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ヒューバート「任務…ですか?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/17(金) 01:45:13.64 ID:iIh3Qw0/0
大統領「暴星怪物討伐とその他諸々を目的とする評議会がフェンデルで開かれる」
大統領「招かれたのは私だか、生憎諸々の仕事が重なったのでな」
大統領「代わりに暴星怪物対策の責任者である君に出てもらいたいのだ」
ヒューバート「閣下のお心のままに」
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/17(金) 01:55:41.46 ID:hOXoLHRb0
a
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/17(金) 02:03:44.66 ID:iIh3Qw0/0
この書き込みにはTOGfの壮絶なネタバレがあります
まだ未クリアな方、興味があってやってみようと思っている方、などは閲覧をお控え下さい
おkな方はしばらくお待ちください
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/17(金) 02:08:04.68 ID:iIh3Qw0/0
ヒューバート「……それにしても久々のフェンデルですね…」
ヒューバート「あの騒動からもう一年以上経つのですね」
ヒューバート「……皆さんは元気なのでしょうか?」
ヒューバート「……………時間があれば会いに行きたいんですが…」
ヒューバート「無理でしょうね…」ハァ
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/17(金) 02:21:42.55 ID:iIh3Qw0/0
以下、ヒューバートをヒューで

ヒュー「しかし、何故フェンデルで評議会を?」

ヒュー「しかも評議会の内容を知らされていないのですが…」

ヒュー「……まあ、行ってみればわかることですね」

ザヴェート

ヒュー「着きましたね、さて会場は…」

???「だから、会場までっていったじゃん!」

かめにん「そんなこと言ってないっす!」

かめにん「『ザヴェートまで適当に〜』って言ってたっす!」

ヒュー「………あの声は、まっ、まさか…」

???「あれ、ヒュー君じゃん、久しぶり〜」

ヒュー「何してるんですか…パスカルさん」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/17(金) 03:36:08.52 ID:iIh3Qw0/0
パスカル「そっちこそ、どったのー」

ヒュー「僕は評議会のストラタ代表としてこっちに」

パスカル「そうなんだ!!ヒュー君がいると百人力だよー」

ヒュー「??」

パスカル「とにかくこっちだよ、早く早く!」

ヒュー「〜〜!!手を引っ張らないで下さい!!」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/17(金) 03:44:34.14 ID:iIh3Qw0/0
評議会場

総統「本日は、お集まりいただき誠にありがたい」

総統「今回、この場を取り仕切るオイゲンだ。」

総統「今回、この儘ならない事態にウィンドルやストラタにも協力を要請したところ、迅速に駆け付けてくれたこと、感謝する」

総統「さて、早速ではあるが今回の事態について担当者に説明してもらう」

ヒュー(担当者?)

パスカル「ほいほーい、じゃあ説明しまーす」

ヒュー「???」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/17(金) 03:59:36.12 ID:iIh3Qw0/0
パスカル「えーっと『今現在、フェンデルでは大紅蓮石の力を用いた暖水を各家庭に届けるシステムを開発し、その工事を実行中です。』」

ヒュー「……」(原稿丸読みですね)

パスカル「んーと、『その工事中に大紅蓮石近くで原因不明の大規模な爆発が発生。その爆発現場からアンマルチア族が残したと思われる新たな遺跡を発見、仮にその遺跡を“大紅蓮石遺跡とする”』」

ヒュー「…」(やけに大掛かりな話ですね…)

パスカル「それからーっと、『その遺跡から暴星怪物と思われる怪物の一段が出現、大紅蓮石の警備にあたっていたフェンデル軍と衝突、かなりの被害が出た模様である。』言い回しが堅いなぁー」

ヒュー「…」(誰が書いたか丸わかりの報告書ですね)
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/17(金) 04:26:26.42 ID:iIh3Qw0/0
パスカル「さいごに『現在進行中の“フェンデルしあわせいっぱいけーかく”の最高警備責任者であるマリク・シザーズはシステムの復旧に立ち合っているため不在となっていることをここにお詫びすると共に、システム及びメンテナンスの責任者であるパスカル氏を今回召還させた次第である』とのことです」

パスカル「おっと、まだあった『P.S.この“フェンデルしあわせいっぱいけーかく”とは今現在進行中の大紅蓮石を使ったシステムの総称の事であり、名前はふざけてるが中身は決してアレではないことをここに付け足しておく』ふざけてないよ、真剣だよ」

ヒュー「……ウウッ」(マリクさん、心中お察しします)
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/17(金) 04:32:23.84 ID:iIh3Qw0/0
総統「ンン〜!以上かな?」

パスカル「まあ、そうだねー、じゃあ何か質問のある人、挙手〜」

シーン

ヒュー「ハァ」(まあ、そうでしょうね)

パスカル「アレ?」

ヒュー「……」(仕方ありませんね)

パスカル「おおーっ、じゃあヒュー君!」

ヒュー「今はその名前で呼ばないでくたさい!!」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/17(金) 04:41:10.18 ID:PoTKbBkq0
くたさいってwww失礼しました

ヒュー「コホン!ストラタ暴星怪物対策軍指令代理、ヒューバート・オズウェルです。」

フェンデル軍将校A「ほほう、彼が噂の!」

フェンデル軍将校B「なるほど、ストラタも中々の人物を!」

ヒュー「……」(パスカルさんは)チラッ

パスカル「スト……ラタ…えっと…」

ヒュー「…そんなことだろうと思っていましたよ、ええ」ガクッ

パスカル「??」

12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/17(金) 04:56:50.91 ID:PoTKbBkq0
ヒュー「質問があります」

パスカル「ほいほーい、どうぞ」

ヒュー「まず最初に、『大規模な爆発』というのは?」

パスカル「うーん、実はよくわからないんだ」

ヒュー「と、いうと?」

パスカル「爆発の範囲や大きさから想定するに氷山の表面で爆発したのは間違いないんだけどねー」

パスカル「あたし達が戦った暴星怪物にはそんな力を持った怪物は居なかったし…」

ヒュー「確かに」

パスカル「今のところ、原因は特定できてないねー」

ヒュー「なるほど、では次に『暴星怪物と思われる』という言い回しについてです」

パスカル「……さすがにヒュー君はいいとこつくなぁ」

総統「?説明して貰おうか」

ヒュー「僕と同じように、パスカルさん、マリクさんも暴星怪物のスペシャリストです」

ヒュー「暴星怪物であったならその対処、種類等はわかっていたはずです」

総統「しかし、今回はそうではなかった、と」

ヒュー「そういう事です」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/17(金) 05:10:54.66 ID:PoTKbBkq0
パスカル「…今、ヒュー君がいった通り、この怪物はあたし達が見てきたどの怪物とも違う」

