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【アイマスSS】幼馴染を追って東京まで来たんだが - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :南嵐茶真 :2011/05/18(水) 03:11:42.14 ID:trCeYOEf0
・魔王エンジェルの麗華さんとりんちゃんメイン。
・どっちENDも一応可能。
・半角さんはチョイ役です。
・アイマスのスラングなどはなるべく説明つけるようにしますが、わからなかったら気軽に質問してください。
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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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2 :南嵐茶真 :2011/05/18(水) 03:15:20.44 ID:trCeYOEf0
追記。一応登場人物紹介的な。

東豪寺麗華
女子大生アイドル。961プロダクション所属。執拗なまでにトップアイドルを目指し、ルールぎりぎりの汚いやり方も辞さない。

朝比奈りん
ロリ巨乳。765プロダクション所属。毒舌だが努力家。

この2人を見ればわかると思いますが、作者の独断で所属プロダクションは結構変えています。
他のキャラが登場するたびに事務所の相関図などは紹介していきたいと思います。
3 :南嵐茶真 :2011/05/18(水) 03:16:04.93 ID:trCeYOEf0
夕暮れの里山

??「ひぐらしが鳴いてる……」

男(幼年期)「もう夏も終わりだなー」

??「ねえ、もし私がいなくなってもね」

男(幼年期)「んー?」

??「私は君のことを絶対に忘れない。君のことをいつも覚えているから」

男(幼年期)「なんだよ、急に」

??「だからね、だから大きくなったら私の事、絶対に迎えに来てね」

男(幼年期)「何言ってんだよ。また来年、だろ?」

??「う、うんそうだね。ごめんね、変なこと言っちゃって……また来年」

男(幼年期)「おう、じゃあまたな」

しかし、次の夏も、その次の夏も、彼女は現れなかった。
4 :南嵐茶真 :2011/05/18(水) 03:16:53.61 ID:trCeYOEf0
東京駅、新幹線発着ホーム

〜東京ー東京ー、お降りの際はお忘れ物など〜

男「きたぜ! 東京!」

男「しかし右も左もわからん」キョロキョロ

男「そうだ、就職先の事務所から地図をもらっていたんだった」

男「地図地図っと……あっ」ポロッ

〜特急のぞみ○○号が参ります、黄色い線の内側まで〜

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

男「地図が……」メソメソ

男「いや、案ずることは無い。事務所に電話すればいいんだ。幸い携帯は無事だし」

プルルルプルルル

??「はいもしもし、芸能事務所765プロダクションです」
5 :南嵐茶真 :2011/05/18(水) 03:17:58.41 ID:trCeYOEf0
男「あ、すみません。私本日付でそちらでお世話になることになりました……」

??「男さんですね! お待ちしていました! で、どうされました?」

男「いやあ、それがかくかくしかじか」

??「なるほど、それは困りましたね。迎えの者をやりますので、いま東京駅ですよね? ならとりあえず中央線に乗って新宿駅まで来てください」

男「新宿駅ですね(新宿か、よく聞く地名だ)。ホームで待っていれば大丈夫でしょうか?」

??「はい、というか迷われても困るのでホームで待機しててくださいね……えっ、ちょっと今電話ちゅ、何ですって!? あずささんが現場に到着していない!? まったくあの人は……」ブチッ

男「」
6 :南嵐茶真 :2011/05/18(水) 03:20:28.75 ID:trCeYOEf0
とりあえず今日はここまでです。
改行とかきちんと考えていこうと思います。
ちなみに「男」はとりあえずの呼称ですぐにPになります。ご安心を。
マイペースでゆっくり書いていきますが、どうぞよろしく。
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/18(水) 13:58:37.58 ID:gbLDZgCDO
最近アイマスSSが増えてきたな。実に良いことだ支援
8 :南嵐茶真 :2011/05/19(木) 00:24:14.67 ID:qVFCZboe0
今日の分投下します。

>>7
支援どもです。初スレ立てでの初読者様なので、嬉しいです。
9 :南嵐茶真 :2011/05/19(木) 00:25:46.98 ID:qVFCZboe0
男「仕方ない。あの感じだと迎えが来てるか微妙だけど、取りあえず言われたとおり新宿を目指そう」

新宿駅、中央線ホーム

男「新宿についたぞ。ラッシュ時じゃなければ東京の電車もすいてるもんだな。」

男「さて、迎えの人ってのは」

※男視界(から美女抜粋)

金髪のギャル
デコがまぶしい少女
リボンをつけているのと黒髪ロングの女子高生2人
凛々しい少年とおかっぱの和風美人のカップル
どたぷーんなお姉さん
背の高い少女2人(姉妹?)
もこもこしたツインテールの幼女
長いポニーテールの女子高生
ローソンの店員
アルビノっぽい妖女

男「なんか属性網羅しすぎというか、すごいな東京」

??「そこのお〜のぼ〜りさんっ♪」
10 :南嵐茶真 :2011/05/19(木) 00:27:23.12 ID:qVFCZboe0
男「え、おのぼりって(キョロキョロ)……俺だな。あなたが765プロの」

??「迎えの者ですぅ。面倒だったけど来てあげましたぁ」

男「助かります。あ、よかったら名前伺っても?」

??「朝比奈りんで〜す♪」

男「素敵なお名前ですね。俺は男といいます。よろしく」

りん「ありがとうございますぅ♪ 男さんってずいぶん無個性な

名前ですよねぇ。それじゃ行きますよぉ」スタスタ

男「ん? すごいさり気なくバカにされたのか俺……って朝比奈さん? 置いていかないでーー!」
11 :南嵐茶真 :2011/05/19(木) 00:28:33.46 ID:qVFCZboe0
渋谷駅、山手線ホーム

〜渋谷ー、渋谷ー、お降りの際は〜

りん「渋谷です! 男さん、新しくなった宮下公園でも見ていきますかぁ?」

男「いいですよ、これからいくらでも見れるんだし……ってか、朝比奈さんごまかそうとしてますけど、俺マジで置いていかれる所でしたからね!?」

りん「嫌だなあもぅ、置いていくなんてそんな酷いこと、私がするわけないじゃないですかぁ」

男「いやいや完全に置いていってましたよあれは」

りん「それじゃいきましょぉ」スタスタ

男「その歩き!!」
12 :南嵐茶真 :2011/05/19(木) 00:29:32.91 ID:qVFCZboe0
古びた雑居ビル前

りん「到着ですねっ」

男「ここが。(これから俺の働く会社なんだな)」

りん「それじゃ、行きましょっかぁ。あ、階段さびてるんで気をつけて下さいね?」

男「了解」

男「(これから就職する俺が言うのもなんだが、ぼろいなあ)」

りん「仕方ないですよぅ。この不景気ですからぁ」

男「えっ、何で俺の思ったこと……」

りん「言わなくてもわかります。顔に書いてありますから」

男「(口調が変わった……?)」

りん「はい、到着ですよっ」

男「ああ、手間かけさせたな」

りん「いえいえ、それでは入りましょぉ♪」

男「(気のせいか……)」
13 :南嵐茶真 :2011/05/19(木) 00:44:47.94 ID:qVFCZboe0
765プロ応接室

高木「おお、男君! 待っていたよ」

男「はい、今日からよろしくお願いします。高木社長」

高木「まあまあ、堅苦しいのはよしたまえ。私と君の仲じゃあないか」

男「どんな仲ですか……いや、もちろん高卒の俺を拾って頂いたことは感謝しても感謝しきれないですけど」

高木「なに、志のある若者の夢が学歴などというくだらないものに阻まれるなど、あってはならないことだからね!」

男「社長……」ウルウル

高木「はっはっは、まあ良い話もこのへんにして本題へ入ろうか」

男「(ゴクリ)」
14 :南嵐茶真 :2011/05/19(木) 00:51:06.07 ID:qVFCZboe0
高木「まずは君の仕事について説明しよう。
一口に事務所の職員といってもいろいろあるわけだが、君にはアイドルプロデュース業務を担当してもらう。」

男「俺が、アイドルをプロデュース、ですか」

高木「そうだ。君も知っているように我が765プロはアイドル専門の芸能事務所だからな。
各ユニットに1人プロデューサーがつくことになっているんだ」

男「というと、ここで言うプロデューサーとはマネージャーみたいなものでしょうか?」

高木「近いが少し違うね。もちろんスケジュールの管理もやってもらうが、
活動方針、レッスン計画、仕事の確保、それらを全てこなし文字通りアイドルを君の手でプロデュースするんだ」
15 :南嵐茶真 :2011/05/19(木) 00:52:31.97 ID:qVFCZboe0
男「大変そうですけど、やりがいはありそうです!」

高木「その意気だ。期待しているよ。それでは我が765プロのアイドル候補生を紹介しよう!」

男「はい!」ムネアツ///

高木「と言いたいところなんだがね、おーい、朝比奈君、いたら入ってきてくれたまえ!」

男「朝比奈ってさっきの……」

りん「もう、社長うるさいですよ……あっ」

男「あっ」

高木「そういえば男君の送迎は朝比奈君に頼んだのだったね。なら話は早い」

男「え、それってどういう」

高木「今日から君には朝比奈りん君のプロデューサーになってもらう!」

りん・男「ええええええええええええええええええええ!!」
16 :南嵐茶真 :2011/05/19(木) 00:56:56.05 ID:qVFCZboe0
今日はここまでです。やっとりんちゃんが出てきました。
りんちゃんは伊織と同じく外面を作るタイプなのですが、漫画「relations」ではほとんどセリフがないのでりんちゃんの素の性格は僕の創作で、かなり現実的ですれてる子になる予定です。
男の経歴など小出しにしてみました。地の文なしでやるとこういう手法しかとれず若干もどかしいです。でも面白いですね。
次回からは本格的にりんをプロデュースし始めます。こうご期待。
17 :南嵐茶真 :2011/05/19(木) 00:58:09.00 ID:qVFCZboe0
追記
読者様が増えたら安価などもやりたいと思っています。場合によってはパイタッチも(笑)
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/19(木) 14:31:14.88 ID:fRZyGMTIO
期待
19 :南嵐茶真 :2011/05/20(金) 01:59:13.35 ID:6fsXaphj0
今日は投下なしです。
書きためてますんで土日で上げます。
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/05/20(金) 15:20:40.08 ID:ilYDB+LAO
期待しておこう
21 :南嵐茶真 :2011/05/21(土) 02:21:06.67 ID:lUnKSPeb0
いうほど書きためられなかった・・・
正直すまん。でも投下開始。
22 :南嵐茶真 :2011/05/21(土) 02:23:10.50 ID:lUnKSPeb0
高木「おお、息もぴったりなようだね。幸先がいい」

りん「久々に仕事ができるのね……!」

男「朝比奈さんって候補生だったんだ……」

高木「まあ色々思うところはあるかもしれないが、君たちならきっとトップアイドルを目指せるはずだ」

りん「社長、きっかけを下さってありがとうございます!」

高木「なに、君ほどの逸材をいつまでも転がしておくわけにもいかんだろう。それにそろそろ頃合いでもあるからな」

男「頃合い?」

高木「あー、詳しくは朝比奈君から聞いてくれ。私はこれからテレビ局に用事があるので失礼するよ」

男「はあ」

高木「それから、今日から君はプロデューサーだからな。そう名乗るといい」

P「わかりました」

高木「うむ。では私はこれで。この部屋は今日は空いているからミーティングでもするといい」
23 :南嵐茶真 :2011/05/21(土) 02:24:18.22 ID:lUnKSPeb0
ガチャリ、バターン

P「行っちゃったか。で」

りん「……」ジー

P「社長はミーティングと言ってたけど、そんなかしこまらずに気楽に行こうか? えっと……」

りん「りん、と呼び捨てでいーわよ」

P「そっか、口調もこんな感じで良いか? 気やすすぎて嫌だとかあるなら今まで通り敬語を使うけど」

りん「呼び捨てで敬語ってのも変な話よね」

P「了解。じゃあ一つ気になってた事を聞いてもいいか?」

りん「どーぞ。答えるかはともかく」

P「最初に外で会ったときと別人みたいなんですが」

りん「そーかもね。それが何か?」

P「いや、何かといわれると困るけど、あれは演技だったのかなあ、と思っただけだよ」

りん「演技ねー、あれは最早あたしの防衛本能みたいなもんだからちょっと違うわ」

P「防衛本能?」

りん「んー、まー気にしないでよ。外面であることには違いないし」

P「ってことは今が自然体ってことか」

りん「まーそーね。一応これから長い付き合いになりそーだし、だますのも悪いかなーと」

P「それはありがとう」

りん「いえいえー」

P「……」

りん「……」

P・りん「(話が続かない……)」
24 :南嵐茶真 :2011/05/21(土) 02:40:30.02 ID:lUnKSPeb0
P「ま、まあとりあえず自己紹介でもするか」

りん「ん、そうね」

P「じゃあまず俺から。名前は男。今日上京したての19歳だ」

りん「へー、19歳ってことは高卒で出てきたんだ?」

P「そうだな」

りん「高卒で上京なんて、役者目指すーとかミュージシャンになるーとかそういうおめでたい発想の人だけだと思ってたわ」

P「ははっ、俺も似たようなもんだけどな」

りん「どゆこと?」

P「魔王エンジェルって知ってるか?」
25 :南嵐茶真 :2011/05/21(土) 03:00:19.60 ID:lUnKSPeb0
りん「どうしてあんた、その名前」

P「ん? 知ってるのか?」

りん「知ってるも何も、あたし元メンバーだし」

P「へ?」キョトーン

りん「まあメジャーデビュー寸前にやめちゃったんだけど。当時は芸名使ってたし、あんたが知らないのは当然かな」

P「ちょ、ちょっと待て、じゃあ東豪寺麗華の事は」

りん「あー麗華さん、知ってる知ってる。まあプライベートでの付き合いはほとんどなかったけど。それで、麗華さんがどうかしたの?」

P「俺の幼馴染なんだ」

りん「……で?」

P「だから幼馴染なんだよ」

りん「麗華さんが? あんたの?」

P「そう」
26 :南嵐茶真 :2011/05/21(土) 03:03:35.51 ID:lUnKSPeb0
りん「でもあの人確か幼稚園から一貫のお嬢様学校に通ってたはずよ。なんでおのぼりのあんたと知り合いなのよ?」

P「ああ、向こうが俺の地元に別荘を持ってて、毎年夏の間だけ遊んでたんだよ」

りん「それで?」

P「まあかくかくしかじか(冒頭を参照ください)」

りん「ふーん、要するに大昔の約束を律儀に守るために上京してきたってわけ。バカじゃん?」

P「な、バカっていうな!」

りん「だってバカでしょ。あんたさー麗華さんのキャラ知ってんでしょ?」

P「赤の女王、か」

りん「そうそう。高貴な生まれながらの女王様よ、あの人は(だからついていけなかった)」

P「でもなあ」

りん「あんたが未練を持つのはわからないでもないわ。初恋の相手があんな美人だったら忘れろっていう方が無理。しかも向こうもあんたのことを好いてたみたいだし」

P「……」

りん「でも麗華さんはもう、あんたの知ってる麗華さんじゃないよ」

P「それでも」
27 :南嵐茶真 :2011/05/21(土) 03:12:09.79 ID:lUnKSPeb0
P「それでも俺は、あいつを迎えに行きたいんだよ。約束を守りたいんだ」

りん「……」

P「俺、なんか変なこと言ってるか?」

りん「……ぷっ、くくく、いひひひひひっ!」

P「なんだよ、ってかその笑い方怖いぞ」

りん「あー、久し振りに腹の底から笑ったわ。いい、あんた最高よ」

P「……そいつはどうも」

りん「なんだかんだで自己紹介がまだだったわね。あたしは朝比奈りん。高2よ」

P「お、おう」

りん「あんたが麗華さんを迎えにいくってんなら、あの人と同じラインまで行かなきゃならないわ。そのために芸能界に入ったんでしょ?」

P「ああ、そのつもりだ」

りん「だったらあたしはあんたにとことん付き合ってあげる。責任を持ってトップアイドルになってみせる、あたしの夢でもあるしね」

P「りん……」

りん「その代わり、あんたも全力でサポートしなさいよ。もたもたしてたら置いていくから」

P「ああ! よろしく頼む!」
28 :閑話休題 :2011/05/21(土) 03:16:54.90 ID:lUnKSPeb0
パーフェクトコミュニケーション!

ミーティングはとりあえず終了です。ここまでの設定を整理しておくと
・りんは元、魔王エンジェルのメンバー
・魔王エンジェルはそこそこ高ランクのアイドル
・麗華は赤の女王というキャラで売っているらしい
という感じですね。いざ書いてみるとりんちゃんのキャラが難しいです。気を抜くとクールになっちゃいそうで。必死に某妹を参考に書いていますwwwwww

それではもう少しだけ続きを書いたら寝ます。お付き合いください。
29 :南嵐茶真 :2011/05/21(土) 03:27:37.48 ID:lUnKSPeb0
りん「そうそう、1つ気になってたんだけどさー」

P「おう、何だ?」

りん「あんた今日からどこに住むの? 引っ越しは済んでるわけ」

P「あ、やべっ」

ガチャリ

??「男さん、じゃなかったプロデューサーさーん!」

P「はい、プロデューサーは俺ですが、お姉さんは……」

小鳥「(お姉さん///)事務員の音無小鳥です! それでですねプロデューサーさん、今引っ越し業者の方から連絡がありまして、寮の前についたということですよ」

P「(チラッ)もうこんな時間か。早く寮に行かないと!」

りん「あー、あんた寮住まいなの。じゃああたしが案内するわ」

小鳥「いいの、りんちゃん?」

りん「うん。どうせ今日は事務所ですることないしね。それにそろそろあずささん達が帰って来る頃だし、小鳥さんは待機してて」

小鳥「じゃあそうさせてもらうわ」

P「よし、行くぞ」

りん「そんな急がなくても荷物は逃げないってば。いってきまーす」

小鳥「いってらっしゃーい」
30 :南嵐茶真 :2011/05/21(土) 03:29:06.90 ID:lUnKSPeb0
今日はここまでです。りんをプロデュースとかいっときながらまだ1日目が終了していませんwwwwww
これからもゆっくりペースでぼちぼちやっていきますんでよろしくです。
31 :作者@携帯 :2011/05/21(土) 15:49:21.59 ID:4609uiBAO
今晩も投下予定です。初オーディションまで行きたいな。

どうでも良いんですがアイマスSSってやっぱり読者つきづらいんですかねー?
単に僕の技量不足なら良いんですけど、アイマスがオワコンって流れがあるのは否定できませんし。
だとしたら悲しいな……
まあそんな状況を多少なりとも打開できるよう頑張る所存であります。

希望要望などありましたらどしどしお願いします。罵倒もOKです。
とりあえず色んな人に見てもらいたいからsage忘れがいてもあまりキリキリしないでいいのよ(*´∀`*)
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/05/22(日) 19:50:14.64 ID:vd+xpsuAO
小町組の発表のタイミングが最悪すぎたんや…2自体は悪くないんや…

とりま見てるよー
33 :作者@携帯 [sage]:2011/05/22(日) 21:41:38.60 ID:bBUSL3nAO
>>32
ありがとうございます。
ちょっと体調崩しちゃって昨日は投下できませんでした。
一応構想はできてるので書き上がり次第投下しますね。
34 :南嵐茶真 [sage]:2011/05/23(月) 01:58:30.41 ID:ZlHYhOMy0
ちょっぴり更新!


