pT0
烈「次で決めるんだッッ!!ツル鞭打連撃ッッ!!!」

カミツレ「もう一発よ、踏みつけ!」

ヤナッキーのツル鞭打連撃!

くさのジュエルが技の威力を強めた!

ヤナッキー「やぁぁなぁぁ!!」

ベッチィッ!バチィッ!

二回当たった!

ゼブライカは倒れた!

カミツレ「そう……一撃に賭けてたわけね。ゼブライカがやられるなんて、よっぽどだわ、フフフ……」

398 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:49:38.54 ID:jDph27pT0
BGM: http://www.youtube.com/watch?v=W0RvP48_-Cs&feature=related

カミツレ「この子が私の切り札。もう負けないんだからっ!いけ、マッギョ!」

マッギョ「ぎょぎょー」

烈「またおかしなポケモンがッ……あいつは何タイプだ?地面か?いや、カミツレ殿が使うのだから、電気タイプなのは間違いないッ……」

烈「ええい、ヤナッキー!もう一発、ツル鞭打連撃ッッ!!」

カミツレ「マッギョ、飛び跳ねる!」

ヤナッキーのツル鞭打連撃!

ベッチィッ!バッチィッ!

二回当たった!効果は抜群だ!

マッギョ残りHP1/5

399 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:50:33.03 ID:jDph27pT0
烈「ぬッ、攻撃を上げたヤナッキーの技を、しかも効果抜群で耐えるとはッッ!!」

マッギョは空高く飛び跳ねた!

マッギョ「まッッ!!」

烈「うおッッ……あのナリであそこまで飛び跳ねるとはッッ!!」

烈「ここは回復だッッ!!」

ヤナッキー「やなっ!」

烈は良い傷薬を使った!ヤナッキーの体力が回復した!

マッギョの飛び跳ねる攻撃!

マッギョ「ぎょぎょぎょぎょーwwwwwwwwwwwwww」

効果は抜群だ!ヤナッキー残りHP1/6

ヤナッキーは麻痺した!

マッギョ「ニヤリ」

400 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:52:37.68 ID:jDph27pT0
烈「ヌゥッッ、しまったッッ!!」

カミツレ「ふふ、狙い通り麻痺したわ。後一発でヤナッキーは倒れそうね。マッギョ、ヘドロ爆弾!」

烈「こちらは後一発当てれば倒せそうだがッ……!」

烈「何せ残り二匹のうち、一匹はまだバトル出来るレベルに達していない、もう一匹はどうやらマッギョに相性が悪いようだ……」

烈「ならば、ぶっつけ本番のあの技だッッ!!」

ヤナッキー「やなっ!(コクリ)」

ヤナッキーのマッハシード!

急所に当たった!効果は抜群だ!

401 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:53:53.45 ID:jDph27pT0





マッギョは倒れた!






402 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:56:46.62 ID:jDph27pT0
※マッハシード(オリジナル技) 威力:40 命中:100 タイプ:草 分類:物理 備考:高速で種を飛ばし、相手にぶつける。必ず先制できる。

カミツレ「あっ!うそっ!先制出来ちゃうんだ……やられちゃった。」

ジムリーダーのカミツレとの勝負に勝った!

403 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:58:08.79 ID:jDph27pT0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ライモンジム・最奥部

カミツレ「先制技持ちとか、ヤナッキーにそんな可能性考えないって……」

カミツレ「でもホレボレしちゃうほどのファイトスタイル……良い勝負だったわ。これ、ボルトバッジ。」

烈はボルトバッジを手に入れた!

烈「うむッ、謝謝ッッ!!」

カミツレ「あと、これもあげるね。ボルトチェンジって言って、あたしが好きな技。」

烈はわざマシン72『ボルトチェンジ』を手に入れた!

烈「かたじけないッ!!」

404 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 22:59:34.79 ID:jDph27pT0
カミツレ「そう言えば、あなた変な状況にいるんだってね。」

烈「うむ、実はかくかくしかじかで……」




カミツレ「……変な話よね。本当に。」

烈「何か……伝説のポケモンに纏わる話でも良いのです。」

カミツレ「そうねぇ。電気タイプの伝説のポケモンしか分からないけど、雷撃を呼び起こすサンダー、雷雲を運ぶライコウの存在が遠い地方で語り継がれてるわ。」

カミツレ「あと、イッシュに伝わる伝説の英雄のポケモン……ゼクロムとボルトロスね。」

烈「ゼクロムッッ……!!!」

405 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 23:00:35.22 ID:jDph27pT0
カミツレ「あくまで、伝説は伝説よ。ゼクロムとレシラム、双子の英雄。」

カミツレ「今は石となり、新たなる英雄が現れるまで眠っているっていうのが伝説だけど、本当にいるのかしらね?」

烈「……貴重なお話、有難うございました。では、私はこれで……」

カミツレ「あ、待って。あなた次の街はホドモエにするんでしょ?」

烈「は、そのつもりですが。」

カミツレ「今のままじゃ向こうには行けないんだ。渡れるようにしとくから、5番道路に行ってて。私は後で行く。」

烈「?……分かりました。では、お先に失礼させて頂きますッッ……!!」

406 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 23:01:53.18 ID:jDph27pT0




烈「伝説のポケモン……ゼクロムッッ……!!」

烈「プラズマ団の奴らも、新たな英雄が現れし時に、ゼクロムとレシラムが復活すると言っていたが、果たして……」

烈「N……お前が言っていた事とは、この事なのか?」

烈「……負ける訳にはいかぬな。まぁ私には卵から孵った新しい仲間もいるんだ。なッ!」

キバゴ「きばっ!」

烈「さぁ、しばらくはキバゴを鍛えるかッッ!!それから、先へ進もうッッ!!」

キバゴ「き……きば……」





407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:02:44.91 ID:qiU0526M0
最後はあれか
ポケモンで勇次郎打倒か
いや失礼、続けてくれ
408 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 23:03:05.43 ID:jDph27pT0
第七話『砂漠の向こうの娯楽都市』終わり

第八話『氷の中の悪意』へ続く
409 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 23:03:50.24 ID:jDph27pT0
烈海王、現在の手持ち

・???♂ Lv.37 勇敢な性格 特性:猛火
技:三連蹴り、炎腕圧撃、???、???

・ムーランド♀ Lv.35 意地っ張りな性格 特性:威嚇
技:ダッシュ噛み付き、空中殺法、突進、穴を掘る

・ヤナッキー♂ Lv.34 無邪気な性格 特性:食いしん坊
技:ツル鞭打連撃、表演、マッハシード、???

