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一夏「白式が女の子になった……」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :1 :2011/07/01(金) 00:02:47.22 ID:jEIvA3BX0
・気まぐれ更新
・たまに安価あり
・白式ちゃん=一夏の夢の中に出てきたワンピースの子
>>1の趣味のせいでたまにシャルとラウラが優遇される
・いちおメインヒロインが白式、サブヒロインは箒……のはず
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

2 :1 :2011/07/01(金) 00:03:33.57 ID:jEIvA3BX0
一夏「うーん……」

??「すぅ……すぅ……」

一夏「!? また誰か俺のベッドに……さてはラウラだな!?」

??「……んっ、いちかぁ、おはよー……」

一夏「……だれ?」
3 :1 :2011/07/01(金) 00:05:43.52 ID:jEIvA3BX0
箒「一夏、起きているか? 入るぞ」

一夏「あ、あれ、デジャブ……」

がちゃ

箒「……一夏、貴様、そんな子供を部屋に連れ込んで、何を……?」

一夏「ちょ、ちょっとまて、俺もよくわからな……」

??「何をって、私は一夏のものなんだから、一緒に寝てて当たり前でしょ?」

箒「……一夏、その子に何をしたんだ?」

一夏「い、いや、だから俺にもよくわからな……」

箒「そこになおれぇえ!!!」

一夏「うわああっ!?」

??「っ!」

すぱんっ

一夏「えっ?」

箒「なっ!?」

一夏「し、竹刀が真っ二つに……?」

箒「いや、それよりも、その、子供が持ってるのは……」

一夏「まさか……雪片弐型?」

箒「何で白式の武器が……」

??「何でって、私が白式だからだよ?」

一夏「えぇーっ!?」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/07/01(金) 00:05:56.93 ID:g1WW9nbAO
http://sstter.net/mobile.aspx?datno=1306166306
5 :1 :2011/07/01(金) 00:06:03.62 ID:jEIvA3BX0
一夏「どこかであったことがある気がしていたが、まさかほんとに白式だなんて……」

白式「うん、一夏ともっと仲良くなりたいなぁ」

一夏「な、仲良くって……」

箒「しかし、何で白式が急に人間に?」

一夏「思い当たる節がひとつ」

箒「……なんだ?」

一夏「実は昨日……」
6 :1 :2011/07/01(金) 00:08:04.99 ID:jEIvA3BX0
>>4
言い忘れたがVIPからきたので
今のところ全部で5つくらいエピソードを書いてある


〜 回想 〜

一夏「ふぅ、疲れたぁ……こう、毎日特訓続きじゃ、いつか疲労で死んじまうって」

?「おつかれさまー。はい、スポーツドリンクだよ」

一夏「ありがと……んっ」

束「おいしい?」

一夏「ぶっ!?」

束「わっ、いっくんきたなーい」

一夏「た、束さん!? 何でここに……!?」

束「実は白式に致命的なバグを発見してね。早いうちに対処しようと思ってきちゃいましたー」

一夏(きちゃいましたーって、どうやってきたんだよ……?)

〜 回想終わり 〜

一夏「で、その後ワクチンプログラムをどうのとかって言われて」

箒「白式をいじられたってところだな?」

一夏「あぁ。でもまさか……」

箒「あぁ、これは……」

白式「?」

一夏・箒((どうしてこうなった?))

一夏「だけど、このままにしておくわけにはいかないし……」

箒「確かに、このまま隠しておいてもすぐにばれるだろうし……しかし」

一夏「千冬姉に相談するか……」

箒「それが妥当だな」
7 :1 :2011/07/01(金) 00:09:00.85 ID:jEIvA3BX0
千冬「は? 白式が人間になった?」

一夏「そうなんだy……そうなんです。おそらく束さんにいじられたのが原因だと思うんですけど……」

千冬「……熱は、ないな。馬鹿なことを言ってないで早く教室に行け」

一夏(冗談じゃないし、熱を出してるわけでもないんだけど……)

白式「一夏ぁー」

一夏「ちょ、ちょっとまてっ、外で待ってろって言っただろ?」

千冬「……織斑、これはどういうことだ?」

一夏「あ、あの、どす黒いオーラが見える気がするのですが……」

白式「むっ、千冬さんでも、一夏をいじめるのは許さないよ!」

千冬「ん、何で私のことを?」

白式「だって、私は一夏といつも一緒にいたんだもん」

千冬「……」

千冬「とりあえず、事情はわかった。束のほうは私が何とか見つけ出しておく。
    それまで白式のことはお前が面倒を見てやれ」

一夏「はい、わかりました」

千冬「白式も、あまり一夏に迷惑をかけるなよ」

白式「うん!」

一夏「ところで、授業はどうすれば」

千冬「普通に受けろ。見たところISとしての機能は失われていないようだからな」

一夏「あぁ、わかったよ」

白式「それじゃあ、教室にいこ!」

一夏「ひ、ひっぱるなって!」

千冬「……しかし、あの少女。どこかで見たことがあるような気が……」
8 :1 :2011/07/01(金) 00:10:09.47 ID:jEIvA3BX0
セシリア「……これは、どういうことですの?」

鈴「私が聞きたいくらいよ」

シャル「……一夏の、隠し子?」

ラウラ「嫁に隠し子がいたのか? 初耳だぞ」

セシリア「かかか、隠し子!?」

鈴「いくら一夏でもそれは……ありえるかも」

箒「お前たちは何馬鹿な話をしているんだ」

セシリア「ば、馬鹿とは何ですの!?」

シャル「まぁ、確かに一夏が親だとしたら、
     10歳にもならないときの子供ってことになっちゃって矛盾しちゃうよね」

ラウラ「普通に考えればそうなるな」

鈴「おい、言いだしっぺ」

4人「「「「白式が女の子に!?」」」」

箒「あぁ、理由は……あまり話したくないがな……」

セシリア「あぁ、大体察しましたわ」

鈴「でも、あのIS……」

シャル「確かに、一夏にくっつきすぎだよね?」

ラウラ「うらやましいと思うなら、お前たちもそうしてみたらどうだ?」

一夏「お、おい、背中に乗るな!」

白式「えー、なんでー?」おんぶー

箒・鈴「「できるかっ!///」」

セシリア「できるわけありませんわ!///」

シャル「で、できないよあんなの!///」

ラウラ(……したいのかしたくないのか。よくわからん)
9 :1 :2011/07/01(金) 00:10:50.68 ID:jEIvA3BX0
一夏「さて、実技の授業だが……」

白式「大丈夫! すぐにでも戦えるよ!」

一夏「そうか。じゃあ……行くぞ、白式!」

白式「うん!」ぴかー

一夏「よし、普段とあまり変化もないみたいだし。これなら模擬戦も大丈夫だな」

箒「そうか、手加減はなしでいいんだな?」

一夏「よし、こい! 箒!!!」
10 :1 :2011/07/01(金) 00:11:32.42 ID:jEIvA3BX0
一夏「ぐっ、やっぱ早いな!」

箒「紅椿は早いだけではないぞ!!!」ばしゅっ

一夏「ぐあっ!」

一夏「うっ、シールドエネルギーが……」

箒「勝負ありだな」

一夏「はぁ、負けたかぁ……」

箒「だが、さっきの踏み込みはよかったぞ。一瞬ヒヤッとした」

一夏「そうだけど、負けは負けだ」ぴかー

白式「うぅ……」ばたっ

一夏「びゃ、白式!?」

箒「ど、どうした!?」

白式「……おなかすいた……」

一夏・箒「「え?」」
11 :1 :2011/07/01(金) 00:12:15.35 ID:jEIvA3BX0
一夏「うーん、普通に食堂の食べ物を食べさせちゃってるけど、いいのかこれ」

箒「一応、拒否反応は起こしていないみたいだが……」

白式「んぐ、んぐっ……んんっ!?」

一夏「そんなに急いで食べるからだぞ。ほら、水」

白式「ごくっ、ごくっ……」

一夏(……かわいい)

箒「一夏、一瞬お前がロリコンになるような予感がしたんだが」

一夏「な、なんでだよ!?」

一夏(す、するどい……さすがファースト幼馴染……)
12 :1 :2011/07/01(金) 00:13:09.40 ID:jEIvA3BX0
白式「わーい、お風呂、一回入ってみたかったんだー!」

箒「そんなものなのか?」

白式「だって一夏がいつも気持ちいいって言ってたから、私も気持ちよくなってみたかったんだもん」

鈴「でも、さすが織斑先生ね。一言で大浴場を貸切にしちゃうなんて」

セシリア「こういう広いお風呂を貸切と言うのもなかなかですわね」

シャル「あ、白式、そんなに走ったら転んじゃうよ?」

ラウラ「ふむ、広い風呂と言うのは普通の風呂とは何か違うのか?」

箒「……というか、何でお前たちまでいるんだ?」

シャル「僕とラウラは一夏に箒の手伝いをするようにって言われたんだけど」

鈴「なにそれ!?」

セシリア「聞いてませんわ!!!」

ラウラ「話していないからな」

セシリア「私は、てっきり私たちと同じで出番を求めて……」

鈴「ちょ、私まで出番を求めてることにしないでよ!?」

白式「あったかぁい……」

ラウラ「肩まで浸かるのが日本の決まりらしいぞ」

シャル「ラウラ、白式、ちゃんと体は洗った? 日本だと先に体を洗うって聞いたけど」

箒「まさか、一夏に教わったんじゃないだろうな?」

シャル「いや、これはほかの人から……」

鈴「スルーされてた!?」
13 :1 :2011/07/01(金) 00:13:50.53 ID:jEIvA3BX0
白式「お風呂楽しかったぁ」

箒「ただ体を洗って湯船に浸かっただけだろう?」

白式「でも、みんなといっぱいお話できたから」

白式「私は、このまま人間の姿でいたいなぁ」

白式「そうすれば、一夏とも、箒とも、それにみんなともいっぱいいっぱい楽しいことができるから」

箒「……そうか。そうだな」


一夏「あ、箒。ありがとな、白式の世話を頼んじゃって」

箒「別に気にしてない。それに、お前が風呂に入れるほうがよっぽどおかしいだろう」

一夏「まぁ、そりゃそうだな」

箒「ところで一夏。もし、あの人が見つかったら白式をどうするんだ?」

一夏「どうって、元に戻すつもりだけど」

箒「そうか……」

一夏「箒?」

箒「いや、なんでもない。それじゃあまた明日な」

一夏「あ、あぁ」

白式「……」うとうと

一夏「あ、白式。もう寝るか?」

白式「うん……」
14 :1 :2011/07/01(金) 00:14:37.23 ID:jEIvA3BX0
それから数日後

一夏「束さんが捕まった!」

セシリア「えぇ。職員室に連行されているところを見かけたと言う方がいたそうですの」

鈴「でも、白式がまた元のISに戻っちゃうって言うのもなんだか寂しくない?」

シャル「確かに、ここ数日だけで、ずいぶんと馴染んじゃったからね」

ラウラ「だが、こうして人間の姿になっていること自体がイレギュラーなことだからな。
     それが元に戻るだけだ」

一夏「あぁ、ラウラの言うとおりだ。白式だっていつまでもこの状態じゃいやかもしれないからな」

箒「……」


白式「……一夏たち……今、何の話をしてたの……?」

白式「私が、元の、ただのISに、戻る……?」
15 :1 :2011/07/01(金) 00:15:08.69 ID:jEIvA3BX0
千冬「織斑、話がある。白式をつれて職員室に来い」

一夏「はい、わかりました。白式」

しーん

一夏「あ、あれ、白式?」

シャル「そういえば、朝、トイレに行ったまま戻ってきてないね」

箒(……まさか、さっきの会話を聞いて……)

箒「織斑先生、急用ができました。早退します!」だっ

一夏「ほ、箒!?」

千冬「……なるほどな。織斑、お前も行って来い」

一夏「え?」

千冬「えじゃない。篠ノ之はおそらく白式を探しにいったんだろう。
    それにあの表情、ただの迷子と言うわけでもないだろう」

千冬「私が思うに、お前にも原因があるんじゃないのか?」

一夏「……すいません、俺も早退します!」だっ

千冬「……まったく、馬鹿どもが」
16 :1 :2011/07/01(金) 00:16:39.31 ID:jEIvA3BX0
箒「くそ、どこにもいない……」

一夏「箒っ、そっちはどうだった!?」

箒「だめだ。これで、探していない場所は……」

一夏「俺の部屋はもう探したし、大浴場や食堂も……あっ」

箒「スタジアムか!」

一夏「よし、いくぞ!」


白式(私は、一夏にとって邪魔な存在だったのかな?)

白式(私なんて、ただの道具だったほうが、よかったのかな……?)

白式(ここは、初めて一夏と私が一緒になった場所……)

白式(……一夏……苦しいよ……)

どかぁん!!!

白式「っ!? な、何の音!?」
17 :1 :2011/07/01(金) 00:17:06.45 ID:jEIvA3BX0
無人「ゴゴゴゴゴ……」

一夏「なっ、あいつは……」

箒「無人IS!? あいつは一夏と鈴が倒したんじゃなかったのか!?」

一夏「いや、あいつは……この前のやつとは何か違う……!」

箒「ともかく、白式がここにいたら危ない! 一夏は白式を探せ! ここは私が食い止める!」

箒「来い! 紅椿!!!」ぴかー

一夏「け、けど……」

箒「そのうちに教員たちも気づく! 私なら大丈夫だ!」

一夏「……わかった、気をつけろよ」

箒「お前もな。白式がいないんじゃ一度撃たれただけで死ぬぞ」

一夏「わかってる!」だっ

箒「さて、待たせたな、行くぞ!!!」
18 :1 :2011/07/01(金) 00:17:51.48 ID:jEIvA3BX0
一夏「……白式、やっぱりここにいたのか」

白式「……一夏、私、一夏にとって邪魔な存在なのかな?」

一夏「なっ、いきなりなんで……」

白式「だって!」

一夏「っ」びくっ

白式「……だって、一夏は、私を元に戻すんでしょ?」

一夏「そ、それは……」

白式「私は、一夏ともっと話したい! 遊びたいし、一緒にお出かけもしたい!
    それに、一緒に寝て、一緒に食べて、一緒にお風呂に入って……」

白式「まだ、まだまだ、いっぱいしたいことがあるの!!!」

一夏「白式……」


白式「それなのに、ただのISに戻るなんて、いやだよ……」

一夏「白式……」

どかーん!

白式「っ!?」

一夏「! 白式! あぶないっ!!!」ばっ

白式「っ! い、一夏っ!」どさっ

一夏「ぐあっ!」ぐしゃっ

白式「い、一夏っ! 背中が……」

一夏「ぐっ……」どさり

白式「何で……なんで私なんかをかばったの……?」

一夏「……俺も、もっと、お前と一緒にいたいから……」

白式「……」

一夏「俺は、お前がその姿になって、つらい思いをしてると、思ってた……。
    馬鹿だよな、つらいやつが……笑ってるわけ、ないのに……」
19 :1 :2011/07/01(金) 00:18:23.01 ID:jEIvA3BX0
一夏「……ごめんな、白式……」

白式「だめっ、死んじゃだめだよ! 一夏っ、一夏ぁ!!!」ぴかー

一夏(……なんだろう、とても……あたたかい……)

一夏(白式……? お前の力なのか?)

白式「一夏。もう、大丈夫だよ……いこう。箒が待ってる」

一夏「あぁ……行くぞ、白式!!!」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/01(金) 00:19:24.62 ID:jEIvA3BX0
箒「ぐっ、油断をしたか?」

箒(やはりスタジアムを守りながら戦うのには無理があったか……?)

一夏「箒!」

箒「一夏か!? 遅いぞ!」

一夏「悪い。ここは俺と白式に任せてもらえないか?」

箒「……あぁ、行って来い」

一夏「あぁ」ばっ

箒「俺と『白式』に……か」

一夏「行くぞ、白式! 雪羅だ!」

白式『うん、一気に決めよう!』

一夏・白式「『うおおおおおおおお!!!!!』」

どかーん!!!
21 :1 :2011/07/01(金) 00:20:01.43 ID:jEIvA3BX0
箒「ぐっ、油断をしたか?」

箒(やはりスタジアムを守りながら戦うのには無理があったか……?)

一夏「箒!」

箒「一夏か!? 遅いぞ!」

一夏「悪い。ここは俺と白式に任せてもらえないか?」

箒「……あぁ、行って来い」

一夏「あぁ」ばっ

箒「俺と『白式』に……か」

一夏「行くぞ、白式! 雪羅だ!」

白式『うん、一気に決めよう!』

一夏・白式「『うおおおおおおおお!!!!!』」

どかーん!!!
22 :1 :2011/07/01(金) 00:20:34.15 ID:jEIvA3BX0
千冬「突然の出来事とはいえ、スタジアムの一部を損傷させたのはお前たちの責任だ。
    よって課題を出す。明日までに全部片付けておけ」

一夏・箒「「はい……」」

千冬「それと一夏。束の件だが……」

一夏「……その話なんだけど、やっぱり、白式はこのままにしておいても大丈夫ですか?」

白式「一夏……」

千冬「……お前がそうしたいのならそうしろ。そいつはお前のISだからな」

一夏「! ……千冬姉!」

千冬「学校では織斑先生と呼べ!」ごつんっ

一夏「いたっ!?」

白式「ふふ、あははははっ!」

一夏「わ、笑うな!」
23 :1 :2011/07/01(金) 00:21:01.69 ID:jEIvA3BX0
一夏「白式、これからもよろしくな」

白式「うん、私こそ。よろしくね、一夏」

白式「それに箒もよろしくね」

箒「あぁ、よろしく頼む」

セシリア「一夏さん!」

一夏「セシリア、それにみんなも……何かあったのか?」

鈴「何かあったどころの話じゃないわよ!
   一夏が倒したって言う無人ISが自己再生をして動き出したのよ!」

シャル「学園中で大騒ぎになってるのに、気がつかなかったの!?」

ラウラ「お前が見当たらないから心配をして探しに来たんだ!」

白式「……一夏」

一夏「あぁ……」

一夏「行くぞ、白式!」

白式「うん!!!」


続く
24 :1 :2011/07/01(金) 00:22:11.45 ID:jEIvA3BX0
白式が女の子になってから数週間後……

箒「お前たち、また喧嘩しているのか?」

白式「あ、箒! 聞いてよ! 一夏が遊んでくれないの!」

一夏「課題があるから終わってからっていってるだろ!」

白式「課題なんていつでもできるでしょ!」

一夏「お前と遊ぶのだっていつでも大丈夫だろ!」

白式「むー」

一夏「……」

箒(確か、先週も同じこと言っていなかったか?)
25 :1 :2011/07/01(金) 00:22:48.32 ID:jEIvA3BX0
シャル「それで、白式は?」

一夏「今は、箒に預けてる」

ラウラ「それで、私たちに何のようだ?」

一夏「いや、白式に謝ろうと思って……。お詫びに何かプレゼントしようと思うんだけど」

シャル「それを選んでほしいってこと?」

一夏「はい、その通りでございます」

ラウラ「それならやはり武器がいいんじゃないのか?」

シャル「い、いや、それはどうかな……」

シャル「女の子なんだし、やっぱり洋服を買ってあげたらどうかな?
     いつも白いワンピースしか着てないし」

一夏「そうか、シャル。お前に相談してよかったよ!」あくしゅっ

シャル「え/// う、うん、こんなことでよければ……///」

ラウラ「……」しょぼーん
26 :1 :2011/07/01(金) 00:23:15.16 ID:jEIvA3BX0
白式「むぅー」

箒「確かにお前が一夏と遊びたいのもわかるが、あまり一夏に迷惑をかけるのもどうかと思うぞ」

白式「だってー……」

箒「一夏にもやるべきことはある。それはお前もわかっているだろう?」

白式「……」

箒「きっと暇ができれば遊んでくれるだろう」

白式「ほんと? 私、一夏に嫌われてない?」

箒「あぁ。あいつはそんなことで人を嫌うやつじゃない」

白式「……そっか……」

箒「それじゃあ、明日、ちゃんと一夏に謝るんだぞ」

白式「うん!」
27 :1 :2011/07/01(金) 00:23:42.46 ID:jEIvA3BX0
一夏「あ、白式」

白式「い、一夏。昨日はごめんなさい……」

一夏「いや、俺もいらいらして怒っちゃってわるかった。
    お詫びといっては何だけど……休みに一緒に服でも見に行かないか?」

白式「服?」

一夏「あぁ。お前、いつもそのワンピースだろ?」

白式「いくいく! 一夏と二人で行く!」

一夏「え、二人で行くのか?」

白式「うん、二人じゃないといや!」

一夏「別にいいけど……」

白式「えへへ、一夏とおでかけだぁ……」
28 :1 :2011/07/01(金) 00:24:24.56 ID:jEIvA3BX0
一夏(うーん、しかし、服ってどんなのを買えば……)

白式「一夏ー! あれ買ってー!」

一夏「ん? 高っ!!? 白式、ほかのじゃだめか?」

白式「えー……」しょぼん

一夏「っ……わ、わかったよ。1万円くらいなんだ!」

白式「わーい!」

一夏(水色のワンピースか……。ワンピースがすきなのか?)

白式「もう着替えていい?」

一夏「寮に帰るまで待ってくれ」

白式「はーい……」
29 :1 :2011/07/01(金) 00:24:53.34 ID:jEIvA3BX0
白式「箒ー!」

箒「ん、機嫌がよさそうだな?」

白式「みてみてー! 一夏に買ってもらったの!」

箒「そうか。それでなんで私のところに?」

白式「着替えようと思ったんだけど、
    うまく着れなくて、一夏に言ったら箒に手伝ってもらうようにって」

箒「そうか。ところで一夏に着替えができないと伝えたときの格好はどんなだった?」

白式「んーと、今着てるのを脱いでたよ」

箒「ほう……」

箒(後で殴っておこう)
30 :1 :2011/07/01(金) 00:25:18.88 ID:jEIvA3BX0
白式「じゃーん!」

一夏「なかなか似合ってるぞ」

白式「あれ、一夏の顔、少しはれてない?」

箒「気のせいだろう」

白式「そうなの?」

箒「あぁ、そうだ」

白式(な、なんだか箒が怖い……)

一夏「とにかく、機嫌が直ってよかったよ」

白式「ううん、一夏、お洋服、ありがとうね!」
31 :1 :2011/07/01(金) 00:25:47.03 ID:jEIvA3BX0
箒「ところで、一夏は白式のこと、どんな風に思っているんだ?」

一夏「どんなって、妹と言うか、パートナーと言うか……」

箒「異性としては見ていないんだな?」

一夏「あ、当たり前だろ! さすがに、こんな小さな子を……」

箒「ならいいんだが……」

一夏「俺をロリコンか何かと勘違いしてないか?」

箒「そうなりそうで不安だから聞いているんだ」

一夏「ひどっ!」

箒(白式は妹として認識か……。って、私は何で安心してるんだ!?)

白式「?」
32 :1 :2011/07/01(金) 00:26:17.86 ID:jEIvA3BX0
鈴「そういえば一夏」

一夏「なんだ?」

鈴「白式がそうなってから部分展開してるところ見たことないけど、ちゃんとできるの?」

一夏「そういえば、したことなかったな。できるのか?」

白式「うーん、やってみたことないからわからない」

鈴「あんたたち、馬鹿でしょ?」

一夏「なっ!?」

白式「わ、私たちは馬鹿じゃないもん!」

鈴「で、部分展開はできるの?」

白式「……うまくできない……」

鈴「結局そうなの」
33 :1 :2011/07/01(金) 00:26:46.73 ID:jEIvA3BX0
白式「〜〜〜♪」

セシリア「ずいぶんご機嫌ですわね」

白式「セシリア、見てみてー! 一夏に買ってもらったんだー!」ふりふり

セシリア「い、一夏さんに!?」

白式「そうだよ?」

セシリア「な、なんてうらやましい……」

白式「えへへ」

セシリア(それにしても、無邪気に遊び歩いている姿や、物をもらって喜んでいる姿を見ていると、
      本当にISと言うことを忘れてしまいそうですわ)
34 :1 :2011/07/01(金) 00:28:04.85 ID:jEIvA3BX0
千冬「今日は専用機持ち同士で模擬戦を行ってもらう。それ以外の生徒はしっかり見学を行うように!」

シャル「久しぶりにチームだね、一夏」

一夏「あぁ、よろしく頼む」

箒「援護をしっかり頼むぞ」

ラウラ「あぁ、今度は前回のようにはいかせん」

一夏「よし、いくぞ! こい、白式!」

白式「うん、いくよ、一夏!」ぴかー

一夏「よしっ……ん……?」

シャル「どうしたの、一夏?」

一夏「……あ、あれ、もうエネルギーが減ってる……」

白式『そ、その……朝ごはんしか食べてないから……』

一夏・シャル「「……」」

箒「行くぞ!」

ラウラ「嫁だからといって、手は抜かんぞ!」

一夏「ちょっ、し、仕方がない! このまま行くぞ!」

シャル「うん!」

白式『一夏、ごめんね……』

一夏「いや、大丈夫だ。だからそんなに謝るなって」

白式『で、でも……』

一夏「でもも何もないって。それにお前がいてくれて、俺も助かってるんだからな」

白式『ほ、ほんと?』

一夏「あぁ、ホントだ」

白式『……えへへ……あ、一夏! 上っ!』

一夏「わかってる!」ばしゅんっ
35 :1 :2011/07/01(金) 00:28:41.85 ID:jEIvA3BX0
一夏「ぐあっ……」

シャル「くっ……」

千冬「そこまで!」

白式『ごめんね、一夏……後ちょっとだったのに……』

一夏「だから気にするなって。どうせただの模擬戦だからな」

シャル「でもおしかったよ。最後に僕がラウラの攻撃に気づいていたら、勝てたと思うよ」

白式『シャルもありがと』

一夏「さて、これが終わったら、みんなで食堂に行くか」

白式『うんっ』
36 :1 :2011/07/01(金) 00:29:10.97 ID:jEIvA3BX0
白式「わーい! ご飯だー!」

一夏「びゃ、白式。もう少し静かにしないと……」

箒「そうだぞ。ほかの人に迷惑がかかる」

白式「むー、一夏も箒もお父さんやお母さんみたいで嫌い……」

一夏「いや、意味がわからないんだが……」

箒(一夏が、父親で、私が母親……つ、つまり、け、けっこn……)

白式「一夏ー、またお箸……」

一夏「そっか、フォークとスプーンもらってこなきゃいけないんだったな」

箒「私が行ってきてやる♪」

一夏「あ……行っちゃったか。なんだか、ものすごく機嫌がよさそうだったな」

白式「何でだろうね?」
37 :1 :2011/07/01(金) 00:29:50.39 ID:jEIvA3BX0
一夏「そうだ、白式」

白式「なに?」

一夏「お前の部屋のことなんだが、
    ISとはいえ女子と同じ部屋で暮らすのはどうかと思うんだが……」

白式「私は一夏と一緒がいい!」

一夏「そ、そういわれても……」

白式「じゃあ、これからは絶対に一夏に迷惑かけないから!」

一夏「……そこまで言うなら、かまわないけど」

白式「やったぁ!」だきつきっ

ヒロイン組(((((う、うらやましい!)))))
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/07/01(金) 00:30:29.23 ID:sRxA+wtGo
VIPでやってたやつの続きか
39 :1 :2011/07/01(金) 00:30:43.73 ID:jEIvA3BX0
31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/28(土) 00:27:58.67 ID:jcFOQVse0

一夏「そうだ、次の休みはどこか行きたい場所とかあるか?」

白式「つれてってくれるの!?」

一夏「まぁ、あまり遠くなければな」

白式「じゃあ……うーん?」

一夏「まぁ、ゆっくり考えろ」

白式「そうだ、>>33に行きたい!」


   33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/28(土) 00:30:44.18 ID:wGcbsPfH0

   あの世

   ↓

   34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/28(土) 00:30:45.62 ID:CXV6lKtZ0

   温泉
40 :1 :2011/07/01(金) 00:31:30.08 ID:jEIvA3BX0
一夏「温泉か。よし、じゃあ旅行に行くか」

白式「やったー!」


箒(温泉旅行だと!? しかも一夏と二人きりで!!!)

セシリア(これは、いただけませんわね)

鈴(よし、当日は尾行するわよ!)

