上条「はじめの一歩！！」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

Check Tweet

1 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 22:24:48.72 ID:0sCEGdWDO

とある×はじめの一歩です。

行き当たりばったりで突き進もうと思いますので、許してやれる方はどうかご覧下さい。

ちなみに、ネタはかぶっただけです。パクリじゃありませんよ、本当に。

1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

【 このスレッドはHTML化（過去ログ化）されています 】

ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは１０００に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

笑えるな 君のせいだ ＠ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 ＠ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

トーチャーさん「超Ａ級スナイパーが魔王様を狙ってる？」〈ゴルゴ13inひめごう〉 ＠ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713798788/

【安価】貴方は女子小学生に転生するようです ＠ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713788018/

ハルヒ「綱島アンカー」梓「２号線」【コンマ判定新鉄・関東】 ＠ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

【安価】少女だらけのゾンビパニック ＠ 2024/04/20(土) 20:42:14.43 ID:wSnpVNpyo
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713613334/

ぶらじる ＠ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713522243/

旅にでんちう ＠ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
　　http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/

2 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 22:29:53.00 ID:0sCEGdWDO

上条「と言うわけでボクシングを習う事にした」

土御門「な〜にが、と言うわけでぜよ」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

上条「いや、俺気付いたんだ。このままだとマジで死んじまう事に！」

土御門「だからボクシング習うって、ものすごーい安易な考え方だにゃー」

上条「うるせえ」

3 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]：2011/06/03(金) 22:31:09.96 ID:qLu6wcuq0

期待

4 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 22:32:55.70 ID:0sCEGdWDO

上条「もうジムも見つけて連絡済みなんだ！」

土御門「ほう、なんてジムなんだにゃ？」

上条「確か、鴨川ジムだったような…」

土御門「ジムの名前くらい自信をもって言えよ…」

上条「うるせえ」

5 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 22:36:48.85 ID:0sCEGdWDO

土御門「でも、良く許可が出たもんだにゃ？」

上条「え？小萌先生に言ったら簡単に出たけど…」

土御門「マジで？」

上条「うん、マジで」

「なんや面白い話してんなぁ〜」

上条「おう、青ピ」

6 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 22:39:53.41 ID:0sCEGdWDO

土御門「聞けよ、上やんてばボクシングやるなんて言い出してるんだぜい？」

青ピ「へ〜、ボクシング…」

上条「良かったらお前らもどうだ？」

青ピ「いや〜、ボクはちょっと…」

土御門「右に同じだぜい」

7 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 22:43:13.39 ID:0sCEGdWDO

上条「何だよ友達甲斐のない」

青ピ「まあ、急な話やからね。また気ィなったら紹介してや」

上条「はいはい」

土御門「そんときゃこっちも頼むぜい」

上条「はいはい」

8 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/03(金) 22:46:13.22 ID:WqWYup6p0

デンプシーそげぶかハートブレイクそげぶが最強のそげぶだな

9 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 22:46:13.95 ID:0sCEGdWDO

上条「そんじゃ、そろそろ時間だから行くわ」

土御門「おー、頑張ってこい」

青ピ「後で話聞かせてや〜」

上条「おー」

土御門「にしても上やんがボクシングとは…」

青ピ「世の中分からんもんやねえ〜」

10 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 22:51:41.62 ID:0sCEGdWDO

……………………………


上条「確か、ここだな」

上条「すみませ〜ん。電話をした上条なんですけど〜」ｶﾞﾗｯ

「あっ、もしかして入門希望者？」

上条「は、はい。電話をした上条ですが…」

「ちょうど良かった！これからロードワークなんだけど、一緒に来る？」

上条「あ、はい！」

「よ〜し、じゃあ早速ウェアに着替えて」

上条「は、はい！」

11 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京西部) [saga　sage]：2011/06/03(金) 22:54:33.04 ID:m0MsxTIn0

一歩あんま知らんけど期待

12 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 22:54:38.51 ID:0sCEGdWDO

上条「何か優しそうな人だなぁ…」

上条「これからはこの人が先輩か…?」

「じゃあ、行くよ！」

上条「はい、先輩！」

「…先輩だなんて、何だか照れるなあ」

「よし、行くよ！」

上条「はい！」

13 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 22:56:31.88 ID:0sCEGdWDO

「む、小僧はどうした？」

「あ、幕の内なら今ロードワークに」

「…ところで、このかばんはなんじゃ?」

「あ」

14 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 23:01:00.53 ID:0sCEGdWDO

「ただいま〜」ｶﾞﾗｯ

「遅いぞ、幕の内」

「すみません、篠田さん。ちょっと時間がかかっちゃて」

篠田「ところで、このかばんは?」

幕の内「あっ、それの持ち主なら」

ｾﾞｪｰｾﾞｪｰ…

幕の内「もうちょっと、頑張って上条くん！」

上条「し、死ぬ…」ｾﾞｪｾﾞｪ…

15 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 23:03:45.23 ID:0sCEGdWDO

上条「やっ、やっと着いた…」ﾊﾞﾀｯ

幕の内「お疲れさま、上条くん！」

篠田「上条？と、言う事は」

幕の内「はい 、彼が入門希望の上条当麻くんです！」

上条「し、死ぬ…」ｾﾞｪｾﾞｪ…

16 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 23:10:49.40 ID:0sCEGdWDO

「ほりゃ、何やっとる！さっさとシャドーせんか！」

幕の内「あっ、わかりました会長！」

上条「も、もう次のメニュー…」ﾋｨﾋｨ…

幕の内「よし、行くよ！」

上条「は、はい…」ｾﾞｪｾﾞｪ…

17 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 23:12:29.93 ID:0sCEGdWDO

「ほりゃ、何やっとる！さっさとシャドーせんか！」

幕の内「あっ、わかりました会長！」

上条「も、もう次のメニュー…」ﾋｨﾋｨ…

幕の内「よし、行くよ！」

上条「は、はい…」ｾﾞｪｾﾞｪ…

18 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 23:14:36.44 ID:0sCEGdWDO

「ほりゃ、何やっとる！さっさとシャドーせんか！」

幕の内「あっ、わかりました会長！」

上条「も、もう次のメニュー…」ﾋｨﾋｨ…

幕の内「よし、行くよ！」

上条「は、はい…」ｾﾞｪｾﾞｪ…

19 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 23:16:37.03 ID:0sCEGdWDO

「ほりゃ、何やっとる！さっさとシャドーせんか！」

幕の内「あっ、わかりました会長！」

上条「も、もう次のメニュー…」ﾋｨﾋｨ…

幕の内「よし、行くよ！」

上条「は、はい…」ｾﾞｪｾﾞｪ…

20 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 23:17:22.78 ID:0sCEGdWDO

「ほりゃ、何やっとる！さっさとシャドーせんか！」

幕の内「あっ、わかりました会長！」

上条「も、もう次のメニュー…」ﾋｨﾋｨ…

幕の内「よし、行くよ！」

上条「は、はい…」ｾﾞｪｾﾞｪ…

21 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 23:18:14.15 ID:0sCEGdWDO

「ほりゃ、何やっとる！さっさとシャドーせんか！」

幕の内「あっ、わかりました会長！」

上条「も、もう次のメニュー…」ﾋｨﾋｨ…

幕の内「よし、行くよ！」

上条「は、はい…」ｾﾞｪｾﾞｪ…

22 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 23:19:38.47 ID:0sCEGdWDO

「ほりゃ、何やっとる！さっさとシャドーせんか！」

幕の内「あっ、わかりました会長！」

上条「も、もう次のメニュー…」ﾋｨﾋｨ…

幕の内「よし、行くよ！」

上条「は、はい…」ｾﾞｪｾﾞｪ…

23 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2011/06/03(金) 23:19:42.83 ID:CN5e+Ytk0

上条
技リスト
デンプシーそげぶ
ハートブレイクそげぶ
そげぶJOLT
説教
竜王の顎
ココナッツそげぶ
ガゼルそげぶ
ウナギ（一方談）スウェー

こんな感じか？

24 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2011/06/03(金) 23:20:15.26 ID:CN5e+Ytk0

上条
技リスト
デンプシーそげぶ
ハートブレイクそげぶ
そげぶJOLT
説教
竜王の顎
ココナッツそげぶ
ガゼルそげぶ
ウナギ（一方談）スウェー

こんな感じか？

25 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2011/06/03(金) 23:21:42.72 ID:F6sceUN2o

連投になってるぞ

26 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京西部) [saga　sage]：2011/06/03(金) 23:25:46.28 ID:m0MsxTIn0

>>1
ドンマイ
俺もやらかした事ある

27 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/03(金) 23:25:46.42 ID:2N5qN3Bko

いつになく重いな

28 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 23:29:35.73 ID:0sCEGdWDO

無駄な連投すみません。ちょっと、接続が悪かったので…。

「おい、見ろよ一歩のとなりのヤツ」ﾁｮｲﾁｮｲ

「何だ見かけねぇ面だな、新入りか?」

「おう、どうした、青木、木村？」

青木「あ、鷹村さん。見て下さいよ、アイツ」

鷹村「ほう、新入りか？」

29 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/03(金) 23:30:08.43 ID:6eLGYVNpo

連投部分で何故か笑いがこみ上げて来た

30 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/03(金) 23:31:18.65 ID:6eLGYVNpo

連投部分で何故か笑いがこみ上げて来た

31 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 23:35:31.78 ID:0sCEGdWDO

無駄な連投すみません。ちょっと接続が悪かったので…。

「おい、見ろよ。一歩のとなりのヤツ」ﾁｮｲﾁｮｲ

「お、見慣れ無い面だな。新入りか?」

「おう、どうした、青木、木村」

青木「あ、鷹村さん。見て下さいよ、アイツ」

鷹村「ほう、見慣れねぇ面だな」

木村「でしょ?」

32 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 23:41:34.68 ID:0sCEGdWDO

上条「ﾋｨ〜ﾋｨ〜」

一歩「ほら、あともう少し！」



青木「なんだありゃww」

木村「今にも死にそうな感じっすね、鷹村さん?」

鷹村「…さあな、どちらにしろ一歩に喰らい付いてんぞアイツ」

青木「…そういやぁ」

木村「確かに…」

33 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 23:52:24.72 ID:0sCEGdWDO

一歩「それじゃ、次はサンドバッグを打ってみよう」

上条「…ふぁい」ｾﾞｪｾﾞｪ…

一歩「それじゃ、この練習用のグラブを付けて」

上条「…ふぁい」ﾊｧﾊｧ…

一歩「それじゃ、脇を閉めて」

上条「は、はい」ｾﾞｪ…

一歩「思いっきり踏みこんで、打つ！」ｼｭｯ！

上条「思いっきり踏みこんで、打つ！」ｼｭｯ！

ドガアアアァン！

34 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/03(金) 23:55:18.92 ID:0sCEGdWDO

一旦中断します。

35 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京西部) [saga　sage]：2011/06/03(金) 23:58:42.53 ID:m0MsxTIn0

さすが上条さんマジパネェ

36 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]：2011/06/04(土) 00:15:48.29 ID:rEDr6L1Oo

まぁ成人男性とか平気で2、3m飛ばすパンチ出しな
鷹村さんは熊やっつけるレベルだけど

37 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]：2011/06/04(土) 00:24:48.85 ID:1Yr9HWzLo

上条さんはノーバウンドで数メートルぶっ飛んでも平気な人

38 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]：2011/06/04(土) 00:26:11.17 ID:c5e5p+jVo

一歩がチャンプになる前くらいか？

39 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/04(土) 00:51:08.05 ID:ZlMiQxcDO

ゲロ道か

40 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) ：2011/06/04(土) 01:26:06.93 ID:UFtMenF+0

上条さんはバズーカ食らって平気な奴にダメージを与えられる
右腕切れてもほとんど何とも無い

41 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/04(土) 02:10:24.64 ID:TprldTVDO

上条さんそんなに足速くないし不器用っぽいから
ボクサーよりファイターかな？

42 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]：2011/06/04(土) 02:28:21.84 ID:1Yr9HWzLo

記憶失う前はストリートファイターだんだよね
それでも不良が二人以上なら基本逃げてたみたいだし美琴と一晩中追いかけっこしてたから
スタミナはありそう

43 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/04(土) 02:45:45.81 ID:Y+Ma/LE6P

女の子に容赦なくデンプシーかましながら説教する上条さんの未来が見えた

44 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2011/06/04(土) 04:03:38.70 ID:Dq3LF2kAo

