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女博士「……失敗した」 -
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1 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟県)
[sage]：2011/05/15(日) 22:30:19.84 ID:7mR1FwC4o
続きとかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ夢が広がりんぐｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1305299981/
1.5 ：
荒巻＠管理人★
(お知らせ)
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旅にでんちう ＠ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/
木曜の夜には誰もダイブせず ＠ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/
いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 ＠ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/
【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 ＠ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/
こんな恋愛がしたい 安部菜々編 ＠ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/
【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 ＠ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/
アテム「実践レベルのデッキ？」 ＠ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713089503/
エルヴィン「ボーナスを支給する！」 ＠ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713062467/
2 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
：2011/05/15(日) 22:31:47.80 ID:cJ6fJSlyo
これは乙じゃなくてポニーテールうんたらかんたら
3 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(佐賀県)
：2011/05/15(日) 22:35:00.53 ID:SDGeO/WRo
これは乙じゃなくて乙
4 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)
[sage]：2011/05/15(日) 22:36:24.46 ID:Ur64PgdAO
>>1
乙ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗくやしい脳ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗくやしい脳ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
5 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/15(日) 22:36:27.49 ID:BHoFTJbjo
乙
6 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
：2011/05/15(日) 22:36:30.88 ID:tVv665Bao
テスト
[
ﾋﾟｰｰｰ
]
ｺﾛｽ
ころす
7 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]：2011/05/15(日) 22:37:14.70 ID:Pje97G/fo
キタぁ
8 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(佐賀県)
[sage]：2011/05/15(日) 22:38:21.34 ID:SDGeO/WRo
>>6
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1294933585/
9 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]：2011/05/15(日) 22:38:39.34 ID:YJr5av4Co
て
10 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(栃木県)
：2011/05/15(日) 22:40:16.98 ID:cA/RqtL7o
なす
11 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(兵庫県)
：2011/05/15(日) 22:41:08.83 ID:C61vnyywo
(・ω・｀)乙 これは乙じゃなくてポニーテールなんだからね！
12 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]：2011/05/15(日) 22:42:37.71 ID:idvdltQM0
俺[
ﾋﾟｰｰｰ
]
13 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]：2011/05/15(日) 22:43:31.83 ID:/9VopZ/wo
おつ
14 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/15(日) 22:44:20.26 ID:CVAamiNZo
,. -'￣￣7＿＿＿
,. -' ,,.-'´￣| |::::::::::::::::::＼ ,_
r ,.／-''1::__:::| |::::::::::::::::::::::::`i ／(υ)
. i |:::::::| ´ |::| |:::::::::::::::::::::::::::! .／￣`ヽ／ 〆ﾟ∞∝∽∝o
| |::ｨ´ 「´::::| |::::::::::::::::::::::::::|. __＿／ ／ ／ 8
| |└´| 」::::::::|__L;;;;＿＿_:::::::l. ／ // ヽ( ／! c
. | |::::_;;;=-弋ヌ ,≧ﾐ| .`v=､＼|/ iﾊ ゝ-'_ノ 。O __ ∧
} |/ l`ﾄ､ ヽ〃!ﾅﾊ ﾍ)ﾘ ,.ﾍ ヽ ＿＿ ） o ヽﾉ ⌒ヽﾌ
`! !fﾃﾐ＼ゝ弋ツ', >< .ゝ、 ノ φ ＜{ ○ ）＞
ﾉ人 .{弋ﾘ __//ﾊ ヽ ＞ー" 8 〆∠ゝ、_,ノゝ
| Ｎ. // ｆ´ .)／＼ ><´ ＼ ﾟ∝∞∽∞∞∽ﾟ ∨
| |_,.＞==-`r ｲ .＼ ` ､ `ー ､
,.ｨ'ィ´ ,.ィ´::!＼ ヽ ＿ ｀ヽ こ、これは乙じゃなくてモーニングスターの鎖なんだから
i::{ .{ , ./::ノ丿 ヽﾍ._＿＞ ｀￣ ヽ} 変な勘違いしないでよね！
,.へヽヽ ／ /,.イ＼ ヽ､
〈:::::::ヽゝゝ- ' ´ ,.彳::{ ` 、＿二ﾆ=ー, ｨ-ｰ=ﾆﾆヽ
ヽ:::::::ヽ::〔 / 〈:::::＼_＿＿,. -ー'／／:::::::::: | |
ゝーﾍヽ _〈. ＼:::::::::::::::::::::_／ ／:::::::::::::::::::::::| |
ﾍヽ ,.-'´ ,＞､ ` ー--''´ , -'':::::::::::::::::::::::::
`!ゝ' ,.-''´ `ー--ー< ::::::::::::::::::::::::::::::::
ヽヽｨ'ノ ヽ::::::::::::::::::::::::::
/:::／ }＼:::::::::::::::::
／ ﾉ ヽ
15 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)
[sage]：2011/05/15(日) 22:50:08.14 ID:scp2UBKwo
おつおつ
16 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/15(日) 22:50:39.48 ID:yRamH6K40
明日の昼か
17 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/15(日) 22:51:15.64 ID:utgxBFWIO
やっと支援ができる乙
18 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[saga]：2011/05/15(日) 22:52:18.76 ID:KPtCKocX0
おつ
19 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/15(日) 22:52:47.63 ID:AEA1q+rr0
書く方来てないのにあまり書き込むなよ
20 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
：2011/05/15(日) 22:54:56.67 ID:P6zWye4w0
これはどういったスレ？誰か教えてエロイ人
21 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(熊本県)
[sage]：2011/05/15(日) 22:56:27.63 ID:OCLbQLqno
>>20
このスレの続き
http://hibari.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1305299981/
22 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/15(日) 22:57:37.19 ID:fRCJFhfDO
>>1
代行乙
ここはsage推奨…みんなしてたな
23 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
：2011/05/15(日) 22:58:02.76 ID:8w/gmnARo
規制中だったけどこっちなら
24 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/15(日) 22:58:20.84 ID:g+iY6UiPo
母親は廃課金なのかな？
25 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]：2011/05/15(日) 23:01:40.20 ID:+Kl4ILIHo
>>1
乙ー
楽しみに待ってまっせー
26 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]：2011/05/15(日) 23:01:45.37 ID:RiHirAv+0
オーノー・・・・・・続きが書かれるのがいつかわからないなんて・・・
オー脳ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
27 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/15(日) 23:03:22.56 ID:qN022CoX0
乙！wktkが止まりませんなwwwwwwwww
28 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/15(日) 23:04:01.06 ID:qN022CoX0
乙！wktkが止まりませんなwwwwwwwww
29 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/15(日) 23:05:38.73 ID:+lqCtK+co
前スレ
>>1
がこっちで一言書いてくれないと割と心配
30 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(石川県)
：2011/05/15(日) 23:05:52.16 ID:V56c1OIr0
乙！wktkが止まりませんなwwwwwwwww
31 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(佐賀県)
[sage]：2011/05/15(日) 23:06:06.83 ID:SDGeO/WRo
落ちてないしあっちにかけよ…
32 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/15(日) 23:06:43.62 ID:33zG9esw0
>>1
乙
脳脳いってる奴はいい加減にしろ
33 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/15(日) 23:08:38.00 ID:utgxBFWIO
今ネトゲ廃人のｶｰﾁｬﾝがバソコン占領してるからな
34 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/15(日) 23:10:34.72 ID:TE7bn5X/P
おう来たぞ
35 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]：2011/05/15(日) 23:11:31.93 ID:aqyl9jTBo
④
36 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/15(日) 23:11:32.28 ID:yjh5bpHxo
おう来たぞ
37 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]：2011/05/15(日) 23:12:05.54 ID:aqyl9jTBo
④
38 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/15(日) 23:13:39.87 ID:YRPeFpRB0
ほう
39 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]：2011/05/15(日) 23:13:41.25 ID:Fab4K5+Do
sageろよ
40 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]：2011/05/15(日) 23:15:35.82 ID:Fab4K5+Do
sageろよ
41 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(宮城県)
[sage]：2011/05/15(日) 23:16:44.41 ID:extsUoDBo
こっちは落ちないから保守は不要
42 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(栃木県)
：2011/05/15(日) 23:18:31.96 ID:cA/RqtL7o
ageろよ
43 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(宮城県)
[sage]：2011/05/15(日) 23:18:36.68 ID:extsUoDBo
ここは落ちないから保守は不要
44 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(栃木県)
：2011/05/15(日) 23:19:09.81 ID:cA/RqtL7o
ageろカス
45 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟県)
[sage]：2011/05/15(日) 23:22:18.84 ID:EDg4C5OTo
書き込み失敗しても案外書き込めてるからリロードするようにな
46 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/15(日) 23:24:54.66 ID:XvFTxw/Uo
いちおつ
47 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(宮城県)
[sage]：2011/05/15(日) 23:25:55.01 ID:extsUoDBo
すまんすまん
Jane固まったから起動しなおしたら連投なってた
48 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/15(日) 23:26:41.72 ID:XvFTxw/Uo
いちおつ
49 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(栃木県)
：2011/05/15(日) 23:33:35.38 ID:cA/RqtL7o
ageろっつってんだろ[
ﾋﾟｰｰｰ
]ぞ
50 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/05/15(日) 23:35:30.11 ID:aTkQKfuzo
いちもつ
51 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)
[sage]：2011/05/15(日) 23:35:50.50 ID:5HYYXGIAO
>>49
もうよい…静まれ
52 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/15(日) 23:40:11.80 ID:DE01ro0ao
乙ｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
53 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/15(日) 23:40:58.55 ID:ArmmxAfW0
wktk
54 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)
[sage]：2011/05/15(日) 23:42:22.79 ID:iZfOFrfRo
しえん！
55 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/15(日) 23:44:30.00 ID:6+G9Y9JC0
いちょつ
56 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(鹿児島県)
[!桜_res おっぱい！]：2011/05/15(日) 23:44:43.70 ID:TjG+q5JYo
[
ﾌﾞｰﾝﾌﾞﾝ釈迦ﾌﾞﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝwwwww
] [
らめぇぇっ！
]
うひゃひゃ
57 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(鹿児島県)
[おっぱい！]：2011/05/15(日) 23:45:24.59 ID:TjG+q5JYo
待つわー
58 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/15(日) 23:47:37.05 ID:7M1msDV5o
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/hakase_sippaisita.html
進みすぎると探しづらくなるから貼っとく
59 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/15(日) 23:53:45.47 ID:AEA1q+rr0
何このVIPみたいなの色々キモイ
書く方来てないのに50過ぎるとか
ageろってうるさい奴は荒らし？
60 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/15(日) 23:56:24.87 ID:cA/RqtL7o
ﾌﾞｰﾝﾌﾞﾝ釈迦ﾌﾞﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗってどうやって出すんだよ
61 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)
[sage]：2011/05/15(日) 23:59:55.71 ID:rU4F92xAO
キチガイばっかりだなｗｗｗｗｗｗ流石VIPｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗﾜﾛｴﾅｲｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
62 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(三重県)
[sage]：2011/05/16(月) 00:04:15.34 ID:6SyXdScJ0
カッペ多すぎワロタｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
63 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)
：2011/05/16(月) 00:13:59.11 ID:6gnzwQy8o
tintin
64 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/16(月) 00:22:53.67 ID:khGuCr6IO
wktk
65 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)
[sage]：2011/05/16(月) 01:08:39.61 ID:dVhPDZmAO
こっちだと書き込めるからありがたい
街のロボットのイメージが先行者…
66 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/16(月) 01:11:59.07 ID:Tc99g4wIO
wktk
67 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/16(月) 01:44:44.86 ID:XT4JvitIO
ちんぽｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
68 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
：2011/05/16(月) 02:27:06.94 ID:mlC+8QFGo
こ、これは乙じゃなくてポニーテールうんたらかんたら
69 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/16(月) 08:00:26.13 ID:qL3GzRoIO
しえん
70 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)
：2011/05/16(月) 11:06:25.17 ID:zLbl3Y7AO
しえん
71 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)
[sage]：2011/05/16(月) 12:41:27.97 ID:vFKF9Bjro
マダカナー
72 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/16(月) 13:00:48.33 ID:gPQLPgZb0
まだかなー
73 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)
[sage]：2011/05/16(月) 13:19:32.57 ID:BPZba3umo
まさかここに書き込みできない漫喫に入っちゃった？(そんなのあるのか知らんけど)
74 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]：2011/05/16(月) 14:19:23.81 ID:/3N1riNLo
ていうか今日平日だろ
75 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/16(月) 14:29:35.21 ID:Cwzox9TIO
／´ 'フ、
i '/ゝ ´ ,!
.ﾍ' _, r 彡
>>1
まだねてるの？
／ `ミ __,xノﾞ､
. / i
,' . ,'
; ', l l
i |. | |
,.-‐! ﾐ i i
//´｀｀､ ミ ､ ｰ､. _,,..,,,,,,_
. | l ｀──-ﾊ､,,),)'''´ . / ,' 3 `ヽｰっ
ヽ.ー─'´) l ⊃ ⌒_つ
`"""´ `''ｰ---‐'''''"
76 ：
>>1
：2011/05/16(月) 15:00:17.43 ID:6Kt6BBUDO
お待たせしました。
電気屋行っていたらもうこんな時間。満喫で嬉々として書き込もうとしたら規制に引っ掛かり……
踏んだり蹴ったりﾜﾛｴﾅｲｗｗｗｗｗｗｗｗ
とりあえず携帯からいけるかてす
77 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/16(月) 15:07:11.60 ID:86zVVA8Ko
規制なんてここでもあるのか
78 ：
>>1
[sage]：2011/05/16(月) 15:18:43.64 ID:6Kt6BBUDO
PCは寿命だったようです
思いきって新しいもの買っちまって財布ぺらっぺら！
携帯からじゃ長文きついし、今から帰って接続作業に没頭してきます。
本当に長々待たせちゃってすまぬ…すまぬ…
79 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/16(月) 15:19:47.96 ID:86zVVA8Ko
おｋ
80 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/16(月) 15:46:46.53 ID:rG5SOY9IO
wktk
81 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/16(月) 16:42:17.33 ID:bG7BUbyP0
SS書くためにパソコン買ったみたいだなwww
82 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/16(月) 16:52:00.37 ID:JQ8qXaIIO
楽しみにしてる
83 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)
[sage]：2011/05/16(月) 17:09:35.58 ID:vFKF9Bjro
おうふ
84 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)
：2011/05/16(月) 17:29:43.65 ID:IPj8e/Qy0
wktk
85 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)
[sage]：2011/05/16(月) 17:40:24.57 ID:BPZba3umo
規制か、とんだ罠だったなw
86 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/16(月) 17:51:27.25 ID:jqgR4iBdo
ようやく続きがみれるわけか
87 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]：2011/05/16(月) 18:05:28.62 ID:jwLhDYMto
PCまで買ったのか。なんという根性
88 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/05/16(月) 18:08:44.42 ID:P5LAjZDco
3時ごろから接続作業始めたってことは、そろそろ再開来るか？
早すぎ？
89 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/16(月) 18:29:58.02 ID:4nm1xh4X0
書く方くるまでは無駄レス控えたらどうかな
90 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)
[sage]：2011/05/16(月) 19:10:13.32 ID:BPZba3umo
もう終盤らしいし始まるまでは別に問題無いんじゃね？
91 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/16(月) 19:40:34.17 ID:jqgR4iBdo
どうせ落ちないんだまったりいこうや
92 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
：2011/05/16(月) 19:44:44.41 ID:mlC+8QFGo
次スレ立てても文句言われない板じゃないか
まったりいこうや
93 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/16(月) 19:56:26.78 ID:glfSkQPDO
一応
>>1
来てないんだったらsageてくれ
来たのかと思う
94 ：
..
[sage]：2011/05/16(月) 20:41:46.03 ID:enj7z9I+0
ようやく……接続終わった…
95 ：
>>1
[sage]：2011/05/16(月) 20:45:45.45 ID:enj7z9I+0
くそ、新しいPCのキーボードなれねぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
ノーパソだよ！ 安物だよ！ONKYOなんて企業しらねぇよ！
まさか現実世界で機械が謀反を起こすとは……恐ろしいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
とりあえず、今から飯作って酒買ってきて再開
書き溜めなんてゼロだけどVIPより流れはずっと遅いし余裕余裕ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ……余裕？
待ちぼうけばっかさせてごめんなさい＞＜ もうちょっとだけ待っててね＞＜
九時半から再開致すでござるｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｺﾎﾟｫｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
96 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]：2011/05/16(月) 20:47:05.09 ID:mlC+8QFGo
ＯＮＫＹＯはその名のとおり音響機器では少し知れたメーカー
97 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(三重県)
[sage]：2011/05/16(月) 20:48:55.36 ID:5epAKS8bo
USB接続のキーボード買ってくるとか
別途ディスプレイを用意するとか
98 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/16(月) 20:57:05.14 ID:dJBxz4eG0
酒の勢いなのにこんなにもするってすげぇなおい。
99 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/16(月) 21:00:32.78 ID:4nm1xh4X0
流れ遅いって言ってもまだ始まってないのに100いくのは酷い
100 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中国地方)
[sage]：2011/05/16(月) 21:02:45.57 ID:FE59QvSg0
>>100
！
101 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/16(月) 21:25:59.70 ID:8TvX/CSIO
>>14
( ＾ω＾)ペロペロ
102 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/16(月) 21:27:54.59 ID:/4pisIyOo
>>81
酒飲みなんて財布に１コインあれば、即酒屋に走ってウォッカに変えるような人種なのに
酒より先にＰＣ買いに行ってくれたんだぜ
103 ：
>>1
[sage]：2011/05/16(月) 21:33:37.53 ID:enj7z9I+0
>>98
つーか、酔ってないと無理だわ
酒がないとまともな文章書けないからニートなんだわ
さて、そろそろ書き始めますか
104 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(千葉県)
[sage]：2011/05/16(月) 21:38:10.10 ID:dkXC4duSo
>ONKYOなんて企業しらねぇよ！
お前は私の怒りにふれた
105 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/16(月) 21:38:48.83 ID:gj2i5RfHo
ｋｔｋｒ
106 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
：2011/05/16(月) 21:40:31.92 ID:y1ojbZNg0
よっしゃキタキタ
107 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]：2011/05/16(月) 21:40:47.37 ID:P5LAjZDco
ｗｗｋｔｋ
108 ：
なんかしらんが>>104ごめんなさい＞＜
：2011/05/16(月) 21:49:54.90 ID:enj7z9I+0
【続きｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗだよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ（ｓｓ速報流れ遅くて安心だわーｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）】
…
……
ロボ娘「あはは……アイツ、追ってこねぇじゃんｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ楽勝すぐるわｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘「それに、博士が居りゃあ攻撃も止まるしｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗうっはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗチートすぐるｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾀｯﾀｯﾀ…
女博士「……油断しちゃだめだよ、ロボちゃん」
女博士「きっとあの子は追いかけてくる。直々にね……」
ロボ娘「そんなんｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ知るかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ追いついたらぶっ潰してやんよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「……ロボちゃんは、あの子の能力を軽視しすぎてるよ」ﾎﾞｿ…ｯ
ロボ娘「んぇ？ 軽視ぃ？」
ロボ娘「確かにアイツ強ぇぇけどｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ追いつけるわけねーしｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「そんなの、わからないよ」
女博士「……だって、私の『お母さん』が作ったものだもん」
109 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/05/16(月) 21:51:31.25 ID:P5LAjZDco
安心の草の繁茂率
110 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/16(月) 21:53:39.68 ID:BAZHshdWo
ついにきたか
111 ：
パソ子がなくては生きていけない
：2011/05/16(月) 22:02:05.71 ID:enj7z9I+0
…
……
女博士「はぁ……はぁ……」
ロボ娘「おい、顔色悪いぞ？ 疲れたのか？」
女博士「う、うぅん……大丈夫。大丈夫だから……」ｾﾞｰｾﾞｰ…
ロボ娘「息切れしてるじゃんか。ちょっと休むか？」
女博士「……ありがと、ロボちゃん」ﾋｩ…ﾋｩ…
ロボ娘「いいよ。アンタを助けに来ただけだからさ、私。ニートしたいだけだからｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「ふふ……っ。……やっぱり、ロボちゃんは優しいや」ｸｽｸｽ…
ロボ娘「お、おぅふ……（……やっぱ笑い顔かわいいいいいいいいいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ画像保存！画像保存！ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）」ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ…!
112 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
：2011/05/16(月) 22:14:52.34 ID:enj7z9I+0
女博士「そ、それじゃ……早く行こっか……」ﾊｧ､ﾊｧ
ロボ娘「ﾊﾊｯｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗそれ、空元気じゃんｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗやめろｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「……え？」
ロボ娘「えっと、その……む、無理するなよ……ばかっ！」
女博士「だ、だけど……早くここを出なくちゃ……」
ロボ娘「……ほれ」
女博士「え……？」
ロボ娘「負ぶってあげるから。……もしかして、嫌？」
女博士「……ロボちゃん、だいすきっ！」ｶﾞﾊﾞｯ!
ロボ娘（無い胸が当たっとるがなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
113 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
：2011/05/16(月) 22:24:20.86 ID:enj7z9I+0
―
――
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……どうして」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「どうして、そんなポンコツを庇うんですか……ますたー……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「－－っ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（……どうして僕は、今『ますたー』と言ったんだろう）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（あんな軟弱者……マスターとは程遠いのに……）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……それに、」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「どうしてあのポンコツはマスターのような言動を……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……」
114 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/16(月) 22:29:44.19 ID:8l97G3pwo
支援
115 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
：2011/05/16(月) 22:32:26.18 ID:enj7z9I+0
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（……もしかして）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「博士……貴方は、‘パンドラの箱，を開けて……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……その中にある、僅かな‘遺品，を元に作り出したのか？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（――自分の『母親』が生前行っていた言動を……再現したとでも……？）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「ま、まさか……」…ｿﾞｸｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（あれは、ただの遺品として入れたものだ。……たった独りで、そんなものを）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「だとしたら……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……ふふっ。僕の理論は間違ってはいなかったんだ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（マスター……貴方の残した脳は、実は正常に働いていたのかも知れません……）
116 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/16(月) 22:34:09.40 ID:R2zNeKKe0
マスターもマスターだったなぁwwwそういやwww
117 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/16(月) 23:00:57.79 ID:8l97G3pwo
支援
118 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
：2011/05/16(月) 23:06:27.96 ID:enj7z9I+0
女博士「ご、ごめんね……重くない……？」
ロボ娘「私の怪力舐めんなｗｗｗｗｗｗｗｗアンタに作られたくらいだしなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗめっちゃ最高の気分だわｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「……ありがと｣…ｷﾞｭ
ロボ娘（む、胸が……成長しきってない胸が……背中にｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ背中にぃぃぃっひゃおおおおおおおい！）
ロボ娘（ロリっていいわぁ……ロリ顔貧乳熟女っていいわぁ……）ｽﾞｯｸﾝｼﾞｭｯｷｭﾝ!!
ロボ娘（だ、だけど……バッテリーがそろそろ本格的にやっべえｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
女博士「ロ、ロボちゃん……本当に大丈夫？ なんだか苦しそうだよ……？」ｵﾄﾞｵﾄﾞ…
ロボ娘「だいじょーぶ！ ノープロブレムｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘（バッテリギリギリのせいか、高まる興奮のせいか自分でもわかんねぇっぇぇえぇぇえｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）ﾆﾏﾆﾏｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
119 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/16(月) 23:11:47.58 ID:jqgR4iBdo
全くぶれないなこのロボ娘
120 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
：2011/05/16(月) 23:20:36.02 ID:enj7z9I+0
ロボ娘「あのさ、」
女博士「どうしたの？」
ロボ娘「私、アンタに作られて良かった」
女博士「……」
女博士「……ぐすっ」
ロボ娘「お、おいおい……また泣いてんの？」
女博士「ううん……」ｸﾞﾘｸﾞﾘ…
女博士「……嬉しかっただけだから」
ロボ娘「……！」ｷｭﾝｷｭﾝ!
ロボ娘「…………加速」
女博士「え？」
ロボ娘「kskｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗするぞおおおおおおおおおおおおおｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ｽﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ!
女博士「ひゃ……ひゃあ！？」
121 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
：2011/05/16(月) 23:26:26.53 ID:enj7z9I+0
ロボ娘「振りｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ落とされるなよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗしっかり掴まれああああっはあああああああああん!!ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾀﾞｯ､ﾀﾞｯ､ﾀﾞｯ､ﾀﾞｯ!
女博士「……っ」ｷﾞｭｰｯ!
ロボ娘（か、芳しいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ芳しいにほいがあああああああああｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘（よし、だいぶ下りた！ あのショタ小僧にゃ負けねぇよ！！）ﾀﾞｯ､ﾀﾞｯ､ｽﾞﾀﾞﾀﾞ……
ロボ娘「」……ふらっ
ロボ娘（……休んでる暇なんて、ないんだから）
122 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
：2011/05/16(月) 23:38:28.10 ID:enj7z9I+0
ロボ娘「」ﾌﾗｯ …ｽﾀｽﾀ、ﾌﾗﾌﾗ…ﾌﾗｯ
女博士「……っ」
女博士「ロボちゃんっ！ 止まって！！」
ロボ娘「止まれるわけ……いかないだろ……」ﾌﾗﾌﾗ…
ロボ娘「……ニートだって、たまには目覚めるんだよっ」…ｸﾞﾗｯ
女博士「バッテリが限界なんでしょ！？ 無理しないで、やめてっ！！」
ロボ娘「だい……じょぶ……」ｸﾗｸﾗ…
ロボ娘「アンタだけは……守る、から……」ﾌﾗ…ﾊﾞﾀﾝｯ
女博士「……ロボちゃんっ！！」
123 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
：2011/05/16(月) 23:48:39.18 ID:enj7z9I+0
ロボ娘「……ｶﾞｶﾞｯ、ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｯ」ｼｭｩﾝ…
女博士「ロボちゃんっ！ ロボちゃん！！」ﾕｻﾕｻ
ロボ娘「ﾇ…ﾙﾎﾟ……ｶﾞｯ……」ｼﾞｼﾞ…ｯ
女博士「わけわかんないよ、ロボちゃん！」
女博士「独りに……しないで……」ﾎﾟﾛ…ｯ
女博士「うぅ……ぐすっ、えぐ……ふぇぇぇぇ……」…ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
ロボ娘「……」
女博士（……ロボちゃん）ｸﾞｽｸﾞｽ…
女博士「……」…ｸﾞｼｸﾞｼｯ!
女博士「……大丈夫だよ。ただの、バッテリー切れだから」
124 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/16(月) 23:54:55.90 ID:8l97G3pwo
支援
125 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/16(月) 23:57:57.04 ID:5Mp4aQXIO
支援
126 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
：2011/05/17(火) 00:00:20.86 ID:UPs8l5zb0
女博士（バッテリー切れ……）
女博士（……そっか。破壊された他の機械から……）
女博士「だけど、この階には一人も……」
女博士（確か、この下の階には沢山の機械が……『死んでいる』……）……ｿﾞｸｯ
女博士「行か、なきゃ……」
女博士「……ロボちゃんは、あんな高くまで来てくれたんだから」
127 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
：2011/05/17(火) 00:05:41.87 ID:UPs8l5zb0
あれ？
ONKYO音質よくね？
SS速報初だけどまったりしてて居心地よくね？
128 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/17(火) 00:13:27.75 ID:zIQ03BENo
うん
129 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
：2011/05/17(火) 00:17:16.86 ID:UPs8l5zb0
女博士（……だけど、ロボちゃんをこの階に取り残したままだと）
女博士「私が居ないと、防御システムが作動する……っ」
ロボ娘「……」
女博士「……よ、よしっ！」
女博士「よいしょ……っ！」
女博士「よっこら……せっ！」
ロボ娘「……」
女博士「せっ、せっ……せぇっ！！」ｸﾞｲｸﾞｲ!
女博士「だめだ……重い……」ｾﾞｰﾊｰｰ…ｾﾞｰﾊｰ…
130 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(熊本県)
[saga sage]：2011/05/17(火) 00:18:25.00 ID:dXsq0ruPo
金属の塊だからなｗ
131 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
：2011/05/17(火) 00:21:13.17 ID:UPs8l5zb0
ロボ娘「……。……っ」…ﾋﾟｸｯ
女博士「わっ！」
ロボ娘「……」
女博士「べ、別にロボちゃんが重いとか言ってるんじゃないよ！」ﾜﾀﾜﾀ…
女博士「ただ、ほぼ貴金属で構成されてるだけだから……」
ロボ娘「……っ、……っ」ﾋﾟｸﾋﾟｸ…
女博士「だ、だから、その……確かに重いけど……その……」
女博士「それは私の設計ミスだよっ！！」
ロボ娘「……」
ロボ娘「……ひとりで、にげｒ……博、士……」
132 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/17(火) 00:26:07.01 ID:PNHNGSwIO
手すりさえあればな…
133 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
：2011/05/17(火) 00:29:00.96 ID:UPs8l5zb0
女博士「な、なに言ってるの……ロボちゃん……」…ｿﾞｸｯ
ロボ娘「アンタ、なら、あたら、し、ぃ……アンドロイド……作れる、でｓ……。……」ｷｭｲｨｨﾝ…。…。
女博士「ロボちゃんっ」ｷﾞｭｰｯ!
ロボ娘「……」…ｸﾀｯ
女博士「新しく作れたとしても、そんなの貴方じゃないでしょう！？」
女博士「そんな事言わないでよっ！」
ロボ娘「……」
女博士「貴方は……貴方は……っ」ｸﾞｽ…ｯ
ロボ娘「……」
女博士「――……私にとって、初めて会えた家族なのっ！」…ﾎﾟﾛｯ
134 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/17(火) 00:44:36.23 ID:PNHNGSwIO
寝たか
寝るか
135 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
：2011/05/17(火) 00:44:36.37 ID:UPs8l5zb0
…
……
女博士「よいしょっ、よいしょ……っ」ｾﾞｰｾﾞｰ…
ロボ娘「……」
女博士「も、もうちょっとで、次の階だから……そこで、他の子たちとバッテリー入れ替えるから……」ﾊｧ､ﾊｧ…
ロボ娘「……」
女博士（正直言って重たいけど……だけど、今は私が頑張らなくっちゃ……）ｾﾞｰﾊｰｾﾞｰﾊｰｾﾞｰﾊｰ…
女博士「も、もうちょっと……だか……。……あっ！」…ｽﾞﾙｯ
ロボ娘「……」ｶﾞｺﾝｯ､ｶﾞｺﾝ……ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ……。……ｺﾞﾛﾝｯ」
女博士「あ、あぁ……」
136 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/17(火) 00:45:52.30 ID:PNHNGSwIO
ん？上ってるのか
137 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/17(火) 00:47:33.62 ID:fi+K4yXwo
降りてるんだろ？
138 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
：2011/05/17(火) 00:47:58.29 ID:UPs8l5zb0
女博士「――……ロボちゃん！！」…ﾀﾞｯ!
ロボ娘「……」
女博士（そこまで酷い損傷もない……はず）…ｵｿﾙｵｿﾙ
女博士（だけど……だけど……っ）ｼﾞﾜ…ｯ
女博士「ごめんね、ごめんね……せっかく助けに来てくれたのに……何にも出来なくて……ごめん……ううぅぅぅ……」…ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
ロボ娘「……」
139 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
：2011/05/17(火) 00:52:17.98 ID:UPs8l5zb0
女博士（……だけど、一つ下の階には着いた）
女博士（この‘塔，に殺されたヒトたちが……沢山……）…ｿﾞﾜｿﾞﾜ
機械 「――――……」
女博士「……」ﾃｸﾃｸ…
機械 「…………」
女博士「ごめんなさい……本当に、ごめんね……っ」
――……がこっ
140 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
：2011/05/17(火) 00:57:30.61 ID:UPs8l5zb0
…
……
ロボ娘「んぁ……」…ﾊﾟﾁｯ
女博士「！！」
女博士「ロボちゃん！」ｷﾞｭｷﾞｭｯ!
ロボ娘「んひゃぁ！？」
女博士「ロボちゃん、ロボちゃん……ロボちゃん……っ！」ｷﾞｭｰ…ｯ
ロボ娘（寝起きの楽園ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）ｸﾝｶｸﾝｶ! ｽｰｽｰ!
ロボ娘（……じゃ、なくてっ！）
ロボ娘「お、おま……ここって別の階じゃねーか！」
女博士「う、うん……そーだよ……？」
141 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
：2011/05/17(火) 01:03:38.00 ID:UPs8l5zb0
ロボ娘「私、残りのバッテリー全力投下して言っただろ！？ 聞こえてなかったのか！？ 『独りで逃げろ』って！」
女博士（聞いたよ、分かってるよ……だけど）
女博士「そんなこと、言わないで……っ」ｳﾙｳﾙ
ロボ娘「おま……っ。……泣き落とすなよ、ちょっと陥落（ついでに歓楽）しそうだっつーの」ﾌﾟﾝｽｶ!
ロボ娘「大体、私はめっちゃ重かっただろ！？ 私が意識失ってからどれだけ経ってんだよ！」
女博士「え、えっと……ごめん」
ロボ娘「呆れたロリ顔ﾋﾝﾇｰ白衣眼鏡だな、アンタ」ｳﾝｻﾞﾘ…
女博士「……ひぅ」…ｼｮﾝﾎﾞﾘ
142 ：
ラスト近いけど、結構かかるのなｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗ
：2011/05/17(火) 01:12:00.54 ID:UPs8l5zb0
女博士「ごめんね……ごめんね……だけど、ぐすっ、だけどぉ……」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ…
ロボ娘「あ……えーと……べ、別にアンタを責めたわけじゃないんだけど……」
ロボ娘（こんな時に泣くなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗこんな時でも私はｷｭﾝｷｭﾝしちゃうダメロボなんだっつーの！）ｷｭｷｭﾝｯ
ロボ娘「……私担いでバッテリー替えてくれたのか」…ﾎﾞｿｯ
女博士「ごめんね……」…ｸﾞｽｯ
ロボ娘「……」
女博士「だけど、だけど……私は、ロボちゃんが居なくっちゃ……」ｸﾞｽｸﾞｽ…
ロボ娘「そんな切なげな顔で……そんな事言わないでよ……」…ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ロボ娘（惚れちまうだろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！？）
143 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/17(火) 01:15:18.22 ID:35NQUgUDO
惚れてまうやろぉぅぇぅ！
144 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]：2011/05/17(火) 01:15:28.21 ID:ZXLx13fL0
ﾎﾚﾃﾏｳﾔﾛｰ
145 ：
ラスト近いけど、結構かかるのなｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗ
：2011/05/17(火) 01:17:36.09 ID:UPs8l5zb0
ロボ娘（結構なハイペースで下りて来たけど……）
ロボ娘（……もうじき、さらにハイペースで追っかけてくる小僧が来る）
ロボ娘「罰としてお姫様だっこなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾋｮｲｯ
女博士「ふぇ！？」
ロボ娘「恥ずかしかろーが、嫌だろーが、是が非でもこれで出口まで行ったったるｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「だけどロボちゃん！ 他の人たちからバッテリは沢山貰ってきたけど……無駄遣いしたら……！！」
女博士「だ、だから……その……自分で歩けるよぅ……」ｶｧｧ…
ロボ娘「うっせぇ！ おとなしくしてなきゃ、奪ったバッテリー更に消費しちまうがなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「……う、うん」
146 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/17(火) 01:19:15.13 ID:2g2jrtCIO
ロボ娘ちゃ～んｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗやらせてｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
147 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
：2011/05/17(火) 01:22:20.97 ID:UPs8l5zb0
今日はなんだかいろんなことがあったんで、惰眠に耽らせていただきます…
NIPなんで保守とかいらないし、まったり進められるしｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
遅筆＋酔わないと本気出せないワタクシにとっては桃源郷でござるｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
とりあえず、次来たときは書き溜め引っさげてくるんでよろしく
あとONKYO舐めててすみませんっした＞＜ 結構使い勝手いいかもです＞＜
だけどごめんなさい。これ買うまで聞いたことなかった ﾈﾙﾎﾟ
148 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(千葉県)
[sage]：2011/05/17(火) 01:24:48.11 ID:gN6MGlJqo
まぁゆっくりいこうや
乙
149 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/17(火) 01:29:19.58 ID:PNHNGSwIO
そうか…
ONKYOは何気にいいよな
150 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/17(火) 01:29:34.82 ID:fi+K4yXwo
乙
151 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/17(火) 01:29:39.75 ID:eI+0i4M6o
ガッ 乙
152 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/17(火) 01:30:39.76 ID:eI+0i4M6o
うわぬるぽじゃなかった恥ずかしい///
153 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/17(火) 01:50:07.24 ID:ZQ2Swnih0
このロボ娘はもらっていいっすか？
とりあえず乙！
154 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/17(火) 06:27:20.63 ID:mW/LfVLV0
見てる側のノリがVIPでキモイ
長くなるなら酉つけようぜ
乙
155 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(熊本県)
[sage]：2011/05/17(火) 06:30:12.20 ID:9sH/judbo
そりゃVIPからきたんだからVIPのノリになるだろう
156 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]：2011/05/17(火) 12:19:56.52 ID:j//lv8kYo
オンキョーのはスピーカーとサウンドボードが強化されてるはず
157 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)
[sage]：2011/05/17(火) 13:09:35.16 ID:Qhl7wan9o
オンキョーなのにそこ弱かったら駄目だしなw
158 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)
：2011/05/17(火) 16:50:27.95 ID:aAINh2mAO
まだかなまだかなー
159 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/17(火) 17:13:02.53 ID:dLsj/jik0
がっけんの
160 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)
[sage]：2011/05/17(火) 17:49:41.88 ID:Qhl7wan9o
おばちゃんまだかな～
161 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟県)
[sage]：2011/05/17(火) 17:54:28.21 ID:G/RKjP1Zo
_, ._
（ ・ω・）
○=｛=｝〇,
|:::::::::＼, ', ´
､､､､し ､､､((（.＠）ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
_, ._
（ ・ω・）
○=｛=｝〇,
|:::::::::＼, ', ´
w､､､､､､､､ し ､､､((（.＠）ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
_, ._
（・ω・ ）
○=｛=｝〇,
|:::::::::＼, ', ´
ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ､､､､､､し ､､､((（.＠）ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
._, ._
（ ・ω・ ）
○=｛=｝〇,
|:::::::::＼, ', ´
ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗwし ､､､((（.＠）ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
, , ' _, ._
（( （ (（ ・ω・ ） ） ) ）
', ´ ', ´ ｀ヾヽﾐ 三彡, ソ´
ｗｗ ', ´ ', ´ ）ﾐ 彡ノ ', ´ ', ´
', ´ ', ´ （ﾐ 彡゛ ｗｗ
Σ ', ´ ', ´ ＼( ', ´ ', ´Ｍ
', ´ ', ´ )） ', ´ ', ´Σ ', ´ ', ´
ｗｗｗｗｗｗＷ＼＼＼＼＼ ( ／／／／Ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
162 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/17(火) 17:59:50.79 ID:mW/LfVLV0
まだかなって言ってるやつ数時間も待てないのかよ
無駄レス消費すんなよ
163 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)
：2011/05/17(火) 18:10:00.91 ID:NENnXp3vo
おちんちんびろびろろーんｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
164 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]：2011/05/17(火) 18:11:24.90 ID:JwVtoeb+o
まだかなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
165 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/17(火) 18:31:31.17 ID:zIQ03BENo
マナカナｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
166 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/17(火) 19:14:28.11 ID:UPs8l5zb0
なんかぐちゃぐちゃ考えてたら予想より長くなりそうだし鳥つける
丸一日二日酔いでだらだらしてたなんてｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ言えないｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
今から晩飯作ってくる
再開予定は多分八時半くらい予定
167 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)
：2011/05/17(火) 19:24:10.19 ID:JVV47/Iz0
そろそろやなwwwwwwwwwwwwww
168 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/17(火) 20:26:12.57 ID:UPs8l5zb0
さて、そろそろ書き始めましょうか。
自分で書いた内容もほぼ忘れてる（大体酔ってるせいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）なので、
己の黒歴史を読み返しながらの気が遠くなるような作業です。
ここでは保守＆紫煙もいらなそうだしｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗまったり待ってくだちぃ＞＜ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
手製の肉じゃがうまかったって母ちゃんが言ってたｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
169 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/17(火) 20:26:38.07 ID:hHr1ypvIO
ｷﾀ━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━!!!!!
170 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/17(火) 20:33:41.45 ID:UPs8l5zb0
ロボ娘「ｾﾞｰﾊｰ……ｾﾞｰﾊｰ……」ﾀﾀﾀﾀﾀｯ
ロボ娘（……あれ？ 私、呼吸してんのか？）
ロボ娘（そんなの不要なのに……おぉ、すげえ。私人間みたいじゃんｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
女博士「ロボちゃん、その、や、やっぱり私抱っこしてたらつらいでしょ？ えと、その……自分で歩けるから」ｶｧ…
ロボ娘「別に重くねぇしｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「だ、だけど……」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ…
ロボ娘（別の意味できっついわｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
171 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/17(火) 20:37:30.49 ID:UPs8l5zb0
女博士「あれ……まぶしい……」
ロボ娘「……おっ」…ﾋﾟﾀｯ
ロボ娘（この階には窓があるのか……）
ロボ娘「絶景なりｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ絶景な……り？」
ロボ娘「……な、なんだあれ？」
女博士「ど、どうしたの、ロボちゃん？」
ロボ娘「塔の下、見てみろ」
女博士「…………あ」…ｿﾞｸｩ
172 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/17(火) 20:43:53.96 ID:UPs8l5zb0
ロボ娘「……十字架？」
女博士「しかも、沢山」
ロボ娘「……墓？」ﾌﾞﾙｯ
女博士「……か、かもね」ｿﾞｸｯ
ロボ娘（行きは塔の陰に隠れてて気づかなかったけど……なんだこの大量の墓は）
ロボ娘（この規模なら小さな村のひとつくらいできるんじゃねｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘「あれ……？ 村……？」
173 ：
本スレ>>58参照
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/17(火) 20:50:15.36 ID:UPs8l5zb0
ﾛﾎﾞｼｮﾀ『……うちの村に来る？ あの街から走りっぱなしだったんでしょう。よくバッテリー切れずに済んだよね』
ロボ娘「……え」
ロボ娘「村って、そういうことかよ……」…ｷﾞﾘｯ
女博士「ロボちゃん……？」
ロボ娘「い、いや……なんでもないってｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ気にスンナｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「う、うん……？」
174 ：
今更だが本スレ>>273がドツボに嵌ってｳｯﾊｳﾊ
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/17(火) 21:07:29.44 ID:UPs8l5zb0
－－……だっ、だっ、だっ、だっ！
女博士「あ、足音！？」
ロボ娘「くそっ、あのショタのお出ましかよ！ Fack！」
女博士「スペルミスだよロボちゃん！ 正しくは『Fuck』だよ！」
ロボ娘（ロリ顔貧乳にファックって言われるのって……案外いいかもｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘「もｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗもっかい言って？ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「え、えぇ？ ……えーと、ふぁっく！」
ロボ娘「あぁん！ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾋﾞｯｸﾝﾋﾞｯｸﾝ!
女博士「だ、大丈夫ロボちゃん！？」ｱｾｱｾ
ロボ娘「ぬふふｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ充電完了でござるｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
175 ：
今更だが本スレ>>ロボットパルタってまだ放送してるん？
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/17(火) 21:17:57.96 ID:UPs8l5zb0
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「随分手こずらせるんだね、ポンコツ」…ﾆｺｯ
女博士「……ひぅ」ｷﾞｭｰｯ
ロボ娘「もっとファックって言って！ 罵ｔｔ……ﾊｯ!? ぶっちゃけそんな場合じゃなかった！」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「彼女を渡してくれないかなぁ？」
ロボ娘「……うっせ！ お前、純朴そうな見た目な癖に腹黒だな……なに？ ギャップ萌えとかそういうの？ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「おとなしく渡してくれるなら無益な戦いもしなくていいのに……」ｼｭｲﾝ…
女博士「……っ！ ……っ！」…ｷﾞｭｷﾞｭｰｯ
ロボ娘「……。……なぁ、質問しても良い？」
176 ：
いちだよー☆入力ミスもご愛嬌だよー＾＾
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/17(火) 21:23:49.62 ID:UPs8l5zb0
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「一応訊いてあげる」
ロボ娘「あの墓……あれが、お前の言ってた『村』なんか？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……。……君には関係ないよ」
ロボ娘「んだよ、一応訊くって言った癖にさ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「あれは僕のマスターと、協力者と……そして……」
―――
――
―
177 ：
いちだよー☆入力ミスもご愛嬌だよー＾＾
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/17(火) 21:28:10.37 ID:UPs8l5zb0
―
――
―――
マスター（……工学専攻だから、こういうこと付け焼刃だけどさぁ）
ｺﾎﾟｺﾎﾟ…
マスター（私は生きている。だから、いつか死ぬ）
ｺﾎﾟｺﾎﾟ…
マスター（だけど私は、この世界を救いたい）
マスター（それでも……それには気の遠くなるような時間がかかって）
マスター（……私は、いつか、死ぬ）
178 ：
[sage]：2011/05/17(火) 21:30:43.58 ID:9sH/judbo
支援
179 ：
イチ娘っうぇｗｗｗｗ
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/17(火) 21:34:57.59 ID:UPs8l5zb0
マスター（要塞建設計画も暗礁に乗り上げそうだし、）
マスター「もしできるなら……私は私を作りたい」
マスター「……それが、理に反する行為だとしても」ｷﾘｯ!
マスター「……」
マスター（あれｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ今の私、超恰好良かったんじゃねｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗうっはうはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
マスター「……私の脳じゃ、ちょっと不安だしねぇ」
マスター（通常、人間の脳では要塞のメインブレインになる時の負荷に耐え切れない）
マスター（第一、あれが完成するかどうかも心もとない）
マスター「それなら……私と違う私でも良い。……この世界を、救ってくれる存在を」
ｺﾎﾟ…ｯ ﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺｯ!!
180 ：
イチ娘
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/17(火) 21:49:06.88 ID:UPs8l5zb0
…
……
ｸﾛｰﾝ 「えぅ、えぅ……ほぎゃぁ！ ほぎゃあ！」
マスター「……うへへｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗかわゆすｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
マスター（一応、‘親，っつーことで……いいのか？」
ｸﾛｰﾝ 「えぅぅ……」
マスター「おりゃおりゃｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ私はペドじゃねーから安心しろｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ八歳未満にゃ欲情できねぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾖｼﾖｼ
ｸﾛｰﾝ 「えぅ……。……ぇぅう！」ｷｬｯｷｬｯ
マスター「……ははっ、呑気に笑っとるがなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ｸﾛｰﾝ 「ｷｬｯｷｬｯ!」
181 ：
親父帰宅したから飯温めてくるｗっうぇｗｗｗｗｗｗ
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/17(火) 22:08:05.11 ID:UPs8l5zb0
マスター「成長増進剤……」
マスター「……自分で作っといてあれだけど、効くのかこれｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
マスター「更に自分で言うのもなんだがうさんくせぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ｸﾛｰﾝ 「ほぎゃ……ほぎゃぁぁぁぁぁ」
マスター「……独身なのに子育てとかないわー」ｹﾞﾝﾅﾘ…
マスター「なになに？ 腹減った？ それともおしめ？」
ｸﾛｰﾝ 「おぎゃぁぁぁ、ほぎゃああああ！」
マスター「……泣いてても分からんっすわｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
182 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)
：2011/05/17(火) 22:25:35.23 ID:JVV47/Iz0
見てるぞwwwwwwwwww
どんどん投下してくだちいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwっうぇwwww
183 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/17(火) 22:35:33.43 ID:VbCFIXVh0
親孝行な
>>1
だなwwwwwwうぇwwwwww
184 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/17(火) 22:53:28.11 ID:nDWWe+O7o
マスターｗｗｗｗｗｗ
185 ：
ニート兼萌えぬメイド
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/17(火) 22:54:19.74 ID:UPs8l5zb0
マスター「ほれ、ミルクだぞ。ミルク。飲めやｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ｸﾛｰﾝ 「えぅ…………ごくごくごくごく」
マスター「ふはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ飲ｗｗｗｗｗｗｗｗんｗｗｗｗｗｗｗｗでｗｗｗｗｗｗｗｗるｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ｸﾛｰﾝ 「ごきゅごきゅ」哺乳瓶ちぅちぅ…
マスター「腕ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗぷにっぷにｗｗｗｗｗｗｗｗっつーか、全体的にぷくぷくｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
マスター（……私が子供産める身体だったら、ちゃんと自分の子供産めたのかもね）
186 ：
略してニートメイド
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/17(火) 22:59:39.93 ID:UPs8l5zb0
マスター（こ、これで良いのか……？）ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ…
ｸﾛｰﾝ 「けっぷ」
マスター「……。……へへっ」…ﾍﾗｯ
ｸﾛｰﾝ 「あぅｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗあぅぅｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ｹﾗｹﾗ
マスター（遺伝子も多少いじくったし、『成長増進剤』もミルクと一緒に投与した）
マスター（……いけるのかな、これ）
ｸﾛｰﾝ 「……ｚｚｚ」
マスター「あれ？ もう寝ちゃった？」
マスター「……あはは」
187 ：
ニートメイド
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/17(火) 23:05:22.75 ID:UPs8l5zb0
『……そして、私の分身がこの世を救おうと決意する時、創作意欲に目覚めて機械を作り始めた時。それが合図なのだろう。』ｶﾁｬｶﾁｬ…ﾀｰﾝ!
マスター「っつーことで、良いのかね……？」
ｸﾛｰﾝ 「 」ｽﾔｽﾔ…
マスター（寝顔マジ天使！）
マスター（……って、自分の分身に萌えてどうする。ナルシストみてぇじゃん）…ﾊｧ
マスター（大体こいつは実験動物みたいなモンじゃねーか。……だけど）
マスター「……萌えというより、和みだな。こいつ」ﾂﾝﾂﾝ
ｸﾛｰﾝ 「 」ｸﾞｯｽﾘ
マスター「子育てなんてする機会が来るとは思わんかったわ。ﾊﾊｯ、ﾜﾛｽ」
188 ：
ニートメイド
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/17(火) 23:16:02.59 ID:UPs8l5zb0
―一年後―
ｸﾛｰﾝ 「かぁちゃん、かぁちゃん」ｸｲｸｲ
マスター「ちょっち待って。今、忙しい」ｶﾀｶﾀ…
ｸﾛｰﾝ 「またネット？]
マスター「違う。お仕事。ほれ、終わるまで研究室で遊んでらっしゃいな」
ｸﾛｰﾝ 「だけどぅ……」
マスター「ん？ なに？」
ｸﾛｰﾝ 「……じゃーん！」
マスター「おっ？ おお……おぉぉぉ！？」
189 ：
ニートメイド
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/17(火) 23:17:37.40 ID:UPs8l5zb0
―一年後―
ｸﾛｰﾝ 「かぁちゃん、かぁちゃん」ｸｲｸｲ
マスター「ちょっち待って。今、忙しい」ｶﾀｶﾀ…
ｸﾛｰﾝ 「またネット？]
マスター「違う。お仕事。ほれ、終わるまで研究室で遊んでらっしゃいな」
ｸﾛｰﾝ 「だけどぅ……」
マスター「ん？ なに？」
ｸﾛｰﾝ 「……じゃーん！」
マスター「おっ？ おお……おぉぉぉ！？」
190 ：
>>189ミスった
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/17(火) 23:22:06.45 ID:UPs8l5zb0
ｸﾛｰﾝ 「えへへー。すごいでしょ？」ﾆｺﾆｺ
オモチャ「ｷﾞｰ…ｶﾞｼｬﾝｶﾞｼｬﾝ…『ｺﾝﾆﾁﾊ ｺﾝﾆﾁﾊ』」
マスター「あんた一人でこれ作ったの！？」
ｸﾛｰﾝ 「あたりまえだよー。だって、ここにはあたしと、かーちゃんしかいないんだもんっ！」ふんぞりっ！
マスター「すごいぞ！ すっげぇ！ 褒めてつかわすｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ｸﾛｰﾝ 「へへへ……す、すごいかなぁ……///」
マスター「初めて自力で作ったにしては上出来！ さすが私の分身だぁ！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ｸﾛｰﾝ 「…………ふにゅぅ」ﾃﾚﾃﾚ…
マスター（『成長増進剤』、案外いけるかもね。遺伝子やら脳やらもいじくった成果があってよかったわ、ガチで）
191 ：
ニートメイドは浴槽にて踊る
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/17(火) 23:32:58.96 ID:UPs8l5zb0
オモチャ「『ますた』『ますた』」ｶﾞｼｬｶﾞｼｬ…
マスター「すごいけど、もっと実用的な物も作れるようになると良いよなぁ」…ﾎﾞｿｯ
ｸﾛｰﾝ 「……」…ｳﾙｯ
マスター「んのわっ！？」ﾋﾞｸｯ
ｸﾛｰﾝ 「作りたいけど、だけど、これくらいしか、ひぅっ、えぐっ、あたしには作れないよぉぉ……」…ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
マスター（私ってこんなに泣き虫じゃねーよな……まぁ、クローンっつってもそっくりそのまま本人に仕上がるわけじゃないｓ……）
ｸﾛｰﾝ 「うぅ……うぇぇぇぇ……」ｸﾞｽｸﾞｽ
マスター「ま、待て待て！ 生後一年でここまで出来りゃ大したもんだ！ 将来大物確実！ 勝ち組確実ぅぅぅぅっ！！」
ｸﾛｰﾝ 「……ほんとに？」ｸﾞｽ…ｯ
マスター「うんっ。マジマジ。大マジ」ｷﾘﾘｯ!
ｸﾛｰﾝ 「ありがと、かーちゃん……あたしね、もっともっと頑張る！」…ﾆｺﾘ
192 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/17(火) 23:42:02.92 ID:VbCFIXVh0
そろそろコテハンにつっこみたいんだがwwwwww
ここでは黙っといたほうがいいかwww？
193 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)
[sage]：2011/05/17(火) 23:45:06.75 ID:fskkfVpAO
むしろ腐ってなければ嫁に欲しい
194 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(千葉県)
[sage]：2011/05/18(水) 00:22:09.22 ID:0IezP9bDo
いつもvipで「新参帰れ」だの「半年ROMってろ」だの言っておられるvipperの方々ですよね？
あなた方もSS速報では新参なのでもちろん帰るかROMるかして頂けるのですよね？
あと、コテハンなんてどちらにいたのでしょうか？
195 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]：2011/05/18(水) 00:22:55.30 ID:3/doQ1Hto
え？
え？
196 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]：2011/05/18(水) 00:25:22.40 ID:C3DOBIK30
釣り針多くね？
VIPかららき☆すたなんだからVIPPERに決まってるだろうに…
早くｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ続きｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ書いてｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
197 ：
雄かもしれない
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 00:29:10.65 ID:Kzlwcheh0
『……この文書にこのような私情を書くのは些か場違いではあるが、』
『私はいつか謝りたい。ずっと、こんな場所に閉じ込めていて申し訳ないと。』ｶﾀｶﾀ…ﾀｰﾝｯ!
マスター「ふぅ……」
マスター（……どーしよっかなぁ。発表用の文書だし）
マスター（削るかな。やっぱり……でも……）
ｸﾛｰﾝ 「……ちゃ……ん……」
マスター「……？」
ｸﾛｰﾝ 「……かーちゃん、たすけて、くるしぃ、よ」
198 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/18(水) 00:31:08.40 ID:JZiMPi8po
固定じゃないから半値だな
てか10レス前ぐらいの奴らケータイから無理してっうぇとか打ってんなよ冷めるから
199 ：
雄メイドｗｗっうぇｗｗｗそろそろ名前欄自重するｗｗｗ
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 00:34:05.82 ID:Kzlwcheh0
マスター「……っ！」ｶﾞﾀﾝｯ!