・キバゴ♀ Lv.13 陽気な性格 特性:かたやぶり
技:ダブルチョップ、龍の怒り、ダメおし、にらみつける
410 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 23:05:04.76 ID:jDph27pT0
以上です

今回は死ぬほど長かったです
ちなみに、合計1万5千字でしたww

何か質問御意見あればどぞ

お付き合いありがとうございました
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:07:17.52 ID:DBSY+OTDO
>>1乙華麗
パロディと廃人ネタで吹いたwwww
いつもより盛り沢山だったのはそのせいか
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:20:53.29 ID:ge6beyBZo

今回も面白かったぜ
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/09(水) 23:25:17.97 ID:RCJuuc8Zo
キバゴからゴを抜いて逆から読むと・・・ッッ!
414 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 23:33:05.10 ID:jDph27pT0
およよ、こんなに見ててくれたんだ
ありがとうございます

ちなみに、烈さんは脳筋フルアタorセミフル構成です
搦め手は今後使うかもしれません
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 23:34:40.43 ID:lA5RCsA+o

次回も楽しみに待ってるぜ
416 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/09(水) 23:37:42.35 ID:jDph27pT0
次回の予定ですが、書き上がりになります
今週内は無理です

来週の水曜日くらいには書き上げます
それまでしばらくお待ちください


ベルが一番烈を追い詰めてたのは、書いててビックリ
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/13(日) 16:17:22.12 ID:qvbU56PDO
なんか他のスレで連絡の無い作者さんいたんだが…
>>1大丈夫かい?
418 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/14(月) 19:26:44.68 ID:kPE4kYia0
>>1です
生存報告しときます
私滋賀県なんで無事です

ただ、忙しくて書く暇がないwwwwwwwwww
頑張ってしあげます
419 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/16(水) 21:05:24.05 ID:hhPIHTw50
間に合わないwwwwwwwwww

と言う訳で、ちょっくら延期します
書き上がり次第、こちらでアナウンスさせて頂きます

楽しみにして頂いてた方、申し訳ありません
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) :2011/03/16(水) 21:10:26.62 ID:Fqni+2fAO
私は一向にかまわ……なん、だと……
421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) :2011/03/22(火) 13:42:29.26 ID:vsPcMTqn0
いっつも見てますよん。>>1ガンバレー
422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/26(土) 18:16:51.45 ID:KFyaK/qDO
>>1ゆっくりがんばれ〜

待ちすぎて風邪引いたのは秘密だ!
423 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:02:32.41 ID:8wc6Jbso0
書き終えました
色々忙しく制作遅れたことをお詫び申し上げます
さて、投下は20:30から開始しようと思います
お付き合いの程、よろしくお願いします
424 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:31:19.70 ID:8wc6Jbso0
始めます
425 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:32:05.70 ID:8wc6Jbso0








第八話『氷の中の悪意』








426 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:32:44.40 ID:8wc6Jbso0

ライモンシティ

烈「フゥ……何とかキバゴも戦えるレベルになったな……」

烈「そう言えば、ミュージカルホールに行ってなかったな……ベルは居るのかな?」

烈「行ってみよう」

ダダダダダ


427 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:33:47.46 ID:8wc6Jbso0
ライモンシティ・ミュージカルホール

烈「ホォ〜〜、これはまた華やかなッ……」

ベル「あ、烈さんだー!やっほー!」ブンブン

烈「ここがミュージカルホールかッ!綺麗な所だな……」

ベル「そうでしょー?私、特訓の合間に結構ここに来てるんだー!」

烈「ホゥ……そうだ、ジムは攻略したのか?」

ベル「うんっ!もうバッチリ!(^-^)v」

烈「フム、ベルも強くなってるんだな。」

ベル「えっへへー!あ、そうだ!烈さん、バトルしようよ!」

烈「何だ、ジムリーダーを倒したら自信が付いたのか?ww」

ベル「だって、こないだ烈さんを後一歩まで追い詰めたんだもんね!今度こそ勝つんだからあ!」

烈「よし、じゃあ外に出るかッ!ここでドンパチやりだすのも不味かろう。」


428 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:34:40.64 ID:8wc6Jbso0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ライモンシティ・空き地

烈「ここなら良いか……よし、始めようッッ!!」カチッ

ベル「うんっ!」カチッ

???「ベル!こんな所に居たのか!!」

ベル「え……?パ、パパ!?」

烈「ベルの父上……?」

ベル父「やっと見付けたぞ……さぁ帰るんだ!パパがどれだけ心配したか分かってるのか!?」

ベル「やだやだあ!私まだ、烈さんやチェレンやポケモン達と旅したいよう!」

ベル父「ここまで来たんだ!もう十分だろう!?さぁ帰るぞ!」ガッシ

ベル「チェレンだって旅してるじゃない!何で私はダメなのよう!」

429 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:35:28.24 ID:8wc6Jbso0
ベル父「余所は余所!家は家だ!」

ベル「だったら私は私!パパはパパだよう!やだやだ、帰りたくないっ!」

ベル父「ダメだ!お前は女の子なんだ!旅はこれ以上は危険だから……」

烈「喝ッッ!!!!!」ビリビリビリ

ベル父「オワッ!?」ビクッ

ベル「れ、烈さん!?」

烈「いい加減にせんかァッッ!!!!」ビリビリビリ

烈「先程から自分の考えばかりグダグダとッ……子どもの意見は無視かッッ!!」

ベル父「烈海王君か……あなたには関係ないっ!これは私の家の問題だ!」

烈「関係あるッッ!!私はベルと一緒に旅を出て、色々と関わってきたんだからあるッッ!!」

ベル父「一緒に旅に出たってくらいで何を……」

430 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:37:01.72 ID:8wc6Jbso0
烈「共に危険な事も乗り越えてきたのだッ!ベルは十分強くなったッッ!!」

ベル父「それが心配なんだ!危険な目に合うならば、旅などしなくて良いんだっ!」

烈「旅は危険なものと言う事など、ベルは百も承知しているッッ!!」

ベル父「最近はプラズマ団のような、考え方が違う人間達に危険な目にあわされる事だって多いんだ!」

烈「そのプラズマ団と、ベルは今まで戦ってきているんだッッ!!!」

ベル父「なっ……そんな事が……やはり駄目だ!これ以上危険な事にはっ!」

烈「だからこそ、旅は良い物ではないのかッ……!」

ベル「烈さん……」

烈「意見が違う者、生き方が違う者……色々な人と触れ合う事で、人は成長していく……」

烈「それを、貴方に妨げる権利はないッッ!!」

烈「子どもが成長出来る機会を、危険だからと奪っておいて何が親だッッ!!」

ベル父「でも危険な事には変わりないっ!誰がベルを守るんだ!」

431 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:37:42.40 ID:8wc6Jbso0
烈「ベルにはポケモンが居るッッ!!ベルは自分の身は自分で守れるし、それをポケモンが助けてくれるッッ!!」

ベル父「!!!!」

ベル「パパ、私大丈夫だよっ!私ね、砂漠も自分で越えられたし、洞窟も探検したんだよ!」

烈「この世界にずっと住んでる貴方が忘れてどうするッ……誰よりも頼れるポケモンが、ベルを守ってくれるじゃないかッ……」

ベル「私のそばには、いつもポケモンが居るよっ!大丈夫だよっ!」

ベル父「……ならば、私とポケモン勝負をしよう、ベル。」

ベル「えぇっ!?パパと!?」

ベル父「そうだ。私が勝ったら、すぐに旅を諦めてもらおう。ベルが勝ったら、その時は好きなだけ旅を続けたら良い……」

ベル「……分かった。私、やるよ!」カチッ

烈「……私が立会人をやろう。存分にやるがいい。」

ベル父「私だって元はトレーナーだったんだ……バッジも一個持ってるし……いくぞ、ベルっ!」カチッ



432 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:38:10.93 ID:8wc6Jbso0
BGM:http://www.youtube.com/watch?v=oZ_K7dgYPRY

ベル「いけぇっ!ハーちゃん!」

ベル父「行くんだ!ミルホッグ!」

ハーちゃん「ばうばうっ!」

ミルホッグ「きゅー!」

ハーちゃんの威嚇でミルホッグの攻撃が下がった!

