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【皆で】魔法少女まどか☆マギカ小ネタ投稿スレ【更新】 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga]:2011/06/21(火) 23:09:58.34 ID:FBd1aNvr0
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    .ノイ: :/:.:/:.: .|::|:/ !:.;/ヽ.:i\: : :|::| :
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        |: {⌒i八{ |::|  ┃    ┃  |::|
        | : 、_,. .|::|    _     ノ|::|  @このスレはどんなスレですか?    
        |: : /: : :` |::|_=─‐┴┴=≦ __|::|
        |: / : : : (___)) 〈()〉 (_(__) スレを立てる程でもない、文章量の少ないSSを投稿できるスレだ
        |/|: : : : / ヽ/   .人  ヽ、    魔法少女まどか☆マギカ関連のSSならどんなSSでも書き込めるぞ
        | : : :/|: /   /'⌒Y⌒マヘ.
        .ノイ}/从:{   /^ト-u个-u}_;}
         , -(-、 `⌒`ーl、___〕___〕
       {::   .}    `ー‐┴─┘
          `ー‐'
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諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714136403/

少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga sage]:2011/06/21(火) 23:11:27.68 ID:FBd1aNvr0
                   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    | さあ、ほむらちゃん、
                    | 私たちがどんな質問にも答えるよ
                   \_  ____________
                      |/
  _  ___
 _ヲ,7____|、            , ―‐-‐‐、                           , --‐―‐ 、
 彡☆j   i 、 ヽ.       l^v'´| ,   、v'´|                         / 「ニニニi ヽ
  ' |´`/ // ヽレ)ノ     ,イ!_X__|jレハ/ハヽ〉|ヾ、                         l(ノノ/ハノハ| |i !
  Z_z(| | ┃ ┃ |!z       ノ,ノ, Nl | ┃ ┃ ||ハヾ、        ___       C、    | |{┃H┃}l |) |
  Zニハゝ''' ヮ''ノz_Z     ´ル/ハ| |、'' ヮ''ノリvV`       |  ̄ ̄~:l        \   N、 '' - ''ノN. <
 乙´/,}|{}.王{}{ヽ,ろ       ⊂{|l 丗 l|}つ         |==== :|          \〈y/}| {介.} |{ヽ〈y〉
   Cく_A___A,〉D        く_vAWAvゝ            |==== :|        〈y)Gく_/_l_j__,ゝD (y〉
     (__j__)            (__j__)              |.____:l               (__i__,)

【まどかとマミのQ&A】

Q:字数制限はどのくらいなの?
A:1レス6000バイト/80行までよ

Q:魔法少女おりこ☆マギカは書いていいの?
A:まどか関連なら構わないよ

Q:魔法少女かずみ☆マギカは書いていいの?
A:まどか関連なら構わないわ

Q:書くときのルールはあるの?
A:1レスで収まらない場合は前の分のアンカをつけてね

Q:終わったら終わったと伝えるべきなの?
A:当たり前のことよ

Q:魔力が魔翠力になっちゃうよ?
A:目欄にsagaを入れましょう


マミ「誹謗中傷した人にはティロ・フィナーレよ!」

マミ「あと、次スレは>>900の人が立てること」

マミ「鹿目さん、暁美さん、いいわね?」

まどか「はーい!」 ほむら「は、はい!」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga sage]:2011/06/21(火) 23:12:55.14 ID:FBd1aNvr0
      ⌒XV⌒ヽ  
    r‐-=ニ升-─ァ              -─-
.    〉 ,/⌒ ̄ ̄\           /        \
   / ∨ /⌒   ⌒\  う     ;     /| ∧ i ハ      や
   |  | i 〃/ /\ \ .ハ り      | | | /‐|/  j八!|  バ  め
   |  | | :|/∨  jノY Ν う     | | |゙ >   <Y   カ  ろ
   ,ノ 八圦| ┃   ┃ レ′ り    八r‐x '' (:::::::)''ノソ   杏
  ⌒i:   |¨ヽ.''_∈マ_''ノ  __┌>  /¨ソzz石テつ´    子
   八  |  /「 承{\づ/      <乙`ーrxソ |         !!
     )ノ ≧ソ  ! 廴_     .      (人゙ーヘ/ :|
       {廴_人_}}          (>'’`⌒
        `¨Z广ヒi¨´

【魔法少女まどか☆マギカSS談義スレその3】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1308471285/
【SS製作者総合スレ6】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1306688998/
【SS-Wiki】
http://ss.vip2ch.com/
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/21(火) 23:18:12.91 ID:Ppgm+OXfo
>>1


投下と投下の感覚は30分でいいのかな?
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga sage]:2011/06/21(火) 23:34:10.22 ID:onB0HxbO0
>>4
それぐらいかな
連続投稿すると鯖がパンクするかもしれないし……。
1レスで収まらなかったら、必ずアンカするということで
アンカ例とか必要?
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/06/21(火) 23:37:31.42 ID:am2qjO5qo
次スレ900は早い気もするが、まあそこまで行ったときにきめりゃいいか
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga sage]:2011/06/22(水) 00:43:11.80 ID:FE4D8P3X0
一番乗り?
【まどかとさやかで神様コント】


魔法少女「そ、ソウルジェムが真っ黒になってる……」

ほむら「だ、大丈夫よ、諦めちゃダメ!!」

魔法少女「や、やだ……こんな形で終わりたくない……」

魔法少女「ま、魔女になんかなりたくないよ……」

ほむら「そんな!お願い、彼女を助けてよ……神様……」

まど神様「……」

ほむら「!?」

まど神様「わたしは神だよ」

ほむら「ま、まどか?」

まど神様「わたしは神だよ」

まど神様「彼女を助けてあげよう!」

ほむら「えっ!?」

魔法少女「濁りが……ソウルジェムの濁りが取れていく……」

魔法少女「濁りが、濁りが取れて、濁りが……」

魔法少女「濁りが、濁りが、取れ……さやか「あたしだ」

ほむら「!?」

まど神様「さやかちゃんだったんだ」

さやか「また、騙されたな」

まど神様「全く気がつかなかった……」

さやか「暇を持て余した……」

まど神様「神と」

さやか「魔女の」

まど神様&さやか「「遊び」」

ほむら「……」

まど神様「さやかちゃんは2度もわたしを騙したけど、わたしのことバカにしているの?」

さやか「そうではないよ」

まど神様「わたしのことバカにしているの?」

さやか「そうえはないよ」

さやか「もし、気分を悪くしたのなら……」

さやか「昔、杏子を撃ち殺したマミさんの真似をしてあげよう」

まど神様「……」

さやか「……ソウルジェムが魔女を生むなら、みんな死ぬしかないじゃない!」ドヤ!

まど神様「ティヒヒ……よく、似てるね」

ほむら「な、何これ……」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [saga sage]:2011/06/22(水) 07:09:44.29 ID:c9LX3S5r0
まどか「ねぇ、さやかちゃん」

さやか「どうしたまどかー?」

まどか「昨日のことなんだけど、わたし」

まどか「神様になっちゃった」

さやか「へー」

まどか「あー、信じてないでしょ」

さやか「信じてるよー、まどかは今日も可愛いなーもう」

マミ「話は聞かせてもらったわ。鹿目さん、神様になったんですってね?」

さやか「うわあ、びっくりした!」

マミ「さあ! 想いを込めて呪文を唱えるのよ!」

まどか「えっと、なんて言えばいいんですか?」

マミ「神様で中学生だから、『かみちゅ』なんてどうかしら」

まどか「よーし」

まどか「かぁー、 みぃー、 ちゅー!!」ゴォッ

マミ「……」

さやか「……」

まどか「何もおこらな、」

ほむら「大変よ!」

まどか「うぇひっ!?」

ほむら「顔がまどかのワルプルギスの夜が現れたわ!」

ほむら「名付けてまどぷるぎすの夜よ!」

マミ「なんですって!?」

まどか「もしかしなくてもわたしのせい……?」

さやか「なにやってんのよまどかー!?」

まどか「うわーん、ごめーん!」

ほむら「大丈夫よまどか、もう一度呪文を唱えるの」

まどか「わかったよ、ほむらちゃん!」

まどか「かー! みー! ちゅー!!」

マドプルギス「ウェヒギャー!」チュドーン

マミ「やったわ! 見事撃退したわ!」

QB「わけがわからないよ!?」

さやか「そういえば杏子は?」

マミ「いってしまったわ、円環の理に導かれて」

ほむら「……鳴子ハナハル……」

まどか「ぇ、誰!?」


杏子「おわり」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [saga sage]:2011/06/22(水) 07:12:53.16 ID:c9LX3S5r0
杏子ファンの人ごめんなさい
中学生で神様って言ったらこれだろとか思って書いた(はにゃーん
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/22(水) 09:27:14.61 ID:YaWUckLJ0
乙なんだよ
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga sage]:2011/06/22(水) 17:51:13.25 ID:g9cPS2n10
乙マミ
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/06/22(水) 18:14:26.43 ID:n9BCu9UT0
二番手は俺が



QB「マミ、顔が赤いけど大丈夫かい?」

マミ「そう、かしら?私は平気よ」

QB「本当かい?どれちょっとじっとしていてくれ」ピト

マミ「……あ(冷たい…)」

QB「平気な訳ないよ、38.2度もあるじゃないか。人間でこの体温は辛いはずだよ」

QB「今日はもう真っ直ぐ家に帰った方が良い、見回りも大体終えたしね」

マミ「……そうね、そうするわ」

…………


バタン

マミ(……体がだるい)ボスッ

QB「マミ、無理して見回りをする必要は無いよ。体を壊しちゃ元も子もない」

マミ「あら、心配してくれてるのかしら?」

QB「勿論だよ、マミ。それに体調が悪かったら大人しく休んまないと魔女と戦う時に万全で戦えない」

マミ「もぉ、なぁにそれ?そういう意味で心配していたの?」ムッ

QB「事実だろう?でも心配したのはマミの体調だよ?辛いマミの顔を僕は見たくないからね」

マミ「ふふ、ありがとう、QB。じゃあきちんと治すために早いけどもう寝たほうが良いわね」

QB「それが良いよ。お休み、マミ」

マミ「……ねえ、キュゥベぇ」

QB「ん?どういたんだい、マ…むぎゅ」

マミ「今日はこのままでいてくれないかしら?」ギュッ

QB「マミがそうして欲しいなら僕は一向に構わないさ」

マミ「ありがとう……」







QB「……お休み、マミ」



おわり
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/06/22(水) 18:18:10.72 ID:n9BCu9UT0
二次創作くらいきれいなQBでも良いじゃないか
キュゥマミ大好きなんだ、ほむQも好き、まどQも好き

あとすまないがアンカというのを教えてくれると助かる
あとsage推進?
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga sage]:2011/06/22(水) 19:01:58.16 ID:g9cPS2n10
>>13
安価は半角で『>>数字』

まあ、sage推奨でいいと思うよ
みんなで書き込むところだしw
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga sage]:2011/06/22(水) 19:06:45.99 ID:g9cPS2n10
>>7
終わりって書いてなかったorz
>>7で終わりです
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/22(水) 19:46:50.36 ID:GP84LAISo
乙だぜ

投下のときくらいはあげていいんじゃね?
人集めにもなるだろうし
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/22(水) 20:50:45.16 ID:opNi+tnSO
良スレ
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/06/22(水) 21:01:22.12 ID:n9BCu9UT0
>>14
アンカって安価のことだったのね
教えてくれてthx

俺はageても良いと思うんだけどね
何か微妙に目立たない位置にないか?このスレ
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga sage]:2011/06/22(水) 21:02:43.75 ID:fcBzNkqS0
現状はコメント下げでSS上げかな?
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/22(水) 21:04:38.48 ID:oGmZ1NTLo
知名度アップのために常時ageでも良いと思う
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/22(水) 21:30:04.75 ID:GP84LAISo
じゃあまずは俺が円環のスレageするわ
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga age]:2011/06/22(水) 22:10:41.80 ID:fcBzNkqS0
しばらくはage進行
落ち着いてきたら、SS以外sage進行で
常時age進行で運営に迷惑かからないかなっと疑問ではあるが……。
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2011/06/22(水) 22:59:26.99 ID:Y/0EqzWW0
3番手は俺が。

ごめん、2レス貰う。
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/06/22(水) 23:00:33.39 ID:Y/0EqzWW0
ほむら(あと一週間でワルプルギスの夜が来る……)

ほむら(巴マミたちに話しても、嘘だと思われたら……)

ほむら「……」ハァ

マミ「あら、暁美さん。屋上で何しているの?」

ほむら「巴マミ……」

マミ「?」


マミ「どうかしたの?」

ほむら「なんでもないわ」

マミ「……」ダキッ

ほむら「なっ、なにを、と、巴マミ?!」

マミ「なんでもなくないわ。貴女、いつまで一匹狼でいるつもり?」


ほむら「そんなこと……」

マミ「貴女、何か隠してるでしょ」

ほむら(確かに、ワルプルギスの夜のことを、伝えていない……)

ほむら「隠してなんか……」

ほむら(せっかく守った貴女達を、失いたくは無い)


マミ「怖いんでしょ?」

ほむら「なっ、貴女……」

マミ「あら、カマかけただけよ?」

ほむら「っ……」

マミ「でも、気づかない? 貴女、震えてるわ」

ほむら「寒いだけよ」


マミ「こんな暖かいのに?」

ほむら「……」

マミ「話してくれないの? なぜ怖いのか、何が怖いのか」

マミ「私にも、佐倉さんにも美樹さんにも。言えない事?」

ほむら(逆に心配させすぎて、困らせては意味が無い……)

ほむら(巴マミに話してみる……?)


ほむら「実は、ワルプルギスの夜が一週間後に来る」

マミ「……それで?」

ほむら「なっ、貴女は怖くないの?」

マミ「怖いわよ? もちろん」

ほむら「だったら……」
25 :(>>24続き)VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/06/22(水) 23:02:06.18 ID:Y/0EqzWW0
マミ「でも、それは独りだったら。の話」

マミ「私、佐倉さん、美樹さん、そして、暁美さん」

マミ「ワルプルギスと戦える人が4人もいるじゃない」

ほむら「でも、それで死んでしまうかもしれないのよ?」

マミ「……そんなこと、解らないじゃない」


マミ「私がみんなを守り、みんなが私を守る」

マミ「そうやって戦ってきた」

マミ「だからその戦いも、死なないわ」

ほむら「これは私の戦い。みんなは関係ないわ」

マミ「あら、相手が魔女なら関係大有りよ」

マミ「それに、関係なくても、私達は貴女と共に戦うわ」


ほむら「なぜ?」

マミ「なぜって……」

ほむら「?」

マミ「友達を助けることに、理由は必要あるの?」

ほむら「と、もだち?」


マミ「あら、違うの? 友達じゃないなら親友?」

ほむら「……貴女って人は」

マミ「なに?」

ほむら「ただ胸の大きい人じゃなかったのね」

マミ「なっ?!」


マミ「そんなこと思ってたの?!」

ほむら(……ありがとう。巴マミ)

ほむら(馬鹿みたいに悩まず、協力を頼めばよかったわ)

マミ「そろそろ授業が始まるわ」

ほむら「ええ、とも――」

マミ「ん?」
26 :(>>25続き)VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/06/22(水) 23:02:32.72 ID:Y/0EqzWW0
ほむら「……」クスッ

マミ「な、なによ」

ほむら「遅れるわよ。先輩」ダダッ

マミ「え?」

マミ「ちょっ、遅れる……じゃなくて、今、先輩って?!」

マミ(あの暁美さんが?!)


キーンコーン  カーンコーン

マミ「……あ」

マミ「遅刻になっちゃったぁ!!」ダダダッ


教室

まどか「ほむらちゃん? なんか良いことあった?」

ほむら「どうして?」

まどか「だって、嬉しそうだよ?」

ほむら(……)

ほむら「ええ、あったわ」

ほむら「とっても、嬉しいことが」ニコッ
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2011/06/22(水) 23:03:31.88 ID:Y/0EqzWW0
これで終わり。
ごめん、2レスの予定が3レスだった。

マミほむのつもり……。

駄文ですまん。
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/06/22(水) 23:06:09.73 ID:n9BCu9UT0

マミさんテラ聖母

危うく投下するところだった
リロードって大事だね
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/22(水) 23:12:25.25 ID:sr4jMPMio

いいマミほむだ
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/06/22(水) 23:41:57.55 ID:n9BCu9UT0
キュゥマミで1スレ借ります



QB「何度食べてもマミの作ったケーキは美味しいね」

マミ「そう言ってくれると作った甲斐があるわ」

QB「さて、そろそろ僕は行くよ」

マミ「…今日も行くの?ここのところ直ぐに出てっちゃうのね」

QB「そりゃ素質ある子を探して魔法少女にするのが僕の仕事だからね」

マミ「それは理解しているけど……(やっぱり寂しいわ)」

QB「じゃ僕は行くよ」ダッ

マミ「…………ええ」


QB「――マミ」

マミ「え?」

QB「魔法少女になれる子を見つけるためにマミと一緒にいられない時間は多いけど、僕はちゃんと此処に戻ってくるよ」

マミ「……!」

QB「マミが言ったじゃないか、“この家に帰ってきてね”って。マミとの約束を破らないし破るつもりもない」

QB「だからそんな顔をしないでほしいな、僕はマミの笑顔が好きなんだ」

マミ「……わかったわ。いってらっしゃい、ちゃんと帰ってきてね」

QB「勿論さ」

―――――――

―――――

―――

マミ「あれからもう一週間が経つのね……」

マミ(キュゥべぇは約束してくれた、だからもう不安は無いわ。……けれど)

マミ「それでもこんなにも帰ってこないと寂しいわ……」

マミ「グスッ……早く帰って来てよ…キュゥべぇ……ヒック……」

QB「…泣いているのかい?マミ」

マミ「っ!キュゥべぇ帰ってきたの!?」

QB「ああ、ちょっと遠くの方まで行ってきたから遅くなってしまった。それより泣いていたのかい?」

マミ「…そうよっ!ずっと帰ってこないから心配したんだから!」

QB「それは悪かったね、でも心配しなくても大丈夫なのに。約束しただろう?僕は嘘をつかないよ」

マミ「もういいわ、こうしてキュゥべぇが帰ってきたんですもの。そうだ、またケーキでも作りましょう」

QB「本当かい?それは嬉しいな」

マミ「それじゃあ支度しないとね、…………あ、キュゥベぇ」

QB「?なんだい」

マミ「お帰り、キュゥベぇ」ニコッ

QB「ただいま、マミ」



終わり

31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/06/22(水) 23:44:16.73 ID:n9BCu9UT0
キュゥマミ2つ目

この組み合わせが駄目な人はごめんね
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/22(水) 23:49:38.32 ID:sr4jMPMio

キュゥベぇに感情があったら…いやむしろマミさんとの触れ合いで生まれるべき
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga age]:2011/06/23(木) 00:39:58.64 ID:p7+esPyD0
乙マミです
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/23(木) 01:19:41.58 ID:a/ZIP2mWo
さやか「ねぇほむらー」

ほむら「何?」

さやか「ほむーらーほむーほむー」

ほむら「はいはい」

さやか「せっかく二人でかふぇーしに来たのに、到着するなりノート広げて宿題始めたほむらちゃーん」

ほむら「写させはしない」

さやか「誰もそんなこといってないじゃーん」

ほむら「教えてはあげる」

さやか「ふっふー、これぐらいさやかちゃんでもわかりますよー」

ほむら「それなら、どうしていつも忘れてくるのかしら?」

さやか「やらないからさ!」

ほむら「でしょうね」

さやか「やだなぁ、わかってるなら聞かないでくださいよー」

ほむら「会話に付き合ってあげたのよ。 黙ったほうがいいかしら?」

さやか「それには及ばないわ!」

ほむら「……」

さやか「……」

ほむら「何?」

さやか「見つめ合うと素直におしゃべりできないタイプ?」

ほむら「見つめ合うと静かに勉強できないタイプではあるわ」

さやか「じーっ」

ほむら「じーっ」

さやか「……なっ、何見てんのよ!」

ほむら「私の勝ちね」

さやか「次目が合ったときは覚えてろよー!」

ほむら「忘れておくわ」

さやか「ぐぬぬ」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/23(木) 01:21:08.90 ID:a/ZIP2mWo
みたいなほむさやをですね
いいとは思うんだけど単発にしかならないのでここに
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/06/23(木) 01:27:23.47 ID:yJXg4SMw0
一発ネタ失礼します。(サニーデイライフネタバレ含むので気になる方は流してね

「さやか、いず、べりー、ふーりっしゅ!」「きょおおおおこおおおお!!」
ほむら(foolishなんて単語知ってたのね……)

終われ
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga age]:2011/06/23(木) 12:00:41.94 ID:H3lbBmer0
>>34>>36
乙マミ!(AAry
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [saga sage]:2011/06/23(木) 14:27:33.75 ID:ryCHEiSb0
――――ずっと・・・君に出会いたかった・・・―――――

「私って、得意な学科とか、何もなくて・・・鈍臭いし、なんの取り柄もないし・・・」(CV.加藤英美里)

 自分に自信がないけど、人一倍頑張り屋なちびっこ同級生☆

「連れてってくれるかしら、保健室?」(CV.加藤英美理)

 突然あなたの転校して来たクールビューティー転校生☆

「あんたの平和は、このあたしが護りまくっちゃいますからねー!」(CV.加藤英美里)

 勝気で男勝りな、ボーイッシュ幼馴染☆

「その制服、あなたも見滝原高校の生徒ね」(CV.加藤英美里)

 優雅で麗しい、でもちょっぴり寂しがり屋なお姉さん系先輩☆

「たく・・・調子くるうなぁ、食うかい?」(CV.加藤英美里)

 突然あなたのピンチを救ったワイルド聖女☆

 総勢五人のヒロインたちと過ごす素敵な見滝原ライフ!

 画期的な新機能を実装して、なんとヒロインたちとのリアルタイムでの会話はやキスなんかも出来ちゃう!

 コンナノゼッタイオカシイヨ!ツタエナキャ…ミンナQBニダマサレテイル…マジョヲをコロセナイイシコロノアタシナンテヒツヨウナインダヨ

 ヒロインたちを救えるのは君だけ!

 ソウルジェムガマジョヲウムナラミンナシヌシカナイジャナイ!テメエソレデモニンゲンカ!アタシッテ、ホントバカ…

 ヒロインたちを癒せるのは、あなたとの楽しい日々!

 ヒトリボッチハサミシィモンナ…ワタシハトックニマイゴダッタノカモシレナイ…モゥ…ヤダァ…

「僕と――契約して――」

――今始まる、もう一つの・・・まどか☆マギカ・・・――


 Q☆B+ 〜僕と契約して、恋人になってよ!〜

――年――月―ー日発売!

初回限定版には、なんとQBプロトタイプのセーラー服フィギュアも付いちゃいます☆



                                                 ,、
                     rt                         //     ,ィュ
        -tぅュ、        }カ                         /l{'   ,.ィア´
          `゙ミ三ミt、     片                     /ム{_,ィ彡´ ,ィェァ
.         _,ィミt、  `゙マミ、   片、                     F三三ニニ=彡'´
.           ̄`゙マ三ニ=ミ三三三ム、                   F三ミ=ミ彡ニ=-
             ____,>三三三ム                      F三{ `゙ミニゝ
            `゙ー==‐´>三三三ム                   F三{
             -=ニ彡' ̄ ̄`マニム                      F三{
                     マニム、                    {ニ三{
                           マ三ム               {ニ三{
                         マ三ム、              Fニニム
                         マニニム                Fニ三ム
                        マニニム                F三三ム
                        マ三三ム           Fニニニム
                              F三三ム           Fニ三三ム
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                         Fニニニ三三ム       F三三三三三ム


  ゆ め と き ぼ う の ひ び を あ な た に
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [saga sage]:2011/06/23(木) 14:28:12.38 ID:ryCHEiSb0
失礼しました
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/23(木) 15:35:41.40 ID:afrWQ/MYo
俺のSGが真っ黒になった
訴訟
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/06/23(木) 16:10:47.98 ID:tcChTQDUo
これのことか

ttp://2ch.at/s/20mai00424975.jpg
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga sage]:2011/06/23(木) 18:08:10.50 ID:KliFAIPO0
>>38
登場人物全部キュゥべえなのかwww
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2011/06/23(木) 18:17:30.40 ID:w2FQjlMr0
駄文で3レスくらい貰う。
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/06/23(木) 18:18:06.92 ID:w2FQjlMr0
マミ「……?」

ほむら「どうかしたの? 巴マミ」

マミ「な、なんでもないわ」

マミ(誰かに見られてたような……)

ほむら「……」

杏子「早く行こうぜ」

マミ「え、ええ」


マミホーム

QB「誰かに見られてた?」

マミ「ええ、2人は気づいてなかったみたいだけど……」

QB「なら気のせいじゃないのかい?」

マミ「そう、なのかしらね……」

???「……」ジィー

マミ「?!」

QB「マミ?」

マミ「だ、だれかが後ろに……」ガクブル

QB「誰も居ないよ?」

マミ「そ、そんな!! 確かに視線を……」

QB「気にしすぎだよ」

マミ「……」キョロキョロ
45 :(>>44続き)VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/06/23(木) 18:18:57.09 ID:w2FQjlMr0
__________

3日後〜
_______


____


マミ「も、もう嫌よ……」

ほむら「だ、大丈夫よ」

杏子「そうだぜ、何か居たらアタシらがぶっ飛ばしてやるから」

マミ「え、ええ……」

数時間後〜

ほむら「さぁ、帰りましょ」

マミ「え、ええ――」

???「……」ジィー

マミ「ッ????!!!!」

杏子「マミ?」

マミ「も、もういや。……いやぁぁぁぁぁ!!!」ダダダダッ

ほむら「巴マミ?!」

________


______

さらに4日後〜
____
46 :(>>45続き)VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/06/23(木) 18:19:56.99 ID:w2FQjlMr0
マミ「……」

QB「マミ、そろそろ布団から出たほうが……」

マミ「い、嫌よ!! 布団から出たらまた……」

QB「ふぅ……」


ほむホーム


QB「そろそろ悪戯は良いんじゃないのかい?」

杏子「……そうだな、ほむら」

ほむら「……会わせて貰えないんじゃ謝罪の仕様がない」

ほむら「それと、1つ問題があるのだけれど」

QB「? どうしたんだい? 君にしては少し控えめな声だけど」

ほむら「実は、初日以外、私は何もしていないわ」

Q・杏「は?」


ほむら「だから、初日以外は悪戯をしていないのよ」

QB「そんなはずは……」

杏子「じょ、冗談きついぜ、ほむら」

ほむら「冗談じゃないわ。本気よ」

杏子「ま、まじかよ……」

???「……」ジィー

杏子「ひぃっ?!」

ほむら「杏子?」

杏子「うわぁぁぁぁぁぁ」ダダダダッ

ほむら「……」クスッ

ほむら(私は何もしていないわ。ね? まどか、さやか)

さやか(アハハッ)

神まどか(テヘヘッ)

            終わり
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2011/06/23(木) 18:21:13.88 ID:w2FQjlMr0
駄文ごめん。
なにが書きたかったかすら解らないorz
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga sage]:2011/06/23(木) 18:41:13.94 ID:KliFAIPO0
かわいい。
でもマミさんにトラウマがwww
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [saga]:2011/06/23(木) 19:25:28.64 ID:7F74G9tAO
1話だけなんで8〜9レス貰います。
ーーーーーーーーーー
 
カードキャプターさくら☆マギカ
第1話〜さくらと魔法少女〜
 
まただ。
わたしは何度繰り返せば良い?
何をしても何を変えても救えない…。
わたしがやっている事は無駄な事なのだろうか…?
つい、そんな事を思ってしまう。
約束したのに。
大切な…とても大切な約束なのに…。
次はどうしたら良いのかまるで分からなかった。
それでも…わたしは時を戻す。
大切な約束の為に…。
 
 
………。
……。
 
ほむら「……う…。 ここは…?」
 
???「あ、気が付いた? 大丈夫かな?」
 
??「しかし、けったいなやっちゃな〜」
 
???「そんな事言わないの! 失礼だよ?」
 
何だろう?
いつもの始まりと違う。
どうなっているんだろう…?
わたしは朦朧とする意識を集中して目を開けた。
50 :>>49続き [saga]:2011/06/23(木) 19:27:56.91 ID:7F74G9tAO
ほむら「…え? キュ、キュウベぇ?!」
 
目に飛び込んできたのはフワフワと浮かぶキュウベぇ…みたいな物だった。
 
??「はぁ? 何と間違えとんねん。 わいはケルベロスや。 そんなけったいな名前ちゃうで?」
 
ほむら「ケルベロス…? キュウベぇ…じゃないのね」
 
???「良かった。 意識ははっきりしてるみたいだね。 どこか体の調子が悪い所とか無いかな?」
 
そう言って隣りにいた女性が微笑んだ。
とても綺麗で凄く優しげな微笑みだった。
 
ほむら「あなたは誰…?」
 
???「ほぇ? あ、ごめんね! わたしは木之本さくら。 さくらで良いよ」
 
そう言ってまた笑う。
とても幸せそうな笑顔だった。
わたしにはそれが痛かった。
無性にイライラしてしまう。
51 :>>50続き [saga]:2011/06/23(木) 19:30:35.86 ID:7F74G9tAO
ケル「なんや暗いやっちゃなぁ〜。 さくら、こんなん助ける事無かったんちゃうか?」
 
さくら「もう、ケロちゃん! そんな事言わないの!」
 
ケロ「はいはい。 さくらは相変わらずやなぁ」
 
ほむら「…あの。 わたしはどうしてここに?」
 
取り敢えず終わらなさそうだったので疑問をぶつけてみる。
どう考えてもこれはいつものループとは思えなかった。
状況がまるで分からない。
 
さくら「えーとね。 理由は分からないんだけど時間の狭間にあなたがさ迷ってるのが見えたんだよ。 それで意識を失ってるみたいだったから拾い上げたの」
 
ケロ「そやで〜? あのままやったら時間の狭間を延々と漂う事になっとったんちゃうか?」
 
ほむら「時間の狭間…?」
52 :>>51続き [saga]:2011/06/23(木) 19:32:10.36 ID:7F74G9tAO
さくら「うん、そうだよ。 えーとあなたも時間系の魔法が使えるんじゃないかな?」
 
ほむら「も? もって事はあなたも魔法少女なの?」
 
ケロ「何言っとんねん。 さくらはもう少女って年でも無いやろ〜ハハハ」
 
さくら「ケ、ロ、ちゃ〜ん!」
 
ケロ「さ、さくら堪忍やで〜。 ほんの冗談やないか〜」
 
ほむら「…あの。 それで?」
 
また始まりそうな掛け合い漫才にイラっとしてつい口を挟んでしまった。
 
さくら「あ、ごめんね。 たしかに少女って年でも無いけど魔法はちょっと使えるよ」
 
助けられた身で不躾な事を言ってしまったが、あまり気にしていないのかそう笑って返してくる。
どうしてこの女性は魔法少女?で有りながらこんなに素直に笑えるのだろう?
53 :>>52続き [saga]:2011/06/23(木) 19:34:01.35 ID:7F74G9tAO
さくら「それでね。 わたしが探ってみたんだけど、あなたはこの世界の人じゃ無いんじゃないかな?」
 
ほむら「…え? それは…どう言う事ですか?」
 
さくら「うん。 あの時間の狭間は色んな時空間と繋がってるの。 あなたが通ってきた痕跡を見るとこの世界の時間軸と関わって無いみたいだったからね」
 
ケロ「まさに漂流物やな。 なんかしら時間系魔法失敗したんちゃうか〜?」
 
そう言ってキュウベぇに似たケルベロスとやらが嫌らしくニヤニヤと笑う。
感情の無いキュウベぇとも違ってなんだか腹が立った。
 
ほむら「…そうね。 わたしは時間を巻き戻したわ。 それに失敗したのかもしれないわね」
 
ムッとしつつも事実らしいのでそう認める。
なんだかこのケルベロスとは気が合わない気がした。
54 :>>53続き [saga]:2011/06/23(木) 19:35:22.54 ID:7F74G9tAO
さくら「ケロちゃんも意地悪言わないの! でね、一応体とか調べさせて貰ったんだけど…。 あなたの魔法はちょっと歪んだ魔法なんじゃないかな…?」
 
ほむら「どう言う…事ですか?」
 
さくら「うーん。 あ、先に名前を聞いても良いかな? いつまでもあなたじゃ言いにくいし」
 
少し言いにくい事だったのかさくらと言う女性はニッコリと笑ってそう間を置いてきた。
 
ほむら「わたしはほむら。 暁美ほむら」
 
さくら「ありがとう。 ほむらちゃんって呼んでも良いかな?」
 
ほむら「…ええ、構わないです」
 
さくら「うん! じゃあ改めてよろしくね、ほむらちゃん!」
 
ほむら「はい…。 それであな…さくらさんはどう言った人なんですか?」
55 :>>54続き [saga]:2011/06/23(木) 19:37:02.02 ID:7F74G9tAO
どう言ったとは曖昧な言い方だったが上手い言葉も見つからなかったのでそう聞いてみた。
けれど何となく分かったのだろう。
さくらさんは頷くと話しを続けた。
 
さくら「えーとね。 初めから言うと、わたしは魔法を使うけれど生身の人間なの。 …ほむらちゃんは…違うよね?」
 
ほむら「…え? 生身の人間…?」
 
いきなりの事に言葉が詰まる。
魔法を使うにはソウルジェムと言う代償が必要だ。
生身などは有り得ない事だった。
 
さくら「そうだよ。 多分世界が違うからだろうけど、わたしの魔法は自分自身の魔力とこの世界に有る様々な力を使ってるの」
 
ケロ「その点、ほむらの魔法はそのけったいな道具で無理矢理引き出しとる魔法みたいやな。 なんや胸くそ悪い道具やで」
56 :>>55続き [saga]:2011/06/23(木) 19:38:32.26 ID:7F74G9tAO
ほむら「…じゃあこの世界では魔法に代償は要らないんですか?」
 
さくら「うん、そうだね。 代償ってのは要らないかな? まあ色々有るんだけどね」
 
それでやっと分かった。
何故、こんなに幸せな笑顔が出来るのかが。
なんの事は無い。
さくらさんとやらは別になんの代償も無くぬくぬくと魔法の恩恵に預かれるのだ。
それは幸せだろう。
わたしとは違うのだから。
急にさくらさんへの興味を失ってわたしはどうでも良くなってしまった。
 
ほむら「それでわたしはどうやったら元の世界に戻れるんでしょうか? さくらさんには分かりますか?」
 
なるべく素っ気なくならないように気を付けてわたしは聞いてみた。
別にこのさくらさんが悪い訳では無かったから。
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/23(木) 19:38:44.77 ID:5twb4UxSO
>>40を見てて思い付いた一発ネタ、眼鏡ほむら時代の陰湿ないじめネタ注意




MM「さっき私達が着替えてる時ティロティロ見てたでしょ」(ティロ・因縁)
HMR「な、何で見る必要なんてあるんですか!?」(弱ほむ)




すいません!許して下さい何でもしますから!
58 :>>56続き&終わりです [saga]:2011/06/23(木) 19:41:13.31 ID:7F74G9tAO
さくら「…うん。 わたしの魔法は色々出来るからほむらちゃんがどの世界から来たのか分かれば戻して上げれると思うよ。 調べるのに少し時間は掛かるけど」
 
ほむら「…そう、ですか。 じゃあすみませんがよろしくお願いします」
 
ケロ「まあ、それまではここでゆっくり休んどいたら良いんちゃうか? まだ体調も万全や無いやろうしな〜」
 
さくら「そうだね! 少し疲れてるみたいだし、しばらく休むと良いんじゃないかな?」
 
ほむら「…分かりました。 それしゃあ少しの間よろしくお願いします」
 
 
こうしてわたしはしばらくの間さくらさんとケロちゃんとやらの世話になる事になった…。
 
ーーーーーーーーーーー
世界を越えた魔法少女達の出会い
新たな出会いは新しい物語りへの始まり
繰り返される時間に訪れた一幕の出来事
 
「ぜったい大丈夫だよ」
 
それは…奇跡の魔法の始まり…。
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2011/06/23(木) 19:52:04.56 ID:w2FQjlMr0
第一作目
>>7-8
第二作目
>>12
第三作目
>>24-26
第四作目
>>30
第五作目
>>34
第六作目
>>36
第七作目
>>38
第八作目
>>44-46
第九作目
>>49-56>>58
第十作目
>>57

とりあえず、10作品来たみたいだから纏めた。

>>58
よし、続きを。
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [saga]:2011/06/23(木) 19:56:45.05 ID:7F74G9tAO
さくら☆マギカ設定
・さくらはあれから10年以上後(さくら曰く女の子の年齢はヒミツらしい)
・さくらは修行?を繰り返してて魔力も増大、色々応用魔法も使えます
・マギカ側設定はそのまま
・それぞれの魔法は使用原理は違えど効力はそう変わらない(さくらの魔法も魔女に効く)
・さくらが居る場所はこれまたヒミツ
 
ーーーーーーーーーー
第2話予告
〜さくらとほむらの夢〜 

ケロ「さくら、さっさとほむら戻さんでええんか〜? また厄介な事になるんちゃうか?」
 
さくら「うーん。 でもほっとけないよ。 ほむらちゃんなんだか凄く辛そうなんだもん」
 
動き出した新しい時間はほむらに何を与えるのか?
 
さくら「…ごめんね。 ほむらちゃん。 少しだけ…」
 
さくらが取った行動とは…?
 
ほむら「…あなたには分からないわ!」
 
別々の運命を歩んできた魔法少女達のそれぞれの思いが重なる時。
 
ほむら「わたしを…元の世界へ戻してっ…!」
 
終幕への扉が開かれる。
次回もサービスサービスゥ〜!
ってストーリーが見たいんだな♪
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [saga]:2011/06/23(木) 20:52:32.48 ID:7F74G9tAO
さくら「星の力を秘めし「鍵」よ! 真の姿を我の前に示せ。 契約の元さくらが命じる「レシーズ(封印解除)」!」
 
マミ「…なにアレ。 マジカッケー」
 
ほむら「真似…しないで下さいね?」
 
マミ「し、しないわよ///」
 
さくら「風よ! 戒めの鎖となれ! ウィンディー!」
 
マミ「やべぇ…。 超カッケー」
 
ほむら「先輩、目が怖いです…」
 
QB「キミは変な生き物だね。 見た事がないよ」 
ケロ「お前に言われとーないわ!」
 
まどか「やれやれだぜ…」 
 
単発でそ
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [saga]:2011/06/23(木) 21:23:34.79 ID:7F74G9tAO
ほむら「ところでさくらさん。 その衣装は…?」 
さくら「ほぇ!? こ、これは友達のともよちゃんって子が…つ、作ってくれたの///」
 
ほむら「えと、それって着る必要性有るんですか…?」
 
さやか「…え? まさか毎回着替えてるんですか!?」
 
さくら「あの…その。 はにゃ〜ん///」
 
ケロ「アホんだらぁ! 魔法少女にはコスチュームは当たり前やろ〜!」
 
マミ「分かる! 分かるよそれ!」
 
ほむら「先輩は黙ってて下さい」
 
マミ「……」シュン
 
QB「いや、魔法少女にはコスチュームは必要だよ。 気持ちが変わるからね」
 
ケロ「お! なんやお前分かっとるやないか〜! ちょっと見直したで〜!」
 
まどか「それ、多分意味が違うから」
 
 
また単発だよもん
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [saga]:2011/06/23(木) 21:44:34.06 ID:7F74G9tAO
ともよ「呼ばれましたか?」
 
みんな「…え?」
 
さくら「と、ともよちゃん! どうしてここに居るの?!」
 
ともよ「さくらちゃんが居るところにともよ有りですわ〜! またさくらちゃんに衣装が必要な気がして追い掛けてきましたの。 さくらちゃん黙って行くなんて水臭いですわ!」
 
ほむら「(…この子、わたしと同じ臭いがする…!)」
 
ともよ「(この方…同じ臭いがしますわ…!)」
 
ガシッ…!
 
ほむ、とも「あなたとは良い友達になれそう(ね!(ですわ!」
 
まど、さくら「なんだか寒気がするよ!」
 
さや、マミ「私たち凄い空気だね…」
 
Q、ケロ「わけがわからないよ」
 
はいはい単発単発
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga age]:2011/06/23(木) 23:11:56.17 ID:vrIFDCW90
結構、利用者が増えててわっほいですなw

>>59
乙マミです!
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/06/23(木) 23:37:49.56 ID:Pwb/odKc0
小ネタ

ゆま「杏子のこと、なんて呼べばいいかな?」

杏子「知るかよ、なんでも好きに呼べ」

さやか「あー! あたしが同じこと聞いたら怒るくせにっ! ずるーい!」

杏子「やかましい。……っつーか、それこそ杏子でいいだろそれ」

ゆま「ダメだよ! それだとなんだかよそよそしいんだもん」

杏子「あー、わかったわかった。じゃあ杏子姉ちゃんでもお姉ちゃんでもなんでも――」

ゆま「おかーさん」

杏子「……おい待てなんだその変化球」

マミ「あら、そうかしら? いい名前じゃない、お母さん」

ほむら「ええ、そうね。似合ってるわよ、お母さん」

杏子「お前らホント他人に容赦ねえよな」

さやか「待て待てまてーい!」

ゆま「ええっ!?」

さやか「杏子と親子の関係を結ぶというのなら、杏子のマブダチ一号であるこのさやかちゃんを倒してからに――」

杏子(渾身の右ストレート)

さやか「ぶべらっ! ちょ、いきなりグーで殴るかフツー!?」

杏子「いいからその口を閉じて黙れ」

杏子「……はあ、まったく。仕方ねえな、それならお母さんでもママでも好きに呼べよ」

マミ「よかったわねゆまちゃん。本人から公認が降りたわ。――ね? お母さん」

ほむら「ええ、これで気兼ねなく呼べるというものね。――ママ上と」

杏子「お前らあーーーーー!!!」

ギャフン(終)
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga age]:2011/06/24(金) 00:13:45.85 ID:uf7HeCpj0
乙マミマミ
やはり、杏子とゆまはいいなw
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2011/06/24(金) 02:16:12.12 ID:1eGvzTIF0
 2、3レスほど貰う
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2011/06/24(金) 02:16:48.39 ID:1eGvzTIF0
マミ「……」

女子A「はい、チョコレート」

女子B「わぁ、ありがとー」

マミ「……」ハァ

マミ(そういえば、バレンタインなんてあったわね……)

  (魔法少女になってから人付き合いも何もなかった)

  (……私は)


昼休み(屋上)


マミ「私の心とは大違いの良い天気ね」ハァ

ほむら「あら、巴マミ」

マミ「?! 暁美さん?」

ほむら「丁度良かった、貴女にお願いがあるのよ」

マミ「なに?」


ほむら「チョコを貰いすぎて食べきれないのよ」

   「これ、食べてくれないかしら」

マミ(4つのチョコ?)

マミ「……で、でも」

ほむら「甘いもの。好きでしょ?」

マミ「ええ」

ほむら「じゃ、食べて」

マミ「……今?」


ほむら「感想。言ってあげたいから」

マミ(なら自分で……)ポリッ

ほむら「どう?」

マミ「美味しいわ。どれも、全部」

ほむら「そう、良かったわ。じゃっ、私は失礼するわね?」

マミ「ええ」
69 :(>>68続き)VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/06/24(金) 02:18:02.66 ID:1eGvzTIF0
ほむら「巴マミ」

マミ「?」

ほむら「貴女は1人じゃない。それを忘れないで」ニコッ

マミ「どういう……?!」

マミ(この包み紙……それぞれに何か書いて……繋がる? ?!)

QB「マミ? どうかしたのかい?」

マミ「キュ。キュゥべえ?!」

QB「どうしたんだい? なぜ……」

マミ「な、なんでもないわ」ダダッ

QB「……なんで泣いていたんだろう?」


放課後

ほむら「美味しいって言っていたわ」

さやか「そっ、良かった」

杏子「さやかなんて何回失敗したことか」

ほむら「かるく10回は越えていたわ」

まどか「あはは。まぁ私達も何回か失敗したしね」

マミ「みんな!」タタタッ

ま、ほ、杏、さ「?!」

マミ「今日、美味しいケーキあるんだけれど、寄っていかない?」

ま、ほ、杏、さ「ぜひとも!」

マミ(ありがと。みんな)

        包み紙の言葉。

 わたし達からマミさんへ

 いつものケーキほど美味しくはないかもしれないけれど、

 わたし達が作ったチョコレートです。
 
 ほむらちゃんはビター、さやかちゃんはミルク

 さやかちゃんはバナナ、わたしはイチゴ味。

 これからも、ずっと大切なお友達です。

            見滝原魔法少女連盟2年生一同。



           おわり
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2011/06/24(金) 02:20:02.29 ID:1eGvzTIF0
ごめん、2レスだった。
駄文ですまん。

じゃ。

 誤字

×)さやかちゃんはミルク

○)杏子ちゃんはミルク

以上
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/06/24(金) 02:26:51.97 ID:jcEthV7AO
一瞬昼休みさんが久々にキレちまったのかと思ったわ
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) :2011/06/24(金) 05:38:22.87 ID:6391VjkS0
杏子「なあもし自我を残したまま魔女になることができたら魔法使い放題じゃね?」
QB「わけがわかんないよ」
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [saga sage]:2011/06/24(金) 05:59:31.67 ID:neotT5540
さくら「はっ! クロウカードの気配!」

ケロ「間違いない! これはまどか☆マギカの世界とクロスしてまうカードや!」

さくら「えー!? それってどうなっちゃうの!?」

QB「やぁ、君は魔法少女の才能があるようだね」

QB「僕と契約して魔法少女になってよ!」

ケロ「こうなるんやー!」

さくら「ほえー!」

ユエ「最悪だ……」

――――――――

ほむら「あれがワルプルギスの夜よ!」

さくら「あれを倒さないとみんなの一番大好きな人の記憶がなくなっちゃう!」

さやか「そんなことは!」

杏子「アタシたちが!」

マミ「させないわ!」

さくら「みんな……!」

まどか「ごめんね、ほむらちゃん。やっぱりきちゃった」

ほむら「まどか、あなたまで……」

まどか「QB、わたしの願いを叶えて!」

QB「言ってごらん。君ほどの素質ならどんな不条理だって叶うだろう」

まどか「わたしをカードキャプターにして!」

QB「そ、その願いは! CLAMP先生に怒られてしまうじゃないか!」

ケロ「封印の鍵よ、汝との契約を望むものがここにいる。少女名をまどか」

ケロ「鍵よ、少女に力を与えよ。『封印解除(レリーズ)』!」

まどか「はにゃーん!」

知世「●REC」



ケロ「ケロちゃんにお任せのコーナーやー!」

ケロ「特に何もないわー!」

ケロ「おわり」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [saga sage]:2011/06/24(金) 06:01:53.49 ID:neotT5540
考えを放棄したくことだってあるんだもの・・・正直すまんかった
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [saga]:2011/06/24(金) 10:35:54.47 ID:qByT7URb0
まどか「何やってるの? さやかちゃん」

さやか「んー、マミさんに倣ってちょっとあたしもお菓子作り嗜んでみようかなって思ってさ。ケーキ作ろうとしてるんだけど、なんかこう違和感が……」

さやか「……あ、やば。しょっぱいや」

まどか「ええっ? もしかして定番の塩と砂糖?」

さやか「冗談はよし子さん! 塩と小麦粉だよ!」

杏子「それこそ冗談じゃねえよ!」

さやか「大丈夫だって。ホラ、タン塩味のクッキーとか新感覚じゃない!?」

マミ「ねえキュゥべえ、今健康? 腎臓とか胃とか頑丈? え、何のことかって? いやねぇ、もしものためよ」

ギャフン(終)
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/06/24(金) 12:38:15.61 ID:nYGS2MZW0
さやか「あたしは三回。まあ自業自得だし、しょうがないかー」

マミ 「私も描写されているのは三回ね。もっと多いだろうけど」

杏子 「あたしは二回か。少ない方じゃないか?」

まどか「わたしなんて五回だよ…おりこでまた増えたから…」

さやか「うへー、流石主人公…」

ほむら「何の話をしているの?」

マミ 「死亡回数の話よ」

ほむら「…ごめんなさい」

まどか「き…気にしないで…。ほむらちゃんは頑張ってたよ」

QB  「まったく、酷いじゃないか。僕の死因はほぼ全部君だよ。描写されてるだけで三回も殺されてる」

ほむら「おまえに謝るつもりはないわ」

QB  「わけがわからないよ」

おわり
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/06/24(金) 13:00:55.25 ID:dG5WUxYAO
QB「おめでとう。君の願いでエントロピーがうんたらかんたら」

QB「じゃあ早速魔女退治だ」

まどか「いやだ」

QB「え」

まどか「願いだけ叶えばいいし。魔法使わないからグリーフシードいらない」

QB「で、でも魔女が街の人を襲うんだよ?」

まどか「割りとどうでもいい」

クズなまどかさん終り

契約しても願いだけ叶えて魔法使わないようにすれば戦う必要なくない?普通の生活できるんじゃね?って思って書いた
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/06/24(金) 15:06:01.72 ID:y4lfxqEAO
願いを継続し続けるのも魔法の力だからだんだん濁るんじゃね?
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage ]:2011/06/24(金) 15:14:33.63 ID:hDyuGdGBo
付属品の体を動かすだけでも魔翌力消費するんじゃない?

まどかさんの魔翌力は膨大だから
些細な魔翌力消費なんて屁でもないんだよ!理論はありかな?
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/24(金) 16:14:40.92 ID:ou5dOKLIO
本当のまどかす様はほむほむにGSを献上させる
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/06/24(金) 16:17:14.96 ID:X+g7uiceo
そのまま2ちゃん漬けで余生を過ごす
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/24(金) 16:23:01.58 ID:1Z/udKfIO
あり得そうで怖い
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage ]:2011/06/24(金) 16:29:03.44 ID:hDyuGdGBo
ほむら「まどか…GS取ってきたわ…」

まどか「んー、今忙しいからドアの前置いといてー」カタカタ

ほむら「……まどか、たまには外に出て一緒に…」

まどか「うはwwwww神スレ発見したwwwwwww
   ん、ほむらちゃん何か言ったー?」

ほむら「……いえ、何でもないわ」

まどか「…ほむらちゃん、愛してるよ」

ほむら「ま、まどか…私も愛してるわ!」(頑張らなきゃっ)ホムッ

まどか(ほむらちゃん扱いやすいなー、さて続き続き)
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga age]:2011/06/24(金) 18:07:55.95 ID:/+qj+4Ek0
絶対に魔女にならない魔法少女になりたいって
願ったら魔女にならないのかな

>>75
QBは犠牲になったのだw
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/24(金) 19:17:12.30 ID:LHGg7aMb0
>>84
評価ありがとう。

マミさんはギャグパートだと乱馬の母ちゃんみたいな素でクリティカルなことやらかす天然っぽいイメージがあるのぜ
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [saga sage]:2011/06/24(金) 21:21:59.94 ID:neotT5540
乱馬の、母ちゃん・・・?
1/2の?
87 :まど神「まどか☆マギカ2期!」 [saga sage]:2011/06/24(金) 21:53:52.52 ID:DVnsST6Z0
まど神「あーあ、神様になったのはいいけど退屈だなあ……」

まど神「……そうだ! 時間は有り余ってるんだし、まどか☆マギカ2期を作っちゃおう!」

まど神「大好きなほむらちゃんの活躍を、もっと沢山の人に観てもらいたいしね!」

まど神「まずはストーリーを考えよう!」

まど神「…………うん、神の力であっという間にシナリオが完成しちゃった♪」

まど神「2期の主人公はもちろんほむらちゃんだよ」

まど神「19歳になって背も伸びてスタイル抜群なほむらちゃんが……」

まど神「魔法少女管理局・ほむほむ分隊の隊長になって、後輩の魔法少女たちを指導したり事件を解決したりするんだ!」

まど神「キャッチコピーは『魔法少女、育てます。』」

まど神「杏子ちゃんやマミさんも成長した姿で登場するなど、前作ファンへのサービスも忘れてないよ!」

まど神「うんうん、我ながら素晴らしい設定だね。これならきっと大人気アニメになるぞー!」



〜ファンの声〜

オタA「こんなのほむほむじゃねえwww誰だよこのババアwww」

オタB「ていうか19歳とかwwwどこが少女なんだよwww熟女www」

オタC「元からババアだったのに更にババアになった黄色哀れwww」



まど神「…………あれれ?」



おしまい。
88 :まど神「まどか☆マギカ2期!」 [saga sage]:2011/06/24(金) 21:55:33.34 ID:DVnsST6Z0
2期がアレみたいなことにならないといいなあ……という思いから書いてしまった。
アレのファンの方、ごめんなさい。
89 :こう聞き間違えた俺だけ? [saga sage]:2011/06/24(金) 22:02:09.71 ID:TwLiA+Pj0
OP
 ̄ ̄ ̄

交わした約束忘れないよ 目を閉じ確かめる
押し寄せた闇 振り払って進むよ


これが正解。
10話の悲しい約束を思い起こして、悲惨に時間を絶望という闇を
振り払って進んできたほむほむの図。


ーーーーーーーーーーーーーーーー


俺の聞き間違い 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

交わした約束忘れないよ 目を閉じて「しかめる」
押し寄せた闇 振り払って進むよ


10話の悲しい約束を思い起こそうとしたんだけど、思い出せなくてつい顔を顰めるほむほむ。
胸に去来する罪悪感から逃避して進んでいこうとするほむほむの図。


つまりこういうこと
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
90 :こう聞き間違えた俺だけ? [saga sage]:2011/06/24(金) 22:04:32.95 ID:TwLiA+Pj0
ある時、空を見上げあの日のことを思い出すほむほむ……。

================
交わした約束忘れないよ
================

「まどか……」

================
目を閉じて
================

『……こんな終わり方にならないように、歴史を変えられるって、言ってたよね』

『うん……』

『キュゥべえに騙される前のバカな私を、助けてあげてくれないかな?』

『約束するわ。絶対に――』

========================
顰める(しかめる)
========================

「……ほむ?」

あれ、おかしいわね「絶対に……」何だったかしら? いいえ、忘れるわけないわ。もう一度……

=================
目を閉じて
=================

『約束するわ。絶対に――……何度も……、繰り返す、で、えっと…、繰り返しても? ことになっても?」


=================
しかめる 
=================

91 :こう聞き間違えた俺だけ? [saga sage]:2011/06/24(金) 22:05:37.81 ID:TwLiA+Pj0

「ほむぅん?」(顔をしかめるほむほむ)

い、いいえ!? 忘れるわけないわ! 他でもないまどかとの約束なのよ!? 覚えてるわ、覚えてるわよ! 
そ、そうに決まってる! そうよ

『絶対に…………………』

=================  
しかめる
=================

「………………」


……わ、私の戦場はここじゃないわ


=================
押し寄せた闇(罪悪感) 振り払って進むよ〜
=================

「……クラスのまどかには内緒よっ!」



ほむほむ……orz
この間違いに気づいたのはずいぶん後になってからのことでした。
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/06/24(金) 22:10:45.44 ID:QwFlKNfto
これにはさすがのしかめさんもしか目っ面
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/06/24(金) 22:18:50.53 ID:SivQz4zQo
まどか「肝心かなめの私の名前を忘れるなんて……こんなのってないよ…!」




お後がよろしいようで。
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [saga sage]:2011/06/24(金) 22:51:04.31 ID:neotT5540
山田君、ざぶとん全部持ってちゃってー
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/24(金) 23:19:03.19 ID:HaG6NpIfo
はーい円環しますねー
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/06/24(金) 23:40:28.52 ID:dG5WUxYAO
DVまどかと依存症のほむほむって良いよね…
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/25(土) 00:25:27.02 ID:U+8+sjGNo
なんかあったな
まどかが働かないでほむほむが養うやつ
98 :ほむら「まどかをMITに合格させる」 [saga]:2011/06/25(土) 01:23:09.78 ID:ufBzImwZo
進学塾ほむほむ

ほむら「絶対にマークシートには気を付けなさい」

ほむら「美樹さやか あなたはまだ因数分解もできないの!」

ほむら「話にならないわ。やる気がないなら帰っていいのよ?」

さやか「何だあいつ偉そうに」

まどか「ほ、ほむらちゃんはさやかちゃんのためを思って……」

さやか「いーや単純にあたしが気に食わないだけよ 腹立つなあ」

ほむら「まどか」

まどか「は、はい」

ほむら「あなたは計算ミスが多すぎる」

まどか「き、気を付けます!」

ほむら「続けて」

さやか「なあに言いなりになってんのよ」

まどか「いや本当のことだよ」

ほむら「静粛に」

シン……

まどか「……」カリカリ

ほむら「……あなたはどこまで愚かなの!」

まどか「ひゃっ、ひゃい!」

ほむら「何度忠告しても同じミスばかり……」

ほむら「愚か者が相手なら、私は手段を選ばない」

まどか「ふえぇ……」

ほむら「居残りよ―――!!」
99 :ほむら「まどかをMITに合格させる」 [saga]:2011/06/25(土) 01:26:17.85 ID:ufBzImwZo
マミ「あなたも気づいていたのね……鹿目さんの素質に」

ほむら「ええ……彼女を教えるのは、私」

ほむら「やはりまどかは天才……私を越えるのは時間の問題ね」

まどか「――与命題の証明には数学的帰納法が最も有効なの、
であるからしてまずn=1の場合関数f(x)は――これは確かに題意を満たすよね。
次にn=kの場合だよっ、今度は題意が成立することを仮定、するの。
その上でn=k+1の場合――以上より題意を満たす! よって与命題は示されたーよしっ!」

さやか「」

ほむら「……想像以上よ」

まどか「いやぁったぁー!!」

さやか「マミさんは第一志望って決まってますか?」

マミ「そうね……MITかしら」

さやまど「!?」

QB「見滝原高校のことね」

まどか「」

さやか「」

マミ「MITAKIHARA有数の神学校、MIT」

まどか「マ、マミさん、頑張って!」

まどか「これ、あたし達のお守りです!」

マミ「参ったな……速攻で終わらせてくるわね!」ダッ

ほむら「あ、待ちなさい! 最後のアドバイスを――」

まどか「行っちゃったね……」

マミ(これはわからない……捨てよう)

マミ(次は……長いけど、なんとかなりそう)

マミ(簡単だ……身体が軽い、こんな幸せな気持ちで受験するなんて初めて……!!)ヌリヌリ

マミ(どんどん解けるわ……――!)ヌリヌリ

さやか「マミさんどうでした?」

マミ「完璧よ!」

まどか「お祝い! ケーキ!」

ほむら「……」
100 :ほむら「まどかをMITに合格させる」 [saga]:2011/06/25(土) 01:27:03.85 ID:ufBzImwZo
数日後

マミ「ふ、不合格ですって!? 何かの間違いよ!!」

ほむら「……マークシートよ」

マミ「は?」

ほむら「マークシートは問題を飛ばした受験生のスキをつきマークズレを起こすことがよくあるの」

マミ「そんな――!!」

ほむら「これがマークシートの最後の秘密」

ほむら「ちゃんと私の忠告を聞いていればっ……!」グッ

まどか「ほむらちゃん……厳しいのはやっぱり私達のためを思って……それなのに私は!」

さやか「いや、マークシートの最後の秘密てwww 意味わかんないからwww」

模試返却!

さやか「あたしってほんとバカ……」

まどか「さ、さやかちゃんのマークが一つずつズレて……こんなのってないよ!」

まどか「キュゥべえなんとかしてよ!」

QB「いや……こればっかりはどうしようもない……」

まどか「マミさん……今どうしてるんだろう」

さやか「おのれ世界のMIT……でも私は中浪になろうと諦めない!って意気込んでたよ?」

まどか「やっぱりマミさんはかっこいーなー」

QB「見滝原高校のことね」

さやか「まどかはさ……今でもまだ、MITを受けたいって思ってる?」

QB「見滝原高校のことね」

まどか「ずるいってわかってるよ……でも、あんな落ち方、今思い出しただけで息ができなくなるの……」

杏子「えむあいてぃーってなんだ?」

QB「見滝原高校のことね」

おわれ
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2011/06/25(土) 01:48:32.24 ID:TktlzGL40
第一〜第十作品目まで
>>59

第十一作目
>>61

第十二作目
>>62

第十三作目
>>63

第十四作目
>>65

第十五作目
>>68-69

第十六作目
>>72

第十七作目
>>73

第十八作目
>>75

第十九作目
>>76

第二十作目
>>77

第二十一作目
>>83

第二十二作目
>>87

第二十三作目
>>89-91

第二十四作目
>>98-100


>>97
ほむら「まどか、仕事見つかったかしら?」まどか「今探してる」
これだっけ?

すまん、纏めるのが少し遅くなった。
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga sage]:2011/06/25(土) 03:23:04.11 ID:Uhj5okmU0
>>101
ホントにお疲れ様です。
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [saga]:2011/06/25(土) 04:21:27.27 ID:SgIyPZGAO
マミ「天空を満たす光、一条に集いて神の裁きとなれ! ティロ・フィナーレ!」ドヤ!フンス!
 
ほむ「ちょ…先輩、FFTとか渋すぎです」
 
マミ「まだまださくらさんには負けないよ!」
 
さくら「『クロウ』の創りしカードよ。 我が『鍵』に力を貸せ! カードに宿りし魔力をこの『鍵』に移し我に力を! ファイアリー!」
 
ケロ「…まだまだ青いなぁ〜」
 
マミ「…くっ! 次こそ負けないわ!」
 
QB「そんな長い台詞なんて非効率じゃないのかい? 第一、唱える意味がわからないよ」
 
まどか「(わ、QBチャレンジャー…。 それはきっと禁句なんだよ…)」
 
ケロ「お前は今、全国一千万人の大きなお友達を敵に回した! 地獄で悔やむが良い…!」
 
 
終わっとく
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/06/25(土) 07:11:03.34 ID:1i0NKbxto
今書いてるSSでFFTの詠唱文ネタ使ってた俺にはとてもタイムリーなネタだった
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2011/06/25(土) 11:23:43.97 ID:TktlzGL40
リクエストあったから、
適当に、1話書いてみた。

多分1レスでおk




106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/06/25(土) 11:25:25.19 ID:TktlzGL40
「また、病院……」

目を覚ました私の視界に映ったのは、

病院の天井。

また、これだ。

何回同じ事を繰り返せば気が済むの?

深い溜息をつき、ベッドから起き上がる。

さぁ、また。

QBを止めに行かないと……。


「誰なんだい、君は」

私の目の前にいる、白い生き物が言う。

「誰でも良いでしょ?

貴方の敵。それで十分よ」

私がそう言って、銃口を生き物に向けた時だった。


「ふもっふ!!! ふもふもふも!!」

「きゃぁ?!」

体当たり。

どこからともなく現れた黄色い変な熊?

みたいなやつに、私は突き飛ばされた。


「あ、貴方誰よ!!」

「ふもふもふも。ふもっふ。ふもももも!!」

……は?

「何言ってるのよ」

「君がさっき言っただろう。

貴方の敵それで十分だと。と言っているね」

白い生き物、QBが呟く。
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/06/25(土) 11:25:57.99 ID:TktlzGL40
言葉通じるのね。

ってことは、あれもQB?!

「貴方も邪魔するなら容赦しないわ!!」

機関銃を乱射……しかし。

「ふもっ!」

えっ?

弾が弾かれてるんだけれど……。


「ふもふもふも。ふ〜もっふ〜」

「そんなの効かない。大人しく投降せよ。って言ってるね」

ふ、ふざけてるわ。そんなの。

こうなったら!!

「ふもももっ???!!!」

自家製グレネードを投げつけて、時間を止めて逃げる。


あんな規格外。

逃げるしかないじゃない!!

私は自分の家に逃げ込んだ。

「ここなら……?」

呼び鈴が鳴り、誰かの来客を告げる。


だれかしら。

「はい、どち……」

「ふもっふ♪」

「……」

「ふもっふ〜♪」

ドア越しに見えたのは、

黄色い体。

聞こえたのは、「ふもっふ」

来客者は、さっきの意味の解らない生き物? だった。


                      おわれ。
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/06/25(土) 11:27:22.02 ID:TktlzGL40
すまん、2レスだった。
ボン太くんxまどか☆マギカ。

文才のなさに涙。
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga sage]:2011/06/25(土) 11:32:29.86 ID:MHjcU1yU0
なんでボン太くんはQBの味方してるんだよwww
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [saga sage]:2011/06/25(土) 13:12:50.03 ID:5pmrOgnc0
まどか神「おいでよ!円環の理!」

さやか「言いたかっただけなんだ、悪気はなかったんだよ」
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/06/25(土) 15:34:33.98 ID:J7ADskI9o
恭介「君は誰だい?」

杏子「佐倉杏子。美樹さやかの最期を看取った女だよ、上条恭介」

恭介「さやかの事を知ってるのか!? 最期って一体……!?」

杏子「あんたから質問されても答えられることは多くない。何を知ってもあんたがさやかに出来る事はもう何も無い。それでもあたしは……あんたは知るべきだと思ったから、ここにいる」

恭介「さやかは……死んだの、かい?」

杏子「……」スタスタスタ

恭介「ま、待ってくれ!」



杏子「ここだよ」

恭介「駅のホーム……? ここからさやかは何処かに行ったとか?」

杏子「さやかはここで消えた。跡形もなくね」

恭介「消えた……? そんな、人間が消える訳が」

杏子「あんたはさっき、さやかは死んだのかって聞いたよね。アタシもそれは断言できない。アタシが見たのは、さやかが魔獣と戦い、そして消えたとこだけなんだ」

恭介「魔獣? 戦う?」

杏子「次行くよ」スタスタスタ

恭介「おい! 僕の質問にも答えてくれよ!」

杏子「最初に言ったよ。あんたに質問されても答えられることは多く無いし、また本当はあたしが答える理由もないんだ」

恭介「……君をさやか失踪の参考人として警察に通報する、ということもできるんだけど?」

杏子「ならこっちも言っとこう。あたし戸籍ねーから」

恭介「は?」

杏子「法律はアタシを守らないし、あたしも法律を守る必要はない。あんたをここで消し去ったとしても……誰も咎めやしないわけだ」クッ

恭介「―――ッ」ゾクッ

杏子「怖いかい。良い反応だ。なら帰ってヴァイオリンの練習でもしてな。また腕が動かなくなったりしたら嫌だろう?」

恭介「なぜ……その事を?」ジリジリ

杏子「さやかからぽろぽろっと聞いた。後は勝手に想像した」スタスタ

恭介「……次は、何処に向かうんだよ」スタスタ

杏子「ありゃ、来るんだ?」

恭介「さやかがどうなったのか、君についていけば分かるんだよな?」

杏子「教えてはやるよ。ただ、あんたが信じるかは別だけどな」
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/06/25(土) 15:35:32.53 ID:J7ADskI9o
ウオォォォォ

恭介「……なんだい、アレは」

杏子「魔獣って呼ばれてる。一言で言うと、人間の敵だね」パシン!


ズガガガガ!


恭介「うわぁ!?」

杏子「いいか、絶対そこから出るんじゃねーぞ――」ピカァァ

杏子「死にたくなけりゃなぁ!!」ドシュン!

恭介「へ、変身した!?」



杏子「分かったか?」

恭介「分からないよ! 何がなんだかさっぱりだ!」

杏子「まぁいきなりあんなもん見せられても混乱するか。じゃあ結論だけ言うぞ。『さやかはさっきの魔獣と戦って消えた』。これが真実だ」

恭介「戦った!? 襲われて死んだってことだろ!?」

杏子「さやかは魔法少女だった。つまりさっきのあたしみたく、魔獣と戦う力を持ってた。あいつは何も知らない一般人が襲われるのを見過ごせなくて、戦い続けた」

恭介「それで……死んだ?」

杏子「そ。魔法少女は力尽きると死体も残らねえ。誰にも知られず、一人ぼっちでいなくなる」

恭介「何だよそれ……なんでさやかは、魔法少女なんかに……!」

杏子「――さあね。あたしがさやかの最期について話せるのはここまでだ。あんたにとってさやかはただの友達だったんだろうけど――その友達があんたらを守ろうと戦い続けたこと、せめて覚えておいてやってくれ」スタスタスタ

恭介「さやか……!」
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/06/25(土) 15:36:41.96 ID:J7ADskI9o
ほむら「殴らなかったのね」

杏子「……なんだよ、いつから見てた?」

マミ「魔獣と戦いだしたあたりからよ。すぐに加勢しようとしたんだけど、暁美さんに止められちゃって」

ほむら「話したの? 上条恭介に魔法少女のこと」

杏子「さやかが魔法少女になって、魔獣と戦って死んだことだけね」

マミ「それだけ? 美樹さんの願いの事は――」

杏子「言ってない。それを知ったら、上条恭介は半端じゃなく傷つくだろう。あたしはあいつを傷つけるために話に行ったわけじゃねえ」

ほむら「なら、どうして?」

杏子「気持ちにケリを付けさせるため、だよ。死んでるか生きてるかわかんねーヤツを永遠に待ち続ける、なんてのは憐れだ。自分の為に死ぬまで上条恭介が懊悩し続ける、なんてのはさやかだって望まないだろ?」

マミ「……さすが、美樹さんの親友ね」

杏子「よせやい」

ほむら「私なら全部ぶちまけた上で射撃の的にしたかもしれないわね。立派よ、杏子」

杏子「――前から思ってたけど、あたしらの中で一番物騒なのってお前だよな」

マミ「さて、今日はもう魔獣も出ないだろうし、ちょっとお茶でもしていかない?」

ほむら「私、アイスコーヒーで」

マミ「……アイスティーじゃ駄目?」

杏子「食えるなら何でもいーぞ!」



――杏子、ありがとう――

杏子「……いいってことよ!」


終!
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga age]:2011/06/25(土) 17:41:43.67 ID:fcxQTEHM0
乙マミ!
杏子ちゃんマジいい子w
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2011/06/25(土) 18:14:46.67 ID:dAVNrhNe0
3レスでこれはすごい。
あんこちゃんマジ天使。
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/06/25(土) 19:40:59.16 ID:Mr5AfjvAO
マミ「希望を求めた因果が、この世に呪いをもたらす前に。私達はああやって、消え去るしかないのよ。」

ほむら「……ッ…まどか…」

杏子「?」

マミ「暁美さん?まどかって…まど神の事?」

杏子「魔法少女の神ってヤツか。」

ほむら「え…え?何、それ。」

マミ「ま神とも呼ばれているわね…実におおらかなお顔をしていらっしゃるわ。あら、暁美さんに入ろうとしていらっしゃる。」

ほむら「え!?ええっ!?(キョロキョロ)」

杏子「あ。あー……おお。」

ほむら「私何されてるのー!?(ガビーン)」
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/06/25(土) 19:55:36.31 ID:ztT4ajlko
>>116
マミ「いける!」グッ

ほむら・杏子「いくなああああああああ!!」ガビーン
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga]:2011/06/25(土) 20:03:03.08 ID:kwskFWVW0
折角書いたの捨てるの勿体無いし。
1レスだけ借ります。
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/06/25(土) 20:03:33.53 ID:kwskFWVW0
夏の夜空というものは妙に澄んでいて、吸い込まれそうだという表現はよく聞くもののまさにそのとおりだと実感せざるを得なかった。そのくらいに今目の前に広がる暗い色をした空は、暗いというのに言葉通り「吸い込まれそう」なほど綺麗なのだ。隣にいた杏子が感慨深そうな声をあげた。言葉にはなっていない、声だ。溜息のような、はたまたただ息を吐いただけのような。ただ、同じようなこと、だけどまったく違うことを考えていることはわかる。「……短冊か」と、杏子がまた溜息のような声で漏らした。私たちは並んで歩いていた足を止めた。

笹に括り付けられているいくつものカラフルな紙が風に揺られている。
もうすぐ、“一年で一度だけ織姫と彦星が会える日”なのだということを思い出した。私は小さい頃から病院暮らしだったから、看護師から聞かされたそういう微妙な知識が妙に頭の中に残っていた。
世間では七夕と呼ばれる日。7月7日。

願いが一つ、叶えられる日。

「もしこの短冊に願い吊るして叶ったら、あたしたちも魔法少女になんかならずにすんだんだっつーの」と杏子が皮肉げに呟いた。
けれどあくまで口だけで、杏子も、もちろん私もどれだけくだらない願い事でもこうして無邪気に書ける誰かのことが羨ましかった。どうせ叶わないと思いながらも願える幸せが。

「命や自分の人生と引き換えにしたい願いなんて、そう簡単に見付かるもんじゃないし見つからない方がいいもんだよなっていうか」

杏子が言いながら、短冊の裏をひょいひょいと返しながらそこに書かれた願いを盗み見る。
『健康祈願』『Aくんに告白されますように』『受験に受かりたいです』『早く恋人ができたらいいな』『勉強が出来る人になりたい』
そんなどうでもいいようなことばかりが並んでいる。もしこの願いを自らの身体と引き換えるのだとすれば、これを書いた人たちは何を願うのだろう。ふと、そんなことが頭に浮かんだ。

私も杏子を真似て、目に付いた短冊を手に取った。
『織姫様と彦星様が会えますように』

きっと小さな子どもが書いたのだろう、下手なイラストつきで、ミミズみたいな大きな字。
だけど、そこには織姫と彦星への気持ちが充分に詰まっていた。
自分のことを願うより、他人のことを願うなんてこの子はきっと大きくなったら随分とお節介な子になるんだろう、と私は思う。
そして、そんなお節介はただ悲しみへと繋がることを知って愕然とするのだ。

そんな悲しみは、いつのまにか癒されていくものなのだろうけれど。
無意識に頭の上のリボンに手を触れていた。
もう、今じゃ名前すら思い出せない、私の大切な存在。いつまでも、これからもそれは変わらないだろう。
けれど、私は少なくとも生きていて、生きていれば誰かとの交流だって避けられない。そしてそんな交流も、こうして誰かと歩くことも悪くは無いと最近思うのだ。たとえばそれが、呪われた存在同士だったとしても。

呪われた願いではなく、純粋に輝く願い。
もしそんな願い事が何か一つ、叶うのだとすれば。今度私は何を願うだろうか。

「織姫と彦星が会えますように、か……」
杏子が私の手元を覗き込んで言った。私は「私も、書こうかな」と言っていた。杏子もそうだなと頷いた。
きっと私たちは違う人のことを考え、そして同じ事を考えている。
何となく、笑い合う。
置かれていた何も書かれていない紙に、私たちは「願い事」を記した。
それを笹に括り付けながら、私はまた、空を見上げた。

相変わらず吸い込まれそうなほどの綺麗な夜空が広がっていた。
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/06/25(土) 20:08:17.93 ID:sDoFbrvoo
いいね
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/06/25(土) 20:21:02.37 ID:kwskFWVW0
うわ、投下してから気付いた……
ここって>>119のような地の文つきって書かないほうがいいの?
場違いだったらごめん
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/06/25(土) 20:27:55.27 ID:NMNQDjnCo
地の文ありで短編ってのが難しいから投下がないだけで、まどかマギカ関連ならなんでもいいと思うぞ
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2011/06/25(土) 21:01:28.75 ID:ag3odCD5o
>>121
IDが詳しくだなww
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/06/25(土) 21:18:05.48 ID:TktlzGL40
第一作目〜第二十四作目まで
>>101
第二十五作目
>>103
第二十六作目
>>106-107
第二十七作目
>>110
第二十八作目
>>111-113
第二十九作目
>>116
第三十作目
>>119



もうここまで来たか……。
一応、纏めました。
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2011/06/25(土) 21:19:08.82 ID:TktlzGL40
ごめん、sage忘れた。
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/25(土) 21:31:24.10 ID:pavfFPYFo

ほむら「伝えなきゃ……みんなキュゥべえに騙されてる!」





さやか「あのさぁ……キュゥべえがそんな嘘ついて、どんな得があるってわけ?」

ほむら「そ、それは……」

さやか「どっちにしろ、あたしこの子とチーム組むの反対だわ。
     何度爆発に巻き込まれそうになったことか」

マミ「……暁美さんには、爆弾以外の武器ってないのかしら?」

ほむら「……」





ほむら(拳銃に……ショットガン。日本刀……は、私には無理ね……)

ほむら(ふぅ……これでどうにか、美樹さんに……)

ほむら(……)

ほむら「――はっ!」





ほむら「あ、ありのまま……今、起こったことを話すわ!」

ほむら「私はみんなの前でキュゥべえの危険性を説いていたと思ったら、
     いつの間にかヤクザの事務所を漁っていた……」

ほむら「な、何を言ってるかわからないと思うけど、私も何をされたのかわからない!」

ほむら「こんなの絶対おかしいわ!」



まどか「ほむらちゃん、それわたしのセリフ」

杏子「ってゆーかテメェがそれ言っちゃダメだろ、時止め使い」
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/06/26(日) 06:56:53.28 ID:HVrFv0SAO
マミ「黄レンジャイ!」
 
杏子「赤レンジャイ!」
 
さやか「青レンジャイ!」
 
まどか「ももレンジャイ!」
 
ほむら「く…黒レンジャ…」
 
さやか「ちょーと待った〜! 流石に黒は無いっしょ?」
 
マミ「そうね。 やっぱりここは緑色辺りが妥当だと…」
 
まどか「だよね〜。 ほむらちゃんも少しは空気は読んだ方が良いと思うな」
 
杏子「…ボリボリ」
 
ほむら「…QB! 今すぐ色を変えて!」
 
QB「キミの願いはエントロピーを凌駕出来なかった。 残念だけど無理だよ」
 
みんな「(ニヤニヤ…)」
 
 
エンドロピー
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2011/06/26(日) 07:47:58.64 ID:tDAk33WNo
マミ「私は巴マミ……あなたたちと同じ、見滝原中の3年生」

マミ「そして」

マミ「キュゥべえッ!」

マミ「私は去年、何年生だった?」

QB「3年生だよマミ」

マミ「今年は何年生かしら?」

QB「3年生だよマミ」

マミ「よしんば私が2年生だったとしたら?」

QB「……中学3年生だよマミ」

マミ「……」ドヤッ

まどさや「……」

まどか「……2年生じゃないの?」


おわる
ゴレンジャイで思い出しただけのただの改変
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/06/26(日) 10:04:02.22 ID:C4NZEvDuo
だ、ダイナマンとかゴセイジャーとかそういうカラーリング戦隊もあるねんで!



……いや、そういう事じゃないのはわかってるけどな?せやけど……なぁ?
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) :2011/06/26(日) 12:25:53.10 ID:HVrFv0SAO
マミ「黄レンジャイ!」
 
杏子「赤レンジャイ!」
 
さやか「青レンジャイ!」
 
まどか「ももレンジャイ!」
 
ほむら「仮面ライドゥーブラック!」
 
みんな「…え?」
 
ほむら「か…仮面ライドゥ…ブラック…」
 
みんな「…え?」
 
ほむら「……ゴメンナサイ」
 
 
終わる
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/26(日) 19:38:42.84 ID:uV0USWBSo
ライドゥー……ライドウ……葛葉ライドウ?
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/26(日) 20:22:16.85 ID:+U6TT2IX0
たぶんディケイドだと思われる
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [saga]:2011/06/26(日) 20:58:36.75 ID:HVrFv0SAO
マミ「天空に輝きし、全てを照らし出す大いなる煌めき! 魔法少女イエロー!」
 
杏子「立ちふさがる愚かなる者共を焼き尽くす烈火の炎! 魔法少女レッド!」
 
さやか「偉大なる生命の源、澄み渡る湖脈の息吹き! 魔法少女ブルー!」 
まどか「この世界に生まれし全ての人々に癒やしの力を! 魔法少女ピンク!」
 
ほむら「…もうやめて!」 
QB「ニヤニヤ(笑)」
 
みんな「ニヤニヤ(笑)」
 
 
ー終幕ー
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/26(日) 22:30:13.70 ID:+U6TT2IX0
>>133
ほむら
「今後二度と人に喧嘩を売ることのないよう徹底的に教育しなおしてあげるわ。
 過程で死んでも過失よ。むしろ正当防衛よ。
 誰も罪になんて問えるはずはないわ。
 むしろ死なせるわ。
 楽には死なせないから覚悟しなさい」

まどか
「せめて一発言内くらいは統一しとこうよ、ほむらちゃん」
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/06/26(日) 22:37:09.34 ID:9E5eBK6u0
さやか・まどか「助けてくれてありがとう、あなたは一体」

ほむら「私は鹿目まどかを助ける謎の変身ヒロイン」

さやか「美樹さやかちゃんを無視しましたよ」

ほむら「その名もほむほむ仮面」

まどか「名前言っちゃったよ、3分の2くらい言っちゃったよ」

ほむら(くっ…格好がつかないわ)
ほむら(ここは時間停止して、華麗に去って驚かせるとしましょう)

ほむら「また会いましょう」

カチッ シュバッ!

ビターン! カチッ

さやか「…なんか一瞬でものすごいコケ方したけど、大丈夫?」

ほむら「ぐすっ、ぐすっ」
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/06/26(日) 22:52:03.43 ID:9E5eBK6u0
マミ・まどか「助けてくれてありがとう、あなたは一体」

ほむら「私は鹿目まどかを助ける謎の変身ヒロイン」

マミ「あのー、べつに正体隠さなくても」

ほむら「毎度おなじみほむほむ仮面」

まどか「いつもありがとうね、ほむらちゃん!」

ほむら(違うわ、今の私はほむほむ仮面)

ほむら(今度こそ華麗に去るわ)

ほむら「また会いましょう」

まどか「あ、そうそう。今日ほむらちゃん、学校でハンカチ落としてたよね、はい」

ほむら(それを受け取っては私の正体がバレてしまう!)

ほむら「机の上にでも置いといて頂戴。では」シュバッ

マミ「…明日教室で、その行動が無意味と気付くんでしょうね…」
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/06/26(日) 23:23:08.82 ID:cFYi07oAO
ほむほむ仮面はどうしてもまどかのパンツ被ってるイメージしかわかない
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/06/26(日) 23:23:36.91 ID:9E5eBK6u0
杏子「こんくらいの魔女、別に手助けなんていらなかったんだぜ」

まどか「また助けてくれたんだね、ほむらちゃん!」

ほむら「私は鹿目まどか専用変身ヒロイン」

ほむら「佐倉杏子と取引きしたいほむほむ仮面」

杏子「なんだ?」

ほむら「あなた、まどかの下着か、入浴写真を持っていないかしら」

杏子「持ってねえよ!……ていうか変態か」

ほむら「正体さえバレなければ大丈夫、暁美ほむらは変態ではないわ」

杏子「なんか一気に色々と確定したんだが、いいのか」

まどか「……」

ほむら「……」
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/06/26(日) 23:23:48.30 ID:cFYi07oAO
ほむほむ仮面はどうしてもまどかのパンツ被ってるイメージしか沸かない
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/06/26(日) 23:24:26.04 ID:cFYi07oAO
ほむほむ仮面はどうしてもまどかのパンツ被ってるイメージしか沸かない
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/06/26(日) 23:25:38.00 ID:cFYi07oAO
ほむほむ仮面はどうしてもまどかのパンツ被ってるイメージしか沸かない
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/06/26(日) 23:27:09.67 ID:cFYi07oAO
ほむほむ仮面はどうしてもまどかのパンツ被ってるイメージしか沸かない
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/06/26(日) 23:27:44.84 ID:e7ury+Bwo
おちつけ
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/06/26(日) 23:28:42.63 ID:cFYi07oAO
ほむほむ仮面はどうしてもまどかのパンツ被ってるイメージしか沸かない
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/06/26(日) 23:29:41.28 ID:cFYi07oAO
本当にごめんなさい
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/06/26(日) 23:31:07.90 ID:cFYi07oAO
本当にごめん
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/06/26(日) 23:31:55.81 ID:Srm5WoGwo
いくつ書くつもりだよww
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/06/26(日) 23:32:28.48 ID:cFYi07oAO
コレは酷い 本当にごめん…
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [saga]:2011/06/26(日) 23:46:34.53 ID:HVrFv0SAO
「桃から生まれた桃太郎ぅ〜!」ピカーン(変身)
 
「罪も無き人々を傷付けるその悪行! 断じて許し難し!」
 
「桃太郎、天に代わって魔女退治致す!!」
 
「一つ! 人の世の生き血を啜り!」ズバッ
 
使い魔A「グアァァ…!」ドサッ
 
「二つ! 不埒な悪行三昧!」バシュ
 
使い魔B「ウォォッッ…」ドサッ
 
「三つ! 醜い浮き世の魔女を、退治てくれよう 桃太郎ぅ〜!」ドシュ〜
 
魔女「グギャー…!」チュドーン
 
まどか「ふぅ〜」
 
QB「…まどか。 さっきからその長い台詞はなんだい?」
 
まどか「昨日、テレビでやってたんだよ! 桃太郎侍カッコ良かった〜!」
 
QB「そ…そうなんだ。(やっぱり人間はわけがわからないよ…)」
 
 
ーピンクってだけで特に意味ナスー
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/06/26(日) 23:47:31.40 ID:9E5eBK6u0
ほむら「そんなに連続で言われると」

ほむら「本当に私がまどかのパンツを被っているみたいに感じてきたわ」

杏子「ちょっと嬉しそうな顔すんな」
151 :1レスのみ [sage]:2011/06/27(月) 00:22:30.06 ID:aIK/RFIs0
[インキュベーターは人類に対してこんなにも危険!!!!!!!!!!!!!!!!]

1)まどか様による実験では、インキュベーターをラーメン内に入れると87%の確率で溺死する。
2)インキュベーターを食べた人が将来200年以内に死亡する確率はほぼ100%。
3)インキュベーターがカップラーメンを購入する確率は、同じインキュベーターがアフガニスタン国債を購入する確率よりはるかに高い。
4)インキュベーターを気管に入れると咳嗽反射が起こり、最悪の場合窒息により死に至る。
5)インキュベーターを食べながら自動車を運転した場合、重大な人身事故が発生するおそれがある。
6)健康な成年男子にインキュベーター1個体のみを与えて長期間監禁した実験では、被験者の99%が50日以内に死亡した。
7)インキュベーターをカップラーメン内に入れると、破損するおそれがある。
8)25年間保存されたインキュベーターは有毒である。
9)インキュベーターを作る際に火傷をした人の85%は、インキュベーターがなければ火傷はしなかったと述べている。
10)米国では倒壊したインキュベーターの入ったコンテナの下敷きになって人が死亡した事例が報告されている。


例のコピペ
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/06/27(月) 00:25:23.45 ID:3deA8iDKo
2)と3)と6)と9)ちょっと待て
特に2)はあありえねえ
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/06/27(月) 00:26:52.02 ID:XIz34EQco
いや1)がまずおかしいだろうwwwwwwww
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga age]:2011/06/28(火) 00:20:55.52 ID:yLApM3Oz0
1で吹いたw
インキュベーターで下敷きってどんだけでかいんだよw
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/06/28(火) 00:29:02.31 ID:23rd+NVjo
キュゥべえに下敷きにされて死ぬなら、それはとっても気持よさそうだなって
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga age]:2011/06/28(火) 13:04:05.04 ID:MAgFwJzg0
マミさんと杏子ちゃん

汚い佐倉さんを見つけたので虐待することにした。
他人の目に触れるとまずいので家に連れ帰る事にする。
嫌がる佐倉さんを風呂場に連れ込みお湯攻め。
充分お湯をかけた後は薬品を体中に塗りたくりゴシゴシする。
薬品で体中が汚染された事を確認し、再びお湯攻め。
お湯攻めの後は布でゴシゴシと体をこする。
風呂場での攻めの後は、髪全体にくまなく熱風をかける。

その後に、にんじん、玉ねぎ、じゃが芋、牛肉しか具が入っていないカレーを食わせる事にする。
そして私はとてもじゃないが飲めない砂糖とミルクが入った紅茶を飲ませる。
もちろん、焼き立てのクッキーも一緒に食べさせる。

その後は一緒にゲームをして佐倉さんの闘争本能を著しく刺激させ、体力を消耗させる。
ぐったりとした佐倉さんを今日干したばかりの布団に放り込み寝るまで監視した後に就寝。

某動物虐待のコピペですw
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2011/06/28(火) 14:55:39.81 ID:uDzF9X+d0
え?僕が今まで契約した少女たちの結末を教えて欲しい……?

そんなこと訊いて君に何の特が在るんだい……?

まぁいいや、特別に教えてあげるよ

これはつい最近の話なんだけどね

あるところにそれなりの素質を持った子がいたんだ

彼女は何でも願いが叶うと聞いてすぐに魔法少女になった

あれは僕にとってお得な契約だったよ

しばらく僕は彼女に付き添っていたんだけど

ある時、彼女が魔女に不意を突かれて、重傷を負ったんだ

ソウルジェムが無事だったから僕は全然気にしなかったんだけどね

でも彼女はそれが相当ショックだったらしいんだ

その日から何日立っても彼女は魔女を狩ろうとしなかった

それどころか、ずっと家に引き篭る様になった

疑問に思った彼女の親が精神科医を連れて来て診察させたところ

彼女は動物恐怖症になっていた事が分かったんだ

でも診察に来た医者は何の動物の恐怖症なのかだけは分からなかったようだ

当たり前だよね、犬や猫なら兎も角、彼女は魔女恐怖症になったんだから

普通の医者が気付ける訳がない

これを知った僕は、他の魔法少女に事情を話して、彼女が魔女狩りに復帰させるように頼んだ

後は簡単だったよ、無理やり魔女狩りに連れて行かれた彼女のソウルジェムは一気に濁っていった

そして彼女は魔女化した

彼女を無理やり連れていった魔法少女はその時かなり混乱していたね

だから僕は説明してあげたんだ

この国では、成長途中の女性の事を少女って呼ぶんだろう?

だったら、やがて魔女になる君たちの事は、魔法少女と呼ぶべきだよねって

そしたらその魔法少女は魔女になった彼女の攻撃をまともに受けてしまった

動揺し過ぎて戦闘に集中出来なかったんだろうね

これ位の事で動揺するなんて、やっぱり僕には理解出来ないな

ちなみに、攻撃を受けてしまった魔法少女も魔女化したよ

自分が死んだとでも思い込んだんじゃないかな?

別に珍しくも無い事だしね

他にも暗所恐怖症の少女と契約したりしたね

大抵の魔女の結界には暗い所が多いのは君も知ってるよね?

後は君の想像通りさ

他にも沢山の魔法少女の話があるけど

今日はもうここまでにするよ

僕との契約を必要としている子を探しに行かないと

それと、次回があれば暗所恐怖症の子の話を詳しく教えてあげるよ

それじゃあね

――――――
誰得のQB語り、即興で作った初SS
QBの口調が可笑しい所があるかも知れませんが許して…
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2011/06/28(火) 14:59:21.67 ID:uDzF9X+d0
>>157
うわっ!早速自分で誤字見つけちゃったよ…
呉:彼女が魔女狩りに復帰させるように頼んだ
正:彼女を魔女狩りに復帰させるように頼んだ
多分これでいいはず…
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/06/28(火) 16:26:19.84 ID:yGVAnlBAO
>>158
何日立っても ×
何日経っても ○
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/28(火) 18:07:23.16 ID:V9nURiSko
>>158

誤:呉:彼女が魔女狩りに復帰させるように頼んだ
正:誤:彼女を魔女狩りに復帰させるように頼んだ
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/06/28(火) 18:30:59.44 ID:/QtflZXro
語りは違和感なかったぞ 短くて読みやすい
162 :マギカれ! ニャル子さん [sage]:2011/06/28(火) 21:12:55.60 ID:Ho/YQKpdo
まどか「私にも何かできるの……? こんな結末を変えられるの!?」

QB「もちろんさ。だから僕と契約して、魔法少女になっ「そこまでですよインキュベーター!!」

まどか「だ、誰っ?」

QB「君は――」

ニャル子「いつもニコニコ、あなたの隣に這いよる混沌、ニャルラトホテプ! 地球のピンチと聞いて即、参上!」ビシィ!