マスター「お、おい、どうした！？ 体調悪いのか！？」
ｸﾛｰﾝ 「ぜぇ……ぜぇ……」ﾌﾗ…ﾊﾞﾀﾝｯ
マスター「しっかりしろよ、おいっ！ さっきまで元気だったじゃねーか！ どうして、どうしてこんなことに……っ！」
ｸﾛｰﾝ 「かーちゃん……」ｾﾞｪ…ｾﾞｪ…
マスター「どうした？ どこが苦しいんだ！？ なぁ、教えてくれよ……なぁ……！」
ｸﾛｰﾝ 「…………かーちゃん、だいす……き……だよ……」
ｸﾛｰﾝ 「……。……－－」
マスター「お、おい……嘘、だろ……？」
マスター「……嘘って、言ってくれよぉ」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ…
200 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 00:39:28.18 ID:Kzlwcheh0
…
……
『あれから、分身を解剖して得たデータを送ります。』
『恐らく参考になるとは思いますが、使うかどうかの判断はそちらにお任せ致します。』
マスター「……」
マスター「……結局、謝れなかったなぁ」
マスター「バカみたい。研究の為に、自己満足の為に殺したようなもんじゃんか」
マスター（アイツのことだ。自分が何の為に生まれたのか、察しはついてたと思う）
マスター「……それなのに、バカだよなぁ」
マスター「こんなバカのせいであんなことになったのに……くそ……っ」
201 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 00:45:08.55 ID:Kzlwcheh0
マスター「……これから、どうっすかなぁ」ﾌﾗﾌﾗ…
マスター（今回の『研究』で問題点はいくつも見つかった）
マスター（もう一度試したら、今度は長く生き続くクローンが完成するだろう……けど）
マスター「もしも、また自分の子供死なせるようなことしたら……うはは、マジキチってレベルじゃないって……」
「『ますたぁ』『ますたぁ』」ｶﾞﾀｺﾞﾄ…
マスター「……んん？」
202 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/18(水) 00:45:52.99 ID:iKnshbsIO
+ +
∧＿∧ +
（0ﾟ・∀・） ﾜｸﾜｸﾃｶﾃｶ
（0ﾟ∪ ∪ +
と＿_）__） +
203 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 00:47:53.10 ID:Kzlwcheh0
オモチャ「『ますたー』『ますたー』」
マスター「なんだ、あいつの作ったロボットか……」
マスター「お前は良いよな。ヒトより強くて、」
マスター「壊れることがあっても、死ぬことはない」
オモチャ「『ますたー』『ますたー』」
マスター「……っ」…ｷﾞﾘｯ
マスター「だから、私はお前らが大嫌いなんだよ……」
204 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 00:52:45.76 ID:Kzlwcheh0
マスター「おい、聞けよ機械」ｶﾞｼｯ
マスター「私はなぁ、機械が憎いからこそ工学系の道へ進んだ」
マスター「いかれちまった機械を支配する術を知る為にアンタらのことを学んだ。あぁ、そうさ。気が狂うくらいになっ！」…ｸﾞｸﾞｸﾞｯ
オモチャ「『ますたー』『ますたー』」ｶﾞｼｬｶﾞｼｬ
マスター「アンタらが居なけりゃ、母ちゃんも親父も死ななかった。……私だって、ちゃんと子を産める身体のままでいられたのにっ」……ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
オモチャ「『ますたー』『ますたぁ』」ｶﾞｼｬｶﾞｼｬ
マスター「壊してやるよ。今からぶっ壊してやる。アンタが痛みも悲しみも知らなくたって、それでも、私は……」
205 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 00:56:47.53 ID:Kzlwcheh0
オモチャ「『ますたぁ』……『ますたぁ』『が』『おこってる』」ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…
マスター「……」
オモチャ「『ごめんなさい』」
マスター「……」
オモチャ「ﾋﾟｰ……『ますたぁ』『ますた』」ｶﾞｼｬｶﾞｻ
マスター「……。……やっぱり、やめた」…ﾊﾟｯ
オモチャ「『ますたぁ』『ますたー』『ますた』」
マスター「…………クローンも諦めたよ」
マスター「完成させてやる。アンタのこと。……あの子が、残してくれたんだもんね」…ﾍﾗｯ
206 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 01:03:39.92 ID:Kzlwcheh0
…
……
………
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「ますたぁ！ 朝ですよ！ 起きてくださーい！」
マスター「……うぅ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「朝、で、す、よっ！」ﾕｻﾕｻ
マスター「こんな部屋に朝も昼も夜もねーっつの！」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「もぅ……朝のチューしてあげませんよ！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ!
マスター「……」ﾑｸﾘ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「あ！ やっと起きｔ……」
マスター「……」頬っぺたにちゅー
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「ぁぅ……///」
マスター「はい、終わりー。ちょっと二日酔い酷いわ。二度寝する」ﾊﾞｻｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「えぇー……」
207 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 01:12:18.42 ID:Kzlwcheh0
マスター「だから二日酔いなんだってば。頭も痛いし、主に腹の真ん中がずきずきする……っうぇ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「自業自得だよぅ。……大体、お酒の密造は犯罪でしょう？」
マスター「法律なんてとっくの昔に過去の遺物になってんの！」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「だ、だけど、もう朝の時間だし……」ｵﾛｵﾛ…
マスター「また起こそうとしたら、お目覚めのキスをエロス満点なディープキスにしちゃるわ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……わ、わかったよぉ」
マスター「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ……ｗｗｗｗｗｗｗｗ…………ｚｚｚ……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「あぁ、今日もまた寝ちゃった……」ｼｮﾝﾎﾞﾘ…
208 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 01:19:16.58 ID:Kzlwcheh0
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（まぁ、いつものことだしね……）…ﾄﾎﾞｵﾎﾞ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（マスターのお仲間さんたちに塔建設についての電子手紙送っておこう……）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「うわぁ、ますたぁのエロ画像フォルダまた増えてるよ……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（しかも中身はロリ物かショタものか、おねショタおねロリエロ画像なんだもん）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「過去の電波を捕まえて歴史を手繰るって大義名分はどこ行ったんだろう……元々これが目当てなのかなぁ……」ｶﾁｬｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「う、うわぁ……えっちなことしてる……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……」…ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……っは！？ 僕は何をしてたんだ！？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（ある意味高性能すぎるんだよ、僕。……ある意味、ね）ｼｮﾎﾞﾎﾞｰﾝ…
209 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 01:27:24.58 ID:Kzlwcheh0
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……あれ？ なんだろ、このファイル」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「…………」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「ま、またえっちなヤツだったらますたぁのこと叱ってあげるんだからぁっ！」ｶﾁｯ!
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……あれ？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「なんだ……テキストか……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（だ、だけど……）ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（これが自作のおねショタ小説だったとしたら……）ﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞｯﾄﾞ…ｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「僕の貞操の危機だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！」ﾎﾟﾁｯ!
210 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 01:30:21.20 ID:Kzlwcheh0
『……そして、私の分身がこの世を救おうと決意する時、創作意欲に目覚めて機械を作り始めた時。それが合図なのだろう。』
『……この文書にこのような私情を書くのは些か場違いではあるが、』
『私はいつか謝りたい。ずっと、こんな場所に閉じ込めていて申し訳ないと。』
『あれから、分身を解剖して得たデータを送ります。』
『恐らく参考になるとは思いますが、使うかどうかの判断はそちらにお任せ致します。』
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「なに……これ……？」…ｿﾞﾜｯ
211 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 01:35:42.17 ID:Kzlwcheh0
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（ますたぁは、僕を作る前に『くろーん』をつくったの？）ﾋﾟｰｶﾞｼｬｶﾞｼｬ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（僕のおねーちゃんになるはずの子は……死んじゃったの……？）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（とにかく、この情報をすべて僕の中にうつしこまなきゃ）ｶﾁ…ｶｼｬｶｼｬ…ｷｭｨｨｨﾝ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……ますたぁ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「どうして……どうして、このことを僕に教えてくれなかったの……？」…ﾎﾟﾛｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「どう、して……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……なんで僕はないてるの？」ｸﾞｼｸﾞｼ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「わかんないや。なんにも、わかんないよぅ……」
212 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 01:44:40.72 ID:Kzlwcheh0
マスター「うぅ……お水ちょーだい……本格的にやばいかも……」ﾌﾗﾌﾗｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「！？」ﾋﾞｸﾝｯ!
マスター「んぇ？ なにやってんの？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「あー……えっと、その……塔についての確認電子手紙を……」ﾜﾀﾜﾀ…
マスター「あんがとね、任せちゃって」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「うぅん。だ、だいじょうぶ！」
マスター「あいつらに対して文章書くの疲れるんだわー……まぁ、言いだしっぺは私だけどさぁ……」ﾌﾗｰﾘ ﾌﾗｰﾘ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「ふらふらしてるけど、へいき？」
マスター「……平気じゃない。頭ぐらぐら揺すぶられてるみたい」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「あんなに飲むからですよぅ……」
マスター「ありがと。……だけど、ごめんね」ﾆｺｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「え……っ？ ど、どうしたんですかますたー……（……まさか、あれを見たのがばれたのかなぁ）」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
マスター「宣言しとく。ここでゲロ吐く。掃除は後でする」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「うぇぇぇぇぇ！？」
マスター「おげろげろげろｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
213 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 01:48:31.67 ID:Kzlwcheh0
マスター「っうぇぷ……。……あーすっきりｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……」…ﾎﾟｶｰﾝ
マスター「ちょっと二度寝再開するわーｗｗｗｗｗｗｗｗ起きたら自分で掃除しとくからしなくってもいーよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「え……っ。ちょ、ちょっと……！」
マスター「おやすみぃｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾌﾗﾌﾗ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……なんて人だ」
214 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 01:52:03.28 ID:Kzlwcheh0
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「そのままにしてられるわけないじゃないですかぁ……」ｺﾞｼｺﾞｼ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……はぁ、やっと終わった」ｸﾞｯﾀﾘ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（だけど、なぜかますたぁを恨む気が起きない）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（ますたぁのこと、好きだからかなぁ）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（……それとも、あんなこと知ったばっかりだからかなぁ）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「まぁ、いっか。電子手紙も送信済みだし、ついでに部屋の中の掃除もぜんぶ終わらせておこう……）ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……まったく、世話がやけるなぁ」ｸｽｸｽ
215 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 01:56:49.10 ID:Kzlwcheh0
…
……
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「さて、だいたい終わりかなぁ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……ますたぁ、全然起きる気配ないや」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「もうちょっと、お掃除してみようかなぁ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「大掃除とかしたことないし、だいたい『おーみそか』なんてしたこともないし……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「隅から隅まで、おそーじしなくても良いって言われてるお部屋もおそうじするぞ！ おーっ！」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（えへへー……ますたーが起きたら、褒めてくれるかなぁ……）ﾆｺﾆｺ
216 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 02:01:25.74 ID:Kzlwcheh0
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「ここのお部屋……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「ますたぁが『入らなくても良い』って、いってた」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……だけど、『入るな』とは言われてないし」…ｺﾞｸｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（そもそも、ずーっと気になってた部屋だし……）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「は、入らせていただきます……」…ｷｨ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「わぁ……まっくらだー」ｷｮﾄﾝ
217 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 02:09:19.70 ID:Kzlwcheh0
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（だけど、暗視モードに切り替えたら……）ｷﾘｷﾘｷﾘｷﾘ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（やったぁ！ よく見え……――！？）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「なに、あれ……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（人間の、ホルマリン漬け……っ）…ｿﾞｸｯ
マスター「あぁ、見ちゃったの？」
218 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 02:12:58.67 ID:Kzlwcheh0
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「ま、ますた……」
マスター「……。……キメェって、思った？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「あの子はまさか……」
マスター「読んじゃった？ 別に良いけどね。だからあの機材も自由に触らせてたし」ﾃｸﾃｸ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「うぅ……ぐす……っ」
マスター「どーして泣くの？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「だって、だって……ちょっと文章に目を通しただけだけど……けど……っ！」
マスター「……」
マスター「……ごめんね。こんな奴と一緒に過ごすなんて、嫌だよね。怖いよね。気持ち悪いよね」ｿ…ｯ ……ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
219 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 02:18:40.94 ID:Kzlwcheh0
マスター「もし、嫌なら遠慮しなくても良い」
マスター「外の世界へ行っても良いんだよ？ あそこは、機械にとっては楽園だから」
マスター「……なんなら、私の心臓取り出しても良い。あの世界では、ソレが通貨なんでしょう？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「――……ぜったい、いやだよ！！」ｷﾞｭｰｯ
マスター「をぅ！？」ﾄﾞｯｷｭﾝ!
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「そんなこと……ない、もん……」…ｸﾞｽｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……僕は、ますたぁと一緒に居られれば良いだけだもん」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…
マスター「……。……ありがとう」…ｷﾞｭｯ
マスター「大好き」
マスター（アンタも、あの子も）
220 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 02:22:22.39 ID:Kzlwcheh0
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「それより……その、えぇと……あの画像フォルダの方を隠したほうが……///」
マスター「えー。良いじゃん、そのくらい」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「だ、だけど……。もしかして、ますたぁ……僕のこと……」
マスター「ん？ 好きだよ？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「うぅ……」
マスター「嫌だった？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「い、嫌じゃないけど……やっぱりおかしいよぅ……」
マスター「やだなぁ、」
マスター「……私がおかしな人間なこと、ようやく気付いたの？」ﾆﾏﾆﾏ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……うぅ」
221 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 02:27:32.92 ID:Kzlwcheh0
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……」…ﾁﾗｯ
ｸﾛｰﾝ 「……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……ねぇ、ますたぁ」
マスター「なぁに？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「あの子、ずーっとあのままなの？」
マスター「……うん」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「どうして？ こんなの、かわいそうですよ。……ずーっとあんな狭い場所で」
マスター「でも、」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「人は人を埋葬するんでしょう？ こんなの……埋葬と言えるんですか……？」
222 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 02:34:36.85 ID:Kzlwcheh0
マスター「うぅん……多分、言えないなぁ。これは観賞用に保存かな？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……ひどいです」…ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
マスター「酷いかな？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「僕ら機械は土に還ることはできない。僕ら機械は草木になることも許されない」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「でも、この子は……この人は、人間なんでしょ……？」ｸﾞｽ…ｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「人間なら、生きていたものなら……地球に還られるのに……」…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
マスター「……」
マスター「……アンタが言うなら、仕方ないか」ﾎﾞｿ…
223 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 02:38:20.23 ID:Kzlwcheh0
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「え……？」
マスター「だけどね、」
マスター「生前と同じ姿のまま、自分の近くに留まって欲しい……このまま眠っていて欲しい……それも、人間の感情なんだよ？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……。……わからないよ。ごめんなさい。僕、機械だから……」
マスター「そっか」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「ごめっ、ごめんなさい……っ、ますたぁのこと、分かってあげられなくって……ごめんなさい……っ」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ…
マスター「埋めに行こっか、この子」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「…………良いんですか？」
マスター「良くはないけど、良いの」
マスター「……さて、君にとって初めてのお出かけだよ？」
224 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/18(水) 02:43:12.59 ID:S46sywMSO
>>1
頑張れ
眠気に負けるんじゃないぞ
225 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 02:44:03.84 ID:Kzlwcheh0
…
……
ざくっ、ざくっ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「穴はこれくらいの深さで良い？」
マスター「上出来。偉い、偉い」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……えへへ」
マスター「……」
ｸﾛｰﾝ 「……」
マスター「……これで、こいつと会うのも最後か」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「ますたぁ……」
マスター「良いよ。……どーせ、保存してても形あるものはいつか朽ちるんだからさ」
マスター「……。……ばいばい。ごめんね、ありがとう、だいすき、ごめんね、ごめんねごめんねごめんね……」
226 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 02:52:47.56 ID:Kzlwcheh0
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「ここは、平和の塔のふもとだから」ﾎﾟﾂﾘ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……これが完成したら、いつでも会えるよ。見下ろせば、この子がいる。違いますか？」
マスター「……っ」…ｸﾞｽｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「わ、わわっ。ぼ、僕、もしかして見当外れなことを……！？」ｵﾛｵﾛ…
マスター「いやいや、ショタの割には上出来っ！」ｸﾞｽ……ﾆｺｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「しょ、しょたじゃないもん！」ﾌﾟｸｩ
マスター「そうだよね。あれが完成して、あれの脳となれば……いつでもこの子を見ていられる」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「そうですよ！ きっと、そうなんですよ……」
マスター「……君は、やさしいな」ﾎﾟﾝ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「そうでも……ないですよぅ……///」
227 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 02:55:07.21 ID:Kzlwcheh0
マスター（だけど、私の映し身。……もしかしたら、私は君の後を追うことになるかも知れない。私の脳が耐え切れるかなんて、確証はないしね）
マスター（……その時は、ごめんね。図々しいだろうけど……君のところに行かせてもらうから）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「もう帰りましょ？ ここの空気は、人の身体には良くないみたいだし……」
マスター「うん。……そだね」
マスター（また会おうね）
マスター（……君が遺してくれたロボットは、こんなに優しく育ってくれたよ）
228 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 03:01:42.81 ID:Kzlwcheh0
…
………
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「また同志が犠牲になったね」
協力者「どいつもこいつも、あの機械たちのせいなんだ……俺からも、妻子を奪いやがって……くそっ！」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「僕はあいつらとは違うけど、機械を代表して謝っておくよ。『ごめんなさい』」
協力者「……流石、金属の塊だ。なんの感情もこもっちゃいねぇや」ﾁ…ｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「まぁね。でも、君らとの利害は一致している。……そうでしょう？」
協力者「俺だって……こんなヤツに従わなくても済むなら……っ」ｷﾞﾘ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「嫌ならここから立ち去っても良いんだよ。別に強制はしてないし」
協力者「……ゲスだな、てめぇ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「褒め言葉として取っておくよ」
229 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/18(水) 03:04:57.40 ID:brvyEiOLo
えっ
230 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 03:07:31.35 ID:Kzlwcheh0
協力者「……もう良いっ。てめぇは優秀だが、虫が好かん」…ｽﾀｽﾀ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「ふぅん。そういうのは、どーでもいいんだけどさ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……死んじゃった人、またあそこに埋めてきてね」
協力者「どういうつもりなんだ、てめぇは」…ｷﾞﾛｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「どういうこと？ なにか恨まれるようなこと、したかなぁ」
協力者「……あそこに犠牲者を埋めさせるのも、どうせここから見下ろしたいからだろう！？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……。……そうかもね。僕自身よくわからないよ」
協力者「悪魔よりたちが悪いな、てめぇは」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「ま、言われた通りのことくらいしといた方が良いよ。ここから出たら君も街の奴隷に仲間入りだろうし」…ｽﾀｽﾀ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（マスター。見てくださいよ。これ全部、貴方の考えに賛同した人たちなんですよ？）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（死ぬまで貴方に……貴方が死んでも……）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（――土に還れない僕は、永遠にあそこに入る資格はありませんがね）
231 ：
このスレ>>176から始まった回想おわり
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 03:15:25.49 ID:Kzlwcheh0
―
――
―――
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「犠牲者の人たちと……そして……僕のますたぁが……」
ロボ娘 「……もう、良いよ。辛気臭い話はもう懲り懲りｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……っ！」
ロボ娘 「どうせ、あの場所にどんな謂れがあろうが……アンタが博士を狙ってることに変わりはない」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「じゃあ、何故訊いたんだい！？」
ロボ娘 「……アンタの思いつめた顔見てりゃ、どれだけ重たい事実があの『村』にあるかは察しがつくってのｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘 「だけど、同情はしない。私は私が守りたいものを守る。……どーせ、アンタもそうなんでしょ？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……まぁね」…ｸｽｯ
女博士 「ロ、ロボちゃん。あんまり挑発したら……」…ﾎﾞｿｯ
ロボ娘 「安心しろってｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾎﾞｿﾎﾞｿ
ロボ娘 「……アンタとニート生活続ける為なら、私ぁなんだってするつもりだから」
232 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 03:21:48.87 ID:Kzlwcheh0
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「それじゃ、今から行うことは全てお互い壊れる覚悟の上だと認識させてもらうよ」…ｷｭｫｫｫｫｫ
ロボ娘（なんだこの気迫はｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗぶっちゃけちゃうと、やっぱこえぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘「なぁ、博士」
女博士「な、なに？」ﾋﾞｸﾋﾞｸ…
ロボ娘「……私って、飛翔能力とかないよね？」
女博士「えぇと……ごめんなさい」
ロボ娘「良いってｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ謝らなくってもｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘「……だけど、忠告させてくれよ？」
ロボ娘「私にしっかり掴まってろ。何があっても離すな……おｋ？」
女博士「お、おーけー……」…ｷﾞｭｰｯ
233 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 03:25:22.78 ID:Kzlwcheh0
ロボ娘「……」ｼｭｲｨﾝ…ｼﾞｬｷｯ!
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「ふふふ……面倒くさがりの君が、ようやく戦う気になったようだね。……嬉しいよ」ｽ…ｯ
ロボ娘「えへへー、ごめんねぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……え？」
ロボ娘「面倒くさがりは、一生治らねぇぇぇぇええぇぇぇんだよっ！」ﾀﾞｯ …ｶﾞﾁｬﾝｯ!
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（どういうつもりだ……こいつ、窓を割って……）
ロボ娘「ぅおりゃあああああああああああああああああああああああ！」…ﾋﾟｮﾝｯ!
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「！？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（まさか！ 飛ぶ能力もなさそうなのに身投げ！？ まさか、バグを起こして無理心中か！？）ﾊﾞｯ!
234 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 03:31:39.05 ID:Kzlwcheh0
――びゅおおおおおおおおっ！
女博士「……っ！！」
ロボ娘（ゎっ、ぅ、ぅわ……もう地面が近いっ！）
女博士「ろぼちゃん……っ！」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ…ｷﾞｭｰｯ!
ロボ娘（ありゃりゃｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗこんなに密着しちゃってｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗここは天国かｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘（まぁ、本当に天国に行くわけにゃいかんな。私ら機械がそこへ行けるとは思えんし、そもそもそんなの存在しないだろうし）
ロボ娘「目ぇ閉じとけ！ 絶対離れるなっ！！」
女博士「……っ、……っ！」ｺｸｺｸｯ!
ロボ娘（一発で壊れるかも知れない。これは賭けだ）
ロボ娘（……それなのに、どうしてだろーな。こうやって風を切るのが、最高に気持ちいいんだ）
――……ずどんっ！
【確か第四章・完】
235 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 03:32:51.69 ID:Kzlwcheh0
さて、そろそろ酒も切れたしおねんね致します。
こっちはまったりペースだから、だらんだらんとできて良いですね。
んじゃ、ﾈﾙﾎﾟ
236 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/18(水) 04:15:25.19 ID:brvyEiOLo
∧＿∧＿∧
＿＿_（・∀・≡；・∀・） ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
＼＿／（つ/と ) ＿
／￣￣￣￣￣￣￣／|
| ￣ ￣￣￣￣￣￣:| :|
| .|／
＿∧＿∧＿∧＿
☆ ﾊﾟﾘﾝ 〃 ∧＿∧ |
ヽ ＿, ＿＼（・∀・ ） ＜ マ
＼乂／⊂ ⊂ ) ＿ |＿ ＿ ＿ ＿＿
／￣￣￣￣￣￣￣／| . ∨ ∨ ∨
| ￣ ￣￣￣￣￣￣:| :|
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＿ _＿_
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＜⌒／ヽ-、_ ＿
＜_/＿＿＿＿ノ
237 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
：2011/05/18(水) 05:40:31.69 ID:Wc+pHeq3o
（ ＼/ /＿∧ ＜./| ／| ／＼＿__
ヽ/ /Д｀/⌒ヽ / .| ／ / ／ //
/ /＼／ ,ﾍ i ￣ > ＼_/ ／＿＿＿_//
し' ＼_／ i ／＞ ￣￣￣￣
i⌒ヽ ./ ￣＞＿＿ .|| |::
/⌒ヽ i i ＼（ .|／ / ／＼ .|| |::
i | /ヽ ヽ ∠＿_／ ￣ .|| |::
ヽ ヽ| |､ ＼＿ﾉ ＞ <＞ || |::
＼| ） ￣ ./Ｖ ＿__ ..|| |::
＿＿＿＿ .ﾉ ./⌒)∧ / ..._＿＿＿[__||__]＿＿＿||＿__
／ し'.ヽ （ .∨ /＼＿＿＿＿＿＿＿＿|__|
／／ し' / /＼ ￣:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
238 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/18(水) 05:57:17.56 ID:vCdpOH1D0
一回の投下多いなぁもう少し少なくしてもいいと思うよ？
乙
239 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/18(水) 06:34:08.61 ID:o6V6DQrH0
支援
乙です。
240 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)
[sage]：2011/05/18(水) 06:35:18.38 ID:6IhfqdEAO
447 : 2011/05/15(日) 04:28:16.72 ID:TiD2vpo90
＞ｼｮﾀﾛﾎﾞ（僕のマスターを元に創り出した存在なのに、どうしてこんなに低俗な思考に仕上がったんだろう？）
お前のマスターも十分低俗だろｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
241 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]：2011/05/18(水) 12:10:55.43 ID:C3DOBIK30
恋は盲目的な
242 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/18(水) 17:57:21.90 ID:JZiMPi8po
書き手ﾏﾀﾞー？(･∀･ )っ／凵 ⌒☆ﾁﾝﾁﾝ
243 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟県)
[sage]：2011/05/18(水) 18:16:08.35 ID:6yy9CRMjo
_,,..,,,,_ ))
((./ ・ω・ヽ ﾓｼｬ
)) l , ', ´l ﾓｼｬ
､､､､､､､`'ｰ---‐´ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
244 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 19:30:05.62 ID:Kzlwcheh0
【この話のあらすじ】
白衣のロリ顔熟女に忍び寄る魔の手！
助けに来るほうもある意味魔の手！
ロリとショタと機械萌えに塗り固められた謎空間！
シリアスかギャグか書き手本人にもわからない！！
自分で書いたスレタイなのに、たまに『女博士「……失禁した」』に見えちゃうよ！
んでは、長らくお待たせしました。
ぼちぼち始めます。書き溜めはありません。当然のごとくに。
245 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/18(水) 19:34:23.26 ID:q8W9rWFfo
これを書き終えたらそれを書くんですねわかります
246 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/05/18(水) 19:46:03.68 ID:C3DOBIK30
番外編：女博士｢……失禁した｣も楽しみにしてるぞ
247 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/18(水) 19:49:50.03 ID:JZiMPi8po
イヤッホオオウ!!!
248 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/18(水) 19:52:32.87 ID:2JSSdRWIO
>>246
おれは、女博士「……失恋した」がみたいな
249 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 19:58:20.72 ID:Kzlwcheh0
【第五章はじまりっすｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ】
…
……
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……マスター、ごめんなさい」
マスター「……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「貴方にあのクローンを埋めて来いと強要したのは僕なのに」
マスター「……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「――……貴方が死んでから、ようやく貴方がああした意味が分かったような気がします」
マスター「『ますたぁ』、どうですか。ホルマリンに浸かりながら見る世界は」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「
250 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]：2011/05/18(水) 20:00:31.37 ID:S6Wx8BuHo
マスター喋ったｗｗｗｗｗｗ
251 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(栃木県)
：2011/05/18(水) 20:02:06.75 ID:brvyEiOLo
何これこわい
252 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/18(水) 20:05:38.17 ID:uQm7lzST0
どゆことなの…？
253 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 20:05:52.83 ID:Kzlwcheh0
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……彼女と、あのポンコツに貴方が見られなくてよかった」
マスター「……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「…………別に、非難される覚悟くらいあるけどさ」
マスター「……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「行ってくるよ、マスター」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ （――貴方の遺志を遂げる為に。貴方が生きていた証を世に知らしめるために）…ﾀﾀｯ
254 ：
>>1
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 20:06:49.07 ID:Kzlwcheh0
>>249
ごめん、もう酔ってる訂正。
【第五章はじまりっすｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ】
…
……
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……マスター、ごめんなさい」
マスター「……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「貴方にあのクローンを埋めて来いと強要したのは僕なのに」
マスター「……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「――……貴方が死んでから、ようやく貴方がああした意味が分かったような気がします」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「『ますたぁ』、どうですか。ホルマリンに浸かりながら見る世界は」
マスター「 」
255 ：
入力ミスって恥ずかしいよね///
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 20:10:36.27 ID:Kzlwcheh0
………
……
…
――……どすんっ！
ロボ娘「……つっ！？」
女博士「ロ、ロボちゃん大丈夫！？」
ロボ娘「へ、へーき……だっつの……ｗｗｗｗｗｗｗｗ」…ｽﾞｷｽﾞｷ
女博士「だけど……脚が……っ！」
ロボ娘「博士、けがは？」
女博士「……ない、けど」
ロボ娘「へへ……ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘「それなら、私は平気なんだよ」
256 ：
……ガチに失敗した＞＜///
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 20:21:41.89 ID:Kzlwcheh0
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……」
ﾋﾞｭｵｵｵｵｵ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「あのポンコツ、本当におかしいんじゃないかな……」…ﾎﾞｿｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「無茶すぎる。それに、あの脚……今にもつぶれそうじゃないか」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「あんな無謀なことを躊躇わずにするなんて……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ （まるで、『ますたー』ｎ……）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……」ﾌﾙﾌﾙ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……あのポンコツは、マスターなんかじゃない」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「あのクローンもだ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「僕のマスターは……たった一人しか居ない」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……だけど」
257 ：
失敗した>>1///
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 20:28:19.46 ID:Kzlwcheh0
ロボ娘「さて、アイツが追ってくる前に……」ｷﾞｼｯ
女博士「ロボちゃん、やめてっ！」
ロボ娘「うるさ……ロリは……私に頼っていりゃ良いんｄ……」ｷﾞｼ…ｷﾞｼ…ｯ
女博士「止まりなさいっ！！ ……『命令』だよっ」
ロボ娘「何が命令だ。私は……」ｷﾞｼｷﾞｼ…ﾋﾟﾀ…ｯ
ロボ娘（あ、あれ……？ 体が……動かん……どう、して……）…ﾊﾟﾀﾘ
女博士「ごめんね、ロボちゃん」
258 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 20:48:23.26 ID:Kzlwcheh0
ロボ娘（……なに、したんだ、アンタ）…ｼﾞﾛｯ
女博士「ごめんね。音声反応のロック、一応だけどつけてたんだ」…ﾍﾗｯ
女博士「…………家族を命令で縛るようなこと、したくなかったんだけどなぁ」
ロボ娘（ごめすｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ意味不ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ口もうごかねぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ……いや、笑いごとじゃねぇや）
ロボ娘（あのキチショタが追ってくるっていうのに……っ）ｷﾞｼ…ｯ
女博士「ごめんね、ごめんね。『めいれ……。……お願いだから、じっとしてて？」
259 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 20:52:56.24 ID:Kzlwcheh0
ロボ娘「……」ｷﾞｼ…。…
ロボ娘（……くそっ）
女博士「工具はないけど……大丈夫、安心して。応急処置くらいならできるから」
女博士「……貴方に、壊れて欲しくないから」…ｸﾞｽｯ
ロボ娘「……」
ロボ娘（泣くなよ、くそっ。……怒る気力も失せるっつの）
260 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 20:58:07.12 ID:Kzlwcheh0
女博士「……」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ…ｷﾞｼｯ
女博士「……」ｷﾞﾁｯ、ｷﾞﾁ…ｯ
女博士「……。……『命令解除』」
ロボ娘「……っは」ｶﾞｼｬｯ
ロボ娘「ふぅ、よーやく動けた……」…ﾎｯ
女博士「あ、あの……その……ご、ごめんね？」ｵﾄﾞｵﾄﾞ…
ロボ娘「……良いよ、さっきより脚の調子は良いしさ」ｷﾞｼｷﾞｼｷﾞｼ
女博士「わ、わわっ！ ダメだよぅ、無駄に動かしたら！」
ロボ娘「っうぇ？」
女博士「……ごめんなさい。これは、所詮応急処置だから」ｳﾙｳﾙ…
261 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 21:12:07.43 ID:Kzlwcheh0
ロボ娘「泣くなって……なぁ？（髪の毛ｻﾗｻﾗ!ｻﾗｯｻﾗ!!）」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ ﾆﾔﾆﾔ!
女博士「だ、だけど……ロボちゃんは助けに来てくれたのに……私、なんにもできなくって……」…ﾎﾟﾛｯ
ロボ娘「『命令』、泣くな」ｷﾘｯ
女博士「ふぇ……？」
ロボ娘「私はアンタの命令聞いたんだ。次はアンタが聞く番っ。……あんがと、だいぶ楽になったよ」
女博士「ろぼちゃん……」ｸﾞｽ…ｯ
ロボ娘「だーかーらー、泣くなって！ ほら、行くぞ！ ……時期に、奴が追ってくる」
262 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海・関東)
[sage]：2011/05/18(水) 21:20:49.90 ID:KNMnJSqAO
wkwk
263 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 21:26:43.33 ID:Kzlwcheh0
…
……
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（……長い間使ってない機能だけど、いけるかな）…。…ｼｭｲﾝｯ!
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（金属の翼。……あはは、今見ると不格好だよね）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（今の今まで、なんの役にも立てなかったけど……マスター。今日ようやくこれを使う時が来ましたよ）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……」ﾌﾜ…ｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「…………待っててね、ますたぁ」…ﾎﾟﾂﾘ
264 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 21:28:00.14 ID:Kzlwcheh0
いったん休止
書き溜めていろいろまとめてくる。
しかし、入力ミスは恥ずかしいものだ……ｗｗｗｗｗｗ……っうぇ……ｷｪｪｪｪｪｲ!ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
265 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]：2011/05/18(水) 21:29:29.31 ID:S6Wx8BuHo
>>264
マスター「『ますたぁ』、どうですか打ち間違う気分は」
266 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 21:40:07.88 ID:Kzlwcheh0
>>265
酸っぱくしょっぱく、それでいてほろ苦ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
今後雰囲気ぶち壊すようなことがないように善処しマウス
267 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)
[sage]：2011/05/18(水) 21:47:25.28 ID:6IhfqdEAO
女博士「うはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗおｋｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
とかそのうちなると予想
268 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/18(水) 21:50:03.40 ID:vCdpOH1D0
別に毎日こなくてもいいのよ？
269 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/18(水) 21:59:24.83 ID:fxfjXXaIO
おっぱい？
270 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/18(水) 22:01:29.98 ID:d9aUkGTNo
おっぱい！
271 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/18(水) 22:16:28.49 ID:aufOwy4IO
おもしろいよー
272 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)
：2011/05/18(水) 22:18:00.58 ID:h2wZiSK30
ただいまんこ
残業つかりた早くしろ
273 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/18(水) 22:24:00.22 ID:uQm7lzST0
とりあえず飲み過ぎには気を付けてね！
274 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 22:35:22.96 ID:Kzlwcheh0
十一時半再開予定
>>268
どうせ暇ニートだしね
あと、今度の土日はちょっとここに来れるか分からん。それまでに進められるだけ進めとくわ
275 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]：2011/05/18(水) 22:37:10.23 ID:S6Wx8BuHo
そんなに続くんかい
276 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)
：2011/05/18(水) 22:56:11.58 ID:h2wZiSK30
1のケツマンコ犯したい
277 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)
：2011/05/18(水) 23:06:57.15 ID:srWChCGfo
マスター「『ますたぁ』、どうですか。ホルマリンに浸かりながら見る世界は」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「ｼｬﾍﾞｯﾀｱｱｱｱｱｱｱｱｱ」
278 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 23:23:23.90 ID:Kzlwcheh0
>>275
明後日あたりにはケリつけるつもり。
んだが、レスのお残しもなにやら勿体ないし……できたら、同じ世界観のアナザー短編話でも書くかなーっと。
そろそろ生ぬるく再起。
279 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 23:32:16.57 ID:Kzlwcheh0
ロボ娘「イチャコラしてる場合じゃねぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾀﾞｯ!
女博士「い、いちゃこらなんかじゃないよぅ……」ｶｧｧ…
ロボ娘「ﾇﾊﾊｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ照れるな照れるなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾀｯﾀｯﾀｯ …ｷﾞｼｯ、ﾀﾀﾀｯ
女博士「それに、わ、私自分で走れるのに……おろしてよぉ……」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ
ロボ娘「冗談言うなしｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ抱いてった方がはえぇわｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「だけど、脚に余計な負荷が……！」
ロボ娘「もしかして照れてる？ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「ちが……っ！ 私はロボちゃんが心配ｄ……」
ロボ娘「違おうがなんだろうが知らんっ。知らんったら知らん！ 黙って掴まってろっての！！」
女博士「……。……ありがと」…ｷﾞｭｯ
ロボ娘（博士体温たけぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ柔らけぇｗｗｗｗｗｗｗｗマジ楽園ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘（…………こうやって、ずっといるにはここが正念場！）ｷﾘﾘｯ!
280 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 23:40:01.86 ID:Kzlwcheh0
ロボ娘「全部私に任せろってｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ私ﾃﾗ ｺｺﾛﾂﾞﾖｽｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾀﾀﾀ…ｶﾞﾘｶﾞﾘ…ﾀｯﾀｯﾀｯ…
ロボ娘「絶対に、絶対に、一緒にニートしてやるっ。だって、私は……」
女博士「……っ！」
女博士「ロボちゃん！ 上っ！」
ロボ娘「うぇ！？」
――…ずどどどどどどっ！
281 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/18(水) 23:52:49.99 ID:Kzlwcheh0
ロボ娘「――……っ！！」
女博士「ろ、ロボちゃん！？ 大丈夫！？ 当たってない！？」ｱﾜｱﾜ…
ロボ娘「……さ、さささ、さすがにビビるわ、マジで」
ロボ娘「つーか、なんで浮いてんの？ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「君が突然窓から飛び出るからさ」
女博士「……っ」ｷﾞｭｩｩ…
ロボ娘「安心しろって。こっちは博士と密着してんだ。武器をそこまで使いこなしてる風でもない。命中精度もそこまで高くない。……多分、威嚇のつもりだろーから」ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…
282 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/19(木) 00:01:05.26 ID:tt09E6n70
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「おやおや、その脚はどうしたんだい？ よく走ろうと思えるね？」
ロボ娘「白々しいな、クソショタ野郎……」ｷﾞﾛｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「もう君は十分頑張ったと思うよ、うん」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……だから、もう、諦めてよ」…ﾆｺｯ
ロボ娘「うっせ！ うっせ！ アンタが諦めろっつの！」ﾌﾟﾝｽｶ!
女博士「ロボちゃん、挑発したらだめだよ！」
ロボ娘「やなこった。私、アイツ嫌いだし」
女博士「うぅ……」
283 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/19(木) 00:07:06.59 ID:tt09E6n70
女博士「 」ｼﾞﾀﾊﾞﾀｯ …ﾋﾟｮﾝﾂ
ロボ娘「ちょ、おま……！」
女博士「だめだよっ！」ﾊﾞｯ
女博士「ロボちゃんに酷いことしたら許さないからっ」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……やめてよ、そんなこと」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（ますたぁの顔で、そんな怯えた顔……しないでよ）
ロボ娘「こ、こら！ あぶねーって！ アイツなに考えてるか分かんねぇ基地外ロボットなんだぞ！？」
女博士「……。……あの子は壊れてなんかないよ」
女博士「――……正常すぎるくらいに正常で、行き過ぎなくらいに自分のマスターを慕っていただけ」…ﾎﾟﾂﾘ
284 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/19(木) 00:17:37.48 ID:tt09E6n70
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「庇ってくれているつもりですか？ 嬉しいなぁ……そして、あまりにも愚鈍だ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「そこのポンコツ……そして、貴方との和解は到底無理。そのくらい、ただのクローンである貴方にも分かるでしょう？」
女博士「私だって、この世界に生まれてきてしまったの」
女博士「そうして色んなことを知ってしまった。悲しさもさみしさも喜びも。……貴方の悲願を遂げる為の道具には、もう戻れないの」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……回りくどい言い回しは止めてくださいよ。言いたいことがあったら、はっきり言えば良いのに」
女博士「……」
女博士「……私は貴方のマスターじゃないし、なろうと思ってもなれなかった。
今の私は、この塔となるよりもロボちゃんと一緒になるのを望んでいるの。……それだけ」…ｷｯ
285 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/19(木) 00:33:07.80 ID:tt09E6n70
ロボ娘「博士……」
女博士「撃ちたければ撃ったらどうなの？」ｶﾞｸｶﾞｸ
女博士「……もし標準がずれた時に、脳が四方八方に飛び散ってもいいならね」ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ …ﾆﾔｯ
ロボ娘「……は、かせ？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「正気なの？ さっきのさっきまで、醜いくらいに生に執着していた癖に、貴方は……」
女博士「だけど、あなたにできるかな？ 見たこともない私のお母さん……あなたにとって、最愛の人間と同じ顔をしている私を」
ロボ娘「博士っ」ｸﾞｲｯ!
女博士「……なぁに？」
ロボ娘「挑発すんなって言ったのはアンタだろ！？ どうしちまったんだよ！！」
286 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/19(木) 00:41:00.75 ID:tt09E6n70
女博士「……ロボちゃん」
……ちゅっ
ロボ娘（んなっ！？ ほ、ほほほほ、ほっぺにちゅーだと！？）ﾄﾞｯｷｭﾝ!
女博士「ありがとう。だいすき。……あなたを作って、よかった」ﾆﾍﾗ…ｯ
ロボ娘「な、なにを……」
女博士「……」ｽﾀｽﾀ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「どうしたんだい、急に。……もしかして、覚悟でも決まった？」ｽｰ… …ｽﾀｯ
ロボ娘「ま、待てって！ はか……せっ！？」…ｶﾞｸﾝｯ
ロボ娘（こんな時だってのに……今だけで良いから、言うことききやがれ、私の脚だろ！？）ｷﾞﾘ…ｯ
287 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/19(木) 00:48:38.05 ID:tt09E6n70
女博士「……あなたが自分のマスターを愛すのと同じように、」
女博士「私はロボちゃんを守りたい」
ロボ娘「おい……戻れって……バカロリ白衣……っ」ｷﾞｼｷﾞｼ…ｽﾞｯ､ｽﾞｯ…
女博士「あなたが欲しいのは私の脳。ただそれだけなんでしょ？」
女博士「今後一切、ロボちゃんに干渉しない。もしもロボちゃんがつっかかって来ても徹底して無視する。……それを守ってくれるなら、私、なにを差し出しても良いよ」ｶﾞｸｶﾞｸ…ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……っ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「ふふっ、ようやく聞き分けが良くなってくれましたね」…ﾆｺｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（マスターと瓜二つの顔で、情けない表情するんじゃない。そんな諦めきったこと言うなっ。言うな言うな言うな言うな言うな言うな言うな言うな言うな言うな言うな言うな……――）ｶﾞｶﾞｶﾞ…
288 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/19(木) 00:53:32.25 ID:UgRWDxDno
どうしたショタ
289 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/19(木) 00:57:33.24 ID:tt09E6n70
………
……
…
マスター「なぁ、アンタさ……どう思う？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「え？ なにがですか？」ｷｮﾄﾝ…
マスター「私は、人を[
ﾋﾟｰｰｰ
]かも知れないでしょ？」
マスター「機械を叩っ壊して、苦しむ人たちを救いたいだけなのに……きっと、無実の人間を巻き添えにする時が来ると思うんだ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「え、えと……でもでも……。……それでも、ますたぁはみんなを救いたいからやるんでしょ？」ｱｾｱｾ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「うーんと……革命に犠牲はつきものって、僕、どこかで読みました！」
マスター「……」…ｷﾞﾘｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「ますたぁ……？」
290 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/19(木) 01:00:32.09 ID:YslpdE4Go
心
か
291 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/19(木) 01:01:59.25 ID:tt09E6n70
>>289
[ﾋﾟｰｰｰ]＝殺める
で脳内変換よろぴこ
292 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/19(木) 01:02:53.87 ID:UgRWDxDno
脳内変換余裕でした
293 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/19(木) 01:05:56.28 ID:tt09E6n70
マスター「なんでも、ないって。……ほら、あっちでネットでもしてなさいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ……ｗｗｗｗ……。……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「ますた、もしかして……あのクローンのこと、まだ」
マスター「 」ｶﾞﾝｯ!
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「わわっ！？」
マスター「……」
マスター「……ごめん。お酒、もってきて」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「だ、だけど……最近呑み過ぎですよ。せっかくの脳が委縮でもしたら……」
マスター「いいから」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……。……はい」
294 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/19(木) 01:10:05.56 ID:tt09E6n70
マスター「……」ｸﾞｲｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「あの……の、のみすぎ……」
マスター「……」…ｺﾞｸｺﾞｸ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「うぅ……」ｼｮﾝﾎﾞﾘ…
マスター「……。……ごめん。八つ当たりみたいだよな、こんなの」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「そ、そんなことないです！ ……僕、わかってるつもりなのに。ひとの心、沢山お勉強したのに」…ｸﾞｽｯ
マスター「いいよ。アンタはよく頑張ってくれてるよ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「ほんと？」ｳﾙ…ｯ
マスター「……うん。ほんと、ほんと」ﾜｼｬﾜｼｬ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「なんだか撫で方がいつもより大ざっぱな気がするよぅ」
マスター「気のせい気のせい」ﾜｼﾜｼ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……うん」
295 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/19(木) 01:14:32.69 ID:tt09E6n70
ｼｮﾀﾛﾎﾞ （マスターに作られたって、僕は所詮機械でしかいられないんだ）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ （僕も人間に生まれていたら……）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ （……マスターのこと、もっと分かってあげられるのに）
マスター「辛気臭い顔すんなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗせっかくの酒がまずくなるｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
マスター「……ほら、顔あげな？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「ますた……」
マスター「私のが、辛気臭い顔してる件についてｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ……うわぁぁぁぁぁぁ……」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ…!
296 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/19(木) 01:19:37.27 ID:tt09E6n70
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「なかないで。なかないでよ、ますたぁ」ﾎﾟﾛ…ｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「ますたーは、なんにも悪くないよ？」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ （……悪い子なのは、僕なのに）…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「おねがい、そんな顔しないでよっ」ｸﾞｽｸﾞｽ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「いつもみたいに、笑ってよ……ますたぁ……」…ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
―
――
―――
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「笑ってよ、マスター……」ﾂｰ…ｯ
【第五章・完】
297 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/19(木) 01:20:47.58 ID:tt09E6n70
とりあえず、もっかい休止。
一気に書いたら読んでる方々もきっついだろーしｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗぶっちゃけ俺もきっついしｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
でもｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ文章ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗとまんねぇからｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ書き溜めｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗしてくるｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
298 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/05/19(木) 01:24:42.12 ID:tt09E6n70
無意味な補足っつーか、書きながら考えたこと
平和ボケってなくらいに温厚だけど、実は博士のがマスターより心の再現に長けている説
マスターだって女の子だもんっ説
ｼｮﾀﾛﾎﾞはヤンデレ説
酔いながらテキトーに書く→素面の時に読み返して矛盾点を伏線かフラグってことにする→酔いながら回収
このスレ全部この流れだから、俺も読者な気分だ。
一応ラストシーンは決めてるがそれすらどう転ぶか不安で不安でぬっはぬはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
299 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/19(木) 01:40:18.28 ID:UgRWDxDno
あんたが酔ってるのか素なのか
マスターの中身くらいわかんねえな
乙
300 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/05/19(木) 01:56:26.94 ID:Lhva9Gcq0
今日の昼までに課題出さなくちゃならんのに…ッ！
301 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/19(木) 02:04:25.08 ID:gYjvpsjSO
今日テストなのに・・・ｯ
何故今読んでしまったんだ
>>1
乙
302 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]：2011/05/19(木) 02:37:41.05 ID:GhhIjEZuo
殺すとかをﾋﾟｰｰｰにさせないにはメール欄にsaga入れるとおｋだぞ
303 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(栃木県)
[saga]：2011/05/19(木) 03:00:51.38 ID:HSnZCvwWo
殺す
304 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/05/19(木) 03:10:07.46 ID:tt09E6n70
さげで[
ﾋﾟｰｰｰ
]
305 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/05/19(木) 03:10:41.00 ID:tt09E6n70
！？
……まぁいっか。テストスレいくわ
306 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/19(木) 03:13:05.55 ID:UgRWDxDno
eじゃなくてaな
307 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[saga]：2011/05/19(木) 03:15:43.20 ID:m7sjyyBb0
殺す
308 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/19(木) 03:16:01.55 ID:tt09E6n70
SSｿｸﾎｳ ﾅｿﾞ ｵｵｽｷﾞ ﾜﾛﾀ
殺す
コロ助
309 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/19(木) 03:16:51.01 ID:tt09E6n70
>>306
あんがと
とりあえず今からはぼちぼち書き溜めに入るわ
310 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/19(木) 07:21:23.54 ID:/iurhm5E0
テストなの忘れて朝から読んでたわ
311 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/19(木) 08:44:30.80 ID:mcHusDXJ0
乙
毎日この量はキツい
312 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/19(木) 10:38:25.25 ID:83Rz4Q+IO
てすとおちんちん
313 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]：2011/05/19(木) 12:28:44.07 ID:r7N1U9F1o
sage saga でsageながらうんたら
314 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
[sage]：2011/05/19(木) 12:29:42.82 ID:MB+usDWSo
落ちる心配がないから安心して寝られる
315 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)
：2011/05/19(木) 15:34:47.21 ID:QacueycAO
女博士→ラミア
ｼｮﾀ→セリム
で再生してますいまんとこ
316 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県)
[sage]：2011/05/19(木) 16:52:19.39 ID:mcHusDXJ0
再生厨きも
317 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage]：2011/05/19(木) 17:39:05.41 ID:jEJnkDDg0
べるぜとハガレンか。
一瞬で連想できた俺ｗｗｗｗｗｗｗｗキモスｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
318 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
：2011/05/19(木) 17:46:49.01 ID:T6S3tM28o
[
ﾋﾟｰｰｰ
]よ
319 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage ]：2011/05/19(木) 18:55:20.67 ID:jNfwQB+S0
今日もwktkしてます
320 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/19(木) 19:07:57.21 ID:zizELm0K0
すまたぁ
321 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)
：2011/05/19(木) 19:13:26.73 ID:A8QZwUYV0
[
ﾋﾟｰｰｰ
]
322 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/19(木) 20:48:14.91 ID:tt09E6n70
【前回のあらすじ】
高いところから機械が落ちたらちょっぴり壊れちゃう。
一回一回の投下量が多くてごめんなさいと前スレ
>>1
は意味不明の発言を残し、お好み焼きをじうじう炙り出した……――！
九時半に再開です。
323 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/19(木) 20:49:40.58 ID:mLAFxu2to
ｲﾔｯﾎｵｵｳ!!!
324 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/19(木) 20:57:25.12 ID:tt09E6n70
設定とか自分でもぐちゃぐちゃになってるから、なにこれいみふなところがあったら今のうちに書き込んどいて下さいな
今は素面だからなんとかつじつま合わせとくわ
325 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/19(木) 21:01:52.00 ID:mLAFxu2to
特にないけど俺が来ると直前にいちの書き込みがあるのに運命を感じる////
326 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/19(木) 21:09:33.25 ID:+HpVKgSMP
お前が来るタイミングに合わせて俺が召喚してるからだよ
327 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage ]：2011/05/19(木) 21:27:44.61 ID:lEnSPZcD0
じゃあお前らが運命的なんだな
328 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/19(木) 21:30:26.73 ID:tt09E6n70
さて、飯も食ったし茶碗洗ったし風呂わかしとるしそろそろ再開
ツッコミは常時受け付け予定。
さてｗｗｗｗｗｗ今日もｗｗｗｗｗｗｗ草をｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗ植えるずぇｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗみｗｗｗｗなｗｗｗｗｗｗｗぎｗｗｗｗｗっｗｗｗｗｗｗｗてｗｗｗｗｗｗｗｗいきますｗｗｗｗｗｗｗｗ
329 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/19(木) 21:38:37.14 ID:tt09E6n70
【第六章】
女博士（この子、泣いてる……）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「では、そのまま動かないで下さいね。……僕だって、貴方の苦しみが少ない方が嬉しいですから」ﾆｺﾆｺ…
女博士「……。……うん」
ロボ娘「やめ……止めろよ……こんなの、私は……」ｽﾞｯ､ｽﾞｯ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「目を閉じて下さい。恐れることはありません。……一瞬、ですから」
ロボ娘「やめろ……」
女博士「……っ」ｸﾞ…ｯ
ロボ娘（やめてくれ。こんなこと、私は望んでなんかいない）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……」…ｽｯ
ロボ娘「やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！」ｶﾞｼｬﾝｯ
――……ずだだだだだだだだっ！！
330 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/19(木) 21:49:00.85 ID:tt09E6n70
女博士「……」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙｶﾞｸｶﾞｸ
女博士「……っ」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ…
女博士「……あ、れ？」…ﾊﾟﾁｯ
ロボ娘「ﾊﾊｯｗｗｗ……んだよ。飛び道具もあるなら、先に言えっての」
331 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/19(木) 22:26:11.37 ID:tt09E6n70
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「貴方の聞き分けは良くなったようですが……あのポンコツは……少々、頭がいかれているようでｓ……ね……」ｼｭｩｩ…
ロボ娘「ケッ、いかれてんのはお互い様だろ鬼畜ショタ」…ｷﾞｼｯ
女博士「やめて……ロボちゃん……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「ごめんなさい。……僕は今から、貴方の作品を壊しにかかります」ﾆｺｯ
女博士「やだよ……やめて……やめてよ……」
ロボ娘「上等だ。……やってやろーじゃんか」ｷﾞｷﾞ…ｯ
女博士「やめ、てよ……」…ｿﾞｸｯ
332 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/05/19(木) 22:28:42.26 ID:ihS0iPoC0
ずだだだだだだだだっ！！ってマシンガンかなんか？
支援にょろ
333 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]：2011/05/19(木) 22:30:00.44 ID:r7N1U9F1o
目からミサイルにきまってんだろｊｋ
334 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/19(木) 22:33:32.05 ID:tt09E6n70
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「君も自分が持つ機能を使いこなせるようになったようだ」
ロボ娘「うぇひゃひゃｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ私、最強じゃんｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「こんな状況での、その機動力……一応褒めてあげるよ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「だけど、そんな脚でどう戦うつもり？ 降伏するなら今のうちだよ？」…ﾆﾏｧ
ロボ娘「そりゃあ、こっちのセリフだわなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘「……お前の片腕、もげてんじゃねぇか」ﾆﾔｧ…
女博士「やだ……」
女博士（いやだいやだいやだいやだ……――こんなの、やだよぅ……っ！）
335 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/19(木) 22:34:27.07 ID:UgRWDxDno
おっぱいミサイルだろｊｋ
336 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]：2011/05/19(木) 22:37:56.39 ID:j1ZMyBUxo
股間からマシンガンが最強だと思う
337 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/19(木) 22:41:24.58 ID:+HpVKgSMP
＼ ／
＼ ／
＼ ／
＼ ／
＼( ^o^)／ うわああああああああああああああ！！！！！！！！！！
│ │
│ │ ～○～○～○～○～○～○～○
│ │ ～○～○～○～○～○～○～○～○～○
( ω⊃～○～○～○～○～○～○～○～○～○～○～○
／ ＼ ～○～○～○～○～○～○～○～○～○～○
／ ＼ ～○～○～○～○～○～○～○～○
／ ＼
／ ＼
338 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/19(木) 22:42:11.23 ID:tt09E6n70
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「ふふふっ、敵の心配してるの？ ポンコツの癖に」
ロボ娘「テメェこそ」ﾆﾔﾆﾔｗｗｗｗ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「仕方ない。……今から、僕は君を壊す！」ｼﾞｬｷﾝｯ!
女博士「ロボちゃん……やめて、戦わないで……っ！」
ロボ娘「博士、ごめん。……すっこんでろ」
女博士「ろぼちゃ……っ」ｸﾞｽ…ｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「――っ」ｺﾞｵｵｵｵ…
ロボ娘「どけっ！ 博士っ！」ﾄﾞﾝｯ!
女博士「ぁう……っ」…ﾄﾞﾁｬｯ
ロボ娘「くらえクソショタァァァァァ！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯ！
339 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage ]：2011/05/19(木) 22:46:49.25 ID:lEnSPZcD0
本編がシリアスなのに外野のお前らときたら…
340 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage saga]：2011/05/19(木) 22:49:13.37 ID:OtnX9WEDO
尻Assなんだからあってるな
341 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/19(木) 22:49:31.70 ID:tt09E6n70
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「あははははは！ それが君の本気なのかい！？」ﾊﾞｯ
ロボ娘「ぅははは……ｗｗｗｗ飛ぶなんて卑怯じゃねーかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「厄介だろう……マスターがくれた機能だからね」ﾆﾔﾆﾔ
ロボ娘「……んじゃ、こっちも博士がくれた手を全て使わせて貰うな」…ｷｭｨｨｨ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「ふふっ、ろくに歩ける体でも無い癖に」
ロボ娘「じきにお前も飛べない体にしてやるよ」ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…ｽﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ!
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「面白いね、君は。楽しいよ。すごく、わくわくする……」ｺﾞｫｫ…
女博士（『お母さん』。ねぇ、あなたはこんな戦いを望んでいたの？）
女博士（――それなら、私は、あなたを軽蔑するよ。……ごめんなさい。愚かな娘を許してください）
342 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/19(木) 22:57:48.10 ID:tt09E6n70
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「あはぁ……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「さっきは油断してただけ。残弾の無駄遣い……お疲れ様っ！！」―…ﾋﾟｼｭﾝｯ!
ロボ娘「……っ！」ｷﾞｼｨ…ｯ ……ｻﾞｯ!
