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男「後部座席に違和感が・・・」 SS道路12号線 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/04/03(日) 22:06:09.40 ID:Y7FWhNeO0
登場人物
メインキャラクター

ビーチバレーサボり部門受賞『男』

ビーチバレー不完全燃焼部門受賞『女の子』

ビーチバレーお留守番部門受賞『車』

サブキャラクターの方々

ビーチバレー発案しただけで実は出来なかった部門受賞『母』

ビーチバレー喉自慢部門受賞『実況』

ビーチバレーキラーサーブ部門受賞『部長』

ビーチバレー噛ませ犬部門受賞『同級生女』

ビーチバレーオチ部門受賞『先輩』

ビーチバレー鳥人間部門受賞『後輩』

ビーチバレーまっがーれ部門受賞『テスラちゃん』

ビーチバレー珍プレー部門受賞『召使』

現在は大体この方々でお送りしております

前スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1290156811/

過去スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1276391784/
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1272723935/
http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1269/12694/1269483693.html
http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1267/12672/1267287814.html
http://ex14.vip2ch.com/news4gep/kako/1265/12654/1265471429.html
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/kako/1264/12643/1264344267.html
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/kako/1263/12636/1263628749.html
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/kako/1262/12623/1262343208.html
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/kako/1261/12616/1261634198.html
http://ex14.vip2ch.com/part4vip/kako/1260/12600/1260027619.html
http://www.unkar.org/read/yutori7.2ch.net/news4vip/1259540853
http://www.unkar.org/read/yutori7.2ch.net/news4vip/1259425673
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713798788/

【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713788018/

ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/04/03(日) 22:10:14.15 ID:Y7FWhNeO0
コンバンハ、書いてる奴デス…申し訳無いです…

新しいスレを建てたという事で、心機一転今日ハ寝ヨウト思イマス

明日からのそのそやるのでまたよろしくお願い致します、書いてる奴でした…
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/04(月) 01:31:48.35 ID:iWFD9z7Ro

あのタイミングで自然消滅の危機は割と残念な気分になるからよかった
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/06(水) 17:28:38.05 ID:nLIfUSlDO
コンヌヅワ、書いてる奴です…違ウ違ウンジャ…

昨日原付きの免許を取得しました、通学通勤ガ楽ニナルヨ、ヤッタネ書いてる奴

スレが新しくなったのに放置…こんなんでいいのか…ウン、イツモ通リダッタ

ノソノソ書きます…例のコーナーなので読み飛ばし推奨…
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/06(水) 17:31:54.43 ID:nLIfUSlDO
男「あ?」

男「あぁ…またこのコーナーの時間か…」

男「毎度毎度よくやるよな…」

男「こっちの身にもなってほしいんだが…まぁ今はいいか」

男「はい、そんじゃ今回も行ってみよー、第…」

女の子「第九回あらすじコーナー開始でーっす♪」

男「のわぁっ!?」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/06(水) 17:34:20.11 ID:nLIfUSlDO
男「急に出てくんじゃねぇ!!」

女の子「驚かそうと思いまして♪」

男「そういうサービスはいらないから」

女の子「そうですか、残念です♪」

男「しかしテンション高いな…」

女の子「そうですか?」

男(そういえば前にもこんな事あったな…本編で酔ってるとこっちも酔ってんだっけ?)

男(あー…めんどくせぇ…)
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/06(水) 17:37:26.92 ID:nLIfUSlDO
女の子「どうしましたー?」

男「いや、もうすでにこのコーナーを打ち切りたくてな…」

女の子「もちろんダメですよー♪」

男「ちっ…こうなったら無理矢理にでも逃げ…」

女の子「では始めます!!綺羅星っ♪」

男「綺羅星!!…はっ!?」

女の子「ふふふ…成立ですねー♪」

男「くっ!!しまったぁあああああああああ!!」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/06(水) 17:42:12.93 ID:nLIfUSlDO
女の子「残念ですがこれで逃げられませんー♪」

男「くっ!!なぜかわからんがそんな気がするぜ!!」

女の子「では始めちゃいますよー♪」

男「仕方ない、とにかく真面目にやるんだぞ!!」

女の子「任せてくださいー♪」

男「限りなく不安だ…」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/06(水) 17:47:39.90 ID:nLIfUSlDO
男「んで?前回のあらすじか?」

女の子「いえいえ、今回は海編のあらすじですよー♪」

男「それって今も続いてるんじゃないのか?」

女の子「何言ってるんですかー♪今は旅館編ですよー♪」

男「…あれって、別物扱いなんだな」

女の子「そうですよー♪もちろんじゃないですかー♪」

男「…」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/06(水) 17:54:24.34 ID:nLIfUSlDO
男「じゃぁその海編ってやつのあらすじ始めるぞ」

女の子「はいー♪」

男「そもそも何であんな事になったんだ?」

女の子「暑い暑い言ってましたからー♪」

男「そうか…うーん」

女の子「どうしましたー?」

男「いや、最近は暑いどころか寒い時すらあるかなと思って」

女の子「考えたら負けですよー♪」

男「そうか…そうだな、わかった」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/06(水) 18:01:00.02 ID:nLIfUSlDO
男「まぁ、そんな事はどうでもいいんだよ」

女の子「はい♪」

男「それよりも問題は人数増え過ぎな事だ!!」

女の子「何が問題なのですかー?」

男「人数多過ぎでグダグダなんだよ!!察しろよ!!」

女の子「?」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/06(水) 18:13:00.47 ID:nLIfUSlDO
男「正直会話が多過ぎるんだよ!!」

男「ハブれないし、全員喋らせればどんどん長くなる…」

男「増えていい事なんて一個もねーんだよー!!」

女の子「言いたい事は終わりましたかー♪」

男「…おう」

女の子「では続けますよー♪」

男(酔っ払い状態だとスルー酷いな…)
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/06(水) 18:18:06.61 ID:nLIfUSlDO
男「えーっと?海行って何した?」

女の子「遊びました♪」

男「そうじゃなくて、何をしたか…」

女の子「遊びました♪」

男「…いや、だから」

女の子「遊びました♪」

男「…お前、覚えてないだろう」

女の子「えへへっ♪」

男「かわいこぶっても無駄だぞ!!てめぇ!!」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/06(水) 18:23:15.39 ID:nLIfUSlDO
男「もういい…俺が説明やるぞ」

女の子「お願いしますー♪」

男「くそっ、何で俺がこんな事を…」

女の子「頑張ってくださいー♪」

男「…おう」

男(俺はいつまであの可愛さに騙されるんだろうか…)
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/06(水) 18:32:21.46 ID:nLIfUSlDO
男「とにかく、大まかにやるぞ」

女の子「いいですよ♪」

男「えーっと…皿洗い大会」

女の子「そんな事やりましたか?」

男「やったよ!!俺がかっこよかったところだよ!!前回ちょっと触れただろ!!」

女の子「えへへっ♪」

男「…」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/07(木) 07:49:56.44 ID:yqXrAwUDO
女の子「随分盛り上がっていましたよねっ!!」

男「だからお前は覚えてねぇだろ!!」

女の子「そんな事無いですよー♪」

男「じゃぁ、誰が勝った?」

女の子「私ですっ♪」

男「お前はやってないだろうがぁああああああああああああああ!!」

女の子「そうだったでしょうかー♪」

男「ダメだこいつ…このコーナーに向いて無い…」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/07(木) 07:54:20.32 ID:yqXrAwUDO
男「勝ったのは俺だよ」

女の子「そうでしたねっ♪」

男「…」

女の子「まぁ私がやれば私の勝ちでしたよー♪」

男「お前じゃ全部割るだろ」

女の子「得意ですー♪」

男「そんな事得意になるな!!」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/07(木) 08:03:58.06 ID:yqXrAwUDO
男「次は問題のビーチバレー大会だな…」

女の子「あ、それは覚えてますよー♪」

男「それはってどういう事だ説明しろ」

女の子「正直皿洗いは覚えてませんでした♪」

男「正直過ぎないか!?」

女の子「ごめんなさいー♪」

男「ダメだ…とにかくさっさと終わらせないとグダグダ過ぎる…」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/07(木) 08:09:14.90 ID:yqXrAwUDO
男「で、バレー大会だ」

女の子「はい♪」

男「一戦目は巨乳チーム対貧乳チームだったな」

女の子「その呼び名は失礼だと思いますー♪」

男「いいんだよ、しかしまさかの連続だったな」

女の子「はい♪テスラさんのサーブを返すとは思いませんでした♪」

男「本当にそう思うぜ…」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/07(木) 08:12:14.75 ID:yqXrAwUDO
男「今まで目立たなかった分、衝撃的だったな」

女の子「はい、かっこいいくらいでしたー♪」

男「まぁ、結果は俺の予想に反して貧乳チームの勝ちだったがな」

女の子「私はテスラさんが勝つと信じていましたよ♪」

男「つか、あれは勝手に相手が自爆しただけじゃねーか…」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/07(木) 08:17:30.59 ID:yqXrAwUDO
男「あれは相方違ければ勝ってたんじゃないか?」

女の子「どうでしょうかー♪」

男「俺はそう思うんだがな…」

女の子「勝負は時の運ですから、わかりませんよー♪」

男「急に真面目な事言ったな」

女の子「えへへっ♪褒めてくださいー♪」

男「…」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/07(木) 08:20:15.60 ID:yqXrAwUDO
男「というか、あれはそういうの関係無かったと思うが…」

女の子「どうしてですかー?」

男「それはテスラちゃんが…」

女の子「?」

男「…いや、やっぱいいか」

女の子「そうですか♪」

男(あれを否定すると全部否定しちまうからな)

男(全員持てる力を出し切ってただけだ)

男(その結果があれなら、仕方ないだろ)
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/07(木) 08:23:19.40 ID:yqXrAwUDO
男「それで、二戦目か」

女の子「はい♪私の試合ですねー♪」

男「お前と母さんチーム対野郎チームか」

女の子「そうですね♪」

男「いやー、まさかあそこまで接戦になるとはな」

女の子「強敵でした♪」

男(母さんが足を引っ張り過ぎだった、とか言うとまた後が面倒だしやめとこう)
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/07(木) 08:25:56.74 ID:yqXrAwUDO
男「しかしあのヘタレが強敵とはな」

女の子「大きな壁でしたー♪」

男「確かに、あのジャンプ力は異常だったな」

女の子「結局どうしてあんなに高く跳べたのでしょうかー?」

男「俺が説明したと思ったんだが…」

女の子「あら?」

男「お前…」

女の子「えへへっ♪」

男「もうそれ本当にごり押し状態だな…」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/07(木) 08:29:57.44 ID:yqXrAwUDO
女の子「とにかく、強かったです♪」

男「そうかよ…」

女の子「はいー♪」

男「まぁ、どっちかと言えば相方の方が強敵だったけどな」

女の子「ペットさんですねー♪」

男「おう」

女の子「確かに強敵でしたね♪」

男「だろ?」

女の子「はい♪手錠をしながらビーチバレーをやるというシュールな状況で笑うのを堪えるのが辛かったですー」

男「えっ!?そこ!?」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/07(木) 08:51:53.47 ID:yqXrAwUDO
男「お前、笑い堪えながらビーチバレーやってたのか…」

女の子「そうですよー♪大変でした♪」

男「そういう風に見えなかったが…そんな裏事情があったのか」

女の子「そういう事もありますね♪」

男「初めてあらすじでへーって思ったぜ」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/07(木) 08:54:42.75 ID:yqXrAwUDO
男「結局勝負は着かなかったな」

女の子「そうですね♪雨が降ってしまいましたから♪」

男「どうだったんだ?あのままやってれば勝てたのか?」

女の子「もちろん勝てましたよー♪」

男「凄い自信だな」

女の子「当たり前ですー♪」

男(普段なら絶対言わないんだろーな…)
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/07(木) 08:58:18.70 ID:yqXrAwUDO
男「聞きたい事があるんだが」

女の子「なんですか?」

男「ペットがトドメにオーバーヘッドキックしただろ?」

女の子「しましたね、驚きでした♪」

男「あれ?どうやって返したんだ?」

女の子「あら?見てなかったんですか?」

男「視聴者には見えないくらい早い展開だったんだよ」

女の子「そうですか…では説明してもいいですが一つお願いがあります♪」

男「お願い?なんだ?」

女の子「ちゅーしてくださいっ♪」

男「急に何言ってんのこいつ!?」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/07(木) 09:00:40.56 ID:yqXrAwUDO
女の子「説明する為の栄養補給を♪」

男「いや、そんな事じゃ栄養補給なんて出来ないからな!?」

女の子「いいじゃないですかー♪ちゅーしましょうよー♪」

男「お前もうしたいだけだろ!!」

女の子「バレちゃいましたー♪バレーだけにー♪」

男「…いや、全然うまくねーから」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/07(木) 09:03:04.24 ID:yqXrAwUDO
男「もう説明しなくていいや…」

女の子「そうですか♪」ニヤリッ

男「計画通りって顔してんじゃねぇ!!」

女の子「してませんよー♪」

男「まったくこいつは…とにかくビーチバレーの話は終わりだな」

女の子「そうですね♪」

男「やけに疲れたぜ…」

女の子「ちゅーすると回復出来ますよ♪」

男「しねーって言ってんだろうがぁあああああああああああああ!!」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/07(木) 09:07:04.68 ID:yqXrAwUDO
男「ていうか、今のであらすじで語るような事は全部終わったな」

女の子「早かったですねー♪」

男「毎回毎回内容が薄いんだよ…雑談ばっかだし」

女の子「それは言ってはなりませんー♪」

男「ここまで来ると言いたくなるもんだ」

女の子「なるほどー♪わかりませんー♪」

男「わからなくていい…が、わからないならもう黙っててくれ…」

女の子「それは嫌ですー♪」

男「…ですよねー」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/07(木) 09:09:03.93 ID:yqXrAwUDO
男「じゃぁ、あらすじも終わったし次は質問コーナーか?」

女の子「珍しくやる気ですね♪」

男「もう逆らっても無駄だとわかったからな」

女の子「やっとですかー♪」

男「うっせ、それにテスラちゃんからお便り来てるかもだしな」

女の子「あ、来てますよー♪」

男「!?」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/07(木) 09:13:57.59 ID:yqXrAwUDO
男「今回も来てたか!!」

女の子「はい♪」

男「テスラちゃん、何気に結構送ってくるよな」

女の子「意外とこういうコーナー好きなのかもしれませんね♪」

男「それは意外だな」

女の子「ですねー♪」

男「それじゃ早速読んでくれ!!」

女の子「はい♪えっとー…」

テスラ「…愛って何?」

男「!?」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/07(木) 09:17:39.02 ID:yqXrAwUDO
男「それ本当にテスラちゃんが送ってきたのか!?」

女の子「そうですよ♪」

男「テスラちゃん何かあったのか…?」

女の子「わかりませんー♪」

男「そうか…とりあえずテスラちゃんに愛を教えてくるわ」ガタッ

女の子「返信で教えてあげてくださいー♪」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/07(木) 09:19:42.92 ID:yqXrAwUDO
バイットーバッイートッ



男「ちっ…」

女の子「舌打ちしないでください♪」

男「うっせ、それより返事だが」

女の子「はい♪」

男「本編で教えると送ってくれ」

女の子「わかりましたー♪」

男「よし、これで…」

女の子「申し訳ありません、私の名前で送ってしまいましたー♪」

男「なんでだよぉおおおおおおおおおおおおお!?」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/04/08(金) 01:47:14.91 ID:RHK+nE5xo
相変わらず女の子可愛いなあ
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/08(金) 20:34:33.67 ID:06JT9mRDO
>>36
女の子「ありがとうございまーすっ♪」

男「お前って人気なんだな」

女の子「当たり前じゃないですかー♪」

男「…まぁ、二、三人だろうけどな」ボソッ

女の子「その方々の為に頑張るんですよー♪」

男「何を頑張るんだ?」

女の子「えと…頑張ってお酒を一杯飲みます♪」

男「それだけはやめろ!!」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/08(金) 20:43:56.00 ID:06JT9mRDO
男「その事に関してはまた後だな…それじゃ次の便り読んでくれ」

女の子「はいー♪次はこの方ですー♪」

先輩「やっほーっ!!」

男「よし、次だ」

女の子「スルーはダメですよー♪」

男「メンバー内断トツのバカじゃねーか!!なんでこのコーナーに投稿してんだ!!」

女の子「個人の自由ですからー♪」

男「…くそっ」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/08(金) 20:47:52.98 ID:06JT9mRDO
男「まぁいい、一応読んでやるか…」

女の子「はい、どうぞー♪」

男「なになに…」

先輩「おにーさんはバレーやらなかったけど強いのー?」

男「…あれ?普通に質問だぞこれ」

女の子「何故驚いてるんですかー♪そういうコーナーですよー♪」

男「それはそうなんだが…あれぇ?」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/08(金) 20:54:41.75 ID:06JT9mRDO
女の子「早く質問に答えてくださいー♪」

男「おう、しかしバレーか…」

女の子「強いんですかー?」

男「んな訳ねぇだろ、運動音痴ナメんな」

女の子「ですよねー♪」

男「あーでも、あいつと組めばあるいは…」ブツブツ

女の子「どうしましたー?」

男「いや…まぁとにかく俺は下手だ、キリッ」

女の子「それはわかってますってー♪」

男「…少しはフォローしろよ」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/04/08(金) 21:34:50.90 ID:s5NXoMYmo
              _________
             /          // ̄\\
       __ ⊂∠__     __   /_⊃___| |\フ ヽ
   ,  ´_  /   / ̄ ̄ __ / ̄ ヽ    __ヽ ̄ ̄ |
  /∠__/―/-。―/――∠_/__∧  |       | ∧_.| ・・・
  ,========――´=============/⌒ヽ=|.=====| | ヽ ̄〕
  | _   | ̄ ̄ ̄|    _  ″  |⌒| |/   __ /|  )ノ
  )_旧_∈≡≡≡≡∋_旧_″_|| ノ丿_ -――┘ 丿
   \ \_ノ  ̄ ̄ ̄     \ \_ノ
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/09(土) 00:35:15.06 ID:OJ2oUnVDO
思い出せないんで過去スレをちょっと復習してきた…何か楽しかった…



>>41
男「わかってるよ!!ていうか随分手の込んだネタだなおい!!」

女の子「車さんの哀愁漂う映像でしたー♪」

男「まさかあんな物まで用意するとはな…」

女の子「感動しましたー♪」

男「俺は別の理由で涙が流れそうだよ…」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/09(土) 01:11:05.14 ID:OJ2oUnVDO
男「とりあえず返信は適当によろしく」

女の子「はいー♪」

男「まったく…で?次は?」

女の子「この方です♪」

先輩巫女さん「お久しぶりです」

男「むっ…こいつか」

女の子「本当にお久しぶりですねー♪」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/09(土) 01:18:08.29 ID:OJ2oUnVDO
男「先輩繋がりだな、わかるぜ」

女の子「そういう意図は無かったと思いますー♪」

男「それで?内容は?」

先輩巫女さん「今年も桜の季節ですが、花見には来ないんですか?」

男「あー…そういえばやったな花見」

女の子「特別編ですねー♪」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/09(土) 01:26:11.83 ID:OJ2oUnVDO
女の子「どうするんですかー?」

男「うーん…別にやらなくてもいいと思うが…」

女の子「何言ってるんですかーっ!!」ガタッ

男「!?」ビクッ

女の子「お花見したいですー♪」

男「そ、そうか…」

女の子「はいー♪」

男(いきなりキレてビビったぜ…)
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/09(土) 01:32:57.50 ID:OJ2oUnVDO
男「じゃぁ…考えとくって送っておいてくれ…」

女の子「はいー♪」

男「まったくこいつは」

女の子「では次行きますよー♪」

男「おう、どんと来い」

巫女2「コンバンハ」

男「すまん、そのメールだけは無理だ」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/09(土) 01:42:19.46 ID:OJ2oUnVDO
女の子「どんと来いって言ったじゃないですか♪」

男「来るなって意味のドントだったんだよ、はっはっっはー」

女の子「では読みますよー♪」

男「…聞いてねぇな」

巫女2「最近お姉様が寂しそうな顔をするのです」

男「意外と真面目っぽい内容だな…」

女の子「そうですね♪」

巫女2「きっと皆さんと会えないからだと思いますが…」

男「ふむ…」

巫女2「ですので何とか紛らわそうと私が毎晩毎晩夜伽として!!」

男「ストップ!!ストーップ!!」

女の子「?」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/09(土) 01:59:20.02 ID:OJ2oUnVDO
女の子「どうしたんですかー?」

男「いや、流石に危険な香りがしてな」

女の子「何故ですか?」

男「いやまぁ…とにかく何でもいいから返信しとけ!!」

女の子「はいー♪では頑張ってくださいと送っておきますー♪」

男「最近の流れ怖すぎるぜ…」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/09(土) 02:11:52.11 ID:OJ2oUnVDO
女の子「では最後のお便りですー♪」

男「頼むぞ…」

母「はぁ〜い、元気してる〜?」

男「やっぱお前か母さん…」

女の子「予想通りでしたねー♪」

男「登場から皆勤だからな…恐ろしい登場率だぜ」
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/09(土) 02:17:20.45 ID:OJ2oUnVDO
男「今回は何だ…」

母「最近私が仲間外れな気がするんだけど〜」

女の子「との事です♪」

男「ちっ、目立ちたがりめ」

女の子「あなたも同じだと思いますが♪」

男「んな訳…あるか」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/09(土) 02:21:54.48 ID:OJ2oUnVDO
寝る寝るー…



女の子「お母様は存在感があり、一言に存在感があるので大丈夫ですっと♪」

男「いい返事だ、よくやった」

女の子「ありがとうございますー♪」

男「よし、そんじゃ今回の質問コーナーも終わりだな」

女の子「はーい♪」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/12(火) 00:12:28.24 ID:3evn2dpDO
男「で?次は何やるんだっけ?」

女の子「私がおねだりするコーナーですよー♪」

男「あぁ、カラオケな」

女の子「いえ、カラオケはもういいですよー♪」

男「いいのか!?」

女の子「はいー♪前回皆さんと一緒にやりましたから♪」

男「あぁ、そういえばそうだったな」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/12(火) 00:17:00.73 ID:3evn2dpDO
男「おぉ、ついにこのコーナーも終わりを迎える時が…」

女の子「来ませんよ♪」

男「なんだと?」

女の子「このコーナーが無くなる訳無いじゃないですかー♪」

男「…何を言ってるんだお前は?」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/12(火) 00:19:20.91 ID:3evn2dpDO
女の子「これはおねだりコーナーですよー♪」

男「わかってるよ、だから毎回カラオケ…」

女の子「カラオケだけでは無いですよー♪」

男「…はぁ?」

女の子「これは、私がおねだりするコーナーですー♪」

男「…なるほどな」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/12(火) 00:24:43.98 ID:3evn2dpDO
男「つまり、カラオケ以外にもおねだり出来ると」

女の子「そういう事ですー♪」

男「…嫌なんだが」

女の子「まぁまぁ♪聞くだけならタダですよー♪」

男「どうだろうな…タダで済んだ事の方が稀だだぞ」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/13(水) 08:03:40.70 ID:RYIns7QDO
男「まぁ、聞くだけ聞いてやろう」

女の子「ありがとうございます♪」

男「で?望みはなんなんだ?」

女の子「特別編です♪」

男「特別編…?」

女の子「はいっ♪」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/13(水) 08:05:45.60 ID:RYIns7QDO
男「特別編か…」

女の子「そうですー♪」

男「どうして特別編なんだ?」

女の子「最近やっていないので♪」

男「まぁ、特にネタも無かったからな…」

女の子「ネタなんてなんでもいいですよー♪」

男「そうなのか?」

女の子「はいっ♪大事なのは濡れ場があるかどうかなので♪」

男「そこ目的!?」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/13(水) 08:07:37.31 ID:RYIns7QDO
女の子「他に目的なんて無いですよー♪」

男「どこまで頭の中ピンクなんだよお前は!!」

女の子「ほとんどピンクですー♪」

男「ニコニコ笑いながら言うんじゃねぇ!!」

女の子「ちなみに下の方も…」

男「スカート上げるんじゃねぇえええええええええええええ!!」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/13(水) 08:09:56.07 ID:RYIns7QDO
男「まったく、お前少しは下ネタ自重しろよ」

女の子「無理です♪」

男「だから笑顔で言うなって…」

女の子「どうしてですかー?」

男「正直、ここで暴れてると本編でネタが尽きるんだよ」

女の子「なるほどー♪」
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/13(水) 08:11:17.23 ID:RYIns7QDO
女の子「では早く本編行きましょうか♪」

男「あれ?特別編の話は?」

女の子「はい?」

男「え?」

女の子「?」

男「あ、いやいい、なんでもない」

女の子「そうですか♪」

男「おう」

男(もう忘れたみたいだな、よかったぜ)
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/13(水) 08:14:54.88 ID:RYIns7QDO
男「じゃ、もう本編行くぞー」

女の子「了解ですー♪」

男「閉めの挨拶」

女の子「お願いしますー♪」

男「ぱっぱぱっぱー」

女の子「にゃんにゃかにー♪」

男「…」

女の子「はい、移動しますよー♪」

男「…オチ無いけどいいのか?」

女の子「問題ありません♪このコーナー自体が出落ちみたいなものなので♪」

男「なるほどな…」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/13(水) 22:34:13.93 ID:RYIns7QDO
本編入リマース



コンコンッ

男「はいはい、今出ますよっと」

ガチャッ

同級生女「えへっ、来ちゃった、はーと」

男「結婚しよう」

同級生女「ごめん、生理的に無理」

男「よし」

部長「貴様は何をやっているんだ…」

同級生女「えっと、挨拶?」

実況「挨拶なんだ…それ」
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/13(水) 22:37:30.21 ID:RYIns7QDO
同級生女「で?どうする?」

男「とりあえず場所を変えようぜ」

部長「うむ、そうだな」

実況「どこにする?」

女の子「はいはーい♪」

男「あ?」

女の子「私にいい考えがありまーす♪」

男「嫌な予感しかしないが一応聞いてやろう」

女の子「温泉で話せばいいと思いますっ♪もちろん裸でっ♪」

男「よし採用」

部長「ダメに決まっているだろうが!!」
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/13(水) 22:40:09.63 ID:RYIns7QDO
男「うちのアイドルの意見だぞ!!」

女の子「アイドルですよー♪」

部長「それは関係無いだろう!!」

同級生女「ふふふっ、ついに私のダイナマイトボディの出番が」

実況「無いから」

同級生女「あら残念」

部長「とりあえず、自販機の前でよかろう」

男「ちっ、わかったよ」

女の子「せっかくの私の身体で魅了大作戦失敗ですー♪」

男「決行してもされねーよ!!」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/13(水) 22:45:03.04 ID:RYIns7QDO
自販機前

男「ジュースいるか?」

女の子「いえ、結構ですー♪」

男「そうか」

同級生女「私は全然奢ってもらっちゃうけど!!」

男「ちっ、ちゃっかりしてやがるぜ」

実況「あっざっまーす」

部長「すまんな」

男「…おめーらに奢るとは言ってねーぞおい」
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/13(水) 22:48:46.63 ID:RYIns7QDO
男「ちっ、結局三人分かよ」

実況「コーラ!!コーラがいい!!」

同級生女「紅茶に決まってるでしょ!!」

部長「貴様らに言っておこう、オレンジジュースこそ至高だと」

女の子「私もオレンジジュース派ですー♪」

男「おめーらもう少し感謝の印を表せられないのかね…」
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/13(水) 22:52:52.45 ID:RYIns7QDO
同級生女「さってと、ジュース買ったところで本題入ろっか?」

男「…おう、そうだな」

部長「…」

実況「まぁ、聞きたい事はわかるけどね…」

女の子「私の恋バナですねっ♪」

実況「なんで!?」

男「あー、お前はもういいから黙ってろ」

女の子「はーいっ♪」

部長「緊張感皆無だな…」
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/13(水) 23:01:56.63 ID:RYIns7QDO
同級生女「ていうか、二人はやっぱ知ってたんだね?」

部長「それは…」

実況「まぁ…ねぇ」

男「俺もこいつらから聞いたしな」

同級生女「そうだったんだ?」

男「おう」

女の子「何の話ですかー?」

男「気にするな、お前が可愛過ぎる件について話し合ってるだけだ」

女の子「そうだったんですかー♪皆さん知っていると思っていたのですが残念ですー♪」

実況「いくらなんでもそれは適当過ぎない…?」
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/15(金) 03:33:20.68 ID:bcM0A5gDO
同級生女「ていうか、その子の前でこんな話してもいいのかな?」

男「大丈夫だ、酔っ払ってる時の記憶は戻れば無くなる」

同級生女「あ、そうだったね」

男「つまり今なら何をしても問題は無い、例えばこの場で押し倒し」

部長「させんわ!!」バシィッ

男「ぬわぁー!!」

実況「はっはっはー、成長しないね君も、ねぇ部長?」

部長「貴様!!部長と呼ぶなー!!」

実況「ぎょえー!!」

女の子「成長していないのはお互い様でしたねー♪」
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/15(金) 03:42:46.60 ID:bcM0A5gDO
同級生女「ほーら、遊んでないで本題本題」

男「ん、そうだったな」

部長「遊んでいたつもりは無い」

実況「まぁ、本気で叩かれたからね…」

同級生女「私的には楽しんでるように見えたけどー?」

女の子「なるほど、そういうプレーですね♪」

部長「何を言っているんだ!?」

男「いや、どちらかと言えば攻め受けが逆…」

部長「黙れぇえええええええええええ!!」ズバァンッ

男「ぐげぇーっ!!」

同級生女「…私の話聞いてるー?」
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/18(月) 22:48:32.01 ID:d7FOD6aDO
書いてる奴です…生活リズム変わり過ぎで身体が重いあと眠い…頑張る…



男「お前も話が進まない原因だろうが」

同級生女「あれ?」

部長「まったくだ!!」

実況「部長に怒る権利あるのかな…」

部長「何か言ったか?とりあえず部長と呼んだところだけは聞こえたぞ」

同級生女「だーかーら、本題入ってってば」

部長「…すまん」
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/18(月) 22:56:16.96 ID:d7FOD6aDO
男「というか、お前は何を聞きたいんだ?」

同級生女「それはもちろん、さっきのニュースについて」

男「真実かどうかって事か?」

同級生女「うん」

男「…正直に言えば、わからない」

同級生女「…え?」
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/18(月) 23:00:20.82 ID:d7FOD6aDO
同級生女「どういう事なの?」

男「俺はそいつらに教えてもらったって言っただろ?」

同級生女「えーっと…つまり最初は知らなかったって事ね」

男「そういう事だな」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/19(火) 08:06:04.84 ID:kvDxry7DO
同級生女「つまりあのニュースが真実なら、それは皆と出会う前の出来事って訳ね」

男「んな訳…っ!!」

同級生女「なぁに?」

男「いや…」

実況「…信じてあげようよ」

男「そんな事言われねーでもわかってる!!」
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/19(火) 08:07:57.72 ID:kvDxry7DO
同級生女「なるほどー、そっかー、そういう事ね」

部長「なんだ?」

同級生女「ううん、とにかくそういう事なら別にいいかなーって」

男「…は?」

実況「どういう事?」

同級生女「だから、もうわかったって事」

男「…?」
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/19(火) 08:10:45.77 ID:kvDxry7DO
男「意味がわかんないんだが」

同級生女「この事に関しては、私が聞く事はもう無いって事ー」

実況「もう無いの?」

部長「意外だな…」

同級生女「そう?」

男「あっさりしてるんだな」

同級生女「まぁね、私は皆の事信じてるし」

部長「…なるほどな」
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/19(火) 08:12:30.34 ID:kvDxry7DO
同級生女「ごめんね?あまり話したく無い事だと思うのに聞いちゃって」

男「いや、俺は別に…それよりこいつが」

女の子「…」

男「あれ?」

女の子「…」スーッ、スーッ

男「…寝てやがる」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/19(火) 08:14:00.38 ID:kvDxry7DO
男「まったく、自分の事だってのに」

同級生女「あはは、まぁ仕方ないよ」

実況「酔っちゃってたからねー」

部長「早く休ませてやった方がよさそうだな」

男「おう、そうだな」

同級生女「じゃぁ、部屋に戻ろっかー」
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/19(火) 08:17:29.63 ID:kvDxry7DO
宿泊部屋前

同級生女「えっと、その子どうする?」

男「どうするって、引き取ってくれよ」

実況「まぁ、それがいいよね」

部長「うむ、わかった」

同級生女「じゃぁ、こっちちょうだいー」

男「おう…あれ?」

女の子「…」ギューッ

男「ちょ、おい、は、離れろ」ユサユサ

女の子「…」ギューッ

男「…」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/19(火) 08:20:38.95 ID:kvDxry7DO
男「離れないんだけどこいつ…」

部長「恐ろしい力だな」

実況「よっぽど離れたく無いようだね」

同級生女「もうそっちで引き取ってよー」

男「いや、でもな…」

実況「俺はいいと思うけど?」

男「…まぁ、仕方ないか」
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/19(火) 08:23:59.98 ID:kvDxry7DO
男「じゃぁ、部屋連れてくわ…」

同級生女「うん、よろしくね」

部長「手を出せば斬るぞ?」

男「馬鹿、出さねーよ」

実況「まぁ、俺達も居るしこいつなら心配無いよ」

部長「むっ、それもそうだな」

男「俺の扱いは向上されないのか…?」
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/19(火) 08:26:06.14 ID:kvDxry7DO
同級生女「じゃぁおやすみー」

実況「おやすみなさい」

部長「うむ、ゆっくり休め」

男「今日は悪かったな…助かったぜ」

同級生女「…」

男「ん?どうした?」

同級生女「ううん、なんでも無い」

男「そうか?」

同級生女「突然お礼言われてびっくりしただけ」

男「…何か、悪いイメージ持たれてるのか?俺」
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/19(火) 08:27:22.51 ID:kvDxry7DO
男「まぁとにかく、おやすみ」

同級生女「うん、また明日ねー」

男「おう」パタンッ

同級生女「…」

同級生女(これでよかったのよね)

同級生女(正直不安だけど…)
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/19(火) 08:29:37.84 ID:kvDxry7DO
同級生女(皆不安そうな顔してた)

同級生女(いつもなら絶対そんな事はしないって否定すると思う)

同級生女(でも、それでも皆は不安そうだった…)

同級生女(きっと、私に言ってない不安要素があるんだ)

同級生女(あーあ、結局仲間外れだなぁ)
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/19(火) 08:33:24.86 ID:kvDxry7DO
ヨーシヨーシ…マタ夜書コウ…



同級生女(はぁ、どうしよっかなー)

同級生女(何か意地になって私まで隠しちゃったんだけど…)

同級生女(皆きっとまだ気付いて無かったよね…)

同級生女(どうしよう…言った方がよかったかな)

同級生女「…」

同級生女(まぁいっか)

同級生女(そういう細かい事は寝て起きてから考えよう、うん、そうしよう)
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 05:44:14.93 ID:QovQTiuDO
オカシイナ…朝ダ



男子部屋

男「あー、やっと落ち着いたか」

実況「今日は長い一日だね」

男「おう、すっげー長く感じるぜ」

実況「で、どうする?寝る?」

男「んー、俺は平気だが…って、あれ?」

実況「どうしたの?」

男「一人足りなくね?」

実況「え?」
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 05:46:58.13 ID:QovQTiuDO
実況「本当だ、ペット君が居ない」

男「ちっ、本当フリーダムな連中だぜ」

実況「連中って?」

男「あの役立たずが居ないって事は、テスラちゃんも居ないんだろうよ」

実況「あぁ、なるほど」

男「まぁ、テスラちゃんは全然許しちゃうけどあの役立たずはどうしようもねーな」

実況「なんという差別だ…」

男「差別じゃない、区別だ、キリッ」

実況「…君のそれは違うと思うけどね」
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 06:10:49.21 ID:QovQTiuDO
実況「で、どうするのさ?」

男「あ?」

実況「いや、探しに行くのかなって」

男「ヤダよ、めんどくさい」

実況「…だよね」

男「俺はもう明日まで一歩も外に出ないからな!!」

実況「引きこもりか」

男「だから他に言い方無いのかよ!!」
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 06:12:52.93 ID:QovQTiuDO
男「やっと休めるんだ、今のうちに…」

女の子「…」スーッ、スーッ

男「…」

実況「そういえば、背中に張り付いたままだね」

男「寝転べないじゃねーか!!」

実況「いや、俺にキレても」

男「えぇい!!離れろ!!この!!くそっ!!」

実況「頑張れー」

男「お前も手伝えよ!!」
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 06:17:47.62 ID:QovQTiuDO
男「ダメだ…どうやっても離れねぇ…」

実況「案の定無駄な努力だったね」

男「うっせーよ!!」

実況「諦めて今日はずっとおんぶしてな」

男「疲れるだろバカヤロー」

実況「じゃぁ俯せで寝ろバカヤロー」

男「そうか、その手があった!!」

実況「…馬鹿だったか」

男「何か言ったか?」

実況「馬鹿だったかって言った」

男「…部長以外にはストレートだなお前は」
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 08:09:12.98 ID:QovQTiuDO
女子部屋

部長「誰かに部長と呼ばれた気がする!!」ガタッ

同級生女「!?」ビクッ

部長「あ、す、すまない…」

同級生女「いいんだけど…敏感だね」

部長「予感と言うかなんと言うか…」

同級生女「で?身体の方は?」

部長「意味はわからんが、敏感だ」

同級生女「なるほど」

部長「なんだ?」

同級生女「ううん何でも、でも他所で言っちゃダメよ?」

部長「うむ、わかった…?」
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 08:13:06.54 ID:QovQTiuDO
部長「それにしても、テスラ君はどこへ行ったのだろうか?」

同級生女「さぁ?散歩じゃない?」

部長「こんな時間にか?危険だ」

同級生女「子供って訳でも無いし、大丈夫でしょ」

部長「…まだ高校生だろう」

同級生女「まぁまぁ、どうせ保護者も一緒でしょ、大丈夫だよー」

部長「保護者?」

同級生女「ペット君」

部長「あぁ、なるほど」

同級生女「ちゃんと戻ってくるだろうし、先寝ちゃお」

部長「うむ、そうするか」
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 08:15:02.49 ID:QovQTiuDO
男子部屋

男「…おい」

実況「どうしたの?」

男「背負ったまま俯せとか首がすっげー疲れるんだが?」

実況「だろうね」

男「わかってたな?」

実況「うん」

男「ちっ、使えん奴め」

実況「気付かなかった君よりはマシだと思うけどね」
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 08:20:31.81 ID:QovQTiuDO
男「もういいや…座ろう…」

実況「最初からそうすればいいのに」

男「あ?」

実況「いやなんでも」

男「お前は寝なくて平気なのか?」

実況「大丈夫だよ」

男「しかしなぁ…」

実況「君が不埒な事しないか見張ってないといけないしね」

男「…すると思ってんのか?」

実況「さっきも言ったけど、君が出すとは思ってないよ」

男「けっ」

実況「でも…少し不安かな」

男「…?」
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 08:25:23.08 ID:QovQTiuDO
ヨーシヨーシ…今回ハココマデ…



男「何が不安なんだよ」

実況「いやぁ、勝手にどっか行っちゃわないかなって」

男「っ!!」

実況「やっぱりか」

男「…」

実況「そんなに怖いかな?今日の出来事が」

男「それは…」

女の子「…」スーッ、スーッ
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 12:14:41.29 ID:QovQTiuDO
昼休憩なう。



男「そりゃ怖ぇよ、当たり前だろ」

実況「どうしてさ?」

男「あの反応見ただろ?あれが普通だ」

実況「…」

男「事情はわかんねぇけど…バレちまえば終わり、そういう物からは逃げるが勝ちだ」

実況「でも…逃げ切れるのかな?」

男「…無理だろうな」
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 12:19:41.25 ID:QovQTiuDO
男「ニュースで流れてるんだぜ?俺一人でどうこう出来る事じゃねぇよ」

実況「それじゃぁ…」

男「でも、今は守ってやれる」

実況「…今は、か」

男「そうだ、少なくともこの場からは」

実況「自信満々だね?また殴り合うの?」

男「それは出来ねぇな」

実況「どうしてさ?」

男「もうしないって、約束しちまった」

実況「ははっ、それじゃ出来ないね」
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 12:22:24.02 ID:QovQTiuDO
男「だから俺には逃げるって選択肢しか無いんだ」

実況「守るとか言っといて情けないね」

男「うっせ、仕方ねぇだろ」

実況「…それで、逃げるの?」

男「あ?」

実況「本当に逃げるって言うなら、今なら見逃してあげるよ?」

男「…」
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 12:25:48.00 ID:QovQTiuDO
男「いや、やめよくわ」

実況「いいの?」

男「おう、怒られたく無いしな」

実況「お母さんに?」

男「いや、こいつに」

女の子「…」スーッ、スーッ

男「起きたら皆居なくなってた、って事になったら絶対キレる」

実況「なるほど、それは怖いね」
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 12:28:52.25 ID:QovQTiuDO
男「だから今は諦めて残ってやるさ」

実況「そんな心配する事でも無いと思うけど」

男「うっせーな、油断してこいつに万一の事があったらどうすんだ」

実況「それはそうだけど…本当に大事にしてるんだね」

男「おう、当たり前だ、こいつに何かあったら旅もつまらなくなっちまうからな」

実況「…こういう時くらい素直に好きだからって言えば?」

男「うっせ!!余計なお世話だ!!」
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 12:37:05.78 ID:QovQTiuDO
男「そもそも、そんな事公言したらそれこそ問題だろ」

実況「まぁ確かに、どう見ても十以上は離れてるしね」

男「軽く犯罪だぜ」

実況「でも、普段は冗談っぽく言いたい放題言ってるよね」

男「うっ…何の事かさっぱり…」

実況「本当チキンだよねー、そういう風に言ってきっと満足してるんだー」

男「うっさい黙れ!!それ以上言うとキレるぞ!!」

実況「もうキレてるじゃん、図星だからってー」

男「そんな事ねーよ!!」

女の子「…んぅ」

男「!?」
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 12:40:25.71 ID:QovQTiuDO
男「…」

女の子「…」スーッ、スーッ

男「お、起きたかと思ったぜ…」

実況「何でそんな慌ててるのさ」

男「そりゃお前…お、起こしたら悪いだろ」

実況「本当素直じゃないなー、今の話聞かれてたんじゃないかってビビってるくせにー」

男「だーかーらー!!」

実況「ほら、大声出すと…」

男「ぐっ…く、くそっ…」
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 12:42:59.98 ID:QovQTiuDO
男「あーあ、起きて向こうの部屋帰ってくれねぇかなこいつ」

実況「またまた、嬉しいくせにー」

男「お前のせいで全然嬉しくねーよ」

実況「あ、邪魔なら出て行こうか?」

男「頼む、待ってくれ」

実況「…最初からそう言えば」

男「…悪い」
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 12:45:57.85 ID:QovQTiuDO
実況「まぁ俺も、部長に怒られたく無いから出られないんだけどさ」

男「お互い大変だな」

実況「…仲間意識持たないでくれる?」

男「なんだよ、俺と仲間じゃ嫌だってか?」

実況「正直に言ってイエス」

男「もう少し気を遣えよお前は!!」
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 12:49:26.72 ID:QovQTiuDO
男「まったく、デュエットまでした仲だってのに冷たいなお前は」

実況「無理矢理じゃないか…」

男「ノリノリだったろ、お前だって」

実況「そりゃまぁ…楽しかったけどさ」

男「どうした?」

実況「いや、俺が好きなのは裏方であって表に出るのはちょっと…」

男「…目立ちたがりなくせに、難儀な奴だな」

実況「別に目立ちたがりでも無いよ!!」
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 12:55:07.29 ID:QovQTiuDO
実況「出来る事なら目立ちたくない!!」

男「教師がそんな事言っていいのかよ」

実況「君は生徒じゃないし全然大丈夫」

男「じゃぁ生徒には何て言うんだよ?」

実況「もっと自己を主張出来る人になれとか」

男「…お前と俺の会話をお前の生徒が聞いたらさぞ悲しむだろうな」

実況「ははっ、人間そんなもんだって」

男「開き直るんじゃねぇよ!!」
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 12:57:13.10 ID:QovQTiuDO
休憩終了なう。



男「お前がちゃんと教師やってんのか心配になってきたぜ」

実況「失礼だね、これでも優しい先生って評判なんだよ?」

男「あーそうかそうか、そりゃよかったな」

実況「あ、信じてないな!!」

男「信じられる要素出せよ」

実況「よし、部長呼んでくる」ガタッ

男「それだけはやめろ!!」
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 22:49:38.51 ID:QovQTiuDO
少シダケ…



実況「どうして呼んじゃダメなのさ?」

男「話がややこしくなるだろ」

実況「そうでも無いと思うけど」

男「というか、そんな理由で呼び行ったらキレるぞ…」

実況「…それもそうだね」
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 22:53:09.72 ID:QovQTiuDO
実況「まぁ、とにかく教師としては順調さ」

男「うーん…まぁ、お前の事だからうまくやってんだろうな」

実況「イメージ悪い言い方だね…」

男「で?どうなんだ?」

実況「なにが?」

男「浮気相手は見つかったか?」

実況「そんなの探す為にやってるんじゃないよ!?」

男「違うのか!?」

実況「なんで驚いてるの!?」
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 22:59:04.73 ID:QovQTiuDO
男「だって、若い子いっぱいだろ!?」

実況「そりゃそうだけど相手生徒だからね!?」

男「ほー、つまり生徒じゃなけりゃ手を出すと?」

実況「そういう意味じゃないよ!!」

男「ちっ、お前だってビビりじゃねーか」

実況「君はどうか知らないけど、俺は一途なの!!」

男「失礼な!!俺だって一途だ!!」

実況「へー?誰に一途なのかなー?」

男「ぐっ…」
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 23:00:54.58 ID:QovQTiuDO
男「ここぞとばかりに反撃しやがって…」

実況「仕掛けてきたのはそっちじゃん」

男「うっせ」

実況「で?誰に一途なんだい?」

男「どうだっていいだろそんな事!!」

女の子「いえ、是非聞きたいですね」

男「うおわぁっ!?」ビクッ
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 23:02:11.84 ID:QovQTiuDO
実況「あ、起きたんだ」

女の子「はい、おはようございます」

実況「うん、おはよう」

男「お前はもう少しふいんきをな…」

実況「え?」

男「ん?」

実況「雰囲気、ね」

男「ふいんきだろ?」

実況「え?」

男「ん?」
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 23:05:40.71 ID:QovQTiuDO
実況「…」

男「…」

実況「雰囲気」

男「ふいんき」

実況「ノンノンノン、雰囲気、はい」

男「ふいんき」

実況「違ーう、雰囲気、はい」

男「雰囲気」

実況「イエス!!」

女の子「あの…突然そんなテンションを出されても困るのですが…」
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 23:08:51.23 ID:QovQTiuDO
男「まぁ冗談だ、気にするな」

女の子「…それならいいですが」

実況「いいんだ…」

女の子「ところで、質問なのですが」

男「なんだ?」

女の子「何故、あなたは私を背負っているのですか?」

男「…おめーが勝手に張り付いてきたんだよ」

女の子「私がですか?」

男「おう」
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 23:11:47.27 ID:QovQTiuDO
女の子「ありえませんね!!」

男「はぁ?」

女の子「私が自主的に背負われるなど」

男「いや、それがあったんだよ」

女の子「信じられませんね」

男「本当だよ、なぁ?」

実況「あるぇ?そうだったかなー?」

女の子「ほら!!」

男「…てめぇ」
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 23:19:18.48 ID:QovQTiuDO
男「お前は本当に俺の事が大嫌いだな?」

実況「まぁね!!」

男「ほー?」ギロッ

実況「や、やだなぁ…冗談だよ、愛だよ愛…だからそんな怖い顔しないでくださいごめんなさい」

男「キモいぞ」

実況「うっさい」

女の子「冗談だったのですか?」

実況「うん、君が自分から張り付いてたよ」

女の子「そんな…」

男「何でショック受けてんだよお前は…」
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 23:23:44.34 ID:QovQTiuDO
男「俺の背中がそんなに嫌だったか?」

女の子「はい」

男「お前も俺の事嫌いなのか!?」

女の子「何言ってるんですか、大好きですよ」

男「よし」

女の子「ありがとうございます」

実況「だから、その流れなんなのさ…」
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 23:26:15.59 ID:QovQTiuDO
実況(ちょっとからかってみるか)