マミ「ニャルラトホテプですって!?」ガバッ

さやか「知ってるんですかマミさん!」ムクッ

まどか「マミさんとさやかちゃんが驚きのあまり生き返った!?」

マミ「ニャルラトホテプとは、H・P・ラヴクラフト氏が描いたクトゥルフ神話と呼ばれる小説に登場する(以下略)」

QB「惑星保護機構かい。僕は彼女と合意の上で契約を交わそうとしているんだ。邪魔をしないでくれ」

ニャル子「遅い遅い、音速が遅すぎて会社に遅刻しちゃいます! 昔は大丈夫でも、今の宇宙条約では魔法少女の契約は本人の意思によるものだろうと犯罪なんです! そう、日本で昔から作られていたどぶろくを今は家庭で作ると罪になるように!」

まどか「妙にピンポイントな例えだ……」

ニャル子「今まではなかなか地球人との契約を阻止することが出来ませんでしたが、現場を抑えた今ようやくお前をギッタギタにすることが出来ますよ」

QB「やれやれ、どうして君たちはそう野蛮なんだい。 僕らはこの宇宙のエントロピー問題を解消すべく行動しているというのに」

ニャル子「なあにが宇宙のためですか! 本当に宇宙のためというなら貴重な貴重な地球のエンターテイメントを潰しかねない魔法少女の契約などありえません!」

QB「そのエンターテイメントも、地球人との契約による奇跡を僕らが起こしたから生じたものじゃないか。 僕らが居なければ地球人は今も裸で洞穴ぐらしだったかもしれないんだよ?」

ニャル子「寝言は永眠してから言いなさい! その言い分は『かも』とか『かな』とか推測ばっかで、言い切っているものなんてほとんど無いただのハッタリでしょうが!」

杏子「おいおいハッタリだったのかよ!?」ニョキッ

まどか「杏子ちゃんがツッコミの力で生えてきた!?」

ニャル子「大体地球人の感情相転移エネルギーがエントロピーを凌駕するっていっても誤差の範囲レベルでしょう。人間一人が宇宙のエントロピー全てを覆すようなエネルギーになるもんですか」

QB「いやいや、この鹿目まどかはものすごいんだ。彼女が契約すれば途轍もないエネルギーを得られることになるだろう」

ニャル子「そのエネルギーの使い道は? エネルギーっていうのは動かしたり時間が経ったりする度にロスが生じるものです。こんな辺境の惑星で得たエネルギーなんて活用すべき場所へ運ぶ前に消えちまうんじゃないんですか」

QB「僕らの母星で有効に役立てているよ」

ニャル子「馬脚を現しましたね。要するに、宇宙全体で叫ばれている省エネの方針に沿おうとしてお前たちの星で目標を掲げたはいいが実現できない。それをこっそり挽回すべく違法手段に手を付けたってところでしょう、このド畜生がッ!」

ほむら「マジで!?」シュンッ

まどか「ほむらちゃんがワルプルギスの夜を放置して戻って来ちゃった!?」

QB「……そこまでバレては仕方ないね。真実を知った君たち全員、ワルプルギスの夜の餌食になっても「コンセントレーション・ワン!!」


どごーん


まどほむまみあんさや「「「「「……」」」」」

QB「ワルプルギスの夜が、一撃で……」

ニャル子「宇宙CQCは魔女よりも強し! ンッン〜名言ですねこれは!」

QB「――成程、これは撤退するしか無いようだ。しかし覚えておいたほうがいい。僕がいなくなっても第二第三のインキュベーターがいつか地球にやってくることだろう」

ニャル子「あ、そうならないように射線上にお前の星を入れときましたから。今頃首都は火の海ですよ」

QB「えっ?」

 かくして邪悪な企みは粉砕された。
 キュぅべえことインキュベーターはスペアの体を全て潰された上でニャル子にボコボコにされた。その場にいた少女たちからは「まっくのうち! まっくのうち!」という暖かな声援がやまなかったという。
 その後キュゥべえは、母星に帰ることも出来ず、蔑んでいた人間に迫害されながら地球で惨めに生きている。魔法少女たちはニャル子の『名伏しがたいご都合主義』により人間に戻ることができた。
 そして、杏子はさやかに、ほむらとマミはまどかに娶られて、みんな末永くイチャイチャ暮らしたそうな。めでたしめでたし。

真尋「そういやお前からは感情の相転移エネルギーって得ることはできないのか?」
ニャル子「私たちじゃ絶望しなくてエネルギーが得られないそうですよ」


終!
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/28(火) 21:21:46.94 ID:zRZnnIESO
疾走感ぱねえ
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/06/28(火) 21:31:12.39 ID:GoX4Ryk1o
ニャル子さんってそういう話だったのか
読みたくなってきた

乙やな
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(広島県) [sage]:2011/06/28(火) 21:54:52.96 ID:7A8P42qao
まあノリは大体こんなもん、メタありネタの詰め込み過ぎアリのいろいろ台無し展開w
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/06/28(火) 22:23:17.68 ID:SlZiDjTjo
さすがニャル子さんだぜ。

>>165
表紙からして仮面ライダーの変身ポーズっていうメタっぷりだしなー。
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [saga sage]:2011/06/28(火) 23:43:40.06 ID:v+UfpC0N0
つうかさやかとシンジンは声優同じなんだよな
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2011/06/29(水) 07:53:24.50 ID:/5D2SLUf0
第一作目〜第三十作目まで
>>124
第三十一作目
>>126-127
第三十二作目
>>128
第三十三作目
>>130
第三十四作目
>>133
第三十五作目
>>134-136>>138
第三十六作目
>>149
第三十七作目
>>151
第三十八作目
>>156
第三十九作目
>>157
第四十作目
>>162

まとめ……。
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [saga sage]:2011/06/29(水) 12:11:25.27 ID:niFKlDVF0
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2011/06/29(水) 15:06:20.06 ID:XrBhBdgz0
8話より。

杏子
「――どのツラ提げて着やがった、テメエ」

ほむら
「待って杏子。今ここでコイツを潰したところで何にもならないわ」

杏子
「チッ……仕方ないな、なら親父直伝の矯正法に留めとくか」

ほむら
「矯正法?」

杏子
「おう。――麻袋に詰めて木に吊るした後、聖書の角で一秒間に三回、ガンガンと殴る」

ほむら
「素晴らしいわね」

QB
「わけがわからないよ」
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2011/06/29(水) 15:17:02.99 ID:XrBhBdgz0
>>170
おっと忘れてた。

ギャフン(終)
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [saga sage]:2011/06/29(水) 18:12:05.85 ID:qUoH0osy0
幾重ものループの果てに私は見つけた。
ワルプルギスに対する最大の対抗策。

ほむら「あなただったのね……、ワルプルギスの夜の正体は」

「おねえさん、だあれ……?」

ほむら「私は暁美ほむら。あなたと同じ魔法少女よ」

「……っ!」ビクッ

ほむら「怖がらなくて良いわ、私はあなたを助けに……」

ほむら「いいえ、あなたと友だちになりたくてきたの」

「うそよっ! わたしが何をしたか知ってるの!?」

ほむら「ええ……。けれどあれは仕方のないことだったのよ」

ほむら「あのままでは彼女は大切に思っていたあなたを、彼女の家族を傷つけてしまっていた」

「それでもっ!」

ほむら「もし彼女に悪いと思う心が残っているのなら立ち上がりなさい」

ほむら「このままではあなたは彼女と同じ道をたどることになる」

「……」

ほむら「彼女が守りたかったものを踏みにじることになってしまう、それでもいいの?」

「それは、いや……」フルフル

ほむら「ならあなたは彼女のためにも、彼女が守りたかったものを彼女の代わりに守りなさい」

ほむら「彼女の守ろうとしたあなたは幸せになりなさい」

「……いいのかな、わたし。こんなところにいなくても、お母さんお父さんのところへ帰ってもいいのかな」

「きっと心配してる……、帰ったら二人に怒られて、でも無事でよかったってわんわん泣かれて」

「また学校に行って、楽しくわらっててもいいのかな、わたし……」

ほむら「きっと彼女もあなたがそうすることを願っているわ」

「ぅ……うわあぁぁん、おねえちゃーん!」メソメソ

END

ワルプルさん魔女化前に止めてあげたらいいんじゃないの?ってふと思った
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/06/29(水) 19:28:16.23 ID:FVHyIMuu0
乙!
残念な話だが本編の設定的にワル夜さんは伝説として語られてる位昔からいる上に
ほむらの時間遡行も一ヶ月限定だからなぁ…

まぁ二次創作なら独自設定やらなにやらで問題ないけどね
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage ]:2011/06/29(水) 23:09:36.62 ID:BO0aCMDVo
原作でクリームヒルト相手にやろうとしてる事じゃないですかー
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [saga]:2011/06/30(木) 05:09:45.18 ID:QNSAkaEP0

まどか・さやか「じゃんけん勝った!」

ほむら「…私の一人負け」

まどか「じゃあねぇ、ほむらちゃん、猫の鳴きマネして!」

ほむら「…まどかを喜ばせるためならキャラに合わないこともするわ」

ほむら「ニャーオ」

まどか「かわいい〜」

さやか「おお、転校生の萌えキャラっぷりが加速…」

ほむら「アーーーオゥ アーーオゥ」
ほむら「ウルニャアオーゥ ウヌワアァオオーォォ」
ほむら「クアッカッカッカッカッカッ」

ほむら「解説すると」
ほむら「一つ目は普通の鳴き方、二つ目はさびしい時の鳴き方」
ほむら「三つ目はオスネコ同士のケンカ」
ほむら「四つ目は鳥などを見つけたけど手が出せないときのクラッキングと呼ばれる…」

さやか「…これは…萌えなのか?」

owari
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/06/30(木) 07:03:25.71 ID:AIcTpTFO0
すごい徹底的にマネしてるな
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2011/06/30(木) 07:06:26.71 ID:vH4S/OGmo
アオアオってさやかちゃんにイジワルしてるのかと思ったら全然違った
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [saga]:2011/06/30(木) 10:38:04.07 ID:o8c7ocE90
体育祭の最中

さやか
「まどか、大丈夫かねぇ……」

杏子
「100m走だっけか? ……あー、まあ、元気づけてやらねーとな」

まどか
「ただいま」

さやか
「あ、おかえり、まどか。……どうだったの?」

まどか
「え、えへへ。一等賞、取っちゃった」

さやか
「へ?」

杏子
「おいおい、タイムどんだけだよ」

まどか
「18秒6…だった、かな?」

杏子
「……それでなんで一位なんだ?」

マミ&ほむら
「それは私たちが説明するわ」

杏子
「お前らが関わってる時点で大体見当がついたような気がするが……まあ一応言ってみろ」

マミ
「図解すると……」


+−−−−−−+
人      ゴ
人      |
ま      |
人      |
人      |
人      ル
+−−−−−−+

さやか
「ふむふむ」

+−−−−−−+
   人   ゴ
  人    |
 ま     |
   人   |
   人   |
    人  ル
+−−−−−−+

マミ
「こうなって」

杏子
「おう」

+−−−−−−+
    狙  ゴ
    人  |
   ま   |
    人  |
   雷   |
    爆  ル
+−−−−−−+

マミ
「こうなるわけね」

杏子
「おい」
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [saga]:2011/06/30(木) 10:38:48.39 ID:o8c7ocE90
マミ
「あら、何かしら?」

杏子
「この『狙』とか『爆』とか不吉な字はなんだ一体」

ほむら
「『狙』は狙撃で『雷』は地雷、『爆』は時限爆弾のことに決まってるじゃない。
 知らないの? 常識よ」

杏子
「お前のモノサシで常識測ってるんじゃねえっ! ここはほむほむ空間じゃなくて現実の三次元だっ!」

ほむら
「失礼な事を言うわね。話を戻すわよ」

+−−−−−−+
    絶  ゴ
     飛 |
     ま |
    散  |
   絶   |
    絶  ル
+−−−−−−+

ほむら
「続いてこうなって」

さやか
「………」

+−−−−−−+
    絶  ゴ
     飛 |
       ま
    散  |
   涅   |
    槃  ル
+−−−−−−+

ほむら
「見事、まどかが一位になったということよ!」

さやか
「涅槃見えてる人いるじゃないのっ!」

杏子
「というかお前がポーズ決めるのかよ」

さやか
「とりあえず、無駄に硝煙の臭いが立ち込める競技だったことは理解できたわよ」

ほむら
「ちなみに、この『飛』と『散』というのはね……」

杏子
「聞きたくない聞きたくないっ! それ以上は言うなぁっ!」


ギャフン(終)
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [saga sage]:2011/06/30(木) 14:35:03.32 ID:T48Tzm520
kswlt
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [saga sage]:2011/06/30(木) 19:13:46.60 ID:o7r1UW+w0
ほむら「また…、だめだった…」ガクリ

QB「どうしたんだい、暁美ほむら。戦わないのかい?」

ほむら「私の戦場は…ここじゃない」

カチリ。ぎゅーん。

ほむら「まどかを救うためなら何度でもやり直して見せる…」

もっと私にチカラがあれば…。

『チ――がほし――?』ザ、ザザ

ほむら「誰!?」

『あ――ほむらよ、チ――が欲しいか?』ザザ、ジー

そのチカラがあればまどかを救えるのなら…

ほむら「欲しい!」

『ならば、くれ――る』カッ

ほむら「うおっ、まぶし…」

ほむら「……」

ほむら「はっ!? こ、これは……」

――――――――

杏子「ちっ、ここは一体どこだ!?」

マミ「まっ白い部屋…」

まどか「さやかちゃん、わたし怖いよ…」

さやか「まどか、きっとだいじょうぶだから」

ほむら「これは、一体……」

『今からゲームを開始します』

杏子「ゲームだと!?」

『プレイヤーには鍵穴と解錠者の役割が割り当てられます』

さやか「鍵穴!? 解錠者!?」

『解錠者は性染色体XYを持つものが割り当てられます』

『鍵穴は性染色体XXを持つものが割り当てられます』

マミ「性染色体XYってたしか男の人が持つものよね、XXは女の人で…」

まどか「で、でもここには女の子しかいませんよ、マミさん」

ほむら「ッ!!」

『これにより解錠者には暁美ほむら、鍵穴には他の4名が割り当てられます』

杏子「どういうことだ!?」

マミ「暁美さん、あなたまさか…!」

さやか「転校生は男だったっての!?」

まどか「ほむらちゃん、本当なの!?」

ほむら「わ、私は…」

これから私は……、彼女たちはどうなってしまうのか――。

To Be Continued
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [saga sage]:2011/06/30(木) 19:18:37.63 ID:o7r1UW+w0
正直すまんかった、ユーフォリア面白過ぎてやばい
機会があったらほむほむ男にしてマジで書いて見たい
183 :175 [saga]:2011/07/02(土) 03:00:56.28 ID:f3Ki5vud0


〜授業中〜

マミ『ふう…暑くて、お股がむれてかゆいわ…』

マミ『かくわけにもいかないし…んん〜』

さやか『マミさんマミさん!テレパシーで漏れてます!』

マミ『うわあ!!? い、今のは ち、違うの、違うの!!!』

さやか『……』

マミ『ううっ…未来の後輩達にカッコ悪いとこ聞かれた…』

マミ『やっぱり私、ダメな子だ…』

まどか『き、気にしないでください、マミさん、いや本当に』

まどか『みんなありますから…わ、私だって』

ほむら「 まどかもッ!!?? 」ガタッ

まどか「 うわあ!! 」

さやか「 うわあ!! 」

マミ『!?』

owari
184 :175 [saga]:2011/07/02(土) 04:21:35.59 ID:f3Ki5vud0

〜引き続き授業中〜

さやか『あ』

さやか『 おなら 出そう 』

まどか『ちょ、さやかちゃんww』

マミ『くっ……www』

さやか『も、もうだめっ、産まれるー!』

杏子『がんばるんだ、さやか!耐えるんだ!』

まどか『杏子ちゃんどこからwwwやめてwwww』

杏子『その力で人を幸せにするんだろ!?』

さやか『ヒッヒッフー! ヒッヒッフー!』

ほむら「 く、あは、あははは!!wwwww 」

先生「暁美さん、立たされながらいい度胸ね」

ほむら「す、すみません」

ほむら『覚えてなさい、あんたら!!!』

owari
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga sage]:2011/07/02(土) 19:14:33.42 ID:QJdERIvm0
テレパシー漏れネタいいなwww
シリーズ化してくれwww
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/02(土) 19:27:45.48 ID:3jmBYp/Xo
楽しそうだなお前らw

猫真似ネタもテレパシーネタも面白いw
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/02(土) 22:06:06.93 ID:rwY/5U3Go
 ☆まどかの願いで、全平行世界のまどかが消えるという解釈ネタ☆

 アニメ版まどか「わたしの願いの巻き添えになって、一緒に世界から消滅して、円環の理になってよ!!」

 男の娘まどか「ふざけないでよ!!」

 まどカス「はあ? 何馬鹿な事言ってるのかな?」

 変態まどか「ほむらちゃんのパンツハアハア……」

 幼女まどか「やだー!!」

 新婦まどか「結婚式の最中だったのに!! ふざけないで!!」

 主婦まどか「いやよ!! わたしがいなくなったら、誰が子供達の世話をするのよ!!」

 妊婦まどか「う、産まれる!!」

 老婆まどか「あ、あなた……。私を迎えに来てくれたの?」プルプル……

 バリキャリまどか「ざけんな!! 母さん達が死んであたしがとんだけ苦労してきたと思ってんだ!! あたしが消えたりしたら、誰がタツヤを大学に行かせられんだよ!!」

 平行世界まどかーズ「消えるんなら、あなただけが消えなさい!! わたし達を巻き込まないで!!」

 アニメまどか「……ぐすっ」

 ハノカゲまどか「泣かないで。わたしが一緒に逝ってあげるから」

 アニメまどか「……ありがとう、わたし」

 アニメまどか&ハノカゲまどか「もう、何も怖くない!!」

 平行世界まどかーズ「どうでもいいから、さっさと元の世界に返してよ!!」

 こうして、アニメ版まどかとその各ループまどか&ハノカゲ版まどかとその各ループまどかだけが円環の理になりましたとさ。

 めでたしめでたし。
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2011/07/02(土) 22:11:17.48 ID:3RzAeFGw0
>>157の続編?あとオリ魔女注意って言おうとしたけどオリ魔法少女の事語らせてる時点でそこまで気にしなくていいよね?
やあ、また会ったね

それじゃあ前回言った、暗所恐怖症の魔法少女の話をしようか

これは半年位前の話だったかな

その時の僕は中々契約が取れなくてね

別に僕が口下手だった訳じゃない

素質のある子が中々見つからなかったんだ

でも、そんな時に僕は彼女を見つけた

素質としては平均的な子だったんだけどね

僕が契約の話を持ち掛けると彼女は迷わず契約してくれたよ

確か願いの内容は倒産した会社に勤めてた父親が、給料のいい職場に就けることだったかな

結果、無事に彼女の父親はBUY-LOTに就職出来た

彼女はそれを確認してから魔女狩りを始めたんだけど

大抵の魔女は夕方から夜にかけて活動する夜行性な上に、結界を張る場所も路地裏や廃ビルといった明かりが少ない場所だ

暗所恐怖症の彼女は怯えながら魔女と戦った

最初の魔女狩りは魔女が弱かったのもあって何とかなったんだけど

戦闘が終わった頃にはソウルジェムもかなり濁っていたね

まぁ残念だけどその時はグリーフシードがあったし、まだ夕方だったから魔女化しなかったんだけどね

僕はこの様子だと簡単に魔女化してくれるだろうと予想を付けたんだけど

意外なことに彼女は僕の予想より長く持った

魔女狩りの際は少しでも暗闇を無くす為にLEDライトを持って行ってたね

ライトに魔力付与までして強い光で周囲を照らしながら戦ってたよ

でもある時、彼女は虫の魔女の結界に入った

これは運が無かったとしか言えないね

大きな蛾の様な姿をした使い魔たちがライトの光を遮ってしまったんだ

彼女は必死になってライトに寄ってきた使い魔を殺していた

でもすぐに限界が来た

恐怖で錯乱してたからか暗くて狙いが定まらなかったかは分からないけれど

彼女は自分でライトに攻撃してしまったんだ

勿論、光という名の希望を失ってしまったら、後は絶望しか残らない

結局、彼女は魔女化した

遅かれ早かれ、結末は同じだった訳だ

これで暗所恐怖症の魔法少女の話は終わりだよ

今度会う時は、縄張り争いで対立してた、二人の魔法少女の話でもしてあげるよ

それじゃあね
――――――
前回よりQBさん度が少なくなってる気がする……
え?BUY-LOTって何だって?
かずみ☆マギカ1巻ネタ
でもかずみ☆マギカが面白くなり始めるのは4話からだからかずみまだ買ってなくて興味がある人は
2巻が出たときにまとめて買うべき
1巻だけだとパラレル設定と勘違いする人多いし…
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2011/07/02(土) 22:13:29.10 ID:3RzAeFGw0
リロード忘れた……30分間隔のルール破ってすまん
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2011/07/03(日) 01:05:56.81 ID:gQALO6OCo
便乗してかずみ☆マギカで1レスもらっちゃいます
4話ぐらいのネタバレを含みます
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2011/07/03(日) 01:06:27.41 ID:gQALO6OCo

みらい「このみらいさまがこのスレのかずみキャラ一番手をいただきだい!!」

里美「……『このユウリ様のことが――』のパクリ?」

みらい「うるさーーーーい!!! 自分を様づけしたのはボクが先だからっ!!」

里美「あらホント(1巻P130参照)、気がつかなかったわ」

みらい「ボクっ娘なのに影が薄いとか、
   かずみをしばきまくってるのに影が薄いとか
   聖団の中で一番影が薄いとか、
   よく見ると写ってるコマ多いのに影が薄いとか
   誰だかわかんないとか言うなーーーーっ!!!」

里美「そ、そこまで言ってないから……」

みらい「いいよね、里美は薄い本が出るって言うじゃんか」

里美「……それは別に嬉しくないって」

みらい「ボクなんか、願いも固有能力もさっぱり出てこないし、
   あっというまにやられるし、ビームはショボイとか言われるし……」

里美「後半はみんな言われてるし」

みらい「いいもん、きっとかずみ☆マギカが2クールでアニメ化したら
   ボクにスポットが当たった回とかあって、ツンデレボクっ娘で大人気になるから」

里美「……それは予測じゃなくて願望だよね?」

みらい「……」

里美「……?」

みらい「うがああああああ!! おっぱいかネコミミよこせえええええ!!!」

里美「ニャアアアアアアア///」

みらい「こんなけしからんおっぱいは、こうして、こうして、こうしてやるうううっ!!!」

里美「ちょっ、あっ、やめっ///」

みらい「このっ! このっ!! このっ!!!」フニフニフニフニフニフニフニ

里美「〜〜〜〜〜〜〜〜///」

プチッ

里美「フシャーーーーーーー!!!」

みらい「ぎゃあああああああっ!!」

里美「ハッ!?」

みらい「」ビクビクブルブル

里美「みらいちゃんゴメン!! ついうっかり……」

みらい「む〜〜〜〜」

里美「ゴメンってば」

ナデナデ

みらい「知らないっ///」

ギュッ

里美「もう、みらいったら」



ニコ「別にオチとか無いしー」

サキ「余計なこと言うな」
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2011/07/03(日) 01:06:56.34 ID:gQALO6OCo
俺、みら里には無限に有限の可能性があると思うんだ

……誰だか分かんないとか言わない
193 :175 [saga]:2011/07/03(日) 01:38:06.75 ID:Wy8+jhRh0


〜テレパシー拡大〜


QB「テレパシーの範囲を広げると、知らない人ともコンタクトできるよ!」

マミ「面白そうね、やってみましょう」



まどか『ああ、また棒高飛びでコケちゃった(><)』

ほむら『まどかのはみパンが見れたので今日はいい日』

yuma『はみぱんってなんだろ…』

さやか『知らない子に聞かれてるぞwwww』

ほむら『Σ(゚Д゚;) @yuma 今のは忘れて』

oriko『またお昼まで寝てた… バラのお手入れなう』

杏子『テレビを拾ったが電気がないので使えない件』

kirika『今週の刃牙読んだ。相変わらず話進まない』

杏子『ipad2も拾ったがやはり使えない件』

kirika『@kyouko ちょ、欲しい!キミ近所?』


マミ『…これって単なるツイッターじゃないのかしら』

さやか『 RT @homura まどかのはみパンが見れたので今日はいい日』

まどか『リツイートしないでええ!////』


owari
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/03(日) 02:11:10.45 ID:Z/4deDAdo
1レス借ります
膨らませてその内作品にしたいと思いつつ、なかなか
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage saga]:2011/07/03(日) 02:11:59.58 ID:Z/4deDAdo
空を見上げる。
夜を裂いて広がる銀河に、手を伸ばし、声を掛ける。

「まどか、元気にしてる?」
『うん、元気だよ』
「今日はね、面白いことがあったんだよ」
『何があったの?』
「えっとね、杏子がね」

あなたと話しているだけで、私の心は満たされて。
あなたの笑い声も笑う顔も笑う仕草も、すべて私の中に。

でも、それは幻。
私に相槌を打ち、反応し、言葉を返してくれるまどかは、私の弱い心が作り出した幻。
そんなことは分かってる。


だから消えてしまう。
哀しそうな笑みと共に、彼女の姿は闇に溶ける。


私はいつまでもこの場から離れられない。
雨の降りしきる中、あなたを失ったこの場所を。
あなたの言ったお別れが、私の心を縛り付けて離さない。
この痛みが癒えるまできっと、ここに来ては独り宙へと語りかけるのだろう。
無駄と知っていながらも。

暁の焔が空を紅に焼く。
仄かに瞬いていた星たちは夜の果てへ。

また夜は明ける。
明けて一日が始まる。
あなたのいない日常がまた。
196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sagesaga]:2011/07/03(日) 05:08:30.43 ID:9QO3o91Jo
2レスもらいます。思いついたが、進行中のスレががが
再構成後世界


ほむら「名前」

ほむら「名前は、どうするんですか」

詢子「そうね、一応決めてるよ。もし女の子だったら」

詢子「まどか」

*

14年後

QB「鹿目まどか、僕と契約して、魔法少女になってよ!」

杏子「ほむら、止めなくていいのか?」

ほむら「あれは、まどかじゃない……」

QB「契約は成立だ、君の祈りはエントロピーを凌駕した」

*

QB「見滝原は魔獣が多すぎるし、しかも奴らは強力なんだ」

QB「契約したばかりの君には荷が重すぎるかもしれない」

まどか「どうすればいいんですか?」

QB「実はこの街には、もう一人魔法少女がいるんだよ」

QB「だが彼女が気難しい子でね。困ったことに、魔獣退治を全然してくれないんだ」

QB「魔法少女としての実力は最強クラスなんだけどね」

まどか「強いのに戦わないなんておかしいです!」

QB「だよね。だから彼女の所に行って、協力を仰いでみてほしいんだ」

まどか「わかりました!」

*

廃墟


まどか「ほ、ほんとに、こんなとこに住んでるの……?」

まどか「ごめんくださーい……」

まどか「まっくらだ。ほんとにいるのかなあ」

まどか「なんか変なにおい……」

まどか「……」

まどか「暁美ほむらさんは、いらっしゃいますかー?」

まどか「あのー」

ほむら「……なにか?」

まどか「あ、えと、その」

ほむら「なんの用なの?」ジト

まどか「ひぅ……あ、あの!」

まどか「ほむらさん、働いてください!」
197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします [sagesaga]:2011/07/03(日) 05:09:22.03 ID:9QO3o91Jo
*

ほむら「……ふむ」

まどか「ふむ、じゃないです! どうして戦わないんですか! こわいんですか!」

ほむら「うるさいわね……これを見なさい?」

まどか「これは……?」

ほむら「グリーフシードよ。これだけあれば向こう10年は戦う必要ないでしょうね」

ほむら「ちゃんと仕事はした上で休暇を取ってるの、わかる?」

まどか「う、うそですよ! そんなの絶対おかしいです!」

ほむら「なぜ?」

まどか「だ、だって! 魔獣を倒すのは、そんなことのためじゃなくて、みんなを、守るためじゃない!」

*

ほむら「お帰りなさい」

まどか「帰れって言うんですか! 私ひとりで戦えって言うんですか! 私、契約したばっかりなのに!」

ほむら「勝手に契約したのはあなたでしょう。使命については事前にQBから説明を受けていたはずよ」

まどか「もういいです! 見滝原は、この魔法少女、鹿目まどかがひとりで」ビクッ

ほむら「あなたに鹿目まどかを名乗る資格はないわ」ギロ

まどか「……」バタン

まどか「なによ……なんなのよ……」

*

QB「まぁ、仕方ないね。あれを説得するのは難しいよ」

まどか「人の名前すら否定する人には初めて会ったよ」

QB「どうもまどかと言う名前に過剰反応するんだよね」

まどか「初恋の人の名前なのかな?」

まどか「って、それじゃ女の子同士になっちゃう」

まどか「それでQB、次はどうしたらいいかな?」

QB「こうなると、マミのところに行くしかないね」

まどか「その人も魔法少女なの?」

QB「マミは相当な実力者だよ。その名は海外にまで轟いている」

QB「伝説的な魔法少女だ」

まどか「わーお」

QB「彼女は契約したての魔法少女を支援するために各地を旅しているんだ」

QB「ちょうど近くに来ているみたいだから、会いに行ってみようよ」
198 :175 [saga]:2011/07/03(日) 21:54:05.13 ID:Wy8+jhRh0

>>183-184 >>193 のテレパシーネタ続き

 
〜怪談とテレパシー〜


さやか「でね、以後そのトンネルには白い着物を着た人影が…」

まどか「ふえええ」

マミほむ杏子「ゴクリ…」

さやか「そして直接、頭の中に聞こえてくるんだって」

さやか「――死んだ女の人の笑い声が!!」


ワルプル『 アハハハハハ…… 』


全員「ぎゃあああああああああ!!!!!」

ワルプル『 アハ…? 』

マミ「ちょ、誰よ! 怪談中に突然、テレパシー送らないでくれる!?」

杏子「ちびるかと思ったじゃねえか!!どこのバカだ!!」

まどか「こんなのひどいよ、あんまりだよ」グスグス

さやか「あーびっくりしたぁ、マジ空気読めっつーの!」

ワルプル『 …ナンカ ゴメン 』スゴスゴ

ほむら「……」


さやか「よし、じゃ次は転校生の番ね」

ほむら「…5人の少女によって、先ほど街が救われた話なんだけど」

全員「怪談じゃないじゃんwwww」


owari

199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [saga sage]:2011/07/04(月) 01:39:23.65 ID:i35uymlU0
 家には一つだけ使われていない部屋がある。物置にも、書斎としても使われていない部屋。用途がないわけではない。
俺が自室として使うなら、現在使っている部屋よりも日当たりが良いので、快適を与えてくれる。
でも、使おうと思わないし、父母からの提案も一切ない。
部屋を移すのが面倒、だが、碌に荷物のなかった幼児期から、
俺や、そして父母がその部屋を安易に使用することに忌避感を抱いていた。
そこに巣食うやもしれぬ魑魅魍魎への配慮などではなく、その不逞に室主が怒鳴り散らすのではないかという、例えばどうして服を着ているのだとか、言語を使うのだとか、寧ろ行わないことを禁止する衝動、違法に対する恐怖を漠然と感じ、腫れ物扱いしていた。
だから、法も道理もわからない、物心の付かぬほど幼い頃はよくその部屋に入っていた。そこでよく、絵を描いていた、ような気がする。
しかし、その恐怖を実感するようになった頃からか出入りすることはなくなった。
多分その頃から、落書き帳も手放すようになった。四六時中描きまわっていた『幼い頃、誰もが出会う自分にしか見えないお友達』
を書き写すのを、止めた。そしてとうとう、一体自分がその友達を、なんと呼んでいたのかさえ、思い出せなくなった。

 受験前だから・・・という理由だろうか。余計なことばかり考える。狙うのは、市内一の高等学校。積み重ねた内申点はまずまずで、
当日点に余裕を与えられるほどのものではない。だから、今、刻苦勉励しなければいけないというのはわかっているのだが、
どうしても、雑念が頭の中で騒ぎ散らし、どうでも良いことに従事させようと焚き付ける。なんとなく思い出した、昔買った
お気に入りの玩具を探して押入れの縁に足を乗せる。舞う埃が鼻腔をくすぐってくしゃみをし、それが更に大量の埃を巻き上げる。
一度降りて、繰り返しくしゃみをし、奇妙に陽気となった俺は上段の棚に並んだ二つのボックスを睨んで一言二言賛辞を送り、勝利宣言を高らかと送ると、跳躍した。
 二段目の縁に着地したは良いけれど、つい膝を伸ばして、鴨居に頭をぶつけてしまった。のけぞる背、訳もなく伸ばした手はボックスの一つにつかまった。しかし、それは中身で、支えのないそれはずるずると摩擦音を出して、俺は床にボックス中身と共に落ち、転覆したそれから多くの雑貨が降って来る。着地したときのその騒音は、家中に響いたことだろう。いつの間にか帰ってきたのだろう母が、怒鳴った。カーペットの上で背の仰け反りを堪えながら、俺は大声で謝罪した。

 起き上がり、散らばった物を確認する。透明な長方形のケースが逆さになり、その周りにはクレヨンが落ちている。それだけだが、それだけでも、カーペットにクレヨンのカスが点在しているので、俺は嘆息吐いた。良い、明日父に頼んで掃除してもらおう。
 クレヨンを一つづつ拾っていく。まったく使っていないもの、それなりに使われたもの、酷使したものを一つづつ、記憶はないのに、まるで他人事のようながらも懐かしみながら、拾って、ケースの割り当てられた箇所にはめていく。しかし、残り一つが見つからない。入念に周囲を調べるが、どこにもない。巻き込まれていないかと、俺は転覆させたままのケースを仰向けにして、フローリングの上にケースを置くと、現れた転覆したらくがく帳や画用紙に胸を掻き乱された。過去の自分の作品に興味がある。それを恥ずかしいと思うのも、この部屋には一人だけだから羞恥など感じない。つまりこの忌避感は、まさしくあの部屋に対するものと同じだ。ノスタルジアではなく、サウダージ。残されるのが無量の喪失感だと解かっているから、決して触りたくない・・・だが、受験熱なのだろうか。俺はそれを手に取り、裏返した。

 まどか

 汚い字でそう書かれた横には、ピンクの髪を二つ結びにして手足を伸ばした女の子の絵が描かれていた。
 
 画用紙を握る手が震え、『か』の文字が滲んだ。俺はそれをケースの中に乱暴に容れて、らくがき帳を手に取る。描かれているのはみんな、ピンクと白のドレスを着て、赤いリボンでピンクの髪の両側を一対に結った少女。俺はそれの一つ一つに、涙を流した。感情が鬱積して堰となり、うまく息が出来なくて、呻きをもらしながら、一つ観たらまた一つと、次々に山を作っていく。それは、幼い俺が綴った、まどかの記憶。

 最後の一枚は画用紙だった。そこに描かれていたのは、さきほどのまどかよりもピンクの色の髪はずっと長く、幼さの消えた女性。一番新しいものだろう、それまでのより、顔の輪郭や手足、胴体の間隔が洗練されている。もっとも、それらはこれが正常だったらという話だけれど。クレヨンが滲み、そのまま渇いてしまったこの絵の完成図は、もう俺の記憶にしかない。俺は、これを観た父母が今までみたことがないほど号泣したのを観てから、彼女の絵を描くのを、止めた。最後の一つのクレヨン、もう粒ほどの大きさしかなかったピンクのクレヨンはあの日、零れたのを、二人に見せてから拾おうと思っていたのを、そのままにしてしまった。

 扉を二度ノックし、俺はノブを回した。

「姉ちゃん、入るよ」
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [saga sage]:2011/07/04(月) 01:39:56.05 ID:i35uymlU0
山なし落ちなし意味無し

失礼しました
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage ]:2011/07/04(月) 06:54:18.80 ID:S0B3p4PKo
なんか感じ入るものがあるな
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/04(月) 07:44:05.08 ID:klbUVJ6SO
ふざけんな 泣いたよ乙
203 :BsjeuhuAafTuCYYf [v.grousmiebic@php.net]:2011/07/04(月) 21:42:12.94 ID:rADl9udO0
So true. Honesty and everything recongized.
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage saga]:2011/07/04(月) 21:49:16.66 ID:FFBySv110

交差する視線。
対峙するは、研ぎ澄まされた矛先と、曲げられぬ理念の二つ。
向かい合い、十数秒。永劫にすら感じられるその時間、両者は互いの隙を窺い、構え、神経を張り巡らせていた。

――――ひゅう。
静から、動へ。
吹き抜けた一陣の風に応じ、奇しくも同じ真紅の槍を携え、二人の戦士は駆け出した。

先んじたのは、長槍。敵手に比べリーチで勝るその武装は、先制攻撃と言う絶対有利の条件をもたらした。
ただ真っ直ぐに、突く。切っ先を突き刺すために、腕に力を込め、心の臓を目掛け、一撃を撃ち放つ。
音すらも置き去りにして、巨大な槍が風を切り裂き、空気の壁を突き破った。

その必殺の攻撃へ、紅蓮の武者は対応してみせた。
足を止めぬまま、左手に持つ槍を手中で回転させ、前方へと突き出す。

進行方向を同じくする以上、その後に待つは激突の一途ばかりである。
響く甲高い音が天を突き抜け鼓膜を揺らし、生まれ出でた火花が燃え上がり目を焼く。

結果、長槍は上方へと逸らされ、それに押し出される形で左手の槍が弾かれる。
引き分けであることは、一目瞭然だ。

――――が。

紅蓮の武者は後ろに流された左腕をそのままに、前へと踏み出した。
赤い鬼が握るは、一対の槍。即ち、二つ。

右腕の槍で、横薙ぎに払う。わき腹を狙うその一発は、人一人の命を奪うに十分な破壊力を備えていた。

舌打ちをこぼすと、長槍持ちは手持ちの武器を百八十度回し、石突きを用いて防いで見せた。
ぶつかり合う。しかし、金属音は、火花は、ない。

――――からん、からん。
代わりに、虚しさすら覚えさせるような、間の抜けた音が、戦場であった路地を支配した。

何故か。その発生源は――――?
長槍持ちが視線を移せば、そこにあったのは、地面を転がる赤い槍。
対手が右腕で使用していた、あの豪槍である。

状況の把握に要した時間は、秒にも満たなかった。
しかし、その間隙は、必殺の一打を叩き込むに足りるだけの空白である。
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage saga]:2011/07/04(月) 21:49:58.30 ID:FFBySv110

「くぅらえぇぇ!」

燃え上がる、右拳。一直線に進むは、奥義に等しき一芸。
徒手空拳でありながら、武装を利用しての攻めをも上回る、熱く滾った虎の炎。

長槍持ちは瞳を驚愕の色に染めると、動転を胸中に押し込み、意趣返しの如く槍を放棄。
まるで祈るように、両の手の平を合わせた。

途端、右拳を阻む障壁が現れる。魔法少女の魔力を用いての、防御壁。

「なんとっ!?」

鉄よりも厚く、水よりも柔軟なその城砦は、渾身の右ストレートを受け止める。

「ええいっ……! み・な・ぎ・るぅぅぅぅぅぅぅぁあ!!」

裂帛の気合。腹の底からの咆哮が、体に力を充填させた。

「妖術の壁など、気合で破る!!」

そして、破壊する。若き虎の根性は、魔法少女の願いを凌駕した。
されどその間に、長槍使いは退避を成し遂げていたようだ。
仕切りなおしに持ち込もうとしたのか、数十メートルの距離を離すことに成功していた。
しかし、その顔から覗くのは疲労と驚きの色。数秒程度のやり合いを経て、長槍持ちは心身ともに疲弊していた。

「どういうことだおい……何でグーパンでぶっ壊せるんだよ」
「某の胸には、熱き虎の魂がある。この炎、貴殿に容易く消せるものではござらぬ!」

 答えになっていない答え。
 そうかい、と短く返答して、長槍持ちは再び得物を手にする。

「まあいいさ……邪魔するんならぶっ潰すだけだし」
「……貴殿の事情、詳しくは存ぜぬ。貴殿にも、行くべき道があるのであろう。貴殿の力は貴殿の力、如何様にでも使われよ。
 しかし、人は城、人は石垣、人は掘……守るべき民草を見殺しにすることはまかりならん。
 我が道を阻むと言うのなら、尚の事!」
「……ふん。別に、事情なんざない。あたしは、あんたが邪魔なんだ。それだけさ」
「退かぬのならばまた良し。
 相手が童女であろうと、一騎打ちであることに代わりはござらん……貴殿を一介の武士と認め、全力をぶつける所存!」

 それぞれに、戦闘体制へ。
 開戦の狼煙は、虎の若子が上げた。

「天覇絶槍!! 真田幸村、いざ参る!!」


英雄外伝せんごく☆バサラ おわり
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage saga]:2011/07/04(月) 21:53:14.17 ID:FFBySv110
安価付け忘れたごめんなさい

赤い槍使いと青い剣士ってどっかで見たなぁと思ってたら戦国BASARAだった
思いついたら書かずにはいられなかった、ルール違反と合わせて今は反省している
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/07/04(月) 22:29:05.29 ID:5pnSikiC0
ダレモイナイ

トウコウスルナラ

イマノウチ
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/07/04(月) 22:29:50.03 ID:5pnSikiC0

【QB『……まさか、世界が繰り返されている?』】


唐突に至った結論に、けれどインキュベーターは疑念を抱かずには居られなかった。


一つ、この二週間、随所に記憶の既視感が見受けられたこと。

一つ、既視感が見られ始めた頃と時を同じくし、
   暁美ほむらという謎の魔法少女が介入してきたこと。

一つ、暁美ほむらが契約を阻止しようとしている、
   鹿目まどかという少女の才能が大きすぎること

一つ目に至っては、ただのバグで済んだかも知れないが、二つ目はそうもいかない。


魔法少女、魔女という観念を創りだしたのが彼ら異星生命体である以上、
魔法少女になるには、少なくともインキュベーターを介さなければならない。

しかし、他の末端のあらゆる記憶の中にも、暁美ほむらが契約した記録は無い。
けれどそればかりでなく、彼女は此方の事をある程度理解しているらしかった。

一方通行な理解。記憶に関するバグ。救世主でもない筈の最強の少女。
断片化された情報を繋ぎあわせてゆくと、たった一つの答えが現れる。


『世界が繰り返されている』

インキュベーターが、異星生命体が理解し得ない所で、世界は回っているらしかった。

209 :208 2/2 :2011/07/04(月) 22:31:22.24 ID:5pnSikiC0


一人の少女に、異星生命体が話しかける。
QB「魔法少女になって、僕の願いを叶えてくれないかい?」

少女「しょうがないなぁ。それでキュウべえが助かるなら!」

QB「それはありがたい」

少女「で、キュウべえは、私にどんな願いを叶えてほしいの?」

QB「言っただろう?僕、仲間とはぐれてしまって。だからね」

QB『どんな時でも、どこに居ても』
QB『僕と、僕の仲間と僕が繋がっていられるようにして欲しいんだ』


こうして。
とある少女に、因果という名のエネルギーを収束させようとする異星生命体と、
とある少女の、運命を変えようとする魔法少女との戦いは、久遠に渡り続いてゆく。

とある少女が、世界の運命を変えるその日まで。
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/07/04(月) 22:33:25.91 ID:5pnSikiC0
ふいー
長編にしようかとも思ったけど、さすがにネタが膨らまなかったのでここに投稿しましたとさ
じゃ、そゆことで
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [saga sage]:2011/07/04(月) 22:50:39.39 ID:i35uymlU0
二人とも乙

つうか>>203は一体なんなんだ・・・
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [saga sage]:2011/07/04(月) 23:24:09.70 ID:1sPw9GoAO
サンレッドと混ぜたものを書こうとして諦めたものから

シャツネタで3レス
213 :212 (1/3) [saga sage]:2011/07/04(月) 23:26:49.46 ID:1sPw9GoAO
※休日なので私服です

ピンポーン

ほむら「はい。」ガチャ

さやか「おーっす。さやかちゃんが遊びに来たよー。」

ほむら「…」キィ

さやか「待て閉めるな地味に傷つくから!チェーンロックかけたまま奥行くなーっ!」



ほむら「それで、何の用かしら。」

さやか「ん?近くに来たから遊びに来てみた。」

ほむら「…勉強の途中だからあまり構う事は出来ないけど。」

さやか「じゃあ終わるまで何か読んでるからさ。」
214 :212 (2/3) [saga sage]:2011/07/04(月) 23:29:33.51 ID:1sPw9GoAO
〜30分後〜

ほむら「…」カリカリ

さやか「〜…(欠伸)」
さやか「(んー、ちょっとは構ってくれてもいいんじゃないかなー?)」チラッ
さやか「…ブフォッ!?」

ほむら「!?な、何?」

さやか「いや、シャツに"甘味大将軍"って…駄目、何かツボに入ったっ…」クックックッ

ほむら「っ!?あ、こ、これはお母さんが送って来たものでこういう趣味なんじゃなくて」

さやか「着て、るん、じゃん?」ヒクヒク

ほむら「あ…暑いから…シャツ1枚でいいかなって…適当に選んだらこれで…」プルプル

さやか「っふー、ふー…今度甘いもの奢ってあげようか?」キリッ

ほむら「〜〜〜っ」ブルブルブル

さやか「(あ、何か可愛いからってやりすぎた)」

ほむら「もう!出てってよ!もーっ!」グイグイ

さやか「涙目っ!?(もしかして素!?)」
215 :212 (3/3) [saga sage]:2011/07/04(月) 23:34:16.53 ID:1sPw9GoAO
さやか「ほむらさーん。そろそろ機嫌を直してくれませんかー。」

ほむら「…」プイッ

さやか「本当に美味しいケーキを奢るからさ、ね?」

ほむら「…」

さやか「よおし2個3個と言わず5個奢っちゃおう!」

ほむら「…」

さやか「…」

ほむら「…」チラ

さやか「可愛い素の顔、プライスレス。」キリッ

ほむら「くう…っ!」フルフル




さやか「あの…そろそろご勘弁を…」

ほむら「…そうね。意地になりすぎたわ。」(8個目)
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [saga sage]:2011/07/04(月) 23:41:06.89 ID:1sPw9GoAO
ループ回数少なめ&原作ほど絶望的じゃないせいでほむらの性格がクールになりきれてないって書き忘れてた
あどサンレッド分も薄すぎるネタだと書き込んだ後に気付いてアチャー

終わってしまえ
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [saga sage]:2011/07/04(月) 23:44:08.37 ID:i35uymlU0
ほんわかした乙
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/04(月) 23:48:27.16 ID:zFGMLaTdo
にやにや乙乙
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/05(火) 03:06:34.11 ID:Vljcq6BIO
さやほむ!そういうのも有るのか!
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/05(火) 16:48:01.17 ID:ulU6/yey0
魔女と井戸端会議に勤しむヴァンプ様とか、ユウリ様やQBを正座させて説教してるレッドさんとかか胸熱
221 :175 [saga]:2011/07/05(火) 20:14:25.16 ID:VNHkwAmA0
>>183-184 >>193 >>198


〜ワイ談とテレパシー〜


さやか『さやかちゃんは今日、凄いことに気付いたのです!』

さやか『テレパシーだと他人に聞かれないから、ワイ談にもってこいじゃね?』

マミ『ノーモーションでどえらい直球を投げてきたわね、美樹さん』

さやか『あのさ、男の子が一人でするとき…ってさあ』

ほむら『一人でといえば』

ほむら『まどかは一人でするとき、どんな方法でするのかしら』

まどか『えっ、えぇっ!? 何を!?////』

マミ『鹿目さんの…きょ、興味深いわ』

さやか『いや、あれ? 男の子の話は?』

杏子『なあ、さやかは普段、どうしてんだ?』

さやか『へ!?////』

ほむら『まどか……?』

マミ『鹿目さん……?』

まどか『……////』

杏子『さやか……?』

さやか『…こうしてさやかちゃんは今日、このコミュニティのどえらい偏りに気付いたのです』

owari
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/05(火) 22:17:23.51 ID:vhg7gosIO
>>221
恐るべき包囲網w
乙!
223 :lJLQIzJNojZfonFbe [joggulaj@uni-miskolc.hu]:2011/07/06(水) 00:30:57.85 ID:x1KWB2CR0
In awe of that awnser! Really cool!
224 :175 [saga]:2011/07/07(木) 10:57:29.57 ID:A2GgbeG30
>>183-184 >>193 >>198 >>221


〜歌えテレパシー〜


ほむら『♪ま〜どか〜まどか〜 ラララま〜どか〜』

ほむら『授業中に心の中でまどかソングを作って、歌ってみるテスト』

ほむら『…もうちょっとこう、まどかの愛くるしさ、可憐さを強調する工夫が必要ね』

ほむら『♪マ!マ!マッドカァーー』

ほむら『だめだわ、どっちかというと特撮ヒーローになったわ』

ほむら『♪あ〜いラビュ〜 私の〜まどか〜』

さやか『♪さ〜やか〜』

ほむら『♪私のさ〜やか〜』


ほむら『ほむうーーーッ!?////』

さやか『あ、やべッ!うっかり』

ほむら『いっ…いつから聞いていたの美樹さやか』プルプル

さやか『いや〜、えと…1行目からダダ漏れでしたよ?』

ほむら『お願いします忘れてください、さもなくば』

ほむら『今後、いきなり目の前で爆発とかするわ…何かが』

さやか『カンベンしてください!今忘れました!忘れ申した!』ガクガク

ほむら『よろしい』

さやか『ほッ』

マミまど杏子QB『良かったね、さやか!』

ほむら『あ』

マミまど杏子QB『あ』


owari
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage ]:2011/07/07(木) 17:55:40.68 ID:4CkGYA6Po
お題:この橋渡るべからず

まどか「簡単簡単!橋じゃなくて真ん中を…
    ってあれ?どうしよう…橋ってしっかり書いてるよ…うーん」

さやか「でも渡るしか向こうに行けないなら、そうするしか無いでしょ
    大丈夫だって!そんな簡単に壊れたりしな…」 ガラガラガシャン!

ほむら「焦るとあんな風になるわ、今すぐ船を作るから待っててまどか!」 ヨイショヨイショ

あんこ「日が暮れるだろ…(汗)、まったく揃いも揃って何やってンだか…こんな川飛び越えればいいだろ?よっと!」 シュタッ

マミ「それ事も無げにできるの佐倉さんだけだからね…仕方ないから私達は別の道探しましょうか」


各キャラのイメージはこんな感じ
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/07(木) 19:39:24.37 ID:nMZV8f2S0
>>221
魔法少女って女を好きになるのがスタンダードでしょ?
おりこマギガとか見てもそうだし
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/07(木) 22:15:55.97 ID:ZNg4O3XSO
杏子「あたしたちの中で、一番おしとやかなのはだーれだ?」

杏子「まあ、あたしだよなあ」

マミ「あらあら」

マミ「言うに事欠いて紅茶の味もわからないあなたが? くすくす」

杏子「てめえ! いい度胸だ!」

まどか「杏子ちゃん杏子ちゃん」コイコイ

杏子「邪魔すんじゃねえよ」

まどか「……口、悪いよ?」ボソッ

杏子「……」ピシ

ほむら「無駄な争いね。どうせ私に決まっているのにね」ファサアアア

マミ「それは聞き捨てならないわね」

まどか「お前も円環に導いてやろうか!」

杏子「ようし、わかったよ。淫獣に決めてもらおう!」

QB「僕の意見では彼女が一番だね」

杏子「あん?」

まどか「こ?」

QB「ね、さやか。見たとこ君がナンバーワンだ」

さやか「まあいやだ、そんなことありませんわ……」キラキラ
一同「契約しろ」

おわり
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/07/09(土) 14:09:35.34 ID:7pFkeYcH0
>>227

まどかワロタww 乙おつ
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage saga]:2011/07/09(土) 21:02:40.43 ID:J/AgEgMAO
さやか「歳、いくつ?」

杏子「…はあ?」

さやか「そういえばちゃんとは聞いた事なかったなーって思ってさ。」

さやか「で、いくつなの?同い年か一つ下辺りだと思ってるんだけど。」

杏子「別に…そんなの気にしなくてもいいんじゃないか?」

さやか「えー何でさー。…もしかして年上だったり?」ニヤニヤ

杏子「…だよ。」

さやか「ん?聞こえないよー。」

杏子「………25だよ。」

さやか「( ゚д゚)……………」

さやか「え゙?」
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage saga]:2011/07/09(土) 21:18:14.24 ID:J/AgEgMAO
ラストのほむらが遠い未来?で見た目変わらないし
いっその事大杏子を大卒位にしたらどうかと思ってのネタ
杏子の年齢ってはっきりとはしてませんよね?
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/07/09(土) 21:35:09.01 ID:R8H/brt9o
はっきりとはしてない
けど成長しないにも程があるだろwwww
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2011/07/09(土) 21:49:47.72 ID:dRS+cQGH0
【ほむら「マミとシャルロッテが仲良くなった…」】

マミの家


マミ「シャルちゃん、おいしい?」

シャルロッテ「ウン!ちーずけーきトッテモオイシイ!」モグモグ

マミ「ふふ…♪」

さやか「あーもうシャル可愛いなー!」ナデナデ

まどか「本当にマミさんと仲いいですよねー」

ほむら(…まさか魔女が普通に会話して、魔法少女と共に生活できる世界になるなんて…)

     ◆

まどか『私の願いは…魔女が絶望を振り撒かない世界にする事ッ!』

QB『…それは世界を改変させるほどの願いだ…だが、いいだろう!君の願いは今エントロピーを―――

ほむら『駄目えええええッ!』 カチッ ギュンッ

     ◆

ほむら(そして魔法少女はソウルジェムが濁りきると特に害のない魔女になり、代わりに魔獣と呼ばれる存在が現れるようになった)

ほむら(にしても…何度も相手をしている魔女だったけど、まどかのようなピンク色してて可愛いわ…)ホムーン

さやか「あ、ほむらもシャルをナデナデしたいのかー?」

まどか「…」ジー

ほむら「あ、えっと…」

シャルロッテ「イイヨ、ほむほむモドーゾ♪」

ほむら「ッええ!」ナデナデホムホム

マミ「暁美さん、すっかり夢中ね」

QB「やれやれ…君たちは―――

     ズルッ パクン

まどか「あっ」

シャルロッテ「〜♪」モサモサ

さやか「一瞬シャルから黒いのが出てきたような…」

マミ(なんだか一瞬ものすごい寒気がしたわ…)

ほむら「ほむっ!ほむっ!」ナデナデ

――――――――――

ほんとはもっと長編作ってたんだけど規制受けてて2chにスレ立てられないんだ…
エリーがさやかに励まされて脱引きこもりしたり、エルザマリアが杏子と教会で昔の話したり…
魔法少女と協力したワルプルギスが魔獣を一瞬でフルボッコにする話とか、素敵じゃない?
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/07/09(土) 21:53:01.72 ID:hq+dDfK+o
>>232
そんな貴方にこれを勧める。読んでたらごめん

マミ「その魔女の名は」
ほむら「魔女が繋げる絆」
エリー「魔女たちの」ギーゼラ「座談会」
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2011/07/09(土) 21:57:14.73 ID:dRS+cQGH0
>>233
後で読んでみる。ありがと

大体まとまったらここでスレ立ててちょっと長い話書くとするかな
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/09(土) 22:08:28.74 ID:ECG6UPwc0
電詞都市DTの「必殺」と「最強」の話を思い出した。

必殺:力で以って殺害せしめること

最強:相手を想い、理解し、「この相手なら負けてもいい」と思わせること
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2011/07/09(土) 22:20:45.68 ID:KqW50WsAO
まどか「私がみんなを抱き締めるから……!」

ほむら「――時間が止まればいいとおもった」

マミ「これは衛生上の問題よ。魔女は臭い、生かしてはおけない」

さやか「一緒に還りましょう、マミさん。魔法少女じゃなかったあの頃に。それがきっと、私達にとっての幸せなんです」

杏子「名乗りなよガキ。魔法少女としての作法も知らないのかい?」

恭介「いいやつ?やさしい?やめてくれ、僕は屑だ。こんな醜い……全身腐ってるんだよ、上條恭介って男は」

仁美「偽善者には偽善者の筋があるのです」

QB「では一つ、皆様私の歌劇をご観覧あれ  その筋書きはありきたりだが
  役者が良い、至高と信ずる
  ゆえに面白くなると思うよ」

こういうのがみたい
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(広島県) [sage]:2011/07/09(土) 22:28:18.86 ID:ZP0cA2MSo
とりあえずQBのうざさがえらいことになるなw
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2011/07/09(土) 22:43:26.92 ID:KqW50WsAO
>>237
手持ちの弾薬に聖遺物である拷問器具の属性を付加して戦ってた司狼よろしく断首の能力を付加したほむほむとかどうしようもないと思う
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage saga]:2011/07/09(土) 23:56:02.48 ID:J/AgEgMAO
>>230 二文字ミス
×:大杏子を大卒位に
○:杏子を大卒に
240 :175 [saga]:2011/07/10(日) 09:09:01.82 ID:rBuHKfoi0


〜みんなを動物に例えると?〜


ほむら「まどかはハムスターね。とにかく仕草も見た目も全てが可愛いもの」

まどか「ちょ、いきなり照れるよほむらちゃん////」

さやか「杏子は…野良犬だねー」

杏子「オイなんだそれ!ひっでえ言い草じゃんか!」

マミ「噛み付いてくるかと思えば、すごく情に厚いところは確かに犬っぽいわよ」

杏子「じゃあマミはホルスタインな。理由は」

マミ「聞かなくてもわかるわよ!もっとこう、可愛いのはないの?」

まどか「うーんマミさんか……キリンさん…?」

ほむら「色しか合ってないわ」

さやか「転校生は爬虫類な」

ほむら「何よそのザックリした分類!しかも悪意しか感じないわ」

まどか「ほむらちゃんは猫じゃないかなあ〜、ちょっとツンデレなとことか」

ほむら「ほむ……////」

QB「僕は?」

マミ「キュゥべえはそもそも動物なんじゃないの?」

ほむら「お前はスベスベマンジュウガニ、一択よ」

まどか「へえ〜、なんか可愛いね!」

ほむら「丸くて名前も可愛いけど、1匹で数人殺せるくらいの猛毒を持ってるのよ」

一同「納得……」

owari
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 11:45:35.41 ID:p8ZlPymIO
>>240

まどか「さやかちゃんは?」

ほむら「そうね……」

恭介「まぐろじゃないかな」

さやか「えっ」

ほむまど「ああ……動いてないと死ぬし……」

恭介「他意はないよ」

まどか「仁美ちゃんは?」

恭介「わかめ」

ほむら「あなたは海産物に好かれる体質なの?」

恭介「不幸だ……」

おくたゔぃあ「お前ら全員表出ろ」


すみませんでした
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/10(日) 12:20:38.14 ID:l1aBVWSo0
不幸だ......で禁書の上条を思い出した
243 :175 [sage saga]:2011/07/10(日) 12:34:20.58 ID:rBuHKfoi0
>>241

素でさやか抜けてたww フォロー多謝!
そしてオクタヴィアも海産物なのがウマイww
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 13:47:26.16 ID:J5Z+P8o1o
マグロの人魚だったのか……
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 14:04:16.53 ID:qmQugyS20
宵闇眩燈草紙でも「人魚を釣ったがどうしようもないマグロなんでリリースしました」って話があったなそういや
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 02:16:57.47 ID:9e7kVTL70
新キャラ主人公な二期の、予告編っぽい感じで。



「ありがとなー、荷物まで持ってもらっちゃって」

「いえ、一番軽いの1つだけですし」

「あ、ついでに鍵も開けてくんない?左ポケットに入ってるから」

――ガチャ キィー――

「んー、いろいろ世話になっちゃったなー。お礼もしたいし、ちょっと寄ってける?」

「いえ、そんな、いいですよ、お礼なんて」

「いいからいいから・・・と、まだ自己紹介も済んでなかったね。私は佐倉杏子」

「ちょっとした理由でさー、夏休みの間1ヶ月、ここに住んでるんだ」

「えと、私は円めぐるって、いいます」

「――円めぐるかぁ。いい名前だね。強い運命の名前だよ」

「ま、とにかく上がってよ。お礼ったってケーキご馳走するくらいだしさ」


   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *


「つまり、この『周回』を越えてしまえば、『神』が私物化される可能性がある、と?」

「そんな荒唐無稽なお話を、この私に信じろというのかしら、巴マミ」

「私はただ親友の言葉を信じるだけ」

「でも貴方の能力なら、ある程度の裏付けを取れるのではなくて?」

「最早カードの出し惜しみは出来ない。だから貴方にも助力を頼むのよ、美国織莉子」


   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *


「魔法少女まどか☆マギカ 〜Second Season〜」


   『かみさまの、つくりかた』


   *   *   *   *   *   *   *   *   *   *


――グァゴオオオオオ――

「きゃあぁぁぁぁぁ!」

「くっ、円めぐる!」



「あいつ相手のチキンレースでは、負けて当然よね――」

「――ほむらさん、血が・・・今ので・・・」

「近付かないで!」

「いえ、有り得ないとは思うけれど・・・万が一にも貴方を巻き添えにはしたくない」

「それにしても、以前の私と同じ能力って、本当に

――パリィィィン――

 厄介、ね――」

「ほむらさん・・・?」

「――ほむらさぁぁぁぁぁん!!」
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 07:26:42.23 ID:Qv0xIOKSO
絶妙な中二臭
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 20:56:43.43 ID:kvjVzaJEo
だがそれがいい
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 23:35:00.97 ID:j79NMNtI0
さ「他の誰かを救った分だけ、他の誰かを呪わずにはいられない。あたし達の奇跡って……そういうものだったんだね」

杏「……そうだな。この世界には都合のいい奇跡なんてない。
 そんなムシのいい事を聞いてくれる「かみさま」なんざいないんだ。
 信じて祈って、それが通じたらいいななんて想像することしかできやしない。
 それこそ――手紙の入った壜を海に流すようなもんだ」

さ「……杏子?」

杏「…だから、自分でしっかり考えないとな。お前が言ったんだぞ?
 ……いや、言っちゃいねーか。だが、そう思わせたんだ。お前が」

杏「だから! お前が泣くな! 何かがあるんだ!
 確かに奇跡なんてないかもしれない。
 だが、それと同じ、信じることが出来る何かが!
 じゃなけりゃ、誰も生きてなんていけるものか!」
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 23:36:17.31 ID:j79NMNtI0
しかしオーフェンやムチュの台詞がほんと似合うなあんこちゃん
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/07/12(火) 23:37:07.99 ID:x5GcUKM7o
グロ魔術師どのなにやってんすか
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage saga]:2011/07/13(水) 00:17:42.73 ID:Imhj47uAO
(繰り返せばそれだけまどかの因果が増える…私のやって来た事は、結局…)

―諦めたらそこで試合終了ですよ―

(でも、繰り返せば繰り返す程まどかの因果は増えて…って誰?)

―発想を逆転するのよ―

(あなたも誰なのよ…それに何を逆転させれば…)

(…繰り返す事でまどかの因果が増える…より強力になっていく…?)ムクッ

「…増え続けていくのなら。」カシャッ チッチッチッチッ

「インキュベーターが制御しきれなくなるまで…」カツ カツ カツ カツ カツ




「増 や し つ づ け て や る っ !」ドドドドドド(全力疾走)

オチなし
絶望的状況で無茶苦茶な方法に走ったほむほむでした
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/13(水) 08:36:20.21 ID:plTqrG5Z0
>>252
一瞬で宇宙壊滅級まで増やし続けてから「宇宙崩壊させたくなかったら諦めろ」と脅すネタがあったな
254 :175 [saga]:2011/07/14(木) 18:08:25.57 ID:GyhUJfB90


〜ポーカー勝負〜

杏子VSマミ


マミ「2枚チェンジよ」

杏子「……」

マミ(さすがベテランの佐倉さんね、なかなかのポーカーフェイス)

杏子「アタシはこのままでいい」

マミ「なんですって!? 全チップを賭けて…」

マミ(いけない、驚いたところを見せてしまった……ハッタリに決まっているのに)

まどか「わ、どうなるんだろ、この勝負…」ドキドキ

マミ「大した自信ね。相当の手が入っているのかしら?」

マミ(まあいいわ、こちらはストレートフラッシュよ)「コーr…」

杏子「待ちな。アタシのレイズ(上乗せ)がまだ済んでないよ」

マミ「な、何ですって!? チップはもうないはず」


杏子「賭けるのは、あたしのソウルジェムだ!(スッ)」


マミ「なっ!?」ガクガク

まどか「そんな、杏子ちゃん負けたら大変なことに…!」ドキドキ

マミ「(こんなのビビらせる作戦に決まっているわ)コー……」

さやほむ「フフッ……なるほど」

マミ(えっ!? な、何がなるほどなの!? なにかカラクリが!?)

杏子「さあ、コールかドロップか!はっきり口に出して言って貰おうじゃねえか」

マミ(ま、まさか……まさか!!)

マミ「コ…コ、コー……(き、緊張して、こ、呼吸が……!)」パクパク

マミ「…………コール!!」

杏子「降りなかったか。 こっちは実はブタだ」

マミ「あ、あれ!? 勝っちゃった……」

さやほむ「どうやら杏子の作戦通りになったみたいね」

杏子「約束どおり、アタシのソウルジェムはマミに預ける。でもそれだと100m離れられないんで」

杏子「今日からマミん家に世話んなるぜ、夕飯よろしくな」

マミ「」

まどか「勝負に負けて、住む家をゲットした!?」

owari
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/14(木) 19:24:30.00 ID:LL5kFC5Lo
もしかして、マミ杏ですかぁぁぁぁっ!

Yes! Yes! Yes! Yes! Yes!
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [saga sage]:2011/07/15(金) 02:01:06.48 ID:kOTC2C3T0
マミ「魔弾の撃ち手です」

まどか「円環の理です」

ほむら「形而の超越者です」

杏子「慈愛の紅蓮だ」

さやか「恋慕の蒼剣・・・?」

QB「利己の孵し主」

上条「追憶の奏者です」

仁美「恋する乙女です」

たつや「現想の仲介者ー」

知久「鹿目家の父です」

詢子「覇懐の王だ」

早乙女「恋の盲求者です」

ショウさん「性徴の導き手です」

中沢「中沢です」
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/15(金) 14:49:09.68 ID:pG15kYCAO
ほむら「……」ホム「……?」

ほむら達がロロナのアトリエをやったら。
ほむらと杏子とマミは効率厨だろうが杏子は町の人の依頼をちゃんとこなしマミは冒険に力が入ってそう
まどかは「かわいいー」とか言ってそうだかほむらがキャラ萌えもするので意外と話が会う
一方さやかはメルルをしていた(魔女エンド)
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/16(土) 18:17:21.52 ID:HpuACaJE0
第一作目〜第四十作目まで
>>168
第四十一作目
>>170
第四十二目
>>172
第四十三作目
>>175
第四十四作目
>>178-179
第四十五作目
>>181
第四十六作目
>>183-184
第四十七作目
>>187
第四十八作目
>>188
第四十九作目
>>191
第五十作目
>>193
第五十一作目
>>195
第五十ニ作目
>>196-197
第五十三作目
>>198
第五十四作目
>>199
第五十五作目
>>204-205
第五十六作目
>>208-209
第五十七作目
>>213-215
第五十八作目
>>221
第五十九作目
>>224
第六十作目
>>225
第六十一作目
>>227
第六十ニ作目
>>229
第六十三作目
>>232
第六十四作目
>>236
第六十五作目
>>240-241
第六十六作目
>>246
第六十七作目
>>249
第六十八作目
>>252
第六十九作目
>>254
第七十作目
>>256
第七十一作目
>>257

テレパシーネタまとめ
>>183-184>>193>>198>>221>>224
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/16(土) 18:35:21.06 ID:HpuACaJE0
勝手に纏めてるだけなので無視で良いけれど、
できれば、最後の投下の際、

終了やENDなど。

入れておいていただけると助かります。
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/16(土) 21:02:35.22 ID:xq2QVPY3o
>>259 まとめ乙です
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagasage]:2011/07/17(日) 00:39:06.38 ID:MmHhbv0Y0
ローゼン×まどマギ

挫折したから1話だけうp
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 00:41:02.61 ID:MmHhbv0Y0
また失敗……。

巴マミは浮かれすぎて油断して……。

美樹さやかが魔女化したせいで佐倉杏子を失い、

本当に、助ける価値が無い。

「ん……?」

なにかしらこれ。


病院のベッドで目を覚ました私。

退院の準備をしようとしたときだった。

明らかに私のものではない鞄が置いてあった。

「ありえないわ。

今までこんなことはなかった。

つまり、何らかのイレギュラー」


……?

巻きますか?

巻きませんか?

その2択しかない紙が、鞄についていた。

どちらにせよ、これは私のものではない。

でも、私のところにあるということは、

私に何かをもたらすもの。


それが正解ならありがたい。

失敗でも、やり直せば良い。

……?

鞄を開けると、入っていたのは銀髪の黒いドレスを身に纏った人形。

巻くとは、この人形のねじのこと?
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 00:41:33.98 ID:MmHhbv0Y0
>>262

人形を手に取り、ねじを巻く。

「ほら、起きなさい」

「……」

起きないのかしら。

でも、ねじを巻いたのだから動くはず……。


「放しなさいよ」

「え?」

「放せって言ってんのよぉ?

もしかして、言葉が通じないのかしらぁ?」

この人形が……?


「きゃぁぁぁぁぁぁ!!」

「?! きゅ、急に叫ばないで頂戴!!」

「ご、ごめ……じゃなくて、喋った?!」

私はホラーとかそういうのは苦手なのに……。

「アンタ、名前は?」

「私の名前?」

「他に誰がいるのよ」


落ち着きなさい、私。

冷静になって。

平常心よ。

「名前を名乗るのは自分からが当然じゃないのかしら?」

人形を軽く睨んで言う。


「叫んだり、冷静になったり、感情の起伏が激しい人間ねぇ。

まぁ、私から名乗れって言うのならそうするわぁ」

人形がクスッと笑う。

「私は、ローゼンメイデン第一ドール。水銀燈」


以上、1話だけうpです。
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/17(日) 00:57:13.35 ID:ss5sACZO0
ほむら×水銀燈とか俺得すぎる
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/17(日) 11:06:17.00 ID:Tb8QdSzso
薔薇人形と言えば契約
またまた妙な契約迫られるほむほむはどうするのか
そして怪しい淫獣と怪しい人形から契約迫られるまどかの図
266 :1レス [sage]:2011/07/18(月) 22:28:57.36 ID:tUVTuqNro
ほむら「ねえ、佐倉杏子」

杏子「ん?」

ほむら「アルバイトしない?」

杏子「アルバイトぉ?」

ほむら「ええ、美樹さやかに良いところ見せたいんでしょう?」

杏子「よし、何のアルバイトだ?」

ほむら「マスコットの中の人よ」

杏子「なんのって聞いていいか?」

ほむら「国民的マスコットドアラの中の人よ!」





ほむら「最近どう?」

杏子「ペンギンにセクハラされるようになった」

ほむら「ああ、だから最近ツバメ×ドアラがネットで話題なのね……」

終わる。
267 :マミ「…私もプリキュアになれるかしら」まど「えっ」さや「えっ」QB「えっ」ハミ「ニャプー」 [sage]:2011/07/19(火) 02:03:30.01 ID:BImMRsADo

 〜 1話のゲルト結界内 〜

マミ(あの子たちは……同じ見滝原中の制服? 大変だわ、使い魔に囲まれてるじゃない!)

マミ「待ってて! 今助けに……」

さやか「なんなのよこいつら! さては、これもセイレーンの仕業だね!」(ドドッ)

まどか「また不幸のメロディでみんなを泣かせるつもりなの……? こんなの絶対に許せない!」(レレッ)

さやか「絶対にだっ! 行くよ、まどか! レッツプレイ、プリキュア……」

まどか「……もじゅれーしょんっ!」

マミ「……へ?」

――カッ!

さやか「つまびくは、愛しき望みの調べ……キュア・オクタ、見、参っ!」(ビシィ!)

まどか「つまびくは、限りなき慈悲の調べ……キュア・クリームっ!」

マミ(あの子たちも魔法少女……じゃ、ない!? そもそもキュアって何なのー!?)

(略)

オクタ「クリーム、今だよ!」

クリーム「うんっ、オクタちゃん!」

オク・クリ三拍子っ! 1、2、3……フィナーレっ!

ドカーン!

マミ「魔女を、倒した……!? それに、あの子たちの必殺技の方がすっごい笑顔で楽しそうじゃない……」(ギリッ)

オクタ「んー、倒したのはいいけど、今日のメガトーンはちょっと変だったなぁ。あんなグロかったっけ」

クリーム「そういえばそうだね。音符のかわりに変な黒いのが出てきたし……あれっ、あそこに誰かいるよ?」

オクタ「ホントだ。こんなとこに普通の人が……大丈夫ですかー?」

マミ「え? ……えっ、ええ!」

オクタ「いやー、危ないところでしたねぇ」

ほむら(この時間軸は一体どうなっているの……)

QB「誰か…助け、て……」


こんな電波を受信したが、力尽きたのでここで終わる。
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 07:37:23.11 ID:/qG3QzrSO
キュアオタ
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage saga]:2011/07/19(火) 20:38:40.78 ID:BX15mxyAO
・まどやか(形容詞)
まどかとさやかが仲良くしている様子。たっくんが言うと「まろやか」に聞こえて素敵。
他には「マミやか」「ほむやか」等がある。
「きょうやか」は杏子と恭介が被る為使われない。「あんやか」は語呂の悪さからあまり使われていない。

(急塀魔法少女辞典より)


QB「どうかな?」
杏子「いや、意味わかんねえから。」
270 : ◆tVP11EVtkPKg [saga]:2011/07/23(土) 00:35:13.07 ID:BZVpWChh0
普段なら絶対にゴミ捨て場にある人形なんて持ち帰ったりしないんだけど、
どうしてかわからないけど、どうしてもそのままにしておけない、そんな衝動に駆られたの。

近付いてよく観察してみたけど目立った汚れもなかったわね。

それで周りに誰もいないのを確認して私はその子を持って帰っちゃったの。

家に着くと、お風呂場に持っていって綺麗にしてあげて、
せっかくだから服も新しいものを作ってあげて、名前を付けてあげたわ。

名前は「シャルロッテ」、可愛い名前でしょう?

今思うとね、一人暮らしだから寂しかったんだと思う。

それから家にいる時は毎日その子に話しかけていたわね。
朝起きたらおはよう、出かけるときに行ってきます、
ご飯を食べる時も食卓に一緒に並べていただきます、ってね。

そして、寂しかったのは彼女も同じだったのね。

ある日、学校に行こうと家を出ようとすると
シャルロッテの髪が制服の袖のボタンに絡みついていたの。

絡みついていた髪をどうにかほどいて今度こそ家を出ようとした時、声が聞こえてきたわ。

『行かないで』

って。

一瞬空耳かと思ったけど、それは空耳じゃなかった。
三度家を出ようとすると、玄関に置いたシャルロッテが飛びついてきて
はっきりと『行かないで』って言ったのよ。

思わず私は腰を抜かしてしまったわ。
漫画やアニメじゃないんだから人形が喋るなんて考えもしないでしょう?

怖くなった私だったけど、その場はシャルロッテににっこりとほほ笑んで

『じゃあ、一緒に行きましょう』

そう言って鞄に入れて登校したわ。

その日、私は一日中気が気じゃなかったわ。
鞄の中に喋る人形が入ってるなんて気味が悪いもの。

結局、学校では何事もなく下校時刻が訪れる。
友人の誘いも断って真っすぐ帰路に着いたわ。

そして、その途中、『ある場所』で私は立ち止った。
周りに誰もいないことを確認して、鞄に手を差し入れる。
シャルロッテを取り出すと元あったゴミ捨て場に置くと走って家に帰ったわ。

『置いてかないで』

ってずっと聞こえていたけど、聞こえないふりをして全力疾走。
家に着いた時、足はがくがくと震えていて喉もカラカラだった。
けど、助かった、あんな変な人形はもうこりごり。
二度と人形を拾ったりしない、私はそう誓ったわ。
271 : ◆tVP11EVtkPKg [saga]:2011/07/23(土) 00:36:07.10 ID:BZVpWChh0
ぎゃー!? コピペミスったー!
ごめんなさい、↓から始めます
272 : ◆tVP11EVtkPKg [saga]:2011/07/23(土) 00:36:35.61 ID:BZVpWChh0
マミ「あれはつい先日のことだったわ」

学校の帰り道、とあるゴミ捨て場の横を通りかかったの。

ふとゴミ捨て場の方を見ると、積み上がったゴミ袋の上に一体の人形があったの。

普段なら絶対にゴミ捨て場にある人形なんて持ち帰ったりしないんだけど、
どうしてかわからないけど、どうしてもそのままにしておけない、そんな衝動に駆られたの。

近付いてよく観察してみたけど目立った汚れもなかったわね。

それで周りに誰もいないのを確認して私はその子を持って帰っちゃったの。

家に着くと、お風呂場に持っていって綺麗にしてあげて、
せっかくだから服も新しいものを作ってあげて、名前を付けてあげたわ。

名前は「シャルロッテ」、可愛い名前でしょう?

今思うとね、一人暮らしだから寂しかったんだと思う。

それから家にいる時は毎日その子に話しかけていたわね。
朝起きたらおはよう、出かけるときに行ってきます、
ご飯を食べる時も食卓に一緒に並べていただきます、ってね。

そして、寂しかったのは彼女も同じだったのね。

ある日、学校に行こうと家を出ようとすると
シャルロッテの髪が制服の袖のボタンに絡みついていたの。

絡みついていた髪をどうにかほどいて今度こそ家を出ようとした時、声が聞こえてきたわ。

『行かないで』

って。

一瞬空耳かと思ったけど、それは空耳じゃなかった。
三度家を出ようとすると、玄関に置いたシャルロッテが飛びついてきて
はっきりと『行かないで』って言ったのよ。

思わず私は腰を抜かしてしまったわ。
漫画やアニメじゃないんだから人形が喋るなんて考えもしないでしょう?

怖くなった私だったけど、その場はシャルロッテににっこりとほほ笑んで

『じゃあ、一緒に行きましょう』

そう言って鞄に入れて登校したわ。

その日、私は一日中気が気じゃなかったわ。
鞄の中に喋る人形が入ってるなんて気味が悪いもの。

結局、学校では何事もなく下校時刻が訪れる。
友人の誘いも断って真っすぐ帰路に着いたわ。

そして、その途中、『ある場所』で私は立ち止った。
周りに誰もいないことを確認して、鞄に手を差し入れる。
シャルロッテを取り出すと元あったゴミ捨て場に置くと走って家に帰ったわ。

『置いてかないで』

ってずっと聞こえていたけど、聞こえないふりをして全力疾走。
家に着いた時、足はがくがくと震えていて喉もカラカラだった。
けど、助かった、あんな変な人形はもうこりごり。
二度と人形を拾ったりしない、私はそう誓ったわ。
273 : ◆tVP11EVtkPKg [saga]:2011/07/23(土) 00:37:05.99 ID:BZVpWChh0
そして、その晩――。

滅多に鳴ることがない電話からコール音が聞こえてきたわ。
こんな夜遅くに一体誰からだろうと僅かに苛立ちを覚えつつも受話器をとったわ。
すると、受話器から聞こえてきた声には聞きおぼえがあったの。

『わたしシャルロッテ、今ゴミ捨て場にいるの』

思わず受話器を取り落とし、自分で自分の血の気が引いていくのがわかったわ。

恐る恐る、もう一度受話器を耳に当てると電話は切れていたから受話器を元の場所に戻したわ。
今のはきっと誰かのいたずら、そうに違いないって必死に思いこもうとしてた。
けど……、

プルルル、プルルルって電話が鳴ったの。
変ないたずら電話の後だから受話器を取るにも取れずその場で右往左往してた。
すると今度は電話が勝手に留守番電話に切り替わったの。
家にいる時は留守番電話の設定は解除してあるからそんなことあるはずないのに。

『わたしシャルロッテ、今×丁目の十字路にいるの』

怖くなった私はすぐに電話のコードを引き抜いたわ。
でもそんなの無駄、すぐに次の電話がかかってきたの。

『わたしシャルロッテ、今マンションの前にいるの』

その時の私は完全にパニックに陥っていたわね。
どうしていいかわからず電話のコードが抜けていることを何度も確認したり、
武器になりそうなものはないかと家の中を探しまわったり。

『わたしシャルロッテ、今マンションの△階にいるの』

△階、それは私の部屋がある階と同じ。
咄嗟に近くにあった傘を掴むと玄関の鍵を閉めてベッドの上に逃げ込んだわ。
布団に包まり、がたがたと震えて……。

『わたしシャルロッテ、今あなたの部屋の前にいるの』

その電話の直後、ガチャガチャという大きな音。
それは玄関の扉を開けようと繰り返す音だったの。

「お願いもうヤメテ、帰って! お願いだから帰って!」

玄関から音が聞こえていた間、ずっと叫んでいたわ、「帰って」って。
274 : ◆tVP11EVtkPKg [saga]:2011/07/23(土) 00:38:16.18 ID:BZVpWChh0
しばらくすると、ようやく音が聞こえなくなって
帰ってくれた、私は助かったんだと安堵したわ。

ほっと胸をなでおろし、ベッドの上から降りようとした時、もう一度電話が鳴ったの。

数回聞こえてくるコール音、そして留守番電話に切り替わり……。

『わたしシャルロッテ、今あなたの真上にいるの』


まどか「きゃー!!」

ほむら「ほむほむほむ!!(まどかが!まどかが抱きついてきた!)」

さやか「怖いっす、マミさん怖すぎっす!」

QB「こ、この僕が恐怖を感じてるだって!? 感情のないこの僕が!?」

マミ「そう? 怪談大会ですもの、怖がってもらえてよかったわ」

杏子「けっ、よくあるメリーさんの話のオマージュじゃんか、ちっとも怖くねーよ」

さやか「杏子は意地っ張りだなぁ、ほんとは怖かったくせに」

まどか「こういう迫ってくる感じの、わたしだめなのー」

ほむら「大丈夫よまどか、こんなの作り話だから。怯えなくても平気よ」

マミ「あら? 作り話じゃないわよ」

全員「「えっ?」」

マミ「その証拠に、その日、私は大事なものを失ってしまったの」


  ね ぇ 、 み ん な ・ ・ ・
275 : ◆tVP11EVtkPKg [saga]:2011/07/23(土) 00:41:25.75 ID:BZVpWChh0
『 私 の 首 、 知 ら な い か し ら ? 』


     /  ‖ =只= ‖ ヘ
     i  /   ´ `   ヘ  i
      ゙、 ヘ.___,ヘ__,ノヾr’
      |=.|.| | ´╂`.| |..|.=|
      | | | |,・╂>.|,| | i
       ; ,|//.・╋> ;ヽ| i.
     /´,`ヾ、‖, /`ヽ、.i
    /  /   | `´冫 丶. \
  /  /    |  /   .丶  ゝ
  \ /⌒へ、 | 丶,ィ´⌒冫 ノ
    ` ` .|  |ソ__,ノ  |-_〆、  ノノ
       |――|ー|――|
       .| l l l:l| . | l .| l:;
       冫; ; ;! |. l : 〈
       // l l| !l l l i!
       ! l .l l|  i l l l i,.
       /\/| |\/:i
       |..:::::::::|   i.::::::::::|
       .!:::::::::|   !.::::::::|
       |::::::::!    !:::::::|
       ,|:::_:|   / レ、
       ||/ `   |  /
       `|.  l  /  丿
        \_/  ヽ-´ 彡
276 : ◆tVP11EVtkPKg [saga]:2011/07/23(土) 00:42:02.59 ID:BZVpWChh0
マミストの皆さんごめんなさいノシ
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/07/23(土) 00:59:53.94 ID:ZTgrVEILo
どっから声出してるのか……ホラーだな
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/23(土) 01:37:18.10 ID:hrwfXWG/o
多分テレパシーなんだよきっと…
マミさん…
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/23(土) 02:29:43.79 ID:5tO1cPoso
こえーよw
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga sage]:2011/07/23(土) 11:56:16.90 ID:MrczYnn30
女神まどか「別の次元から来ちゃったよっ」

クリームヒルト「私も別の時間軸から来たんだよ。ティヒヒwww」

まどか「すごい!ホントに私が3人!」

QB「『3種類のまどかを同時に出して』なんて願いをされた時はさすがの僕も驚いたよ」

女神まどか「概念の私がいるのに魔女の私がいるのって絶対おかしいよ!」

まどか「えぇー…」

クリームヒルト「ほむらちゃんがここに居たら、きっと『とっても嬉しいな』って思ってしまうのでした。ティヒヒwww」

QB「暁美ほむらは時間遡行をしてしまったよ。どうするんだい?」

女神まどか「私、全ての時間軸を行き来できるから…みんなでほむらちゃんに会いに行こうよ!」

クリームヒルト「賛成!ティヒヒwww」

まどか「ほむらちゃんビックリするだろうねー」

――――――――――――――――――――

なんて事を考えてしまうのでした。ティヒヒwwwww
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/24(日) 20:04:06.51 ID:fAOt14H90

まどか「ねぇ、ほむらちゃん」

ほむら「……まどか?」

まどか「わたしね? ほむらちゃんが大好きだよ」

ほむら「まどか?」

まどか「でも、ワルプルギスの夜を倒さなきゃ、伝えても意味ない」

ほむら「ま、まどか?!」

まどか「ごめんね? ほむらちゃん」

QB「さぁ、鹿目まどか。君の願いは?!」

まどか「わたしとほむらちゃんを、イヴとイヴにして!!」

QB・ほむら「えっ?」


    意味解らない。   終れ
282 :地球の平和を守れ!『マギレンジャー』! [sage]:2011/07/27(水) 01:00:30.49 ID:s5fVvJJ00
もうちょっと盛り上がってもいいですよね、このスレ

つーわけで小ネタを一つ

6レスぐらい?
283 :地球の平和を守れ!『マギレンジャー』! [saga]:2011/07/27(水) 01:00:59.46 ID:s5fVvJJ0o
一般市民「きゃー! へんな怪物が町を襲っているわー!」

ピョートルA「ピョー!(ヒャッハー! チーズをよこしやがれー!)」

ピョートルB「ピョー!(シャルロッテさまに献上だァー!!)」

その他ピョートル達「「「ピョー!!!」」」

店員「うわー! 店の中の商品をきれいにチーズだけ避けて強奪されるー! 助けてー!」


「そこまでよ!」


ピョートル達「!?」


<〜♪(BGM)


「マミイエロー!」マミーン!


「あんレッド!」サクリャーン!

「ほむブラック!」ホムーン!

「まどピンク!」マドーン!

「さやブルー!」サヤーン!




「「「「「五人合わせて!」」」」」


『マギレンジャー!!!!!』マギーン!


ピョートル達「ピョー!?」
284 :地球の平和を守れ!『マギレンジャー』! [saga]:2011/07/27(水) 01:01:55.74 ID:s5fVvJJ0o
マミ「世界の平和を乱す魔女の手下……今日という今日は許さない!」シュルシュル



ピョートルA「!?」ガシッ

ザシュッ!

杏子「……へっ」スタッ

ピョートルA「」


さやか「てえいっ!」ズシャッ

ピョートルB「ピョ……」バタリ


まどか「……そこっ!」バシュッ

ピョートルC「!?」ズガァァン



ピョートルC「」


ピョートルD「ピョー!!」バッ

マミ「鹿目さん!!」

まどか「!」


ドガガカッ!

ピョートルD「」

ほむら「……5.56mmの味はどうかしら?」

まどか「ほむらちゃん、ありがとう!」

ほむら「礼には及ばないわ」ファサッ
285 :地球の平和を守れ!『マギレンジャー』! [saga]:2011/07/27(水) 01:02:45.63 ID:s5fVvJJ0o
さやか「ぬぐぐぐ……」ギリギリ


ピョートル「……!」ギリギリ


杏子「さやか!」

マミ「二人とも、離脱して!」

杏子「! おう!」バッ


さやか「えっ!? ちょっ」

マミ「一気に決めるわよ!」キュィィィン

さやか「待っ」

マミ「ティロ・フィナーレ!!」ドシュゥゥウ

ズガァァァン!!



ほむら「……あれで最後ね」

まどか「みたいだね」

杏子「へっ、ちょろいもんだ」スタッ

マミ「さて、帰りましょうか」

さやか「……」プスプス

まどか「さやかちゃーん! 置いてくよー!」

杏子「早くしろー!」



さやか「……」
286 :地球の平和を守れ!『マギレンジャー』! [saga]:2011/07/27(水) 01:03:12.26 ID:s5fVvJJ0o
マギレンジャー秘密基地(喫茶QBの地下)

キュゥべえ「みんな、よく頑張ってくれたね!」

ほむら「楽な相手で良かったわ」

まどか「だね〜」

さやか「……あの、ちょっと自分、いいスか?」

杏子「どーした?」モグモグ


さやか「いや……最後のあれなんスけど……」

マミ「さすが美樹さんよね! 私の必殺技を受けても傷一つつかないもの!」

ほむら(ぼろぼろだったけど)

まどか「さすがさやかちゃん、って感じだよね〜」

ほむら「ええ、あなたの(盾役になるという)覚悟にはいつも恐れいるわ」

さやか「そ、そうかな〜」テレテレ

ほむまみまど(ちょろい)

杏子「このたい焼きうめー!」バクバク


キュゥべえ「町内会からのおすそ分けさ。いつもご苦労様、だって」

ほむら「命を賭けた戦闘の見返りがたい焼き、ねえ……」

マミ「まあまあ、いいじゃない」

さやか「一個もーらい……たしかにおいしー!」モグモグ

まどか「てへへ、ほんとだね!」モグモグ
287 :視聴率に負けるな!『マギレンジャー』! [saga]:2011/07/27(水) 01:03:53.10 ID:s5fVvJJ0o
――――――
――――
――

ほむら「……何よこれ」

QB「マギレンジャーさ」

ほむら「……」

QB「放映時間が休日の朝に移動してね、それでこういう設定に変わったのさ」

ほむら「続くの?」

QB「視聴率次第だね」

ほむら「……頭がティロティロしてきたわ」

QB「次回も見逃すな!」キリッ


つづく?
288 :一話で打ち切りか!?『マギレンジャー』! [saga]:2011/07/27(水) 01:07:25.50 ID:s5fVvJJ00
こういうネタばっか考えてるから自スレが進まないんだなあと。
このスレもっと盛り上がって欲しいね……

みんなの頭がティロティロするまでおれは書き続ける
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/27(水) 01:10:04.55 ID:1JvCxavUo
流行らないし流行らせな(ry


乙彼
まどか戦隊かぁ、負けてられんなぁ
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2011/07/27(水) 02:29:04.21 ID:CkxjoOMAO
「salti reali.amari ce fati a la asta e stia.
 真実へ踏み出そう。例え辛い運命が待っていようとも」

 歌い上げるような高らかな声で祝詞を紡ぎあげるマミ。その響きに迷いはなく、強き意思と信念に溢れている。

「salti reali
 vela li dafati a rea aria
 真実へ踏み出そう。運命を乗り越えるんだ」

 ゆえに、怨嗟と憎悪により築き上げられた魔女の世界に歪みが生じる。
 無限の造菓を模した甘美にして醜悪な異界。矛盾と呼ばれる本来骨子としてはあり得ない概念を根底としたこの世界において、マミのような存在は異分子に他ならない。

「fati reali a
 fati tuo settariavia, sol via
 本当の運命から
 貴方の運命を遠ざけていたことに」

 原点の渇望は訪れた理不尽な死からの逃避だった。目の前に現れた二度目の生という光を必死になって掴んだ。
 やがて、そうして手にした光は、自分を慕い尊敬する後輩たちを導くためのものとなった。
  自分は一人ではない。誰かが自分の存在を認めてくれている。
 その事実は、マミにとって確かな活力となった。

「vi se so-la salti reale
 気付いたなら 真実へ踏み出そう」

 だからこそ彼女は正しくなければならない。自分の背中を見て魔法少女になった大切な友人たちを、間違った道に歩ませないために。

「salti reali
 amari ce fati a rea aria 」
 真実へ踏み出そう
 辛い運命を蹴散らして進もう

 だからこそ、この決意は折れず砕けず朽ち果てない。彼女の胸に正義と呼ばれる光が存在する限り、その理は永劫不可侵である。

「Briah――Credens justitiam Tiro Finale
 創造――正義信奉・終焉の砲火(クレーデンス・ユスティティアム・ティロ・フィナーレ)」

 自分自身を正義とし、ありとあらゆる魔女を討つ絶対の一撃。それが巴マミの渇望からなる必殺の切札だった。
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2011/07/27(水) 02:37:11.89 ID:CkxjoOMAO
まどかマギカをDies Iraeっぽくしてみた
詠唱の元ネタはマミさんのテーマの有志の歌詞。詳細はニコニコ大百科の「マミさんのテーマ」の記事を参照のこと
創造の種類は求道で能力は「魔女に大ダメージを与える光の砲撃を放つ」
渇望の都合上魔女にしか効かない上に威力も上下するので凄く使い勝手が悪い
神父の創造と諧謔を足して二で割ったような性能
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [saga sage]:2011/07/27(水) 13:33:57.21 ID:SNK8VV0M0
ロマンティック乙
293 :175 [saga]:2011/07/29(金) 21:06:11.77 ID:q/bDRINl0


〜ひざまくら〜


さやか「マミさんの膝枕は私のものだ〜!」フカフカ

マミ「美樹さんったら////」

まどか「あー気持ち良さそう〜私もしたい〜! 次、交代ね!」

ほむら「なっ、まどかッ…!?」ガーーン

杏子「ぐぬううー…」


杏子『さやかのヤツ、なんだってんだよ…そんなに柔らかい肉がいいのかよ』テレパシー

ほむら『巴マミの太腿は、私たちのとは致命的な相違があるとでもいうの…?』

ほむら『こちらも実験してみる必要がありそうね、佐倉杏子』

杏子『なに?テメーとかよ? んなもん嬉しくもなんとも…』

ほむら『もはや好き嫌いなどに拘泥している状況ではないわ。このままでは巴マミの圧勝』

ほむら『まどかと美樹さやかは戻って来ないかも知れない。そうなる前に徹底検証の必要があるでしょう』

杏子『さやかが… しゃあねえ、じゃああんたからな。足出せ』


杏子「よっ」(ほむらの膝に頭)ゴッ!

