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男「お前、俺のプリン食ったろ・・・」猫「・・・すみません」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/04/20(水) 18:19:12.26 ID:owUHUGKq0
初SSです
お見苦しいところがあると思いますがご了承ください
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諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714136403/

少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/04/20(水) 18:47:11.30 ID:owUHUGKq0

男「ついてねぇ…」

〜30分前〜

マック

女「もう別れよ」
男「え?なんで?」
女「あんたと過ごしても時間の無駄だってわかったから、じゃあね」スタスタ

〜20分前〜

公園のベンチ

男「はぁ…俺どこ悪かったんだよ…」
犬「ワン!」
男「わかってくれるか?犬君よ…」
犬「ガブッ」
男「痛っ!」
ダンボーラー「おーい、ハチ!飯の時間だぞー!」
犬「ワン♪」タッタッタ

〜10分前〜

男「クソ!バカ犬め!」

♪〜♪〜

男「携帯?もしもし…」
母「母さんだけど…」
男「なに?珍しいねww」
母「大事な話あるんだけど…」
男「なんだよww改まってww気にせず言えよww」
母「いいの?」
男「いいよww」
母「実はね、あははww家、焼けちゃたww」
男「あはは…は…マジ?」
母「ごめんね!」ブチッ
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/04/20(水) 18:58:50.95 ID:owUHUGKq0
男「おまけに雨まで降ってくるし…神様…これはなんの罰ですか…」

???「あの…」

男「はい?」
???「そっちじゃないです。下です。電柱の横。」
男「?」

かなりでかい段ボールに『拾ってくださ〜い名前は勝手につければいいじゃ〜ん』の文字

男「なんだこれ…」足で蹴る
???「やっやめて下さい!」
男「お前かい?段ボールの君かい?」
???「あの…中なんですけど…」
男「中って…」開ける
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/04/20(水) 20:01:13.46 ID:owUHUGKq0
???「どうも…」

段ボールの中にはボロ布一枚と帽子を身に付けた裸の少年

男「…」蓋する
少年「なにやってるんですか!」
男「お前こそ何やってるんだよ!」開ける
少年「捨てられたみたいなんでご主人様というのを待ってるんです」
男「はぁ?」
少年「えっと『ご主人様…僕を拾ってください…』」
男「そんな棒読みじゃそそられないし、俺にはそんな特殊な趣味持ってないから、それじゃあ。」
少年「待って!」しがみ付く
男「なんだよ!」
少年「もう3日も食べてないんです…」
男「本当は?」
少年「…2時間前にお刺身いただきました」
男「さよなら」
少年「待ってください!いいんですか?いたいけな子猫を見殺しにするような真似して!」
男「どこが子猫だよ!」
少年「とにかく!助けて…下さいよ…」涙目
男「…」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/04/20(水) 20:06:27.66 ID:pnuo6Mqvo
           (^o^ )
         /   ヽ      現実は いつも私に選択を迫る
        | |   | |       私には それがたまらなく嫌なのだ
        | |   | |        ならば逃げよう その先に何があろうとも
        ||   ||        その現実からも 逃げてみせよう
        し|  i |J         私には この生き方しかできない
          .|  ||
         | ノ ノ
         .| .| ( 
         / |\.\
         し'   ̄
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/04/20(水) 20:53:02.78 ID:owUHUGKq0
「俺には無理だ…他の奴探せ!」
「まって…まただめだった…」

〜5分後〜

少年「寒い…」ブルブル
男「おい、自称子猫のほぼ全裸変態少年」
少年「なんですかその不名誉な称号は!」
男「段ボール開けろよ」
少年「嫌です!どうせ揄いに来たんでしょ!」
男「いいから開けろ!」力ずくで段ボール破る
少年「あっ!マイスイートホームが!」
男「五月蠅いな…とりあえずこれ着ろ」服渡す
少年「え?」
男「お前家で飼ってやる」
少年「本当ですか?」
男「あぁ本当だ だから早くしろ、風邪ひくだろ」
少年「ご主人様…嬉しいです!」
男「そういうのは後にしろ、こんなとこ見つかったら俺つかまるから!」
少年「はい!ご主人様!」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/20(水) 23:34:55.17 ID:AcxxZNODO
最初の掴みが重要!
最低10レス以上、
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/04/22(金) 19:35:37.17 ID:1Vhvtm2H0
〜家に向かうまでの道〜

少年「拾ってくれてありがとうございます!ご主人様!」
男「あのさ…礼はいいけど…」
少年「なんですか?」
男「ご主人様はやめろ。後もうちょっと気楽に接しろ」
少年「でも、こうやったら喜ぶって前のご主人様が…それにこの喋り方も仕込まれたんで…」
男「俺は喜ばないし堅苦しいのは嫌いなんだよ」
少年「はい…」
男「敬語は仕方ないとしてまず、呼び方は考え直せ」
少年「考えときます!」
男「よし」
少年「後いいづらいんですけど」
男「なんだよ」
少年「あの〜この服…少し大きい気が…」
男「仕方ないだろサイズないんだから」
少年「なら買ってくるなり作るなりしてくださいよ、使えないな〜ww」
男「お前…三味線って知ってるか?」
少年「なんですか?それ?」
男「楽器なんだがな、猫の皮使うんだと」
少年「えっ…」一気に青ざめる
男「俺三味線欲しいな〜新品の出来立てホヤホ…」
少年「ごめんなさい!何でもしますから!三味線だけは!!」
男「気楽に接しろとは言ったが…」
少年「今度からきをつけます!」
男「ならよし」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/04/22(金) 20:30:30.12 ID:1Vhvtm2H0
〜自宅〜