シャル(それにしても、最近、一夏が白式に甘くなってるような……)

ラウラ「というか、お前たち、廊下で堂々と盗み聞きなんてしているとまた教官に怒られるぞ」


一夏「さて、温泉街に着いたが……大事なことを忘れてた……」

白式「?」

一夏(誰がこいつを温泉に入れてやるんだ?いつもは箒やシャルに任せっぱなしだったからな……)

一夏「白式、一人で温泉に入れるか?」

白式「うーん……」

一夏「入れないなら、仕方がないし、今日は帰るけど」

白式「えー……一夏と一緒に入りたい!」

一夏「え……?」


箒「……いやな予感がするな」

セシリア「右に同じですわ」
41 :1 :2011/07/01(金) 00:32:19.05 ID:jEIvA3BX0
白式「わーい、温泉だー!」

一夏(しかたがない、子供なんだし。
    それに、このくらいの年なら別に男湯にいてもおかしくないはず!)

白式「一夏ー、泳げるよー!」

一夏「お、泳ぐな! あと、走り回ったり騒いだりもするな!」

白式「えー、せっかく誰もいないのにー……」


鈴「どうやら、完全にロリコンに目覚めたようね……」

シャル「一夏のえっち……」

ラウラ(な、何だ、この、温泉以上に熱いオーラは……)


一夏(おちつけ、あいつはIS。決して発情すべき相手ではない……)

白式「一夏ー、体洗ってー!」

一夏「そ、そのくらい一人で洗え!」

白式「だって、箒やシャルはいつも洗ってくれるもん!」

一夏「っ……」


箒・シャル((まさか、いつものやさしさが裏目に出るなんて……))
42 :1 :2011/07/01(金) 00:32:45.68 ID:jEIvA3BX0
一夏「い、いいか、白式。お前は一応女の子なんだから、少しは恥じらいを持って……」

白式「……あらってくれないの?」うるうる

一夏「わ、わかった、洗うから泣くな!」

白式「やったー!」

一夏(だんだん女の武器を覚え始めてる……)

一夏「……じゃ、じゃあ、洗うぞ……」

白式「っ……くすぐったぁい」

一夏「うっ……」

白式「んっ……」

一夏(やばい、いろいろとやばい!!!)
43 :1 :2011/07/01(金) 00:33:22.78 ID:jEIvA3BX0
一夏「や、やっと終わった……」

白式「すっきりしたー!」

一夏(白式の体、思ったより柔らかかったな……って、何考えてるんだ俺は!!!)

一夏(……さっさと上がって頭を冷やすか……)

白式「あれ、一夏どこ行くの?」

一夏「もう上がるんだ。お前はどうする?」

白式「あとちょっとー」

一夏「そうか。じゃあ、あまりのぼせないようにな」

白式「わかったー……」


一夏「あぁ、つかれた……」

白式「一夏ー、あがったよー」

一夏「あぁ、それじゃあ、自分で体を拭けるか?」

白式「一夏がやってー」

一夏「……」

白式「いや?」うるうる

一夏「い、いやじゃないぞ!」

白式「よかったー」

一夏(興奮するな! 俺はロリコンじゃない!!!)
44 :1 :2011/07/01(金) 00:33:48.49 ID:jEIvA3BX0
白式「そういえば一夏、なに飲んでるの?」

一夏「ん、これか? これはフルーツ牛乳だ」

白式「私も飲みたい!」

一夏「お、そうか。じゃあ買ってやる」

がしゃん

一夏「ほら」

白式「わー、ありがとう! んくっ、んくっ……」

一夏「うまいか?」

白式「うん、おいしい!」

一夏「風呂上りの牛乳は格別だからな」

白式「もっと飲みたいな」

一夏「腹壊すからだめだ」

白式「むー……」
45 :1 :2011/07/01(金) 00:34:15.59 ID:jEIvA3BX0
がたん、ごとん

白式「……」

一夏「ずいぶんとおとなしくなったな。さすがに日帰りは疲れたのか?」

白式「うん……」

一夏「今度は長めの休みの日にみんなで行こうな」

白式「うん。一夏……寝て、いい?」

一夏「あぁ、駅に着いたら起こしてやる」

白式「うん……」


箒(い、一夏の膝枕だと!?)

セシリア(う、うらやましすぎますわ!!!)

鈴(一夏のやつ、ほんとにロリコンに……!?)

シャル(一夏のロリコン……)

ラウラ(そういえば、昔教官に同じことをしてもらったな……)
46 :1 :2011/07/01(金) 00:34:51.70 ID:jEIvA3BX0
一夏「白式。学園に着いたぞ」

白式「ん……」

一夏「完全に寝ぼけてるな」

白式「おんぶー……」

一夏「はいはい」

一夏(こうして白式との旅行は終わりを迎えた。
    とても短い一日のように感じたが、白式との距離を縮められた気がする。そして……)
47 :1 :2011/07/01(金) 00:35:20.43 ID:jEIvA3BX0
一夏「よう、箒」

箒「何だ、ロリコン?」にこにこ

一夏「なっ、なんだよいきなり!?」

セシリア「あら、ロリコンさん。こんにちわですわ」

一夏「せ、セシリア!?」

鈴「あ、ロリコン一夏だ」

一夏「り、鈴も!?」

シャル「一夏のロリコン……」

一夏「シャルまで!?」

ラウラ「ほう、嫁は日本によくいるというロリコンだったのか」

一夏「どうしてこうなったああああ!!!」

一夏(その日、俺のあだ名はロリコンになった)
48 :1 :2011/07/01(金) 00:35:55.19 ID:jEIvA3BX0
おまけ
>>31からの分岐ルート


一夏「あ、あの世って」

白式「天国ってところはすごく楽しいって、束お姉ちゃんが言ってたよ!」

一夏(あの人か……)

白式「だめ?」

一夏「いや、お前が根本的に間違えてるようだから言っておくが、あの世は楽しい場所じゃないぞ」

白式「なんで?」

一夏「あの世って言うのは死んだ人しかいけないんだ」

白式「……」

白式「じゃあ、天国にはいけないの?」

一夏「そうだな。ちょっと無理だ」

白式「……」しょぼん

一夏「わかってくれたか?」

白式「一夏のうそつき……」

一夏「え?」

白式「私、お姉ちゃんに天国に行く方法習ってるもん!」

一夏「は?」
49 :1 :2011/07/01(金) 00:36:23.63 ID:jEIvA3BX0
白式「えっと、まずは、服を脱いで……」ぬぎっ

一夏「えぇっ!?」

白式「一夏も、脱いで」

一夏「いや、待て! 絶対に間違えた知識だぞ、それ!!!」

白式「裸になって×××××すれば私も一夏も天国にいけるってお姉ちゃんが……」

一夏「絶対にうそだ!!!」

白式「むー!」

一夏(どうする、どうするよ俺!!!)
50 :1 :2011/07/01(金) 00:36:53.09 ID:jEIvA3BX0
白式「くしゅんっ!」

一夏「は、裸になんかなるからだ!」

白式「パンツは脱いでないもん」

一夏「同じだ同じ」きせきせ

白式「き、着せちゃだめ! 一夏と天国に行くの!」

一夏「だ、だからそんなことしても天国にはいけないって!」

白式「……ぐすっ」

一夏「うっ……」

一夏(ど、どうする?)

>>62
1.しかる
2.流される
3.その他


   62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/05/28(土) 01:31:06.42 ID:xmI6U2HV0

   3食べる
51 :1 :2011/07/01(金) 00:37:19.69 ID:jEIvA3BX0
一夏(落ち着くためにアイスでも食べよう……)ぱくんっ

白式「一夏が無視するー!」

一夏「ほら、お前にもやるから、静かにしろ」

白式「そんなのじゃ釣られないもん!」ぺろぺろ

一夏(とか言いつつ、しっかりもらってる……)

白式「ぺろっ、ぺろ……ちゅぱっ、んっ……」

一夏「……」

白式「? 一夏、どうしたの?」

一夏「な、なんでもない! なんでもないぞ!!!」

一夏(やばい……本当にロリコンになりかねない……)
52 :1 :2011/07/01(金) 00:37:48.40 ID:jEIvA3BX0
白式「すぅ、すぅ……」

一夏「ようやく寝たか……」

白式「いちかぁ……」

一夏(おとなしければもっとかわいいのにな……)

白式「一緒に、天国に行くのぉ……」

一夏「天国は無理だけど、楽しい場所に、いっぱい行こうな」

一夏(その声が届いたのか、白式は小さく笑みを浮かべた。俺の騒がしい生活はまだ終わらないようだ)
53 :1 :2011/07/01(金) 00:40:34.51 ID:jEIvA3BX0
一緒に温泉に行ってからさらに数週間後


白式「一夏と一緒にお出かけ!」

白式「とか、遊んだりしたい!」

一夏「悪いがもうすぐテストなんだ」

箒「確かに、今回ばかりは白式には我慢してもらうしかないな」

一夏「たぶんセシリアあたりなら、頭もよさそうだし、テスト勉強していないんじゃないか?」

箒「それでもテスト期間に白式の世話を頼むのはあまりよくないと思うぞ」

一夏「と言うわけだ。テストが終わるまで我慢してくれ」

白式「ぶー……」
54 :1 :2011/07/01(金) 00:41:00.99 ID:jEIvA3BX0
一夏「あー。やっとテスト終わった……」

白式「いちかー、遊んでー!」

一夏「あ、あぁ、悪いがシャルたちと遊んできてくれないか?」

白式「なんで?」

一夏「いや、千冬ね……織斑先生に呼ばれてるんだ」

白式「おねーちゃんに?」

一夏「と言うわけで、行かなかったら後が怖いからな」

白式「じゃあ、終わったら遊んでね!」

一夏「あぁ、約束するよ」

白式「やったー!」
55 :1 :2011/07/01(金) 00:41:29.58 ID:jEIvA3BX0
白式「シャルー、ラウラー、遊んでー!」

しーん

白式「あれ……いない……」

白式「一夏が帰ってくるまで暇だし……どうしよう?」

?「おやおや、そこにいるのはいっくんの白式ちゃん!」

白式「あ、博士! こんにちわ!」

束「うんうん、久しぶりだね! 元気にしてたかなー?」

白式「うん、元気だよ!」

束「ところで白式ちゃん。いっくんどこにいるか知らない?」

白式「一夏なら千冬おねーちゃんのところにいるよ」

束「なるほど、ちーちゃんのところか……さすがに今は……! そうだ!」

白式「?」

束「ねぇ、白式ちゃん、ちょっと協力してくれないかな?」
56 :1 :2011/07/01(金) 00:41:56.25 ID:jEIvA3BX0
千冬「というわけだ。もう帰っていいぞ」

一夏「はい、織斑先生」

千冬「……」

一夏「? どうかしたんですか?」

千冬「いや、ちょっといやな予感がしてな……。少し監視カメラの様子でも見てくるとするか」

一夏(監視カメラって……どんないやな予感だよ……?)

白式「いちかー、お話終わったー?」

一夏「あぁ、シャルたちと遊んでもらってたんじゃないのか?」

白式「部屋にいったけどいなかったよ。それよりも、おなかすいちゃった」

一夏「じゃあ、ちょうどいい時間だし食堂にでも行くか」
57 :1 :2011/07/01(金) 00:42:24.23 ID:jEIvA3BX0
一夏「じゃあ、いつもどおり席を取っておいてくれ」

白式「今日はハンバーグがいい!」

一夏「はいはい」

白式「……えっと、後はこっそりこの薬を一夏の料理に入れるんだよね……」


一夏「待たせたな。ほら、ハンバーグ定食だ」

白式「サラダいらなーい」

一夏「文句言うな。ほら食べさせてやるから」

白式「むー……あーん……」ぱくん

周りの皆さん(う、うらやましい!)

白式(よし、さりげなくお味噌汁の中に入れたよ!)

一夏「よし、ちゃんと食べたな。後は自分でも食べられるだろ?」

白式「うん、平気だよ!」

一夏「じゃあ俺も食うか」

白式「……」どきどき
58 :1 :2011/07/01(金) 00:42:51.00 ID:jEIvA3BX0
一夏「お、今日は豆腐とわかめの味噌汁か」

白式「……」どきどきどき

千冬「まて、織斑! それを飲むな!」

一夏「っ!?」ごくん!

千冬「っ! 飲むなと言っただろう!」

一夏「ち、千冬姉が急に大声出したから飲んじゃったんだろ!」

千冬「ここでは織斑先生と呼べ!」ごつんっ

一夏「い、いてぇ!」

千冬「白式! お前、まさかと思うが、あの馬鹿に協力したんじゃないだろうな!?」

白式「うっ……だ、だって、博士の命令だったんだもん……」
59 :1 :2011/07/01(金) 00:43:19.44 ID:jEIvA3BX0
千冬「もういい。それより織斑。身体に異常は?」

一夏「いや、なんともないが……」

千冬「そうか、よかった。失敗作だったんだな」ほっ

白式「……ごめんなさい……」

千冬「お前ももう謝らんでいい。
    それより、次からあの馬鹿が学園に侵入したら即私のところに言いに来てくれ」

白式「うん、わかった!」

一夏「……それじゃあ、白式。
    悪いんだが今日は少し早めに寝ることにするよ。箒に風呂に入れてもらって来い」

白式「うん、でも急にどうしたの?」

一夏「いや、なんか、急に眠く……」

千冬「……一夏。やはり念のためだ。一度医務室に行ってこい。変な薬だったらまずいからな」

一夏「わかった……」ふらふら
60 :1 :2011/07/01(金) 00:44:12.34 ID:jEIvA3BX0
一夏「……早く医務室に行かないと……あれ、医務室って、どっちだっけ……」

一夏「……それ以前に、あれ、俺は……」


箒「さて、一夏の部屋まで送ってやるか」

白式「えー、牛乳はー?」

箒「昨日、買ったじゃないか」

白式「だって……っ!」

箒「どうした?」

白式「……一夏? ……一夏!」だっ

箒「白式!? ま、まて、一夏がどうしたんだ!?」だっ

?「……」

白式「!」

箒「誰だ、この子供は……? 何でこんなところで倒れて……」

白式「い、一夏?」

箒「な、何?」

白式「この子、一夏だよ……?」

箒「い、言われてみれば確かに似てる気もするが、こんな5歳くらいの子供が一夏なわけ……」

一夏?「う、うーん……」

白式「! 一夏、大丈夫!?」

一夏?「お姉ちゃんたち、誰……? 千冬おねーちゃん……どこぉ……?」うるっ
61 :1 :2011/07/01(金) 00:44:39.84 ID:jEIvA3BX0
一夏?「うえええええん!!!」

白式「い、一夏? な、泣かないでよ!」

箒「お、織斑先生を呼んだ方がいいのか!? そ、それより、何でこんな状態に!?」

千冬「……すまないな、私から説明しよう……」

箒「いたんですか!?」

千冬「わたしも少々混乱気味なんだが、束が作った薬のせいらしい」

箒「……また姉さんか……」

白式「い、いないないばー!」

一夏「……ふえ……」
62 :1 :2011/07/01(金) 00:45:08.92 ID:jEIvA3BX0
白式「箒ー……私より小さい子、初めてだよぉ……」

箒「わ、私に言われても……」

千冬「仕方がない。薬は少ししかと摂取していなかったことを考えても明日には元に戻るだろう」

千冬「それまでの間、2人で世話を頼むぞ」

箒「私たちで、ですか?」

千冬「あぁ、束はまだ逃走中だからな。捕まえて殴らんと気がすまん」

箒「本当にすいませんでした……」

千冬「姉は関係ないのだろう? さて、私は行くとする。頼んだぞ」

箒「……はい。ありがとうございます」


千冬(あ、あの、ショタ一夏は反則だ……
    くそ、やはり一度抱きしめてから来るべきだったか……)鼻血
63 :1 :2011/07/01(金) 00:45:48.05 ID:jEIvA3BX0
箒「世話をするとは言った物の……」

一夏「ぐすっ」

白式「いい子いい子」なでなで

箒(何か起こりそうで怖いな……)

箒(とはいえ、小さい一夏か。これはこれで……って、私は何を考えて!)

箒「ほら、2人とも子供は早く寝たほうがいいぞ。と言うわけで寝るぞ」

白式「はーい。じゃあ、一夏、一緒に寝よ!」

一夏「うん……」

箒「白式、聞いていいか?」

白式「なに?」

箒「今日は一夏が子供だから一緒に寝るんだよな?」

白式「うん、いつもは違うベッドだよ」

箒「そうか。よかったよかった」

白式(何がよかったんだろう?)

一夏「……」うとうと


一夏「すぅ……すぅ……」

白式「すやすや……」

箒「こうしてみていると、本物の姉弟みたいだな」

箒「さて、わたしも適当に寝るとするか」

箒「……その前に、写真だけ取っておこう……」ぱしゃっ

箒「……この写真は永久保存だな」
64 :1 :2011/07/01(金) 00:46:34.56 ID:jEIvA3BX0
一夏「白式おねえちゃん……」ゆさゆさ

白式「……ん、なぁに、こんな夜中に……」

一夏「おしっこぉ……」

白式「……おしっこ?」あくび

一夏「廊下怖い……」

白式「一夏は子供だなぁ……」目をごしごし

一夏「はやくぅ、もれちゃう……」

白式「わかったってば……」ねむねむ


白式(……た、確かに、夜の廊下はちょっと怖いかも……)

一夏「……」ぎゅー

白式「そ、そんなにくっつかれると歩きづらいよ……」

一夏「だってぇ……」

白式「……うっ」

白式(か、かわいい……)

白式「お姉ちゃんがついてるから大丈夫だよ!」

一夏「うん……」

白式(とか言ってみたけど、なんだか私まで怖くなってきた……)


男子トイレ前

一夏「じゃあ、いってくるから、ここにいてね……」

白式「うん、大丈夫だよ」

白式(なんだか疲れたよ……)

白式(この調子だと明日の夜まで元に戻りそうにないかも……
    何か事件に巻き込まれなければいいんだけどなぁ……)
65 :1 :2011/07/01(金) 00:47:05.28 ID:jEIvA3BX0
ショタ一夏と白式が巻き込まれる事件が発生!
その内容とは?
>>30


   30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 04:17:22.11 ID:yyIFaTOAO

   部屋に戻ってから白式も尿意を催すが怖くて一人ではトイレに行けない
   最後まで言い出せず、ついにおもらししてしまう
66 :1 :2011/07/01(金) 00:47:32.89 ID:jEIvA3BX0
箒の部屋

白式「……ど、どうしよう……私までトイレに行きたくなっちゃったよ……」

白式「で、でも……」

一夏「くぅ……くぅ……」熟睡

箒「すぅ……すぅ……」

白式(二人ともぐっすり寝てるし……いつもだったら一夏についてきてもらうのに……)

白式(せめて、さっき、一夏についていかなかったら、
    怖くて行けないなんてことはなかったんだろうなぁ……ど、どうしよう……)

白式(も、もうちょっと我慢……)


白式「……うぅ……」もじもじ

白式「あ、朝まで我慢できない……」

白式「うぅ、こうなったら……箒……」ゆさゆさ

箒「んん、何だ、こんな夜中に……」むくり

白式「そ、その、えっと……」

箒「用がないなら寝るぞ……」

白式「と、トイレ……」

箒「行けばいいだろう……」

白式「さ、さっき、一夏が怖いからって、ついていったときに……なんていうか……」

箒「気持ちが感染でもしたのか……わからなくはないが……」

白式「は、早く、行かないともれちゃうよ……」

箒「わかったわかった……」あくび
67 :1 :2011/07/01(金) 00:48:19.06 ID:jEIvA3BX0
箒「さて、さっさと行くぞ」

白式「う、うん……」

箒「まったく。一夏と一緒に行ってくればよかったんじゃないのか?」

白式「あの時はまだ行きたくなかったから……」

箒「ともかく、姉面が出来るようになるにはまだまだかかりそうだな」

白式「うぅ……」

箒「ほら、ついたぞ」

白式「う、うん……」

白式(当たり前だけど、男子トイレより広くて怖い……)

箒「ほら、早く行って来い」ねむい

白式「う、うん……」

白式(ど、ドアの開け閉めの音の時点で怖い……)

白式「……箒は外だし……」

白式「は、早く、済ませちゃおう……」

かさかさ

白式「っ!」びくぅっ、だっ!

白式「ほ、箒ぃ!」だきっ!

箒「なっ、ど、どうした!?」

白式「な、何か、かさかさって!!!」

箒(ご、ゴキブリか?)

白式「こ、怖いよぉ……」上目遣い

箒「うっ……」

箒(一夏の気持ちがわかったかもしれない……)

箒「っ!」

白式「ほ、箒? どうしたの……? ……!」

千冬「お前たち、今何時だと思って騒いでいる?」
68 :1 :2011/07/01(金) 00:50:38.15 ID:jEIvA3BX0
千冬「まったく、ここは寮なんだ。お前たち以外にも何人もの人間が暮らしている」

千冬「しかも全員が学生だ。
    こんな夜中に騒がれて得をする者なんていないのはわかっているだろう!」

箒「はい、すいませんでした……」正座中

白式「うぅ……」正座中

千冬「大体お前たちは……」

白式「う、うぅ……」もじもじ

千冬「……であるからして……」

白式「あう……」もじもじもじもじ

千冬「……白式、どうした?」

白式「お、しっこぉ……///」

千冬「トイレに行ったんじゃなかったのか?」

白式「だ、だって、まだ、する前だったからぁ……」

千冬「仕方がない、先に行って来い」


白式「つ、ついてきてよ……」

千冬「しかたがない。篠ノ之、お前はもう寝ていろ」

箒「はい、わかりました……」

箒(やっと寝れる……)

千冬「ほら、いくぞ」

白式「う、うん……」


廊下

白式「っ……はう……」もじもじ

千冬「どうしてそんなになるまで黙っていた?」

白式「だ、だって、お姉ちゃん、怒ってたから……」

千冬「さすがにトイレくらいは行かせてやる」

白式「で、でもぉ……」

千冬「まったく……」

白式「……はうっ!」びくっ

千冬「っ、ま、まさか、待て!」
69 :1 :2011/07/01(金) 00:51:16.54 ID:jEIvA3BX0
白式「ま、まて、ない……」ぷるぷる

千冬「くっ、仕方がない」だっこ

白式「ふあっ、あう……」

千冬「間に合えっ!」

白式「……あ……///」

千冬「っ!」

ぽた……しゃあー……

白式「……あ、あぁ……」半泣

千冬「……」

白式「う、うぅ……うわああああん!!!」

千冬「静かにしろと言っただろう!」ごつん!

白式「あうっ!」

千冬「掃除をしておくから、お前はさっさと着替えて寝ろ」

白式「ひっぐ……うん……///」

千冬「……まったく……」
70 :1 :2011/07/01(金) 00:51:42.63 ID:jEIvA3BX0
白式(昨日は散々だった……)ぐすっ

白式「……! この感じ……一夏、元に戻ったのかな?」

白式「行ってみよう!」


一夏の部屋

白式「一夏ー!」

一夏「お、白式、ちょうどいいところに」

白式(元に戻ってる! 半分残念だけど、よかったぁ)

一夏「ちょっと聞きたいんだが、この服は何だ?」

白いワンピースとパンツ

白式「……!///」

白式(せ、洗濯機に入れるの、忘れてた……!///)

一夏「まさかと思うが、お前、おもらし……」

白式「し、してないもん!!!///」
71 :1 :2011/07/01(金) 00:52:16.26 ID:jEIvA3BX0
一夏「それじゃあ明日は休みだし、久々に一緒にどこか出かけるか?」

白式「やったー!」

一夏「じゃあどこで何をするか?」

白式「うーん」


行く場所(簡単なところでお願いします)
>>42
発生するイベント
>>44


   42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 05:04:09.09 ID:Yhfna1bC0

   ジャスコ


   44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/28(火) 05:14:09.44 ID:L61Fppva0

   ペットショップから虎が脱走
72 :1 :2011/07/01(金) 00:52:43.34 ID:jEIvA3BX0
ジャスコ

白式「いちかー、ゲームコーナー行きたい!」

一夏「その前に、お前のパジャマを買うように箒に言われてるんだ。そっちが先だ」

白式「うー……」

一夏「夏だから涼しいタイプのがいいよな……」

白式「あ、これがいい!」

一夏「高っ!?」
73 :1 :2011/07/01(金) 00:53:10.37 ID:jEIvA3BX0
ゲームコーナー

一夏「……はぁ、すでに財布の中身の4分の1が……」

一夏(十分遊べるだけ持ってきたつもりだったんだがな)

白式「見て見て! ネコさん!」

一夏「これがほしいのか?」

白式「うん!」

一夏「よし、じゃあやってみるか?」

白式「やるやる!」

一夏(ちなみにその人形をとるのに白式が4000円、俺が3000円消費したのであった)
74 :1 :2011/07/01(金) 00:53:37.29 ID:jEIvA3BX0
白式「おなかすいたね……」

一夏「よし、それじゃあ何か食べに行くか」

ピンポンパンポン〜

『本日もイオン○○店におこしいただきありがとうござます。お客さまに緊急連絡を……』

白式「ん?」

一夏「どうした?」

白式「あの大きい人形、動いたような……」

一夏「あの虎が? そんなわけ……」

虎「ガルル……」

一夏「」

白式「ほ、ほん、もの……?」
75 :1 :2011/07/01(金) 00:54:16.24 ID:jEIvA3BX0
一夏「こっちに近づいてきてやがる! このままじゃまずいぞ!」

一夏「来い、白式!」

白式「うん!」

じゃきん!

一夏「よし! うまく気絶させて……」ピー

一夏「え……」

シールドエネルギー残量30

白式『ご、ごめんなさい、おなかが、すいて、力が……』

一夏「ええええ!?」

虎「がるる!」

一夏「くそ、こうなったら、この残量でやるしか!」

虎「がる!」

一夏「くらえっ!」

虎「がる!」びくっ!

一夏「あ、逃げた……」

白式『意外と臆病なのかな?』

一夏「ともかく、助かったな……」

白式『う、うん……』ピー

一夏「っ」

白式「あう……」ばたり

一夏「白式!?」

白式「おなか、ぺこぺこ……」ぐぅ〜

一夏「……なんだ、それだけか……」ほっ
76 :1 :2011/07/01(金) 00:54:42.19 ID:jEIvA3BX0
白式「うぅ……」ぐったり

一夏「完全にエネルギー切れか……。すぐに何か食事を取らせてやりたいところだが……
    なんでどこにも人がいないんだ……?」

白式「さっき、放送で、虎が逃げたって……あの虎がそうなんだよ……
    だから、戦ってた、私たち以外、みんな非難をしたんだと思う……」

一夏「そうか……ともかく、俺たちも非難しなくちゃな」

白式「い、ちか……わたし、も、う……」

一夏「っ、白式!? 何か、食べられそうなものは……!
    ジュースですまないが、我慢してくれ……」自販機

白式「うん……」ごくごく……

一夏(これ以上白式を展開させるのは危ないな……そうなるとやっぱり非難を優先したほうが……)

白式「……っ、いちか……」ゆびさし

一夏「なっ、ま、まさか……」

虎「がるる……」
77 :1 :2011/07/01(金) 00:55:08.95 ID:jEIvA3BX0
白式「うぅ……」ぐったり

一夏(くそ、この状況じゃ、逃げられるかどうかも……)

虎「がるっ!」

一夏「っ!」防御姿勢

虎「……」

一夏「あ、あれ?」

虎「ガルル♪」すりすり

一夏「……は?」
78 :1 :2011/07/01(金) 00:55:54.82 ID:jEIvA3BX0
箒「それで、どうなったんだ?」

一夏「結局その虎はすごくおとなしい性格だったらしくてな、
    すぐ係員の人と合流できて元の檻に閉じ込められたってわけだ」

一夏「客を非難させたのも念のためってことだったらしい」

箒「しかし災難だったな。白式もこわかっただろう?」

白式「うん。でも、その後ミスタードーナッツの食べ放題券もらえたからいいの!」

一夏「お前、店にあったドーナッツ全部食べたからな……」

白式「だって、エネルギーが足りなかったんだもん」

箒「災難だったんだな。店が」

一夏「あぁ、店員が涙目だったな」

箒「そろそろ話は終わりだ。模擬戦を始めるぞ」

一夏「あぁ、じゃあ行くか」

白式「うん、今日のエネルギーは全快だよ!」

一夏「よし、それじゃあ」

一夏「行くぞ白式!」

白式「うん、行くよ一夏!」
79 :1 :2011/07/01(金) 00:57:37.14 ID:jEIvA3BX0
一夏「ふぅ、いい汗かいた」

白式「そうだ、一夏。今週末って予定あいてるの?」

一夏「あぁ、あいてるけど」

白式「それじゃあ、お願いがあるの!」

白式のお願いの内容
>>82
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/01(金) 01:02:16.03 ID:QVStO8RIO
Kskst
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/07/01(金) 01:06:09.14 ID:O/0fVIMqo
kskst
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/01(金) 01:06:15.55 ID:Ey6tHtmCo
デート
83 :1 :2011/07/01(金) 01:09:45.46 ID:jEIvA3BX0
一夏「お願い?」

白式「一緒に出かけてほしいの!」

一夏「この間も一緒にジャスコに行っただろ?」

白式「そ、そうじゃなくて、デートがいいの……」

一夏「デートって、お前にはまだ早いぞ」

白式「早くないもん!」

一夏「しょうがない。じゃあ>>85にでも行くか」

白式「やったぁ!」

>>85
デートで行く場所
>>87
デート中に巻き込まれる事件的イベント
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/01(金) 01:40:30.05 ID:0TEZY3QSO
ksk
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/01(金) 01:41:00.48 ID:0TEZY3QSO
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/01(金) 01:46:41.49 ID:0TEZY3QSO
ksk
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/01(金) 01:47:30.64 ID:0TEZY3QSO
遭難して無人島に
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/01(金) 07:38:28.56 ID:rJ0a519DO
白式って元々女の子じゃ……?
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/01(金) 08:45:58.96 ID:yynNc9AIO
ブレスレット→少女ってことでしょ
90 :1 :2011/07/01(金) 23:12:30.63 ID:jEIvA3BX0
一夏「よし、せっかく夏だから海に行くぞ!」

白式「やったー!」

一夏「ついでに水着も買わなきゃな」

白式「楽しみ!」


箒「……聞いたか?」

鈴「うん、聞いた」

セシリア「今週末、ですわね」

シャル「一夏をこれ以上ロリコンにさせるわけには行かないよ! 絶対に先回りして2人きりにだけはさせないようにしなきゃ!」

ラウラ「お前たちはまた性懲りもなく盗み聞きか……。教官に叱られても知らんぞ」
91 :1 :2011/07/01(金) 23:22:18.46 ID:jEIvA3BX0


白式「わーい、海だ海だー!」白ワンピ水着

一夏「すっかり忘れてたが、海水に入っても大丈夫なのか?」

白式「うん、大丈夫!」

一夏「それならいいんだが……しかし……」

がやがや

一夏「すごい人の量だな……」

白式(これじゃ一夏と二人きりで楽しめない……)

白式「! そうだ、あのゴムボートであそぼ!」

一夏「かまわないが……うーん、この値段なら借りるより買ったほうがいいな」

白式(今度こそ、一夏と二人きりになるチャンス!)