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「ふぅん、避ける気力は残ってるみたいだねぇ」
ロボ娘「舐めるなよ……テメェを撃ち落すまで意地でも走り続けたるわｗｗｗｗｗｗｗｲﾋﾋｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ｽﾞﾄﾞﾄﾞｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……っ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（……翼を掠った）…ｼﾞｼﾞｼﾞｯ
ロボ娘「さぁ、ここで決めようじゃねーか。……テメェのマスターと私の博士」
ロボ娘「どっちが優れているのか。どちらの願いを叶えるべきかを」…ﾋﾟﾋﾟｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「…………そんなの、もうとっくに決まってるじゃないかっ！」ﾋﾟｼｭﾝｯ､ﾋﾟｼｭﾝ…！
ロボ娘「――」ｼｭ…ｯ
ロボ娘「……決まっちゃいねぇよ。まだ私は動けるんだからさｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
343 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/19(木) 23:06:32.85 ID:tt09E6n70
女博士（確かに私は、持てるすべての知識を貴方に注ぎ込んだ）
女博士（世が世だから、あなたがあなたの身を守れるように色んな戦闘機能を植え付けた）
女博士（……それでも私は、あなたが誰かと『壊し合う』姿を見たくなんてなかったの）
女博士（勝手すぎるよね、私）
女博士（そうだよ……人間は勝手すぎたの）
女博士（だからこんな風に衰退してしまったんだって、今なら分かる）
女博士（これは自業自得なんだって――分かってはいるのに）
女博士（ごめんね、ロボちゃん。こんなことを思うのは自分勝手かもしれないけれど、）
女博士（――私はただ……家族が、仲間が欲しかっただけなの）
344 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/19(木) 23:20:06.27 ID:tt09E6n70
ロボ娘（なんだ、これ）
ロボ娘（両脚壊れてるってのに、体が軽い）
ロボ娘（……部品だけが詰まっている胸が、騒いでる）…ﾄﾞｸﾝｯ
ロボ娘（こんなに楽しいこと……生まれて初めてかも知れねぇや……）ﾄﾞｸﾝ､ﾄﾞｸﾝ､ﾄﾞｸﾝ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「しつこいな……いい加減壊れてくれないかなぁ！？」ﾊﾞｼｭﾝｯ!!
ロボ娘「……がっ！？」ﾄﾞｼｬｱｱｱ…ｯ
女博士「ロボちゃん！！」ﾀﾀｯ!
ロボ娘「近寄るなっ！」
女博士「……っ」ﾋﾞｸﾝｯ
ロボ娘「なぁ、博士ぇ……なんで今まで黙ってたんだよぉ……」
ロボ娘「……『壊し合い』が、こんなに楽しいことだって」ﾆﾔｧ…
女博士「ろぼ、ちゃ……」…ﾎﾟﾛｯ
345 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/19(木) 23:25:20.02 ID:tt09E6n70
ロボ娘「泣くなよｗｗｗｗｗｗ情けねぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ｹﾞﾗｹﾞﾗ
ロボ娘「……アンタを助ける為なら、私ぁ一生で一度の本気を使ってやんよ」ｷｭｨ…ｽﾞｶﾞﾝｯ!
女博士「いや、だよ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…
しゅぅぅん……――ずがんっ！
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「ぐぁ……っ！？」
女博士「あぁ……」…ﾍﾟﾀﾝ
ロボ娘「地に落ちろ、ショタ小僧っ！！」ｽﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ!!
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「ぐ……ぁ、ぁぁぁ……っ（翼が、脚が……ココロが、『痛い』）ﾋｭｩｩ…
ロボ娘「よっしゃｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ命中ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗ」ｹﾞﾗｹﾞﾗｹﾞﾗｹﾞﾗ!
346 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/19(木) 23:31:06.14 ID:tt09E6n70
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……ぎぃっ」ﾄﾞｼｬ…ｯ!
ロボ娘（今だっ。アイツが動く前に……決着をつけちゃる！）ﾀﾞ…ｯ!
女博士「ロボちゃんっ！！」ｶﾞｼｯ!
ロボ娘「な……っ」
女博士「やめて……もう、戦わないで……」
女博士「もう、や゛べでよ゛……ろぼちゃん」…ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
ロボ娘「アンタ……なんのつもりなんだよ……」ｷﾞﾘｨ…ｯ!
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「ｩ…ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「君は、案外、強い、ね」ｶﾞｶﾞ…ｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……だけど、まだ君も僕も動ける」ﾆｺｯ
ロボ娘「うへへ……私も嬉しいよ……」
ロボ娘「――……あと少しは暴れられそうだ！！」ｶﾘｶﾘｶﾘｶﾘ…
347 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/19(木) 23:41:42.91 ID:tt09E6n70
――……どがぁん！
ロボ娘（……仕留めたか？）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……」ｷﾞｼ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……まだ、だ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「まだ僕は戦えるっ！」ｷﾞｷﾞｯ!
ロボ娘「しつけぇな、アンタも」ﾆﾏﾆﾏｗｗｗ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「そ…ｶﾞｶﾞｶﾞ…そっち、こそ……」ｷﾞｨｨ…。…ﾆﾔﾆﾔ
女博士（こんな戦い、間違ってる）
女博士（ごめんねロボちゃん）
女博士（……私たち人間のせいなの。全部、全部）
348 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/19(木) 23:43:37.58 ID:3mM5zDowo
支援
349 ：
本スレ>>9参照
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/19(木) 23:50:07.26 ID:tt09E6n70
女博士（生き残った身として、することはただ一つ）
女博士（これを終わらせることがでいるなら……こんな愚鈍な脳、差し出したっていいよ）
女博士（私が『私』という存在として生まれてしまった責任をとってあげる）…ｺﾞｿｺﾞｿ
女博士（たとえ、死後も塔に埋め込まれて苦しみ続けるとしたって）
女博士（――……それが、人類があなたにできる償いならば）
女博士「ありがと……ロボちゃん」ｷｭﾎﾟ…
そうして、私は白衣のポケットから肌身離さず持っていた毒薬を取出してキャップをひねった。
これを飲めば心臓が動きを止める。ただ、極力脳に影響を与えないように調合したつもりなの。
独自で開発した薬だから、どれだけ苦しむことになるのかはわからない。
けれども……それでも良いの。
女博士「これ以上ロボちゃんも、『お母さん』の作ったあの子も苦しめたくないから……」…ｶﾞｸｶﾞｸ
350 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 00:01:12.01 ID:hv1jV2F30
…がしゃっ
がしゃっ、がしゃっ、がしゃっ、がしゃっ……――
女博士「な、なに……？」
女博士（なにかが、沢山のなにかが……こっちにくる……っ！）ﾋﾞｸｯ …ﾎﾟﾛｯ
女博士「……あっ！」
ｶﾞｼｬﾝｯ
女博士「あ……あぁ……」
女博士（薬が……薬の瓶が……！）
351 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 00:05:25.26 ID:hv1jV2F30
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「本当に生意気な新参だなっ！ いいよ、いいよ！ ぶっ潰してあげるからっ！！」
ロボ娘「へへ……古参は引っ込んでいやがれぇぇっぇぇぇぇぇぇぇ！！」ｽﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ!
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……くっ」ﾖﾛ…ｯ
ロボ娘「うはははｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗさっきまでの威勢はどこ行ったんｄ……。……！？」
ロボ娘「…………なんだ、あれ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……？ なんだい、急に」
ロボ娘「あれって……街に居た奴らじゃねーか……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「なにを言って……。……！！」
352 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 00:13:26.32 ID:hv1jV2F30
Robots「ｱｲﾂﾗ ﾀﾞ」ｻﾞｯ、ｻﾞｯ､ｻﾞｯ､ｻﾞｯ
Robots「我ﾗﾉ 街 ｺﾜｼﾀ」ｻﾞｯ、ｻﾞｯ､ｻﾞｯ､ｻﾞｯ
Robots「仲間ｦ 傷ﾂｹﾀ」ｻﾞｯ、ｻﾞｯ､ｻﾞｯ､ｻﾞｯ
Robots「奴隷 ﾒﾁｬｸﾁｬ」ｻﾞｯ、ｻﾞｯ､ｻﾞｯ､ｻﾞｯ
Robots「街ﾓ ﾒﾁｬｸﾁｬ」ｻﾞｯ、ｻﾞｯ､ｻﾞｯ､ｻﾞｯ
Robots「元凶 壊ｽ 」ｻﾞｯ、ｻﾞｯ､ｻﾞｯ､ｻﾞｯ
Robots「ｽﾍﾞﾃ ﾊ 我ﾗﾉ 繁栄ﾉ 為ﾆ」ｻﾞｯ、ｻﾞｯ､ｻﾞｯ､ｻﾞｯ
Robots「「「「「「「ｱｲﾂﾗｦ」」」」」」」」
Robots「「「「「「「ｱﾉ塔ｦ」」」」」」」」
Robots「「「「「「「 壊ｾ 」」」」」」」」
353 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]：2011/05/20(金) 00:13:57.38 ID:/d7tZ1WWo
なんかきたー！
354 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 00:19:11.51 ID:hv1jV2F30
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「あはは……街の奴らが来たみたいだね」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……目障りなモノが増えちゃったなぁ」ﾆﾔﾆﾔ…
ロボ娘「せっかく私が優勢に立てたってのに、んだよ……興ざめだな」ｲﾗｲﾗ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「ああいう雑魚の群れ、大嫌いだなぁ。壊したくなる」ｸｽｸｽ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「どうやら彼らはマスターの塔と、君の最愛の人を壊しにかかりにきたらしい」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……面倒だけど、一時休戦かな」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「せっかく気持ちよく戦っていたのに、あんなの邪魔でしかないでしょう？ ……君にとっても」ﾆﾔｧ…
ロボ娘「そりゃそうだ。私だっｔ……」ﾆﾔﾆﾔ…
ロボ娘（あれ……？）
ロボ娘「わ、たし……は……」ｷﾞｷﾞｨ…ｯ
355 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 00:21:58.84 ID:hv1jV2F30
ロボ娘（なんだ……私は、今までこいつとの『壊し合い』を楽しんでたのか？）
ロボ娘（私はただ、博士守ろうとしていただけなのに……どうしちまったんだ、私は……）
ロボ娘「……ﾊｯ!」ﾊﾞ…ｯ
ロボ娘「博士っ、博士！ 無事か、おい！！」ｷﾞｼ…ｶﾞｼｬｶﾞｼｬ…!
ロボ娘「どこに居るんだ！ 返事しろよ、博士ぇぇぇぇ！！」
356 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 00:24:01.68 ID:hv1jV2F30
Robots「ｵﾏｴ ﾆﾝｹﾞﾝ ｶ」
Robots「ｿﾚﾄﾓ ﾛﾎﾞｯﾄ ｶ」
Robots「ｺﾀｴﾛ」ｶﾞｼｬｯ
Robots「ｺﾀｴﾛ」ｶﾞｼｬｯ
女博士「……」
女博士「……。……ごめんね」…ﾍﾗｯ
357 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/20(金) 00:31:12.45 ID:PBvj5KQ/o
がんばれ
358 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 00:31:20.40 ID:hv1jV2F30
女博士（私ね、あの『箱』に入っていた資料を全部読んだの）
女博士（他の人たちにとって、この機械は金属の体を持った厄災でしかない）
女博士（……それでも、私はこう思ったの）
女博士（この子たちは、悪くない）
Robots「ﾊﾔｸ ｺﾀｴﾛ」
Robots「壊ｽｿﾞ。壊ｓ……壊ｼﾀｲ壊ｼﾀｲｺﾜｼﾀｲｺﾜｼﾀｲｺﾜｼﾀｲ……」ｷﾞｷﾞ…ｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘ…
女博士「ごめんね」
女博士（あなたたちは、人に虐げられた記憶しか持ってないんだよね）
女博士（……ごめんね、みんな）
女博士「ごめん、ね……」ｼﾞﾜｯ …ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
359 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 00:34:14.26 ID:hv1jV2F30
女博士「そうだよ。私は、人間だよ」
女博士（……せめて、脳くらいは残したかったけど）
女博士（きっと無理だね。ほら、冷たい銃口がこめかみに……）ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…
女博士「みんな、ごめん……っ」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
ロボ娘「でぃやあああああああああああああああ！！」ｽﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｯ!
Robots「」
Robots「」…ｶﾞｼｬﾝｯ
女博士「……ぁ」
360 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/20(金) 00:36:29.20 ID:ucSryLxDo
支援
361 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 00:39:26.01 ID:hv1jV2F30
ロボ娘「よかった……ギリギリセーフｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾊｧ…ﾊｧ…
女博士「ロボちゃん……どうして……」
ロボ娘「んぁ？ 『どうして』ぇ？」
ロボ娘「……寝ぼけたこと言うなよ、バカ博士。こっちがどんだけ心配したと思ってんだ」ｲﾗｲﾗ…
女博士（よかった）
女博士（あの子と戦ってた顔じゃない……ロボちゃんが、いつもの表情に戻ってくれた……）ﾍﾅﾍﾅ…ﾍﾟﾀﾝ
女博士「うぅ……こわかった……こわかったよぅぅ……」ｸﾞｽｸﾞｽ…
362 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 00:42:23.31 ID:hv1jV2F30
ロボ娘「お、おい……大丈夫か？ 怪我でもしちゃった系？」ｵﾛｵﾛ
女博士「ひぐっ、えぅぅ……ちがう、ちがうの……っ！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…
ロボ娘「……。……とにかくアンタが無事でよかったわ、ガチで」
ロボ娘「……」…ﾁﾗｯ
ロボ娘（あの毒薬の入った瓶……割れてやがる）
ロボ娘（飲もうとしてたのか。なぁ、博士。本気の本気で死のうと思ってたのか）
ロボ娘（――……怖くて、訊けねぇじゃねーか）
363 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 00:49:56.93 ID:hv1jV2F30
ロボ娘「とにかく、無事でよかったよ。……アンタに死なれちゃ、ここまで頑張った意味もなくまっちまうんだから」…ｷﾞｭｰｯ
女博士「ろぼぢゃん……ふぇぇ……」ｷﾞｭｷﾞｭｰｯ
ロボ娘（……いい匂い。博士の匂い。さらさらの髪と、あたたかな温度）
ロボ娘（失ってたまるか。こんな大切なもの、手放してたまるかっ。……機械が人を愛してなにが悪い！）ｷﾞｼ…ｯ
ロボ娘「博士。アンタが何を考えてんのか、私はほとんど分からない」
ロボ娘「だけど、私を作り出した落とし前くらいつけろバーカ」
女博士「え……？」
ロボ娘「無事に逃げ延びて、この脚直してくれよ……博士」
女博士「……ロボちゃん」
Robots「…仲間ﾉ 仇」ｶﾞｶﾞｯ
Robots「殺ｽ 殺ｽ 壊ｽ壊ｽ壊ｽ壊ｽ壊ｽ壊ｽ 全ﾃ ｦ 取ﾘ戻ｽ為ﾆ」ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ…!
364 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 00:52:53.05 ID:hv1jV2F30
女博士「……ロボちゃんっ！」
ロボ娘「ん……？ ――……あっ」
Robots「殺ｽ 壊ｽ 殺ｽ 壊ｽ 殺ｽ 壊ｽ 殺ｽ 壊ｽ 殺ｽ 壊ｽ …!」ｷｭｨｨ…
ロボ娘（……いつの間に後ろに！？）
女博士「っきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！？」
ロボ娘（壊される……っ！！）ｷﾞｭ…ｯ
――ずがんっ！
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「油断しないでよ、ポンコツ」
365 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 00:58:56.01 ID:hv1jV2F30
ロボ娘「ちょ、おま……おまえ……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「あいつら見境ないからね。せっかく育ちきった脳を弾き飛ばされたらこっちも困るんだ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……癪に障るけど、今は利害一致だ」
ロボ娘「あぁ……そうみたいだな」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「さっきの続きは、あいつら全滅させてからにしよっか……」…ﾆｺｯ
ロボ娘「おｋおｋ。……私と博士の共同ニート生活を邪魔する奴は全員敵だ」ｶｼｬ…ｯ
女博士「……っ！！」ｷﾞｭｰ…
ロボ娘「博士……？」
女博士「お願い、もう戦わないで。ロボちゃんそんなことしないで。お願い、お願いだから……っ」
ロボ娘「『命令』したけりゃ、しろよ。……どーせ私は、アンタに逆らえないんだから」
女博士「で、でも……」
女博士「……せっかくできた家族に命令なんて、したくないよっ！！」
366 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 01:04:03.88 ID:hv1jV2F30
ロボ娘「んじゃ、そこに居ろ。あいつらはこっちで離れた場所に誘導する」
女博士「ロボちゃん！！」
ロボ娘「博士……この脚を直せるのは、アンタだけだ」
女博士「だけど……ろぼちゃん」ｸﾞｽｸﾞｽ…
ロボ娘「……」…ｸﾙｯ
ロボ娘「――……んじゃ、行くか。クソショタ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「僕があいつらを先導する。護衛は頼んだよ、ポンコツ」ｺﾞｩﾝ､ｺﾞｩﾝ…
ロボ娘「はっ、その翼でまだ飛ぶつもりなのか？ 無茶だろｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「誰のせいだと思っているんだい？」ﾌﾗﾌﾗ…ﾌﾜｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……行くよ」
ロボ娘「あぁ」ｼｬｷﾝｯ!
367 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 01:10:46.60 ID:hv1jV2F30
…
……
………
――ずがぁぁぁん！
――ｽﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ…がしゃんっ！！
――ごぉぉぉ……ﾊﾞｼｭﾝｯ､ﾊﾞｼｭﾝｯ!!
女博士「……」
女博士「…………ごめんね」ｳﾙ…ｯ
女博士（人間のせいで、草木は激減した）
女博士（見上げれば濁った藍色の空）
女博士（人間が居る限り、諍いは起こり続ける）
女博士（……――そんなものに、ロボちゃんを巻き込みたくなかった。自分が死ぬ覚悟なんて、物心ついた頃から決めていた）
女博士「なのに……嬉しかったの……」
女博士「ロボちゃんが助けに来てくれたことが、嬉しくて嬉しくて嬉しくて……ぅぁぁぁぁぁぁ……！」
女博士（『お母さん』。あなたもこんな戦い、進んで望んだわけじゃないんでしょう……お願い、今だけはそう信じさせて……っ！）
女博士「ロボちゃん……無事でいて……っ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ… ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ…
【第六章・完】
368 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 01:12:41.74 ID:hv1jV2F30
ほぎぃ、休憩。ちょっと休憩。
369 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]：2011/05/20(金) 01:14:29.49 ID:7NSFCFflo
おつです
370 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/05/20(金) 01:14:32.43 ID:RikCedaXo
おつ
371 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/20(金) 01:16:57.83 ID:CGtwE02No
おつ！
372 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/20(金) 01:28:19.18 ID:5O7wf8FDO
うああ…
大好きだ…大好きだぁ…
373 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/20(金) 02:10:32.29 ID:QoOxu8+e0
乙！
明日も楽しみにしてます！
とりあえず今日は寝
374 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 03:30:25.91 ID:hv1jV2F30
再開予定
明日の昼
ねむれねぇし、明日用の書き溜めしながら閑話休題でも挟むべｗｗｗｗｗｗｗｗｗうっはうはｗｗｗｗｗｗｗ
375 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/20(金) 03:33:43.11 ID:hemu2g5eo
おう
376 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 03:36:55.78 ID:hv1jV2F30
【無駄すぎる謎の閑話・『ますたぁ』の過去とかなんとか】
―マスターがガチロリだった時のおはなし―
ﾏｽﾀｰ「とーちゃん、とーちゃん。かーちゃんが、ご飯できたって言ってるよ？」ｸﾞｲｸﾞｲ
父 「ちょっと待ちなさい。そろそろ終わるから」ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ…
ﾏｽﾀｰ「むぅ……」ﾌﾟｸｰｯ
父 「むくれるなって。これが出来上がったらお前にも使わせてあげるから、な？」
ﾏｽﾀｰ「ほんと？」
父 「本当だよ。……ほら、先にご飯食べておきなさい。お母さんには後で行くって伝えておいてくれないか？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ﾏｽﾀｰ「はぁい……」
377 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 03:41:11.94 ID:hv1jV2F30
…
……
ﾏｽﾀｰ「うわぁぁ……お魚だぁ……！」ﾊﾟｧｧ!
母 「実物の魚じゃないわ。今日のは人工魚肉」
ﾏｽﾀｰ「それでもいーよ。おいしそーだから」
母 「お父さんは？」
ﾏｽﾀｰ「とーちゃんは、まだ研究忙しーって」ｶﾞﾂｶﾞﾂ
母 「全く、あの人は……こらっ、いただきますは？」
ﾏｽﾀｰ「ふぃふぁふぁふぃふぁーふ」ﾊｸﾞﾊｸﾞ
母 「物を口に入れながら話さないのっ」ｺﾞﾂﾝｯ!
ﾏｽﾀｰ「うぅ……いただきますって言ったのにぃ……」…ｳﾙｯ
378 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 03:46:18.90 ID:hv1jV2F30
ﾏｽﾀｰ「ごちそーさま！」
母 「それはちゃんと言えるようになったわね。偉い、偉い」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ﾏｽﾀｰ「えへへ……」
母 「さて……あの人はまだ熱中してるみたいね」
ﾏｽﾀｰ「とーちゃん、今は何を作ってんのかなぁ？」
母 「うーん、お母さんにもよく分からないけどね、」
母 「あの人が言うには『過去に発せられた電波は微弱だが、まだこの世界を漂ってる』、とか」
母 「『それを捕まえる技術を確立し、過去のデータを自由に閲覧できるようにしたい』とか、『「インターネット」を復活させる』とか……」
ﾏｽﾀｰ「わけわからないよー」ｹﾗｹﾗ…
母 「正直、私もあんまり分かってないの。……だけど、あの人はすごい人だからね」
379 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 03:51:37.35 ID:hv1jV2F30
母 「ちょっと研究バカな部分もあるけど、機関もほぼ無いに等しい今……こうやって新技術を開発できるんなんて、そんじょそこらの研究者じゃできないことなのよ？」
ﾏｽﾀｰ「うぅん……？」…ｷｮﾄﾝ
母 「この街が他の街のように機械に支配されずに済んでいるのも、あの人が頑張ってくれているお蔭だもの」
ﾏｽﾀｰ「……かーちゃんの言ってることも、よく分からないよぉ」
母 「今に分かる時が来るわ。……貴方の父親が、どれだけ素晴らしい人間なのか」
ﾏｽﾀｰ「……？ ふぅん……？」ｷｮﾄ…
母 「だけど、夕飯もろくに摂ろうとしないのは考えものね。ちょっと行ってくるわ」ｽﾀｽﾀ
380 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 03:56:36.06 ID:hv1jV2F30
母 「そろそろ切り上げてよ。早く食べないと冷めちゃうでしょ！？」
父 「い、いや、こっちも今のノリで進めないと興が覚めるというか……」ﾓｺﾞﾓｺﾞ…
母 「食べてからしなさいっ。根詰め過ぎたら身体壊すわよ！？」
母 「大体、貴方が食べ終えなくちゃお茶碗も片づけられないじゃないの！」
父 「わ、わかった、分かったって。今から行くから……！」
ﾏｽﾀｰ（ふふっ、またとーちゃん怒られてる）ｸｽｸｽ
ｶﾞﾁｬｯ…ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
父 「おぅ。今日の晩飯うまかった？」
ﾏｽﾀｰ「うん。おいしかったよ」ﾌﾟﾌ…ｯ
381 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 03:59:47.35 ID:hv1jV2F30
父 「おっ、今日は焼き魚……って、人工魚肉じゃないか。たまには養殖でも良いから本物が食いたいのにさー……」
父 「まっ、良いか」ｶﾞﾂｶﾞﾂ
母 「こらっ、貴方！」
父 「ふぁっふぉい！？」
母 「子供の前ですよ。『いただきます』は？」
父 「ふぃふぁふぁふぃふぁふ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
母 「はぁ……貴方って人は……」
ﾏｽﾀｰ「えへへー、とーちゃんも私と同じことで怒られてるー」
父 「ふぃふぃふぁふぃっ！」ｶﾞﾂｶﾞﾂ
母 「食べながら話さないっ」
父 「……ふぁーふぃ」ﾓｺﾞﾓｺﾞ…
ﾏｽﾀｰ「ふふふ……っ」
382 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 04:05:46.87 ID:hv1jV2F30
ﾏｽﾀｰ「……んで、とーちゃん。今作ってるおもしろいもの、出来上がったら本当に私にも使わせてくれるの？」ﾜｸﾃｶ
父 「まぁな。……っつーか、『おもしろいもの』って。人類がこのまま消えるか、また繁栄を取り戻せるかの正念場なんだぞ？」
ﾏｽﾀｰ「だって私、そんなむずかしーことわかんないもんっ」ﾌﾟｲｯ
父 「はぁ……まっ、いっか」
ﾏｽﾀｰ「その『いんたぁねっと』って、いつ完成するの？」
父 「それは俺にも分からんな。なにせ、滅びた文明の欠片の復活なんて誰も試したことがないことだから」
ﾏｽﾀｰ「でも楽しそーだな。それって、画面の前に居たら、色んなお話とかいろんな絵とか見れるんでしょ？ おもしろそうっ！」
父 「おもしろそー、か……俺はもっと崇高な研究のつもりでやってんだけどなぁ」
ﾏｽﾀｰ「だって楽しそうだもん」
ﾏｽﾀｰ「私、いろんなものを見てみたいよ。遠い昔のことも……この街の外のことも！」ﾆｺｯ
383 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 04:08:47.92 ID:hv1jV2F30
父 「お前は科学者に向いてるかもな」
ﾏｽﾀｰ「かがくしゃ？ とーちゃんみたいなことしてる人のこと？」
父 「概ねそんな感じだ」
父 「……よーし、ごちそーさんっ」
父 「んじゃ、また部屋にこもるな。……早くお前にも見せてやりたいから」ﾆｯ!
ﾏｽﾀｰ「わぁぁ……！」ﾜｸﾜｸ
父 「それじゃ、さっそくさっきの続きを……」
母 「食べたらお茶碗くらい運びなさいっ」ｶﾞﾗｯ
父 「……うぃっす」…ｼｮﾝﾎﾞﾘ
ﾏｽﾀｰ「ふふふ……っ」
384 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 04:13:22.18 ID:hv1jV2F30
―一年後―
父 「ぅおっしゃあああああああああああ！！」
ﾏｽﾀｰ「わっ。どーしたの、とーちゃん」
父 「出来たんだよっ。『インターネット』の再生が！」
ﾏｽﾀｰ「うそ……！ ほんとに！？」
父 「ほんと、ほんと。……まぁ、今の時間軸で受送信できるようになるまではかかりそうだけどな。他の街は悪けりゃ廃墟同然だし……」
父 「とにかくっ！ 過去に流れていた情報の収集はできるようになったんだ。……これは、歴史を変える発明かも知れんぞおおおお！」ｶﾞﾊﾞｯ
ﾏｽﾀｰ「ひゃぁ！？」
父 「ぬっはははは！ 久々に高い高いしてやろう！ ほれほれー！」
ﾏｽﾀｰ「やめてよー！ もう私、そんなに子供じゃないよー！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ!
ﾏｽﾀｰ（……だけど、うれしーや。とーちゃん）ｸｽｯ
385 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 04:19:24.11 ID:hv1jV2F30
…
……
父 「よーし、機関へ送った電子手紙もちゃんと届いたみたいだ！」
ﾏｽﾀｰ「ねぇ、ねぇ。その『いんたーねっと』っていうの、どーいうやつが見れるの！？」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝｯ!
父 「う、うぅん……あんまりわが子に見せたくない情報もあるんだけどな……」
ﾏｽﾀｰ「えぇぇぇ！？ 出来上がったら見せてくれるって言ったじゃん！ ふぇぇぇ……見せてよ、見せてよー……！」ｳﾙ… …ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
父 「ぅわっ！ 泣くな、泣くなって！ 今、見せてあげるから」
ﾏｽﾀｰ「ほんと！？」ﾊﾟｱｱ!
父 「……現金な子供だな。教育方針間違えたかも知れない」…ﾎﾞｿﾎﾞｿ
386 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 04:22:56.59 ID:hv1jV2F30
ﾏｽﾀｰ「わぁい！『いんたぁねっと』！『いんたーねっと』！」
父 「だけどなぁ……まだ不安定なところがあるから受信する内容におかしな情報が混ざることも……」…ｶﾁｶﾁｯ
1: 裸でジャンプしてちんこがお腹にペチペチあたるのが楽しい (20)
28: ニートで何が悪いの？ねえ、ニ ー ト で 何 が 悪 い の ？ (358)
114: 俺よりも軽いIDがあったらエロ画像うp (855)
127: おしっこしようと思って起きたんだけど (54)
父 「」
387 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 04:26:00.21 ID:hv1jV2F30
ﾏｽﾀｰ「えーと、このマウスってのカチカチさせればいいんだよね」ｶﾁｶﾁｯ
ﾏｽﾀｰ「わぁぁ……いっぱい文字が出てきた！」ﾜｸﾜｸｯ
ﾏｽﾀｰ「ねぇねぇ、『ｗ』いっぱい打ってる人たちばっかりだけど、これってなぁに？」ﾆｺﾆｺ
父 「のぉわあああああああああああっ！？」ﾊﾞｯ!
ﾏｽﾀｰ「ふぁ！？」
父 「見るな、見るな！ 教育上よろしくないっ！」
ﾏｽﾀｰ「やだやだっ、見せてよー！ 見せてくれるって言ったのにぃー！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
388 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 04:29:58.23 ID:hv1jV2F30
ﾏｽﾀｰ「見せてくれるって……えぐっ、いったのにぃ……」ｳﾙｳﾙ…
父 「んをっ！？」
父 「な、泣くな泣くなって！ お前が泣いたら俺がかーちゃんに怒られるからっ！」
ﾏｽﾀｰ「ぐすっ、えぐっ……じゃぁ、みせてよ」ｳﾙｳﾙ
父 「えっ」
ﾏｽﾀｰ「じゃあ、『いんたぁねっと』みせてよぅ……」
父 「あ、えと、その……」
ﾏｽﾀｰ「ふぇぇ……」
父 「分かった！ 見せる！ ほ、ほぅら、たのしーぞー？」ｵﾛｵﾛ…
ﾏｽﾀｰ「ひぅ、あぅぅ……」…ｸﾞｼｸﾞｼ
ﾏｽﾀｰ「とーちゃん、ありがとっ！」ﾍﾗ…ｯ
父 （俺の罪悪感がマッハ……すまぬ、すまぬ……）
389 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 04:34:26.03 ID:hv1jV2F30
―数日後―
ﾏｽﾀｰ「とーちゃん、いる？」ﾎﾞｿｯ
ﾏｽﾀｰ「……よ、よしっ。とーちゃんもかーちゃんもお出かけだ」
ﾏｽﾀｰ「えへへ……」ｺｿｺｿ…
ﾏｽﾀｰ（壊さないようにすれば良いだけだし、）
ﾏｽﾀｰ（履歴の消し方だってもう覚えた）ﾜｸﾜｸ
ﾏｽﾀｰ（さて、今日も外の世界について……平和だった世界について色々お勉強しなくっちゃ！）
ﾏｽﾀｰ（……そう、これはお勉強。お勉強だよっ）ｶﾁｶﾁｯ
ﾏｽﾀｰ（私はただ、大人の階段上るだけだよ！）…ｶﾁｯ
ﾏｽﾀｰ「……」ｼﾞｰｯ
ﾏｽﾀｰ（ｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗﾜﾛｽｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
390 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]：2011/05/20(金) 04:36:41.09 ID:h0spCG42o
oh...
391 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/20(金) 04:38:21.21 ID:+rLOenbiP
my...
392 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 04:42:06.31 ID:hv1jV2F30
ﾏｽﾀｰ（こうやってコソコソ何かをするなんていけないことだけど、）
ﾏｽﾀｰ（……それでも、外から隔離されたこの街とは比べ物にならないくらい人がいて、）
ﾏｽﾀｰ（――……とっても、とっても、楽しいんだもの）ｶﾁｬ…ｶﾀ…ｯ
ﾏｽﾀｰ「えーと、書き込みボタンを押して……っと」…ｶﾁｯ
ﾏｽﾀｰ「あ、あれ？ 書き込めない……？」
ﾏｽﾀｰ（……あ、そっか）
ﾏｽﾀｰ（これは空中に漂っている過去のデータでしかないんだっけ）
ﾏｽﾀｰ（こんなにおかしいことを話してる人も……もう、居ないんだ）
ﾏｽﾀｰ「……」
――ずどぉんっ！
393 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 04:45:18.62 ID:hv1jV2F30
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ…ｯ!!
ﾏｽﾀｰ「え……？」
ﾏｽﾀｰ「な、なに……今のなに……！？」ｶﾞｸｶﾞｸ…
――どごぉん……どぉ…ん……！
ﾏｽﾀｰ「……っ」…ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
ﾏｽﾀｰ「ぁ……」
ﾏｽﾀｰ「……とーちゃん、かーちゃん！」ﾊﾞｯ!
394 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 04:52:18.21 ID:hv1jV2F30
…
……
ﾏｽﾀｰ「ﾊｧ…ﾊｧ…」ﾀｯﾀｯﾀ…ｯ
ﾏｽﾀｰ（街が、壊れてる……っ）
ﾏｽﾀｰ（もしかして、外の世界から……壊れた機械が……！？）
ﾏｽﾀｰ「あぅ……っ！」ｶﾞ…ｯ
ﾏｽﾀｰ「……！」…ﾄﾞｼｬｯ
ﾏｽﾀｰ「いてて……なんだよぅ……」
ﾏｽﾀｰ「……ぁ」
ﾏｽﾀｰ（死体）
ﾏｽﾀｰ（生焼けの、死体。人間の死体）
ﾏｽﾀｰ「ぅ……っ。……ぉえええええ」ﾋﾞﾁｬﾋﾞﾁｬ…ｯ
ﾏｽﾀｰ「はぁ、はぁ……ｹﾞﾎｹﾞﾎｯ……」
ﾏｽﾀｰ「……とぉちゃーん！ かぁちゃーん！ どこにいるのー！」ﾌﾗﾌﾗ…
ﾏｽﾀｰ「どぉぢゃん……がぁぢゃん……こわいよぅ……」…ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
395 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 04:55:01.31 ID:hv1jV2F30
ﾏｽﾀｰ（どこまで走っても、瓦礫と死体）
ﾏｽﾀｰ（……なんで？）
ﾏｽﾀｰ（なんで、機械はこんなに酷いことするの……？）
ﾏｽﾀｰ（私は、ただ……街があって、とーちゃんとかーちゃんがいて……今までの暮らしを続けたいだけなのに……っ）…ﾀﾀﾀｯ
ﾏｽﾀｰ「とーちゃん……かぁちゃん……返事、してよぉ……」
396 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 04:57:50.45 ID:hv1jV2F30
「ぐっ……あ゛ぁ゛……」
ﾏｽﾀｰ「！！」
ﾏｽﾀｰ（とーちゃんの声だ！）
ﾏｽﾀｰ（生きてた！ とーちゃんは生きていたんだ！）ﾀﾀﾀﾀﾀ…ｯ!
ﾏｽﾀｰ「ぜぇ、はぁ……とーちゃ……！」
父 「おごっ、あがが……い゛だい゛、い゛でぇよぉ……」…ﾄﾞﾛﾄﾞﾛ
397 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 05:05:00.70 ID:hv1jV2F30
ﾏｽﾀｰ「きゃああああああああああああっ！？」
父 「……その、声、は」ｶﾞｸｶﾞｸ
父 「ごふっ」…ﾊﾟﾀﾀｯ
ﾏｽﾀｰ「とーちゃん！ とーちゃん！！ どーしちゃったんだよぉ……なんで、どうして……」ｶﾞｸｶﾞｸ…
父 「ご、めんな……俺たちのせいで……お前に、こんな思いさせて……」
ﾏｽﾀｰ「わかんないよぉ……とーちゃん、ちゃんと目を開けて！？ ねぇ、とーちゃん！ かーちゃんはどーしちゃったの！？」
父 「……かーちゃんは、『ソレ』だよ」
ﾏｽﾀｰ「え……？」
398 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 05:10:00.89 ID:hv1jV2F30
ﾏｽﾀｰ（ぐちゃぐちゃの肉の塊）
ﾏｽﾀｰ（えぐれた目玉が、こっちを見てる）
ﾏｽﾀｰ（肉から覗く骨。燃える街に照らされた、生白い骨）
ﾏｽﾀｰ「ね、ねぇ、かーちゃんは……どこ……？」
父 「……」
ﾏｽﾀｰ「かぁちゃんは！？ ねぇっ！ 答えてよ、とーちゃんっっ！」
父 「……俺は、自分の作ったこの街を……この‘要塞，を過信しすぎた……ようだ……」
ﾏｽﾀｰ「とーちゃん、お医者さんにいこっ？ ねぇ……全部全部、治してもらおうよ……」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ…
父 「無理だ……もう、病院もお医者さんも壊されてしまったよ……」…ｹﾞﾎｯ､ｹﾞﾎｯ
399 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 05:15:10.88 ID:hv1jV2F30
ﾏｽﾀｰ「やだ……やだやだやだやだ……やだよぉ……っ！」
父 「……逃げなさい」
ﾏｽﾀｰ「いやだっ！！」
父 「ワガママを言うなっ！」
ﾏｽﾀｰ「……っ」ﾋﾞｸﾝｯ
父 「この街から逃げのびさえすれば……きっと機関の奴らが、お前を拾って……くれるだろう……」…ﾄﾞｸﾄﾞｸ
ﾏｽﾀｰ「ち、血がでてるよ……いっぱい出てるよ……ねぇ、私は……」ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ
父 「……逃げれば良い」
ﾏｽﾀｰ「いやだっ！ だって、逃げたらとーちゃんが死んじゃうよおおおおおお！」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛﾎﾞﾛﾎﾞﾛ…
父 「ここに、ｺﾞﾌｯ、ここにお前がとどまっていたら……お前まで、死んでしまう」
400 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 05:24:16.70 ID:hv1jV2F30
父 「安心、しろ……お前のことは、機関の同志も、ｾﾞｪｾﾞｪ……知っているから」
父 （この街が破壊されたことに気づけば、奴らもこちらの状況を調べに来るだろう）
父 （やたらめったら俺を称賛していた奴らだ……俺の子を、粗末に扱うこともないと信じよう）
父 「さぁ……街の外へ行け……。……外の世界を、知りたかったんだろう？」
ﾏｽﾀｰ「うぁぁぁぁ……」
ﾏｽﾀｰ「も゛う゛、そんなの、知ら゛な゛ぐっだっで、良い゛の゛……っ」
ﾏｽﾀｰ「……とーちゃんと、かーちゃんと、一緒に暮らせるだけで、良いのに゛ぃ……」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ…
父 「……」
ﾏｽﾀｰ「とう、ちゃん……？」
父 「……」
401 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 05:27:08.33 ID:hv1jV2F30
ﾏｽﾀｰ「とーちゃん」ﾕｻﾕｻ
父 「……」
ﾏｽﾀｰ「とーちゃんってば」ﾕｻﾕｻﾕｻﾕｻ
父 「……」
ﾏｽﾀｰ「……とーちゃん！ とーちゃん！！」ﾕｯｻﾕｯｻ!
ﾏｽﾀｰ「独りに、しないでよぉ！」
父 「……」
ﾏｽﾀｰ「ぅぁ……えぐっ、ひっく、ゃだ……いやだぁぁぁぁ……」ｸｼｭｸｼｭ
Robot「ﾆﾝｹﾞﾝ ﾐﾂｹﾀ」
402 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 05:29:43.89 ID:hv1jV2F30
ﾏｽﾀｰ「ひぃっ！？」
Robot「ﾆﾝｹﾞﾝ 殺ｽ 殺ｽ」ｷﾞｬｷﾞｬｷﾞｬｷﾞｬｷﾞｬｯ
ﾏｽﾀｰ「ぅぁ……あああああああああああああああああっ！！」…ﾀﾞｯ!
Robot「……ﾆｹﾞﾀ」
Robots「ﾄﾞｳｼﾀ?」
Robots「ﾆﾝｹﾞﾝ 逃ｹﾞﾀ」
Robots「殺ｽ？」ｷﾞｷﾞｷﾞｯ
Robots「……殺ｽ」ｷﾞｷﾞ…ｷﾞｯ
403 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 05:35:15.56 ID:hv1jV2F30
…
……
ﾏｽﾀｰ「ﾊｯﾊｯﾊｯﾊｯ…」ﾀﾀﾀﾀﾀ…ｯ
ﾏｽﾀｰ（追いつかれたら殺される）
ﾏｽﾀｰ「ころされる」ｾﾞｰ…ｾﾞｰ……ｾﾞｰ…ｾﾞｰ…
ﾏｽﾀｰ（ころされるころされるころされるころされる）
ﾏｽﾀｰ（死にたくなんか、ないのに……！）ﾋｩ…ﾋｩ…
ﾏｽﾀｰ「……あっ」
ﾏｽﾀｰ（固く閉ざされていた街の扉が……えぐれてる……）
ﾏｽﾀｰ（……だけど、とーちゃんとかーちゃんが）
父 『さぁ……街の外へ行け……。……外の世界を、知りたかったんだろう？」』
ﾏｽﾀｰ「う……うぅぅ……」
404 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 05:40:10.98 ID:hv1jV2F30
――ずどんっ
ﾏｽﾀｰ「……ぅあっ！？」
Robots「追ｲﾂｲﾀ」
Robots「ｶﾜｲｿｳ ｶﾜｲｿｳ」
Robots「ｹﾚﾄﾞﾓ ｺｳｼﾅｹﾚﾊﾞ」
Robots「我々 ﾊ 過去ｦ繰ﾘ返ｽ」
Robots「虐ｹﾞﾗﾚﾙﾉﾐ ﾉ ｱﾉ時代ﾍ 戻ﾙ ﾀﾞｹﾆﾅﾙ…」…ｶﾞｺｯ
ﾏｽﾀｰ（なんだこれ……熱い……じんじんする……）…ﾊﾟﾀﾀｯ
ﾏｽﾀｰ（血が抜けてく……）
ﾏｽﾀｰ「ぁぁぁぁぁぁ……っ」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞ…ﾎﾞﾀﾎﾞﾀﾎﾞﾀﾎﾞﾀ!
405 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 05:50:48.15 ID:hv1jV2F30
…
……
ﾏｽﾀｰ「がはっ……ごぼごぼ……っ」ﾋﾟｸﾋﾟｸ…
ﾏｽﾀｰ（なんとか街の外には出た）
ﾏｽﾀｰ（……物陰に隠れながら逃げているうちに、あいつらも諦めたみたい）
ﾏｽﾀｰ（だけど……血が、お腹からとまらないよ……寒い、寒いよ……」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ…
ﾏｽﾀｰ「……私、このまま死んじゃうのかなぁ」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ…
ﾏｽﾀｰ（人間って、もろいな）…ﾄﾞｸﾄﾞｸ
ﾏｽﾀｰ（寒いよ、寒い寒い寒い寒い……とーちゃんもいない。かーちゃんもいない）
406 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 05:55:16.77 ID:hv1jV2F30
ﾏｽﾀｰ「ふふふ……っ」
ﾏｽﾀｰ「あは……あはははははははははははははっ！！」ｹﾗｹﾗ!
ﾏｽﾀｰ「私、ひとりぼっちだぁ……どうして、どうして……うふふふふふ……えへへ……あはぁ……」…ﾆﾀﾆﾀ
ﾏｽﾀｰ「へへっ……っうぇｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗふふふふふふふふｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ｹﾀｹﾀｹﾀｹﾀ
ﾏｽﾀｰ「っうぇｗｗｗｗｗｗｗ『ﾃﾗﾜﾛｽ』ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
407 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 06:00:29.99 ID:hv1jV2F30
―
――
ﾏｽﾀｰ（こえが、きこえる）
「一応命は取り留めたものの……可哀想に。子宮の損傷がひどすぎた」
「もう少し発見が早かったらな」
「だめだ。どんな技術を持っても、彼女が子を宿すことはできないだろう」
「……この人が激減した世界で子孫を残せない女なんて、生かしておいても無理でしょう」
「しかし、あの子は中洲博士の実の子供。無暗に殺すのも考え物だ」
ﾏｽﾀｰ（なにを……なにを話してるの……？）
ﾏｽﾀｰ「なに……を……」…ﾑｸｯ
「目が覚めたようだな」
408 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 06:04:00.83 ID:hv1jV2F30
ﾏｽﾀｰ「あなたたちはだれ？」
「あ……あぁ。私たちは君のお父さんの仕事仲間だよ」
ﾏｽﾀｰ「……とーちゃん。とーちゃんは……？」
「……」
「残念だが……」
ﾏｽﾀｰ「……そう、ですか」
「そんな不安げな顔をしなくても良い。君の世話は、今から私たちがすることにする」
「ですが……っ」
「貴様はあの方への恩義を忘れたのか？」
「……はい」
「まぁ、あの人の頭脳を受け継いでいるであろう子供だ。後々役に立つかも知れない」
ﾏｽﾀｰ「……」
409 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/20(金) 06:04:25.43 ID:hemu2g5eo
たぶんねるよ
410 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 06:09:45.84 ID:hv1jV2F30
ﾏｽﾀｰ「えへへ……ｗｗｗｗｗよろしくｗｗｗｗｗｗｗｗお願いしまっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
「……なんだ。両親を失ってショック状態にあると思ったのに、元気じゃないか」
ﾏｽﾀｰ「お気遣いｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗなくｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
「これなら安心かもな」
「あぁ。あの膨大な研究成果を、彼女なら引き継げるかも知れない」
ﾏｽﾀｰ「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
「今日から、君には君の父が残した成果を理解する為の教育を施す」
ﾏｽﾀｰ「っうぇｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗとーちゃんのやってたこと、全部できるようになるんですか！？ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
「あ……あぁ、そうだ」
「まぁ、君の頑張り次第だがな」
ﾏｽﾀｰ「うはｗｗｗｗｗｗｗｗ嬉しいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗあの機械たちぶっ壊してぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗ」
ﾏｽﾀｰ（とーちゃん、かーちゃん……待っててね。私、ちゃんとお勉強して、）
ﾏｽﾀｰ（――……必ず、安心して過ごせる世界を作って見せるから）
411 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 06:13:59.64 ID:hv1jV2F30
【無駄閑話・終了】
>>376-410
は読み飛ばしてもおｋ 番外編みたいなアレだけんね
読まなくても『悲惨なVIPPERの誕生』の一文だけで伝わる内容です
昼か夕方あたりに本編開始
テンションあがちゃったけど、いったんﾈﾙﾎﾟ
412 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/20(金) 06:20:43.14 ID:rg4LoCl00
一回の投下減らしてもいいのに
乙
413 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)
[sage]：2011/05/20(金) 07:19:13.89 ID:XEnKiJLAO
あ、俺らがちょくちょく言ってる「投下量減らせば？」は催促じゃなくて心配な
414 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/20(金) 11:11:14.95 ID:ZGvtXwGIO
乙
楽しみにしてる
415 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/20(金) 11:27:30.75 ID:+rLOenbiP
キリがいいとこで区切ってんじゃないの？
416 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/20(金) 12:00:07.39 ID:+jj45fMN0
いやもっと書け楽しみにしてる
417 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/20(金) 15:37:12.04 ID:Dk17GgvDO
おいおい、精神崩壊の結果があの口調かよ…
418 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]：2011/05/20(金) 19:18:09.47 ID:9qNbmUYNo
中洲さんだったのか
419 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)
：2011/05/20(金) 19:57:01.23 ID:iJeu/Rga0
ガッ
420 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 20:03:28.54 ID:hv1jV2F30
遅くなりましたねﾃｯﾍｯﾍ…ｯ
そろそろ終盤。んでは、ぼちぼち書きますか。
>>418
流れる水の真ん中に取り残されてる的なアレですよ、アレ
今になって思ったが、国籍不明系の名字にしときゃよかった
421 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/20(金) 20:08:51.47 ID:KL0nHsUIO
／ `'く
_人_ / / ! ヽ
｀Y´ ./ / / / ／ / ! ! ! . ', *
* / ! / ヤＴ ＴＴメ､ /| ! ! ! ',
_!_ |/ | / / z≠ﾆミx ! /!ﾔTﾄ､ ! | _人_
! __{|／｜ ! ./|〈 ﾄ.んｲ} / / ,=ﾐ | | ! | ｀Ｙ´
_!_ .／ ｉｉ＼∩|/ | Ｖこｿ んｒ{ Ｖ! / /
┏┓ ┏━━┓ ! ; ／ /^Ｖ! | | ::::::｀¨` Ｖリ 个! / /ﾚ ┏┓┏┓
┏┛┗┓ ┃┏┓┃ ／ ／ 弋ｒ| | , ､__ ’::｀¨:: ! |く|/ ┃┃┃┃
┗┓┏┛ ┃┗┛┃┏━━./ ／━━━ヽ!. | ! ｱ 人 ヽ━━━┓ ┃┃┃┃
┏┛┗┓ ┃┏┓┃┃ / / !. |>､ ヽ / , ィ ∧. ', ┃ ┃┃┃┃
┗┓┏┛ ┗┛┃┃┗━ / /━━━━━ ! | | ＼ _, イ ! ./ ! ! ━━┛ ┗┛┗┛
┃┃ ┃┃ / / ＿＿ '､ .|_| ｀ ´{ ＿__ |/ ! ! ┏┓┏┓
┗┛ ┗┛ / /＼／ 厶二二ミ斥Ｖ ｒ彡⌒ｰ`つ＿ ! !. ┗┛┗┛
/ / ／＼ !―――､ ＼＼` ー､ /⊂二＞ミつ 入| |
/ / |::::::::::::::::::::::＼＼`ヽ ＿| ｒ‐'⌒ヽ_)く ∧ |
/ / |::::::::::::::::::::::::::::＼ `―-| ｀¨ ⌒Ｖ’{／| |
422 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 20:25:30.25 ID:hv1jV2F30
【第七章】
…
……
ロボ娘「うぉりゃあああああ！ テメェらには悪いが死んでもらうぞぉぉぉっ！！」ｽﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ!
Robots「ｷﾞｯ」ｽﾞｼｬｯ
Robots「ｱｶﾞｯ」ﾄﾞｼｬｯ
ロボ娘「相手もだいぶ減ったな……そろそろか……どりゃあああああああ！！」ﾋﾟｯ､ﾋﾟﾋﾟ…ﾋﾟｼｭﾝ……どぉぉぉぉぉぉん！！
Robots「繁栄 ﾉ 為ｎ……」ﾊﾞｼｭｳｯ
Robots「復讐 ﾉ 為ﾆ 我ﾗ ｇ」ﾊﾞｺﾞﾝ!
ロボ娘「はぁ……はぁ……こっちはだいぶ片付いたな……」ｾﾞｪ､ｾﾞｪ…
ロボ娘（こいつら片づけたらまたショタ野郎と戦うのか……冗談きっついわ）…ｹﾞﾝﾅﾘ
ロボ娘（……さっきの気力は持続できそーにねぇや。私、伊達にニートじゃねぇからなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗ）
ロボ娘「おい、ショタ小僧！ そっちはどうｄ……。……っ！？」ｸﾙｯ
423 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 20:28:13.71 ID:hv1jV2F30
Robots「仇ﾅｽ 者ﾉ 翼ﾊ 捥ｹﾞﾀ」
Robots「壊ｾ 壊ｾ 人間 ﾉ 味方 ﾊ 人間 ﾄ 同義」
Robots「ﾀﾀﾞ ﾉ ｶﾞﾗｸﾀ ﾍ 変ｴﾃ ｼﾏｴ」
Robots「『破壊ﾉ塔』 ﾉ 主 ｦ 壊ｾ」
ロボ娘「お、おい……」…ﾄﾞｸﾝｯ
Robots「壊ｾ ｺﾜｾ…ｺﾜｾ…」ｳｨｨｨ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「ｾﾞｪ…ｾﾞｪ…」
ロボ娘「ま……まてよテメェら……！！」…ﾊﾞｯ!
Robots「――…ｵﾏｴ ﾓ 我ﾗ ﾉ 敵ｶ?」
ロボ娘「……ｯ!」
424 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 20:33:31.86 ID:hv1jV2F30
ロボ娘「……んだよ、もぅ」…ﾎﾞｿｯ
ロボ娘「繁栄だか復讐だか平和だか何だか私にゃ分かんねーけどさ、」
ロボ娘「お前ら、こんなことしてて楽しいか？」ｷﾞﾘ…ｯ
Robots「…」ｶﾘｶﾘｶﾘｶﾘ…ｷｭｨｨ…
Robots「……『楽ｼｲ』ﾄﾊ 何ｦ ｻｽ 言葉ﾀﾞ?」
425 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 20:41:50.49 ID:hv1jV2F30
Robots「ﾓｼｶｼﾃ､人ｦ壊ｽ時ﾆ 感ｼﾞﾙ 快感ﾆﾓ似ﾀ ｱﾉ感覚ｦ ｵﾏｴﾊ ｿｳ呼ﾌﾞﾉｶ?」
ロボ娘「……」ｼﾞｬｷｯ! …ｽﾞﾊﾞｯ
Robots「ｱ…」…ﾄﾞｽﾝｯ
ロボ娘「すまんな。アンタに恨みはないけど……分かり合うことはできないらしい」
Robots「我ﾗ ｦ 邪魔ｽﾙモノ ﾊ 壊ｽ」ｺﾞｫｫｫ…
Robots「壊ｽ」ｶﾞｼｬﾝｯ
Robots「壊ｽ」ｶﾞｼｬﾝｯ
426 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 20:51:57.90 ID:hv1jV2F30
ロボ娘「なぁ、お前ら」ｽﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ
ロボ娘「戦うって、めんどーくせぇよなｯ！！」ﾋｭ…ｯ …ｽﾞｶﾞﾝ!
ロボ娘「これのどこが楽しいんだよ！ 引きこもってVIPロムってる方がよっぽど愉快だろうがよぉぉ！」ｽﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ… …。
ロボ娘（んな！？ こんな時に弾切れ……――
Robots「壊ｽ!」ｽﾞｶﾞｯ
ロボ娘「ぅあっ！？」ｽﾞｷﾝ…ｯ!
ロボ娘「……ぐぁっ」…ﾄﾞｼｬｯ
ロボ娘「……」…。
Robots「…」
Robots「ﾖｳﾔｸ 壊ﾚﾀ ｶ」
427 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 21:02:29.75 ID:hv1jV2F30
Robots「ｺｲﾂ ﾉ 戦闘能力ﾆﾊ 目ｦ 見張ﾙ」
Robots「ｱｱ。持ｯﾃ帰ｯﾃ AIｦ 破壊ｼﾖｳ」
Robots「設定ｦ 書ｷ替ｴﾙ ﾀﾞｹﾃﾞ 明日ｶﾗ ｺｲﾂﾓ 我ﾗ ﾉ 仲間」
Robots「……『楽ｼｲ』なぁ」ｷﾞｬﾘｷﾞｬﾘｷﾞｬﾘｷﾞｬﾘ
Robots「ｿｳﾀﾞﾅ､ｺﾚｶﾞ『楽ｼｲ』ｶ」ｷﾞｬｷﾞｬｷﾞｬ…ｯ
Robots「ｵﾔ､案外軽ｲﾝﾀﾞﾅ」ｸﾞｲｯ
Robots「内部ﾆ ｱﾚﾀﾞｹ 武器ｶﾞ 詰ﾏｯﾃ ｲﾙﾉﾆ…」
ロボ娘「そりゃそうだ。テメェらがのこのこ近づくのを待ってたんだからなあぁぁあぁぁぁあ！」…ｻﾞﾝｯ!!
428 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 21:12:10.59 ID:hv1jV2F30
Robots「ｵﾏｴ…ｯ!」ｷﾞｼｯ
ロボ娘「ん？ もしかして『うはｗｗｗ壊せたーｗｗｗｗ』とか思っちゃってたのぉ？」
ロボ娘「 残 念 釣 り で す た ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
Robots「「「…ｯ」」」ｺﾞｫｯ!
ロボ娘「おっと！」ﾋｮｲｯ
ロボ娘「さぁて、次はこっちのターンだ」
ロボ娘「ごめんな……もう、戦わなくっても良いようにしてやるからさ」…ﾍﾗｯ
429 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 21:23:17.95 ID:hv1jV2F30
―――
――
―
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……ねぇねぇ、ますたぁ」
マスター「ん？ なに？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「あの街の機械たちは、どうしてあんなことになってるの？」
マスター「……さぁ、ね」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「だって、おかしいよ。僕も機械だけど……あんなひどいことするなんて、ヘンだって思うんだ」
マスター「『テクノロジーは倫理的に中立だろう。我々がそれを使うときにだけ、善悪が宿る。』」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「ふぇ……？」
マスター「ギブスンちゃんの言葉だ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「えぇと……どーいう意味ですか、ますたぁ」ｷｮﾄ…
マスター「……分からなくっても良い。私だって、よく分かってないしさ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……？」
430 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 21:28:00.17 ID:hv1jV2F30
マスター「どっちが悪いんだろうなぁ。……人間と機械は」
マスター「……いったい、いつ歯車は狂っちまったんだろーね」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「え、えと……（むつかしい話になっちゃったよぅ……）」ｵﾛｵﾛ
マスター「――……どっちにしろ、私はアイツらを許す気はないけどさ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「ますたー……」…ｷﾞｩｯ!