ベル「ハーちゃん、突進!一発で決めちゃって!」

ベル父「ミルホッグ、催眠術だ!」

ハーちゃんの突進!

ハーちゃん「ばうっ!!」

ドグッ

ミルホッグは倒れた!ハーちゃんは攻撃の反動を受けた!

ハーちゃん残りHP7/9

433 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:38:45.77 ID:8wc6Jbso0
ベル父「うおっ!やるなぁベル……次だ!行け、バオッキー!」

ベル「バオッキーなら……ハーちゃん、穴を掘る!」

ベル父「バオッキー、はじける炎だっ!」

ハーちゃんは穴を掘って地面に潜った!

バオッキーのはじける炎!

しかし攻撃は外れた!

ベル父「ぐぅっ!!もう一回はじける炎だ!!」

ハーちゃんの穴を掘る!

ハーちゃん「がうっ!!」

ドギャッ

効果は抜群だ!

バオッキーは倒れた!

434 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:39:52.76 ID:8wc6Jbso0
ベル父「くっ……戻れ……最後だ、行け!ハトーポー!」

ハトーボー「くるっぽー!」

ベル「もう一回突進だよ、ハーちゃん!」

ベル父「エアカッターだ!」

ハーちゃんの突進!

ハトーボーは倒れた!

ベル父「うぐぐ……戻れ……ベル、もう私の手持ちは居ない。私の負けだ。」

ベルはベル父との勝負に勝った!

435 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:40:23.99 ID:8wc6Jbso0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ライモンシティ

烈「ウムッ、勝者ベルッッ!!」

ベル「やったー!勝ったー!」

ベル父「ハハハ、ベルがこんなに強くなっていたなんて……」

ベル「やったよ!良かったねハーちゃん!」

ハーちゃん「ばうっ!ばうっ!」フリフリ

ベル父「……ベルがあんなに嬉しそうな顔を……フフッ、子どもの成長は早いものだ……」

烈「ベルの父上……」

ベル父「ハハ……そうだな……ベルが旅を続けたいってのが我儘なら、私が旅を辞めさせたいのも我儘だ……」

ベル「パパ……」

436 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:40:52.01 ID:8wc6Jbso0
ベル父「よし、分かった!ベル、好きに旅を続けなさい。」

ベル「〜〜っ!!有難うパパ!!」

烈「良かったな、ベル。」

ベル「うんっ!」

ベル「パパ……有難うっ!私、もっと旅を続けて、うんと強くなるからね!!」

ベル父「ははっ、楽しみにしてるよ。じゃぁ私はポケモンセンターによって、ポケモンを回復してから帰るよ。」

ベル父「あぁ、烈君……娘を、ベルをよろしく頼むよ。」

烈「……お任せ下さいッ!」

ベル父「じゃぁ、また。ベル、たまには帰ってきてくれよ……?」

スタスタスタ

437 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:41:21.67 ID:8wc6Jbso0
烈「ベル……こうなったからには、生半可では帰れないぞッ!?」

ベル「うん……分かってる。私、頑張るよっ!」

烈「しかし、全てのポケモンを一撃か……想像以上に強くなってるな。」

ベル「へへっ!……あ、バトルどうしよう……」

烈「フム……しかし、もうあまり戦う気は起きないだろう?」

ベル「うーん……烈さん、また今度会った時で良い?」

烈「私は一向に構わんぞ。どれ、ポケモンセンターに寄って来るが良い。」

烈「少しは父上と話をするのも大切だぞ。行って来いッ!」ニカッ

ベル「うん……分かったっ!行って来るねえ!!」

ダダッ


438 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:41:54.79 ID:8wc6Jbso0

烈「フゥ……オッ、あれはカミツレ殿。」

烈は、物陰に隠れるカミツレを見付けた!

タッタッタッタ

カミツレ「!!」ビクッ

烈「カミツレ殿ではございませんかッ!」

カミツレ「れ、烈君。こんにちは。」

烈「このような所で何を?」

カミツレ「……さっきの、仲裁に行こうと思ったら、烈君全部纏めちゃうんだもの。」

烈「……いつから見ておられたのですか……?」
439 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:42:23.10 ID:8wc6Jbso0

カミツレ「烈君の『喝ッッ!!!』から。」

烈「随分最初の方ですな……」

カミツレ「私が言いたかった事、全部烈君に取られちゃった。出て行く機会も失っちゃったし、あそこで見てたの。」

カミツレ「まぁ良いわ。実はね、急用ができちゃって……」

カミツレ「私は一旦ジムに戻ってを済ませてきます。また明日、5番道路にいらっしゃい……」トボトボ

烈「……悪い事をした気がする……」

烈「そうだ。あそこに寄って行こう。」

440 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:43:17.47 ID:8wc6Jbso0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
迷いの森・キャンピングカー内

烈「御婦人、いらっしゃいますか。」

女性「………」ジロリ

烈「……あなたに聞きたい事がある。」

女性「……?」

烈「あなたは……本当に人間ですか?」

女性「〜〜〜ッッ!?」

烈「そのうろたえ様ッ!やはり違うのだなッッ!?」

女性「〜〜〜〜ッッ!!!」

烈「正体を現せッッ!!喝ッッ!!!」ビリビリビリ
441 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:43:52.37 ID:8wc6Jbso0

女性?「!!」ビクッ

ユラァァァァァァ

ゾロアーク「こきゅうぅぅん!!!」

烈「ゾロアークッ!ポケモンだったかッ……!」

烈「しかし……これはッ……!?」

ゾロア「きゅうぅ……」ブルブル

ゾロアーク「ふーっ!ふーっ!」

442 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:44:56.41 ID:8wc6Jbso0
烈「ゾロアの群れ……フム、縄張りと子どもを守るため、人間達に幻影を見せていたのか……」

ゾロアーク「しゃーっ!!」ゼェゼェ

烈「このゾロアーク……脚を怪我をしているようだ。」

烈「ちょっと待ってろ……む、これは深い傷だ。薬じゃ中々治らんな……こら、暴れるな!」

烈はゾロアークの手当てをした!

烈「これでよしッと……おお、キャンピングカーの幻が消えた……よく見れば綺麗な場所じゃないか……」

ゾロアーク「こきゅぅ〜!」ゼェゼェ

烈「済まなかったな……狐?に化かされたのは初めてだが、こんな風に縄張りを守れる事は立派な事だ。」

烈「しかし、この脚では群れを守る事は厳しいのではないか……?」

443 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:45:26.55 ID:8wc6Jbso0
烈「幻影を使うにしても限界があるように思えるが……」

ガタッガタッ!パシュン!

烈のモンスターボールから、ヤナッキーが飛び出した!