男「ただいま」
少年「御邪魔しまーす」
男「ただいまでいいんだよ今日からここで暮らすんだから」
少年「そうでしたwwただいまー」
男「はい、おかえり」
少年「ただまーww」
男「おかえり」
少年「ただいまーww」
男「おかえり…」
少年「ただい…」
男「三味線…」
少年「ごめんなさい…」
男「好き勝手にくつろげ…っていっても、四畳半で手狭だがな」
少年「段ボールより広いので気にしませんよww」
男「そうか、なら気にしなくていいな」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/22(金) 22:54:55.60 ID:+fP/dPXDO
読みにくいから改行入れて
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/23(土) 10:09:47.59 ID:w/ute2CSO
広義では女の子でも少年なんだよなぁ…
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/04/23(土) 12:19:28.34 ID:KUep7tvn0
>>10
考慮します
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/04/24(日) 13:47:48.06 ID:gDt5/pj50
>>11
今回は小学校1年ぐらいの男の子を考えていただけると嬉しいです
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/04/25(月) 17:27:40.38 ID:1MKlNlvSO
>>13

なるほど、ショタホmゲフンゲフンですね!
15 :>>14 [sage]:2011/04/25(月) 17:31:06.25 ID:1MKlNlvSO
sage忘れorz………
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/04/25(月) 19:54:57.52 ID:2csBafJP0
男「えっと…とりあえず聞いときたいことあるから」

少年「なんですか?」テレビ見る

男「まず、お前さっき自分のこと子猫とか言ってたよな?」

少年「はい」テレビガン見

男「マジで言ってるの?」

少年「はい」ガン見

男「…人は猫になれないんだよ?わかってる」

少年「はい」ガン(以下省略

男「…聞いてる?」

少年「はい」もちろんガン見

男「…パンツ何色?」

少年「はい」わかるよね?

男「聞いてねぇだろ!」頭軽くたたく

少年「痛っ!何するんですか!」

男「人の話はちゃんと聞けよ!」

少年「聞いてましたよ!」

男「じゃあ何て言った?」

少年「えっと・・・今晩何食べる?」

男「アホ」

少年「アホって言わないでください!」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/04/25(月) 20:02:17.80 ID:2csBafJP0
男「もう一回聞くぞ」テレビ消す

少年「あぁ…テレビ…」

男「い・い・か?」

少年「はい…」

男「お前さっき自分のこと子猫とか言ってたよな?」

少年「はい、言いました」

男「マジで言ってるの?」

少年「はい、マジです」

男「…人は猫になれないんだよ?わかってる」

少年「はい、僕は生れ付き猫です」

男「証拠は?」

少年「これです」帽子取る

そこには人間には絶対に合ってはならない『真っ黒の猫の耳』があった

男「…コスプレ?」

少年「違います!」

男「じゃあ尻尾もあるのかww?」冗談

少年「はい」真っ黒な尻尾見せる

男「…マジ?」

少年「マジです」尻尾振り耳ぴくぴくする

男「…生まれつき?」

少年「生まれつきです」

男「親は?」

少年「お父様は人間でお母様は猫です」

男「獣姦?」

少年「そうなりますね」

男「じゃあ兄弟は?」

少年「弟たちはみんな猫です」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/04/25(月) 20:26:54.88 ID:vJYRWr0go
なるほど
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/04/25(月) 20:29:14.29 ID:2csBafJP0
男「なんでお前だけ捨てられたんだ?」

少年「兄弟は…川で…殺されました…僕は、こんな見た目なので…殺してるのがばれたらつかまるし保健所に連れていくのもって…」

男「そうか…悪いこと聞いたな…」

少年「いいんです気にしないでください」

男「俺は信用してくれていいからな、絶対に殺したりお前を捨てたりしないから」やさしく頭なでる

少年「はいご主人様…」喉ごろごろ鳴らす

男「喉なるんだなww」

少年「猫ですからww」

20 :敢えてsageないっ!! :2011/04/25(月) 21:50:51.63 ID:1MKlNlvSO
これはまとめサイトにのるな……………………ならボクは緑色でのせてくれよ………
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/04/26(火) 19:30:57.73 ID:ZqzhLmi/0
男「うっ…お前少し臭うな…」クンクン

猫「マジですか!?」

男「まじだ 風呂入ってこい」

猫「嫌です!上訴します!」

男「却下」

猫「えぇ!でもお風呂は…」

男「怖いのか?」

猫「はい…」

男「頑張れ!」グッ

猫「頑張っても…水が怖いんですよ…川の件があったから…」

男「そっか…なら一緒に入るか?」

猫「嫌です!」

男「なんで!?」

猫「ご主人様のことだから、『うへへいい体してるじゃねぇかww』っとか…『俺の熱い昂りをお前の…』っとか…」

男「バカ話はそこまで、さっさと入るぞ」お姫様だっこで脱衣場

猫「いや〜!犯される〜!」暴れる

男「犯すか!」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/04/26(火) 20:24:49.53 ID:ZqzhLmi/0
男「…降りろよ」お姫様だっこ

猫「…嫌です!」ガクブル

男「降りろって!」

猫「死ぬ!」

男「死なねぇよ!」

猫「証拠はあるんですか?」

男「えっと…お前を信じる俺を信じろ!」風呂場に入る

猫「嫌ぁー!」しがみ付く

猫「…あれ?」

男「どうした?」

猫「いやぁ…もっと凄いもの想像していました…」

男「どんなのだよ!」

猫「なんか、血とか…器具とか…」

男「あるわけないだろww」

猫「よかった…」

男「湯船はあるけどな」ガラ

猫「ひっ!」

男「怖がるなよww浅いんだから」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/04/26(火) 20:34:30.61 ID:ZqzhLmi/0
男「まずは頭洗うぞ」