パスカル「でも、フェンデル軍の攻撃が全く効かなかったのも事実なんだ」

パスカル「あたしはは直接見たわけじゃ無いんだけどね」

ヒュー「そうですか…厄介ですね」

ヒュー「それともうひとつ、遺跡についてですが」

パスカル「それが…アンマルチア族の遺跡であることは間違いないんだけどね」

ヒュー「珍しく歯切れが悪いですね、どうやらしました?」

パスカル「遺跡のトビラニ鍵がかかっててねー、開かないんだよー」

フェンデル軍将校A 「なら壊してしまえば良いのでは?」

パスカル「それが、例の爆発で遺跡の周りが不安定でねー」

パスカル「壊すに壊せないんだ」

ヒュー「その鍵というのはアンマルチアの鍵のようなものですか?」

パスカル「まさにそれっ、そこが問題なの!」

ヒュー「はぁ?何でしょう?」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/17(金) 06:34:24.00 ID:PoTKbBkq0
パスカル「アンマルチアの鍵は今、里には無いんだー」

ヒュー「里“には”?」

パスカル「そう。んでね、鍵は里に元々あったんだけど」

パスカル「その鍵元々ある人物の物だったんだけど、その人物が今現在行方不明なの」

パスカル「運の悪いことに鍵を持ったまま、ね」

ヒュー「誰も行方を知らないんですか?」

パスカル「うん…」

総統「取り敢えず、その遺跡まで案内してくれ。実物を見てみたい」

パスカル「ほいほーい、了解」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/17(金) 06:36:57.29 ID:PoTKbBkq0
取り敢えずここまで
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/17(金) 10:30:01.76 ID:m+MT9NEIO
これは俺得
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/17(金) 13:40:55.01 ID:qZlQPXxIO
支援
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/06/17(金) 17:10:21.50 ID:0NH0Gw/V0
ショートストーリー1『その後の事』

パスカル「そういえば、みんな元気にしてるのかなー」

ヒュー「兄さんとはよく手紙のやり取りをしています」

ヒュー「ラント領主の仕事に追われてる、と、よく愚痴をこぼしていました」

パスカル「やっぱりヒュー君はお兄ちゃん大好きっ子だねー」

ヒュー「茶化さないでください!」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/06/17(金) 17:11:10.77 ID:0NH0Gw/V0
ヒュー「…コホン。ソフィーも最近、領内にある花の名前をすべて覚えたと嬉しそうに書いていました」

ヒュー「シェリアは未だに救護団の仕事に追われてるそうですが」

ヒュー「最近になって仕事が少なくなった事を素直に喜んでいるようでした」

パスカル「怪我人が少ないって事だからねー」

ヒュー「そうですね。リチャード陛下も最近はウィンドルに帰れる事が多くなっていると言っていましたし」

ヒュー「二人とも、ストラタに寄ったときには顔を見せに来てくれます」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/06/17(金) 17:12:08.16 ID:0NH0Gw/V0
ヒュー「マリクさんには会っていませんが…」

パスカル「教官は『忙しいうちは華だ』って頑張ってるよー」

パスカル「ちょっと前にウィンドルから教官の知り合いっていう人が来てね」

パスカル「二人で頑張ってるみたい」

ヒュー「そうですか」

ヒュー(噂に聞くヴィクトリア元教官ですね…)

パスカル「まあ、あたしもボチボチ、かな」

ヒュー「パスカルさんとは、例の通信機で毎日のようにやりとりしてましたからね」

ヒュー(自分で言うとこっ恥ずかしいですね///)

パスカル「そうだよね!一日の楽しみにしてるよ!!」

ヒュー「……ううっ」(この人はまた恥ずかしい台詞を///)

※ヒューバートは『お兄ちゃん も 大好きっ子』の称号を獲得した

ヒュー「『も』って何ですか『も』って!!」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/06/17(金) 17:13:49.96 ID:0NH0Gw/V0
またボチボチと

暇があったら今日の夜にでも書き込みます
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/06/17(金) 19:22:29.44 ID:dXUpGEId0
何と言う俺得過ぎるスレ…
ヒューパスの凸凹っぷりの再現が見事
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/06/17(金) 20:11:52.00 ID:40/QkUxAO
茶化すつもりは無いがパスカルのヒューバートの呼称は「弟君」じゃなかったか?

それともパスカルのヒューへの意識が変わったって事?
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/06/17(金) 20:26:04.82 ID:J+mcN82do
>>23
グレイセスFのエンディングで、お互いの意識の変化から呼び名が変わりました。
パスカルやっと乙女
25 :1です :2011/06/18(土) 01:16:05.65 ID:2BSmjm3Y0
すいません、書き込むつもりでしたが間に合いませんでした

明日中には必ず少しでも書きますので

26 :1です :2011/06/18(土) 01:19:50.14 ID:2BSmjm3Y0
少しだけ補足

この話はTOGf『系譜編』より少しあとの話になります

例のあいつは倒していますが『ゾーオンケイジ』には未だ行ってない設定です
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/18(土) 01:52:11.33 ID:ix8/E+rDO
ということはモテロードさんが出る可能性があるわけだな。ふむ
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/06/19(日) 00:24:41.54 ID:TrRpEJPi0
パスカル「着いたよー、ここがそう」

ヒュー「この扉は…未踏の砂漠にあった遺跡と形は一緒に見えますが…」

パスカル「うん、形状はほとんど一緒だよ。」

パスカル「念のためポワソンにも見てもらったけど、やっぱり例の鍵がないと開かないみたい」

総統「しかし…暴星怪物はここから出てきたのだろう?扉が閉まっているのはおかしいのではないか?」

パスカル「多分、爆発の影響で扉が閉まったんだと思うよ」

パスカル「……そうとしか、考えられないからね…」

ヒュー「…?」(さっきから様子が少しおかしいですね)
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/06/19(日) 00:30:35.91 ID:TrRpEJPi0
総統「ふむ…して、そのアンマルチアの者の手がかりはまったく無いのか?」

