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まどか「ごめんね、私はもうさやかちゃんのものだから」ほむら「」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:15:16.96 ID:ye+CM0M3o
魔法少女まどか☆マギカのギャグ系短編SSです。
時系列的には8話の中盤、ほむらとさやかが話した翌朝からです。

※軽いエロ描写(?)ありです。
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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エルヴィン「ボーナスを支給する!」 @ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
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さくらみこ「インターネッツのピクルス百科辞典で」大空スバル「ピクシブだろ」 @ 2024/04/13(土) 20:47:58.38 ID:5L1jDbEvo
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暇人の集い @ 2024/04/12(金) 14:35:10.76 ID:lRf80QOL0
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ミカオだよ。 @ 2024/04/11(木) 20:08:45.26 ID:E3f+23FY0
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アルミン「どうやら僕達は遭難したらしい」ミカサ「そうなんだ」 @ 2024/04/10(水) 07:39:32.62 ID:Xq6cGJEyO
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:15:56.56 ID:ye+CM0M3o
ほむら(せっかくグリーフシードを渡そうとしたのに、美樹さやかは使わなかった)

ほむら(今頃もう魔女になっているでしょうね。全く、あの女は本当にやっかいだわ)

ほむら(まどかが学校に来たら、慰めてあげないと……)

まどか「おっはよー」

ほむら(来た。さて、なんて言って慰めようかしら)

さやか「おはよー」

ほむら(!?)

ほむら(ど、どうして美樹さやかが学校に!? もう魔女になっていてもおかしくないはずなのに!)
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:16:35.37 ID:ye+CM0M3o
ほむら(たとえ魔女になっていなくても、学校に来られるような精神状態ではないはず……。
どういう事なの?)

ほむら(もし学校で魔女になったりしたら、大変な事になる。注意しておかないと)


放課後


ほむら(特に何事も起こらなかった……。美樹さやかは本当に大丈夫なのかしら)

さやか「いやー、まどかは可愛いなぁ。うりうりー!」

まどか「やっ、ちょ、さやかちゃんやめて!」

さやか「まどかが可愛すぎるのがいけないのだー!」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:17:19.50 ID:ye+CM0M3o
まどか「こ、ここじゃ恥ずかしいよ。そういうのは、後で二人っきりの時にしよ?」

ほむら(!?)

さやか「そうだね。じゃあ、お楽しみは家に帰ってからにしようか」

まどか「痛くしちゃやだよ? 優しくしてね」

さやか「だいじょーぶだいじょうぶ。あたしがまどかの嫌がる事なんてするはずないよ」

ざわ…ざわ…

男子A「うっそ、美樹と鹿目って仲いいと思ってたけど、そういう関係なのかよ」

男子B「お、俺ちょっとトイレ」

ほむら「待ちなさい美樹さやか」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:18:19.23 ID:ye+CM0M3o
さやか「転校生か。何の用?」

ほむら「あなたのソウルジェムはもう限界だったはず。どうして平然と学校に来られるの?」

さやか「あたしのソウルジェム? ほら、別に普通だよ」

ほむら「!? わずかな穢れもなく輝いている。どうして?」

さやか「別にどうもしてないよ。行こ、まどか」

まどか「うん。ほむらちゃん、ごめんね」

ほむら(解せぬ……)


帰り道


まどか「ねぇ、さやかちゃん。ほむらちゃんついてきてるよ」

さやか「何あいつ。うっとうしいなぁ」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:19:19.31 ID:ye+CM0M3o
さやか「ちょっとあんた、一体何のつもりでついてきてんの?」

ほむら「さっきの質問の答えを聞いていない。どうやってソウルジェムを浄化したの?」

さやか「しつこいなぁ。はぁ、分かったよ。話せばいいんでしょ」

ほむら「えぇ、私の用事はそれだけ。それさえ聞けば、あなたたちをつけまわしたりしないわ」

さやか「あたしは何もかもが嫌になって、すっかり絶望しかけてた。自暴自棄な戦い方をして、
ソウルジェムも真っ黒だった」

ほむら「そうね。でもあなたは、私の差し出したグリーフシードを使わなかった」

さやか「うん。あんたなんかに助けられたくないと思ったからね」

ほむら「ならどうやって? あの後、自分でグリーフシードを手に入れたの?」

さやか「違う。あたしはグリーフシードなんて使ってない」

ほむら「それなら、何故あなたのソウルジェムは回復しているの?」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:20:56.72 ID:ye+CM0M3o
さやか「あの後まどかと会ったんだ。まどかは、酷い事を言って傷つけたはずのあたしを受け止めてくれた」

さやか「誰もあたしの気持ちを分かってくれない。誰もあたしを見てくれない。
そう思って絶望してたあたしを、まどかは優しく包み込んでくれた」

さやか「凄く嬉しくなって、まどかさえそばに居てくれれば、他に何もいらないって思ったの」

さやか「そしたら、いつの間にかソウルジェムの穢れが消えて、輝きが戻ってた」

ほむら(誰かを呪ったり憎んだりすれば、それはソウルジェムに穢れとなって現れる。
その逆が起きたという事?)

ほむら(でも、そんな事は聞いた事がない。一体どう判断すれば……)

さやか「それだけ。他には何もしてない。もういいでしょ?」

ほむら「え、えぇ」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:22:45.43 ID:ye+CM0M3o
ほむホーム


杏子 「おかえり。あんたが学校行ってる間も探してたけど、さやかの奴は見つからなかったよ」

ほむら「美樹さやかは学校に来ていたわ」

杏子 「はぁ!? やばい状態になってたんじゃなかったのか?」

ほむら「どういう手段を使ったのかは分からない。でも、彼女のソウルジェムは回復していた」

杏子 「どういう手段って、ソウルジェムを回復させられるのは、グリーフシードだけでしょ?」

ほむら「本人はグリーフシードを使っていないと言っていた」

杏子 「グリーフシードなしでソウルジェムを回復させるなんて出来るのかい?」

ほむら「少なくとも私は、そんな事が出来るなんて聞いた事はないわ」

杏子 「あたしもさ。本当にさやかのソウルジェムは回復してるのか?」

ほむら「ひょっとしたら、見た目だけ回復したように見えただけかもしれない」

杏子 「おいおい、じゃあまだやばい状態は抜けてないかもしれないって事?」

ほむら「やっぱり心配だわ。今すぐ確認に行きましょう」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:24:19.02 ID:ye+CM0M3o
まどかの部屋


さやか「まどかぺろぺろ」

まどか「あっ、さやかちゃん、そんなとこ汚いよ」

さやか「まどかに汚いとこなんてないよ」

まどか「でも、恥ずかしいよ」

さやか「誰も見てないし、大丈夫だよ」

ほむら(ほ、本当に淫らな行為をしている……。信じられないわ)

杏子 (バカ、お前顔出しすぎだ!)