しかしボクサー精神を培ったら喧嘩できなくなるな
いや元々悪か正当防衛以外じゃ戦わないから問題無いか

45 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]：2011/06/04(土) 07:14:09.00 ID:u4EU1KeTo

ステイルをぶっ飛ばせるくらいだし、パンチ力だけなら
もう鷹村や一歩に次ぐレベルなんじゃね

46 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 10:41:35.52 ID:EeGBykUDO

ちょっとだけ投下します。

木村「お、おい…」

青木「何だよありゃ…」

上条「ふんっふんっ！」

ガシャアアァン！

一歩「良いよ、その調子！」

青木「なんつうパンチしてやがんだ、アイツは！？」

47 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 10:45:54.49 ID:EeGBykUDO

木村「ああ、鷹村さんや一歩までとはいかねぇが、それに迫るんじゃねぇか！？」

鷹村「んだと！？」ｷﾞﾛ

木村「あ、いやそういうわけじゃ…」ﾅﾊﾊ…

鷹村「おう、新入り！」
一歩「あ、鷹村さんっ」

上条「た、鷹村さん？」ｾﾞｨｾﾞｨ…

48 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 10:50:23.77 ID:EeGBykUDO

上条「鷹村さんって…、あの、まさか…」

鷹村「おう、その鷹村だっ」ﾆﾏｯ

上条「な、何でこんなところに…」

青木「何でって、そんな事も知らねーのかよ！」

上条「へ？いや〜…」

木村「まぁ、今日びの入門者なんてそんなもんだよ」

49 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 10:55:33.83 ID:EeGBykUDO

木村「俺は木村、そしてこっちは青木」

鷹村「まとめて青木村だな！！」ｶﾞﾊﾊｯ

青木村「「まとめんな！！」」

上条「あの〜、こちらの方々は…」

一歩「二人ともジムの先輩で日本ランカー！」

上条「日本ランカー?」

一歩「青木さんはその階級で６番目、木村さんは５番目に強いんだ！」

青木「よく言うぜ」

50 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 11:00:48.01 ID:EeGBykUDO

木村「そういうお前は日本チャンピオンだろ?」

一歩「いやぁ〜、改めて言われると…」ﾃﾚﾃﾚ

上条「に、日本チャンピオン！？」

鷹村「おうよ！そいつが日本フェザー級チャンピオン、幕の内一歩だ！！」

上条「…ま、マジですか！！」

51 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 11:04:12.75 ID:EeGBykUDO

鷹村「そうよ！おい、一歩！いっちょチャンピオンの凄さを見せてやれ！！」

一歩「はい！」

青木「お、一歩。バッグ打ちか？」ﾆﾔﾆﾔ

木村「見せつけ過ぎて新入り潰すなよ？」ﾆﾏﾆﾏ

一歩「…じゃあ、いきます！」

52 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 11:07:42.69 ID:EeGBykUDO

一歩「ふんっ！」

ドガアアアァ！！

一歩「はぁっ！！」

ズバアアアァ！！

青木「す、凄ぇ！」

木村「ああ、何時にもまして迫力がましてやがる！」

鷹村「新入りに当てられちまったか〜？」ﾆﾔﾆﾔ

53 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 11:11:47.13 ID:EeGBykUDO

上条「俺も多少自信はあったのに、その遥か上を行くなんて…」

鷹村「何だ、目を丸くして」ﾆﾔﾆﾔ

上条「いや、凄過ぎて声が出ないって言うか…」

鷹村「そうか」ﾆﾏｯ

鷹村「じゃあ、俺様の手本も見せてやろう」

上条「ほ、本当ですか！？」

54 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 11:16:00.52 ID:EeGBykUDO

鷹村「じゃあ、よっく見とけよ」

上条「は、はい」ﾄﾞｷﾄﾞｷ


鷹村「ふんっ！」

ドグワッシャアアア！！

上条「す、凄ぇ！」

上条「天井近くまであげられたサンドバッグがこっちに…」

上条「へ？こっち?」

ドスォ！

一歩「か、上条くん！？」

上条「ふ、不幸だ…」ﾊﾟﾀﾘ

55 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 11:23:03.20 ID:EeGBykUDO

ガバッ

上条「あ、あれ？」ｷｮﾛｷｮﾛ

会長「ふんっ、ようやく目を覚ましたか」

上条「えーっと…」

会長「まずは挨拶せんか！」

上条「はっ、はい！」ﾋﾞｼｯ

会長「うむ」

56 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 11:25:42.44 ID:EeGBykUDO

会長「とりあえず入門は合格じゃ」

上条「ほ、本当ですか！？」

会長「うむ、貴様は学生じゃ。学業をおろそかにせんようにせい」

上条「はい！」

57 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/04(土) 11:28:29.93 ID:t+fNUzNho

これは期待

58 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 11:29:24.85 ID:EeGBykUDO

一歩「おめでとう上条くん！」

上条「あ 、先輩」

一歩「これからは一緒のジム仲間だねっ」

上条「はい！宜しくお願いします！」

一歩「こちらこそっ」

こうして鴨川ジムでの、上条当麻のボクサーとしての第一歩が踏み出されたのであった。

59 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 11:33:03.75 ID:EeGBykUDO

とりあえずジム入門編は終わりです。

区切りがいいので一度投下終了します。

では。

60 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2011/06/04(土) 11:38:46.01 ID:++oKnCxA0

天才くんは居ないの？

61 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/04(土) 11:38:54.71 ID:F2YCXd3DO

乙

上条「いいぜ、テメェが……」
審判「試合中の私語は慎むように！！」
まで想像した

62 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]：2011/06/04(土) 11:41:18.42 ID:KnmWKMkgo

乙。

>>61が板垣クラスの天才だわ。
タイトルマッチの記者会見でのやりとりを放送でカットされるレベルの口上の長さだもんな。

63 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2011/06/04(土) 12:34:38.57 ID:++oKnCxA0

上条＝一歩
アクセラ=間柴
　

64 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/04(土) 18:35:19.08 ID:NIi8GgwUo

>>61
マウスピース忘れんなｗｗｗｗ

65 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/04(土) 18:44:55.26 ID:t+fNUzNho

>>64
上条「いいふぇ、へへえは……」ﾓｺﾞﾓｺﾞ

相手「……？」ｼｭｯｼｭｯ

上条「ぶふっ」ﾄﾞｽｯﾎﾞｺｯ

66 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 19:02:19.74 ID:EeGBykUDO

ちょっとだけ投下。

「おーい、何やってんのよアンタ？」ﾌﾘﾌﾘ

上条「…なんら、ヒリヒリか」

美琴「ビリビリ言うなっ、て何アンタの顔？」ﾌﾟﾌﾟｯ
上条「ふるへー」

67 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 19:07:25.08 ID:EeGBykUDO

美琴「まるでアンパンマンね、できそこないの！」ﾌﾟﾌﾟｯ

上条「ひゃーねぇふぁろ！らいきんシュパーをひょうひゃくしゃしてもらふぇるひょうになっらひゃかりひゃんひゃよ」

美琴「何を言ってんのか良く分からないわ」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

上条「ひゅるへー！」

68 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 19:13:33.83 ID:EeGBykUDO

美琴「最近ボクシングはじめたって土御門から聞いてたけど、まさかアンパンマンになってたとは！」ｱｯﾊｯﾊｯ！

上条「ひぇひぇえ！ひまのうひだかりゃにゃ、しゅきにひっへらへるほほっ」

美琴「だから日本語喋れ！」

上条「ひゃへっへっふたふぉ！？」

美琴「いや、さすがにそれは無理だわ」

69 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 19:19:34.18 ID:EeGBykUDO

美琴「そんじゃ精々頑張るのね、アンパンマン?」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

上条「ふぁんふぁんふぁんひゅうふぁ！？」

美琴「そんじゃね〜」ﾊﾞｲﾊﾞｰｲ

上条「…ひくひょう、ひふぁにみふぁへひへふぁるふぁりゃな！！」

美琴「だから日本語喋れ！」

70 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 19:20:48.51 ID:EeGBykUDO

美琴登場編でした。

彼女もちょくちょく出てきます。

では。

71 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/04(土) 19:43:21.89 ID:rNpDaOjzo

乙！

72 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/04(土) 20:59:32.25 ID:KvqsRg0Ho

面白いじゃあないか

73 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 22:27:25.30 ID:EeGBykUDO

投下します。

放課後―

上条「あ〜、ようやく喋れるようになってきた。全く、あの人達は加減と言うものを知らないんでせうか？」ｻｽﾘｻｽﾘ

上条「こんちわーっす」ｶﾞﾗｯ

木村「おい、何だよあの娘は！？」ｸﾞｲｯ

上条「えっ！？いっ、一体何の事でせうか！？」

木村「とぼけんなよ！あの娘だよ、あの娘！」

上条「あの娘って…。げっ、あいつ…」ﾀﾗｰ…

「あいつとは、随分な挨拶ね貴様」

74 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 22:35:06.51 ID:EeGBykUDO

上条「な、何でお前がここにいるんだよ、吹寄！」

吹寄「貴様があんまり派手に顔を腫らしてるから、小萌先生に頼まれたのよ、様子見て来て欲しいって」

上条「さ、左様で…」ﾀﾗﾀﾗ…

木村「おい、どういう事だよ！やっぱお前の彼女かなんかか〜！？」ｸﾞｲｸﾞｲ

上条「むしろ天敵でせうが！？」

75 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 22:39:27.99 ID:EeGBykUDO

青木「やめとけ、男のひがみはみっともねぇぞ〜」ﾎﾞｿｯ

木村「んだと！上等だリング上がれ、叩きのめしてやる！！」

青木「はっ、返り打ちにしてやんよ！おら、上条ゴングだ！」

上条「はーい」ｶｰﾝ

76 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 22:47:12.87 ID:EeGBykUDO

ｳﾗ、ｼﾈｪ！

一歩「あ、やってるやってる」

上条「あ、先輩」ﾄﾞﾓ

一歩「やぁ、上条くんっ。二人ともさっそくやってるねー」

上条「いやぁ…」ﾊﾊｯ

一歩「ところで、そっちの女の子は？」

上条「えっと、こいつは」

吹寄「はじめまして、吹寄制理です」ﾍﾟｺﾘ

一歩「こちらこそ、幕の内一歩ですっ」

77 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 22:51:52.66 ID:EeGBykUDO

上条「吹寄が普通に挨拶してる！？なんか新鮮だ…」

吹寄「普段どういう目で私を見ているのよ、貴様は！？」

上条「い、いや〜…」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ…

一歩「仲が良いんだね、二人とも」ﾊﾊｯ

上条・吹寄「「ハァ？」」

78 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 22:56:58.09 ID:EeGBykUDO

上条「じょ、冗談は止めてくださいよ先輩！こんなのただのクラスメートでせうよ！？」ｱｾｱｾ

吹寄「そ、その通りですよ！誰がこんなヤツ！！」ｶｧｧｯ

一歩「よし、じゃあロードワークに行こう！」

吹寄「って、スルー！？」

79 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]：2011/06/04(土) 22:59:10.33 ID:aTyta7AIo

せうの使い方がおかしい

80 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 23:00:34.94 ID:EeGBykUDO

上条「じゃあ、俺もロードワーク行くけど、お前どうすんだ?」

吹寄「…仕方ない。貴様が帰ってくるまで待ってるわ」ﾊｧ…

上条「よければ先に帰ってもらっても…」

吹寄「それは無理」

上条「とほほ」

81 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 23:04:54.82 ID:EeGBykUDO

上条「そんじゃ行ってくるか」

吹寄「出来るだけ早く帰ってきなさい」

上条「んな無茶な」

一歩「上条くんっ」

上条「あ、いま行きますー」ﾀｯﾀｯﾀｯ…

吹寄「…行ってしまった」

吹寄「…暇ね」ﾊｧ…

82 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 23:08:52.22 ID:EeGBykUDO

40分後――

一歩「ただいま〜」ﾊｧﾊｧ…

上条「ただいま帰りました…」ｾﾞｪｾﾞｪ…

吹寄「あらお帰り。結構早かったのね？」

上条「そ、そう見えるか？」ﾊｧﾊｧ…

吹寄「一応ね」

83 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 23:12:51.36 ID:EeGBykUDO

会長「よーし、二人とも次のメニューじゃ」

一歩「はいっ」ﾊｧﾊｧ

上条「はいっ…」ｾﾞｪｾﾞｪ

吹寄「あ、ちょっと！？」

上条「悪い、後でな」ｾﾞｪｾﾞｪ

吹寄「息が整う前に次のメニューなんて…」

吹寄「…………」

84 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 23:16:58.82 ID:EeGBykUDO

ﾋﾞｰｯ！

会長「よし、小僧はリングに上がれ！」

一歩「はいっ 」

会長「坊主は巻藁打ちじゃ」

上条「はいっ」ﾊｧﾊｧ

上条「……ふぅ」

吹寄「…ちょっといい？」
上条「ん？構わねぇが」

85 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 23:21:31.48 ID:EeGBykUDO

吹寄「次、何やるの？」


上条「巻藁打ち。何でも、まずは怪我しない様に拳を鍛えるって、先輩が言ってた」

吹寄「そうなんだ…」ﾌｰﾝ

上条「あの、そろそろいいか？」

吹寄「あ、うん…」

吹寄「…………」

86 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 23:26:38.02 ID:EeGBykUDO

上条「ふんっ、ふんっ！」ﾄﾞｼｯ!ﾄﾞｼｯ!

