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レッド「え?旅に出ろって?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/02(水) 21:36:40.68 ID:OqZlQWiB0
旅に出て来い。

15歳の誕生日の夜、俺は親父にそういわれた。

「あ〜、やっぱ俺も出なきゃダメ?正直面倒なんだけど。」

「当たり前だ。スカーレットもマゼンダも15で旅に出ていまや立派なエリートだ。お前にもそうなってもらわねばな。」

俺の家はなんというか、代々優秀なトレーナーを輩出してきた、トレーナー一家で、俺の兄二人もトレーナーとして名を馳せている。

正直俺はトレーナーになることにあまり気が進まなかったのだが、今日の今日までトレーナーとしての知識しか学んでこなかったので

俺が自立した人間になるには立派なトレーナーになるしかない。
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パンティ「ガーターベルト大丈夫かー」ストッキング「血が止まらないわー」 @ 2025/07/26(土) 02:27:49.65 ID:OmgbeFOdO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753464469/

うんち @ 2025/07/25(金) 23:18:36.55 ID:tsEvWZe2o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1753453115/

天龍「イキスギィ!イクイク!ンアーッ!枕がデカすぎる!」加賀「やめなさい」 @ 2025/07/25(金) 19:40:58.85 ID:LGalAgLLo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1753440058/

(安価&コンマ)コードギアス 薄明の者 @ 2025/07/23(水) 22:31:03.79 ID:7O97aVFy0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753277463/

ご褒美にはチョコレート @ 2025/07/23(水) 21:57:52.36 ID:DdkKPHpQ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1753275471/

ビーノどっさりパック @ 2025/07/23(水) 20:04:42.82 ID:dVhNYsSZ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1753268681/

コナン「博士からメールが来たぞ」 @ 2025/07/23(水) 00:53:42.50 ID:QmEFnDwEO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1753199622/

4日も埋まらないということは @ 2025/07/22(火) 00:48:35.91 ID:b9MtQNrio
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1753112915/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/02(水) 21:52:34.83 ID:OqZlQWiB0
とは言ってもトレーナーの商売道具であるポケモンはどこで手に入れたらいいのやら。

俺の家のポケモンは皆親父とお袋の現役時代のメンバーで、俺にはまだ使いこなせない。

「そういうことならオーキド博士のところに行って来い。もう話はつけてある。」

どうやら親父がオーキド博士に俺の分のポケモンを残しておいてくれるよう頼んでくれていたらしい。

俺は親父から旅の道具を受け取り、家を後にした。

「おおレッド、よく来たな。ほれ、そこのモンスターボールにお前さんのポケモンが入っとる。出してみなさい。」

俺はボールのボタンを押してから、放り投げた。ボールが割れ、中から赤いポケモンが出てきた。

ヒトカゲ「カゲ〜!」

ヒトカゲは一声あげてから俺のところに寄ってきた。俺が主人だと教えられているようだ。

「どうじゃレッド、元気のいいポケモンじゃろう。」

「ヒトカゲありがとなじ〜さん。いって来るよ。」

「多分一番道路ではグリーンがフィールドワークをしておるはずじゃ。ポケモンのことについていろいろ聞くといい。」

「わかった、じゃ〜な〜。」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 00:43:37.94 ID:W0qq5sb80
5年もニートしてたのか
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/03(木) 16:05:17.44 ID:tlpbg0JDO
期待
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 16:14:20.37 ID:lwcFps6K0
>>3ポケモンの勉強してたんだろ?
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/03(木) 16:42:04.32 ID:q5ohgbf0o
グリーンのお姉さんと勉強してたんだよ
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/03(木) 16:43:34.51 ID:qIq5BAO80
一番道路に入ると、とても研究者には見えない格好の少年がフシギダネと食事をしていた。