箒「く、いたか!?」

セシリア「いませんわ!」

鈴「こっちもいないわ……」

シャル「ここまで人が多いなんて、予想外だったよ……」

ラウラ(そういえばこの水着、一夏がかわいいって言ってたな……。かわいい……///)
92 :1 :2011/07/01(金) 23:27:16.30 ID:jEIvA3BX0
ちょっと沖

一夏「結構いい感じだな」ぷかぷか

白式「うん!」ぎゅっ

一夏「ところで、そんなにくっつかれると暑いんだが……」

白式「……一夏のバカ……」

一夏「?」

白式「……でも、いいや。だって、今日は一夏とデートなんだもん♪」

一夏「いいか白式。またラウラの知り合いから知識を教わったんだと思うが、たぶんそれ、間違ってるぞ」

白式「ラウラも言ってたけど、お姉ちゃんが教えてくれることは正しいことだもん!」

一夏(白式もラウラも成長したら恥をかくんだろうな……)


ラウラ「くしゅんっ!」

シャル「? ラウラ、風邪?」

ラウラ「そ、そんなはずはないんだが……」
93 :1 :2011/07/01(金) 23:35:39.79 ID:jEIvA3BX0
一夏「……すぅ、すぅ……」

白式「……くぅ、くぅ……」

ばしゃっ!

一夏「っ!? や、やばっ、寝ちまった!」

しーん

一夏「し、島か? もしかして、俺たち、流されて……。あのでかい島は日本だよな……?」

白式「うーん……」

一夏「白式が一緒でよかった……あの距離なら最悪飛んで戻れるな……」ほっ

白式「一夏、どうしたの……?」

一夏「起きたか? ちょっと来てくれ」

白式「んー……」

ぴかー

一夏「……ん?」ぴー

シールドエネルギー のこり150

一夏(こ、これじゃ、途中で落ちる……ダメだ、一度別の方法を……そうだ!)

一夏「箒! セシリア! 鈴! シャル! ラウラ! 誰でもいいから、メッセージに気づいてくれ!」

一夏「無人島に遭難しちまったみたいなんだ! 座標はメッセージと一緒に送っておく! 頼むぞ!」

一夏「……これで誰か、気づいてくれるはず……」

白式「……ふにゅ、どこここ……?」
94 :1 :2011/07/01(金) 23:43:23.61 ID:jEIvA3BX0


一夏「しかし、夏とはいえ、水着一枚だとさすがに冷えるな……白式は大丈夫か?」

白式「それよりおなかすいた……」

一夏「そういえば、朝食食べただけだからな」

白式「エネルギー残量がどんどん減ってるよ……」

一夏「といっても、食べられそうなものを探せるような時間じゃないからな」

白式「……一夏、くっついていい?」

一夏「あぁ、大丈夫だけど……」

白式「ん……」ぴたっ

一夏「……」

白式「……怖いよ、一夏……このまま、エネルギーが切れたら、私、どうなっちゃうの?」

一夏「……ごめん、俺もわからない……」

白式「いままで、表示されてるエネルギーが0になったときは何度もあったよ。でもそれとは別に展開や活動のためのエネルギーが完全に切れたことはないの……だから、怖いよ……」

一夏「……」ぎゅっ

白式「っ!///」

一夏「大丈夫だ。俺が守ってやるから」

白式「……うん」
95 :1 :2011/07/01(金) 23:48:15.20 ID:jEIvA3BX0
翌朝

千冬「この馬鹿者!」ごつんっ! ごつんっ!

一夏「いてぇ!」

白式「はうっ!」

千冬「ボートに乗ったまま昼寝して夕方まで寝過ごし、おまけに無人島から帰ってこれない? 場かも休み休みいえ!」

2人「「ごめんなさい……」」

千冬「まったく。お前たち二人ともグランドを50週走って来い! いいな!」

一夏「はい……」

白式「……ごめんね、一夏。私が海に行きたいなんていったから……」

一夏「いいんだよ。俺も楽しめたし。それに……」

白式「? 私の顔に何かついてる?」

一夏「いや、なんでもない」

一夏(白式の本音。ちょっとだけ聞けたからな。絶対に、守ってやるからな、白式)


続く
96 :1 :2011/07/01(金) 23:51:05.48 ID:jEIvA3BX0
>>200くらい行ったら一度まとめの話を書く予定
それまで安価が元の小ネタを続けます。たぶん

次回の白式ちゃんは?
>>99
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/07/01(金) 23:55:57.24 ID:33YDWc2co
一夏のHDDや携帯電話のメモリを解析
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/01(金) 23:58:15.36 ID:VoeuYp9IO
一夏の下着を見つける
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage ]:2011/07/02(土) 00:03:17.81 ID:OHPwNi1U0
>>97
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/02(土) 01:14:05.51 ID:99RgXfbs0
>>100いただき♪
101 :1 :2011/07/04(月) 00:05:02.74 ID:jZGVcObD0
今日書くつもりだったんだが眠くて無理そう。明日休みだから必ず書く
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/07/04(月) 01:41:26.18 ID:Lyl+utWSo
>>100
なんとも微妙
103 :1 :2011/07/04(月) 20:43:14.88 ID:jZGVcObD0
白式「いちかー、遊ぼうよー!」

一夏「……」

白式「何で無視するのさ! いたずらしちゃうよ!」

一夏「……」

白式「ほら、みてみて、一夏の絵を描いたんだよ!」

一夏「……」

白式「い、一夏……」

ごつん!

千冬「うるさいぞ、織斑! 今は授業中だ!」

一夏「な、何で俺が怒られて……」

千冬「お前のISだろう? 黙らせるか出て行くか決めろ」

白式「いちかー!」

一夏「……白式、少し静かにしてくれないか?」

白式「……えー、だって……」

一夏「頼むから、静かにしてくれ」

白式「じゃあ、あそんd……」

千冬「いい加減にしろ! 黙れないのならさっさと出て行け!!!」
104 :1 :2011/07/04(月) 21:00:00.37 ID:jZGVcObD0
一夏「……本当に追い出されてしまった……。今回の範囲、ぜんぜんわからないのに……」

白式「これで遊べるね、一夏!」

一夏「……なぁ、白式。今回ばかりは怒ってもいいか?」

白式「え、何が?」

一夏「授業中に遊ばない、それにしゃべらないって約束しただろ! それに今回は一度言っても言うことを聞かなかっただろ!!!」

白式「う、そ、それは……」

一夏「お前は当分俺の部屋から出るの禁止だ!」

白式「で、でも、実施訓練は……」

一夏「別にお前がいなくたって別のISで……」

白式「えー! 一夏の浮気もの!」

一夏「……」ぷつん

ごつん!!!

白式「い、痛いっ!」

一夏「謝るならまだしも何を考えてるんだ!」

白式「……ご、ごめんなさい……でも、最近全然遊んでくれないから……」

一夏「言い訳は聞いてない!!! 今日から本当に部屋から出るのは禁止だからな!!!」

白式「……うぅ……」
105 :1 :2011/07/04(月) 21:07:13.48 ID:jZGVcObD0
白式「……本当に部屋においていかれちゃった……」

白式「おまけに、ドアの外から鍵をかけられちゃってる……ご飯はおいてあるけど……」

白式「……後で、一夏にもう一度謝ろう……」


数時間経過

白式「……」

白式「ひまだなぁ……」

白式「一夏のパソコン、使ってもばれないかな?」

白式「……遊んでみよう」PC起動

白式「あ、パスワード。でも私には無意味だよ」カタカタカタ……

白式「一夏のDドライブ、覗いちゃえ!」

白式「……! こ、これって……」



白式ちゃんが目にしたのはいったい何!?
>>106
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/07/04(月) 21:20:57.90 ID:fTtfJFvAO
白式の画像
107 :1 :2011/07/04(月) 21:35:40.83 ID:jZGVcObD0
白式「……一夏、何で私の画像を……?」

白式「……」

白式「……もう覗き見はいいや」

白式「もう少ししたら一夏も帰ってくるし、やっぱりちゃんと謝ろう……」


そしてさらに数時間後

白式「一夏、ごめんなさい……」

一夏「いや、わかったならいいんだ。ごめんな、殴っちまって」

白式「ううん、私が言うこと聞かなかったのがわるいから……」

一夏「夕飯はまだ食べてないだろ。一緒に食堂に行くぞ」

白式「うん!」

一夏「……ん? 何でパソコンが……」

白式(け、消すの忘れてた!)

一夏「……白式?」にこにこ

白式「あ、あはは……」

一夏「よし、夕飯はたまねぎのサラダだからな」

白式「うっ、たまねぎやだ……」

一夏「じゃあ食べなくていいぞ」

白式「あうー……」


続く
108 :1 :2011/07/04(月) 21:36:32.54 ID:jZGVcObD0
次回の白式ちゃんは?
>>109
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/04(月) 21:41:41.98 ID:F55utieSO
一夏の目の前でおもらし
そして性的なお仕置き
110 :1 :2011/07/04(月) 22:01:33.76 ID:jZGVcObD0
白式「一夏、ジュース買ってー!」

一夏「はいはい」

箒「相変わらず早い仲直りだな」

一夏「まぁ、好きで喧嘩しているわけじゃないからな」

白式「ん、おいしい! もっと買ってよー」

一夏「だめだ。あんまり飲むと腹壊すぞ」

白式「ぶー」

箒「なんだか最近厳しすぎはしないか? テストが終わってからもあまり遊んであげていないんだろう?」

白式「そうだよー!」

一夏「そんなことないって、昨日遊んであげたし、ジュースだって飲みすぎるのは……」

白式「な、何、その視線は! あ、あれはおもらしじゃないってば!」

箒「……あぁ、やっぱりあの時……」

白式「! だ、だから違うってば!」
111 :1 :2011/07/04(月) 22:12:12.43 ID:jZGVcObD0
白式(何とか話の流れが変わったけど……)

白式(と、トイレに行きたい……でも、もしそんなこと言ったら、また馬鹿にされちゃうよ……)

一夏「よし、それじゃあ、訓練を始めるか」

箒「そうだな。こい、紅椿!」

一夏「よし、やるぞ、白式!」

白式「え、う、うん!」ぴかー

一夏「……あ、あれ? なんだか動きづらい気が……」

箒「大丈夫か? もしかすると白式に異常でもあるんじゃないのか?」

白式『へ、平気だよ! 別にエネルギーもあるし……』

一夏「やっぱり焦ってるみたいだし……何か隠してるだろ。すぐにメンテナンスに行くぞ」

白式『だ、大丈夫だって……』

箒「そうは見えないぞ。すぐにでも」

白式『ほ、箒まで……』

一夏「すぐに人型に戻すからな」ぴかー

白式「あ……」

一夏「ほら、おんぶしてやるから。行くぞ」

白式「う、うん……」
112 :1 :2011/07/04(月) 22:26:26.62 ID:jZGVcObD0
白式「……ん……」

一夏「大丈夫か? 顔色が悪いぞ」

白式(い、一夏が揺らすから……)もじもじ

箒「白式、どこが悪いんだ? もし大変な故障とかだったらすぐに姉さんを……」

白式「だ、だから、故障じゃ……///」

白式(ゆれ、すぎ……も、もう、我慢、出来ないよ……)

白式「い、いちか……おし、っこ……///」

一夏・箒「「え?」」

白式「もう、だめぇ……///」

じゅっ……しょおー……

一夏「っ!?」

箒「びゃ、白式!?」

白式「ふえええええ……」

一夏「も、もしかして、トイレを我慢して……?」

白式「だ、だって、一夏たちに、馬鹿にされると思ったんだもん……」

箒「す、するわけないだろう!」

一夏「と、とにかく一度風呂にするぞ……俺も濡れちゃってるし……箒、白式のこと頼むぞ」

白式「……一夏と一緒がいい……」

一夏「は?」

白式「一夏と一緒に入りたい……」

箒「……入れてやれ。どちらにしろ片づけをする人間が必要だろう」

一夏「け、けど、こいつ、女の子だぞ」

箒「以前も一緒に入っていたことがあるだろう! それにお前はシャルロットとも……」

一夏「あ、あれはシャルが後から……」

箒「いいからさっさといって来い! 私の怒りが沸点を越える前にな!」

一夏「す、すいませんでした!」
113 :1 :2011/07/04(月) 22:41:37.50 ID:jZGVcObD0
一夏「よし、流すぞー」

白式「う、うん……」しゃわー

一夏「次からはトイレ行きたいならすぐに言えよ?」

白式「うん……」

一夏「……」

白式「……」

一夏(ま、間が重い……)

白式「……一夏、怒らないの?」

一夏「え?」

白式「だって、一夏に、おしっこかけちゃったから……」

一夏「我慢できなかったんだろ、なら仕方ないからな」

白式「……で、でも、その、私が正直に言えば、一夏には……」

一夏「別に怒ってないっていってるだろ。お仕置きでもしてほしいのか?」

白式「お、お仕置き!? な、なにするの……?」

一夏「っ!」

一夏(い、いじめたくなるような顔、するなよ……お、俺は断じてドSなロリコンでは……)

白式「ね、ねぇ、本当に何するの……?」ふるふる

一夏「……お尻ペンペンだな」

一夏(って、俺は何を言って!?)
114 :1 :2011/07/04(月) 23:17:38.26 ID:jZGVcObD0
白式「そ、その、ここで? そ、それはさすがに、その……///」もじもじ

一夏(そうだよな、白式も女の子だし、さすがにそれは……)

一夏「ダメだ、お前がおもらししちゃったんだろ?」

一夏(って、いいたいことと実際に言ってることが違う!)

白式「で、でも、裸だと、その……///」

一夏(だ、だめだ、もう理性が……)

一夏「ほら、これで逃げられないだろ」ひょいっ

白式「ひゃ!?/// い、一夏、この状態じゃ、あ、あそこ、丸見えに……///」

一夏「叩くぞ!」すっ

白式「いやあああああ!!!///」雪羅展開

そして、その日大浴場の半分が消し飛んだ
115 :1 :2011/07/04(月) 23:23:33.76 ID:jZGVcObD0
束「っていうのを考えてみたんだけど、ちーちゃんはどう思う?」

千冬「馬鹿な話しをしている暇があったら早く手を動かせ!」

束「もう、ちーちゃんはせっかちだなぁ。はい、メンテナンス終わったよ」

白式「うーん……」

束「調子悪いところはないかな?」

白式「はい、博士。で、でも、なんだかメンテナンスされながら、へ、変な会話が聞こえた気が……」

束「気のせいだよ〜。ね、ちーちゃん」

千冬「私に振るな。さぁ、以上もないとわかったからな。行くぞ白式」

白式「はーい」

白式「……え、束博士の妄想だったからがっかりしちゃったの?」

白式「このロリコン共め♪」


続く
116 :1 :2011/07/04(月) 23:25:14.72 ID:jZGVcObD0
エロ過ぎるのはアウトだと思うので、これが限度
次の安価は出来ればあまりエロくない方向で
エロでもいいけど、あまりうまくかけないんだ


次回の白式ちゃんは?
>>118
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/04(月) 23:26:41.66 ID:9b2nm0KIO
kskst
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/04(月) 23:27:28.58 ID:9b2nm0KIO
一夏とシャルが仲良くするのに嫉妬
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/04(月) 23:29:08.65 ID:CgfewVF50
一夏とさらにエッチなこと…いやなんでもない
120 :シャル絡みの安価にテンションがあがる1 :2011/07/04(月) 23:34:10.01 ID:jZGVcObD0
一夏「シャル、だいぶ箸の使い方うまくなってきたな」

シャル「えへへ、練習したからね」

一夏「お祝いに今度そばでも一緒に食べに行くか」

シャル「え、一夏と一緒に!?」

一夏「もちろんだよ。そうだ、箒たちにも……」

シャル「待って、一夏! その、2人じゃダメ……かな?」上目遣い

一夏「う、わ、わかったよ」

シャル「やったぁ!」


壁から覗き見

白式「うぅ、一夏、私をかまってくれないのに、何でシャルにばっかり……」
121 :1 :2011/07/04(月) 23:42:51.98 ID:jZGVcObD0
一夏「シャル、白式も連れて行っちゃダメなのか?」

シャル「うん、やっぱり二人きりがいいな」

一夏「よし、それじゃあ箒かラウラに面倒を見てもらうか」

シャル「ふふ、なんだか2人きりでお出かけって久しぶりだね」

一夏「そういえば、以前水着買いに行ったとき以来だな。あの時は……あ///」

シャル「な、何を思い出してるのさ! 一夏のえっち……///」

一夏「そ、そう言うつもりじゃ///」

シャル「……そ、そうだよね……ごめんね、一夏」

一夏「いや、こっちこそ……」

白式(なんだかよくわからないけど、少し空気が重くなってる! もし会話に入るなら今だけだね!)

白式「一夏、シャル、何はなしてるの?」
122 :1 :2011/07/04(月) 23:49:03.93 ID:jZGVcObD0
一夏「あぁ、今度、シャルと一緒に出かけることになってな」

白式「私も行く行く!」

一夏「いや、シャルが2人がいいって言ってたからな。お前は留守番だ」

白式「えー……シャル、ダメなの?」上目遣い

シャル「ごめんね白式、僕もたまにはわがままを言いたいんだ」

白式(ダメだ、シャルはもう意見を変えるつもりは微塵もない……なら!)

白式「いちかぁ、シャルと私のお願い、どっちが大事なの!?」

一夏「お前はいつもわがままばかりだからな。今回はシャルのわがままに付きあわせてくれ」

白式(い、一夏が揺らがない!? ま、まさか、一夏、シャルに気が……? それとも、一シャルを推す別の圧力が……?)

一夏「というわけだ。いい子にしているんだぞ」

白式「……うん……」
123 :1 :2011/07/04(月) 23:51:03.55 ID:jZGVcObD0
途中だが、眠いので寝ます。
シャルと一夏のお出かけはまた次回で……

シャルと一夏がデート? そしてそれを尾行する白式と箒とラウラ
もちろん事件が起きないはずがない。何が起こった?
>>125
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/07/04(月) 23:55:11.20 ID:r53uSyrAO
加速
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/07/04(月) 23:55:39.43 ID:r53uSyrAO
箒が禿げた
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage ]:2011/07/04(月) 23:56:30.16 ID:u59S5x070
一夏がシャルの服&下着選びをさせられることに
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/05(火) 13:32:13.17 ID:78mrRVw10
一夏とシャルが強盗に捕まった。
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/05(火) 22:03:22.69 ID:cgBlC8wLo
予想外過ぎワロタ
129 :1 :2011/07/07(木) 00:00:47.15 ID:myBu/H1K0
一夏「この近くにお勧めの蕎麦屋があるんだけど、ご飯と買い物はどっちが先のほうがいいかな?」

シャル「えーっと、やっぱり買い物かな?」

一夏「じゃあ商店街にでも行くか」

シャル「うん!」


壁のむこう

箒「白式の言ったとおり、これは間違いなくデートだな」

白式「だよね! やっぱりシャルが抜け駆けしてるんだね!」

ラウラ(確か白式もこの前一夏とデートをしていなかったか?)

箒「しかし、鈴とセシリアが一緒に尾行していないと言うのも珍しいな」

白式「それならちゃんと理由があるんだよ。ラウラと一緒に考えた作戦で……」


鈴「あら、一夏じゃない!」

セシリア「これはこれは一夏さん。偶然ですね」

一夏「お、鈴、セシリア。二人とも買い物か?」

鈴「そうよ。まぁ、何を買うってわけでもなくウィンドウショッピングしてるだけだけど」

セシリア「一夏さんもお買い物ですの?」

シャル(ぐ、偶然だよね? で、でも、何でこのタイミングで……)


ラウラ「どうだ、完璧な作戦だろう」

箒「完璧かどうかはわからんが……いったいどっちが考えた作戦なのか気になるな……」

ラウラ・白式「「クラリッサ(お姉ちゃん)が考えた作戦だ(よ)」」

箒(これが噂に聞くクラリッサさんの作戦か……さすがだ……)
130 :1 :2011/07/07(木) 00:05:18.80 ID:myBu/H1K0
鈴「ふーん、二人でお買いものねぇ……」

一夏「まぁ、シャルは何だかんだ言って普段から我慢してたりするところがあるだろ? だからたまに頼まれたお願いだからな。なんとしてもかなえてやりたくて」

セシリア「では、わたくし達も一緒に……」

一夏「いや、それはやめておくよ。二人きりって約束だし、もしお前たちと一緒にってことになったら白式に怒られちゃうからな」

シャル「一夏……」


箒「おい、作戦が失敗しそうだぞ」

ラウラ「私に言われても困るんだが……」

白式「と言うか、何で私が怒るの?」

箒「お前をおいていってるのに、他の奴を連れて行くとなると……ってことじゃないのか?」

白式「……なんだか、デートを許せる気がしてきた……」

箒「し、しっかりしろ、白式!」
131 :1 :2011/07/07(木) 00:11:17.34 ID:myBu/H1K0
セシリア「力、およびませんでしたわ……」

鈴「あー、くやしい! 一夏もなんであんなにシャルロットの肩を持ってるのよ!」

箒「お前たち、あきらめるのが早すぎだろ! もっと粘って来い!」

鈴「なによ! そういうあんたが行けばいいじゃない! 私たちは別にもうかまわないし」

セシリア「そうですわ」

箒(何だ、こいつら様子が変だぞ……まさか……)

箒「お前たち、私たちに何か隠し事をしてないか?」

鈴「っ!? な、何のことかしら?」

セシリア「そそそ、そうですわ! わたくし達、決して一夏さんと今度お出かけの予定なんて……」

鈴「ば、バカ!」

箒「なるほど、やはり買収されたのか……」

箒「抜け駆けは許さん! 来い! 紅椿!!!」

鈴「ちょ!? 本気!!? な、なら! 甲龍!!!」

セシリア「っ! ブルー・ティアーズ!!」

わいわいがやがや

白式「と、止めなくていいの?」

ラウラ「やらせておけ。後で後悔するのはあいつらだ」
132 :1 :2011/07/07(木) 00:19:35.14 ID:myBu/H1K0
鈴「くっ! さすが次世代機! でもまだ負けないわよ!!!」

セシリア「そのままおびき寄せてください! 私が援護しますわ!」

箒「今の私をとめられると思うなぁああああ!!!」

セシリア「っ!」ビクッ

ばしゅん!

箒「っ!」ぱさっ

鈴「あっ!」

箒「私の、髪が……」ぱらぱら……

鈴「あの速度の弾をはずすなんて……でもポニーテールは完全にちぎれたみたいだけどね! この調子なら何とかいけそうよ!」

セシリア「ま、待ってください! 様子が変ですわ……!」

一夏『その髪形、似合ってるぞ』

箒「あ、あぁ……」じわっ

鈴「っ! ほ、箒!?」

セシリア「箒さん!? い、いったいどうしましたの!?」

箒「……私の、髪が……っ!」

鈴「な、何ないてるのよ!? に、似合わないわよ!?」

セシリア「そ、そうですわ! か、髪の毛なんて、しばらくすれば……」

千冬「お前たち、こんなところで何をしている?」

鈴・セシリア「「っ!!!」」ビクッ
133 :1 :2011/07/07(木) 00:27:26.70 ID:myBu/H1K0
千冬「なるほど、それでISを使った喧嘩に発展したのか。馬鹿共が!!!」ごつんっ!!!

鈴「あうっ!」

セシリア「す、すいませんでした……」

箒「うぅ……ぐすっ」

千冬「お前ももう泣くのはやめろ。あいつが人を外見で判断するような奴ではないことくらいわかっているだろ?」

箒「……はい……」

千冬「それで、ラウラと白式はまだ尾行を続けているのか?」

鈴「たぶん、そうだと思う……ます……」

千冬「なるほど。あいつらも後から行かせる。お前たち3人はとりあえずグランドを走っておけ」

セシリア「あ、あの、グランドを、何周……ですの?」

千冬「決まっているだろう。夕方までだ」

鈴「えっ、だってまだお昼前……!」

千冬「何度も言わせるな! さっさと走って来い」

セシリア・鈴・箒「「「は、はいっ!」」」

千冬「まったく……」


白式「い、今の、聞いた?」

ラウラ「あぁ、仕方がない。私たちも教官のところに行って……ん? 白式?」

白式「ぜ、絶対に死んじゃうよ! わ、私は逃げるからっ! ……わっ」ぽふっ

千冬「なるほど、聞いていたのなら説明が省けるな……」

白式「……」がくがくぶるぶる

千冬「さっさと走って来い!!!」



一夏「なんだか商店街が騒がしいな」ずるずる……

シャル「そうだね、何かあったのかな?」



続く
134 :1 :2011/07/07(木) 00:28:06.96 ID:myBu/H1K0
さーて、次回のサザエさ……白式ちゃんは?