烈「どうしたんだ、ヤナッキーッ!?」

ヤナッキー「やなっ!やなっ!」

烈「……お前がここに残って、ゾロアーク達を守ると言うのか?」

ヤナッキー「やな!」

烈「成程、確かにお前なら彼らを守れるが……良いのか?」

ヤナッキー「やなッッ!!」

444 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:45:55.43 ID:8wc6Jbso0
烈「フッ、そうか。お前は無邪気だが、その芯は誰よりも強かったな……」

烈「……私は、お前に四千年の長きに受け継がれてきた『盾』を渡した。」

烈「彼らの力に……何物も貫けない盾になってやるんだ。」

ヤナッキー「やなぁっ!!」グッ

烈「良い貌だッッ!!」ニカッ

ゾロアーク「ゾロア……?」

烈「良い。気にするな。お前達は、お前達の生活を守るんだ。これはヤナッキーが自発的にやっている事だからな。」

ヤナッキー「やなっ!やなっ!」

烈「では……再見、ヤナッキー……」

ヤナッキー「やなっ!」


烈はヤナップを逃がしてあげた!バイバイ、ヤナップ!


445 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:46:32.44 ID:8wc6Jbso0
烈「さて……」

ゾロア「きゅうっ!」

ゾロアの一匹が烈のもとへ走っていく!

ゾロア「こんっ!こんっ!」スリスリ

烈「むッ!?……お前、私に着いていきたいのか?」

ゾロア「きゅぅー!」スリスリ

烈「……辛い戦いになるぞ?」

ゾロア「きゅぅっ!!」パタパタピョンピョン

烈「……ハハ、お前はせっかちな奴だなぁ……よし、分かった。」

烈「モンスターボールッッ!!」パシュン


烈はゾロアを捕まえた!


446 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:47:03.58 ID:8wc6Jbso0
烈「じゃぁなッッ!!ヤナッキー、ゾロアーク達ッッ!!」

ヤナッキー「やなー!」

ゾロアーク「ぞろあー!」

ダダッ





その後、キャンピングカーの女性には旦那が出来たらしい






447 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:47:30.42 ID:8wc6Jbso0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
5番道路・入口

烈「フゥ、5番道路か。そう言えば来るの忘れてたな……」

烈「ゾロアを鍛えるのに丸一日時間が掛かってしまった……カミツレ殿来てるかな。」

チェレン「ちょっと待った烈さん!」

烈「チェレンか……」

チェレン「あぁ。ボルトバッジ手に入れたんでしょう?」

烈「まぁな。」キラリ

チェレン「今日こそは負けないッ!!僕が勝たせてもらうよッッ!!」

448 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:47:58.19 ID:8wc6Jbso0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ポケモントレーナーのチェレンが勝負を仕掛けてきた!

BGM: http://www.youtube.com/watch?v=oZ_K7dgYPRY

烈「むゥ……手持ち2体は新入り……その内一体は捕まえたばかり……まぁ少々は鍛えたが……」

チェレン「行けッ、レパルダス!」

烈「何とか2体で切り抜けられるか……?行けッ!ムーランドッッ!!」

レパルダス「にゃーん!」

ムーランド「ばうばうっ!!」

ムーランドの威嚇でレパルダスの攻撃が下がった!

チェレン「レパルダス!猫だましだ!」

烈「ムーランド、恩返しッッ!!」

レパルダスの猫だまし!

ムーランドはひるんだ!ムーランド残りHP9/10

449 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:48:38.45 ID:8wc6Jbso0
烈「ムーランド、もう一度だッッ!!」

チェレン「レパルダス、乱れ引っ掻き!」

ムーランドの恩返し!

ムーランド「がうっ!!」

ドギャァッ

レパルダスは倒れた!

チェレン「うぐぐ、次だッ!ハトーボー!」

ハトーボー「ルーピー!」

烈「もう一発、恩返しッ!」

チェレン「空を飛ぶだ!」

ムーランド「がううっ!!」

ムーランドの恩返し!

ハトーボーは倒れた!

450 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:49:11.03 ID:8wc6Jbso0
チェレン「そんな……次だ!バオップ!」

バオップ「ばおー!」

烈「……戻れ、ムーランド。」

チェレン「何っ!?ムーランドを戻した!?」

烈「行くんだ、キバゴ。」

キバゴ「きばー!」

キバゴはかたやぶりだ!

烈「トレーナー戦は初めてだろう?気負わず行け!」

キバゴ「きばっ!」

烈「ハハ、本当に陽気な奴だなッ!」

451 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:49:46.54 ID:8wc6Jbso0
チェレン「新しいポケモン……!ドラゴンポケモンかっ!?」

烈「キバゴ、ダブルチョップだッ!」

チェレン「良いよ、やってやるさ!バオップ、かみつくッ!!」

バオップのかみつく!

バオップ「ばおー!」

ガブッ

キバゴ残りHP2/3

キバゴのダブルチョップ!

キバゴ「きっばー!!」

バチィッ!急所に当たった!ビチィッ!

二回当たった!バオップは倒れた!

452 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:50:31.02 ID:8wc6Jbso0
チェレン「何で……くそっ!フタチマルッ!!」

烈「良くやったキバゴ!もう一発だッ!」

チェレン「くそっ!せめて一匹だけでも!かたきうち!」

フタチマルの敵討ち!

フタチマル「ふたっ!!」

ガッシィ

キバゴ残りHP赤ゲージ

チェレン「くそっ!これでも……ッ!!」

キバゴのダブルチョップ!

二回当たった!

フタチマル残りHP1/5

453 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:51:12.73 ID:8wc6Jbso0
チェレン「よしっ!よく耐えたっ!次はシェルブレードだッッ!!」

烈「キバゴはもう限界だな……戻れ。みすみすやられる必要もない。」

烈「決めてやれッッ!!エンブオーッッ!!!」

エンブオー「ぶおー!」

※エンブオー:ポカブの最終進化形態。炎の顎鬚を蓄えるナイスミドル。
HP攻撃特攻が高い二刀型で、ストーリー攻略では御三家で一番活躍する……と思う。

チェレン「うそ、もう最終形態まで……?こりゃ、レベルが違うな……」

フタチマルのシェルブレード!

エンブオーの残りHP3/4

烈「エンブオー、三連蹴りで止めを刺すんだ。」

チェレン「諦めるもんか、シェルブレード!」

エンブオーの三連蹴り!

フタチマルは倒れた!

烈はポケモントレーナーのチェレンとの勝負に勝った!

454 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:51:39.17 ID:8wc6Jbso0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
5番道路

チェレン「また……また勝てなかった!烈さん鍛えすぎだって!」

烈「はっはっは、私はそう簡単に倒せんぞッッ!?」

チェレン「いや、前からよく育ってるとは思ったけど……うーん、こりゃ僕も育て方を考え直さないと……」

カミツレ「あら、貴方達……友達だったんだ。」

烈「これはカミツレ殿。ニィハオ。」

チェレン「こんちは。」

カミツレ「良いわね、そうやってお互いに高めあうって。」

チェレン「はは、僕が胸を借りてるだけなんですけどね。」

カミツレ「さ、行きましょう。」

烈「それにしても、祭り中なのか?にぎやかだな。」

カミツレ「そうよ。今はストリートパフォーマー達が集まるイベント中なの。」


455 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:52:34.04 ID:8wc6Jbso0
???「おお、カミツレか!フェスティバルは良いな!!」

