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美琴「もう、見ないで……」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/05/25(水) 01:21:21.16 ID:e4L2bnF2o
上琴←海原 かな?

>>1は重度の美琴病・上琴病
・初SS、初スレ立て
・iphoneから投稿
・むしゃくしゃしてやった、思いつきなので先の事は考えてない
・時系列?設定?誤字脱字?
・右も左も分からないですが、投げ出さないように頑張ります
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
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二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/05/25(水) 01:23:05.54 ID:e4L2bnF2o

「んっ……あ、や、ああっ……」


彼女に惹かれたのはいつのことだろうか

監視対象となっていた幻想殺し

最初はその周りにいる要注意人物の一人にすぎなかったはずで


「は、あぅ……ん、あっ、はっ、あん」


しかし彼を追う度に彼女を見つけ

彼女を見つけた時にはいつも彼がいた

その意味に気付いた時にはすでに

自分は彼女だけを見ていたのかもしれない


「ひぅ、や、ああ、んく、ぅ、あ、あ、だめ、ああ」


彼に彼女を託して

身を引いたつもりでいて

未だこの想いは燻ったまま

歪んだ行為を止められない


「い、いっく、あ、あ、や、ああ、と、うま、イくっ、あ、あああああーーー!」


彼女の痴態を眺めながらの、一人遊びを。

3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/05/25(水) 01:27:09.26 ID:e4L2bnF2o
一体どこから歯車が狂ったのか、それは誰のせいなのか、今となっては些細なことのように思える。
夏が終わる頃、二人の関係がより親密になったことは知っていた。
同僚はネットワークが一時荒れて能力使用が危なくなったとか、カミやんもようやっとフラグ回収で落ち着くにゃーとか言っていたけれど、どこか遠い世界の出来事のように無関心だった。
それは事実、もう自分とあの二人に直接の関わりはなかった。

あのビルで、再会するまでは。
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 01:52:34.16 ID:zpp69CSao
期待していいのかな?
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/25(水) 01:58:12.83 ID:e4L2bnF2o
それはある日の仕事帰り、夕暮れに近い時間。
海原がそろそろ本格的に肌寒くなってきたからと珍しく服を買いに街に出た日のことだった。

あの時ほど普段と違うことはしない方がいいと思ったことはない。

良いものが見つからず思いのほか長時間ショッピングモールの中をさまよい、休憩がてら用を足しにトイレに行った。

用を済ませ、手を洗っていると何やら足音が聞こえてきた。
2人分の足音が、少々慌ただしく個室へ向かっていく音。

ふと音のした方を見てみたが、フロアへ続く道から手洗い場とトイレは通路がU字型になっており、壁の向こうにあるためその場からは何も見えなかった。

不思議に思わない事もなかったが、別にわざわざ確かめることもないだろうとその場を後にしようとした瞬間、男性用トイレにあるまじき声が聞こえてきた。

女性の声。それも、とても聞き覚えのある。
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/05/25(水) 02:06:08.55 ID:e4L2bnF2o
「ね、ほんとにここでするの……?」


「何言ってんだよ。我慢できないって言ったのは美琴だろ?」


誰かと会話をしているようだった。
その返事をするのもとても聞き覚えのある男の声、そして女の名前。
知らない。記憶にない。そう思い込みたい。

どくどくと急に暴れ出した自分の動悸が煩い。どうせなら聞こえて来る声も何もかも消してくれればいいのに。

たとえ誰がここに入ってこようと関係ないが、どうか自分の聞き間違いであって欲しいと心から願った。


「それはそうだけど……ね、誰か来ちゃったら……」


「その時は静かにしててもらわないとな。それとも、帰るまで待てるか?」


「あ、や……むり……だめなの……」


しかし、現実は無情にもその幻想をやすやすと打ち破る。

これは何だ。一体何が。

突然のことに頭も身体も、何一つ動かなかった。喉が異様に乾いて痒い。
咳き込もうと息を吸うが、吐息となって音もなく口から出ていっただけだった。
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/25(水) 02:07:43.47 ID:e4L2bnF2o
ふいに電波が降ってきて勢いだけで書いたのでもう何がなんだか。
書き溜めは少々あるんですが、今日はこの辺で。
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 02:25:07.82 ID:zpp69CSao
とりあえず乙
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 02:42:30.92 ID:7NaUQd5Mo
乙なんだよ
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 03:48:44.72 ID:1wynCXDw0
ストーカーを正面から書くのか
ありそうでなかった
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 03:50:58.49 ID:EosL+gp5o
普通の上琴いちゃいちゃなのに海原視点だとなぜかNTRぽく感じるから不思議
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/05/25(水) 03:58:18.42 ID:l4TB/D9Vo
期待してる
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/05/25(水) 03:58:53.13 ID:+LR7ZsrZ0
この雰囲気…まさか…ゴクリ
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/05/25(水) 06:29:08.99 ID:0gxl09x+o
NTRなら注意書よろしく
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 07:25:53.90 ID:e4L2bnF2o
>>14
NTRというか、好きな女が抱かれてる様を目の当たりにして嫌だ嫌だと思いながら興奮しちゃう
でも上条さん達は終始相思相愛でいちゃエロしてるだけなので本当にエツァリさんだけが報われない感じ

これは視点的にNTRに入るんだろうか?
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/05/25(水) 07:30:15.47 ID:4O+mxqPAO
おつ
この美琴は たくみなむち仕様の美琴の気がする…ジュルリ

>>1は重度の美琴病および上琴病だから NTRの心配はないと思う(たぶん)
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/25(水) 07:32:07.38 ID:e4L2bnF2o
「がまん、できないよ……とうまぁ……」


認めたくない。そんなはずはない。
頭の中が否定系で覆い尽くされる。

それでも壁を超えた向こうでは、海原の意思などまるで無視したままで話が進んでいく。


「ん、なんだって?聞こえねえなあ、美琴?」


「や、ぁ……とうま、えっち、したいよぅ……んむっ」


何かが吸い付く音が連続する。水のような、吸盤のような。
何の音かなんて考えず、その場を離れるだけで良いのに。
たとえば足音を聞かれても、自分だとは気付かれず自分も何もなかったように買い物へ戻れるのに。

どうしても、足は動かなかった。

ただ、フロアから誰か来ないかどうかだけが、気がかりだった。


「俺もしてえよ……ん、ちゅ……好きだ、美琴……」


「あむ、んぅ……ちゅっ、ちゅう……わたし、も、好きぃ……」


静かな空間に、ちゅぱちゅぱという音が乱反射する。それに重なる、かさこそと服が擦れる音と、荒い吐息。
フロアからは遠くBGMが聞こえるが、エツァリの耳には入っていなかった。
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/05/25(水) 07:33:12.77 ID:0gxl09x+o
それならNTRじゃあないかな…多分……
わざわざレスありがとうNTRは苦手なんだわwwwwww

つC
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 07:34:45.61 ID:e4L2bnF2o
あ、修正しそこねた
エツァリ→海原でよろしく
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/05/25(水) 07:41:40.19 ID:e4L2bnF2o
「んっ、あ……ひぅ、も、あっ、やぁ……」


どれくらい時間が経っただろうか。
相変わらず海原はその場から一歩も動けず、壁の向こうからは荒い吐息と卑猥な水音が聞こえてくる。


「や、ちくび……そんなにいじったらやぁ……」


「自分でおねだりしたろ?もういいのか?」


「やぅ、もっとしてぇ……あ、や、音、たってるぅ……」


ちゅうちゅうとまた音が響く。
それは耳から脳に侵入して頭の中で反響する。

脳が溶けた様に思考が働かない。
何だか息苦しい気がして首から下へと自分の体に手を這わせると、何故か腹の下辺りがぽっこりと膨らんでいることに気が付いた。


「あ、ゆび……はいって……だめ、あ、とうま……」


「美琴の中、すげえ熱い……ココも、剥けてぷっくりしてるし……」


「んああっ!やっ、コリコリしちゃ、ああっ!」


美琴の嬌声が大きくなる。自分の息苦しさも増した気がした。
無意識に下腹部に手を添え、すりすりとさすってみる。痺れるような快感が背筋を駆け登った。
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 07:49:29.11 ID:e4L2bnF2o
結局終始上琴なんですが、上琴だから読める、よりエツァリ視点でちょっと心が痛むけど読んじゃう、の方向で書けたらなあと思いました