>>136
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/07/07(木) 00:30:33.51 ID:62unawxLo
5歳分くらい成長
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/07/07(木) 00:34:35.60 ID:B8ZOSAPAO
新しい必殺技を覚える
137 :1 :2011/07/07(木) 00:44:55.51 ID:myBu/H1K0
TV画面「かーめーはーめーはー!!!」

TV画面「ヘルアンドヘブン!!!!」

TV画面「げったあああああ!!! びいいいいいいいいいむ!!!!!!」

白式「……」きらきら

一夏「白式、テレビから離れてみないと目が悪くなるぞ」

白式「一夏! わたしも必殺技がほしい!!!」

一夏「必殺技って……お前には第二形態・雪羅があるだろ」

白式「そうだけど、もっとかめはめはとかヘルアンドヘブンとかゲッタービームみたいなかっこいいのがほしい!」

一夏「雪羅も結構かっこいいと思うけどな」

白式「むぅー!」

一夏「ともかく、俺にはどうにもならないって。どうしてもって言うなら束さんにでも……」

白式「じゃあ博士に相談するもん!」だっ

一夏(冗談のつもりだったんだが……)
138 :1 :2011/07/07(木) 00:47:20.28 ID:myBu/H1K0
束「なるほどねぇ。必殺技がほしいんだ」

白式「一夏は馬鹿だから難しい技じゃなくって簡単に使える技を覚えたいの!」

束「なるほどー。この天才の束さんに任せなさい!」

白式「うん! まかせるー!」

束「それじゃあ、早速改造を始めるよー!」


束さんが白式ちゃんに与えた新必殺技は?
>>140
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/07/07(木) 00:54:57.02 ID:B8ZOSAPAO
加速
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/07/07(木) 00:55:29.73 ID:B8ZOSAPAO
ジャーマンスープレックス
141 :1 :2011/07/07(木) 01:01:25.53 ID:myBu/H1K0
白式「たあああっ!」

束「よし、完璧だよ! 究極な仕上がり! さすが私が作ったISだね!」

白式「これで一夏にも勝てるよ! ……って、ちがーう!!!」

束「あれ、何か違った?」

白式「私がほしいのは、もっとかっこよくって、一夏と合体中に使える技がほしいの……」

束「うーん、そういわれてもなぁ」

白式「はーかーせー……」

束「やっぱりむりだよー」

白式「なんで!?」

束「だって、今から逃げ出さないとちーちゃんに捕まっちゃうもん! じゃあ、またね白式ちゃん!」びゅーん

白式「ま、待ってよー!!!」
142 :1 :2011/07/07(木) 01:03:25.92 ID:myBu/H1K0
白式(結局あのプロレス技、覚えたまんまだよぉ……)

一夏「あ、どこ行ってたんだ白式?」

白式「ちょっと、博士のところ……」

一夏「で、どうだった? かっこいい技でも覚えたか?」

白式「……内緒」



続く
143 :1 :2011/07/07(木) 01:03:55.31 ID:myBu/H1K0
あまり発展できなかった。ごめん

次回の白式ちゃんは?
>>144
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/07/07(木) 01:05:32.92 ID:62unawxLo
料理で一夏をおもてなし
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/07(木) 01:05:43.28 ID:xdTmFmRAO
手のひらサイズに
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/07/07(木) 01:12:56.16 ID:B8ZOSAPAO
>>143
いやいや、充分だよ
147 :1 :2011/07/07(木) 01:13:17.71 ID:myBu/H1K0
セシリア「一夏さん、はい、あーん」

一夏「あ、あーん……」

鈴「ちょっと、一夏、次は私のを!」

一夏「あ、あぁ……」

箒「お前たち! この間のお詫びに今日は私の弁当が一番優先になるんじゃなかったのか!?」

セシリア「だから、私たちは自分で一夏さんのお口に運んであげてるじゃないですの」

鈴「別に一夏も嫌がってるわけじゃないしねー」

箒「くっ、卑怯だぞ!」

一夏「そういえば、箒、髪切ったんだな。やっぱ箒くらいの美人になるとショートヘアも結構似合うな」

箒「び、美人!?///」

セシリア・鈴「むっ!」

一夏「な、何でお前たちは怒ってるんだよ!?」


白式「……なんだか蚊帳の外だよ……わたしも料理が出来ればいいのに……」
148 :1 :2011/07/07(木) 01:23:25.55 ID:myBu/H1K0
白式「と言うわけで、箒、教えて!」

箒「私はかまわないが、何で私なんだ?」

白式「だって、一夏は箒の料理が一番好きみたいだし……」

箒「そうなのか?」

白式「うん、鈴の料理は毎日同じで辛そうだし、セシリアは……言わなくてもわかるよね?」

箒「まぁ、な……」

白式「と言うわけで、日本食の勉強がしたいの!」

箒「私の料理すべてが日本食と言うわけではないがな……」

箒「ともかく、まずは一夏を超えなければ話にならんぞ。あいつはああ見えて料理がうまいからな」

白式「わかったよ!」

箒「まずは簡単に、カレーから作ってみるか」

白式「あいあいさー!」
149 :1 :2011/07/07(木) 01:29:53.33 ID:myBu/H1K0
箒「……正直に言うぞ、白式」

白式「……」

箒「お前に料理の才能はない」

白式「あうっ!?」

箒「第一なんでカレーを作っていて紫色のスライムっぽいものができるんだ!? しかもレシピはあっているはずなのに!」

白式「うぅ……」

箒「はっきり言ってセシリアよりもひどいぞ」

白式「ひ、ひどっ!」

箒「ひどいのはわかっているが、お前はこれを食べる勇気が出るのか?」

白式「……」

箒「料理をするときは必ず、食べてくれる相手のことを思ってするものだ。お前は一夏に毒を盛らせたいのか?」

白式「違う……」

箒「なら今はあきらめろ。だが、練習を重ねればきっと腕も上達する。だからこれからも練習をするのを忘れるなよ」

白式「うん……」
150 :1 :2011/07/07(木) 01:39:05.51 ID:myBu/H1K0
一夏自宅

一夏「……ただいまぁ……ん? なんか変なにおいが……」

白式「……また失敗……」

一夏「っ!? な、何してるんだ白式!?」

白式「わっ!? い、一夏、帰って来てるなら声かけてよ!///」

一夏「そんなことより、それは……」

白式「か、かれー……」

一夏「……」

白式「っ……」うるっ

一夏「っ!?」

白式「だって……一夏に、料理、食べさせてあげて、おいしいって、言ってほしかったんだもん……だから、料理の勉強、一生懸命して……」

一夏「……」ぱくっ

白式「い、一夏!? だ、だめだよ! これ、失敗して……」

一夏「うまいぞ、白式」なでなで

白式「で、でもぉ……」

一夏「お前が心をこめて作ってくれたんだ。ちょっとくらい見た目が悪くてもまずいはずないだろ?」

白式「っ! いちかぁ!」だきっ


白式「……」にこにこ

千冬「で、久しぶりに家に帰ってきた日の夕飯がこれか?」

一夏「い、いや、白式が冷蔵庫の中のものを全部つかっちまって……」

千冬「そうか……」

一夏「あぁ……」

白式「……」にこにこ

千冬「……くっ、い、いただきます」

一夏「っ……いただきます」



翌日、一夏と千冬は食中毒で入院することになったらしい


続く
151 :1 :2011/07/07(木) 01:40:46.70 ID:myBu/H1K0
無敵の千冬さんもさすがに人間です

今夜最後の白式ちゃんは?
>>152
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/07(木) 01:47:30.64 ID:IaoIowySO
他の専用機持ちから性的な意地悪を受ける
153 :1 :2011/07/07(木) 01:53:38.99 ID:myBu/H1K0
一夏「ふー、すっきりしたー」お風呂上り

箒「お、一夏。今あがったところか?」

一夏「あぁ、今日は久しぶりに大浴場が使えたからな。そうだ、ちょうどいい。俺はもう出ちゃったし、大浴場を使っていいから白式を風呂に入れてやってくれないか?」

箒「かまわないが。シャルロットに任せているんじゃなかったのか?」

一夏「あぁ、でも白式もみんなと仲良くしたいって言ってたし、もしよければ、他のみんなも誘ってほしいんだが」

箒「なるほど、その意見には賛成だな。よし、それじゃあ他の奴らも誘ってくるとしよう」

一夏「あぁ、たのんだぞ」
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2011/07/07(木) 01:56:10.08 ID:5wUGcgtA0
うむなかなか
155 :1 :2011/07/07(木) 01:58:04.73 ID:myBu/H1K0
白式「わーい! みんなでお風呂だー! かしきりだー!」ざぶーん

シャル「白式! 飛び込んだらダメだよ!」

ラウラ「まぁ、はしゃぎたい年頃なんだろう。そっとしておいてやれ。どうせ貸し切り出しな」

鈴「あんたのその体で言われても、年上臭がしないんだけど……」

セシリア「体だけならあなたも同じではなくて?」

鈴「なんだとー!?」

箒「しかし、この面子で風呂とは……いつかの温泉を思い出すな」

シャル「そういえばそんなこともあったね。確かあの時は……」

セシリア「誰かさんが……」

鈴「抜け駆け、したんだよね」

白式「っ!?」ぞくっ

箒「ちょうどいい。白式。話がある。こっちに来い」

白式「な、なに? 箒、顔が、笑ってるのに、怖いよ……?」
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage ]:2011/07/07(木) 02:02:09.19 ID:1IEOGi6E0
こええwww
157 :1 :2011/07/07(木) 02:02:13.44 ID:myBu/H1K0
箒「わかっていると思うが、ここにいるメンバーはみんな一夏のことが……そ、そのだな……」

シャル「みんな一夏のことが好きなの。白式もわかるよね?」

白式「うん」

鈴「それでね、やっぱりはっきりした関係になるまで抜け駆けはいけないと思うんだよね」

セシリア「つきましては、お仕置き、ですわね」

白式「っ!? お、お仕置きはやだよ!」

ラウラ(私がキスをしたことは全員忘れているようだな……敵にならなくてよかったと思える。これが女か……)

箒「それじゃあ、どんなお仕置き方法を取るか……」


白式ちゃんの受ける性的な(?)お仕置き
>>157
158 :1 :2011/07/07(木) 02:02:40.17 ID:myBu/H1K0
再安価
>>159
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/07/07(木) 02:07:59.92 ID:62unawxLo
ひとまずタオルで目隠し
160 :1 :2011/07/07(木) 02:13:06.30 ID:myBu/H1K0
白式「っ!? あ、あれ、な、なに!? 前、見えないよ!?」

シャル「タオルで目隠ししたからね。ほら、よく言うでしょ? 処刑される前に目隠しすれば恐怖が薄れるって」

白式「そ、そんなことないよ、余計に怖いもん!」

箒「さて、それじゃあ、どうしてやろうか?」

>>161
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/07/07(木) 02:19:26.40 ID:E9WImp2ho
全身弄り
162 :1 :2011/07/07(木) 02:25:59.06 ID:myBu/H1K0
鈴「とりあえず、くすぐりの刑でいいんじゃないの?」

セシリア「そうですわね……では、さっそく」こちょこちょ

白式「ひゃっ、あははははっ! だ、だめぇ!///」びくびく

鈴「おっと、逃がさないわよ!」がしっ、こちょこちょ

箒「足だけじゃ物足りないだろうからな腕もくすぐってやろう」こちょこちょ

シャル「横腹とかもどうかな?」

ラウラ「なら余ってる腕をくすぐるのは私がやろう」

白式「あはははっ、も、もうやめてぇ!///」

鈴「太もももくすぐってあげる♪」

白式「あはははははっ、ほんとに、もう、ダメェ///」びくびく、じたばた

箒「しかし……」

シャル「これは……」

セシリア「なかなか……」

5人(((((楽しい!)))))

白式「も、もう、ほんとに、ダメェ……///」ぴくぴく
163 :1 :2011/07/07(木) 02:30:31.10 ID:myBu/H1K0
箒「次に抜け駆けしたらこの程度では済まさないからな、よく覚えておくんだ」

白式「はぁ……はぁ……///」

シャル(でも、本当にいじめたくなるタイプっているんだね……)

セシリア(本当ですわね)

鈴(もっと喘いでる姿を見たいってのはあるわ)

箒「……さて、私からのお仕置きは終わったし、次はセシリアからのお仕置きだな」

他4人「「「「!!!」」」」

白式「ま、まだ、あるの……?」

シャル「ほ、箒、さすがにそれは……」

セシリア「くすぐりの刑の続きですわ♪ 今度はもっと気持ちのいいところを……」

白式「や、やだああああ!!!」雪片弐型召還

5人「「「「「!!!?」」」」」

その日、大浴場は大破した
164 :1 :2011/07/07(木) 02:34:17.52 ID:myBu/H1K0
千冬「なるほどな、事情はわかった」

5人「「「「「……」」」」」

千冬「しかし、こんな純粋な子供に悪戯をしたのが言い訳か。なるほどな……」

千冬「全員グランドを朝まで走って来い!!!」

5人「「「「「は、はい!!!」」」」」

白式「うぅ……ぐすっ……」

千冬「災難だったな。だがいつまでも泣いているんじゃない」

白式「だってぇ……///」

千冬「……もういい。一夏のところへ帰って泣いていろ」

白式「……(こくん)……」たったったっ

千冬(確かに、いじめたくなる気持ちもわからなくはないな……)


続く
165 :1 :2011/07/07(木) 02:36:41.84 ID:myBu/H1K0
そこまでエロくなかったかもしれない。ごめんね
次の更新は明日か明後日のどちらかの予定
そして最終回が近づいている予感……

さーて、明日の白式ちゃんは?
>>168
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage ]:2011/07/07(木) 02:42:15.18 ID:1IEOGi6E0

専用気持ち怖えー

kskだよ!!
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/07(木) 03:27:49.96 ID:jyRDbeVl0
一夏に怪しい影が…
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/07(木) 03:30:18.42 ID:jyRDbeVl0
一夏の様子がおかしくなる
169 :1 :2011/07/07(木) 08:21:17.69 ID:myBu/H1K0
仕事に行く前に1レス


白式「箒ー!」

箒「どうしたんだ? こんな朝から一人なんて珍しいな」

白式「た、たいへんなんだよ!」

箒「?」

白式「一夏が、一夏が……」

箒「!? 一夏がどうしたんだ!?」

白式「そ、それが……変なんだよ!」

箒「……は?」


一夏はどんな風に様子がおかしい?
>>172
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/07(木) 08:54:47.44 ID:xdTmFmRAO
ksk
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage saga]:2011/07/07(木) 09:18:35.91 ID:F1iW4oKto
キス魔になった
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/07(木) 09:57:26.22 ID:DqhTiKADO
厨二病になった
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/07(木) 16:04:31.08 ID:K/HyG9dIO
ふむ
174 :1 :2011/07/07(木) 23:12:01.10 ID:myBu/H1K0
一夏「おい、どこに行ってたんだよ。探したんだぞ」

箒「? どこもおかしくなんかないじゃないか」

白式「ほ、ほんとにおかしいんだよ……」

箒「まぁ、誘う手間が省けてちょうどいい。朝のトレーニングに行くぞ」

一夏「! そうやって油断したところで俺を倒すつもりだな、箒……いや、貴様はいったい何者だ!? 本物の箒をどこにやった!?」

箒「……は?」

一夏「口を割るつもりはないか……なら、やるしかないな……」

一夏「精霊界を包み護りし白銀の霧よ、今我との契約のためにここへ召還されよ! 白式≪シルバー・ミスト・ローブ≫!!!」

白式「……行きたくない……」

箒「な、なんだ、あれは?」

白式「朝からずっとあの調子なの……」

箒「……」
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/07(木) 23:14:42.97 ID:2/LFn7iKo
これはひどいwwww
176 :1 :2011/07/07(木) 23:22:41.23 ID:myBu/H1K0
一夏「くそ、何で白式≪シルバー・ミスト・ローブ≫が召還できないんだ!? まさか、ついに力の代償が……」

箒「一夏がああなった理由に心当たりとかないのか?」

白式「私は何にも……」

箒「となると原因不明だな……」

白式「でも、どうしよう……一夏があんなじゃ一緒にいられる自信がないよ……」

箒「確かに、かなり痛いからな……」

一夏「ぐおおおお、沈まれ、俺の右腕えええええ!」


シャル「それで?」

箒「そのあと、今日は外に出れない。仮に出てしまったらみんなを巻き込んでしまうとか言いながら部屋に閉じこもった」

セシリア「そ、それってやはり……」

箒「あぁ、おそらく……」

ラウラ「確か厨二病という奴だな。話だけなら聞いている」

白式「一夏、病気なの!?」

ラウラ「あぁ、こじらせると死に至ると言う病らしい」

セシリア「あの、ラウラさん、少し静かにしてもらえませんか?」

ラウラ「なに!? 嫁の一大事に静かになんてしていられるか!!!」

シャル「ラウラ、一夏は大丈夫。今のところはね。それにしても、厨二病にしても急すぎないかな?」

箒「そう。問題はそこだ。必ず何か理由があるはずだ。たとえば……」
177 :1 :2011/07/07(木) 23:40:20.02 ID:myBu/H1K0
箒の予想

一夏「ふー、今日も一日疲れたなー」

一夏「ん? こんなところに栄養ドリンクがおいてあるぞ!」

一夏「俺の部屋にあるんだしもらってしまえ!」ごくごく

束「ふっふっふ」


箒「……という感じじゃないか?」

セシリア「うわ、ありそうですわね」

シャル「いくら一夏でも部屋にあるからって拾い食いみたいな事はしないと思うよ。もしかすると……」


シャルの予想

一夏「あぁ、せっかくIS学園にいるのに、もてないなんて……彼女がほしい」

一夏「そうだ! 友人Aに相談しよう!」

友人A「それなら厨二病になればいいのさ!」

一夏「な、なんだってー!?」


シャル「と言うのはやっぱり無理があるかな?」

箒「だが自分がもてていないとは思っていそうだな」

セシリア「待ってください。一夏さんが自分の意思であんな行動を取っているとは思えませんわ! おそらく……」


セシリアの予想

一夏「……くそ、やっぱり恥ずかしかった……」

2組「ふふ、言われたとおりにできたようね」

一夏「あぁ、言われた通りにしたんだ! 俺のセシリアに設置した爆弾を解除しろ!」

2組「何勘違いしてるの? 私の命令はまだ終わってないわよ。そうね、私と付き合うって言うのはどうかしら?」

一夏「な、何でお前なんかと!? 俺にはセシリアが……」

2組「それなら、このスイッチを……」

一夏「や、やめろ! ……わかった、付き合うよ……」


セシリア「って感じで……」

鈴「ごるぁああああああ!!! 今の今まで私がいなかったのをいいことになに言ってるんじゃあああああ!!!!」

セシリア「じょ、冗談ですわ……」

白式「ま、まじめに考えてよー」
178 :1 :2011/07/07(木) 23:53:06.39 ID:myBu/H1K0
鈴「なるほどね、一夏が厨二病に」

白式「ど、どうしよう……」

鈴「……心当たりがないこともないわね」

5人「「「「「!!!」」」」」

鈴「ほら、私、一夏と同じ中学だったじゃない。あの頃の一夏もたまに発作が起こってたのよ」

箒「まさか、今回だけじゃなかったのか?」

鈴「と言っても、嘘みたいな理由があってね……あれは、千冬さんと弾と私と一夏、4人で行った旅行の旅先での話よ」



一夏「催眠術?」

鈴「そう! なんだか有名な占い師らしいの!」

弾「占いって……眠術とどう関係してるんだよ?」

鈴「まぁまぁ、占ってもらおうよ! 前世とかもわかるらしいし」

千冬「ふん、くだらん。所詮は迷信だろう」

一夏「まぁまぁ、せっかくなんだし占ってもらおうぜ」



箒「それで?」

鈴「そこの占い師に占ってもらってる最中に事件は起きたの……」
179 :1 :2011/07/07(木) 23:58:55.85 ID:myBu/H1K0
占い師「次はそこの君」

一夏「はい」

占い師「この蝋燭の火をよぉくみつめて……」

一夏「……」

占い師「君の中に眠る魂の記憶を呼び覚ますからね。そのまま、身を委ねて……」

一夏「……っ」

占い師「君はいったい何者かな?」

一夏「俺は……天界の守護者だ」

占い師「は?」



5人「「「「「……」」」」」

鈴「嘘みたいでしょ? でも、それ以来一夏、蝋燭の火を長い時間見つめると再発しちゃったみたいで……」

鈴「最近は聞かないし、もう直ったと思ったんだけど……」

白式「そういえば、昨日、超能力特集みたいな番組を一夏と一緒に見たよ」

シャル「僕もラウラと……確か、蝋燭の火を見つめてどうのこうのって言うのがあったよね」

ラウラ「これが原因で間違いなさそうだな……」
180 :1 :2011/07/08(金) 00:04:28.73 ID:AxCMCCgA0
セシリア「それで、元の一夏さんに戻すには、どうすればいいんですの?」

鈴「前は自然にだったし、今回もそのまま放置すればいいんじゃないかしら?」

ラウラ「教官に叱られないことだけを祈っていればいいんだな」

シャル「あ、噂をしたら……一夏が来たよ」

一夏「みんな、おはよう……なんか変な夢を見ていた気がするんだけど」

箒「……シルバー・ミスト・ローブ……」

一夏「? なんだそれ?」

白式「よかった、いつもの一夏だぁ……」

セシリア「……それにしても……」くすくす

シャル「ちょ、ちょっと、笑ったら失礼だよ……」くすくす

箒「そ、そうだぞ、お前たち……」くすくす

鈴(なれてないとああなるわよね……)

ラウラ「ところで一夏、天界の守護者とはどういう意味だ?」

一夏「は?」

その瞬間、教室中から笑いが湧き出たと言う……



続く
181 :1 :2011/07/08(金) 00:06:02.30 ID:AxCMCCgA0
正直に言おう。何を書いているんだか途中からよくわからなくなった
厨二は難しいな


次回の白式ちゃんは?
>>183
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 00:07:45.87 ID:kCRhsUyIO
元の姿に戻る
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 00:19:40.71 ID:vz2bOTiNo
束によって成長
184 :1 :2011/07/08(金) 00:33:31.86 ID:AxCMCCgA0
白式「いいお湯だったぁ」

ラウラ「白式、来てたのか?」

白式「うん、シャルにお風呂に入れてもらってたの!」

ラウラ「そうか。もうそろそろ読めも来るだろうから少しゆっくりしていけばどうだ?」

白式「何で一夏も来るの?」

ラウラ「実は今度、教官の家に呼ばれることになってな。そのときに一夏と一緒に何か料理を作って教官に食べてもらおうかと考えて」

白式「……」ずーん

ラウラ「なぜ暗くなる?」

白式「料理ネタはもういいよ……」

ラウラ「?」

一夏「ラウラ、待たせたな。入っていいか?」ノック

ラウラ「あぁ、すまないな。入ってもかまわんぞ」

一夏「よし、まずは道具の説明からだな」

シャル「ラウラ、ごめん。タオルが切れちゃってたみたいで、取ってくれる?」がちゃ

一夏「……」

シャル「……い、一夏?///」

一夏「す、すまん!」

シャル「わ、わわわ!? な、何で一夏がいるの!?///」

一夏「ら、ラウラに呼ばれてて……」

シャル「み、見た?」

一夏「……」

シャル「一夏のえっち……」

白式「……」むすっ
185 :1 :2011/07/08(金) 00:36:14.85 ID:AxCMCCgA0
束「それで、今日はなんのようなのかな?」

白式「一夏がシャルにデレデレしてた」

束「なるほど〜。それで不機嫌なんだね」

白式「だって、一夏は私の裸を見てもあそこまであわてないんだよ!? なのに、シャルには……」

束「つまり、大人の体にしてほしいってことかな?」

白式「うん!」

束「かまわないよ〜。ちょっと時間かかるけどね〜」

白式「やったぁ!」
186 :1 :2011/07/08(金) 00:42:09.70 ID:AxCMCCgA0
翌日

一夏「すぅ、すぅ……ん……」むにっ

一夏「え?」

白式(?)「ふにゅ……」ぎゅっ

一夏「っ!!!?」

白式(?)「いちかぁ……」ぎゅー

一夏「なっ!?」

箒「一夏、まだ寝てるのか? さっさと起きて……っ!?」

一夏「あ、あの、箒さん? たぶん誤解をしてると思うんだけど、俺は何もしらな……」

箒「覚悟おおおお!!!」

一夏「っ!!!」



箒「で、お前、本当に白式なのか?」

白式「うん、そうだよ! 箒より大きくなっちゃった!」

一夏「……」ちーん

白式「ところで、何で一夏はあんなにぼろぼろに?」

箒「さぁな、ベッドからでも落ちたんだろう」

白式「でも、ないすばでぃになったからにはやっぱり何かしなきゃ!」

箒(なんだかまた面倒な事件に巻き込まれそうでいやな予感がするな……)


ないすばでぃな白式チャンが巻き起こす事件
>>188
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/07/08(金) 00:43:27.44 ID:YcXuaO8+o
料理も向上
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/08(金) 00:46:13.93 ID:wJRUTAT70
一夏を誘惑
189 :1 :2011/07/08(金) 00:53:35.99 ID:AxCMCCgA0
一夏「っ……うぅん……なんだか頭が痛い……」

白式「一夏、目が覚めた?」

一夏「っ!? だ、誰だお前!?」

白式「わからないの?」にこり

一夏「……まさか、白式?」

白式「大正解だよ」だきっ

一夏「っ!?///」

白式(お姉ちゃんから教わった作戦、大成功中かも!)

一夏「びゃ、白式なのはわかったが、離れてくれないか? そ、その、むむむ、胸が///」

白式「胸が?」むにゅ

一夏「あ、当たって……///」

白式「当ててるんだよ?」

一夏「……///」

白式(よし、あとはたしか……)

白式「一夏、あのね……私、寂しいの」

一夏「え?」

白式「一夏と、ずっと一緒にいたいの……だめ、かな?」上目遣い

一夏「〜〜〜ッ///」

白式「……あれ、急に顔を伏せちゃってどうしたの? ……もしかして、こっちが見たいの?」スカートひらひら

一夏「ち、ちがっ……///」

白式「一夏なら、見ても、いいよ?」ぺらりっ

一夏「……びゃ、白式、ふざけすぎると、後悔する事に……」

白式「一夏が相手なら、後悔なんてしないよ?」

一夏「……」ぷつん
190 :1 :2011/07/08(金) 00:55:39.41 ID:AxCMCCgA0
一夏「スマン、白式!」がばっ

白式「ひゃっ!///」

一夏「本当に、いいんだな?」

白式「う、うん……///」

一夏「そ、それじゃあ、その……」

白式「あ、あれ……身体が、へん……」ぽんっ

白式(元のサイズ)「……」

一夏「……」

白式「ええええええ!?」
191 :1 :2011/07/08(金) 00:58:22.31 ID:AxCMCCgA0
白式「……博士! どういうことなの!?」

束「どういうって言われても〜。たぶんシールドエネルギーがあの姿を拒否したんだよ」

白式「じゃ、じゃあ、私はずっとこのままなの!?」

束「それは神と束さんのみが知るってところだよ」

白式「知ってるなら教えてよぉ!」

束「じゃあ、私はそろそろ拠点を変えるから、ばいばい白式ちゃん!」

白式「ま、待ってー!!?」
192 :1 :2011/07/08(金) 01:01:09.97 ID:AxCMCCgA0
白式「ま、まてぇ……むにゃむにゃ……」

シャル「白式、知らないうちに寝ちゃってたんだね」

一夏「途中までラウラの料理してる姿見ながらぶつぶつ何か言ってたのにな」

ラウラ「まぁ、他人の料理をしているのを見て飽きてしまったんだろう」

一夏「でも、どんな夢を見てるんだか。さっきからうれしそうな顔をしたり、悲しそうな顔をしたりしてるけど……」

シャル「さぁ?」

白式「むにゃ……すぅ、すぅ……」



続く
193 :1 :2011/07/08(金) 01:02:39.70 ID:AxCMCCgA0
夢落ちって便利だね


さて、最終安価な白式ちゃんは?
>>195

今回の安価で1話分作った後、白式ちゃんシリーズの最終話を書くのでたぶんこれが最後の安価です
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 01:08:39.47 ID:vz2bOTiNo
踏み台安価下
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/08(金) 01:10:49.28 ID:htJtppwAO
二人に分裂
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/08(金) 01:12:41.10 ID:KQfpByZk0
一夏とデート&告白
197 :1 :2011/07/08(金) 01:14:37.98 ID:AxCMCCgA0
一夏「うーん、よく寝た……」

白式「一夏、おはよー……」

一夏「おう、おはよう……先に顔洗って来い」

白式「うん」たったった

一夏「ふぁ〜あ……」

白式「一夏、おはよー」

一夏「ん? なんだ? まだこっちにいたのか?」

白式「?」

一夏「……確か洗面所のほうに走っていった気がしたんだが……ねぼけてるのか?」

白式「いちかー、タオルないよー」

白式「え?」

一夏「は?」

白式ズ「「えぇー!?」」
198 :1 :2011/07/08(金) 01:17:38.22 ID:AxCMCCgA0
一夏「とりあえず、区別がつくように右側の白式をツインテールにしてみたが……」

白式A「ツインテールも似合ってるね、さすが私!」

白式B「自分にほめられるのも微妙かも……」

一夏「とりあえず、お前たちも驚いていると言うことは、やっぱり……」

白式A「うん、何も心当たりが……」

白式B「ここのところ博士にもあってないし……」

一夏「どうなってるんだ、いったい」
199 :1 :2011/07/08(金) 01:20:29.73 ID:AxCMCCgA0
箒「白式が増えた?」

白式A「そうなんだよ……」

白式B「よくわからないんだけど増えちゃった……」

鈴「昔、似たようなキャラいなかったっけ?」

セシリア「鳥山先生はまだ生きていらっしゃるので著作権違反ですわよ」

シャル「そんなことを言ったら、今この文章を書いている人も……」

ラウラ「で、どうするんだ?」

一夏「何とか元に戻したほうがいいと思うけど……」

箒「とりあえず、先生に相談するのはどうだ?」

一夏「そうしてみるか」
200 :1 :2011/07/08(金) 01:24:16.61 ID:AxCMCCgA0
一夏「織斑先生、あの、相談したいことが」

千冬「織斑か。また面倒を起こしたんじゃないだろうな?」

一夏「うっ……」

千冬「まぁいい。で、なんだ?」

一夏「……ISって2つに増えることがあるんですか?」

千冬「は?」


千冬「……なるほどな。白式は普通のISとは違い、謎も多いからな。もしかしたら新たな機能の可能性もある」

一夏「なるほど」

千冬「そうなると、一度展開してみたほうがいいかも知れんな。試して来い」

一夏「あぁ、ありがとう、千冬姉!」

千冬「(ごつんっ!)織斑先生と呼べ!」

一夏「す、すいませんでした」
201 :1 :2011/07/08(金) 01:28:11.25 ID:AxCMCCgA0
一夏「と言うことで、行くぞ、白式!」

白式A「ちょっと待ってよ、一夏」

白式B「どっちが行けばいいの?」

一夏「じゃ、じゃあ、A! 行くぞ!」

白式A「うん!」

ぴかー

一夏「よし。普通の感じだな」

白式『あ、もう一人の私が消えた……。いままでもう一人の私が見てきた記憶とかが上書きもされたよ』

一夏「千冬姉の言っていた通り、何かの能力だったみたいだな。どこかの忍者漫画で読んだことある気もするが」

白式『なんとなく使い方もわかってきたよ!』

一夏「……それはなんとなくいやな予感しかしないんだが……」


白式ちゃんが分身を使って悪戯をするようです。なにをするの?
>>202
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 01:30:38.42 ID:oEvMYRDSO
専用機持ちにいたずらのはずが、ばれて逆にエッチないたずらをされる
203 :1 :2011/07/08(金) 01:33:34.19 ID:AxCMCCgA0
白式「一夏に内緒で他の誰かに悪戯をしちゃおう!」

白式「>>204に悪戯をしちゃえ!」
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 01:48:17.25 ID:NR6+VLdio
シャル
205 :1 :2011/07/08(金) 01:53:54.70 ID:AxCMCCgA0
白式(分身)「本体が一緒にいるから一夏も油断してるだろうし、シャルに悪戯をしよう!」

白式「とりあえず、基本のスカートめくりからだね!」

シャル「〜〜〜♪」

白式(シャルを発見しました、隊長! それでは任務に移ります!)