カミツレ「あらアデクさん。こんにちは。」

チェレン「この人って……?」

カミツレ「アデクさん。イッシュ地方のチャンピオンよ。」

アデク「はっはっは!よろしくな!キミ達は?」

チェレン「僕はカノコタウン出身のチェレンって言います。トレーナーとしての最終目標はチャンピオンです。」

烈「私は烈海王。訳あって旅をしているッッ!!」

アデク「ほぅ。私はアデク。イッシュ地方のチャンピオンだ。イッシュの隅々まで旅をしているんだ。遊んでいるわけじゃないぞ!」

アデク「目的を持って旅をする事は良い事だ。チェレン君……チャンピオンになって何をしたいのかね?」

チェレン「強くなりたいんです。そして、頂点の風景を見たいんです。」

チェレン「旅の中で、自分を知りその中で強さを見付けて行く。その結果にチャンピオンという目標を立てているんです。」

456 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:53:05.34 ID:8wc6Jbso0

アデク「そうか……キミは立派な考えを持っているのだね。」

チェレン「まぁ、こういう考えに至れたのはそこに居る烈さんのおかげなんですけどね。」

烈「いや、私は別に……///」

アデク「それならば良い。チェレン君、強さの中身を見失わないようにな。」

チェレン「はいッッ!!」

アデク「そこの烈君は、何の目的で旅を……?」

烈「実はまるまるうしうしと言う訳でッ……」

アデク「何と言う事だ……実際にそのような事があるのかっ……!?」

烈「はい。チャンピオン殿なら、何か御存じでは?」

457 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:53:48.93 ID:8wc6Jbso0
アデク「うーん、そうだな。パルキアというポケモンが空間を操ると聞くね。」

アデク「それに、ギラディナというポケモンはこの世界とは別の、破れた世界という所を自由に行き来出来るという話だ。」

烈「雄雄雄ッ!!有用な手掛かりですッッ!!」

アデク「しかし、今はそのポケモン達はどこに行ってるかすらわからない。」

アデク「トレーナーに捕えられてるかもしれないしな。そこまでは分からん。」

烈「いえ、それが分かっただけでも十分ですッッ!!」

アデク「そうか、それは良かった!では、私はまた別の場所へ行くよ。」

アデク「最近、プラズマ団とやらが悪さをしているからな!悪の芽を摘むのもチャンピオンの仕事だ!」

烈「プラズマ団かッ……!!」

アデク「じゃ、またな!ウルガモス、空を飛ぶだっ!」

バヒューン

458 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:54:37.97 ID:8wc6Jbso0

カミツレ「さ……そろそろホドモエシティへの道を開きましょうか。」

ピッ

ポチポチポチ

カミツレ「あ、ヤーコンさん?カミツレです。えぇ、橋を渡してほしくて。」

カミツレ「え、プラズマ団を閉じ込めてるから無理?ちょっと待って下さいよ……」

カミツレ「えぇ、えぇ。そうです。挑戦者です……えぇ。」

カミツレ「ハイ、じゃぁよろしくお願いします。」



カミツレ「通れるようにしてくれるって。ちょっと待ってましょう……あ、始まった。」

ギギギギギギギ

烈「オオッ、橋が下りて行くぞ!」

チェレン「こりゃ凄いや。」

ガッシャーン

459 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:55:04.71 ID:8wc6Jbso0
カミツレ「ハイ、これで通れるようになったわ。」

カミツレ「次のジムリーダーは変なおじさんだけど、強いよ。心してかかるようにね。」

烈「謝謝、カミツレ殿ッ!」

チェレン「ありがとうございます。じゃぁ烈さん、僕は先に行っちゃうね。」

スタスタスタ

烈「では、私も参ります。お元気で、カミツレ殿。」

カミツレ「烈君もね。また貴方と手合わせできる日を楽しみにしてるわ。」

スタスタスタ

烈「では、いざ行かんッッ!!」

ダダダッ

460 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:55:38.78 ID:8wc6Jbso0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ホドモエの跳ね橋

烈「フム……所々に羽根が落ちているな。これはポケモンの羽根だな。」

ダッダッダッダ

ヒョイヒョイヒョイ

烈「綺麗な羽根だし、一応集めておこうッ!何に役立つかもわからんしな。」

ダダダダダ

烈「オッ、そろそろ橋の終わりかッ!新しい街には何があるのか、楽しみだッッ!!」

ダダダダダダダ

461 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:56:05.02 ID:8wc6Jbso0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ホドモエシティ・入口

烈「フゥ……やっと渡り終わったぞ。」

ゲートの人「おや、トレーナーさんかい。ホドモエ名物跳ね橋、どうだった?」

烈「うむ。なかなか良い眺めだったぞ。鮮烈な赤色も美しかった。」

ゲートの人「そうでしょう。この美しい姿から、別名『リザードン橋』とも言われてるんですよ。」

烈「ほほう、リザードン橋……リザードンと言うのは、ポケモンですかな?」

ゲートの人「えぇ。カントーに生息するポケモンですよ。」

ゲートの人「オレンジ色の体躯に大きな翼と火を湛えた尻尾を持つ、竜の様な炎タイプのポケモンです。」

烈「ホゥ……これは勉強になった。では私は先に進むので。」

ゲートの人「はいよ。お気をつけてね。」

ダダダッ

462 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:56:34.67 ID:8wc6Jbso0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ホドモエシティ

烈「ホドモエシティ、到着ッッ!!」

烈「ここはコンテナが多いな。港町なのか。」

烈「船もたくさんあるし海も近い。イッシュの玄関と言ったところか……。」

烈「む、あれはチェレンと……誰だろう。行ってみるか。」

タッタッタッタ

チェレン「あ、烈さん。」

烈「チェレン!この人は……」

ヤーコン「お前らがカミツレの言ってたトレーナーか。ワシがこの街のジムリーダー、ヤーコンだ。」

烈「烈海王です、以後お見知りおきを。」

チェレン「チェレンです。」

463 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:57:06.17 ID:8wc6Jbso0

ヤーコン「フン、歓迎なんかせんぞ!お前らを入れるために跳ね橋を下げてたら、その隙にプラズマ団が逃げちまった!」

ヤーコン「挑戦は受けてやるが、その前に街中に逃げたプラズマ団を捕まえてからだ。」

烈「またプラズマ団……どうせまた、ポケモンを奪おうとしてたのでしょう?」

チェレン「てゆーかそれしか考えられないけどね……メンドーだな……」

ヤーコン「その通りだ。まぁ自分でも多少強引だと思うが、お前らは凄腕のトレーナーなんだろう?」

ヤーコン「プラズマ団を捕まえてきたら挑戦は受けてやる。人生はギブ&テイクだ。よろしく頼むぞ。」

スタスタスタ

チェレン「あ、行っちゃった……。じゃぁ探そうか、烈さん。人生はギブ&テイクだって。」

烈「そうするしかないようだな。では、私は一度街中をザックリ探してみる。ついでにポケモンセンターにも寄っていく。」

チェレン「分かったよ。僕は街の南側を調べてみるよ。」

烈「じゃぁ、また後でなッ!」

チェレン「うん。まぁメンドーな連中探すついでに強くなれるし。一石二鳥かな。じゃあね、烈さん。」

スタスタスタ

464 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:57:33.12 ID:8wc6Jbso0
烈「……さて、ポケモンセンターに寄った後は、プラズマ団捜索も兼ねて街中探索だ。」