765プロ社員寮、Pの部屋

P「よし、とりあえず荷物の搬入終了っと。手伝ってくれてサンキューな」

りん「いえいえー」

P「しかし事務所からは随分近いんだな」

りん「そうねー、ぼろいけど結構広いし、スタジオもついてるから結構便利よ」

P「レッスンはここでやってるのか」

りん「うん。まーぶっちゃけ今の765プロ資金無いし、交通費節約できるってだけでも大きいわよ」

P「そうなんだ……」

りん「1年前まではそこそこ優雅にできてたらしいんだけどねー、契約アイドルが次々と移籍しちゃってこのざまよ」

P「大変なんだな、芸能界って。……そうだ、さっき社長が言ってた、頃合い、って何のことだ?」

りん「あーそれ? さっき私が魔王エンジェルのメンバーだったって言ったじゃない」

P「言ったな」

りん「で、魔王エンジェルの所属事務所ってのが業界最大手の961プロダクションってとこなのね。ここの黒井社長は汚い手も平気で使う奴で、所属タレントは基本服従なわけ」

P「961ってそんな事務所なのか。現代日本にもあるんだな、そんな会社」

りん「うん、まあそれはおいておいて、いよいよ魔王エンジェルを世に送り出すという段になってあたしは脱退したのね。
 当然それは黒井社長にとっては想定外よ。だから色々と問題が起きた。まームカついたんでしょーね、あたしを雇ってくれる事務所は無くなったわ」

P「(ゴクリ)」

りん「でもこの765プロだけは違った。社長はあんたも知ってのとおりの底抜けに良い人だし、路頭に迷いかけたあたしに手を差し伸べてくれた」

P「まあ俺も採用されたくらいだしな」

りん「それで済めば良かったんだけど、これも黒井の計算の内でしかなかった。黒井はあたしのことなんか本当はどーでもよかったのよ」

P「どういうことだ?」

りん「黒井は当時765に所属していた天海春香を引き抜くのが目的だった」
35 :南嵐茶真 :2011/05/23(月) 02:09:28.04 ID:ZlHYhOMy0
P「その話、長くなる?」

りん「え、どーだろ。短くもないけど」

P「じゃあもう良い時間だし、夕飯を食べにいこうぜ」

りん「ホントだ。もうこんな時間」

P「つっても俺はこの辺のこと全く分からないからな、りんの行きたいところへ案内してくれ」キリッ

りん「いや、そんなドヤ顔で言われても……じゃー、あたしがよく行くて、定食屋さんでも良いかな///
(定食屋なんて女の子のいくとこじゃないわよ! 恥ずかしー……)」

P「おう、いいぜ。やっぱ家庭の味みたいなのが落ち着くよな」

りん「そ、そーね。栄養バランスもいいし! じゃあ行くわよ」テレカクシスタスタ

P「お、おい戸締りとか身支度とかするから置いていくなって!」
36 :南嵐茶真 :2011/05/23(月) 02:19:36.99 ID:ZlHYhOMy0
今日はここまでです。地の文なしでどこまでいけるか。
りんちゃんがだんだん可愛くなってきた気がします。親ばかならぬPばかですかねwwwwww

さて、名前だけですが春香さんが登場しました。
春香さんはわけあって現在は961プロダクション所属、魔王エンジェルのメンバーです。
本当は愛ちゃんも入れてトリプル閣下、みたいなのがやりたかったのですが、半角さんも魔王エンジェルのメンバーです。
またこの物語の世界観ですが、基本的にはSPの1年後の世界をイメージして作っています。
貴音、響、美希が765に入って、その後って感じです。アイドルマスター2の世界ともまた違います。
公式ではジュピターが出てくるまで961は表舞台から姿を消すのですが、麗華が自分の財力でプロダクションを作るのではなく961に入社という形をとったことで未来の形が変化したとお考えください。
漫画relationsにはあまり準拠していません。

以上解説終わり。質問要望感想などなどじゃんじゃん書いてくださいね。
それでは寝ます。
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/05/24(火) 00:07:58.54 ID:TzA8apgAO
期待
38 :南嵐茶真 :2011/05/25(水) 02:32:48.36 ID:+p5Youpa0
定食、だるい家

おばちゃん「いらっしゃいませー、あらりんちゃん、

その人は彼氏?」

りん「かれ、ちちちち、違いますよ! この人はただ

の事務所の同僚というかなんというかでしてね!」ア

タフタ

おばちゃん「そうなのかい? まあ好きなとこに座っ

てちょうだい。水は自分でとってね」

りん「わかってますよ……っと」ズーッガラガラ

P「じゃあ水取って来る」

りん「んー、お願い」

―――――――――――――

おばちゃん「ご注文は?」

P「じゃあ焼き魚定食1つと」チラッ

りん「いつものお願いします」

おばちゃん「はいよ、焼き魚と鯖味噌1つずつね」ス

タスタ

P「ずいぶん慣れてるんだな。常連って奴か」

りん「うん、まあね……寮は平日の朝夕しかご飯でな

いから、オフの日は基本ここに来てる」

P「へえー、なんかすごいな。いつもの、って俺一度

言ってみたいんだけどなかなか通い詰められたことが

無くてさ」

りん「べ、別にすごかないわよ。ここが安くておいし

かったからってだけ///」

P「俺はすごいと思うけど」

りん「そ、そうなの、かな?」

P「ああ」

りん「そう、とりあえずありがと」

P「おう」
39 :南嵐茶真 :2011/05/25(水) 02:35:38.39 ID:+p5Youpa0
改行ミス。再投下

定食、だるい家

おばちゃん「いらっしゃいませー、あらりんちゃん、その人は彼氏?」

りん「かれ、ちちちち、違いますよ! この人はただの事務所の同僚というかなんというかでしてね!」アタフタ

おばちゃん「そうなのかい? まあ好きなとこに座ってちょうだい。水は自分でとってね」

りん「わかってますよ……っと」ズーッガラガラ

P「じゃあ水取って来る」

りん「んー、お願い」

―――――――――――――

おばちゃん「ご注文は?」

P「じゃあ焼き魚定食1つと」チラッ

りん「いつものお願いします」

おばちゃん「はいよ、焼き魚と鯖味噌1つずつね」スタスタ

P「ずいぶん慣れてるんだな。常連って奴か」

りん「うん、まあね……寮は平日の朝夕しかご飯でないから、オフの日は基本ここに来てる」

P「へえー、なんかすごいな。いつもの、って俺一度言ってみたいんだけどなかなか通い詰められたことが無くてさ」

りん「べ、別にすごかないわよ。ここが安くておいしかったからってだけ///」

P「俺はすごいと思うけど」

りん「そ、そうなの、かな?」

P「ああ」

りん「そう、とりあえずありがと」

P「おう」
40 :南嵐茶真 :2011/05/25(水) 02:36:12.91 ID:+p5Youpa0
おばちゃん「はい、おまちどうさま。鯖味噌と」カタッ

りん「どうもありがとうございます」

おばちゃん「いえいえー、でこちらが焼き魚定食ね。伝票置いておきますよー」カタッスタスタ

P「おおー、これは美味そうだな」アツアツホカホカ

りん「ちなみにご飯とみそ汁はお代わり自由だから」

P「まじか! ……んー! 美味い!」ガツガツムシャムシャ

りん「ちょ、そんながっつかなくても」

P「んー、んー!」プルプル

りん「ほら、言わんこっちゃない」スタッ

ジャー

りん「ほら、お水。背中さすったげるから落ち着いて飲みなさいよ」サスリサスリ

P「ん!」ゴキュゴキュ

りん「大丈夫?」

P「ぶはっ、はぁはぁ、あー久々に死ぬかと思った」

りん「久々にってなによ……」

P「まあ色々あったんだよ。サンキューな」

りん「どーいたしまして」
41 :南嵐茶真 :2011/05/25(水) 02:37:31.27 ID:+p5Youpa0
765プロ社員寮、Pの部屋

P「初日ってのもあるけどあわただしい一日だったな」

P「結局ドタバタしてあまり話もきけなかったし」

バターンゴローン

P「美味しかったけど食いすぎたな……」

ゴマエーゴマエー♪

P「ん、メールか」

小鳥『今日はお疲れ様でした。りんちゃんとはもう打ち解けることができましたか?
さて、明日から早速仕事が始まります。とりあえず1番近いオーディションまでのスケジュールは組んでおきましたので、確認してください。
ちなみに明日はデビュー曲や衣装を決めた後、基本的なレッスンをすることになっています。
りんちゃん以外にあと2人デビュー前の子がいまして、社長がユニットを組ませると決定してしまったのでその子たちも一緒です。仲良くやってください。
初オーディション以降はプロデューサーさんが自力で何とかしていくことになります。
私もできる限りのサポートをしますから、気軽に声を掛けて下さいね
ではでは、お休みなさい。小鳥』

P「あと2人か……どんな子なのかな?>>43>>44
42 :南嵐茶真 :2011/05/25(水) 02:43:19.78 ID:+p5Youpa0
安価してみました。明後日までについてなかったら無視して書くつもり。
以下のキャラの中からお願いします。

我那覇響
四条貴音
萩原雪歩
高槻やよい
星井美希
双海真美

ちなみに竜宮小町は竜宮小町として存在してます。765所属、そのうち出ます。
ここでの選択で以降のストーリーが若干変わるのでよろしくです。
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/05/25(水) 10:49:41.02 ID:UpuH4+KAO
真美で
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/25(水) 11:00:26.61 ID:lIB/MC2DO
響で


そういや真は何処に?
45 :南嵐茶真 :2011/05/26(木) 01:37:29.65 ID:yFQTTAqI0
うお、安価ついてるよ。どうもありがとうごぜーます。
真美と響で構成するお!
真美は響を「ひびきん」って呼ぶんだっけ?

>>44
真はとりあえず765ではないということしか言えません。ネタバレになっちゃう///
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/26(木) 12:57:04.59 ID:xaSyvznDO
>>45

なん…だと…

真おおお
47 :南嵐茶真 :2011/05/26(木) 13:19:41.24 ID:QO1AlOnAO
出先ですが真スキーな>>46に捧げる小ネタ更新。
時系列は本編の半年程前です。


876プロ、応接室、の外

愛「絵理さん絵理さん、何話してるか聞こえますか?」

絵理「んー、涼さんがどう、とか言ってる?」

愛「でも涼さん移籍して男の子アイドルしてるじゃないですか!」

絵理(愛ちゃん、うるさい?)

応接室

律子「と言うわけで元はと言えばあいつをデビューさせちゃったのは私ですし、責任をとらせて頂きたいんです」

石川「そちらの言い分はわかったわ。でも今うちに余分な給料を払う余裕が無いのも事実なの」

律子「その点は心配いりません。私がプロデューサーを勤めますから。なんなら最初の内はただ働きでも構いません」

石川「全く、大した自信ね」

律子「血筋、ですかね。あはは」

石川「それじゃあ、とりあえずあなたと一緒に入社してくれるメンバーに会いたいのだけど」

律子「もう呼んであります。しばらくしたら来るかと」

石川「全くあなたは抜け目が無いのね……」

律子「誉め言葉と受け取っておきますよ」
48 :南嵐茶真 :2011/05/26(木) 13:28:27.23 ID:QO1AlOnAO
876プロ、玄関兼フリースペース

愛「あー、暇だなー。ねえ絵理さん、あたしたち本当にトップアイドルになったんですかね」

絵理「もう半年くらい経ってるから、仕方ないのかも?」

愛「いやいや、そりゃ無いでしょ」

絵理「マジレスするとこの事務所のプロデュースが雑すぎるからだと言わざるを得ない」

愛「やっぱそうですよね。っつか絵理さんそれ何の真似ですか?」

絵理「覇王翔○拳を使わざるを得ない?」

愛「まーたニコ動ですか」

??「もし、そこなお二方」

??「876プロダクションってここで合ってるよね?」
49 :南嵐茶真 :2011/05/26(木) 15:39:45.74 ID:QO1AlOnAO
愛「ええ、876プロダクションはここで合ってますがと言いつつヒダカはさりげなく姿勢を正します」

絵理「何の、御用?(愛ちゃん、毒されてるなあ……)」

??「はい、わたくし達はこちらでお世話になります四条貴音と」

??「菊地真、よろしく!」

愛「ああ、こちらでお世話に……って」

愛・絵理「えええええええええええ!!」

ガチャリ

律子「あー、あんたたち今来たのね。ちょうど良かったわ」

貴音「律子。ちょうど、とは?」

律子「こっちも今話がまとまったとこよ。ほれ」ヒラヒラ

真「へへっ、律子、やーりぃ!」

絵理「あ、あの、皆さん、876プロに?」
ガチャリ

石川「そうよ、今日から876プロの仲間だから、仲良くやりなさい。愛、絵理」
50 :南嵐茶真 :2011/05/26(木) 16:01:14.84 ID:QO1AlOnAO
876プロ ミーティング部屋

律子「改めまして今日からよろしくね。私はプロデューサーの秋月律子」

愛「日高愛です! よろしくお願いします!」

絵理「水谷絵理です。律子さんは涼さんの、ご親戚?」

律子「ええ、従姉よ」

愛「ほうほう、言われてみればどことなく面影がありますねえ」ニヤニヤ

律子「(何この子ちょっときもちわるい)涼と似てるとはよく言われるわ。」

真「(何この子ちょっときもちわるい)まあ涼の方が全然可わ、あー、男だったんだよね。さっきも言ったけどボクは菊地真。れっきとした女の子だからね?」

絵理「僕っ子……萌え」

貴音「ぼくっこ、ですか? わたくしは四条貴音。好きな食べ物はらあめんです。あとバナナはおやつに入りますので」

愛(この人達、個性が強すぎます! 助けてママ!)

ニューヨーク某所

??「いぇーい、ニューヨークにぃ、いーきたーいかー!」

??「いや、舞さん、もう来てるし」

舞「何よう、まなみんノリ悪いわねえ」

まなみ「当たり前でしょう、いきなり拉致されて気づいたらニューヨークですよ!」

再び876プロ

愛「(あ、ママは絶対助けてくれない気がする)それで! 皆さんは何で移籍を?」
51 :南嵐茶真 :2011/05/26(木) 16:52:46.22 ID:QO1AlOnAO
律子「あー、それなんだけどね。まずあなた達二人にはあやまらなきゃいけないわ」

愛「へっ?」

絵理「どういう、こと?」

貴音「秋月涼が女性としてデビューしたきっかけは律子ですので」

律子「ちょ、貴音、人のセリフとらないでよね!」

愛「それで何で律子さんがあたしたちに謝らなきゃいけないんですか?」

律子「え、えーと、女装でアイドルなんて今考えるとばれるに決まってるのに、それを最初に提案したのが私だから、かな。
そのせいで結果的に876プロに多額の損害が出てしまった訳だし」

絵理「それは、石川社長の責任。律子さんが気にする事では、無いかも」

愛「ですねー、どちらかと言うと涼さんに謝るべきだとは思いますけど、当然それは済んでますよね」

律子「ええ」

愛「じゃあ、あたしたちに律子さんを恨む理由はありません。ね、絵理さん」

絵理「うん、愛ちゃんの言うとおり」

律子「あなた達……」

真「ははっ、これは一本とられたね、律子」

律子「うるさいわね、じゃあそれはそれとして本題に入りましょ」
52 :南嵐茶真 :2011/05/26(木) 17:30:15.98 ID:QO1AlOnAO
律子「石川社長からプロデュースに関しては一任されたんだけど、今まではどうしてたの?」

愛「基本的に全部自力でやってました。事務員さんもやめちゃいましたし」

絵理「私だけは外部のプロデューサーがついてたけど」

律子「なるほどねえ、どうりで事務書類の管理その他もろもろが杜撰なわけだ!」ブツブツ

貴音「真、律子は怒っているのですか」コソコソ

真「いや、あれは気合いが入ってるだけじゃないかな。その方が怖いけどね」コソコソ

貴音「何故です?」コソコソ

真「いやあ、だって絶対書類整理とか手伝わされるよ」コソコソ

貴音「面妖な!」コソコソ

律子「よし、事務の事は今は置いておいて」

真・貴音「ほっ」

律子「これからあなた達にはユニットを組んでもらうわ」

絵理「ユニット、ですか」

律子「そ。愛と真、絵理と貴音の二組ね」
53 :南嵐茶真 :2011/05/26(木) 17:41:25.68 ID:QO1AlOnAO
真「ボクは愛と組むんだね。よろしく!」

愛「はい! よろしくお願いします!」

貴音「わたくしは水谷絵理、貴方とですね」

絵理「うん、よろしく、お願いします? それと、呼び捨てで良いから」

貴音「では、絵理と。わたくしの事も好きに呼んで構いませんので」

絵理「じゃあ、貴音さん、で」

真・愛(何この初々しいやりとり)

律子「私の方針として、あなた達に無理なキャラとかは作らせたくないのよ。
それで似たテイストの2人に組んでもらったわ。何か不満などあったら聞くけど」ギロリ

愛「んと、もう絵理さんと一緒に活動でk真「あー! ないない、不満なんて無いよね愛?」」

アノメヲシタリツコハヤバインダッテソウナンデスカ

律子「……まあいいわ。ユニット名はあなた達で考えてちょうだい。よほど酷くない限り採用するから」

全員「「「「はーい」」」」
54 :南嵐茶真 :2011/05/26(木) 17:48:58.05 ID:QO1AlOnAO
小ネタの予定が普通に本編食ってる……
真成分少なめでしたが楽しんでもらえたでしょうか?

とりあえずこれ以降は765プロ視点で書きますが、961、876、DNAの視点を用意しているので時々混ぜていく予定です。

今日のキャラ設定

765プロには竜宮小町と主人公がプロデュースする3人以外所属していない。
律子、真、貴音はアイドルアカデミーで部門賞をとった事がある。
愛はアイドルアルティメイトで優勝。絵理は準優勝。
アイドルアカデミーはグループ、アイドルアルティメイトは個人。
愛は暇すぎてラノベばかり読んでいた。
涼はどこか他のプロダクションに所属。

この辺で。また要望があればできるだけ答えるよ!
では。
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/27(金) 03:01:18.57 ID:Bsz8TgKDO
乙!

所属アイドルがかなりシャッフルされてるのね…


てか愛ちゃんの口調が御坂妹www
56 :南嵐茶真 :2011/05/27(金) 14:04:49.89 ID:4D0AyBQAO
>>55
一応>>2にも書いたのですが、かなりシャッフルしてます。
主要キャラを4プロダクションに割り振った感じです。961とDNAが頭一つ抜ける感じのパワーバランスにしてあります。
57 :南嵐茶真 :2011/05/27(金) 14:35:15.48 ID:4D0AyBQAO
765プロ社員寮(breakの寮です)

ブロロロロ

P「ふぁあ、朝か……って、まだ4時かよ」

P「昔から新聞のバイクを目覚ましにしていたんだけど、都会では配達時間が早すぎるなぁ」

P「……とりあえず寮の中を見て回るか」

スタジオ

りん「らーらーらー♪」

P「こんな朝早くから練習してんのか……邪魔したら悪いな」コソコソ

食堂

P(なんか美味そうな匂いがする)

??「あら〜、おはようございます〜」

P「えっ、あ、はい、おはようございます(きれいなお姉さんだなぁ)」

??「あなたが新しく入社なさった……」

P「はい、男と言います。よろしくお願いします」

??「うふふ、よろしくお願いしますね。私は三浦あずさです〜」

P「あ、竜宮小町の」

あずさ「知っててもらえて嬉しいわ〜」

P「いえ、でも竜宮小町の皆さんもこの寮に?」

あずさ「はい〜今は資金難なので交通費の支給も厳しいらしくて、世知辛いですよね〜」

P「そうなんですか……あ、この寮には他に何人くらい住んでいるんですか?」

あずさ「え〜と、うちの子達とりんちゃんと響ちゃんと真美ちゃんだから……私とプロデューサーさんを抜いて5人かしら〜」

P「竜宮小町の水瀬さんと双海さん以外にまだ2人いるんですか」

あずさ「あら〜? 響ちゃん達にも担当がつくって聞いてたけど、あなたじゃないの?」

P「あ、それかあ。実は俺も昨晩メールで知らされましてかくかくしかじか」

あずさ「じゃあまだ会ってないの」

P「ええ」

あずさ「それなら、真美ちゃんは寝てると思うけれど響ちゃんなら多分近くの公園にいるから、行ってきたらどうかしら?」

P「公園、ですか」

あずさ「まだ朝ご飯まではたっぷり時間もあるし」カキカキ

P「そうですね、じゃあ行ってきます」

あずさ「できた〜、はい、地図」

P「あっ、わざわざどうも」

P(何故だろう、この地図は見ない方が良いと俺の直感が告げている!)

P「では行ってきます」

あずさ「行ってらっしゃ〜い」
58 :南嵐茶真 :2011/05/27(金) 19:36:29.48 ID:4D0AyBQAO
公園

P(あずささんには申し訳ないけど携帯に頼りました、はい)

P「とりあえず着いた訳だが」

??「ふっ、はっ、てぇい!」

P「黒髪ポニーテール、まあ他に人がいないしあの子だろう」

P「おーい、そこの君」

??「ん? 自分の事か?」

P「他に人いないだろう」

??「そっか、それもそうだな。で、君はどこの誰なんだ?」

P「俺は男、昨日765プロに入社したてのプロデューサーで、あずささんから君がここにいると聞いて来た」

??「おお! 自分にプロデューサーがつくってのは嘘じゃなかったんだな! 感動だ!」

P「そ、そっか」

??「自分、我那覇響、高校二年生だ! トップアイドル目指して頑張るからよろしくな!」

P「ああ、期待に添えるかはわからないけど俺も頑張るよ」

響「むー、そんな弱気でどうするんだ。元気出していくぞ! こう、手を出して……」グイグイ

P「?」

響「はい、ターッチ!」パシッ

P「ハイタッチ?」パシッ

響「そうそう、自分の友達が教えてくれたんだ。気分を高めるにはハイタッチってね!」

P「へえ、素敵な友達だな」

響「ふふーん、そうだぞー、やよいは本当に良い奴なんだ」(遠い目)

P(何か事情がありそうだから深くは突っ込まないでおこう……)

P「そっか、で、響は何の練習をしてたんだ?」

響「ん? ティ、ってわからないか。いわゆる沖縄空手とか琉球古武術って奴」

P「へえー」

響「まあ、自分はそんなに強くないけどね。ダンスの練習の合間にたまに型をやってるんだ」

P「ちょっとやって見せてよ」

響「えっ、いや、何かそうまじまじと見られると恥ずかしいなー」

P「ダメか?」

響「ダメじゃないけど……やっぱりダメえ!」ダッシュ!

P「え、ちょっ、おい! どこ行くんだ!」

響「もうあずさが朝食作り終えてる頃だからなー! 寮まで競争だ!」

P「何をう! 10代男子を舐めるなよ!」ダッシュ!
59 :南嵐茶真 :2011/05/27(金) 22:50:34.98 ID:4D0AyBQAO
765プロ社員寮

りん「遅い……」

??「ねーねー、りんお姉ちゃん、真美達のプロデューサーまだ帰ってこないね?」

りん「そうねー、まー響の事だから暑苦しく走り込みとかしてんじゃないの?」

真美「そっかぁ、きっとそだね!」

ヨッシャラストスパート!マチヤガレコラァ!