この妙にかっこいいアイツが俺の幼馴染のグリーン。もう十年以上の付き合いになる。

「おーい、グリーン!」

こっちに気づいてアイツもはなしかけてくる。

「なんだレッドか、その格好、旅に出ることに下のかい?」

「まぁな、いままでポケモンのことしか学んでこなかったし、やっぱ俺にはこれしかないと思ってよ。」

「そうか、そういうことなら僕も応援するよ。旅の基本についてなら僕も教えられるし。」

それから俺はアイツから、旅の仕方、ポケモンセンターやフレンドリィショップの利用法などを教わった。

「サンキュなグリーン、旅の知識については自信なかったんだ。」

そういって俺はその場を去ろうとした。

「待ちなよレッド。せっかくだし、バトルしよう。」

「ここでか?バトルなんてマサラでさんざんやってるじゃないか。」

お互いに親のポケモンを借りて毎日のようにバトルをしたものだった。

「自分のポケモンを戦わせるのはこれが初めてじゃないか。それにバトルを断るのはマナー違反だよ。」

また屁理屈を。

「わーったよ。やろう。」

8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/03(木) 16:56:39.46 ID:qIq5BAO80
「よし!行けヒトカゲ!」

「カゲー!」

俺のヒトカゲは炎タイプ、あいつのフシギダネは草タイプ。相性では俺が有利だがなにせお互いにレベルが低い。単純なわざしか使えないから、
相性は意味を成さないだろう。

とりあえず俺はヒトカゲにひっかくを命じた。ヒトカゲは爪を振りかざしてフシギダネに向かっていく。

「フシギダネ!相手の動きにあわせてたいあたりだ!」

さっきまで慌ててかわそうとしていたフシギダネが、どっしりと体を落とし、目前にせまるヒトカゲにたいあたりした。

「カゲェ〜」

ヒトカゲはかなり派手に吹っ飛ばされた。カウンターの要領でモロに喰らったためか、なかなか立ち上がれない。

逆にフシギダネは一応喰らいはしたものの、たいしたダメージにはならなかったようだ。

「フシギダネ、そのまま追ってたいあたりだ!」

フシギダネがヒトカゲに迫る。ヒトカゲはなんとか起き上がっているが、足元がおぼつかない。

「ヒトカゲ、にらみつけるだ!」

ヒトカゲは俺の指示を聞き、目力の全てでフシギダネをにらみつけた。フシギダネはひるみ、ヒトカゲの少し手前に着地し、体勢を崩した。

「ヒトカゲ、ひっかくだ!」

ヒトカゲはフシギダネの顔を思い切りひっかいた!あの痛がりようからして急所に入ったに違いない。

これでダメージの分では互角になったはずだ。
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/03(木) 17:12:05.96 ID:qIq5BAO80
「やるねレッド。フシギダネもう一度たいあたりだ!」

フシギダネはさっきのことを反省してか、ヒトカゲの爪をガン見しながら走ってくる。そこで俺はそれを利用することにした。

フシギダネはもうかなり近くに来ている。そう、もう十分に引き付けた。

「ヒトカゲ!ジャンプして背後に回れ!」

ヒトカゲは力を振り絞り思い切りジャンプした。さっきまでヒトカゲのいた場所をフシギダネが突っ切っていく…。

「カァゲェ!!」

ヒトカゲは俺の指示を理解し、勝手にひっかくを放ってくれた。それはフシギダネの背中をしっかりと捕らえていた。

「フグシッ!」

フシギダネは短く鳴いて気絶した。俺とヒトカゲの勝利だ。



「あ〜あ、負けちゃったか。それにしてもそのヒトカゲよく懐いてるね。」

ヒトカゲは俺の足に抱きつきシッポを振っている。

「お前とフシギダネも強かったって。ギリギリだったよマジで。」

これは本音だ。たいあたりが入ったときはヤバイと思ったしな。

「ありがとう。そうだレッドポケモンの捕まえた方分かってるよね。」

「当たり前だ!」

ポケモンのことで知らないことは俺にはない!

「じゃあボールは持ってる?」

「あっ!」

しまったなぁ〜。置いてきちまった。

「それじゃ僕のを分けてあげるよ。頑張ってね、レッド。」

モンスターボールを五個わけてもらった。もちろん金なんていらないだろう。

「いろいろありがとなグリーン。そのうち連絡いれるからよ。」

「ああ、またね。」

それから俺はトキワへ、グリーンはマサラへ向けて歩きだした。
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 17:34:20.27 ID:yl4G1fmWo
かわせの指示を具体的に出してる所に好感が持てるな
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 19:52:17.04 ID:qcL/8Vpbo
いいですね〜
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/03(木) 21:16:56.64 ID:qIq5BAO80
俺は野生のポケモンを相手にヒトカゲを鍛えることにした。