タッタッタッタ




街中を探し回った烈海王は、ホドモエ名物の恋する男とローテーションバトルをしたり、市場で何か変なものをもらったりした

ついでに市場で色んな物を買い込んだ

しかしプラズマ団は見つからず、烈は南側……つまりチェレンが探しているところまで足を伸ばした




465 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:58:00.28 ID:8wc6Jbso0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ホドモエシティ・コンテナ集積所

チェレン「あ、烈さん。プラズマ団見つかった?」

烈「いいや、有力な手掛かりはこっちに逃げ込んだらしいって情報くらいだ。」

チェレン「だよね。作業員の人達も見たっていうから一つ一つ探してたんだけど、見つからなくて。」

チェレン「残すはあそこのコンテナだけさ。冷凍コンテナで、作業員のポケモン練習場にもなってるらしいよ。」

烈「成程……よし、行ってみよう。」


466 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:58:29.80 ID:8wc6Jbso0
ホドモエシティ・冷凍コンテナ

チェレン「寒っ!何これ寒っ!!」

烈「……少々キツイな。さて、奴らはどこに……?」

???「………れ!さむ………かな……い!」

ざわざわ

烈「む?何か……この荷物の奥から聞こえるぞ。」

チェレン「え?……本当だ。」

烈「この裏に行くには……随分遠回りしないといけないな。」

チェレン「そうだね。しかも結構トレーナーいるらしいし……」

烈「……フム。チェレン、一度外へ出よう。」

チェレン「良いけど、どうすんの?」

烈「まぁとりあえず付いてこい。」



467 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:59:03.00 ID:8wc6Jbso0
ホドモエシティ・冷凍コンテナ外

烈「この辺りだな……」

ザッ

烈「憤ッッ!!!」

ドガァッ

パラパラパラ

チェレン「……やっちゃったよ。コンテナにあんな大穴開けちゃって……。」

烈「これで随分近道出来たぞ……なぁ、懲りないプラズマ団諸君?」

468 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 20:59:44.48 ID:8wc6Jbso0
下っ端A「ひぃぃぃ!またアイツだぁぁあ!!!」

下っ端B「あ、あいつ素手で壁壊してるぞ……?」

下っ端C「……いくら何でも人間技じゃない……」

七賢人・ヴィオ「うう、お前たち、寒いからもっと私を囲め……あれ、空気が暖かい?」

チェレン「しかし、本当に隠れてるんだからな。寒いならメンドーだけど外まで案内するよ?」

ヴィオ「む……今預かっているのは、王の友達であるポケモンだ。」

ヴィオ「こんな所で傷つける訳にはいかぬ……お前たちこやつらを蹴散らせ!」

下っ端A「イーッ……じゃなくて、やっぱりこうなるのか。」

下っ端B「イーッ!あいつら強いもんな。」

469 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:00:10.22 ID:8wc6Jbso0
チェレン「メンドーだなぁ。」

烈「チェレン、お前はそっち4人を。私は残りを相手する。」

チェレン「烈さん……そっち10人くらい行ってない?大丈夫?」

烈「なぁに、所詮は烏合の衆。私に適うはずもない……では行くぞッッ!!!」ダァン

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ホドモエシティ・冷凍コンテナ

下っ端達「プラーズマー!」

ヴィオ「ぐぬぬ……」

チェレン「ふぅ……やっつけた。」

烈「さぁ貴様ら、覚悟は良いな……?」ズゴゴゴゴゴ

470 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:00:36.38 ID:8wc6Jbso0
チェレン「ちょ、烈さん、何か出てる。○意の波動的なものが。仕舞って仕舞って。」

ヤーコン「……荷物に大穴があいてると思ったら、こんな所に……見つけたぞ、プラズマ団。」

烈「おお、ヤーコン殿。丁度今からこいつらに折檻を加えるところです。」ゴゴゴゴゴ

チェレン「ヤーコンさん!この人止めて!虐○ショーは見たくないから!」

ヤーコン「烈君、後は私に任せてくれ。さ、行くぞ貴様ら!キリキリ歩けい!」

作業員A「おら行くぞてめぇら!」

下っ端A「喜んで!」

下っ端C「殺されないなら!」

下っ端E「生きてるって素晴らしい!」

ヴィオ「うぬぅ……申し訳ありません王よ……」

ザッザッザッ

471 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:01:19.78 ID:8wc6Jbso0
ヤーコン「ちょっとはやるな、お前ら。約束だ、挑戦を受ける。一息ついたらジムに来い。」

スタスタスタ

チェレン「……プラズマ団の理想、それは人とポケモンが離れ離れになること、か……」

烈「うむ。しかし、それはこの世界からポケモンか人が居なくなる事と同義。」

チェレン「……本ッ当に、メンドーな連中だ。まぁ、これで少しは大人しくなるのかな?」

烈「……プラズマ団の奴らがこのまま大人しく捕まっているとは思えぬ……私は回復を済ませたらすぐにジムへ行こう。」

チェレン「僕もそう思うよ。ここは寒いし、行こうか。」

タッタッタ


472 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:01:51.28 ID:8wc6Jbso0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ホドモエシティ・ホドモエジム前

烈「さぁもうすぐジムだ……む、ジムの前に人だかり……?」

チェレン「あれはプラズマ団……ゲーチスも居る!?」



ヤーコン「おうおう、何だよテメー。」

ゲーチス「ヤーコンさん、初めまして……。私、プラズマ団のゲーチスと申します。」

ゲーチス「あなた方にお世話になった同志を、引き取りに来ました。」

ヤーコン「礼にはおよばねぇさ。あんたのお仲間が、ポケモンを奪おうとしてたもんでなッ……!?」

ゲーチス「おやおや、それはとんでもない誤解だッ……私どもはポケモンを人の手から解放してるだけですよ……?」

ヤーコン「そうだといいがねぇ……ワシは正直者故に言葉は悪い。」

ヤーコン「あんたは、口ぶりこそ穏やかだが……どうもきな臭くていけねぇ。」

473 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:02:33.40 ID:8wc6Jbso0
ゲーチス「それはそれは、こちらにも誤解があるようですねぇ……」

ヤーコン「ケッ!で、何だと言うんだい?まさかこいつらを返せとか言わねェだろうなァッ……!?」

ゲーチス「フフ……プラズマ団としてもホドモエシティに非常に興味がありましてねぇ。」

ゲーチス「私の後ろに居る皆さん以外にも、そこら中に多くの同志が潜んでいるのですよ……確かめてみますッ……!?」ニヤァァ

ヤーコン「ッッ……!?ケッ、その言葉、嘘か本当か分らんがッ……戦わずして勝つとはなァ、てめェッ……!!」

ゲーチス「おっと、危ない危ない。フフ、隠れている同志達が飛び出て来そうだッ……!?」

ヤーコン「……なんてな。分かったよ。さっさとこいつらを連れて帰りなッ……」
474 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:03:07.31 ID:8wc6Jbso0

ゲーチス「そうそう。それで良いのです。さすがは鉱山王と呼ばれる商売人。状況を見る目には優れておられる……」

ヤーコン「ケッ……!!」

ゲーチス「では、そちらに居る方々を引き渡して戴きましょうか。」

ヴィオ「ゲーチス様、有難うございます……ご迷惑をッ……!」

ゲーチス「良いのです。共に王のために働く七賢人ではないですか。」

ゲーチス「では諸君、またお会いしましょう。またお会いする日まで……ハッハッハッハッ」

ザッザッザッザ


475 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:03:44.01 ID:8wc6Jbso0
チェレン「ヤーコンさん……」

