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鈴「おはよー、一夏!」一夏「……」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 00:51:36.36 ID:YAyUx6ADO
鈴「朝からテンション低いわねー。もっとシャキッとしなさい!!」バンバン

一夏「………」

鈴「そんじゃ、先に行くからねー」

一夏「………」
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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エルヴィン「ボーナスを支給する!」 @ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
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さくらみこ「インターネッツのピクルス百科辞典で」大空スバル「ピクシブだろ」 @ 2024/04/13(土) 20:47:58.38 ID:5L1jDbEvo
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暇人の集い @ 2024/04/12(金) 14:35:10.76 ID:lRf80QOL0
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ミカオだよ。 @ 2024/04/11(木) 20:08:45.26 ID:E3f+23FY0
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アルミン「どうやら僕達は遭難したらしい」ミカサ「そうなんだ」 @ 2024/04/10(水) 07:39:32.62 ID:Xq6cGJEyO
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 00:57:14.09 ID:YAyUx6ADO
一夏「……」パッパ

セシリア「あら、おはようございます一夏さん。ご機嫌いかが?」

一夏「……」

セシリア「何処か調子が悪いのですの?」スッ

一夏「!?」パシッ

セシリア「い、一夏さん?」

一夏「……」ギロッ
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 00:58:23.09 ID:YAyUx6ADO
セシリア「あ、あの…」

一夏「………」スタスタ

セシリア「い、一夏さん…」

一夏「………」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 01:01:35.18 ID:YAyUx6ADO
箒「おう、おはよう一夏」

一夏「………」

箒「?どうした、挨拶されたら返事を…」クドクド…


一夏「………」イラッ

箒「おい、聞いているのか一夏!」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 01:04:51.70 ID:YAyUx6ADO
一夏「………」

箒「…無視するなと」イラッ

箒「言っとろうが!」ブンッ!

一夏「………」ガッ

箒「あ、ISを展開させて受け止めた…」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 01:07:42.46 ID:YAyUx6ADO
箒「くっ、放せ!」

一夏「………」ブンッ

箒「うわっ」ドサァッ

箒「お前、一体!」イタタ…

一夏「………」

箒「い、一夏…」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 01:10:40.18 ID:YAyUx6ADO
一夏「………」スタスタ

箒「あっ……」

箒「………」

箒「一夏……」

シャル「どうしたの、箒?」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/06/14(火) 01:11:07.38 ID:jkfFg54Bo
C
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 01:13:06.41 ID:YAyUx6ADO
箒「シャルロットか…」


シャル「おはよう。ねぇ、一夏と何かあったの?」

箒「い、いや…。何でもないんだ、何でも…」

シャル「そう?」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 01:18:15.31 ID:YAyUx6ADO
シャル「一夏もまだ病み上がりなんだから、いたわってあげないと」

ラウラ「全く、その通りだぞ?私は今朝の夫婦の営みさえ控えたと言うのに」

箒「…確かにそうだな」

シャル「そうそう、いつもの調子だと、また怪我して入院しちゃうよ?」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 01:21:06.74 ID:YAyUx6ADO
箒「お前の言う通りだな…」

ラウラ「どうした?柄にもなく素直じゃないか」

箒「そんな事はないさ…。じゃあな…」フラフラ

ラウラ「あ、おいっ!?」

シャル「変な箒だね…」

ラウラ「うむ…」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 01:25:37.44 ID:YAyUx6ADO
教室―

シャル「おはよう一夏」

ラウラ「おはよう」

一夏「………」

シャル「どうしたの?机に突っ伏したままで…」

ラウラ「挨拶したら返事をする。夫婦と言えど大切な事だぞ?」

一夏「………」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 01:28:49.59 ID:YAyUx6ADO
シャル「もしかして、気持ち悪いの?」

一夏「………」チッ

シャル「!?」

ラウラ「おい、一夏!何だその態度は!?」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 01:32:06.52 ID:YAyUx6ADO
ラウラ「シャルロットが心配してくれてるのに、どういうつもりだ!?」

一夏「………」

ラウラ「このっ」

シャル「や、やめてよラウラ…」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 01:35:00.82 ID:YAyUx6ADO
シャル「一夏はちょっと気分がすぐれないんだよ…」

ラウラ「…そうか?」

シャル「じゃあ、僕たち行くから…」

一夏「………」チッ
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 01:37:25.14 ID:YAyUx6ADO
数日後―