ポッポもコラッタもガキの頃からさんざん見てきたので手に取るように動きが分かり、ヒトカゲに最高の指示が出せる。

はじめは無傷で勝つことはできなかったが、ヒトカゲが火の粉を覚えてからは多対一でも楽勝だった。

「がんばったなヒトカゲ。だいぶレベルアップしてるぞ。」

「カゲ〜!!」

ヒトカゲも自分が成長したことがわかるようで、その顔は自信に満ちている。

「もう日が暮れたし、今日はトキワのポケモンセンターに泊まるか。」

俺は一番道路を抜けてトキワシティのポケモンセンターに行き、ヒトカゲを預けると自分の部屋に入った。

「ヒトカゲ火の粉覚えた(*^_^*)今トキワだぜいっと、送信!」

俺は今日の成果をグリーンにメールで伝えた。後は飯と風呂を済ませて寝るだけだ。

「なかなか幸先がいいなぁ…、ファァ…、明日は…何か捕まえるか…。Zzz…。」

明日もがんばろー!!
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/03(木) 21:28:44.32 ID:qIq5BAO80
眩しい…、もう朝か。

俺はベッドから起き上がり、シャワーを浴びてから着替えて朝飯を頼んだ。

「十分ほどお待ちくださーい。」

朝食ができるまで少し時間がかかるらしい。することがないので俺はケータイを見た。グリーンからメールが来ていた。

「頼みがあるんだ。トキワのフレンドリィショップでお爺様へのおとどけものを受け取って、マサラに来てくれないか?」

フレンドリィショップにはいくつもりだったがメンドクセーな…。アイツの頼みだから引き受けるけど。

コンコンッ!「失礼しまーす、お食事をお持ちしました。」

朝飯が来たので食った。タダでこのクオリティはすごいと思う。国民の税金のほとんどがトレーナーの育成に使われている国だからか。

俺は朝飯を食べ終えて、部屋を後にした。

「カッゲェ〜!!」

ヒトカゲも一晩休んで元気いっぱいのようだった。今知ったのだがポケモンとは同じ部屋で過ごせるそうだ。

楽しみだ、純粋に。



14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/03(木) 21:36:51.45 ID:qIq5BAO80
俺はポケモンセンターを後にし、フレンドリィショップに行った。

「オーキド博士へのおとどけものはこちらです。」

俺は店員から手のひらサイズの包みをもらった。もっとデカイものを渡されるんじゃないかと思っていたので少し拍子抜けだ。

「ありがとうございました!!」

何も買ってないのに気持ちのいい挨拶だった。元気でた。


一番道路を抜けたところのマサラの入り口にグリーンが立っていた。

「助かったよレッド、お爺様が待ってる。一緒に来てくれ。」

律儀なヤツ…。


「ありがとうのレッド、そろそろ届く頃だったんじゃよ。」

「何が入ってんだ?」

俺はここに来る間中ずっと気になっていた。

「これはの、ボールじゃよ。特注品のな。あまりにコストがかかるので量産されとらんのじゃよ。」

そんなスゲーボールなのか。俺も欲しいなぁ。

「馬鹿モン!やれるわけないじゃろうが!」

ヤベ、口に出てた。
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/03(木) 21:47:10.12 ID:qIq5BAO80
「ほれレッド、ボールはやれんが。」

なんだこりゃ?DSか?

「それはポケモン図鑑。出会ったポケモンのデータを採ってくれる非常にハイテクな図鑑じゃ。」

「出会ったポケモンのデータを?そりゃすごいな!ありがとなじ〜さん。」

俺は図鑑をポケットに仕舞い、研究所を後にした。



トキワシティに戻る頃にはまた日が暮れていた…。

「しゃぁ〜ねぇか、今日もセンターで」

「カゲッ!カゲッ!」

ヒトカゲはトキワの森に入ろうと俺のズボンを加えて引っ張ってくる。

夜の森ってのも面白そうだな。

「わーったよ、行くか。トキワの森。」

ヒトカゲはとても嬉しそうだった。

トキワの森は虫ポケモンと草ポケモンが支配する自然の迷路だ。

キャタピーやビードルはヒトカゲの敵ではなかったが、スピアーに囲まれたときはさすがにヤバかった。

時間が遅いせいかトレーナーたちはいない。夜に来て正解だったと思う。

これでトレーナーまで相手にしてたらいくらなんでもヒトカゲがダウンしてただろうからな。

「カゲェー、カゲェー、カゲェー。」

ヒトカゲもだいぶ疲れているので、俺は森で野宿することに決めた。

木の生えてない広い場所が見つかったので、焚き火を起こしてから寝袋に入った。

「おやすみ〜ヒトカゲ〜。Zzz…。」

「Zzzzzz……」

明日もがんばろうな!
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/03(木) 22:40:28.11 ID:thYrS4/AO
期待
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/03(木) 23:20:50.17 ID:qIq5BAO80
朝になった。一晩グッスリ休んで俺もヒトカゲも元気満タンだ。