ヤーコン「ケッ、恥ずかしい処見られちまったな。すまねぇな、折角プラズマ団を見つけたってェのによ。」

烈「いえ、街中での戦闘を避けた、それだけでも貴方の判断は非常に優れていたといえましょう。」

烈「それにしても、ゲーチスという男、やはり唯者ではないようですな。」

ヤーコン「そういうこった。じゃぁワシはジムの中で待ってる。挑戦するんだったらいつでも来るんだな。」

ドスドスドス

チェレン「……じゃぁ、僕は少しポケモンを鍛えてくるよ。あの人には絶対負けたくないからねッ!」

烈「そうか。では、私が先に挑戦させてもらおう。」

チェレン「あぁ。じゃぁ、またね烈さんッ!」

タッタッタッタ

烈「……行くかッッ!!」

ガチャッ

476 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:04:11.43 ID:8wc6Jbso0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ホドモエシティ・ホドモエジム

烈「ホゥ……これは……」

ガイドー「あぁ、来たんですね。何か色々あったみたいで、お疲れ様です。はい、おいしい水です。」

烈はおいしい水を手に入れた!

ガイドー「それでですね、このジムは……以下略」


477 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:04:46.03 ID:8wc6Jbso0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ホドモエシティ・ホドモエジム最奥部

烈「到着ッッ!!」

ヤーコン「……来たか。」

烈「ヤーコン殿。胸をお借りいたします。」

ヤーコン「はっは、胸を借りると来たか!良いか、てめェは最早初心者でも何でもねぇ、れっきとした凄腕トレーナーの一人だ!」

ヤーコン「噂は聞いているッ!ワシは本気で行かせてもらうぞッ!」

烈「私も、そのつもりです。烈海王、参るッッ!!」

ヤーコン「カミツレが貴様の何を気に入ったのか、その腕前!拝見させてもらうぞッッ!!」

478 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:05:15.87 ID:8wc6Jbso0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
BGM: http://www.youtube.com/watch?v=T-v9tXrGRfY

ジムリーダーのヤーコンが勝負を仕掛けてきた!

ヤーコン「貴様には一切手加減はしない。行け、ガマゲロゲ。」

烈「よし、進化して得た力を見せてやれ!オノンドッッ!!」

ガマゲロゲ「げこっ」

オノンド「ぐぎゃー」

オノンドはかたやぶりだ!

烈「オノンドッ!竜の舞いッ!!」

ヤーコン「ガマゲロゲ、地ならしだ。」

ガマゲロゲの地ならし!

ガマゲロゲ「げこっ!げこっ!」

ゴゴゴゴゴ

オノンドの素早さが下がった!オノンド残りHP5/9

オノンドの竜の舞い!

オノンド「おのー!」シュラァァッ

オノンドの攻撃と素早さが上がった!

479 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:06:03.00 ID:8wc6Jbso0
ヤーコン「ステータスを上げてきたか……ならば、アクアリングだ!」

烈「もう一度、竜の舞い!」

ガマゲロゲのアクアリング!ガマゲロゲを水のベールが包む!

オノンドの竜の舞い!

オノンドの攻撃と素早さが上がった!

ヤーコン「もう一回だとぉ……そうはいかんぞ、地ならし!」

烈「フフ、ここまでくれば十分だ。オノンド、ドラゴンクローだッッ!!」

オノンドのドラゴンクロー!

オノンド「おのー!」

ザッシュゥッ!

ガマゲロゲは倒れた!

ガマゲロゲ「げこ……」

480 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:06:41.39 ID:8wc6Jbso0
ヤーコン「戻れ!一発か……くそ、流石に鍛えてやがるな。次だ、ワルビアル!」

ワルビアル「しゃー!」

烈「よし、素早さも攻撃も上がったままだ!そのまま続けてドラゴンクロー!」

ヤーコン「ワルビアル、噛み砕くだ!」

オノンドのドラゴンクロー!ワルビアル残りHP1/8

ワルビアル「ギシャァ……!」

烈「ぐうッ!?耐えられたッ……!」

ワルビアルの噛み砕く!

オノンドは倒れた!

ワルビアルは自信過剰で攻撃が上がった!

481 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:07:18.03 ID:8wc6Jbso0
烈「戻れッ!こんな時にヤナッキーが居てくれれば……いや、考えても仕方がないッ!」

烈「行くんだッ!ムーランドッッ!!」

ムーランド「ばうばうっ!」

ムーランドの威嚇でワルビアルの攻撃が下がった!

ヤーコン「ワルビアル、地ならしだ!」

烈「ムーランド、恩返しだッ!」

ワルビアルの地ならし!

ワルビアル「ぎしゃっ!ぎしゃっ!」

ズズズズズズズ

ムーランドの素早さが下がった!ムーランド残りHP3/5

ムーランドの恩返し!

ムーランド「がぁぁぁぁ!!」

ドゴッ

ワルビアルは倒れた!

ヤーコン「フム……ワルビアルまでやられるとは……!」

482 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:07:52.27 ID:8wc6Jbso0

BGM: http://www.youtube.com/watch?v=W0RvP48_-Cs&feature=related

ヤーコン「しかし!このワシの切り札は半端ではないぞっ!行け、ドリュウズッ!」

ドリュウズ「どりゅぅぅ!!」

烈「む……あの面構え……心してかかれよ、ムーランドッッ!!」

ヤーコン「ドリュウズ、砂嵐!」

烈「ムーランド、穴を掘るんだッッ!!」

ドリュウズの砂嵐!砂嵐が吹き荒れる!

ムーランドの穴を掘る!

ムーランドは穴を掘って地中に潜った!

烈「むぅ……砂嵐とはッッ!!」

ヤーコン「次の攻撃は当たらぬ……爪とぎだ!」

ドリュウズの爪とぎ!ドリュウズの攻撃と命中率が上がった!

ムーランドの穴を掘る!ドリュウズ残りHP2/3

砂嵐がムーランドを襲う!ムーランド小ダメージ

483 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:08:29.11 ID:8wc6Jbso0
烈「むッ、流石ジムリーダーの切り札ッ……随分と硬いッッ!!」

ヤーコン「ボヤボヤしとる場合じゃないぞ……?地震だッッ!!」

烈「もう一度穴を掘るは好手では無い……ダッシュ噛みつきだッッ!!」

ムーランドのダッシュ噛みつき!

ドリュウズはひるんだ!ドリュウズ残りHP1/2

ヤーコン「ぬぅ……運のいい奴だ。だが二度は続かんぞ!もう一度地震!」

烈「よし、恩返しだッ!!」

ドリュウズの地震!

ドリュウズ「どりゅぅぅ!!」

ズゴゴゴゴゴゴゴゴ

ムーランドは倒れた!

484 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:09:14.28 ID:8wc6Jbso0
烈「何という凄まじい威力だッッ……戻れムーランド!」

ヤーコン「ワシのドリュウズの特性は砂の力。比類なき攻撃翌力は更に上がる。」

烈「流石はジムリーダーと言ったところか……だが、私にも切り札は居るのだッ!行けッッ!!」

烈はエンブオー?を繰り出した!

