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コナン「俺、実は歩美ちゃんが好きなんだ」 6 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :1 [saga]:2011/04/19(火) 22:31:44.39 ID:qx2O+Fig0
過去スレ
コナン「俺、実は歩美ちゃんが好きなんだ」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1278764627/
コナン「俺、実は歩美ちゃんが好きなんだ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1279132704/
コナン「俺、実は歩美ちゃんが好きなんだ」 2
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1280849176/
コナン「俺、実は歩美ちゃんが好きなんだ」 3
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1283778497/
コナン「俺、実は歩美ちゃんが好きなんだ」 4
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4gep/1292157525/
前スレ
コナン「俺、実は歩美ちゃんが好きなんだ」 5
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1295181911/
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/04/19(火) 22:35:08.09 ID:/3jHMVDBo
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3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) :2011/04/20(水) 00:13:56.80 ID:rM0vUOqAO
えっ?ちょっ!えっ( ゚д゚ )
4 :1 [sage]:2011/04/20(水) 00:34:21.46 ID:nq9ajHdPo
START
5 :1 [saga]:2011/04/21(木) 21:27:59.62 ID:7NPTWp0B0
新一「・・・誘われているのか」

モモ「昨日、明美さんに会いに行ったところを見られていたんでしょうか」

新一「昨日の相手と違うから見張りでもしてたのかな」

モモ「そうかもしれませんね」

新一「それで、昨日の奴じゃ説得するのは難しそうってことで」

モモ「なるほど」

新一「・・・・ってことは」

モモ「今、あの女性にも見張りが着いているってことですよね」

諸星「素晴らしい推察だね」

新一「げっ」

諸星「出来れば君たちにも協力を仰ぎたいのだが」

モモ「どうしますか?」

新一「お断りだろ」
6 :1 [saga]:2011/04/21(木) 21:29:30.84 ID:7NPTWp0B0
モモ「ですよね」

諸星「では仕方ない、彼女の話が終わるまで。静かにしていてもらおう」

新一「・・・(小声で)モモは志保のところに行って来い」

モモ「え?でもリトさんは」

新一「時間を稼ぐ。頼むぞ」

モモ「・・・・・わかりました」

モモが志保のいるほうへ走っていき、リトは諸星に向かっていく

諸星「ふむ、おもしろいが。君が私の足を止めるというのは無謀じゃないか」

諸星は新一を弾き飛ばし、モモの方へ向かう

新一「とう」

飛ばされた新一は足を掛けて転ばそうとするが諸星は体勢を崩しながらも進んでいく
7 :1 [saga]:2011/04/21(木) 21:30:26.62 ID:7NPTWp0B0
一方

モモ「志保さん」

志保「モモさん」

モモ「どちら様ですか?」

志保「さあ、知らない人よ」

モモ「では、行きましょうか」

しかし、志保の手を掴まれる

ジョディ「いいえ、大切な話をしていたの。もう少し付き合ってもらうわ」

志保「!」

モモ「あら、力で分らせた方がいいのかしら」

しかし、モモに手を叩かれ、離されてしまう

ジョディ「(この子、おっとりして見えるけど速い)」

志保「・・・・モモさん?・・・」
8 :1 [saga]:2011/04/21(木) 21:31:13.04 ID:7NPTWp0B0
モモ「それでは、志保さん・・・どうしました?」

志保「え?」

志保が横を見ると

倒れた新一がいた

新一「・・間に合ったか?」

モモ「ええ、それよりも大丈夫ですか?リトさん」

新一「ああ。どうだ?断れたか?」

志保「え・・・ええ。って、あなたそのために?」

モモ「ええ、リトさんが時間を稼ぐと」

志保「・・・もう一人いたの?」

モモ「ええ、気づきませんでした?」

志保「そうね、全く」

モモ「リトさん?立てますか?」
9 :1 [saga]:2011/04/21(木) 21:32:05.90 ID:7NPTWp0B0
新一「あ・・ああ」

新一はゆっくりと起き上がる

新一「え?」

志保が新一の肩を抱く

志保「・・・・・なによ?」

新一「いや・・・ありがと」

モモ「・・・・・」

新一「どうした?」

モモ「いえ・・・お二人を抱えられるでしょうか?」

志保「私は歩いて帰るわ」

新一「いや、それは」

モモ「今と同じことになるだけですから、一緒の方がいいと思いますよ」
10 :1 [saga]:2011/04/21(木) 21:33:27.32 ID:7NPTWp0B0
志保「大丈夫なの?」

新一「ああ、大したことないって」

志保「倒れてたわよね」

新一「コケたんだよ」

モモ「それでは、私がこちらを支えます」

モモが新一のもう片方の肩を抱く

そのときに

モモ「あの方はどちらに?」

新一「・・・ああ、お前らが戻ってきたらすぐに立ち去ったよ」

モモ「そうですか」

志保「どうしたの?」

新一「いや、なんでもねーって」

モモ「ええ」

志保「・・・・・・・」
11 :1 [saga]:2011/04/21(木) 21:34:07.12 ID:7NPTWp0B0
そして

新一の家

美柑「どうしたの?リト」

ララ「大丈夫?」

新一「ああ、大丈夫」

かすみ「こっちに来て、手当てするから」

ナナはモモを引っ張り、他の人から少し離れたところで

ナナ「何があったんだよ?」

モモ「それより、メイドの人はどうなったの?」

ナナ「え?・・・・あ、まだやってるんじゃないか?」

モモ「あれから二時間は経ってるわよ」

ナナ「そうとう汚いとか」

モモ「あなた、いつもリトさんを起こしに来るでしょ」
12 :1 [saga]:2011/04/21(木) 21:34:50.37 ID:7NPTWp0B0

ナナ「そんなことないよな」

モモ「・・・・・・何か気になるのよ」

ナナ「そうか?」

美柑「何を話してるの?」

モモ「美柑さん、あのリトさんの部屋の掃除ってまだ終わらないんですか?」

美柑「そうね、さっきから大きな音は鳴ってるんだけど、終わったって聞かないわね」

モモ「気になりませんか?」

美柑「ん・・・ならなくはないけど、まあお父さんが雇ってる人だから」

モモ「んー・・・そうなんですけど」

手当て

かすみ「はい、これでいいわよ」

ララ「大丈夫?」

新一「ああ、そんなに大したことないから」

セリーヌ「まう?」

新一「大丈夫だって、心配すんなよセリーヌ」

セリーヌ「まう?まうまう」
13 :1 [saga]:2011/04/21(木) 21:35:33.32 ID:7NPTWp0B0

そして

新一「それじゃあ、部屋に戻るわ」

ララ「あれ〜、まだ終わってないと思うよ」

新一「ああ、じゃあ、時間聞いてくる」

新一の部屋

瑞紀「あ・・すいません」

新一「・・・・・・・」

あちこち、散乱していた

瑞紀「ちょっとドジ踏んでしまいまして」

新一「あ・・・・・うん、手伝うよ」

瑞紀「いえ」
14 :1 [saga]:2011/04/21(木) 21:36:24.68 ID:7NPTWp0B0
新一「いいって」

瑞紀「申し訳ありません」

少し経って

瑞紀「あの」

新一「ん?」

瑞紀「近くに彩南美術館がありますよね」

新一「ああ、そういや昔社会科見学で行ったな」

瑞紀「一緒に行っていただけませんか?」

新一「え・・・ああ、いいけど」

瑞紀「どうしても見てみたいものがありまして」

新一「そっか」

今日はここまで
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/21(木) 23:03:59.59 ID:Eg2ueG5SO
乙したー
16 :1 [saga]:2011/04/22(金) 22:07:35.09 ID:qb3essS/0
瑞紀「どうでしょうかね?」

新一「まあ、いいけど」

瑞紀「ホントですか?」

新一「ああ」

瑞紀「ありがとうございます」

そして

瑞紀「それでは、私はこれにて失礼させていただきますわ」

新一「ああ、ありがとな」

瑞紀「それではまた」

瑞紀が去ってから

居間

モモ「結構時間掛かってましたよね?」
17 :1 [saga]:2011/04/22(金) 22:09:52.91 ID:qb3essS/0
美柑「そんなに汚かったっけ?リトの部屋」

ララ「え?そんなことなかったよね?モモ」

モモ「ええ、普通だと思いましたけど」

新一「いや、あいつが不器用で・・・」

ナナ「ま、すっごい音してたからな」

かすみ「ええ、見に行こうかと思ったわ」

志保「それで?」

新一「え?」

志保「それなのに、また来てもらうの?」

美柑「そういえば、またって言ってたよね」

モモ「もしかして、先ほど・・・・うふふふふ」

モモが怪しげに笑みを浮かべる
18 :1 [saga]:2011/04/22(金) 22:11:04.81 ID:qb3essS/0
志保「どうなのかしら?」

美柑「何かあったの?」

ララ「どうなのー?リトー」

詰め寄られて新一は困惑しながら答える

新一「ないって・・・その」

ナナ「その・・なんだよ」

新一「美術館を案内して欲しいって」

かすみ「まあ、デートに誘われたのね」

モモ「まあ、私たちの知らないうちに・・」

志保「・・・・」

志保はジト目で新一を見つめる

新一「いや・・・違うんだって、ただ案内するだけだし」
19 :1 [saga]:2011/04/22(金) 22:12:01.76 ID:qb3essS/0
美柑「行くんだ」

ナナ「ってことはオッケーしたってことだよな」

美柑「そうなるよね」

ガチャ

そこに明美が帰ってきた

明美「ただいまー・・・・・あら?」

志保「おかえり、お姉ちゃん」

明美「なにか取り込み中?」

志保「ううん、違うわ。ただ・・・」

志保から話を聞いた明美は

明美「・・・・・へー、リト君って手が早いんだ」

新一「だから、違うって。なんかどうしても見たいものがあるって」
20 :1 [saga]:2011/04/22(金) 22:12:30.35 ID:qb3essS/0
モモ「リトさんと二人で歩いている自分たちじゃないですか?」

新一「んな訳」

志保「さー、どうかしら?今日も転校生と二人で帰ったみたいだし」

新一「それは・・」

ララ「あ、そーいえば。今日は和葉と帰ってきたって言ってたけど、和葉ってこの辺に住んでるの?」

新一「ああ、ウチの斜向かいに」

美柑「へー、そうなの」

かすみ「ご近所さんなのね」

ララ「じゃあ、明日は一緒に行けるね」

新一「ん、ああ。そうだな」

明美「・・・やっぱり手が早いんだ・・・」

新一「別にそんなことしてないって」
21 :1 [saga]:2011/04/22(金) 22:25:03.86 ID:qb3essS/0
志保「あら、でも仲がよさそうだったけど」

新一「・・・それなら、お前も一緒にくればよかったじゃねーか」

志保「お邪魔になりそうだったもの」

美柑「本当にリトってば」

かすみ「いくら再開できて嬉しかったっていっても志保ちゃんをないがしろにしたらダメよ」

新一「・・・・・」

かすみ「ね?」

新一「(あれ?俺が悪いのか。・・・・でも)」

新一「・・・・・うん」

その後

新一「その・・・悪かったな」

志保「・・・別に気にしなくて良いわよ」
22 :1 [saga]:2011/04/22(金) 22:25:32.19 ID:qb3essS/0
新一「いや・・・・まあ、流されてたの俺だし」

志保「・・・・・・・いいわよ、それに助けてもらったんだし」

新一「いや、だって俺は大したことできなかったしむしろモモの方が」

志保「時間稼ぎしてたんでしょ。あの怪我みたら誰でもわかるわよ」

新一「・・・・・大した怪我じゃないし」

志保「・・・・・」

志保は無言で怪我したところを蹴る

新一「ぬお・・おおおお」

新一「なにすんだよ」

志保「それのどこが大したことないのよ」

新一「・・・・・まあ、でもこれでお前に誘いには来ないだろ」
23 :1 [saga]:2011/04/22(金) 22:25:58.25 ID:qb3essS/0
志保「ええ、おそらくね」

志保は新一を見て

新一「・・・・・・・どうした?」

志保「なんでもないわ」

そう言うと、部屋に戻っていった

新一「?」

志保が部屋に戻ろうとすると

モモ「いいんですか?」

志保「何のことかしら?」

モモ「言いたいことがあったと思ったんですけど」

志保「聞き耳立ててるのは趣味がいいとは言えないわよ」

今日はここまで
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/22(金) 23:08:49.53 ID:9Ksx1QDSO
おっ
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/04/23(土) 23:08:39.27 ID:hfd5RErro
よし、前スレは埋めたぞ
26 :1 [saga]:2011/04/24(日) 00:02:31.10 ID:5SwM422B0
モモ「あったんですね?」

志保「・・・・・・」

モモが問いかけると志保は押し黙る

モモ「うふふふ、隠さなくてもいいんですよ」

志保「・・・・ないわよ」

モモ「本当ですか?」

モモが顔を近づけて、問い詰める

志保「あるわけないでしょ」

モモ「本当ですか?」

志保「何があるっていうのよ」

モモ「愛の告白・・・・・とかですかね」

志保「あ・・・ありえないわ」

志保は体を背ける

モモ「そうですか?」
27 :1 [saga]:2011/04/24(日) 00:02:59.06 ID:5SwM422B0
志保「そうよ。ほら、部屋に戻るわよ」

そして、モモを促すが

モモ「・・ええ」

曖昧なモモの答えに

志保「・・・・今日も抜け出す気?」

モモ「志保さん気になりますか?」

志保「さあ、どうかしら」

モモ「そういえば、好きって言われてどうも思いわないんですか?」

志保「・・・それは・・・・それにあなたもお姉ちゃんもだったし」

モモ「皆さんでリトさんのハーレムを作ればいいんですよ」

志保「・・・あのね」

モモ「もちろん、お姉さんとも一緒に」
28 :1 [saga]:2011/04/24(日) 00:03:24.56 ID:5SwM422B0
志保「・・・・・」

志保が固まる

モモ「あ、悩んでますね」

志保「悩んでないわよ」

新一が部屋に戻ると美柑がいた

新一「美柑・・・」

美柑「・・・・・とに」

新一「え?」

美柑「本当になんでもないの?」

新一「え・・・・あ・・・ああ、瑞紀さんだろ?ないって」

美柑「そ・・・そう」

美柑は何かを言いたそうにもじもじしていた
29 :1 [saga]:2011/04/24(日) 00:03:51.02 ID:5SwM422B0
新一「どうかしたのか?」

美柑「べ・・・別に、ただ」

新一「ただ?」

美柑「その・・・・昨日のこと、リトはどう思ってるのかなって・・・・聞きたかったから」

美柑はそう言って視線を逸らす。その頬は朱に染まっていた

新一「・・・ん・・・・まあ、嬉しかったけど」

美柑「本当に?」

新一「ああ」

美柑「それで・・・・その・・ね」

新一「・・・・ああ・・・・あのな」

美柑「・・・・うん」

新一「美柑のこと好きだ」
30 :1 [saga]:2011/04/24(日) 00:04:19.81 ID:5SwM422B0
美柑「・・え・・・・」

新一「でも、これがララや・・・」

美柑「春菜さんよりも好きなのかは分らないんだね」

新一「ああ・・・・悪い」

美柑「ううん、好きって思っててくれて嬉しかったよ。それにそういうつもりじゃなかったし」

新一「そっか?・・・・・でも、その必ず言うから・・・さ」

美柑「いいよ、別に。私も好きってことを伝えたかっただけだし、ララさんとのことも分ってるし」

新一「そっか」

美柑「でも、モモさんと一緒に寝るっていうのはどうかと思うんだけど」

そう言って美柑は新一の頬を引っ張る

新一「いだぃぃだぃ」

美柑「反省してる?」
31 :1 [saga]:2011/04/24(日) 00:05:17.79 ID:5SwM422B0
新一「してるしてる」

美柑「もう、はっきりしないのがいけないんだぞ」

美柑は尚も新一の頬を引っ張りながらそう言う

新一「わかってるって」

美柑「本当かな」

新一「本当だって」

美柑「じゃあ」

美柑はそう言って新一に顔を近づける。

そして、美柑が新一の顔を自分に近づけさせる

新一「え?・・お・・・おい」

そして、二人の唇が重なる

しかし、すぐに離れる

美柑「じゃあおやすみ」
32 :1 [saga]:2011/04/24(日) 00:07:27.70 ID:5SwM422B0
新一「あ・・ああ、おやすみ」

新一は戸惑って声が裏返っていた

新一「(え?え?・・・)」

新一「(美柑・・・から・・・されたな)」

新一はのそのそと落ち着かずに部屋の中を歩き回る

バタン

美柑は新一の部屋の扉を閉めて、自分の部屋に戻った

美柑「(・・・・ララさんの考えに賛成したら、私もその中の・・・・リトの奥さんの一人になれるのかな?・・)」

美柑「(・・・・・・)」

今日はここまで
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/24(日) 00:10:16.41 ID:oMtEmWISO
乙であります
34 :1 [saga]:2011/04/24(日) 22:27:55.10 ID:5SwM422B0
志保とモモが部屋に戻って

明美「どうしたの?」

志保「え?」

明美「なんか疲れてるみたいだけど」

モモ「ええ、実は」

志保「なんでもないわ。気のせいよ」

明美「そう?」

モモ「ええ、気疲れですよね」

志保がモモを睨みつける

モモ「あら、これは余計でしたね」

明美「あ・・・・なるほどね〜」

志保「・・・・・・」

明美「お姉ちゃんには隠さなくてもいいのに」
35 :1 [saga]:2011/04/24(日) 22:28:26.28 ID:5SwM422B0
志保「お姉ちゃんの考えてることとは違うわよ」

明美「本当?」

志保「ええ」

モモ「そうですか?」

志保「・・・・モモさん」

モモ「ええ、わかってますよ。志保さんの気持ち」

志保「・・・・全然わかってないわね」

次の日

新一「・・・・・・・モモ」

モモ「あら、起きてしまったのですね」

モモは新一に覆いかぶさるように乗っかっていた

新一「な・・・・何してんだ?」

モモ「もちろん、お目覚めのキ」
36 :1 [saga]:2011/04/24(日) 22:29:12.68 ID:5SwM422B0
新一「・・・起きるから」

モモ「でも、リトさんのが私の太腿に当たっていますよ」

新一「・・・・・」

新一が視線を下げるとモモの太腿の位置に新一の分身が当たっていた

新一「いや、これは朝の生理現象で」

モモ「でも、こういうのは出した方がよろしいのでは?」

新一「いいって」

ガチャ

美柑「リト〜」

新一「・・・・・」

モモ「あら、美柑さんも混ざりますか?」

美柑「・・・・早く起きなよ。学校に遅れても知らないわよ」

美柑はそう言うと部屋のドアを閉めた
37 :1 [saga]:2011/04/24(日) 22:29:43.76 ID:5SwM422B0
新一「美柑、待って」

モモ「もう、私のことも気にしなくてもよろしいいのに」

新一「・・・・・・」

モモ「あら・・・・もしかして、昨日なにかありましたか?」

新一「え?・・・・なんで?」

モモ「だって、いつものリトさんならすぐに否定したりしますのに、今、言葉に詰まりましたよね?」

新一「・・・・・・・・・」

モモ「もー、意外と積極的なんでしょうか」

新一「いやいや、お前が思ってるようなことはないぞ」

モモ「・・・・・・・本当ですか?」

新一「ああ」

モモ「では、私がなんと考えてると思いますか?」
38 :1 [saga]:2011/04/24(日) 22:30:15.54 ID:5SwM422B0
新一「・・・・・・・・その・・・」

モモ「もー、そんなに恥ずかしがらなくてもいいんですよ」

新一「・・・いや・・・その」

モモ「・・・・キスかと思ったんですけど」

新一「!?」

モモ「あら、そんなに驚くということは当たってますね」

新一「い・・いや・・・その」

モモ「そ・れ・に」

新一「え?」

モモ「キスよりももっと凄いことを考えていたんですね」

新一「・・・・」

モモ「リトさんったら〜、エッチなんですから」
39 :1 [saga]:2011/04/24(日) 22:30:46.86 ID:5SwM422B0
新一「・・・・・」

モモ「ふっふ〜、それでは着替えてきますね」

そう言ってモモは立ち去った

新一「・・・・・・・・・(見られてはいないよな・・・・昨日)」

新一はモモの洞察力に驚いていた

そして

明美「それじゃあ、行って来るわね」

志保「いってらっしゃい、お姉ちゃん」

新一「今日は早いんだな」

志保「ええ、今日は用があるって」

ララ「そうなんだ〜」
40 :1 [saga]:2011/04/24(日) 22:31:16.04 ID:5SwM422B0
朝食後

ララ「ペケ〜、お願い」

ペケ「はい、ララ様」

ララ「よーし、じゃあ行こう。リト、志保、美柑」

新一「ああ」

そして

蘭「おはよー、新一、ララさん、美柑ちゃん、志保さん」

新一「おはよ」

ララ「おっはよ〜」

美柑「おはようございます」

志保「おはよう」

新一「お、和葉〜おはよ」

和葉「あ、リト、おはよ」
41 :1 [saga]:2011/04/24(日) 22:31:44.90 ID:5SwM422B0
蘭「あ、和葉ちゃんおはよう。隣に引っ越してきたんだ。も〜教えてくれたらよかったのに」

新一「挨拶に行ったときは蘭がいなかったんだとよ」

蘭「え・・・あ・・・そういえば、お母さんが隣に引っ越してきた人が挨拶に来てたって、聞いてたかも」

ララ「和葉、あれ・・・昨日自己紹介してたっけ?」

和葉「あ・・ええっと確か」

ララ「うーん、とりあえず改めて私、ララっていうんだ。よろしくね」

和葉「あ・・うん、よろしく」

美柑「リトの妹の美柑です、よろしく」

和葉「うん、美柑ちゃんやね」

美柑「ええ」

ララ「それで、こっちは志保ちゃんだよ」

志保「よろしく」

和葉「よろしく」
42 :1 [saga]:2011/04/24(日) 22:32:32.83 ID:5SwM422B0
新一「じゃ、行こうぜ」

そして、和葉が新一に囁く

和葉「ちょうちょう」

新一「ん?どうした?」

和葉「こんなぎょーさん連れて毎日学校言っとるん?」

新一「ああ」

今日はここまで
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/24(日) 23:01:13.93 ID:vWBKXVZ6o
かすみさんの影が
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/24(日) 23:16:20.64 ID:oMtEmWISO
ぉっ
45 :1 [saga]:2011/04/25(月) 22:34:48.34 ID:yVUWLcsp0
和葉「・・・・そうなんか」

新一「どうした?」

和葉「え?な・・・なんでもあらへんよ」

新一「そうか?」

志保「・・・・」

美柑「それじゃ、私はこっちだから」

ララ「うん、美柑いってらっしゃい」

新一「がんばってこいよ」

園子「蘭ー、おはよー」

蘭「おはよ、園子」

園子「あれ?和葉ちゃんじゃない・・・・会ったの?」

蘭「ううん、家の隣に」
46 :1 [saga]:2011/04/25(月) 22:35:51.74 ID:yVUWLcsp0
和葉「蘭ちゃんの家の隣に越して来とったんやけど」

園子「あれ?でも蘭も驚いてたわよね」

蘭「知らなくて・・・」

和葉「一応、挨拶に行ったんやけど。蘭ちゃんはおらんくて」

園子「あ、そーだったの」

蘭「そう。それでリトに今日の朝聞いてね」

園子「え?あ・・・昨日、一緒に帰ったんだっけ?」

新一「ん・・ああ」

和葉「ルンって娘も一緒やったけど」

志保「へー」

志保が意味深に新一を見る

ララ「あ、ルンちゃんと一緒だったんだ」
47 :1 [saga]:2011/04/25(月) 22:36:19.77 ID:yVUWLcsp0
新一「ああ」

ララ「ねえ、ルンちゃんって最近、仕事増えてるっていってたけど。どうだった?」

新一「ああ、別に疲れてたりとか変わりはなかったけど」

和葉「え?ルンちゃんってなんかしとるん?」

志保「ええ、確かアイドルをやってるって。リトから聞いたわ」

園子「そう、それで昨日なんか池綿さんと競演してて」

蘭「あ、園子あの人好きだったよね」

和葉「え・・・あのLUNちゃんなん?」

ララ「そうだよー、すごいよね。ルンちゃん」

新一「ああ、学校通いながらだもんな」

和葉「全然気づけへんかった」

新一「ははは、まあ急に有名人がいるって言われても気がつかないもんだよな」

園子「そうよね、私もララちゃんに言われても気づかなかった」
48 :1 [saga]:2011/04/25(月) 22:37:04.73 ID:yVUWLcsp0
蘭「その時は出始めだったでしょ」

園子「あははは、そうだよね」

ララ「あ、春菜ー」

春菜「おはよう、ララさん」

そして、図書館

ヤミ「・・・・わざわざ会いに来るとはいい度胸ですね。自分から殺されにくるとは」

新一「違う違うって。なあ」

志保「ええ、彼はただ私をここに案内しただけよ」

ヤミ「そうですか」

新一「ああ」

志保「それじゃあ、後は自分でわかるわ」

新一「あ・・・そうか」
49 :1 [saga]:2011/04/25(月) 22:37:43.45 ID:yVUWLcsp0
そう言って志保は図書館内に消えていった

ヤミ「どうかしましたか?」

新一「い・・・いや、あのさ」

ヤミ「なんですか?」

新一「ヤミにお礼を言いに」

ヤミ「・・・この前のですか?」

新一「そう」

ヤミ「気にしなくていいですよ。別にあなたのためにやったわけではありませんから」

新一「でも、言いだしっぺは俺だったし」

ヤミ「それに言いたいなら今の彼女とその姉が言ったときに言えばよかったんじゃないですか?」

新一「いや、だってあの時は志保に睨まれてて」

ヤミ「・・・・・そうでしたね」
50 :1 [saga]:2011/04/25(月) 22:38:11.06 ID:yVUWLcsp0

新一「今、笑わなかった?」

ヤミ「笑っていません」

ヤミの髪が新一の目の前に迫る

新一「・・・・そうだよな・・・あはは」

ヤミ「それで、用はそれだけですか?」

新一「いや・・・・その・・・」

ヤミ「用があるのならはっきり言って下さい」

新一「メアド教えてくれる?」

ヤミ「・・・・嫌です」

新一「そう言わずに」

ヤミ「なんでターゲットのあなたに教えなくてはならないんですか?」

新一「その・・・・」
51 :1 [saga]:2011/04/25(月) 22:39:05.29 ID:yVUWLcsp0
新一「(ヤミとの関係を改善するためにどうしたらいいかってモモに聞いたなんて言えないよな)」

ヤミ「・・・・・全く、そこまで困ることなのですか?」

新一「ああ、ヤミと・・・・そのもう少し話せるようになりたいなって」

ヤミ「・・・・・・・」

新一「その・・・な?ターゲットって言っても焦る気はないんだろ。なら、もう少し仲良くなっても」

ヤミ「・・・・仕方ありませんね」

新一「ありがと」

ヤミが新一と赤外線で交換する

新一「ありがとな」

ヤミ「いえ」

新一「・・・・・送ってみてもいいか?」

ヤミ「どうぞ」
52 :1 [saga]:2011/04/25(月) 22:39:55.51 ID:yVUWLcsp0
・・・・・

新一「無音じゃないか?」

ヤミ「ええ、ここはマナーモードです」

新一「えらいんだな・・・・」

放課後

由美「・・・・あ、リト」

新一「由美ちゃん」

由美「由美ちゃんは止めなさいって」

新一「どうしたんだ?」

由美「・・・・別に・・・その」

新一「前に会った時は」

由美「・・・・・確か女の子に抱きつかれてたわよね」

新一「・・・・いや、あれは」

由美「どうなのよ?」

新一「助けて・・・さ」

由美「・・・・まあ、そういうのは送ってった時に分るけど」

今日はここまで
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/25(月) 23:07:50.94 ID:iIuY0GvSO
54 :1 [saga]:2011/04/26(火) 22:11:28.10 ID:0rrJYUvX0
新一「なら」

由美「で?その後になんであんな関係になるわけ?」

新一「いや、俺も驚いたんだって」

由美「へー(棒)」

新一「そのね?」

由美「どんな理由?」

新一「あんまり仲がよくないと不自然だろ?」

由美「ん・・・・まあ、確かに」

新一「で、ああいう形になったと」

由美「ふーん」

新一「なんだよ」

由美「いいえ、別に」
55 :1 [saga]:2011/04/26(火) 22:12:03.34 ID:0rrJYUvX0
新一「本当だって」

由美「嫌がってなかったよーな気がするんだけど」

新一「戸惑ってただけだって」

由美「本当かな〜」

新一「本当だって」

由美「ま、いいわ。信じてあげる」

新一「・・・・・ホッ」」

由美「ま、別に気にしてたわけじゃないんだけど」

新一「・・・・避けてなかった?」

由美「いないわよ」

新一「・・・・・」

由美「・・・少しだけ気になっただけよ」
56 :1 [saga]:2011/04/26(火) 22:12:33.98 ID:0rrJYUvX0
新一「そうか」

由美「小さい時から知ってるリトがこう・・・なんか大きくなっていくような気がして」

新一「そりゃそうだろ、もう高校生だし」

由美「・・・・そういう意味じゃないわよ。もう小さい男の子じゃないんだなって」

新一「・・・ああ」

由美「なーんか遠くなっていくなって」

新一「あはははは」

由美「・・・・・」

由美が黙って頬を抓る

新一「痛・・いたたいたた」

由美「ったく、人が偶に真面目に話してるのに」

新一「・・・・・・そんなの変わらないだろ」
57 :1 [saga]:2011/04/26(火) 22:13:03.12 ID:0rrJYUvX0
由美「え?」

新一「あの時一緒にいたのは変わらないし、変えなかったら今と同じなんじゃないか?」

由美「・・・・(わかってんだか、わかってないんだか?)そうかもね」

新一「ね?由美さん」

由美「ちゃんって呼びなさい」

新一「いや、さっき止めろって・・・」

由美「気が変わったの」

新一「気まぐれな」

由美「アンタが余計なこと言わなきゃそのまんまだったかもね」

新一「?」

由美「なんでもないわ、ただ変えなくて良いって思っただけよ」

新一「・・・・ん・・・・まあ、そう」
58 :1 [saga]:2011/04/26(火) 22:13:40.64 ID:0rrJYUvX0
由美「なーんか気持ちがこもってないわね」

由美が新一の反対の頬を抓る

新一「いたたた・・・いたいって」

由美「ま、いいわ」

新一「そういえば」

由美「何よ?」

新一「由美ちゃん、何のようでこっちに来てたの?」

由美「あ、違法駐車見に来たんだった。じゃあ行くわね」

新一「ああ」

由美「あ、そうそう」

新一「?」
59 :1 [saga]:2011/04/26(火) 22:15:03.01 ID:0rrJYUvX0
由美「今日、アンタの家に行くからってかすみちゃんにそう言っといて」

新一「え?・・」

由美はすぐにミニパトで走り去っていってしまった

新一「・・・たく」

和葉「あれ?どうかしたん?」

新一「え?あ、和葉」

和葉「パトカー見ながら呆けとるやなんて・・・・」

新一「あ・・いや、その」

和葉「乗ってみたいんか?」

新一「え?いや・・・ん・・・・・そういうわけでも」

和葉「ええよ、うちのオトンに頼んだら乗せてくれるで」

新一「え?マジで?」

和葉「うん、うちのオトンは府警やから」
60 :1 [saga]:2011/04/26(火) 22:15:31.37 ID:0rrJYUvX0
新一「・・・・・・・こっちの人?」

新一が手を口の横に当てて

和葉「ちゃうわ!府警や、大阪府警」

新一「あ・・・そっちか」

和葉「当たり前やんか」

新一「でも、府警なら大阪行かなきゃ乗れないだろ?」

和葉「うん、せやからそのうち一緒に行こ?」

新一「・・・・・いいけど、それなら和葉はなんでこっちに?」

和葉「ん・・・・まあ、そのこっちの学校に進みたいと思っとったんと・・・その・・・な」

新一「あ、そーゆうことか」

和葉「・・・・・そーや」

新一「なんか機嫌悪くなった?」

和葉「なっとらん」
61 :1 [saga]:2011/04/26(火) 22:15:56.52 ID:0rrJYUvX0
新一「そういや、和葉は何でこんな遅くに?」

和葉「部活や、昨日待っててもろたやろ?」

新一「ああ、やっぱ入ったのか」

和葉「まあ、合気道はやっとったから」

新一「そっか」

和葉「そういや、リトはやろうとは思わなかったん?」

新一「んー、まあ親父が漫画家で母親があっちこっち行ってるから、美柑とかすみ姉ちゃんにまかせっきりにできなかったし」

和葉「・・・・・・・」

新一「どうした?」

和葉「しっかりしとるんや」

新一「どー思ってたんだよ」
62 :1 [saga]:2011/04/26(火) 22:16:47.80 ID:0rrJYUvX0
和葉「でも、それやったら前はやってたんやろ?何?」

新一「ああ、サッカー」

和葉「へー、意外やね」

新一「・・・・・・そう?」

和葉「冗談やて」

新一「・・・・ったく」

和葉「(もう少し察してくれてええやんか)」

今日はここまで
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/26(火) 23:02:36.52 ID:5b4H1+WSO
おつ///
64 :1 [saga]:2011/04/27(水) 22:09:08.44 ID:f8mvYMef0
拘置所

ウオッカ「兄貴」

ジン「なんだ?」

ウオッカ「この後どうなるんすかね?」

ジン「さあな」

ウオッカ「そういえば、あいつらはどうなったんでしょうね?」

ジン「あいつらが吐いてないんだろうな」

ウオッカ「・・・どうしてですかね?」

ジン「俺たちと直接のつながりはねえからな。まあ、あいつもそんなにあるわけじゃねえが」

ウオッカ「組織のことを話す方が怖いってことっすか?」

ジン「だろうな」

ウオッカ「まあ、そのほうが助かりますけどね」
65 :1 [saga]:2011/04/27(水) 22:09:41.93 ID:f8mvYMef0
ジン「ああ、俺らがムショからでりゃ、それでお仕舞いさ。誰にも組織のことは広まらない」

ウオッカ「あの女も話せないでしょうしね」

ジン「ああ、妹一人放って置く事はできないだろうしな。俺らの目もあることだ」

ウオッカ「ところでどうなるんでしょうね?」

ジン「面会は今のところないからな」

ウオッカ「そうですね」

ジン「下っ端過ぎてもやばいこと話すかもしれねーしな。かといって、他の奴らじゃ有名すぎる」

ウオッカ「俺らみたいなスナイパーがくるんすかね?」

ジン「ああ、かもな。だが、俺たちみたいな奴だとマークされることになるからな」

ウオッカ「・・・・・・怪しいっすかね」

ジン「この季節に黒ずくめできたらそりゃ怪しいだろ」

ウオッカ「おまけに兄貴でかいですもんね」
66 :1 [saga]:2011/04/27(水) 22:10:08.33 ID:f8mvYMef0
ジン「そうそう、一般人は避けて通る・・・・・って馬鹿。くだらねえこというんじゃねーよ」

ウオッカ「しかし、普通にこのままですかね」

ジン「ああ、あいつらが言いそうなことはわかってるからな」

ウオッカ「それを」

ジン「俺が指示してる事になるな」

ウオッカ「俺は?」

ジン「それを伝えたってことじゃねーか」

ウオッカ「・・・・兄貴」

ジン「なんだ?」

ウオッカ「俺きっと兄貴より先にシャバに戻る気がします」
67 :1 [saga]:2011/04/27(水) 22:10:59.46 ID:f8mvYMef0
ジン「・・・・・・・・」

ウオッカ「俺、兄貴を見捨てていけないっすよ」

ジン「・・・・」

ウオッカ「二人で指示してたってことで」

ジン「そうだな」

ウオッカ「供述変えていいすかね?」

ジン「お前がアホだって思われるだけだろ」

ウオッカ「そうっすね」

ジン「・・・・・・いいのか?」

ウオッカ「俺は兄貴に有能だって思ってもらってさえいれば」

ジン「思ってないけどな」

ウオッカ「えー、マジっすか」
68 :1 [saga]:2011/04/27(水) 22:11:25.83 ID:f8mvYMef0
ジン「・・・・・・・」

ウオッカ「え?本気なんすか?」

ジン「判断が難しいな」

ウオッカ「でも兄貴、毎回俺連れて行きますよね」

ジン「ウマが合うからな」

ウオッカ「アイドルのポスター要ります?」

ジン「いらねえよ、三次なんて」

ウオッカ「・・・・誰にも言えないっすよね」

ジン「言ったらお前でも許さねーぞ」

ウオッカ「わかってますよ、でも」

ジン「当たり前だ、そもそもどうやって話すんだよ」

ウオッカ「兄貴、キャラ的に難しそうですもんね」
69 :1 [saga]:2011/04/27(水) 22:11:52.41 ID:f8mvYMef0
ジン「ほっとけ」

ウオッカ「なーなー、みんな聞いてくれー・・・違うか」

ジン「考えなくていいんだよ」

ウオッカ「逆に兄貴どうやってバラすんすか?」

ジン「そりゃあ、お前の部屋の私物をお前のオフィスの上に」

ウオッカ「オフィスありましたっけ?」

ジン「俺たちはないな」

ウオッカ「ですよね」

ジン「お前の部屋の画像を組織のHPのTOP画像にする」

ウオッカ「・・・・・あ、別に兄貴がやったってことにしなくてもいいんすもんね」

ジン「ああ、俺も今気がついた」
70 :1 [saga]:2011/04/27(水) 22:12:30.87 ID:f8mvYMef0
ウオッカ「兄貴」

ジン「なんだ」

ウオッカ「壁薄くてよかったっすね」

ジン「しかも隣だからな」

ウオッカ「聞かれてるんすかね?この話し」

ジン「聞かれてるかもな」

ウオッカ「さっき組織って言いましたよね」

ジン「あ」

今日はここまで
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/27(水) 22:40:16.70 ID:soo49AUmo
黒ずくめかわいいなおい
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/27(水) 23:08:48.86 ID:hQmuaQhSO
乙した
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/04/28(木) 01:52:52.61 ID:BE1F9qjBo
このスレまだあったのか!
74 :1 [saga]:2011/04/28(木) 22:37:41.45 ID:j6pRFZEN0
新一「でも、和葉ってさ」

和葉「ん?」

新一「いいのか?俺と帰ってて」

和葉「嫌なんか?」

新一「いや、そうじゃなくて誘われてたんじゃねーのか?野球部の弄光先輩とかに」

和葉「ん・・・・ああ、そうやったな。でも、そんなに興味あらへんかったから」

新一「・・・・そっか」

和葉「それにな」

新一「え?」

和葉「うちはリトと帰りたかってん」

新一「本当に?」

和葉「ホンマに決まっとるやん。その、今会えてな・・・嬉しかったし」
75 :1 [saga]:2011/04/28(木) 22:38:08.31 ID:j6pRFZEN0
新一「そっか、ありがとな」

和葉「うん」

新一「・・・・・・俺も」

和葉「え?」

新一「和葉に会えて嬉しかったんだ。中学のとき以来会ってなかったし、もう一度会いたいって思ってたからよ」

和葉「うちがこっち来て、喜んでくれてたん?」

新一「前も言っただろ。嘘じゃねーって」

和葉「そう・・・そうなんや。まあ、そんなにうちに会いたかったなんて嬉しいこと言うてくれるやん」

新一「え・・・ま・・・そう・・・・か」

和葉「ちゃうの?」

新一「・・・・・・・いいや」

和葉「リト、照れとる?」
76 :1 [saga]:2011/04/28(木) 22:38:46.94 ID:j6pRFZEN0
新一「照れてなんかいねーって」

和葉「でも、顔赤くなっとるよ」

新一「それは錯覚だって」

和葉「ホンマに〜?」

新一「うっせーな、いいだろ」

そして

和葉「ほな、うちはここやから」

新一「おう、またな」

和葉「うん、また」

和葉と別れた後、新一は帰宅した

かすみ「おかえりなさい」

そう言って、かすみが出迎えに来る
77 :1 [saga]:2011/04/28(木) 22:39:14.16 ID:j6pRFZEN0
新一「ただいま。かすみ姉さん」

かすみ「どうしたの?」

新一「由美ちゃんが今日来ていいかって?」

かすみ「ええ、いいわよ」

新一「ありがと」

かすみ「・・・・・・」

新一「どうした?」

かすみ「ううん、なんでもないわ」

そして、新一が居間に入るとララとモモとナナがいた

新一「あれ?美柑は?」

モモ「気になりますか?」
78 :1 [saga]:2011/04/28(木) 22:40:05.24 ID:j6pRFZEN0
新一「え?・・・ん、まあ」

ララ「ヤミちゃんと遊びに行ったよ」

新一「そっか」

モモ「気になってますか?」

新一「な・・・なにが?」

モモ「志保さんは部屋に篭ってますよ」

新一「そ・・そうか」

ナナ「さっき呼んだんだけどさー、なんか忙しいって」

新一「へー」

一方

美柑「あ、ヤミさん」
79 :1 [saga]:2011/04/28(木) 22:40:37.28 ID:j6pRFZEN0
ヤミ「美柑」

美柑「どうしたの?なんかいつもと様子が違うみたいだけど」

ヤミ「・・・・そう見えますか?」

美柑「うん」

ヤミ「実は」

ヤミは新一との先ほどのやり取りを話す

美柑「・・・う〜ん、リトと仲良くなるのはいいと思うけど。私は」

ヤミ「まぁ、それはそうなのですけど」

美柑「けど?」

ヤミ「彼は私のターゲットです。そうするのは私にとっていいのかどうか」

美柑「ヤミさんは教えたかったんでしょ?」

ヤミ「いえ・・そういうわけではないのですが」
80 :1 [saga]:2011/04/28(木) 22:43:26.88 ID:j6pRFZEN0
美柑「ヤミさんが教えたんならきっとそうなんだと思うよ」

ヤミ「・・・・美柑がそういうのならそうなのかもしれませんね」

美柑「うん」

ヤミ「美柑は彼のことをどう思ってますか?」

美柑「え?ええぇ・・・」

ヤミ「・・・・・彼はあなたのことを大切に思っていました。美柑もそうですか?」

美柑「う・・・うん、そうかな(好きっていいづらいな)」

ヤミ「そうなんですね。そのことを知ってから気になってるのかもしれませんね」

美柑「リトを?」

ヤミ「ええ」

今日はここまで
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/28(木) 23:21:20.72 ID:cQ0VU01SO
乙華麗
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/28(木) 23:23:25.26 ID:rxfkPDyKo
なんだろう
このモヤモヤは
83 :1 [saga]:2011/04/29(金) 23:50:54.53 ID:bfiKTB4w0
美柑「(ヤミさんもリトのこと・・・・)」

ヤミ「まあ、ターゲットには変わりありません」

美柑「う・・・うん」



ジョディ「今日はどうするの?また、あの姉妹に?」

諸星「間を空けよう。どちらにせよ、今のままでは説得も出来ないだろう」

ジョディ「ええ、そうね」

諸星「その代わり」

ジョディ「?」

諸星「彼らに面会しようか」

ジョディ「そういえば・・・・・ジンが捕まったと」

諸星「ああ、替え玉ではなく本物だそうだ」

ジョディ「会ってくれるかしら?」
84 :1 [saga]:2011/04/29(金) 23:52:02.70 ID:bfiKTB4w0
諸星「彼なら会うさ」

ジョディ「それより、引渡しを頼んだ方が良いんじゃないの?」

諸星「いや・・・・10億円強奪はかなりの大事件だ。彼らもすんなり承諾はしないだろう」

ジョディ「そうね」

諸星「しかし、単なる面会なら問題はないだろう」

ジョディ「でも彼らが話すかしら」

諸星「話すわけがないな」

ジョディ「じゃあ」

諸星「会っておくのもいいだろう。もしかしたら、何か掴めるかも知れない」

ジョディ「・・・・そうね」

諸星「それにジンを奪いに他のメンバーも来るかもしれない」

ジョディ「可能性はあるわね」
85 :1 [saga]:2011/04/29(金) 23:52:30.49 ID:bfiKTB4w0
諸星「とにかく会ってみよう。その上でその場所を張ろう」

ジョディ「気が遠くなりそうね」

諸星「すぐには来ないはずだ。私たちが焦れた時に・・・だろう」

ジョディ「気は抜くなってこと」

諸星「ああ」

新一の家

由美「こんばんわ」

かすみ「いらっしゃい」

ララ「どうぞー」

由美「あ、これおみやげ」

モモ「ありがとうございます」

ナナ「・・・・・これなんだ?」

由美「お酒」
86 :1 [saga]:2011/04/29(金) 23:52:58.75 ID:bfiKTB4w0
ナナ「それはわかってるけど」

新一「俺ら未成年だよ」

明美「私以外みんな未成年よね」

由美「・・・・そうだったわね」

美柑「考えてなかったの?」

由美「あ・・・はははは」

そして

由美「ちょっと、リト」

新一「ん?」

由美「あの娘と一緒に暮らしてるのよね」

新一「いたたたた」
87 :1 [saga]:2011/04/29(金) 23:53:28.41 ID:bfiKTB4w0
由美「一言も聞いてないんだけど」

新一「いや・・その行くあてがないらしくて」

由美「それなら」

新一「あ・・・」

由美「何?」

新一「その妹も」

由美「一人見たことない子がいるな〜って思ったらそうだったのね」

新一「いだだだだ」

由美「ったく、今度からは言いなさいね」

新一「うーす」
88 :1 [saga]:2011/04/29(金) 23:56:23.07 ID:bfiKTB4w0
ララ「リトー?」

新一「呼んでるな」

由美「そうね」

新一「どうするんだ?」

由美「じゃあ、行くわよ」

陰に隠れていたモモ

モモ「これは・・」

モモ「やっぱり由美さんも・・・・」

モモ「うふふふ」

そして

由美「じゃあ、私はそろそろおいとまするわ」

かすみ「ええ、また来てくださいね」

由美「ええ」
89 :1 [saga]:2011/04/30(土) 00:00:58.99 ID:8ZuL5Hz00
明美「・・・・・」

由美「それじゃあ」

明美「ええ」

由美「リトー」

新一「どうしたんだよ」

由美「またね」

そう言って由美は新一に抱きつく

新一「え?・・・ちょ・・・え?」

由美「それじゃ」

そう言って由美は家に帰る

明美「・・・・リト君」

新一「え?」

志保「さっき何かあったの?」

美柑「なーんかいつもと違ったよね」

新一「・・・・・」
90 :1 [saga]:2011/04/30(土) 00:02:35.40 ID:8ZuL5Hz00
美柑「どうしたの?」

志保「あら、言えないことなのかしら?」

新一「・・・・え」

明美「この前に私に言った事は嘘だったのかな?」

新一「・・・・・」

今日はここまで
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/30(土) 00:30:39.24 ID:yfKZLw5SO
おつー
92 :1 [saga]:2011/04/30(土) 23:27:09.00 ID:8ZuL5Hz00
かすみ「リト、あんまり女の人をたぶらかすのはよくないわよ」