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

響「よっし、自分の勝ち! あ、りんに真美じゃん。どしたの?」

真美「んーとね、りんお姉ちゃんが、『あいつの事出迎えてあげたら喜ぶかしら///』って言ってたから真美もお付き合いで!」

りん「余計な事は言わんでいい!」ボカッ

真美「いったぁ、りんお姉ちゃん酷いよ〜」

響「ほうほう、それは是非詳しいお話を聞かせて頂きたいですなぁ。朝比奈りんさん?」

りん「もー、やめてよね響まで」

ドドドドドドドドドド

P「はぁはぁ、っ、はぁ、ただいま……」

りん「お帰り」
60 :南嵐茶真 :2011/05/27(金) 23:00:25.08 ID:4D0AyBQAO
今日はここまでです。りん可愛いよりん。
基本的に強気素直でキャラ立てしたので、ツン少ないのは仕様です。
っつか冒頭の幼なじみをそろそろ出さないと僕がジェノサイドされちゃいますねー。

今日のキャラ設定
響は武術経験者(原作では描写梨)
響とやよいは仲良しだった
あずささんの地図はヤバい

ではー
61 :南嵐茶真 :2011/05/28(土) 13:12:23.88 ID:WIG1kUUAO
小ネタ 961プロの日常(準オリキャラ&適当な方言に注意)

??「あたしは黒井霧乃(くろいきりの)。961プロ社長、黒井崇男の一人娘」

??「きりりん、誰に話しとるん?」

霧乃「こいつは白沢優衣(しらさわゆい)。あたしの相方」

優衣「だから誰に話しとんのって言うとるんよ」

霧乃「言い忘れたけどあたしたち2人は『レッドショルダー』というアイドルユニットを組んでいる」

優衣「もう、いくらウチでも怒るよ?」

霧乃「ああ、優衣、いたのか」

優衣「いたわ! っちゅうかきりりん、『こいつは白沢優衣』とか言うてたやんか!」

霧乃「そだっけ? 悪ィ悪ィ、お前の色素が薄くて気づかなかったわ」

優衣「うぅ、若白髪みたいなの気にしとーのに……きりりんの意地悪……」

霧乃「悪かったよ、ちょっとからかい過ぎた」

優衣「……で?」

霧乃「で? って……」

優衣「何か一言あるんやないの?」

霧乃「あー、なんつうかその、ごめん」

優衣「えーよ、許したる」

霧乃(面倒くせえ……)

優衣「何か言うた?」

霧乃「いえ、何も」
62 :南嵐茶真 :2011/05/28(土) 14:14:37.08 ID:WIG1kUUAO
霧乃「つうかよー、りんさんが辞めた後に入ってきたあのリボン女、ほら何つったっけ」

優衣「天海春香さんやね。優しくてええお姉さんやわー」

霧乃「ハァ? お前馬鹿か? ああいう善良にしか見えないタイプが一番やべえんじゃねえかよ。麗華さんや美希先輩の方が百倍マシだって」

??「霧乃ー、ミキの事呼んだ?」

霧乃「あ、美希先輩、おはようございます」

優衣「おはようございます」

美希「2人ともおはようなのー。で、何の話してたの? 誰かの悪口? ミキも混ぜてよ」

霧乃「えっ、いや、そんな大した話はしてないっすよ」

優衣「そうですよ、きりりんが春香さんが腹黒いんじゃないかって主張してただけですから」

霧乃「そうそう、って優衣、てめぇコラ!」

美希「なるほどねー、霧乃の言い分ももっともかも」

霧乃「マジですか!? ほら見ろ。あたしの方が正しかったぜ」

優衣「えー、あんなにええ人そうやのに」

美希「でも優衣の見立ても間違って無いって思うな」

霧乃「美希先輩? それってどういう……?」

美希「んーとね、春香とは養成所時代一緒に過ごした仲なんだけど、あの人は本当に明るくて真っ直ぐなの」

優衣「ウチもそう思いますー」

美希「でも真っ直ぐすぎるからさ、譲れない物に関しては驚く程黒いの」

霧乃「譲れない物、っすか」

美希「そ。歌、夢、恋、それらがかかると春香は何でもするよ」

優衣「信念の強いお人なんやねー」

霧乃「優衣、お前……もういいや」
63 :南嵐茶真 :2011/05/28(土) 14:39:05.88 ID:WIG1kUUAO
美希「そういえば2人はお仕事もう上がり?」

霧乃「はい、ついさっきファッション誌の撮影が終わった所っす」

優衣「ウチもきりりんも可愛い服、いーっぱい着せてもらいましたー」

美希「そっかあ、じゃあミキも今日は上がりだから、スイパラにでも行く?」

霧乃「マジっすか! 是非お供させて下さい!」

優衣「ウチも甘いもの食べたい気分ですー」

美希「じゃあ決定なの! 帰り支度して事務所の玄関集合ね」

霧乃・優衣「了解です!」

ガチャリ

??「へー、随分楽しそうな話してるじゃない」

??「スイパラか……質より量の店だけど、みんなでいくと楽しいよね」

??「じゃあ私たちもスイパラ行きましょうよ! 食べ放題ですよ! 食べ放題!」

霧乃「げっ」

美希「おー、麗華にともみに春香、お帰りなの」

ともみ「ただいま」

春香「ただいま! さっきの話だけど、私たちも混ぜてもらっていい?」

美希・優衣「もちろん(です)!」

麗華「おーっし、じゃああたしらが準備できるまでちょっと待っててよ。それと霧乃」

霧乃「は、はい! 何すか、麗華さん?」

麗華「今『げっ』って言ったよな」

霧乃「え? やだなぁ麗華さん、幻聴じゃないっすか?」

麗華「言 っ た よ な ?」

霧乃「はい、言いました……」

麗華「ったく、最初から認めてればいいのよ。でさ、あんたってあたしの事そんなに嫌い?」

霧乃「え、いや別にそんな事は無いっすよ?」

麗華「正直に言いなさい。怒らないから」

霧乃「うー、得意か苦手かで言えば正直苦手ですけど、でも嫌いでは無いっす」

麗華「そっか。苦手か、じゃああたしは今日パス」

霧乃「?」

麗華「いや、あたしが行く事であんたが楽しめなくなるなら行かない方が良いかなって」

ともみ「麗華……」

春香「……」

麗華「体重も気になるしねー。まあ今日はみんなで楽しん……霧乃「ふざけんなっ!」」
64 :南嵐茶真 :2011/05/28(土) 15:04:32.49 ID:WIG1kUUAO
優衣「きりりん……」

霧乃「あたしは、あ、あんたの事を尊敬してんだよっ! ああそうだ、確かにあんたの事は苦手だよ。だって偉そうだし実際偉いしキャラ被るし! でもあんたの事は本当にすごい人だと思ってんだよ! 一流大学通いながらアイドルなんて普通できねーし、しかも961プロの財力に頼らないでライブハウスから始めたとかもう何なんだよ!」グスッヒック

ともみ「霧乃、もうわかったよ。わかったから」

麗華「ともみ、止めないで。あたしはもっとこいつの本音が聞きたい」

ともみ「……わかった」

麗華「霧乃、続けなさい」

霧乃「あたしは……あたし、は……」

優衣「きりりん、落ち着きい?」ポンポン

霧乃「ああ、優衣か。サンキュ」

優衣「ええんよー」ニコリ

霧乃「あんたは、麗華さんはあたしの目標なんだ。だからあたしも親父の提案は全部拒否してアイドルやってる」

麗華「……」

霧乃「そんな尊敬してる人とまともに話せる訳ないよ、緊張しちゃって。だからあなたの事が苦手なんです」

美希「……」

霧乃「でも、麗華さんと一緒にいると緊張しちゃうからちょっと嫌だけど、あたしは尊敬する麗華さんが卑屈になってんのを見るのはもっと嫌です」

春香「……」

霧乃「だから、麗華さんも一緒にスイパラ行きましょうよ」

優衣(きりりん、よう頑張ったね)ウルウル

麗華「霧乃っ!」ダキッ

霧乃「えっ、ちょっ、なんですかいきなり抱きついたりしてっ」

麗華「今までごめんね」ギュッ

霧乃「……だからそうやって謝らないで下さいよ」ギュッ

美希「あーあー、お熱いとこ申し訳無いけど、そろそろ行かない?」

春香「そうだよう。もう私お腹ペコペコ!」

ともみ「全く、あなたたちは空気が読めてないんだか読めてるんだか」ボソッ

トテテテ

優衣「ウチは読めてると思いますよ?」コソッ

ともみ「ふふっ、そうね」コソッ

美希「じゃー、出発なのー!」

fin
65 :南嵐茶真 :2011/05/28(土) 15:09:47.33 ID:WIG1kUUAO
小ネタ終わり。MMDモデルが最近できたレッドショルダーが可愛くて辛い。
きりのとゆいって狙いすぎな感はありますが見逃して下さいな。
以上961チームはこんな感じというご紹介でした。

今日のキャラ設定
美希は765プロに所属していた事は無い。765プロの養成所から961プロに入った。
66 :南嵐茶真 :2011/05/28(土) 21:23:20.58 ID:WIG1kUUAO
本編の三人のデビュー曲をアンケートとります。希望の曲名を書いて下さい。

又引き続き質問や要望もうけつけてます。
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/05/28(土) 21:54:20.84 ID:14HM/+lc0
Do-DaiはDo-Dai?
68 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/05/29(日) 18:49:41.26 ID:0KKyg3hAO
どうも、今日は模試で疲れたお。酉ってこれでいいのかな?
さて、本編をいい加減進めます。>>67に感謝。早速使わせてもらいやす。

765プロ会議室

P「と言っても応接室と兼ね部屋なんだけどね」

りん「まー狭いしねー」

真美「ねーねー兄ちゃん、今日は何するの?」

P「に、兄ちゃん……?」

真美「うん、だって兄ちゃん若いし、プロデューサーって感じじゃないもんね」

P「」グサッ

響「あー、真美は悪い意味で言ってるんじゃないと思うぞ」

りん「そーそー、要は舐められてるってこと」

P「」グサグサッ

響「あーもう、りんまで追い打ちかけてどうするんだ! プロデューサー、親しみやすいって事だぞ。そうだな、真美?(そうって言え!)」

真美「う、うん!(何かひびきんが怖い) 年も近いし、偉そうじゃないし、すっごい話しやすいよ!」

P「」

響「フォローしきれないぞ……」
69 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/05/29(日) 19:05:36.50 ID:0KKyg3hAO
P「復活した」

りん「あら早い」

響「ほっ」

P「兄ちゃん云々はさて置き、今日はデビュー曲と衣装を決めます」

一同「おー!」ワクテカ

P「と言ってもデビュー曲は既に頂いたのがあるらしい」

真美「えー、選べんじゃないの? THE iDOLM@STERってゲームなら選べるじゃーん」

P「メタな話はやめなさい。まあこれは>>67さんという著名な作曲家さんが作ってくれた曲だから、文句は無いと思うよ」

響「それは楽しみだな! どんな曲なのか早速聴いてみようよ!」

りん「右に同じー」

P「そうだな。えっとサンプルはっと……」ゴソゴソ

真美「ねえねえ、ひびきん、りんお姉ちゃん、今の内に衣装考えちゃおうYO!」

りん「そーね、筆者の電車が最寄り駅についちゃったみたいだし」

響「なんか今日はみんなメタいな……」

真美「というわけで、またまたアンケート! 真美達に似合うメチャイケな衣装を教えて、兄ちゃん達!」

りん「ゴシックプリンセスとかいーわよね」

真美「ピンクアポロも捨てがたいNAー」

響「いやいやストリートホッパーなんてどうだ?」

ワイワイガヤガヤ

P「お前ら何やってんの……?」

*アンケートです。好きな衣装を書いてね!
first visionでもsecond visionでも可。
1つもついてなかったら真美が泣きます。
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2011/05/30(月) 00:13:03.94 ID://8Wl3bl0
やはり思い出の「スノーストロベリー」かな
71 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/05/30(月) 18:31:56.93 ID:zHrk1CLAO
P「おいお前たち、初○ミクさんによるサンプルあったから聴くぞ」

一同「はーい」

コンドノドヨウビミッカシカナイ♪

P「と、まあこんな曲だな」

真美「兄ちゃん、これすっごく楽しい曲だね! メチャイケだよ〜!」

P「そうか」

響「結構アップテンポだからダンスも楽しそうだな!」

P「ああ、ダンスの振り付けも上がってるから、後で見よう」

りん「真美はともかく私と響には子供っぽすぎる気もするけど……まー仕事だしね」

P「りんはあまり気に入らなかったか」

りん「別にそんなこと無いわよ」フイッ

P「そうか(不満そうだな……)」

真美「あーそうだ! さっき事務所の物置漁ってたらこんな物が出てきたよ!」

響「おお、そうだった。危うく忘れる所だったな!」

P「それ、何だ?」

りん「衣装でしょ。見てわからないの?」

P「真美、ちょっと見せてくれ」

真美「うん!」ハイッ

P「サンキュ……へえ、三着違うデザインなのか」

響「さすがにサイズは合わないだろうから、自分とりんで丈は直すぞ」

P「ん、響とりんはこういうの得意なのか?」

りん「一応学校では手芸部入ってるし、裁縫なら得意よ」

響「自分はどちらかと言うと編み物が専門だけど、丈直す位なら問題ないさー」
72 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/05/30(月) 18:35:11.17 ID:zHrk1CLAO
>>71
りんのセリフの
私→あたし
に脳内変換お願いします
73 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/05/30(月) 20:02:34.87 ID:zHrk1CLAO
P「そうか、お前たちに異存が無ければ衣装もそれで決まりでいいな」

真美「もちろんおっけーだよ!」

りん「ピンク色はこの曲に合うし」

響「自分も問題ないぞ」

P「よし、じゃあ衣装も決まったな……ん?」

真美「兄ちゃん、どしたの?」

P「いや、この衣装が入ってた袋の底に何か引っかかってるんだ」

響「どれどれ」

ガサゴソ

響「とれた! むー、これは手紙か?」

真美「んっふっふ〜、こりは怪しいNE〜。ひびきん、開けてみようよ!」

りん「ちょっとあんた達、勝手に開けちゃ」

響「えっ」ペリッ

りん「……」

ヒビキアンタマミトイッショニフザケテンジャナイワヨイヤイヤイマノハジコダッテ

真美「さ、さーて中身はっと……」

真美「なになに、『スノーストロベリー』? 衣装の名前かな? でもって『貴女達に永遠の輝きがありますように』だって!」

P「昔のファンからのプレゼントなのか?」

りん「そう考えるのが妥当ね」

真美「んっふっふ〜、何か路面チックだね!」

響「それを言うならロマンチックな……」

真美「あれ? そだっけ?」

りん「全く」ハァ

P「よ、よし、そんじゃあとりあえず寮に戻ろう。着替えてスタジオに集合だ」

一同「はーい!」
74 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/05/30(月) 21:57:43.99 ID:zHrk1CLAO
寮内、スタジオ

P「初レッスンだ。気合いを入れないとな」

P「今日はとりあえずボーカルレッスンをしよう。っつかそれ位しか今の俺には指導できん」

ガチャリ

りん「お、あたしが一番か」

P「そうだな」

ガチャリ

響「あっちゃあ、りんの方が早かったかぁ」

りん「ふふっ、残念だったわね、響」

P「真美はまだか?」

りん「あの子着替えに時間かかるタイプだった?」

響「いや、自分たちと良い勝負だったと思うぞ」

りん「ハァ、どうせ脱線してるんでしょーね。ちょっとあたし見てくるわ」

P「おう、頼んだ」

ガチャリ

響「そういやプロデューサー、今日はどんなレッスンをするんだ?」

P「ああ、今日はとりあえず音取りと軽く歌合わせを……」

りん『あんたは、何やってんのよおおおお!』

真美『ウギャアアア、りんお姉ちゃんが怒ったあ!』ダッ

りん『あ、こら待ちなさい! 真美!』ダッ

ドドドドドドドド

響「あーあー、自分何にも聞こえないぞ」

P「」

真美「兄ちゃん助けて! りんお姉ちゃんがいじめるよ〜」

りん「ったく、あんたって子は、何呑気に電話なんかしちゃってんのよ」

響「それは真美が悪いな」

真美「うー」

P「そうだな、みんなを待たせたんだからちゃんと謝るんだ」

真美「ごめんなさい……」

P「よし、よく言ったな。悪気があってした事じゃないだろうし、りんも許してやってくれ」

りん「まーいーけど」
75 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/05/30(月) 22:33:10.33 ID:zHrk1CLAO
P「おっし、それじゃあボーカルレッスンだ。まずは発声練習だな」

響「質問質問。ここピアノ無いけど?」

P「ふっふん、事務所からキーボードを持ってきてあります」

りん「あんた弾けるわけ?」

P「もちろん、何を隠そう俺はずっとピアノを習っていたからな」

真美「ご都合主義だなあ」

P「はいはい、始めますよー」

……………………

P「よし、今日はこんなもんか」

一同「お疲れ様でしたー」

P「お疲れ様」

真美「いやー、兄ちゃん容赦ないね〜」グデーン

響「歌ってただけなのに全身が疲れてるぞ……」ヘローン

P「歌ってのは体を楽器として使う演奏だからな。きちんとやれば全身が疲れるはずだ」

りん「っていうかあんた、絶対素人じゃないでしょ……」グッタリ

P「俺はピアノをやってたから、合唱部の伴奏をやる事も多くてな」

響「だから色々なテクニックを知ってるんだな」

P「受け売りと言ってしまえばそれまでだけどな」

真美「でも真美、こんなの踊りながらできないよ〜」

りん「やる前から諦めてどーすんのよ」

真美「でもりんお姉ちゃんだって疲れてんじゃん」

りん「……」

P「今日疲れたのは普段使ってない筋肉を使ったって事だ。だから次からは徐々に楽になるはずだよ」

響「そう言われると少し安心だな」

真美「そだね……クチュン!」

P「ほらほら、風邪ひくといけないから早く風呂入ってこい」
76 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/05/30(月) 22:34:00.36 ID:zHrk1CLAO
P「おっし、それじゃあボーカルレッスンだ。まずは発声練習だな」

響「質問質問。ここピアノ無いけど?」

P「ふっふん、事務所からキーボードを持ってきてあります」

りん「あんた弾けるわけ?」

P「もちろん、何を隠そう俺はずっとピアノを習っていたからな」

真美「ご都合主義だなあ」

P「はいはい、始めますよー」

……………………

P「よし、今日はこんなもんか」

一同「お疲れ様でしたー」

P「お疲れ様」

真美「いやー、兄ちゃん容赦ないね〜」グデーン

響「歌ってただけなのに全身が疲れてるぞ……」ヘローン

P「歌ってのは体を楽器として使う演奏だからな。きちんとやれば全身が疲れるはずだ」

りん「っていうかあんた、絶対素人じゃないでしょ……」グッタリ

P「俺はピアノをやってたから、合唱部の伴奏をやる事も多くてな」

響「だから色々なテクニックを知ってるんだな」

P「受け売りと言ってしまえばそれまでだけどな」

真美「でも真美、こんなの踊りながらできないよ〜」

りん「やる前から諦めてどーすんのよ」

真美「でもりんお姉ちゃんだって疲れてんじゃん」

りん「……」

P「今日疲れたのは普段使ってない筋肉を使ったって事だ。だから次からは徐々に楽になるはずだよ」

響「そう言われると少し安心だな」

真美「そだね……クチュン!」

P「ほらほら、風邪ひくといけないから早く風呂入ってこい」
77 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/05/30(月) 22:34:29.35 ID:zHrk1CLAO
P「おっし、それじゃあボーカルレッスンだ。まずは発声練習だな」

響「質問質問。ここピアノ無いけど?」

P「ふっふん、事務所からキーボードを持ってきてあります」

りん「あんた弾けるわけ?」

P「もちろん、何を隠そう俺はずっとピアノを習っていたからな」

真美「ご都合主義だなあ」

P「はいはい、始めますよー」

……………………

P「よし、今日はこんなもんか」

一同「お疲れ様でしたー」

P「お疲れ様」

真美「いやー、兄ちゃん容赦ないね〜」グデーン

響「歌ってただけなのに全身が疲れてるぞ……」ヘローン

P「歌ってのは体を楽器として使う演奏だからな。きちんとやれば全身が疲れるはずだ」

りん「っていうかあんた、絶対素人じゃないでしょ……」グッタリ

P「俺はピアノをやってたから、合唱部の伴奏をやる事も多くてな」

響「だから色々なテクニックを知ってるんだな」

P「受け売りと言ってしまえばそれまでだけどな」

真美「でも真美、こんなの踊りながらできないよ〜」

りん「やる前から諦めてどーすんのよ」

真美「でもりんお姉ちゃんだって疲れてんじゃん」

りん「……」

P「今日疲れたのは普段使ってない筋肉を使ったって事だ。だから次からは徐々に楽になるはずだよ」

響「そう言われると少し安心だな」

真美「そだね……クチュン!」

P「ほらほら、風邪ひくといけないから早く風呂入ってこい」
78 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/05/30(月) 22:36:47.96 ID:zHrk1CLAO
今日はここまで。なにげに良いトリオかも?
連投はエラーです。修正とかじゃありません。
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/05/31(火) 01:02:08.51 ID:MWP0ZVVg0
乙。なんか楽しくなってきたね
80 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/01(水) 16:59:07.45 ID:8v0XS5qAO
>>79ありがとうございます。あまりにコメントつかないのでライフバーが明滅してますがぼちぼち書いていきます。

真美「はーい、ひびきん、行こっ」

響「そうだな。って風呂沸かしたっけ?」

りん「タイマーセットしといたから多分沸いてるわよ。壊れてなけりゃね」

響「おお、流石はりんだな!」

真美「相変わらずしっかりしてるよね〜」

りん「そんな事、無いわよ」

響「そんな事あると思うけどなぁ。まいいや、真美、行くぞ!」

真美「んっふっふ〜、おっ風呂、おっ風呂♪」

ダダダダダダダ

P「りんは行かないのか?」

りん「あたしは、もう少し練習したいから」

P「そっか、じゃあ俺も残る」

りん「え、何で?」

P「さっきはノリノリでレッスンしたけどさ、俺他にどういうレッスンしたらいいのかよくわからないんだよ」

りん「それで?」

P「だからりんの自主トレを見て少しでも参考にしたいなあ、と」

りん「……」

P「ダメか? 嫌なら出て行くけど」

りん「……めじゃない」

P「え?」

りん「ダメじゃないって言ってんの!」

P「お、おう(何故怒ってるんだ?)」

………………………

りん「じゃあ振り付け見せて」

P「わかった」ハイドウゾ

りん「紙に流れが描いてあるだけか、これでもいいんだけど動画は無いの?」

P「ああ、あるぞ」ハイドウゾ

りん「ありがと。後であたし達皆に配ってよね」

P「了解。じゃあ後でプレイヤーを貸してくれ」

りん「ん、響と真美にも伝えておく」
81 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/01(水) 17:15:49.92 ID:8v0XS5qAO
りん「ダンスレッスンは基本的には自主トレがメインになるわ」

P「そうなのか」

りん「うん、結局こういうダンスって歌につける物でしょ? だからいくつかのパターンの組み合わせでできてる事が多くて、まずは自分でそれぞれのパターンを踊れるまで練習する」

P「なるほど」

りん「響みたいな天才だと一気に踊れちゃうんだけどあたしは凡人だからね。ちょっと効率悪いのかも知れないけど、こういうやり方しかわからないわね」

P「いや、音楽だってまずは一小節ずつ練習する物だからな。りんは間違って無いんじゃないか?」

りん「そ、そうかな? ありがと///」

P「おう」

りん「そ! それで! この『Do-dai』だとね……」

………………………

りん「ざっとこんな感じに分割できるわね」

P「改めて見ると面白いダンスだな」

りん「何なのかしらね。ブ○トキャンプ?」

P「多分あってる」

りん「今となっては元ネタもわからないのかしら? ともあれ結構三人の動きの組み合わせで魅せる曲みたいね」

P「そうだな。じゃあレッスンでは各自の動きより全体を見た方が良さそうだな」

りん「そーね。まああんたは深く考えずに観客として忌憚の無い意見をくれれば十分よ」

P「わかった」

りん「よーし、じゃあいっちょ踊りますかー」
82 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/01(水) 19:04:48.20 ID:8v0XS5qAO
#注意!フェチズム三割増しでお送りします。