猫「はい!」イスに座る

男「気合入ってるなぁ じゃあ目つぶれ」

猫「はい!」ギュッ

男「よっと」頭にシャンプー掛ける

猫「…!」ビクッ

男「どこかかゆいところあるか?」ガシガシ

猫「きっ…気持ちいいです〜」喉鳴らす

男「それはよかったww」

男「じゃあ流すからな」

猫「えっ?」

頭からお湯掛ける

猫「嫌ぁ!」しがみ付く

男「怖くない怖くない」綺麗に流す

男「ほら終わったぞ」

猫「うぅ…」頭プルプル振って水飛ばす
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/27(水) 08:05:20.85 ID:2Q7WurlIO
支援だ!
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/04/28(木) 21:29:52.51 ID:G4IZpQ480
男「怒るなよ〜」

猫「酷いですよ!頭からかけるなんて!」

男「でもそれしかないだろ?」

猫「でも、酷いです!」

男「ごめんごめん 風呂上りに牛乳やるから、それで許してくれよ」

猫「牛乳…わかりましたそれで許してあげます」

男「ありがとなww」

男「じゃあ次は体洗うぞ〜」

猫「はい!」イスに座り直す

男「いくぞ〜」軟らかいスポンジで洗う

猫「wwwwwwwwww」

男「どうした?」手止める

猫「こそばゆくってwwwwww」

男「すぐ終わるからな」ガシガシ

猫「wwwwwwwwwwwwwwww」クネクネ動く

男「動くな動くなww」

猫「だってwwwwwwww」

男「じゃあ流すからな」

猫「えっ?」

また頭からお湯掛ける

猫「ひっ!」再度しがみ付く

男「はい、終了〜」

猫「うぅ…嘘付き」頭プルプル
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/04/29(金) 08:58:09.44 ID:g/QVbUFIO
猫村さんじゃなかった
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/04/29(金) 21:51:46.75 ID:qi7UcXib0
男「よくがんばったなww」

猫「酷過ぎですよ…」

男「ふふふ…地獄はこれからだぜ」

猫「えっ!」

男「クックック…次は湯船に浸かってもらおうか」

猫「なんですかそのテンション…」

男「いいだろ?少しぐらいテンションあげてさww」

猫「湯船につかるんですか?」

男「おう」

猫「嫌です!」

男「牛乳取り消し!」

猫「酷い!」

男「じゃあ入るか?」

猫「…はい」

男「いい判断だ」

猫「さっきみたいに抱っこして入れて下さい…怖いんで…」

男「それぐらいならいいぞ」

猫「お願いしまーす」

28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2011/04/29(金) 22:36:47.59 ID:vTXUPXCDo
wktk
29 :目次 [sage]:2011/04/30(土) 16:30:53.24 ID:+R8WRolSO
続きが早く見たいんだよ………………………………………更新早いと嬉しいな!!
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/04/30(土) 16:45:49.20 ID:tUZzSi7r0
男「じゃあ入るぞ」

猫「はい」しがみ付く

ゆっくり湯船につかっていく

猫「っ!」ビクッ

男「頑張れ〜」

猫「…はい」震える

男「ほら、全部浸かったぞ 気分はどうだ?」

猫「少し…ふわふわします…嫌ではありません」

男「そうか 気持ちいいだろ?」

猫「はいww意外とww」

男「少しぬるめに入れてるからな」

猫「はい…」

男「ゆっくり寝ろ…」頭なでる

猫「は……い……zzzzz」

男「お休み…」頭なで

〜一時間後〜

猫「んっ…」眼擦る

男「おう、起きたか」エプロン着

猫「何やってるんですか?」欠伸

男「晩飯作ってる」

猫「あれ?でもさっきまでお風呂に…」

男「お前爆睡してたから記憶ないんだろ」

猫「そうですか…」

男「ほら晩飯で来たぞ」

31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/04/30(土) 17:37:28.46 ID:tUZzSi7r0
男「今日は豪華だぞ〜」刺身見せる

猫「おっ!」

男「後、約束の牛乳なww」瓶牛乳

猫「おぉっ!」

男「どうだ?満足か?」

猫「大満足です!」めっちゃ笑顔

男「それはよかったwwほら食うぞ」

猫「いただきます!」鷲掴み

男「ちょっとまった!」

猫「はい?」

男「箸…使えないの?」

猫「はい」

男「…教育必要だな」

猫「ごめんなさい…」

男「謝るなってお前が悪いわけじゃないしな」

猫「でも…」

男「ほら今日のところはこれ使え」子供用のフォークとスプーン

猫「ありがとうございます」

男「はいよ」

猫「いただきます」

男「どうぞ〜」

猫「…!」一心不乱に刺身食べる

男「旨いか?」

猫「ふぁい!ふぁいふぉほふぇふ!!(はい!最高です!!)」

男「何いってるかわからねぇけど喜んでるならいいかww」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/04/30(土) 18:14:56.02 ID:tUZzSi7r0

猫「んっ!」喉詰まる

男「おい!」水渡す

猫「はぁはぁ…弟たちが見えました…」

男「あわてなくても刺身は逃げないぞ」

猫「そうですよね〜ww」

男「そうだそうだ忘れるところだった」ガサガサ

猫「?」

男「はい、プレゼント」

猫「なんですか?」

男「開けてみww」

猫「…布っきれ?」摘む

男「和服だ馬鹿!」

猫「わふく?」

男「サイズわからなかったし、お前に似合うと思ってな(安かったってのもあるんだが…」

猫「ありがとうございます!」

男「着付けてやるからこっち来い」

猫「はい!」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/01(日) 17:40:49.27 ID:5dUL+JEn0
男「どうだ?キツイか?」