新一「え・・・いや、違うんだって」

ララ「リトは由美さんのことが好きなの?」

新一「ええぇ?!・・・考えたことねーよ」

明美「でも、抱きつかれてたわよね?」

ペケ「そーですよね」

新一「それは・・・その・・・スキンシップ?」

美柑「なんで疑問形なのよ」

ララ「じゃあ、いっつも私としてることだね」

そういってララが新一に抱きつく

新一「ら・・・ララ」
93 :1 [saga]:2011/04/30(土) 23:27:36.85 ID:8ZuL5Hz00
ナナ「姉上ー、そんな奴に」

モモ「・・・どうしました?志保さん」

志保「・・・・え・・・なんでもないわ」

モモ「志保さんも抱きつきたいんですか?」

志保「な・・・わけないでしょ」

かすみ「でも、由美さんああいうタイプだったかしら?」

新一「え?・・・違ったかも」

明美「こーの、女ったらしがー。うりうり」

明美が新一の鼻を押す

新一「ちげー・・よ」

ララ「リトはみーんな好きなんだもんね?」

新一「・・・・・・ん・・・・まあ」
94 :1 [saga]:2011/04/30(土) 23:28:04.68 ID:8ZuL5Hz00
ララ「ね?」

かすみ「まぁ、そうなの?」

明美「あら、乗り気になったの」

新一「・・・・・・・ん・・・・その」

美柑「・・・っとに」

ナナ「姉上ってば」

モモ「リトさん、ようやくその気に」

セリーヌ「まうー」

ペケ「やれやれ」

ララ「ずーっと一緒だもんね?」

新一「・・・・・・うん」

次の日

新一「・・・・・・・あれ?なんか違和感が」
95 :1 [saga]:2011/04/30(土) 23:28:38.41 ID:8ZuL5Hz00
新一が横を向くと

新一「ら・・・ら・・・・ララ」

ララ「あ、おっはよー。リト」

新一「おはよう・・・って、もぐりこむなって」

ララ「え?でも前に良いって」

新一「・・・・(そんなこと言ったような気がする)ちゃんと服を着て」

ララ「えへへ、ゴメンね」

新一「俺が起きてる時に」

ララ「あ・・うん、そうだね。次はそうするね」

新一「・・・・・着替えるから」

ララ「あ、うん。私も、ペケー」

新一「ここで?」
96 :1 [saga]:2011/04/30(土) 23:29:26.10 ID:8ZuL5Hz00
ペケ「はい、ララ様」

ララ「どうしたの?」

新一「いや、着替えるから、な」

ララ「うん、じゃあ先に行ってるね」

ララが去って

ベッドの下

モモ「まあ、お姉さまとそういう関係に」

新一「・・・・・見て」

モモ「はい、しっかりと」

新一「・・・・・」

モモ「次は私にもお願いしますね」

モモはそう言って部屋を出ようとするが
97 :1 [saga]:2011/04/30(土) 23:29:58.98 ID:8ZuL5Hz00
新一「いや・・・今のはね」

新一が止めようとモモの肩に手を掛けると

モモ「きゃ」

新一「あ、ごめん」

モモがバランスを崩し、後ろに倒れ新一がそれを支えるように倒れ

モモを新一が後ろから抱きしめる形になる

ガチャ

ナナ「・・・・・・」

新一「・・・・・・・」

モモ「あら、ナナ。おはよう」

ナナ「・・・・・なにやってんだ?」

新一「いや・・・その」
98 :1 [saga]:2011/04/30(土) 23:30:29.68 ID:8ZuL5Hz00
モモ「リトさんったら・・・」

新一「モモー?!」

ナナ「こ・・・こ・・この・・モモから離れろー」

ドガッ

登校中

和葉「どないしたん?その頬」

新一「いや・・・ちょっと」

蘭「また何かしたの?」

新一「何もして・・・・ないよ」

蘭「間が空いたわよ」

美柑「もう、いつものことだもんね。じゃあ、私はここで」

ララ「うん、いってらっしゃい。美柑」

志保「どうせいつものように寝床に誰かを連れ込んでたんでしょ」
99 :1 [saga]:2011/04/30(土) 23:30:59.17 ID:8ZuL5Hz00
新一「違う」

和葉「・・・リト、そないなことしとるん?」

新一「してないしてない」

ララ「そうだよ。私がね、入っていったから連れ込んでないよ」

蘭「へー」

新一「・・・・・」

和葉「そーなんか」

新一「志保」

新一が志保に食いかかる

志保「あら、言ったら不味かったかしら」

ララ「和葉もしたいの?」
100 :1 [saga]:2011/04/30(土) 23:31:27.00 ID:8ZuL5Hz00
和葉「え〜〜〜〜〜〜!?そ・・・そないなことあ・・・・あ・・・あるわけないやん」

蘭「ねえ?」

和葉「う・・うん。ねえ?志保さん」

志保「・・・・ええ」

ララ「え〜、リトに抱きついていると気持ちいいよ」

蘭「・・・・・・」

和葉「・・・・・」

志保「・・・・・」

今日はここまで
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/30(土) 23:36:54.01 ID:yfKZLw5SO
お疲れ様です
102 :1 [saga]:2011/05/01(日) 22:50:05.40 ID:B3tAwqdj0
そこに園子がやってくる

園子「おっはよ、蘭」

蘭「・・・・」

園子「・・・・どーしたの?」

蘭「え?あ・・ううん、なんでもないわ。おはよ、園子」

園子「うん、あれ?転校生二人も固まってるわね」

和葉「え・・ちゃ・・ちゃうちゃう。固まったりなんかしとらへんよ」

志保「ええ、別にちょっと考え事をしてただけよ」

ララ「?」

園子「そう?・・・んー、そういう風には見えなかったんだけど」

新一「あ、そ・・そーいえば、ララ今日日直じゃなかったっけ?」

ララ「あ、そーだ。急がないと」

ララ「じゃあ、先に行くね。みんな」
103 :1 [saga]:2011/05/01(日) 22:50:40.18 ID:B3tAwqdj0
志保「ええ」

新一「お・・・おう」

和葉「うん」

蘭「そーいえば、園子」

園子「え?何」

蘭「いいから・・・ね?」

園子「?」

蘭が園子を新一の前に連れ出す

和葉「それで、一緒に寝てどうやったん?」

新一「え?」

志保「ララさんが言ってるんだから否定しても無駄よ」

新一「と・・特に何も」
104 :1 [saga]:2011/05/01(日) 22:51:24.26 ID:B3tAwqdj0
和葉「ホンマに?」

新一「ああ」

和葉「それやったらな・・・」

和葉「その・・・・ど・・・どういう関係なん?」

新一「え・・・え?」

志保「どうなの?」

新一「・・・・実は好きって言われて」

志保「それは・・・ねえ」

和葉「何となくわかっとったけど」

新一「それで・・・・その俺もララのことが好きなんだけど」

和葉「そ・・・そーなんや」
105 :1 [saga]:2011/05/01(日) 22:52:20.20 ID:B3tAwqdj0
志保「ど?」

新一「その前から好きな人がいて」

志保「そう、それでそのことはララさんは知ってるの?」

新一「ああ、その相手のことも」

和葉「知っとるん?」

志保「それで、みんなで一緒にってなったわけ」

和葉「え?」

新一「・・・・かいつまんでいうと」

和葉「・・・・そーなんや」

志保「・・・ま、いきさつは分ったわ」

新一「そっか」

志保「でも」

新一「?」
106 :1 [saga]:2011/05/01(日) 22:52:55.06 ID:B3tAwqdj0
志保「私のことも好きって言ったわよね」

和葉「!」

新一「・・・・・・・うん」

和葉「どーゆうことや」

新一が和葉に首をつかまれ揺さぶられる

新一「苦しい」

志保「ララさんと同じくらい好きってことでいいのかしら?」

和葉「どーなん?」

新一「そ・・・そりゃあ、もちろん」

和葉「・・・そーなんや」

新一「でも」

和葉「・・・・」

志保「でも?」
107 :1 [saga]:2011/05/01(日) 22:53:27.65 ID:B3tAwqdj0
新一「和葉のことも好きなんだ」

和葉「え?・・・嘘」

新一「嘘じゃない、初めて会った時にした約束覚えてるし」

和葉「ホンマに?」

新一「ああ」

和葉「ほんなら、言うてみて」

新一「和葉と必ずもう一度会って・・・・」

和葉「・・・!」

新一「覚えていたら、ずっと一緒に暮らす・・・・だよな」

和葉「うん」

志保「へー」

新一「なんだよ?」

志保「あなたにしてはロマンチックじゃない」
108 :1 [saga]:2011/05/01(日) 22:53:59.67 ID:B3tAwqdj0
新一「うっ、うるせーよ」

和葉「・・・覚えていてくれとったんやね」

新一「当たり前だろ」

和葉「・・・・あんな、ウチ・・・うちはあのときから気持ちは変わっとらんよ」

新一「俺も」

志保「相手は増えてるけどね」

新一「・・・・・」

和葉「うちはリトが好きや。他におっても・・・な」

新一「和葉」

和葉「それに、ララちゃんはそういう所の人なんやろ」

志保「所っていうか宇宙人よね」
109 :1 [saga]:2011/05/01(日) 22:54:29.29 ID:B3tAwqdj0
新一「うん」

和葉「え・・・・・そーなん」

志保「ええ、彼女の星だと普通みたいね」

和葉「でも、そーなんやったらしゃーないやん」

新一「・・・・・そうかな?」

志保「私もそう思うわ。(小声で)ララさんがいなかったらここにいなかったしね」

新一「え?・・・本当に?」

志保「あら、私と彼女の気持ちを無碍にする気?」

新一「い・・いいや」

和葉「それなら、ええやん」

和葉はそういうと新一の腕をとる

新一「・・・・」
110 :1 [saga]:2011/05/01(日) 22:55:02.47 ID:B3tAwqdj0
和葉「・・・・・そんな照れとったら照れるやん」

新一「・・・う・・・でも」

和葉「うちかて恥ずかしいんやから」

新一「・・そ・・そうだな」

和葉「志保ちゃんは?」

志保「私はパス、そーいうの興味ないから」

和葉「そうなん?」

新一「どこまでやるの?」

和葉「学校のちょっと前」

新一「だよな?」

和葉「・・・・さすがにそっから先は恥ずかしゅうて死んでまう」

今日はここまで
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/01(日) 23:22:00.99 ID:AU9L8zsSO
乙した
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/02(月) 04:40:48.76 ID:wz7de7Hro
和葉はいい実に(ry
113 :1 [saga]:2011/05/02(月) 22:10:06.14 ID:X+wjOZ4Q0
和葉「ほんなら、ここで」

そう言って和葉が新一から離れる

新一「おう」

和葉「//////」

新一「///////」

志保「そんなところで見つめ合ってたら、余計に目立つわよ」

新一「お・・おう」

和葉「そ・・・そうやね」

志保「蘭ちゃんたちはもう見えないわね」

新一「・・・・・・そんなに遅く歩いてたかな」

和葉「そんなことあらへんと思うけど」

志保「当人たちが分らないだけじゃない?」
114 :1 [saga]:2011/05/02(月) 22:10:36.60 ID:X+wjOZ4Q0
新一「・・・・・」

和葉「・・・・どうやったん?」

志保「ええ、歩く速度をあわせるのに苦労したわ」

新一「・・・・・とりあえず、登校しよう」

和葉「せやね。さ、志保ちゃんも」

志保「ええ」

ルン「あ、リトくーーーん!?」

ルンが新一に飛びついてくる

新一「る・・ルン」

ルン「あれ?今日はララはいないの?」

新一「ああ、ララは日直らしくて」

115 :1 [saga]:2011/05/02(月) 22:11:02.39 ID:X+wjOZ4Q0

ルン「そうなの?じゃあ、教室まで一緒に行こう」

新一「え、あ・・」

ルン「さー」

そう言ってルンは新一をひっぱていく

しかし

和葉「リトはウチと行くんや」

和葉が反対側の腕を引く

ルン「私よ」

志保「三人で行けばいいじゃない」

和葉「・・・・」

ルン「・・・・」

116 :1 [saga]:2011/05/02(月) 22:11:29.80 ID:X+wjOZ4Q0
新一「俺もそれでいいけど、どう?」

和葉「ウチはええけど」

ルン「私もリト君がそういうなら」

階段

新一「うぉ」

新一がバランスを崩し滑り落ち

ルン「リト君」

唯「え?」

下から上っていた唯のスカートの中に潜り込む

唯「な・・・なにするのよ〜!」

バギッ

ルン「リトく〜ん」
117 :1 [saga]:2011/05/02(月) 22:11:56.09 ID:X+wjOZ4Q0

ルンがぶっとばされた新一を追っていく

和葉「え・・あ・・・リト」

和葉も後ろからついていく

志保「あいかわらずね」

その後を志保がついていく

ルン「(なんかちょっと前に会った時より親密になってる気がする)」

HR後

蘭「結局どうだったの?」

和葉「え・・えっとな」

志保「特に何かあったわけじゃないみたいね」

蘭「そうなんだ」

和葉「うん・・それで」
118 :1 [saga]:2011/05/02(月) 22:23:57.30 ID:X+wjOZ4Q0
蘭「?」

和葉「園子「蘭〜」」

蘭「ごめんね、園子が呼んでるから後で聞くね」

そう言って蘭が去る

志保「といってどう説明したものかしらね」

和葉「うん」

そして、昼休み

ララ「リトー、一緒に食べよ」

新一「ああ」

そして、二人は長椅子のある広場に出る

ララ「美柑のお弁当おいしいね」

新一「ああ」

ララ「どーしたの?何か気になることでもあるの?」

新一「え・・・ん・・・・」

ペケ「あるのでしたら、話したほうが良いですよ」

新一「・・・・(言わないでおける訳ないしな)」

新一「実は・・・・・その」
119 :1 [saga]:2011/05/02(月) 22:27:15.68 ID:X+wjOZ4Q0
ララ「うん」

新一「俺・・・・ララだけじゃなく、和葉や志保も好きなんだ」

ペケ「へ?」

ララ「あ、そうなんだ〜。志保ちゃんや和葉ちゃんはどうなの?」

ペケ「ララ様、そっちではなく」

新一「二人・・・とも」

ララ「そうなんだ〜、モモやナナ、春菜やヤミちゃんだけでなくて志保や和葉も好きなんだ〜」

ララ「うん、よかったね。み〜んなとずっと一緒だね」

新一「・・・・・ああ」

ペケ「・・・・・ララ様」

ララ「じゃあ、今日は和葉ちゃんも呼ぼうよ。そのときのこと聞きたいし」

新一「あ・・・ああ、聞いてみる」
120 :1 [saga]:2011/05/02(月) 22:28:30.92 ID:X+wjOZ4Q0
ララ「リトが和葉と会ったのは前だからそのときの話も聞けるかな」

新一「かもな」

ララ「楽しみ〜」

新一「・・・・ああ」

今日はここまで
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/02(月) 23:35:21.98 ID:uoD5bLhSO
おつー
122 :1 [saga]:2011/05/03(火) 22:29:17.48 ID:8yyheDj/0
ララ「どうしたの?」

新一「いや・・・なんでもない」

新一「(ララは・・・ララか)」

ララ「?」

新一「じゃあ、俺が和葉を呼ぶよ」

ララ「うん」

そして

和葉「どないしたん?」

志保「固くなりすぎてるわよ」

新一「・・・・いや」

新一「・・・その、今日暇か?」

和葉「え・・うん、まぁ別に用事はないけど」
123 :1 [saga]:2011/05/03(火) 22:29:51.35 ID:8yyheDj/0


新一「そう?じゃあ、今日家に来ないか?」

和葉「え、うん・・・ええけど」

そう言って和葉は志保を見る

志保「いいんじゃないの?」

和葉「うん、ほんならそうするわ」

新一「うん、わかった」

放課後、下駄箱

新一「・・・・やっべー、遅くなったな」

新一「(まあ、でも一応かすみ姉さんにはメールで伝えておいたし大丈夫だよな)」

新一「(ララも先に帰ってるし)」

新一「あれ?古手川」
124 :1 [saga]:2011/05/03(火) 22:31:27.31 ID:8yyheDj/0

唯「え?・・・結城君」

新一「今、帰るの?」

唯「え・・ええ」

唯「一人なの?」

新一「ああ、ちょっと用事があって」

そして、一緒に帰る途中

唯「・・・・・(二人っきりってあんまりないからかしら、緊張するわね)」

新一「どーした?古手川」

唯「え?・・・」

新一「いや、さっきから固くなってるから」

唯「あ・・・いえ、別になんでもないわよ」
125 :1 [saga]:2011/05/03(火) 22:32:02.67 ID:8yyheDj/0

新一「そーいえばさ」

唯「何?」

新一「朝は・・・ごめんな」

唯「・・・べ、別にいいわよ。私こそ怒りすぎちゃって」

新一「いや、あれは普通の反応だと思うし」

新一「(ヤミよりはマシだし)」

唯「そ・・そうかしら」

新一「ああ、このあたりだよな」

唯「え?」

新一「セリーヌが花粉撒き散らしたの」

唯「ああ・・・・あれは大変だったわね」
126 :1 [saga]:2011/05/03(火) 22:32:30.14 ID:8yyheDj/0

新一「まあ、コーラ飲まさなければ・・・・ん」

唯「どうしたの?」

新一「いや・・・ちょっとこっちの道行ってみようぜ」

唯「はあ?」

新一「(不味い、ウチの学校の上級生だ・・・・古手川、注意しに行くからな)」

唯「・・・ん?」

新一「(あ)」

唯は気づいたようで

唯「あなたたち、そういう格好は校則違反です」

上級生A「あ〜、なんだと〜」

新一「あ、いや・・・そのシャツはズボンの中に入れたほうがいいって」
127 :1 [saga]:2011/05/03(火) 22:33:09.68 ID:8yyheDj/0

上級生B「なんだと〜、お前ら下級生の癖しやがって」

上級生C「そうだぞ〜」

新一「・・・・・(やっぱり不味いよな)」

唯「あなたたち、それとこれとは」

そこに校長が通りかかる

校長「ルン〜ルン〜これはいい本ですね。校長室でじっくり鑑賞しなくては」

唯「校長〜、学校にそんなものを持ち込むのは禁止です」

そう言って唯が校長を追う

新一「・・・・・・あ、待てよ。古手川〜」
128 :1 [saga]:2011/05/03(火) 22:34:20.99 ID:8yyheDj/0

新一もそれに続く

上級生A,B,C「・・・・・」

上級生C「帰ろうぜ」

上級生B「そうだな」

上級生A「シャツズボンに入れるんだっけ」

そして

校長「・・・・あ〜、それは良いものなのに〜」

唯「学校にこんなものを持ち込まないでください」

新一「・・・・古手川、そろそろ帰ろうぜ」

校長「そ・・そうです、もう下校時間ですし」

唯「仕方ないわね」
129 :1 [saga]:2011/05/03(火) 22:35:14.81 ID:8yyheDj/0

そして、唯と新一が去った後

校長「ふっ、今取り上げられたのはフェイク、そしてこっちが本命」

校長「こんなこともあろうかと袋の中に袋を入れておいて正解でしたね〜」

校長「では、さっそく」

校長「うっほ〜」

校長「やめられませんな〜」

今日はここまで
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/03(火) 23:07:13.00 ID:3eDPgOTSO
wwww乙
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/04(水) 02:40:06.59 ID:2SYEULryo
上級生の使いのひどさww
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/04(水) 12:18:16.39 ID:lEsRBbxDO
さすが校長、汚い
133 :1 [saga]:2011/05/04(水) 22:10:48.03 ID:PMp8NaKS0
そして

唯「全く、何を考えてるのかしら」

新一は唯と一緒に帰っていた

新一「ははは」

唯「・・・・まったく」

新一「そんなに気張らなくても」

唯「どういうことよ」

唯がすごむ

新一「いや・・・まあ・・その、どんな奴でもそういう気持ちってあると思うんだ」

唯「・・・・あなたもあるっていうこと?」

新一「え・・・いや、まあ・・・・少しは」

唯「今までハレンチな行為は全部、わざとってこと?」
134 :1 [saga]:2011/05/04(水) 22:11:24.08 ID:PMp8NaKS0

新一「いや、そんなわけないって」

唯「なら」

新一「そういう気持ちはなくはないってことだよ」

新一「もちろん、そんな表だって出すもんじゃないし。校長はやりすぎだけど」

唯「・・・・・・」

新一「その・・・・俺だったら女の子にその好きだったり、その・・・・もっとこう」

新一「・・・・・・抱きしめたいとか思ったりする時もあるし、それが全てハレンチって訳じゃないと思うんだ」

唯「・・・」

新一「だから」

唯「・・・そう」

新一「え?」

唯「そうかもしれないわね」
135 :1 [saga]:2011/05/04(水) 22:11:51.00 ID:PMp8NaKS0

新一「・・・・・」

唯「でもそうかもしれないけど、今すぐ変える事なんて出来ないわ」

唯は顔を赤らめ、視線を新一を逸らして答える

新一「古手川」

唯「何よ、その目は?」

新一「いや・・・・割と素直に答えてくれたから」

唯「驚いてって?」

新一は無言で頷く

唯「あなたの中で私はどういう人になってるの?」

新一「あ・・はははは」

唯「(小声で)・・・ふん、たまに素直に言ってみたら」
136 :1 [saga]:2011/05/04(水) 22:12:16.51 ID:PMp8NaKS0

新一「でもさ」

唯「何よ」

新一「さっきの表情・・・・かわいかったよ」

唯「な・・・何を言ってるのよ!馬鹿じゃないの」

新一「ば・・馬鹿とはなんだよ」

唯「急にそんなこと言われたら戸惑うに決まってるでしょ」

新一「そう思ったんだから仕方ないだろ」

唯「あ・・・・あなたがそんなんだから」

新一「?」

唯「私が・・・・困るのよ」

新一「え?」
137 :1 [saga]:2011/05/04(水) 22:12:48.43 ID:PMp8NaKS0

唯「あなたがそんなんだから・・・・あなたのことが気になって仕方ないのよ。この馬鹿」

新一「・・・・ほ・・・本当に?」

唯「・・・・・え?・・・・(あ、言っちゃった)」

新一「・・・・・・」

新一は黙って唯の答えを待つ

唯「・・・・嘘言ってどうなるっていうのよ」

新一「・・・・古手川がそう思っててくれてるなんて、思ってもいなかった」

唯「・・・・そう」

新一「・・・・その、嬉しいよ」

唯「・・・・別に気になってるだけで」
138 :1 [saga]:2011/05/04(水) 22:13:18.36 ID:PMp8NaKS0

新一「俺も」

唯「え?」

新一「いっつも怒られてるし、嫌われてるのかなって思ってて」

唯「・・・・・・」

新一「だから、ずっと古手川と仲良くなれたらって思ってて」

唯「・・・・・・そう」

新一「それだけでも、すっげー嬉しいよ」

唯「そっ・・・そうなの。ふーん」

新一「なんだよ」

唯「なんでもないわ。それよりほら早く帰りましょ」

そう言って、振り返った唯の耳は真っ赤だった
139 :1 [saga]:2011/05/04(水) 22:13:56.66 ID:PMp8NaKS0

新一「あ、待ってくれよ。古手川」

新一が追いかけるが

唯は新一が追いつくまで待っていた

新一「古手川?」

唯「・・・ほら」

唯が手を差し出す

新一「え?」

唯「手・・・・ぐらい繋いでもいいわよ。その・・・・・仲良くなりたいんでしょ」

新一「お・・・・おう」

そう言って新一は唯の手を握る
140 :1 [saga]:2011/05/04(水) 22:14:32.83 ID:PMp8NaKS0

唯「な・・・なによ?」

新一は照れている唯を見つめているとそれにきづいた唯がそう言う

新一「いや・・・・目、合わしてくれないから」

唯「し・・・仕方ないでしょ。こんなことするの初めてなんだから」

新一「そうなんだ」

唯「何よ、何か変?」

新一「いいや、全然」

唯「なら、いいでしょ」

今日はここまで
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/04(水) 23:00:24.37 ID:J3OIv+RSO
142 :1 [saga]:2011/05/05(木) 23:24:52.45 ID:Xhrplxao0
そして

新一「ここだよな、古手川の家」

唯「ええ」

新一「じゃあな」

唯「ええ、また学校で」

新一「・・・・・」

唯「何よ」

新一「い・・・・いや、ちょっと名残惜しいなって」

唯「バカ・・」

そう言って唯は家に入り、新一は家に向かった

新一「ただいま」

和葉「遅かったんやな」

新一「おお、もう来てたのか」

和葉「うちとは目と鼻の先やないの」
143 :1 [saga]:2011/05/05(木) 23:25:51.00 ID:Xhrplxao0
新一「それもそうだな」

和葉「来るまで一分もかからへんし」

新一「見えるしな」

かすみ「おかえりなさい、リト」

新一「うん、ただいま」

そして、新一は居間に入る

ララ「あ、おかえり〜リト」

新一「ああ、ただいま」

そして、モモの視線に気づく

新一「え?・・・どうした?モモ」

モモ「もぅ、その気になったのでしたら言って下さればよかったのに」

新一「・・・・どうゆうこと?」
144 :1 [saga]:2011/05/05(木) 23:27:56.00 ID:Xhrplxao0

モモ「あら、和葉さんにお聞きしましたよ。リトさんがお姉さまと皆さんとハーレムを作るって」

新一「・・・・・そんなこと言ったっけ」

志保「今日の朝に言ってたこと忘れてるの?」

新一「え・・・っと」

ララ「私のことも志保ちゃんも和葉ちゃんも好きなんだよね」

新一「ああ・・・あ、それは言ったな」

モモ「つまり・・・それはハーレムを作るってことですよね」

新一「・・・そーなるのか?」

ララ「う〜んとね、みんなで一緒に結婚して暮らすことをハーレムって言うんだよ」

ララ「モモに教えてもらったんだ」

モモ「ええ、その通りです。お姉さま」
145 :1 [saga]:2011/05/05(木) 23:29:24.04 ID:Xhrplxao0

新一「・・・・」

和葉「この期に及んで違うとか言う気やないやろな」

新一「いや、そんなことないけど」

志保「けど?」

新一は表情が暗い美柑を見て、尋ねる

新一「・・・美柑は?」

美柑「え?・・・・・・・わ・・・わたしは」

美柑は戸惑いながら、手を振って否定しようとするが

モモ「もちろん、美柑さんもですよ」

美柑「で・・・でも」

ララ「うん、全然問題ないよ」
146 :1 [saga]:2011/05/05(木) 23:31:00.59 ID:Xhrplxao0
美柑「そ・・・そうなの?」

モモ「ええ」

美柑「な・・・なら、私は別にいいけど」

美柑はそっけなさを装っていたがその顔は嬉しさを隠せないでいた

新一「・・・・・かすみ姉ちゃんは?」

かすみ「え?・・・私?」

新一「うん・・・・その、どう思ってるかな・・・ってさ」

かすみ「・・・・私は・・その」

モモ「ここは素直に言った方がいいと思いますよ」

かすみ「・・・私もリト君と一緒にいたいわ」

新一「・・・・え」
147 :1 [saga]:2011/05/05(木) 23:33:04.32 ID:Xhrplxao0
美柑「お姉ちゃん」

ナナ「・・・・え」

驚いたような表情をするナナをモモは見逃さずに見ていた

モモ「(うふふふ、やっぱりナナも)」

かすみ「私もリト君が好き」

新一「・・・・・・」

呆けている新一にペケが促す

ペケ「リト殿、答えてあげませんと」

新一「あ・・・ああ、嬉しいよ。俺もそうだったから」

ララ「これで問題なしだね」

新一「・・・・そうだな」

志保「・・・・・これが気に懸かってたってわけね」
148 :1 [saga]:2011/05/05(木) 23:36:36.78 ID:Xhrplxao0

和葉「まぁ、リトらしいけど」

ララ「リトは優しいから」

ペケ「・・・・そーいうことにしておきましょうか」

セリーヌ「まうー」

ララ「もちろん、セリーヌもね」

セリーヌ「まう」

美柑「・・・・・これはわかってるのかな?」

志保「・・・・・わかってるってことでいいんじゃないの」

和葉「・・・・・ずーっと気になっとったんやけど、この子も?」

ララ「うん、宇宙人だよ」

志保「・・・植物って聞いたんだけど」

モモ「ええ、この種類は珍しくてまだ、解ってない事が多くて」
149 :1 [saga]:2011/05/05(木) 23:38:45.21 ID:Xhrplxao0
和葉「人っぽいわ」

志保「・・・・」

美柑「志保さんって植物には詳しいの?」

志保「私は薬学だから・・・」

モモ「まあ、デビルークでもわかってないことですから」

モモ「それはさておき、ナナはどうするの?」

ナナ「え?」

今日はここまで
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/05(木) 23:47:11.75 ID:mR0DyzlSO
おつー
151 :1 [saga]:2011/05/06(金) 23:03:03.51 ID:J+2cI/hC0
モモ「ナナもそうだと思ってたんだけど・・・」

モモ「違うの?」

ナナ「え・・・いや・・・その」

モモ「?」

ナナ「・・・・気にはなってるけど」

モモ「・・・・ど?」

口ごもるナナを見て、志保と和葉が助け舟を出す

志保「別に急がなくてもいいと思うけど」

和葉「そうやね、そないすぐに結論を出さんでもええと思うんやけど」

モモ「う〜ん、そうですね」
152 :1 [saga]:2011/05/06(金) 23:03:41.91 ID:J+2cI/hC0
ララ「うん、そのうち答えは出るもんね」

ナナ「う・・うん、そうだと思う」

一方

美柑「リトってばいつのまにかこんなに女性と関係持ってたんだね」

新一「・・・・・・・」

美柑「別に責めてるわけじゃないんだけど」

新一「うん」

美柑「なーんか、どんどん私の知ってるリトから離れているような気がして」

かすみ「うん、私もそう思うことがあるわ」
153 :1 [saga]:2011/05/06(金) 23:04:09.59 ID:J+2cI/hC0
新一「え・・・・そう?」

かすみ「うん」

美柑「ちょっと前まで苦手って言ってたのに」

そう言って美柑が新一に肩をくっつける

新一「・・・・・まぁ」

かすみ「すっかり手馴れちゃったわよね」

新一「・・・・別にそんな風には自分では思ってないんだけど」

美柑「・・・・・この状態でも?」

美柑とアイコンタクトでかすみも反対側に肩を合わせる

かすみ「ちょっと前なら照れてたのに」

美柑「ね?」
154 :1 [saga]:2011/05/06(金) 23:04:39.88 ID:J+2cI/hC0
新一「・・・そうかもな」

美柑「かもじゃないと思うんだけど」

かすみ「ええ」

新一「・・・・そうだな」

そして、三人を見たモモが

モモ「リトさん」

新一に後ろから抱きつく

美柑「・・・・モモさん」

モモ「すいません、ついついくっつきたくなってしまって」

新一「・・・・・」

ララ「もー、モモったら〜」

ナナ「姉上は人のこといえないと思う」

今日はここまで
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/06(金) 23:20:30.52 ID:/EnhHw6SO
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/07(土) 01:50:00.53 ID:KInfxhcGo
天然ジゴロめ
157 :1 [saga]:2011/05/07(土) 22:09:08.57 ID:Vmp8CLhA0
美柑が対抗意識を燃やしてさらにくっつくと

モモ「あら〜?」

モモは新一の首筋を舐める

新一「うわぁ・・ぁ・」

モモ「リトさん、ここが敏感ですよね」

美柑「・・・・・ムッ」

新一「そんなこ・・・美柑?」

かすみ「あら・・・そうなの?」

新一「・・・・かすみ姉さん、別にされたいわけじゃないから」

モモ「あら、でも」

美柑「リト!・・リトは・・」

それを不機嫌そうに見ていた志保が
158 :1 [saga]:2011/05/07(土) 22:09:42.44 ID:Vmp8CLhA0

志保「そういえば」

新一「ん?」

志保「そろそろ姉が帰ってくるわ」

新一「いつもみたいにお姉ちゃんって言えばいいのに」

志保「い・・いいでしょ。別に」

和葉「そ・・・そうやて」

ララ「え〜、でも今日、里紗未央にはそう言ってたよね」

志保「しー、しー」

志保は指を口の前に当てる

新一「あ・・・なるほど」

モモ「わざわざお気になさらなくても」
159 :1 [saga]:2011/05/07(土) 22:10:09.32 ID:Vmp8CLhA0

志保「いいでしょ、普段どおりに出ちゃったのよ」

ナナ「それで気をつけてると」

志保「まぁ・・・そうね」

和葉「それでお姉さんがどうしたん?」

志保「ああ、姉はどうするのって聞きたかったのよ」

モモ「前に好きだって仰ってましたよね」

新一「・・・・ん、まあ」

美柑「・・・・ほら」

かすみ「積極的になったのね」

新一「いや〜、その・・・・」
160 :1 [saga]:2011/05/07(土) 22:10:39.18 ID:Vmp8CLhA0

モモ「志保さんにも私にも言って下さいましたし」

和葉「あ・・その時なん?」

志保「・・ええ」

ララ「なら、明美にも言うんでしょ?」

新一「ん・・・まあ」

ララ「なら、早いほうがいいよ」

ララが新一を玄関に引っ張っていく

新一「ま・・待てって、引っ張るなって」

ララ「ほら、そろそろ帰ってくる時間だし」

新一「どういうんだよ」
161 :1 [saga]:2011/05/07(土) 22:11:16.54 ID:Vmp8CLhA0

ララ「帰ってきてすぐにだよ〜」

新一「・・・・・・・」

志保「あら、姉には言わない気?」

志保がわずかに怒気をこめて尋ねる

モモ「まあ、シスコンの志保さんに嫌われてしまいますよ。リトさん」

志保「別にそんなんじゃないわよ」

モモ「そうでしょうか?」

美柑「腹くくりなさいよ」

和葉「男は度胸やで」
162 :1 [saga]:2011/05/07(土) 22:11:46.96 ID:Vmp8CLhA0


新一「・・・ちょっと違うだろ」

セリーヌ「まう!」

ペケ「セリーヌさんも行けと言っいるみたいです」

新一「・・・・」

ピンポーン

ガチャ

明美「あら、鍵掛けないと無用心よ」

そう言って明美が帰ってきた

明美「・・・・・・・どうしたの?」

明美が玄関に全員集合している姿を見てそうたずねる
163 :1 [saga]:2011/05/07(土) 22:12:33.50 ID:Vmp8CLhA0

志保「ほら」

新一は志保に肩を押される

ララ「頑張って、リト」

新一「え・・・あ・・・・あの・・・」

明美「ど・・どうしたの?そんなに改まっちゃって」

新一「・・・・・実は」

今日はここまで
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/07(土) 23:52:45.44 ID:EJflVhgSO
…ゴクリ乙
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/08(日) 11:06:59.53 ID:DGrH73Tio
純情で気が多いって厄介だなww
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/08(日) 23:46:58.86 ID:6n6TO1Q3o
今日は休みかな?
167 :1 [saga]:2011/05/09(月) 00:35:47.93 ID:8Yigi0bj0
新一「実は」

明美「・・・?」

新一「あ・・ドア閉めて」

新一が開けっ放しのままのドアに気づく

明美「あ、うん」

和葉「うちが閉めとく」

開けっ放しのドアを和葉が閉める

新一「それでね」

明美「うん」

新一「その・・・」
168 :1 [saga]:2011/05/09(月) 00:36:38.23 ID:8Yigi0bj0
新一「実は」

明美「・・・?」

新一「あ・・ドア閉めて」

新一が開けっ放しのままのドアに気づく

明美「あ、うん」

和葉「うちが閉めとく」

開けっ放しのドアを和葉が閉める

新一「それでね」

明美「うん」

新一「その・・・」
169 :1 [saga]:2011/05/09(月) 00:37:05.71 ID:8Yigi0bj0
新一「実は」

明美「・・・?」

新一「あ・・ドア閉めて」

新一が開けっ放しのままのドアに気づく

明美「あ、うん」

和葉「うちが閉めとく」

開けっ放しのドアを和葉が閉める

新一「それでね」

明美「うん」

新一「その・・・」
170 :1 [saga]:2011/05/09(月) 00:39:09.11 ID:8Yigi0bj0
>>166
なんか調子悪くて中々書き込めなかった

明美「うん」

新一「明美さんのことが好き・・・です」

明美「・・・・・・・うん」

明美「でも、前に聞いたと思うんだけど」

志保「改めて、よ」

明美「何があったの?」

志保「少し前に・・」

志保が簡単に話す

志保「というわけよ」

明美「・・・・・やっぱりたらしじゃないの」
171 :1 [saga]:2011/05/09(月) 00:40:57.02 ID:8Yigi0bj0

話を聞き終えた明美が新一の耳を引っ張る

新一「・・・・いた・・・いって」

ララ「え〜、リトはそんなんじゃないよ」

モモ「そうです。リトさんはただ、多くの女性を虜にしてしまうだけですよ」

明美「・・・・・」

和葉「・・・それは」

志保「たらしっていうんじゃないの?」

新一「・・・・・」

かすみ「・・・・・」

美柑「っとに」
172 :1 [saga]:2011/05/09(月) 00:41:27.10 ID:8Yigi0bj0

ナナ「それで明美はどーなんだ?」

ナナが話を変える

明美「え?・・・もちろん、いいに決まってるでしょ」

新一「え?」

明美「何?もしかして前のはふざけてるとか思ってたの?」

新一「・・・・」

明美「ん〜?答えが聞こえないけど」

明美が新一の両頬を引っ張る

志保「まあ、あんな感じじゃ仕方ないんじゃない」

モモ「あら、私は本気だと思ってましたけど」
173 :1 [saga]:2011/05/09(月) 00:42:18.36 ID:8Yigi0bj0

志保「あなたも一緒になってしてたから、余計にね」

美柑「・・・・そうかもね」

モモ「酷いです、志保さん美柑さん」

ララ「そうだよ、モモはいっつも本気だよ」

ナナ「そーともいえないけど」

モモ「何かいったかしら?ナナ」

モモがナナにしか見えないように威圧する

ナナ「い・・・・いいや」

ナナが目を逸らしながら答える

明美「それで本気だってわかってもらえたかしら?」
174 :1 [saga]:2011/05/09(月) 00:42:44.24 ID:8Yigi0bj0

新一は何度も頷く

明美はそれを見てようやく手を離す

新一「いてて・・・」

志保「まぁ、自業自得よね」

明美「ねえ」

志保「何?お姉ちゃん」

モモ「やっぱり戻ってますね」

志保はモモを睨み付けて黙らせると

志保「それで?」

明美「えっと、そこのポニテの娘は?」
175 :1 [saga]:2011/05/09(月) 00:43:41.63 ID:8Yigi0bj0

志保「ええ、斜向かいに引っ越してきた和葉ちゃんよ」

和葉「よろしく」

明美「へえ、転校早々」

和葉「あ、ちゃうで。その・・・昔っから・・」

和葉が赤くなって後のほうは聞こえなかった

明美「あ・・・・そうなの」

ララ「うん、ね?」

和葉「う・・うん、そうなるわ」

今日はここまで
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/09(月) 00:47:11.44 ID:DvfyduzXo
なんか今日重いもんな

大変なことに気づいた
歩美ちゃんがいない!
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/09(月) 01:14:52.88 ID:JEPPYvdSO
!!!!!!乙
178 : [sage]:2011/05/09(月) 01:19:26.96 ID:8Yigi0bjo
>>176
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/09(月) 04:22:38.83 ID:oLt0jGOSO
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/09(月) 05:32:19.46 ID:5ooIioTDO
ってか
コナンもいないよな
バーーーローーになってるから
181 :1 [saga]:2011/05/09(月) 22:41:56.60 ID:8Yigi0bj0
明美「ふーん、それでどんなことがあったの?」

和葉「え?・・・あ・・・・うーんとな」

和葉「そのウチが大阪におったんやけど」

明美「関西弁だものね」

和葉「うん、それでそんときにな」

和葉がそのときのことを説明する

明美「へー、すごい一途なのね和葉ちゃんって」

明美が驚いたように言う

和葉「そ・・そんなことないて(赤)」

和葉が赤くなって照れる
182 :1 [saga]:2011/05/09(月) 22:42:25.89 ID:8Yigi0bj0

志保「ねえ」

和葉を横目に志保が新一に問いかける

新一「何だ?」

志保「あなたは?」

新一「ん、忘れてなかったのは知ってるだろ?」

志保「違うわよ、あなたはどう思ってたの?そのときから好きだと思ってたの?それとも再開してから?」

新一「いやその時だよ」

志保「そのときからずっと和葉のことを?」

新一「ああ」

モモ「まあ、他には居なかったんですか?」

新一「・・・・いや・・・」
183 :1 [saga]:2011/05/09(月) 22:42:54.88 ID:8Yigi0bj0

美柑「確か、好きな人いたんじゃなかったっけ?」

美柑がにやけながら問い詰める

新一「・・・・・」

ペケ「・・・そーいえば、ララ様と初めてお会いした時に」

ララ「そうだ、春菜に告白しようとしてたんだよね。明日、言っちゃいなよ」

新一「・・・・」

美柑「へー、やっぱり」

和葉「そ・・・そうなん?」

志保「つまり、そのときから他の子も好きだったのね」

明美「結局、自分からもいってるんじゃない」
184 :1 [saga]:2011/05/09(月) 22:52:48.45 ID:8Yigi0bj0

明美が新一の頬を引っ張る

新一「・・・・いたたた」

和葉「・・・・うちのことはどうでもよかったん?」

新一「いや、そんなことはないって」

ララ「そうだよ、和葉のことも春菜のことも好きだったんだよ」

和葉「・・・・春菜ってあのショートカットの子?」

ララ「うん」

和葉「ふーん、うちよりもその子の方がよかったん?」

新一「いやいや、そんなことないって」

明美「どんな子なの?」
185 :1 [saga]:2011/05/09(月) 22:54:56.57 ID:8Yigi0bj0

かすみ「いい娘よね、うちに来たこともあるし」

和葉「ふーん、そうなんか」

新一「いや、その・・」

新一が言葉につまる

和葉「・・・・」

新一「その和葉のことも好きだよ」

和葉「忘れてたんとちゃう?」

和葉が拗ねたような表情をする

新一「忘れてねーって」

和葉「ホンマかな?」
186 :1 [saga]:2011/05/09(月) 22:55:22.72 ID:8Yigi0bj0

新一「忘れてなかったろ?」

和葉「ウチと会うまで忘れてたとか」

和葉が不機嫌そうに返す

新一「・・・ねーって」

和葉「その間はなんやねん?」

新一「・・・なんでもないよ」

かすみ「リトは忘れてるときは完全に忘れてるから」

美柑「覚えてたんならそうなんじゃない?」

和葉「・・・・とりあえず信じておくわ」
187 :1 [saga]:2011/05/09(月) 22:57:59.66 ID:8Yigi0bj0
和葉が不満そうな顔をしながらそう伝える

志保「よかったわね」

新一「・・ああ」

それを見ながらモモは
モモ「(ああ・・・リトさんったら、お姉さまに会う前から)」

と考えていた

それを見た美柑と志保は

美柑「(モモさん、また何か企んでるのかしら?)」

志保「(また、何かやるつもりかしら)」

今日はここまで

明日は休みます
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/09(月) 23:11:00.49 ID:JEPPYvdSO
ごゆっくり

189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/05/10(火) 00:02:55.03 ID:K/V0oiWZo
やっと来たか
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/10(火) 23:44:59.09 ID:o8AH4wcDO
今日は休みか
191 :1 [saga]:2011/05/11(水) 22:05:11.84 ID:/Wi2adbI0
そして

新一「そういや、和葉は何時までいるんだ?」

和葉「え?」

ララ「和葉は今日泊まっていくんだよ」

新一「あ、そうなの」

和葉「うん、そのつもりやったんやけど聞いてなかったんか?」

新一「うん」

モモ「リトさん」

新一「ん?」

モモ「ところで今日はどなたと寝るんですか?」

新一「は?」
192 :1 [saga]:2011/05/11(水) 22:05:47.66 ID:/Wi2adbI0

モモ「あら、皆さんと関係を確認なされたのですから」

新一「から?」

モモ「一緒に寝るくらい当たり前に」

新一「いや、それは・・」

ララ「う〜ん、それなら順番を決めたほうが良いんじゃないかな?」

モモ「まあ、それは良い考えです。お姉さま」

新一「・・・・聞いてる?」

美柑「え?嫌なの?リトは?」

新一「いや・・嫌じゃないけど」

明美「ならいいじゃない、ねえ?志保」

志保「そうね、いいんじゃない?」
193 :1 [saga]:2011/05/11(水) 22:06:22.06 ID:/Wi2adbI0

新一「・・うん」

かすみ「それなら、今日は和葉ちゃんがいいんじゃないかしら」

志保「そうね、今日ちょうど泊まりに来てるんだし」

和葉「え?・・・そ・・・そんなんまで考えてきとらんから・・・その」

モモ「あら?何を考えてらっしゃるんですか?」

和葉「え?・・・・・そ・・そ・・・・それは(赤)」

和葉は赤くなって固まる

ララ「じゃあ、決まり〜!」

かすみ「その後はどうしたらいいかしら?」

モモ「公平にくじで」

モモがくじを取り出す
194 :1 [saga]:2011/05/11(水) 22:06:49.40 ID:/Wi2adbI0

志保「何か仕掛けてないでしょうね」

モモ「いやですね〜、そんなのするわけないじゃないですか〜」

美柑「別に順番なんだから後でも別にいいと思うんだけど」

明美「でも、最後っていうのはなんとなく嫌よね」

美柑「まぁね」

ララ「私はくじでいいよ〜」

かすみ「私もそれでいいわ」

志保「・・・・まぁ、そこまで考えることでもないわよね」

明美「ま、そうかもしれないわね」
195 :1 [saga]:2011/05/11(水) 22:07:15.16 ID:/Wi2adbI0

美柑「私もそれで」

モモ「ナナは?」

ナナ「え?」

明美「一応、参加しておいたら?」

美柑「別にそうしなくてもいいんだし」

ナナ「ん・・・・じゃあ、とりあえず」

モモ「では、どうぞ」

ララ「順番が書いてあるの?」

モモ「ええ」

ララ「じゃあ、私からでいい?」

かすみ「ええ」
196 :1 [saga]:2011/05/11(水) 22:07:42.65 ID:/Wi2adbI0

志保や明美も頷く

ララ「えい」

ララが引く

ララ「あ、一番」

明美「次は?」

志保「お姉ちゃんは?」

明美「え?」

志保「どう?」

明美「え・・・いいわよ。後の方で」

モモ「決まりませんから、何かの順番ではどうでしょうか?」
197 :1 [saga]:2011/05/11(水) 22:08:14.28 ID:/Wi2adbI0

かすみ「それなら、歳の順で」

志保「お姉ちゃんね」

明美「それだとララちゃんが」

ナナ「姉上は自発的にだったけど、その後はいないみたいだから」

明美「・・・・仕方ないわね」

納得がいっていないような明美だったが

モモ「どうぞ」

モモに促され、明美が引く

明美「・・・・七番」

志保「最後ね」

明美「引きは悪いのよね」

今日はここまで
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/11(水) 22:58:31.34 ID:OmPUNvYSO
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/12(木) 04:42:49.47 ID:8VVzUD8ho
お姉ちゃんズの絡み楽しいな
200 :1 [saga]:2011/05/12(木) 22:06:24.74 ID:5+BEq2/o0
美柑「次はお姉ちゃんね」