シャル「…ねぇ」

ラウラ「…何だ」

シャル「最近、一夏と話してないよね…」

ラウラ「そうだな…」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 01:41:49.69 ID:YAyUx6ADO
シャル「僕たち何か悪い事したかな…?」フゥ…

ラウラ「幾ら面会謝絶だからと言って、一度も見舞いにいかなかったのを怒ってるのか…?」フゥ…

シャル「まぁ、みんな抜け駆けしてたけどね…」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 01:47:04.23 ID:YAyUx6ADO
ラウラ「しかし、教官に阻まれて誰も会えなかったけどな」ハハッ

シャル「…そういえば、織斑先生も元気ないよね」

ラウラ「うむ、せっかく一夏が戻ってきたと言うのに」

シャル「そうだ、良いこと思いついたっ」ポンッ

ラウラ「何だ?」

シャル「みんなで一夏の退院祝いをやってあげよう!」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 01:50:23.18 ID:YAyUx6ADO
鈴「それは良い話ねっ」

シャル「鈴っ!?」

セシリア「どうも〜」

箒「邪魔するぞ」

ラウラ「お前達まで…」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 01:55:31.91 ID:YAyUx6ADO
シャル「どうしたの?みんな揃って」

箒「…いやぁ、実は」

セシリア「最近、私も一夏さんと全くお喋りしていませんので…」

ラウラ「なるほど。それで私たちのところに来たと?」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 02:00:29.96 ID:YAyUx6ADO
鈴「まぁ、そんな訳だから、あたしも仲間にいれなさい!!」

箒「わ、私も」

セシリア「わ、私も是非!」

シャル「…そうだね。みんなでお祝いしてあげた方が一夏も喜ぶよ、きっと!」
ラウラ「うむ、そうだな」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 02:06:48.88 ID:YAyUx6ADO
鈴「どうせなら、もっと参加者募らない?」

ラウラ「そうだな。より大勢の方が一夏も喜ぶだろうしな…」フム

セシリア「なら、私はクラスやクラブの方々に声をかけてみますわ!」

シャル「僕も知り合いに声をかけてみるよっ」

箒「わ、私は…」

ラウラ「…無理しなくてもいいぞ?」

箒「ひ、一人くらい呼んで見せる!」クスン
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 02:10:34.68 ID:YAyUx6ADO
鈴「じゃあさ、食堂なんかを借りきって」

ラウラ「うむ」

セシリア「お料理は手作りで!!」

シャル「そ、それはちょっと…」アハハ…
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 02:13:55.24 ID:YAyUx6ADO
箒「まぁ、ここは一つ一夏のために頑張ろうじゃないか!!」

シャル「うんっ」

セシリア「そうですわね!」

ラウラ「嫁の為だ」

鈴「張り切っていくわよー!」


「「おーーーーっ!!」」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/14(火) 03:29:48.42 ID:qguaqAvSO
こんなのをまってた
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/14(火) 07:44:40.69 ID:rG/AgDvIO
簪フラグ?
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 09:01:37.69 ID:YAyUx6ADO
鈴「そういう訳でアンタの退院祝いする事にしたからっ」

一夏「……」

鈴「ちゃんと、その日は予定空けとくように。分かった?」

一夏「………」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 09:06:24.52 ID:YAyUx6ADO
箒「おい、ちょっと聞いてるのか一夏!?」

一夏「………」

箒「聞いてるならちゃんと…」

バンッ!!

箒「!?」ビクッ
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 09:09:18.82 ID:YAyUx6ADO
一夏「………」ギロッ

箒「い、一夏…?」

一夏「………」スッ

箒「あ、ちょっ、ちょっと!?」

一夏「………」スタスタスタ

箒「どうしたと言うのだ、一夏…?」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 09:12:41.48 ID:YAyUx6ADO
鈴「…幾ら何でもあの態度は…」

箒「…ああ、まるで敵でも見るような…」

鈴「虫の居所が悪いって話じゃないわね…」

箒「どうしたと言うのだ、一体…」ハァ…
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 09:16:17.57 ID:YAyUx6ADO
のほほん「どうしたの、二人とも〜」トテトテ

箒「あ、布仏さん…」

鈴「いや、ちょっと一夏のヤツとね…」アハハ…

のほほん「おりむー?」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 09:21:09.91 ID:YAyUx6ADO
のほほん「ねぇねぇ、最近おりむーがあんまり喋ってくれないの」