パスカル「…まったく無いわけではないよー。これからその場所を探してみようと思ってるから」

総統「わかった。では何か進展があれば逐一報告するように」

総統「では、解散としよう!」


パスカル「ヒュー君、ちょっと来てくれる?」

ヒュー「はぁ?なんでしょう?」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/06/19(日) 00:37:09.74 ID:TrRpEJPi0
 ザブェート 宿屋一室

ヒュー「…で、なんですか?話というのは…」(ふっ、二人きりになってしまった///)

パスカル「うん、さっきの話なんだけどね…」

パスカル「実は話してないことがあるんだよ」

ヒュー「何となく気にはなってました。パスカルさんの言動には、ね」

ヒュー「それで、本当のところは何があったんです?」

パスカル「ヒュー君、鋭いね。」

ヒュー「直ぐにわかりますよ…」(あなたに元気が無いのは、ね)
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/06/19(日) 00:39:16.74 ID:TrRpEJPi0
パスカル「実は、アンマルチアの鍵を持っている人物のことなんだけど、ね」

パスカル「里を…逃げ出したっぽいんだ」

ヒュー「…どういうことです?」

パスカル「研究者でね、あたしみたいにふらっと研究に出ることが多かったんだけど…」

パスカル「…ちょっと里で問題があってね。置手紙を残して出て行って、それ以来会ってないんだ」

ヒュー「その話は、その…僕が聞いてしまってもいいんですか?」

パスカル「あんまり口外して欲しくないな…だから、二人だけの秘密ね!」

ヒュー「…………………………………………………」

パスカル「おろっ、どうしたの?」

ヒュー「……………………なんでもありません」

パスカル「??」

32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/06/19(日) 00:44:03.14 ID:TrRpEJPi0
ヒュー「…で、その問題っていうのは?」

パスカル「昔一度、里の長っていうのは家系で決まるっていうのを話したと思うんだけど」

ヒュー「聞いてます」

パスカル「もうひとつ、里には決まりがあってね」

パスカル「『里で一番優秀な研究者を長の伴侶にする』ていう」

ヒュー「!?」

33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/06/19(日) 00:52:26.54 ID:TrRpEJPi0
パスカル「ばーさまはもう引退で、代わりにポワソンがもうすぐ長になる」

パスカル「だからその時に長の就任式と一緒に結婚式をやるのが慣わしというか暗黙の了解なんだけど…」

パスカル「ポワソンはまだ若いから『許婚の儀』みたいなのをやるんだって」

パスカル「んで、その話が決まったとたん『当分は里に帰らない』って置手紙を残して…」

ヒュー「つまり、その研究員というのが…」

パスカル「ポワソンと『許婚の儀』をやろうとしてたやつなんだ」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/06/19(日) 01:00:00.22 ID:TrRpEJPi0
ヒュー「…しかし、あなたやフーリエさん以上の研究者がいるんですか?」

パスカル「まあ、あたしたちは女だからねー」

ヒュー「…ああ、つまり男性の中では一番だった、と」

パスカル「そういうことになるのかなー」

ヒュー「で、その人の手がかりは?先ほど『まったく無いわけではない』と」

パスカル「…うん、お姉ちゃんなら何か知ってると思うの」

ヒュー「フーリエさんが?」

パスカル「その人ね…あたしとお姉ちゃんの幼馴染なんだ…」

ヒュー「……えっ?」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/06/19(日) 01:01:50.27 ID:TrRpEJPi0
すいません、今回はここまでです

昨日中に書くといっておきながらちょっと間に合わなくなってしまい申し訳ありません
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/06/19(日) 17:44:01.58 ID:TrRpEJPi0
パスカル「…もうひとつ」

パスカル「氷山の例の爆発なんだけど…」

パスカル「火の輝石の爆発によく似てるんだ、でもアレは怪物には使えない…」

パスカル「もしかしたら、誰かが故意にやったのかも」

ヒュー「人為的なものだったと?」

パスカル「可能性はあるねー、そして爆発は扉の外で起こってる」

ヒュー「それが?……待ってください!ということは爆発の影響で扉が閉まるなんてことは…」

パスカル「無い…と思う」

ヒュー「誰かが扉を開け、怪物を外へ出し、扉を閉め、爆発を起こした…」

ヒュー「そしてその扉は鍵が無いと開かない。鍵を持っているのは逃げ出した研究員」

パスカル「・・・」

ヒュー「…きびしい…ですね…」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/06/19(日) 18:12:50.26 ID:TrRpEJPi0
ヒュー「とりあえずフーリエさんのところに行ってみましょう、話を聞いて見ない事には」

パスカル「うん…そうだね!」

 スニーク研究所

フーリエ「…で、急に押しかけてきて何のよう?忙しいんだけど!」

パスカル「お姉ちゃん…実はストークスのことで」

ヒュー(例の研究者はそういう名前なんですね)

フーリエ「……あいつがどうかしたの?」

ヒュー「ここからは僕がお話しましょう」



フーリエ「そんなことが!」

ヒュー「とにかく、そのストークスさんに話を聞いてみなければなりません」

ヒュー「何かご存知でしょうか?」

フーリエ「…あいつの居場所は何も知らない……待って!」

フーリエ「そういえば山がどうのって、そこに行きたいとは言ってた」

フーリエ「原素がどうのって…」

パスカル「!?ヒュー君、ラントの裏山!!」

ヒュー「!!!そうか!あそこはすべての原素が揃っている場所です!」

ヒュー「しかし、あそこには研究所のような物はありませんよ?研究者がいるという話も聞きませんし」

パスカル「そっか…」

ヒュー「………フレデリックなら何か知っているかもしれないですね…」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/06/19(日) 18:26:20.71 ID:TrRpEJPi0
ヒュー「とにかく、フレデリックに手紙を出しておきます」

ヒュー「パスカルさんはラントに行って話しを聞いてください」

パスカル「あれっヒュー君は?」

ヒュー「ぼくの任務はあくまで評議会に出ることですからね・・・」

ヒュー「ストラタに戻らないと・・・いけません」

パスカル「・・・」

ヒュー「まあ、何だったら兄さんとソフィーに協力を・・・」

パスカル「じゃあ、あたしもついていく!」

ヒュー「あの二人なら喜んで・・・はい?」

パスカル「あたしからも大統領に頼んでみるからさ!」

ヒュー「しっ、しかし・・・」

パスカル「ヒュー君がいないと、あたし困るよ・・・」

ヒュー「なっ!!!!!!!」

フーリエ「あらあら」(この子ってあんなに積極的だったかしら?)