ﾋﾞｰｯ！

会長「よーし、坊主は上がれ。小僧はもうひと踏ん張りじゃ」

一歩「は、はいっ」ﾊｧｯﾊｧｯ！

上条「わかりましたっ」ｾﾞｪｾﾞｪ…

会長「うむ」

87 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]：2011/06/04(土) 23:30:11.32 ID:8SeEitQzo

会長「フラグを立てた者に全て彼女が出来るとは限らん。しかし！ 彼女が出来た者は皆すべからくフラグを立てておる！！」

88 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 23:30:53.44 ID:EeGBykUDO

会長「それとその子をちゃんと送って行く事。分かったな！」

上条「い、いや〜。そんな事しなくても…」

会長「言われた通りにせんか！！」

上条「は、はい〜…」

89 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県) [sage]：2011/06/04(土) 23:31:58.65 ID:PcOg+rnNo

何気に鴨川会長は理想的な指導者だよね。
厳しいがそれだけじゃなく、本人もこれでいいのかと悩みながらもｱﾌﾀｰｹｱまで考えて指導してるのが素敵。

90 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 23:35:55.16 ID:EeGBykUDO

木村「送り狼になるんじゃねぇぞ！！」

青木「いや、男ならガツンといっちまえ！！」

上条「い、いやぁ〜。そんじゃ、失礼します！！」ｶﾞﾗｶﾞﾗﾋﾟｼｬﾝ！

上条「……はぁー」

吹寄「やれやれ、随分と騒がしいところね？」

上条「まぁな」ﾊﾊｯ

91 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]：2011/06/04(土) 23:36:06.00 ID:to034ExAO

上条さんって階級はどのへんになるんだ？確か身長はあんまりなかったような。

92 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 23:40:07.94 ID:EeGBykUDO

上条「まぁ、会長は恐ぇーしみんな結構手加減抜きだけどなっ」

吹寄「その割りには随分楽しそうじゃない?」

上条「そう見えるか？」


吹寄「そう見えるわよ？」

93 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/04(土) 23:45:01.29 ID:4la+N9Nx0

>>91フェザーかＪｒフェザーあたり？

94 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 23:45:21.62 ID:EeGBykUDO

吹寄「顔の怪我も小萌先生の杞憂だったしね」

上条「そんなにひどかったか、俺の顔？」

吹寄「潰れたアンパンマンよりひどかったわ」

上条「何でアンパンマンで例えんの！？」

95 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/04(土) 23:47:49.89 ID:4la+N9Nx0

>>91 フェザーやJrフェザーあたりじゃね？

でも上やんはいいアウトボクサーになれると思うな

インファイトもできると思うが

96 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/04(土) 23:54:38.29 ID:EeGBykUDO

吹寄「でも、何時もよりずっと良い顔してたわ貴様…」ﾎﾞｿｯ

上条「ん、何か言ったか？」

吹寄「何も言ってないわよ！」ｱｾｱｾｯ

上条「?」

97 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 00:02:01.37 ID:lbkw3X6DO

吹寄の寮の前―

上条「よし、じゃあまた明日な」

吹寄「貴様も怪我しない様に帰りなさい」

上条「はいはい。そんじゃなー」ﾌﾘﾌﾘ

吹寄「おやすみなさい」




吹寄「…………頑張れ、上条当麻…」

98 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 00:07:37.45 ID:lbkw3X6DO

と言うわけで吹寄ヒロイン回でした。

予定とはだいぶ違ってしまいましたが、まぁいいや。

では。

99 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県) [sage]：2011/06/05(日) 00:10:22.93 ID:mp07Q1IJo

おつ

100 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) ：2011/06/05(日) 00:24:04.66 ID:aUrNxxFB0

上条さんって、よくクロスカウンターもしてるよな

101 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/05(日) 00:50:58.89 ID:3ODoIYBc0

そういえば上条さんが蹴ってるのをあまり見ないような…。

102 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]：2011/06/05(日) 00:52:30.87 ID:7KxzrmYao

説教で相手の動きを止める→そげぶ

青木のよそ見みたいな技だな

103 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/05(日) 09:41:45.11 ID:K+eJ1lQIO

やさぐれて路上のカリスマになるんだろう
「路上でベクトル操作はマジヤバイ」

104 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 10:15:07.59 ID:lbkw3X6DO

ちょっとだけ投下します。

とある放課後―

上条「…おー、いてて。全く昨日はとんだ目に…」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

上条「こんちわーっす」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

青木「おうっ、て何だその頭は！？」ｷﾞｬﾊﾊｯ

上条「…聞かないで下さい」ﾎﾞﾛｯ

105 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 10:20:43.96 ID:lbkw3X6DO

上条「そりゃもう、昨日はとんでもない目に…」

木村「おいっ、上条！！」

上条「あ、なんでしょうか？」ｸﾙｯ

木村「てめ、また女の子を―って、何だその頭は！？」ｷﾞｬﾊﾊｯ！

青木「ま、まさしくウニアフロ！！」

上条「ううっ」ﾎﾞﾛｰﾝ

106 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 10:27:31.74 ID:lbkw3X6DO

上条「この頭には深ーい分けが…」

会長「その頭の事で貴様にはな、し、が」ﾌﾟﾌﾟｯ

一歩「どうしたんで、す、か？」ﾌﾞﾌｯ

会長「ど、どうでもいいからちょっとこい！！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

上条「はーい…」ﾃｸﾃｸ

107 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 10:32:21.04 ID:lbkw3X6DO

会長室―

会長「なるほど、昨日の件はむしろ貴様が被害者、と言う訳じゃな？」ｷｨ…

上条「は、はい」

会長「まぁ、話は一応分かった。それに、貴様の性格と訪ねてきた女の子の話からして十分言い分はたつ」

上条「はい…」

108 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 10:37:41.44 ID:lbkw3X6DO

会長「とは言え喧嘩で拳を振るった事にはかわりない」

上条「はい…」ｸﾞｯ

会長「よって、貴様には一週間の謹慎を申し付ける！」

上条「えっ！？それだけで…」

会長「まぁ、証言してくれたあの娘に感謝するんじゃな」ﾆｨｯ

上条「…はいっ」

109 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 10:41:47.67 ID:lbkw3X6DO

上条「失礼しましたっ」ｶﾞﾁｬｯ

会長「うむ」

鷹村「…良いのかよじじい？文句言ってきたのはやべーところなんだろ？」

会長「ふんっ。貴様に比べりゃ可愛いもんよ」

鷹村「違ぇねえ！」ｶﾞﾊﾊｯ

110 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 10:47:42.46 ID:lbkw3X6DO

上条「みなさん、心配をおかけ―」

一歩「あ、上条くんっ」

「…………」ｷﾞﾛｯ

青木「おう上条、てめーに客だ」

上条「お、お前は――」

「……しけたところでやってんだな、三下ァ…」ﾆﾔｯ

上条「―一方通行！？」

111 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 10:49:16.11 ID:lbkw3X6DO

今回は一方通行登場です。

次回、両雄が激突します。

では。

112 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/05(日) 11:12:46.62 ID:bGi6h84qo

乙！
もう出会うのか……期待してる！

113 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/05(日) 11:13:27.66 ID:hcrEhdIP0

一方通行…ボクシング出来んのか？

114 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/05(日) 13:12:15.51 ID:FQmdbrEDO

てか学園都市にあるジムなんだから一歩とかも能力者なの？
確か学園都市のスポーツって能力使用が認められてるよね

115 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京西部) [sage]：2011/06/05(日) 13:17:40.48 ID:4nEEPhoL0

セロリは反射とかが使えなければ1RKOだと思う

116 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/05(日) 15:51:19.82 ID:UhEW76ybo

乙！

一方さん……ミニマム級かな？階級が合わないかもなー
あと余計かもだけど、上条「―一方通行！？」 の―と一の組み合わせはちょっと笑った

117 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/05(日) 15:58:39.61 ID:udK9dZvIO

鷹村さんなら木原神拳ぐらい余裕でかましそうだな

118 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/05(日) 17:02:27.06 ID:+5q5SQOpo

木原と木村、同じ声に聞えるんだが…

119 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 22:26:11.42 ID:lbkw3X6DO

投下します。



上条「…何しに来やがった」

一方「何ってなァ…」ﾆﾔﾆﾔ

一方「ちょっと遊んで貰おうってなァ！！」

ガシャアアアンッ！！

青木「お、おいサンドバッグが縦揺れしたぞ！？」

木村「野郎、あの細さでなんてパワーしてやがる！！」

一方「ヒャヒャッ」

上条「―ッ」ｸﾞｯ！

120 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2011/06/05(日) 22:34:21.39 ID:lbkw3X6DO

上条「―いいぜ、遊んでやる」

一歩「か、上条くん！？」

上条「ただし、ボクシングでだ」

一歩「ちょっ、ちょっと！そんな勝手な…」

一方「面白れェ」ﾆﾔｯ

一方「これで正々堂々とテメーをブッ殺せんだからよォ！！」

一歩「ちょっと、止めて下さいよ、青木さん木村さん！！」

121 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 22:38:54.93 ID:lbkw3X6DO

会長「ええよ、やらせてやれい」

一歩「か、会長まで…」

会長「その代わり勝っても負けても恨みっこ無しじゃ。分かったな！」

上条「…」ｺｸｯ

一方「勝っても負けてもねェ…」ﾆﾔﾆﾔ

一方「この後にンな呑気な事言ってられンのかねェ！！」ｶｶｶｶｶｯ！

122 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 22:42:03.27 ID:lbkw3X6DO

「ちょっと、アンタ！」

上条「御坂？」ｸﾙｯ

美琴「御坂じゃないわよ！アンタ、本気でアイツとやりあうつもり！？」

上条「…ああ」

御坂「無茶よ、そんなの！！」

上条「……、御坂…」

123 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 22:46:57.67 ID:lbkw3X6DO

美琴「大体、昨日のダメージだって…」ｸﾞｽｯ…

上条「…心配してくれんのは分かる。でも、あいつを下手に暴れさせる分けにはいかねえ」ｸﾞｯｸﾞｯ

美琴「でもっ…」ｸﾞｽｯ

上条「…大丈夫だって、多分」

上条「――それに、ボクシングなら負けはしねーよ」

124 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 22:51:44.70 ID:lbkw3X6DO

美琴「―だったら、アンタの骨はわたしが拾ってやる！」

美琴「だから、思いっきり行ってこい！」ﾊﾞｼｯ!

上条「…ああ！」ｸﾞｯ！



美琴「…負けないでね、当麻…」ﾎﾟﾂﾘ

125 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 23:00:15.06 ID:lbkw3X6DO

木村「……おい」

一方「なンだァ？」

木村「…アイツ、ブッ殺してもいいぞ」

一方「アアンッ！？」

鷹村「と言うか、確実に殺せ。分かったな！！」

一方「つーか、これ邪魔なンだけどォ」ｸｲｸｲ

木村「わがまま言うな！」ｶﾞｳｯ！

鷹村「ヘッドギアくらい着けやがれ！！」ｶﾞｳｶﾞｳｯ!


一方「へィへィ…」ｺｷｺｷ

126 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2011/06/05(日) 23:04:55.30 ID:lbkw3X6DO

木村「…おい」

一方「アアン？」

木村「アイツ、ブッ殺しても構わねーぞ？」

一方「ハアッ！？」

鷹村「と言うか、絶対に殺れ」

一方「言われなくてもそのつもりなンだが、つーか、これ邪魔なンだけどォ」ｸｲｸｲ

鷹村「ヘッドギアくらい文句言わずに着けやがれ！」ｶﾞｳｯ！

木村「そうだ！文句言うな！」 ｶﾞｳｶﾞｳｯ!