鈴「へ?」

箒「そうなのか?」

のほほん「うん。私、何か気に入らない事したのかなぁ…」ハァ…

箒「布仏さん…」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 09:28:12.48 ID:YAyUx6ADO
鈴「…大丈夫だって!」

鈴「アイツは私たちがお見舞いに来なかったからって、ちょっとヘソを曲げてるだけよ!」

のほほん「そうかな〜」

鈴「そうだって!」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 09:31:39.46 ID:YAyUx6ADO
箒「今度、一夏の退院祝いするから、良ければ一緒に―」

のほほん「ホント!?嬉しい〜」パタパタ

のほほん「じゃあ、私も友達誘って行くね〜」パタパタ

箒「ああ、是非とも頼む」ニコッ
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 09:35:02.68 ID:YAyUx6ADO
布仏「そんじゃね〜」パタパタ

箒「ああ」

鈴「みんなに宜しく〜」フリフリ

箒「…行ったか」

鈴「…それにしても、一夏のヤツ」

箒「まさか、布仏さんまでにとはな…」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 09:41:22.94 ID:YAyUx6ADO
鈴「…ねぇ」

箒「ん?」

鈴「一応、千冬さんにも声かけない?」

箒「……」

鈴「…何か最近、元気ないみたいだしさ」

ラウラ「私は最初からそのつもりだが?」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 09:45:29.59 ID:YAyUx6ADO
鈴「あ、ラウラ」

ラウラ「確かに、教官もまるで覇気がない」

箒「…確かに」

鈴「あこまで元気ないのも、見た事ないしね…」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 09:52:31.53 ID:YAyUx6ADO
シャル「だったらさ、山田先生にも来て貰おうよっ」

セシリア「そうですわっ。それに、私たちだけで催すより先生方にも参加していただいた方がよろしいんじゃなくて?」

鈴「シャルにセシリアっ」

箒「…二人ともそう思うか?」

39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 09:56:12.16 ID:YAyUx6ADO
セシリア「ええっ」

シャル「と言うか、もはや全校規模の話に…」アハハ…

箒「…そうだな」

鈴「ここまで話が大きくなったら、先生がいないと無理だろうしね」ウンウン
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 10:01:28.90 ID:YAyUx6ADO
ラウラ「なら、私からも教官にお願いしよう」

セシリア「私たちは山田先生にっ」

シャル「うんっ」

箒「ああ、私も一緒に行こう」

鈴「みんなで、頑張って盛り上げよーっ!」

「「おーーーっ!!」」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(徳島県) [sage]:2011/06/14(火) 10:04:52.35 ID:QKn1ZGh/o
なかなか面白い
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/14(火) 10:28:04.26 ID:vYfssEHB0
これは期待
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 11:06:20.80 ID:YAyUx6ADO
数日後―

ワイワイガヤガヤ

シャル「うわーっ、凄い人数だね」

セシリア「このくらい、このセシリア=オルコットにかかれば雑作もないですわ!」

ラウラ「まぁ、確かに拡声器がわりにはなっとった様だがな」クスッ
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 11:10:53.60 ID:YAyUx6ADO
箒「しかし、もうすぐ始まると言うのに一夏のヤツがおらんではないか!」

鈴「全く、どういうつもりなのよアイツは!!」

シャル「…そう言えば、この話してもろくに興味を示さなかったよね…」

セシリア「というよりも、まともに話も出来てませんの…」ハァ…
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 11:15:18.30 ID:YAyUx6ADO
シャル「織斑先生の方はどうなの?」

箒「うむ、織斑先生はだな…」

セシリア「あそこで山田先生とお話されてますわね…」

ラウラ「なんとか来ていただけたが…」

鈴「…何か、凄い顔色よね…」

箒「うむ…」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 11:18:07.31 ID:YAyUx6ADO
ピリリ…

ラウラ「ん、携帯?」

鈴「あ、あたしのだ」ピッ

鈴「ちょっと、席外すわね」

シャル「うん」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 11:22:32.03 ID:YAyUx6ADO
箒「しかし、一夏のヤツ遅いな…」

セシリア「ちょっと様子を見に行った方が…」

箒「…そうだな」

ラウラ「なら、教官にも来ていただいたらどうだ?私たちだけでは埒があかんかもかもしれん」

箒「…確かに」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 11:26:24.98 ID:YAyUx6ADO
「ラウラ、ちょっと良いかな?ちょっとお願いが―」