パスカル「説明するにはあたし口下手だし、お金の管理も・・・」

ヒュー「・・・・・・・・・・・ハァ〜」

フーリエ「・・・申し訳ないわ」

ヒュー「・・・・いいえ、もう慣れました。ハハッ!」

フーリエ「・・・」(なんという乾いた笑い・・・)

パスカル「・・??」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/19(日) 19:00:25.58 ID:axCVf3PDO
今さらゾーオンケイジやってる俺にはタイムリーなスレ支援
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/20(月) 02:15:17.11 ID:GNHD9RrJ0
ユ・リベルテ 大総統府前

ヒュー「…で、どうするんですか?」

パスカル「ん、何が?」

ヒュー「任務の話ですよ!!勢いでここまで来たは良いですけど…」

ヒュー「何て説明するつもりなんです?」

パスカル「いいからいいから♪あたしに任せてよ!!」

ヒュー「はあ……」(何故そこまで自信満々なんでしょう?)

ヒュー「では、取り敢えず入ってみますか」

パスカル「おっけー」

ガヤガヤ ドタドタ

住人A「またやられたらしいぞ!!」

住人B「またあの怪物か!!やっと収まってきたと思ったのに」

ヒュー「騒がしいですね…」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/20(月) 02:19:25.76 ID:GNHD9RrJ0
住人C「何でもウィンドルの討伐軍と衝突したらしい」

パスカル・ヒュー「!?」

住人A「怪我人が出たんじゃないか?」

住人B「いや何でも救護団の面々も近くにいたらしくて…」

ヒュー「行きましょうパスカルさん!!」

パスカル「うん!!」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/20(月) 02:25:19.76 ID:GNHD9RrJ0
???「数が多いな!!怪我人を直ぐに救護団の所へ!!」

兵士A「はっ!陛下もお下がり下さい!!」

???「僕はまだ、皆が避難してからだ」

兵士A「しかし、そのお怪我では!」

???「くっ!!」

兵士B「援軍が来たぞー!」

???「何っっ!?」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/20(月) 02:35:44.97 ID:GNHD9RrJ0
ヒュー「間に合ったようですね!」

???「君は…」

パスカル「挨拶は後だよー、ささっと片付けよー!」

???「そうだね!いくよ!!」

戦闘終了

???「助かったよ、二人とも」

ヒュー「お怪我は大丈夫ですか?陛下」

???「堅いことは言わないでくれ、ウィンドルの外なんだからいつも通りリチャードでいいよ」

ヒュー「そうですか、とにかく無事で良かった」

リチャード「そうだね、うっ…」

パスカル「今は救護団の所へ急ごうよ!!」

リチャード「いやしかし、僕は…」

ヒュー「その他の負傷者は僕の軍で搬送させました」

ヒュー「後はリチャードさんだけですよ」

リチャード「そうか、感謝するよ」

ヒュー「それでは行きましょう」

リチャード「ああ!!」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/20(月) 02:44:00.12 ID:GNHD9RrJ0
???「はい、もう大丈夫ですよ」

???「安静にしてれば直ぐ治りますからね」

負傷者「ああ、ありがてぇ!!」

ヒュー「すいませんがこっちも頼みます」

???「はい、直ぐいきます…あら?」

ヒュー「久しぶりですね、シェリア」

シェリア「ヒューバート!それにパスカルに陛下も!!」

ヒュー「込み入った話は後で、リチャードさんを診ていただけますか?」

シェリア「陛下、お怪我を!」

リチャード「大丈夫、かすり傷だよ」

シェリア「直ぐに…」

パァーーー、シュン

シェリア「…はい、もう大丈夫ですよ」

リチャード「すまない、シェリアさん」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/20(月) 03:33:34.63 ID:GNHD9RrJ0
またまとめて書かせて頂きます

今回はここまでで
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2011/06/20(月) 20:27:45.13 ID:c1B6HJJAO
いいね。
ヒュー主役のアフターストーリーか
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/06/21(火) 04:21:29.25 ID:wC1VhcAY0
シェリア「いったいどうなっているの?ヒューバートはともかく、パスカルまで・・・」

ヒュー「実は・・・」

 説明中

リチャード「なるほど・・・フェンデルでは、そんなことになっていたのか・・・」

ヒュー「そこでお聞きしたいのですが、今回の怪物ですが」

リチャード「いや、今までの怪物と何ら遜色なかったと思うけど」

リチャード「念のため、部下にも聞いてみようか?」

ヒュー「お願いします」

シェリア「それにしても、まさかこんな所でみんなに会えるなんてね」

シェリア「ヒューバートはともかく、パスカルにも」

パスカル「まあね」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/06/21(火) 04:21:57.73 ID:wC1VhcAY0
パスカル「あとはラント組と教官さえ居れば完璧だったね」

ヒュー「そういえば教官はまだ復旧に追われているんでしたっけ・・・」

パスカル「・・・実はね」

ヒュー「?未だ何かあったんですか?」

パスカル「例の怪物が飛んでいった先がちょうどベラニックだったんだよ・・・」

シェリア「!?」

パスカル「教官はその様子を見に行ってるんだよね」

リチャード「なぜ、それを評議会で言わなかったんだい?」

パスカル「それは・・・」

ヒュー「・・・マリクさんはあくまでシステムの警備責任者です」

パスカル「!?」

ヒュー「それをオイゲン総統の前で言ってしまうとベラニックではなくシステムの警備にまわされてしまう恐れがある」

ヒュー「それに仮にも軍を預かっている身ですからね、おおっぴらに私情に走ったと取られるかもしれない」

ヒュー「マリクさんは未だにフェンデルでは肩身が狭いでしょうからね」

パスカル「ヒュー君・・・」

リチャード「・・・なるほどね」

シェリア「へぇ・・・」(ヒューバート、そこまで見抜いてたのね)
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/06/21(火) 04:22:31.71 ID:wC1VhcAY0
パスカル「うん、そのとおり」