夜とは違いトレーナーたちがたくさんいて、バトルを申し込まれたが皆使ってくるのは虫ポケモンばかり。

おまけにヒトカゲはえんまくが使えるようになっていたのでほとんどのバトルに完勝できた。

バトルで相性が理不尽なほどに戦局を左右すると習ってはいたが、まさかこんなにすごいとは。

ほとんどのトレーナーを倒し、もうすぐ出口に差し掛かっていたその時

「カゲェ!!」

ヒトカゲがとっさに俺を突き飛ばした。さっきまで俺のいた場所に電撃が襲い掛かった。

「ピッカァ!」

あいつは…ピカチュウというらしい。電気タイプのポケモンは総じて素早い。

俺は格闘はこちらに不利と考え、えんまくを使うよう指示した。

「ピ…ピカ!?」

どうやらこの手の搦手に不慣れらしく、動揺して空に向かって電撃を放っている。

「チャンスだヒトカゲ!火の粉!」

ピカチュウの背中に火の粉が命中した。ピカチュウはそのまま吹き飛び仰向けに倒れる。

「ピ…ピカァ…アァ」

必死に起き上がろうとしているがダメージが大きいためか起き上がれずにいる。

ゲットするか?

でもこんな弱っちいポケモンでいいのか?一発でダウンしたんだぞ?

でも可愛いしなぁ。バトルがだめでも愛玩用に使えるか。お袋にあげるのもいい。

そういうわけで、捕まえることにした。

「喰らえピカチュウ!オラァァァ!!」

俺は全身全霊をこめてボールを投げた。

すごい音がした…。
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 07:16:44.67 ID:cc2mUdLX0
>すごい音がした…。
死んだ?
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/04(金) 16:00:25.29 ID:aIXrOmwI0
「しまった、気絶してるぞコイツ。」

ピカチュウはボールの中で気を失っていた。間違いなく俺のボールがトドメとなったのだろう。

俺は虫ポケモンを蹴散らしながら出口まで行き、道路を突っ切ってニビシティに向かった。

ごめんなピカチュウ。



ニビシティのポケモンセンターでヒトカゲとピカチュウを元気にしてもらった。

「よろしくな、ピカチュウ。」

「ピカ!」

元気いっぱいの返事だった。俺のいない間にヒトカゲがいろいろ教えていたようで、俺に従順だった。

俺はヒトカゲとピカチュウを鍛える為に来るときは無視した道路に向かった。

出てくるのはポッポやコラッタ、それと森から出てきた虫ポケくらいか。

ピカチュウは持ち前の素早さを活かしてポッポやコラッタをガンガン倒していった。

ヒトカゲも負けじと戦い、日が暮れるころには二匹とも新しい技を覚えていた。

ニビのジムリーダーのポケモンのタイプは岩タイプ。

だがカントーの岩タイプには地面タイプもくっつくから電気技は通用しない。

明日の戦いはヒトカゲの新技しかダメージを与えられないだろう。
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/04(金) 16:45:23.26 ID:aIXrOmwI0
俺はニビシティに戻り、ポケモンセンターで一晩過ごした。