まどか「ひゃっ! ほ、ほむらちゃん!?」

ほむら(しまった、つい覗き込みすぎて見つかってしまったわ)
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:26:24.89 ID:ye+CM0M3o
さやか「またあんた? しかも杏子まで居るの?」

杏子 「よ、よお。なんだい、思ったより元気そうじゃないか」

さやか「おかげさまで」

ほむら「ソウルジェムがグリーフシード以外で回復できるなんて話は聞いた事がないわ。
本当に回復しているか疑わしい」

さやか「またそれ? ホントしつこいね。ちゃんと回復してるって、さっきから言ってるじゃん」

さやか「ねぇ、転校生。なんであんた、そんなにあたしたちを気にするの?」

さやか「いや、違うか。あんたが気にしてるのは、あたしたちじゃなくてまどかか」

ほむら「!」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:28:34.93 ID:ye+CM0M3o
さやか「でもね、あんたがいくらまどかを気にしても……」

まどか「ごめんね、私はもうさやかちゃんのものだから」

ほむら「」

杏子 「どういう事だよ、おい!」

さやか「ねえ、まどか。こいつら、どうしても気になるみたいだからさ、昨日みたいにやってみせてよ」

まどか「うん、いいよ。さやかちゃん、ソウルジェム貸して」

まどか「ふふっ、さやかちゃんのソウルジェム、とってもきれい……」

ぺろっ

さやか「んっ」

ほむら・杏子「!?」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:30:07.47 ID:ye+CM0M3o
ぺろぺろっ

ほむら「ソウルジェムを……」

杏子 「なめてる!?」

ぺろぺろっ

さやか「あっ、ひあっ」

ぺろぺろぺろっ

ほむら(あぁ、まどか……。まどかが、あんなに美味しそうに、美樹さやかのソウルジェムをぺろぺろしてる……)

つぅーっ

ほむら(まどかが、美樹さやかのソウルジェムに舌を這わせている……)

ぺろぺろぺろっ
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:31:44.32 ID:ye+CM0M3o
ほむら(ごくっ)

はむっ

杏子 (ソウルジェムを口に入れた!?)

さやか「はぁはぁ、まどか……。まどかの口の中、すごくあったかいよ……」

れろれろっ

さやか「あぁ、気持ちいいよ、まどか……」

れろれろっ

さやか「まどか、先端、ソウルジェムの先端もなめて」

れろれろっ

さやか「そう、そこ……。気持ちいい……」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:33:36.70 ID:ye+CM0M3o
れろれろれろっ

さやか「そんな、先端ばっかり! あっ、あんっ!」

れろれろっ

さやか「だめ、そんなに激しく……。あっ、あっ!」

れろれろれろっ

さやか「あっ、ああぁぁああぁあぁ!!」

ほむら・杏子「」

さやか「はぁ……、はぁ……」

まどか「ふぅ……。はい、さやかちゃん。ソウルジェム返すね」

杏子 「マジかよ、ソウルジェムの輝きが増してるじゃねーか!」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:35:15.23 ID:ye+CM0M3o
ほむら「あなたまさか! 昨日もまどかにそんな事をさせたの!?」

さやか「悪い? 物欲しそうな顔で見てたあんたに、とやかく言われたくないね」

ほむら「そ、それは……」

さやか「ふふっ。あんたも、まどかにソウルジェムをぺろぺろしてもらいたいと思わない?」

ほむら「わ、私は……」

さやか「さっきの見てたでしょ? すっごく気持ちいいんだよ?」

ほむら「……」

さやか「ねぇ、まどか。転校生が自分もして欲しいって」

まどか「ごめんね、ほむらちゃん。私、さやかちゃんにしかぺろぺろしちゃいけないの」

ほむら「そ、そんな……」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:37:40.62 ID:ye+CM0M3o
さやか「くすっ。いいよ、あたしからまどかに頼んであげようか?」

ほむら(ごくっ)

さやか「でもね、転校生? 頼み事をするときは、言わなきゃいけない言葉があるよね?」

ほむら「お、お願い、します……」

さやか「ほら、まどか。転校生が、ソウルジェムぺろぺろしてほしいってお願いしてるよ?」

まどか「分かった。ほむらちゃん、ソウルジェム貸して?」

ほむら「こ、これよ……」

まどか「ほむらちゃんのは紫色なんだね。これもとってもきれい……」

ぴちゃっ

ほむら「ひあっ」

ほむら(あぁ、まどかっ、まどか!)
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:39:08.85 ID:ye+CM0M3o
ぺろぺろっ

ほむら「んっ……、んうっ!」

ちゅぱっ

ほむら「くぅぅっ!」

ぺろっ

ほむら「あっ、ああぁっ!」

れろれろれろっ

ほむら「ふぁっ、ひぁっ!?」

さやか「はいストップ。そこまでだよ」

ほむら「そんな、まだ……」

さやか「まだ何? もっとして欲しいの?」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:40:58.81 ID:ye+CM0M3o
ほむら「そ、それは……」

まどか「もう、さやかちゃん。ほむらちゃんが可哀想だよ」

まどか「大丈夫、ちゃんと最後までしてあげるね。そのかわり……、クラスの皆にはナイショだよ?」

ほむら「え、えぇ、約束するわ。決して誰にも話さない。だから……」

まどか「ふふっ、ほむらちゃん可愛い……」

れろれろっ

ほむら「あっ、はぁっ!」

れろれろれろっ

ほむら「はぁっ、はぁっ!」

れろれろれろっ

ほむら「んぅっ、んぅっ、んーーーーーっ!?」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:43:00.67 ID:ye+CM0M3o
まどか「ふぅ、おしまい」