NTR「っぽく」見えるかも、とか書いといた方が良かったのかな
それではまた午後に
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/05/25(水) 08:06:55.35 ID:4O+mxqPAO
おい 朝からなんてもん読ませてんだ/// 超乙 ビクンビクン
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/05/25(水) 09:56:08.27 ID:fM5eHtRAO
別に海原と美琴は恋人じゃないんだから、寝取られにはならんわな
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [saga sage]:2011/05/25(水) 10:17:33.95 ID:9h2UzYOo0
>>22のIDがコメント通りパオーン状態で吹いた
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 10:21:50.63 ID:O1X3CRGk0
美琴が見られていることに気付いて、見せつけてくれないかなぁ。
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 10:42:15.97 ID:xO3IKv7DO
美琴はレーダーあるから人が近づけば気付くだろ
上条さんの右手に弄られてなけりゃ
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/05/25(水) 11:02:55.85 ID:fM5eHtRAO
微弱な電磁波だから遮蔽物貫通するか分からんし、そもそも上条さんといちゃいちゃちゅっちゅするのに忙しくてそれどころではない
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 11:29:03.68 ID:wb69zTEio
海原って所謂上琴厨だよね
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 11:29:06.47 ID:wb69zTEio
海原って所謂上琴厨だよね
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 11:42:37.66 ID:sAqNQ+rdo
海原視点で上琴とはめずらしいな
しかし普通にデートの現場とからまだしも初っ端から想い人の痴態を聴いちゃうとか…
>>1は少しばかり海原に対してドSすぎんだろww
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 13:55:17.35 ID:TFvfw3ZIO
レーダーとか気付くとか、一応考えてはいるんですが文章に出てませんね、そういえば

ちょっと投下
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/05/25(水) 13:57:38.52 ID:TFvfw3ZIO

「こーら。静かにしなきゃだめだろ?誰か来たらどうするんだ?」


「あぅ、だって、きもちぃ……あっ!やぁっ、とうまっ、だめぇっ」


聞こえてくる音にちゅくちゅくと水が多くなる。
それと下腹部をさするタイミングを合わせると、どうしようもない吐き気と、先ほどよりも酷くなった背筋の痺れが同時に襲ってきて、くらくらと眩暈がした。

恋い焦がれた少女の可愛らしい声が聞こえる。
それはどこから?それはどうして?
そんなことはもうどうでも良くないか?

ここはどこで、自分は何を考えているのか。
知らないふりをして、快感に身をまかせてしまいたい。

眩暈が頭痛に変わる。ずきんと痛んだのは頭か胸か。
何かがぷつんと切れた感覚がした。
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/05/25(水) 14:04:09.82 ID:TFvfw3ZIO
もう我慢できない。
海原は忙しなくスラックスのファスナーをおろし、昂ぶっているものを取り出してしごき出す。

自分の好きな女が想い人と愛し合う音を聞きながら、それに合わせて自分のものを擦り上げる。しかも、誰が来るかもわからない公共スペースで。

凄まじい背徳感と、罪悪感。今まで感じたことがない興奮と、それをはるかに上回る嫌悪感。
それでも、別の意思を持っているかのように手は止まらない。

ここにいることが気付かれないように、ものをこする度に激しくなりそうな呼吸を必死で抑える。

気持ち悪い、気持ち良い、気持ち悪い。
気持ち悪い、気持ち良い、キモチイイ。
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/05/25(水) 14:15:14.88 ID:TFvfw3ZIO
ぐるぐると回る思考は既に海原の支配を逃れ、会話と音を頼りに情景を想像させる。


便座に座る上条、それに向かうように跨がる美琴。
胸元は大きくはだけ、ところどころに紅い跡が無数に咲いて、乳首は執拗に責められた時の唾液でてらてらと光っている。

上条はなおも美琴の首筋に噛みつきながら片手は美琴の秘所に伸び、思うがままに嬌声を引き出している。
もう片方の手は美琴の背中に回され、身体を支えていると同時にさわさわと背筋をくすぐることも忘れない。

美琴は上条にしがみつきながら絶え間ない手技に酔い、陰核を擦る親指と膣内を弄る中指に身体をくねらせる。

薬指を足されて、一番気持ちの良い部分に指の腹をぐにぐにと押し付けられ、その太い指を幾度となく出し入れされて、どうしようもなく責め立てられてーーーー
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 14:17:40.73 ID:TFvfw3ZIO
書き溜めてるもの推敲したら余計にわけわからんくなった
勢いで書いたものは変でもそのままの方が良いかも
それではまた夕方以降に

あ、今更だけどエロ注意とか書いてなかったですね。すみません
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 14:37:00.87 ID:wQKhuyNSO
この>>1……できるッ!!
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 14:56:33.62 ID:9Grd5uGIO
初SSがこれとか有望すぎんだろww

次も全裸で待機してます
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/05/25(水) 18:52:55.39 ID:NFQi8O9b0
これがショチトル救出後の話だったら
義妹の前での罪悪感ヤバいだろうな……特にエツァリお兄ちゃんの下り
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 19:19:13.27 ID:hvtpCGQSo
           / /               \
           / // 〃     ,ィ   、   \ ハ -、
        /  / /| {/ イ !/`|  ,| l {⌒ト< {
          // ' /八ハ メ、__,{ 、}/ /!| |  } X⌒ヾゝ
       〃 / ,イ  /f'ト{、__`  /レく }ハ | ∧小ヽ 、 ヽ
       |{ / /! / ハ^`"´   ミ、__` イ /  Tア 〉〉  i  皆さんを狂わせるほどの魅力を無意識に出してしまう、
        | V i  Уイ八  _ '    `"´ ル'⌒Y `T´ヘ  |  お姉様・・・ああ何と罪深くも美しい方なのでしょう・・・
        | ′ |/厶イ¬'´ '、      イ、辷 イ /| ハ  !  身も心もこの私と相思相愛であるというのに・・・
       ヾ、|,/  }/   r}―ァf´Тヽ、{ i / !/ ∧!
       _ノ\ノ   V   /´Χ l  ! l,ハ Vi  }! / } |
     ( r‐辷/ _,/   /´ ∨ { メハ|/ | い リ /   ノ
     、_)´r‐ァ'´-ァ′ ,:'  | ', }/'(+ハ′ }ヽУ///
       `ヽ !//  .:'リ   |  ',∨,′}|  ハ/ ∠,ィ
         .′  厶'′     j∨ / /   { (( ノハ
          i   / ′ /  /  / 厶ィ__ ̄]ゝくく ノ
           ー'′/   /       ∧∠}  { ー='′
           /〈   /       /   !  ヽ
             i  \   __  __,ハ    '.    ,
      __..  -‐くヽ  /  ヽ  ノ     '.   ′
-‐   ヽ: : : : : : : :`/       iニ{      ′  '
      } : : : : : /    / | : :ヽ       ',  ',
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 19:31:53.61 ID:e4L2bnF2o
書き溜めってほんとにガリガリなくなっていくんですね
勢いがなくなる前に電波がもっと降ってきますように

もう少し投下
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/05/25(水) 19:35:11.30 ID:e4L2bnF2o

「あぁ、とうま、だめ、きちゃう、きちゃ……あ、あ、ああ、や、ふ、んむっ!んんんんんっ!」


高く伸びるくぐもった声にはっと我に返る。
最後は大きな声が出ないように唇で塞がれたようだ。

それ以降は不規則な呼吸しか聞こえてこなかった。
時折あぅ、とかひぃ、とか小さな呻き声がする以外は、会話らしきものもない。

やけに熱を持ったものに触れている右手に意識を向ける。
手の中のそれは、先走りでぬるぬるとねばつき、中途半端な快感にその身をひくつかせていた。

まだ少し頭がぼうっとする。
ええと、これはどうしたんだっけ。何が起こったんだったかな。
そんな的外れな疑問が浮かんでは消えていった。
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/05/25(水) 19:41:54.66 ID:e4L2bnF2o
ーーーーーーーー