「今からニビジム挑戦!!応援ヨロシク! でいいよな、送信!」

グリーンにメールを送ってから、俺はポケモンセンターを出た。

ニビジム…。

俺のトレーナーとしての初のジム戦だ。まぁ、いつも通りに戦えばきっと勝てると思う。

俺は覚悟を決め、ジムに入った。

「よくきたな!俺はニビポケモンジムリーダーのタケシ!いわタイプのエキスパートさ!俺のポケモン達の堅い守りはちょっとやそっとや破れはしないぞ。」

「大丈夫さ、ちゃんと準備してきたから。」

「そうか、ならバトルをはじめよう。行けイシツブテ!」

タケシの一番手はイシツブテ。俺の親父がゴローニャを持っていて、子どもの頃よく戦ったポケモンの一つだ。

その劣化版ということなら、動きもだいたい読める。切り札は温存できるだろう。

「行け、ピカチュウ!」

俺はピカチュウにひたすら逃げ回るように伝えていた。イシツブテは岩落としやたいあたりで攻めてくるが、ピカチュウの素早さについて来れていない。

イシツブテがどんどん消耗しているのに対し、ピカチュウはまだまだ元気だ。

「しっぽをふるだ!」

俺はピカチュウにそう指示を出し、即座にヒトカゲと入れ替えた。

「相手は炎タイプだぞ!岩落とし!」

イシツブテは岩落としを撃ってきたがタイミングが早すぎて当たらない。これも作戦の内だ。

ピカチュウが素早さで散々かき回したことで、ヒトカゲの動きに攻撃を合わせられないのだ。

そしてピカチュウの置き土産はもう一つ…。

「メタルクロー!」

ヒトカゲのメタルクローは攻撃直後で身構えていなかったイシツブテを捕らえた。

イシツブテは2回ジムの床をバウンドして動かなくなった。

まず一匹!!
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/04(金) 17:28:43.81 ID:3iKBvnSAO
ポケモンアニメの仕様をそのままレッドとグリーンに置き換えたって感じかな?
支援
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/05(土) 20:11:54.57 ID:Xi7g4/hd0
「やるな、行けイワーク!」

イワーク…こいつは俺も初めて相手にするポケモンだ、見たところ動きは遅い。

「ヒトカゲえんまく!」

俺がヒトカゲにえんまくを指示した直後にイワークがヒトカゲにたいあたりを仕掛けてきた。

ヒトカゲはたいあたりを何とかかわして、反撃に移ろうとする。

「ヒトカゲ、メタルクロー!」

ヒトカゲはイワークの懐に入りメタルクローを放つ。

「イワーク、しめつけるだ!」

イワークにヒトカゲが捕まった、ギリギリと締め上げられてヒトカゲはかなり苦しそうな顔だ。

「ヒトカゲ、メタルクローだ!ガンガン喰らわせろ!」

ヒトカゲはイワークのしめつけるからなんとか手を出して、メタルクローを当て続けている。

イワークも負けじと締めてくる、だけどついに…。

「イワァ…ク…」

イワークが倒れた。ヒトカゲの根性勝ちだ!
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/05(土) 20:29:35.81 ID:Xi7g4/hd0
「カゲ?」

ヒトカゲの体が輝き出した。何度も見た光だ、これは進化の光。ヒトカゲが進化するんだ!

「ザーッ!!」

体と爪がでかくなって、頭の後ろから角が生えた。これがリザードかぁ。

「俺のポケモンたちの守りを上回るなんて予想以上だったよ。さぁ、これがグレーバッジだ。」

俺はタケシからバッジを受けとり、ジムを後にした。



「そうか、勝ったんだね。おめでとうレッド。」

「いやぁ〜リザードとピカチュウが頑張ってくれてさ〜。そうそう、ヒトカゲ進化したんだよ。」

「君はこれからハナダに向かうんだろう?僕は今ハナダにいるんだ。とある洞窟の生態調査のためにね。」

「ハナダの洞窟か?あそこってもう調べつくされてなかったっけ?」

「それがここ数年の間に妙な生き物が見たって報告がいくつもあってさ。それで姉さんと一緒に来てるんだ。」

「そっか〜、んじゃハナダで会ったらバトルしよ〜ぜ。おお、またな。」

グリーンへの勝利報告の電話が終わったので俺は飯と風呂を済ませてさっさと寝た。

今日は疲れた。
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/05(土) 21:50:45.22 ID:+ejRvVvI0
おもしろい
がんばってくれたまえ
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/06(日) 15:04:48.84 ID:+XwPAXgZ0
今日はいつもより早く起きた。今日中にオツキミ山を越えるためだ。

ポケモンたちは昨日の興奮がまだ覚めないみたいで朝からハイテンションだ。

ニビを出てからオツキミ山に向かう道でたくさんのトレーナーに勝負を仕掛けられた。

リザードはほとんどの相手に完勝していたが、ピカチュウは弱いわざしか使えないのもあって苦戦した。

だけど頑張った甲斐あってオツキミ山前のポケモンセンターに着くピカチュウはかなりレベルアップしていた。

「なぞのポケモンコイキング!五百円で買わない?」

コイキングのどこがなぞのポケモンだ…。ポケモン界最弱のポケモンコイキング。

進化するとチートな強さのギャラドスになる。

俺はコイキング売りに頼んで一番強そうな個体を選ばせてもらった。

「コイキンッ!!コイキンッ!!」

大きな鳴き声を上げてコイキングは床を跳ねている。たいあたりが使えるみたいだった。

ホントによかった!