ほむら「はーっ、はーっ」

まどか「ほむらちゃん、気持ちよかった?」

ほむら「はぁ……、はぁ……」

さやか「まどか、返事も出来ないくらい気持ちよかったみたいだよ」

杏子 「お、お前ら正気か?」

さやか「あんたもして欲しい? あんたの分もまどかに頼んであげようか?」

杏子 「あ、あたしは……」

さやか「それとも……、あたしがしてあげようか?」

杏子 「!?」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:44:33.69 ID:ye+CM0M3o
さやか「ほら、ソウルジェム貸して」

杏子 「ま、待て、あたしは!」

さやか「こんな感じ?」

ぺろっ

杏子 「ひぁっ!?」

つぅーっ

杏子 「あっ!?」

ぺろぺろっ

杏子 「あぁっ!」

ぺろぺろぺろっ

杏子 「んっ、んんぅっ!」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:44:43.55 ID:X3cRrlZIO
ガリッ
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:46:17.26 ID:ye+CM0M3o
れろっ

杏子 「くぅっ、ふぅぅっ!」

かりっ

杏子 「ひゃぁぁっ!?」

れろれろっ

杏子 「あっ! ああぁあああぁぁああああ!!」

さやか「ふふっ、あんたけっこう可愛い声で鳴くんだね」



ほむら「確かに、ソウルジェムの穢れが消えたわ」

さやか「だから言ったでしょ?」

ほむら「いえ、それだけではないわ。以前よりも魔翌力が増している。これは……」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:48:50.59 ID:ye+CM0M3o
QB 「まさか、唾液を通して他者に魔翌力を分け与える事が可能だなんてね」

ほむら「インキュベーター!?」

QB 「いくらまどかがありえないほどの才能を持っているとは言え、こんな事は予想すら出来なかったよ」

QB 「いや、そもそもソウルジェムをぺろぺろするなんて事自体が、想像の範疇を超えていた。
まったく、訳が分からないよ」

ほむら「では、このソウルジェムに漲る魔翌力は、確かにまどかのものなのね」

QB 「あぁ、暁美ほむら。君のソウルジェムには、間違いなくまどかの魔翌力が追加されている」

さやか「そっか。昨日からずいぶん調子がいいとは思ってたんだけど、まどかの力を分けてもらってたんだ」

まどか「嬉しい。私、さやかちゃんの力になれるんだね」

さやか「まどか、このソウルジェムを見て。前より強く輝いてるでしょ?」

まどか「うん。すごくきれいに輝いてるよ」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:50:26.55 ID:ye+CM0M3o
さやか「この光は、あたしとまどか二人の力なんだ。この力でまどかもこの街も、絶対守ってみせる!」

まどか「うん、さやかちゃん頑張って!」

杏子 「さやか見てくれよ! あたしのも前より強くなってるよ!」

さやか「えっ、あんたのはまどかがぺろぺろしたわけじゃないのに、なんで?」

QB 「恐らく、さやかが杏子のソウルジェムをぺろぺろした事で、さやかが受け取った力のいくらかが杏子に
受け渡されたんだろうね」

さやか「えーっ! そんな事になるなら、杏子のソウルジェムなんてぺろぺろするんじゃなかったよ」

杏子 「そ、そんな事言うなよ。いいじゃないか少しくらい」

まどか「そうだよさやかちゃん。さやかちゃんのなら、いつでもぺろぺろしてあげるから」

さやか「そっか。またまどかにぺろぺろしてもらえばいいのか」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:52:20.44 ID:ye+CM0M3o
2週間後



さやか「毎晩まどかにぺろぺろしてもらったら、ソウルジェムの光が直視できないくらい強くなっちゃったよ」

杏子 「あたしのもすっげー輝きになったぜ!」

ほむら「戦力は十分すぎるほど揃った。これならあのワルプルギスの夜も倒せるはず」

まどか「みんな頑張って!」

QB 「来るよ!」

ワル夜「グオオオオオオオ!」



QB 「まさか、あのワルプルギスの夜をこうもあっさり倒すとはね」

ほむら「驚くくらい簡単に倒せたわね」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:53:42.91 ID:ye+CM0M3o
QB 「しかも、消耗した魔翌力も……」

ほむら「まどかが即座に回復(ぺろぺろ)してしまった」

まどか「さやかちゃん凄いよ!」

さやか「まどかが力を貸してくれたからだよ。まどか、ありがと」

まどか「さやかちゃん……」

杏子 「さやか、あたしも頑張ったよな!」

QB 「暁美ほむら、僕の完敗だ。まどかを魔法少女にするのは諦めて、大人しく立ち去る事にするよ」

ほむら「ワルプルギスの夜も倒せたし、まどかも魔法少女にならずに済んだ。でも……」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:54:46.90 ID:ye+CM0M3o
まどか「さやかちゃんぺろぺろ」

さやか「まどかぺろぺろ」

杏子 「さやか、あたしもぺろぺろしてくれよ! 一人ぼっちは寂しいだろ!」

まどか「ふふっ、杏子ちゃん可愛い。さやかちゃん、仲間に入れてあげようよ」

さやか「そうだね。杏子ぺろぺろ」

杏子 「あぁ! さやかぁ!」

ほむら「……どうしてこうなった」

ほむら「正直、こんな結末で終わらせたくないわ」

ほむら「そ、そうだわ! 巴マミが犠牲になったのを忘れていた!」

ほむら「彼女を犠牲にしたまま終わらせるなんて出来ないわ。もう一度やり直しましょう」

ほむら「次は私がまどかにぺろぺろしてもらえば……。待っていて、まどか! 次こそあなたを救ってみせる!」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 22:57:16.39 ID:ye+CM0M3o
これで終了です。

すまん、あまりにくだらないネタだったけど、形にしちゃったからには投稿せずにはいられなかったんだ……。
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/03(日) 23:01:14.42 ID:X3cRrlZIO
まどっち乙乙!
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/04/04(月) 00:04:24.20 ID:qPC/Egofo
ソウルジェムペロペロ!
そういうのもあるのか
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage]:2011/04/04(月) 19:52:32.44 ID:qupyMPGp0
この発想はなかったwww
で、マミさんは誰がぺろぺろするんだ?
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/04/04(月) 22:48:36.28 ID:FnVYFb4+0
ガリッ