寮内、浴室

シャー

真美「けどさぁ、建物はボロッちいのに何でお風呂場だけこんな立派なんだろうね?」

響「伊織が自腹でリフォームしたらしいぞ。あとトイレも」

真美「そうなんだ〜、さっすがいおりんだね!」

シャーキュッキュッ

ザパーン

真美「いや〜、1日の終わりのお風呂は格別ですな〜」

チャプ

響「本当にな〜、あ゛〜、ぎもぢい゛〜」

真美「だね〜……あ、ひびきん」

響「どうした〜真美ぃ?」

真美「いや〜、ちょっち言いにくいんだけどさ」

響「なんだよ〜、言えよ〜」

真美「え〜、本当に言って良いの?」

響「自分と真美の仲だろ。先輩だからって気遣い無用だぞ」

真美「うん……じゃあ言うけどさぁ……」

響「なぁに?」

真美「腋」

響「へ?」

真美「いやだから、腋の下の……///」カアッ

響「え……マジで……」

ザボンットテトテ

響(鏡を見ている)「真美、剃刀あるか?」

真美「脱衣所のコスメポーチに入ってるよ〜」グデーン

響「サンキュー」

トテトテガラッガラットテトテ

響「あった。ありがと真美」アワダテ

真美「それは良いけど。ひびきん、ちょっちだらしないんじゃないの〜?」スイーッ

響「仕方ないだろ! 南方民族は毛深いんだから!」ヌリヌリ

真美「ああ……そだよねえ……」パチャパチャ

響「そうなんだよ……ほっとくと眉毛繋がるしさ……」ショリショリ

真美「でも沖縄の人って目鼻立ちがはっきりしてて羨ましいけどなぁ」チャプーン

響「男なら問題ないんだけどなぁ……女の子は結構苦しむぞ」ショリショリ

真美「ただでさえ暑いから薄着だもんね」

響「そうそう……痛っ」

真美「あー、切っちゃった? 大丈夫?」

響「つば付けとけば大丈夫だ」チュパッヌリヌリ

真美「なんかエロい」
83 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/01(水) 22:51:38.15 ID:8v0XS5qAO
響「というか真美は剃刀常備してんのか?」

真美「ん〜、とりあえず面倒だからポーチに入れてるってだけかも。そんなに使う頻度高くないし」

響「そっかぁ……よし、こんなもんだろ」

真美「ちゃんと洗って返してよ〜」

響「わかってるって」ジャー

真美「洗うからって下も剃ろうとか考えて無い? 流石に嫌だかんね、それは」

響「いやいや、お前の想像力が怖いわ。」

ソウカナーソウヨー
84 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/01(水) 22:52:05.06 ID:8v0XS5qAO
響「というか真美は剃刀常備してんのか?」

真美「ん〜、とりあえず面倒だからポーチに入れてるってだけかも。そんなに使う頻度高くないし」

響「そっかぁ……よし、こんなもんだろ」

真美「ちゃんと洗って返してよ〜」

響「わかってるって」ジャー

真美「洗うからって下も剃ろうとか考えて無い? 流石に嫌だかんね、それは」

響「いやいや、お前の想像力が怖いわ。」

ソウカナーソウヨー
85 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/02(木) 05:38:10.32 ID:AMjgDj2AO
チャポン

響「腋もきれいにしたし、これでいつ衣装合わせしてもなんくるないさー」

真美「てゆーかそんなに気になるなら永久脱毛とかすればいいじゃん?」

響「あれ高いしな。結局何回も通わないとならないらしいし」

真美「そうなんだ」

響「らしいよ。まあ剃れば事足りるから自分はいいや」

真美「いよいよ真美達もデビューだもんね」

響「だな」

真美「亜美に先を越されて早半年。いい加減諦めかけてた所に」

響「プロデューサーが現れたんだよな」

真美「兄ちゃん、良い人だよね」

響「だな」

真美「真美達、トップアイドルになれるかな?」

響「Aランクまでの道は遠いけど、きっと大丈夫さー」

真美「だね!」

響「そろそろ上がるか」

ガラガラッ

響「お、りん、随分遅かったなー。もう自分たちは上がるぞ」

りん「ちょっと自主トレをね」

真美「さっすがあ! んじゃ、りんお姉ちゃん、お先!」

りん「うん、あとあいつがダンスの振り付けを入れるから音楽プレイヤー貸してって」

響「了解だ!」

ガラガラ
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/06/02(木) 07:41:16.16 ID:B5H6vzEAO
なんという俺得スレwww
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/06/02(木) 07:41:54.49 ID:B5H6vzEAO
なんという俺得スレwww
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/06/02(木) 07:42:23.11 ID:B5H6vzEAO
なんという俺得スレwww
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/06/02(木) 07:42:51.29 ID:B5H6vzEAO
なんという俺得スレwww
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/06/02(木) 07:43:37.75 ID:B5H6vzEAO
脇とかなんという俺得スレだwww
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/06/02(木) 07:44:52.19 ID:B5H6vzEAO
脇とかなんという俺得スレだwww
92 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/02(木) 08:48:41.72 ID:AMjgDj2AO
>>86-91
同志よ。慌てて連レスしすぎだwww

寮内、Pの部屋

P「やっと1日が終わった」

P「まあ初めだから長く感じるのは仕方ないな」

P「明日からはレッスンや営業に励んで、来週のオーディション合格を目指す」

P「あと、寮の仕事は当番制だったな。俺がローテーションに入るのは来週からみたいだ」

P「うーん、今日はもう寝るかな……」

コンコン

P「どうぞー」

ガチャリ

りん「こんばんは」

P「おお、りんか、どうした?」

りん「ほらこれ、みんなの音楽プレイヤーよ」

P「あ、そうだそうだ。すっかり忘れてた」

りん「もー、しっかりしてよね」

P「悪い悪い」

りん「それじゃ、あたしはこれで」

P「おう、わざわざありがとな」

りん「別に。お休みなさい」

P「お休み」

ガチャリバタン

P「寝る前にもう一仕事、だな」
93 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/02(木) 16:18:14.57 ID:AMjgDj2AO
翌朝

P「今日も早く起きちまったな」

P「むしろこの方がいいのかも知れん。1日の予定を改めて考える事ができるしな」

P「今日は作曲家の先生に挨拶した後、寮に戻ってレッスンか」

P「しばらくどうすっかな……」

1 スタジオに行く
2 公園に行く
3 まだ行ってない部屋に行く
4 食堂に行く

P「>>93、頼んます」
94 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/02(木) 20:14:53.93 ID:AMjgDj2AO
安価ミスった(苦笑)
>>95
お願いします。
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2011/06/03(金) 02:33:06.58 ID:1nhaMN2c0
3で。
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/06/03(金) 02:33:46.83 ID:1nhaMN2c0
sage忘れたwwww
97 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/03(金) 14:25:53.95 ID:QRpsmxPAO
P「よし、寮内を見て回ろう。まだ行ってない部屋があるかも知れないな」

テクテク

寮内、談話室

P「談話室か……」

P「とりあえず入ろう」

ガラガラッ

??「よっしゃー、亜美の勝ち!」

真美「ちくちょー、もう一回!」

??「これで一回亜美の勝ち越しだから、次亜美が勝ったら決着だよ!」

真美「絶対負けないんだかんね! って、兄ちゃん?」

P「おう、真美と……」

亜美「亜美だよ!」

P「そうだったな。で真美と亜美はこんな朝っぱらから何をやってるんだ」

真美「スマブラだけど、ほら、このテレビちょ→大きいっしょ!」

亜美「んでんで、50勝49敗で亜美が勝ち越してんの」

真美「亜美のパートナーNPCが絶対強すぎなんだよ〜!」

亜美「そんなことないよぉ」

P「なあ、お前ら」

亜美真美「なに?」

P「(ハモったなぁ)まさかとは思うが日曜の夜から徹夜でやってるのか?」

亜美「何言ってんの、徹夜なんてするわけないじゃん」

真美「これから寝るもんね→!」

亜美「ね→!」

P「今朝の4時だけど」

亜美真美「」
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2011/06/03(金) 16:34:45.28 ID:KKtsAdXAO
期待
99 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/03(金) 16:40:20.33 ID:QRpsmxPAO
P「っつかお前ら、朝っぱらから何してんだって聞いてるだろうに」

亜美「そだっけ、それよりどうする、真美?」

真美「もう寝てる時間もないし、このまま学校行くしかないっしょ、フワァ」

P「月曜からこれじゃあ、先が思いやられるな……」

真美「あ、今兄ちゃん馬鹿にしたっしょ〜」ジトー

P「そりゃあな」

亜美「うわーん! なんか真美の兄ちゃんはストレートだねぇ」

真美「でも悪い人じゃないよ///」

亜美「ふ〜ん……」

P「兎に角お前ら、起こしてやるから制服に着替えてすぐ寝ろ」

真美「え〜、スカートにシワよっちゃうよ〜」

P「お前達が寝不足で事故にでもあったらどうする? 2時間くらいは寝れるだろうから今すぐ部屋に戻りなさい」

亜美真美「はーい……」テクテク

P「朝食は弁当にしてもらうように当番の人に言っておくからな」

真美「うん、ありがとね、兄ちゃん」

亜美「じゃ、お休みなさーい」

P「おう」

ガチャリバタン

P「片付けは俺がやるのか……全く、手間のかかる妹みたいだな」

ガサガサゴソゴソ

………………………

トテトテガラッ

真美「あ、兄ちゃん……」

P「どうした、真美?」

真美「お片付け、しないとって思って」

P「そうか」

真美「でも大体終わってるね……」

P「……」

真美「……」

P「そうだ、俺どこにしまったらいいのかわからないから真美にやってもらいたいなー」

真美「……兄ちゃん」

P(白々しすぎたかな……)

真美「ありがとね!」

P「お、おう」
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/06/03(金) 18:43:32.06 ID:gOBFUp1G0
真美カワイイなぁ
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/06/03(金) 18:44:04.92 ID:gOBFUp1G0
真美カワイイなぁ
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/06/03(金) 18:44:31.67 ID:gOBFUp1G0
真美カワイイなぁ
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/06/03(金) 18:45:48.30 ID:gOBFUp1G0
真美カワイイなぁ
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/06/03(金) 18:47:25.35 ID:gOBFUp1G0
真美カワイイなぁ
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/06/03(金) 18:48:28.30 ID:gOBFUp1G0
真美カワイイなぁ
106 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/03(金) 19:55:50.33 ID:QRpsmxPAO
P「真美が寝たのも確認したし、食堂へ行くか」

寮内、食堂

キーッ!キーッ!モーッ!アラアラ

P「なんか騒がしいな……」

P「おはようございます」

あずさ「あらプロデューサーさん、おはようございます〜」

P「あずささん、おはようございます。ところで厨房から聞こえてくる悲鳴はいったい?」

あずさ「今日の当番の伊織ちゃんね」

P「伊織さんは料理、苦手なんですか?」

あずさ「いいえ、むしろ得意だと思うわ。ただ、ね……」

P「ただ……?」

伊織『あーもう! 裏漉しに湯煎に、一人でできるかっての!』

あずさ「お嬢様だからかしら、やたらと凝った物を作りたがるのよ〜」

P「ああ、そういう……」

伊織『ちょっとあずさ! 休んでないで手伝いなさいよね!』

あずさ「あらあら、わかったわ〜! それじゃすみませんけど私はこれで……」

P「はい、頑張って下さい……じゃなかった。あの、双子の朝食なんですけど」

あずさ「ええ」

P「あいつら今朝まで徹夜でゲームしてたみたいでギリギリまで寝かせてやりたいんですよ。なんで」

あずさ「うふふっ、わかりました〜。二人分お弁当にしておきますね」

P「助かります」

あずさ「いえいえ〜、プロデューサーさん、優しいんですね」

P「そうですかね?」

あずさ「そうですよ〜」

伊織『あずさ〜! 速く来て〜!』

あずさ「ごめんね〜! 今行くわ〜! それじゃあ」パタパタ

P「はい、お時間とっちゃってすみません」
107 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/03(金) 20:10:26.22 ID:QRpsmxPAO
「行ってきまーす!」

ワイワイガヤガヤ

………………………

P「ふう、みんな出かけたな」

あずさ「そうですね〜」

P「あずささんは平日の昼間はどうしてるんですか?」

あずさ「基本的には事務所のお手伝いとかですね〜、あとたま〜に1人のお仕事をしてます」

P「ちなみに今日は?」

あずさ「今日はプロデューサー、あ、私たちのですけど、その人とレッスンです。情けないけれど、そんなにお仕事も無いんですよね」

P「大変ですね……」

あずさ「あら、そうだわ」

P「どうしたんですか?」

あずさ「良かったらですけど、レッスンを見学していきません?」

P「え、いいんですか?」

あずさ「別に減るものでも無いですし。それにね」

P「それに?」

あずさ「りんちゃんにお願いされてるのよ〜。『あいつ、まだレッスンの仕方とかよくわかんないみたいだから、見学させて上げられませんか?』って」

P「そうですか、りんが……」

あずさ「りんちゃんもね、色々事情があるみたいよ〜。本当は優しい子なのに外面使い分けて」

P「そうなんですか」

あずさ「私も詳しくは知らないけれどね。さて、プロデューサーさん、見学の件はどうします?」

P「是非、と言いたい所ですが、まずは事務所に挨拶しに行きませんか?」

あずさ「それもそうね〜」

P「ではそうしましょう」
108 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY [sage]:2011/06/03(金) 20:13:25.91 ID:QRpsmxPAO
とりあえず一区切りです。真美が可愛いと言ってもらえて嬉しいです。
前も書いた気がしますが僕はアイマスはアーケードとSP、DSのみプレイで、2は購入したものの本体購入の目処が立たないのでやれてません。
それなので2のキャラ像とは違う部分もあると思いますが暖かく見守って下さい。

では。
109 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/04(土) 10:05:52.15 ID:iSHGIsgAO
765プロ

P・あずさ「おはようございます」

小鳥「あ、おはようございます。もう尾崎さんいらしてますよ」

あずさ「あらそうですか〜」

P「尾崎さんっていうのが」

あずさ「はい、私たち竜宮小町のプロデューサーさんです」

P「どんな人なんだろ」

あずさ「うふふ、会えばわかりますよ」

小鳥「とりあえず応接室で待ってもらってます」

あずさ「そうですか〜、それじゃ行きましょ」

P「はい……って、そっち逆ですよ!」

あずさ「あらあら」

応接室

ガチャリ

P・あずさ「おはようございます」

??「おはよう、あずさ。それとあなたが新人プロデューサー君ね」

P「あ、はいどうも。男と言います。今日はお世話になります」

??「別にそんな固くならないでも良いのよ。私は尾崎玲子。よろしくね」

あずさ「尾崎さんはフリーのプロデューサーさんなんですよ」

P「へぇー」

尾崎「今はとりあえず765プロの契約社員という形だけどね」

P「でもどうしてフリーなんですか? 会社に所属した方が有利だと思いますけど」

尾崎「そうね。色々理由はあるんだけど、自由ってのが一番大きいかな」

P「自由……ですか」

尾崎「まだあなたにはわからないかも知れないわね。まあその内わかるわよ」

P「そうですか」

あずさ「あの〜、そろそろ行きませんか?」

尾崎「それもそうね。じゃあ早速レッスン場まで行きましょう」

P「あれ? 寮じゃないんですか?」

尾崎「あそこじゃ設備の問題でできないレッスンもあるのよ」

あずさ「じゃあ行きましょう♪」

P「はい……だからそっちは玄関と逆ですって!」
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/06/04(土) 10:39:17.21 ID:Kv4U81aAO
マダオが来るとは
111 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/04(土) 16:27:20.32 ID:iSHGIsgAO
都内、撮影スタジオ前

尾崎「さて、ついたわね」

P「ここは」

あずさ「グラビア撮影に使うスタジオですね〜」

P「ぐ、グラビアですか///」

尾崎「あなたが期待してるような事はしないわよ?」

P「いや、何も期待してないですって!」

あずさ「あら〜、何を期待してたんですか〜?」

P「からかわないで下さいよ」

尾崎「女性に免疫無いのね、これから苦労しそうだわ」

あずさ「でも可愛いじゃないですか〜」

P「ちょ、可愛いて」

尾崎「さて、馬鹿やってないで行くわよ」スタスタ

あずさ「は〜い」

撮影スタジオ

尾崎「あー、その機材もうちょい右。そうそうそこ、ストップ! よしOK」

P「やっと終わった……」

尾崎「あと二台運んでねー」

P「マジっすか……」

………………………

P「もう俺ダメです」

尾崎「お疲れ様。じゃあこれからレッスン始めるわね。あずさ!」

あずさ「準備おっけい、です〜」

尾崎「じゃあまずはウォーミングアップね。あずさ、1カメに悲しい表情作って」

あずさ「悲しそうに……」

尾崎「次は激しく」

あずさ「激しく!」

尾崎「よし、とりあえずはいいかな」

P「何やってるんですか?」

尾崎「表情の作り込みね。ちょっと見直すか。あずさ、こっち来てちょうだい」

あずさ「は〜い」テクテク

尾崎「じゃあ今のを見直してみましょう」ピッ

『悲しそうに……』

P「引き込まれますね」

あずさ「そんなぁ、照れちゃいます///」

尾崎「カメラに向かって的確な表情をする事は、ある意味ダンスや歌よりも優れたアピールになり得るわ」

P「なるほど……」

尾崎「そしてカメラを通した表情というのは自分が思っているものとは大概異なっているものよ」

あずさ「そうなんですよね〜」

尾崎「だからイメージ通りの表情が完璧にだせるようにレッスンをするってわけ」
112 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/04(土) 19:29:02.86 ID:iSHGIsgAO
尾崎「じゃあ本格的にやりましょうか。あずさ、準備して」

あずさ「は〜い」テクテク

尾崎「今から曲流すから、打ち合わせの通りにやりなさい」

あずさ「わかりました」

シラヌガーホトケホットケナイ♪

P「これは、普通のダンスレッスンでは無いんですか?」

尾崎「あなたさっきまで何を見てたわけ? そこのモニターをよく見てみなさい」

P「はい……あっ」

尾崎「わかったみたいね」ニヤリ

P「すごい、カメラの切り替えに合わせてベストな表情を向けてる……!」

尾崎「これはレッスンだから、どのタイミングでカメラを変えるかは大体伝えてあるわ。でも完璧にどのカメラとは伝えていない」

P「それでどうしてこんなに合わせられるんですか?」

尾崎「一言で言うなら、勘よ」

ヨフカシノーネコマドワスー♪

尾崎「ステージ上の自分の位置やカメラマンの動きから、どのカメラが使われているかを推測してるの。まあ今はカメラマンはいないけどね」

P「すごい……」

尾崎「驚いた? これが、プロのアイドルよ」

オアズケファンキーガール♪

尾崎「お疲れ! 見直すわよ!」

………………………

765プロ社員寮前

P「今日は本当にありがとうございました」

尾崎「何か参考になったかしら?」

P「はい!」

尾崎「それは良かった」

あずさ「私は少し休んでます〜」

尾崎「わかったわ。伊織達が帰ってきたら出かけるわよ」

あずさ「は〜い」テクテク
113 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/06(月) 07:40:43.36 ID:Y5V2/mQAO
ちょっと週末は別のスレで安価してたので勝手にお休みしました。楽しみにしてた方いましたら申し訳ありません。
今日のアフターファイブから更新再開するつもりです。
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/06/06(月) 11:48:12.15 ID:8tPcSykn0
続きが気になります。GJ!
115 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/06(月) 18:10:18.52 ID:Y5V2/mQAO
P「竜宮小町の皆さんは今日はどんな予定なんですか?」

尾崎「今日はテレビ収録が一本とラジオのゲストね。あなたはレッスン?」ピコピコ

P「あ、はい。それと作曲家の先生に挨拶に」

尾崎「そっか」ピコピコ

P(忙しいみたいだな。俺も計画を復習しておこう)

尾崎「あー、1つアドバイスしとくけど、作曲家の人って結構自分の曲を歌わせても良いかこだわるわよ」ピコピコ

P「え、それってどういう」

尾崎「まあ一概にどうとは言えないけど、突然歌う事を要求されるかもね」ピコピコ

P「マジですか」

尾崎「マジよ」ピコピコ

P「貴重なアドバイスどうもです」

尾崎「いえいえ、まああれよ」ピッ

P「?」

尾崎「これから先何があっても、担当アイドルの輝きを信じること。それさえできれば大丈夫よ」

P「輝き、ですか」

尾崎「そう、アイドルにとって最も大事なモノ。それが何かは私もまだわからないんだけどね」

P「そうなんですか?」

尾崎「昔お世話になった人の受け売りだしね。でも嘘じゃないから、これは絶対言える」

P「わかりました。頑張って輝きを見つけてみます」

尾崎「その意気よ。さて、と」

『ただいまー!』

尾崎「お帰りなさい。伊織」

伊織「あ、プロデューサー、来てたの」

亜美真美「「ただいま、兄ちゃん!」」

P「おう、お帰り」

尾崎「よし、じゃあ伊織と亜美はすぐ出かけるから準備してらっしゃい」

伊織・亜美「はーい」タタタタタ

尾崎「あとあずさを起こしといて!」

伊織『また〜!?』

ホラオキナサイヨアラーネボケテンジャナイワヨアラアラ

P「響とりんはまだか?」

真美「高校生組はもうしばらくかかると思うよ!」
116 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/06(月) 18:28:57.74 ID:Y5V2/mQAO
P「そういやみんなは同じ学校に通ってるのか?」

真美「うん、真美と亜美といおりんは中等部で、ひびきんとりんお姉ちゃんは高等部だよ」

P「そっかあ、なんか良いなそういうの」

真美「兄ちゃん爺臭いよ〜」

P「そうかな? でも、元々同じ学校だった訳じゃないだろ?」

真美「ひびきんといおりんはここに住む様になってからだけど、りんお姉ちゃんと真美達は元々今のガッコに通ってたよ」

P「やっぱり資金難なのか……」

真美「違うよ〜、芸能科があるガッコが少ないから」

P「あ、なるほどね」

真美「やっぱり勉強と芸能活動を両立させて卒業ってなると、普通のとこよりはね〜」

竜宮小町一同「準備できました!」

尾崎「じゃあ行くわよ!」

ガチャリザワザワバタンッ

P「真美も今の内に準備しといてくれ」

真美「おっけ〜!」タタタタタ

P「ふぅ、上手くやれっかな……」

P「輝き、か……」
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2011/06/06(月) 18:59:15.66 ID:fj6X7WdAO
わくわく
118 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/06(月) 22:41:50.54 ID:Y5V2/mQAO
帰路

響「あー、今日も疲れたぞ」

りん「何言ってんのよ。あたしたちはこれからが本番でしょーが」

響「それはそうなんだけどさー、あ、りんりん」

りん「あたしはパンダじゃない!」

響「うぉっ、いきなりキレるなよ。びっくりするじゃんか」

りん「ちょっと気にしてんのよ……真美がりんお姉ちゃんと呼んでくれた時はどんなにほっとしたか……」

響「それは確かになー、りんお姉ちゃん以外ならりんりん一択だろうし」

りん「そーなのよ。で、何?」

響「ああ、そうそう。今そこに美味しそうなクレープの屋台が見えたから、ちょっと寄ってかない? って」

りん「時間大丈夫かしら?」

響「歩きながら食べればなんくるないさー!」

りん「あんたいつもそれよね……」ハァ

響「善は急げだ! ほら、行くぞりん!」ガシッ

りん「え、ちょ、引き摺らないでよー!」

………………………

響「よっし到着!」

りん「結構遠かった……」

響「まあまあ、甘い物で疲労回復だ!」

りん「そうね……えっと『マタイチおじさんのクレープcafe』か」

響「実は最近うちのクラスで評判なんだよ。ちょっと来てみたくてさ」

りん「何が『クレープの屋台が見えた』よ……」

??「お、お客さんかな? いらっしゃい」

響「あ、どうも」

??「ご注文はどうします?」

響「えっと、自分は苺カスタードで、りんは?」

りん「じゃあこのシュガー&レモンで……」

??「はいよ〜。じゃあ300円と250円で合計550円になります」

響「はい」チャリン

りん「250円……あった。はい」チャリン

??「じゃあちょっと待っててね。お嬢さん達美人だから、おじさんサービスしちゃうよ」ニカッ

響「おお、それは嬉しいぞ!」

ジュー

??「はい、苺カスタードとシュガー&レモンね。おまちどおさま」

響・りん「ありがとうございます!」
119 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/06(月) 23:00:23.52 ID:Y5V2/mQAO
クレープcafe