かすみ「ええ」

モモ「はい、どうぞ」

かすみ「私もあまり良い方ではないのよね」

かすみが引く

美柑「どう?お姉ちゃん」

ナナ「どうだった?」

かすみ「5番だったわ」

ナナ「・・・・あんまりよくないな」

美柑「微妙だね」
201 :1 [saga]:2011/05/12(木) 22:07:04.69 ID:5+BEq2/o0

かすみ「そう?いい順番だと思うけど」

ナナ「そうか?」

かすみ「ええ(多分最初の方だとリト君も緊張してるだろうし)」

ララ「次は志保だよね」

志保「ええ」

明美「志保、いいのを引くのよ」

志保「・・・・どうかしらね?あんまりこういうことをしたことないんだけど」

モモ「はい、どうぞ」

志保「(何でかわからないけど、緊張するわね)」
202 :1 [saga]:2011/05/12(木) 22:07:30.54 ID:5+BEq2/o0

志保が引く

明美「どう?」

志保「4番」

ナナ「微妙だな」

明美「・・・・・」

かすみ「まあ、一番後ろのを引いたからって悪いってことはないですよ」

志保「そ、そうよ。」

ナナ「・・・そうだってまだ、6番も残ってるし」

明美「それ、私より前よね」

ナナ「・・・・・」
203 :1 [saga]:2011/05/12(木) 22:08:47.42 ID:5+BEq2/o0

ララ「あ・・・でも残り物に福があるって」

明美「残り物ってこの場合最後に引く美柑ちゃんじゃない?」

ララ「あれ・・・・」

ペケ「ララ様・・・」

志保「次は誰?」

美柑「モモさん?」

モモ「いいえ、双子の姉の」

ナナ「あ、私か」

モモ「はい」

ナナ「・・・まあ、別になんでもいいんだけど」
204 :1 [saga]:2011/05/12(木) 22:09:36.80 ID:5+BEq2/o0

モモ「早く引いたらどう?」

ナナ「えい」

ナナが引く

モモ「どう?」

ナナ「・・・・6番」

モモ「あら〜?がっかりしてる?」

ナナ「な・・そんなわけないだろ」

モモ「本当に〜?」

ナナ「本当だって、貸せよ。次はモモの番だろ」

モモ「あ、そうね」

ララ「がんばれ〜モモ」
205 :1 [saga]:2011/05/12(木) 22:10:14.36 ID:5+BEq2/o0


かすみ「残ってるのは2番と3番」

明美「本当に福がありそうね。どっちにしても」

志保「きっと何かプラスになるわよ」

明美「どんな?」

志保「え?・・・・っと」

美柑「かんがえる時間がある・・・とか」

明美「・・・・・それはどうなの?」

志保「い・・いいんじゃないかしら」

一方、モモが引いて

ナナ「どうだったんだよ」

モモ「あら、3番ですね」
206 :1 [saga]:2011/05/12(木) 22:10:48.86 ID:5+BEq2/o0

ナナ「ってことは美柑が2番か」

かすみ「よかったわね。美柑」

美柑「う・・・うん、でも出来れば引きたかったけど」

志保「そういえば、和葉ちゃんは?」

モモ「ああ、あちらです」

ナナ「ん?」

6人がモモの指すほうを見る

和葉は新一のほうを何度もチラチラ見ながら

和葉「・・・・・・(い・・一緒に寝るやなんて)」

新一「・・・・・(和葉緊張してるんだろうな)」

かすみ「あら」
207 :1 [saga]:2011/05/12(木) 22:12:00.85 ID:5+BEq2/o0

美柑「二人とも見詰め合って固まってるわね」

ララ「緊張してるのかな〜」

明美「初々しいわね」

ナナ「・・・・・・」

モモ「あら、ナナったら固まっちゃって」

ナナ「べ・・・別にそんなわけないだろ」

明美「明日やすみだものね」

志保「そういえば、そうだったわね」

ララ「あれ?休みって何かなかったっけ?」

今日はここまで
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/12(木) 23:01:03.07 ID:VBrxxxeSO
おつ〜
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/13(金) 01:02:27.75 ID:ftuoqZUdo
明美さんは可愛いのう
210 :1 [saga]:2011/05/13(金) 22:17:33.17 ID:wR1zfd1z0
明美「そうねぇ、何だったかしら?」

かすみ「何かリト君が約束していたような・・・・・」

モモ「確か・・・・誰かを美術館にお連れするんじゃありませんでしたか?」

美柑「そーいえば、そうだったかも」

ナナ「名前、なんてったっけ?」

ララ「えーっとねぇ」

一方

照れていた和葉が元に戻って

和葉「リト」

新一「ん?」
211 :1 [saga]:2011/05/13(金) 22:18:02.18 ID:wR1zfd1z0

和葉「誰なん?」

新一「え?・・・あ、親父のところのお手伝いの人なんだけど」

志保「あら・・・でも、デート」

新一「ん?」

志保「するんでしょ?」

新一「いや・・だから、案内するだけだって」

和葉「二人で?」

新一「ああ」

明美「それってデートって言うんじゃないの?」
212 :1 [saga]:2011/05/13(金) 22:18:31.66 ID:wR1zfd1z0

美柑「二人で美術館に行く、って端から聞いたらそう思うわよね」

新一「いや、そうなんだけど。何かそこに用事があるらしくって」

新一「ってその時にも言ったけど」

志保「言ってたけど」

ナナ「別に二人で行く必要はないんじゃないのか?」

新一「まあ、そうかもしれないけど」

明美「そう言うんなら、デートみたいにはならないわけよね」

新一「ああ」

志保「ま、どうなるかはわからないけど」
213 :1 [saga]:2011/05/13(金) 22:18:58.18 ID:wR1zfd1z0

新一「ないって」

和葉「・・・・・ホンマに?」

新一「別に俺のことが好きってわけでもないと思うし」

かすみ「リトが言ってもねぇ」

かすみが頬に手をやってため息をつく

美柑「あんまりね、リト鈍いし」

新一「んなことねえって」

志保「なら、あなたに気がありそうなのは誰だと思う?」

新一「え?・・・ルンとか」

和葉「他には?」
214 :1 [saga]:2011/05/13(金) 22:19:25.58 ID:wR1zfd1z0

新一「・・・・・・・・有紀子さん?」

美柑「後は?」

新一「・・・・・いないんじゃ」

モモ「・・・・・」

志保「・・・・・」

美柑「大丈夫だと思う?」

かすみ「・・・・・ちょっと心配ね」

ララ「そうだ、瑞紀って名前だったよね」

今まで黙っていたララが声を上げる
215 :1 [saga]:2011/05/13(金) 22:21:27.48 ID:wR1zfd1z0

モモ「お姉さま、まだ考えてらしたんですか」

明美「あ、そーいえばそんな名前だったかも」

ララ「でしょ〜」

ペケ「さすがララ様」

美柑「ララさんらしい」

かすみ「あら、そろそろ御飯にするわね」

そう言ってかすみが台所に消えた

モモ「まあ、この話は明日リトさんが帰ってこられた時に」

ナナ「そーだな」
216 :1 [saga]:2011/05/13(金) 22:23:26.85 ID:wR1zfd1z0
志保「ま、そうね」

明美「それでもしかたないっか」

和葉「・・・・・」

モモ「それで、この後はお二人は二人っきりですわよね?」

和葉「え?ええええええええええええ?」

新一「・・・・まぁ、そうだけど」

モモ「リトさんが・・・・明日お会いした時には」

明美「・・・・立派になってるのかしら」

志保「変わるの?」

今日はここまで
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/13(金) 23:10:04.73 ID:3yAWDMySO
Γ ̄ ̄ ̄ ̄Γ ̄|
|     |__」
` ̄ ̄)  / /
  / /__∧∧
./ (_|\(゚Д゚)
(    (ヽ ̄`ヽ
`\____ノ__ノ
      し`J
   _ _
 _| |_|_ _
`|_    | |
  / / ̄|(゚Д゚)
 / / /|(ノ| |)
`/_/_/ |_|_|
     し`J
 | ̄| ̄|
 | | | _∧∧
 | | /(゚Д゚)
 | |/ (ノ  /)
 __/__/
    し`J
   | ̄| ̄|
   | | |
   |(゚Д゚)
   |(ノ| |)
   |_|_|
    し`J
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/14(土) 07:35:52.97 ID:qtVZp0lBo
ゆきこってバーーーローーのママンだっけ?
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/14(土) 15:19:14.58 ID:o/TG36KDO
そうだったと思う
この話では隣に住んでるけど
220 :1 [saga]:2011/05/14(土) 23:05:17.14 ID:kVYIkRof0
新一「変わらねーよ。大体何があんだよ」

モモ「もー、リトさんったらナニしようとしてるんですか?」

新一「・・・・・」

その夜

コンコン

新一「和葉?」

和葉「うん、入って・・・・・ええ?」

新一「ああ」

和葉が部屋に入る

和葉「・・・・・」

新一「・・・・・」

和葉「・・・・その」
221 :1 [saga]:2011/05/14(土) 23:18:54.83 ID:kVYIkRof0

新一「・・・・・その」

二人の声が重なる

和葉「あ・・・リトからでええよ」

新一「いや、和葉からで」

しばし、沈黙

和葉「・・・・どないするん?」

新一「・・・・とりあえず、寝るか」

和葉「そうやね」

新一「奥に」

和葉「うん」
222 :1 [saga]:2011/05/14(土) 23:20:58.21 ID:kVYIkRof0

和葉が寝転んだのを見て、新一も布団に入る

新一「・・・・・」

和葉「・・・・・」

二人とも顔を見つめ合うと

新一「///////」

和葉「////////」

赤くなって目を逸らす

新一「緊張するな」

和葉「う・・うん、なんでやろね」

新一「・・・・・・和葉」
223 :1 [saga]:2011/05/14(土) 23:22:54.55 ID:kVYIkRof0


和葉「ん?」

新一「その・・・・さ」

和葉「うん」

新一「好きだよ」

和葉「うん・・・うちも」

新一「・・・・・・そのな」

和葉「うん」

新一「キスしてもいい?」

和葉「・・・・・・・」

新一「駄目かな?」
224 :1 [saga]:2011/05/14(土) 23:36:56.39 ID:kVYIkRof0

和葉「・・・・よ」

新一「え?」

和葉「・・ええよ」

新一「・・・・・本当に?」

和葉は無言で頷く

新一はそれを見ると少しづつ顔を近づけていく

和葉「・・・・・」

新一「・・・・・・いい?」

和葉「うん、ええよ」

新一「その・・・・目を閉じて」
225 :1 [saga]:2011/05/14(土) 23:39:07.82 ID:kVYIkRof0

和葉「うん」

和葉が目を閉じる

新一がそれを見て顔を近づけるが

和葉「あいたっ」

二人の鼻がぶつかる

新一「わ・・・・悪い」

和葉「え・・ええって。あははは」

新一「・・・・笑うなって」

和葉「そんな緊張せんでもええねんって」

新一「うん」

和葉「それにうちも緊張しとるんやし」
226 :1 [saga]:2011/05/14(土) 23:54:00.60 ID:kVYIkRof0

新一「そう?」

和葉「そうやって、ほなもう一回」

そう言って和葉が目を閉じる

新一「うん」

再び新一が顔を近づける

新一「んんっ」

今度は二人の唇が重なる

和葉「んんっ・・・・」

そして、離れる
227 :1 [saga]:2011/05/14(土) 23:59:13.42 ID:kVYIkRof0

新一「///////」

和葉「///////」

和葉「出来たね?」

新一「・・・・ああ」

和葉「そないに疲れることしとらんやん」

新一「・・・・また、失敗しないか不安だったんだよ」

今日はここまで
重かった・・・
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/15(日) 00:05:28.54 ID:141RsFZSO
/////乙
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/15(日) 00:17:40.98 ID:ZiQYAvPDo
きゅんきゅんするな
230 :1 [saga]:2011/05/15(日) 22:19:46.89 ID:KhiJOzqy0
和葉「そんなん気にせんでええって」

新一「・・・ああ」

和葉「リトが何回でも失敗しても、うちは何回でもリトとキスしたるって」

そう言って和葉が新一に近づき、キスをする

新一「んっ・・・・ああ、そうだな」

和葉「そうやて」

新一「・・・・和葉」

和葉「何?」

新一「もっと近づいてくれる?」

和葉「・・・こう?」
231 :1 [saga]:2011/05/15(日) 22:20:37.91 ID:KhiJOzqy0

そして、近づいた和葉を新一が抱きしめる

和葉「きゃ・・・もう、言うてぇな」

新一「ああ・・・・でも、和葉の驚いた顔が見たかったから」

和葉「ホンマ、いけずなんやから」

新一「でも」

和葉「?」

新一「こうしてると和葉の体温を感じる」

和葉「うん、うちも感じとるよ」

新一「和葉」

和葉「ん?」
232 :1 [saga]:2011/05/15(日) 22:21:36.66 ID:KhiJOzqy0


新一「・・・・その」

和葉「どうしたん?」

新一「和葉の全てを見たい・・・んだけど」

和葉「・・・・・」

新一「ダメ?」

和葉「・・・・えよ」

新一「え?」

和葉「・・・うん、ええよ」

新一「本当に?」

和葉は頷く
233 :1 [saga]:2011/05/15(日) 22:22:10.53 ID:KhiJOzqy0

和葉「ほんなら、ちょう待っとってな」

和葉が寝巻きを脱ぐと白い肌とララたちほどではないものの大きめの乳房が現れる

新一「・・・・・」

和葉「も・・もぅ、そんなにジッと見んといて」

新一「あ・・・わ・・・悪い」

新一は顔を少し逸らす

和葉「そ・・・それでな」

新一「・・う・・うん」

和葉「どう?」
234 :1 [saga]:2011/05/15(日) 22:23:21.26 ID:KhiJOzqy0

新一「綺麗だった」

和葉「ほ・・・ホンマに?」

新一「うん」

和葉「・・そ・・・そうなんか/////////」

和葉が顔を赤く染める

新一「触っていい?」

和葉「う・・・うん、ええよ」

新一の手が和葉の乳房に触れる

和葉「ん・・・・」

新一「・・・・・・」
235 :1 [saga]:2011/05/15(日) 22:23:49.34 ID:KhiJOzqy0

和葉「あ・・・触られてちょっとくすぐったくて出ただけやから。大丈夫やよ」

新一「そ・・・そう?」

新一は和葉の乳房に触れる

和葉「ん・・・」

そして、徐々に力を入れ揉み始める

和葉「んぅ・・ぅぁ・・・んぅ・・・」

新一「こうかな?」

和葉「うん、それでええと思うけど」

新一「そう」
236 :1 [saga]:2011/05/15(日) 22:24:30.34 ID:KhiJOzqy0

和葉「んぅぁ・・・ん・・・」

新一は夢中で和葉の胸を揉みしだく

そして

和葉「ど・・・・どうやろ?」

新一「すっごい気持ちいい」

和葉「ホンマに?よかったわ」

新一「和葉」

和葉「ん?」

新一「下もみていい?」

今日はここまで
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/15(日) 23:04:14.98 ID:WLMqpWRFo
wktk
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/15(日) 23:05:01.61 ID:WLMqpWRFo
wktk
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/15(日) 23:10:32.46 ID:141RsFZSO
ハァハァ乙
240 :1 [saga]:2011/05/16(月) 23:18:03.83 ID:raGcFD4t0
和葉「・・・・・・・・・・・・・うん」

新一「・・・じゃあ」

そう言って、新一は和葉のズボンを脱がす

和葉「・・・・・」

和葉は顔を手で隠している

新一はそれを見るとそのまま膝の下まで降ろす

新一「・・・・」

新一は現れた和葉の下着に見入る

和葉「そんな・・・見んといて。今日そんな気ぃ入れた下着やないから」

新一「あ・・・ああ」

そして、新一が目を下げた先には和葉の太ももがあり、合気道で鍛えたそれは白く締まっていて
241 :1 [saga]:2011/05/16(月) 23:18:43.76 ID:raGcFD4t0

新一「・・・・・気持ちいい」

思わず触ってしまった新一はそう口に出してしまっていた

それを聞いた和葉が

和葉「そ・・・そう?」

和葉が手の隙間を開けて問いかける

新一「あ・・ああ」

和葉「で・・・でも、そんなに撫でられたらくすぐったいわ」

新一「あ・・そ・・そう?」

和葉「う〜、短いスカート履いた時とかによう見られるな、思てたら」

新一「わ・・・悪い」
242 :1 [saga]:2011/05/16(月) 23:19:19.36 ID:raGcFD4t0

和葉「別に気にせんでええねんって」

新一「・・・・・え?」

和葉「リトに見られるんやったら、別に構わんし」

新一「そう?」

和葉「うん、それにリトに触られるんは嫌やないし」

新一「・・・・そうか?」

和葉「そうやって」

新一「じゃあ」

そう言って再び、新一は撫で回し始める

和葉「んぅ・・・・でもな」

新一「え?」

和葉「そんながっつかんでも」
243 :1 [saga]:2011/05/16(月) 23:19:47.06 ID:raGcFD4t0

新一「あ・・・・ああ」

20分後

和葉「・・・ぅ・・・ん・・・・・」

新一「あ・・・どう?」

和葉「え?・だ・・・大丈夫やって」

和葉「(ずっと触られ続けたから変な気分や)」

新一「脱がすよ?」

和葉「ん・・・・ええよ」

新一は和葉の下着を脱がし、和葉の秘所を撫でてみる

和葉「んぅ・・・・ん・・・・・」

新一「濡れてる?」
244 :1 [saga]:2011/05/16(月) 23:20:17.52 ID:raGcFD4t0

和葉「・・・・リトのせいやで、さっきあんなに撫でとるから」

新一「え・・・あ・・・・そうなのか・・・・・」

そして、新一はふと考えると

新一「じゃあ舐めてみていい?」

和葉「じゃあってならへんのとちゃう?」

新一「・・・舐めとるから」

和葉「・・・・・・・・・・うん・・・ええよ」

新一「・・・ちゅぱちゅぱ」

和葉「んぅ・・・っ・・・はぁっ・・・」

新一「・・・・溢れてるけど」

和葉「・・・・しらん」
245 :1 [saga]:2011/05/16(月) 23:20:51.50 ID:raGcFD4t0

新一「・・・・・入れていいか?」

和葉「・・・うん、ええけど」

新一「けど?」

和葉「ずっと抱いといてくれる?」

新一「ああ」

新一は和葉を抱きしめ、そのまま挿入する

和葉「んう・・・っ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

和葉が痛みをこらえた顔をする

新一「・・・・お、入った」

和葉「んっ・・・・できたやん」

それに気づいた新一が

新一「ああ・・・・・和葉、大丈夫か?」
246 :1 [saga]:2011/05/16(月) 23:21:50.21 ID:raGcFD4t0

和葉「う・・・うん、こんなん大したことあらへんって」

新一「ホントに?」

和葉「うん・・・・ええよ。動いても」

新一「・・・・痛いなら」

和葉「ホンマに大丈夫やから・・・な?」

新一「うん」

そして、新一が動き始める

和葉「んん・・・ぁ・・っ・・・・ぅ」

新一は和葉の顔を見ながら少しずつ動かし続ける

和葉「んぅ・・・ぅ・・・・・・」

和葉ぅ・・・ぁはぁ・・・ぅぁ・・・」
247 :1 [saga]:2011/05/16(月) 23:22:43.50 ID:raGcFD4t0

やがて和葉の顔に苦痛以外が顔をみせる

それを見た新一が和葉に問いかける

新一「どう?」

和葉「うん・・・もっとはよう動いてもええよ」

新一「そう?」

それを聞いた新一が腰の動きを早める

和葉「んぅぁ・・・ぁはぁんぅ・・・・ぅ・・・」

新一「和葉」

和葉「んぅぁ・・・・りとぉ・・・」

二人ともお互いに回した腕の力を強める

和葉「ぅぁ・・・ふぅ・・・・」
248 :1 [saga]:2011/05/16(月) 23:23:46.91 ID:raGcFD4t0

新一「どう?」

和葉「うん・・・だいぶ慣れてきたわ」

新一「そう?」

和葉「うん・・ぁはぅんぅ・・・っぁ・・・はぁぅ・・・出そうなん?」

新一「・・・・・・・・・・・・・・・・うん」

和葉「ふぅっ・・・・ぁ・・・・ええよ」

新一「・・・・・ああ」

和葉「んぁ・・・ひゃぁ・・・ふぁ・・・・・ぁ・・・・」

新一「出る」
249 :1 [saga]:2011/05/16(月) 23:24:20.81 ID:raGcFD4t0


和葉「ひゃぁ・・・はぁ・・・・ふぁぁ・・・ぅっぁ・・・・」

ドピュ

和葉「ひゃぁ・・・ぁふぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああん」

新一「・・・・・ふぅ・・・・」

和葉「・・・はぁ・・はぁ・・・・・どうやった?」

新一「すっごいかわいかった」

和葉「も・・・もー、そういうこときいとるんと違うわ////////」

今日はここまで
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/16(月) 23:33:26.79 ID:dpW9P2mSO
…ふぅ……乙
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/17(火) 11:36:24.30 ID:y+2EpnSDO
和葉きゃわわ
252 :1 [saga]:2011/05/17(火) 22:25:13.01 ID:Tk9BQIjU0
新一「え?じゃあどんな?」

和葉「その・・・・どうだったか・・・とか・・・・そーゆうの」

和葉「・・・って、ウチが言わんでもなんとなくわかるやろ!」

新一「あ・・ああ、悪ぃ。よかったよ」

和葉「ホンマに?」

新一「ああ」

和葉「それならよかったわ」

新一「和葉は?」

和葉「え?・・・・うん、嬉しかったわ」
253 :1 [saga]:2011/05/17(火) 22:25:43.89 ID:Tk9BQIjU0

新一「え?」

和葉「リトと繋がっているって感じれたし」

新一「・・・・」

和葉「どないしたん?」

新一「和葉がかわいいなって」

和葉「べ・・・別におだてたってなんもでぇへんよ」

新一「本当だって」

和葉「////////」

新一「それじゃあ、寝るか」
254 :1 [saga]:2011/05/17(火) 22:26:33.52 ID:Tk9BQIjU0

和葉「うん・・・・あ、ちょう待って」

新一「?」

和葉「服、着るわ」

新一「このままで」

和葉「・・・・・朝、モモちゃんとかララちゃんとか来とるんやろ」

新一「・・・・そーだな、俺も着とく」

二人は寝巻きを着なおすと

新一「それじゃあ、寝よう」

和葉「うん」

新一が和葉を抱き寄せる
255 :1 [saga]:2011/05/17(火) 22:27:26.26 ID:Tk9BQIjU0

和葉「手、頭乗せてもええ?」

新一「ああ」

和葉「・・・・一度やってみたかってん」

新一「俺も」

和葉「ぷっ、ははは・・・やらせてみたいって思うなんて変やな」

新一「そう?」

和葉「うん」

新一「そうかな・・・」

和葉「・・・・・リトと一緒にいるんやな」

新一「あ・・・ああ」
256 :1 [saga]:2011/05/17(火) 22:28:03.79 ID:Tk9BQIjU0

和葉「・・・・なんか夢みたいやわ」

新一「そう?」

和葉「うん」

新一「・・・・・和葉」

和葉「ん?」

新一「おやすみ」

和葉「うん、おやすみ」

新一が和葉にキスをする

和葉「んっ・・・さっきより上手なってる」
257 :1 [saga]:2011/05/17(火) 22:29:11.66 ID:Tk9BQIjU0

新一「・・・・・思い出さないで」

和葉「ほめとるやん」

新一「・・・・・そうだけど」

和葉「・・・大丈夫やって。鼻ぶつけたんは誰にも言わへん」

新一「・・・・・うん」

そういいあっているうちに二人とも眠りについた
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/17(火) 23:25:58.30 ID:MosBKu0SO
おつ
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/17(火) 23:26:32.90 ID:MosBKu0SO
おつ
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/05/18(水) 10:10:41.18 ID:dt+qiJEFo
純愛だなあ
261 :1 [saga]:2011/05/18(水) 23:02:10.29 ID:K8i2xwHz0
新一「・・・・・ん?」

モモ「あら?お目覚めですか?」

新一「何してるんだ?」

モモ「ええ、リトさんが和葉さんを抱きしめているので、こちら側が空いていましたので」

新一「で?」

モモ「私も添い寝していたんですけど」

新一「・・・・・・」

モモ「どうしたんですか?リトさん」

新一「なんでそんな格好?」

モモ「まあ、いつもこの格好で起こしに来てるじゃないですか」

モモは裸Yシャツに下着という格好でリトの横にいた
262 :1 [saga]:2011/05/18(水) 23:02:48.90 ID:K8i2xwHz0

新一「・・・・」

モモ「それにしても・・・・昨日はお楽しみだったみたいですね」

新一「え?」

モモ「だって、お二人はそんなにくっついていますし」

新一「あ・・・・ああ・・・・いや・・これは」

和葉「うるさいわぁ・・・・一体何なん?」

新一「あ」

二人が声で和葉が目を覚ます

和葉「・・・・・・モモちゃん?」

モモ「ええ」
263 :1 [saga]:2011/05/18(水) 23:03:23.87 ID:K8i2xwHz0

和葉「・・・・・・リト」

新一「え?」

和葉「なんでモモちゃんはそんな格好なん?」

新一「いや・・・いつも」

和葉「いつも?」

新一「え!・・・あ・・・・・んー・・・・まぁその」

和葉「その・・・なに?」

新一「起こしに来るんだけど」

和葉「リトの横で寝とるけど」

新一「・・・・・・・・」
264 :1 [saga]:2011/05/18(水) 23:04:01.62 ID:K8i2xwHz0

モモ「あ、それではリトさん。御飯がそろそろできるそうですから」

モモはそそくさと起き上がるとそのまま去ってしまう

モモ「では〜」

バタン

和葉「・・・・・」

新一「・・・・・」

和葉「・・・・・で?」

新一「え?」

和葉「いつも、あの格好で起こしにきよるん?」

新一「・・・・・ええ・・・・まあ」
265 :1 [saga]:2011/05/18(水) 23:04:42.13 ID:K8i2xwHz0

和葉「へー、そーなんか」

新一「いや、別に和葉が思ってるようなことは何も」

和葉「ウチが思っとるようなことって何や?」

新一「いや・・・それは・・・・昨日あったことみたいな」

和葉「・・・・・・・・」

新一「ねぇ?」

和葉「いつもあの格好やのに?」

新一「・・・・うん」

和葉「・・・・・ホンマやろか」

新一「いやいや、本当に何もないって」

和葉「でも、あないなこと毎朝やっとるやなんて」
266 :1 [saga]:2011/05/18(水) 23:05:31.68 ID:K8i2xwHz0

新一「・・・・本当に何もないって」

和葉「・・・・・」

新一「本当だって」

そう言って新一が立ち上がると

和葉「なんか落としてるで」

新一「・・・・・」

和葉がそれを拾う

和葉「下着・・・・・やな」

新一「・・・・・ええ」

和葉「一応聞いといたるけど、リトのやないわな?」
267 :1 [saga]:2011/05/18(水) 23:06:03.49 ID:K8i2xwHz0

新一「・・・・・・はい」

和葉「ウチのでもないわ。ちゃんと履いとるし」

新一「・・・・・・」

和葉「モモちゃんの・・・・・やろな?」

新一「おそらく」

和葉「・・・・・・」

新一「いや、これは・・」

和葉「・・・・知らんわ」

和葉が出て行こうとする

新一「待って、和葉」

和葉「・・・・放っといて」
268 :1 [saga]:2011/05/18(水) 23:07:00.08 ID:K8i2xwHz0

新一は合気道で投げ飛ばされる

新一「ぐへっ」

和葉「・・・・ほんなら、モモちゃんに返しておくな」

新一「・・・・お願いします」

和葉は出て行こうとするが

新一「待てって、本当に何もないって」

立ち止まる

和葉「・・・・・ホンマに、ウチが起きる前になんもなかったんか?」

新一「ないって」

和葉「ほんなら、これは?」

新一「・・・・・ここで脱いだのかな」
269 :1 [saga]:2011/05/18(水) 23:08:23.03 ID:K8i2xwHz0

新一「いや・・・・待って・・・」

新一「本当だって・・・俺もついさっき起きたし」

バゴンッ

新一「のがっ」

和葉は新一を吹っ飛ばすとそのまま、部屋を出ていった

残された新一は

新一「・・・・・着替えるか」

今日はここまで
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/18(水) 23:46:50.48 ID:L/cew1LSO
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/19(木) 02:06:32.48 ID:WwVlBvHAo
添い寝とか順番決めた意味ねえww
272 :1 [saga]:2011/05/19(木) 22:13:10.87 ID:gXVxso+20
新一の部屋から出た和葉は階段でモモと出くわす

和葉「モモちゃん」

モモ「あら、和葉さん」

モモは何かを言いたげな和葉を見て

モモ「どうかしましたか?」

和葉「これ」

モモ「まあ、履き忘れていたんですね。ありがとうございます」

和葉「・・・・・その・・・・そのな」

モモ「はい?」

和葉「ウチが寝とる時にリトと何かあったん?」
273 :1 [saga]:2011/05/19(木) 22:13:48.93 ID:gXVxso+20

モモ「いいえ、何もありませんでしたよ」

和葉「ホンマに?」

モモ「ええ」

和葉「そうなんか」

モモ「では」

立ち去ろうとするモモ

和葉「ちょいまち」

を和葉が呼び止める

モモ「はい?」

和葉「一緒に寝る順番決めたんやから、添い寝したらアカンのとちゃう?」
274 :1 [saga]:2011/05/19(木) 22:14:21.89 ID:gXVxso+20

モモ「ああ、そうかもしれませんね」

和葉「・・・・」

モモ「でも、起こしに行っったらつい眠っただけですし」

和葉「ついって」

モモ「いつもリトさんを起こしに行くとついつい眠っちゃうんですよね」

和葉「・・・・あんなぁ」

モモ「でも、次からは気をつけますね〜」

和葉「次って」

モモ「あ、それとも今度は一緒に行きます」

和葉「なぁ!」
275 :1 [saga]:2011/05/19(木) 22:14:51.18 ID:gXVxso+20

モモ「では〜」

そう言ってモモは去ってしまう

和葉「・・・・・・全く懲りてへん」

新一の部屋

新一「着替え終わったな」

そこに和葉が戻ってくる

新一「あ、和葉」

和葉「・・・・着替え置いといたままやったわ」

新一「ああ、そうだっけ」

和葉「・・・・・」
276 :1 [saga]:2011/05/19(木) 22:15:26.52 ID:gXVxso+20

新一「ん?」

和葉「出とってくれる?」

新一「あ・・う・・・うん」

新一は部屋から出る

和葉「・・・・・このままやったらアカンわな」

着替え終わった和葉

和葉「ええよ」

新一「あ・・ああ」

そう言って新一が入ってくる

新一「さっきは悪かったな」
277 :1 [saga]:2011/05/19(木) 22:16:00.64 ID:gXVxso+20

和葉「う・・ううん、ウチもやり過ぎたかもしれへんし」

新一「いや、そんなことないって」

和葉「ホンマに?」

新一「うん」

和葉「・・・・ひとつ聞いてもええ?」

新一「ああ」

和葉「毎日、起こしに来とるん?」

新一「毎日じゃないけど」

和葉「ど?」
278 :1 [saga]:2011/05/19(木) 22:16:49.16 ID:gXVxso+20

新一「結構・・・・・・・・多い・・・・・かも」

和葉「そうなんか・・・」

新一「あ・・・あ・・その」

和葉「ま、それは後で聞くわ。とりあえず、朝ごはんやろ?」

新一「あ、そうだったな。行こうか?」

和葉「うん」

今日はここまで
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/19(木) 22:59:47.51 ID:LAUCBn5go
あれ?
モモが一気にウザキャラに…
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/19(木) 23:21:21.45 ID:KZFltIFSO
281 :1 [saga]:2011/05/20(金) 23:06:04.51 ID:M78AC1rV0
下に降りて

かすみ「おはよう」

新一「おはよう」

和葉「おはようございます」

モモ「起こしに行ってから遅かったですね」

新一「え・・・あ、まぁ」

美柑「そういえばそうだね」

新一「・・・・」

志保「何かあったの?」

新一「い・・・いいや」
282 :1 [saga]:2011/05/20(金) 23:06:35.84 ID:M78AC1rV0

和葉「う・・うちが着替えるの待っとったからちゃう?」

新一「そ・・そうそう」

モモ「まあ、ご一緒に?」

新一「そ・・外でだよ」

和葉「そうに決まっとるやん」

ララ「ねーねー、リト」

新一「うん?」

ララ「今日でしょ?」

新一「?」

明美「美術館」
283 :1 [saga]:2011/05/20(金) 23:07:04.23 ID:M78AC1rV0

新一「あ・・・ああ、そうだったな」

ララ「うん」

ナナ「変なことするんじゃねーぞ」

新一「しないって」

かすみ「そういえば、帰りは何時になるの?」

新一「・・・・さあ?」

かすみ「さぁって」

モモ「聞いてないんですか?」

新一「うん」
284 :1 [saga]:2011/05/20(金) 23:07:46.89 ID:M78AC1rV0

志保「たぶん、お昼はいらないんじゃないの?」

明美「そうね、もしかしたら夜もいらないかもね」

新一「そんなに遅くならないと思うけど」

美柑「断言しないんだ」

新一「・・・・・いや、どうなるかわからないし」

美柑「ふーん」

和葉「わからへんの・・・・」

新一「ならないんじゃないかな」

ララ「何時に待ち合わせしてるの?」

新一「あ・・やべっそろそろ行かないと」
285 :1 [saga]:2011/05/20(金) 23:08:10.81 ID:M78AC1rV0

そう言って新一は部屋に戻る

志保「逃げたわね」

和葉「そうみたいやね」

明美「開館時間ってこんなに早いかしら」

時計は9時を示していた

美柑「確か・・・・10時頃のはずだけど」

モモ「気になってるんですね」

美柑「ち・・・違うわよ。前に行ったから」

ナナ「あれ?でも昔であんま覚えてないって」
286 :1 [saga]:2011/05/20(金) 23:08:49.75 ID:M78AC1rV0

美柑「ナナさん」

モモ「ほら、やっぱり〜」

ララ「気になるよね?」

ナナ「え・・あ・・・悪い」

かすみ「一応用意しておこうかしら」

かすみは迷っていた

今日はここまで
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/20(金) 23:26:09.45 ID:afJ864uSO
おっつ
288 :1 [saga]:2011/05/21(土) 22:57:48.05 ID:/juL0f1Z0
そして

新一「それじゃ、行って来ます」

かすみ「いってらっしゃい」

モモ「リトさん」

新一「ん?」

モモ「何があったか教えて下さいね」

新一「ああ、いいけど」

モモ「ええ、言いづらいことでも・・・・うふふ」

新一「言いづらいことになんかないって」

モモ「・・・・・そうでしょうか」

新一「ああ」

モモ「これまでもですか?」
289 :1 [saga]:2011/05/21(土) 22:58:21.91 ID:/juL0f1Z0


新一「ったりまえd」

モモ「昨夜は?」

新一「ぶっ」

モモ「ああ、リトさんがどんどん大人の階段を」

新一「・・・とにかく、今回のことでなんかあるわけなんてないって」

モモ「ですよね」

新一「ああ、じゃあな」

モモ「ええ、いってらっしゃいませ」

そう言ってリトは出かけて行った

ララ「モモー、リトに何話してたの?」
290 :1 [saga]:2011/05/21(土) 23:00:31.12 ID:/juL0f1Z0


モモ「女性の扱い方についてです」

ララ「?」

そして廊下

美柑「モモさん」

モモ「どうしました?美柑さん」

美柑「着いていったらダメだからね」

モモ「・・・・もちろんですよ」

美柑「本当?」

モモ「ええ」
291 :1 [saga]:2011/05/21(土) 23:00:59.18 ID:/juL0f1Z0

モモの部屋

和葉「・・・・・ホンマに何もないんやろか」

志保「さぁ、どうかしらね。でもリトならありそうな気もするけど」

明美「ねえ、志保」

志保「何?」

明美「もう少し落ち着いたら」

志保「落ち着いてるわよ」

和葉「志保ちゃん、さっきから何度も時計見とるよ」

志保「・・・・なんとなく時間が気になるのよ」

明美「落ち着かないのよね」
292 :1 [saga]:2011/05/21(土) 23:01:36.70 ID:/juL0f1Z0

志保「・・・違うわよ」

モモ「そうなんですか?」

志保「ええ・・・・って戻ってきてたのね」

モモ「ええ」

明美「モモちゃん、それは?」

モモ「ああ、これは」

モモが手に持ってるものを取り出す

モモ「発信機のレーダーです」

明美「・・・・・」
293 :1 [saga]:2011/05/21(土) 23:02:04.81 ID:/juL0f1Z0

和葉「誰についとるん?」

モモ「リトさんに決まってるじゃないですか」

明美「・・・・付いていかないの?てっきりそうだとばかり」

志保「そういえば、お姉ちゃんのときも追っていったのよね。空から」

和葉「え?」

モモ「そうしたかったんですけど、美柑さんから釘を刺されまして」

明美「あ・・・そうなの」

和葉「飛べるん?」

モモ「そういえば、和葉さんは見たことがなかったかもしれませんね」

そう言ってモモが羽を出す
294 :1 [saga]:2011/05/21(土) 23:02:42.58 ID:/juL0f1Z0

和葉「・・・・・」

明美「私も始めてみたときは驚いたけど」

和葉「ホンマに宇宙人なんや」

モモ「ええ」

モモ「それで、これでリトさんが美術館に行った後にどこに行くかを確認するわけですが」

明美「志保は気にならないのよね?」

志保「・・・・・」

モモ「和葉さんは?」

和葉「・・・・少し」

モモ「なら、いりませんか?」

和葉「・・・・・・う〜、見たい」

明美「志保は?」
295 :1 [saga]:2011/05/21(土) 23:03:15.60 ID:/juL0f1Z0

志保「・・・・見たい・・・わ」

モモ「素直ですね」

志保「いいでしょ」

モモ「ええ、ではスイッチを入れますね」

和葉「止まっとるで」

モモ「おそらく、待ち合わせ場所ですね」

明美「場所はわかるの?」

モモ「ええ、これは・・」

今日はここまで
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/21(土) 23:21:00.96 ID:+ntmZ5dSO
297 :1 [saga]:2011/05/22(日) 23:09:16.55 ID:Ui77/R0G0
コンコン

ジン「・・・」

看守「おい」

ジン「はい」

看守「お前に会いたいという人が来てるぞ」

ジン「今度は誰ですか?」

ジンはダルそうに答える

看守「お前のバイト先の先輩だそうだ」

ジン「・・・」

看守「・・・・」

ジン「今までの人と同じですよね」
298 :1 [saga]:2011/05/22(日) 23:09:59.62 ID:Ui77/R0G0

看守「・・・・ああ」

ジン「確か・・・昨日は」

看守「お前の小学校時代の担任だ」

ジン「それで一昨日は」

看守「お前が通ってたオカマバーのママだ」

ジン「帰ってもらってください」

看守「いや、しかしだな。こんだけ毎日来るとな」

ジン「・・・・」

看守「いっぺん、お前が会って来んなって言った方がいいんじゃないか?」

ジン「そうですかね」
299 :1 [saga]:2011/05/22(日) 23:10:34.02 ID:Ui77/R0G0

看守「ああ、私も毎度毎度へったくそな変装で毎回対応するのがいい加減めんどくさくなってきたしな」

ジン「面倒掛けます」

看守「いや、いいよ。それで頼めるか?」

ジン「・・・・一つだけ条件があります」

看守「なんだ?」

ジン「隣の奴と行ってもいいですか?」

看守「まあ、ストーカーみたいだし。一人出会うのは怖いか」

ジン「はい」

看守「ま、仕方がないな」

ジン「いいんですか?」
300 :1 [saga]:2011/05/22(日) 23:11:04.89 ID:Ui77/R0G0

看守「ああ、認めよう」

そう言って看守は隣の部屋に声を掛ける

看守「おい」

ウオッカ「はい」

看守「お前、暇か」

ウオッカ「ええ、まあ」

看守「隣の仁君が面会するのに付いてくるか?」

ウオッカ「いいんスか?」

看守「ああ、どうだ?」

ウオッカ「おともしやす」
301 :1 [saga]:2011/05/22(日) 23:11:33.49 ID:Ui77/R0G0

看守「そうか、来い」

ウオッカ「はい」

そして、二人は看守の後を付いて行く

ウオッカ「例のあいつですかね?」ヒソヒソ

ジン「たぶんな」

看守「おい、私語すんな」

ウオッカ「はい」

ジン「はい」

そこにはセ○ンイ○ブンの店員の格好をした男が座っていた

看守「おい」
302 :1 [saga]:2011/05/22(日) 23:12:02.25 ID:Ui77/R0G0

ジン「はい」

ウオッカ「へい」

二人は看守に促され、席に着き、店員の格好をした男と向かい合った

新一は待ち合わせ場所へ向かっていた

新一「しっかし、瑞紀はなんでこんなところを」

そこは近所の公園の公衆トイレの裏だった

瑞紀「あ、リトさん」

新一「あ、瑞紀」

瑞紀「早いですね」
303 :1 [saga]:2011/05/22(日) 23:12:39.64 ID:Ui77/R0G0

新一「瑞紀のほうこそ、俺一応三十分前に着くように来たのに」

瑞紀「お誘いしたのはこちらですし、お待たせしては悪いと思いまして」

新一「何分前に?」

瑞紀「リトさん」

新一「・・・・」

瑞紀「そこは聞かないものですよ」

新一「・・・・そう?」

瑞紀「ええ」

新一「・・・悪い」

瑞紀「いえ、それでは行きましょうか」

新一「ああ」

今日はここまで
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/22(日) 23:26:07.90 ID:mUGucY2SO
おっつー
305 :1 [saga]:2011/05/23(月) 22:18:00.50 ID:bpuzDzwR0
モモの部屋

モモ「公園ですね」

明美「どこら辺かまではわからないの?」

モモ「分りますよ、えっと」

モモが機械を操作して拡大する

モモ「公園の・・・・・お花摘みの裏ですね」

和葉「なんでそないなとこで」

志保「・・・変な子ね」

明美「あら、動き出したんじゃないの?」

モモ「そうみたいですね」
306 :1 [saga]:2011/05/23(月) 22:18:29.71 ID:bpuzDzwR0

志保「これが、リト?」

志保が画面の青い星を指差す

モモ「ええ」

一方、新一

美術館の前に着いた二人

瑞紀「ここですよね」

新一「ああ」

新一「それで?どこを見てみたいの?」

瑞紀「非常・・・」
307 :1 [saga]:2011/05/23(月) 22:19:00.74 ID:bpuzDzwR0

新一「え?」

瑞紀「いえ、とりあえず絵画を」

新一「あ・・・ああ、それなら」

二人は中に入り入場料を払い、新一は案内をしようとする

瑞紀「あの、リトさん」

新一「ん?」

瑞紀「入り口はここだけですか?」

新一「え?ああ、確か裏側にも入り口があったかも」

瑞紀「なるほど」

新一「裏側は彫刻とかがある公園みたいになってるからそっちからも入れるようにって」
308 :1 [saga]:2011/05/23(月) 22:19:28.64 ID:bpuzDzwR0

瑞紀「裏からだと入場料とかは?」

新一「ああ、この半券持ってれば、入り口の人に見せればこっちからもあっちからも入れるようになってるよ」

瑞紀「へー、そうなんですか」

新一「まあ、向こうは係りの人が一人だけだから混雑してるときはこっちからの方が入りやすいけど」

瑞紀「なるほど、あの子供が手を出しているのは」

新一「ああ、スタンプを手に貼って、光を当てると浮き上がるってやつ」

瑞紀「へぇ、やっぱり詳しいんですね」

新一「でも、4,5回しか来てないけど」

瑞紀「でも、しっかり覚えてますよね」
309 :1 [saga]:2011/05/23(月) 22:19:58.56 ID:bpuzDzwR0

新一「ん・・・・そうかな?」

瑞紀「ええ」

新一「ああ、あそこ」

瑞紀「へぇ〜けっこうあるんですね」

新一「あれ?」

瑞紀「どうしました?」

新一「いつもより警備員多いような」

瑞紀「何かあったんですかね?」
310 :1 [saga]:2011/05/23(月) 22:22:55.93 ID:bpuzDzwR0

新一「ああ・・・・そうなんだろうな」

瑞紀「とにかく行きましょうか」

新一「おう」

そして

瑞紀「あ、こっちは美術品ですね」

新一「ああ」

新一「こっちはさっきよりも多いな」

瑞紀「なにか有名なものでもあるんでしょうかね」
311 :1 [saga]:2011/05/23(月) 22:29:21.81 ID:bpuzDzwR0
新一「あ、あっちに人だかりがあるからそうじゃないか?」

瑞紀「行ってみませんか?」

新一「そうだな」

そして

瑞紀「混んでますね」

新一「ああ、全然見えないな」

瑞紀「ですね」

新一「あ、警備員さん」

警備員「はい?」

新一「これは何なんですか?」

警備員「知らないんですか?時価2億円のダイヤですよ」

新一「・・・・・マジ?」

警備員「この美術館始まって以来の高級品ですよ」

新一「へー」

今日はここまで
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/23(月) 23:01:17.34 ID:Pc3NSYNSO

313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/24(火) 02:25:58.42 ID:LJYEOYpDO
まさか怪盗キッドの変装だったりしてな・・・


なんて考えてみたりしたww
314 :1 [saga]:2011/05/24(火) 20:43:29.85 ID:xfHFUk4F0
新一「だってよ」

瑞紀「すごいですね」

新一「まー一目見たいけど、この数じゃあ結構時間掛かるかな」

新一「どうする?」

瑞紀「並びましょうか?」

新一「そうするか」

そして

新一「・・・すごかったな」

瑞紀「綺麗でしたね」

新一「あんなもの来てるなんて知らなかったぜ」
315 :1 [saga]:2011/05/24(火) 20:45:05.87 ID:xfHFUk4F0

瑞紀「それで警備員もあんなにいたんですね」

新一「こんなに混んでるはずだよな」

出口

新一「あ・・・・確かにポスター貼ってあるな」

瑞紀「学校で話題になってたりしませんでしたか?」

新一「・・・・・猿山興味なさそうだしな」

瑞紀「・・・そうですか」

新一「それじゃあ」

そう言って新一は帰ろうとするが

新一「ぐぇ」
316 :1 [saga]:2011/05/24(火) 20:45:48.03 ID:xfHFUk4F0

瑞紀に掴まれる

瑞紀「いえ、案内していただいたお礼をさせて下さい」

新一「え?いや、大したこと出来なかったし」

瑞紀「・・・いやですか?」

新一「いや・・・そういうことじゃないんだけど」

面会

店員風の男「どうも」

ジン「いえ」

ウオッカ「・・・・お・・・・お前はグホッ」
317 :1 [saga]:2011/05/24(火) 20:46:15.05 ID:xfHFUk4F0

看守「どうした?」

ジン「いえ」

看守「じゃあ、十分後に戻るからな」

そう言って看守は戻っていった

店員風の男「捕まるとはな」

ジン「・・・・・・・」

ウオッカ「・・・何のようだ?」

店員風の男「私が誰だか知っているならわかっていると思うがね」
318 :1 [saga]:2011/05/24(火) 20:46:51.78 ID:xfHFUk4F0

ウオッカ「赤井」

赤井「・・・・・・」

ジン「それでここから出る手はずでもつけてくれるのか?」

赤井「まさか」

ウオッカ「だったら?」

赤井「ここから出る気はないのか?」

ジン「ないな」

赤井「ほう」

ジン「追われる身になるのも面倒なんでね」
319 :1 [saga]:2011/05/24(火) 20:47:29.19 ID:xfHFUk4F0

赤井「今まで追われていなかったかのようだな」

ジン「・・・・・・・」

ウオッカ「俺たちがしたヘマだからな、俺らで落とし前をつけるわけよ」

ジン「まあ、そういうことだ」

赤井「そうか」

ジン「その確認にきたのか?」

赤井「ああ」

ウオッカ「まあ、十年・・・・もっとか、後に会おうぜ」

ジン「そういうことだ」

そう言って二人は戻ろうとする
320 :1 [saga]:2011/05/24(火) 20:47:56.84 ID:xfHFUk4F0

赤井「待て」

ジン「なんだ?」

赤井「お前らにヘマをさせた相手というのは誰だ?」

ウオッカ「言うわけねーだろ」

ジン「金色の縄だ」

赤井「なんだそれは?」

ジン「さあな、俺も気絶しててよく覚えてないからな」

ウオッカ「・・・・・・・俺もおぼろけなんすよね」

ジン「そういうことだ、お前も甘く見ると足元をすくわれるかもな」
321 :1 [saga]:2011/05/24(火) 20:48:57.78 ID:xfHFUk4F0

赤井「・・・・・」

ジン「・・・・・」

赤井「手も足も出なかったのか」

ジン「・・・・ま、そうだな」

ウオッカ「・・・兄貴」

ジン「それだけか?」

赤井「・・・・・・この事件は終わったのか?」

ジン「俺らの刑期が終わればそれで終わりだ」

赤井「深追いしないのか?」
322 :1 [saga]:2011/05/24(火) 20:49:38.37 ID:xfHFUk4F0

ジン「・・・・・・」

ウオッカ「それはボスが決める」

ジン「・・・・ということだ」

赤井「・・・・・そうか」

看守「十分経ったぞ」

赤井「あ、終わりました」

看守「ん?そうか?」

今日はここまで
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/24(火) 22:55:36.65 ID:L9ZnA6VSO

324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/24(火) 23:07:00.20 ID:UXBXgxiRo
赤井達仲いいなww
325 :1 [saga]:2011/05/25(水) 20:53:12.52 ID:vsqe9R4G0
赤井が留置所から出てきた

車に乗り込む

ジョディ「どう?」

赤井「まあ、元気だったな」

ジョディ「それだけ?」

赤井「脱走は考えていないようだったな」

ジョディ「え?」

赤井「数年はあそこにいる気じゃないか?」

ジョディ「うそ・・」
326 :1 [saga]:2011/05/25(水) 20:53:41.79 ID:vsqe9R4G0

赤井「本当だ。というよりもやる気が感じられなかったな」

ジョディ「・・・・演技かもしれないんじゃない」

赤井「かもしれないな。だが、前に会った時に感じた緊張感は微塵も感じなかったな」

ジョディ「刑期をまっとうするってこと?」

赤井「だろうな」

ジョディ「彼らは組織でも重要人物でしょ?」

赤井「さあな、数年で組織内の力関係が変わることなんてざらだろ」

ジョディ「他の台頭した奴に窓際に追いやられたとか?」

赤井「まあ、そういう風には見えなかったが」

ジョディ「じゃあ」
327 :1 [saga]:2011/05/25(水) 20:54:09.98 ID:vsqe9R4G0

赤井「下手をこいた責任とってるのかもな」

ジョディ「宮野明美を仕留め損なったことに対する?」

赤井「かもしれないし、今回の事件の始末の手落ちかもな」

ジョディ「ありえなくもないけど」

赤井「まあ、それくらいで・・・とも思うよな」

ジョディ「ええ」

赤井「とにかく、張ろう」

ジョディ「出ないのに?」

赤井「いや、組織の誰かが会いにくるかもしれないからさ」
328 :1 [saga]:2011/05/25(水) 20:54:48.30 ID:vsqe9R4G0

ジョディ「なるほど」

新一

新一「ここは?」

瑞紀「ここのランチおいしいらしいんですよ」

新一「へえー」

瑞紀「パスタはお嫌いでしたか?」

新一「いや、好き」

瑞紀「よかったです」

瑞紀「では、入りましょう」

新一「ああ」
329 :1 [saga]:2011/05/25(水) 20:55:22.09 ID:vsqe9R4G0

モモたち

モモ「あ、また動き始めましたね」

和葉「ここは?」

モモ「飲食店ですね」

明美「昼を一緒にってことね」

志保「美術館だけじゃないのね」

明美「まあ、きっとそれはねぇ」

モモ「あら、また動き始めましたよ」

和葉「今度はどこ行くんやろ」
330 :1 [saga]:2011/05/25(水) 20:56:13.29 ID:vsqe9R4G0

志保「・・・・私たちも昼食にしない?」

和葉「そうやな」

モモ「では」

明美「ここにもキッチンがあるんだ」

モモ「ここだけで居住できるようになってますから」

志保「なるほどね」

そして

瑞紀「あの、この後暇ですか?」
331 :1 [saga]:2011/05/25(水) 20:56:40.17 ID:vsqe9R4G0

新一「え?・・・まあ、特に用事はないけど」

瑞紀「では、私の家にご招待しますよ」

新一「え?・・・それはいいの?」

瑞紀「いや、ですか?」

新一「そんなことはないけど」

瑞紀「では」

新一「(いいんだろうか)」

今日はここまで
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 23:46:37.17 ID:yA0UQTwSO
おつ
333 :1 [saga]:2011/05/26(木) 22:00:11.32 ID:xKPckiq+0
新一「ここ?」

瑞紀「ええ」

新一「・・・・・(結構ボロい)」

瑞紀「どうかしましたか?」

新一「いや」

瑞紀「どうぞ」

瑞紀が鍵を開けて中へ招く

新一「(外装は結構アレだったけど、中はどうなってんだろ?)」

そして、中に入ると

新一「・・・・え?」
334 :1 [saga]:2011/05/26(木) 22:00:37.93 ID:xKPckiq+0

瑞紀「どうかしましたか?」

新一「え・・・・いや、ここ住んでるの?」

瑞紀「はい、まだ一週間くらいですけど」

瑞紀「どうかしましたか?」

新一「いや、あんまり生活感がなかったから」

瑞紀「ええ、最近アシスタントの仕事も兼任するようになって忙しくて」

新一「帰るだけに?」

瑞紀「そうなんですよ」

新一「(しかし、ベッドとキッチンぐらいしか使用した形跡がないな)」

新一「(食事と寝るだけか)」
335 :1 [saga]:2011/05/26(木) 22:01:49.97 ID:xKPckiq+0

瑞紀「・・・・引きましたか?」

新一「いやいや」

瑞紀「よかったです」

新一「(・・・・・・・)」

瑞紀「とりあえずテーブルを出しますね」

瑞紀が押入れからテーブルを取り出す

新一「手伝うか?」

瑞紀「いえ、これくらい問題ありませんから」

新一「そうか?」
336 :1 [saga]:2011/05/26(木) 22:02:17.56 ID:xKPckiq+0

瑞紀「はい」

瑞紀「どうぞ」

新一が座る

瑞紀「今、お茶を入れますね」

新一「あ、ああ。ありがと」

瑞紀「えっと、茶器はっと」

新一「あんまり使わないのか?