パスカル「だから今は教官と一部の兵士がベラニックに行ってて、残りがシステムの護衛にまわってるの」

パスカル「でも、あれ以来怪物たちが姿を見せていないみたい」

ヒュー「なるほど・・・しかし、これで可能性は増えたわけだ」

シェリア「??何が?」

ヒュー「ベラニックの先には?」

シェリア「!!ラントが・・・!」

リチャード「なるほど、さっきの仮説が当たっている、と」

ヒュー「ますますラントに行かなければならなくなったようですね」

リチャード「・・・そういうことなら僕からもダヴィド大統領に頼んでみよう」

リチャード「そして、僕も同行したいのだけれど・・・どうかな?」

パスカル「おおー!リチャードが居れば百人力だよ!!」

ヒュー「そうですね、助かります」

リチャード「・・・本当に良いのかい?」

パスカル「??何が?」

ヒュー「??・・・・・・、!!いっ良いに決まっています!!!」

リチャード「・・そう・・・かい?」(折角の二人きりの旅が・・・)

ヒュー「余計な気をまわさないでください!!!」

パスカル「???」

シェリア「はぁ・・・」(ヒューバートも大変ね・・・)
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/06/21(火) 04:22:57.69 ID:wC1VhcAY0
パスカル「シェリアはどうするの?」

シェリア「えっ!・・・そうね・・・・・私も帰ろうかしら」

リチャード「・・・ほぅ」

シェリア「!かっ勘違いしないでください!私はラントのみんなが心配で!怪我人が出たら大変だと・・・」

リチャード「わかっているよ、大丈夫」

シェリア「〜〜〜ッ!!」

ヒュー「・・・まあ、シェリアが来てくれれば助かります」(久々の再開でしょうからね)

パスカル「アスベルにも挨拶していこうよ!」

シェリア「!!いっいいわよ、忙しそうだし・・・」

ヒュー&リチャード「・・・はぁ」(またこの人は余計なことを)

ヒュー「とりあえず大総統に掛け合いに行きましょう」

パスカル「そうだね!」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/06/21(火) 04:23:34.46 ID:wC1VhcAY0
  大統領府大統領執務室

大統領「・・・なるほど、事態は緊迫しているのだね」

ヒュー「はっ!“大紅蓮石遺跡”から新種の可能性のある暴星怪物が出現、ラントに向かった可能性があります」

ヒュー「新種であった場合、ストラタの防衛に係わってくる可能性が・・・」

大統領「うむ、いまいちパッとせん話だが、確証はあるのかね?」

ヒュー「いえ、しかしこれは未曾有の事態です」

ヒュー「暴星怪物対策軍としては自体の大きさを危惧しています」

大統領「ふむ・・・それは暴星怪物対策軍指令代理としてかね?」

ヒュー「はっ!無論です」

リチャード「僕からもお願いしたい」

パスカル「あたしからもお願い!」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/06/21(火) 04:24:13.26 ID:wC1VhcAY0
大統領「なるほど・・・フェンデル国王からの要請とあっては無下にもできん」

大統領「それに優秀な研究者も居るようだしな」

大統領「・・・わかった、許可しよう」

ヒュー「はっ!有難うございます!」

大統領「では明日、港から船を出そう、ラントの最寄の港に、な」

大統領「それでは、向かってくれ!・・・あとヒューバートは少し残るように」

ヒュー「?了解しました、では皆さんは先に準備をお願いします」

パスカル「りょうかーい!みんな行こう!!」

  宿屋一室

パスカル「・・・うん、まあこんなもんかなー」

シェリア「あいかわらず、早いわね・・・」

 コンコン

シェリア「はい、・・・あら?」

ヒュー「・・・・・・・・シェリア、ちょっと来てください」

シェリア「??なにかしら?」

ヒュー「・・・ちょっと相談に・・・」

シェリア「??」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/06/21(火) 04:24:46.92 ID:wC1VhcAY0
  ユ・リベルテ 噴水前

シェリア「久しぶりね、ヒューバートが私に相談なんて」

ヒュー「・・・そうですね」

シェリア「元気がないわね、まさかさっきの居残りの件かしら?」

ヒュー「はい・・・実は・・・」

シェリア「もったいぶるわね、いいから言いなさいよ」(私にあんなこと注意しといて)※TOGfスキット『・・・・・・すぎます』参照

ヒュー「実は・・・僕の見合いの話です」

シェリア「あれって、結局断ったのよね?」

ヒュー「そのつもりだったのですが・・・養父が強引に話を進めていたらしく・・・」

ヒュー「行く前にとりあえず一度は会っておけ、と・・・」

シェリア「!?」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/06/21(火) 04:26:18.09 ID:wC1VhcAY0
今回はここまでです

今日中にはおそらく無理かも・・・できたら夜中に少し書き込むかもしれませんが
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/06/21(火) 11:15:52.72 ID:BHm01mHPo
おつ

>>52
> 大統領「なるほど・・・フェンデル国王からの要請とあっては無下にもできん」

ウィンドル国王……だよね?
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/21(火) 19:17:09.08 ID:+wk8LqFl0
>>55
ご指摘ありがとうございます
素で間違えましたw
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/06/22(水) 23:57:41.37 ID:KfmD45kl0
ヒュー「勿論断るつもりですが…この事をパスカルさんに知られたくありません」

シェリア「隠しておくってこと?」

ヒュー「あの人に知られたら……何を言われるかわかりませんからね」

シェリア「まあ、……確かにそうかも…」

ヒュー「そんなわけで見合いの時間中はパスカルさんをどこかへ連れていっておいて下さい」

ヒュー「決して決してパスカルさんをうちの邸に近づけないで下さい」

シェリア「わっ、わかったわ!」

パスカル「なんの話?」

ヒュー「!!!!!!!!!!!パっ、パスカルさん!!」

パスカル「二人で内緒話?」

シェリア「えーっと、、そう!パスカル久しぶりのストラタでしょう?どこか行きたいところ無いのかなって!」

ヒュー「そうそう!そうなんですよ!!」

パスカル「ええ〜〜何か隠してない?」

ヒュー「いやいや、まさか!」

シェリア「そんなそんな!」

パスカル「??まあ、いいか〜確かに色々行きたいところあったんだ〜」

ヒュー「そうですか」(ふぅ、良かった)

ヒュー「僕は…そう、会っておきたい人がいるので」

ヒュー「その間にシェリアと行っておいて下さい」

パスカル「ほいほーい、了解♪」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/06/23(木) 00:33:07.25 ID:RtymmY7g0
見合い当日

ヒュー「はぁ・・・何故こんなことに・・・」

ヒュー「こんな堅苦しい格好で堅苦しい場に」

ヒュー「はあ・・・帰りたい・・・」

メイド「ご息女様がいらっしゃられましたー」

ヒュー「!!いよいよですね」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/06/23(木) 00:40:59.51 ID:RtymmY7g0
すいません今日にも結構書き込もうとしていたのですがまさかの用事が出来てしまいました
元々遅筆なのに本当に申し訳ありません
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/24(金) 19:11:41.93 ID:2kNXFFXE0