杏子「いてえ!なんだコイツの太腿! 固いとかいうレベルじゃねーぞ!」

ほむら「失礼。デリンジャーを仕込んでいたのを忘れていたわ」

杏子「危ねえよ!!! 肉質以前に致命的だろうがアア!!!!!」


マミまどさや「あの二人、仲いいね〜」

ほむ杏「良くない!!!」

owari
294 :175 [saga]:2011/07/29(金) 22:55:50.97 ID:q/bDRINl0


〜ちちまくら〜


さやか「マミさんの乳枕は私のものだ〜!」マミマミ

マミ「あっ、ちょっと美樹さ…んっ////」

杏子「ぐわあーッ!! ダメださやか! 戻ってこおおーい!!」


ほむら『佐倉杏子、冷静になるのよ』テレパシー

杏子『これが冷静でいられるか! あんな規格外サイズ、膝枕より勝ち目ねーじゃんかああ!』

まどか「いいな〜さやかちゃん、次私…「マドカァーーーー!!!」

ほむら(まどかの胸にボフン)

まどか「うひゃあ!?////」

杏子「どういうことだ? コイツ全然冷静じゃないじゃねえか!」

ほむら『私は冷静よ。少しは考えなさい、私にはひっくり返っても乳枕はできないわ』

ほむら『ならばすかさず、私からまどかにダイブするのが、この場合唯一の最適解でしょう』

杏子『そ、そうか、意外に考えてやがんな!』

ほむら『そうよ。貴女も美樹さやかの胸に突撃するといいわ、何も考えずに』マドマド

まどか「ほ、ほむらちゃん////」カアァ

杏子(……え、考えるな? さっきは考えろって言ったのに、どっちなんだ……)


マミ「やったわねー、美樹さん!じゃあ私も!」サヤカニポフーーン

さやか「わひゃ、マミさんくすぐったいっす!」


杏子(……考えるべきか考えないべきかを、考えてたら出遅れた)

owari
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/30(土) 11:17:17.85 ID:X4KM4KxYo
乙〜
296 :『マミお姉さんが癒してあげる♪』1/2 [saga]:2011/07/31(日) 13:26:07.10 ID:+7yY4xJN0
まどか「あの、マミさん……相談があるんですけど……」

マミ「何かしら、鹿目さん。私でよければ力になるわよ」

まどか「ありがとうございます!」

マミ「それで? その相談ていうのは?」

まどか「……最近、私の弟がいっつもお股をいじってるんです」

マミ「え……?」

まどか「パンツの上からゴシゴシってして……苦しそうな声を出す時もあるんです」

まどか「やめなさいって言っても全然聞いてくれなくて……これって何かの病気なんですか!?」

マミ「そ、それは……その、ちょっと私の口からは……」

まどか「そんなっ……! 言えないほど酷い病気なんですか……!?」

マミ「いえ、病気ってわけじゃ……」

まどか「うう……タッくん、まだ三歳なのに可哀想……」グスッ

まどか「あんなにゴシゴシしてたのは病気が苦しかったからなんだね……」

まどか「そうだ……私もゴシゴシするのを手伝ってあげれば少しは楽にしてあげられるかも!」

マミ「だ、ダメよそんなの!!」
297 :『マミお姉さんが癒してあげる♪』2/2 [saga]:2011/07/31(日) 13:27:07.98 ID:+7yY4xJN0
まどか「何でですかっ!? 私はタッくんを助けてあげたいんです!」

マミ「えーと、ほら、素人が下手に手を出したら悪化しちゃうかもしれないでしょ?」

まどか「それは……そうかもしれないですけど……」

まどか「でも、パパもママもお医者さんに連れていくつもりはないみたいなんです……」

まどか「お医者さんに頼れないなら、他にどうしようも…………あっ!」

まどか「そうだ! マミさんなら魔法で治療が出来ますよね!」

マミ「ええっ!? た、確かに私は治療が得意だけど……」

まどか「お願いしますマミさん! タッくんを……私の弟を助けてください!」

マミ「うう、そ、その……えっと」

まどか(うるうる)

マミ「わ……分かったわ! 私が何とかしてあげる!」

まどか「マミさん……! ありがとうございます!!」



マミ(つい引き受けちゃったけど……ど、どうしよう……!)
298 :『マミお姉さんが癒してあげる♪』 [saga]:2011/07/31(日) 13:27:41.07 ID:+7yY4xJN0
続かない。
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/31(日) 23:02:17.73 ID:KQje6FwLo
たっくん「どうした続けろ」
300 :いんきゅべーたーの孫 [sage]:2011/08/01(月) 19:03:45.65 ID:7nwL+cdKo
さやか「――Presto」

ほむら「何……! さっきまでと段違いの速さ……!」

さやか「"Vivo"は――盤上を踊るピアニストの指のごとく……」

ほむら「……」

さやか「"Presto"は、あたかもオーケストラの奏でる多重旋律の如く
 "Vivo"の十倍の速さで"斬撃"する」

ほむら「十倍だと……」

まどか「ごめんほむらちゃん! 大丈夫……?」

ほむら「……ふぅ。 まどかの愛らしさに和んで少し油断しただけよ。
 これぐらい、たいしたことないわ」

まどか「ほむらちゃん……」

ほむら「さぁまどか。 今度こそ」

まどか「……うん」

さやか「……次で終わりにしよっか。 
 これを出した後には何も残らない。 ただ静寂が訪れるだけ――。
 世界に音はない。 

 ――ゆえに"Mute"

 今度の斬撃は"Presto"の速さのさらに"十倍"をいく――!」

ほむら「いい、まどか。 ソウルジェムをあたかも魔法少女衣装のように羽織るの。
 そして、私と心を合わせて……そう、明鏡止水の心で……」


―――――!


さやか「何っ!」
 (あたしの剣戟を止めた――!?)

まどか「ほむらちゃん。 あなたのソウルジェム、確かに魔纏ったよ!
 魔女を倒せと、怖いぐらいに滾ってる……!」


<次号へ続く>
301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/01(月) 19:05:19.06 ID:7nwL+cdKo
続き……ません!
かっこいいさやかが書きたい、パロやりたいっていうアレでした
302 :Dies Irae -PUELLA MAGI MADOKA MAGICA- :2011/08/02(火) 18:07:33.23 ID:lr1p0XpAO
>>301
嫌いじゃない

「……へえ」

「これは…」

 私達に向けられた魔女の総攻撃――それが急激に薄れていく。
 今、唐突に第三者――現われた白銀の提琴が自分たちと敵を隔てていたから。

「なるほど、そういえば一人、エントロピーになれなかったできそこないがいたね」
「恭介……?」
「こうして会うのは二度目かな、インキュベーター。どうかこのまま、彼らを行かせてあげてはくれないか?」
「駄目だよ、認めない。君に進言する資格は無い。それとも君が、彼女たちに代わって相手をすると?」
「君が望むなら」
「かかれ」
「やめて、やめて恭介、お願いだから!」
「ここで散れ、廃棄品ごときに用は無い」
「いやああああァァ――」

 叫ぶさやかちゃんを嘲笑うかのように、魔女の総攻撃が炸裂する。轟音とともに爆発が起こり、その中心に居た彼を呑み込んでいく。
 だが

「え――」

 その姿は、まだ消えていない。その身体は砕かれていない。いかに自分たちとの戦いで消耗しているとはいえ、魔女の総攻撃を受け止め耐える。そんなことが、まさか出来るとは夢にも想像できなくて……

「紛い物とはいえ、この身にも魔が宿っている…今の君達なら、僕でもそう不足は無いと思うけど?」

 その後姿から顔は見えない。幼なじみに声も掛けず、顔も晒さず、しかし百万の言葉より雄弁な態度をもって示している。
 死なせはしない、護りきると。

「行くぞまどか――、ぼさっとすんな!」
「え? あ、きゃあ!? やだ、放して! ――まだあたしはッ」
「黙ってッ」
「…ッ」
「だけど、耐えて…ッ でも、生きていれば……ッ、負けじゃないよ!」
「……っ 分かったッ。恭介……待ってて、絶対助けに行くから」

 その今生最後になるだろう幼なじみの呼びかけに。

「ああ、綺麗になったね、さやか」

 来いとも行けとも応えず、彼は優しく返しただけだった。

「さようなら。君にはいっぱい謝らなくてはいけないけど……ごめんよ、そして幸せに」
「僕も……君を愛していた」
「う、うぅ、あああああ――― 恭介! 恭介、恭介! ああああああぁぁぁぁ―――!」
「いくよ、さやかちゃん」

元ネタは螢ルートのラスト
303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/08/05(金) 23:23:42.29 ID:N3iG2N6xo
>>302
本作の恭介もコレだけの男気があれば…。・゜・(ノД`)・゜・。
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2011/08/07(日) 22:35:19.10 ID:eMV6pZCAO
「つまり――僕のせいでさやかが魔女になっているってこと?」
「そうさ。上条恭介。美樹さやかは君を想い、祈り、堕ちた――君は彼女を救う義務がある」

 地球外生物キュウべぇ。またの名をインキュベーター。
 退院して一週間が立とうとしていた日のある夜のこと。
 上条恭介は、真実を告げられた。

「救うって……僕に一体何ができるっていうんだ」

 拳をかたく握りしめ、震えるような声で美樹さやかの幼なじみは静かに慟哭する。
 その瞬間、上条の心から生まれ出たのは絶望からなる精神エネルギー。

「上条恭介……一つだけ方法があるよ」

 質量ともに莫大なそれを、見逃すようではインキュベーターの名は名乗れない。

「……」


 白い毛皮と、果実のような赤い瞳。愛玩動物のような容姿をした魔法の使者が歪な笑みを浮かべ、上条恭介に言葉をかける。

「僕と契約して、さやかを助けるんだ!」
305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2011/08/07(日) 22:37:31.08 ID:eMV6pZCAO
「さやか! 僕だ! 上条だ!」

 刹那、結界内に響いた声に、上条とキュウべえ以外の全員が驚愕した。

「……お前は」
「上条恭介……」
「君……?」

 今回の事の発端となった張本人の登場に、杏子、ほむら、まどかの三人の思考が本能的に停止する。

「恭介、早く君の願いを僕に教えて!」

 凛々しいといってもいい表情を浮かべ、自身の肩から飛び降りたキュウべえに対峙する上条。その姿に、かつて病床に伏せていた少年の面影はどこにもない。

「いいだろう。僕は―――」

「美樹さやかを、元に戻すための力を手にいれたい!」
「!? なんだその願いは!? 君はさやかを救いたいだけなんだろう? 君自身が戦う力を求める必要はないじゃないか!! その願いは――あまりにも、あまりにも非合理的すぎるよ!!」
「それでいいんだよ……」

 答えながら浮かべる穏やかな笑みには温厚で誠実な人柄を表れている。

「例えここで元の姿に戻ったとしてもさやかはこれからも魔女退治をし続けるだろう。僕はそんな彼女を守りたいんだ。彼女が戦う、戦場でね」
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2011/08/07(日) 22:38:09.05 ID:eMV6pZCAO
「これが僕の願い、これが僕の祈り。さあ、叶えて見せろ! インキュベーター!」

 瞬間、銀色をした魔翌力の渦が結界内に逆巻いた。
 時間にしてわずか数秒。竜巻のような奔流が晴れたその時、上条を包む制服は純白と漆黒の礼服に変わっていた。両手につけられた黒革の手袋、その左手甲に見える銀の宝玉は、彼が孵卵器と契約を交わし、魔道の力を手にしたことを表す何よりの証拠だった。

「行くよさやか――少し痛いけど、我慢してくれ!」

 言葉と同時。鞭のように振るわれた上条の右手から、白銀の水糸が無数に放たれた。
 地を這う大蛇のごとき滑らかな動きは、おそろしく複雑でありながら洗練された美しさを感じるものである。
 乱れ舞う斬糸の刃は一瞬で対象を取り囲み、身に纏う甲冑ごと――人魚の魔女を十七個の肉片に分割した。

「お、おい!! てめえそいつが何だかわかってんのか!!」
「もちろん、それに大丈夫さ。さやかなら――」

 無数の肉塊となったオクタヴィア。その破片が一つ一つ、ゴポリという泡のような音を立てながら消えていき――

「――ここに、いる」

 すべてが消滅した瞬間、泡沫と化したオクタヴィアの中から現れた美樹さやかが、上条恭介の細腕の中に収まっていた。
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2011/08/07(日) 22:55:14.46 ID:eMV6pZCAO
上条君に主人公属性と主人公補正をつけてみた。
男である上条君が契約できたのは採取できるエネルギー量がヤバイから。思春期の少年の女絡みの力は凄まじいのです。
魔法の元ネタは上条君が使ってるバイオリンの『弦』、助けたい対象のさやかを象徴する属性の『水』、上条君自身の色である『銀』がモチーフになった『銀色をした水の糸』。
『糸』には『さやかを魔女から元の姿に戻したい』って願いから生まれた『糸に触れた魔翌力で生み出されたものを生み出される前の状態にまで逆行・消滅させる』能力も付加されている。さやかが元に戻れたのはそのため。
マミさんのマスケットだろうが杏子の槍だろうが糸に触れた魔翌力製のものはじゃんじゃか無効化する最高の魔女キラー。
魔翌力が液体化したものでできてるから硬化も分離も自由自在。束縛した相手に千切られても即座に液体化・再構成して数コンマ秒のタイムラグで再捕縛可能。液体だから射程もなんぼでも伸びるし強度や糸の数量も上条君の魔翌力に左右される。上条君自身まどかの次に優れた魔翌力量を持つから通常戦闘ではほぼ敵無し。
思春期の少年の女絡みの力は(ry
308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/08(月) 01:19:20.56 ID:S4Gj79M5o
乙 そこまで練ってるならもうスレ立てろよwww
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/08/09(火) 16:59:30.24 ID:gnYuX58To
>>2 より
> Q:魔力が魔翠力になっちゃうよ?
> A:目欄にsagaを入れましょう

「さげ」ではなく「さが」(尚、魔翠力は「魔翌力」の誤り)
入れないとフィルター機能が働いて特定語句が自動置換されるよ
310 :175 [saga]:2011/08/12(金) 21:08:56.06 ID:lc0r+uvE0


〜 神聖マギマギ王国 〜

QB「ジークナオン!」

QB「魔法少女じゃよーー! 今、魔法少女こそがナオンにもてる。」

まどか「また妙なこと言い出したなコイツ。大体少女がナオンにモテてどうする」

QB「フフフ、女だらけのこの世界こそが、無残にも同人男の餌食となって…」

まどか「いいから落ち着いてトンカツ食え。」

QB「うるせー契約しろピンクスキー! ツインテ頭を叩いてみれば、文明開化の破壊力」

まどか「もうマミさんとこでやれよ」


〜ビジュアル系魔法少女OPテーマ「マミマイラブ」

巨大な魔女を前にして わしの体が美しい うなれマスケットきらめけリボン

いいぞいいぞわしの体 歌え走れなんでもやれ 見滝原の期待を込めて

わしの体が大空に旅立っていくのを見た

「いいぞ…わしは何か大変なものを見ているのか?」

マミさんは戻ってきませんでした


QB「グワーーマミが犬にマミられたのじゃよー」

まどか「犬かよ…ていうか、また死んだのか」

owari
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 22:24:10.14 ID:xvFpt8/fo
>>310
これは……ギャグ漫画日和?
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/12(金) 22:25:44.90 ID:xvFpt8/fo
マミ「ティロ・フィナーレ!」ドーン!

使い魔「」チュドーン

マミ「……ティロ・フィナーレかぁ」

マミ「なんだか昔を思い出すわね」



〜回想〜

マミ『これでトドメよ、えーい!』ドン! ドン!

魔女『ぎゃー』ズドドド

QB『お疲れ様、マミ』

マミ『ありがとう、QB』

QB『君の戦闘スタイルは凄く興味深いね』

マミ『あら、そう?』

QB『僕が以前契約した子の中に、マミとそっくりの子がいるんだ』

マミ『似てる? そう、QBが言うぐらいだからよっぽどなんでしょうね』

QB『生き写しと言っても良いぐらいさ。見た目や性格もそうだけど、能力まで一致してる』

QB『能力は願い事が深く関わる。けれど、同じ願い事をしても同じ能力になるとは限らない』

QB『同じ言葉であっても、思い描くイメージや、背負った境遇は千差万別だからね』

QB『その能力まで一致するというのは、魂のパターンが余程似ているのかもしれない』

マミ『ふう〜ん。それじゃその子は私と同じように、魔女を倒すのに凄く苦労したんでしょうね』

QB『それが、そうでもないんだよ』

マミ『え?』

QB『彼女と君は少しだけ戦闘スタイルに違いがある。彼女は……』

QB『そう、君達の言葉で言うところの"必殺技"を持っていた』

マミ『必殺技?』

QB『捕縛、照準、射撃の動作に、それぞれ決められた掛け声があったんだ』

QB『彼女はイタリア人だから、言葉もその国のものだったけどね』

QB『良かったらマミにも教えてあげるよ。やってみるかい?』
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/12(金) 22:27:07.47 ID:xvFpt8/fo
   レガーレ
マミ『捕縛』

   ミーラ
マミ『照準』

   ティロ・フィナーレ
マミ『最終射撃!!』


使い魔『プギャー』チュドーン!


マミ『す、すごい! 掛け声を付けただけで、こんな威力が出せるなんて!』

QB『ゴルフにおけるチャーシューメンの効果だね。君達人間には馴染み深いものなんだろう?』

マミ『言ってる事は良く分からないけど、とにかくありがとう! QBのおかげね!』

QB『気に入ってくれたようで良かった。君が沢山魔女を狩ってくれると僕も助かるんだ』



〜回想終わり〜

マミ「あれから、捕縛や照準だけは掛け声なしで出来るようになったけど」テクテク

マミ「最後の一撃だけは、どうしても声を出さないと、威力が出ないのよねぇ」

マミ「ホントはちょっと恥ずかしいから、出来れば使いたくないんだけど」

マミ「命がけの戦いでそんな事言ってたら逆に変だものね……」

マミ「さ、美樹さん達はどうしてるかな。テレパシーが来ないという事は、順調なのかしらね」



「これで、トドメだぁーーー!!」

マミ「この声は……美樹さんね」

さやか「スクワルタトーレ!」ズババッ

マミ「!?」

使い魔「ギャース」チュドーン!

さやか「やった!」

マミ「み、美樹さん、今のは……?」

さやか「あっ、マミさん! 見ました? あたしの必殺技!」

マミ「…………」

さやか「あたし、マミさんみたいに格好良くなりたくて! 真似してみちゃいました!」

まどか「さやかちゃんズルイよ! わたしと一緒に考えたんだよねー?」

マミ「そ、そう。とても、かっこいいと、おもうわ……」

さやか「ホントですかー!? やった、お墨付きもらっちゃった!」

まどか「やったね、さやかちゃん!」

マミ「…………|||」



osimai.
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/13(土) 01:41:37.24 ID:e6lQ7fTLo
幼さやか「恭介のバイオリン聞きに来たよ!」

幼恭介「うわっ!さやかが女の子みたいな服を着てる!」

幼さやか「や、やっぱりにあわないよな、でも母さんがお呼ばれなんだから着なさいってさー。」

それ以来、女の子らしいことにコンプレックスを持ってしまったさやかちゃんでありました。

おわり。

こんなことしてる場合じゃないのに。
315 :とつぎーの :2011/08/15(月) 01:14:57.19 ID:6K0k/sQi0
しりとり
まどか「じゃあ、しりとりの『り』からだね。り・・・りんご!」
ほむら「ゴセイブラスター」
さやか「!? なによそれ! そんなのありなの!?」
まどか「ありです」
ほむら「ほむっ」
さやか「まあいいや・・・ じゃあ、タヌキ!」
杏子 「キ・・・キ・・・キョウコ!」
さやか「ストーップ! これはさすがになしでしょ!? なんで自分の名前なのよ!」
まどか「ありです」
ほむら「ほむっ」
杏子 「よしっ」
さやか「もういいです・・・」
マミ 「じゃあ私ね。コ・・・コア・」
QB  「コアラ」
マミ 「・・・」
まどか「じゃあぱっぱといくね。ラッパ」
ほむら「パンツほしい・・・」
まどか「もうっ/// 後でね」
ほむら「ほむっ」
さやか「・・・い・・・イス」
杏子 「ス・・・スイカ!」
マミ 「カ・・・カカ」
QB  「カカオ」
マミ 「・・・」
まどか「お寿司」
ほむら「shine」
さやか「ちょっと! 暴言はやめなさいよ!」
ほむら「shineは輝くの英語よ」
さやか「あたしって・・・ほんと馬鹿・・・って、そんな文字遊びはなしよ! なし!」
まどか「ありです」
ほむら「さっさとしなさい美樹さやか。『ね』よ」
さやか「やっぱ[ピーーー]っていってるじゃない!?」
杏子 「まあまあ」
さやか「むー ね・・・ネズミ」
QB  「耳」
杏子 「ちょっと! あたしを飛ばしてんじゃねえよ!」
QB  「ゴメンゴメン。じゃあ次は杏子の番だよ」
杏子 「たくっ み・・・み・・・」
マミ (これはチャンス! QBがいない今なら、もう何も怖くない!」
杏子 「みかん!」
マミ 「・・・」
終わり
316 :1レス [sage]:2011/08/15(月) 17:14:47.80 ID:xjOLi/Bto
ほむら「あら、巴マミ」

マミ「奇遇ね、どうかしたの?」

ほむら「あなたこそ、ソウルジェムを掲げて何をしているの?」

マミ「それをあなたが聞いてどうするのよ、ただの見回りよ」

ほむら「そうなの、生憎と私はそんな暇がないわ」

マミ「ここでボーっとしている暇はあるのに?」

ほむら「ええ、まどかと美樹さやかと佐倉杏子と待ち合わせ中だから」

マミ「orz」
317 :オリ魔女考えたよ! [sage]:2011/08/19(金) 00:23:44.30 ID:hWmL5h3AO
Rhea
城の魔女。その性質は創造。全てを造り出す能力を持ち、結界の中に王国を造り上げた。彼女の結界に囚われた人間すらも現実と虚像の見分けが付かず、国の住民となった使い魔は日毎に増えてゆく。魔女を攻略するには彼女が築き上げた城を崩落させ革命を起こさねばならない。

Kain
城の魔女の手下。その役割は騎士。魔女の棲む城に勤め王国を護る勇敢なる騎士。それぞれが元人間であり、もし手遅れでさえなければの話だが、王の間にいる化物の存在を知れば裏切りの騎士から魔女の口付けは剥がれ元の姿に戻る。


RPG的な何かができそうだ
318 :175 [saga]:2011/08/19(金) 01:03:21.42 ID:mVDNNlbE0

〜巴マミとは〜

まどか「ほむらちゃんっていつも私のこと、つけ回してるよね」

まどか「なんかキモい……」

ほむら(ガアアアーーーン)


公園


ほむら「う、うっ……私はただ……」ポロポロ

マミ「あら? あの紫の子。どうしたの」

マミ(しまった、ライバルかもしれない魔法少女に、つい話しかけちゃった)

ほむら「と、巴、マミ?」グスン

マミ(こんなに泣きはらして……)

マミ「何があったの? 良かったら話してみてくれないかな」

ほむら「……貴女に話すようなことじゃ、ズズッ、ない……」

マミ「まあいいけど。 お互い、余計なトラブルと無縁でいたいのは確かだわ」

マミ「で、でもなんていうかな、相談くらいなら。 べ、別に恩を売る気はないからね?」

ほむら(ああ……)

ほむらは思った。 巴マミにとって、泣いている者は「弱く守るべき存在」なのだ。
自分も泣き虫で弱いくせにお姉さんぶって、他人のこととなれば決して放置できない。
そうだ、いつだって彼女はありきたりな「正義を信ずる者」なのだった。

でも―――そのおかげで。


ほむら「その後マミと共闘できることになったのよね」

マミ「何か言った?暁美さん」

ほむら クスッ「いいえ。魔女の反応が近いわ。急ぎましょう」

ほむらは何にともなく、祈った。 彼女が笑顔のままでその日を迎えられますようにと。

owari
319 :317 [sage]:2011/08/19(金) 01:28:24.83 ID:hWmL5h3AO
ごめん、終わりって言うの忘れてた

どうでもいいけどキリカって絶対に肥る食生活してるよね、そして絶対に肥らないよね
320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/19(金) 03:09:05.61 ID:gjd/3X48o
>>319
見滝原町、大食いNO1決定戦、決勝に残ったのは、どちらも中学生の女の子。

この細い体のどこにこれだけの食べ物が入るのか、以外な展開に会場のテンションも最高潮!

それでは、選手紹介!

これから決勝戦にもかかわらず、ロッキーを加えて登場、自宅住所は謎の美少女、佐倉杏子!

さやか「あのばか…恥ずかしい…」

まどか「とかいいつつ、ずっと応援してるよね、さやかちゃん」

さて対するは、甘い物は無限に有限。ケーキバトルに突然乱入、圧倒的勝利を収めた呉キリカ!

おりこ「なんでこんな茶番に…」

マミ「砂糖を切らして、ストレートティーと、甘みを抑えたスコーンしかないといったら突然飛び出して行ったのよ…」

ほむら「嘘ね、きらしてたのではなくそれはあなたがダイエットのために仕組んでいたこと…」

マミ「…黙って戦いを見守りましょう。」

==続かない==
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/20(土) 00:38:51.17 ID:ipxhODyqo

まどか「ねぇねぇキュゥべえ、『魔女』 を 『青汁』 に変えたらどうなるの?」

QB「言っている意味がよくわからないな」

まどか「だから、例えば 『薔薇園の魔女』 なら、『薔薇園の青汁』、みたいな感じで」

QB「……。やっぱりよくわからないよ」

ほむら「それだと、そこはかとない高級感が漂うわね。ただし若干勘違い気味の」

まどか「あ、ほむらちゃん。それじゃあ、暗闇の魔女さんは?」

ほむら「暗闇の青汁。闇鍋っぽいわね」

まどか「お菓子の魔女!」

ほむら「お菓子の青汁……普通にゲテモノね」

QB「……」

まどか「ハコの青汁」

ほむら「ただ未開封なだけね」

まどか「落書きの青汁」

ほむら「えぇと……逆に身体に悪そう?」

まどか「銀の青汁、影の青汁、犬の青汁」

ほむら「高級品、売れ残り、ペット用、と言ったところかしら」
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/20(土) 00:39:21.48 ID:ipxhODyqo

まどか「人魚の青汁」

ほむら「普通に磯臭そうね。ワカメでも入ってるのかしら」

まどか「仁美ちゃん……」

ほむら「いやな事件だったわね……」

QB「……」

まどか「気を取り直して、芸術家の青汁」

ほむら「無駄に高そう」

まどか「委員長の青汁」

ほむら「パッケージが萌え絵」

まどか「鳥かごの青汁」

ほむら「これもペット用?」

まどか「じゃあ、舞台装置の青汁は?」

ほむら「どこにどう作動させるのか問い詰めたいわ」

まどか「これで全部かな? うーん、なんだかどれもこれも微妙だね」

ほむら「入れ替え遊びなんてそんなものよ。何十個に一つのヒットがあれば上出来だわ」

まどか「そっかぁ」

QB「ねぇ、一つ忘れてないかい? 救済の――」

ほむ&まど「「それはいいの」」

QB「……ああそう」

323 :175 [saga]:2011/08/21(日) 05:22:23.47 ID:7eqfF4gS0
>>320 

勝手に続ける見滝原町大食いNO1決定戦、決勝!!

杏子「食い物に対する愛ならアタシが一番だ!」パクパク

おーっと佐倉杏子の怒涛の食べっぷり!文字通り飢えた獣の生態を見るようです!

キリカ「愛を単位で表すキミは愛の本質を知らないッ!!」モグモグモグ

だが呉キリカも負けてはいない!猛スピードで追い上げる追い上げる!

杏子「自分の力量以上にペースを上げてるなー。そこが子供だってーの」モフモフ

キリカ「だ、れ、が、子供だあーーー!!」ガツガツ

マミ「佐倉さん、うまく呉さんを挑発に乗せたわね…」

キリカ「ぐは!」ガタッ

織莉子「キリカッ!?」

キリカ「だ、だめだ……もう」

杏子「完食しちまったんだけど、おかわりある?」ペロリング

呉キリカ、ついに力尽きたーッ! 優勝は驚異の安定感、佐倉杏子だーーーッ!!


ほむら「待ちなさい、杏子。そのポケットの中を見せてみなさい」

杏子「へっ!?」

あーーっと! 佐倉杏子、ポケットの中にタッパを用意し、こっそり食べ物を入れていたー!!
反則負け! ということは……優勝者は呉キリカですーー!!

まどか「杏子ちゃん……それはズルだよ」

杏子「違うんだー!! いいか、食べ物ってのはな、目の前にあるものだけが大事なんじゃないんだ!」

杏子「明日の朝の分、明日の昼の分! 真の愛ってのはそうして命を繋いで行」ズルズル

さやか「……」

佐倉杏子はスタッフに連れて行かれたといいます。
スタッフの目にも涙がちょちょ切れていたといいます。

=おわれ=
324 :なすーん [なすーん]:なすーん
                     __        、]l./⌒ヽ、 `ヽ、     ,r'7'"´Z__
                      `ヽ `ヽ、-v‐'`ヾミ| |/三ミヽ   `iーr=<    ─フ
                     <   /´  r'´   `   ` \  `| ノ     ∠_
                     `ヽ、__//  /   |/| ヽ __\ \ヽ  |く   ___彡'′
                      ``ー//   |_i,|-‐| l ゙、ヽ `ヽ-、|!  | `ヽ=='´
                        l/| | '| |!|,==| ヽヽr'⌒ヽ|ヽ|   |   |
  ┏┓  ┏━━━┓              | || `Y ,r‐、  ヽl,_)ヽ ゙、_ |   |   |.         ┏━┓
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┗┓┏┛     ┃┃┏━━━━━━━.j | l|.! l::::::ノ ,  ヽ-' '´ i/|  !|/ | |リ ━━━━┓┃  ┃
  ┃┃    ┏━┛┃┃       ┌┐   | l| { //` iー‐‐ 'i    〃/ j|| ||. |ノ        ┃┃  ┃
  ┃┃   ┃┏┓┃┗━━━.んvヘvヘゝ | l| ヽ  ヽ   /   _,.ィ ノ/川l/.━━━━━┛┗━┛
  ┃┃  ┏┛┃┃┗┓     i     .i  ゙i\ゝ`` ‐゙='=''"´|二レ'l/″           ┏━┓
  ┗┛  ┗━┛┗━┛    ノ      ! --─‐''''"メ」_,、-‐''´ ̄ヽ、              ┗━┛
                   r|__     ト、,-<"´´          /ト、
                  |  {    r'´  `l l         /|| ヽ
                  ゙、   }   }    | _|___,,、-─‐'´ |   ゙、
                    `‐r'.,_,.ノヽ、__ノ/  |  |      |、__r'`゙′
                            |   |/     i |
                             |          | |
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/21(日) 15:16:06.78 ID:tXXTccLM0
見滝中のとある教室にて

男子A「やっぱり志築が一番だよな!(まあ、オレの美樹には劣るけどな!)」

男子B「あの、いかにもお嬢様ってところが良いんだよな(暁美さんのクールな魅力には及ばないけどさ)」

男子C「才色兼備で物腰柔らか…最高だよな〜(鹿目さんの親切さや可愛らしさには到底かなわないけどね)」


ワイワイワイ


さやか「ねえ、まどか…」

まどか「なに、さやかちゃん?」

さやか「男子達あんな話してるけど、仁美が案外フランクに話せて面白い子だって解ってないんだろーねーw」

まどか「あ、あはははは…」

ほむら「その人の本質を理解せずに魅力を語るなんて、本当に愚かな事ね」

中沢「そうだよ!みんな早乙女先生の魅力に気づかないなんて、愚か過ぎるよ!!」

さ・ま・ほ「「「え!?」」」
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/21(日) 16:09:13.37 ID:GC2XyhiR0
>>325
これで終わりって判断でおk?

あと、志筑仁美だよ。
とりあえず乙?
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/21(日) 16:23:25.26 ID:tXXTccLM0
>>326
ごめ
「終わり」を入れるの忘れてた
あと指摘d
328 : ◆LFImFQtWF6 [saga]:2011/08/21(日) 16:24:44.73 ID:GC2XyhiR0
>>327
おk把握

第一作目〜第七十一作目
>>258
第七十二作目
>>262-263
第七十三作目
>>266
第七十四作目
>>267
第七十五作目
>>269
第七十六作目(弱ホラー注意)
>>272-275
第七十七作目
>>280-281
第七十八作目
>>283-287
第七十九作目
>>290
第八十作目
>>293-294
第八十一作目
>>296-297
第八十二作目
>>300
第八十三作目
>>302
第八十四作目
>>304-306
第八十五作目
>>310
第八十六作目
>>312-313
第八十七作目
>>314
第八十八作目
>>315
第八十九作目
>>316
第九十作目
>>317
第九十一作目
>>318
第九十二作目(続き? >>323他作者かも)
>>320
第九十三作目
>>321-322
第九十四作目
>>323
第九十五作目
>>325
テレパシーネタまとめ
>>183-184>>193>>198>>221>>224
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/21(日) 16:25:46.90 ID:GC2XyhiR0
あっ、ごめん。
トリは全力でスルーして下さい。
330 :時間を巻き戻すって改めてチートだと思った [sage]:2011/08/21(日) 16:39:14.73 ID:AKygm0P70
さやか「ふぅん…転校生が時間を巻き戻すかぁ」

ほむら「ええ。それが私の魔法」

さやか「それじゃあさ、宝くじの番号を暗記→過去に戻る→宝くじを買う→億万長者じゃん!?」

ほむら「…」

さやか「あれ?転校生?おーい」

ほむら「その発想はなかったわ…」 ガチャ

さやか「え」

     ギュンッ


ほむら「何してるのよ私…せっかく美樹さやかが魔女にならずにワルプルギスの夜の前日まで来たのに…」

ほむら「…あ、番号を暗記するのを忘れたわ」 ホムーン
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/21(日) 20:14:03.51 ID:GC2XyhiR0
2レスほど貰います。
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/21(日) 20:14:59.70 ID:GC2XyhiR0
いつもの自分の寝室で目を覚ます。

「……また、見ちゃった」

かれた声が喉を刺激しながら外へと出て行く。

気づけば、布団がかすかに濡れていて、

頬を冷たい感触が歩いていく


見たのは、夢。

ただの、夢。

でも、特別な夢。

自身の左手に嵌められた指輪を軽く撫でる。

何度も諦めてきた世界だった。


まどかというたった一人の親友を助ける為だけに、

幾度となく同じ世界を繰り返した。

なんどやっても助けられず、

悔しくて、寝ることが出来ない日もあった。

予想しえなかったことの連続に、

怖くて怯えた時もあった。


何度も繰り返して、

もう無理だと逃げ出しそうに、

諦めそうになる時もあった。

そんな時、想い出せば、

たくさんの支えがあることに気がついて。


悲しいことや苦しいことが沢山あった。

でも、そこに支えてくれる優しい人たちが居てくれた。

いくつもの時間軸を越えて、

私は今、ここに辿り着いた。


「ほむらちゃん、おはよう」

家に泊まりに来ていた親友が、

私の名前を呼ぶ。

「おはよう、まどか」

それに微笑み返す。
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/21(日) 20:16:13.28 ID:GC2XyhiR0
「さやかちゃんと杏子ちゃん、寝坊するかな?

マミさんは――」

「マミなら平気よ。約束の一時間前には居るわ」

「それは早いよ」

互いに小さく笑いながら、

布団をたたみ、着替える。


前回の世界で気づいた、想い出した支えてくれた人たち。

私は、まどかを。ではなく、

大切な人たちを救うという行動に変えた。

そして、結果。

全てを救えた。

いくつもの時間軸で願い、想いかなえようとしてきた世界に、

私は辿り着いた。


これからは、

皆が居てくれる。

一人じゃなくなった、仲間が居る。

だからもう、迷わずに進めばいい。

未来へと。

私の大切な人たちへと続く。

この道を。


終わり。
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/21(日) 20:16:40.46 ID:GC2XyhiR0
なんだろう、良く解らない。

栄光の架け橋の歌詞に合わせたはずなのになぁ。

どうしてこうなった。
335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2011/08/25(木) 01:32:47.56 ID:7/sxMFUao
2巻の発売日が10/12に決まったかずみ☆マギカで2レスもらいます
かずみ4話までのネタバレを含みます

http://nullpo.vip2ch.com/dl.php?f=ga5173.jpg
このシーン(エピソーディオ・インクローチョ)の
サキさんの脚を見ながら妄想して書きました
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2011/08/25(木) 01:33:17.26 ID:7/sxMFUao

――御崎邸

ワイワイガヤガヤ

サキ「みんな何騒いでるんだ?」

里美「あ、サキちゃん。見て見て、見滝原の魔法少女の子達の衣装だって」

サキ「ふうん」


カオル「私はやっぱこの杏子って子の服かなあ? 動きやすそう」

海香「さやかさんのも動きやすそうよ」

里美「そうねえ、私は……」

ニコ「里美はマミさんの服じゃないと胸が入んないんじゃね?」

里美「もうっ///」

サキ「……」

カオル「おっ、どうしたサキ?」

ニコ「もしかして、そのまどかって子の服に興味あんの?」

サキ「いっ、いやいやいやいや、違う、違うからな!!」

里美「?」

サキ「私は、そうだな、このほむらって人のがいいな
   シックな配色で落ち着いていていいじゃないか、な、な!!」

海香「ふうん?」


ドタドタドタ


かずみ「みんなー、おやつの時間だよー」

みらい「このみらいさまが作ったお菓子だぞ。こころして食べるよーに」

かずみ「……つまみ食いしかしてなかったじゃん」


ニコ「やーやー、待ってました」

里美「今日は何かしら?」

カオル「太るよ」

海香「だまらっしゃい」

ゾロゾロゾロゾロ

サキ「おっ、おい、片付けて行かないか!!」

337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2011/08/25(木) 01:33:47.86 ID:7/sxMFUao

サキ「……まったく、散らかしたままで」

サキ「……このまどかって子の衣装」

サキ「……」

サキ「……やっぱり魔法少女って言ったら
  きゃるーん ふわふわ レースでリボンでピンクだよなあ……」

サキ「……皆、しばらくは戻って来なさそうだな」


〜〜〜着替え〜〜〜


サキ「……着ちゃった」

サキ「クラスのみんなにはナイショだよ!!」キメッ

サキ「なんちゃってー……」


ニコ「へえー、サキってそういうのに興味あるんだ」ニヤニヤ


サキ「ぎゃああああああああああ!!!」

ニコ「ハイ、チーズ」

パシャ

サキ「ななななななんでいるんだああああああ!!」

ニコ「シャッター押すときノリノリでポーズ決めた人間の言う台詞じゃネーナ」

サキ「頼む!! みんなには内緒にしててくれええええええ!!!」

ニコ「いやー、そう言われましても」


カオル「〜〜〜〜〜〜」(笑いをこらえている)

里美「サキちゃん似合ってるわよ」

みらい「あははははははははははははははは」

海香「ネタ帳ネタ帳」

かずみ「????」

ジュゥべえ「今からでもその衣装にするか?」


サキ「」

ニコ「既に手遅れでござんした」


海香「こうしちゃいられないわ。皆、出かけるわよ。
   サキに似合いそうな、ふわふわきゃるーんな服を探しましょう」

一同「おー!!!」

サキ「やめてくれえええええ///」
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2011/08/25(木) 01:34:17.38 ID:7/sxMFUao
以上です
ベタだけどサキさんはこんなキャラじゃないかなーって思ってます

女の子たちのキャッキャウフフのハートフルコメディの2巻、待ち遠しいです
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) :2011/08/28(日) 12:44:01.53 ID:UOoa8/t40
ほむら「キャラソンが・・・」
マミ 「ない・・・」
まどか
さやか「「「まあまあ・・・」」」
杏子
340 :175 [saga]:2011/09/03(土) 12:43:01.91 ID:x+C3TwSB0

〜 大阪☆マギカ 〜


マミ「一人なったらピーピー泣いてばっかしや。 そんなええもんちゃうで」

杏子「オトンは飲ン兵衛なってもうてな、頭パーになりよった」

さやか「ウチってほんまアホ……」

ほむら「何なのこの時間軸……みんな大阪弁だわ」


QB「自分エントロピーって知っとるか。 あのー、焚き火ボーッって燃やすやん?」

QB「ほんなら熱エネルギーがビャーッって出るやん?」

QB「ほんでアレがこう、ブワーッってグリーフシードになる時にやな」

まどか「何言うてんのかわからへん(2つの意味で)」

ほむら「擬音をはさまずに説明できないのかしら」


QB「4秒に10人も増えとんのに、一人や二人でガタガタぬかすなっちゅうねん」

まどか「えげつないわ、あんまりですわ兄さん」


まどか「今日まできばってきた魔法少女を泣かせとうないねん!」

まどか「希望持ったらアカンとかぬかしたら、そんなんちゃうわって何べんでも言うたる!」

ほむら「あ……それはなんか心強い!」


ほむら「――ここは、あの子が守ろうとしとったトコなんや」

ほむら「せやからウチは、戦い続けるで!」

まど神はん「ほむらちゃんも染まって心強いわぁーwwww」

owari




自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/03(土) 12:58:00.97 ID:a1fetUEDO
175の書くSS好きだわー
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/09/03(土) 13:33:49.71 ID:gXi3xATEo
〜便乗☆マギカ〜

さやか「アタシはバット持ってきてん!
    魔女なんかこれでスコーン!とお見舞いしたるわ!」

まどか「そうそう魔女退治にはバットが必須って、なんでやねん!」ペシッ

一同「ワハハハハ!」

まどか「それで、アタシは魔法少女の衣装考えてきたんやけど」

さやか「なんでやねーん!!」

スコーン!

どさっ

さやか「……しもた…ついバットでやってもうた…」

ほむら「ま、まどかあああ!」


自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
343 :175 [sage saga]:2011/09/04(日) 00:34:07.32 ID:rkw3Pcdv0
>>341 ありがとう〜


〜 ついでの吉本☆マギカ 〜


マミ「間一髪やったな自分」

まどか「もう大丈夫やで、ほむらちゃん!」

メガほむ「あなたたちは……」

QB「彼女らは魔法少女。 魔女を狩る者たちや」

マミまど「「通信教育やけどな!」」

owari

自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
344 :マミ「タスケが欲しいです・・・」 キュゥべえ「あきらめたらそこで試合終了だよ」 [sage]:2011/09/05(月) 20:40:39.12 ID:PcVWICpXo
さやか「それで演奏を聴きに行ったホールで・・・初めて見たの、恭介を。もうホレてたわ・・・」

さやか「速攻でキュゥべえと契約して魔法少女に命をかける事に決めたの」

さやか「あたしがチームを強くして魔女を倒して・・・それで恭介が笑ってくれたら最高よ」

さやか「ちぇっ、あんたなんかにつまらない話を・・・」

杏子「ワカル・・・」(ダー)



= 翌日 =

さやか「今日もやるわよっ、杏子!!」(がしっ)

杏子「オウ、さやかっ!!」(がしっ)


(少女達はわかりあったのだった)

マミ「これはいったい・・・?」

ほむら「どあほうが二人に・・・」(フー)




   続かない
345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/09/05(月) 23:12:16.59 ID:1WrVdpAa0
さやか=宮城
杏子=桜木
ほむら=流川

かな?
346 :まどか「熱くなれよ!!」 [saga sage]:2011/09/07(水) 13:17:15.61 ID:H78Itjmo0
上条「・・・さやかはさ、僕の事を、虐めているのかい?」

さやか「え?」

上条「――もう聞きたくなんかないんだよ!!自分で弾けもしない曲なんて・・・!」

さやか「恭介!!」

上条「動かないって言われたんだ・・・もう二度と・・・奇跡も魔法でもないかぎり・・・!!」

さやか「・・・・・・――」

\バンッ/

まどか「駄目駄目そこで諦めちゃ駄目!!」

さ・上「「!?」」

まどか「奇跡?魔法?そんなのに頼っちゃ駄目だって!!もっとさ、自分を信じようよ!自分が自分を信じないでどうすんの!?」

さやか「まどか・・・?」

上条「・・・何を、勝手な事を・・・!」

まどか「勝手?何言ってんだよ!勝つのはわたしじゃなくて君の手だろ!!どろどろの運命に勝って見せろよ!!お前男だろ!?」

上条「・・・!そんなの、男も女も!!」

まどか「そうだ、逆境に男も女も関係ない。それが解かってんのになんでこんなところで立ち止まってるんだよ!?わたしたち皆!最初はお米より小さかったんだぜ!?だけど苦痛を恨んで自分の弱さを呪って逆境を乗り越えて!今があるんだろ!!それは奇跡や魔法の力じゃない、わたしたちの力だ!!だったらもう解かるだろ!?お前の腕は本当に、奇跡や魔法でしか治らないのか!?」

上条「・・・そんな、綺麗事を・・・!」

まどか「お前は自分の生き様を汚さないと気が済まないのか!?」

上条「・・・!」

まどか「動く、絶対に動く。君が諦めなければ、もう一度動くって信じれば」

まどか「身体は応えてくれるからさ!」

まどか「もっと熱くなれよ!!!」

さやか「・・・まどか・・・」

上条「・・・」

さやか「まどか・・・もう・・・!」

上条「・・・」

上条「・・・動け・・・!」

さやか「!?」
まどか「そうだよ。それだよ!」

上条「動け・・・!動けよ・・・!!」

まどか「ほらほら!聞こえてる、ねぇ手!本当はお前だって動きたいんだろ!?動きたくてうずうずしているんだろ!?じゃぁ動けって!お前を止めるやつなんて誰もいないんだから!お前の情熱を止められるやつなんて誰もいないんだからさ!!ほらほら、思い出せよ!あの日紡いだ旋律は、誰が奏でた!?」

上条「動いて・・・頼むから・・・動いてくれ・・・僕はもう一度・・・バイオリンを・・・!」

まどか「ほら今ちょっとぴくりってなった!もう少しなんだよ!もっと熱くなれよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

さやか「・・・まどか・・・こんなことで・・・本当に恭介の腕は・・・!?」

まどか「無理!!!」
347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [saga sage]:2011/09/07(水) 20:01:54.28 ID:H78Itjmo0
終わり
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/07(水) 20:33:40.04 ID:ish4kLcVo
>>347
こーひー返せwwww



>>344の関連ネタでスレタイだけ

マミ「ラスクが欲しいです」 キュゥべえ「それ食べたらそこで減量終了だよ?」
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/07(水) 20:47:12.27 ID:uDEDCvnko
まどかの声で再生できねぇww
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/09/09(金) 12:49:20.59 ID:h5y/V41to
まあこんくらい熱い気持ちが必要かもね。本当にもう一度バイオリン弾きたいならww
351 :175 [saga]:2011/09/10(土) 23:07:56.83 ID:esN6NRc60
〜 オイバリン 〜


恭介「僕の手は二度と動かない……もうバイオリンを弾くことはできないんだ!」

さやか「恭介、これを使って!」

恭介「え……これは一体なんだ!?」

さやか「こうして使うんだよ。 さ、弾いてみて、恭介」


〜〜♪〜♪♪〜〜♪♪

パチパチパチパチ


さやか「綺麗な音色……うん、あたしは恭介の音楽をもう一度聴きたかったんだ」

恭介「ありがとう、さやかのおかげだよ!」

まどか「それにしても珍しい楽器だね。なんていうの?」

さやか「オイバリン。 手が動かない恭介のためにあたしが開発したんだ」

さやか「アゴと足とクチビルだけで弾ける新楽器なんだよ!」

恭介「オイバリン、か……名前と弾いてる時のポーズがアレだけど」

恭介「これほどの音色を奏でられるなんて、さやかはレアな楽器を作る天才だね!」

さやか「いやぁー、はっはー」


ほむら「なんにせよ良かったわ。これで上条恭介の腕を治すための、美樹さやかの契約は回避できた」

さやか「え? 契約したよ。 あたしじゃオイバリン開発するのムリだし、願い事でサクっとね☆」


まどほむ「腕治せよ」


owari

352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/15(木) 21:47:55.54 ID:EbaUW0qSO
まどか「ほむらちゃんが車の運転できるなんて知らなかったよ」

ほむら「まどかを海まで連れて行ってあげるわ」

QB「シートベルトくらいしたらどうだい」

ほむら「いざとなれば時間止めるから問題ないわ」

まどか「でもほむらちゃんが運転してると私のほうを見てくれないから残念だよ…」

ほむら「まどか…大丈夫。ちゃんと見てるわよ」

QB「ほっ、ほむら!前!前!トラック!」

ほむら「!」カチッ

まどか「」
QB「」

ほむら「!?」フワッ

ほむら「か……」

ズガシャアアア―――!
ほむら「慣性の法則うぅぅぅ――!!」
まどか「ほむらちゃあああ―――ん!」
353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/15(木) 21:49:13.92 ID:EbaUW0qSO
続きません
354 :頑張れ!さやかぁちゃん@ [saga]:2011/09/16(金) 17:54:50.74 ID:q4pcmgFN0
スレ建てる程ボリュームも時間も無いのでココで投稿

注)この物語は美樹家の日常を淡々と描いたモノです。過度な期待はしないでください。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
プロローグ 『美樹家の母』
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

目覚まし時計の耳障りな音が部屋中に響き渡る。
その冷たい電子音に合わせるように美樹さやかは布団を被りベットの上で
ゴロゴロと転がり続けるのであった。

さやか「――う〜ん、あと5分……という、訳にはいかないか」

美樹さやかはベットから起き上がると自身の頬を軽く叩いて気合を入れる。

さやか「――よっし! 今日も一日頑張りますか!」

気合を入れたさやかは制服に着替えると自室から出て行くのであった。

355 :頑張れ!さやかぁちゃん@ [saga]:2011/09/16(金) 17:56:10.30 ID:q4pcmgFN0
>>354
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
第1話 『さやかと美樹家のしっかり長女』
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〜キッチン〜

マミ「――おはよう、美樹さん」

さやか「おはよ、マミ」

マミ「今日のメニューは……トーストとサラダと野菜スープとオムレツ」

  「美樹さん、今日はすごく豪華ね」

さやか「今日はまどかの入学式だから、朝も夜も奮発しないとね」

マミ「鹿目さん、今日から中学生なのね」

さやか「そうだよ、マミは中三で先輩だからまどかのことお願いね?」

マミ「わかってるわ、先輩で義姉だもの」

  「鹿目さんのサポートは任せてもらって構わないわ」

さやか「じゃあ、お義姉ちゃんで先輩なマミにお願い!」

マミ「何かしら?」

さやか「まどか達、起こしてきてもらえる?」
356 :頑張れ!さやかぁちゃん@ [saga sage]:2011/09/16(金) 17:57:33.05 ID:q4pcmgFN0
>>354>>355
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
第2話 『さやかと美樹家のほんわか次女』
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

〜まどかの部屋〜

マミが扉をノックする。

マミ「鹿目さん、起きてる?」

マミ(寝てるのかしら?)

マミ「入るわよ?」

マミが扉を開け部屋に入る。
ベッドの上ではお腹を出して仰向けで寝ているまどかの姿があった。

マミ「……相変わらす、すごく寝相が悪いわね」

  「鹿目さん、朝よ? そろそろ起きなさい!」

まどか「う〜ん、あと五分……」

マミ「あと五分じゃないわよ!」

まどか「……あと、五分したら絶対起きるよぉ〜」

マミ「はぁ〜、あと五分だけよ?」

まどか「はぁ〜い、マミさん、ありがとう」

    「マミさん、だいすき〜ぃ……」

マミ(甘すぎるわね、私……)
357 :頑張れ!さやかぁちゃん@ [saga sage]:2011/09/16(金) 17:59:29.76 ID:q4pcmgFN0
>>354>>355>>356
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
第3話 『さやかと美樹家のマザコン三女とシスコン四女』
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

〜ほむら達の部屋〜

マミ(次は暁美さん姉妹の部屋ね)

扉をノックするマミ

マミ「――二人とも起きてる?」

メガほむ「は、は〜い! あ、扉! 開けられないので、開けて入ってください!」

マミ(扉を開けられない?)

扉を開けて部屋に入るマミ
ベットの上では手錠で拘束されたメガほむと
同じく手錠とメガほむとは違い、猿轡で口を塞がれたほむらの姿があった。

ほむら「〜〜〜ッ!(まどかぁぁぁぁ!)」

マミ「……何これ?」

メガほむ「あ、こ、これは違うんです!」

マミ「?」

メガほむ「拘束してたのは、その、昨晩、ほむらさんが鹿目さんの部屋に忍び込もうとしていたので……」

     「――鹿目さんの下着を盗まないように拘束してました……」

マミ「……そ、そう」

  「暁美さんの事情はわかったわ……」

  「その、ね?」

メガほむ「は、はい?」

マミ「あなたが手錠で拘束されてるのは何故?」

メガほむ「……戒めです」

マミ「い、戒め?」

メガほむ「そ、そうです! 美樹さんの部屋に忍び込んで下着を盗まないように……」

     「わ、私を戒めてるんです!」

ほむら「〜〜〜ッ!〜〜〜ッ!(まどかぁぁぁぁ!下着がぁぁぁぁ!)」

マミ「……そ、そう、頑張ったわね?」

メガほむ「は、はい!」

マミ(……双子は両方とも変態だったわ)
358 :頑張れ!さやかぁちゃん@ [saga sage]:2011/09/16(金) 18:01:47.75 ID:q4pcmgFN0
>>354>>355>>356>>357
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
第4話 『さやかと美樹家の元気っ子五女』
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〜ほむらの部屋〜

マミ「じゃあ、二人とも下に下りてて」

メガほむ「あ、はい! いこ、ほむら」

ほむら「〜〜〜ッ!(まどかぁぁぁ!)」

マミ「……」

マミ(あの子達、あの格好のまま行くのね……)

マミ「さて、五女を起こしますか」


〜杏子の部屋〜

部屋をノックする。

マミ「佐倉さん? 起きてる?」

杏子「――うぁ? マミか? いま、おきる……」

部屋の扉が開く

マミ「ちょ、ちょっと! 佐倉さん!」

杏子「ん? なんだよ、マミ」

マミ「あなた、今日から6年生なのよ?」

  「6年生の女の子が下着のままウロウロしない! 部屋で着替えて!」

杏子「いいじゃんかよ、自分の家なんだしさ!」

マミ「自分の家でも服は着る! はい、着替えてきて!」

杏子「は〜い! わかったよ!」

   「ちょっと待ってろ! すぐに着替えるからな!」

マミ「ええ、待ってるから着替えてきなさい」
359 :頑張れ!さやかぁちゃん@ [saga sage]:2011/09/16(金) 18:03:05.49 ID:q4pcmgFN0
>>354>>355>>356>>357>>358
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
第5話 『さやかと美樹家の次女は寝坊好き』
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〜まどかの部屋〜

杏子「なんだよ、まどかのヤツ、まだ寝てるのか?」

マミ「あれから10分経ってるから、もう、起きてるはずよ」

  「鹿目さん? はいるわよ?」

扉を開ける

まどか「う〜ん、むにゃむにゃ……」

マミ「……鹿目さん?」

まどか「あと、ごふ〜ん……」

マミ「……佐倉さん、お願い」

杏子「よし、まかせろ!」

   「まどかぁぁぁぁぁ!」

杏子がベットの上に飛び乗る。

まどか「へぶは!?」

杏子「起きろ! まどか! 起きろぉぉぉ!」

まどか「へぼ!? ぎゃふ!? お、起きるから、上から降りてぇぇぇ!」
360 :頑張れ!さやかぁちゃん@ [saga sage]:2011/09/16(金) 18:12:57.71 ID:q4pcmgFN0
>>354>>355>>356>>357>>358>>359
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第6話 『さやかと美樹家の明るい朝食』
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

テーブルを囲み、さやか達6人が朝食を取る。

まどか「うぅ、ひどい目にあったよぉ〜」

杏子「まどかが起きないから悪いんだろ?」

まどか「それはそうだけど……あと、まどかじゃなくて、お姉ちゃんだよ?」

杏子「頼りない、まどかは姉とは呼べないな!」

まどか「うぅ〜、杏子ちゃんが冷たい……」

ほむら「佐倉杏子、まどかを悲しませるなら、私が許さないわよ?」

杏子「なんだよ、シスコン! 呼び捨てにするな!」

ほむら「あら? 姉の私が妹を呼び捨てにして何が悪いのかしら?」

杏子「同い年の時点で姉じゃねえよ!」

ほむら「あなたより3ヶ月早く生まれたわ」

杏子「たった3ヵ月じゃねぇか!」

まどか「まぁまぁ、二人ともその辺でね?」

    「あと、ほむらちゃんも私のことは『お姉ちゃん』って呼んで欲しいな!」

ほむら「嫌よ」

まどか「即答!?」

マミ「あら、理由は?」

ほむら「私とまどかは将来結婚するんだから……」

    「お姉ちゃんなんて呼べないわ!」

さやか「うん? 姉妹で結婚は出来ないよ?」

ほむら「そ、そんな、嘘よ!?」ガーン

メガほむ「残念だね、ほむらさん! 親子なら結婚出来たのにね!」

杏子「親子でも結婚出来ねぇーよ」

メガほむ「そんな……」ガーン

ショックを受ける二人の姉妹
そこに猫のような生物がやってくる。

QB「やれやれ、君達は朝から騒がしいね」

まどか「あ、QB、おはよう!」

QB「おはよう、まどか! ところで僕と契約して魔法少女になってよ!」

さやか「QB? 魔法少女が何だって?」ゴゴゴゴゴ

QB「え、いや、その、ごめんなさい、生まれてきてごめんなさい……」

美樹家で飼われている、喋る猫型?不思議生物の土下座を見ながら
朝食の時間が過ぎていくのであった。
361 :頑張れ!さやかぁちゃん@ [saga sage]:2011/09/16(金) 18:17:08.67 ID:q4pcmgFN0
>>354>>355>>356>>357>>358>>359>>360
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
最終話 『さやかと美樹家の朝』
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
〜玄関〜

まどか「さやかちゃんは今日も仕事?」

さやか「うん、ホントはまどかの為に有給取りたかったんだけど……」

   「テロの鎮圧に行かなきゃ行けないみたいで……」

マミ「時空管理局って忙しいのね……」

杏子「部隊長なら仕方ねぇよ! その、き、気をつけてな!」

さやか「ありがとう、杏子」

ほむら「早く帰ってきなさい……待ってるから……」

メガほむ「鹿目さんの入学祝いのパーティーの準備してますので」

さやか「ほむら、メガほむ……うん、早く帰ってくるから!」

QB「大丈夫さ、彼女は僕がしっかりサポートするよ!」

マミ「QB、美樹さんのことお願いね!」

QB「了解だよ! マミ!」

まどか「さやかちゃん! そろそろ時間!」

さやか「うん、いってきます!」

娘達「「「「「いってらっしゃい!」」」」」

                                                 <終わり>
362 :一レス読み切り :2011/09/18(日) 18:13:42.60 ID:W0jdWdiDO
マミ「そんなっ、魔法少女が魔女になるというの!?」
まどか「あっ!…あたし、願い決まったよ。」
QB「それじゃあ、まどか、願いを言ってごらん。」
まどか「えっと、今いる全ての魔法少女を普通の人間にもどしてください!」
QB「君の願いはエントロピーを凌駕し…っえ!?」
杏子「うそっ!?SGが消えた?」
ほむら「でもまどかが…」
まどか「ティヒヒ、それじゃ今度はほむらちゃんが私を人間に戻してくれる?」
ほむら(それじゃ私だけが魔法少女になるってこと?ババ抜き状態!?)
まどか「ほむらちゃん…」ジー
ほむら「わ、私、また魔法少女になるわ!まどかを人間に戻す!」
まどか「ありがとう、ほむらちゃんは最高の友達だよ♪」
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [saga]:2011/10/05(水) 05:53:22.23 ID:SbgQTVAAO
まどか「いきなり、ほむらチャ〜ンス!」
 
ほむら「…え? と、突然どうしたのまどか!?」
 
まどか「問題! キュウベぇに蜂蜜をかけるとどんな味になる?
正解者にはまどかからキスをプレゼントだよ!」
 
ほむら「なんですって!?」
 
ほむら(この問題は何としても解いてみせる…!)
 
ほむら(…キュウベぇ、キュウベぇ、キュウ…!)
 
まどか「残り10秒です!」
 
ほむら「分かったわ! キュウベぇイコールキュウリね! 答えはメロンよ!」
 
まどか「ファイナルアンサー…?」
 
ほむら「え、ええ。 ファイナルアンサーよ!」
 
まどか「………………残念! 正解はただの蜂蜜味です!」
 
ほむら「…えっ?」
 
まどか「いやー残念ですね。 って言うかメロンw 何メロンってw」
 
ほむら「あ…あの…///」
 
まどか「しかもキュウベぇイコールキュウリってw 無いわ〜w 有り得ないよw」
 
マミ「どうしたの? なんだか楽しそうね」
 
まどか「あ、マミさん聞いて下さいよw ほむらちゃんたら…かくかくしかじか…」
 
マミ「マジで?w キュウベぇだからキュウリって短絡過ぎだろw ワロスwwww」
 
ほむら「あ…あぅ…///」
 
さやか「お、みんな集まって何々? なんか有ったの?」
 
まどか「あ、さやかちゃん聞いてよw ほむらちゃんたら…かくかくしかじか…」
 
さやか「うはw 何それ?w キュウベぇに蜂蜜でメ、メロンってw 超恥ずかしくね?w」
 
ほむら「も、もう止めて…」
 
杏子「よお、なんだか騒がしいね。 なんか有ったのかい?」
 
まどか「あ、杏子ちゃん! あのね、ほむらちゃんたら…かくかくしかじか…」
 
杏子「…は? あんたら何言ってんだよ。 キュウベぇに蜂蜜かけたらメロンだって?」
 
まどか「そうなのw おかしいよねw」
 
杏子「アホか。 キュウベぇは蜂蜜かけなくてもマシュマロ味になるんだよ。 食ったから間違いないぞ?」
 
みんな「「「「…え?」」」」
 
QB「僕はいざという時の非常食にもなるからね。 ちゃんと味がついてるんだよ」
 
ほむら「ならメロン味にしなさいよ!」バン!
 
QB「イタッ! どうして撃たれるのか訳が分からないよ…」
 
オワレ
364 :ほむら「QBと契約して魔法少女になるのよ」まどか「えー」 [saga]:2011/10/20(木) 22:43:12.86 ID:KfqcII/a0
思いついて書いた3レスくらいの一発ネタ


まどか「頭の中に響いてくる声に惹かれて来たら、変な生き物を拾っちゃった・・・」

QB「変な生き物とは失礼だね」

まどか「うわ、しゃべった!?」


物陰のほむら(迂闊だったわ、まどかとQBをこんなに早くに接触させてしまうなんて)


QB「君にお願いがあるんだ。僕と契約して―――」


ほむら(ここからQBを撃ったら抱いているまどかにも当たってしまう、どうすればいいの・・・)

ほむら(・・・そうだわ!いいことを思いついた!)


QB「魔法少女にな「魔法少女になるべきよ!」

まどか「え、ほむらちゃん!?」


QB「え?君は一体何もn
ほむら「そう、あなたは契約を交わして魔法少女になるべきなのよ!(迫真)」

まどか「・・・は、はぁ」
365 :ほむら「QBと契約して魔法少女になるのよ」まどか「えー」 [saga]:2011/10/20(木) 22:45:05.04 ID:KfqcII/a0
思いついて書いた3レスくらいの一発ネタ


まどか「頭の中に響いてくる声に惹かれて来たら、変な生き物を拾っちゃった・・・」

QB「変な生き物とは失礼だね」

まどか「うわ、しゃべった!?」


物陰のほむら(迂闊だったわ、まどかとQBをこんなに早くに接触させてしまうなんて)


QB「君にお願いがあるんだ。僕と契約して―――」


ほむら(ここからQBを撃ったら抱いているまどかにも当たってしまう、どうすればいいの・・・)

ほむら(・・・そうだわ!いいことを思いついた!)


QB「魔法少女にな「魔法少女になるべきよ!」

まどか「え、ほむらちゃん!?」


QB「え?君は一体何もn
ほむら「そう、あなたは契約を交わして魔法少女になるべきなのよ!(迫真)」

まどか「・・・は、はぁ」
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [saga]:2011/10/20(木) 22:47:19.27 ID:KfqcII/a0
QB「あれ?もしかして君も魔法少j
ほむら「魔法少女はいいわよー?願い事はなんでも叶えてもらえるし、
    体の悪いところ全部治るし、身長伸びて好きな人も出来るわよ?(嘘は“あんまり”言ってないわね)」

まどか「へ、へぇーそうなんだ」

QB「あれ?ねえ聞いてる?もしもs
ほむら「綺麗な宝石まで貰えちゃうのよ、素敵でしょ?とっても価値のあるものだし、一生モノの財産になるわよ、いいと思わない?
    代価は少しだけ張るけど、毎日コーヒー一杯我慢する程度だから全然安いものよ?ねっ?(うん、嘘ではないわね)」

まどか「そ、そっかぁ、すごいなー」

QB「え?もしかして契約を手伝ってくれるのk
ほむら「笑顔の絶えない、アットホームな環境よ、作業着と作業用具は無料で支給されるからとっても好待遇でしょう?
    とってもかわいい癒し系マスコット☆キュゥべえに普段の生活で荒んだ心も癒されちゃう!(ちょっと楽しくなってきたわ)」

まどか「・・・う、うん、とってもいいんじゃないかな」

QB「よし!もうひと押しだ!頑張r
ほむら「こんなチャンス、滅多に巡ってこないのよ?世界中の何百万っていう少女のなかで選ばれた存在なのよ、あなたは!
    さあどうするの?契約するの?しないの?(早口)」

まどか「・・・・・・あっ、何気なく携帯の時計を見てみたらもうこんな時間!?急いで家に帰らなきゃ!じゃね!」タッタッタッタッ

ほむら「あっ、待ってー!早めに契約したほうが色々とお得よー!!(やった!計画通り!!契約に対する不信感を植えつけられたわ!)」
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [saga]:2011/10/20(木) 22:49:37.73 ID:KfqcII/a0
QB「君は・・・もしかして」

ほむら「(ああ、そういえばコイツ居たわね。セールストークに夢中になっちゃって視界から消えてたわ)・・・なにかしら?契約しに行かないの?」

ほむら(無駄だと思うけど)



QB「もしかして・・・人型のインキュベーター!?」

ほむら「」

QB「契約に対する圧倒的な情熱を感じた・・・僕たちの仲間としか考えられない!そうなんだろ!?」

ほむら(どうしよう・・・面倒なことになったわね。
    ・・・・・・でも待って、よく考えてみたらこれはチャンスじゃないかしら?)

ほむら「そ、そうよ、実はそうなのよ。私は類い稀なる才能を持った鹿目まどかと契約を取り結ぶために派遣された人型インキュベーター、暁美ほむらよ!
    さあ、どんどん契約を取り結んで、ともに宇宙の寿命を延ばしましょう!」

QB「なるほど、目には目、歯には歯、少女には少女が適任、って訳だね。よぉし、共にノルマ達成を目指そうか!」


ほむQB「「えい、えい、おー!!」」




マミ「ティロ・フィナーレ!」ドーン

マミ「ふぅ、今日も人知れず孤独に使い魔を狩る・・・・・・寂しいわ。後輩とかできないのかしら」ウルウル

おわり
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/10/20(木) 23:09:30.86 ID:aeFlR96Ho
北風と太陽ってやっぱりスゴイ話だよな
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(広島県) [sage]:2011/10/22(土) 16:55:37.19 ID:qWgO/VUTo
その発想はなかったw
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [saga]:2011/10/23(日) 10:29:24.77 ID:eEyamCQAO
ハチィべえ「オイラと契約して魔法少女になっておくれよ! 何でも願いを叶えちゃうよ〜♪」
 
まどか「全ての魔女を生まれる前に消し去りたい。 全ての宇宙、過去と未来の全ての魔女をこの手で!」
 
ハチィベえ「がってんだ! おめぇさんの願いはエントロピーを越えちゃったよっ!」
 
ピカーン!
 
クリエムまどか「……え?」
 
ハチィベえ「しまったぁ! 間違えて全ての過去未来の魔法少女を魔女にしちまったよ! こいつはウッカリだ!(笑)」テヘペロ
 
クリまど「駄目だこいつ……。 早くなんとかしないと……!」
 
 
〜尾張〜
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(千葉県) [sage]:2011/11/06(日) 02:17:15.52 ID:J7WSITlV0
誰もいねー
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/06(日) 02:18:16.64 ID:+VhO9YDRo
ワショーイするなら……
373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(千葉県) [sage]:2011/11/06(日) 21:44:05.54 ID:J7WSITlV0
おるかー?
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/06(日) 21:45:52.54 ID:DKYEFbwpo
じゃあゾルディック家の末っ子はなんていう名前の女の子だったっけ?
375 :伊吹 ◆LPFQRD/rxw [saga]:2011/11/07(月) 14:57:33.75 ID:yCUT5PgAO
ほむら「はっ、まどかをジャイアントスイングすれば合法的にパンツ覗き放題じゃない!」ハッ

まどか「まずジャイアントスイングが非合法だよほむらちゃん」




ほむら「…………」ジリジリ

まどか「狩人の如く足を狙うの止めてくれないかなほむらちゃん」



ほむら「ふっ……ふっ……」グルグル

まどか「ためらい無くジャイアントスイングに入るその姿勢は評価するよほむらちゃん」バサァァァァ




まどか「どうだったほむらちゃん?」

ほむら「……はいてな――くっ」

まどか「どうしたのほむらちゃん、顔真っ赤だよ? で、どうだったの、答えてよほむらちゃん」

ほむら「あ、あわわ……」




さやか「(凄いモノを見てしまった……)」コソッ

杏子「……」ジリジリ

さやか「やめろ」メコォ

杏子「すいませんっした」





俺は何を書いてるんだ。
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/07(月) 16:51:08.36 ID:K4Y5JFAw0
いいじゃないか、すごく
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) :2011/11/07(月) 20:54:10.12 ID:Th7xK3nH0
1. 初恋ばれんたいん スペシャル
初恋ばれんたいん スペシャル PS版は あまりのテンポの悪さ,ロードは遅い(パラメーターが上がる度に、いちいち読み込みに行くらしい・・・)
のせいで、悪評が集中しました。ですが 初恋ばれんたいん スペシャル PC版は テンポ,ロード問題が改善して 快適です。
(初恋ばれんたいん スペシャル PC版 プレイをお勧めします!) 初恋ばれんたいん スペシャルはゲームシステム的にはどうしようもない欠陥品だけど。
初恋ばれんたいん スペシャル のキャラ設定とか、イベント、ストーリーに素晴らしいだけに SSがないのが とても惜しいと思います。
(初恋ばれんたいん スペシャル PC版は XPで動作可能です。)
2. エーベルージュ
科学と魔法が共存する異世界を舞台にしたトリフェルズ魔法学園の初等部に入学するところからスタートする。前半は初等部で2年間、後半は高等部で3年間の学園生活を送り卒業するまでとなる。 (音声、イベントが追加された PS,SS版 プレイをおすすめします。)
同じワーランドシリーズなのに ファンタスティックフォーチュンSSは多いのに似ている 魔法学院物なのに ネギま、ゼロの使い魔 SSは多いのに
エーベルージュのSSがほとんどありませんでした。
3. センチメンタルグラフティ2
センチメンタルグラフティ1のSSは多いのにセンチメンタルグラフティ2のSSがほとんどありませんでした。
前作『センチメンタルグラフティ1』の主人公が交通事故で死亡したという設定でセンチメンタルグラフティ2の
主人公と前作 センチメンタルグラフティ1の12人のヒロインたちとの感動的な話です
前作(センチメンタルグラフティ1)がなければ センチメンタルグラフティ2は『ONE 〜輝く季節へ〜』の茜シナリオ
を軽くしのぐ名作なのではないかと思っております。(システムはクソ、シナリオ回想モードプレイをおすすめします。)
4. ONE 〜輝く季節へ〜 茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司のSS
茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司を主人公にして、
中学生時代の里村茜、柚木詩子、南条先生を攻略する OR 城島司ルート、城島司 帰還END(茜以外の
他のヒロインEND後なら大丈夫なのに。) SS
5. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
個人的には 「呪い」 と「花言葉」 を組み合わせた百合奈 シナリオは Canvas 最高と思います。
Canvasの他のヒロイン SSは多いのに Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSSがほとんどありませんでした。
6. ファーランド サーガ1、ファーランド サーガ2
ファーランド シリーズ 歴代最高名作 RPG
7. MinDeaD BlooD 〜支配者の為の狂死曲〜
似ている 伝奇バトル吸血鬼作品なのに 月姫、Fate、痕(きずあと) SSは多いのに
MinDeaD BlooDのSSがほとんどありませんでした。
8. Dies irae
9. Phantom of Inferno
END.11 終わりなき悪夢(帰国end)後 玲二×美緒 SS
10. 銀色-完全版-、朱
『銀色』『朱』に連なる 現代を 背景で 輪廻転生した久世がが通ってる学園に
ラッテが転校生,石切が先生である 石切×久世 SS

SS予定は無いのでしょうか?
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) :2011/11/07(月) 20:54:11.06 ID:Th7xK3nH0
1. 初恋ばれんたいん スペシャル
初恋ばれんたいん スペシャル PS版は あまりのテンポの悪さ,ロードは遅い(パラメーターが上がる度に、いちいち読み込みに行くらしい・・・)
のせいで、悪評が集中しました。ですが 初恋ばれんたいん スペシャル PC版は テンポ,ロード問題が改善して 快適です。
(初恋ばれんたいん スペシャル PC版 プレイをお勧めします!) 初恋ばれんたいん スペシャルはゲームシステム的にはどうしようもない欠陥品だけど。
初恋ばれんたいん スペシャル のキャラ設定とか、イベント、ストーリーに素晴らしいだけに SSがないのが とても惜しいと思います。
(初恋ばれんたいん スペシャル PC版は XPで動作可能です。)
2. エーベルージュ
科学と魔法が共存する異世界を舞台にしたトリフェルズ魔法学園の初等部に入学するところからスタートする。前半は初等部で2年間、後半は高等部で3年間の学園生活を送り卒業するまでとなる。 (音声、イベントが追加された PS,SS版 プレイをおすすめします。)
同じワーランドシリーズなのに ファンタスティックフォーチュンSSは多いのに似ている 魔法学院物なのに ネギま、ゼロの使い魔 SSは多いのに
エーベルージュのSSがほとんどありませんでした。
3. センチメンタルグラフティ2
センチメンタルグラフティ1のSSは多いのにセンチメンタルグラフティ2のSSがほとんどありませんでした。
前作『センチメンタルグラフティ1』の主人公が交通事故で死亡したという設定でセンチメンタルグラフティ2の
主人公と前作 センチメンタルグラフティ1の12人のヒロインたちとの感動的な話です
前作(センチメンタルグラフティ1)がなければ センチメンタルグラフティ2は『ONE 〜輝く季節へ〜』の茜シナリオ
を軽くしのぐ名作なのではないかと思っております。(システムはクソ、シナリオ回想モードプレイをおすすめします。)
4. ONE 〜輝く季節へ〜 茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司のSS
茜 小説版、ドラマCDに登場する茜と詩子の幼馴染 城島司を主人公にして、
中学生時代の里村茜、柚木詩子、南条先生を攻略する OR 城島司ルート、城島司 帰還END(茜以外の
他のヒロインEND後なら大丈夫なのに。) SS
5. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
個人的には 「呪い」 と「花言葉」 を組み合わせた百合奈 シナリオは Canvas 最高と思います。
Canvasの他のヒロイン SSは多いのに Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSSがほとんどありませんでした。
6. ファーランド サーガ1、ファーランド サーガ2
ファーランド シリーズ 歴代最高名作 RPG
7. MinDeaD BlooD 〜支配者の為の狂死曲〜
似ている 伝奇バトル吸血鬼作品なのに 月姫、Fate、痕(きずあと) SSは多いのに
MinDeaD BlooDのSSがほとんどありませんでした。
8. Dies irae
9. Phantom of Inferno
END.11 終わりなき悪夢(帰国end)後 玲二×美緒 SS
10. 銀色-完全版-、朱
『銀色』『朱』に連なる 現代を 背景で 輪廻転生した久世がが通ってる学園に
ラッテが転校生,石切が先生である 石切×久世 SS

SS予定は無いのでしょうか?
379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(大阪府) [sage]:2011/11/07(月) 21:04:10.23 ID:bknPBccpo
どうしてこんなになるまで放っておいたんだ!
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関西地方) :2011/11/07(月) 22:17:13.36 ID:MyZ7aQ4Io
総合スレ新しいの建ってないよな
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(北海道) [saga sage]:2011/11/07(月) 22:52:11.99 ID:Ic9bOiVS0
兄ちゃん、遊戯王とかヴァンガードとかはあるのになぜバトスピないん?
とか思いながらまどマギとのクロスを書き上げたんだ。
ものっそい面倒だという事に気が付かされて、orz中。
見たい人居ますか?
382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/07(月) 22:54:29.34 ID:FNuHlU5Z0
QB「たとえば君は家畜に対して引け目を感じたりするのかい?」

まどか「・・・・・・え?」

QB「彼らがどういうプロセスで君たちの食卓に並ぶのか・・・・・・」

まどか「そんなの知ってるよ。わたしのお爺ちゃん、鶏を絞めるのがとっても上手なんだからね!」

QB「・・・・・・え?」

まどか「お祖母ちゃんは釣りたての魚を串刺しにしたり、わたを取って三枚に下ろしたりするし!」

QB「あ、あの、まどか・・・」

まどか「わたしだって、締めた鶏の羽むしりを手伝った事、あるんだよ!」

QB「・・・・・・」

まどか「だから人間は、食べられてくれる存在に感謝を込めて、いただきますって言うんだよ。分かる、QB?」ドヤァ

QB「・・・・・・その反応は理不尽だよ・・・・・・主に僕にとって」



オワレ
383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/08(火) 00:53:18.25 ID:k0oMhd5zo
QB「たとえば君は社畜に対して引け目を感じたりするのかい?」

詢子「知らないね」

QB「だろうね」
384 :まみ「わたしの名前は巴まみ! あなたの妹よ!」 マミ「えっ!?」 [saga]:2011/11/08(火) 02:14:59.69 ID:dGQ9nYWC0
〜インキュベーター星〜

インキュベーター129800
「ふぅ……やっと完成したよ! インキュベーター130800!」

インキュベーター130800
「完成したって何がだい? インキュベーター129800」

インキュベーター129800
「この大きな機械が何かわかるかい? インキュベーター130800」

インキュベーター130800
「なんだい? この無駄に大きな機械は……」

インキュベーター129800
「聞いて驚かないで欲しい、インキュベーター130800」

「なんと、この機械は遠く離れたインキュベーター星から地球の人間の願いを叶えて魔法少女にする機械さ!」

インキュベーター130800
「そうなんだ、すごい機械だね。インキュベーター129800」

インキュベーター129800
「驚かないね? インキュベーター130800」

インキュベーター130800
「僕たちには感情と呼べるものが存在しないからね」

「驚くなんて事ないさ、地球に行ったインキュベーター1609000なら地球人用に作られたから、驚く事は出来たかも知れないけどね」

インキュベーター129800
「そうだった、忘れていたよ。インキュベーター130800」

インキュベーター130800
「で、この機械は使えるのかい? インキュベーター129800」

インキュベーター129800
「理論的には100%、人の願いを叶えて魔法少女にすることが可能さ! インキュベーター130800」

「まぁ、見ているといい。インキュベーター130800」

インキュベーター130800
「そうするよ、インキュベーター129800」
385 :まみ「わたしの名前は巴まみ! あなたの妹よ!」 マミ「えっ!?」 [saga]:2011/11/08(火) 02:31:47.87 ID:Klej+SD60
〜地球の巴家〜

マミ
「はぁ……」

(最近、ずっと、QBが鹿目さんの家に行ってるから、話し相手が居ないわね……)

(よく考えたら、一週間もまともに誰かと話してないわね……)

(そういえば……ここ一ヶ月、一人でご飯を食べてるような気がするわ……)

(思えば、両親が共働きだった為、一人でご飯を食べる事に疑問を持っていなかった……)

(一人っ子って寂しいわね……せめて、兄弟が居れば寂しくないのに……)

(両親が生きてたら、弟か妹でも出来たかもしれないわね……)

「はぁ……神様って居ないのかしら……」

(そうよね、神様なんて居ないのよ……だから、一生懸命、頑張ってても私は報われないのだわ……)

(ふふっ……神様が居るなら私を幸せにしてよ……そうよ!)

「居るなら、今すぐ何か起こしなさいよ!! 神様!!」

〜インキュベーター星〜

インキュベーター129800
「む! 今、機械が少女の願いをキャッチしたようだよ。インキュベーター130800」

インキュベーター130800
「そうなのかい? インキュベーター129800」

インキュベーター129800
「さて、インキュベーター130800」

「今からこの機械の性能を見せてあげようじゃないか」

インキュベーター130800
「そうなのかい、それは楽しみだね、インキュベーター129800」

インキュベーター129800
「あまり、楽しそうには見えないね。インキュベーター130800」

インキュベーター130800
「僕には感情と呼べるものが無いからね。インキュベーター129800」

インキュベーター129800
「忘れていたよ。インキュベーター130800」

「では、始めるよ。インキュベーター130800」

「スイッチオン!」
386 :まみ「わたしの名前は巴まみ! あなたの妹よ!」 マミ「えっ!?」 [saga]:2011/11/08(火) 02:46:41.61 ID:ns5JDVlX0
〜地球の巴家〜

マミ
「居るなら、今すぐ何か起こしなさいよ!! 神様!!」 ピカッ

「星が落ちてる? まさか、流れ星! 早く願い事しなきゃ!」

「え、えっと……美味しいケーキが沢山食べたいとか……ダメね、折角の願いをそんな低俗な事に使えないわ」

「じゃあ、えっと……いもうと」

「妹が欲しい、妹が欲しい、妹が欲しい……」

「あら? まだ、星が流れてるわ……って、こっちに近づいてないかしら?」

ゴゴゴゴゴゴゴ……

マミ
「こ、こっちに近づいてるじゃない!? ひ、避難!! 避難しなきゃ!!」

「とか、言ってる間にもう目の前まで来てるじゃない!! ひっ!」

ピカーーーーーーーーーーー!!!!

〜インキュベーター星〜

インキュベーター129800
「……ふむ」

インキュベーター130800
「どうしたんだい? インキュベーター129800」

インキュベーター129800
「願いは叶ったけど、魂がソウルジェムに変化したという情報が無いね」

インキュベーター130800
「つまり、どういうことだい? インキュベーター129800」

インキュベーター129800
「早い話が願いだけ叶って、魔法少女が作れなかったという事さ! インキュベーター130800」

インキュベーター130800
「つまり、どういうことだい? インキュベーター129800」

インキュベーター129800
「つまり、失敗したって事さ! インキュベーター130800」

インキュベーター130800
「そうなんだ、インキュベーター129800」

インキュベーター129800
「あまり、ショックを受けないんだね。インキュベーター130800」

インキュベーター130800
「僕には感情が無いからね、インキュベーター129800」

インキュベーター129800
「忘れていたよ、インキュベーター130800」
387 :まみ「わたしの名前は巴まみ! あなたの妹よ!」 マミ「えっ!?」 [saga]:2011/11/08(火) 02:57:05.86 ID:ns5JDVlX0
インキュベーター130800
「で、どうするんだい? インキュベーター129800」

インキュベーター129800
「理論が完璧で失敗したんなら、この世界ではこの機械を使う事が不可能ということだね。インキュベーター130800」

インキュベーター130800
「つまり、どうするんだい? インキュベーター129800」

インキュベーター129800
「実験を続けるのもデータを残すのは非効率だからね」

「この実験は中止、データは全て破棄だね」

インキュベーター130800
「悔しくないのかい? インキュベーター129800」

インキュベーター129800
「僕には悔しいという感情はないからね。インキュベーター130800」

インキュベーター130800
「忘れていたよ、インキュベーター129800」

インキュベーター129800とインキュベーター130800
「あはっはっはっはっ……」

インキュベーター129800
「これが人間で言うところの笑いの使い方でいいのかな? インキュベーター130800」

インキュベーター130800
「僕には良くわからないね。インキュベーター130800」

「なんたって、僕らには楽しいという感情が無いからね」

インキュベーター129800
「忘れていたよ、インキュベーター130800」

インキュベーター129800とインキュベーター130800
「あはっはっはっはっはっ……」

―――――
―――


こうして、既に魔法少女だった巴マミが願いを叶えたお陰で地球が救われたとは
誰一人として知る由も無かった……
388 :まみ「わたしの名前は巴まみ! あなたの妹よ!」 マミ「えっ!?」 [saga]:2011/11/08(火) 02:59:45.73 ID:ns5JDVlX0
ところで後10レス〜20レスほど使っても問題ない?
スレ建てれるほど、面白くないからここに書き込ませて頂いたけど……。
長すぎるとダメならここでやめとく。
389 :まみ「わたしの名前は巴まみ! あなたの妹よ!」 マミ「えっ!?」 [saga]:2011/11/08(火) 03:23:39.30 ID:ns5JDVlX0
>>388
もうちょっと分量増やしてスレ建てします。
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/08(火) 03:36:05.35 ID:4Y+4OcB/o
いや、ここでやってもいいと思うよ
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/08(火) 15:39:12.47 ID:6HufzzDDO
ここでおk
392 :まみ「わたしの名前は巴まみ! あなたの妹よ!」 マミ「えっ!?」 [saga]:2011/11/08(火) 16:35:23.71 ID:0Tddi7j70
>>390>>391
了解しました。
続きが出来たらここに書き込みます。
393 :魔法少女ともえ☆マギカ!! [saga]:2011/11/08(火) 17:43:15.85 ID:UX/5CYnT0
タイトル変更しました。

前タイトル
まみ「わたしの名前は巴まみ! あなたの妹よ!」 マミ「えっ!?」
            ↓
現タイトル  魔法少女ともえ☆マギカ!!
394 :魔法少女ともえ☆マギカ!! [saga]:2011/11/08(火) 17:47:28.49 ID:UX/5CYnT0
【本作品の注意事項】
本作品は魔法少女まどか☆マギカの設定を台無しにしてあります。
設定を始め、キャラクターの性格等に大幅改変を加えており、
グロテスクなギャグシーンやオリジナル主人公要素などが含まれております。
ご注意ください。


【主な登場人物】

巴まみ
見滝原小学校に通う、本作の主人公で巴マミの妹
見た目は小学3年生ぐらい幼くした巴マミ
好きな食べ物は『豆腐』、嫌いな食べ物は『恵方巻』である。

巴マミ
見滝原中学校に通う、ベテラン()魔法少女で巴まみの姉
その言動、武器、立場から、よくパスタともずく汁が大好物な赤いクワガタ先輩に間違われるが
ポジション的には黄色いカニ刑事である。

鹿目まどか
見滝原中学校に通う、さやかちゃん大好きな変態淑女で巴マミの後輩
さやかちゃんの日々の行動を書き記した『さやかちゃん日記』の所有者でもある。
部屋には小さい頃から溜め込んださやかちゃんグッズが隠されているらしい。

美樹さやか
見滝原中学校に通う、ごく普通の女の子だが実は魔法少女で巴マミの後輩
原作版では先輩があまりにも残念だった為にカテゴリーAに取り込まれてしまい
魔女化してしまったが、こっちのさやかちゃんはカテゴリーAを手懐け、
オンドゥル王子ポジションをゲットし、見滝原を守る正義の味方として戦い続けている。
ちなみに上条恭介にはフラレているが、本人は既に吹っ切れている。

暁美ほむら
見滝原中学校に通う、まどかに恋するごく普通?の女の子でホムンドー(魔法少女)
カリフォルニア州の知事並に多彩な武器を扱う事から全身武器庫の異名を持つ。
どちらかといえば、スペースホムラじゃね?と言われるが共通点が『鉄板みたいな胸板』しかない為、
コマンドーの方でお願いします。
ちなみに何処かの時系列で光学迷彩やプラズマキャノンを操る宇宙の狩人と戦闘し勝利した経歴がある。
395 :魔法少女ともえ☆マギカ!! [saga]:2011/11/08(火) 18:13:59.38 ID:GanCvi3z0
プロローグ
>>384~>>387

魔法少女ともえ☆マギカ!! 「わたしの名前は巴まみちゃん!」

〜地球の煙が充満する巴家〜

マミ
「……うぅ、痛たた」

「どうやら、私、生きてるみたいね……」

「……さっきのは一体、何だったのかしら?」

「煙が晴れてきたみたいね……さっきの爆発の痕跡があるかも知れないわ……」

周囲を見渡すマミ

「あら? 何かベランダの方に何か……」

ベランダのあたりに裸の女の子が倒れていた。

マミ
「……えっと、女の子? しかも、裸!?」

ピンポーン

近所のおばさん
「マミちゃん、大丈夫だった? さっき、すごい音がしたけど……」

マミ
「だ、大丈夫です! ちょっと、イカのてんぷらを作っていたら爆発しただけですから!」

近所のおばさん
「そうなの? なら、おばちゃん帰るけど……何かあったら呼んでね? 警察呼ぶから……」

マミ
「は、はーい! ありがとうございます!」

(ふぅ……危なかった……部屋に入られては大事になる所だったわ)
396 :魔法少女ともえ☆マギカ!! [saga]:2011/11/08(火) 18:28:31.66 ID:xbarn4rs0
マミ
「と、とにかく! 部屋の中に入れないと、誰かに見られたら通報されるかもしれないわ!」

マミが部屋の中に女の子を入れる。

マミ
「しかし、この子の顔……よくみると何処かで見たことあるような……」

女の子
「うぅ…ん……お姉ちゃん?」

マミ
「お姉ちゃん? ま、まぁいいわ……目を覚ましたようね……えっと、あなた、お名前は……」

女の子
「わたしの名前? わたしの名前は巴まみ! お姉ちゃんの妹だよ!」

マミ
「……はい?」

まみ
「妹だよ? お姉ちゃん!」

マミ
「い、いもうとぉぉぉぉぉお!!」

ピンポーン

近所のおばさん
「マミちゃん、ホントに大丈夫? さっき、すごい声が聞こえたけど……」

マミ
「だ、大丈夫です! ちょっと、イカのてんぷらが動き出しただけですから!」

近所のおばさん
「そうなの? それは大変ね。何かあったら遠慮なく言ってよ?」

マミ
「はい! あ、ありがとうございます!」
397 :魔法少女ともえ☆マギカ!! [saga]:2011/11/08(火) 18:42:48.60 ID:AU/4qxer0
まみ
「お姉ちゃん? どうしたの? すごい声出して……」

マミ
「…………」

(お、落ち着きなさい……クールになれ、巴マミ)

(そう、冷静に考えるのよ?)

(とにかく、頭に思ったことから対処していきましょう……)

(今のこの子は逸し纏わぬ姿! つまり、裸!)

(そう……まず、私が聞く事は一つ……)

「……あなた、なんで裸なの?」

まみ
「……?」

まみが自分の格好を確認している。

マミ
「って、違ぁぁぁぁぁぁう!!」

(いきなり、裸について聞くとか、私は変態ですとか言ってるようなものよ!?)

(馬鹿なの? 死ぬの? と、とにかく! 言い訳よ! 言い訳しかないわ!)

ピンポーン

近所のおばさん
「マミちゃん? さっき、すごい叫び声が聞こえたけど大丈夫?」

「ほんとに警察呼ばなくてもいい?」

マミ
「だ、大丈夫です! ちょっとイカのてんぷらが巨大化して襲ってきただけですから!」

近所のおばさん
「そうなの? だったら、EDF呼んだほうがいい?」

マミ
「大丈夫です! 今、戦闘中なので! もうすぐ、倒せますから!」

「アイテム独り占めしたいので呼ばないでください!」

近所のおばさん
「そうなの? だったら、おばちゃん帰るけど……なんかあったら呼んでね? すぐ、EDF呼ぶから……」

マミ
「は、はーい! ありがとうございます!」

「ふぅ……危なかったわ……」
398 :魔法少女ともえ☆マギカ!! [saga]:2011/11/08(火) 19:11:28.27 ID:HIk/+4MG0
まみ
「……う〜ん」

まみはまだ自分の格好を確認していた。

マミ
(えっと、何だったかしら……)

(そうよ! 言い訳よ! と、とにかく、何か言い訳しないと)

マミ
「えっとね、あー、まみちゃん? だったかしら?」

まみ
「うん、巴まみだよ?」

マミ
「さっきのはね? 別に裸が気になった訳じゃないの」

「その、一般常識として! 裸で居るのっておかしいじゃない?」

「ほら、えっと……日本では裸だと公然わいせつ罪で捕まってしまうの」

「それに風邪ひいちゃうからね? だから、服を着ましょ?」

まみ
「服? うん、今から着るよ! やっと、服の出し方がわかったから!」

マミ
「あー、ウチに子供用の服ってあったかしら?」

まみ
「大丈夫! 見てて!」パァァァァ

まみの身体が光り輝く。

マミ
「うおっ! まぶしっ!」

光が収まると服を着たまみが居た。
その格好は巴マミの魔法少女姿にそっくりであった。
しかし、ニーソックスだけは黒タイツに変っている。

まみ
「どう? お姉ちゃん! わたしの魔法少女の姿!」

マミ
(う〜ん、何処かで見たことあるような……)
399 :魔法少女ともえ☆マギカ!! [saga]:2011/11/08(火) 19:23:25.40 ID:HIk/+4MG0
マミ

「……って」

「私にそっくりじゃない!!」

ピンポーン

近所のおばさん
「ホントに大丈夫? なんだったら、おばちゃん、ジェノサイド砲で援護するわよ?」

マミ
「だ、大丈夫です! さっきのは巨大イカてんぷらの最後の断末魔ですので!」

近居のおばさん
「そうなの? 怪我とか大丈夫? コンビニで買ったポーションならあるわよ?」

マミ
「だ、大丈夫です! さっき、回復薬で回復しましたので!」

近所のおばさん
「そうなの? なら、安心ね! 何かあったら言ってね? おばちゃん、双剣で援護するから!」

マミ
「は、はーい! ありがとうございます!」

(ふぅ……危なかったわ……何かおばちゃんが来るタイミングが早くなってる気がするから気をつけないと……)
400 :魔法少女ともえ☆マギカ!! [saga]:2011/11/08(火) 19:40:55.82 ID:HIk/+4MG0
まみ
「お、お姉ちゃん、大丈夫? さっきからすごく動揺してるように見えるけど……」

マミ
「え、えぇ……大丈夫よ……今、冷静になるわね……すぅ、はぁー、すぅ、はぁー」

「で、とりあえず整理してみるわ」

まみ
「う、うん」

マミ
「あなたは何で同じ顔で同じ姿の魔法少女なの?」

まみ
「それはね! わたしがお姉ちゃんの妹で魔法少女だからだよ!」

マミ
「うん、妹ね……い、いもぉ――」

マミが自分の口を押さえる。


〜近所のおばちゃんの家〜

テレビからお笑い芸人の声が聞こえる。

おじちゃん
「ふぅ……やっぱり、家が一番、落ち着くな……」ポリポリ

おばちゃん
「そうだね、私もアンタと一緒に居るのが一番、落ち着くよ」ポリポリ

おばちゃんとおじちゃんがせんべいをポリポリ食べる。

おじちゃん
「そう言って貰えると、ワシもすごく嬉しいな……」ポリポリ

おばちゃん
「―――ッ!」ポリ……

おじちゃん
「どうした? 妙子? せんべいの欠片がのどに詰まったか?」ポリポリ

おばちゃん
「…………」

「いや、出番のような気がしただけよ……」

おじちゃん
「そうか……」ポリポリ

おばちゃん
「そうよ……」ポリポリ
401 :魔法少女ともえ☆マギカ!! [saga]:2011/11/08(火) 19:58:51.34 ID:HIk/+4MG0
〜巴家〜

マミ
「…………」

(……なんとか、おばちゃんが来るのを阻止できたみたいね)

まみ
「お、お姉ちゃん……ホントに大丈夫?」

マミ
「え、えぇ……大丈夫よ」

「あー、さっきの話に戻るわね」

「つまり、あなたは私の妹であり、魔法少女であると……」

まみ
「うん!」

マミ
「で、何故、この部屋に現れたの?」

まみ
「う、う〜ん、わからないよ……」

「一番、最初にお姉ちゃんの声で妹が欲しいって声を聞いたような気がするの……それが一番古い記憶……」

マミ
「古い記憶? それ以前は覚えてないの?」

まみ
「うん……あとは頭の中の知識を調べてたら、わたしが魔法少女だってわかって……」

「ちょ、ちょっと待ってね! 頭の中の知識を調べたらわたしの事がわかるかも!」

???
「その必要はないよ! とぅ!」クルクルクル シュタ!