ラウラ「む?そうか」

ラウラ「すまないが―」

箒「ああ、こっちは大丈夫だからな」

ラウラ「では、よろしく頼む」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 11:31:01.40 ID:YAyUx6ADO
シャル「さてと、一夏を呼びに行かないとね」

箒「…なら、私に行かせてくれないか?」

セシリア「はぁ、構いませんが…」

箒「…それに、千冬さんにも聞きたい事があるしな…」
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 11:33:00.44 ID:YAyUx6ADO
シャル「それじゃ、頼んだね」

箒「ああ」

……………

箒「織斑先生、ちょっとよろしいですか?」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 11:41:23.47 ID:YAyUx6ADO
千冬「…何だ篠ノ之」

箒「まだ、今日の主賓の織斑が来ておりません。私と一緒に呼びに行ってくれないでしょうか?」

千冬「…お前だけで十分だろう」ハァ…

箒「いえ、最近、織斑と上手く行っておらず、私だけで行っても返って逆効果かと」

千冬「なら、他の連中は」

箒「…似たり寄ったりです」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 11:44:26.58 ID:YAyUx6ADO
千冬「………そうか」

箒「………」

千冬「なら、一緒に行くとしよう。山田先生、後は頼む」

山田「は、はい〜」

千冬「…行くぞ」

箒「…はい」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 11:47:44.35 ID:YAyUx6ADO
カツカツ…

箒「……」

千冬「…それで、聞きたい事があるんじゃないのか?」

箒「!?」

箒「………」

箒「……はい」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 11:53:12.43 ID:YAyUx6ADO
箒「…一夏が事故に巻き込まれてから手術後も、何で一度も会わせてくれなかったんですか?」

千冬「………」

箒「それに、一夏が退院するまでにも、ほとんど人に会わせませんでしたよね。…何故です?」

千冬「………」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 11:56:31.65 ID:YAyUx6ADO
箒「…それに千冬さんの態度」

千冬「………」

箒「初めは一夏を心配するあまりに調子がおかしいと思ってました。でも、違う。まるで、一夏に怯えてるような…」

千冬「………」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 12:00:38.56 ID:YAyUx6ADO
箒「…それに、最近凄く一夏の部屋の周りを警戒してませんか?」

千冬「………」

箒「ラウラも言ってました。これまでなら入り込めたのに、最近は警備が厳し過ぎて入るに入れないと」

千冬「………」

箒「…一体、入院中に何があったんです?」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(徳島県) [sage]:2011/06/14(火) 12:05:31.45 ID:QKn1ZGh/o
おぉ、段々と核心にせまってきたぞ
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 12:05:51.19 ID:YAyUx6ADO
千冬「……なぁ、箒」

箒「…はい」

千冬「お前と私の仲だ。…誰にも話さないでくれるか…?」

箒「…わかりました」

千冬「…一夏は、…………





壊れてるのかもしれない―」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 12:10:30.50 ID:YAyUx6ADO
プルル…

鈴「はいはい、わかりましたよってっ」ピッ

鈴「はーい、こちら鈴だけどー?」

弾『お、鈴か?』

鈴「全く、今日はせっかく呼んであげたんだから感謝なさい」

弾『………』

鈴「どうしたの?」

弾『…その事でちょっと話があるんだ』
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/06/14(火) 12:14:05.98 ID:z8WsjquAO
いまさらだけど>>1はVIPでこのネタかいてた人?
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 12:15:28.54 ID:YAyUx6ADO
弾『この間は言えなかったんだけど、ちょっと見て欲しいものがあってな…』

鈴「なになに?」

弾『…今、メールで送る』

ピッ!

鈴「おっ、来たきた。どれどれ―」ピッ
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 12:26:29.29 ID:YAyUx6ADO
>>60

いえ、違いますよ。何か面白い話を書けそうなので、パクらせて貰いましたー。

『なぁ、弾。何か最近、調子がおかしいんだ。見るもの見るものがまるで、肉塊みたいに見えるんだ。俺、どうかしたのかな?』

ピッ

『なぁ、最近なに食っても味がしねーんだ。何か、砂利かヘドロを食ってるみたいで食った気にならねーんだ』

ピッ
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/06/14(火) 12:28:50.58 ID:z8WsjquAO
そうなんだ。頑張って
64 :名無しNIPPER [sage]:2011/06/14(火) 12:31:30.79 ID:V/ELWsFDO
なんか沙耶の唄みたくなってきたな。
期待
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 12:33:02.05 ID:YAyUx6ADO
『なぁ、最近何か俺の周りでキーキー鳴く化物がうろつきやがるんだけど、どうしたらいい?サクッとヤッちゃっていい?(笑)』