猫「いいえ、ちょうどいいです」男の前で回って見せる

男「ん〜我ながらいいセンスだなww」

猫「でもやっぱり裸の方が…」

男「絶対そんなことするなよ!」

猫「わかってますよ」

34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/01(日) 18:03:14.14 ID:5dUL+JEn0
男「そうだ、お前に色々教えないとな」缶ビール飲む

猫「何ですか?」牛乳飲む

男「まぁ、世の中のルールとかいろいろなww」

猫「るーるですか…」

男「ルールは必ず守ること!いいな?」

猫「はい!」

男「まず、全裸で外に出てはいけない」

猫「なんでですか?」

男「白と黒の車に乗った制服のおじさま方に鉄の拘束具をつけられて連れて行かれるからだ」

猫「なんと!」

男「次、この家から出るときは俺と一緒に出ること&帽子着用」

猫「なんでですか?」

男「お前は人間でも獣でもない中間の存在だからな、見つかったら大変なことになるぞ」

猫「大変なこと…ですか?」

男「白装束の人とかがお前を解剖したり お前を見せものにして金稼ぐ人とか出てくるんだぞ」

猫「怖いですね…」

男「次、知らない人が来ても絶対にドアを開けてはならない」

猫「怖い人が来るからですね!」

男「そうだぞ、お前頭いいな」撫でる

猫「えへへ」ゴロゴロ

男「次が…」

ドンドンドン

猫「ひゃっ!」

男「誰だこんな時間に…」

猫「制服さんですか?白装束さんですか?見世物さんですか?」男の後ろに隠れる

ドンドンドン

???「お〜い!開けてくれ〜」

男「なんだ…あいつか…」玄関向かう

猫「あいつ?」

???「お〜いいるんだろ〜?開けろよ〜ドア壊すぞ〜!」

男「ちょっと待て!今月何枚目だと思ってるんだよ!」鍵解除
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/01(日) 18:18:38.45 ID:MMkWUGsSO
取り敢えず思ったこと言ってみるけど「男の前で回って見せる」ってのは要らないと思う、それはクルクルでいいと思うし「缶ビールを飲む」ってのはプシュ ゴクゴクでいいと思う、しがみつくってのは「ガシッ」でいい。取り敢えず参考までにとも言っておく。
長文になってしまったorz………
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/02(月) 20:24:36.71 ID:a03+ptFm0
>>35
すみません
以後気をつけます
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/02(月) 21:53:06.71 ID:a03+ptFm0
???「やっほー!」可愛い顔の女

男「うっ…酒臭っ!」

???「あはは〜いいじゃないか!」

猫「あの〜…誰ですか?」

???「だれ?この子?」

男「いや〜これはだな…」

???「もしかして…誘拐!こんないたいけな子供を…!」

男「違うって!」

猫「僕、誘拐されたんですか?」

男「違うって言ってるだろ!」

???「今から警察行ったらまだ間に合うよ!」

男「だから何もしてないって!」

猫「制服さんのところ行くんですか?」

男「行かねぇよ!」

男「お前ら!人の話聞け!!」大声だす

???「…」

猫「…」

男「とにかく家に入れ 話は中でするから」

猫&???「はい…」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/02(月) 22:00:52.52 ID:a03+ptFm0
〜自宅〜


男「えっとどこから話したらいいかな…」

???「まずは自己紹介とか…」

猫「はい…」

男「えっとこいつはだな」女の方指さす

???「えっと!僕は、男君の彼女で〜す!よろしくねww」

猫「えっ?」

男「嘘付くな!」

猫「えっ?」

男「こいつはな俺の彼女でもなんでもないただの友人だし…それにこいつは、男だ」

猫「えぇ!」

友人「それ言わないでよ〜僕は男君一筋だぞ❤」

男「気色悪い」

友人「酷いな〜ww」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/02(月) 22:39:25.87 ID:a03+ptFm0
猫「でも、この人女性の服着て…髪の毛も…」

男「そういうのが趣味な変態だよ、えっと…男…何だっけ?」

友人「男の娘だよww」

男「それそれ」

猫「男の娘…」

友人「僕のことはいいとして、この子は?」

男「こいつはだな…」

猫「猫です!ご主人様に拾われて今日から家族になりました!」ニパッ

友人「…何かのアニメのまね?」

男「だと思うよな…おい、アレ見せてやれ」

猫「アレ…はい」ピコッ

友人「耳?尻尾?…コスプレ?」

男「動かしてやれ」

猫「はいww」ピクピク

友人「まさか…」

男「そのまさか」ニヤァ

友人「…」バタッ

猫「死んだんですか?」

男「そう簡単に死なないよ、気失っただけだ」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2011/05/04(水) 15:59:27.35 ID:4OT30yTyo
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2011/05/04(水) 20:01:19.44 ID:ww61WC8Uo
え?終わり?そんなぁ
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/06(金) 00:16:55.73 ID:YRWhG3HIO
wwがいちいちうざい
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/07(土) 15:34:57.12 ID:aPX72hca0
>>42
そんなこと言われると心が痛いです
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/07(土) 16:40:55.72 ID:aPX72hca0
友人「んっ…」