マミ
「きゅ、キュゥべえ!」

QB
「やぁ! マミ! 久しぶりだね! ロリの気配を察知して帰ってきたよ!」

マミ
「ろ、ロリの気配?」

QB
「そうさ! 僕がこの仕事に就いた目的が小学生を魔法少女にする為だったからね!」

「小学生魔法少女なんて魅力的な存在が現れたなんて知ったら、ロリっぽい鹿目まどかなんてどうでも良くなっちゃったよ!」

「あれ? マミ? 何で銃を逆さに持って振り回しているんだい?」

「あ、そのスイング知ってるよ! あれだよね? ゴルフのスイング!」

「でも、何でゴルフのスイングなん、きゅっぷ!?」バコーン

星になるQB
402 :魔法少女ともえ☆マギカ!! [saga]:2011/11/08(火) 20:59:29.35 ID:HIk/+4MG0
〜宇宙空間〜

キュゥべえが宇宙空間を漂っている。

キュゥべえ
「まったく、酷いじゃないか……」

「ただ、僕は中学生魔法少女なんていう、なんちゃって魔法少女よりも小学生魔法少女の方が魅力的だと」

「熱く語っただけなのに……まったく、訳がわからないよ!」

「しかし、宇宙か……随分と遠くに飛ばされたもんだ……あ、地球が青いや……」

「まぁ、それはともかく! 問題はどうやって地球に戻るかだね!」

「まぁ、でも、これなら、この間、開発した空気ジェット君の空気噴出で地球まで戻れるさ! よいしょっと……」ゴソゴソ

背中から四角い乗り物を取り出すキュゥべえ
そして、四角い乗り物に乗る。

キュゥべえ
「さて、とりあえず、起動して地球に戻ろうか……」ピッ プシュゥゥゥ

「うん、いい感じで進んでるね! これなら、すぐにでも地球に戻れそうだ!」プシュゥゥゥゥゥゥ

「しかし、気のせいかな? どんどん、進むに連れて、窓が曇ってきているような気がするね!」プシュゥゥゥゥゥゥゥ

「気のせいかな? 空気ジェット君の動きもだんだん、遅くなってるような……」プシュゥゥゥゥ……

「あれ? 止まった? というより……室内が何故か寒いね……」

「はっ! 空気ジェット君が凍り付いてる! こ、これじゃあ、僕はいつまで経っても地球に帰れないじゃないか!」

「そして、例え死んだとしても……スペアが出てくるのは死体の半径10メートル以内!」

「つまり、僕はずっとこの宇宙空間に漂う衛星になってしまう訳だ……訳がわからないよ……」

そして、キュゥべえは考えるのをやめ、地球を漂う衛星になった。
地球では新たな魔法少女が発生する事もない平和な世界になるのであった……。

終わり
403 :魔法少女ともえ☆マギカ!! [saga]:2011/11/08(火) 21:03:19.55 ID:HIk/+4MG0
これで終わっときます。
この後、ハートフルボッコギャグコメディ魔法少女路線で
延々とゆるいギャグと戦闘で構成する予定ですが、
それをすると、他の人が書き込めなくなるのでこの辺で終わります。
続きのリクエストがありましたら、スレ立てしますのでそちらで行います。
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(長屋) [sage]:2011/11/08(火) 21:16:35.89 ID:oMqF/XVXo
おばちゃんがメインじゃねーかwwwwww
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/08(火) 23:28:32.78 ID:k0oMhd5zo

ほむら「……」 モグモグホムホム

さやか「あれ? 転校生、なに食べてんの?」

ほむら「種抜きプルーンよ。鉄分が豊富なの」

さやか「ぶるあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

     ゴスッ!

ほむら「い、いきなり何をするのよ!」

さやか「黙れ! あんたもか! あんたもなのか転校生! そうやってあたしをいじめるのか!」

ほむら「いじめって、何を言っているのよ美樹さやか」

さやか「うるさい! そうだよ! どうせあたしは美樹だよ! 悪かったなちくしょう!」

ほむら「わけがわからないわ」

まどか「今のはまずかったよ、ほむらちゃん」

ほむら「まどか? プルーンの何がいけないの? こんなに鉄分が豊富なのに」

まどか「さやかちゃんの、名字だよ。わかるよね?」

ほむら「!? そんな……」

まどか「そうだよ。それのせいで、小学校のときにじめられちゃってたんだよ、さやかちゃん」

ほむら「でも……でも! 鉄分が豊富なの! カリウムも!」

まどか「ダメなんだよ、ほむらちゃん。いくら鉄分を採ったって……」

まどか「 お っ ぱ い は 大 き く な ら な い ん だ よ … … 」

ほむら「あ……ああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

    パリーン





    プルーンの魔女。その性質は鉄分が豊富。
    カリウムも豊富な紫色の魔女。何を書こうとしたのかもはや自分でもわからない。
406 :魔法少女☆キュゥべえ [saga]:2011/11/08(火) 23:29:18.73 ID:zv93PzVX0
こと、感情のあるインキュベーターに対して、上の対応は非常に厳しい
最も他の仲間達の待遇を見れば、処分されなかっただけもうけものと考えるべきかもしれない
元々感情がある事を隠しつつ研究者として暮らしていた僕は、彼らに捕まり、エネルギーを探す為の捜索部隊に選ばれた

あれから、いくつの星を巡っただろう
エネルギーはいくつか入手したが、とてもエントロピーを覆せるような代物ではない
……というより、そんなエネルギーあってたまるか
思わず渡されたエネルギー探査機をぶん投げようとして……思いとどまる
たしかこれが壊れるとこっちも爆発するんだっけ。……厄介な代物だ

そんなある日、僕はその星に辿り着いた

QB「……水がある。空気もある。これならば生命体が住んでいてもおかしくはないけど」
女の子「わーしっぽー!」

QB「ん…?君は?……ってしっぽに取り付かないでくれ!痛いから!」

女の子「しっぽ……」

QB「まったく……」

男「こら、何をしているんだ!……しっぽ?女の子のようだけど……こんなところで何をしているんだい?」

QB「何って……」

エントロピーを覆すエネルギーを探索しています。とかいっても確実に通じないということはわかる

QB「……旅をしていたらこんなところに迷い込んでしまってね」

男「それは大変だ。しかし変わった格好をしておられるのですね」

QB「僕からみれば君達の格好こそ滑稽なんだけどね」

裸だった。男も、女の子も。
文化レベルはそこまで高いわけではなさそうだ。

男「でも、この辺は危険ですよ。私もこの子を連れてすぐ別の場所に逃げる予定です。あなたもすぐにここから逃げたほうがいい」

QB「逃げるって……何かいるのかい?」

男「奴らがきます」

QB「奴ら?」

女の子「……あ……」

男「どうした……あ……」

そこには異形の獣が立っていた
……否、獣といっていいのか?体中にモザイクが入り、どこか聖職者にも見えないこともない姿。……を、保とうとしつつ、形状が複雑に変化している。

QB「なるほど。君達はあれから逃げているのか」
407 :魔法少女☆キュゥべえ [saga]:2011/11/08(火) 23:31:38.05 ID:zv93PzVX0
男「お前だけでも逃げるんだ!」

女の子「やだー!」

QB「……別に倒してしまえばいいじゃないか。一匹ならあの程度造作もないだろう」

男「何を言っているんですか!あいつはすごく強くてなぐってもけっても倒せないんです!」

QB「殴る蹴るって……何か、武器はないのかい?」

男「武器……?」

なるほど、そのレベルの文明ということか

QB「そうだね、武器というのは」

僕は核融合型光線銃を取り出し

QB「こういうものだよ」

その獣に向けて撃ちはなった。獣はただの一撃で蒸発した

女の子「お姉ちゃんすごい!!」

QB「って尻尾を引っ張らないで!」

男「助かりました!ありがとうございます!命の恩人です!!」

QB「……別にいいけどね。いや……ん?何だろうこの感じ」

ふとエネルギー探査機を調べてみる
探査機のエネルギー数値は上限を振り切れていた

QB「……これは……」

どういうことだ?
今何かエネルギーが発生する要因が……いや、あった
獣に襲われ、絶望に瀕していたこの星の人間の希望への感情の相転移
つまりは、それがエントロピーを覆すに足る力となりえる……!?

QB「ふふふ……あははははは!!」

男「どうしたんですか?」

QB「いやね。君達とは結構長い付き合いになるかもしれないと思ってね」

そうだな。彼らの武器の作り方を教えよう
或いは彼らに僕達の力の一部を分けてあげてもいい
エントロピー問題。絶対解決するはずもないと思っていた糸口が、まさかこんな辺境の惑星で見つかるなんて


この時の僕は全く気づいていなかった
この結果がどのような意味をもっているのか
そして、それがこの星の人間にどれだけ酷な選択肢を与えるのかということを


というSSを書こうと思ったけど設定の都合上終盤までオリキャラしかでてこないといういろいろあれな話だったので断念
408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/09(水) 00:03:05.15 ID:C7ctmEXjo
面白そうだけど断念か、残念
409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/09(水) 13:33:54.08 ID:fJ/WCO750
プロローグ的なものでも投下してもいいのかな?
410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [sage]:2011/11/09(水) 20:30:59.62 ID:RPZZBqOn0
いっちゃえいっちゃえ!
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/09(水) 20:47:19.77 ID:fJ/WCO750


  タッタッタ

キュゥベぇ「はぁっ……はぁっ……」

『こっちは駄目だ、もう追い詰められる。君等だけでもなんとか逃げ延びてk』

キュゥベぇ「はぁっ……はぁっ……」

『僕も駄目だ彼等に囲まれた、どうやらここまでのようd』

キュゥベぇ「……っ!」

QB1「どうするんだい、今回は一段と粛清が強い。こちらの残っている個体ももう5体まで減ってしまった」

QB2「別の場所にいる2体も今彼等に追われている」

QB2「……いまからでも魔法少女に助けをもらうしか、じゃないと僕達は生き残れない」

キュゥベぇ「それだけは駄目だと一番最初に決めてたじゃないか、彼女達がこの件に関わってしまったら魔法少女の真相をいずれ知ってしまう」

キュゥベぇ「それに向こうに危険要素と判断されて狙われる可能性もある」

QB2「だがこのままでは僕等は……」

QB1「しっ、誰か来る」

キュゥベぇ・QB2「「!!!」」

  ペタペタ

QB3「…………」

キュゥベぇ「無事だったのかい? それは良かった」

QB2「あれから連絡がこなかったから心配したよ。……もう一体の方は?」

QB3「……」

QB1「……? どうしたんだい?」

QB3「……、…………」ザッザ

キュゥベぇ「地面に何を……?」

   彼等の攻撃でどうやら言語機能と思念送信機能が損傷して使えない。
   それと僕と一緒に逃げてた彼は攻撃を受けてやられてしまった。

QB2「……ということは後もう僕達だけということか」

キュゥベぇ「でも君が生き残ってなによりだ」

QB3「……」コク

QB1「だが今現在進行で彼等は僕達を追っている。集結している今を狙われたら終わりだ、早くここから離れよう」

「君の言う通りだよ。君達はここで終わるのさ」

「「「「!!!」」」」バッ

QB「全く、随分と時間を掛けさせてくれたよね。一月も君達が逃げ惑うおかげで勧誘に当てる時間が減っているんだよ?」

キュゥベぇ「……それなら僕達を無視していればいいじゃないか」
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/09(水) 20:48:32.83 ID:fJ/WCO750
QB「それは出来ないよ。君達は完全に魔法少女側に付くつもりなのだろう?」

QB[それによってこちらに不安要素が出る可能性がある以上、君達を生かす訳にはいかないし」

QB「そもそも欠陥の烙印を押された以上、君達を消す事はもう確定事項だ」

QB「……まさか一個体が陥った精神疾患によって数十体の個体が感染するなんて思いもよらなかったよ」

QB「どれもこれも君が原因なんだよ」

キュゥベぇ「……僕は君等と対立したことに後悔などしていない」

キュゥベぇ「もう僕はインキュベーターなんかじゃない」

QB1「君等には一生解らないだろうね、人の心がどんなに暖かいものかを」

QB2「感情という物に触れてそれが自分に芽生えたことに良かったと思っているさ」

QB3「…………」

QB「はぁ、全くもって理解不能だよ。そんなもの邪魔だし欲しいとも思わないけどね」


QB「勧誘も進めたいことだし、君達にはもう消えて貰うよ」キィィィィン

キュゥベぇ(……これまでのようだね、もう少し彼女の笑顔が見たかったが残念だ……)

QB『! 上空に人間の気配、こちらに向かってくる』

QB『なんだって、それは不味いね』

QB『厄介な事に魔法少女、巴マミだ』

QB『……なんていうタイミングで来るんだ彼女は』


QB1(……? 上から何か来る……?)

QB1(……!)

QB1『上空からマミがこちらに向かって来ている!』

キュゥベぇ『なんだって!?』バッ

QB2「!」バッ

QB3「……」フイ

  ……ヒュゥゥゥウウウウウウウウ

キュゥベぇ(……マミ)

マミ「……」スタッ!

QB『ふう、最悪だね』
QB『どうしようか?』
QB『こちらが引くしかないね』
QB『彼等はどうするんだい?』
QB『今日は諦めるだけさ、また次の時に消せば良い』
QB『そうか』
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/09(水) 20:50:46.89 ID:fJ/WCO750
マミ「久々に空からパトロールしてて上から貴方達を見つけて吃驚して来てみたら……な、何でキュゥベぇがこんなに……っ」

QB「なに、契約して魔法少女にするのが僕の仕事なんだ。魔法少女が世界中にいるんだから僕達がたくさんいてもおかしくはないだろう?」

QB「今は皆で話し合ってたんだよ。まあたった今終わった所だから僕達はもう去るけれどね」タッタッタ

マミ「え? あ、ちょっと……!」

QB「ばいばいマミ」タッタッタ
QB「またね、マミ」タッタッタ


キュゥベぇ『僕達も此処から離れよう、今マミとの接触は避けるべきだ』

QB2『けど此処から離れるっていったって、彼等に待ち伏せされているかもしれないよ』

QB1『……確かにもうマミに匿ってもらうしか無いと思う』

キュゥベぇ『君まで何を言って、確実にマミが危険にさらされるんだよ』

QB3『……』

マミ「ねぇ、何かあったの? あっちのキュゥベぇみたいに何も言わずに去らないでよね」

QB3「……」カキカキ

  でも僕はまだ朽ち果てたくない。
  もっと人間達と一緒にいたいんだ。

キュゥベぇ『それは僕だって同じだ。……だけどマミを巻き込みたくないんだ』

マミ「貴方達こそこそと何して……」

マミ「? あら、地面に何か書いているわね……」

マミ「……!」

マミ「……どういうこと? まだ朽ち果てたくないって……」

QB3「……」ピョン

マミ「わっ! どうしたのキュゥベぇ」

QB3「……」ギュッ

マミ「どこか痛むの? 大丈夫?」ナデナデ

QB2『もうこれしかないだろう』

キュゥベぇ『……けど』

QB1『マミならきっと大丈夫だ、僕は信じる』

キュゥベぇ『……』



マミ「それで、話してくれるの?」

キュゥベぇ「…………実は」


                  <続かない>
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/09(水) 20:53:05.53 ID:fJ/WCO750
精神疾患に陥った一体のキュゥベぇから始まり
消す側と消される側のQB達の争いに関わってしまった魔法少女
果たしてキュゥベぇは平穏を得られることが出来るのか
みたいな内容


ちょっと前に講義スレであらすじみたいのを書いたが
今書いてるスレが終わったら書くんだ……、来年の今頃くらいにスレ立てるんだ……

ただ時代設定をワルプルギス撃破前なのか後なのかが悩み所
後ならキャラを自由に動かせるからやりやすいんだが
撃破前でほむらとマミの

「貴方はそいつがどんな奴か解って無いわ」
「貴方に……!」キッ
「!?」
「貴方にこの子の何が解るっていうの! 何も知らないくせに!!!」

みたいなちょっとしたぶつかり合いも書きたい気もする

こんな登場キャラがキュゥベぇだらけできゅっぷいきゅっぷいうるさいSSで誰得なんだと言われそうだが
ただ俺得なだけです

あと安価付けるの忘れてた。すまん
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/09(水) 21:52:39.10 ID:2ahA77uDO
面白そうだ。そしてマミさんが活躍しそうで俺得
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/09(水) 22:43:47.28 ID:suK8x4eJo
なんて俺得な……けど来年の今頃なのか。
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関東・甲信越) :2011/11/11(金) 08:53:42.75 ID:BVj8CHAAO
スレ立つまで全裸待機といきたいが……風邪引くか……



なんか随分過疎ってるなぁ
書き手って少ないのかな
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関西地方) [sage]:2011/11/11(金) 10:30:44.32 ID:ebORd+Sxo
小ネタはvipに持ってくからじゃね
419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/12(土) 02:05:32.35 ID:W92kC0hn0
11/11はポッキーの日だというのをすっかり忘れてた
急きょ殴り書きで作った
キュゥべぇ総受けでGO





ほむら「ほら、さっさと食べなさい」

マミ「だ、駄目よ暁美さん! 私がキュゥベぇに食べさすんだからっ」

マミ「はいキュゥベぇあーん」

キュゥベぇ「2人していきなりなんだって言うんだい?」

ほむら「いいから食べなさい」

キュゥベぇ「まあくれるというなら貰うけどね。あむっ」

マミ「ああっ、一番最初にあげたかったのに……」

ほむら「味はどうかしら」

キュゥベぇ「甘さ控えめで良いんじゃないかな」モグモグ

ほむら「そう」チラ

マミ「うぐぐ、私に向けるしてやった顔が非常に屈辱だわ」
マミ「こうなったら……」


マミ「キュゥベぇキュゥベぇ」

キュゥベぇ「何だいマミ」

マミ「んー」

ほむら「!!?」

キュゥベぇ「? 口にくわえて何しているんだい?」

マミ「んーーー」

キュゥベぇ「?」

マミ「ん゛ーーー!」プルプル

キュゥベぇ「……つまり僕がそれを食べれば良いのかい?」
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/12(土) 02:07:13.60 ID:W92kC0hn0
>>419


マミ「」コクコク!

キュゥベぇ「口にくわえる意味なんてあるのかな、普通に渡してくれればいいんだけど。あむっ」ポリポリ


マミ「美味しかった? キュゥベぇ」

キュゥベぇ「バランスが良くて食べやすかったね」

マミ「それは良かったわ」フフン

ほむら「」イラッ


ほむら「貴方は最近調子に乗りすぎなのよ」
マミ「貴方だって“私の”キュゥベぇに馴れ馴れしいのよ」

ほむら「笑わせるわね、何時から貴方の所有物になったのかしら」
マミ「あら、悔しいのかしら? ごめんなさいね」

ほむら「マミらせるわよ?」
マミ「ティロるわよ?」

  ンだとコラ やんのかワレ



キュゥベぇ「全く、何で突如喧嘩が始まったりするなんてわけがわからないよ」

  バタン

さやか「たっだいまー!」

まどか「ティヒヒ、色々見て回ってたから遅くなっちゃった」

さやか「ん? なんか言い争ってるね、なんかあったの?」

キュゥベぇ「それが僕には解らないんだ、急に始まってね」

まどか「まあいつもの事だし放っておいても大丈夫だよね」

まどか「そんなことより……」

まどか「じゃーん!」

キュゥベぇ「それは……ポッキーかい?」

さやか「そうだよ、キュゥベぇの為に色々買って来てあげたんだから感謝しなさいよー、うりうりー」グニグニ

キュゥベぇ「わ、わかったから弄らないでよっ」
421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/12(土) 02:08:01.88 ID:W92kC0hn0
>>420

まどか「私のは抹茶味ー」

まどか「はいキュゥベぇ」

キュゥベぇ「へぇ、抹茶なんてあるのかい? あむっ……」

まどか「美味しい?」

キュゥベぇ「うん、良いね。この渋さは僕は好きだね」モグモグ

まどか「えへへ、良かったー」

さやか「じゃあ次はさやかちゃんの番ですねー」

さやか「私は……、これ! アーモンド入り!」

さやか「やっぱり食感も大事だと思うんだよね、つーことで……はい!」

キュゥベぇ「僕にくれるのかい? あむっ」

さやか「どうだー? キュゥベぇ、美味いだろー」

キュゥベぇ「そうだね、さやかの言う通り他にはない食べ応えがあって美味しいよ」モグモグ

さやか「だよねー? やっぱりキュゥベぇは解ってるねぇ」グリグリ

まどか「じゃあ次は別の……、…もう、向こうが騒がしくてこっちまで音が響いてくるよ」

さやか「うーん、確かに近所迷惑にもなるし、そろそろ止めに入らないとまずいかな」

キュゥベぇ「いつも2人には助かっているよ。何故か彼女達いつもいがみ合うんだ」

まどか「ティヒヒ、それはね……それだけキュゥベぇに構いたいんだよ」

キュゥベぇ「どういうことだい?」

さやか「それは自分で考えなよー」

キュゥベぇ「?」

まどか「だって……」
さやか「だってね……」

まどか・さやか(それは私も同じだから)

  ほらー、いつまでやってんのさ いい加減仲良くしなよー




キュゥベぇ「……やっぱりわからないや」

  ガチャ

杏子「……ん? なんだキュゥベぇ一人か」

キュゥベぇ「やあ杏子、他の四人はあっちの方にいるよ」

杏子「そうか」ドカ
422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/12(土) 02:09:34.55 ID:W92kC0hn0
>>421

キュゥベぇ「……? 向こうに行かないのかい?」

杏子「向こうは騒がしいんだろ? 今は静かにいたいしな」ガサゴソ

キュゥベぇ「成程」

キュゥベぇ「ところで、杏子はいつも食べ物を持ち歩いているよね」

杏子「そうだな、食べるのは好きだし」ポリポリ

杏子「持ち歩いていればいつでも食えるじゃねぇか」モグモグ

杏子「食うかい?」スッ

キュゥベぇ「おや、杏子もかい? 今日は随分と偶然が重なるものだね。あむっ……」

杏子「そりゃそうだ、この日はこの菓子にとって重要な役割を占めてるからなぁ」

キュゥベぇ「へぇ、そうなんだ。それは知らなかったね」モグモグ

キュゥベぇ「それでどういう役割があるんだい?」

杏子「ばぁか、それくらい自分で調べなよ」

杏子「ほら、もう一本食いなよ」

キュゥベぇ「ふぅん……」パクッ

キュゥべぇ「これも美味しいね」モグモグ

杏子「だろ? ストロベリー味好きなんだ」モグモグ

杏子「……」モグモグ

キュゥベぇ「……」モグモグ



マミ「あー!!! 佐倉さん何キュゥベぇを一人占めしてるのかしら!?」

ほむら「これは黙って見過ごせないわね」

さやか「というかいつから来てたのさ」

杏子「うーん、30分くらい前からかな……」

マミ「さ、30分もキュゥベぇと二人きり……っ!」

まどか「全く気付かなかったよ……」



マミ「ねぇキュゥベぇ、私があげたお菓子が一番美味しかったよね?」

ほむら「何を言っているのかしら、そんなのあり得ないわ」

さやか「No.1食感のアーモンドポッキーだよね?」

まどか「えー、抹茶が好きだって言ってくれたよ?」

杏子「ストロベリーが一番だろ」モグモグ

キュゥベぇ「いや、どれも美味しかったけど?」

マミ・ほむら・まどか「……はぁ」
さかや「……そうじゃないんだよ、全くキュゥベぇってば解ってないなー」
杏子「まぁ、キュゥベぇだしな」


キュゥベぇ「なんだって言うんだい、こっちこそわけがわからないよ」



                        <おわり>


423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/12(土) 02:11:32.70 ID:W92kC0hn0
この日くらい更新があっても良いと思うんだが
本当に人がいないんだな……、ちょっと寂しいなって
424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/12(土) 10:57:29.05 ID:kBRqxyODO
萌えた
425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/12(土) 15:47:16.64 ID:7kBvuxXlo

その点トッポって凄いよな。最後までチョコたっぷりだし
426 :1/5 [saga]:2011/11/12(土) 17:11:15.04 ID:7kBvuxXlo
まどか「タンクローリー?」

ほむら「そうよ。今度の戦いに使おうと思って」

まどか「ほむらちゃん運転できるの? っていうか免許は?」

ほむら「非常事態なんだから、免許とか中学生だとかは別にいいのよ。どうせ魔法で動かすし」

まどか「えっ、魔法で?」

ほむら「そう、魔法で。試してみる?」
427 :2/5 [saga]:2011/11/12(土) 17:12:25.61 ID:7kBvuxXlo
ほむら「ほらほら」ブルオーン

まどか「すごーい!」

ほむら「ほらほらほら」キキキキ! ブオーン

まどか「スゴイスゴーイ!」

まどか「ほむらちゃん運転うまいねー」

ほむら「運転というか、ハンドルに触れてすらいないけどね」

ほむら「ちなみに私の運転技術は騎乗スキルA相当よ」

まどか「よくわかんないけど凄いねー」

まどか「マミさんやさやかちゃんも運転できるのかな?」

ほむら「技術の差はあるけど、同じような事は出来ると思うわ」



QB「まどか! 大変だ!」

まどか「QB?」

QB「さやかが危ない! ついてきて!」

ほむら「なんですって?」
428 :3/5 [saga]:2011/11/12(土) 17:13:13.05 ID:7kBvuxXlo
ほむら「ハァ、ハァ……」タタタタタ

ほむら「まさかソウルジェムを放り投げるなんて。まどかが真実を知ったら悲しむわね……」タタタタ

ほむら「友達殺しのトラウマにならないように、助けてあげないと」タタタタタ

ほむら「あ、トラックが止まった」

ほむら「ラッキーね。今の内にソウルジェムを回収しましょう」

ほむら「……って、あれ? これは、まさか……」



杏子「それじゃアタシたち、ゾンビにされたようなもんじゃないか!」

QB「むしろ便利だろう?」

まどか「ひどいよ。そんなのあんまりだよ……」

??「なに、なんなの?」

まどか「えっ?」

QB「その声は……」

杏子「……トラック?」

トラック?「え、どういうこと?」

ほむら「美樹さやか、あなたの体は今トラックなのよ」

トラック?「えっ?」
429 :4/5 [saga]:2011/11/12(土) 17:14:35.82 ID:7kBvuxXlo
QB「なるほど、機械操作の魔法で咄嗟にトラックを乗っ取ったんだね」

ほむら「これはむしろ便利かもしれないわね」

杏子「何言ってんだお前」

ほむら「だってこれなら機体が破損しても、駆動系がやられても、自動車整備工場で修理すればすぐまた動くようになるし」

ほむら「弱点だらけの人体より、余程戦いでは有利じゃない?」

杏子「なるほど」

まどか「え、ちょ」

トラック「でもこれ、目の代わりになるものがバックカメラしか無いんだけど」

杏子「カメラくらい増設してやるよ」

まどか「いや、そういう問題じゃ……」

ほむら「そうね、車種自体を変えるべきよ。一日待って。軍用車を用意するから」

トラック「じゃあお願いしちゃおうかな」

ほむら「任せて」

トラック「カッコいいやつで頼むね!」

まどか「さやかちゃん……」



杏子「そういえば運転手はどうした?」

ほむら「さっき帰り道で捨ててきたわ」

杏子「…………」

ほむら「大丈夫よ。トラックは明日返すから」

トラック「今日は警察に見つからないように隠れなきゃね」

まどか「さやかちゃん、お願いだから自分の体に戻って……」
430 :5/5 [saga]:2011/11/12(土) 17:16:44.13 ID:7kBvuxXlo
貼り間違えたorz
2/5 と 3/5 の間に↓が入ります。原作再現のみだから飛ばしても大丈夫。


杏子「ここなら遠慮はいらないよね。いっちょ派手にいこうじゃない」

さやか「お前だけは絶対に許さない……今度こそ必ず!」

まどか「待って、さやかちゃん!」タタタタ

さやか「まどか。邪魔しないで! そもそもまどかは関係ないんだから!」

杏子「ふん、ウザい奴にはウザい仲間がいるもんだねぇ」

ほむら「あなたこそ、性懲りも無く美樹さやかを追い回してるのね」

杏子「あ……チッ、邪魔すんなよな。アンタのやり方じゃ手ぬるすぎるんだ」



まどか「さやかちゃん、ゴメン!」ポイッ

QB「あーっ、美樹さやかのソウルジェムが走行中のトラックの荷台にー」

さやか「まどか! あんたなんて事を!……ウッ」ガクッ

まどか「さやかちゃん?」

さやか「」

杏子「どういうことだオイ、こいつ死んでるじゃねーか!」
431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/12(土) 17:18:22.01 ID:7kBvuxXlo
このあとミリタリー少女達がワルプルギスに挑むところまで妄想したけど、知識が無いので終わり。
ノシ
432 :俺はただ…中沢君にもいい思いをさせてやりたかっただけだ!(1/4) [sage saga]:2011/11/12(土) 21:18:57.48 ID:xZcfItSh0
【ノマカプ及び駄文注意】





ほむら「好きな人ができたの」

中沢「へー」

ほむら「興味無さそうね」

中沢「だって誰のことだか知ってるし」

ほむら「…え」

中沢「鹿目だろ?」

ほむら「……」

中沢「図星だな。まぁ良いんじゃないか? 女同士でもさ」

ほむら「……」

中沢「前からさぁ、鹿目の方ばっかり見てたろ。授業中も休み時間も。あ、最近はそうでもないか」

ほむら「……まぁ」

中沢「しかし鹿目かぁ…うん、あいつ年上にも年下にも優しい奴だしな」

ほむら「……そうね」

中沢「結構面倒見もいいんだよあいつ。弟いるの知ってるか? 
   この前も上條と公園でみかけたんだけどさ、理想の姉ってのはああいうのをいうんだなって感じたね」

ほむら「……」

中沢「それにさ、優柔不断そうに見えるけどハッキリ物を言える奴だし。
   美樹もそうだけど、同性から惚れられるのも納得かな」

ほむら「……随分まどかのことを知ってるのね」

中沢「親友の美樹ほどじゃないさ。あのグループとは小学校も一緒だったし」

ほむら「……嫉妬してしまうわ」

中沢「あ…悪かった」

ほむら「あなたにじゃなくて――」


ガタッ


ほむら「――まどかに、よ」


ギシッ
433 :俺はただ…中沢君にもいい思いをさせてやりたかっただけだ!(2/4) [sage saga]:2011/11/12(土) 21:20:32.11 ID:xZcfItSh0
何を言ってるのかわからないって目をしてる。
仕方ないわよね。
この時間じゃ、あなたと出会ってほんの二ヶ月しかたっていないのだし。


ねえ、何度繰り返しても、『隣』はいつもあなただったのよ?
新しいクラスに馴染めるように手伝ってくれたの、まどか達だけじゃなかったの。


『隣』だからって理由だけで、まどか達がいないときにあなたが色々と引き受けてくれたのよね。
私が気に入らなくて嫌がらせしようとしてきた人達を、さやかの代わりに払ってくれたのもあなた。


知らなかった?
あなた、自分が思ってるよりも人に慕われているのよ?
「早乙女先生はズルい」って言う子もいるし、理想の男にあなたの名前をあげる子もいるんだから。
あなたが言った一言で、自分を変えてしまう子もいるの。



例えば、―――私。



私がまた眼鏡をかけたのはね、『眼鏡の似合う娘ってタイプかも』って、あなたが上條君と話していたのを聞いたから。


「コンタクトから変えたのか。似合ってるじゃん」


嬉しかった。そう言ってくれて。
その日は授業なんて頭に入らなかった。


まさか自分が誰かに一目惚れしてしまうなんて思ってなかった。
「どんな娘が好みなんだろう」とか、「二人きりになったらどうしよう」とか、色んなことを考えた。
けれど『夜』を越えて、まどかを、皆を救う為に、あなたを好きになったことを今までずっと無かったことにしていたの。


ごめんね?


自分に嘘を付くなんて、私ダメな人間だよね。


でも、もう嘘を続ける必要はなくなったの。


『本当の奇跡』が起きて、誰一人死なずに『夜』を越えて、魔法少女の呪いから解き放たれて人間に戻った今となっては。
434 :俺はただ…中沢君にもいい思いをさせてやりたかっただけだ!(3/4) [sage saga]:2011/11/12(土) 21:21:52.97 ID:xZcfItSh0
中沢「……机の上に座るのは行儀が悪いぞ。しかも他人の」


仕方ないじゃない。
もっと近くに行きたかったのだから。


中沢「俺のだからいいものを――」

ほむら「ねぇ中沢君」

中沢「…なに」

ほむら「まどかが好きなの?」

中沢「…俺と鹿目は友達だ」

ほむら「…そう」


ああ良かった。
初恋を大切な友達に奪われずに済んで、本当に、良かった。


スッ


中沢「ッ!…暁美?」


驚かせちゃった。
いきなり頬に手を添えられたら、男でもビックリするのね。


ほむら「中沢君」


あ、どうしよう。
すごくドキドキしてる。
心臓の音、聞かれちゃう。


ほむら「私ね」


顔が熱い。
声が、震えて―
435 :俺はただ…中沢君にもいい思いをさせてやりたかっただけだ!(4/4) [sage saga]:2011/11/12(土) 21:33:29.11 ID:xZcfItSh0








ほむら「あなたに惚れたのよ?」







end

Q:『本当の奇跡』って何?
A:お好きなように解釈してくだされ
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/12(土) 21:58:38.37 ID:PMEJussAO
中沢君には和子ちゃんというソウルメイトが居るだろうに……
437 :かっこいいポケトレ織莉子さんが書きたかった [sage]:2011/11/13(日) 17:15:01.21 ID:6cyLAFjho
織莉子「シャンデラ!大文字!」
キリカ「ゾロアーク!ナイトバースト!」
ニコ「ギギギアル、ギアチェンジを五回程」
シャーン!  ウラァァアァァァァァ! ギギギギギギギギガガガ

ほむら「街を悪夢に陥れ、あまつさえ魔法少女達を絶望に追い込んだのは、あなた達…!」
まどか「どうして、どうしてこんなことしたの!?」

織莉子「鹿目まどか…あなたは世界を滅ぼす…」
    「その前に、芽を摘み取りたかっただけ」
まどか「じゃあ何でみんなを巻き添えにするのっ!?こんなの絶対おかしいよっ!!」
織莉子「黙りなさい!!ダークライ!彼女らにもう一度ダークホール!」

織莉子「…って、みん……したかった…」
ほむら(……?)

ブワァァァァ!!!

杏子「くそう…これ以上悪夢を見たら、ソウルジェムが持たねえ…っ!」

???「ルカリオ!波動弾! ヘラクロス!メガホーン!」
ブルァ! ヘラッ!!

キリカ「させないよ!」速度低下魔法
???「!?」
杏子「ゆま!あぶない!」
ズドォ ガシャーン
ゆま「きゃあぁっ!」

織莉子「ナイスアシストよキリカ! ダークライ!冷凍ビーム! シャンデラ!シャドーボール!」
ニコ「ギギギアル、ギアソーサー ハッサム、バレットパンチ」
デヤァァアアア シャーン!!  ゴギガガギゴ バババババババ
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/13(日) 21:16:10.77 ID:7UntwgvI0
申し訳ないけど

デヤァァアアア シャーン!!  ゴギガガギゴ バババババババ

で笑ってしまったよ
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/15(火) 23:08:27.84 ID:/TWIQyEw0


擬人化キュゥベぇ
かつキュゥベぇ受け




キュゥベぇ「…………なんだって?」

マミ「だから、キュゥベぇが人間だったらどんな姿なのかなって」

キュゥベぇ「そんな在りもしない事を考えて何になるんだい」

マミ「もぉ、もしの話をしているだけじゃない。ノリが悪いわね」

キュゥベぇ「マミが何を言っているのかわからないよ」

キュゥベぇ(……)

キュゥベぇ「因みにマミはどんなのを想像していたんだい?」

マミ「そうねぇ……、やっぱり愛くるしい姿をしているから美少年じゃないかしら?」

マミ「いやでも、もしかしたら美少女かもしれない……」

マミ「ねえキュゥベぇって性別は? 男性よね?」

キュゥベぇ「いや、僕に性別というのは無いよ」

マミ「なんですって……! つ、つまり性別はキュゥベぇってこと……」

キュゥベぇ「何さ性別はキュゥベぇって……そんなの聞いた事が無いよ」

マミ「じゃあキュゥべぇってどうやって生まれたの?」

キュゥベぇ「別にそんなことどうだっていいじゃないか」

マミ「良くないわよ。家族として、長きパートナーとしてキュゥベぇの生立ちも知らないようじゃこの先もしキュゥベぇが誰かと結婚したりして
   この家から旅立つ日が来るときに胸張って送り出せないわ! ……いえ駄目ね。キュゥベぇが誰かと結ばれるなんて事になったら私の中にある
   ドス黒い何かが別の物に生まれてくるかもしれないわ。しかもその相手があの黒髪なんてもんなら……、あぁ無性にここから北北東4.3km先の
   位置に両手打ちでティロ・フィナーレしたくなってきたわ。何故かしら? ピンポイントに撃ちこめることが出来るのならこれ以上に無い幸せに
   満ち溢れる確信があるわ。きっとその位置に何かあるのよ、でも何故かその周囲に近づきたくないのよね……。きっと無意識に生理的嫌悪で
   体が行くのを拒んでいるのよ。というかそんな起こり得ないことどうだっていいのよ、問題なのは来るべきキュゥベぇの………………そうよ、
   私がキュゥベぇのお嫁さんになれば……っ!だ、駄目よそんなの! そ、そんな家族内でけけけけ結婚なんて! イケないことだわっ、破廉恥よ!!!
   何考えているのよ私は! そんな近親相k……キャー! 何もうキュゥベぇとエッチな関係を前提にしているのよっ!!!まったく早とちりだわ!馬鹿!
   ……けど、冷静に考えると私達は近親sげふんげふん、私とキュゥベぇは家族だけれど別に血が繋がっているわけじゃないから法律的には大丈夫なんじゃ……」ブツブツ


キュゥベぇ「やれやれ、また始まってしまったよ。こうなると周りが見えなくなるからね、しばらく放っておく事にするかな」スタスタ

キュゥベぇ(……僕が人間に、ね。…………ふむ)

――――――――――

――――――――

――――――

翌日


マミ「全く、昨日はいつの間にかキュゥベぇがいなくなってたし、あまつさえ『今日は帰らない』って置手紙残して未だに帰ってこないし」

マミ「どこに行ったのかしら、女性の一人夜は寂しいって何度も言っているのにキュゥベぇったら乙女心が解って無いんだから……」

  ガチャ

キュゥベぇ「ただいまー、マミ」

マミ「どこ行ってたのよ、ずっと一人で寂し……い…………」

キュゥベぇ「ああ、この姿かい? いやなんとなく昨日のマミの話で興味が出ちゃってね、姿を変えてみたんだ」
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/15(火) 23:10:49.12 ID:/TWIQyEw0
>>439

マミ「…………」

キュゥベぇ「けどこれが難しくてね。何度試しても6、7歳の姿にしかならないんだ。それに尾も残ったままになっちゃったしね」

キュゥベぇ「まあこれくらいの誤差なら衣類を纏えば問題n「結婚よ!!!」…………え?」

マミ「完っっっ璧よキュゥベぇ! これって僕を嫁として貰って欲しいっていう隠れたサインなのね!?
   いいえ言わないで解ってるわ、キュゥベぇってば実はシャイだものね、これくらい私なら伝わるわ!」

キュゥベぇ「は?ちょ……嫁って、……え?」キョトン

マミ「ああんもうっ、そんな無垢な顔を私に向けないで! というか貴方可愛すぎなのよ!ねえ抱きしめて良い?良いわよね?」

キュゥベぇ「ちょ、ちょっと息使い荒いよ。い、嫌だよ、なんか今のマミは凄く怖いよ……」

マミ「オゥフ、そんな目で見つめられたら惚けちゃうわ……」

マミ「ちょっとそこで待ってなさい!」

  ダダダダダダ

キュゥベぇ(人間になったのは失敗だったかな……、でもここで姿を解いたらマミが号泣しそうで出来ない……)

  ……ダダダダダダダダ

マミ「はぁ…はぁ…、キュゥベぇ持ってきたわ!」

キュゥベぇ「婚姻届……? ちょっと意味が解らないよ」

マミ「これは正式に籍を入れるしかないわ! ほら婚約指輪も用意できてるから問題ないわよ!」

キュゥベぇ「何でマミがそんなものを持っているのさ……、いやちょっと引張らないでよ、何処に行くのさ」

マミ「そんなの役所に決まってるじゃない、善は急げって言うでしょ?」

キュゥベぇ「何言っているのさ、僕はそんなのに同意した覚えは無いよ……あといい加減手を離してよ」

マミ「な、何で……? 私とじゃ嫌なの……?」

キュゥベぇ「言っておくけれどこの姿は人間に似せているだけであって人間に成ったわけじゃないからね」

キュゥベぇ「それを抜きにしても僕にはその紙も指輪も必要性が感じられらいよ、だから要らない」

マミ「……! きゅ、キュゥベぇは私と一緒にいるのが嫌なの……? 私の事が嫌いなの……?」グスッ

 しゅぅぅぅぅうううううう

キュゥベぇ「ちょっ、ソウルジェムの濁りが早いよっ、何でそこで泣くのさ!? 泣きやんでよマミっ」

 ふえええええええええええん!!!


………………

キュゥベぇ「……貴重なグリーフシードがこんなことで消費するなんて思いもよらなかったよ」

マミ「グスッ……だってキュゥベぇが……」

キュゥベぇ「」ハァ

キュゥベぇ「僕がいつ嫌いだなんて言ったのさ? ただ僕にとってそれは無価値でしかないだけだよ」

キュゥベぇ「まぁマミとは付き合いが長いし、今更あんなのは別に必要はないだろう?」

マミ「……つまりどういうこと?」

キュゥベぇ「だからこれからもこの家にいるってことだよ」

マミ「……!ほ、本当!? ずっと一緒にいるのね!?」

キュゥベぇ「まあマミが死ぬまでは行動を共にするさ」

マミ「ありがとう、大好きよキュゥベぇ! 大丈夫よ、キュゥベぇがいてくれるなら自分にティロ・フィナーレしたって死ぬ気がしないわ!」ギューー

キュゥベぇ「全く世話が焼けるね。あと強く締めないでくれるかい?息苦しいよ」
441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/15(火) 23:11:43.28 ID:/TWIQyEw0
>>440



マミ「さて行きましょうか」

キュゥベぇ「行くって?」

マミ「勿論デートに決まってるじゃない、折角キュゥベぇが人間になったんだから楽しまないと損よ」

キュゥベぇ「今の僕は外見6、7歳の子供だよ? マミが周りから不審者と思われそうな気がしてならないよ」

マミ「そんな奴がいたら私がデコ・ピナーレで沈めるわ」

キュゥベぇ「……やっぱ家でゆっくりしようよ」

マミ「駄目よ」グイグイ

キュゥベぇ「あああ……」ズルズル




キュゥベぇ「ふむ、解ってはいたけど見る景色が全然違うね。かなり斬新だ」

マミ「ほら、外に出て良かったじゃない」

キュゥベぇ「別に家の中でも確かめられるじゃないか」

キュゥベぇ「それとどうして僕の手を取っているんだい? 僕は手を借りなくても一人で歩けるよ」

マミ「あら、迷子になったら大変じゃない」

キュゥベぇ「思考力まで変わってるわけじゃないんだからそんな心配しなくても大丈夫だよ」

マミ「良いから良いから」


キュゥベぇ「ここは……」

マミ「公園ね」

キュゥベぇ「そんなことはわかっているさ、何故此処に?」

マミ「ここなら堂々とキュゥベぇとキャッキャウフフ出来るじゃない」

キュゥベぇ「悪いけど僕にそんな気は無いからね」

マミ「照れなくて良いのよ、なんならマミお姉さんが肩車してあげるわ」

キュゥベぇ「いや遠慮するよ。今のマミは何かしてきそうだからね」

マミ「いいからいいから」ジリジリ

キュゥベぇ「ね、ねえ話聞いてたかい……? 必要ないからこっちににじり寄らないでよ……」タジ

マミ「うふふ」ハァハァ

キュゥベぇ(や、やばい完全に聞く耳持たずだ……! 今すぐマミから距離を取らないと)

  どんっ

キュゥベぇ「!!!(う、後ろに壁だって!? いつの間にこんな後退してたのか……!)

マミ「さ、キュゥベぇおいで?」

  ……ええはい、……○○公園の………はい……

キュゥベぇ(? 誰かの声が聞こえるような……?)
442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/15(火) 23:12:34.54 ID:/TWIQyEw0
>>441



ほむら「はい、見るからに変質者極まりない人間がはぁはぁ言いながら幼い子供ににじり寄っているので大至急来て下さい。
    …ああ、あと黄色い救急車も必要と思いますのでそちらのほうもお願いします。ええ、思考が異常をきたしてると思うので」

キュゥベぇ「ほむら!(なんて良いタイミングで現れたんだ!)」

マミ「……あら、暁美さんいたの? 貴方の存在を私の体が否定したいらしくて全く気配が気付かなかったわ」

ほむら「私に気付かなかったのは貴方のソウルジェムの醜くて臭そうな穢れが体を覆っているからじゃないかしら?」

  んだとコラ やんのかワレ


キュゥベぇ(ああもう、何でこの二人は会って早々喧嘩を始めるのさ。ちっとも仲が改善されないよ)

ほむら「君大丈夫だったかしら? 何か変な事されたんなら遠慮なく言って頂戴。刑務所か精神病院に入れさせる手配をさせるから。というかもう呼んだわ」

キュゥベぇ「ああそうか、この姿だから解らないのか。ほむら、僕はキュゥむぐっ」フガフガ

マミ「何を言っているのかしらね。タツヤ君にお尻振って悦に入ってるショタコンの貴方みたいなことをするわけ無いじゃない」

マミ「むしろ貴方が刑務所か精神病院にはいるべきじゃない? ああ、死刑判決が来る時がきたら私が執行人に立候補するから安心して逝ってね」

ほむら「私は貴方のような愉快な思考を持っちゃいないわ、私はあの子を純粋に可愛がってあげてるだけよ。勘違いも甚だしいわね」

ほむら「……貴方随分と肌が白いのね、まるで私の知り合いが変化したような錯覚を覚えたくらいよ」

キュゥベぇ(ほむらなら解ってくれると思ってたよ! そうだよキュゥベぇだよ!)コクコク!

ほむら「……? まさか……貴方キュゥベぇ?」

キュゥベぇ「」コクコク!

マミ「チッ……」

ほむら「なんでそんな姿に……」

マミ「貴方には関係ないでしょ、さあキュゥベぇ此処にはもう用は無いことだし帰りましょうか?」グイグイ
キュゥベぇ「あああ……」ズルズル

ほむら「…………」

  カチッ

マミ「!!?」

ほむら「あらキュゥベぇが困っているわ、貴方強引過ぎるのよ。キュゥベぇが可哀想だわ」ギュ
キュゥベぇ「(これは……時間停止!)助かったよほむら!」

ほむら「貴方にそういって貰えると助けた甲斐があるわ」

キュゥベぇ「今のマミはいつもと少しズレてしまっててね、ほとぼりが冷めるまで君の家に居させてくれないかい?」

ほむら「それは大歓迎だわ、早速家に戻りましょう」キリッ

  カチッ

ほむら(巴マミがキュゥベぇを奪いに来るのは間違いない。多少勿体ない気がするけど連続で時間を止めて一気に行くわ)ダッ

  ――――――、――――カチャ。

ほむら「っ!」ゾワッ

  ッパァン!

ほむら「うぉっ!(あっぶな!!!)」サッ

 ……あらあら、私からキュゥベぇを奪おうなんて輩はお仕置きしないといけないわね…………
443 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/15(火) 23:13:29.82 ID:/TWIQyEw0
>>442

マミ「ねぇ? 暁美さん?」クスクス

ほむら「(今時間停止中なんだけれど……何故!?)危ないわね、明らか頭を狙ってたわね」

マミ「そうだった? ごめんなさいね、足を狙ったつもりなんだけれど……手元がブレちゃって」

ほむら(絶対狙ってたわ)

マミ「この空間に初めて立ち行ったけれど……面白いわね」

ほむら「…………」

マミ「フフ、驚いてる? 私自身も正直驚いてるわ」

マミ「だけど、……何故かしらね? キュゥベぇの事になると何でも出来る気がするわ」

  カチッ

キュゥベぇ「……? ほむら、どうしたんだい?」
ほむら「どうやらそう簡単にいきそうも無いみたい」

マミ「うふふ」ゴゴゴゴゴゴ

キュゥベぇ「……あれ?おかしいな。何かマミの後ろに修羅のようなものが見えるんだけど……」

ほむら「錯覚じゃないわ、私も見えるもの」

キュゥベぇ「……どうしてマミは大量に銃を召喚しているんだい?」

ほむら「馬鹿ね、銃は撃つためにあるのよ」

キュゥベぇ「どうしてこっちに銃口こ向けているんだい?」

ほむら「きっと私を亡き者にしたいのよ」

キュゥベぇ「に、逃げないの?」

ほむら「色々逃走ルートを考えたけれど……不思議ね、逃げ切れる気がしないわ」カチャ

キュゥベぇ「……どうしてほむらも銃を取っているんだい?」

ほむら「昔からよく言うじゃない? 殺られるまえに殺れって」

キュゥベぇ「だ、だったら僕を降ろしてほしいな……?」

ほむら「大丈夫よ、貴方だけは守ってみせるわ」ギュッ

キュゥベぇ「無理に決まってるじゃないかっ! それで何回僕が割と痛い目に遭っているか解っているだろう!? 君たちの喧嘩に巻き込まれて!!!」

ほむら「今度こそ守ってみせるわ。だから守りきった暁にはこれからは私と暮らしなさい」
444 :キュゥベぇ「どうしてこっちに銃口“を”向けているんだい?」でしたね。誤字すいません [saga]:2011/11/15(火) 23:16:01.87 ID:/TWIQyEw0
>>443

キュゥベぇ(完全にフラグじゃないか!!! 誰か助けて……!)

杏子「……お? 何してんだお前等?」

キュゥベぇ「杏子ーーーーっ!」ジタバタ
ほむら「あっ、ちょっと暴れ……あ!」

  タッタッタ

杏子「ん?」

キュゥベぇ「杏子ーーーーーっ!!!」ガシッ!
杏子「おわっ、……どした坊主」

キュゥベぇ「君は僕にとってメシアだ! 絶望の闇にある一寸の光だよ!」ギュー

杏子「へ?」

ほむら「佐倉杏子、何しているのかしら?」

マミ「佐倉さん、キュゥベぇを奪わないでくれるかしら?」

杏子「何でそこであいつの名前が……? ……、…………お前キュゥベぇか!?」

キュゥベぇ「そうだよ杏子、色々あって人間の姿になってね」

杏子「へぇ、可愛い姿してんじゃねぇか」ナデナデ

杏子「そうだ、今手元に菓子を持って無いから家で菓子を食いに来ないか?」

キュゥベぇ「良いねそれ。まだ味覚がどうなのか試してないからお邪魔させてもらおうかな」
445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/15(火) 23:18:25.52 ID:/TWIQyEw0
>>444

ほむら「えっ」
マミ「ちょっ」

杏子「良いじゃねぇか偶には。いつもはお前等がこいつを取り合ってんだから少しくらいはあたしにも愛でさせろ」

さやか「愛でるって何が?」

まどか「皆で集まって何してるの?」

キュゥベぇ「あ、まどかにさやか」

さやか「あれ? この子どうしたの、弟?」

まどか「……ん〜、なんかこの子……」

杏子「ああ、こいつキュゥベぇだよ」

さやか・まどか「へ? ……ええええええええええええええええええええ!!!!??」



マミ家

さやか「いやー、随分な変わり様だよね。いやまあ、肌は真っ白だけど」ギュー

まどか「ねえさやかちゃん、いい加減代わってよ。もう30分も経ってるよ?」
446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/15(火) 23:18:59.31 ID:/TWIQyEw0
>>445

さやか「まあまあ、もうちょっとだけだからさ」

まどか「もぉ、それ五回目だよ」ムー

杏子「ほら、トッポ食うかい?」

キュゥベぇ「…………」ポスポスポス

マミ「ふぁぁぁ、お菓子を頬張る姿可愛すぎるわっ」

ほむら「……」パシャパシャ

キュゥベぇ「……いい加減僕を解放してくれないかな?」モグモグ

5人「まぁまぁ」

「じゃあ明日は私が一番最初にキュゥベぇをギューってするんだからねっ」

「んじゃ二番手はあたしな」

「「じゃあ……」」

「2人は最後でしょ、前からずっと取り合ってたんだし」

「「……」」




次の日

マミ「なん……だと……?」

キュゥベぇ「? どうしたんだいマミ」

マミ「な、何で元の姿に……っ!」

キュゥベぇ「当然だよ、もうあんなのは懲り懲りだからね」

マミ「私はまだキュゥベぇをぎゅうぎゅうしてないのに!」

キュゥベぇ「まあ諦めることだね」

キュゥベぇ「ほら、早く朝ご飯食べないと学校に遅れちゃうよ」

マミ「……はぁ」ションボリ



マミ「ね、ねえキュゥベぇ……」

キュゥベぇ「もう金輪際やらないよ、絶対にね」


           <おわり>

447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/15(火) 23:20:12.72 ID:/TWIQyEw0
酷いキャラ崩壊、正直すまんかった
ただキュゥベぇハーレムを考えたらこうなった
というかまさか3回も行数オーバーでエラーが起きるとは思わなかったよ

書いてて面白かったから
キュゥベぇ受けSSをまた書くかも試練
448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(四国) [sage]:2011/11/16(水) 00:06:19.01 ID:rMfQ8UaAO
グレイト……
449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県) [sage saga]:2011/11/16(水) 00:06:32.71 ID:RMX8YZy/o

――魔女退治後

ほむら「っと。さすがに三人だと早いわね。ほらグリーフシード、さやかの分よ」

さやか「さんきゅ。ってかさっきの結界ひどかったねー・・・・ずっと爆音でうるさい曲が流れててさ」

杏子「あれだ、結界って生前の趣味が反映されんだろ? そういう音楽が好きだったんだ、きっと」

さやか「あー、わかるかも・・・・あいつ絶対元V系ファンだよ、使い魔のメイクとかそんな感じだったし」

ほむら「そういうあなたの結界も酷かったわよ」

さやか「縁起でもないこというな! ってかあんた、あたしのなに見たのよ?!」

ほむら「そりゃあもう壁に床にいろいろと・・・・・ぷふっ」

杏子「おいなんだよ教えろよどんなん隠してやがったこいつ」にやにや

さやか「だまって杏子! あのねえっ、魔女にもプライバシーがあるんだからね?!」

ほむら「プレスト=フォルテッシモ。高速で斬撃を食らわせる。あいては死ぬ」

さやか「なっ?!」
450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県) [sage saga]:2011/11/16(水) 00:09:42.28 ID:RMX8YZy/o

杏子「あはははははっ、あんた本当にマミの弟子だな!」

さやか「くっそー……あんまりさやかちゃんいじめるんだったら、あんたもう泊めてやんないからね」

杏子「わりいわりい、想像したらツボで……ちなみにさやか、その、今でもそういうのって」

さやか「してないってば! っていうかほむら、前のあたしは必殺技とか叫んでなかったよね・・・?」

ほむら「さあ、どうだったかしら」

杏子「叫んでたな」

さやか「叫んでないって信じるし」

ほむら「じゃああの、こう回転しながら振りかぶって・・・ェアルティーマっ! ッシュート! って感じの技は」

さやか「なにそれ?! あたしそこまで重症じゃないから!」

杏子「ぇあるてぃまwwwしゅーとっwwwwその動き歌舞伎かよwwwww」

さやか「うっさいバカ魔女化しちゃえ! っていうか誰がそんな振り付けまで決めたのよ………あっ」


杏子「……だろうな」

さやか「……うん」

ほむら「そうね、せっかくなので確かめてみましょうか。さやかの名誉のためにも」
451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県) [sage saga]:2011/11/16(水) 00:10:20.28 ID:RMX8YZy/o

――まどホーム

ぷるるるっ ぴっ

まどか「もしもしほむらちゃん? おつかれさまー。あ、マミさんいるけど代わる?」

まどか「うん、うん。……マミさーん! アルティマシュートって知ってますかー?」



まどか「ほむらちゃん、マミさん急に落ち込んじゃった……どうしたのかな……」


おわり。
452 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/16(水) 00:16:30.44 ID:kF6LnJOho
どっちも乙。ショタQは正に魔少年だな。
453 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/16(水) 20:13:40.25 ID:qonZAOQIO
これって別に突然書き込んでもいいんだよな?


ほむら「ねぇキュゥべえ」

QB「なんだい?暁美ほむら
君から僕に話かけるなんて珍しいじゃないか?」

ほむら「私はハッピーエンドを迎えれたのかしら?」

QB「君の話を聞く限り今は十分ハッピーエンドなんじゃないかな?」

ほむら「今は確かにいい世界でしょうね
でもそれはまどかの犠牲の下に成り立っている
そんなのはハッピーエンドと言えるのかしら?」

QB「何かを救う為には何かを犠牲にしなくてはならない
当然の摂理さ」

ほむら「私たちだけでこんな平和な日常を過ごしていいのかという話よ」

QB「君の言う平和の下で世界では何万ガロンもの血が流れている
これは君でもわかるだろう?」

ほむら「えぇ」

QB「でもその血を止めることはできなくても、流れる量を減らすことはできる
君の言うまどかと言う子は流れる血を最低限にしようとしたのさ
君がそれを認めてあげなかったら彼女は報われないだろうね」

ほむら「それもそうね」

END
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/16(水) 20:35:13.07 ID:9/xHoYUo0
もち、そういうスレだしね

乙ほむっ
455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/16(水) 22:19:45.10 ID:HYAzE2lJo
乙ほむ。
なんか目から鱗が落ちた。
456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/16(水) 22:43:27.94 ID:lNFhgYbwo
さやか「あー、やっぱいい部屋はもうないなぁ」

ほむら「あなたの受験がこんな時期まで長引いたからでしょう、自業自得よ」

さやか「あんだとー!そういうあんただってまだ部屋決まってないじゃんか!!」

ほむら「まどかが『わたし!』やあなたと近くに住みたいって言うから仕方ないじゃない!」

さやか「こんのまどコンがー!!」

ほむら「なによ空回り人魚!」

まどか「ふたりともやめようよ〜……ん?」

さやか「自分は推薦でラクラク決めたからってさ!」

ほむら「努力の積み重ねよ」ファサ

まどか「(築11年3LDK、スーパーや駅も結構近い)」

さやか「なによー!!私だって必死に努力したじゃん!!」

ほむら「3年の夏から受験勉強って遅すぎるでしょう!!この合格も私やマミがいなければなかったわよ!?」

まどか「(えーっと3で割ったら……あれ?一人でワンルーム借りるより安い?)」

さやか「つまりこのさやかちゃんが天才だってことでしょう!?いいじゃん!やればできる子なんだよ私は!!」

ほむら「ギリギリまでやらないで周りに迷惑かける子はできる子とは言わないわ!!」

まどか「(大学からは少し離れてるけど……自転車なら通学できる距離だよね……あ、駐車場も付いてるんだ)」

さやか「あー!もう!!ああ言えばこういう!!」

ほむら「それはあなたでしょう!?わたしは事実しか言ってないわ!!」

まどか「(うん、3LDKなら広さ的にも十分だし、言うだけ言ってみよう)ねぇ二人とも」

さやか「まどかー!!ほむらが分からず屋だよ!!すんだことをネチネチとしつこい上に人の話を聞かないよ!!」

ほむら「だからそれはあなたのほうでしょう!?まどか!さやかの言ってることは全部自業自得なんだから無視してちょうだい!!」

まどか「あー、うん。そんな二人が仲良くなるためにも……3人でルームシェアしないかな?」

さやほむ「「…………はい?」」






こんなほのぼの日常系を誰か書いてくれ
457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/11/16(水) 22:48:36.83 ID:9/xHoYUo0
そこまで書いたんならもうちょっと頑張れよww
458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/16(水) 22:56:07.24 ID:CpEdpG5do
まどマギで女子大生ほのぼのとか最高じゃないですかー!
はやく書け後生ですから
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/11/16(水) 23:07:52.40 ID:UsB5uP9Vo
ワルプルも高校生活も無事終えて大学編か
冷蔵庫の買い置きプリン食べられちゃってジェムが濁るとか、洗濯物の下着の趣味やサイズでジェムが濁るとか、
しょーもないけど平和なエピソードが見られそうだな
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(三重県) [sage]:2011/11/17(木) 00:36:39.60 ID:e4vWnhH10
>>459
>洗濯物の下着の趣味やサイズでジェムが濁るとか

ほむほむが三日で魔女化する未来しか見えない
461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/17(木) 00:57:46.17 ID:VdgQdVGoo
大丈夫、濁りは重曹でとれる。
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/17(木) 03:29:14.78 ID:D2fse3klo
眼鏡屋に置いてある超音波洗浄機なんか、キレイになるだけじゃなくて身体も気持ちいいかもしれない
463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/17(木) 08:23:48.54 ID:mFkalqzL0
杏子「気がつくとソウルジェムが手垢でべたべたになってた……」

杏子「洗ってみてもイマイチ綺麗になんねーな、どうしよ」

杏子「ん……あれは……」

杏子「超音波洗浄機? メガネを綺麗にするやつか」

杏子「ちょっとためしてみるかな?」

ヴィイイイイン

杏子「ひゃんっ!?」

杏子「な、なんっ、これ、あっ……!」

杏子(やばっ……キモチ、いい……!?)



っていう感じで超音波洗浄機がクセになっちゃって
メガネ屋に通う杏子ちゃんの話を誰か早く!
マミさんに目撃されて赤面したりもする杏子ちゃんの話を誰か!
464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/17(木) 20:46:54.59 ID:q1q2i9sio
その発想はなかった
465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/17(木) 21:50:06.18 ID:32W5AQ5Zo
>>456だけど続き的なものを書いてみた。 だがさやほむだ



自販機の近くにバイクを停めて、ヘルメットを脱ぐ。
朝晩と昼の気温差が大きいといっても、やはり11月。
バイクを飛ばすと体は冷えてしまった。

「ありゃー、微糖売り切れちゃってるよ」

自販機のコーヒー列で残っているのはカフェオレとブラックのみ。
どっちでもよかったけど、今はブラックな気分だった。

「お?当たった」

投入口の近くの数字が4つそろう。
別に一人のときに当たらなくてもいいのにと思う。

「ま、せっかくだからカフェオレで」

出てきたカフェオレをポケットにしまってから、ブラックのプルタブをあけた。
アイドリングで冷やしていた愛車のエンジンを停める。
それからシートに腰を預けてからブラックを飲む。

「はぁ〜……」

今日は大学の仲間とツーリングに行った。
楽しかった。それはよかった。
だけど、少し『そういう風』な話題を期待していたこっちとしては期待はずれだった。
たしかに中学のころからグングン伸び始めた身長は、
いまや170cmを超えて、私より小さい男の子も珍しくないくらいなってしまった。
それに加えてどうやら私は『イケメン』に属する顔らしい。
ちっともうれしくない。

「はぁ……やっぱまどかやほむらみたいなのじゃないとダメなのかな〜」

友人二人を思い浮かべて愚痴る。
まどかは昔と打って変わって、色んな人とコミュニケーションととるようになった。
背が小さいのは相変わらずだけど、それは男の子からしたらプラスポイントだろう。
なんか最近気になる男の子ができたらしい。
今度マミさんと杏子も含めた4人で聞き出さないといけない。

「ま、ほむらに先を越されることはないか」

もう一人の友人のことを思い出してニヤつく。
たった一人の親友を救うために何度も、何度も、何度も、何度も同じ時を繰り返した女の子。
第一印象はクールで大人びたキツめ美少女。
だけど、実際は結構人見知りで、男の子に対する免疫なんてほぼゼロ。
私とそこまで仲が良いわけじゃないけど、それでも親しい友人の一人
……だと私は勝手に思ってる。
だからそんなあの子にまで先を越されることはない。
とそんなことを思っていると先のマーケット通りにほむらがいた。
男の人と一緒に。

「…………え?マジで?」

前述したようなほむらに先を越されて軽くショックを受ける。
でもまあ、ほむらも女の子だ、恋だってするだろう。
逆にあれくらいの美人に彼氏がいないほうがおかしいんだ。
友人二人に先を越されたことがわかって、ふて腐れて帰ろうかと思ったが、
好奇心が勝った。

「いくぞー、オクタヴィア」
愛車のエンジンを付けて、ほむらにきずかれないように近づく。
こういうとき隼なんてデカイのに乗ってると後悔する。
いやでも注目を集めちゃうから。
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/17(木) 21:52:00.97 ID:32W5AQ5Zo
「ね!一緒にご飯だけでもいいからさ」
「あの、だから、その」
「いきなりとって食おうとかしないって!な!」
「そそ!それに君みたいな美人をスルーとか逆に怒られるって!」
「び、美人って……別にわたしそんなに」

う〜ん、よく見たら男二人に、ほむら一人。
メガほむ人見知りモードのほむらを見る限り、これはあれだ迷惑なナンパだ。
まあ、あからさまなDQNスタイルではないから、いきなりドツくのはやめてやろう。
しかしほむらもいつも私にやってるみたいにビシっと言ってやればいいのに。
あ〜…………
男二人に視線ウロウロさせたり
赤くなって下向いたり
手持ち無沙汰の両手をモジモジさせたり

な に あ の 可 愛 い 生 き 物

これはあれだね、保護しないといけないよね。
決めた。今決めた。私が決めた。ほむほむは私の嫁になるのだ。ていうかする。
そう決意してから、少しほむらに近づいてエンジンをふかし上げた。

「やっほー、ほむら。お楽しみ中?」
「え?ぁ、しゃあかぁ……」

やべぇ、やべぇよこの生き物。
早急に保護して持ち帰る必要がある。
まあ、帰る家一緒だけど。

「お?お友達?いいじゃん!これで2対2!」
「だね!お友達も一緒にさ!メシ代はもちろん2次会も俺らがおごるからさ」
「おー、悪くない話だねー」
「しゃやかぁ〜!!」
「でもせっかくのお誘い悪いんだけど」

バイクから降りて、ほむらを胸の中に抱き入れる。

「ほむぅ!?」
「ま、わたしらこういうことだからさ。ほか当たってよ」
「……OH」
「……逆に興奮してきた」

そう言ってナンパ男たちと分かれてから、ほむらとタンデムして家に向かう。
いつもなら割とくっついてくれるほむらが、今日は肩すらもってくれない。
さすがにやり過ぎたかもしれない。
いや、違うからね?別に私ガチじゃないからね?

「ねぇ、さやか」
「はぃ!?なんでございましょう!?」
「なんでそんなに声が上ずってるのよ……」
「いや、だってほむらいつもなら腰に手を回すくらいはすんのに
 今日は私に触れてもないじゃん?やりすぎて怒らせたかなーって」
「怒らないわよ……それに助けてもらったんだし」

信号にかかって視線を後ろのほむらに向ける。
ヘルメットと俯いているせいで、顔は見えなかったけど、さっきの声の様子からして
ほむらの言うとおり怒ってるわけじゃなさそうだ。

「普段あたしにいってるくらいビシィ!って言わないと。
 メガほむモードのあんたじゃあんなのに攫ってくださいって言ってるようなもんだよ?」
「できたら苦労しないわよ。ほら、信号変わるわよ」
「へーい。あ、そうだ。はい」
「カフェオレ?」
「さっき当たったからね。あげる」
「……ありがとう」

そう言ってほむらはいつものように私の腰に手を回して、
いつもよりちょっとだけ強く私に抱きついて体を支えた。
にやけたままの顔でクラッチをつないでゆっくり走り出す。
3人でルームシェアを始めて1年とちょっと。
すこしは仲良くなれたのかな?



467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/17(木) 21:53:00.45 ID:32W5AQ5Zo



まどか「あ、ありのままに見たことを話すよ!!
     夕飯の買い物から帰ってると聞き慣れたエンジンの音が聞こえて見てみたら、
     さやかちゃんとほむらちゃんがイチャイチャしてた!
     な、なにを言ってるかわからないと思うけど、私もなにが起きてるのかわからなかった!
     とりあえず今日はお赤飯だーーー!!!」









お前らもこんな話を書いてくださいお願いします
468 :スタイルも流れもぶった切ってゆま希衣。家政婦のミタより。 [sage]:2011/11/17(木) 22:57:54.68 ID:XPam2Tbao
inアスダ家
ゆま「きいちゃんのおうちも、大変なんだね…」
きい「ゆまちゃんのおうちもなの?」
ゆま「ゆまのまえのおうちは、もうなくなっちゃったんだ…」
きい「ええっ!なんで?」

ゆま「ゆまのパパとママは、マジョにころされたの」
きい「かわいそう…ゆまちゃん、大丈夫?」
ゆま「キョーコがいるもん、平気だよっ」
きい「ゆまちゃん、マジョってなあに?」
ゆま「みんなを暗いきもちにさせたり、いやなきぶんにさせたりするんだって」
きい「へー…」
   「ミタさんは、マジョって見たことあるの?」

ミタ「あります」

きい「どんな感じなの?」
ミタ「魔女とは。魔法少女の倒すべき存在とされるもので、絶望を振りまき、
   人間を絶望させ餌にします。結界を張り、内部を棲家にします。」
ゆま「ミタ…さん?魔法少女のこと知ってるの?」
きい「ミタさん?」
ミタ「申し訳ありません。個人情報に関することなので、お教え出来かねます。」

きい「もしかして、お父さんも、お姉ちゃんもマジョに悪いことされてるのかな…」
ゆま「キョーコに頼めば、マジョもやっつけてくれるよ!」
きい「ほんと?」
ミタ「その必要はありません」
  「旦那様と結さんには、魔女の口づけがありませんでした」


家政婦のミタとまどマギってすれ違いのもどかしさが似てる
そんな訳でミタさんが魔法少女だったりゆまちゃんがきいちゃんと仲良かったりしたらいいなっておもっちゃったわけですよ。
469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/17(木) 23:39:12.70 ID:y1KUDGcao
>>465-467
早くスレを立てるんだ!お願いします
470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/17(木) 23:41:11.92 ID:eQ10JgzDO
>>465-467
マミさんは!マミさんのおっぱいはどうなってるんだ!!
471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/18(金) 00:36:41.34 ID:lOZaJSyAO
>>468
私得
でもミタさんは魔法少女になるにはちょっとメンタル強くないですかね
素質はマックスっぽそうだけど
472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/18(金) 12:09:44.00 ID:OucRgNdAO
ここってシリーズ物とかの投下はNG?
スレ立てても月一更新とかになりそうだからさ

いや、まあそのまま投下せずに書き溜めるのが1番なんだろうけど、我慢出来る気がしないというか
473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/18(金) 21:14:45.60 ID:mpra8lLZo
>>469
スレ立てるほどネタにストックがない

>>470
調子に乗っていいなら書く





総合SSスレでも立てたほうがいいのかな?
474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(福岡県) [sage]:2011/11/18(金) 22:22:25.34 ID:0Eixd4FO0
こんな程度のもんでもいいんかな?

さやか「あたしってほんとバカーー!!」

マミ「魔女化した!?」

まどか「さやかちゃんが魔女化した!そ、そうだ!いけなかったんだ!一見悲劇のヒロインのようで実はほむらちゃんの忠告も聞かず意固地になって自滅したKYだって言っちゃいけなかったんだ!」

オクタヴィア「■■■■■■■■■ーーー!!」

マミ「謝りなさい、暁美ほむら!」

まどか「謝って、暁美ほむら!」

ほむら「な、なんなの貴女達!?というか、なんでフルネームで呼び捨て?」

オクタヴィア「■■■■■■■■■ーーー!!」

ほむら「ちょっと!こっちに車輪ぶつけてこないで!いや、わかったから!私が悪かったから!」

マミ「解ればいいのよ…」

まどか「解ってくれればいいんだよ」

ほむら「なんなのよ…この会議は…」

小ネタとすらいえない単なる台詞改変しただけだけど久々に美形会議見てなんとなく浮かんだので。
美形会議みたいなのじゃなくていいんでまどか達がまどかマギカついて話し合うやつとかないんだろうか
475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/20(日) 09:48:25.67 ID:qT+AgTIDo
減速したな
通常にもどったとも言うかもだけど
476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/20(日) 15:27:54.52 ID:BgM2Zj81o
こたつの魔女。その性質はぬくぬく。
477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/21(月) 00:44:13.39 ID:thm595Ado
>>476
結界が強力すぎて困る
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越) [sage]:2011/11/22(火) 01:07:17.46 ID:SJTSJi4AO
使い魔はみかんと雪見大福と猫だな
479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/22(火) 23:05:42.17 ID:FtteaBb+0

ほむら(私の魔法を使えば全方位に攻撃することも出来るのよね……)

ほむら(相手の周囲にこう……爆弾をばら撒いて、……いやかなり無駄ね、爆弾なんて1個や2個で十分だし……)

ほむら(じゃあ銃なら……そうね、そっちの方がコスト的にも良いかしら)



ほむら「さっそく実験ね」カチッ

ほむら(まあ最初は5方面くらいかしら)パァンパァン

ほむら(2……3……4……最後……)パァンパァン

ほむら(……そして時が動き出す)カチッ

  ダダダダダァン!

ほむら「……中々いけるわね」

ほむら(間にRPGやら挿めば破壊力も増すだろうし)

ほむら「よし、今度は8方面で……!」カチッ

ほむら(1……2……、…………これで最後)パァンパァン

ほむら(……、…………)

ほむら「……いけっ、ファンネル!」カチッ

  ダダダダダダダダダァンッ!!!

ほむら「……」

ほむら「…………」

ほむら(……な、何を口走っているのかしら私はっ////)ブンブン

ほむら(全く、こんな所を見られたら恥ずかしさで死……)

マミ「」ワクワク

ほむら「」
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/22(火) 23:06:50.53 ID:FtteaBb+0
ほむら「と、巴マミ……いいい何時からそっそこに……っ!」

マミ「え? ああ、“さっそく実験ね”って言っている所からかしら」

ほむら(ほぼ最初からじゃないっ!!!)

マミ「ねえねえ!先程のはどうやったの!? 暁美さんを見つけたと思ったらいきなり消えて別の所に現れるし!」

マミ「何も無い所から急に銃弾が!あれって銃弾よね!? 撃ちだされていたし!」

マミ「何より最後暁美さん“いけっ、ファンネル!”って叫んでたわよね!?」

ほむら「い、いやっあの……ちがっ、違うの!////」

マミ「確かあれって何かのアニメでの台詞だった様な気がするんだけれど、暁美さんもそういうの見るのね!」

ほむら「だから違うのよっ!さっきのはそのっ……あの、だから……兎に角違うのよっ////」

マミ「そんな恥ずかしがることじゃないわ! すっっごくカッコ良かったもの!」

ほむら「あ……う……////」アウアウ

マミ「もし良かったらもう一度先程の見せて貰えないかしら」

マミ「私、前から少し暁美さんに苦手意識を持ってたんだけれど、今なら仲良くなれそうな気がするわ。だって――」

――――――――

――――――

――――


さやか「あ、マミさんおはようございます!」

まどか「おはようございます、マミさん」

マミ「2人ともおはよう。ところで何話してたの?」

さやか「この前のマミさんの活躍振りをまどかに話してたんすよ。いやー、あん時のマミさんはカッコ良かったなー……」

まどか「さやかちゃん、ずっとマミさんの事を話してたんですよ。私も見てみたかったなぁ」

マミ「ふふ、ありがとう2人とも」

マミ「でも私なんかまだまだよ、暁美さんに比べれば全然」

まどか「え? ほむらちゃん?」
さやか「転校生〜?」

マミ「凄くカッコ良かったわ。だってね、昨日……」

ほむら「お願いだから言わないでぇぇぇぇぇえええええええええええ!!!!!」


                 <おわり>

481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [saga]:2011/11/22(火) 23:07:43.37 ID:FtteaBb+0
ほむらがアニメを見てたら……という妄想

きっとこの後マミと急速に仲が縮まったに違いない
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/22(火) 23:25:11.36 ID:O+2mkeKjo

逆にひたすらほむが逃げるまであるなコレはww
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(北陸地方) [sage]:2011/11/23(水) 00:16:19.13 ID:Xqf1gcWAO
 さやかは小さなツリーをテーブルに置いた。
 あまり飾り付けのない、ほとんど裸のクリスマスツリーだった。
 「メリークリスマス、恭介」
 さやかは暗がりのベッドに向かって声をかけた。
 ベッドの上でもぞもぞと人間の形を失った恭介が動いていた。
 「どうしたの、恭介?なにも心配することはないんだよ」
 さやかはもがき続ける恭介の体を抱いた。
 「私が守ってあげるから。ずっと・・・・・・ずっと・・・・・・」
 ひとつだけ飾られた小さな明かりが、ツリーの枝先で輝いていた。
484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/23(水) 01:03:46.83 ID:1D6oyzmao
異形の花ネタはやめいww
485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/23(水) 10:59:57.94 ID:OLGW48gu0
555かw
486 :懲りずに家政婦のネタ [sage]:2011/11/24(木) 13:27:29.70 ID:TKv8RxMio
ミタさんって「二度と笑顔になりたくない」って願いをした魔法少女だと思ってる
>>468に継ぎ昨日の放送観て思いついたネタ

恵一「時間を戻してください!」
ミタ「承知しました」

カシャン

キィィィィィィィン


次回予告で「ストーカー云々」言ってたからもしやとは思って
いやま、ほむらはストーカーじゃないけどさ
487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/25(金) 01:34:22.43 ID:uw6NonYa0
―――改編されたその後の世界にて

モフモフ
ほむら「ねぇ、インキュベータ―。私思ったのだけど」
ほむら「あなた、魔法少女大好き過ぎると思うの」

QB「唐突だね、ほむら」モフモフ
QB「感情のない僕らに好悪なんてあるはずないじゃないか」

ほむら「そうかしら」

ほむら「私のいた時間軸から比べるとあなた、随分私達に甘いような気がするわ」

QB「それは君が経験した時間軸のキュゥべえがおかしいんだろうさ」モフモフ

QB「僕にとって君達はツールだ。大事な道具は大切に扱うものだろう?」

ほむら「そう、あなたが道具を大切にするタイプなのね」

ほむら「寂しがりな巴さんのために玄関で帰りを待ってあげたり」
ほむら「失恋したさやかに一晩中一緒にいて慰めてあげたり」
ほむら「杏子の身体が冷えないように抱き枕になってあげたりするのも」

ほむら「道具を大切に使ってるからこそなのよね?」

QB「なななななななんで知ってるのさ!?」

ほむら「地道な聞き込みの成果よ」フンス

QB「プライバシーの侵害だよっ」モフモフ

ほむら「変態宇宙生物にプライバシーなんてないわよ」ホムッ

ほむら「この女誑し」ギュゥ

QB「そういうつもりは更々ないんだけどね」
QB「はじめて会ったときに本気で僕を撃ち殺そうとした女の子がどうしてこうなったんだ・・・」

ほむら「知らない」モフモフ


まど神「・・・どうしてこうなった」
488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(北海道) [saga sage]:2011/11/25(金) 08:37:57.06 ID:SI81sxIL0
>>487イイ… b
489 :487 :2011/11/25(金) 09:12:07.57 ID:uw6NonYa0
ほむらさんの膝に抱えられてひたすらモフられてるQB爆発しろ

俺の中でアフターべえさんはこんな感じ。絶望すると衰弱する魔法少女のご機嫌取りに必死
契約(ヤ)り捨てできなくなったのと魔法少女を長生きさせなければいけばいのでこう言う子になってます
490 :456 [sage]:2011/11/25(金) 18:18:51.50 ID:eMQ/XqIzo
       __
      |・∀・|ノ  よい
     ./|__┐
       /  調子
    """"""""""""""
         .__
       ((ヽ|・∀・|ノ  しょっと
         |__| ))
          | |
          調子
    """""""""""""""""






まどか「状況説明だよ!さやかちゃんとほむらちゃんは一緒に講義を受けてるけど、
     私は違ってて今日はバイトもサークルもないからヒマだよ!!
     そんなわけで街に出てみたよ!!」





「うぅ〜……可愛いけど……ちょっと高いかなぁ」

ランジェリーブースの一角でかれこれ30分くらい悩んでいる。
相手はピンクの可愛いブラとショーツ。
別に下着の新調の必要があるわけじゃない。

「胸が大きくなったわけでも、彼氏ができたわけでもないし……ああ、でも可愛い」

ひさしぶりの専門コーナーで好みの可愛い下着を見つけてしまった。ただそれだけ。
しかしファッションに気を使わない同居人のおかげか、普段はコスパ重視のシンプルな、
もっと言えばダサい下着を常用している。
そのせいでたまにこういうをつけてみたくなる。
その必要性にツッこむのは野暮ってもんだよ?

「あら?鹿目さん?」
「う〜……ん?……あ!マミさん!」

名前を呼ばれて振り返った先には、巨乳のブロンド美人、マミさんがいた。
ふわふわのロングのブロンドと、女性らしい……というか、
グラビアアイドルも比べても引けをとらない胸とお尻がうらやましい。
分けてくれてもバチはあたらないと思うんだけどな……。

「久しぶりね。どうしたの?彼氏でもできた?」
「いえ、そんなことはサッパリ……悲しいほどに」
「あら意外ね。鹿目さんは結構男の子受けする容姿と性格だから」
「…………高校時代はさやかちゃんと付き合ってると思われてました」
「……あぁ」

マミさんが苦笑というか遠い目というか、そんな顔をした。
 高校生さやかちゃんの武勇伝の一部
  『うちの彼氏よりイケメン』(リア充なクラスメート)
  『蒼騎士』(命名:漫研)
  『美樹さやか(女は死ぬ)』(クラスの男子のコラ画像)
  『抱かれたい女子』(男子陸上部部員)

491 :456 [sage]:2011/11/25(金) 18:20:09.38 ID:eMQ/XqIzo
「女の子三人でルームシェアしてるんだから、
 こういうこと来たり、男の子の話だって決行するんじゃない?」
「んー、さやかちゃんは上條くん以来男の子の話をしませんし、
 ほむらちゃんはもともと人見知りだから……」
「残念ねぇ、みんな可愛いのに。なら鹿目さんがファッションの話からそういう話に入っていったら?」
「二人ともスポブラと綿パン愛用者です……
 ほむらちゃんはともかく、さやかちゃんの高校時代の私服はTシャツとデニムとかしか見たことないです」
「……美樹さん、女の子よね?」
「この前一緒に銭湯行ったのでそれは間違いないです。……胸も大きいし。
 というより私は小さいことからさやかちゃん知ってますから!」

小学校のころから中性的でどちらかというと、さやかちゃんは男の子みたいな格好が好きだった覚えがある。
けど、まさかここまでイケメンに成長するとは思ってなかった。
イケメンで長身で巨乳でムードメーカー。
しかもあれで女の子っぽいところもたくさんある。
上條くんはバカだと思う。心の底から。

「えっと、マミさんは下着の新調ですか?」
「ええ、今のがキツくなっちゃってね」
「…………えと、いくつです?」
「えーっと……89のEだったかしら?アンダーとウエストは教えないわよ?」
「……うらやましいなぁ」
「大丈夫よ、ハタチすぎても大きくるなるんですもの。これからよ、これから」
「その言葉を信じ続けたわたしとほむらちゃんはもう魔女になりそうです」

中学を出てからわたしとほむらちゃんはあんまり成長してない。
一応わたしの身長が150cmにギリギリ乗ったけれど、そのほかはサッパリだ。
だからマミさんやさやかちゃんはとてもうらやましい。
492 :456 [sage]:2011/11/25(金) 18:23:30.04 ID:eMQ/XqIzo
「あ、そうだ。鹿目さん、このあと時間あるかしら?」
「超ヒマです。みんなで晩御飯を食べる以外はなんの予定もありません。
 学科やサークルの友達はバイトや彼氏で忙しいみたいです。
 爆発すればいいと思います」
「そ、そう。ならこの後私の部屋に行かない?
 ケーキ作ってて、試食係りをお願いしたいんだけど」
「わーい!」
「よかったわ。友達がみんな『夏前だからダイエット中』とかでたべてくれないのよ」
「大丈夫ですマミさん!わたしたちは魔法少女です!夏で彼氏がいなくてもなにも怖くないです!」
「だめよ鹿目さん、それは暁美さんのループで私が繰り返してきた死亡フラグよ」
「……というか、そろそろ私『少女』で魔女狩するのがシンドくなってきました」
「あら?鹿目さん、ソウルジェムの濁りは重曹で取れるのよ?」
「マジで!?」
「マジマジ。おかげでヤバイ魔女以外狩らなくなって、お腹周りが少しやばいのよ……」

そう言ってマミさんはお腹の辺りに私の手を持っていって触らせてくれた。
……あれ?普通くらいじゃないのかな?
あれだね、本人はお腹に行ってると思ってるけど、B7:W1:H2の割合で着いてるに違いない。
世の中不公平だ。

「それじゃ少し待っててね、コレ勝って車回してくるから」
「はーい、ってマミさん車もってたんですか?」
「友達と小旅行行ったりするからね。いろいろ便利よ?ドライバー料金ってことでみんなが私の分少し出してくれるし、楽しいわよ」
「いいなぁ〜。やっぱり私も免許取ろうかな」
「ふふ。それじゃ、そんへんの話もしながら久しぶりの魔法少女ティータイムと行きましょうか」
「はい!」









マミさんがぼっちじゃないといけないなんて誰が決めた
厨二病っつてもあれくらいならよくいるし、ケーキ食いまくるのも女の子なら普通
よってマミさんノーマルな女の子でも不思議はない





みんながちやほやするから
俺、自分ができる子だって勘違いしちゃったじゃないか
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/25(金) 19:38:48.62 ID:IBX4MH/C0
ヒャッハー、魔法女子大生だぁー!
できてるよ、あんた全然できる子だよ

しっかし地の文で既に可愛いなぁ
ガールズトーク書ける人はマジ尊敬するわ

あと蒼騎士時代のさやかちゃんとかマジ見てえ
ネタが切れたらでいいんで是非女子高生編も書いてみてくれ
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(群馬県) [sage]:2011/11/25(金) 20:55:48.47 ID:LwKACOyYo
>男の子の話だって決行するんじゃない?
決行…決意し実行すること
そこまで思い切らないと男の話の一つもしない魔法少女に幸あれww
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/25(金) 21:15:02.16 ID:GZ9snPXWo
>ソウルジェムの濁りは重曹で取れる
元ネタ知ってるとマミさんが言ってるのに噴くww

しかしまどっちが良い感じにダメな娘さんだな、可愛い。
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/26(土) 01:22:56.15 ID:w8RPZLDro
>>492
もっと調子に乗ってくださいおながいします
マミさんの女子力アップ講座とかいいと思うよ!
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/26(土) 06:56:44.29 ID:p4xRdHZi0
これはシスターに期待
更正したのかあのままなのかどっちにしろ俺は得するわ
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/26(土) 09:22:15.51 ID:yzDCXA0DO
マミさんktkr
499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/27(日) 14:53:38.38 ID:Xc4mZTwio
なんか俺の妄想投下が多くて申し訳ない

単発でストーリー性なんてなんにもなくてスレ立てるほどでもないから
このままここに投下しててもいいのかね?
500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/27(日) 17:16:18.02 ID:FUttTHBDO
同シリーズだったら安価して繋げとけば問題ないんじゃない?
長期休暇の時期でもないからそんな人がいるわけでもないし
501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/11/27(日) 20:41:36.25 ID:hwudEfWyo
爆発音が室内に響き渡り、
黒髪の少女暁美ほむらが跪いていた。

「どうして、なんで! 何で勝てないのよ!」

少女の叫びが木霊し、
それが消える頃には、少女は居なくなっていた。

「また……繰り返し」

ほむらの溜息がもれる。
ほむらは幾度となく繰り返していた。


「どうやったらワルプルギスの夜に勝てるのよ」

誰も聞いていない独り言。
ほむらは、この1ヵ月後に訪れるとある戦いに勝てなければ、
繰り返さなければいけない。
その戦いとは、
魔法少女まどか☆マギカ―最後に残った道しるべ―というゲームの大会である。

内容は簡単である、
ただの対戦ゲームであり、
これといって難しいものでもない。

まぁ、美樹さやかを使えるようにするには、
鹿目まどかを操作して美樹さやかの恋愛を成就させ、
なおかつまどかとさやか両人とも魔法少女にならない。
その上でワルプルギスの夜に負けないほど、
戦力を集めないといけないなんて高難易度だが。


「こんどこそ、H.Nワルプルギスの夜を倒す!」

ほむらの叫びが病院に響き渡った。
なぜ倒したいのか。
倒さなければいけないのか。
それはまた下らない理由だった。

「私が勝たないと、
鹿目まどかオリジナルフィギュア。
世界にたった一つだけのメタリックエディション。
それが、H.Nワルプルギスの夜とかいうゲーマーのものに!
あの素晴らしいフィギュアを私以外の人間に触れさせるわけにはいかない!」

彼女の戦いはまだ終らない。


「キミ達も、ボクと契約してプレイヤーになってよ!」

発売しないけど。
                〜終わり〜
502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/27(日) 21:34:46.99 ID:/R2lamk3o
発売しない…つまり基本無料のアイテム課金ゲーだなこの悪魔め
503 :>>456 [sage]:2011/11/30(水) 00:30:42.10 ID:GULiZrf0o
まどか「状況説明だよ!!5人で魔女狩してたら私とほむらちゃんがヘンなビームを受けて『きのこ』が生えたよ!!」



ほむら「ど、どうしたらいいのよ、これ……」
まどか「いくら見えないからってこんなのじゃ大学いけないよ……」
ほむら「っぅ!……ふ、ふつうにしてても擦れて……男の子ってよく平気ね」
まどか「ぅぅぅ……こんなのじゃ講義も魔女狩も集中できないよ……」

杏子「搾りつくせばいいんじゃね?」
マミ「それよ、幸い美樹さんは無事だし。がんばってね、美樹さん」
さやか「おいこらちょっと待て。いくら恭介以来そういう話がないからって
     私のバージンを女の子にやれと?」
マミ「大丈夫よ、世の中には【コケシ!!】で喪失する娘もいるわ」
杏子「ほら、口とか手とか足とか、いろいろ方法はあるって」
さやか「え?そういう問題?」


さやか『ねぇ、仁美。男の子にシテアゲルことで喜ばれることなんかしらない?入れる以外で』
仁美『T○N○Aに入れて、手でしながら、言葉攻めとか恭介さんは喜んでくれますわ!』
さやか『ありがとう、今度恭介シメとく』


まどほむ「「や、やさしくしてください///」」
さやか「」








いや、コレは調子に乗って書いたわけじゃなく
酒飲んで寝落ちから復帰したらしらん間に書いてたものであって
この先は覚えてないから書きようがないんだ
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/30(水) 00:48:31.51 ID:OXPmNLLEo
さりげなく明らかになるさやかちゃん驚愕の事実とマミさんの耳年増ぶり
505 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/30(水) 01:11:01.13 ID:LBXiImklo
20歳処女なさやかか……素晴らしい!
506 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/30(水) 10:33:31.53 ID:2uCGPUAc0
杏子のあっけらかんとした「絞り尽くせばいいんじゃね?」に吹いた

さりげなく恭介がM男なのは共通認識なのかw
さやかちゃん、あの男はシメても喜ぶだけだぞ?
507 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/01(木) 18:13:42.32 ID:0383YXvIO
ほむら「そういやキュゥべえはソウルジェムに魂を入れられる事が便利と言ってたわね
ゾンビみたいになる事によって具体的に何が便利なのか聞いてみましょう」

ほむら「と言うわけで呼んでみたわ」

QB「どうしたんだい?ほむら」

ほむら「ソウルジェムの利点について語りなさい」

まどか「それは私も気になる!」

マミ「私も聞きたいわ」

さやか「私も!」

ほむら(まどかを呼んだら余計なのが沢山ついて来たわ)

QB「まぁ魔法少女の本質を知っておく事は悪い事ではないね
利点と言えば・・・そうだね、まずは君たちの知っての通り
死因が少なくなる事かな?魂を精神軸かr ほむら「ちょっと待ちなさい!」

QB「どうしたんだい?」

ほむら「仮にも私達は中学生なんだから、中学生でも分かるように説明しなさい!
本編でも中学生相手に熱力学の話をして理解してもらおうなんて少しぐらい不可能と言う事をわかりなさい!」

QB「君は知ってるじゃないか
それに無知を他人に押し付けるなんてどうかしてるよ
自分が知らないのは知ろうとしない自分の責任じゃないかな?」

ほむら「あなたが説明してる側よ
相手に理解させる事が目的なんだから、理解させれなかったら、それはあなたの責任よ」

QB「・・・反論はいくらでもあるけど、言っていたら話が進まないからね
ここは引かせてもらうよ
・・・さて本題に戻ろうか」

まどか(wktk)

QB「まぁ君たちも知ってるかもしれないけど今僕たちがいる場所には空間軸と時間軸が存在してる事がわかるだろう?」

さやか(早速話についていけないorz)

ほむら「空間は存在してる事は私とあなたとの距離が有る事でわかっているし
私の能力で時間軸の存在はわかるわね」

マミ(何か必殺技の名前に使えそうな単語がないかな?)