ピッ

『なぁ、何で何時までしても、あいつら来てくれないんだ?ひょっとして、俺、嫌われたかなぁ…』

ピッ

『…会いてぇよ、みんなに。また、一緒に昼飯食ったり、ワイワイ騒ぎてえよ…』

ピッ
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 13:08:01.94 ID:YAyUx6ADO
『おい、弾!見てくれ!俺にも彼女が出来たんだ!!』

ピッ

『すげー可愛いだろ!!』
ピッ

『料理だって、鈴や箒にも引けをとらねーしさ。あ、暴力振るわねーところは似てねーけど(笑)』


ピッ
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 13:13:31.35 ID:YAyUx6ADO
………

箒「…何か、この部屋の辺りも久しぶりですね」

カリカリ

千冬「…そうか?」

カリカリ

箒「…ここのところ、ろくに一夏と話せてませんから」

カリカリ

千冬「…そうか」

カリカリ
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 13:18:15.78 ID:YAyUx6ADO
千冬「さて、ようやく着いたな…」

カリカリ

箒「何か、一つ仕事を終えた感じです…」ハァ…

カリカリ

千冬「おいおい、しっかりしろ」クスッ

カリカリ

千冬「まだアイツと顔も合わしとらんのだからな…」

カリカリ
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/06/14(火) 13:19:34.08 ID:LRf+wTJAO
火の鳥復活編みたいだな
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 13:24:20.60 ID:YAyUx6ADO
千冬「ところで、アイツは部屋にいるのか?」

アハハ…

箒「声がしますから、大丈夫かと」

千冬「そうか、なら―」

コンコン

千冬「一夏、私だ。開けろ」

箒「……開けませんね」

千冬「なら、こいつを使う」チャッ

箒「合鍵ですか?」

千冬「私は寮の管理もしてるからな」

ガチャッ

千冬「―入るぞ」

箒「……」コクッ
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 13:28:33.89 ID:YAyUx6ADO
千冬「…おい、一夏」

箒「うっ、凄い臭いが…」クラッ

千冬「大丈夫か?」

箒「は、はい…。しかし、何の臭いが…」

千冬「…足元を見ろ」

箒「…足元?」

ヒッ!
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 13:30:58.22 ID:YAyUx6ADO
箒「こ、これは…」

千冬「…分からんが、何かの内蔵だと思う」

ヌリュ…

箒「……」ゴクリ

千冬「大丈夫か?」

箒「…まだ何とか」
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 13:34:38.20 ID:YAyUx6ADO
箒「それに、部屋の模様も…」ゾワッ…

千冬「前はここまでじゃなかったんだがな…」

箒「…一夏」

千冬「…………」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 13:37:31.65 ID:YAyUx6ADO
スッ…

箒「千冬さん?」

千冬「―こんな事言うのは何だが、手を握ってて欲しい」

箒「……」

千冬「柄でもないが、怖い。一人では進めそうにない…」

箒「千冬さん…」
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 13:39:29.02 ID:YAyUx6ADO
ギュッ

千冬「箒?」

箒「…行きましょう、千冬さん。二人で」

千冬「…ああ」
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 13:44:15.52 ID:YAyUx6ADO
グチュッグチュッ

箒「あ、一夏…」

一夏「………」クチャクチャ

千冬「おい、返事くらい―」

一夏「クチャクチャ」

千冬「…何を食べている?」

チラッ
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 13:48:23.58 ID:YAyUx6ADO
箒「ひっ」ゾゾッ

千冬「バカっ、そんなもの止めろ!?」ガッ

一夏「放せ!何しやがんだ!!この――――――――




バ ケ モ ノ め ! ! !」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/14(火) 13:53:04.05 ID:bHy+ZjpP0
沙耶の唄
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 13:55:18.15 ID:YAyUx6ADO
箒「ば、化物って…」

千冬「どうでもいい!箒、手を貸せ!こいつをこの部屋から連れだす!!」ガシッ

箒「は、はい!」グッ!