白式「そ〜っと……」そ〜

シャル「〜〜〜♪」

白式(なんだか機嫌がよさそうで、全然こっちに気づく気配がないよ! いける!)

白式「たぁっ!」ばさっ!

シャル「えっ? きゃあ!?///」

白式「シャル、今日は白〜♪」

シャル「……白式?」にこにこ

白式「っ!」ビクッ

そのとき、白式は気づいた
自分はなんておろかなことをしてしまったのだろうか……と
206 :1 :2011/07/08(金) 01:56:38.30 ID:AxCMCCgA0
シャル「ふふ、ようこそ。僕の部屋に」

白式「あ、あの、ラウラは?」

シャル「ラウラなら、今頃一夏と一緒に映画鑑賞してるよ?」

白式「そ、そうなんだ……」

シャル「それじゃあ、くすぐりはこの前やったし、今度は何をしようか?」

白式「うぅ……」


シャルの行うエッチな(?)いたずら
>>207
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/08(金) 02:02:42.07 ID:DR/4V/HTo
電動マッサージ
208 :1 :2011/07/08(金) 02:11:42.59 ID:AxCMCCgA0
シャル「あれ、白式、もしかして最近疲れてる?」

白式「う、うん! 疲れてるから、そろそろ帰らなきゃ!」

シャル「なら、ちょうどいいものがあるよ」

白式「っ!? な、何それ……」

シャル「何って、アンマ機だよ」ぶうううん

白式「な、なに、するの……?」

シャル「やだなぁ。マッサージに決まってるでしょ?」ぴとっ、ぶうううん

白式「ひゃっ、く、くすぐったいよ///」

シャル「さすがに肩はこってないか。じゃあ、腕かな?」

白式「ひゃうっ、そ、そっちもくすぐったい///」

シャル「じゃあ、足だね」

白式「あ、足も、ダメェ///」

シャル「わがままだなぁ、白式は。じゃあ、ここかな?」スカートめくる

白式「っ!!? そ、それだけは、だめぇえ!!!」


ルート分け
1.白式エッチルート(R−18)
2.白式逃げルート(全年齢?)

>>209
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 02:24:26.84 ID:TGgBcXZqo
2
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/08(金) 02:25:02.49 ID:DR/4V/HTo
1!
211 :1 :2011/07/08(金) 02:29:19.99 ID:AxCMCCgA0
白式「いやああ!!!」だっ

シャル「あ……逃げちゃった……でも、まぁいいか。白式のかわいい顔も見れたし/// って、何言ってるんだろう、僕のえっち……」



白式「も、もういたずらはやめよう……」

白式「とりあえず、本体のところに戻らなきゃ」すー



白式(本体)「っ!?」ぞくっ

ラウラ「どうした?」

白式「……シャル、怖い……」

一夏「は?」

ラウラ「へんな夢でも見ていたんじゃないのか?」

その日、分身システムは白式により封印されるのであった



続く
212 :1 :2011/07/08(金) 02:30:35.19 ID:AxCMCCgA0
と言うわけで、見事にHルートを回避したようです
明日は休みなので、おそらく最終話を書くと思います
おやすみ
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 02:41:20.20 ID:oEvMYRDSO
でエロルートは書くんだよな?
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 03:15:38.21 ID:s6OeNwyIO
白式ちゃん、アホ毛が付いてそうだな

かわいい
215 :1 :2011/07/08(金) 15:59:00.83 ID:AxCMCCgA0
山田「……織斑先生、結果が出ました」

千冬「で、どうだった?」

山田「やっぱり、先生が言っていた通りです」

千冬「そうか……。あまり公表はしたくないんだがな」

山田「確かにそうですが、少なくともメンテナンスを頼んだ人たちには伝わってます。時間の問題ですよ」

千冬「……まぁ、紅椿のときも同じことを心配したが、何も起こらなかったからな。私の心配のし過ぎか」

山田「先生は誰かさんのことになると冷静じゃなくなりますからね」

千冬「うるさい」


2週間後 IS学園

ラウラ「今日は私とペアだな。たのむぞ」

一夏「あぁ、まかせろ!」

箒「手加減はしないぞ!」

シャル「僕も全力で行かせてもらうよ!」

千冬「それでは専用機持ちによる模擬戦を始める。試合、はじめ!」

一夏「よし、行くぞ、白式!」

白式『うん!』


しばらく通常通りの戦闘が続く中、異変は突然起こった


一夏「よし、追い詰めた! 一気に決めるぞ!」

白式『まかせて!』

シャル「ちょっとまずいかもね……」

箒「だが、カウンターを狙えば……ん? 待て、何だ、あれは……?」

一夏「いくぞ!」

ラウラ「一夏! よけろ!!!」

一夏「っ!」

箒「一夏!」ざっ

どかーん!

一夏「箒!? 俺を庇って……」

箒「ぐっ……大丈夫だ……だがエネルギーが、一気に……」

?「……おしい。でも、次は当てる」

ラウラ「何だ、あの機体は……」

シャル「いくらなんでもエネルギーの消費がおかしいよ。あれじゃまるで、一夏の……」

一夏「バリア無効化攻撃……? けど、遠距離攻撃でそんなことしたら……」

箒「エネルギーの消費が激しすぎて自滅するはずだ……」
216 :1 :2011/07/08(金) 16:20:28.27 ID:AxCMCCgA0
千冬「お前たち! 模擬戦は中止だ! あれは教員で何とかする! 早く非難をしろ!」

一夏「で、でも……」

?「……ターゲット、ロックオン」

セシリア「ブルーティアーズ!」

ばしゅん!

?「っ!?」

セシリア「遠距離攻撃が相手なら時間稼ぎくらいは出来ますわ! 一夏さん、早く逃げてください!」

一夏「……セシリア? 何か、知ってるのか?」

セシリア「っ……」

一夏「箒のときもそうだ。すぐに俺を庇うように行動を始めてた……みんな、何か知ってるんじゃないのか?」

千冬「……今は非難を優先しろ。話はそれからだ」

一夏「! 千冬姉も何か知って……?」

白式『一夏! よけて!』

一夏「っ! とにかく、俺は逃げない! これ以上、みんなを傷つけてたまるか!」

白式『うん、そうだよ。だから、行かなきゃ』

千冬「やめろ! 戻るんだ!!!」

一夏「一気に決める! せつ……」

シャル「一夏! あぶなっ……!」

後ろに飛び込んだシャルが落ちて行くのがスロー映像のように見えた
そして、理解するまで数秒かかった

一夏「まさか、敵は、まだ……」

白式『一夏、コントロール借りるよ!』

白式の意思で空中を不規則に走り出す。一夏を狙った光線をよけながら白式は人気のない山を目指した

白式『ここまでくれば、もう、周りに影響は……』ぴー

一夏「くそ、模擬戦でエネルギーを使いすぎて……」

ラウラ『一夏! 聞こえるか!? 聞こえるのなら返事をしろ!!!』無線

一夏「!? ら、ラウラか?」

ラウラ『あいつらの狙いはおそらく、お前の白式だ! だから、すぐに白式をつれて非難をするんだ!!!』

一夏「どういうことだよ!? っ!」さっ

白式『一夏、ごめん、もうエネルギーが……』

光線をよけるため不規則に飛び続けたこともあり、白式のシールドエネルギーはすでに10パーセントを切っていた
森の中を飛行しながら一夏はさっきの通信の意味を考える

一夏(まさか、白式に特殊な能力があるんじゃ……もし、そうだとしたら、ここでつかまれば、白式は……)

白式『っ! ま、まずいよ!』
217 :1 :2011/07/08(金) 16:20:55.31 ID:AxCMCCgA0
森を抜けた先にあった川で敵のISが待ち伏せをしていた
白式の索敵にも引っかからなかったことを考えるとステルス性能を秘めていたのだろう
同時に白式のエネルギーが5%を切ったことを告げる警告音が聞こえた

白式『……降参、して、言う通りにしたほうが……』

一夏「……そんなこと、させない!」

?「……!」

一夏が突っ込むのと同時に、構えられていた銃から光線が撃たれる
その瞬間、一夏は白式の展開を解除した

白式「い、いち……きゃあ!」ばしゃん!

一夏「っ」ばしゃん!

?「……しまった……」
218 :1 :2011/07/08(金) 16:33:52.12 ID:AxCMCCgA0
一夏「……はぁ、はぁ……」

白式「……」ぐったり

一夏「……ちょうどよさそうな、洞窟だな……この中で、やり過ごすぞ」

白式「一夏、怪我、してない……」

一夏「あぁ、大丈夫だ……お前は心配性だな……」

川の近くにあった洞窟の中で、外から見えないように腰を下ろす2人
ずぶぬれだが、まだ初夏だったこともありあまり寒さは感じなかった

一夏「……白式、安心しろ。お前は絶対に誰にも、渡さないからな」

白式「えへへ、なんだか、愛の告白みたいだね……」

一夏「……」

白式「……一夏?」

突然、何も言わなくなった一夏を心配して白式は一夏のそばに行く
そして、初めて一夏の腕から血が流れているのに気づいた

白式「! 一夏!? やっぱり、怪我して……」

一夏「……このくらい、だいじょうぶ……」

白式「大丈夫じゃないよ! こんなに、血が出てたら……」

一夏「……」

白式「……っ」

白式「……一夏。守ってくれようとしたのに、私は何も出来ないなんていやだよ?」

白式「たぶん、目がさめたら、怒ると思うけど……これしか、ないから」

白式の身体が光りだすと、一夏の怪我がだんだんふさがっていく
顔色もゆっくりとよくなっていく中、白式の表情が逆に歪み始める

白式(もう、エネルギーが……)

エネルギーが完全に尽きても、生命再生能力は止めない
だんだんと両手、両足の感覚が薄れ始める
そして、ついに白式は意識を失った
219 :1 :2011/07/08(金) 16:42:06.04 ID:AxCMCCgA0
一夏「……ここは……」

いつか見た、夢の世界に一夏は立っていた
青く透き通る空、そして青い世界が広がっている

白式「なんだか、ここで話すのは久しぶりだね」

一夏「……あの時のは、やっぱりお前だったのか」

白式「うん」

一夏「ごめんな、最後まで、迷惑かけたみたいで……」

白式「迷惑をかけたのは私だよ。それに、一夏は死なない。私が死なせない」

一夏「……」

白式「私は、一夏に会えてよかった。一夏のISになれてよかったよ」

白式「今まで、ずっと、ずっと楽しかった。だからね、もう、いいの」

白式「たとえ私が壊れても、一夏が、私のことを……私がここにいたことを覚えていてくれれば」

一夏「それって、どういう意味だ……?」

その瞬間、青空にひびが入った

一夏「っ! まさか、お前……!」

白式「……ありがとう、一夏。さようなら……」

一夏「まて! やめろ!!!」

白式「……大好きだよ。一夏」

夢の世界は、完全に砕けた



一夏「白式!!!」がばっ

千冬「……目が覚めたか」

一夏「こ、ここは……」

千冬「病院だ。見てわからんか?」

一夏「! そうだ、白式! 白式はどこに!?」

千冬「お前の腕だ」

一夏「……なんで、ガントレットになってるんだよ? なぁ……ふざけるなよ……」

千冬「ふざけてなんかいない。白式は……完全に壊れた」

一夏「っ!!!」
220 :1 :2011/07/08(金) 16:52:36.18 ID:AxCMCCgA0
千冬「今回のことは、私の責任だ。2週間前にお前の白式にある変化が見られたんだ」

一夏「……」

千冬「あいつは人間の姿になってからISとしても成長をしていたんだ。むしろ進化といったほうが正しいレベルにな」

千冬「そうなると完全な次世代型ISになる。もしかしたらその力を手に入れようとする輩も現れるかもしれない」

千冬「だが、紅椿のときはそんなことがなかった。だからわたしも、油断をしていたんだ……すまなかった……」

一夏「何で、俺には伝えてくれなかったんだ? 箒たちには、伝えていたんだろ?」

千冬「お前に、必要以上の心配はかけたくなかったんだ……」

一夏「……そう、か……」

千冬「……おそらく、白式に変わる別のISがすぐにでも届けられる。そうしたらお前もすぐに学園に復帰しろ。いいな」

一夏「……ごめん、千冬姉。俺、たぶん復帰できないよ」

千冬「……お前は世界で唯一男でISを操れる人間なんだ。そんなわがままは……」

一夏「それでも!!! 俺は、もう……」

千冬「……すまない。仕事が残っていてな。少し席をはずさせてもらうぞ。……泣きたいのなら、思いっきり泣いていろ」

ばたん

一夏「……うわああああああああ!!!!!!!」

そして、後日聞いた話だと、白式は自分のコアに影響が出るのを承知して俺の事を救ってくれたらしい
コア自体が壊れてしまっては、束さんも修理不可能だと言っていた
入院している間は箒や他のみんなも見舞いに来てくれたが、俺は、心のそこから笑うことが出来なくなっていた
221 :1 :2011/07/08(金) 17:00:05.89 ID:AxCMCCgA0
数日後

千冬「……一夏、本当にやめるのか?」

一夏「あぁ、俺はやっぱり、白式以外のISを使いたくない……」

千冬「……」

一夏「ごめん、千冬姉。ずっと期待してくれてたのに……」

千冬「いや、かまわない。お前の気持ちがわからないわけではないからな」

一夏「……」

――――めだよ――――

一夏「え……」

千冬「? どうした?」

一夏「いや、今、声が……」

―――一夏、だめだよ―――

一夏「っ! まさ、か……」ぎゅっ

白式『一夏……逃げちゃダメだよ? 他のみんなに怒られちゃうよ』

一夏「白式!?」

白式『えへへ……ごめんね、まだ、生きてたみたい』

ぽんっ

白式「コアが、完全に元に戻るまで時間がかかっちゃって……」てれてれ

一夏「ばかやろう!!!」だきっ

白式「わっ!?///」

一夏「馬鹿やろう……」ぎゅう

白式「……ただいま、一夏……」

千冬「……馬鹿共が……」
222 :1 :2011/07/08(金) 17:06:46.90 ID:AxCMCCgA0
数日後

「「「「「退院、おめでとー!!!」」」」」

一夏「わっ!?」

白式「きゃ!?」

箒「白式が壊れたと聞いたときはどうなるかと思ったが……」

セシリア「元気になられたようで何よりですわ」

鈴「ほらほら、主役のお二人さんは早くこっちにきなさい」

シャル「みんなで準備がんばったんだよ」

ラウラ「ほら、早くろうそくの火を消すんだ」

のほほん「それじゃあ誕生日パーティーだよぉ」

一夏「……白式、ありがとうな。俺のISになってくれて……」

白式「こちらこそ。私の操縦者になってくれてありがと、一夏」

一夏「よし、それじゃあ、行くか。白式」

白式「うん」



おわり
223 :1 :2011/07/08(金) 17:07:33.60 ID:AxCMCCgA0
ようやく白式ちゃんシリーズ終了です
本編にまた白式ちゃんでないかな?
ロリコン? 何のことでしょう?
では皆さん、またいつか
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 17:09:38.39 ID:s6OeNwyIO
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage saga]:2011/07/08(金) 18:34:57.90 ID:lRFUdcY3o
おつ
百式可愛かった
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/07/08(金) 18:42:40.87 ID:buKEZE6ro
良かったgj
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/07/08(金) 20:44:02.92 ID:oZzhunWAO
>>225
おい それ金ピカだぞ…
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/08(金) 21:04:24.23 ID:XUZ2qEOl0
そうだ!>>227はあのキンキンキラキラした奴じゃない!

それと>>1乙、アカツキ良かった。
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 21:51:49.76 ID:ogqSiNQIO
>>1
百式改よかった
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 22:44:31.47 ID:NR6+VLdio
>>1
お前ら百式百式言ってると本物のロリコンが召喚されるぞ…!
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/09(土) 14:16:50.40 ID:S4El47m60
乙!!
ここまで読んでこれててよかった。ありがとう
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/11(月) 15:32:07.46 ID:+f8PVGqIO
乙!
白式可愛いよ白式
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/11(月) 16:12:43.35 ID:BUbCRJit0
続編希望。
234 :1 :2011/07/12(火) 00:38:26.56 ID:JX0/XAaY0
白式「続編希望だってよ、一夏」

一夏「いきなり何を言い出してるんだ、お前は」

白式「さーて、次回の私は!?」

一夏「……」じとー

白式「い、痛い子を見る目で見ないでよ!」

>>236
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/12(火) 00:51:22.57 ID:FcgCEa2AO
まさかの復活記念にkskst
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/07/12(火) 00:51:40.27 ID:mC3jZlDoo
>>208の1.白式エッチルート(R−18)
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/12(火) 00:54:35.05 ID:JjyZORFAO
一夏が風邪を引いて看病する
238 :1 :2011/07/12(火) 01:01:38.36 ID:JX0/XAaY0
シャル「疲れてるのは、ここ?」ぶうううん

白式「だ、だめ、だめぇ!」

シャル「っ!」

白式「雪片弐型!!!」

しーん

シャル「あ、あれ?」

白式「で、出ない……ま、まさか、私が分身だから……?」

シャル「残念だったね、白式」にこにこ

白式「っ!」

シャル「じゃあ、こんどこそ」ぶうううん

白式「だ、だめ、だめぇええ!///」

ぴとっ

白式「ふあっ!///」びくぅ

シャル「どう?」

白式「だ、だめぇ! こわ、れちゃうよぉ……!///」

シャル「そっか、気持ちいいんだ」

白式「ち、ちがっ……///」
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/12(火) 01:02:59.91 ID:FcgCEa2AO
ちょっと待て!今脱ぐから!
240 :1 :2011/07/12(火) 01:06:08.76 ID:JX0/XAaY0
シャル「ほら、素直になったほうがいいよ?」

白式「ふあぁっ、ああっ!」びくんっ

シャル「ふふ、気持ちよかった?」

白式「はぁ……はぁ……///」

シャル「それじゃあ、一緒にお風呂にはいろっか。隅々まで洗ってあげるね」

白式「……も、う……だめ……」消滅

シャル「!?」


白式(本物)「っ!!?///」びくぅっ

一夏「っ!? ど、どうした!?」

白式「い、一夏、と、トイレ行ってくる!」

ラウラ「どうしたんだ?」

一夏「さぁ?」


続くかも
241 :1 :2011/07/12(火) 01:09:10.65 ID:JX0/XAaY0
やっぱエロはちょっと苦手
続編希望の声があったからたまにちまちま書きに来る
あとみんなが百式やアカツキを取り合いしているのなら白式は自分がもらっていきますね

次回の白式ちゃん(いつ書きに来るかは未定。早くて明日。おそくて???)
>>245
242 :ふぅ… [sage]:2011/07/12(火) 01:15:21.41 ID:FcgCEa2AO
ksk
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 01:35:37.65 ID:C7k2wUSIO
ありがとう!>>1ありがとう!!
安価下
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 02:03:28.70 ID:lX1tKE9IO
クリスマスイベント

白式ちゃんがラウラによってサンタ服を着せられるとか
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/12(火) 02:19:45.62 ID:Qk3nOUD9o
一夏と二人っきりで旅行
あと家族風呂に入る
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage saga]:2011/07/12(火) 02:20:37.86 ID:XTzSDPjVo
キス魔になった一夏にてんやわんや
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/12(火) 02:33:39.21 ID:Qk3nOUD9o
二人っきりだからな
他のメンバー絶対無しだからな



あと行き先は>>1にお任せします
前のネタとかぶっていますがなにとぞお願いします
248 :1 :2011/07/14(木) 19:01:28.11 ID:KhMVQM720
箒「一夏、もう起きているか? 起きているのなら白式も起こせ。朝の稽古を始めるぞ」

し〜ん

箒「……寝ているのか、しょうがない。起こしてやろう」

がちゃ

箒「おい、いちk……い、いない!?」


箒「食堂にもいないだと!? どういうことだ!?」

セシリア「箒さん? どうなさったんですか?」

鈴「朝からうるさいわねー」

シャル「何かあったの?」

ラウラ「誰かを探しているのか?」

箒「実は……」

セシリア「えぇ!? 一夏さんが行方不明!?」

箒「朝の稽古をつけてやろうと思ったんだが、部屋にいなかったんだ……白式もいなかったことを考えると、まさか……」

鈴「ゆ、誘拐!?」

シャル「そ、そんな! こうしてはいられないよ! 早く探さなきゃ!」

ラウラ「だ、だが、どこから探せば……」

千冬「何だお前たち。一夏を探しているのか?」

5人「!」

千冬「一夏と白式なら休みだ。私が旅行に行かせた」

箒「なっ!? そんなこと、き、聞いていません!」

千冬「まぁ、あいつらには他人に言うなときつく言っておいたからな」

セシリア「そ、そんな! どうして!?」

千冬「そうでもしなければお前たちがついていってしまうからな」

鈴「うっ」

シャル「そ、それで、一夏たちはどこへ?」

千冬「言うわけないだろう」

ラウラ「しかし、教官、一夏はともかく、白式を旅行に行かせるのは危険なのでは……?」

千冬「もちろんその点は考えてある。こう見えてもこの場にはかなりの権力者がいるからな」

千冬「国に頼んでこんなものを用意させてもらった」ぴら

箒「! 住民票……? 織斑 白式……!?」

千冬「これであいつはISではなく一人の人間と言うことで処理されるわけだ。まぁ、こんなことをしなくても世間では成長するISは完全に壊れたと言うことで話は通っているがな」

千冬「と言うわけで、もう白式が狙われる心配もない」

ラウラ「それなら安心です」

箒「……まぁ、担任祝いだと思えばな……」

セシリア「そうですわね」

千冬(楽しんで来い、二人とも)
249 :1 :2011/07/14(木) 19:04:50.60 ID:KhMVQM720
一夏「白式、どこいった!?」

白式「いひは、ほへ、ほいひいほ!」(いちか、これ、おいしいよ!)

一夏「お土産の試食はするなって言っただろ! 旅客機にすら乗ってないんだからな! お土産は帰りだ!」

白式「何でそんな大声なの?」

一夏「それは、もうすぐ>>251行きの旅客機が出ちまうからだ!」

白式「えぇ!? の、乗り遅れちゃうよ!?」

一夏「だから急いでるんだよ!!!」



旅行先はどこ?
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/14(木) 19:12:11.57 ID:gfFaodHfo
担任祝い…?
安価下
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2011/07/14(木) 19:23:49.04 ID:j+4B1Jp40
せっかくだから外国へ
オーストラリア
252 :1 :2011/07/14(木) 21:57:49.81 ID:KhMVQM720
ちょっと友人と出かけてました。続きは今から書きます

>>250
「単に祝いだと」と書いたつもりでした。お恥ずかしい

一夏「おぉ、雲の上だぞ、白式」

白式「う、うん」

一夏「やっぱ自分で飛ぶのとは違っていい感じだよな」

白式「そ、そうかな?」

一夏「……もしかして、怖いのか?」

白式「だ、だって落ちたら死んじゃうし……」

一夏(俺は何度か地面にクレーター作ってるからな……慣れてしまった感が)

白式「そういえば、オーストラリア行ったらどこに行こうか?」

一夏「そうだな、千冬姉からもらった旅行本で選ぶか。白式はどこがいい?」

白式「うーん」


1.カンガルー島(イベント内容:野生動物と遊ぼう)
2.キングス・キャニオン(イベント内容:高いところが苦手な白式ちゃんをいじめよう)
3.シドニー(イベント内容:みんなに渡すお土産を選ぼう!と言う名のデート)

>>254
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/14(木) 22:05:49.58 ID:xLs2drgAO
Hイベント目当てで1
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/07/14(木) 22:19:06.02 ID:wjLPZlOIo
一夏にキザな台詞を言わすため2
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/14(木) 22:20:06.50 ID:arU/nlBBo
のほほんとしてるふたりがみたいから3
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/14(木) 22:37:09.16 ID:E2ENcJQN0
シドニーには一度行ってみたかったから3。

そういえばイアン=ソープはどうしているのか…。

めちゃ太ったとか聞いたけど…。
257 :1 :2011/07/14(木) 22:38:40.21 ID:KhMVQM720
今だから言える。オーストラリア行った事ないんだ

一夏「よし、お前が決められないのならキングス・キャニオンに行くか」

白式「おいしいものとかある?」

一夏「あぁ、きっとおなかいっぱいになれるぞ」

一夏(違った意味でな)


キングス・キャニオン

一夏「おぉ、やっぱり高いな!」

白式「き、聞いてないよ、こんな高いところに行くなんて……」

一夏「何で飛んでる時は平気なのに高いところがダメなんだよ?」

白式「だ、だってぇ……」

一夏「第一落ちた場合はISを発動すればいいだけだろ?」

白式「そ、そうだけど……」がくがくぶるぶる

一夏(ダメだこりゃ、近くの岩にくっついて離れようとしない……)

一夏(しかし、こうやって震えている白式を見てると……なんと言うか、いたずらをしたくなるな……)

一夏(何をしよう……)


いたずらの内容
>>258
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/07/14(木) 22:45:18.33 ID:JzfhO3t6o
ぱんつおろし
259 :1 :2011/07/14(木) 23:07:21.17 ID:KhMVQM720
一夏「っ!」

白式「ど、どうしたの一夏?」

一夏「い、いや、なんでもない……」

一夏(な、何だ、今の感じ……まるで神様から命令を受けたような……)

一夏(よくわからないが、俺は、白式の下着を下ろさなければいけない気がする!)

一夏(ま、まずは落ち着け、状況の確認だ)

一夏(俺たちがいるのはキングス・キャニオンの岩の中のひとつ。そこであまりの高さに怯えきっている白式(俺にとっては妹的な存在)が一人……)

一夏(どう解釈したら白式の下着を下げなければいけなくなるんだ!?)

白式「い、一夏、本当に大丈夫?」

一夏「あ、あぁ、大丈夫だ」

一夏「それより怖いんだったらもっと中心のほうに行けばいいんじゃないのか?」

白式「それもそうだね。どうせ、ヘリコプターくるまで降りれないし……というか、帰りもヘリコプターなんだよね……」とぼとぼ

一夏(! 白式のワンピースが風でめくれてる! 今しかない!!!)