オツキミ山の中で俺はズバットのちょうおんぱを喰らいまくって、何度も同じところを回るハメになった。

まぁその分いろんなトレーナーと戦ったのでポケモンたちがレベルアップできたんだが。

ところでさっきから黒い服をきたアブナそうな大人が洞窟の中をウロウロしている。

あんな服着て恥ずかしくないのか?

「おいっ!そこのガキッ!」

無視しようと思ったのに。

26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/06(日) 15:20:28.48 ID:+XwPAXgZ0
「あ〜何ですかぁ?勧誘ならお断りですけど。」

「おまえみたいなガキ入れるわけね〜だろ!俺たちロケット団はエリートの集まりなんだよ!」

「あんたがエリ〜ト?ブフッ!笑わすなよ!ダセェカッコしてよぉ!」

「ぐぬ〜、このガキぶっ潰してやる!!」

そう威勢よく叫んでR団が出してきたポケモンは…

コラッタだった…。

「………エリート?」

「しょおがねぇだろ!俺は先月入ったばっかりなんだよ!」

「つまり下っ端ってことかよ。ハァ〜、行けコイキング!」

「クォイキンッ!!!」

相手のコラッタは洞窟内を跳ね回るコイキングに一撃も攻撃を当てきれない。

技もショボイばっか、ホントこいつ口だけだったな。

「コイキング、たいあたり!」

コイキングはコラッタの攻撃を壁際でジャンプしてかわす。

コラッタは壁におもいっきり頭をぶつけた。

そこにコイキングは高さを利用して威力を高めたたいあたりを叩き込んだ!

「ちくしょう!こいつでどうだ!行け、コラッタ!」

倒したと思ったら、またコラッタかよ。
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/06(日) 15:41:29.30 ID:+XwPAXgZ0
どうやらさっきのコラッタが一番強かったらしく、後から出てきた二体は簡単に倒せた。

「くそっ、おぼえてろぉ!」

小物の決めゼリフを吐きながらR団は去っていった。

コイキングはちょっとだけ強くなった。

まぁ相手が相手だしな。

 
道中化石マニアの誤解を買い、戦うことになった。

さっきのR団といい勝負のトレーナーだった。

イラッと来たので化石は二つとも頂いた。


オツキミ山を出たところで空手家の人たちに会った。

俺はハナダジム戦に備えてリザードにメガトンパンチを、

ピカチュウにメガトンキックを教えてもらった。リザードはメガトンパンチでダメージを与えるしかないからな。

ハナダに着くともう日が暮れていた。

ハナダのポケモンセンターでポケモンたちを治してもらってから、俺はグリーンを探すことにした。

「レッド!」

懐かしい声に呼ばれて振り向くと、そこにはマゼンダ兄ちゃんがいた。

28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/06(日) 16:07:57.99 ID:+XwPAXgZ0
「いや何、ジョウトを制覇したんでね。昔旅したカントーの町を回ってからホウエンに行くつもりなんだ。」

こいつはマゼンダ。俺の兄ちゃんでバーミリオン一家の次男だ。

ジョウトに行ったのが2年前だったのにもう制覇してたなんて。

「ジョウトのアサギって町にバトルタワーってのがあってな。そこに挑戦してて半年遅れちまった。」

バトルタワーと言えば凄腕のトレーナーたちが集まるバトルの聖地だ。やっぱり兄ちゃんはすごいな。

「パパから聞いたぞレッド。お前トレーナーになったんだろ?それでもうハナダまで来たのか。たいしたもんだ。」

「いやいや、ポケモンたちが頑張ってくれてさ。」

そうは言ってもやっぱり兄ちゃんにほめられるとうれしい。

「どうだレッド?俺とバトルしないか?ジョウトでゲットしたポケモンを見せてやる。」

はっきり言って勝てる気しないな〜、でも久しぶりに兄ちゃんとバトルが出来るんだ。やってやる!