一夏「くそっ、止めろ!放しやがれ!!」ジタバタ

ガチャッ

千冬「!!?」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 14:01:32.98 ID:YAyUx6ADO
千冬「ト、トイレに誰か…」

キィ…

「悪いけど、いっくん達の邪魔はさせないよ…」クスクス…

箒「そ、その声は…」

千冬「束!?」
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 14:06:02.34 ID:YAyUx6ADO
千冬「まさか、お前が仕組んだ事なのか…?」

束「ううん、違うよ。私はちょっと二人の背中を後押ししてあげただけだよ?」ニコニコ

箒「…二人?」

束「ほら、見えないかな?いっくんの後ろにいる、彼女」
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/06/14(火) 14:13:49.83 ID:oetnWQjMo
大変グロくなってまいりました!!!
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/14(火) 14:57:33.03 ID:MxY6XRqy0
まさに沙耶の唄
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福島県) [sage]:2011/06/14(火) 15:04:52.01 ID:YZfQGuwHo
のほほんさんは俺の嫁なのに
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/14(火) 16:15:29.11 ID:zzMTZNBR0
何なんだよこの展開は…








もっと続けてください
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/06/14(火) 16:34:13.83 ID:oY7LD/6AO
待て、誰が食われた……?
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/14(火) 20:48:22.21 ID:yWj+CKcIO
カフカの変身かと思ったら違った
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 22:19:04.39 ID:YAyUx6ADO
千冬「一夏の、後ろ…?」ジッ

束「そっ♪どう、凄く可愛いでしょう♪」

箒「…暗くて良く見え、な…」

千冬「うっ」グッ

箒「おえっ」
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福島県) [sage]:2011/06/14(火) 22:22:47.87 ID:YZfQGuwHo
誰だ
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 22:25:45.47 ID:YAyUx6ADO
箒「な、何なんだ、こいつは…」

千冬「…本当に生物なのか?」

「…………」グルル

一夏「そんなに怖がんなよ。俺がちゃんと守ってやるからな」ポンポン

91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 22:34:37.94 ID:YAyUx6ADO
「グルル…」スリスリ…

箒「い、一夏…」

千冬「……、茶番はどうでもいい。早くここから出て病院に行くんだ」グッ

パンッ

一夏「…来いよ、バケモノ!俺はこいつを守ってみせる!!」

千冬「一夏っ!いい加減に―」

束「するのはちーちゃんの方じゃないかな?」
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 22:50:11.02 ID:YAyUx6ADO
束「だってさ、きっといっくんは二人を人間として見てないよ?せいぜい、肉塊くらいにしか見えてないんじゃない?」

千冬「だとしても構わん。私は何が何でも一夏を病院に連れて行く義務がある」
千冬「例え、力づくでもだ」

束「…だってさ。どうするの?」

一夏「もちろん…」

「キョヒスル!!」

千冬「コイツ…」

箒「しゃ、喋れる、のか?」
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 22:54:55.10 ID:YAyUx6ADO
バッ!!

「ヒェェ!!」ブンッ

箒「こ、コイツ!」バッ

千冬「気をつけろ、箒!コイツの触手はかなり速い!!」

箒「は、はいっ」
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 22:57:50.17 ID:YAyUx6ADO
一夏「うおお!!」ブンッ


箒「い、一夏!?そんな…、ISを部分展開してまで!?」

千冬「ビビるな!お前も展開して対抗しろ!!」

箒「は、はいっ」グッ
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 23:01:02.92 ID:YAyUx6ADO
箒「あ、あれっ」グッグッ


箒「展開出来な―」

千冬「箒、前だ!」

箒「えっ?」

ブンッ!

箒「ガッ!」ドスッ

千冬「箒!?」
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 23:04:48.65 ID:YAyUx6ADO
束「ダメだなぁ、箒ちゃんは」ニヨニヨ

束「誰がそのIS作ったと思ってるの?」

千冬「束、お前!!」

束「あ、ちーちゃん。前見とかないと」

千冬「!?」
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 23:09:24.23 ID:YAyUx6ADO
一夏「うおおっ!!」ブンッ!

千冬「そんな雑な一撃で―」スッ

ブンッ!

千冬「何!?」

ドゴッ!

千冬「ぐ、はぁ…」ドサッ
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 23:11:50.53 ID:YAyUx6ADO
束「だから言ったよね?二人の邪魔はさせないって」

千冬「束…」キッ

束「そんなに怒んないでよ、ちーちゃん♪」

千冬「…くそ」フラッ…
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 23:14:53.83 ID:YAyUx6ADO
千冬「立て、箒」

箒「は、はい…」ヨロッ…

千冬「一端、退く―」

一夏「逃がすか!!」ダッ!