にワロたwww
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/05(火) 11:48:15.10 ID:orB6OaOmo
乙っちまどまど!
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/04/05(火) 18:32:53.91 ID:0F6qT6lA0
マミさんのソウルジェムもペロペロしてあげてください
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/04/09(土) 15:02:34.48 ID:fqKCGPw70
謎の彼女思い出した乙
36 :1 [sage]:2011/04/09(土) 22:20:10.41 ID:pq2fOEtdo
マミさんをぺろぺろする続編を考えてみた。
さやか派だからさやかの話を入れたら、前より長くなってしまった。

※例によって、軽いエロ描写(?)ありです。
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/09(土) 22:20:39.61 ID:pq2fOEtdo
ほむら(さて、また退院前の状態へと戻ってきた訳だけど、今回はどう動こうかしら)

ほむら(まず、まどかにぺろぺろしてもらうためには、契約はさせないまでも、魔法少女についての知識を
ある程度は持ってもらった方が好都合)

ほむら(でも、淫獣とまどかを接触させると、即座に契約して魔法少女になってしまう)

ほむら(とりあえず、転校する前にまどかと接触しても、不審者と勘違いされるだけなのは今までの経験から
明らかだから避けるべきね)

ほむら(それまでは、淫獣の駆除でもしていればいいわ)
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/09(土) 22:21:39.20 ID:pq2fOEtdo
転校初日・放課後

ほむら(今日もまた、淫獣を駆除する仕事が始まるわ)

ズババババババッ

QB「」

ほむら(SMGで淫獣を駆除する事に、ストレス解消の側面がある事は否定できない)

まどか「ひゃっ、ほむらちゃん?」

ほむら(しまったぁぁぁ! 転校初日の放課後に淫獣を攻撃すると、まどかに目撃されるのを忘れていた!)

ほむら(確かこの後は、美樹さやかが)

さやか「まどか! こっち!」

ブシュゥゥゥ!!

ほむら「」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:22:22.93 ID:pq2fOEtdo
ほむら(あの女はいつもいつも、詳しい事情も知らない癖に、人に向けていきなり消化器を使うなんて、
訳が分からないわ)

グニャァァァァ

ほむら「こんな時に」

ほむら(いけない、まどか達も魔女の結界内に入ってる。急いで助けに行かなきゃ)

ほむら(あれ、でも確かこの後駆けつけたら、巴マミが)

マミ 「魔女は逃げたわ。仕留めたいならすぐに追いかけなさい。今回はあなたに譲ってあげる」

ほむら「私が用があるのは」

マミ 「飲み込みが悪いわね。見逃してあげるって言ってるの」

ほむら「」

ほむら(どうしてこうなった……)
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:23:43.71 ID:pq2fOEtdo
翌日


ほむら(まぁでも、巴マミはまどか達をすぐに契約させようとせず、しばらく魔女退治に付き合わせるはず)

ほむら(まどかが魔法少女の知識を得てすぐには契約しないと言う、私に好都合な展開と言えなくもない)

ほむら(問題は、巴マミに警戒されてしまった事)

ほむら(前回は昼休みにまどか達に契約しないよう忠告したけど、この展開ではすぐ契約しないと
分かっているんだから、忠告は不要)

ほむら(今日の昼休みは巴マミに会いに行って、何とか誤解を解いてみよう)
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:24:33.14 ID:pq2fOEtdo
昼休み


ほむら「すみません、このクラスに巴マミ先輩が居ると思うんですが、呼んでいただけますか?」

男子A「巴さん? 今、席で寝てるみたいだけど」

ほむら「あれはろくに話す相手も居ないぼっちである事を知られたくないから、寝た振りをして
誤魔化しているんです。声をかければ反応すると思うので、お願いします」

男子A「……マジかよ。あー、巴さん。なんか後輩が来てるけど」

マミ 「ん、んん……。ごめんなさい、寝てたみたい。何かしら?」

男子A「なんか後輩の子が呼びに来てるよ」

マミ 「後輩? 誰かしら」

ほむら「こんにちは」

マミ 「あなたは! 邪魔が入らないところで話しましょうか」

ほむら「えぇ、その方がいいわね」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:25:39.51 ID:pq2fOEtdo
屋上


マミ 「それで? いったい私に何の用かしら」

ほむら「誤解を解きに来た」

マミ 「誤解? 私はあなたがQBを傷つけたのは、魔法少女が増えることでグリーフシードを狙う
ライバルが増えるのを妨害しようとしたからだと思ってる。それが誤解だと言うの?」

ほむら「えぇ。私はただ、あの二人に契約して欲しくないだけ」

マミ 「鹿目さんと美樹さんに契約して欲しくない? どうして?」

ほむら「巴マミ。あなたは魔法少女としてはベテランね」

マミ 「そうね。魔法少女になってから、もうずいぶん経つわね」

ほむら「あなたがもしも契約する前に戻れたら、また魔法少女になろうとするかしら?」

マミ 「それは……」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:26:29.10 ID:pq2fOEtdo
ほむら「私は魔法少女がどういうものなのかよく知っている。よく知っているからこそ、
あの二人にはそんなものになって欲しくないの」

マミ 「それで、QBを殺そうとしたの?」

ほむら「あいつは殺しても死なない。まどか達と接触させたくなかっただけ」

マミ 「ずいぶん過激な妨害方法ね。まぁいいわ、あなたの事情は分かったわ」

ほむら「なら」

マミ 「でも、私から魔法少女になるなとは言えない。魔法少女になるもならないも、決めるのは
あの子達自身のはずよ」

ほむら「……」

マミ 「ただ、私からは魔法少女がどういうものなのか、はっきりと伝えるようにするわ。
どれほどのリスクがあるのか分かれば、安易に契約しようとは思わないはずよ」

ほむら「とりあえずは、それでいいわ」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:27:43.68 ID:pq2fOEtdo
マミ 「QBには私からすぐに契約しようとするなと言っておくから、あなたもあの子を傷つけるのは
やめてね」

ほむら「分かったわ」

ほむら(これで巴マミの誤解も解けた。後はどうやってまどかにぺろぺろしてもらうかが問題ね)