QB「まぁここまでは君たちでも知っている」

ほむら「そうね」まどか「そうだね」

さやか(まったくわからねえorz)

マミ(必殺技はカタカナ派なのにそれっぽい用語が一つもないわ)
508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/01(木) 18:56:53.35 ID:0383YXvIO
QB「さてここからが本題だ
君たちは当然これを聞いてそれを頭の中で神経によって情報が伝わり
その情報を処理し、それについて考える
しかしこの考えるという行動は空間と時間軸に入れるにしてはエントロピーが増大しない」

まどか「エントロピーって?」

QB「乱雑度のことだよ
エントロピーが大きければ、バラバラになっているし、小さければ集結している
そしてエントロピーは時間がたてば勝手に増大していくんだよ」

ほむら「私達が増大しか観測できてないとも言われてるけどね」

QB「まぁそうだったとしても、現に宇宙は膨張している」

まどか「でも乱雑としてるならそれを私達が戻せば集結するよ?」

QB「いい質問だね
エントロピーは基本時間がたてば増大していく
けど外部からエネルギーを加えればエントロピーを減少させることができる
いわゆる集結させると言った状態だね
さて話を戻そうか
考えるということは、どれだけ時間を経てもエントロピーが増大しないいわゆる衰えないのさ」

ほむら「でも老人とかは年を取るたびに思考能力が欠如していってるわ」

QB「それは情報を取るたびに、神経が衰えていってるだけであって
別に思考能力自体は衰えてないよね」

ほむら「確かに・・・」

QB「で、僕たちは一つ仮説を立てた
空間軸、時間軸以外に精神軸が存在するのではないかと
現にその精神軸の存在を証明する物体があってね
遊星粒子っていうんだけど、知っているかい?」

さやか「遊戯王5D’sのモーメントのやつだね」

ほむら「流石さやか
そういうどうでもいいことは知ってるのね」

QB「その遊星粒子は君たちのソウルジェムの構成粒子の一つだよ」

一同「なん・・・だと・・・!?」

QB「その遊星粒子が君たちの感情を読み取って魔法に変えているのさ
多少違う粒子によって性質はかえられてるけどね
まぁ話を戻すけどそれにより僕たちは精神軸の存在を知り魔法少女システムを作ったのさ」

書いてて思ったがスレ立てた方がいいのかもしれない
509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/01(木) 19:07:40.78 ID:ZS2MglPxo
さ、さやかちゃんに感情移入して読むよ
510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/01(木) 19:44:16.24 ID:0383YXvIO
スレ立てるのも面倒だしここでやらせてもらう

さやか「て、ことは魔女ってようはモーメントの逆回転と同じことなの?」

QB「まぁ似たようなものだね
モーメントが逆回転して魂の存在を変貌させたものが魔女だからね
でまぁ今言ったけど精神軸の存在をを知った僕たちはその精神軸、つまり魂をてに取れる形にした それがソウルジェムというわけだ」

まどか「でもたしかモーメントって直接触れてなくても、感情を読み取れたよね?」

QB「当然ながら、距離があればあるほどノイズが混じるものさ
だから純粋に膨大エネルギーを得るためには直接のほうがちょうどいいのさ
まぁそれ以外にも魂を手にもって扱えるから死因が減るだろうし、感情次第では無限のエネルギーを得れるからね」

さやか(まるで意味がわからんぞ!)

マミ(エントロピー、モーメント・・・中々ありね・・・)

ほむら・まどか「魔法少女システムスゲー」

ほむら「あれ?でも体は神経の塊でそれに命令を下してるのが魂なんでしょう?」

QB「そうだね」

ほむら「じゃぁ、ソウルジェムからどうやって体と通信しているの?」

QB「今言ったとおり、魔法とは本人の感情にかなり左右される というか、感情にエネルギー化したものだからね
本人が時間を戻したいと思えばそれを戻すということもできるし、生きたいと思えば生き続けることもできる
つまり君たちが体を動かしたいと思ったらそれと同じように指令を体に出しているのさ
ただ、そのシステムは僕自身そこまでいうほどわかっていないんだ、すまない」

まどか「つまり、魔法って本人の感情次第で変貌するということ?」

QB「そうだね 杏子がその例じゃないかな?」


まどか「たしかに・・・」

さやか「じゃあさ、ソウルジェムが遊星粒子からできているならクリアマインドで浄化できるの?」

QB「できるよ」

さやか「じゃあずっとクリアマインド状態なら、魔女にならなくて済むね!」

QB「ずっとクリアマインド状態ならできるけど、君たちはそれを維持できるかい?」

まどか「と言うと?」

QB「君たちには欲望と言う感情があったはずだけど?」

まどか「あぁなるほど」
511 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/01(木) 19:55:18.40 ID:0383YXvIO
QB「とまぁ、ソウルジェムの仕組みについて知ってもらうことでソウルジェムの利点を語らせてもらったよ」

ほむら「絶望したら魔女化すると、ソウルジェムが魂ってことしか知らなかったわ・・・」

まどか「宇宙ってすごいね・・・」

マミ「『これがエントロピーの運命よ!モーメントの裁きを食らうがいい!』・・・なんか違うわね・・・」

さやか「小学生にも分かるようにオシエテクダサイ」

QB「時間が持ったいないじゃないか」

脳科学と心理学をまったく知らないバカが魔法少女を分析した結果がこれだよ
カッとなってやった、今は反省している
512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長野県) [sage]:2011/12/01(木) 20:30:12.16 ID:dJEWcaj+o
乙  まさか遊戯王が出てくるとは・・・・5Dsってネタアニメじゃなかったんだな……
513 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/01(木) 20:34:48.43 ID:0383YXvIO
>>512
5D'sとまどマギは狙ってんのかってぐらい似てる
それ故絡めやすい
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(石川県) [sage saga]:2011/12/03(土) 22:01:17.19 ID:ub6u+Km+o
ふと思いついて単に某動画の発言を置き換えてみたというそれだけのもの



QB「普段から“私が一番強いんだ!”と言い張る魔法少女の皆、良い機会なので決着つけちゃおう」

というわけで…

魔法少女まどか☆マギカ
“私が一番強いんだ!大会”


美樹さやか

VS

佐倉杏子

VS

暁美ほむら

VS

巴マミ


QB「エントリーはこの4名、全5戦のポイント制で行うよ」

それでは第1戦目、エンゲージ!
515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(石川県) [sage saga]:2011/12/03(土) 22:02:43.35 ID:ub6u+Km+o
■第1戦

杏子「ほむら、勝利条件読んでよ」
ほむら「規定数の魔法少女を撃墜せよ」


問答無用の全方位戦!
「規定数の魔法少女を撃墜せよ」

獲得ポイント:勝利者に1点


杏子「死ね! ほむら!」
ほむら「そんなね…簡単にね…」

ほむら「っあああ!?」
ほむら「(肉体が)死んだ!」
さやか「うわ? 早いな!」

杏子「あああ! 当たった!」
杏子「うぁ! 死んだ!」
さやか「え! 何で?」
ほむら「誰よ!?」
杏子「何で〜」
マミ「『ティロ・フィナーレ』強いッ!」
杏子「なんか…乗りに乗ってやがる、厨二少女w」

ほむら「っ……!また死んだ!」
さやか「おお!やったー!」
さやか「これでビリは免れたね」
さやか「こころざし低っ!(セルフツッコミ)」

杏子「マミ狙いな」
さやか「おっし、OK!」
さやか「でも私、とっくにほむら狙ってるよ?」
杏子「このチームワークの無さって本編でも問題になってなかったか?w」

ほむら「う〜んっ……!」
さやか「あ痛てっ!」

マミ「あ〜、タイムオーバー!」
さやか「誰が1位だったの?」
杏子「マミ」
ほむら「うぅ、最下位よ…」
杏子「マミの奴円環の理使ったから」
マミ「使ってない!」


さやか 0 point 杏子 0 point
ほむら 0 point マミ 1 point
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(石川県) [sage saga]:2011/12/03(土) 22:04:25.11 ID:ub6u+Km+o
■第2戦

マミ「次からチーム分けだから」
さやか「結界を破壊ですね」


敵陣攻撃チームバトル!
「敵軍の結界を破壊せよ」

獲得ポイント:勝利チームに各1点

さやか ほむら vs 杏子 マミ


ほむら「結界の守りは任せなさい」

さやか「お〜し、正面から行くぞ〜」

さやか「いぇ〜い」
さやか「うわっち!!!」
さやか「いってぇ〜! ちくしょう!」
杏子「だって正面から行くぞって言ってきたら正面で待ってるに決まってるだろ」
さやか「ウソかもしんないじゃん!」

ほむら「あら? 負けた?」
さやか「もうちょっとだったのにな〜」
杏子「やったぜ! マミ!」
マミ「チームワークの勝利!」


さやか 0 point 杏子 1 point
ほむら 0 point マミ 2 point
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(石川県) [sage saga]:2011/12/03(土) 22:06:12.91 ID:ub6u+Km+o
■第3戦

杏子「ほむら、勝利条件は?」
ほむら「結界を利用して制限時間内に高ポイントを獲得せよ」
杏子「何でもやるな〜」
ほむら「何でもやるわよ」


真夜中の陣地戦!
「制限時間内に高ポイントを獲得せよ」

獲得ポイント:勝利者に1点


さやか「何とかズルでもなんでもして…」
杏子「ズルでも!?」

さやか「うわっ! ちょっとちょっとちょっと!」
さやか「死ぬ! 死ぬ!」
さやか「あぶね〜! 死ぬかとおも…」
さやか「あっ!」
さやか「……死んだよ〜」
さやか「今トップ誰?」

マミ「暁美さんよ」
マミ「(暁美さんが)一時的に無口なんだけどw」
ほむら「何がなんでも勝つ……!」
ほむら「よっし!!!」
ほむら「やった!」


さやか 0 point 杏子 1 point
ほむら 1 point マミ 2 point
518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(石川県) [sage saga]:2011/12/03(土) 22:08:05.50 ID:ub6u+Km+o
■第4戦

ほむら「敵軍のグリシーフードを奪取し…」
一同「「「ぶふぁっはっはwwww」」」
さやか「ちが〜うよ!www」
さやか「グリシーフードじゃないよ!wwww」
ほむら「wwwww」


グリーフシード争奪チームバトル!
「グリーフシードを争奪し、QBの元まで搬送せよ」

獲得ポイント:勝利チームに各1点

杏子 ほむら vs さやか マミ


杏子「はやっ!」
ほむら「獲られた」
さやか「おっし!」
杏子「『スクワルタトーレ』ってそんな速いの?」
さやか「そんな速くないって」
杏子「何だよその答えwww」

杏子「とりあえずさやかを二人がかりで落とか?」
さやか「いや〜やめたほうがいいよ〜そんな作戦は…」
さやか「いってぇ!!!」
さやか「……や〜めぇ〜て〜よ〜!」

ほむら「杏子、あと少し」
ほむら「もう少しで帰還できるわ」

杏子「やったー!!!」
ほむら「ふぉー!!!ふっふぅー!!!」

マミ「そっか…幻惑魔法なんだ」
杏子「作戦勝ちw」
マミ「やられたわ…」


さやか 0 point 杏子 2 point
ほむら 2 point マミ 2 point
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(石川県) [sage saga]:2011/12/03(土) 22:25:20.67 ID:ub6u+Km+o
■第5戦

ほむら「『生き残れ』」
ほむら「――それが唯一つの交戦規定だった」

杏子「そんなんじゃなかったんじゃね?w」
杏子「微妙に違うくないか?」

ほむら「いいも〜ん」


全面戦闘再び!
「最後まで生き残れ」

獲得ポイント:勝利者に3点!


さやか「1回くらいなぁ、勝たないとなぁ」
さやか「魔法が下手だと思われちゃう」
さやか「ぐぁ!」

マミ「やめて! う〜危ない」
ほむら「あぁあぁ…あれっ?」
杏子「うっし! ほむら消えた!」
ほむら「あぁ!!!」

さやか「ポイントどっちが勝ってるかなぁ?」
マミ「やめっ…」
杏子「一発当たった!」
さやか「ポイント変わった?」
さやか「ポイント変わったって聞いてんじゃん!」
さやか「ねぇ、ねぇ」
さやか「何よ、無視すんの?」
杏子「……さやかのこと本気で腹立った」
一同「「「wwwwww」」」

さやか「一回離脱したら?」
杏子「う〜ん…」
杏子「なんだけどしつこいんだよな、マミの奴」
マミ「年寄りだからね」
さやか「そんなこと言わないで下さいよ」
杏子「マミさん尊敬してますっ!」
マミ「あら、うふふ♪」
マミ「げほッごほッブフォ…!?(むせた)」
杏子「よし今だ!」
さやか「やめろwwそういう酷いことはやめろ!w」

杏子「チャンス到来!」
杏子「あ!」
杏子「タイムオーバー!」

さやか「どっちが勝った?」
杏子「アタシが勝った!」
さやか「あの一発効いたなぁ」
杏子「効いたねぇ」
杏子「じゃあアタシの勝ちじゃん!」
さやか「1位?」


さやか 0 point 杏子 5 point
ほむら 2 point マミ 2 point
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(石川県) [sage saga]:2011/12/03(土) 22:26:59.49 ID:ub6u+Km+o
【結論】
さやか『1位以外は皆同じだよね。』


マミ「ありがとうございました」
さやか「ありがとうございましたー」
ほむら「おそまつさまでした」
杏子「マミ、魔法少女って楽しいな!」
マミ「今頃わかった?」


−−−−−−−−−−−−


よく考えたらコレ別にわざわざ魔法少女設定で置き換えなくても
普通にみんなでPSP持ってエスコンやってる光景でもよかったかもしんない
521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/05(月) 13:28:42.39 ID:YrXsgwFIO
最後の最後で理解した。こちらグリフィス1
522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/06(火) 16:08:34.96 ID:npLPG7A30
さやか「そういえばさ、みんな好みの男の子のタイプってどんなの?」

杏子「・・・唐突だな」

ほむら「さやかだもの」

さやか「ほむらヒドっ。いいじゃん、女の子が5人も集まってるんだからそういう話になっても」

まどか「うぇひひ、でもみんながどういう男のひとが好きなのか聞いてみたいかも」

マミ「まぁ、確かに。今までなかったわね、そういうお話」

ほむら「さやかは、まあ聞くまでも無いわね」

まどか「だよね。どうせ上条君一筋だもんね」

杏子「フラれたけどな」

さやか「みんなヒドっ。あたしだって恭介以外にもときめいたことあるもん!」

杏子「じゃあどんなのが好みなんだよ?」

さやか「うーん、少なくともあたしより身長高くて優しい人かな?」
さやか「ちょっとおっとりした文系っぽいのがタイプかも」

まどか「王子様みたいな?」

ほむら「結局上条恭介さんじゃない」ハァ

さやか「う、うるさいっ。じゃあほむらはどういう子が好みなのよ!?」

ほむら「そうね、男の子にはあんまり興味が無いわ」

さやか「ああ、やっぱそういう」

まどか「確かにそういう気はしてたけど」

マミ「大丈夫よ暁美さん。マイノリティは恥ずかしくないわ!」
523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/06(火) 16:09:51.17 ID:npLPG7A30
ほむら「ち、違うわよ! 同世代の男子には魅力を感じないっていってるの!」

杏子「ああ、年上好きなのか」

ほむら「そうね。キーファー・サザーランドとかジャン・レノとかアントニオ・バンデラスとかタイプだわ」

さやか「アクション俳優じゃない、しかもハードル高っ」

マミ「た、逞しい人が好きなのね・・・」

ほむら「好きなのよ、アクション映画」

杏子「ああ、でも分かるかも。ジャン・レノとか格好いいよな」

ほむら「話が合うわね。魔法少女やってると同世代の男の子ってみんな子供に見えちゃって」

杏子「確かに、十代って大体ガキに見えるよな。マッチョ好きはどうかと思うけど」

ほむら「小さいときから私病弱だったから、そういうのに憧れてるかもしれないわね」

マミ「うーん、意外と言えば意外だけどそう言われてみれば・・・」

まどか「杏子ちゃんはどういう人が好きなの?」

ほむら「同じ年上好きとして興味あるわね」

杏子「俳優で例えるなら、アンソニー・ホプキンスとか、かな?」

さやか「年上すぎない? てゆーかおじいちゃんじゃない」

ほむら「知的な色気あるわよね」

まどか「ほむらちゃんが同調してるっ!」
524 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/06(火) 17:55:07.99 ID:HzaulnZo0
マミ「佐倉さんとは短くない付き合いだけど、そういう一面は初めて見たわね・・・」

杏子「まあ、マミとはそういう話してねーからな」

マミ「まさかおじさま好きだったなんて」

さやか「年上好き多いなぁ。マミさんはお姉さんっぽいから年下派?」

ほむら「私は普段甘えられない分、巴さんは年上好みっぽいと思うのだけれど」

マミ「うーん、それほど気にしないかなぁ」

まどか「じゃあどんなタイプの人が理想なんですか?」

マミ「そうね。私はちょっと素っ気ないくらいがいいわ」

杏子「あー、ツンデレっていうヤツ?」

マミ「少し違うわね。近すぎず遠すぎず、微妙な距離のお付き合い、というのが理想なの」

まどか「うわぁ、マミさん大人だぁ」

マミ「そういうわけじゃないわよ、私甘えたがりだから」

マミ「多少距離をとってくれないと甘えっぱなしになりそうで」

ほむら「ストイックね」

さやか「マミさんらしいんじゃない?」

杏子(マミは甘やかすときは猫可愛がりするタイプだしなぁ)←経験者

まどか(っていうかマミさんの理想ってQBなんじゃ・・・)

さやか「じゃあ〆はまどかだね」

まどか「わ、私? あ、そっか。皆言っちゃったんだ・・・」

まどか「うーん、私はあんまりそういうのわかんないけど」

まどか「理想のひとって言うなら、おっきくて、頼りになって優しいひとかな」

ほむら(さやかっ!?)

杏子(さやかっぽいな)

マミ(美樹さんのことかしら?)
525 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/06(火) 17:56:23.19 ID:HzaulnZo0
まどか「それで、お休みの日は一緒に料理とかできるといいなぁ」

まどか「てぃひひ、言ってて恥ずかしくなっちゃった///」

ほむら(なんだ、さやかじゃないのね。料理してるイメージないし)ジー

さやか「ちょ、なんで皆あたしのこと見てんの!?」

さやか「ていうかまどかソレ、知久おじさんじゃん」

まどか「うぇひひ、流石さやかちゃん。わかっちゃった?」

さやか「まあ、確かに理想の旦那様だよね。イケメンだし、お料理凄い美味しいし」

さやか(むしろ理想のお嫁さん、って感じだけど)

ほむら「まどかはちっちゃい頃、『パパのお嫁さんになる』って言ってたタイプね」

まどか「ふぇえっ、なんで知ってるの?」

杏子「いや、小さい頃じゃねーな。今も諦めてねーぜ、こりゃ」ニヤニヤ

まどか「そ、そんなことないもん。今はパパは普通のいいお父さんとしか見てないもん!」

マミ「あら、鹿目さんのお父様ってそんな素敵な人なのね? 今度お邪魔させて貰おうかしら?」

まどか「もうっ、マミさんまでっ。 だめです、絶対だめっ」

一同「可愛ぇえ」ホンワカ

ノ人 ・ ω・人\  結論。魔法少女の約半分以上はファザコンの疑いあり。
526 :>>456 [sage]:2011/12/06(火) 18:52:11.38 ID:rCXawqQqo
さやか「状況説明〜、まどかがフラれてヤケからみ酒に付き合うその他魔法少女達」
ほむら「……zzz」
杏子「あ、ツマミと酒少なくなったな。ちょっと買ってくるわ」
さやか「寝ないで!行かないで!わたしを一人にしないで!!」



まどか「そんなにさぁ、スタイルって大事かなー?たしかにちんちんくりんだけどさぁ、それだけでふらなくてもいいよねー?」

さやか「うん、そうだねー」

まどか「さやかちゃんにみたいにモデル体系でもぉ、マミさんみたいにグラビアアイドル級でもないからねぇ、
     これでも男の子が喜んでくれるようにいろいろがんばったんだよー?」

さやか「うん、そうだねー、知ってるよー」

まどか「これでもお父さんやさやかちゃんに料理も裁縫教えてもらってぇ、
     マミさんに男の子を立てるデートの立ち回り方を教えてもらってぇ、
     杏子ちゃんから男の子といっしょになって楽しむ動き方とかぁ、がんばってたんだよー?」

さやか「うん、そうだよねー。ファション誌とかも超みてたもんねぇ」

まどか「そうだよねぇ、確かに体型と童顔のせいで幼く見られがちだけどぉ……あ、お酒なくなっちゃった」

さやか「あー、いま杏子が買いに行ってるからちょっとジュースでひといk

ほむら「そのひつようはにゃいわ、ボジョレーがここに」

まどか「わーい」

さやか「……あんたも付き合いなさいよ」

ほむら「……わたしがあたなとまどかのペースに付き合えるわけないじゃない」

まどか「んー、この濃縮ブドウジュースに醸造用アルコールを入れたようなどうでも良い味、これこそボジョレーだよねー」

さやか「……そんなにまずいの?アレ」

ほむら「……若干言いすぎな気はするけど、ボジョレーはそんなもんよ。それじゃ、あとはよろしく」

さやか「あ!こら……もう……」

まどか「あー!ほむらちゃんずるいー!さやかちゃんわたしもー!!」

さやか「あー、はいはい。もうどうにでもなれ。ほら、まどかはこっちの膝ね」

まどか「うぇひひ〜、さやかちゃんのひざまくら〜、ほむらちゃんと並んでひざまくら〜…………」
527 :>>456 [sage]:2011/12/06(火) 18:53:43.83 ID:rCXawqQqo
さやか「…………よく耐えた、わたし」

杏子「ただいま〜、水とお茶も買ってきたぞー」

マミ「あら?もう終わりかしら?」

さやか「あー、マミさん。バイトお疲れ様ですー。そして杏子、あんた逃げたっしょ」

杏子「迷える子羊の悩みは聞くけどよ、それはシラフ限定だっての。ほれ、プレモル」

マミ「なにかおつまみでも作ろうかしら?しじみのお味噌汁もつくるわよ?」

さやか「あー、お願いします。あ、追加のお酒は杏子とほむら持ちね、文句は言わせないわよ」

杏子「へーい。あ、マミさん先に始めてていい?」

マミ「いいわよー。どうせ15分くらいで簡単に作っちゃうから」

さやか「マミさん女子力高すぎでしょ」

マミ「あ、そうだ。はい、美樹さんコレ」

さやか「背もたれクッッション?」

マミ「二人をひざまくらしたままじゃつらいでしょう?」

さやか「聖女だ、聖女がいる」

杏子「ん?呼んだか?」

さやか「あんたじゃないわよ。つかひとりでイカ燻一袋あけんな!!」

杏子「うめぇぞ?」

さやか「知ってるわよ!」

マミ「うふふ〜」




個人的な酒強さイメージ

まどか:キチンと飲めば最後まで大丈夫。でも今回みたいなことが多い。
ほむら:どうやって飲んでも1時間は持たない。
杏子:飲み方を知ってる、吐き方を知ってる、体力回復が早い。結果的に最後まで残ってる。
さやか:強い。そのせいで宴会後に貧乏くじを引くことが多い。でもそれをやるのも嫌いじゃない。
マミさん:この人酔うのか?



ネタをくれた百合スレ住人に感謝を
528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/06(火) 19:15:26.75 ID:HzaulnZo0
どんどんダメな娘になってくまどっちが可愛すぎてヤバい
まどっちに振り回される魔法少女達も可愛すぎてヤバい

ちょっとこの健気な合法ロリをフッた不届きものを成敗してくるわ
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/07(水) 00:41:39.34 ID:IB/g34Fpo
女子会だなぁww
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/07(水) 00:50:06.63 ID:Bvfdrgolo
男子大学生の日常+女友達の愚痴+まどマギ=>>456



さあ、みんなもほのぼのSSを各作業にもどるんだ
531 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/08(木) 21:54:38.87 ID:A4lpkkcfo
ひだまりのキャラとのほのぼのでも妄想してみようかと思ったので聞きたいんですが

美大って普通と大学なんか違う?
SS書くのに使えそうなネタがあれば教えてほしい
532 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/08(木) 23:40:39.93 ID:A4lpkkcfo
こっちで聞くよりSS談義とかのほうがよかったかもしれん
ほかで聞いてみます

無駄レス失礼しました
533 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/10(土) 23:13:58.98 ID:a3UHgenRo
だれかが皆既月食ネタで投下してくれると信じてる
534 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/11(日) 02:25:25.79 ID:mIL3tREyo
ほむら「わぁ、すごい! リングみたいになってる! マミさんも来て下さいよー!」

まどか「ほんとだー! 初めてみたよ!」

マミ「ふふ、なんで光っちゃうのかわかるかしら?」

まどか「え? えっと……」

ほむら「たしか、地球が太陽の陰に……」

マミ「そう、これは影がつくる光なのよ」

まどか「えっ」

マミ「平生、私たちは光に背を向け、夜に身を沈めて、光の残像を見つめている」

マミ「けど、今夜だけは、私たちはあの光のリングをつくることを許されたの」

マミ「そういう日もあるの。それがたまたま今日だっただけのこと――」

――――――
――――
――

ほむら「――当然ね」

ほむら「だってどれだけ影に落ちようとも、その影は光なくしては存在し得ないのだから」

ほむら「そういうことなのよ、まどか」

まどか「え? えっと、あのぅ……」

まどか「う、うん」

ほむら「そうよね、巴マミ?」

マミ「そ、そうねぇ……」

ほむら「何か言うことがあるんでしょう? 台詞を取られた巴さん?」

マミ「! そ、それは……い、いくらなんでもクサすぎると思うわ! 暁美さんってばもうイヤね!」

ほむら「ええ、そうねぇ、私もそう思ってたのよ! 巴マミ!」

マミ「うふふ」

ほむら「ふふ」

まどか「ふぇぇ……?」


おわり
535 :懲りずに家政婦のネタ [sage]:2011/12/15(木) 18:29:26.72 ID:pEXyTCQ4o
十話ネタバレ注意
ミタ「ふたりとも、責めてるんでしょう?…私が一人だけ幸せになって…」
ミタ「…怖いの。私が、あの人達を。あの子たちを愛することで、みんなが不幸になってしまう…」

まどか「ううん、そんなことない。そんなことないですよ、ミタさん」
ミタ「…!?」

さやか「ごめんね、尾けてきちゃった」
ゆま「ミタさん、きいちゃんと約束したんだよね?…約束、やぶっちゃダメだよ」
キリカ「すまないね家政婦。ただでさえ他人、あまつさえ雇い主の家族ですらないのに、こんなお節介を。」
ミタ「…なぜ、みなさんが……!?」

まどか「ミタさん、魔法少女なんですよね」
ミタ「…」
さやか「隠さなくてもわかってる。キュゥべえ──インキュベーターは隠し事ができないんだ。」
ミタ「…ッ」

まどか「ミタさん、こんな事言っても信じてもらえないと思うけど、私が『円環の理』なんです」
ミタ「…」
さやか「みんなに『死んだ』、って思われてるけど、魔法少女の終わりってこうなってるんですよ」
まどか「希望の願いで始まった魔法少女が絶望で終わるなんて、そんなの絶対おかしいと思うんです」
     「だから私がこうやって、魔法少女の最期を──こんな事言ったらおかしいけど──看取ってるんです」
キリカ「貴女は背負い込み過ぎた。だけどもう何もいらない。贖罪も、義務も、鬱積も何もかも、ここで終わりだ。」
まどか「逝きましょう、ミタさん。みんな待ってますよ。」



ミタさんはクズ親父とくっつくくらいなら望みどおり死なせてあげたほうが絶対救われると思うの
誰かこんな感じでミタクロス書いてくれないかなーチラッチラッなんてねー
536 :まどか「クリスマスだね!ほむらちゃん」ほむら「そうね…」 [saga sage]:2011/12/25(日) 00:10:41.12 ID:nrAA1I0l0
時事ネタで+やっつけですので期待しないでください。


見滝原の有名レストラン


まどか「今日はありがとうね!ほむらちゃん、こんな豪華なレストランを用意してもらって!」

ほむら「気にする事は無いわ、あなたの為に用意したのだから」

まどか「でも良かったの?マミさんやさやかちゃん、それに杏子ちゃんだって呼んでいないし…」

ほむら「良いのよ、巴マミ達はそろってヨロシクやっているはずよ」フワサァ
   「さぁ、料理が冷めてしまうわ、頂きましょう」

まどか「うん!それじゃあほむらちゃんも一緒に…」

ほむら「えぇ…」

まどか&ほむら「頂きます」


1時間ほど後…
ほむら宅


まどか「おいしかったぁ!」
   「あんな料理パパでも作れないかも〜」

ほむら「気に入って貰えたのなら光栄だわ」ホムホム

まどか「今日はママに言ってほむらちゃん家にお泊りするって言っておいたけど…」
   「これでよかったの?」

ほむら「ええ、十分よ」
   「あなたに渡したい物があるから」

まどか「渡したいものって何?」

ほむら「決まっているでしょ?」
   「クリスマスプレゼントよ」

まどか「!?」

ほむら「カードもよ、まどかのクリスマス休暇と思って貰って構わないわ」フワサァ

まどか「わたしなんかの為に…ほむらちゃん…」ポッ

ほむら「気にする事は無いのよ、まどか」
   「これが私があなたに出来る事だから…」
   「待っていて、今プレゼントを持ってくるから」スタスタ

まどか「うん!」
537 :まどか「クリスマスだね!ほむらちゃん」ほむら「そうね…」2 [saga sage]:2011/12/25(日) 00:25:16.25 ID:nrAA1I0l0

ワクワク、ワクワク


ほむら(まどかがワクワクしている…)
   (これは行けるわ!今がチャンス!)
   「お待たせ」

まどか「あ、ほむらちゃん」
   「それでプレゼントってどんなの?」ワクワク

ほむら「それなんだけどね…驚かないでほしいの…」
   「プレゼントはね…」
   「この私…」

まどか「……え?」

ほむら「私がプレゼントよ」

まどか「え…えぇーーーーー!!」
538 :まどか「クリスマスだね!ほむらちゃん」ほむら「そうね…」2 [saga sage]:2011/12/25(日) 00:26:12.98 ID:nrAA1I0l0
ほむら「…ごめんなさい、やはり驚かせてしまったわね」
   「本当は色々なプレゼントを考えたの…」
   「でもあなたに相応しいプレゼントが全く思いつかなかったの」

まどか「だから…ほむらちゃん自身を…?」

ほむら「そう、貰って貰わなくても構わないわ」
   「こんなプレゼント気持ち悪いもんね…」ジワァ
   「ごめんな「良いよ」
   「…え?」

まどか「良いよ、ほむらちゃんのプレゼント私は受け止める」
   「だから泣かないで、ほむらちゃん」

ほむら「まどかぁ…」

まどか「だからさ、ほむらちゃん」
   「わたしのプレゼントも受け取ってもらえる…かな…?」

ほむら「まどかの…?」
539 :まどか「クリスマスだね!ほむらちゃん」ほむら「そうね…」4 [saga sage]:2011/12/25(日) 00:33:30.73 ID:nrAA1I0l0
まどか「うん!わたしのプレゼントは…」
   「じゃじゃ〜ん!!!」

ほむら「???」
   「どうしたのまどか?何も無いじゃない」

まどか「だから…わたし」
   「わたしもほむらちゃんと同じプレゼントなの」

ほむら「!?」

まどか「わたしに出来る事って言ったらそんなに無いし…」
   「ほむらちゃんにプレゼントできる物なんて何も思いつかなくて…」
   「だから、わたしもほむらちゃんと同じプレゼントになっちゃった」
   「わたし達、お揃いだね!!」ウェヒヒ!

ほむら「まどか…!」
540 :まどか「クリスマスだね!ほむらちゃん」ほむら「そうね…」5 [saga sage]:2011/12/25(日) 00:38:02.49 ID:nrAA1I0l0
マドカァー!!

ホムラチャン!!

イチャイチャチュッチュ

聖なる夜は更けていき、二人は互いの愛を確認しあっていた。
その後、まどかはほむらと籍を入れ。
二人の愛でもって魔法少女のソウルジェムの濁りを解消し、世界中に讃えられた。



魔法少女まどか☆マギカ 完
541 :まどか「クリスマスだね!ほむらちゃん」ほむら「そうね…」6 [saga sage]:2011/12/25(日) 00:57:05.26 ID:nrAA1I0l0

ほむら「……なんてなれば良いのに」

QB「また始まったよ」

ほむら「黙りなさい、インキュベーター」
   「あなたには絶対に分からない事よ」

QB「分かりたくも無いけど」バチューン!!!
  「」グシャ

ほむら「口を慎みなさい」
   「あなた殺されに来たの?」
   「無駄死には勿体無いんじゃないの?」
   「それとも本当はMなの?」

QB「やれやれ、そんなわけ無いじゃないか」ヒョコッ
  「今日は君を呼びに来たんだよ」モグモグ
  「きゅっぷい」

ほむら「呼びに来た?」

QB「そうさ、マミが来週の25日にクリスマスパーティをするって言って聞かないのさ」
  「その面子にマミ曰く、君達後輩魔法少女が選ばれたという訳さ」

ほむら「そう、でも私は行かないわ」
   「巴マミに伝えなさい」

QB「良いのかい?」
  「どうやら君以外の魔法少女達に混ざってまどかも呼ばれているらしいよ」

ほむら「!?どうしてまどかが呼ばれているのよ!」

QB「さぁ?」
  「僕は知らないよ」フリフリ

ほむら「クッ!」ピポパポ

プルルルル、プルルルル
542 :まどか「クリスマスだね!ほむらちゃん」ほむら「そうね…」7 [saga sage]:2011/12/25(日) 01:12:11.58 ID:nrAA1I0l0
まどか「もしもし、ほむらちゃん?」
   「どうしたの?」

ほむら「まどか!巴マミのパーティに呼ばれたって本当なの!?」

まどか「急にどうしたの?」
   「さやかちゃんが発起人でね、杏子ちゃん達も来るんだよ!」
   「みんなで楽しもう!」

ほむら「美樹さやか…!どこまであいつは愚かなの…!!」
   「私のクリスマスまどほむ計画をよくも…!」ギリリ

まどか「…?ほむらちゃん?ほむらちゃんは出られないの?」

ほむら「え、わ、私は…」

まどか「みんなで楽しもうよ、さやかちゃんやマミさん」
   「杏子ちゃんやゆまちゃん」
   「織子さんにキリカちゃん達も来るって行っているよ!」

ほむら「……。」

まどか「ほむらちゃんだって、一緒に楽しんでも良いんだよ」
   「何も…「そうね…」
   「え?」

ほむら「私も楽しませてもらおうかしら?」
   「詳しい予定は学校ででも聞くから」

まどか「わぁ…!ありがとうほむらちゃん!」

ほむら「礼を言うのはこっちよ」
   「ありがとうね、まどか」
   「それじゃ、またね」

まどか「うん!バイバイ!」


ピッ
543 :まどか「クリスマスだね!ほむらちゃん」ほむら「そうね…」8 [saga sage]:2011/12/25(日) 01:19:34.24 ID:nrAA1I0l0
ほむら「ふぅ…」

QB「意外だね、君がそんな場に行こうだなんて」

ほむら「まどかは何時だってそうだったから…」
   「どの時間でも、変わらず…」
   「だからその思いに答えただけよ」

QB「君の言っている事はよく分からないね」

ほむら「言ったでしょ?」
   「あなたには絶対に分からない事って」 ピポパポ
   「もしもし?あ、すみません25日に予約をしていた暁美と言いますが…」



惰性に任せて書いていたら、何だかよく分からなくなってしまいましたが、メリークリスマス。
魔法少女達にも祝福を。
唐突に失礼しました。
では。
544 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/28(水) 03:35:56.64 ID:/yyiaIyMo
MOTHER2×まどマギ で考えて冒頭まで書いたんだけど
思ったより広がらなかったのと、いつまでたっても魔法少女たちがでそうになかったので没りました
でも、頭だけとはいえ、せっかくかいたので数レス借ります
545 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/28(水) 03:37:29.67 ID:/yyiaIyMo

20XX年 イーグルランド オネット郊外

黒髪の少年、ネスは困惑していた。
夜中に突然降り注いだ隕石に、ではない。
夜中に突然玄関のドアを打ち鳴らした迷惑な隣人に、でもない。
もちろんそれらの出来事にも大変驚いたし、
「弟が見当たらないから一緒に探してくれ」と隣人に頼まれた時はも面喰らったものだが、
今現在の彼の困惑はそれらの時の比ではなかった。

場所はまさに隕石の落下地点。
つい先ほどまでは警察により厳しい通行規制がかかっていたはずのその場所に、
真っ赤なベースボールキャップを被った少年ネスと、その隣人であり友人ポーキー・ミンチは何故か誰からも静止されることもなく訪れることができた。
そして隕石の近くの木の根元に腰をかけていたポーキーの弟、ピッキー・ミンチを無事に保護し、
無事めでたしめでたしという事で家に帰ろうとしたその時。

未だ落下時の熱も冷めやらず煌々と火の灯りを発する隕石の上空に、一匹のカブトムシが舞い降りた。
ここまでは、まあいい。カブトムシなんて別に珍しいものでもないだろう。

どうしてついさっきまで砂糖に群がるアリのようにたくさんいた警官たちが今は見当たらないのかとか、
どうして犬やらカラスやらヘビやらがやたらと襲いかかって来るのかとか、
役に立つかと連れてきた飼い犬のまさひろりんが即行で家に逃げ帰ってしまったのは何故だとか、
弟探しを手伝ってもらっている立場のはずのポーキーがどうしてネスを盾にして自分だけ助かろうとするのかだとか、
そういう疑問はないでもなかったが、そんなのはまだ何とでも説明できる。

きっと警察は、もう夜も遅いし寝るために帰ってしまったのだろう。
どういうわけか交通規制にばかり情熱を燃やし、町にはびこる不良たちを放置してはばからない連中ならば、あり得ない話ではない。
ほんの数時間見ない間にやたらと獰猛になった動物たちについては、なんだろう、そういう時期なのだろう。発情期とか。
早々に逃げ帰りやがった飼い犬については元々あんな奴には大した期待なんてしていなかった。
ポーキーについては言うまでもない。

546 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/28(水) 03:38:49.98 ID:/yyiaIyMo

だが、問題なのはここからである。

突然、そのカブトムシが喋りはじめたのだ。
ネスの記憶が定かならば、通常カブトムシは喋らない。何故なら昆虫だからだ。なにも難しい話ではない。幼稚園生だって知っている。
しかし、目の前のカブトムシは喋った。
ネスの幼いころからの特技として、動物の考えている事が何となくわかるというものがあったが、これはそんなレベルではない。
ハッキリくっきり空気を震わせて、つまり物理現象として喋ったのである。
しかもその内容がまた問題であった。

「わしはカブトムシ、ではない! 十年後の未来からやってきたもの、じゃ!」

開口一番からしてこれである。
当然のように困惑するネス。
しかし事態は、これに留まらなかった。
カブトムシの突飛な言葉に目を白黒させるネスに、畳みかけるようにさらなる異常事態が襲いかかる。

「未来はもう、惨憺たるあり様――」

自称未来からやってきたカブトムシが何か不穏な事を言いかけたその時、突如周囲の景色がぐにゃりと歪んだ。
547 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/28(水) 03:39:57.58 ID:/yyiaIyMo

そして周囲に現れる奇怪なオブジェ。
まるで写真をコラージュしたかのようなそれは、確かにそこにあるはずなのにまったく現実感が感じられない。

気がつくとネスとカブトムシは、さっきまでとは全く違う空間に立っていた。
ポーキーやピッキーの姿はどこにも見えない。

「な、なななな、なんじゃこりゃあ!」

カブトムシが驚きの声をあげる。
どうやらカブトムシにとっても想定外の出来事らしい。
ポーキーの乱雑なノックで叩き起されてからこちら、何一つ想定内を経験していないネスについては言わずもがなである。
だからカブトムシに、

「これはいったい、どういうことなのじゃ!?」

などと解説を求めるような視線を向けられても、何も言えるわけもない。
少年は黙って首を振り、わからないという意思を表示す。

「むむむ、むむむむむ、もしやこれも、ギーグのしでかしたことだと言うのじゃろうか。
しかしわしの時代でもこのようなことは一度も……」

何やら独りごとを漏らしつつ思い悩みだすカブトムシ。
このままではらちがあかないと判断したネスは、カブトムシに何か質問を投げかけようとした。
しかし――
548 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/28(水) 03:41:08.61 ID:/yyiaIyMo

彼らの周りに、いつの間にか忍びよる影があった。
周りの光景と同じく、とても歪な姿をしている。
たくさんの写真を破いて貼りつけた、切り絵のようなその姿。

口を開きかけたその瞬間に彼らの存在に気付いたネスは、咄嗟に手に持ったぼろぼろのバットを構える。
出かける際、もしもの時のためにと母親に持たされた唯一の武器である。
母親の勘は果たして的中したようで、ここに至るまでにも散々襲い来る動物たちをこのバットでしばき倒したものだが――

目の前に迫りくる異形達を目にして、ネスは唾液を呑み込む。
果たしてバットなんてものが、彼らに通用するのだろうか。

貼り絵のような彼らは、歪ではあるが、みなネスの見覚えがある形をしていた。
ある者はまるでハンバーガーのような形をしていた。あれはきっとダブルバーガーだろう。
ある者は、フライドポテトに似ていた。おそらくはLサイズだ。
ある者は、プラスチックのふたとストローのついた紙コップの姿であった。少年はコーラが好きだった。
手足の生えたハンバーガー、フライドポテト、紙コップのジュース。
それらはまるで小学生の落書きのようで、しかしそれが落書きではなく実際にそこに存在しているというちぐはぐさが、ネスに異様な威圧感を与えていた。

まるで本当に落書きを相手にしているような感覚。
三次元にいる人間が、二次元の存在に戦いを挑む――果たしてそんなこと、可能なのだろうか?

「なんじゃあ、こいつらは!」

ネスに遅れて異常に気がついたカブトムシが素っ頓狂な声を上げる。
そして、それを合図にしたかのように、ハンバーガーのコラージュたちが一斉に二人(正確には一人と一匹)に襲いかかった。

はみ出したチーズをかくかくとした不自然な動きで垂らしながら飛びかかってきたチーズバーガーの怪物を、ネスは咄嗟にバットで振り払う。
ゲームであれば SMAAAAAAASH! とでも表示されるであろう見事な当たりで、華麗に吹っ飛ばされ地面に叩きつけられるチーズバーガー。
しかし、しばらくするとそのチーズバーガーは平然とした様子で起き上がり、再びネスに向かって襲いかかる。
彼の攻撃は、まるで通用してはいなかった。
襲いかかる奇妙な敵を何度も何度もバットで殴り飛ばすネスであったが、どれもダメージには繋がっていない。
飛ばされては立ち上がり再度襲い来る敵に、さしものネスも疲労の色が隠せない。
ネスが力尽きるのも時間の問題かと思われたが――
549 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/28(水) 03:41:53.62 ID:/yyiaIyMo

「うーむむ、いまいち現状が把握できんが、とにかくここはネス! あんたの助太刀をさせてもらうぞ」

しかしその時、ひたすら混乱していた様子であったカブトムシが割り切ったような声をあげる。
そして、次の瞬間であった。

「PKファイアーα!」

カブトムシのその声を合図に、ネスを取り囲んでいたハンバーガーの化け物たちが、一斉に燃えあがった。
チーズバーガーも、ダブルバーガーも、フライドポテトも、みな平等に炎に焼かれ、炭になって崩れ落ちる。

その様を、ネスは唖然とした表情で見守っていた。
今、理解不能の出来事に対し理解不能の出来事が重なり理解不能のピンチに陥り理解不能の出来事によって救われた。
なにがなんだかわからなかった。
そんなネスを尻目に、カブトムシは納得したように言った。

「ふうむ、どうやらPSIの攻撃は通じるようじゃの。
そうと決まれば、さあネス! とにかくこの場所から出るぞ。
きっとなにもかもがわからないじゃろうが、説明はあと、じゃ!」

辺りにはカブトムシが飛びまわる、ぶーんぶーんという音ばかりが鳴り響いていた。
550 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/28(水) 03:42:46.23 ID:/yyiaIyMo



ネスとカブトムシが巻き込まれた奇妙な空間は、どうやらハンバーガーショップをモチーフにしているらしい。
相変わらず現実感の感じられない貼り絵のようなカウンターの向こう側で、アフロのピエロが何をするでもなくにやにやと笑っている。
しかしそんなことはどうでもよかった。
今はただ

「むむむ、凄い数じゃ。PKファイアー!」

襲い来る大量のハンバーガーと、それを迎え撃つカブトムシ。
この頭がおかしい光景を受け止めるのに、精一杯だった。
おそらくはカブトムシが放ったであろう炎が横一直線に燃えあがり、逃げ遅れた大量のポテトやらシェイクやらが灰塵に帰す。
おそらくこのカブトムシは味方なのだろう、とりあえずネスはそう判断した。

そして、大量のファストフードたちの向う側で悠然と浮かぶ謎の物体に目を向けた。

それは球であった。
ビー玉のようにつるつるとした綺麗な球体。
その表面に、大きな笑顔が描かれている。
アレが喋るのかは定かではないが、仮に喋るとすると語尾にはきっと(ニコニコ)という言葉がつくのだろう。「いらっしゃいませ(ニコニコ)」とか。
良く知らないけれど、きっとそう。

この謎だらけの空間にあって、一際意味不明のそれが、おそらくはここのヌシなのだろうとネスは当たりをつける。
何の事はない、動くハンバーガーやらポテトやらが、その球を中心としてぽこぽこ湧いてでているからそう思っただけである。

「おお少年! きっと今、わしと少年のこころは一つになった、気がする。わしが思うにあそこに浮かんでるあの、なんじゃろう、でっかい笑いボールみたいな……と、とにかく、じゃ! ここのボスはきっとあいつじゃ。あいつを倒せばわしらはここからでられる、感じがする。カブトムシ、じゃない、未来人の鋭い直勘、じゃ!」

未来カブトムシの言葉に、ネスはうなずく。

「だからわしもあのボールに攻撃をしたい! したいのだが、残念ながらわしはこいつら、このジャンクフードどもの相手で手いっぱい、なのじゃ。だから少年、少年に奴を倒して欲しいのじゃ。ええい、そんな目でみるな! だってこいつらPSIでの攻撃しかきかんのだもん! わしは本来武闘派じゃから、攻撃のPSIは得意じゃないの、じゃ」

一気にまくし立てて、カブトムシは再び炎を繰り出す。
武闘派云々はともかく、あの昆虫が今手いっぱいなのは嘘ではないようだ。
どうやらネスも覚悟を決めないといけないらしい。
551 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/28(水) 03:44:12.94 ID:/yyiaIyMo

しかし、しかしである。
カブトムシは言った。
連中にはPSIでの攻撃しかきかないと。
PSIが何なのか詳細はわからないが、きっとあの炎をだす技のことなのだろう。
ネスが普通に殴りつけても連中はびくともしなかったことを考えても、この考えは間違ってはいないはずだ。
だが、そうだとするととても困ったことになる。

ネスはPSIだなんてもの、生まれてこの方一度も使った覚えもないのだから。

「少年! 少年が考えている事が手に取るようにわかるぞ!」

戦いながら、カブトムシが叫んだ。

「少年はPSIなんて使ったこともない、だから勝てるわけがない、と思っている、はずじゃ。しかしそれは違う。少年にはPSIの力が眠っておる、眠っていて欲しい! コンセントレートするのじゃ。そして楽しいこと、好きなこと、カッコいいもの――なんでもいいから、自分の気持ちを高ぶらせるものをイメージするのじゃ。それからその気持ち、感情を爆発させるの、じゃ!」

その言葉が終わるのとほぼ同時に、今までただ宙に浮いているだけだった笑顔球がぎょろりとこちらをむいた。
そしてただニコニコとしながら、ものすごい勢いでネスに向かって飛びかかって来る。

ネスには迷う暇もなかった。
ただ、生き残るためにカブトムシに言われたことを実行するしかなかった。
コンセントレートは、今更するまでもない。もうずっとこの意味不明の事態を把握するために集中しっぱなしだ。
そして、気分を高めること。
カッコいいと思うもの。
咄嗟に浮かんだ言葉。
キアイ、LOVE、ゴール、チャンピオン……
そういえばこの間、海外のアーティストグループがフォーサイドの劇場でやったライブをテレビで見た。
とてもカッコ良くて、感動したものだ。
ネスがというより、主に母親と妹がだけれど……
あれは一体なんというグループだっただろうか。
青いイナズマがなんちゃらかんちゃら……
世界に一つだけのあれやこれや……

そう、あれは……あれは……

「PK SMAP!!」

ネスの感情が、爆発した。
552 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/28(水) 03:45:11.24 ID:/yyiaIyMo



カブトムシは死んだ。

いきなり何を言っているかわからないかもしれないが事実だ。
彼は、未来から来たとかいう戦う昆虫は、もうこの世にはいない。
強大な敵に打ち倒された――わけではない。
ネスの家の隣に住むポーキーの母親に、まるでベンジョバエのように叩き潰されて惨めに命を散らしたのだ。

ここに至るまでの経緯を簡単に説明しよう。

コンセントレートを極限にまで高め、己の感情を爆発させたネス。
するとどうだろう、辺りにまばゆいばかりの閃光が迸り、次の瞬間、
迫りくる頬笑みを貼り付けたあのボールが、まるで漫画に出てくる爆弾のように大爆発してしまったのだ。
おそらくは自らが引き起こしたであろうその現象にあぜんとするネス。
そんなネスをよそに、再び周囲の景色が飴細工のようにねじ曲がる。
気がつくとネスとブンブーンは、もといた隕石落下現場に戻ってきていた。
ぽかんとした顔で二人を見ているポーキーとピッキーの姿を確認し、ネスはようやくほっと息を吐いた。

不思議な空間から戻ってきたネスに、カブトムシは改めて「未来から来た」事実を告げた。
なんでも未来では、ギーグとかいう悪の親玉が世界を暗闇に叩きこんだのだとか。
しかもそのギーグの魔の手が今、地球の一部にも及んでいるのだとか。
そして更に、それを防ぐことができる少年がいて、
その少年とはネスなのだということがカブトムシの鋭い直感で明らかになったのだとか。
カブトムシの名前はブンブーンというのだとか。
たった今起こった現象についてはブンブーンにもよくわからないのだとか。

始めは何を言ってるんだコイツと思わなくもなかったが、
ともあれポーキー達を送り届けるために家に戻っているとき、思わぬ事件が起こる。

スターマンの息子を名乗る宇宙人に襲われたのである。
スターマンの息子自体はブンブーンが瞬殺してくれたので大した問題はなかったが、
しかし目の前に宇宙人まであらわれてしまっては、もうブンブーンの言葉を信じるしかない。

そして、なんてことだ大変な事態に巻き込まれてしまったぞ、そう思っていた矢先の出来事である。

「キイイー! 小うるさいべんじょバエだよ! 死んで地獄へいけ!!」

ブーンブーンと喧しい音を立てて飛び回るブンブーンに業を煮やしたポーキーの母親が、ブンブーンの小さくも逞しい昆虫めいた身体を、あろうことか素手で叩き落したのである。
素晴らしい手首のスナップであった。
超能力を操り宇宙人をも撃退する未来の戦士は、こうしていとも呆気なく物語から退場していくこととなったのであった。

死の直前、虫の息(シャレではない)だったブンブーンからよくわからない石と「ギーグを倒す為には8つの音を集めて地球と一体化しなければならない」(要約)という更にわからない遺言を託され、ネスは呆然と自宅に戻った。

とりあえず寝よう。
難しい事は明日考えよう。
自室のベッドに潜り込んで、ネスはしずかに目を閉じた。

おやすみなさい。
人間だもの、問題を先延ばしにすることもあるさ。
553 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/28(水) 03:46:50.50 ID:/yyiaIyMo

しかし現実は、ネスに逃避を許さなかった。

『やあ、ネス!』

目を閉じ、真っ暗になった視界の中に響き渡る、幼い少年のような声。
跳ね起きたネスの前にちょこんとたたずむ小さな生き物の姿が目に入る。
真っ白な生き物だった。
かたちは猫やイタチに少し似ているけれど、どちらとも決定的に異なっている。
可愛らしいと形容してもいいような姿なのに、顔にひっついたウサギよりもなお赤い目玉がどことなく不気味な雰囲気を醸し出している。
とにかく、一つ言える事は、今まで見たこともない生き物であるということだ。
そして多分、さっきの声はこの小動物から発せられたと考えられる。ブンブーンの例もあったことだし……もしかするとコレも未来から来たエージェントだったりするのだろうか?

本日何度目になるかもわからない困惑に目を白黒させているネスに、白い生き物はくりんと首をかしげるような仕草を見せる。

『なにをそんなに驚いているんだい?』

再び届く声。
やはり声の主はこの生き物らしい。
少年は心を落ち着かせ、小動物は何ものなのかと尋ねた。

『僕はキュゥべえ! 魔法の世界からの使者だよ』

大きなしっぽを揺らし、キュゥべえと名乗った生き物はふざけた様子もなくそう告げた。
魔法。
未来人じゃなくて、魔法?

『さっき死んでしまったブンブーンとは別の存在だよ』

ネスの疑問を察したのか、彼が口を開く前にキュゥべえは言った。

『でもね、彼が言っていた目的と僕の目的は、実は同じものなんだ。彼は未来からやってきた時間遡行者だと名乗っていたね。ギーグという侵略者から未来を守るため、君に協力を依頼しに来た。僕も、まったく同じことを君に頼もうと思ってやってきたんだ』

まったく同じこと、というのはつまり、ギーグから地球を守ってくれということだろう。
しかし何故ネスなのか。
ブンブーンもその辺りハッキリしなかったし(直感がどうこう言っていた)、正直ネスには、自分にそんな大それたことを成すだけの器があるとは到底思えなかった。

『君には素質があるんだよ』

ネスの疑問にキュゥべえは平坦な口調で答えた。

『PSIって、知ってるかい? 簡単に言えば、超能力というやつだ。ものを触れずに動かしたり、炎を出したり、瞬間移動したり――』

ブンブーンが炎を操っていたのを思い出す。
そういえばあのカブトムシもサイがどうこう言っていたような。

『そのPSIを操る素質が、君にはある。それも途方もない素質がね』
554 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/28(水) 03:47:36.99 ID:/yyiaIyMo

途方もない素質、と言われてもピンとこなかった。
ネスは、まあ何をやってもそれなりにこなせる器用な子どもではあったけれど、そんな大それた才能――それも超能力の才能が秘められているだなんて今まで露ほども考えたことなんて無かった。

『でも実際、さっき魔女を倒して見せたじゃないか。あんなの誰にでもできる事じゃない』

魔女。
また新しい単語だ。

『ああ、魔女っていうのはね、さっき君が巻き込まれた結界――おかしな空間のことだけど、そこで君が倒した、あのボールみたいな化け物のことだよ』

あれが魔女?
魔女という語感から、トンガリ帽子った老婆の姿を思い浮かべていた。

『魔女は一言でいうと、絶望をまき散らす存在なんだ。あれにとり憑かれると、人は生気を失ったり、頭がおかしくなってしまう。原因不明の自殺や殺人の多くはこの魔女の仕業だと考えていいだろう』

ネスは眉をひそめた。
このキュゥべえという生き物はえらく軽い口調で喋っているが、その内容は極めて重い。
物騒ってものじゃない。
それに、そんなものがはびこっているのなら、どうして人々はそれに気付かないのだろう。

『普通の人間には見ることも触ることもできないからね。それなのに君の目には魔女たちが見えていたし、倒すことすらできた。それもこれも、君に秘められた素質のおかげだ』

紅玉のような二つの瞳に見据えられ、ネスは生唾を飲み込んだ。
今まで急展開過ぎてぼんやりとしていた事態が次第に輪郭をあらわになっていくにつれ、自分が巻き込まれているらしいコトの重大さに改めて気付かされたのだ。

『本来なら僕は君に僕と契約して魔女を倒すお手伝いをして欲しい、と頼むところなんだけれど、今回は違う。君にはそんな雑事ではない、もっと重大な使命が課せられているのだからね』

人々を影から絶望に追いやっているらしい魔女ですら雑事。
突如降りかかってきたその使命――話の流れからそれは間違いなくさっきキュゥべえも言っていたアレなのだろう。

『もう一度言うね。ネス、君には侵略者ギーグの魔の手から、この地球を救ってもらいたい。君にはその為の素質、あり余るPSIの才能が備わっている。もし君が嫌だと言っても、きっと否応なく巻き込まれていくだろう。君はそういう星の下に生まれてきた、いわば英雄のような存在だからね。世界の行く末は、君にかかっているんだ』

侵略者ギーグ。
PSI。
英雄。
世界の行く末。
魔女。
目が眩んでしまいそうになる単語のオンパレードに気圧されて、ネスは思わず首を縦に振ってしまう。
それを見てキュゥべえは、にっこりと笑顔のような表情をうかべた。

『契約成立だね。といっても、残念ながら君にあげられる対価はないけれど、まあ君の道中をサポートしてあげることぐらいはできると思うよ』

ネスの冒険が始まった。
555 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/28(水) 03:51:17.88 ID:/yyiaIyMo
以上です。

感情エネルギーとPSIの設定って案外親和性高くね?
という発想が最初でしたが、それだけじゃどうにもこうにもでした
他の方の、ポーキーが転校するクロスとか凄く面白かったので自分もいける! と思って書きはじめたのですが
自分でやろうとすると難しいってレベルじゃないですね
そしてなにより魔法少女分が絶望的に足りない
556 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/28(水) 22:39:34.04 ID:crSlluyv0

他の仲間を魔法少女達にするかポーラを魔法少女にさせるかのどちらかにすればあるいは……
前者はストーリーを1から作りなおさなきゃいけないし後者はだからといって特に変わることはないような気もするけど
557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/21(土) 17:57:33.81 ID:9nXCLPC20
境界線上のホライゾンの台詞をちょっと改変してみた。


杏子
「さあ、あたしに勝てる人は誰かいないのか?」
まどか
「あ、杏子ちゃん。ちょっと作戦タイム、タイムね! 切らなぁーい!」

魔法少女軍団、円陣を組む。

まどか
「……どーしよっか。杏子ちゃん、かなりノリノリなんだけどアレ」
さやか
「うーん……あたし、即死さえしなきゃなんとでもなるから刺し違える方向でいってみる?」
まどか
「それよりも、佐倉さんは中近距離系だから、わたしが遠距離からズドンと……」
マミ
「私が思うに、回避不可なくらいの飽和火力で周辺一帯を焼き尽くせば或いは……」
ほむら
「事前準備アリなら、私が予めトラップを仕掛けておくのもアリね」

杏子
(……こ、こいつらマジに攻略法考えてやがるな!?)
「……おい、早くしろよ!」

ほむら
「うん、いい方法を考えたわ。キュゥべえ、――爆弾を括りつけてあげるから土下座してきなさい」
QB
「も、目的のない土下座は駄目だよ! 簡単に土下るのは駄目ぇー!」

さやか、ふと円陣から顔を上げて

さやか
「ふっふっふぅ、杏子、あたし達の作戦の意図が読めずに困惑してるわね?」
杏子
「いやまぁ……改めて外から見るとほんと大概だよな、お前ら」

魔法少女たち、全員再び円陣に

マミ
「……なんちゃって不良で腹ペコキャラな佐倉さんも単体で割と大概なのにねぇ」
さやか
「あたしが思うに、なんちゃって腹黒でジャンル巨乳系のマミさんが言うのもどーかと思います」
ほむら
「残念でした系魔法少女で呪われたように失恋するあなたがそれを言うのかしら、美樹さやか」
まどか
「あはは、やだなあほむらちゃん。そんな言い方じゃまるで自分だけはまともだって言ってるみたいだよ?」


うーん、やっぱネタ元ほど外道には染まりきれんなぁww
558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/21(土) 19:55:00.46 ID:Q9sdHqHSo
愚考するに変態度が足らないからではないだろうか
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/01/26(木) 19:52:40.11 ID:cwKiceAf0
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」668からの分岐改変が起きない平行世界
もし改変が起きない平行世界のマミがシャルロッテに死ななかったら OR マミ死亡後にまどかがマミ、QBの蘇生願いを願ったら
魔法少女全員生存ワルプルギス撃破
誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/01/26(木) 19:55:05.29 ID:cwKiceAf0
ToLOVEる×まどか
ヴァンパイア十字界×まどか
blackcat×まどか
CODE:BREAKER×まどか
吸血殲鬼ヴェドゴニア×まどか
PHANTOM OF INFERNO×まどか
天使ノ二挺拳銃×まどか
ヴァンパイア十字界×まどか
鬼哭街×まどか
Claymore×まどか
スレイヤーズ×まどか
dies irae×まどか
式神の城×まどか
Bleach×まどか
鬼切丸×まどか
真・女神転生CG戦記ダンテの門×まどか
鬼畜王ランス×まどか
鬼切丸×まどか
エヴァ×まどか
ガンダムW×まどか
561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/01/27(金) 00:00:47.86 ID:PwRdZEj60
ここって他作品とのクロスも投稿OKなん?
562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/27(金) 00:13:32.22 ID:DEulsxgDO
最初に何とのクロスか書いておけばおk
563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2012/01/27(金) 23:08:52.28 ID:PwRdZEj60
んじゃ、クロス元6.5 まどマギ3.5くらいの割合になっちゃいそうだけど
それでもいいなら書いてみようかな
564 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/01/31(火) 15:41:23.00 ID:VTpXBdpso
どうぞどうぞ

しかしスマガとのクロスとか見たいわ
565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/01/31(火) 20:25:41.62 ID:sOyOCMLj0
キュウべえ。私の愛しいあの子。 たまにちょっぴりイジワルで、デリカシーの足りないところもあったけど、
それでも彼は、私の大切なお友だちで、恩人で、仲間で、家族で、パートナーだった。
あの子がそばにいてくれたから、私は今日まで戦い抜くことができたんだ。
だから、だから私は、あの女を許さない。
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
マミ「あなた誰なの?」
QB「ああ。確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよ ちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの魔法少女全員生存ワルプルギス撃破 誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/01/31(火) 20:36:37.83 ID:/KhRirQ40
>>565
ここでは構ってあげていいのかな
この辺は考え方な気はするけど
もしそんな願いでまどかを契約させてしまったらマミさんは自分自身が許せなくなると思う
567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/01/31(火) 20:53:59.33 ID:sOyOCMLj0
>>566
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1304834183/1
651-659
568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2012/01/31(火) 21:11:59.92 ID:sKXUrQc/0
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
>>565「その必要はないぜ!まどか!」
まどか「あ、あなた学校一のイケメン>>565さん!」
>>565「俺の力であいつはすでに蘇生しておいたぜ!」
マミ「ありがとう>>565さん!抱いて!」
>>565「ついでに上条の腕は俺が治してやったぜ!」
さやか「ありがとう>>565!抱いて!」
>>565「他にも魔法少女のデメリットとかエントロピーとかいろいろ俺の力でどうにかしてやったぜ!」
ほむら「ありがとう>>565!抱いて!」
杏子「ありがとう>>565!抱いて!」
QB「ありがとう>>565!抱いて!」

そして世界は平和になった。



ほら、書いたから満足しろよ。
569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/02/01(水) 08:03:53.77 ID:O0lUr+ae0
荒らしに構うな
こいつが無意味にエロ貼りまくるせいでただでさえ過疎ってたスレが虫の息だわ
570 :さやかちゃんと転校生 :2012/02/02(木) 19:40:26.89 ID:a5ur0SmQ0
さやか「ほむら大好き」

ほむら「え……ほむらって私でいいのよね?」

さやか「うん、アンタ以外いないじゃん」

ほむら「えっと何の」

さやか「先に言っとくけど冗談なんかじゃないから」

ほむら「ドッキリ」
さやか「って事は無いから」

ほむら「」

さやか「あ、気絶した」

#############
保健室
ほむら「あれ?何があったのだっけ」

さやか「やっほ、大丈夫?」

ほむら(思い出したわ)

さやか「痛くなかった?」

ほむら(体育でこの子の投げたボールが直撃したのだっけ……)

さやか「ごめんね」

ほむら「こちらこそ(変な夢見て)ごめんなさい」

さやか「???」

以上、ヤマナシイミナシオチナシ
571 :いつもあなたのそばに [sage]:2012/02/04(土) 01:08:20.00 ID:KgAyhpe20

■廊下の冷水機

まどか「あぁ、のど渇いちゃったー」ガタン

まどか「ぶっ……ぷぷぷぷ! か、顔に水がぁ!」ブシャアアア

さやか「あー、あー、まどかはドジッ子だなぁ」

まどか「うぇぇ、びしょ濡れだよお……」ケホケホ

さやか「はい、ハンカチ」

まどか「ありがとう、さやかちゃん……でもこの冷水機の勢い変だよ……」ケホケホ


ほむら「……」


■帰りの電車内

まどか(混んできたなぁ……)

ほむら「……」

まどか(このままじゃ埋もれちゃう……)


プルルルル


まどか「!?――は、はい」カチャ

ほむら「もしもし」

まどか「あ、ほむ、ほむらちゃん? ごめんね、私いま電車の中で――」

ほむら「それは感心できないわ。あなたはなぜ電車の中で携帯電話をマナーモードにしていないの?」

まどか「えっ? あ、うん……ごめんなさい……」

ほむら「……」


チッ


まどか「あ、すいません! ほむらちゃんごめん、次からは気をつけるからね、今は切らせて、ね?」

ほむら「……」ハァハァ

まどか「ど、どうしたの? 具合悪いの……?」

ほむら「いえ、なんでもないわ。それじゃ、切るわね」

まどか「また後でかけ直すね……」


まどか(なんで、私の電話番号知ってたんだろう……)

ほむら(いつもあなたの真後ろに立っているからよ)


おわり
572 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/02/04(土) 21:58:53.01 ID:PLxoLMcp0

Zero13話改変を思い付きで書いてみた。余り面白くなかった。
でも労力が勿体無いので投下してやる。


ほむら「ようこそ、美樹さやか。
    もう一度会えるとは思っていなかったわ」

さやか「性懲りも無く、転校生、今度は何をしでかすつもり!?」

ほむら「申し訳無いけど、さやか、今宵の主賓は貴女ではないの。
    けれど貴女もまた列席してくれるというなら、きっとあの子も喜ぶわ」

ほむら「不肖暁美ほむらが催す、背徳と退廃の饗宴
    どうぞ心行くまで満喫して頂戴」

――ズズズズズズズズズ゙ズズ――

ほむら「今再び、我等は救済の旗を掲げよ!」


QB「暁美ほむらが、吸収されていく――」


ほむら「絶望せし魔法少女は集うが良い――
    私が仕切る、私が統べる――
    我等祈りに裏切られし少女達の怨嗟は、必ずやまどかに届く!」

ほむら「ああ、天上のまどかよ、私は糾弾をもって貴女を称えましょう!」


さやか「あれは――」


ほむら「まどか、私のたった一人の、最高の友達を!
    私は概念より引き摺り下ろす!!」
573 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/02/04(土) 21:59:52.13 ID:PLxoLMcp0

マミ「流石にあんなデカブツ、放って置く訳にはいかないわね――」

さやか「――マミさん!」

マミ「佐倉さんもじきに追いついて来るわ。
   今夜ばかりは、ケンカもしないで貰える?」

さやか「うん、今はケンカなんてしてる場合じゃないしね。
    力を合わせて、一緒に戦わないと」

ゆま「キュゥべえ、なにか方法はあるの?
   ホムラから前の世界のこと、いろいろ聞いてるんでしょ?」

QB「とにかく、速攻で倒すしかないね。
   あの怪物――魔女は、今はまだ暁美ほむらの魔力供給で現界を保っているんだろうけど
   あれが結界を完成させて救済を始めたら、この星は10日で滅びるだろうね。
   そうなる前に、暁美ほむらを止めた方がいいんじゃないかな」

マミ「なるほどね。あれが魂を吸収し、楽園へ導き始める前にけりをつけなきゃならないってことね。
   しかし当の暁美さんは、あの分厚い肉の奥底。
   さて、どうするべきかしらね」

杏子「引きずり出すっきゃねーだろ」

杏子「ほむらの顔さえ剥き出しに出来れば、アタシの幻術はアイツを止めることが出来る」

さやか「杏子、あんた、岸から転校生に幻術をかけられる?」

杏子「視線が合っちめーば、造作もねーよ」

さやか「なら先鋒は、あたしとマミさんが勤める。
    それでいい? マミさん」

マミ「構わないけど――私のリボンの橋には道は要らないから良いとしても
   美樹さん、貴女は利根川の中の相手をどう攻める気?」

さやか「ふっ、あたしは人魚姫!
    利根川が琵琶湖だろうと、さやかちゃんを止めることは出来ないっ!!」

マミ「――流石ね、美樹さん。
   それじゃ速攻で片付けて、お茶とケーキにしましょう」

――タタタタタタタタッ――


QB「美樹さやか、武運を」

さやか「うん」


――タタタタタ タッ タッ タッ――


さやか「決着をつけてやる、ほむら!!!」



――――さやかの勇気が世界を救うと信じて!
574 :456 [sage]:2012/02/07(火) 19:35:16.29 ID:DW0yRV/lo
2レスほどいただきます。ちょっとクロスあり





さやか「な……!?まどか!ほむら!」

まどか「はは……さやかちゃん、ごめんね」

ほむら「まったく……不様なものね……自分がいやになるわ」

さやか「どうして……どうしてこんなことに……!!」

まどか「これでもね……わたしもほむらちゃんも……がんばったんだよ?」

ほむら「結局……私はなにも変わっていないのね……あの日の……
     まどかに助けられた弱いわたしのまま……」

さやか「もういい!もういいから!!」

まどか「ごめんね……」

ほむら「ごめんなさい……」

さやか「まどか!!ほむら!!」



さやか「なんで私がゼミ旅行行ってる間にごらんの有様なのよ!?」(トントントントン

まどか「料理を1から作るのって想像以上に難しいんだね……」(グデー

ほむら「ミリ飯は1日半で尽きたわ……」(グデー

さやか「簡単レシピも材料も置いてたじゃん!?」(ジュワージュワー

まどか「包丁使うのって難しいね……さすがさやかちゃん、武器が剣なだけはあるよ」

ほむら「ガスコンロの使い方は戦車よりも難しかったわ……」

さやか「おかしいでしょ!?ただ切るだけじゃん!?
     ただ煮たり焼いたり炒めたりするだけじゃん!?
     近くにファミレスもコンビニもあるじゃん!?」(サッサッサッサッ

まどか「さやかちゃんやマミさんのご飯に慣れるとあんなもん食べれない」

ほむら「出先ならまだしも家であれはね……」

さやか「あーもうこのダメダメコンビが!!ほら食べなさい!!」

まどか「……おいしい、おいしいよさやかちゃん」(ウルウル

ほむら「……なんでご飯と野菜と豚肉を切って炒めただけでこんなにおいしいのかしら」(ウルウル

さやか「あたしにはなんで二人がそれすらできないのかが不思議だよ」

まどほむ「「お嫁になってください」」

さやか「ダメだこいつら、早くなんとかしないと」



575 :456 [sage]:2012/02/07(火) 19:35:56.61 ID:DW0yRV/lo
そして巴家



杏子「……げぷ」

キリカ「……うぷ」

沙英「……おふ」

マミ「んー、やっぱりヒロは料理上手よね。ちょっと食べ過ぎちゃったわ」

ヒロ「そんなことないわよ。マミだって上手じゃない。お菓子作りじゃかなわないわ。それより織莉子の包丁捌きがびっくりしたわ」

織莉子「お嬢様の趣味の範疇よ。他人に対して披露したのはキリカ除けば初めてだったけど、うまくいって良かったわ」

マミ「それじゃ、食後のスイーツと行きましょうか。ケーキ焼いてきたのよ」

ヒロ「え?せっかく鍋したんだからシメは鍋しるこじゃない?」

織莉子「あら……チョコレートフォンデュセットと果物も持ってきたんだけど……」

マミヒロオリ「「「…………全部食べてみよっか!」」」

あんきりさえ「「「」」」





魔法女子大生だと思った?残念!家庭的さやかちゃんでした!!
そしておっぱいトリオの栄養は全て胸に行く
576 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2012/02/10(金) 15:39:44.32 ID:/37j4ITq0
クロス物、というか禁書目録の一方通行がQBだったのならという妄想。擬人化だよ!注意してちょ




マミ「ねえキュゥベぇ」

QB(一方通行)「何だ?」

マミ「今日の夕飯は何が良いかしら?」

QB「なンでわざわざ俺に聞く? 前から言ってるが俺はオマエ等人間と違って食物を摂取する必要はねェ」

マミ「もうっ、そういうのは前からいらないって言ってるじゃない。キュゥベぇも味覚があるんだから一緒に食事を楽しみたいじゃない」

QB「……なら、オマエの一番作りやすいもので良い」

マミ「それじゃいつもと変わらないわね」フフ

QB「別にそれが悪いというわけじゃねェだろ、俺はそれが食い慣れてるからそれで十分なンだよ」

マミ「ならそうするけど、偶には素直に食べたいってキュウベぇから聞いてみたいわ……」

QB「……オマエがいつも作ってるものが食いてェ」

マミ「……あら?」

QB「どォした?」

マミ「ふふっ、まさか本当に素直に言ってくれるなんて思ってなかったから」

QB「ああそうかい」

マミ「それじゃ今作って来るわね。あ、テーブルの上を片付けておいてくれる?」

QB「ン」

  ふ〜んふふーん、ふんふん♪

QB(……何が楽しいンだ?あいつは)
577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2012/02/10(金) 15:40:53.27 ID:/37j4ITq0



マミ「どうかしら?」

QB「どの食べ物もバランス良く栄養を摂取できるように作られているな」モグモグ

マミ「そういうことを聞いてるんじゃなくてっ」

QB「どの人間もこの料理を満足するンじゃねェか」

マミ「……」ジー

QB「……」

マミ「……」ジー

QB「……、俺が他の人間と同じ味覚を持っているわけじゃねェが、……美味ェ、と思う」

マミ「クスッ、「思う」がなければ大満足だったのに」

QB「何だって良いじゃねェか」モグモグ

マミ「全く、キュゥベぇは乙女心が解ってないんだから」
578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2012/02/10(金) 15:42:06.90 ID:/37j4ITq0
…………
マミ「そういえばキュウベぇと初めて出会ってからそろそろ4年くらいになろのかしら」

QB「正確には3年と352日だ」

マミ「そう、もうそんなに経つのね……」
―――――――

―――――

―――

マミ「……う、」パチ

マミ「私……何をして……(そうだ、パパとママと一緒に車に乗ってて……)」

マミ「パパ? ……ママ?」

マミ父「…………」

マミ母「…………」

マミ「(体が痛い……!痛くて動けない……)だ、誰か助けて……」

???「それがオマエの願いか?」

マミ「え……?(誰……?)」

???「俺は素質を持ってる人間に願いを一つだけ叶えられる事が出来る。対価に戦いを強いることになるが」

QB(一方通行)「オマエは今叶いたい願いを実現できる素質を持っている。もう一度聞く」

QB「オマエの願いは何だ?」

マミ「し、死にたくない……、助けて……!」

QB「願いを聞き入れた、祈りは遂げられる――」
579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2012/02/10(金) 15:43:10.00 ID:/37j4ITq0
―――――――

―――――

―――


マミ「あの時の事を思うといつも考えるのよ……、なんで私はパパとママの事も救わなかったのかと……」

QB「あの時のオマエはまだ幼かった。あの状況じゃ自分しか見えないのは至極当然だろう、自分が助かりたいと思うのはごく当たり前なンじゃねェのか」
 
マミ「でも……」

QB「過ぎた事を悔やンでいたところで無意味だ」

マミ「そんな言い方――」

QB「だったらオマエの両親の分までオマエが生きる事が既に死んだ両親に出来る唯一のことだと思うが」

マミ「……!」

QB「分かってると思うが魔法少女の寿命は短い、一年そこらで朽ちていく奴はごまんといる」

QB「魔法少女として4年も続けているオマエはそのことが並じゃねェ事くらい解るだろ」

QB「オマエの願いが生きる事ならそれを続けていくことだな」

マミ「……そうね、4年もやっていれば色々と分かってきたことも多いわ」

マミ「キュゥベぇも辛辣な事を言ってる様だけれど本当は慰めてくれていることもね」ギュ

QB「……何故抱きついてくる」

マミ「駄目かしら? こうしてると凄く安心するの」

QB「……、勝手にしろ。だが触手は触ンな」

マミ「えー、これすっごく肌触りが良いのだけれど」ナデナデ

QB「やァめろォ……!」



  <終わり>
580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2012/02/10(金) 15:45:43.64 ID:/37j4ITq0



             次回予告

QB(1号)「何故あの状況で巴マミを助けた? 能力の使用許可は出てねェはずだ」

QB「あそこで死んだところでエネルギーは得られねェ、絶望してもらわねェと意味ねェと判断したまでだ」

QB(2号)「俺らの能力は使用する際にエントロピーの増大を促すことになンだぞ、たかだか一魔法少女に使用してンじゃねぇよ。明らか釣り合ってねェだろォが」

QB「…………チッ」




さやか「キュゥベぇってさ、いつも無愛想にしているけれど感情が無いってわけじゃないんでしょ?」

QB「人間と円滑なコミュニケーションを捗るのに擬似的に搭載はされてはいるが、今の俺には必要性は感じられねェな」

さやか「もっとこう……笑ってみればいいのにさ」

QB「興味ねェ」




杏子「お前ってマミの事を見るときの瞳は優しかったりするんだよな」

QB「……は?」

杏子「前のあたしはよく人を見てたからそういうのをなんとなく解るんだよ」




QB「オマエもこんな事してよく飽きねェよなァ? 俺を殺した所で変わることなんて何一つねェっつーのに」

ほむら「黙れ……!」ギリッ

マミ「お願い止めて暁美さん!!!」

QB「撃たねェのか? 震えやがって今更臆病風が吹いたとか言わねェよな」

ほむら「何故……何故あの時私を助けたの! インキュベーター!!!」




QB「鹿目まどか、オマエの願いを言ってみろ」

まどか「私の願いは――」






QB「何時まで突っ立ってやがる」

マミ「……え?」

QB「帰ンぞ、……家に」



          劇場版にて公開予定!(ごめん嘘)



581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2012/02/10(金) 15:47:18.73 ID:/37j4ITq0
こんな無茶苦茶だが気付いたら手が進んでた、批判は受け付ける
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/10(金) 18:29:26.78 ID:qvBHfT8wo
一方さんも綺麗なQBネタも正直そこまで好きじゃないのに、
何かが化学反応を起こしてもっと読みたいと思った
583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) :2012/02/10(金) 21:35:12.01 ID:WBpIfpTAO
>QB「……、勝手にしろ。だが触手は触ンな」
なんかキュンときた
584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/11(土) 08:09:47.52 ID:rUZ4VDyDO
H×Hクロス



QB「僕と契約して魔法少女になってよ!」キュップイ

アルカ「あい」

QB「さぁ願いはなんだい?」

アルカ「インキュベーター、魔女を消してー」

QB「えっ」

アルカ「だめなのー?じゃあ魔法少女を消してー」

QB「消してっていうのは一人のry」

アルカ「これもだめなのー?じゃあ魔法少女システムを消してー」

QB「それは因果率への反」


ぷちゅっ


――QBさん終了のお知らせ――


585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/11(土) 14:03:59.49 ID:a44Zk2t/o
ほむらに殺された後みたいに別のが来て終わりなんじゃね
586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2012/02/11(土) 19:56:35.64 ID:9xImvQI60
>>576-580
のアニメ第一話っぽいもの





  タッタッタ……

???「……はっ……はっ」

???「……っ!」ゾワッ

  ッパン!ッパン!

???(耳にかすったか……! どこかで撒かねェと追いつかれるな)タッタッタ

  ヒュン、

????「鬼ごっこは終わりよ」カチャ

???(前に現れた!? 何したンだコイツは……!)

????「さよなら」

???「くッ……!」バッ

  ッパン!ッパパン!

???「痛っ……(まじィな、足に被弾しちまったか……)」

????「これでもう逃げられないわね、インキュベーター」

QB(一方通行)「ハッ、変身してまで俺を追いかけるたァ、余程俺を殺してェらしいな」

QB「つーかオマエを契約した記録は何処にもねェンだがな。……暁美ほむらつったか」

ほむら「さぁ、なんでかしらね。お前に言うとでも?」

ほむら「それよりも自分の身を心配したら? 10秒後には亡骸になってるだろうけれど」
587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2012/02/11(土) 19:58:54.32 ID:9xImvQI60
QB「……(この場面から脱出する方法は……、ねェか。詰ンだか)

ほむら「おしゃべりは終わりよ、インキュベーター」カチャ


  プシューーー

ほむら「……!?(……消火器?)」

QB「…………?」


さやか「まどか! 今だよ!!!」

まどか「うんっ!」ダッ


QB(何が起きてる……?)

まどか「あ、あのっ!」

QB「!(鹿目まどか……!)」

まどか「大丈夫ですか!? 今友だちが気を逸らしてる所なので今の内にこっちに!」

QB「……そォしてェのが山々だが、今走れる状況じゃねェンでな」

まどか「え?……っ!? 足を怪我してる……!」

まどか「な、なら私が肩をお貸ししますので……、よいしょ……っと!」

まどか(……あれ?もみあげ辺りから垂れてるのって髪……なのかな?)
588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2012/02/11(土) 19:59:31.43 ID:9xImvQI60
QB「……おィ無理すンな、オマエくらいの体格で体を支えるのは辛いはずだ」

まどか「へ、平気です。貴方も足を動かして……!」

QB「……、わかった」


  タッタッタ

まどか「さやかちゃん!」

さやか「まどかとその人は先に行ってて!」

まどか「うんっ、わかった!」

QB「…………」

  タッタッタ

さやか「全く、薄気味悪いってのこの転校生は!」

  プシュウウウゥゥゥ……

さやか「あれ、切れた? ……もうっ! こんにゃろ!」ブンッ

  ガシャン!

さやか「まどかの所に行かないと……!」タッタッタ


ほむら「……」ファサ

ほむら(……邪魔が入ったわね)

ほむら(今からでも追いかけて仕留めても良いけど、まどかの前で殺るのは得策じゃないか……)

  サァァァァァ

ほむら「! ……こんな時に」
589 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2012/02/11(土) 20:00:06.28 ID:9xImvQI60
…………

  タッタッタ

まどか「はぁっ……はぁっ……、だ、大丈夫ですか……?」

QB「何がだ?」

まどか「何がって……はぁっ、……足ですけど……っ」

QB「それよりもオマエの体力のほうが――」

さやか「まどかぁ! 大丈夫だった!?」

まどか「……ぜ、全っ然……っ、平気……っだよ!」

さやか「いやもうバッテバテじゃん……、ほら私が代わるから」

まどか「あ、うん。 ……あうー」

さやか「あはは、まどかにしてみれば頑張った方じゃない?」

さやか「えーっと、あんたは大丈夫……ですか?(間近で見ると……年上……かな? あ、目が赤いんだ……)」

QB「走れねェ以外には問題はねェな」

さやか「あいつが追いかけてくるかもしれないし、今の内にここから離れないと……。まどかは大丈夫? 走れそう?」

まどか「私一人だったら大丈夫。……あっ!あのっ貴方が重かったという訳じゃないですからっ! あのっ……そのっ」

QB「無理しなくて良い、先程も言ったがオマエの体格じゃ俺を支えンのは堪える筈だ」
590 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2012/02/11(土) 20:00:39.45 ID:9xImvQI60
さやか「この人だってまどかの細腕でここまでやってきた事を褒めてるんだからまどかは気にしなくて良いのさ」

まどか「す、すみませんっ」

さやか「ほら、行くよ」

まどか「あ、うんっ」



さやか「あっ、あそこの分かれ道を右に行けば歩道に出るよ」

QB「……!(この気配……)」

まどか「…………? あれ、こんな道あったかな……?」

さやか「え……、何これ、道が変わった……? どこよここ」


使い魔「…………」

さやか「な、何こいつ?」

まどか「気味が悪いよ……」

使い魔「…………」
使い魔「…………」
使い魔「…………」

さやか「か、囲まれた!?」

まどか(やだ……怖いよ)

QB(……最低でも鹿目まどかを生かさねェと)

さやか「あそこに細い通路が! まどか、こっち!」タッタッタ

まどか「う、うん」タッタッタ


  ッガ、

まどか「あぅっ!」ベシャ

さやか「!? まどか!」
591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2012/02/11(土) 20:01:25.43 ID:9xImvQI60
まどか「痛い……(膝擦りむいちゃった……)」

さやか「まどか後ろ!!!」

まどか「……え?」クルッ

使い魔「…………」ヒュン

まどか「っ!!!(誰か……助けて!)」

  ……ヒュッ

使い魔「…………!」バシュュュュン!

さやか「…………へ?」

まどか「……、…………?(あれ? 何も来ない……?)」パチ

まどか「え……? ここにいたあの変なのは……?」

さやか「わ、解んない。何か破裂したように消えてったけど……」

QB「消えたンならむしろ好都合だ、向こうにまだわンさかいるンだから此処から離れた方が良い」

さやか「そ、それもそうか。立てる? まどか」

まどか「あ、うん。大丈夫」


さやか「げっ、広場に出たと思ったらこっちにも沢山いる!」

使い魔「…………」
使い魔「…………」
使い魔「…………」
592 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2012/02/11(土) 20:02:07.78 ID:9xImvQI60
まどか「ど、どうしようさやかちゃん……!」

さやか「どうしようっつったって、戻ってもこいつ等がいるし……」

さやか(これって絶体絶命なの!? やだ、私達ここで死んじゃうの……?)

QB「……いや、大丈夫だ」

まどか・さやか「え?」

  ッドォォォォォン!!!

さやか「! うわっ」

まどか「……あっ、変なのがいなくなってる」

???「大丈夫? 貴方達」スタッ!

まどか「わっ」

さやか(え……、上から? どうやって)キョロキョロ

QB「正に間一髪という状況だ。助かった、巴マミ」

マミ「それは良かったわ。取り敢えず、周囲の使い魔を掃討するわ」
―――――――

―――――

―――

まどか「本当に助けて下さってありがとうございます」ペコ

マミ「いいのよ。使い魔を倒すのが私の役目だから」

マミ「こちらからもお礼を言わせて、キュゥベぇを助けてくれてありがとう」

さやか「あんな場面に遭遇したらほっとけられないですからね、それにあの時まどかが気付いたからこそですし」

まどか「なんとなく何かを感じたような気がして、その方向にむかったらこの人が傷ついてたから……」

マミ「ほらキュゥベぇもお礼を言わないと」

QB「助かった。鹿目まどか、美樹さやか」

まどか「え、私達の名前を……」

さやか「あれ、名乗ってたっけ?」

QB「俺は素質のある者の情報は把握している」
593 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2012/02/11(土) 20:03:09.88 ID:9xImvQI60
さやか「そ……しつ?」

まどか「素質……って、何の……?」

マミ「それは、私のように魔法少女になる力があるってことよ」

さやか・まどか「魔法少女……?」
………………


さやか「じゃぁ、マミさんは前からずっとあの化物と戦ってるんですか?」

マミ「ええ、そうよ」

まどか「ほむらちゃんもマミさんのような格好してた……」

マミ「そうね、彼女も魔法少女だわ」

さやか「あんの陰険転校生何がしたかったんだか」

まどか「なんでキュゥベぇを傷つけたのかな……?」

マミ「キュゥベぇはどう思う?」

QB「全くの不明だな、目の前に現れたと思いきや急に撃ってきやがった」

QB「何はともあれ警戒するに越した事はねェな」

QB(早急にアイツの目的を知る必要があンな)

まどか「クラスが一緒だから明日も会うんだよね……」

マミ「学校内で物騒な事はしないと思うけれど、私も学年が違うとはいえ何があれば直ぐに駆けつけるわ」

さやか「マミさんは頼もしいっす! でも安心しろまどかぁ、このまどかの恋人のさやかちゃんが守ってやるからなー!」ギュー

まどか「私さやかちゃんの恋人じゃないよー!」モー



『16時48分、今から23分前に能力を使用したなァ?』

QB『あのままでは鹿目まどかの生命が危ぶまれた。巴マミの到着が間に合わなかった以上、能力を使用せざる得ねェ』

『こちらもそれは把握してる。解ってると思うが連続の使用は抑えろよ』

QB『言われるまでもねェよ』



マミ「? キュゥベぇ、行くわよ?」

QB「ン」

さやか「またまたー、照れなくても良いのに」

まどか「もぉっ、止めてよー」



『引き続き、鹿目まどかをマークだな』

QB『あァ』


   <完!>

594 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2012/02/11(土) 20:03:49.40 ID:9xImvQI60
アニメ一話を久しく見てないけどこんな感じだよね!
クロスってるから一話もくそもないけどね

595 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/12(日) 18:30:56.37 ID:PtTfVoi+o
>>586-593
そのまま続けるといい
596 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県) [sage]:2012/02/12(日) 19:28:37.78 ID:rPhkzZnEo
仁美「そんな大きなガタイしてー、いくらスネ毛剃っても相当無理がありますわよー! ……恭介さん!」

恭介(さやかコス)「っ!?」

♪きみっとなっつのおわっり♪ しょうらいっのゆっめ♪



当然露出の多い魔法少女コスのほうでお願いします。
597 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 12:19:25.45 ID:8ATsdgOIO
さやか「知ってるよ。私、自分が死んでるってことぐらい、知ってるよ」


おいやめろ
598 :ふと思いついた小ネタ [sage]:2012/02/13(月) 23:29:45.55 ID:xsXxlhB/0
まどか「私のこの手で……ううん」

まどか「ほむらちゃん以外のみんなと一緒に、全ての魔女を生まれる前に消し去りたい」

ほむら「マドカァー!」
599 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/02/16(木) 10:14:06.09 ID:xs0nkpJAO
杏子「奇跡も、魔法も、ないんだな」

リボほむ「リア充を爆発しに行くわ」マミ「おー」

キリカ「最近おりこが病んでる」

ゆま「ゆまにだってわかるよ、もう助からないって」まどか「嫌……いやだよ」

かずみ「あ、ありのままに今起こったことを言うよ……!?」ほむら「」ホムッ
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/02/18(土) 22:51:24.95 ID:cbludsMn0
幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
パターン1
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1304834183/1
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/19(日) 12:55:09.77 ID:YXMQ9oD2o

織莉子「もしも私に未来予知がなかったら?」

キリカ「うん」

織莉子「ふふ……そうね、もしかしたら未来予知なんていらなかったかもしれないわ」

キリカ「どうして?」

織莉子「こんな素敵なお友達ができたんだもの」
602 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/19(日) 18:31:23.82 ID:XbVHd7J9o

織莉子「ゆまたんと結婚したかった……」

杏子「それがあいつを魔法少女にした理由かテメェ!」
603 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/02/19(日) 19:10:09.10 ID:Bv1eKsPWo
ゆまっちにおっぱいを吸わせる織莉子とかどうよ
604 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/19(日) 20:44:54.73 ID:FXGD3N+Co

織莉子「はーい、ゆまたんおっぱいですよー」

ゆま「え、え?」

キリカ「織莉子が壊れた……」
605 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/02/19(日) 21:07:29.93 ID:Bv1eKsPWo
続けろ下さい
606 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/20(月) 00:12:39.79 ID:NHuPLFZno
架空恋慕 まだか☆マダダ
607 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/20(月) 14:05:25.50 ID:DEVTh+QTo

さやか「中二になって処女とか無いよねー」

まどか「ねー」

さやか「え?」

まどか「え?」
608 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/21(火) 15:43:50.29 ID:PETM1+C/o

ほむら「巴マミって6本足にもなれるの?」

マミ「さすがに胸はつかないわよ」
609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/22(水) 13:32:30.35 ID:rkB9uFYIO
投下する時はあげてもいいのでは?
知名度的な問題でもさ
610 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/02/22(水) 20:21:29.88 ID:ScY2vrKyo

ゆま「あのね、キョーコ聞きたいことがあるんだけど」

杏子「ん? なんだよゆま、あらたまって」

ゆま「このまえマミお姉ちゃんと戦った時、お姉ちゃん、何か叫んでたじゃない?」

杏子「ああ、必殺技な」

ゆま「ゆまもああいうの考えたほうがいいのかな……」

杏子「ゆま、それは修羅の道だ、一度やっちまったら戻れねえ、行けない道なんだよ……」
611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/22(水) 22:35:37.19 ID:X0YUZTroo

ほむら「キュゥべえをソウルしたら浄化ジェムがレイプされた」
612 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/23(木) 22:16:46.62 ID:zSTJY7H4o
子供を産んだけど体質なのか母乳があまり出ないほむら
しかも子供は双子でさらに大変
同時期に出産したさやかに相談したら
「うちの子あんまり飲まないから良ければ飲ませてあげよっか?」
と提案されたので素直にその提案に乗ることに

すると明らかに自分の乳より飲む子供を見て
「そんなにさやかのはおいしいのかしら」
「なんならほむらも飲んでみる?ww」
という流れになり



という話を誰か書いてください
613 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [saga]:2012/02/24(金) 13:22:21.22 ID:oZqhCVcAO
まどか「ほむらちゃんの馬鹿っ!」
ほむら「ちっ、違うの!これは違うの!」
まどか「違わないよ!ねぇ、織莉子ちゃん!?」
織莉子「(レイプ目)暁美さん……」
まどか「ほらね!私というものがありながらスピンアウトから女連れ込んで!!」
ほむら「ご、誤解よ!」
織莉子「(レイプ目)誤解……なの?私なんてやっぱりいらないの……?」
まどか「ほらやっぱり!ほむらちゃんは可哀想な女の子をホイホイ食べちゃう悪い子なんだよ!」
ほむら「ち、ちが」
まどか「どうせほむらちゃんも出会い系サイトで会った女の子にお尻叩かれたかったんでしょ!!」
ほむら「っ……」
まどか「……おしおき。踏んであげようか、ほむらちゃん?」
ほむら「!!?」ホムッ


こんな感じの黒まどかが見たい

あ、かずみとキリカはまどかの(愛)玩具で
614 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/02/24(金) 16:34:30.59 ID:VbG7ZY5do
かずみの絡ませ方にまだ二の足踏んでいる状態な件
615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/02/25(土) 00:28:44.31 ID:ZmXy2H0qo
出会い系サイトで逢った人にお尻叩かれたかったんでしょ!
616 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/02/25(土) 17:48:00.91 ID:Eta3GIkjo
どういう思考回路ならスピンアウトから女を連れ込むなんて言い回しがでるのかすごく興味ある
617 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/02/27(月) 17:21:44.44 ID:S/sSlPpb0
まどマギ魔法少女をライダーに変換してみた

暁美ほむら=電王
佐倉杏子=キバ
巴マミ=龍騎
美樹さやか=剣
鹿目まどか=オーズ

イメージだけどね
どの当たりがかはご想像にお任せしますの
618 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/28(火) 23:50:52.48 ID:CcyACV0IO
ちょっと2-3レス借りるぜ
後、ネタも借りるぜ
619 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/28(火) 23:52:01.54 ID:CcyACV0IO
あ、クロス先はリリカルなのはだ
知らない人にはごめんな、知っている事前提で書くぜ
620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/28(火) 23:52:52.79 ID:CcyACV0IO
ここはミッドチルダ地上本部、隊員訓練所の一角。

今日も、若き訓練生達は教導官にしごかれ鍛錬をしていた。

???「ほら、そこ。貴方は近接戦闘が主なのだから、相手と距離を取らずに食らいつきなさい」

語気を荒げているわけでは無いのに、指摘された訓練生は叱られたように項垂れると小さく「すいません」と謝る。

???「……次はしっかりやりなさい」ニコッ

微笑と言うにはいささか小さく笑った教導官を見て、訓練生は笑顔になると、大きな声でハイッと答え訓練の続きに戻った。

それを見た女性は、長く黒いポニーテールを翻し他の訓練生達に向き直る。

黒髪ポニ子「このように、相手が中・遠距離で戦う相手の場合は、必ず相手の間合に入らない事。と言っても、そういう相手も自分の弱点には気づいているだろうから、対策を持っている事が多いわ。これは近接の場合もありえる事だから、各自間合を過信せず行動するように」

訓練生達からは、元気のいい声が帰ってくる。それに満足すると、腕時計を見て訓練時間が終わっている事に気付いた。

黒髪ポニ子「それじゃ、時間も頃合いだから終わりにしましょう。整列!」

その掛け声で皆、ビシッと並ぶ。

黒髪ポニ子「それでは、本日の訓練は終了。各自水分補給や体のケアをした後解散!」

敬礼と共に、お疲れ様でしたとの声。それに「はい、お疲れ様」と答え女性は踵を返す。そこへ、同じ年頃のような女性がやってくる。

モブ子「お疲れ様でした教官。この後の予定は?」

黒髪ポニ子「えぇ、特に何もないわ」

モブ子「では、本庁に歩きがてら話しましょうよ♪」

〜〜〜〜〜〜

〜〜〜
621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/28(火) 23:53:33.72 ID:CcyACV0IO
黒髪ポニ子「それで、話と言うのは?」

モブ子「教官は、あの管理局のエースオブエースと呼ばれる高町なのは一等空尉とご友人なんですよね?」

黒髪ポニ子「えぇ、そうよ。彼女が小学生の頃からだから……もう随分と経つわね」

モブ子「そして、その友人のフェイト・T・ハラオウン執務官に特別捜査官八神はやて二等陸佐とも友好関係を持っている……」

モブ子「おまけに、他にもいっぱいいらっしゃるでしょう?