千冬「くっ!?」

箒「千冬さん!?」
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 23:17:56.25 ID:YAyUx6ADO
千冬「いいから、早く行け!!誰か助けを―」

箒「は、はい!」ダッ

スルル…

シュルッ!

箒「あ!」

千冬「どうした!?」

箒「足に触手が…」

千冬「何!?」
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 23:23:21.58 ID:YAyUx6ADO
スルッ

千冬「!?こっちにも触手が…」グッ

シュルルッ

千冬「ほ、ほどけん…」グッグッ

箒「ち、千冬さん…」

千冬「くそっ」ジリッ

千冬「万事窮す、か…」
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/14(火) 23:28:23.70 ID:cWFwrmn2o
束の違和感がすごいな
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 23:29:34.91 ID:YAyUx6ADO
束「はいはーい♪お疲れさまー」ルン♪

一夏「ああ」

「チョットテコズッタネ」

一夏「何か、千冬姉みたいな強さだったな」

束「まあ、勝てたからいいじゃないの!」バンバンッ

一夏「痛いってっ、全く」クスッ
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 23:37:39.56 ID:YAyUx6ADO
「トコロデ、コノヒトタチドウスルノ?」

一夏「仲間とか呼ばれても、厄介だしなぁ」ポリポリ…

束「だったらさ、仲間にしちゃわない?」

「ナカマニ?」

束「そ、束さんと二人でちょちょーってさ!!」

一夏「出来んのかよ、そんな事?」

束「まあまあ、物は試しって事で♪」
105 :名無しNIPPER [sage]:2011/06/14(火) 23:42:40.82 ID:V/ELWsFDO
え、これ束さんガチでやってんの?
それとも既に汚染済み?
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 23:44:19.16 ID:YAyUx6ADO
束「そんじゃ、ちょっと待っててね、ちーちゃん♪」

千冬「ふざけるな!お前、狂ってるのか!?」

束「狂ってなんかないよ〜。たださ、あの娘にももっとお友達がいた方がいいじゃない?」

千冬「その考え方が既に狂ってるだろうが!!」

束「そうかな〜?」
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/06/14(火) 23:51:07.79 ID:1RrwQ03AO
俺好みの展開キタ―――(゚∀゚)―――!
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 23:51:50.27 ID:YAyUx6ADO
束の口調等の違和感、すみません。アニメと原作立ち読み程度でして…。

束「そんじゃ、まずは」ガッ

箒「ひっ」ビクッ

束「箒ちゃんから行ってみよー♪」

箒「あ、ああぁぁ……」ガタガタ
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/14(火) 23:59:04.45 ID:YAyUx6ADO
束「そーんなに怖がんなくても大丈夫だって、箒ちゃん?」ヨシヨシ

束「ちょっーと、頭の中がぐるぐるして、ちょっーと破裂しそうな痛さくらいだけだからさ♪」

箒「………ッ」ガタガタ

束「でもさ、その後凄いよ〜」

束「なんせ、見える世界が360度変わっちゃうからさ」

「ソレジャ、イッシュウシテルジャナィ」クスッ

束「てへ☆」コツン
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/15(水) 00:03:54.72 ID:jaO4vgiDO
束「それじゃあ、ちょっーとだけガマンしてね、箒ちゃん♪」グッ

箒「あ、ああ…」ショワー…ッ

束「ダメだなぁ、箒ちゃんは。何時までもおもらししちゃ」プンプン

箒「あ、ああ…」
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/15(水) 00:09:57.43 ID:jaO4vgiDO
束「ここじゃ簡易的なものしか出来ないけど、後で本格的なものをちゃんとしたげるからね♪」

箒「も、もう許して…」ガタガタ

「…ナニモムリヤリニ…」

束「ダーメだって。こーいうのはちゃんとやっとかないと」

一夏「…どうでもいいが、早くしたほうが良くないか?あんま時間かけ過ぎても…」

束「そだね」
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/15(水) 00:13:51.23 ID:jaO4vgiDO
束「そんじゃ、スイッチ―」

千冬「…待て!!」

束「何だよ、もー」プンプン!