数日後・シャルロッテの結界


ほむら「今回の獲物は私が狩る。あなたたちは手を引いて」

シュルシュルシュル

ほむら「な、どうして!? 誤解は解いたはず」

マミ 「あなた、私のクラスの男子に、私がろくに話す相手も居ないぼっちだなんていう、
根も葉もない中傷を吹き込んだでしょう!?」

まどか「ほむらちゃん酷い! マミさんはすっごい美人でとっても優しいんだから、友達が一人もいない
ぼっちな訳ないよ! そんな事言うなんてあんまりだよ!」

マミ 「」

ほむら(まどかの方が酷い事を言っていると思うのは、私の気のせいかしら)
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:29:24.34 ID:pq2fOEtdo
結界内の通路


まどか「頑張ってるマミさんに、私、憧れてるんです」

マミ 「憧れるほどのものじゃないわよ、私」

マミ 「無理してカッコつけてるだけで、怖くても辛くても、誰にも相談できないし、一人ぼっちで
泣いてばかり。いいものじゃないわよ、魔法少女なんて」

まどか「マミさんはもう、一人ぼっちなんかじゃないです」

マミ 「そうね、そうなんだよね。本当に、これから私と一緒に戦ってくれるの?
そばに居てくれるの?」

まどか「はい、私なんかでよかったら」

マミ 「まいったな、まだまだちゃんと先輩ぶってなきゃいけないのにな。やっぱり私、駄目な子だ」

まどか「マミさん。手、貸してください」

マミ 「手?」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:30:14.52 ID:pq2fOEtdo
まどか「えへへ、知ってますか? 手の上にするキスは、尊敬の証なんですよ」

チュッ

マミ 「ひゃんっ!?」

まどか「あ、ごめんなさい。嫌でしたか?」

マミ 「違うの。その、鹿目さんの唇が触れた瞬間、背筋にぞくぞくっと、電流が走ったみたいな感じが」

まどか「静電気、とかですか?」

マミ 「触れたのは、ソウルジェムの指輪? ソウルジェムから感触がフィードバックされたのかしら?」

まどか「マミさん、ちょっとソウルジェム見せてもらっていいですか?」

マミ 「えぇ、いいわよ」

まどか「……」

マミ 「?」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:31:01.93 ID:pq2fOEtdo
チュッ

マミ 「ひぁっ!?」

ぺろっ

マミ 「んぅっ! か、鹿目さん、何を?」

まどか「マミさん、可愛い……」

ぺろぺろっ

マミ 「あぁっ!」

かりっ

マミ 「くぅぅっ!」

はむっ、れろっ

マミ 「あひぃっ!」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:32:02.55 ID:pq2fOEtdo
れろれろっ

マミ 「んぅっ!? か、鹿目さんやめて!」

QB 『マミ! グリーフシードが動き始めた!』

れろれろっ

マミ 「んっ……ふぅっ!」

QB 『マミ? 聞こえないのかい? 孵化が始まりそうなんだ!』

れろれろっ

マミ 「あぁっ、ふぁっ!」

れろれろれろっ

マミ 「ああぁぁぁああああぁあ!!」

まどか「ごめんなさい。マミさんの反応が可愛くて、やめられませんでした」

マミ 「はーっ、はーっ! か、鹿目さんのいじわる」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:32:41.91 ID:pq2fOEtdo
QB 『マミ!』

マミ 『QB、どうしたの?』

QB 『やっと通じた。グリーフシードが今にも孵化しそうなんだ。早く来てくれ」

マミ 『オッケー、分かったわ。急いで向かうわね』

QB 『さっきからずっと呼んでたんだよ? 何かあったのかい?』

マミ 『ご、ごめんなさい。ちょっと立て込んでたから』

QB 『ともかく、急いで来てくれ。もう一刻の猶予もなさそうだ』

マミ 「こそこそするのは終わり! 変身して一気に駆け抜けるわよ!」

まどか「はい!」
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:33:24.27 ID:pq2fOEtdo
魔女ルーム


マミ 「おまたせ!」

さやか「あぁ、間に合った!」

QB 「気をつけて! 出てくるよ!」

マミ 「せっかくのとこ悪いけど、一気に決めさせてもらうわよ!」

バキッ! パンパンパンッ!

さやか「いやったぁ!」

マミ 「ティロ・フィナーレ!」

ドゴーン!!

マミ 「ふぅ」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:34:12.31 ID:pq2fOEtdo
ニュィーン

シャル「私はほむほむ派です」

マミ 「!?」

モグモグ

まどか「マミさんっ!?」

QB 「二人とも、今すぐ僕と契約を!」

QB 「まどか、さやか! 願い事を決めるんだ! 早く!」

ほむら「その必要はないわ。こいつを仕留めるのは、わた」

マミ 「生きてるぴょーん!!」

全員 「!?」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:35:00.04 ID:pq2fOEtdo
マミ 「よくもやってくれたわね、死ぬかと思ったじゃない!」

さやか「え、マミさんの首、食べられ、え? え?」

マミ 「おかえしよ! ティロ・フィナーレ・オーケストラ!!」

まどか「オーケストラ!?」

ドゴーン!!

シャル「」

コトーン

マミ 「グリーフシードを落とした……。今度こそちゃんと倒せたのね」

まどか「マミさん、大丈夫なんですか!?」

マミ 「えぇ、私は大丈夫」

まどか「ひっく……。わ、私、マミさん、死んじゃったかと……。ふぇぇぇん」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:36:19.36 ID:pq2fOEtdo
マミ 「心配かけちゃったわね、ごめんなさい」

まどか「でも、どうして無事だったんですか?」

マミ 「私にも、よく分からないんだけど……」

QB 「まどか、君が持っているのは、マミのソウルジェムかい?」

まどか「あ、うん。さっき見せてもらってたの。そしたらQBに呼ばれて、
急いで行かなきゃって慌ててたから、そのまま返しそびれて」

QB 「なるほど、そういう事か。まどかにソウルジェムを預けていたから、マミは無事だったんだね」

マミ 「ソウルジェムを預けていたから無事だった? どういう事?」

ほむら「ソウルジェムは魔法少女の本体だからよ。私たち魔法少女は、このちっぽけな石ころから
魔力を使って身体を操作しているの」

マミ 「ソウルジェムが、魔法少女の本体!?」

ほむら「えぇ、そうよ。そして、身体の方はどれだけ損傷しても、魔力を注げば元通りになる
単なるハードウェアに過ぎない」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:37:05.89 ID:pq2fOEtdo
まどか「そんな……。QB、本当なの?」