一夏「白式、スマン!」すっ

白式「ふえっ!?/// ど、どこ触って……///」

一夏「とうっ!」ずりっ

白式「〜〜〜っ!!?///」かあっ

一夏「これで、よかったんだよな……」

白式「いいわけ……ないよ!!!」雪羅

一夏「ちょ、ちょっと待て、白式、そ、それはしゃれに……」

白式「ふっとべえええ!!!」ちゅどーん


旅行1日目、終了


ホテル

一夏「……ひどい目にあった」

白式「一夏がわるい!」

一夏「だ、だから悪かったって言ってるだろ」

白式「ふんっ」

一夏「ほら、明日の日程はお前に選ばせてやるから」

白式「3泊なんだから明後日のも私が選ぶもん」

一夏「明後日は空港に移動して帰るだけだぞ」

白式「じゃあ、明日が最終日みたいなものなの?」

一夏「あぁ、そうだ。だから慎重に選べよ」

白式「なんだか、私以外の誰かに注意してるように聞こえる……」

さっきと同じ選択肢です
1or3
>>561
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/07/14(木) 23:10:59.29 ID:uPjpJRjio
1or3=いちかさん
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/14(木) 23:17:10.25 ID:6CiFyyw0o
3
262 :1 :2011/07/14(木) 23:27:50.66 ID:KhMVQM720
>>260
誰がうまいことを言えと


白式「じゃあ、シドニーってところでお買い物!」

一夏「シドニーか。空港もあるし、そこでいいか」

白式「みんなにもお土産買わなきゃね」

一夏「そうだな。でもその前に……」

白式「うん、私たちのお買い物からだね!」

一夏「買い物だけじゃなくて、町を少し歩くのはどうだ? おいしそうな店とかも結構有りそうだし」

白式「うん、賛成!」

一夏「ともかく今日はそろそろ寝るぞ」

白式「うん、おやすみ一夏」

一夏「あぁ、おやすみ白式」

白式(明日が楽しみだなぁ!)
263 :1 :2011/07/14(木) 23:35:28.05 ID:KhMVQM720
翌日・シドニー

白式「わぁ、あの料理おいしそうだよ!」

一夏「お、おい白式……そんなすぐに決めるなって。時間があるんだから一通り回ってからな」

白式「はーい」

一夏「それにしても人が多いな。はぐれないように手を結ぶか?」

白式「え?///」

一夏「いやなら無理には……」

白式「つ、繋ぐつなぐ!」ぎゅっ

一夏「じゃあ行くか」

白式「うん……えへへ///」

一夏(そんなに買い物が楽しいのか?)

白式(一夏と手を繋いで一緒にお買い物……名だけじゃなくて、邪魔も入らないなんて……千冬お姉ちゃん、ありがとう!)

一夏「それじゃあ、どこか入りたい店はあるか?」

白式「うーんと、あそこなんてどうかな?」

どんなお店?
>>265
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/14(木) 23:44:17.03 ID:E2ENcJQN0
オーストラリアではロブスターやマッドクラブを食べるらしく、

しかもカンガルーも食べるらしい。低カロリーの高蛋白質でダイエットにもおすすめで、牛肉と一緒に肉屋で並べられているとか。

で、それらをバーベキュー。

もちろん白式はカンガルーとは知らずにね。
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/07/14(木) 23:46:48.85 ID:QYqxNNOso
イギリス料理屋
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/14(木) 23:47:03.58 ID:6CiFyyw0o
kskst
267 :1 :2011/07/14(木) 23:54:01.57 ID:KhMVQM720
一夏「おぉ、いいにおいの店だな」

白式「でしょ?」

一夏「店の名前は……読めん」

白式「あ……」

一夏「どうした?」

白式「ここ、イギリス料理店みたい……」

一夏「オーストラリアに来てイギリス料理か……」

白式「……」

一夏「どうする?」

白式「えっと……」

>>268
1.ここでいいよ!
2.別の店がいい!(別の店も指定して)
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(石川県) [sage]:2011/07/14(木) 23:56:34.97 ID:VosDjgK+0
2
オーストラリアの料理ってあったっけ?
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/15(金) 00:15:44.34 ID:MlcXksv80
バーベキューが盛ん。

他にも…↓
http://www.geocities.co.jp/foodsoftheworld/austryouri.html
http://ryokojoho.jp/aus/other/cuisine.cfm
270 :1 :2011/07/15(金) 00:17:04.94 ID:mzEaGjJR0
>>264の情報をお借りします

白式「やっぱりオーストラリアに来たんだし、オーストラリアの料理店を探そうよ!」

一夏「そうだな、イギリスの料理はまた今度食べるか、夕食で食べよう。それじゃあ、白式、翻訳頼むぞ」

白式「まかせて! 私は世界中の文字が読めるからね!」


料理店

一夏「おぉ、バーベキューみたいだな」

白式「すごーい!」

一夏「とりあえず俺は、あの野菜とか肉の串焼きとあのエビみたいな奴をたのもうかな?」

白式「一夏、ステーキ食べていい? エネルギーがすごく補充できそうだよ!」よだれ

一夏「千冬姉から軍資金はたくさんもらってるからな! 何でも頼んでいいぞ!」

白式「わーい!」


一夏「ふぅ、うまかったぁ」

白式「このお肉、思ったよりあっさりしてておいしいよ。牛肉とは違う感じだけど……何の肉かな?」

一夏「えっと、これじゃないのか? なんて読むんだ……?」

白式「えっと、カンガ……るー……」

一夏「へー、カンガルーの肉なんて売ってるのか……って、どうした白式?」

白式「ど、どうしよう、カンガルーさん、食べちゃったよぉ」うるっ

一夏「っ!?」

白式「だって、ガイドブックに、カンガルーさんの写真が載ってて、おとなしくて、お友達になれるって……なのに、私……」

一夏(ま、まずいっ!)

白式「うわあああんっ!」大泣き

一夏「びゃ、白式! つ、次の店に行くぞ! そろそろ箒たちにお土産を……」

白式「あう……うん……ぐすっ」

一夏(……ふぅ……泣き止んでくれてよかった……)
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/15(金) 00:33:05.20 ID:MlcXksv80

可哀そうだからクジラを食べるなと日本に言って、自分たちは可愛いカンガルーたちを普通に食べる…。

俺、キノの旅を思い出したよ。W巻だったっけ?
272 :1 :2011/07/15(金) 00:33:29.94 ID:mzEaGjJR0
ちなみに白式ちゃんが読んだのは動物園の記事です

白式「一夏、見てみて! お面!」

一夏「あはは、変な民族っぽいな。とりあえず箒にはなにがいいかな?」

白式「うーん、あ、これは?」

一夏「赤い首飾りか。よし、じゃあこれにするか」

白式「セシリアにはこの青いイヤリングがいいんじゃないかな?」

一夏「鈴にはこのオレンジのスタンドがよさそうだな」

白式「シャルにはこの黄色いブレスレッドがいいかも!」

一夏「ラウラにはこのグレーのキーホルダーなんかいいかもな」

一夏「千冬姉にはこの白い髪留めが似合いそうかも」

白式「こっちのお菓子、クラスのみんなに持って帰ろうよ!」


夜 ホテル

一夏「……買いすぎたか?」

白式「少なくとも、行きの時の荷物より3倍近く膨れ上がってるよ……」

一夏「……まぁ、海外だから仕方ないな」

白式「海外だもんね、仕方ないよ!」
273 :1 :2011/07/15(金) 00:40:06.97 ID:mzEaGjJR0
ぴちょんっ

一夏「ふぅ」

一夏(昨日のホテルはシャワーしかなかったからな。やっぱり湯船が合ったほうが落ち着く……)

一夏「ん?」

白式「いちかー、わたしも一緒に入るー!」全裸

一夏「ぶっ!?」

白式「? どうしたの?」

一夏「お、お前、普段は恥ずかしがるくせに何で風呂は普通に入ってくるんだ!?」

白式「だってお風呂は裸になるのが当たり前でしょ?」

一夏(やっぱり考え方が子供なところあるな、こいつ……)

白式「一夏、背中流そうか?」

一夏「いや、もう洗っちゃったけど……」

白式「じゃあ、一夏が私のこと洗って」

一夏「っ!? ま、またか?」

白式「だめ?」

一夏「せ、背中だけだぞ」
274 :1 :2011/07/15(金) 00:52:30.88 ID:mzEaGjJR0
一夏(よし、終わった……何事もなく、終わらせたぞ……)

白式「じゃあ一夏、お風呂、一緒にはいろ?」

一夏「……は?」


ぴちょんっ

一夏(お、落ち着け、俺! ど、どうしてこんな状況に)ぎゅうぎゅう

白式「えへへ、ちょっと狭いね」

一夏「そ、そうだな……」

一夏(ま、まずい、さすがにこれは近すぎる! と言うか、ないと思ってたけど、白式、ちょっとだけ胸が……って何を考えてるんだ!?)

白式「? どうしたの一夏?」

一夏「す、スマン白式! 俺は先に出てるからな!」

白式「うん、わかったー」


白式「……少しは誘惑できる自信があったのに……やっぱり女の子としては見てもらえないのかな……?」
275 :1 :2011/07/15(金) 00:54:39.20 ID:mzEaGjJR0
本日はここまで

次回は明日かもう少し先になってしまうと思います
なんだかオーストラリアのことがわからずにぐだぐだしてしまってすいませんでした
それでは先に安価
IS学園に帰ってきた白式ちゃんに待ち受ける事件(出来事?)は?
>>277
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/07/15(金) 01:06:22.36 ID:cUfUoBrLo
おみやげのTimTamのチョコが溶けてチョコまみれに
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/15(金) 01:10:46.01 ID:ok6JHdFAO
束さんによる魔改造(寸止めでもおk)
278 :1 :2011/07/15(金) 22:37:48.35 ID:mzEaGjJR0
空港

白式「……」ぎゅー

一夏「な、なぁ、白式、そろそろ離れてくれないか?」

白式「だって、怖かったらくっついていていいって言ったの、一夏でしょ?」

一夏「け、けど、もう空港に着いたわけだし」

白式「だ、だってまだ怖いものがあるんだもん……」

一夏「は? 何を言って……っ」ぞくっ

箒「お帰り、一夏」

セシリア「お帰りなさい一夏さん」

鈴「白式と二人きりの旅行はどうだったかしら?」

シャル「ふふ、お帰り二人とも」

ラウラ(ま、周りのみんながどす黒いオーラを放っているんだが……)

千冬「……はぁ」
279 :1 :2011/07/15(金) 22:47:53.12 ID:mzEaGjJR0
一夏の部屋

一夏「ようやく戻ってこれたな」

白式「うん、そうだね……んっ……」ぴくんっ

一夏「どうした?」

白式「う、ううん、なんでもない……っ」

一夏「そうには見えないが……」

白式「……な、なんだか頭が痛い……」

一夏「大丈夫か?」

白式「あ、あまり大丈夫じゃない……」

一夏「で、でも、見せるとしたら医者のほうがいいのか? それとも……」

束「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん! 束さんだよー!」

一夏「って、何で人の部屋の天井裏にいるんですか!?」

束「いやー、昨日白式ちゃんの様子を見にきたら留守だったからねー。ずっとここで待ってたんだよー」

一夏「だからって、天井裏に隠れないでください!」

束「まぁまぁ、それはおいておいて……早速メンテナンスするから、白式ちゃんを借りるねー」

白式「えっ、わっ!?」

一夏「ちょ!? びゃ、白式!」

束「では、また会おう、いっくーん!」びゅーん

白式「いーちーかーーーーー……」

一夏「……」ぽかん


???

束「さて、早速メンテナンスを……」

白式「は、博士だよね? 部屋で変な電波を流して、私の体調を崩したの……」

束「あれ、ばれてた?」

白式「……何が目的なの?」

束「聞いた話だといっくんと旅行に行ったんだよね?」

白式「うん」

束「お土産は?」

白式「……あ」

束「やっぱりねー。と言うわけで罰ゲーム!」

白式「えー!?」

束「1日だけちょっとした改造をしちゃおう!」

白式「や、やだよ!」

束「そうだね……よし決めた!」


束さんの考えちゃった改造内容
>>271
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/15(金) 23:03:07.00 ID:mx0L0iEk0
>>281でおk?
とにかくksk
281 :1 :2011/07/15(金) 23:04:25.70 ID:mzEaGjJR0
ごめんなさい、再安価
>>282
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/15(金) 23:18:57.19 ID:y8heTraqo
口癖が「白式知ってるよ」になる
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/15(金) 23:19:02.07 ID:mx0L0iEk0
俺がとっていいのかな?ダメなら安価下
白式が身長30センチうさ耳装備のマスコットキャラに
284 :1 :2011/07/15(金) 23:26:02.92 ID:mzEaGjJR0
白式「……ただいまー」

一夏「お帰り白式。具合はよくなったか?」

白式「……よ、よくなったからあまり話しかけないでほしい……」

一夏「は?」

白式「……」

一夏「何かあったのか?」

白式「白式知ってるよ。魔改造を受けて一部で人気になってるモッピー見たいな口癖にされちゃったことを」

一夏「は? も、モッピー?」

白式「白式知ってるよ。モッピーは原作には出てこないから一夏が知っているはずないのを……」

白式(な、なんだかやだよ、これ! ほ、本当に一日で治るんだよね?)
285 :1 :2011/07/15(金) 23:26:47.66 ID:mzEaGjJR0
今日はあまり体調がよくないのでここまでです
こんな感じでよかったでしょうか?
では続きはまた今度
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/16(土) 00:36:17.87 ID:SICBOWSAO
白式たんの外見なら問題ないどころか萌える件
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/16(土) 00:51:13.68 ID:Q8cFb22AO

百式「モッピー知ってるよ。みんなが私のこと大好きなのを(はーと)」

モッピー遂に本編に登場ww
このまま侵略しちまえ!!
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/16(土) 13:39:57.63 ID:jaBnedFIO
よくかんがえたら豆しばとキャラがかぶるんだな
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/16(土) 17:53:57.95 ID:Q8cFb22AO
>>288
豆モッピー
wwww
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/16(土) 18:06:31.41 ID:OIXnEpUGo
正直豆しばと思ってたがあっちはねぇ知ってるだったなww
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/17(日) 14:48:35.27 ID:Xs3owGpAO
豆しば「ぼく知ってるよ。ry(マメ知識)」
モッピー「ねぇ知ってる〜? みんなホントはモッピーの事大好きなんだよ〜」

こんな感じですかわかりません
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/18(月) 01:00:08.27 ID:dMUPx2nAO
一時期豆知識言わなかったこともあったがな
293 :1 :2011/07/18(月) 21:32:36.71 ID:0GrFfJrO0
一夏「というわけで、白式に変な改造を加えられてしまった……」

白式「白式知ってるよ。一夏がすごく心配してくれているって」

箒「……何だ、その状況は……」

一夏「主に束さんのせいとしか言いようがない……」

箒「……またあの人か」

白式「白式知ってるよ。箒は実姉のせいで悩みがどんどん増えてるって」

一夏「どんどんって、そんなに悩んでることがあるのか?」

白式「白式知ってるよ。箒の悩みが加速するとお肌に悪くて老化が早まってそれでまた悩んで……いたっ!?」ごつん

箒「少し黙らないか?」にこにこ

白式「だ、だって、質問には100%答えるようにプログラムされちゃったんだもん……」

箒「つまり、お前が知っていることなら何でも答えてしまうということか」

白式「うん、だからへんなこと聞かないでよ?」

箒「……そうか」にこり
294 :1 :2011/07/18(月) 21:39:24.29 ID:0GrFfJrO0
箒「ということで第27回ヒロイン会議を始める」

ラウラ「そんなにやっていたか?」

箒「舞台裏でよくやっていただろう。そういうことにしておくぞ」

シャル「また、メタな発言だね……」

セシリア「で、今回はなんですの?」

箒「今の白式は嘘がつけないという情報を入手した」

鈴「じゃあ、今の白式なら一夏との距離や今までどんなことをしてきたかとかを……!」

箒「そう、どんなことでも暴露させることが可能だ!」

シャル「それだけじゃ、ないよね?」

セシリア「どういうことですの?」

箒「シャルロット、よく気がついた。何でもということは「一夏関係」以外の質問だって何でも答えてしまうんだ!」

ラウラ「つ、つまり!」

箒「そう、安価の項目にはぴったりだということだ!!!」

シャル(やっぱりメタだなぁ……)


白式ちゃんに質問タイム
↓+3を採用
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/18(月) 21:41:35.51 ID:DTyv4LHIO
ヒロインズをどう思っているか
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/18(月) 21:58:31.89 ID:xqgVdK0lo
一夏への迫り方
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/18(月) 21:59:14.29 ID:xqgVdK0lo
一夏への迫り方
298 :1 :2011/07/18(月) 22:10:21.15 ID:0GrFfJrO0
なんだかかぶっちゃってるので>>299も採用
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/18(月) 22:12:13.05 ID:ahWd6dO8o
一夏が一番気にしているのは誰か
300 :1 :2011/07/18(月) 22:23:02.39 ID:0GrFfJrO0
かぽーん

セシリア「それで、どうしてお風呂なんですの?」

箒「一夏が使用した後の大浴場なら邪魔は入らないだろう」

鈴「なるほどね」

白式「よ、よくわからないけど、何でお風呂に入るのに縛られなきゃいけないの!?」

シャル「まぁまぁ、ちょっと聞きたいんだけどさ。白式は私たちのことどう思ってるの?」

白式「白式知ってるよ。箒とシャルはお姉ちゃんみたいで頼りになるって」

箒「そ、そうか?///」

シャル「ちょっと照れるかも///」

白式「白式知ってるよ。ラウラはおねえちゃんとは少し違うけど、一番年が近いから接しやすいよ」

ラウラ「それは見た目の話だろう……というか、お前は何歳だ?」

白式「白式知ってるよ。ISには年齢がないって」

セシリア「ま、まぁいいですわ。続けてくださいまして?」

白式「白式知ってるよ。セシリアはいつもはえらそうにしてるけど、本当は寂しがりやだって」

セシリア「いえ、どういう風に思っているのかを聞きたいのですけど……」

白式「……白式知ってるよ。そのおっぱいがうざったいって」低音

鈴「ちょっとわかるわね」

セシリア「あ、あなたまで何を言って!?」

白式「白式知ってるよ。鈴の作る酢豚はおいしいって」

鈴「またごまかしてるわね、私をどう思ってるか答えなさい!」

白式「びゃ、白式知ってるよ。2組なのに、何で1組に来てばかりなのって。そして、もしかして友達いな……」ごつんっ

鈴「友達くらいいるわよ!!!」
301 :1 :2011/07/18(月) 22:32:18.80 ID:0GrFfJrO0
鈴「じゃあ、次よ! 一夏に迫るにはどうすればいいの!?」

4人(本命来た!!!)

白式「白式知ってるよ。いくらアタックしても気づいてもらえないって」

5人「……」

箒「嘘ではないということは」

セシリア「もしかして、本当に一夏さんは白式さんのことを……」

鈴「妹って……」

白式「……」ずーん

シャル「ほ、ほら、元気出して!」

ラウラ「だが妹というのはいいポジションだとクラリッサが」

白式「ほんと?」

ラウラ「あぁ、兄妹愛から恋愛に変わって行くらしい」

シャル「ラウラ、誰の味方なの?」

ラウラ「愚問だな、私は詠めと教官の味方だ」
302 :1 :2011/07/18(月) 22:42:06.74 ID:0GrFfJrO0
箒「さて、最後の質問だ」

白式「……」

箒「一夏が一番気にしているのは誰か答えてもらおうか」

白式「白式知らないよ」

箒「……」

箒「一夏が一番気にしているのは誰か」

白式「白式知らないよ」

箒「一夏が一番気にしているのは……」

鈴「すとおおおっぷ!!!」

セシリア「このままでは無駄な無限ループに突入してしまいますわ!」

箒「し、しかし」

シャル「待って、今重大なことに気がついたよ!」

ラウラ「な、なに!?」

シャル「一夏は、今のところ白式を特別視していないんだよ!」

4人「な、なんだってー!!?」

白式「はうっ!?」ぐさっ

シャル「つまり、僕たちにも白式を越すチャンスが……!」

箒「そうか……」

セシリア「それだけでも」

鈴「かなりの収穫ね」

白式「……一夏の隣は渡さないもん」
303 :1 :2011/07/18(月) 22:47:37.58 ID:0GrFfJrO0
お風呂上り

白式「はぁ、ちょっとのぼせちゃった……」

のほほん「あれ、ビャクシーだ〜」

白式「えっと、のほほんお姉ちゃんこんばんわー」

のほほん「オリムー見たいな呼び方だね〜」

白式「そうかな?」

のほほん「オリムーといえば、さっき売店で牛乳買ってビャクシーのこと待ってたよ〜」

白式「ほんと!? やったー! 教えてくれてありがとね! お姉ちゃん!」だっ

のほほん「ビャクシーもオリムーに似て鈍感だなぁ〜。オリムーがあんなに特別扱いしてるの、ビャクシーくらいなのに……」



続く
304 :sage [sage]:2011/07/18(月) 22:49:13.47 ID:wete7IAAO
酢豚ぼtt…
WWWWW
305 :1 :2011/07/18(月) 22:49:49.04 ID:0GrFfJrO0
さーて、次回の白式ちゃんは?
>>307
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/18(月) 22:59:44.19 ID:dMUPx2nAO
束さんの魔改造で一時的にインターセクシャルに
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/18(月) 23:07:19.59 ID:SsFgyb1so
ワンサマーさんと白式ちゃんのイチャイチャ!
308 :1 :2011/07/18(月) 23:09:48.89 ID:0GrFfJrO0
一夏「この間の旅行、楽しかったな」

白式「うん」

白式(やっぱり、このままの距離でいるわけにはいかない! 行動を起こして、一夏といちゃいちゃするよ!)

白式(とおもったけど、相談できる相手はいないし……どうしよう?)

>>310
一夏といちゃいちゃする方法
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/07/18(月) 23:16:53.33 ID:1KenHpX0o
kskst
310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/18(月) 23:20:09.76 ID:SsFgyb1so
デート!
311 :1 :2011/07/18(月) 23:24:59.29 ID:0GrFfJrO0
白式「デートにいこう! って言いたいところだけど、この前もデートにはいったから……ごめんなさい、再安価!」

白式「>>310さん、本当にごめんなさい!」


>>312
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/07/18(月) 23:26:54.89 ID:LlU766W8o
買い物と料理指導 卵料理編
313 :1 :2011/07/18(月) 23:34:55.51 ID:0GrFfJrO0
白式「そういえば一夏と一緒に料理をしたことなかったし……特訓してもらおう!」

白式「出来た料理は、千冬おねえちゃんに食べてもらえたらうれしいな……」


千冬「っ!?」

山田「どうかしましたか?」

千冬「い、いや、なんでもない」


一夏「料理?」

白式「うん、一夏に習っちゃダメかな?」

一夏「かまわないが……材料がないな。よし、一緒に買いに行くか」

白式「やったー!」

一夏(そんなに喜ぶことか?)

白式(一夏とお買い物〜♪)
314 :1 :2011/07/18(月) 23:43:56.36 ID:0GrFfJrO0
スーパー

一夏「で、何を作りたいんだ?」

白式「出来るだけ、簡単な奴がいい……」

一夏「じゃあ、まずはスクランブルエッグでも作ってみるか」

白式「一夏、私のことどんな風に思ってるの?」

一夏「じゃあ、卵かけご飯?」

白式「ランク下がってるよ!?」


キッチン

一夏(結局オムライスに挑戦させることになってしまった……)

白式「まずは、卵を割るの?」

一夏「その前にチキンライスを作るところからだ。今回は簡単に鶏肉とミックスベジタブルとケチャップのみでいいな」

白式「はーい!」

一夏「じゃあ、鶏肉を火にかけてくれ。火が完全に通るまでな」
315 :1 :2011/07/18(月) 23:53:10.87 ID:0GrFfJrO0
白式「こ、これでいいかな?」

一夏「よし、次に解答したミックスベジタブルを入れて、塩コショウで下味を付けたら、ご飯を入れてしばらくいためてくれ」

白式「う、うん」せっせ

一夏「そうそう、いい感じだぞ」

白式「つ、次は?」

一夏「最後にケチャップを入れて完成……なんだが……」

一夏(い、いつの間にスライム状に!?)

白式「イメージと違う……」

一夏(俺もだよ!)

白式「た、卵焼こう!」

一夏「まだやるのかよ!?」
316 :1 :2011/07/19(火) 00:04:16.63 ID:iwwQeoYq0
一夏「いいか、ここを叩くようにすれば、うまく丸まるからな」

白式「こ、こう?」

一夏「違う違う、ここを、こう……」ぎゅっ

白式(っ!? い、一夏の手が///)

一夏「? どうした? ……!?///」

白式(……い、一夏の手……あったかい///)

一夏(びゃ、白式の奴、暑いのか?/// ふ、服の隙間から、胸が///)

どきどきどきどき

じゅ〜〜〜……

一夏「! あ、や、やばい!」

白式「! わ、わすれてた!」


白式「……」しょんぼり

一夏「そんなに落ち込むなって。きっとうまくなるさ」

白式「そう、かな?」

一夏「あぁ、きっとな」

白式「……じゃあ、一夏。料理がうまくなったら、また一緒にデートしてね」

一夏「あぁ、してやるよ」



続く
317 :1 :2011/07/19(火) 00:05:42.03 ID:iwwQeoYq0
相変わらず発展できていない
才能なくてごめんな
とりあえず今回はここまで

次回の白式ちゃんは?
>>320
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 00:21:42.20 ID:gLpbgDCSO
加速
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 00:22:14.71 ID:gLpbgDCSO
加速
320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 00:22:42.21 ID:gLpbgDCSO
一夏に襲われるところを想像しながら自慰をする
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 00:32:25.35 ID:ld0LOuLuo
あんまり言いたかないが自分で加速して安価取るのってどうなのよ
322 :!ninja [sage]:2011/07/19(火) 02:25:55.48 ID:0ktwNNQlo
エロ河童め
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage saga]:2011/07/19(火) 15:18:36.53 ID:tyiweTWEo
安価で連レスはないわ…
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/19(火) 17:36:46.86 ID:8Hu7orGA0
まぁ悪気はないだろう。許してやってくれや。

とにかく、>>320でやるのか再安価するのかは>>1が決めてくれ。
325 :1 :2011/07/19(火) 21:35:57.49 ID:iwwQeoYq0
今日はこの後出かけるのでもしかしたらかけないかもしれません
安価についてですが、注意などをしていなかった自分のミスでもありますので今回のみ
採用させていただきます
次回から連レスだった場合その下のものを採用させていただくとします

白式「自分勝手な>>1でごめんなさい!」
326 :321 [sage]:2011/07/19(火) 23:12:58.34 ID:ZH6EWSfAO
今回の安価はあんまりやって欲しくない気が…
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/19(火) 23:16:17.80 ID:ZH6EWSfAO
>>325
今日出かけるのか…
台風に気をつけて!
それまで舞っているぜ!!
328 :1 :2011/07/19(火) 23:34:41.89 ID:iwwQeoYq0
白式「用事は終わったけど、>>1はへろへろな状態で明日の仕事に支障を及ぼす恐れありみたいです」

白式「というわけで、今日はやっぱり更新無しです。ごめんなさい」

白式「私としては安価の通りにするのはちょっと恥ずかしいかも……」

白式「安価を実行するべきかどうかを↓+3でアンケートするね」

白式「もし実行しない派が多い場合は>>333を実行するよ!」

白式「じゃあ、おやすみー」手を振る
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 23:36:26.89 ID:tYdWVQLZo
実行しない
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 23:42:41.75 ID:g003/sfao
当然実行しない。
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/19(火) 23:43:20.03 ID:u7ouZUiW0
実行しない、で
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/19(火) 23:45:36.32 ID:Fz+Tciito
ほう再安価か
なら赤椿が一時的に擬人化して漫才
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/19(火) 23:45:56.29 ID:u7ouZUiW0
とにかく一日、一夏に甘えまくる
女性としての魅力を一夏に再確認させるのも忘れずに
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/19(火) 23:47:40.35 ID:ZH6EWSfAO
仕事頑張ってね!!
後、安価でHなのはあまりしないで欲しいです。お願いします
335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 23:48:29.39 ID:FMfSezIIO
>>1も白式もおやすみ
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/19(火) 23:49:22.81 ID:ZH6EWSfAO
>>333
よくやった!
俺たちに2828分を補給させるのだ
337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/20(水) 00:08:24.13 ID:itJPZ04E0
>>1とにかく体をいたわってください
338 :1 :2011/07/21(木) 23:41:50.93 ID:58U8XG710
>>334
ありがとうございます。H系の安価は個人的に苦手なので、自分的にもあまり出してほしくないです
ただ、安価は絶対なので……

>>337
自分に甘い人間なのでその辺は大丈夫ですよ


白式「はぁ、一夏、いつも私のことを小さい子ども扱いだよ……」

白式「やっぱりISだからかな……?」

白式「……でも、私はあきらめないよ! 絶対に一夏を振り向かせて見せる!」

白式「……というわけで、実は私、本物の白式じゃなくて分身白式です」

白式「詳しくは以前の白式分裂事件参照で」

白式「いま、本体が一夏と一緒にいる殻、一夏は油断していると思うので、ここ図書室で調べ物をしているというわけです」

白式「え、何を調べているかって? それは……」つ『大好きな彼に振り向いてもらうには』

白式「ってことで、こんな本を読んでるんだよ」

白式「……『自分の長所と短所をしっかり理解して、それをうまく利用しよう』?」

白式「私の長所は一夏にいつでも接することが出来るところかな? 短所は……この体系かな……」ずーん

白式「と、ともかく、これを踏まえて、明日、一夏振り向かせ作戦を実行だよ!」
339 :1 :2011/07/21(木) 23:47:46.44 ID:58U8XG710


一夏「おーい、白式、朝だぞ」

白式「後10分……」

一夏(おかしいな、いつもなら俺よりも早く起きてるのに……)

白式「一夏も一緒に寝ようよ?」

一夏「……わかったわかった、3時限までISを使った授業はないからそれまで寝てろ」

白式「……なら起きる」

一夏「眠いんじゃなかったのか?」

白式「一夏と一緒に寝たかったんだもん。一夏がいなくちゃ、意味ないの……」

一夏「……は?」

白式「そろそろ行かなきゃ……着替え手伝って」

一夏「はぁ!?」

白式「んー」ばんざい

一夏(ど、どうする!? というか、白式の奴、どうしたんだ!? いつもなら一人で着替えるのに……なんだか、いつも以上に子供っぽく……)

白式「はやくー」

一夏「あ、ああ、わかった///」

白式「あー、赤くなってる! 私の身体に興味あるの?」

一夏「だ、誰がぺったんこに興味なんか出すか!?///」

白式(むっ、ちょっとはあるもん!)
340 :1 :2011/07/21(木) 23:59:22.57 ID:58U8XG710
箒「……なんだそれは?」ごごご……

一夏「お、俺に聞くな」

白式「ん〜♪」すりすり

箒「白式! いきなりどうしたんだ!?」

白式「どうしたって、一夏に甘えてるだけだよ?」

箒「だから、何で一夏に甘えているのか聞いてるんだ!」

白式「大好きな人に甘えたいのは当たり前のことじゃないかな?」

箒「くっ」

一夏(大好きって、そんなにいいお兄さんだったのか、俺は……)

白式「だから、今日はずーっと一夏に甘えてるんだー」

一夏「ず、ずっと!?」

白式「だめ?」上目遣い

一夏「……今日だけだからな……」

箒「一夏め……そこまで落ちたか……」ごごごごご……
341 :1 :2011/07/22(金) 00:06:00.43 ID:ZeTNNexb0
千冬「……で、織斑、それは何だ?」

一夏「なんだと言われても……俺のISですとしか……」

白式「ん〜」肩車中

千冬「人間の姿を維持させるなとは言わんが、さすがにそれで授業を受けられては気が散る。すぐにやめさせるか出て行かせるかしろ」

白式「えー……お姉ちゃんのけち」

千冬「ほう、私がけちか?」ごつん!