時間が経つにつれ、だんだんと意識がはっきりしてきた。

一体自分は何をしていたんだ。こんな場所で、なんてことを。
海原は今まで自分がしていた行為を思い出して、血の気が引く思いがした。

焦りでつい周りをキョロキョロと見てしまうが、そもそも誰かが来ていたら声を上げるなりされたはずだ。
それくらいのことをしていた。最低で、変態的な。

上条達については、感心はしないがどこでどうやって愛し合おうが自分には関係ない。
衝動に任せて自慰に走ってしまったことを後悔し、壁の向こうの二人に心の中で謝った。

足音を立てないように出て行こう。そう思って未だ熱が冷めないものをしまおうとしたその時。


「大丈夫か?……ずいぶんと激しくイったな、美琴。そんなに気持ち良かったのか」


「らって、んん……ちゅっ、とうまが、はげしくするから……ちゅ、むぁ……ふ……」


また声が聞こえてきた。
愛し合う二人の行為が再開される。
聞いてはいけない。ここを離れなければ。

鼓膜に纏わりつくいやらしい音を振り払うように首を振る。
はしたなく勃起するものをしまって、すぐに出て行けばーーーー

43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/05/25(水) 19:46:22.73 ID:e4L2bnF2o

「誰かいたらどうしようとか、考えてたんだろ?」


海原の身体がびくっとこわばる。
まさか、気付かれていた?
冷や汗が頬を伝う。

いや、仮にばれていても海原だとはわからないだろう。これは美琴の羞恥心を煽るための言葉だ。
そう思い直し、軽く息を吐く。


「とうまのいじわる……とうまだって、興奮してたくせに……」


とろけた声で答える美琴。心を許した男にしか向けない、最大級の甘え。


「いつもより、すごかったもん……」


女になった美琴の声が、再び海原の脳を侵す。
一生自分には向けられない、彼女の瞳が映す男だけに聴かせるための声を、そのおこぼれを貰って悦んでいる自分が心の奥から顔を覗かせる。

いや、貰っているのではない。掠め取っているようなものだ。

好きな女はこんなにも幸せでいるのに、自分はそれを盗み聞いてあられもなく勃起している。
また吐き気が襲ってきた。あまりにも浅ましい自分の姿に、心に。

彼女の幸せを思えばこそ彼に彼女を任せたのに、偶然居合わせた二人の痴態に股間を熱くして。

そんな海原の事情はつゆ知らず、男女の営みは続けられる。
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 19:56:13.84 ID:e4L2bnF2o
なんとなくの展開やオチは考えているんですが、細部が決まらないと筆が進みませんな

これも勢いでなんとかするしかないか
それではまた。寝る前にもう一度投下……できるか?
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/25(水) 21:36:38.27 ID:N4nI2OHDO
ひとまず乙!!
全裸待機してます
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/05/26(木) 00:24:59.26 ID:BE+KxZXAO
くやしい…でも/// ビクンビクン

>>1超乙 鬼才あらわる
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/26(木) 20:35:06.33 ID:Uf/hU0w2o
できなかった。

また少しだけ投下
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/05/26(木) 20:49:55.69 ID:Uf/hU0w2o



「お前が可愛いからだよ、美琴。なあ、挿れてもいいか……?」


「ひぁ……耳、だめぇ……!」


「……な、みこと……?」


だめだ、ダメだ、駄目だ。
落ち着け、意識を向けるな。


「っ……ほ、欲しい、の。とうま……い、挿れて……」


出ていかなければ。彼と、彼女のためにも、自分のためにも。

警告じみた言葉が脳裏を通り過ぎる。
しかし意味のない文字列を見ているかのようにこれっぽっちも気を引かない。

気になるのは、壁の向こう。
二人が篭る、個室の中。

やめろ。聞くな。
うるさい。黙れ。

相反する二つの意思が頭の中で拮抗する。
ぎりぎりと音がしそうなほど歯を食いしばる。

海原はどす黒い感情に流されてはいけないと、強く自分に言い聞かせる。

出て行け。まだ間に合う。
どうして、こんなに。

…………?

せめぎ合う思考の隙間にふと湧いて出た疑問が、全てを狂わせた。


ーーーー何故、当然のように悩んでいる?
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/05/26(木) 20:56:35.20 ID:Uf/hU0w2o

考えれば当然のこと。
たとえ知人であろうとなかろうと、場所がどこであろうと、人の濡れ場に遭遇したときは普通どう言った行動を取るだろうか。
もちろん大半は知らなかったふりをしてその場を立ち去るはずだ。

その後は何事もなかった風に装う。
なぜなら自分には何の関係もないし、目や耳に入れてしまったことを申し訳なく思うこともあるから。
そう感じるのが一般的である。


なら、自分はどうだ。
突然の出来事に驚くのも無理はない。それが知人、ましてや下手な縁ではない人達。
片や恋い焦がれた想い人。片やその想い人を自らの意思と約束で託した男。


だったら、それこそ。
本来ならば、即座にその場を離れるべきではなかったのか。

それをせずに、自分は何をした?


そして、一般論でも語れる程度の問題をあっという間に飲み込んだ、薄っぺらい倫理観。
確かに自分は、常識を無意味な文字列だと切り捨てた。


疑問から導き出される回答、それが示す現実に、ぐらりと視界が揺れる。
全身から血の気が引いていく音がした。指先が冷えて痛い。
震える手を固く握っても、身体そのものが大きく震えていて一向に収まらない。


何のことはない。
海原は自分の意思でその場に残り、知人の痴態に酷く興奮し、自らを慰めたのだ。
後付けのような正論も、せいぜい言い訳にしかならなかった。


それに気付いた途端、がつんと何かで殴られたかと思うほどの衝撃が頭にきた。

違う、違う。

何に対してかもわからず、吐息だけで何度も呟く。


認めたくはない。そんなはずはない。
同音異義の否定系が、弱々しく自己弁護を続ける。
それを嘲笑うかのように、むき出しにされたままのものは未だ硬さを失っていないのだった。


そんな中、海原のことなどかけらほども意識にない二人の行為は佳境を迎える。
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/05/26(木) 21:01:00.69 ID:Uf/hU0w2o

「ぁ……っく、ふ、はいっ、て……あぅっ、ん、やああっ」


「っ、みこと……奥まで、入ったぞ……?」


「ふう、ああ、ん、嬉し、ぃ……とうま……くぅっ」


「美琴、みこと……可愛いよ……」


二人の声が海原の思考の邪魔をする。
海原は違う違うと言いながら、声のする方へ全ての意識を向けた。
美琴の艶やかな美声。
それを独り占めして微笑む上条が囁く愛。

それらが鼓膜を震わせる度、鈍痛の続く頭に靄がかかって正常な感覚が切り離されていく。

いっそ、誰か、来れば。
どうか、誰も、来るな。

エコーのかかりすぎた自分の声が気持ち悪い。
足元がふらつき、肩が壁に当たる。上半身にも力が入らない。
そのまま身体の向きを変え背中を預けるように壁にもたれかかると、ひくつくものがふいに手に触れた。
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/05/26(木) 21:12:36.80 ID:Uf/hU0w2o


「とぉま、く、るし、よぅ……っは、あ、あぐっ」


「みこと、こっち向いて……ちゅ、む、んちゅ……そう、力抜け……ゆっくり、な」


カタカタと何かが揺れる音がする。
それが幾度となく繰り返される。
かた、かた。こと、こと。
美琴の声と上条の呼吸も、それに合わせて変化する。


「あ、あぅ、と、うま、あっ!んん、ふっ、奥、当た、って」


「み、ことっ、はあっ、はっ、すげぇ、イイ……締ま、るっ」


そのうちその音は大きくなり、更に何かを叩きつけるような乾いた音と、粘度のある液体をかき混ぜる様な湿った音も重なってきた。


ぱん、ぱん、かた、かた、ぐちゅ、ぴちゅ、ぱん、ぱん。


ぞわぞわと、背筋の痺れが復活してきた。
海原はぞわぞわからすぐにぞく、ぞく、と断続的な痺れに変わった身体に違和感を覚える。
不思議に思って自分の身体を見ると、右手が熱を持ったままのものをしっかりと握りしめていた。


ちゅく、くちゃ、ぱん、ぱん、こと、こと。


音に合わせて上に、下に。上に、下に。
時折手のひらで先端を包んだままぐるりと撫でると、一層痺れが酷くなった。
そしてまた上下運動に戻る。しばらくすると、またぐるり。
まるで右手だけが別の生き物のようだった。
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/26(木) 21:18:01.44 ID:Uf/hU0w2o
3レスのつもりがいっこ増えた

目に見えて勢いが落ちてるな
やる気はあるんですよ、ほんと

それではまた
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/26(木) 22:06:58.70 ID:NT3Iohzbo
>>1の皮を被った海原め!自分の[田島「チ○コ破裂するっ!」]書いてそんなに楽しいか!俺は騙されんぞ!