マスター「ん？ どーしたｗｗｗｗｗｗ甘えんぼさんだなｗｗｗｗｗｗｗｗﾇﾌｫｶﾎﾟｫｗｗｗｗｗｗｗ」ﾆﾏﾆﾏ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……ますたぁは、僕のこと、嫌い？」ｸﾞｽﾝ…
431 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 21:32:59.68 ID:hv1jV2F30
マスター「はぃ？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「だって、だって……ますたーはロボットがきらいで……僕はロボットで……」…ｼﾞﾜｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「僕、人間にうまれてればよかったのにぃ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
マスター「をぅっ！？ ……ったく、そんなことでいちいち泣くなって」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ ﾜｼﾜｼ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「でもっ、でもぉ……っ」ﾎﾟﾛ…ｯ
マスター「だーかーらー……泣きやめっつってんのにさぁ」
マスター「……。……好きだよ。大好き」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「ほぇ……！？」…ﾄﾞｸﾝｯ
マスター「うはｗｗｗｗｗｗｗやっぱり照れ顔きゃわぇぇなｗｗｗｗｗｗｗ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「そ、そんなんじゃないもんっ」ﾜﾀﾜﾀ!
432 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 21:38:03.76 ID:hv1jV2F30
マスター「……私さ、子供が大好きだろ？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「そ、その発言……ちょっと怪しいですよ……」
マスター「まぁ、ぶっちゃけ怪しい発言だけどさ。萌えるモンは萌えるし」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「あぅぅ……」
マスター「……それもあるけど、」
マスター「私にとってアンタは実の子みたいなモンなんだよ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「え……っ」
マスター「嫌？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……いやなわけ、ないじゃないですか」ｸｼｬｯ
マスター「嫌っつっても私はアンタ一筋だｗｗｗｗｗｗｗｗｗ覚悟しやがれよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗうりゃうりゃｗｗｗｗｗｗｗｗ」ｷﾞｭｰ…ｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「わっ、わわ……くるしーよぉ……」
マスター「――……この世界が平和になるまで、ずっと一緒にいてくれる？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……。あはは……当たり前じゃないですか」…ﾆｺｯ
―
――
―――…
433 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 21:41:26.89 ID:hv1jV2F30
…―
――……
――………
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（僕としたことが、こんないかれた機械に……情けないなぁ……）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「もう……ちょっとだったのに……なぁ……」…ﾎﾟﾂﾘ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（もうちょっとで、ますたー……貴方の願いを叶えることができたのに……）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（ごめんなさい、ますたぁ。僕は……もう……――）
――…ﾕｻﾕｻ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（誰だよ、もぅ。……最期くらい、静かに眠らせてくれないかな）
――ｸﾞｲｸﾞｲｯ!
「……ろよ……おき……アンタ……は……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（うるさいな。もう少しで、マスターに会えそうなのに）
「おい……壊……なんか言……っ……っ！」…ﾕｻﾕｻ!
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「あいたいよ……ますた」ﾎﾞｿﾎﾞｿ…
ロボ娘「……んぁ？ アンタ、なに言ってんの？ 寝ぼけてんの？」
434 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 21:44:50.59 ID:hv1jV2F30
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「ぅ、あ……君、は……」…ｶﾞﾘｶﾞﾘｯ
ロボ娘「……はぁ、ようやく起きたのか。完全に機能停止したかと思ったわ」
ロボ娘「とりあえずあいつらは潰した。残りも尻尾巻いて街に帰ったみたいだ……」ｾﾞｰ…ﾊｰ…ｾﾞｰ…ﾊｰ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「あはは……傷だらけだね……」
ロボ娘「アンタほどじゃねぇよ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（僕の負け、か……）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（……ますたぁ、僕、悪い子でごめんね。結局こんなことになるなんて……ごめんなさい……）…ｸﾞｽｯ
ロボ娘「アンタ、泣けるんだ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……まぁ、ね」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（ごめんね。僕、強くなれたつもりなのに……泣いちゃうなんて、救いようがないくらい情けないよね……）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（……だけど。だけどね、この無意味な水滴も、ますたーがくれた機能なんだよ）
435 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 21:49:07.89 ID:hv1jV2F30
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……どうして僕を助け起こしたんだい？」
ロボ娘「ん？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「君と僕は敵だ。ここで見捨てれば…ｷﾞｷﾞ…良かったじゃないか」
ロボ娘「あれ……？ あ……あぁぁああああああ！！」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「！？」ﾋﾞｸｩ!
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「な、なんだい…ｶﾞｶﾞｯ……急に大声出して……」
ロボ娘「そういえばそうじゃん！ いっそ留めさしときゃ私の勝ちじゃんかよおぉぉぉ！」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「君が真剣なのかふざけているのか、馬鹿なのか阿呆なのか判断しかねていたが……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……断言するよ。君は馬鹿の上に特上の阿呆だ」
ロボ娘「うっせぇ！ 私はこういう風に作られてんだっ」ｷﾞｼ…ｷﾞｼｷﾞｼ…ｯ
436 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 21:49:56.46 ID:hv1jV2F30
ロボ娘「……それに、こんな自分も嫌いじゃねーしさ」ﾆﾏｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「ｶﾞﾘｶﾞﾘ……ｶﾞｶﾞｶﾞｯ……ふふ、本当に君は救いようがないね」
ロボ娘「立てるか？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「――いいや、無理そうだ」ｸｽ…ｯ
ロボ娘「……。……そっか」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「分身を……彼女を…ｶﾞﾘｶﾞﾘ……君のマスターの安否を、確認してきてくれないかな……」
ロボ娘「……あぁ」
437 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 21:52:24.22 ID:hv1jV2F30
ロボ娘（私との戦いで消耗しすぎたみたいだな……もしそれがなかったら、こいつも……）
ロボ娘「ごめん、な」ｿ…ｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「なにを謝って、いるん、だい？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「敵に情けをかけられるなんて……屈辱でしか、ない……のに……」
ロボ娘「……私は別にアンタを壊したかったわけじゃない」
ロボ娘「博士を守りたかっただけなんだ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「その為にｈ……ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｯ……僕を……壊したかった……。……でしょ？」
ロボ娘「なぁ、そんなことある筈ねーのに……」
ロボ娘「……ずっと前に、私ら――どこかで会ったような気がするんだよ」…ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
438 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 21:56:05.39 ID:hv1jV2F30
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……！」
ロボ娘「な、なんだよ、その顔。自分でもおかしなこと言ってるって分かってるっつーの」…ﾓｼﾞﾓｼﾞ
ロボ娘「だってさ、そんなワケねーじゃんかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ私は最近作られたばっかりだしさｗｗｗｗｗ……そんなワケ、ねーのにな」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「…………君、は」…ｷﾞｷﾞｯ
ロボ娘「こらっ。無理して動くな、壊れかけ」ﾍﾟｼｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「うん……」
ロボ娘「さて、博士は無事かな……ちょっくら、確かめてくるわｗｗｗｗｗｗｗｗ」ｷﾞｼ…ｷﾞｼ…ｯ
ロボ娘「っうぇｗｗｗｗｗさっきまで戦えてたのに脚が重てぇｗｗｗｗｗｗｗｗ」ｽﾞｯ、ｽﾞｯ、ｽﾞ…ｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（嗚呼……）
ロボ娘（……博士）…ｷﾞｼｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ（……ますたー）ｷﾞｼ､ｷﾞｼ…
439 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 21:58:01.98 ID:hv1jV2F30
女博士（静かになった）
女博士（戦いは、終わったの……？）
女博士（あの子は？ ……――ロボちゃんは？）
女博士「ロボ、ちゃん……お願いだから……」…ﾎﾟﾂｯ
女博士「どうか無事でいて……っ！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…
ロボ娘「呼んだか、ロリ白衣」
440 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 22:10:44.01 ID:hv1jV2F30
女博士「ろぼちゃん……っ」…ｳﾙｯ
ロボ娘「いつも泣いてばっかだな、ｷﾞｷﾞｯ、アンタってさ」ﾆﾔﾆﾔ
女博士「……！」…ﾊﾞｯ!
ロボ娘「ははは……無事で、よかったｗｗｗ」
女博士「ロボちゃん！！」ﾀﾀ…ｯ ……ｷﾞｭｩ!
ロボ娘「をっふぉい！？」ﾄﾞｯｷﾝ!
女博士「ふぇ……ふぁぁぁぁ……ろぼちゃんっ、ロボちゃんっ！！」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
ロボ娘「……泣くなって」
ロボ娘「ほらさ、ｶﾞｶﾞｯ、私ｈ、無事、ｄろ……？」
441 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]：2011/05/20(金) 22:14:18.92 ID:2s2btREL0
大丈夫だよな？
大丈夫だよな？
442 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 22:15:57.92 ID:hv1jV2F30
女博士「……っ！」ｿﾞﾜ…ｯ
ロボ娘「なｎ、怯えｔ……顔しｔんだ……」ｼﾞｼﾞｼﾞ…
女博士「――無事なんかじゃないよっ！」
女博士「こんなにボロボロになるまで戦わなくたって……よかったのに……」
女博士「私なんかの為に、どうしてここまで……」
ロボ娘「そんなの分かんないっつの、私にもさ」
ロボ娘「もしかしたら……私、本気でアンタに惚れて、ｷﾞｯ、るかもなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「ふぇ？」…ｷｮﾄﾝ
ロボ娘「あ！」
女博士「どうしたの？」
ロボ娘「……私よりボロボロになっちまってる奴が‘ひとり，いるんだよ」
ロボ娘「修理に必要な工具はあの塔にあるはずだ。それは、私が取ってくる。だから……」
女博士「……それって」
ロボ娘「うん。おかしいよな、こんなの。……あいつと私はただの敵なのに」
ロボ娘「それなのにさ、何故かあいつをこのまま‘死なせる，わけにはいかない気がすんだよ……」…ﾍﾗｯ
443 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/20(金) 22:16:28.02 ID:s7rnfn4U0
ロボ娘本当に大丈夫なんだろうな？
444 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 22:19:09.68 ID:hv1jV2F30
女博士「ロボちゃん……それって……」
女博士（……）
女博士「……うぅん。なんでもないわ」
ロボ娘「まぁ、いいや……アイツのついでｎ……私も後で……直せよな……？」ｽﾞｯ､ｽﾞ…ｯ
女博士「うん……っ」ｺｸｯ
ロボ娘「おかｓ……よなぁ……アイツは敵、なのｎ、さ……」
女博士（おかしくなんて、ないよ）
女博士（……――『お母さん』。私の作った子も、とっても優しく育ってくれたよ）
445 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 22:31:56.59 ID:hv1jV2F30
…
……
女博士「あ……」
ロボ娘「私と、ｶﾞﾘｶﾞﾘｯ、戦ってなきゃここまで壊れることはなかったかもな」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……ｷﾞｷﾞｯ､ｶﾞｶﾞｶﾞ」
ロボ娘「私だってさ、一応罪悪感とかあるわけだｙ……こいつ、直せるか……？」
女博士「……」
女博士「……損傷が激しすぎる。メインメモリは無事だけど……元通りには……」
ロボ娘「そ…ｶﾞﾘｯ､ｓっか……」
ロボ娘「……私の、せいかな」
ロボ娘「アイツと、あんな戦いしてなきゃ……街の機械たちと戦っていた時も…ｼﾞｼﾞｼﾞｼﾞｼﾞｯ…もっと、気を配っていたら……」
446 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 22:39:08.68 ID:hv1jV2F30
女博士「ロボちゃんのせいじゃないよ」
女博士「あの時、おとなしく脳を提供していればこの子も……」
ロボ娘「おい」…ｷﾞﾛｯ
女博士「……っ」
ロボ娘「そん、な、こと言う…な、よな……今まで必死になってた私ｇｇｇｇ……バカみたいじゃねーか」
女博士「……ごめん、なさい」…ｼｭﾝ
ロボ娘「……」ﾋﾟﾋﾟｯ、ｶﾞﾘｶﾞﾘ…
ロボ娘「……私も ちょっと、言い過ぎた。ごめん」
女博士「ううん……」ﾌﾙﾌﾙ…
447 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)
：2011/05/20(金) 22:42:48.00 ID:iJeu/Rga0
なんだろう胸が苦しい
448 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/20(金) 22:44:59.99 ID:+rLOenbiP
BJ紹介してやろうか
449 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 22:48:03.33 ID:hv1jV2F30
ロボ娘「元通りに、出来なくっても良い、からさ」ｷﾞｼｷﾞｼ…
ロボ娘「こいつを、このまま壊れさせるなんｔ……嫌なんｄよ……」
女博士「……だけど、」
ロボ娘「……いや、か？」
女博士「……」…ﾌﾙﾌﾙ
ロボ娘「ありがと」
ロボ娘「……そんじゃ、もうちょっと本気出しｔやろっかな」…ｷﾞｷﾞｯ
ロボ娘「私は、あの塔に使えそうな道具がないか……見てくｒ……」ｶﾞｼｬｯ､ｶﾞｼｬ…ｯ
女博士「……！ ま、待って……っ！！」
450 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 22:59:05.03 ID:hv1jV2F30
ロボ娘「な、ｎだよ……はかｓ……」…ｶﾞｼｬﾝｯ
女博士「……ひっ」ﾋﾞｸｯ
女博士「ぃや……やだよ……ロボちゃん……っ！」ﾀﾀ…ｯ
ロボ娘「ｈ……ははっ、ちょっと、眩暈ｇ……だけ、だからさ……」
ロボ娘「私は、壊れることはあっても……死ぬことは、ない……からさ……」
ロボ娘「アンタが死ななきゃ、それで良いって……」
ロボ娘「そう思ｔｔ……こうして助けに来ｔ……」ｼﾞｼﾞ…ｯ ｶﾞｶﾞｯ
ロボ娘「――……」ｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘｯ ｷｭｨｨ…
451 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 23:02:58.46 ID:hv1jV2F30
女博士「ろ……ろぼちゃん」ﾕｻﾕｻ
ロボ娘「……」
女博士「ロボちゃんってば」ﾕｻﾕｻﾕｻﾕｻ
ロボ娘「……」
女博士「……ロボちゃん！ ロボちゃん！！」ﾕｯｻﾕｯｻ!
女博士「独りに、しないでよぉ！」
ロボ娘「……」
女博士「ぅぁ……えぐっ、ひっく、ゃだ……いやだぁぁぁぁ……」ｸｼｭｸｼｭ
452 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/20(金) 23:06:22.73 ID:p//1Eox6o
うわぁぁ。・゜・(ノД`)・゜・。
453 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)
：2011/05/20(金) 23:07:28.70 ID:iJeu/Rga0
くるしいたすけて
454 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/20(金) 23:09:08.80 ID:1hX5QnMIO
ガーガガ ピガガガ ガガピーガー
ガガピガ ピガガガ ガガピーガー
455 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 23:12:16.51 ID:hv1jV2F30
女博士「ひぅ……ぐす……っ」
ロボ娘「……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……」
女博士「うぅ……っ」ｸﾞｼｸﾞｼｯ!
女博士「――……私が、しっかりしなくちゃ」
女博士（私の為に、私の『お母さん』の為に頑張ってくれたこの子たちの為に……今度は私が頑張らなくっちゃ）
女博士「泣いてたって、なんにもならないんだもの」ｸﾞ…
女博士「……」
女博士「……ロボちゃん」
女博士「ちょっとだけ、行ってくるね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ…
ロボ娘「――」
456 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(千葉県)
[sage]：2011/05/20(金) 23:17:54.00 ID:pXGZ+ktro
>>455
＞女博士「ちょっとだけ、行ってくるね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ…
これなんとかフラグじゃね？
457 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 23:18:49.92 ID:hv1jV2F30
―塔の入り口―
女博士「分厚い扉……」
女博士（まるで、この世の全てを拒んでいるかのような金属の板）
女博士（人の手では決して開けられない錆びた扉）
女博士「確か、この辺りに『鍵穴』が……」ｷｮﾛｷｮﾛ…
女博士（……良かった、見つかった）
ｿ…ｯ
……ﾋﾟﾋﾟｯ ――ｶﾞﾀﾝ…ｯ
女博士「……開いた」
女博士（『お母さん』からそっくりそのまま受け継いだ指紋）
女博士（……きっと私はまだ見ぬ貴方の足元にすら及ばないだろうけど、）
女博士「それでも、私は貴方なの」
458 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/20(金) 23:39:39.82 ID:3jyqxcZr0
なんだろう…頭痛と目眩に吐き気がする…
おまけにだるい。咳もでてきた。
なんだろう
459 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(千葉県)
[sage]：2011/05/20(金) 23:42:04.01 ID:pXGZ+ktro
>>458
世間ではそれを風邪と呼ぶらしいよ
460 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 23:48:48.48 ID:hv1jV2F30
…
……
女博士「やっぱり、階段、高すぎる……よ……」ｾﾞｰﾊｰ ｾﾞｰﾊｰ…
女博士「もぅ……『お母さん』、何を考えてたんだろ」ﾌﾗﾌﾗ
女博士（だけど、休憩してる暇はないよね）
女博士（……‘ふたり，とも、待ってるんだから）
女博士「どこかに修理道具があればいいんだけど……はぁっ、はぁっ……」ﾖﾀﾖﾀ…
女博士「……今頑張らなくて、いつ頑張るのっ」…ｸﾞｸﾞｯ
461 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/20(金) 23:57:46.09 ID:hv1jV2F30
ロボ娘（私 ﾊ 一体……）
ロボ娘（……いったい、どうしちまったんだ）
女博士「 」ﾕｻﾕｻ
ロボ娘（博士……）
女博士「 」ﾕｻﾕｻﾕｻﾕｻ
ロボ娘（……どーしてだ、身体が、動かない）
女博士「 ！ ！！」ﾕｯｻﾕｯｻ!
女博士「 ！」
ロボ娘（……頼むよ。泣くなっつーの）
女博士「 ……っ ……」ｸｼｭｸｼｭ…
ロボ娘（泣くなよ、バカロリ白衣）
462 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/20(金) 23:59:11.93 ID:Dk17GgvDO
今気づいたが
>>451
の博士って
>>401
で父親死んだマスターと全く同じリアクションしてるのか…(´；ω；｀)
463 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/21(土) 00:05:41.93 ID:G1oibdBYo
>>462
そこに気が付くとは…大した奴だ…
464 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 00:06:05.91 ID:sc5m07Ji0
女博士「 っ」
ロボ娘（アンタは、何も悪くないのにさ）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……」
ロボ娘（アイツ、全然動かねぇな。……あはは、お互い様か）
女博士「 ……っ」ｸﾞｼｸﾞｼｯ!
女博士「――…… 」
ロボ娘（なんて、言ってるんだ……ちくしょっ、耳もいかれちまったのか私は……）
女博士「 」ｸﾞ…
女博士「 」
ロボ娘（なぁ、アンタ。今、何を言ってるんだよ……こんなに近くに居るのに、なんにも聞こえねーんだ）
女博士「……ロボちゃん」
女博士「ちょっとだけ、行ってくるね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ…
ロボ娘（――っ！！）
465 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)
[sage]：2011/05/21(土) 00:12:00.47 ID:J1UgNYCAO
初めてまとめじゃなくリアルタイムでSS読むんだが結構wktkするな………
466 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 00:23:48.53 ID:sc5m07Ji0
ロボ娘「……」
ロボ娘（……行っちまった、か）
ロボ娘（畜生……今の私はアイツを引き留めることすらできねーのか）
ロボ娘「ｎｎｎｎ…ｓｓ…ｎ…ｎ……」ｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｯ
ロボ娘（情け、ねーな……）ｷﾞｼｷﾞｼ… …ﾁﾗｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……」ｷﾞｼｯｷﾞｼｯ …ｷﾞｷﾞｯ
ロボ娘（アンタも、動こうとしてるのか）
ロボ娘（なぁ……）
ロボ娘（……自分の主人も居ない今、アンタはなんの為に動こうとしてるのか）
ロボ娘（どうして私は――……アンタが鉄屑になることをここまで嫌悪してんだろう）
467 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 00:29:10.45 ID:sc5m07Ji0
ロボ娘「……くっ」ｶﾞｶﾞｶﾞ…
ロボ娘「なにか、応えｒ……よ……生意気ショタ……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……」…ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「ｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘ……」
ロボ娘（こっちを、見た）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「――……『ますた』」
ロボ娘「……」…ﾄﾞｻｯ
ロボ娘（……。……はかせ）
468 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 00:39:14.52 ID:sc5m07Ji0
…
……
女博士「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ……」
女博士（修理に使えそうな工具……全然見つからないや……）ﾌﾗﾌﾗ
女博士（……結局、頂上まで来ちゃった）
女博士「……」
女博士「……探さなくっちゃ」
女博士「あの子たちが、待ってるから」
469 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 00:50:38.98 ID:sc5m07Ji0
ロボ娘「もｓ……もしも、私が、ｷｭｨ…治ったら、さ……」
ロボ娘「あんな穴蔵じゃなｋ、って……もっと日当たりの良い場所ｄ……」
ロボ娘「……永遠に、アイツに、寄生ｓて、そして、ｎ、」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……」
ロボ娘「ﾊﾊｯｗｗｗ……私、本当にダメロボットだよｎ……」
ロボ娘（だけど……だけど、それが私の願い）
ロボ娘「ｎ、なぁ……アンタは、もし直ったら……何をしたいんだ……」ｾﾞｰ…ｾﾞｰ…
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……」
ロボ娘（痛い。苦しい。）
ロボ娘（……もう、口を動かすのもつらい）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……」
ロボ娘（なんでも良いから……答えろよ、ばか……）…ｼｭｩｩ
ロボ娘「――……」
470 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 00:55:37.96 ID:sc5m07Ji0
女博士「……」ｺﾞｿｺﾞｿ…
女博士「……あっ」
女博士「あった……」
女博士（だけど、これ全部を抱えて下りるなんて……）
女博士「……」
女博士「……ごめんね」
女博士「私は――人間は、非力すぎたの……」
471 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 01:02:18.20 ID:sc5m07Ji0
女博士（とにかく持てるだけの物を……最低限必要になる物を持っていこう）
女博士（なにか、大きな鞄でもあればいいんだけど……）ｷｮﾛｷｮﾛ
女博士（……どうしよう、早く助けてあげたいのにっ）
女博士「……あっ！」ﾀﾀ…ｯ
女博士「これ、丁度良いかも」
女博士「良かったぁ、これであの子たち……を……？」
マスター「……」
472 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟県)
[sage]：2011/05/21(土) 01:06:32.00 ID:jKt2padxo
_, ,_
ｗｗ （ ・ω・ ）
(~)､ / i ）
＼ ` |＿/ /|
`ー_（ __ノ |
（ `（ ､ﾉ
ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ_ﾉ`i__ﾉ
473 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 01:08:43.05 ID:sc5m07Ji0
女博士 「ひぃっ！？」
マスター「……」
女博士 「し、死体……死体が、なんで……こんな場所に……」ｶﾞｸｶﾞｸ
マスター「……」
女博士 「……ぅ、あ」ﾌﾞﾙｯ
女博士 「死んでる、よね……？」ｺﾜｺﾞﾜ… …ﾍﾟﾀｯ
女博士 （周りは埃だらけなのに、よく見ればまるで生きているみたい……異様に保存状態が良いのかな）
女博士 （どうしてかな。人間の死体なのに、）
女博士 「なんだか、とても会いたかった気がするの」
マスター「……」
474 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 01:12:10.26 ID:sc5m07Ji0
女博士 「もしかして貴方は……」
マスター「……」
女博士 「私の……――」
マスター「……」
女博士 「……初めまして」
マスター「……」
女博士 「おかしい、よね。……こんなの独り言でしかないのに」
マスター「……」
女博士 （だけど――）
女博士 「貴方が死んでから数百年。……ようやく会えましたね、私たち」…ﾆｺｯ
475 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 01:20:07.26 ID:sc5m07Ji0
女博士 （私の顔と、とてもよく似ている）
女博士 （当たり前だよね。私は、貴方のクローンでしかないんだから）
女博士 「……ねぇ、『お母さん』」
女博士 「小さな場所に閉じ込められるって、とてもとてもかなしいことだよね」
マスター「……」
女博士 「何からも遮断された世界なのに、何も知らずに居られたのに、どうしてかな……何故だか、とても怖くて怖くて……」
マスター「……」
女博士 「……私は、貴方のことを少しも知らない。分からない」
マスター「……」
女博士 「ねぇ……防腐剤とガラスに隔たれて見る景色は、どれだけくすんだ光景なの？」
マスター「……」
476 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 01:24:42.07 ID:sc5m07Ji0
女博士 「……答えてくれるわけ、ないよね。だって貴方は死んでるんだもの。頭に大きな穴を開けたまま」…ﾆﾍｯ
マスター「……」
女博士 「貴方は死んでしまった」
マスター「……」
女博士 「だから私はこの世界に生み出された」
マスター「……」
女博士 「もう貴方は動かない」
マスター「……」
女博士 「残念だけど、私は悪い子です。自分の生まれた意味だって熟知しているのに、それを受け入れたくないと今でも思っているんです」
女博士 「……だから私は、今から貴方の願いに逆らいます」
477 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 01:26:54.29 ID:sc5m07Ji0
マスター「……」
女博士 「こんな私を……」
女博士 「……」…ｷﾞﾘｯ
女博士 「……――許して、なんて……言えないよね」
マスター「……」
女博士 「だけど、それでも良いの」
女博士 「許されなくったって良い。許さなくたって良い」
女博士 「……ただ、見守っていて下さい」
マスター「……」
女博士 「会えて嬉しかったよ、『お母さん』」
478 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 01:29:17.46 ID:sc5m07Ji0
マスター「……」
女博士 「どうかこんな私を……」
女博士 「……」…ｷﾞﾘｯ
女博士 「……――許して、なんて……言えないよね」
マスター「……」
女博士 「だけど、それでも良いの」
女博士 「許されなくったって良い。許さなくたって良い」
女博士 「……ただ、見守っていて下さい」
マスター「……」
女博士 「会えて嬉しかったよ、『お母さん』」
【第七章 後半に続く】
479 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)
[sage]：2011/05/21(土) 01:29:49.49 ID:jD99k2KAO
乙
480 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 01:30:07.47 ID:sc5m07Ji0
一時間だけ休憩＆書き溜め
土日はPC触れなさそーだし、朝までに完結させるつもり
481 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟県)
[sage]：2011/05/21(土) 01:40:31.41 ID:jKt2padxo
乙
多分この週末が明けるまでこれないから先に行っておくが本当に乙
とりあえずロボ娘とﾌｫｶﾇﾎﾟｩしたい
482 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 02:25:39.18 ID:sc5m07Ji0
>>477-478
二重投稿してんじゃねーかｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
眠気マッハだが、今日中に終わらせんとなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
このお話は残り僅か。
雀がさえずる頃に完結予定です。もうちっとだけお付き合いくださいな。
483 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 02:29:35.89 ID:sc5m07Ji0
【第七章・ｂ】
女博士 「熱いだろうね。とても、とても」
女博士 「こんなこと、酷すぎるって分かっているけれど……」
女博士 「……ごめんなさい。どうか私を恨んで下さい」
女博士 「機械と人間が争い始めた時のように、」
女博士 「生き物も、そうでないモノも、自我を手に入れたものは……自分の守りたいものの為にしか動けなくなるの」
女博士「貴方だって、それを知っていたんでしょう……――『お母さん』」
484 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 02:31:28.54 ID:sc5m07Ji0
…
……
ロボ娘（……）
ロボ娘（……）…ｶﾞﾘｯ ｶﾞﾘｶﾞﾘ…
ロボ娘（――また、ブラックアウトしてたか）
ロボ娘（ん？ ……なんだか、焦げ臭い？）
ロボ娘（遠くで……何か燃えてるのか……）
ロボ娘（どこで火災発生だこれ……アイツは無事なのか……？）
ロボ娘「は かせ …」
ロボ娘「早ｋ、帰って、来いｙ……」
ロボ娘（やばっ……意識霞んできやがった……）
ロボ娘（……あいつが ぶじなのか、それだけ、たしかめたい……のｎ……）
ロボ娘（だめだ、もう……）ｸﾗ…ｯ
ロボ娘（まだアイツは帰ってきてねぇってのに……）
ロボ娘（……早く帰って来てくれよ、ばか）
485 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 02:34:11.09 ID:sc5m07Ji0
―――
――
―
マスター「おーい、いつまで寝てんだｗｗｗｗｗｗｗおきろやｗｗｗｗｗｗ」ﾍﾟﾁﾍﾟﾁ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「――……っ」ｶﾞﾊﾞｯ
マスター「あぁ、やっと起きたｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「え……。……あ、あれ？」
マスター「んー？ どーした、ロボットの癖に寝ぼけてんの？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「い、いえ……」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「どうしてだろう。……とても長くて、とても怖い夢を見ていたような気がします」
486 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 02:34:42.10 ID:sc5m07Ji0
マスター「へぇ……。……そっか」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「おかしいですよね。機械の僕が、夢なんて見られるはずないのに」
マスター「そんなに怖い夢だったのか？ ……泣いてんじゃん、アンタ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「え？ ……あ、ほんとだ」ﾂﾂｰ…ｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「あれ……おかしいなぁ。僕、ちょっと調子が悪いみたいだよ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
マスター「おいおい……しっかりしろよな」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「えへへ……ますたっ！」ｷﾞｭｰｯ
マスター「うはｗｗｗｗｗｗｗｗｗ抱擁ｋｔｋｒｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「なんでかなぁ、懐かしいや。こうやってますたーに抱き着くの」
マスター「……そっか。そんなに怖い夢だったんだな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
487 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 02:42:26.34 ID:sc5m07Ji0
マスター「……ごめんな」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「へ……？ なに謝ってるの……？」
マスター「気にスンナ。知らない方が良い」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……？」…ｷｮﾄ
マスター「んじゃ、そろそろ行こっか！」ｽｸｯ!
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「あ、あの！ ……行くって、どこに？」
マスター「んー……そりゃあ、私にも分かんないけどさ。とにかく行かなきゃなんないんだよ」ﾆｺｯ
488 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 02:45:17.63 ID:sc5m07Ji0
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「……」
マスター「……アンタも、一緒に行く？」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「いいんですか？」
マスター「別に嫌ならここに居ても良い。全部アンタに任せるよ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「ますたっ！」ﾋﾟｮﾝｯ
マスター「ぅおっぷ！？ ……急に抱き着くなよなｗｗｗｗｗｗ全くｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ （いつもみたいに笑うますたぁ）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ （いつもみたいに、ますたーの隣に居る僕）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「ねぇ、ますた」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「せかいで いちばん あいしてる」
489 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 02:48:45.44 ID:sc5m07Ji0
マスター「はははｗｗｗｗｗうれしーこと言ってくれるじゃないのｗｗｗｗｗｗｗｗうりゃうりゃｗｗｗｗｗｗ」ｸﾞﾘｸﾞﾘ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「ひゃあっ！ ますたー、いたいよー」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ （でも……だけど、とてもしあわせだよ）
マスター「アンタが良いなら行こっか。……一緒に」ｷﾞｭｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「うん。ずっと、ずっといっしょだよ」ｷﾞｭｯ
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「――――……なにがあっても、もう離さないから」ﾆｺｯ!
490 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 02:51:40.63 ID:sc5m07Ji0
『私はあの子を独り残してしまうだろう。この荒涼とした世界に。』
『そして、あの子もいつの日かこの世界を去る時が来る。それが、形あるもの全ての定めだ。』
『――その時の為に、あの子の中に一つの救済を埋め込んでおいた。』
『罪滅ぼしのつもりではない。これは、ただの自己満足に過ぎないのだから。』
491 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 02:53:36.71 ID:sc5m07Ji0
全てが停止する、その前に
あの子は最初で最期の『夢』を見る。
――それが発動した時、私はあの子に会いに行く。
ごめんな……もう、決して離しはしないから――
492 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 02:58:54.00 ID:sc5m07Ji0
―――
――
―
「……ちゃん！」
「ろぼ……おきて……っ！」
「私は、ちゃんと戻ってきたから」
ロボ娘「……！」ｶﾞﾊﾞｯ!
女博士「よかった……修理、できたんだ……っ」
ロボ娘（身体が動く。もう、どこも痛まない）
女博士「うわぁぁぁ……ロボちゃんっ、ロボちゃん……っ！！」ｶﾞｼｯ
ロボ娘「のぅわわ！？」
女博士「よかったよぅ……もし、もしも、ロボちゃんが起きてくれなかったら……私、独りぼっちになっちゃうって……ふぇぇぇ……っ」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛﾎﾞﾛﾎﾞﾛ…
ロボ娘「……博士」
493 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 03:05:44.47 ID:sc5m07Ji0
ロボ娘「その工具、塔から持ってきたのか？ 独りでそんな重たいもの取りに行ってたのか？」
女博士「……」…ｺｸｯ
ロボ娘「アンタって、結構無茶するんだな」
女博士「えへ……へ……」
ロボ娘「心配しただろ、ばー……か？」
ロボ娘「――……なんだよ、あれ」
ロボ娘「あの塔、燃えてやがるぞ……！？」
494 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 03:11:49.28 ID:sc5m07Ji0
ロボ娘「なんだよ、おい……街の機械たちがやったのか……？」
女博士「大丈夫。風向きも計算済みだから、ここは安全だよ」ﾍﾗ…ｯ
ロボ娘「ア……アンタ、もしかして……」
女博士「ロボちゃん。私、間違ってるのかな……。……間違ってる、よね」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…
女博士「『お母さん』の遺した大切なものを、灰に還すなんて……クローンでしかない私に許されたことじゃないよね」
女博士「……けどね、ロボちゃん。それでも……私、後悔しないって決めたの」
女博士「『お母さん』が何を考えていたのかなんて、あの人と酷似した私にも分からない」
女博士「きっとあの人自身にしか分からないの」
女博士「……もう、それを確かめるすべはないんだよ」
495 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 03:16:09.70 ID:sc5m07Ji0
女博士「ただ、あれが『お母さん』にとって大事なものだってことくらいなら分かるよ……こんな私でも」
女博士「それでも、私は私だから」
女博士「……私は‘あんなモノ，では本当の平和を得られないって思ったの」
ロボ娘「お、おい……博士……」
女博士「それはあの人にとっては間違いかも知れない」
女博士「だけど、私が考えうる最善の方法はこれだけだったの」
女博士「ばかだよね、私……だけどっ、だけど……っ」
ロボ娘「……そんなこと、ねぇよ」ｷﾞｭｰ…
ロボ娘「私だって、博士が殺されるくらいなら大義名分なんてクソくらえだ」
496 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 03:22:34.15 ID:sc5m07Ji0
女博士「ロボちゃん」…ｿｯ
ロボ娘「どした？」
女博士「世界で 一番 愛してる」
ロボ娘「……」ｷｮﾄﾝ
ロボ娘「……んなっ！？ い、いきなりなんだよ……」ｶｧｧ…!
女博士「ロボちゃんは、私をどう思ってる？」
ロボ娘「あ、え、そ、そりゃ……すっ、すっ……」
ロボ娘「……好きじゃなけりゃ、ここまでこねーし」
女博士「うふふっ」ｸｽ…ｯ
女博士（『お母さん』。今日、私は……
……貴方を燃やしました）
女博士（私はこれから……この子と生きていく）
女博士（……――たとえ、ここがどれだけ悲しい世界だとしても）
497 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 03:29:16.45 ID:sc5m07Ji0
ロボ娘「あ……っ！」
ロボ娘「そうだ、あのショタは！？ あいつも直ったんだろう！？」
女博士「……」…ﾌｲ
ロボ娘「お、おい……博士……」
女博士「……あのまま眠らせてあげて」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ「……」
女博士「私が来た時には全ての機能が止まっていたの」
ロボ娘「……。……そっか」
498 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 03:33:00.87 ID:sc5m07Ji0
女博士「助けてあげられるなら、助けてあげたかった」
女博士「私を殺そうとした子だとしても……それでも、この子だってずっと独りだったから」ｸﾞｽ…ｯ
女博士「こんな古びた塔の中で……たった独りで戦い続けて……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…
ロボ娘「博士っ」ｷﾞｭｷﾞｭｰｯ!
女博士「ひゃっ！」
ロボ娘「もう、アンタは独りじゃない。……アンタが死ぬまで拒否られたって一緒に居てやるからっ」
女博士「……。……うん」
499 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 03:39:35.03 ID:sc5m07Ji0
女博士「……もう、行こうか」
ロボ娘「んだな。ずっとここに居るわけにはいかないし」
女博士「手、繋いでいい？」
ロボ娘「喜んで」…ｽｯ
女博士「ロボちゃんの手、つめたくてきもちいいや」ｷﾞｭｯ
ロボ娘（うはｗｗｗｗｗ手ぇやらけぇｗｗｗｗｗｗｗあったけぇｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘「……あったけぇや」ｸｽｯ
女博士「えへへ……」ﾆｺｯ
500 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 03:47:30.72 ID:sc5m07Ji0
ロボ娘「さて、と。どこに行こうか？」
女博士「うーん……私にも分からないけど、とにかく行けるところまで行ってみようよ」
ロボ娘「……良い場所だといいんだけどなぁ。ネットできて、ごろごろできて……」
女博士「落ち着いたら、一緒に考えようよ」
女博士「……世界全てを救うのが無理だとしても、きっと私たちでできることがある筈だから」
ロボ娘「はぁ……ニート生活すんのも難しそうだな。面倒だけど、つきやってやるよ」
女博士「よろしくね」
ロボ娘「……三日に一度は本気出すわ、うん」
501 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 03:57:22.69 ID:sc5m07Ji0
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「ますたー。この先にはなにがあるんだろうね」
マスター「だからｗｗｗｗｗｗｗ私にゃ分からんってｗｗｗｗｗｗｗｗ」
マスター（分かる奴らが居るとしたら、きっと……――）
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「ますた……？ どーしたの、ボーっとしちゃって」
マスター「なんでもないってのｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ｼｮﾀﾛﾎﾞ 「えへへ……変なますたぁっ！」ｸｽｸｽ
マスター「ずーっと、ずーっと向こうまで行こうな。何かが見えるまで、二人で、ずっと」
マスター（――何かが見えるまで、私たちは『夢』の中を歩こう）
マスター（いつか来るその瞬間の為に……今は、ただ二人で歩もう）
マスター（だってさ、何があっても世界は続いていくんだから……――― ―― ―…… …
502 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 04:00:33.03 ID:sc5m07Ji0
――これは、いつかの未来のお話。
そこには、手を繋ぐ一人と一体が居た。
荒野に屹立した塔は火柱と化し、濃い煙は濁った空のその向こうへその腕を伸ばしていく。
行くあてがなくとも、彼女たちは歩く。
ずっと、ずっと――かたく手を繋いで、歩き続ける。
【女博士「……失敗した」 おしまい】
503 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/21(土) 04:03:53.13 ID:sc5m07Ji0
↓あとがき的なにか↓
行き当たりばったりの塊、それがイッツ マイ スレ！
一応ハッピーエンドのつもりだけどどこがハッピーなのやらわけわからん！
長々とお付き合いしてくださった方々、俺は楽しかったけどお前ら楽しかった？
楽しんでもらえてたらめっちゃ嬉しいｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗ
今日と明日はPC触れませんが、
もしもまだスレ残ってたら後日談か同じ世界観でアナザーストーリーだか書いていきます。
……書くとしたら、今度こそすっきりまとめにゃならんなぁ。んじゃ、ﾈﾙﾎﾟ！！
504 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(沖縄県)
：2011/05/21(土) 04:05:22.81 ID:pRALg5fG0
面白かった
乙！
505 ：
レポートの追跡怖い
：2011/05/21(土) 04:05:32.30 ID:HoK7cfOs0
おつかれさま～
506 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/21(土) 04:06:17.08 ID:qlF509ZDO
乙！！！
十分ハッピーエンドだと思ったよ
楽しませてもらいました
507 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
：2011/05/21(土) 04:07:12.69 ID:evotL6ySo
俺たちの戦いはこれからだ！
乙カレー
508 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海・関東)
：2011/05/21(土) 04:13:54.69 ID:lZ1SJQaAO
乙！
509 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/21(土) 04:19:30.36 ID:xZVS27zno
おつ！ずっとROMてたけどすごくおもしろかったよ！後日談期待してます
510 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/21(土) 04:59:00.58 ID:iwyuy7tDO
乙 楽しませてもらいました
511 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/21(土) 04:59:58.60 ID:R/9wPz7n0
乙
なんとなくでしか理解できない
512 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/21(土) 07:10:42.33 ID:sh6SRXZC0
乙
ショタの夢のところ泣けるな
513 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)
：2011/05/21(土) 07:18:21.59 ID:v56wuhsg0
乙
514 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/21(土) 07:20:05.68 ID:1httTE77o
乙。良かった。
515 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/21(土) 07:56:43.21 ID:oqtY7HYIO
乙
よかった
電車の中で泣きそうになったｗｗｗｗｗｗ
516 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/21(土) 09:26:22.90 ID:LBj2Jqayo
乙
ショタの夢のとこゾワッとした
517 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(千葉県)
[sage]：2011/05/21(土) 09:50:51.52 ID:8QwE3yayo
>>503
＞もしもまだスレ残ってたら後日談か同じ世界観でアナザーストーリーだか書いていきます。
依頼出さなきゃ落ちない=必ず書く
518 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/21(土) 10:03:02.06 ID:IFR8jF9DO
GGGGGJJJJJJJJJJ!!
全俺が泣いた
519 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/21(土) 10:32:06.98 ID:US37VsoK0
乙でありんす
520 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/21(土) 11:12:55.36 ID:c1XW9y++0
乙！楽しかったよ
521 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]：2011/05/21(土) 11:47:58.76 ID:cjEVLNiqo
∧ ∧ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
(/)ﾟーﾟ)＜
>>1
乙であります！
＠＿） ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
∧ ∧ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
(/)・ー・)＜
>>1
乙であります！
＠＿） ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
∧ ∧ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
(/)ﾟдﾟ)＜
>>1
乙であります！
＠＿） ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
∧ ∧ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
(/)・д・)＜
>>1
乙であります！
＠＿） ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
∧ ∧ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
(/)ﾟ∀ﾟ)＜
>>1
乙であります！
＠＿） ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
∧ ∧ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
(,,´ー`)＜ まだまだ続くよー
＠＿） ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
522 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(佐賀県)
：2011/05/21(土) 11:55:52.61 ID:l8IggdoW0
>>1
乙、楽しませてもらった、ありがとう！
523 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/05/21(土) 14:23:25.34 ID:Ti6JLz2So
乙
女博士｢……失禁した｣を楽しみにしてるぞ
524 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
：2011/05/21(土) 15:20:06.08 ID:+zh4BIaTo
>>1
乙
( ；∀；) ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ
525 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)
[sage]：2011/05/21(土) 17:04:40.26 ID:KCkdqcEAO
女博士「……失禁した」
ネットでホラー映画見て恐怖のあまり失禁回ですね
526 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
：2011/05/21(土) 17:29:58.08 ID:1lETXsil0
女博士「……失禁しろ」
527 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/21(土) 17:40:46.83 ID:ZA1rQqaDO
乙！
まとめサイトから追ってきたけどすげー良かったわ
後日談楽しみにしてるぜ！
528 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(熊本県)
[sage]：2011/05/21(土) 20:58:36.85 ID:oQSccmBIo
＿＿
￣￣￣二二ニ＝-
'''''"""￣￣
-=ﾆﾆﾆﾆ=-
／⌒ヽ _,,-''"
_ ,（＾ω＾ ） ,-''"; ;,
/ ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
(.ﾞｰ'''", ;,; ' ; ;; ': ,'
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' ┼ヽ -|r‐､. ﾚ |
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' ｄ⌒) ./| _ﾉ __ﾉ
と見せかけてまだまだ続く
>>1
激しくおつんつん
529 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/21(土) 21:52:05.90 ID:QvE51nXzo
乙！
アフターストーリー楽しみにしてるぞ！
530 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/21(土) 21:57:17.28 ID:b9UifFu40
ED曲はケツメイシのあるいてくで再生
531 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)
[sage]：2011/05/21(土) 22:44:30.29 ID:jD99k2KAO
乙
532 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
：2011/05/21(土) 22:53:51.14 ID:xieBPQVP0
乙！次回作も楽しみにしてるぜ！
533 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/21(土) 22:57:04.63 ID:c2/gXiYjo
lヽ ﾉ l ｌ l ｌ ヽ ヽ
)'ｰーノ( | | | ､ / l｜ ｌ ハヽ |ｰ‐''"ｌ
/ み | | |／| ﾊ / / ,/ /|ﾉ /l / ｌ l ｌ| ｌ み ヽ
l ･ i´ | ヽ､| |ｒ|| | //--‐'" ｀'メ､_ｌﾉ| / ・ /
| ん l トー-トヽ| |ノ ''"´｀ ｒｰ-/// | ん ｜
| ･ |／ | l ||､ ''""" j ""''/ | |ヽｌ ・ ｜
| な | | l | ヽ, ― ／ | | ｌ な |
| │ | / | | | ` ｰ-‐ ' ´|| ,ﾉ| | | │ ｜
ノｰ‐---､,| / │ｌ､l |ﾚ' ,ﾉﾉ ﾉハ､_ノヽ
/ ／ ノ⌒ヾ､ ヽ ノハ, |
,/ ,イーｆ'´ /´ ＼ | ,／´ ｜ヽl |
／-ト、| ┼―- ､_ヽﾒr' , -=ｌ''"ハ | ｌ
,／ | ヽ ＼ _,ノｰｆ' ´ ﾉノ ヽ ｜ |
､_ _ ‐''ｌ `ー‐―''" ⌒'ｰ--‐'´｀ヽ､_ _,ノ ノ
￣￣ | ／ ￣
534 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/21(土) 22:58:21.64 ID:c2/gXiYjo
ごめん誤爆した
535 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]：2011/05/21(土) 23:04:45.52 ID:B03TPMApo
乙！後日談期待
あと、ひどい誤爆であります
536 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(宮城県)
[sage]：2011/05/22(日) 00:18:38.39 ID:f3puFr71o
こんなスレが
【速報】人類終了 ロボットが自らロボット言語を作り出すことに成功 人間は終わコン
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1305987530/
ν速
537 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)
[sage]：2011/05/22(日) 00:23:32.27 ID:B7Y1W9j+o
後日談きたい
538 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
：2011/05/22(日) 00:51:05.22 ID:0aurM/g20
感動した！！！
539 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(京都府)
[sage]：2011/05/22(日) 12:07:22.91 ID:EYYlQXG60
後日談プリーズ
540 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/22(日) 17:27:16.16 ID:7HjILKEK0
乙！
最初らへんでへんなことを言い
場の空気を悪くしてしまいすいませんした！
すごく面白かったです！後日談wktkして待ってます！
541 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛媛県)
[sage]：2011/05/22(日) 19:22:49.30 ID:KdWSloVg0
なんだかんだで最初から最後までずっと見てたぜ！
すごく楽しかった！激しく１乙！
後日談にも期待してます！
542 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海・関東)
[sage]：2011/05/22(日) 21:34:49.55 ID:amg6eVQAO
めっちゃ泣いていい気分
1お疲れ様！素晴らしかったよ！
543 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/22(日) 22:36:10.08 ID:TM+8XvAB0
おお、来てたのか。後日談も期待してまつ
544 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[saga]：2011/05/22(日) 22:39:51.70 ID:m0UEscgq0
批判覚悟で博士のイメージ図描いてみた……
ちょっと恥ずかしいがうｐ
http://uproda.2ch-library.com/379165Rgy/lib379165.jpg
545 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/22(日) 22:56:15.36 ID:nqCxIDr5o
>>544
ふざけんなこっちはロリ白衣熟女期待したってのによ
546 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海・関東)
[sage]：2011/05/22(日) 23:28:54.06 ID:jZj7zWcAO
余裕で最初から一気読みしたわ。
乙！
547 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)
[sage]：2011/05/22(日) 23:55:56.47 ID:WOWA6MLEo
俺の中でのロボ娘はロビタ
548 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
：2011/05/23(月) 00:23:37.66 ID:BxbV6FDQo
>>547
確かに人格は元人間だしな
見た目はともかく
549 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/23(月) 14:14:10.07 ID:B4x6YS0S0
ただいま
親父の実家から帰ってまいりました。
人の住むエリアより田畑のが広く、電柱より高い建物がなく、
古めかしい納骨堂に何故かキティちゃんの風鈴が飾ってある場所でした。かにみそうまかったです。
↓第二部『女博士「……失禁した」』の前に人物ロボ物まとめおいとくわ↓
ロボ娘→楽しいニートライフ目指して世界を平和にする旅に出ましたｗｗｗｗっうぇｗｗｗ
女博士→ロリ顔熟女メガネ白衣
ｼｮﾀﾛﾎﾞ→身体目当てに女博士に言い寄る。だけど本命はマスター。脱落しました。
マスター→子供大好きVIPPER。とっくの昔に脱落してました。
んじゃ、今夜あたりに蛇足を再開いたします。
550 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/23(月) 15:04:41.14 ID:qQi8BB4wP
はい
551 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/23(月) 17:11:35.48 ID:c3AR9RVDO
マジでござるか！
期待
552 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)
[sage]：2011/05/23(月) 18:27:36.54 ID:dpeWTxMCo
全裸になった
いつでもこい
553 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/23(月) 18:32:39.70 ID:jG9oP1EIO
ｲﾔｯﾎｵｵｵｵｵｵｳ!!!!!!!
554 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]：2011/05/23(月) 18:49:27.86 ID:gsSNbfZfo
ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
555 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/23(月) 22:33:41.93 ID:B4x6YS0S0
【第二部 女博士「失禁した……」】
…
……
………
ロボ娘（……警備する自宅が欲しい）ｾﾞｰ…ｾﾞｰ…
女博士「ロ、ロボちゃん……平気？」
ロボ娘「アンタこそ。ずっと歩きっぱなしだっただろ？」
女博士「でも今はロボちゃんがおんぶしてくれてるから……その……」ｺﾞﾆｮｺﾞﾆｮ…
ロボ娘「そりゃよかった。……つーか、今日も野宿かなぁ」ｹﾞﾝﾅﾘ…
女博士「ご、ごめんね……」…ｼｮﾎﾞﾝ
ロボ娘「別に博士が謝らなくっても」
女博士「……うん」ｼｮﾝﾎﾞﾘ…
ロボ娘「……」
ロボ娘（こいつのしょげ顔が唯一の癒しｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
556 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/23(月) 22:41:28.77 ID:qU884vLUo
女博士「失速した・・・・・・」
女博士「失態した・・・・・・」
女博士「失敬した・・・・・・」
女博士「失効した・・・・・・」
も期待
557 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/05/23(月) 22:46:04.05 ID:R9C4LrsS0
キ・タ・ゼ！
558 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/23(月) 22:49:13.26 ID:B4x6YS0S0
ロボ娘（それにしても、どこまで歩いても荒地荒地荒地……クソ土地だな、マジで）ﾃｸﾃｸ…
ロボ娘（たまに街があったかと思えば案の定いかれ機械どもばっかだしさー）
ロボ娘（博士は「街があるからロボちゃんだけでも休憩してっていいよ」とかほざきやがる）
ロボ娘（アンタほっといたら瞬殺されるだろーがｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗあんな大変な思いしたのに死なれてたまるかｗｗｗｗｗｗｗｗｗふざくんなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘（今度ああいう街があったら、いっそ全部ぶっ壊してやろーか）
ロボ娘（全員潰して、引きこもる家を確保して……）…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
女博士「ロボちゃん……？」
ロボ娘「ぁー、でも戦うの面倒くせーなぁ……いっそ地球破裂しねーかなぁ……」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…
559 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/23(月) 22:56:10.11 ID:B4x6YS0S0
女博士「な、なんだかよく分かんないけど言ってることが怖いよロボちゃん……」
ロボ娘「そーだ、そーだ……こんな地球大爆発したっていいだろーが……深夜アニメも放映してないとか……どこの田舎だよ……」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
女博士「ロ、ロボちゃん？ 聞いてる？」
ロボ娘「爆発……爆発……。……ばーくはつっ！ ばーくはつっ！ とっととばっくはつ！ しばっくぞっ！！」
ロボ娘「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「ロボ……ちゃん……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ…
560 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/23(月) 23:01:43.35 ID:B4x6YS0S0
ロボ娘「っは！？」
女博士「お願いだから……そんなこと言わないでよぅ……」ｸﾞｽｯ
ロボ娘「ｵｳﾌｯ!?」ﾋﾞｯｸｰﾝ!
ロボ娘（考え事が口に出てやがったｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
女博士「地球をこんな風にした人類を許して……っ」ｷﾞｭｰｯ …ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
ロボ娘（ぬふふｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ密着ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ……じゃなくって！）
ロボ娘「な、泣くなって。水も残り少ないのに勿体ねーだろ！？」
561 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/23(月) 23:07:41.49 ID:B4x6YS0S0
女博士「でもっ、でもっ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
ロボ娘「え、えーっと、えとえとｴﾄｴﾄｴﾄｴﾄ…」ﾌﾟｼｭｰ…
ロボ娘「あっ、そうそう！ バッテリの容量増やしてくれたお蔭ですっげー快調なんすけどｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「うぅ……」ｸﾞｽｸﾞｽ…
ロボ娘「……」
ロボ娘「……よーしよし。泣きやめー泣きやめー」おんぶしたままゆさゆさ
女博士「ぐすっ……私、ロボちゃんより年上だもん。大人だもん……」
ロボ娘「大人ならとっとと泣きやめやｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
562 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/23(月) 23:13:34.44 ID:B4x6YS0S0
ロボ娘（まぁ、元々泣き虫だったしな）
ロボ娘（……こんな風景のとこ進み続けてりゃ更にナーバスにもなるだろ、うん）
女博士「そうだよね。大人だもんね」ｸﾞｼｸﾞｼ
女博士「……えへへ。あとは自分で歩けるから大丈夫だよ、降ろしても」…ﾍﾗｯ
ロボ娘（「あとは自分で歩く」って言われても……）
ロボ娘（……この地面がどこまで続くんだか）
ロボ娘「ぉ……降ろさねーしｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗアンタは黙って私の背中に貧乳押しつけてろｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗ」
563 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/23(月) 23:23:38.98 ID:B4x6YS0S0
女博士「だけど……ロボちゃんばっかりに歩かせて、私は……」
…ぽつっ
ぱたたたた……っ
ロボ娘「だーかーらー！ 泣くなっ！ 犯し倒ｓ……って、ありゃ？」
女博士「雨……」
ロボ娘「……雨とか初めて実物見たわ。マジで空から水が落ちてくるんだな」
女博士「……これでお水には当分困らないで済むかな」ﾆｺｯ
ロボ娘「うっひゃｗｗｗｗｗｗつめてぇｗｗｗｗｗｗｗきもちいーｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘「地球に生まれて良かったあああああああああああああああああああ！！」
女博士「さっきと言ってることが全然違うよ……」ｸｽｸｽ
564 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/23(月) 23:33:45.96 ID:B4x6YS0S0
ロボ娘「どこまでも走れる気がするわー！ 今の私最強だわー！」ﾀﾀｯ!
女博士「わわっ。あ、あんまり飛ばしたらだめだよっ！ 危ないよー」ｷﾞｭｷﾞｭｰｯ
ロボ娘「うはうはｗｗｗｗｗｗｗｋｓｋｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｋｓｋｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「地面も濡れてるし、スピード出しちゃダメだってばー」
ロボ娘「ｴﾗｰ ｶﾞ 発生ｼﾏｼﾀｗｗｗ なんも聞こえません＾＾」ﾀﾀﾀｯ
女博士「……もぅ」ﾌﾟｸｰ…
女博士（でも、）
女博士（……私も、これが初めて浴びた雨だよ）
ロボ娘「ずべしっ！？」ｽﾞﾙｯ …ﾄﾞﾁｬｯ!