一夏「いてぇ!? な、何で俺が……」

千冬「お前の教育が行き届いていないからに決まっているだろう! どうしてもそのままがいいなら出て行け!」

セシリア「……なんだか、ずいぶんと不機嫌ですわね、織斑先生」

シャル「まさか、白式が一夏に甘えてるのに嫉妬してるんじゃ……」

千冬「お前たち、聞こえているぞ」

セシリアシャル「「す、すいませんでした!」」
342 :1 :2011/07/22(金) 00:09:48.26 ID:ZeTNNexb0
食堂

白式「あーん」

一夏「はいはい、あーん……」

ラウラ「一夏、白式はまだ甘えてるのか?」

鈴「うわ、噂で聞いたけど、マジでそんな状態なの?」

一夏「あ、あぁ、異常はないみたいなんだけど……」

白式「異常なんてあるわけないもん! 甘えたいから甘えてるだけだもん!」

ラウラ「……なるほど」

鈴「って、何納得してるのよ!? 一夏も一夏! 甘やかしすぎじゃないの!?」

一夏「それもそうかもしれないが……」ちらっ

白式「ん〜?」にこにこきらきら

一夏「……しょうがないんだよ、これは……」

鈴「マジでロリコンにでもなったの?」

一夏「ロリコンじゃねぇよ!」
343 :1 :2011/07/22(金) 00:14:06.52 ID:ZeTNNexb0
お風呂

一夏「……疲れた……箒はなんだか不機嫌だし、千冬姉からは無駄に説教食らうし、シャルたちの視線が冷たいし……」

一夏「……けど、なんだか思いっきり甘えてくる白式って言うのも新鮮だったな……」

一夏「普段はなんだかんだ言ってしっかりしてるところはしっかりしてるし……」

がらがら……

一夏「っ!?」

白式「一夏、入るねー」

一夏「びゃ、白式!?」

白式「? どうしたの、大きい声出して」

一夏「な、何でお前が……シャルに連れて行ってもらったんじゃ?///」

白式「うん、2回目だよ」

一夏「な、何で……」

白式「一夏と入りたかったから……だよ?」

一夏「あ、あのなぁ! いくら兄妹だからって、この年で一緒に風呂に入るのは……」

白式「……違うよ」
344 :1 :2011/07/22(金) 00:22:19.02 ID:ZeTNNexb0
一夏「え?」

白式「兄妹だから、一緒に入りたいんじゃないよ。それに、兄妹だから裸を見られても平気なんじゃ、ないよ」

一夏「……」

白式「一夏に、裸を見られたら恥ずかしいけど……許せると思っちゃうんだ。だって、一夏は……///」

一夏「……白式……」

白式「お風呂、入るよ」

一夏「お、おぉ」


白式「……ねぇ、一夏。私のこと、どう思ってるの?」

一夏「そりゃ、料理は出来ないし、少し常識知らずのところがあって、おまけに変な性能まで付いてるからな……」

白式「……」しょぼん

一夏「けど、やさしくて、いつでも明るくて、それでいて、一緒にいると俺まで元気になれるようなやつだ」

白式「それって、ほめてるの?」

一夏「あぁ、そう聞こえなかったか?」

白式「……ありがと、でも私が聞きたいのはそういうことじゃないんだ……」後ろから抱きつき

一夏「〜〜〜っ!?///」

白式「……私のこと、女の子としては……どういう風に見てるの?」

一夏「……///」

白式「……」

一夏「……大切な、妹……みたいな、存在だと……」

白式「じゃあ、改めて……私のことも、ひとりの女の子として、見て」

白式「……お願い、一夏……///」

一夏「……お前、それって……」

白式「ご、ごめん、一夏! ちょっとのぼせちゃったみたい! 先に出るね!」

一夏「あ、あぁ……」

白式(言っちゃった……さすがに、気持ちは伝わったよね……)
345 :1 :2011/07/22(金) 00:28:00.54 ID:ZeTNNexb0
一夏「ふぅ、いい風呂だった……」

白式「い、一夏……///」

一夏「お、もう大丈夫か?」

白式「う、うん」

一夏「それにしても白式……おまえ……」

白式「……///」

一夏「また変な知識を習ったんだろ?」

白式「え?」

一夏「兄に向かってあんな台詞をはいちゃダメだぞ。第一兄妹じゃ結婚できないんだし」

白式「ちょ、ちょっと待って、私たち兄妹じゃないんだよ!? そ、それに、私は……」

一夏「ともかく、これ以降ああいう話は禁止だ! そうじゃなきゃ、俺もいろいろ……」

一夏(我慢が効かなくなる……)

白式「いろいろ何!?」

一夏「なんでもない!」

白式「……一夏のバカー!」

一夏「……はぁ……結局こうなるのか……」


翌日

箒「で、貴様らは何をしている?」

一夏「だ、だから俺に聞くな!」

ラウラ「嫁のひざの上に座っているだけだ。甘えたい相手に甘えて何がわるい?」

白式(わ、私のポジション〜!)


続く
346 :1 :2011/07/22(金) 00:29:32.97 ID:ZeTNNexb0
甘えるってこんな感じでよかったのかな?
2828できなかったらごめん
次回の白式ちゃんは?
>>348
347 :1 [sage]:2011/07/22(金) 01:00:49.86 ID:ZeTNNexb0
今夜は早めに寝たいので、kskします
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/22(金) 01:00:54.09 ID:OgYuKp7AO
男装に挑戦
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/22(金) 01:01:56.08 ID:ViWLTWBSO
IS学園に編入
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/22(金) 01:03:08.31 ID:a2srt9/20

いやあほんとに白式可愛かったよ
前にラウラが座るなら、後ろから白式がぎゅって来るんですね
一夏のやつ、無駄にたくさんフラグ建ててからにwww
351 :1 :2011/07/22(金) 01:05:40.18 ID:ZeTNNexb0
白式「一夏、お出かけー?」

一夏「あぁ、弾のところに行こうと思ってな。たまには男子だけで遊ぶのもいいかなって」

白式「じゃあ、私も行くー!」

一夏「言っただろ、男子だけでって。お前は女の子だからダメだ。シャルと一緒に留守番しててくれ」

シャル「僕を呼んだ理由、そういうことなんだ……」

シャル(もっと特別な理由かと思ったのに……)

一夏「じゃあ、シャル、白式のこと頼むぞ」

シャル「うん、わかったよ、一夏」

白式「わーたーしーもー!」じたばた

シャル「……」
352 :1 :2011/07/22(金) 01:10:15.90 ID:ZeTNNexb0
シャル「白式ー、牛乳でも飲む?」

白式「……」むすっ

シャル「……それじゃあ、一夏の尾行でもする?」

白式「する!」

シャル「あ、あはは……」

シャル(冗談のつもりだったんだけど……)

シャル「でも、男子だけって言ってたし、女子の入れない場所に行くかもしれないよ?」

白式「なら、私たちも男子のふりをすればいいんだよ!」

シャル「……え?」



白式「どう? 髪、見えてない?」帽子+男の子っぽい服装

シャル「うん、大丈夫だよ」

白式「シャルも男の子っぽいよ!」

シャル「あはは、喜んでいいのかな……?」

白式「じゃあ、早速、一夏を追いかけよう!」

シャル「うん……」

シャル(一夏に見つかって怒られませんように……)
353 :1 :2011/07/22(金) 01:21:55.46 ID:ZeTNNexb0
一夏「それにしてもゲームセンターなんて久しぶりだな」

弾「やっぱり女子ばっかだと来る機会ないのか?」

一夏「あぁ、来たとしてもプリクラとかだけだろうし、やっぱり男子同士でぶらぶらしてたほうが気が楽なときもあるってことだな」

弾「けど、うらやましいねぇ。IS学園にはかわいい子が一杯なんだろ? ちょっとくらい気になってる子とかいないのか?」

一夏「いないこともないけど……」

弾「な、なに!? お前、いつの間に……!? っていうか、あの一夏が!?」

一夏「俺はどんな風に思われてるんだよ?」



シャル「……男装して追いかける意味、あったのかな?」

白式「しー、聞こえない!」

シャル「というか、ここ、かなりうるさいし、聞き取るのは不可能じゃないかな?」



一夏「お、UFOキャッチャーか。牛が牛乳のビンを持ってる……」

弾「最近人気の「ぎゅうにゅーぎゅー」か。ほら、よくスーパーで売ってる牛乳に描いてあるだろ」

一夏「あぁ、あのキャラクターか……よし」

弾「なんだ? ほしいのか?」

一夏「俺はそうでもないんだけどな。ちょっと知り合いでこれを好きそうな奴がいるんだ」

弾「へー。そういう気遣いがあるからモテるのかねー?」

一夏「誰がモテるって? 俺なんて全然だよ」

弾(世界中の彼女のいない人間から殴られて[ピーーー]ばいい……)
354 :1 [saga]:2011/07/22(金) 01:22:28.70 ID:ZeTNNexb0
一夏「それにしてもゲームセンターなんて久しぶりだな」

弾「やっぱり女子ばっかだと来る機会ないのか?」

一夏「あぁ、来たとしてもプリクラとかだけだろうし、やっぱり男子同士でぶらぶらしてたほうが気が楽なときもあるってことだな」

弾「けど、うらやましいねぇ。IS学園にはかわいい子が一杯なんだろ? ちょっとくらい気になってる子とかいないのか?」

一夏「いないこともないけど……」

弾「な、なに!? お前、いつの間に……!? っていうか、あの一夏が!?」

一夏「俺はどんな風に思われてるんだよ?」



シャル「……男装して追いかける意味、あったのかな?」

白式「しー、聞こえない!」

シャル「というか、ここ、かなりうるさいし、聞き取るのは不可能じゃないかな?」



一夏「お、UFOキャッチャーか。牛が牛乳のビンを持ってる……」

弾「最近人気の「ぎゅうにゅーぎゅー」か。ほら、よくスーパーで売ってる牛乳に描いてあるだろ」

一夏「あぁ、あのキャラクターか……よし」

弾「なんだ? ほしいのか?」

一夏「俺はそうでもないんだけどな。ちょっと知り合いでこれを好きそうな奴がいるんだ」

弾「へー。そういう気遣いがあるからモテるのかねー?」

一夏「誰がモテるって? 俺なんて全然だよ」

弾(世界中の彼女のいない人間から殴られて死ねばいい……)
355 :1 :2011/07/22(金) 01:26:06.55 ID:ZeTNNexb0
白式「……」じー

シャル「白式、そろそろ帰らない?」

白式「……うん」

シャル「どうしたの、深刻そうな顔をして……」

白式(そっか、シャルは人間だからさっきの会話がちゃんと聞こえてなかったんだ……)

白式(一夏には……気になる人がいる……)

シャル「?」

白式「かえろっか……」



一夏「ただいまー」

シャル「お帰り、一夏。夕飯まだだよね? カレーを作ってみたんだけど」

一夏「お、ありがとう。白式は?」

シャル「それが、疲れてたみたいですぐに寝ちゃって……」

一夏「こんな時間から? 珍しいな……」
356 :1 :2011/07/22(金) 01:29:10.60 ID:ZeTNNexb0
夜中

白式「……ん……」

白式「……まだ真っ暗……」

一夏「ん……すぅ、すぅ……」

白式「……一夏、寝てる……ん?」

白式「牛の、人形?」

「白式へ、今日はつれて行けなくてごめんな。これはお土産だ。大切にしろよ」

白式「……一夏、ありがと」

白式「……でも、一夏……気になってる人って、誰なの……?」

白式「……不安だよ、一夏……」


続く
357 :1 :2011/07/22(金) 01:29:43.09 ID:ZeTNNexb0
次回は安価無しで1つお話を書く予定です
ではおやすみなさい
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/22(金) 01:36:16.98 ID:a2srt9/20

これは気になるなぁ
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/22(金) 01:43:31.44 ID:ViWLTWBSO

白式ちゃんが可愛いすぎて生きるのがつらい
束さん、俺にも専用機を作って
360 :360 [sage]:2011/07/22(金) 08:22:08.96 ID:/24OcpKAO
自然な流れで手作りカレー出すシャルまじ天使!!
父(一夏)母(シャル)娘(百式)
で一夏が帰り遅くなって帰ってきて
一夏「なんだシャルまだ起きてたのか」
シャル「うん、百式の方はちょっと前に寝ちゃったけど。
あ、一夏ご飯まだでしょ?カレー食べる?それとも先にお風呂にする?」

こんな感じですか、わかります
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/22(金) 09:14:32.39 ID:OgYuKp7AO

安価無し展開wktk
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/23(土) 17:59:41.53 ID:g+GtJ0rSO
>>360
ラウラは白式のお姉ちゃんだな

ラウラ「母上が父上の婿なら、私は父上を嫁にする!」

白式「ずるい!パパのお嫁さんは白式だもん」

シャル「一夏は僕の婿なんだから!」 

一夏「・・・」
363 :123456 [sage]:2011/07/23(土) 18:31:37.15 ID:Mvg5IImAO
>>362
heavenが見えた…
お前とはいい酒が飲めそうだ
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/24(日) 19:57:18.45 ID:7xPEhN1i0
イイねェ…最ッ高だねェww
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/24(日) 21:56:54.68 ID:vUdYi3gAO
>>364
お前はここじゃないだろ?
そうなんだろ?
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/25(月) 10:10:42.90 ID:/LsUamJAO
…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ …ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ…ソウナンダロ
367 :1 :2011/07/25(月) 22:06:32.10 ID:r0PbUOGZ0


一夏「ん、よく寝た……」

一夏「……あれ、白式の奴、どこ行ったんだ? トイレか?」

一夏「仕方がない。先に支度をするか」

数分経過

一夏「……おそい。そういえば昨日取ってきた牛の人形もないし、もしかして他のみんなに自慢しに行ってるんじゃ……」

一夏「食堂に行ってみるか……」


食堂

箒「白式が? いや、私は見ていないが……」

シャル「僕も見てないよ。どうかしたの?」

一夏「そうか、白式の奴、箒やシャルのことが好きだし、自慢をするとしたら2人のところだと思ったんだがな……」

箒「まさかと思うが、誘拐をされたんじゃ?」

一夏「……まさか……」

千冬「それはない」

一夏「! 千冬姉?」

千冬「白式なら私のところにいる。それを伝えようと思って部屋にいったんだが少し遅かったようだな」

一夏「何だ、千冬姉のところにいたのか……って、いてぇ!?」ごつんっ

千冬「織斑先生と呼べといっているだろう! ……それはおいておいて、こいつを渡しておく」ちゃりっ

一夏「打鉄? これって訓練用のISじゃ?」

千冬「そうだ。少し事情があってな、白式はお前に会いたくないそうだ」

一夏「なっ!? ど、どういうこt」

千冬「伝えることは以上だ。さっさと食事を済ませて授業に遅れないようにしろ。わかったな」

一夏「……」

箒「……一夏、あいつに何かしたのか?」

一夏「そんなつもりは……」

シャル「……」
368 :1 :2011/07/25(月) 22:15:17.65 ID:r0PbUOGZ0
一夏(授業に全然集中できなかった……)

シャル「あの、一夏。ちょっといいかな?」

一夏「? どうした、シャル?」

シャル「実は昨日なんだけど……ごめん、一夏のこと、白式と尾行してたんだ……」

一夏「え?」


シャル「と言うわけなんだ……本当にごめんね」

一夏「いや、こっちこそあいつが迷惑かけて悪かったな……」

シャル「ううん、そんなつもりで話したんじゃ!」

一夏「でも、どうしてそんな話を?」

シャル「うん、それでゲームセンターのあたりから白式の様子がおかしくて……ちょっと元気がなかったみたいな感じで」

シャル「もしかしたら、一夏に会いたくない原因もその辺りにあるんじゃないかって思って」

一夏「そっか、教えてくれてありがとな、シャル」

シャル「ううん、それより早く白式と仲直りしてあげてね」

一夏「あぁ、わかってる」
369 :1 :2011/07/25(月) 22:28:03.94 ID:r0PbUOGZ0
一夏「とは言ったものの、ゲームセンターで何か変なこといったか? 原因がわからない……」

白式「……」じー

一夏「……ん?」ふりむく

白式「!」さっ

一夏「……白式?」

白式「……」ひょこり

一夏「なにしてるんだ?」

白式「……」

一夏「答えたくないなら答えなくていいが……」

白式「……」

一夏「……なにか、あったのか? 急にいなくなったから心配して……」

白式「優しく、しないで……」

一夏「……白式?」

白式「いつも、一夏に優しくされてうれしかった……でも、一夏は私のことだけを見てたんじゃなかった。一夏が私を見る目はみんなを見る目と同じだった……」

白式「それに気づいて、一夏の中で特別な存在になりたいって思っちゃった……私は、ただのISなのに……」

一夏「……」

白式「でも! 一夏は、他の誰かに特別な思いを寄せてるんでしょ!? 私は、それに耐えられないよ! そんなことがわかったら……一緒になんていられないよ……」

一夏「お前、何を言って……?」

白式「これ以上、優しくされたら、もっとほしくなっちゃうの! だから、だから!!!」

一夏「……もっとほしいのなら、いくらでもやるよ」ぎゅっ

白式「っ!///」

一夏「……さっきから、何を言ってるのかよくわからないけど、お前は勘違いしてるぞ」

白式「……」

一夏「俺はお前のことを特別じゃないなんて思ったことはない。この際だからはっきり言ってやる俺は、お前のことを……」

白式「い、一夏///」

一夏「大切な、妹だと思ってる」

白式「……」

一夏「白式?」

白式「……一夏の、バカー!!!!」どかーん!
370 :1 :2011/07/25(月) 22:36:36.70 ID:r0PbUOGZ0
千冬「まったく、馬鹿共が! 何度学園を傷つければ気がすむんだ、お前たちは!」

一夏白式「「ごめんなさい」」

千冬「ともかく、以後、今回のようなことが起こらないように注意をしろ。説教は以上だ。この反省文を明日までに片付けておけ」

一夏「……はい」

千冬「それと、白式」

白式「は、はい」

千冬「一夏に聞きたいことがあるなら、もっとはっきりと聞け。そうでもしなければ伝わらんぞ」

白式「! ……うん、ありがと、千冬おねえちゃん」

千冬「織斑先生と呼べ。では、私は行くとする」ばたん

一夏「……なんか、千冬姉、白式のことひいきしてないか?」

白式「そうかな?」

一夏「絶対してる」

白式「……ところでさ、一夏」

一夏「ん?」

白式「一夏って、気になる人、いるんだよね? だれなの?」

一夏「なっ、そ、その話を聞いてたのか!?///」

白式「答えてよ、一夏!」

一夏「……絶対に弾には言うなよ?」

白式「うん、絶対に言わないよ」

一夏「あれは嘘だ」

白式「え?」

一夏「いや、あのくらい言わなきゃ、あいつに「ホモ」だのなんだの言われてな、とっさに嘘を……あれ、白式?」

白式(わ、私は昨日から、何であんなことを悩んで……)

一夏「おーい、白式ー?」

白式「い、一夏の……ばかー!」どかーん!

一夏「!? ど、どうしてそうなるんだよ!?」

おめでとう、一夏君の反省文が3倍に跳ね上がった!


続く
371 :1 :2011/07/25(月) 22:40:18.22 ID:r0PbUOGZ0
なんか変な感じに仕上がってしまった
当初考えていた通りのルートにすると続けるのが難しくなるって思って予定変更したんだけど
なんかgdgdな感じになっちゃった気が……

期待してた皆さん、ごめんなさい

そして>>362
なにこの俺得

では、次回の白式ちゃんは?
>>372
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 22:42:58.58 ID:bHLVazTSO
番外編のノリで>>362みたいな話を
373 :1 :2011/07/25(月) 23:02:05.34 ID:r0PbUOGZ0
一夏「はぁ、今日も会社が大変だった……普通2時間残業して残業費が出ないとかあるか?」

一夏「もう12時過ぎか……まぁ、明日は休暇だし、ゆっくり寝られるかな?」

一夏「あれ、まだ電気がついてる……誰か起きてるのか?」

一夏「ただいまー」

シャル「お帰り一夏。そろそろ帰ってくると思ってカレーあっためておいたよ。あ、それともお風呂に先に入る?」

一夏「シャル、まだ起きてたのか? 遅くなるときは寝ていいって言ってるだろ?」

シャル「だんなさんが遅くまでがんばってるんだもん、僕だけ寝る訳にはいかないよ」

一夏「そっか、ありがとな。とりあえずおなかもすいたし……ご飯からで」


ラウラ「あ、父さんおかえりなさい」

一夏「お前も起きてたのか? 早く寝なきゃダメだぞ」

ラウラ「しかし、今夜は魔法少女ほうきちゃんの放送日で……」

一夏「また深夜番組か? 見るなとは言わないが……」

ラウラ「しかし、それだとクラリッサに怒られて……」

一夏(クラリッサ、確かラウラの親友か。うちの娘に何を教えてるんだ、あの子は……)

シャル「お待たせ一夏、はい、カレーライス」

一夏「お、ありがとシャル」

シャル「ラウラ、アニメ見た後はちゃんと部屋で寝るんだよ」

ラウラ「そのくらいわかってる」

シャル「でも、この間もソファーで寝てたでしょ?」

ラウラ「あ、あの日は部活で疲れて……」

一夏「まぁ、今日ソファーで寝てたら俺が運んでやるから。シャルもそれでいいだろ?」

シャル「まぁ、一夏が言うなら……でも、お父さんも疲れてるんだし、あまり迷惑かけちゃダメだよ、ラウラ」

ラウラ「わかってる」
374 :1 :2011/07/25(月) 23:13:25.88 ID:r0PbUOGZ0
翌朝

?「……きて……ぱ……」

一夏「ん……」

?「……きてよ、ぱ……」

一夏「……うーん……」

白式「起きてー、パパー! ごはんだよー!」

一夏「白式? 今、何時だ?」

白式「えっと、9時過ぎだよ!」

一夏「もうそんな時間か……」

白式「ママとおねえちゃんはもう起きてるよー?」

一夏「わかったわかった……」


リビング

シャル「おはよう、一夏。白式、ありがとね」

ラウラ「父さん、おはようございます」

一夏「おはよう、シャル、ラウラ」

シャル「一夏、もしかしてまだ寝たりなかった? もしあれならもう一度寝てきても……」

一夏「いや、大丈夫だ。それにこの2人の約束もあるからな」

シャル「そういえば家族で出かけるんだったね」

白式「うん>>375に行くんだよ!」
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/25(月) 23:16:41.86 ID:D7ZGvWAwo
子供は中学生くらいかな?
なら電気屋に家電製品とかゲームを買いに行く
376 :1 :2011/07/25(月) 23:58:04.18 ID:r0PbUOGZ0
一夏「よし、もうすぐアナログ放送も終わるし、ついでにテレビも買うか」

シャル「あれ、もうアナログ放送終わってなかったっけ?」

ラウラ「つっこんだら負けです、母さん」

白式「ねぇねぇ、ゲーム買っていい?」

一夏「値段によるけどな」

ラウラ「それなら私もほしいソフトが……」

一夏「1人1つまでだぞ」


電気屋

シャル「うーん、このテレビでいいんじゃないかな?」

一夏「そうだな、あまり大きすぎてもあれだし、値段も妥当か」

白式「えー、この大きいのがいい!」

一夏「それはでかすぎだ。まず部屋に入らないからな」

ラウラ「父さん! このゲーム、買ってくれないか?」

一夏「どれどれ……18歳未満もプレイできるゲームにしなさい」

ラウラ「だが、クラリッサのお勧めで……」

白式「どんなゲーム?」

一夏「お前は見なくていい。むしろ見ちゃダメだ!」

シャル「い、一夏、声が大きいよ?」

一夏「す、すまん」
377 :1 :2011/07/26(火) 00:05:57.09 ID:8c4n0KJz0
一夏「さて、新しいテレビも買ったし、今度こそゲームを見に行くぞ」

ラウラ「私はさっきのゲームがほしい……」しゅん

一夏「あればかりは許すわけには行かないぞ」

ラウラ「父さんだってああいうゲーム、持ってるのに……ずるい……」

一夏「なっ!?」

シャル「お父さん? どういうことかな?」にこにこ

一夏「い、いや、あれは弾が……」

白式「ねぇ、お姉ちゃん、そういうゲームってどんなゲーム?」

一夏「お、お前は知らなくていいんだって!」

一夏「ともかく、早く選んでこないと買ってやらないぞ!」

白式「はーい」

シャル「お父さん、後で覚えておいてね?」

一夏「……はい」
378 :1 :2011/07/26(火) 00:18:02.79 ID:8c4n0KJz0
白式「パパー、これ買って!」

一夏「シューティングゲームか。よし、いいぞ」

ラウラ「父さん、私はこれがいい!」

一夏「今度は全年齢対称だな……恋愛ゲームなのが気になるが……」

シャル「それじゃあ、買ってすぐに帰ろうか。お父さんにお話があるし」

一夏「あ、あぁ……」

ラウラ白式「「?」」

一夏(楽しい休日のはずが……弾のやつ、覚えて置けよ……)


ラウラ「私が先だ! 異論は認めん!」

白式「私が先だもん!」

シャル「もう、二人ともどうしたの?」

ラウラ「白式が先にゲームをプレイするといって聞かないんだ!」

白式「お姉ちゃんがゲームを先にやるって……」

シャル「もう、そんなことで喧嘩しないの。じゃんけんで決めて、1時間で交代だよ」

ラウラ「……わかりました」

白式「うん、わかった」

シャル「もう喧嘩しちゃダメだよ。特に、僕が機嫌が悪いうちはね?」

ラウラ「っ!」ぞくっ

白式(ま、ママ怖い……)


一夏「……」ちーん
379 :1 :2011/07/26(火) 00:26:52.38 ID:8c4n0KJz0
一夏「はぁ……後半から散々な一日だった」

シャル「一夏があんなゲームを持ってるのが悪いんだよ」

一夏「だから、弾に無理やり渡されただけだって……鈴に部屋を捜索されて見つかると困るからって」

シャル「でも、鈴が弾君と結婚したのにはびっくりしたね」

一夏「そうか? 前から仲がよかったからな」

シャル「そういえばセシリアも元気かな? 学園を卒業して以来会ってないからね」

一夏「たしか、今は社長をやってるんだっけか? すごいよな」

シャル「うん、僕も一歩違う道を選んでいればそうなってたのかもね」

一夏「……」

シャル「あ、もちろん後悔してないよ。こうして一夏と結ばれて、あんなにかわいい子供が2人も出来たんだから」

一夏「……シャル……」

シャル「……一夏……」

ラウラ「父さん、母さん、TISのチャンネルが映らなくなってしまった!」

一夏シャル「「〜〜〜っ!?///」」ばっ

ラウラ「? 急に離れてどうかしたんですか?」

一夏「な、なんでもない、テレビの線が外れたのかもしれないし、見てくるな」

シャル「い、行ってらっしゃい一夏」

一夏(あ、後ちょっとでキスしてるところ見られるところだった……///)

シャル(久しぶりにって思ったのに……って、僕何考えてるんだろ……///)


おしまい
380 :1 :2011/07/26(火) 00:27:23.21 ID:8c4n0KJz0
こんな感じでよかったのかな?