響「いっただっきまーす!」

りん「何で普通に机に向かって食べてんのかしら……いただきます」

ハムハムムシャムシャ

響・りん「美味しい!」

??「嬉しい事言ってくれるねえ」

響「おじさん、これ凄い美味しいな。作り方教えてよ!」ムシャムシャ

??「ははっ、それは企業秘密だから無理だねえ。おじさん商売できなくなっちゃうよ」

りん「イヒヒッ、それもそうね」ハムハム

響「むー、おじさんのけちぃ。あ、そういえばマタイチおじさんっておじさんの事?」ムシャムシャ

??「そうだよ〜。おじさん、悪徳又一って言うのよ」

りん「何か嫌な名字ね」ハムハム

悪徳「うーん、確かにこのせいで嫌なレッテル貼られた事もあったよ。まあ、名前は一生付き合わないといかんからねえ」

響「名字がなんだってマタイチおじさんはマタイチおじさんだろ? それでいいじゃん」ムシャムシャ

悪徳「違いない。こりゃ一本とられたな〜」ニカッ

りん「そーよ。それにこんな美味しい物作れる人が悪い人な訳ないわ」

悪徳「ありがとさん、お嬢さんたち」

りん「お礼なんていーんですよ」ニコッ

響「そうそう。クレープ美味しかったぞ! また来るからね!」

悪徳「平日は毎日営業してるから、いつでもおいで」

りん「ごちそーさまでした!」

響「バイバーイ!」

タッタッタッタッ

悪徳「愛益(アイマス)学園の生徒か……」

悪徳「良い笑顔をする子達だったな。きっと良いアイドルになる」

悪徳「なんて、今の俺が言っても仕方ないけどなあ」

女子高生A「すみませーん」

悪徳「はいはいただいまっ」
120 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/06(月) 23:21:20.61 ID:Y5V2/mQAO
社員寮

響・りん「ただいまー!」

真美「もう、遅いよっ! ……クンクン、むっ! 2人から甘い匂いがする〜!」

響「あ、はははは、ごめんな真美」

真美「なんか美味しい物食べてたんでしょ〜!」

りん「じゃあ明日連れて行ってあげる」

真美「ホント!? さっすがりんお姉ちゃん、話がわかるぅ〜」

P「お、お前ら帰ったか。急いで支度しろ。服はそのままでいいから」

響・りん「りょーかい!」

………………………

P「戸締まりよしっと、じゃあ行くぞ」

真美「おーっ!」

響「何か真美とプロデューサー、仲良くなってない?」コソコソ

りん「気のせいではなさそうね」コソコソ

P「おい、りんと響もいくぞ」

響・りん「はいはーい」

………………………

録音スタジオ

P(待ち合わせ場所の指定からして、尾崎さんのアドバイスは合ってたみたいだな……)

真美「よーし、じゃあひびきん、いざ出陣〜!」

響「おーっ!」

りん「全く……」

ガチャリ

一同「こんにちは!」

??「やあ、元気がいいね」

りん「えっと、私は朝比奈りんですっ」キャピッ

響「自分は我那覇響です!」

真美「双海真美だよ!」

P「私はこの子達のプロデューサーです」

??「ふむふむ……みんな良い目をしているね。僕は武田蒼一、音楽プロデューサー兼DNAプロダクションの代表取締役をつとめています」

響「武田蒼一!?」

りん「どこかで見た事がある気はしたけど、まさか……」
121 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/06(月) 23:27:52.17 ID:Y5V2/mQAO
今日はお終い。
ゲスト大放出回でした。しかし話が進まねえ……
でも大体伏線張り終わったから次からはもうちょいサクサク進みたいですな。

感想要望お待ちしております。

明日も5時以降に5レス程投下予定です。
122 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/06(月) 23:29:43.60 ID:Y5V2/mQAO
今日はお終い。
ゲスト大放出回でした。しかし話が進まねえ……
でも大体伏線張り終わったから次からはもうちょいサクサク進みたいですな。

感想要望お待ちしております。

明日も5時以降に5レス程投下予定です。
123 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/06(月) 23:30:18.16 ID:Y5V2/mQAO
今日はお終い。
ゲスト大放出回でした。しかし話が進まねえ……
でも大体伏線張り終わったから次からはもうちょいサクサク進みたいですな。

感想要望お待ちしております。

明日も5時以降に5レス程投下予定です。
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/06(月) 23:52:08.08 ID:2nlTYD+DO
悪徳がクレープ屋のおやじだと…?

そしてそう、僕だの人まで出てきたかw
125 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/07(火) 17:39:52.84 ID:o3NFZncAO
今日は7時頃から投下します。
126 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/07(火) 19:35:16.06 ID:o3NFZncAO
真美「ちょっと兄ちゃん! 作曲家は>>67さんとか言ってたじゃん! 話が違うよ〜」コソコソ

武田「>>67は僕の秘書だが」

真美「コソコソの意味がない!」

武田「ふむ……何やら認識の齟齬があるようだね」

P「え、いやいや、そんなのありませんよ! な? な?」

響「も、もちろんですよ。なあ、りん」

りん「はいっ。本物の武田さんに会えて嬉しくて」キャピッ

真美「真美も!」

武田「……」

P(まずったかな……)

武田「そんなに喜んでもらえると素直に嬉しいね。まあ、立ち話もなんだからとりあえず適当にかけて」ニコッ

一同「はい」ホッ

………………………
30分後


武田「こんな所に呼び出されたたからにはわかっているとは思うが、早速君たちには歌ってもらいたい」

P(やはりか……)

武田「僕もどんな歌い手かわからないのに曲を提供するわけにはいかないからね」

一同「……」

武田「まあ、そんなに固くならないで気楽に歌ってくれれば良い。765プロの子達なら心配無いだろう。何か質問は?」

響「あ、あの……」
127 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/07(火) 20:10:14.53 ID:o3NFZncAO
武田「何だい、我那覇くん?」

響「えっと、大した事じゃないですけど、無名で駆け出しの自分たちに曲をくれるのは何でなのか気になりました」

真美「あ、それは真美も気になるかも。ましてたけちんはDNAの偉い人なんでしょ?」

りん「コラ、真美っ! 失礼でしょ!」ボカッ

真美「痛っ! ごみんなさぃ……」

武田「ははは、元気があっていいじゃないか。それに朝比奈くん」

りん「はい?」

武田「君もこっちの顔の方が素敵だと思うけどね?」

りん「あ……///」

武田「まあ深い詮索はしないよ。それと質問の答えだけど、僕は高木氏に昔お世話になったんだ」

武田「その彼自ら撮影中のスタジオまで来て『可愛らしい曲のストックがあったらくれないか』って頼まれた物だからね」

響「そんな事情が」

P「もしかして、あの時か……?」

武田「他に質問は?」

一同「……」

武田「じゃあ早速ブースに移ってくれ」ニコッ

一同「はい!」
128 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/07(火) 20:12:24.54 ID:o3NFZncAO
今電車なのですが、携帯のバッテリーがヤバいので中断します。
今日はわた春香さんが主役のエロゲ「星空へ架かる橋」を買ってみたよ!全然在庫がなくて最後の一つだったけどね!
129 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/08(水) 17:06:50.71 ID:7WYpcbSAO
765プロ社員寮、Pの部屋

P「レッスンも終えた。今日も1日が終わる」

P「しっかし緊張したなあ。気さくなのがかえって……ね」

P「でも最後の一言はなんだったんだろ」

………………………

一同『お疲れ様でした!』

武田『お疲れ、なかなか良かったよ。君達に歌われるならこの曲も嬉しいだろう』

りん『本当ですか!?』

武田『僕は嘘は言わない』

真美『おぉ〜、たけちんにほめてもらえたよ! やったね!』

響『そうだな! すっごく嬉しいぞ!』

武田『それじゃ、ちょっと僕はプロデューサーくんと話がしたいから……』

P『わかりました。みんな、ちょっと向かいのミ○ドで時間潰しててくれ』

真美『当然兄ちゃんのおごりだよね?』

P『……仕方ない』

響『本当だな? 武士に二言は無い、だぞ!』

真美『じゃあしゅっぱ〜つ!』

ワイワイガヤガヤ

バタンッ

武田『ふう、元気な子達だね』ニコッ

P『ええ、ちょっと元気過ぎますが』アハハ

武田『皆良いものを持っている、きっと良いアイドルになるよ』

P『ありがとうございます』

武田『さて、いくつか話があるんだが』

P『はい』

武田『まず、レコーディングに立ち会わせてもらいたい』

P『え、でも、良いんですか?』

武田『今日の彼女たちの歌を聞いて、僕も意欲が湧いてきてしまってね。スケジュールはこんな感じでどうだろう』スッ

P『あ、わざわざすみません……えっと、大丈夫ですね』ピッピッ

武田『では、そういう事で頼むよ』

P『はい、こちらこそよろしくお願いします』

武田『それと二点目だがね』

P『はい』
130 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/08(水) 17:19:20.21 ID:7WYpcbSAO
武田『君たちは週末のオーディションに出るつもりなのかな?』

P『ええ、それでデビューを決めるつもりです』

武田『そうか、なら気をつけるといい。そのオーディション、恐らく合格枠が一つ減るはずだ』

P『え、それってどういう事ですか? 運営からは何の連絡もありませんが』

武田『今アメリカにいるオーディション荒らしとして有名な人物が、今週末日本に帰ってくるという情報があってね』

P『はあ』

武田『その人物はSランク相当の実力を持っている。新人のオーディションでは確実に勝ち抜くだろう』

P『Sランクですって? その人、誰なんですか?』

武田『ああ、君も名前くらい聞いた事があるだろう。日高舞くんだ』

P『日高、舞って……あの伝説の』

武田『昨年芸能界に復帰して、今はアメリカでショービズに手を出してるって話だったんだが、どういう気まぐれか今週末帰ってくる』

P『でも、オーディションに出るとは限りませんよね……?』

武田『いや、彼女は常にライバルや刺激を求めているからな。とりあえず目についたオーディションには出るはずだ』

P『そんな……』

………………………

P「日高舞と戦うってのも衝撃的だったけど、気になったのはその後の一言だ」
131 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/08(水) 17:25:06.98 ID:7WYpcbSAO
バッテリーがあっ
中断
132 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/08(水) 18:41:28.91 ID:7WYpcbSAO
武田『それと最後に。朝比奈くんをしっかり見てやってくれ』

P『は、はい。もちろんです』

武田『それならいいんだ』

P『いえ、ありがとうございました。それでは失礼します』

武田『ああ。また会おう』

………………………

P「りんはしっかりしてるから大丈夫だろ」

P「あー、眠い。寝よう……」
133 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/08(水) 21:05:20.42 ID:7WYpcbSAO
同日、DNAプロダクション

武田「ただいま、帰ったよ」

>>67「あ、社長、お疲れ様です」

武田「ああ、そういや君、765プロのプロデューサーに作曲家のふりして連絡いれただろう」

>>67「あ、バレちゃいましたか」

武田「全く、君は少々おふざけがすぎるね」

>>67「でも有能ですよ」

武田「だから質が悪い」フフッ

>>67「誉め言葉ですね。っと、そういえば秋月くんにCMのオファーが入ってます。確認しといて下さい」

武田「わかった」

>>67「しっかし社長になっても現役のプロデューサーなんて、あなたくらいですよ」

武田「空気など読まない。秋月くんのプロデュースはどうしても僕がやりたいだけだ」

>>67「社長らしいです。あと桜井さんの再デビューの件ですけど、如月さんの方は構わないという事ですが、まだ佐野さんの了承が得られてないです」

武田「佐野くんは僕が説得しよう」

>>67「じゃあお願いします」

武田「このプロジェクトは今の音楽界の為にも、どうしても成功させなくてはならないんだ」

>>67「DNAプロ屈指の歌唱力を持つ3人を組ませたユニット、ですか」

武田「勿論ソロ活動は続けてもらうから、彼女たちを縛る事にはならないさ。名付けて『silent siren』なんてどうだろう」

>>67「なかなか良いんじゃないですか。僕は好きですよ」

武田「君がそう言うなら安心だ」

>>67「移籍してきた2人も馴染んできたみたいです」

武田「それは何よりだね」

>>67「ですが、本当に奴を担当にして良かったんですか? 萩原さんのお父様はだいぶそちらの筋では有名な方みたいですし、あいつ下手したら死にますよ?」

武田「だからどうした? 五十嵐に本当にやり直す覚悟があるならば、きっと上手くやるはずさ」
134 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/08(水) 21:10:02.46 ID:7WYpcbSAO
今日はお終い。
とにかくアイマス界隈で出てきた人はガンガン出します。

星空へ架かる橋はなかなかエッチシーンに突入しません。でも春香さんやあずささんがかわいいのでどうでもいいです。
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/06/09(木) 01:25:25.30 ID:KQjucuiF0
67でレスした者だが・・・まさかのセリフ付き出演wwww
136 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/09(木) 15:46:39.06 ID:Dvy72b1AO
今日は更新無しです。

>>135
序盤で張った伏線回収をどうしてもしなければいけなかったのです……
武田は何となく1人にできないのでまさかのレギュラー化するかも知れません(ww
137 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/09(木) 22:22:39.20 ID:Dvy72b1AO
更新無しのつもりでしたが小ネタでお茶を濁してみる。

オーディション会場、楽屋

真「ねえ、愛はずっと何を読んでるの?」

愛「超禁書です」

真「超禁書っていう本なの、何か危なそうだね」

愛「あー、真さんは全く知らないんですか。『とある○術の禁書目録』っていう小説で、略称が『禁書』なんです」

真「じゃあ超ってのは?」

愛「この絹旗最愛ちゃんというキャラクターの口癖なんですけど、ほらちょっと見て下さいよ」スッ

真「え、うん……」ヨミヨミ

愛「どうです? 超何か気づきませんか?」

真「強いて言うなら、愛に似てるよね」

愛「そうなんですよ!」

真「愛、静かに……」

愛「あ、超すみません」アセアセ


完全に思いつきです。でも敬語キャラかつパワー系だし見た目もかなり似てるような……
138 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/09(木) 22:51:06.78 ID:Dvy72b1AO
小ネタ、餌付け

クレープcafe

P「あ、良い匂い」

P「もしかしてこれがりん達の言ってたクレープ屋かな。よし頼んでみよう。すみませーん!」

悪徳「はいはいお待ちどう」

P「チョコバナナクレープを1つ下さい」

悪徳「チョコバナナ1つね。300円になります」

P「はい」チャリン

悪徳「はい、300円丁度お預かりね。じゃあしばらくお待ちを〜」

ジュー

P「そんなに薄く伸ばして、上手いもんですねえ」

悪徳「そうかい?」

??「うー、美味しそうです」

悪徳「そこのお嬢さんも、1ついかが?」

??「じゃあチョコバナナ……あ、やっぱ辞めときます……」トボトボ

P「今の子は?」

悪徳「いつも物欲しそうに見てるんだけど買わないで帰っちゃうんだよねえ」

P「……」

悪徳「はい、チョコバナナお待ち!」

P「あ、ありがとうございます」ダッ

悪徳「……青春だねえ」

………………………

P「ちょっと君!」

??「う? 私ですかあ?」

P「そう、君だよ君!」

??「はじめておあいしますけど、なんのごようですか?」

P「ああそうだ、これ!」スッ

??「え? これって……」

P「おじさんが間違えて違うの作っちゃったんだよ。俺はオレンジカスタードが食べたかったのにさ。そしたらちょうどチョコバナナを食べたいって声が聞こえたからね」ニコッ

??「お兄さん……ありがとうございます!」ニッコリ

P「(うぉっ、可愛い!)いやいや礼なんて良いんだよ」

やよい「私、高槻やよいといいます! このごおんはぜったいかえしますから、お兄さんのお名前もおしえてください!」

P「俺は男。そこの765プロって芸能事務所で働いてるよ」

やよい「765プロって、もしかして我那覇響さんがいるところですか?」

P「ああ、響は俺の担当だが」
139 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/09(木) 22:51:30.69 ID:Dvy72b1AO
小ネタ、餌付け

クレープcafe

P「あ、良い匂い」

P「もしかしてこれがりん達の言ってたクレープ屋かな。よし頼んでみよう。すみませーん!」

悪徳「はいはいお待ちどう」

P「チョコバナナクレープを1つ下さい」

悪徳「チョコバナナ1つね。300円になります」

P「はい」チャリン

悪徳「はい、300円丁度お預かりね。じゃあしばらくお待ちを〜」

ジュー

P「そんなに薄く伸ばして、上手いもんですねえ」

悪徳「そうかい?」

??「うー、美味しそうです」

悪徳「そこのお嬢さんも、1ついかが?」

??「じゃあチョコバナナ……あ、やっぱ辞めときます……」トボトボ

P「今の子は?」

悪徳「いつも物欲しそうに見てるんだけど買わないで帰っちゃうんだよねえ」

P「……」

悪徳「はい、チョコバナナお待ち!」

P「あ、ありがとうございます」ダッ

悪徳「……青春だねえ」

………………………

P「ちょっと君!」

??「う? 私ですかあ?」

P「そう、君だよ君!」

??「はじめておあいしますけど、なんのごようですか?」

P「ああそうだ、これ!」スッ

??「え? これって……」

P「おじさんが間違えて違うの作っちゃったんだよ。俺はオレンジカスタードが食べたかったのにさ。そしたらちょうどチョコバナナを食べたいって声が聞こえたからね」ニコッ

??「お兄さん……ありがとうございます!」ニッコリ

P「(うぉっ、可愛い!)いやいや礼なんて良いんだよ」

やよい「私、高槻やよいといいます! このごおんはぜったいかえしますから、お兄さんのお名前もおしえてください!」

P「俺は男。そこの765プロって芸能事務所で働いてるよ」

やよい「765プロって、もしかして我那覇響さんがいるところですか?」
140 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/09(木) 23:02:06.14 ID:Dvy72b1AO
>>138はノーカンで

P「響は俺の担当だけど、やよいちゃんは響と知り合いなのかい?」

やよい「はい! 響さんはよく公園でお話するお友だちです!」

P「へえー、世界は狭いもんだな」

やよい「えへへ、最近は会えてないですけど」

P「それでも、響のお友だちと知り合えて嬉しいよ」

やよい「そ、そうですか……///」

P「?」

やよい「あ、クレープありがとうございました! それでは!」ダッ

P「ちょっ……行っちゃったよ」

P「さて、もう一度注文すっかなあ」

今日はここまで。
着実にフラグを立てるPに嫉妬しつつ星空へ架かる橋を今日もプレイ。そろそろ1人くらい落としたい。
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/06/10(金) 09:00:20.20 ID:YmfZPG8U0
餌付けってww いいなぁ。やよい餌付けしたいわー。
142 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/10(金) 18:46:48.17 ID:zZ9SQ6gAO
小ネタ、餌付け2

霧乃「優衣ぃ、なんか良い匂いしねえか?」

優衣「そういえばこの公園、最近美味しいクレープ屋さんが来てるって評判なんよ」

霧乃「おっし、じゃあ食いに行こうぜ」ダッ

優衣「あ、待ちい、きりりん!」

………………………

クレープcafe

P「へえー、やよいちゃんもアイドルを目指してるんだ」ムシャムシャ

やよい「はい! 響さんのお話を聞いてたら、すてきだなぁって。それに、お金も稼げますし……」モキュモキュ

P「ああ、お家が大変なんだよな」

やよい「はい……ただでさえ弟と妹がたくさんいますし」

P「やよいちゃんはえらいなぁ」

やよい「そんなこと、無いです///」

??「おぉー、ここかぁ!」

??「きりりん、そんな急がんでも……」ハァハァ

悪徳「いらっしゃい。何にする?」

??「あたしはブルーベリーで!」

??「じゃあウチは桃がいいです」

悪徳「はいよ。どっちも300円だよ」

P「平和だなぁ……」

やよい「そうですね」


オチはない!
143 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/10(金) 18:59:25.39 ID:zZ9SQ6gAO
今日はインスピレーションが湧かないのでお仕舞い。
>>141やよいを餌付けるのは紳士の夢ですよね(^▽^)
ちなみに僕の一番好きなキャラは雪歩です。
144 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/13(月) 19:49:38.65 ID:hu2rrdUAO
お待たせしました。本編再開します。

オーディション会場

P「やっべ、緊張してきたぁ」

りん「あんたが緊張してどうすんのよ」ハァ

P「そうは言ってもだな……」

りん「……」プルプル

P(確かに、俺が緊張してたらみんなも緊張しちゃうよな)「よし、じゃあ今日の作戦を確認するぞ」

真美「作戦?」

P「そうだ。今はボーカルイメージを重視する傾向にあるらしいから、歌に集中してアピールしていこう」

響「ダンスは手を抜くって事か?」

P「そうは言ってないが、ダンスも歌も100%やるのは無理だろ」

響「うむぅ……」

P「それにお前たちが今売りにできるレベルなのは、響のダンスはともかく全体的にはボーカルだけだ」

りん「……わかった」

真美「真美は大丈夫だよ!」

響「まあ仕方ないか」

P「作戦は以上だ。レッスンでやった事をそのまま出せば、必ず勝てるぞ」

一同「はい!」

P(良いテンションだな)

真美「ねーねー兄ちゃん、今日他にエントリーしてる人が誰かってわかる?」

P「えっと、ちょっと待ってな」ペラッ

響「確かに気になるな」

りん「所詮はFランク未満が出場条件のオーディションだし、誰が出ようと関係ないわよ」

P「えっと、1番『D-love』2番『black-princess』3番が俺たち『ポッピングシャワー』で……」

真美「当たり前だけど、みんな知らないや」

P「そうだな(日高舞はエントリーしてないみたいだな)」
145 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/13(月) 20:03:00.88 ID:hu2rrdUAO
響「あっ」