一方「へィへィ」ｺｷｺｷｯ

127 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2011/06/05(日) 23:09:54.76 ID:lbkw3X6DO

連投すみません。>>126でお願いします。

一歩「それじゃ、両者、前へっ」

美琴「頑張ってねっ」

上条「ああっ」ｸﾞｯ

鷹村「絶対ブッ殺せよ！」
一方「へィへィ…」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ…

128 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 23:17:25.63 ID:lbkw3X6DO

一歩「それじゃ、スパーだから無理しないようにっ」

上条「…」ｺｸｯ

一方「なァ、もしコイツをバラしちまっても、リングの上じゃお咎め無しなンだよなァ」ﾆｨｯ

一歩「だから、そういう事はっ」

会長「…ええよ」

一歩「会長！？」

会長「好きに言わせてやれい」

一歩「全く、もう！」

129 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 23:22:12.86 ID:lbkw3X6DO

一歩「じゃあ、両者離れて」

上条「……」ｽｯ

一方「あィよォ」ｽﾀｽﾀ

美琴「…当麻」ｷﾞｭｯ

一歩「それじゃ…」ｽｯ

一歩「ボックス！！」

130 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 23:28:36.92 ID:lbkw3X6DO

一方「よォ、あのジジィはテメーをバラしても構わねーンだとよォ」ﾆﾔﾆﾔ

上条「……」

一方「そンじゃァ、公開処刑の開始だァ！！」ﾊﾞﾝｯ！

一歩「は、速いっ」

青木「な、なんて速さだ…」ｺﾞｸｯ

木村「まるで人間とは思えねぇ…」ｿﾞﾜｯ…

一方「コキクケカクケカーーッ！！」

131 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 23:34:16.82 ID:lbkw3X6DO

一方「愉快に素敵に楽になれェーー！！」ｷﾞｬﾊﾊｯ！

鷹村「―だが」

ドゴンッ！

鷹村「真っ直ぐ入り過ぎだな」

一方「お、おおゥ……」ﾌﾗﾌﾗ…

132 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 23:40:55.47 ID:lbkw3X6DO

木村「い、今の右、まともに入ったスッよねぇ…」

鷹村「いーや、あれは単に合わせただけだな。だが―」

一方「………」ﾌﾗﾌﾗ…

木村「あ、まだ立ってる」

鷹村「ヘッドギア被せといて良かったぜ」ﾔﾚﾔﾚ…

133 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2011/06/05(日) 23:49:01.53 ID:MydnARtc0

木村と鷹村はなにか上条さんに恨みでもあるのか？

134 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 23:49:03.79 ID:lbkw3X6DO

木村「あっ、上条のやつ動きましたよ！」

上条「うおらぁっ！！」

ドスゥ！

木村「あちゃー…、まともに右ボディ…」

鷹村「ダメだな、ありゃ」

一方「ウゲェ…」ﾄﾞｻｯ…

135 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京西部) [sage]：2011/06/05(日) 23:51:46.69 ID:4nEEPhoL0

>>133
リア充だからじゃね？

136 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/05(日) 23:54:14.42 ID:ah5w2XGSo

さすがモヤシ

137 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/05(日) 23:54:45.92 ID:hcrEhdIP0

>>124

※鷹村＆木村は彼女なしのモテない男

※上条は約一万人とフラグを立てた、超モテ男。

138 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/05(日) 23:55:02.92 ID:lbkw3X6DO

カンカンカンカン！

一歩「勝者、上条くんっ」ｻｯ

上条「ハァッハァッ！」

美琴「………勝った」ﾀｯ…

美琴「……勝った！」ﾀﾞｷｯ！

上条「お、おい…」ｱｾｱｾ

美琴「心配させんな、バカッ」ｷﾞｭｯー

上条「…ゴメン」

139 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 00:00:23.55 ID:j8G9IRFDO

木村「あーあ、あんなにはしゃいじゃって…」

鷹村「まぁ、こんなモンだと思ってたけどよ…」ﾊｧ…

木村「しかし…」

鷹村「コイツ、」

木村・鷹村「「弱い」」

一方「」ﾁｰﾝ…

140 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 00:06:01.36 ID:j8G9IRFDO

明けて一週間―

上条「ジムも久しぶりだなーっと」

上条「こんちわーっす」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

青木「おう、久しぶりだな上条」

上条「いや、お陰様ですっかり」

141 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(高知県) [sage]：2011/06/06(月) 00:09:52.30 ID:8eYdIRGMo

森川ジョージも公式で、鷹村＞ﾘｶﾙﾄﾞ・ﾏﾙﾁﾈｽと書いてるしな。
能力なしなら、鷹村最強なんだろ。

142 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 00:10:31.12 ID:j8G9IRFDO

「…………」ﾋｭﾝﾋｭﾝ

上条「あれ？新しい人が入ったんですか？」

木村「おっ、ようやく来やがったなーって、何で今日は二人も連れてんだよ！？」ｸﾞﾘｸﾞﾘ

上条「ちょっ、ちょっと、やめて〜」ｲﾀﾀｯ

美琴「あはは…」

吹寄「全く」ﾌｩｯ

143 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 00:15:25.83 ID:j8G9IRFDO

一歩「あっ、上条くん」

上条「あ、先輩！」

一歩「やっと謹慎が解けたんだねっ」

上条「そ、それよりも助けて下さい〜」

木村「うりゃ、コブラツイストじゃ〜」ｳﾘｳﾘ

一歩「あははっ」

上条「いや、笑ってないでー」

144 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 00:21:29.24 ID:j8G9IRFDO

一歩「それよりも、二人とも今日はどうしたの?」

吹寄「わたしは学校の先生に言われて」

美琴「わ、わたしは、なんて言うか、その付き添いをー」ｱﾊﾊｯ

一歩「へえ、そうなんだっ」ｸﾞｪｯ！

鷹村「で、君は何油を売ってるのかな〜」ｼﾞﾄｰ…

一歩「た、鷹村さん…」ﾀﾗｰ…

145 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 00:26:49.49 ID:j8G9IRFDO

鷹村「テメー、クミちゃんに飽きたらず！」ｺﾁｮｺﾁｮ

一歩「な、何でそこでクミさんが！？」ｱﾊﾊｯ！

鷹村「やかましい！」ｺﾁｮｺﾁｮ！

一歩「や、やめて下さい〜」ｱﾊﾊﾊﾊｯ

吹寄「相変わらずね、ここは」ﾊｧ…

美琴「まぁ、それが良いんじゃないですか？」

吹寄「…そうかもね」ｸｽｯ

146 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 00:30:50.93 ID:j8G9IRFDO

一歩「も、もうやめて〜」ｱﾊﾊｯﾊﾊｯﾊﾊｯ！

鷹村「まだまだぁ！」ｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮｺﾁｮ！

「……いい加減にしろォ！！」ﾊﾞﾝ!

「テメーらは静かに練習も出来ねェのか！？」

147 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 00:33:07.57 ID:j8G9IRFDO

上条「ま、まさか…」

美琴「その声は…」

「…フンッ」

上条・美琴「「一方通行！！？」」

吹寄「…って、誰？」

148 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 00:38:41.31 ID:j8G9IRFDO

青木「あ、そういや知らなかったんだな」

上条「いや、初めて知って上条さんドキドキでしてよ！？」

木村「お前が嬢ちゃんと帰った後、目を覚ましたそいつが鷹村さんに食ってかかってな」

青木「そこで鷹村さんが容赦なく…」

鷹村「ぶちのめしてねぇ！！」

149 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 00:47:21.21 ID:j8G9IRFDO

鷹村「俺ぁ十分に手加減して、当たる寸前に引いたんだよ！」

青木「でもコイツは白眼を剥いて大騒ぎ！」

木村「結局、救急車を呼んで運ばれたんだよなぁ〜」

美琴「そ、そうなんだ…」

一方「…初めて死の恐怖を味わったなァ」ｼﾐｼﾞﾐ…

150 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2011/06/06(月) 00:51:32.51 ID:6JMMwrbAo

木原神拳！

151 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京西部) [sage]：2011/06/06(月) 00:54:33.92 ID:UXZZNsa40

一方さんの能力知らないの忘れてたよ

152 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 00:55:27.89 ID:j8G9IRFDO

一歩「そんなこんなで新しくジムに入門したんだ」

上条「そんなこんなって、色々はしょり過ぎてません！？」

一方「まァ、そういう事なンで、宜しく頼むわ三下ァ」ﾆｨｯ

一方「まずは、テメーから血祭りに上げてやるからよォ！！」ｷﾞﾝｯ！

上条「ふ、不幸だぁーーー！！」

美琴「……」

吹寄「……」

美琴・吹寄「「ついていけない……」」

153 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 00:57:44.90 ID:j8G9IRFDO

一方通行対決編と入門編でした。

この先もあの人が入門します。

一応、鴨川ジムは学園都市外にあると言う事にしています。

では。

154 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]：2011/06/06(月) 00:58:38.82 ID:RdxqJbgho

乙
あの人…根性さんか

155 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京西部) [sage]：2011/06/06(月) 01:04:35.37 ID:UXZZNsa40

すごパの人は通常のメニューだと鍛えることができない

156 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/06(月) 06:11:16.81 ID:mP8p+myEo

乙！
再現率高いなー。更新ペースも早いし。
応援してます！

157 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/06(月) 14:26:46.69 ID:yjlZb8sDO

初期セラレータさんでいいんだよな？
妹達編の後で天井に撃たれる前ぐらいか

158 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 18:14:10.49 ID:j8G9IRFDO

ちょっとだけ投下します。

とある日の午後―

「…す、すいません。あの、こちらに―」ｶﾞﾗｯ

木村「あ、何のようですか？」(おっ、スゲー美人！何だ、入会か何か？)

「い、いえ。実は―」

木村(それに、大胆なスリットにTシャツ！スゲーな、おいっ)ｸﾞﾌﾌｯ！

159 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 18:16:49.31 ID:j8G9IRFDO

「あ、あのー…」

木村「はい、何でしょうか?」ｷﾘｯ

「こちらに上条当麻、と言う人がいると…」

木村「…は？」

木村(また、あいつかぁぁぁ！！)ｶﾞｸｯ

160 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 18:20:56.33 ID:j8G9IRFDO

「あ、あの…」ｵﾄﾞｵﾄﾞ…

木村「あ、ちょっと待ってて下さい。今、何か飲み物でも持って来ますんで」

「あ、お構いなく…」

木村(…落ち着け。何もあいつ目当てとは限らねぇ)ｶﾁｬｶﾁｬ

木村(ここは焦らず様子見を…)ｺﾎﾟｺﾎﾟ…

161 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 18:24:37.42 ID:j8G9IRFDO

木村「お待たせしました〜」ｶﾁｬｯ

「………あ、ありがとうございます」

木村「何だ、これに興味あるんですか?」

「い、いえ…。そういう訳では…」ﾓｼﾞｯ

木村「何だったら、ちょっとやってみます？」

162 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 18:27:05.18 ID:j8G9IRFDO

「あ、いえ……」

木村「まあまあ、そう遠慮せずに」

「は、はぁ…。…じゃあ、ちょっとだけ…」

木村(うしっ！)ｶﾞｯ！

163 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 18:31:26.19 ID:j8G9IRFDO

木村「じゃあ、グローブ着けて」

「こ、こんな感じですか?」

木村「そうそう。じゃあ、ここに立って、脇を閉めて―」

「は、はい」ｸﾞｯ

木村(おぉ〜、いい匂い〜)ｸﾝｸﾝ

164 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 18:35:26.00 ID:j8G9IRFDO

木村「それじゃ、左足で思いっきり踏みこんで、右腕を振り出す！」

「は、はいっ」ｸﾞｯ！

「…思いっきり踏みこんで、右腕を振り出す！」ﾋｭﾝｯ!