見てるよ
ガンバレ!
61 :1です :2011/06/26(日) 03:26:30.93 ID:vZMyQX6i0
続き遅れてすいません

このところ急用ができるわパソコンのデータがとんだりと散々でした
火曜の朝には続きを更新していきたいと思います
ご迷惑をお掛けしますがご了承下さい
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(青森県) [sage]:2011/06/27(月) 08:54:45.00 ID:MI81o151o
誰かSS書きにありがちなことのコピペ貼れよ
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/06/28(火) 02:34:31.70 ID:VQkMVqgB0
 ストラタ砂漠遺跡

シェリア「ここに来たかったのね・・・」

パスカル「うん、何で?」

シェリア「別に・・・・」(普通ショッピングとかってパスカルに期待したのが間違いだったわ・・・)

パスカル「・・・うん、もういいや!じゃあ次はシェリアの番ね!」

シェリア「えっ?私?」

パスカル「まあ、遺跡まで付き合ってもらったしね〜」

パスカル「シェリアも久々の休みっぽいんだから次はあたしが付き合うよ!」

シェリア「本当!?じゃあ行きましょう!」

パスカル「うん!じゃあとりあえずユ・リベルテまで戻ろう!」

シェリア「うん!!・・・・・えっ!?」(しっしまった!!!)
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/06/28(火) 02:42:23.31 ID:VQkMVqgB0
世話人「では、始めたいと思います」

娘「よろしくお願いします」

ヒュー「こっこちらこそ!」(どこで切り出したら・・・)

世話人「なお今回は御息女様たっての希望で仲人をつけない少し変則的な形でやらせていただきます」

ヒュー「そういえば・・・」

娘「ややこしい話になっては困りますから」ニコッ

ヒュー「はぁ・・・?」

オズウェル(ちっ!)
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/06/28(火) 02:45:40.29 ID:VQkMVqgB0
世話人「それでは後は若いお二人で・・・」

ヒュー「いささか早くないですか?」

娘「ふたりっきりで話したいことがありましてね、私が頼んだのです」

ヒュー「・・そういうことでしたら」

世話人「では、お任せします」

66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/06/28(火) 03:59:44.91 ID:VQkMVqgB0
ヒュー(こうなっては逆に好都合!長引かせては相手にも悪いですしここは早めに切り出して・・・)

娘「こうやって二人きりでお会いするのは初めてですね」

ヒュー「!・・・そうですね、最近お会いしたのは確か・・・」

娘「ヒューバートさんの対策軍指令代理就任式以来ですね」

ヒュー「その節はどうも」

娘「私と歳もそんなに違わないのに御立派な仕事を任されて」

娘「それどころか世界を救われているのですからね」

ヒュー「僕はたいしたことをしていませんよ、たまたまそこにいただけです」

娘「聞かせていただけませんか?旅の話を」

ヒュー「・・・長い話になりますが・・・」

娘「そうですね、では場所を変えましょう」
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/06/28(火) 05:15:45.40 ID:VQkMVqgB0
 ユ・リベルテホテル ラウンジ

ヒュー「・・・・・・というわけです」

娘「・・・長い旅だったのですね」

娘「それにしても、随分個性的なお仲間さんばっかりですね、羨ましいです」

ヒュー「うらやましい?」

娘「昔から旅に出てみたいというのが夢だったんです、ずっとストラタから出たことがなかったものですから」

ヒュー「そうなのですか」

娘「だからヒューバートさんのお話を聞いてみたくて、お父様から縁談の話が出たとき、嬉しくなってつい無理を言って」

娘「オズウェルさんに話を通して私がムリヤリこの話をねじ込んでしまったんです」

娘「本当に申し訳ありません」ペコ

ヒュー「!!いっいえいえこんなことでよろしかったらまた是非」

ヒュー「まだまだ話してないとっておきの話もあります、楽しみにしてください」

娘「ええ!是非!!」

パスカル「・・・・・・・・ヒューくん?」

ヒュー「あっパスカルさん?・・・・・・」
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/06/28(火) 05:32:31.87 ID:VQkMVqgB0
パスカル「およ!誰誰??そのきれいな人」

ヒュー「えぇ〜〜っと・・・その・・・」

娘「どうも始めまして、私は大統領の娘で・・・」

シェリア「やっちゃった・・・・」
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/06/28(火) 05:34:36.18 ID:VQkMVqgB0
今回はここまでです
お待たせした上に少ししか書き込めなくて申し訳ありません
次回はお待たせせずに書き込んでいきたいと思います
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/28(火) 09:38:07.76 ID:/Amw8qiv0
乙!
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) :2011/07/07(木) 17:24:43.24 ID:fuh6s+6d0
パスカル「え〜っと・・・じゃあお見合いの相手ってこと?」

娘「そうなりますね、でも」

パスカル「・・・・・あっっあはは!じゃ、じゃあ、あたしたち邪魔って事じゃん!早く言ってよね!」

ヒュー「えっ」

パスカル「ほら、シェリアも行くよ!ごめんね弟君!じゃあね、楽しんで!!」

ヒュー「ちょっと、パスカルさん!!」

 ドタドタ バタン

シェリア「まって、パスカル!!ごめん、ヒューバート」
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) :2011/07/07(木) 17:25:19.54 ID:fuh6s+6d0
ヒュー「行ってしまった・・・」

娘「・・・今の方はもしかして・・・」

ヒュー「あっああ、今のがパスカルさんとシェリアです」

娘「そうなんですか・・・もしかして私」

ヒュー「!!気にしないでください、いつもの事ですから・・・」

娘「・・・そうでしょうか?」

ヒュー「えっ?」

娘「先ほどの話を聞いてて私思ったんです、ヒューバートさんはあの方のことが好きなんじゃないかって・・・」

ヒュー「!!!」

娘「あの方のお話をされていたときとても楽しそうでした『困った人です』と言いながら」

ヒュー「・・・」

娘「そういうところも含めて私は羨ましかったのかもしれません」

娘「追いかけてあげてください」

ヒュー「しかし」

娘「私のことはいいので、急いでください!」

ヒュー「・・・わかりました、すみません」

  ダッ バタン

娘「・・・・・・あーあ、フられちゃったな・・・くそぅ」
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) :2011/07/07(木) 17:35:56.14 ID:fuh6s+6d0
シェリア「パスカル!!」