P「どうした、響?」

響「ちょっと知り合いが……でもオーディション前だから今はいい、やよい「響さん!」」

響「あ、ああ、やよいじゃん」

やよい「響さん、おひさしぶりです。あ、それとお兄さんもこんにちは!」

P「こんにちは。やよいちゃんもこのオーディションに出るのか」

やよい「はい! 『D-love』っていうユニットなんです!」

真美「兄ちゃん兄ちゃん、その子誰?」

響「やよいは自分の友達だけど、何でプロデューサーが知り合いなんだ?」

P「いや、まあそれは色々あってだな(餌付けしてたなんて言えない)」

やよい「?」

りん「ちょっと」

やよい「は、はい!」

りん「響の友達だかなんだか知らないけど、このオーディションに出るからにはあたし達は敵同士なの。あんたそこんとこ分かってる?」

やよい「うぅ……」

りん「分かったら馴れ合うのはやめてちょうだい」

やよい「……」

りん「さっさと失せろって言ってるんだけど」

P「おい、りん、言い過ぎ……」

係員「はい、それでは皆さん会場入りお願いしまーす」

やよい「……すみませんでした。失礼します」タッタッタッ

りん「……」
146 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/13(月) 22:20:45.08 ID:hu2rrdUAO
響「よ、よーし、勝負、って気持ちになってきたぞ(合わせろ!)」

真美「え? あー、そうだよねぃ。さっきの子には悪いけどこっちも真剣なんだし」

P「お前たち……?」

りん「……行くわよ」

響・真美「了解(だぞ)!」

P「大丈夫なんだろうか……」

………………………

歌田「うーん、1番も2番も普通だったわね」

山崎「あら、1番ちゃんはあたし、かなり好みだったけど」

軽口「ダンスは今軽視されがちみたいね……」シクシク

係員「あのぉ、次のグループを入れても?」

歌田「どうぞ」

係員「あ、はい。それではどうぞ」ガチャリ

りん「失礼しますぅ」スタスタ

響「失礼します!」スタスタ

真美「失礼しまーす!」スタスタ

ピタッ

りん「エントリーナンバー3番、ポッピングシャワーですぅ」キャピッ

響「曲はDo-daiです」

真美「精一杯頑張るよ!」

軽口「お、いいねえ! オレ、気に入っちゃったよ!」

真美「ありがと→!」

歌田「……それでは始めて下さい」

響「本日はみ・ん・なに〜」

真美「わたちのとっておきの」

りん「恋バナを〜」

一同「聴かせてあげちゃうよ〜」

♪♪♪♪♪♪♪♪♪

りん「いつもの〜」

響「君でも〜」

真美「良かったってぇ〜」

一同「なでなでしてくれたよ〜」

トニカクダイセイコウ♪トニカクダイセイコウ♪

一同「恋バナお・わ・り!」

真美「いぇい!」

りん「……せーの」コソコソ

一同「ありがとうございました!」

山崎「はいお疲れ様でした。じゃあ控え室に戻ってねぇ」

一同「はい! 失礼しました!」ガチャリ バタン

軽口「いやあ、良かったねえ。本当にFランク未満?」

山崎「ビジュアルは1番ちゃんの方が好みだけど、この子達もいいわねぇ」
147 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/13(月) 22:50:13.24 ID:hu2rrdUAO
すんません。すごい良いとこですが今日は切りまする。
要望感想はいつでも受付中です。
誰々を書いてくれとか言われたらすぐに小ネタを書きますんで。
ではっ
148 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/14(火) 21:54:03.51 ID:oY7LD/6AO
………………………

軽口「ふいー、全部で6組、終了だな」

山崎「で、合格は2組な訳だけど」

軽口「オレ的には断然3番だな」

山崎「あたしは1番を推すわ〜」クネクネ

軽口「歌田は?」

歌田「え、ああ、そうね……2人の推しで良いと思うわよ」

軽口「んー、なんかオーディションの最中から元気なかったけど、どしたの?」

歌田「いや、ちょっと昔の知り合いと昨日電話して……」

??「おっはー! って、なになに? もうオーディション終わっちゃってんの?」

??「だから飛び入りなんて無茶だってあれほど言ったじゃないですか……」

??「だって、せっかくの日本よ。オーディション出ないと張り合いが無いじゃない」

??「この時期飛行機は遅れやすいんですから、あまり無茶なスケジュールを組まないでと言ってるんですけど」

??「うー、わかったわよ……あ、音じゃない。やっほー」

歌田「来たのね。舞」
149 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/14(火) 22:07:07.47 ID:oY7LD/6AO
軽口「舞……って! 日高舞さんじゃないっすか!」

山崎「あら本当! 随分久しぶりねぇ!」

舞「軽口くんに山崎さん、お久しぶり!」

軽口「お久しぶりっす!」

山崎「久しぶり!」

舞「音は昨日電話したばっかだから久しぶりじゃないわね」

歌田「そうね」

??「舞さん、お邪魔しても悪いですし帰りますよ」

舞「ちょっとまなみん、なんでそうなるのよ」

??「本来ここにいる事がイレギュラーなんですよ……」

軽口「あの、そちらは?」

舞「ああ、私のパートナーのまなみんよ」

まなみ「せめてちゃんと紹介して下さいよ! あ、岡本まなみと言います。よろしくお願いします」ペコリ

軽口「あ、どもっす」

歌田「で、舞。今日の審査はもう終わったからいくら貴女でも飛び入りは認めないわよ」

舞「そっかぁ、残念! ……じゃあ審査に参加したいな。映像見せて!」

まなみ「ちょ、舞さん……」

歌田「わかったわ」

まなみ「ですよね、って、えぇ!?」

歌田「私たちも見返したかった所だし、一緒に見ましょう」

舞「おっし。どんな子がいるか楽しみだなぁ」

まなみ「あの、いいんですか?」コソコソ

山崎「音ちゃん、ちょっと元気無かったからちょうどいいわよぅ」コソコソ

軽口「お気になさらずっす。岡本さんも一緒に見ましょ」コソコソ

まなみ「ではそうします」コソコソ
150 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/14(火) 22:49:40.95 ID:oY7LD/6AO
控え室

P「まだか……あー、緊張する……」

りん「……」

響「まー、なんくるないさー」

真美「ほんとにぃ?」

響「多分……あー緊張する」

真美「だよねぇ……」

ガチャリ

係員「えー、お待たせしました。今回のオーディションの結果を発表します」

会場「……」ドキドキ

係員「合格者は……」

係員「3番と1番です。おめでとうございます。その他の方はお帰り下さい」

りん「3番……って!」

P「俺たちだな!」

りん「やったあ!」

響「やったぞ!」

真美「いぇーい!」

係員「この後すぐ撮影に移りますので、移動お願いします」

………………………

P「っと、ちょっと遅れちゃったな……」

りん「遅い」

P「あれ、りん、待ってないで良いって言っただろう」

りん「べ、別に。気が向いただけよ。それにあたしは着替えるの早いし」

P「そうだな。ま、ありがとよ」

りん「気が向いただけだって言ってるでしょうが/// そ、それより、何してたの? トイレにしては長かったけど」

P「ああ、社長に報告してた」

りん「そんなの後でしなさいよ……待ってて損した」

P「これも業務なんでな。許してくれ」

りん「どうしよっかなあ」

P「マタイチおじさんのクレープ、好きなの1つ」

りん「許す」

P「即答かよ……」

りん「もちろん響と真美にもよ?」

P「了解です……」

りん「じゃあ着替えて来るから、スタジオで待ってて」

P「おう」

りん「じゃ」ガチャリ バタン
151 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/14(火) 23:06:11.63 ID:oY7LD/6AO
P「つってもメイクもあるし、撮影まではまだ時間があるな」

P「せっかくのテレビ局だから探検するか」

??「あ、いたいた。探したわよ」

P「え? 俺ですか?」

??「そうよ。君、『ポッピングシャワー』のプロデューサーよね?」

P「そうですけど……(このグラサンのお姉さんは誰なんだろ)」

??「あの子達、なかなか良いわよ。きっとトップアイドルになれるわ」

P「それはどうも。あの、あなたは審査員の方ですか?」

??「私? えっと、まあそんなとこ。審査員長の友人で特別審査員って奴よ」

P「そうなんですか」

??「うん」

P(あからさまに怪しいな……)

??「あ、今失礼なこと考えたな〜。めっ、だぞ」ニコッ

P「は、はい。すみません!」

??「別に気にしてないわ。かわいいわね。さて」

P「?」

??「これから辛いこと、苦しいこと、いっぱいあると思う。だけど君はあの子達をいつでも無条件で信じてあげなきゃダメだよ」

P「……」

??「それが、プロデューサーって事だと私は思う」

P「……はい」

??「あっはは、柄にもなくシリアスな事言っちゃったわ」

P「いえ、本当にありがとうございます」

??「ま、君の役に立てばいいかな。じゃね」ウフフ

P「あ、あの!」

??「ん?」

P「良かったらお名前を」

??「ああ、そうだったわね。じゃあこれ!」スッ

P「あ、どうも。じゃあ僕のも」スッ

??「ふふっ、ありがと。いつでも連絡してくれて良いわよ。それじゃあね」スタスタ

P「……Mai Hidaka……って、ええ!?」
152 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/14(火) 23:26:30.12 ID:oY7LD/6AO
とりあえず一区切りです。主要な伏線は張り終わったので、いよいよ本格的に物語が動き始めます。
幼なじみも出番が増えますのでご期待下さい。結構マイナーキャラも出てきたので、久々にキャラ紹介です。

歌田音(うただおと)
ボーカル審査員。アイマスのゲームで言うと赤いシルエットの人。割と気難しい性格。日高舞とは同い年で親友。
軽口哲哉(かるぐちてつや)
ダンス審査員。青いシルエットの人。歌田の弟分。チャラいが目上には割と礼儀正しい。有名なDJでもある。
山崎すぎお(やまさきすぎお)
ビジュアル審査員。オネエ系だが審美眼は確か。世話好きな性格。
悪徳又一(あくとくまたいち)
かつては芸能人のゴシップ記事を書く「悪徳記者」として名を馳せた。良くも悪くも多大な影響力を持ち業界では有名人だった。色々あって今はクレープ屋を経営中。
三条ともみ(さんじょうともみ)
東豪寺麗華の親友で、相棒とも言える存在。物静かだが厳しくも優しい人。
黒井霧乃(くろいきりの)
「レッドショルダー」のメンバー。公式ではユニット名とビジュアルのみ登場で、名無し台詞無しキャラだったので準オリキャラ扱い。黒井社長の一人娘で、ボーイッシュな感じの子。粗暴だが女の子らしい所もある。
白沢優衣(しらさわゆい)
霧乃の相方。適当な方言をしゃべる。ほわほわした感じの子だが芯は強い。
武田蒼一(たけだそういち)
できる大人。高名な作曲家兼音楽プロデューサーだがDNAプロダクションの社長でもある。アイドルマスターDSでは秋月涼を正しく導いた。
>>67(ろくじゅうなな)
ふとしたきっかけで武田の秘書になってしまった人。有能だが遊び心が少し多め。
153 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/14(火) 23:32:22.25 ID:oY7LD/6AO
山崎すぎおは黄色いシルエットの人って書き損ねたorz
とりあえず序章完って感じなんで、辛口でも甘口でも意見もらえたら嬉しいです。
書きため無しで携帯ピコピコやってるんで、要望などはできるだけ反映させようと思ってます。

っつか寂しいからコメントちょうだいな(笑)
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/06/14(火) 23:39:50.75 ID:h59kaN7AO


いつも更新楽しみに舞ってるよ
155 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/16(木) 22:23:02.95 ID:/BivNqdAO
>>154ありがとう。その一言だけで救われます。
さて、全体構想はあるもののイマジネーションがびびっときてないので小ネタ更新します。
156 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/16(木) 22:33:09.28 ID:/BivNqdAO
小ネタ 名前

>>67「社長」

武田「なんだい」

>>67「僕思ったんですけど、いつまでも安価が名前ってどうなんでしょう」

武田「別に良いんじゃないか?」

>>67「いや、でも常にリンク貼っちゃいますし、シリアスな場面とかだと空気が」

武田「空気など読むな」

>>67(えぇぇぇ……)

武田「……何だその目は///」

武田「ゴホン、とにかく、そんなに気になるなら色々試してみたらどうだ」

>>67「そうですね」

………………………

秘書「まずはこんな感じでどうだろう」

秘書「名前が変わるだけで引き締まるな」

千早「……」スタスタ

秘書「あ、如月さん、如月さーん」

千早「あ、>>67さん。おはようございます」

秘書「おはようございます。そして如月さん、僕、何か変わった事ありませんか?」

千早「え? うーん、特にお変わりあるようには見えませんけど……」

秘書「そ、そうですか」

千早「どこか、具合でも悪いんですか?」

秘書「いや、何でもありませんよ」

千早「そうですか、では私は失礼します」ペコリ

秘書「あ、うん……」

スタスタ

秘書「いまいちだな……」
157 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/16(木) 22:47:25.90 ID:/BivNqdAO
秘書「うーん、>>67という存在を忘れたらいけないと天の声もいってるしなあ」

??「とりあえず表記だけ秘書にして、呼び方は今まで通りにしてもらえればいいんじゃないですか?」

秘書「そうしますかねえ。あ、誰かと思ったら秋月くんじゃないですか」

涼「どうも、おはようございます」ニコッ

秘書「おはようございます。仕事は終わったの?」

涼「はい。今日はジュピターの皆さんと一緒だったんですけど、イメージと違ってみんな良い人達でしたよ」

秘書「961プロのジュピターか……なんだかあそこも昔とは変わったよね」

涼「僕はそんなに昔の事はわからないですけど、天ヶ瀬さんは結構意見も聞いてもらえるって言ってましたよ」

秘書「へぇー、あの黒井社長がねえ……」

涼「なんでも娘さんと大喧嘩してから、ちょっぴり優しくなったとかで」

秘書(娘って黒井霧乃の事か……)

涼「あ、それはそうと名前の事ですけど」

秘書「ああ、秋月くんのアドバイス通りにしてみますよ」

涼「そうですか。あの、僕も偽装とかそういう事では苦労したので、67さんの気持ちはちょっぴりわかります」

秘書「そうだよね、秋月くんは本当に社長に出会えて良かったよね」

涼「ええ、そうです、ね……」
158 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/16(木) 22:53:03.58 ID:/BivNqdAO
秘書「それじゃ、ありがとうね」

涼「いえ、それでは」

………………………

秘書「と言うわけで、次僕が出てくる時はこの名前だかんね! よろしく頼むよ!」

チャンチャン
159 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/17(金) 21:23:43.05 ID:EwF1b34AO
876プロ

貴音「すぅぱぁ戦隊、ですか」

律子「ええ。とりあえずオーディションだけでも受けてもらおうかと思うんだけど」

絵理「それは、構わないけど。どの役を受ける? わたしは、多分戦隊メンバーは年齢的に、ダメ」

律子「そうね。一応狙えそうな役はこの辺かしら」バサッ

絵理「主人公の妹、怪人の子供……ふむ、いけそうかも」

貴音「あの、わたくしは」

律子「ああ、貴音はこれね。先方にあんたのファンがいて、オファー出したいくらいハマってるって」
160 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/18(土) 09:52:12.45 ID:4TORRsrAO
貴音「怪人の女幹部ですか」

絵理(うっわ、エロいなぁ)

律子「なんでも好物がラーメンという設定らしいから、劇中でも食べるシーンはあるみたい」

貴音「お受けしましょう」キリッ

絵理「即答!?」

続く?
161 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/20(月) 22:18:53.64 ID:cpk9wcXAO
765プロ

P「ただいま、って真っ暗だな」

りん「誰もいないのかしら」

真美「あ、書き置きがあるよ!」

P「ふむ……『一階のたるき亭で待つ。』果たし状かよ……」

りん「とりあえずいきましょう」

居酒屋、たるき亭

??「オーディション合格おめでとう!」

パーンパーン

響「え、いったい……」

亜美「んっふっふ〜、お祝いに決まってんじゃん。ひびきん!」

真美「あぁっ、亜美ぃ!」

あずさ「驚かせちゃって、ごめんなさいね」

りん「あずささん!」

伊織「べ、別にあんたたちの生放送を見てから慌ててケーキ用意したりなんか、してないんだからね!」

響「……」ジトー

伊織「な、何よ?」

響「伊織さあ、誰にデレてんの?」

伊織「な、あ、あううう、で、デレてなんか無いわよ! この馬鹿!」

尾崎「はいはい、コントはその辺にして、パーティーを始めましょう? 注文した料理、冷めちゃうわよ?」

P「尾崎さんもいらしたんですか」

尾崎「ええ」

小鳥「私たちも忘れないで下さいね」

高木「そうだぞ!」

りん「みんな……」ウルウル

亜美「あ、りんお姉ちゃんが泣い……ムグムグ!」

真美「空気読め! この馬鹿姉!」コソコソ

亜美「ごめんよぉ」コソコソ

あずさ「え〜それでは皆さんお集まりのところで、乾杯といきましょうか〜」

P「そうですね」

あずさ「はい〜、ではプロデューサーさん、お願いしますね」

P「あ、俺なんですか」

伊織「他に誰がプロデューサーなのよ」

亜美「おざりんは?」

伊織「……///」

尾崎「コホン、気にしないでさっさとやりなさい」

P「えー、それでは、765プロの益々の発展と俺たちの第一歩を祝して、乾杯!」

一同「かんぱーい!」
162 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/20(月) 22:37:20.91 ID:cpk9wcXAO
今日は終わり。
最近忙しいのですが、1日1レスはしたいと思ってます。
もし読んでくれてる方いましたら申し訳ないですがそういう事で。
コメントつくとテンション上がるんで辛口でも質問でもなんでもお願いします。
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/06/21(火) 17:47:22.58 ID:D4mhHfkAO
アイマスよく知らないけどみてやるべ
べ、別に>>1がうまいからみるんじゃねーべよ!!
164 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/21(火) 22:37:07.65 ID:vFn0R1eAO
>>163ツンデレいただきました。

P「ぷはーっ、やっぱりオレンジジュースにハズレはないな」

伊織「あら奇遇ね、私と意見が合うなんて、ニヒヒッ♪」

P「伊織さんもオレンジジュース派?」

伊織「そうよ。あ、あと、『さん』はいらないわ」

P「ん、了解」

伊織「よろしい♪」

………………………

真美「あずさお姉ちゃんは何飲んでるの?」

あずさ「えっと、カルーアミルクっていう……」

亜美「ミルク? じゃあコーヒー牛乳的な? んっふっふ〜、いただき!」ゴクゴク

あずさ「あっ、亜美ちゃん! それはお酒だからダメよ〜!」

真美「もうのんじゃったお?」

真美「あちゃー」

あずさ「しょうがないわねぇ……はい、お水。少しはマシでしょう」

亜美「う? なんかふらふらするお?」

あずさ「いいからお水飲みなさい!」

………………………

りん「騒がしいわねー」

響「りんは楽しくないのか?」

りん「……わかってる癖に」

響「もっとはっきり言わないと聞こえないなー」

りん「はいはい、楽しんでるわよ」

響「最初っから言えば良いのに」

りん「なんか負けた気がすんのよ」

亜美「うー! りんおねえちゃんにだいぶー!」ドーン

りん「きゃっ! こら亜美ぃぃ!」

亜美「あははあはは」

響「うわっ、なんか亜美酒臭いぞ……誰だよ飲ませたの」

あずさ・真美「申し訳ないです」
165 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/21(火) 22:40:16.95 ID:vFn0R1eAO
真美「もうのんじゃったお?」
当然亜美の間違いです。すみません。
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/06/22(水) 09:21:49.30 ID:ku8i9TWN0
亜美にアルコールか……
カオスだろうなww
167 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/22(水) 15:58:57.08 ID:WucmTXsAO
亜美「ほらほらーりんおねえちゃんものむのらー」

りん「はぁ、言っとくけどビールくらいじゃあたし酔わないわよ?」

亜美「うりうりー」ダイギンジョウ!