ドグワッシャアアアーー！！

木村「………へ？」

165 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 18:44:40.74 ID:j8G9IRFDO

「ふんっ、ふんっ！」

ガシャアアアン！

グワッシャアアン！！

木村「こ、これは清楚な大和撫子なんかじゃねぇ…」ﾀｼﾞｯ

「ふんっ！」

ドグワッシャアアアッーーーン！！

木村「美人の皮をかぶった、女鷹村だーーっ！」

166 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 18:49:14.78 ID:j8G9IRFDO

上条「こんちわーっす」ｶﾞﾗｯ

木村「お、おう。上条、お前に客だ…って、何でそんなにボロボロ何だよ！？」

上条「これには、深ーい訳が…って、テメーっ！？」

「あ。ど、どうも…」ﾍﾟｺﾘ

167 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 18:55:58.90 ID:j8G9IRFDO

木村「何、やっぱ知り合い？」

「知り合いと言うべきか…」ﾓｼﾞﾓｼﾞ…

上条「むしろ、俺が一方的にブチのめされた相手です」ｼﾞﾛｯ

木村「そ、そうなんだ〜…」

「…………」ｼｭﾝ…

168 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 19:00:30.38 ID:j8G9IRFDO

「あ、あの…、今日はそのお詫びに…」ｵｽﾞｵｽﾞ…

上条「はぁ…」

「あ、これ。お詫びの印と言ってはなんですが…」ｻｯ

木村「あ、どうも。…カステラ?」

「一応、地元の名物なので…」

169 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 19:06:58.05 ID:j8G9IRFDO

上条「で、どうせ他にも用があんだろ、神裂?」

神裂「…はい」

木村「…あの、話について行けねーんだけど…」

神裂「実は、あの子の事で…」

上条「あの子って、インデックスの事か?」

神裂「…はい」

木村「…無視かよ」

170 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 19:12:23.96 ID:j8G9IRFDO

神裂「実は少々厄介な事になりまして…、放置すればあの子にも危害が」

上条「で、手を貸せって事か…」ﾊｧ…

木村「何だか知んねーけど、手を貸してやれ上条」
上条「はいっ?」

木村「美人の頼みは断るもんじゃねーだろ?」

上条「…まぁ、元よりそのつもりですの事よ？」

171 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 19:15:49.64 ID:j8G9IRFDO

神裂「じゃ、じゃあ…」


上条「面倒な事はさっさと済ませようぜ」

神裂「あ、ありがとうございます！」

上条「…そんじゃ、ちょっと行って来ます」

木村「おう、怪我すんなよ?」

上条「はいっ！」

172 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 19:22:02.47 ID:j8G9IRFDO

上条「ところで神裂？」

神裂「何です？」

上条「ステイルってヤツは、どうしたんだ？」

神裂「…初見で貴方にもらったパンチのせいで、未だに病院で流動食です…」

上条「…そ、そうか」

上条「ステイルってさ…」

神裂「…………」

上条「噛ませっぽいよな…」

神裂「その台詞は彼の前では言わないで下さい。気にしてるみたいですから…」

上条「…はい」

173 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 19:23:54.55 ID:j8G9IRFDO

と、言うわけで神裂登場編でした。

この先、ちょくちょく事件に巻き込まれるかも…。

それでは。

174 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京西部) [sage]：2011/06/06(月) 21:27:36.33 ID:UXZZNsa40

>>1乙
ステイル流動食www

175 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 22:24:40.70 ID:j8G9IRFDO

投下します。

ある日の午後―

「よお」ｶﾞﾗｯ

青木「あっ、藤井さんっ」

藤井「調子はどうだい？」

青木「まぁ、ぼちぼちってところっすかね〜」ﾅﾊﾊ

藤井「そういや、最近、活きの良い新人が入ったんだって？」

青木「まぁ、活きが良いのかは分からないッスけどね〜」ﾊﾊｯ

176 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 22:26:37.94 ID:j8G9IRFDO

青木「あ、今から新人その1がスパーしますよ」

藤井「ほう」



木村「じゃあ、宜しく！」ｸﾞｯ

上条「はいっ！」ｸﾞｯ

177 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 22:32:22.64 ID:j8G9IRFDO

藤井「彼がその新人かい？」ﾁﾗｯ

青木「そうッス。上条っつて、確か、学園都市から来てるヤツなんスよ」

藤井「学園都市からかい？」

青木「そうッス！毎日毎日不幸だ不幸だって言うのが口ぐせなんスよ」ﾊﾊｯ

藤井「…なるほどね」

178 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 22:37:53.03 ID:j8G9IRFDO

藤井「しかし、学園都市から来てるとは、珍しいな」

青木「そうなんスか？」

藤井「…青木君は学園都市がどういうところか知ってるかい？」

青木「いや、あんま知らねーんスけど、確か、超能力をなんたらかんたら…」

藤井「そう、あの街は街ぐるみでその超能力の実験をしているところだ」

青木「へぇ〜、そうなんスか?」

藤井「…そして、ボクシング不毛の地でもある」

179 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 22:44:06.66 ID:j8G9IRFDO

藤井「ボクシングだけじゃない。あらゆるスポーツが低迷している」

青木「へ？何でなんスか？」

藤井「…あの街はまず、超能力の有無で人間を判断する。いや、超能力がその人間の全てだと言って過言じゃない」

青木「はぁ」

藤井「その為、例えどんなに素晴らしい才能や、絶え間ない努力を重ねても、超能力がなければ無意味なんだ」

青木「そうなんスか?」

180 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 22:49:01.75 ID:j8G9IRFDO

藤井「…一度、学園都市に取材に行った時、素晴らしい選手に出会ったんだが…」

青木「…はぁ」

藤井「悲しい事に、彼には超能力の才能はゼロだった」

青木「そ、そんでソイツは―」

藤井「…半年後には立派な不良になっていたよ」

青木「はぁ！？」

181 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 22:52:34.32 ID:j8G9IRFDO

青木「ソイツはボクシング好きじゃなかったんスか！？」

藤井「…取材をした時は、何よりも夢中になっていたさ。寝ても起きてもボクシングの事ばかり考えていた」

青木「なら、何で…」

藤井「…あの街じゃ、そういったスポーツでも超能力が使えるんだよ」

182 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 22:59:56.86 ID:j8G9IRFDO

藤井「自分が寝る間も惜しんで取り組んだボクシングが、ルールどころかジャブすら知らない素人にバカにされた挙句に負けた…」

青木「………」

藤井「ボクサーとしてならまだしも、ただ強力な超能力を持ってるだけで試合に勝つ。それが、公式の場なら、その悔しさは計りしれない」

青木「………」

183 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 23:08:28.65 ID:j8G9IRFDO

藤井「彼は最後に言ってたよ。所詮、どれだけ無能力者が努力しても無意味だって。精々、能力者の慰み者にしかならないってね」

青木「んなバカな話が…」

藤井「通じるんだよ、あの街じゃ」

藤井「―あの街には警察もいないし、日本の法律だって、どこまで通じるか分からない」

藤井「あの街自体が巨大な実験施設みたいなもんだ」

184 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 23:12:37.35 ID:j8G9IRFDO

藤井「現に、学園都市出身者で大成したボクサー、いやアスリートはいない」

青木「じゃ、じゃあ、上条も…」

藤井「さてね」

藤井「―だからこそ、興味がある」

185 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 23:17:26.17 ID:j8G9IRFDO

「言ってる間にスパー始まってンぞォ？」

青木「おっ、本当だ」

藤井「…ところで、彼は？」

青木「新人その2のセロリっス」

一方「だ〜か〜ら、その言い方は止めろってンだろォ！！」

186 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 23:26:19.19 ID:j8G9IRFDO

藤井「じゃあ、ええと…」

一方「…一方通行って呼べばいい」

藤井「…それはリングネームかい？」

一方「…っ」ｶｧｯ

青木「まぁ、勘弁してやって下さいよ藤井さん。コイツは厨ニ病を変にこじらせたヤツなんスから」ﾆﾔﾆﾔ

藤井「そ、そうか」

一方(は、恥ずかしいィッ！)ｶｧｧ

187 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 23:32:24.66 ID:j8G9IRFDO

藤井「じゃあ、スパーの方だが…」

木村「ﾌｯﾌｯ！」ﾊﾟｼｯﾊﾟｼｯ

上条「ｸｯ！」ﾊﾟﾊﾟﾝｯ

藤井「…やや左が雑だな」

青木「そうなんスよ。まだまだなんスよ左は」

188 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 23:34:43.29 ID:j8G9IRFDO

藤井「じゃあ、スパーの方だが…」

木村「ﾌｯﾌｯ！」ﾊﾟｼｯﾊﾟｼｯ

上条「ｸｯ！」ﾊﾟﾊﾟﾝｯ

藤井「…やや左が雑だな」

青木「そうなんスよ。まだまだなんスよ左は」

189 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 23:37:47.24 ID:j8G9IRFDO

藤井「だが、木村君についていってるんだ。フットワークは悪くないな」

青木「でしょう？」ﾍｯﾍｯｰ

青木「うら、木村ァ！後輩調子乗らせんじゃねーぞ！」

木村「うるせーっ！」ｼｯｼｯ！

190 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 23:43:34.79 ID:j8G9IRFDO

木村「ウラァ！！」

ズバーンッ！

上条「クッ」

藤井「ほう、あのストレートを抑えるとは…」

青木「なかなかやるでしょ、アイツ？」ﾍﾍｯ

藤井「ああ、ディフェンスはなかなかしっかりしてるな」

191 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 23:49:54.79 ID:j8G9IRFDO

木村「このっこのっ！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝｯ

青木「どうした木村ァ！？当たってねーぞ！！」ｷﾞｬﾊﾊｯ

木村「うるせーっ！」

木村「この、タコみてぇに！！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝｯ！

藤井「なるほど、タコみたいだ」

一方「三下改め、タコ踊りだな、こりゃァ」

192 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/06(月) 23:58:29.59 ID:j8G9IRFDO

上条「フンッ！」

ドガァッ！

木村「うおっ！？」ｸﾞﾗｯ…


藤井「な、なんてパンチなんだ…！？幕之内君に匹敵するんじゃないか！！」

青木「それだけないンすよ?」ﾍｯﾍｯｰ

藤井「何っ」

一方「足元をよっく見てみンだなァ」

藤井「足元…?」ｼﾞｯ

藤井「まさか、スイッチしてる…！?」

193 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 00:05:36.93 ID:F2OBzbADO

青木「ウラァーッ！行けーっ、上条ーっ！！」

上条「フンッ！」

ブンッ！

上条(しまった、空振り！？)

木村「…調子にのってんじゃねぇ！！」

グワッシャァッ！

一方「…キレイに入ったなァ」

上条「う、お…」ﾌﾗｯ…

藤井「ほう、あれで倒れないとはな…」

194 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 00:11:12.78 ID:F2OBzbADO

木村「うらうらうらっ」ﾄﾞｼｯﾄﾞｼｯﾄﾞｼｯ!

上条「クッ…」

青木「ウラ、しっかりしろ上条ーッ！」

木村「ｼｯｼｯｼｯ！」ﾄﾞｼｯﾄﾞｼｯﾄﾞｼｯﾄﾞｼｯ!

上条「ｸｿ…ｯ」

藤井「さて、木村君のラッシュをどう捌く…？」

195 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 00:20:36.01 ID:F2OBzbADO

上条「うおっ…！」ｽｯ

藤井「ん、左で引っ掛けて前に出たのか…！？」

上条「ウラァ！」

ドシッ！

藤井「そのまま右ボディアッパーか！」

ﾋﾞｰｯ！

「三分経ったよって、ミサカはミサカはスパーの終了を教えて見るっ」

藤井「…あの子は？」

青木「コイツのおん、ぶっへぇっ！？」ﾊﾞｺｯ！

一方「いい加減抜かしてンじゃねーぞ、カエルァｯ！」

196 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 00:25:34.60 ID:F2OBzbADO

青木「テメェ、上等だ！叩きのめしてやる！！」ｹｯ！

一方「ソイツはこっちの台詞なンだよ！！」ﾌﾝｯ！

青木「おらっ、リング上がれ！」ｽｯ

一方「はっ、吐いた唾飲むンじゃねーぞォ！！」ｽﾀｯ

197 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 00:33:05.68 ID:F2OBzbADO

青木「おらっ、さっさと降りやがれ！」

木村「はいはいっと。じゃあ打ち止めちゃん、あと頼むわ」ｽﾀｯ

打ち止め「はーい、ってミサカはミサカは元気良く返事を返してみるっ」

青木「へっ、女の前で吠え面かくなよセロリ？」ﾋﾞｷｯ

一方「テメェこそ、潰されて後悔すンなよカエルゥ？」ﾋﾞｷｷｯ

198 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 00:38:36.64 ID:F2OBzbADO

打ち止め「がんばってーって、ミサカはミサカはあなたに声援を送りながらスイッチオンッ」ﾎﾟﾁｯ

ﾋﾞｰｯ！

青木「ウラァ！！」ﾌﾞﾝｯ！

一方「死にやがれェ！！」ﾋｭﾝｯ!