>>1乙です
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/05/26(木) 22:15:53.57 ID:L7WX8BfAO
まさにエツァリ殺しなSSだぜ…ふぅ

乙です
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/05/27(金) 00:27:08.62 ID:ZiqxqsRQ0
この海原君は健気な変態だな
美琴は渡せないけど応援してあげよう
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/27(金) 21:07:33.88 ID:CBmgL7LIO
特に海原さんのオナニー書きたかったわけじゃないんだが
どうしてこうなった

週末は多分日曜の晩まで来れそうにない感じです
頑張って書き溜めておきますので、期待せずにエツァリィィィィィィしててください
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/27(金) 21:55:53.32 ID:mCshn6PIO
この海原の気持ちは何となく解る
俺は美琴好きだけど美琴と上条さんは本編でも結ばれてほしいと思ってる
でも上琴の同人誌とかで[田島「チ○コ破裂するっ!」]するのはなんか違うんだよなーとか思いつつ、結局抜いちゃった後にちょっぴり後悔するんだよな
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/28(土) 12:06:49.35 ID:NzLEe5BSO
確かに美琴と上条は結ばれてほしいけど上条と生々しいことしてるのは想像できんもんな
のほほんとしたバカップルが一番


あ、とりあえず>>1がんば
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/28(土) 12:08:14.89 ID:NzLEe5BSO
確かに美琴と上条は結ばれてほしいけど上条と生々しいことしてるのは想像できんもんな
のほほんとしたバカップルが一番


あ、とりあえず>>1がんば
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/29(日) 13:42:45.58 ID:4THZ0f2Xo
うーん、今日の用事が明日になってしまった
下手すると火曜まで来れないかも

とりあえず2レスだけ
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/05/29(日) 13:47:48.58 ID:4THZ0f2Xo

これは自分じゃない。
紛れもない自分の右手を眺めながら考える。


「ひっ!あ、やっ、そこ、だめっ、とうま、とうまっ」


「言え、よっ、気持ち、良いんだろ?……ほら、み、ことっ」


こんなこと、望んでない。
個室の中を容易く想像する頭で否定する。


「あ、あん、はずか、し、んくっ、くぅ、ひうぅ」


「っん、みこと?きもち、いいって、ほら……ほら」


「やっ、ちく、いっしょ、だめっ!きもち、いい、イイよぅ、あうっ」


大好きな男に貫かれてよだれを垂らしながら喘ぐ少女。
愛しい少女に翻弄されながらも虐め抜いては愛でる男。

そこに海原の居場所などあるはずはない。
ましてや、居合わせる資格すら誰にだってない。
なのに、海原は確かに同じ場所に存在し、続けている。
見えないはずの二人を閉じた瞳の中に映して、それを玩具に一人で悦んでいる。

62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/05/29(日) 13:52:35.06 ID:4THZ0f2Xo

胸が痛かった。
拳で語り合い、約束を交わした男に対する自らの裏切りに。
心が凍る気がした。
今の醜態を彼女が知った時を思うと。

それでももう抗う気など消え失せた。
一心不乱に右手を動かす。
嫌悪感を快感に。
寒気は興奮に。
背徳感は衝動へ。
罪悪感など忘れてしまった。
未体験の快感が全身を蝕んで、突き上げるような射精感がこみ上げてくる。


「んんっ!あ、ああ、あああっ」


「イきそう、っん、なのか、みこと?」


「うあ、ああ、あふっ、と、ま、あ」


「いいぜ、俺も、っ、もう……イく、からっ」


音の間隔が狭くなる。
声も、呼吸も、手の動きも、競い合うように早くなっていく。
海原は亀頭に左の手のひらを添えて、最後の一押しにきつく右手で握りしめながら擦り上げた。


「っあ、イ、く、出る、美琴っ……く、あぁっ!」


「とう、ま、とっ、とうま、あっ、ああ、や、あ、ああああっ!」


ガタ、ガタンッ!と一際大きな音がした。
海原はその音で二人の行為が終わりを迎えたことを知る。
びくびくと引きつるものから吐き出される精液を左手で零さないよう受け止める度に、喪失感と虚無感が胸を抉る。
ぽっかりと胸に空いた穴に何が詰まっていたかは、もう思い出せなかった。

63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/05/29(日) 13:56:14.74 ID:4THZ0f2Xo
アレだな、間が空くと前回と話が繋がってないんじゃないかと思って更に文章に迷いが出るな

いいや、スレの恥はかき捨てで頑張ります
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/05/29(日) 14:00:41.42 ID:hFxF5ateo


このあと海原が手を洗ってる所に上気した顔の二人が鉢合わせしちゃったりしたら面白そうだ
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/05/29(日) 14:05:10.67 ID:0FxUJd8Ao
俺も上琴いちゃいちゃを壁越しに聞きながら[田島「チ○コ破裂するっ!」]したい
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2011/05/29(日) 18:17:35.64 ID:098sxRb50
何これ心が痛い
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/05/29(日) 21:15:24.30 ID:sq170icz0
お粥ェ……
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/05/31(火) 23:11:01.37 ID:EwXpFxGxo
うーん、試しに会話を一行詰めてみます
よければどんな風にしたら見た目読みやすいか、ご意見いただけると助かります

今日も2レスだけ
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/05/31(火) 23:15:47.99 ID:EwXpFxGxo

とうとう最後までこの異常事態に乱入する者はなかった。
それは果たして幸か不幸か、それとも気付かなかっただけで空気を読んで見なかった振りをした誰かがいたのか。

少なくとも一番空気が読めてないのは自分だな、と笑えない自虐で口角を上げる。
手のひらの精液が粘っこくて気持ち悪い。
水は使えないので、とりあえずとしてハンカチで拭い取り、ゴミ箱へ捨てた。
小さく項垂れるものをしまって、何もなかったような姿に戻る。
我を忘れて没頭した割には、終わってしまえば思いの外冷静な自分が馬鹿馬鹿しい。

それでも先ほどと状況は何も変わっておらず、いつ自分がここにいる事を知られるか、忘れていた焦りが戻ってくる。
とんでもない事をしてしまったという事実より、それを知られる事だけを恐ろしいと思う。

その思考の異常さに気付かない事の方が余程恐ろしいと、海原は気付かない。

問題の個室の中はごそごそと騒がしく、身支度を整えているようだった。


「あぅ……こぼれちゃう……」

「とりあえずこれで拭くか。んであっち行って、服もちゃんとしてきな。外で待ってるから」

「ん、わかった……当麻のは、私が綺麗にしたげる」

「っあ、みっ、美琴さん!?うあ、ちょ、あっ」


じゅる、ずずっと啜る音が耳を引っ掻く。

背筋を撫でる痺れはもう来ないけれど、空いた胸の穴が音を立てて軋んだ。
いつでも逃げ出せるはずの足はまだ、動かない。

70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/05/31(火) 23:18:07.75 ID:EwXpFxGxo


「当麻のけだもの……ちょっと、行ってくるね」

「アレは美琴のせいだろ。誰かに見つかるなよ」


かちゃりと鍵が開き、扉がぎいと耳障りな摩擦音を出す。
すぐにぱたぱたと歩幅の小さそうな、男性用トイレには似つかわしくない足音が響く。
一瞬こちらへ来るかと身を強張らせる海原だったが、美琴は言いつけ通り見つからないうちにと急ぎ足で外へと駆けていった。

本来の収容人数に戻った個室からは、流水音が聞こえる。
今が良い時期だろうか。音に紛れるように足を一歩踏み出した瞬間、海原はびくりと身体を震わせた。


「お前、海原……だよな?」


予想外にも、既に手洗い場に入ってきていた上条がそこにいた。
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/05/31(火) 23:23:17.27 ID:EwXpFxGxo
短いですが、ここまで
2、3日に一回以上のペースを保てるよう頑張ります

正直この出会う所からの展開だけが思い付かなくてほんと適当になると思います
何かもうあとは始まっちゃえば何でもありかなと思うんですが
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州・沖縄) [sage]:2011/05/31(火) 23:29:10.54 ID:Ihxn0sPAO
!!?