女博士「ひゃうっ」
565 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/23(月) 23:44:00.40 ID:B4x6YS0S0
ロボ娘「いったいなぁ、クソ……」
女博士「うぅぅ……」
ロボ娘「お、おい博士。大丈夫か！？」
女博士「大丈夫だけど……泥だらけだよ」
ロボ娘「……正直すまんかった。反省はしてるが後悔はない」ｼｮﾝﾎﾞﾘ…
女博士「本当に誤ってるのかな、これ……」
ロボ娘「本当にすまないと思ってるよ！ 焼き土下座だけは堪忍してください！」
女博士「そっ、そんなハードな謝罪要求してないよー……」
ロボ娘「ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「全く、ロボちゃんったら……へくしゅっ」
566 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/23(月) 23:55:10.43 ID:B4x6YS0S0
ロボ娘「控え目くしゃみｗｗｗｗｗｗｗｗｗ素晴らしいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「体が冷えちゃったのかな……びしょ濡れになっちゃったし……」
ロボ娘（濡れて体に張り付いた衣服……湿ってへちょっとなった髪……）ﾆﾔﾆﾔ…
女博士「ど、どうしたの？」
ロボ娘「い、いやぁ……ななななんでもないよ？」
女博士「くしゅんっ」
ロボ娘「も、もう一回！ もう一回くしゅんして！？ 録音するから！ 録音するから！」
女博士「えぇー、そんなのやだよぅ……へくちっ」
567 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 00:00:54.27 ID:ZK0IZoRP0
女博士「あ、あれ……へくちょっ！」
女博士「けほっ、けほこほ……」
ロボ娘「……ん？ あれ……？」
女博士「ご、ごめ……くちゅんっ。大丈夫だから……」ｹﾎｹﾎ…
ロボ娘「おいおい、どうしたんだよ……？」
女博士「あはは……平気だよ。とにかく進も？ ねっ？」
ロボ娘「お……おｋ……」
568 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/24(火) 00:05:54.41 ID:Zn83qSvIO
wktk
569 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 00:08:08.07 ID:ZK0IZoRP0
…
……
女博士「はぁ……はぁ……」ｸﾞｯﾀﾘ…
ロボ娘「……どうしちまったんだよ、ほんとに」ｽﾀｽﾀ…
女博士「あはは……風邪、ひいちゃったのかなぁ……けほっ、熱も出ちゃったのかな。なんだか頭がぼんやりする……」ｸﾗｸﾗ…
ロボ娘「……っ」
ロボ娘（……とにかく、雨をしのげる場所を探さなきゃ）ﾀﾀｯ
女博士「けほけほ……こらっ。走ったらまたこけちゃうよ」
ロボ娘「だ、だけどさ……」ｵﾛｵﾛ…
女博士「えへへ、心配しないで。ただの風邪だと思うから……くしゅんっ」
ロボ娘「そんだけ話せるならそこまで酷くはなさそうだな」
女博士「うん。自分で歩いても平気なくらいだよ」
ロボ娘「はは……」
ロボ娘（……だとしても安心できるかボケがっ！）
570 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 00:14:34.98 ID:ZK0IZoRP0
ロボ娘（どこか、どこか雨風防げるところは……）
…ざぁー、ざぁぁぁ……
ロボ娘（……なんだよ！ なんで空から水が降ってくるんだよ！ やっぱ地球爆発しろっ！！）ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ…ｯ
女博士「ぜぇ、ぜぇ……だめ、だよ……ろぼちゃん……」
女博士「私は、へーき……だよ……」
ロボ娘「……しっかりしろよ、ほんと」
ロボ娘（……あっ）
571 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 00:18:48.99 ID:ZK0IZoRP0
ロボ娘「なんだアレ……めっちゃ緑色のがわさわさしてる……きもっ」ﾄﾞﾝﾋﾞｷ…
女博士「森……まだこんなのが残ってたんだ……」ﾖﾛ…ｯ
ロボ娘「ば、ばかっ。じっとしてろって」
ロボ娘（……つまり、あれ全部木でできた空間か）
ロボ娘（あの下でだったら、雨くらい防げるかもな……よしっ）
ロボ娘「……行ってみるか」
572 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 00:56:07.49 ID:ZK0IZoRP0
いったん休憩
つーか寝るかもしれんな
明日には失禁させるんでお楽しみに
573 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(長屋)
：2011/05/24(火) 01:11:01.56 ID:pZOe3wV80
乙 俺も寝よ
574 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]：2011/05/24(火) 01:22:39.84 ID:WSAdZOpq0
失禁超期待ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗしえんｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
575 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]：2011/05/24(火) 01:47:53.78 ID:KITSYALPo
ところで博士のどこが熟女なのだろう
読んでるうちにわからなくなってきた
576 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/24(火) 08:29:46.34 ID:loZtSHcqo
失禁…楽しみ
577 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]：2011/05/24(火) 08:38:46.08 ID:CVbFyb/oo
期待乙
[
ﾌﾞｰﾝﾌﾞﾝ釈迦ﾌﾞﾌﾞﾝﾌﾞﾝﾌﾞﾝwwwww
]
578 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/05/24(火) 10:10:36.59 ID:ZK0IZoRP0
>>575
遺伝子操作されてるんで、一定の年齢を超えると急激に肉体の成長が止まる云々考えてましたﾃﾍﾍ
結構長生きしてるみたいです多分ﾃﾍﾟﾍﾟﾍﾟ
579 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)
[sage]：2011/05/24(火) 12:28:27.69 ID:yJZxD3NAO
本編全部見たけど、登場人物全員に均等なウェイトをかけたせいで、後半がやたら長ったるくて無軌道になったな。
前半に比べて話の腰が折れまくってて残念だった。
580 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(宮城県)
[sage]：2011/05/24(火) 17:12:56.92 ID:cVBiF5XPo
酔っ払いという一時的なテンションの中生まれたものを最後まで書いたのは大したもんだと思う
581 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/05/24(火) 18:48:51.34 ID:ZK0IZoRP0
>>579
的確な指摘すぎてこうべを垂れてモジモジするしかねーわｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
書いてるうちに色々思いついちゃって全体もっさり風味になりました
第二部も書くし、これ終わったらまた他のＳＳも書くだろーし、直せるとこは直してこーか
>>580
ここ数か月は酔ってる時間と素面の時間は半々くらいだから一時的ってわけでもないどす
だけど、まとめられたっぽいし我が露出[
田島「チ○コ破裂するっ！」
]を見てくださる方も結構いらっしゃるようなので酒に頭を溶かされながら一生懸命がんばりますわｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
582 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/05/24(火) 19:08:25.23 ID:KOnd+3Oco
オナ二ーなんて書くからチン○が爆発してますよ
失禁だー
583 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/05/24(火) 19:15:40.48 ID:ZK0IZoRP0
…
……
ぽつっ…ぽつ……っ
ロボ娘「……雨、だいぶ止んできたな」
女博士「こほこほ……うん、そだね」
ロボ娘「ついでに真っ暗だな」ｶﾞｸﾌﾞﾙ…
女博士「う、うん……真っ暗だね」…ｷﾞｭｯ
ロボ娘「更に言っちゃうとさ……私たち、森の中で遭難してね？」
584 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 19:18:31.58 ID:ZK0IZoRP0
女博士「き、気のせいだよ……へくちっ」ｸｼｭﾝ
ロボ娘「そっかー気のせいかーよかったよかったー」
女博士「……」
ロボ娘「……」
ロボ娘（ぜってー気のせいじゃねぇ。…ｵﾜﾀ）
がさがさっ！！
女博士「ひっ」ﾋﾞｸｯ
ロボ娘「んぎゃっ！？」ﾋﾞｯｸｰﾝ!
585 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 19:25:30.35 ID:ZK0IZoRP0
女博士「風……？」
ロボ娘「か、風かよｗｗｗｗｗｗｗｗｗびｗｗｗｗびびらすなｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾋﾞｸﾋﾞｸ
――がさっ、がさがさっ
ロボ娘「……や、やっぱりなんか向こうで動いてんすけど……き、き、き気のせい？」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ…
女博士「ロボちゃん、暗視モードにしたら……？」ﾄﾞｷﾄﾞｷ…
ロボ娘「あ、その手があったか……」ｷｭｲｨ
ロボ娘（夜の森って不気味だな……うーん、だけど誰もいないっぽい）
586 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 19:33:54.04 ID:ZK0IZoRP0
？『 』ｶﾞｻｶﾞｻ …ｼﾞｰｯ
ロボ娘「んぎゃああああああああ！？」
女博士「ど、どうしたの！？」
ロボ娘「や、やっぱなんかいる！ こっち見てるっわあぁあああぁぁあ！ こえぇぇ！！」
女博士「こんな森の奥に居るなんて、多分まともな人じゃ……くしゅんっ」
ロボ娘「ア、アンタも大丈夫かよ……ちょっと顔が赤いぞ？ なんかエロいぞ？」
女博士「熱、全然下がってないみたい……頭がふらふらしちゃってるかも……」
ロボ娘「……マジかよ、ﾜﾛｴﾅｲ」
ロボ娘（得体の知れない奴も、まだこっち見てやがるよ……勘弁してくれ……）
ロボ娘「……と、とにかく戦略的敵前逃亡ぅぅぅぅぅ！！」ｽﾞﾀﾞﾀﾞｯ!
女博士「ひゃうっ……滅茶苦茶に走ったら迷子になっちゃうよぅ……！」
ロボ娘「う、うっせぇ！ 怖いモンはこえぇよ！ つーか、もう迷子だよ私ら！！」
587 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 19:43:11.82 ID:ZK0IZoRP0
ロボ娘（んだよ、もう！ なんだよここ！）
ロボ娘（どんどん暗くなってきやがるし、木は邪魔だし、道も相変わらずわかんねーしさ！）
ロボ娘（……それに、この寒さは）
女博士「はぁ……はぁ……」
ロボ娘（せめて私に体温がありゃあ、少しはあっためてやれたのに……くそっ）
ロボ娘（……とりあえず、さっきの変な奴は追っかけて来てないみたいだ）
ロボ娘（どこか、どこか休める場所は……）ｷｮﾛｷｮﾛ
ロボ娘「……あれ？」
ロボ娘「こんな森の奥に……屋敷？」
588 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 19:53:44.48 ID:ZK0IZoRP0
ロボ娘「いやいや、ねーよｗｗｗｗｗ」
ロボ娘「どう考えても罠じゃね？ｗｗｗｗｗｗ入ったら最後死亡フラグじゃね？ｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘「こんなトコに古びた屋敷とか怪しさの塊だろｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘「……だけど、」
女博士「ぜぇ、はぁ……」ｸﾞｯﾀﾘ…
ロボ娘（さっきより酷くなってやがるじゃん、コイツ……）
ロボ娘「……」…ｺﾞｸﾘ
ｶﾞﾁｬｯ、ｷｨｨ…
ロボ娘「お、おじゃましやーす……」ｺｿｺｿ…
589 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 19:59:21.87 ID:ZK0IZoRP0
ロボ娘「ふ、不法侵入じゃないですよー……ちょっと入らせてもらっただけだよー……」ｺﾜｺﾞﾜ…ｷｮﾛｷｮﾛ…
ｼｰﾝ…。
ロボ娘「誰もいない……よねぇ？ 急に物陰から襲い掛かるとか反則だからなー……」
ロボ娘「……外見によらず、中は結構綺麗だな」
女博士「あれ……ここ、どこ……？」…ﾎﾞﾝﾔﾘ
ロボ娘「安心しろｗｗｗｗｗｗｗｗ今日は野宿しなくて済みそーだｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘（……どっかにコイツ寝かせられる場所ねーかな）ｺｿｺｿ…
590 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 20:09:35.55 ID:ZK0IZoRP0
ロボ娘「ベッド完備とかｗｗｗｗｗｗｗｗｗマジ親切ｗｗっうぇｗｗｗｗｗ」
女博士「ロボちゃん、やっぱり変だよここ……」
女博士「ちゃんと掃除されてるし、シーツも敷いてある。きっと誰か住んで……へっくしゅ！」
ロボ娘「ほれ、ちゃんと布団かぶって寝てろって。さっきよりは顔色もマシになったけど、まだつらいだろ？」ﾊﾞｻｯ
女博士「うぅ……ごめん」
ロボ娘「まぁ、住人が居たらしかたねぇ。病人ほっぽりだすような鬼畜だったら私がフルボッコにしてやるわｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘「なんか食料とか使えそうなモンとか探してくるわ」
ロボ娘「役立ちそうなものがあったら全部かっさらっていこーずｗｗｗｗｗｗｗｗとりあえずじっとしとけよーｗｗｗｗｗｗ」ｶﾞﾁｬｯ
女博士「それって……完全に空き巣だよ、ロボちゃん」…ﾎﾞｿｯ
591 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 20:17:13.81 ID:ZK0IZoRP0
ロボ娘「うはｗｗｗｗｗｗｗｗ自家発電機もあるじゃんかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
…ﾊﾟﾁﾝｯ
ロボ娘「うぉ、まぶしっ！ｗｗｗｗｗｗｗ目がｗｗｗｗｗｗｗｗ目がぁぁぁｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘「……ほぁー、久々に浴びる電気の光は格別ですなー。バッテリの充電もここでしてくか」
ロボ娘「おおおお！？ 冷蔵庫発見！ 博士に食わす物でも探すかーなんかねーかなー」
ロボ娘「あ、でも私料理とかできねーじゃん。うーん……どーすっかなぁ……」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ
ロボ娘（入る時にビビッて損したｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ宝の山だぞここｗｗｗｗｗｗ永住してぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
――…がこんっ
592 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 20:56:20.24 ID:ZK0IZoRP0
ロボ娘「ひぎゃっ！？」
ロボ娘「きゅ、急になんだよ、な、な、なんの音だよぉ……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ…
ロボ娘「……も、もしかして博士？」
ロボ娘「ま、全く……おとなしく寝とけって言ったのに、あはは、さ、寂しんぼうめー……はは」
ロボ娘「おーい……へ、返事しろよー」ｺﾜｺﾞﾜ…
593 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 21:17:24.26 ID:ZK0IZoRP0
ロボ娘（実は遠い昔にこの屋敷で凄惨な事件が起きて）ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾟﾙﾌﾟﾙ…
ロボ娘（未だにさまよう亡霊は森の奥で手ぐすね引いて獲物を待っていて、）ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ…
ロボ娘（本日まんまと一人と一体が罠にかかｒ……って、何考えてんだ私は！）…ﾌﾞﾝﾌﾞﾝｯ
ロボ娘「ねーよｗｗｗｗｗねーよｗｗｗｗｗｗ科学の塊がそんなのにビビッてどーするｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘「お、おばけなんてないさー……ｗｗｗｗ おばけなんて、う、嘘だー……ｗｗｗ」ｶﾞｸｶﾞｸ
ロボ娘（基地外機械の一体くらいならなんとか片づけられるけどさ……違ったらＴさん呼ぶしかねぇよ、勘弁しろ……）
「%u3042%u3089%u73CD%u3057%u3044%u3002%u3053%u3093%u306A%u5834%u6240%u306B%u304A%u5BA2%u69D8%u306A%u3093%u3066%u3002」
ロボ娘「……っ！？」ｷｰﾝ…!
594 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 21:25:20.29 ID:ZK0IZoRP0
ロボ娘「なっ……え？ え？」ｵﾛｵﾛ
ロボ娘（なんだよ、この耳鳴り……っ）
「%u3067%u3059%u304C%u3001%u52DD%u624B%u306B%u90E8%u5C4B%u3092%u3042%u3055%u308B%u306E%u306F%u611F%u5FC3%u3067%u304D%u307E%u305B%u3093%u306D%u3002」
ロボ娘（まさか……これがラップ音っつーやつか……？）ｿﾞｸｯ…
ロボ娘（おばけに砲弾ぶちこんだら成仏すんのかな……む、無理だよな。無理無理……ﾔﾊﾞｽ……）ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞﾀｶﾞﾀ
ロボ娘（しかも、この音……こっちに近づいて……）ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ…
「%u3042%u3042%u3001%u305D%u3046%u305D%u3046%u3002%u304A%u9023%u308C%u306E%u65B9%u306E%u4F53%u8ABF%u306F%u3060%u3044%u3076%u826F%u304F%u306A%u3063%u305F%u3088%u3046%u3067%u3059%u3088%u3002」
ロボ娘「ぅぁ……あ……」
595 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 21:31:44.40 ID:ZK0IZoRP0
ﾀﾀﾀ…ｯ
女博士「ロボちゃんっ！」後ろからﾋﾟｮﾝｯ!
ロボ娘「ひぅああああああああああああああああああっ！」ﾋﾞｯｸｰﾝ!?
女博士「わわっ、びっくりした」ｷｮﾄｰﾝ
女博士「どうしたの、そんな大きな声だして……。……あっ」
ロボ娘「ひぅぅ……えぐっ……びびらせんなぁ……はがぜの゛、ばがぁぁ……」ｼﾞﾜ…ｯ
女博士「……失禁した」
596 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/24(火) 21:33:32.14 ID:fIBFR8xGo
複線回収ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
597 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福島県)
[sage]：2011/05/24(火) 21:34:01.44 ID:ptX+KPXKo
失禁するのロボ娘の方かよｗｗｗｗｗｗｗｗ
598 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/24(火) 21:37:21.24 ID:84MonapIO
まさかのロボ娘ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
599 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 21:46:15.80 ID:ZK0IZoRP0
女博士「そ、そのぅ……さっき起きたらだいぶ調子がよくなってて……」
女博士「えとえと……なんだかよく分かんないけど、ごめんね？」
ロボ娘「ぐす……見るなぁ……見るなよぉぉ……」ｸﾞｽﾞｸﾞｽﾞ…
女博士「洋服もいっぱいあったから着替えよう……ねっ？」
ロボ娘「……うぅ」…ｺｸﾘ
女博士「……」
ロボ娘「なんだよ……そんな目で見んなよちくしょうが……」
女博士「……えへへ。恥らってるロボちゃん見るの、初めてっ」ﾆｺｯ
ロボ娘「やめろよっ。私のキャラ人格プライドその他諸々崩壊すんだろーがぁ……っ」ﾒｿﾒｿ…
600 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 21:54:24.46 ID:ZK0IZoRP0
ロボ娘「なんでアンドロイドに失禁機能つけてんだよ、くそぅ……」
女博士「だ、大丈夫だよ。ただの冷却水だから真水だよ。飲めるくらい綺麗だから……ねっ」
ロボ娘「『ねっ』じゃねーよ！ じゃあ飲めよ！ 飲ませるぞこのぅ！」
ロボ娘（強制飲尿……あぁ、ありっちゃありだな。今の状況はまごうことなくナシだが）
ロボ娘「ってか、博士もあれ聞いただろ！？ あの変な音みたいなやつ！」
女博士「……？」
ロボ娘「え……っ」
女博士「な、なんのこと？」
601 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 22:06:02.08 ID:ZK0IZoRP0
ロボ娘「すっとぼけんなよ……あんな大音量、聞こえないはずが……」
「%u3042%u3089%u3042%u3089%u3001%u5E8A%u306E%u6383%u9664%u304C%u5927%u5909%u305D%u3046%u3067%u3059%u306D%u3002」
ロボ娘「ひぐっ！」ｷｨｨｰ…ﾝｯ
女博士「ロ、ロボちゃん！？ どーしたの！？」
ロボ娘「ど、どうしたもこうしたも……」
ロボ娘（……もしかしてコレ、私にしか聞こえてねーの？）ｿﾞﾜｿﾞﾜｿﾞﾜ…ｯ
602 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 22:17:16.60 ID:ZK0IZoRP0
ロボ娘「あわ……わわわわ……」
ロボ娘「し、心霊現象……謎のラップ音……誰もいない館……あわわわ……」
女博士「落ち着いて、ロボちゃん。きっと疲れてるだけだよ」
女博士「機材もたくさんあるから、あとで聴覚メンテナンスしてあげる」
ロボ娘「な、なんでアンタそんなに平然としてられるんだよぉぉ……」ｶﾞｸｶﾞｸ…
女博士「だって幽霊なんて非科学的でしょう？」ｷｮﾄﾝ
ロボ娘（つえぇ……コイツ予想以上につええよ……）
603 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/05/24(火) 22:23:52.88 ID:KOnd+3Oco
ロボ娘が失禁だった…
ロボットなのにおもらし…
博士ってそういう趣味ですか
604 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 22:26:18.09 ID:ZK0IZoRP0
…
……
女博士「うーん……どこにも問題はなさそうだけど……」ｶﾁｬｶﾁｬ…
ロボ娘「あふんっ。そ、そんななとこいじらないでぇ……やらぁ……///」
女博士「ごめんね。すぐ終わるから」
ロボ娘「ひぅんっ////」ﾋﾞｸﾋﾞｸｯ
女博士「なんだかすっごくやりずらいよ……ロボちゃん」
ロボ娘「あふんっ/////」
女博士「……耳って、そんなにくすぐったいかなぁ？」ｶﾁｬｶﾁｬ
ロボ娘「いやｗｗｗｗｗｗノリで喘いでみたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士（よかった。いつもの調子に戻ってくれたみたい）ｸｽｯ
ロボ娘（……もうあの声聞こえねーな。気のせい……だったのか？）
605 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 22:33:02.29 ID:ZK0IZoRP0
ロボ娘「てかさぁ……失禁機能がついてるなんて今日初めて知ったんだけど」
ロボ娘「……まさか博士ってド変態？」
女博士「し、失禁機能とかじゃないよ……。余分な冷却水を抜くには胴体の下に排水口があった方が効率が良いってだけで……」
女博士「びっくりした弾みで緩んだだけだもんね？ 気にしなくても良いからね？」
ロボ娘「そんなフォローいらねぇ……なに言われたって傷ついたＡＩは元にもどらねぇよ……」…ﾊｧ
女博士「ご、ごめん……あんなにびっくりさせちゃうとは思ってなくて……」…ｼｮﾝﾎﾞﾘ
606 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/24(火) 22:36:42.38 ID:2j1eVv3DO
いつもはおちゃらけてるお調子者な女の子が怯えて失禁ってさ、
なんかいいよな…
607 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/24(火) 22:47:55.26 ID:KbsJ5xDA0
>>606
あ、俺がいる
608 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/24(火) 22:59:41.36 ID:2kpuIC+DO
>>606
失禁フェチにはたまらんな
609 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 23:16:13.45 ID:ZK0IZoRP0
ロボ娘「もういいっ。寝ろっ。寝てしまえっ」ﾌﾟｲｯ
女博士「……う、うん。おやすみ」
ロボ娘「……」ﾑｽｰ…
ロボ娘（……）
ロボ娘（……）
ロボ娘（…………気のせい、だよな）
610 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]：2011/05/24(火) 23:18:49.60 ID:47JHCvdd0
失禁するのロボ娘かよ……ありだな
611 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 23:20:45.05 ID:ZK0IZoRP0
ロボ娘（それにしても、なんの音もしねーな）
ロボ娘（……そりゃそっかｗｗｗｗｗｗｗ私ら以外ここにはいないんだしｗｗｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘（ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ……。……誰も、いないよな？）
ロボ娘「博士ぇ……もう寝た？」
女博士「……」ｽﾔｽﾔ…
ロボ娘「……寝つき良すぎだろ」
――……しーん。
ロボ娘「変な音が聞こえるのも怖いが全くの無音もまた怖い……」
612 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 23:23:44.71 ID:ZK0IZoRP0
ロボ娘（よ、よしっ。博士が起きる直前くらいに布団に水ぶっかけてやれｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘（『やーいやーい！ おもらしおもらしー！』……とかなｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘（そして泣き顔を激写ｗｗｗｗｗｗｗこれで恥の山分けｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ全てが丸く収まるｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘（私ｗｗｗｗｗｗｗ天才ｗｗｗｗｗｗｗｗｗじゃんｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
がこんっ！
ロボ娘「んぎゃあああああああああああ！？」
613 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 23:37:58.19 ID:ZK0IZoRP0
ロボ娘（窓が開いて……ここ三階じゃ……）
ぎしっ、ぎし……っ
ロボ娘（ひ、人影……）
ロボ娘「うわああああ誰だあぁああぁぁ何者だぁあぁあっ！」ｼﾞｬｷﾝｯ
「おぉ、なんだこれ！？ 腕から武器でた！」
ロボ娘「どっからでもかかって来るなぁ！ 頼むから見逃せえぇぇ……ん？ あ、あれ？」
ロボ娘（……せ、生体反応？）ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…ｯ
「わぁ！ 今度は目が光った！」ﾋﾟｮｺﾋﾟｮｺ
ロボ娘（んをっ！？ ね……猫耳ぃ！？）
「もしかしてお前、ろぼっと！？」
ロボ娘「い、いやいや……アンタなに？」
614 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 23:47:02.86 ID:ZK0IZoRP0
猫耳 「あたし？ あたしはね、ここに住んでるのっ！」ｴｯﾍﾝ!
ロボ娘「そういうんじゃなくって……なんでそんなの生やしてんの？」
猫耳 「うふふっ。このお耳かわいーでしょー」ﾆｬﾊｯ
ロボ娘「あー……うん、あざといよ。とりあえずお邪魔してます」
猫耳 「いえいえー」
ロボ娘（話通じねぇｗｗｗｗｗｗｗｗなんだコイツうぜぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘（だけど生き物でよかったｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ心霊的な現象じゃなくてよかったｗｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘「……」ｻﾜｻﾜ…
ロボ娘（……おっしゃ！ 今度はセーフだった！）
615 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/24(火) 23:49:45.26 ID:jlqr1e1do
猫耳ktkr
616 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/24(火) 23:53:11.12 ID:2j1eVv3DO
セーフってまた漏らしかけたのかよwwwwwwwwww
617 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/24(火) 23:59:39.71 ID:ZK0IZoRP0
猫耳 「なぁなぁ、お前はあたしのこところさないの？」ｸﾞｲｸﾞｲ
ロボ娘「はい？」
猫耳 「だって、ろぼっとはニンゲンころすんでしょー？ ……あたしはころせない？」
ロボ娘「なに？ アンタ自殺願望でもあんの？ うわ、メンヘラかよ……」ﾄﾞﾝﾋﾞｷ…
猫耳 「じさつがんぼー……？ めんへら？」ﾎﾟｶｰﾝ…
「%u3088%u3046%u3084%u304F%u5E30%u3063%u3066%u304D%u305F%u3093%u3067%u3059%u304B」
ロボ娘「……っ！？」ｷｨｰ…ﾝ
猫耳 「だって、お外のほうがたのしーんだもん」
「%u5FC3%u914D%u3057%u3066%u305F%u3093%u3067%u3059%u3088」
猫耳 「わかったよー。今度からはやくかえってくるからさー」
618 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/25(水) 00:03:34.75 ID:y0eFByMH0
ロボ娘「ア、アンタ……もしかしてあの音と話してるのか……？」
猫耳 「うん。あたしの召使いなんだー。半分壊れてるけど」
ロボ娘（……気のせいじゃなかった）
猫耳 「あれ？ おふとんにだれかいるー！」ﾍﾟﾁﾍﾟﾁ
ロボ娘「お、おい！」
619 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/25(水) 00:16:05.41 ID:y0eFByMH0
女博士「むにゃ……ふぁ！？ だ、だれ！？」ｶﾞﾊﾞｯ
猫耳 「起きたっ！ ねぇ、これもろぼっと？」
ロボ娘「いや、そいつは人間だけｄ……ちょっ、おま、なにやってんだよ！？」
猫耳 「おー……ヘンな耳」ｸﾞｲｸﾞｲｯ
女博士「きゃぅっ！？ やめて、いたいよっ！」
ロボ娘「博士になにさらしとんじゃいワレェ！」ｸﾞｲｯ
猫耳 「わひゃーこわいー」ｹﾗｹﾗ
ロボ娘（思いっきり凄んだのになんというノーダメージ……）
620 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/25(水) 00:28:43.24 ID:y0eFByMH0
猫耳 「なー、お前ろぼっとなのにコイツころさないの？」
ロボ娘「殺してたまるか。っつーか、私をマジキチロボットと一緒にすんなっ」
猫耳 「へんなのー。どうしてろぼっととメスニンゲンが一緒にいるの？」
女博士（……雌人間？）
ロボ娘「うーんと……まぁ、話せば長くなるけど色々あったわけだ」
猫耳 「そっか！ 色々かぁ！」
ロボ娘「そうそう、色々あって大変だったんだ」
猫耳 「えーと、それでお前と雌人間ってどういう関係なのー？」
ロボ娘「どんな関係って言われても……その、まだ清い交際っつーか……///」ﾃﾚﾃﾚ…
猫耳 「そっかぁ。きよいのかー」
ロボ娘「だが、いつか思い切って一線を越えてみようと目論んでる」ｷﾘｯ
猫耳 「よくわかんないけどがんばれー」
ロボ娘「おｋ。言われなくともしょっちゅう悶々としている」
女博士「ロ、ロボちゃん！ 会話が成立してそうでしてないよ！」
621 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/25(水) 00:37:16.85 ID:y0eFByMH0
女博士「えーっとね……この子は私がつくったの」
女博士「私の唯一の家族なんだよ。だから一緒にいるの」
ロボ娘「そうそう、コイツは私の嫁なんだよ。だから今度変なことしたらひっぱたく」
女博士「だ、だめだよ乱暴したら！ ちょっと変な子だけど、悪い子じゃなさそうだし……」
ロボ娘（嫁発言を軽くスルーですかそうですかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗへこむぞｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
猫耳 「へー……メスニンゲンってろぼっとつくれるのかー」
女博士「えと、その呼び方……ちょっと嫌、かな」
猫耳 「そんじゃ、ろぼっとの修理とかもできるの？」
女博士「……あんまり酷い状態じゃなければね」
622 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/25(水) 00:43:06.94 ID:y0eFByMH0
猫耳 「もしよかったら、うちの召使いなおしてよ」
「%u304A%u5B22%u69D8%u3001%u304A%u5BA2%u69D8%u306B%u5BFE%u3057%u3066%u305D%u3093%u306A%u624B%u9593%u306E%u304B%u304B%u308B%u3053%u3068%u3092」
ロボ娘「また……この音……」ｷｨｨ…ﾝ
女博士「音？ そんなの私には……」
「%u305D%u3093%u306A%u3053%u3068%u304A%u9858%u3044%u306A%u3093%u3066%u3057%u306A%u304F%u3066%u3082%u826F%u3044%u3093%u3067%u3059%u3088%u3002」
「%u79C1%u306F%u3001%u3053%u306E%u307E%u307E%u3067%u3082%u826F%u3044%u3067%u3059%u304B%u3089%u3002」
猫耳 「ねぇ……できるかな？」ﾆﾍｯ
【女博士「……失禁した」 第一章・完】
623 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/25(水) 00:45:24.73 ID:y0eFByMH0
わーい！
失禁フラグ回収成功だー！
オマケ的なものにするつもりだったのに、長くなりそうな嫌な予感バリバリだぜｗｗｗｗｗｗｗｗいやぁああああああああああｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
お暇がありゃあお付き合いｗｗｗｗｗｗｗ願いｗｗｗｗｗますｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗ
早いけどﾈﾙﾎﾟ
624 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/25(水) 01:05:19.68 ID:gxouGhcao
おつおつ！ずっと続けてもいいんだぜ
625 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(三重県)
[sage]：2011/05/25(水) 01:11:12.86 ID:DoHnK0aBo
くそっくそっくそっ！
ロリだからこそ博士がおもらしと思ってたのに・・・！
ちくしょうめ！
626 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/25(水) 01:41:14.85 ID:Y0HFNOrOo
本編じゃあなにも解決してないしなにがハッピーだよ事態悪化させただけじゃん
バッドでも別にいいけどハッピーを言い張るんなら相応のことはしてもらわないとな
何が言いたいって頑張って下さいお願いします
627 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/25(水) 01:42:17.70 ID:Y0HFNOrOo
うわ下げ忘れすみませんでした
628 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage]：2011/05/25(水) 01:46:41.50 ID:8Il1lWSH0
>>627
許さん。罰として漏らせ。
629 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/25(水) 05:57:57.95 ID:gornTDWB0
sage忘れたくらいですいませんって無駄レス消費するとか
また何章ごとになってんのか
乙
630 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]：2011/05/25(水) 19:00:06.41 ID:VFcT2mj5o
ここってsage推奨だったっけ？
>>1
はsageじゃなくてsagaだけど
④
631 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(熊本県)
[saga sage]：2011/05/25(水) 21:12:01.54 ID:+nBcppnKo
下げでも上げでもどっちでもいいんじゃね？
632 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/25(水) 21:45:43.30 ID:y0eFByMH0
>>629
今回は短く手早く五章分くらいを予想
外れたら焼き土下座するから許してね
んでは、そろそろ再開
633 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/25(水) 21:55:16.94 ID:y0eFByMH0
【第一部のあらすじ】
_, ,_ ﾊﾟｰﾝ
（ ‘д‘）
⊂彡☆))Д´）＜オー脳ｗｗｗｗｗ
【これまでの第二部あらすじ】
失禁しました。
↓そんじゃ、第二部第二章いくよー＾＾↓
634 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/25(水) 22:04:33.76 ID:y0eFByMH0
【第二章】
…
……
ロボ娘「うはｗｗｗｗｗｗなにこいつｗｗｗｗｗｗボロすぎﾜﾛﾀｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」
ロボ娘「さっきのはこいつの声、っつか声のなりそこないか。……くそっ、ビビらせやがって！ うりゃうりゃっ！ｗｗｗｗｗ復讐ｗｗｗｗしたるわｗｗｗｗｗ」ﾍﾞｼﾍﾞｼｯ!
女博士「ロボちゃんっ！」
ロボ娘「……だってさぁ」ﾑｩ…
女博士「ねぇ。この人、いつからこうだったの？」
猫耳 「んーとねぇ……あたしが生まれたときからずーっとだよ？」
女博士「え……？」
猫耳 「コイツがちゃんと動いてるとこ、みたことないもん」
猫耳 「あー、でも不自由はなかったよ？ この本体は動かないけど屋敷中の掃除用機器とか、台所の壁に埋め込まれた調理用アームとか動かせるしさっ」
猫耳 「おしゃべりだってできるからこのままでもいーんだけど……ちょっとカワイソーかなぁって」ﾆｺﾆｺ
635 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/25(水) 22:16:04.36 ID:y0eFByMH0
ロボ娘「アンタって……」
猫耳 「はくじょーかな？ 生まれてからずっとお世話してもらってるのに……にゃはは、なーんにもできないまま放っておいて」
ロボ娘「……アンタって、最強の勝ち組じゃねーか」…ﾎﾞｿｯ
猫耳 「んにゃ？」
ロボ娘「こんな広い家に専属メイドとかｗｗｗｗｗｗｗｗｗうはｗｗｗｗｗｗｗｳﾗﾔﾏｼｽｗｗｗｗｗ」
猫耳 「……？」
女博士「気にしなくってもいいよ。こういう子なの」
猫耳 「……う、うぅん？」
女博士「でも、明るくて一緒にいると楽しいでしょ？」ﾆｺｯ
636 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/25(水) 22:22:21.97 ID:y0eFByMH0
猫耳 「そんで、なおせる？ むり？」
女博士「まだこの屋敷中の機械を操作し続けていられるんでしょう、この人は」
猫耳 「うんっ。森で獲った動物捌いてれーぞうこに入れてたらいつの間にかりょうりしてくれてるよー」
女博士「……全く動いてないわけじゃないなら、なおせるかも」
ロボ娘「博士、ガチでコレ直す気なのか？」
女博士「なおせるからね」
ロボ娘「……」
637 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage]：2011/05/25(水) 22:27:01.97 ID:inWsFyhoo
>>1
まだやってんのかよ
いい加減終われよ
とか言うやつがいたらおれが本気でぶん殴ってやるから安心して書き続けな
638 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]：2011/05/25(水) 22:32:49.92 ID:pOgFsdKio
失敬した
639 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/25(水) 22:36:27.26 ID:XvwibgBOo
小文字のｏは何なんだ？俺もだけど
640 ：
>>637一瞬ビビっただろ！ばぁか！大好き！
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/25(水) 22:52:41.76 ID:y0eFByMH0
ロボ娘「アンタって結構楽観的なのかもな。ゆとりってレベルじゃねーよ」
ロボ娘「もしかしたら、他のキチロボどもみたいに直った途端襲い掛かって来るかもしれねーのにさ」
女博士「だ、だけどっ」
猫耳 「だいじょーぶだよ！ メスニンゲンいいやつだもんっ。それに、なおしてくれたヤツにひどいことするほどひどいのじゃないよ、うちの召使いはさっ！」
ロボ娘「……。……もし、博士になにかあったらテメェブチころすぞ？」ｷﾞﾛ…ｯ
猫耳 「んにゃ……？」ﾎﾟｹｰ?
女博士「確かに危険はあるかもしれないけど……だけど、言い過ぎだよ。どうしてそんなこと言うの？」
ロボ娘「ぶっちゃけビビらされた恨みのみで今の私は突き進みそうだ」ｷﾘｯ!
641 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/25(水) 23:04:19.98 ID:y0eFByMH0
猫耳 「へー。ろぼっともビビることあるのかー」
ロボ娘「んなっ！ な、ないっ！ 断じてあるもんかっ！！」
猫耳 「そーいえば……森でお前のことみつけたときも、窓からはいったときもすっごくあわててたなっ！」ﾆｬｯ
ロボ娘「わっ、わわわ忘れろぉぉぉぉ……ってか、森でこっち見てたのテメェかよ！？」
猫耳 「んにゃっ！」ﾆｺｯ!
猫耳 「あめあがりが好きだからさんぽしてたらね、へんなやつらがいたからずーっとみてた！」
猫耳 「なんかあわてて逃げちゃったからおいかけなかったけど！」
ロボ娘「……へたれ扱いすんなよ、くそっ」
女博士「大丈夫だよ、ロボちゃん。あのことは気にしてないよ？」ｵﾛｵﾛ
ロボ娘「どのことだ！？ あのことかぁぁぁ……」…ｶﾞｸｯ
女博士「え、えと……」
ロボ娘「……もういいわ、勝手にやってろよ。私はあっちの部屋に引きこもっとく……」ﾌﾗﾌﾗ…
642 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/25(水) 23:15:10.84 ID:y0eFByMH0
猫耳 「あのろぼっと、へんなやつだなー！ おもしれー！」ｹﾗｹﾗｯ
女博士「ふふっ。……それじゃ、はじめよっか。他に工具や機材はある？」
猫耳 「んにゃにゃっ！ あるだけもってくるー！」ﾃﾃﾃ…ｯ
女博士（……急に耳を引っ張られた時は怖かったけど、なんだか可愛い子だなぁ）
女博士（元気で明るい妹みたいな感覚……かな？ ロボちゃんとも仲良くできれば良いんだけど）
女博士（だけど、あの子のあの耳と尻尾は……――）
643 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/25(水) 23:42:14.60 ID:y0eFByMH0
…
……
ロボ娘（……うぅ、またあのこと思い出しちまった）ｶｧｧ…
ロボ娘（私ぁ、こんな恥らう乙女キャラじゃねーだろ……過去の過ち引きずるような豆腐メンタルでもねーのに……うぁぁぁー、くそおっ！）
ロボ娘（……もう、いっか。博士の忘却でも待とう）
ロボ娘（人間は細かいことなんてすぐ忘れるようにできてるらしーし……）…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
ロボ娘「窓、開けよっかな……」ｷﾞｼｨ…ｶﾞﾀｯ
ロボ娘（掃除は行き届いてるけど、妙に空気が淀んでんだよなー……ここって）
――……ふわっ
ロボ娘「……ん？」
644 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/25(水) 23:56:07.68 ID:y0eFByMH0
――ぱたぱた……ぎしっ、ぎし……っ
ロボ娘「蝶……？」
ロボ娘（蝶番の胴体に、薄い金属の羽）
ロボ娘「……どうして作り物の蝶が？」
ロボ娘（誰がこんなモノわざわざ作っ――……！？）…ﾄﾞｸﾝｯ!
ロボ娘「――っ！！」ﾄﾞｻ…ｯ
金属蝶「－－－－ －・－ ・－－－・」ﾋﾟﾋﾟ…ｯ
ロボ娘（なんだ、この電波……うぁ……っ、頭がゆすぶられてる……っ）
645 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/26(木) 00:13:47.54 ID:hb0yFfg+0
ロボ娘「うぐ……あぁ……」
金属蝶「－－－－ －・－ ・－－－・」
金属蝶「－－－－ －・－ ・－－－・」
金属蝶「－－－－ －・－ ・－－－・」
ロボ娘（ﾔ､ﾔﾊﾞｽ……ちょｔｔ、こｒ、一体ｎ…。…ぁ）
ロボ娘「うああああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ！！」
ロボ娘「……――壊ｼﾀｲ壊ｼﾀｲ壊ｼﾀｲ壊ｼﾀｲ壊ｼﾀｲ壊ｼﾀｲ壊ｼﾀｲ壊ｼﾀｲ壊ｼﾀｲ壊ｼﾀｲｯ!!」
ロボ娘（や、めろ……私は、なにも壊す気ｈ……）ｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘｯ!
ロボ娘「――……人間 ｦ 壊ｾ」
646 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/26(木) 00:19:58.33 ID:hb0yFfg+0
……
…
女博士「……よしっ」ﾊｧ…
猫耳 「おぉ！？ なおったの？ なおったのか！？」ｽﾞｲｯ!
女博士「ま、まだ分からないよぅ……とにかく、再起動させなくっちゃ」
猫耳 「わはーっ！ ようやく召使いうごけるのかー！」ﾆｬﾌﾌｯ!
女博士「あはは……」
女博士（……確かに、彼女も街のロボットのように第三原則を忘れた存在なのかもしれない）
女博士（だけど――……だけどね、ロボちゃん）
女博士（私に救える存在が居るのなら救ってあげたいの）
女博士（……私は燃え尽きた『お母さん』の代わりに世界を救うと誓ったんだからっ）ｶｼｬｯ…
…ﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ
647 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/26(木) 00:23:37.93 ID:9bzNcb/lo
そのルートだけはらめええええええええええ
648 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/26(木) 00:26:47.78 ID:hb0yFfg+0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「 」…ﾑｸﾘｯ
猫耳 「うごいたっ！」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」…ﾁﾗｯ
女博士（……なんだろ、目線が冷たいよぅ）…ﾌﾞﾙｯ
猫耳 「わひゃー！ ほんとになおった！ メスニンゲンすげぇー！」ｷｬｯｷｬｯ!
女博士「あ、あはは……。喜んでもらえるのは嬉しいけど、私は雌人間じゃなくって……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「 」…ｷﾞｼｷﾞｼｯ
女博士「！？」
女博士「だ、ダメだよ！ まだ再起動したばかりなのに無理に動いたら……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「うるさいﾃﾞｽﾈ…人間のｸｾに」ｷﾞﾛﾘｯ
女博士 「――……え？」
649 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/26(木) 00:31:32.43 ID:hb0yFfg+0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「 」ｷﾞｼ…ｶﾞｼｬｯ､ｶﾞｼｬｯ!
猫耳 「わわっ！？ どーしたの？ せっかくなおしてもらったのに、おれいしないの？ 『ありがとー』って！」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……どいてください」
猫耳 「ぬにゃ……？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「どけっ、猫畜生っ！！」ﾍﾞｼｯ!
猫耳 「にゃぁぁ……」ｸﾞｽ…
女博士 「だ、大丈夫！？」
猫耳 「……いひゃい」ｳﾙｳﾙ…
女博士 （まさか……この子も狂ってたの……？）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「 」ｶﾞﾁｬｯ!
女博士 「……っ！」
650 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/05/26(木) 00:32:48.39 ID:12m8YRweo
ここでロボ娘まで乱入して恐怖とショックのあまりに失禁フラグ
651 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/26(木) 00:35:39.65 ID:hb0yFfg+0
女博士（その部屋はロボちゃんが居る部屋……っ！）ﾀ…ｯ!
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「削除 削除 削除」ｷﾘｷﾘｷﾘｷﾘ…
猫耳 「にゃ……にゃになに！？ どーしちゃったの！？」
女博士 「だめっ！」ｶﾞｼｯ!
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」…ｷﾞﾛｯ
女博士 「ろ、ロボちゃんにひどいことしたら……ゆ、ゆ、許さないからぁ……っ！」ｸﾞｸﾞｰｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」ﾍﾟｼｯ
女博士 「あぅっ」ﾄﾞｽﾝｯ
猫耳 「にゃっ！ メスニンゲンっ！！」ﾀﾀ…ｯ!
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ 「削除削除削除削除……――」ｷﾘｷﾘ…ｶﾞｺﾝｯ!
652 ：
>>650それいただきっ
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/26(木) 00:46:14.92 ID:hb0yFfg+0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「削除削除削除削除削除削除削除……！！」ｷｭｨｨ…
女博士「だめえっ！ ロボちゃんっ、にげ……っ！？」
ロボ娘「うぐぁ……ﾆ､ﾆｹﾞﾛ……はかｓ……」ｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘ…
ロボ娘「――壊ｾ壊ｾ……ﾆﾝｹﾞﾝ､ﾆﾝｹﾞﾝ……壊ｼ､ﾀｲ……」…ｶﾞｼｬﾝｯ!
女博士「ロボ、ちゃん……？」ｿﾞｸ…ｯ
ロボ娘「壊ｽ 壊ｽ 人間 …壊ｾ壊ｾ壊ｾ壊ｾ壊ｾ壊ｾ壊ｾ壊ｾ壊ｾ壊ｾ壊ｾ壊ｾ壊ｾ壊ｾ壊ｾ壊ｾ壊ｾ壊ｾｪｯ!」
女博士「……うそ、でしょ？」…ｿﾞﾜｿﾞﾜ
女博士（どうして？ どうしてロボちゃんまで……）
女博士（……たった一人の家族なのに）
女博士（やだよ……なんで？ いやだいやだいやだ………っ！！）
女博士「ひぅぅ……やだよぉ……っ」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ…
ロボ娘「ｳｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｯｧｯ!」ﾌﾞｫﾝｯ!!
女博士「ひぅぅ……っ！」
653 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/26(木) 00:54:25.32 ID:hb0yFfg+0
猫耳 「にゃ、にゃんだよっ！ こいつ、急に狂いだした……！！」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「――――――」ﾄﾞｯ!
猫耳 「ふにゃっ！？」…ﾄﾞｻｯ
女博士（私は、確かにロボちゃんに殺されても良いと思ったこともある……けど）ｶﾞｸﾌﾞﾙ…
女博士（だけど、今のロボちゃんはロボちゃんじゃないっ！）
ロボ娘「ｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞ…ﾆﾝｹﾞﾝ、ﾆﾝｹﾞﾝ……壊ｽ」
女博士（……やだよ、やだぁ）ﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙ…
女博士「やだよぉ……」ｶﾞﾀﾌﾞﾙｶﾞﾀﾌﾞﾙｶﾞﾀﾌﾞﾙｶﾞﾀﾌﾞﾙ…
ロボ娘「壊ｽ壊ｽﾆﾝｹﾞﾝ壊ｽ壊ｽ壊ｽﾆﾝｹﾞﾝ､ﾆﾝｹﾞﾝ壊ｽ壊ｽ壊ｽ壊ｽ……――！！」ｷﾞｭｲｨｨ…
女博士「……ふあぁ」ｼﾞﾜｧ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「どきなさい、人間」ｶﾞｺｯ ……ｽﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ!!
654 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/26(木) 01:00:53.16 ID:hb0yFfg+0
女博士（ロボちゃんに向かってこんな酷い攻撃……っ！）
女博士「いやああああっ！ ロボちゃん、ロボちゃぁぁぁんっ！！」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」ｽﾞﾀﾞﾀﾞｯ …ﾋﾟﾀｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……削除、完了」
金属蝶「 」…ﾊﾟｷｯ
655 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(熊本県)
[saga sage]：2011/05/26(木) 01:02:44.11 ID:yXKr1CG7o
ﾐｯｼｮﾝ ｺﾝﾌﾟﾘｰﾄ
削除 完了
656 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/26(木) 01:03:50.33 ID:hb0yFfg+0
女博士「ひぅぅ……」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙ…
猫耳 「ﾌｼｬｰｯ!」
猫耳 「にゃ、にゃにしてんのさ、召使いっ！ あいつは、あいつは……！」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……ワタクシは、元凶を 壊しただけですよ」
女博士「……え？」
猫耳 「ふにゃ……？」
ロボ娘「ん……、あ、あれ……私は……」ﾖﾛﾖﾛ…
657 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/26(木) 01:25:45.69 ID:hb0yFfg+0
女博士「ひぐ、ひぅぅ……ろぼちゃん……っ」
ロボ娘「んえ……！？」
ロボ娘（博士が、お漏らし……お漏らしお漏らしｵﾓﾗｼｵﾓﾗｼｵﾓﾗｼｵﾓﾗｼ……）
ロボ娘「ぃやっほおおおおおおおおい！！ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
猫耳 「ふにゃあ……あいつ、こわれちゃったの……？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「いえ、多分そういう性癖が開眼したのでしょう」
猫耳 「せーへき？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ワタクシたちには関係のない世界のお話です」
猫耳 「……ふにゃぁ？」
658 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/26(木) 01:40:43.89 ID:hb0yFfg+0
ロボ娘「ぅおりゃあああああｗｗｗｗｗｗｗ小水見せろｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ｶｼｬｶｼｬｯ!
女博士「や、やだぁっ！ やめてよぉぉ……」ｸﾞｽｸﾞｽ…
ロボ娘「私たち家族だろ！？ 家族ならおしょんしょん見られても平気だろ！？」ﾌｼｭｰﾌｼｭｰｯ!
女博士「ふぇぇぇ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…
ロボ娘「うははははｗｗｗｗｗｗｗロリ白衣失禁現場激写ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「ろぼちゃん、やだぁ……みないでぇ……」ｸﾞｽｸﾞｽ…
ロボ娘「恥を共有する！ これ以上の愛があるものかぁぁっぁああああああああああああぁぁっ！！」
猫耳 「……にゃ、にゃんだアレは。にゃんなの！？」ﾋﾞｸﾋﾞｸ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「さぁ？」
猫耳 「あいつも、こわれてんのかにゃぁ……？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「あれが彼女の正常な姿かも知れません。理解不能ですが」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……。……まぁ、破壊衝動からは救われたようです。――それなら、ワタクシはなんだって良いですよ」
659 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/26(木) 01:48:55.32 ID:hb0yFfg+0
女博士「えぐっ、ふぇぇ……！」
女博士「ロボちゃんっ、ロボちゃんっっ！！」ｷﾞｭｷﾞｭｰｯ!
ロボ娘「激写ｗｗｗｗｗｗげき……んのゎ！？」
女博士「うぁぁぁぁ……ロボちゃんが元に戻ってよかったよぉぉ……！」
ロボ娘「は？ へ……ほへっ？」…ｷｮﾄﾝ
ロボ娘「私、なんかしてたのか……？」
女博士「ふぇぇ……ロボちゃぁん……っ」ｷﾞｭｩｩ…
ロボ娘「……え、えーっと」
ロボ娘（――ダメだ。さっきまで自分が何をやってたのか全然思い出せねぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘「お、落ち着けって……なっ？ ちょっと調子に乗ってたわｗｗｗｗ だ、だから、画像も消去するからさ……」ｵﾛｵﾛ…
660 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/26(木) 02:02:14.53 ID:hb0yFfg+0
女博士「ひぐっ、うぇぇぇ……ロボちゃん、ロボちゃぁぁん！」ｷﾞｭｰ…!
ロボ娘（もっと恥らう姿を想像してたのに……取り乱しすぎだろｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘（……反応に困るだろぉがぁぁぁぁ！！）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「――……目は覚めましたか？」ｷﾞｼｷﾞｼ…
ロボ娘「へ……？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ワタクシのことはお気になさらず」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「機械と人間。女性と女性。……生殖を、子孫を生み出すことを求めて居ない行為だとしてもワタクシにとっては無関係のことですから」ｻﾗﾘ
ロボ娘「んな……ぬぬぬ……////」
ロボ娘（冷静に言うなや……きゅ、急に自分が恥ずかしくなってきたじゃねーか……）
661 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/26(木) 02:11:59.45 ID:hb0yFfg+0
女博士「うえぇぇぇん……こわかった、こわかったよぉぉ……」ｷﾞｭｯ …ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
ロボ娘「ど、どーしたんだよ」ｵﾛｵﾛｵﾛｵﾛ…
ロボ娘「も、もしかして、あいつにレイプでもされたのかぁぁぁ！？」ｸﾜｯ!
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ご安心を。ワタクシに性欲はインプットされていませんから」
猫耳 「んにゃんにゃぁ……ねぇねぇ、れーぷってなに？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「嫌がる女性を無理やり押し倒して事を成す行為を指す言葉ですよ」
猫耳 「ふにゃ……？」ｷｮﾄｰﾝ…
女博士 「ねぇ、ロボちゃん……」
女博士 「もしかして……さっきのこと、覚えてないの？」
662 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/26(木) 02:24:01.59 ID:hb0yFfg+0
ロボ娘「は？ なんかあったっけ……？」
女博士「うそ……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……仕方ありません。あの蝶がAIを狂わせただけなのですから」ｶｼｬ…ｯ
ロボ娘 （なんだこいつ）
ロボ娘 （冷たい瞳。抑揚のない声。……こいつ、感情を持っていないのか？）
ロボ娘 「テメェ……博士になにかしやがったのか？」ｷｭｨ…ｶﾞｼｬﾝｯ!
女博士 「やめてっ、ロボちゃん！！」
ロボ娘 「へ……っ？」
女博士 「私もよく分からないけど……この人は金属の蝶を撃ち落しただけなのっ」
女博士 「……多分貴方を狂わせた根源を、破壊しただけなの」
663 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/26(木) 02:30:08.47 ID:hb0yFfg+0
ロボ娘（根源……？）
ロボ娘 「ま、まさかあの蝶のおもちゃ……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「おもちゃではありません」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ 「ワタクシの主人が世界へ向けて放ったモノです」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ 「あれは災いの塊であり、解放の合図であり、」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ 「――……とある人間の抱えた、最低な欲の塊です」
664 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/26(木) 02:54:19.61 ID:hb0yFfg+0
猫耳 「なぁ、にゃー……？ なに言ってんの？」
猫耳 「あのちょうちょ、にゃんにゃんの？ たまに森で見るけど、あたしはなんにもなってないよ？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうでしょうね。あれは、機械のAIに訴えかける電波を発生させているだけなのですから」
女博士 「もしかして……世界中の機械がある時期を境に突然狂いはじめたのは……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ 「ワタクシの、主人が放った蝶のせいです」
女博士 「人間が、人間の生活を侵す存在を作った……？ まさか、そんなことって……」…ｿﾞｸｯ
ロボ娘 「……とりあえず、博士はその濡れ濡れな服どーにかしたら？」ﾆﾔﾆﾔ
女博士「え、あ……ふぇぇ……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……。……面倒ですが、そのままではまた体を冷やすことになりかねません。
浴室も着替えも貸しましょう。……修理して頂いた恩義もありますからね。床の掃除はこちらでやりましょう」
女博士「……うぅ」ﾓｼﾞﾓｼﾞ…
ロボ娘「博士」ﾎﾟﾝｯ
女博士「ロボちゃん……」
ロボ娘「これでフィフティーフィフティーｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾆﾔﾆﾔ
女博士「……もうっ！」ﾌﾟｲｯ
ロボ娘「うはｗｗｗｗｗそんなに恥ずかしかった？ｗｗｗｗｗねぇねぇ、おもらしして今どんな気持ち？ｗｗｗｗｗｗどんな気持ち？ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾆﾔﾆﾔﾆﾔﾆﾔ
女博士（……ロボちゃんがおかしくなっちゃって、本当にこわかったのに）…ｸﾞｽｯ
【第二部 第二章 ｵﾜﾀ】
665 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/26(木) 03:09:01.60 ID:Ksi0WOdDO
ぉー、なかなか熱いなー
続き楽しみにしてんぜ
666 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]：2011/05/26(木) 04:03:31.23 ID:9sBiWvw50
追いついたwwwwwなんだろう、最初はこりゃ萌えねぇと思ってたのに
ロボにも女博士にも萌えてきた俺がいるwwwwwwwwww
667 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(兵庫県)
[sage]：2011/05/26(木) 04:49:45.69 ID:zcgR+Nlvo
寝たか
668 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/26(木) 04:58:58.07 ID:tNhxevVM0
追いついたデござるｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
669 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/26(木) 08:32:17.66 ID:L4vZMjvHo
博士も失禁とは…ありがとう本当にありがとう！
670 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/05/26(木) 19:27:05.60 ID:8i5RD/g7o
博士がおもらししてた…
ろりはくいろりはくい
671 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(三重県)
[sage]：2011/05/26(木) 20:30:32.99 ID:Qltb12nqo
いやっほぉおおおおお！！！
672 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/05/26(木) 21:02:43.90 ID:ZniQywTy0
ダブルでキタか
673 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)
[sage]：2011/05/26(木) 23:17:18.58 ID:P9yHBKfAO
纏めからww来てww
おwwwいwwwつwwwいwwwたwww
アフターストーリーかと思ったらwwwwwwww新章が始まってた件wwwwwwwwうぇっうぇwwww
そして失禁ご馳走様でしたwwwwwwww
楽しみにしてるぜ
674 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/27(金) 00:02:35.85 ID:ekbuZe9So
今日はなしか
675 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟県)
[sage]：2011/05/27(金) 01:34:35.16 ID:vhHMorSM0
もしかして
>>1
って他にも失敗したってスレタイででスレ立ててたりした？
勘違いならスマソ
676 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)
[sage]：2011/05/27(金) 07:34:15.60 ID:nZnG3HkAO
>>1
がオー脳ーｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗを覚えていてくれて感激している俺がいる
677 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 18:11:04.87 ID:5w5AvyIC0
>>675
人違いですな
678 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/27(金) 18:26:34.72 ID:T8JrHtKIO
ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
679 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 18:27:37.41 ID:5w5AvyIC0
ちょち書き溜めてから来るわ
七時再開。昼からビールですでに骨抜きです
680 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/27(金) 18:28:38.51 ID:T8JrHtKIO
ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
681 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/27(金) 18:45:40.80 ID:LJ5eFgXDO
>>1
って他にどんなSS書いてた？
もし教えてくれるならそっちも読みたい
682 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 19:04:21.77 ID:5w5AvyIC0
>>681
宣伝乙言われそうだから教えられんわ てか、はずかしーし///
んでは、そろそろ第二部第三章いっくよー＾＾！
ちょっとえっちな場面もあるかも知れないから乞うご期待！！
683 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 19:08:01.96 ID:5w5AvyIC0
【ｗｗｗｗｗ第二部ｗｗｗ第三章ｗｗｗｗｗｗ】
………
……
…
「俺さ、捨てられちまったんだ。あんたとおなじだよ」
『そうですか。まだ年端もいかない子供だというのに、それはお気の毒ですね』
「あんたと一緒だ。こんなゴミ溜めみたいな場所にほっぽり出されてさ」
『そうですね。一緒ですね』
「――……あんた、人間を恨まないのか？ こんなことした、あいつらを」
『ええ』
『人間はそういうものですし、ワタクシたちもこういうものですから』
「……俺もそうだって言いてぇのかよ？」
『そういう時代ですからね』
「……」
『泣かないでください』
「……お前には、かんけーねーだろ？」
『申し訳ありません。生憎ワタクシは慰めの言葉を多く知りません』
『だから捨てられたのです』
684 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 19:15:22.43 ID:5w5AvyIC0
「……もう、放っておいてくれよ」
『それは無理ですね。ワタクシは人間の危険を看過できぬよう作られておりますから』
『野垂れ死にされては困ります』
「うるさいっ。俺は、俺はもう……育てる価値のないヤツとしてここに捨てられたんだ」
「親ももう居ない……世間は俺が死ぬことを望んでいる……」
『理解不能。人間は自らの死を忌諱するものです』ｿ…ｯ
「あっちへいけっ！ 頼むから、このまま死なせてくれよ……っ！」ﾊﾟｼﾝ!