グワシャッ！！

199 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 00:43:22.24 ID:F2OBzbADO

木村「あ、どうも〜」ﾍﾟｺｯ

藤井「やあ」

上条「あの、この人は…?」ﾎﾞｿｯ

木村「前に言ってたろ？記者の藤井さんだよ」ﾎﾞｿｯ

上条「あ、この人が…」


藤井「君が上条君だね？」ｽｯ

上条「あ、そうです。はじめまして」ｸﾞｯ

200 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 00:48:17.08 ID:F2OBzbADO

藤井「君の事は幕之内君から聞いてるよ。確か、学園都市から来てるんだって」

上条「そうなんですか？でも、学園都市からってなら、アイツもそうですよ？」

藤井「アイツって、あの銀髪の子かい？」

上条「はい。むしろ、レベル5ですからね、アイツ」ﾁﾗｯ

藤井「ふぅん」

上条「きょ、興味なし…」

201 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 00:55:40.39 ID:F2OBzbADO

藤井「銀髪の子はどんな感じなんだい？」

木村「あ、アイツですか？」

木村「…一言で言えば、冷静さを売りに、スマートな試合を作る戦略家ってとこっスかね」

藤井「あれを見ると、そうは見えないんだけど…」

青木「うおっ…」ﾄﾞｻｯ

一方「ぐえっ…」ﾄﾞｼｬｯ

202 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 01:02:16.19 ID:F2OBzbADO

藤井「あれは一体…？」

木村「あー、あれは青木がカエルを打って、カウンターで返したセロリが押さえきれずに喰らった図ですね」

上条「よく見ますよね、最近」

藤井「そ、そうなのか…」

青木「……ｸﾞｪ」ﾁｰﾝ…

一方「……ｵｪ」ﾁｰﾝ…

203 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 01:06:31.68 ID:F2OBzbADO

上条&一方スパー回でした。

試合の描写が難しい…。

藤井さんがやたら饒舌でした。

では。

204 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]：2011/06/07(火) 01:33:37.46 ID:ygAp8CKAO

一方さんが脱もやし化してるだと……？

乙！

205 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/07(火) 03:47:06.34 ID:BUMKxytDO

なんか>>175からの青木が青木っぽくない気がする

こういうポジションは木村のほうがしっくりくるんじゃね？

206 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 19:06:05.33 ID:F2OBzbADO

ちょっと投下。

某日某所、とあるファミレス―

麦野「はーい、みんな集まったわね」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

滝壺「むぎの、何のよう？」

絹旗「何か仕事の話ですか？」

麦野「仕事とはちょっと違うけどね、これからの私たちを考えると重要な話よ？」

207 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 19:21:05.10 ID:F2OBzbADO

麦野「第一位の事知ってるわよね?」

絹旗「そりゃ超知ってますよ」

滝壺「その第一位がどうかしたの？」

麦野「―実は最近ボクシングやってるらしいのよ」

絹旗「は？」

滝壺「ボクシング？」

208 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 19:26:17.67 ID:F2OBzbADO

滝壺「何でボクシングなんて始めたの？」

絹旗「学園都市のトップがわざわざやる事とは超思えませんし」

麦野「―そこよ」

麦野「何で今更ボクシングなんて始めたのか―それとも、何かの実験の一環なのか」

滝壺「言われると…」

絹旗「超気になりますよね…」

209 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 19:32:31.91 ID:F2OBzbADO

麦野「そこで、そのジムをちょっと調べようと思ってね」

絹旗「はぁ、それは超分かるんですが…」

滝壺「でも、どうやって調べるの？外じゃあんまり無理はできないよ？」

麦野「でも、練習生としてなら入り込めるでしょ？」ﾆﾔﾘ

210 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京西部) [sage]：2011/06/07(火) 22:06:46.23 ID:yThISdh+0

麦野の奴まさか……

211 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 22:24:30.96 ID:F2OBzbADO

「…最悪だ」ﾊｧ…

「それはこっちの台詞な訳よ」ﾌﾝｯ

「あーあ、せっかく麦野とデートしようと思ってたのに、とんだ貧乏クジ引いた訳よ」ｶﾞｯｶﾘ…

「うるせー、これから化物のとこに放り込まれるこっちの身にもなってみろ」ﾊｧ…

「大体何で俺が偵察のためにって、わざわざんなところに行かなきゃなんねぇんだ？死んだらどうすんだよ死んだら」

「まぁ、その時はその時じゃない？」

「他人事だと思いやがって…」

212 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 22:32:11.54 ID:F2OBzbADO

「確か、ここだと…」

「本当か？」

ガラッ

「あ…」

「……」

一方「なンだ、お前ら？」
(で、出た！一方通行ーーっ！！)ｱﾜﾜﾜﾜｯ

213 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 22:40:18.01 ID:F2OBzbADO

(ウソ、マジ！？まだ全然心の準備が出来てねーよ！！)ｱﾀﾌﾀ

一方「ん〜…?」ｼﾞﾛｼﾞﾛ…

(めっ、めっちゃ見られてるぅーー！！)ｱﾜﾜｯ

(お、落ち着けフレンダ！こういう時はまず深呼吸をしてだなぁー…)ｽｰﾊｰｽｰﾊｰ…

フレンダ(結局、浜面はわざとらし過ぎるって訳よ！！)

一方「…おい」

フレンダ「は、はいぃぃっ！？」ﾋﾞｸｯ

一方「お前ら、入門希望者かァ？」

214 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 22:47:25.53 ID:F2OBzbADO

浜面「そ、そうなんですっ。お、俺、こういうところ初めてだから緊張しちゃって！！」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

フレンダ(浜面、ナイス！)「そ、それで、私はコイツの付き添いに来たって訳なんです！」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

一方「…ふゥン」

浜面(な、何か考えこんでる…)

フレンダ(わ、私たちに何か怪しいところがある訳…)ﾄﾞｷﾞﾏｷﾞ

篠田「おい、どうしたんだ一方通行?」

215 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 22:52:15.91 ID:F2OBzbADO

一方「あ、篠田サン。何か、入門希望者みたいですゥ」

篠田「もしかして、電話をくれた浜面君かい？」

浜面「そ、そうです！その浜面ですっ」ﾄﾞｷﾄﾞｷ！(た、助かったぁ〜)

篠田「それで、そちらのお嬢さんは？」ﾁﾗｯ

フレンダ「わ、私はコイツの付き添いで…」ｱﾊﾊ…

216 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 22:58:17.71 ID:F2OBzbADO

篠田「じゃあ、二人とも中に入って」

浜面「は、はい〜」ｺｿｺｿ…

フレンダ「お、お邪魔しま〜す…」ｺｿｺｿ…

篠田「それじゃ、お前はロードワークに行ってこい」

一方「へ〜ィ」ﾀｯﾀｯﾀｯ…

浜面「…………」

フレンダ「…………」

浜フレ「「……、はぁ〜…」」

217 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 23:04:41.32 ID:F2OBzbADO

篠田「それじゃ、書類持ってくるから待っててくれる？」ｶﾁｬｯ

浜面「は、はい…」

フレンダ「ごゆっくり…」

浜面「………」

フレンダ「………じゃあ、私はこの辺で」ｿﾛｰｯ…

浜面「待てっ」ﾊｼｯ！

218 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 23:12:08.53 ID:F2OBzbADO

フレンダ「は、放して浜面！私には生きて報告する責任がぁぁぁ！！」

浜面「放すか！俺をこの魔窟に置いてかないで、お願いだからぁぁぁ！！」

フレンダ「い〜や〜」ｳﾇﾇ…

浜面「放すか〜」ｷﾞｷﾞｷﾞ


木村「…何やってんだ、お前ら？」

219 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 23:17:46.02 ID:F2OBzbADO

浜面「あっ…、俺、今度入門する事にした…」

木村「ほう、新入りか？」

フレンダ「わ、私はその付き添いで…」ﾓｼﾞﾓｼﾞ…

木村「…何だ。可愛い子だと思ったら、またコブ付きか」ﾊｧ…

木村「まぁ、いいや。何だったらスパーでもやってみるか？」

220 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 23:21:59.56 ID:F2OBzbADO

浜面「い、いいんですか？」

木村「ま、軽くだけどな」

浜面「……」ｸﾞｯ！

木村「ははっ、その意気！」

木村「そんじゃ、グローブとヘッドギア着けて?」ﾎﾟｲｯ

浜面「…はいっ」ｷﾞｭｯ！

221 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 23:30:35.97 ID:F2OBzbADO

フレンダ「ちょっ、ちょっと浜面！？」

浜面「…心配すんなよフレンダ。俺も仮にもスキルアウトのトップを勤め、暗部に身を置く男だぞ？何だか知ねーけど、ボクサー程度にゃ引けはとんねぇって！」

フレンダ「そ、そりゃあまぁ、そうだけど…」

木村「おーい、準備はいいか？」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

浜面「おぅ！」

222 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 23:37:32.28 ID:F2OBzbADO

木村「そんじゃ、かかってこい！！」

浜面「うおらっ！」ﾌﾞﾝｯ


木村「おらっ、どうした！もっと打ってこい！！」


浜面「おらぁっ！！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝｯ

フレンダ「……、何か心配な訳よ…」

223 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 23:47:13.19 ID:F2OBzbADO

木村「おらっ、まだ一発も当たってねーぞ！」

浜面(っても！)ﾌﾞﾝｯ

浜面(当たらねーっ！)ﾌﾞﾝﾌﾞﾝｯ

木村「おらっ、休んでても当たらねーぞ！」ｸｲｯ

浜面(ち、畜生…)ﾊｧﾊｧ…


浜面「うらっ」ﾌﾞﾝｯ

木村「よっと」ﾋﾗﾘ

浜面(あ、当たらねー…)ｾﾞｲｾﾞｲ…

フレンダ「は、浜面が良いように遊ばれてる…」

224 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 23:53:18.11 ID:F2OBzbADO

ﾋﾞｰｯ！

木村「おっ、終了だな」


浜面「ﾊｧﾊｧ…」

木村「じゃあ、リング降りてグローブとヘッドギア外して?」

浜面「は、はい…」ﾊｧﾊｧ…

木村「そんじゃ、まだみてーだから、篠田さん呼んでくるわ」ﾌﾝﾌﾝﾌﾌﾌｰﾝ

浜面「…ば、化物め…」ﾊｧﾊｧ…

225 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/07(火) 23:58:21.25 ID:F2OBzbADO

フレンダ「…結局、浜面はダメダメだった訳よ」ﾊｧ…

浜面「うるせー…」ﾊｧﾊｧ


浜面「ちっきしょうっ、俺のスキルアウト人生はなんだったんだ一体…！?」ｾﾞｲｾﾞｲ…

フレンダ「人生の無駄遣いだったんじゃない？」

浜面「…うるせぇよ」ｸﾞｽﾝ

226 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 00:04:33.93 ID:qBWfjwDDO

篠田「待たせたね、浜面君」

浜面「いや…」ﾊﾊｯ…

篠田「どうしたんだい？」

浜面「いや、何でもないっす…」…ﾌｩ

篠田「それじゃ、この書類に目を通して―」

ガラッ

一方「ただいまァ」ﾊｧﾊｧｯ

篠田「おう、お帰り」

227 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 00:15:18.80 ID:qBWfjwDDO

篠田「それじゃ、息を整えたら木村とスパーだ」

一方「はーィ…」ﾊｧﾊｧ…


フレンダ(って、一方通行がスパーリング！これは見逃せないって訳よ！！)

篠田「そんじゃ、リングに上がれ」

一方「よっと」

篠田「それじゃ」

フレンダ「ワクワク」

篠田「始め！！」

228 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 00:27:01.13 ID:qBWfjwDDO

一方「よーし、行くぜェ！！」ﾀﾞｯ！

浜面「は、速ぇ！」

篠田「そうか？」

浜面「へ？」

篠田「あいつは、うちじゃかなり遅い方だぞ？」

浜面「そ、そうなんスか…」ｽﾞｰﾝ…

篠田「ほら、もっと手を出して！」

一方「オラッ！」ｼｯｼｯ！

229 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 00:30:45.01 ID:qBWfjwDDO

フレンダ「うわぁ！凄く速いパンチ！！」

篠田「いや、スピード自体はそんなに速くはない」

浜面「そうなんですか？」

篠田「ただ、凄くフォームが綺麗だから、その分速く見えるんだ」

フレンダ「へぇ〜、そうなんだ…」

230 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]：2011/06/08(水) 00:32:39.26 ID:k/rNQAhdo

木村も元スキルアウトみたいなもんだしね

231 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 00:34:31.78 ID:qBWfjwDDO

木村「ｼｯ！」ﾋｭﾝｯ!