りん「ぐむっ!……」ゴクゴク

響「あーあー、自分知らないからな!」

………………………

P「おい、あれちょっとマズくないか」

伊織「大丈夫でしょ。ねー社長」

高木「ああ、本日は終日貸し切りだからな!」ハハハ

小鳥「そういう事です。ちなみにここの店長と社長は友達だから、注文の融通も利きますよ」

P「そういう問題っすか……」

小鳥「まあまあ、細かい事は気にしないでプロデューサーさんも飲みましょう! ささっ」

P「まあ飲んだ事が無い訳じゃ無いですけどね。いただきます……っブハッ! 何だこれ!」ゲホッゲホッ

小鳥「うふふ、テキーラですよう? お口に合いませんでしたか? それとも灰皿の方が良かったですか?」

P「いや、そういう問題じゃ、っつかこの人目が据わってるぞ!」

伊織「あーあ、こうなると小鳥は潰れるまで止まらないわよ」

P「マジで?」

伊織「マジで」

………………………

真美「ひびきんは弱いんだから飲んじゃダメだよ?」

響「お前もな、真美」

真美「っつかお酒弱いのに酒好きが多すぎっしょ→」

あずさ「そうねぇ」

響「あずささんはお酒強いよね」

あずさ「弱くは無いけど、潰れるほど飲んだ事は無いわよ〜」

真美「でもピヨちゃんと勝負して潰したとか」

あずさ「あれは私の分まで小鳥さんが飲んじゃうから……」

響「あー、情景が浮かぶぞ……」
168 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/22(水) 16:02:30.37 ID:WucmTXsAO
>>166どんどんカオスになっていく……
適当なところで真面目モードに戻りますが、宴会は書いてて楽しいですwww
169 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/23(木) 17:00:19.75 ID:37Uj+qsAO
P「頭痛い」テクテク

あずさ「うふふ、災難でしたね〜」テクテク

P「結局みんな酒飲んじゃうんですもん」

真美「真美は飲んでないよ」

P「そうだったな。あー、女の子とは言え2人運ぶのはキツいぜ……」

りん「すーすー」zzz

響「がーごー」zzz

真美「兄ちゃん、ファイト」

P「おう……」

あずさ「ふふっ、お姫様だっこにおんぶかぁ、ちょっと憧れるわ〜」

P「勘弁して下さいよ。結構キツいんですから……よっと」

りん「んー、ぷろでゅーさあ」ギュッ

P「!!」///

あずさ「あらあら」

真美「んっふっふ〜、りんお姉ちゃん、赤ちゃんみたいだねぃ」ニヤニヤ

P「真美、茶化すなって」///

伊織「それは、いいんだけどさ……」

真美「どしたの? いおりん?」

伊織「どしたの? じゃ無いわよ! なんで、私が、小鳥と玲子を運ばなきゃ、ならないのよ!」ゼエゼエ

真美「えー、次の電柱までいおりんって決まったじゃん。じゃんけんで」

伊織「もう三回目よ! いい加減あんた負けなさいよ!」

真美「勝負の結果にいちゃもんつけられてもなあ」

伊織「もう誰でもいいから代わって……」

真美「えー、だって社長は帰っちゃったし、兄ちゃんは無理だし、あずさお姉ちゃんも亜美を抱えてるし、ね?」

伊織「あんたも頭数に数えなさーい!」

真美「えー、やだよー」

亜美「うー、ままぁ」ギュッ

あずさ「お母さんが恋しいのかしら」ナデナデ

P「そう言えばみんな実家にはどれくらい帰って無いんですか?」

あずさ「そうねぇ、沖縄の響ちゃんはともかく他のみんなは月一くらいで帰ってたから……そろそろひと月になるかしら」
170 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/23(木) 22:46:50.46 ID:37Uj+qsAO
P「みんな、寂しいんだろうな」

真美(結局小鳥を担いだ)「兄ちゃん何黄昏ちゃってんのさ→少なくとも真美はみんながいれば寂しくなんて無いよ!」

伊織(少し元気)「そうよ。みんな自分なりに考えてここにいるんだから、あんたが気にする事無いわ」

真美「いおりんは実家昆布フレックスだもんね」

あずさ「真美ちゃん、コンプレックスの間違いかしら?」

真美「そうとも言うね!」

伊織「はぁ、まあ確かに積極的に帰りたくは無いわね」

P「どうしてだ?」

伊織「んっと、私の家って財閥のトップって言うか超お金持ちだからさ、あの家にいたら何もしないでいいのよ」

P「サラッと凄い事言うなあ」

真美「ちょっと神楽っぽいね」

伊織「こまけぇこたぁいいんだよっ! で、パパもママも兄に期待してるからさ、家を継がない私は甘やかし放題。要は放置プレイなわけよ」

P「なるほどな」

真美「一般的に見たら羨ましい以外の何物でもないけどね」

あずさ「でも、どんな立場でも、それに応じた悩みやコンプレックスってあると思うわよ〜」

伊織「まあ私はそんな感じよ。遊びに来たいなら招待してあげてもいいけど?」

P「何か上からなのが嫌だ」

伊織「なっ、このウルトラスーパー美少女アイドル伊織ちゃんの誘いを断るなんて、あんたバカなの? 死ぬの?」

真美「いおりん、イタい」

あずさ「まあまあ、でも伊織ちゃんの家かどうかはともかく、今度の週末にでもみんなで出掛けたりしたら良いかも知れないわね」

P「良いですね。伊織の家かどうかはともかく」

真美「さんせーい! いおりんの家かどうかはともかく」

伊織「……グスッ」
171 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/24(金) 19:03:13.79 ID:VZdRpVkAO
765プロ社員寮

P「まあ、そんなこんなで翌々日です」

P「昨日はみんな潰れててだらだら過ごしたんだわ」

P「今日は一応自由行動とは伝えてあるけど、俺はどうしようかな」

………………………

秋葉原

麗華「あっつう……」

ともみ「麗華、大丈夫?」

麗華「大丈夫、じゃないかもぉ……」

ともみ「ちょっと休もうか」

麗華「そうしましょ。このまま歩いてたら死ぬわ……」

………………………

秋葉原

P「さて、せっかくのオフだし秋葉原に来てみた」

P「やっぱり東京に来たからには一度は訪れないとな」

真美「ねーねー兄ちゃん、独り言ブツブツ言ってるけど大丈夫?」

P「ん、ああ、大丈夫大丈夫」

真美「ならEけどさ→」

P「というかなし崩しについて来てもらっちゃったけど、良かったのか?」

真美「うん! 真美もちょっとアキバに興味あったし。本当にメイドさんが呼び込みしてるんだね」

P「この暑いのにご苦労なことだな」

真美(ま、兄ちゃんが誘えばりんお姉ちゃんもひびきんもついてきただろうけどね→)

P「よし、じゃあとりあえずゲーセンでも入るか」

真美「そだね!」
172 :sage :2011/06/27(月) 09:14:38.59 ID:XCblySci0
お。まさかの遭遇?
173 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/27(月) 19:08:31.33 ID:geUf1lDAO
ゲーセン

P「涼しいな〜」フニャア

真美「だね〜」フニャア

P「真美は何かやりたいものあるか?」

真美「ん〜、とりあえずプライズをひと通り見たいかも」

P「おっけい」

………………………

真美「兄ちゃん、頑張って!」

P「う、そろそろ諦め無いか……?」

真美「何言ってんの! あと一押しで取れるっしょ! しかも岸部露伴だよ?」

P「人の金だと思って……」チャリン

ウィーン、ウィーン

真美「よし、そこっ!」

P「ほい」

ピタッ、ウィーン、ウィーン

真美「うっし!」

ウィーン、ウィーン、ドサッ

ピロリロリーン♪

P「おお、マジで取れた……」

真美「兄ちゃん! ありがとー!」ニパッ

P「お、おう」

………………………
ゲーセン

麗華「ふぅ、生き返るわ〜」



麗華「ねえ、ともみ、って……いないし」

トオクニキエタラクガキノウタキット♪

麗華「メールか……13時にラジ館前集合、って、あのやろう」

麗華「とりあえず遊んでくかしらね……」
174 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/27(月) 21:59:20.53 ID:geUf1lDAO
麗華「あ、かわいい……」

つ「すーぱーそ○こTシャツ」

麗華「……」チャリチャリチャリチャリチャリン

ウィーン……

麗華「取れる気がしないわ。こうなったら最後の手段」

麗華「そこの店員!」

店員「は、はい?」

麗華「これ、取れない様に細工してるでしょう」

店員「いえ、当店その様な事は一切しておりませんが」

麗華「じゃあもとから耐えられないアームの機械に入れてるのね」

店員「お客様、そういったクレームは……」

麗華「クレーム? こっちは既に5000円すってるんだよ。5000円払えばこんなTシャツくらい三枚は買えるよなぁ」

店員「は、はぁ」

麗華「出しなさい」

店員「はい?」

麗華「今なら許してあげるから、景品を出しなさい。あるいは確実にとれる位置に動かしなさい」

店員「いや、ちょっとあなた、何の権限があって」

麗華「東豪寺グループ次期総裁」

店員「へ?」

麗華「このゲーセンの親会社だけど。あなた一人をクビにするくらい、わけないわよ」

店員「しょ、少々お待ち下さい……店長ぉ!」ダッ

麗華「最初からこうすれば良かったわ」

………………………

店長「麗華お嬢様、大変失礼致しました。ですが他のお客様の目もありますので、露骨な不正はちょっとご遠慮頂けますか?」

麗華「でも私はそ○こTが欲しいのよ」

店長「はい、そうおっしゃると思いました。倉庫から在庫をパッキングして持ってきますので、しばらく時間を潰していて下さい」

麗華「そう、じゃあよろしく頼むわ」

店長「他に欲しい景品があれば一緒にお持ちしますが」

麗華「じゃあ……け○おんのフィギュア全種と、エ○ァの帽子と……あ、あれあるかしら? 岸部露伴」

『おお、マジで取れた……』

『兄ちゃん! ありがとー!』

店長「あ、ちょうどあちらのお客様が取ったので最後になりますね……」

麗華「」
175 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/27(月) 22:42:41.43 ID:geUf1lDAO
店長「お嬢様……?」

麗華「あなたは倉庫へ行きなさい。あ、エ○ァのキャップだけ今すぐちょうだい」

店長「は、はい……どうぞ。ではしばらくお待ち下さい」タッタッ

麗華(とりあえず帽子を目深に被って)

麗華(さらに髪を短くまとめよう)

麗華(ブラウスをインして)

麗華(これで誰も私とは思うまいて)

………………………

P「いやあ、俺箱モノ取ったの初めてだよ」

真美「ホント? じゃあレベルアップだね! おめでとう! 兄ちゃんはアバカムを覚えた!」

P「ドラクエ史上最もいらない呪文じゃねえか」

真美「でも現実に使えたら便利っぽくない?」

P「確かに鍵あけは便利だけど、使う場面が犯罪しか思い浮かばない件」

??「あの……」

P「え?」

真美「真美達に何かご用?」

??「いえ、あの、私今あなた方の取ったフィギュアがどうしても欲しくてですね」

P「ああ、岸部露伴ですか」

真美「露伴はやっぱりびびっと来るよねぇ」

??「でもあなた方のとった分で最後だったみたいなんです」

P「え、ああ、そうですか……」

??「お願いします! 言い値で構いませんから、買わせてもらえませんか?」

P「そう言われましても……」チラッ

真美「兄ちゃん、真美はあげてもいいよ」

P「ホントにいいのか?」

真美「だってこのお姉ちゃんホントに欲しそうだし。フィギュアも真美が持ってるより幸せだよ」

P「そうか、じゃあお譲りしま「お嬢様ああ!」」

??「ちょ、店長! タイミング悪いっての!」

店長「何がですか。はい、こちら景品になりますから」スッ

??「あ、ありがとう」

店長「店員に言っていただければ全筐体を無料で遊べるように手配しておきました。ごゆっくり」

P・真美「」ポカーン
176 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/27(月) 22:44:00.25 ID:geUf1lDAO
店長「お嬢様……?」

麗華「あなたは倉庫へ行きなさい。あ、エ○ァのキャップだけ今すぐちょうだい」

店長「は、はい……どうぞ。ではしばらくお待ち下さい」タッタッ

麗華(とりあえず帽子を目深に被って)

麗華(さらに髪を短くまとめよう)

麗華(ブラウスをインして)

麗華(これで誰も私とは思うまいて)

………………………

P「いやあ、俺箱モノ取ったの初めてだよ」

真美「ホント? じゃあレベルアップだね! おめでとう! 兄ちゃんはアバカムを覚えた!」

P「ドラクエ史上最もいらない呪文じゃねえか」

真美「でも現実に使えたら便利っぽくない?」

P「確かに鍵あけは便利だけど、使う場面が犯罪しか思い浮かばない件」

??「あの……」

P「え?」

真美「真美達に何かご用?」

??「いえ、あの、私今あなた方の取ったフィギュアがどうしても欲しくてですね」

P「ああ、岸部露伴ですか」

真美「露伴はやっぱりびびっと来るよねぇ」

??「でもあなた方のとった分で最後だったみたいなんです」

P「え、ああ、そうですか……」

??「お願いします! 言い値で構いませんから、買わせてもらえませんか?」

P「そう言われましても……」チラッ

真美「兄ちゃん、真美はあげてもいいよ」

P「ホントにいいのか?」

真美「だってこのお姉ちゃんホントに欲しそうだし。フィギュアも真美が持ってるより幸せだよ」

P「そうか、じゃあお譲りしま「お嬢様ああ!」」

??「ちょ、店長! タイミング悪いっての!」

店長「何がですか。はい、こちら景品になりますから」スッ

??「あ、ありがとう」

店長「店員に言っていただければ全筐体を無料で遊べるように手配しておきました。ごゆっくり」

P・真美「」ポカーン
177 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/27(月) 22:44:57.93 ID:geUf1lDAO
店長「お嬢様……?」

麗華「あなたは倉庫へ行きなさい。あ、エ○ァのキャップだけ今すぐちょうだい」

店長「は、はい……どうぞ。ではしばらくお待ち下さい」タッタッ

麗華(とりあえず帽子を目深に被って)

麗華(さらに髪を短くまとめよう)

麗華(ブラウスをインして)

麗華(これで誰も私とは思うまいて)

………………………

P「いやあ、俺箱モノ取ったの初めてだよ」

真美「ホント? じゃあレベルアップだね! おめでとう! 兄ちゃんはアバカムを覚えた!」

P「ドラクエ史上最もいらない呪文じゃねえか」

真美「でも現実に使えたら便利っぽくない?」

P「確かに鍵あけは便利だけど、使う場面が犯罪しか思い浮かばない件」

??「あの……」

P「え?」

真美「真美達に何かご用?」

??「いえ、あの、私今あなた方の取ったフィギュアがどうしても欲しくてですね」

P「ああ、岸部露伴ですか」

真美「露伴はやっぱりびびっと来るよねぇ」

??「でもあなた方のとった分で最後だったみたいなんです」

P「え、ああ、そうですか……」

??「お願いします! 言い値で構いませんから、買わせてもらえませんか?」

P「そう言われましても……」チラッ

真美「兄ちゃん、真美はあげてもいいよ」

P「ホントにいいのか?」

真美「だってこのお姉ちゃんホントに欲しそうだし。フィギュアも真美が持ってるより幸せだよ」

P「そうか、じゃあお譲りしま「お嬢様ああ!」」

??「ちょ、店長! タイミング悪いっての!」

店長「何がですか。はい、こちら景品になりますから」スッ

??「あ、ありがとう」

店長「店員に言っていただければ全筐体を無料で遊べるように手配しておきました。ごゆっくり」

P・真美「」ポカーン
178 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/27(月) 22:48:59.42 ID:geUf1lDAO
今日はここまで。
サーバーが重いみたいで連投しちゃいました。
>>172
なんとか遭遇しました。やっとスレタイ通りに(苦笑)
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/06/28(火) 00:36:59.69 ID:pIvNynSAO
いいところで止めやがってwwwwww

とりあえず乙
180 :sage :2011/06/28(火) 11:40:36.97 ID:hCtK4lsS0
お嬢様の強権発動マジ最高。乙!
181 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/28(火) 18:43:29.69 ID:Z3x9OpLAO
P「あのぉ〜、お嬢様って?」

真美「筐体無料って?」

??「チッ……」スタスタ

P「あ、ちょっと!」

真美「兄ちゃんストッピ!」グイッ

P「うおっ、あぶねえ」

真美「なんか面白い予感がするからちょっとつけようよ」ニカッ

P「またそういう悪知恵を……お前、本当に中1かよ」

真美「まあまあ、あ、二階に上がってったよ」タッ

P「はぁ、ったく」テクテク

………………………

麗華(ああもう! あんな空気になっちゃったら泣き落としできないじゃない! 店長のバカ!)

タイコノタツジーン!

麗華「……ふん」チャリン

………………………

真美「ほうほう、太鼓ですかぁ〜」

P「俺得意だぞ」

真美「へー」

P「心底どうでもいいってリアクションすなっ!」

真美「兄ちゃん、シーッ!」

………………………

麗華(レベルは鬼。曲は……)

麗華(やっぱりむしゃくしゃした時はこれよね)

ドン

………………………

ドッカッドドカッドッカドッドカッドッカッドドカッドッカドッドカッ

真美「うわっ、あのお姉ちゃん巧いねー!」

P「紅か。確かにあれが叩けるならかなりの実力者だな」

真美「よく腕もつなあ……あ、あのお姉ちゃん髪長かったんだね」

P「さらつやストレートって奴だな。それと太鼓は腕の力じゃなくて肩甲骨から意識を持ってだな……」

真美「はいはい」

………………………

麗華「ふぅー」

パチパチパチパチ
182 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/28(火) 22:06:20.65 ID:Z3x9OpLAO
パチパチパチパチ

??「え?」

真美「いやぁ、お姉ちゃん上手だね! びっくりしちゃったよ〜」

P「あの、それでさっきの続きですけど……」

??「もう、いいですから」

P「いや、そうじゃなくてですね、これ」スッ

??「えっ、これ、頂けるんですか?」

真美「もっちろん♪ 大事にしてね!」

??「あ、どうもありがとうございます」ペコリ

ポトッ

P「あ、帽子」

??「あっ」

P「はい、どうぞ」スッ

??「すみません」///

P「……」ジーッ

??「あの、どうかしましたか?」

P「あの、もし間違ってたらごめんなさいなんですけど」

??「はい?」

P「東豪寺麗華さんじゃありませんか?」
183 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/06/28(火) 22:09:29.55 ID:Z3x9OpLAO
今日はここまでです。
ちなみにこの小説内ではまだ5月くらいのはずなんですけど、夏みたいな描写しちゃってすみません。
完全にミスですが、サザエさん時空みたいな物と思って頂ければと思います。
184 :sage :2011/06/29(水) 11:12:08.85 ID:6ENgOGpt0
Pが気づいた!? まさかの展開。
185 : ◆wPYcvVJLDY :2011/07/01(金) 19:16:11.04 ID:Ssyi+roAO
P「東豪寺麗華さんじゃありませんか?」

麗華(あっちゃあ、ばれちゃったか……)

真美「あー、本当だ! よく見たらそっくりだね。本物?」

麗華「ええ、そうよ」ニッコリ

P「本当なのか。本物、こんなとこで会えるなんて……」

真美「兄ちゃん?」

P「東豪寺さん、いや、『麗華ちゃん』、俺を覚えてないですか?」

麗華「え……あ、もしかして」

………………………

回想、空の広い田舎町

麗華「ああ、暇だわ……」

麗華「せっかく避暑地に来たのに、自由に遊べないなんてあんまりだわ」
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/02(土) 00:50:24.07 ID:EgXAhp2AO
Pのこと覚えてたか、よかった

続きが気になるぜ
187 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/07/02(土) 21:37:49.19 ID:pU7Fx+oAO
麗華「こっそり抜け出しちゃいましょ」

タッタッタッタッタッタッタッタッ……

小さな山

麗華「うぅ、迷っちゃった……」

ブーンブーン

麗華「きゃっ!」シッシッ

麗華「変な虫がいっぱい……」キョロキョロ

つ【木の根】

麗華「うがっ」ステーン

麗華「痛ぁい……うぅ、お父さま、お母さま、じいや……」グスッ

グスッヒック……ウゥ……

?「おい、しゃがみこんで何やってんだ? 怪我でもしたか?」

麗華「ふぇ?」

?「おぉ、可愛い……じゃなかった、お前大丈夫かよ? 泣いてたみたいだけど、怪我とかしてないか?」

麗華「えっと、うん、多分大丈夫」

?「そっか、じゃあ自分で立てるな」

麗華「う、うん……痛っ!」

?「おい、大丈夫じゃなかったのかよ?」

麗華「右足……さっき転んで……」ウルウル

?「はぁ……ちょっと足前に出して座れ」

麗華「?」

?「だーっ、あれだ。長座っつうのか? そうそう、それでいいから」

麗華「何をするの?」

?「あ? 決まってんだろ、応急処置だよ。あ、ちょっと捲るぞ」

麗華「!」ススッ

?「……どんだけ警戒されてんだかなあ。大丈夫、パンツ見ようなんて思ってねえからさ」

麗華「本当に?」

?「おう、本当だ」

麗華「じゃあ、いいわよ」

?「せんきゅー……ああ、これは軽く挫いただけだな。しばらく冷やせば治るだろうけど、一応固定しとくぞ」シュルシュル

麗華「え、でもそのチーフ、いいの?」

?「あー、じゃあ明日洗って返してくれよ。それと、これはチーフじゃなくて手拭いだ……よし、おっけー」
188 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/07/02(土) 22:09:10.18 ID:pU7Fx+oAO
麗華「あ、ありがとう」

?「どういたしまして。どうだ? 立てそうか?」

麗華「……うん、ちょっと痛むけど、大丈夫」

?「そうか。じゃあ気をつけて帰れよ」スタスタ

麗華「あ……」

?「どうした? まだ足痛むのか?」

麗華「そうじゃなくて、私、道に迷っちゃって」

?「はぁ、手間がかかるなあお前」

麗華「ごめんなさい……」グスッ

?「あーあー、良いって良いって。おっけー、送るよ。家はどの辺だ?」

麗華「家というか、別荘なんだけど」

?「あー、道理で見たこと無い顔だと思ったぜ。で? 別荘の住所とかわからないのか?」

麗華「ごめん。わからない……」

?「うーん、じゃああれだ。お前の名前、教えてくれ」

麗華「東豪寺、麗華だけど?」

?「東豪寺東豪寺……ああ、もしかしてあの馬鹿でかいお城みたいな」

麗華「でかい?」

?「oh……」

麗華「ねえ、よくわからないけど、あなたのお名前は教えてくれないの?」

?「あ、俺か? 俺は山田男ってんだ」

麗華「男、って名前なの?」

男「まあ、普通じゃないだろうけどな」

麗華「おとこ、おとこ……じゃあ今から男くんって呼ぶね」ニコッ

男「お、おう」

麗華「だから男くんも私の事は『お前』じゃなくて『麗華ちゃん』って呼んで」

男「わかった。麗華……ちゃん」

麗華「うん」

男「よし、じゃあ行くか麗華ちゃん!」

麗華「おー!」
189 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/07/02(土) 22:14:22.50 ID:pU7Fx+oAO
遅筆で申し訳ないけど今日はここまでです。
ちび麗華がマジで可愛いです。

>>184>>186
いつも読んでくれてありがとうごぜーます。
やっぱり邂逅は丁寧にやりたかったので、こんな感じになりました。
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/03(日) 08:10:22.80 ID:7TD2z28AO
読む側としては速いにこしたことはないが>>1のペースで書いてくれ

完結させてくれれば遅くても構わん

ってことで頑張れ乙
191 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/07/03(日) 19:36:31.47 ID:e2Q92lVAO
テクテクテクテク

男「麗華ちゃんは、どっから来たんだ?」

麗華「んと、東京の世田谷区って所」

男「東京かぁ。いいなあ」

麗華「そうかな。空気も良くないし、音もうるさいし、電車は混んでるし、私はこっちの方が良い所だと思うの」

男「そうかぁ? 何にも無いぜ、ここ。あるのは畑と田んぼと里山だけだ」

麗華「それ、東京には全部無いもの。だから私にはとても新鮮だわ」

男「そっかあ、そういうもんかねえ」

麗華「そういうものなのよ。きっと。ところで男くんは何をしてたの?」

男「俺か? あー、俺は虫取りの仕込みしてたんだよ」

麗華「仕込み?」

男「おう。昼の内に蜜を木の幹に塗っておくんだ。そうするとカブトやクワガタ、この辺だとオオクワもたまに取れんだよ」

麗華「虫って、アトラスオオカブトとかオウゴンオニクワガタみたいなの?」

男「違う違う。そんな外来種は捕れないって。っつかいたら怖い」

麗華「そうなの……私あんまり虫に詳しくないから」

男「女の子でそんなレアな奴知ってる子は、十分詳しいに入る」

麗華「そうなんだ。そんなこと言われた事無かったから、ちょっと嬉しいな」ニコッ

男「お、おう。で、俺が捕りたいのは日本の在来種、ニホンカブトやミヤマクワガタ、ヒラタクワガタ、ノコギリクワガタ、そしてオオクワガタ。こういった奴らだよ」

麗華「オオクワガタは見たことあるわ。お父さまの標本コレクションの中に大きいのがいたもの」

男「さっすがあのお城の子だな。高級品に囲まれてる」

麗華「あ、なんかその、ごめんね?」

男「いーっていーって! 少し羨ましいと思っただけだから」

麗華「そう?」

男「あー、まあその、見せてもらえたらなあ、とは思ったけど」

麗華「ここの別荘にも飾ってあるわよ」

男「本当か!」

麗華「うん、見る?」

男「見る見る! 絶対見る!」

麗華「じゃあうちにご招待だね」ニコッ
192 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/07/04(月) 21:46:53.88 ID:IV4bQ6KAO
東豪寺家別荘