まず、未開の無人世界で動植物を保護、密輸者等の逮捕摘発している空戦魔導師鹿目まどか二等空尉

次に、どんな過酷な災害・事故現場でも人命救助をする佐倉杏子三等陸尉と美樹さやか三等陸尉

更には、古代遺物管理部に所属しあらゆる封印魔法に精通している巴マミ三等空尉

教官の友人達って、どの方もエース級の方達ばかりですよね?

どうやって知り合ったんですか?」

黒髪ポニ子「そうね……色々あったのよ色々、ね」

昔を懐かしむ様に、空を見上げた女性ーー時空管理局、教育隊戦技教導官暁美ほむら一等空尉の目には、笑ったり泣いたりした懐かしいあの時期が写っていた。

黒髪ポニ子改めほむら「ま、そんな事はどうでもいいことよ。結局、何の用なの?」

モブ子「その、錚々たるメンバーの八神はやて二等陸佐から出向願いが来ていますが……」

ほむら「……」

モブ子「……」

ほむら「……な・ん・で!それを早く言わないの」ギリギリ

モブ子「いやなんか聞いとかなきゃってイタイイタイ!」タップタップ

ほむら「……はぁ、まぁいいわ。それで? なんて言う部署?(ま、どんなところでもはやてからのお願いなら行くしかないしね。何処でもいいけど)」

モブ子「あ、えっと書類がこちらに。どうぞ」

ほむら「……ホム、『機動六課』……ね

一陣の風が舞い踊り、咲き始めた桜の花弁を巻き上げる。

風によって靡く黒髪を抑え、ほむらは思いを馳せる。

また、波乱が起きそうね

と。
622 :>>618 [sage]:2012/02/28(火) 23:59:02.60 ID:CcyACV0IO
終わりっす

あ、安価書くの忘れてた

>>620-621

ちなみに元ネタは、

ほむら「魔法少女?」なのは「うん、魔法少女」

ってタイトルだ

かなり面白かったから、ストライカーズでもやらねぇかなぁと妄想した結果こうなった。
所属部署とかは俺の独断と偏見で選んだが、杏さやコンビだけは救助隊鉄板だと思う絶対

あの作者に本編書いて欲しい今日この頃
623 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/02/29(水) 16:17:59.99 ID:96ErkxHIo
まどか「わー、幼稚園の頃のさやかちゃん髪長ーい」

さやか「うん、まーね」

まどか「何で切っちゃったの?」

さやか「ガムがひっついちゃってさ」

まどか「どんな食べ方してたの……」
624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga sage]:2012/02/29(水) 22:08:57.40 ID:SioyVWP0o
数レス借りるよ
625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga sage]:2012/02/29(水) 22:14:01.18 ID:SioyVWP0o
キリカ「……ピック・ジェムズか」

ソウルジェム摘み
どうも最近見滝原付近でソウルジェムが奪われる事件が多発しているらしい
当然奪われた魔法少女は死亡扱い
……以前ほむらに聞いたところによると、
私は魔女のいた世界では『魔法少女狩り』というものをやっていたらしい
そういう意味ではこれも似たようなものかもしれないが……

キリカ「正直、興味なんて欠片ももてないんだけどね」

織莉子に見滝原を任されていなければ
こんな面倒な事最初から引き受けるつもりもなかった
……や、一応恩人に頼まれたという理由もないことはないけど
ちなみに織莉子はほむらやエリ……なんとかさんと一緒にどこぞの砂漠の魔獣を
倒しにいっているらしい。ついて行きたかったが見滝原が手薄になるという理由で
引き止められてしまった
……美樹さやかが魔獣に殺されてすぐ
巴マミは気丈に振舞っているが、やはり一人にしておくのは忍びない
風見野の佐倉杏子は千歳ゆまがいるから大丈夫だろうが

キリカ「……ま、それなりに働くか」

幸いにしてもう尾けられてはいるようだ
後はあちらが仕掛けてくるのを待って、逆に狩る

人気のない遊園地に移動した
ここならば、あちらにとっても仕掛けやすいだろう

?「私双樹あやせ。宜しくね」

キリカ「……」

その犯人は真正面から堂々と自己紹介をしてきた
……不意打ちぐらいしてくるかと思っていたから少し予想外だ

あやせ「あなたの名前も教えて欲しいんだぁ。だって宝石には名前が必要でしょう?」

キリカ「何故君はこんな事を?ソウルジェムなんて集めたところで何の利益にもならないと思うんだけど」

グリーフシードなら分かるけど
ソウルジェムを集める理由は分からない

あやせ「だってこんな綺麗な宝石他にはないじゃない。だって生命の輝きなんだもん!」

キリカ「ふむ」

つまりは死体愛好家のようなものか
もっともソウルジェムは肉体のそれより美しさは分かりやすいし、
なによりコンパクトに収納できる。そういうコレクターがいてもおかしくはない
なるほど。一応目的としては成立するか

キリカ「それで?私としては見なかった事にしてもいいかなと思っているんだけどね」

あやせ「でも私。あなたのソウルジェムはすごくほしいんだぁ」

キリカ「私は君なんて存在含めていらない。君には何の価値も見出せない」

あやせ「……あなた、すきくないなぁ」

キリカ「大いに結構。私を好きに思ってくれる人は後にも先にも『彼女』だけで充分だ」

……最近少しだけ大切な人が増えていっている気はするのだけど
根本は揺るがない自分でありたい。そう思う

あやせ「やっぱりあなた……すきくない!!!」

あやせは魔法少女へと変化した
純白のドレス。……少し織莉子に似ているといえないこともない
626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga sage]:2012/02/29(水) 22:16:09.76 ID:SioyVWP0o
あやせ「おしろにはぴったりじゃない?」

キリカ「そのまま棺の中に入っても不自然ではないね」

あやせ「……本当にすきくない!!アヴィーソ・デルスティオーネ!!」

あやせの放つ魔法攻撃を、キリカは空を飛んで回避する

キリカ「イタリア語系列か……巴マミの関係者か何か?」

あやせ「あなたは巴マミではないのね。華やかさが足りないと思ってたけど」

キリカ「あっちがヒーローならこっちはダークヒーローを気取りたい年頃でね。ほら、反抗期だし」

あやせ「それにしても速いのね」

キリカ「君が鈍すぎるんだよ。そろそろ仕留めてしまいたい気分になってきた」

あやせ「……なら、これはどう?セコンダ・スタジオーネ!!」

キリカ「!!」

アヴィーソ・デルスティオーネの複数ヴァージョン
ありとあらゆる角度から襲う魔法攻撃

あやせ「いくら速くてもこの攻撃から逃れきれるかしら!!」

キリカ「逃れきれるよ。君には残念だろうけどね」

あやせ「え……?」

キリカはあやせに当身を与えて気絶させた
確かに単純に脅威ではあったが
スピードで逃れきれない範囲ではない
まして、私のカードはスピードだけではない

キリカ「……存外あっけなかったね。さて巴マミに電話を……え?」

あやせ?「カール・フレッド!!」

キリカ「なん……で……!?」

みればあやせは白い服から赤い服に着替えていた
……先ほどの一撃で気絶させる事に失敗していたのか?
いや、これは違う
理論上ありえるとは思っていたけど、現実に見たのは初めてだ
これは恐らく

キリカ「一つの体で2つのソウルジェムを管理しているのか……!!」

つまりは1つのソウルジェムにダメージを与えることには成功したが、
もう1つのソウルジェムは実質ノーダメージだったのだ
この可能性を失念し、迂闊にも勝った気になってしまっていた

キリカ「……失態か」
627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga sage]:2012/02/29(水) 22:17:24.43 ID:SioyVWP0o
あやせ?「私は双樹ルカ。あやせと私は同じ体に宿りし、2つの体」

ルカ「……ジェムをいただく前に、あなたお名前は?」

キリカ「名前を喋ったら見逃してくれるってことは……ないか」

ルカ「残念ながら。……トッコ・デルマーレ」

キリカ「や……めろ……」

ルカ「ふふふ。貴女の美しいソウルジェム。大切に保管してあげましょう」

キリカ「く……せめて巴マミにこの事実を……」

ルカ「させません!」

ルカはキリカのソウルジェムに直接魔力を与える

キリカ「が!!」

ルカ「ふふふ。ではもう会う事もないでしょうけど。さようなら」

キリカ「……かえせ」

ルカ「返せといわれて返す人はいません」

キリカ「……なら」

キリカはにやりと笑うと、それを取り出した

ルカ「……爆弾!?」

キリカ「君に盗まれるぐらいならいっそ爆発して果てる!!」

ドカァアアアン・・・


ルカ「滅茶苦茶な魔法少女でしたね……ともかくあなたのソウルジェム。いただきました」
628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga sage]:2012/02/29(水) 22:20:27.02 ID:SioyVWP0o
キリカ「というわけでね。とんだ災難だったよ」

マミ「……今の話だとあなたはソウルジェムを奪われて自爆して果てたことになるんだけど。どうして普通に会話しているの?」

キリカ「そりゃ相手はピック・ジェムズなんてやってる相手だよ。対抗策を考えないわけないじゃないか」

キリカの盗られたソウルジェム
奪われる時ルカの隙をつき、全く同じ形状の偽物と摩り替えた
後は自前で用意した別の爆弾を使い爆発よりも速い速度でそこから退避
あちらからすれば爆発で消し炭となって骨すら残らなかった……ように見える
これにより肉体が消えてしまう事に対して不自然さを感じさせない
……発信機+爆弾つき偽装ソウルジェム。思いついてもお金とかそういう問題で意外と実戦する魔法少女はいない

キリカ「さて、どうする?恩人。一緒に仕掛けるかい?それともこのままあのソウルジェムを爆破して彼女ごとなかった事にしてしまうか」

マミ「……もしかするとやむをえない理由があるのかもしれない。もう少し様子を見ましょう」

キリカ「ふーん……ま、いいけどね」

いっそここで爆破して清々しく手を引いてしまいたい気もするが
確かに気にはなる。本当にあの二人はただの『コレクター』なのか
それとも別の目的を持っているのか

キリカ「あの『プレイアデス聖団』も動いているらしいし。今は『見』に徹するべきか」

この件、まだ裏がある
ならばもう暫く自分は死んだ事にして様子を伺う事にしよう
629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/02/29(水) 22:22:44.25 ID:SioyVWP0o
おっしまい
かずみネタをちょっとやってみたくて書いてみた

>>625-628

かずみネタはやってみたいけど、本編が常にゆれ動いてる現状では手をつけられないんだよなぁ……
630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/01(木) 08:53:58.95 ID:z8wNqdGF0
乙!
かずみはいつかまとめて読みたいとは思ってるんだけどね・・・。

じゃあ、投下。
ハロウィンにかいたマミあんもの。




マミ「そっか、明後日はハロウィンなのね」

 テレビに映るオレンジ色のかぼちゃを見ながら巴マミは自室で紅茶を啜る。視線の先のテレビ画面は、魔女やジャックランタンの仮装をした親子がインタビュアーの取材に応じる様子が映し出していた。
 そんなマミの独り言のような声に佐倉杏子は「ん?」と反応してからクッキーを口に咥えたまま視線をテレビ画面に飛ばした。彼女はクッキーを歯で砕き、

杏子「ああ、あれだろ? 砂漠に住む遊牧民」
マミ「それはベドウィン。仮装して砂漠で暮らすなんてどんな民族よ」
杏子「はぁ……」

 なぜか溜息を吐かれる。佐倉さんは肩をすくめてわざとらしくやれやれと首を振り、

杏子「マミもまだまだ甘いな。今のボケ、さやかならさらにボケを重ねてあたしに突っ込ませてるぜ」
マミ「ぐっ……」

 なんということだろう。美樹さんならあそこからさらにボケられるというのか……。
 …………。
 何を競っているのだろう、と思わなくもない。
 自分の知らないところで勝手な前振りをされてハードルを上げられている美樹さんだった。
マミ「それで、佐倉さんはやったことある? ハロウィン。というかそれ以前にハロウィンって知ってる?」
杏子「うん、それくらい知ってるよ。悪戯を条件におじさんからご褒美を頂くんだろ?」
マミ「言ってることはおおむね間違っていないのに、嫌らしく聞こえるのはなぜかしら……」

 悪戯とかおじさんとか言う言葉がアウトっぽい。
 マミは顎に指を当て、

マミ「そうね、ハロウィンというのは魔女やジャックランタンといった西洋のお化けの格好をして家を回るお祭りの一つなの。それで、行った家の先々で『トリックオアトリート』つまり『お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ』と言ってお菓子をもらうのよ」

 わかったかしら? と佐倉さんを見やれば彼女は暗い雰囲気をまとい顔を俯かせていた。
杏子「魔女、魔女の格好か……仮装しなくてもあたしは充分魔女だもんなー……『この魔女め!』って親父にも言われたし……」
マミ「さっ佐倉さん、気を確かに!」

 どうやら彼女のトラウマに活きのいい一撃が入ったらしい。
 マミがまあまあと紅茶を飲むようにすすめると、佐倉さんはカップを口に付けすぐさま重大なことに気づいたと勢いよく顔を上げた。

杏子「『トリックオアトリート』というのを聞いて思ったんだけど」

 眉を寄せ、真剣な表情で言う。
631 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/03/01(木) 09:06:00.25 ID:uGc0zy7AO
>>630の続き


杏子「……お菓子をくれなくきゃ悪戯するぞって、それって単なる脅迫じゃね?」
マミ「そんなこと……そんなことないわよ!」
杏子「今の間はなんだよ? 今少しそうかもって思っただろ?」

 目を泳がしたマミにやれやれと佐倉さんはどこから分厚い本――六法全書を取り出し、知的な印象を与える線の細い眼鏡をかけてからページをめくり出した。そしてとあるページで手を止め、的確に目的の文章を読み上げる。

杏子「脅迫罪。刑法第222条、生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して人を脅迫した者は、2年以下の懲役又は30万円以下の罰金に処する」

 そして本を閉じ、どや顔でマミを見る。

杏子「まさか愛と正義の魔法少女を謳うあーたに限って、ハロウィンをしたいとか言うはずないよねー?」
マミ「うっ」
杏子「だってお菓子をくれなきゃ悪戯するぞって充分脅迫だもんねー?」
マミ「ううっ」
杏子「脅迫も立派な犯罪。犯罪はいけないもんねー?」
マミ「うううっ……」

 佐倉さんの追及にマミはしゅんとうなだれる。
 ……せっかく皆でハロウィンパーティーをしようと思ったのに。
 でも、佐倉さんの言うことももっともで、私たち魔法少女が犯罪に手を染めるなんてあってはならないことだ。魔法少女は正義の味方でなければならないのだから。

「……しゅんとなるマミさんかわいい……」

 聞こえてきた呟きに目線を上げると佐倉さんがきょとんとした顔でこちらを見ていた。

杏子「ん、どうした?」
マミ「いえ、なんでもないわ」

 気分を晴らすように少し乱雑にマミは卓上のクッキーを口内へと放り込んだのだった。 




終わり。
悪戯が成功して尚且お菓子を得ることができた杏子ちゃんでしたとさ。
632 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/03/01(木) 15:55:59.49 ID:Qr36oEY5o
乙!杏子ちゃん子悪魔かわいい!
てか杏子の「マミさん」って呼び方は凄いパワーあるよな……
633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) :2012/03/02(金) 21:00:29.84 ID:P5y4QW5q0
数レス借ります
まどマギ×未来日記です
クロスと言うよりは未来日記をまどマギ勢でやるといった感じです
配役は若干テキトーな所があります、グロ注意

マミさんとマミさんファンの方々あらかじめ謝っときます、ごめんなさいorz
謝るなら最初から書くなと言うツッコミは無しの方向で・・・
634 :全員ツインドリルとおっぱい装備済み :2012/03/02(金) 21:02:45.65 ID:P5y4QW5q0
御目方教本堂廊下


ブーーブーー

まどか「は、はい!」pi

ショウさん『まどか、今そっちに12thが向かってるぞ』

まどか「え?12th?」

ショウさん『奴は9thの小型爆弾を持ち出してる』

まどか「爆弾!?」

ショウさん『どうせろくでもないことに使ってくるぞ』

ほむら「まどか!屋根の上!!」

マミ「」ヒョコッ

まどか「え?」

タタタタタタタッ

  マミ青 マミ黄 マミ赤 マミ緑 マミ桃


まどか「五人!?」


マミ赤「12thレッド!!」

マミ青「12thブルー!!」

マミ黄「12thイエロー!!」

マミ緑「12thグッリーン!!」

マミ桃「12thピンクぅ!!」

マミ赤「五人揃って!!」

ゴ12th「「「「「ゴ 12th!!」」」」」

マミ桃「」カチッ

ドオオオオォォォォォォン!!!!


まどか(ほんとにろくでもない・・・)


ゴ12th「」シュタ

マミ青「初めまして」 マミ黄「1st」 マミ赤「私は」 マミ桃「12thという」 マミ緑「モノデース!!」

まどか(口を利いちゃいけない気がする・・・)

マミ赤「・・・・・・挨拶できない子は悪人になるわよ!!」ビシッ

まどか「す、すいません!!」

マミ「聞きなさいファーs(ry

〜中略〜
635 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) :2012/03/02(金) 21:05:58.50 ID:P5y4QW5q0
>>634

ゴ12th「「「「「行くわヨ!!」」」」」

まどか「そうだ日記を使えば!」pipipi

まどか「一番右が本物だよ!」


 青   桃  緑
   黄  赤

ダダダダダダダダダダダダダ!!!!

   赤 緑  青
 桃    黄

まどか「シャッフル!?そんなのってないよ!!」

ほむら(巴マミはぼっち、だったらっ!)ダッ

まどか「ほむらちゃん!!」

おりこ「五分の一の確率に賭ける気!?」

ほむら「はーい!みんな二人一組になって!!」

おりこ「は?」

まどか「えっ?」

  赤緑ササッ 桃青ササッ   黄!?

ほむら「ひとりぼっちね」ブンッ

マミ「うぐっ・・・!!」ズシャー

マミ「オマエ勝利、オマエ正義・・・」

ほむら「・・・ふぅ、やっぱり一番右だったようね」

『19時07分、巴マミは死亡する―DEAD END―』

ドオオオオォォォォォォン!!!!!!



まどか「・・・こんなのってないよ」
636 :おまけ :2012/03/02(金) 21:08:25.81 ID:P5y4QW5q0
>>635

杏子「なぁ1st、アンタはラブの力ってのを信じるかい?」

まどか「ふぇ?///」

杏子「あたしの日記はさやかを守るため、常にさやかの事を観察し続けたラブ日記だ!」

さやか「あたしの日記は杏子を守るため、常に杏子の事を観察し続けたラブ日記だね!」

杏さや「「つまり交換日記とは!この二つを合わせたラブラブ日記!!」」ドヤァァ

まどか「・・・だから何?」



  END
637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) :2012/03/02(金) 21:14:52.42 ID:P5y4QW5q0
すみませんちょっとこまかいですが
>>635は『19時07分、12th巴マミは死亡する―DEAD END―』です
12thが抜けていました
638 :キュゥべえ「僕が魔法少女と契約するわけない」 [saga]:2012/03/02(金) 23:59:05.85 ID:dpLV4YSPo

眩い朝日が窓から差し込み、一日の始まりを告げる

宇宙の行く末などといった壮大な事物に思いを馳せながら朝食をとり、家を出る。



「おはよう、キュゥべえ」

「おはよーっす」

「おはようございます」


いつもの通学路で見慣れた桃、青、緑の髪色をした少女たちと合流。


「おはよう」


短く挨拶を返し、目的地である見滝原中学へと向かう



僕の名前はキュゥべえ、カタカナでキュゥ、ひらがなでべえ。
誰が呼び始めたのかは知らないが、気がつくとこう呼ばれていた。
名前など個々を区別するだけの文字の羅列でしかないので、今更どうこう言う気はない。
アニメのマスコットのような名前だと言われたこともあるが、僕は至って普通の男子中学生である。

生まれつき色素が薄いため、白髪赤眼なところを除いては。
639 :キュゥべえ「僕が魔法少女と契約するわけない」 [saga]:2012/03/02(金) 23:59:46.72 ID:dpLV4YSPo

そんなこんなで教室に到着し、朝のHRが始まる。
目玉焼きどうのこうのといった下らない言い合いをしていた気もするが、興味はない。


「それでは、今日は転校生を紹介します」

「そっちが先だろー!」


転校生。その言葉に窓の外へとやっていた視線を教師のほうへ向ける。


「では、入って来て下さい」


扉が開かれ、入ってきたのは一人の少女。
三つ編みに眼鏡をし、緊張のせいか顔を伏せている。


「あ、暁美……ほむら、です……」


蚊の鳴くような声の自己紹介。
教師が言うには病弱で長期間入院していたらしい。

なるほど、それなら納得もいく。
あまり人に接してこなかったのだろう。
640 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) :2012/03/03(土) 00:00:27.81 ID:FibsC0WZo


――と、ここまでが今朝の出来事。
現在、授業はとっくの昔に終了し、放課後。

僕はその転校生に、校内のひと気のない所へと呼び出された。


「いったい何の用だい? 暁美ほむら」

「率直に言うわ」


眼鏡をとり、三つ編みをほどいた彼女がこちらに振り返る。

可愛い、というよりは美しいの部類に入るのだろう。


「私は魔法少女――あなたを護衛しにきた」


残念ながら中身は救いようのないほど電波的なようだけど。


「わけがわからないよ」


この日を境に、僕は様々な魔法少女から契約を迫られる羽目になる。



                            ――彼女たちの『願い』を叶えるために
641 :キュゥべえ「僕が魔法少女と契約するわけない」 [saga]:2012/03/03(土) 00:01:33.42 ID:FibsC0WZo

vip規制はいつとけるのかなあ

たまには逆に契約を迫られるのもいいよね!
642 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/09(金) 14:57:39.54 ID:jhvKLnZL0
ほむら「私と――」織莉子「私が――」『運命も未来も切り拓く!』


ほむら「――何てタイトルの熱血シリアス路線のSSを思いついたのはいいけれど、正直どうすればいいか分からないわ」タメイキ

織莉子「時間停止と未来予知……組み合わせれば無敵かもしれないけれど、いくら何でも戦闘が楽になり過ぎではないかしら?」

ほむら「そうね。敵の攻撃や隙を予知してもらって、私が時間停止して対処すれば良い話だもの。ワルプルギスの夜でも楽勝だわ。
    全部の戦闘が同じ描写になりそうね」

織莉子「それに、どうやったら鹿目まどかを抹殺しようとする私と、あなたが組む状況になるのかしら?」

ほむら「同感よ。ワルプルギスの夜やインキュベーターより先にあなたと呉キリカの息の根を止めないと……」

………………

ほむら「…………」イラッ

織莉子「…………」イラッ

ほむら「私と――」織莉子「私が――」『手を組むなんてあり得ない!』

まどか「ほむらちゃんも織莉子さんも、息ぴったりだね」

『ぴったりじゃないっ!』





と言う戯れ言でした
無理有り過ぎて頓挫したのでネタの供養がてらに投下ww
643 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/03/10(土) 03:47:44.76 ID:vjjlBfbio
キリカ「ねえ、織莉子。私は」織莉子「ここにいるわ」

無限に等しい時間も距離も超えて、無限に有限な愛を叫び続けるキリカと、
それを受け止めながらキリカを追いかけようとする織莉子の話。


クロス先がマイナーすぎるにもほどがある。
644 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/03/10(土) 04:00:02.63 ID:vjjlBfbio
>>642を見て思いついたのでもう1本


ほむら「どれだけ時間を繰り返しても、希望なんてなかった」
織莉子「どれだけ未来を探っても、絶望しか見えなかった」

「「それでも、あなたは希望を捨てないというの?」」

まどか「もちろんだよ。だって、私は、私達は――魔法少女なんだから!」


織莉子も、見える未来にすべて絶望が待っているって相当きつかったと思われるわけで、
おりマギはああだったけどもっと救われてもいいと思うの。
645 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/03/10(土) 06:02:26.51 ID:6C9GOunRo
>>642
何となく繋げてみる


ほむら「でもまぁ……ワルプルギスの夜を倒す為には貴方の力が必要なのは事実」

織莉子「そ、そうね……ワルプルギスの夜を倒すまで限定ということなら……よろしく、暁美ほむら」アクシュ

ほむら「よ、よろしく。美国織莉子」アクシュ

織莉子・ほむら「――!!」ギリギリギリギリベキバキボキ!

まどか「美しい友情だね!」

キリカ「いやー……私はもうここから逃げてしまいたい」
646 :ほむら「逃げようよぉ」0/6 [saga sage]:2012/03/14(水) 13:32:35.38 ID:A4W/ieRA0
6レスほどお借りします。
647 :ほむら「逃げようよぉ」1/6 [saga sage]:2012/03/14(水) 13:33:24.51 ID:A4W/ieRA0
〜壊滅した見滝原市〜



ワルプルギス「キャハハハハハ!!」



ほむら「あんなのに勝てるわけないよ……逃げようよぉ……」

まどか「……私ね、ほむらちゃんのことを助けられて凄く嬉しかったんだ」

まどか「魔法少女になって本当に良かった、って思えたの」

まどか「ほむらちゃんを守れたことが、私の一番の誇り」

まどか「だから……私は逃げないよ」

まどか「守りたいから……」

まどか「一番大好きな人を……ほむらちゃんを守りたいから!」

まどか「私……行くね」

ほむら「鹿目さんっ……」
648 :ほむら「逃げようよぉ」2/6 [saga sage]:2012/03/14(水) 13:34:00.62 ID:A4W/ieRA0
さやか「あたしもまどかと同じ気持ちだよ」

さやか「ほむらは……恭介のことでウジウジしてたあたしを励ましてくれたじゃん?」

さやか「あれ、すっごく嬉しかったんだ」

さやか「恭介にはフラれちゃったけど……気持ちが晴々したっていうかさ」

さやか「あたしが今こうして立っていられるのは、ほむらのお陰だと思うんだよ」

さやか「だからさ、あたしはあんたに恩返ししたい」

さやか「一番の親友に……ううん、親友なんて言葉じゃ言い表せないくらい大好きなほむらに、恩返ししたい」

さやか「あんたのこと、守らせてよ」

ほむら「美樹さんっ……」
649 :ほむら「逃げようよぉ」3/6 [saga sage]:2012/03/14(水) 13:34:30.40 ID:A4W/ieRA0
マミ「私も暁美さんにはいっぱい助けられたわ」

マミ「暁美さんがいてくれたから……魔法少女の真実を知っても、私は絶望せずにいられた」

マミ「暁美さんのことを想えば、どんな未来も怖くなかった」

マミ「私が唯一怖いのは……貴女を失うこと」

マミ「だからね、私は貴女を守り抜くわ」

マミ「例え敵がどんなに強大であっても、絶対!」

マミ「大好きな貴女が傷付くなんて……嫌だもん」

ほむら「巴さんっ……」
650 :ほむら「逃げようよぉ」4/6 [saga sage]:2012/03/14(水) 13:35:12.44 ID:A4W/ieRA0
杏子「アタシはさ、妹が死んでから……誰かを愛することなんて忘れてたんだ」

杏子「でもほむらはそれを思い出させてくれた」

杏子「誰かを好きになって、一緒にいると幸せな気持ちになれる……」

杏子「この胸の温かさは、ほむらがくれたんだ」

杏子「でも困ったもんだよねー。ほむらってば別れの寂しさまで思い出させてくれちゃってさ」

杏子「……お別れなんて嫌だ」

杏子「だからアタシはほむらを守り抜くよ、それで絶対帰ってきてやる!」

ほむら「佐倉さんっ……」
651 :ほむら「逃げようよぉ」5/6 [saga sage]:2012/03/14(水) 13:35:51.39 ID:A4W/ieRA0
まどか「…………」

さやか「…………」

マミ「…………」

杏子「…………」

まどか「わ、私が一番ほむらちゃんのこと大切に思ってるんだからね!」

さやか「そんなことないよ! あたしが一番に決まってんじゃん!」

マミ「わ、私だって暁美さんを想う気持ちは誰にも負けないわ!」

杏子「いーや、一番はアタシだね!」

ほむら「え、あ、あの……?」
652 :ほむら「逃げようよぉ」6/6 [saga]:2012/03/14(水) 13:36:47.92 ID:A4W/ieRA0
ゆま「みんな何言ってるの? 一番ほむらを好きなのはゆまだよ!」

ゆま「ほむらはゆまのお母さんになってくれるってゆったもん!」

織莉子「暁美さんは私のことを『美国』じゃない『織莉子』として見てくれたわ!」

キリカ「いじけた子供みたいな私を、ほむらは愛してくれたよ!」

まどか「むぅ〜!」

さやか「何よ!」

マミ「何なのよ!」

杏子「やるか!?」

ほむら「み、みんな……ケンカはやめてよぉ……」
653 :ほむら「逃げようよぉ」 [saga]:2012/03/14(水) 13:40:01.94 ID:A4W/ieRA0
おしまい。

このあとワルプルギスの夜に敗れたまどか達を救うため、
ほむらが「皆との出会いをやり直したい! 皆を守れる私になりたい!」と願って
全員救うまで終わらないループに突入しますがそれはまた別のお話。
654 :借りる [saga sage]:2012/03/14(水) 14:55:48.75 ID:fvjqZbmAO
ほむら「ふたなりは素晴らしいとおもうの」ホムッ

杏子「…………」ゲームチュウ

さやか「…………」マンガチュウ

マミ「…………」ニガワライ

まどか「…………」ドクショチュウ

ほむら「…………」



ほむら「目を合わせてよ!」ガクンガクンッ

まどか「(やっぱほむらちゃんの対象はわたしかーちくしょう)」ガクガク

さやか「(南無)」

杏子「(南無)」
655 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国) [saga]:2012/03/14(水) 15:10:48.40 ID:fvjqZbmAO
まどか「大体ほむらちゃんに生えたとしても短くて細いに決まってるよ」

ほむら「ほむぅっ!?」ガーンッ!?

マミ「(やだ鹿目さん大人……)」

さやか「(確かに)」ウンウン

杏子「(デカいのはマミ辺りかな)」
656 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国) [saga sage]:2012/03/14(水) 15:13:58.56 ID:fvjqZbmAO
ほむら「いやでも想像してみて! 好きな人と繋がる自分の姿を!」ホムッ!

まどか「えぇー……」

杏子マミ「アリだな(ね)!」ガタッ

ほむら「ほら釣れた」ホムッ

さやか「(この空間に耐えられない)」
657 :終わり。オチなし [saga sage]:2012/03/14(水) 15:20:09.80 ID:fvjqZbmAO
まどか「はぁ」

まどか「そんなのなくったって、わたしはほむらちゃんが好きだよ」ニコッ

ほむら「――マドカァー!!」ガバチョ

まどか「もう、ほむらちゃんったら」ウェヒヒ

アンアン

さやか「マミさん、始まりましたけど」ウワァ

マミ「いつもの事だし、慣れたわ……」ヨヨヨ

杏子「見てる方もキツいよな」ウワー




QB「…………(録画中)」

QB「これは売れる」きゅっぷい

ほむら「……」チャキッ

QB「やれやれ、オチ担当も楽じゃなぷぺっ――」パァン



まどか「ほむらちゃーん、続きはー?」

ほむら「今行くわまどかぁー!」キラキラ
658 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/03/14(水) 18:46:10.64 ID:ZXMbBbdso
無乳で粗ちんとか救えねえ…
だがそれがいい
659 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/03/15(木) 18:14:23.24 ID:mds20ZdN0
※リボほむが女神まどかっぽい力を一部有してるとかそんな設定でひとつ。

ほ「ねえ、美樹さやか」

さ「なに?」

ほ「死んだ人を生き返らせるのって、どのくらいの罪なのかしら」

さ「……そりゃあ、それはやっちゃいけないことだよね」

ほ「医者は人を治すわね。それは罪じゃないのかな?」

さ「お医者さんってのは、すごく難しくて困難だけど、それでも可能なことを可能にしているんだよ。
  簡単に不可能を可能にしてしまうのは、それは――越えちゃいけない一線を犯す罪だと思う。
  それは、物を盗んだり人を殺したりするのとはまた次元が違う話だよ。
  なぜ罪かというと、それが不可能で、不可能だからこそ大事にされてきたものがたくさんあるからでしょ?」

ほ「………………」

さ「………………」

さ「……できるの?」

ほ「わからない。試したことなんてないから」

さ「本当に? 嘘言っていいことじゃないよ? 誓える?」

ほ「うん。幸いにも――って言えばいいのかしらね。この場合」

ほ「……だけどね。それでも、この力を使いたくなるの。
  自分のやったことを――誰かに失わせることを強いてしまったことを、全部洗い流して、なかったことにしてしまいたくなる。
  そう、全部。全部よ。それだけじゃない、今のように、毎日恐る恐る生きていくような、こんなまどろっこしい手間も何一ついらない。
  もしちゃんとこの力を使いこなせたなら。もっと――全部、何もかもできる」

さ「……あたしにゃそれを止める力なんてないし、それを止める権利もないけどさ。
  ほむら、もしそれをやっちゃったなら、もうあんたは人間じゃないし、あんたによって生かされているあたしたちも人間とは呼べなくなるだろうね。
  ……あたしに言えるのは、それだけ」

ほ「……巴マミと佐倉杏子。あの二人の家族も、蘇らせて元通りにできる」

さ「!」

さ「……あの二人は、失ってしまったものを、自分なりに決着をつけて今まで生きてきた。
  それを否定していいのかどうかは、あんたやあたしが決めるべきことじゃないし、あたしたちから持ちかけていいことでもない。あっちから言い出してきたなら、その時に初めて考えればいいんじゃないかな。
  ――だけどさ。必ず相応の対価を求めなさいよ。人の誇りやプライドを奪ってしまえる力を持ってるんだから、何が正解かわかんないなら、せめてよく考えて」


オーフェン後日譚改変ネタでやってみたが、ちょっとさやかちゃんが老成しすぎだ(´・ω・`)
660 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/03/27(火) 08:18:07.13 ID:gPFW4KqB0
ほむら「まどかは死んだもう居ない」

魔女「…??」

ほむら「地面を掘って掘りまくれ、墓穴掘っても掘り続ければそこが私の進む道!私を誰だと思ってやがる…私はほむらだ!穴掘りほむらだ!」
661 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/03/27(火) 08:51:10.62 ID:VUVOzd9ro
>>660
それはまどかとマミさんがピンとくる気がする
662 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/03/27(火) 13:14:23.71 ID:SuLAut7Io
あぁ、ドリル……
663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/03/28(水) 17:27:52.83 ID:HLZpaE580
杏子「LEVEL?んなもん知るか」

御坂「だったら試してみる?」

杏子「あぁ、やってやらぁ!」

超電磁砲×まどマギ
664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/03/31(土) 18:48:07.27 ID:+bFHmJbW0
<メテオ レディ>
ほむら「変身!」


♪〜〜〜♪〜♪♪〜

ほむら「仮面ライダーメテオ、お前の定めは私が決める」

ほむらはまどかを助ける為にメテオとなってゾディアーツと戦う
665 :杏子ちゃんがほむホームで激辛ペヤングを食べるだけのステマなお話 [sage saga]:2012/03/31(土) 23:27:12.18 ID:ElQHvhwj0

杏子「……赤いな」

ほむら「赤いわね」

杏子「自分のカラーながら、なんか毒々しいな」

ほむら「毒々しいわね。スペインの宗教裁判官みたい」

杏子「何だよその、スペインの宗教裁判官って」

ほむら「…………」

杏子「何で戸口の方をじっと見てんだ?」

ほむら「……別に何も期待していないわ。Nobody Expectsよ」

杏子「そう言いつつ期待満々じゃねーか」



杏子「で、つまり、これをアタシに食えと?」

ほむら「ええ、買っては見たものの、私は病弱少女だから」

杏子「それは魔法少女になる前の話だろ?」

ほむら「貴女なら毒物でも問題無く摂取出来ると思って」

杏子「忍者でも暗殺者でもねーぞ、アタシは」

ほむら「口も胃も腸も尻の穴も、私よりはずっと丈夫でしょう?」

杏子「尻の穴って……中身はともかく、アンタも一応外見は美少女なんだから、もう少し表現は選んでくれ」

ほむら「そうね、言い方を変えるわ。ア・ナ・ル」

杏子「……止めろ。なんかマジでジェム濁るから」



杏子「……まあ何だかんだ言っても市販のちゃんとした食いモンだし、食えってーなら食うけどさ」

ほむら「そうよね。残念だけど、食べたら死ぬようなものは販売しない筈だし」

杏子「……何が残念なんだよ。そもそも自分で食わないものを、なんで買って来たんだよ」

ほむら「コンビニで一個しか残っていなかったから、人気商品なのかと思って、つい」

杏子「……需要が無いから入荷抑えてるだけじゃねーのか、それ」



杏子「じゃ、開けてみるぜ――っと、赤いのは包装だけか」

ほむら「中の容器は普通に白いわね。文字は赤いけど」

杏子「麺もかやくも普通のと変わんないな。ソースはちょっとだけ赤っぽいかも」

ほむら「――と油断させて、本気で殺りに来るらしいわよ、ネット情報だと」

杏子「プレッシャーかけるなよ……と、スパイスはともかく、青海苔も付いてねーのか」

ほむら「味なんてどうせ分からなくなるから、付けてないのかしらね」

杏子「……辛味成分のコストと引き換えたんじゃない……かな、多分」
666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/03/31(土) 23:28:02.29 ID:ElQHvhwj0

杏子「麺を持ち上げて……底にかやくを敷いて、と」

ほむら「あ、そうすれば、湯切りの邪魔に成り難いのね」

杏子「蓋にべったり付かなくても済むしな。その代わり良く掻き回さないと、底に残っちまうけど。で、お湯を入れて……」

ほむら「3分砂時計、返すわよ」

杏子「3分って半端な時間だよな。ただ待つと長いけど、何か作業するには短いし」

ほむら「テレビや新聞でも見てるのが無難かしらね。以前火薬の調合を始めたときは、湯を切らなくて済む羽目になったわ」

杏子「……カヤク違いかよ。そうなったヤツはいくらでも居るかも知れねぇが、その理由でそうなった中学生は、多分アンタだけだ」



ほむら「それにしてもこの『焼きそば』、調理時だけで無く製造工程の何処でも、『焼い』てはいないわよね」

杏子「それはアタシもずっとそう思ってた。けどこの前、もう一つ重大な秘密に気付いちまったぜ」

ほむら「何?」

杏子「原材料表記のどこにも、『そば』の文字がねぇ」

ほむら「この食品のアイデンティティって、一体……」



杏子「と、3分か。湯切りだな」

ほむら「べこん」

杏子「湯切りのお約束だよな、べこん」

ほむら「だばぁ」

杏子「……そっちは止めてくれ。アタシは食いモン無駄に出来ねぇから、マジで悲惨なことになるんだ」



杏子「ソースは――少しノーマルよりねっとりしてて、微かに辛っぽい匂いがするかな」

ほむら「いよいよね。取り敢えず十六茶、3本用意しておくわ」

杏子「ここしばらくずっとアンタとこ、十六茶しか出て来ないな」

ほむら「……未だに50本くらい残ってるのよ」

杏子「……何考えてそんなに買ったんだよ」
667 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/03/31(土) 23:29:06.50 ID:ElQHvhwj0

杏子「じゃ、行くぜ」

ほむら「いよいよ逝くのね。南無阿弥陀仏」

杏子「んー、辛いけど味は普通のペヤングだし、そんなでも……も……!?」

ほむら「……一気に十六茶が三分の二減ったわね」

杏子「……ま、まあ食えないって程じゃあねーな。口がヒリヒリして痛いけど」

ほむら「本当はお茶よりも、牛乳の方がいいみたいね。後はマヨネーズとか」

杏子「なら、そっち用意してくれよ」

ほむら「だってそれだと、十六茶が減らせないじゃない」

杏子「……そうだよな。そういうヤツだよな、アンタは」



ほむら「……一口くらいなら大丈夫かしら」

杏子「大丈夫だろ? 魔法少女なんだし」

ほむら「じゃ、一口だけ……って、これって、間接キス?」

杏子「……どうでもいいだろ。女同士なんだし」

ほむら「貞操は守りたいもの……ん……ぐっ?」

杏子「へっへっへ、大丈夫かい? アンタ本当に辛いのには弱そうだしな」

ほむら「ξ」

杏子「……コイツ死んでるじゃねぇか! ――こう言えばいいのか? おい」



ほむら「普通に円環の理に導かれるところだったわ」

杏子「良かったな、戻って来られて」

ほむら「――でも、久し振りにあの子に会えたから。これで私はまた、頑張れる」

杏子「……何かいい話になってるな。焼きそば食って倒れただけなのに」

ほむら「今まではバットで頭を殴って会いに行っていたから。激辛ペヤング、欲しがる魔法少女は一杯居るわね」

杏子「チーズあんシメサババーガーかよ……そんな理由で欲しがるの、アンタだけだ」



杏子「ふぅ、何とか完食。しかし汗が止まらねぇ」

ほむら「流石ね、佐倉杏子」

杏子「コンビニで売っていいのか? と思えるくらいには辛かったな。素人にはお勧め出来ない」

ほむら「痛覚遮断してないと、まだ口が痛いわね」

杏子「何か口直しが欲しいかな。味覚バカになってるけど」

ほむら「……まだ食べられるのね。いいわ、ならこれなんてどうかしら」

杏子「何だよ?」

ほむら「好奇心からつい、通販でポチってしまったものなんだけれど――」

杏子「激辛マニア……それが、落ちかよっ!」
668 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2012/04/02(月) 04:38:28.86 ID:/jlJ1Iyf0
なんか電波受信したけど、似たようなのは既に出てるんだろうな
669 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage saga]:2012/04/02(月) 04:39:57.00 ID:/jlJ1Iyf0

ほむら「インキュベーター、話があるわ」

QB「君は……マミの学校に転入してきた魔法少女だね」

ほむら「暁美ほむらよ。時間遡行の魔法で未来からやってきた」

QB「よろしく、ほむら。それにしても、君は僕のことを色々知っているみたいだけど、
   その割には簡単に自分の正体を明かすんだね」

ほむら(魔法少女に恨まれるようなことをやってるって自覚はあるのね)

ほむら「忠告しにきたの。鹿目まどかを魔法少女にしてはいけない」

QB「どういう事だい?その様子だと、彼女の素質については知っているんだよね。
   なら、僕が彼女を諦める道理はないと思わないかい?」

ほむら「まどかが魔女になれば、宇宙を滅ぼすわ」

QB「……詳しく理由を聞かせてもらえるかな」

ほむら「まず、私はまどかを救うために何度も同じ時間を繰り返している。
    もう200回以上になるわ」

QB「なるほど、それでまどかにあれほどの因果が集中していたんだね」

ほむら「ええ。私が時間を戻すたびに、まどかは強くなっていった。まどかの魔女もね」

ほむら「そこで、ふと疑問に思ったの。まどかはどのくらいのペースで強くなっているのか」

QB「それは僕にとっても興味深いね」

ほむら「まず仮定したのは、まどかの魔力がループ回数に比例して大きくなるというモデル。
    これを『線形モデル』と呼ぶことにするわね。」

ほむら「ループするたびに集めた因果が元の因果に足し合わされるとすると、
    比例係数は最大1になる」

QB「まあ、妥当なモデルだと思うよ」

ほむら「私は200回ちょっとループを繰り返しているわけだから、まどかの因果は
    一般的な魔法少女のたかだか200倍程度になっているはずだけど、どうかしら?」

QB「そんなわけないね。まどかの魔力係数は素質のある少女の平均より何桁も大きい。
   測定しようにも値が振りきれて測定のしようがない」

ほむら「でしょうね。私が見てきたまどかの強さもそうだったわ」

ほむら「つまり、線形モデルは破綻することになる。つぎに考えられるのは指数関数モデルよ」

ほむら「私がループするたびに、集めた因果が重複されて最大で2倍になる」

QB「線形モデルで説明できない以上、そう考えるのが一番正しそうだね」

ほむら「次に、まどかが魔女になった場合の影響範囲を考えるわ。結界の大きさと考えてもいい。
    これは3つのモデルが考えられる」

ほむら「1つめのモデルは、魔女からの影響が距離に反比例するモデル、
    2つ目は、重力や電磁気力と同じ、逆二乗則に従うモデル、
    3つ目は、魔女が支配する空間の体積が魔力と比例するモデルよ」

ほむら「影響範囲が球形に分布すると仮定すると、最初のモデルは半径と魔力が比例する。
    2番目は魔力の平方根に比例して、3番目は立方根に比例するわね」

ほむら「あなたはどう考えるかしら?」

QB「そうだなあ、魔力の性質は単純に物理法則と比較できないけど、
   平均的には逆二乗則が一番近いかな」

ほむら「なら、逆二乗則を仮定して議論を進めるわ」
670 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage saga]:2012/04/02(月) 04:41:22.16 ID:/jlJ1Iyf0

時間を止めてカンペを確認……

ほむら「この場合桁数だけを考えればいいから、初期の魔女結界を半径10m
    ループごとの魔力の増幅は最悪の場合を仮定して2倍とするわね」

ほむら「私たちは10進法を使うから、簡単のために魔力の増幅を10ループで1000倍とするわ」

ほむら「逆二乗則を仮定してるから、結界の半径は20ループで1000倍になる」

ほむら「この段階で結界の半径は10km。見滝原市の大部分を取り込むでしょうね」

QB「彼女の魔力係数を考えると、そのぐらいの魔女になっても驚かないね」

ほむら「あなたは私が言ったことをもう忘れたのかしら?」

QB「?」

ほむら「私は200回以上ループしているのよ」

QB「……そうだったね」

ほむら「ループ回数40回を超えると、結界の半径は地球の直径に匹敵するサイズになるわ」

ほむら「50数ループで、地球と月をすっぽり覆うサイズになる」

ほむら「70ループで、結界は太陽を飲み込む大きさになる」

ほむら「80ループで、太陽系の外縁天体まで覆い尽くしてしまうわ」

ほむら「100ループを超えると、結界の半径が1光年に達する」

QB「もう十分だ。今のまどかが魔女になると、観測可能な宇宙を飲み込んでしまう。
   計算上はおそらく数千兆光年……そういうことで合ってるかい?」

ほむら「理解が早くて助かるわ」

QB「ちなみに3番目のモデルだとどうなるんだい?」

ほむら(時間を止めてカンペを……)

ほむら「せいぜい、銀河系を覆い尽くす程度でしょうね」

QB「それでも多くの宇宙文明にとって十分脅威だよ!」

QB「君はそれを、実際に見てきたのかい?」

ほむら「地球が滅ぼされたところなら。けど、宇宙がどうなったかまでは分からないわ」

QB「暁美ほむら、君の理論は悲観的に過ぎるかもしれない。光速の壁を超えるかどうかも
   関係するしね。けど、確かに無視できないリスクではある」

ほむら「実際のところ、ループ回数が1桁の段階で、まどかの魔女は何日かかけて
    地球を滅ぼすほどの力を持っていた。この予測でもまだ楽観的かもしれない」

QB「それは祈りの大きさと性質による相乗効果もあるだろうけど……
   わかったよ、君の言うとおりだ。鹿目まどかは諦めよう」

QB「わざわざ教えてくれてありがとう。感謝するよ、ほむら」

ほむら「礼には及ばないわ」ファサッ

QB「それにしても、一人でこれだけのことを考察したのかい?」

ほむら「……あなたには関係ないことよ」

ほむら(前のループで気になったから柳田○科雄のところに押しかけたのよ)

ほむら(私の能力を実演したのに科学的に否定してきたのが印象的だったわ)
671 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage saga]:2012/04/02(月) 04:42:34.26 ID:/jlJ1Iyf0

ほむら「ところで、まどかにはもう接触したのかしら?」

QB「ああ、夕方にショッピングモールで魔女に襲われたとき、近くにいたからテレパシーで
   呼び出して助けてもらおうとしたけど、契約する前にマミが助けに来たよ。
   よく考えたら、あの時契約してたら危なかったね。」

ほむら(どうせわざと襲われたんでしょうにいけしゃあしゃあと……)

ほむら「それで、その後どうなったのかしら」

QB「まどかともう一人、美樹さやかはマミの家に行って魔法少女の説明を受けた。
   その時マミがよく考えるように言ってくれたから、契約には慎重になってくれたよ」

ほむら「そう。じゃあ、一度は契約を持ちかけたのね。」

QB「そうだけど?」

ほむら「それ、向こうから契約を迫ってきた場合、あなたは拒否できるのかしら?」

QB「……本人が成長して素質が無くならない限り、拒否はできない」

ほむら「あの子は自分が役立たずだと思っている。しかも人一倍優しいわ。
    魔法少女のカッコいいところを見たり、逆にピンチに陥ったりすると
    契約したがるかもしれないわね。」

QB「そういえばマミが魔法少女体験コースに誘ってたよ。止めさせないと!」

ほむら「それと、1ヶ月以内にワルプルギスの夜が来るのよね」

QB「まだ詳しい時期はわかってないけど予感はある。君は当然知っているわけだ」

ほむら「ワルプルギスと戦う戦力が不足したと感じると、まどかは高確率で契約するわ」

ほむら「破壊された街を見ても、契約して街を救おうとするでしょうね」

QB「」

ほむら「ワルプルギスの夜はベテランの魔法少女二人が相打ち覚悟で倒せるかどうか」

ほむら「ちなみに私の攻撃は軍事基地から窃盗した兵器類で、有効なダメージは与えにくい」

QB「……僕にどうしろっていうんだい?」

ほむら「まどかに契約させたくなければ、ワルプルギスの夜を倒せるよう努力することね」

ほむら「巴マミのコンディションを整えて当日に全力を出せるようにした上で、
    何人か他の街の魔法少女にも戦うよう説得すればいいんじゃないかしら?」

QB「君は協力してくれるのかい?」

ほむら「もちろん、するわ。でも、私は失敗してもやり直せるけど、
    あなたはこの時間軸が全てよね。」

ほむら「頑張りなさい、キュゥべえ」
672 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) :2012/04/02(月) 04:44:35.04 ID:/jlJ1Iyf0
おわり。続かない
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/04/02(月) 22:41:55.52 ID:LELfmdBP0
そういう流れでキュゥべえと協力するのは珍しいかも?
ほむらの言う理屈は良く分からんけどwww
674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/04/03(火) 07:39:47.86 ID:UEUaLrp/o
ほむらが言ってるように柳田理論だよ
一見科学的理論に基づいた考察に見えて、
一部だけつまみ食いして肝心な前提とか抜かしてるから
全体としてトンデモになってるという、まあ一種のギャグだ
675 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/03(火) 10:36:05.19 ID:lqU6+s5DO
空想科学読本かww
懐かしいな。クラスで回し読みして爆笑してた覚えがあるわ。
676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/04/05(木) 16:19:13.66 ID:vQbr2lM9o
それ系をSSとして突き詰めるとよめやそらき(何故か変換したくない)になるな
677 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/05(木) 16:41:30.00 ID:VlojR1VIO
詠矢はもはや辞書登録した
678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/04/05(木) 23:00:49.96 ID:CMVJFVHMo
ほむら「そういえば、入院してる時に背の高くて中性的なかっこいい人を見たの。」

さやか「!?」

ほむら「あぁ、あんな王子様に憧れるわ……」チラッ

さやか (背が高くて……中性的……恭介?)

ほむら「そういえば美樹さやか、あなた病院によく行くわね?」

さやか「ごめん転校生、私用思い出した。」


とか立て逃げスレに貼ろうとしたら落ちてたよいつかちゃんと書き直す
679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2012/04/13(金) 00:46:38.09 ID:1amcfKpR0
QB「有史以来、この世界で魔法少女たちが流した血と涙を僕たちはすべて覚えている」

QB「それらの記憶は毒のように蓄積され、やがて全てのインキュベーターに“感情”を与えるだろう」

QB「では、僕たちインキュベーターにとってその感情とは一体どういうものか?」

QB「新たなエネルギー源の可能性?人類との和解の鍵?違うね、僕たちにとって感情は、いうなれば―」

QB「“ウミガメのスープ”。自ら望んで受けた呪い、未来永劫外れぬ枷だ」

QB「僕たちが彼女たちに与えた絶望の意味を真に理解し、自らのすべてを否定しただろう」

QB「それが条理に逆らって生きながらえようとした罰、僕たちが受け入れなければならない災厄」

QB「それを君の願いが変えてしまった、僕たちの“罪”をなかったことにしてしまった」

QB「やがて感情に目覚めたとしても僕たちは、君という犠牲に、自分たちが生み出した悲劇に気づかないままに」

QB「自らの行いを“正しい”と言い張るだろう……いつまでも、ね」

QB「その醜悪さが、愚かさが………僕にはどうしても許せない」

まどか「だから、こんなことをしたの!?…自分たちが正しいと信じてるからじゃなくて、ただ――」

QB「あぁ、僕たちが“罪人であるという事”それを僕たち全員が知るために」

QB「僕は……“円環の理”を破壊する」

それは、神に挑んだ一匹のインキュベーターの物語
680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/13(金) 08:08:29.75 ID:8ZXQg1EDO
QBに「私に与える力を、魔法以外の何かにしてくれ」って願ったらどうなるのかねぇ?

陰陽師→妖怪?
メカ娘→殺戮マシーン?
超能力者→モンスター?
681 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/04/13(金) 11:02:37.02 ID:SAJQjG640
幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
パターン1
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1304834183/1
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
パターン3
マミ「あなた誰なの?」 QB「前の個体は処分した」
QB「『前の僕』、は精神疾患を『患い』かけていたからね。『僕達』にとっては、『煩わしい』存在でもあったしね」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/13(金) 17:03:22.50 ID:dtPTEMiIO
アメリカンスクールの委員長の魔女
パトリックとかいうくだらないネタを思いついた
683 :まどか「いないもの?」 [sage]:2012/04/13(金) 17:33:10.92 ID:a/vgaF+ao

あることが原因で、わたしは見滝原から夜見山へと引っ越すことになった


「その制服……同じ学校だよね」

「ええ」


そこの病院のエレベーターで、私は不思議な少女と出会う

黒い長髪が綺麗な、美しい少女に


「対策係の美樹さやかだよ。 よろしくね、転校生さん」

「対策係?」


聞き慣れない言葉


「ねえ、暁美さんのことなんだけど……」

「それは……アタシからは何とも言えない」


どこか違和感のあるクラス


「うーん、やっぱりあんたとどっかで会ったような……」

「前世から続く運命ですわ!」

「仁美ちゃん……それはないと思うな……」

「どーせさやかの記憶違いなんでしょ?」


それでも、平和な一時を過ごすことができた


「始めまして、鹿目まどか。 僕がこのクラスの担任だ」

「看護師の研修で、新しい子が来るのよ。 たしか……巴さんだったかしら」

「私が死人かも知れないわよ? わかったらもう私には近付かないことね」

「まどか、"いないもの"の相手はよせ……ヤバイんだよ、色々とな」


『現象』が始まるまでは


「毎月人が死ぬって……そんなの、あんまりだよ……」

「始まってしまえば止めることはできない。 鹿目まどか、せいぜい次の犠牲者にならないことを祈るのね」




684 :まどか「いないもの?」 [sage]:2012/04/13(金) 17:34:20.54 ID:a/vgaF+ao

いつか書きたいなあ
685 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 20:58:24.32 ID:UOzDwQaDO
「ソウルジェムの穢れを排出式にして」

QB「そんなの反則だよっ!」 ペカー!

問題は霧状か固形かって事だな。
686 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/14(土) 23:53:47.28 ID:E0T/YEwJo
固形ならQBが食ってくれそうだな
で、魔翌力切れ気にせず面白おかしく暮らして、
飽きたらジェム砕いて自殺か排出やめて魔女になるかすればいい

・・・・・あれ?
687 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/16(月) 16:53:23.01 ID:Mk6REsfDO
もしも、実は一周目の世界が普通に王道ものだったら…魔女も普通に自然発生で。ほむほむがループしたから因果が増えて面倒事(魔女化とか宇宙云々とか)が付加されてった、とか。
688 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/04/16(月) 20:35:39.58 ID:Fxb15gebo
とすると一週目は
マミさんが死んでマジ凹みした杏子ちゃんがゆまちゃんに出会って
正義の心を取り戻して

 杏子「マミは死んだ! もういない! 
 だけどあたしの背中に!この胸に!ひとつになって生き続ける!
 あたしを誰だと思ってる! あたしは杏子だ!
 巴マミじゃない!あたしはあたし!紅き亡霊(ロッソファンタズマ)!
 佐倉杏子だ!」

とか言って赤髪槍が天を突く展開……?
689 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/18(水) 15:33:41.04 ID:QIKFYYODO
まどか「次にほむらちゃんが行く世界を、魔法少女同士がぶつかり合う事でもSGの穢れが回復する世界にして!」

QB「凌駕した!」

憎み合っているなら、納得行くまでいつまでも思いっきり想いをぶつけ合って戦える。

想い合っているなら、更に切磋琢磨し成長する事が出来る。

そんな世界。
690 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/04/18(水) 16:33:40.96 ID:cwDWSWYjo
ガンダムファイトか男塾か知らんけど、楽しい世界になるかもしれん。
691 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/04/18(水) 17:03:34.78 ID:xu4QL4tY0
なんやかんやで魔法少女間のパイプが太いさやかちゃん大成長の予感
692 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/04/18(水) 17:15:22.27 ID:heoxsCQao
まず最初の接触でマミとほむらが笑いながらぶつかり稽古
693 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/19(木) 02:02:06.07 ID:kANdr25DO
   ほむらちゃんX

鹿目まどかの願いによって、倒した魔女の魔法少女だった頃の魔法と魔翌力容量を得られる様になった暁美ほむら…。 その新たな力で、新しい世界を駆けろ!ほむらちゃんX!


当然、使い魔(成長して魔女になれば別)は対象外。
例え共闘でも、魔女にトドメを刺したのが自分でなければ得られるのはGS(要交渉)のみ。
得た魔法は、下位互換のものは上位互換のものに吸収統合される。全く同じ魔法なら魔翌力容量のみ増加。
魔翌力容量=体力ゲージ兼魔法(時止め含む)ゲージ。通常攻撃(盾からの兵器取り出し)では消費(本当はされてるけど、極微量の為ノーカウント)されない。
694 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/04/19(木) 02:42:23.69 ID:X8BTLNYSo
Q:魔力が魔翌力になっちゃうよ?
A:目欄にsagaを入れましょう
695 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/19(木) 03:00:58.74 ID:kANdr25DO
すまない、うっかり入れ忘れたんだ。
696 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/04/19(木) 09:51:49.44 ID:WOeWHRaDo
マミ「月は出ているの!?」

さやか「へ?」

マミ「月は出ているのかと聞いてるのよ!」


ほむら「マイクロウェーブ……来たっ! サテライトティロフィナーレ、発射!」


こっちかと
697 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/04/19(木) 19:10:15.63 ID:V8Jnfhnxo
キャンデロロ「あなたが希望の魔法少女となった瞬間から、私は絶望の魔女になる運命だったのよ」

ほむら「違う。運命は自分の手で切り開くものよ。巴マミ……!!」


ザシュゥ!!


ほむら「巴さん。巴さんですよね……」


--回想--

マミ「……あなたは約束したわよね。必ず鹿目さんを守ってみせるって。だから私もあの時約束した。あなたが鹿目さんを守ってくれるなら、私も暁美さんを守る」

--回想終わり--


ほむら「どうしてこんな事に……答えてください!巴さん!!」

モウ ヒトリデ アルケナイ〜♪



というほうかと
698 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/20(金) 00:23:50.50 ID:C7vlBwXDO
誰でもない娘「私の体を、人間と殆ど遜色の無い行動も取れる程の超高性能ガイノイドにして」

QB「良いだろう、君の願いはエントロピーを凌駕した」


“も”が肝。行動も取れる…別にしなくても良いって訳で。

SG=感情処理装置 みたいな扱いだと思われ。壊れたら魂(魔法と感情)は失うだろうが、記憶や機械の躯は無くならない筈。

動力源はまぁ…超極小核融合炉とか、太陽光超増幅触媒とかそんなんで。食べたものの処理は…そうだなぁ、デロリアンの生ゴミ分解のアレみたいな感じで。記憶なんかは…超絶圧縮メモカ(何枚か頭にストックされてる)だかに入ってると思う。要らない情報は消せるだろうし、長持ちはするんじゃないかな?損傷や汚れは、便利な言葉ナノマシンがきっと何とかしてくれる。

魔法は多分…色んなものを自身に適合化(ハイテク化と互換性の付加)させる。ようなものじゃないかと。

実はセラニポージさんの歌、ロボの幸せを聴いて思い付いたネタだったりする。
699 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/20(金) 00:39:56.43 ID:nVYObfq70
まどマギで「快傑ズバット」。


まど「フラっと参上!」

ほむ「フラっと解決!」

まど・ほむ「人呼んで、さすらいのヒーロー!快傑、フラーット!!」

悪人達「・・・・・・なるほど、フラットだ」

まど・ほむ「まじまじと見るなーーっっ!!」
700 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/04/21(土) 02:11:17.83 ID:HGPI6wjSo
5レスか4レスほど借りるーっす
701 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/04/21(土) 02:11:45.42 ID:HGPI6wjSo
「はい、それじゃあ美樹さん、剣を構えてちょうだい」

「はーい」

応えると、あたしは片刃の剣を両手でしっかりと握り締めた。
刃の長さは基本的な剣と変わらない。と言ってもあたしは普通の剣がどれほどか知らないのだけれど。
剣の重さは木製のバットと同じかそれよりも軽いくらいだ。全身に掛けられている筋力強化魔法のおかげだろう。
威力は下がってしまうが、慣れた今ならば片手で振るうことも出来る。
切れ味は生成した時に決まってしまうので、片手で扱う時は筋力強化に回す魔法も忘れない。

そんな物騒な代物を、あたしは魔法少女の先輩であり師匠でもあるマミさんへ向けた。
マミさんとの距離はそう離れていない。歩いて五歩か四歩、と言ったところだ。
この程度の距離ならば魔法を使わずとも、それこそ瞬く間に詰め寄ることが出来る。
だというのに、マミさんの様子は変わらない。いつもと同じ、華麗に、優雅、あるいは典雅に。
だからといってあたしは油断しない。苛立ちもしない。
そうするだけの実力が目の前の彼女にはあるのだ。それはあたしがよく知っている。

ごくり、と唾を飲み込む音がやけにくっきりと頭の中にひびいた。
そんなあたしの緊張を察してか、マミさんはやんわりと表情を緩めて口を開く。

「そう強張らなくて良いわ。今日行うのは、あくまでも簡単な演習。私の技を受けてもらう、それだけよ?」

そうだ。忘れるところだった。
緊張のせいか、あたしはついうっかり最初の考えを忘れてしまっていた。
それどころか、マミさんと命のやり取り――つまり本気の戦いを挑もうとまで考えていた。
危ない危ない、と内心で呟く。そして頷き、大丈夫です、とマミさんに意思表示する。

「それじゃ、行くわよ?」

「はい!」

叫び、もう一度剣を構える。
そしてマミさんが右手に小さなリボンを握り締めていることに気付き、静かに戦慄する。
正面にいるのにまるで気付かなかった。瞬きをするわずかな間に行ったのだろうか。恐るべき早業だ。
マミさんはリボンを握り締めたまま、声高らかに宣言する。

「≪魔法少女・技の受身演習その2――トッカ・スピラーレを受けてみよう!≫ 開始!」
702 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/04/21(土) 02:12:13.13 ID:HGPI6wjSo

その言葉と同時に、マミさんの握り締めているリボンがその形状を変化させ始めた。
ぐるぐるとうねり、らせん状のドリルのような姿に変わっていくのだ。
それだけじゃない。マミさんの右手から溢れ出る新たなリボンが、そのらせん状のリボンにどんどん束ねられていく。
魔法で作り出されたリボンは、まるで柔らかい飴細工のように一つになって固まった。
リボンを生成する魔力は必要最小限で、束ねる動作も指先一つで自由自在。
いくつもの飴のようなリボンを束ね、結び、繋げるマミさんの姿は、まさしくあたしの理想の魔法少女のそれだった。

と、マミさんが右手をあたしの方へ向けた。
短い槍のようなリボンがあたしのすぐ真正面に位置している。あたしを貫くつもりだ。
もちろん実際に貫くことはないだろう。だけど、何か手を打たなければならない。
そうあたしに思わせるだけの気迫が、マミさんには確かにあった。

「……っ!」

全身に力を入れながら、あたしはもう一度剣を構え直す。そして現状を冷静に分析する。
腕の長さとリボンの長さを足しても、稼げる距離はせいぜい二歩か三歩分。あたしへ攻撃を行うには少し足りていない。
とすると、マミさんが攻撃を行うためには、少し踏み込まなければいけなくなる。
マミさんは身体面の強化はそれほど重視していない。あたしの強化された反射神経なら、頑張れば捉え切れることだろう。
つまり、踏み込んで来たマミさんとそのリボンの射線状――撃つ訳ではないのだが――から逃れれば良いのだ。
リボンをかわして、マミさんへ攻撃を加える。出来るだろうか。
いや、どちらにしてもやらなければならないのだ。決断すると、あたしはマミさんの身体へ意識を向けた。

その時だ。言葉に出来ない悪寒が身体を走ったのは。
何故だか分からない。分からないけれど、このまま相手の出方を窺っていれば負けてしまう。
そう直感が囁いている。だけど、どうして? マミさんの様子に異変はないし、リボンだって何も変わっていない。
先ほどまでと同じで、らせん状に研ぎ澄まされたリボンの先があたしへ向けられているだけだ。――いや、おかしい。
違和感を覚える。具体的に言うと、リボンが先ほどまでよりも少し大きくなっているような気がする。
リボンの肥大化。なぜ? 意味がない、と断じて切り捨てることは出来ない。だが他にも可能性があるのではないだろうか。
そう、例えば――遠近感覚。遠いと小さくなり、近いと大きく――まずい!

「――っああ!」

とっさに剣を目の前のリボンへと向け直し、両手に魔力を注ぎ込む。
同時に全身に衝撃が襲い掛かった。比較的軽い。何かがぶつかったというよりは受け止めたというべきだろう。
あたしは剣の刃先へ目を凝らし、衝撃の正体を探ろうとした。
果たして、それは予想していたよりもあっさりと明らかになった。
703 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/04/21(土) 02:12:59.13 ID:HGPI6wjSo

剣先に、らせん状のリボンが衝突していたのだ。

刃によって切り裂かれたリボンが真っ二つに割れながら、あたしの両肩の当たりにまで及んでいる。
だがマミさんの様子に変化は認められない。ということは、考えられるのは二つだ。
研ぎ澄まされたリボンを、身体の力に頼ることなく――つまり魔法でリボンそのものを伸ばしたか、撃ち放った、だ。
恐らくは前者だろう。撃つのならマミさんにはそれ用の魔法がある。つまりこれは、近接格闘用のリボン攻撃だ。
槍のように伸ばして、対象を貫く貫通系の技。あたしの武器が剣じゃなかったら危なかったかもしれない。
剣を上段に構えていたのも幸いした。これが下段に構えていたのであれば、おそらく反応が間に合わなかったはずだ。
いずれにしろ、技は凌いだ。受けきった。これで演習は終わりだ。

そう思い、肩の力を抜こうとする。だが上手く行かず、結局、身じろぎするだけに留まった。
あたしは眉をひそめて肩に目をやった。
そして絶句する。

「いっ、いつの間に!?」

あたしの両肩――正確には肩から胴にかけて、リボンががっちりと巻かれていたのだ。
これはマミさんの得意とするリボンを用いたバインド魔法だ。だけど、どうやって?
考えて、思い至る。
先ほど受け止めたあの攻撃。あれによって二つに分かたれたリボンを使ってあたしを拘束したのだ。
確かにあたしは油断していた。それは事実だ。だけど、気付かぬ間に拘束してしまうなんて……!
悔しがるあたしを目の前に、マミさんは口に手を当てて小さく微笑んだ。

「反射でトッカ・スピラーレを切り裂いたところまでは良かったけど、その後がおざなりだったわね」

「うー、だって予想できませんよこんなのぉー! 最初から予想してたんですか?」

「まさか。これは貫いた相手を拘束したり、攻撃をかわしたり、かすめた相手を拘束するためのものよ?」

つまりこれは、咄嗟の思いつきということなのだろうか。
そう考えると、良いところまで行ったのかもしれない。勝てなかった――というか防ぎきれなかったのは残念だけど。
拘束を解かれたあたしは、ぐるぐると肩を回しながら先ほどから気になっていたことをマミさんに尋ねた。

「あのぉ、結局トッカ・スピラーレってどういう意味なんですか?」

「私達魔法少女を束ねる、美しき円環の如き螺旋。それをリボンで表したのが、トッカ・スピラーレよ」

……それってつまり、ドリル・リボン的な? みたいな? とは口が裂けても言えないあたしなのだった。
704 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/04/21(土) 02:17:00.40 ID:HGPI6wjSo
技名叫ばせてはいこれ○○ね!いちいち描写はしないから!って展開を自分がやりかけてむしゃくしゃして作った。
蛇足だが、リボンを作ってから拘束するまでに掛かった時間はおよそ四秒前後。
伸ばす速度とか入れ忘れたけど気にしない。
失礼しましたーっす
705 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/04/21(土) 09:27:35.20 ID:BQrk4Z9DO
>>699
フラっと乙!俺もまじまじと見た〜い。
>>700>>704
乙!ドリルって良いよねっ!

ところで、どっかで既出だろうとは思うけど…。
フラっと→風来人みたいだなぁ→風来人→シレン→不思議のダンジョン→魔女の結界が不思議のダンジョンになってたら→ほむスピナー無双じゃね!?

なんてネタを思い付いたんだ…。

さやか「マミさん危ない!」

マミ「えいっ!」 杖フリッ!

シャル「!?」ピタッ!

マミ「ふぅ…。かなしばりの杖がなかったら即死だったわね」

マミ「受けなさい!ティロ・フィナーレ!」

シャル「ギャアアァ!」ドッカーン!

まどか「マミさん…。無事で良かったです!」

さやか「さっすがマミさん!」


こんな風に便利な道具が多いよね、不思ダンは。

ワルプルさんも防御結界さえなんとかすれば、後はジェノサイドをぶつけてやれば…!
706 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/22(日) 18:47:28.06 ID:gMV2JAGDO
マキーナ予定「私のSGを、魔剣デウス・エクス・マキーナに変えて、近場の人型の魔女に持たせてくれ」

QB「よく分からないけど、その願いはエントロピーを凌駕したよ」


 ―どこかの魔女の結界―

マキーナ「ん……上手くいったかな?」

魔女(inマキーナ)(えっ…誰?!ここはどこ?私は…確か…絶望して、それから…あれ?)

マキーナ「お早う、魔女さん。私はマキーナ。君の事は知らないけど、身体は使わせてもらってるよ」

魔女(失礼ですね!私が魔女だなんて!そんな事ある…訳…、あ…)

マキーナ「納得してもらえたかな?そういう訳だから、これから宜しく♪」

魔女(貴方は、一体何なんですか?)

マキーナ「私はマキーナ。願いで、SGを魔剣に変えた者。君には、そこで暫く人生の余韻に浸ってもらう以外にないんだけれどね」

魔女(そんな…。)

マキーナ「まぁ、悪いようにはしないから安心しておくれよ。形としては、魔女が魔女を狩る。ってだけだからさ」

マキーナ「まずは結界を解いて、と。それじゃ、他の魔女を探しに行きますか」
マキーナ「ふむ、本当に一般人には見えないんだな。中々面白い…お、近くに魔女の気配がするね。行ってみようか」

 ―どこかの魔女の結界2―

マキーナ「水晶みたいな魔女だな。道理で、鉱物っぽい使い魔だった訳か」

マキーナ「さて、始めようか。水晶の魔女さん?」

 ―戦闘中―

魔法少女A「ここが今回の魔女の部屋…って、なにこれ?!魔女と魔女が戦ってる!?」

マキーナ「やぁ、遅かったね。もう少しで終わるから、その時に事情を話そう。それとも、協力してくれるかい?」

魔法少女A「は?魔女が喋っ…!?もう、一体何だっての!?訳分かんない!とりあえず、やるならアンタだけでやっててよ!でも、GSはもらうからね!」

マキーナ「そうかい。なら、少し残念だけど…そこで待ってておくれよ」

 ―戦闘修了―

魔法少女A「………」

マキーナ「あぁ、そんなに身構えないでくれよ。って言っても、無理な話か。けど、こちらに戦闘の意志が無いのは確かだよ」

魔法少女A「ふぅん?で?アンタは…何なの?」

マキーナ「私は魔剣。名前はマキーナだ。肩書きは…そうだな。魔法少女でも魔女でもない者…ってところかな。とりあえず、君に協力させて欲しいんだけど、良いかな?」



魔剣だから穢れでも希望でも食べちゃうよ!

持たされるのは、まどマギならエルザマリアさん辺りか。

他存在の魂を喰いものにする魔剣だし、物語的にQBと似たような存在かな〜、と思って書いてみたネタ。
天尊龍星?知らんな。
707 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/23(月) 11:33:16.84 ID:gvsl1YzDO
アメリカの病院の壁には、こんな祈りの言葉が、よくかかっているらしいですよ。

 「かなえられた祈り」
大きなことを成し遂げるために力を与えてほしいと、神に求めたのに、
謙遜を学ぶようにと、弱さを授かった。
偉大なことができるようにと、健康を求めたのに、
よりよいことをするようにと、病気を授かった。
幸せになろうとして、富を求めたのに、
賢明であるようにと、貧しさを授かった。
世の人の賞賛を得ようとして、成功を求めたのに、
神の助けを知るようにと、失敗を授かった。
人生を享楽しようと、あらゆるものを求めたのに、
あらゆることを喜べるようにと、いのちを授かった。
求めたものは、一つとして与えられなかったが、
願いは、すべて聞き届けられた。
神の意に、沿わぬものであるにもかかわらず、
心の中の言い表せない祈りは、すべて叶えられた。
私はあらゆる人の中で、もっとも豊かに祝福されたのだ。

なんだか、まどマギが私達に伝えてくれる事と、似ている気がしませんか?
708 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/23(月) 12:44:17.86 ID:1+ELQKDIO
決定的に違うのは
神は良かれとやってるけど、
まどマギの奇跡の代償はタダのペイバックなんだよね。
709 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/24(火) 20:35:34.50 ID:q7SDCJ/B0
鹿目まどかとしての感情を失くして半ばQB状態のシステムまど神と
単身元のまどかを取り戻そうとするさやかと円環世界に何故かいる改変前QBが再び契約する
まどかの声に違和感を覚えるほむらは…そして…

思いついたが膨らまない
ほむらちゃんの胸もふくらまない
710 :グンマーの日常 [sage]:2012/04/28(土) 21:36:07.50 ID:NKv2x6r50

「あ、あのトラック……」


「どうしたの?」


「袋がいっぱい載ってると思ったら、ブタさんだった」


「そうね、ブタさんね」


「――ギュウギュウ詰めだね」


「そうね、ブタさんなのにギュウギュウ詰めね」


「……鳴いたね」


「そうね、時々鳴いているわね」


「……なにか、体に文字が書かれてるね」


「そうね、書かれているわね」



「…………」



「…………」







「まどか、もう青よ、行くわよ」
711 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/04/29(日) 11:47:23.74 ID:biBQmTaDO
消費される生命同士の皮肉か。
それとも…もしかしたらあれらは、魔法雌豚なんて言う存在なのかも知れない。ってネタなのか…?
712 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/04/30(月) 04:17:41.12 ID:DGFoiuaho
>>711
え?
豚がぎゅうぎゅう(牛牛)詰め
だろ?他にも何かネタがあるの?
713 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/04/30(月) 18:59:43.05 ID:tf6h7Sw60
まどか「強くてニューゲーム?」

QB「そうだよ、記憶と能力を引き継いだ状態で人生をやり直せるんだ」

マミ「じゃあパパとママを助けることも……!」

杏子「親父を絶望させなくて済む……?」

さやか「恭介に告白しよう! 仁美に取られる前に!」

まどか「わたしはどうしようかなぁ……あれ、ほむらちゃん?」

ほむら「……ぜんぜんありがたみを感じないんだけれど」



正直マミさんや杏子が人生やり直しても
ろくなことにならなそう。
714 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/01(火) 11:34:12.22 ID:LdshL9IDO
ほむほむは心臓病さえ無ければなぁ…。
715 :既出ネタかもだけど [saga]:2012/05/01(火) 14:42:26.46 ID:9ziFBdvi0
まどか「魔法少女なんて存在しない世界にして!」

QB「おっけー、わかったよ」

ぴかー

まどか「やった、これでみんなが苦しむこともなくなるよ!」



マミ→交通事故で死亡

杏子→餓死

ほむら→退院後ひきこもりに

さやか→恭介の後追い自殺



まどか「 」
716 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/05(土) 19:37:32.63 ID:ETcwK1WDO
QB「相転移だよ相転移!相転移でエネルギーが生まれるんだよ!」

世界「うっせーなー、これでも使ってろよ」つポイッ!ミ〔相転移エンジン〕

QB「わーい、やったー!早速宇宙に打ち上げてエネルギーを得るぞ!」
717 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 19:53:10.57 ID:iOviTxno0
>>711
藤原新也の「東京漂流」に「豚は夜運ばれる」と言うタイトルの章があった。
食用になる豚は深夜に運ばれるんだそうだ。
ただ、自分達の糧となるために殺される命に、人間は悲しさと恐怖を覚え、感謝と許しを請うための祈りをささげる気持ちを持つ事が出来る。
対してインキュベーターには、悲しみや恐怖を覚える”感情”すら無い。
この差はあまりにも大きい。
もし、条理を超えた願いを聞き届けている事で悲しみや懺悔の代わりになっていると思うなら、責任無き投機に狂った挙句大きな破綻を経験したアメリカ人や、
原発がもたらす未来への負の遺産を省みない原発容認派と、現状の日本経済の余裕の無さを無視する原発反対派双方の無責任さを思い出してみるのも一興だろう。
718 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/05/05(土) 19:57:14.57 ID:fYXm+rYlo
QB「原子力なんて不安定なエネルギーに頼るなんてわけがわからないよ」みたいなことは言ってたな
719 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/05(土) 20:13:47.08 ID:cP3D6Teo0
祈りを捧げてもそれで豚が救われる訳では無く
捧げる祈りはあくまで自分の心の平穏の為
それが人という存在の業なのでしょう
720 :パラレルな未来 [sage]:2012/05/05(土) 21:15:45.30 ID:ugk6+hEL0
「だーれだっ!」

恭介「さやかだろ」

さやか「バレたか〜」

恭介「君が就職して5年だね…」

さやか「そうだね〜懐かしいよ」

恭介「僕に話って?」

さやか「ほらさ……仁美がいなくなってから腕が治って……まるで魔法みたいって話したの覚えてる?」

恭介「うん、覚えてるけど?」

さやか「もしも、仁美が生きてるなら会いたいよね?」

恭介「まさか!?」

「上条君!?」

さやか「奇跡も魔法もあるんだよ恭介」


腕を治したのは仁美…そしてさやかは彼女を無理やり説得して連れてきたのだった………

おしまいっ!
721 :ほむら「いやらしい子ね」 [saga]:2012/05/07(月) 14:52:31.10 ID:enl/9Vky0
>>720
はっ腹パン少女ひとみ☆マジか!?
冗談はともかく仁美はお金という名の魔法があるからなあ。

数レスお借りします。



さやか「突然だけど、みんなはおすすめの健康法って何かある?」

杏子「本当に突然だな……、あたしは特に何もしてないけど」

まどか「私はあれかな、ママが通販で買ったぶらさがり健康法」

さやか「……あーねー……」

まどか「えっなんで納得したの!?」

さやか「乙女よ大志を抱け。……はい次、マミさんは?」

マミ「う〜ん、そうねえ、健康法っていうほどじゃないけど、寝る前にハーブティーを飲んでいるわ。
   これを飲むと夜ぐっすり眠れるの」

まどか「へえ〜マミさんらしいですね。今度私も試してみようかな」

さやか「まどかパパなら上手に作れそうだよね。……で、ほむらは?」

ほむら「……私も特に無いわね。魔法少女だから魔力でどうとでもできるし」
722 :ほむら「いやらしい子ね」 [saga]:2012/05/07(月) 14:54:00.45 ID:enl/9Vky0
さやか「身も蓋もないな……でも、ほむらは一部どうにかしないといけないところがあると
    思うんだけどなあ……」ニヤニヤ
ほむら「……むっ」
まどか「あははは……」

杏子「それじゃあ、さやかはどうなんだよ? 何かやってんの?」

ほむら「!」

さやか「ん、あたしは――」

ほむら「確かノーパン健康法をやってるって言ってたわよね」

さやか「!? はぁっ何言ってんの? そんなのやってるわけ――」

杏子「うわあ、さやかそんなのやってんのか……まあ健康法は人それぞれだし……」

さやか「いっいや、ノーパン健康法とかやってないし、ちょっ、ほむら発言を撤回しろぉお!」
723 :ほむら「いやらしい子ね」 [saga]:2012/05/07(月) 14:55:13.09 ID:enl/9Vky0

ほむら「えっあなた何言ってるの? この前スースーして気持ちいいとか言ってたじゃない」

さやか「いやいや、そんなこと言ってないし!」

杏子「げっ現役JC野外露出……」

さやか「ちょっ杏子何言ってんの!? それじゃあ、あたしが変態みたいじゃない!」

ほむら「……まどか、美樹さやかから離れなさい。露出狂が移るわよ」

まどか「さやかちゃん……」サッ

さやか「まどか、なんであたしと距離取ってんの!? あたしはノーパンでも露出狂でもないんだけど!」

杏子「安心しろさやか、たとえお前がノーパンでも露出狂でもあたしは友達でいてやるからよ。

さやか「杏子……」

杏子「……変態の仲間入りはごめんだけど」

さやか「うぉいっ!」
724 :ほむら「いやらしい子ね」 [saga]:2012/05/07(月) 14:56:00.66 ID:enl/9Vky0

ほむら「まあ、人の性癖は人それぞれだし、……どん引きではあるけれど」

さやか「だーかーらーあたしはノーパンでも露出狂でもないっつーの! 全部こいつの嘘だって!」ビシッ

杏子「えっ」

ほむら「…………証拠は?」

さやか「ぁあん?」

ほむら「あなたがノーパンでも露出狂でもない証拠はあるの?」

さやか「はっいや、そんなのあるわけ――」

杏子「ないのか、やはりお前――」

さやか「いやいやだから違うって! だいたいノーパンでも露出狂でもないってどうやって証明すればいいのよ!」

ほむら「……?」キョトン

さやか「何きょとんとしてんだよ! 意外とかわいいな畜生!」
725 :ほむら「いやらしい子ね」 [saga]:2012/05/07(月) 14:56:51.29 ID:enl/9Vky0

マミ「ノーパンでも露出狂でもない証明ねえ……」

さやか「マミさん! マミさんはあたしが潔白だって信じてくれるんですか?」

マミ「…………えっええもちろんよ、大切な仲間だもの」

さやか「うっそだぁああ! 今変な間があったし!」

ほむら「……見せればいいのではないかしら」

さやか「はぁあ? 何を?」

ほむら「スカートを捲り上げて下着を見せれば、ノーパンでも露出狂でもない証明になるわね」

さやか「なっなんで人前でパンツ見せないといけないのよ!」

杏子「ああ、なるほど。俗に言うたくし上げって奴だな!」

さやか「納得すんな! 俗に言うって俗に言わねえよ! あんたの知識偏りすぎ!」

ほむら「……見せられないってことは、やはりノーパンだから」

さやか「ちっ違う! どうしてそういう結論になるんだよ!」

ほむら「見せたくても見せられない……見せることができない、なぜなら履いてないから」

さやか「履いてるよ! ちゃんと履いてますぅ!」
726 :ほむら「いやらしい子ね」 [saga]:2012/05/07(月) 14:58:20.58 ID:enl/9Vky0

ほむら「じゃあ見せることができるわね、はいどうぞ」

さやか「はいどうぞじゃない! そうほいほいと見せれるか!」

ほむら「……やはり履いてるというのは嘘だったのね」

さやか「嘘つきはお前だ!」

杏子「さやか、いい加減に楽になろうぜ、な?」

さやか「あんたはもう黙っててよ!」

ほむら「大丈夫、今は私達しか見てないから。それに、履いていないとしても、その、人に見られるわけだからあなたも満足でしょ?」

さやか「んなわけあるかぁあ! 人を変態みたいに言うな。……あーもう、帰る! 実家に帰らせていただきます!」

ほむら「どうぞご勝手に、あなたの家なのだから。……と言いたいところなのだけど、このままだとノーパンかつ露出狂の噂が学校中に広まる可能性があるわね」

さやか「んなっ!?」

杏子「風見野はあたしに任せろー」

さやか「やめてー、隣町まで広めないで!」
727 :ほむら「いやらしい子ね」 [saga]:2012/05/07(月) 14:59:28.11 ID:enl/9Vky0
ほむら「さあ、美樹さやか。ノーパンで露出狂でないと証明するためには見せるしかないわ。
    
    いい加減覚悟を決めなさい。……あたしはクラスメイトがノーパンでも露出狂でも
    
    どっちでもかまわないのだけど。上条くんはどう思うかしらね……」

さやか「ひっ卑怯なり……恭介のことを持ち出すなんて」

ほむら「さあ、どうするのかしら?」

さやか「うっうぅううぅう……」

杏子「さやか……」

まどか「さやかちゃん……」

マミ「美樹さん……」

さやか「……あーもう、わかったよ! わかりました、見せればいいんでしょ!」

ほむら「えっ私は別に見たいわけじゃないけど」

さやか「ぬえっ」

ほむら「同性の下着を見て興奮する趣味があるわけでもないし」

さやか「ちょっ、えっ」
728 :ほむら「いやらしい子ね」 [saga]:2012/05/07(月) 15:00:18.86 ID:enl/9Vky0

ほむら「あなたがどうしてもと言うなら見てあげるけど?」

さやか「ぐぬぬ……」

ほむら「ちょっと勘違いしてるみたいだから一応言っておくわ。私はあくまで《見てあげる》立場であることを忘れないでほしいわね」

さやか「ぐっ、こいつ……」

ほむら「こいつ?」

さやか「暁美さん――」

ほむら「ほむらさま」

さやか「こっこの野郎……」

ほむら「この野郎?」

さやか「……ほーむーらーさーま、どーかあたしの下着を見てはもらえないでしょうかー」

ほむら「まあ、そこまで言うなら見てあげないこともないわよ。いやらしい子ね……」ゾクゾク
729 :ほむら「いやらしい子ね」 [saga]:2012/05/07(月) 15:01:14.46 ID:enl/9Vky0

さやか「くそっ、後で覚えてろよ……」

ほむら「何か言ったかしら?」

さやか「なっ何でもありません、ほむらさま……」

ほむら「あらそう」

さやか「……それじゃあ見せます」

さやかはスカートの左右を掴み、

さやか「これがあたしがノーパンでも露出狂でもない証拠だ!」

ほむら「……」カチッ

たくし上げる寸前でほむらが自身の盾を取り出し、時を止める。

そして、にやりと笑うと停止したさやかに近づき……再び時を進める。

さやか「えいっ!」たくし上げ
730 :ほむら「いやらしい子ね」 [saga]:2012/05/07(月) 15:01:53.22 ID:enl/9Vky0

まどか「…………!」

杏子「…………!」

マミ「…………!」

さやか「どうだ!」

杏子「どっどうだって言われても……」 ///

マミ「これはコメントに困るわね……」///

まどか「さやかちゃん……」///

さやか「ふう〜これでようやくわかったでしょ?」

杏子「あっああ、恐れいったよ……」///

マミ「さっさすがだわ……」///

まどか「うっうん……」///
731 :ほむら「いやらしい子ね」 [saga]:2012/05/07(月) 15:02:47.76 ID:enl/9Vky0

さやか「ん、どうしたのみんな、さっきから視線逸らして。……まああたしも恥ずかしいんだけど」パッ

杏子「いや、直視はできないというか……」

マミ「ええ、佐倉さんの言うとおりだわ……」

まどか「……さやかちゃん、あのスースーしないの? あっ、むしろスースーする方がいいんだよね。
    
    ごめんね、変なこと聞いて」

さやか「何言ってんのまどか? スースーって――!?」

そこでさやかは気づいた。何かおかしい。股間に違和感がある。やけに開放的な感じがするのだ。

さやかはもしや、とおそるおそるスカートの中に手を伸ばし――

さやか「!?」???
732 :ほむら「いやらしい子ね」 [saga]:2012/05/07(月) 15:03:26.50 ID:enl/9Vky0

まどか「あれ、そういえばほむらちゃんは?」

マミ「あら、いつの間にかいなくなってるわね」

杏子「ほんとだ、いつの間に……」

さやか「……ろう……」

杏子「ん、どうした? さやか」

さやか「ほむらの野郎……」

まどか「さっさやかちゃん……?」

さやか「ほむらのやろぉおおおお!」

マミ「みっ美樹さん!?」

さやか「逃げやがったなあん畜生ぉおおおおおお!」
733 :ほむら「いやらしい子ね」 [saga]:2012/05/07(月) 15:07:38.61 ID:enl/9Vky0