パンッ

一方「がっ！」

篠田「ほら、何時も言ってるだろ！しっかりガードして！！」

一方「は、はィ！」ｸﾞｯ

木村「ほらほら、行くぜ！」ﾋｭﾝﾋｭﾝｯ!

232 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 00:40:08.91 ID:qBWfjwDDO

一方「がっ」ﾊﾟｼｯ、ﾊﾞｼｯ！

浜面「あいつ、防ぎきれねぇでやんのww」ﾌﾟﾌﾟｯ

フレンダ「まぁ、まだキャリアが浅いから仕方ないって訳よ」

篠田「ほら、もっと足を使って回りこんで！」

一方「お、おゥっ！」ｽｯ

木村「逃がすかよ！」ﾋｭﾝｯ!

一方「ぐっ！」ﾊﾞｼｯ！

233 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 00:43:03.33 ID:qBWfjwDDO

浜面「あいつ、先読みされてやんのww」

フレンダ「…それを笑う資格は浜面には、………」

浜面「どうした？」

フレンダ「な、なんで」

フレンダ「一方通行がダメージを受けてる訳〜〜！？」

234 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 00:45:58.58 ID:qBWfjwDDO

フレンダ「…と言う事があった訳よ！！」

絹旗「…なんと言うか」ﾊｧ

麦野「にわかには信じ難い話よね、それ」ﾌｩ…

滝壺「だね」ｱﾌ…

235 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 00:50:42.20 ID:qBWfjwDDO

フレンダ「ウソじゃないもん！本当だもん！！」

麦野「もし本当だとしたら、ますます解せないわね」

滝壺「たしかに、そうだね」

絹旗「わざわざ能力を超使えなくしてボクシングを超やってるなんて考えられませんしね」

滝壺「だね」

236 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 01:00:59.30 ID:qBWfjwDDO

麦野「まぁ、とにかく一度確かめる必要があるわね…」

絹旗「そうですよね。私たちの超知らない、何らかの実験が超行われているのかもしれませんし」

滝壺「単純に、能力が使えなくなったのかも」

麦野「考えてても切りがない。ほら、例のジムに行くわよ」

麦野「…ところで、浜面は？」


フレンダ「あ」

麦野「何、何か知ってんの？」

フレンダ「た、多分ジムに行ってるんじゃないかと…」ｱﾊﾊ…

麦野「…何やってんだ、あいつは…」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ…

237 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 01:03:51.92 ID:qBWfjwDDO

今日はここで終わりです。

では。

238 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/08(水) 01:08:37.35 ID:FpnUJF7h0

乙乙乙
主人公が三人集まったぜ！

239 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/08(水) 06:24:39.07 ID:33XHDgQ6o

乙！
一瞬麦野が入門するのかと思ったぜ

240 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/08(水) 09:25:29.98 ID:GSVHP0NIO

麦野が一番上達早そうだから困る

241 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/08(水) 09:28:35.65 ID:T5lQ2J0ro

むぎのんのパンチ力は世界一

242 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京西部) [sage　saga　!orz_res]：2011/06/08(水) 11:46:05.03 ID:+35KWL7u0

顔面の半分は殴った相手がダメージ受ける

243 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京西部) [sage]：2011/06/08(水) 11:56:56.88 ID:+35KWL7u0

>>242
ミスったスマソ

顔面の半分は殴った相手がダメージ受ける

244 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 18:57:50.39 ID:qBWfjwDDO

ちょっと投下します。

ﾊﾟﾊﾟｰﾝｯ、ﾌﾟｼｭｰ…

フレンダ「着いた着いたっ。ここが例の―」

麦野「鴨川ジムね」ﾌｰﾝ

滝壺「何か、思ってたより普通だね」

絹旗「本当に学園都市のトップが超いるんですかね？」

245 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 19:02:14.74 ID:qBWfjwDDO

フレンダ「あ、噂をすれば」

ﾊﾟﾝｯ！ﾊﾟﾊﾟﾝｯ！

絹旗「何か、二人がリングの上で超何かやってますね」

フレンダ「あれがスパーリングってやつよ！」ﾌﾌﾝ

滝壺「ねぇねぇ、むぎの」ｸｲｸｲ

滝壺「あの人、一方通行じゃない？」ﾎﾗ

麦野「あ、本当だ」

246 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 19:07:03.49 ID:qBWfjwDDO

一方「ﾌｯ、ｸｯ！」ﾊﾟﾊﾟﾝｯ！

麦野「押されてるわねー、一方通行」

フレンダ「相変わらず、一方通行はディフェンスに問題があるわけよ！」

麦野「…何を偉そうに」

絹旗「でも、確かに超おかしいですよね？」

滝壺「うん」

絹旗「一方通行が、打撃に対して『反射』を超行なってませんし」

247 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 19:14:36.33 ID:qBWfjwDDO

滝壺「確か、一方通行の能力は『ベクトル操作』」


絹旗「そうです。あらゆる力の流れに干渉出来る、最強の力…」

絹旗「普段はその力を『反射』に使用してると超聞いてますけど…」

滝壺「でも、あれを見てると……」

絹旗「そうは見えませんよね…」ｳｰﾑ…

248 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 19:18:00.19 ID:qBWfjwDDO

絹旗「敢えて能力を使わない事で何らかのメリットが超あるんでしょうか…?」ｳｰﾑ…

絹旗「どう思います、麦野？」

麦野「え、何？」ｸﾙｯ

絹旗「人の話、超聞いてませんね…」ﾊｧ…

249 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 19:24:16.06 ID:qBWfjwDDO

フレンダ「おら行けっ、一方通行なんかケチョンケチョンにする訳よ！」ｷｬｰｷｬｰｯ！

麦野「踏ん張れ一方通行！テメー、それでも第一位か！？」ｷﾞｬｰｷﾞｬｰ！

滝壺「二人ともすっかり夢中だね」

絹旗「全く、ここまで超何しに来たんですか二人共」ﾊｧ…



「…何やってんですか、一体？」

絹旗「！？」

250 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 21:41:29.93 ID:qBWfjwDDO

絹旗「あなた、一体…！?」ｼﾞﾘｯ

「あ、いや、ここの練習生だけど…」

滝壺「と言うか、明らかに私たちの方が不審者だね」
絹旗「た、確かに…」ﾑ､ﾑｩ…

「あれ、フレンダさん？」

フレンダ「あ、上条君っ」

251 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 21:46:03.06 ID:qBWfjwDDO

上条「どうしたんだ、今日は？」

フレンダ「今日は友達と一緒に見学に来た訳よ」

上条「なら、こんな外で見てるより中で見たらどうだ？」

フレンダ「え〜、邪魔にならない？」

上条「大丈夫だって」

252 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 21:50:28.35 ID:qBWfjwDDO

麦野「…なら、そうさせて貰おうかしら？」

絹旗「！？」

絹旗(ちょっ、ちょっと麦野！？)ﾋｿﾋｿ

滝壺(これじゃ、偵察にならないよ？)ﾋｿﾋｿ

麦野「ま、良いじゃないの」ﾌﾌｰﾝ♪

絹旗「…これで良いんでしょうか？」

滝壺「さあ」

253 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 21:53:36.73 ID:qBWfjwDDO

上条「それじゃ、いきますよ〜」ｶﾞﾗｶﾞﾗ

フレンダ「はーい」

麦野「ﾜｸﾜｸ」

上条「こんちわーっす」

「あ、上条君」

上条「八木さん、こんちわーっ」

254 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 21:59:02.12 ID:qBWfjwDDO

フレンダ「八木さん、こんにちわっ」ﾆｺｯ

八木「あ、フレンダちゃん、よく来たね。浜面君ならロードワークに行ってるけど？」

フレンダ「あ、違うんです今日は。友達と一緒にジムの見学をしたくて」

八木「そうかい。見学は大歓迎だよ」ﾆｺｯ

フレンダ「はーい。ありがとうございまーす」ﾆｺｯ

255 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 22:03:43.86 ID:qBWfjwDDO

滝壺(どうするの、むぎの？)ﾋｿﾋｿ

絹旗(一見、ただのボクシングジムですが、一方通行がいる以上は超慎重に―)ﾎﾞｿﾎﾞｿ

麦野「え？」ﾎﾞｽｯ

絹旗「って、何サンドバッグ超叩いてるんですかー！？」

256 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 22:09:17.67 ID:qBWfjwDDO

麦野「いや、さっきから気になってて」ﾎﾞｽﾎﾞｽ

絹旗「本当に超勝手な人ですね貴方は！」

絹旗「ほら、滝壺さんも何か言って…」

滝壺「え？」ﾋｭﾝﾋｭﾝｯ

絹旗「…何やってるんです？」

滝壺「縄跳び。あ、引っかかった」ｺｹｯ

絹旗「本当に何しにきたんですかぁーーーっ！？」

257 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 22:17:26.38 ID:qBWfjwDDO

絹旗「全く、本末転倒ですよ！こうなったら、私だけでも―」

「何するンだァ？」

絹旗「え？」

一方「…………」

絹旗「一方通行！？」

一方「つーか、そこどけ。俺のタオル踏ンでんだよ」

絹旗「す、すみません！！」ﾋﾟｭｰｯ

一方「なンだァ？」ﾌｷﾌｷ


絹旗「び、びっくりしたぁーーっ！！」ﾄﾞｯｷﾝﾄﾞｯｷﾝ

258 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 22:23:15.33 ID:qBWfjwDDO

ﾎﾞｽｯﾎﾞｽｯ！

麦野「ふーっ、良い汗かいた」

麦野「ここらで一休み―」

「あ、すみません。そこのタオルを―」

麦野「あ、これね」ﾋｮｲｯ

「あ、ありがとうござい……あ」

麦野「げ」

「「な、なんで」」

「「なんでテメーが！？」」

259 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 22:31:43.96 ID:qBWfjwDDO

麦野「テメーは第三位！？」

美琴「あ、アンタはあの時の―」

美琴「おばさんww」ﾌﾟｯ

麦野「んだと！？」ﾋﾟｸｯ


美琴「へ〜、ムキになるって事は自覚があるんだ」ﾆﾔﾆﾔ

美琴「ね、おばさん♪」ﾆｺｯ

麦野「こ、このクソガキがあああ！！」ﾋﾞｷｯ

ﾅﾝﾀﾞ…ｻﾞﾜｻﾞﾜ…

260 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 22:37:46.14 ID:qBWfjwDDO

麦野「テメーはよっぽど死体になりてぇみたいだな…」ﾋﾞｷｷｯ

美琴「へえ〜、アンタにそんな事が…」ﾆﾔﾆﾔ

浜面「って、落ち着け麦野！？」ｶﾞｼｯ！

麦野「放しやがれ浜面！！ってか、いつの間に来やがった！！」ﾑｷﾞｷﾞ…

浜面「今ロードワークから帰って来たら出くわしたんだよ！！って、御坂も挑発すんな！！」

261 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 22:46:49.01 ID:qBWfjwDDO

美琴「あら、学園都市の第四位も彼氏の言う事は随分素直に聞くんですね？」ｸｽｸｽ…

麦野「んだと！？誰がこんな――、そうね」

浜面「は！？」

麦野「まだ尻の青いお子様には分からないだろうけどね。ね、浜面♪」ｷﾞｭｯ

浜面「はいいいいい！！？」

美琴「……」ｲﾗｯ！

262 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 22:52:24.17 ID:qBWfjwDDO

浜面「おおおお落ち着け麦野！？一体何が――」

麦野「あ？」ｷﾞﾛｯ！

浜面「ひっ」(殺される、とりあえず首を縦に振らないと殺されるううう！！)

美琴「…当麻」

上条「ん、どうしたビリビ―」

ｷﾞｭｯ！

上条「んなっ！？」

美琴「どう？私の彼♪」


上条「…は？」

上条「はあああああ！？」

263 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 22:58:31.34 ID:qBWfjwDDO

上条「おい、何を言ってるのかさっぱり分からねーんだけど！？」

美琴「あ？」ｷﾞﾛｯ！

上条「ﾅ､ﾅﾝﾃﾞﾓｱﾘﾏｾﾝﾉｺﾄﾖｰ…」

麦野「…………」ｺﾞｺﾞｺﾞ

美琴「…………」ｺﾞｺﾞｺﾞ

麦野「…………」ゴゴゴ…

美琴「…………」ゴゴゴ…
ゴゴゴゴゴゴ！！！！


鷹村「…何やってんだ、お前ら？」

264 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 23:05:02.90 ID:qBWfjwDDO