実況「もう君達付き合っちゃえば?」

男「はぁ?」

実況「いやまぁ、冗談だけど…」

女の子「付き合いますか?」

男「好きだ結婚しよう」

女の子「子供は三人ですね」

男「おう、幸せな家庭を築こう」

女の子「ごめんなさい、それはちょっと」

男「ダメだった」

実況「どうしてそこがダメなの!?」
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 23:30:48.33 ID:QovQTiuDO
女の子「私達に家庭を築いている暇などありませんから」

実況「あー…うん、なるほど」

男「残念だ、非常に残念だ」

実況「…あれ?」

男「どうした?」

実況「今の言い方だと、付き合う事自体はいいって事じゃない?」

男「なに!?」

女の子「!?」
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 23:33:18.95 ID:QovQTiuDO
男「ごめん、俺…お前の気持ちに気付いてやれなくて…」

女の子「あの、さっきの会話は全てジョークだったのですが…」

男「ジョークでもいい、とりあえずパンツ見せてください!!」

女の子「話が飛躍し過ぎです!!」ブンッ

男「ぐはぁっ!!」ドガッ

実況「おぉ、いいストレートだ」
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 23:36:10.64 ID:QovQTiuDO
ソロソロ寝ヨウ



男「本気で殴るな、本気で…」

女の子「あなたが調子に乗るからです」

男「反省してまーす」

女の子「それなら態度に出してくださいっ!!」

実況「ははっ、仕方ない奴だね」

女の子「あなたも、心臓に悪い事言わないでくださいっ!!」

実況「おっと、ごめんごめん」

女の子「むぅー…」

実況「でも、どうして心臓に悪いのかなー?」

女の子「…知りませんっ」
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/21(木) 08:06:26.76 ID:E9Vm9HMDO
女の子「まったくあなた達は…」

男「まぁそう怒るなよ」

女の子「…別に怒ってません」

実況「そっか、それでどうするの?」

女の子「はい?」

実況「こっちは男子部屋なんだけど、女子部屋戻る?」

女の子「…」
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/21(木) 08:09:12.68 ID:E9Vm9HMDO
女の子「お二人共もう寝るのですか?」

男「俺はまだ寝ないぞ」

実況「俺もまだ大丈夫かな」

女の子「そうですか、ではこちらに残ります」

男「なんだ、そんなに俺と愛を語り合いたいか」

女の子「日頃の不満ならいくらでも出てきますよ」ニコッ

男「明日の予定でも話し合うか」

女の子「そうですね」

実況「君達にはもう言葉が出ないよ…」
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/21(木) 08:11:48.50 ID:E9Vm9HMDO
男「朝すぐ出発でいいのか?」

女の子「そうですね、もう海は遊び尽くしたと思いますし」

実況「もうそんなに時間も無いね」

女の子「…そうですね」

実況「あ…」

男「馬鹿、ちょっとは空気読めや」

実況「ご、ごめん…」

女の子「いえ、大丈夫ですから…」

実況「…」
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/21(木) 08:13:58.64 ID:E9Vm9HMDO
実況「どこか行く予定はあるのかな?」

男「ある訳ねぇだろ」

実況「相変わらずなんだね」

女の子「えぇ」

男「目的無く走り回ってるだけだしな」

実況「そろそろ決めたらどうだい?目的とか」

女の子「目的をですか?」
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/21(木) 08:16:21.83 ID:E9Vm9HMDO
実況「うん、指針とかあった方がいいんじゃないかと思って」

男「なんだそんな事か」

女の子「それならありますよ」

実況「え?」

男「とにかく新しい景色を探す!!」

女の子「ですね!!」

実況「…ははっ、それはまた素敵だね」

男「だろ?」

女の子「後、おいしいスイーツを食べるですね」

男「それは含まれてねぇよ!!」
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/21(木) 08:21:39.19 ID:E9Vm9HMDO
女の子「おかしいですね…最近の楽しみだったのですが」

男「まぁ、そりゃうまい物食えるのはいい事だけどよ…」

女の子「もうグルメ珍街道と改名しましょうか」

男「俺は嫌だぞそんな旅!!」

実況「俺の出番のようだな」

男「何する気だよ!!」

実況「いや、俺が世界各地のおいしい物を実況レポート…」

男「やめろ!!グダグダになるのが目に見えるぞ!!」
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/21(木) 08:25:54.27 ID:E9Vm9HMDO
男「とにかく、第一目的は新しい景色探しだ」

女の子「ですね」

実況「後ろは振り返らないと」

男「おう、まぁこっちのちびっ子はよく振り返るけどな」

女の子「誰がちびですか、小さく無いです」

男「胸の話か?」

女の子「セクハラです!!」ブンッ

男「ぐほぁっ!!」ドゴッ

実況「いいブローが決まったぁ!!」
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/21(木) 08:27:51.99 ID:E9Vm9HMDO
男「まったく、最近の女はすぐセクハラを盾にしてくるから困るぜ」

実況「今のは完全にセクハラだったけど…ていうか復活早いね」

男「ふっ、調整して殴られてるからな」

女の子「調整して殴ってますから」

実況「君達の話はどこまで本気かわからない…」
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/21(木) 08:31:57.70 ID:E9Vm9HMDO
女の子「私が本気で人を殴る訳が無いじゃないですか」

実況「そ、そうだね」

男「あ、お前今一瞬疑っただろ」

実況「そ、そんな事無いよ!!」

男「残念だったな、こいつの中でお前は凶暴な奴とインプットされてるぞ」

女の子「誰が凶暴ですか」ブンッ

男「そういうとこぎやぁああああああああああああ!!」ドザッ

実況「後頭部に強烈な一撃入ったぁあああああああああああああ!!」
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/21(木) 08:34:32.82 ID:E9Vm9HMDO
ソロソロ時間なう。



男「いてててて…」

女の子「いい気味です」

男「くっそー、お前のせいだぞ…」

実況「いや、自業自得でしょ」

男「しかし今のは強烈だったぜ…」

実況「大丈夫?」

男「いや、何か後頭部に違和感がある感じだぜ…」

実況「え?」

男「え?」

実況「…」

男「…」

実況「ハゲた?」

男「そういう意味じゃねぇよ!!」
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/21(木) 12:26:07.31 ID:E9Vm9HMDO
昼休憩…



男「まだフッサフサだぞ!!」

実況「いやーわかんないよ?明日になったらごっそりと」

男「それもうホラーだろ!?」

女の子「大丈夫です、安心してください」

男「え?」

女の子「あなたがハゲたとしても、私は一定の距離を置いて今まで通り接しますから」

男「それ今まで通りじゃ無いだろ!?」

女の子「怒るとハゲますよ」

男「だからハゲねぇよ!!」
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/21(木) 12:29:41.94 ID:E9Vm9HMDO
男「そんな事ばっか言うとふて寝するぞ!!」

女の子「おやすみなさいませ」

男「嘘嘘ごめん、かまってください」

実況「君はどこまで意志が弱いんだ…」

男「大丈夫だ、今時強い意志を持った奴なんてそうそう居ないし」

女の子「Noと言えない人ですね、わかります」

実況「あのー…危ない発言はやめてくれないかなー?」
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/21(木) 12:35:14.87 ID:E9Vm9HMDO
男「お前なんか、特にその代表格だと思うぞ」

実況「俺?」

女の子「確かにそんな感じはしますね」

実況「確かに、上司からの言葉は絶対感あるけど」

男「あーわかるわ、俺もこいつの言葉には逆らっちゃいけない感じがする」

女の子「私は上司じゃないですよ?」

実況「お姫様だからね」

男「お姫様だからか」

女の子「…あなた達が勝手に言っているだけではないですか」
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/21(木) 12:40:16.82 ID:E9Vm9HMDO
男「いやいや、お前はお姫様だろ」

実況「うん、お姫様だよね」

女の子「どこがですか…?」

実況「んーっと、大事にされてるし」

男「わがままだし」

実況「可愛いし」

男「横暴だし」

実況「…」

男「それと何考えてんのかわからないところとかな、国民は大変だぜ」

女の子「ちょっとお話がありますのでこちらへ」

男「おい、お説教だとよ、行ってこい」

実況「どう考えても君でしょ!?」
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/21(木) 12:43:54.64 ID:E9Vm9HMDO
女の子「私はわがままでも横暴でも頭痛い子でも太ってもいません!!」

実況「最後言ってないよね!?」

男「なんだ?太ったのか?」

女の子「っ!!」シュッ

男「ごっ…」ドサッ

実況「おぉ、いいアッパー…動きが見えなかった」

女の子「この世のタブーに触れてしまったばかりに…」

実況「そんな重大な事なの!?」

女の子「なにか?」

実況「いやいやいやいやいや!!そうだね!!今のは絶対言っちゃいけない事だったね!!」

女の子「えぇ、まったくです」

実況(今、間違いなく狩人の目をしてた…)
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/21(木) 12:46:20.22 ID:E9Vm9HMDO
女の子「惜しい方を失ってしまいました」

実況「う、うん…そうだね」

男「まったくだ」

実況「おぉわぁっ!?」

男「どうした?そんな驚いて」

実況「君が突然復活するからでしょ!!」

男「いい加減慣れろ、このくだりも飽きてくる頃だぞ」

実況「話の意味がまったくわからないんだけど…」
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/21(木) 12:51:43.13 ID:E9Vm9HMDO
男「いやー、悪い悪い」

女の子「本当に反省しているのですか?」

男「もちろんだ、そこのチビの身長より高く反省してるぜ」

実況「反省しながら喧嘩売らないでくれる!?」

男「あぁ、悪い悪い、そこのチビ娘の思慮より深く反省してるんだぜ」

女の子「さっき謝ったばかりですのにこちらにも喧嘩を売りますか」

男「まぁまぁ、もう言わないから許してくれ」

女の子「次言ったら顎を爆破します」

男「喋れなくなっちまうだろ!!」

実況「問題はそこじゃ無いと思うよ!?」
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/21(木) 12:54:04.80 ID:E9Vm9HMDO
男「で、実際出来るのか?」

女の子「二秒あれば、やりますか?」

男「そっちの馬鹿で頼むわ」

実況「俺!?」

男「大丈夫だ、お前なんか回復出来るんだろ?」

実況「する暇無いじゃん!!一撃だよ!?」

女の子「大丈夫です、痛みを感じる時間は与えませんから」

実況「それがヤバいって言ってるでしょぉおおおおおおおおおおおおお!!」
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/21(木) 12:59:06.57 ID:E9Vm9HMDO
休憩終了ダダッダー



男「おい、あまり大きな声出すなよ?」

女の子「皆さん寝てますからね」

実況「あ…」

男「気をつけろよ」

実況「うん、ごめん…って元はと言えば俺悪く無くない!?」

男「馬鹿め、ここでは最初に悪いって言われた奴が悪いんだ」

実況「何その理不尽!?」

女の子「残念です、私でもこのルールには逆らえません」

実況「いや、君は普通に逆らうでしょ!?たった一人で!?」

女の子「ランス…」

男「待て!!それ以上は危険だやめろ!!」
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/22(金) 08:20:39.93 ID:PiRNzxyDO
時間無イケド少シダケ…



男「何を喚び出そうとしてんだお前は…」

女の子「喚び出していません」

男「本当に出来るの!?」

実況「君達は何の話をしてるの?」

女の子「いえ、なんでもないですよ」

実況「気になる…」
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/22(金) 08:22:52.19 ID:PiRNzxyDO
男「そういえば、お前腹は減ってないのか?」

女の子「私ですか?大丈夫ですよ?」

男「そうか…」

女の子「…?」

男(さっきの戦闘跡を見た感じ、かなり超能力使ってたみたいだが…)

男(やっぱ酔っ払ってる時は別腹って事なのか?)

実況「…」
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/22(金) 08:26:11.05 ID:PiRNzxyDO
実況「…そういえば、僕も聞きたい事があるんだ」

女の子「私にですか?」

実況「うん」

女の子「なんでしょうか?」

実況「超能力を使ってて、体調不良を起こしたりする事は無いかい?」

女の子「体調不良…?」
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/22(金) 08:28:29.78 ID:PiRNzxyDO
女の子「どういう事でしょうか?」

男「そういう事例があるのか?」

実況「ううん、そういう事じゃないんだけど」

男「じゃぁなんだよ?」

実況「単純に言うと、君は超能力使ったりするとお腹が減るよね?」

女の子「はい、急激に」

男「カロリー消費してるんじゃね?ダイエットに持ってこいだな」

女の子「そういう話では無いと思いますが」

実況「いや、近いね」

女の子「え?」
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/22(金) 08:32:31.07 ID:PiRNzxyDO
実況「お腹が減るって事をカロリーを消費してると考えるよ?」

女の子「はい」

実況「つまり、それは何らかの負荷が掛かって消耗しているって事だよね」

男「…確かに」

実況「普通に運動して消費するならゆっくりだけど、急激にカロリーを消費すると考えると…」

男「どうなんだ?」

実況「最悪…命に関わるよ」

男「!!」
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/22(金) 08:38:07.78 ID:PiRNzxyDO
本当ニ少シダッタ、マタ時間ガアレバ書コウ…



男「その話、本当か?」

実況「どうだろうね、あくまでも持論だから」

女の子「…」

実況「でも、乱用は控えた方がいいのは確かでしょ?」

男「まぁ、目立つし、食費嵩むしな」

実況「…食費はどうにか頑張ってよ」

男「普段からこいつは大食いなんだぞ!!」

女の子「大声で言わないでください!!」ドスッ

男「ぐほぁっ!!」ドンッ

実況「鋭い正拳突きが綺麗に鳩尾を貫いたぁ!!」

男「ま、真面目にやりたいのかふざけたいのか…どっちかにしろ…」ドサァッ
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/22(金) 12:32:46.16 ID:PiRNzxyDO
今日のカツ丼はおいしかった、なう



実況「君に真面目な話は似合わないよ」

女の子「まったくです」

男「おい、なんで俺限定なんだよ」

実況「俺は似合うからね!!」

女の子「私なんて真面目を絵に書いたような人間ですから」

男「おい、今とんでもない台詞が聞こえたぞ」

実況「うん、俺も聞こえたよ」

女の子「…そこに並んでください」ゴゴゴゴゴ

男「は、早く謝れ!!」

実況「君が謝ればいいじゃないか!!」

女の子「お二人共お仕置きしてほしいようですね」ビュッ、ビシィッ

男「ほがぁっ!?」ドサッ

実況「目にも止まらないフッぐわぁっ!!」 ドサァッ
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/22(金) 12:35:15.37 ID:PiRNzxyDO
実況「痛い…」

男「ぐへぇ…」

女の子「当然の仕打ちです」

実況「大丈夫?」

男「おいお前!!」ガバッ

実況「…心配無用だったね」

女の子「なんですか?」

男「お前今そっちの馬鹿にだけ手加減しただろ!!」

実況「え?」
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/22(金) 12:37:19.62 ID:PiRNzxyDO
実況「そうなの?」

女の子「はい」

男「俺だけ本気ってどういう事だー!!」

女の子「待ってください、まず私の話を聞いてください」

男「よし、話せ」

女の子「上から目線がイラッとしたのでやはりいいです」

男「ごめんごめん、話聞かせてください」

女の子「はい、わかりました」

実況「どこまで弱いのさ君は…」
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/22(金) 12:39:48.15 ID:PiRNzxyDO
女の子「私は気持ちを乗せて攻撃するのです」

実況「気持ち?」

女の子「そうです」

男「それがさっきの手加減とどう違うんだ?」

女の子「先程のは手加減と言うよりはあれ以上の出力が出なかったのです」

実況「どうして?」

女の子「先程の拳に乗せた思い…それが愛だからです」

男「な、なんだってぇー!!」

実況(あ、これまた適当にごまかすパターンだ)
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/22(金) 12:42:28.39 ID:PiRNzxyDO
女の子「もちろん、気持ちが強ければ強い程威力は上がります」

男「つまり、俺への愛が強いと!!」

女の子「そうです、そういう事だったのです!!」

男「ありがとーう!!」

実況「ていうか…愛があれば普通最初から殴らないと思うけど」

男「お前だって部長にいつも竹刀で叩かれてるだろうが」

実況「…あ、そうだった」
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/22(金) 12:46:16.83 ID:PiRNzxyDO
男「つまりぶん殴られる事こそ愛だったんだよ!!」

女の子「そういう事です!!」

実況「いやいやいやいや!!それ絶対違うからね!?」

男「それじゃお前は部長の攻撃には愛が無いと言うんだな?」

実況「そ、それは…」

男「どうなんだ!!はっきりしろ!!」

実況「あ、あるに決まってるじゃないか!!」

男「よーし!!」

女の子「まぁ、私にはありませんが」

男「えぇっ!?」

実況「…」
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/22(金) 12:48:56.85 ID:PiRNzxyDO
男「それにしても、もうすっかり深夜だな」

女の子「そうですね」

実況「ペット君帰ってこないけど大丈夫なのかな」

男「確かに少し不安になってくるな」

女の子「ペットさん居ないんですか?」

男「…気付いてなかったのかお前」

女の子「何を言っているのですか、気付いていないフリのフリですよ」

男「そうだったのか」

女の子「はい」

実況「いや、今確認したけど結局気付いてないよねそれ!?」
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/22(金) 12:52:49.89 ID:PiRNzxyDO
女の子「どこへ行ったのですか?」

実況「それがわからないんだよね…」

女の子「本当ですか?」

男「おう」

女の子「えと、それは非常にまずいのでは…」

実況「だよねぇ…」

男「大丈夫だろ、首輪してたし」

女の子「ダメですよ、あの人はペットさんですがペットでは無いのですから」

男「ごめんよくわかんない」

実況「考える気が無いだけでしょ君は…」
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/22(金) 12:56:32.42 ID:PiRNzxyDO
昼休憩ガァーッ…終ワッタ



男「まぁ放っといていいだろ、ガキでも無いし」

実況「んー、まぁいいと言えばいいと思うけど…」

女の子「しかし、こんな時間にどこへ行ったのでしょうか?」

男「さぁな、夜ばいとかじゃね?」

実況「君じゃ無いんだからそんな事しないって」

男「それ結構失礼じゃね?」

実況「あぁごめん、君にそんな度胸は無かったね、あっはっはー」

男「更に失礼になってんじゃねーか!!」
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/25(月) 12:34:23.97 ID:DqwEbphDO
男「自分の事を棚に上げて、随分と言いたい放題だな?」

実況「どういう事さ?」

男「お前だって彼女が隣の部屋に居るってのに行動しないヘタレだろ!!」

実況「いや、俺は普段からチャンスあるし、そんな無茶しないよ」

男「なっ!?」

実況「それよりも、君はもう少し焦った方がいいんじゃないかなー?」

男「うっせ!!俺だってそのうち彼女の100や200…」

女の子「待ってください、桁がおかしいです」
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/25(月) 12:39:14.52 ID:DqwEbphDO
女の子「そんなに彼女を作ってどうするのですか」

男「えーっと…自慢するぞ!!」

女の子「その中に私は居るのですか?」

男「もちろんお前が第一号だぞ!!」

女の子「第一号であって、一番では無いと…」ゴゴゴゴゴ

男「あ、あれ?どうした…?」

女の子「知りません!!」バチコーンッ

男「ぬわぁーっ!!」

実況「あーあ、乙女心のわからない奴はこれだから…」
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/25(月) 12:41:47.95 ID:DqwEbphDO
男「どうして俺がこんな目に…」

実況「つまり、あれがこうでそういう事だよ」

男「なるほど!!わからんがわかった!!」

実況「いや、わからないならちゃんと聞いてよ」

男「おう、悪い」

実況「…そんなノリだから怒られるんだよ」

男「奇遇だな、俺も最近そう思ってたところだぜ」

実況「ダメだこいつ…どうしようもない…」
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/25(月) 12:44:46.08 ID:DqwEbphDO
実況「だから、それがこーでこーなんだよ」

男「ほほう、つまり一番と言ってくれなかった事が気にいらないと」

実況「そういう事だね」

男「なんだよお前ー、そんなに俺の事が好きだったか!!」

女の子「いえ、そこまでは」

男「えぇっ!?おい話が違うぞ!!」

実況「君のその自信はどこから来るんだ…」
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/25(月) 12:49:46.00 ID:DqwEbphDO
実況「機嫌が悪いだけだって、がんば」

男「何か応援が適当だが、まぁいいか…」

女の子「…」

男「おい」

女の子「なんですか?」

男「その、な?違うんだよ」

女の子「何が違うのですか?」

男「えぇっと…お前の認識だ!!」

女の子「…はい?」
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/25(月) 12:53:08.13 ID:DqwEbphDO
ココマーデ



男「お前は一番になりたいようだな」

女の子「それは…その」

男「だが!!一番なんかにならなくてもいいんだ!!」

女の子「え?」

男「お前は俺だけのオンリーワンだぜ!!」

女の子「!!」

男「ナンバーワンじゃ目立っちまうからな、そっちの方がいい、だろ?」

女の子「そ、それもそうですね…」テレテレ

男「…よしっ」ボソッ

実況(恋は盲目ってやつかな…あれで許すって相当すごいと思うけど)
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/26(火) 08:18:04.98 ID:DxprkeRDO
男「もう遅いんだし、お前らもう寝たらどうだ?」

女の子「さっきまで寝てしまっていたので微妙なのですが…」

男「そうは言っても、体力的に寝ておかないと明日からも辛いぞ」

女の子「どうしてですか?」

男「どんな楽しい事でも、疲れてたら、目一杯楽しめないだろ?」

女の子「…なるほど、確かにそうですね」

男「だろ?」

女の子「はい、では私は休ませていただく事にしますね」

男「おう」
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/26(火) 08:21:55.93 ID:DxprkeRDO
男「…」

女の子「…」

男「おい?」

女の子「なんですか?」

男「どうしてそこに寝転がってるんだ?俺の布団だぞ?」

女の子「ここで寝るからですけど?」

男「いや、女子部屋戻れよ!?」
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/26(火) 08:27:04.95 ID:DxprkeRDO
男「ここは男子部屋だぞ!!」

女の子「もう入ってしまっていますし、面倒なのでここでいいです」

男「部長とかが怒りそうなんだが…俺を」

実況「大丈夫じゃない?そのままずっと寝てたって言えば」

男「…それもそうか」

女の子「私は正直に一度起きたと言いますが」

男「お前は話ややこしくするの大好きだな!!」

女の子「ありがとうございます」

男「…もういいや、おとなしく寝てくれ」

女の子「了解です」
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/26(火) 08:29:37.26 ID:DxprkeRDO
女の子「では、おやすみなさい」

男「おう」

女の子「…」

男「…」

女の子「やはりそうすんなりと寝れませんね」

男「そうか」

女の子「はい」

男「…」

女の子「…」

男「さてと…」

女の子「寝れません」

男「おとなしく何も喋らず寝転がってりゃいいだろうがぁあああああああああああああ!!」

実況「ちょ!?」
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/26(火) 08:34:04.42 ID:DxprkeRDO
モウ時間ナウ



実況「落ち着いて!!大丈夫!?」

男「す、すまん…」

実況「なんか沸点低くなり過ぎじゃない?」

男「深夜だからな」

実況「その一言で済ませる気か…」

男「だが真理だぜ」

実況「…まぁ、そうだね」
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/26(火) 12:33:48.75 ID:DxprkeRDO
男「で、お前はいつ寝るんだよ」

女の子「こうして寝転がっていれば寝れると思うのですが…」

男「俺ら居ない方がいいか?」

女の子「それはダメですよ、こちらで寝る意味が無くなってしまいます」

男「こっちで寝る意味ってなんだ?」

女の子「秘密です」

男「?」
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/26(火) 12:36:34.94 ID:DxprkeRDO
実況「普段布団で寝たりしないから慣れないんじゃないかな?」

男「なるほど、ありえるな」

実況「いつも車で寝てるんでしょ?」

女の子「車…」

男「失礼だな、ちゃんと宿にも泊まってるぞ」

実況「怪しいホテルじゃないだろうね…?」

男「泊まらねぇよ!!」

実況「まぁ、そうだろうね」

男(…実際行ったけど言えねぇよな)

男(行ったと言っても何もしてないけどな…念のためだ)
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/26(火) 12:39:01.60 ID:DxprkeRDO
女の子「あの…」

男「あ?なんだ?」

女の子「いつもと近い環境でしたら寝やすいと思うのですよ」

男「まぁ、確かにな…それで?」

女の子「ですから、その…添い寝を…」ボソボソ

男「あぁん?なんだってー?」

女の子「ですから、添い寝です!!」

実況「えっ!?」
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/26(火) 12:42:53.90 ID:DxprkeRDO
実況「君いつもそんな事してるの!?」

男「いやまぁ…自然とそうなる事は多いな」

実況「うわぁ…犯罪者が…」

男「おい!!リアルだからそういう事言うな!!というか俺からはしようって言った事無いぞ!!」

女の子「ありますよ、テスラさんの街のホテルで」

男「あの時は酔ってただけだろ!!つかお前は何でそういう事だけは覚えてんだ!?」

女の子「だ、大事な思い出ですから…」カァッ

男「なんだ?あの時のカステラそんなにうまかったのか?」

女の子「…そこじゃ無いですよ」
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/26(火) 12:45:49.84 ID:DxprkeRDO
女の子「それで、していただけるのですか?」

男「ヤダよ恥ずかしい」

女の子「私の事、恥ずかしい子だと思っていたのですね…」

男「そうは言ってないだろ!?」

女の子「ではお願いします」

男「くっ…何か攻め方が酔ってる時に似てきてるぞ…」
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/26(火) 12:49:53.43 ID:DxprkeRDO
男「とにかく添い寝はダメだな」

女の子「どうしてですか?」

男「そこの馬鹿が俺らのラブラブっぷりに嫉妬して部長に報告しちまうからだな」

実況「…嫉妬とかはともかく、報告するね」

女の子「私達の愛の邪魔をしないでくださいっ!!」

実況「え!?」

女の子「はい?」

実況「…え?」

女の子「…」

男「あー…ダメだこいつ、眠気で何言ってるかわからなくなってやがるな」
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/26(火) 12:54:11.41 ID:DxprkeRDO
男「なんだかんだでやっと眠くなったか」

女の子「あうー…」

男「ほら、寝ろ寝ろ」 プニプニ

女の子「頬を突かないでくださいー…」

実況「そんな事したら逆効果じゃないの?」

男「なるほど、それもそうだな」

女の子「あっ…」

男「ん?」

女の子「…もっと突いてくださってもいいのに」

男「ごふっ…!!」

実況「ちょ!?どうした!?」
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/26(火) 13:00:18.93 ID:DxprkeRDO
ココマデカ



男「へへへっ…いいの貰っちまったぜ…」

実況「大丈夫か!?しっかりしろ!!傷は浅いぞ!!」

男「いや、俺はここまでのよう…だぜ…」

実況「そんな事言うなよ!!諦めんなよ!!童貞のまま終わっちまう気か!?」

男「へ、へへっ…お前が…言うんじゃねぇよ…」

実況「くそっ!!衛生兵!!衛生兵は何処だー!!」

女の子「…あの」

実況「なに?」

女の子「眠いですし面倒なのでツッコミはしなくてもいいですか?」

実況「うん、ごめんね、邪魔しちゃって」

女の子「わかっていてやる辺り、流石ですね」
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/26(火) 20:13:16.11 ID:DxprkeRDO
スパロボZ買った…買ったけど…ステラ出ないってマジカヨ…














マジカヨ…



スッキリシナイケド書コウ
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/26(火) 20:19:09.60 ID:DxprkeRDO
男「お前もなかなか寝ないな」

女の子「寝れる環境を作ってから言ってください」

男「はい、反省してます…」

実況「静かにします、ごめんなさい…」

女の子「まったく…時間を考えてください」

男「何で俺ら、いい歳してこんな年下に怒られてんだろうな…」

実況「さぁね…馬鹿だからかな…」

男「だな…」
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/26(火) 20:26:26.00 ID:DxprkeRDO
女の子「まったく、これだから男子は、です…」

実況「面目ない…」

男「まぁ落ち着けマイエンジェル」

実況「アイドルからランクアップしてる!?」

女の子「なんですか?」

実況「そして普通に受け入れてる!?」

男「眠らないお前にも問題があるとは思わないか」

女の子「まったく思いませんけど」

実況「俺もそうは思わないな」

男「おう、俺もだぜ」

女の子「じゃぁ言わないでください!!」
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/26(火) 20:30:09.74 ID:DxprkeRDO
女の子「あなたは私を寝かせたくないのですか?」

男「二人きりだったら絶対に寝かせない自信があったぜ」

実況「ちょっと電話してくるね」

男「落ち着け!!1と0だけは押すなよ!!」

女の子「何故二人きりだと寝させていただけないのでしょうか?」

実況「それはねー、こいつがねー」

男「馬鹿野郎!!何教えようとしてるんだ!?」

実況「いや、君がビビってるみたいだから変わりに言ってあげようと思って」

男「お前こそ通報されろぉおおおおおおおおおおお!!」
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/26(火) 21:05:10.20 ID:DxprkeRDO
女の子「何の話かまったくわかりません…」

男「わからなくていい、もう寝ろ」

女の子「私も寝たいのですが寝れないのですよ」

男「じゃぁもう寝たフリでいいから」

女の子「なるほど、その手がありましたね」

実況「いや、それ根本的に解決してないから…」
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/26(火) 21:24:28.25 ID:DxprkeRDO
男「もう子守唄でも歌ってやれよ」

実況「君の方が歌上手なんだから君が歌いなよ、そっちの方が喜ぶだろうし」

男「そう簡単に歌ったら有り難みが無くなっちまうだろ?」

実況「元から無いよ!?」

女の子「私も無いと思うので是非歌ってください」

男「…もう絶対歌わねぇ」
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/05/04(水) 02:51:41.64 ID:c52i+lEOo
>>175
gジェネ買いに行きましょう;;
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/08(日) 08:51:48.60 ID:k7CnZAKDO
こんにちは、書いてる奴です…生存報告…放置シテ申し訳ありません…

GWは忙しかった為体力が無くまったく書けませんでした…

明日から通常運転で再開しようと思います…今日?バイトノ後療養トイウ名ノカラオケダヨ

話は変わりますが読んでくださっている方がいらっしゃればお願いがあります

メインストーリーもそろそろ一段落させられそうなので、その後に気分転換として特別編を組み込もうと思っています

と、思っていますがネタがありません、ゴメンナサイ

なので初の試みとして読んでくださっている方からネタを提供していただこうと…イツモヤッテルダロッテ?アレハ違ウノジャ

という訳で先着一名様でお願いいたします…来ナカッタラ普通ニ本編書キマス、ハイ

では、書いてる奴でした
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(熊本県) :2011/05/08(日) 09:58:34.03 ID:PfW+41jIo
<●><●> <過去編
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/05/09(月) 02:36:50.67 ID:LPgG1byLo
過去編wktk
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/09(月) 08:04:34.12 ID:ihfr7NiDO
おっはろーございます、書いてる奴です

本日から通常運転の予定…です

レスありがとうございます、しかし過去編ですか…誰ノヤレバイインダロ?

まだご要望などあれば受け付けようと思います、気軽にどうぞ…優シクシテネ?

では書いていきます…
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/09(月) 08:07:45.51 ID:ihfr7NiDO
女の子「残念です」

男「いいからもう寝とけよ」

女の子「むぅー…では他の事を所望します」

男「なんだ?」

女の子「おやすみのちゅぅを…」ゴニョゴニョ

男「…あれ?こいつまだ酔ってる?」

実況「いや、そんな事無いと思うけど…」
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/09(月) 08:10:49.22 ID:ihfr7NiDO
男「お前は何を急に…」

女の子「す、すみません!!思い付きで…その…」

男「心臓に悪い思い付きすんな」

女の子「…はい、ごめんなさい」

男「…?」

女の子「もう寝ます…おやすみなさいませ」

男「おう…?」

実況「…」
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/09(月) 08:12:56.21 ID:ihfr7NiDO
男「ようやく寝たか」

実況「だね」

男「しかし最後のはなんだったんだ?」

実況「さぁねー、わかんないね」

男「…って割にはニヤニヤしてんなお前」

実況「え?そう?」

男「わかってるなら言えよ」

実況「説明してもなー、鈍い君じゃわかんないだろうし」

男「は?」

実況「まぁまぁ、気にするなってー」

男「…」
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/09(月) 08:14:48.05 ID:ihfr7NiDO
男「さて、ついにお前と二人きりか」

実況「だねー」

男「…」

実況「…」

男「…ちっ」

実況「なんで今舌打ちしたの!?」

男「はっはっは、何を言ってるんだ?言い掛かりはよせよ」

実況「本当白々しいな君は!!」
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/09(月) 08:20:26.38 ID:ihfr7NiDO
実況「まったく、舌打ちしたいのはこっちだよ」

男「おい失礼だろ、謝れよ」

実況「どっちがだ!!」

男「お前が全面的に悪いな」

実況「理不尽だっ!!」

男「社会ってのはな…理不尽なもんなんだよ…」

実況「何悟ったような目をしてるの!?」
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/09(月) 08:24:31.43 ID:ihfr7NiDO
男「深夜だからってそうテンション上げるなよ」

実況「別に上がって無いけど!?」

男「それより、どうする?」

実況「なにが?」

男「いや、これから二人でよ…」

実況「…」ズザッ

男「どうした?急に下がって」

実況「いや、貞操の危機かと思って」

男「そんな趣味ねーよ!!」
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/09(月) 08:29:40.81 ID:ihfr7NiDO
男「お前は俺をなんだと思っているんだ…」

実況「いやー、君ずっと彼女いないしわかんないじゃん?」

男「お前は今全俺を怒らせたぞ」

実況「ご、ごめんごめん…」

男「というか、お前に彼女出来た事無いって話したか?俺」

実況「いや、どうせ無いだろうなぁって」

男「よし、表出ろ」

実況「いきなりそういうプレーはちょっと」

男「だから違うって言ってんだろ!!」
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/09(月) 08:42:23.93 ID:ihfr7NiDO
時間なう



男「ったく、言いたい放題言いやがって」

実況「あはは、攻撃されないってわかるとつい」

男「…けっ」

実況「守ってあげなよ?その約束」

男「…ふん、言われるまでもねーよ」

実況「それはなによりで」
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/09(月) 12:25:00.84 ID:ihfr7NiDO
実況「ところで、腕は本当にもう大丈夫なの?」

男「あ?」

実況「もう包帯もしてないけど」

男「おう、もう余裕だぞ?」

実況「…そっか」

男「なんだ?」

実況「いや、何でも無いよ」

男「?」
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/09(月) 12:28:27.21 ID:ihfr7NiDO
実況(やっぱりおかしいよね…)

実況(まだ数日しか経ってないのにもう完治してるなんて…)

実況(俺は何もしてないし…まさかあの子が?)

実況(でも、何かしたなら報告くらいすると思うし…)

実況(まら知らない内に超能力が発動してる…?)

実況(でも、俺が感知出来ないなんて…)

男「おい」

実況「え?なに?」

男「ぼーっとしてるからどうしたのかと思ってな」

実況「…何でも無いってば」

男「そうか?」
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/09(月) 12:32:21.37 ID:ihfr7NiDO
実況「俺だって考え事する時もあるよ」

男「それは驚きだな」

実況「君が考え事するよりは驚かないと思うけど」

男「まぁ、俺は直感タイプだからな!!」

実況「…それって馬鹿って事じゃない?」

男「…あれ?」
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/09(月) 12:35:24.95 ID:ihfr7NiDO
実況(何か考えるのが馬鹿らしくなってきた…)

実況(もういいや…放っておこう)

実況(別に悪い事じゃ無いんだしね)

実況(また無意識で超能力が発動してるっていうなら話は別だけどね…)

実況(そういうのは感じないし、大丈夫だろう)

男「なぁ、お前持ってないのか?」

実況「え?何を?」

男「だから、食い物だよ、食い物」

実況「…え?」
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/09(月) 12:38:39.23 ID:ihfr7NiDO
男「お前、また俺の話聞いてなかったな?」

実況「うっ…ごめん」

男「まったく」

実況「それで、どうして食べ物が欲しいの?ご飯なら食べたじゃん」

男「俺は途中から子守で全然食べてないんだよ」

実況「あー…そうだったね」

男「それで今頃になって小腹が空いてな、何か無いかと思って」

実況「んー…そう言われてもなぁ…あ」

男「お?」
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/09(月) 12:41:55.44 ID:ihfr7NiDO
男「その反応、何か持ってるのか?」

実況「いや、俺は持ってないけど…」

男「俺は?」

実況「うん、そういえば部長が海来る前にコンビニでいろいろ買ってたよ」

男「部長が…」

実況「うん、部長が」

男「…女子部屋じゃねぇかあああああああああああああ!!」
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/09(月) 12:44:13.69 ID:ihfr7NiDO
男「ちっ…使えない奴だな」

実況「俺の責任!?」

男「責任取ってお前が行ってもらってこいよ」

実況「やだよ!!見付かったらどうなるか…」

男「大丈夫だ、バレなきゃいいんだよ」

実況「それ…貰ってくるじゃなくて盗んでくるだよね」

男「そうとも言う!!」

実況「そうとしか言わないよ!!」
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/09(月) 12:47:54.99 ID:ihfr7NiDO
男「けっ、根性無しめ」

実況「むっ…」

男「所詮お前もその程度か」

実況「言ってくれるじゃないか」

男「あぁ、言ったぞ」

実況「挑発とはわかってるけど、いいよ、行ってこようじゃないか」

男「ケケケ、それでこそだ」

実況「でも、一人で怒られるのも嫌だから君も来てくれ」

男「…見付かる事前提かよ」
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/09(月) 12:52:47.58 ID:ihfr7NiDO
お昼休み終了…



男「俺まで怒られるのは嫌だぞ」

実況「とか言って、君も根性無しなんだね?」

男「ぐっ…てめぇ…」

実況「ほらほらどうした根性無しーっ」

男「うっせー!!わかったよ!!行けばいいんだろ!!」

実況「よーし、それじゃ行こうか」

男「俺…戻ってきたら童貞卒業するんだ…」

実況「そういう発言やめてよマジで!?」
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/10(火) 08:14:03.00 ID:x2hCOZiDO
女子部屋前

実況「本当に入るのー…?」

男「ここまできて何言ってやがる、腹据えろ」

実況「でもなぁ…」

男「おら、行くぞ」ガチャッ

実況「うわっ、躊躇無く開けたな」

男「こういう時は堂々としてた方がいいんだよ」

実況(何でこういう時だけ行動力あるんだろ…)
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/10(火) 08:17:28.75 ID:x2hCOZiDO
女子部屋内部

男「で?ブツはどこにあるんだ?」

実況「ブツって…怪しい言い方だなぁ」

男「雰囲気だよ雰囲気」

実況「言えるんじゃん」

男「うっせ、で?どこだよ?」

実況「部長の鞄の中だと思うけど」

ビュンッ

実況「う、うわぁっ」サッ

バシィンッ
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/10(火) 08:19:55.84 ID:x2hCOZiDO
男「どうした、大丈夫か!?」

実況「う、うん…でも今のは…竹刀?」

男「という事はまさか…!?」

部長「うーん…部長と…呼ぶなぁ…馬鹿者ー…」ムニャムニャ

男「…」

実況「…」

男「寝てるな」

実況「寝てるね」
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/10(火) 08:23:11.86 ID:x2hCOZiDO
男「寝てても反応すんのかよ…」

実況「流石だよね…」

男「気をつけろよ」

実況「うん、ごめん」

男「それで荷物はどこだ?」

母「それなら〜、押し入れ側に全部まとめてあるわよ〜」

男「おうありが…うわぁああああああああああああっ!?」ガタッ
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/10(火) 08:28:58.73 ID:x2hCOZiDO
母「大声出しちゃダメよ〜?皆起きちゃうじゃない〜」

男「母さん…驚かせるなよ…」

母「あら〜、ごめんなさい」

実況「いえ、こっちこそすみません」

母「それで〜、何をしてるのかしら〜?」

男「いや、ちょっと小腹が空いてな?」

実況「コンビニで買っといた物が部長の鞄に…」

ヒュンッ

実況「わぁあああああああああああっ!?」サッ

ビタァンッ

部長「部長と呼ぶなと…言っているだろー…」

実況「あ、危なかった」

男「気をつけろと言っただろ」

実況「ごめんごめん…でもまさか枕を投げてくるとは…」

男「竹刀はもう投げちまって無いからな」

実況「あー…なるほど」

男「次は本人が飛んでくるんじゃね?」

母「それは素敵ね〜」

実況「いや怖いよ!?」
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/10(火) 08:34:50.31 ID:x2hCOZiDO
時間ガ無イ…ココマデ…



母「名前で呼んであげれば解決するのに〜」

実況「いやぁ…あはははは…」

男「そんな事より早く食い物を…」

実況「あ、そうだった」

男「どれがあいつのバッグなんだ?」

同級生女「そこのピンクのは私のだよ」

男「…もう驚かんぞ俺は」
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/10(火) 12:31:09.94 ID:x2hCOZiDO
最近はオリジナルのクロススレなんてあるんですね…興味アルケド書いてる奴ハノロマサンダシ参加不可ダ、残念



男「悪いな起こしちまったか?」

同級生女「んー、まぁ、騒がしかったけどー…気にしないで」

男「…おう」

同級生女「で?何探してるの?」

男「それがだな…」

同級生女「あ、まって、大丈夫だよ、わかってる」

男「は?」

同級生女「あの子の、下着だよねっ!!」

男「なんでそうなるんだぁああああああああああああ!!」
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/10(火) 12:36:26.31 ID:x2hCOZiDO
実況「馬鹿!!そんな大声出すと…」

男「あ?」

部長「今の声は…」ムクッ

男「…あ」

実況「あーあ…」

部長「むっ…貴様ら!!何故ここにいる!?」ガバッ

母「あらおはよ〜」

同級生女「起きちゃったね」

実況「どうすんのさ…」

男「…すまん」
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/10(火) 12:41:55.54 ID:x2hCOZiDO
部長「貴様ら…今すぐ粛正を…むっ?」

母「あら〜?どうしたの〜?」

部長「わ、私の竹刀が無い!!」

男「竹刀だけに、か」

部長「冗談を言っている訳では無い!!寝る前枕元に確かに置いたはず…」

実況「あ、それなら…」

男「さっき寝てる間にぶん投げて、こっちにあるぞ?」

部長「な、なんだと!?」

同級生女「というか…竹刀って枕元に置く物なんだ…」
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/10(火) 12:45:52.56 ID:x2hCOZiDO
部長「私の武器が…」

男「ふはははは!!残念だったなぁ!!」

部長「くっ…」

実況「あまり調子乗らない方が…」

男「何言ってるんだ、これはチャンスだぞ!!」

実況「チャンス?」

男「今まで俺達は散々やられたい放題やられてきた!!何故だ!!」

実況「竹刀があったから?」

男「違う!!坊やだからさ!!」

実況「え?」

男「あ、悪い間違えた、そうそう、竹刀があったからだ」

実況「…」
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/10(火) 12:52:27.95 ID:x2hCOZiDO
実況「確かに、いつも攻撃する時は竹刀だったけど…」

男「そう!!しかし奴は自分の最強の武器を捨てたのだ!!」

実況「なるほど…!!」

男「この機を逃す訳にはいかねぇぜ!!」

実況「なんかそんな気がしてきた!!」

男「よっしゃぁ!!日頃の恨み晴らす時は今だぁあああああああああああ!!」

部長「言いたい事はそれだけか?」ガッ

男「あああああああああアアアアアイアアアアアアアアンクロォオオオオオオオオオオオオオオオ!?」ギリギリギリギリ
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/10(火) 12:58:57.98 ID:x2hCOZiDO
同級生女「ちょ、あれ浮いてない!?」

母「えぇ〜、持ち上げてるわねぇ〜」

実況「握力と腕力だけで…俺じゃなくてよかった」

男「いいから助けろぉおおおおおおおおあああああああああああ!?」ギリギリギリギリ

実況「そうしたいんだけどねぇ…」

同級生女「うん」

部長「何か言ったか?愚か者」グググググッ

男「ぎぁあああああああああああああああああああああ!?」ギリギリギリギリ

実況「…無理だよね」

同級生女「うん、絶対無理」
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/10(火) 13:07:43.49 ID:x2hCOZiDO
時間なう



部長「で?何故こっちの部屋に居る?」

男「説明するから降ろせぇええええええええぃいいいいいいいいいい!?」ギリギリギリギリ

部長「うるさい黙れ、おい馬鹿者」

実況「は、はい!!」

部長「説明しろ、手早く、私は今機嫌が悪い」

実況「そいつが我らがアイドルの下着を盗もうとしてただけでーす、俺は止めに来ましたー」

部長「…ほう」グッ

男「ちょ!?いつそんな話あいだだだだだだだだだだあああああああああ!!ギリギリギリギリ」

同級生女「私もそう聞きましたー」

部長「なるほど…」ググッ

男「お前が勝手に言っただけだろぉおおおおおおおおおおおおおお!?」ギギギギギッ

母「あら〜、自分で言ったじゃない〜」

先輩「起きたばっかでよくわかんないけど、私もそう聞いたー!!」

部長「そういう事か…」グゥーッ

男「何で一匹増えてんぎゃあああああああああああああああああ!!」ギチギチギチギチ

部長「愚か者め…成敗だぁああああああああああああ!!」ブンッ

男「ぐぎゃああああああああああああああっ!?」
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/11(水) 08:18:01.54 ID:8z2NGpPDO
朝…

女の子「…それでこんな事になっているのですか」

男「…」プラーン、プラーン

同級生女「ものすごい手際の良さで逆さ吊りにしてたよ」

母「記念に写真撮っておきましょ〜」

先輩「楽しそう!!私もやりたいー!!」

後輩「ダメですよ先輩!!そういう事言わないで!?」

部長「ふん、これは当然の罰だ」

実況「ですよね、あははははー」

テスラ「…朝から凄い光景ね」

召使「ククク、本当に面白い奴だな」

男「…どうしてこうなった」
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/11(水) 08:24:04.11 ID:8z2NGpPDO
男「もうそろそろ降ろしてくれないか?」

部長「喋るな」

男「いや、言いたい事は山ほどあるけどとりあえず黙ってるから降ろしてくれよ」

部長「喋るなと言ったはずだ、次は首を飛ばすぞ」

男「…」

母「はぁ〜、楽しんだわ〜」

同級生女「あ、私も写メっとこ」

女の子「せっかくですから私も携帯電話で写真デビューです!!」

先輩「がんばー!!」

後輩(一枚目がこれってどうなんだろう…)

召使「もうダメだ…腹が…ククク…」

テスラ「…悪趣味」
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/11(水) 08:29:01.02 ID:8z2NGpPDO
実況「それで、どうしますか?」

母「そうね〜、朝食でも食べましょうか〜」

部長「そうですね、そうしましょう」

女の子「では行きましょうか」

先輩「今日こそ全部食べるぞー!!」

後輩「是非頑張ってください、僕もう残飯処理嫌だし…」

同級生女「朝食は何かな?」

テスラ「…パン出るかな?」

召使「どう考えても出る雰囲気の場所じゃないだろう…」

ワイワイガヤガヤ

パタンッ

男「…」

男「…え?俺は?」
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/11(水) 08:35:49.75 ID:8z2NGpPDO
ココマデデス



男「あいつら…マジで俺を置いて行きやがった…」

男「まさか、マジで戻ってくるまでこのままなのか?」

男「…」

男「いやいやいや」

男「ありえないだろ、常識的に考えて」

男「そうだ、これはドッキリだな、そうに違いない!!」

男「カメラはどこかなー…ははは…」

男「…」

男「うぉおおおおおおおおおおおお!?カメラが見付から無いんだけどどういう事かなぁあああああああああああああ!?」

男「もしかしてガチって事ですか!?そうですか!?」

男「そうですよねー!!あははははははははははははは!!」

男「はーっはっはっはっはっはっは!!誰か助けてぇえええええええええええええ!!」
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/11(水) 12:31:58.31 ID:8z2NGpPDO
男「いやこれはまずい、マジでまずい」

男「逆さ吊りで放置とかありえねぇ」

男「俺そんなディープな趣味無いんだけど!!」

男「というか…頭に血が上って…」

男「ぐおぉおおおおおおおおおおお!!どうにかしねぇとマジやべぇえええええええええええ!!」ユサユサッ

男「うおぉおおおおおおおおおおおお!!切れろ!!切れろ切れろぉおおおおおおおおおおおおおお!!」ユッサユッサ
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/11(水) 12:35:10.06 ID:8z2NGpPDO
5分後