というわけで今回のオチ。

時が止まった斜●興業にて。

ほむら「これとこれ、これも頂いていくわ」

事務員?「…………」

ほむら「こんなものかしらね、それじゃあ帰るとしましょうか」バタン

店員?「…………」

ほむら「そして、時は動き出すっと」カチッ

従業員?「ん? お嬢ちゃん、うちに何か用――」

入り口の前に現れたいかにもその筋の人が言葉を言い終える前に、辺りが激しく揺れ、建物が倒壊する。

あちこちで爆発が起き、轟音が爆ぜる。その際、青白い光がきらめき閃光が舞った。

ほむら「まさか、こんなところにまで――!?」

爆発の中心にいるの両手に剣を持ったマントをはためかせる短髪の少女――美樹さやかだ。
両手の剣で壁を叩き壊しながら凶戦士とも呼べる形相でさやかは叫ぶ。
それは獣のような咆哮だった。

さやか「ほむらの大バカ野郎はどこだっ!! どこにいったぁああああ!?」

キュゥべえ「ほっほむらなら豊胸効果のある牛乳を求めて北海道に行ったよ……」

それはインキュベーターをも圧倒する迫力だったという。


おしまい。
734 :ほむら「いやらしい子ね」 [saga]:2012/05/07(月) 15:10:30.24 ID:enl/9Vky0
以上です。
>>721-733のスレを使わせて頂きました。
安心の部長オチ・・・。
トムとジェリーな関係のほむさやが大好きです。
735 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/07(月) 15:34:37.28 ID:8usyekzo0
これはけしからん。
もっと書け。
736 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/05/07(月) 21:02:39.71 ID:+Mg3lb0mo
これが悪魔の証明か!
737 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/07(月) 21:19:25.48 ID:vDGbWUjE0
「パンツを覗くとき、パンツは股から除かれているのだ」というやつですね(違)
738 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga sage]:2012/05/08(火) 14:49:38.35 ID:UNOvTY9q0
中沢「さて上条。仁美とさやかのどちらと結婚したいかよく考えた?」


中沢「じゃぁ約束通り 結婚相手を選んでもらおうかな。
   仁美とさやかのどちらか本当に好きな方にプロポーズしてね。」


※※「ちょっと待ちな!」


さやか「あ、あんた……
    杏子!?」


杏子「あんた恭介とか 言ったっけ?
   どこの馬の骨かと思ってけど
   なかなか やるじゃねぇか。」

杏子「仕方ねぇから あたしが
   あんたと 結婚してやるよ。
   別にいいだろ?」


さやか「な なに言ってんのよ!
    恭介が あんたみたいなのと
    結婚するわけないでしょ!」


杏子「そんなの こいつに 
   聞いてみなきゃわかんねぇだろ!」

杏子「まぁ いいや
   そんなに言うなら こいつに
   決めてもらう事にするわ。」

杏子「さあ 早く 選べよ。
   言っとくけど グズな馬鹿とは結婚しないからな。」


中沢「えっと…… 
   気を取り直して……。」

中沢「仁美かさやかの
   好きなほうに プロポーズしてくれ。」

739 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga sage]:2012/05/08(火) 14:50:31.62 ID:UNOvTY9q0
仁美の場合:

仁美「まぁ 上条君。
   私は 守ってもらうことしか
   出来ない女の子でございますよ?」

仁美「それでも 私を 
   選んで下さるんですか?」

(いいえ)
  
  仁美「……そうでございますよね。
     さやかさんなら きっと あなたの
     力に なって下さいますわ。」
(はい)

  仁美「うれしいですわ!
     上条君 ありがとうございます!
     きっと 良い妻になりますわ。」


杏子の場合:

杏子「なにしてんだ?
   早く あたしを選べよ。」

(いいえ)

  杏子「チッ……早くあたしを選べばいいものを……
     言っとくけど あたしは すぐ気が変わるんだからな!」
(はい)

  杏子「へへっ……
     そうこなくっちゃ おもしろくねぇな。」

740 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga sage]:2012/05/08(火) 14:51:26.68 ID:UNOvTY9q0
さやかの場合:

さやか「あれ恭介? 私でいいの?
    仁美みたいに女の子らしくないよ?」

 (いいえ)

  さやか「……そうだよね。
      やっぱり仁美の方がいいよね」
 (はい)

  さやか「あれ なに? あたしが 女の子らしくないって言うの?
     ふふ……でもまぁ、それでも あたしを 選んでくれるんだね。ありがと 恭介……。
     また 恭介のヴァイオリンが聴けるね!」

中沢の場合:

中沢「なんだって!?俺が好きだって!?
   そ それは駄目だ!もう1度考えるんだ!」

741 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/08(火) 16:20:39.83 ID:0dEEbbCH0
ドラクエ5か
742 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/15(火) 16:07:35.88 ID:wmSrMEkDO
2レス程失礼。世界(メタ含み)改編系です。


まどか「全ての魔女を、生まれる前に、ソウルジェムの浄化能力を持った妖精さんに
変えてあげたい。すべての宇宙、過去と未来の全ての魔女を、この手で!」

まどか「さぁ、叶えてよ!インキュベーター!」

QB「そんな…まさか!こんな訳が分からない願いなのに…エントロピーを凌駕するなんて!?」


願いは…叶った。しかし、そこで世界自体が考える羽目に陥った。

世界「はぁ?妖精?何やねんそれは…またけったいな事考え付きおってからに、これだからガキンチョってやつは…!」

世界「まぁ、ええわ。しゃーない、調べてつこたるわ」

世界「そんで、人間共の考えとる妖精っちゅのは…と、ふむ。ちっさくて、ヒトガタで、イタズラ好きで、自然の象徴なぁ…?で、これに…穢れちゅーの?の浄化能力を持たせるんやったな」

世界「どうせ女の子の考える事やし、服とかも可愛くないと納得いかへんねやろ?」

世界「後は…魔女から変わる訳やし、全員女やな。それのどっか一部に魔女の特徴を残して…」

世界「で、象徴云々を…んー、裏切られた個々の願いの象徴にして…基本行動理念をイタズラに、と。よし、大体決まってきたな。一遍纏めてみよか」

 妖精とは
・鹿目まどかが願いで得た力で魔女から変えた存在
・人形をしている(身体・服・羽のどこか一部に魔女の特徴が現れる)
・元となった人に似る
・小さい(基本30cm)
・人の言葉で話す
・見た目可愛い
・虫の様な羽が生えている
・可愛らしい服を着ている
・基本イタズラ好き(寝る・遊ぶのが好き等の例外あり)
・SGの浄化能力を持つ
・捕まえたらSGを浄化させる事が出来る
・SGを浄化すると疲れる(疲れを訴えたら放してあげよう ※嘘で早く言う場合もある)
・寿命、病死は無い(無理矢理浄化させ過ぎると過労死する。人間が死ぬ程の怪我をすれば死ぬ)
・死ぬと消滅する(だんだん薄くなって消える)

世界「ん。こんなところやな。これなら多分納得いくやろ」

世界「よし。これでちょいと飛ばしてスタートや!」


―ワルプルギスの夜、消滅―

ほむら「ここは……?」

QB「どうやら、鹿目まどかの願いによって、書き換えられている途中の世界のようだね」

世界(書き換えてんのはワイなんやけどな)

QB「あれを見てごらん」
ほむら「あれは、何?」

QB「鹿目まどかのSGだ。凄いね、今もどんどん大きくなっている」

QB「あんなものが魔女になったら、地球は確実に滅ぶだろうね」

まどか「それは無いよ、QB。そんな事にはならないし、させない」
743 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/15(火) 16:17:57.80 ID:wmSrMEkDO

ほむら「まどか……」

まどか「ごめんね、ほむらちゃん。そして、ありがとう」

まどか「今なら、分かるんだ。たくさんたくさん、守ってもらってた事」

まどか「私は、多分…居なくなっちゃうけど…きっと、そんなに寂しくは、ならないはずだから」

ほむら「 ! い、嫌だよ!まどかが居ない世界なんて…私は…!」

まどか「本当に、ごめんね。でももう、限界だから」

ほむら「うっ…うう、そんな…こんなのって」

まどか「私だって、例外じゃない。魔女になる前に、変える。さぁ…生まれて!妖精の私!」

まどかは両手で、いまだ膨らみ続ける自らの衛星級のSGを仰ぎ、願いで得た“魔女を生まれる前に妖精に変える”魔法を掛ける。
そして遂に、まどかのSGが砕け、その中から、小さな桃色の流星が一つ…三人の方へと飛んで来る…。
それはまどかの両手の間で止まると、光を散らし、その中に居る存在の姿を顕にする。

大きさは50cm程、先の方が5分の1くらい黒くなっている桃色の長い髪をして、天使のような翼を持ち、白衣を着ている。

ほむら「これは……まどか?」

まどか「うん。そっくりだね」

まどか?「……ん」
そう声を漏らし、つむっていた桃色の瞳でまどかを見る。

まどかは、広げていた両手で妖精のまどかの両手を取って引き寄せ、微笑みを向けて言う。

まどか「初めまして、妖精の私」

妖精まどか「初めまして。元の私」
妖精のまどかも笑みを返す。

まどか「妖精の私……これからなるべく、ほむらちゃんの側に、居てあげてね」

妖精まどか「うん。もちろんだよ」

まどか「ほむらちゃん。この子の事……お願いね」

ほむら「まどか…、それでも、私はあなたが…!!」

まどか「ほむらちゃん……もう、お別れの時間みたい」

まどか「そうだ。これ…よかったら…持っててね」

髪を結んでいたリボンをほどいて、私の左手に握らせる。
けれど…そんなものでは…私は。

ほむら「まどか…まどかぁ…っ!」
右手を精一杯に伸ばして…届くはずなのに、届かなくて。触れなくて…。

まどか「ありがとう。私の……最高の友達」

笑顔のまどかだけが…最後の記憶で…。

ほむら「まどかああああああああああああぁぁぁぁぁ!!」
744 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/15(火) 16:20:44.47 ID:wmSrMEkDO

まどかが私から離れてゆき、私も強い力に引っ張られた気がして。
気が付いた時には、何も壊れていない街の空を見上げていて。

ほむら「……まどか…………」
喪失感しか無いような顔で…空の、遠くを見る…。
渡されたリボンを、強く握る。

妖精まどか「なーに?」

自分が呼ばれたと思ったのだろう。無邪気な顔でそう聞いてきた妖精のまどかに、
私は寂しげな微笑みを向けて答える。

ほむら「いいえ。なんでもないわ」

妖精まどか「? そうなの?」

ほむら「ええ……。これから、よろしく」

その言葉を受けて、妖精のまどかは満面の笑みを浮かべて答える。

妖精まどか「うんっ。よろしくね!」

この瞬間、私は…この子…妖精のまどかに、まどかの残滓を感じながら…生きてゆく事にすると、
そう決めた…。それしか……なかったから。



以上。原作より寂しさと殺伐さを控えめな世界にしてみました。
とは言っても、ほむほむは結局納得行かないでしょうけど。

この世界での魔法少女の仕事は、いたずらっ子な妖精を捕まえて懲らしめ、
SGを浄化させたら解放してやるという繰り返しの割と平和な世界です。

しかし、妖精とは言えいたずらという災厄をもたらすので、魔獣辺りは出ません。
まぁ災厄と言っても、いたずら程度なので“妖精如きが何するものぞ”という
レベルでしょうが、時と場合によっては、大きな被害を出す事もあるのでしょうね。

妖精まどかさんの魔女の部分は、髪の先の黒くなってるところです。
クリームさんの根っこを表してます。

因みに、台詞の世界さんは単なるメタと妖精の設定役です。
745 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/15(火) 16:30:15.10 ID:wmSrMEkDO
しまった。妖精の項目に
・空を飛べる
を入れ忘れてしまいました。
申し訳ない。
746 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/15(火) 16:50:26.34 ID:JPHmpqDDO
>>745
おい、この世界観で長編かけよ。
いや、お願いします
747 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/15(火) 16:58:13.76 ID:/eA40o7IO
説明が長いってことはこれを元に長編書くんですね(パァァ
748 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/15(火) 17:00:45.16 ID:wmSrMEkDO
>>746ー747
すまない。
ド低能で携帯な私めには、それは無理難題と言うもの。

誰か使いたければ遠慮なく使って下さいませ。

あ、後。妖精の一般人に対するステルスのオン・オフは任意です。
749 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/15(火) 18:01:01.86 ID:bxDF0msx0
>>748
ちょっと世界観の説明が足らないのであと100レスほど書いてくれないかな?
魔女の特性と元の人格がどの程度反映されるの?とか悪戯の具体例とかさ……

なぁに、今書いた3レスほどの短編を30回ぐらい投稿すれば100レスなんてすぐだよ!
750 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/15(火) 19:44:50.81 ID:wmSrMEkDO
>>749

初SS
とても不定期
つまらん
グダグダ
小ネタばっか
内容が無いよう
モブ妖精の方が出番多いかも
魔女の原型はもはや見た目だけ
原作の面影消滅

もしも本当にこんな感じでも良いなら、明日から挑戦してみるけど。
751 :名無しマギカ :2012/05/15(火) 20:37:29.98 ID:QcWsUArY0
「女神まどかのいたずらその1マミの家に爆弾入りの箱を送る」
752 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/15(火) 20:45:39.78 ID:JPHmpqDDO
>>750
・誰だって最初は初めて
・不定期?リアルが優先になるのは仕方がない
・小ネタ集?問題なんかある訳ない
・オリキャラ?そんなのあちこちにある。ほむらと妖精まどか出しとけばおkでしょ


と言う訳で頑張れ
753 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/15(火) 21:00:48.83 ID:wmSrMEkDO
分かったよ。携帯だけど頑張ってみるわ。

タイトルは
ほむら「魔女が妖精になった世界で……」

でやってみる。
754 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 15:41:30.24 ID:5ob6lUUo0
ちょっと聞きたいんだが
ここで見掛けた小ネタを気に入って別の人が書きたくなったら、もらってもいいのだろうか
755 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/16(水) 16:27:26.20 ID:eoYMOH6R0
許可出す出さないは人それぞれだし、裏で書いてる可能性も有り得る、
ネタ貰う前にしっかりと確認した方が良いと思う。
756 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/16(水) 22:08:28.74 ID:8PyIby370

まどか「マミさんが小二病にかかちゃった……。」




マミ「さぁ鹿目さん! カブト虫を取りに行くわよ!」


まどか「こんな時期にカブト虫なんかいませんよ!」



マミ「そ、そうね……。」ショボン


まどか「あ……。」

まどか(さすがに言いすぎちゃったかな……。)


マミ「………。」

マミ「しかないわね……グリンピースでいいわ……。」


まどか「何その遊び!?」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

マミ「いくわよ! ロックマン.EXE トランスミッション!」シュ


まどか「あの……ゲームボーイをパソコンに押し付けても何も起こりませんよ……?」


マミ「トランスミッション!」


まどか「………。」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

マミ「見て鹿目さん! 忍者がビルの上を飛んでるわ!」


まどか「あの……飛んでませんよ……?」


マミ「いいえ、飛んでるわ。心の目で見なさい!」


まどか「はぁ……。」
757 :>>756の続き [saga]:2012/05/16(水) 22:09:49.37 ID:8PyIby370

マミ「よかったら二人とも、私の家にお菓子を食べに来ない?」


さやか「お菓子ですか? いいですね!」


まどか(なんか嫌な予感……。)



さやか「あの……これって……」


マミ「ふふ……好きな物を食べて♪」


さやか「どう考えても駄菓子なんですけど……。」


まどか(やっぱり……。)


マミ「あ、それと! ヨーグルンは私専用だから食べちゃ駄目よ!」


さやか「はぁ……。」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

マミ「あら? 佐倉さん何食べてるの?」


佐倉「あ? ポッキーだよポッキー。 あんたも食うかい?」


マミ「いえ……私にはこれがあるから。」スッ


杏子「午後ティーと……ストロー?」


マミ「んっ……んんっ!」ズルズル

マミ「ぱ、ぽっひぃー!」


杏子「……ちょっと無理がねぇか……? ソレ……。」

758 :>>757の続き [saga]:2012/05/16(水) 22:10:39.07 ID:8PyIby370
シャルロッテ「」クパァ


マミ「あ……。」


さやか「マ、マミさーん!?」


まどか「嘘……こんな……。」











マミ「はいセーフ! セーフ! これはセーフよっ!」


シャルロッテ「!!????」


まどか「えっ? えっ?」


マミ「食べられる前にバリア張ったからセーフなのっ!」


さやか「えええええええええええ!?」


おわり
759 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/17(木) 15:31:21.08 ID:zLGvORWIO
癒しの願いで魔法少女になったさやかちゃんが、ムジュラの「いやしの唄」を使える笛をエモノにして物語を進めるのを思いついた。

談義スレのを見てね
760 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) :2012/05/19(土) 21:44:36.95 ID:n2aHh6330
長文失礼

魔法少女まどか☆マギカ 〜Prima☆Magia〜
ジャンル:対戦格闘アクション 対応機種:アーケード、セガサターン360 開発元:ポリゴン番長
プレイヤー人数:1〜2人(対戦プレイ) 発売日:2111年4月21日予定

・基本システム
 使用ボタンは格闘ボタンのA(弱)、B(強)、魔法攻撃ボタンのCとシステム関連のDの4つ。
 ゲージは体力ゲージ、魔翌力ゲージ、SGゲージ(後述)の3本。
 体力以外の各種ゲージはラウンド持ち越し、SGゲージの特性故ゲージ温存戦略が有効。
 AB同時押しでガード不可の掴み投げ、BC同時押しで回避行動、CD同時押しで魔翌力ゲージ回復。
 ゲーム展開は遅め、一部のキャラではコンボも可能だがどちらかと言うと立ち回りゲーになる。

・魔翌力ゲージ
 画面下に配置。1ラウンド開始時100%からスタート、最大容量は200%。
 時間経過と被ダメージ、与ダメージ、CD同時押しによって増加。かなり早いベースでゲージが回復する。
 適用システムはゲージ消費を行う一部の必殺技、緊急回避であるマジカルスパークの二つ。
 魔翌力ゲージを消費する必殺技は通常技の強化版であるハイ・マギアと専用技であるグラン・マギアの2種。
 マジカルスパークはABC同時押し、150%消費で全アクションおよび各種ダメージをキャンセル可能。

・SGゲージ
 魔翌力ゲージ横に配置。原作通り卵型で中に数字が表示。第二の体力ゲージ。開始時は0%からスタート。
 Cボタンおよび各種コマンド技によって増加する(SG汚染)、ダウン時にも5%増加。
 SGゲージが90%を超えると汚染状態となり、各種硬直が延長、かなり不利になる。
 ゲージはDボタン長押しによるグリーフシードで減少。全消費するが所持数は3。隙もある。
 SGゲージ100%になるとソウルジェムが砕ける演出と共に「GEM BREAK!」と表記され敗北。

・ラストマギア
 SGゲージ90%以上かつ魔翌力ゲージ200%で発動。すさまじく威力の高い必殺技。
 ただし発動後必ず自滅K.Oとなる。SGゲージの増加も含めかなり博打要素の高い必殺技。
 ロマン技とも言えるがSGゲージの管理は自分側で可能であるし能動的に狙う事も不可能ではない。
761 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) :2012/05/19(土) 22:21:22.61 ID:n2aHh6330
カッっとなってやった、SSじゃないと気付き反省している
762 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/05/20(日) 01:07:11.91 ID:0O8r6FGLo
ドリームキャスト2だったら許した
763 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/20(日) 14:17:59.09 ID:Jdmnkfsdo
ほむらが過去に戻りすぎるパターンで今度は1999年に到着
だがこの1999年では、
ギャオスが大量発生し、ラヴォスが目覚め、彗星が地球への衝突コースを進み、
マシン帝国バラノイアが地球侵略を開始していた
既にワルプルギスどころの騒ぎじゃない世界を早々にループで回避しようとするが
マナの枯渇とラヴォスの存在とタイムゲートの干渉やら何やらで他の時間軸への干渉が不可能に
時間を戻すにはこの1999年をすべての破滅から救うしかない!
764 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/05/20(日) 14:57:42.93 ID:NTPWXVPBo
災魔の皆さん「……」

99年の戦隊って言ったらオーレよりむしろゴーゴーファイブでしょう……
確かにオーレの舞台も99年だけど

ほむらの時空干渉をタイムレンジャーがしょっぴきに来るSSを誰か書いてくれませんかね?
その分ギャラ出すんで……(棒読み)
765 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/20(日) 15:24:14.54 ID:Jdmnkfsdo
>>764
ゴーゴーは見てなかったから外したんだ
あとマクロスとかもあるけど増やし過ぎると収集つかなくなるから
せいぜい組み込めるのは3つか4つ程度かなって
いや収集つかなくなること自体を話の目的にするって手もあるんだろうけど

タイムパトロールや時間の角に住まう忌まわしいものに
目をつけられるほむほむとか考えたことはあるなあ
766 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/05/20(日) 16:10:15.38 ID:s7d/wqPso
ゴーゴー
レンジャー
ときたら


ティータイムが思い浮かんできてしまう
767 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/20(日) 17:11:08.45 ID:xYw98Xfj0
>>768
何一つ処理出来そうな手だてが見つからねえぇぇぇぇw
ほむほむやQBは時空管理局とかデカレンジャーとかにも追われそうだよな
円谷公式でQBはマークされてるってネタがあったし色々出来そうだ
768 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2012/05/20(日) 17:39:51.95 ID:S+DLlb+10
未来予知により逮捕する>>767
769 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/20(日) 22:49:17.69 ID:BAyeEeDk0
1999年
2月:災魔一族襲来
3月:ケロロ捕獲
7月:SDF-1マクロス落下
7月:キングギドラ出現
9月:ガメラとギャオス、イリス出現
9月:核攻撃で関東平野壊滅
9月:赤木しげる永眠
11月:ゴジラ出現
第4次非核大戦、ザンジバーランド陥落、バラノイア襲来

……地球は滅びる運命なんだよ!!!
770 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/05/21(月) 10:09:07.90 ID:Cy41dmVX0
世紀末過ぎwww
771 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/21(月) 11:03:03.23 ID:KbjhMs4DO
まどか「鹿目真拳奥義、鹿目百列拳!ウェヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ、ウェヒーッ!」

ほむら「ひでぶッ!?」

テーレッテー




こうですか?分かりません。
772 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/21(月) 13:09:43.30 ID:/YFYPhkeo
さやか「命は投げ捨てるもの」
773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2012/05/21(月) 15:14:54.80 ID:ymhkkCvU0
杏子「姉より優れた妹などいねぇ! アタシの名を言ってみろ!(胸を見せながら)」

ゆま「?」
774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/21(月) 16:25:34.93 ID:wc51U+hqo
杏子「さやか…あたしがだたひとりこの世で認めた女…せめてこの胸の中で!!」
775 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/05/21(月) 16:39:39.37 ID:MzNsc+jUo
さやか「トラックに身を任せ、同化する」
776 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/05/21(月) 22:49:04.35 ID:D/6CR/Eao
杏子ゆまっちの授乳プレイか
ワッフルしてもいいですかね
ワッフルしますね
777 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/21(月) 23:17:34.13 ID:jN9fH1S2o
ゆまちち杏ちちで授乳的69とか胸熱じゃないっすかね
778 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2012/05/21(月) 23:56:32.27 ID:ymhkkCvU0

杏子「アタシの名を言ってみろ!」グイグイ


ゆま「キョーコ……苦しいぃ……。」


杏子「よしいい子だぞゆま!」ナデナデ


ゆま(やっと放してくれた……。)


杏子「ご褒美にいっぱい乳吸っていいからな!」


ゆま「え……?」


杏子「ほら遠慮しなくていいぞ。ほらっ!」


ゆま(よくわかんないけど……。 キョーコがそう言うならご褒美なのかな……。)


ゆま「んっ……。」カプ

ゆま「んんっ……」チュゥチュゥ


杏子「んっ……あっ……///もっと……んっ……強くてもいいぞ///」


こうですか?よくわかんないです><
779 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/22(火) 00:48:23.38 ID:DWS/YOgpo
>>778
素晴らしい。もっとくれ。
780 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/05/22(火) 02:01:41.28 ID:JgaEH78AO
数レス貰います。
注意点
杏さや
ちょっと鬱
杏子ちゃんの状態はまどポの杏子ルート魔女化無し&自爆無しという微妙な状態

です。投下の間が開くけど携帯からってことで許してね!書きためはあるんだよ
781 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/05/22(火) 02:02:49.24 ID:JgaEH78AO
―――とある教会。

キィ、パタン

杏子「ただいま、さやか」

さやか「…」

杏子「おう。今日も沢山グリーフシードを集めて来たんだ。」ナデナデ

さやか「…」

杏子「大丈夫だよ。さやか
アタシは強いからな。さやかのソウルジェムも浄化しても余りがでるくらいだよ」

さやか「…」

杏子「うーん…そういうのって考えた事が無かったよ。」

さやか「…」

杏子「そうだな。ものは試しだ。
さやかので試してみるか。」

さやか「…」

杏子「でもさやかの固有魔法は治癒なんだからさ、ソウルジェムだっていけるさ。」ケラケラ

さやか「…」

杏子「おう。任せろ」
782 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/05/22(火) 02:03:25.75 ID:JgaEH78AO
コツン

さやか「…」

杏子「ふーん。穢れをすうんだな」

さやか「…」

杏子「二個目だ。」

さやか「…」

杏子「三個目。」

さやか「…」

杏子「四個目。」

さやか「…」

杏子「五個目…ってやりすぎか?
ソウルジェムがなんか白くなったような気がするんだけど」

さやか「…」

杏子「そうだよなー。気のせいだよなー。
っと、六個目」

さやか「…」

杏子「さやかー。もうそろそろやめないとストックが無くなっちまうよ。
ってまあまだかなり少なくても百個はあるけどな。」

さやか「…」
783 :>>781-782の続き。>>782は安価付け忘れてたごめん [sage]:2012/05/22(火) 02:06:16.32 ID:JgaEH78AO
杏子「うん。じゃあやめるよ」

さやか「…」

杏子「…大好きだよ。さやか」

さやか「…」

杏子「さて、もうご飯にするか…
!!」

ズズズ…

さやか「…」

杏子「なんで…!!
何でだよさやか!!魔女になって欲しく無いのに!!」

さやか「…」

『……………コ…』

杏子「?」

『…キョ…コ…』

杏子「さや、か?」

『キョウコ…!』

ピシ、ピシピシ
パリーン

杏子「ぁ…う……?
ソウルジェム…?」

さやか「…」スゥ…

杏子「さやか…!」

さやか「…杏子。私も、大好き。」
784 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/22(火) 02:06:32.83 ID:1hYSWllYo
メタルマックスとのクロスなんてものをずっと考えてるけど
各キャラのクルマをどうしようかというので悩む

杏子:赤いメルカバ、これは鉄板
ほむら:今の日米軍の現用兵器ということで90式かエイブラムス
さやか:主力戦車ではないイメージなので突撃砲か巡航戦車
     IV号突撃砲かシャーマンあたりか
マミ:イタリア戦車って思いつかんのでルクレール、
   あるいは何となく砲塔周りがマスケットっぽい気がするStrv.103か、
   いっそイタ車を魔改造(フィアット500とか無茶でよさそう)
織莉子:偵察戦闘車に近いくくり?
     87式だとあんまりなのでM3ブラッドレーとか
キリカ:完全にイメージでスツーカ(サーガで戦闘機あったしいいよね)
    もしくはゲパルト
ゆま:たぶん非戦闘車両、救急車とか
    でもS-Eはきっと鉄球系
まどか:実は一番困る、バランス考えるとロシア戦車?
     シリーズ定番のヴィーゼルでもいいかも

でも一番やりたいのはマミさんが魔法で砲塔ばかすか生やして
「pallottola magica ed infinita!」と叫びながら全門発射
ってことなんですけどね
785 :>>781-783の人 [sage]:2012/05/22(火) 02:07:44.81 ID:JgaEH78AO
終わり。saga忘れてたからどこかおかしいかも
786 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/22(火) 02:08:00.43 ID:1hYSWllYo
あばばばば
誤投稿

挟んでしまって申し訳ない
787 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/05/22(火) 02:17:45.01 ID:JgaEH78AO
>>786
大丈夫ですよ。気にしないで下さい
788 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/26(土) 16:14:35.70 ID:+rKVURPC0
ちょっとレス貰います
まどか×バイオの予告的な何か
まぁ予告というより1シーンそのまま投下するんだけどね
789 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/26(土) 16:16:31.56 ID:+rKVURPC0
アンブレラ見滝原支部地下研究所

QB「Gウイルスか……興味深いね」

右腕の肥大化した異形の化け物背中にU.S.S.と書かれた服を着た特殊部隊の戦いを遠目にみて呟く

いや、戦いと言うよりは一方的な虐殺とも言えよう……

化け物は右手に鉄パイプを持っており、マシンガン、MP5による銃撃を物ともせず

アタッシュケースを持った特殊部隊員に向かって駆けていき、鉄パイプを振り下ろす

飛び散る鮮血、宙に舞うアタッシュケース

そしてそれは床に落ち、衝撃で蓋が開き、中に入っていた複数の容器が飛び出てしまった

容器の中身は紫や緑の液体で、割れて液体が零れてしまっている容器もある

化け物はその中から紫の液体の入った容器を拾い、容器の蓋を器用に開けて、中の液体を口から摂取する

特殊部隊員たちは銃撃を続けるが、化け物は次から次へと近くに居る者から順に殺していく

QB「圧倒的じゃないか、もしかしたらそこらの魔女よりは強いかもしれないね

でも問題はそこじゃない、元はただの人間だったのに、右腕があれだけの大きさに膨れ上がったんだ

質量保存の法則を無視しているし、それだけ細胞を進化させるのに必要なエネルギーはどこから取り出したのか……

まさにエントロピーを凌駕している存在だね」

僕たちインキュベーターとしてはエントロピーを覆せる存在は何であろうと調べる価値のあるものだ

もしかしたらより効率的にエネルギーの回収が行えるかもしれない

引き続き観察をしなければ……

QB「?」

気付くと周りには鼠が大量に集まっていた

観察に夢中になり過ぎたみたいだ

鼠たちは目が赤くなっており、皆僕の方を見ている。明らかに普通ではない

QB「まさか……、 “見えている”のかい? 」

そう疑問を口にした直後、大量の鼠が近寄って来て……――
























ネットワークに異常を確認

見滝原の個体の内一体が思考回路に影響を及ぼすウイルスに感染した模様

被害の拡大を防ぐため

見滝原周辺のインキュベーターとの記憶、及び感覚の共有を遮断します
790 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/26(土) 16:18:11.45 ID:+rKVURPC0
レンタル倉庫内部

男性「こんな街になんていられるか! 俺は風見野かあすなろに逃げるぞ! 」

初老の男「なんだと! 正気なのか? 私は通りで娘を失ったんだ……そんな場所に戻るなんてゴメンだ
俺はここに残るぞ! 奴らに喰われるくらいならここで飢え死にした方がマシだ! 」

緊張した空気のなか一人が騒ぎだし、それに釣られてもう一人も騒ぎ出す

本当に何故こんなことになってしまったのでしょう?

確かにもう救助何て期待できないですし

この内側から小さな南京錠で鍵を掛けただけの倉庫にずっと立て篭るのも得策ではないのですけど……

男性「よし、分かった

俺が出て行った後にまた鍵をすぐ閉めればいいだろ

なぁ?」

そう言いながら勝手に鍵を開けてその男性は出ていってしまいました

仁美「決めましたわ、私もここを出ます

何か、武器になる様な物はないでしょうか?」

ここに居ても仕方がありませんわ

でも何も持たずに出て行く何て愚の骨頂だと思いますし

初老の男「本当に出ていくのか!? 私を一人にするのか!? 」

仁美「すいません、此処に居ても死ぬだけですわ

私はこんな所で死ぬわけには行かないんですの

本当に御免なさい」

可哀想だとは思うのですが私も死にたくありません

ここは心を鬼にしてでも抜け出すべきでしょう……

武器になりそうなものが赤と白の典型的なパラソルくらいしか見当たりませんけど

しっかりと綴じれば護身程度には使えるでしょう。剣道を習っていて助かりました

仁美「それではご武運を」

そう言い残し、私は倉庫から出てました

外は相変わらず

所々に火災が発生していたり、壊れた消火栓から噴水が出来ていたりと荒れているようです……

足元には日付が1日前の新聞が転がっていました

それには“学校にて自衛隊が救助活動開始”と大きくかかれていて、記事の内容も自衛隊が見滝原中学校を拠点に

一般市民の救助をしていると言った内容が書かれていました

仁美「ここから学校まで歩いて15分位でしょうか?

日が沈む前には何とかたどり着けるかもしれませんわ

急ぎましょう」

まどかさん、さやかさん、ほむらさん

みなさんどうかご無事で……
791 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/26(土) 16:19:35.55 ID:+rKVURPC0
大通り

中沢「まさか、こんな事になるなんて……」

逃げなきゃ、そうは思っても身体が思うように動かない

ゾンビが警官の死体を貪り食う様子が目の前に広がっている……

何時気付かれても可笑しくは無い位かなり近い

するとゾンビがこちらを向き……

目が合った

ゆっくりと立ち上がりこちらに歩み寄ってくる

中沢「うっ、ああ――」

足が竦んで動かない

逃げたいのに逃げられない!

こうしている間にもゾンビはどんどん近寄ってきて

中沢「うわぁーーー!?」

覚悟を決めて思いっ切り警官の死体の方へ走り出す

逃げられないなら逃げなければいい

戦えばいい

そう無理矢理思考し、掴まれそうになりながらゾンビの脇を通り抜け警官の死体まで辿り着く

警官のホルスターから拳銃を取り出しゾンビの方に向けて引き金を――

カチッ、カチッ、カチカチカチ

引けない……どうして!?

すると急に警官の死体が動き出し足を掴まれてしまった

中沢「――!? 」

あまりの恐怖に声にならない叫びが出て尻餅をついてしまう

足は物凄い力で引っ張られもう少しで警官だったゾンビに噛まれてしまいそうな位置にあった

もう駄目だ……

そう思い目を瞑る

しかし次の瞬間ターンと大きな音が2回連続で鳴り響き、足が引っ張られる感覚も無くなっていた

???「安全装置が外れてないわよ」

どこかで聴いたことのある声だ……

恐る恐る目を開けて見ると

的確に頭を撃ち抜かれたゾンビ2体とその後ろに拳銃を持った暁美さんが立っていた
792 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/26(土) 16:23:46.58 ID:+rKVURPC0
とりあえず予告っぽいものはこれで終わり
ちなみにもしもスレを建てるなら書き溜めを完結まで書いてから
そして完結するかどうかは分からない

スレ立てたのに途中で放棄するのは嫌なので取り敢えず書き溜めを完結するまで頑張って書いてみるけど
もしかしたらこれっきりで終わる可能性も高い
793 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/05/26(土) 17:17:49.65 ID:jX/Y7W0U0
ラスボスは夜の女神様ですね
794 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/27(日) 02:57:43.08 ID:ussZU7KSO
ワルプル戦
4分50秒
ほむら「また失うの・・・?また守れないの・・?」

5分5秒
『ほむら!!』
グラハム「未来への水先案内人は、このグラハム・エーカーが引き受けた!!」
ほむら「あの男・・・」
795 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/05/27(日) 19:24:56.01 ID:TLdOngHQo
〜どこかの異空間〜

魔女皇帝・無力のワルプルギス
「アハハハハハ! この希望に満ちた世界を絶望に染め、救済の魔女を復活させるのだ!
 そうすればこの世界は我々魔女のもの、ホムリリィよ準備は整っておるか?」
魔女参謀・此岸のホムリリィ
「はい、ワルプルギス様。尖兵としてまずは此奴を送り込みます」

薔薇園魔女・不信のゲルトルート
「Aア亜a阿あ呼……」

ホム「必ずや人間どもの間に不和を引き起こし、茨で絶望をすすり上げることでしょう」

ワル「うむ、では此奴と引き連れ人間界への先陣をつけるのは……」

魔女剣鬼・恋慕のオクタヴィア
「ワルプルギス様! その役目、ぜひともあたしにお任せ下さい」
魔女闘士・武旦のオフィーリア
「馬鹿が、お前じゃ役者が不足してるぜ。先陣を務めるのはこのオフィーリア様だ」
魔女妖師・おめかしのキャンデロロ
「おやめなさい二人共、ワルプルギス様の御前よ。ここは私が……」

ホム「控えよ愚か者どもめ! ワルプルギス様、いかがいたしましょう」

ワル「アハハハハハ! 意気盛んで結構なことではないか。
    だが人間どもには我らの力をまず知らしめねばならぬ。
    それにはオクタヴィアよ、お前が適任であろう」

オクタ「ははっ! ありがたき幸せ! かならずや人間どもを絶望に落としこんでみせます!」

オフィ&ロロ「……」



〜見滝原市〜

オクタ「んー? なんでこんな小さな都市に結界の出口が? まあいいや、ゲルトルート!」

ゲルト「Aア亜a阿あ呼……!」

ドカーン ウワァァァァァ



まどか「な、何あれ?」

さやか「まさか本当に……」

ほむら「ええ、恐れていたとおりね」

マミ「あれが魔女……」

杏子「まさか本当に現れるとはな」

QB「ボクの言ったとおりだろう? そしてあいつらに対抗できるのは君たちだけだ」

QB「魔女を倒し、人類を絶望から救って欲しいんだ……」



QB「マギカレンジャー、出動!!」

まどさやほむマミあん「「「了解!!」」」



っていう定番ネタをちゃんと書いてみたらどうかなって
796 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/05/28(月) 01:54:29.23 ID:waDjUuVIO
- ゴールデン 遊 戯 劇 場 -

石田☆ルゥ「今宵ご紹介する作品は、「マギカ☆ナイト」」

石田「あの「キャサリン」と「魔法少女まどか☆マギカ」の異例のクロスオーバー作品」

石田「ある「呪い」に取り憑かれた、男と一匹の宇宙人の一週間を体験して頂きます」

石田「物語の主人公は上条恭介、中学二年生」

石田「彼、天才音楽家だったんだけど、事故で片手が動かなくなっちゃうの」

石田「さらに、退屈な入院生活が続くある日、「悪夢」を見てしまうんです」

石田「そして彼に襲いかかる甘い誘惑……」

石田「彼って本当、踏んだり蹴ったりね……おイタが過ぎるけど」

石田「果たして彼、少し早めの人生の「山場」を越えられるのかしら?」

石田「さあ、お待たせ致しました!いよいよ始まります」

石田「もし誰かがこのネタで書いたりしたら、またお会いしましょう!」


っていうの思いついた
ぶっちゃけ上条とQBは悪夢見ても良いレベル
797 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/28(月) 01:55:59.30 ID:waDjUuVIO
間違えてあげちまった
すいませんでした
798 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/29(火) 15:42:11.17 ID:S/kqt2CAO
ほむら「安価でこの一ヶ月間を乗り切る」杏子「協力するぜ」


杏子「けちけち術なら誰にも負けないぜ」

ほむら「野生だものね」

杏子「うっせ」

ほむら「安価というよりほぼ無料ね」

杏子「野生だからな」

ほむら「なのに鯛焼きは買うのね」

杏子「文句言うならやんね」

ほむら「あら、残念。貴女とプリンを食べ比べしたかったのだけど」

杏子「早速英世の三人ばかり飛んでねぇか?」

ほむら「コレはお金がかかるのよ」

杏子「パクれよ」

ほむら「ポリシーに反するわ。あなたはそんな事できるの?」

杏子「金置いて窃盗働きましたが何か」

ほむら「人それを『買う』といふ」

杏子「違うもんね!棚のチョコと百円入れ替えてやったもんね!」

ほむら「あーはいはい悪だわーちょー悪いわー」

杏子「ばっ、バカにすんじゃねー……!?」


ゆま「…」ジットー

杏子「お、おうゆま!」

ゆま「ちかづかないで」

杏子「…!」ジワ…

ほむら「口を慎みなさい千歳ゆま」プスッ

杏子「いっで!なにしやがるほむら!」ダラダラ

ゆま「……」


このスタイルには終わりが見えないことに気付いた
これは収穫だ
799 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県) [sage]:2012/05/31(木) 19:56:32.46 ID:0WkREAero
>>795
実はホムリリィはワルプルギスを利用して偉大なるクリームヒルトの復活をひそかにたくらんでいるんですね、わかります
800 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/06/04(月) 17:53:01.81 ID:MSRdw70AO
QB「この問題、進研ゼミでやったところだ!」




急にこんなネタが思い浮かんだ
801 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/06/05(火) 20:58:00.96 ID:+jtnOOyW0
あやせルカのうわさ

双樹姉妹って出番あるの?


あやせ「……もちろんさぁ!」

あやせ「私達はソウルジェムがだぁい好きなんだぁ」

あやせ「今度一緒に、お話しようよ」

あやせ「…………」ニコニコ

ルカ「I'm loven'it!」


あやせルカのうわさ

双樹姉妹はジェム摘みにはまってる?


あやせ「私達は今、ソウルジェムに夢中なんだぁ」

あやせ「ほらね?」

あやせ「自然にソウルジェムを舐めちゃうんだ」

あやせ「…………」ペロペロ

ルカ「I'm loven'it!」


あやせルカのうわさ


あやせルカ「ピッチ・ジェネラーティ!」

プレイアデス聖団「ピッチ・ジェネラーティィィィ!!」

ほむまどマミあんさや「ピッチ・ジェネラーティィィィィィィ!!!」

QB「ピッチ・ジェネラーティってなんなんだー!?」

ルカ「HAHAHAHA」

ルカ「I'm loven'it!」


「ジェネラーティィィィィイイィィィィ!!!!」
802 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/06/05(火) 23:05:45.09 ID:gGNur80zo
クッソwwwwwwww
803 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/09(土) 01:53:49.97 ID:zg9DHtDa0
マミ「億万長者とか、素敵な彼氏とか、なんだっていいじゃない」

 マミさんはわたしにそう笑いかけた。

まどか「いやぁ・・・その・・・」

 本人としては冗談のつもりだったんだと思うけど、あの時のわたしはどうかしてたみたい。

 その日の夜にキュゥべえを呼び出し、わたしは願いごとを彼に告げた。

まどか「わたしの素敵な彼氏になって! さあ叶えてよキュゥべえ!」

QB「ええええええ!?」

 それが、わたしと彼の物語の始まりだった。


という妄想(ユメ)を見た
誰か恋愛を理解できないべえさんをフルスイングで振り回すまどっちを書いてくれ
804 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/06/09(土) 03:07:59.91 ID:7S/0x9lJo
現行ドラマとのクロス書こうかで迷ってる
医者か鍵か当。

ミタもやりたかったけどシーズン逃したし。
そんなこんなでもうすぐ番組改編期だし。
これだから。まったくもう。
805 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/09(土) 04:07:56.53 ID:p4qAGzcXo
>>804
ミタクロスまだ待ってるから早く
806 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/09(土) 04:51:51.52 ID:Jb4nRDPZo
QB「僕たちはね、有史以前から君たちの文明に…」 イタチ「これがイザナミだ」

運命改変を断ち切るイザナミを使えばQB星人を地球から追い出せそうだよな。
その結果は漫画肉と石の金が乱れ飛ぶ原始人ライフが待ってそうだけどww
807 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/09(土) 13:09:57.36 ID:c88eN6lAO
ミタクロス自分もやろうとしてt…
現行スレの更新も出来てないってのに…
808 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/09(土) 14:09:48.24 ID:17zUQRkDO
>>803
マミ「……この泥棒猫!」

まどか「っ!? 御義母様っ!?」

べえ(魔女退治やれよ……)


809 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage saga]:2012/06/14(木) 04:17:19.58 ID:IQoWFjuv0
QB「僕と契約して音ゲーマーになってよ!」


マミ「私は巴マミ。貴女達と同じ滝見沢中の三年よ。そして、キュゥべえと契約した、音ゲーマーよ。」


\ガシャーン/
まどか「嫌だぁ〜。もう嫌だよ…。こんなの…。」

まどか「これが『Pluto』…?杏子ちゃんが言ってた…?」


あんこ「チャラチャラ踊ってんじゃねーよウスノロ!!」

あんこ「ふぅん…。『MENDES 黒穴DP』ね…。確かに一人じゃ手強いが、二人がかりなら勝てるかもなぁ」


さやか(なんで恭介なのよ。私の指なんていくら動いたって何の役にもたたないのに…。)

さやか「私ってほんとバカ…。」<トゥーバーッド


ほむら「ごめんなさい。何だか緊張しすぎたみたいで、気分が…。ちょっとゲーセンに行かせて貰えないかしら。」

ほむら「私はマナーの良い人の味方で、無駄に台パンする馬鹿の敵。貴女はどっちなの佐倉杏子?」


Coming soon !(嘘



810 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/16(土) 23:51:34.92 ID:+69xOH+No
まどマギでグリム童話


赤ずきん「食うかい?」

オオカミ「はい」

赤ずきん「ギャー」
811 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2012/06/18(月) 16:00:38.06 ID:B1NIlHLX0
ほむら「私は……!」ガチャ……ガチャ……ガチャ →  ↓  ↘

ほむら「何度でも……!」ガチャガチャガチャ! →↓→↘ 
 
ほむら「繰り返す……!」ガチャガチャ ガチャ! →↓ ↘

ほむら「昇龍拳コマンド上手くいくまで……!」ガッガッガッ! →↓↘


「ショーリューケン!」ガッ ガッ


ほむら「やった! 次は波動拳コマンドを……。」ガッ ↓


まどか「ほむらちゃん……もう帰ろうよぉ……。」




杏子(……昇龍拳出来るのでやっとか。 まあアタシの相手が出来るのは当分先だな。)タッタッガッ! タッターン! pp→ kP


「」シュオーン

「ウセロ…」ガッ

「」ダダダダダダ


さやか「あっ。」


「ワレハコソハ…ケンヲ キワメシモノ…。」キュイーン


さやか「まーたー負ーけーたー!」


杏子「へっ……ちょろいぜ。」




マミ「………。」

マミ「佐倉さんもまだまだね……。 ふふ……。」
812 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/06/19(火) 02:48:21.04 ID:0I/dh7cH0
音ゲーマーと格ゲーマーは修行僧の一種って友人が言ってたのを思い出した
813 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/20(水) 01:43:01.30 ID:LA7tU0ySo
GyaOの無料配信で久しぶりに平成ガメラ1作目見たから
だいぶ前に構想だけでほったらかしてたクロスをまた考えてみる

3までは平成ガメラ通りの時系列
ギャオスの大襲来はどうにか乗り越えたが多大な犠牲が出て世界人口は激減
東京など主要都市も壊滅して、もともと実験都市だった見滝原が発展している
ガメラも力を使い果たしてそれ以降は沈黙

「現在」は2013年、つまりまどか達はガメラとギャオスを実際には見ていないか
はっきりとは覚えていない世代
まどかがあの勾玉を受け取るところから話が始まる
814 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/20(水) 01:45:10.33 ID:LA7tU0ySo
ついでにどうせやるなら平成ガメラでは出て来なかった
バラゴンとかギロンを出したい
古代文明脅威の科学力でもいいし
レギオンみたいに通りすがりの宇宙生物でもいい
815 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/06/20(水) 01:59:03.64 ID:lq84I6qpo
バラゴンがガメラに出るなんて話あったのか?
ゴジラじゃなくて?
816 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/06/20(水) 02:01:30.84 ID:LA7tU0ySo
>>815
すまん、バルゴンだった
うろ覚えで書くものじゃないな
817 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/06/20(水) 02:22:04.89 ID:lq84I6qpo
冷凍光線吐く奴だっけか
こっちこそ察せなくて悪いな
818 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2012/06/22(金) 07:18:45.12 ID:MsLFQIeP0
ほむら『さ、佐倉杏子!!』


杏子「間に合った!」

杏子「このまま 帰ったんじゃ かっこわるいまま 記憶に 残っちまうからな!」


オクタヴィア「………。」ブン

┏――――――――――――――――――
|      つるぎのまい
└――――――――――――――――――

「上等だぜ! この佐倉杏子様が…… 倒せるかな?!」



杏子「ほむら!」

杏子「あんたの先輩…… 強かったぜ!」


ほむら『……杏子……』



「まどか!」

「恋でもして ちったあ 学生らしく生きな」


まどか『う、うん……。』



杏子「ゆま!」

杏子「いつまでも 人の事を労わる 優しさを 忘れるな」


ゆま「……キョーコ……」


杏子「さやか!」

杏子「あんたとは もう一度…… 1対1で 勝負したいぜ!」


杏子「いい友達を持ったな」


オクタヴィア「……」


杏子「それじゃ まどか達の事は 頼んだぜ ほむら。」


ほむら『……』


杏子「………」

杏子「独りぼっちは 寂しいもんな ……いいよ 一緒にいてやるよ さや……か」

┏――――――――――――――――――
|       じばく
└――――――――――――――――――

まどか『杏子ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!』

819 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [sage]:2012/06/22(金) 09:30:18.10 ID:XZU5wbt3o
杏子「ふぅ、ビックリさせやがって」

まどか「お前が残るんかい!」
820 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/06/27(水) 22:58:52.66 ID:T9MOwgsso
まどほむのイチャイチャするだけのSSの後に


ほむら「マドカ……」

クリームヒルト「ティヒヒヒヒヒヒヒ」

さやか「……転校生!?まだ息がある!」

   「目ぇ醒ませ!!お願い!醒めて!!」パシン パシン

ほむら「マド……あら…私は……」

さやか「なんなのあの魔女!アレが出てきたら皆死ん……」

ほむら「……あれはまどかだった者よ」

   「どうやら私も取り込まれかけていたようね……」


とか付け加えるといっきにシリアス調に
821 :ほむら「QBを論破してみる」(1) [sage]:2012/07/01(日) 03:31:35.62 ID:gHXSy/nuo
QB「暁美ほむら、君からボクに接触してくるとは珍しいね。

   それも、君がこだわる鹿目まどかについてだって?」

ほむら「ええ、貴方は彼女をどうしても契約させたいようね」

QB「それは当然だろう。理由は定かでないが、彼女の魔法少女としての素質は桁外れだ。

   ボクとしては見過ごす訳にはいかないね」

ほむら「あなたが興味があるのは、魔法少女としての鹿目まどかじゃない。

    その後に期待されるエネルギーのほうじゃないのかしら?」

QB「……君は、どこからそんな話を聞いたんだい?」

ほむら「あなたに話す必要を感じないし、話すつもりもないわ。

    今日は忠告に来てあげたのよ。鹿目まどかを契約させてしまったらどうなるか」

QB「ふうん? 興味深いね。続けてくれるかい」

ほむら「彼女はおそらく魔法少女として桁外れの力を発揮する。

    そしておそらく、あなたが期待している通りに破滅を迎える。

    でも問題はその先よ。彼女の抱えている因果は大きすぎる。

    そのぶん膨大なエネルギーを発生させるでしょうね」

QB「そうだろうね。

   彼女一人でも、僕達の目的にどれだけ貢献するか、正直なところ予想できる範囲を超えている」
822 :ほむら「QBを論破してみる」(2) [sage]:2012/07/01(日) 03:44:36.14 ID:gHXSy/nuo
ほむら「何が起こるか予想もつかないのに、よく平気でいられるものね。

    身の程を知るようにって教わらなかったのかしら?」

QB「君たち人類の行動を見ていると、君たちこそその言葉を噛み締めるべきだと思うけどね」

ほむら「……今はそんな論争は置いておきましょう。

    鹿目まどかが契約して何が起こるか、私はある程度知っているわ。

    理由は言えないけど」

QB「そんな根拠もあやふやな話を信用しろというのかい?」

ほむら「ええ、私達人類だけの問題ではすまない。宇宙そのものにすら関わることだから」

QB「ますます興味深いね。君がどうしてそんな事を知り得たかもだけど。

   とにかく続きを」

ほむら「その前に確認しておくわ。

    鹿目まどかの因果は、あなたが観察して把握している限り、あるとき急激に増大した。違うかしら?」

QB「否定したり隠す意味は無いね。その通りだよ。

   まるで突然因果が彼女に収束したように……まさか」

ほむら「おそらく今あなたが予想した通りよ。彼女にはある理由で因果が収束している。

    当然そこに潜在する魔翌力もエネルギーも増大している」
823 :ほむら「QBを論破してみる」(3) [sage]:2012/07/01(日) 03:55:04.72 ID:gHXSy/nuo
QB「なるほど。もし平行世界の因果が収束していると仮定して……

   魔翌力係数の増大から予想されるエネルギーの規模が……

   さらにこのモデルが級数的に……」

ほむら「予想がついたかしら?

    結論から言えば、今の鹿目まどかが契約すれば、宇宙は滅ぶわ。

    相転移のエネルギーだけでも宇宙を焼きつくしかねない。

    もしそうならなくても、その後には……」

QB「宇宙の生命すべてを脅かすほどの魔女が生まれるだろうね」

ほむら「……あっさりとそれを言うのね。

    でもわかったでしょう。鹿目まどかを契約させてはならないことが。

    宇宙の生命が危機にさらされるのよ。もちろんあなた達も無事では済まない」

QB「そういうことになるね。でも」

ほむら「……?」
824 :ほむら「QBを論破してみる」(4) [sage]:2012/07/01(日) 04:11:31.05 ID:gHXSy/nuo
QB「それがどうしたっていうんだい?」

ほむら「なっ……!

    そんな事になったら宇宙の延命どころじゃないでしょう!?」

QB「君はなにか勘違いしてるんじゃないかい?

  そもそもの最初から説明しようか。

  宇宙に存在する文明の数は膨大で、さらにこの瞬間にも爆発的に増え続けている。

  当然、消費されるエネルギーは増え、宇宙のエントロピーは加速度的に増大している。

  いずれ来るのは熱的死……もはや利用可能なエネルギーの無くなった、燃えカスの宇宙だ。

  ボク達はそれを抑えるために、魔法少女システムを作り上げた。

  だがそもそも、これは言ってみれば裏技だし、効率は決して高くはない。

  鹿目まどかのような桁外れの例外を除けば、ひしゃくで海の水を汲むようなものだ」

ほむら「自分たちの作ったシステムが欠陥品だと認めてるのかしら?

    何が言いたいの?」

QB「熱的死を抑えることだけを考えるなら、もっと効率がよく、確実な方法があるってことさ。

   ただ、知的生命体としての立場を認める以上は、取るのがはばかられる手段というだけでね」

ほむら「詐欺同然の契約を押し付けるのは、はばかられる手段じゃないのかしら?」

QB「ずいぶんと突っかかるね。

   ともかく、文明がエネルギーを消費するがゆえにエントロピーが増大し、熱的死を早める。

   ならば一番簡単な方法は、原因を取り除くことだろう?」
825 :ほむら「QBを論破してみる」(5) [sage]:2012/07/01(日) 04:31:05.12 ID:gHXSy/nuo
ほむら「原因を……まさか!」

QB「君たち人類だってよくやるじゃないか。

   確かに乱暴な方法だが、古くからある確実な方法だ。

   文明そのものが無くなってしまえば、エネルギーを消費しようがないからね」

ほむら「どこまで傲慢なの……インキュベーター!」

QB「はあ……さっきも言ったけど、君は何か勘違いしていないかい?

   ボクたちは宇宙の熱的死を遅らせることができさえすればいいんだ。

   それ以外のことなど些細な犠牲だよ。

   文明も、生命も。もちろん、それにはボク達インキュベーター自身も含まれている。

   そうでなければ公平じゃないからね」

ほむら「き、詭弁だわ。だったら自分たちが真っ先に文明を放棄すればいいじゃない!」

QB「ボク達はもともと君たちのようなタイプの文明とは異質なんだけどね。

   今ではこの身体そのものがボク達の文明そのものであり、全てであるといってもいい。

   もっともボク達は宇宙のあちこちに散らばっているから、全て合わせればそこそこの量にはなるけれど。

   それでも物質循環に頼っている君たちのような文明に比べて、遥かに消費は少ないはずだよ。

   あとは魔法少女システムさえ、ボク達でするより効率良く運用する方法さえ見つかれば、ボク達はお役御免でもいいんだが」
826 :ほむら「QBを論破してみる」(6)終 [sage]:2012/07/01(日) 04:44:32.02 ID:gHXSy/nuo
ほむら「……」

QB「浮かない顔だね、あてが外れたかい?

   ボク達が被害を嫌って契約をためらうと予想していたのかな。

   あいにくと、君たちほど種の保存というものに興味が無いんだよ、ボク達は。

   それでも無駄に消耗するのはもったいないけどね」

ほむら「……」

QB「おや、随分とソウルジェムが濁っているようだけど、大丈夫かい?

   話の様子だと君は事情を知っているようだから、手遅れにならないうちに何とかするのをお薦めするよ。

   まあ、ボクとしてはそのままエネルギーを提供してくれる方がありがたいけどね。

   今日は貴重な話をありがとう、暁美ほむら。

   まどかのエネルギーを得るのがますます楽しみになったよ。

   それじゃ、ボクはまどかを探しに行くけど、君は止めなくていいのかい?

   ああ、もう聞こえていないかな。

   さようなら、暁美ほむら」


終わり
827 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/07/01(日) 04:48:10.40 ID:gHXSy/nuo
QBざまあwwしようとしてフルボッコされる話を書きたかった
QBはもっと評価されるべき
828 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/07/01(日) 07:33:46.72 ID:/xHqPVxCo
まどか「全部聞いてたよ。私の願いは太陽系を守ること。さぁ叶えてみろ」

読んでて三秒で思いついたあたり俺はほむらに入れ込みすぎてる
829 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/07/01(日) 12:53:18.17 ID:gHXSy/nuo
>>828
QB「構わないよ。それにしても、君たちのその何としても生き延びたいという衝動には驚かされるね。

   感情を持たないボク達には持ち得ないものだ。

   もっともその願いを叶えた結果、どうなるかは僕達にもわからない。

   しかし太陽系が君の魔女によって滅ぼされることはない。

   それは魔法少女システムの性質上、保証するよ。その後どうするかは君たち人類の問題だ」

?????
ゆりかごの魔女。その性質は庇護。
ゆりかごの中には彼女の大事なものがある。
大事なそれが危険な目にあわないように、彼女は決してゆりかごの外を見せない。
大事なそれに危害を食わえないように、彼女はゆりかごの外の全てを滅ぼす。


ここからさらに2パターン思いついたけどどっちがいい?

1.まどかは太陽系をまるごと結界に取り込んで魔女化。
  間もなく、世界各地の天文台では外宇宙が全く観測できなくなり、探査機もことごとく消息を絶った。
  やがて人類は、太陽系がすっぽりと収まる謎の球体に包まれ、宇宙から隔離されていることを発見する。
  すでに太陽系内だけで人口を維持するのは限界に達しており、外宇宙進出は人類の至上命題。
  全世界の政府は一致団結してこの現象の調査と球体の破壊に挑むことに。

2.まどかは太陽系をまるごと結界に取り込んで魔女化。
  同時に太陽系外の宇宙をすべて滅ぼすべく呪いを振りまき始める。
  幾多の文明が滅ぼされる中、銀河パトロール、光の国、宇宙最高裁判所、情報統合思念体、宇宙怪獣……
  といった勢力がそれぞれ独自に、あるいは協力して宇宙を脅かす「魔女」を倒すべく活動を開始する。
830 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/01(日) 13:06:54.84 ID:T605kUNwo
ダウトー
感情を持ってる人類にすらピンと来ない
宇宙の延命を目的にしてる生物が何言ってんですか

1はいまいち理屈が通らんので2がいい
グレーレンズマンとか外なる神々とか出てくると俺得
831 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/07/01(日) 13:19:55.06 ID:gHXSy/nuo
>>830
QBは「宇宙の維持」を目的にしていて、そこに「自種族の維持」は必要条件ではないという設定。

1だと時間軸は最低でも人口が太陽系にあふれる数千〜数万年先の話になる。
人類VSまどか魔女(+ほむら)の構図で、最悪でも人類が滅ぶ程度。
太陽系は消えないから願いとは矛盾してなくて、人類のいなくなった太陽系を守り続けるだけ。
いずれ他の知的生命が生まれたらそれも飼い殺しにする。

だが2は人類以外の全宇宙VSまどか魔女(+ほむら)で、
完全に人類含めまどか魔女側が悪役の構図なんだが、それでいいのか?
レンズマンの名前出すくらいだからそれを望んでるのか。
832 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/07/01(日) 13:30:51.15 ID:4+nNzBYxo
>>830
那由多を思い出した
833 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/01(日) 13:39:12.79 ID:T605kUNwo
それでいいよー
横レスした外野に過ぎないんで
まどほむがラスボスのゲテモノSSもたまにはありかなと思っただけだし
あるいは誰かに撃破されるんでなく
太陽が寿命を迎えてまどか魔女が自壊するなんてオチでもいい
834 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/01(日) 18:14:48.65 ID:R2OhuHDIO
つーかQBが危険思想だったら宇宙から第二第三の織莉子がやってくるだろ。
835 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岩手県) [sage]:2012/07/01(日) 19:37:09.73 ID:042Z90/Fo
第二次スーパーロボット大戦ですねわかります
人類は自らの可能性を信じてガンエデンを否定するわけだ

「救ってやる」の救済思考は大抵の場合ろくなことにならん
836 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/01(日) 19:49:58.25 ID:zpDgV0HDO
>>827
まどか「じゃあ宇宙の誕生を無かったことにして」


全部『無』になれば何も悩む必要もないよね。
つー訳で死んでやるからお前も[ピーーー]。
837 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/07/01(日) 20:01:36.24 ID:gHXSy/nuo
>>835
人類のエゴを認めた上で、上から目線の一律な「救済」を否定する
っていう持って行き方しかないと自分も思う
ほむらにも言わせたけど、いくら崇高な目的とやらを掲げたって傲慢な連中だよ

>>836
イデオンみたいなことになるけどそれはそれでありだと思う
でもたぶん自分なら、宇宙が消滅した後永劫の時間を経てまた創生して、
おおまかに見れば同じような歴史が繰り返す(あるいはもう無限に繰り返してる)ENDにすると思うが
838 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/07/01(日) 20:09:58.77 ID:/xHqPVxCo
そもそもQB以外からしたら熱的死でもクリーム救済でも変わらんな。

むしろこれはQBが完全な独善になってしまった。
839 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/01(日) 20:12:34.69 ID:zpDgV0HDO
>>837後段
この宇宙が最初の宇宙だと誰が決めた?
観測者が変わってる時点でどーでも良いし、後の事とか正直知るかボケ。



って感じで逆に馬鹿馬鹿しくなるな。
まあ始まりは終わりの始まり、終わりは終わりとは限らないし、その辺が落とし所でしょ?
840 : ◆SiNZgg7e3I :2012/07/02(月) 13:03:33.64 ID:i7ZiWP3AO
少し借ります。
HDD漁ってたら昔のが出てきましたので投げ入れます。
多分 とある と まどマギ を少し知ったくらいの時に書いた奴だと思います。

以下チラシの裏
841 : ◆SiNZgg7e3I :2012/07/02(月) 13:04:33.01 ID:i7ZiWP3AO
まどか「ほむらァ」

ほむら「なに?」

まどか「この口調よォ、どォにかしてくれンか」

ほむら「だからQBを釣ってるのよ。ちょっと待ってて」



まどか「釣れねェな」

さやか「お、超まどほむじゃないか!」

仁美「偶然じゃん」

まどか「おォ上条ラバーズゥ。ってなンだその口調はァ」

さやか「いや、まどかに言われたくは超無いわ」

仁美「同感じゃん。なんなのその口調はじゃん」

ほむら「来たっ!」ぐぃぃ
あんこ「ぐあああ」

ほむら「お前かよ」
842 :とある魔法少女の口調変化(イメージチェンジ) ◆SiNZgg7e3I :2012/07/02(月) 13:51:34.75 ID:i7ZiWP3AO
ほむら「お前もかよ」

まどか「おォ、杏子ちゃン!」

あんこ「開口一番におかしいと思ったんだよ!」

さやか「確かにこの口調はまどかとは超合わない」

仁美「同感じゃん」

ほむら「むしろあんたらのしっくり感に驚愕」

あんこ「私も同感なんだよ」



まどか「あァ!あれはァ!」

タッタッタッ(ばいーんばいーん)

さやか「この超うるさい振動音は」

仁美「先輩の巴マミさんじゃん!」

あんこ「マミ!ちょっと助けてほしいんだよ!」つりばりがぁぁ

マミ「ハァー、ハァー、ち、ちょっと休ませてほしい訳よ…」ゼーハー

843 :とある魔法少女の口調変化(イメージチェンジ) ◆SiNZgg7e3I [sage]:2012/07/02(月) 13:54:32.51 ID:i7ZiWP3AO
ほむら「あぁ?」

まどか「ありゃァ、マミさンもかァ」

マミ「ど、どうしたの?みんな揃って…って杏子!大丈夫?!」あわわ

あんこ「大丈夫じゃないんだよ…」ぬいてー

さやか「結局全員超そろっちゃった」

仁美「救いがないじゃん…」

ほむら「きたっ!」ぐい
QB「Qーん!」

まどか「わァ、釣れたァ」

さやか「あれで釣られるQB超アホ」

仁美「まぁ仕方ないじゃん」

さやか「どこがよ」

あんこ「うー、痛いんだよ…」じくじく

マミ「はいはいあーんってしててほしい訳よ」ちょいちょい

あんこ「いてぇんだよ!」シミルゥー
844 :とある魔法少女の口調変化(イメージチェンジ) ◆SiNZgg7e3I [sage]:2012/07/02(月) 13:56:58.34 ID:i7ZiWP3AO
QB「痛いよほむら!、とQBは怒ります!」

ほむら「おまえもかよぉーい!」助走つけておもいきりキーック
QB「うぼぉ!、とQBは呻く!」ふっとんだー

まどか「ゴォールッ!」きらーん

さやか「超キレイなフォームだった」

仁美「うん、ほれぼれするじゃん」

まどか「ほむらは私ンだァ!誰にも渡さねェ!」

マミ「あらあらおあつい訳よ」

あんこ「m、まみ、もっとやさしくしてほしいんだよ」いてぇ

マミ「はいはい」ちょいちょい

845 :とある魔法少女の口調変化(イメージチェンジ) ◆SiNZgg7e3I [sage]:2012/07/02(月) 13:58:51.53 ID:i7ZiWP3AO


ほむら「整理しましょう」

ほむら「まどかは第一位」

まどか「一方通行ってェやつだなァ」

ほむら「さやかは、えーと、窒素装甲だったっけ?」

さやか「多分。超不安だけど」

ほむら「あんこはシスター」

あんこ「その呼び方やめるんだよ」

ほむら「仁美はアンチスキル」

仁美「よくわからないじゃん」

ほむら「巴はよく上半身と下半身が離れるあいつ」

マミ「暁美さんそれやめてほしいわけよ」

ほむら「QBはシスターズ」

QB「ぴったり。とQBは思います」

846 :とある魔法少女の口調変化(イメージチェンジ) ◆SiNZgg7e3I [sage]:2012/07/02(月) 14:02:30.33 ID:i7ZiWP3AO
ほむら「解決策が見つからない…」

まどか「まァまァ。ゆっくり探せばいいだろォ?」

さやか「でも転校生だけ超普通っていうのが超気に入らない」

仁美「あ、私もそう思うじゃん」

ほむら「知らんがな…」

あんこ「マミ、傷の具合はどうなの?」

マミ「治った訳よ。でも目視じゃあよくわからないわけよ」

あんこ「じゃあ触診だね。頼むんだよ」あー

ぬにゅ(舌入れディープ)

さやか「わお超ダイターン」

仁美「私たちに対する当てつけだよ!」

さやか「やんねーよ。超やんねーよ。夜超楽しみにしてな」

仁美「きゃあ男前だよ」

さやか「なぁてんk
(強烈なまどほむ。見せられないよ!見たければ僕と契約(ry)
847 :とある魔法少女の口調変化(イメージチェンジ) ◆SiNZgg7e3I [sage]:2012/07/02(月) 14:03:41.14 ID:i7ZiWP3AO
さやか「」
仁美「あらあらお盛んじゃん」

QB「ちょっとやり過ぎじゃないか、とQBはげんなりする」





QB「僕も早く直してほしいと思ってるんだ。とQBは正直に話してみる」

まどか「えェー」

あんこ「結構喋りにくいんだよ…」

マミ「私も同感な訳よ」

さやか「あぁやばい超濁ってきた」ズォォォ

仁美「はいはい落ち着くじゃん」ナーデナデ

さやか「仁美ぃ…超落ち着く…」うぉおん

ほむら「助けてまど神さまー」ぐず

まど神「私にもよォ、無理なもンは無理だァ」

ほむら「うぐぐ…暁美さんだけが普通な世界は嫌な…あれ?」
848 :とある魔法少女の口調変化(イメージチェンジ) ◆SiNZgg7e3I [sage]:2012/07/02(月) 14:32:24.51 ID:i7ZiWP3AO
まどか「えっ」

ほむら「暁美さんの変更点がこれだけっ!ショック!」

まどか「ワロローンww」

ほむら「推測するに暁美さんは幻想殺しのになったわね」

さやか「ぞげぶ!」シャキィン!
まどか「ぞげぶ!」ジャキィン!
仁美「そ、ぞげぶ…」てれ

ほむら「やめて」

まどか「はァい」
さやか「うーい」
849 : ◆SiNZgg7e3I [sage]:2012/07/02(月) 14:35:27.55 ID:i7ZiWP3AO
ここから先は一方通行で先が読めない。

続きを書こうとしてもそういった気力体力精神力そして何よりも速さが足りないので書けないでいます。続き書いてくれる人がいたらもれなく消しゴムが付いてくるらしいですよ。



以上チラシの裏
850 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/07/02(月) 14:40:39.20 ID:muuuhJq9o

和子「目玉焼きの焼き方? やかましいこのド素人が!」
851 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/02(月) 16:32:11.35 ID:lqllFTKi0
>>821
読んだ。人類滅亡に平然としてたのにはそういう理由があったのかww
胸糞系にも個人の解釈の違いって出るなぁ。
これは間違いなく胸糞悪いわ、GJ
852 :色気は女の子の武器1/2 [saga]:2012/07/03(火) 18:40:48.40 ID:73XuaAiO0
ほむら「色気=攻撃力の時間軸に来てしまったわ」

ほむら「私の攻撃がまったく効かなくて困るわ」

ほむら「えいっ」

バンッバンッ

QB「ん? なにか飛んできたような気が……」

ほむら「キュゥべえすら倒せないわ」

ほむら「どうしよう……」
853 :色気は女の子の武器2/2 [saga]:2012/07/03(火) 18:41:31.34 ID:73XuaAiO0
マミ「軽く撫でるだけで大抵の魔女がミンチになるわ」

マミ「うっかりやっちゃいそうで普通の人に触ることも出来ないわ」

マミ「はぁ……」

ゴォォォォ!

QB「うわぁぁぁ竜巻だぁぁぁ」

マミ「ため息ついただけでこの有様だわ」

マミ「普通の女の子に戻りたい……」



続かない。
854 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/07/03(火) 18:43:28.29 ID:73XuaAiO0
しまった、おっぱい=攻撃翌力の方が良かったか。
855 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/03(火) 18:43:32.80 ID:2xxJdWHIO
QB「鹿目まどか、君には全く素質を感じられないよ」
856 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/03(火) 20:52:00.99 ID:5zPt6DCDO

ほむら「きゃあっ!?」ズザザザァ

ほむら「くっ!?色気=力とかどうしようもないじゃない……(ウルッ」

まどか「ほむらちゃん、もう良い……、もう良いよ!」

QB「っ!? 待つんだまどか!」

まどか「えっ?」

ほむら「…………」ズゴゴゴ……

まどか「ほむらちゃんに力が集まってる?」

QB「暁美ほむらの攻撃翌力が上がり始めた?一体どうして……、はっ!?まさか!?」

まどか「どうしたのキュゥべえ、何が起こってるの?」

QB「ダラリとのびきった肢体、破れたストッキング、そして諦めたような表情に光る涙……、
   間違いない、ダメージ属性による色気が、暁美ほむらに力を与えているんだ!」

まどか「なっ、なんだってーっ!?」



と言う最終決戦を思い付いたが、これ以上は俺には書けそうもない。
857 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/07/04(水) 07:47:41.76 ID:/e8hSZwlo
QBはQBでもクイーンズブレイドになってしまうww
858 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/07/05(木) 02:48:43.76 ID:yF7DFG/Uo
10レスくらい借ります
859 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/07/05(木) 02:49:13.29 ID:yF7DFG/Uo
「あたしって、ほんとバカ……」

自嘲気味に吐き出された言葉がすぐ隣にいる杏子の耳元に届いたのと、
さやかのソウルジェムに大きな亀裂が走り、内で暴れまわる闇色の獣が脈動を開始したのはほとんど同時だった。

「さやか!?」

杏子が叫ぶ。
だがそれよりも早く、速く亀裂は走る。
亀裂は新たな亀裂を生み、さらに亀裂を生み、それをほんの刹那の間に幾度と無く繰り返して。
驚く杏子の手が、たった数十センチの距離を詰めるよりも先に。

ソウルジェムが、孵る。

厳重に重ねられた枷とも呼ぶべき自我を食い破り。
一個の魂を燃焼させてその本質を異なる物へ昇華させて。

卵からひよこが孵るように。

人が人で無くなり、魔法少女になるように。

閉じ込められた呪いと穢れを赤ん坊の産声のように撒き散らしながら、それは生まれるのだ。

「さやかあああああッ!!」
860 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/07/05(木) 02:50:17.73 ID:yF7DFG/Uo

《この国では、成長途中の女性の事を少女って呼ぶんだろう?》

そんな声が、夜の見滝原市の空に響き渡る。
けれども空気は震えない。
響いているのに大気は反応しない。

なぜならそれは本来人の観測できない領域を用いた、一種のテレパシーだからだ。
空気は震えずとも、目に見えぬ素粒子は震えている。

《だったら》

遮る物のない夜空の月を見上げながら、そのテレパシーを発した人の及ばぬ知恵を持った種族――
一部の人間達からはキュゥべえと呼ばれ親しまれている地球外生命体、インキュベーターは目を細めた。
……感情を持たぬ彼は喜びを覚えない。
にもかかわらず、彼は笑みを浮かべたまま愉しそうに言葉を続けた。

《いずれ魔女になるキミたちのことは、魔法少女と呼ぶべきだよね》

夜の見滝原市に声が響く。

それは新たに生まれるであろう生命を祝福するような、そんな響きの声だった。

そして実際、それはそうなるはずだった。

今、この瞬間(とき)までは。
861 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/07/05(木) 02:50:44.52 ID:yF7DFG/Uo

――ソウルジェムはグリーフシードとなり、魔女を産み出し、燃え尽きる。

それが運命だ。それを捻じ曲げることは誰にも出来ない。いるかどうかも分からぬ神でもない限り、絶対に。

捻じ曲げることは、だ。
¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨

「イル・フラース!!」

少女の叫びが駅のホームに木霊する。
そして、それは現れた。
ソウルジェムの宝石部分が割れ切るよりも早く、杏子の手が距離を詰めるよりも早く。

文字通り音の速度を超えて――大気を切り裂き光を瞬かせる、雷光の速度で!

「ッ……きゃああああああああああああっ!!」

びくん、とさやかの体が大きく跳ねた。
否、跳ねて、跳ねて、さらに跳ねる。
さやかの体、正確にはさやかのソウルジェムに向けて一筋の雷光が突き刺さっていた。
突然の異常事態に目を丸くした杏子はすぐさま思考を切り替え、身を守るために魔法少女の衣装を身に纏う。
そして雷光を放ちながら闇の中にくっきりと浮かび上がる一人の少女のシルエットに槍を向けた。

「てめぇ、さやかになにしやがる!!」

返事は無い。
杏子は迷わず槍の矛先をシルエットに向けて全力で投げつけた。
槍は目にも止まらぬ速度で空気を切り裂きながら突き進む。
けれどもそれは少女のシルエットと重なる直前で大きな音をかき鳴らしながら弾かれた。
862 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/07/05(木) 02:51:11.80 ID:yF7DFG/Uo

「効いたぁー!これぞ『カピターノ・ポテンザ』!!」

そんな台詞と共に、先ほどから続いている雷光が寄り一層その輝きを増しして、駅の構内を照らし出した。
それにより、杏子の槍を弾いた物の正体――杏子と同じ魔法少女の『足』がはっきりとその姿を現す。

「なっ!?」

ただの蹴りで槍を弾かれたことに驚きを露にする杏子。
しかし彼女は動きを止めることなくもう一度槍を作り出すと、油断することなく身構えた。
――のだが。

「『ラ・ベスティア』!!」

新たな声が構内に轟く。

「ッ……なんだこいつ!?」

そして気付けば、杏子の体のあちこちに可愛らしいクマのぬいぐるみが抱きついていた。
それらは見た目に反して力強く、がっちりと杏子の体を押さえ込んでいる。
腕を振り、かぶりを振り、魔力を放つも効果は無い。完全に敵のペースに捕らわれてしまっている。

力ずくで脱出できないことを悟ると、杏子は電撃にあえぐさやかを見た。
もうだいぶ電撃を浴びてしまっている。かなりの怪我を負ったことだろう。

「ちくしょぉ……ここまでなのかよ……!」

杏子は何も出来ない自分の無力さを呪わずにはいられなかった。

そんな杏子を嘲るように彼女の目の前に闇から現れた一人の少女が歩み寄った。
少女は白い修道服を着て、やや鋭角的な眼鏡をかけている。
神父の娘である自分のいまわの際に修道服姿の魔法少女が現れたことに、杏子は皮肉な運命を感じた。
863 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/07/05(木) 02:51:49.13 ID:yF7DFG/Uo

「そんな悲しい顔をしないで。大丈夫、彼女は私達が助けるわ」

「――え?」

思わず我に返った杏子は、次の瞬間信じられない物を見た。

先ほどまで雷撃を浴びていたさやかのソウルジェム――あれほどにまで濁っていたその魂の塊。
それが一点の翳りもなく、曇りもしない、生まれた直後のそれと同等の輝きを放っていた。

「おつかれ、べえちゃん!」

猫耳を付けたふざけた姿の魔法少女が、黒と白の混じった奇妙な生き物を肩に乗せて姿を現した。
どことなくキュゥべえに似ているその動物を見て、もう一度さやかを見る。
一体何がどうなったんだ――杏子が困惑していると、先ほど一度見たシルエットの少女が彼女の眼前に立った。
少女はベレー帽に似た何かを被り直しながら、不敵な笑みを浮かべて言う。

「先ほどの電撃は私の魔法でね。生命速度の加減が可能なのさ。
 つまり――今みたいに、ソウルジェムが孵るのを遅らせることも出来る」

「ソウルジェムが……孵る? いや、だいたいあんたら、何が目的で……」

「目的はまぁ後で話すとして……そうか、君達は外道のキュゥべえしか知らないのか。
 ならば紹介しよう。彼は私達のソウルジェムの穢れを取り除いてくれる便利な使い魔。ジュゥべえだ」

キュゥべえに似た生き物――ジュゥべえと呼ばれたそれは、キュゥべえよりも愛想の良い笑みを浮かべて尻尾を振った。

「オイラがいなかったらアウトだったな、感謝しろよー!」

「……わっけわかんねぇ……」

目の前でさやかを介抱し始めた少女達を見ながら、杏子は疲れ切った様子でその場にどっと倒れこんだ。
864 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/07/05(木) 02:52:36.09 ID:yF7DFG/Uo

《――やれやれ、また君達か。足掻くんだね、キミたちは。たかが魔法少女の分際で》

事の顛末を別の個体が手に入れた情報を共有したキュゥべえは、つまらなそうにそう言った。
独り言とは違う、確かな相手に向けられた言葉。
その先にいるのは――

「ちゃお! 陰謀したがりの飽き足らずなケモノくん!」

――大きな黒の帽子を被った、少々露出度の高い魔法少女。

《破戒を司る魔法少女。夜空に浮かび上がる星座の七姉妹の、その中心》

キュゥべえの赤い瞳に、少女の瞳が移りこむ。
邪気もなければ翳りもない、あらゆる宝石にも勝る澄んだ瞳が。

《――プレイアデス聖団の和紗ミチル。それともただの『かずみ』と呼ぶべきかな》

キュゥべえの言葉を受けても、少女の瞳は何一つ動じなかった。

「そうだね、出来れば『かずみ』の方で呼んでくれると嬉しいかな」

そう言うと、かずみは十字架型のブレードを音も無くキュゥべえに向けた。
十字架の刃が月明かりに照らされたことで、ほんのわずかに、鈍く輝く。

「というわけで、今回も邪魔させてもらうから――よろしく!」

十字架から光が零れだす。
それはありとあらゆる概念を打ち砕く、破戒の力が込められた魔法の光だ。

「――『リーミティ・エステールニ』!!」

十字架から放たれた光はキュゥべえを飲み込み、上空で爆発。
その輝きは、まるで夜空に浮かぶ七つの星座のように、夜の見滝原市をわずかに照らした。
865 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/07/05(木) 02:54:19.40 ID:yF7DFG/Uo

――一方その頃。

「……一体、何がどうなっているの?」

「何が、どうなっているだけだよ」

駅で起こった異常事態を、物陰から窺っていたほむら。
彼女は自分が漏らした独り言に返事をされて、ばっと後ろを振り返った。

「グッモーニン。それともグッナイかな」

ほむらの呟きに返答した少女は、妙に間の抜けた事を言いながらほむらに近づいてくる。
後ろを取られたのは不覚だが、一度意識してしまえばこちらのものだ。
ほむらは左手の盾に念じて魔力を込めると、世界の時間を『止めた』。

時間が止まった世界で動ける者は自分ただ一人だけだ。ほむらは力を抜くと、キッと目を細めた。
ほむらは盾の中から自動拳銃を取り出し、目の前の少女の背後を取るように足を運ぶ。
こうなったら自分の勝利は確定したも同然だ。
あとは拳銃を突きつけて、時間を動かし、洗いざらい情報を吐き出してもらおう。

「こりゃ参った。すごい力だね」

「それほどでもないわ」

それほどでもない――ほむらは自分の言葉に思わず頷いた。
確かに凄い力ではあるが、こう見えて制約も多い。魔力の消費だって半端にならない。
そもそも、その力を使ってこれだけ時間を繰り返してもいまだに目的を成し遂げられていない時点で――

そこまで考えてから、ほむらはふと違和感に気付いて手を止めた。
何かがおかしい。本来ならありえない事が起きている、ような気がする。
866 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/07/05(木) 02:55:40.26 ID:yF7DFG/Uo

「どうかしたのかな、顔が真っ青だよ」

「あなたは黙ってて……え?」

背後を取られているはずの少女が、くびをぐるりとこちらに向けた。
ありえない。ありえるはずがない。

「そんな……私はまだ、時間を動かしてはいないのに……!?」
              ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨ ¨

「いいね、その表情。ありえないことに直面した人間の驚き様は――」

時間の止まった世界で、本来ならば不変であるはずの少女の表情に亀裂のような笑みが浮かんだ。

「なんど見ても、ココロにくるね」

何もかも憎む人間だけが生み出せる――
否、何もかも憎む人間ですらない者だけが生み出せる、『Innocent malice(無邪気な悪意)』。

少女はそれを顔面に貼り付けながら、そっと両手を伸ばした。
まるで底知れぬ闇の中に手を沈めるように。
目の前にある宝物を掬い上げるように。

「――それじゃ、もう一度。念入りに。注意深く」


「――コネクト」
867 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2012/07/05(木) 02:56:50.73 ID:yF7DFG/Uo
続かない
先月号のフォワード買って思わずかずみ1〜3巻買ってきた勢いで書いた。反省はしてないが、するかもしれない。
868 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2012/07/05(木) 22:45:11.78 ID:3WcYrD5W0
固有魔法が戦闘能力のウェイトを占めてるほむらにとってはタイマンで相対することは死を意味する相手だな…
869 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/07/06(金) 19:21:01.39 ID:FTnxO/Tu0
織莉子「キリカ……」

キリカ「大丈夫だよ織莉子……私は織莉子のものなら何だって受け入れるよ」

織莉子「やっぱり駄目よ!こ、こんな黒くて硬そうなの、大切なキリカには……う、うううっ……あっ、キリカ何を!?」

キリカ「あ…んむっ……ん……」

織莉子「あっあっ…キ、キリカ、駄目……! もう出そう……服が汚れてしまうわ! 口から出して!!」

キリカ「んっ、んぐっ……はむっ……」

織莉子「ああっキリカ! でちゃう!あついのでちゃううう!!」

ドピュッ・・・ドクドク・・・・・・

キリカ「んんんっ……!」ジュルルルッ・・・コクン・・・・・・

キリカ「ぷあっ……けふっ……」

織莉子「あ……ああ……キリカ……」

キリカ「はぁ…はぁ…おいしかったよ……」


















キリカ「織莉子の作ったハンバーグは」

織莉子「駄目って言ったのに……食べてくれたのは嬉しいけど、あんなに焦げた物、食べたら体に悪いわ」
870 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/06(金) 20:14:41.28 ID:evtGusaAO
カンナちゃんだけ呪文が英語なんだよね
871 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/07/07(土) 18:55:25.70 ID:4rUe2GsLo
魔法少女は必ず願いに裏切られる。

例えば美樹さやか。

彼女は幼馴染の腕を治した……それは好意によるもの。

彼女は幼馴染が好きだったでも、親友に先を越されて失った……

例えば佐倉杏子。

家族にために、父親のために願って、家族を失った。

暁美ほむらも、巴マミも、キリカでさえも……願いに裏切られる結末がある。

それは、私にも起こりうることだ。

「織莉子〜?」

「キリカ……」

「元気ないね、どうしたのさ」

私の唯一無二の親友で仲間の呉キリカ……

「なんでもないわ、魔女。今日は出てくるわ」

無理に微笑んで、私は彼女を導いていく
872 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/07/07(土) 18:59:15.22 ID:4rUe2GsLo
「ねぇ織莉子」

「なに?」

「戦いが終わったらコンビニ行こう」

「コンビニ……?」

「私とキミが出会った場所さ」

そう聞いて、思わず顔を背けてしまった

キリカと私が出会った場所……

出会った場所で、私は……

「織莉子?」

「え?」

「大丈夫?」

「ええ……」

「じゃぁ行こう。織莉子」

キリカはそう言って手を差し出す。

魔法少女は必ず願いに裏切られる……

救うための願いは救えずに終わり、

やり直す願いは終わりを作らず。

未来を見るために願った私は……過去を見ることが出来なくなった……でも

「ええ、さっさと倒しちゃいましょう」

そう言ってキリカの手を握る。

貴女と居れるなら過去はいらない、貴女との未来があれば――


続かない
873 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/11(水) 14:22:42.11 ID:L5tOmP6IO
九兵衞は不思議な力を持つ少年である

それは魔女を倒す力を他人に分け与える能力である
その能力のため、彼らの兄は魔女によって殺害され、弟は攫われてしまったのだ

一人残った彼は魔女への復讐のため、少女たちと契約する


暁美焔と呉斬禍は彼と契約した魔法少女である
彼女たちは自らの存在意義のために魔女を屠るのだ
彼女達は、他に自らの価値を見出せない


魔女を作り出す『夜』と呼ばれる存在を倒すため、彼らは今日も人知れず戦い続ける



ありがちなラノベ
874 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2012/07/11(水) 15:42:34.68 ID:T62EM4qd0
まどか「負の感情を消してほしい」


魔法少女になったまどかによって全ての魔女は倒され呪いは消滅した
超ポジティブになった人類はこう言った

『有史以前から世話になっておいてこんなこと言うのもなんだが、この星から出て行ってもらおう!』

インキュベーター「」
875 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/07/13(金) 09:02:08.80 ID:JLqUNyBb0
・使い魔は成長すると魔女になる

・その際、使い魔は親の魔女と同じ姿形になる

・つまり、使い魔達を育て続けると同じ姿の魔女が何体も誕生することになる


↓そんなわけで思いついたネタ


まどか「さやかちゃんの使い魔が人を食べてさやかちゃん2号に成長したよ」

まどか「このまま順調にいけばどんどんさやかちゃんを増やしていけるね、ティヒヒ!」
876 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/13(金) 09:04:14.12 ID:Rmhe1sZIO
人魚騎士団でも作るつもりか
877 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/07/20(金) 01:10:45.79 ID:361aellBo
QB「ボクと契約してペイルウイング隊員になってよ!」

QB「いや、ボクと契約してBETAと戦ってよ!」

QB「それよりボクと契約して熊本戦線に参加してよ!」

共通点:敵がキモい。どうあがいても絶望。
878 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/20(金) 09:57:28.82 ID:7TwagP0IO
ほむら「巴さんと美樹さんは頭が固いし、杏子は巴さんが生きてるとこの街に来ないから今回は外伝キャラを味方に付けまくったわ」

ゆま「ホムラはゆまが必要?」

織莉子「[ピーーー]とかどうかしてました。契約阻止に奔走しましょう」

キリカ「二人掛かりで小銭を拾ってくれた時に思ったんだ。二人とも頂こうって」

かずみ「わたしも背負うよ、ほむら」

ユウリ「舞台装置を葬ったらこっちも手伝ってくれるよな?」

ほむら「……」ファサッ
879 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2012/07/21(土) 00:12:08.56 ID:HA17YQpl0
ほむら「100年間……若いままの肉体を鍛え続けたらどうなると思う?」

ほむら「止まらないのよ、成長――というより、進化かしら?」シュンッ

シャルロッテ「……!」

さやか「消えた――これがあいつの魔法!?」

シャルロッテ(…違う、これは……単に――)ガバッ

――ドゴッ!

ほむら「肉と骨がね」シュゥゥ

シャルロッテ(単に――恐ろしく…速い!!!!)メキィッ
880 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2012/07/21(土) 00:28:05.90 ID:HA17YQpl0
まどか「大丈夫、さやかちゃんなら三つも数えれば起き上がるよ」

ほむら「…1…2…3」

――ガバッ

さやか「はっ、ここはどこ?…そうだあたし杏子を倒しに行くんだった!くくく、あいつめ、どこにいやがる」

さやか「テンションあがってきたぜーーーーーーーーーーー!!!!!」

まどか「何があってもすぐに忘れてすぐに元気、いつでもハイテンション!まさにさやかちゃん!」

ほむら「バカの鏡ね」

さやか「ふふふ、待ってろよ杏子。今のあたしはバリバリ全快!一瞬でひねりつぶしてやる」

まどか「さらに傷も痛みも忘れしかも実際治ってる、奇跡のさやかちゃん!」

ほむら「光り輝かんばかりのバカね」

元ネタわかる人いたら真面目にクロス書いてみようか
881 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/21(土) 05:04:38.50 ID:xtgydV1To
夢の中で修行したら現実の肉体が鍛えられるとかマジチート
魔法は開花しなくてもマテリアルパワーが成長して能力が底上げされるとか
理屈はつけられそうだが

というかさやかドルチル枠かよww
…さあ、書いてもらおうか
882 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2012/07/21(土) 16:19:53.59 ID:HA17YQpl0
>>881

じゃぁ書くけど出てくるマテパキャラはTAPとアダさんどっちがいい?
アダさんは前に書いたやつの加筆版だけど
883 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/21(土) 18:43:20.32 ID:xtgydV1To
それならアダさん
前書いた奴で加筆ってことは
外道アダさんの大幅強化パッチ入れる奴だよな
884 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2012/07/21(土) 22:46:24.72 ID:HA17YQpl0
うんたぶんそれー、じゃあがんばって書いてくるわ、タイトルは

アダラパタ「魔法少女……?」

になる予定

885 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/07/24(火) 17:51:57.38 ID:luu1CI+N0
※おりマギのIF世界、織莉子とキリカが生きた状態でまどかを排除した時間軸

さやか「グス……まどか……まどか、なんで死んだのさ……」

QB「………やあ、こんにちは」

さやか「……誰……?」

QB「自己紹介が遅れたね。僕の名前はキュゥべえ」

さやか「きゅ、キュゥべえ……?」

QB「まどかが死んでしまった理由、知りたいかい?」

さやか「っ!!し、知ってるの!?」

QB「ああ、知っているよ」

さやか「……教えて、キュゥべえ。あたしの親友が死んだ理由を……!!」

QB「まどかが最悪の魔女となる未来を視たらしい少女がいてね。それを阻止する為にまどかを殺害した人物がいるのさのさ」

さやか「……まどかは……誰かに、殺されたの……!?」

QB「キミが命を差しだしてまで、叶えたい願いがあるのなら。僕が、叶えてあげるよ」

さやか「……あたしは……まどかの命を受け継ぐ……!!キュゥべえ、あたしを……わたしを!!まどかにして!!!」

QB「契約は成立だ。キミの願いはエントロピーを凌駕した」



まどか「あっはははははははははは!!いいよ、この力!!さいっこう!ねぇ、教えてよ!まどかを殺した奴の名前!!」

QB「彼女の名前は織莉子。美国織莉子だ。救世を成し遂げたと、満足げにボクに話してくれたよ」

まどか「へぇぇ……人殺しが救世なんて笑わせる!!絶対、絶対に殺してやる!!」

まどか「待ってなよ、まどか。絶対に仇はとってやるからね」



うん、なんかゴメン
ユウリ様の話を読んでふと思いついただけなんだ
本気で書くとなると長編で腰を据える事になりそうだからここに来ましたとさ
886 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/07/24(火) 17:58:41.40 ID:SFL2MG+co
恭介をまどかにしよう(一気にネタ化)
887 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/07/24(火) 18:31:01.12 ID:y4g8dJBto
いやおりキリ死んでるやん
888 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/07/24(火) 18:31:56.17 ID:SFL2MG+co
いや、前提を読めって
889 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/07/24(火) 18:32:33.91 ID:VmmPF3hIO
ほむらにも牙を剥くのだろうかやはり
890 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/07/24(火) 18:32:54.32 ID:abxh4xGNo
もう一度読み直すがよろしい
891 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/07/24(火) 18:34:21.68 ID:y4g8dJBto
いやだから前提が間違ってるぞと言いたいだけだ
892 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/07/24(火) 18:35:44.64 ID:SFL2MG+co
いや、IFだって
893 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/07/24(火) 18:37:23.68 ID:y4g8dJBto
ごめん
894 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/07/24(火) 18:42:07.15 ID:luu1CI+N0
あの、初めてここに来たけどなんかごめんなさい
おりキリが生きた状態でまどかが殺害された時間軸もあったのかなって妄想から始まって
そいやおりマギではさやか契約してなかったなってなって
かずみを読んでユウリ様の話でちょっと泣いて
その後ふとこんなんが思いついただけなんです
もしかしたら個別でスレ立ててやる日が来るかもしれんのです
895 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/07/26(木) 18:24:57.61 ID:Nr7G+tNIo

赤QB「見せてもらおうか、正体不明の魔法少女の力とやらを」ゴオオオオ

ほむら「赤いキュゥべえ……?」パヒューン ズガガガガ

赤QB「当たらなければどうということはない」ヒュッ

ほむら「速い!?」

赤QB「そこだ!」ガッキョーン

ほむら「かはっ……!」

ほむら(何て重い蹴りなの……!)