瑞紀「え・・・ええ、まあ。珈琲派なんで」

新一「じゃあ、珈琲で」

瑞紀「え?・・・あ・・・はい」
337 :1 [saga]:2011/05/26(木) 22:04:39.31 ID:xKPckiq+0

新一「(どうしたんだろ?なんかあせってるような)」

瑞紀がコーヒーをもってキッチンから戻ってきた

お互いに一口ほど飲んだところで瑞紀が喋り始めた

瑞紀「あのですね」

新一「え?・・・あ、はい」

瑞紀「実はリトさんに言いたいことがありまして」

新一「あ、それでここに?」

瑞紀「はい」

新一「(あ、そうなのか)」
338 :1 [saga]:2011/05/26(木) 22:05:52.83 ID:xKPckiq+0

そのころ

昼食から戻ってきた四人

志保「あら、動いてるわね」

モモ「え・・・っと、ここはどこですかね?マンション?」

和葉「あの子の家なんちゃう?」

明美「そうなるわよね」

モモ「リトさんったら手が早いんですから」

和葉「・・・・・・」

明美「でも、まだ時間が早いんじゃないの?」

今日はここまで
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/26(木) 23:02:44.19 ID:W6SuA45SO
オツ
340 :1 [saga]:2011/05/27(金) 21:09:04.43 ID:k426QQsY0
瑞紀「そういえば、リトさんは高校生なんですよね」

新一「ああ」

瑞紀「高校って楽しいですか?」

新一「え・・・うん、まあ」

新一「瑞紀さんは?」

瑞紀「え?」

新一「通ってたんじゃないの?」

瑞紀「え・・・えええ、まあ」

新一「そういえば瑞紀さんっていくつなの?」

瑞紀「ええ?女の子に年を聞くなんて、マナーがなってませんよ」

新一「あ、ゴメン。ちょっと気になって・・・」
341 :1 [saga]:2011/05/27(金) 21:09:55.09 ID:k426QQsY0

新一はその時突然、強い眠気に襲われた

瑞紀「どうしました?」

新一「え?いや、ちょっと眠くなって」

瑞紀「まあ」

新一「あ・・・・あれ?」

徐々に周りがぼやけていき

瑞紀「・・・大丈夫ですか?」

そこで新一は眠りについた

ジリリリ

灰原「あなた、起きて」
342 :1 [saga]:2011/05/27(金) 21:10:30.05 ID:k426QQsY0

新一「・・・・・」

灰原「どうしたのよ?」

新一「・・・・志保?」

灰原「・・・・・あなた、まだ頭でもおかしいの?」

新一「え?」

灰原「昨日も変だったし」

新一「・・・・・・・」

灰原「一晩寝ても直らないみたいね」

灰原「裕二と明菜に起こしに行かせないで正解ね」

新一「・・・・・悪い」

灰原「とにかく、さっさと起きなさい。また、彼女の父親に愚痴られるわよ」
343 :1 [saga]:2011/05/27(金) 21:10:59.09 ID:k426QQsY0

新一「あ・・・・ああ」

灰原「一応言っておくけど、あなたが私にコナンと哀のままでいようぜって言ってこうなってるのよ」

新一「・・・・・そ・・・そうだよな(コナン・・・・哀・・・・・少しずつ頭がシャープになってきた)」

新一「(俺は江戸川コナン。探偵さ)」

新一「うん、それは覚えてるぜ」

灰原「本当かしら?」

新一「本当だって」

灰原「とにかく、早く着替えてきてね」

新一「ああ」

新一「・・・・・」

新一は徐々にコナンのままで今に至る経緯を思い出し始めていた
344 :1 [saga]:2011/05/27(金) 21:11:27.53 ID:k426QQsY0

着替えて、食卓に向かうと

裕二「パパー、おはよ」

明菜「おはようパパ」

新一「おはよう」

明菜「ねーねー」

新一「ん?」

明菜「さっきはママとおはようのキスしたの?」

新一「ぶっ」

新一「な・・・・なんで急に?」
345 :1 [saga]:2011/05/27(金) 21:11:54.08 ID:k426QQsY0

明菜「だって、いっつもは私たちが起こしに行くのに今日はどうしてもママが行くっていうんだもん」

新一「・・・・・そういう気分だったのかも」

明菜「え〜、でもママが二人っきりになりたいからじゃないの?愛華お姉ちゃんのところも」

新一「・・・・・・・・・・・・・・・」

明菜「どうしたの?パパ、お顔が真っ赤」

新一「いや、そんなんじゃないぞ」

明菜「え〜、つまんな〜い」

新一「あのな」

明菜「だって、ママって私たちの前じゃパパといちゃいちゃしたりしないんだもん」

新一「・・・・・」
346 :1 [saga]:2011/05/27(金) 21:12:43.36 ID:k426QQsY0

灰原「できたわよ・・・・・ってどうしたの?あなた」

裕二「あのね、パパとママはどうして裕二と明菜の前だとキスしたりしないの?って話」

灰原「ぶっ」

新一「哀、助けて」

灰原「そ・・・そんなの子供の前ですることじゃないからよ」

明菜「え〜、でも。子供の前で両親の仲のよさをみせることは子供の教育にいいって」

新一「明菜、お前何見てんだ?」

明菜「じょうそうきょういくっていうんだって」

灰原「・・・・・で・・・でも、仲はいいでしょ。パパとママ」

新一「そ・・・・そうだぞ。別にそういうことだけが」
347 :1 [saga]:2011/05/27(金) 21:13:12.81 ID:k426QQsY0

裕二「・・・愛華ちゃんの家ではやるって」

灰原「・・・・・」

新一「・・・え?マジ?」

灰原「あなた」

新一「ど・・・どうしたんだよ?」

灰原「こっち向いて」

新一「いや、別にうちでy」

灰原「向いて」

新一「はい」

今日はここまで
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/27(金) 21:59:10.29 ID:iSdqi7MTo
おや
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/27(金) 23:23:54.24 ID:hGTCax6SO
ほう 乙
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/28(土) 00:37:42.86 ID:5IPQ4NRDO
愛華ちゃんの親誰だっけ
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/28(土) 04:26:04.71 ID:cQ8lYgfDO
蘭じゃなかった?
352 :1 [saga]:2011/05/28(土) 20:58:36.13 ID:QU/Eq7Dm0
そのまま、灰原の唇が新一の唇に重なる

灰原「・・んっ・・・・どう?」

裕二「・・・今日のママ・・・ちょっと怖いよ」

明菜「うん、隠れてない時では始めてみたよ」

新一「・・・・・・隠れてみてたの?」

明菜「うん、だからラブラブなのは知ってたけど」

新一「・・・・・・(なら、させるなよ)」

そんな新一の考えを察したかのように

明菜「でも、私たちの前でみたかったもんね?」

明菜が裕二に問いかけるも

裕二「・・・う・・・うん」
353 :1 [saga]:2011/05/28(土) 20:59:03.81 ID:QU/Eq7Dm0

裕二はあまりみたことのない母親の迫力に怯えていた

灰原「あなた、急がないといけないんじゃないの?」

新一「あ、そうだな」

新一は手早く朝食を済ませると

新一「じゃあ、行ってくる」

灰原「いってらっしゃい」

明菜「ママ」

灰原「・・・・・やるの?」

明菜「・・・・愛華ちゃんやってみたいって言ってよね?」

裕二「え?僕は聞いてないけど」
354 :1 [saga]:2011/05/28(土) 21:00:11.23 ID:QU/Eq7Dm0

灰原「あなた」

新一「・・・・・やるの?」

灰原が頷くと新一は顔を灰原に近づける

灰原「んっ」

そして、ふたたび二人が重なると

新一「じゃあ、いってくる」

灰原・明菜・裕二「いってらっしゃい」

事務所へ行く途中

新一「(明菜のあの性格は一体誰に似たんだろう)」

新一「(哀もそんなタイプじゃないしな・・・・となると俺らの親・・・・やっぱ母さんかな)」
355 :1 [saga]:2011/05/28(土) 21:00:37.98 ID:QU/Eq7Dm0

愛華「コナンさん」

新一「・・・・」

愛華「なんですか?その視線は」

新一「いや、別に」

愛華「いつもよりそっけないですよ」

新一「・・・・近くない?」

愛華「・・・どうしたんですか?あ、きっと哀さんになにか言われたんですか?」

新一「・・・・・別に」

愛華「言われたんですね」

新一「・・・・・・ちげーよ」
356 :1 [saga]:2011/05/28(土) 21:01:06.83 ID:QU/Eq7Dm0

愛華「まあ、お母さんが初恋の人でそのお母さんに瓜二つの私に対して嫉妬するのはわかりますけど」

新一「聞いてるか?」

愛華「大事なのはコナンさんの気持ちですよ」

新一「あー、もういいや。それでウチの明菜になんか変なこと吹き込まなかったか?」

愛華「え?・・・・あ・・・・何かあったかな?」

新一「夫婦関係とか」

愛華「あ、そうそう聞いてくださいよ。娘が高校生にもなるっていうのに、未だにお母さんとお父さんいってらっしゃいのキスとかするんですよ」

新一「それだ!」

愛華「それがどうかしましたか?」

新一「そのせいで」
357 :1 [saga]:2011/05/28(土) 21:01:34.21 ID:QU/Eq7Dm0

愛華「本当に困りますよね。いくらお母さんの両親が離れ離れだったから子供の私たちには仲のいいところを見せたいといっても限度ってものが」

新一「聞け!」

愛華「は、はい」

新一「そのせいで朝っぱらから明菜にせがまれてそれをやらされた」

愛華「・・・・・失言でしたね。まさか、明菜ちゃんそういうの見たい方だったなんて」

新一「失言って」

愛華「・・・・・もう少し考えて話すべきでした」

新一「・・・・・・そういや、他の兄弟は?確かオメーんところにも裕二の同級生の」

愛華「ああ、蘭子ですね。あの子はあんまり気にしないのかな」

新一「確か、オメーと明菜みたいに仲良かったよな」

愛華「そうです。まるで夫婦みたいに。あ、私とコナンさんみたいですよね」
358 :1 [saga]:2011/05/28(土) 21:02:03.50 ID:QU/Eq7Dm0

新一「・・・・・確か間にひとり男の子が」

愛華「・・・・・えいっ」

新一「うわっ、抱きつくな」

愛華「シカトするなんて酷いです」

新一「・・・わかった、無視しないから」

愛華「私と・・」

新一「いや、弟の話」

愛華「・・・・本当に意地悪なんですから。えーーっと大五郎は」

新一「・・・・・大五郎?」

愛華「ええ、小五郎おじいちゃんより立派になるようにって英理おばあちゃんが」
359 :1 [saga]:2011/05/28(土) 21:02:42.98 ID:QU/Eq7Dm0

新一「ああ、なるほど。変わってないんだあの二人」

愛華「ええ、でも楽しいですけどね」

新一「で?」

愛華「ん〜、全寮制の中学であんまり会わないんですよね」

新一「ああ」

愛華「おじいさんやおかあさんみたいに柔道だか空手だかやってます」

愛華「さて、ちゃんと答えてあげたんですから」

新一「・・・・・・」

愛華「どうです?お母さんと比べてどっちが大きいですか?」

愛華が胸を腕に押し付ける

新一「・・・・なんで蘭姉ちゃんのを知ってんだよ?」

愛華「・・・・・確か、一緒にお風呂入ってたんですよね」

新一「!」

愛華「しかも、4年生まで」

今日はここまで
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/05/28(土) 23:11:11.62 ID:ZK/XDluCo
コナンもスケベだな
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/28(土) 23:37:18.34 ID:JtFx7VrSO
おつ
362 :1 [saga]:2011/05/29(日) 21:11:40.05 ID:/zE9kOBv0
新一「なぜ・・・・・それを」

愛華「え〜?お母さんから聞きましたけど」

新一「・・・・・・・・・・」

愛華「答えてくれないのなら、明菜ちゃんに言っちゃおうかな〜」

新一「・・・・・・・同じ」

愛華「え?」

新一「同じだよ」

愛華「・・・・・」

新一「なんだよ」
363 :1 [saga]:2011/05/29(日) 21:12:46.57 ID:/zE9kOBv0

愛華「お母さんの胸触ったこともあるんですね」

新一「・・・・・・どーゆうことだよ?」

愛華「お風呂に入っただけでしたら、見るだけですから」

新一「・・・・」

愛華「感触まではわかりませんよね?」

新一「・・・・・・」

愛華「ということは、コナンさんって意外とムッツリ?」

新一「・・・・(小声)ちげーよ」
364 :1 [saga]:2011/05/29(日) 21:13:26.08 ID:/zE9kOBv0

愛華「聞こえませんよ?」

新一「違うんです」

愛華「そんな敬語にならなくても」

新一「・・・・くそっ、ハメられた」

愛華「え?私をハメるんですか?」

新一「ちげーよ」

愛華「・・・・大胆ですね」

新一「とにかく俺はおっちゃんの事務所に」

愛華「ああ、そんなに急がなくても大丈夫ですよ」

新一「なにかあったのか?」
365 :1 [saga]:2011/05/29(日) 21:13:59.26 ID:/zE9kOBv0

愛華「また、英理おばあちゃんと喧嘩してましたから遅れるんじゃないですかね」

新一「・・・そうか」

愛華「そうです。ですから、私と一緒にちょっと遠回りしても大丈夫ですね」

新一「・・・・・ハァ」

愛華「いやですか?」

新一「いや、そんなことはねーけど」

愛華「じゃあいいですね。そういえば」

新一「(蘭・・・・気軽に娘に話すなよ)」

事務所
366 :1 [saga]:2011/05/29(日) 21:14:25.68 ID:/zE9kOBv0

新一「こんちわーす」

新一「(誰もいねーか。しかし、結局愛華の学校の近くまで行ったな。噂になったらどうしよう)」

十分後

小五郎「うーす、お?今日は遅くなかったな」

新一「おっちゃんが遅いからね」

小五郎「うるせーよ」

新一「また、夫婦喧嘩?」

小五郎「ふんっ、ったく英理のやつ」

新一「依頼はないみたいだね」

小五郎「あ、ああ。まあ、こんな日もあるさ」
367 :1 [saga]:2011/05/29(日) 21:15:01.44 ID:/zE9kOBv0

新一「最近は少なくなったけど」

小五郎「目暮殿も現場に行かなくなって俺らも行きづらくなったしな」

新一「高木警部がいるじゃない」

小五郎「そういや、そうだな。全くなんで俺を呼ばねーんだ」

新一「昔っから呼ばれたんじゃなくて居合わせたんじゃない?」

小五郎「あ、それもそーだ。って、うるせー!!」

新一「ははは」

小五郎「ったく、ビールはっと」

新一「おっちゃん、今年で58なんだから」
368 :1 [saga]:2011/05/29(日) 21:16:51.53 ID:/zE9kOBv0

小五郎「うるせーな、蘭みたいなこと言うんじゃねーよ」

新一「それに客もくるかもしれないし」

小五郎「一杯ならわかりゃしねーよ」

新一「ったく」

ピンポーン

小五郎「ゴホッ、やばっ」

園子「こんちわー」

園子がやってきた

新一「園子・・・・おばちゃん」

園子「ん〜?私は蘭と同い年なんだけど」

新一「・・・・・・」

園子「つまり、蘭もおばさんよね?」

今日はここまで
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/29(日) 23:14:51.08 ID:UPqg/DYSO
むっつり乙
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/29(日) 23:15:33.80 ID:UPqg/DYSO
むっつり乙
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/29(日) 23:46:18.54 ID:QD6s8YElo
むっつり乙
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/30(月) 04:05:30.40 ID:heKZMfdDO
むっつり乙
373 :1 [saga]:2011/05/30(月) 21:50:03.85 ID:BcTYwuaN0
園子「蘭が聞いたらどう思うかしらね〜」

園子が意地悪そうな目で新一を見る

新一「・・・・園子お姉さん」

新一が嫌そうに答える

園子「よろしい」

新一「ってか、僕も26でお姉さんって言うの恥ずかしいんだけど」

園子「・・・・・・・」

その言葉に園子が露骨に嫌そうな顔をする

新一「・・・何?」

園子「年の話は止めなさいよ〜」
374 :1 [saga]:2011/05/30(月) 21:51:25.14 ID:BcTYwuaN0

新一「・・・・アラフォーだもんね」

園子「蘭もね」

小五郎「俺は定年間近」

新一「・・・・・みんな年取ったよね」

園子「そうなの・・・・ああ、心はこんなに若いのに」

小五郎「そりゃそーだろ。相手は坊主の同級生だもんな。若くなけりゃやってけねえだろ」

新一「おっちゃん、坊主って年でもなくなったんだけど」

小五郎「うるせーよ、いくつになってもオメーは坊主なんだよ」

小五郎がビールを飲みながら答える

新一「にしても、よく光彦も・・・・」
375 :1 [saga]:2011/05/30(月) 21:52:08.11 ID:BcTYwuaN0

新一が園子を見ながらそう続ける

園子「っさいわねー、私の魅力よ」

小五郎「?」

新一「?」

二人が狐につままれたような顔をする

園子「蹴り飛ばしたろうか?このボケ共」

小五郎「まあ、仲はいいんだろうけどな」

園子「あったりまえよ。私の相手なんて光栄以外の何者でもないわよ」

新一「五人も子供いるんだもんね、しかも双子とかはなしで」

小五郎「ったく、一々生まれるたびに見せに来るし」
376 :1 [saga]:2011/05/30(月) 21:52:40.64 ID:BcTYwuaN0

新一「おまけに光彦に会ったら必ず子供と園子姉ちゃんの写真見せてくるし」

小五郎「わからん、こいつのどこがそんなに気に入ったのかわからん」

園子「おほほほ、まあ年上のお嬢様っていうのはいつの時代も男のロマンなのよ」

小五郎「・・・・・」

新一「・・・・・あ、おっちゃん。最近、禁煙してるんだね」

新一が思い出したようにたずねる

小五郎「ああ・・・・孫が嫌がってんだよな」

新一「愛華?」

小五郎「蘭子もなんだよ」

新一「蘭姉ちゃんにはいくら言われてもやめる気なかったのに」
377 :1 [saga]:2011/05/30(月) 21:53:22.74 ID:BcTYwuaN0

小五郎「孫はまたかわいいんだ」

新一「大五郎は?」

小五郎「一番かわいい、なんていっても俺に似てるしな。ダーハハハ」

新一「・・・・やれやれ」

園子「っていうかアンタが二人っていうのが少ないのよ」

新一「おっちゃん、愛が足りないって」

小五郎「悪かったな」

園子「っていうか学生結婚して、あんだけラブラブでなんで二人なのよ」

新一「・・・しらねーよ。ってか光彦もじゃん」

新一「(ああ、そういえばこいつも教育に悪そうだな。妹がいいとか言い始めたし)」
378 :1 [saga]:2011/05/30(月) 21:53:54.32 ID:BcTYwuaN0

小五郎「オメーら結婚したのどっちが早かったんだ?」

新一「同じ日だった気がする」

園子「気がする・・・じゃなくてそうよ」

小五郎「ああ、合同結婚式をしようとか言い始めたんだったな」

新一「派手好きな夫婦だし。歩美とかも話に乗っかって」

園子「っさいわねー」

新一「で、一人目、二人目は同い年だっけ」

園子「そうそう、みっちゃんたらもう毎晩毎晩」

新一「・・・・・」
379 :1 [saga]:2011/05/30(月) 21:55:38.96 ID:BcTYwuaN0
小五郎「お暑いことで」

新一「おっちゃん漢字違うと思う」

小五郎「で、その孫はどうしてんだ?」

園子「え?お義母様のところ。もう、離れないのよ」

新一「子供が?」

園子「お義母様が」

小五郎「ああ」

園子「え、その間にここに来たわけよ」

小五郎「ったく、ここはお前の暇つぶしの場じゃねーんだぞ」

今日はここまで
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/30(月) 23:14:05.17 ID:ZHHcl5Tio
蘭の相手誰だっけ?
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/30(月) 23:40:01.86 ID:Vu572cXSO
フムフム乙
382 :1 [saga]:2011/05/31(火) 22:35:24.49 ID:jcv0JXCQ0
新一「あれ?光彦って姉いなかった?」

園子「何言ってんのよ」

新一「え?」

園子「元太君と最近、結婚したばかりじゃない」

新一「ああ」

園子「まだ子供はいないわよ」

小五郎「・・・・・あいつと義姉弟か」

園子「みっちゃんが弟だから私が妹?」

新一「でも、年は上だよな」

園子「・・・・面倒くさいからいいじゃない」
383 :1 [saga]:2011/05/31(火) 22:36:06.00 ID:jcv0JXCQ0

新一「相変わらず大雑把なんだな」

園子「いいでしょ、別に!あんたたちが理屈っぽすぎるのよ」

小五郎「あぁ・・・・それは確かに。あの嬢ちゃんはなぁ・・・・」

新一「おっちゃん、おっちゃんは人のこといえねぇよ」

園子「・・・そうだったわね」

園子「法廷のクイーンだもんね」

小五郎「そうなんだよな・・・・・」

新一「おっちゃん、はい、ビール」

新一が空になった缶を受け取り、新しいのを渡す

小五郎「ありがとよ」
384 :1 [saga]:2011/05/31(火) 22:36:35.32 ID:jcv0JXCQ0

小五郎「わかってる」

小五郎「・・・・それはわかってんだけどな」

園子「どうしたの?」

園子が小声で新一に問う

新一「え?朝喧嘩したんだと」

園子「・・・・・ああ、なるほどね」

園子「もう、おじさまったら素直に愛してるぜって言えばいいのよ」

小五郎「・・・・・」

新一「光彦はそれを言うの?」

園子「当ったり前よ」
385 :1 [saga]:2011/05/31(火) 22:37:04.03 ID:jcv0JXCQ0

小五郎「・・・・無理に決まってんだろうが!」

新一「まあまあ、おっちゃん」

小五郎「ったく」

新一「園子姉ちゃんもおっちゃんがそういうタイプじゃないのは知ってんだろ?」

園子「ん〜、そういえばそうだけど」

新一「・・・・・」

小五郎「だ〜、とにかく仕事だよ。仕事もってこ〜い」

園子「朝っぱらから酔っ払ってるのに客が来たら不味いんじゃない?」

新一「いつものことだから」

小五郎「ちっ、うるせーな」
386 :1 [saga]:2011/05/31(火) 22:37:40.81 ID:jcv0JXCQ0

園子「名探偵なんだから仕事とかじゃんじゃん来ないの?」

新一「昔っからこんなもんじゃん」

小五郎「いつからか眠気も来なくなったしな」

園子「そういえば、私も」

新一「・・・・・ま、一応来ない訳でもないんだからいいじゃん」

小五郎「ま、そうだよな。オンオフの切り替えが激しいっていうのは俺に向いてるよな」

新一「・・・・まあ」

園子「おじ様らしいっちゃあらしいわよね」

新一はふと周りを見渡して

新一「あれ?沖野ヨーコのポスターは?」
387 :1 [saga]:2011/05/31(火) 22:38:20.60 ID:jcv0JXCQ0

小五郎「結婚しただろうが!」

園子「そうよね、付き合ってる相手がいるって聞いた瞬間剥がしたわよね」

小五郎「ふんっ」

新一「・・・・・・」

園子「そういえば、その時よね」

新一「ん?」

園子「工藤君が死んだのは」

小五郎「・・・・・そうだったかもな」

新一「・・・・・(え?え〜〜〜〜?)」
388 :1 [saga]:2011/05/31(火) 22:39:08.09 ID:jcv0JXCQ0

園子「まあ、アンタも結構落ち込んでたわよね」

新一「あ・・・うん、新一兄ちゃんと仲良かったから」

小五郎「ったく、親より早く逝くなんてな」

新一「・・・・・」

園子「あ、工藤君のおじさまと仲良かったんだっけ?」

小五郎「まあな」

園子「ま、それだけ大きな相手だったみたいだけど」

小五郎「結局、坊主が解決したのにな」

新一「(そうなってんのか)」

新一「(後で母さんに電話してみるか)」

今日はここまで
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/31(火) 23:05:05.65 ID:xoi8dltSO
( ゚д゚)乙
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/06/01(水) 15:49:08.67 ID:5JUttddIo
死んだことにんなってんのかよ
391 :1 [saga]:2011/06/01(水) 22:13:10.87 ID:gTt4xah50
新一「でも、僕も撃たれたし」

小五郎「あん時は驚いたぜ」

園子「まあ、あの子があんなに取り乱すとは思わなかったけど」

新一「あははは」

小五郎「笑い事じゃねえぞ」

園子「そうそう、おじさまも心配してものね」

小五郎「・・・・あったりまえだろうが、一応保護者だったんだぞ」

園子「それだけ?」

小五郎「それだけだよ」

園子「でも、今夜が峠って言われたときはうろたえてたわよね」
392 :1 [saga]:2011/06/01(水) 22:13:55.57 ID:gTt4xah50

新一「え?そうなの?」

園子「そうなのよ」

小五郎「ば・・・ばっかやろ。それはだな・・・・」

園子「あらあら〜、照れてる?」

小五郎「ねえよ」

新一「・・・・・おっちゃん」

小五郎「うるせえ、そんな見直したみたいに見るな」

園子「なんだかんだで蘭のおじさまよね。」

小五郎「酒もってこい」

新一「うん」
393 :1 [saga]:2011/06/01(水) 22:14:22.72 ID:gTt4xah50

園子「私も飲むわ。近くのコンビニで買ってくるわね」

新一「お嬢様が真昼間から飲むなよ」

園子「なによ、おじさまに付き合うだけよ」

新一「ったく」

そう言って園子は園子は外に出た

新一「ちょっと、電話してくる」

小五郎「おう」

新一は部屋から出る

新一「もしもし、母さん?」
394 :1 [saga]:2011/06/01(水) 22:14:51.68 ID:gTt4xah50

有紀子「あら、新ちゃん。どうしたの?」

新一「ちょっと聞きたいことがあるんだけど」

有紀子「いいわよ、けど・・・」

新一「けど?」

有紀子「電話じゃなきゃだめなの?」

新一「え?」

有紀子「家に来なさいよ」

新一「・・・アメリカじゃないのか?」

有紀子「もう、帰ってきたじゃない」

新一「そうだったな」
395 :1 [saga]:2011/06/01(水) 22:17:40.93 ID:gTt4xah50

有紀子「新ちゃんが蘭ちゃんのところから出た後、住んでたのに忘れちゃった?」

新一「・・・・・いや」

有紀子「もう、薄情者」

新一「なあ、母さん」

有紀子「何?どうしたの?」

新一「その、俺が撃たれた後のことを教えて欲しいんだ」

有紀子「どうしたの?急に?」

新一「いや、詳しく知りたくて」

有紀子「記憶が混乱してるの?」

新一「・・・・・・ああ」
396 :1 [saga]:2011/06/01(水) 22:18:12.60 ID:gTt4xah50

有紀子「そうね、ならやっぱり家に来なさい。そっちのほうがいいわ。電話じゃ伝えづらいから」

新一「ああ、仕事が終わったら行くよ」

有紀子「何時ごろかしら?」

新一「5時」

有紀子「・・・・・後で早くしてもらうように頼んでおくわ」

新一「え?ちょっと母さん?」

ガチャン

新一「切れちまった」

今日はここまで
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/01(水) 23:15:52.05 ID:rrdPvQKSO
おっつ
398 :1 [saga]:2011/06/02(木) 21:30:15.36 ID:rNFsH/Aa0
そして

園子「生ガキ〜、酒買ってきて」

小五郎「こっちもな〜」

新一「飲みすぎだろ」

小五郎「どうせ、今日はもうこねーって」

園子「そうそう、見なさい。もう一時よ」

新一「昼のな」

園子「これからなんて来るわけないじゃない」

新一「真昼間から酔っ払ってどうすんだよ」

小五郎「・・・・帰って寝るか」
399 :1 [saga]:2011/06/02(木) 21:30:57.22 ID:rNFsH/Aa0

園子「そうね」

新一「だめだ、こいつら」

プルルル

小五郎「ん?電話か」

小五郎「はい・・・」

園子「・・・・・・・そういえば、なんでここに来たんだっけ?」

新一「暇つぶしだろうが」

園子「そうだったわ・・・・あ、そろそろ帰ろうかしら」

新一「・・・・・」

園子「おなかも空いてきたし、じゃあね」

新一「ああ、バイバイ」
400 :1 [saga]:2011/06/02(木) 21:31:29.17 ID:rNFsH/Aa0

そして、園子は帰っていった

新一「・・・・自由すぎるだろ」

小五郎「おい、コナン」

新一「どうしたの?おっちゃん。園子姉ちゃんなら帰ったよ」

小五郎「依頼だ」

新一「・・・・誰から?」

小五郎「有紀子からだ」

新一「依頼?」

小五郎「・・・・話が長そうだから、適当に相手して来い」

新一「ん・・・・わかった」
401 :1 [saga]:2011/06/02(木) 21:32:11.81 ID:rNFsH/Aa0

新一は事務所を出て、工藤家に向かう

有紀子「新ちゃん」

新一「・・・・おっちゃんになんて言ったんだよ?」

有紀子「それは秘密よ」

新一「・・・・・」

有紀子「聞きたいことはそれじゃないんじゃないの?」

新一「あ・・ああ、電話で話したこと」

有紀子「えっと、どのくらいから話せばいいのかしら?」

新一「・・・・・黒の組織を倒したくらい?」

有紀子「えっと、確か・・・・・新ちゃんが活躍して組織を倒したんだけど」
402 :1 [saga]:2011/06/02(木) 21:32:41.48 ID:rNFsH/Aa0

新一「・・・・うん」

有紀子「哀ちゃんが作った解毒剤が新ちゃんに効かなくて、このままの姿で生きることにしたのよね」

新一「ああ(そうだったのか)」

有紀子「それで工藤新一は死んだことになったんだけど」

新一「・・・・・うん」

有紀子「あの時は蘭ちゃんが・・・・・・半狂乱で」

新一「・・・・うん(蘭・・・・・)」

有紀子「でも、戻れないから仕方なかったわよね」

新一「ああ、それで俺が撃たれたのは?」
403 :1 [saga]:2011/06/02(木) 21:33:13.04 ID:rNFsH/Aa0

有紀子「ああ、新ちゃんが組織の残党を探しに行って」

新一「・・・・それで?」

有紀子「そのときに新ちゃんがその残党が隠し持っていた銃で撃たれて」

新一「ああ(そのときか・・・・)」

有紀子「それが貫通して」

新一「え?」

有紀子「あら、覚えてないの?」

新一「・・・・うん」

有紀子「優作に当たったのよ」

新一「・・・・・・マジ?」
404 :1 [saga]:2011/06/02(木) 21:33:39.42 ID:rNFsH/Aa0

有紀子「そう、そこは覚えてないのね」

新一「うん」

有紀子「仕方ないわね・・・・あんなことがあったんだもの」

新一「帰ってきてたの?」

有紀子「ええ、たまたまね」

新一「それで?」

有紀子「その後、刑事が取り押さえたんだけど・・・・・」

新一「ど?」

有紀子「暴発してもう一度、優作に当たったのよ」
405 :1 [saga]:2011/06/02(木) 21:34:11.02 ID:rNFsH/Aa0

新一「!?」

有紀子「まさか、そのまま逝っちゃうなんてね」

新一「・・・・・」

有紀子「まぁ、新ちゃんが生きててくれたのが救いだったけど」

新一「・・・・・」

有紀子「その後は・・・・・蘭ちゃんが婚約して新ちゃんが家に帰ってきたのよね」

新一「・・・・・ああ」

今日はここまで
406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/02(木) 23:12:44.88 ID:MlPbjNtSO
407 :1 [saga]:2011/06/03(金) 22:43:49.41 ID:EqbLX+hZ0
有希子「確かその時、新ちゃんが・・・・」

有希子「いくつだったかしら」

新一「小4」

有希子「ああ、そうそう。でもよく覚えてるわね」

新一「ん・・・まぁ(朝、愛華に言われたからって言えない)」

有希子「でもそっか、新ちゃんにはおっきな出来事だったもんね」

新一「まぁね」

有希子「そっか、でもあれから」

新一「16年か」

有希子「そうね、もうそんなに経つのね」

新一「母さんも年取るわけだよね」

有希子「・・・・・」
408 :1 [saga]:2011/06/03(金) 22:44:17.74 ID:EqbLX+hZ0

有希子は新一の首を絞める

有希子「あら、新ちゃん。何かいったかしら?」

新一「い・・・いいいえ」

有希子「もう、これでも30代に間違われるんだから」

新一「お世辞だよ」

有希子「ん?」

新一「いや、何でも」

有希子「それで、7年前に結婚したのよね」

新一「ああ」
409 :1 [saga]:2011/06/03(金) 22:44:51.47 ID:EqbLX+hZ0

有希子「でも、二人とも19歳って早いかもしれなかったわね」

新一「中身は29だけどな」

有希子「哀ちゃんが30・・・・・・遅いくらいね」

新一「ほっとけ」

有希子「でも、哀ちゃんに年のこと言っちゃ駄目よ」

新一「・・・・・あいつ気にしないだろ」

有希子「そんなことないわよ」

新一「だって、前に83歳って言ってたぜ」

有希子「・・・・・・」
410 :1 [saga]:2011/06/03(金) 22:45:21.45 ID:EqbLX+hZ0

新一「で?」

有希子「えっと、その間にはこれといってないわね・・・・普通に小学校,中学校って進んでたし」

新一「うん」

有希子「結婚式はね、もう博士が大泣きして」

新一「うん」

有希子「まあ、高校時代から新ちゃんたちは同棲してたから、ここで離れてたんだけど」

有希子「やっぱり違うみたいね」

新一「へ〜」

有希子「へ〜?」

新一「いや、そう考えたらよく灰原も家に来る気になったなって」

有希子「そうね、でも博士が結婚しっていうのもあるんじゃないかしら」
411 :1 [saga]:2011/06/03(金) 22:51:38.18 ID:EqbLX+hZ0

新一「フサエさんと?」

有希子「そうそう、確かそんな名前」

新一「・・・・・忘れるなよ」

有希子「でも、家事は助かったわ」

新一「まあ、手際はいいよな」

有希子「でも、最初のほうはね」

新一「ん?」

有希子「風呂場で鉢合わせた時に新ちゃんが」

新一「・・・・・うん」

有希子「ガキだしノーカンって言ったもんだから哀ちゃんがおかんむりだったりで大変だったこともあったわね」

新一「・・・・かな」
412 :1 [saga]:2011/06/03(金) 22:52:15.23 ID:EqbLX+hZ0

有希子「もう、新ちゃんったらデリカシーがないんだから」

新一「・・・・そんなことねーって」

有希子「それから一週間新ちゃんのご飯唐辛子だったわよね」

新一「・・・・・・まあ」

有希子「でも結婚しちゃったら、どうなの?」

新一「別にかわんねーよ」

有希子「新婚生活はあんまり新ちゃんが言わないから分かんないんだけど。そして、すぐよね子供」

新一「ん・・・ああ」

有希子「そして、明菜と裕二が生まれて・・・」
413 :1 [saga]:2011/06/03(金) 22:53:20.29 ID:EqbLX+hZ0

新一「母さんが祖母さんに」

有希子「」ギンッ

新一「・・・・・・・・・・・・なんとお呼びすれば」

有希子「う〜ん、私新一のママだけど。コナンちゃんの場合はどうなるのかしら」

新一「・・・・まあ、新一が縮んだだけだけど」

有希子「有希子ちゃん・・・・う〜んこれはちょっと」

新一「歳考えたほうがいいよね」

ボカッ

新一「・・・・・いてっ」

有希子「有希子さんかしら?」

今日はここまで
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/03(金) 23:44:50.27 ID:E3qTV19SO
乙下
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/03(金) 23:45:45.06 ID:E3qTV19SO
乙下
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/04(土) 00:23:48.13 ID:uEspfUa0o
乙下
417 :1 [saga]:2011/06/04(土) 22:36:24.58 ID:6YQxgtIA0
新一「他人っぽいね」

有希子「そうなのよね・・・」

新一「おばあちゃんでいいんじゃね」

有希子「でもでも〜」

新一「今年で58だろ」

有希子「新ちゃん・・・?」

新一「ま・・・まあそのさ」

有希子「うん」

新一「おばあちゃんはおばあちゃんなんだからいいじゃねーか」

新一「なんだかんだ言っても孫なんだし、明菜もそっちのほうが呼びやすいだろうし」
418 :1 [saga]:2011/06/04(土) 22:37:00.68 ID:6YQxgtIA0

有希子「・・・・う〜ん」

新一「それに歳を取るっていうのは悪いことじゃないと思うけど」

有希子「新ちゃんはそう思うかもしれないけど」

新一「俺たちは普通に歳を取れなくなっちまったんだよ」

有希子「・・・・・新ちゃん」

新一「なーんてな、それで・・・どう?」

有希子「そうね、そうしようかな」

新一「明菜たちがある程度大きくなったら言おうかなって思ってんだよな」

有希子「そうね、信じられないかもしれないけど。言っておくべきかもしれないわね」
419 :1 [saga]:2011/06/04(土) 22:37:31.91 ID:6YQxgtIA0

新一「ああ」

有希子「最近、裕ちゃんが博士の家に行ってるのよね」

新一「ああ、昨日も」

有希子「血は争えないわね」

新一「・・・・・・」

有希子「新ちゃんも小さいときは・・・・高校のときも結構一緒にいるもんね」

新一「まあ・・・・うん」

有希子「裕ちゃんもそのうち探偵になりたいとか言い出すのかしらね?」

新一「・・・・できれば他の仕事がいいかな」

有希子「親の自覚も出てきちゃうなんて」
420 :1 [saga]:2011/06/04(土) 22:37:59.76 ID:6YQxgtIA0

新一「・・・・一応、親ですから」

有希子「ふーん・・・・そう?」

新一「なんだよ」

有希子「別に〜、なんでもないわよ。・・・あ、そういえば、事務所戻らなくてもいいの?」

新一「ん?あ・・・・戻るかな」

有希子「また来なさいね」

新一「ああ、子供連れて来るよ」

有希子「ええ」

新一は事務所に戻った

小五郎「おう、どうだった?」
421 :1 [saga]:2011/06/04(土) 22:38:36.74 ID:6YQxgtIA0

新一「え?愚痴聞かされただけ」

小五郎「そうか、ま・・・・お前一緒に暮らしてたんだし話し相手になってやれよ」

新一「うん」

小五郎はタバコに火をつける

小五郎「なあ」

新一「ん?」

小五郎「探偵の定年っていくつなんだろうな?」

新一「・・・・・・・65?」

小五郎「後、七年か」
422 :1 [saga]:2011/06/04(土) 22:40:04.75 ID:6YQxgtIA0

新一「いや、出来るんなら出来るだけだと思うけど」

小五郎「・・・・・そっか」

新一「うん」

そして

小五郎「じゃあ、帰るか」

新一「今日は依頼人来なかったね」

小五郎「そんな日もあるだろうさ」

新一「そっちのほうが多いけど」

小五郎「うるせーよ」
423 :1 [saga]:2011/06/04(土) 22:44:32.70 ID:6YQxgtIA0
新一「仲直りした方がいいんじゃない?」

小五郎「ほっとけ」

自宅

新一「ただいま」

灰原「おかえりなさい」

新一「・・・・・・」

灰原「何よ?」

新一「・・・・オメーがエプロン姿で走ってくるって結婚したんだなって実感するな」

灰原「いつも見てるでしょ。慣れなさいよ」

明菜「パパ、おかえり」

裕二「おかえり」

今日はここまで
424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/04(土) 23:29:41.61 ID:e2SHxx+SO
425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/06/05(日) 00:32:37.72 ID:i7T7c5hVo
灰原かわいいな
426 :1 [saga]:2011/06/05(日) 22:57:56.95 ID:7dgrQfp20
新一「ただいま」

夕食後

灰原「あなた」

新一「ん?」

灰原「今日、彼女の娘さんを学校まで送ってたみたいだけど」

新一「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

灰原「私に言えないようなことでもあるの?」

新一「ないない」

灰原「じゃあ、言いなさいよ」

新一「・・・・・おっちゃんが遅くなるって言うんで」
427 :1 [saga]:2011/06/05(日) 23:00:57.84 ID:7dgrQfp20

灰原「で?」

新一「学校まで付き合って欲しいって言われて」

灰原「・・・・・なにかあったの?」

新一「おっちゃんがおばちゃんと喧嘩して」

灰原「そうなの」

新一「そうなんだよ」

灰原「・・・・・ねえ」

新一「はい」

灰原「昨日のこと忘れてないわよね」

新一「はい」
428 :1 [saga]:2011/06/05(日) 23:02:50.86 ID:7dgrQfp20

灰原「あなた、昨日は記憶がおぼろけだったから彼女と瓜二つなことに驚いてって」

新一「言いました」

灰原「で、今日は学校まで二人で」

新一「いや、まあ。付き添いみたいな」

灰原が銃を突きつける

新一「え?」

灰原「腕を組んで?」

新一「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

灰原「どうしたの?」
429 :1 [saga]:2011/06/05(日) 23:03:32.62 ID:7dgrQfp20

新一「あ・・・・・・いや・・・・・その・・・・」

灰原「昨日よりも親密そうよね」

新一「いやいや、違うんだって」

新一「聞いてくれ」

灰原「今度はどんな理由?」

新一「その・・・・やってみたいって言うので」

灰原「・・・・・私ね」

新一「ええ」

灰原「いくらあなたでもさすがに昨日の今日でそういうことを進んでするとは思えないの」
430 :1 [saga]:2011/06/05(日) 23:04:01.59 ID:7dgrQfp20