男「はぁ…はぁ…」プラーン

男「縄が切れる気配がねぇ…」

男「そして誰か戻ってくる気配もねぇ…」

男「いよいよ盛り上がってまいりました」

男「って、んな訳あるかぁああああああああああいっ!!」

男「助けてー!!誰か助けてぇえええええええええええええええ!!」
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/11(水) 12:38:37.18 ID:8z2NGpPDO
男「くそぉ…何で俺がこんな目に…」

男「ちょっと腹減ったからこっそり女子部屋入っただけだってのに…」

男「…ん?女子部屋?」

男「そうだ!!俺は今女子部屋で一人じゃないか!!」

男「今ならなんでもやりたい放題じゃねぇか!!やったー!!」

男「まぁ動ければの話だけどな!!ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」ユサユサ
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/11(水) 12:43:05.54 ID:8z2NGpPDO
ギリリッ

男「ん…?」

男「今の音は…まさか」

男「縄が弱っている!?」

男「うぉおおおおおおおおおおお!!」グングンッ

ギチィッ

男「いける!!やれる!!勝てるぞぉおおおおおおおおおおおおお!!」ブンブンッ

男「切れろぉおおおおおおおおおおおお!!」ブゥンッ
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/11(水) 12:45:37.36 ID:8z2NGpPDO
ブチンッ

男「にぎゃっ!?」ゴトンッ

男「痛っ…頭から落ちたぞ…」

男「ま、まぁ…脱出出来ただけよしとしよう…」

男「くっそ…あの馬鹿…許さねぇぜ…」

男「よし!!とりあえず食堂へ向かうぜ!!」
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/11(水) 12:55:13.45 ID:8z2NGpPDO
男「それにしても、何だこれ…」

男「ずっと逆さだったからか…平行感覚が…」ヨロヨロ

男「やばい、これマジやばいぞ…」

男「せっかく脱出出来たってのに…のわぁっ!?」ドタンッ

パサパサ

男「ぐぬぬぬぬぬ…転んじまったぜ…」
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/11(水) 12:57:01.53 ID:8z2NGpPDO
男「何か踏んじまったのか…ちくしょう」

男「これは…鞄?」

男「というか、さっき飛び散ったのは一体…」

男「っ!?」

男「こ、これは!?」

男「女物の下着だとぉおおおおおおおおおおお!?」
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/11(水) 12:59:55.98 ID:8z2NGpPDO
男「鞄から出てきたのか…」

男「しかし、どっかで見た事ある下着だな」

男「…」

男「うむ、どう見ても我らがアイドルの下着だな」

男「とにかく、片付けねぇと…」

女の子「ただいまです」ガチャッ

男「!?」

女の子「あら?縄が解けて…はい?」

男「…」
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/11(水) 13:04:58.98 ID:8z2NGpPDO
お昼終了っ



女の子「…」

男「よ、よう」

女の子「…何を持っているのですか?」

男「いや、これは…」

女の子「私の下着ですよね?」

男「…はい」

女の子「ですよね?」

男「…はい」

女の子「…」

男「…」

女の子「反省…してくださいー!!」ブンッ

男「ぬぎゃぁあああああああああああああ!?」
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/12(木) 08:22:23.58 ID:nFljj58DO
数分後

先輩「ただいまー!!」

同級生女「朝ごはんも美味しかったー」

母「そうね〜」

部長「むっ?」

男「…」プラーンプラーン

女の子「おかえりなさいませ」

部長「うむ…意外と静かだな」

女の子「えぇ、躾をしましたから」

男「っ!!」ビクッ

先輩「躾ってー?」

女の子「秘密です」

男「…」ブルブル

同級生女(流石に少し同情しちゃうなー…)
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/12(木) 08:28:08.68 ID:nFljj58DO
部長「では、そろそろ降ろすか」シュルルッ

男「もげっ!!」ドサッ

先輩「綺麗に頭から着地したー!!」

母「それはたぶん着地とは言わないわねぇ〜」

テスラ「…不時着」

母「それも違うと思うわよ〜」

同級生女「大丈夫?」

男「お、おう…」

同級生女「立てる?手、貸そうか?」

女の子「…」ジッ

男「ひぃっ!!だ、大丈夫だ!!自分で立てる!!」

同級生女「あーあ、完全に怯えちゃってるね」

テスラ「…子犬のよう」

母「誰がここまで追い詰めたのかしらね〜」

女の子「…私は知りません」
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/12(木) 08:33:07.74 ID:nFljj58DO
部長「反省したか?」

男「海より浅く反省しました」

部長「まだ減らず口を叩けるとは流石だな、もう一度吊せ」

先輩「まっかせてー!!」

テスラ「…私も手伝う」

男「冗談です勘弁してください反省してます」

母「まったく〜、最初からそう言えばいいのに〜」

女の子「仕方ないですよ、お馬鹿さんですから」

同級生女「今日は一段と言うね…何かあったの?」

女の子「いえ、別に」

同級生女「そう?ならいいけどね」

女の子「…」
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/12(木) 08:36:30.61 ID:nFljj58DO
少シ更新…ココマデー



部長「もう男子部屋に戻っていいぞ」

男「言われんでもそうするわ…お邪魔しやした」パタンッ

先輩「結局吊せなかったー」

テスラ「…残念」

母「次の機会のお楽しみね〜」

同級生女「いやいや、ダメでしょ…」

女の子「それではそろそろ荷物まとめましょうか」

部長「うむ、そうだな」
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/13(金) 12:27:33.63 ID:eLgT5AWDO
男子部屋

男「まったく、酷い目にあったぜ…」ガチャ

召使「帰ってきたか」

実況「なんだ、生きてたんだ?」

男「てめぇええええええええええええええ!!」ダッ

後輩「お、落ち着いてください!!」

男「これが落ち着いてられるかってんだぁああああああああああああ!!」

実況「随分元気だね」

召使「あぁ、さっき見た時はボロボロだったのにな」
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/13(金) 12:31:45.16 ID:eLgT5AWDO
男「さぁ、首か心臓を差し出せ」

実況「いやいや、それどっちを差し出しても結果変わらないよね」

男「じゃぁ両方か?」

実況「どっちもやだね」

男「なら俺が決めてやる!!」

実況「まぁ落ち着きなよ、俺が悪者みたいじゃないか」

男「よく言ったな裏切り者ぉおおおおおおおおおおおおおおお!!」

実況「そこ、そこが間違いなんだ」

男「…は?」
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/13(金) 12:36:39.19 ID:eLgT5AWDO
男「どういう事だ?」

実況「俺達は別に手を組んだ訳じゃなかった、そうだろ?」

男「それは…」

実況「君がお腹減ったからって、それだけで巻き込まれたんだ、俺の方が被害者だ」

男「…確かにそうかも知れん」

実況「でしょ?」

男「だがそれと嘘を言った事は別問題だ馬鹿野郎」

実況「あ、やっぱごまかせないか」

男「当たり前だぁああああああああああああ!!」
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/13(金) 12:38:52.50 ID:eLgT5AWDO
男「覚悟しろぉおおおおおおおおおおおお!!」

召使「それくらいにしておけ」

男「…」

召使「向こうの連中もそろそろ帰り仕度を始めているだろう、俺達も急いだ方がいい」

後輩「そ、そうですよ、また怒られますよ」

男「確かに、それは困るな」

実況「じゃぁさっさと荷物まとめちゃおうか」

男「一々納得行かないが…わかったぜ」
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/13(金) 12:41:55.39 ID:eLgT5AWDO
女子部屋

母「皆〜、準備出来たかしら〜?」

先輩「全然おっけー!!」

同級生女「そっちも大丈夫?」

部長「うむ」

女の子「問題ありませんよ」

母「それじゃ行きましょうか〜」

先輩「おー!!」
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/13(金) 12:45:03.91 ID:eLgT5AWDO
男子部屋

男「準備はいいかザコ共?」

実況「ザコじゃないけど準備出来たよ」

召使「強者だが準備は万端だ」

後輩「えっと…ザコです、準備出来ました」

男「よーし!!それじゃ勇者一行のように俺の後に続けー!!」

実況「このパーティー野郎しかいないんだけど」

召使「むさ苦しい事この上ないな」

男「言うな!!悲しくなるだろ!!」
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/13(金) 12:50:11.65 ID:eLgT5AWDO
旅館前

先輩「あ、来た!!来たよー!!」

後輩「すみません、遅れました」

同級生女「ううん、私達も今来たところだから」

男「そうか、結婚してくれ」

女の子「馬鹿な事言ってないで早く車を開けてください」ゲシッ

男「ぐぉっ…へいへい、わかりましたよっと」

母「うふふ〜、ご機嫌ななめね〜」

実況「こっちもすぐ開けるよ」

部長「うむ、頼む」
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/13(金) 12:53:53.84 ID:eLgT5AWDO
実況「ところで、テスラちゃんとペット君はどうするの?」

召使「バスと電車だ」

テスラ「…直帰」

召使「随分大きな寄り道をしているがな…」

後輩「駅まででしたら送りますけど?」

召使「いや、大丈夫だ、ありがとう」

テスラ「…悪いから」

後輩「そうですか…わかりました」
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/13(金) 12:56:22.17 ID:eLgT5AWDO
男「ところで、聞きたかったんだが」

召使「なんだ?」

男「お前、夜中テスラちゃんとどこ行ってたんだよ?」

召使「残念だが、言えないな」

テスラ「…秘密」

男「言えないようなところか!?」

召使「ククク…想像に任せよう」

男「ちくしょぉおおおおおおおおおおおおお!!」

テスラ「…冗談でも酷いと思う」

召使「すまんな、つい…ククク」

テスラ「…」
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/16(月) 08:12:12.03 ID:q2y9TRZDO
女の子「もう出発なんですから馬鹿な事やってないで荷物を積んでください」

男「…おう、すまん」

実況「こっち全部積めた?」

同級生女「私達のは全部積んだけど」

部長「奥様の荷物が…」

母「これ全部入るかしら〜?」ドサッ

実況「…え?」
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/16(月) 08:19:08.50 ID:q2y9TRZDO
実況「あの…すみません…」

母「なにかしら〜?」

実況「荷物が来る時の五倍くらいになってるんですけど…」

母「ついお土産買い過ぎちゃって〜」

同級生女「これ全部お土産なんだ…」

部長「しかし、流石にこの量は乗らないんじゃないかな…」

実況「うん、無理、絶対無理」
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/16(月) 08:22:42.07 ID:q2y9TRZDO
母「仕方ないわね〜、じゃぁこうしましょ〜」

実況「どうするんですか?」

母「皆〜、お土産よ〜」

男「あ?」

後輩「え?」

召使「お土産?」

実況「現地配布!?」
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/16(月) 08:34:16.30 ID:q2y9TRZDO
女の子「ありがとうございます、お母様」

先輩「やったー!!どれにしようかなー!!」

テスラ「…嬉しい」

母「どんどん持って行っていいのよ〜」

実況「…女子は順応性高いなぁ」

男「うちのは食い意地張ってるだけだな」

後輩「先輩はもらえれば何でもいいんだと思います…」

召使「テスラは初めての事だから浮かれているだけだろう」

実況「…ダメだこりゃ」
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/16(月) 08:43:40.16 ID:q2y9TRZDO
母「見て〜、半分以上減ったわ〜」

実況「おぉ…」

同級生女「これなら乗りそうだね」

部長「うむ、問題無かろう」

実況「でもよかったんですか?お土産あんなに配っちゃって」

母「別にいいのよ〜、正直買い過ぎだったし〜」

実況(わかってて買うあたり流石だなぁ…)

女の子「お土産を入れるので扉を開けてください」ヨロヨロ

男「おいお前もらい過ぎじゃねーか?」

女の子「そんな事ありません」

男「いや、全体の三割くらいもらってんだろおい」

女の子「気のせいです、早く扉を開けてください」

男「責任持てよ!!絶対持てよ!!」
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/16(月) 12:27:45.38 ID:q2y9TRZDO
女の子「何とか全部乗りましたね」

男「…おう」

女の子「座席では広さが足りなかったのでトランクにも入れましたよ」

男「俺のトランクがお土産でパンパンだぜ…」

女の子「普段使わないのですからいいじゃないですか」

男「そうだけどよ…絶対全部食えよ」

女の子「誰に言っているのですか」

男「お前だよお前!!」

女の子「ですから、誰に向かってそのような事を、と」

男「…なるほど、いらん心配だったな」
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/16(月) 12:35:50.43 ID:q2y9TRZDO
男「さてと、それじゃそろそろ出発するかね」

女の子「はいっ!!」

後輩「…お別れですか」

先輩「寂しくなるなー」

女の子「お二人と過ごした時間、とても楽しかったです」

先輩「うん!!私もー!!」

男「大事な事はわかったか?」

後輩「…はい、たぶん」

男「けっ、最後まで自信の無い台詞だな」

後輩「ははは…すみません」

男「まっ、そこもお前らしいって事か」

後輩「…」
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/16(月) 12:37:48.42 ID:q2y9TRZDO
後輩「…もしも」

男「あ?」

後輩「もしももう一度会えたら…その時は…」

男「…」

後輩「…皿洗い、今度は負けません」

男「ケケケ、返り討ちだぜ?」

後輩「わかりませんよ」

男「ふんっ…じゃ、楽しみにしてるぜ?」

後輩「はい!!」
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/16(月) 12:39:34.75 ID:q2y9TRZDO
男「テスラちゃんともお別れか」

テスラ「…うん」

召使「俺も居るんだが」

男「…」

召使「…」

男「テスラちゃんとお別れ寂しいな!!」

召使「もう何も言うまい…」
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/16(月) 12:41:57.23 ID:q2y9TRZDO
男「冗談だよ、そんな寂しいか?」

召使「あぁ、ある意味でな」

男「お前やっぱそういう趣味…」

召使「断じて違う」

テスラ「…うちのペットに限ってそれは無い」

召使「お前な…」

男「ケケケ、昇格はまだまだ先みたいだな」

召使「…いらん世話だ」
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/16(月) 12:46:49.08 ID:q2y9TRZDO
テスラ「…言っておきたい事がある」

男「なんだいテスラちゃん?」

テスラ「…彼女の事を大切にしてあげて」

男「え?」

テスラ「…約束して」

男「うーん…よくわからんけど…わかったぜ!!」

テスラ「…それでいい」

召使「約束を破ったら天罰だからな、気をつけろよ…」

男「体験者様のお言葉はリアリティがあって怖いな…肝に命じるぜ」

テスラ「…失礼」
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/16(月) 12:51:29.98 ID:q2y9TRZDO
女の子「お母様、皆様、いろいろとありがとうございました」

母「いいのよ〜、あなたはもう私の娘みたいなものなんだから〜」

女の子「お母様…」

部長「という事は奴と結婚するのか?」

女の子「っ!?」

実況「ちょっ!!部長!!」

部長「むっ?なんだ?私は部長では無いぞ」

女の子「結婚なんてしませんっ!!」

部長「う、うむ…どうしたのだ急に?」

同級生女「んー…もう少し空気読めるようになりましょう…って事かな?」

部長「…最近よく言われている気がする」
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/16(月) 12:59:07.78 ID:q2y9TRZDO
実況「ま、まぁとにかく…これからも頑張ってね」

女の子「はい」

母「子供が出来たらすぐ報告するのよ〜?」

女の子「は、はい!?」

部長「こ、子供!?」

母「あら〜?予定は無いの〜?」

女の子「ありません!!ありえません!!」

部長「子供…子供…」

実況「あーもう…部長も混乱しちゃってるよ」

同級生女「じゃぁ、俺と作ろう、って言ってみれば?」

実況「あっはっは…冗談で命落としたくは無いよ…」
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/16(月) 13:07:04.70 ID:q2y9TRZDO
後チョットダケド…残念ココマデ



男「全員、挨拶は済ませたか?」

女の子「はい、大丈夫です」

男「よし、それじゃ出発…」

実況「おーい!!」

男「あ?」

実況「まーたーなー!!」

後輩「旅の無事、祈ってます!!」

先輩「絶対、また遊ぼうねー!!」

同級生女「忘れちゃ嫌だよっ!!」

部長「ふん…日々精進するのだな」

母「いつでもお家で待ってるわよ〜」

テスラ「…頑張ってね」

召使「忘れるなよ、約束を」

男「あいつら…」

女の子「ふふっ、あなたも結構愛されているのですね」

男「…俺達、だろ?」

女の子「…はいっ!!」

男「じゃぁなお前ら!!それとありがとな!!」

女の子「またお会いしましょう、さようならーっ!!」
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/05/18(水) 08:56:41.02 ID:O7cvVafuo
最近何か読んでねぇと思ったらこれだた。
追いつけて良かった(´;ω;`)
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/18(水) 12:31:01.44 ID:tNaC6hODO
>>256 お疲れ様です…オヒサ



数分後

後輩「では、僕達も失礼しますね」

実況「うん、お疲れ様」

先輩「皆またねー!!」

母「気をつけて帰るのよ〜」

同級生女「…またね、かぁ」

部長「むっ?どうしたのだ?」


同級生女「ううん、まぁ…何でも無いよ?」

部長「…?」
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/18(水) 12:34:39.23 ID:tNaC6hODO
実況「さてと、それじゃ俺達も帰るとしますか」

母「そうしましょ〜」

同級生女「バス停の場所わかる?」

テスラ「…うん」

部長「本当に送って行かなくていいのか?」

召使「俺は是非ともお願いしたいのだが…テスラがな」

テスラ「…帰るまでが遠足」

召使「いや、それは関係無いだろう…」
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/18(水) 12:38:02.42 ID:tNaC6hODO
召使「まぁ、気をつけて帰ってくれ」

テスラ「…バイバイ」

実況「じゃぁ、出発するよー」

母「出発〜」

同級生女「そっちも気をつけてねー」

部長「また会おう、それでは」

召使「…」

テスラ「…」
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/18(水) 12:50:56.51 ID:tNaC6hODO
召使「…行ったな」

テスラ「…うん」

召使「よかったのか?」

テスラ「…」

召使「言いたい事、山ほどあったんだろう?」

テスラ「…いいの」

召使「どうしてだ?」

テスラ「…今日はただの休暇だから」

召使「くくく…なるほどな、そうか」

テスラ「…どうして笑ってるの?」

召使「気にするな、さぁ行こう」

テスラ「…うん」
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/18(水) 12:54:35.40 ID:tNaC6hODO
召使(テスラも変わったものだな)

召使(友達ってやつの効果か)

召使(いいかも知れないな…そういうのも)

テスラ「…早く荷物持って」

召使「容赦無いのは相変わらずだがな…」
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/18(水) 12:59:59.90 ID:tNaC6hODO
後輩「…」

先輩「いやー、海楽しかったねー!!」

後輩「そうですね」

先輩「うん!!また来たいねー!!」

後輩「…そうだね、本当にそう思います」

先輩「ふふーん、そんなに寂しいー?」

後輩「え…?」
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/18(水) 13:03:44.02 ID:tNaC6hODO
後輩「どうして…」

先輩「そういう顔、してるよ?」

後輩「…そうですか」

先輩「うん!!」

後輩「いい人達でしたからね」

先輩「だね!!」

後輩「確かに、寂しいですね」
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/19(木) 08:04:04.71 ID:YwWkQDjDO
後輩「…」

先輩「うーん、これは重症だー」

後輩「いや、これは…」

先輩「えいっ!!」ギュッ

後輩「せ、先輩!?」

先輩「大丈夫だよ、私はどっかに行ったりしないから」

後輩「…」
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/19(木) 08:10:11.38 ID:YwWkQDjDO
先輩「明日からも、これからも…寂しい思いなんてさせないから!!」

後輩「…はい」

先輩「そりゃ、皆居ないから大変かもだけど…皆の分まで私が一緒に居てあげる!!」

後輩「ははは、それは頼もしいね」

先輩「でしょー!!」

後輩「はい」

先輩「…えへへ」

後輩「でも、今は運転中で危ないから離れてくれませんか?」

先輩「え…あーわわわ、ごめん!!」サッ
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/19(木) 08:17:00.09 ID:YwWkQDjDO
先輩「…えへへ」

後輩「どうしました?」

先輩「ううん!!なんでもない!!」

後輩「…?」

先輩(…気付いてるかな?)

先輩(溜め息減ったね)

先輩(自分に自信も持てたみたい)

先輩(あの人達のおかげかな?)

先輩(だとしたら、ちょっと悔しいなー)

先輩(その役目は、私がしてあげたかったから…)
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/19(木) 08:22:46.62 ID:YwWkQDjDO
先輩「…」

後輩「…先輩」

先輩「な、なに!?」

後輩「来週は、どこへ行きましょうか」

先輩「…え?あ、サークル活動ね!!」

後輩「…」

先輩「そうだねー、川で釣りするのも飽きたし、次回は海とか…」

後輩「いや、そういう事じゃ無く」

先輩「?」
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/19(木) 08:30:57.82 ID:YwWkQDjDO
先輩「じゃぁどういう事ー?」

後輩「いや、たまにはサークルとか忘れて先輩の行きたい所にでも行こうかなと」

先輩「!?」

後輩「いつも僕に付き合わせちゃってますからね」

先輩「ううんそんな!!私が好きでやってるだけだし!!」

後輩「でも、正直釣りにあまり興味無いですよね」

先輩「それはねー…えへへ」

後輩「だから、来週はサークル忘れてた遊んじゃいましょう」

先輩「…うんっ!!」
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/19(木) 08:37:24.75 ID:YwWkQDjDO
後輩「それで、どこへ行きたいですか?」

先輩「本当に私の好きな所でいいのー?」

後輩「もちろん」

先輩「じゃあねー…宇宙!!」

後輩「大気圏突破!?」

先輩「言ってみたかっただけ!!」

後輩「…車で行ける範囲でお願いします」
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/19(木) 09:16:05.14 ID:K0BO4KESO
おい…これ確か2年前に立ったスレだろ?
今日の今までずっと続いてたのかよ


リアルにポカーンってなったわ
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/19(木) 09:26:12.86 ID:RMxFXfelo
>>270
そんなになるのか。
VIP→パー速→製速→SSときてるしそんぐらい経っててもおかしくはないが
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/19(木) 10:06:32.47 ID:rRM1RHoIO
例えば韓国による攻撃の中にも生き残った歴史あるスレです。
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/20(金) 08:22:09.86 ID:XFGw7SIDO
>>270 ま、まだ一年と半年なんだからねっ、勘違いしないでよねっ…ゴメンナサイ

>>271 随分旅してますよね…コレ以上ハ移動シタクナイ…

>>272 懐かしいですね…長イダケデ内容薄イケド

人ガイルノカイナイノカヨクワカラン…少し書きます…
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/20(金) 08:27:06.00 ID:XFGw7SIDO
母「あの二人、どうなるかしらね〜?」

実況「どうでしょうね」

部長「あの二人なら大丈夫だろう」

同級生女「そうだよね」

実況「ああ見えて二人とも結構強い子だと思うし」

部長「うむ」

同級生女「…」
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/20(金) 08:32:36.87 ID:XFGw7SIDO
母「あら〜?誰の話をしているのかしら〜?」

部長「はい?」

実況「誰って、それは」

母「私はテスラちゃんとペット君の話をしているのよ〜?」

実況「テスラちゃん達の方ですか?」

母「そうよ〜」
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/20(金) 08:39:10.93 ID:XFGw7SIDO
実況「どうしてあの二人が?」

母「だって〜、あの二人怪しいじゃない〜」

実況「怪しい?」

部長「どういう意味でですか?」

母「ふふ〜ん…お母さん思うに、あの二人本当は付き合っているんじゃないかしら〜」

実況「…え?」

部長「なんとっ!?」
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/20(金) 12:29:23.77 ID:XFGw7SIDO
部長「それは本当ですか!?」

母「間違いないわ〜、お母さんの感がそう告げているわ〜」

部長「なるほど…」

実況「いやー…それは無いんじゃないかなー…」

母「ちゃんと証拠もあるのよ〜?」

実況「証拠?」
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/20(金) 12:34:36.83 ID:XFGw7SIDO
実況「証拠ってなんですか?」

母「ヒントは呼び方よ〜、テスラちゃんはペットって呼んでたでしょ〜?」

実況「それが?」

部長「…はっ!!」

母「あら〜、わかったかしら〜?」

部長「なるほど、そういう事だったのか!!」

実況(なんだろう、この疎外感…温度差かな…)
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/20(金) 12:44:22.98 ID:XFGw7SIDO
実況「俺にも教えてよ」

部長「貴様、ペットという言葉の意味を知っているか?」

実況「えーっと…飼っている動物とかじゃない?」

母「だいたいそんな感じね〜」

実況「でも、それは恋愛関係とは違うんじゃ?」

部長「馬鹿者め、ペットと言う言葉には他にも意味があるのだ」

実況「他の意味って?」

母「年下の恋人って意味よ〜」

実況「…えー」
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/22(日) 14:43:46.67 ID:LwaJ3lEDO
休憩なう。



実況「それは無いでしょ…」

部長「何故だ?」

実況「だって…どう見てもテスラちゃんの方が年下じゃん」

部長「いや、わからんぞ?」

母「精神的に大人だから〜、年下に見えてるのかもしれないわ〜」

実況「そんな馬鹿な…」
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/22(日) 14:47:10.39 ID:LwaJ3lEDO
母「テスラちゃんもやるわね〜」

部長「そうですね」

実況「…もうこの二人は放っておこう」

同級生女「…」

実況「…あれ?」
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/22(日) 14:49:10.04 ID:LwaJ3lEDO
実況「ねぇ」

同級生女「…」

実況「もしもーし」

同級生女「…」

実況「おーい?」

同級生女「あ、え…ごめん聞いて無かった…何?」

実況「…」
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/22(日) 14:50:52.92 ID:LwaJ3lEDO
同級生女「?」

実況「いや、ちょっと呼んでただけだよ」

同級生女「あ、そうなんだ」

実況「うん」

同級生女「…」

実況「…」
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/22(日) 14:57:16.97 ID:LwaJ3lEDO
実況「…どうしたの?」

同級生女「な、何が?」

実況「いや、さっきから黙ってるし、上の空って感じだし」

同級生女「…」

実況「元気無いみたいだけど…」

同級生女「あー…うん、ちょっとね…」
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/22(日) 14:59:57.37 ID:LwaJ3lEDO
実況「言ってみなよ」

同級生女「いやでも…」

実況「僕ら友達じゃん?相談くらい…」

同級生女「ううん、相談って事も無くて」

実況「…」

同級生女「決めた事で…でも、言いづらくて…」

実況「?」
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/22(日) 15:03:17.51 ID:LwaJ3lEDO
実況「じゃあ聞かない方がいいかな…ごめんね?」

同級生女「う、ううん!!ごめん言う!!やっぱ言うから!!」

実況「え?」

同級生女「ちょっと心の準備出来て無いし…不安だけど…いい機会だし」

実況「…」
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/22(日) 15:06:03.59 ID:LwaJ3lEDO
同級生女「えっと…二人にも聞いてほしいんだけど…」

部長「むっ?どうしたのだ?」

母「なにかしら〜?」

同級生女「えっと、その……私、引っ越す事になったの!!」

実況「…えっ?」
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/22(日) 15:09:13.66 ID:LwaJ3lEDO
実況「引っ越すって…」

部長「いつなのだ?」

同級生女「帰って、準備出来たら…すぐにでも…」

部長「そんな急に…」

同級生女「うん…ごめんなさい」

母「どうして〜?」

同級生女「えっと…実は…」
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/22(日) 15:14:20.22 ID:LwaJ3lEDO
実況「スカウト?」

同級生女「うん」

部長「どういう事だ?」

同級生女「私が地方のだけど広告のモデルとかやってるの知ってるよね?」

母「えぇ〜、そういえば最近は頻繁に見るようになったわね〜」

同級生女「それで、その…何か大きな会社の目に留まったみたいなの」

実況「なるほど…専属モデルになるって事?」

同級生女「…うん」
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/22(日) 15:17:43.97 ID:LwaJ3lEDO
同級生女「それで、いくつか条件を出されたんだけど…」

部長「その一つが、引っ越しか…」

同級生女「うん…」

母「あらあら〜…」

実況「それは…」

部長「うむ…」

同級生女「…」
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/22(日) 15:23:34.63 ID:LwaJ3lEDO
母「よかったじゃない〜!!」
同級生女「…え?」

部長「うむっ!!めでたいな!!」

実況「おめでとう!!」

同級生女「あ、えっと…ありがとう…?」
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/22(日) 15:28:30.48 ID:LwaJ3lEDO
実況「そういう事ならもっと早く言ってよー」

母「そうね〜」

部長「うむ、その通りだな」

同級生女「だって急だったから…怒られるかと思ったし…」

実況「どうしてさ?」

母「大出世じゃない〜」

部長「むしろ全力で祝うに決まっているだろう?」

同級生女「…どうして?」
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/22(日) 15:32:53.81 ID:LwaJ3lEDO
実況「それはもちろん」

母「ねぇ〜」

部長「うむっ!!」

実況「僕達が友達だからだよ!!」

同級生女「…っ!!」

母「私はもうそういう年頃でも無いけど〜」

部長「何を言いますか奥様」

実況「まだまだ現役ですよ!!」

母「あらあら〜、ありがと〜」

同級生女「…っふ、うふふっ」

実況「ん?」
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/22(日) 15:35:10.33 ID:LwaJ3lEDO
同級生女「あははっ…そうだよね!!友達だよね!!」

実況「うん!!」

部長「ふっ、今更何を心配しているのか…」

母「当然じゃない〜」

同級生女「うん…ありがとう、皆」
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/22(日) 15:39:32.75 ID:LwaJ3lEDO
母「ところで〜、急ぎと言っても実は時間あったりしない〜?」

同級生女「え?」

母「どうかしら〜?」

同級生女「えっと…連絡入れれば一日くらいどうにか…」

母「それはよかったわ〜!!」

同級生女「えっと…何をするんですか?」

母「それはもちろん〜…送別会よ〜!!」

同級生女「…え?」
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/22(日) 15:47:04.27 ID:LwaJ3lEDO
母「せっかくだし〜、パーッとやりましょ〜!!」

同級生女「は、はい!!」

実況「そうと決まれば全速力で帰るよ!!」

部長「法定速度は守れよ?」

実況「えー、部長のケチー」

同級生女「部長のケチンボー」

部長「部長と呼ぶな!!まったく、復活した途端元気だな貴様は…」

同級生女「それが取り柄だからねっ!!」

母「うふふ、それじゃ帰ってパ〜ティ〜よ〜!!」

三人「おーっ!!」
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/22(日) 15:52:02.86 ID:LwaJ3lEDO
ハイココマデ…旅館編終了デス…イヤ長カッタ

次回更新は特別編として過去編になりますが…結局誰ノニスレバイイノダロウカ?

とりあえず今日中に「あいつがいい!!」とレスなどがあればそのキャラにしようと思います…

無かった場合は書いてる奴がアミダで決めたキャラとなります…ご了承ください…

デハ本日ハココマデ…ありがとうございました
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/22(日) 19:32:16.14 ID:PyNPmCpgo
過去編ね…車さんで。
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/05/22(日) 20:29:38.90 ID:/EsSN9BGo
母上のなれそめ…でも、男と車の出会いの方も捨てがたい。
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/22(日) 20:36:57.92 ID:XolJcsaDO
車の購入した時の状況(台数含む)
多分初めての車とは思うが…
301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) [sage]:2011/05/22(日) 20:42:38.16 ID:TMPqb2hy0
俺も車さん!
と言いたいとこだが筆者さんと登場人物の頭の中での出会いで
302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/22(日) 23:50:00.62 ID:LwaJ3lEDO
帰宅なう…

何かスレ開いたらレスいっぱい来てた…感謝感謝

こうして見ると見てくれてる人居るんだなぁと…感動で画面が…

ありがとうございます、モチベーション上がります、意味知ランケド

しかしまさかの人外…予想外…車君ノ人気ニ嫉妬

その他の要望にもちゃんと答えようと思います…頑張るお

書き忘れがあったので書いて寝ようと思います、ゴメンナサイ
303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/22(日) 23:55:38.25 ID:LwaJ3lEDO
実況「ところで、あの二人には伝えたの?」

同級生女「ううん、言ってないよ」

部長「いいのか?」

同級生女「うん、あの二人には旅の事だけ考えてほしいから」

実況「…そっか」

同級生女「送別会やるなんて言ったら、飛んできちゃうよー」

母「なるほど〜、確かにありえるわね〜」
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/23(月) 00:01:08.51 ID:I/mV0zWDO
同級生女「だから、あの二人には内緒ね?」

実況「そうだね、うん、わかったよ」

部長「了解した」

母「私達だけでやっちゃいましょ〜」

同級生女「うんっ!!」

実況「じゃ、全速力で帰っちゃうよー!!」

部長「だから法定速度は守れと言っているだろうが…馬鹿者め」
305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/23(月) 00:09:05.11 ID:I/mV0zWDO
テスラ「…また、運命が動く」

召使「随分唐突に変な事を言うな」

テスラ「…」

召使「それで?どういう事だ?」

テスラ「…わからない」

召使「だろうな」

テスラ「…」

召使「運命なんてコロコロ変わるものだからな」

テスラ「…でも」

召使「ん?」

テスラ「…あの二人なら、きっと」

召使「…あぁ、そうだな」
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/23(月) 00:12:46.11 ID:I/mV0zWDO
ハイ、今度コソ終了…

別に書かなくてもよかったかもだけど一応…

では本当にここまでという事デ…マタ特別編デ会いましょう…おやすみなさい
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/23(月) 12:39:43.69 ID:I/mV0zWDO
書いてる奴です…マズイ、時間ガナイ…とにかく出来るだけ書きます…

少し無理矢理感が出ますが、というなので…という事でご容赦を…

では始めます…
308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/23(月) 12:42:36.55 ID:I/mV0zWDO
某日 男実家

男「…」ピンポーン

母「はいは〜い…あら〜?」ガチャッ

男「よ、よう」

女の子「お久しぶりです、お母様」

母「あらあら〜、これは珍しいお客様ね〜」
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/23(月) 12:46:38.35 ID:I/mV0zWDO
母「突然どうしたのかしら〜?」

女の子「偶然近くを通り掛かりまして、せっかくですのでご挨拶にと」

男「俺はいいって言ったんだがな…」

女の子「ダメですよ!!ちゃんと挨拶しなくては!!」

母「嬉しいわ〜、とりあえず入ってちょうだい〜」

男「…おう」

女の子「お邪魔します」
310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/23(月) 12:50:30.08 ID:I/mV0zWDO
リビング

母「お茶とお菓子準備してくるわね〜」

女の子「お手伝いしましょうか?」

母「大丈夫よ〜、お客様なんだから座ってて〜」

女の子「わかりました」

男「菓子は沢山用意しろよ、普通の量じゃこいつ足りないし」

母「わかってるわ〜」

女の子「…」
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/23(月) 12:56:02.08 ID:I/mV0zWDO
女の子「さて、私達は何をしましょうか?」

男「いいじゃねぇか、適当にくつろいでれば」

女の子「退屈じゃないですか」

男「俺は一向に構わないぞ」

女の子「むぅー…」

男「な、なんだよ…」

女の子「退屈ー、退屈ですー」

男「あーもう…面倒な奴だな…」
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/23(月) 13:02:27.99 ID:I/mV0zWDO
女の子「寂しいですー…倦怠期ですー…」

男「なんだそりゃ…わかったわかった…相手してやるから」

女の子「本当ですか!?」パァッ

男「うっ、かわいい!!」

女の子「はい?」

男「いや、なんでも無いぞ」

女の子「そうですか?」

男「おう、で?何するんだ?」

女の子「そうですね…少し昔の話を聞かせてくださいよ」

男「昔の話?」
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/23(月) 13:12:47.79 ID:I/mV0zWDO
女の子「出来れば私と出会う以前の話などを」

男「そう言われてもなぁ…」

女の子「何か問題が?」

男「いや、流石にお題無しじゃ何も思い付かないぜ?」

女の子「お題ですか…どうしましょう?」

男「いや、それはお前が考えろよ」

女の子「ですよね…えと…どうしましょう…」

母「それなら、いい物があるわよ〜」

女の子「っ!?」

男「ぅわぁああっ!?」
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/23(月) 13:16:27.00 ID:I/mV0zWDO
とりあえず導入部としてここまで…短くて申し訳無いです…

少し皆様の予想と違う感じになりそうです…ご了承ください…

時間があればまた夜書き込みます…では
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/24(火) 12:30:23.38 ID:h0sH7FGDO
別室

女の子「なんですかこの無駄に広いスタジオは?」

男「さぁな…ステージとテーブルがあるな」

母「はいは〜い、そこ座ってね〜」

女の子「はい」

男「で?何するんだ?」

母「まぁまぁ〜、とりあえずお茶とお菓子をどうぞ〜」

女の子「ありがとうございます」

男「…」
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/24(火) 12:33:44.96 ID:h0sH7FGDO
女の子「美味しいです」

母「よかったわ〜」

男「うまいのはいいんだが…」

母「なにかしら〜?」

男「そろそろ何するか教えてくれよ」

母「もちろん、雑談よ〜?」

男「はぁ…?」
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/24(火) 12:39:57.02 ID:h0sH7FGDO
男「その為にこんな広い部屋に移動したのか?」

母「そうよ〜?」

男「だったら別にリビングでもよかったじゃねぇか…」

母「あら〜、わかって無いわね〜」

男「ん?」

母「ただ雑談してもつまらないじゃない〜」

男「…ほー」
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/24(火) 12:43:40.50 ID:h0sH7FGDO
男「つまり雑談以外の要素を入れると」

母「半分正解ね〜」

男「半分?」

母「雑談の内容を決めるところに別要素を入れるのよ〜」

男「どういう事だ?」

母「こういう事よ〜!!」バァーンッ

男「これは…っ!?」
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/24(火) 12:48:56.57 ID:h0sH7FGDO
母「どう〜?楽しそうでしょ〜?」

男「いやいやいやいや…これはマズイだろ」

母「え〜、大丈夫よ〜」

女の子「なんのお話をしているのですか?」

男「いや、それがな?」

母「これよ〜!!」

女の子「これは…サイコロ…?」
320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/25(水) 20:33:31.32 ID:6hiLd99DO
女の子「なんですか?このサイコロは?」

母「ふふふ〜、面を見てみなさ〜い」

女の子「えと、文字が書いてありますね…」

母「えぇ〜、それがお題なのよ〜」

女の子「なるほど、画期的ですね」

母「でしょ〜?」

男「…おい」

母「あら〜?」
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/25(水) 21:08:45.72 ID:6hiLd99DO
母「なにかしら〜?」

男「何が画期的だバカヤロー」

母「あらあら〜、失礼ね〜」

女の子「お母様が考え出したアイディアですよ!!」

男「どーこーがーだぁあああああああ!!」
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/25(水) 21:33:19.37 ID:6hiLd99DO
男「思いっきりパクりじゃねぇか!!」

母「どこがよ〜?」

男「全部だ!!全部!!」

母「そうかしら〜?」

男「こいつ…しれっと言いやがって…」

母「朝から晩までお母さんの提供よ〜」

男「わかってる!!お前絶対わかってる!!」
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/25(水) 22:15:59.20 ID:6hiLd99DO
母「まぁまぁ〜、細かい事はいいじゃない〜」

男「全然細かく無いけどな…」

母「それより、早く始めましょ〜」

女の子「はーい」

男「へいへい…もうどうにでもなれだ…」
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/25(水) 22:39:23.50 ID:6hiLd99DO
男「俺から投げるのか…?」

母「えぇ、そうよ〜」

女の子「頑張ってください!!」

男「頑張る事も無いだろうよ…」

母「気合いよ〜!!」

女の子「勢いです!!」

男「…温度差にドン引きだぜ」
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/25(水) 22:55:26.42 ID:6hiLd99DO
男「そんじゃ投げるぞ」

女の子「どうぞ!!」

男「ほれ」ポイッ

母「何が出るかな〜、何が出るかな〜、それはサイコロ次第よ〜」

男「そこは別番組なのかよ!?」

女の子「はい?」

男「いや、なんでもない…」

女の子「?」
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/26(木) 12:27:39.53 ID:je+zSr6DO
コロコロ…

女の子「止まりそうですね」

男「だな」

コロ…ピタッ

女の子「止まりました」

母「は〜い、私が確認するわね〜」

女の子「お願いします」

母「はい、今回は〜…宝物のお話よ〜」

男「宝物…?」
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/26(木) 12:31:05.76 ID:je+zSr6DO
母「自分の宝物にまつわる話をしてもらうわ〜」

男「なるほどな」

女の子「あなたの宝物といえば…」

男「あぁ」

女の子「あれですね!!」

男「そうだな!!あれだな!!」

女の子「車さ…」

男「俺愛用のカメラだな!!」

女の子「…はい?」

男「…あれ?」
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 08:01:46.63 ID:aERS4/+DO
男「あれ?車だっけ?」

女の子「当然ですよ!!何言ってるんですか!?」

男「おかしいな…俺がカメラにハマった理由を事細かに語る予定だったんだが…」

女の子「カメラにハマった理由ですか?」

男「あぁ、聞くも涙、語るも涙な物語だぜ?」

女の子「そんなお話があるのですか…」

男「おう」

女の子「…」

男「…」

女の子「まぁ、それは本編でお願いします」

男「そっすか…」

女の子「語る機会もありますよ、どや顔で」

男「…俺、そんなにどや顔するイメージあったかな」
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 08:03:50.49 ID:aERS4/+DO
女の子「はやく車さんについて語ってください」

男「といってもなぁ…」

女の子「どうしたのですか?」

男「そんな語るような思い出も無い気が…」

女の子「頑張って何か考えてください、一番要望来てるんですから」

男「なんか、今日のお前はメタいな…大丈夫か?」

女の子「はい?何の事ですか?」

男「いや、なんでもない…」
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 08:05:11.34 ID:aERS4/+DO
女の子「わかりました、こうしましょう」

男「どうするんだってばよ?」

女の子「私が質問するので、あなたはそれに答えてください」

男「なるほど、そういう形式か」

女の子「はい」

男「オーケー、了解だ、何でも聞いてくれ」
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 08:07:46.89 ID:aERS4/+DO
女の子「では最初の質問です」

男「おう」

女の子「あの車さんは何台目なのですか?」

男「あの車しか乗った事は無いぞ」

女の子「ずっと同じ車なのですか!?」

男「おう」

母「確かに買い替えたって話は聞いてないわね〜」

女の子「もうすぐ10年目じゃないですか…」

男「自分でもビックリするくらい物持ちいいぜ!!」

女の子「あなたが事故しない事が不思議でしょうがないです」

男「…それ、車に失礼だろ」
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 08:12:05.69 ID:aERS4/+DO
女の子「あの車さんは新車だったのか?」

男「おう」

女の子「随分したのではないですか?」

男「そうだな、貯金全部飛んじまったし」

女の子「一括で払ったのですか!?」

男「おう、何かローンの話聞いてたら眠くなってて気付いたらそうなってた」

女の子「…」

母「お母さんもお金出そうか〜って聞いたのに〜」

男「俺の車だ、自分で出すぜ」

母「ふふふ〜、立派な息子だわ〜」

男「だろ?もっと褒めていいぜ?」

母「そこだけだけど〜」

男「い、いや!!もうちょっとあっても良くない!?」
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 08:16:45.48 ID:aERS4/+DO
男「まぁ、そういう訳で車買ってからしばらくは無一文になってたんだぜ」

女の子「どうやって生活してたんですか…?」

男「そりゃまぁ、断食して…」

女の子「そこまで!?」

男「しょうがないだろ?金が無いんだから」

女の子「お母様に頼ったりは…」

男「断固拒否だぜ」

母「一人暮らし始めた頃から、この子は私の援助を嫌ってたから〜」

女の子「そうですか…強情な人ですね」

男「まっ、何とかなったんだしいいじゃねぇか、生きてるし」

女の子「話が大雑把過ぎるんですよあなたは…」
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 08:19:04.22 ID:aERS4/+DO
女の子「ところで、気になる事があるのですが」

男「なんだ?」

女の子「これは私だけでは無いと思うのですが…」

男「おう」

女の子「ガソリンはいつ入れているのですか?」

男「…」

女の子「…」

男「何言ってるんだ、毎日のように入れてるじゃないか、ハハハ」

女の子「嘘!!嘘です!!なんですかその渇いた笑いは!!」
335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 08:21:05.39 ID:aERS4/+DO
女の子「私はガソリンを入れているところを一度も見た事はありませんよ!!」

男「そうだったか?いやまぁ、気にするなよ」

女の子「気にしますよ!!自分が同乗している車なのですから!!」

男「ちっ、細かい奴だぜ…」

女の子「こっそり、私だけにこっそりでいいので教えてください」

男「どんだけ気になってんだよお前は」
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 08:22:23.95 ID:aERS4/+DO
女の子「まぁまぁ、とにかく教えてください」

男「わかったよ…じゃぁちょっと耳かせ」

女の子「こそばゆいけど耳貸します」

男「実はだな…」スッ

女の子「はい…」

男「…」ゴニョゴニョ
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 08:25:10.80 ID:aERS4/+DO
女の子「…」

女の子「… …」

女の子「… … …」

女の子「…っ!!」

女の子「…」

男「という事だったんだぜ、わかったか?」

女の子「…」

男「ん?おい?どうした?」

女の子「いえ…耳に息が当たってると考える事に一杯一杯でまったく聞いていませんでした」

男「お前は何がしたいんだよ!?」

母「あらあら〜、そこが弱点なのね〜」

男「母さんも何言っちゃってんの!?」
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 08:26:41.99 ID:aERS4/+DO
女の子「ま、まぁ…この話はもういいです…」

男「おう、そうか」

女の子「では、最後に聞きたいのですが」

男「なんだ?」

女の子「どうしてあの車さんを選んだのですか?」

男「…そう来たか」

女の子「是非聞きたいです」

男「…」
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 08:32:26.24 ID:aERS4/+DO
女の子「どうしたのですか?」

男「いや、なんでもないぞ?」

女の子「そうですか、ではお願いします」

男「俺があの車を選んだ理由か…単純にそこにあったからだな」

女の子「…はい?」

男「だから、そこにあったから」

女の子「…それだけですか?」

男「おう、それだけだぞ?」
340 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 08:34:47.22 ID:aERS4/+DO
女の子「えと…」

母「もっと詳しく話さないと会話成立しないじゃない〜」

男「いいだろ、別に」

女の子「よくないです」

男「ん?」

女の子「聞きたいのです、もっと…車さんの事ですから」

男「…わかったよ」

女の子「お願いします」

男「ちっ…」
341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 08:38:04.22 ID:aERS4/+DO
母「さぁさぁ〜、早く話しなさいな〜」

男「あまり俺らしくも無い話なんだけどな…まぁいい、話すぞ」

女の子「はい」

男「そうだな…あれは…」

男 18歳の秋
342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 10:41:14.19 ID:aERS4/+DO
ゴメンナサイ、季節は冬でした…訂正してお詫び申し上げます…



男「うぇーい!!ついに!!ついにやったぞ!!」

男「俺の免許だー!!」

男「やったー!!おめでとう俺ー!!いえーいっ!!」

通行人A「…」ヒソヒソ

通行人B「…」ヒソヒソ

男「ふっふっふ…一発で受かるとは流石俺様だぜー!!」

男「よーし!!さっそく報告と車探しだ!!」

男「待ってろよ!!俺の車ー!!」
343 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 10:46:19.02 ID:aERS4/+DO
男「という訳で、免許皆伝してきたぞ」

母「あらあら〜、流石ね〜、おめでとう〜」

男「もっと褒めろ!!もっと褒めろ!!」

母「そんな事より〜、車はどうするの〜?」

男「あぁ?そりゃもちろん買うぜ!!新車で!!」

母「そう〜、じゃぁ私も一緒に行くわね〜」

男「なんで母さんが?」

母「ほら〜、あなた未成年だし高校生だもの〜、いくつか手続きに私も必要でしょ〜」

男「なるほど…わかった、頼むよ」

母「それじゃぁ明日そっち行くからよろしくね〜」

男「おう、よろしく、じゃね」ガチャッ

男「…」

男「結構急な話だったと思うんだが」

男「母さん…暇なのかな…」
344 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 11:06:15.88 ID:aERS4/+DO
翌日

母「ちゃお〜」

男「おう母さん、お疲れさん」

母「結構遠かったわねぇ〜」

男「悪いな、俺の為に」

母「いいのよ〜、たまには遠出したかったし〜」

男「それじゃ、早速車見に行きますか」

母「えぇ〜、そうしましょ〜」
345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 11:08:35.88 ID:aERS4/+DO
係員「いらっしゃいませー」