麗華「ただいま帰りました」

執事「お嬢様! いったい何処へいらっしゃったのですか? お母様も大変心配しておられましたよ」

麗華「じい、ごめんね。ちょっと出かけてたの」

執事「お嬢様、出かける時は誰かに一言声をかけて下さいと何度言えばわかってもらえるのですか?」

麗華「だってそうすると誰かついて来ちゃうじゃない。私は一人で出かけてみたかったのよ」

執事「ふむ……本来ならお仕置きですが、今日はそちらのご友人に免じて大目にみますかな」ニコッ

男「へ? 俺ですか?」

麗華「あ、まだ紹介してなかったわ。この子は山田男くん。道に迷った私を案内してくれて、怪我の手当てもしてくれたの!」

執事「そうでしたか。山田様、ありがとうございます」

男「い、いえ……」

執事「今案内させますので別室でお待ち下さい。お嬢様は怪我の様子を見させて頂きます」

麗華・男「はーい」

執事「それでは参りましょう。おーい、こちらの方をご案内しろ!」

メイド「わかりましたぁ」トテトテ
193 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/07/05(火) 23:44:08.55 ID:luFZQkjAO
……い……おい…………

P「おーい?」

麗華「はっ、男くん!」

真美「やっと気づいたよー」ヤレヤレ

P「なんかぼーっとしてたから心配したぞ。それと」

麗華「?」キョトン

P「覚えててくれてサンキューな」

麗華「え、いや、そんな。わ、忘れるわけ無いでしょ」

P「それもそうか」

真美「むぅ……兄ちゃんと麗華ちんはどんなりれーしょんずなの?」

P「ん、言ってなかったか? 幼馴染だよ」

真美「ふむふむ……」

麗華「こちらは妹さん? というかいつ東京に来たの?」

P「あー、ちょっと話すと長くなるなあ」

真美「立ち話もなんだし、プリクラでも撮ろうよ!」

P「そうすっか。麗華ちゃんもそれでいいか?」

麗華「ええ、もちろん」

………………………

真美「はい、兄ちゃんの分」スッ

P「おお、サンキュー……なんか、最近のプリントシールって凄いんだな」

真美「ふふん、真美も麗華ちんも素材が良いから、綺麗になりすぎちゃってるっしょ! はいこれ、麗華ちんの分」

麗華「ありがとう。真美ちゃん」

P(目がデカすぎて怖いのが一枚あるなんて言えない)

P「ところで麗華ちゃんはどうして秋葉原に?」

真美「ちなみに真美達は純粋にオフだよ!」

麗華「ああ、それはね……ってヤバっ! もうすぐ1時じゃない!」

P・真美「?」

麗華「話は後よ。ラジ館まで急ぎましょう」
194 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/07/07(木) 23:40:16.64 ID:9aVNr1qAO
世界のラジオ会館

P「でけー」

真美「すげー」

麗華「困ったわ。人が多いわね……」

??「あ、麗華さん!」

麗華「ん? ああ、春香じゃない! ともみは?」

春香「ともみさんは暑いからって、コトブキヤのショップに」

麗華「チッ、あの野郎」

春香「あはは……まあ、この時期にしては本格的に暑いですし、仕方ないですよっ」

麗華「ぶっ倒れられても困るしね……ほら、男くんと真美ちゃんも行くわよ」

P「お、話は済んだのか」テクテク

真美「ねーねー麗華ちん、そっちのお姉ちゃんはもしかして、魔王エンジェルの春香さん?」

麗華「ええ、そうよ」

春香「天海春香です! 二人とも、よろしくね!」

真美「真美は双海真美だよ!」

P「俺は一応この子のプロデューサーだ」

春香「え、プロデューサーさん?」

真美「真美もね、アイドルなの!」

P「まだデビューしたばかりだけど、ポッピングシャワーってユニットで活動してるんだ」

春香「へえー、そうなの! じゃあ私たちの後輩ですね、麗華さん?」

麗華「ええ、そう、ね……」

春香「ねーねー、真美は事務所はどこ?」

真美「765プロだよ!」

春香「あ、そう、なんだ」

P(ん?)

麗華(まずいわね)「春香、早くともみと合流して会場へ行くわよ」

春香「う、うん、わかった!」

タッタッタッタッ……トモミサーン!……タッタッタッタッ……

ともみ「どうも三条ともみです。大体の事は春香から聞いてる」

P「あ、どうも」

真美「こんちゃっす!」

麗華「よし、じゃあ急ぐわよ」
195 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/07/08(金) 22:35:05.38 ID:3xyr5XbAO
P「え、ちょっと急ぐってどういう」

ともみ「今日は私たちのイベントがある。麗華から聞いてない?」ズイッ

P「ええ、初耳です(っつか近い……)」

真美「でもさあ、真美たちがついていっちゃって良いの?」

麗華「その点は大丈夫よ。臨時の関係者IDを出させるから」

真美「ワオ! IDとかなんかスパイみたいでかっくEねぃ」

麗華「まあ勿論あなた達が希望するなら、の話だけど。男くんはどうする?」

P「俺は、今後の勉強にもなりそうだから見ていきたいかな」

春香「真美はどうする?」

真美「真美は兄ちゃんが行くなら行くよ」

麗華「決まりね。じゃあ行きましょう」
196 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY [sage]:2011/07/08(金) 22:37:26.29 ID:3xyr5XbAO
申し訳ないですがしばらくさらに更新速度が落ちると思われ。
完結は絶対させますから生暖かく見守っていただきたいです。
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/08(金) 23:56:03.15 ID:G3S5C2vAO
ふむ

首を長くして待とう乙
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/09(土) 09:03:54.28 ID:jrKRkskIO
追いついた
アーケードとアニメしか見てないが期待してる
199 :某魔王広告民 [sage]:2011/07/10(日) 09:07:25.18 ID:/cpJ/Zeu0
検索に引っかかったので一気読みしてみた。
だんだんおもしろくなってきたので、コンゴトモヨロシク。
200 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY [sage]:2011/07/10(日) 20:12:08.40 ID:NloTUb9AO
少しずつ読んでくれる方が増えているみたいで、嬉しいです。
1レスだけ投下します。
201 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/07/10(日) 20:33:18.96 ID:NloTUb9AO
イベントスペース

真美「わあ、すっごい人!」

P「これ、普通に入るのは相当大変だぞ」

真美「まあ今日は真美たち、鑑定者ですから!」

P「関係者な。まあ臨時だから立ち見ではあるけど」

真美「十分っしょ? あー、麗華ちんたちまだかなあ〜」

ザワザワザワザワ……ザワザワ…………パチパチパチパチパチパチ

P「お、出て来たな」

麗華「皆さま、今日は暑い中ご苦労様でした」

ともみ「これより、魔王エンジェル4thシングル『inferno』の発売記念トークイベントを開始いたします」

パチパチパチパチ……ワーワー!フッフー!……アイシテルー!……マオーッス!!……

春香「今日は暑いので、ささやかながらお土産も用意しました。どうぞ受け取って下さいね」

ガタッ

P「おー、自ら配るのか」

真美「わぁ、ジャケット柄のうちわだよー!」

P「これは嬉しいな」

ハイドウゾ……アリガトウゴザイマス!……

麗華「はいどうぞ」ニコッ

P「あ、俺たちももらえるのか」

麗華「特別よ」ウィンク☆

P「あ、ありがとう」ドキッ

真美「ありがとー!」

………………………

春香「そうなんですよ。私、レコーディングスタジオでもよく転んじゃって」

ともみ「プロデューサーやディレクターに怒られてばかりだよね」

春香「あ、あはは……」

………………………

麗華「皆さま、大変残念ですがそろそろお別れの時間です」

エーソリャナイヨー……

麗華「最後に、私たちの新曲『inferno』を歌ってお別れといたします。準備がありますので少々お待ち下さい」
202 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY [sage]:2011/07/14(木) 23:34:40.00 ID:OMSnXBAAO
忙しいのと、展開でちょっと迷ってるのとでまだ更新できませぬ……
代わりと言っちゃなんですが、過去作を集めたブログをご紹介……
普段は日記書いてますが良かったらどうぞ。
http://sinnnaranntya.blog70.fc2.com/

近い内にお会いしましょう!
203 :sage :2011/07/21(木) 10:24:52.61 ID:r3UF5xXY0
楽しみに待ってるよー!
204 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/07/21(木) 13:25:14.66 ID:4GuIGm3AO
今週末更新します!
待っててくれてありがとうごぜーます。
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/21(木) 15:27:13.74 ID:CJo0BC+AO
wwktk
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/24(日) 00:29:28.63 ID:aZG0qm1AO
さて、週末なわけだが……

まだかッ!
207 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY [sage]:2011/07/24(日) 03:24:07.56 ID:J3rgVlYAO
すまん。昨日講習が終わったとこでな。
今日は書くお!
208 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/07/24(日) 13:07:55.48 ID:J3rgVlYAO
P「照明が落ちたな」

真美「わぁー、楽しみだねぃ!」

ターンターンターンターンターンターンターンターンターンターンターンターンターン……
ダッダッダッダー

P(前奏から引き込まれるなあ)

春香『始まれ』

ともみ『冷めたアスファルト 人波掻いて モノクロのビル 空を隠した』

麗華『勝手な信号 標識の群れ せめてこの手で 貴方を描く』

真美(歌もダンスもキレててすごい……)

春香『ミライハオワリノミチ』

ともみ『嘆くセイジャが説けば』

春香『すぐ抱きしめてくれた だけどどうして』

全員『泣くの?』

麗華『inferno』

全員『全て燃える愛になれ 赤裸に今焦がして』

春香『私が守ってあげる』

全員『全て燃えて灰になれ それがこの世の自由か 貴方が求めるなら 愛じゃなくても 愛してる』

P(すごい。これがプロ……)

真美(真美たちなんてまだまだだなぁ……)

パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ

P・真美「真美(兄ちゃん)」

P「あ」

真美「え」

P「真美からでいいぞ。どうした?」

真美「あ、うん。あのね、今日はまだ時間あるけどさ、兄ちゃんさえ良かったらその……ね」

P「……レッスン、するか」

真美「え、えーっ! なんで真美が言おうとした事わかるの!?」

P「まあ、このパフォーマンス見たら……なあ?」

真美「兄ちゃんもそう思ってたんだ……///」

P「おう。真美もそうだったんだな」

真美「うん! 兄ちゃん、真美たち以心伝心だね?」ギュッ

P「!? あ、ああ、そうだな」

真美(りんお姉ちゃん、麗華ちん、ごめんね!)

P「じゃあ麗華ちゃん達に挨拶したら帰るか」

真美「そだね!」
209 :名無し [sage]:2011/07/25(月) 19:44:21.78 ID:/YVAsyMj0
>>161
細かいかも知れないが、真美が姉だよ。アケでは亜美が姉だが。
210 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/07/25(月) 20:26:13.38 ID:EPhHhYtAO
765プロ社員寮 りんの部屋

りん「やられた」

響「んー、どうしたんだ?」クイクイ

りん「プロデューサー、真美と出かけたみたい」

響「あぁはいはい、そういう事ねー」クイクイ

りん「せっかくのオフなのにー」ジタバタ

響「わあっ、もう、埃が立つからやめろよ」

りん「あ、ごめん」

響「別に良いけどさー」グイッ

りん「……つか、あんたなんで平然と私の部屋で編み物してるのよ」

響「ん? ああ、自分の部屋は動物がいるから」クイクイ

りん「なるほどねー、でもこんな時期に編み物?」

響「糸は木綿を使ってるから夏でも着れるんだ、所謂サマーニットって奴。ちなみに初挑戦だぞ」クイクイ

りん「へー、で、何作ってるの?」

響「カーディガンだよ。冷房が効いてる部屋で肩とかお腹冷やさないように」

りん「今年は節電ムードだけど」

響「むむー、で、でも! それでも結構かけてる所は多いし!」

りん「はいはいそーですねー」ゴロン

響「むー」
211 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/07/25(月) 20:37:33.09 ID:EPhHhYtAO
響「なんか馬鹿にされた気がする……」キョロキョロ

つ「布地」

響「あっ、そういうりんだって何か作ってんじゃんかー」バッ

りん「え? あっ、何で! 昨日しまった筈が!」

響「んーとこれは……帽子にするの?」

りん「うー」

響「サイズは随分大きいんだなあ……はぁはぁ、そういう事ですかぁ」ニヤニヤ

りん「べ、別にいいでしょーがっ! ほら、返してよ!」バッ

響「はいよー」ヒョイ

りん「ふんっ」

響「……」

りん「……」モジモジ

響「あー、まあ、いいんじゃない? そろそろ暑くなるだろうし、きっとプロデューサーも喜ぶよ」

りん「そうかな?」

響「そうに決まってるって、まして大切なアイドルからもらうんだからさ」

りん「大切な女の子……」///

響「おい、都合良く脳内変換すんな」
212 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/07/25(月) 20:38:52.03 ID:EPhHhYtAO
>>209
アケからの慣れで書いてしまった模様。恥ずかしい!
でもこのまま行きます。指摘感謝です。
213 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/07/26(火) 22:30:14.06 ID:H81CXl4AO
りん「すんません。調子乗りました」

響「そうだぞ。というか、りんっていつからプロデューサーが気になってるの?」

りん「え? うーん、そうね……最初にレッスン受けた時かな」

響「ああ、頑張ってる時は三割増っていう」

りん「それもあるし、レッスンの内容もすごい刺激的だったし、その後も居残りに付き合ってくれたりして」

響(甘酸っぺー)

りん「あたしは今まであんまり男の人と深く接した事無かったから、ってのもあるとは思うけどね」

響「自覚はあるんだ」

りん「まあ、一応。普通はこんぐらいじゃ人を好きになんてならないわよね?」

響「んー、まあ自分はならないかな。現になってないし」

りん「そうよね……」

響「あー、でも一目惚れとかもあるんだしさ、りんが特別うぶってわけでも無いと思うぞ」

りん「うぶ、なのかー」ゴロゴロ

響「わあっ、埃舞うから!」

りん「あ」ピタッ

響「全くもう……仕方ないなあ」

りん「うー」///

響「……おっしわかった。じゃあその帽子、一緒に完成させようよ」

りん「えっ?」

響「見たところ大分難航してるっぽいしさ」

りん「まあ……そうね」

響「プロデューサーの誕生日っていつだっけ?」

りん「2日後」

響「うわっ、そんな迫ってんの!」

りん「……」

響「気持ちはわかるけどさ、1人じゃ無理だって」

りん「……つだっ……」

響「聞こえないぞー」

りん「……手伝って、欲しい」

響「おっけー。任せといてよ!」
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/27(水) 00:17:05.26 ID:+b7lPzWAO
編み物か……とあるノベマスを思い出してにやけた
215 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY [sage]:2011/07/29(金) 18:42:05.00 ID:cMuRN7lAO
9月に入るまでお休みします(o_ _)o
216 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY [sage]:2011/07/29(金) 18:42:40.76 ID:cMuRN7lAO
9月に入るまでお休みします(o_ _)o
217 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/09/01(木) 10:28:32.11 ID:zdT/hrYAO
お久しぶりです。
待ってた人がいるかはさておき、今晩更新予定です。
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/09/01(木) 18:52:56.83 ID:RS53O3SAO
待ってたぞ!
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
219 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/09/01(木) 20:49:57.19 ID:zdT/hrYAO
響「こんばんは、我那覇響です」

P「こんばんは、プロデューサーです」

響「1ヶ月ぶりだが、大丈夫か?」

P「大丈夫だ、問題ない」

響「と言うわけで、始まるよ!」

………………………

P「はっ」

P「夢か……」

小鳥「あ、プロデューサーさん、起きましたか」

P「あ、音無さん……タオルかけてくれたんですか」

小鳥「はい。一応冷房してますから」

P「わざわざすみません」

小鳥「いえいえ、でもあんまり無理しちゃダメですよ。体を壊してしまったら本末転倒です」

P「そうですね……」
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220 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/09/01(木) 21:11:47.83 ID:zdT/hrYAO
小鳥「あ、そろそろ時間かしら」

P「何のですか?」

小鳥「伊織ちゃん達のテレビ出演ですよ、真美ちゃーん! 番組始まるわよー!」

真美「マジマジ!? ひびきーん! りんお姉ちゃーん!」

ドタドタ

真美「ぴよちゃん軍曹殿! 第一小隊全員集合しました!」

小鳥「ご苦労であったな。真美二等兵、そこで休む事を許可するっ」

真美「はっ」

りん「なんなのよ、このノリ」

響「久々だからじゃないか?」

P「そこ、あんまメタなこと言わないの」

りん・響「はーい」

P「ちなみにまだ1日後ですからね」

りん「おい」

チャラララララチャラララーチャララララーチャラララーチャララララ

小鳥「始まりましたね」

響「生放送って珍しいよな」

真美「スペシャルなんだよねっ」

りん「こんな時期にスペシャルやるかというツッコミは無しの方向で」

響「誰に言ってるんだ?」

りん「そこの誰かさんが言いたそうな顔してたから、つい」

P「」

………………………

タモ●「さあ今晩もやって参りました。ミュージックスt(ry。司会は私タm(ryがお送りします」

女子アナ「今日はスペシャルですね」

タモ●「そうなんですよね。なので今日はこちらの特別ステージからお送りしますよ」

………………………

真美「割と本気でこの人のグラサンとってみたい」

りん「芸能界で生きていくなら、やめておきなさい」
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221 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/09/01(木) 21:16:11.98 ID:zdT/hrYAO
久々なのにこれっぽっちですみません。
今後はメインの話も進めつつ、他の事務所メンの話も気分次第で書いていこうと思います。
基本的に一度に23レスくらいの投下になりますが、携帯で即興で書いてますので許して下さい。
平日は毎日書く予定です。では。
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222 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/09/02(金) 19:03:30.37 ID:qxyp2a0AO
タモ●「それでは早速一組目、いってみましょう」

………………………

真美「なーんだ、一発目じゃないんだあ」

P「そりゃまあ、新人でも無いし馬鹿売れしてるってわけでも無いからなあ……」

一同「はぁ……」

真美(うわぁお、何だか空気がどよんりしちゃってるYO☆)

真美「そだ、おざりんにメールメールっと……」ポチポチ

………………………

楽屋

ブーンブーン

尾崎「あら、メール」ポチポチ

尾崎「出番は何番目? 全くあの子は……」

伊織「どうかしたの?」

尾崎「ん、真美から」

亜美「なになに? 真美がどうかしたの?」

尾崎「出番はいつかって」

亜美「なぁんだぁ、何か面白い話かと思ったのにぃ」

あずさ「確かに、出番までまだ時間があるから少し退屈ねぇ」

伊織「ちょっとあんたたち、本番前にそんなヌルい気持ちで大丈夫なワケ?」

真美「さっきからトイレと楽屋を往復してるいおりんよりはマシじゃない?」

伊織「むむー」

パシャ

尾崎「よーし、良い画とれたわ」

伊織「ちょっと玲子、なにいきなり写メ撮ってんのよ」

尾崎「出番はランキングの後、今こんな感じです、っと。送信」
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
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223 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/09/29(木) 17:02:39.41 ID:9U3VglqAO
生存報告。
受験勉強が忙しく、良いお話が思いつかないので、保守だけしておきます。
バックアップとれたら落とす事も検討中です。
224 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY [sage]:2011/10/23(日) 18:13:17.05 ID:aGtdakdAO
生存報告。
やはり落ちついたら続けようと思います。
年は越すと思いますが。
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/10/25(火) 09:31:33.45 ID:noCPcVJy0
乙です。ぜひ何かしらの形でみんなを幸せにしてやって下さい。
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(茨城県) :2011/11/07(月) 23:49:19.96 ID:mBDc6hrQ0
再開楽しみにしています。
227 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY :2011/11/08(火) 19:11:09.81 ID:nwS3zB/AO
モットタカメテハテナククォクォルォノオクマデ

真美「おざりんから返信きた!」

りん「いつの間に送ってたのよ」

真美「イマドキの女子中学生を舐めないで頂きたいね!」ポチポチ

真美「なになにィ、出番はランキングの後、だって」

響「真美、何か添付されてないか?」ヌー

真美「おぉ、流石ひびきん! こういう時、は、良く気がつく!」

響「は、って何だ。は、って」

小鳥「まあまあ、とりあえずファイルを開いたらどうかしら?」

真美「ラジャー!」ポチッ

添付を受信しています……

りん「添付は選択受信なのね……」

真美「いやぁ、真美ってばデコメ受け取るのが割と多い訳ですよ」

響「ふむふむ」

真美「でもってあれって全部添付画像扱いだから、データフォルダに溜まっていく一方なのね」

P「なるほど。確かに絵文字がデータフォルダに溢れかえるのはいい気分ではないかもな」

真美「そう! そうなんだよ兄ちゃん! 挨拶とか結構かぶる事も多いし、後から削除すんのも面倒だし」

りん「でもあたしには結構デコメ送ってくるわよね」

響「自分も真美とメールすると高確率でデコメをもらうぞ」

りん「でも自分は受け取り拒否ってか」

響「これは嫌がらせと受け取るべきなのか?」

真美「……あ、あはは……お姉さま方、顔が怖いですわよ?」

りん響「ちょっと表出ようか」

真美(ぎゃああ! 2人の顔が放送できない感じに!)

P「おいおい、少し落ち着かないか」

りん「あらプロデューサー、冗談ですよ。ほんの冗談。ね、響?」ニコッ

響「もちろん冗談に決まってるさー!」ニカッ

P「ならいいけど、もう夜だからあまりエキサイトするなよ?」

りん響「はーい♪」

真美(目が笑ってねえ……!)
228 :南嵐茶真 ◆wPYcvVJLDY [sage]:2011/11/08(火) 19:15:02.87 ID:nwS3zB/AO
生存報告がてら少し書いてみました。
なんだか元気が出てきたぜ。
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(九州) [sage]:2011/11/08(火) 23:16:21.95 ID:AK+gqsBAO

舞ってるぜ
230 : ◆wPYcvVJLDY :2011/11/27(日) 14:13:18.52 ID:BaD5qDJAO
お久しぶりです。

申し訳ないですが、完結させるのは無理そうなので落とす事にしました。
いずれ気力体力ともに充実した状態で書き直そうと思います。
応援して下さった皆さんありがとうございました。

ではいずれまた。
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