男「大丈夫か?」

友人「えっ…うぁ!猫人間が!」

男「猫…人間?何いってるんだ?」

友人「えっ?でも…だって…!」

猫「どうしたんですか?」

友人「この子!この子に耳が!尻尾が!」

男「何いってるんだよそんなわけないだろ」

友人「でも!」

男「こいつは俺の…えっと…従弟!」

猫「どうも」ペコ

友人「隙あり!」バサッ

男「あっ」

猫「あっ」ピコッ

友人「ほら、やっぱり!耳が!」

男「わかった、ちゃんと話すから落ちつけ」

〜それから落ち着かせ状況の説明〜

男「っと言うわけなんだ」

友人「そういうことだったんだ…ごめんね、色々騒いじゃって」

男「まぁ、とにかくこのことは誰にも言うなよ」

友人「大丈夫、僕絶対に守るから」

猫「Zzzz…」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/07(土) 20:53:24.75 ID:SUyeZH/SO
うん、最初と比べるとちゃんと祗園が使えるようになっててうまくなってる。
>>1がんばってね〜
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/08(日) 16:03:34.25 ID:Ys5OZd7y0
>>45
ありがとうございます
頑張ります
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/11(水) 17:44:30.13 ID:7uRidRyJ0
友人「ねぇ…これからどうするつもり…?」ナデナデ

猫「Zzz…」ゴロゴロ

男「考えてない」

友人「全く?」

男「全く」

友人「こんな小汚い四畳半に住まわせる気?」

男「小汚くないぞ、『生活感』が…えっと…すごくにじみ出てるんだ」

友人「よく言うよ」

男「どうも〜」

友人「僕が言いたいのは、猫君にはもうちょっといい環境で育ててあげた方がいいと思うんだ」

男「環境ね〜」

友人「提案!御引越したほうがいいと思うよ?」

男「却下」

友人「なんでさ〜」

男「金がねぇし、住むところだってないだろ?」

友人「お金なら僕が出すよ!」

男「全額?」

友人「うっ…半額…」

男「なら無理」キッパリ

友人「わかったよ!全額出すから」

男「どこに住めと?」

友人「住むところは僕が紹介するよ」

男「頼んだ」

友人「うん!」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/11(水) 17:59:50.26 ID:7uRidRyJ0
〜朝〜

猫「Zzz…」

男「おい起きろ」

猫「後、五時間…zzz」

男「起きろ!」バサッ

猫「うぁ!何するんですか!」

男「今日は忙しいからな」

猫「?」

男「引っ越しだ、引っ越し」

猫「昨日御引越したじゃないですか…」

男「それはお前の段ボールハウスからだろ?今度はこの四畳半からだよ」

猫「それは一大事ですね…zzz」

男「おい!」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/05/11(水) 21:54:51.78 ID:QLlXCA8go
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/13(金) 20:24:47.16 ID:oUoRbFLN0
「じゃあ、お前も段ボールに詰め込んでやるからな」

「おはようございます」

「おはよう」

「じゃあさっそく…」

「ご飯ですね!」

「…」

「今日はなんですか?お刺身?」

「はぁ…じゃあ飯にするか?」

「やった^^」

「ほら」ポイ

「なんですか?」

「サバ缶」

「え〜!」

「刺身なんて高くて毎日食えるわけないだろ」

「お魚…」

「サバさんもお魚だぞ」

「はい…」プシュ

「意外とおいしい」パクパク

「だろ?」

「それじゃあそれ喰い終わったら作業開始な」

「はい」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/13(金) 20:47:45.75 ID:oUoRbFLN0
男「それじゃあ食事も終わりましたので大一回チキチキ引っ越し大会を開催します」

猫「はーい」

男「それじゃあ猫、選手宣誓」

猫「はい」

猫「正々!僕たちはスポーツマンシップに乗っかり宣誓堂々と誓うことを戦います!!」

男「なんかいろいろ違う気がしますが、良しとします」

猫「ありがとうございます!」

男「それじゃあ引っ越し開始します!行くぞ!」

猫「おぉ!」

〜30分後〜

猫「Zzz…」

男「Zzz…」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/16(月) 19:09:35.61 ID:0Ao09ECP0

男「Zzz…」

猫「Zzz…」

猫「ん…くぁ〜」

〜見たこともない真っ白の部屋〜

猫「…」

男「Zzz…」

猫「男さん男さん!!!」ユサユサ

男「ん〜…何だよ…」

猫「拉致です!拉致されました!!」

男「寝言は寝なが…あれ?」

猫「ね!?ね!?」

男「なにがあたったんだ…」

???「ようやく…起きたんだね…」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/16(月) 20:16:46.14 ID:0Ao09ECP0
男「お前、どういうことだよ」

友人「どういうことって…もしかして状況つかめてない?」

男「つかめてないね」

友人「わかった…ちゃんと教えるよ」

友人「まず、ここは君たちの引っ越し先」

男「引っ越した覚えないぞ?」

猫「そうです!」

友人「だろうね、だってさ…」

友人「男君は引っ越しの準備をしてる最中に出てきた樽酒全部飲みほして爆睡!猫君はシャンメリーでなぜか泥酔して寝てたんだよ!」

男「…」

猫「…」

友人「せっかく僕が引越祝いにみんなで飲もうと思って買ってきたやつなのに…」グスッ

男「すまん…」

猫「ごめんなさい…」

友人「うぅ…酷いよ…」

男「ちょっと待てよ、引っ越しはわかったけど…俺たちどうやって連れてこられたんだ?」

友人「それなら…僕の部下たちが丁重に君たちのこと運んでくれたよ」

猫「部下?」

男「こいつの家、めちゃくちゃ金持ちなんだよ。えっと、年収は…30億円だっけ?」

友人「それは、昔の僕の年収だよ。今は…えっと…900兆円だったはずだよ」

男「うぁ…国の借金の同じ額…」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/21(土) 10:33:07.07 ID:3p9bPPEd0
友人「僕のことは置いといて、これから一緒に暮すんだからルールとか決めようよ〜!」