QB 「訂正するほど間違ってはいないね」

ほむら「でも、腑に落ちないことがあるわ。あなたが回復魔法が得意なタイプなのは知っているけど、
食いちぎられた首を一瞬で癒せるとは思えない」

QB 「確かに、さすがのマミでもあんなにすぐ回復できるダメージではなかったはずだね」

ほむら「まさか! まどか、あなたひょっとして、巴マミのソウルジェムをぺろぺろした!?」

さやか「ぺ、ぺろぺろ? 転校生、こんな時に何言ってんの?」

まどか「あ、うん。さっきソウルジェムを見せてもらった時にちょっと」

さやか「まどか何してんの!?」

ほむら「なんて事……」

まどか「あの、私、そんなに大変な事をしちゃったの?」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:37:45.71 ID:pq2fOEtdo
ほむら「あなたは魔法少女として並外れた才能を持っている。契約前の今の段階でも、普通の魔法少女の
数倍以上という膨大な魔力を秘めているの」

まどか「わ、私が?」

ほむら「そして、あなたは唾液を通して他の魔法少女に魔力を分け与える事が出来る」

まどか「私に、そんな事が……」

ほむら「まどかから分け与えられた魔力があったからこそ、巴マミはあれだけのダメージを
一瞬で回復できたんでしょうね」

マミ 「じゃあ私、鹿目さんに助けられたようなものね」

まどか「私が、マミさんを?」

マミ 「鹿目さん、助けてくれてありがとう」

まどか「そんな、私なんかが少しでも役に立てたんだったら嬉しいです」

マミ 「そうだ、鹿目さん。この魔女を倒したら、QBと契約しようって約束だったけど」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:38:27.36 ID:pq2fOEtdo
まどか「あ、はい」

マミ 「やっぱり止めておきましょう」

まどか「え……。だって、約束したのに」

マミ 「私もあなたが魔法少女になってくれて、一緒に戦えたらとても嬉しいわ。でも……」

マミ 「こんな石ころになってなんて、私には言えない」

まどか「マミさん……」

マミ 「一緒には戦えないけど、私たちもう友達よね?」

まどか「はい! 私たち、友達同士です!」

マミ 「ありがとう。私はそれだけで十分」

まどか「でも、マミさんはもう契約してるのに……。QB、酷いよ!」

マミ 「鹿目さん、いいのよ」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:39:07.24 ID:pq2fOEtdo
QB 「意外だな、マミは僕を責めないんだね。今までの魔法少女達は、この事を知ったら決まって
僕を責めたてたものだけど」

マミ 「私はあなたと契約しなかったら、きっとそのまま死んでいたもの」

マミ 「そうしたら、こうして鹿目さんとも会えなかった。それに比べたら、こんな姿でも
生きていられるだけマシよ」

まどか「マミさん……」

マミ 「さて、さすがにちょっと疲れちゃったわ。みんなで私の部屋に来ない? 紅茶でも飲みましょう?」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:39:48.57 ID:pq2fOEtdo
マミルーム


まどか「マミさん、紅茶とっても美味しいです」」

マミ 「ふふっ、ありがとう」

さやか「ていうか、なんで転校生まで来てんのよ」

まどか「まぁまぁ、さやかちゃん。私達の事助けに来てくれたんだし」

さやか「マミさんがやられそうになってからじゃん! マミさんを見殺しにして、グリーフシードを
独り占めにしようとしてたんじゃないの!?」

マミ 「美樹さん、違うの。彼女が不審な行動をしないように、私が動けないようにしてたの」

さやか「えっ?」

マミ 「だから彼女は悪くないわ。あんまり悪く言わないであげて」

さやか「マミさんがそう言うなら……」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:40:24.45 ID:pq2fOEtdo
ほむら「それで、まどかは魔法少女にはならないと約束してくれるのね」

まどか「うん、マミさんも魔法少女にならないで欲しいって言ってるし」

ほむら「美樹さやか、あなたは?」

さやか「あたしは…・・・」

まどか「さやかちゃん?」

さやか「あたしの幼馴染がね、すごくヴァイオリンの才能がある子なんだけど、事故で手を怪我しちゃって」

さやか「もう長いこと入院してるんだけど、なかなか治らないみたいなんだ」

さやか「お見舞いに行くといつも喜んでくれるんだけど、たまに凄く辛そうな顔するんだ」

さやか「だから、あたし……」

マミ 「そういう事情なら、なおの事あなたは契約するべきじゃないわ」

さやか「なんで!? あたしが契約しなきゃ、恭介の手は!」
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:41:17.20 ID:pq2fOEtdo
マミ 「あなたが契約の願い事で幼馴染の手を直したとして、その子は本当に喜ぶのかしら?」

さやか「えっ?」

マミ 「自分の手を治した代わりに幼馴染が石ころになって、命がけの戦いをする事になったなんて知ったら、
きっととても苦しむ事になるわ」

さやか「それは……」

マミ 「どうしてもその子の怪我を治したいと思うのなら、私に任せてみない?」

さやか「えっ、マミさんに?」

マミ 「さっきの話、覚えてない? 私は回復魔法が得意な魔法少女なのよ?」

さやか「マミさん、恭介の手を治せるの!?」

マミ 「本当なら他人の身体の治癒は難しいから、それほどの怪我を治すのは私の力では無理なんだけど……」

ほむら「あなた、まさかまどかに」
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:41:58.83 ID:pq2fOEtdo
マミ 「そう。鹿目さんが力を貸してくれるなら、きっと治してあげられるはずよ」

まどか「私、やります!」

さやか「まどか、マミさん……。ありがとう」

マミ 「ただ、ちょっとやり方を考えないとね。他人を治すのは、自分の身体を治すよりも時間がかかるの」

マミ 「私が出て行って手をかざして怪我を治したなんて事になったら、きっと大騒ぎになっちゃうわ」

さやか「あー、そっか。うーん、どうしようか」

ほむら「私が協力するわ」

マミ 「あなたが?」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:42:31.33 ID:pq2fOEtdo
ほむら「私は時間停止の魔法が使える。病室に忍び込んで治癒を終わらせるまで、時間を止めたままに
しておけば、誰にも気付かれないわ」