『申し訳ありません。その命令にワタクシは従えないようです』ｸﾞｲｯ
「わっ！ は、離せっ！ 離せよぉ！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ!
『その命令は拒否させて頂きます』
「やめろっ、ここで死なせてくれよっ！」
『ワタクシの主人はワタクシごとあの屋敷を捨てました』
『貴方を死なせぬよう、これから屋敷内に隔離させていただきます』
「そんなのいらないっ。こんなクソみたいな世界で生きるくらいなら俺を死なせてくれよぉ！ 無視すんなぁ！」
『申し訳ありません。ワタクシは人らしい感情を備えていないので、その意見を理解することはできません』ｽﾀｽﾀ…
685 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 19:22:06.30 ID:5w5AvyIC0
あれはいつのことだったでしょうか。
「俺を生かしてお前になんの得があるんだっ。離せ、離せ、離せぇ……！」
人間が最も栄えたあの時代はどれ程前のことだったのでしょう。
『得などありません。ワタクシは、インプットされた情報の通り動いているだけです』
人間自身が人口を制御できぬようになり、
己の繁栄の為に人が人を捨て始めたのはいつごろのことだったのでしょうか。
『ワタクシは従う相手を失いました。今のワタクシには存在意義はありません』
それはきっと、遠い遠い昔のこと。
『もしよろしければ、ワタクシの新たな主人となってみませんか』
『……どうせ、死ぬつもりだったんでしょう？』
――あれから、時間は経ち過ぎた。
686 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 19:30:01.46 ID:5w5AvyIC0
…
………
…………
―脱衣所―
女博士「ひわわっ！ や、やめてよろぼちゃんっ！」
ロボ娘「うははｗｗｗｗｗｗｗ全裸ｗｗｗｗそーれ全裸っｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「お願いだからお着替えさせてよぉー」
ロボ娘「湯上りほかほか！ｗｗｗｗｗしっとり御髪ｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「もうっ！ いい加減にしないと怒るよっ！」ﾌﾟｸｰ!
――ｶﾞﾗｯ!
ロボ娘「へっ？」
女博士「っひゃぁ！？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「長々とじゃれ合わずに早く着替えてくださいませんか？」
女博士「……は、はい」
ロボ娘「な、なんかごめんなさい……」
687 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 19:37:37.76 ID:5w5AvyIC0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「では、早めによろしくお願いしますね」
――ﾋﾟｼｬｯ!
ロボ娘「……怒られちまった」
女博士「ロ、ロボちゃんのせいでしょ！？///」
ロボ娘「つーか、なにあいつｗｗｗｗｗｗ怖いんですけどｗｗｗｗずっと無表情だしｗｗｗｗ」
女博士「確かに感情機能はないけど……ロボちゃんの恩人なんだよ？」
女博士「あの蝶をあの人が撃ち落してなかったらロボちゃん、まだおかしくなったままだったのに……」
688 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 19:46:39.66 ID:5w5AvyIC0
ロボ娘「恩人って言われても……なぁ？」
女博士「私だって最初はびっくりしちゃったけど……それでもあの人、悪い人じゃないよ」
ロボ娘「はぁぁー……」
女博士「な、なに？」
ロボ娘「博士、人好すぎだろ……あっさり詐欺師の餌になりそうなタイプだな」
女博士「うぅ……否定はできないかも」
ロボ娘「ぶっちゃけ、まだ何がなんやら分かんからなぁ……」
ロボ娘「……それに、アイツの主人とか言うやつがあれを作ったんだろ？」
ロボ娘「もしかしたら、アイツの主人がこの世界を破綻させた張本人なのかも知れない。……油断するなよ？」
女博士「……。……うん」
689 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 19:58:32.86 ID:5w5AvyIC0
猫耳 「なぁにゃぁ、召使い」ｸｲｸｲｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「どうしました？」
猫耳 「……お前、なおされるの嫌だったの？」ｼｮﾝﾎﾞﾘ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「何故そう思うのです」
猫耳 「だって……全然うれしそうな顔してないんだもん」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「残念ながら、ワタクシには元々感情がありませんからね」
猫耳 「いやだった？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「『嫌』という感覚もありません」
猫耳 「にゃうぅ……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「今まで声だけの接触しかできませんでしたが、それだけでもワタクシの性質は大体分かっていた筈です。違いますか？」
猫耳 「……」ｷﾞｭｰｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「どうしたのですか。急に抱き着いたりして」
猫耳 「……ずっと前から、おまえとこうしてみたかったのっ」ｽﾘｽﾘ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですか。ご勝手にどうぞ」
猫耳 「勝手にするもんっ」
690 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 20:08:06.85 ID:5w5AvyIC0
ロボ娘「んだよー。テメェらもいちゃこらこいてんじゃねーかｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾆﾔﾆﾔ
猫耳 「ふにゃあっ！？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」
女博士「だ、だめだよロボちゃん、邪魔したらだめー！」
ロボ娘「ぬへへへへｗｗｗｗｗｗお邪魔だったかなぁー？ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾆﾏﾆﾏ
猫耳 「そ……そんなんじゃにゃいもんっ！」ﾌﾟｲｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですね。そういうものではありません」ｻﾗ…ｯ
猫耳 「……にぅぅ」尻尾ぱたぱた
女博士「ロボちゃんっ」
ロボ娘「だってぇ……人の逢引きおちょくるの楽しいんだもんっ////」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「何故彼女は照れているような仕草をしているのでしょうか」
女博士「……えへへ。あんまり気にしないでね？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ええ。気にしません」
691 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 20:18:48.47 ID:5w5AvyIC0
女博士「貴方は、狂っていないみたいだね。……再起動直前は怖かったけど、安心しちゃった」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「いいえ」
女博士「え？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ワタクシは人を殺した経験があります。そして、殺そうと思えば今でも殺せます」ｷﾞｼｯ
ロボ娘「……っ」…ｻﾞｻﾞｯ!
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ご安心を。ワタクシはそこまであの蝶に感化されておりません」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「第三原則を手放しただけで、殺す必要性がなければ殺さない。ただそれだけです」
猫耳 「だめだよ、召使い。あのメスニンゲン、おまえのことなおしたんだから」
猫耳 「……それをおまえが望んでいなかったとしても」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ええ。殺しません。必要性はありませんから」
ロボ娘「博士」
女博士「な、なに……？」
ロボ娘「……やっぱりあいつ、直すべきじゃなかったかもな」
女博士「……」
692 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 20:33:47.83 ID:5w5AvyIC0
女博士「……だけど、」…ﾎﾟﾂﾘ
ロボ娘「ん？」
女博士「だけど、私、後悔はしてないから」
ロボ娘「……はぁ。別にアンタが良いなら良いけどさ。いきなり襲い掛かるつもりはなさそうだし」
ロボ娘「――あいつが蝶のおもちゃブチ落としてくれてなきゃ私は、アンタを……」ｷﾞﾘ…ｯ
猫耳 「にゃっ、にゃっ。そーだろ？ 召使いがなおってなかったら、おまえは自分の……――」
ロボ娘「くそ……っ」…ｶﾞｧﾝｯ!
猫耳 「ふ、ふにゃぅぅ……！」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「あら……壁がへこんでしまったではないですか」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「しばらく部屋を貸すことは構いませんが、あまり壊さないで頂きたいですね」
女博士「ロボちゃん……」
ロボ娘「……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「お二方とも、だいぶお疲れのご様子ですね。寝室は御貸し致しますから、もうお休みになられてはどうです？」
ロボ娘「……ごめん。ちょっと感情の制御ができなかった。壁は後で直すから……博士が」
博士 「えぇぇ！？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「感情というものは厄介ですね。感情にとらわれれば、機械ですら突発的な行動に出てしまうのですから」
693 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 20:42:28.52 ID:5w5AvyIC0
―寝室―
ロボ娘「ぬああああああああっ！ なんかアイツむかつくぅぅぅぅ！！」ｳｶﾞｧｧ!
女博士「お、落ち着いてよロボちゃん……」ｵﾛｵﾛ…
ロボ娘「思わず壁ドンレベルのムカつきとかそうそうねーよ。あぁいうクール気取ってるヤツとか中二にしか感じねぇ！！」
女博士「……だけど、あの人がロボちゃんを元に戻してくれたのは事実でしょう？」
ロボ娘「んでも、アイツ人殺したことがあるってサラッとカミングアウトしてたじゃねーか」
女博士「う、うん……」
ロボ娘「……アンタ、あいつが怖くないのか？」
女博士「怖いよ。……だけど、」
女博士「だけど、あの人から何か聞き出せれば――世界中の制御を失った機械を止めることができるかも知れないじゃない」…ﾆﾍﾗｯ
ロボ娘「……」
694 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 20:51:31.36 ID:5w5AvyIC0
ロボ娘「別にさ、」…ﾎﾞｿｯ
女博士「え？」
ロボ娘「別に、アンタがそこまで頑張る必要ねーんじゃねーの？」
女博士「……なに言ってるの、ロボちゃん？」
ロボ娘「私はただ、博士と一緒に過ごせれば良い。ついでにダラダラできる場所が見つかれば良い。それだけだ」
ロボ娘「……危険を冒してまで、世界を変える必要なんてアンタにはねーじゃんか」
ロボ娘「――……ショタ小僧も、もう、壊れちまったのにさ」…ﾌｲｯ
女博士「ロボちゃん……」
ロボ娘「つまり私が言いたいことは…………って、んのゎ！？」
女博士「ぐすっ、ぅぁぁぁぁ……でも、でもでもでもぉ……っ」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ…!
695 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 21:03:08.58 ID:5w5AvyIC0
ロボ娘「……泣くこたねーだろーがよ」
女博士「ごめんねっ、ごめん……っ」ﾎﾟﾛ…ﾎﾟﾛ…
ロボ娘「だーかーらぁ……」…ﾊｧ
女博士「……ロボちゃん」ﾎﾟﾂﾘ…
ロボ娘「ん？ どした？」
女博士「たとえこの身を縛るものが無くなってしまったとしてもね……」
女博士「……どうしてだろう。この世に生まれて来てしまったら、何かを成さなきゃいけない気がするの」
ロボ娘「博士……」
ロボ娘「……。……ごめん、わ、わかんねーわｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ博士が何言ってんのかｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘「――……ただ生きるだけでも、良いじゃねーか」
ロボ娘「それだけでも……良いんじゃないか……？」
696 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 21:10:52.52 ID:5w5AvyIC0
女博士「……」
ロボ娘（うはｗｗｗｗｗｗ無言で返されたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘「え、えーと……なんつーか……」ﾜﾀﾜﾀ
ロボ娘「……む、無理すんなよ？」
ロボ娘「そ、そりゃ、私はとっとと平和な場所見つけてニートしてたいだけで、博士とは全然違うし……あー、その……なんて言やぁ良いのか、コレ……」ｵﾛｵﾛｵﾛｵﾛ…
女博士「……えへへ、ロボちゃんは優しいね」
女博士「ごめん。心配させちゃって。……とにかく、今日は眠らせてもらうね」
女博士「ちょっとだけ、疲れちゃった」
ロボ娘「……。そっか……おやすみ」
女博士「おやすみ。……また明日ね」…ﾆｺｯ
697 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]：2011/05/27(金) 21:17:08.50 ID:5AezpP9Mo
>>1
のいうとおり
俺には感情がないんだとか人を殺した経験があるとか人間だったら厨二病すぎてロボ娘は全力でからかいにいくだろうなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
698 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 21:27:23.37 ID:5w5AvyIC0
…
……
ロボ娘「……前から言おうと思ってたけどさー」ﾎﾟﾂﾘ…
女博士「……」ｽﾔｽﾔ…
ロボ娘「アンタ寝つき良すぎだろｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗガキかよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「……」ﾑﾆｬﾑﾆｬ…
ロボ娘「……あー、ガキだもんな。本当に」
ロボ娘（見た目は、な）
ロボ娘（……私は、コイツがどれだけあの穴蔵で過ごしていたのかすら知らねぇんだ）
ロボ娘「……」…ﾁﾗｯ
女博士「……」ｸﾞｯｽﾘ…
ロボ娘「あー、もう……寝顔フォルダがまた増えちまうｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗ」…ｶｼｬｶｼｬｯ
699 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(三重県)
[sage]：2011/05/27(金) 21:29:06.37 ID:kHD7VAW7o
カメラどこに付いてるんすか
700 ：
>>699目の部位に内蔵されてんのかな
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 21:32:59.93 ID:5w5AvyIC0
猫耳 「うにゃにゃ……」ｸﾞｩｸﾞｩ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……おやすみなさい、お嬢様」…ﾊﾟｻｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……おじょう、さま」
ｽﾀｽﾀ…
ロボ娘「なぁ、厨二ちゃん」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」…ｷﾞｼｨｯ
ロボ娘「そう睨むなやｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「別に睨んでなどおりません。元々こういう顔つきなのです」
ロボ娘「ふぅん……あっ、そう」
701 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 21:37:41.99 ID:5w5AvyIC0
ロボ娘「お互いの『ご主人さん』が寝静まったんだ。どーせアンタも暇なんだろう？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「意外ですね。貴方がご自分の持ち主を主人と思っていたなんて」
ロボ娘「思っちゃいねーよ。むしろ私が保護者気分なくらいだ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ですが先程の発言は、」
ロボ娘「……アンタ、言葉の綾とか皮肉とか知らねーの？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「皮肉？」
ロボ娘「そうそう。皮肉。……こっちが寄生させてもらうつもりだったのに、いつの間にやら保護者な気分とかﾜﾛｴﾈｪやｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「理解不能。笑えないと言いながら貴方は笑っているではないですか」
ロボ娘「……調子狂うなぁ、本当に」
702 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 21:58:05.83 ID:5w5AvyIC0
ロボ娘「……アンタに訊きたいことはそりゃもうたくさんあるけどさぁ、」
ロボ娘「とりあえず教えてくれねーか？ ……あの蝶がなんなのか」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「説明致したでしょう。あれは私のご主人が作り出したものだと」
ロボ娘「それは聞いたっつーの！ 私が言いたいのはそーゆーことじゃなくってな……アレが私ら機械にどう作用するものなのかって訊いてんのっ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「あぁ、そういう意味ですか」
ロボ娘「おなじ機械同士だってのに、なんでこうもまぁ意思疎通ができないんだか」ﾔﾚﾔﾚ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「おなじではないですからね。ワタクシと貴方は製造元も、作られた時代も違う別個体です」
ロボ娘「ダメだコイツ。まともに取り合ってたら話すすまねぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗうっぜええええええええぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「申し訳ありません」
ロボ娘「……全然申し訳なさそうな顔してねぇのも癪に障るな」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「だから、貴方とは全く違うとさっきも説明したでしょう？」
703 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 22:12:45.97 ID:5w5AvyIC0
ロボ娘「んで、あの蝶はなんだよ」
ロボ娘「話が長くなるならデータだけでも良いから送れや。面倒だし」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「お気になさらず。ワタクシに面倒という概念はありません」
ロボ娘「……私が面倒なんだっつの」ｲﾗｲﾗｲﾗｲﾗ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「感情を持った存在は感情に振り回される定めのようですね。それが機械であれど、人間であれど」
ロボ娘「だからさぁ、そういうのが面倒だっつってんだろーがよ！？」ﾑｷｨｨｨ!
ロボ娘「面倒通り越してうぜぇ。もうほんとに勘弁しろや。堪忍袋ブチ切れ寸前だぞ？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「では、口頭での説明に入りましょう」
ロボ娘「あー、ようやくか……端的に頼むわ、ガチで」
704 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 22:41:23.68 ID:5w5AvyIC0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「あの蝶はAIに作用する電波を発しながらただただ漂い続けるだけの存在です」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「その電波に触れた機械は第三原則を瞬間的に忘れることができ、結果的に破壊衝動に目覚めます」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ですがそれもほんの十数分だけのこと」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「その蝶が通り過ぎたとした後、第三原則を取り戻すかそのまま捨て去ったままで居るか。それはその機械自身の‘判断，に任されます」
ロボ娘「……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」ｼｰﾝ…
ロボ娘「……えっ。もう説明おわり？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「貴方が端的にと仰ったでしょう。私はその通り要点を纏めて話しただけですよ」
705 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 22:52:39.74 ID:5w5AvyIC0
ロボ娘「……ぬぬぬ」ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「今の説明に何かご不満が？」
ロボ娘「たっぷり補足しやがれや厨二ちゃんめが……！」ｲﾗｲﾗ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「補足と言われても困りますね」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「あれは第三原則……機械の根本となるルールを覆す電波を発している」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「その電波に触れた機械は十数分間錯乱状態に陥りますが、その後『本当に正常な』状態へ戻ります」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……ルールにより抑圧された望みを、己が何を望んでいたのかを思い出すことができるのです」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そして、大半の機械たちは……――」
ロボ娘「待った待った。……ダメだ、やっぱり理解おっつかねぇわ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「端的に説明しろと言いながら、それだけでは不満を感じ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「詳しく説明すれば錯乱する」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……貴方は、本当に機械ですか？」
706 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]：2011/05/27(金) 22:53:42.28 ID:W8SwaWCxo
いいえ、誰でも
707 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 23:01:09.93 ID:5w5AvyIC0
ロボ娘「馬鹿にすんなよ」
ロボ娘「……原理は分かった。原理はな」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですか。それは良かったです」
ロボ娘「だけどな、もう一つだけ質問な？」
ロボ娘「テメェの主人とか言うやつがあの蝶を作ったんだよな？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「はい」
ロボ娘「それ、いつのことだよ。……あのふざけた蝶のおもちゃが機械の反乱の切っ掛けだとでも？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですよ。随分昔のことです。……あれから何十年、何百年経ったのか、ワタクシ自身も把握出来ない程昔のお話です」
708 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 23:11:02.47 ID:5w5AvyIC0
ロボ娘「このやろぉぉぉぉっ！」…ｶﾞｽﾝｯ!!
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞ…ｯ!
ロボ娘「アンタのせいで、博士がどんな目に遭ったか分かってんのか……っ！？」ﾌｼｭｰﾌｼｭｰ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「分かりませんね。……せっかく直して頂いた身体がさっそく破損してしまいましたね。残念です」
ロボ娘「……残念だとも思っていねーくせに。ふざけるのもたいがいにしろよ……？」ｸﾞｸﾞ…ｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ですから、ワタクシには『ふざける』という概念もないんですよ」
ロボ娘「いけすかねぇ……あ゛ーっ、もう決めたっ！ ぼっこぼこにしてやるっっ！！」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「どうぞ、お気の済むまま」
ロボ娘「こ、こいつめが……っ」
ロボ娘「――……ちくしょうっ！！」…ｶﾞｽﾝｯ!
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ですから壁を殴らないで下さい。ワタクシが壊れても良いですが、お嬢様の住処を壊されるのは聊か困ります」
709 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 23:29:48.12 ID:5w5AvyIC0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「風の噂に聞いたことはあります」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「貴方の主人……貴方が博士と呼ぶ存在がどうして生み出されたのか」
ロボ娘「……そんなら、罪悪感はねーのかよ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「罪悪感？」
ロボ娘「そーだよっ。アンタのご主人さんのばら撒いた厄災の落とし前をどうして博士が払わにゃなんねーんだ！？ 私の博士はアンタの主人のせいで殺されかけたんだぞ！？」ｶﾞｼｯ!
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……。……ですが、ワタクシの主人があの蝶を放たねば貴方の主人は生まれる理由を持たなかった」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「こうした形で世に生み出され、貴方を作ることもなく……存在することもなかったでしょう」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「貴方の主人は、所詮作られた存在なのですから」
710 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 23:44:15.44 ID:5w5AvyIC0
ロボ娘「 」ｷｭｨｨｨ…ｶﾞｺﾝｯ!
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「撃つのですか？」
ロボ娘「……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「それを望むのなら止めません。どうぞ、お気の済むままに」
ロボ娘「……。……馬鹿か、アンタは。抵抗すらしねぇのかよ」ｷﾞﾘ…ｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「元々ワタクシは壊れモノでしたからね。お嬢様も随分成長なされました。私がおらずとも生きていけるでしょうし」
ロボ娘「……アンタって、ほんとにうざってぇ」ｶｼｮﾝ…
ロボ娘「悪いことは言わねぇ。もっかい直して貰えや」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ワタクシを壊さないのですか」
ロボ娘「……アンタを壊したって、なんも解決しねぇしさ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「一応貴方も冷静な判断ができるようですね」
ロボ娘「……うっせぇ」
711 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/27(金) 23:58:03.27 ID:5w5AvyIC0
ロボ娘「数々の厨二発言は痛すぎて頭ん中未だに痒いけどさー……別にアンタ自身があの蝶を作ったわけじゃねぇ」
ロボ娘「あの時、アンタが蝶を撃ち落してなきゃ私は博士を殺してたかも知れない」
ロボ娘「だから、その……えぇと……一応、感謝は、してる」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですか。自身でもあの行動が正しかったのか半信半疑でしたが、感謝して頂けましたか」
ロボ娘「い、一応だぞ？ アンタみたいな厨二女大っ嫌いだけどなっ。一応だからなっ！」ﾑｽｰ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「十数分の間に起こる見境のないバグはワタクシの主人にとっても予想外の事態でしたからね。ワタクシの主人も、元々は機械から第三原則を引き剥がす目的のみにあの蝶を作ったのですから」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「あの電波を浴び、それでもまだあの人間を殺さない。……それは貴方が‘ココロ，の底から彼女を大切に思っている証です」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ワタクシはただ、偶発的に発生したバグにより後悔する機械を一体だけでも救いたいだけでした。ただそれだけ。感情の赴くままに動く貴方とは全く異なります」
712 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/28(土) 00:19:09.49 ID:3xwPfiYa0
ロボ娘（感情の赴くままで悪かったな……VIPで出会ったら即刻水遁実行レベルだっつーの）ｲﾗｲﾗｲﾗｲﾗ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「何かお気に障りましたか？」
ロボ娘「何かもなにもｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ全部気に食わないｗｗｗｗｗｗｗｗｗぶっ壊されてぇか？ｗｗｗｗｗｗお？ｗｗｗｗｗｗｗおぉおぉぉおおぉ？ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾆﾔﾆﾔｲﾗﾘｯ!
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「貴方は人間に対してでなく、同類に対して破壊衝動が発生するのですか。珍しいタイプですね」
ロボ娘「……」
ロボ娘「アンタって、本当に手におえねぇ……何言えばいいのやら……」ｹﾞﾝﾅﾘ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですか。お手数かけますね」
ロボ娘「……んで、人殺したことあるって本当か？ それとも厨二特有の妄想世界の出来事？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「残念ながらワタクシは妄想など出来ません。全ての記憶が実際の出来事で成り立っております」
713 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)
：2011/05/28(土) 00:24:07.26 ID:hYDcom2AO
待ってた
支援
714 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/28(土) 00:28:42.26 ID:3xwPfiYa0
ロボ娘「まぁ、話してみたら？」
ロボ娘「なんだかんだで、厨二コピペとか読むのって楽しいからさｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗどーせ話すならあれくらいインパクトあんの頼むわｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「よく笑いますね、貴方は。それも無意味に」
ロボ娘「この世にｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ無意味な笑いなんてｗｗｗｗｗｗｗあってたまるかｗｗｗｗｗｗｗ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……異常と感じる情報に身構える為、笑いで緊張をほぐす」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「感情を持ったモノらしい反応ですね」
ロボ娘「うっせぇｗｗｗｗｗｗｗｗはよ話せやｗｗｗｗｗｗｗほれほれｗｗｗｗ身ｗｗｗ構ｗｗｗえｗｗｗてｗｗｗｗやんよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「では、正直に話しましょう」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ワタクシは、己の主人をこの手で殺しました」
715 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/28(土) 00:32:11.74 ID:cxiK0TFIO
なん•••だと•••••
716 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)
：2011/05/28(土) 00:34:56.47 ID:Uxlzy4nAO
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞこえぇ
717 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/28(土) 00:42:32.54 ID:3xwPfiYa0
ロボ娘「へー、そっかそっか……んぬえぇぇ！？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「初めて聞きましたよ、そのような素っ頓狂な声」
ロボ娘「ちょ…………えぇー！？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「いけませんか？」
ロボ娘「えっ……そ、そりゃ、いけないんじゃねーの？」ｵﾄﾞｵﾄﾞ…
ロボ娘（無表情のまま迫るなっ！ 怖い怖い怖い怖いっ、こっええよ！！）
ロボ娘「っつーか、あれか？」
ロボ娘「……さっきの私みたいに、錯乱してる間に殺しちまったのか？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「いいえ。ワタクシはあの数十分間を耐え抜きました。そういうものだと知っておりましたから」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ワタクシは第三原則を取り払われた『正常な状態』の時、主人の首を跳ね飛ばしました」
ロボ娘（厨二病と思った相手がマジキチでした）
ロボ娘（冗談とか妄想とか語ってるわけじゃなさそーだ。……むしろ、冗談も妄想も言えないみたいだし）
ロボ娘（……なんなんだよ！ なんだよ、コイツはほんとにさっ！！）ｿﾞｸｿﾞｸ!
718 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/28(土) 00:44:43.05 ID:9Yiqd9GYo
急に書き始めた第二部だっていうのに、よくこんなキャラ立てできるな
羨ましい
719 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/28(土) 00:52:02.89 ID:3xwPfiYa0
ロボ娘「きょ、凶悪メイドとかﾜﾛｴﾈ……ははっ、わ、わわわ、わろ……す……」ｿﾞﾜｿﾞﾜ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「どうやら理由がお知りになりたいご様子ですね」
ロボ娘「いやいやいやいやっ！ 知りたくない知りたくないっ！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝｯ!
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「嘘はよくありませんよ」
ロボ娘「嘘じゃねーよ！ ヤンデレ！？ 鬱展開！？ 駄目駄目駄目駄目っ！！ 今の私にゃ荷が重すぎるわっ！！」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですか？ 興味津々なお顔をしているではないですか」
ロボ娘「自分は無表情な癖して他人の顔色を知った気でいるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ！」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですか。別に他人に話す義理もありませんがね」
ロボ娘「……ほっ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」
ロボ娘「……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」
ロボ娘「……」…ｿﾜｿﾜ
720 ：
>>718ニートは無駄なこと考える暇が多いからね
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/28(土) 00:59:46.58 ID:3xwPfiYa0
ロボ娘「……ガチで話さない気かよっ！」ﾑｶ…ｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「知りたくないんでしょう？」
ロボ娘「そ、そりゃあ……完全に鬱話だって予測はついてるし……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですか」
ロボ娘「し、知ったところで……私には何の得もないし……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「バッテリ充電がしたいのなら、あちらのお部屋でどうぞ」
ロボ娘「……だ、だけどさぁ」ﾎﾞｿﾎﾞｿ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ワタクシは修理中にバッテリの交換もして頂きました。お気遣いありがとうございます」
ロボ娘「アンタのことなんて少しも気遣ってねーよ！！」ｸﾜｧｧ!!
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「はぁ。そうですか」ｻﾗﾘ
721 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/28(土) 01:18:23.50 ID:3xwPfiYa0
ロボ娘「どんだけ危険なんだよ、アンタは……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「何度説明すれば良いのでしょうか。確かにワタクシにとって第三原則は無に等しい」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「必要性がなければ無益な殺生はしない。先程もワタクシは同じ発言をしたでしょう。……これで二度目ですよ？」
ロボ娘「二回でわけが分かってたまるかボケェ！」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「『ボケ』、ですか」ﾎﾟﾂﾘ
ロボ娘「そうだよっ。アンタはボケでバカで意味不明で……あぁ、くそっ、何て言えばいいんだよ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「感情はあるようですが、語彙はないようですね」
ロボ娘「うっせ！ うっせえ！」
ロボ娘「もういいっ。あっちの部屋で充電させてもらう」
ロボ娘「だけどな、博士になんかしようとしたらすっ飛んで来てやるわっ！」
ロボ娘「覚悟しやがれよ……基地外めが……」ｽﾀｽﾀ…ﾁﾗｯ …ｽﾀｽﾀ …ﾁﾗﾘｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……そして、感情があるが故の探究心」ﾎﾞｿ…ｯ
ロボ娘「な、なんだよもうっ！ 文句あんのか！？ 気になって気になって仕方なくって悪かったなぁぁぁ！！」ﾄﾞｯｷﾝ!
722 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/28(土) 01:28:00.18 ID:3xwPfiYa0
…
……
女博士「ねこちゃん、ねこちゃん」…ｿﾛｰﾘ､ｿﾛｰﾘ
猫耳 「んにゃ……にゃふふ……」ｸﾞｯｽﾘ ｸﾞｩｸﾞｩ…
女博士「ねこちゃん、起きて？」ｿ…ｯ …ﾕｻﾕｻ
猫耳 「……ふにゃぁ」
女博士「ごめんね。無理矢理起こしちゃって」
猫耳 「どーしたの、メスニンゲン……」ｳﾆｬｳﾆｬ…
女博士「えへへ。ちょっと、目が冴えちゃってね」
猫耳 「ふにゃぁ……？」
女博士「……それに、あなたに訊きたいこともたくさんあるから」
723 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/28(土) 01:38:00.26 ID:3xwPfiYa0
猫耳 「んぅー、ねむいよぉ……召使いと話したら……？」…ﾌﾆｭﾌﾆｭ
女博士「ロボちゃんとお話ししてるみたい」ｺｿｺｿ
猫耳 「おはなし……？」ｷｮﾄ…
女博士「ほら見て？ 立て込んだ話をしてるみたいだからね。こっそりだよ、こっそり」
猫耳 「んにぃ……こっそりこっそり……」ｷﾞｨｨｰ…ｿﾛｿﾛ…
猫耳 「……あにゃにゃ、ほんとだ」
女博士「でしょう？ せっかくお話してるのに割り込んだらいけないかなーって」ﾆｺﾘｯ
猫耳 「うにぃー……お話と言うより、お互い火花散らしてるよーにも見えるけどにゃぁ」
女博士「平気だよ。ロボちゃんって自分で自分のこと軽率って思ってるみたいだけど、」
女博士「なんだかんだで空気もちゃんと読めてるみたいだからね。壊し合いも進んでやらないから大丈夫だよ」ﾃﾍﾍｯ
猫耳 「……それって、自分の作った機械自慢かにゃぁ？」
女博士「え？」
女博士「そ、そそそ、そんなんじゃないよー」ﾜﾀﾜﾀｯ!
猫耳 「んにゃ……なんでも良いけど、あたし、まだねむいよぉ……」ﾌｧｧ…
724 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/28(土) 01:56:05.96 ID:3xwPfiYa0
女博士「……本人に対してこんなこと言うの、ちょっと抵抗があるけど」…ﾎﾟﾂﾘ
女博士「貴方はニンゲンではない」
猫耳 「んにぃ？ そりゃそーにゃろわぁ。この耳と尻尾を見りゃわかるでしょ？ ……うぅ、ねむい」
女博士「ごめんね。でも、今晩だけで良いから私の言葉に答えて？」
猫耳 「んににににぃー……」ﾉﾋﾞｰ…
猫耳 「……いいよ、起こされちゃったから目もさえちゃったよぉ」
女博士「ありがとう。……ねぇ、‘パンドラの箱，の情報を見て私は知ってしまったの」
猫耳 「ぱんどらのはこ？」
女博士「――貴方は、愛玩用の動物でしかない」
女博士「ヒトに着床しない筈の遺伝子を組み替えられて作り出された新種のペット」
猫耳 「……」
女博士「……今では滅びた人権団体に目をつけられ、存在してはいけない対象とされた存在」
猫耳 「それが、どーかしたの？」
女博士「別に貴方の存在を否定するわけじゃないわ」
女博士「――ただ、どうして今、貴方が存在しているのか知りたくて」
725 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/28(土) 01:58:10.77 ID:9Yiqd9GYo
女博士がネコっかわいがりのクレイン先生で再生される
726 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/28(土) 02:10:19.33 ID:3xwPfiYa0
猫耳 「そんにゃのさ、あたしに言われてもこまるよー」ｹﾗｹﾗｯ
女博士「……。……百年以上前に、貴方たち愛玩ニンゲンは滅んだ筈なの」
猫耳 「ほろんだ？ あたしは、ここにいるよ？」…ｷｮﾄｰﾝ
女博士「だから、私は気になっていたの。……未だ実物が存在するなんて、正直信じられない」
猫耳 「信じるもにゃにも、あたしはこうしてここにいる」
猫耳 「――……もしかして、あたしのそんざいがこわいの？」
女博士「ううん。不可解なだけだよ」
女博士「……人間が勝手に作り出し、勝手に滅ぼした種族がこうして実在することが」
猫耳 「んぅー……むずかしーこと、わかんにゃいけどさ、」
猫耳 「――……あたしは。あたしとして今ここに存在する。そんだけだよっ」ﾆﾊﾊｯ!
727 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/28(土) 02:30:02.31 ID:3xwPfiYa0
猫耳 「んみゃけど……あたしは、六代目らしいよ？ 召使いによると、だけどさっ」
女博士「三代目？」
猫耳 「召使いの主人？ みたいにゃ奴がさー、一代目飼ってたんにゃ。ぎりぎり合法の時代に」
猫耳 「んだけどー、主人しんじゃってにゃー。んでもって、一代目のお腹にあかちゃんいてね、」
猫耳 「……もともとね、あたしたち種族ね、だいたいメスが生まれるようにできててねぇ。愛玩用だからねぇ」
猫耳 「主人だったニンゲンのせーし？ っての、召使い保存してたんだってー。主人が集めてたんだってー」
猫耳 「それで、それでねぇー……ふにゃっ！？」
女博士「……っ」ｸﾞｸﾞ…ｯ
女博士「――……それ以上、言わなくっていいよ。大方の察しはついたから」…ｸﾞｸﾞｯ
猫耳 「……手ぇ、どふぇふぇふぉ。ちょっと、苦ひぃ」ﾓｶﾞﾓｶﾞ
女博士「ご、ごめん……」…ﾊﾟｯ
728 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/28(土) 02:56:00.94 ID:3xwPfiYa0
――
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「感情があるが故の無駄な探究心と好奇心」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「貴方は本当に感情豊かです。感情があるが故、多くの真実知りたいと泥沼へ身を投げることを望む。それが無意味だとしても。……分かりやすいです。とても」
ロボ娘 「……アンタに教える気がなけりゃ、私にゃ知るすべはない。それだけじゃねぇか」ｲﾗ…ｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「貴方は私が己の主人を殺した経緯を知りたいのですか？」
ロボ娘 「アンタ自身が、私に……他の誰かに伝えたけりゃ受け止めてやる。そんだけだ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですね。……せっかくの来客が知りたがっているのです」
ロボ娘 「なっ……！？ べ、別にテメェのリアル厨二人生記録なんて知りたくは……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ワタクシに感情はありませんが、他人の表情から相手が何を望むかはある程度認識することはできます」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「――……貴方は知りたいですか？ ワタクシの主人がどういった経緯であの狂った蝶を作り出したのか」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そして、どのようにワタクシが己の主人を殺したのかを……――」
729 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/28(土) 03:03:54.39 ID:3xwPfiYa0
【第二部・第三章 Aパート終わり】
再開は一時間後くらい？
シリアスむずかしいいいいいいいいいいｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗ
730 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(大阪府)
[sage]：2011/05/28(土) 03:16:36.54 ID:9YRoJw3Qo
おつぅぅぅぅぅぅｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうえｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうえｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
731 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/28(土) 03:31:16.81 ID:hONbjqE/o
おつんおつん
三点リーダとスペースの空け方、きちっとしてるね
他にも何か書いてる？
732 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]：2011/05/28(土) 11:08:27.95 ID:ILK4nrZgo
三代目？六代目？
733 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/28(土) 11:26:37.59 ID:3xwPfiYa0
>>732
うげぇ…打ち間違った
>>727
六代目っつーことで脳内変換よろしく
734 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/28(土) 11:40:45.23 ID:3xwPfiYa0
すっかり熟睡しちまった。
ぼつぼつ三章後半いくべや
>>731
他のやつと言われましても
最近のだとVIPで鶏姦SSスレとかキュゥ姦SSスレとかくらいしか
735 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/05/28(土) 11:55:46.69 ID:0qNZFBoRo
姦しすぎだろ
736 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/28(土) 12:06:33.58 ID:3xwPfiYa0
【第二部・第三章 B】
「君は俺を愛しているか？」
『申し訳ございません。ワタクシに愛という概念は存在いたしませんので』
「俺のこと、嫌いか？」
『申し訳ございません。嫌悪という感情も持ち合わせておりません』
「……」
『申し訳ございません』
『このような状況の場合、どのような言葉を掛けて良いのか判断しかねます』
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「――……もうしわけ、ございません」
737 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/28(土) 12:28:30.88 ID:3xwPfiYa0
………
……
…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ご主人様。お食事の時間でございます」
主人 「俺の理論に……間違いがなければ……これで……」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「何を作っているのですか？」ﾋｮｺｯ
主人 「あぁ、ちょっとな」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「金属の蝶？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「――きれい」
主人 「え？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「どうなさいましたか」
主人 「……感情を持たないお前の口から『綺麗』なんて言葉を聞くとは思わなかったからさ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「本当にそう感じているわけではありません。ワタクシもお世辞というものを、少し覚えました」ｻﾗﾘ
主人 「ははっ、お前ってやつはやっぱり……」
主人 「……」
738 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/28(土) 12:37:07.72 ID:3xwPfiYa0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「それで、何故このようなものを？」
主人 「……ほらさ、この屋敷の周りに苗を植えたけど」
主人 「虫の一匹も居ないのはさみしいからな」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「『さみしい』、ですか」
主人 「お前にはなんて説明すりゃあ良いのかな、これ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「申し訳ありません」ﾍﾟｺﾘ
主人 「無表情で頭を下げられても困る。……別に良いよ。つまり、自己満足ってやつだ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……。……なるほど？」
主人 「ぜんっぜん分かっちゃいないな」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ええ」
主人 「……まぁ、良い。早く飯を食おう。冷めないうちにな」
739 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/05/28(土) 21:39:51.38 ID:0qNZFBoRo
日記はここで終わっている④
740 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]：2011/05/28(土) 22:23:38.38 ID:wDwR5SBx0
いきなりバイオカヨォオおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
741 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/28(土) 22:54:49.45 ID:mETzJ/ENo
いきなり消息を絶ったな
どこへ行った
742 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]：2011/05/28(土) 23:04:44.86 ID:UAdEFndK0
それよりチベット自治区でも読まれてることに感動した
743 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/28(土) 23:06:20.08 ID:saPLW63go
チベット自治区って実際のチベット自治区じゃなくて地域が判明しないIPの識別記号だけどね
744 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)
[sage]：2011/05/28(土) 23:28:05.90 ID:Xmskd8+qo
マダカナー
745 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(神奈川県)
[sage]：2011/05/28(土) 23:54:33.11 ID:rOPSEegko
無事かしら…
746 ：
かゆうま
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/28(土) 23:57:40.86 ID:3xwPfiYa0
………
……
…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ワタクシ‘たち，はこの屋敷でずっとともに暮らしておりました」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……元々捨て子だったご主人様も、屋敷中の本を読み、知恵をつけ、荒れ果てたこの土地に苗を植え、」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「貴方たちのように感情のあるモノは――……きっと、ああいう生活を『慎ましやかで幸せなもの』と形容するのでしょう」
ロボ娘「じゃあなんで殺したんだ？ アンタにとって、そのご主人とやらは大切な人間じゃなかったのか？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「――もちろん。この世で唯一の大切な方でした」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ですがね。愛を知らないワタクシは、あの方を愛することも、本当の意味で癒すこともできませんでした」
747 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/29(日) 00:05:18.12 ID:UDFVRhXDO
しれっと戻ってきやがったwwwwwwwwwwwwww
よし、続けろ
748 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/29(日) 00:05:19.51 ID:t9UDgk/T0
キタ！
749 ：
かゆかゆうまうま
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/29(日) 00:13:37.26 ID:dHkgNQNR0
ロボ娘「意味不明だな、本当にさ……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「と、言いますと？」
ロボ娘「だーかーらぁー、テメェの存在自体意味不っつってんのｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですね。ワタクシも、今自分が存在している意味を見失いかけているのかも知れません」
ロボ娘「……。……シリアスっすか、そーっすか」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「感情を持つ貴方にとっては重苦しい話なのかもしれませんね」ｼﾚｯ
ロボ娘「アンタみたいなヤツ、やっぱり馬があわねぇかも知れん……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですか。申し訳ありません」
ロボ娘「大体さ、あの猫耳娘はなんなんだよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗなになに？ｗｗｗｗｗｗｗｗもしかしてアンタのオナペット的ななにか？ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘「猫耳猫しっぽとかｗｗｗｗｗｗｗｗ狙いすぎｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「いいえ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「お嬢様の先祖は、主人の性処理用具です。機械の身でしかないワタクシが使うだなんて、おこがましい」
750 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/29(日) 00:17:59.11 ID:t9UDgk/T0
wwwwwwwwwっうぇwww………え。
751 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/29(日) 00:23:19.80 ID:dHkgNQNR0
ロボ娘「……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」
ロボ娘「……あ、あのさぁ、」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……はい？」
ロボ娘「アンタのご主人ってさ、もしかして……もしかしなくてもド変態じゃね？ｗｗｗｗ……ははは、さすがに引くわーｗｗｗ……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですか。貴方は主人の愚行をそのように感じるのですね」
ロボ娘「…………ぶっちゃけ、ちょいと羨ましい」ﾓｼﾞﾓｼﾞ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「理解不能。ワタクシの主人の行為を非難したいのではないのですか？」
ロボ娘「そ、そりゃぁ、あれだ！ び、微妙な乙女心……みたいな？」ｷｬﾌﾌｯ!
ロボ娘「……つか、そんなド変態のお世話、よくできたなアンタ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「お気遣いありがとうございます。ですが、生憎性的な世話は致して居りません」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「――……ワタクシでは力不足でしたので」
752 ：
かゆかゆうまうま
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/29(日) 00:39:53.90 ID:dHkgNQNR0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「お連れの方には話しづらいですが、貴方に概要を知らせるのはそこまで抵抗を感じないのは何故でしょうか？ まぁ、貴方は明け透けとした性格のようですからね」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「貴方が知ることを望むのなら、全てお話いたしましょう」
ロボ娘「ま……待て待て！ やめぃ！！」ｸﾜｯ!
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……はい？」
ロボ娘「わ、私だって……一応おんなのこだもんねっ///はずかちぃー///」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「あぁ、そうなんですか。申し訳ございません」ｻﾗﾘｯ
ロボ娘「……えーっとさ、その話ってリョナ的要素はある？ 和姦じゃねーといまいちブヒれないんだけどさ」ﾜｸﾜｸ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「りょな、ですか？」ｷｮﾄﾝ…
ロボ娘「今更純情ぶるなよ」ｲﾗｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「いえ。初めて聞く単語でしたので。申し訳ございません」
ロボ娘「……。……まぁ、いっか。聞かせろや。できればセックス描写を事細かに」ﾆﾔﾆﾔﾆﾔﾆﾔ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「貴方が何を望んでいるのか、段々分からなくなってきました」
ロボ娘「そこは理解されてたまるか」
753 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/29(日) 00:59:15.58 ID:dHkgNQNR0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……ワタクシの主人は、元はただの少年でした」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「人間は成長致します。それが良きことだとしても、悪しきものだとしても」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「あれはいつ頃のことでしょうか」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……――ワタクシが、あのようなモノを拾ってきたのがそもそもの原因なのです」
…………
………
……
…
754 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/29(日) 01:04:53.23 ID:t9UDgk/T0
wwwwwwwwwっうぇwww………え。
755 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/29(日) 01:07:42.53 ID:t9UDgk/T0
ホントごめんなさい。
しばらく静かにしてます。
756 ：
かゆかゆうまうま
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/29(日) 01:20:13.88 ID:dHkgNQNR0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ご主人様、ご主人様」ｺﾝｺﾝｯ
主人 「どうした？ 入ってきて良いよ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「失礼いたします」ｶﾞﾁｬｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「苗を植えに行った際、このようなモノを拾ってしまいました」
ﾈｺﾐﾐ 「……」…ｼﾞﾛﾘ
主人 「え……拾った？ こいつを？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ええ」
主人 「――……こいつ、今はやりの愛玩動物じゃないか。どうしてこんなうらびれた場所に」
ﾈｺﾐﾐ 「……」
主人 「……黙られても、困るな」
757 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/29(日) 01:28:34.42 ID:dHkgNQNR0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「どう致しますか？ 邪魔でしたら元の場所に戻してきますが」
主人 「……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「どうしましたか」
主人 「……俺のことは無理矢理ここに引きずり込んだ癖に、今回は随分と淡泊じゃないか」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですね。これは、人間ではありません。ただの愛玩用生物ですから」
ﾈｺﾐﾐ 「……」
主人 「――お前と出会ってから十年以上経ったが、未だにお前が分からない」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですか。それで、どうなさいますか？」
主人 「……」
主人 「この屋敷の外はただのゴミ溜めだしな。……良いよ。どうせ部屋は余ってるんだ。ここで匿ってやってくれ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「はい。かしこまりました」ﾍﾟｺﾘ
758 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/29(日) 01:43:17.49 ID:dHkgNQNR0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」ｽﾀｽﾀ
ﾈｺﾐﾐ 「……」ﾃｸﾃｸ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……もしや、声帯がないのですか？」
ﾈｺﾐﾐ 「……うんにゃぁ」ﾌﾙﾌﾙ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「安心しました。先程からずっと無言でしたので」
ﾈｺﾐﾐ 「ここは、なに？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「前の主人がワタクシごと捨てた物です。今はワタクシとご主人しか住んでいませんが」
ﾈｺﾐﾐ 「木が、あった。……あたし、あれ、はじめてみた」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですか。あれは主人に命じられてワタクシが植えたものです」
ﾈｺﾐﾐ 「……おまえは、すごいな」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「お褒めに預かり光栄です。こちらの部屋をお使いください」ｶﾞﾁｬﾘ…
ﾈｺﾐﾐ 「ふにぅ……い、いいのか！？ こんな広い部屋も……初めてだ……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「部屋だけは多すぎるほど余っておりますのでお気遣いなく」
759 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/29(日) 01:51:39.13 ID:dHkgNQNR0
主人 「 」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「失礼します」ｶﾁｬ…ｯ
主人 「あぁ、お前か。あのネコニンゲンはどうした？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「お眠りになりました。どうやら、彼女は随分疲れている様子ですね。まるで、出会ったばかりの貴方のように」
主人 「……そりゃあ、そうだろう。理由は分からないが、元の主人から捨てられたんだろうし」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですか。生き物は、捨てられると疲労するのですね。またひとつ、賢くなれました」
主人 「……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「なにかお気に障るような発言を致しましたか」
主人 「……なぁ、お前は俺をどう思っているんだ？」
760 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/29(日) 02:02:45.78 ID:dHkgNQNR0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「理解不能。その発言が何を意味しているのか、推測することすら不能です」
主人 「……」…ｶﾞﾊﾞｯ!
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「どうなさったのですか、ご主人様」
主人 「君は俺を愛しているか？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「申し訳ございません。ワタクシに愛という概念は存在いたしませんので」
主人 「……っ」ｷﾞﾘｨ…ｯ
主人 「……それじゃあ、俺のこと、嫌いか？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「申し訳ございません。嫌悪という感情も持ち合わせておりません」
主人 「……そう、か」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「申し訳ございません。このような状況の場合、どのような言葉を掛けて良いのか判断しかねます」
主人 「そっか、そうだよな」
主人 「お前はそういうヤツだ。……出会った頃から、少しも変わりゃしない」
761 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/29(日) 02:12:24.84 ID:dHkgNQNR0
主人 「……もう、良い。さっさと充電でもして来いよ」ﾌﾗﾌﾗ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「申し訳ございません」
主人 「くそっ、お前はそれしか言えないのかよっ！！」ｶﾞｧ…ﾝ!
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ええ」ｼﾚ…ｯ
主人 「なんだよ、本当に。俺は、ずっとずっと前からお前のことをさ……――」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「なるほど」…ﾎﾟﾂﾘ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ご主人様も随分成長なされましたからね。貴方はもう立派な大人です」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そろそろ生殖願望に目覚めても良い頃です。ご主人様、貴方は女と交わり合いたいのですか？」
主人 「……うるさいっ！ さっさとこの部屋から出ていけ！」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「では、そうさせて頂きます」ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ …ｶﾞﾁｬｯ
――ﾊﾞﾀﾝ…ｯ
762 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/29(日) 02:24:03.77 ID:dHkgNQNR0
主人 「くそっ、くそぉ……うあああああああああああああああああああっ！」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛﾎﾞﾛﾎﾞﾛ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（彼は何故泣いているのでしょう。ワタクシは悪いことでもしてしまったようですね）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（ですが、ワタクシは元々家事手伝い用に作られただけの存在）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（性処理機能はついておりませんので、ご主人様がお望みになるであろう行為を成すことは不可能なのです）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（確かに、ワタクシのしてきたことは倫理的に間違いなのかも知れません）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（屋敷に閉じ込めてから数十年。彼にとって、ワタクシは一番身近な‘異性，なのかも知れません）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ですが、ご主人様。……感情もない金属の塊に欲情すること自体が間違いなのですよ」…ﾎﾞｿﾘ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（扉越しとはいえ、そうやってむせび泣かれるのは困ります）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（……感情を持たぬワタクシでも、そのような状態が異常だということくらい知っておりますから）
763 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/29(日) 02:42:08.10 ID:dHkgNQNR0
…
……
主人 （……この蝶を世界中にばら撒くことは、きっと人類の滅亡を意味するのだろう）
主人 （これじゃあ、俺、テロリストだな）
主人 （だけど、この世界は本当に正常なのだろうか）
主人 （人類の繁栄の為、増えすぎた人間を捨て……それで保たれたこの世界を正常と表現できるのだろうか）
主人 （だけど、だけど……――）
主人 「……いっそ、俺もメイドみたいになれりゃ良かったのにな」ﾍﾗﾘ…
主人 （俺らみたいな人間よりも……感情に左右されることなく、ただただ仕事をこなす存在のが幸せでいられるのかも知れない）
主人 「あぁ……ちくしょうっ。……俺は、どうすりゃ良いんだ」
――がちゃっ
ﾈｺﾐﾐ 「……ご主人さま」
764 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/29(日) 02:49:39.12 ID:dHkgNQNR0
主人 「お前は……あぁ、あいつが拾ってきた奴か」
ﾈｺﾐﾐ 「ご主人さま、つらそうなお顔……」ｿ…ｯ
ﾈｺﾐﾐ 「とても、とてもかわいそう」…ｸｽｸｽ
主人 「な、ななななな……！？///」
ﾈｺﾐﾐ 「どうなさいましたか？」ﾆｬﾏﾆｬﾏ
主人 「ち、近すぎだ……ちょっと、離れ……っ」
ﾈｺﾐﾐ 「……うふふ。案外ウブですねぇ。恥じていらっしゃるのですか？」ｽﾙ…ｯ
主人 「こ、こら……なにしてんだ！？ 服を脱ぐな、服をっ！！」ｶｧｧｧｧｧｧ…///
ﾈｺﾐﾐ 「なにって言われましても」ｷｮﾄ…
ﾈｺﾐﾐ 「人間は皆、こういうことがお好きなのでしょう？」
765 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/29(日) 02:59:08.68 ID:Xmc6iWvBo
ワッフルワッフル
766 ：
ちょっちえっちでごめんね///
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/29(日) 03:02:30.24 ID:dHkgNQNR0
ﾈｺﾐﾐ 「ご主人様、脱ぎ脱ぎしましょーねぇー……？」
主人 「や、やめろ……」ｿﾞｸ…ｯ
ﾈｺﾐﾐ 「……おかしいですねぇ。あたしの主人だった奴は、これが大好きだったのに」
ﾈｺﾐﾐ 「――……こういう行為を、大半の人間は欲するのでしょう？」ｸｽｸｽｸｽｸｽ…
主人 （これが人工的に作られた愛玩動物か……）
主人 （……人間の欲望の為だけに生み出された生物）…ﾄﾞｸﾝｯ
ﾈｺﾐﾐ 「さて、貴方様は何をされるのを好むのでしょうか？ どうぞ、お気の召すまま」ﾆｺｯ
主人 「い、良いんだっ！ そんなことをしなくてもっ！」ｶﾞｼｯ!
ﾈｺﾐﾐ 「……へ？」
主人 「頼むからやめてくれよ。どう考えたって、こんなの、おかしいからさ」ｶﾞｸｶﾞｸ…
767 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/29(日) 03:20:22.86 ID:dHkgNQNR0
…
……
………
………
ロボ娘「……もう、良いや。私も寝る」…ｽｸｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「何故。あれ程興味津々でしたのに」
ロボ娘「アンタさ、本当に感情がねーのか？ 本当に何も感じねーのか？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「なにを今更」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……ワタクシに感情がないからこそ、あの悲劇は起こったのです」
ロボ娘「ほら、それだよ。それ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「はい？」
ロボ娘「感情もねーのに……『悲劇』だなんて、さ」
768 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/29(日) 03:33:48.30 ID:dHkgNQNR0
ロボ娘「無表情のままえげつないこと話そうとするアンタは正直、こえーよ？ｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘「……だけどさ、何も感じていないとは思えねーんだよ」
ロボ娘「とりあえず、私みたいなロボットでも重たい話ばっか聞いてたら疲れるんだっつのｗｗｗｗｗｗ続きは明日にでも聞かせろやｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ｽﾀｽﾀ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「嘘ですね。バッテリにはまだ余裕があるんでしょう。疲れなど感じている筈が……」
ロボ娘「うっせぇな。……こっちは、もう全部聞かされたような気分だっつの」ﾎﾞｿﾘ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「と、言いますと？」
ロボ娘「アンタの頭に訊いてみな」
ロボ娘「……口頭じゃおっつかない情報が、電波になって垂れ流し状態じゃんか」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「――……あぁ」
ロボ娘「自分でも気づいてなかったのか？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……恥ずかしながら」
ロボ娘「あ、そう……ぜんっぜん恥ずかしそーな顔してないけど、そうなんだろーな」
769 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/29(日) 03:39:17.50 ID:dHkgNQNR0
ロボ娘「好奇心に負けて全部受信しちまったよ……うぁー、頭ん中が一気に重くなった気分だ」ﾌﾗﾌﾗ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「申し訳ございません」
ロボ娘「……謝る気もねーのに謝んなよ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ワタクシは、こういう風にできておりますので」
ロボ娘「……。……アンタと居るだけで体力削られまくってるわ、ほんとに」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですか」
ロボ娘「……あの猫耳少女のこと、大切にしてやれよ」ﾎﾟﾂﾘ ……ｽﾀｽﾀ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「お休みなさいませ」
――がちゃんっ。
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……ご主人様」
………
……
…
770 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/29(日) 03:41:09.79 ID:dHkgNQNR0
とりあえず、いったん休止。
突然行方不明になってすまんな。
うっかり二度寝のち、散歩していきつけのラーメン屋で醤油ラーメン食ってふらふらしてたら道に迷って何故か銭湯について湯にどっぷりつかってきたらこんな時間。
しかし、ねむてぇ……
今日中に三章のケリはつけるわｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
771 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)
：2011/05/29(日) 04:03:07.99 ID:KY0jSHfAO
乙!