「オッケ〜、やるやる!行けピカチュウ!」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/06(日) 16:23:48.12 ID:L5olicZAO
面白い
支援
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/06(日) 17:44:25.18 ID:OqoFrh1AO
文もしっかりしてるし、面白い
支援!
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/06(日) 21:18:32.87 ID:+XwPAXgZ0
「ピッカチュ〜!!」

ピカチュウはやる気満々だ。そのやる気に俺も精一杯応えよう!

「威勢がいいねぇそのピカチュウ!行けよヨルノズク!」

「ズック〜!」

ヨルノズク、ふくろうポケモンか。

何故ジョウトのポケモンのデータが解るかというと、俺たちの代から図鑑が全国化されたからだ。

兄ちゃんやその他大勢のトレーナーの頑張りのおかげで俺たち今の世代はよりいいものを使えるんだ。

「ヨルノズク、さいみんじゅつ!」

さいみんじゅつは厄介だが正面に立たない限り当たらない。俺はピカチュウに側面に回り込みながら俺の合図で攻撃するよう伝えた。

ピカチュウはさいみんじゅつを巧みにかわしてヨルノズクの側面に回りこんだ。

「ピカチュウ!メガトンキックだ!」

ピカチュウは足に力をこめて飛び掛る。だが

「ぬるいなレッド、かわしてフェザーダンス!」

ヨルノズクは1メートルほど飛んでキックをかわし、羽の雨を降らせてきた。

「ピ、ピカァ!」

ピカチュウは羽のせいでうまく動けないみたいだ。このぶんじゃメガトンキックは当てに出来ない。

「ヨルノズク、距離をとってねっぷうだ!」

ヨルノズクはふわりと上昇し、熱風を浴びせてきた。

「ピィ〜ガァ!」

「ピカチュウ!ジャンプで距離をつめてでんきショックだ!」

ピカチュウは思い切りとんでヨルノズクに肉薄し、でんきショックを放った!

ヨルノズクはまさかピカチュウが飛んでくるとは思わなかったのか、かわせずにモロに浴びていた。

「俺のヨルノズクはこのくらいじゃ倒れない!じんつうりき!」

ヨルノズクの目が怪しく光り、ピカチュウの体が空中で静止した。

直後、おもいきり地面に叩き落された。

「ピィ…カハッ…」

ピカチュウがやられちまった。

32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/06(日) 21:32:12.71 ID:+XwPAXgZ0
「なかなか頑張ったと思うよ?新米にしてはね。」

くっそ〜っ、相性でも有利で自信のあったピカチュウがたったの2発で。

「行けっ!コイキング!」

コイキングはオツキミ山でレベルアップしている。兄ちゃん相手にもきっと通用するはず。

「…行け、ウソッキー。僕相手にコイキングなんて舐めてるのか?一撃で決めてやる!かみなりパンチ!」

さっそく弱点キター!ただかわすだけじゃ意味がない、よし。

「コイキング!反対の腕にたいあたり!」

思ったとおり動きはコイキングのほうがずっと速い。ウソッキーが大振りなこともあってたいあたりはクリーンヒットし、ウソッキーはバランスを崩されて転がった。

「ウソッ!?ウソウソ!?」

ウソッキーはコイキングに転ばされたことがよほどショックみたいだ。格下と思って甘く見るからだ。

「コイキング、オツキミたいあたりだ!」

オツキミたいあたりというのはR団との戦いで使った、高度を稼いで威力を上げたたいあたりのことだ。いいセンスだろ?

「ウッソ!?ウソキー!!」

命中しはしたものの、おきあがりざまにかみなりパンチを喰らってしまった。これはマズイな。

「コイ〜、キ…ン。」

コイキングはあと一撃喰らえば持たないだろう。となれば、先手必勝か。

「ウソッキー次もお前が行くんだぞ、ステルスロック!」

ステルスロックか、クソッ。これじゃ後に続くリザードが不利にされる!