あの鈍感上条さんが気づいていた…だと!?
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/06/01(水) 01:39:57.20 ID:AfyG9+910
超おつです
これは…どうなる…
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/01(水) 10:35:42.19 ID:7lotpQmIO
このまま3Pに突入やー
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/05(日) 22:47:59.16 ID:HCAdDnUPo
続きマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/06/05(日) 23:35:51.76 ID:pqQJCY1IO
早速間が空きました
その割に4レス程度です

何か迷走してきた感が否めないですが、とりあえず投下
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/06/05(日) 23:39:38.07 ID:/Kp9V7X1o

声が出ない。耳鳴りがする。
身体のあちこちがおかしい。

海原はどうせなら視界もおかしくなったからであるようにと願って一つ瞬きをするが、期待虚しく上条は訝しげな表情のまま、確かに目の前に立っていた。


「……お前、こんなところで何してんの?」


海原は驚愕した表情で、上条を見つめる。

どうして、などという疑問は意味がない。
いつ見つかってもおかしくなかった。
むしろ、二人が個室にいる間に足音を消して出ていった方が見つかる可能性は少なかったかも知れない。

どちらにせよ、現に海原は最後までその場を離れる事はなく、目の前に上条は存在する。


答えない海原を無理に問い詰める事はせず、上条はそばにあったゴミ箱へふと視線をやると、少し目を見開いた。

そこにはさっき捨てたハンカチが、ペーパータオルなどと一緒に丸まっていた。
普通破れたり酷く汚れたりしていない限り、ハンカチを捨てるという事はまず無い。

つまりは捨てるような事があったのだ。それも、他のゴミに埋もれない内に。
そして、上条たちはどれだけの時間何をしていて、この場所で最も新しい客は誰か。そしてその人物は、いつからいたのか。

まさかとは思ったが、上条は憶測を混ぜつつそこから一つの答えを導き出す。
すると怒っているのかいないのか、子供の悪戯を見つけたのを揶揄するようにニヤリと笑う。


「へえ、聴いてたんだ。さっきの」


78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/06/05(日) 23:42:35.70 ID:/Kp9V7X1o

「あ、あ……」


知られた。
知られてしまった。

恐れていたことが現実となり、頭の天辺からさあっと血の気が引いていく。
冷たい肌に脂汗が滲んできた。

土壇場の言い逃れとして、美琴が出ていってから上条がここへ来るまでの間に偶然入ってきた、なんて都合のいい言い訳が通じる程状況は良くない。

けれど海原は、身体が示す程緊迫や焦りを感じていなかった。
さっきはあんなに恐かった。今もどうなってしまうのかと身体の震えは止まらない。
それなのに心の中ではそんな自分を冷めた目で見つめるもう一人の自分がいる。

どこかで見つかりたかったのか、そして責めて欲しかったのか、それとも海原自身二人を使った事をどうとも思っていないのか。
自分の真意がわからなくて、また恐くなる。

顔は青白く、舌が回らず呻くような声ばかり吐き出す海原を見て、上条は困った顔をした。


「平気そうな顔でもしてりゃ言い逃れられたかも知れねえのに、お前って意外と馬鹿正直なんだな」


どうでも良さそうに頭をがしがしと掻きつつ、はあっとため息をつく。
特に海原の反応が欲しいわけではないらしく、言い訳も相槌もしていないのに一人で話し続けている。


「なんつーか途中で誰かに見つかるより複雑だな、コレ」


今度は上条がうーんと唸る。
上条の性格であれば一発殴られるか、そうでなくとも気分が良いものでは無いので怒ることもあるかと思ったのだが、激昂する様子もなく首を捻る様子に海原は多少拍子抜けをすると同時にそれに対して疑問も生まれる。
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/05(日) 23:46:11.81 ID:/Kp9V7X1o

「あの……」


海原が問いかけようとしたその時、声に被さるようにしてピリリリと携帯の着信音が鳴り響いた。
上条は一瞬海原の方に視線を向けたが、すぐにポケットに手を伸ばし携帯を取り出して確認する。

電話だったのか、通話ボタンを押し耳に携帯を当てる。
相手の声は聞こえなかったが、予想はついた。
美琴がいつまで経っても出て来ない上条を心配して電話をかけてきたのだろう。


「ああ、美琴?すまん、すぐ出るよ」


予想に相違なく、美琴の名を呼ぶ上条。
これからどうなるのだろうか。断罪を待つ時の胃の辺りが縮こまる感覚がどうにもいたたまれない。
彼女の柔らかな目が暗い軽蔑の色に変わる瞬間を目の当たりにするのだろうか。

自業自得でありながら、やはり腑を捩じられるような痛みはキリキリと海原を苛む。


「ん、帰りたい?どした?…………ああ、うん。わかった。じゃ、帰るか。……うん、ごめんな。たっぷりお詫びはするからさ。な?」


まるで自分などいないように会話を進める上条。こちらをチラリとも見ないが、かえってありがたいように思う。
もちろん会話に入る事などあり得ないのだが、かと言ってこのまま見逃してもらえる事もないだろう。

海原は所在無げに視線を下げて、通話が終わるのを待つ。


「わーってるよ。じゃ、切るな。うん」


ほどなくして通話が終わり、パタンと携帯が閉じられる。
それが法廷に響く木槌の音のようにも思えて、海原は身体を強張らせる。
上条はそんな海原を見ても先ほどと変わらない、何とも適当な様子でまたもやうーんと唸った。


「とりあえず、ついてこいよ」


一言だけそう言うと、海原に背を向けてフロアの方へと歩いていく。
気も足もとてつもなく重いがいつまでもここで突っ立っているわけにもいかないので、海原は緊張で固まった足をほぐすようにゆっくりと動かす。


「ああ、今は美琴に見つからないようにちょっと離れといてくれな」


上条は歩き出した海原を見る事もなく、背を向けたまま思い出したように告げ、出ていってしまった。
話が出来るよう場所を移すのは当然だが、後の発言の意図が読めない。
しかし引き止めて反論や質問ができる雰囲気でも立場でもないかと思い直して、言われた通り少し待ってから合流した二人の様子を伺いつつ、勘付かれないよう距離をとって後をついて行った。
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/06/05(日) 23:51:46.66 ID:/Kp9V7X1o

上条は美琴と合流すると、何やら頭を下げているようだった。
美琴は腰に手を当てしかめっ面をしていたが、上条にぐっと抱き寄せられると顔を赤らめてそっぽを向いてしまった。

しばらく抱き合っていたが、ゆっくりと身体を離した二人は手を繋いで歩き出す。
海原は距離を空けてその後をついていく。

周りの通行人に怪しまれないよう、当て所なく歩きながら時折店先をひやかしたり、携帯を弄ってみたり。
仕事で尾行をしているようだなと思い至って、今の状況とのギャップに苦笑した。

自分が一体何をしているんだか、よくわからない。
随分と距離が離れているし、上条がこちらを伺うような仕草もないのだから、ここでふといなくなってもわからないのではないか。
ここで別れてしまったら、会う機会だってそうそうない。
あの夏の日から、街中で見かける事はあっても一度だって会って話す事はなかったのだから。

そう思っていても海原の身体は律儀に上条の指令に従っている。
上条の思惑も、行き先も、自分の気持ちさえはっきりしないままに足は一歩、また一歩と進んでいく。

81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/06/05(日) 23:55:20.78 ID:/Kp9V7X1o
今日はここまで
ID変わってますが、なぜか投稿するのに時間がかかったので3GからWiFiにしただけです
変えても早くならなかったけど
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長崎県) [sage]:2011/06/05(日) 23:59:22.37 ID:5niDMrlVo