新一「・・・・はい」

灰原「なにか弱みでもあるの?」

新一「いや、ないない」

灰原「なら、ああいうことがしたかったの?」

新一「違うって・・・・・・・・あ」

灰原「違うっていうのなら・・・・あるのよね?」

新一「・・・・・・・」

灰原「・・・・・・・私には言えない事?」

新一「・・・・・その」

灰原「早めに言ったほうがいいと思うけど」
431 :1 [saga]:2011/06/05(日) 23:04:32.34 ID:7dgrQfp20

灰原「私の人差し指が勝手に動いちゃうかも」

新一「・・・・・実は」

灰原「ええ」

新一「蘭と」

灰原「と?」

新一「小4まで一緒に風呂に入ってたことを」

灰原「・・・・・・」

新一「あの」

灰原「入ってたの?」

新一「ええ」
432 :1 [saga]:2011/06/05(日) 23:05:22.57 ID:7dgrQfp20

灰原「ねえ?」

新一「何でしょうか?」

灰原「確か、組織のことが終わってコナンと哀で生きていこうってあなたが言ったのいつだったかしら?」

新一「確か、二年の秋だったかな」

灰原「夏よね」

新一「そうだっけ?」

灰原「ええ、それで二年の秋にあなたが私に告白したのよね」

新一「・・・・・・はい」

灰原「その時、私聞いたわよね?」
433 :1 [saga]:2011/06/05(日) 23:06:18.99 ID:7dgrQfp20

新一「はい」

灰原「彼女のことはどうするのって」

新一「聞かれました」

灰原「それであなたは彼女のことはもう終わったんだって」

新一「はい」

灰原「彼女のことを愛しているのは新一のことでコナンはオメーのことが好きなんだって」

新一「いいました」

灰原「それで?」

新一「・・・・・」ガクガク

灰原「小4ってことはそれから二年間、彼女が結婚するまで一緒に?お風呂に?」

今日はここまで
434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/05(日) 23:19:23.69 ID:iE8mBKASO
お風呂(;´Д`)ハァハァ乙
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/06/06(月) 00:04:35.20 ID:cNnuyt9No
相変わらずの自業自得っぷりwwwwww
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/06(月) 00:51:34.28 ID:K/+1iFXDO
さすがのコナンさんだ
437 :1 [saga]:2011/06/06(月) 22:14:11.17 ID:ENgv+U/80
新一「あ・・・あの・・・・その」

灰原「入ってたのよね?」

新一「・・・・・・・いや、そうなんだけど」

灰原「どういうことかしら?」

灰原「私、あの時あなたに言われた時嬉しかったわ」

新一「・・・・・そう?」

灰原「でも・・・・そう・・・・・口先だけだったのね」

新一「・・・・・・・すいませんでした」

灰原「撃っちゃおうかしら」

新一「ごめんなさい、反省してます」
438 :1 [saga]:2011/06/06(月) 22:15:03.38 ID:ENgv+U/80

灰原「それで?」

新一「え?」

灰原「一緒に入っただけなの?」

新一「も・・もちろんだよ」

灰原「・・・・・そんなに入りたかったの?」

新一「・・・・・本当の年齢的に思春期真っ盛りだったんだし」

灰原「」チャキ

新一「反省してます」

灰原「本当にそれだけなの?」

新一「ああ」
439 :1 [saga]:2011/06/06(月) 22:15:31.98 ID:ENgv+U/80

灰原「思春期真っ盛りなのに?」

新一「一応、蘭にも彼氏がいたので、思い出して夜に自慰してただけです」

灰原「・・・・一応、理性はあったわけね」

新一「はい」

灰原「それなら」

新一「え?」

灰原「だから、それなら私に言えばよかったじゃない」

新一「・・・うぅ・・・ん」

灰原「何よ、その時から付き合ってたんだから」
440 :1 [saga]:2011/06/06(月) 22:16:14.89 ID:ENgv+U/80

新一「でも」

灰原「でも?」

新一「オメーん家、博士がいたし」

灰原「いない時もあるわよ」

新一「・・・・・そうだな」

灰原「何?他に理由があるなら言いなさいよ」

新一「蘭の結構おっきいから」

ドガッ

新一「いでっ」

灰原「そう・・・・・・それで彼女の娘にくっつかれて喜んでたの」
441 :1 [saga]:2011/06/06(月) 22:16:46.57 ID:ENgv+U/80

新一「え?・・・いやいや・・・違うって・・・今は別に」

灰原「別に?」

新一「オメーもそこそこ大きいし」

灰原「・・・・・・エッチ」

新一「いや、オメーが言うからそう言っただけで」

灰原「胸見ながら言わなくてもいいと思うけど」

新一「・・・・・・・ワリィ」

灰原「そう、なら」

新一「ん?」
442 :1 [saga]:2011/06/06(月) 22:17:16.01 ID:ENgv+U/80

灰原「入りましょ」

新一「え?」

灰原「何よ。一緒にお風呂に入りたいんでしょ」

新一「いいの?」

灰原「ええ」

新一「マジで?」

灰原「でも」

新一「ん?」

灰原「彼女のことは忘れるのよね?」
443 :1 [saga]:2011/06/06(月) 22:17:47.56 ID:ENgv+U/80

新一「もう覚えてないって」

灰原「そう?」

新一「ああ」

灰原「彼女、海で着替えるときにとなりだったんだけど」

新一「へえ」

灰原「薄かったんだけど剃ってたるのかしら」

新一「ああ、剃ってるよ。見てたら怒られた」

新一「子供の姿でよかった瞬間だよな」

灰原「形はお椀方だったわよね」

新一「そうそう、こう・・・・・あれ」

灰原「16年前のわりにはっきりと覚えてるわね」

新一「・・・・」ガクガク

今日はここまで
444 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/06(月) 23:17:37.18 ID:iBqbJ2BSO
wwww乙
445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/07(火) 02:30:49.45 ID:la8jWo7Do
策士だなあ
446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/07(火) 02:31:41.44 ID:la8jWo7Do
策士だなあ
447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/07(火) 02:32:17.15 ID:la8jWo7Do
策士だなあ
448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/07(火) 02:32:45.29 ID:la8jWo7Do
おおう…
449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/07(火) 18:33:41.99 ID:YWe7ZTjDO
泥沼www
450 :1 [saga]:2011/06/07(火) 21:49:15.25 ID:acKaXNRo0
灰原「ねえ?」

新一「・・・・・・・・いや〜、結構覚えてるもんだな。ハハハ」

灰原「・・・・・」

新一「ハハハ・・・・」

灰原「・・・・・・」

新一「・・・・・・あの」

灰原「忘れるのよね?」

新一「もちろんです。はい」

灰原「忘れるのにいい方法があるらしいわ」

新一「えっと・・・・どのような?」
451 :1 [saga]:2011/06/07(火) 21:49:44.80 ID:acKaXNRo0

灰原「逆さ吊りにして回すのよ」

新一「・・・・・・・・」

灰原「どうしたの?」

新一「・・・やるんですか?」

灰原「紐はここにあるわよ」

新一「・・・・・・あ・・・でも、家には天井に吊るす所が」

灰原「ああ、それなら」

灰原が天井の蛍光灯をはずすと

灰原「作っておいたのよ」
452 :1 [saga]:2011/06/07(火) 21:50:11.07 ID:acKaXNRo0

新一「・・・・・」

新一は有無を言わさずに逆さ吊りにされた

灰原「何周がいいかしら?」

新一「・・・・うぉ・・・・・これはきつい」

灰原「聞いてないなら適当に」

新一「二周位で」

灰原「それ」

ぐるぐる

新一「ぐぉ・・・・・・」

灰原「どう?」
453 :1 [saga]:2011/06/07(火) 21:50:38.91 ID:acKaXNRo0

新一「え?」

灰原「どう?」

新一「ああ、もう思い出せないって」

灰原「そう?」

新一「ああ」

灰原「彼女の胸は大きいっていったわよね」

新一「ああ」

灰原「覚えてる?」

新一「いや・・・大きいってことしか」

灰原「色は?」
454 :1 [saga]:2011/06/07(火) 21:51:09.50 ID:acKaXNRo0

新一「ピンクだったかな・・・・」

灰原「・・・・・」

新一「あ」

灰原「そーれ」

ぐるぐる

新一「ぐぉぉぉぉ・・・・・」

灰原「どう?」

新一「もう何も考えられない」
455 :1 [saga]:2011/06/07(火) 21:51:39.03 ID:acKaXNRo0

灰原「今回はこれくらいにしておくわ」

新一「・・・・ありがと」

紐を解いて

新一「はぁ・・・・気持ち悪かった」

灰原「自業自得よ」

新一「はい」

灰原「それじゃあ」

新一「ん?」

灰原「入りましょ」
456 :1 [saga]:2011/06/07(火) 21:54:00.19 ID:acKaXNRo0
新一「うん」

灰原「何?」

新一「いや、楽しみだなって」

灰原「・・・・そう」

新一「なあ」

灰原「何よ?」

新一「やっぱり気になるか?蘭のこと」

灰原「・・・・・前にも言ったでしょ」

新一「いや、今でもってこと」

灰原「・・・・・そうね、気にならないといったら嘘になるわ」

今日はここまで
457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/07(火) 23:16:28.02 ID:OaO5CuKSO
458 :1 [saga]:2011/06/08(水) 21:08:50.89 ID:B8C6GQFM0
新一「そうか」

灰原「ええ、だから」

灰原は新一に顔を近づける

新一「・・・・」ブルッ

灰原「あまり誤解を受ける行動は慎みなさいね」

新一「・・・・はい」

灰原「・・・・それじゃあ」

灰原はそう言って顔を離す

灰原「・・・早く行きましょ」
459 :1 [saga]:2011/06/08(水) 21:09:19.00 ID:B8C6GQFM0

新一「ああ」

脱衣所

灰原「・・・・・あなた」

新一「なんだよ」

灰原「一緒に入るとは言ったわ」

新一「うん」

灰原「だからといって着替えてる間、ずっと見られていると恥ずかしいのだけど」

新一「・・・・・駄目?」

灰原「あなたは脱がないの」
460 :1 [saga]:2011/06/08(水) 21:09:48.22 ID:B8C6GQFM0

新一「オメーが脱ぐのをみてから」

灰原「・・・・遠まわしに言ってもわからないかしら?」

新一「・・・・・駄目?」

灰原「どうせ、入ったら見られるんだから」

新一「恥ずかしながら脱いでるのを見ると興奮する」

灰原「・・・・・・・そういう性癖って理解しがたいわ」

新一「わーったよ」

灰原「いくら夫婦でも節度は守って欲しいわ」

新一「はーい」
461 :1 [saga]:2011/06/08(水) 21:10:18.88 ID:B8C6GQFM0

灰原「まったく」

新一はすべての服を脱ぎ捨てる

その間、わずか2秒

灰原「・・・・・速過ぎるわよ」

新一「これで文句はないだろう」

灰原「先に入ってなさい」

新一「・・・・・ちぇ」

新一はすごすごと風呂場に入る

灰原「・・・・・ホントに」
462 :1 [saga]:2011/06/08(水) 21:10:46.73 ID:B8C6GQFM0

風呂場

新一「(まだかな〜)」

ガラッ

新一「うぉ〜」

灰原「・・・・・興奮しすぎよ」

新一「なんでタオル巻いてんだよ」

灰原「恥ずかしいのよ」

新一「取ってくれないと」

灰原「・・?」

新一「哀のパンツかぶるぞ!」
463 :1 [saga]:2011/06/08(水) 21:11:49.39 ID:B8C6GQFM0

灰原「・・・・・どんな脅しよ」

新一「頼む」

灰原「・・・・一応、今回の趣旨忘れてないわよね」

新一「上書きの準備は万端です」

灰原「・・・・こういうときは調子がいいんだから」

そう言って灰原がバスローブに手を掛ける

新一「うおーー」

灰原「子供たちが起きるから大声出さないでくれる?」
464 :1 [saga]:2011/06/08(水) 21:49:47.51 ID:B8C6GQFM0
新一「・・・・・はい」

灰原がバスローブを脱ぎ、全裸になる

灰原「・・・・・・脱いだわよ」

新一「ベッドの上とはまた違うな」

灰原「・・・・こんだけ明るいんだから当たり前でしょ」

新一「なるほど」

今日はここまで
465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/08(水) 23:13:14.49 ID:hQ85rXJSO
バーーーローーwwww乙
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/09(木) 00:15:52.49 ID:dvgGWEY/o
wkwktktk
467 :1 [saga]:2011/06/09(木) 21:05:21.83 ID:Uh66HV9r0
灰原「あんまりじっと見ないで」

灰原が手で胸と下を隠す

新一「えー、でもー」

灰原「こんな明るいところ・・・恥ずかしいんだから」

新一「え〜、綺麗なのに」

灰原「ここで言われても///////・・・・ほら、それでどうするの?」

新一「・・・・・それじゃあ」

灰原「?」

新一「とりあえず、身体洗ったら?」

灰原「・・・・あなたは?」
468 :1 [saga]:2011/06/09(木) 21:43:29.63 ID:Uh66HV9r0

新一「俺は後で」

灰原「・・・・・・私が洗ってるところを見たいわけ?」

新一「うん」

灰原「・・・・・」

新一「いや、それに二人同時に洗ったら風呂場が狭いだろ」

灰原「・・・まぁ、確かにそうね」

新一「そうだ」ポンッ

新一は手を叩く

灰原「・・・・」
469 :1 [saga]:2011/06/09(木) 21:43:57.46 ID:Uh66HV9r0

新一「なんだよ、その目は」

灰原「またくだらないことでも思いついたの?」

新一「そんなんじゃねーって」

灰原「言ってみなさい」

新一「俺が洗ってやるよ」

灰原「・・・・先に洗うわ」

新一「・・・・洗いっこしたくね?」

灰原「ずっとにやけて、何か企んでるあなたの顔しか浮かばないけど」

新一「・・・・・・」
470 :1 [saga]:2011/06/09(木) 21:44:27.23 ID:Uh66HV9r0

灰原「・・・・何?」

新一「・・・・・・蘭はしてくれたのに」ボソッ

灰原「あなた」

新一「ん?」

灰原「・・・・・・上がってそこに座りなさい」

新一「え?」

灰原「さっさと座りなさい」

新一「あ・・・ああ」

灰原が新一の背中にスポンジを押し付け、擦り始める

灰原「どう?」
471 :1 [saga]:2011/06/09(木) 21:45:02.94 ID:Uh66HV9r0

新一「ん・・・ああ、いい」

灰原「・・・・あ・・そう(これでここまで喜ぶのね)」

新一「・・・・・もっと早くしてもいいけど」

灰原「こうかしら」

新一「おお〜、そんな感じ」

新一「すっげ〜楽しい」

灰原「・・・・・そう」

新一「背中おっきいわ・・・とかないの」

灰原「背中大きいわ(棒)」
472 :1 [saga]:2011/06/09(木) 21:45:29.40 ID:Uh66HV9r0

新一「・・・・・どうぞ、続けてください」

灰原「そう?」

灰原「それじゃ、流すわよ」

新一「おう」

ザバーッ

新一「では」

灰原「私はいいわよ」

新一「灰原は俺に背中を預けてくれないのか?」

灰原「意味が違うわよ」
473 :1 [saga]:2011/06/09(木) 21:46:02.31 ID:Uh66HV9r0

新一「言葉は同じじゃん」

灰原「・・・・・・」

新一「頼む」

灰原「・・・・あんまり強くしないでよ」

新一「ああ、分かってるって」

灰原「現金なんだから・・・もぅ」

新一が灰原を洗おうとするが

灰原「ちょっと」

新一「え?」

灰原「あのね」
474 :1 [saga]:2011/06/09(木) 21:47:07.15 ID:Uh66HV9r0

新一「ん?」

灰原「私の目の前に立って、どうやって背中を洗うのよ」

新一「こう、手を伸ばして」

灰原「やりづらいし、見えないのにどうやって洗うのよ」

新一「ちぇっ・・・・」

灰原「分ったら、後ろに回りなさい」

新一「わーったよ」

灰原「・・・・ほら、早く」

新一はすごすごと灰原の背中に回る

今日はここまで
475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/09(木) 23:23:07.14 ID:l9S7UwtSO
ぬぉぉぉぉ乙
476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/06/10(金) 11:06:53.86 ID:dmHGKYjOo
いいねいいね
477 :1 [saga]:2011/06/10(金) 21:52:26.07 ID:xxmETqou0
新一「・・・・・・・・・・・・」

新一「(なんか裸の背中っていいな。そういや背中ばってだしてるドレスもあるし)」

新一「(やっぱり普通に興奮するものなのかな)」

灰原「あなた」

新一「ん?」

灰原「見てないで、早くしなさいよ」

新一「あ・・・ああ、悪い」

灰原「背中見ても興奮するの?」

新一「うん、俺もびっくりしてる」

灰原「そう、私もびっくりよ」
478 :1 [saga]:2011/06/10(金) 21:53:09.44 ID:xxmETqou0

新一「でも、オメーの見て興奮してるんだよ」

灰原「あら、そう」

新一「初めてなんだよ」

新一「きっとオメーのだからなんだよ」

灰原「そ////・・そんな他と違わないわよ」

新一「ああ、結婚した相手がオメーでよかった」

新一「オメーの身体全てに興奮する」

灰原「・・・・・私は考えた方がよかったのかも」

新一「そうか?どこ見ても興奮するってすごくね?」
479 :1 [saga]:2011/06/10(金) 21:53:36.90 ID:xxmETqou0

灰原「すごいわね(棒)」

新一「いや、きっとすごいんだって」

新一「だってよ、歩美ちゃんとこはセックスレスらしいぜ」

灰原「・・・・・・・まあ、そうらしいけど」

灰原「なんで、あなたそれ知ってるの?」

新一「歩美に愚痴られた」

灰原「あの子は・・・・・」

灰原が頭を抱える
480 :1 [saga]:2011/06/10(金) 21:54:03.45 ID:xxmETqou0

新一「相手の・・・・なんとか探っていくつだっけ?」

灰原「私たちの実年齢と変わらないんじゃない?」

新一「・・・・まー、とにかく子供が二人いて、結婚8年目で未だに興奮し続けている夫は貴重なのです」

灰原「円谷君は?」

新一「付き合ってた間を含めるとおそらく俺が最長」

灰原「・・・・・ま、あきられるよりはいいけどね」

新一「だろ?」

灰原「そんなことよりさっさとしなさいよ」

新一「わーったよ」
481 :1 [saga]:2011/06/10(金) 21:54:35.32 ID:xxmETqou0

新一のスポンジが灰原の体に当たる

灰原「・・・んっ・・・・(なんか目隠しして触られているみたい)」

新一「ごしごし」

灰原「口で言わなくていいわよ」

新一「・・・・なあ」

灰原「何よ?」

新一「さっき、ちょっと反応しただろ?」

灰原「なんのこと?」

新一「おいおい、夫婦なんだから隠し事はなしでいこうぜ」
482 :1 [saga]:2011/06/10(金) 21:55:40.51 ID:xxmETqou0

灰原「・・・・・・・・・・・・・・・とに?」

新一「え?」

灰原「本当にそう思ってる?」

新一「あ・・・ああ、うん」

灰原「・・・・・・本当に?」

新一「あ・・・・ああ」

灰原「そう、私には絶対に隠し事しないでね」

新一「はい・・・」

灰原「絶対よ」

新一「ええ・・・・・あの〜?」
483 :1 [saga]:2011/06/10(金) 21:57:47.71 ID:xxmETqou0

灰原「何?」

新一「それでさっきは」

灰原「ああ・・・あれね」

新一「ええ、そう」

灰原「そうね、あなたが目隠ししたら気持ちいいらしいぞって言ってエロ本持ってきて」

新一「・・・・・」

灰原「マジ泣きして頼むから一回だけやったけど、あれのせいで見えないところから急に触られると驚くのよ」

新一「すいませんでした」

灰原「わかったら続けて」

新一「はい」
484 :1 [saga]:2011/06/10(金) 21:59:05.74 ID:xxmETqou0

新一は灰原の背中を洗うのを再開する

灰原「あ」

新一「ん?」

灰原「そうそうそれで思い出したけど、あれ以来買ってないわよね?」

新一「ええ、一週間夜の相手してもらえずにおまけにオナ禁の辛さは身にしみてます」

灰原「(まぁ、それでやってみたいと思ったらその本持って私のところに来るくらいだから隠して読むってことはないのだろうけれど)」

新一「(仕方ねーから、おっちゃんとこの週刊誌のヌードグラビア見てんだけど)」

今日はここまで
485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/10(金) 23:21:44.90 ID:YcoBkekSO
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/11(土) 01:31:44.79 ID:lYPtBFWDO
おっちゃんとこにはそういう週刊紙あるのか
487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/11(土) 02:10:49.88 ID:YzTWtTPRo
>>486
大抵の週刊誌には載ってるだろ
それよりもどこでか、が問題だ
488 :1 [saga]:2011/06/11(土) 22:33:20.28 ID:Xu1J1wP40
灰原「そう」

新一「ええ」

新一「(そして、おっちゃんの目を盗んでトイレで一発)」

新一「(依頼の少ない事務所で唯一ラッキーな点)」

灰原「どうしたの?」

新一「え」

灰原「手が止まってるわよ」

新一「あ・・・ああ」

新一は手の動きを再開する
489 :1 [saga]:2011/06/11(土) 22:34:13.62 ID:Xu1J1wP40

灰原「(人に洗ってもらうってやっぱり違和感があるわ)」

新一「んじゃ、流すぞ」

灰原「ええ」

ザバー

新一「さて」

灰原「何?」

新一「こっち向いて」

灰原「何言ってるの?」

新一「前が残ってるじゃないか」
490 :1 [saga]:2011/06/11(土) 22:34:44.81 ID:Xu1J1wP40

灰原「自分でやるわよ」

新一「いやいや、やるからには」

灰原「いいわよ、自分でやるから」

新一「しょうがねーなー。じゃあ、俺からでいいよ」

灰原「話聞いてる?」

新一「それじゃあどうすりゃいいんだよ」

灰原「なんで前もやるのよ?」

新一「え、だって・・そりゃ・・・」

新一「(不味い、このままだと蘭に前もあらいっこしてたことがバレてしまう)」
491 :1 [saga]:2011/06/11(土) 22:35:11.41 ID:Xu1J1wP40

新一「(なんとか誤魔化さないと)」

新一「・・・したいから?」

灰原「・・・・・・」

新一「どうした?」

灰原「ねえ」

新一「ん?」

灰原「前もしてもらったの?」

新一「・・・・・・・・」

灰原「異議なきときは沈黙で答えよ。つまり肯定ね」
492 :1 [saga]:2011/06/11(土) 22:35:44.57 ID:Xu1J1wP40

新一「いや・・・・その」

灰原「何?」

新一「小1だったし・・・」

灰原「私の記憶が確かなら小4まで入ってたはずだけど」

新一「さすがにそのときは前までは・・・ねえ?」

灰原「・・・・・」

新一「どうしました?・・・・しましたか?」

新一が灰原の周りの空気が一変したことを察し敬語になる

灰原「ねえ」
493 :1 [saga]:2011/06/11(土) 22:36:22.17 ID:Xu1J1wP40

新一「はい」

灰原「彼女の胸と私の胸ってどっちがあなた的にはよかった?」

新一「え?そりゃオメーだよ。蘭のは大きかったけどちょっと筋肉質だったし」

新一「オメーのは少し小さいけど柔らかくて」

灰原「空手だったかをしてたかしら?」

新一「かもな」

灰原「高校卒業後は部活入ってなかったんじゃなかったかしら?」

新一「ああ、でもそんなに変わらなかったな」

灰原「へぇ〜、そういうものなのね」
494 :1 [saga]:2011/06/11(土) 22:37:06.52 ID:Xu1J1wP40

新一「ああ、y・・・・どうした?」

灰原「あら、高校卒業の時点で小3のはずなんだけど、まだ一緒みたいね」

新一「」ガクガク

灰原「あら?どうしたの?」

新一「・・・・え・・・っと」

灰原「約束したわよね?隠し事はしないって」

新一「し・・・・・ました」

灰原「ほら、早く」

新一「えっと・・・」

灰原「うそだとばれたらどうなるか・・・・わかってるわよね?」

今日はここまで
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/11(土) 22:46:57.60 ID:duELgruGo
蘭もたいがいショタ好きだよな
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/11(土) 22:55:07.84 ID:NYwEKyFSO
((((;゚Д゚))))乙
497 :1 [saga]:2011/06/12(日) 22:04:23.89 ID:QcIMtj1d0
新一「はい、もちろんです」

灰原「それじゃあ、言ってみて」

新一「えっと・・・その」

灰原「いつまで?」

新一「最後までです」

灰原「あら、そう・・・やっぱりね」

新一「あ・・・・はははは」

灰原が新一の性器を握りねじまげる

新一「痛い・・痛いいたぁあああああい」
498 :1 [saga]:2011/06/12(日) 22:04:58.01 ID:QcIMtj1d0

しかし

灰原「ま、素直に言ったから今回はこれくらいで大目に見てあげるわ」

新一「ありがとうございます」

灰原「ほら、前向きなさい」

新一「え?・・・していいの?」

灰原「早く」

新一「お・・・おう」

新一は灰原の正面に移動する

新一「うぉ・・・・」
499 :1 [saga]:2011/06/12(日) 22:05:30.72 ID:QcIMtj1d0

新一は灰原の体を食い入るように見つめて感嘆の声を出す

灰原「週5でほぼ毎日、しかもさっきも見てたのにそこまで興奮するのね」

新一「ああ、だからさ。エロ本でオナニーするのに反対ならオメーのヌードの写真とかで」

バゴン

新一「あ・・いったぁ・・・」

灰原「取らないわよ」

新一「だって、他の女で抜くのは駄目なんだろ?」

灰原「当たり前でしょ」

新一「そういう店に行くのも」

灰原「あなたが私の調合した薬が飲みたいって思うんなら行きなさい」
500 :1 [saga]:2011/06/12(日) 22:06:03.87 ID:QcIMtj1d0

新一「だから、オメーのなら問題なくね?」

灰原「そんなの恥ずかしいわよ。それに残るし」

新一「・・・・写真が駄目なら」

灰原「ビデオもよ。そもそも音声、映像、画像とか保存するのは嫌って言ってるでしょ」

新一「・・・・今後、三人目とか出来たときに」

灰原「あのね・・・・いい?あなたが明菜の時も、裕二の時もあなたが今と同じようなこと話して」

新一「そうだっけ?」

灰原「真顔で夢精するかもって泣きながら言うから手でしてあげたでしょ」

新一「・・・・そうだっけ?」
501 :1 [saga]:2011/06/12(日) 22:06:31.61 ID:QcIMtj1d0

灰原「入院してる出産間近の妊婦に手でしごかせるのなんてあなたくらいよ」

新一「だって、したくてしたくてたまらなかったんだもん」

灰原「だからやってあげたでしょ」

新一「次もしてくれる?」

灰原「娘の前で妻の手で性器しごかれている父親って姿を見せたいならどうぞ」

新一「・・・母さんにでも預けて」

灰原「・・・・あなたって人は」

新一「いや、だって前も」

灰原「え?」

新一「前も、あの時部屋に人、誰も来なかっただろ」
502 :1 [saga]:2011/06/12(日) 22:07:26.26 ID:QcIMtj1d0

灰原「あれって?」

新一「ああ、母さんに人払いを頼んで・(ガンッ)・いでっ」

灰原「お義母さんに何頼んでるのよ!あなたは!」

新一「でも、割とあっさりオッケーしてくれたけど」

灰原「あなたの親子関係って変よ」

新一「そうかな?」

灰原「それに普通親にはそういうのって言いたがらないんじゃないの?」

新一「うちの母さん、蘭と一緒に風呂入ってるの知ってもからかうだけだったぞ」
503 :1 [saga]:2011/06/12(日) 22:08:28.46 ID:QcIMtj1d0

灰原「・・・・・・・・」

新一「だろ?」

灰原「はぁ〜ぁ」

灰原はため息をつく

灰原「とにかく明日から会いづらいわ」

新一「もうその日から知ってるから意味なくね?」

灰原「こっちが自覚してるかしてないかで大違いなのよ」

今日はここまで
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/12(日) 23:10:27.49 ID:z3txiEaSO
おっつ
505 :1 [saga]:2011/06/13(月) 22:31:57.68 ID:dKwpDnZr0
新一「新しい快感に目覚めたり?」

灰原「しないわよ」

新一「ま、とにかく」

新一「洗うぜ」

灰原「ええ」

新一が灰原の首筋にスポンジを当てる

新一「どう?」

灰原「くすぐったいわ」

新一「そっか」

そのまま、下にずらし乳房の上をこねながら移動する
506 :1 [saga]:2011/06/13(月) 22:32:30.71 ID:dKwpDnZr0

灰原「んっ・・やぁ・・・・ってなんでそこばっかりなのよ」

新一「え?駄目?」

灰原「普通にしなさいよ」

新一「普通じゃね?」

灰原「そんなわけない・・・でしょ・・」

新一「そう?」

灰原「ぁ・・・んぅ・・・・・ぅぁあ・・・」

新一は反対の乳房にも手を伸ばし揉み始める

灰原「んぅ・・・ちょぉ・・・・やぁ」
507 :1 [saga]:2011/06/13(月) 22:32:58.84 ID:dKwpDnZr0

灰原「・・・・めなさぃよぉ」

新一「わかったよ」

そう言ってあっさり手を止める

灰原「はぁー、はぁー・・・あなた、これが目的でしょ」

新一「違うって」

そう言って真面目に洗う

灰原「・・・・本当にあなたは」

新一「悪かったって」

そして、へその周りを洗うと
508 :1 [saga]:2011/06/13(月) 22:33:30.74 ID:dKwpDnZr0

灰原「・・・・もういいわ」

新一「ここは?」

新一は灰原の壷を指して尋ねる

灰原「させるわけないでしょ」

新一「え〜」

灰原「そしたらどうなるか分かるもの」

新一「じゃあ、流すよ」

灰原「・・・・お願いするわ」
509 :1 [saga]:2011/06/13(月) 22:33:58.64 ID:dKwpDnZr0

軽く体を流した後

灰原「あなた、何を」

灰原が異変に気づくがそれよりも新一の動きのほうが早く

新一「それ〜」

シャワーが灰原の秘所に近づけてかける

灰原「きゃぁ・・・ゃぁ・・・ひゃあああああ」

新一「どう?」

灰原「ゃあ・・・めなさい・・・って」

頃合を見て新一がシャワーを止める
510 :1 [saga]:2011/06/13(月) 22:34:25.71 ID:dKwpDnZr0

灰原「・・・あなたは・・・ほんっとに・・・・」

新一「なあ?」

灰原「何よ?」

新一「入れていい?」

灰原「・・・・そのためにこうしたんでしょ?」

新一「いい?」

灰原「・・・・・・・いいわよ」

新一が灰原の中に入る

新一「すげえすぽって入る」
511 :1 [saga]:2011/06/13(月) 22:34:52.49 ID:dKwpDnZr0

灰原「んぅ・・」

新一「これから風呂場でしないか?」

灰原「するわけないでしょ・・・んぅぁああぁんぅ」

新一「濡れてる哀かわいい」

灰原「あぁんぅ・・・そう・・もしあなたが拾ったら襲われたかもしれないわね」

新一「ん〜でも、あの時小一だしな」

灰原「ぁやぁ・・・んぅ・・・・あら、彼女と一緒に入ってたのはいくつからかしら?」

新一「・・・・・・」

灰原「あら、どうしたの?急に押し黙っちゃって」

新一「その・・・」
512 :1 [saga]:2011/06/13(月) 22:35:22.09 ID:dKwpDnZr0

灰原「いいわ、後で聞くから」

新一「お願いします」

新一は動きを早める

灰原「きゃぁ・・・ひゃぁ・・・・うぅんぅ・・」

新一「割と乗り気?」

灰原「そんな・・・わけないでしょ・・・ぁやゃああぁん」

新一「出すよ?」

灰原「いいわよ、はぁんぅ・・・ぁああんぅ」
513 :1 [saga]:2011/06/13(月) 22:35:57.84 ID:dKwpDnZr0

灰原「んぅぁひゃぁあ・・・ぁあ・・・んぅ」

ドピュ

灰原「あ・・・ひゃぁふぁああああああああああああああああああああああああああん」

新一「ふー」

灰原「はぁ・・・はぁ・・・・それじゃあ、聞かせてもらおうかしら?」

新一「・・・・・」

今日はここまで
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/13(月) 23:08:52.53 ID:4d2vFSgSO
ふぅ…ぉっ
515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/14(火) 12:02:59.89 ID:KzfpR/LJo
ふう
壺ってww
516 :1 [saga]:2011/06/14(火) 22:06:36.32 ID:r5jj3Vld0
新一「なんのことでしょうか?」

灰原「・・・・・」

新一「俺がもし工藤家にいて・・・」

灰原「私を拾ったらって話よ」

新一「ん〜、どうかな」

灰原「悩むところ?」

新一「でも、オメー子供だったし」

灰原「あなたは?」
517 :1 [saga]:2011/06/14(火) 22:07:03.81 ID:r5jj3Vld0

新一「小一です」

灰原「で?」

新一「それに、あの時オメーも小一の身体だったし」

灰原「でも、私が顔を近づけた時とかは照れてたりしてたわよね?」

新一「・・・・・・・」

灰原「ねえ?」

新一「・・・そりゃあ・・・オメーだからだよ」

灰原「なら、私が小1っていうのは関係ないんじゃないの?」

新一「だからって拾った後にってことはねえよ」
518 :1 [saga]:2011/06/14(火) 22:07:29.29 ID:r5jj3Vld0

灰原「どういうこと?」

新一「その・・・時折さ、しぐさとかが色っぽく見えたりして」

灰原「の、わりに私のことを目で追ってたりもしてたわよね?」

新一「まあ、そういうところを知ってからは・・・・その・・・」

灰原「その?」

新一「そういう対象にもなったし、で徐々に好きになって」

灰原「そう」

新一「ああ」

灰原「前に言ってたけど中身は思春期まっさかりなんでしょ?」
519 :1 [saga]:2011/06/14(火) 22:07:56.24 ID:r5jj3Vld0

新一「・・・まあ、多少は」

灰原「今のあなたを見る限り、性欲を抑えられるタイプとも思えないんだけど」

新一「・・・それは・・・その身体的に」

灰原「中身はそういう年齢だし、自慰だって出来る身体なのは自分自身で知ってるでしょ?」

新一「・・・・まあ、その付き合ってなかったし」

灰原「付き合っても、彼女が結婚するまで特にこういうことを求めてこなかったと思ったんだけど」

新一「・・・・・・・・」

灰原「一応、確認しておくけど私に告白してきた時はふっきれてたのよね?」

新一「・・・・・・・・・ああ」
520 :1 [saga]:2011/06/14(火) 22:08:26.27 ID:r5jj3Vld0

灰原「その間は?」

新一「特に意味はありません」

灰原「ねえ?」

新一「ん?」

灰原「その間何か彼女としてなかったのよね?」

新一「あ・・・あったりまえじゃねーか」

灰原「そう、ならいいけど」

新一「(あれ?割とあっさりあきらめてくれたぞ?)」
521 :1 [saga]:2011/06/14(火) 22:08:55.07 ID:r5jj3Vld0

新一「それより、ほら」

灰原「何?」

新一「俺を洗ってくれ」

灰原「・・・・・・本気?」

新一「もち」

灰原「・・・・・はぁ〜、ほら座りなさい」

新一「わーい」

灰原「腰を振らない」

新一「喜びの表現」

灰原「しないわよ」

新一「わーってるよ」

今日はここまで
522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/14(火) 23:01:51.05 ID:C5MxqG1SO
乙した
523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/14(火) 23:20:54.73 ID:2DV9r9mPo
ドキドキ
524 :1 [saga]:2011/06/15(水) 22:15:18.27 ID:9WRNpQk70
ゴシゴシ

新一「・・・・」

灰原「・・・・」

新一「・・・んぅ・・」

灰原「変な声出さないでくれる」

新一「されるのってなんか快感」

灰原「後は自分で・・・」

新一「声を出さないように我慢します」

灰原「まったく」

そして、灰原が新一の体を洗い終える
525 :1 [saga]:2011/06/15(水) 22:16:02.41 ID:9WRNpQk70

新一「哀」

灰原「何?洗い終わったでs・・」

新一「下も」

灰原「さっき出したでしょ」

新一「洗って」

灰原「・・・・」

新一「お願い」

灰原「・・・・・何が狙い?」

新一「え?」
526 :1 [saga]:2011/06/15(水) 22:16:43.76 ID:9WRNpQk70

灰原「私の性器を洗うのが目的ではないみたいだから、他に何か目的があるんでしょ?」

新一「いやいや、それも」

灰原「それなら、さっきと同じように先に私のをしようとするでしょ」

新一「あ・・・そうだったな」

灰原「往生際が悪いわね」

新一「いや、マジで」

灰原「・・・・」

新一「・・・・・」
527 :1 [saga]:2011/06/15(水) 22:18:30.45 ID:9WRNpQk70
灰原「あなたって昔から私に隠し事をするときって」

新一「・・・・・」

灰原「私の目を見て、半笑いよね」

新一「・・・・・」

灰原「観念したら?」


灰原「・・・・・」

新一「・・・・・・実は」

灰原「ええ」

528 :1 [saga]:2011/06/15(水) 22:19:17.26 ID:9WRNpQk70
新一「哀の顔にち○ぽでぺちぺちしてみたい」

灰原「・・・・・・・・・」

・・・・・・・

新一「頼む」

灰原「馬鹿じゃないの?」

新一「一遍やってみたいんだって」

灰原「何に影響されたの?」

新一「光彦がやったことがあるそうで」

灰原「・・・・・・・・・・」
529 :1 [saga]:2011/06/15(水) 22:19:56.18 ID:9WRNpQk70

新一「マジだって」

灰原「本当ならなんでそんなこと知ってんのよ?」

新一「今日、依頼人来なくて園子が来て二人で酒盛りしてたら」

灰原「・・・・・あいかわらずね」

新一「園子が光彦との関係を自慢してきて」

灰原「・・・・・まあ、お似合いよね」

新一「俺たちに対抗意識を燃やして、愛の証にどんなことをしてるかって話題で」

灰原「・・・・あの女言ったの?」

新一「ああ」

灰原は頭を抱える

新一「はは・・」
530 :1 [saga]:2011/06/15(水) 22:20:27.73 ID:9WRNpQk70

灰原「酔うと正気を失うのね」

新一「いや、まだ酔い始めだったけど」

灰原「・・・・・・・」

新一「ま、そういう愛のカタチもあるってことだよな」

灰原「今後の付き合い方を考えるわ」

新一「お前、懐かれてたもんな」

灰原「・・・・思い出させないでくれる?」

新一「もしかしたら、あのポジションが・・・」
531 :1 [saga]:2011/06/15(水) 22:21:00.51 ID:9WRNpQk70

灰原「」ギンッ

新一「・・・なんでもないです」

灰原「ま、いいわ」

新一「ん?」

灰原「それで?」

新一「え?」

灰原「あなたも言ったんでしょ?」

新一「え?・・・なんで?」

灰原「対抗してって言ったんだから、その前にあなたがそれに劣るくらいの結構なことを話したってことになるわよね」

新一「・・・・・・」

今日はここまで
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/15(水) 23:13:00.93 ID:vgBa2wtSO
ぺちぺちww乙
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/16(木) 00:06:45.22 ID:1TVp0h3ro
ピカチュウww
534 :1 [saga]:2011/06/16(木) 21:40:17.38 ID:7hVpArZR0
灰原「ねえ?」

新一「かもな」

灰原「言ったんでしょ」

新一「かもね」

灰原「言ったのよね?」ピキピキ

新一「・・・・・・・言いました」

灰原「何を?」

新一「言わなきゃ駄目?」

灰原「当たり前でしょ」
535 :1 [saga]:2011/06/16(木) 21:40:47.21 ID:7hVpArZR0

新一「その・・・・寝るとき手を握ってることを」

灰原「・・・・・」

新一「ちょっと恥ずかしかった?」

灰原「/////煩いわね、家族があなたしかいないからそうしてないと心細いのよ」

新一「未だに俺の方が早く起きても離してないからな」

灰原「・・・いいでしょ、別に」

新一「ま、俺は嬉しいからいいけど」

灰原「・・・・ふんっ」
536 :1 [saga]:2011/06/16(木) 21:41:13.01 ID:7hVpArZR0

新一「照れるなって」

灰原「照れてないわよ」

新一「顔・・・・・赤くなってんぞ」

灰原「こ・・ここがお風呂場だからよ」

新一「そうかな〜」

灰原「そ・・・それよりも」

新一「ん?」

灰原「それだけ?」
537 :1 [saga]:2011/06/16(木) 21:41:40.57 ID:7hVpArZR0

新一「え?」

灰原「そんな話で彼女があんな話をするとは思えないのだけど」

新一「・・・・・・・・」

灰原「あるよね?」

新一「いや、これを本当に・・・」

灰原「最初はそんなのだったんでしょうけど、徐々にヒートアップして」

新一「(不味い、完璧に読まれてる)」

灰原「何を言ったの?」

新一「え〜、どうっだたかな」
538 :1 [saga]:2011/06/16(木) 21:42:34.34 ID:7hVpArZR0

灰原「もうあなたは小学生じゃないのよ、そんな言い方しても誰も気にも留めないわ」

新一「(・・・・哀が本気だ)」

灰原「さっさと吐いたほうがいいと思うのだけれど」

新一「その・・・・先ほどの・・・・・話を」

灰原「先ほどって?」

新一「だから・・・さっきの」

灰原「はっきり言いなさいよ」
539 :1 [saga]:2011/06/16(木) 21:43:02.04 ID:7hVpArZR0

新一「妊娠してるときに手でしごいてもらったって」

灰原「・・・・・」

新一「・・・・・」

灰原「さて、そろそろあがらないと」

新一「待って、そんないないものみたいな扱いは止めて!」

新一が灰原にしがみつく

灰原「あら、幻聴かしら?声が聞こえるわ」
540 :1 [saga]:2011/06/16(木) 21:43:37.55 ID:7hVpArZR0

新一「ごめんなさーい」

灰原「何か空気抵抗があるわね。空調変えたほうがいいかしら」

新一「ごめん、許して〜。何でもするから」

灰原「・・・・」ピクッ

灰原の脚が止まる

新一「な・・・な?」

灰原「何でも?」

新一「何でも」

今日はここまで
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/16(木) 23:10:31.06 ID:moS/ex7SO
何でもwktk乙
542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/17(金) 02:02:02.89 ID:DXE16oUDO
この筆者の発想は期待できる
543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/06/17(金) 06:09:31.78 ID:t3Mfdu5io
また墓穴をww
544 :1 [saga]:2011/06/17(金) 21:59:02.17 ID:SC6ggz830
灰原「・・・・・そうねぇ」

新一「(一体どんな要求を・・・・)」

・・・・・・・

灰原「とりあえず」

新一「・・・・・」ゴクリッ

灰原「一緒に寝なさい」

新一「・・・・・」

灰原「何よ」

新一「いつもと同じじゃね?」

灰原「そこで言うわ」
545 :1 [saga]:2011/06/17(金) 21:59:44.65 ID:SC6ggz830

新一「一緒に寝るってことじゃないの?」

灰原「そこで言うわ」

新一「わーったよ」

灰原「ええ」

新一「・・・・洗っては・・・・」

灰原「自分でしなさい」

新一「ちぇ」

灰原「」ギンッ
546 :1 [saga]:2011/06/17(金) 22:00:12.98 ID:SC6ggz830

新一「・・・わ・・・・わかったよ」

灰原「・・・・ホントにあなたは・・」

・・・・・

灰原「ねえ?」

新一「何だよ?」

灰原「何であなたの顔が私のおしりのところにあるのかしら?」

新一「いや、自分でしりを洗うときってこう・・前かがみに」

灰原「ならないわよ」

新一「あれ?」
547 :1 [saga]:2011/06/17(金) 22:00:50.72 ID:SC6ggz830

灰原「後ろに手を回せばいいでしょ」

新一「届かない」

灰原「嘘言わないで」

新一「・・・・・足を洗うときも」

灰原「片足あげるかしゃがむでしょ」

新一「しゃがむときにこう・・・身体を回転させて」

灰原「・・・・もういいわ、それでなんでおしりの穴に顔を近づけてるの?」

新一「・・・・愛は時に理解不能な行動に」
548 :1 [saga]:2011/06/17(金) 22:01:20.93 ID:SC6ggz830

灰原「踏み潰して欲しいのね?」

新一「言う!言うから」

灰原「で?」

新一「・・・・・哀のアナルってどんな匂いがしてどんな形なのk・(ゴン)・いでぇ」

灰原が桶で叩く

灰原「何考えてるのよ」

新一「妻のすべてを知っておきたいんだ」

灰原「私を恥じらいの持たない変態にでもしたいの?」

新一「いや、俺だけの」
549 :1 [saga]:2011/06/17(金) 22:01:52.09 ID:SC6ggz830

灰原「どっちにしろ変態にしたいのね」

新一「いや、変態にはなってほしくはないな・・・やっぱ恥ずかしがってもらわないと」

新一「こっちとしても興奮s(ガン)」

灰原が桶の角で叩く

灰原「バカなこといわないでくれる?」

新一「・・・・子供産む前はアナルSEXもしてくれたのに」

灰原「あなたが無理やりしたんでしょうが」

新一「今は、無理やりでもしてくれないじゃねーか」
550 :1 [saga]:2011/06/17(金) 22:02:59.23 ID:SC6ggz830

灰原「あら、女は子供を産むと強くなるのよ」

新一「俺の愛は不変なのに」

灰原「歪んでるみたいだけど」

新一「ひどい」

灰原「さっさと普通に洗いなさい」

新一「・・・・」

灰原「何よ」

新一「向かい合ってくるなら、普通にします」

灰原「そう、どうしても見えない存在になりたいのね」

新一「さっさと洗いまーす」

今日はここまで
551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/17(金) 23:03:13.68 ID:MTusDkySO
乙……クンカクンカ
552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/17(金) 23:52:06.26 ID:/nW9uYJbo
かぎてえ
553 :1 [saga]:2011/06/18(土) 22:36:25.31 ID:tH5FAarQ0
新一「でもよ」

灰原「何?まだ、向かい合ってとか言ってるの?」

新一「ちげーって、場所変わろうぜ」

灰原「・・・・・何考えてるの?」

新一「え?気分的なものだけど」

灰原「言っておくけど、鏡から見えるように動くつもりはないわよ」

新一「・・・・・・・」

灰原「・・・・図星みたいね」

灰原「・・・あなたって本当にいくつになっても」

新一「ちっ、ちげーよ」
554 :1 [saga]:2011/06/18(土) 22:36:55.05 ID:tH5FAarQ0

新一「オメーがいつまでも俺のタイプのままなのがいけねーんだって」

灰原「//////え?」

新一「大体、小学生の時は落ち着いたかわいい幼女で、あれ?俺ってロリコン?」

新一「とか思わせておいて、今は普通に綺麗で大人っぽいのに」

新一「それなのに未だに普通にヤキモチ妬くし、ちょっと褒めると照れるし」

新一「裕二と明菜の相手をしているときの顔はかわいいし」

新一「俺の好みの変化に沿って成長するからいけねーんだ!」

灰原「////・・・・そんなの私に言われたって知らないわよ」

新一「いや、だってずっとピンポイントで狙ってくるから」
555 :1 [saga]:2011/06/18(土) 22:37:23.56 ID:tH5FAarQ0

灰原「そんなのあなたの嗜好でしょ」

新一「いや、何か俺の脳でもいじってんのか?ってくらい」

灰原「いじれるわけないでしょ」

新一「・・・・・・」

灰原「何よ」

新一「最近、脳の仕組みについて調べてるって博士が言ってたけど」

灰原「・・・・暇つぶしよ」

新一「子供が二人とも小学生なのに意外と子煩悩の哀にそんなに暇があるわけがない」

灰原「何か読んだの?口調が変よ」
556 :1 [saga]:2011/06/18(土) 22:37:57.14 ID:tH5FAarQ0

新一「それに」

灰原「そもそも、そんなことできるわけがないでしょ」

新一「・・・・・・」

灰原「そういうのじゃないわよ」

新一「・・・・・・えっと・・・じゃあ・・・・どんな?」

新一「(あれ?冗談のはずなのに)」

灰原「うちの旦那様をもう少しまともな人間に更生するためには・・」

新一「・・・・・・・」

灰原「あら?どうしたの」
557 :1 [saga]:2011/06/18(土) 22:38:43.61 ID:tH5FAarQ0

新一「あの、今のままっていうのは」

灰原「本気で試されたくないんなら、少しはまともになるのね」

新一「はい」

灰原「・・・・全く」

しばし、沈黙

新一「・・・・・」

灰原「・・・・ひゃぁっ・・」

新一が急に灰原に背中をくっつけた

灰原「何するのよ」
558 :1 [saga]:2011/06/18(土) 22:39:13.76 ID:tH5FAarQ0

新一「え?あ・・・その・・・・くっついていたいなって」

灰原「・・・・もうっ、あなたは」

新一「嫌か?」

灰原「・・・・別にこういうのなら」

新一「(なんかブラの感触がないって新鮮)」

灰原「どうしたの?」

新一「あ、いや、なんでもねーって」

新一「(なんか鋭い)」

今日はここまで
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/18(土) 23:06:45.96 ID:w842n7vSO
おつ
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/19(日) 07:48:17.15 ID:P4chRnj6o
かわいいなあ
561 :1 [saga]:2011/06/19(日) 21:33:03.50 ID:ZQ1f9yCP0
灰原は洗い終わり