まどか「ほむらちゃん、手伝ってくれるの?」

ほむら「えぇ。ただ、私の時間停止もそれほど長い間止める事は出来ない。だから、まどか……」

まどか「うん、いいよ! 私、ほむらちゃんのソウルジェムをぺろぺろする!」

ほむら(いよっしゃあああああああ!!)
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:43:02.40 ID:pq2fOEtdo
病室


マミ 「凄いわね、本当に止まっているのね」

ほむら「気をつけて。私から手を離せば、あなたの時間も止まってしまう」

マミ 「手をつなぎながらだと、ちょっとやりにくいわね」

ほむら「贅沢言わないで」

マミ 「まぁ、しょうがないか。じゃあ、鹿目さんお願い」

まどか「はい!」

ぺろっ

マミ 「あうっ!」

ピカァァァァ!!
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:43:31.01 ID:pq2fOEtdo
ほむら「ソウルジェムの輝きが増した。これなら行ける筈」

マミ 「はぁ、はぁ、行くわよ!」

パァァァァァァ

ぺろぺろっ

マミ 「んんぅっ!」

ぺろぺろぺろっ

マミ 「ひぁっ!」

ほむら「まどか、私のもお願い」

まどか「うん、ほむらちゃん」

ぺろぺろっ

ほむら「んんっ!」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:44:01.17 ID:pq2fOEtdo
かりっ

ほむら「あぁあっ!!」

マミ 「暁美さんばっかりずるいわ。鹿目さん、私にもお願い」

まどか「じゃあ、かわりばんこにするね」

ぺろぺろっ

マミ 「ひゃうっ!」

ちゅばっ

ほむら「はんっ!」
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:45:09.46 ID:pq2fOEtdo
30分後


マミ 「はぁーっ、はぁーっ。こ、これで大丈夫のはずよ」

まどか「マミさん、お疲れ様」

ほむら「ふぅ……。長居は無用よ。急いで退散しましょう」

まどか「うん、ほむらちゃんもお疲れ様」


病院の外


さやか「お帰り、どうだった? ちゃんと治せた?」

マミ 「えぇ、きちんと治ったはずよ」

さやか「よかったー! 3人ともありがとう!」
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:45:55.72 ID:pq2fOEtdo
ほむら「礼には及ばないわ」ファサッ

マミ 「一応、少し時間をおいてから確認に行ってみてね。不自然にならないように気をつけて」

さやか「うん!」


数日後


まどか「さやかちゃん、上条くんが無事退院できて良かったね」

さやか「まどかたちのおかげだよ。ホントありがと」

まどか「私はちょっとお手伝いしただけだから。マミさんとほむらちゃんのおかげだよ」

さやか「ううん。マミさん達だって、まどかが手伝ってくれたからって言ってたじゃん」

まどか「私が少しでも役に立てたなら嬉しいな」

まどか「そういえばさやかちゃん。上条くんに告白しないの?」
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:46:39.12 ID:pq2fOEtdo
さやか「こっ!? な、何言ってんのまどか!!」

まどか「だって、好きなんでしょ?」

さやか「…・・・もう、まどかには隠し事できないなぁ」

まどか「えへへ、バレバレだよ」

さやか「でも、告白なんて出来ないよ」

まどか「え、どうして?」

さやか「だって、あたしはまどかみたいに可愛くないし、マミさんみたいに美人でもないし、あたしなんかが
告白したって……」

まどか「そんな事ないよ! さやかちゃんはすっごく可愛いし、良いところもいっぱいあるよ!」

さやか「まどか……」
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:47:28.43 ID:pq2fOEtdo

ダキッ

まどか「大丈夫だよ。さやかちゃんは、誰かの幸せのために一生懸命になれる優しい子だもん。
そんな優しい子が、幸せになれない訳がないよ」

さやか「で、でも……」

まどか「さやかちゃん、頑張って」

さやか「分かった。告白、してみるよ」


放課後


さやか「きょ、恭介! ちょっと話があるんだけど、帰り一緒していいかな?」

恭介 「僕に話? じゃあ、今日は一緒に帰ろうか」

さやか「あ、ありがと」
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:48:06.78 ID:pq2fOEtdo
帰り道


恭介 「で、話って何?」

さやか「え、えっとね……」

恭介 「うん」

さやか「あー、その」

恭介 「さやか、どうしたの?」

さやか「えっとね、あたし実はその、きょ、恭介の事が好きなんだ!」

恭介 「えっ? さやかが、僕の事を?」

さやか「うん。幼馴染としてとかじゃなくって、男の子として、好き」

恭介 「……」

さやか「だからその、あー……」

恭介 「ごめん……」

さやか「!!」
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:48:55.03 ID:pq2fOEtdo
恭介 「僕にとってさやかは、子供の頃からずっと一緒に居るきょうだいみたいな感じで、
女の子としてどう思ってるのか、自分でもよく分からないんだ」

さやか「あ、そ、そうなんだ……」

恭介 「少し、考える時間をくれないかな」

さやか「あ、あはは。そうだよね、即答なんて出来ないよね」

恭介 「本当にごめん」

さやか「いいって、いいって! ゆっくり考えてよ!」


深夜、上条家


上条母「恭介? まだ起きてたの? 退院したばかりなんだし、夜更かししてないで早く寝なさい」

恭介 「ちょっと悩みがあって」
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:49:28.43 ID:pq2fOEtdo
上条母「悩み?」

恭介 「うん。実は今日、さやかに告白されたんだ」

上条母「あら、おめでとう。あの子は昔からよく知ってるし、しっかりした娘さんだから、ポヤーンとした
ところのある恭介の事をしっかり支えてくれるんじゃない?」

恭介 「ま、まだ返事はしてないよ!」

上条母「あら、どうして?」

恭介 「子供の頃からずっと一緒だったから、僕としてはきょうだいみたいな感じで、
女の子としてのさやかをどう思ってるのか、自分でもよく分からないんだ」

上条母「ねぇ恭介。ちょっと想像してみて?」

恭介 「想像?」

上条母「そう。お休みの日に、一人で街に出かけたとするわね」

恭介 「うん」
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:50:10.29 ID:pq2fOEtdo
上条母「ぶらぶらと歩いていたら、少し離れたところにさやかちゃんが居るのを見つけた」