確かに最近重いよね、なんでだろ
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage !status]:2011/06/06(月) 00:55:12.45 ID:dMfA13fAO
時間帯の問題じゃね
現在のサーバのご機嫌:さよ・・・う・・な・・ら・・(LA:6.13671875)
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/07(火) 00:30:15.31 ID:AgCF3drIo
やっぱ日付変わる前後は重いのか
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/06/08(水) 23:56:35.57 ID:CK5jlglNo
筆がおかしな方向に進み始めた
まあ元より最初と最後以外は何にも考えてないのでどうにでもなーれ

2レス投下です
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/06/09(木) 00:03:47.39 ID:opEuIVKRo

そのうちフロアから階を変えビルを出て、陽が落ち切った街を歩く。
時間はわからないが人通りは多い。
ビルよりは街中の方が人に紛れられて追いやすいので、海原は見失わない程度の距離を保ち二つの背中を追う。

二人の様子はすれ違うカップルと大差なく、腕を組み寄り添いあって歩いていた。
組んだ腕の先、指先は軽く絡ませて時々きゅっと力が込められる。

上条は肩に頬を寄せる美琴の耳元で何かを囁き、美琴は上条の言葉に顔を赤らめて俯く。
それを見て愛おしそうに微笑む上条。
どこからどう見ても、仲睦まじい恋人と呼べる雰囲気だった。

その内容は、恋人同士でするものであっても外でする会話としては少々憚られるものであったが。


「帰ってもっとしたいだなんて、随分とやーらしいんですね?美琴さんは」

「と、当麻が悪いんだもん。当麻のせい、だもん……」


すれ違う人にも聞こえないほどの小声で話す。
誰かに聞かれたらやっぱり恥ずかしい。そう思う気持ちが美琴の頬に熱を持たせ、声もより弱々しくなるのだが、それ自体上条の嗜虐心をくすぐる事に気が付いていない。


「ふぅん?じゃあさっき綺麗にしたはずのトコが美琴さんの愛液でぐちゃぐちゃなのも?」

「にゃっ、なんで知って……!」

「へぇ、本当にそうなんだ?」

「えっ!あっ、違っ、その……あうぅ」

「さっきから内股気味で歩いてるし、歩幅も小さいしな。わかるよ」

くすりと笑って繋いでいる手をぎゅっと握り締める上条。
彼はこういう時だけカマをかけたり、いつもとは正反対に鋭かったりするのだ。
それは悔しいしとても恥ずかしい。

美琴はついバカ!と罵りたくなるが、ぞくぞくと背筋を溶かすような興奮が心の奥底から湧いてくるのを自覚してもいる。
いつもは鈍感な彼が見せる、中の中まで知っているような意地悪な態度がとてつもなく屈辱で、それでいて抗いがたい力をもって美琴を蹂躙する。

逆らえない。
なら、素直になるしかない。

87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/06/09(木) 00:05:30.26 ID:opEuIVKRo


「わかってるなら……どうにかしてよ」

握られた手をくいっと下へ引く。
その仕草も駄々っ子が我儘を言っているみたいで少し恥ずかしいのだが、上条の言う通り美琴の身体は既に出来上がってしまっている。

声も動きも制限された、狭い空間で一度だけ。
未体験のシチュエーションにそれなりに興奮もしたが、物足りないと言うよりは中途半端に焦らされているとしか感じない美琴は、もう身体の疼きをどうにかしたくてしょうがなかった。

知らず懇願するように上目遣いで上条を睨みつけてしまうものの、その瞳に覇気はなく、甘く揺れる熱が上条を灼いた。

くいくいと引っ張られる腕と、可愛らしいお願い。
愛しい彼女が羞恥で顔を朱に染めるその姿に上条はふつふつと心が沸き上がる。
愛おしくってしょうがない。
今すぐにでもその願いを叶えてやりたいが、生憎目指す上条の寮へはまだ距離がある。
到着するまで焦らすのもまた一興だな、と上条は思考を遊ばせる。
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/06/09(木) 00:10:21.55 ID:opEuIVKRo
ちょっとキレが悪いですが、ここまで
マジで前回分から繋がってる感じがしない

それではまた
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/09(木) 01:41:46.21 ID:KkndZS7Xo
乙なんだよ
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/06/09(木) 21:10:00.80 ID:1wimXauP0
乙!
続きが気になる
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/16(木) 10:24:08.22 ID:IgD1WE1so
ふぅ…
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/06/22(水) 21:49:20.08 ID:CBQyEniqo
もうすぐ二週間…早く来てくれ
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/06/22(水) 23:01:15.46 ID:dALALbvQo
>>1
いざ起て
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/30(木) 23:11:34.41 ID:eU4TGLIIO
やっばもう今月終わりじゃないですか
これはいかん

日付変わるかもしれないけどこの後ちょっと投下
雨に降られたんで冷える前に風呂入ってきます
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/07/01(金) 00:07:18.48 ID:h2e9gAlu0
きたああああ!!!
待ってたよ
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/01(金) 00:30:28.24 ID:oW8DV6BIO
今の美琴にはつんけんどんで上から目線で、何かと難癖をつけては可愛げなくスカートをひっからげて追いかけてきた悪友だった頃の面影などどこにもない。
甘い恋人同士らしい雰囲気でなければいつも通りの彼女ではあるのだが、一度こうなってしまうとずいぶんとしおらしく……いや、はしたなくなるなあなんて思ってみる。
そうさせたのは、上条自身なのだが。
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/01(金) 00:33:43.39 ID:oW8DV6BIO
上条当麻と御坂美琴。
超がつく程の鈍感な上条に美琴が片想いをするところから始まった、ごく普通の恋。
もちろん初めからこんなに爛れた性生活を送っていた訳ではない。

お互いに生まれて初めて訪れた春に、付き合い始めてしばらくは手を繋ぐのも恥ずかしがる程に二人は初心な関係から進めずにいた。
囃し立てる友人達に揃って顔を染める、どこにでもいる幸せな恋人達。

二人はゆっくりと絆を深めていき、その過程での正しい愛情表現として、夜を共にした。

されど性に貪欲な年頃の男と、その男を貪欲に求め続ける女。
一度身体を重ねてしまうと、一線を超えるまでのスローペースが嘘のように、姦淫に溺れるまでそう時間はかからなかった。

美琴の未発達な身体は時に彼女を悩ませたが、上条の手によって彼好みに快感を開発されていくことが、彼女に何より変え難いほどの喜びをもたらした。
上条の未熟な性技は時に彼を悩ませたが、少女の性が少しずつ花開いていくその過程は彼に自信と彼女への愛を強くさせ、麻薬の様な興奮をもたらした。

そうして留まるところを知らない彼らの営みは回数を、種類をも、場所さえも増えていくこととなる。
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/01(金) 00:46:52.25 ID:oW8DV6BIO
初めは正常位が後背位になる程度のお願い。
本でもよくあるし、と美琴は特に気にはしなかった。
フェラチオをするのも上手にできるか心配をしたくらいで、精液の味も、精飲自体だって、相手が上条であるが故に厭う事はなかった。

上条は本やビデオで見る情報は誤っていると知りながらも、世に溢れかえっているいたずらに性欲を刺激するアレやコレをしてみたくてしょうがなかった。
そのアレやコレを何一つ嫌がらない美琴を不思議に思ったりもしたが、もっととねだるいじらしい姿がますます上条を昂らせた。

美琴は上条の様な娯楽的な性の知識はほとんど持たなかったものの、上条が求めるなら応えてあげたいと、元来の知的好奇心や向上心の強さも手伝ってか、上条の願望を驚くほど次々と叶えていった。

次はまた体位が増えて、その次は服を着たままで。
またその次は、決して人前では言えないような言葉を言わされた。
更にその次はベッド以外の場所で、およそ性交以外ではすることがないであろう体勢になって秘裂を晒した。
時には膣ではない場所に受け入れる事さえ許し、次第に病みつきにもなった。
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/01(金) 00:51:15.03 ID:oW8DV6BIO
体位を変え穴を変え、疲れ果てて眠るほど没頭した夜もあった。
またある夜は家の中で場所を変え服を変え、夜が明けるまで繋がっていたこともあった。