男「うぇい」

係員「お車をお探しでしょうかー?」

男「うぇい」

係員「ではこちらの書類にご希望のー…」

男「うぇい」

母「あなた、ちゃんと返事出来ないの〜?」

男「してるじゃないか、まぁ細かい事は気にしないでくれ」

母「はぁ〜、先が思いやられるわねぇ〜」
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 18:51:45.70 ID:aERS4/+DO
男「えーっと、住所氏名電話番号…」

母「いろいろな車があるわねぇ〜」

男「おいおい、あんま出歩くなって」

母「いいじゃないの少しくらい〜」

男「まったく…っと、書類書類…」

係員「よろしければ試乗しますか?」

母「あらあら、いいの〜?」

男「…フリーダム過ぎないか」
347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 18:53:13.60 ID:aERS4/+DO
男「車種…カラー…」

母「あら〜?悩んでるの〜?」

男「ん?あぁ…そうだな…」

母「?」

男「いや、これといったこだわりがある訳でも無いし、正直悩むな」

母「なるほどね〜」

男「さてと…どうしたもんかな」

母「…」
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 18:55:01.39 ID:aERS4/+DO
母「だったら、店頭で決めちゃえば〜?」

男「出来るのか?」

母「えぇ〜、店によるけど〜」

男「そんな事が…」

母「お母さん聞いてきてあげるから、待ってなさい〜」

男「お、おう…」

男「…」

男「まったく…いつまでも心配しやがって」
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 18:57:02.50 ID:aERS4/+DO
母「聞いてきたわよ〜」

男「どうだった?」

母「オッケ〜らしいわよ〜」

男「そうか、よかった」

母「早速見て回りましょうか〜」

男「おう」

母「どれがいいかしらね〜、ベンツとかかしら〜」

男「…母さん、買うのは俺だからな?」
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/27(金) 19:16:21.66 ID:aERS4/+DO
男「しかし多いな」

母「結構あるものね〜…迷っちゃうわ〜」

男「だから母さん…買うのは俺だってば」

母「あらあら〜、そうだったわね〜」

男「本当にわかってんのかこの人は…」

母「とりあえず色はピンクよね〜」

男「NO!!絶対にNOだぁあああああああああああ!!」
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 08:04:59.37 ID:UBHb+aFDO
母「じゃぁ何色にするのよ〜?」

男「いや、それはまだ決めて無いけど…」

母「それくらい決めてきなさいよ〜」

男「買うって事で浮かれてたからな…わりっけわりっけ」

母「はぁ〜、こんなんじゃ将来が不安だわぁ〜」

男「そこまで言うのかよ…」

母「だって〜、まだ彼女が出来たって連絡も無いし〜」

男「関係無い!!今その話は関係無いぞぉおおおおおおおおおおおお!!」
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 08:07:28.37 ID:UBHb+aFDO
係員「どうかなさいましたか?お客様」

男「い、いやなんでもないです!!」

係員「そうですか…?では」スタスタ

男「ふぅ…母さん」

母「うふふ〜、ごめんなさいね〜」

男「…反省してねぇな」

母「あ〜、そういえばこないだ電話で言ってた子は〜」

男「係員さぁあああああああん!!ちょっといいですかぁああああああああああ!!」
353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 08:09:33.35 ID:UBHb+aFDO
係員「は、はい…なんでしょうか?」

男「い、いやほら、何かオススメの車とか聞こうかなって」

係員「はぁ…かしこまりました」

母「あらあら〜、都合が悪いからって逃げたわね〜?」

男「うっせ」

係員「…?」
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 08:12:51.37 ID:UBHb+aFDO
係員「ではこちらへどうぞ」

母「は〜い」

男「当たり前のようについて来るんだな…」

母「当然よ〜」

係員「あの、お二人はどういった…もしかして恋人同士とかですか?」

母「あらあらそう見えちゃう〜?」

係員「あ、あれ…?」

男「…おい」

係員「は、はいっ!?」

男「次そんな事言ったらケツから手ぇ突っ込んで奥歯ガタガタ言わせんぞ、わかったな?」

係員「ひ、ひぁいいいい!!ごめんなさいぃいいいいいいいい!!」
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 08:14:49.79 ID:UBHb+aFDO
母「ダメよ〜?知らない子を脅しちゃ〜」

男「うっせ、そもそも母さんが悪いんだろ」

母「あら〜?私のせいにする気〜?」

係員「あ…親子さんでしたか…」

男「あぁ…?」

係員「ひぃぃいっ!?」

母「だ〜か〜ら〜、脅さないの〜!!」
356 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 08:27:51.73 ID:UBHb+aFDO
係員「こ、こちらの車とかどうでしょうか…すみません」

男「ほう、いいな…」

母「軽自動車ね〜」

係員「お値段の関係などで人気となっております…すみません」

男「なるほどな」

係員「ど、どうでしょうか…すみません」

男「…なんでそんな謝ってるんだ?」

係員「す、すみません!!気をつけます!!すみません!!」

母「完全に怯えちゃってるわね〜」

男「…」
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 08:31:37.32 ID:UBHb+aFDO
男「他の車も見てみたいぜ」

係員「はい、ではこっちの車は…すみません」

男「今度は一転して大きいな」

母「ワゴンタイプね〜」

係員「はい、大きい分安定感はあります…すみません」

男「安定感か…」

母「どうなの〜?」

男「俺としては、安定せずつねに上を目指す人間が…」

母「これでいいんじゃないかしら〜」

係員「正直ウザかったです…すみません」

男「…せめて最後まで聞いてから言えよ」
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 08:33:39.68 ID:UBHb+aFDO
母「これでいいの〜?」

男「まぁ、せっかくのオススメだし…ん?」

係員「どうしました?…すみません」

男「お前、もうそれ言いたいだけだろ…」

母「ツッコミはいいから〜、どうしたの〜?」

男「いや、あの隅にある車が気になってな…」

母「どれ〜?」

男「あれだ、あれ」
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 08:36:14.11 ID:UBHb+aFDO
母「あら〜、随分とカッコイイ車ね〜」

男「ん、まぁな…これはどうなんだ?」

係員「はぁ…確かにいいとは思うのですが…すみません」

男「何がすみませんなんだ、おい」

係員「実は随分前に入荷しているのですが、一向に売れる気配も無くて…すみません」

男「なるほどな」

母「それで隅に置いてあるのね〜」

男「…」
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 08:40:49.73 ID:UBHb+aFDO
係員「あの…すみません、どうしたんですか?」

男「…こいつだ」

係員「は、はい…?」

男「俺、こいつにする」

係員「え!?」

男「なんだよ?」

係員「い、いえ、売れるとは…すみません」

男「買うって言ってんだ、早く手続きの書類持ってこい」

係員「は、はい!!すみません!!」タタタッ

男「ったく…」

母「…」
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 08:46:41.75 ID:UBHb+aFDO
母「どうしたの〜?」

男「何がだ?」

母「急に決めちゃうから〜」

男「別に…なんとなくだよ」

母「本当かしら〜?」

男「…」

母「…同情しちゃったのかしら〜?」

男「っ!!」

母「あらあら〜図星かしら〜?」

男「ち、違う!!そんなんじゃない!!」

母「ほらほら〜、慌てない慌てない〜」

男「…ちっ」
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 08:56:43.71 ID:UBHb+aFDO
母「そういうのはあなたの悪い癖ねぇ〜」

男「だから、違うって言ってんだろ」

母「じゃぁ何よ〜?」

男「何つーか、その…気になっちまったんだよ」

母「あの車が?」

男「…うまく言えないんだが…そうだな…わかりやすく言えば運命を感じたってやつだな」

母「ふふふ〜、なるほど〜、運命ね〜」

男「そうだ」

母「素敵な理由ね〜、いいと思うわ〜」

男「おう」
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 09:07:49.03 ID:UBHb+aFDO
係員「お、お待たせ…はぁ、はぁ…しました…けほっ…すみません…ふぅ…」

男「なんでそんな息切れしてんだお前は…」

係員「全力疾走…はぁ…しましたので…はぁはぁ…すみません…」

母「あら〜、それはお疲れ様〜」

男「…急かしたつもりは無かったんだがな」

母「だから、あなたが脅したのがいけないのよ〜」

男「…」
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 09:16:16.73 ID:UBHb+aFDO
係員「えっと、ではこちらの書類に記入を…すみません」

男「わかった、それと質問なんだが」

係員「なんですか?」

男「内装とかっていじれるのか?」

係員「はい、一週間程お時間をいただきますが…」

男「うっし、そっちの手続きも頼む」

係員「は、はい!!すぐ書類取ってきます!!すみません!!」ダダダッ

男「…また全力疾走で行きやがったな」

母「大変ね〜、あの子も〜」
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 09:25:09.56 ID:UBHb+aFDO
母「内装変えるの〜?」

男「おう、そこは最初からこだわっていこうと思ってたんだぜ」

母「外装は直感で決めたのにねぇ〜」

男「うっせ、それより母さん」

母「なにかしら〜?」

男「俺の方の住所、何だっけ?」

母「…」
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 09:39:31.88 ID:UBHb+aFDO
母「免許証に書いてあるでしょ〜」

男「おぉ!!そうだったな!!」

母「まったく〜、取った意味無いじゃないの〜」

男「わりっけわりっけ、まだ実感無くてな」

母「…これからは、あなたも運転手なのね〜」

男「そだな、まぁ、事故だけは起こさないようにするぜ」

母「うん、そうね〜」

男「母さんに心配されたく無いからな」

母「大丈夫よ〜、普段からそんなに心配してないもの〜」

男「えっ!?」
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 09:46:35.29 ID:UBHb+aFDO
男「あいつ、遅いなぁ」

母「そうねぇ〜、何をしているのかしら〜?」

男「うーん…お?」

母「あら〜?」

係員「お、お待たせ…しまし…た…」フラフラ

男「お、おい…大丈夫か?」

係員「だ…」

母「だ〜?」

係員「ダメです…すみません…」バタンッ

男「お、おいぃ!?」

母「あら大変〜、倒れちゃったわ〜」

男「落ち着いてる場合か!!ど、どうすんだこれ!?」

母「どうしましょ〜?」

男「誰か!!お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんかぁああああああああああああ!!」
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 10:20:19.38 ID:UBHb+aFDO
別室

男「…という事があったんだぜ!!」

女の子「なるほど、車さんは売れ残っていたのですね」

男「おう」

母「まさかあの車にするとは思わなかったわね〜」

男「いいだろ別に、あいつがよかったんだよ」

女の子「はい、私もあの車さんでよかったと思います」

男「だろー?」

女の子「えぇ、運転手以外は完璧でした」

男「あれー?どういう事だー?」
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 10:40:28.67 ID:UBHb+aFDO
男「とにかく、車はあいつしか無かったんだよ」

女の子「そうですか」

男「納得したか?」

女の子「そうですね…一つ質問があるのですが」

男「なんだ?」

女の子「お話の途中で出てきた、電話で言ってたあの子って…」

男「聞くところそこかよ!?」

女の子「大事な事ですよ!!」

男「車どこ行った!!」

女の子「この際どうでもいいです!!」

男「それ言ったらもうこのコーナー意味無いじゃねぇかぁあああああああああああああ!!」
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/31(火) 11:32:02.35 ID:6Mi9G91Wo
投下終わりかな?
とりあえず乙!
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 16:19:10.68 ID:UBHb+aFDO
再開なう。



男「お前、本当は車の事あんま好きじゃ無いだろ…?」

女の子「そんな事無いです、大好きです」

男「本当かよ…」

女の子「車さんも、私の事が大好きなはずです!!」

男「どこから来るんだ、その自信は」

女の子「わかるんです!!私には!!」

男「俺にはさっぱりわかんねーよ」

母「あら〜、それじゃぁわかるようにしましょうか〜?」

男「はぁ…?」
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 16:33:39.40 ID:UBHb+aFDO
男「どうやるんだ?」

母「ふふふ〜…これよ〜!!」

女の子「…なんですか?これ」

男「ポケベルみたいだな…」

母「これはね〜…カ〜リンガルよ〜!!」

女の子「…はい?」

男「カー…リンガル?」
373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 16:36:55.64 ID:UBHb+aFDO
男「まさかとは思うが一応聞くか…おい、これは何に使うんだ?」

母「これを車に近付けると〜、車が今思っている事がわかるのよ〜!!」

女の子「す、凄いですー!!」

母「でしょ〜?」

男「ちょっと、待てぇえええええええええええええい!!」

母「あらあら〜?」
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 16:42:40.82 ID:UBHb+aFDO
母「また大声出して〜、今度は何よ〜」

男「何でそう胡散臭いアイテムばっか持ってくるんだよ母さんは!!」

母「胡散臭いとは失礼ね〜、通販で買った本物よ〜?」

男「何でもかんでも買いやがって…そもそもそれ犬のやつのパクりだろ!!」

母「パクりじゃ無いわよ〜、オマ〜ジュよ〜」

男「そう言えば許されるって訳じゃ無ぇぞ!!」

女の子「あなたが普段使っているネタはどうなのですか?」

男「うん、オマージュね、いいんじゃないかな、うん」

女の子「…」
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 16:45:10.67 ID:UBHb+aFDO
数分後

母「という訳で、車を持ってきてもらいました〜」

女の子「ぱちぱちー」

男「俺達が行けば済む話だってのに…つか、車まで入るのかこの部屋…」

母「早速使ってみましょ〜」ワクワク

女の子「そうしましょー!!」ワクテカ

男「…何で俺の回りの女はこう子供っぽいかね」
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 16:49:28.18 ID:UBHb+aFDO
女の子「どうやって使うのですか?」

母「わからないわ〜」

女の子「…え」

男「まさに宝の持ち腐れだな…宝っつーかゴミだけどな」

女の子「えっと…どうするんですか?」

母「説明書はここにあるわよ〜」

女の子「それはよかったです!!ではお願いします」

母「うん、よろしく〜」

女の子「…はい?」
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 16:51:17.72 ID:UBHb+aFDO
女の子「私がやるのですか…?」

男「あー…母さんは説明書とか苦手なんだよ」

女の子「…なるほど」

母「ごめんなさいね〜」

男「こいつ…反省してねぇな…」

女の子「では、私が頑張ります!!」

男「こっちはこっちで気合い入りまくりだし…だから来たく無かったんだよ…」
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 16:54:39.33 ID:UBHb+aFDO
女の子「えと…まずボンネットに設置します」ポンッ

女の子「そして電源をオンにします」カチッ

女の子「後は話掛けてあげれば返事が画面に表示されます…と」

女の子「あの…準備出来ました」

母「凄いわぁ〜!!」

女の子「…」

男「お前、今確実に母さんの事ちょっと面倒だなって思っただろ?」

女の子「思ってません!!1グラムも思っていませんよ!!」
379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 16:57:01.40 ID:UBHb+aFDO
男「まったく…何でこれくらいの事が出来ないのか…」

母「不思議よね〜」

男「…母さんの事を言ってるんだけどな」

女の子「そんな事より、早く始めましょう!!」

男「おう」

母「やりましょ〜やりましょ〜!!」
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 17:00:15.01 ID:UBHb+aFDO
女の子「まずは私が話し掛けてみますね!!」

男「どんだけ気合い入ってんだよ…」

母「どうぞ〜」

女の子「こ、こんにちは!!」

男「…」

女の子「…」

母「…」

ピピピッ

女の子「!!」
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 17:01:55.48 ID:UBHb+aFDO
女の子「へ、返事が!!」

男「何て書いてあるんだ?」

車「コンニチワン」

女の子「だそうです!!」

男「…」

母「凄いわぁ〜!!」

女の子「凄いですね!!」

男「お前ら…語尾に対するツッコミは無しか」
382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 17:05:10.72 ID:UBHb+aFDO
女の子「早速質問してみましょう!!」

母「そうね〜、そうしましょ〜」

女の子「えと…私の事どう思っていますか!!」

男「最初の質問がそれかよ…」

ピピピッ

車「大好キデスヨ」

女の子「聞きました!?聞きました!?」

男「聞いたっつーか、見たよ…それとテンションどうにかしろ」
383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 17:07:35.36 ID:UBHb+aFDO
女の子「やはり車さんは私の事大好きなのですよー!!」

男「あーそうかい、よかったよかった」

女の子「どうしました?テンション低いですね?」

男「そうか?」

女の子「はい、温度差を感じます」

男「今更かよ…」

母「次は私が質問するわ〜」

女の子「どうぞ!!」

男「まともなの頼むぜ…」
384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 17:09:59.14 ID:UBHb+aFDO
母「私の事はどう思っているのかしら〜?」

ピピピッ

車「愛シテルワン」

母「あらあら〜」

女の子「あ、愛して…」

男「俺の車は年上好きだったのか」

女の子「…」

男「ん?どうした?」

女の子「私は…大好きでしたのに…」

男「…何でお前はリアルにへこんでるんだよ」
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 17:11:57.05 ID:UBHb+aFDO
女の子「自分に自信が無くなりました…」

男「だから、落ち込むなって」

母「次はあなたが聞きなさいよ〜」

男「俺が?」

母「そうよ〜」

男「まぁいいけどよ…」

女の子「…」ジーッ

男(なんか、後ろの奴の視線が怖いんだが…)
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 17:14:47.18 ID:UBHb+aFDO
男「俺の事、どう思ってるんだ?」

女の子「…」

ピピピッ

車「尊敬シテルワン」

男「と言ってるらしいぞ?」

母「あらあら〜、凄いわね〜」

女の子「尊敬と大好きはどちらが上ですか!!どちらが上ですか!!」

男「もうお前のテンションが気持ち悪ぃよ!!」
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 17:19:17.05 ID:UBHb+aFDO
男「あーあー…大好きの方が上でいいよ、もう」

女の子「本当ですか!?やりましたー!!」

母「おめでと〜」

男「…」

女の子「つまり、あなたが車さんのランキングで最下位という事ですね!!」

男「別にいいけどよ…何でそんな勝ち誇ってるんだお前は」

女の子「実際勝ちですから!!」

男「…そうかい」
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 17:22:13.17 ID:UBHb+aFDO
男「で、もう満足か?」

女の子「まだです!!」

母「もっと聞きましょ〜!!」

男「…もう勝手にしてくれ」

女の子「どんどん聞いちゃいましょう!!」

母「えぇ〜!!」

男「…もう疲れたよ」

ピピピッ

車「イツモオ疲レ様デスワン」

男「…ありがとよ」
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 17:27:59.71 ID:UBHb+aFDO
女の子「ご趣味はなんですか!!」

ピピピッ

車「人間観察ワン、特ニゴ主人様ヲ見テルト面白イワン」

母「最近はまっている事は〜?」

ピピピッ

車「スレ違ウ車ニ挨拶ヤ、駐車場ノ隣ノ車トノ雑談ワン、礼儀ガ大事ワン」

女の子「車さんもいろいろやっているのですね〜」

母「偉いわねぇ〜」

男「…俺より社交的かもしれん」
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 17:31:51.65 ID:UBHb+aFDO
母「次は何を聞きましょうか〜?」

女の子「そうですねー…では、最近のお悩みなんか聞いちゃいましょうか!!」

男「なっ!?馬鹿それは…!!」

女の子「はい?」

ピピピッ

車「最近ノ悩ミハ…出番ガ無イ事ワン…」

女の子「あ…」

男「…」
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 17:38:15.17 ID:UBHb+aFDO
母「それは深刻な悩みねぇ〜」

女の子「車さん…」

男「悪いな…車…」

ピピピッ

車「謝ラナイデクダサイワン」

男「でもよ…」

ピピピッ

車「ゴ主人様ハ悪クナイワン、イツモ僕ヲ気ニカケテクレテイルワン」

女の子「車さん…っ!!」

母「うふふ〜、愛されてるのはあなたみたいね〜」

男「…ふんっ、当然だぜ」
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 17:47:20.99 ID:UBHb+aFDO
ピピピッ

車「僕ヲ選ンデクレテアリガトウワン、僕ニ乗ッテクレテアリガトウワン…僕ヲ愛シテクレテアリガトウワン」

男「馬鹿野郎…そんな事言うなよ恥ずかしい」

ピピピッ

車「僕ノ素直ナ気持チワン」

男「…おう、これからもよろしくな」

ピピピッ

車「コチラコソ、ヨロシクワン」

母「いい話ねぇ〜」ホロホロ

女の子「感動しました…」グスッ

男「…お前ら上がり下がり激し過ぎだろ」
393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 17:51:29.18 ID:UBHb+aFDO
男「もうこれくらいでいいか?」

女の子「はい、満足しました」

母「私も大満足よ〜」

男「んじゃ、車戻してくるぜ」

女の子「よろしくお願いします」

母「気をつけるのよ〜」

男「おう」
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/31(火) 18:01:54.05 ID:UBHb+aFDO
とりあえず車の話はここまで…無駄ニ長カッタネ

少し休憩してから母の馴れ初め?を書かせていただきます…

「大体話は考えてある」程度なので期待ハズレ予定です…ご了承ください…では書いてる奴でした
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/01(水) 00:00:31.60 ID:bz4lL4aDO
触りだけでも書かねば…



10分後

母「あの子、帰ってこないわねぇ〜」

女の子「そうですね…」

母「まったく、どこで寄り道をしているのかしら〜?」

女の子「どうしましょうか?」

母「ん〜、待ってても仕方ないし〜…私達だけで始めちゃいましょうか〜」

女の子「はい、了解です」
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/01(水) 00:02:19.07 ID:bz4lL4aDO
女の子「どちらがサイコロ振ります?」

母「私がやるわ〜」

女の子「お願いします」

母「任せて〜、え〜い〜!!」ポイッ

ゴロゴロゴロ

女の子「ざわっざわっ」

ゴロゴロゴロ

女の子「ざわわわっ!!」

母「…なにかしら〜?その音は〜?」

女の子「気にしないでください」
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/01(水) 00:03:38.78 ID:bz4lL4aDO
コロコロ

女の子「そろそろ止まりそうですね」

母「そうね〜」

コロコロ…ピタッ

母「止まったわ〜」

女の子「では、今回は私が確認しますね」

母「お願いね〜」
398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/01(水) 00:05:05.04 ID:bz4lL4aDO
女の子「上の面を見ればいいのですね?」

母「そうよ〜」

女の子「えと…これですね」

母「何が出たのかしら〜?」

女の子「はい!!恋ばなです!!」

母「…あら〜?」
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/01(水) 00:09:37.36 ID:bz4lL4aDO
母「私には一番遠い話題ねぇ〜」

女の子「そうですか?恋とかしないのですか?」

母「もうこの歳よ〜?出来ないわよ〜」

女の子「いえいえ、まだまだ若いお母様なら出来ますよ」

母「あらあら〜、ありがと〜」

女の子「しかし困りましたね」

母「そうね〜」
400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/01(水) 00:13:23.67 ID:bz4lL4aDO
母「流石の私も、無い袖は振れないわ〜」

女の子「どうしましょうか…」

母「う〜ん…」

女の子「…あ、いい事思い付きました」

母「どうしたの〜?」

女の子「お母様も過去に恋を経験しましたよね?」

母「そうね〜、若い頃は随分としたと思うわぁ〜」

女の子「その頃のお話をするというのはどうでしょうか?」

母「そうね〜…でも〜…う〜ん…」

女の子「…?」
401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/01(水) 08:13:06.56 ID:bz4lL4aDO
母「私の恋ね〜…」

女の子「何か問題が?」

母「無くは無いけど〜…そうね〜」

女の子「…?」

母「いいわ〜、あの子も居ないし〜、お話しましょ〜」

女の子「はい!!お願いします!!」

母「そうね〜…あれはいつの事だったかしら〜?」

数十年前 母○歳 春
402 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/01(水) 08:19:38.79 ID:bz4lL4aDO
桜並木 通学路

若母「う〜…」

??「泣くな」

若母「だって、足痛い〜…」

??「転んだだけだろ、その程度で…」

若母「だってぇ…だってぇ〜…」グズッ

??「わかった、こうしよう」スッ

若母「…?」

??「背中、貸してやるから早く乗れ」

若母「う、うん〜…」

??「まったく、なんで俺がこんな事…」

若母「ご、ごめんなさい〜…」

??「泣くな謝るな、降ろすぞ」

若母「そ、それはヤダ〜…」

??「ならおとなしくしてろ、ほら行くぞ」

若母「うん〜…お願いします〜…」
403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/01(水) 08:21:19.35 ID:bz4lL4aDO
女の子「いい感じに甘酸っぱいですね」

母「でしょでしょ〜?」

女の子「ちなみにお話に出ているのが初恋の?」

母「そうよ〜」

女の子「なるほど…ところでこれは何年前で何歳の…」

母「年齢がばれちゃうから内緒よ〜」

女の子「…はい」
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/01(水) 08:39:24.92 ID:bz4lL4aDO
短イ…ココマデ…



女の子「もしや、お相手は…」

母「うふふ〜」

女の子「教えてください!!」

母「さぁ〜、忘れちゃったわ〜」

女の子「意地悪ですー、教えてくださいよー」

母「はいはい〜、続き始めるわよ〜」
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/02(木) 08:21:57.18 ID:UYCWGPaDO
それから数年後

若母「はろ〜」

??「…」

若母「ねぇ〜、無視しないでよ〜」

??「うるさい、誰だお前は」

若母「誰とは失礼ね〜、毎日顔を合わせてるじゃない〜」

??「あぁ、そういえば同じクラスだったな」

若母「もう〜、冷たいわね〜」

??「お前が悪い、うっとうしいから早くどっか行け」

若母「でも〜、隣の席だし仕方ないわよ〜」

??「ちっ…」
406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/02(木) 08:25:02.14 ID:UYCWGPaDO
若母「お話しましょ〜」

??「誰がお前なんかと、そこら辺のじゃがいもか里芋とでも会話してろ」

若母「なにそれ〜?」

??「クラスメイトだ」

若母「クラスメイトをそんな呼び方しないわよ〜」

??「ふん、呼び方なんてどうでもいいだろ?本人が理解していればいいんだよ」

若母「自己中ね〜、嫌われるわよ〜?」

??「お前になら喜んで嫌われたいがな」

若母「あら〜?無理よ〜、好きなんだから〜」

??「…変なのになつかれたものだ」
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/02(木) 08:27:14.88 ID:UYCWGPaDO
若母「桜咲く道で、私の事助けてくれたじゃない〜?」

??「またその話か…」

若母「あの時のあなたは誰よりもかっこよかったわ〜」

??「気まぐれだ、もう二度と助けない」

若母「本当に〜?」

??「…ふん」

若母「うふふ〜、そういうところもいいわね〜」

??「うるさい、こっち見るな、黙ってろ」

若母「はいはい〜」
408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/02(木) 08:29:22.68 ID:UYCWGPaDO
若母「ねぇねぇ〜」

??「なんだ?」

若母「どうしたら私と結婚してくれるの〜?」

??「…話が飛躍し過ぎじゃないか?」

若母「あ〜、結婚は早過ぎだったかしら〜?まずはお付き合いよね〜」

??「そういう意味じゃ無い」

若母「まぁまぁ〜、細かい事は気にしちゃダメよ〜?」

??「俺からすれば細かく無いんだよ!!」
409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/02(木) 08:33:30.28 ID:UYCWGPaDO
若母「それより、どうすればいいのよ〜」

??「俺はお前の事が嫌いだ、だから付き合え無い、以上」

若母「も〜、照れ屋なんだから〜」

??「本心だ!!」

若母「あ〜、授業が始まるわよ〜」

??「次は移動教室だ、忘れ物するなよ」

若母「大丈夫よ〜、教科書と筆箱は持ったわ〜」

??「鞄置いていくな、無用心だぞ」

若母「でも〜、もう持てない〜」

??「まったくお前は…わかった、荷物は俺が持ってやる」

若母「うん〜、お願いします〜」

??「まったく、何で俺がこんな事を…」

若母「うふふ〜、ありがと〜」

??「…ちっ」
410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/02(木) 08:35:32.57 ID:UYCWGPaDO
母「こんな感じの学生生活だったわよ〜」

女の子「随分と嫌われていたようで…」

母「そうね〜、でもなんだかんだで優しかったわよ〜」

女の子「なるほど、そこに惚れていたのですね?」

母「その通り〜」

女の子「ですが、この後どうやって付き合う事が出来たのですか?」

母「それはね〜…」
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/02(木) 08:42:57.31 ID:UYCWGPaDO
ウーム…時間ダ…



再び過去 母○歳

若母「ねぇねぇ〜」

??「えぇい、じゃれつくなうっとうしい」

若母「あなたが折れないのがいけないのよ〜」

??「ちっ…」

若母「私の何がダメなのかしら〜?こんなにかわいいのに〜」

??「自分で言うな…」

若母「でも、かわいいと思わない〜?」

??「…知らん」

若母「どうなのよ〜?実は私の身体に興味があったり無かったり〜?」スリスリ

??「えぇい擦り寄るな!!離れろ!!くっつくなー!!」
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 08:07:21.08 ID:5sAfwbRDO
若母「残念ね〜、あなたが求めれば私はいつでも〜…」

??「女がそういう事言うもんじゃない!!」

若母「あらあら〜、ごめんなさ〜い」

??「…」

若母「でも〜、正直困ってるのよね〜」

??「何を?」

若母「色仕掛け以外にあなたを落とす手段が見つからないわ〜」

??「諦めるという選択肢は?」

若母「あなたが諦めるという選択肢はあるわよ〜」

??「…」
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 08:33:05.07 ID:5sAfwbRDO
若母「わかったわ〜、じゃぁこうしましょ〜」

??「…どうするんだ」

若母「私と〜、勝負よ〜!!」

??「勝負?」

若母「えぇ〜、そうよ〜!!」

??「…」
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 08:37:04.74 ID:5sAfwbRDO
??「すまん、話がまったく見えないんだが」

若母「えっとね〜、私と〜、あなたが〜、勝負して〜、私が勝ったら付き合うのよ〜」

??「…俺が勝ったらどうなるんだ?お前は諦めるのか?」

若母「何言ってるのよ〜、そんなの嫌〜」

??「すまん、お前が何を言ってるのかがわからんのだが…」

若母「だから〜、私と〜、あなたが〜…」

??「いや、だからそこじゃなくてだな…」
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 08:38:59.72 ID:5sAfwbRDO
??「俺にメリットがまったく無いじゃないか」

若母「うふふ〜、私が得すればいいのよ〜」

??「お前、時々腹黒いな…」

若母「言ってるんだから腹黒く無いわよ〜」

??「そうか…ん?いやどうなんだ…?」

若母「とりあえず〜、勝負よ〜」

??「…」
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 10:36:53.82 ID:5sAfwbRDO
??「…いいだろう、その勝負、乗ってやる」

若母「そうこなくっちゃ〜!!」

??「それで?何で勝負するんだ?」

若母「それは〜…」

??「…」

若母「…」

??「お前、考えてなかったな?」

若母「うふふ〜」

??「笑ってごまかすな!!」
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 10:55:36.21 ID:5sAfwbRDO
若母「あ〜そうだ〜、いい事思い付いたわ〜」

??「嫌な予感がするぞ…」

若母「次の美術の時間、人物画よね〜?」

??「そうだったな」

若母「それで勝負しましょう〜」

??「どういう事だ…?」
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 12:32:30.25 ID:5sAfwbRDO
若母「ほら〜、あれって二人一組で描くじゃない〜?」

??「そうだな」

若母「それで〜、お互いを描いて、より上手な方が勝ちなのよ〜」

??「基準がわからないじゃないか、どちらの勝ちか、誰が決めるんだ?」

若母「それはあなたが決めていいわよ〜」

??「それはそれは、随分な自信だな」

若母「負ける気は無いですもの〜」

??「いいだろう、それじゃ次の美術…勝負だ」

若母「えぇ〜、負けないわ〜!!」
419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 12:38:45.63 ID:5sAfwbRDO
美術室

教師「はーい、それじゃ皆さん始めてくださーい」

??「どうする?どちらから始める?」

若母「あなたからでいいわよ〜」

??「わかった、それじゃそこ座れ」

若母「あら〜、ポ〜ズとか決めちゃった方がいいかしら〜?」クネクネ

??「ウザい、動くな、じっとしていろ」

若母「いっそ脱ぎましょうか〜?」

??「やめろ、ボタンに手を掛けるな、おとなしくしていろ!!」

若母「も〜、つまらないわね〜」

??「…」
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 13:17:48.99 ID:5sAfwbRDO
??「まったくお前は…冗談でも言っていい事と悪い事があるんだぞ」

若母「え〜、あなたが望めば、いつでも脱ぐわよ〜?」

??「望まん」

若母「あら〜、残念だわ〜」

??「…ここは他の奴らも居るだろ、もっと恥じらいを持ったらどうだ」

若母「あら〜?じゃぁ他のクラスメイトがいなければ脱いでほしいのね〜?」

??「そ、そういう訳じゃ無い!!勘違いするな!!」

若母「あらあら〜、顔真っ赤よ〜?想像しちゃった〜?」

??「うるさい黙れ!!気が散る!!」

若母「うふふ〜、かわいいわ〜」

??「くそっ…」
421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/03(金) 23:24:12.91 ID:5sAfwbRDO
??「…」シャッシャッ

若母「退屈だわ〜」

??「動くな、線がブレる」

若母「動いて無いわよ〜?」

??「嘘言うな、さっきから左右に揺れてるぞ」

若母「動かないよう意識するとこうなっちゃうのよ〜、不思議だわ〜」

??「本末転倒じゃないか…」
422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 23:49:18.39 ID:/W4c5ABDO
??「ほら、出来たぞ」ガタッ

若母「もう出来たの〜?早いわね〜」

??「ふん…ほら」

若母「あらあら〜、可愛く描けてるわね〜」

??「見たままを描いただけだ」

若母「ふ〜ん?私ってこんなに可愛く見えてるんだ〜?」

??「ぐっ…適当だ!!適当に描いたんだ!!」

若母「あら〜?さっきと言ってる事が違うわ〜」

??「ぐぐっ…うるさいうるさい!!」
423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 23:54:08.70 ID:/W4c5ABDO
??「それより!!次はお前の番だぞ!!」

若母「そうね〜、まぁ任せなさい〜」

??「何を任せるかわからんが…やってみろ」

若母「じゃぁ適当にくつろいでてね〜、いくわよ〜!!」

??「あぁ…ん?」
424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/04(土) 23:57:15.95 ID:/W4c5ABDO
何か今日接続悪い…更新連打中…



母「…」ジッ

??「…」

母「…」シャッシャッ

??「珍しく真面目な顔だな?」

母「…」シャッシャッ

??「…?」

母「…」カリカリ

??「本気という事か…ふん、面白いな」
425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 00:12:12.06 ID:eH36UUBDO
名前間違エタネ…ゴメンナサイ



??「…なぁ」

若母「…」カリカリ

??「…聞いてないなら聞いてないでいい、聞け」

若母「…」カリカリ

??「俺はな、別にお前の事が嫌いって訳じゃ無いんだよ」

若母「…」サッサッ

??「むしろ好意を持っていると言ってもいい」

若母「…」コッコッ

??「…ちっ、ブレ無いか」

若母「そっちの手なんてお見通しよ〜」ガリガリ

??「…聞こえてるんじゃないか」
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 00:16:19.28 ID:eH36UUBDO
若母「…」トントンッ

??「どうした?手が止まってるぞ?」

若母「うん〜、悩んでるのよね〜」

??「悩む?」

若母「えぇ〜、今上腕筋まで描いたんだけど〜、そこから先の妄想が膨らまないわ〜」

??「何でデッサンを妄想で描いてんだよ!?」

若母「意外と筋肉ありそうよね〜、その路線で行きましょ〜」

??「まさか裸じゃないだろうな!?おい答えろ!!おい!!」
427 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 00:24:05.24 ID:eH36UUBDO
若母「ふんふ〜ん」カリカリ

??「ノリノリだな…」

若母「もうすぐ出来るわよ〜」

??「やっと解放されるか…」

若母「そうね〜」

??「わかってると思うが、俺が勝敗を決める以上お前には勝つ見込みは無いぞ」

若母「あらあら〜、酷いわね〜」

??「当然だろ、俺はお前と付き合う気は無い」

若母「ふふ〜ん、そうなの〜」

??「…随分と余裕だな?」

若母「まぁね〜、はい出来た〜」

??「…」
428 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 00:27:55.23 ID:eH36UUBDO
??「…見せてみろ」

若母「はいどうぞ〜」

??「ほー、ちゃんと服着てる…っ!?」

若母「どうしたの〜?」

??「…」

若母「ちょっと〜?」

??「…なんでもない、気にするな」

若母「そう〜?まぁいいけど〜」

??「…」
429 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/05(日) 00:30:31.45 ID:eH36UUBDO
若母「どう〜?私の作品は〜?」

??「…お前、絵の勉強してたのか?」

若母「そんな事してないわよ〜」

??「何っ!?」

若母「なによ〜?」

??「素人でこんな…信じられない…」

若母「さぁ、早く勝敗を決めてよ〜」

??「…」
430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/06(月) 16:34:11.13 ID:c1narXDDO
??「…」

若母「ほら〜、早く〜」

??「こ、これは俺の…っ」

若母「あなたの〜?」

??「…ま、負けだ」

若母「やった〜」

??「くそっ…まさかここまでとは…」

若母「それじゃぁ〜、約束通り〜…」

??「待て!!」

若母「え〜?」
431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/06(月) 16:35:50.75 ID:c1narXDDO
若母「なによ〜?」

??「確かに俺の負けだ、だが少し考えてみろ」

若母「考えるって〜?」

??「俺は別にお前の事好きじゃ無いんだぞ?」

若母「そうね〜、そう思うわ〜」

??「それで付き合って、お前は満足なのか?」

若母「ん〜…そうねぇ〜」
432 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/06(月) 16:38:46.00 ID:c1narXDDO
若母「確かにそれは嫌ね〜」

??「だろ?ならこの勝負は…」

若母「だから〜、これから頑張って好きになってね〜?」

??「…は?」

若母「あら〜?」

??「…」

若母「私、変な事言ったかしら〜?」

??「あぁ、かなり変だぞ、お前」
433 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/06(月) 16:41:27.76 ID:c1narXDDO
??「なんだ?俺はお前を好きになるよう努力しないといけないのか?」

若母「好きなら問題無いんだけど〜、今好きじゃないなら仕方ないわよね〜」

??「いやいや…訳がわからないぞ」

若母「あらそう〜?じゃぁもう一度説明〜」

??「それはもういい!!」
434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/06(月) 17:09:45.74 ID:c1narXDDO
??「…とにかく、付き合うって事は確定なのか」

若母「もちろんよ〜、私は勝ったんだもの〜」

??「くそっ…負けるなんて思わなかったんだ…」

若母「素直に負けを認めるとは思わなかったわ〜」

??「…ふんっ、どうでもいいだろ」

若母「そんなに私の絵で感動しちゃったかしら〜」

??「感動なんぞしていない!!」

若母「あらあら〜、残念だわ〜」
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/06(月) 17:23:02.91 ID:c1narXDDO
若母「そんなに嫌なら負けを認めなければよかったのに〜」

??「…ふん」

若母「まぁ〜、私は勝てて大満足だけど〜」

??「…」

若母「それじゃ早速だけど〜」

??「なんだ?」

若母「今日の帰りはデ〜トよ〜!!」

??「…仕方が無い、付き合ってやる」

若母「やった〜!!」

??「…」

??「ふん…仕方無く、だぞ」
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/06(月) 17:40:02.50 ID:c1narXDDO
母「という感じで付き合う事になったのよ〜」

女の子「ず、随分と斬新なお付き合いですね…」

母「そうかしら〜?」

女の子「何故負けを認めたのでしょうね?」

母「それはね〜、後で聞いたんだけど〜」

女の子「はい」

母「彼が言うには〜、私の事は嫌いだけど私の絵は好きなんだって〜」

女の子「…」

女の子(それはただの照れ隠しだと気付いているのでしょうか…)
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/06(月) 17:42:25.38 ID:c1narXDDO
母のお話はこれで終了です…オチテナイ

次が今回の特別編最後のお話…書キ方悩ムネ

かなりメタな内容になりますが御了承ください…明日カラ書キマス

では書いてる奴でした…
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/06/06(月) 18:05:06.57 ID:e9s8v/L7o
おつ!!
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/07(火) 21:29:04.39 ID:hF1vx3aDO
男「ただいま」

女の子「あ、おかえりなさいませ」

母「遅かったわね〜」

男「まぁな…ん?母さんもう振ったのか?」

母「えぇ〜、話も終わっちゃったわよ〜」

男「そうか、よかった」

母「まぁ〜、失礼ね〜」

男「何の話してたんだ」

母「ふふふ〜ん、秘密よ〜」

女の子「…」
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/07(火) 21:33:09.29 ID:hF1vx3aDO
男「まぁいいか、それで最後はお前か?」

女の子「私ですか」

母「そうね〜」

女の子「ではサイコロを…」

男「操作するなよ」

女の子「出来ませんよ」

男「いや、お前ならあるいは…」

女の子「…」
441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/07(火) 21:44:44.36 ID:hF1vx3aDO
女の子「では投げます」

男「おう、ぶん投げろ」

女の子「はい!!えいっ!!」ポイッ

母「何が出るかな〜、何が出るかな〜」

男「それはもういいって…」

コロコロ
442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/07(火) 22:08:54.97 ID:hF1vx3aDO
コロコロ…

男「止まるぞ」

女の子「はい」

コロ…ピタッ

母「確認するわね〜」

女の子「お願いします」

男「何かやたらとでかい字が見えたが…まさか」

母「おめでと〜!!本日の当たり目よ〜!!」

カランカラーン!!