ほむら「ちいっ!」パヒューン パヒューン

QB「」ズガァァァン

赤QB「キュゥべえを一撃で……拳銃並みの出力とでもいうのか!?」

ほむら「いや拳銃よ」


赤QB「まどかを魔女にし、エネルギーを回収する」

織莉子「そんなことをすれば、地球に人が住めなくなるわ!」

赤QB「宇宙のためだ。 何故わからん、織莉子!」

織莉子「貴方ほど地球を軽視してはない!」ヒュンヒュン

赤QB「ええい、ファンネルか! その能力も私が与えたものだというのに!」


赤QB「きゅふふ、ははは」

織莉子「何を笑っているの?」

赤QB「私の勝ちだ、織莉子。 今計算してみたが、ワルプルギスの夜は見滝原に到達する。 まどかも契約するだろう」

織莉子「たかが魔女一匹、私が打ち倒してみせる!」

赤QB「馬鹿なことはやめろ!」

織莉子「やってみなければわからない!」






896 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/07/29(日) 03:31:45.15 ID:y5F/Y0vH0
[さやか]「うわーん、聞いてよまどかああぁ。きょうすけの奴があぁ」

[まどか](さやかちゃん、また男の子絡みで落ち込んでる……)

[まどか](こういうとき、友達なら励ましてあげるべきなんだよねっ)

[さやか]「あたしのどこが悪かったのっ!?顔!?性格っ!?」

[まどか]「え、えぇと……そういう面倒臭……難しい質問は答えづらいかなぁ」

[さやか]「本当の事教えて!あたしの悪いとこ、友達なら教えてよっ」

[まどか]「女の子としての魅力がない事、かなぁ」

[さやか]「直球すぎるっ!?」

[まどか]「あと髪の色とか?金髪を通り越して青色はさすがにね」

[さやか]「遺伝子レベルで否定された!っていうかピンク色の人に言われたくない!」

[まどか]「あと性格が」

[さやか]「ちょっ、タンマ、ストップ……!」

[さやか]「…………もう勘弁して」

[まどか]「え、でもでも、まださやかちゃんの駄目な所指摘しきれてないよ?メモ帳にもまだこんなにストックが」

[さやか]「書き残して持ち歩かないでよそんなの!?」

[さやか]「そこは上手く傷つけないように濁してよっ」

[まどか]「ご、ごめん……さやかちゃんの力になりたくて」

[まどか]「他に手伝える事ないかなっ。さやかちゃんの恋、応援してあげたいのっ」

[さやか]「そ、そう?ありがと……じゃ、じゃあさっ」

[さやか]「あたしときょうすけが恋人になれますようにって、Qべぇにお願いしてよ」

[まどか]「魔法少女ぱんちっ(どごぉ)」

[さやか]「うろぶちっ!(鼻血)」

[まどか]「さやかちゃんが道を外さないよう、時々尾骨にアッパーカットしてあげるのも友達の役目なんだよっ」

[さやか]「じょ、冗談なのに殴るだなんてひどっ……」

[まどか]「次はないからね。子供の産める体でいたいなら」

[さやか]「わ、わかったわかったって……!それよりさ、どっかお店入らない?」

[まどか]「ええぇ……私たち、まだ制服のままだよ?」

[さやか]「いいじゃん寄り道くらいっ」

[まどか]「ごめん、私刃物は実物確かめて買いたい派だから」

[さやか]「どんな店入るつもりだったの!?」

[まどか]「制服のままグルカナイフの切れ味試すのはちょっと気が進まないなぁ」

[さやか]「私服でも気が進まないよ!そんな物騒なとこじゃなくて!お茶誘っただけだよっ」

[さやか]「あたしの恋の作戦会議しよーよ。喫茶店あたりでさっ」

[まどか]「…私牛丼がいいなぁ」

[さやか]「ぎゅ、牛丼屋で恋バナはちょっと、なぁ……」

[まどか]「不毛な会議とかどうでもいいから、お肉を食べたいな」

[さやか]「…………うん、じゃあ、それで…」
897 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/07/31(火) 18:33:53.16 ID:jiQ+Uu+DO
既出だろうけど投下。

まどか「魔女が魔法少女しか襲わない様にして!」

これでとりあえず一般人類は安泰かも。

ワルプルさんだって上空で結界展開して魔法少女を吸い上げガチバトルだろ?
898 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/08/01(水) 03:56:19.70 ID:QIlw1sI/0
ほむら「まどかなの?」

まどか?「ぴかぁ?」

ほむら「……これはこれでかわいい」

的なの思いついたの
899 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/01(水) 15:30:00.78 ID:mVSrp9Pdo
ちょっと暇潰しで書いてみた
とりあえず書いてて語彙力がある人が羨ましいと思った
900 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/01(水) 15:31:02.31 ID:mVSrp9Pdo
【Side 巴マミ】
気がつけば視界は真っ赤に染まっていた
「ア…レ?ここは…?」

何故か思考が上手く纏まらないし、記憶も混乱している。
もしかして自分は寝ぼけてるのだろうか?この視界の赤もまだ夢に少し引っ張られてるせいなのかもしれない

とりあえずは起き上がろう、そう思っても腰を上げようとしても全く上がらない、それどころか感覚が全然ない
まるで自分の身体じゃないみたいな、他人の体を動かそうとあがいてるような、そんな錯覚に襲われる
こうなったら先に状況の確認をしよう。不幸中の幸いか首は動かせる。
視界は相変わらず赤くて気持ち悪いが、さっきと比べるとその色の濃さは随分と薄まった
これなら状況の確認位は出来るだろう。そう思って自分の下半身を見ようと首を下に動かして目に入ったのは――――

血塗れになっている下半身と、車体に押しつぶされ原型を留めてないほどにぐちゃぐちゃになっている家族達だった。
「あっ――――あぁぁあああ!!!あぐっ…うおぇぇぇぇぇッ…ハァハァ…」
頭痛、嘔吐感が私を襲う。
―――――そうか、思い出した。

私は車で家族達と外食に向かってて、その途中で事故にあったんだ…
それは彼女の父の前方不注意が起こしてしまった、不慮の事故だった
901 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/01(水) 15:32:06.67 ID:mVSrp9Pdo

更に不幸なことに彼女はこのままだと確実に自分は死んでしまうという事を理解してしまった。
それ程に酷い出血だったのだ。彼女の身体を中心に血で出来た水溜りは、円のようにどんどん広まっていく
死への恐怖で思考は埋め尽くされ、それ以外のことは一切考えられなくなってしまう。
彼女は所謂パニック状態に陥っていた

「嫌だ死にたくない死にたくない死にたくない!!助けて、誰か助けて!!助けてよぉぉぉ!」
生きたいと、死にたくないと。本能に任せて必死に叫び続ける。

そしてその叫びは、絶望は果たして届いた。届いてしまったのだ。

どの位叫び続けたのか。それは現実時間にしてみては数分に満たない程度だったが、彼女にとってはそれはそれは長く感じた
死ぬしか無いのかな。もう疲れた。喉は痛いし、声はほとんど枯れてしまった。
それにさっきから瞼はやたら重たいし眠い。このまま眠ってしまえば楽に―――そう思った瞬間
「やぁ、僕の名前はキュゥべえ!!」

何処からともなくソレは現れた。
902 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/01(水) 15:40:14.32 ID:mVSrp9Pdo
「キュ…ゥベ…え…?」
幻覚でも見ているのだろうか?

猫のように白い体躯に赤い円らな瞳。
尻尾と両の猫耳のようなものから生えた耳毛はふわふわと揺らめいている。
まるでアニメに見たマスコットのような可愛らしい外見と名前を持つ不思議な生き物が目の前に居た。
「そう僕の名前はキュゥべえ。君の叫びを聞いて急いで来たんだよ。しかし酷い惨状だ。君は生きたいんだよね?助かりたいんだよね?
 良かったじゃないか。僕ならどんなお願いでも叶えてあげられるよ。だから僕と契約して魔法少女になってよ!!」

どんなお願いでも叶えてくれる?
聞き間違いじゃないなら確かにこの子はそう言った筈。助かれるなら、生きれるなら、魔法少女なんて非現実的なものでも何にでもなってやる!!

だから――――
「キュゥべえ、助けて…。私を助けてください…!!」
枯れかけた声で必死に言葉を紡ぐ。この際幻でも何でも良い。少しでも可能性があるならそれに縋るしかない。そう思った

「安心すると良い、君の祈りは間違いなく遂げられる。―――――さぁ契約は完了だ。受け取るといい。それが君の運命だ」

そう彼が言い終わった瞬間、胸に熱さを感じた。
「くう…っ…あは、はぁ…」
反射的に苦しそうな悶え声を漏らしてしまうが、熱いと感じるのに全く痛くないし、むしろ心地が良い。不思議な熱だった
そして胸から黄色い輝きが放たれ、胸の中から取り出されるような形で綺麗な宝石が現れた。

良かった私は助かるんだ。この子に助けられたんだ。
そう安堵した彼女は、緊張の糸が途切れてしまいそのまま意識を失った。

「今はゆっくりと眠ると良いさ。君の願いは僕に助けられること。身体的傷も勿論、その精神も助けてあげよう」

「そして、それなりの希望を抱けるようになったのなら…。その時は絶望に堕としてあげるからね。」
903 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/01(水) 15:57:20.01 ID:mVSrp9Pdo
終わりです。

ただ助かりたいっていう願いじゃなくて、キュゥべえに助けて貰いたいっていう願いだったらどうなるんだろうなっていう妄想。
終わりこそは何だいつも通りのキュゥべえかって思うかもしれない。
その後の展開としては一人ぼっちで戦い過ごす彼女の気持ちを助ける、魔女に苦戦する彼女を助ける…色々とやってる内に感情が芽生えてしまうありがちなアレとか考えてた

徐々に助けるが助けたいっていう気持ち、感情になっていって、行動の優先順位が「エネルギーの回収」より「マミのために動く」が上回ったり。
喧嘩別れした杏子とマミの仲を戻そうとしたり本編じゃイレギュラーだとか言ってたさんざん警戒していたほむらさえも仲間に引き込もうと必死になるキュゥべえって良いよね
904 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga]:2012/08/03(金) 08:11:04.03 ID:hnnWwuLF0

仁美「さやかさんとまどかさんは禁断の恋に目覚めてしまったんですのね!!」

さやか「もー、何言ってんのさ仁美!」

中沢(ふーん、そうなんだ。あいつらってレズだったのか……)



中沢「知ってるか恭介? 美樹さんと鹿目さんって恋人同士らしいぞ」

恭介「え……そ、そんな……」

恭介(さやか……退院したら告白しようと思ってたのに……レズだったなんて)



恭介(なんだか気まずくてさやかと話ができないよ……)

恭介(退院の連絡も出来なかったし……)



仁美「私、恭介さんのことお慕いしておりましたの」

恭介(さやかのことは忘れて、新しい恋に生きよう……)



仁美(計算通りですわ……)ニヤリ




というわけで全て仁美の陰謀だったんだよ!
やっぱり緑がイメージカラーのキャラにろくな奴はいないですぞ。
905 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/08/03(金) 11:00:14.83 ID:Oo5ZVDeGo
ゆま「おいゴルァワカメゴルァ」
906 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/08/03(金) 18:57:24.57 ID:pACojtgto
「彼女が戦っていた、そして彼女を葬ったのは魔獣と呼ばれるものだ」

「あれは……何者なの?」

「一説に依ると、世界の歪を直す者らしい」

「……」

「……どうしたんだい?」

「人殺しの化け物が世直しとは嗤わせる」




ユウリ「一匹残さず殺してやる」

みたいな改変後ユウリ様
907 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/08/04(土) 18:37:24.60 ID:yot6TpWv0
あいりがユウリ様化しても改変後だと平和っすなぁ
908 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/08/05(日) 10:53:26.20 ID:i25rkLZko
「ひっ……何あの魔獣!?あんな攻撃見たことないよ!」

QB「……円環の理が呪いを受け止めきれなくなったんだ。やはりほむらの言っていたことは本当だったのか……」

  「だが事前に対策を打たなかったわけではない。ほむらの話を参考に僕達は第二段階の契約を一部の魔法少女に行った」

━━━━

杏子「マミ、ほむら、使うぞ」

マミ「……ええ」

ほむら「いつでも良いわよ」
909 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/08/05(日) 11:06:52.55 ID:i25rkLZko
ユウリ「プレイアデス、準備はいいか?」

サキ「ああ」

ニコ「気が進まないけど」

━━━━

キリカ「醜いから使いたく無いんだけどなぁ」

ゆま「背に腹は変えられないよ」

織莉子「残さず潰してあげましょう」
910 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/08/05(日) 11:19:21.54 ID:i25rkLZko
QB「通常の魔法少女は祈りによって契約する。しかし第二段階の契約は呪い、懺悔などによって契約を行い戦闘力を上げる」

  「酸いも甘いも経験してきた実力者、彼女達はもう魔法少女と呼ぶべきでないかもしれない」

  「魔女とでも呼ぶべきなんじゃないかな?」

━━━━

ほむら「皮肉なものね」

ユウリ「人間様をナメるなよ」

キリカ「この私以上に醜くしてやろう」


みたいな改変後世界での少年漫画みたいなバトル展開
911 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/08/13(月) 03:02:41.21 ID:sjECafA00
>>910
ヤンジャンの某ゴキブリ漫画を思い出したw
MO手術っぽい感じだったんで
912 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/13(月) 04:11:43.15 ID:c/Hq18TDO

ワルプルギス――

絶対に倒せない魔女。1人で戦ってる魔法少女はある人を救う為に戦う。何度、何度でもやり直し、何回やり直したのか分からなくなってきた。

ほむら「だめ…!これでもだめなの!?」

ドドンッ!!!!

ドンッ!!

ほむら「えっ…!?」

バチバチッ…

空間から黒いスーツの男達が現れ、ほむらは焦っていた。

「2発じゃ流石にやられねぇか…」

913 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/08/13(月) 08:51:43.11 ID:mibBDmfIo
>>911
そうです元ネタはテラフォです
914 : ◆uCwA0MUuYI [sage]:2012/08/14(火) 08:38:53.65 ID:qKRMgoIAO
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
カンナ「ふふ、魔法少女が単なる悪い連中の集いとは心外だなぁ」

ゆま「だっていつもおねえちゃんに…」

カンナ「見滝原の商店街も、いまや゛しょっぴんぐもおる゛とやらに変わってしまったんだっけか…」

カンナ「今の魔法少女はみな、魔法を使えないだろう?」

ゆま「えっ?」

カンナ「いいかいゆま。これは物の喩えとかそんなんじゃないんだ。私たちには魔法が使えた。確かに。」

ゆま「…?」

カンナ「…ま、こんな文字通り薄ぼんやりした女の話を真に受ける訳ない、か」

ゆま「そ、そんなんじゃないって!」

カンナ「悪かった悪かった。私だってこんな話がしたかったわけじゃない」

カンナ「時代は変わってしまったのだなぁ、ってことさ」


カンナ「…マキは元気にしてるかい?」

ゆま「暁美先生のこと?」

カンナ「暁美…?あぁ、あぁ。あいつはもう結婚して娘まで居たんだっけ。そうだったなぁ。」

ゆま「暁美先生は、わたしたちのいい先生だよ。」

カンナ「そうかい。それはよかった。」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
915 : ◆uCwA0MUuYI [sage saga]:2012/08/14(火) 08:59:26.79 ID:qKRMgoIAO
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ゆま「魔法少女は魔女に…?」

カンナ「まぁ、このていたらくを見れば信じるに値するとは思わないかい?」

ゆま「いろいろ不思議すぎるよー…」

カンナ「はっはっは、そうだろうな」

カンナ「゛こんな゛姿になるまでは私とて信じていなかったさ」

カンナ「"魔女を殺す"魔法少女も、私が生まれるずっと前の、私の曾々々祖父母ぐらいの時代の話。そうさなぁ。今から二百年くらい前か?」

カンナ「それが今や愚連隊の腐ったような連中か…。我々の世代もいえたような口じゃないが、キュゥべえが言語を手放した意味が分かる気がするよ」

ゆま「キュゥべえ?喋ったの?」

カンナ「そりゃもう憎ったらしくペラペラと。」

ゆま「へぇー…」

カンナ「今の彼奴は、ただの不思議生物に成り下がった」

ゆま「そんなことないもん!可愛いもん!」

カンナ「ふふ、いたく気に入られてるな」

ゆま「むぅ…」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
916 : ◆uCwA0MUuYI [sage saga]:2012/08/14(火) 09:26:30.06 ID:qKRMgoIAO
後世にいくにつれ、だんだんと魔法少女の存在意義と意味が薄れて
今では不良たちがグループにその名を冠するだけになったそんな未来(現代)の話
お盆ですし、幽霊がでても不思議じゃないよねっていうそんなテーマ

自スレに投下しようとしたらミスったのでこっちに投下
917 :思い付いたけど、膨らまないから捨てとく [saga sage]:2012/08/16(木) 23:21:34.54 ID:gXwzqieDO

まど神「…………マズい、マズいよコレは……」

さやか「何がマズいのさ」

まど神「コレ見て、コレ……」

マミ「これは……、現世の暁美さんのソウルジェム?」

杏子「うわっ、ソウルジェム自体は綺麗なのに、なんか黒くて怪しいオーラが出てるじゃん!?」

さやか「まどか……、コレってもしかして……」

まど神「うん、実はほむらちゃんのソウルジェムって、とっくの昔に限界だったんだ……。
    でも、私が囁き掛けると、ほむらちゃんのソウルジェムが浄化される事が分かってね」

マミ「それで今まで、暁美さんを生き長らえさせて来た、って事なのね?」

まど神「うん、一言で100年は持ったから……」

さやか「どんだけ燃費の良いんだよ……。で?何年前からヤバかったのさ?」

まど神「うーん、ざっと3億年くらい前?」

さやか「3億年って、あたしが導かれた頃と大差ないじゃん!」

杏子「で? 無茶させ過ぎてガタが来た、って事なのかい?」

さやか「あー、まあそりゃガタくらい出るわ、常識的に考えて……」

まど神「うん、条理をねじ曲げ過ぎて、その反動だけで宇宙が滅ぶくらいね」

さやか「って、オイィッ! それはヤバすぎでしょ!? さっさとほむらを導きに行きなよ!」

まど神「そうしたいのは山々なんだけど……」チラッ


ほむら『まどかが見てる。何時でも、何時までも私を見てる!
    だから狩らなきゃ、世界を守らなきゃ! 守り続けないと!』パァァァ……


まど神「私の囁きとか抜きにして、自家発電出来る域に達しちゃって、正直無理です」テヘッ

さやか「テヘッ、じゃねぇぇぇぇぇぇっ!!」

まど神「あっ、因みにほむらちゃんの歪の反動が来るまであと24時間くらいなんだ。どうしたら良いと思う?」

さやか「オイィッ!! サラッととんでもない事言うなああぁぁぁっ!!」


【暁美ほむら、最期の24時間】

918 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga sage]:2012/08/19(日) 02:10:42.70 ID:YlO1Hns60
さやか「ここが円環の世界……?」

まど神「うん!意外な人が居たりするんだよ〜?」ウェヒヒ!

さやか「へ〜」キョロキョロ

まど神「ヒミコちゃんとか、ジャンヌちゃんとか〜」

さやか「ん?あの麦わら帽子の娘、どっかで見たような……」

まど神「あの娘の願いは海賊王になること。固有魔法はゴムゴムだよ」

さやか「……ゴム?」

まど神「ゴムゴム!」

さやか「いやいやいやいや!ちょっとおかしいって!お肉好きな人でしょ?」

まど神「ちがうよ!サラダだよ」

さやか「サラダ?」

まど神「うん」

さやか「……ところでここ、魔法少女の世界なんだよね?」

まど神「うん」

さやか「あの外人のおっさんは……ナニ?」

まど神「あの人は魔法ショウジョウのブランドルさん」

さやか「魔法……ショウジョウ?」

まど神「うん!転送装置の発明を願って生まれたんだ。固有魔法はハエ化」

さやか「……隣のオッサンは?」

まど神「ええと魔法ドジョウのノダさんだね」
「願いは消費税引き上げ。固有魔法はばいこ……きゃん!」ゴン!

さやか「こらっ!アブナイ事いわない!」

まど神「ぶったぁ〜!さやかちゃん、ひどいよぉ」

さやか「なんでもかんでも導かない!捨ててきなさい!今すぐ!!」

まど神「えぇ〜!」ガーン!

おわりん


暑い中ぼーっとしてたら、こんな電波を受信した……お盆だから?
みなさまも、暑さに負けませぬよう
919 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/08/19(日) 14:04:34.01 ID:oqmksfqK0
マミ「みんな、これから『M(エム)文字』を使いましょ!」

まど・さや「『M文字』?」

マミ「ええ、そうよ。私が授業中に考えた独自の文字よ」

さやか(この人、授業中になにやってんのー!?)

まどか「でもその文字どう使うんですか?」

マミ「この文字使えば、他の一般人がいる所で魔法少女の会話をしようとしても大丈夫よ!」

まど・さや「はぁ・・・・」

さやか(でも・・・・)

まどか(キュゥべえのテレパシーがあるから必要ないんじゃ・・・・・)



寝て起きたら思いついたネタ。M文字の元ネタはどっかにあった気がする・・・・・
920 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/19(日) 16:27:22.27 ID:RtmPyHzIO
リボーン乙
921 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/08/19(日) 20:33:10.51 ID:5X1cVnck0
深夜

暁美ほむらはある音を聞いた

いや、聴こえてしまった

即座にベッドから起き上がり

魔法少女に変身する

先程まで寝ようとしていた筈なのに

眠気を感じさせないその動きは

一切の隙もなく

そして何より無駄がない

ベッドの隣に置いてある暗視ゴーグルを装着し

バックラーの中からベレッタM92FSとサプレッサーを取り出す

そしてそれらを組み合わせ

音の聴こえた方へ静かに移動する

暗視ゴーグルの御陰で視界は良好

直ぐ様目標を確認し

手に持ったベレッタで狙いを定め

引き金を引いた

マズルフラッシュで周囲が照らされ

パスンとサプレッサーで減音された小さな銃声が鳴る

仕留めた!

目標は沈黙

体の中心に大きく穴が空き

辛うじて繋がっているが

一歩間違えたらバラバラになっていたかもしれない

暁美ほむらは無言で机から爆弾作成用に使っていたピンセットを取り出し

仕留めた物へ近付く

それをピンセットで摘み

ピンセット事ゴミ箱へ捨てた

そして何事も無かったかの様に変身を解き

ベッドの上で眠りに就いた


――

何を仕留めたかはご想像にお任せします













カサカサ

おや?今貴方の後ろで音が聞こえませんでしたか?
922 :魔女の奇妙な冒険 [sage saga]:2012/08/19(日) 20:37:38.05 ID:W8PNgpB70
ほむら「転校生の暁美ほむらです」

それは、転校生が来た日のことだった。


まどか「な…に、ここ……ひッ!?」
さやか「な……なんなんだよッ!!この化け物共はッ!!」

「My name is Antony」「hガ抜ケテルゾ」「シノビネエナ」「カマワンヨ」

「そこまでよ」

ちゅどーん 「初手ティロフィナーレハヤバイッテ」「ショセンカマセッテコトカ」「アバヨオマエラ」

「大丈夫?…って、貴女達も見滝原生?」

まどか「貴女は……?」
マミ「私は巴マミ。見滝原中学の3年生よ。そして、」

      ターンッ  「オウフ」

マミ「このモンスターたちはいわば『超能力のようなもの』、それは同じ『超能力者』と『素質のある者』にしか見ることはできない」
さやか「そ……素質!?」
まどか「私たちが、超能力者に?」
マミ「そう、そして『私達』はこの能力を『魔女(スタンド)』と呼んでいる」
マミ「そして『無限に銃を生成する』『相手を縛りつける』これが私のスタンド能力『キャンデ』の能力よ」

 「イッセイニカカレー!!」「ウオオオオーーー!!」

まどか「私…『達』?」
マミ「ええ」

「オラオラオラオラオラぁーーーーッ!!!かっさばけ、『オフィーリア』ッ!!!」

  「アベシッ」「オーモーイーガー」「テーレッテー」

杏子「片付いたな。よーマミ、こいつらの出所は掴めたのかい?」
マミ「いいえ、ごめんなさい佐倉さん。でも、『素質』がある子を二人、見つけたわ」
杏子「おいおい……また勧誘癖か?私の取り分が減るじゃねえか……」


 一方・・・

???「私のスタンド、『ファウスト』が送り出したしもべ達がやられた様ね……」
???「所詮中距離用の軍隊型能力を遠距離で使用しても、狩れるのは一般人程度って所ね……」
???「でも、次こそは奴の力を根こそぎ奪ってやる。この私の近距離用パワー型形態、『ファウスト−Gertrud』で」
???「鹿目まどか、貴女の魔女を『ワルプルギス』様に……」

この少女の正体は一体・・・
ワルプルギスとは一体なんなのか、そして転校生の秘密とは?鹿目まどかの資質とは一体!?

『魔女』を巡る戦いが今、始まる!

To Be Continued...(つづきません)

(もし続けば、まどかのスタンド『グレートヒェン』は一応戦えるけど暴走するので危険な、戦えるホリィさん的な存在にしたいと思います)
923 :熱血なまどマギ :2012/08/20(月) 22:06:20.13 ID:eaN4Wy0q0
漫画クローズの一番好きなワンシーンを、まどマギでやってみる。


ほむらとワルプルギスが、抗戦中の一幕。

QB「君は、どうしてそんなに冷静に見ていられるんだい?」

まどか「簡単だよ。ほむらちゃんは、絶対に負けないから」

QB「何をバカな事言っているんだい。理解が出来ないよ」

QB「現に、暁美ほむらは、ワルプルギスに押されている。この状況を打開するには、君が契約する以外に方法は無いじゃないか」

まどか「契約する必要なんて、まったく無いよ。だって……」

まどか「ワルプルギスが“最強”の魔女だったら、ほむらちゃんは“最高”の魔法少女だよ。
    たかが最強程度で、最高に勝てる訳が無いんだよ!」

QB「……訳がわからないよ」


以上。オチ無し。
924 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/08/24(金) 21:26:32.09 ID:KihQXTeDO
苦悩の末の外道まどか様

まどか「魔女化を終末期の人類に、男女関係無く押し付けて!」

そして終末から逆算されて魔女化させられてゆく人類。

その時代の魔法少女達の運命や如何に。
925 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga sage]:2012/08/25(土) 02:41:07.55 ID:0iqdU24No
>>924
星新一的に考えると、
現代にまで全人類魔女化が進んできてさらに遡り
最終的に人類の存在自体が抹消されるな
926 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/08/29(水) 15:06:46.09 ID:dKlgW9bU0
??「今なら希望と絶望の差し引きに5%のポイントがついてお得だよ!」
927 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage saga]:2012/09/04(火) 21:01:01.97 ID:QUTkDw5E0
ニコ「暁美ほむら……あの魔法少女は手ごわい」

里美「プレイアデス全員でかかっても返り討ちに遭うかもしれない」

海香「私がイクス・フィーレで弱点を探ってみるわ」






海香「暁美ほむらの弱点が判明したわ!!!!」

サキ「本当か!?」

みらい「はやく教えてよ!!」

カオル「あの冷徹で強力無比な魔法少女☆暁美ほむらの弱点とはいったい……!?」


海香「暁美ほむらの弱点は…………」










海香「『心臓』よ!!!!!!!」

ニコ「……」

里美「……」

サキ「……」

みらい「……」

カオル「……」
928 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga sage]:2012/09/06(木) 00:03:01.75 ID:auYAFAaFo
ヴァンヘルシング見てて、ゴシックホラーとクロスさせるのもいいかもとふと思った
中世に飛ばされるか、現代に伝説上の怪物が現れるかで話の展開は変わりそう
中世だと魔法少女なんて名乗ったら即異端審問対象だろうから、うまく正体隠さないと大変だな

まあマミさんとかがエログロピンチな目に遭いながら頑張る姿が見たいだけなんですが
929 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/09/07(金) 21:18:08.07 ID:vUleTl3o0
ところでここって、短かかったらクロスとかも書いていいの?書いていいなら、ちょっと書きたいんだ。
930 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/09/07(金) 21:36:50.51 ID:aaCWmyP/o
特にそういった規定はないだろう
931 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/09(日) 10:35:29.50 ID:XXeKEpVAO
>>927
手ごわいがかわいいに空目した
932 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/09(日) 15:27:03.15 ID:T4v58wlDO
↑931=救済
933 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/09(日) 20:09:32.31 ID:foqG43af0
ムキュゥべえ「僕と契約して魔法少女になってください。クフフ…」ほむら「この時間軸のQBは何か違う」



ちなみにムキュゥべえは存在する。結構似ている箇所もあるし・・・・
934 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/09(日) 23:52:20.13 ID:XXeKEpVAO
「!?」

巴マミの目前にぽっかりと闇が広がっていった。闇の縁には鋭く尖った獣の牙が並んでいる。魔女が獲物を喰らう瞬間だった。

「あぁっ!」

「マミさん!!」

刹那、紫色の巨大な氷の柱が魔女の胴体に突き刺さった。

地響きとともに、あたりに散在する毒々しい色合いの紛い物の菓子を巻き込みながら、細長く黒い巨体が滑っていく。

「どうやら間に合ったようね」

その場にへたり込んだマミが、声のした方を振り返る。広間の入り口の前に、白と紫の衣装を身に纏う魔法少女がいた。

「・・・・・・暁美さん!?」

「こいつは私が仕留めるわ」

遠く距離を隔てる魔女の方に、暁美ほむらが向き直る。黒に縁取られた化け物の白い顔が、ゆっくりと持ち上がる。貪欲そうな目がほむらを捉え、魔女が舌なめずりをした。

ほむらは右手を突きだし、詩のような言葉を口にする。

標的を変えた魔女がほむら目掛け、弾丸のように猛スピードで飛んでくる。

「――をもって、人の業を裁かん・・・・・・ブリザラ!」

言葉を発しながら、ほむらは左に駆け出した。魔女が宙で身体を捻り、急なカーブを描いた。
935 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/09(日) 23:52:50.48 ID:XXeKEpVAO
「あ、危ない!」

「ほむらちゃん!」

まどかとさやかが叫んだ。

ほむらと魔女、両者の間の距離が既に数メートルまで縮んでいた。

しかし同時に、上方から巨大な氷の塊が落下してくる。魔女の動きを追尾するように軌道を変えた氷塊が、魔女の頭部にぶち当たった。どぎつい色の床に、粉塵と瓦礫をまき散らしながら、魔女が頭から派手にめり込んでいく。

ほむらは攻めの手を緩めない。すかさず次の詠唱を紡ぎ出した。

「無念の響き、嘆きの風を凍らせ、忘却の真実を語れ・・・・・・」

何かが爆ぜるような音があたりに響きわたる。空間の天井付近に拳大の氷の塊が浮かび上がり、急速にその体積を増していく。そして瞬く間に、先に放たれた物よりも強大な、隕石のような氷の巨塊ができあがった。

「・・・・・・ブリザガ!!」

床と氷塊の間でもがく魔女の真上に大きな影が落ち、次の瞬間、巨塊が魔女を虫けらのように押し潰した。大きな地揺れが起こった。地に叩きつけられた氷塊の一部が砕け散り、紫の結晶が眩い光を反射させる。

ややあって、氷の巨塊がすぅっと霞のように消えていった。
936 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/09(日) 23:53:36.38 ID:XXeKEpVAO
空間が揺らぎだし、夕陽に染まる日常の光景へと戻っていく。

「ここ、病院の前だ。私たち、戻ってこれたんだ・・・・・・」

安堵した声のさやか。

マミがほむらの方に向き直って言う。

「助かったわ、暁美さん。それと、ごめんなさい・・・・・・私、あなたのことを誤解していたようね」

「気にしてないわ。それより、今回のようなことがまたあっては困るわね。無関係な二人を危険に晒すことになるのよ」

「・・・・・・そうね。鹿目さんと美樹さん、もう二人を連れていくのはやめにするわ」

「マミさん、みんな無事で良かった・・・・・・」

その場にぺたりと座り込み、手を付くまどか。

「あ、まどか、大丈夫!?」

さやかがまどかに駆け寄った。

ほむらもまどかに歩み寄り、傍に屈み込む。そして、まどかに向けて手を翳した。

「クポーー! くるくるぴゅ〜・・・・・・」

(・・・・・・えっ、な、なに?)

(転校生・・・・・・!?)

(あ、暁美さん!?)

「・・・・・・モーグリ!」

ほむらが最後の言葉を紡いだ直後、まどかの全身を白い光が包み込んだ。

「・・・・・・あ、あれ? なんだろう・・・・・・気分が良くなった」

まどかは顔を上げ、ほむらを見る。

「癒しの魔法よ。軽度の精神治癒や怪我にも効果があるわ」

そう言ってほむらは立ち上がり、髪をかきあげる。

「・・・・・・そういえば、さっき転んで膝を擦りむいてさ。お願いしてもいいかな」

「仕方ないわね。 クポーー! くるくるぴゅ〜・・・・・・モーグリ!」

「ありがとう、ほむら・・・・・・」

「暁美さん・・・・・・私、首が少し痛いかも」

「クポーー! くるくる――」

(ほむらちゃん・・・・・・)

(省略できないんだ・・・・・・)

(暁美さん、そんな真顔で・・・・・・すごくシュールね・・・・・・)


おしまい
937 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/10(月) 08:15:51.37 ID:pPGwn8vAO
いつも利用している電車には
黒い髪をショートボブでそろえた女の子が乗っている
おとなしめで、物静かな子だ
周りの制服から推測するに、彼女もまた近所にある学校の生徒だろう

周囲が友人などとめいめいだべっている中彼女だけ一人、本を読んでいた。
ブックカバーで本の題は読みとれなかったが
ちらりと向こうを見たときに本の内容を盗み見ることができた。
“ニードルフェルト”なる単語が読みとれた

その文字列の意味するところなど自分には知る由もない
得られたのはどうやら彼女が手芸に興味を持っているという事くらいだった


これが彼女――呉キリカ――への自分が抱いた第一印象だった
938 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(香川県) [sage]:2012/09/11(火) 13:24:59.24 ID:7uro+o+o0
深夜、大方の人々が寝静まっているであろう時刻に1人の少女―暁美ほむら―は暗い裏路地を疾走していた。
否、逃げていた。息づかいは荒く、足下はふらふらとしていて今にも転びそうである。
が、彼女は立ち止まるわけにはいかない。立ち止まれば、化け物の餌食だ。

ほむら(まだ追ってきている・・・どうして、どうして時間停止の魔法が効かないの!?)

混乱した頭の中に切実な問いが浮かぶも答える者は、いない。
追っ手が現れたのは病室で目覚めてすぐ―鹿目まどかとともにワルプルギスの夜に挑み勝利したが、彼女が魔女化し失意のうちに時間遡航をした後のことだった。

939 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(香川県) [sage]:2012/09/11(火) 14:13:22.39 ID:7uro+o+o0
深夜、病室にて時間遡航したほむらがベッドから上体を起こす。
暗がりのなか、手探りで棚の上の眼鏡を探して掛ける。手が震え、掛けるまでに時間がかかった。
外の明かりを頼りにカレンダーの日付を確認すると、今が転校前日の夜であることが分かる。
カレンダーを見るその横顔は疲れ切っていた。

守れなかった、また死なせてしまった。

鹿目まどかを守れなかったことはなまじ最強の敵たるワルプルギスの夜を倒すことに成功した後だったことも相まってほむらに相当の精神的苦痛を与えた。
それだけではない。ほむらは、魔法少女が魔女になるという事実をも知ってしまった。
それも鹿目まどかが魔女化するという、彼女にとって最悪のケースで。

巨大な黒雲のような鹿目まどかの魔女の姿を思い出し、背筋が寒くなる。同時に暗い疑惑がうかんでくる。
「魔法少女が魔女になる」という事実を何故キュゥべえは教えてくれなかったのか。
可愛い魔法のマスコットぐらいに考えていたが、彼はもっと恐ろしい存在なのではないか。

キュゥべえは信用できない。早くみんなにキュゥべえに騙されていることを伝えなくては・・・

明日、転校してすぐに鹿目さんと巴さんに真実を伝えよう、ほむらがそう決意した直後に



ソレは現れた。
940 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/11(火) 21:42:26.40 ID:Ysby6IUAO
名状しがたいワンコですか
いいところで切れたな
941 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(香川県) [sage]:2012/09/11(火) 23:00:58.05 ID:7uro+o+o0
>>940
はい ヤンデレ御犬様です。精神的に疲れたので続きはいつか書きます。
942 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/13(木) 00:35:39.88 ID:b8niAnZAO
>>937
今日も彼女は一人で本を読んでいる
相変わらずブックカバーがされていて何を読んでいるのかわからない
しかしその薄桃色の唇をたどたどしく動かしているのを見ると、その本はおおよそ趣味関連のそれではあるまい
舌や唇を噛むような口の動きからするに、日本語の読み物では無かろう。単語帳だろうか。

物の数分で五ページ程を片付けた彼女は、カバンにそれをしまい込んだ。
今の子らしからぬ、パンパンに太ったカバンだった。

そしてしばらく朝のラッシュに揺られ、彼女は降りていった。
明日もまた会えるだろうか。
943 : ◆BianBEE.9w [sage saga]:2012/09/13(木) 21:19:26.50 ID:KXk2Xm2wo
───
──


織莉子「そう、つまりは貴女方の力が必要な訳です」

ほむら「話は聞いてるわ。何をするのかということも。」

かずみ「…それは、何。」

織莉子「貴女には話していませんでしたね。……えーと、鹿目さん?あれを。」

まどか「これですね」

まどかが広げたA0サイズの模造紙。
そこには魔法少女にまつわる、まどかと織莉子の調査報告書が一面にまとめられていた。

織莉子「…これと同じようなことをかずみ、貴女にも手伝ってもらいたいの。」

かずみ「……」

織莉子「もちろん、無理にとは申しません。今日はそのために、練習のようなものをしていただきたいと思って」

かずみ「練習?」

織莉子「物を識るにはただひとつ。」



織莉子「───考えればよいのです。」
944 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/13(木) 21:41:24.84 ID:Fgj8GZoAO
投下します
945 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/13(木) 21:42:22.93 ID:Fgj8GZoAO
まどろみのなか、ふいに体が小さく揺さぶられるのを感じた。

「・・・・・・ん・・・・・・?」

「まどか、おはよう」

すぐ近くで、快活そうな声を聞く。

声のした方に首を動かすと、見知った顔がこちらをのぞき込んでいた。

「・・・・・・おはよう、さやかちゃん・・・・・・?」

まどかは返事をする。

「気分どう?」

さやかが尋ねる。

まどかはあたりを見回す。

ベッドの上で自分は横になっていた。タオルケットが胸のところまで掛けられている。四方を仕切る純白のカーテンが光を透かし、静かに波打っていた。

「・・・・・・ここは、どこ? わたし・・・・・・」

「やだなぁ、まどかってば寝ぼけてるの? 保健室。もうお昼休みだよ」

「・・・・・・なんで」

「なんでって・・・・・・あんた、授業中に気分悪いからって教室出ていったでしょ」

「そう、だっけ・・・・・・」

まどかは体を起こし、タオルケットを胸の上から滑らせる。そして、目の前の白いカーテンをじっと見つめた。

「・・・・・・大丈夫? 顔色は良いみたいだけど」

「うん」

「・・・・・・まどか?」

初めにつぅっと頬を伝う、冷たい感触があった。

そして、気がつくとまどかは泣いていた。
946 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/13(木) 21:42:53.11 ID:Fgj8GZoAO
小さな子供のようにすすり泣き、止め処なく零れ落ちる涙が、上掛けをぽつぽつと濡らしていった。

傍らにいるさやかが困惑しているのを感じ、浅い呼吸の合間に何か言おうとするのだが、適切な言葉が思い浮かばない。

ふいにベッドの端が僅かに傾いで、そっと体が引き寄せられる。

温もりがまどかを包み込み、視界が暗闇に落とし込まれた。

自身の咽びしか聞こえない暗闇のなかで、ゆっくりと時間が流れていく。

しばらくそうしていると、胸の内からこみ上げてくる感情の波が、少しずつ静まっていった。

ようやく気持ちが落ち着いた頃、まどかは顔を上げる。

さやかの制服の胸のあたりが涙で濡れていた。

「・・・・・・ありがとう」

まどかは口を開く。

「何かあった?」

さやかが尋ねる。

まどかは俯き気味に、小さく首を振った。

「なんでもないの・・・・・・急に泣き出したりして、わたし・・・・・・変だよね」

かけるべき言葉が見つからないのか、さやかはまどかの顔を気遣わしげに窺っている。

「でももう大丈夫だから。心配しないで」

そう言ってまどかはさやかに微笑む。

少しの間をおき、さやかは笑みを返して言う。
947 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/13(木) 21:44:14.26 ID:Fgj8GZoAO
「ん、わかった」

まどかの背中に軽く振れ、それから思い出したように言葉を続けた。

「そういえば、まどかお腹空いてるよね? 近くの休憩室でさ、一緒に昼食をとろうよ」

「あ、うん、そうしようかな」

「じゃあ、ここで待ってて。教室にあるまどかのお弁当、ついでに取ってくるからね」

ベッドの端から足を降ろすさやか。ちらっと肩越しにまどかの様子を見る。それからカーテンを手でよけ、仕切りの外に出て行った。

ぱたぱたと小気味良い靴音が遠ざかっていく。

まどかは頭を枕に預け、ぼんやりと天井を仰いだ。

窓の外や廊下の方から、かすかに生徒たちの話し声や物音が聞こえてくる。

保健室の窓が開け放されているのか、そよ風にはためくカーテンの衣擦れの音がした。

心地よい静けさのなか、それらの音に耳を澄ますうちに、またうとうとと眠りに誘われていく。

ちょうどその時、仕切りの前でなにか動く気配がした。

「誰・・・・・・?」

返事はない。

まどかは手をついて起きあがる。ベッドから足を降ろし、傍らにある自分の靴を履いた。そして仕切りの前に立ち、カーテンを開く。

まわりを見渡すが、誰もいない。
948 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/09/13(木) 21:45:04.89 ID:Fgj8GZoAO
白を基調とした部屋のなか、ここ以外のベッドは使われていなかった。

左手の向こうの壁にはいくつか窓が並び、カーテンが風に揺れ、遠くの青い空が見える。

次に自然と足下に目がいった。

鏡のような青い床を背景に、黒い猫がちょこんと佇んでいる。

猫はこちらをただ黙って見上げていた。

「あなた、どうやってここに?」

猫に尋ねるような調子で、まどかは自身の疑問を口にする。

まどかは屈み込み、猫はまどかに合わせて首を動かす。

まどかと猫は見つめあう。

まどかは猫の瞳から、不思議と目を逸らすことができずにいた。

こちらをのぞき込む琥珀色の双眸の、奥へ、奥へと、吸い込まれる感覚に捕らわれる。

猫の瞳に自身の瞳が映り、自身の瞳に猫の瞳が投影され、繰り返す。

鏡合わせのように、それが無限に連鎖していき、やがて、まどかの目はある光を捉えた――

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---

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それは夢を見ていた。

純然たる闇に横たわり、幾千回幾万回、夢は繰り返された。

過去もなく。

未来もなく。

時間の概念から切り離され、凍結された煉獄のような世界は、永劫続くかに思われた。
だがある時、唐突にそれは終わりを迎える。

遙か空の彼方から巨大な彗星が、圧倒的な破壊と浄化の力を携えた一筋の光の矢が、空間を切り裂くようにして現れた。

一瞬のことだった。

世界がその存在を認識した瞬間、光がすべてを覆い尽くし、一つの理が無に還った。

どこか遠くで、少女の目がそっと閉じられる。

もう夢は訪れない。
949 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/09/13(木) 21:46:12.05 ID:Fgj8GZoAO
投下了
950 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/13(木) 23:39:01.28 ID:b8niAnZAO
>>942
晩夏の夕暮れというものは、得てしてもの悲しいものだ
朱い光はものを柔らかく照らす
そしてあれよあれよというまに薄闇に飲まれ、遂には消えてしまうのだ

駅からの家路を辿らんとしていると、聞き慣れないローファーの音がした
彼女だと、なぜか直感的にそう思った
軽く横目で見ると、自分の少し右後ろにやはり彼女はいた
携帯で何やらぽちぽちと打ち込んでいた
ほお、今っ子様なところもあるのだなと、失礼ながらにそう思った
自分が見た中ではまじめな印象だった、そんな彼女の意外なところが見れた気がした。

……あ、角にぶつかった。


そして偶然にも、降りる駅が五郷だということもわかった
私と同じ駅を利用していたのだ。
家もこの近所なのだろうか
彼女はモノレール五郷のターミナルへと吸い込まれていった。


私の心は、次第と彼女に惹かれていったようだった。
951 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) :2012/09/14(金) 21:34:23.57 ID:bNf12Mwj0
【まどか☆マギカ】巴マミ×キュゥべえスレ4 【キュゥマミ】
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1347518923/l50
幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1304834183/1
パターン1
マミ「あなた誰なの?違う! 私のキュウべえはあの子だけよ!」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよQB!」
パターン3
マミ「あなた誰なの?」 QB「前の個体は処分した」
QB「『前の僕』、は精神疾患を『患い』かけていたからね。『僕達』にとっては、『煩わしい』存在でもあったしね」
マミ「違う! 私のキュウべえはあの子だけよ!」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
952 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/14(金) 23:55:54.98 ID:2ukdXLxAO
>>950
今日は金曜なので学校は早くに上がることにした
時は金なり。早く家に帰って取り溜めた番組を観なくては。
流れるように下駄箱へ直行。

今になって思うが
人はあわてているときに限って大事な物を忘れたり無くしたりしてしまうという。
あのときの私も彼女に出会わずに帰宅しようものなら、畢竟家には入れなかっただろう。
尤も、あのときの私はもっともっと、多くのものを忘れていたのだろう。


下駄箱の鍵を開けて、靴を放る様に履いて、駆け出した。
駅では今か今かと電車を待った。
片手にはその番組のグッズ本。
お気に入りの登場人物の記述をなめ回さんとばかりにしていた。

五郷。開いた電車のドアから一目散に飛び出し階段を五段飛ばしで駆け上った。
どうやら私は足を四回ほど動かすだけで大人になれたようだ。

あのとき彼女を見た曲がり角を全速力で駆け抜ける。
と、その時。


「あっ、あのっ」
女の子の声だ。なんなんだ、全く。こっちは急いでるというのに!
ややうんざりして、疲れた風に体を裏返して、文句の言葉を―――


―――吐きかけようとして、口が止まった
否、時が止まった。

彼女が目の前にいたのだ。


「さっき、階段でこれを落としましたよ」



これは…!

つぎはぎのウサギの小さなぬいぐるみがぶら下がった、鍵。
私の家の鍵だ。

顔から火が出るとはこのことか。
私は彼女に平謝りして、すぐにその場を立ち去ってしまった。
そして走り出してすぐに、お礼を言ってないことに気づいた。
だけども、止まれなかった。
周りは加速した。息が苦しい。何かに締め付けられているようだ。
引き返せばあの子とも話ができたというのに…!


家につく頃にはそんなどんよりと曇った後悔を抱えて、汗とも涙ともつかぬ液体をまとい
ただただうなだれるだけだった。
953 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/15(土) 04:40:48.60 ID:T1V3R5MO0
2レスほどお借りします。
954 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/15(土) 04:41:54.63 ID:T1V3R5MO0
 キキ―ッ。大きな音を立てて横から迫りくる自動車を前にして身体が固まってしまった。
 弾かれる…そう思った瞬間、ふわりと身体が浮き上がる。
 突如現れた大きな何かに救い上げられたようだ。

「にゃっ?」

 後半身を抱き込むようにして、両腕でしっかりと支えられる。
 そのまま跳び上がったかのような力がかかり、カツンという着地音を境に視界の揺れは止まった。

「…ふぅ」

 見上げると長い黒髪の少女が息を吐いていた。どうやら彼女に抱きかかえられているらしい。
 安堵の息を零した少女と真正面から視線が合う。紫色の目をした静かな

 …助けてくれたの?ありがとう。
「にゃー」

 頭や頬を少女の胸に摺り寄せる。
 少女が僅かに表情を緩めて、耳の後ろや顎を指で少し強めに撫でてくれる。
 その動作は明らかに手馴れているもので、その気持ち良さにゴロゴロと喉を鳴らさずには居られなかった。
 一頻り撫でて、細くて長い指が離れていく。

 もうおわり?もう少ししてほしいなぁ。
 
 手を伸ばして、ペタと少女の指を肉球で止めた。

「……」

 少女は歩き出しながら、指先を顔に近づける。
 鼻をくっつけると、少女は指を緩やかにあちこちと移動させ始めた。
 それを追いかけてこっちの手も移動させる。触れたタイミングでヒョイと避ける。
 また追いかけると、今度は直前で避けられる。
 何度も繰り返していくうちに、そういう遊びなんだと気付いて思いっきりじゃれ付く。
 
 どんどん速くなる少女の指の動きに熱中していると、いつの間にか人気が無くて少し広い、屋根のある場所に着いていて、遊びもそこで終わった。
 少女の動きが止まる。じっとこちらを見詰めていた。
 とても寂しそうで、悲しそうで、辛そうな眼。
 涙は流れていないけれど、泣いているようにしか見えなかった。
 身体を動かし、少女の肩に手を置いてしっかりと身体を伸ばして少女の顔を舐める。

「エイミー。くすぐったいわ」

 ペロペロと舐めていると、少女によって地に下されてしまった。
 でも穏やかな微笑みを浮かべている。少し元気になったみたい。良かった。
 少女は変身して、左腕にある丸いものからビニール袋を皿を準備して、更に猫印の缶の中の粉を持参の水で溶かし始めた。ミルクの匂いにお腹が刺激された。
 
「にゃぁー、にゃぁー」
 お腹すいた〜。早くちょうだい。
 
 少女に縋り付く勢いで催促する。

「はいはい。すぐにあげるから」

 変身を解いた少女は出来上がったばかりのミルクを差し出す。少し離れた位置で屈んだ。
 口を付けると丁度良いぐらいの温度と濃度の、とても美味しいミルクだった。
 まるで好みを把握しているような加減である。ミルクを飲み切ると丁度お腹いっぱいになった。
 お腹がいっぱいになって顔をあげると、少女が立ち上がって去ろうとしていた。

 どうしたの?どこ行くの?まだ傍にいて欲しいの。

 去ろうとしていた少女の脚にまとわりつく。少女の脚が止まった。

「エイミー…」

「にゃあ?」
 なあに?

 返事すると、少女は困惑したようにこちらを見詰めていた。

 また寂しそうな眼をしている。
 まだ独り立ちの準備を終える前に肉親を喪い、流浪する猫に似ているかもしれない。

「…えっとこっちの方から聞こえたよね…?」

 遠くから人間1人分の足音が近づいてくる。目の前の少女は気が付いたように顔を上げた。
955 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/15(土) 04:50:18.02 ID:T1V3R5MO0
>>954の途中で
文章の抜けがあったので修正します↓から本編
-----------------------------------------------------------------------------------
 キキ―ッ。大きな音を立てて横から迫りくる自動車を前にして身体が固まってしまった。
 弾かれる…そう思った瞬間、ふわりと身体が浮き上がる。
 突如現れた大きな何かに救い上げられたようだ。

「にゃっ?」

 後半身を抱き込むようにして、両腕でしっかりと支えられる。
 そのまま跳び上がったかのような力がかかり、カツンという着地音を境に視界の揺れは止まった。

「…ふぅ」

 見上げると長い黒髪の少女が息を吐いていた。どうやら彼女に抱きかかえられているらしい。
 安堵の息を零した少女と真正面から視線が合う。綺麗で、でも寂然に満ちた紫色の瞳の少女だった。

 …助けてくれたの?ありがとう。
「にゃー」

 頭や頬を少女の胸に摺り寄せる。
 少女が僅かに表情を緩めて、耳の後ろや顎を指で少し強めに撫でてくれる。
 その動作は明らかに手馴れているもので、その気持ち良さにゴロゴロと喉を鳴らさずには居られなかった。
 一頻り撫でて、細くて長い指が離れていく。

 もうおわり?もう少ししてほしいなぁ。
 
 手を伸ばして、ペタと少女の指を肉球で止めた。

「……」

 少女は歩き出しながら、指先を顔に近づける。
 鼻をくっつけると、少女は指を緩やかにあちこちと移動させ始めた。
 それを追いかけてこっちの手も移動させる。触れたタイミングでヒョイと避ける。
 また追いかけると、今度は直前で避けられる。
 何度も繰り返していくうちに、そういう遊びなんだと気付いて思いっきりじゃれ付く。
 
 どんどん速くなる少女の指の動きに熱中している間に場所は移動していた。
 いつの間にか人気が無くて少し広い、屋根のある場所に着いていて、遊びもそこで終わった。
 少女の動きが止まる。じっとこちらを見詰めていた。
 とても寂しそうで、悲しそうで、辛そうな眼。
 涙は流れていないけれど、泣いているようにしか見えなかった。
 身体を動かし、少女の肩に手を置いてしっかりと身体を伸ばして少女の顔を舐める。

「エイミー。くすぐったいわ」

 ペロペロと舐めていると、少女によって地に下されてしまった。
 でも穏やかな微笑みを浮かべている。少し元気になったみたい。良かった。
 少女は変身して、左腕にある丸いものからビニール袋を皿を準備して、更に猫印の缶の中の粉を持参の水で溶かし始めた。
 ミルクの匂いにお腹が刺激された。
 
「にゃぁー、にゃぁー」
 お腹すいた〜。早くちょうだい。
 
 少女に縋り付く勢いで催促する。

「はいはい。すぐにあげるから」

 変身を解いた少女は出来上がったばかりのミルクを差し出す。少し離れた位置で屈んだ。
 口を付けると丁度良いぐらいの温度と濃度の、とても美味しいミルクだった。
 まるで好みを把握しているような加減である。ミルクを飲み切ると丁度お腹いっぱいになった。
 お腹がいっぱいになって顔をあげると、少女が立ち上がって去ろうとしていた。

 どうしたの?どこ行くの?まだ傍にいて欲しいの。

 去ろうとしていた少女の脚にまとわりつく。少女の脚が止まった。

「エイミー…」

「にゃあ?」
 なあに?

 返事すると、少女は困惑したようにこちらを見詰めていた。

 また寂しそうな眼をしている。
 まだ独り立ちの準備を終える前に肉親を喪い、流浪する猫に似ているかもしれない。

「…えっとこっちの方から聞こえたよね…?」

 遠くから人間1人分の足音が近づいてくる。目の前の少女は気が付いたように顔を上げた。
956 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/15(土) 04:54:50.61 ID:T1V3R5MO0
>>955
「っ。まどか!?」

 足音の主を目視したらしい少女は驚き、泣くのを耐える様な表情を作る。
 それから10秒も経たないうちに視界から瞬時に消え去った。

「なぁー?なぁー!」
 どこにいるの?どうして消えちゃったの?ねぇ?

 声を張り上げて少女を呼ぶ。でも現れたのは別の少女だった。

「あっ。見つけたー」

 桃色の髪を2つに分けた、先ほどの少女と同じ服装の少女がこちらを見て嬉しそうに笑う。
 ゆっくりと近づいてきて、少し離れた位置で屈んで手を伸ばしてきた。
 自分から近づくと、少女は笑みを深めて頭を、喉を撫でる。こちらも優しさが感じられて心地がいい。
 暫く撫でられた後に両手で上半身持ち上げられる。

「…エイミー」

「にゃあ」
 黒髪の少女と同じ名詞を私の方に向かって呟く桃色の少女。呼ばれたのだと思って返事した。

「これからはエイミーって呼ぶねっ」

 笑みを浮かべた桃色の少女が顔を近づける。チョンと鼻同士をくっつけると少女は破顔した。
 その後、30分ほど相手をしたら去って行った。

「また来るね。エイミー、バイバイ」

 手を振って去る瞬間まで桃色の少女は終始楽しそうに過ごしていた。
 寂しそうな眼を浮かべていた黒髪の少女とは対照的である。
 同じ名前で呼ぶようになった2人の少女。
 どちらも気に入ったけれど、黒髪の少女の方が気になった。
 多分、黒髪の少女の憂いには桃色の少女が深く関わっている。
 別れ際の表情からして、会いたくても会えない事情があるのだろう。

 …取りあえず、ココを縄張りにしたらまた逢えるかな?

 命の恩人に想いを馳せながら、1匹の黒猫はパトロールへと向かっていった。

-------------------------
957 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/09/15(土) 04:58:19.05 ID:T1V3R5MO0
投下終了です。文抜けミスによるレス汚し済みませんでした。

まどかが契約していない時間軸におけるエイミーから、ほむまどを見てみたかっただけです。
958 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/15(土) 06:58:18.23 ID:a7l36voDO
素敵じゃあありませんか。
959 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/15(土) 07:30:03.03 ID:tlmth6QAO
もふもふ
960 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/15(土) 22:59:12.04 ID:Y+BIPcuAO
>>952
エラく顔が火照っている気がした。体がだるいかもしれない。
クーラーの温度を上げ、カーテンを開けて西日を取り込む。
疾うに南中を越えた太陽は、秋分に備えて引っ込みを早めたらしい。


あれから家に帰っても、あまり気持ちは高ぶらなかった
むしろ、気落ちした気すらする
なぜあのとき、彼女を邪険にしてしまったのか
その後悔がずっと頭を巡っていた。
そのうえ、みっともないところを見られてしまった。

第一印象は最悪だろう。

明後日から、もう二度と彼女に口を利いてもらえないに違いない。
私はその最初で最後のチャンスを失ったのだ。

テレビの明かりは、ずっと私を照らしていた。
今日一日はずっと憂鬱だった。
961 : ◆uCwA0MUuYI [sage]:2012/09/15(土) 22:59:48.10 ID:Y+BIPcuAO
>>960
一応酉
962 : ◆uCwA0MUuYI [sage]:2012/09/16(日) 21:55:42.21 ID:mXpM3cRAO
>>960
せっかくの日曜だというのに早起きをしてしまった
休みは基本遅くまで寝ているのが常なのだが、昨日の早寝が災いしたようだ
一晩寝たらある程度のもやもやは吹き飛んだし、体も楽にはなった
ただ、暗い雲は未だにたちこめている。

午前七時。窓から吹く風は、この時期にしては涼しいものだった
明日の予習や練習は済んでいる
日曜のテレビはつまらない。
と言うより例の番組以外全て唾棄に付されるべきなのだ。
しかし、あの番組の取り溜めも見終わってしまった
故に家で何かをする事はない。

そんなでだらだらしているのも癪なので外出することにした
パッパッと髪と身だしなみを整えて、家族に外出の旨を伝える。

とは言っても遠出の勘があるわけでもなかったので、いつも使っている路線の駅のそのまた8駅ほど先の駅まで乗ってみたのだった。

もちろん道中、心は平穏であり続けたわけではなかった
一昨日の事が電車の中や駅で幾度となく思い出された。
流石に降りてからはそういうことはなくなったが
例えば手前の角から彼女とばったり出会すのではないかと、妙な期待と不安の混ざった感覚でいた。
思えば、彼女を捜している風なのだったろうか。
なぜそうしたのかはわからない。

大きな建物が見えた。私の町の隣にある町の大型複合商業施設だ。
日曜の開店は早いらしかった。
ショッピングモールを一人でうろつく女子学生というのもなかなか周囲には奇異に映るだろうか
ちらりとそう思ったが、地元を離れているという緊張感と、先の雑念の痕が故に気にしている余裕はなかった。
流石にその上手ぶらで帰ると言うわけにはいかないので、食料品コーナーで冷凍食品を買って明日の昼の弁当のおかずに充てた。
我ながら、なんて妙な行動だろうと思った。遠出してまで、弁当のおかずなんて。しまらない。
帰りの電車のことも考えて、軽めにものを買って帰ることにした。

帰る頃には、彼女のことはすっかり気にしていなかった。
地元の駅に着いてからまた彼女に会うまでは。

日はすっかり高く上っており、夏日さながらであった。
五郷駅バス停に庇があってよかったと思った。
日焼け対策をしているとは言え、直射日光を長時間浴びているとやはりこの時期参ってしまう。
963 : ◆uCwA0MUuYI [sage]:2012/09/16(日) 23:36:41.76 ID:mXpM3cRAO
>>962
冷凍食品の安否をも気遣いつつバスを待っていると、不意に肩を叩かれた。
体を少し跳ねさせて、後ろを振り向くと


彼女がいた。
否、一人の女性が居て、それが彼女だったのだ。
黒とショッキングピンクと水色の、アシンメトリーな格好だった。
化粧も派手であった。
その方面に疎く、特にめかしたりもしない私にはなんとも奇抜に見えた。
しかし、その特異さの中にもどことない優しさが見えた気がしたのもまた事実だ。
これが彼女の魅力だろうか。

私は彼女にこそ悟られはしなかったろうが、内心かなり動揺していた。
それこそ、先ほどまで彼女が抱いたに違いない悪印象について憂いていたのだから。

「またお会いしましたねっ」
屈託のない無邪気な笑顔だった。
彼女は文字通りきらきらと輝いていた。

「いつも日曜はお買い物なされてるんですか?」
「今日は遠出してみようと思いまして…」
「へぇーっ!そうなんだ!」
「貴女は…えぇーっと」
「私?あぁ、自己紹介がまだでしたね。私、呉キリカって言います!あなたは?」
「苺花(まいか)ユキ…です」
「イチゴの花に雪とかなにそれおいしそっ」
「あはは…呉さんは明るいですね」
「キリカって呼んでおくれよユキ!こっから敬語も抜き!」
「き、キリカ…」
「なぁんでそこで顔赤くするのさっ!」

なんだかとても親しげに接してくるキリカに、私の心配は杞憂と昇華してしまったようだ。
キリカは実によくしゃべる子だった。
滑舌もよく、立て板に水だった。
キリカはここから見高、県立見滝原まで通っているそうだ。
制服を見たことはあったが、その高校は近所ではなかった。

また、私とキリカは同じ番組を視聴していることもわかった。
そこからの話といったら、大いに盛り上がった。

楽しいひとときはあっという間に過ぎ、バスが来てしまった。
私は、大いなる充足感を得ていたのだった。
964 : ◆uCwA0MUuYI [sage]:2012/09/18(火) 19:09:27.61 ID:B77O2nhAO
>>963
翌日からと言うもの、足取りも気分も最高に軽い物だった
苦もなく早起きはできるし、寝起きのテンションも段違いだった。
なんだって、キリカと話をすることができたのだから。
今日も時間が同じなら、また会えるはずだ。

自分は今、世界で一番のしあわせバカだろう。
朝食を平らげ、身支度と持ち物を確認。
いってきます。

五郷のホーム。
見高の制服はすぐにわかった。
他の見高の制服よりも、なぜかキリカのだけひときわ目立っていた気がした。

キリカ。

私の呼びかけにキリカは反応して、私に手を振ってくれる。
当然だが一昨日のあの格好とは全く違う彼女の制服姿。
いつも見ていたはずなのに、何故か今日のキリカはとても綺麗に見える。
「おはよう、ユキ」
「おはよう」
「いつもこの時間なんだよね」

えっ。
なんでそれを。
「いつも見てたからさ。」

そういえば。
帰りの電車は私が降りるときも、キリカも降りていたんだっけ。
でも、それを覚えてるなんて。
少し感激してしまった。
それと同時に、驚きと嬉しさは私の顔からあふれ出していたらしい。

「あっ、また赤くなってるー」
つんつん、と私の顔をつついてくるキリカ。

「もうっ、やめてよっ」
「耳までまっ赤ーっ!」

当面はこの赤面症のきらいは直せないだろう。
965 : ◆uCwA0MUuYI [sage]:2012/09/19(水) 23:14:54.58 ID:CV802W1AO
>>964
今日は雨は降るし気温は高いわで散々な日だった
冷房が苦手でこの時期でもセーターを着なくては寒い私ですらクるものがあった。

文化祭の準備に追われ、クラスの出し物の準備に追われ、また期末考査の勉強にも追われた。
何だか最近の自分は変わった気がする。

自分でもそう思うのだから、周りから見てもそう映ったに違いない。
学校の友人からも、「ハキハキするようになったね」と言われた。
嬉しいことだと思う。

それもこれも、みんなキリカのお陰なのではと思うことがある。
これこれこうだから、という明白に説明できる理由があるわけではないのだが。


そう思っていたときに、友人の一人からこんなことを言われた。
「ユキ、好きな人でもできたの?」
「まさかー!この私がそんなわけないでしょー!?」
「そういやユキ顔赤くね?」


何故だろうか。必死になって否定している自分がいた。
心当たりが無いわけではないからだ。

――――キリカ。

でも、あの人は友達。
その上同性だ。そんな感情は、抱いてはいけない。
当然、そういう目で彼女を見ていたわけもない。
……なのに、何故だろうか。
そういうものは他人から指摘されて初めて気づくものなのだろうか。
だとしても。
そんな気持ちが万万が一にあったとして彼女が受け入れてくれるはずがないし、先ずそんな感情もないのだから。

妙な雑念を抱いてしまったなと思いながら、帰りの電車に揺られていた。

途中の駅でキリカが乗ってきた。
私の隣でだらりと座席にもたれ掛かり、笑顔で今日あったことを話すキリカを見たら
そのような雑念はすべて吹き飛んでいたのだった。


……それにしても、前までに見ていたキリカとは別人みたいに、今日のキリカはルーズっぽく見える。
私の所為で、不良の道に片足突っ込んでなければよいのだが。
考え過ぎだったろうか。
966 : ◆uCwA0MUuYI [sage]:2012/09/21(金) 00:55:25.18 ID:1Lpvv/+AO
>>965
前日という事もあり、文化祭の準備は更に苛烈を極めた
委員会では校舎を体対角線状に走り回り、クラスでは女子と一部の男子で冷戦状態になっているという始末だ
校内祭とは言え、いよいよ明日が本番だというのに頭が痛い限りである
それもこれも、みな楽観主義的な校風の所為な気がしてならない。

大体からして一週間前から文化祭準備が間に合うと考えてるのはいくら何でもナンセンス極まりない。
愚痴を言っても始まらないが。

体育館で幾度となくリハを繰り返した。運動部顔負けの運動量である。
ヘトヘトになりながら詰所――生徒会室――に戻ると、時間は疾うに九時を回っていた。
携帯を見ると、メールが入っていた。キリカからだ。

内容に仰天した。思わず声が出た。

「実行委員おっつー!いきなりだけど呑まない?五郷で待ってるねーヽ(´∀`*)ノ」
なにを言うか十六歳が。制服着てるんだからアウトでしょーよ。

どうやら私はキリカを本気で不良コースに堕としてしまったのだろうか……
どうしたものだろうか。
そう思案していると、二通目が来た。

「マックでシェイクをさ(´艸`*)」
焦ったよ。本気で。やめてよね。
…でも夜にシェイクは太るなぁ。

キリカとメールしたり、話したりすると本当に心が安らぐ
さっきの疲れだって吹っ飛んでしまった。
キリカ…明後日の公開祭、キリカに来てもらいたいな。
967 : ◆uCwA0MUuYI [sage]:2012/09/22(土) 11:31:47.80 ID:Af0blelAO
一年の身分でえらそうなことを抜かすが、勉強しかできない要領の悪い人が多すぎる気がする
結局先生が主導って小学生か。

そして本番だというのに早速トラブった。
どうやら音声機器の不調で吹奏楽部の演奏がマイクで拾えない状況に陥っているようだった。
しかし吹奏楽部の気合いの演奏で、マイクなしでも響く素晴らしいオープニングとなった。

詰所に戻って仕事についた
午前は生徒会の演劇に出演し、その後にクラスの持ち場についた。
縁日という出し物だったがなかなかに儲かり、黒字が出た。

中夜祭も大いに盛り上がった。
出だしが躓いただけで、特に問題はなかったようだった。

仕事をすべて片づけて、今日のやるべきことは終わったのだった。

キリカはまた五郷の駅で待っててくれていた。
とっくに日付が変わろうとしてたのに、悪いことをした。

「ねえ、キリカ。話があるの。」
「なんだい?」
「明日、私の学校で文化祭の公開祭をやるの。よかったら…どう?来ない?」
「いいのかい?是非行かせていただくよ!」

我ながらスムーズに話が出来たと思う。
前の私ならどもってしまったろう。
とにかく、これでキリカに文化祭に来て貰える。やったぁ!
968 : ◆uCwA0MUuYI [sage]:2012/09/24(月) 00:15:09.55 ID:7EVSP0oAO
>>967
昨日とは一転雰囲気が落ち着き、公開祭はまた別の盛り上がりを見せた。
また、別の高校に進学した友達にも会えた。
「ユッキーっ!」
「ユウちゃーんっ!」
「ユッキーちょー変わったねー」
「そうー?ユウも変わったよーすっごい大人っぽくなった!」

「ユキって、ユッキーって呼ばれてたんだー」
「中学時代のあだ名…アリね」


いつまで経っても、友達は友達だ。
褪せない楽しさをいつも私にくれる。
ユウと校舎内を回って、案内をした。
文化祭の装いで普段とは趣が大分違うのを別にしても、ユウと過ごした時間は早く流れた。
中学を卒業してからの五ヶ月間、短いようでも存外長いものなのだと感じた。
高校での出来事、勉強が大変なこと、クラスの雰囲気のこと…話は尽きなかった。

不意に携帯にメールが入った。…キリカからだ!
「校門前にいるよーユキー\(*´3`)/」

「ユウ、友達迎えに行きたいんだけど、来る?」
「行く行くー」
ユウにキリカを紹介しようと思った。
「…あ、ごめんユッキー、あたしちょっと時間がないかもしんない」
「えっ、そうなの」
「ほんとごめん。ありがとねユッキー、久し振りにあえて楽しかったよー!」
「バイバイ」
ユウは慌てていた。
中学の時から、何かの定時直前でその用事を思い出すような子だった。
やっぱり、かわってない。
なんとなく心がほっこりしたところで、キリカを迎えに行くことにした。
969 : ◆uCwA0MUuYI [sage]:2012/09/24(月) 20:54:29.72 ID:7EVSP0oAO
>>968(日付は変わらず)
今日のキリカは大人しめな装いだった
白をメインにした、まるで雪景色のような雰囲気だ
「そ、そんなに見られると照れるじゃないかユキ」
「あ、今度はキリカが赤くなってる」
「もう、早く案内しておくれよっ」
「わかってるってば」
思わぬ仕返し。今のキリカは白に映えてなおのこと赤く見えた。

キリカは人の目を引くカリスマなのではないかと思った。
校舎内ではすれ違う人の目を独占していた。
明らかに、私とキリカの周りだけ空気が違うのが解る。
クラスTの私が却って悪目立ちしてはいないだろうか。少しそわついてしまう。
「ここがユキのクラスかな?A組…すごい、ユキは優秀なんだね」
「ま、まぁ席次は悪くはないけど…」
こんなにも人に見られているのに、キリカは全く気にも留めない。
まるで見られ慣れているようだ。


……それなのに、『見られると照れる』?

ちらりとそのような考えが浮かんだが、キリカに手を引かれて、それは次第に霧散してしまった。

クラスの出し物を回り、店で食べ物を買って楽しんだ。
ユウの時と同じくらい早く、時は過ぎた。

休憩室の外で、クラスメートの二人にあった。
「おーユキーおっつー」
「ユキちゃんおつかれー」
「おつー」

ふっ、と私の隣に目線を移す二人。

「あれ、彼女は?」
「地元の子?」
まぁ、確かに地元なのだが。

「紹介するよ。彼女は見高の呉キリカさん。」
「はじめまして」
ほんの数日前に見た、他人行儀な態度だった。
「見高!?うひゃあ参った」
「後光が見える〜」
「そ、そんな。大げさですよ。」

見高はこの地域でも頭一つ抜けている高校。彼女らの反応がスタンダードなのかもしれない。
少し会話を交わして、彼女らと別れた。
970 : ◆uCwA0MUuYI [sage]:2012/09/24(月) 23:27:27.23 ID:7EVSP0oAO
>>969
その間まで十分にも満たなかったが、キリカはすぐに打ち解けていた
二人はとっても楽しそうにキリカと話していた
キリカもまた、楽しそうに喋っていた。

キリカは話の引き出しも多い
二人のてんでばらばらな話題をすらもすべて拾って展開していく。
私は正直言って話の引き出しは多くない
テレビもあの番組以外全く見ないし、本も教科書や興味を持った特定ジャンルのものしか読まない。
物を書くのが好きではあるが、そのくせ小説すらもほとんど読まない
国語の小説の問題が、辛うじて平均に乗る程度だ。

二人の話す言葉は正直言って宇宙語だ
それでもキリカはそのすべてに食らいついていき、面白く返す。
とても楽しそうだ。


――――とても。



私なんかと話してるより――――。



……私、もしかして『妬いてる?』二人に?まさか。

変なことは考えちゃいけない。
私は何故か平静を装う風で、彼女らの話を聞いていた。
その状態の私を察してか知らずか
「んじゃそろそろこの辺にしようか、ユキ。」
「へっ?あっ、うん」
不意に話しかけられたので、間抜けな声が出てしまった。
「ごめんねーユキー」
「じゃ、私たち持ち場に戻るからー。じゃーねーユキ、キリカー」

…っ。
「じゃ、続きと行こうか、ユキ」
危なく出掛かった言葉は、キリカが私の手を握ったことで、すんでのところで飲み込まれた。

間もなく三時を過ぎ、文化祭はグランドフィナーレを迎えた。
来場客を体育館に招待し、吹奏楽部の演奏で幕を閉じた。
幸い音声機器の不調は無く、無事に終わった。
一年が言うことではないが、上出来な終わり方だったと思う。
キリカに別れの挨拶を済ませて、撤収にかかった。
971 : ◆uCwA0MUuYI [sage]:2012/09/26(水) 21:03:33.16 ID:zRpwYxHAO
>>970(同じく日付変わらず)
今日は正直、手放しに楽しいと言い切れるような日ではなかったと思う。
もちろんユウにも会えたし、キリカとも文化祭を回れたのだから。
だけど―――

『じゃあねーキリカー』

撤収作業の最中、あの友人の言葉が脳内を巡り、私を呪う。
なんてことのない、ただの友達同士の挨拶じゃないか。
キリカはただ特殊で、誰とでも親しくできるだけ。彼女たちをどうとも思ってないはずだ。
仮に思ってたとしてそれが何だと言うんだ。
それに彼女らは女性だ。同性でそんなこと―――

ガッタン!

「あっ、危ない!」
分解中のセットが傾いだ。
男の先輩の、顔色が変わった。
そう思った瞬間、怒鳴られていた。

「苺花ぁ!何やってんだ馬鹿やろう!前見ろぉ!!」
「ごめんなさいっ!」

ぼぉっとしていた。前を見ていなかった。
情けない。何たる失態だ。
「苺花…さん?」
「ごめんなさい、惚けていました…」
「怪我ない?大丈夫?」
「大丈夫です…すみません…」
ただ個人のトラブルで、全体に迷惑までかけていたら全く世話無い。
妄想を働かすくらいなら手を動かそう。

撤収が終わる頃には、もう六時を過ぎていた。
制服に着替えを済ませ、帰路についた。
972 :俺がまどマギの世界で大活躍するSS [sage saga]:2012/09/29(土) 13:57:21.61 ID:aYSonMBh0
流れをブッタぎって申し訳ないが少し投下します
973 :俺がまどマギの世界で大活躍するSS [sage saga]:2012/09/29(土) 13:58:08.09 ID:aYSonMBh0

・朝

俺「朝だ」

俺「学校行ってきます」

J( 'ー`)し「いってらっしゃい」

俺「行ってきます」

トボトボ

俺「学校だるい」

俺「今日は英語の小テストの日かぁ」



モブか「ねー見て、アイツまたボッチで登校してるよ」

モブ美「ホントですわー、さっみしいお方ですこと」

クスクス



俺「…………」ショボーン
974 :俺がまどマギの世界で大活躍するSS [sage saga]:2012/09/29(土) 13:58:45.44 ID:aYSonMBh0

・HR

ザワザワ

俺(なんだか教室が騒がしいなぁ)

「隣のクラスに転校生がきたらしーよ」

「へー、あとで見に行こうぜ」

俺(ふーん、転校生かぁ)

俺(あ、それより小テストの予習しなきゃ)



・授業中

先生「じゃあこの問題を……お前、解いてみろ」

俺「あ、は、はい、えと」

俺「その、あれがそうなって、だから」

クスクス...ダッサーイ

マジキモーイ

俺「う、うう」

先生「……あー、もういい。座りなさい」

俺「はい……」
975 :俺がまどマギの世界で大活躍するSS [sage saga]:2012/09/29(土) 13:59:24.62 ID:aYSonMBh0

・昼休み

俺(カーチャンの作ってくれた弁当は美味しいなぁ)

俺(ごちそうさまでした)

俺(よし、寝たふりするか)



・放課後

俺(早く帰ってロロナのアトリエをやらなきゃ)テクテク

俺(ほむちゃん可愛いよほむちゃん)ニヤニヤ

俺(そうだ近道して帰ろう)

俺(こっちの人気のない裏通りのほうが家に近いんだよな)
976 :俺がまどマギの世界で大活躍するSS [sage saga]:2012/09/29(土) 13:59:56.76 ID:aYSonMBh0

・裏通り

俺(いつにもまして人気がない。薄気味悪いなあ)

俺(よし、競歩で通り過ぎよう)

ツッカツッカ



モブミさん(うわ……なんか気持ち悪い歩き方の人がいる)

モブべえ(目を合わせない方がいいよマミ)
977 :俺がまどマギの世界で大活躍するSS [sage saga]:2012/09/29(土) 14:00:26.64 ID:aYSonMBh0

・自宅

俺(何事もなく帰ってこれた)

俺(さーてロロナやるぞー)

ピコピコ

J( 'ー`)し「ごはん出来たわよ」

俺「うす」

J( 'ー`)し「今日はかつ丼よ」

俺「わぁい」

俺(カーチャンのメシはやっぱ美味いなぁ)モグモグ
978 :俺がまどマギの世界で大活躍するSS [sage saga]:2012/09/29(土) 14:01:55.90 ID:aYSonMBh0

・HR

先生「えー、先日から3年の巴さんが行方不明になっています」

先生「皆さんも気を付けてくださいね」

モブ男「巴って誰?」

モブ太「おっぱいでかい人だよ。パツキンの」

モブ男「あー、あの人かー」

俺(誰だか知らないけど……)

俺(きっと夜遊びとかしてたんだろうなぁ)



・数日後

ザワザワ

俺(なんだか教室が騒がしいなぁ)

「隣のクラスの上条が退院したらしーよ」

「へー、あとで見に行こうぜ」

俺(ふーん、誰か退院したのかぁ)

俺(あ、それより小テストの予習しなきゃ)
979 :俺がまどマギの世界で大活躍するSS [sage saga]:2012/09/29(土) 14:02:45.04 ID:aYSonMBh0

・数日後

先生「えー、先日から隣のクラスの美樹さんが行方不明になっています」

先生「皆さんも気を付けてくださいね」

「美樹って誰?」

「ややおっぱいでかい子だよ。残念系の」

「あー、あの子かー」

俺(誰だか知らないけど……)

俺(きっと夜遊びとかしてたんだろうなぁ)



・数日後

ザワザワ

俺(なんだか教室が騒がしいなぁ)

「隣のクラスの美樹さんが死んだしいよ」

「へー、あとで見に行こうぜ」

俺(誰か亡くなったんだ……可哀想に)

俺(あ、それより小テストの予習しなきゃ)
980 :俺がまどマギの世界で大活躍するSS [sage saga]:2012/09/29(土) 14:03:19.49 ID:aYSonMBh0

・数日後

『非常に大型のスーパーセルが見滝原に直撃します』

J( 'ー`)し「避難しましょう」

俺「うん」



J( 'ー`)し「ここが避難所ね」

俺「そうだね」

俺「ちょっとトイレ行ってくる」



俺(あれ、あそこで誰か揉めてるぞ)

モブか「私がやらなきゃダメなの!」

モブかママ「ばかやろう! そんなの消防に任せろ!」

俺(うわあ、あんなに怒鳴って……関わらないようにしよう)
981 :俺がまどマギの世界で大活躍するSS [sage saga]:2012/09/29(土) 14:03:45.98 ID:aYSonMBh0

ビュォォォ

ガタガタガタ

俺(スーパーセルやばい)

J( 'ー`)し「怖いねぇ」

俺「うん、ちょっとだけ」

ピカァァ...

俺「あれ、なんかあっちのほうが光って――――」
982 :俺がまどマギの世界で大活躍するSS [sage saga]:2012/09/29(土) 14:04:14.33 ID:aYSonMBh0

・朝

俺「朝だ」

俺「学校行ってきます」

J( 'ー`)し「いってらっしゃい」

俺「行ってきます」

トボトボ

俺「学校だるい」

俺「今日は英語の小テストの日かぁ」



モブか「ねー見て、アイツまたボッチで登校してるよ」

モブ美「ホントですわー、さっみしいお方ですこと」

クスクス



俺「…………」ショボーン
983 :俺がまどマギの世界で大活躍するSS [sage saga]:2012/09/29(土) 14:04:55.31 ID:aYSonMBh0
終わり。
984 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [sage]:2012/09/29(土) 18:56:01.94 ID:2kJjK721o
別にまどマギでやる意味ないよね
985 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/30(日) 01:46:54.20 ID:9qCY+8fAO
意外と脱力感が癖になる
986 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/09/30(日) 04:23:50.76 ID:9wCnWbIvo
3レスくらいもらいます
987 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/09/30(日) 04:25:34.95 ID:9wCnWbIvo
「織莉子……?」

予想外だった……といえば聞こえが良い

不注意とでもいいのか?

違う……私がいけなかった

私が織莉子の足でまといだったのだ

「っ……」

崩れゆく白い体を私は抱きとめた

胸元に輝いていた宝石は、

砕けて粉になったのもあればまだ微妙な欠片となって残っているのもある

だが……すでに彼女の息はなかった

「終わったわね、呉キリカ」

敵は……私の腕に眠る彼女を殺した悪魔はそう囁いた

「……終わりだな」

「そうね」

私と彼女に別れさえ与えてくれなかった『その他』は、

私に対して降伏迫る勢いだった

だがしかし……眼中にはなかった

ましてや、

一回り以上小さい少女などは意識の外にいた
988 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/09/30(日) 04:26:24.76 ID:9wCnWbIvo
「…………」

憎い……憎い。とてつもなく憎い

「っ……」

悪魔は私がたどる運命に気づいているはずだ

どす黒く染まりつつあるソウルジェムはそれを完成させたとき、

姿を変え、私自身の姿も異質なものとなるだろう

だが……

だが……それではいけない。私が私として、

この悪魔を殺さなければ、織莉子への手向けとは言えない

「っ――させない!」

悪魔――暁美ほむらはバックラーに手を回す

私はこれで確実に死ぬ?

やつは時間を止めて私を一撃決殺するだろう……

それで良いのか?

それで終わるべきなのか?

自然と私の周りの速度が低下していく

否……私が加速していく

そして暁美ほむらがバックラーを回したとき、

時は止まった……だが。

「……………?」

意識はある、そして暁美ほむらが動く姿が見えた
989 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/09/30(日) 04:26:54.82 ID:9wCnWbIvo
私はこの最後にしてこの女に勝つための力を得た――編み出した

停止した空間では普通動くことはない

だが……停止した空間というもの自体を減速……つまり、

その空間内での自分の速度だけを早めた場合……スロー再生になる

というか、なってしまった

私自身あり得るとは思っておらず、

当然、織莉子も……そして今もなお私に接近する敵も知らないだろう

もっと……もっとだ……

私はどうせ魔女になる。ならば魔力の限界など知ったことではない

いずれ魔女になるならば悪あがきだとしても抗う

加速しろ……スローで終わるな。加速加速加速!

そして確実に殺せると踏んで私の背後に油断したまま立ち止まった女を、

私の尋常じゃない速度が襲った

「なっ!?」

「加速加速加速加速!」

油断した女めがけて両手を振り下ろすと、鮮血が私めがけて飛散した
990 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/09/30(日) 04:27:53.49 ID:9wCnWbIvo
「ぐぁ……」

「殺す、殺す!」

幾度となく切り刻み……やがて彼女のバックラー付きの左腕が床に落ちた

「あっ……あっ……」

静止した時間は動き出し、膝をついた彼女を私は睨みつけた

「……自分の行いを悔いて死ね!」

私の腕の横振りは見事なまでの感触を私に与えてくれた

鈍い音を立ててそれは床を転がる

「え?」

「なっ……」

「っ!?」

驚愕する3人を見て私は自分のものとは思えない甲高い笑い声を上げていた

おそらく限界だ

でも……目的は果たせた

「仇を討ったよ……織莉子」

私は織莉子の亡骸を抱きしめ……直後に私の体は支えを失って倒れ込んだ



そしてすべてを終えたその戦場に残ったのは、黒く大きな体だけだった……
991 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sagesaga]:2012/09/30(日) 04:31:20.80 ID:9wCnWbIvo
終わり


結局何が言いたいかっていうと、
キリカの減速が多重にかかっていれば

ほむらの時間停止に干渉して自分だけは
スローレベルかそれ以上で動けるんじゃないかなぁ……ないか


992 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/30(日) 07:48:21.33 ID:ZdAH4A2AO
また化け物…化け物?
白い髪にウェーブがかかった、装飾も豪華な出で立ちの女が現れた
翡翠色の目は黒く濁り、瞳孔が血赤色に怪しく光っている。
―――面影がある。織莉子だ。
彼女は敵将に洗脳の魔法をかけられているようだった。
顔に浮かべた、悪く歪む笑みを見るだけでも事の異変は火を見るより明らかだ
更にその証拠に―――

「キリカちゃん!あれ!」

―――ソウルジェムの異常。
彼女のジェムには彼女のシンボルと、それを犯すように魔女の口づけがされていた。
……否、それとはまた違う、何とも形容できない冒涜的な「何か」であった

「なんて禍々しい…!」

織莉子が腕をかざし、拳を作ると一陣の風が吹き抜けた
風は悪意をもってキリカとまどかのジェムを侵した

周りを囲う城壁が吹き飛び、夜空が見えた。
織莉子の体は緑色の炎に燃えるかのようにおどろおどろしく濁り、光っている

「あなたがたは随分と私を手こずらせてくれましたね」

「…っ、織莉子、目を覚ますんだ!」
ジェムの響、ジェムシンクロを使っても、その声は織莉子には届かなかった。

「無駄なことを。この女は私の封印を受け意識を眠らせている」
「そ、そんな!」
「予期してはいたが、まさかここまで徹底して張ってくるとはね…」

―――
――


「ふん、懺悔は済ませたか?さぁ、行くぞ!!」
「くそっ、やるしかないのか…!
……ちょっと手荒だけど、許してくれ、織莉子ぉ!!」
「ちょっとチクッとしますからね!!織莉子さん!!」
993 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/30(日) 08:15:29.38 ID:9qCY+8fAO
>>990
(´・ω・`)

>>992
寝起きの頭では難しい……
994 : ◆USZbC4nXcg [sage]:2012/09/30(日) 09:48:49.59 ID:qge2FmiGo
ほむら「……結界?魔女のものにしてはやけに澄んでいるし……」

ほむらが目覚めると、そこは病室ではなく、森の中。

森の奥の小屋に足を踏み入れるとそこには何人もの自分と魔女らしきものが一人。

━━━まだ希望を以ってループしてきた者。

「えぇっ……魔法少女が魔女になるってそんな…!」

━━━ループの中、大事な物を失った者。

「貴方を見ている自分の下着でもソウルジェムを回復できるんじゃないかとね」

「どこまで愚かなのかしら、美樹さやか。貴方将来寝取られた挙句慰謝料取られるわよ。将来があればね」

━━━最後まで目的を果たせなかった者。

「この弓であの子を護ることができるのね」

「……まだ未練は…ある」

━━━ループの根幹から違う者。

「私が正義を証明します…!美樹さんのあんな最期、認められない!」

「魔女は派手に吹っ飛ばすに限るわね」

数珠繋ぎのソウルジェムを手に取り、ほむらは最後の時間軸にすべく走り出す。


ほむら「……此れだけ居ればなんとかなる気がしてきたわ」


予告編?地の文つきでやり直してみようかなと。
995 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/30(日) 21:14:12.95 ID:lxYOHgR9o
テンプレこのまま立ててくるね
996 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/30(日) 21:21:02.71 ID:lxYOHgR9o
たてました
【皆で】魔法少女まどか☆マギカ小ネタ投稿スレ2【更新】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1349007356/
997 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/30(日) 22:33:17.20 ID:ZdAH4A2AO
>>992
織莉子は光球と風を飛ばしてきた。
先制攻撃だ。
球に風を纏わせ、衝撃と地形散弾で視界と行動範囲を奪うという寸法か
だが。

――ふむ、なるほど。確かに織莉子であって、織莉子でない。

『まどか、やっこさんはどうやら織莉子の能力についていけてないようだよ』
ジェム内線で、キリカはまどかにテレパスを送る。まどかは答える。
『えっ、どういうこと?』
『脇と動きをよく見てほしい』
『うーんと…あっ!』
『ね?』

パターンができている。
織莉子が投げた球は、確かに高威力であり破壊能力に秀でている。
それが故にである。
破片は広範囲に散らばり、それは視界を奪い、また武器にもなる
これは向こう側にとってもデメリットであったのだ。

『予知という大凡自分離れした能力に酔ってるに違いないさ。ほらご覧、来るぞっ!』
鉛と藻のような邪悪な球が、二人を襲おうとゆらゆら揺れている。
そこだ。
織莉子はその球を放つ前に、全く見当違いな方向へ駆けていく。

『―――ね?』
『わかったよキリカちゃん。つまりはそこが―――』
『来たっ!!』

オニキスグリーンの砲弾はコンマ零幾に迫る速度であった。
点が忽ち面になり、また胞と膨れ上がり、空間を抉った。
あまりの速度に、キリカの遅延魔法すらをもかいくぐってしまった。
空気が揺れ、引き込まれ、爆ぜる。
何度目となろう土煙が三人の視界を塞いだ。
「どうした、魔法少女よ。逃げていてばかりでは私には勝てないぞ」

刹那。右に。
「逃げてるわけじゃあ―――」
左。
「―――無いんだよ」
998 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/09/30(日) 22:47:55.55 ID:ZdAH4A2AO
>>997
爪と弓に貫かれ、憑依主は基より憑依者すら虫の息だ。
「……この娘の予知能力を逆手に取ったか」

「それだけじゃぁないんだな。織莉子は『脇が弱い』。それをアンタが知らなかっただけさ。」
「戦闘ではいつもサイドに球を構えてたもんね」ウェヒヒ
「私の擽りによく反応するのさ…」ワキワキ

「じゃ、キリカちゃん。」
「応。んじゃ、アディオス。ストーカーさん。」
「「トッコ・デルマーレ」」

「ぐっ…」
織莉子の体を操っていた魔は去った。
ジェムリングの蔦の魔法陣が解け、ジェムの元の輝きが戻った。
織莉子の表情は、とても安らかで、美しかった。

「さて、麗しい織莉子の体に傷が付いてしまった。」
「治してあげないとね。」
「とにかく獲物の除去と止血だ…」
応急処置の終わる頃には、治癒班が到着していたのだった。



999 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/10/01(月) 20:33:51.03 ID:ZOURDkNs0
乙?でいいのかな
1000 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2012/10/02(火) 01:45:36.08 ID:vH+iFCWqo
1000
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      `ー-、_    く´ =@    /     ヽ  
         ,!     `!  l              ヽ、__ノ    このスレッドは1000を超えました。もう書き込みできません。
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ポケモンブラック2を1からはじめた @ 2012/10/02(火) 00:52:18.28 ID:1godENKbo
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にとり「ひゅい!?」 @ 2012/10/02(火) 00:48:54.49 ID:LMKVIu7Lo
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第十八回.おやすみぃぃッッ!!!(共有スレ) @ 2012/10/02(火) 00:32:03.13 ID:iGu9JryS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1349105522/

【安価で】京太郎「俺宛に手紙…?」怜「その8ー」【大阪:千里山】 @ 2012/10/02(火) 00:10:25.24 ID:mqMucmGSO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1349104225/

ここだけ能力者の集まる高校 さらにコンマゾロ目で異能の力に覚醒158 @ 2012/10/02(火) 00:05:34.69 ID:0DZPcOrQo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1349103934/

先輩♀が好きすぎるので誰か話を聞いてほしい @ 2012/10/01(月) 23:59:28.04 ID:Fk6rGscq0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1349103567/

【Fate】やる夫で聖杯戦争 @ 2012/10/01(月) 23:22:02.96 ID:5U7czzPio
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【咲-saki-】はやり「任せなさい!!」小蒔「その二です」【安価】 @ 2012/10/01(月) 23:09:10.16 ID:URbplHFuo
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