美琴にとって日に日に過激になっていく『お願い事』に戸惑いがなかったと言えば嘘になる。しかし不思議と飽きも嫌気も訪れない。
美琴が新しい事をする度に本当に嬉しそうな、愛おしそうな顔をする上条に愛を囁かれながら激しく抱かれる事がとても気持ちが良いと知ってしまったから。
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/01(金) 00:54:32.36 ID:oW8DV6BIO
そのうち、上条に犯されながら見る部屋の景色に知らない場所がなくなった。
美琴は冷蔵庫の下の隙間に小銭が落ちていることも、玄関先は意外とこまめに掃除されていることも、脱衣所の天井の隅が湿気で少し変色していることも、知っている。

どうでも良い事でも、上条に関わるなら何でも嬉しかった。
上条となら、上条のお願いなら、なんだってしてあげたいと思った。


だから、外出中に「ここでしたい」なんて言われても、拒む理由なんてなかったのだ。
本当は突然の事に少し迷ったのだが、デートらしくショッピングをしている最中にも関わらず上条がこっそり悪戯をしてくるので美琴も我慢出来なくなった、というのが正しいのだが。
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/01(金) 01:04:02.92 ID:oW8DV6BIO
以上です
よくわからない回想みたいになってしまった

ちゃんと推敲してから投下すればいいのにとは思うけど、したところでプレビューでいつもあーでもないとこーでもないとやり始めてしまう
そして一つ一つの投下速度が遅くなるという

やっと100か。もっと書かないとな
それではまた


102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/01(金) 01:06:09.25 ID:ul4eSCWso


ところでお聞きしたいのだが……>>1に偽りはないよな
いや、ふとキャスティングに嫌な予感がしたもので
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/01(金) 01:10:38.96 ID:oW8DV6BIO
>>102
酉つけてないから証明のしようがないんだけど、確かに>>1ですよ
キャスティングって?
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/01(金) 01:14:16.07 ID:ul4eSCWso
すまない、言葉が足りなかった
>>1に書かれてる言葉に、って意味です

上条さん、美琴、海原
このメンツで進行した鬱スレがあってだな……
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/01(金) 01:34:48.30 ID:oW8DV6BIO
>>104
勘違いして申し訳ない
つまり、海原が美琴にアレコレしないかってことかな?

間違ってもNTRとか乱交とか二人が何かしら不幸になったりとかはならないです、っていうのは答えになるでしょうか
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/01(金) 01:39:56.07 ID:ul4eSCWso
良かった、安心した
いつまでも応援してる、続き楽しみに待ってるぜ
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/01(金) 01:53:19.52 ID:6xkLIMCZo
素晴らしい、素晴らしい溺れるまでの過程の丁寧な描写
淡々と経緯を綴ってるだけなのに妄想をかきたてられて物凄い興奮した
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/01(金) 02:14:14.03 ID:2WTB1BsAO
・・・・・・・ふぅ
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/07/01(金) 13:30:59.95 ID:4zbpv3xGo
いちおつ!

この海原はいい海原
某スレのような心配はないさ

あと、好みだと思うけど一行ずつ空けて投稿したほうがよみやすいかもしれません
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) :2011/07/01(金) 17:40:44.79 ID:uty7q3Oj0
乙!やっと来てくれたか!
素晴らしい…続きも期待してる
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/01(金) 18:21:21.82 ID:2WTB1BsAO
>>110
次から 感想を書く際は sageてくれるのを期待してる
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/01(金) 18:55:35.75 ID:XxEY5IKAO
>>110
俺も期待してる
頑張ってくれ
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/01(金) 19:52:17.83 ID:IJLqLeeDO
一気読みしたわ。

トイレで海原がバレたシーン、なぜかプライベートライアンのアパムとドイツ兵の邂逅を思い出した。



気長に続き待ってます!
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/07/01(金) 20:27:09.91 ID:sDG70TyAO
まってましたっ!

海原どうなるんだ
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/08(金) 14:28:45.06 ID:yfsH1ZLIo
田淵のようなスラッガー育成タイプは楽天じゃ合わないだろうな
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/08(金) 14:29:55.59 ID:yfsH1ZLIo
誤爆
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 02:38:22.89 ID:VYdZm3Tzo
いつまでも待ってるんだよ!
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/01(月) 23:30:46.05 ID:ouDc9P0Xo
一月ほっといたのでちょっと生存報告的な

寝落ちしなかったらこの後推敲できたやつちょっと投下しにきます
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/04(木) 01:18:20.20 ID:WIHrY5qUo
まだかなー
早くしてくれ寒いんだ
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/04(木) 01:31:28.49 ID:EvHG2w0Vo
もう干からびそうなんだよ
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/08/07(日) 18:26:04.35 ID:bJBmS4ZAO
追いついたと思ったら、生存報告で1ヶ月だと
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/11(木) 21:10:35.94 ID:wFkOSf8so
いや、先日はほんと申し訳ない
もう宣言しない、しっかり準備できた時だけ来る事にする

そういやどんな流れなんだっけ、と読み返そうとしたら3レス目くらいで恥ずかしくなって読めなかった
えろいの書く人ってみんなこうなるのかな


それでは投下
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 21:13:13.19 ID:pNWNt2dIO
あ、ID変わるかも
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/11(木) 21:20:58.90 ID:pNWNt2dIO



そして今二人は上条の住む部屋に向かうべく足を進めているのだが、美琴は未だ海原の存在に気付いていない。
上条以外何も見えてないという顔で、もはや腕だけでなく身体全体を密着させるように寄り添っている。

上条はふとこの状況を何かに使えないかと思い至り、足を止めた。

この状況、とは美琴が海原の存在を知らない事。
何か、とはもちろんこれから美琴とするナニかについて。

トイレで海原についてこいと言った時にはさして深く考えてはいなかった。
多少驚きはしたが元より自業自得な部分もあるためこの事について言及する気はなかったのだ。
ただ、全くの他人ではなく顔見知りなだけにあのままスルーというのも変な気がして、咄嗟にあんな言葉が口を衝いて出たのだった。

なのでこうしている間に人ごみに紛れていなくなっていたとしても構わないとも思っている。
一度別れてしまえばもう会うことはないだろうし、後腐れもなさそうだ。

しかし、律儀に最後までついてきたら?

そこまで考えて、先程より強めに袖が引かれる感触にはっと我に返った。

「どうしたの?立ち止まったりして」

怪訝そうな顔が下から覗き込んでくる。
潤んだ瞳がいつもの凛々しい眼差しに戻っている。
残っているのは、少しの頬の赤らみ。
それと待ちきれないのか、少しそわそわとした様子だった。

「何でもねえよ」

上条はごちゃごちゃと考えるのをやめ、美琴に向かって薄く微笑むと袖を引く手を取って再び歩き出した。
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/11(木) 21:28:02.47 ID:pNWNt2dIO




海原は、一言で言うと困っていた。
ついてこいと言われたからついてきた。それだけのはずだった。

街を通り過ぎ、公園を横切って学生向けマンションが立ち並ぶ一角へとやってくる間に人はまばらになっていく。
ここまではよかった。

二人が学生寮へと入って行き、エレベーターに乗り込んだのを確認してからゆっくりと階段を登っていく。
ここまでもとくに不思議な事はない。

七階へと足を踏み入れると、そこには誰もいなかった。
ただ通路の一番奥、上条の部屋の扉が少しだけ開いたままになっていた。
入ってこい、ということだろうか。
意を決してドアノブに手をかけた時、かすかに美琴の声が聞こえてきた。

「……れ……るの……」

やはり彼女もいるのか。
当然のことながら、その事実にずんと気が重くなる。
なるようになれ、と無理やりに思考停止してドアを開けると、玄関から一直線に続く廊下の先に2人は立っていた。

そこで、海原の思考は本当に停止した。

なぜなら、美琴はハンカチの様なもので目を覆われていて、上条はその後ろで美琴の目を覆う布を縛っているところだったのだから。

意味がわからない。

海原が某然と立ち尽くしていると、上条は海原の存在に気付くとそっと立てた人差し指を口元に当てる。
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/11(木) 21:39:00.27 ID:pNWNt2dIO