上条「た、鷹村さん！？」

浜面「じ、実は…」

鷹村「…なーるほどな」

上条「ど、どうすれば…」

鷹村「だったら、ボクシングで決着を着けやがれ！！」ﾆﾔﾘｯ

美琴・麦野「「……は？」」

265 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 23:08:57.11 ID:qBWfjwDDO

麦野「は？何ふざけた事を―」

美琴「あら？私は別に良いけど」ｸｽｯ

麦野「んなっ！？」

美琴「まぁ、第四位様が怖いっておっしゃられるなら仕方ないんだけどぉ〜」ﾆｺｯ

上条「お、おい、御坂…」

麦野「…上等だ」

266 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/08(水) 23:12:21.73 ID:s9Ibr1QU0

御坂に死亡フラグが…

267 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 23:14:19.26 ID:qBWfjwDDO

麦野「テメーの男もろともぶち壊してやる！！」

上条「え、何？上条さんも巻き込まれてる感じ！？」

美琴「はっ、望むところよ。精々悪あがきするのね。ね、おばさん？」ﾆｺｯ

上条「だから一々挑発するなって！頼むから！！」

268 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 23:23:13.98 ID:qBWfjwDDO

鷹村「よぉーし、じゃあ試合は二ヶ月後だ。分かったな！！」

浜面「全然分かんねーよ！？」

上条「つか、明らかに話がおかしくなってません！？」

鷹村「グダグダ言うな！女の子はとっくに盛り上がってんぞ？」

「「げっ」」

269 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]：2011/06/08(水) 23:34:24.61 ID:qBWfjwDDO

麦野「二ヶ月後にはよぉ、公開処刑してやるからよぉ…。せいぜい覚悟しとけや…」ｷﾞﾝｯ！

美琴「アンタこそ、化粧が剥げても良いように、せいぜい厚化粧の練習でもしとくのね、おばさん♪」ﾆｺｯ

麦野「ふ、ふふふっ…」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ…

麦野「殺す、確実に二人とも、殺す！！」

270 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]：2011/06/08(水) 23:35:27.18 ID:pm595J1AO

ヒロイン

271 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]：2011/06/08(水) 23:36:45.99 ID:pm595J1AO

すまん途中送信してしまった

ヒロインは吹寄じゃなかったのかよ……

に変換しといてください

272 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 23:44:04.45 ID:qBWfjwDDO

麦野「と、言うわけでしばらくあのジムに通う事になったから」

絹旗「なったからじゃ超ありませんし、全く！一体何しに行ったんですか！！」

麦野「なんつーか、喧嘩買いに？」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ…

絹旗「な、なんて超いい加減な…」ｶﾞｸｯ

フレンダ「まあまあ、落ち着いて。サバ缶あげるよ？」ﾋｮｲｯ

絹旗「超いりませんよっ」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

273 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/08(水) 23:46:57.82 ID:ZAVeYGiN0

とか言いつつも、絹旗もやがてボクシングに目覚める！……のかな？

274 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 23:48:50.30 ID:qBWfjwDDO

滝壺「でも、むぎのが抜けたら仕事が大変だね」

麦野「…は？何言ってんの？」

絹旗「へ？」

麦野「私ら全員で通うんだけど？」

絹旗「…は？」

滝壺「何それ」

絹旗「超聞いてませんよ…」

麦野「うん、今言った」

275 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 23:53:28.64 ID:qBWfjwDDO

フレンダ「まあまあ、こうなったからには仕方ないって事で」

麦野「第三位ぶちのめすために、がんばろー！」

絹旗「お、おー……」ﾊｧ…



滝壺「とりあえず、後で浜面はお仕置きだね」




浜面「ﾍｯｸｼｮｲｯ！！」

276 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/08(水) 23:59:23.56 ID:qBWfjwDDO

と、言うわけでアイテム入門編でした。

こんな話になるはずではなかったのに。まぁ、いいや。

多分、吹寄さんの出番はあると思います、マネージャー的なポジションで。

それでは。

277 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京西部) [sage]：2011/06/09(木) 00:01:35.43 ID:UsV5g4Gl0

>>1
酉乙

278 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]：2011/06/09(木) 00:54:44.40 ID:gnZ7VfKm0

楽しみにしているぜぃ！

あのシスコンも音羽か仲代ジムあたりにいたりして…。

279 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/09(木) 22:10:13.67 ID:Cr0/JwfDO

投下します。



木村「よーし、準備は出来たな？」

浜面「ウスッ」

麦野「こっちもOKよ」

木村「じゃあ、これから二ヶ月お前らを教える木村だ。よろしくな」

麦野「はーい」

280 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/09(木) 22:14:22.77 ID:Cr0/JwfDO

浜面「ところで、なんで木村さんなんスか？」

木村「いや、俺、こないだ試合があったばっかだし、丁度空いてたんだわ」

麦野「要するに、暇って事ね？」

木村「…はっきり言うね、キミ」

麦野「それはどうも♪」

281 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/09(木) 22:19:18.67 ID:Cr0/JwfDO

木村「まぁ、いい。やるからには何が何でも絶対に勝つ！！」ｸﾞｯ！

麦野「お、凄い気迫！」

浜面「こりゃ期待出来るんじゃねぇの！」

麦野「それじゃ、まずは…」

木村「ロードワークだ」


麦野「……、え〜」ｶﾞｯｶﾘ

282 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/09(木) 22:32:04.41 ID:Cr0/JwfDO

麦野「でも、こう、何か必殺パンチとか…」ｼｭｯｼｭｯ


木村「なーに言ってやがる。まずは3ラウンド9分間動けなきゃ話にならねーだろ？」

麦野「いや、でも強力なパンチだったら9分もいらないし」ｹﾛｯ

木村「あー、もう！つべこべ言わずに着いてこい！」

麦野「え〜…」

浜面「ほら、行くぞ」

麦野「は〜い…」ｼﾌﾞｼﾌﾞ…

283 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/09(木) 22:38:11.43 ID:Cr0/JwfDO

一時間後―

木村「うーし、到着っ」ｶﾞﾗｯ


浜面「…し、死ぬ…」ﾋｨﾋｨ…

木村「だらしねーぞ、上条のヤツはこれくらいなら軽く着いてきやがるぞ?」

浜面「ま、まじスか…」ﾊｧﾊｧ…

木村「こりゃ先が思いやられるぜ…」ﾔﾚﾔﾚ


木村「……ところで、麦野は？」

浜面「あ」

284 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/09(木) 22:44:47.07 ID:Cr0/JwfDO

麦野「私ならここにいるけど？」

木村「お、いつの間に帰って…」ｼﾞｰｯ…

麦野「な、なに」ﾋﾞｸｯ

木村「…お前、サボったろ？」

麦野「ｷﾞｸｯ」

麦野「…何を根拠に？」

木村「浜面より遅えクセに汗を全然かいてねーだろうが！！」

麦野「ちっ、バレたか」ﾁｯ

木村「バレたか、じゃねーよ！！」

285 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/09(木) 22:52:28.20 ID:Cr0/JwfDO

木村「明日からはテメーに貼り着いて走ってやる」

麦野「え〜…」

絹旗「あらあら、超大変ですね麦野？」

フレンダ「結局、ズルはいけないって訳よ」

滝壺「がんばってね、むぎの」

麦野「…畜生」

286 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/09(木) 22:56:51.35 ID:EQgG+6CDO

30近くにもなると息上がるのも早くなるよなあ

287 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/09(木) 22:58:55.23 ID:Cr0/JwfDO

木村「そんじゃ、軽めの柔軟のあと、オフェンスの練習をやる」

麦野「オフェンスっ！？」ﾋﾟｸｯ

木村「お、おう。そうだけど」ﾋﾞｸｯ

麦野「ああっ、やっと殴れるっ！このためにジムに来たと言っても過言じゃないっ」ﾜｸﾜｸｯ

木村「…何かえらい性格だな。何かと大変だろ、お前？」ﾋｿﾋｿ

浜面「…分かります？」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

288 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/09(木) 23:03:33.87 ID:Cr0/JwfDO

麦野「ねぇねぇ、早く教えてよ早く！」ﾜｸﾜｸ

木村「お、おう」

木村「それじゃ、攻撃の基本にして最も重要な技を教える」

麦野「それは？」ﾜｸﾜｸ

木村「それは―ジャブだ」ｼｭｯ！

麦野「…は？」

289 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/09(木) 23:14:53.38 ID:Cr0/JwfDO

麦野「ジャブって、ある80年代のジャンプ漫画で主人公のライバルだと思ってたら、キャラが被るからって消えていった？」

木村「それは邪武だっ」


木村「いいか、ジャブってのは、最初に相手に当てるパンチで、最も当たり易いパンチだ」

木村「逆に言やあ、最も相手に当てられるパンチでもあるし、試合では一番使われるパンチな訳だ」

木村「言わば、このジャブこそがボクシングを最も体言してる技なんだ」ｸﾞｯ

麦野「…はあ」

290 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/09(木) 23:24:18.37 ID:Cr0/JwfDO

木村「左を制する者が世界を制す、ってくらい大事な技なんだ」

麦野「え〜…。それよりもさ、もっと派手なパンチないの？例えば、ギャラクティカファントムとかブーメランスクエアとかさ？」

木村「ここは『リンかけ』の世界じゃねーんだよ！一発で武道館のガラス突き破って飛んでったり、パンチの余波で壁が崩れたりなんかしねーんだよ！！」

麦野「え〜…」ｶﾞｯｶﾘ

木村「…すまん。何にがっかりしたのか全然分からない…」

291 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/09(木) 23:29:48.37 ID:Cr0/JwfDO

木村「まぁ、とにかくミットめがけて打ってみろ」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

麦野「…よしっ」ｸﾞｯ！


麦野「はあっ！！」ﾌﾞﾝｯ！

ズバンッ！

木村「〜っ！いい左だ、って違う！今、完全に振りかぶって打っただろうが！！」

麦野「え〜、違うの?」

292 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/09(木) 23:37:19.91 ID:Cr0/JwfDO

木村「あー、もう！今手本見せるから！！おい、浜面、ミット持っとけよっ」

浜面「ウスッ」ｸﾞｯ！

木村「じゃあ、これが」ﾋｭﾝｯ!

パンッ！

木村「左ジャブだ！」

パンッ！パパンッ！！

フレンダ「おぉー…」

絹旗「超早いですね〜」

滝壺「むぎののとは大違いだね」

麦野「うるせえ」

293 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]：2011/06/09(木) 23:40:27.66 ID:x1R/dKaco

リンかけはマジやばい
必殺パンチはずしたら衝撃波で壁にヒビが入る世界

294 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/09(木) 23:45:19.48 ID:Cr0/JwfDO

木村「よしっ、じゃあやってみろ」

麦野「…よしっ」ｸﾞｯ

麦野「はぁぁっ！」ﾌﾞﾝｯ


ドスンッ

浜面「ぐえっ」ﾄﾞｻｯ

木村「って、違う！あれじゃ、思いっきり左フックだろうが！つか、せめてミットに当てろ！顔面直撃だろうが！？」

麦野「いや、つい…」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ…

木村「ついって…」ﾊｧ…


浜面「」ﾋﾟｸﾋﾟｸ

295 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/09(木) 23:53:54.73 ID:Cr0/JwfDO

木村「おーい、大丈夫か、浜面ー?」ﾍﾟｼﾍﾟｼ

浜面「」ﾋﾟｸﾋﾟｸ

絹旗「あちゃー、これは完全に伸びちゃってますね」ﾋｮｺｯ

滝壺「だいじょうぶ、はまづら？」ﾂﾝﾂﾝ

木村「いや、全然大丈夫じゃねーだろ…」

麦野「じゃあ、私が気つけに一発」ｸﾞｯ

木村「せんでいい！たくっ、この調子で間に合うのか…」ﾊｧ…

296 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2011/06/09(木) 23:56:41.90 ID:Cr0/JwfDO

今回はアイテム練習編その1でした。

次は上条さん達が練習します。

では。

297 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2011/06/10(金) 07:44:02.41 ID:lG7hCjrDO

一端止めます。

また書けるようになったらスレ立てます。

さよなら。

298 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2011/06/10(金) 08:28:23.19 ID:gGiXZvDP0

>>1
乙
期待機

299 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]：2011/06/10(金) 08:30:18.12 ID:gGiXZvDP0

スマソ
sage忘れた