パスカル「ハァハァ・・・ッ!」

シェリア「パスカル・・・」

パスカル「・・・・・・お見合い、邪魔しちゃったね」

シェリア「えっ」

パスカル「うまくいったかな?悪いことしちゃってさ」

シェリア「パスカル」

パスカル「気まずくなったらどうしよう?きれいな人だったなーうらやましいね、結婚式には」

シェリア「パスカル!!」

パスカル「ッッ!!」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) :2011/07/07(木) 17:39:22.79 ID:fuh6s+6d0
シェリア「・・・」

パスカル「何であたし逃げちゃったんだろうね?」

シェリア「パスカル・・・」

パスカル「あっあはは〜変な子だと思われちゃったかな〜、なんて」

シェリア「どうしたのよ・・・」

パスカル「えっ?何が何が〜?」

シェリア「動揺してるのが丸分かりよ」

パスカル「動揺なんて・・・してないよ?」

シェリア「じゃあ、何でヒューバートの事、『弟君』って呼んだのよ」

パスカル「えっ?あたし・・・そんなこと言った?」

シェリア「ほら、動揺してるじゃない」

パスカル「それは・・・」
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) :2011/07/07(木) 17:49:07.46 ID:fuh6s+6d0
シェリア「・・・私が口を挟んじゃいけないような問題なのかもしれないけど、ちゃんと二人で話し合いなさい」

 タッタッタ

ヒュー「ハァハァ、パスカルさん・・・」

シェリア「ほら、ヒューバートも、ちゃんと二人で話し合って、二人で悩んで、二人で答えを出しなさい」

シェリア「じゃあ、私はホテルに戻ってるから」

 タッタッタ

パスカル「ヒュー君・・・」

ヒュー「パスカルさん」
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) :2011/07/07(木) 17:49:38.14 ID:fuh6s+6d0
ヒュー「さっきのは・・・別に・・・」

パスカル「ヒュー君・・・結婚しちゃうの?」

ヒュー「えっそっそんなこと・・・」

パスカル「結婚して・・・・・いなくなっちゃうの?」

ヒュー「パスカルさん?」

パスカル「あたしは・・・・なんかやだよ・・・」

ヒュー「パスカルさん・・・」

パスカル「もう通信してくれないの?もう冒険しないの?」

パスカル「もう・・・会えなくなっちゃうの?」

ヒュー「!!そんなことありません!!!」

パスカル「!?ヒュー君?」
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) :2011/07/07(木) 17:50:14.78 ID:fuh6s+6d0
ヒュー「お見合いはしていません、話をしていただけです。これからだって通信機でいろんな事を送ります、遊びにだって行きます!」

ヒュー「お互い忙しくて会える時間は少ないかもしれません、でも、会えなくなる事なんかありません!」

ヒュー「あなたに内緒で、どこかに行ったり・・・しませんよ!!」

パスカル「うん・・・うん!」

ヒュー「この話が出たときに、正直嬉しかった、またあなたと会えると思って・・・」

ヒュー「あなたとストラタへ行けて楽しかった、もう一度一緒に旅に出れると」

パスカル「ヒュー・・・くん・・・?」

ヒュー「僕はあなたの事が、本当にd」

  グウゥゥゥゥゥゥゥゥ

ヒュー「・・・・・」

パスカル「・・・・ごっ、ゴメン。走ったらおなか減っちゃって!」

ヒュー「・・・・・・・・・くっ」

パスカル「・・・ヒュー君?・・・」

ヒュー「あは、あはははは!!!この、このタイミングでおな、おなかが鳴るって!!!わはははははははは!!!!!!」

パスカル「もう!!そんなに笑わなくてもいいじゃん!!!ひどいよ!」

ヒュー「はぁ〜〜はぁ!すいません、ハァッハァ、笑いすぎて僕もおなかが減りました」

パスカル「もぅ!ヒュー君もじゃん!!!」

ヒュー「そうですね、では部屋に戻りましょうか。パスカルがおいしい物でも作って待っていてくれてるでしょう」

パスカル「あはは、うん、そうだね!」

ヒュー「では、帰りましょう」

パスカル「うんっ!」

 ユ・リベルテ ホテル

シェリア「おかえりなさい」

パスカル「たっだいま〜!うお〜〜!!バナナパイじゃん!やったね!」

ヒュー「こっちはオムライスですか、まぁ、いただきましょうか」

パスカル「微妙な反応だなぁ〜、あたしが食べてあげようか?」

ヒュー「いっいらないとは言ってないでしょう!!食べますよ、食べます」

パスカル「何だ、残念」

シェリア(ふふ、よかった。うまくいったんだ)

リチャード「おや、美味しそうな匂いだね、僕も戴いて良いかな?」

シェリア「はい、勿論。陛下の分も沢山ありますからね」

リチャード「それは良かった・・・それにしても・・・」

ヒュー「ちょっと!人のバナナパイを盗らないで下さい!!」

パスカル「ごめんごめ〜ん、代わりにオムライスちょっと分けてあげるからさー!」

ヒュー「・・・仕方ありませんね・・・これくらいで手を打ちましょう」

パスカル「ちょっとちょっと!盗りすぎだよ〜」

リチャード「・・・いい事があったみたいだね」

シェリア「そうですね!」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) :2011/07/07(木) 17:52:49.36 ID:fuh6s+6d0
今回はここまでです
いろいろ遅くなってすいません
実家のパソコンがクラッシュして書き込めなくなってしまって・・・  

また遅くなるかもしれませんが書き込んでいきたいと思っていますのでよろしくお願いします
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/07(木) 19:48:21.46 ID:d3oJ00zxo
あまーい!
乙!
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(西日本) [sage]:2011/07/08(金) 01:02:18.80 ID:3E+ABDVo0


流石パスカルさん
はやくヒューバートにペロペロさせてあげてください
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/08(金) 10:34:12.37 ID:1uGR5Boi0
fでアスシェリ堪能出来た代わりに、ヒューパス欲しくなった俺にとってこのSSは救い
パスカルさん可愛すぎる
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/09(土) 13:37:48.15 ID:p4N58a6ko
>>77
>ヒュー「そうですね、では部屋に戻りましょうか。パスカルがおいしい物でも作って待っていてくれてるでしょう」