男「えっ」

猫「えっ」

友人「えっ?」

男「ごめん、聞き間違えたかな?もう一回行ってくれないか?」

友人「えっ?」

男「もうちょっと前」

友人「部下たちが丁重に君たちのこと…」

男「戻りすぎ!もうちょっと後」

友人「これから一緒に暮らす…」

男「はぁ!マジで!」

猫「うぇ!マジですか!」

友人「マジです」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/05/21(土) 11:28:02.79 ID:LyJDBwwP0
すまん,今更なんだが家って>>2で焼けたんじゃなかった?
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/21(土) 17:57:48.14 ID:3p9bPPEd0
>>55
この場合は、男の実家が萌尽き、男の住んでいた四畳半からの引っ越しと考えていただきたいです
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/05/21(土) 21:37:06.98 ID:LyJDBwwP0
オッケー理解した
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/21(土) 23:00:53.59 ID:3p9bPPEd0
友人「なんでびっくりしてるの?」

男「お前みたいな変態と同棲なんて聞いてねぇんだよ!」

友人「だめ…かな?」ウルウル

男「氏ね、そして生まれ変わってもう一回氏ね」

友人「本当にひどいよな〜男君は」ヘラヘラ

男「猫、行くぞ」

猫「えっ…はい」

友人「あれ?どこ行くの?」

男「帰る」

友人「無理だよ」

猫「なんでですか?」

友人「だって、あのアパートとの契約解消しちゃったし」

男「なら再契約を…」

友人「それに、あのアパート取り壊すんだって大家さん言ってたみたいだよ」

男「…」

友人「ここに住むしかないよ?」

友人「僕はね、猫君のことも考えてるんだよ。」

猫「僕のことですか?」

友人「僕の家の敷地内だったら誰かに見つかるって事もないでしょ?」

男「家政婦とかは?信用できるのかよ…」

友人「全員首にしといた」

男「お前こういうところで残酷だよな」

友人「だって猫君と男君のためだもの」

男「わかった、じゃあ俺たち厄介になるぞ」

猫「よろしくお願いします」ペコ

友人「こちらこそ」ギュッ

男「抱きつくな!」ゲシッ
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/22(日) 13:16:56.91 ID:pFbxgT6b0
友人「じゃあさっそく家のなか案内するね〜」

男「頼む」

猫「お願いします」

友人「まずここが君たちの部屋になるところ」

男「早速だが部屋変えてくれ」

友人「え〜なんで?」

男「こんななにもない病院みたいな真っ白なところに居たら気が狂っちまう」

友人「家具ならあるよ」

男「家具まで真っ白じゃねぇか!いやがらせか」

友人「そんなことないよ」

猫「ご主人様!服まで真っ白です!」

男「絶対に部屋変えろ」ググッ

友人「いひゃいいひゃい!ひはははひへ!(痛い痛い!引っ張らないで!)」
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/22(日) 15:26:01.67 ID:pFbxgT6b0
友人「痛い…。男君まだ猫君に『ご主人様』って呼ばしてるの?」ヒリヒリ

男「こいつが勝手に呼んでるんだよ」

猫「呼び方ですか?僕なりにろいろ考えたんですけど…」

友人「どんなの?」

猫「えっと候補@『ご主人様』」

友人「まぁ候補@だからね」

男「次、」

猫「候補A『お兄ちゃん』」

友人「どこで覚えてきたの?」ヘラヘラ

男「次、」

猫「候補B『義兄さん』」

友人「男君教えたの?」

男「違う!次、」

猫「候補C『男さん』

男「Cが一番しっくり来るかな?」

友人「え〜僕はAがいいな〜」

男「猫、Cにしろいいやしてくれ」

猫「わかりましたご主じ…男さん」

友人「頑張ってね❤」

男「頑張れよ」

猫「はい!」
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/23(月) 20:41:53.94 ID:Yum42wx60
男「それじゃあ家の探索始めるか」

猫「はい!」

友人「あの…それ僕の役目なんだけど…」

〜友人の部屋〜

友人「ここが僕の部屋だよ」

猫「綺麗ですね〜」

男「あれ?お前これ女性ものの下着…」

友人「勝手に開けないで!!」

〜図書室〜

男「すごい量だな」

猫「うわぁ…天井まで…」

友人「凄いでしょ?古今東西様々な本を取りそろえてるんだよ」

男「エロ本は?」

友人「僕が居れば…必要ないよね?」

男「[ピーーー]ぞ」

〜プール〜

男「すごいな」

友人「でしょ?」

猫「うぅ…早く行きましょうよ…」

友人「どうしたの?」

男「こいつ水がダメなんだよ」

友人「そうなんだ、ならここは猫君に関係ないね」

〜大浴場〜

男「広っ!」

友人「ここは源泉からお湯引いてるんだよ」

猫「ここも僕には関係ないで…」

男「関係あるんだぞ」

猫「うぅ…」

〜映画館〜

男「お前、家に映画館あるのか?」

友人「うん、50人ぐらいなら裕に入れるよ。見たい映画あるんならいつでも言ってね」

男「おう」

猫「はい」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/05/23(月) 21:20:43.55 ID:Yum42wx60
〜ダイニング〜