「当麻……ね、これ、どうするの?なんにも見えない」

「そりゃー目隠しだしな。どうって、そのままでしたいなーと……嫌だったか?」

「……嫌じゃない……」

まるで自分などいないかの様に二人の会話は続く。
彼がしたいコトは、彼女が嫌じゃないコト。
恋人同士が身体一つでする事なんて大抵はソレしか思い付かないものだ。

海原の困る、という表現は少し違うかもしれない。
意味がわからない。どうしてこうなったのかもわからない。
ただ同じだ、と思った。
ほんの数時間前と。

わかるのはあの時彼と彼らを大きく隔てていた壁はなく、ただ彼女の瞼に薄い壁が一枚張られているだけのこの空間で。
あのビルで起こった出来事が、ここでもう一度起こるという事だけ。

そして海原もまた、その場を離れない事を選んだという事だけ。

127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/11(木) 21:50:42.14 ID:pNWNt2dIO


物音一つ立てず扉が閉められるのを見た上条は、海原がその外側ではなく内側にいるの確かめてからはもうそちらへ目もくれず、背後から美琴を強く抱き締めた。

「んっ……」

美琴は腹部に回された腕の上に自らの腕を重ねて、もっと強くと言いたげに押し付ける。
目隠しをされているので肩に乗せられた上条の顔は見えないが、少し首を傾けて頬ずりをすると押し付け返される頬の感触、それと鼻腔をくすぐる上条の匂いが美琴の心に安堵を生む。

規則的に吐かれる息が耳元にかかってなんともくすぐったくて、少し身をよじらせると腕の力が強くなるのを感じた。
逃がしてくれない事が嬉しくなって余計めに身体を動かしてみる。
すると更に腕の力が強くなった。

そうして遊んでいる内に少し息苦しくなる程力の込もった腕に気を取られて、息を吸う音がさっきより近い、と思った時にはもう耳たぶに熱い感触があった。

「はふぅ……っ」

なんだか間の抜けた声が出てしまった。

舌が耳孔をなぞる度にざらり、ざらりと大きな音が聞こえる。
柔らかい耳たぶを唇でつままれ、軽く引っ張るとすぐに唇から離れてぷるんと跳ねた。

耳をしゃぶられるのは気持ちいいというよりは背筋全体が変にゾクゾクとするが、それもまた癖になる感覚だった。

「んあ、はうぅ……んぅー……」

なぜか耳を弄ばれる時だけは間延びした声になってしまう。
笑う様なくすぐったさではないのだが、じっとしていられない。

けれどきつく抱き締められたままとうとう身をよじるのも許されなくなって、結局両耳が唾液塗れになるまで嬲られ続けた。

すっかり背筋がふやけてしまった美琴は、腕の力を緩めた上条の胸にくたりともたれかかった。

「まだ何もしてねえぞ」

「なんにも、ってことはないでしょ……んっ」

首筋に軽くキスをされるだけでも普段より反応してしまう。
耳だけで出来上がった、なんて恥ずかしくて認めたくないので、美琴は身体を反転させると興奮や羞恥で紅く染まった顔を見せない様に急いで自分から上条の唇にキスをした。

上条は焦点は合わなくても色はわかるのになあ、と適当な事を思った。

128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/11(木) 22:04:05.45 ID:pNWNt2dIO

触れ合うくらいの軽い口付けは、繰り返していく内に段々と深くなっていく。
はむはむとついばみ合ったり、舌を舌で舐めたり。

更にちゅぷっと音を立てて離れたかと思うと、すぐに口を大きく開けて唇全体を密着させる。
口の中で舌を絡め合わせている、もごもごと頬の肉が動く様は酷くいやらしい。

ぴちゅぺちゅと空気と唾液が混ざる粘着質な音が卑猥さに拍車をかけていた。

長い長い口付けの合間に息継ぎをする時の荒い吐息と、目隠しをされたままの上気した顔。
服一枚脱いでいないのに早くも快感を求めてやんわりとくねらせる細い身体。

これが少女と呼べる年齢かと思う程、美琴は女になっていた。

ふと上条が唇を離すと美琴がすぐに追いかける。
その様子に満足げな顔で笑み、唇をべろりと舐め上げてやると美琴はその舌に待ちわびていたようにはぷっと勢い良く吸い付く。

飴の様に甘い美琴の口内を弄りながら、上条は美琴の太ももへ手を伸ばす。

「んっ……」

指先が触れるか触れないかの距離でつつつと皮膚の上を滑らせる。
時折期待させるようにスカートの中、更にはショートパンツの中へと指を滑り込ませ、また戻っていく。

くすぐったいのかもどかしいのか、ぴくん、ぴくんと美琴の身体が反応する。

129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/11(木) 22:07:16.46 ID:pNWNt2dIO

手を美琴の後ろに回す。
再びショートパンツの中、尻と太ももの境目をなぞると美琴は背筋をぶるっと震わせて、何かを求める様に膝を曲げて腰を落とす。

すると上条は指をかぎ爪のように折り曲げ、ショートパンツの裾に引っ掛けるとぐっと上に引き上げた。

腰を落としたのと同時に引っ張り挙げられたせいで、下着ごと股に食い込んでしまう。

「んうっ!あ、あ……ひゃぅ、んむっ」

突然の刺激に思わず口を離すが、今度は上条がその唇を追いかけて吐息ごと口に含める。
その間にもくいくいと小刻みに吊り上げられ、それに合わせるように美琴の腰が右へ左へと小さく振られた。

しかし食い込むといっても下着より生地が分厚いショートパンツではなかなか欲しい所に当たってくれない。
どんなに腰を動かしても掠めては焦らされるばかりで、美琴の下半身は熱を持つ一方だった。

そしてとうとう浅い刺激に耐えきれなくなった美琴は上条の胸に顔を埋めて懇願する。

「ぷぁ……っ、んんっ!当麻……も……」

「もう……何?」

「や、あぅ……さ、わって、触って」

言いながら自らショートパンツのジッパー手をかけ、ボタンも外す。
上条が引っ掛けていた指を下へと引くと、するすると足を伝って床へ無造作に落ちた。

130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/11(木) 22:13:14.93 ID:pNWNt2dIO
以上です
ここまでくれば後は最後まで突っ走るのみ

今週は新刊発売といい夏の祭典といい上琴妄想力を溜める絶好の機会ですな
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 22:16:15.76 ID:Q2uvasnDO
キテター!!!
乙!!!

海原がどうなるのか楽しみだwwww
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/08/11(木) 22:17:39.43 ID:His9ZOpAo
エツァリさん新刊でショチトル達とよろしくやってたじゃないですか
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/15(月) 15:25:45.71 ID:HlBl2lcqo
きたー!
乙なんだよ!
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/02(金) 12:53:43.54 ID:+/OwQ+Cco
いつまでも待ってるんだよ!
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/16(金) 23:10:11.98 ID:RnT8+tfko
___|ω・`)チラッ
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/21(水) 18:17:59.81 ID:/DTHmEfho
生存報告
エツァリさんが空気すぎて書き直し中
俺、この話が終わったら純粋な上琴書くんだ……

台風が物凄い勢いです
皆様お気を付けて
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/21(水) 20:07:46.23 ID:edER7Vtxo
待ってる
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/22(木) 03:30:01.59 ID:tskQtAqbo
楽しみにしてるんだよ!
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/09/23(金) 01:00:35.16 ID:kcdtdt8l0
生存報告おつ〜
わくわく
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/10/01(土) 10:19:23.70 ID:dfDU56nAO
いつまで舞ってれば…
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/10(月) 04:00:39.81 ID:ZeTk/UQAo
待ってるんだよ!
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/28(金) 03:16:01.36 ID:A29eDWOjo
___|ω・`)チラッ
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/07(月) 03:07:09.18 ID:NRsBi2xbo
いつまでも待ってるんだよ!
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/13(日) 22:54:05.89 ID:jrBRqHsAO
C
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/23(水) 01:11:54.67 ID:OleUgrkPo
凍死しそうだ
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/12/05(月) 15:47:25.23 ID:/oraYyUAO
このままだとスレが落ちてしまうからせめて生存報告だけでも…
147 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 15:05:58.22 ID:96x12Am2o
そろそろ落ちちゃう…まだなのか
148 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/15(木) 09:53:50.85 ID:MokD3PnAo
まだ慌てるような時間…かも
149 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 12:19:24.40 ID:x7gtK7JAO
来てくれー
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