コイキングはゆっくりと体を起こし攻撃の構えを取った。ウソッキーは余裕顔で待ち構えている。

どこまで馬鹿にしてんだあのウソッキー。腹が立つぜ。

33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/06(日) 21:41:07.33 ID:+XwPAXgZ0
「コイキング、もう一度だ!」

「ウソッキー!落ちてくるところにかみなりパンチだ!」

頼むぜコイキング。ん?コイキングの体が…、まさか進化!?バトル中だぞ!?

「コイィ〜。ギャ〜!!」

コイキングは空中でギャラドスに姿を変えて落ちてくる。

物理を学んだ人ならわかるだろう。重ければ重いほどエネルギー量は増すことが。

「ウッソ!?ウソッキ!」

突然のことに驚きながらも、兄ちゃんの指示通り迎え撃ったウソッキー。その忠誠心は評価できるな。

結構すごい音がして、二匹とも倒れていた。

結果としては引き分けだが、コイキングの進化はレッドパーティの大きな戦力アップだ。

やっぱ兄ちゃんはすごい、バトルの途中で俺のポケモンたちがレベルアップできるほどに。

「ラッキーだったなレッド。だけど運も実力のうちだ、やるなレッド。」

「へっへっへ。何が起こるかわからないのがバトルだからな。」

とはいうものの俺の手持は後一匹。しかもステルスロックのせいでダメージを負っての戦いになる。

次は何が来るんだ。
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/06(日) 21:55:20.78 ID:+XwPAXgZ0
「正直一匹も倒されないつもりだったんだがなぁ、ヨルノズクは出しても無意味だろうな。行け、ドンファン!」

「ファ〜ン!!」

こいつは強い。多分前の二匹とはレベルがだいぶ違うだろう。体も大きいし、いくつもの傷跡がドンファンの経験の多さを物語っている。

「リザード、頼む!」

リザードは出てきて早々岩に傷つけられた。相性が悪いせいかだいぶ喰らったみたいだ。

「リザード、メガトンパンチ!」

「ドンファン、ロックカットだ!」

ドンファンの動きが突然速くなり、リザードの攻撃はかわされてしまった。

「ドンファン、ころがる。」

ドンファンが猛スピードで転がりながらリザードに向かってくる、リザードはかろうじてかわすのが精一杯だ。

ここはグリーンとの戦いを参考にするか…。

「リザード!相手にドンファンに向かってジャンプだ!後はわかるな?」

リザードは俺の意図を察知しドンファンをひきつけ出した。

そう、これはグリーンのフシギダネを倒した時の戦術だ!

「読んでたよ、ドンファン飛び上がって押しつぶせ!」

途端、ドンファンがリザードよりも高く跳ね、そのままリザードを轢き潰した。

リザードはピクリとも動かない、エースが一撃で倒されちまった…。

「なかなか楽しめたぞレッド。ちなみに俺はこれからヤマブキに行くつもりだ。
もう戦えるポケモンはいないのだろ?速くセンターに行って来い。」

俺は悔しすぎて何も言えず、ボールを抱えてセンターに走った。

旅に出て初めての敗北だった。
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/03/06(日) 22:05:21.91 ID:+XwPAXgZ0
ここでちょっと家族構成について説明します。

ブラッド・バーミリオン

レッドたちの父。
ポケモンを強くするにはトレーナーが強くなければならないと考え、
英才教育をレッドたちに施してきた。
家族への愛情は深いが、レッド達兄弟を自分の作品だと考えている。

スカーレット・バーミリオン

バーミリオン家の長男で、現在はシンオウで弟子を育てているとか。
今までにカントー、ジョウト、ホウエンのジムバッジを集めて来ている。

マゼンダ・バーミリオン

バーミリオン家次男、スカーレットより速くカントーとジョウトを制覇した。
バーミリオン家一の有望株。

レッド・バーミリオン

バーミリオン家の三男、兄たちに憧れているが、コンプレックスも抱えており。
バトルに限らず、何かで兄たちに負けるとコンプレックスが刺激されて以上に落ち込む。
自分でゲットし育てているリザード達を家族同然に思っている。

36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/06(日) 22:46:42.59 ID:d8eydceAO
ナツメは俺の嫁
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/09(水) 17:42:05.74 ID:jGcLEC0T0
>>36レッド「リザード、メガトンパンチだ」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/03/14(月) 23:22:58.57 ID:3qVauAAt0
じゃあその間にエリカさんはもらっていきますね
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/03/28(月) 16:27:18.00 ID:htnHfJyC0
で?
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