女の子「当たり…目?」
443 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/07(火) 22:23:24.54 ID:hF1vx3aDO
男「…」

女の子「当たり目ってなんですか?当たり?」

母「おめでと〜、はいこれ〜」

女の子「これは?」

母「祝福の洗剤セットよ〜」

女の子「あ、ありがとうございま…」

男「ノーカン!!」

女の子「…はい?」
444 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/07(火) 22:27:41.34 ID:hF1vx3aDO
母「なんでよ〜?」

男「いくらなんでもやり過ぎだろ!?苦情来るぞ苦情がぁああああああああああああ!!」

母「どこから来るのよ〜?」

男「そりゃお前…テレビ局とかから…」

母「大丈夫よ〜、この程度で訴える程心狭くも無いでしょ〜」

女の子「何の話かわかりません…」

男「つかお前!!結局操作してんじゃねーか!!」

女の子「してません!!断じてしてませんよ!!」
445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/07(火) 22:35:57.70 ID:hF1vx3aDO
母「まぁまぁ〜、そう怒らないの〜」

男「…」

女の子「ところで、私は何のお話をすればいいのでしょうか?」

母「お話はね〜、しなくていいのよ〜」

女の子「はい?」

母「当たり目は〜、イベントが起きる目なのよ〜」

女の子「イベント…ですか」
446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/07(火) 22:47:24.82 ID:hF1vx3aDO
女の子「イベントとは…?」

母「ふふふ〜、今回はあなた達ともっとも近しい人と〜、メールをしま〜す」


女の子「私達にもっとも近しい人?」

男「誰だそれ?」

女の子「心当たりはありませんが…」

母「それじゃ開始〜!!」
447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/07(火) 22:54:12.92 ID:hF1vx3aDO
母「…」

男「…」

女の子「…」

男「あのよ、母さん」

母「な〜に〜?」

男「俺ら、誰とメールするかもわかってないから話進めようが無いんだが」

母「あら〜、そうだったわね〜、ごめんなさ〜い」

女の子(正直この後が不安です…)
448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/07(火) 23:05:17.03 ID:hF1vx3aDO
母「それじゃどうすればいいかしら〜?」

男「とりあえず、メール相手を知りたいんだが…」

母「わかったわ〜、とりあえず挨拶的なメールを送るわね〜」

男「大丈夫か進行役…」

女の子「私も心配ですが…見守りましょう…」

男「…おう」
449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/07(火) 23:19:48.73 ID:hF1vx3aDO
母「は〜い、メール来たわよ〜」

男「やっと話が進むのか…」

女の子「ほっとしました…」

母「それじゃぁ読むわよ〜」

男「おう、頼む」

カイ「やぁ皆!!こんばんわ!!」

男「…」

女の子「…」

母「あら〜?」
450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/07(火) 23:38:45.68 ID:hF1vx3aDO
母「どうしたの二人とも〜?」

女の子「いえ…あの…」

男「まったく記憶に無い相手なんだが…」

ピロリロリン

母「あらメールが〜」

カイ「はっはっは!!二人が驚くのも無理は無いが、私は二人の事をよく知っているぞ!!」

男「どういう事だ…?」

ピロリロリン

カイ「私の名前はカイ・テルヤツ!!気軽にカイと呼んでくれ!!」

女の子「カイ・テルヤツ…」

男「いったい何者なんだ…カイ・テルヤツとは…」
451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/07(火) 23:44:20.88 ID:hF1vx3aDO
ハイ、本日ハココマデ…

エー…先ニ謝リマス、ゴメンナサイ…コウスルシカ無カッタンジャ…

メタ全開ナノデツマラナイカモ…ゴメンネゴメンネ

一応事実ノミヲ書クツモリデス、ガチデイクヨ

聞キタイ事ナドアレバ、レスシテイタダケレバ女の子ガ聞イテクレルカモ、レス乞イミタイデスネ…ゴメンネゴメンネ

デハマタ次回…書いてる奴でした…
452 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/06/11(土) 01:10:19.37 ID:QBTJoQc2o
おつおつ
453 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/16(木) 20:23:04.33 ID:9Ooqb2cDO
随分間ガ空イテシマッタ、申シ訳ナイ…色々考エテタラコウナッタ、書キマス



女の子「誰なのでしょうか…このカイ・テルヤツさんとは」

男「わからんな…カイ・テルヤツか…」

ピロリロリ

カイ「あのー…君達?出来ればカイと呼んでほしいんだが」

男「何故かフルネームで呼ばなければいけない気がして」

女の子「偶然ですね、私もです」

ピロリロリ

カイ「…まぁいい、話を進めよう」
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/16(木) 20:26:16.47 ID:9Ooqb2cDO
男「それで?こいつと何を話せばいいんだ?」

母「ふふふ〜、それはね〜…」

ピロリロリ

カイ「それは私が説明しよう!!」

男「…無駄にテンション高いな」

ピロリロリ

カイ「君達が低いんだ!!もっとテンション上げようぜ!!」

女の子「深夜でも無いのです、少し大人しめがいいのですよ」

ピロリロリ

カイ「はっはっは!!まぁとりあえず説明しよう!!」

男「こいつ…話聞いて無いな…」
455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/16(木) 20:28:09.66 ID:9Ooqb2cDO
ピロリロリ

カイ「君達と話をする前に、一つ大事な儀式がある!!」

男「儀式?」

女の子「なんですかそれ?」

ピロリロリ

カイ「それはやればわかるだろう!!さぁ!!いざ画面の前へ!!」

男「…どうする?」

女の子「激しく怪しいです…」

男「だよなぁ…」
456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/16(木) 20:30:37.14 ID:9Ooqb2cDO
男「だが、とにかく断れない空気だな…」

女の子「えぇ…そうですね」

男「ちっ、仕方がねぇ…行くぞ」

女の子「はい」

ピロリロリ

カイ「はっはっは!!物分かりが良くて助かるよ!!」

男「ぐぐぐっ…一々ムカつく喋り方だな、こいつは…」

女の子「今は我慢ですよ」
457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/16(木) 20:32:59.84 ID:9Ooqb2cDO
男「おら、出てきてやったぞ」

女の子「何をするのですか?」

ピロリロリ

カイ「もちろん!!さっき言った通り儀式だ!!」

男「だから、何の儀式なのか教えろよ」

ピロリロリ

カイ「今にわかる!!行くぞ!!うぅぉおおおおおおおおおおおおおお!!」

ピカァアアアアアアアアッッ

男「なっ!?」

女の子「これは!?」
458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/20(月) 22:16:29.30 ID:luCPhVnDO
ウーム…ジ、時間ガ…書キマス



女の子「急に画面が光って…!?」

男「な、なんだこれは…っ!!」

ピロリロリ

カイ「俺の厨二が光って唸る!!現実見ろと輝き叫ぶ!!ひぃっさぁああああああああああっつ!!」

ピカァアアアアアアアアアアアアッ

男「うぉおおおおおおおおおおお!?」

女の子「きゃぁあっ!?」

ゴウンッ!!
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/20(月) 22:34:51.30 ID:luCPhVnDO
シーンッ

母「ふふふ〜、行ったわね〜」

母「さて〜、どうなるかしら〜?」

母「じっくり見せてもらおうかしら〜」

母「…私の出番がこれで終わりっていうのも残念だけど〜」

母「良い子の皆〜、ごめんね〜」

母「私のファンががっかりしちゃうけど仕方ないわね〜、ふふふ〜」

ピロリロリ

カイ「ふははははっ、奥方、冗談がきつい…」

母「きゃ〜、手が滑ったわぁ〜」ブンッ

ガシャーンッ
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/20(月) 22:38:22.90 ID:luCPhVnDO
カイ「くっ…大事なパソコンが破壊されてしまった…」

男「ここは…」

カイ「お?来たか」

女の子「あなたは…」

カイ「さっきまでメールをしていただろ?」

女の子「では、あなたが…」

男「カイ・テルヤツか」

カイ「…だからカイと呼べ、少し不安だろ」
461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/20(月) 22:45:21.07 ID:luCPhVnDO
男「というか、ここはどこだ?」

カイ「私の部屋だ!!」

女の子「凄い狭いですね?」

カイ「はははははっ!!物が多いからな!!」

男「ぬぉおおおおおおおおおお!!このフィギュアはぁあああああああああああ!!」

カイ「あっ!!お前!!それに触るな!!」

女の子「この本棚…怪しいですね」

カイ「いじるな!!触るな!!おとなしくしろぉおおおおおおおおおおお!!」
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/20(月) 22:55:41.40 ID:luCPhVnDO
カイ「まったく、油断もスキも無い奴らだ」

男「お前が呼んだんだろうが」

女の子「そろそろ目的を教えていただけませんか」

カイ「いいだろう!!ここに君達を呼んだ理由…それは!!」

女の子「それは?」

カイ「いつも通り、君達に雑談をしてもらうためだ!!」

男「…はぁ?」
463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/20(月) 23:03:46.52 ID:luCPhVnDO
男「いつも通り雑談って…」

女の子「本当にそのためだけに呼ばれたのですか…?」

カイ「あぁ!!そうだ!!」

男「…」

女の子「…」

カイ「ん?どうしたんだ君達?」

男「殴るぞ」

女の子「はい」

カイ「なんでそうなった!?」
464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/21(火) 00:50:33.70 ID:i8kviaAIO
テルヤツの部屋うp
465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/28(火) 19:48:39.60 ID:ZrF6ISrDO
>>464 ダメ、絶対



カイ「殴られる理由がわからないぃいいいいいいいいいいい!!」

男「殴られて当然だボケェ!!」

女の子「そうですよ!!雑談なんて本編で散々やっているではないですか!!」

男「そうだそうだ!!本編で…ん…?」

女の子「あら?どうしました?」

男「いや…本編ってなんだ?」

女の子「あら…?そういえば…」

カイ「…」ニヤッ
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/28(火) 19:52:36.19 ID:ZrF6ISrDO
男「そういえば…車が…くそっ」クラッ

女の子「あうー…ここはどこですかー…」クラクラ

男「お、おい?大丈夫か?」

女の子「あなたこそー…」パタンッ

男「な、なんなんだこの部屋は…頭が痛い…」

カイ「はっはっはー!!どうやら効いてきたようだね!!」

男「効いてきたって…何がだ…?」

カイ「さっきやった儀式…その効果だよ」

男「ぐっ…てめ…何を…っ」

カイ「なーに、別に悪い事じゃ無いさ、すぐに慣れて楽になれる」

男「く…っ!!」

女の子「あうー…」

カイ「とりあえず一度寝といた方がいいよ、目が覚めれば君達は…」

男「…」ドサッ

女の子「…」コテンッ

カイ「くっくっく…」
467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/28(火) 19:54:44.86 ID:ZrF6ISrDO
男「…」

女の子「…」

男「…はっ!?」ガバッ

カイ「お?起きた?おっはー!!」

男「古いわボケ!!…って、おい!?」

女の子「…」

男「お、起きろ!!おい!!」ユサユサ

女の子「うぅーん…はいー…」ムクッ

男「よかった、起きたか…」

カイ「どうだい?目覚めは」

男「最悪だ」

カイ「はっはっは!!だろうね!!」
468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/28(火) 20:02:48.01 ID:ZrF6ISrDO
カイ「それで?君達は誰かな?」

男「そりゃもちろん」

女の子「後部座席に違和感が…でお馴染みのー…」

男「いやいや、馴染んでは無いだろ?」

女の子「そうでしょうか?結構長い事やってますが?」

男「そりゃそうだが…あれ?」

女の子「今度はなんですか?」

男「そういや…何で俺らこいつと話してるんだ?」

女の子「…っ!!」

カイ「…」ニヤリッ
469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/28(火) 20:10:01.93 ID:ZrF6ISrDO
女の子「あ、ああ、貴方様は!!」

男「お、おい?どうしたんだそんな慌てて」

女の子「何しているのですか!!早く頭を下げてください!!」

男「はぁ?」

カイ「まぁまぁ、そんな事しなくていいから落ち着きなって」

女の子「は、はい…」

男「…」
470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/28(火) 20:18:02.86 ID:ZrF6ISrDO
男「ったく、なんだってこんなところに…」

女の子「まったくあなたは…創造主様の前で失礼ですよ」

男「あ?創造主?」

女の子「そうですよ!!忘れてしまったのですか!?」

男「何を?」

女の子「この人は、私達を生み出してくださった人なのですよ!!」

男「あ?…あ、あーあー!!」

カイ「ふはははは!!ようやく思い出したか!!正直ちょっと心配になっちゃったぞ!!」
471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/28(火) 20:24:38.43 ID:ZrF6ISrDO
男「お前が…書いてる奴…」

カイ「あの、ここでは一応カイって名前になってるから…お願い」

男「てめぇ!!ようやく俺の目の前に現れやがったな!!一言言いたい事があるぞ!!」

カイ「まさか自分で書いたキャラにてめぇとか言われるとは思わなかったが…まぁいいよ、なにさ?」

男「サボり過ぎだボケ!!お前がサボると俺が運転出来ないだろ!!」

女の子「季節がどんどん変わってしまい、時事ネタも出来なく困っています」

男「もっとキリキリ書けや馬鹿!!」

カイ「何か…私の気持ちまで語ってないか?君達」
472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/28(火) 20:26:46.08 ID:ZrF6ISrDO
男「それと最近の特別編には過激さが足りない!!」

カイ「どういう事さ?」

男「もっと生々しいエロヌチャしたやつ書けよ!!」

女の子「それ被害者私ですよね!?」

男「愛があれば問題無い!!」

女の子「私の意思も尊重してください!!」

カイ「あ、じゃぁ今から一緒に書こうか」

男「その言葉を待ってたぜマイマスター」

女の子「やめてくださいー!!」
473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/28(火) 20:29:47.80 ID:ZrF6ISrDO
男「どうしてダメなんだ?」

女の子「聞き返されるとは思いませんでした!?」

男「俺はエロいのが好きなんだよ、大好きなんだよ?」

女の子「何さらりと最低な事言ってるんですか!?」

カイ「はっはっは、主人公とは思えない台詞だな」

男「そういうお前は?」

カイ「もちろん!!キリンさんよりもぞうさんよりも大好きさ!!」

女の子「いい加減にしてくださいー!!」ブンッ

男「ぐへっ!!」ドスッ

カイ「ぬがぁっ!!」ゴチンッ
474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/28(火) 21:15:03.05 ID:ZrF6ISrDO
男「いてててて…」

カイ「まさか自分のキャラに殴られるとも思わなかったよ…」

女の子「当然の結果です!!…それより」

カイ「うん?なに?」

女の子「雑談をする、とはどういう事なのですか」

カイ「あぁそれね…実はさ…」

男「…?」
475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/28(火) 21:30:37.44 ID:ZrF6ISrDO
カイ「という事なんだ」

男「なるほど、俺達との出会いか…」

女の子「確かにそれは気になります」

男「そうか?」

女の子「えぇ、自分の生まれた経緯ですから」

男「そりゃお前、人が生まれるという事はだな…」

カイ「はいはい、話進まなくなるから下ネタやめようねー」

男「…ちっ」

女の子「?」
476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/28(火) 21:33:13.74 ID:ZrF6ISrDO
女の子「しかし、何故こんな回りくどいマネを?」

カイ「どういう事かな」

女の子「そのお話なら、私達を呼ばずともよかったのではと」

男「確かに、一人で語ってれば済む話だったな」

カイ「そうなんだけどね、ちょっとこういう形の話も書いてみたくなっちゃったんだ、てへぺろ」

男「…そんなんだから書くの遅れるんだよ」

カイ「うっ…痛いところを…」
477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/06/28(火) 23:15:06.71 ID:Mh5XvALVo

今までにない展開…面白い
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/02(土) 17:15:57.88 ID:mgxlV/zDO
>>477
カイ「ほらみろ!!やはり私の選択は正しかったのだ!!ふははははは!!」

男「急に調子乗りやがって…」

女の子「まぁまぁ、いいではないですか」

カイ「さぁ!!気分も良くなったところで本題に移ろうか!!ふははははは!!」

男「…なんかムカつくなこいつ」
479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/02(土) 17:19:31.92 ID:mgxlV/zDO
カイ「まず君達との出会いか」

女の子「そうですね」

男「何かきっかけみたいなものはあったのか?」

カイ「はははっ!!急に真面目になったね!!」

男「うっせ!!話進まないから仕方なくだよ!!」

カイ「それは失敬!!では質問に答えようか!!」

男「こいつと話すの超疲れるんだが…」

女の子「まぁまぁ、いいではないですか」

男「…お前、面倒だから全部それで片付けるつもりだろ」
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/02(土) 17:24:38.17 ID:mgxlV/zDO
カイ「そうだね、きっかけならあったよ」

男「ほー、どんなきっかけだ?」

女の子「気になります」

カイ「あれは私が2ちゃんねるを知ったばかりの頃だったな…」

男「何か急に遠い目になったぞ?」

女の子「あれはっ!?」

男「知っているのか?雷電」

女の子「回想モードです!!」

男「…もうちょい捻れなかったのか」
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/02(土) 17:30:13.01 ID:mgxlV/zDO
2ちゃんねるというのはまぁ、巨大な掲示板だ

色々なジャンルごとに板と呼ばれる物がある

そこにはたくさんのスレッドがあり、その中で人々は会話を楽しんだり、討論をしたりしているのだ

私がよく見ていた板では主に雑談がメインで、自分では書き込みをしなかったが見ているだけで面白かったんだ

カイ「そんな中に…少し気になる物があったんだ」

男「気になる物?」

女の子「なんですか?」

カイ「俗に言うSS…君達の物語を綴っているものと同じだよ」

男「…」
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/02(土) 17:35:01.01 ID:mgxlV/zDO
そのスレを開いた時の事はよく覚えているよ

まず最初に、登場人物の台詞が目に入った

その時は「あれ?」と思ったよ、どう見ても雑談という雰囲気では無かったからね

少し読むうちにこれが物語を書いているという事がわかった、そして同時に興味を持ったんだ

カイ「実は私は文章を書くのが好きでね、中学生の頃は引きこもってよく物語を書いていたんだ」

男「ほー、じゃぁ俺達の事はその頃に?」

カイ「いや、その頃は主にファンタジー世界を空想していてね、君達はその頃存在していなかった」

女の子「なるほど…」
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/02(土) 17:43:15.69 ID:mgxlV/zDO
カイ「話を戻そうか」

女の子「お願いします」

そのスレッドの内容もよく覚えている

まぁ、特定とかは相手に迷惑だろうから、大まかに必要な部分だけを説明しようか

「内側」のキャラクターは男と女、それと数人の「外側」のキャラクター達

カイ「まぁSSとしては典型的だね、つまりその二人のラブストーリーさ」

男「なるほどな」

女の子「ですが…それだけでは無いでしょう」

男「は?」

カイ「…」
484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/02(土) 17:47:18.84 ID:mgxlV/zDO
男「どういう事だ?」

女の子「物語にはキャラ付けという物が必要です」

カイ「そう、簡単に言えば登場人物毎の個性だよ」

女の子「物語として書くのであれば、なんらかの特殊な個性があった方がいい…」

男「…」

女の子「またその個性という物は、たとえ創作のキャラクターであろうと人に影響を及ぼす事もあるのです」

カイ「ふふっ、その通りさ」

女の子「その時読んだSS…その中に私達が生まれたヒントがあるのですね?」

カイ「これだけの会話でそこまで読むとは…流石だね」

女の子「ありがとうございます」

男(…何か俺、置いてきぼりなんだけど)
485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/02(土) 17:50:36.40 ID:mgxlV/zDO
女の子「続きをお願いします」

カイ「うん、いいよ」

さっきも話した通り、キャラクターには個性が付いてくる

そのSSで書かれていたメインの男女にも、個性という物が定義されていた

まずは男の方

男の方はこれといって目立つ物は無くて平々凡々…まぁそれも一つのキャラ付けだろう、SSではよく使われている

そして女性の方…

彼女は…幽霊になりたがっている女の子だったんだ
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/02(土) 17:52:04.86 ID:mgxlV/zDO
女の子「幽霊…ですか」

カイ「うん、当初は凄い斬新だなって思ったよ」

男「まぁ、個性としては十分だろうな…」

女の子「それで、その続きは?」

カイ「…そうだね、話そうか」
487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/02(土) 17:57:18.93 ID:mgxlV/zDO
その物語は舞台として公園が使われていた

噴水がある公園…物語に登場する舞台としてはこれも一般的かもしれない

そこがメイン二人の出会いの場所なんだ

夜、ふと買い物に出た男が不審な女性と出会う

その女性に興味を持ち、話し掛ける男…

話しているうちに二人は少しずつ心を晒していく…こう聞くとこのストーリーも王道かもしれない

しかし、それはストーリーの事であり、実際は全く違った

男「何が違うんだよ?」

カイ「わかりやすく言おうか…つまり、『空気』だよ」

女の子「空気…ですか」
488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/02(土) 17:59:51.36 ID:mgxlV/zDO
雰囲気、と呼ぶかもしれない

だけどそれは雰囲気と呼ぶには少し違うように思えたんだ

SSにおいて雰囲気を出すのにはかなりの労力を要される

しかし、それ以上に苦労する事…それが『空気』だと思う

男「その二つって何が違うんだ?」

女の子「私にもよくわかりません…」

カイ「いいよ、その辺を説明しようか」
489 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/02(土) 18:02:22.16 ID:mgxlV/zDO
カイ「まず最初に、雰囲気とはどういう物かわかるかな?」

女の子「えと…感じる物…でしょうか?」

カイ「うん、その通り…それじゃ空気は?」

女の子「それは…」

男「…そこにある物」

女の子「え?」

カイ「…その通りさ」
490 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/02(土) 18:09:55.27 ID:mgxlV/zDO
まぁ、持論になるから違うと感じたりしたらごめんね?

雰囲気というのはつまり感じさせる物である…

雰囲気がある、雰囲気が出ているというのは感じ取る物だろう?

つまり雰囲気とは、『その場面を空想させる』のに必要な要素だという事だ

では空気とは?と考える

『空気』…言葉の意味ではわかりづらいかも知れないね

答えを先に言ってしまえば…つまり空気とは

『その場に居合わせたかの様な感覚に陥らせる物』

つまり…『空気』とは『物語側へ読み手を引きずり込む為の物』だと考える

とてもよく似ていると思うが…別物だと自分では考えている
491 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/03(日) 08:54:05.10 ID:/H3Q1JGDO
男「なるほどな…」

女の子「随分難しいお話ですー…」

カイ「はははっ、まぁ言葉だけ頭の隅に置いておいてくれればいいよ」

男「で、その『空気』に呑まれたって事か?」

カイ「うん、そういう事さ」
492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/03(日) 08:58:04.58 ID:/H3Q1JGDO
それはただの文章でしか無いはずだった

でも、自分がそこにいるような奇妙な感覚に陥ってしまう

気が付けば更新ボタンを連打していたね

早く話を教えてくれって、続きを教えてくれってね

思えば、書き込みをしたのはあのスレが初めてだよ

それほどに、自分の中で衝撃的だったんだろうね
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/03(日) 09:19:11.55 ID:/H3Q1JGDO
男「そんなに凄かったのか?そのSSは」

カイ「いやどうだろうね?」

女の子「?」

カイ「感性の違いだよ、私は凄い引き込まれた…いや、引きずり込まれたが」

男「別の人間が必ずしもそうでは無いって事か」

カイ「そう、だが私は確かにその世界に引きずり込まれたんだよ」
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/03(日) 09:22:51.98 ID:/H3Q1JGDO
とにかく、その時はただただそのSSを読んでいた

もちろんいつまでもという訳では無い

物語という形を取っている以上、終わりはあるのである

カイ「その板では一つのスレで終わらせるのが基本でね、そう長くは無いんだよ」

男「…お前はぐだぐだやってたけどな」

カイ「はっはっは!!過去の事だから掘り返さないで!!」
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/05(火) 21:55:19.89 ID:HwZUVxnDO
女の子「それで、そのお話の結末は?」

カイ「…」

男「ん?どうした?」

カイ「いや、あまり思い出したく無くてね」

女の子「…」

男「そうは言っても聞かないと話が進まないんだが?」

カイ「わかっているよ」

女の子「では改めて…結末は…」

カイ「…自殺だよ」

女の子「え?」

カイ「最後に、ヒロインの女の子が自殺してしまうんだ」

男「…」
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/05(火) 21:59:11.02 ID:HwZUVxnDO
女の子「それが…」

男「…結末か」

カイ「うん」

女の子「…」

男「…」

カイ「はははっ、少し気分が沈んじゃったかな?ごめんごめん」

女の子「…いえ」

男「それで?話の続きは?」

カイ「あぁ、そうだね」
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/05(火) 22:09:52.02 ID:HwZUVxnDO
とにかく、それがその物語の結末だった

その後の主人公の心境などが語られたりしていたが、正直私はその内容を覚えてないんだ

その時の私は、放心状態と言ってもよかったね

自分は、確かにその『世界』に居た

だから衝撃的だったんだと思う

そのヒロインの自殺が、本当に…
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/11(月) 00:38:52.94 ID:EBvIaFhDO
眠イ…ケド少シダケ…



女の子「それは…確かにショックかもしれませんね…」

男「だな、そこまで感情移入してると」

カイ「うん、まぁ三分くらいで立ち直ったけどね」

男「早っ!?」

女の子「…予想外です」
499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/11(月) 00:44:26.59 ID:EBvIaFhDO
カイ「あっはっはー、まぁよくあるオチじゃないか、な?」

男「まぁ、確かにそうだが…」

女の子「シリアスなお話の定番…と言えるかもしれませんね」

カイ「そう、そういう事だよ!!」

男「…真面目に聞いてた俺が馬鹿だったぜ」

カイ「私が生み出したキャラクターだ!!馬鹿で当然だよ!!」

男「誇らしげに言うなよ!!」

女の子「というか、その理論ですと私も馬鹿という事に…」

カイ「はははははっ!!何を言っているんだ当然じゃないか!!」

男「今更過ぎるぜ」

女の子「失礼です!!」ブゥンッ

カイ「ぐうぉあああああああああっ!!」

男「ぎぁああああああああああああっ!!」
500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/11(月) 00:47:39.72 ID:EBvIaFhDO
男「いてぇ…」

カイ「まったく…君が余計な事言うからだよ?」

男「いやむしろお前だろ?」

女の子「お二人ともです!!」

カイ「はっはっは!!すまないすまない!!」

女の子「本当に反省しているのでしょうか…」
501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/11(月) 01:30:31.34 ID:EBvIaFhDO
男「そんな事より、話の続きしろよ」

カイ「はははっ!!それもそうだね!!」

女の子「そんな事ですか…別にいいですけど…」

とにかくまぁ、私のSS初体験はそんな感じだったよ

そしてそれからの私は…SSにどっぷりとはまる事になる
502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/11(月) 01:36:19.45 ID:EBvIaFhDO
とにかくあの頃はSSをひたすらに読んでいたね

もちろん、オリジナル作品を中心に、ね

男「どうしてオリジナルを中心に読んでたんだ?」

カイ「あぁ、それは…その時既にSSを書く事を考えていたからだよ」

女の子「知ったばかりなのにですか?」

カイ「うん、そうだよ」
503 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/11(月) 01:43:37.78 ID:EBvIaFhDO
先に話していた通り、私は物語を書くのが好きだ

もちろん空想するだけだ、決して人に見せようとは思わない

でも、SSを知った時…

その時にはもうそんな考え無くなっていたよ

こんな風に物語を書きたい、こんな風に…って

カイ「私が書きたかったのはもちろんオリジナルのSSだ」

男「だから勉強の為にって事か」

カイ「そういう事」

女の子「なるほど…」
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/11(月) 10:58:37.88 ID:EBvIaFhDO
カイ「しかしね、困った事もあるんだ」

男「困った事?」

女の子「なんですか?」

カイ「その時の私には、アイディアが一つも無かったのだよ」

女の子「…」

男「…」

カイ「ん?どうしたんだい?」

男「それっていつもじゃね?」

女の子「ですよね?」

カイ「なっ!!失礼な!!そんな事は無いぞー!!」
505 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/11(月) 11:00:35.47 ID:EBvIaFhDO
カイ「いつもはこうスッと!!スッと降りてくるんだよ!!アイディアが!!」

女の子「本当ですか?」

男「今回の特別編はレス頼りだし、怪しいな」

カイ「ぐぐぐっ…」

女の子「更新も遅いですし」

男「実はネタ切れなんじゃね?」

カイ「!!」
506 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/11(月) 11:06:27.26 ID:EBvIaFhDO
男「で?どうなんだ実際は」

カイ「な、何がだい?」

女の子「本編ネタはまだストックあるのですか?」

カイ「あ、当たり前さ!!長編五本と新キャラ二人の構想は既に固まっているんだぞ!!」

男「おぉ」

女の子「凄いです!!」

カイ「だ、だろー?任せろよー!!」

カイ(…まぁ実際は長編五本中三本は既存キャラ頼みだし、新キャラの話は当分先だけどな!!)

カイ(というかそもそも進み遅いからこのままじゃ一本目の話書く頃には三年後とかだけどな!!)

カイ(でもここでは黙ってよう、うん)
507 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/11(月) 11:10:08.43 ID:EBvIaFhDO
カイ「とにかくそういう事だから本編は任せてくれたまえ!!」

女の子「それなら安心ですー」

男「おう、そうだな」

カイ(なんとか乗り切れた…)

カイ「まぁ、実際特別編は時事ネタ以外はネタ切れだからネタ振りされると助かるけどね」チラッチラッ

男「どこを見てやがる、どこを」
508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/11(月) 11:14:18.22 ID:EBvIaFhDO
男「それより早く話戻せよ」

カイ「ははははははっ!!そっそそそそっそそうだねっ!!」

男「…何動揺してるんだ?」

カイ「してない!!してないぞー!!」

女の子「…怪しいです」

カイ「はーい!!話の続き始めまーす!!」
509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/13(水) 04:36:55.72 ID:eQMyoQZDO
カイ「えーっと、ネタが無かったって話からだったね」

男「そうだな」

女の子「続きお願いします」

カイ「うん」

ネタが出ない時、人はどうするだろう?

今のように、スレを立てていて、読んでくれている人が居るならば提供してもらうのが一番手っ取り早いだろう

だが、スレが無い場合はどうだろう?

まぁ、スレを立てて提供してもらうという形もあるのだが…初心者の私にはどう考えても無謀な挑戦だ

そんな時思い付いたのが…過去を振り返る事だったんだ
510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/13(水) 04:42:18.88 ID:eQMyoQZDO
女の子「過去を振り返ると言いますと…」

男「昔書いてたって言ってた物語か」

カイ「そう、それだよ」

押し入れを漁ったら、あっさり出てきたよ

中学生の時の自分が書いた物語…

ハッキリ言って、何を書いてたかあまり覚えてはいなかった

でも、その時は逆に好都合だったね

その方が、ネタを考え出すのには向いてると思ったからだ
511 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/13(水) 04:45:19.68 ID:eQMyoQZDO
とりあえず、一日使って自分が書いた物語を一通り読んでみた

ノート三冊分ビッシリだったからね、随分時間掛かったよ

しかし、その分の成果はあったよ

読み終わった後、SSを書きたいって気持ちは更に大きくなってたからね
512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/13(水) 04:47:56.80 ID:eQMyoQZDO
カイ「ちなみに、中学生の時書いてた物語には既にテスラちゃんが存在してたんだよ」

男「何っ!?」

女の子「そうだったのですか!!」

カイ「うん、まぁ細かい設定を少しこっちのストーリーに合わせてるけど…大元はほとんど一緒だよ」

男「なるほど…」

女の子「テスラさん…私達より先輩だったのですね、流石です」
513 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/13(水) 04:53:16.21 ID:eQMyoQZDO
カイ「まぁ、とにかく更にSSを書きたくなっちゃったんだよ」

男「どうしたんだ?」

カイ「とりあえず、パソコンでメモ帳開いて打ち込んでみた」

女の子「ネタはどこから?」

カイ「ネタとか無いよ、とりあえずキャラクターを二人用意して喋らせたんだ、おはようございます、こんにちは、ってね」

男「なるほどな」
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/13(水) 04:57:20.64 ID:eQMyoQZDO
カイ「ちなみに、その時会話をさせてたのは男女二人だったんだけど」

男「男女?」

カイ「うん、つまり…女の子というキャラクターは初め存在していなかったんだ」

女の子「私がですか?」

カイ「うん、男の方はその試し書きの時点でキャラクター固まってたんだけどね」

男「それは…予想外だぜ」
515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/13(水) 05:02:52.72 ID:eQMyoQZDO
男「俺は正直、こいつが最初に考え出されたと思ってたんだが」

カイ「確かに、話の主軸だからね」

女の子「ちなみに、最初に書かれていた女の方は…?」

カイ「ん?あぁ、それはね…このSSでは同級生女と表記されてる子だよ」

男「んなっ!?」

女の子「あの人ですか!?」
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/13(水) 05:08:23.55 ID:eQMyoQZDO
男「まさか俺と同時にあいつが作られていたとは」

女の子「驚きです!!」

カイ「うん、まぁヒロインとしては没になっちゃったけどね」

女の子「どうしてですか?」

カイ「本編でも散々ネタにしたけどね、空気になりやすいんだよねあの子」

男「…ヒロインとしては最大の欠陥だなおい」

カイ「まぁ、今時どんなアニメや漫画でもヒロイン空気ってよくあるじゃん?この板で流行ってる禁…」

男「おっと、そこまでだぜ?」

女の子「そういう際どい話は自重してください」

カイ「…」
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/13(水) 05:42:54.39 ID:eQMyoQZDO
カイ「とにかく、それで会話させる練習をずっとしてたんだ」

男「地の分は?」

カイ「本編で見たでしょ、才能無いよ才能!!だから台本形式なんだよ!!」

女の子「自分で言わないでください…」

カイ「出来れば入れたいんだけどね…見ている方々の妄想力を信じてます」

男「それにも限度があると思うけどな…」
518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/13(水) 05:44:44.14 ID:eQMyoQZDO
女の子「それで、私はいったいいつ頃考え出されたキャラクターなのでしょうか?」

男「気になるな…こいつとの出会い…その秘密が今!!」

カイ「ん?話書き始めてからだよ?」

女の子「え?」

男「え?」

カイ「え?」
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/13(水) 05:48:04.23 ID:eQMyoQZDO
女の子「えと…あの…」

男「しょ、衝撃の事実…あれ?」

カイ「どうしたの?」

女の子「えと、台本形式の練習をしていたのですよね?」

カイ「うん、してたね」

女の子「その過程で考えたりは…」

カイ「はははっ、そんなまさか」

女の子「…」

男「まぁ、その…元気出せよ」

女の子「はい…」
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/13(水) 05:56:01.17 ID:eQMyoQZDO
女の子「えと…どうして台本形式の練習時に私は考え出さなかったのでしょうか?」

カイ「あぁ、うん、それは簡単な理由だね」

男「どういう事だ?」

カイ「単純に会話させやすいキャラクターを考えて会話させてたからさ」

女の子「つまり、私は会話には向かないキャラクターだと…」

カイ「うん、正直言うとそう思う」

女の子「…」

男「ま、まさか生みの親に真正面から言われるとは思って無かっただろうな…」
521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/13(水) 06:02:08.99 ID:eQMyoQZDO
女の子「それでは…スレを立てた時点では本当に私は…?」

カイ「うん、存在してなかったね」

女の子「…」

男「ま、まぁ今居るんだしいいんじゃないか…?」

女の子「そうですね…」

カイ「細かい事は気にしない方がいいぞ!!はっはっは!!」

女の子「あなたが言わないでください!!」
522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/13(水) 06:15:00.59 ID:eQMyoQZDO
カイ「正直言うけど、行き当たりばったりでスレ立てたよ?」

男「今までの話はなんだったんだ…」

カイ「尺稼ぎ」

女の子「サラッと言わないでください!!」

カイ「ははは!!まぁいいじゃないかー!!」

男「でも、まだ予定してた尺より全然短いぞ」

カイ「なにぃっ!?」
523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/13(水) 06:18:03.91 ID:eQMyoQZDO
カイ「まさか尺が余るとは…」

男「どうすんだよ?」

カイ「せっかくだから質問コーナーでもやろうか」

男「また行き当たりばったりか…」

カイ「まぁまぁいいじゃないか、これこそこのスレの醍醐味よ」

女の子「何か違うと思いますが…まぁいいです、聞きたい事もまだありますから」
524 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空) [sage]:2011/07/13(水) 06:18:41.03 ID:Ku1rD2CJ0
525 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空) [sage]:2011/07/13(水) 06:19:13.65 ID:Ku1rD2CJ0
526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/13(水) 06:19:35.42 ID:eQMyoQZDO
カイ「いいね、何を聞きたいんだい?」

女の子「何故車さんで旅をするお話にしたのですか?」

男「おぉ、まともな質問が…」

カイ「あぁ、それは単純に舞台設定考えるのが面倒だったからで」

男「おぃいいいいいいいいいいいい!?」
527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空) [sage]:2011/07/13(水) 06:20:49.52 ID:Ku1rD2CJ0
528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/13(水) 06:23:40.16 ID:eQMyoQZDO
>>527 …?



カイ「ん?どうしたのさ?」

男「お前、この話の一番大事なところまで適当かよ!?」

カイ「何で驚いてるのさ?私だよ?書いてるの私だよ?」

男「…」

カイ「あ、今一瞬納得したね?」

男「うっせ!!」

女の子「まさかこのままずっとこんなオチでは無いでしょうね…?」
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/14(木) 23:13:20.15 ID:wepNaAGDO
観光地でも書けば 





書いて下さい
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/16(土) 20:14:51.40 ID:GHiTQ5ZDO
>>529
女の子「あ、レス来てますよ」

男「普通に対応すんなお前は…」

カイ「はははははっ!!そういえばまだ説明していなかったね!!」

男「なんでこいつはこう楽しそうなんだ…で?説明って?」

カイ「このSSには地名が出てないだろう?」

男「そうだな」

女の子「どういう意図があるのですか?」

カイ「それはね…必要無いからだよ」

男「何…?」
531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/16(土) 20:29:18.67 ID:GHiTQ5ZDO
男「それはおかしいんじゃないか?」

カイ「何故そう思うんだい?」

男「素人の俺が言うのもなんだが…舞台設定については思った事がある」

カイ「ふーん?なんだい?言ってみなよ」ニヤッ

男「上から目線なのが腹立つ…」

女の子「基本あなたは下ですから」

男「そうだよなー、お前も上からだもんなー、あーちくしょう…」
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/16(土) 20:36:45.24 ID:GHiTQ5ZDO
男「舞台設定を考えるのは確かに面倒そうだ」

カイ「うん、面倒だよ」

男「だが、簡単に舞台設定する方法があるはずだろ?」

カイ「へー?どうやるんだい?」

男「既存の舞台を使うんだよ」

カイ「…」
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/16(土) 20:47:33.26 ID:GHiTQ5ZDO
女の子「舞台設定を借りる…という事ですね」

男「そうだ…俺達のように旅をしている話なら尚更だ」

女の子「どういう事です?」

男「舞台設定が面倒なら適当な地名を使えばいい、レスにあったように観光地とかな」

女の子「なるほど…」

男「しかしそれをしなかった…どうしてだ?」

カイ「ふっふっふ、いいだろう!!お答えしよう!!」
534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/16(土) 21:29:01.44 ID:GHiTQ5ZDO
カイ「答えはずばり簡単…つまらないからだ!!」

男「…はぁ?」

女の子「えと…どういう事ですか?」

カイ「確かに観光地ならある程度は書けるよ」

男「だろうな」

カイ「だがはっきり言おう!!そんなんこのSSでやっても超つまんねーと!!」

男「…」

女の子「…」
535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/16(土) 21:41:25.25 ID:GHiTQ5ZDO
男「いや、別にそんな事は…」

カイ「では想像してみるといい、いろんな観光地を君達が巡っていると」

女の子「はい」

カイ「どうだい?」

男「…俺が観光地の伝承や発祥を説明してるな、しかも事細かに」

女の子「私がほえぇ〜と言いながら頷いています」

カイ「そうだろう?」

男「…」

女の子「…」

カイ「で、楽しい?話広がる?」

男「その気配は無いな」

女の子「はい、私の中ではもうただのグルメツアーになってます」
536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/16(土) 21:48:25.76 ID:GHiTQ5ZDO
男「魔術どころか超能力のかけらも無かったぜ」

女の子「確かにこれではお話進みませんね」

カイ「そうだろう?」

男「だが舞台だけでも」

カイ「そもそも、そんな観光地巡りなんて他のSSに任せればいいと思うんだ」

男「おい」

カイ「ほら、最近兄妹が自転車で旅するSSがVIPから…」

男「そ、それ以上は言うなー!!」
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/16(土) 21:59:31.24 ID:F4yGt17eo
>>536
あのSSってどうなったんだろ
途中まで見てたけど
538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/16(土) 22:21:02.48 ID:GHiTQ5ZDO
>>537
カイ「私にもわからん!!正直序盤で見るの諦めたんだ!!」

男「内容も見ないで宣伝してんのかお前は!!」

カイ「まぁまぁ、今大事なのはそこではない」

女の子「えぇ、私達が真面目に旅とかしてもつまらないという件ですね」

男「…」
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/16(土) 22:39:14.13 ID:GHiTQ5ZDO
カイ「まぁつまり、旅はメインだが根本的に大事な部分では無いんだ」

男「どういう事だ?」

カイ「このSSで伝えたい事は、観光地や景色の素晴らしさじゃ無いって事、技術も無いしね」

女の子「では何を…」

カイ「それはそのうちわかるさ、ははは!!」
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/16(土) 23:55:11.93 ID:GHiTQ5ZDO
カイ「さて、そういう訳で観光地の特別編はたぶん書かないよ」

女の子「そうですか…」

カイ「まぁ、もっと要望あればわかんないけど」

男「…人気が欲しいんだな?」

カイ「お客様第一と言ってもらおう!!ははははは!!」
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 00:02:16.07 ID:SmLWM0jDO
カイ「それで?まだ質問ある?」

男「それじゃ今度は俺が質問しようか」

カイ「うん、いいよ」

女の子「何を聞くのですか?」

男「もちろん、この物語でもっとも大事な事だ」

女の子「もっとも大事な事…それは…?」

男「なんでこいつの胸成長しちゃってるの?」

女の子「一番大事な事ってそれですか!?」
542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/07/17(日) 00:24:50.93 ID:AS5CXixso
俺「便乗して俺も質問…女性キャラ多いが、カイ・テルヤツは誰が一番好みなんだい?」
543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/17(日) 13:41:35.72 ID:j8QfQNFSO
               _,..- 、_
            ,..: : :´: : : : : : :丶::ヽ 、
          /: : / : : : : : : : : : : : : : \へ、  
        ./: : : :/: : :/: : : : : :ト: : : : : : : : : ハ
       ./: : : : : /: ::/i : : : : : ::i \: : i: : : : : ハ         あ
       / : : : : :/i : / i:/|: : : : : |  V: :|: : : : : : :|  
    _ /: : : /: /{: / . |/ レ : へi ヽV:: ト: : : : : : |         あ
   /: : /: : : :/: :i ヽi           V | : |: : :|└- 、
  / : : : : :|: : : : |: :|r≠ミ< /// r≠ミ< | : |: : : | : : : : ヽ     あ
 / / : : |:| : : : ト :| }  / / ´  /ヽ-、 || /|: : : i : : : : : ::ヽ  
< : : フ: : |∧: : :ヽ V / /ニニニニ.ヽ  {  |レ/: : : :/: : : :ヽ: : : :>    あ
 、: : :i : X/ヽイ ./ ./ .(  ,-─-、 ) {  } \: /: : : : ト: : :/   
 ヽ : : : : : : ヽ二i .| |   ̄     ̄   } i ト/ ノ: : : : : : : i      あ
  \V iヽ ト/  \ |           / レ ヽ´∧ ∧/
           ヽ ヽ、        { /   ´ X         あ
              | >   <|´ ´ 〇
            _ /      | _
           ノ ├       ヽ┤ヽ_
       - ´ 〇 |         /  i `ヽ 、  
     /´     \ .\--   -- /  /     \
544 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 17:59:24.79 ID:SmLWM0jDO
カイ「あっはっは!!大人気だねこれは!!いやーまいったまいった!!はっはっは!!」

男「こいつはレス一つでも貰えれば有頂天だな…」

女の子「というかAAさんの方は意味が…」

カイ「まぁちょうどいいしまとめて答えようじゃないか!!」

男「何…?」
545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 18:03:42.01 ID:SmLWM0jDO
男「それはこいつの胸が成長してる事と関係のある質問という事だな」

カイ「そうだ、胸ととても関係がある」

女の子「胸胸連呼しないでください!!」

男「おいおい、慌てるのはまだ早いぜ?」

カイ「流石紳士に定評のある男さんだ!!」

女の子「もー!!うるさいですー!!」ブンッ

カイ「もげたぁああああああああああっ!!」ドガンッ
546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 18:08:32.85 ID:SmLWM0jDO
カイ「いてて…部屋狭いんだから暴れないでよ…」

女の子「誰のせいですか!!誰の!!」

男「だから落ち着けって、話また進まないぞ」

女の子「…わかりました、落ち着きます」

男「さぁ、さっさと話に戻るんだ」

カイ「ふはははは!!いいだろう!!」スチャッ

男「何故ジョジョ立ちなんだ…」

女の子「またイライラしてきてしまいました…」

男「やめろ…俺も我慢しているんだから…」
547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 18:14:55.73 ID:SmLWM0jDO
カイ「その子の胸が成長している事には意味がある!!」

男「な、なんだってぇー!!」

女の子「そういうのもういいですから、早く話を進めてください」キッ

カイ「は、はい…」

男「お、おい…あの目はマジだぞ…」

カイ「だね…そろそろ真面目にやろう…」
548 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 18:21:11.03 ID:SmLWM0jDO
男「で?成長してる理由は?」

カイ「それはね…私が人の成長する姿を書きたいからさ」

女の子「え…?」

カイ「物語ではよく時間軸のループなどを使われたりする」

カイ「しかし、人は生きている限り成長する生き物なんだ」

カイ「だから私は…」

女の子「なるほど…そんな理由が…」

男「…で?本音は?」

カイ「ぶっちゃけ好みです!!」

女の子「一瞬期待した私が馬鹿でした!!」
549 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 18:27:15.87 ID:SmLWM0jDO
カイ「だから何期待してるの?私だよ?私」

女の子「うううぅー…」

男「落ち着け、殴っちゃダメだ、馬鹿には効かないぞ」

女の子「…」

カイ「けんを おさめ たえるのだ」

女の子「…とにかくお話を聞きましょうか」

男(堪えてくれてよかったぜ…)
550 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 18:31:12.00 ID:SmLWM0jDO
カイ「まぁつまり、言ってしまえば私の中で一番の好みは…『女の子』なのだよ」

男「そうかそうか」

女の子「…まったく嬉しく無いですね」

カイ「ははははは!!そうだろうね!!自分のキャラで好みだどうだと言うのは流石にキモいよね!!」

男「いや、もっと他に根本的な原因があるぞ…」
551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 18:50:30.76 ID:SmLWM0jDO
カイ「私は 幼女が好きだ」

女の子「はい?」

カイ「小○生が好きだ 中○生が好きだ 高○生が好きだ 大○生が好きだ お姉様が好きだ」

カイ「OLが好きだ CAが好きだ メイドが好きだ バニーが好きだ ゴスロリが好きだ 巫女さんが好きだ チャイナっ娘が好きだ スク水が好きだ パンストが好きだ」

カイ「そしてエロいのがもの凄い大好きだ」

カイ「キリンさんが好きです、でも女の子はもーっと好きです」

男「こ、こいつ…最低だ…」

女の子「もう人として終わっている気がします…」
552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 18:56:54.61 ID:SmLWM0jDO
カイ「ふぅ、少し熱くなり過ぎたね」

男「少しどころじゃねぇよ馬鹿野郎!!」

女の子「ドン引きしました」

カイ「はっはっは!!紳士ならこの程度当たり前さ!!な?な?」チラッチラッ

男「どこ見てんだてめぇは!!」
553 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 19:03:33.57 ID:SmLWM0jDO
男「あー…とにかくお前の好みはこいつと…」

カイ「それはどうかなっ!!」シュバッ

男「だから何故ジョジョ立ち…」

女の子「もういいですよね?そろそろ殴るべきですよね?」

男「落ち着け、怒りに身を任せるな!!」
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 19:23:07.22 ID:SmLWM0jDO
男「で?今度はなんだよ?」

カイ「実はね、私の好みは女の子は女の子でも…」

女の子「?」

カイ「『酔った時の女の子』が一番の好みなのさー!!」ズガーンッ

男「な、なんだってぇー!!」

女の子「酔った時の…私」
555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 19:49:05.81 ID:SmLWM0jDO
カイ「そうだ!!酔っ払ってしまっている時の君だよ!!」

男「いや、それはこいつに言っても…」

女の子「…あのキャラ崩壊ですか」フンッ

男「あ、あれ…?どうした?あの時の記憶は…」

カイ「はっはっは!!ここは本編や特別編などからは隔離された特殊な空間だ!!つまり!!」

男「あ、あるのか!?酔っていた時の記憶が!?」

女の子「…はい」
556 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 20:04:35.39 ID:SmLWM0jDO
男「そうか…あの時の記憶が…」

女の子「…違います」

男「え?」

女の子「違います違います、あんな私は私では無いのです、そもそもあれは別人格…そう、別人格なのです、だからあれは私では…あああああああ」

男「お、おおおおお、落ち着けぇええええええええええええ!!」

カイ「はっはっは!!精神的動揺を隠しきれないようだね!!」

男「笑ってないでお前もどうにかしろぉおおおおおおおおおおおお!!」
557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 20:13:09.69 ID:SmLWM0jDO
男「とにかく、落ち着け…」

女の子「嫌です近寄らないでくださいごめんなさい私が悪いんですぅ…」

男「うっ、可愛い」

カイ「やぁ紳士君!!今日も元気だね!!」

男「う、うっせぇ!!今忙しいんだよ黙ってろ!!」
558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 20:49:40.24 ID:SmLWM0jDO
女の子「はぅぅ…」

男「落ち着いたか?」

女の子「はい…ありがとうございます、ごめんなさい…」

カイ「可愛かったから全然オーケーさ!!」

女の子「…」

男「お前はもう少し空気を読め!!」
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 20:52:00.25 ID:SmLWM0jDO
男「ちなみに聞いておきたいんだが、他の女性キャラはどうなんだ?」

カイ「ん?他の?」

男「あぁ、サブで結構出てるし」

カイ「そうだねぇ…それじゃぁ一人ずつ見ていってみようか」

男「おう」
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 21:00:24.76 ID:SmLWM0jDO
カイ「それじゃまずは母からかな?」

男「母さんか…どうなんだ母さんって」

カイ「ん?なにが?」

男「正直、何を考えてるかわからんぞあれ」

カイ「はっはっは!!まぁそれもコンセプトとして入れてるからね」

男「ほー、なるほど」

カイ「おかげで何でも喋らせる事の出来る女性キャラとして重宝してるね」

男「つまり、アリという事か?」

カイ「うん!!そうだね!!」
561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/17(日) 21:06:43.10 ID:SmLWM0jDO
カイ「じゃぁ次は…同級生女ちゃんかな?」

男「おう、初代ヒロインだな」

カイ「まぁ、このお話の前の話だけどね」

男「でも、少しくらい特別な感情もあるんじゃないか?」

カイ「もちろんさ、そのせいで後にお話も…おっとこれはまだ秘密だった」

男「…隠す気無いな」
562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/25(月) 11:08:58.21 ID:tPXyc94DO
男「で、どうなんだ?」

カイ「なにがだい?」

男「だから、アリかナシかって話だよ」

カイ「はははっ!!もちろんアリだよ!!」

男「そうなのか」

カイ「いいよねー、空気読めるしお姉さんちっくだしスタイルいいし可愛いし…」

男「でも体重…」

カイ「あれはミスだよ!!悪かったね!!どうせ女性に対する知識ゼロだよ!!」

女の子「急に騒がないでください」ゲシッ

カイ「ありがとうございますっ!!」ズザァッ

男「…」
563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/25(月) 11:12:22.10 ID:tPXyc94DO
カイ「いいご褒美でしたね」

男「どんどん変な方に進んでるなお前…」

女の子「正直気持ち悪いです」

カイ「はははっ!!泣いちゃいそうだぜ!!」

男「わかったから次いくぞ…」

カイ「おーけー!!」
564 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/25(月) 11:41:24.16 ID:tPXyc94DO
カイ「次は部長辺り行っとこうか」

男「部長か…」

カイ「いいよね」

男「そうか?凶暴過ぎると思うんだが」

カイ「確かにそうかもしれない!!だがそれだけで決めるのはどうだろうか!!」

男「何故こいつは自分のキャラの話でここまで盛り上がってるんだ…」

女の子「馬鹿ですから仕方ありません」

男「…お前も段々と言葉が辛辣になってきたな」
565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/25(月) 11:50:47.10 ID:tPXyc94DO
男「で?話を聞こうか」

カイ「部長の可愛さは時々見せる乙女心にあると思うんです!!」

男「なるほど、いわゆるギャップ萌えだな?」

カイ「そういう事さ!!」

女の子「会話、成立してしまうのですね」

男「え?」

女の子「あなたはまだまともだと思っていたのですが…同じ変態さんなのですね」

男「ちょ、待て!!」

女の子「私に構わずどうぞ、お話続けてください」スススッ

男「露骨に引くなぁああああああああああああ!!」
566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/25(月) 14:26:17.70 ID:tPXyc94DO
カイ「話を続けよう!!」

男「お前は本当ブレないな…」

カイ「部長はいいよー、オススメ物件だよー」

男「そうは言われてもな…彼氏いるじゃねぇか、あの馬鹿が」

カイ「そう!!それが問題だ!!」

男「いや、お前がそうなるように書いたんだろ」

カイ「おっと、そうだったね!!はっはっは!!」

男「…ダメだこいつ」
567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/25(月) 14:30:20.95 ID:tPXyc94DO
カイ「まぁまぁ、言い訳を聞いてくれ」

男「なんだよ」

カイ「実はね、構想段階…というかあのシーン直前まではあのような結果にするつもりは無かったんだよね」

女の子「…そうなんですか?」ズイッ

男「お、おぉう…ここぞとばかりに入ってきたな」

女の子「…気になりますから」

カイ「ははははは!!流石は恋する乙女だね!!」

男「は?」

女の子「あまり余計な事言うと捻りますよ、首を」

カイ「やめて!!喋れなくなっちゃう!!」
568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/25(月) 14:37:08.66 ID:tPXyc94DO
女の子「早く話の続きをお願いします」

カイ「ほいほい」

男「マイペース過ぎるだろ、お前…」

カイ「えっとね、あの二人は本当は両想いだけど言い出せないって感じで書こうと思ったんだよね」

男「部長の登場初期はそんな感じだったな」

女の子「ですね」

カイ「んで、まだ出番予定もあるんだしこのまま引っ張ればネタになると思ってたわけだよ」

男「なるほど」

女の子「あのお二人は甘酸っぱいですからね!!」

男「…そうか?」

カイ「でもね…私は気付いてしまったんだよ!!」シュバッ

男「えぇい、だからその無駄なジョジョ立ちはやめろ!!」

女の子「やはり捻りますか…」

カイ「お願いだからやめてぇええええええええええええ!!」
569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/25(月) 14:43:46.48 ID:tPXyc94DO
男「で、何に気付いたって?」