灰原「・・・よいしょっと」

新一「うぉ」

灰原が立ち上がったため背中をもたれかからせていた新一は驚く

灰原「まだ、終わってないの?」

新一「い・・いや、もうすぐだよ」

灰原「ふーん」

新一「な・・・・何?」

灰原「また変なことを考えていたってわけじゃないわよね?」
562 :1 [saga]:2011/06/19(日) 21:33:29.31 ID:ZQ1f9yCP0

新一「な・・・・なんでそう思うんだよ」

灰原「あなた、いつもお風呂の時間って私よりも早いわよね」

新一「そ・・・そうか?」

灰原「ええ」

新一「ほ・・ほら、オメーが湯に使っている時間が」

灰原「そんなに長くないわよ、私」

灰原「それにその時間よりも早いわよあなた」

新一「そ・・そう、オメーとか女って髪を洗うのに時間が・・」
563 :1 [saga]:2011/06/19(日) 21:34:21.22 ID:ZQ1f9yCP0


灰原「私、彼女みたいにロングじゃないんだけど」

新一「・・・・・・・・・ホントだ」

灰原「ってことはやっぱりいつもよりも遅いのよね。あなたの場合なら」

灰原「何か考えてそっちに気を取られているって考えるのがいつもの行動からいって普通じゃないかしら?」

新一「あ・・・・いや・・えっとだな、オメーって茶髪じゃん」

灰原「それが?初めて会ったときからずっと同じよ」

新一「その・・・伸ばしてみたりしないのかなって」
564 :1 [saga]:2011/06/19(日) 21:34:44.51 ID:ZQ1f9yCP0

灰原「何の関係があるのよ?」

新一「オメーの髪がロングならなんかこういいかなって」

灰原「しないわよ、邪魔になるし」

新一「そっか」

灰原「何?伸ばしたほうがいいかしら?」

新一「・・・・・少し」

灰原「・・・・・そう」

新一「あれ?」
565 :1 [saga]:2011/06/19(日) 21:35:15.56 ID:ZQ1f9yCP0

灰原「・・・・少しなら」

新一「え・・・いいの?」

灰原「何よ、してほしいんじゃないの?」

新一「いや、そりゃあそうだけど」

灰原「ならいいでしょ」

新一「うん」

新一「・・・・・・そ、それじゃあ、湯船に入ろうぜ」

灰原「ええ」

新一「・・・・」
566 :1 [saga]:2011/06/19(日) 21:35:45.01 ID:ZQ1f9yCP0

灰原「どうしたの?」

新一「先に入って足を上げるところを見たほうがいいか、後に入って尻を見たほうがいいかなって」

バゴ

灰原が新一の頭を叩き、頭を湯船に叩き込む

灰原「あら、頭から入りたかったのね」

新一「・・・・・」

そして、灰原が湯船につかる

灰原「・・・・本当に」

新一「プハッ、あ・・・復活が少し遅かった」
567 :1 [saga]:2011/06/19(日) 21:36:19.10 ID:ZQ1f9yCP0

灰原「あら、もう一回沈められたいの?」

新一「・・・冗談だって」

灰原「・・・どうしたの?ずっとこっちを見て」

新一「お湯でぼやけながら見る胸っていうのもいいもんだなって」

灰原「・・・・・あなたは本当に懲りないのね」

新一「だって、二人っきりで風呂に入るって夢だったんだもん。存分に味わいたいじゃん」

灰原「・・・・彼女と入ってたんでしょ」

新一「ガキじゃ入れれないんだもん」

灰原「そうね、もし入れてたんなら本気で沈めてたわ」

新一「哀、目がマジだよ」

灰原「本気だからじゃないかしら」

今日はここまで
568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/19(日) 22:20:10.45 ID:P4chRnj6o
それにしてもよく毎日こんだけ書けるもんだ
すらすら書けてるの
それとも結構ネタに悩みながら?
569 :1 [sage]:2011/06/19(日) 22:33:55.49 ID:ZQ1f9yCPo
>>568
たまに悩む
そのときはやっぱりなんか変な文章になってる
570 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/19(日) 23:09:30.50 ID:JIiAQFHSO
つ且~
乙した
571 :1 [saga]:2011/06/20(月) 21:48:20.59 ID:nWXX20np0
20分後

新一「そろそろ、上がるか」

灰原「そうね」

新一「・・・・」

新一は灰原の動きを伺っている

灰原「一緒に上がりましょうか?」

新一「・・・・ちぇ」

灰原「あなたね、これだけ続けば誰でも警戒するわよ」

新一「わーったよ」
572 :1 [saga]:2011/06/20(月) 21:48:49.85 ID:nWXX20np0

そして、ベッドで

新一「で?なんなんだよ」

灰原「何がよ」

新一「一緒に寝るっていうのだけじゃないだろ?」

灰原「・・・・・い」

新一「聞こえないけど」

灰原「だから、抱きしめなさい」

新一「・・・・・それだけ?」

灰原「・・・一晩中」
573 :1 [saga]:2011/06/20(月) 21:49:16.31 ID:nWXX20np0

新一「・・・・・」

灰原「何よ」

新一「いや、かわいいなって」

灰原「・・・いいんでしょ?」

新一「ああ、もちろん」

新一が灰原を抱きしめる

灰原「・・・・・それとね」

新一「ああ」
574 :1 [saga]:2011/06/20(月) 21:50:11.41 ID:nWXX20np0

灰原「家族が増えるんだけどいいかしら?」

新一「ん〜、この家ってペット大丈夫だったっけ?」

ゴンッ

新一「グーは痛いです」

灰原「ふんっ」

新一「哀がだんだん暴力的に」

灰原「真面目な話してるのにふざけるからよ」

新一「でも、お前犬好きだったじゃん」

灰原「・・・・そうね。でも、普通は察するんじゃないかしら?」
575 :1 [saga]:2011/06/20(月) 21:50:36.97 ID:nWXX20np0

新一「えっと・・・・出来たんだよな?」

灰原「・・・・・ええ」

新一「三人目か」

灰原「まだどっちかわからないけど」

新一「まあ、男も女もいるからどっちでもいいけど」

灰原「そうね」

新一「いや〜、よかったな」

灰原「どういうことよ?」

新一「いや、おっちゃんの所に園子が来たのは話しただろ?」
576 :1 [saga]:2011/06/20(月) 21:51:23.30 ID:nWXX20np0

灰原「ええ、愛の証の話してたんでしょ?」

新一「ああ、それであいつのところは五人もいるって話で」

灰原「多かったわよね」

新一「で、俺らは愛が足りないって言われてて・・・・・どうした?」

灰原「あなた」

新一「何だよ、そんな急に真剣な顔して」

灰原「もう一回してあげるわ」

新一「いやいや、妊娠してんだろ。だったらそんなに何回もするのは」

灰原「今なら間に合うかもしれないわ。三つ子になるかもしれないでしょ」
577 :1 [saga]:2011/06/20(月) 21:52:07.79 ID:nWXX20np0

新一「対抗しなくていいだろ」

灰原「そうまで言われて黙ってろって言うの?」

新一「まあまあ、そうは言ってもあっちはそろそろ打ち止めだろうし」

灰原「でも」

新一「割とそういうの気にするんだな」

灰原「あら、当たり前だと思うけど」

新一「・・・・」

灰原「何よ、あなたは言われてもなんとも思わないの?」
578 :1 [saga]:2011/06/20(月) 21:53:34.82 ID:nWXX20np0

新一「まあ、気にはするかな」

灰原「だったら」

新一「ま、まあまあ。とりあえず三人目が出来てからで」

灰原「・・・・そう、あなたがそういうんなら」

今日はここまで
579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/20(月) 23:02:24.53 ID:3UqOyLySO
580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/20(月) 23:10:40.90 ID:92peJweHo
かわいいなおい
581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/21(火) 00:55:03.29 ID:lVpX2WeDO
やっぱ女はこうじゃないと可愛いげがない
582 :1 [saga]:2011/06/21(火) 21:12:06.02 ID:1GKsFsEf0
次の日

事務所

新一「んじゃ、おっちゃんこの資料渡してくるから」

小五郎「おう」

新一は今は警視庁に勤めている平次のところへ依頼として受けた調査を終え

その報告へ向かった

その帰り
583 :1 [saga]:2011/06/21(火) 21:45:26.44 ID:1GKsFsEf0

ピンポーン

新一は服部宅へ向かっていた

ガチャ

ドアが開き、和葉が顔を見せる

和葉「あ、早かったんやね」

新一「まあな」

和葉「入って」

新一「おう」

新一は中に招き入れられる

和葉「お昼はどうしたん?」

新一「いや、まだ」
584 :1 [saga]:2011/06/21(火) 21:49:48.26 ID:1GKsFsEf0

和葉「作ってあげよか?」

新一「ああ、頼む」

和葉「時間はどれくらい大丈夫なん?」

新一「あー、そうだな三時くらいまでじゃないか」

和葉「そない遅くなってもええの?」

時計はまだ11時を指していた

新一「ああ、おっちゃんは飲んでるからな」

和葉「・・・飲ませたんやろ?」
585 :1 [saga]:2011/06/21(火) 21:51:23.81 ID:1GKsFsEf0

新一「・・・・・さあ」

新一はとべぼけたジェスチャーを見せる

和葉「悪い部下やね」

新一「喜んでやってる節もあるけどな」

和葉「そうなん?」

新一「ああ、そうじゃなきゃいくらなんでも日本酒は飲まねーよな」

和葉「まあ、うちとしては来てくれるだけで嬉しいわ」

新一「俺も来たかったし」
586 :1 [saga]:2011/06/21(火) 21:52:20.91 ID:1GKsFsEf0

和葉「ふ〜ん、哀ちゃんに悪いと思わへんの?」

和葉が軽く問い詰めるように尋ねる

新一「オメーだって平次に悪いと」

和葉「うちらがそういう関係やってことは知っとるはずやろ」

新一「んー、まあ意外だったけどな。いわゆる仮面夫婦ってやつ?」

和葉「一々言わさんといて」

新一「平次の相手も」

和葉「ホンマに、まだ年下やったらウチもまだいろいろ考えたんやけど・・・・年上やで」

新一「それも」
587 :1 [saga]:2011/06/21(火) 22:00:28.60 ID:1GKsFsEf0

和葉「うちらの親くらいの年齢やったら・・・・考えるのアホらしくなるわ」

新一「蘭姉ちゃんの母さんだよな。いくつ上だっけ?」

和葉「知らんわ」

新一「怒るなって、そのおかげでこうして会えるんだし」

和葉「よう言うわ、新婚から二年しか経っとらんうちの初めて奪ったんはアンタやのに」

新一「・・・・まあ、流れで」

和葉「中学生の子があないに積極的になるなんて思わへんて」

新一「(まあ、あの時すでに和葉と同い年だし)」
588 :1 [saga]:2011/06/21(火) 22:01:24.52 ID:1GKsFsEf0

新一「確か、きっかけは・・・・平次に呼ばれたんだよな」

和葉「そうやったな、そしたらウチが待っとる?って聞いたら」

新一「うんって言って」

新一「で、飯一緒に食べて。平次が今日は遅くなるって電話が来たんだよな」

和葉「そんなこんなで身の上のこと話してもうたんやったな。なーんで話してもうたんやろ」

新一「それで、俺が相手してやるって」

和葉「なんで受け入れてもうたんかな」

新一「っていうか、そもそもなんで初めてだったんだよ」
589 :1 [saga]:2011/06/21(火) 22:01:50.51 ID:1GKsFsEf0

和葉「最初からそうやったんやもん」

新一「手、出されなかったのか?」

和葉「うん」

新一「付き合ってる時も?」

和葉「・・・・・うん」

新一「そういう関係じゃなかったの?」

和葉「ん〜、どうなんやろな。結婚した後も特にそういうことはなかってん」

新一「和葉から言いづらいしな」
590 :1 [saga]:2011/06/21(火) 22:02:23.54 ID:1GKsFsEf0
今日はここまで
591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/21(火) 23:15:53.48 ID:3qzri+6SO
乙鰈
592 :1 [saga]:2011/06/22(水) 21:15:51.59 ID:STI4HT+p0

和葉「うん・・・やっぱり単なる幼馴染やっていうだけでそういう対象ではなかったんちゃう?」

新一「でも、結婚したんだろ?」

和葉「最初はうちも・・・あ、平次もやで。その気やったんやけど」

新一「あんま乗り気じゃなくなったのか」

和葉「なんでなんやろな・・・・別に喧嘩した訳でもないんやけどそっけなくなって」

新一「和葉は?」

和葉「うちも・・・そこまで・・・んー、自分から積極的にいくっちゅう気もなかってん」

新一「その後は?」

和葉「もううちのおとーちゃんもおかーちゃんも乗り気やったんやもん」
593 :1 [saga]:2011/06/22(水) 21:16:20.29 ID:STI4HT+p0

新一「・・・・言い出しにくかったのか」

和葉「そういうわけやないけど、平次も反対せえへんかったし」

新一「そうなんだ」

和葉「うん・・・あんまり気にしてへんのかも」

新一「・・・・そういうことはねーと思うけど」

和葉「でも・・・和美のことも特に何もいうてこんねん」

新一「・・・・・・バレてる?」

和葉「うちと平次はそういうことしとらんのやから、わかるやん」
594 :1 [saga]:2011/06/22(水) 21:17:13.75 ID:STI4HT+p0

新一「ん・・・まあ」

新一「いや、ってかしてないの?」

和葉「うん、うちには寝にくるだけみたいな形やから」

新一「ふーん」

和葉「さっきの歳の話やけど、蘭ちゃんのお父ちゃんと同い年やろ?」

新一「んー、そうなんだけど俺しらねえんだよな」

和葉「そうなん、頼りない部下やね」

新一「っていうか、おっちゃんは何もいわねえのかな」
595 :1 [saga]:2011/06/22(水) 21:18:13.28 ID:STI4HT+p0

和葉「そら言わへんと思うわ」

新一「なんで?」

和葉「蘭ちゃんのおかーちゃんの秘書とデキとるらしいで」

新一「・・・・・マジ?」

和葉「昔、6,7年前やったかな?気になって・・・・・蘭ちゃんにも聞かれたことあったもんやから」

新一「・・・・・うちの母親と和葉の旦那もしくは服部君が付き合ってるって?」

和葉「うん・・・・でも、言われへんやん」

新一「まあ、娘には言いづらいよな」
596 :1 [saga]:2011/06/22(水) 21:18:54.10 ID:STI4HT+p0

和葉「せやから、その時はようわからんって誤魔化したんやけど」

新一「ど?」

和葉「その時気になったんで、調べてみてん」

新一「そしたら?」

和葉「コナン君のところの探偵とうちの旦那の浮気相手の秘書が付き合うてるの見てもうてん」

新一「・・・・・興味本位で聞くけど、どんな場面?」

和葉「・・・・・ラブホに入るとこ」

新一「うわぁ〜・・・・・・・・・・・・・それは否定できねえな」

和葉「せやろ」
597 :1 [saga]:2011/06/22(水) 21:19:28.59 ID:STI4HT+p0

新一「で、本当の目的の方は?」

和葉「ばっちり、見てもうた」

新一「・・・あ・・・そうなんだ」

和葉「まあ、うすうすそうちゃうかなって思ってたから特にどうとも思わんかったけど」

新一「そういやさ」

和葉「何?」

新一「平次って何でこっちに?」

和葉「おとーちゃんに対抗したかったらしいわ。同じ仕事で。そのためだけにこっちに来てん」
598 :1 [saga]:2011/06/22(水) 21:20:00.21 ID:STI4HT+p0

新一「それで、大学もこっちか」

和葉「そういうことや。まあ、ウチもこっちにしたんやけど」

新一「平次がいるから?」

和葉「・・・・・否定できひんわな。それもあったかもしれへん」

新一「付き合ったのっていつごろ?」

和葉「う〜ん、蘭ちゃんが今の旦那と付き合いだしたあたりやわ」

新一「・・・へ〜。大学一年くらいか」

和葉「なんか、急に告白されてん」
599 :1 [saga]:2011/06/22(水) 21:20:46.59 ID:STI4HT+p0

新一「その話を聞いた後に・・・か?」

和葉「そうやな、その後くらいやわ」

新一「(・・・・・・平次)」

和葉「んで、その後やな。大学出てすぐ結婚したんやけど」

新一「で?いつからあのおばさんと付き合ってたんだ?」

和葉「結婚する一年半前らしいわ」

今日はここまで
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/22(水) 23:08:04.14 ID:n2cw1hoSO
お疲れ様
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/23(木) 00:25:42.95 ID:i846bjhDO
和葉はコナン+10歳か
602 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/23(木) 09:45:30.90 ID:96rxV/XSo
ドロドロだな
603 :1 [saga]:2011/06/23(木) 21:14:58.82 ID:fug4510u0

新一「調べたの?」

和葉「せやかて、機会はそれくらいしかなかったし」

新一「あ、なるほど。蘭の結婚式か」

和葉「そういうことやな、あの時途中からどっかへいってもうたし」

新一「そういや、蘭がお母さんはって?言ってたかも」

和葉「蘭?・・・・珍しい言い方やな?」

新一「え?」
604 :1 [saga]:2011/06/23(木) 21:15:32.75 ID:fug4510u0

和葉「・・・・・もしかして、ウチ以外にもこういう関係の女おるんちゃう?」

新一「いねーって、その心の中ではそう言ってたから」

和葉「・・・・黒いんやね」

新一「新一兄ちゃんがそう言ってたから移っちまった」

和葉「あ、そーいうなんや」

新一「でも、平次は他にいたりするの?」

和葉「んー・・・・そうやね、入ってからも結構いろいろな相手がおったらしいけど」

新一「マジ?」

和葉「コナン君が事件のときによく来る女の刑事さんおったやろ?」
605 :1 [saga]:2011/06/23(木) 21:16:09.19 ID:fug4510u0

新一「あー、佐藤刑事」

和葉「後、よく来る太った刑事」

新一「目暮警部・・今は違うけど」

和葉「の奥さんやったかな」

新一「・・・・・結構手広くやってるのね」

和葉「うちもそう思ったわ」

新一「気にならねーの?」

和葉「もうアホらしゅーなって」
606 :1 [saga]:2011/06/23(木) 21:16:36.65 ID:fug4510u0

新一「なんかトラブルになったりとかしねーの?」

和葉「あんまり知らへんわ、とりあえずうちに誰か来たりはしてへんよ」

新一「上手くやってんのか・・・・それともこういう関係だってこと知ってるのか」

和葉「そうやね、そのおかげで若いのに広い人脈をもっとるらしいわ」

新一「言葉通りか」

和葉「そうやね」

新一「あーそれで」

和葉「?他にも知っとるん?」
607 :1 [saga]:2011/06/23(木) 21:17:19.32 ID:fug4510u0

新一「俺は一人しか知らないけどな」

和葉「誰なん?」

新一「蘭」

和葉「嘘やん」

新一「いやいやマジだって」

和葉「そんな・・・蘭ちゃんが・・・」

新一「まー、俺も聞いたときは衝撃的だったけど」

和葉「なんでそんなん知っとるん?」
608 :1 [saga]:2011/06/23(木) 21:18:25.90 ID:fug4510u0

新一「娘から聞いた」

和葉「・・・・・・・・・・グレたりしとらへん?その子」

新一「グレてはいないな」

和葉「どんな娘なん?」

新一「んー、蘭そっくりだな。見た目は、中身は・・・・・」

和葉「中身は?」

新一「全然違うな」

今日はここまで
609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/23(木) 23:16:23.81 ID:KFjvpmqSO
610 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/23(木) 23:35:44.07 ID:i846bjhDO
今は平次が母娘丼かよwwwwwwwwww
611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/24(金) 02:20:51.99 ID:5H8m2oFuo
もう何がなんやらwwwwwwww
612 :1 [saga]:2011/06/24(金) 20:00:07.65 ID:LBx4gwby0

和葉「へー、結構会うん?」

新一「・・・っていうか、向こうから来る」

和葉「でも、仲ええねんね」

新一「懐かれてんだよ。で、そいつから聞いた」

和葉「でも、そないなこと娘に言うてまうん?」

新一「・・・いや、見たらしい」

和葉「仲は大丈夫なん?」
613 :1 [saga]:2011/06/24(金) 20:00:07.54 ID:LBx4gwby0

和葉「へー、結構会うん?」

新一「・・・っていうか、向こうから来る」

和葉「でも、仲ええねんね」

新一「懐かれてんだよ。で、そいつから聞いた」

和葉「でも、そないなこと娘に言うてまうん?」

新一「・・・いや、見たらしい」

和葉「仲は大丈夫なん?」
614 :1 [saga]:2011/06/24(金) 20:00:44.92 ID:LBx4gwby0

新一「さあ?・・・でも、結構話はするらしいけどな」

和葉「そうなんか」

新一「困るぜ?過去の所業が洗いざらいその子に伝わっていくっていうの」

和葉「・・・・してそうやな」

新一「なっ」

和葉「どーせ、一緒にお風呂はいったりとかやろ?」

新一「・・・・・」

和葉「図星やな」
615 :1 [saga]:2011/06/24(金) 20:01:16.73 ID:LBx4gwby0

新一「まあ、そういったことを」

和葉「他にもあるん?」

新一「・・・・・・・・ないよ」

和葉「嘘やね?」

新一「・・・・」

和葉「どんなん?」

新一「いや、一緒に風呂に・・・」

和葉「その後は?」
616 :1 [saga]:2011/06/24(金) 20:02:03.67 ID:LBx4gwby0

新一「・・・・・」

和葉「まさかコナン君がそれだけっちゅうことはあらへんよな?」

新一「・・・・」

和葉「あるんやろ?」

新一「洗いっこを」

和葉「・・・・そん時からマセとったんやね」

新一「・・・・まあ」

和葉「ま、それはおいといて」
617 :1 [saga]:2011/06/24(金) 20:02:39.48 ID:LBx4gwby0

和葉「その娘の本音はどうなんやろね?」

新一「さあな、俺にはわからねーな」

和葉「それにしても」

新一「ん?」

和葉は自分の髪を触りながら

和葉「こんなおばさん相手やのに、未だにポニーテールとかにさせたがるんやね?」

和葉「今から行くってメールの後に髪型はポニテがいいなとか書いとるし」

今日はここまで
618 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/24(金) 20:25:18.95 ID:0mVVP1Lto
この>>1は本当に関西弁キャラ好きだな
619 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/24(金) 21:40:07.43 ID:CoQpGJSDO
Aチャンネルだと
UKが好きそうだな
620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/24(金) 23:10:24.53 ID:M7GO+SmSO
621 :1 [saga]:2011/06/25(土) 22:07:14.35 ID:Vdp1Rlsk0
今日は休みます
622 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/25(土) 23:14:30.13 ID:1ueWalvSO
はい、ごゆっくり
623 :1 [saga]:2011/06/26(日) 20:25:11.56 ID:MVe3mfsb0

新一「・・・・かわいいから」

和葉「でもな、この歳でツインテールとか恥ずかしすぎんねんけど」

新一「それでもしてくれる和葉が好き」

和葉「・・・でも、こーゆうん恥ずかしいんやで」

新一「和葉はそう思うのか」

和葉「・・・どういうこと?」

新一「俺の友達で光彦っていたろ・・・・あー、あの蘭の友達の園子と結婚した」

和葉「あー、知っとる。あの子、アンタの同級生と結婚したんやったな」
624 :1 [saga]:2011/06/26(日) 20:25:57.40 ID:MVe3mfsb0

新一「あいつ、まだまだ若いっていってたからさ」

和葉「・・・・・・・子供、ぎょーさんおるやったな」

新一「ああ」

和葉「う〜ん、そうなんや・・・・コナン君はどうなん?中身は若い方がええの?」

新一「うん」

和葉「う〜ん、そうやね。コナン君のために若くなるようにするわ」

新一「いや、今のままで十分だと思うけど」

和葉「でも、コナン君以外に言われたことあらへんし」
625 :1 [saga]:2011/06/26(日) 20:26:29.13 ID:MVe3mfsb0

新一「・・・園子や蘭姉ちゃんよりも若々しいけど」

和葉「ホンマ?うれしーわ」

和葉が抱きつく

新一「仕草も老け込む感じじゃねーし」

新一「(知らないってこともあるんだな)」

和葉「そう?でも、こんなことコナン君にしかせえへんもん」

和葉「・・・それにこういう格好してたら少し気ぃ若くはなるけど」

新一「和葉、かわいー」
626 :1 [saga]:2011/06/26(日) 20:27:03.17 ID:MVe3mfsb0

新一が和葉を抱きしめる

和葉「ありがとうな、蘭ちゃんにも言うてみるわ」

新一「・・・え?」

和葉「ウチのほうが若くてかわいい言うてたって」

新一「それは・・・・」

和葉「どないしたん?蘭ちゃんとこういう関係やないんやったら問題あらへんやん」

新一「ま、そーなんだけど・・・・・今度会ったときが怖い」

和葉「うちと蘭ちゃんどっちを取るん?」
627 :1 [saga]:2011/06/26(日) 20:27:30.00 ID:MVe3mfsb0

新一「和葉」

和葉「即答やね」

新一「それはそうだろ。じゃなきゃこんなことできねーし」

そう言って新一が和葉にキスをする

和葉「・・・ずるいわ・・・そないなこといわれたらもう追求できひんやん」

新一「そんな和葉が大好き」

和葉「もー、調子ええんやから」

和葉「ほんだら、少し待っとき。今から作るさかい」
628 :1 [saga]:2011/06/26(日) 20:28:13.36 ID:MVe3mfsb0

新一「おう」

和葉がキッチンに消える

新一「(しかし、平次の奴・・・手広くやってんだな)」

新一「(俺も負けずに!といきたいところだが・・・・二人目となると)」

新一「(哀にバレる可能性が高くなるし、和葉もあの感じだと怒りそうだしな)」

和葉「・・・・コナン君?」

新一「え?」

和葉「・・・・何かロクでもないこと考えとったやろ?」

新一「な・・・何を根拠に?」

今日はここまで
629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/26(日) 23:04:07.19 ID:RSD7BiFSO
乙した
630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/27(月) 02:28:17.70 ID:B4XOFI9Qo
一応まとも?な思考は持ってるんだな
今回は
631 :1 [saga]:2011/06/27(月) 20:25:39.20 ID:wYqruSJb0

和葉「鼻の下が伸びとるで」

新一「えっ、嘘?」

和葉「ホンマに考えとったんやね」

新一「・・・・で、な・・何のよう?」

和葉「・・・・・」

新一「スイマセン」

和葉「ホンマにもう・・・・それでな、昼は焼きそばとお好み焼きどっちがええ?」
632 :1 [saga]:2011/06/27(月) 20:26:39.15 ID:wYqruSJb0

新一「焼きそばで」

和葉「わかったわ、任せとき」

そう言って、和葉がキッチンに戻る

新一「ふーっ」

新一は危機が去って安堵したが

和葉「あ、でも」

和葉が振り返る
633 :1 [saga]:2011/06/27(月) 20:27:12.16 ID:wYqruSJb0

新一「・・・・」

和葉「他に相手作ったりしとったら、絞めてまうからな?」

和葉は笑顔で合気道の構えをみせる

新一「・・・・・・はい」

和葉「よろしい」

キッチンに戻った和葉に

新一「・・なあ」

和葉「どないしたん?」

新一「和美って何時に帰ってくるんだ?」
634 :1 [saga]:2011/06/27(月) 20:27:42.70 ID:wYqruSJb0

和美は小三である

和葉「三時くらいやろか」

新一「そうか」

和葉「・・・・・」

新一「なんだよ?」

和葉「・・・・なんかスケベなこと考えとるやろ?」

新一「ちっ・・・ちげーって」

和葉「ほんだら何?」
635 :1 [saga]:2011/06/27(月) 20:28:11.59 ID:wYqruSJb0

新一「・・・・高校時代の制服着てくれね?」

和葉「・・・やっぱり」

新一「ちげーって!とにかく着てくれ」

和葉「・・・・・うちの記憶では」

新一「・・・・・・」

和葉「・・・十年前から制服着てくれ言うた後に」

和葉はじろりと新一をにらむと
636 :1 [saga]:2011/06/27(月) 20:28:40.06 ID:wYqruSJb0

和葉「コナン君、興奮して襲ってけぇへんことあった?」

新一「・・・・・・ありません・・・でした」

和葉「ウチ、今年で36やねんけど。それでもしょっちゅう着させるし」

和葉「これ以外にもメイドの格好とか」

和葉「看護婦とかの格好させられとるけど」

和葉「その後は全部一緒ちゃう?」

新一「・・・・・だってプラスポニテでかわいいんだもん」

今日はここまで
637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/27(月) 23:07:00.99 ID:3QkiM/jSO
熟女コスプレ乙
638 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/28(火) 01:05:26.16 ID:rAlayQaDO
36か……
母親も見た目若かったしいける
639 :1 [saga]:2011/06/28(火) 21:48:58.83 ID:wQtxDvmj0

和葉「/////・・・そ・・そーやなくて、そのせいでな」

新一「ん?」

和葉「こういうのって洗濯屋さんに頼むときめっちゃ恥ずかしいんやで」

新一「・・・・・・」

和葉「わかっとんの?」

新一「そのときの和葉見たかったな」

和葉「〜〜〜〜〜・・・・・もう知らん」
640 :1 [saga]:2011/06/28(火) 21:49:25.60 ID:wQtxDvmj0

和葉はそっぽを向いてしまう

新一「悪かったって。それにその今回は少し違うんだって」

新一はあせったようなしぐさで話す

和葉「・・・・・ふーん」

新一「本当だよ・・・」

和葉「それで、せえへんのやったらなんで着させるん?」

新一「制服着て、エプロン着けて高校生の幼な妻の手料理(♪)」

和葉「・・・・うち、どっちかというと熟女に入ると思うんやけど」
641 :1 [saga]:2011/06/28(火) 21:50:20.45 ID:wQtxDvmj0

新一「頼む」

新一は椅子の上で綺麗に土下座する

和葉「・・・・・見えへんと思うけど」

新一「俺は見える(迫真)」

和葉「・・・・は〜、もうしょーがないんやから」

新一「だから、和葉好きだぜ〜」

和葉「ほんだら、着替えてくるな」
642 :1 [saga]:2011/06/28(火) 21:51:37.06 ID:wQtxDvmj0

新一「うん」

和葉は着替えに行った

新一「(和葉はああ言ってるけど、未だに若いよな。化粧取ってポニテにして)」

新一「(制服着てたら本当に高校生にしかみえねーのに)」

とか、新一が考えていると

和葉「・・・コナン君」

新一「ん?」

和葉「ど・・・どう?」
643 :1 [saga]:2011/06/28(火) 21:52:24.18 ID:wQtxDvmj0

そこには制服でエプロン姿の和葉がいた

新一「やっぱり似合うじゃん」

和葉「そ・・・そう?やっぱり恥ずかしいんやけど」

新一「大丈夫だって、見てるのは俺だけだし」

和葉「せ・・・せやね、家ん中やし」

新一「うん」

和葉「・・・・・・それで」

新一「その姿で料理を」

和葉「・・・・こないな格好で?」
644 :1 [saga]:2011/06/28(火) 21:58:54.84 ID:wQtxDvmj0

新一「ああ」

和葉「・・・・・もー、しゃーないなー」

そして、和葉は料理に戻る

和葉「なんか、変な気分やわ」

新一「・・・・・・なあ」

和葉「ん?まだ何かあるん?」

新一「・・・いや、その」

和葉「・・・・・・またろくでもないことなん?」

今日はここまで
645 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/28(火) 23:14:22.13 ID:gK881e5SO
wktk乙
646 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/28(火) 23:17:18.26 ID:gK881e5SO
wktk乙
647 :1 [saga]:2011/06/29(水) 22:01:38.98 ID:Mpmi8q9I0

新一「違うって」

和葉「ほんなら」

新一「麦茶、おかわりもらいたいからさ」

新一「ちょっと冷蔵庫見ていい?」

和葉「そんなんウチがしたるわ」

新一「いや、料理してるし悪いだろ」

和葉「ん・・・・そう?」

新一「(・・・よしっ)」
648 :1 [saga]:2011/06/29(水) 22:02:09.52 ID:Mpmi8q9I0

新一「ああ」

和葉「ほんなら、頼むわ」

そして、新一が冷蔵庫に近づく

キッチンの奥に冷蔵庫があり、新一は和葉の背中を通っていかなければならない

和葉「(・・・・・はぁ〜あ、どーせ後ろから襲うんやろけど)」

和葉「(拒めへんのは惚れてるからなんやろか)」

和葉「(一応、火ぃは止めれるようにしとかんと)」

新一「(・・・・和葉は襲うとばかり思ってるな・・・確かに興奮はしているが)」
649 :1 [saga]:2011/06/29(水) 22:04:57.13 ID:Mpmi8q9I0

新一の目が輝く

新一「(だが、しか〜し!)」

新一「(今回の目的はちょっとばかり違う)」

新一の手がスッと下にのび、そのまま和葉の横に並ぶと

新一「(今だっ!)」

新一はサッと手を上に上げる、高く

そう、目の前にある布と共に

新一「(きた〜〜〜〜〜)」
650 :1 [saga]:2011/06/29(水) 22:05:41.75 ID:Mpmi8q9I0

新一「(蘭はリアルに殺されるのでできなかったし)」

新一「(灰原は蔑んだような視線を送られた後)」

新一「(パンツが辛子製になってて)」

新一「(三日間そっけない返事しかなくて、ヤレなかったし)」

新一「(でも、和葉なら。和葉なら)」

和葉「きゃあぁぁぁああ」

和葉が叫び
651 :1 [saga]:2011/06/29(水) 22:06:36.10 ID:Mpmi8q9I0

新一「お、ピンク」

和葉「あ・・・・ぁ・・・ぁあぁ・・・ほぉ・・・・・」

そのまま、半泣きでその場にペタンと座り込む

和葉「うえ〜ん」

新一「い・・・いや、あの和葉さん?」

和葉が落ち着くのを待って

和葉「・・・いい年して何しとんねん」グスッ
652 :1 [saga]:2011/06/29(水) 22:07:52.27 ID:Mpmi8q9I0

新一「・・・・スカートめくりです」

和葉「」グスッグスッ

新一「な・・泣くなよ。悪かったって」

和葉「反省しとる?」

新一「してるしてるって」

和葉「もう二度とせえへん?」

新一「・・・・・・・・・・・・・・・ぅん」

和葉「ふええええええん」

新一「しない、もう二度としないって」

今日はここまで
653 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/29(水) 23:08:34.84 ID:cYzFgBKSO
654 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/30(木) 02:50:07.36 ID:Io5bxfW9o
和葉かわいいのう
655 :1 [saga]:2011/06/30(木) 20:32:08.55 ID:AsnVNfy+0

和葉「ホンマに・・・・この歳でこないなことされるなんて思いもせえへんかったわ」

新一「一回やってみたかったんだよ。女子高生といったらこれだろ」

和葉「知らんわ!・・・・ホンマに・・・もう」

新一「悪かったって」

和葉「・・・・ホンマに驚いたんやで」

新一「スマン」

和葉「めっちゃ恥ずかしかってんで」

新一「悪い」
656 :1 [saga]:2011/06/30(木) 20:32:43.08 ID:AsnVNfy+0

和葉「・・・・・もう、おとなしゅう座っといてぇ」

新一「はい」

和葉は再び料理に戻る

新一はすごすごと席に戻る

そして

和葉「出来たで」

新一「おーっ・・・・って和葉さん?」

和葉「何?」
657 :1 [saga]:2011/06/30(木) 20:33:25.99 ID:AsnVNfy+0

新一「焦げて・・」

和葉「誰かさんが料理中にふざけよるせいやで」

新一「・・・・食べます」

新一「(ぐお・・にが)」

新一「(和葉は・・・)」

新一は和葉のほうを見ると

和葉「ん?」
658 :1 [saga]:2011/06/30(木) 20:33:59.11 ID:AsnVNfy+0

和葉は笑顔でずっと新一のほうを見ていた

新一「(くそっ、こうなりゃやけだ)」

新一はこげた焼きそばを平らげた

和葉「どうやった?」

新一「すごく・・・おいしいです」

和葉「そう?自分の悪さの味がしたんとちゃう?」

新一「・・・・・・・・」

和葉「ま、いじめるのはこれくらいにしといたる」
659 :1 [saga]:2011/06/30(木) 20:34:42.66 ID:AsnVNfy+0

新一「悪かったよ」

和葉「ほんでな」

新一「うん」

和葉「これするためだけに着替えさせたん?」

新一「うん」

和葉「・・・」

新一「嘘だって、もちろん見たかったよ」

和葉「・・・ホンマなんかな」
660 :1 [saga]:2011/06/30(木) 20:37:14.94 ID:AsnVNfy+0

新一「マジだって」

和葉「でも、なんでこないなこと」

新一「高校時代にやり残した事なんだよ」

和葉「そんなら高校時代に」

新一「・・・・相手がいなくて」

今日はここまで
661 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/30(木) 23:11:12.91 ID:oThqSnOSO
乙した
662 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/30(木) 23:31:25.56 ID:HaIYx0ZUo
歩美ちゃん久しぶりに名前出るかな?
663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/30(木) 23:53:40.21 ID:MHNjcToDO
俺も高校時代にやり残したな……
JKとエッチは高校時代にやっとくべきだった
今からじゃできない
664 :1 [saga]:2011/07/01(金) 20:41:15.29 ID:aSUvNZmu0

和葉「ん〜、哀ちゃんは?」

新一「・・・・・・・」

和葉「ど・・・どないしたん?」

新一「ずっと蔑んだような視線を送られ続けた三日間」

和葉「したんやん」

新一「そーなんだけど」

新一「和葉みたいな反応が欲しかったんだよ」
665 :1 [saga]:2011/07/01(金) 20:42:00.54 ID:aSUvNZmu0

和葉「・・・・・・驚いてほしかったん?」

和葉があきれたように新一を見る

新一「というか、「キャー、もーなにするのー」みたいな反応が欲しかった」

和葉「も〜、そんなんで喜ぶやなんてコナン君変態みたいやで」

新一「和葉」

和葉「ん?」

新一「そう、こんなやりとりがしたかったんだよ」
666 :1 [saga]:2011/07/01(金) 20:42:42.19 ID:aSUvNZmu0

新一「でも、哀がそんなことしそうにねーし」

和葉「・・・・・・・哀ちゃんって悲鳴とかあげるようなイメージないわ。そういえば」

新一「だろ?」

新一「あいつ、ネズミとか素手で捕まえられるし」

和葉「・・・・そうなんや」

新一「完全に引かれてもさ・・・・俺のガラスの心が痛い」

和葉「で、ウチなんか?」
667 :1 [saga]:2011/07/01(金) 20:43:12.85 ID:aSUvNZmu0

新一「マジ泣きは予想外だけど他は期待通り」

和葉「嬉しないわ」

新一「ようするに」

和葉「うん」

新一「和葉はかわいいってことだ」

そう言って新一が和葉に抱きつく

和葉「きゃぁ・・・もう・・・結局こうなるんやから」

新一「でも、嫌じゃねーだろ?」
668 :1 [saga]:2011/07/01(金) 20:51:28.70 ID:aSUvNZmu0

和葉は答えずに

和葉「とにかくするんやったら寝室行くで」

新一「え〜、ここがいい」

和葉「アカンって、匂いすぐには消えへんねんから」

新一「いいじゃん」

和葉「・・・・ほー、和美に理由聞かれたら答えてもらうけど。ええねんね?」

新一「・・・・・わーったよ」

和葉「和美はまだ小さいけど結構鋭いんやから」
669 :1 [saga]:2011/07/01(金) 20:52:30.25 ID:aSUvNZmu0

新一「そーいや、もう一人いたよな?」

和葉「平八か?」

新一「そうそう」

和葉「平八はそんなに鋭くないわ・・・」

和葉「・・・ちゅーよりも鈍いわ」

新一「へー」

新一「兄弟なのにそーいうもんなのか」

今日はここまで
670 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/07/01(金) 20:57:34.68 ID:ZmKHHdkTo
三島さんちの平八が浮かんだ…
671 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/01(金) 23:11:32.67 ID:0Q+I8fPSO
672 :1 [saga]:2011/07/02(土) 20:20:18.72 ID:crgUIM740

和葉「そーいうもんなんやないの?」

和葉「って、ゆーてもウチには兄弟おらへんかったから、見てて思うだけやけど」

新一「・・・・・ふむ。そういや平八ってなんでこっちにいねーの?」

和葉「平八は大阪の学校に行っとる」

新一「ふーん。あっちの親に?」

和葉「うん、関西にいて欲しい言われて平次がええ言うて。向こうにおるわ」

新一「たまに帰ってくるのか?」

和葉「そうやね、結構大きくなっとるわ」
673 :1 [saga]:2011/07/02(土) 20:20:48.83 ID:crgUIM740

新一「あの怖そうなおっさんとこか。大変そうだな」

和葉「・・・・・・・まあ、そうやな」

新一「あれ?怖くなかったっけ?」

和葉「デレデレや」

新一「・・・・おっちゃんと同じか」

和葉「あ・・・そうなん?」

新一「孫に言われて禁煙してた」

和葉「・・・・・子供おるから気になっただけちゃうん?」
674 :1 [saga]:2011/07/02(土) 20:21:20.40 ID:crgUIM740

新一「蘭に言われても全然止める気なかったけど」

和葉「・・・・・・コナン君もそうなりそうやな」

新一「まっさかぁ〜」

和葉「・・・・・結構似たタイプやと思うんやけど」

新一「・・・またまた〜」

和葉「あ、その仕草蘭ちゃんとこのおっちゃんにそっくりや」

新一「うそっ!?」

和葉「・・・・そんなに嫌なんか」
675 :1 [saga]:2011/07/02(土) 20:21:57.86 ID:crgUIM740

新一「・・・・別に嫌じゃねーけど」

和葉「それはそうと、会いたくはないん?」

新一「・・・・まあ、多少はね」

和葉「ふーん、うちとの子供には興味ないんやね」

新一「んなことねーって」

和葉「ほんなら」

新一「・・・とはいえ、俺があまりに相手しすぎても変に思われるのじゃねーかと思って」

和葉「・・・それは・・・・そうなんやけど」
676 :1 [saga]:2011/07/02(土) 20:22:36.00 ID:crgUIM740

新一「な」

和葉「・・・・でも、その割にはうちにはよう会いに来るのはどーいうことなん?」

新一「・・・・・」

和葉「その方が変に思われるんちゃう?」

新一「・・・・大丈夫、周りに見られないように」

和葉「・・・・ホンマやろか」

新一「そ・・・そらにホラ・・俺、探偵だし」

和葉「さっきから行動見抜かれとるけど、うちに」
677 :1 [saga]:2011/07/02(土) 20:23:09.65 ID:crgUIM740

新一「・・・・・」

和葉「どうするん?」

新一「いや・・・・ま、その・・・偶には会うし」

和葉「そうなん?」

新一「まあ、和美だけだけど」

和葉「そうなんか」

新一「ってか、あいつが大阪にいるなんて知らなかったし」

今日はここまで
678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/02(土) 23:33:50.87 ID:DMn10lNSO
おっつ
679 :1 [saga]:2011/07/03(日) 20:55:14.69 ID:OW5VRCuu0

和葉「へー、和美には会うてるんや」

新一「ああ」

和葉「へー・・・・・・そうなん・・・・」

新一「なんだよ」

和葉「あんなぁ、和美の体育の服持たせる時にな」

新一「・・・うん」

和葉「お母さんも着てよって言われたんやけど」

新一「・・・・」
680 :1 [saga]:2011/07/03(日) 20:55:56.97 ID:OW5VRCuu0

和葉「なんか吹き込んだりしてへんよな?」

新一「あ・・・・あ・・・あったりめぇじゃねーか」

和葉「そうなんか。あ、後な」

新一「・・・うん」

和葉「お母さんランドセル背負ってみたくないとも言われたんやけど」

新一「・・・・・」

和葉「それも無関係やよね?」

新一「あ・・・・ああ」
681 :1 [saga]:2011/07/03(日) 20:56:44.08 ID:OW5VRCuu0

和葉「・・・・・・」

新一「あ・・・あったりめーだって」

和葉「和美の服着てみてって言われたのも」

新一「・・・・・」

和葉「ちゃうんやな?」

新一「・・・・・・ああ」

和葉「・・・・・・ホンマに?」
682 :1 [saga]:2011/07/03(日) 20:59:36.08 ID:OW5VRCuu0

新一「ああ」

和葉「そうなんか・・素直に言うたらその中のひとつ着たるかもと思う・・」

新一「言いました」

和葉「・・・・・・」

和葉の眉が動く

和葉「へー、やっぱりアンタやったんか」

和葉が威圧しながら近づいていく

新一「・・・・・わ・・・・・悪かったって」
683 :1 [saga]:2011/07/03(日) 21:00:41.70 ID:OW5VRCuu0

新一「その・・・・少し悪戯心が」

和葉「・・・・・・・はーぁ」

和葉はため息をつくと

和葉「・・・・・・知らんわ」プイッ

新一「・・・・・その・・・・・ごめん」

和葉「ホンマに悪影響やで」

新一「悪かった」
684 :1 [saga]:2011/07/03(日) 21:01:19.39 ID:OW5VRCuu0

和葉「・・・・・」

新一「あの・・・」

和葉「それと」

新一「まだ・・・・あるのか?」

和葉「・・・・もうひとつある」

新一「・・・・何?」

和葉「「幼稚園の時の服着てみて〜」って言われたんやけど」

新一「」ガクガク

今日はここまで
685 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/03(日) 23:11:59.22 ID:awNTKgLSO
686 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/04(月) 03:14:02.60 ID:IyMJmHL2o
相変わらずのロリコンぶりで安心した
687 :1 [saga]:2011/07/04(月) 22:14:34.64 ID:c7EGDsQc0