シェリア・・・だよね?
83 :1です :2011/07/09(土) 20:17:50.44 ID:2B832CSi0
ご指摘ありがとうございます
うわあ、何度も何度も本当にすいません
次こそは間違えないように書きたい…
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/01(月) 17:48:50.28 ID:43poaaXSO
まだかな
85 :1です :2011/08/30(火) 22:42:54.57 ID:YP19tfkv0
1ヶ月以上更新が滞ってしまい申し訳ありません
もう少ししたらまた更新できる環境が整いそうです、もう少しだけお待ち下さい
ご迷惑おかけして申し訳無いですm(__)m
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/31(水) 19:44:25.49 ID:Xwx10Sy0o
大丈夫。自分のペースで進めてください。
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) :2011/09/13(火) 06:54:22.76 ID:EjYn62PY0
シェリア「ところで、『暴星怪物対策軍』って?」

リチャード「そうか、シェリアさんは世界各国を飛び回っていたから、知らないのも無理は無いかもね」

ヒュー「仕方ありませんね」

パスカル「シェリア、遅っれってる〜」

シェリア「じゃあ、パスカル説明してよ」ムッ

パスカル「あはは〜、あたしも良く分かんない」

リチャード「・・・ヒューバート」

ヒュー「想定の範囲内です」

シェリア「…」(ヒューバートがだんだん慣れてきちゃってる…)
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) :2011/09/13(火) 06:59:22.52 ID:EjYn62PY0
ヒュー「じゃあ、説明しましょう」

ヒュー「そもそも暴星怪物対策専門の軍はどこの国にも存在します」

ヒュー「しかし、個々の軍がそれぞれの国だけで戦うには限度がありますし、効率が良くない」

ヒュー「そこで、三国の兵が共同の軍を作ってしまおう、というのが『暴星怪物対策軍』なのです。ストラタの代表は大統領閣下なのですが閣下もご多忙な身」

ヒュー「故にストラタの暴星対策本部主任の僕が仮に代表を務めているのです。ウィンドル軍の代表はリチャード陛下ですしね」

シェリア「そうなんだ!すごいじゃない!!」

パスカル「ねえ、見て見て!あの蝶変わった形してる!待てー!」

シェリア「…」

リチャード「…」

ヒュー「…想定の…範囲内です…」

シェリア「ヒューバート…」(頑張って!)
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) :2011/09/13(火) 06:59:50.37 ID:EjYn62PY0
ヒュー「じゃあ、説明しましょう」

ヒュー「そもそも暴星怪物対策専門の軍はどこの国にも存在します」

ヒュー「しかし、個々の軍がそれぞれの国だけで戦うには限度がありますし、効率が良くない」

ヒュー「そこで、三国の兵が共同の軍を作ってしまおう、というのが『暴星怪物対策軍』なのです。ストラタの代表は大統領閣下なのですが閣下もご多忙な身」

ヒュー「故にストラタの暴星対策本部主任の僕が仮に代表を務めているのです。ウィンドル軍の代表はリチャード陛下ですしね」

シェリア「そうなんだ!すごいじゃない!!」

パスカル「ねえ、見て見て!あの蝶変わった形してる!待てー!」

シェリア「…」

リチャード「…」

ヒュー「…想定の…範囲内です…」

シェリア「ヒューバート…」(頑張って!)
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) :2011/09/13(火) 07:00:17.37 ID:EjYn62PY0
ヒュー「じゃあ、説明しましょう」

ヒュー「そもそも暴星怪物対策専門の軍はどこの国にも存在します」

ヒュー「しかし、個々の軍がそれぞれの国だけで戦うには限度がありますし、効率が良くない」

ヒュー「そこで、三国の兵が共同の軍を作ってしまおう、というのが『暴星怪物対策軍』なのです。ストラタの代表は大統領閣下なのですが閣下もご多忙な身」

ヒュー「故にストラタの暴星対策本部主任の僕が仮に代表を務めているのです。ウィンドル軍の代表はリチャード陛下ですしね」

シェリア「そうなんだ!すごいじゃない!!」

パスカル「ねえ、見て見て!あの蝶変わった形してる!待てー!」

シェリア「…」

リチャード「…」

ヒュー「…想定の…範囲内です…」

シェリア「ヒューバート…」(頑張って!)
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) :2011/09/13(火) 07:01:01.48 ID:EjYn62PY0
ミスしましたすいません
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) :2011/09/13(火) 07:01:51.86 ID:EjYn62PY0
ヒュー「オホン!…とりあえず、当面の目標はベラニック、そしてラントですか」

リチャード「急いで向かったほうが良さそうだね」

ヒュー「闘技島経由でベラニックに向かいましょう」

シェリア「そうね」

パスカル「よし、じゃあ出発〜!!」

 ベラニック南の港

パスカル「うう〜、寒いぃぃぃ」

ヒュー「…なんであなたは防寒対策をしてこなかったんですか!シェリアでさえいつもの格好を捨て、ちゃんと着込んでいるというのに」

シェリア「人の服装をアイデンティティのように言わないで!!たまには着込むわよ!」

リチャード「しかし、シェリアさんが着込んでいるというのも珍しいね」

シェリア「陛下まで!!」
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) :2011/09/13(火) 07:02:38.87 ID:EjYn62PY0
ヒュー「…仕方ありませんね、これを着てください」

パスカル「およ?女物のコートじゃん!なんでヒュー君がこれを??」

ヒュー「もしもの為に…………いや、いつもお世話になっているあなたにプレゼントです」

パスカル「……へへっ、あんがとっ!」

パスカル「うわっ、すっごくあったかい!ありがとね、ヒュー君!!」

ヒュー「……どういたしまして」

リチャード(大胆になったね、ヒューバート)ニヤニヤ

シェリア(やるじゃない、よく言えたわね)ニヤニヤ

ヒュー「…選んでもらったシェリアに何か礼をしなければね」ボソッ

パスカル「ん?何か言った?」

ヒュー「!!いっいいえ、別に」
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) :2011/09/13(火) 07:05:28.31 ID:EjYn62PY0
今回はここまでです
滞っている間に新作まで出ているという始末、お許しください
次からはもっと間隔を縮めていきたいです


頑張ります
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/09/13(火) 13:26:05.78 ID:MQsXzdy90

エクシリアやりながら期待して待ってるよん
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/24(月) 11:18:20.76 ID:AhA6cCASO
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