千冬「わ、私から先にしろ…。いや、してください…」

箒「ち、千冬さん…」

千冬「お、お願いですから…」

束「…全く、ちーちゃんはワガママなんだから」ハァ…
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/15(水) 00:19:32.80 ID:jaO4vgiDO
束「でも、だいじょーぶ!」ビシッ!

束「五分後にはちゃんとしたげるからさ♪」

千冬「待て!まず私から!!」グッグッ

束「そんじゃー、改めまして」スッ

箒「ひっ」

束「スイッチ、オーン☆」ポチッ

箒「い」

箒「やああああああぁぁぁぁーーーー………」
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/15(水) 01:39:12.69 ID:jaO4vgiDO
数日後――

山田「え〜、それでは授業を始めます」ペラッ

「先生ー、織斑先生はどうしたんですか?」

山田「あ〜、織斑先生はちょっと病気療養でして…」
「そうなんですか〜?」

「お見舞いに行きたいんですけどー」

山田「ま、また今度にしてくださ〜い」
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/15(水) 01:44:00.98 ID:jaO4vgiDO
「そういや、専用機持ちもどうしたんだろ?」

「いや、何でも強制的に国に返されたらしいよ」

「そうそう、何かみんな変になっちゃったって」

「え〜、でも専用機持ちってみんな変人じゃない?」

「言えてる〜」アハハッ
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/15(水) 01:48:47.65 ID:jaO4vgiDO
「でも、2組の鈴さんはあの日から行方不明のままなんでしょ?」

「もしかして、最近流行りの食人鬼食べられてたりして…」

「まっさかー」

アハハッ!
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/15(水) 01:51:54.56 ID:jaO4vgiDO
………

束「おーい、みんなご飯だよ〜」

「はーい」

一夏「ありがとう束さん」

束「今日は新鮮な材料が手に入ったから、美味しいよ〜」
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/15(水) 01:56:08.08 ID:jaO4vgiDO
「あ、ホントだ。美味しい〜」

束「ネタが新鮮だから、生の方がいいと思ってね〜」

一夏「それじゃ、あんまり料理の腕は関係ないか」モグモグ

束「なんだと〜」プンプン

「ぷっ」

「「あははははっ!!」」
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/15(水) 02:00:54.10 ID:jaO4vgiDO
束「でさでさ、明日はみんなで釣りにでも行かない?」

一夏「え〜、俺はいいよ。あんま上手くないし」

「私、行きたーい」

束「じゃあ、いっくんだけお留守番かな?」

一夏「ええ〜…」

束「ウソウソ、みんなで行こう!」

「やった!楽しみ〜♪」
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/15(水) 02:02:41.18 ID:jaO4vgiDO
一夏「…なぁ、」

「ん?」

一夏「ずっとこんな日が続くといいな…」

「…そうだね」

束「続くよ、きっと!」

「うん!」
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/15(水) 02:07:40.93 ID:jaO4vgiDO
「それじゃ、今夜は私が腕を奮ってしんぜよう!」

一夏「おっ、何にするんだ?」

「んっと、ハンバーグと煮付け!」

束「ねぇ、新鮮なのがあるから、活け造りなんてどう?」

一夏「ちょっとくどくないか?」

「ま、良いじゃない」

一夏「やれやれ」
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/15(水) 02:09:57.14 ID:jaO4vgiDO
束「それじゃ、ハンバーグよろしくねー」

「はーい」

束「…さてと、」

束「材料を選ばないとね〜♪」ガラッ
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/15(水) 02:13:21.05 ID:jaO4vgiDO
「んっー、んっー!」

束「これなんて良さそうかな〜?」

「んー!んー!」ジタバタ

束「さて、今夜はこれで決まりだね♪楽しみだなー」

「んーーーーーーーっ!!!!」






Bad end
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/06/15(水) 02:18:23.74 ID:jaO4vgiDO
ちょっとチープですが、一応終わりです。

やってみると、この路線は結構難しい。なかなかグロくなってくれない。

今度はもっとくるようなやつにしたいです。

では。
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/06/15(水) 02:19:53.31 ID:MwRNzHkvo

これでも結構キタけどな
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/15(水) 08:20:02.42 ID:Syo9fvTE0
乙!

これよりすごいやつか…次回作に期待だな
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/06/15(水) 16:18:40.32 ID:HGGEnHyAO
結局、人喰いの寄生生物がワンサマーと束をあやつってた、って解釈でいいのかい?
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/15(水) 20:59:27.25 ID:jaO4vgiDO
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