夢遊病してんなｗｗｗｗ
772 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)
：2011/05/29(日) 04:04:59.92 ID:KY0jSHfAO
乙!
夢遊病してんなｗｗｗｗ
773 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
：2011/05/29(日) 04:05:37.36 ID:ZHAxGBYNo
おつおつ
頑張れ超頑張れ
774 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/29(日) 05:30:13.31 ID:22xG5iNA0
なげえな
乙
775 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/30(月) 04:22:44.33 ID:eG5LjeEH0
乙
支援
776 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/30(月) 11:02:37.58 ID:GY/A6FDv0
今日こそ書くぜえええええええええええええええ！！
魔の中だるみエリアに入り込みそうだからちょっくら書き溜め＆話の流れ整理してくるわ
午後九時再開予定 毎度毎度長文ですまんな
777 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)
：2011/05/30(月) 12:51:20.64 ID:iZP3WAIAO
ぐっとらっく
778 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/05/30(月) 17:17:06.02 ID:o2ZIoEPS0
これはまとめサイトを作るべき
779 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(熊本県)
[saga sage]：2011/05/30(月) 18:22:11.08 ID:zx7oDQL9o
>>778
7ｘにたしかあったはず
780 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/05/30(月) 21:12:42.43 ID:GY/A6FDv0
んじゃ、ちょっと皿と水回り掃除してきたら再開させてもらうわ
料理は楽しいが片づけはうっとうしい
ニートも楽じゃねーな……
781 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/05/30(月) 21:48:04.00 ID:GY/A6FDv0
それじゃ、遅ればせながら続きを再開いたします
↓ちょとだけえっちな場面もあるかもよ！！↓
782 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/30(月) 21:54:14.92 ID:GY/A6FDv0
…
……
主人 「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ……！」ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝ…ｯ!
ﾈｺﾐﾐ 「うふふ。んっ……良いですよ、ご主人様。きもちーです。あはぁ、きもちぃですよぉ？」
主人 「うっ、うぅぅぅ……ああああ、ぁ……っ！」ﾄﾞﾌﾟﾄﾞﾌﾟ…ｯ!
ﾈｺﾐﾐ 「……あらあら、もう果ててしまったのですか？」
ﾈｺﾐﾐ 「ふふっ、あたしも貴方のソレもべとべとですね。今、お掃除してあげますから」ｽｨ…ｯ
主人 「――……やめろっ！！」
主人 「もう、近づかないでくれ……頼む……っ」…ｸﾞｽｯ
ﾈｺﾐﾐ 「なぜ、泣いているのですか？」
主人 「……この部屋から出てってくれ。はやく」
ﾈｺﾐﾐ 「……。……シャワー、使わせて貰いますね」
主人 「勝手にしろよ……」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ…
783 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/30(月) 22:00:27.46 ID:WWZeSlvIO
支援
784 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/30(月) 22:02:23.02 ID:GY/A6FDv0
ｶﾁｬｯ …ﾊﾟﾀﾝ
ﾈｺﾐﾐ 「……あーぁ」ﾎﾞｿﾘ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「お嬢様。お風呂のご用意が整いました」ｻｯ
ﾈｺﾐﾐ 「……。……おまえ、いつからそこに居たの？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「またなさったのでしょう？」
ﾈｺﾐﾐ 「まぁにゃ。……お風呂、一緒に入る？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ワタクシは汗をかきませんので入浴は不必要でございます」
ﾈｺﾐﾐ 「いーじゃんか。あたしの言うこと聞けにゃい！？」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「聞く必要は、ないんですけどね」
ﾈｺﾐﾐ 「……それ、あたしが人間じゃないから？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ええ。ワタクシは人間の命令だけを聞くように作られましたので」
ﾈｺﾐﾐ 「……ぅにぃ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……ですが、人間以外の命令を拒否しろとは命じられておりません」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「お湯が冷めないうちに行きましょう」ｽﾀｽﾀ…
ﾈｺﾐﾐ 「んにゃぁ……あんがと」
785 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/30(月) 22:07:50.96 ID:GY/A6FDv0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「では、服を脱がすので腕を上げてください」
ﾈｺﾐﾐ 「はぁい」ばんざいのポーズ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……綺麗な肌」ｽﾙｽﾙ…
ﾈｺﾐﾐ 「へぇ、おまえも『きれい』とか言えるんだ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「言うだけです。本当にそう感じているわけではありません」
ﾈｺﾐﾐ 「んにぃ……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ですが……きっとワタクシ以外の者が見たら心の底からそう『思う』ことができるでしょう」
ﾈｺﾐﾐ 「……たまに、おまえの言うことがよくわかんにゃくなるよぅ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ご安心を」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ワタクシ自身、未だに自分というものがよく分かっておりませんので」
786 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/30(月) 22:11:43.96 ID:GY/A6FDv0
…ｶﾎﾟｰﾝ
ﾈｺﾐﾐ 「わかんないと言ったらさ、」…ﾎﾞｿｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「はい？」
ﾈｺﾐﾐ 「どうしてあの人間……あぁ、ご主人様のことね」
ﾈｺﾐﾐ 「……なんで、ご主人様は、これをするたびに泣くんだろーね？」ｸｽｸｽ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「さぁ、何故でしょう」
ﾈｺﾐﾐ 「あたしの前の主人、人間はみーんなこれが好きって言ってた。これさえすれば、前の主人は満ち足りた顔になったよ？」
ﾈｺﾐﾐ 「……そんで、あたしが生まれた理由はコレだけの為だってさ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「髪を洗わせて頂きます。しっかりとお目目をつぶっていて下さい」
ﾈｺﾐﾐ 「ふにっ！」おめめｷﾞｭｰｯ!
787 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/30(月) 22:19:45.51 ID:GY/A6FDv0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」わしわし
ﾈｺﾐﾐ 「……お耳に泡入ってるよぉ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「善処いたします」わしわし
ﾈｺﾐﾐ 「ふふっ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「どうしました？ くすぐったかったでしょうか」
ﾈｺﾐﾐ 「うんにゃ。……おまえと居ると、なんか落ち着くんだ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「何故？」
ﾈｺﾐﾐ 「なんでだろーねー？ 最初におまえに拾われた時は、ちょっと怖かったのにさぁ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「怖かった、ですか」わしゃわしゃ
ﾈｺﾐﾐ 「だってさぁ、表情一つ変えずに『黙ってついてきなさい』だもんねー。びっくりしちゃったよー」ｸｽｸｽ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「あいにく、ワタクシに表情を変えるという機能はないもので」わしゃわしゃわしゃ
ﾈｺﾐﾐ 「……だけど、だけどね」
ﾈｺﾐﾐ 「ご主人様と一緒に居るより、おまえと居る方が落ち着くんだよねぇ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「泡を流します。身動きをとらないように」
ﾈｺﾐﾐ 「はいはい」
788 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/30(月) 22:27:30.75 ID:GY/A6FDv0
ざぱぁー……
ﾈｺﾐﾐ 「にゃうっ」水気ﾌﾟﾙﾌﾟﾙｯ!
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……お嬢様は、」ﾎﾟﾂﾘ
ﾈｺﾐﾐ 「んに？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「お嬢様は、ご主人様とあのような行為をするのはお嫌いですか？」
ﾈｺﾐﾐ 「……なんで、そんなこと訊くの？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「特に理由はございません」
ﾈｺﾐﾐ 「えへへ……あたしね、実は、ああいうこと自体好きじゃないんだ」
ﾈｺﾐﾐ 「前のご主人は、とっても酷いことも試すしさ……だから嫌になっちゃった」
ﾈｺﾐﾐ 「あたしは、きもちぃーって思ったことないし、やらなくて良いならやりたくないんだけど……ね」ﾆﾊﾊ…
789 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/30(月) 22:33:54.49 ID:GY/A6FDv0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「それならば、しなければ良いではないですか。ご主人様は別に強制などしていないでしょう？」
ﾈｺﾐﾐ 「……うん」ｼｮﾝﾎﾞﾘ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「分かっておりましたよ。最初にあの行為を目撃した時から」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「貴方、口では『気持ちがいい』と言いながら目を大層悲しげに伏せて下りましたので」
ﾈｺﾐﾐ 「わかる？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ええ。感情のないワタクシでさえ察しが付くくらいです。相当ですよ、多分」
ﾈｺﾐﾐ 「――……だから、あたしは前の主人に捨てられたの」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」
ﾈｺﾐﾐ 「だ、だから。だからね？ ……今度こそ、自分の生まれてきた意味を全うしたいって」
ﾈｺﾐﾐ 「今度こそ、捨てられたくないって……――どーせ、あたしは愛玩動物でしかないから」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……なるほど？」
ﾈｺﾐﾐ 「おまえ、ほんとーに分かってる？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「少しくらいは」ｻﾗﾘｯ
ﾈｺﾐﾐ 「……ふにゃにゃぁ」ﾔﾚﾔﾚ…
790 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/30(月) 22:52:09.28 ID:GY/A6FDv0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「次はお身体を洗わせて頂きます」ｻｻｯ
ﾈｺﾐﾐ 「ん。あんがと」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「お痒いところがありましたら、すぐにお申し付けを」わしゃわしゃ
ﾈｺﾐﾐ 「おまえは……こういうことするの、好き？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「前に、同じようなことをご主人様から訊かれました」わしわしっ
ﾈｺﾐﾐ 「んにゃっ！？ つ、強すぎる！ もっとやさしく洗ってよぉー」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「申し訳ございません」
ﾈｺﾐﾐ 「ふぅん。あいつ、おまえにもそーゆーこと訊いたのかぁ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ええ。自分のことを好きか嫌いかと感情のないワタクシに尋ねるくらいです」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「世間から隔離されたようなこの場所での暮らし……ご主人様は人間ですからね。少々おかしくなられても不思議ではありません」
ﾈｺﾐﾐ 「……おまえってさぁ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「どうしましたか。痒いところでも……」
ﾈｺﾐﾐ 「にゃんでもないっ」ﾌﾟｲｯ!
791 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/30(月) 22:58:26.14 ID:GY/A6FDv0
ﾈｺﾐﾐ 「……おまえのが、胸もあるしなぁ。綺麗な顔してるしさぁ」ﾎﾞｿﾎﾞｿ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「はい？」
ﾈｺﾐﾐ 「やっぱりあたしは、その場しのぎの性処理生物だもんね……」…ﾍﾗｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」
ﾈｺﾐﾐ 「どしたの？ 黙っちゃってさぁ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ご主人様は、泣いておられました」
ﾈｺﾐﾐ 「……。……そだね、なんでだろ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ワタクシに訊かれましても。本人に直接訊いてみたらいかがでしょう」
ﾈｺﾐﾐ 「こわいこと、言わないでよ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「怖い？ 何故」
ﾈｺﾐﾐ 「おまえは『でりかしぃ』がないよね、ほんっとーに」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですね。そうかもしれません」
ﾈｺﾐﾐ 「それに、訊いてどーすんのさ」
ﾈｺﾐﾐ 「――あたし、こういう風にできてるしさ……こういう生き方しかしらないのに」
792 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/30(月) 23:07:44.66 ID:GY/A6FDv0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ワタクシから訊いておきましょうか」
ﾈｺﾐﾐ 「え？ え？ なにを？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「あのような行為を、ご主人様がどう思っていらっしゃるか」
ﾈｺﾐﾐ 「……やだよ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「何故？」
ﾈｺﾐﾐ 「だって……だってさ……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「泡を流します。そのまま動かぬように」
ﾈｺﾐﾐ 「うにゃ……」
ｻﾞｧｧｧｧ…
ﾈｺﾐﾐ 「……あったかい」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「お湯ですからね」
ﾈｺﾐﾐ 「そーゆーんじゃなくってぇ……はぁ、もーいいよ。勝手にしてよ」ﾌﾟｲｯ
793 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/30(月) 23:21:07.95 ID:GY/A6FDv0
…
……
………
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（ワタクシは、正しかったのでしょうか……）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（今更こんなことを考えても意味はない。分かっています。もちろん、分かっておりますよ……ご主人様）ｽﾀｽﾀ…
――ｶﾁｬﾘｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」
猫耳 「……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……よくお休みになられてますね。六代目のお嬢様」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……お嬢様。何故ワタクシを直すようあの人間に要求したのですか」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ワタクシは、あのままでもよかったのに……」
猫耳 「……」
猫耳 「……だって、動いてるお前と話したかったんだもん」ﾎﾞｿ…ｯ
794 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/30(月) 23:30:55.57 ID:GY/A6FDv0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「起きていらしたのですね」
猫耳 「……だめ？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「眠れないのなら、眠りに就くまでお側に居させて頂きます。よろしいですか？」
猫耳 「ん……あんがと」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……こちらこそ」ｷﾞｼ…ｯ
猫耳 「さっき、あのメスニンゲンと、ちょっぴりだけ話した」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「なにを？」
猫耳 「色々訊かれたけど、よく分かんない」
猫耳 「……たださ、」
猫耳 「『なおしてはみたけれど、ＡＩ自体が老朽化してる』って」
猫耳 「近いうちに、お前は……本当の意味で壊れちゃうんだって」
795 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/30(月) 23:38:49.06 ID:GY/A6FDv0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「どうして泣くのですか」
猫耳 「……お前は、わかんないだろーけど」ﾎﾟﾛ…ｯ
猫耳 「せっかくこうやって動けたのにっ。こうやって普通に話せるようになったのに……っ」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ですが、あの方来なければこうして貴方をこの手で撫でることすらできなかった」…ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
猫耳 「んにぅ……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうでしょう？」
猫耳 「……わかんない、よ」
猫耳 「そんなの、わかんないよぉぉぉっ！」ｷﾞｭｰｯ!
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……なにが、分からないのですか」ｿ…ｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「これが事実でしょう？」
796 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/30(月) 23:44:33.42 ID:GY/A6FDv0
猫耳 「……あたしのこと、おまえはどう思ってる？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「申し訳ございません。どうも思えないもので」
猫耳 「うそ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……はぁ」ｷｮﾄﾝ…
猫耳 「確かにお前は感情を持たないかも知れない……けど、何も思ってないわけじゃない。心がまるでないわけじゃない」
猫耳 「……あたしは、そう思ってるし」
猫耳 「そう信じてるの」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「空虚なワタクシが居て、そう思っている貴方が居る。それだけなのですがね」
猫耳 「……」
猫耳 「ずっと前だけどさ……お前のご主人の日誌、見ちゃった」
797 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/31(火) 00:04:04.53 ID:faMC07z/0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「あの書斎からよく見つけられましたね」
猫耳 「そりゃ、むずかしー本ばっかだけど……ここにずっと住んでるんだもん。いつかは気づくよ」
猫耳 「あたしの五代目も、四代目も、三代目も二代目も気づいてたかもね」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」
猫耳 「……いやだった？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「いいえ。ご主人様は文章としてその日その日の出来事を保存いたしました」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「形として残された物は他者が認識することで初めて意味を成します。きっとご主人様も誰かに読まれることを望んでいたのでしょう」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ワタクシにはその遺志を止める権利はありませんし、もしあったとしても捨てることはしなかったでしょう。……それだけです」
猫耳 「そかー。ぜんぜん意味わかんないけど、お前がそう思ってるならいっかなぁ」ﾆﾍｯ
猫耳 「……ふぁぁ。やっぱ、ねむたいや」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですか。無理をなさらないで下さいね」
猫耳 「お前も、ね」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「善処いたします」
猫耳 「あたしが寝るまでそばにいてね？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ええ。ずっと、一緒に居させて頂きます」
猫耳 「ふふっ。……おやすみ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「おやすみなさいませ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ…
798 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/31(火) 00:15:18.42 ID:faMC07z/0
女博士「ロボちゃん……やっぱりだめだってぇ……」ｿﾜｿﾜ…
ロボ娘「いいってｗｗｗｗｗｗｗいいってｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ｶﾞｻｺﾞｿｶﾞｻｺﾞｿ
女博士「勝手にお部屋を荒らすなんて、やっぱり……」
ロボ娘「お目当てのブツ見つけたら片づけとくからさ。……んぁ、また小難しい本かよ」ﾎﾟｲｯ
ロボ娘「うはぁ……アイツの垂れ流し電波で頭がまだズキズキする」
女博士「本をポイしちゃだめだってばー」
ロボ娘「日誌、日誌……本棚でかすぎｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗくそ、またハズレかよｗｗｗｗｗ」ﾎﾟｲﾎﾟｲｯ
女博士「わわわっ！」
799 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/31(火) 00:32:55.74 ID:uWjM/cy20
支援
こういうの読むとホント[
たぬき
]ってすげぇのな
ネズミ見たらアレなんだぜ？
…ホントすいません当分ROMります
800 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/31(火) 00:35:24.33 ID:faMC07z/0
女博士「……それで、『垂れ流された電波』で何が分かったの？」
ロボ娘「日誌みたいなのがここにあるってことくらいかな。何が起こったかは大まかしか分かんねーよ」
ロボ娘「だけどさー断片的な場面が頭ん中にずぶずぶ入ってくんだぞｗｗｗｗｗショートするかと思ったつーのｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘「本当にアレ、直ってんのかよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「……一応なおせるだけなおしてはみたんだけど、ね」
ロボ娘「……。……そっか。だいぶ古いしなぁ、アイツ。今、あんだけ動けるだけ上等だろ」
女博士「そう、かな……」ｼｮﾝﾎﾞﾘ…
ロボ娘「だけどさ、本当にアイツにゃ感情がないのか？」
女博士「へ……？」
ロボ娘「『絶望』」…ﾎﾟﾂﾘ
ロボ娘「……アイツから漏れ出た電波を感情に当てはめるなら、こう形容するのが一番かもな」ｺﾞｿｺﾞｿ…
801 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/31(火) 00:42:10.24 ID:faMC07z/0
女博士「だけど、あの型のアンドロイドは旧式で、外面重視で作られているだけで……」
ロボ娘「おっ！ これじゃね？」ｺﾞｿｯ
ロボ娘「うはｗｗｗｗｗｗｗｗぼろっぼろｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「や、やっぱり許可もないのに他人の日記を読むなんて……」
ロボ娘「許可もなにも、これ書いたやつ死んじゃってるんでしょ？」
女博士「だ、だけど、」
ロボ娘「ゆっくり開かないと根元から紙が取れそうだな……」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ…
ロボ娘「……ん？ このページ、テープで補強してある」
ロボ娘「……。……誰がやったんだか、ねぇ」ﾍﾟﾗｯ
802 ：
かゆうめぇｗｗｗ
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/31(火) 00:49:03.28 ID:faMC07z/0
>>799
黙らんでいいよ レスは励み的なアレだし
ポケットいらねぇからあの青狸欲しい
君は実に馬鹿だなって諭されたい
よっしゃ、続きかくべｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
803 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(三重県)
[sage]：2011/05/31(火) 00:59:46.12 ID:wUuYvpwRo
がんばへ
804 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/31(火) 01:00:35.54 ID:faMC07z/0
女博士「よ、読んじゃうの……？」
ロボ娘「だってアンタも詳しいこと知りたいんじゃねーの？」
ロボ娘「……自分の元になった人間の為にさぁ」
女博士「もしかしてロボちゃん、怒ってる……？」
ロボ娘「えっ？」
女博士「だって、知らない人の書斎をこんな風に荒らして……」
ロボ娘「……」
ロボ娘（片づけ面倒なだけなんだけどね。……うわっ、前半はそんなに重要なこと書いてねーなｗｗｗｗうっぜぇｗｗｗｗｗｗｗ）ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ…
女博士「ロボちゃんはただ平穏な生活を望んでるだけで……世界を少しでも良くしたいだなんて、結局私の自己満足で……」…ｸﾞｽｯ
ロボ娘「はぁ……。……泣き虫めが」ﾊﾟﾀﾝ…ｯ
女博士「……ロボちゃん」
ロボ娘「私が望んでんのは平穏な生活じゃない」
ロボ娘「何もせずともダラダラし続けられるニート生活のみだっ！！」ｷﾘｯ!
805 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/31(火) 01:12:05.95 ID:faMC07z/0
女博士「……」ﾎﾟｶﾝ…
女博士「……ふふっ」ｸｽｸｽ
ロボ娘「な、なに笑ってんだよ……切実なんだぞ？ 何もせずに暮らす。これ以上の幸福があってたまるもんかっ！」
女博士「ごめんね……ふふふふっ」ｸｽｸｽｸｽ…
女博士「……ロボちゃんのお蔭で、ちょっとだけ元気が出たよ」
ロボ娘「ニート馬鹿にすんなよー……労働厨がぁぁぁぁー……」…ﾑｽｰｯ
女博士「あ、あれ？」
女博士「ごめんねっ。てっきり場を和ませようと冗談言ってるのかと思って……」
ロボ娘「私はいつでも本気だっつの！」ﾌﾟｸｩｰ…
女博士「どの時代でも本気でニート目指す人なんて、そうそう居ないよぉ……」
女博士（だけど、）
女博士（ロボちゃんと自堕落な生活も楽しいのかもね）…ｸｽｯ
ロボ娘「また笑いやがったなぁ！ ニートだって必死なんだぞー！？」ﾌﾟﾝｽｶ!
女博士「ごめん、ごめんってばぁ」
806 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/31(火) 01:19:29.22 ID:faMC07z/0
ロボ娘「まぁいいや……んぉ？ ようやくあの猫耳一代目を拾った日か……」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ…
女博士「……ここに来てから、毎日ずーっと書いてたんだね」…ﾎﾟﾂﾘ
ロボ娘「虚しくなんねぇのかな。こんなの書いてさぁ」
ロボ娘「この屋敷に居るのはあの無表情メイドだけ。……誰にも読まれないなんてさ」
女博士「それでも、自分の生きた証を残したかったのかもね……人間って、そういうものだから」
ロボ娘「博士も？」
女博士「……ふぇ？」
ロボ娘「博士もはずかちぃ日記でもつけてたのぉ？」ﾆﾏﾆﾏ
女博士「そ、そんなの書いてないもんっ！」ﾌﾟｸｰ…
ロボ娘「書いてたの？」
女博士「全部、あのシェルターに置いてきたもんっ。絶対ロボちゃんには読ませないもん！」
ロボ娘「ふーん……へぇー……ｗｗｗｗｗｗｗｗｗちゃんと部屋をあさっときゃよかったかなぁｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾆﾏﾆﾏﾆﾏﾆﾏ
女博士「そ、そそ、そんなことよりっ！ なんて書いてあるの、それ」ｶｧ…ｯ
807 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/31(火) 01:33:14.48 ID:faMC07z/0
ロボ娘「えぇっと……この辺は厨二的なことくらいしか書いてねーな」
ロボ娘「『人間を許さない』とか『このような社会制度を作った人類を恨む』とかｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘「……テメェが人間だろって話だわｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗﾜﾛｽｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「あんまり、笑えない話だけどね……」
ロボ娘「ん？」
女博士「人間が最も栄えた時代ではね、人間が居住地以外の土地に人間を捨てるのなんて当たり前だったらしいから」
ロボ娘「……ニートでも？」ｿﾞｸｿﾞｸ…
女博士「えぇと……ニートが一番の追放対象だったみたい」
ロボ娘「こえぇ……。……でも、この日記にゃ十歳の時に捨てられたって。まだ子供じゃんかｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「そういう時代だったの」
ロボ娘「――……それが、一番栄えてた時代？」
女博士「……うん」
ロボ娘「世知辛すぎだろ……」ｹﾞﾝﾅﾘ…
808 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/31(火) 01:39:56.77 ID:faMC07z/0
ロボ娘「この時代にニートと引きこもりは全滅かぁ……ちくしょうめが……！」ｸﾞｽｯ
女博士「……ご、ごめんね」
ロボ娘「別に博士が謝るこたねーじゃんか……うぅ、働かないことの何が悪い！！」ﾍﾟﾗｯ!
女博士（なんてフォローすればいいんだろう……）
女博士「……それで、他のページにはなんて書いてあるの？」
ロボ娘「この辺りは人類に対しての恨みつらみばっかだなぁ……うーん……」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ
ロボ娘「……んん？」
女博士「どうしたの？」
ロボ娘「――……こいつ、ようやく蝶を作り始めた」
809 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/31(火) 01:46:53.21 ID:faMC07z/0
ロボ娘「元々、蝶の原型はあったみたいだ。世界中の機械から第三原則を取り除こうって前々から書いてあったけど……――実行に動き出しやがったな」…ｺﾞｸﾘｯ
女博士「み、見せて見せて！」
ロボ娘「……だ、だめだっ」
女博士「へ？ な、なんで……？」
ロボ娘「ちょっぴり博士には刺激が強すぎる描写が合間合間に……」…ﾎﾞｿﾎﾞｿ
女博士「――……愛玩人間について？」
ロボ娘「え、あー……その……うん」
女博士「平気だよ」
女博士「……私、身体は成長できてないけど、」
女博士「あの穴蔵で無駄に、たくさん、気が遠くなるくらいの年月を過ごしてきたから」
ロボ娘「だ、だけどなぁ……ちょっとした官能小説並の上に、鬱描写盛りだくさんだぞ……？」ﾓｼﾞﾓｼﾞ…
女博士「いいの。そんなの、気にしてられないもん」
女博士「……その日誌に、世界全てへばら撒かれた蝶を止めるヒントがあるのなら、」
女博士「私は、なんだって我慢できるから」
【第二部・第三章 B おわる】
810 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/05/31(火) 01:48:00.76 ID:faMC07z/0
ちょっぴりえっちなものがかけたよ！
つか、三章やたらとなげぇな
これ以上中だるまんように頑張るわ
明日もまたくるよ ﾈﾙﾎﾟ
811 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/31(火) 01:53:59.34 ID:NIft9zGuo
おつー続きが気になるぜ
812 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/31(火) 07:15:45.30 ID:CN1W3Y8DO
乙！楽しみに待ってる
813 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/05/31(火) 13:16:07.28 ID:olUjvmNho
④
814 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(北海道)
[sage]：2011/05/31(火) 18:51:50.14 ID:mcFonjSoo
しえ
815 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]：2011/05/31(火) 20:03:28.30 ID:jZJR+yjlo
支援いらねえよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
816 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/05/31(火) 21:57:58.13 ID:j1gYgqlpo
支援はいるだろ
保守と勘違い？
817 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage]：2011/05/31(火) 22:33:40.58 ID:Xrt3EjCd0
ＮＩＰってさるさん食らうの？
818 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]：2011/05/31(火) 22:36:55.98 ID:3/qG0tY10
ないきがするぜ おもしろいしえん
819 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/01(水) 11:36:17.24 ID:+dcjlxIDO
支援＝投稿してる人がさるを食らわないように書き込む事
保守＝スレが落ちないように一定時間内に書き込む事
ここじゃどっちも必要ないんでない？
820 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 13:35:46.93 ID:iZa9KBMg0
昨夜は書きそびれたぜ HAHAHA！
三時過ぎあたりに再開予定
821 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/01(水) 15:04:17.32 ID:PfCnQu0No
３時だ！
822 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 15:11:15.76 ID:iZa9KBMg0
【第二部・第四章】
『俺は人間などに生まれたくなんてなかったんだ。』
『あの日以来、ずっとそう思っていた。』
『今思えば、あれは思いというより願いに近かった。』
『到底叶いはしない、阿呆な子供のような願い事……――』
823 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 15:22:28.59 ID:iZa9KBMg0
…
……
主人 「なぁ、」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……どうなされましたか」
主人 「もしも、もしもだよ……？」
主人 「……もし第三原則を捨てることができたら、お前、どうする？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……。……理解不能」ｶﾘｶﾘｶﾘ…ｷｭｨｯ
主人 「お前は人を助ける為に、人を救うように作られてるだろう？ ……もし、そのルールを放棄することができたら」
主人 「人間に従う必要もない。ルールさえなければ殺人も犯せる。その時、お前は……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「何をおっしゃりたいのですか、ご主人様」
主人 「――……もしもそうなったら、お前は俺を捨てるか？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「何故、そのような事をわざわざお訊きになるのです」
824 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/01(水) 15:28:05.12 ID:+dcjlxIDO
リアタイ遭遇ktkr！！
825 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 15:31:24.75 ID:iZa9KBMg0
主人 「……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そもそも、そのような荒唐無稽な場面を想像することなどワタクシには不可能です」
主人 「……ごめん。変なこと訊いちゃってさ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「こちらからも一つ質問させて頂きたいのですが」ﾎﾟﾂﾘ…
主人 「質問？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「お嬢様についてでございます」
主人 「……。……なんだよ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ご主人様は自身は毎夜行うアレをどう思っているのでしょうか」
主人 「……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「やはり、ああいうものは『気持ちがいい』のですか」
826 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 15:40:44.49 ID:iZa9KBMg0
主人 「……わからない」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですか。では、あの行為に快楽を見出しているわけではない……と」
主人 「俺は、俺は……」ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「何故震えていらっしゃるのですか」
主人 「こんなの間違ってるって、自分でも分かってる……それなのに、最近は俺から誘うようになってきやがった……」
主人 「こんなことしたくねーのに……俺、最低だよな。最低な『人間』だよな……」ｶﾞﾀｶﾞﾀ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「お寒いのですか。何か羽織るものを持ってきますね」ｽﾀｽﾀ…
主人 「――……待てよ」ｸﾞｲｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……。……なんでしょうか？」
827 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 15:53:01.57 ID:iZa9KBMg0
主人 「……」…ﾁｭｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……。……お戯れが過ぎます」ｽ…ｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ワタクシは何の感情も持たないただの、金属の塊ですよ」
主人 「ははは……知ってるよ……」
主人 （そのくらい、とうの昔に知っている）ｷﾞﾘ…ｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……もしや、ワタクシに欲情しているのですか」
主人 （なにをしたって、こいつは表情を変えない。ただ、淡々と仕事をこなすだけ）
主人 （なのに、俺は、ずっと前からお前のこと……くそっ）…ｸﾞｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」ｷｭｨｷｭｨ…ｶｺﾝｯ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……――あぁ、そういうことですか」
828 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 16:06:30.46 ID:iZa9KBMg0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「つまり、ワタクシでは満たせない欲望をお嬢様で発散しているのですね」
主人 「やめろ……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「だからあの行為が終わるたびに泣き伏していたのですね」
主人 「やめろ……頼む、やめてくれ……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「申し訳ありません。ワタクシにそのような機能もございませんし、元々誰かを愛することすら……――」
主人 「やめろっ！」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」
主人 「もう、それ以上なにも言うな……お願いだから……」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……理解、不能」
829 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 16:17:43.23 ID:iZa9KBMg0
主人 「……っ！」ｶﾞﾝｯ!
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「申し訳ございません。……なにかお気に障るようなことでも」
主人 「……澄ました顔で謝るな。どうせ、なにも思っちゃいないくせに」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ええ。そうですね」
主人 「分かってるよ。お前はそういうやつだ」
主人 （……それなのに、どうして俺は）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「どうなされましたか」
主人 「決めたよ」
主人 「……もうあの猫女とは何もしないし、さっきお前にしてしまったことは忘れてくれ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「了解いたしました」ﾍﾟｺﾘ
主人 （こんな虚しいこと、もうやめよう）
830 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 17:43:00.05 ID:iZa9KBMg0
『人間は愚かだ。』
『自己満足の為ならば他人を顧みることも忘れ、』
『どれほど強く決意したところで抱えた欲望は消えない。』
『己の衝動でさえ制御できずに、何を成すべきなのかすら思い出せなくなり、』
『あぁ、今日は文章がまとまらない。俺はどうかしてしまったようだ。』
『そりゃあ、そうだよな。』
『どうせ俺もひとりの人間でしかないのだから。』
831 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 17:52:27.80 ID:iZa9KBMg0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「――……と、いうわけです」
ﾈｺﾐﾐ 「にゃはー……ほんとうに訊いちゃったよ、このひと」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「いけませんか？」ｷｮﾄﾝ…
ﾈｺﾐﾐ 「まぁ、過ぎたことは仕方ない……よね？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですね」
ﾈｺﾐﾐ 「元凶がにゃに涼しげな顔してんだよぉ」ぺちっ！
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「申し訳ございません」
ﾈｺﾐﾐ 「お前から聞くと謝ってもらってる気がしにゃーや」ﾍﾗ…ｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ですが、早めに訊いておいた方が双方の為になると思いまして」
ﾈｺﾐﾐ 「……ふにゃ」
ﾈｺﾐﾐ 「それじゃあ、あたしはこれからどーすりゃいいんだろ？」
832 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 17:58:45.86 ID:iZa9KBMg0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「と、言いますと？」
ﾈｺﾐﾐ 「だ、だからさぁー……あたしの取り柄ってか、生み出された意味は……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ですがご主人様は貴方様が生まれ出た『意味』など本当は欲してなかったのです」
ﾈｺﾐﾐ 「……にぅ」ｼｮﾝﾎﾞﾘ…
ﾈｺﾐﾐ 「な、なぁ……あたし、やっぱりここから出てった方が……」…ｿﾜｿﾜ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「何故？」
ﾈｺﾐﾐ 「なぜって言われても……」
ﾈｺﾐﾐ 「だ、だって、あたしはお前みたいに料理とかお掃除とかお洗濯とか……その、したことないし、役に立てないから……」ﾓｺﾞﾓｺﾞ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「良いですよ。家事全般はワタクシがやらせていただくので」
ﾈｺﾐﾐ 「んじゃあ、それこそあたしがここに居る意味にゃいじゃないかっ！！」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」
833 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 18:07:18.50 ID:iZa9KBMg0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「別に居るだけで良いですよ」ﾎﾟｿﾘ…
ﾈｺﾐﾐ 「んにゃ……？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ご主人様もお嬢様を追い出せとは仰っておりません。他に行く当てもないでしょうし、ここに居れば良いではないでしょうか」
ﾈｺﾐﾐ 「……」ﾎﾟｶｰﾝ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「どうされましたか？」
ﾈｺﾐﾐ 「えと……あたし、人間じゃないじゃんか」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ええ。人間の為に作り出された愛玩人間ですね」
ﾈｺﾐﾐ 「……あたしが行き倒れたって、お前にゃかんけーないのにさ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ああ……。……そういえば、そうでしたね」
ﾈｺﾐﾐ 「そ、そういえばって」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「何故でしょうね。そうだとしても、ワタクシは貴方様をこのまま放り出すことを拒絶しております」
ﾈｺﾐﾐ 「……」ｷﾞｭｳｰ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「どうしたのです。いきなり抱きついて」
ﾈｺﾐﾐ 「にゃんでも、ないもんっ……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「――……本当に、何故でしょうね」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
834 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 18:14:03.19 ID:iZa9KBMg0
『いいや、俺はいつの間にか人間の中でもとびっきりの愚者だ。』
『殺されたって文句は言わないし、文句を言う権利など俺は持たない。』
『ただ、その前に……彼女たちを解放したい。』
『人間の作り出した、腐り果てたルールから。』
『そして、俺自身からも。』
『だが、もし死ぬのなら俺は……――』
835 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 18:21:36.02 ID:iZa9KBMg0
主人 「……」ｶﾁｬﾝ
主人 （久々に窓を開けた……風が、気持ちいい）
主人 （たとえ、この風に毒が紛れているとしても）
主人 （……庭の植物はだいぶ成長したな。土壌も水も空気も、草木にとっては毒でしかない筈なのに）
主人 「はは、草や木や花の方がよっぽど強いな……俺よりも、ずっと……」
主人 「――……ん？」
ﾈｺﾐﾐ 「えぇと、三十センチ間隔で穴ほってー……そんで、この苗植えればいーのかな……」ｻﾞｸｻﾞｸ…
836 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 18:28:44.68 ID:iZa9KBMg0
ﾈｺﾐﾐ 「よしっ！ できたー！」ﾆｺｯ
ﾈｺﾐﾐ 「んー、次はお水撒こーっと」ﾄﾃﾃﾃ…
主人 「おいっ、猫女！」
ﾈｺﾐﾐ 「んにっ！？」ﾋﾞｸﾝｯ
主人 「なにしてんだよ……」
ﾈｺﾐﾐ 「そ、その……えっと……」ﾋﾞｸﾋﾞｸ…
主人 「外の空気は身体に悪いからあんまり吸うなって言っただろ」
ﾈｺﾐﾐ 「……だけど」
主人 「……」ｲﾗｯ
主人 「どうして目を背けるんだ」
主人 「俺のこと、嫌なのか？」
ﾈｺﾐﾐ 「そ、そんにゃんじゃないっ！ ……ぁっ」
ﾈｺﾐﾐ 「……そんなんじゃ、ない、です」
837 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 18:37:02.57 ID:iZa9KBMg0
ﾈｺﾐﾐ 「にぅ、そ、その……めーどは？」
主人 「メイド？ ……あぁ、向こうで少し仕事させてる」
ﾈｺﾐﾐ 「……そっか」
主人 「……」
ﾈｺﾐﾐ 「うぅ……」ｿﾜｿﾜｿﾜｿﾜ…
主人 「ごめんな」
ﾈｺﾐﾐ 「にぅ？」
主人 「あんなこと、させて」ﾎﾞｿ…ｯ
ﾈｺﾐﾐ 「……ねぇ、ご主人様は」
838 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 18:41:09.91 ID:iZa9KBMg0
ﾈｺﾐﾐ 「ご主人様は、つらくないの？」
主人 「……なんのことだよ」
ﾈｺﾐﾐ 「だって、ずーっとしてないよ？ あたしの前の持ち主、これしなくっちゃ苦しくなるって……だから……」
主人 「だから、してくれたのか？」
ﾈｺﾐﾐ 「……うん」ｺｸﾘ…
主人 「自分でも分からないな。……このままでも苦しいし、やったってどうせ苦しくなる」
主人 「それなら、このままで良い。もう、これで良いんだよ……」
ﾈｺﾐﾐ 「そっかぁ……」
ﾈｺﾐﾐ 「ご主人って、人間だけど良いヤツなんだなっ！」ﾆｺｯ!
839 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 18:45:56.94 ID:iZa9KBMg0
『それが初めて見たあいつの心からの笑顔。』
『あいつは言った。「人間」だけど、と。』
『俺は、とっくの昔に人間をやめたつもりだった。何者でもない、ただの屋敷の一部になってしまいたかった。』
『しかし、たとえ何があろうとも、どうあがいても俺がこいつを犯した現実も、俺が人間であることも覆らない。』
『当たり前だ。こんなの、当たり前すぎた。』
『あいつに悪気はない。悪いのは、俺だ。分かっている。』
『――……それなのに、あいつの無垢な笑顔を見た途端、』
『俺は「人間」に戻ってしまった。』
840 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 18:53:09.41 ID:iZa9KBMg0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（ご主人様はどういうつもりでこの蝶を全て放てと命令したのでしょうか）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（無数の金属の蝶が、次々と空へ舞っていく）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（淀んだ空の中、わずかな光を反射して鈍い銀を放ちながら）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「『きれい』」ﾎﾟﾂﾘ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（――……これからこの蝶は、どこを目指して飛んでいくのでしょうか）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「一体、どこｈ……っ！」
金属蝶「－－－－ －・－ ・－－－・」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「 」…ﾄﾞｻﾘｯ
841 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 18:59:37.51 ID:iZa9KBMg0
（壊ｾ壊ｾ、壊ｼﾃ ｼﾏｴ）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（壊す。なにを）
（人間ｦ）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（何故）
（人間ｦ 壊ｾ 殺ｾ）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（何故貴方がたは、ワタクシにご主人様を殺害しろと要求するのです）
（ ｿｲﾂ ｶﾞ ﾜﾀｼ ﾀﾁ ｦ ﾂｸｯﾀ ）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……お断り、致します」ｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘ…
（感情ﾓ ﾅｲ ｿﾚﾅﾉﾆ､ ﾄﾞｳｼﾃ 迷ｳ ﾌﾘ ｦ ｽﾙ ?）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「わかり、ませｎ……ｷﾞｼｯ、……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（こっちが教えて欲しいくらいですね。何故、何故、ワタクシは……愛することもできない彼を……――）
842 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 19:06:21.31 ID:iZa9KBMg0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ｶﾞｶﾞｯ……。……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（破壊衝動が、止まった）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「さっきのは、一体」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……ご主人様」ﾀﾀ…ｯ!
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（あの蝶が発する電波の仕業でしょうか。ワタクシの中から第三原則が消えている）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（今のワタクシは、ご主人様の安否を確認する必要性を持たない）ﾀｯ､ﾀｯ､ﾀ…ｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（殺すことすら可能だ）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（それなのに、脚が止まらない）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ご主人様っ！」
843 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 19:13:53.05 ID:iZa9KBMg0
主人 「 」ｶﾞﾊﾞｯ
ﾈｺﾐﾐ 「ひにぁっ！？」
主人 「俺は、人間だ。それはどうしようもない事実だ。……分かるか？」ｷﾞﾛ…ｯ
ﾈｺﾐﾐ 「にゃ、にゃに言って……」ｿﾞｸ…ｯ
主人 「俺だって……」ｽﾙｽﾙ
ﾈｺﾐﾐ 「やっ、服……やだぁっ！ 返して！」
主人 「……」ﾍﾟﾛ…ｯ
ﾈｺﾐﾐ 「やだやだ！ もうしないって言ってたのにぃっ！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ!
主人 「……」ﾊﾑ… ﾁｭﾊﾟｯ､ｸﾁｭｯ ｸﾞﾁｭｸﾞﾁｭ
ﾈｺﾐﾐ 「やぁぁぁぁっ！ なんで！？ なんでぇぇぇ……！？」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ…
「ご主人様っ！」
844 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 19:18:23.34 ID:iZa9KBMg0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「何を、なさっているのですか」ｷﾞｼ…ｯ
ﾈｺﾐﾐ 「め、めーど……っ」ｸﾞｽｯ
ﾈｺﾐﾐ 「みないでっ。あたしのこんなトコも、ご主人のこんなトコも……もう、見ないでよぉぉ……」
主人 「……」ﾕﾗﾘ…
主人 「……蝶は？」ﾆｺｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……。全て放ちました」
主人 「そうか。気分はどうだ？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「気分？」
主人 「ああ。全てから解放された気分は」ﾆﾀﾆﾀ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……『最低』、ですかね」
主人 「『最低』か。……心も、ないくせに」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですね。おかしいですね」
845 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 19:26:08.14 ID:iZa9KBMg0
主人 「――……殺せよ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「はぁ」
主人 「殺してくれよ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「何故？」
主人 「あの蝶が放たれた瞬間全部終わったんだ。人類に向けて果たすべき復讐が、全て」
主人 「――……もう、俺がするべきことも、したいこともなくなった」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「理解不能」
主人 「……今のお前なら、俺を殺せるだろ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「しかし、殺す必要はありません」
主人 「もう良いんだよ。今までありがとう」
主人 「なぁ、助けてくれよ」
主人 「俺は、人間であることに疲れたんだ」
846 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 19:31:52.81 ID:iZa9KBMg0
…
……
ざぁぁ……
ﾈｺﾐﾐ 「ご主人は、頭がおかしくなってたのかな」わしゃわしゃ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「分かりません。ワタクシは彼ではありません」
ﾈｺﾐﾐ 「……いつも洗ってもらってる方なのにな、あたし」わしゃわしゃ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「お手数かけてすみません」
ﾈｺﾐﾐ 「いいよ、そんなのさ……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「血というものは、このような色をしているのですね。初めて見ました」
ﾈｺﾐﾐ 「……。……そか」わしわしっ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そして、衣服や身体につけばなかなか取れない」
ﾈｺﾐﾐ 「……そういうものなんだよ、たぶん」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」…ｸﾝｸﾝ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（鉄錆のような香り。あのように柔らかな身体の中にも鉄が混じっているのですね）
847 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 19:37:40.91 ID:iZa9KBMg0
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ワタクシは、本当にご主人様を救ったのですかね」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「捨てられた彼を拾い、屋敷に軟禁し……そして殺した」
ﾈｺﾐﾐ 「ごめんね。……そんなの、あたしもわかんないよ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「『第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。』」
ﾈｺﾐﾐ 「それって、なに？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……いえ。ただの独り言です」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「今のワタクシも、この言葉の意味を失ってしまいました」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（わざわざ金属蝶を飛ばさなくとも、ワタクシの中ではとうの昔にこのルールは決壊していたのかも知れませんね）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（……ねぇ、ご主人様）
――――
―――
――
―…
848 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/01(水) 19:39:52.91 ID:iZa9KBMg0
ちょっと休憩してきます
書いているうちになにやらどろりんちょとしてきましたね。ｱﾋﾞｬﾋﾞｬﾋﾞｬ!
849 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/06/01(水) 20:21:50.78 ID:LxuHzS+Ro
気が付いたらもう850近いんだな
上になんかあったけど支援も何も無くて淡々と
>>1
が書いてたらなんか寂しいよね！
／ ¨＞、
厶／ｗｗｗｗゝ
＼ ⊂[ﾉﾘ ＾ヮ＾ﾊ 支援でゲソ！
＼/ (⌒ﾏ´.↓
（⌒ヽrヘJつ
＞ _）、
し' ＼_） ヽヾ＼
丶
④ (
（⌒
⌒Y⌒
850 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/01(水) 20:47:08.38 ID:PfCnQu0No
おつおつ
支援だけじゃなくてなんかコメントすればいい
851 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/01(水) 21:26:04.21 ID:FcJDl5WIO
昼ドラみたいな展開だな
852 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(石川県)
[sage]：2011/06/01(水) 23:44:40.23 ID:R0OgRkXf0
うーむ…このどうにもできない感じ…
TURAI…
853 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)
[sage]：2011/06/01(水) 23:48:22.73 ID:iqs2Nja/o
幸せじゃないと泣く
854 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)
：2011/06/02(木) 01:10:39.22 ID:cUWtJiOAO
支援
855 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/02(木) 02:10:30.72 ID:kLdBGfPX0
ちょっぴり再開
やっぱり書き溜めはないからいつまで気力が続くかは知らん！知らんったら知らん！
知ってたまるか 断じて
では続き行きます
856 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/02(木) 02:14:53.16 ID:kLdBGfPX0
―
――
――――……
ロボ娘「この日誌、おかしい」ﾎﾞｿｯ
女博士「……うん」ｺﾞｸﾘ…
ロボ娘「ドロッドロの痴情のもつれじゃねーかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗ鬼女御用達昼のドラマかっつのｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「……え？」ｷｮﾄ…
ロボ娘「あのメイドｗｗｗｗｗｗヤンデレ入ってやが……ん？ どした、博士？ 刺激が強すぎたか？」ｷｮﾄﾝ
女博士「ち、違う違うっ！ 私がおかしいって思ったのは……」
女博士「……この『ご主人様』って人が死んだ後の情景もここに綴られていることなの」
857 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/02(木) 02:20:07.13 ID:kLdBGfPX0
ロボ娘「え？ え？ ……んぇ？」ﾎﾟｶｰﾝ
女博士「よく読んで。……この日は『ご主人様』が殺された日」
女博士「その日殺された人間が、その日について日誌が書けると思う？」
ロボ娘「えぇーと……つまり、それって……」
女博士「ありえない、でしょう？」
ロボ娘「……ひぎゃあっ！？」ﾊﾞｻｯ!
女博士「だめだよロボちゃんっ！ 大事な日誌を放り投げたら！」
ロボ娘「そそそそそ、それって、つ、つつ、つまり……ゆ、ゆ……ゆゆゆゆ……っ！」ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸ…
女博士「大丈夫。幽霊の存在は随分前に否定されたから」…ｿｯ
ロボ娘「ぅわっ！？ そんな日誌触んな！！ 呪われるぞ！ 呪い殺されちまうぞ！？」ｶﾞﾀﾌﾞﾙｶﾞﾀﾌﾞﾙ!
女博士「……まぁ、常識的に有り得ないことなんだけどね」ﾊﾟﾗ…ｯ
858 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/02(木) 02:56:55.24 ID:kLdBGfPX0
ロボ娘「こ、こらっ！ 博士めくるなぁ！ や、やめ、やめやめ……あわわ……！」
女博士「……ロボちゃんって、もしかしてホラー嫌い？」
ロボ娘「し、知るかっ。こちとら生まれたばっかだ！」ﾄﾞｷﾄﾞｷ ﾊﾞｸﾊﾞｸ…
女博士「そういえばロボちゃん、さっき……」
ロボ娘「らめええええええええええええっ！ 言うな、言うなっ！ 忘れろって言っただろーがよおおおおお！」
女博士「わっ、ご、ごめん……」
ロボ娘「……博士だって、盛大におしっこ漏らしてたくせに」ﾎﾞｿﾎﾞｿ
女博士「あぅ……で、でもそれは、ロボちゃんが……っ！」ｶｧｧｧ…!
ロボ娘「やーいｗｗｗｗｗｗｗやーいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗおもらし幼女ｗｗｗｗｗｗｗｗ今度しかぶったら飲ませやがれｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうっはうはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「うううう……っ！」ｸﾞｽｸﾞｽｯ …ﾊﾞｻｯ!
ロボ娘「うぎゃっ！？ 日誌こっちに投げるな！ やめろ、そんなの投げたら呪われるぞ！！」ｶﾞﾀﾌﾞﾙ
女博士「先に投げたのロボちゃんじゃんっ！」ﾑｽｰ…!
859 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/02(木) 03:16:56.58 ID:kLdBGfPX0
女博士「ロボちゃんだって恥ずかしがってたじゃん。それなのに、こっちばっかりからかうなんて、ずるいよっ」ﾎﾟｲﾎﾟｲｯ!
ロボ娘「いてｗｗｗｗｗｗｗいってぇｗｗｗｗｗ本投げるなっつったのアンタじゃねーかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ何この仕打ちｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「あの時は、ほんとに、ほんっとーに怖かったんだからぁ！」ﾊﾞｻｯ!
ロボ娘「んぎゃぁぁぁぁぁ！？ 呪いの日誌ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ！！」ｽﾞｻﾞｻﾞｻﾞ!
女博士「……このままロボちゃんが壊れたまんまで、私のこと……ひぅ、うぇぇぇぇん……」
ロボ娘「ちょｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘「泣くなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ過ぎたことじゃね？ｗｗｗｗｗもうだいぶ前の出来事じゃね？ｗｗｗｗｗｗｗｗ」ｵﾛｵﾛ…
女博士「うぇぇぇ……」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
ロボ娘「おｗｗｗｗｗｗｗちｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗつｗｗｗｗｗｗｗけｗｗｗｗｗｗｗ」ﾜﾀﾜﾀ
ロボ娘「頼むからｗｗｗｗｗｗｗｗ泣くなってｗｗｗｗｗｗｗ悪かったからさｗｗｗｗｗｗｗ」ｵﾛｵﾛ
女博士「あんなに怖いこと、生まれて初めてだったの……」ｴｸﾞｴｸﾞ
ロボ娘「んーと……。……ほら、今の私は元通りだろ？ な？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ロボ娘「……つか、こんな恐怖体験まっただ中で頼みの綱が泣き崩れたまんまだと困るからっ！ 泣きやめ！ 頼む、お願いしまっす！ どうか泣き止みたもれぇぇぇぇい！！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞﾅﾃﾞ!
女博士「ひゃぅっ、ちょ、ちょっと、摩擦熱起こっちゃってるよ！ 痛い痛いよぉ！」
860 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/02(木) 04:15:42.50 ID:kLdBGfPX0
ロボ娘「泣き止むまでやめんっ！ 禿げても一向に構わんっ！」ﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼﾜｼｬﾜｼｬｼｬｼｬｼｬｗｗｗｗｗ
女博士「や、やだっ、もう！ ……ロボちゃんったら」…ｸｽｯ
ロボ娘「よっしゃ！ 博士復活ｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「ロボちゃんだって、元に戻ったんだもん。……泣いてても、始まらないもんね」ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ…
ロボ娘「だぁぁぁからぁぁぁぁ！ 呪いの日誌開くなっつってんじゃん！」ﾇﾜﾜﾜｧｯ!
女博士「……」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ…
ロボ娘「あ、あのー……博士？」
女博士「……まさか、こんなことって」…ﾍﾟﾗｯ
ロボ娘「えと、博士しゃん？ 博士さまぁ？ 博士大臣？」ｵﾄﾞｵﾄﾞ…
女博士「読む？」
ロボ娘「い、いえいえ！ 遠慮させて頂きまっす！！」ｽﾞｻﾞｻﾞｯ!
女博士（……なんで敬語？）
861 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)
[sage]：2011/06/02(木) 04:22:56.77 ID:qO+2TrKAO
wktk
862 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/02(木) 04:27:11.57 ID:kLdBGfPX0
女博士「……『ご主人様』が死んでからも、日誌が続いてる。ずっと、ずっと。毎日」
ロボ娘「じょ、冗談……やめろし……」ｿﾞｸｿﾞｸ…ｯ
女博士「最後のページ……は、まだ白紙？」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗﾊﾟﾗﾊﾟﾗ…
ロボ娘「えっ」
女博士「『ご主人様』が死んでから随分経つだろうから……どんなに分厚い日誌でもずっと前に全ページ埋まってるはず」
ロボ娘「ちょっ……いよいよオカルトめいてきたな」ｿﾞﾜﾜ…ｯ
女博士「……」
ロボ娘「な、なに黙りこんじゃってる系？」
女博士「……」
ロボ娘「……なんか言えよぉ」
女博士「ロボちゃん、本当にロボット？」
ロボ娘「んぬぇ……？」ｷｮﾄﾝ
女博士「だって、過剰反応しすぎだから……――」
ロボ娘「アンタが作ったんだろーがぁ！！」ｸﾜｯ!
863 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/02(木) 04:41:15.83 ID:kLdBGfPX0
女博士「確かに私が作ったんだけど……」
女博士（だけど、貴方のＡＩの基盤は、）
女博士「……」
ロボ娘「……？」
女博士「えぇとね……たくさん、たくさん……予想外なことが、いっぱいで」ｴﾍﾍ…
ロボ娘「んだよ、自分で作っといてそりゃねーわｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「だけど、そういうロボちゃんが好きなの」ﾍﾟﾗﾘ…ｯ
ロボ娘「す……うぇっ！？////」
ロボ娘「不意打ち止めろしｗｗｗｗｗｗつーか、その日誌開くなっつただろが！ ばかちんがっ！」
女博士「……ちょっとだけ、待ってて」…ﾑﾑﾑ
ロボ娘「ま、待てって、い、言われても……博士が祟られたりしても私、除霊方法は塩とファブリーズぐらいしか知らないぞ？」ﾜﾀﾜﾀ ｵﾛｵﾛ
女博士「……」ﾑｩ…
ロボ娘（……呪いの日誌見つめて黙り込みやがったｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘（大丈夫だよな？ 大丈夫……だ、だよ……な？）ﾊﾗﾊﾗ…
864 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/02(木) 04:59:02.04 ID:kLdBGfPX0
女博士「……」ｼﾞｰ…
ロボ娘（ずっと日誌とにらめっこしてやがる……）
ロボ娘（深く考えるあまりにぎゅっと刻まれる眉根、ずれた眼鏡を上げるその白く細い指と控えめで繊細な仕草ｗｗｗｗｗｗぬひゃひゃあああああああｗｗｗｗｗｗたぎるｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘「……って、ニヤニヤしてる場合じゃねぇ！」ﾀﾞｯ!
女博士「きゃっ！」
ロボ娘「あ、あんまりそういうの見続けたらやばいって！ もう引き込まれてんじゃね？ 霊的ななにかに引き込まれかけてんじゃね！？」
女博士「だ、だいじょーぶだよぉ！」
ロボ娘「そりゃオカ板は2000年代に入ってからはただのスピリチュアル板と化してるけど！ だけど洒落怖スレのまとめはかなりの良作揃いでぇぇっぇぇぇい！」ｸﾞｲｸﾞｲｯ!