ヤーコン「ホゥ……そいつが君の切り札か……だが、相性的にはワシが有利。素早さもこちらが上回っている。」

烈「こいつが負けたら、私に後は無い……勝負ッッ!!」

485 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:09:43.81 ID:8wc6Jbso0
ヤーコン「ドリュウズ、地震だ!!!」

烈「気合い玉ッッ!!!」

エンブオー?の気合い玉!

エンブオー?「ぶおおおっっ!!」

ドシュゥゥゥゥッッ

ズギャッ

ドリュウズ「ど……どりゅ……!」

ズズゥゥン

効果は抜群だ!ドリュウズは倒れた!!

ヤーコン「ッッ〜〜〜〜〜〜!?」

ジムリーダーのヤーコンとの勝負に勝った!

486 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:10:23.13 ID:8wc6Jbso0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ホドモエシティ・ホドモエジム最奥部

ヤーコン「なっ……なっ……なにぃぃぃぃ!!??」

ヤーコン「おい!今のは何だ!何でエンブオーがドリュウズより先に攻撃できたんだ!?」

ヤーコン「エンブオーの気合い玉はまだ理解出来るが……!?それにしても……!?」

烈「もう良いぞ。」ポン

エンブオー?「!」

ユラアアァァァァ

ゾロアークのイリュージョンが解けた!

ゾロアーク「こきゅぅぅん!」

ヤーコン「ゾロアーク……だと……?」

烈「私の新しい仲間……ゾロアークの能力・イリュージョンです」

ヤーコン「そうか……うむ、完敗だっ!!」

487 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:10:49.09 ID:8wc6Jbso0
ヤーコン「ワシに勝った証、クエイクバッジだ。受け取れ。」

烈はクエイクバッジを手に入れた!

ヤーコン「ポケモンを初めて間もないとは思えないほどよく育ったポケモン、それにその戦いっぷり……」

ヤーコン「良い戦いだったぞ!烈海王!」

烈「謝謝、ヤーコン殿。」

ヤーコン「ついでにこの技マシンも……と思ったが、ちょっと野暮用があってな。6番道路の洞窟の前で待っててくれ。」

烈「明白了。では、私はポケモンを回復してから参ります。お先に失礼いたします……」

ヤーコン「おう。じゃぁまた後でな。」

488 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:11:43.55 ID:8wc6Jbso0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ホドモエシティ・ホドモエジム前

烈「うぅむ、こんな事もあろうかとゾロアを育てておいて良かった。」

烈「あの3匹だけだと、確実にドリュウズにやられていたからなッ……!」

烈「天候を利用した戦術……うぅむ、奥が深いぞ。私もやってみようかッ!」

烈「おっ、あれは……見たこともないポケモンだが……波打ち際に倒れているッ……!?」

烈「いかんぞ、動きが弱々しいッッ!!」

ダダッ

489 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:15:48.43 ID:8wc6Jbso0
ホドモエシティ・ポケモンセンター

烈「フゥ……回復したか。しかし、危ない処だったな……」

烈「そういえば、私のパーティには水タイプが居なかったな……ヤーコン殿にも打つ手があまり無かったし……」

プルリル「ぷるー!」

烈「ホゥ、私のパーティに……?」

プルリル「ぷるっ!ぷるっ!」

烈「よし、プルリル、お前は今日から私のパーティに加わるんだッ!」

プルリル「ぷるっ!」

烈「ハハハ、良い返事だッ!よし、次の町へ行こうッッ!!」

ダッダッダッ

トレーナーA「何だあのトレーナー……?」

トレーナーB「ポケモンと会話してるっぽかったけど……?」

トレーナーA「まさかwwwwwwwwwwありえねぇwwwwwwwwww……よな……?」

490 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:16:21.33 ID:8wc6Jbso0




第八話『氷の中の悪意』終わり

第九話『Nの思いと風の町』に続く



491 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:21:28.46 ID:8wc6Jbso0
烈海王、現在の手持ち

・エンブオー♂ Lv.44 勇敢な性格 特性:猛火
技:三連蹴り、炎腕圧撃、???、???

・ムーランド♀ Lv.43 意地っ張りな性格 特性:威嚇
技:ダッシュ噛み付き、空中殺法、突進、穴を掘る

・ゾロアーク♂ Lv.40 せっかちな性格 特性:イリュージョン
技:気合い玉、???、???、???

・オノンド♀ Lv.42 陽気な性格 特性:かたやぶり
技:ドラゴンクロー、竜の舞い、???、???
492 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/30(水) 21:23:25.91 ID:8wc6Jbso0
以上です

お疲れ様でした
次回の予定は……書き上がり次第でお願いします
大学も始まるんで、ちょっと間隔が開くかもしれませんが、よろしくお願いします
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/03/31(木) 02:07:44.74 ID:N3kUYs0Lo

ゾロアーク育つのはええwwwwww
494 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/03/31(木) 02:18:14.07 ID:vUfpTVR10
>>493
ありがとうございます

ゾロアークですか?
地獄の特訓を経たに決まってるじゃないですか^^
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/31(木) 08:42:55.12 ID:CRyEFYSDO
乙華麗ッッ

インターバル期間に見あった良い内容だったよ!
あとやっぱりムーランドの恩返しは効くなぁ
496 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/04/01(金) 01:21:42.18 ID:voF47wjT0
>>495
謝謝ッッ!!

ムーランドは僕の旅パのエースでした
威嚇+恩返しのゴリ押しおいしいです
497 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/04/01(金) 02:14:54.89 ID:voF47wjT0
私は思うことがあるのです

やっぱりVIPで書きたい……とwwwwwwwwwwww

次はVIPでスレ立てしてみます
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/01(金) 02:40:49.95 ID:RWHBJrODO
>>497頼むからここは残してよ…?
499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2011/04/25(月) 22:24:27.80 ID:exOalERAO
もう戻ってこないのかな…
500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/26(火) 21:34:44.19 ID:efQNApRqo
vipでやって叩かれるよりここでチヤホヤされてた方がいいだろうに
501 :1 ◆1P01ZSpDK. :2011/05/02(月) 20:25:45.74 ID:78b0TVqi0
>>1です

長い事すいませんでした。
就職活動が激化&ベリーハードモードだったので、一切着手できませんでした。

現在9話書いてます。
VIPで書くかここで書くかはまだ微妙ですが、パート化はVIPでは嫌がられるので、やっぱりこっちで書こうかと思っています。

もう少々お待ち下さい。
502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/02(月) 20:35:23.79 ID:Ym/A7TYDO
>>1就活頑張れ!
VIPはよくわからんことに成ってるしとりあえずこっちでいいんじゃないかな
503 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2011/05/20(金) 13:25:14.96 ID:eFsQThiAO
まだか
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/02(木) 17:43:20.09 ID:h5g7MmTDO
むぅ…
忙しいみたいだしな
505 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/19(日) 22:23:33.32 ID:AYbU2oVDO
保守上げ
506 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/23(土) 11:45:45.19 ID:XUXCHoUDO
あと少しで3ヶ月か
231.21 KB   
VIP Service SS速報VIP 専用ブラウザ 検索 Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)