女の子「早く言わなければ切り落としますよ、もちろん首を」

カイ「だから怖いって!!ていうか変わってない!?」

男「嫌だったら早くしろって」

カイ「わかったよー…そう!!私は気付いたんだ!!」

男「…」

女の子「…」

カイ「えー…ノーリアクションー…?」
570 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/25(月) 14:45:15.75 ID:tPXyc94DO
カイ「まぁいいや…で、気付いたんだよ」

男「だから、何に?」

カイ「別にメインキャラでもないキャラの話を長引かせても面倒なだけだなって!!」

男「おぃいいいいいいいいいいいいいい!?」

女の子「…最低な爆弾発言ですね」
571 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/25(月) 14:47:34.78 ID:tPXyc94DO
男「マジでそんな理由であの結果に!?」

カイ「ガチなんだぜっ」

女の子「嘘だと言ってほしかったです…」

カイ「いや、だってこっちは既に面倒な二人抱えてるんだよ?だから最後はもうどうにでもな〜れっ☆って感じでね?」

女の子「面倒とは誰の事ですか」グイッ

カイ「ぎにゃぁあああああああああっ!!う、腕がぁああああああああああああ!!」ギギギギギ
572 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/25(月) 14:51:33.05 ID:tPXyc94DO
カイ「ま、まぁ…そういう経緯であの結果になったと言う訳だよ!!」

男「…そうか」

女の子「残念でなりません…」

カイ「いや、でも二人共幸せだしいいよね!?いいよね!?」

男「まぁ、それは確かに…」

女の子「はい、そこだけは評価しましょう」

カイ「やったー!!」

女の子「…私の時もそうなった場合は容赦しませんが」

カイ「は、はいぃいいいいいいいいいいいい!!」
573 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/25(月) 14:57:36.46 ID:tPXyc94DO
男「で?部長のオススメの部分はどこだ?」

カイ「もちろん乙女なところと眼鏡だね!!」

男「眼鏡押し!?」

女の子「普段付けていないではないですか」

カイ「時々眼鏡をしているところがギャップなのだよ、理由も乙女だし」

男「うーむ…確かに…」

カイ「ふふふ、わかってきたかい?」

男「あぁ…」

女の子「…やはり変態さん」

男「ちっがぁあああああああああああう!!」
574 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 02:36:12.27 ID:g0+QLMLSO
                   Z^孑⌒マ
                  , ‐┴ニ;|‐‐-、'_
                , - ヘ.l_   |   .|
            ,. '´     ` ヽ|   .|
.           <   /l   l',   .|   |
          z'7  ., /、.l  l 'y      |7、  
     ,     / ,'  ル  'レ、__l `'l l   | ゝ
          'w∧ .リ >   < l l   ,' 「  
            `从 {'''  、_、__, ''レ|   /^~゙
             ヾ'、   ゝ  ノ ,-'  ,イ
              |.l`≧zy< .〉  /.,' 
             {.l  《ll》,/   |
             ',l  .レリ     .l
           .〈  o   '´  .イ
         r‐ヘ´        / |
       r弋 ノ  o    r'' ̄7 .|
     r ''  ̄ \   /l    ` -'__ イ
      '、    └x‐へL_,,-''.ヒ二^~`ヽ
        ` ‐ァ―'''' ̄ ̄ ̄ ̄ ̄│     ',
     ,'´∠,フヽ _,、 ‐‐、‐- 、,l     .ノ
       '.、_,,,、‐'´     ' 、,__ノ ̄
575 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/29(金) 10:06:04.62 ID:8Jebo5HDO
>>574
カイ「このAAについて深く考えたが結局わからなかった!!」

男「じゃぁ触れるなよ」

女の子「まったくです」

カイ「ははは!!ごめんごめん!!」

男「で、部長の話はこれくらいか?」

カイ「そうだね!!」

女の子「では次行きましょう」

男(やっとテンション上がってきたな、こいつ…)
576 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/29(金) 10:08:46.92 ID:8Jebo5HDO
男「次はテスラちゃんだな!!」

女の子「ですね!!」

男「まぁ大前提として聞きたいんだが」

カイ「なんだい?」

男「何でテスラちゃん出しちゃったの?この話に」

カイ「はっはっは!!なんでだろうね!!なんせ無計画なんで!!」

女の子「…」
577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/29(金) 10:16:40.88 ID:8Jebo5HDO
カイ「ほら、この話って超能力とか出てくるじゃん?」

女の子「そうですね」

カイ「で、せっかくそんな非日常書くんだし魔法なんかもいいかなって思ってね!!」

男「…どうしてこうなった」
578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/29(金) 10:18:46.83 ID:8Jebo5HDO
男「そもそも、超能力を出した時点でおかしいんだよ」

カイ「その事については散々反省したじゃないか!!もういいだろう!!」

男「逆ギレ!?」

女の子「…」

男「おい、お前からも何か言ってやれよー」

女の子「私ですか?」
579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/29(金) 10:20:48.49 ID:8Jebo5HDO
男「お前が超能力使うんだしさ」

女の子「そうですね…」

カイ「何か言いたい事があるのかい!?」

女の子「…一つだけ、いいですか?」

カイ「何でも来い!!」

女の子「超能力と魔法って結構被ってますよね、この板で大人気の…」

カイ「やめてぇええええええええええええ!!」
580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/29(金) 10:22:37.19 ID:8Jebo5HDO
カイ「書き始めた頃はそうでも無かったの!!問題無いって思ったんだ!!」

男「まぁ…確かに」

カイ「そもそも最初は別の板だったんだ!!それなのに、それなのに…」

女の子「わかりましたから、落ち着いてください」

カイ「…」
581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/29(金) 10:34:42.25 ID:8Jebo5HDO
カイ「とにかく今は気にしない事にしている、キリッ」

女の子「そうですか…」

男「まぁ、その件はもう置いとくか」

女の子「それよりテスラさんの事です!!」
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/29(金) 10:36:00.09 ID:8Jebo5HDO
女の子「テスラさんの事はどう思っているのですか?」

カイ「どうと言われてもねぇ…」

女の子「好きなのか嫌いなのかはっきりしてください!!」

カイ「はははっ!!困ったね!!」

男「なんだこの誤解を招きそうな会話は…」
583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/29(金) 10:46:33.01 ID:8Jebo5HDO
カイ「まぁ、テスラちゃんもいいと思うよ」

男「ほー、どの辺が」

カイ「まぁ、ミステリアスなところとか友情に熱いところとか」

女の子「なるほど…わかっていますね!!」

男「お前の立場はなんなんだ…」
584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/29(金) 10:49:19.61 ID:8Jebo5HDO
女の子「そういえば思ったのですが」

カイ「なんだい?」

女の子「テスラさん、最初は話し方が違いましたよね」

カイ「うん、そうだね」

女の子「あれはなんだったのでしょうか?」

カイ「いい質問だね、本編では説明してないからここで説明しちゃおうか」

男(本人不在の特別編でそれはいいのだろうか…)
585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/29(金) 10:51:37.28 ID:8Jebo5HDO
カイ「あれはね、テスラちゃんの表面部分なんだ」

女の子「表面部分?」

男「どういうことだ?」

カイ「テスラちゃんは学校では偽名を使ってる設定だったよね」

女の子「はい、そう聞きました」

カイ「それと同じで、普段の学校生活では猫を被っているという事だよ」

男「…なるほど」
586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/29(金) 10:54:46.27 ID:8Jebo5HDO
女の子「どうしてそのような事を?」

カイ「もちろん、目立ちたく無いからでしょう」

男「つまり、一般的な学生を演じてると」

カイ「そうだね、途中から女の子に普段通りの喋り方をしていたのは、警戒する必要が無くなったからかな」

女の子「仲良しですから!!」

男「だから、テンションの上がり方怖いって…」
587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/29(金) 10:58:06.80 ID:8Jebo5HDO
カイ「今はもう定着してるよねあれ」

男「一種のキャラ付けか?」

カイ「まぁそうなるね」

男「凄くいいと思うぞ」

カイ「ははは!!ありがとう!!」

女の子「…ところで、テスラさんの事をよこしまな目で見たりは」

男「お前はテスラちゃんのなんなんだ!!」
588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/29(金) 11:15:14.17 ID:8Jebo5HDO
カイ「テスラちゃんの話はこれくらいにしようか」

男「ん?どうした?」

カイ「まだ本編でやってない事だらけでね、あまり話過ぎるとネタ晒しになりそうで怖い!!」

女の子「という事は、本編でまだ出番があるという事ですね!!」

カイ「まぁね」

女の子「ありがとうございます!!」

男「テスラちゃんの事になると態度変えるなお前…」
589 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/29(金) 11:17:56.24 ID:8Jebo5HDO
カイ「それじゃ次、次はー?」

女の子「先輩さんですね?」

男「そうだな」

カイ「彼女か、彼女はいいぞー!!オススメだー!!」

男「そうなのか?」

女の子「なんだか意外な反応です」

男「そうだな」

カイ「あー、君達?その発言は先輩ちゃんに失礼だと思うよ?」
590 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/29(金) 11:21:13.37 ID:8Jebo5HDO
ココマデナウ



男「で、あいつのどの辺がオススメなんだ?」

カイ「もちろん元気なところさ!!」

女の子「…そこだけですか?」

カイ「それだけだよ!!」

男「お前の方が酷いんじゃねぇか…?」
591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/01(月) 07:04:40.30 ID:Pj9NqhODO
コンニチハ

昨日は近所で大きな祭があったヨ、マァ書いてる奴ハバイトデシタガ…トリアエズ日本ハモウダメカナト思イマシタ、マル

時間無いですが少し書きます…
592 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/01(月) 07:06:56.47 ID:Pj9NqhODO
男「元気なところだけが取り柄ってのはちょっとな…」

カイ「いや、それでいいんだよ」

女の子「どうしてですか?」

カイ「あの子はね、そういうキャラクターとして書いていたからさ」

男「元気なだけ、と?」

カイ「うん、元気なだけ」
593 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/01(月) 07:09:33.31 ID:Pj9NqhODO
カイ「もうね、あの子に空気とかそういうのは関係無いのさ」

カイ「とにかく元気!!それ一本で通すだけのキャラクターだ」

カイ「でも、それが彼女の一番の魅力って事だね」

男「なるほどな…」

女の子「納得してしまいました」

カイ「はははっ!!それは何よりだ!!」
594 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/01(月) 07:16:06.84 ID:Pj9NqhODO
男「とりあえず、最近出てた女の主要サブキャラクターはこんなもんか?」

カイ「そうだね!!文法おかしいと思うけど!!」

女の子「言われた通り、女性キャラクターが多めですね」

カイ「書いてて楽しいからね、ついそうなっちゃうんだ」

男「ほー?女キャラの方が楽しいのか」

カイ「うん、だから正直もう君はいらないかなって思ってたり」

男「やめろぉおおおおおおおおおおおおおお!!」
595 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/01(月) 07:25:57.92 ID:Pj9NqhODO
カイ「今になって思う事があるんだ」

男「なんだよ」

カイ「正直、最初からテスラちゃんと女の子の二人で旅をさせてたらもっと面白かったんじゃないか…とね」

男「俺どこ行ったぁああああああああああああ!?」

カイ「さぁ…?通行人三号とか?」

男「サブキャラですら無い!?」

女の子「テスラさんと二人旅…いいですね」

男「おぃいいいいいいいいいいいいいいいい!?」
596 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/01(月) 07:31:37.86 ID:Pj9NqhODO
男「そ、そもそもその案には致命的な致命傷があるぞ!!」

カイ「なんだい?」

男「俺がいなくなったら誰が車を運転するんだ!!」

カイ「はっ!?そうだった!!」

女の子「盲点でした」

カイ「なるほど…やはり君は必須キャラだったね」

男「だ、だろ?」

女の子「いつもありがとうございます」

男「危ねぇ…免許と車が無かったら消えてたぜ…」
597 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/01(月) 07:40:21.58 ID:Pj9NqhODO
カイ「まぁ、君にはやってもらう事がまだまだ沢山あるからね、これからも頑張ってくれ!!」

男「おう、任せろ」

カイ「一応主人公だしね?」

男「一応とか疑問符とか付けるな!!」

女の子「私も主人公ですから、というか私の方が主人公らしい主人公なのですから」

男「お前のその自信はどこから来るのか是非聞きたいぜ…」
598 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/01(月) 08:35:09.47 ID:Pj9NqhODO
男「さて、女性キャラの考察が終わった訳だが」

カイ「そうだね」

男「一つ気になった事を聞いてもいいか?」

カイ「ん?なんだい?」

男「ふと思ったんだが…全員お前の好みなんじゃね?」

カイ「はっはっは!!何を言うかと思えば…その通りさ!!」

男「…」
599 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/01(月) 08:38:49.00 ID:Pj9NqhODO
カイ「というかね、誰だって自分好みにキャラクターを書いてると思うよ?」

男「そうなのか?」

カイ「だってそうしないとつまらないだろ?」

男「…どういう事だ?」

カイ「SSっていうのは書かされている訳じゃない、自分が書きたいから書くんだよ」

男「まぁ、確かにそうだろうな」

カイ「それなら一番楽しむべきなのは書いてる本人…そうは思わんかね?スティンガー君」

男「そうだね、コーウェン君」
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/01(月) 08:44:36.46 ID:Pj9NqhODO
カイ「そりゃ人気が出れば嬉しいと思うよ?」

カイ「実際プロならテコ入れとかもすると思うし」

カイ「でも、私が書いてるのはSSだ、何でもありだよ」

カイ「なら気にせず自分の好きなように書くんだ」

カイ「SSはね、面白いより楽しいが大事なんだよ」

男「何かいい事言った風だな」

女の子「はい、そんな感じです」

カイ「どや?どや?」

男「台なしだよ!!」

女の子「流石台なし全一ですね」

カイ「いつの間にそんなの決まったの!?」
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/01(月) 22:37:26.43 ID:r/12AqoDO
車の地デジが間に合わなかった…
602 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/03(水) 00:14:56.60 ID:XOc02mrDO
>>601
カイ「安心したまえ!!私は家のテレビすら地デジ対応してないぞ!!」

男「何が安心だよ!?」

女の子「自慢げに言わないでください」

カイ「パソコンあれば大丈夫かなと思っていた!!今では反省している!!」

男「くそっ、ダメ人間め…」
603 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/03(水) 00:18:03.31 ID:XOc02mrDO
カイ「何の話をしていたかな?」

男「お前の好みについて語り終わったところだ」

カイ「いい趣味してるだろう?」

男「自分で言うか…」

カイ「でもサブなんだよね!!残念!!」

男「報われねぇ奴らばかりじゃねぇか…」
604 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/03(水) 00:21:24.23 ID:XOc02mrDO
男「レギュラーキャラは増えないのか?」

カイ「増やす予定は無いね」

女の子「是非テスラさんをレギュラーに…」

カイ「あんな扱いに困る代表格をレギュラーにしたら三日で最終回さ!!」

男「そこまで言うか…」
605 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/03(水) 00:23:19.58 ID:XOc02mrDO
カイ「正直ね、魔法サイドの人達は面倒で仕方ないんだよね」

男「テスラちゃんとペットの事か?」

カイ「それ以外の人もちょっと出てたけど…まぁ基本その二人だね」

女の子「テスラさんが面倒だなんて失礼ですよ!!」

男「だからお前はテスラちゃんのなんなんだ!!」
606 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/03(水) 00:27:33.38 ID:XOc02mrDO
カイ「私的にはもう君達の話を書ければそれで満足なんだ」

男「つまりサブを書くのは面倒と」

カイ「そういう事さ!!」

女の子「ですが、伏線をいくつも張ってしまっていますよ?」

カイ「そう!!それが問題なんだよ!!」
607 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/03(水) 00:29:26.18 ID:XOc02mrDO
カイ「実況君との出会いや公園のくだり、母の会話に同級生女…」

男「意外とあるな」

女の子「これだけではありませんけどね」

カイ「正直、全部なんて書ける気がしないんだけど?」

男「やっちまったもんはしょうがないだろ」

女の子「ちゃんと書いてください」

カイ「うーん…」
608 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/03(水) 00:57:09.90 ID:XOc02mrDO
カイ「まぁ、伏線回収の話は考えてあるから任せてくれ」

女の子「お願いします」

男「それよりも先に書くべき事があるだろう!!」

カイ「なんだい?」

男「エロエロな特別編だ!!」

女の子「まだ諦めていなかったのですか!?」
609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/03(水) 09:44:41.28 ID:pIPJe5Syo
カイせんせー、実況先生は魔法と日常どっちサイドなんですかぁ??
610 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/07(日) 13:47:38.74 ID:NVzYxaoDO
>>609
カイ「ふむ!!実にいい質問だね!!」

男「確かにそれは気になるところだな」

女の子「最初から超能力の事を知っていた訳ですし、ただの一般人という訳でもなさそうですが…」

カイ「そうだね、それじゃとりあえず登場キャラクターのまとめをしてみようか」
611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/07(日) 13:50:20.49 ID:NVzYxaoDO
男「まずは日常サイドか?」

カイ「男、母、同級生女、先輩後輩コンビが属するカテゴリーだね」

女の子「部長さんは?」

カイ「彼女は超能力について知ってしまっている…それに彼氏が超能力者なんだ、日常サイドでは無いだろう」

男「なるほど…」
612 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/07(日) 13:55:34.95 ID:NVzYxaoDO
カイ「続いて超能力者サイドだ」

男「部長も含め、こいつと実況か」

カイ「うん、そうだね」

女の子「やはり超能力者サイドに入るのですね」

カイ「テスラちゃんへの言動や、今までの行動を見るに君より超能力者として何かを知っているみたいだしね」

女の子「私より…」

男「ちっ、あの野郎絞めてもっと情報聞いておけばよかったぜ…」

女の子「暴力的な行動はだめですよ!!」

男「へいへーい」

女の子「まったく、本当にわかっていますのでしょうか…」
613 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/07(日) 13:59:59.63 ID:NVzYxaoDO
カイ「で、話に出ている魔術サイドにカテゴリーされるのはテスラちゃんと召使…後は名無し数名だね」

男「魔術と超能力は別サイドって事か?」

カイ「そうだね、テスラちゃんも魔術は使えるけど超能力は使えないって言ってたし」

女の子「なるほど…そう言われると確かに別物なのですね」

男「しかし、やたらとごちゃごちゃしてるな…」

カイ「はっはっは!!まぁそう重要な事でも無いし気にしないでくれ!!」

女の子「…そんな事は無いと思いますが」
614 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/07(日) 14:06:57.50 ID:NVzYxaoDO
カイ「まぁ安心したまえ、これからもっとややこしくなる」

男「安心出来ねぇよ!?」

女の子「超能力サイドや魔術サイドが増える…と」

カイ「うん、もちろん」

男「大丈夫なのか?これ以上キャラ数増やして」

カイ「そんなには増えないさ、ただ面倒なだけで」

女の子「?」
615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/07(日) 14:26:12.06 ID:NVzYxaoDO
男「しかし、さっきの説明だとおかしくないか?」

カイ「ん?何が?」

男「俺は超能力も魔術も知ってるぞ?それなのに日常サイドなのか?」

カイ「もちろんそうだよ?何言ってるの?」

男「いやいやいやいやいや、さっき部長の…」

カイ「君、恋人いないじゃん」

男「…へ?」
616 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/07(日) 14:34:31.74 ID:NVzYxaoDO
男「いや、お前何言って…」

カイ「部長は彼氏が超能力者だからと言ったよね」

男「そ、そうだな」

カイ「でも君、彼女いないでしょ?」

男「それは…」

女の子「もっと言えば、童貞ね」

男「おぃいいいいいいいいいいいいい!?」
617 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/07(日) 14:36:51.28 ID:NVzYxaoDO
男「それ今関係無いだろ!?」

女の子「いえ、わかりませんよ」

男「ぐぐぐっ…そもそもお前は俺の味方じゃないのか!?」

女の子「私は客観的意見を述べているだけです」

カイ「はっはっは!!残念だったな!!」

男「くそっ、調子のりやがってぇ…!!」
618 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/07(日) 14:48:26.65 ID:NVzYxaoDO
カイ「つまり君と部長では差があるという事だね」

男「納得出来ねぇ…」

女の子「仕方ないですよ、あなたはモテませんし」

男「うっせ!!」

カイ「はっはっは!!何だったら、私が可愛いヒロインでも用意してあげようか?」

男「何!?本当か!?」

女の子「…」
619 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/07(日) 15:05:14.68 ID:NVzYxaoDO
男「本当にそんな事が出来るのか!?」

カイ「はっはっは!!私にかかれば造作も無い事だぞ!!」

男「頼む!!いやお願いします!!お願いします!!」

女の子「…随分頭を下げますね」

男「当たり前だ!!ヒロイン!!ヒロインだぞ!!しかも可愛い!!」

女の子「…そうですか」

男「ん?」
620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/07(日) 15:35:54.28 ID:NVzYxaoDO
男「何怒ってるんだ?」

女の子「別に怒っていません」

男「そうか?」

女の子「よかったですね、可愛いヒロインさん」

男「おう!!」

カイ「それじゃ書こうか!!」

女の子「いえ結構です」

男「あれっ!?」
621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/07(日) 15:42:20.51 ID:NVzYxaoDO
男「おい?」

女の子「なんですか?」

男「お前さっきよかったですねって言ったよな?」

女の子「はい、言いました」

男「そうか…そうだよな?」

女の子「はい」

カイ「どうするの?書いていいの?」

女の子「いえ結構です」

男「あれぇっ!?」
622 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/13(土) 22:00:07.68 ID:C9NbAWhDO
男「どっちなんだよ!!」

女の子「可愛いヒロインなんて不必要ですよ」

カイ「って言ってるけど?」

男「そんな訳無いだろ!!可愛いヒロインってのはだな…」

女の子「なんですか?」ジロッ

男「うっ…」

女の子「文句があるのですか?」

男「…いや、無いっす」
623 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/13(土) 22:05:58.08 ID:C9NbAWhDO
男「理不尽だ…」

女の子「あなたに可愛いヒロインなど必要無いのですよ」

男「どうしてだ?」

女の子「それは…」

男「それは?」

女の子「…」

男「?」

女の子「えいっ」ペシッ

男「いてっ」
624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/13(土) 22:12:48.32 ID:C9NbAWhDO
男「な、なんだよ…?」

女の子「なんでも無いですっ!!」

男「…?」

女の子「私がいるというのにあなたは…」ブツブツ

カイ「はっはっは!!イチャイチャするのはそこまでだぁっ!!」

女の子「黙ってください」ゲシッ

カイ「げふぅっ!!」
625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/13(土) 22:21:54.43 ID:C9NbAWhDO
カイ「お、おかしい…私が蹴られる流れでは無かったはず…」

女の子「うるさいのですよ、あなたは」

カイ「はははっ…これだからリア充ってやつは…」

男「何言ってんだお前は?」

カイ「何でも無いよ!!それより話を進めようか!!」

男「お、おう…?」
626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/13(土) 22:25:12.42 ID:C9NbAWhDO
カイ「で、特別編の話だったね?」

男「そうだ!!そりゃもうエッロエロな特別編の話だ!!」

カイ「無いよ」

男「へ?」

カイ「特別編、しばらく、無いよ」

女の子「という事らしいです」

男「…へ?」
627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/13(土) 22:26:45.13 ID:C9NbAWhDO
男「よし、落ち着こう」

カイ「うん」

男「…」

カイ「…」

男「…ふぅ」

カイ「…ふぅ」

男「よし、超落ち着いたぞ」

カイ「あぁ、例えるならば賢者って感じだね」

女の子「…」スススッ

カイ「あぁっ!!冗談だから引かないで!!」
628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/13(土) 22:30:24.66 ID:C9NbAWhDO
男「つまり、簡単に言うとだな…」

カイ「うん」

男「特別編はしばらく無いって事だな?」

カイ「そうだね、私がさっき言った台詞そっくりだね」

男「どうしてだよぉおおおおおおおおおおおっ!!」ドンッ

女の子「壁ドンやめてください」
629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/13(土) 22:40:11.69 ID:C9NbAWhDO
カイ「当店壁ドン床ドン台パンは禁止となっておりまーす」

男「じゃぁ何殴ればいいんだよ!!自分か!!ですよね!!」

女の子「まだ何も言ってませんよ…落ち着いてください」

男「ちくしょう…俺は…俺は何の為に生まれてきたんだぁああああああああああああああ!!」

女の子「そこまで遡るのですか!?」
630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/13(土) 22:44:19.53 ID:C9NbAWhDO
男「…どうしてだ?」

カイ「ん?」

男「どうして…特別編をやらない!!」

女の子「…」

男「どうして!!俺にはエロいイベントが無い!!」

カイ「いいよ、それじゃ一つずつ答えようか」
631 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/20(土) 21:37:49.45 ID:DsZqM4oDO
カイ「まずは特別編をやらない理由だね?」

男「そうそれだ!!」

女の子「どうしてでしょうか?」

男「横暴だ横暴だー!!」

カイ「まぁまぁ落ち着いて、簡単に言うとね…」

男「簡単に言うと?」

カイ「本編カメ進行過ぎわろえないって事だね」

男「…はい?」
632 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/20(土) 21:40:17.42 ID:DsZqM4oDO
カイ「君達わかってるの?書き始めてもう一年半以上過ぎてるんだよ?」

男「…はい」

女の子「…はい」

カイ「スレの数だって10を超えてるんだ、わかるね?」

男「…はい」

女の子「…はい」

カイ「それなのに君達が行った街の数なんて片手で数えられちゃうよ?」

男「いや、さすがに5つ以上は…」

カイ「私は片手で31まで数えるんだよ」

男「…理不尽だ」
633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/20(土) 21:43:22.97 ID:DsZqM4oDO
カイ「正直このスレ7割くらい雑談だよね?」

男「そ、それでも三割も残って…」

カイ「わかってると思うけど、その三割の内一割があらすじで飛ぶんだよ?」

男「…で、でも二割」

カイ「そう、二割…残り二割で話を進めないといけない訳だよ」

男「…はい」
634 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/20(土) 21:50:46.66 ID:DsZqM4oDO
カイ「そこで、少し考えてほしいんだ」

男「…なんすか?」

カイ「あぁん?」

男「…なんですか?」

カイ「このスレって、何回書き込めると思う?」

男「…は?」
635 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/20(土) 21:59:26.33 ID:DsZqM4oDO
男「いやちょっと何言ってるかわかんないんすけど…」

カイ「いやわかるよね」

男「…はい」

カイ「言ってみ?」

男「…1000レス書き込めます」

カイ「だよね?だよね?」
636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/20(土) 22:25:48.69 ID:DsZqM4oDO
カイ「それで?」

男「え?」

カイ「一割って言うとねどれくらいなのかな?」

男「…100レスです」

カイ「そうだね」

男「それが?」

カイ「わからないかい?」
637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/21(日) 20:29:35.44 ID:SfUYSaBDO
カイ「話を進めるのに二割の200しか無いんだよね?」

男「そうですね」

カイ「それで、特別編に一回何レス使ってると思う?」

男「…余裕で100は」

カイ「だよね?」

男「…はい」
638 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/21(日) 20:31:24.13 ID:SfUYSaBDO
カイ「仮に特別編に100使ったとしよう」

男「はい」

カイ「そこで別の可能性も考えてほしい」

男「別の可能性?」

カイ「そう…私以外の人物の書き込みだ」

男「カイ・テルヤツ以外の書き込み…?」

カイ「そうだ」
639 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/21(日) 20:34:00.53 ID:SfUYSaBDO
カイ「嬉しい事に私のようなダメな書いてる奴でも応援してくれる人がいる」

男「そうなのか?」

カイ「そういうものなんだよ」

男「なるほど」

カイ「その方々からの質問、ツッコミがあるんだ」

男「…はい」

カイ「このスレでは少量でも、それでもとてもありがたい事だ」

男「…身に染みます」
640 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/21(日) 20:36:58.51 ID:SfUYSaBDO
カイ「そんな方々からの暖かいレス分の容量も残さなければいけない訳だよ、スレの一割くらい」

男「…」

カイ「はい、ここで足し算をしてみよう」

男「…」

カイ「君達の雑談7割+あらすじ一割+特別編一割+レス一割…」

男「…」

カイ「はい!!ピッタリ10割!!完走でーす!!」
641 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/21(日) 20:39:15.84 ID:SfUYSaBDO
カイ「ここまで言えば何を言いたいかわかるね?」

男「…はい」

カイ「じゃぁ、力の限り目一杯叫んでいい?」

男「…どうぞ」

カイ「話進んでねぇえええええええええええええええええええええ!!」

男「…」グッタリ

女の子「あ、疲れちゃってます…」
642 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/21(日) 20:41:32.62 ID:SfUYSaBDO
カイ「という訳で、特別編が割り込む隙は1レスも無い訳だよ」

男「あぁ、そうだな…」

カイ「理解してくれてよかった」

男「…あれ?でも7割もあるんだし雑談削れば」

カイ「はい!!この話はここで終了でーす!!」

男「あっ!!てめっ!!汚ねぇぞ!!」
643 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/21(日) 20:45:16.37 ID:SfUYSaBDO
カイ「はいはい、どんどん話を進めるよ」

男「くそっ…まぁいい、むしろ本題はこっちだ」

女の子「?」

男「そう!!エロ!!エロだよエロ!!」

女の子「…」

カイ「ドン引きしてるよ?」

男「知るか!!今はそんな事気にしてる場合じゃ無いぜ!!」
644 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/21(日) 20:47:25.73 ID:SfUYSaBDO
カイ「とりあえず、言い分を聞こうか?」

男「おう!!俺の提案はだな…本編でやればいい!!」

カイ「…え?」

女の子「はい?」

男「そう!!特別編が出来ないなら本編をエロエロにすればいいじゃない!!という事だったんだよ!!」

カイ「な、なんだってー!!」

女の子「…」

カイ「…あ、更にドン引きしてる」
645 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/21(日) 20:50:06.51 ID:SfUYSaBDO
男「そもそも可愛い女の子と二人きりなんだぞ!!手を出さない方がむしろ不自然じゃないか!!」

カイ「うわっ」

女の子「か、可愛い…」

カイ「あー、君、そこは喜ぶところじゃないからね?」

男「毎晩毎日、もはや真っ昼間からエロエロしててもおかしくないシチュエーションなんだぜ!!」

カイ「…なるほど」
646 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/21(日) 20:52:50.43 ID:SfUYSaBDO
男「つまり!!本編でこそエロをやるべきだと!!俺はこう提言しているのだぁあああああああああああ!!」

カイ「…なるほど、君の言い分はよくわかったよ」

男「!!」

女の子「え、あの…それじゃぁ…」

カイ「だが、それを肯定する前に一つ私の話を聞いてくれないか?」

男「…いいだろう」
647 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/21(日) 20:56:49.18 ID:SfUYSaBDO
カイ「確かに本編はとっくにエロエロしててもおかしくないのが現状だ」

男「だろう!!」

女の子「あの、ここから先ずっとエロエロって単語で通すんですか…?」

カイ「ん?不自然かな?では…確かに本編はとっくに犯っ…」

女の子「きゃぁあああああああああああっ!!」ブンッ

カイ「めめたぁっ!!」ドサッ
648 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) [sage]:2011/08/21(日) 21:35:11.04 ID:sz+Axydc0
たとえ、話が進んでなかろうとエロがあればじゅうb……雑談さえあれば満足さ!!
649 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/21(日) 21:56:39.32 ID:SfUYSaBDO
>>648
カイ「よ、よくわかってるじゃないかっ!?」

男「いや、かなりギリギリの線だぞ?」

女の子「世はエロエロさんを求めているのですね」

男「そうだ!!俺だけじゃない!!皆が求めているんだ!!」

女の子「そうですか…」

男「おぉっ!!わかってくれたか!?」

女の子「はい、わかりましたが理解はしません」

男「どういう事!?」
650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/21(日) 22:00:49.89 ID:SfUYSaBDO
男「なんだよー、今日のお前はツンデレだなー」グリグリ

女の子「ほっぺぐりぐりしないでくださいー」

男「じゃぁ引っ張るか」フニフニ

女の子「やめれーっ」

カイ「君達、何をラブラブしてるのかな?」

男「はっ!!そうだ!!今はラブラブよりエロエロだった!!」

女の子「…もうエロエロで通すって事でいいですよ」
651 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/21(日) 22:08:06.35 ID:SfUYSaBDO
男「世はエロエロなんだよ!!そういう方面も取り入れるべきなんだよ!!」

カイ「ふぅ…どうやら私の話はもはや聞く気も無いね」

男「早く!!早く本編をピンク一色に!!」

カイ「…君はどう思う」

女の子「え?私ですか?」
652 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/21(日) 22:12:40.54 ID:SfUYSaBDO
カイ「あっちのダメ主人公はもう脳内ピンク一色みたいだよ」

男「おいダメ主人公とか言うな」

カイ「そこで、君はどう思っているのかと思ってね?」

女の子「はい、エロエロなど必要ありません」

男「引っ張りもせず力強い断言!?」

カイ「まぁ、予想通りだけどね…」
653 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/21(日) 22:31:05.48 ID:SfUYSaBDO
男「おいー、そこはもうちょい引っ張るところだろー?」

女の子「絶対に嫌ですので」

男「んだとー?じゃぁ俺がお前の頬を引っ張ってやろうじゃないかー」グイーッ

女の子「やめれくらさいーっ!!」バタバタッ

カイ「だからね君達、イチャイチャするならこの部屋から出ていってくれと…」
654 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/21(日) 22:42:09.70 ID:SfUYSaBDO
お眠なう…



男「ほらほらー」グイグイ

女の子「あーうー…」

男「気持ちいいか?」

女の子「そんな気してきましたー…」

男「ふっ…潜在的Mか」ボソッ

女の子「!?」

カイ「こらこら君ー?子供に何言っちゃってるのかなー?」

男「しかし困ったな…俺もMなんだがどうすればいい?」

女の子「知りませんよ!!」
655 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/22(月) 00:10:55.66 ID:TgCDx9wyo
両者M…横向69の体制でケツを叩き合う姿がなぜか出てきた…
俺の頭はもうダメみたいだorz
656 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/27(土) 17:37:53.91 ID:ub+YDUSDO
>>655
男「てめぇっ!!」

女の子「ど、どうしたのですか!?」

男「こいつのせいで俺の脳内がぁああああああああああああっ!!」

カイ「いいんじゃないかな?そういうプレーも」

男「え?」

女の子「え?」

カイ「え?」
657 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/27(土) 17:40:42.52 ID:ub+YDUSDO
カイ「こほんっ、さぁ話を戻そうか」

男「流しやがった…」

カイ「えっと?何の話をしていたかな?」

男「本編はどんなシチュエーションでエロエロするか話し合っていたところだな」

女の子「そんなお話していません!!」

カイ「君も諦め悪いね」

男「くっ…」
658 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/27(土) 17:44:21.37 ID:ub+YDUSDO
カイ「そもそも、私の腕ではエロエロを表現するなんて無理なんだよ?」

男「な、なんだって!?」

女の子「よかったです」

男「いや!!やってみないとわからないだろう!!」

カイ「今までちょいちょいやってたけどね…」

男「くっ!!そういえばそうだった!!」

女の子「という事です、諦めてください」

男「…」

女の子「?」
659 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/27(土) 17:53:44.62 ID:ub+YDUSDO
男「諦める…だと?」

女の子「ど、どうしたんですか?」

カイ「…」

男「諦めたら、そこでエロエロは終了なんだよぉおおおおおおおおおおお!!」

女の子「!?」

カイ「…ついに壊れちゃったか」
660 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/17(土) 22:50:02.33 ID:1eWwobHTo
おいおい
ちっとも進んでねぇな
661 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/24(土) 10:48:58.11 ID:ZkWEOYoDO
モウダメポ



男「俺は!!エロエロするんだぁああああああああああああ!!」

女の子「あの人を止めてください」

カイ「私が?」

女の子「他に誰がいるのですか?」

カイ「嫌だよー、彼怖いもん」

女の子「…私とどちらが怖いですか?」

カイ「今すぐ止めてきます!!」
662 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/24(土) 10:53:32.11 ID:ZkWEOYoDO
カイ「やぁやぁ、落ち着きたまへ」

男「なんだ?お前が邪魔するのか!!」

カイ「君も怖いけど、もっと怖い子が後ろにいるからね」

男「ちっ!!所詮はその程度の男か!!」

カイ「…言ってくれるじゃないか」

男「事実だ!!貴様では俺には勝てん!!勝負は既に決している!!」

カイ「どうかな!!やってみなければ…」

男「俺の眼を見ろぉおおおおおおおおおおお!!」

カイ「えっ…!?」
663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/24(土) 10:57:05.19 ID:ZkWEOYoDO
男「奴を倒せ!!」キュィイイイインッ

カイ「っ!!」ビクッ

女の子「あら?今何を…?」

カイ「…」

女の子「あの…書いてる奴さん?」

カイ「私の名は…カイ・テルヤツだ…」

女の子「は、はい…いえカイさん、あなた眼が赤く…これはまさかっ!?」

男「くくく…そう!!そうだよ!!これが俺の力…ギ○スだぁああああああああああああああ!!」

女の子「まさかの丸々パクりですか!?」
664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/24(土) 10:59:21.40 ID:ZkWEOYoDO
カイ「あー…うー…奴をー…倒すー…」

女の子「な、何故あなたがこのような力を…!?」

男「くくく…ここは特別編だ!!やろうと思えば何でもできる!!」

女の子「理屈が通っていません!!」

男「うるせぇ!!無理を通して道理を蹴っ飛ばすんだよぉおおおおおおおおおおおおお!!」

女の子「パクる先は一つに絞ってください!!お願いします!!」
665 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/24(土) 11:04:31.94 ID:ZkWEOYoDO
男「さぁ行け!!奴を倒すんだ!!」

カイ「イエス、ユアマジェスティ…」

女の子「それ、女性に対する台詞じゃなかったですか?」

カイ「私はにわかだからあまり覚えていないのだよ…」

女の子「…なるほど」

カイ「とにかく、君を倒させてもらいましょう」

女の子「うぅ…まさかこのような形で創造主様と戦う事になるとは…」
666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/24(土) 11:12:36.04 ID:ZkWEOYoDO
カイ「いくぞ!!」

女の子「仕方ありません、ここは一度気絶するまで殴る蹴る等の暴行を…」

カイ「はぁっ!!」シュバッ

女の子「は、早いですっ!?」

カイ「てやぁっ!!」ブンッ

女の子「くぅっ!!」ガキィッ

カイ「ふっふっふ、今のを防ぐか」

女の子「ど、どうして…?」

男「はっはっは!!わからないならば教えてやろう!!○アスに操られている人間は目的行動を最優先する為、自分が普段無意識に掛けているリミッターを解除し、限界を超えた身体能力を手に入れる事が出来るのだ!!」

女の子「今忙しいので話し掛けないでください!!説明長いですよ!!」シュバッ

カイ「でやぁっ!!」ブンッ

女の子「くぅぅ…!!」ガキンッ

男「…お前がどうしてって言ったから説明したのに」
667 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/24(土) 11:16:17.73 ID:ZkWEOYoDO
カイ「くっ、なかなか攻撃がヒットしないな!!」ブン

女の子「防ぐので精一杯ですー!!」シュババッ

男「くくくっ、防戦一方だなぁ」

女の子「うる…さい…です!!」シュンッ

カイ「おっと!!」バシィッ

女の子「あうっ、捕まれました!?」

男「よし!!いけ!!お前の奥義を見せてやれ!!」

カイ「イエス!!ユアハイネス!!」

女の子「それも女性の方用の台詞ですー!!」
668 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/24(土) 11:19:51.62 ID:ZkWEOYoDO
女の子「しかし、奥義とは一体…」

カイ「…」パッ

女の子「え?手を放して…」

カイ「はぁっ!!」ブワッ

女の子「こ、このアッパーは…」

カイ「昇○拳!!」ズバァンッ

女の子「きゃぁああああああっ!!」ブワァッ
669 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/24(土) 11:56:18.96 ID:ZkWEOYoDO
男「ふはははははははっ!!いいぞ!!そのままいけぇっ!!」

女の子「うぅ、まさかこのような技を…」

カイ「っ!!」シュピィッ

女の子「これは!!EXセビキャン!!まさかっ!!」

カイ「はぁああああああああっ!!」ドンッ

女の子「な、なぜか動けな…」

カイ「滅・波○拳んんんんんんんんんん!!」バシュゥッ

女の子「きゃぁあああああああああっ!!」バーンッ
670 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/24(土) 12:04:22.21 ID:ZkWEOYoDO
女の子「うぅぅー…」プシューッ

男「カイ、WIN!!」

デレデレデー

カイ「SS界の星に、私はなる!!」ドォンッ

男「あ、ロビー戻る?」

カイ「構わん!!連コだ!!連コ来い!!」

女の子「あの…お話が別の方向へ向かってしまっています…」
671 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/09/24(土) 12:59:28.20 ID:B98RvF+xo
更新キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!
672 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/24(土) 16:23:39.34 ID:ZkWEOYoDO
一ヶ月クライ失踪シテタノニレスキテナイタ



女の子「まさか私が負けるとは…」

カイ「これが拳を極めし者の力だ!!」

女の子「それ変な波動に目覚めてる方の人です!!」

男「ふははははははは!!とにかく我々の勝利だ!!」

女の子「うぅ…何もしていないのに自分の手柄のようにー…」
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/24(土) 16:25:33.42 ID:ZkWEOYoDO
女の子「ところで質問なのですが」

男「ん?なんだ?」

女の子「確かに私は負けたのですが、どうなるのですか?」

男「…へ?どうなるって?」

女の子「…あなたはエロエロ展開を目指しているのですよね?」

男「あぁ、そうだ!!」

女の子「それとこの戦いに何の関係が?」

男「…」

女の子「…」

男「うん、無いな」

女の子「ですよね」
674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/24(土) 16:29:53.17 ID:ZkWEOYoDO
カイ「ふっ、やっと気付いたようだね」

女の子「あ、正気に戻っています」

男「目的を達成したからな」

女の子「意味の無い目的でしたが」

男「…」

カイ「それで、次に君はどうするんだい?」

男「…へっ、決まってるぜ!!」

女の子「?」

男「このギア○の力を使って、世の女を俺の虜にするのさっ!!」

女の子「…久しぶりに出ましたね、厨二病らしい発言が」
675 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/24(土) 16:38:13.52 ID:ZkWEOYoDO
カイ「まぁ、私が書かなければいいという、ただそれだけの話なんだけどね」

男「な、何故だ!!何故書かない!!」

カイ「ふふふ、とっても簡単な話さ」

男「なに…?」

カイ「その話書いたら普通にあのアニメの二次創作スレじゃん」

男「…」

女の子「確かに、オリジナルSSにはなりませんね」

男「く、くそぉおおおおおおおおおおおおっ!!」
676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/24(土) 16:41:30.29 ID:ZkWEOYoDO
カイ「という事で…君がギアスを使う事は今後一切ありませんでした、終わり…と」

女の子「普通に言っちゃいましたね…」

男「くそっ!!俺の厨二病もここまでか!!」

女の子「あ、それは引き続きどうぞ」

男「よし!!それじゃ次は理想を現実に変える能力を…」

カイ「彼がその能力を使う事は今後一切ありませんでした…終わり」

男「おぃいいいいいいいいいいいいい!!」
677 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/24(土) 16:43:52.17 ID:ZkWEOYoDO
男「少しくらいやらせてくれてもいいだろ!!」

カイ「ややこしくなるじゃないか、嫌だよ」

男「そう言わず!!頼む!!少しだけ!!」

カイ「いいかい?君に一つだけいい事を教えてあげよう」

男「…なんだ?」

カイ「理想ってのは…叶わないから、理想なんだよ…」

男「…」

女の子「…」

カイ「…よし」

男「いや、よしじゃねぇよ待てこら」
678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/24(土) 16:46:42.35 ID:ZkWEOYoDO
男「何ちょっといい事言った風にしようとしてるんだよ!!」

カイ「あれ?ダメだったかな?」

男「少なくともここで言っていい事じゃない!!」

カイ「あれー?おかしいな」

男「理想ってのは実現を目指す上での最高目標の事だ!!実現叶わない事は…」

カイ「世の中、理想通りに行く事なんて無いよ?」

男「だからそういう事言うなよぉおおおおおおおおおお!!」
679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/24(土) 16:51:03.41 ID:ZkWEOYoDO
バイトナウ



男「お前の仕事は夢や希望を届ける事じゃ無いのかよぉおおおおおおおおおおおおっ!!」

カイ「夢も希望も、無いんだよ?うぇひひっ」

男「だ、ダメだこいつ…腐ってやがる…」

女の子「きっと疲れているだけです、すぐにまたいつも通りになりますよ」

男「いつも通りって?」

女の子「全裸で腕を振りながら縞パン最高!!縞パン最高!!と…」

カイ「やった事無いよねそんな事!?」
680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/25(日) 18:43:20.44 ID:ZPuBOBwDO
少シダケ



カイ「私は変態では無い、その事を理解してくれないか?」

男「今更何言ってるんだお前?」

女の子「手遅れ過ぎますね」

カイ「ぐぅっ…言わせておけば…」

男「じゃぁ好きなオプションは?」

カイ「もちろんガーターベルトだ」キリッ

男「…うわぁ」

女の子「私、飽きれを通り越して嫌悪感が出てきました」

カイ「そこまで!?」
681 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/25(日) 18:46:29.07 ID:ZPuBOBwDO
カイ「もういいよ君達…わかったよ」

男「何がだ?」

カイ「私はもう…変態を卒業するよ」

女の子「本当ですか!?」

男「にわかには信じられんな…」

カイ「本当さ、今日からは清く正しく真っ当に生きていくよ」

男「おぉ…改心したか」

女の子「よかったです」

カイ「うん、これからはもう本編でコスプレなんてさせたりしないよ…」

男「え?」

女の子「え?」

カイ「え?」
682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/25(日) 18:54:13.11 ID:ZPuBOBwDO
男「ど、どうしてコスプレが廃止されるんだ!?」

女の子「どうしてですか!!」

カイ「あれは私の趣味全開だからね、紳士を目指す私には無用な物だよ」

女の子「そ、そんな…」

カイ「…何故君が残念がるんだい?」

女の子「っ!?」

男「どうした?」

女の子「な、なんでも無いですよ!!」

男「…?」
683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) [sage]:2011/09/25(日) 20:18:31.92 ID:FzWlCXsk0
おー更新来てたカー
684 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/26(月) 23:39:20.61 ID:scZlAHFDO
>>683 その語尾の「カー」は車に掛かってるんですね、わかりま…違ウカ



男「コスプレが無くなるのは困る!!非常に困る!!」

カイ「でも、彼女も嫌がってるしさ…」

女の子「わ、私ですか…?」

カイ「うん、コスプレは嫌だろう?」

女の子「そ、それはですね…」

カイ「…」
685 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/27(火) 00:01:41.88 ID:nSsYtJvDO
女の子(確かにコスプレは嫌いでしたけど…)

女の子(でも普段と違う自分になれるのは楽しいですし…)

女の子(そもそも衣装が溢れてしまっていますし)

女の子(無駄になってしまうではないですか)

女の子(そもそも私がコスプレするのは、この人が…)チラッ

男「ん?なんだ?」

女の子「…いえ別に」

男「はぁ…?」
686 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/27(火) 00:12:30.36 ID:nSsYtJvDO
女の子(私はどうすればいいのでしょうか…)

女の子(ここでコスプレしたいですなんて言えば付け上がる人がいますし)

女の子(迂闊な事は言えません…)

女の子(どうしましょう…)

カイ「どうなんだい?」

女の子「あ、あの…あら?」

カイ「コスプレしたいのかい?それともしたくないのかい?」ニヤニヤ

女の子「…」
687 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/27(火) 00:27:26.89 ID:nSsYtJvDO
女の子「…」

カイ「ん?どうしたんだい?」

女の子「あなた、わかっていて聞いていますね?」

カイ「ぎくっ!!な、なんの事だい!?」

男「お?なんだなんだー?」

女の子「…」グッ

カイ「ま、待ってくれ!!話せばわか…」

女の子「問答…無用です!!」ブンッ

カイ「ぐはぁあああああああああああっ!!」ドサァッ
688 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/28(水) 01:11:38.87 ID:nAo4qxhDO
カイ「創造主たる私を殴るとはー…」

女の子「私の前に、そのような理屈は無駄です」

男「というか、今更だしな」

カイ「くっ、威厳ゼロか私は…」

女の子「あると思ってたんですか?」

カイ「…心が痛い」
689 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/28(水) 01:13:31.22 ID:nAo4qxhDO
男「で?コスプレの件はどうなったんだ?」