恭介 「うん」

上条母「声をかけようと思って近づいたら、恭介の友達と一緒だった」

恭介 「僕の友達?」

上条母「そう。よく知ってる仲のいい友達ね」

恭介 「うん」

上条母「二人はずいぶんと親密そうに寄り添っていて、手なんか握っちゃってたりする」

恭介 「……」

上条母「頬を染めて見つめ合っちゃってたりして、今にもキスでもしそうな雰囲気」

恭介 「……」

上条母「ふふっ、恭介、自分が今どんな顔してるか分かってる?」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:51:07.31 ID:pq2fOEtdo
恭介 「なんかすごいムカムカしてきた」

上条母「じゃあ、恭介はさやかちゃんの事を、ちゃんと女の子として好きなのよ」

恭介 「きょうだいが自分の知らないところで自分の友達と仲良くしてたりしたら、嫌な気持ちになる事も
あるんじゃないの?」

上条母「驚いたりする事はあるかもしれないけど、本当に異性として意識してないんだったら、
そんな気持ちにはならないわよ」

恭介 「そうなのかな?」

上条母「まぁ、もう少し考えてみたら?」

恭介 「うん、そうしてみるよ」

上条母「あんまり遅くならないようにね。病院生活で体力も落ちてるんだから、夜更かしし過ぎて風邪でも
引いたら大変よ」

恭介 「分かってるよ」
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:51:57.54 ID:pq2fOEtdo
翌日、放課後


恭介 「さやか、一晩じっくり考えてみたんだけど……」

さやか「う、うん」

恭介 「僕もさやかの事が、幼馴染としてじゃなくて、女の子として好きみたいだ」

さやか「え、じゃあ……」

恭介 「さやか、僕と付き合ってくれないかな」

さやか「ほ、ホント? 恭介は、あたしでいいの?」

恭介 「うん。さやかとは今までもずっと一緒に居たけど、これからもそうしたいと思うんだ」

さやか「恭介……。ありがとう」
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:52:54.19 ID:pq2fOEtdo
マミルーム


マミ 「それじゃあ、美樹さんは無事、幼馴染の彼とお付き合いできる事になったのね」

まどか「はい! 私、さやかちゃんが上条くんの事をずっと好きだったの知ってるから、
自分の事みたいに嬉しくて」

マミ 「ふふ、良かったわね」

ほむら(絶対振られると思ったのに。何回もやり直したけど、あの二人が付き合い始めるのは初めてだわ)

ほむら(まぁ、上条恭介の手が治ったのに美樹さやかが契約してないなんてパターンは初めてだけど)

ほむら(それにしても、上条恭介はずいぶんといい加減な人なのね。実は誰でもいいのかしら)

マミ 「さて、じゃあ魔女退治に行って来るわね」

まどか「マミさん、気をつけてね」

マミ 「ありがとう。大丈夫、心配いらないわよ」
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:53:43.65 ID:pq2fOEtdo
まどか「ほむらちゃんも頑張ってね」

ほむら「ええ」

VS H.N.エリー

マミ 「ティロ・フィナーレ!」

ドカーン


数日後


VS アーニャ

マミ 「ティロ・フィナーレ!」

ドカーン
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:54:40.11 ID:pq2fOEtdo
数日後


VS エルザマリア

マミ 「ティロ・フィナーレ!」

ドカーン

ほむら(まどかの力を得た巴マミがこんなに凶悪とは思わなかった。これならワルプルギスの夜も倒せるはず)
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:55:08.06 ID:pq2fOEtdo
2週間後


ワル夜「グオオオオオオオ!」

まどか「マミさん、あんなのと戦うんですか?」

マミ 「大丈夫、負けるもんですか。鹿目さんの力もたくさん分けてもらったし、心配いらないわ」

まどか「マミさん……」

マミ 「あと、暁美さんも居るしね」

ほむら「ついでみたいに言わないで」

QB 「来るよ!」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:55:51.06 ID:pq2fOEtdo
QB 「まさか、あのワルプルギスの夜をこうもあっさり倒すとはね」

ほむら「驚くくらい簡単に倒せたわね」

QB 「しかも、消耗した魔力も……」

ほむら「例によって、まどかが即座に回復(ぺろぺろ)してしまった」

まどか「マミさん凄い!」

マミ 「鹿目さんが見てると思ったら、すごい力が沸いてきちゃった。鹿目さん、ありがとう」

まどか「マミさん……」

QB 「暁美ほむら、僕の完敗だ。まどかを魔法少女にするのは諦めて、大人しく立ち去る事にするよ」

ほむら「ワルプルギスの夜も倒せたし、まどかも魔法少女にならずに済んだ」

ほむら「美樹さやかも人間のまま、上条恭介と交際し始めた。でも……」
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:56:24.31 ID:pq2fOEtdo
まどか「マミさんぺろぺろ」

マミ 「鹿目さんぺろぺろ」

さやか「恭介ちゅっちゅ」

恭介 「さやかちゅっちゅ」

ほむら「」ポツーン

ほむら「……どうしてこうなった」

ほむら「そ、そうだわ! 佐倉杏子の事を忘れていた!」

ほむら「彼女がぼっちのまま終わらせるなんて出来ないわ。もう一度やり直しましょう」

ほむら「待っていて、まどか! 次こそあなたにぺろぺろさせてみせる!」

QB 「目的が変わってないかい? 全く、訳が分からないよ」
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 22:57:50.83 ID:pq2fOEtdo
これで終了です。

すまん、最後の方はコピペしまくりの手抜き状態だった。
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/04/09(土) 23:07:28.74 ID:pq2fOEtdo
書き忘れてた。
「生きてるぴょーん!!」はttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=17090832から、
「ティロ・フィナーレ・オーケストラ」はttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=17464612から借りました。
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/04/10(日) 17:39:02.81 ID:1mqIrp4fo
GJ

あんこ偏を早く風邪ひく
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/04/10(日) 22:33:41.59 ID:okZ6lnHPo
乙っちまどまど!
続き期待!
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage]:2011/05/03(火) 01:16:00.98 ID:Dvt/HVLW0
おりこぺろぺろ
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