「ここで食事取るんだよ」

「あれ?御台所は?」

「シェフが作ってくれるからね、僕たちは食べるだけ」

「楽ですね」

「シェフに言えば好きなもの作ってくれるよ」

「じゃあ僕お刺身がいいです!」

「俺、うな重!」

「伝えとくね〜」

〜廊下〜

「あの〜すみません…」

「ん?どうしたの?」

「この鉄の扉…何なんですか?」

「この部屋には絶対立ち入らないこと…わかった?男君も例外じゃないからね」

「はい…(なんか怖い…」

「おう…」

〜和室〜

猫「男さん!畳!畳みですよ!」

男「畳み好きなのか?」

猫「はい、この匂いに包まれながら日向で寝れたら…最高です!」

友人「じゃあここ男君たちの部屋にする」

猫「いいんですか?」

友人「うん」

猫「ありがとうございます!」

〜リビング〜

男「おっ!暖炉」

友人「ここは、好きなように使っていいからね〜」

猫「ここも広いですね〜」

男「なぁ、お前さっきメイド首にしたって言ったよな?」

友人「うん」

男「シェフとか掃除の人とか信用できるのか?」

友人「大丈夫、皆僕に忠実だから。裏切ったりなんか絶対ないよ」

男「そうかそれならいいんだ」
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/06/06(月) 20:06:38.42 ID:utd8EF9u0

〜リビング〜

男「そういえば、トイレってどこだ?」

友人「トイレならここを右に行って三番目の扉を開けてその廊下の8番目の…」

男「…適当に探してくるわ」ガチャ

友人・猫「いってらっしゃーい」

友人「…」

猫「…」

友人「…」

猫「あの…」

友人「なに?」

猫「一つ質問してみていいですか?」

友人「いいよ〜」

猫「男さんとはどこで知り合ったんですか?」

友人「あ〜…話してなかったっけ?」

猫「はい、男さんみたいな人と友人さんみたいな人がどうやって知り合ったのか気になっちゃって」

友人「あはは、酷い言い草だね」

猫「すみません…」

友人「いいよ、教えてあげる。あれはね…」
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/06/06(月) 20:36:34.41 ID:utd8EF9u0

あれはね、僕が高校生だった頃…まだ、こんな格好する前のころの話なんだ…

〜高校時代〜

生徒@「ねぇ、放課後どこ行く?」

生徒A「カラオケ行かない?」

生徒B「いいね〜、友人は?」

友人「ごめん、僕今日パス」

生徒A「どうしたの?顔色悪いよ??」

友人「うん、ちょっとね。また今度誘ってね〜ごめんね。」タッタッタ

〜屋上〜

友人「…」縁に立つ

友人「さよなら…」そのまま重力にひっぱられるように倒れる

???「おい!」ガシッ

友人「っ!」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/06/12(日) 12:52:31.56 ID:cna8IEta0
友人「何してんだよ!」

???「お前こそ何してんだよ」

友人「邪魔するな!離せ!!」

???「はいよ」バッ 

友人「えぇ!」

〜現代〜

猫「っで?落ちちゃったんですか?」

友人「うん。でも、両足の複雑骨折と鎖骨と肋骨を骨折ですんだんだよ」ニヘラ

猫「生きてたのが奇跡ですね…」
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/06/12(日) 14:05:47.48 ID:cna8IEta0
〜高校時代・病院〜

友人「痛っ!」

生徒@「大丈夫?」

友人「うん、少し痛いだけだから」

生徒A「無理しないでね」

生徒B「でも酷いよね〜友人君を屋上から突き落とすなんて…」

生徒@「えっ?突き落とされたの?」

生徒C「夜警の人が見たんだって突き落とされる瞬間」

生徒@「っで?犯人は?」

生徒A「同じクラスの男君だって」

生徒B「あいつの周り悪い噂多いからね」

生徒C「うん。喧嘩や恐喝、薬使ってるって噂もあるし1人で他校に乗り込んで全滅させたとか聞いたな。」

生徒@「うぁ、怖ぇ〜」

友人「で、その男君はどうなったの?」

生徒A「無期停学だって。あんなクズ退学でいいのにね〜」

友人「…」
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/12(日) 19:15:07.78 ID:/41sTGmno
ふむ
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/06/13(月) 18:42:44.51 ID:GTBNaaog0
〜病院・夜〜

友人「…」

『無期停学だって。あんなクズ退学でいいのにね〜』

友人「僕は…悪くないんだ…あいつが…あのクズが…」

???「だれがクズだって?」ガチャッ

友人「えっ?」

???「よぉ」

友人「あの時の…」

男「お久しぶり〜男で〜す」

〜現代〜

友人「そこではじめてちゃんと話したの」

猫「へぇ〜…男さんってそんな怖い人だったんですね…それで脅されて今に至るんですか?」

友人「まぁまぁ、話はまだあるんだよ」

69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/06/14(火) 20:06:28.60 ID:9P+ZF9X90
友人「何しに来たんだよ…」

男「何しに来たって…御見舞だけど?ほら花束」

友人「帰ってくれ、面会の時間は終わってるし…タンポポ一本で花束とは言わない」

男「手厳しいねぇ〜まぁ理由は何でもいいや、失礼するよ〜」ギシッ

友人「ベッドに座るな!」

男「うるせぇな…」

友人「なっ…何しに来たんだ…仕返しに来たのか?」ビクッ

男「お前なんかに仕返しして何になるんだよ」

友人「お前なんかにって…じゃあなんだ、何が目的なんだよ。」

男「いやぁ〜特にないんだよねぇ〜…あっ、あった」

友人「なんだ、金か?それとも僕の命か?」

男「あはは、そんなくだらない物貰ってどうしろって言うのさ。」

友人「でも…ならまさか!僕の貞そ…」

男「もう一度落ちるか?」

友人「…」

男「今日聞きたいのはな、」

友人「…なんだ」

70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/06/14(火) 21:02:05.66 ID:9P+ZF9X90
男「なんでお前が飛び降りようと思ったのかな〜って」