和葉「あれもそーなん?」

新一「え?・・・あ・・・・どーだったかな〜」

和葉「・・・・・・へ〜、とぼけるん?」

和葉が少しずつ新一との間合いを詰めて行く

新一「・・・・・・た」

和葉「ん?」

新一「・・・言いまし・・・た」

和葉「へー」

新一「いや、その・・・いっぺん・・」
688 :1 [saga]:2011/07/04(月) 22:15:02.99 ID:c7EGDsQc0

和葉「・・・・着れるわけあらへんよな?」

新一「ちょっと大きめのサイズを」

和葉「を?」

新一がカバンの中から取り出す

新一「頼んでみたんだけど・・・・」

和葉「な・に・を・か・ん・が・え・と・る・ん?」

新一「」ガクガク
689 :1 [saga]:2011/07/04(月) 22:15:31.50 ID:c7EGDsQc0

和葉「ホンマに・・・・コナン君は・・・」

新一「サイズはギリだと思うんだけど」

和葉「このアホ〜」

ドガッ

新一は投げ飛ばされた

新一「ゴフッ」

新一「その・・・・似合うか・・・と・・・・思って」

和葉「そんなわけないやろがー!」
690 :1 [saga]:2011/07/04(月) 22:15:58.35 ID:c7EGDsQc0

新一「それと」

和葉「まだあるんか」

新一「・・・これを」

新一は黄色の玉のついたゴムを渡す

和葉「これは・・?」

新一「これで髪を縛ればもっとにあ・・・」

ゲシッ

新一「グフッ」
691 :1 [saga]:2011/07/04(月) 22:16:24.36 ID:c7EGDsQc0

和葉の蹴りが鳩尾に入る

新一「ぐおおぃ〜〜〜〜〜」

和葉「・・・・何かと思たら」

新一「だって・・・・見てみたかったんだもん」

和葉「こんな恥ずかしいもん着れへんわ」

新一「ちぇ・・・・」

和葉「・・・・ホンマに」

新一「わーったよ」
692 :1 [saga]:2011/07/04(月) 22:16:52.43 ID:c7EGDsQc0

新一「それじゃあ、寝室に行くか」

そう言って新一は寝室に向かうが

和葉「・・・・ちょいまち」

和葉に呼び止められる

新一「なんだよ?」

和葉「それは置いていき」

今日はここまで
693 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/04(月) 23:22:05.25 ID:eN3ft2aSO
和葉ww乙
694 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/07/05(火) 09:45:46.20 ID:nRndRduBo
和葉ー!好きだー!
695 :1 [saga]:2011/07/05(火) 21:02:27.30 ID:ZQbx1WwT0

新一「・・・ちぇ」

新一は和葉から死角になるように持っていた園児服を置く

和葉「それも」

新一「え?ないって」

和葉「・・・・・・」

和葉「コナン君の足」

新一「え?何か変?」

和葉「片足、太くなってへん?」
696 :1 [saga]:2011/07/05(火) 21:03:04.61 ID:ZQbx1WwT0

新一「・・・・・そう?」

和葉「・・・・・・もう一発いって欲しいん?」

新一「・・・ちぇ」

新一は足元に忍ばせておいたもうひとつの園児服を置く

和葉「・・・・ホンマに油断も隙もないんやから」

新一「探偵の仕事は地味にコツコツと続けることが」

和葉「関係ないわ」
697 :1 [saga]:2011/07/05(火) 21:03:46.39 ID:ZQbx1WwT0

寝室

和葉「・・・・それで」

新一「ん?」

和葉「これはこのままなん?」

新一「あたりめーじゃねーか」

和葉「そんな自信満々で言われても困るわ」

新一「・・・・・・あ、そうだ」

和葉「どーせ、ロクでもないことやろけど。何?」
698 :1 [saga]:2011/07/05(火) 21:06:35.82 ID:ZQbx1WwT0

新一「そんなこと言うなら言わねー」

和葉「ほんなら、聞かんわ」

新一「・・・・」

和葉「・・・・」

新一「・・・・待って」

和葉「どないしたん?」

新一「聞いて」
699 :1 [saga]:2011/07/05(火) 21:07:01.38 ID:ZQbx1WwT0

和葉「結局、言いたいんやん」

新一「・・・・まあ、その」

和葉「それで?何なん?」

新一「それでね」

新一「今回はシチュエーションを決めてやろうと思う」

和葉「・・・・・また、そないなことを」

新一「い・・・いいじゃねーか」
700 :1 [saga]:2011/07/05(火) 21:07:36.61 ID:ZQbx1WwT0

和葉「で?どんなのにするん?」

新一「・・・・・・和葉が」

和葉「ちょいまち」

新一「え?」

和葉「先にコナン君のを言い」

新一「・・・・・」

和葉「で?何を言ぉとしてたん?」

今日はここまで
701 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/05(火) 22:55:09.14 ID:HvvKjgDSO
wktk乙
702 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 02:45:40.71 ID:8K9c9VwEo
さすが名探偵だな
703 :1 [saga]:2011/07/06(水) 21:19:32.88 ID:15LA4+xP0

新一「・・・教師と生徒」

和葉「・・・・・」

新一「ど・・・・どう?」

和葉「やめてぇな先生、とか言わせたいん?」

新一「・・・・・・」

和葉「何?」

新一「そんな棒読みで言われても嬉しくない」

和葉「アホ!なんでそんなもんに乗り気にならなあかんねん」
704 :1 [saga]:2011/07/06(水) 21:20:11.48 ID:15LA4+xP0

新一「せっかくそんな格好してるんだし」

和葉「アンタがして欲しい言うたからやんか」

新一「・・・・・・・・わかったよ。そんなに嫌なら」

和葉「何をさせたいんかわかっとるよ」

新一「・・・・・」

和葉「・・・・・」

新一「じゃあ、先輩と後輩」
705 :1 [saga]:2011/07/06(水) 21:20:47.66 ID:15LA4+xP0

和葉「どっちが?」

新一「まあ、俺が後輩だろうな」

和葉「ん〜・・・そうやね」

新一「お!これならいい?」

和葉「まあ、そんなに嫌な気もせえへんな」

新一「よし、それで行こう」

和葉「え?」
706 :1 [saga]:2011/07/06(水) 21:21:22.46 ID:15LA4+xP0

新一「せんぱ〜い」

ガシッ

和葉「え?きゃあ」

新一は和葉に抱きついてベッドに押し倒す

和葉「きゅ、急すぎひん?」

新一「先輩、いいですよね?」

和葉「え?」

新一「俺、もう我慢できないのよ」
707 :1 [saga]:2011/07/06(水) 21:22:53.15 ID:15LA4+xP0

和葉「うちの言葉通じとる?」

新一「もう、収まりつかないのよ」

和葉「会話成立してへんよね?」

新一「今日、ついに和葉先輩とひとつに」

和葉「ああ、そういう設定なんやね」

新一「ああ、今まで長かった」

和葉「・・・・実際はめっちゃ早かったわな」
708 :1 [saga]:2011/07/06(水) 21:23:48.66 ID:15LA4+xP0

新一「そして、今日ようやく和葉先輩の家に」

和葉「・・・・最初っからここやん」

新一「まずは胸のリボンを解きますね」

和葉「・・・・あの、ホンマに気合入り過ぎやない?」

胸のリボンを解き

新一「・・・あ、すいません。先輩」

和葉「あ、やっとウチの話聞く気ぃなったんか」

今日はここまで
709 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/07/06(水) 22:36:07.47 ID:GP1Bm020o
暴走してんなww
710 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 23:34:09.83 ID:PK91aauSO
ぬぉぉぉ乙
711 :1 [saga]:2011/07/07(木) 21:45:55.96 ID:84grztrA0

新一「キスするの忘れてました」

和葉「全然聞いてへんね・・・って、んんんっ」

そういう和葉の口は新一によって塞がれた

和葉「・・んっ・・・・急すぎるちゅーとるのに」

新一「え・・・・っとこの後は」

スパン

新一「痛い」
712 :1 [saga]:2011/07/07(木) 21:46:43.76 ID:84grztrA0

新一は和葉にスリッパで頭をはたかれる

和葉「いい加減人の話を聞きぃ!」

新一「せ・・・」

和葉「ちゅーか、なんで先輩後輩のシチュエーションになるとアホになるん?」

新一「先輩、急にスリッパは」

和葉「よーし、もう一発いったるわ」

和葉が振りかぶると

新一「・・・・え?後輩ってこんな感じじゃねーの?」

和葉「ちゃうわ、アホ」
713 :1 [saga]:2011/07/07(木) 21:47:13.73 ID:84grztrA0

和葉「そもそも、後輩ちゅーか、年下ちゅう意味やったら昔もそうやったやん」

新一「あ」

和葉「アンタ、そんな感じやかったやん」

新一「ん・・・まあ」

和葉「思いっきり手馴れとったし」

新一「え?」

和葉「・・・・・それくらいいくら始めてでも分かるわ」

新一「・・・・・・・」
714 :1 [saga]:2011/07/07(木) 21:47:57.69 ID:84grztrA0

和葉「まあ、哀ちゃんやろけど」

新一「お・・・おう(実は母さんなんだけど)」

和葉「むしろ、ウチがリードされとったやん」

新一「・・・・・そうだったっけ?」

和葉「・・・・ウチは初めてなんやから忘れるわけないやろ」

新一「えっと・・・・・んじゃどーする?」

和葉「そんな変なんやなくて普通の・・・ちゅーかいつもよりちょっと歳が近くなった感じでええんちゃう?」

新一「そっか(蘭と新一みたいな感じでいいか)」
715 :1 [saga]:2011/07/07(木) 21:48:28.70 ID:84grztrA0

和葉「わかってくれたん?」

新一「・・・和葉・・・・その・・・・いいか?」

和葉「え・・・・あ・・・うん・・・ええけど」

新一「和葉・・・」

和葉「・・・うん」

新一「脱がすぞ」

和葉「ええよ」

新一「・・・・・ああ、Yシャツを脱がすのって久しぶり」
716 :1 [saga]:2011/07/07(木) 21:50:01.79 ID:84grztrA0

和葉「急に素に戻るんやね」

新一「悪ぃ」

和葉「別にええって、別にウチはいつも通りでええと思ってたんやから」

新一「そっか・・・んっ」

新一がキスをしようとするが

和葉「待って」

新一「え?」

和葉「眼鏡ははずさな」

今日はここまで
717 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/07(木) 23:11:27.62 ID:gpEbAzUSO
718 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 02:50:10.73 ID:QhEEazQuo
相変わらずお袋さん食ってんのなwwwwww
719 :1 [saga]:2011/07/08(金) 21:07:23.82 ID:bK6flirg0

新一「あ・・・・ああ、そうだな」

和葉「・・・・・前から思ってたんやけど」

新一「ん?」

和葉「コナン君ってホンマに目悪いん?」

新一「え?」

和葉「だって、前にウチに取った眼鏡置いていったことあるやん」

新一「ああ・・・そうだな」
720 :1 [saga]:2011/07/08(金) 21:35:52.45 ID:bK6flirg0

和葉「悪いんやったら外でたら気ぃつくんと違う?」

新一「・・・・まあ」

和葉「あの時、二時間位して戻ってきたやん」

新一「・・・・・だっけ?」

和葉「どうなん?」

新一「わーった。ホントのことを言うよ」

和葉「うん」
721 :1 [saga]:2011/07/08(金) 21:36:28.51 ID:bK6flirg0

新一「ファッションなんだよ」

和葉「・・・・そうなんや」

新一「ああ、なんか眼鏡掛けてたほうが格好良くね?」

和葉「でも、小学生の時から?」

新一「・・・・ああ、俺ませてたし。ちょいワルちょいワル」

和葉「でも、蘭ちゃんが眼鏡取ったら慌ててつけてたって言うてたよ」

新一「・・・・・」
722 :1 [saga]:2011/07/08(金) 21:36:56.12 ID:bK6flirg0

和葉「何かあるん?」

新一「な・・・・何が?」

和葉「眼鏡を掛けてなきゃアカン理由」

新一「ね、ねーよ」

和葉「・・・・そう?」

新一「ああ」

和葉「・・・・・・」

新一「続けるぞ」
723 :1 [saga]:2011/07/08(金) 21:37:35.34 ID:bK6flirg0

和葉「うん」

新一「あ、眼鏡取らないと」

新一が眼鏡をはずして胸を触り始める

和葉「んっ・・・ちゅーか脱がさへんの?」

新一「ああ、半脱ぎの方がエロい」

和葉「知らんわぁ・・・ぁんぅぁ・・・ぁ」

新一「ああ、前はこっから母乳が出たのにチューチュー」

新一は乳首に顔を近づけて吸う
724 :1 [saga]:2011/07/08(金) 21:38:22.39 ID:bK6flirg0

和葉「・・・・んぅ・・・コナン君、そのときめっちゃ吸っとたもんな」

新一「ああ・・・今は出ないのはなぜだろう」

和葉「知らんわ・・・あぁ・・・くぁきゃぁ・・・」

和葉「噛んだらあかんって・・ぅくぁ」

新一「・・・やっぱり出ないか」

和葉「当たり前やん・・・」

新一「・・・・・・」

今日はここまで
725 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 23:05:43.28 ID:3Sd7gtxSO
…ゴクリ乙
726 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/07/09(土) 09:58:20.90 ID:hCs+f+G0o
するどいな
727 :1 [saga]:2011/07/09(土) 21:04:17.12 ID:+BAX/KJF0

和葉「どないしたん?」

新一「やっぱり胸元だけ開いてるっていいな」

和葉「そんなん知らんわ」

新一「おへそも見えるし」

和葉「ひゃぁ・・・そ・・・そんなとこ」

新一がへそを舐める

新一「あ、今ちょっと汗の味が」
728 :1 [saga]:2011/07/09(土) 21:04:54.52 ID:+BAX/KJF0

和葉「いやぁああやぁああ」

新一「そして、油断してる所で」

ファサアー

新一がスカートを捲くる

和葉「え・・あ・・も・・きゃぁ・・」

新一「いつもより恥ずかしがってる」

和葉「こ・・・こういうのはそうなるやんかぁ・・・」

新一「はは・・・」
729 :1 [saga]:2011/07/09(土) 21:05:20.98 ID:+BAX/KJF0

和葉「スカート脱がさへんの?」

新一「こっちの方が」

和葉「ええねんね、もうわかったわ・・・」

新一「バーロ、最後まで」

和葉「(なんか、今思ったけどなんかコナン君と工藤君の口癖って・・・・)」

和葉「(ちゅーか、顔も似とる・・・・)」

和葉「(親戚って言っとったから似とるんかな。平次の奴、工藤君に似とるから仲良かったんやろか)」

新一「ん?どうした?」
730 :1 [saga]:2011/07/09(土) 21:05:59.51 ID:+BAX/KJF0

和葉「え・・・あ、なんでもあらへん」

新一「そうか?」

和葉「うん」

新一は和葉の筋を下着の上からなぞる

和葉「んぅ・・下着汚れるんやから脱がしてぇな」

新一「ん・・・あ・・・そうだな」

そして、新一は下着を脱がす

新一「あ、やっぱり剃ってるのか」
731 :1 [saga]:2011/07/09(土) 21:06:51.27 ID:+BAX/KJF0

和葉「アンタがしつこく剃って欲しい言うから」

新一「でも、してくれて嬉しい」

和葉「・・・・知らん」

目をそらした和葉を見た新一は少しずつ指を中に入れていく

和葉「んんぅ」

新一「こっから和美たちが出てきたのか」

和葉「そういう見方は止めてぇな」

新一「いや、なんかさっき言われて気になって」
732 :1 [saga]:2011/07/09(土) 21:07:36.72 ID:+BAX/KJF0

和葉「んんぅぁ・・・ぁはぁっ」

新一は指を出し入れしながら答える

和葉「ホンマに・・・ぁ」

新一「なんか不思議だなって」

和葉「ん・・・もぅ、そういうのは言わんといて」

新一「・・・・でも、さっきより濡れてきてるんだけど」

和葉「んなぁっ」

今日はここまで「
733 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/09(土) 23:23:16.05 ID:DEzajyrSO
おちゅ
734 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 08:19:48.47 ID:lMHYC4hoo
( ゚∀゚)o彡°パイパンパイパン
735 :1 [saga]:2011/07/10(日) 22:19:23.15 ID:tLmv+wzA0

新一「言葉で責められるの好き?」

和葉「そんなわけないやんか!」

新一「だよな、入れるぜ」

和葉「うん・・」

ズプッ

新一「パパが帰ってきたましたよ〜」

和葉「今はここにはおらんで」
736 :1 [saga]:2011/07/10(日) 22:20:01.12 ID:tLmv+wzA0

新一「気分だって」

和葉「・・・アホらし」

新一「・・・・和葉」

和葉「うん?」

新一「ああ、今ひとつになってるんだな」

和葉「んっぁ・・・え?」

新一「和葉の中に入っているのを感じる」

和葉「ぁあぅんぅ・・・急にどうしたん?」

新一「初めてのときの気分に」
737 :1 [saga]:2011/07/10(日) 22:20:26.01 ID:tLmv+wzA0

和葉「・・・・そないなこと言うてた気もするわ」

新一「セーラー服だった気がするし」

和葉「・・・・・そうやね、三回目くらいのときに着させられた気ぃするわ」

新一「・・・・」

和葉「っぁ・・・ぁああんぅん・・・・急に勢い早くせんと・・・・ぁぅんっ・・」

和葉「いてぇぁ・・・なぁぁあ・」

新一「和葉があんまりかまってくれないんだもん」

和葉「・・・んぁぅひゃぁあ・・・・聞いたる」
738 :1 [saga]:2011/07/10(日) 22:20:53.10 ID:tLmv+wzA0

新一「和葉」

和葉「うん?」

新一「俺、こうしてると高校生の和葉とやってる気がする」

和葉「・・・・そ・・・そう思うん?」

新一「ああ、だから」

新一「和葉」

和葉「なんやの?」

新一「中で出すぜ」
739 :1 [saga]:2011/07/10(日) 22:21:22.17 ID:tLmv+wzA0

和葉「え?・・・あほ!まだうちこの歳やから終わってなぁあんぁああああん」

新一「知ってる」

和葉「せやったら」

新一「和葉を孕ませたいんだ」

和葉「あほ、二人もおるん屋から・・ぁああひゃぁふぁあぁああ」

新一「このまま和葉を俺のものにしたい」

和葉「もうしとるやろ・・・ひゃぁあぁああ・・・二人もおるんやし」

新一「出すぜ」
740 :1 [saga]:2011/07/10(日) 22:22:09.51 ID:tLmv+wzA0


和葉「あぁあ・・・奥まで来とる・・・アホ・・・もう」

新一「出る」

ドピュ

和葉「ひゃぁああああああああああああああああああああああああああん」

和葉「ぁあ・・・・アホ・・・・ホンマに・・・・もう・・・出来たら」

新一「悪い、なんか気分が乗っちゃって」」

和葉「どないすんの?」

今日はここまで
741 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 23:08:51.06 ID:CcRTLDzSO
…ふぅ……乙
742 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 23:10:17.06 ID:adr/yxkDo
ふぅ
743 :1 [saga]:2011/07/11(月) 22:19:39.19 ID:ddr6smcV0

新一「・・・・・・えへっへ」

和葉「責任、取ってもらうで」

新一「・・・・・はい」

新一「それで・・・その具体的にはどのような・・・?」

和葉「毎日、会いに来てもらうで」

新一「はい」

和葉「それとな・・・これはあんま関係あらへんのやけど」
744 :1 [saga]:2011/07/11(月) 22:20:15.78 ID:ddr6smcV0

新一「ん?」

和葉「・・・・その工藤君に似てへん?」

新一「誰が?」

和葉「コナン君が」

新一「え?!・・・・あ・・・・いや・・・そ・・そうかな〜」

新一がとぼける

和葉「・・・・・・」
745 :1 [saga]:2011/07/11(月) 22:23:10.04 ID:ddr6smcV0

新一「・・・・・ど・・・どうしたの?」

和葉「あんま言われへんの?」

新一「あ!・・うーん、た・・た、偶に言われるかも」

和葉「へー、そうなんや。眼鏡外しとったらめっちゃ似とるのに」

新一「そ・・そうかな・・あははは」

和葉「・・・・」

新一「え?どうかした?」
746 :1 [saga]:2011/07/11(月) 22:25:10.74 ID:ddr6smcV0

和葉「何か言いたないことでもあるん?」

新一「え?・・・なんで?」

和葉「だって、慌てとるし。似とるって言われたくらいで普通そない慌てへんやろ」

新一「・・・・・・・」

和葉「うちには言えへんこと?」

新一「・・いや・・・そんなことは」

和葉「・・・もしかして」
747 :1 [saga]:2011/07/11(月) 22:25:57.10 ID:ddr6smcV0

新一「!」

新一「(まずい・・・バレたか?)」

和葉「・・・・腹違いの兄弟とかなん?」

新一「え?」

和葉「それであんまり似てること言えへんとか」

和葉「そうやわ・・・コナン君結婚するまで工藤君の家に住んどったし・・」

新一「ちげーよ。俺が本人だk・・・・・・あ」
748 :1 [saga]:2011/07/11(月) 22:26:41.97 ID:ddr6smcV0

和葉「え?」

新一「え?」

和葉「ホンマなん?」

新一「え?」

和葉「誤魔化さんと」

新一「え?何か俺言ってた?」

今日はここまで
749 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/11(月) 23:22:34.92 ID:xXMsF4gSO
750 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 10:39:06.20 ID:eVboJQNGo
アホwwwwwwww
751 :1 [saga]:2011/07/12(火) 21:10:05.93 ID:AKXhYFDo0

和葉「すっとぼけたってアカンで」

和葉「・・・・・どうゆうことなん?」

新一「ど・・どういうことって?」

和葉「工藤君本人って」

新一「・・・・・・」

和葉はドアの前に立つ

和葉「・・・・逃がさへんよ」
752 :1 [saga]:2011/07/12(火) 21:10:34.12 ID:AKXhYFDo0

新一「(くそ、最近怠けてたから和葉の方が速かったか)」

和葉「どうゆうことなん?工藤君は死んだんちゃうの?」

新一「そ・・そう、死んでね。その俺が二代目的な・・・」

和葉「本人やって言うてたやん」

新一「・・・・」

和葉「どうゆうことなん?若がえったん?」

新一「・・・・・・俺は」
753 :1 [saga]:2011/07/12(火) 21:11:28.86 ID:AKXhYFDo0

和葉「・・・・俺は?」

新一「俺は遊園地に・・・・」

中略

新一「身体が縮んでしまった」

和葉「嘘やん」

新一「嘘だ」

和葉「・・・・・やっぱりホンマなんや」
754 :1 [saga]:2011/07/12(火) 21:12:04.76 ID:AKXhYFDo0

新一「嘘だっていってんじゃん!」

和葉「何年つきあっとると思うとんの?返しでわかるわ」

新一「・・・・・俺って名探偵のはず」

和葉「・・・・自分が犯人になったことあらへんから」

和葉「犯人的視点でうちらを誤魔化すのは不得手なんちゃう?」

新一「そんな、犯人にポロっと喋らせちゃうのに」

和葉「自分も追及されたらポロっと喋ってまうよな?」
755 :1 [saga]:2011/07/12(火) 21:12:43.06 ID:AKXhYFDo0

新一「・・・・・・」

和葉「やっぱりホンマなんや」

新一「・・・・・ああ」

和葉「それやったらなんで蘭ちゃんに言わへんの?」

新一「それは・・・」

和葉「それは?」
756 :1 [saga]:2011/07/12(火) 21:13:30.61 ID:AKXhYFDo0

新一「蘭が・・・・いや」

新一「アイツが求めてるのは工藤新一で俺はコナンだ」

和葉「せやかて」

新一「身体が小さくなっちまったらそれまでと考え方も何もかも変わっちまうんだよ」

和葉「・・・・・そんな」

新一「あの時とは変わっちまってんだ」

今日はここまで
757 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 21:59:36.61 ID:BulWGwDno
なんかカッコいいこと言ってるように見える
758 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 23:10:57.79 ID:03e7FXFSO
乙した
759 :1 [saga]:2011/07/14(木) 20:58:50.22 ID:E+S9O5ae0

和葉「・・・・そうなんか?」

新一「そうだ」

新一「だから俺はコナンだ」

和葉「・・・・・でも、言うくらいやったら」

新一「俺は新一じゃない、向こうも新一とは違うって気づくだろ」

新一「アイツの中の新一と歳も違う、背の高さも性格も」

和葉「・・・・・それやったら言わん方がええと思ったんか?」

新一「ああ、いないんだから・・」
760 :1 [saga]:2011/07/14(木) 20:59:19.55 ID:E+S9O5ae0

新一「いや・・いないんだよ」

和葉「でも、本人やって・・さっき言うたやんか」

新一「その記憶があるだけだよ。他の奴・・・同年代より人生経験が長いだけ」

和葉「・・・・・・・」

新一「どうした?」

和葉「わかったわ」

新一「・・・・そうか」
761 :1 [saga]:2011/07/14(木) 20:59:51.47 ID:E+S9O5ae0

和葉「でもせやったら、ウチと同い年やん」

新一「そうだな」

和葉「・・・・・年下やと思って甘やかしとったけど、これからは厳しくするわ」

新一「・・・・それは簡便」

和葉「今まで黙っとったし」

新一「それは・・・蘭と仲良かったし」

和葉「うちのこと・・・・こない大事なことを」
762 :1 [saga]:2011/07/14(木) 21:00:31.62 ID:E+S9O5ae0

和葉「簡単にペラペラ喋るよーな口の軽い女と思ってるんか・・・・」

和葉はショックを受けたような顔をする

新一「ち・・ちげーって、言わないとは思うけどそれでその・・・蘭と会った時に」

和葉「ポロっと言うてまいそうやと」

新一「ちげーよ」

新一「和葉が色々気にするかなって思って」

新一「(後、その違和感を蘭に気づかれないように)」
763 :1 [saga]:2011/07/14(木) 21:01:03.11 ID:E+S9O5ae0

新一「(あいつ、鋭いからな。こーいうときは)」

和葉「・・・・そんなん気にせんでええのに」

新一「そ・・そうか?」

和葉「そうや。それに・・・・・その」

和葉「好きになったアンタのこともっと知りたいと思うのは当然やろ」

新一「和葉・・・・」

和葉「ウチとのこともあ・・・し・・・・るんやろ?」

新一「え?聞こえない」
764 :1 [saga]:2011/07/14(木) 21:01:35.57 ID:E+S9O5ae0

和葉「やから、愛してるんやろ?」

新一「ああ」

和葉「ホンマにいけずなんやから」

新一「えへへ、和葉に言わせてーからよ」

和葉「それで?このことは哀ちゃんは知っとるん?」

新一「ああ」

和葉「・・・・・・やっぱり二号さんとは扱いが違うんやね・・・」
765 :1 [saga]:2011/07/14(木) 21:02:09.00 ID:E+S9O5ae0

新一「いやいやいや、そーいうわけじゃ」

和葉「わかっとるって。冗談や」

新一「ったく」

和葉「さっきウチを苛めとったんは誰やったっけ?」

新一「・・・・・俺」

和葉「あー、悲しいわ。ウチ・・・・こんなにウチは愛しとるのに」

今日はここまで
766 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/14(木) 23:11:05.04 ID:dmk1fldSO
(´・ω・`)乙
767 :1 [saga]:2011/07/15(金) 21:40:40.64 ID:EvG9ZjIW0

和葉「コナン君はウチを苛めてばかり」

新一「・・・ごめんね」

和葉「・・・・・・もうせえへん?」

新一「ああ」

和葉「・・・・ホンマに?」

新一「ああ、俺だって和葉を愛してるから」
768 :1 [saga]:2011/07/15(金) 21:41:12.83 ID:EvG9ZjIW0

和葉「せやったら・・・ウチのお願い聞いてくれる?」

新一「ああ」

和葉「さっきの幼稚園児の服、捨ててきてな」

新一「え?」

和葉「・・・・やっぱりウチの反応が好きなだけなんやな・・・・」

和葉「酷いわ・・・・さっきは聞いてくれるって言うてたのに」

和葉は泣き崩れるまねをする
769 :1 [saga]:2011/07/15(金) 21:41:56.37 ID:EvG9ZjIW0

新一「捨てます」

和葉「ホンマやね?」

新一「・・・・ああ」

和葉「約束やからね?」

新一「・・・ああ」

和葉「せやったらリビングに戻ろか」
770 :1 [saga]:2011/07/15(金) 21:42:23.34 ID:EvG9ZjIW0

新一「ああ」

新一はしぶしぶ処分した

和葉「あ、もうこんな時間や。ウチ着替えてくるわ」

新一「えー」

和葉「ほーう、娘にこないな姿で会えっちゅーんか?」

和葉は高校の時の制服を掴んで問う
771 :1 [saga]:2011/07/15(金) 21:43:44.19 ID:EvG9ZjIW0

新一「・・・・いや・・・その」

和葉「そないなこと言うんやったら、コナン君の家にこの姿で行くで」

新一「和葉が変な奴って思われるだけじゃね?」

和葉「哀ちゃんって鋭いし、薬とかも使えるんやろ?」

新一「・・・まあ」

和葉「この服、コナン君の精液もついとるんやけど」
772 :1 [saga]:2011/07/15(金) 21:44:35.67 ID:EvG9ZjIW0


和葉「この辺とか」

和葉がスカートの裏を指差す

新一「!」

和葉「調べるんちゃうかな?」

和葉「そしたらバッチリバレてまうな」

新一「着替えてください」

今日はここまで
773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/15(金) 22:37:46.16 ID:Ah6im6TBo
よくこんだけ方言書けるな
774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/15(金) 23:22:58.20 ID:UAAGkf1SO
(・∀・)ニヤニヤ乙
775 :1 [saga]:2011/07/16(土) 21:55:25.39 ID:Hj9zHTuc0

和葉「よろしい」

新一「(くっそ〜)」

そして、和葉が着替えに戻る

新一「(・・・・・でも実際あいつ、俺の精子とか持ってるしな)」

新一「(頼んでもねーのに明菜と俺のDNA鑑定して見せてきたし)」

新一「(裕二の時も)」

新一「(もし本当に和葉が行ったら調べるかもしれねーな・・・)」
776 :1 [saga]:2011/07/16(土) 21:55:56.56 ID:Hj9zHTuc0


考えると新一の身体に寒気が走った

新一「(やべやべ、んなことなったらこの前の比じゃねーだろうし)」

新一「(そういや前に明菜が「浮気って何?」とか哀に聞いて)」

新一「(その後「もし、パパがしてたらママどうするの?」とか聞いたら)」

新一「(「そうねぇ・・・・・足の腱切っちゃうわ。二度と私の側から離れられないように」)」

新一「(しかもその後「ふふふ」って笑ってたしな)」
777 :1 [saga]:2011/07/16(土) 21:56:38.24 ID:Hj9zHTuc0

新一「(明菜も「そっか、それなら大丈夫だね」って言うしな)」

新一「(バレたら・・・・・・・・・・・シャレにならないな)」

和葉「着替えてきたで・・・・・・ってどうしたん?」

和葉「顔色真っ青やで」

新一「い・・・いや、なんでもねーよ」

和葉「・・・・そーは見えへんけど」
778 :1 [saga]:2011/07/16(土) 21:57:13.21 ID:Hj9zHTuc0

新一「え?き・・・気のせいだって」

新一「そろそろほら、帰らなきゃいけねーし」

和葉「あー、ホンマにそろそろ和美帰ってきてまうわ」

新一「な、俺もそろそろ戻るよ」

そう言って支度を始めた新一を和葉が捕まえる

新一「え?」
779 :1 [saga]:2011/07/16(土) 21:57:43.14 ID:Hj9zHTuc0

和葉「毎日来るって約束忘れてへんよな?」

新一「あ・・・ああ、もちろん」

和葉「ホンマやね?」

新一「ああ」

和葉「よかったわ」

新一「じゃあな」
780 :1 [saga]:2011/07/16(土) 21:58:26.15 ID:Hj9zHTuc0

和葉「うん」

そして、和葉のマンションから出る

新一「(さて、安請け合いしてしまったものの)」

新一「(出来るだろうか?出来るだろうか?)」

新一「(哀にバレずに・・・・・)」

今日はここまで
781 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/16(土) 23:38:23.31 ID:pYdq20ASO
((((;゚Д゚))))乙
782 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/17(日) 12:12:34.38 ID:raktdZ6so
まあ自業自得だわなwwww
783 :1 [saga]:2011/07/17(日) 21:34:59.77 ID:VGgudK7I0

新一「とにかく」

新一「戻るか」

毛利探偵事務所

新一「ただいま戻りました」

小五郎「おう、どうだった?」

新一「ばっちりでした」
784 :1 [saga]:2011/07/17(日) 21:40:24.46 ID:VGgudK7I0

小五郎「よっし、これで報酬も」

新一「あ、こちらです」

小五郎「おう・・・結構な数だな」

小五郎「って、千円札じゃねーか」

新一「っておっちゃんに言わせてたいから千円札にしたって・・」

小五郎「あのガキ〜〜」
785 :1 [saga]:2011/07/17(日) 21:40:51.97 ID:VGgudK7I0

新一「まあまあいい商売なんですから」

小五郎「・・・ちっ、まあな」

新一「依頼は?」

小五郎「こねーよ。ったく、この名探偵になんで依頼が」

そして

新一「そろそろ閉めますか」
786 :1 [saga]:2011/07/17(日) 21:41:20.57 ID:VGgudK7I0

小五郎「そうだな、ったくやっぱり依頼こねーな」

新一「まあ、明日には来るって」

小五郎「だといーがな」

新一「それじゃ、お先にー」

小五郎「おう、気ぃつけてけよ」

そして、新一は小五郎と別れたふりをして小五郎の後を付ける
787 :1 [saga]:2011/07/17(日) 21:41:56.25 ID:VGgudK7I0

新一「(さーって、マジなのか?)」

小五郎は街の中に入っていく

新一「ここら辺は・・・・ホテルやらデパートやらがあるところだけど」

小五郎は誰かを待っているようだった

新一「さーて、ここで来る相手が・・・」

哀「何してるの?」
788 :1 [saga]:2011/07/17(日) 21:42:44.91 ID:VGgudK7I0

背後から哀が声をかけてくる

新一「うげぇ!?」

哀「・・・・・・何かロクでもないことでもしよーとしてるんじゃないでしょうね?」

新一「ち・・ちげーって」

哀「・・・他に好きな・・」

今日はここまで
789 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/17(日) 23:16:58.73 ID:YlpBapMSO
おっつ
790 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/18(月) 05:49:23.33 ID:RIBlqJG4o
うげぇってww
791 :1 [saga]:2011/07/18(月) 20:29:46.60 ID:r2jnQTMK0

話しても埒があかないと思った新一は哀の口を塞ぐと

新一「見てみ」

哀「・・・・あなたの上司じゃない。なんで?」

新一「・・・・ちょっと気になる噂を聞いてな」

哀「・・・・まさか、これ?」

哀が小指を立てる
792 :1 [saga]:2011/07/18(月) 20:30:21.61 ID:r2jnQTMK0

新一「ああ」

哀「意外としそうでしないタイプかと思ってたけどしそうでするタイプみたいね」

新一「まだ、そうと決まったわけじゃねーけどな」

哀「でも、気になるのね」

新一「不倫してる探偵って頼みにくくねーか?」

哀「確かに」
793 :1 [saga]:2011/07/18(月) 20:30:49.24 ID:r2jnQTMK0

新一「だろ?ってか、ダイゴっぽく言わなくていいし」

哀「あら、こういう言い方が好きなのかと思ってたわ。あなたの持っている雑誌にも載ってたし」

新一「あれは」

哀「そうね、単なる週刊誌だし」

新一「・・・・・エロ目的じゃないよ」

哀「わかってるわ、水着の子も載ってたけど」

新一「裸じゃねーし、それ目的じゃねーし」
794 :1 [saga]:2011/07/18(月) 20:31:19.37 ID:r2jnQTMK0

哀「ええ、だからわかってるって言ったでしょ」

哀「でも、読むのに邪魔だと思ったからそこだけ切り取って捨てておいてあげたわ」

新一「え?!」

哀「あら?必要なものなのかしら?」

新一「どうぞ、捨ててくださって結構です」

哀「でしょ」
795 :1 [saga]:2011/07/18(月) 20:31:52.14 ID:r2jnQTMK0

新一「・・・・・・(くそ)」

哀「あら?何か不満そうだけど」

新一「ちっ、ちげーって、あ。来た」

哀「女性ね」

新一「ありゃあ、おっちゃんの奥さんの事務所の秘書だ」

哀「・・・・・本当?」

新一「ああ、何度か会ったこともある」
796 :1 [saga]:2011/07/18(月) 20:32:22.40 ID:r2jnQTMK0

哀「ドロドロね」

新一「まあ、まだ確証はない」

哀「・・・・・それは厳しいんじゃない?」

新一「ただ、会ってるだけだし。証拠としては弱い」

哀「そうね・・・・あら、キスしてる。こんな路上で・・・大胆ね」

新一「・・・・・・」

哀「・・・・ところであなたはアレをセーフだと思うの?」

今日はここまで
797 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/18(月) 23:14:18.54 ID:sXaecX3SO
798 :1 [saga]:2011/07/19(火) 20:36:16.30 ID:yINP1px40

新一「アウトです」

哀「でしょ?」

新一「帰ろう」

哀「?彼女の母親に頼まれたわけじゃないの?」

新一「噂を聞いたから確かめたかっただけだよ」

哀「そう」
799 :1 [saga]:2011/07/19(火) 20:38:08.30 ID:yINP1px40

新一「・・・・そういや、オメーは何でここに?」

哀「明美の服を探しに」

新一「ああ」

哀「色々気にする年なのよ」

新一「オメーも意外とそういうの好きだったもんな」

哀「意外ってどーいう意味?」
800 :1 [saga]:2011/07/19(火) 20:40:49.19 ID:yINP1px40

新一「え?」

哀「白衣以外着ないとか?」

新一「・・・・・・・・・・」

哀「そう、そうなのね」

新一「いや・・・その」

哀「なら、明日から料理は白衣でビーカーとかバーナーを使うことにするわ」

新一「ごめん、俺が悪かった」
801 :1 [saga]:2011/07/19(火) 20:41:21.75 ID:yINP1px40

哀「全く、デリカシーがないのは相変わらずね」

新一「ヘーヘー、っておい、哀見てみろ」

新一は路地に身を隠して奥を指す

哀「何よ?」

新一「うわー、腕組んでる」

哀「どこ行くのかも確かめるの?」

新一「見てみたくね?」
802 :1 [saga]:2011/07/19(火) 20:41:49.50 ID:yINP1px40

哀「悪趣味ね」

新一「いやなら帰ってもいいんだぜ」

哀「あなたがまっすぐ帰ってくるか不安だからついていくわ」

新一「・・・・・あぁ・・そう」

哀「あら、人気のなさそうなところを通るのね」

新一「そりゃそうだろ、バレたらまずいだろうし」

哀「バレてるわよ」
803 :1 [saga]:2011/07/19(火) 20:42:21.84 ID:yINP1px40

新一「俺は噂を聞いてだからちげーじゃん」

哀「でも、いずれもっと広まるんじゃないの?」

新一「それはわかんねーけど」

新一「お、あそこかな」

哀「相手の女の子の反応がわざとらしいわね」

今日はここまで
804 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/07/19(火) 21:10:38.76 ID:7Qq2AiBwo
久々に探偵っぽい
805 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 23:25:52.79 ID:ECrvHO6SO
そういや探偵でしたなwwww

806 :1 [saga]:2011/07/20(水) 20:35:08.03 ID:2CJaV+lS0

新一「そーいうなよ・・・お、入るんじゃね?」

哀「そうみたいね」

小五郎がホテルに入るのを確認して

新一「いやー、意外だったな」

哀「そうね」

新一「あ、そうだ」

哀「何?」
807 :1 [saga]:2011/07/20(水) 20:36:01.28 ID:2CJaV+lS0

新一「俺たちもいかね?」

哀「あら、おごってくれるの?」

新一「・・・・・」

哀「給料日前にわざわざそんなところじゃなくてもいいでしょ」

新一「だな、家でいっか」

哀「はぁ、全くやりくりするこっちの身になってよね」
808 :1 [saga]:2011/07/20(水) 20:36:33.63 ID:2CJaV+lS0

新一「わーってるよ」

哀「子供だってまだ小さいんだし」

新一「もう一人増えるし」

哀「わかってるじゃない」

新一「ま、確かにそれもそうだな」

哀「そういえば・・・前と違って子供たちも小学生なのよね」
809 :1 [saga]:2011/07/20(水) 20:37:08.62 ID:2CJaV+lS0

新一「あー、そうだな。母さん呼ぶか」

哀「・・・・・一人で何とかする気全然ないのね」

新一「できないことはするなって」

哀「・・・・・何よそれ」

新一「元太が」

哀「・・・・・・そう、全くろくなことしないわよね。あなたと小島君」

新一「・・・・・そ・そんなことないぜ」
810 :1 [saga]:2011/07/20(水) 20:37:40.72 ID:2CJaV+lS0

哀「・・・・・・」

新一「なくもないかも」

哀「わかってるなら、少しくらい自分でできるようにしなさい」

哀「どうせ、一週間かそこらなんだから」

新一「うーっす」

哀「ホントにわかってるのかしら」
811 :1 [saga]:2011/07/20(水) 20:38:15.08 ID:2CJaV+lS0

新一「わーってるって。んじゃ帰ろうぜ」

哀「ええ」

しかし、灰原が動こうとしない

新一「ん?どうした?」

灰原「・・・鈍いのね。腕」

新一「・・・・」

今日はここまで
812 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/20(水) 23:17:07.12 ID:OwzS4LxSO
乙した
813 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/20(水) 23:53:06.22 ID:o/uvaKXro
ニヤニヤ
814 :1 [saga]:2011/07/21(木) 20:35:58.95 ID:eqUqEsdD0

灰原「何よ?」

新一「いや・・・・オメーからそういうの言い出すのって珍しいから」

灰原「たまにはいいでしょ」

新一「まあ、うん。俺は嬉しいけど、はい」

灰原「うん」

そして灰原が新一の腕に抱きつく
815 :1 [saga]:2011/07/21(木) 20:36:48.82 ID:eqUqEsdD0

帰る途中

新一「なあ」

灰原「何?」

新一「なあ、もしかしてこれってさっきのおっちゃんのアレ見たからか?」

灰原「・・・・・・」

新一「別にそんな」

灰原「気になるじゃない」
816 :1 [saga]:2011/07/21(木) 20:37:38.01 ID:eqUqEsdD0

新一「え?」

灰原「あんなの見たら」

新一「・・・・そうか」

灰原「彼女の娘に懐かれたり、そういえば厳密に言うと歩美ちゃんも」

新一「あー、さっきの秘書の子みたいに年下にってことか?」

灰原「そう、そーなるかもって思っちゃったのよ」

新一「んなこたー」
817 :1 [saga]:2011/07/21(木) 20:38:27.04 ID:eqUqEsdD0

灰原「ないと思ってても見たら心配になるじゃない」

新一「そーいうもんか?」

灰原「そういうものよ、少なくとも私は気になるの」

新一「・・・・そうか」

灰原「そうよ」

新一「んじゃもうちょっとくっつくか」
818 :1 [saga]:2011/07/21(木) 20:38:54.64 ID:eqUqEsdD0

灰原「いいわよ」

新一「あ、いいの?」

灰原「そっちじゃない!」

新一「・・・・」

灰原「何よ」

新一「オメーから来るのに俺からは行けないないんて」
819 :1 [saga]:2011/07/21(木) 20:39:21.25 ID:eqUqEsdD0

灰原「あなたの場合はいき過ぎるからよ」

灰原が新一を軽く叩く

新一「まあ、そうか」

ゴンッ

新一「ぐぉえ(あれ?哀が軽く叩いたように見えたんだけど)」

新一「(いつの間にこんなに強く)」

今日はここまで
820 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/07/21(木) 23:01:09.11 ID:Pdkur33mo
相手年上だもんなww
821 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/21(木) 23:05:35.26 ID:uZqhiq6SO
おつ
822 :1 [saga]:2011/07/22(金) 20:22:13.37 ID:/Ty2EB+S0

?「リトさん」

新一は目の前が真っ暗になった

新一「ん?リト?」

新一「あれ?」

新一が起き上がると目の前には

瑞紀「あ・・・やっと目を覚ましてくれましたね」

新一「え?・・・あ・・・・・あれ?」
823 :1 [saga]:2011/07/22(金) 20:23:24.45 ID:/Ty2EB+S0

瑞紀「もー、夜ですよ」

新一「え?あ?・・・えっと」

そこで新一は瑞紀の部屋に招かれていたことを思い出した

新一「あ・・・・あー、悪い」

瑞紀「寝不足だったんですか?」

新一「ん・・・ああ、ここ最近・・・・そうだったかも」

新一「(あれ?そうだっけ?)」
824 :1 [saga]:2011/07/22(金) 20:23:56.04 ID:/Ty2EB+S0

瑞紀「大丈夫ですか?」

新一「ああ、ちょっと・・・・って、あれ?8時?」

新一は近くにあった時計を見て驚く

瑞紀「ええ、全く起きる気配がなくて」

新一「・・・・・・(どーしよう、美柑に怒られるな)」

瑞紀「家の方には電話しておきましたから」
825 :1 [saga]:2011/07/22(金) 20:24:23.30 ID:/Ty2EB+S0

新一「あ、そうなんだ。サンキュー」

瑞紀「いえ」

新一「でも、悪かったな」

瑞紀「いえ、このくらい」

新一「いや、でも女の子の部屋でグースカ寝てるっていうのも」

瑞紀「ええ、きっとリトさんの自宅よりも落ち着くのでは?」

新一「え?・・・いやそんなことは」
826 :1 [saga]:2011/07/22(金) 20:25:05.33 ID:/Ty2EB+S0

瑞紀「あら、そうですか」

瑞紀が悪戯っぽく微笑む

瑞紀「あ、お茶入れなおしてきますね」

瑞紀が新一の前の湯飲みを下げようとする

新一「え・・・あ・・・いや、大丈夫。だって」

新一が立ち上がりそれを止めようとすると

二人の手がぶつかり
827 :1 [saga]:2011/07/22(金) 20:25:34.01 ID:/Ty2EB+S0

瑞紀「きゃ・・」

瑞紀が驚いて手を滑らせため、湯飲みが瑞紀の方に倒れ

新一「あ」

瑞紀にかかってしまった

新一「ご・・ごめん」

瑞紀「い・・いえ、大丈夫ですから。このくらい」

今日はここまで
828 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/22(金) 20:51:29.07 ID:4vfhDqKUo
おや?
829 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/22(金) 23:08:32.14 ID:xEosbLmSO
ほう…乙
830 :1 [saga]:2011/07/23(土) 21:44:29.46 ID:GC9qr0D60

新一「あー・・でも俺のせいだし」

瑞紀「いえ、その・・・私がドジってしまったんですから私が悪いんですから」

新一「でも」

瑞紀「本当に御気になさらず」

新一「で・・・でも」

しぶる新一に対し瑞紀が

瑞紀「あ・・・では着替えてきますのでその間に」
831 :1 [saga]:2011/07/23(土) 21:45:07.71 ID:GC9qr0D60

と言って雑巾を取り出し

瑞紀「拭いておいてくれますか」

新一「はい」

そう言うと、瑞紀が着替えるために奥の部屋に入る

新一は急いで拭く

新一「(やっべ〜、それにしてもこんな時間まで寝てるなんて)」
832 :1 [saga]:2011/07/23(土) 21:45:38.11 ID:GC9qr0D60

新一「(それにしても瑞紀さんどんな風に言い訳してくれたんだろ)」

瑞紀「あ、すいません」

そこに瑞紀が着替えて戻ってきた

新一「・・・・・・」

瑞紀「すいません、室内で着る服がこれくらいしかなくて」

瑞紀はネグリジェを着て出てきた
833 :1 [saga]:2011/07/23(土) 21:46:05.30 ID:GC9qr0D60

瑞紀「やっぱり、変ですか?」

新一「い・・いい・・・いいえ、そんなことはないと思いますけど」

新一「その・・・・・」

瑞紀「あの・・・興奮してしまいましたか?」

瑞紀が新一の顔を伺う様に問いかける
834 :1 [saga]:2011/07/23(土) 21:46:48.22 ID:GC9qr0D60

新一「い・・・いいえ」

瑞紀「では、いいんですね?」

すると瑞紀は笑顔になる

新一「・・・・・はい」

新一「(あれ?)」
835 :1 [saga]:2011/07/23(土) 21:47:37.94 ID:GC9qr0D60

瑞紀「その・・・・もうお帰りに?」

新一「え・・・あ・・・その夜も遅くなってきて」

瑞紀「もう少しお話したいんですけど・・・駄目ですか?」

すがるような瑞紀に

新一「え・・・あ・・・・いいですよ」

と答えるしかなかった

今日はここまで
836 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/23(土) 23:09:46.40 ID:225odq1SO
837 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [saga]:2011/07/24(日) 02:37:14.74 ID:9hEVV72+o
新一はリーディングシュタイナーの持ち主か
838 :1 [saga]:2011/07/24(日) 20:57:56.61 ID:YQI2aKkp0