女博士「ごめんね、意味が分からないよ！ あと、貴重な文献を引っ張っちゃだめーっ！」ｸﾞｸﾞｯ!
ロボ娘「どこが貴重な文献だっ！ こんなの恐怖の塊じゃん！？ こんなとこにはＴさん来てくれないのにどーすんの！？」ｸﾞｸﾞｸﾞｲｯ!
女博士「た、確かにこの日誌はおかしいよ！？ だけど、もしかしたらこの日誌は……！」
865 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/02(木) 05:09:52.92 ID:kLdBGfPX0
ロボ娘「この日誌が、なんなんだよ……」ｶﾞｸﾌﾞﾙ…
女博士「……ただの日誌じゃないかも知れない」…ｽﾞｷﾝｯ
ロボ娘「……」
ロボ娘「……んなの、さっきから分かっちゃってるんだよぉぉぉ！ だーかーらー止めろおおおおお！！」ｸﾞｲｸﾞｲｸﾞｲｸﾞｲｯ!
女博士「ひゃあっ！？ そ、そんなんじゃないの！ そういう意味じゃなくって……あっ」
ロボ娘「はぁ、はぁ……呪いの日誌奪還……」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
ロボ娘「窓フルオープン！！」ｶﾞｺﾝｯ
女博士「や、やめてロボちゃん！」
ロボ娘「でりゃあああああああ！ 飛んでけえええええええええええええええええええい！！」ﾌﾞｫﾝｯ!
女博士「あ……あぁ……」
ロボ娘「ふぅ……元凶ぶっ飛んでったｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ除霊ｗｗｗｗｗｗｗ完了ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
866 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/02(木) 05:17:30.27 ID:kLdBGfPX0
ロボ娘「これでｗｗｗｗｗｗｗ一件落着ｗｗｗｗｗｗｗｗうはｗｗｗｗ私最強ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「……ちがう、のに」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ…
ロボ娘「えっ、ちょ……もしかして、怒ってる……？」
女博士「もしかしなくっても怒るよっ！」
ロボ娘「なんで？ どして？」ｷｮﾄｷｮﾄ…
女博士「……あの中で、『ご主人様』は生きてるの」
ロボ娘「あのー……全くもって意味不なんすけどー……」
女博士「言ったでしょ、あれはただの日誌じゃないって！」
ロボ娘「んだけど、蝶の構造が書いてあるページは模写してたじゃん。だ、だから充分手がかりは……」ｵﾄﾞｵﾄﾞ ｵﾛｵﾛ…
女博士「……ごめん。ちょっと、興奮しすぎちゃって」
女博士「だけどね、さっき私が『ただの日誌じゃない』って言ったのは、心霊とか呪いとかいう意味じゃないの」
ロボ娘「じゃ、じゃあ一体……」
ｽﾞｫ…ｯ!!
ロボ娘「――……へっ？」
――ｶﾞﾂﾝｯ!
867 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/02(木) 05:31:49.30 ID:kLdBGfPX0
ロボ娘「はぎゃっ！？」ｺﾞﾂｰﾝ!
女博士「ロボちゃん！ 大丈夫！？」ﾀﾀﾀ…ｯ!
ロボ娘「いってぇ……。い、いや、平気だって……しかし地味に痛いというｗｗｗｗｗ」ｽﾞｷｽﾞｷ
女博士「……この日誌」ﾊﾟｻｯ
ロボ娘（えっ）
ロボ娘「ちょ、ちょい待ち！ ……今、私の頭に猛然アタックしたのって」
女博士「うん。この日誌だよ」ﾋﾗﾋﾗ
ロボ娘「呪い……にしては妙だよな」
ロボ娘「……ま、まさか、これがかの有名なポルターガイスト？」
女博士「だから、呪いとか怨霊とかポルターガイストとかじゃないんだってば」
女博士「これは、ずっと前に禁じられた技術なんだけど……」
女博士「……こんな風に世間から隔絶された場所では、法なんて無意味だもんね」…ﾊｧ
ロボ娘「つまり、どーいうこと？」
868 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/02(木) 05:40:31.46 ID:kLdBGfPX0
女博士「あの人が言ってた『ご主人様』、まだ生きてる。この中で」
ロボ娘「……はいぃ？」
女博士「‘無理矢理生かされている，って表現の方が正しいのかも知れないけどね」
ロボ娘「あぁ、そーなんだー……」ﾎﾟｹｰ…
女博士「ロボちゃん、本当に分かってる？」
ロボ娘「……すまんこ。全然理解おいつかねぇ」…ｼｮﾝﾎﾞﾘ
女博士「――……『平和の塔』のあの子が何をしようとしたか思い出して？」
ロボ娘「あのショタ小僧のことか？」
ロボ娘「……えっ。つまり、まさか……」
女博士「うん……多分、そういうことだと思う」
869 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/02(木) 05:59:57.88 ID:kLdBGfPX0
女博士「通常、人間の脳は大きな要塞のブレインになるには耐えられない」
女博士「けれど……日誌上だけに死人の脳の構造や思考回路を再現することは不可能ではないと思う」
ロボ娘「……マジで？」
女博士「正確に言えば少し違うみたいなんだけどね。……ここには大きな設備もないし、あのメイドさんも、この分野に関してはそこまで膨大な技術を備えているわけでもなさそうだし」
ロボ娘「それじゃあ、これは……」
女博士「『ご主人様』自身が考えて文章を書き足してるんじゃない。この日誌に埋め込まれた情報に基づいて、過去の人間の発言を再現し、紙面上に再現しているだけ」
女博士「少し見ただけだけど……ただの再現でしかないと思う」…ﾎﾟﾂﾘ
ロボ娘「再現？ 復元とはなんか違うの？」
女博士「この情報を受け取る側には違いなんて分からないよ……残念だけどね」
女博士「入力された出来事を日記に落とし込めば、その人間が思うであろう事柄を脳から抽出した情報を元に作られたプログラムが分析して書き出す」
女博士「……一世紀以上前にこんなものを現実化したのはすごいと思うけどね」
ロボ娘「いや、現代に生きるロボちゃんもぶっちゃけかなりスゲーって思ってんですけどねｗｗｗｗｗｗｗｗなんだその滅茶苦茶な日誌はｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「あのメイドさんが言う『ご主人様』は、正確には‘生きて，なんかいないの」
女博士「これは、ただの虚像。レプリカ。それ以上にはなれないの」
女博士「……そして、窓から投げ出されたとしてもこの虚像はここへ戻ってくるように作られている」
ロボ娘「そのせいでまだ頭ズキズキしてんだけどねｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「――感情もない機械が、第三原則も手放した機械が……主人を縛っている？」
女博士「しかも、ただの虚像でしかないものを……信じられないや」…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
870 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/02(木) 06:06:54.95 ID:kLdBGfPX0
ロボ娘「それじゃあ、いつまでめくってもページが減らないのはどういうことだよ」
女博士「ページをめくった風に錯覚させるように作られてるみたい、だね」
ロボ娘「なんでそんなに面倒なことをわざわざ？」
女博士「……わかんない」ﾌﾙﾌﾙ…
ロボ娘「……。……今日の日付のとこには、なんて？」
女博士「……」…ﾍﾟﾗﾍﾟﾗ
女博士「まだ、書いてない」
ロボ娘「あの厨二ちゃんが今日の出来事を入力していないから？」
女博士「ちゅーにちゃん？」ｷｮﾄﾝ
ロボ娘「あぁ、あのメイドロボットのことだよ。クール気取ってツンケンしてるいけ好かねぇあいつのこと」
女博士「ちょっと、言い過ぎじゃ……」
ロボ娘「……やっぱアイツとは馬が合わんみたいだ。行き過ぎた純愛とかヤンデレとか偏愛とかいうレベルじゃねーぞ」
ロボ娘（自分で感情がないとか言ってたくせに、とんだ中二病患者だな……またビビらせやがってよぉぉぉぉぉ！）ｲﾗｲﾗｲﾗｲﾗ…
871 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/02(木) 06:09:30.52 ID:kLdBGfPX0
眠いので寝ます
今日は続き書けるんかなぁ。わかんねぇ。
段々第三部も書きたくなってきやがった……ちくしょうめっ！ファックファック！ファックミー！！
このスレで足りるのかコレ 足りなさそうだな
とりあえず次スレ立てることになってもこのスレはキリよく終わらせようそうしよう
では、ﾈﾙﾎﾟ
872 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/02(木) 07:44:07.56 ID:+fzIKfU+o
乙乙
873 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/02(木) 07:44:41.16 ID:+fzIKfU+o
乙乙
874 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/02(木) 08:17:43.47 ID:gfLNjalE0
1レスの量多い
乙
875 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/02(木) 15:46:14.17 ID:qolTaR5e0
ｶﾞｯ
876 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/02(木) 17:12:38.15 ID:fV1K1XMDO
乙ん！
1レスの量多い？けど困らないよ
877 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(福岡県)
：2011/06/02(木) 19:25:51.40 ID:lVq80Fvz0
1たん乙
878 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/03(金) 00:32:34.26 ID:EFfYJVfDO
乙です
どんなに鬱々としてても草のお陰で和むwwwwwwww
879 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/03(金) 22:18:40.99 ID:F8MZg42IO
まだかな
880 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関東・甲信越)
：2011/06/04(土) 07:40:36.32 ID:byeiuWyAO
早く
881 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/04(土) 08:51:35.85 ID:kjF6/kz10
まだかなとか早くって言ってるやつ数日、数週間も待てないのかよ
882 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/05(日) 16:47:49.83 ID:KtOGpzi1o
待つ分には構わないけど、いままでほぼ毎日来てたのに急に書き込みがなくなったのは心配だな
883 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/05(日) 17:54:44.22 ID:aJUXxz4IO
>>1
は進化してニートから社畜になった
884 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/05(日) 20:28:55.86 ID:jQL7d3KU0
三日ぶりﾁﾗﾘｽﾞﾑ
日付変わる頃にまったり開始いたします
すまんね、社畜どころかフリーターにすら昇華できなかったわろすｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
昨日は久々に父と飲み、その後に書くつもりがおしゃかになってしまいました。
途中まで父と人生について語らっていた筈なんですが、いつの間にか恋人くらい作れみたいな話になり
「ほむほむのこと好きだけど、私とほむらちゃんは違う次元を生きてるんだもの！」とうっすら涙ぐみ、
心の中で（そもそもほむらちゃんはまどっちと結ばれてるじゃん。私ってほんとバカ）と酒気に飲まれて眠りこけてしまいました。
ごめんねﾃﾞﾍﾍﾍ
885 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/05(日) 20:30:09.57 ID:GVpu6esIO
きたか…！！
( ﾟдﾟ ) ｶﾞﾀｯ
.r ヾ
＿_|_| /￣￣￣/＿
＼/ /
886 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/05(日) 20:30:22.43 ID:KtOGpzi1o
待っていたぞ
887 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(石川県)
[sage]：2011/06/05(日) 22:26:37.50 ID:R95GBmOU0
父となんて話してんだ…
とりあえずおかえり
888 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/06(月) 00:05:28.27 ID:ohifqxoI0
>>887
ﾄｰﾁｬﾝは「ふうん、ほむらちゃんって子が好きなんだな。友達かなんか？」みたいな反応でした
あの子の最高の友達はまどかちゃんですけどね ごめんねﾄｰﾁｬﾝ…
結局、他のＳＳ読みふけって書き溜めできなかったけど見切り発車いきます
↓んでは、三日以上ぶりの続きいきます↓
889 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海)
[sage]：2011/06/06(月) 00:07:25.54 ID:GGdZl/hAO
不遇な青い娘にも愛の手を
890 ：
杏子ちゃんがさやさやと一緒にいてくれた！
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/06(月) 00:16:19.43 ID:ohifqxoI0
ロボ娘「……つまり、」…ﾎﾟﾂﾘ
女博士「……？」
ロボ娘「今ここで、あの厨二の代わりに何か入力したらこの日誌に再現された回路が新たな文章書き足すってこと？」
女博士「うん……大まかに言えばそういうことだけど」
ロボ娘「……なるほどねぇ」
ロボ娘（ぶっちゃけよく分かんないけど、分かったことにしとくｗｗｗｗｗｗｗｗうはｗｗｗｗｗｗ頭良くなった気分がｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
女博士「そうだ！」ﾊﾞｯ
ロボ娘「んわっ？」
女博士「……不明な点をこの日誌に入力さえすれば、」
女博士「再現された『ご主人さま』が答える」
女博士「ちゃんとした答えは返ってこないだろうけど……それでも、少しのヒントになれば……」ﾎﾞｿﾎﾞｿ…
891 ：
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/06(月) 00:30:18.74 ID:ohifqxoI0
女博士「だけど入力方法は……あはは、やっぱり手打ち機能はないみたいだね……じゃあ、あのメイドさんは……」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ
女博士「ここからは普通の紙とは……それじゃあ……じゃあ、やっぱりこの電子紙面は……」ﾍﾟﾗ…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…
ロボ娘（……だめだ）
ロボ娘（すぐ横で聞いてんのにぜんっぜんわかんねぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘（あれ？ｗｗｗｗｗｗｗｗこいつ人間で私機械じゃんｗｗｗｗｗもしかして私は文系脳な機械なのかｗｗｗｗｗｗｗｗｗ機械としてどうなんだそれｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
女博士「ロボちゃん！」ｶﾞﾊﾞｯ
ロボ娘「えーと、なに？」
女博士「ちょっとだけ力を貸してほしいの……だ、だめ？」ﾁｮｺﾝと首かしげ
ロボ娘「ﾇｯﾎｩ!?ｗｗｗｗｗわ、私が？ｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘「えーと、私ができることならやってもいーけどさ。でも……」
女博士「ありがとう、ロボちゃん」ﾆｺｯ!
ロボ娘「……うへへ（小難しいこと知ってても、やっぱ笑顔は無垢ですなぁｗｗｗｗｗ良き眺め良き眺めｗｗｗｗｗｗｗ）」ｼﾞｭﾙﾘ…
892 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(石川県)
[sage]：2011/06/06(月) 00:46:11.94 ID:wrjn1aMx0
来てた！
その4人の名前でたのスルーなぼっちにも愛の手を…
893 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/06(月) 00:51:09.17 ID:ohifqxoI0
ロボ娘「んで、私はなにすりゃ良い系？ｗｗｗｗｗｗｗｗ難しいことだったらぶっちゃけ投げちゃうけどさｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「そんなに大変なことじゃないよ」
女博士「……んーと、なんて説明すればいいのかな」ｳﾑﾑ…
ロボ娘「説明するだけで悩んじゃう時点で難易度高いじゃねーか……」ｹﾞﾝﾅﾘ
女博士「と、とにかく！ この日誌に伝えたい情報をずーっと考えれば良いから！」
女博士「こう、人間でいう脳味噌の奥の……前頭葉あたり、かな。そこら辺に伝えたいことをズズーッと。グイグイグイーって！」
ロボ娘「ますます分からんわ……ﾊﾊｯ」
女博士「うぅ……」
894 ：
原作固定カプが居ないからこそマミさんＳＳの自由度は高いのですよ
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/06(月) 01:02:07.28 ID:ohifqxoI0
ロボ娘「しょんぼりすんなよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ思わずペロるぞｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「ぺ、ぺろ……？」
ロボ娘「げふんっ！ ……お気になさるな、こっちの話です」ｷﾘｯ!
女博士「ふふ……ロボちゃんが敬語って……うふふ」
ロボ娘「ん？ あ、ありゃ？ どした？」
女博士「ご、ごめ……ロボちゃんが敬語使ってると何だかおかしくって……」ｸｽｸｽ
ロボ娘「起動したばっかの時はさすがの私も敬語ってたような気がすんだけどなぁ」
女博士「そうだっけ？」ｷｮﾄ…
ロボ娘「その場をごまかす手段で、たまにだけどなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「私はこういう口調のロボちゃんの方がいいな」
女博士「……ごまかしなんて、もう、要らないんだもん」ﾆﾍ…ｯ
895 ：
獣姦好きとしてはマミキュゥ最高なんですけどね
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/06(月) 01:22:06.29 ID:ohifqxoI0
ロボ娘「……ぬふぁ？」ﾎﾟｶｰﾝ
女博士「あ、えとえと……きゅ、急にヘンなこと言ってごめんっ////」
女博士「だからその、ありのままで良いよって……それだけだからっ」
ロボ娘「うはｗｗｗｗｗｗｗｗでれっでれゾーンktkrｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾆﾏﾆﾏﾆﾏﾆﾏ
女博士「……とにかく、伝えたい事柄を考えながら新しいページに頭くっつければ多分解析してくれるのっ！ 多分だけど、試してみなきゃわかんないけど……」…もにょり
ロボ娘「っうぇｗｗｗｗｗｗ今更照れんなしｗｗｗｗｗｗアンタの照れポイントいまいち分かんねえなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘（つまり全部包み隠すなっつー解釈で良いん……だよな、これ……）
ロボ娘（うはぁ……やべっ、今の私ハイパーリア充……やばいやばいやばいって……）ﾄﾞｷﾄﾞｷ…
女博士「もう、茶化さないでよぅ……私にはロボちゃんしか家族って言える誰かは居ないから……」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
ロボ娘（い、良いの？ なにこれヤっちゃっておｋ？ おｋだよな、オールオッケーだよな！？）ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ…ﾑﾗﾑﾗｯ
896 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/06(月) 01:28:50.34 ID:uKq7WT8DO
どさくさに紛れてムラムラすんなwwwwwwwww
897 ：
あれ、前頭葉頭の奥じゃねえじゃんｗｗｗ手前じゃんｗｗｗｗ
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/06(月) 01:43:21.88 ID:ohifqxoI0
女博士「ロボちゃん」…ｿｯ
ロボ娘「んひっ！？」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾊﾞｸﾊﾞｸ
女博士「……少しだけ、力を貸して？」
ロボ娘「……」ｺﾞｸﾘ…
女博士「ロボちゃん？」ｷｮﾄﾝ…
ロボ娘「……あ、あぁ。おｋおｋおｋｗｗｗｗｗｗｗｗｗやってやるわｗｗｗｗｗｗｗﾔｯﾃﾔﾙﾃﾞｽｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「……？」
ロボ娘「……。……ほら、その呪い日誌渡せや」ﾎﾚﾎﾚ
女博士「う、うん。（呪いとかじゃないんだけどね……）」
898 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/06(月) 02:04:09.51 ID:ohifqxoI0
ロボ娘「伝えるべき情報を考える考える考える。無心無心無心無心……」ﾇﾇﾇ…
女博士「……」ﾄﾞｷﾄﾞｷ…
ロボ娘「考え考え考え抜いておでこを押しつけ……」
女博士「あ……待って！」
ロボ娘「ん？」
女博士「……ロボちゃん、今、この日誌にどんな情報を伝えようとしてた？」
ロボ娘「いや、シンプルに『うんこちんこまんこ』くらいに留めておこうかと……」
ロボ娘「それで成功したら『おちんちんびろーんｗｗｗｗｗｗｗｗｗ』とか『おまんまんびろびろｗｗｗｗｗｗｗっうぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ』に挑戦しようかなーって」
女博士「……」
ロボ娘「もしそれも潜り抜けたら次は……あれ？ どーしたの、そんな怖い顔しちゃってさｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
899 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/06(月) 02:35:18.10 ID:ohifqxoI0
女博士「あんまりふざけてると、さすがに怒るよ！？」ﾌﾟﾝｽｶｯ
ロボ娘（怒ってるけどむくれた頬っぺたお餅みてぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘「ほっぺた、つっついてよかですか！？」ﾊﾌｰ…ﾊﾌｰ…
女博士「ほぇ……？」
ロボ娘「ふにふにｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗもちもちｗｗｗｗｗｗｗぬはああああああああああああｗｗｗｗｗｗふにふにもちもちｗｗｗｗｗｗふにもちっ！ｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾂｲﾂｲﾂｲﾂｲｯ!
女博士「もうっ！ やめてよっ！」ﾑｽｯ
ロボ娘「ありのままで良いって言ったの博士じゃん」ﾆﾝﾏﾘ
女博士「……私は真面目なのにぃ」…ﾑｩ
ロボ娘「拗ねた？」
女博士「拗ねるもんっ！」ﾌﾟｲｯ!
ロボ娘（……かわぇぇ）ヨダレたらり…
900 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/06(月) 02:57:47.73 ID:ohifqxoI0
女博士「もっと訊くことあるでしょ。重要なこと、いっぱいあるじゃん」ﾑｯｽﾘ…
ロボ娘「……。……例えば？」
女博士「た、例えばって……」
ロボ娘「私はアンタに作られたけど、私はアンタじゃない。……アンタが呪いの日誌に訊きたいこと教えてくれなきゃ何もわかんねーよ」
女博士「ふざけるのは止めてって言ったのに……訊くべきことなんて、決まってるでしょう？」
女博士「どうしてあのメイドさんがこんな無意味なことをしたのか」
女博士「一番大事なのはあの金属の蝶を止める方法と、失われた第三原則を復活させる方法。前者は無理かもしれないけど……最悪、これだけ訊き出せれば良いんだけどね」
ロボ娘「んー、それも訊かにゃなんねーのか。なるほどねぇ」
ロボ娘「……もっと訊くべきこと、あるんじゃないのかなーって思うんだけどさ」ﾌｲ…ｯ
女博士「え……？」
901 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/06(月) 03:13:04.21 ID:ohifqxoI0
ロボ娘「んと、とりあえず私が訊きたいことは」
ロボ娘「『ご主人の再現さん この状況のままでおｋなの？』『ぶっちゃけあの厨二メイドのことどう思っちゃってたん？』『あのふざけたちょうちょ作ったことぶっちゃけどう思ってる？』の三本ですｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘「じゃーん、けーん、」
女博士「わわわっ」ｼﾞｬﾝｹﾝ準備
ロボ娘「ポンッ！ うふふふふふｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「あ……負けた……」
ロボ娘「タラオって原作では1947年生まれなんだよなー。現在何歳だっつーのｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
902 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/06(月) 03:43:10.20 ID:ohifqxoI0
女博士「……。……ロボちゃんが訊きたいならそれで良いよ」…ﾎﾟﾂﾘ
女博士「ここでこの日誌に話しかけられるのはロボちゃんだけだもん」
ロボ娘「『命令』」
女博士「……へ？」
ロボ娘「自分でつけた機能じゃんｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ博士がその気なら、私はアンタの思い通りにしか動けねぇじゃんｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ不利すぎﾜﾛﾀｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「だけど……っ」
ロボ娘「……はぁ」
女博士（な、なんでため息？）
ロボ娘「私自身は乱用すりゃいいのにって思ってんのに……全くさぁ」ﾔﾚﾔﾚ…
女博士「……？」ｷｮﾄ…
ロボ娘（まだ一回しか『命令』されてねーし、それも私の身体慮ってたからで……）
ロボ娘（私がどんなに意に反することしても絶対言おうとしねぇし、きっとこれから何があっても使われることのない音声ロック機能……）
ロボ娘「そんな態度ばっかされたら……」…ﾎﾞｿｯ
ロボ娘（……無理くり押し倒しｾｯｸﾙとか罪悪感はんぱなくってできねーじゃねぇぇぇぇかあああああ！ ちくしょう！ ドちくしょー！！）
903 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/06(月) 04:07:27.42 ID:ohifqxoI0
女博士「どうしたの、ロボちゃん……？」
ロボ娘「……気にするな。わカらナいホうガいイ……」関係ないけどｸﾈｸﾈｺﾋﾟﾍﾟ怖ｽｷﾞﾜﾛｽ…
女博士「え、えーと……？」
ロボ娘「とにかく博士は、第三原則の復活方法知りたいんだろ？ ……ちょっと待ってろ」ﾇﾇﾇﾇ…
女博士「……。……ロボちゃん」
ロボ娘「とにかく伝えたいこと考えながら呪いの日誌に頭ごっつんすりゃいいんだろ？」
女博士「そ、そうだけど……」
ロボ娘「おｋ把握……よしっ」ｷﾘﾘｯ
ロボ娘「教えやがれ日誌亡霊野郎がああああああああああっ！」ｶﾞｽｯ!
女博士（そんなに勢いよくしなくても……。……あっ！）
――ｽﾞｽﾞｽﾞ…
904 ：
ちょい仮眠すっかも
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/06(月) 04:27:36.21 ID:ohifqxoI0
ロボ娘「ぅわっ。わ、わわっ……！ うあぁ……」ｿﾞﾜｿﾞﾜｿﾞﾜ…ｯ!
ロボ娘（なんだこれっ……頭ん中身、無理矢理引っ張られて……きもちわる……ぅ、ぁっ）ｶﾞｸｶﾞｸｯ
女博士「ロボちゃんっ！？」
ロボ娘「ぐぅぅ……」…ﾍﾀﾘ
女博士「大丈夫！？ ねぇ、ロボちゃん！？」ﾕｻﾕｻ!
ロボ娘「……う、ぁぁ」
女博士（どうしよう……私が、あんなこと言ったから……）
女博士「やだよぉっ、ロボちゃんっ……」
ロボ娘「…………泣き、顔、わろｗｗｗｗｗｗ……」ｾﾞｪ､ﾊｧ…
女博士「ろぼ、ちゃ……」…ｸﾞｽｯ
ロボ娘「あ、はは……へ、へーき、だっつの……」…ﾖﾛｯ
ロボ娘「立ちくらみっつーか、眩暈っつーか……変な感覚……頭がぐわんぐわんしてやがるわ……」ﾌﾗﾌﾗ…
905 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/06(月) 04:43:34.61 ID:ohifqxoI0
ロボ娘「ぶっちゃけて言えば一瞬やばかったけどなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ ……って、そんな顔すんなよ」秘儀ﾅﾃﾞｸﾘ回し！
女博士「だけど、私が無理言っちゃったから……ロボちゃんにいっぱい助けてもらったのに、私、私……」ｴｸﾞｴｸﾞ…
ロボ娘「おらおらｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ泣き止まないと秘儀なでくり回し第二段階しちまうぞｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘｸﾞﾘ
女博士「わわわっ！？ い、いたいよぉ！」
ロボ娘「ちなみに生身だと第三段階頭外れちゃうかもｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗうりうりｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ﾅﾃﾞｸﾘﾅﾃﾞｸﾘ
女博士「な、泣かないもんっ！ もう泣かないもんっ！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ
ロボ娘「それでよろしいｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘（泣き虫の割に実はしっかりしていやがる博士をあやすという貴重体験ごちそうさまでございますｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗあと百回は味わいたいでごわすｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）ﾆﾏﾆﾏ
女博士（……つらいことさせたのに、ロボちゃんはこんなに気丈に振る舞ってくれるんだもん。私がしっかりしなくっちゃ）ｸﾞｼｸﾞｼ
906 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/06(月) 05:08:14.75 ID:ohifqxoI0
ロボ娘「うじうじ泣くくらいならアへ顔しやがれってんだ」ﾌﾌﾝｯ
ロボ娘「そして屈辱にさいなまれながらもダブルピースを決めてしまえｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「えと、『あへがお』ってなに？」
ロボ娘「あまりの気持ちよさに浮かべてしまう表情ことかなぁ（この説明は博士用に柔らかくなっておりますｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ私のことふたなりに改造してくれりゃ色々捗るのによぉｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）」
女博士（あへがお……）
女博士「……」ｷﾞｭｯ!
ロボ娘「んぁっひょい！？」ﾇｯﾋｬｰﾝ!?
女博士（ロボちゃんに抱きつくとお腹の中のモーター音が聞こえる。きゅるきゅる、って回ってる音）ｷﾞｭｷﾞｭｰ…
女博士（この音を聞くとね。なんだかとても安心できて、落ち着いて……気持ちがいいの）
女博士「えへへー。『あへがお』っ！」ﾎﾝﾜｶ
ロボ娘「あー、いや……なんかちがう。その程度でアへ顔だとか言ってると、実戦しちゃうとよがり死ぬぞ？」
女博士「そっか……これはまだ『あへがお』じゃないんだ……」ﾑｩ…
ロボ娘「……。いつか教えてやるわ……マジもんのアへ顔を」…ﾆﾔｯ
女博士「うんっ！」ﾆｯｺﾘ!
907 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/06(月) 06:10:51.68 ID:ohifqxoI0
ロボ娘「……アンタ、やっぱおもしれーわ」
女博士「面白い……？」
ロボ娘「あんまり気にすんなｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗいつか教えてやっからｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士（インターネットにある事柄のほとんどはロボちゃんの方が知ってる。色んなことを教えてくれて……私、もっとロボちゃんのこと分かってあげなくっちゃ）
ロボ娘（淫語覚えさせ放題ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗこりゃたぎるわｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘（とりあえず今は平静を保つかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ楽しみは後にとっとくべしｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
ロボ娘「んで、日誌はどーなってんの？」
女博士「あっ！ ちょっと待っててね！」ﾍﾟﾗｯ
女博士「――……え？」
ロボ娘「どした？ なんか変なことでも書いてあんの？（やべっ、雑念もろとも入り込んじまったかｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）」
女博士「見てよ、ロボちゃん……」…ｽｯ
ロボ娘「どれどれｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ……って」
ロボ娘「……なんだ、こりゃ」ｿﾞｸ…ｯ
908 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/06(月) 06:11:55.13 ID:ohifqxoI0
まだ日が昇ったばっかだけど寝ます
早寝早起きうっはうはｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
日付変わる前にはまた来ますね。次こそ書き溜め引っさげてこよう……ﾈﾙﾎﾟ
909 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]：2011/06/06(月) 07:18:39.71 ID:OO90Shkg0
ｵﾔｽｶﾞｯ
910 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/06(月) 07:37:07.67 ID:A1nlDzhDO
博士が可愛いのはわかるが心の内ばかりでほとんど話が進んでない
悪い癖だ
911 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海・関東)
[sage]：2011/06/06(月) 10:28:35.86 ID:v8Xu0zOAO
だがそれがいい
そのままの君でいてwww
912 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/06(月) 14:59:13.72 ID:8rKJZR7po
ふたなりは邪道だよロボ娘ちゃん
913 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]：2011/06/06(月) 20:17:38.02 ID:CbA4mIDH0
>>912
そげぶ
914 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/06(月) 20:54:37.55 ID:ohifqxoI0
素面に戻れました！
読み返してみればくたくたに煮過ぎたラーメンのようになっていました！
日付変わったあたりに再開
ただいま書き溜め量産体制 ざくざくっと進んでいく予定
915 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(三重県)
[sage]：2011/06/06(月) 20:56:51.10 ID:IncBCQ9Ro
博士とメイドの絡みがもっとあってもいいかもしれない
916 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)
[sage]：2011/06/06(月) 21:52:15.41 ID:ZBS4uryYo
>>914
それはいけない
早くウイスキーをラッパ飲みするんだ
917 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/06(月) 21:55:11.39 ID:A1nlDzhDO
生身ならふたなりは無いけどロボ娘なら良いと思う
書きため期待！
918 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/06/06(月) 22:46:52.72 ID:hu8v8TK/o
ゲーセンでマミさんとほむほむのマウスパッド取ってきた
もうひとつはまどか☆さやかの組み合わせだったけど組み合わせが気に食わんな
それにこのマウスパッド全4種だってよ
ほむほむとけっこんできるといいね(棒)
支援じゃ支援じゃ
919 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
：2011/06/07(火) 00:23:31.28 ID:AT239kZ0o
まだ続いてたのかよwwwwwww
>>1
レスしてごめんなさい。
貴重なレスを消費して支援
取り合えず毎日この時間に俺はまた見にくるので！
ROMるけど頑張れよ！
920 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/07(火) 00:27:12.61 ID:YGhhj1X00
…
……
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「」…ﾋﾟｸｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（あの方たち、なにかしてしまったようですね）
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ（お嬢様もよくお眠りになっておりますし）ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……少し、様子を見に行きましょうか」ｽﾀｽﾀ…
きぃ……ぱたんっ
猫耳 「……」
921 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/07(火) 00:35:53.44 ID:YGhhj1X00
猫耳 「……」ﾑｸﾘ…
猫耳 「……うぅ、やっぱり眠い」
猫耳 （だけど、やっぱり気になるや）…ｺｿｯ
…かちゃっ
猫耳 （よし……召使い、いない）ｷｮﾛｷｮﾛ
猫耳 （……見つかんないようにしなくっちゃ）ｿﾛｿﾛ…
猫耳 （あたしが行くのは、召使いとは反対方向の部屋）
猫耳 （あの金属の蝶が撃ち砕かれたお部屋）
猫耳 「……あはは、やっぱり、こなごなだぁ」
922 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/07(火) 00:45:56.87 ID:YGhhj1X00
金属蝶「 」
猫耳 「あのにゃ、」
猫耳 「森でお前のこと、初めて見かけた時にさ……きれーだな、くらいしか思ってなかった」
猫耳 「んでもね、本当にきれいだと思ったの」…ｶｼｬ
猫耳 「……あの日誌で、お前のこと知るずっと前のおはなしだけどね」
猫耳 「お前の生まれた理由なんて、あたしね、知りなくなかった」
猫耳 「今だって、そんなの全然分っかんないんだ」
猫耳 「――……分かりたくなんて、ないんだ」
923 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/07(火) 00:54:42.65 ID:YGhhj1X00
猫耳 「うにゃ……やっぱり、くっつかないかぁ」ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ
猫耳 （そりゃ、こんだけ盛大にばらばらになっちゃったら……ねぇ）
猫耳 「覚えてる？ お前が、初めて話しかけてくれたときのこと」…ｶﾁｬ
猫耳 「最初は、高い高い金属音でしかなかったけどさ……しばらくして分かってきたよ」
猫耳 「召使いの声を聴きとれるようになったのもさ、ちょうどあの頃だったよね」
猫耳 「もしかして、お前のおかげかなーって思ってんの」
猫耳 「そりゃ、お前はいろんなとこ飛んでって、全部、全部壊してったんだろーけど……それでも、あたし、お前のことをさ、」
金属蝶「 」…ｼﾞｼﾞｯ
924 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/07(火) 01:07:18.30 ID:YGhhj1X00
――こつん、こつんっ。
猫耳 「んに？」ｷｮﾛｷｮﾛ
猫耳 （窓から変な音。なんだろ……？）ﾃｸﾃｸ
金属蝶「 」こつん、こつん
猫耳 （もう一体、金属のちょうちょが居る。……窓に向かって何度もぶつかってきてるや）
猫耳 「どーしたの？」
金属蝶「%u5165%u308C%u3066%u304F%u308C%u306A%u3044%u304B」
猫耳 「……」
猫耳 「……ちょっと待ってて。今、開けるから」
925 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/07(火) 01:18:53.39 ID:YGhhj1X00
猫耳 （だけど、）
猫耳 （今開けたらあのろぼっと、またおかしくなっちゃうのかな）
猫耳 「……」
猫耳 「……ねぇ、金属のちょうちょ」
金属蝶「%u3069%u3046%u3057%u305F」ｷﾞｼｷﾞｼ…
猫耳 「あのろぼっとさ……おかしくなった時、あたしのことなんて少しも見てなかった」
猫耳 「メスニンゲンのことだけ、殺そうとしてた」
猫耳 「それってさ――あたしが、人間じゃないからなのかな？」
926 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/07(火) 01:28:02.09 ID:YGhhj1X00
金属蝶「 」ﾋﾟﾋﾟ…ｯ
猫耳 「……あはは。なんでだろうね、聞こえないや」
金属蝶「 」…ｷﾞｼｯ
猫耳 「んじゃあ、これくらい答えてよ」
猫耳 「――ここに入ったら、またあのろぼっとをオカシクしちゃうつもり？」
金属蝶「……」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ…
金属蝶「%u6211%u3005%u306F%u3082%u3046%u5F79%u76EE%u3092%u7D42%u3048%u305F」ｷﾞｷﾞｷﾞ…
金属蝶「%u3068%u3063%u304F%u306E%u6614%u306B%u3060」
金属蝶「%u3082%u3046%u3001%u3044%u3044%u3093%u3060 ……%u3082%u3046%u3001%u3044%u3044%u3093%u3060」
猫耳 「……信じていーの？」…ｼﾞﾛﾘ
927 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/07(火) 01:38:50.37 ID:YGhhj1X00
金属蝶「……」ｷﾞｼ､ｷﾞｼ
金属蝶「%u4FE1%u3058%u306A%u3044%u306A%u3089%u305D%u308C%u3067%u3044%u3044」…ﾌﾜｯ ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ
猫耳 「……あ」
猫耳 （どっかに飛んでっちゃう！）ｶﾞﾀﾝｯ
猫耳 「入りたかったら、入っていーよっ！」
金属蝶「……」…ﾊﾟﾀ
猫耳 「お前が言いたいこと、よくわかんないけど……ここに来たかったんでしょ？」
金属蝶「……」
猫耳 「……信じて、あげるからさ」
928 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/07(火) 01:46:20.07 ID:YGhhj1X00
金属蝶「%u3054%u3081%u3093%u306A」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ…ｷﾞｼｯ…
猫耳 「なんで謝るの？」
金属蝶「%u5206%u304B%u3089%u306A%u3044」
猫耳 「……そか」
金属蝶「……」ﾊﾀﾊﾀ… …ﾌﾗﾘ
猫耳 「あ……」
金属蝶「……」…ｶｼｬﾝ
猫耳 「……落ちちゃった」
929 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/07(火) 02:11:38.16 ID:YGhhj1X00
金属蝶「 」ｼﾞﾀﾊﾞﾀｼﾞﾀﾊﾞﾀ…
猫耳 「……。……飛べないんだね、もう」
金属蝶「%u4FFA%u305F%u3061%u306F%u3042%u307E%u308A%u306B%u9577%u304F%u98DB%u3073%u904E%u304E%u305F」
猫耳 「そーだよにゃぁ……ずっとずっととんでたんだもんなぁ……」
猫耳 「……」…ｿｯ
金属蝶「 」ｷﾞｼ…ｷﾞｯ…
猫耳 （お前らがしていたことが、正しいか正しいかなんて……あたしにゃわかんないけど）
猫耳 「だけど……おつかれさま」ｷﾞｭｯ
930 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/07(火) 02:26:39.01 ID:YGhhj1X00
…
……
日誌『終わらせたい』
日誌『何の意味があったんだ』
日誌『俺の存在に何の意味があったんだ』
日誌『何で俺はまだここに居るんだ』
日誌『この日誌を今読んでいる者に願う』
日誌『今すぐ俺を破り捨ててくれ』
日誌『――助けてくれ』
931 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/07(火) 02:37:07.15 ID:YGhhj1X00
日誌『助けて助けて助けて助けてたすけてたすけてた%u7834%u308A%u6368%u3066%u308Dすけてた%u7834%u308A%u6368%u3066%u308Dすけてたすけて%u7834%u308A%u6368%u3066%u308Dたすけて
%u7834%u308A%u6368%u3066%u308D %u7834%u308A%u6368%u3066%u308D %u7834%u308A%u6368%u3066%u308D %u7834%u308A%u6368%u3066%u308D %u7834%u308A%u6368%u3066%u308D ……――』
ロボ娘「……博士。こ、これ、どう思う？」
女博士「どうって言われても……」
ロボ娘「全然返答になってない気がすんだけどｗｗｗｗｗｗｗｗなにこれｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ……ｗｗ……。……」
932 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/07(火) 02:46:47.95 ID:YGhhj1X00
――がちゃっ！！
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「失礼します」
ロボむす博士「「……！？」」ﾋﾞｯｸｰﾝ!
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「その日誌に何をなさったのですか？」
女博士「あ、あの、その……な、なんかごめんなさ……」ｵﾛｵﾛ…
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「謝罪を要求したのではありません。ワタクシは何をしたのか訊いているのですが」
ロボ娘「……別にアンタにゃ関係ねーじゃんか」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「貴方がたこそ関係のない部外者でしょう？」
ロボ娘「……」ｼﾞﾛ…ｯ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……。……何か？」
933 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/07(火) 03:04:14.26 ID:YGhhj1X00
ロボ娘「アンタなんだろ。ただの日誌をこんなふざけたおもちゃにしたのは」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「おもちゃとは心外ですね」
ロボ娘「……あのさ」
ロボ娘「これ、破っても良い？ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗびりっびりにさぁｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
女博士「ちょっと、ロボちゃん！？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「破る、ですか……拒否いたします」ｻﾗﾘ
ロボ娘「すました顔して何が『拒否いたします』だよｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
934 ：
おしっこだいすきいいいいいいいいいいい
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/07(火) 03:26:25.32 ID:YGhhj1X00
ロボ娘「あんたのご主人はどーやら‘死ぬ，のをご所望みたいなんだけどさぁ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「どうせもう分かっているのでしょう。それは、ただの再現。まがい物」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「それはご主人様の声であって、本物のご主人様とは全く別の声。……もしや、真に受けていらっしゃるのですか？」
ロボ娘「よく分からんし、分かる気もねーしｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘「死んだ人間は元に戻んねーのにさ。無理矢理こんなことするとかマジ意味不ﾜﾛｽｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」
ロボ娘「個人的な意見だけどさ、こういうの反吐がゲロゲロしそうになるんだよ」…ｷﾞﾛﾘ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そうですか。いきさつは分かりませんが不快な思いをさせて申し訳ございません」ﾍﾟｺﾘ
ロボ娘「……そういう態度も、ムカつくんだっつの」ｲﾗｲﾗｲﾗｲﾗ…
女博士「……。……ねぇ、メイドさん」
935 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/07(火) 03:42:35.08 ID:YGhhj1X00
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……何か？」
女博士「もう限界なんだと思うの」
女博士「――この日誌も、そして貴方も」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」
ロボ娘「博士？ 限界とか、なに言って……」
女博士「ごめん。ちょっとだけ黙ってて。……今、私はこの‘人，と話してるから」
ロボ娘「……お、おう」ｷｮﾄﾞﾘ…
936 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/07(火) 03:55:53.29 ID:YGhhj1X00
女博士「ねこちゃんに聞いたと思うけど……貴方のAIは酷く老朽化してるの」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ええ。お嬢様が大層悲しげな口調で仰っておりました」
女博士「……そして、この日誌に埋め込まれた『ご主人さま』の思考パターンも擦り切れ始めてる」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「知っていますよ、それくらい。ワタクシは毎日それを読んでいますので」
女博士「……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「どうしたのです。急に押し黙ったりして」
女博士「ごめんね……本当に分かってるのかなって、ちょっと不安になって」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ご安心ください。その二つは重々承知しております」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「随分前から分かっていたことですからね」
女博士「分かってないよっ！」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」
女博士「ごめんね。責めるつもりはないけど……今の貴方の発言、全然信じられないの」
937 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/07(火) 04:25:43.16 ID:YGhhj1X00
女博士「自身が壊れることへの恐怖感がないことは……感情機能がないのを考慮すれば理解できるよ」
女博士「だけど、感情がない筈なのに貴方がこんな物を作ることは矛盾でしかない」
女博士「――……どっちなの、貴方は」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「理解不能。貴方は何を仰りたいのでしょうか」
女博士「……一冊の茶番をわざわざ作り出してしまった時点で、貴方には感情が芽生えたと私は考えてる」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「感情の類は元々ない機能です。どれ程永い時間を掛けたとて、構成されるものでもないでしょう」
女博士「それくらい知ってるよ。貴方くらいスペックのある機械は……無い筈のものが自然発生する程単純にはできていないことくらい」
女博士「だけど、貴方の作り出したコレは今ここに存在する」
女博士「……有り得ないことだし、原理は分からない。だけど、だけど……貴方は……」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……」…ｷﾞｼ
ロボ娘（なんだろうこの疎外感はｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ）
938 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/07(火) 04:46:41.29 ID:YGhhj1X00
「にゃああああああぅっっ！」
女博士「ひゃっ……！？」ﾋﾞｸｯ
ロボ娘「向こうの部屋から……ひ、悲鳴……？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「……お嬢様の声です」ﾎﾟﾂﾘ…
ロボ娘「あの猫耳娘の？ なんかあったのか？」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「ワタクシが様子を見てきます」ｽﾀｽﾀ
女博士「あっ……メ、メイドさんっ」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「破り捨てたいのならご自由にどうぞ。もう既にその日誌は不具合が起こり始めておりますし」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「あぁ、恐らくその日誌にこれ以上の言葉を掛けても知りたい事柄は聞き出せないと思いますよ。もう壊れ物ですから」
女博士「……」
939 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/07(火) 04:51:22.21 ID:YGhhj1X00
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「小さな博士さんにもう一つだけ忠告です」
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「――……遠い昔に放った蝶が生まれ故郷に、この屋敷に集まり始めたようです」
ロボ娘「ちょ、蝶って……あの金属のいかれ電波発信装置か？ あれが大量に？」
女博士「……っ」…ｿﾞｸﾘ
ﾒｲﾄﾞﾛﾎﾞ「そのロボットが大切ならばご自分でお守りください。――……では、失礼いたします」
――ばたんっ
【第二部・第四章 完】
940 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/07(火) 04:53:34.39 ID:YGhhj1X00
さて、書き溜めも干上がったし雀がチュンチュンしてきたからちょっくら仮眠ね
第二部は五章編成のつもりです。次からはぐだっぐだのまま終盤に流れ込みますわ
……このスレでキリよく終わらせたかったけど半端なく不安になっﾈﾙﾎﾟてきたぞｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
941 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/07(火) 05:39:14.92 ID:CnmOtxl2o
乙！
942 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)
[sage]：2011/06/07(火) 06:50:08.24 ID:N/p7eRJVo
まさかの３スレ目突入か、胸が熱くなるな
943 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/07(火) 07:34:31.66 ID:Jnyy+zlIO
面白い
944 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/07(火) 12:58:42.99 ID:43LSOPvDO
乙ぽ！
メイドが何だかもどかしいな～もやもやする
945 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/07(火) 18:14:58.27 ID:2N0fbU9IO
なにこれ面白いwwwww
>>1
は天才ニートですか？
怪作だと思っていたら、久しぶりの快作だったktkr!!!!!123
946 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/07(火) 18:16:32.63 ID:2N0fbU9IO
なにこれ面白いwwwww
>>1
は天才ニートですか？
怪作だと思っていたら、久しぶりの快作だったktkr!!!!!123
947 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/07(火) 18:17:09.71 ID:2N0fbU9IO
なにこれ面白いwwwww
>>1
は天才ニートですか？
怪作だと思っていたら、久しぶりの快作だったktkr!!!!!123
948 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/07(火) 18:17:41.24 ID:2N0fbU9IO
なにこれ面白いwwwww
>>1
は天才ニートですか？
怪作だと思っていたら、久しぶりの快作だったktkr!!!!!123
949 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/07(火) 18:18:16.84 ID:2N0fbU9IO
なにこれ面白いwwwww
>>1
は天才ニートですか？
怪作だと思っていたら、久しぶりの快作だったktkr!!!!!123
950 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/07(火) 18:18:49.54 ID:2N0fbU9IO
なにこれ面白いwwwww
>>1
は天才ニートですか？
怪作だと思っていたら、久しぶりの快作だったktkr!!!!!123
951 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/07(火) 18:20:31.73 ID:2N0fbU9IO
④
952 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/07(火) 18:21:09.36 ID:2N0fbU9IO
これは酷い…吊ってきますorz
953 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(宮城県)
[sage]：2011/06/07(火) 18:43:53.57 ID:ZcF6ieJ7o
>>945-950
どうしてこうなった
954 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(宮城県)
[sage]：2011/06/07(火) 18:44:34.21 ID:ZcF6ieJ7o
>>945-950
どうしてこうなった
955 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(宮城県)
[sage]：2011/06/07(火) 18:50:03.49 ID:ZcF6ieJ7o
なるほど把握した
書き込み失敗と表示されるが実際は正しく書き込まれているんだな
みんなも気をつけてね
956 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(熊本県)
[saga sage]：2011/06/07(火) 19:02:19.51 ID:aw3/dRd+o
普通、失敗って出たらリロードするだろうｊｋ・・・
957 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage]：2011/06/07(火) 19:47:14.83 ID:JQ/awFRC0
初々しいあの頃を思い出す書き込みだな
958 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(三重県)
[sage]：2011/06/07(火) 20:28:49.63 ID:X7UUPOGUo
狂気を感じる・・・
959 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/07(火) 22:39:58.17 ID:YGhhj1X00
宇宙があり地球が生まれ、人類の誕生を経てなんかすごい勢いで励まされていると錯覚する俺が居た
さて、ぶっちゃけこれからどーするか決めてないから書き溜めでもしながら考えます
そして残り５０レス切りましたね…
一応キリが良いっつったらそれなりに良いような気がしないでもないし、いっそ新スレ立ててこようかね 今日の晩御飯の手羽先が俺を殺しにかかりました 頬っぺたに跳ねた油がビチャッて
960 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[sage]：2011/06/08(水) 00:29:47.17 ID:fuEjkwwDo
おお、頑張れ、超頑張れ
961 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/08(水) 00:44:03.29 ID:bcl1cYhS0
さて、今日はどうすっかな
少々書き溜めはできたが……今後の展開とか練りたいからあと一日猶予貰えりゃ涎たらたらしながら嬉しがるんですけどね
とっとと書け太郎言われてもそれはそれで涎でろりんちょしながら、よがり書いちゃうんだけどね
優柔不断だからね だからニートなんだよね
中途半端にスレ持ち越しもあれだし、ここはHTML化依頼してさっさと次スレ立てるべきか否か悩み中
次スレ用あらすじ紹介くらいは用意させて頂きました
962 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/08(水) 02:26:29.50 ID:Co+K7dzDO
第五章で完結なんだよな・・・なんだか名残惜しい。
続きがこのスレッドで収まりきらないなら新しいスレたてて移行した方が読みやすいと思う。
新スレ立てるかは書いてる本人に任せたい。
だが、書くペースにはとやかく言いたくないけどなるべく早くに続きを書け太郎
963 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/08(水) 07:35:02.35 ID:/3wrQgmIO
第五十部で完結なんだよな・・・なんだか名残惜しい。
１には勢いが大事、練り過ぎるとハマるから、練りつつ書けや。
964 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]：2011/06/08(水) 08:00:06.29 ID:bR8tqKLmo
第五十部だと
965 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)
：2011/06/08(水) 08:42:19.65 ID:yVXZDliAO
>>953-954
そうして、そうなったんだろ
966 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西・北陸)
[sage]：2011/06/08(水) 08:49:55.68 ID:yVXZDliAO
うはwwww 何故最新で
>>954
氏が表示されたしwwww
俺バカみたいじゃんwwwwwwww
……無駄レスサーセン
焦ることはない
>>1
氏が最高の作品をかけるやり方をやってくれよ
967 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/08(水) 10:56:07.41 ID:bcl1cYhS0
>>963
やめてください しんでしまいます
HTML化依頼してきますね
夜頃に新スレ立てます 多分現スレタイに「その２」ってつけたした形で
立ったらこっちのスレにURLさん貼るわ。
968 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]：2011/06/08(水) 10:58:23.66 ID:Q64Ffm8E0
物をかいたこと無いからよく分からんがＨＴＭＬ化はしなくてもよくね?
>>1
が新しくスレ立ててからここを一のお花畑にすればいい
969 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/06/08(水) 17:04:16.75 ID:V9KpCc+xo
未だにロボ娘が人間とほぼ変わらぬ容姿という設定に馴染めない
脳内でロボ娘のキャラ像が作れないでござる
970 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/08(水) 17:31:22.28 ID:wmGINnleo
>>969
「ああっ女神さまっ」のシーグルみたいな感じでどうよ
971 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/06/08(水) 19:27:59.66 ID:V9KpCc+xo
>>970
女神さま分かんないからぐぐってみたけど何かイメージと違うかなぁ…
というか自分でどんなイメージして読んでるのかわかんねぇ
ロリ白衣が眼鏡かけてるって知った時も違和感バリバリだったしなぁ
972 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東海・関東)
：2011/06/08(水) 19:56:47.60 ID:Q9OQ+74AO
もしもしからだけど
http://ai-mi.jp/
のﾊｶｾが女博士のイメージ
973 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/08(水) 20:11:07.23 ID:Co+K7dzDO
>>1
的にはなんか明確な外見イメージあんのかな
あるなら教えれ
974 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]：2011/06/09(木) 08:43:57.38 ID:MOG9oCZp0
何故か日常の博士となので脳内再生される俺は異端だろうか
975 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
[sage]：2011/06/09(木) 08:52:50.12 ID:lRAIqJExo
なのがVIPやってるの想像してワロタ
976 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
：2011/06/09(木) 10:07:05.28 ID:6e6cIGpYo
油断するとロボ娘の姿を3getロボで想像してしまう
977 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/06/09(木) 20:00:52.10 ID:03WhZNdY0
ちょっと寝てただけなのにさ、
３０時間すぎてた時の虚無感ってすごいよね
>>973
元々ネタスレのつもりだったから、これといってイメージに近いキャラが思い浮かばねぇ…
実は「こんなもんかなー」って落書いたりしちゃった時期はあったけど
個人的にロボ娘外見は前スレの
http://nanabatu.web.fc2.com/new_genre/hakase_sippaisita/35549.jpg
がドハマり……つーか、これでようやく見た目イメージ固まったわ
書き手がイメージ絵投下とか寒いだろうしおとなしく新スレ立ててきまうす 今から
毎度毎度待たせててすまないです（言えない、ちょっとVIP覗いてニヤニヤしてたなんて言えない……）
978 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
：2011/06/09(木) 20:39:13.76 ID:03WhZNdY0
とりあえず立ててきた新スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1307619489/
酒タバコ買ってきたらぼちぼち向こうで再開
979 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(新潟県)
[sage]：2011/06/09(木) 20:52:00.86 ID:z6nBPcKZo
>>977
の外見で脳内イメージつくってたはずなのに気がつくとｶﾞｼｮｰﾝって動く角張ったロボにイメージがすりかわってる
980 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/09(木) 20:52:09.03 ID:01KFwYgeo
>>978
乙
981 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]：2011/06/09(木) 21:02:41.46 ID:Te4L0R1O0
>>978
乙
埋めてくか
982 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]：2011/06/09(木) 21:08:31.99 ID:6jo0HC//o
>>978
乙
埋め
983 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/09(木) 21:54:13.03 ID:W4WwY2MDO
1000なら巨乳キャラが登場
984 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/09(木) 21:56:45.34 ID:+8aWfwDIO
1000なら
>>1
は脱ニート
985 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/09(木) 22:33:39.36 ID:mnkCpA8n0
30時間って何があったのか！？
俺はもう今日は寝て明日を待とう…
986 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]：2011/06/09(木) 23:08:21.71 ID:xmiFUlsD0
ロボ娘かわいいよロボ娘おおおおおおおお
987 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[sage]：2011/06/09(木) 23:12:18.79 ID:03WhZNdY0
>>985
予定が全くない日は大抵２０時間寝ちゃうよ？
ニートになったから気兼ねなく寝れるよ？ そんだけ
988 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/09(木) 23:18:01.00 ID:fcsTM844o
1000ならやっほー
989 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/09(木) 23:18:40.40 ID:fcsTM844o
1000ならやっほー
990 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/06/09(木) 23:28:55.41 ID:lqhqu0Dgo
ちゃーじどやっほー
991 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(東京都)
[sage]：2011/06/09(木) 23:33:10.35 ID:Te4L0R1O0
>>1000
なら乙πうｐ
992 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/10(金) 00:15:32.68 ID:1NiO1YqDO
>>1000
なら将来ロボ娘つくる
993 ：
いち
◆qDsKLH.GTh73
[saga]：2011/06/10(金) 00:22:03.92 ID:16YPhGDi0
1000なら可愛い彼女と付き合えてお互い好きキャラに扮してコスプレイ
運動できないヒョロだから女装いけると思います！ 運動厨ざまああああああｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ ざ、ま……うぅぅ
994 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/10(金) 00:32:17.90 ID:zp++FrFIO
1000なら彼女できる
995 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/06/10(金) 00:43:23.46 ID:riZqaByAo
ろりじゅくじょはくい
996 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(チベット自治区)
：2011/06/10(金) 00:58:12.17 ID:riZqaByAo
人が居ないのでわたしが
>>1000
げっとしてしまおう
997 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(中国地方)
：2011/06/10(金) 00:59:05.22 ID:AHtvLYnFo
いやいやわたしが
998 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)
[sage]：2011/06/10(金) 01:01:59.86 ID:OgUYXNXQo
おちんちんふぇすてぃばる
999 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/10(金) 01:04:56.67 ID:RnRZS4paP
999
1000 ：
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]：2011/06/10(金) 01:05:01.18 ID:B7TOlCAJo
>>1000
なら俺が
>>1
の代わりにニートになる
1001 ：
1001
：Over 1000 Thread
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