友人「なんでそんなこと…」

男「いや、ただ単に気になちゃってね」

友人「関係ないだろ、それに僕は君に突き落とされたんだ理由なんてないよ」

男「あれ?その話もう聞いちゃったの?」

友人「クラスの奴から…」

男「我ながら最高の作り話だと思うんだがな」

友人「えっ…」

男「お前あの夜警知ってるか?あの爺は知らないふりするに決まってるだろ?」

友人「じゃあ、だれが…」

男「俺」

友人「…なんでそんなこ」

男「さぁ?俺もよくわからねぇな」

友人(心:思ってたやつと少し違うな…まぁ、変な奴ってのはあってるけど…)

看護師「誰かいるの〜?」

男「ヤベっじゃあ明日な〜」ヒョイ

友人「ここ二階!」

看護師「どうしたの?」ガチャ

友人「いいえ、何でもありません…」

71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/06/15(水) 20:52:12.55 ID:cnNnDIpu0


それから半年ぐらいたったころかな

僕は最初のころとは違って彼が来るのを楽しみにしていたんだ

顔には出さなかったけどね


〜病室〜

友人「もうそろそろかな…」

男「よぉ」

友人「今日も鬱陶しい位時間どうりだな」

男「御褒めに預かり光栄です、閣下」

友人「ったく…っで?今日の貢物ことお見舞いの品は?」

男「あれ?楽しみに待ってた?」ガサガサ

友人「五月蠅い///!」

男「ほら、今日はリンゴだぞ〜」

友人「いつも花なのになんで?」

男「花ってさ、すぐ枯れるしもらっても食えないだろ?だから」

友人「半年経ってから気がついたのかよ…」
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/06/16(木) 18:58:27.06 ID:f52M8zjd0

男「さてと…」パチッ

友人「なに?そのナイフ」

男「これか?親父の形見」シャリシャリ

友人「亡くなられたのか?」

男「あぁ3年前にな」

友人「ごめんな、嫌な話聞いて…」

男「いいよ、気にしてないし」

友人「事故死か?」

男「殺された」

友人「え…」
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/06/16(木) 19:13:48.35 ID:f52M8zjd0

男「実は俺、5人家族でさ。親父と母さんと俺と妹と弟」

男「母さんは実家に帰って俺は…ちょっと色々あって家に居なかったんだ」

男「夜、皆が寝てるときに強盗が来て、金目のもの全部掻っ攫っていきやがった」

男「それだけだったら許せたんだが」

男「犯人は銃で脅し小学生の妹を親父と弟の目の前でレイプして、それからから親父と弟を殺したんだ」

男「弟は、顔が判別できないぐらいに潰されて。親父は、腹を搔っ捌かれてた。」

男「妹はそれから廃人みたいになって毎日窓の外見つめていた。度々錯乱して暴れたこともあった」

男「事件から2ヶ月後、首括って死んでたよ」

男「犯人は見つかってない。」



友人「…」



男「なんでお前が泣いてるんだ?」

友人「男君は…悲しくないの?」

男「悲しいよ」

男「じゃあ…なんで泣かないの…?」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 22:23:40.99 ID:oPwBdek1o
まだなのか
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/07/28(木) 15:32:26.68 ID:ZOojKgyN0
お久しぶりです。
しばらく入院していたので書けませんでした
続きを書いていきたいと思います
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/07/28(木) 15:35:52.19 ID:VqXPgSTUo
書いていけください
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/07/28(木) 15:49:47.90 ID:ZOojKgyN0

〜現代〜

友「っでここから口論が始まるんだよね〜」

猫「そこは話してくれないんですか?」

友「うん、ごめんね、僕もあまり覚えてないから」

猫「あの、男さん遅くないですか?」

友「そういえばそうだね」

〜その頃、男は〜

男「あれ?ここでもない…」ガチャ

男「どこだよ〜部屋数多すぎるんだよ〜」

男「なんか水族館みたいなのとかもあったし…」

男「だれか〜助けて〜!!」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/07/28(木) 15:51:23.30 ID:ZOojKgyN0

〜現代〜

友「っでここから口論が始まるんだよね〜」

猫「そこは話してくれないんですか?」

友「うん、ごめんね、僕もあまり覚えてないから」

猫「あの、男さん遅くないですか?」

友「そういえばそうだね」

〜その頃、男は〜

男「あれ?ここでもない…」ガチャ

男「どこだよ〜部屋数多すぎるんだよ〜」

男「なんか水族館みたいなのとかもあったし…」

男「だれか〜助けて〜!!」
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2011/07/28(木) 16:05:53.47 ID:ZOojKgyN0
〜その日の夜〜

男「おーい早く布団に入れー」

猫「はーい」

男「今日はものすごい一日だったな…」

猫「はい、そうですね。」

男「そういえば、お前俺がトイレ行ってるときあいつと何話してたんだ?」

猫「いや、あの…その…」

男「なに?教えられないの?」

猫「はい…」

男「そっか…教えてくれたら刺身いっぱい買ってやるのにな〜」

猫「友人さんは男さんの昔話してくれました!」

男「お前単純すぎ」

猫「すみません」シュン…

男「そうか、あいつなんて言ってた?」

猫「男さんの家族のことか話してくれなした」

男「そっか…」

猫「あの〜…お刺身は〜…」

男「今度な。お休み」

猫「はい!お休みなさい!」ニコッ
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/08/20(土) 23:50:27.78 ID:BiUSCccEo
後少しで一ヶ月ですね
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/09/25(日) 16:58:33.13 ID:BZNJ5QlD0
とりあえず保守っとく
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