10分後

瑞紀「そういえば、先ほどはどのような夢を?」

新一「え?・・・ど・・・どーゆうと」

瑞紀「その・・・・」

新一「えっと、何かありましたか?」

瑞紀「その・・・//////」
839 :1 [saga]:2011/07/24(日) 21:01:29.37 ID:YQI2aKkp0

新一「な・・・何か変なことを言ってました?」

瑞紀「・・・・」

新一「言ってください」

瑞紀「い・・・良いんですね?」

瑞紀はうつむきながら確認する

新一「ええ」
840 :1 [saga]:2011/07/24(日) 21:34:42.34 ID:YQI2aKkp0

瑞紀「その・・・孕ませたい・・・・とか・・・俺のものにしたい・・・とか」

新一「・・・・・・」

瑞紀「あ・・・いえ、すいません」

新一「いえ、その・・・・なんかすいません」

瑞紀「い・・・いえ、その健全な男子高校生なら・・・」

新一「(また、とんでもない所を寝言で喋っているな)」
841 :1 [saga]:2011/07/24(日) 21:35:09.77 ID:YQI2aKkp0

新一「すいません」

瑞紀「その・・・」

新一「え?」

瑞紀「興奮してたんですか?」

新一「え?」

瑞紀「ですから・・・私の部屋に来て・・・・興奮してたんですか?」
842 :1 [saga]:2011/07/24(日) 21:35:39.18 ID:YQI2aKkp0

新一「あ・・・・・・(どうする?どうする?俺)」

新一「(ここで否定しても変だし)」

新一「(なるようになれ)その・・・・はい」

瑞紀「//////」

新一「そのごめん」

瑞紀「いえ、リトさんが私のことをそう思っていてくださっているのは」
843 :1 [saga]:2011/07/24(日) 21:43:00.67 ID:YQI2aKkp0

瑞紀「嬉しいですから」

新一「え?」

そして、瑞紀が新一に寄って来る

瑞紀「その・・お礼ではないですけど」

新一「え?」

瑞紀「それ・・・を静めてあげます」

今日はここまで
844 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 23:02:39.93 ID:MO4h5NdSO
…ゴクリ

845 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/25(月) 08:00:55.55 ID:y0eLYS2yo
寝言ひでぇなw
846 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 11:52:43.32 ID:5mQrEFmDO
和葉の時か
847 :1 [saga]:2011/07/25(月) 20:16:27.74 ID:J+A3m5/B0

新一「・・・・」

新一は瑞紀が指を指した先をみると

新一「(あ、起ってる)」

新一「(身体は寝ててもこっちは起きてたんだ)」

新一「って、いえ・・そんな」

瑞紀が新一のズボンのチャックを下ろす

新一「あの・・・本当に」
848 :1 [saga]:2011/07/25(月) 20:16:57.36 ID:J+A3m5/B0

瑞紀「いえ、その・・・・私もしてあげたいので」

新一「え・・・」

瑞紀「したことはないので、下手かもしれませんけど」

新一「い・・・いえ」

そして、瑞紀は新一のを咥える

新一「お・・俺も始めてですから」
849 :1 [saga]:2011/07/25(月) 20:19:04.22 ID:J+A3m5/B0

新一「(フェラは)」

瑞紀「ほぉでふか?うれひいです」

瑞紀は咥えながら新一を見上げて微笑む

新一「(かわいい)」

瑞紀「んぅ・・ふぅ・・・・」

瑞紀が少しずつ顔を動かして刺激する
850 :1 [saga]:2011/07/25(月) 20:19:31.75 ID:J+A3m5/B0

新一はそのつたない動きではあるものの健気な仕草に

少しずつ興奮していた

瑞紀「ほ・・ほうですか?」

新一「もう少し舌を出して」

瑞紀は新一のモノに下から這わせるように舌を合わせていく

瑞紀「どう?」
851 :1 [saga]:2011/07/25(月) 20:20:29.86 ID:J+A3m5/B0

瑞紀はふたたび新一を見上げる

その表情を伺うような仕草が徐々に新一の理性を奪っていく

新一「いいよ、でも」

瑞紀「ふぁい」

瑞紀は動きを止めないで答える

新一「俺からも動いていい?」
852 :1 [saga]:2011/07/25(月) 20:21:21.41 ID:J+A3m5/B0

瑞紀は少し戸惑った後に小さく頷いた

それを見た新一は瑞紀の顔を抑えて腰を動かす

瑞紀「ひぅぅおぅ?」

瑞紀が驚いた顔を一瞬見せるも次第にその動きに身を任せる

それを見た新一はえもいえぬ嗜虐心に浸っていた

今日はここまで
853 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 23:20:24.59 ID:tGoes9cSO
ハァハァ乙
854 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/25(月) 23:28:04.57 ID:y0eLYS2yo
夏風邪ひくか
855 :1 [saga]:2011/07/26(火) 20:53:26.15 ID:9fnO/MFp0

そして、腰の動きをさらに早める

瑞紀「んごぉぉ」

そのため、時折瑞紀の喉の奥にあたることもあり、えづくきそうになるのをこらえながら

それでも必死に新一のを放さないように口で抑えていた

新一「・・・そろそろでそうなんだけど」

瑞紀「ふぁい、あしてくあさい。せんぶ」

そして、新一は瑞紀の顔を抑えるとそのまま口の中に放った
856 :1 [saga]:2011/07/26(火) 20:53:59.58 ID:9fnO/MFp0


出した瞬間に正気に戻った新一はすぐに瑞紀に近づき

新一「ご・・・ごめん」

瑞紀は必死に口の中のものを飲み込むと

瑞紀「んっ・・・けほっ」

瑞紀「酷いです・・・あんなに激しくするなんて」

新一「ごめん」
857 :1 [saga]:2011/07/26(火) 20:54:28.27 ID:9fnO/MFp0

瑞紀「・・・気持ちよかったですか?」

新一「え?・・・・あ・・・うん」

瑞紀「そうですか、そのために急に激しくするなんて」

新一「本当にごめん」

瑞紀「・・・・反省してますか」
858 :1 [saga]:2011/07/26(火) 20:54:57.69 ID:9fnO/MFp0

新一「はい」

瑞紀「じゃあ・・・・またしてくれるなら・・・許してあげます」

新一「え?」

瑞紀「また、ここに来てしてくれるなら」

新一「・・・・それって」

瑞紀「嫌ですか?」
859 :1 [saga]:2011/07/26(火) 20:55:31.30 ID:9fnO/MFp0

新一は必死で首を振る

瑞紀「なら、許してあげます」

新一は戸惑いながらも許してもらえたことで肩の力が抜けた

新一「よかった」

瑞紀「・・・・・」

脱力している新一の横で瑞紀は一瞬考え込むような表情になったがすぐに
860 :1 [saga]:2011/07/26(火) 20:56:20.64 ID:9fnO/MFp0

元の穏やかな表情に戻った

新一「あの・・・・飲んでくれたけど・・・」

瑞紀「ちょっと喉がいがいがします」

新一「え・・・あ・・やっぱり?ワリィ」

瑞紀「ええ、ですから」

今日はここまで
861 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/26(火) 20:56:54.51 ID:/WRBKjaOo
先が読めん
862 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 23:09:51.08 ID:DrWWjxxSO
863 :1 [saga]:2011/07/27(水) 20:30:00.59 ID:DNKGiXPQ0

瑞紀が新一にキスをして

瑞紀「これくらいいいですよね?」

瑞紀が自分の唇に指を当てて、微笑む

新一「・・・え・・・あ・・・・うん////」

瑞紀「・・・・・・」

新一「・・・・・・」
864 :1 [saga]:2011/07/27(水) 20:30:51.31 ID:DNKGiXPQ0

そのまま沈黙が二人を覆う

謎めく〜

そしてその沈黙を破ったのは新一の携帯だった

新一「あ、俺の携帯だ」

新一は目で瑞紀に了解を得る
865 :1 [saga]:2011/07/27(水) 20:31:22.76 ID:DNKGiXPQ0

瑞紀「どうぞ」

瑞紀は少し不満そうに答える

新一「はい」

美柑「・・・・リト?」

新一「あ、美柑?」
866 :1 [saga]:2011/07/27(水) 20:31:49.66 ID:DNKGiXPQ0

美柑「今、何時かわかる?」

新一「・・・・・・・あ・・・・9時」

美柑「リト、今日は何時に帰るって言ってたっけ?」

新一「あ・・・その・・・・悪い」

美柑「・・・・・・」

新一「今、帰るから」
867 :1 [saga]:2011/07/27(水) 20:32:21.09 ID:DNKGiXPQ0

美柑「・・・・・・」

新一「急いで」

美柑「・・・・すぐにね」

新一「ああ」

ピッ

新一は携帯を切ると
868 :1 [saga]:2011/07/27(水) 20:32:58.48 ID:DNKGiXPQ0

新一「悪い、帰らないと」

瑞紀「ええ、そうですね。もう9時ですから」

新一「じゃ・・・じゃあ」

瑞紀「約束、忘れてませんよね?」

新一「え・・・・ああ、また来るよ。メールする」

今日はここまで
869 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/27(水) 23:15:00.72 ID:YYEAC1tSO
乙華麗
870 :1 [saga]:2011/07/28(木) 20:28:25.53 ID:rATVbfXT0

瑞紀「はい、待ってます」

新一「じゃあ」

瑞紀「はい、また」

新一が帰り、姿が見えなくなると

瑞紀は部屋のTVをつけた

瑞紀「・・・・・」
871 :1 [saga]:2011/07/28(木) 20:29:00.09 ID:rATVbfXT0

キャスター「ご覧ください、なんとも不思議なことに今回は怪盗キッドの姿はみえず」

キャスター「先ほど、大きな音が鳴り煙が立ち込めると宝石は無くなっていたということです」

瑞紀「・・・・・」

キャスター「一体、キッドはどのような仕掛けをしたのでしょうか?」

キャスター「現場からは以上です」

プチッ
872 :1 [saga]:2011/07/28(木) 20:51:36.71 ID:rATVbfXT0

瑞紀「・・・・・・ギリギリか」

瑞紀は時計を見て呟いた

結城家

新一「ただいま」

美柑「おかえり、遅かったんだね」

新一「えっと・・・・・その・・・」

美柑「その?」
873 :1 [saga]:2011/07/28(木) 20:52:13.66 ID:rATVbfXT0

新一「あの・・・その・・・・」

和葉「何しとったん?」

志保「こんな時間まで」

新一「その・・・ちょっと遠くまでに・・・」

明美「そのわりには、電話から戻ってくるまで早かったわよね」

モモ「ナナ、何分でしたっけ?」
874 :1 [saga]:2011/07/28(木) 20:53:00.64 ID:rATVbfXT0

ナナ「え?あ、5分だよ」

志保「ここから5分の範囲なんて、ずいぶん遠いのね?」

新一「・・・・・・」

かすみ「夜ご飯までには帰るって言ってたから、そのつもりだったのに」

新一「そのつもりだったんだけど」

かすみ「食べてきたんでしょ?」
875 :1 [saga]:2011/07/28(木) 20:53:43.27 ID:rATVbfXT0

新一「いや、寝てたからたべ・」

ララ「え?寝てたの〜?リト」

新一「(あ、やべっ)」

和葉「へ〜、寝てたんやて志保ちゃん」

志保「それはそんな暇ないかもしれないわね」

モモ「リトさんったらお手が早いんですから」

今日はここまで
876 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 23:12:55.73 ID:72iUnDbSO
877 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/28(木) 23:29:48.15 ID:G+htgluDo
世界旅行の謎解き来るのかな?
878 :1 [saga]:2011/07/29(金) 20:40:33.88 ID:cV3+Iz/n0

新一「ち、ちげーって。その・・・本当に」

明美「・・・・・本当にってどこでこんな時間まで寝てたの?」

新一「・・・・・」

モモ「も・し・か・し・た・ら、瑞紀さんのおうちかもしれませんよね〜。うふふふ」

新一「うgぇ?」

志保「図星みたいね」

和葉「せやね」
879 :1 [saga]:2011/07/29(金) 20:42:19.21 ID:cV3+Iz/n0

明美「(まあ、私たちはモモちゃんのメカで見てたから。わかるんだけどね)」

ナナ「そ・・そうなのか?リト」

新一「うっ・・・・まあ、そうなんだけど」

かすみ「リトくん、それならうちに帰ってきなさいね。向こうにもご迷惑だし」

ララ「そうだよ〜」

新一「・・・・・いや、別にそれまで眠かったわけでもないんだけど」
880 :1 [saga]:2011/07/29(金) 20:43:39.70 ID:cV3+Iz/n0

美柑「けど?」

新一「い・・いや、その特に何かあったわけじゃねーんだって」

モモ「寝てる間になにかあったのかも知れませんけど」

ナナ「な・・なにかってなんだよ?モモ」

モモ「それはここでは言えませんよ〜」

新一「な・・ないって」
881 :1 [saga]:2011/07/29(金) 20:44:08.20 ID:cV3+Iz/n0

かすみ「とにかく、ご飯たべちゃってからね」

ララ「そうだね」

志保「・・・そうね」

和葉「まあ、その後で」

新一「(・・・・・なんでだろう、モモには全部知られているような気がする)」
882 :1 [saga]:2011/07/29(金) 20:44:53.73 ID:cV3+Iz/n0

そして、食卓

新一「・・・・」

新一「(すっげー、気まずい)」

和葉「ホンマに食べてきてへんかったんやね」

志保「ええ、ご飯も忘れるくらいのことでもあったんじゃないかしら」

新一「ッブゥー」
883 :1 [saga]:2011/07/29(金) 20:45:41.68 ID:cV3+Iz/n0

ナナ「げっ、リトきたねーよ」

新一「悪い。ってねーよ、そんなこと」

明美「本当かしら?」

モモ「寝てらしたんですもの、仕方ないですよ」

美柑「・・・・・」

新一「(美柑の視線が痛い)」

今日はここまで
884 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/29(金) 23:26:19.56 ID:ApiSAdwSO
( ̄ー ̄)ニヤリ乙
885 :1 [saga]:2011/07/30(土) 20:36:42.27 ID:MAFYaKIe0

セリーヌ「まう」

ララ「ん?どうしたのー、セリーヌちゃん」

セリーヌがTVをつけた

ララ「あれー?ここってさっきリトが行って来たところじゃないの」

新一「あ、そうだ。そういえば何か予告状が届いてるとか言ってたな」

美柑「え?それって危ないかったんじゃないの」
886 :1 [saga]:2011/07/30(土) 20:37:22.53 ID:MAFYaKIe0

新一「いや、警備員も多かったし」

志保「あら、ちゃんと行ってたのね」

新一「当たり前だろ」

志保「まっすぐ相手の家に行ったのかと思ったわ」

新一「あのな」
887 :1 [saga]:2011/07/30(土) 20:38:23.03 ID:MAFYaKIe0

和葉「それがなんのニュースになってるん?」

志保「宝石が盗まれたらしいわね」

明美「美術館からなんて大胆ね」

志保「お姉ちゃんほどじゃないけど」

モモ「銀行とですとどっちが警備が厳重なんですかね?」

かすみ「それは・・ちょっとわからないわね」

ナナ「怪盗キッドって誰だ?」
888 :1 [saga]:2011/07/30(土) 20:39:11.89 ID:MAFYaKIe0

和葉「結構有名な怪盗やったんやなかった?」

かすみ「ええ、何度か新聞で見たわ」

ララ「あ、園子がファンだって言ってたよー」

志保「・・・らしいわね」

モモ「でも、よかったですね」

新一「え?」
889 :1 [saga]:2011/07/30(土) 20:41:12.82 ID:MAFYaKIe0

モモ「その場所に居合わせなかったんですから」

新一「んー、まあ、そうだな」

和葉「実はすれ違ってたりしとるかも」

新一「ないないって」

ナナ「っていうかいつごろ居たんだ?美術館に」

新一「んー、いってすぐから昼前ぐらい」
890 :1 [saga]:2011/07/30(土) 20:42:04.78 ID:MAFYaKIe0

モモ「まぁ、ではそれから今までずっと二人っきりで瑞紀さんのお宅に」

新一「・・・・・・」

美柑「そういうことになるよね」

志保「なるわね」

和葉「それからずっと寝とったらしいしな」

今日はここまで
891 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/30(土) 23:12:04.50 ID:NqLWyU+SO
892 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/31(日) 15:25:11.67 ID:xNei9SGso
墓穴掘るの好きだなぁ
893 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/31(日) 15:25:44.48 ID:xNei9SGso
墓穴掘るの好きだなぁ
894 :1 [saga]:2011/07/31(日) 20:51:44.75 ID:1oUj4K0/0

明美「まあ、二人でか一人でかはわからないけど」

新一「」

ララ「いいなー」

モモ「羨ましいですよね、お姉さま」

ナナ「な・・姉上」

かすみ「あら・・・どうしたの?セリーヌちゃん」
895 :1 [saga]:2011/07/31(日) 20:52:12.35 ID:1oUj4K0/0

セリーヌ「まう」

ナナ「あ!コーラ」

モモ「まあ」

和葉「コーラがどうかしたん?」

セリーヌ「まうー!」

セリーヌが花粉を飛ばす
896 :1 [saga]:2011/07/31(日) 20:52:43.99 ID:1oUj4K0/0

志保「粉・・・・?」

美柑「・・・・かすみお姉ちゃん?」

新一「・・・・姉さん?」

明美「かかるとどうなるの?」

ララ「あのね、セリーヌちゃんコーラを飲むと酔っ払っちゃうの」

和葉「頭に花が咲いとるけど」
897 :1 [saga]:2011/07/31(日) 20:53:10.84 ID:1oUj4K0/0

新一「・・・・・」

かすみ「・・・・リト」

新一「・・・・・姉さん?」

かすみ「リト〜」

かすみが新一を抱きしめる

新一「姉さん?」
898 :1 [saga]:2011/07/31(日) 20:53:40.43 ID:1oUj4K0/0

かすみ「リト・・・離しちゃ・・・・嫌」

かすみが頬を赤らめて熱い視線で縋る様に言う

新一「え・・・えと・・・」

美柑「・・・・・お姉ちゃん」

ララ「後ね、セリーヌちゃんの花粉を浴びるとリトのことを好きになって」
899 :1 [saga]:2011/07/31(日) 20:54:59.04 ID:1oUj4K0/0

志保「・・・・・」

明美「・・・・そんな効果があるの」

ナナ「ちょっと見かけないと思ったら」

モモ「えっと、あのこれはどなたの?」

モモがセリーヌが飲んでしまったコーラのペットボトルを持つ

明美「ごめん・・・・・私」

ナナ「いや、知らなかったんだし仕方ないじゃん」

今日はここまで
900 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/31(日) 23:10:54.21 ID:xrqDopoSO
ぉっ
901 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/01(月) 02:22:11.65 ID:EGiokVemo
かっすっみ!かっすっみ!
902 :1 [saga]:2011/08/01(月) 20:41:18.15 ID:0KzADoQx0

モモ「すいません、言っておけば」

志保「・・・・あれ、どのくらい続くの?」

モモ「結構続きますよね」

ララ「うん」

かすみ「リトくん、口移しで食べさせてあげるわね」

新一「え・・・いや・・・自分で」
903 :1 [saga]:2011/08/01(月) 20:41:44.16 ID:0KzADoQx0

かすみ「ちょっと待ってね」

新一「え?あれ、自分で食べるの?」

かすみは一旦口に含むとそのまま新一に顔を近づける

新一「・・・え?」

かすみ「ん〜」

新一はかすみに促されて唇を合わせるとそのまま、口の中にかすみが口に含んでいたものを流し込まれる
904 :1 [saga]:2011/08/01(月) 20:42:24.43 ID:0KzADoQx0

新一「ん〜?ghjkl;」

かすみ「んっ・・・ぷはぁ・・・どう?」

新一「え・・・ど・・・どうっていわれても?」

かすみ「おいしい?」

新一「うん」

モモ「まあ」
905 :1 [saga]:2011/08/01(月) 20:45:56.31 ID:0KzADoQx0

ナナ「か・・・・かすみってあんな奴だったか?」

美柑「ち・・違うわよ」

明美「好きで好きでたまらなくなるとああなるってことね」

志保「・・・・意外ね」

モモ「あら〜?志保さんも意外と大胆だったりするんじゃないですか〜?」

志保「な・・・ないわよ」
906 :1 [saga]:2011/08/01(月) 20:46:24.35 ID:0KzADoQx0

ララ「あ、次私もやってみたい」

和葉「やめとき」

かすみ「じゃあ、次はリト君が私にしてね」

新一「え?」

かすみが期待を込めて新一を見る

新一「・・・うっ・・・・・」
907 :1 [saga]:2011/08/01(月) 21:00:47.96 ID:0KzADoQx0

新一はその視線に耐えられなくなり、口に含むとかすみに口移しをする

するとかすみは舌を新一の口の中に入れ、口の中を舐め回す

新一「kjhgfdsssっさ」

ナナ「なっ・・・今何が起こったんだ?」

モモ「えっとですね」

和葉「説明せんでええ」

今日はここまで
908 :1 [saga]:2011/08/01(月) 21:00:48.34 ID:0KzADoQx0

新一はその視線に耐えられなくなり、口に含むとかすみに口移しをする

するとかすみは舌を新一の口の中に入れ、口の中を舐め回す

新一「kjhgfdsssっさ」

ナナ「なっ・・・今何が起こったんだ?」

モモ「えっとですね」

和葉「説明せんでええ」

今日はここまで
909 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/01(月) 23:06:44.25 ID:aQx7CiKSO
・・・乙
910 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/01(月) 23:23:29.73 ID:HISB1hdyo
…ふぅ
911 :1 [saga]:2011/08/02(火) 20:22:29.13 ID:oJDamKkN0

明美「・・・・大胆ね」

志保「・・・・本当に」

モモ「志保さんったらそんなに食い入るように見つめなくても」

志保「ち・・違うわよ」

ララ「ねー、やってみたいよねー?」

志保「だから、そーじゃないわよ」
912 :1 [saga]:2011/08/02(火) 20:28:08.39 ID:oJDamKkN0

明美「必死になる所がなお怪しい」

志保「お姉ちゃん!」

明美「ごめんごめん」

ナナ「・・・志保もしたいのか?」

志保「だから違うわよ」

ララ「え〜?絶対楽しいよ。ねえ?美柑」
913 :1 [saga]:2011/08/02(火) 20:28:35.64 ID:oJDamKkN0

美柑「わ・・・わからないかな」

モモ「あら〜否定はしないんですね」

美柑「な・・・ち・・違うってば」

かすみ「ふふふっ、リト君おいしい」

新一「///////」
914 :1 [saga]:2011/08/02(火) 20:30:15.61 ID:oJDamKkN0

ナナ「な・・リトも何照れてんだよ」

美柑「そ・・そうよ。お姉ちゃんは今、まともじゃないのよ」

ララ「え〜?でも、かすみもリトのこと好きなんじゃないの?」

志保「それはそうかもしれないけどちょっと違うのよ」

和葉「そ・・そうやで、そのああいう表現をするのタイプと違うやん」
915 :1 [saga]:2011/08/02(火) 20:35:52.62 ID:oJDamKkN0

かすみ「それじゃあ次はリト君の番よ」

新一「ま・・・まだやるの?」

かすみ「いや・・・?」

新一「ううん、そんなことないよ」

かすみはそういわれると笑顔になり、口に含むと新一に顔を近づける

かすみ「んーっ」
916 :1 [saga]:2011/08/02(火) 20:36:38.90 ID:oJDamKkN0

新一もそれに答え、口を合わせる

かすみからふたたび口移しをされる

新一「んっ・・・・」

そして、新一が顔を離すと

かすみ「あ、リト君」

新一「え?」

今日はここまで
917 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/02(火) 23:26:24.37 ID:+bTaWL1SO
918 :1 [saga]:2011/08/03(水) 20:26:28.97 ID:qmUdmWKp0

かすみ「ちょっとこぼれてるわ」

新一「え?どこ」

かすみ「ここ」

かすみがそう言うと、口でついばみ、再び口から新一の口に流し込む

かすみ「ね?」

新一「あ・・・・ああ。ありがと」
919 :1 [saga]:2011/08/03(水) 20:26:59.74 ID:qmUdmWKp0

かすみ「うふふ、どういたしまして」

和葉「・・・・・」

志保「・・・・・」

ナナ「・・・・・」

モモ「大胆ですね」
920 :1 [saga]:2011/08/03(水) 20:27:55.10 ID:qmUdmWKp0

明美「ええ」

ララ「あ、セリーヌちゃん。駄目だよ〜」

セリーヌが再びコーラを飲もうとするのをララが止める

セリーヌ「まう〜まう」

美柑「・・・・・・」

モモ「あらあら、美柑さんったらどうしたんですか?お顔が真っ赤ですよ」
921 :1 [saga]:2011/08/03(水) 20:28:22.88 ID:qmUdmWKp0

美柑「し・・・・知らないわよ」

モモ「志保さんだけでなく美柑さんもそういう願望が・・・」

美柑「ないわよ」

明美「(志保ったらリト君のほうに夢中で聞こえてないわね)」

モモ「え〜、私はしてみたいと思いますけど」

美柑「な!・・・」
922 :1 [saga]:2011/08/03(水) 20:29:04.28 ID:qmUdmWKp0

モモ「で・す・が、私は美柑さんの後に」

美柑「しないわよ!」

モモ「でわ、私が」

美柑「ちょ・・・それは」

モモ「それは・・・・なんですか〜?」
923 :1 [saga]:2011/08/03(水) 20:29:54.53 ID:qmUdmWKp0

美柑「うっ・・・・」

そして、かすみから花が取れる

かすみ「///////////////」ボッ

かすみ「ご・・・ごめんなさい、リト君。今のは・・・・忘れてね」

かすみが顔を両手で隠しながらリトに言う

新一「う・・・・うん」

今日はここまで
924 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/03(水) 22:09:55.30 ID:UKDAZhxzo
そういやこの世界にはまだ優作いないな
925 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/03(水) 23:12:29.56 ID:WkQcCOzSO


926 :1 [saga]:2011/08/04(木) 20:43:35.53 ID:R5Oe9eNB0

ナナ「ようやく効き目が切れたか」

美柑「全く人騒がせな」

モモ「美柑さんにならよかったんですけどね?」

美柑「よくない!」

明美「でも、かすみちゃんって大胆ね」

かすみ「//////もぅ、言わないで」
927 :1 [saga]:2011/08/04(木) 20:44:02.86 ID:R5Oe9eNB0

和葉「・・・・・そ・・・そうや、そろそろ寝よか」

ナナ「そ・・・そうだな」

志保「え・・・ええ」

美柑「さ・・さんせー」

和葉の言葉に三人がぎこちなく賛同する

ララ「うん、もう11時だし」
928 :1 [saga]:2011/08/04(木) 21:01:59.77 ID:R5Oe9eNB0

明美「気づかないうちに結構たってたのね」

モモ「ええ、皆さん釘付けで時計なんて見てませんでしたから」

志保「そ・・・そんなことないわ」

美柑「う・・うん」

新一「そういえば、セリーヌは?」

ララ「さっき、私が寝かせてきたよー」
929 :1 [saga]:2011/08/04(木) 21:02:43.84 ID:R5Oe9eNB0

美柑「え?嘘・・・ごめん、ララさん」

ララ「ううん、別に良いよー」

モモ「やっぱり、動揺なさって気がつかなかったんじゃないですか?」

美柑「ち・・・ちがうって」

明美「和葉ちゃんは・・」

モモ「あ、私の部屋で」
930 :1 [saga]:2011/08/04(木) 21:35:08.24 ID:R5Oe9eNB0

明美「そうね、志保は?」

志保「良いわよ」

モモ「それではこちらでーす」

和葉「さっきいっとったからわかっとるって」

新一「あはは・・・とにかく」

新一が一旦部屋に戻ろうとすると
931 :1 [saga]:2011/08/04(木) 21:35:43.67 ID:R5Oe9eNB0

志保が後ろから入ってきた

新一「うぇ?びっくりしたー」

新一「どうしたんだよ?」

志保「ちょっといい?」

新一「え・・・何?」

新一はさっき瑞紀の家で見た夢が頭から離れず、志保の顔を直視できなかった

今日はここまで
932 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/04(木) 23:05:58.85 ID:qzwhKklSO
933 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/04(木) 23:12:08.92 ID:weTWdGbYo
今日は誰と寝る日だったか
934 :1 [saga]:2011/08/05(金) 20:23:20.62 ID:AColWTS20

新一「(夢の中の哀と・・・そっくりだな。ああいうことになってたことも)」

新一「(ありえたのか。夢って願望だったりするけど・・・あれが俺の願望?)」

新一「(・・・・うわー、冷静に考えてたら恥ずかしくて顔が見れない。きっと和葉もだろうけど)」

志保「さっき、夢・・・・見なかった?」

新一「え・・・・」

志保「その反応・・・・見たのね」
935 :1 [saga]:2011/08/05(金) 20:23:47.38 ID:AColWTS20

新一「・・・ま・・まあ、夢くらいみるだろ」

志保「私が出てなかった?」

新一「ど・・・・どーいうことだよ」

新一は夢のことを思い出し、頬が熱くなっていることを自覚し

志保に悟られぬように顔を逸らす

志保「どう?」
936 :1 [saga]:2011/08/05(金) 20:24:15.42 ID:AColWTS20

志保が顔を逸らした新一に顔を近づけて追求する

新一「・・・・出てたよ」

志保「顔が・・・赤くなってるわね」

志保「どんな夢をみたのかしら?」

新一「ち・・・ちが・・別に変な夢じゃ」

志保「ふーん、どうかしらね?」
937 :1 [saga]:2011/08/05(金) 20:25:43.78 ID:AColWTS20

志保がいぶかしむように新一を見る

新一「って・・・てゆーか、なんで志保が出てきたと思うんだよ」

志保「・・・・・どーしてだと思う?」

新一「・・・(もしかして)・志保も見たのか?」

志保「・・・・・ええ」

新一「確認したいんだけど」
938 :1 [saga]:2011/08/05(金) 20:26:13.04 ID:AColWTS20

志保「いいわよ」

新一「お前は灰原・・・・って苗字に」

灰原「あなたはコナンって名前だったわね」

新一「・・・・・本当に同じなのか」

灰原「そうみたいね、でも結婚してたから灰原ではなかったけど」

新一「//////」
939 :1 [saga]:2011/08/05(金) 20:26:40.00 ID:AColWTS20

灰原「あら、それくらいのことで照れなくてもいいのに」

新一「悪かったな・・・」

灰原「・・・・でも、よかったわ」

新一「え?」

灰原「あら、私だけが覚えてるなんて癪だったもの」

新一「あ・・・そ」

今日はここまで
940 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/05(金) 23:10:40.18 ID:Ljk15A0SO
乙(`・ω・´)
941 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/05(金) 23:11:30.27 ID:Ljk15A0SO
乙(`・ω・´)
942 :1 [saga]:2011/08/06(土) 21:29:51.06 ID:W1TQhG9m0

灰原「それに覚えていてくれなかったら悲しかったし」

新一「え?」

灰原「だって、そうじゃない?」

灰原「私としてはあの夢と気持ちは変わってないんだから」

新一「・・・・・・・」

灰原「それだけよ」
943 :1 [saga]:2011/08/06(土) 21:31:16.79 ID:W1TQhG9m0

灰原は戻ろうとして

灰原「おやすみ、あなた」

そう言って、ドアを閉めた

新一「(今、言われると照れるな)」

そして、灰原が戻って2分後

和葉「あの、ええ?」
944 :1 [saga]:2011/08/06(土) 21:31:42.29 ID:W1TQhG9m0

新一「和葉か?」

和葉「うん」

新一「いいよ」

ガチャ

ドアを開けると

バタン
945 :1 [saga]:2011/08/06(土) 21:32:28.90 ID:W1TQhG9m0

急いで閉め、新一の側に寄る

和葉「あ・・・・あのな、聞きたいことがあるんやけど」

新一「ああ」

和葉「その・・・・な・・・・・変な夢みぃひんかった?」

新一「・・・・・あれ?和葉も」
946 :1 [saga]:2011/08/06(土) 21:33:19.14 ID:W1TQhG9m0

和葉「え?リトも見たん?」

新一「(あ・・・・そうか、志保のは知らないのか)」

新一「うん」

和葉「・・・・・えっとな、あの・・・・同じか確認してもええ?」

新一「ん・・・まあ、そうだな」
947 :1 [saga]:2011/08/06(土) 21:33:50.38 ID:W1TQhG9m0

新一「えっと・・・じゃあ俺はお前と不倫してた」

和葉「・・・・同じや」

新一「和葉は?」

和葉「うちは・・・・・えっと同い年やったけど年上やった」

新一「どのくらい?」

今日はここまで
948 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/06(土) 23:18:13.92 ID:TRKvPUDSO
949 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/07(日) 13:30:19.34 ID:5cJyfY4DO
950 :1 [saga]:2011/08/07(日) 20:40:38.31 ID:Hh0gTiQF0

和葉「え・・・っと・・・・10ちゃうかったかな?」

和葉「確か・・・会うた時が小1と高2やったから」

新一「同じだ」

和葉「・・・・ほんなら、やっぱり」

新一「・・・・・和葉」
951 :1 [saga]:2011/08/07(日) 20:41:08.72 ID:Hh0gTiQF0

和葉「コナン」

新一「・・・・・それは止めて」

和葉「夢ん中ではさせられっぱなしやったし」

新一「ごめん」

和葉「ホンマにあないな趣味持っとるなんて知らんかったわ」

新一「いや、あれは俺ではあるけど違うし」
952 :1 [saga]:2011/08/07(日) 20:41:56.43 ID:Hh0gTiQF0

和葉「でも、覚えとるし意識もあったんやろ?」

新一「・・・・・どうだろ」

和葉「うちはそない変わらんかったと思うとるんやけど」

新一「・・・・・・」

和葉「リトはちゃうん?」

新一「・・・・・・そうなのかな?」
953 :1 [saga]:2011/08/07(日) 20:42:37.53 ID:Hh0gTiQF0

和葉「・・・・・今度は制服のまま来たった方がええの?」

新一「・・・・・・・・」

和葉「どうなん?」

新一「・・・・・・・・」

和葉「(悩んどる姿みたらすぐ分かるんやけど)」

新一「・・・・・・うん」
954 :1 [saga]:2011/08/07(日) 20:46:07.62 ID:Hh0gTiQF0
次スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1312717467/


和葉「同じやな」

新一「・・・・夢だから」

和葉「そない理性はあらんかったんやね?」

新一「・・・・違うと思うけど」

和葉「ホンマに?」

新一「・・・・・もちろん」
955 :1 [saga]:2011/08/07(日) 20:47:10.79 ID:Hh0gTiQF0

和葉「・・・・・そーなんか、残念やわ」

新一「え?」

和葉「今やったら園児服も着たってもええと思うとったのに」

新一「お願いします」

和葉「同一やね」

新一「そうですね」

新一「・・・・・」

今日はここまで
明日は休みます
956 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/07(日) 21:46:37.96 ID:b/027AGDO


了解
957 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/07(日) 23:02:42.30 ID:y96sUW+SO
園児(;´Д`)ハァハァ乙

ごゆっくり
958 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/07(日) 23:50:50.51 ID:q+KOS0DHo
夢落ちか…
でもこっちが実は夢ってことも
959 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/08(月) 21:44:36.83 ID:l4yBDLjDO
今日は休みか
960 :1 [saga]:2011/08/09(火) 19:37:58.76 ID:B4NPOx3n0

和葉「嘘やって、ちょっと違うんかなって思うただけやて」

新一「・・・・その夢だから言えただけだって」

和葉「でも、よかったわ」

新一「なんで?」

和葉「誰にも言うてないリトの趣味を知っとるんはウチだけやもん」

新一「//////」
961 :1 [saga]:2011/08/09(火) 19:38:35.40 ID:B4NPOx3n0

和葉「あ、そろそろ戻らんと・・・じゃあまたな」

新一「ああ」

そう言って和葉は部屋に戻っていった

そして

コンコン

新一「ん?」
962 :1 [saga]:2011/08/09(火) 19:39:10.78 ID:B4NPOx3n0

美柑「入っていい?」

新一「美柑か?いいぞ」

美柑が部屋に入ってくる

美柑「・・・・・ねえ」

新一「ん?」
963 :1 [saga]:2011/08/09(火) 19:39:49.31 ID:B4NPOx3n0

美柑「もしかして忘れてる?」

新一「・・・・・えっと」

美柑「今日は・・・・私」

新一「あ・・・そうだったな」

美柑「やっぱり、いつになったら呼びに来るのか待ってたのに」
964 :1 [saga]:2011/08/09(火) 19:40:33.41 ID:B4NPOx3n0

新一「ごめん」

美柑「いいよ、忘れてたんなら仕方ないよね」

新一「ホント、ワリィ」

美柑「どーせ、あのメイドの人のことで頭がいっぱいだったんでしょ」

新一「(違う人たちのことで頭が一杯だったんだけど)」

新一「ち・・・違うって、その帰ってからバタバタしてたし」
965 :1 [saga]:2011/08/09(火) 19:42:23.89 ID:B4NPOx3n0

美柑「あ・・・・・うん」

美柑が俯く

新一「あ・・・いや・・・その・・・」

美柑「いいよ、花粉のせいだってわかってるし」

美柑が拗ねたように言う

新一「・・・・・美柑」

京はここまで
966 :1 [saga]:2011/08/09(火) 19:42:51.23 ID:B4NPOx3n0

美柑「あ・・・・・うん」

美柑が俯く

新一「あ・・・いや・・・その・・・」

美柑「いいよ、花粉のせいだってわかってるし」

美柑が拗ねたように言う

新一「・・・・・美柑」

今日はここまで
967 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [saga]:2011/08/09(火) 22:04:37.64 ID:Ohb+SMARo
風邪引く
968 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/09(火) 23:15:46.94 ID:kkS8v0ESO
969 :1 [saga]:2011/08/10(水) 20:30:48.04 ID:x9lCcxGn0

美柑「・・・・それに・・・・別に気にしてないから」

新一は美柑を抱きしめる

美柑「//////」

新一「美柑」

美柑「・・・・・・」

新一「美柑?」
970 :1 [saga]:2011/08/10(水) 20:31:22.84 ID:x9lCcxGn0

美柑「・・・・なんだか、落ち着く・・・・・ずるいよ」

新一「・・・美柑」

美柑「今までモヤモヤしてたのに、どこかに行っちゃった」

美柑「リトのせいで」

新一「俺は美柑のこと大切に思ってるから」

美柑「うん・・・それはずっと分かってるよ」
971 :1 [saga]:2011/08/10(水) 20:32:30.53 ID:x9lCcxGn0

新一「美柑」

美柑「・・・・・もうちょっとこうしてていい?」

新一「ああ」

美柑「・・・・本当のこと言って」

新一「え?」
972 :1 [saga]:2011/08/10(水) 20:33:06.74 ID:x9lCcxGn0

美柑「何かあったんでしょ?」

新一「・・・・ないって」

美柑「嘘なのは分かってるよ、電話の声が変だったもん」

新一「驚いて」

美柑「ううん、声が熱っぽかったもん。ずっと一緒にいるんだよ?それくらい分かるって」

新一「・・・・・」
973 :1 [saga]:2011/08/10(水) 20:33:46.70 ID:x9lCcxGn0

美柑「何があったの?」

新一「・・・・・・・・・キスした」

美柑「・・・・・・」

新一「ごめん」

美柑「いいよ、別に」
974 :1 [saga]:2011/08/10(水) 20:35:04.06 ID:x9lCcxGn0

新一「美柑〜」

美柑「リトがそうしたいんなら」

新一「その・・・色々あって」

美柑「へー」

新一「美柑さん」

美柑「・・・・・」

京はここまで
975 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/10(水) 22:48:46.79 ID:+t7A5DuEo
嫉妬してくれる相手ほしいなぁ
976 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/10(水) 23:04:47.88 ID:D+SbIpRSO
977 :1 [saga]:2011/08/11(木) 20:32:41.95 ID:/DmijXcy0

新一「・・・・・美柑」

美柑「・・・・・いいって」

新一「・・・・・美柑」

美柑「何?・・・んんっ」

新一が美柑の唇を塞ぐ

美柑「んっ・・・・な・・・何するのよ?」
978 :1 [saga]:2011/08/11(木) 20:33:24.30 ID:/DmijXcy0

新一「ご・・ごめん、でも美柑としたかったから」

美柑「・・・・初めてだったんだぞ」

新一「あれ?前は」

美柑「されるのは初めてだから」

新一「・・・・そっか」

美柑「・・・・責任とってもらうから」
979 :1 [saga]:2011/08/11(木) 20:35:46.00 ID:/DmijXcy0

新一「ああ、それはずっと思ってたから」

美柑「・・・なによ・・・それなら、ずっとそう言ってよ」

新一「美柑?」

美柑「・・・ずっと言って欲しかったのに」

美柑の目じりに涙が光る

新一「・・・・ごめん」
980 :1 [saga]:2011/08/11(木) 20:36:28.42 ID:/DmijXcy0

美柑「謝ってばっかりだよ。もう、頼りないんだから」

新一「・・・・・美柑」

美柑「もっと強く抱きしめて」

新一「ああ」

新一「相変わらず抱き心地が良いな」

美柑「ふふっ、そういえば昔は結構こうやって抱き合ってたもんね」

新一「ぇ?・・・いや、そのときと今はまた違う」
981 :1 [saga]:2011/08/11(木) 20:37:13.98 ID:/DmijXcy0

美柑「私は・・・・(小声)違ってないんだけど」

新一「え?」

美柑「今度は・・・・不意打ちじゃなくて、ちゃんとしてって言ったの」

美柑は唇に指を当てて言う

新一「うん」

美柑「んんっ」

新一の唇が美柑の唇に重なる
982 :1 [saga]:2011/08/11(木) 20:38:13.55 ID:/DmijXcy0

新一は美柑の口の中に舌を入れる

美柑は驚いた表情をするも徐々に表情が戻り、受け入れる

美柑「んっ・・ちゅぷっ・・」

新一「ぷはぁ・・・どうだ?」

美柑「・・・・・知らない間にどれだけしてたの?」

新一「え?」

美柑「・・・・こんなのリトの持ってる本には載ってないよね?」

今日はここまで
983 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 23:22:03.66 ID:7skP6gbSO
おつ
984 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 05:35:45.49 ID:GwD79LxDO

7で久しぶりに安価とってる
985 :1 [saga]:2011/08/12(金) 20:19:18.73 ID:kxKxGK5P0

新一「・・・・美柑さん・・・もしかして?」

美柑「場所は全部知ってるけど」

新一「・・・・・・」

美柑「・・・もう、なんかズルいな」

美柑が新一の頬を指で突きながら言う

新一「・・・・う」
986 :1 [saga]:2011/08/12(金) 20:19:55.19 ID:kxKxGK5P0

美柑「ねえ?」

新一「ん?」

美柑「昨日は・・・・何をしたの?」

新一「・・・・・えっと」

美柑「最後まで・・?」

新一「・・・・・」

美柑「だよね?」
987 :1 [saga]:2011/08/12(金) 20:20:26.61 ID:kxKxGK5P0

新一「それは・・・」

美柑「だって、昨日より距離が近かったもん」

新一「・・・・・」

美柑「リトのことならすぐに分かっちゃうんだから」

新一「・・・した」

美柑「・・・・・なら、私にも」
988 :1 [saga]:2011/08/12(金) 20:21:35.06 ID:kxKxGK5P0

美柑が新一をベッドに倒すと

美柑「して・・・・ね?」

美柑は上はノースリーブのブラウス一枚で覆いかぶさっているその体勢のせいで服の下のピンクの突起まで覗けてしまう

新一「・・・美柑」

美柑「うん?どうしたの?」

新一「し・・・下着は?」
989 :1 [saga]:2011/08/12(金) 20:22:06.54 ID:kxKxGK5P0

美柑「・・・・来るときに」

新一「は・・・ずしたの?」

美柑「・・・・こんな妹は・・・・いや?」

新一「そ・・・そんなはずないだろ。どんな美柑でも俺は好きだし」

新一「・・・でも、なんでまた?」

美柑「で・・・・でも、リトってこういう方が好きなのかなって・・・思ったから」
990 :1 [saga]:2011/08/12(金) 20:23:20.50 ID:kxKxGK5P0

新一「・・・・・なんで?」

美柑「だって、モモさんと仲がいいでしょ?」

新一「うっ」

美柑「モモさんみたいに胸はないけど・・・・こういうのは好きなのかなって」

新一「そ・・・そういうのが」

美柑「でも、モモさんに下着もらったりとか裸で一緒に寝たりとか」

今日はここまで
明日は次スレに行きます
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1312717467/

安価に協力ありがとうございました
991 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 20:29:35.34 ID:bL+kpUODO
乙乙
992 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 23:08:36.12 ID:o/vDVeUSO
993 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 11:05:52.94 ID:7sSxW2tDO

埋め
994 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 22:56:11.62 ID:JnR2PmuSO
995 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 22:59:14.54 ID:JnR2PmuSO
埋め
996 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 22:59:47.85 ID:JnR2PmuSO
997 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 23:04:57.34 ID:JnR2PmuSO
うめ
998 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 23:05:42.18 ID:JnR2PmuSO
UME
999 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 23:07:07.81 ID:JnR2PmuSO
こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい
1000 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 23:07:41.02 ID:JnR2PmuSO
[禁則事項です]
1001 :1001 :Over 1000 Thread
     ,.ィ'",ィ    `' 、                 
 .  /_ / __,,,     ',                 
   //..、 ̄.,、、ゝ     .',                 
   i.F‐'゙  `'ー‐',.     l      
   !|       `‐、  ,.、 ',        
   ||,,,,_ ,  _,,,,,,  | |7}. ',     久々にわろうた  
   ||. ̄ ,'  ´ ̄   リ!|/  ',       げにいみじきすれのたつのも今はむかし 
   !.',  i,_っ     l!|   ヽ       
 . l ',  _,,_      | l    \   あたらしき人まいりこれりども 
   | ヽ `゙´     , ヽヽ       程しらぬものばかりなりて いとこうじけり 
   ヽ. ヽ、    ,.ィ   ヽ,
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                          SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
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1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
シンジ「……」 @ 2011/08/13(土) 22:45:45.29 ID:vC6YOUe8o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1313243145/

VIPポケモン大会運営スレ 8 @ 2011/08/13(土) 22:31:53.07 ID:kRoORdhPo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1313242312/

主人公「貴様・・・白眼使いか!」  友人「は?」 @ 2011/08/13(土) 22:24:35.64 ID:UNzbWGMU0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1313241875/

ステゴサウルスとはどこから来たのか @ 2011/08/13(土) 22:23:53.55
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/vip4classic/1313241833/

ここだけサバイバル状態の無人島 突然!サバイバル @ 2011/08/13(土) 22:19:40.04 ID:FaHED9FPo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1313241579/

イラストレーター目指してるんだが @ 2011/08/13(土) 22:09:10.57
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4vip/1313240950/

ふと気になったんだが @ 2011/08/13(土) 21:39:16.84
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4vip/1313239156/

嫁宣言して60分以内に嫁AAにお断りされなければ結婚避難所 @ 2011/08/13(土) 21:16:20.07 ID:nkQpD50Z0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1313237779/


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