カイ「させるよ?当たり前じゃん」

男「あっさりと言ったな!?」

カイ「まぁね、そもそもコスプレを廃止したら全国の紳士の皆様が悲しむよ」

男「それは紳士じゃねーよ」
690 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/28(水) 01:28:13.44 ID:nAo4qxhDO
女の子「コスプレ出来るのですか…よかったです…」ホッ

男「え?」

女の子「はっ!!今のは聞かなかった事に!!」

カイ「はっはっは!!安心した途端正直だね!!」

女の子「黙ってください!!」ブンッ

カイ「あいたぁっ!?」ポカッ
691 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/29(木) 01:01:43.98 ID:FgD6RviDO
カイ「さて、ここで話す事ももう尽きてきたね」

男「おぉ、ついにか」

女の子「随分長い間お話していましたからね」

男「流石にグダグダし過ぎなんじゃないか?」

カイ「ははは、大丈夫さ!!もうこのグダグダで進むしか道は無いのだから!!」

男「何故こいつは自分をここまで追い込むんだ…」

女の子「考えてないからですよ…はぁ」
692 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/29(木) 01:04:27.61 ID:FgD6RviDO
男「んで?どうやって家に帰るんだ?」

カイ「私の力で帰らせるのさ」

女の子「そうですか、ではお願いします」

カイ「…」

男「どうした?早く帰らせてくれよ」

カイ「あの…もうちょっとこう…何か無いかな?」

女の子「?」
693 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/29(木) 01:11:05.37 ID:FgD6RviDO
女の子「何かとはなんですか?」

カイ「こう…感想とか」

男「狭い部屋だった」

女の子「パソコンさんあるんですから使ってください」

カイ「くっ…感想じゃなくてダメ出しじゃないか…!!」

男「正直無理矢理連れて来られたようなもんだからな」

女の子「はい、感慨も何も無いので早く帰りたいです」

カイ「…自分のキャラクター達とは思えない」
694 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/29(木) 01:15:10.09 ID:FgD6RviDO
男「とにかく、帰らせてくれよ」

カイ「はいはい…わかったよ」

女の子「すねてしまいましたよ?」

男「知るか、歳考えろ」

カイ「君より全然若いからね!?」

男「じゃぁ敬いを持てよ?」

カイ「残念だったね!!君じゃ無理だ!!」

女の子「えぇ、無理ですね」

男「…最後の最後に心折るんじゃねぇよ」
695 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/29(木) 01:18:37.39 ID:FgD6RviDO
カイ「それじゃ帰らせるよ」

男「おう」

女の子「ありがとうございます」

カイ「うん」

男「やっと家に帰れるか…」

女の子「帰ったら少しゆっくりしましょうか」

男「…出来るかわからないけどな」

カイ「出来ないよ」

男「…なに?」
696 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/29(木) 01:28:28.84 ID:FgD6RviDO
男「どういう事だ!?」

カイ「君達には直接本編に戻ってもらうって事さ」

女の子「そんな!!お母様にご挨拶がまだ…」

カイ「心配無いさ、ここは特別編だからね」

男「しかし、そんな急に…」

カイ「…今帰ってもらっちゃ困るからね」

男「な…?」

カイ「最後に一ついい事教えてあげよう、君は真実に気付いちゃいけないよ」

男「それ…は…どういう事…だ…?」

カイ「君が覚えていればわかる事さ!!ではさようならだ!!」パァッ

男「く…っそ…」

ドサッ
697 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/29(木) 01:30:52.02 ID:FgD6RviDO
女の子「…きて…さい」

男「う…ん…っ」

女の子「起きてください!!」

男「ぅおわっ!?」ガバッ

女の子「きゃっ!?」

男「あれ?ここは?」

女の子「皆様と別れてからすぐ立ち寄ったコンビニの駐車場ですが?」

男「なんでこんなところに?」

女の子「…何を言っているのですか?あなたは」
698 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/29(木) 01:33:29.87 ID:FgD6RviDO
男「あれ…?俺は…」

女の子「寝ぼけるのもいい加減にしてくださいよ」

男「お、おう…」

女の子「まったく、あなたが寄りたいと言ったのに着いた途端寝てしまって…挙げ句これですか」

男「悪かったって、すぐ出発するよ」

女の子「コンビニに用事があったのでは?」

男「いや…たぶん無い」

女の子「はい?」

男「…無いんだよ、コンビニに用事なんて」
699 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/29(木) 01:35:10.63 ID:FgD6RviDO
女の子「どういう事ですか?」

男「さぁな、俺にもわかんねーよ」

女の子「はぁ…?」

男「それより、出発するぞー」

女の子「はい、よろしくお願いします」

男「おう、旅の再開だぜ!!」
700 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/29(木) 01:36:43.43 ID:FgD6RviDO
特別編終了…長カッタネ、レス数的ニハ予定通リデスガ

今日はここまで…明日モアルカナー?
701 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/30(金) 01:18:27.77 ID:Lgpl19iDO
男「なぁ、今どの辺かな?」

女の子「わかりませんよ、見た事無い地ですから」

男「…お前はどこでもそうだろ」

女の子「わかっているなら聞かないでくださいよ」

男「…ごもっともだな」
702 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/30(金) 01:33:29.82 ID:Lgpl19iDO
女の子「とりあえず、海辺からは出ましたね」

男「おう、本格的に寒くなる前に出れてよかったぜ」

女の子「え?」

男「え?」

女の子「今はまだ夏では…?」

男「何言ってるんだよ、もう秋だろ?」

女の子「…」
703 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/30(金) 01:41:28.04 ID:Lgpl19iDO
女の子「おかしいです…」

男「何がだ?」

女の子「少し前まで私達海で泳いで…」

男「いい加減慣れろ」

女の子「しかし…」

男「お前が悪いんじゃない、全ては世界が…」

女の子「…」
704 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/30(金) 23:40:43.86 ID:Lgpl19iDO
女の子「仕方ありません、その件については追求しない事にします」

男「おう」

女の子「しかし、私の空腹はごまかせません」

男「…は?」

女の子「簡単に言いましょう、お腹が減りました」

男「…簡単に言わなくてもわかってるよ」
705 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/30(金) 23:45:18.18 ID:Lgpl19iDO
男「そういえば、朝食食ってないのか」

女の子「はい、由々しき事態です」

男「いや、俺は平気だけど?」

女の子「何を言っているのですか!!ダメですよ!!」ガタッ

男「うおっ!?」ビクッ
706 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/10/02(日) 00:22:15.16 ID:oCAS+MyDO
男「当然大声出すなよ…ビックリするだろ」

女の子「申し訳ありません」

男「まったく、気をつけろよ」

女の子「今はそれどころではないです!!」

男「…なんなんだお前は」
707 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/10/02(日) 00:24:51.84 ID:oCAS+MyDO
女の子「私は朝食の大切さについて語りたいと思います」

男「あー…それはまた今度な」

女の子「今です!!」

男「…もう勝手にしてくれ」

女の子「はい、では語ります…」
708 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/10/02(日) 00:29:42.16 ID:oCAS+MyDO
10分後…

女の子「という訳で、朝食は1日の基本なのですよ!!」

男「まさかこんなに語るとは思わなかったぜ」

女の子「わかっていただけましたか?」

男「おう、理解した」

女の子「では!!」

男「でも付近にそれらしい店も無いし諦めてくれ」

女の子「…うー」
709 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/10/02(日) 00:37:51.25 ID:oCAS+MyDO
女の子「まったく、バランスは大事だと説明しましたのに…」

男「あー、それ聞いて思った事があるんだがいいか?」

女の子「はい、なんですか?」

男「お前、太ったのか?」

女の子「!?」ガタッ

男「ぐぇっ!?ハ、ハンドルがぁーっ!?」キュルルルルッ
710 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/10/02(日) 00:44:19.97 ID:oCAS+MyDO
男「ゼェ、ゼェ…マジで事故るかと…」

女の子「…」

男「おい!!危ないだろ!!急に首絞めるなよ!!」

女の子「急にでなければいいのですか?」

男「そういう意味じゃねぇよ!?運転中だって事考えてくれ!!」

女の子「では、次運転を中断しましたら絞めますね」

男「だから、そういう意味じゃねぇええええええええええええ!!」
711 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/10/03(月) 23:31:12.75 ID:vwvHFndDO
男「しかし、その反応…どうやら図星のようだな」

女の子「うっ…」

男「くくくっ…何キロ増えたんだ?」

女の子「それは…その…セ、セクハラです!!」

男「知らんなぁ、そんなもん」

女の子「くぅー…」
712 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/10/03(月) 23:37:57.41 ID:vwvHFndDO
男「さぁ言え!!言って楽になっちまえよぉ!!」

女の子「うるさいですよ」ポカッ

男「痛っ!?痛いところ突かれて暴力に!?お兄ちゃん悲しい!!」

女の子「…誰がお兄ちゃんですか、誰が」

男「俺?」

女の子「私に聞かないでください!!」
713 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/10/03(月) 23:49:16.24 ID:vwvHFndDO
男「それで、どうするんだ?」

女の子「どうする…とは?」

男「元の姿に…戻りたいとは思わないか?」

女の子「も、戻れるのですか!?」

男「あぁ…しかし、辛い苦難の道だ…それでも、やるか?」

女の子「…やります!!やらせてください!!」

男「よろしい!!ならばダイエットだ!!」

女の子「…はい?」
714 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/10/03(月) 23:58:08.53 ID:vwvHFndDO
女の子「あの…勢いで言ってしまいましたが…ダイエットですか?」

男「おう、他に手があるか?」

女の子「確かにそうですが…ですが…」

男「何を迷っているんだ?」

女の子「いえ、あの…車の中でダイエットってどうやるのですか?」

男「…」

女の子「…」

男「き、気合いだよ気合い!!」

女の子「考えていなかったのですね…」
715 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/10/04(火) 00:03:31.63 ID:Y6d5CWQDO
ネ、ネルー



男「何かあるだろ!!出来る事が!!」

女の子「例えば?」

男「それは…まぁ待て、今考えるから」

女の子「はい、わかりました」

男「うーん、車の中で出来るダイエット…」

女の子「待っている間暇なので買い溜めのお菓子食べますね」

男「おう…って、待てやこらぁあああああああああああああ!!」
716 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/10/31(月) 01:13:51.42 ID:Re4mxZEco
まさか永眠してないよな((((( ;゚Д゚)))))gkbr
717 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/10(木) 06:06:31.16 ID:f0iHvGuDO
まあ忙しいんだろ
718 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/19(土) 20:23:29.42 ID:cBUfRnXDO
こんばんわ、書いてる奴です、お久しぶりです

間が空いてしまって申し訳ないです…

実は書いてる奴もついにSS筆者伝統行事、入院を体験中です

ちなみに普通に事故ですはい、原付でトレーラーと喧嘩しましたマジデゴメンナサイ

まぁ生きてたんでいいですよね、骨折れたって絶水食だって、負けずにまたのろのろ書いていこうと思います

でも何か恥ずかしいんでしばらくsage進行します、ソンナモンダヨネー
719 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/19(土) 20:27:21.88 ID:cBUfRnXDO
現在のまとめ…少女ダイエット思考中…



女の子「なんですか」

男「なんですかじゃねーよ!!何いきなりお菓子食べようとしてるんだよ!?」

女の子「食べたいからです!!」

男「いや、自信満々に言われてもな…」

女の子「…ダメですか?」

男「ダメだな」
720 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/19(土) 20:31:48.86 ID:cBUfRnXDO
男「お前はダイエットする気あるのかと…」

女の子「ありますよ!!超あります!!」

男「じゃぁなんでお菓子を食べようとする…」

女の子「私には大食いキャラとしての側面もあるので、保つ為に」

男「自分でキャラ守りにいってどうすんだ!!しかも自爆気味に!!」

女の子「ですが、キャラとは大事な物です!!」

男「お前が気にする事じゃねー!!」
721 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/19(土) 20:35:59.67 ID:cBUfRnXDO
女の子「私だって苦労していますのに…」

男「ダイエットで苦労してくれ」

女の子「…」

男「そもそも、キャラ作りで苦労する奴なんて1人で十分なんだよ」

女の子「…あの方ですね?」

男「そう、あいつだ」

女の子「…確かにそうですね、ごめんなさい」

男「いや、わかってくれればいいんだ」
722 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/19(土) 20:39:43.49 ID:cBUfRnXDO
男「わかったならそのお菓子の箱をしまってくれ」

女の子「はい」

男「で、本題に戻るぞ?」

女の子「…なんの話をしていましたでしょうか?」

男「ダイエットだよ!!ダイエット!!」

女の子「あら、そういえばそうでしたね」

男「まったく…油断も隙も無いなこの鳥娘め…」
723 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(福岡県) [sage]:2011/11/19(土) 20:42:39.49 ID:LUktTU2ao
お?事故には気をつけろよ
ってもう遅いかwwww
724 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/19(土) 20:45:00.45 ID:cBUfRnXDO
女の子「むっ、なんですか鳥娘とは」

男「鳥頭な娘って意味だよ鳥娘」

女の子「勝手に変なあだ名付けないでください、迷惑です」

男「そうか?結構かわいいと思うんだけどな」

女の子「かわいくないですよ、どういう感性しているんですか…」

男「うーん、そうかなぁ…」
725 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/19(土) 20:49:43.25 ID:cBUfRnXDO
>>723 後1ヶ月半早ければこんな事には…イエ冗談デス



男「じゃぁ、お前だったら自分にどんなあだ名付けるんだ?」

女の子「私に、ですか?」

男「うん」

女の子「それはそれで難しいですね…」

男「確かに、そうかもな」

女の子「しかし、あだ名ですか…そうですね…」
726 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/19(土) 20:51:53.90 ID:cBUfRnXDO
男「なんか思い付きそうか?」

女の子「はい、思い付きました」

男「おぉ、言ってみ」

女の子「天使」

男「何様だてめぇ」
727 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/19(土) 20:54:44.24 ID:cBUfRnXDO
女の子「そ、そんな本気で怒らなくとも…」ビクビク

男「すまん、つい」

女の子「自分にあだ名…難しいです」

男「それ以前の問題だけどな」

女の子「どこに問題が!?」

男「…その反応だよ」
728 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/19(土) 20:59:55.55 ID:cBUfRnXDO
女の子「しかし、悔しいです」

男「あぁそうかい…」

女の子「という訳であなたも考えてください」

男「どうしてそうなった!?」

女の子「あれだけ偉そうにしていたのですから、自分は出来るのですよね?」

男「くっ…まさか自分に返ってくるとは…」
729 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/19(土) 21:06:09.47 ID:cBUfRnXDO
久しぶりで疲れたので今日はこの辺で…ワンピース見て寝よう…消灯22時ダケド…



女の子「さぁ、早く考えてください」

男「くそっ…あだ名か…」

女の子「思い付きましたか?」

男「…そうだな、迅雷のとか剛錬とか、後は」

女の子「それ二つ名ですよ!?」
730 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [sage]:2011/11/19(土) 21:07:58.33 ID:Ed9DtF6Bo
喧嘩売る相手間違ってるwwwwww
せめてDQNあいてにぶつかるべきだったんだ…

でも、また読める喜びを噛み締めながら読むぜ!!
731 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/29(火) 20:43:13.37 ID:JqyfsCuDO
リハビリ疲レナウ



男「あれ?何か間違えたか?」

女の子「全然別物でしたよ…」

男「おかしいな…かっこいいのに」

女の子「今競っているのはかっこよさでは無いですよ!?」

男「マジかよじゃぁかわいさな」

女の子「…あなたはかわいいあだ名で呼ばれたいのですか?」

男「…すまん俺が悪かった」
732 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/29(火) 20:46:31.77 ID:JqyfsCuDO
男「俺達にあだ名はまだ早かったな」

女の子「そうですね」

男「そもそも、そういうのはリア充がする事なんだよ」

女の子「なんです?リア充とは」

男「そうだな…理不尽にむかつく存在かな」

女の子「…その発想が理不尽です」
733 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/29(火) 20:50:22.74 ID:JqyfsCuDO
男「だって仕方ないだろ!!あいつらが…俺を哀れそうな目で…」

女の子「あの…どうしたのですか?大丈夫ですか?」

男「もうダメだ、俺なんて…」

女の子「どうやら酷いトラウマがあるようですね…しかしどうして今トラウマが?」

男「気にするな、もうすぐあの時期だからだよ…」

女の子「…?」
734 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/29(火) 20:55:32.97 ID:JqyfsCuDO
女の子「よくわかりませんが、元気出してください」

男「そうは言ってもなぁ…」

女の子「ほ、ほら、私が居ますから」

男「…確かに居るな」

女の子「はい!!居ますよ!!」

男「そうだな…とりあえず俺はぼっちでは無いんだな…」

女の子「は、はい!!その通りですよ!!」

男「やべっ、そう思ったら涙が…」

女の子「な、何故!?」
735 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/29(火) 20:59:50.47 ID:JqyfsCuDO
寝ルオ



女の子「あ、あの…」

男「気にすんな、涙出そうなのは嬉しいからだよ」

女の子「そうなのですか…よかったです」

男「そうだな、お前が居るって事を忘れちゃいけないよな」

女の子「そうです!!忘れてはいけませんよー」

男「たとえサブキャラにお前が喰われそうでも俺だけはお前を忘れないよ」

女の子「私実はピンチですか!?」
736 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/01(木) 21:04:49.95 ID:IbcfQJnDO
リハビリ進マナイ、泣キタイ



女の子「わ、私は大丈夫ですよ!!ちゃんとキャラ作りを…」

男「正直大食い程度じゃ厳しいわ」

女の子「うぅ…」

男「いつまでもレギュラー安泰だと思っちゃいけないんだぜ?」

女の子「センター争いは厳しいのですね…」

男「そういう事だ」
737 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/01(木) 21:08:29.88 ID:IbcfQJnDO
女の子「私には超能力もありますのに…」

男「他にも超能力者出てきてるし…」

女の子「うっ…」

男「それに、魔女っ娘まで出ちゃうし」

女の子「大丈夫です!!レギュラー争いには負けません!!余裕ですよ!!」

男「お前それサバンナでも同じ事言えんの?」

女の子「今サバンナ関係無いですよ!?」
738 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/01(木) 21:12:08.19 ID:IbcfQJnDO
男「とにかく、危機感は大事って事だよ」

女の子「はぁ…わかりました」

男「頼むぜ、メインヒロインなんだから」

女の子「…あの」

男「なんだ?」

女の子「主人公は誰なのですか?」

男「そりゃもちろん俺だろ?」

女の子「そ、そそそ、そうですか」カァァ

男「?」
739 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/01(木) 21:15:03.66 ID:IbcfQJnDO
女の子「なるほど…という事は…」ブツブツ

男「どうした?」

女の子「いえ、お気になさらず運転を」

男「お、おう…?」

女の子「…」

男「…」

女の子「…!!」バタバタ

男「!?」
740 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/01(木) 21:19:19.44 ID:IbcfQJnDO
男「ど、どうした!?」

女の子「いえ、すみません気にしないでください」

男「いや、後部座席で急にうつ伏せでばた足されたら流石に気になるんだが…なんか顔赤いし」

女の子「何でもありませんから!!気にしないでください!!」

男「わ、わかったよ」

女の子「ふぅ、まったく…」

男「賢者?」

女の子「まだです!!」

男「まだ!?」
741 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/01(木) 21:24:11.63 ID:IbcfQJnDO
女の子「今のは間違いです!!」

男「そ、そうだよな…そう信じたいわ」

女の子「あなたのせいですよ、謝ってください!!」

男「どんな理不尽!?」

女の子「理不尽ではありません、道理です」

男「歪んでるぞ世界!!」
742 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/01(木) 21:31:15.65 ID:IbcfQJnDO
女の子「そう、私がルール、私が法、私が理なのです!!」

男「なんか話大きくし過ぎじゃないか!?」

女の子「あえて言います!!ここまで来るとなかなか引けないです!!」

男「いやそれはわかるけどよ…」

女の子「とにかく、あなたは罰としてこの場で逆立ちを」

男「運転中の車内で逆立ちを!?」

女の子「出来ないのですか!?だから童貞なのですよ!!」

男「暴言過ぎる…理不尽なんてもんじゃねぇぞ…」

女の子「それがこの世界です!!」

男「誰か断ち切ってくれよこんな世界!!」
743 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/01(木) 21:32:20.89 ID:IbcfQJnDO
ナンカオカシイ…ココマデニシマス…
744 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [sage]:2011/12/01(木) 22:42:21.09 ID:O5WeLDXko
おつー
無理はしないでくれよ?
745 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/02(金) 20:37:23.68 ID:gnVFqNlDO
>>744 デモレスガアルト頑張ッチャウ、ルパンマデダケドナッ



男「いや待てよ…他人に頼っちゃいけない…そうだ!!」

女の子「?」

男「俺達が世界を変える!!自分の意志で!!」

女の子「俺達って、誰と誰ですか?」

男「俺と…車だ!!」

女の子「はいっ!?」

男「俺が…俺達が、後部座席だ!!」

女の子「それは違うと思います…」
746 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/02(金) 20:41:24.33 ID:gnVFqNlDO
男「盛り上がってきたぜ!!」

女の子「…そうですか?」

男「へへっ、オラわくわくしてきたぞ!!」

女の子「そうでも無いですけど」

男「よしかかってこい!!世界の命運を決める戦いを…」

女の子「本気でやっていいんですね?」

男「すまん俺が悪かったちょっと待ってくれ」
747 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/02(金) 20:45:11.85 ID:gnVFqNlDO
男「まったく、幼女が超能力とか物騒な世の中だぜ」

女の子「私は幼女ではありません!!」

男「いや幼女だろ?」

女の子「違います!!」

男「…じゃぁ、なんだよ?」

女の子「立派な大人のレディです!!」

男「…ハハッ」

女の子「笑われました!?」
748 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/02(金) 20:49:09.34 ID:gnVFqNlDO
女の子「なんですかその某ネズミさんのような笑い!!」

男「あまりのショックに咄嗟に出ちまった」

女の子「むぅー…そうやってすぐ私を馬鹿にして…」

男「そこ、そこだよ」

女の子「はい?」

男「そこがお前が立派な大人のレディになれない理由だよ」

女の子「…?」
749 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/02(金) 20:53:39.42 ID:gnVFqNlDO
女の子「話の意味がわかりません」

男「お前は俺の言葉一つ一つに噛みついてくるだろ?」

女の子「ですから、それはあなたが私を馬鹿に…」

男「だから、そこなんだよ」

女の子「…?」

男「立派な大人のレディは、少し馬鹿にされた程度で怒らないんだよ」

女の子「!!」
750 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/02(金) 20:58:24.36 ID:gnVFqNlDO
女の子「確かにそうかもしれません…」

男「だろ?」

女の子「…はい」

男「だから、立派な大人のレディになりたかったらすぐに怒っちゃいけないぞ?」

女の子「はい!!わかりました!!」

男「よし、じゃぁこの話題はこれで終了!!いやーよかったよかった」

女の子「あ、あら…」

男「ふぅ、今日もいい天気だぜ」

女の子「…なんか、騙された気がします」
751 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/02(金) 21:08:43.08 ID:gnVFqNlDO
ハイ、ココマデ…結局方向修正出来ズ…

入院生活にも飽きたし手元にあるポケモンSSを最初からやろうかと思ったんですが、いろいろ見て、安価で進めるのって面白いなって思いました

やってみたいけど昼間に人が居るかわからないしこっちにスレあるのに建てていいのかわからないし…

詳しい方が居ればアドバイス欲しいです、お願いします

何かSSと関係無い話をずらずらと…申し訳ありません

明日も書きます、ではまた明日ー
752 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [sage]:2011/12/02(金) 22:17:26.86 ID:4cZO36RUo
気晴らしに書く程度なら良いんじゃない?

SS速報にも安価スレはあるから安価進行はできなくはないと思う
753 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/02(金) 23:22:39.65 ID:gnVFqNlDO
どうも、寝る前の書いてる奴です

わ、分かり難くて申し訳無い…詳しく書きます

ポケモンSSはポケモンのソウルシルバーという意味で…つまり安価プレイがしたいのです、物語ハ書キマセン

やる場合パー速でやろうと思ったので意見を募集した次第で…書き方下手でした申し訳無いです

安価で「SS」は書いてる奴の実力では厳しいので…別作品書くならモンハンにします、今キリンチャンノ面白イノアルヨネ

では今度こそ失礼致します…おやすみなさいませ
754 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 15:34:16.15 ID:UX+3UmaDO
SSでコミケ出店?みたいな話し合いのスレありますね、板の知名度上がりそうな企画でいいと思います

マァコノスレノ知名度ハ皆無ナノデ他ノ方頑張ッテクダサイ

いつもより早いけど書きます
755 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 15:38:14.55 ID:UX+3UmaDO
女の子「私、騙されていませんよね?」

男「騙す?くくくっ…はぁーはっはっは!!」

女の子「な、なんですかその某魔界の王子のような高笑いは!?ちょっと似てますし!!」

男「若い頃の練習の賜物だぜ」

女の子「はぁ、なるほど…いえ、論点はそこではありませんよ!?」
756 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [sage]:2011/12/03(土) 15:41:48.08 ID:NjfWuuAFo
キター(・∀・)
757 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 15:43:22.86 ID:UX+3UmaDO
男「おや?間違えたかな?」

女の子「私を騙していますね!?」

男「ふっ、証拠はどこにある?」

女の子「うっ…そ、それは…」

男「はぁーはっはっは!!証拠が無い限り嘘は真実であり、論破は不可能!!」

女の子「うぅー…悔しいですー…」

男「悔しいか?」

女の子「はい…馬鹿な人に馬鹿にされるなんて…」

男「おい今俺の事馬鹿にしただろ」
758 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 16:04:55.55 ID:UX+3UmaDO
>>756 キタヨー



女の子「やめましょうジャック…もうこんな争い…」

男「エミリー…」

女の子「こんな争い、お互いをイタズラに傷つけあうだけよジャック!!」
男「…ダメだ、エミリー」

女の子「どうしてなのジャック!?」

男「人間は争いを止められない…そういう生き物なんだ!!エミリー!!」

女の子「そんな悲しい世界なんてっ…って、この芝居いつまで続くんですか?」

男「お前が始めたんだろ」
759 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 16:43:25.63 ID:UX+3UmaDO
男「そもそも今時ジャックは無いだろ」

女の子「何を言いますか、今超有名な海賊さんの名前ですよ?」

男「架空の人物じゃねーか」

女の子「では、エミリーはどうなんですか」

男「ダメか?」

女の子「可愛い過ぎませんか?」

男「お前可愛いんだからいいだろ?」

女の子「…くふっ!!」ポタッ

男「吐血!?」
760 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 16:53:55.37 ID:UX+3UmaDO
男「だ、大丈夫か!?」

女の子「大丈夫です…すみません、ライフで受けたもので…」

男「いや意味わかんねぇよ!?」

女の子「ふふふ…可愛い…ふふふ…」

男「…やっぱヤバい気がする」
761 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 16:58:03.37 ID:UX+3UmaDO
女の子「あ、車内は汚していませんよ?」

男「いや、そこは別にいいんだが…」

女の子「では、座席や窓に私の血痕があってもいいと!?」

男「いや、大量には嫌だけど…つか血痕とか物騒だぞおい」

女の子「け、結婚!?何を言っているのですかあなたは!?」

男「いや、お前が言ったんだろ」

女の子「わ、私達が結婚だなんて…」

男「いや、俺達人間だよ!?」
762 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 17:00:53.60 ID:UX+3UmaDO
男「今日のお前は何かおかしいな…?」

女の子「そうですか?普通ですよ」

男「いや、それにしては…まさか」

女の子「まさか?」

男「偽者じゃないだろうな?」

女の子「はいっ!?」
763 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 17:04:51.26 ID:UX+3UmaDO
女の子「どこからそのような発想が!?」

男「いや、様子おかしいから」

女の子「偽者じゃ無いです!?」

男「わからんな、怪しい…」

女の子「うぅー…本当ですのに…」

男「あ、そういえば前より胸が大きいぞ!!やっぱ偽者…」

女の子「きゃーっ!?」ブンッ

男「ぐはぁっ!!」ガスッ
764 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 17:08:54.54 ID:UX+3UmaDO
男「運転中に殴るんじゃねぇよ!!危ないだろうが!?」

女の子「あなたが変な事言うからです!!」

男「俺は本物か偽者か判断する為にだな…」

女の子「ですから、本物です!!」

男「じゃぁ、胸の件はどう説明するんだよ」

女の子「それは…その…成長ですよ」

男「身長変わってねーじゃん」

女の子「っ!!」ブンッ

男「ごほぉっ!?」ガキッ
765 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 17:14:14.82 ID:UX+3UmaDO
男「だ、だから運転中に殴るなと…」

女の子「あなたが悪いのです、言ってはいけない事を…」

男「事実だろ」

女の子「これから伸びるんです!!」

男「これからっていつだよ?」

女の子「それは…これからはこれからです!!」

男「説明出来ないとはやはり…」

女の子「うぅー…!!」グッ

男「俺が悪かったからその振り上げた手を降ろせ!!」
766 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 17:19:14.58 ID:UX+3UmaDO
男「よく見たら涙目じゃねーか…」

女の子「そんな事無いです!!」

男「あーわかった!!わかったから落ち着け!!」

女の子「…」

男「そうだな、お前もまだ幼い…」

女の子「…」キッ

男「…若いんだし、これから育つ可能性は十分にあるだろうな」

女の子「そうですよ!!当然です!!」

男「で?最近伸びてるのか?」

女の子「…旅館でコッソリ測りましたが、一ミリも」

男「…まぁ、元気出せよ」

女の子「同情しないでくださいー!!」
767 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 17:22:53.83 ID:UX+3UmaDO
女の子「いじめられました…」

男「いや、別にいじめてねぇよ」

女の子「いじめた側に自覚が無い!!それが現代の問題なのですよ!!」

男「あぁ、それは一理あるが今は関係無いぞ」

女の子「むぅー…」

男「あーもう、本当可愛いなお前は」
768 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 17:28:12.32 ID:UX+3UmaDO
女の子「そ、そんな事言っても許しません!!」

男「俺にどうしろと」

女の子「それは…えぇと…」

男「何悩んでんだ?」

女の子「いえ、普段犬のように命令を聞き入れてんいただいてるので普通の命令ではつまらないかと思いまして」

男「犬って言ったか?おい、今犬って」

女の子「あ、すみません違いますよね…使用人ですよね、人ですから」

男「…結構近い立場だから簡単に否定出来ん」
769 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 17:31:51.34 ID:UX+3UmaDO
男「どーせ俺は運転手だよ…」

女の子「はい、そうですよ?」

男「…もう少し特別でも良くないか?付き合いも長くなってきたんだしよ」

女の子「あら?もちろん特別ですよ?」

男「そ、そうなのか?やっぱ…」

女の子「専属運転手が居るなんて特別ですよ、私が」

男「…ですよねー」
770 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 17:37:15.26 ID:UX+3UmaDO
男「くそっ、いつか下剋上を…」

女の子「ふふふっ…楽しみにしてますよ?」

男「…出来ると思って無いだろお前」

女の子「あら?そんな事無いですよ?」

男「そうかー?」

女の子「はい」

男「ならいいけどよ」

女の子「ですが、下剋上しても私は運転出来ないのであなたが運転手ですよ?」

男「結局立場変わって無いじゃねぇか!!」
771 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 17:40:19.75 ID:UX+3UmaDO
女の子「そんな事より、今どの辺りなのですか?」

男「山ん麓」

女の子「あら?また山を越えるのですか?」

男「まぁな、越えるまで町が無いんだよ」

女の子「よくわかりますね」

男「地図あるからな」

女の子「あ、見てみたいです」

男「地図を?まぁいいけど…」
772 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 17:45:05.84 ID:UX+3UmaDO
男「ほらこれ、旅館で手に入れた周辺の地図」

女の子「色々な記号が書いてありますね、なんですかこれ?」

男「何って…地図記号だよ」

女の子「?」

男(これも知らない…か)

男「まぁ、いろんな施設を簡単に書く為に用意された記号だよ」

女の子「なるほど!!」
773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 17:48:47.37 ID:UX+3UmaDO
男「例えばこれが警察署、これは発電所…とかな」

女の子「へー…詳しいですね」

男「ドライブが趣味だからな、地図見る機会も多かったし自然と覚えたよ」

女の子「なるほど」

男「まだ見るか?」

女の子「はいっ!!」
774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 17:52:50.74 ID:UX+3UmaDO
女の子「なるほど、今はこの山の麓で…」

男「…」

女の子「こっちには川がありますね、この記号は…?」

男「…あのよ」

女の子「はい、なんですか?」

男「地図見ててそんなに楽しいか?」

女の子「はい、楽しいですよ?」

男「…珍しい奴だな」
775 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 18:00:07.70 ID:UX+3UmaDO
男「どうしてそんなに楽しいんだ?」

女の子「だって、今の私は望めばこの地図のどこにでも行けるのですよ?」

男「まぁ、お前が行きたいところに連れて行くのが俺の仕事だからな」

女の子「そう考えたら、ワクワクしちゃうじゃないですか!!」

男「…」

女の子「あら?どうしました?」

男「いや…くくくっ…いやそうだな、その通りだ」

女の子「な、なに笑っているのですか?」

男「なんでもねーよ、くくくっ…」

女の子「むぅーっ…」
776 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 18:05:15.48 ID:UX+3UmaDO
ご飯休憩なう

…そういえば先月の29日でこのスレも二周年でしたね、書いてたのに忘れていました

特別編やった方がいいかと思いましたが、皆さんも気付かなかったですし…デスシ

とりあえずまた20時以降に書きます、では
777 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 21:08:47.60 ID:UX+3UmaDO
帰還…時間無イナ…



男「山、越えちまっていいのか?」

女の子「どうしてですか?」

男「進んだ道は戻る気は無い…越えればその地図にある場所へはもう行けないぞ?」

女の子「…そうですね、あなたの言う通りですよ」

男「で、いいのか?」

女の子「はい、構いません」

男「…」
778 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 21:12:05.93 ID:UX+3UmaDO
男「悩まないんだな」

女の子「はい、私は前にしか進めませんから」

男「…よく貫き通せるよな、その思想」

女の子「私はそれで出来ていますから」

男「ホームシックにならないのか?」

女の子「なれませんよ、そんな物」

男「…?」
779 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 21:17:25.42 ID:UX+3UmaDO
男(そういや会ったばかりの頃も帰る家は無いとかなんとか…)

女の子「という訳で、サクッと山を越えてしまいましょう」

男「お、おう」

女の子「どうしました?」

男「…いや、なんでもない」

女の子「そうですか?ならいいですけど」
780 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 21:23:02.92 ID:UX+3UmaDO
男(前から思ってたが、こいつ自分の過去を語らないよな)

男(それどころか、詮索されるのを嫌っている感じすらする)

男(やっぱあのテレビの…?)

男(それとも超能力に関わる方か…?)

男(うーん、考えるには情報が少な過ぎるんだよな…)

男(本人に聞いてもはぐらかされるだろうし)

男(くそっ、やっぱりあの馬鹿締め上げてもっと詳しく聞いておくべきだったか…)
781 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 21:27:21.16 ID:UX+3UmaDO
男「んじゃ、山に入るぜ」

女の子「はい!!突入です!!」

男「そんな大層な事でも無いけどな…」

女の子「気合いが大事ですよ!!気合いが!!」

男「どうでもいいが、そんなテンション上げて後半バテるなよ」

女の子「大丈夫ですよ!!お菓子がありますから!!」

男「お菓子…あ」

女の子「?」
782 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 21:33:20.81 ID:UX+3UmaDO
女の子「どうしました?」

男「いや、すっかり忘れてたんだが」

女の子「はい」

男「お前、ダイエットするって話してなかったか?」

女の子「え?」

男「え?」

女の子「…」

男「…」

女の子「しましたかそんな話?」

男「記憶が欠如してる!?」
783 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 21:36:52.81 ID:UX+3UmaDO
男「いやいや、そこは思い出せよ!?」

女の子「そうは言われましても…」

男「…完全に忘れたのか?」

女の子「はい!!記憶にございません!!」

男「力一杯政治家みたいな事言ってんじゃねぇよ!!」

女の子「まぁまぁ、落ち着いてくださいよ」

男「…このタイミングでお前に言われるとムカつくな」
784 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 21:40:01.68 ID:UX+3UmaDO
女の子「とりあえず、ダイエットをすればいいのですね?」

男「まぁ…そういう事だな」

女の子「わかりました、やります」

男「そう簡単に言われてもな…どうやるんだ?ここ車の中だぞ?」

女の子「超能力を使うのですよ」

男「…はぁ?」
785 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 21:44:38.05 ID:UX+3UmaDO
男「ん?待てよ…なるほど、そういえば…」

女の子「私の超能力はカロリーを消費します、つまり…」

男「超能力を使えば、自然と運動した事になるって事か?」

女の子「そういう事です!!」

男「すげぇな!!超能力!!」

女の子「そうでしょう?」

男「これで痩せられるねスティンガー君」

女の子「そ、そうだねコーウェン君!!」
786 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 21:46:57.94 ID:UX+3UmaDO
トイウ訳デココマデデスネ

明日大丈夫そうでしたらパー速にポケモンスレ建てるかも…ソウ、カモダ

では寝ます、また明日
787 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/22(木) 02:20:06.85 ID:6t0eZjhuo
ポケモンはシジマ以降どこまで行ったんだい?
788 :SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b) [sage]:2012/01/01(日) 02:00:32.18 ID:oulrnx3zo
すきすきすき!
789 :SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b) [sage]:2012/01/01(日) 02:01:14.19 ID:oulrnx3zo
すまん
誤爆したwwwwww
790 :SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b) [sage]:2012/01/01(日) 03:23:20.81 ID:ZbYhrNtXo
あけおめー

カイ・テルヤツは流石にもう退院したか?
本年初更新待ってるぜ!!
791 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/06(金) 21:45:50.62 ID:xBfAawwDO
はいはいどーも…書いてる奴です、あけおめことよろどどすこ…ヨシ

この度見事退院を果たしました、まぁ未だに腹から便出したり食事制限あったり足痛かったり2月にまた入院だったりラジバンダリですが

とにかく生きているのでまだ書こうと思います、書いてる奴得ダネ

ポケモンはDSが手元に来たらやります、妹がぷよぷよにハマってしまい返してくれない…

では今年もだらだら始めます
792 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/06(金) 21:54:08.31 ID:xBfAawwDO
新年の挨拶・メイン編

女の子「皆様、新年明けましておめでとうございます!!」

男「あー…あけおめ」

女の子「どうしました?元気無いですね?」

男「いや、なんつーか…また年を跨いだなーって思ってな」

女の子「めでたいではないですか!!無事生きていたからこのように…」

男「危険だったのはカイ・テルヤツだろ、つか俺が言いたい事はそういう事じゃない」

女の子「では?」

男「まぁ…また童貞歴を伸ばしちまったんだなぁってな」

女の子「…そんなもの数えているから童貞なのですよ」

男「ぐふっ…新年早々心に重傷を…」

女の子「休載は認められませんからね」

男「泣けるぜ…」
793 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/06(金) 22:08:16.16 ID:xBfAawwDO
新年の挨拶・サブキャラ編その1

母「あけましておめでとう〜」

部長「あ、奥様、明けましておめでとうございます」

実況「違うよ部長、今のは画面の前に向かって言ったんだよ」

部長「何を意味不明な事を…とにかく部長と呼ぶな」

同級生女「なになに!?出番!?出番なの!?」

実況「はいはい、君は話長くなるから後でねー?」

同級生女「ひどっ!?」

母「あらあら〜、今年はまだ始まったばかりなのに飛ばすわね〜」

実況「えーっと、さっきメイン二人の挨拶見たんだけどさ」

部長「私に解るように話してくれないか?貴様の話は…」

実況「それについて、俺から言う事がありまーす」

部長「無視するな!!」

母「なにかしら〜?」

実況「実はね…俺もまた童貞歴を伸ばしました!!」

部長「なっ!?」カァッ

母「あらあら〜」

同級生女「マジ?」

実況「はい!!マジです!!もうこんな可愛い彼女が居るのにどうしてエロエロな描写が無いのかと…」

部長「口を閉じろ馬鹿者がぁああああああああああああああ!!」

実況「ちょっ!!部長暴れないで!?ここは挨拶の場で…うぎゃああああああああああああああ…」

※放送事故により割愛
794 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/06(金) 22:16:53.31 ID:xBfAawwDO
新年の挨拶・サブキャラ編その2

先輩「あけおめー!!」

後輩「えっ!?」

先輩「あれ?どうしたの?」

後輩「いや、まさか僕達にまで出番があるなんて…」

先輩「なに言ってんのー?私はこのお話の顔だよ?」

後輩「いやいやいやいや、先輩こそ何言ってるんですか」

先輩「言いたかっただけ!!」

後輩「なんだか、それも懐かしいですね…」

先輩「勝手に過去の人物みたいに言わないでくれる!?」

後輩「いや、どう考えても過去の人物ですよね!?」

先輩「まだまだ!!まだ私頑張れるよ!!具体的には三年くらい!!」

後輩「主人公の座でも狙ってるんですか!?」

先輩「言いたかっただけ!!」

後輩「はぁ…今年も忙しそうだなぁ…」
795 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/08(日) 02:52:05.43 ID:b5N9aAtDO
新年の挨拶・サブキャラ編その3

テスラ「…知ってる?」

召使「ん?なんだ急に?」

テスラ「…あけおめ」

召使「あぁ、明けましておめでとうの略だろう?違和感あるよなその略は」

テスラ「…」

召使「どうした?」

テスラ「…つまらない」

召使「はぁ?」

テスラ「…あなたの無知加減を晒そうと思ったのに」

召使「何気なく酷い事考えるよなお前」

テスラ「…それより、挨拶」

召使「どうせもう出番も無いだろうしいいだろう?」

テスラ「…甘い」

召使「なに…?」

テスラ「…ネタに困ればすぐに出る」

召使「…いい事なのかそれは?」

テスラ「…私的には」

召使「お前のそのハングリー精神…嫌いじゃないぜ?」
796 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/08(日) 21:36:16.99 ID:b5N9aAtDO
本編ヤルヨ

男「じゃぁ早速超能力を使うんだ!!」

女の子「はい、では少々お待ちを」ガサゴソ

男「…何を探しているんだ?」

女の子「お菓子ですけど?」

男「よーし落ち着け、とりあえずお菓子を渡してもらおうか」

女の子「?」
797 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/08(日) 21:43:57.61 ID:b5N9aAtDO
女の子「どうしてですか?」

男「お前は何回この話を繰り返せば気が済むのか…」

女の子「…?」

男「ダイエットするのにお菓子食べちゃダメだろ!!」

女の子「ですがお菓子を食べなければ力が…」

男「甘えるなぁっ!!」

女の子「っ!?」ビクッ
798 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/08(日) 22:07:45.17 ID:b5N9aAtDO
男「ダイエットってのはそんな簡単じゃ無いんだ!!」

女の子「ですがテレビでは簡単にやっている感ありますよね」

男「あれは簡単に落とせる程肉が余ってる人だ!!努力怠ってる奴!!」

女の子「では私も…」

男「お前に無駄に肉あんのは胸だけだろ!!」

女の子「あなたの股間の棒程は無駄では無いですよ」ハンッ

男「おい、屋上行こうぜ…久々にキレちまったよ」

女の子「ここ社内ですよ!?」
799 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/08(日) 22:11:47.12 ID:b5N9aAtDO
男「とにかく!!お前はお菓子禁止!!」

女の子「うぅぅ…仕方ないです…」

男「わかってくれたか?」

女の子「…あの」

男「なんだ?」

女の子「飴とか…ダメですか?」

男「決意したと思ったら妥協案!?」
800 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/08(日) 22:28:36.18 ID:b5N9aAtDO
女の子「ふふーん♪」コロコロ

男「結局許してしまった…よかったんだろうか?」

女の子「飴もいいですねー、おいしいですー」

男「何味なんだ?」

女の子「レモン味ですよ?」

男「おいおい、コーラ一択だろ」

女の子「私棒が着いてる飴は舐めません」

男「どうしてだ?」

女の子「エロくなってしまうので」

男「いや、別にならないだろ!?」
801 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/08(日) 22:37:37.31 ID:b5N9aAtDO
女の子「なりませんか?」

男「普通ならないと思うが…」

女の子「では実践しましょうか?」

男「そうは言っても、今持ってないんだが…」

女の子「右手をご覧くださーい」

男「ん?」

女の子「コンビニでーす」

男「…随分都合よくあったな」

女の子「ご都合主義はとても大事です、入りましょう」

男「…へいへい」
802 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/08(日) 23:20:57.04 ID:b5N9aAtDO
店員「ありやっしたーっす」

男「ついでにジュースとか買えてよかったな」

女の子「山へ突入してしまいましたからね」

男「しかし、禁止されてるってのにお菓子買うんだな」ドッサリ

女の子「私を構成する一つですから」

男「それにしても、こんなに買う事も無いだろ…」

女の子「ですから私が払うと…」

男「ばーか、んな事出来るか」

女の子「どうしてですかね?」

男「なんつーか…世の中のルールってやつかな?」

女の子「…難しいですね、世の中って」
803 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/08(日) 23:26:25.08 ID:b5N9aAtDO
男「ついでに少し休憩していいか?」

女の子「はい、いいですよ」

男「おう、ありがとうな」

女の子「運転、疲れてしまいましたか?」

男「んー?まぁ…少しな」

女の子「そうですか…珍しいですね」

男「最近忙しかったからなぁ」

女の子「久しぶりの運転だからではないでしょうね?」ジトーッ

男「原因に言われるとは思わなかったぜ」
804 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/08(日) 23:36:07.79 ID:b5N9aAtDO
男「まったく、お前達が好き勝手やるから…」

女の子「今回保護者的役割でしたからね、あなたは」

男「おう」

女の子「普段は一番に暴れまわりますのに」

男「その表現は失礼じゃね?」

女の子「そうですかね?」

男「まぁ、俺も成長してるって事だな」

女の子「それはどうでしょうね?」

男「認めてくれない!?」
805 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/08(日) 23:47:40.56 ID:b5N9aAtDO
テイルズヤッテ寝ルジェ

男「どうして俺はいつも辛口なのか…」

女の子「私はツンドラなのですよっ」

男「あれって凄いよな、ツンツンでいいんじゃねーか?と思うけど」

女の子「捉え方は人それぞれです」

男「とにかく、お前は違うと思うぞ」

女の子「あら?そうですか?」

男「おう、お前は…デンパかな」

女の子「それ話変わってますよね!?」
806 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage ]:2012/01/09(月) 01:13:02.53 ID:HvLMwWzio
おつ!
807 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/10(火) 02:59:33.40 ID:RycHw96DO
コンナ時間デモ書クンダゼ



女の子「電波はさすがに失礼ですよね」

男「今までの話思い出せば当然だろ」

女の子「せめて厨二病と呼んでください、妥協します」

男「妥協点それでいいのか!?」

女の子「まぁ、私よりあなたの方が厨二病ですが」

男「へへへっ…いつの間にかそんな設定も忘れちまったけどな…」
808 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/10(火) 03:05:18.37 ID:RycHw96DO
男「そもそもだな、お前は勘違いしている」

女の子「なにがですか?」

男「厨二病とはつまり…パンピーなんだ」

女の子「…はい?」

男「異能の力に憧れる、超展開な運命に憧れる、生き別れた双子の兄弟がいると信じている!!」

女の子「…信じているんですかあなた」

男「まぁ、出てきても不思議じゃ無いな」

女の子「私は嫌ですよ…そんな展開」
809 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/10(火) 03:18:06.74 ID:RycHw96DO
男「つまりだな!!厨二病は能力があっちゃいけないんだよ!!」

女の子「い、勢いだけで納得してしまいそうです…」

男「それなのにお前は…」

女の子「え?」

男「超能力で変なエネルギー出すし空飛ぶし人格変わるし…」

女の子「…」

男「だから…ん?」

女の子「…私もう超能力使いません」プイッ

男「なんで!?」
810 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/10(火) 03:31:09.41 ID:RycHw96DO
男「ど、どうしたんだ急に?すねても可愛いだけだぞ?」

女の子「い、今求めているのはそういう言葉では無いです」

男「じゃぁ何ならいいんだ?」

女の子「超、可愛い…とか?」

男「そんだけ!?」

女の子「うぅー…」ジトーッ

男「あーもう、涙目で睨むなよ可愛いなもう」
811 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/10(火) 03:49:29.60 ID:RycHw96DO
女の子「か、可愛いと言っても許さないと…」

男「超可愛い超可愛い超可愛い超可愛い超可愛い超可愛い超可愛い超可愛い…」

女の子「や、やめてくださいー!!」

男「どっちなんだよ」

女の子「そ、そんな連続で言われますと…」

男「言われますと?」

女の子「と、溶けます…」

男「どういう事!?」
812 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/10(火) 04:05:56.57 ID:y/1D4KYuo
超可愛い超可愛い超可愛い超可愛い超可愛い超可愛い超可愛い超可愛い超可愛い超可愛い
813 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/10(火) 04:16:07.55 ID:RycHw96DO
女の子「…」トロトロ

男「本当に溶けだした!?おい大丈夫か!?」

女の子「はっ!?」カチーン

男「あ、戻った」

女の子「すみません…突然、天から…」

男「な、何を言っているんだお前は…」

女の子「申し訳ありません…電波にやられてしまったかもしれません」

男「とにかく、もう超可愛いは言わない方がよさそうだな…」
814 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/10(火) 04:29:07.41 ID:RycHw96DO
女の子「こほん、話が変な方向へ行ってしまいました」

男「校長先生とても残念だ」

女の子「…」ジッ

男「はーい、先生黙ってまーす」

女の子「とにかく、これ以上この話は掘り下げないように」

男「…」

女の子「いいですね?」ギロッ

男「へーい」

女の子「まったく、これだから…いえ、これでこそ、ですね」
815 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/10(火) 04:39:05.92 ID:RycHw96DO
寝ルゴザイマシタ



女の子「もう私飴舐めます…」

男「おぉ、そういえばそんな話だったな」

女の子「…あなたが忘れてどうするんですか」

男「すまんすまん、お前の専売特許だったな」

女の子「売り出してませんよ!?」

男「それより、見せてくれよ」

女の子「はい、ではやりますね」パクッ

男「出るか…ついに…」ゴクリッ
816 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/11(水) 07:58:01.59 ID:aC3vNqcDO
時間ガ無イガ俺ノターン



女の子「…」チュッ

男「…」

女の子「…」ペロペロ

男「…」

女の子「…」カリッ

男「…」

女の子「…んっ」カプッ

男「はいはいはいはいストーップ!!」

女の子「はい?」

男「やめてくれよ…おっさんもう若く無いんだから、それ以上やられると心臓止まっちゃうよ」

女の子「な、何を言っているのですか?」
817 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/11(水) 08:01:49.97 ID:aC3vNqcDO
男「とりあえず、わかったから、わかったからな?」

女の子「はい…?」

男「普通に、普通に舐めてくれ」

女の子「わかりました」チュパチュパ

男「擬音変えろ!!」

女の子「そんな難しい事言われましても…こうですか?」コロコロ

男「うん…まぁ…そっちの方がいいな」

女の子「…」コロコロ

男「…ダメだ、直視出来ないぜ」
818 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/11(水) 08:07:59.81 ID:aC3vNqcDO
男「まったく、たまったもんじゃないぜ」

女の子「すみません、やはり舐めない方がよかったですか?」コロコロ

男「いや、これで一生オカズに困らないぜ、ありがとう」

女の子「言っている意味がよくわかりませんが…どういたしまして?」

男「これほどの破壊力とは…あと少しでいろいろヤバかったぜ」

女の子「なにがですか?」ヒョコッ

男「い、今こっち来るな!!」

女の子「?」
819 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/11(水) 08:13:35.34 ID:aC3vNqcDO
男「覗くなよ、絶対覗くなよ!!」

女の子「どうしてですか?」

男「そりゃお前…今は俺のエクスカリバーがだな…」

女の子「なんですかそれ!?」

男「とにかく!!子供には見せられないんだ!!」

女の子「わ、私は大人です!!」ズイッ

男「わかった!!わかったお前は大人だよ!!認めるから顔を…」

女の子「…あら?」

男「…?」
820 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/11(水) 08:16:31.06 ID:aC3vNqcDO
女の子「なんですかそれ?」

男「そ、それってなんだよ」

女の子「それはそれです」

男「だから…どれなんだ」

女の子「そこの妙に膨らんでいる…」

男「み、見るなぁああああああああああああああああ!!」

女の子「っ!?」ビクッ
821 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/11(水) 08:20:43.71 ID:aC3vNqcDO
男「頼むから見ないでくれー…」

女の子「…」

男「…?」

女の子「あの…言われた通り視線を外したいのですが…その…」

男「な、なんだ?」

女の子「何故か…ドキドキして視線を外せないんです」

男「えっ!?」

女の子「どうしてでしょうか?」

男「し、知らん!!俺に聞くな!!」
822 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/11(水) 08:23:15.55 ID:aC3vNqcDO
ココマデ考エタ、デモ先ガ思イツカナイノデココマデ

今日は成人祝いしてくるよ!!お酒はドクターストップかかってるケド

夜時間があればまた更新します
823 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/17(火) 14:15:52.40 ID:8UhXUv1DO
ダメポ



男「とにかく!!覗くのはやめなさい!!」

女の子「…はい、わかりました」

男「あーぁ、俺は何をしているんだか…」

女の子「…」ドキドキ

男「…どうした?」

女の子「いえ、いろいろと考え事を」

男「今は何も考えるな!!」

女の子「わ、わかりました…?」
824 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/17(火) 14:21:34.92 ID:8UhXUv1DO
男(まったく、俺もクールじゃないぜ…)

男(それもこれも全部こいつのせいだ)

男(四六時中一緒だから賢者になる暇すら無いぜ)

男(こっちは童貞を守り続けてきた歴戦の戦士だってのに…)

男(しかしそろそろマジでヤバいかもな)

男(ボロを出す前になんとかしねーと…)
825 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/17(火) 15:36:55.37 ID:8UhXUv1DO
女の子「何をそんなに難しい顔をしているのですか?」

男「いやっ!?別になんでもないぞ!?」ガサガサ

女の子「そうですか…休憩はもういいのですか?」

男「お、おう…そろそろ先に進もうか」

女の子「はい、よろしくお願いします」

男「とにかく、今は運転に集中してごまかそう…」

女の子「?」
826 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/17(火) 17:22:59.08 ID:8UhXUv1DO
10分後

男「…」

女の子「…」

男「…」

女の子「あの」

男「な、なんだ?」

女の子「今日はやけに口数が少ないですね?」

男「そんな事は無いぞ?」

女の子「あら?そうですか?」

男「おう、今喋ってるだろ?」

女の子「…そういう事じゃ無いのですが」
827 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/17(火) 17:42:24.10 ID:8UhXUv1DO
男「そんな事より、お前の方はちゃんとやってるのか?」

女の子「どきんっ」ギクリッ

男「どきんってなんだよドキンちゃんかお前」

女の子「違います!!…あ」

男「あ、やっぱサボってるなお前」

女の子「うぅ…」

男「ちゃんと超能力でそのトランプ浮かせてろって言っただろ?」

女の子「違うんです違うんです、休憩中なんです」

男「…」
828 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/17(火) 18:22:00.58 ID:8UhXUv1DO
男「お前がダイエットしたいって言ったんだろ…」

女の子「そうは言いますが、お菓子が食べれないとは聞いていませんなぁ」

男「なんだよその口調は」

女の子「御大将ですなぁ」

男「似てねぇよ」

女の子「ではあなたがやってみてくださいよ」

男「俺が?仕方ねぇな…んーんー…」

女の子「?」

男「マニュアル通りにやっていますなんてのぁ!!阿呆の言う事だぁ!!」

女の子「に、似てる!?」
829 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/17(火) 18:25:48.33 ID:8UhXUv1DO
男「はぁーはっはっは!!」

女の子「高笑いまで似てる!?」

男「一時期ものまねにハマってたからな」

女の子「他は無いんですか!?」

男「何食い付いてるんだ…それよりダイエットは…」

女の子「もっと聞きたいですっ」

男「し、仕方ねぇな…じゃぁ少しだけだぞ?」

女の子「はい!!」
830 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/17(火) 21:19:25.74 ID:8UhXUv1DO
男「とりあえずシリーズで…エレガントに、な」

女の子「閣下!!」

男「私は敗者になりたい…」

女の子「エレガントですよー!!」

男「早く戦争になぁれ!!」

女の子「女性まで!?」

男「喉を上げる感じでこう…あーあーっと」

女の子「…いつも思うのですが」

男「ん?なんだ?」

女の子「ものまね出来る人のものまねのコツの説明は意味がわかりません」

男「うん、それは俺も思う」
831 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/17(火) 21:54:27.13 ID:8UhXUv1DO
女の子「まぁ私はものまねを見る側でいいのです」

男「いつも通り俺がやる側なんだな…」

女の子「と、殿方ですから…」

男「そりゃどういう意味だ」

女の子「私の口からは言えませんね、はい」

男「はぁ…時々お前がわからなくなるぜ…」
832 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/17(火) 22:00:03.49 ID:8UhXUv1DO
女の子「そんな事よりものまね!!ものまねをしてください!!」

男「まだ休憩するのかお前は」

女の子「まぁまぁ、それはもうこの際どうでもいいじゃありませんか」

男「いや、よくねぇよな?」

女の子「むぅ…ではこうしましょう」

男「どうするんだ?」

女の子「ものまね、しよ?」

男「結局休憩したいだけじゃねぇか!!」
833 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/17(火) 22:05:51.44 ID:8UhXUv1DO
女の子「ほらほら、某最後の物語の5作目でもものまね最強説がありますし」

男「そうだったか?」

女の子「連続魔さんと共にお世話になりましたよ」

男「俺は二刀みだれうち派だったけどな」

女の子「レベルを上げて物理で殴れですね」

男「正直最近のあのシリーズはその言葉まんまだろ…」

女の子「それでも私はベギラマを使います!!」

男「作品違うじゃねぇか!!」
834 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/17(火) 22:09:09.17 ID:8UhXUv1DO
女の子「そんな細かい事はどうでもいいです」

男「細かくは無いだろ…まぁいいけどよ」

女の子「さぁ、早くものまねを…」

男「わかったわかった、やればいいんだろやれば」

女の子「その通りです、早くやってください」

男「にゃー」

女の子「猫さん!?」
835 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/17(火) 22:11:58.33 ID:8UhXUv1DO
女の子「何故急にクオリティが低くなっているのですか!?」

男「いいだろ猫、にゃー」

女の子「声が投げやりです!!」

男「猫ってのはそういうもんだ、にゃー」

女の子「うぅ…悔しいです…ですが…」

男「ん?」

女の子「可愛いです…猫さん…」ハァハァ

男「えっ!?」
836 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/17(火) 22:18:29.05 ID:8UhXUv1DO
男「落ち着け!!なんか息が荒いぞお前!?」

女の子「可愛い…猫さん…」ハァハァ

男「くそっ…正気を失ってやがる…」

女の子「猫さーん…私と遊びましょー…」ギュッ

男「やめろぉおおおおおおおおお!!」

女の子「暴れないでくださいー…」ハァハァ

男「こっちは運転中…それより胸が!!胸が!!」

女の子「にゃーにゃーにゃーんー…」スリスリ

男「スリスリしながら耳元で囁くな!!やめてくれぇええええええええええええ!!」
837 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/01/18(水) 10:59:41.28 ID:NqzdHbwIO
お前を殺す…

ちくしょう……羨ましす
838 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2012/01/18(水) 11:36:41.20 ID:A5PNdbf0o
女の子が豹変するもの(こと)

男への信頼度低下
猫←New
839 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/25(水) 03:13:52.98 ID:16vo9IgDO
オヒサ、書いてる奴です

今日東海大地震が来るって聞きました、書いてる奴静岡県民だから助からないね

皆様はちゃんと避難してくださいね、では書きます
840 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/25(水) 03:18:15.05 ID:16vo9IgDO
>>837

男「生存フラグだな?わかるぜ」

女の子「どういう意味ですか?」

男「このセリフを言われた者は必ず生き残れるというジンクスがあるんだ」

女の子「すごい矛盾ですね」

男「まぁ、言った本人が逆に守っちゃったりしてたからな」

女の子「なるほど、ツンデレですね?」

男「いやそれは違う…あれ?そうなのかな?」
841 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/25(水) 03:22:21.08 ID:16vo9IgDO
>>838

男「お前は猫に弱かったんだな?」

女の子「違いますよ」

男「あれ?そうなのか?」

女の子「私は猫さんにも強いです、それはもう滅法強いです」

男「強いってどういうこった」

女の子「私は猫さんを守る…そういう存在なのです」

男「さっきのは守るって感じじゃ無かったけどな…」

女の子「愛でるのも職務の上です」

男「仕事だったの!?」
842 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/25(水) 03:25:13.94 ID:16vo9IgDO
男「お前も大変だな、変な仕事して」

女の子「わかっていただけると有り難いです」

男「おう、俺に何か出来る事があれば言ってくれよ」

女の子「では一つ」

男「なんだ?」

女の子「ずっと猫さんで居てください」

男「うんうんなるほど…え?」

女の子「え?」
843 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/25(水) 03:28:51.42 ID:16vo9IgDO
男「どうして俺が猫に!?」

女の子「これはとても大事な事なのですよ」

男「なんだって…!?どういう事だ?」

女の子「猫さんは可愛いですよね?」

男「まぁ、そうだな」

女の子「居るととても癒やされます」

男「わからんでもないな」

女の子「つまり、あなたは猫さんになるしかないのです」

男「待て、その理屈はおかしい」
844 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/25(水) 03:45:49.37 ID:16vo9IgDO
男「お前の説明じゃ俺が猫になる必要性がわからないぞ」

女の子「理屈などどうでもいいのです、私は猫さんが大好きなので」

男「くそっ…動物好きはこれだから…」

女の子「あなただってネコミミやイヌミミが好きでしょう?それと同じです」

男「いや、それと同列視すると流石にどこかから苦情来そうだからやめてくれ」
845 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/25(水) 03:57:10.21 ID:16vo9IgDO
男「じゃぁこうしようか」

女の子「どうするのですか?」

男「お前がネコミミを装備したら猫になってもいい」

女の子「交換条件ですか?」

男「そういう事だ」

女の子「先程同列視するのはいけないと言ってましたのに…」

男「価値観なんて人それぞれなんだ」

女の子「無駄に説得力ありますね…」
846 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/25(水) 04:02:57.14 ID:16vo9IgDO
ヨシ寝ヨウ



女の子「しかし、私はネコミミなど持っていませんよ?」

男「それは残念だったな」

女の子「むぅー…」

男「まぁ、諦めるんだな」

女の子「…買います」

男「え?」

女の子「私ネコミミ買います!!」

男「はぁ…?」
847 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 01:11:54.38 ID:AjSJgzODO
野球シタイ、切実ニ



女の子「私、ネコミミを買って猫さんとキャッキャウフフします!!」

男「いや、別にキャッキャウフフはしねぇよ」

女の子「どうしてですか!!約束が違います!!」

男「そこまでは約束してねぇよ」

女の子「むぅー…あぁ言えばこう言いますね」

男「事実だろ」

女の子「なんですか!!私とキャッキャウフフしたくないのですか!?」

男「しよう、今すぐにだ」キリッ

女の子「嫌ですよ何言ってるんですか」

男「…えぇー」
848 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 01:15:29.13 ID:AjSJgzODO
男「どういう事だ…」

女の子「いいですか?私がキャッキャウフフしたいのは猫さんなのですよ」

男「つまり通常状態の俺には興味無いって事か?」

女の子「そうですね」

男「…傷ついた」

女の子「あ…」

男「すっげー傷ついたわー」

女の子「…傷つーいーたー」

男「!?」
849 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 01:18:24.35 ID:AjSJgzODO
女の子「翼広げー」

男「…」

女の子「…」

男「…」

女の子「…ふんふーんふふんー」

男「うろ覚えかよ!?」

女の子「すみません、古い歌はちょっと」

男「何故歌った…」

女の子「気分…です…か?」

男「いや俺に聞くなよ」
850 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 01:22:27.74 ID:AjSJgzODO
女の子「まぁまぁ、そんな事どうでもいいのですよ」

男「ファンにはどうでもよくないだろ…」

女の子「そんな事より最近歌っていませんね」

男「十分歌ったわ、宴会で」

女の子「全然足りませんよー」

男「お前を満足させるまで俺は後どれほど歌えばいいのか…」

女の子「こ、こんなんじゃ満足…できないぜっ!?」

男「え?」

女の子「え?」
851 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 01:26:10.54 ID:AjSJgzODO
男「え?今なんて?」

女の子「なんでもありません」

男「ねぇねぇ、今なんて言ったの?」

女の子「なにも言ってません!!」

男「…こんなんじゃ満足できないぜっ」ボソッ

女の子「っ!?」

男「…」

女の子「…」

男「こんなんじゃ満足できないぜっ、どやっ」

女の子「むぅーっ!!」ポカポカ

男「あ、痛っ!?後頭部叩くな!!」
852 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 01:30:06.87 ID:AjSJgzODO
男「まったく、運転手になんて事を…まぁいつもの事だけど」

女の子「あなたがいけないんですー!!」

男「はいはい、わかったわかった」

女の子「むぅー…絶対にわかっていません…」

男「ったく、結構力入れやがって…」サスサス

女の子「すみません、禿げましたか?」

男「ドキッとするからそういう事言わないでくれる!?」
853 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 01:36:00.49 ID:AjSJgzODO
女の子「ごめんなさい、もしかして気にしていましたか?」

男「全っ然!!全っ然気にしてねーよ!?」

女の子「それは本当ですか?」

男「お、おう…まだフサフサだからな!!」

女の子「…まだ」

男「!?」ビクッ

女の子「どうしました?」

男「な、なんでもねーよ!!」

女の子「ふふっ…童貞を見抜かれた時のリアクションに似ていますね」

男「だからそういう言葉を日常的に使わないでくれる!?傷つくから!!」

女の子「傷つーいーたー」

男「それはもういい!!」
854 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 01:41:43.73 ID:AjSJgzODO
女の子「てんどんはお笑いの基本と聞きましたので」

男「誰に聞いたんだよ!!」

女の子「それより、ノリツッコミって難しいですよね」

男「話すり替えるなよ!!」

女の子「…って、なんでやねーん」ペシッ

男「あたっ!?なんで俺叩かれた!?なんで!?」

女の子「ノリツッコミですよ」

男「今のはツッコミですら無いだろ!?叩きたかっただけだろ!?」

女の子「ふふっ、やはりツッコミではあなたに勝てませんね」

男「一人で完結してんじゃねぇええええええええええええ!!」
855 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 01:46:03.30 ID:AjSJgzODO
男「今のやりとりだけでどっと疲れたぜ…」

女の子「お疲れ様です、タオル使いますか?」

男「いらねぇ…それより喉渇いたわ」

女の子「では先程のコンビニで買ったジュースを…」ガサゴソ

男「頼む」

女の子「どれにしますか?」

男「なんでもいいからくれ」

女の子「はい、ではペ○シのキューカンバーを…」

男「いつの間に買ってた!?つか、まだ売ってたのか!?」
856 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 01:49:50.98 ID:AjSJgzODO
女の子「つい買ってしまいました」

男「それは罠だからやめてくれ、他の…」

女の子「ではアズキにしますか?」

男「なんでイロモノしか買ってないんだよ!?」

女の子「失礼ですね、このグレープジュースはイロモノではありませんよ」

男「自分だけ好きな物買いやがって…」
857 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 01:51:24.52 ID:AjSJgzODO
女の子「それで、どちらにしますか?」

男「グレープ」

女の子「いえ、これは私の…」

男「グレープ」

女の子「いえ、ですからこれは…」

男「グレープ」

女の子「…」

男「グレープ」
858 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 01:55:13.94 ID:AjSJgzODO
女の子「あなたもなかなか強情ですね…」

男「いいから、グレープ」

女の子「…」

男「グレープはよ」

女の子「うぅ…このままではグレープのゲシュタルトさんが崩壊してしまいます…」

男「グレープくれ」

女の子「わかりましたよ…今回は特別譲りましょう」

男「やったぜ!!」

女の子「私は諦めてこの二本目のグレープジュースさんを飲みます」

男「…あるんなら最初からくれよ」
859 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 01:59:03.48 ID:AjSJgzODO
女の子「二本とも私が飲む予定だったのです」

男「欲張りだなお前」

女の子「女の子は欲張りなものです」

男「そういうもんかね…」

女の子「そういうものです」

男「そうか…」

女の子「はい」

男「…」

女の子「…」

男「でもお前の場合はわがままだよな?」

女の子「女の子はわがままでもあるのです」

男「女って…ズルいな」
860 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 02:01:25.64 ID:AjSJgzODO
男「あー、グレープジュースうめぇ」

女の子「そうでしょうそうでしょう」

男「生き返るって感じだぜ」

女の子「私が先程まで胸元で暖めてましたから、当然です」

男「ぶほぁっ!?」

女の子「フロントガラスが!?」
861 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 02:06:26.11 ID:AjSJgzODO
女の子「まったく、車内を汚さないでくださいよ?」

男「おま…ゲホッ、今…ゲホッ…なんて…ゲホゲホッ」フキフキ

女の子「ですから、私の胸元で…」

男「なんでそんな事したのかなぁあああああああああ!?」

女の子「喜ばれるかと思いまして」

男「確かに、ありがとうございます」

女の子「はい」

男「ちなみに、どんな感じで?」チラッ

女の子「はい、こう…胸元をはだけさせて服と胸の間に…」キュッ

男「ぶほぁっ!!」

女の子「またですか!?」
862 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 02:09:23.41 ID:AjSJgzODO
男「す、すまんな…」フキフキ

女の子「大丈夫ですか?」

男「だ、大丈夫だ…でもその技はもう禁止な」

女の子「どうしてですか?」

男「俺には刺激が強すぎて危険が危ないから」

女の子「わかりました、肝に銘じておきます」

男「…ところで、なんでブラしてないの?」
863 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 02:13:05.65 ID:AjSJgzODO
女の子「どうしてそんな事を聞くのですか?」

男「ごめんな、おっさんはおっさんだから気になっちゃって」

女の子「なるほど」

男「答えてくれ」

女の子「私くらいの年齢ではまだ必要ないと判断したので」

男「いや、俺お前の年齢知らないし」

女の子「気になりますか?」

男「気になるね」

女の子「年齢が?それとも胸が?」

男「もちろんおっぱいが」

女の子「清々しいほどストレートに言いましたね」
864 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 02:16:45.28 ID:AjSJgzODO
女の子「本当にあなたは好きですね、胸」

男「誤解を招くような事言うなよ」

女の子「では嫌いなのですか?」

男「好きか嫌いかで言えば大好物だな」

女の子「食べた事も無いのに大好物と?」

男「…ごめん」

女の子「いえ、こちらこそごめんなさい」

男「…うん」
865 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 02:21:52.44 ID:AjSJgzODO
男「あーあ、殆ど飲んでないのにもうジュースが半分無いぜ…」

女の子「自業自得ですね」

男「俺だけが悪いのだろうか…?」

女の子「私が悪いというのですか?」

男「お前が女でなければこんな悲劇は生まれなかった」

女の子「では、もし私が男でしたら?」

男「とっくに旅をやめてたかもわからんね」
866 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 02:25:25.66 ID:AjSJgzODO
女の子「そうですか」

男「おう」

女の子「なるほど…」

男「…」

女の子「…」

男「…ったく、冗談だよ」

女の子「え?」

男「お前が男だって関係ねーよ、お前がお前なら一緒にどこまでも旅してやるよ」

女の子「…本当ですか?」

男「本当だよ」

女の子「ふふっ…嬉しいです」
867 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 02:29:35.54 ID:AjSJgzODO
女の子「私が男でも関係無いと」

男「そう言っただろ」

女の子「では、もし私が男で、男の方が好きだとしても?」

男「…後方に注意しながら旅する事になるだろうな」

女の子「イケメンさんでリア充さんでも?」

男「妬みながら旅するだろうよ」

女の子「私がお母様でも?」

男「ちょっと待ってくれ」
868 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 02:32:22.95 ID:AjSJgzODO
男「それは反則だろう…」

女の子「どうしてですか?どんな私でもいいのでしょう?」

男「いや、確かにそうは言ったが…よりによって母さんって…」

女の子「ダメなんですか?」

男「そ、そもそもお前と母さんは別人だろ?」

女の子「もしものお話ですから、念のため」

男「うーん…」
869 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 02:35:40.57 ID:AjSJgzODO
男「…」

女の子「…」

男「あーもう…わかったよ、お前が母さんでも一緒に旅してやるって」

女の子「本当…ですか?」

男「おう」

女の子「ふふっ、優しいです」

男「どーかな…」

女の子「では、その旨をお母様にメールで伝えておきますね」

男「それだけはやめてぇええええええええええええ!?」
870 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 02:37:51.13 ID:AjSJgzODO
体力切レ…本日ハココマデデ
871 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage ]:2012/02/02(木) 08:20:43.76 ID:L0Tr4dzro
おつ!
872 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/09(木) 07:37:18.36 ID:NwO1eO7eo
おつおつ
873 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/02/25(土) 14:06:54.19 ID:7H01QXdZo
また怪我したなんてことはないよな…
874 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 15:57:09.20 ID:Yc47diADO
ウォォォォォォ…書いてる奴です

いろいろあってご無沙汰です、ゴメンネゴメンネ

いろいろはいろいろなので説明不要、そんな事よりサッカーしようぜ

という訳で久しぶりに書きます
875 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/03/27(火) 16:02:51.56 ID:eETrd5kLo
>>874
やっときたか!!
876 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 16:06:17.58 ID:Yc47diADO
女の子「お母様へメールを…」ポチポチ

男「今ならまだ…!!」バッ

女の子「残念ですが、送信です」ピッ

男「くそぉおおおおおおおおおお!!」ダンッ

女の子「ふふっ、どんなメールが返ってくるか楽しみです」

男「ちくしょう…楽しみやがって…」

女の子「そんな事は…あら?」ピロリロリ

男「もう返事が!?」
877 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 16:10:51.03 ID:Yc47diADO
>>875 正直反応早クテビビリマシタ



女の子「これは…ふふっ」

男「な、なんて書いてあるんだよ?」

女の子「気になるのですか?」

男「そ、そんなんじゃないんだからね!!話題作りに聞いただけなんだから勘違いしないでよねっ!!」

女の子「では教えません」

男「おい、ツッコミ」

女の子「知りません、私は忙しいのですよ」ポチポチ

男「…」
878 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 16:12:57.29 ID:Yc47diADO
女の子「ふふっ、これはこれは…」ポチポチ

男「…」

女の子「あらこれは…なるほど…」ポチポチ

男「…」

女の子「…お母様ったら」ポチポチ

男(なんだろう、この寂しさ)
879 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 16:16:24.02 ID:Yc47diADO
男(思えば車内で会話が無くなるなんて事無かった気がする)

男(ケータイ買ったのは間違いだったのかもしれないな…)

男(…いや、諦めるのは早い)

男(所詮メール…タイミングさえ合えば余裕で勝てる!!)

男「…」

女の子「ふぅ…」パタン

男(今だ!!)
880 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 16:19:21.36 ID:Yc47diADO
男「な、なぁ?」

女の子「はい、なんですか?」

男「さっきコンビニで買った…」

女の子「あ、少々お待ちを」ピロリロリ…パカッ

男「お、おう…」

女の子「これは…」ポチポチ

男「…」

女の子「送信です…すみません、なんの話だったでしょうか?」
881 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 16:22:08.78 ID:Yc47diADO
男「えっとな?さっきコンビニで買った…」

女の子「すみませんお待ちを」ピロリロリ…パカッ

男「…おう」

女の子「あら部長さんが…」ポチポチ

男「…」

女の子「これで…はい申し訳ありません、どうぞ」
882 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 16:24:45.86 ID:Yc47diADO
男「だからな?さっきコンビニで買った…」

女の子「申し訳ないです」ピロリロリ…パカッ

男「…うい」

女の子「すごい事になっていますね…」ポチポチ

男「…」

女の子「えーっと…はい、メール終わりました、どうぞ」パタン
883 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 16:27:29.15 ID:Yc47diADO
男「そうそう、さっきコンビニで買った…」

女の子「あら…ごめんなさい」ピロリロリ…パカッ

男「…うん」

女の子「あら部長さんまで…」ポチポチ

男「…」

女の子「これでよし…何度もすみません、聞きますよ」パタン
884 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 16:30:06.85 ID:Yc47diADO
男「でな?さっきコンビニで買った…」

女の子「うぅ…ごめんなさい」ピロリロリ…パカッ

男「…はい」

女の子「あ、私先程のメールで部長さんと…」ポチポチ

男「…」

女の子「謝罪分を…度々申し訳ありません、今終わりました」パタン
885 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 16:33:29.89 ID:Yc47diADO
男「つまりだな、さっきコンビニで買った…」

女の子「うー…少し待ってください」ピロリロリ…パカッ

男「…待つよ」

女の子「部長さんも大変ですね、彼氏さんがまた…」ポチポチ

男「…」

女の子「とりあえず慰めなければ…はい、メール打ち終わりましたよ」パタン
886 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 16:39:49.35 ID:Yc47diADO
男「さ…さっきコンビニで買った…」

女の子「あら、またメールです、失礼」ピロリロリ…パカッ

男「…またっすか」

女の子「ふふっ、元気が出たみたいでよかったです」ポチポチ

男「…」

女の子「そういえばあの件を…ふぅ、なんのお話だったでしょうか?」パタン
887 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 17:00:24.82 ID:Yc47diADO
男「その、な?さっきコンビニで買った…」

女の子「メールが来てしまいました」ピロリロリ…パカッ

男「…来ちゃったか」

女の子「あら?なぜ部長さんがこの話を…」ポチポチ

男「…」

女の子「はぁ…本当に申し訳ありません」パタン
888 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 17:03:19.12 ID:Yc47diADO
男「…さっきコンビニで買った」

女の子「あらメールですね」ピロリロリ…パカッ

男「…」

女の子「あら、またお母様が…」ポチポチ

男「いい加減にしろぉおおおおおおおおおおおっ」

女の子「っ!?」ビクッ
889 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 17:13:21.81 ID:Yc47diADO
男「何回このやりとり繰り返す気だお前は!!」

女の子「ですから、あの…メールをですね」

男「それにしたってやり過ぎだろ!!何レス消費する気だよ!!」

女の子「あの…言ってる事の意味がわからないのですが…」

男「視聴者の事も考えろよぉおおおおおおおおおおおっ!!」

女の子「ご、ごめんなさい…」
890 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 17:15:54.79 ID:Yc47diADO
男「はぁ…はぁ…」

女の子「大丈夫ですか?」

男「…」

女の子「あの…」

男「…前まではこんな事無かったのにな」

女の子「はい?」

男「ケータイを買うまではこんな事…くっ」

女の子(また何か始まってしまいました)
891 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 17:19:57.08 ID:Yc47diADO
男「変わっちまったんだな…俺達も」

女の子「…」

男「でも俺は、ただあの頃のように何気ない会話をしたかったんだ…」

女の子「…そんな事を考えていたのですね」

男「おう…」

女の子「ごめんなさい…」

女の子(よくわかりませんが、話を合わせましょう)
892 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 17:25:54.10 ID:Yc47diADO
男「いや、俺も悪かったよ」

女の子「そんな事無いですよ」

男「俺がもっとお前を退屈させないようにできれば…」

女の子「私は…退屈なんてしていませんよ?」

男「なん…だと…?」

女の子「今こうして会話しているのも、とても幸せな事です」

男「お前…」
893 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 17:40:42.00 ID:Yc47diADO
男「ごめんな、俺…少し勘違いしてたみたいだよ」

女の子「いえ、私にも責任があります」

男「はははっ」

女の子「ふふっ」

男「お前が居てくれて本当によかったよ」キリッ

女の子「…もう」ポッ
894 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 17:55:17.88 ID:Yc47diADO
男「最近、人と人との会話が減少してしまっている」

男「それはネットの普及などで、簡単に出来てしまうコミュニケーションの大切さを忘れてしまっているからかもしれない」

男「だが…思い出してほしい!!」

男「実際に会話をする事の大切さ、尊さに…」

男「そして、世界はこんなにも簡単だという事を!!」

女の子「それは対話ですよね?」
895 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 18:01:35.11 ID:Yc47diADO
男「とにかく、俺が言いたいのはただ一つだ」

女の子「…」

男「本当に伝えたい事は、言葉にするんだぜ?」ドヤッ

女の子「…もういいですか?」

男「おう、満足したぜ!!」

女の子「まったく、なんですか今の某ボランティア団体のCMのようなくだりは」

男「俺を独りにするとこれくらい面倒だという事だ」

女の子「…最高に面倒でした」

男「あぁん?もう一回やるか?」

女の子「ごめんなさいもう独りにしませんから許してください」

男「…そんなに嫌か」
896 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/27(火) 18:03:28.02 ID:Yc47diADO
ヤリタイ事ガデキタノデココマデデス

手抜キ乙乙

マタ早イ内ニ続キヤリマス
897 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/03/27(火) 18:24:34.15 ID:eETrd5kLo
>>896
おつ
898 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 19:14:16.94 ID:wzE62BfDO
SS書ク為愛ト勇気ヲドッキング…書クヨ



女の子「変な会話のせいでお腹が減りました」

男「それは会話のせいじゃなくてデフォルトだろ」

女の子「私が食いしん坊みたいな設定付けるのやめていただけませんか?」

男「事実だろ」

女の子「むぅー…」

男「はいはい、可愛いのはわかったってばよ」

女の子「…別に狙っていませんよ」
899 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 19:16:44.80 ID:wzE62BfDO
男「んで?どうすんだよ?」

女の子「ご飯を…」

男「作れない事は無いんだが…」

女の子「何か問題があるのですか?」

男「肉が無い」

女の子「なっ…!?」ピシャーンッ!!

男「なんだ今の雷のSEは」
900 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 19:21:07.87 ID:wzE62BfDO
女の子「今のは私の超能力でそれらしい音を出しただけです」

男「どんどん便利になっていくな、お前の超能力」

女の子「今はそんな事どうでもいいです!!」

男「いや、よくは無いんだが…」

女の子「いいんですよ!!」

男「はいはい…」

女の子「肉…私の肉が…無い…?」

男「俺のもねーんだけど?」

女の子「元々あなたの肉は私の物なので初めから無いですよ」

男「…タンパク質くらい採らせろ」
901 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 19:25:57.03 ID:wzE62BfDO
女の子「どうして肉を買わなかったのですかっ!?」

男「肉は日持ち悪いんだよ」

女の子「そこはどうにかしてくださいよ!!」

男「流石に自然の摂理はどうしようも無いぜ」

女の子「うぅー…お肉…」

男「お前ってそこまで肉好きだったか…?」
902 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 19:31:13.92 ID:wzE62BfDO
女の子「気分です!!気分!!」

男「気分でここまで言われちゃたまらないぜ」

女の子「本当にお肉無いのですか?」

男「おう、まったく無いぜ」

女の子「それではお肉が食べれないではないですか…」

男「最初からそういう話してるよな?」
903 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 19:36:55.57 ID:wzE62BfDO
男「そもそもだな、肉なんて少し食わなくても問題は…」

女の子「大問題ですよ!!」

男「…そっすか」

女の子「あなたは私に肉の入っていない青椒肉絲を食べろと言うのですか!?」

男「まぁ、青椒肉絲を作るとしたらな」

女の子「肉の入っていない青椒肉絲は青椒肉絲とは言いません!!」

男「肉が無い時は言うんだよ」

女の子「それはお金が無い時だけですよ!!」

男「お前はこのくだりをやりたかっただけじゃないだろうな…?」
904 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 19:41:47.57 ID:wzE62BfDO
女の子「肉を食べたいです…」

男「どうやらガチだったみたいだな」

女の子「牛、豚、鳥…犬」

男「犬!?」

女の子「犬?」

男「え、犬!?」

女の子「犬がどうしたのですか?」

男「いや…え?犬って犬だよな?」

女の子「はい…?犬は犬だと思いますが?」

男「だよな…しかし犬って…」

女の子「あら、噂をすればあんなところに犬が…」

男「逃げろぉおおおおおおおおおおおっ!!」

女の子「!?」
905 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 19:49:47.39 ID:wzE62BfDO
男「あ、危なかったぜ…」

女の子「別に危険は無かったと思いますが?」

男「お前が危険なんだよ!!」

女の子「確かに野生の犬は危険ですが…」

男「あぶねー…マジあぶねー…」

女の子「しかし私の為とは…」

女の子(もう私にデレデレなんですからっ!!)ニヤニヤ

男(犬の肉はねーだろ…犬の肉は…)ドキドキ
906 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 19:54:50.03 ID:wzE62BfDO
男「とにかく、悪いが肉は諦めてくれ」

女の子「はい!!もう、仕方ないですねー!!」デレデレ

男(なんで急に機嫌よくなってるんだ…?)

女の子「ふふっ…ふふっ」ニヤニヤ

男(なんか、逆に怖いんだが…)
907 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/02(月) 20:00:19.70 ID:wzE62BfDO
男「そんで?結局飯はどうすんだ?」

女の子「そうですね、どうしましょうか?」

男「作るなら一度車を…って」

女の子「あら?」

ポツ…ポツ…

男「ちっ…雨か」

女の子「降り始めてしまいましたね」
908 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/05/07(月) 11:13:12.93 ID:BdJJOfbKo
おっととと
909 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/16(水) 22:18:36.58 ID:0CJ/YouDO
気がついたら超間が空いてたね、書いてる奴ですよ?

リハビリと専門学校とEXVSで忙しかったです、お家でできるってイイネ

学校で安定のボッチになりました、留年の辛いところね、これ(笑)

また少し書きます、ではドウゾ
910 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/16(水) 22:21:52.14 ID:0CJ/YouDO
男「雨は嫌いだ…」

女の子「知ってます」

男「くそっ、最近雨が多い気がするぜ…」

女の子「便利だからじゃないですか?」

男「おっと、それ以上言うなよ…」

女の子「…わかりました」

男「あーあ、どっか休憩できる場所ねぇかなぁ…」

女の子「そう都合よくは…」

男「ん?あれは」

女の子「はい?」
911 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/16(水) 22:23:58.85 ID:0CJ/YouDO
女の子「なにか見つけましたか?」

男「あっちの道の先に館があるぞ」

女の子「あら、本当です」

男「運転したくないし、行ってみるか」

女の子「おまかせします」

男「おう、じゃぁ行くぞ」

女の子「はい」
912 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/16(水) 22:26:34.18 ID:0CJ/YouDO
ザァァァァァァァァァァ

男「雨が強くなってきたな…」

女の子「心なしか暗くなってきた気もします」

男「雲のせいだろ?」

女の子「はい、雲がものすごく黒いです…」

男「雷雲なんじゃねーか?」

ピシャーンッ

女の子「きゃぁっ!?」

男「ほらな?」

女の子「はいぃ…」ガクブル
913 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/16(水) 22:29:16.46 ID:0CJ/YouDO
男「しかし、随分とかわいい悲鳴だったな」

女の子「知りませんよ、もー…」

男「お前って普段は大人ぶってるけどこういう時は子供になるよな」

女の子「元から大人です!!」

男「あーはいはい、かわいいかわいいよ」

女の子「むー…からかわないでくださいよ…」
914 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/16(水) 22:34:28.97 ID:0CJ/YouDO
男「近づいてきたぜ」

女の子「…」

男「ん?どうした?」

女の子「あの…あの館変な雰囲気しませんか…?」

男「そうか?別になんも感じないけど?」

女の子「いえ、絶対におかしいです…」

男「…?」
915 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/16(水) 22:43:19.96 ID:0CJ/YouDO
男「どの辺がおかしいんだ?」

女の子「まず、何故かあの館の周りにだけ雷が集中的に落ちています」

男「そうか?確かに超雷落ちてるけど」

ピシャゴローン

女の子「次にあの館の屋根の上にすごい数のカラスが止まっています」

男「休んでるだけじゃないのか?」

女の子「雨が降っていて、雷まで落ちているのにですか?」

男「確かにそう言われるとそうだな」

女の子「絶対におかしいですよっ!!」
916 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/16(水) 22:47:03.65 ID:0CJ/YouDO
女の子「あの…今からでも引き返しませんか…?」

男「え?」

女の子「え?」

男「え?どうして?」

女の子「え?話聞いていましたか?」

男「え?聞いてたけど?」

女の子「え?では何故?」

男「え?なにが?」
917 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/16(水) 23:13:33.24 ID:0CJ/YouDO
女の子「あの館はどうみても怪しいです!!ですから引き返しましょうと言っているのです!!」

男「どこがどう怪しいんだ?」

女の子「先程説明しましたよね!?」

男「いや、偶然だろ偶然」

女の子「どう考えても偶然ではありません!!いかにもホラー映画に出てきそうな館じゃないですか!!」

男「ホラー映画って…ん?」

女の子「?」

男「なるほど…そういう事か」ニヤリッ
918 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/16(水) 23:16:23.37 ID:0CJ/YouDO
男「お前、ビビってるんだな?」

女の子「っ!!」

男「図星か、やっぱりなー」

女の子「…」

男「お前って怖いのダメだからな、なるほどなるほど」

女の子「うぅー…」

男「いや、そんな涙目で睨まれてもな…照れるぜ」

女の子「!?」
919 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/17(木) 07:54:59.65 ID:MNP5O/Cfo
とりあえず乙!
920 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/17(木) 23:48:05.64 ID:uyl1sVHDO
夜遅くに突然更新が途切れる…人それを寝落ちという…イヤ申シ訳ナイ



女の子「…です」

男「ん?なんだ?」

女の子「そうです…怖いんですよ!!」

男「お、おう」

女の子「あんないかにも何か出そうな場所があれば誰でも怖がります!!私だって怖がります!!」

男「急に本音ぶちまけたな…そんなに怖いか」

女の子「はい!!」

男「光の速さで断言されたっ!!」
921 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/17(木) 23:51:48.24 ID:uyl1sVHDO
女の子「ですから一刻も早く戻りましょう!!」

男「そうか…戻りたいか…」

女の子「何度もそう言っています!!」

男「ならばあえて進もう!!」

女の子「はい!!…はい?はい!?」

男「行くぞぉぉぉぉぉぉ!!」

女の子「どうしてですかーっ!?」
922 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/17(木) 23:55:15.11 ID:uyl1sVHDO
女の子「戻ってくださいー!!」

男「前進ですかぁー!?YESYESYES!!後退ですかぁー!?NONONO!!」

女の子「訳がわかりません!!」

男「きゅっぷい!!」

女の子「そういうの本当いいですから!!早く後退してください!!」

男「残念だが!!手遅れだ!!」

キキーッ

女の子「!!」
923 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/17(木) 23:59:45.72 ID:uyl1sVHDO
男「到着だぜ!!」

女の子「本当に着いてしまいました…」

男「ふぅ、雨の中の運転はダルいぜ」

女の子「どうして!?どうして引き返さなかったのですか!?」

男「それが、俺が進む戦いのロードだからだ」

女の子「その戦いのロードってなんですか!?」

男「あぁ!!それってハネクリボー?」

女の子「お願いですから会話してください!!」
924 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/18(金) 00:03:22.35 ID:tdxjozKDO
男「ほら、いいから降りる準備しろって」

女の子「うぅー…嫌ですー…」

男「別にお前を置いていってもいいんだが?」

女の子「も、もっと嫌ですっ!!」ギュッ

男「っ!?」

女の子「ひ、1人にしないでください…」ギュー

男「か、かわいい…」
925 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/18(金) 00:09:08.65 ID:tdxjozKDO
男「よし、覚悟はできたか?」

女の子「はい…もう諦めます…」

男「そうか、そいつはよかった」

女の子「よくないですよ、もう…」

男「足元滑るかもしれないから気をつけろよ」

女の子「はい、ありがとうございます」

男「しかし、今日は風が冷たいな…」

女の子「お、脅かさないでください…」

男「だがこの風…少しないてるな」

女の子「遊んでないで手を繋いでください!!」

男「お、おう、悪い…しかしすでに限界ギリギリだなお前…」
926 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/18(金) 00:13:14.59 ID:tdxjozKDO
男「じゃ、手を出せ」

女の子「はい?」

男「え?手を繋ぐんだろ?」

女の子「あ、そうでした…ごめんなさい」

男「おう」

ギュッ

女の子(勢いで大胆な事を言ってしまいました…)

男「よし、行くぞ」

女の子「は、はい…」

女の子(うぅ…違う意味で緊張します…)
927 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/18(金) 00:17:22.25 ID:tdxjozKDO
男「しかしでけー館だな」

女の子「扉も豪華ですね」

男「さて、人が居ればいいんだが」

女の子「人以外は遠慮したいです…」

男「そりゃそうだ…じゃ、ノックするぜ」

女の子「…はい」

コンコン

男「…」

女の子「…」

ギィィッ

女の子「!?」
928 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/18(金) 00:18:55.48 ID:tdxjozKDO
寝落ちしそうなのでここまでっ

次回まマタ新キャラ出スヨ
929 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/30(水) 22:56:26.33 ID:xWbSab8DO
続きを書く時、それは今!!



????「誰だい?」

女の子「ひぃっ!?」

男「何悲鳴あげてるんだお前は…」

女の子「お、お婆様です!!」コソコソ

男「いや、見りゃわかるよ」

お婆さん「聞こえとるよ」

女の子「ひぃっ!?ごめんなさい!!」

お婆さん「変わった娘さんじゃな?」

男「すみません…お前は下がってろ」

女の子「はいぃ…」
930 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/30(水) 22:59:51.70 ID:xWbSab8DO
男「かくかくさんかくしかく」

お婆さん「ほぉー、それは大変じゃのぉ」

男「という訳で、雨宿りさせてください」

お婆さん「ワシはいいが…そっちの娘さんは大丈夫かの?」

女の子「…ハイ」ガクブル

お婆さん「ならいい、寒かったじゃろ?早く中へ入りなさい」

男「ありがとうございます」

女の子「…おじゃまします」
931 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/30(水) 23:03:41.38 ID:xWbSab8DO
男「随分立派な館ですね」

お婆さん「ほっほっほ、婆一人住むには大き過ぎるがの」

女の子「…」キョロキョロ

男「…どうした?」

女の子「怪しい物が無いか探しています…」

男「…」

女の子「うぅー…絶対怪しい肖像画とかあるのですよ…深夜に目が光ったり…」

お婆さん「聞こえとるよ」

女の子「ひぃっ!?ごめんなさい!!」

男「お前ビビり過ぎだろ…」
932 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/30(水) 23:09:00.77 ID:xWbSab8DO
お婆さん「ほれ、この部屋に入りなさい」カチャッ

男「うおっ!?豪華な広間ですね」

女の子「シャンデリアですシャンデリア…まさか降ってくるのでは…」

男「クッ○城じゃねーんだからよ…」

お婆さん「今温かい飲み物を持ってくるから、椅子に座って待ってなさい」

男「はい、ありがとうございます」

女の子「…」ペコッ
933 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/30(水) 23:11:26.26 ID:xWbSab8DO
男「…」

女の子「…」キョロキョロ

男「まだビビってんのかお前は…」

女の子「な、何かありそうじゃないですか!!」

男「別に何もありゃしねーだろ、気にし過ぎなんだよお前は」

女の子「うぅー…」

男「…」
934 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/30(水) 23:16:33.23 ID:xWbSab8DO
女の子「…」

男「…」

女の子「あなたって普通に礼儀正しく話せるんですね?」

男「急に喋ったと思ったら凄い失礼な事言われた!?」

女の子「いえ、先程のお婆様との会話を聞いていたらふと…」

男「あれくらい普通にできるわ…」

女の子「普段は粗暴で傍若無人ですのに?」

男「お前は俺をなんだと思ってんだよ!?」
935 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/30(水) 23:25:56.59 ID:xWbSab8DO
女の子「…」

男「また黙っちまうし…」

女の子「うぅ…怖いです…」

男「あまりそういう事言うな、失礼だろ」

女の子「でも、本当に何か出てきそうな雰囲気じゃないですか!!」

男「何か出てほしいのか?」

女の子「断固絶対に嫌のです!!」

男「…頼むから俺がわかる言葉で話してくれ」
936 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/29(金) 15:46:27.80 ID:rvIpZ3hm0
一ヶ月跨ぎの乙
937 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/24(火) 18:01:59.81 ID:40MSItke0
ほー
938 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/24(火) 20:13:54.12 ID:ULfu+aUco
生存報告だけでも頼む!
939 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2012/07/24(火) 21:41:11.72 ID:1o5Cs+nL0
940 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/26(木) 09:26:11.91 ID:Ug4S0ZoC0
生きてるかなー
941 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [[sage]]:2012/07/31(火) 03:06:21.84 ID:58zwi7Ke0
支援
942 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/05(水) 23:58:43.93 ID:tNqeJJoYo
どうだろなー
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