次回の白式ちゃんは?
>>381
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/26(火) 00:30:32.19 ID:Zt2DFmxwo
大人化+分身で一夏にアタック
382 :1 :2011/07/26(火) 00:42:41.14 ID:8c4n0KJz0
一夏「はぁ……」

箒「一夏、どうした? ため息なんかついて」

一夏「朝起きたら、また白式がいなくてな……そしたら、こんな置手紙が……」

箒「なになに……「白式ちゃんをかりまーす。返すときにはいっくん好みに仕上げておくから楽しみにしててねー! by束ちゃん」……? またあの人か……」


束「ってことで、早速改造だよー!」

白式「やだー! い、一夏、助けてー!」

束「ふっふっふ、いっくんはこの基地の場所を知らないからね! 逃げられないよー!」

白式「そ、そんなぁ」

束「まぁまぁ、白式ちゃんにもうれしい改造を施してあげるからさ」

白式「し、信じられないよぉ」

束「では、改造スタート!」
383 :1 :2011/07/26(火) 00:43:08.42 ID:8c4n0KJz0
中途半端になってしまいましたが、続きは明日あたりに書きます
では
384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/26(火) 01:03:10.68 ID:SpPZb7CAO
なんやかんやで束さんも良い線行っていると思うんだ!
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/26(火) 05:52:05.91 ID:pcrjciF20

本筋の白式も番外編のシャルも可愛かった
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/26(火) 16:58:03.96 ID:cXV2Yf/P0
弾×鈴か……。その発想は無かったが、俺得だ。
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/26(火) 17:02:15.21 ID:SpPZb7CAO
>>386
一夏「シャルがおれの幼なじみだと?」←タイトル間違ってたらすまん
でそんな感じだったぜ
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 18:01:14.22 ID:3Ejb5UgIO
一方モッピーは魔法少女になっていた
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 18:51:21.77 ID:fM6iRreIO
>>387
スレタイ合ってるぞ

それは俺も好きだったりする
390 :1 [sage]:2011/07/26(火) 23:40:19.96 ID:8c4n0KJz0
すまない、明日早く出勤することになってしまった
次の更新がいつになるかもわからない……本当にすまない
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 23:48:07.94 ID:sVXwZ61IO
とりあえず>>1仕事頑張れ
392 :1 :2011/07/30(土) 23:48:00.43 ID:Er65flxM0
一夏「はぁ、まさかこんなところで以前もらった打鉄が役に立つとは思わなかった……」

箒「しかし、いくら専用機から訓練機に変わったからといって、あそこまで弱くなるとは……まだまだ修行が足りないんじゃないのか?」

一夏「む、無茶を言うなよ。千冬姉じゃないんだから」

箒「まるで千冬さんなら訓練機で勝てるみたいな言い方だな」

一夏「さすがにそれはな……くなさそうだな……」

箒「た、確かに……」

一夏「と、もう部屋に着いちまったか。なんか、こんなところまでついてきてもらって悪かったな」

箒「いや、どうせ訓練のついでだ。わ、私でよければ、いつでもここまで一緒に……」

一夏「あれ、鍵が開いてる。白式の奴、帰ってきたのか?」

箒(わざとか? わざと聞いていないのか!?)

一夏「……箒、なんだか一瞬すごくいやな予感がした。出来れば、部屋のドアを開けてくれないか……?」

箒「は? なぜ私が?」

一夏「頼む! 今度の日曜日、買い物に付き合ってもいいから!」

箒「! その約束、忘れるなよ!」がちゃ

?「いちかー! おかえりー!!!」だきっ

箒「むぐっ!?」ぎゅー

一夏「!?」

?「あれ、一夏じゃない?」ぱっ

箒「ッ、だ、誰だ貴様!?」

白式?「だれって、白式だよ」

一夏箒「「え?」」

白式?「?」ぼっきゅんぼーん!

白式「だ、だから信じてもらえないって言ったんだよ」

一夏「びゃ、白式ならそこにいるだろ!」

大人白式「ひどいなー、私もちゃんと白式なんだよ。最初はほんとに2人に分身させただけだったんだけど、博士がそれだけじゃつまらないからって」

箒「……姉さん……」

大人白式「というわけで、博士が飽きるまでよろしくね、一夏ー」腕にぎゅー

一夏(む、むねが!///)

白式「む……」

箒「……」いらっ
393 :1 :2011/07/30(土) 23:56:15.65 ID:Er65flxM0
翌日

セシリア「で、あれはなんなんですの?」

鈴「白式にちょっと似てるけど……説明しなさいよ!」

白式「……私の、分身らしいんだけど……」

シャル「ふーん、白式の分身なんだー。へー」

ラウラ「しゃ、シャルロット、目が笑っていないぞ……」

箒「ともかくだ! あれは、さすがに異常すぎるだろう!」


大人白式「一夏ー、私の身体、柔らかいでしょ?」ぎゅー

一夏「……///」

大人白式「あれ? 照れてるの? いちかかわいいー!」


セシリア「白式さん! どうにかならないんですの!?」

白式「どうにかなるならとっくにしてるよ!」

鈴「……こうなったら、何とか一夏を取り返すわよ!」

シャル「でも、どうやって?」

ラウラ「ふ、まかせろ。私がいい作戦を考えてやる!」

箒「だ、だが、お前の考える作戦は……」

セシリア「本当ですの!?」

鈴「よし、ラウラ。あんたにかけてみるわよ!」

シャル(箒、もうだめな流れみたいだよ……)

箒(……そのようだな……)



ラウラ「クラリッサ、嫁が(省略)……というわけで、何かいい作戦を教えてくれ」

クラリッサ『そうですね……>>394
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/07/31(日) 00:08:14.88 ID:JCVMnVoLo
盗聴器をしかけて様子見
395 :1 :2011/07/31(日) 00:21:49.25 ID:BifpJgjJ0
クラリッサ『まずは状況の確認が必要です。盗聴器を仕掛けて様子見をするのがいいでしょう』

ラウラ「なるほど、参考になった。ではまた掛けなおす」

クラリッサ『はい、ご武運を』



ラウラ「というわけで、早速盗聴器を嫁の制服に仕掛けた」

シャル(ラウラの作戦にしてはまともだったかな?)

箒(しかし、盗聴するだけとは……大事に至ったときのことを考えると……)


大人白式「いちかー、遊んでよー」

一夏「あ、あまりくっつくなって」

大人白式「えー、なんでー?」

一夏「そ、その、む、胸が、当たって……」

大人白式「いつもは気にしてないじゃん。あ、大きくなったから気にし始めちゃったの? いちかのえっちぃ」

一夏「っ!///」



シャル「……それ、僕の台詞だよ」いらっ

白式「本体は私なのに……!」

箒「もう我慢できん!」

セシリア「そうですわ! 今すぐあの女を一夏さんから引き剥がして!」

ラウラ「ちょっとまて、早まりすぎると作戦はいい方向には行かないぞ」

鈴「何であんたはそんなに落ち着いてるのよ!?」
396 :1 :2011/07/31(日) 00:33:03.78 ID:BifpJgjJ0


大人白式「そろそろお風呂の時間だねー」

一夏「そ、そうだな。箒かシャルに頼んで風呂に入れてもらわないと……」

大人白式「えー、私、そんな子供じゃないよ? それに、私が一緒に入りたいのは……」ぎゅっ

一夏「っ///」

大人白式「いちか、だよ?」

一夏「そ、それはさすがにダメだ!」

大人白式「なんで? 前は一緒に入ってたのに」

一夏「だ、ダメなものはダメだ!」


白式「な、なんだかまずい展開だよ!?」

鈴「しかも、今日に限って大浴場が使える日……」

セシリア「で、ですが、いったいどうすれば……」

シャル「みんな、落ち着いて。僕にいいアイディアがあるんだ」

箒「! 本当か?」

シャル「うん、それはね……」

>>397
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2011/07/31(日) 00:59:25.29 ID:iCvLVKlbo
困ったときの千冬えもん
398 :1 :2011/07/31(日) 01:10:18.53 ID:BifpJgjJ0
千冬「なに、束が?」

箒「そうなんです。また白式を改造して……」

千冬「私にはそこに白式がいるように見えるんだが?」

白式「また、私の分身を作られちゃったの! しかも、私も制御できないし……一夏を誘惑するし……」

千冬「なるほどな。分身の分際で私の弟を誘惑か」ごごご……

5人(((((す、すごい怒りのオーラだ(ですわ)……)))))

千冬「で、一夏とそのバカはどこにいる?」

シャル「そ、その、たぶん部屋に……」

千冬「そうか。お前たちにひとつ忠告をしておく」

5人「「「「「は、はい!」」」」」

千冬「死にたくなかったら織斑一夏の部屋には近づくな」



その後、大人白式を見たものはいない
噂によれば、束のもとに返却され、白式とひとつにする手術(?)を行ったとか
また別の噂では文字通り地獄へ落とされたとか


束「って、展開にしてみようと思って」

白式「ぜ、絶対にいやだよー!」



つづく
399 :1 :2011/07/31(日) 01:21:05.66 ID:BifpJgjJ0
ごめん、便利な妄想オチをつけさせてもらった
今夜はここまで。また近いうちに書きにきます

次回の白式ちゃんは?
>>401
400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/31(日) 01:32:24.03 ID:7W5aeIMuo
ワンサマーとお勉強
401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/31(日) 01:34:12.28 ID:EvzoQSlAO
ISを装備してみる
402 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/31(日) 04:03:42.78 ID:iZiC/dhTo
前も夢落ちやったろ、それつまんねーから止めれば?
本編に反映されないし、夢落ちにするくらいなら安価なんざやらずに好きに書けよ。
403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/31(日) 06:25:41.36 ID:wP8+PSfAO
>>397
えぇええぇえぇぇぇぇぇ…
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/08/06(土) 03:36:42.65 ID:tklMlESAO
ぉぃ!ぉちなぃょな!?
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/08(月) 14:42:04.45 ID:Hnw9C+TIO
まだか
406 :1 :2011/08/10(水) 00:49:20.86 ID:yt2/16Xm0
すいません、いろいろあって入院していました(と言っても3日間ですが)
退院して元気になったので続き書きます


白式「最近一夏は私じゃなくて打鉄ばっかり使って訓練してる……」

白式「千冬おねえちゃんは「白式が残っているのがばれないように」とか言って、新しい専機まで用意しようとしてるし……」

白式「もっと私の存在意義を伝えなきゃ!」


模擬戦タイム

一夏「よし、こい! 打鉄!」

白式(やっぱり私は使ってもらえない……)

ラウラ「いくら嫁でも手加減はしないぞ!」

一夏「くっ、1対1だと、やっぱりきついなっ!」

白式(でも、予定通りだよ。今一夏の使っているISは訓練用。つまり学園からの借り物。それを壊してしまえば、私を使うしかなくなるはず!)

ラウラ「ふぅ、訓練機とは思えない戦いぶりだったぞ。新しい専機は届くのが少し恐ろしい気もするな」

一夏「敗者への慰めのつもりか?」

ラウラ「いや、そんなことはないぞ。私は本当のことしか言わないからな。夫婦の間に嘘は厳禁なのだろう?」

一夏「その夫婦って言うのはやめろって……」

山田「あ、織斑くん、打鉄、預かりますね」

一夏「あ、はい」

白式「……」

白式(あの中にしまったんだね。よし、お昼休みに計画を実行だよ!)
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/10(水) 00:52:22.99 ID:1iUcGE5AO
>>406
キタ―――(゚∀゚)―――!!!
退院おめでとうございます
408 :1 :2011/08/10(水) 00:55:35.98 ID:yt2/16Xm0
お昼休み

白式「確かこの中に……あった!」

白式「まずはここにある打鉄のエネルギーを全部使い切っちゃおう!」

白式「とは言ったものの……どうやってエネルギーを消費させよう……」

白式「……とりあえず、装備してみればいいのかな?」

白式「えっと、おいで、打鉄!」

ぺかー

白式「……とと、う、うまく言ったみたいだけど、なんだか動きづらい……」

白式「私のことは人間として認識してるのかな……?」

白式「……とりあえず、エネルギーを全部消費させなきゃ……」

白式「……って、あれ?」


白式ちゃんの作戦に予想外のトラブルが発生?
トラブルの内容は?
>>410
409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/10(水) 00:57:43.79 ID:1iUcGE5AO
千冬ねぇにバレる
410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/08/10(水) 01:03:07.54 ID:7P/eGE1xo
体に対して大きすぎる
411 :1 :2011/08/10(水) 01:08:09.30 ID:yt2/16Xm0
白式「あ、あれ、ぶかぶかでちゃんと動いてくれない!?」

白式「そ、そっか。一夏の体系に合わせてる奴だから、私じゃ乗れないんだ……」

白式「で、でもがんばって動かせばエネルギーを切れさせることくらい……」

白式ちゃん奮闘中……

白式「も、もうだめ、おなか、すいた……」

打鉄『残りエネルギー90%』

白式「わ、私のほうが先にエネルギー切れちゃうよ……」

白式「……エネルギー……そうだ! 私がエネルギーをすっちゃえばよかったんだ! そうと決まれば、一人部分展開!」

ぺかー

白式「フフ、これで明日は私が一夏と……」
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/08/10(水) 01:14:05.11 ID:2ee1TkLAO
>>406
最近更新されないと思ったら、そんなことが…
病気ですか?
3日間の入院なら怪我…かな
とにかく戻ってきてくれてありがとう!!
楽しく読まさせて頂いてます!
413 :1 :2011/08/10(水) 01:18:33.03 ID:yt2/16Xm0
翌日

一夏「あ、あれ?」

箒「一夏、どうした?」

一夏「いや、打鉄のエネルギーが残ってないみたいで……」

山田「おかしいですね、昨日確かに充電したはずなんですが……」

白式「じゃあ、私を使って……」

千冬「その必要はない。すでに新しい専用機が届いている」

白式「!?」

一夏「来たのか!?」

千冬「あぁ、今朝学園に届いたばかりだ。織斑、テスト起動してみろ。機体の名前は白蓮、白式とほとんど同じ機能を持っているISだ」

一夏「わかった。それで、白蓮は?」

千冬「こっちだ」

白式「……」

箒「白式……?」

白式「ほ、箒……どうしよう、私、捨てられちゃうの……?」うるっ

箒「そ、そんなことないぞ! むしろ、お前の心配をしているから、新しく専用機を取り寄せて……」

白式「でも、でもぉ……」ぶわっ

箒「ちょ、ちょっと待て、泣くな!」

白式「だってぇ……私は、一夏のISなんだもん……一夏が、私を使ってくれなきゃ、ここにいる意味がなくなるんだもん!」

箒「……なら、今すぐ一夏を追いかけて来い。ここで泣いていても、何も変わらないぞ」

白式「……うん!」
414 :1 :2011/08/10(水) 01:27:33.94 ID:yt2/16Xm0
一夏「なんだかあまり白式と変わらない感じがするけど……」

千冬「そういう風に作ってもらったISだからな。とりあえず起動してみろ」

一夏「あぁ」

一夏「こい、白蓮!」

ぺかー

一夏「っ……」

千冬「? どうした?」

一夏「……」

千冬「織斑?」

一夏「……」じゃきんっ

千冬「おい、何のつもりだ!?」

千冬(……反応がない? 気を失っているのか?)

白式「一夏! やっぱり、新しいISより、私を……って、何あれ!?」

千冬「白式! 下がれ! このISは、暴走して……!」

白式「! お姉ちゃん、危ない!」

がしゃん!

白式「ま、間に合った?」

千冬「っ、す、すまなかった……だが、あの中には一夏が……」

白式「……なら、私が助けるよ」

千冬「……」

白式「私は、一夏のパートナーだもん」
415 :1 :2011/08/10(水) 01:40:35.39 ID:yt2/16Xm0
白式「本気で行くよ!」ぺかー

一夏「……」じゃきんっ

白式『っ、あのISの使ってる武器……雪片弐型? なら、こっちも!』じゃきんっ

千冬(いくら、自分の意志で動けるISとはいえ、装着者がいない分白式のほうが不利……)

千冬「白式、時間を稼いでおけ! すぐに他の教員を呼ぶ!」

白式『必要ないよ! 私があの偽者を倒すもん!』

千冬「お前だけじゃ無理だ!」

白式『無理じゃな……きゃあっ!?』ばしゅんっ

一夏「……」

白式『あ、あれは……雪羅……?』

白式(い、今の、攻撃で、エネルギーが……)ピー

千冬「白式!」

白式「っ……うぅ……」

一夏「っ……」ぴたっ

千冬(! 白蓮からの攻撃が止まった?)

一夏「びゃ、く……しき……逃げ……ろ……」

白式「! 一夏……?」

一夏「はや、く……」

白式「……いやだよ、私は……」

ピカー

白式『絶対に、一夏を助ける! 第二形態・雪羅!!!』

一夏「……」

白式『とどいてっ!!!!』ばしゅっ!

どかーん!
416 :1 :2011/08/10(水) 01:49:26.21 ID:yt2/16Xm0
千冬「このばか者!」ごつん!

白式「い、いひゃい!?」

千冬「今回はたまたま助かったものの、もしかしたら、もっと大事に至っていたかもしれないんだぞ!?」

白式「ご、ごめんなさい……」

千冬「しかも白蓮を完全に破壊するとは……上にどういえばいいんだ?」

白式「そ、それじゃあ、私が白蓮のふりをして……」

千冬「ばれないとでも思っているのか?」

白式「……思いません」

千冬「まったく……ともかく、織斑の目が覚めたら2人で職員室まで来い」

白式「はい……」

白式「……一夏……私、やっぱりいやだよ……一夏が私以外のISを使うの……」

白式「……一夏、こんなに無防備に寝ちゃって……」

白式「……一夏が、私以外のISを使おうとしたから、これは、罰なんだよ……」

白式「――――――」

白式「これから先、あんなのは、無しだからね?」
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/10(水) 02:00:57.18 ID:lHXmOoWb0
罰キター!
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/10(水) 02:01:29.17 ID:lHXmOoWb0
罰キター!
419 :1 :2011/08/10(水) 03:15:02.00 ID:yt2/16Xm0
一夏「えっ? 専用機を取り寄せるのをやめる?」

千冬「あぁ、今回のことが原因で製造会社がしばらく新しいISを作るのをやめるそうだ。他のところに頼むわけにもいかないしな」

白式「なんで?」

千冬「お前の秘密を知っている場所じゃなければ製造を頼むわけにはいかないからな。顔が聞く場所はその会社だけだったんだ」

一夏「秘密って、白式が壊れていないって言うことをか?」

千冬「そうだ」

白式「……あのさ、どうしても私を使うわけには行かないの?」

千冬「当たり前だ。お前は狙われているんだ。この学園が一丸となっても守り抜けるかわからないレベルの相手だっているんだぞ」

白式「それでも……わたしは一夏のISだもん」

千冬「……」

一夏「白式……」

千冬「わかった。学園内であれば白式の装着を許可する。ただし学園外での装着は何があってもダメだ。わかったな」

白式「! はい!」

一夏「……よかったな、白式」

千冬「なにがよかったな、だ。白式と同じくらいうれしそうな顔をしているぞ」

一夏「っ!///」

千冬「……まったく、馬鹿共が……」


続く
420 :1 :2011/08/10(水) 03:19:17.82 ID:yt2/16Xm0
入院していた理由は体調管理ができていなかったのが原因です
なんとも情けない理由だったとだけ言っておきます

それが原因なのかはわかりませんが、体力がだいぶ落ちてしまって、途中寝オチを……げふんげふん
ともかく待っていた皆さん、ありがとうございます。本日から再開です

といいましても、そろそろ白式ちゃんの物語にも終止符がつく頃合かと思います
いつ最終回になるかはわかりませんが、近いうちまとめられたらと思います

それまでの間、もうしばらく応援よろしくお願いします

次回の白式ちゃんは?
>>423
421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/10(水) 03:24:31.46 ID:4ghGfCBz0
よかった、やっと続きが見れる…。

と思ったら入院スかwwなんで入院されてたんですか?
422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/08/10(水) 03:28:35.58 ID:7P/eGE1xo
きっとバター犬を自分のモノでやって怪我したんだろう

安価ならみんなで流しそうめん
423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/10(水) 03:29:53.18 ID:4ghGfCBz0
この頃空気になっているセシリアと鈴が共同戦線を建てて、一夏にアタックしようと試みる。

結果は目に見えてるが…。



もしくは先々週のバカテスの様に、ヒロイン各自のISが擬人化。

本音が一夏にモロに流れることに…。


これのどっちかはどうだい、みんな?
424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) [sage]:2011/08/10(水) 04:19:47.66 ID:3aPR4pV0o
本音がたのしそうだな
425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/10(水) 10:25:31.89 ID:bZiemM1IO
上も良いが下も気になる
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/10(水) 11:35:18.28 ID:EMqksj0/o
本音が漏れると同時にのほほんさんも出てくれればなおよし
427 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/08/10(水) 14:09:46.86 ID:1iUcGE5AO
※ただし本音は母国語で
428 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/10(水) 14:32:25.18 ID:4ghGfCBz0
>>427 オイwwそれじゃあ意味ねェだろォがよォwww
429 :1 :2011/08/10(水) 23:15:17.47 ID:yt2/16Xm0
鈴「ねぇ、セシリア」

セシリア「なんですの?」

鈴「最近私たちずいぶんと空気扱いされてない?」

セシリア「……やっぱり、されてますの?」

鈴「そう思うでしょ? 認めたくはないけど……」

セシリア「とは言ったものの、白式が大胆な行動を取りすぎて私たちが入り込む隙は……」

鈴「そう、白式がいるのがいけないのよ。だから、ちょっと作戦を考えたの!」

セシリア「作戦……ですの?」

鈴「名づけて、白式のいない間に一夏にアタック大作戦!」

セシリア「なんというわかりやすい作戦なんですの……?」汗

鈴「もちろん、協力してくれるわよね、セシリア」

セシリア「あなたと協力するのは不本意ですけど、このまま空気になるわけには……協力しますわ」

鈴(かかった! これで、一夏と私は二人きりよ!)
430 :1 :2011/08/10(水) 23:24:23.60 ID:yt2/16Xm0
白式「〜〜〜♪」

鈴「鼻歌なんて歌って……ますます人間っぽくなってるわね」

セシリア「それじゃあ、予定通り行きますわよ」

鈴「お願いね、セシリア」

鈴(まだ騙されたことに気づいてないなんて……ある意味すごいわよ……)

セシリア「白式さん」

白式「あ、セシリア。なんだか久しぶりー」

セシリア「ちょっとお話があるのですが、よろしいかしら?」

白式「うん、いいよー」

セシリア「それでは、白式さんに質問ですわ。白式さんは基本エネルギーが切れるとどうなるのですか?」

白式「うーん、動けなくなる感じかな? でも、食べ物を食べればすぐ元に戻るよ」

セシリア「そうなんですの? ではちょっとお願いがありまして……実は私のブルーティアーズが……」

一夏「あ、白式! こんなところにいたのか!」

白式「あ、一夏!」

セシリア「い、一夏さん!?」

鈴(しまった、ここで一夏に出てこられたら作戦が……)

一夏「放課後、箒とラウラとシャルといっしょに模擬戦する約束だっただろ?」

白式「あ、忘れてた……」

一夏「よし、思い出したなら行くぞ」

白式「うん!」

セシリア「……白式さんからシールドエネルギーをすべて抜く作戦が……」

鈴(そして、ついでにセシリアがそんなことしてるうちに一夏を誘う作戦が……)
431 :1 :2011/08/10(水) 23:34:15.54 ID:yt2/16Xm0
箒「2人とも遅いぞ! もう3人で始めていたところだ」

ラウラ「シールドエネルギーも結構消費してしまったからな」

シャル「後1回くらいなら戦えると思うけど、そうなると白式にエネルギーを分けてもらわないとちょっとつらいかも」

一夏「と言うことらしい」

白式「むー、忘れてた私も悪いから、しょうがないかな……」

ぺかー

白式「はい、これ、差し込んで」

箒「すまないな」

白式「んっ……」

箒「ん?」

一夏「どうした?」

箒「いや、一瞬変な感じが……」

箒「っ!?」

ぷしゅー!

一夏「!? 箒!?」

箒「けほっ、けほっ! だ、大丈夫だ……」

?「大丈夫ですか、マスター」

一夏「……だ、だれだ?」

箒「さ、さぁ、私にも……って、何さりげなくお姫様抱っこを!?///」

?「いえ、マスターが地面に落ちそうだったので……」

ラウラ「マスター?」

シャル「もしかして、この背が高くて赤いショートカットの女の人って……」

一夏「ま、まさか……」

紅椿「私は、箒様のIS、紅椿です」ぺこり

全員「「「「「えぇー!?」」」」」
432 :1 :2011/08/10(水) 23:38:53.81 ID:yt2/16Xm0
と、今日はここまでです
変な誤解が生まれているようなので、正直に言います
入院していた理由は仕事先(室内)にて貧血で倒れてしまい、熱中症で検査入院
その後誰に遷されたのかはわかりませんが風邪を引いてしまい、なぜか入院が1日伸びた
と言う感じです

変な誤解をした人のところには白式ちゃんが罰を与えに行くので、決して変な妄想は書き込まないように!

それと、安価についてですが、できるだけ1つの事柄でお願いします
明日はちゃんと安価が出せるところまで行きたいです……
では、また明日
433 :1 :2011/08/10(水) 23:49:24.59 ID:yt2/16Xm0
後、言い忘れていましたが、紅椿さんや、次回登場するISさんたちは>>1の勝手なイメージです
想像と違っていたらすいません……

紅椿=背が高くて赤いショートカットの少女。執事っぽい格好をしているイメージ

ブルーティアーズ=青いロールヘアのメイドさん。スカートの中には秘密(と書いてけん銃と読む)がいっぱい

甲龍=ばら色のお団子ヘアの少女。男勝りなイメージ

ラファール・リヴァイヴ・カスタムII=オレンジ色のセミロングヘアの少女。怖がりで甘えん坊

シュヴァルツェア・レーゲン=黒いロングヘアの少女。偉そうにしているけどどじっ子
434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 01:32:21.98 ID:5vjxroAIO
仲間が増えたよ!
やったね、白式ちゃん!
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 01:34:29.65 ID:M9LN8FfIO
白式「わぁい!」

それはそうと>>1
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/11(木) 20:22:34.24 ID:aJgSo6aG0
乙であった。
437 :1 :2011/08/11(木) 20:48:36.22 ID:pLit7VTe0
退院祝いに飲み会に誘われてしまいました……
申し訳ないのですが、今夜の更新はかなり遅くなってしまうと思いますのでご了承ください

朝までには確実に書き込みたいと思います……
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/08/11(木) 21:40:19.57 ID:jsujJivAO
今夜更新予告キター!?
439 :1 :2011/08/12(金) 03:48:10.55 ID:nPAstw7u0
一夏「つまりお前は紅椿で、白式から分けられたエネルギーの影響で人間の姿になったってことでいいのか?」

紅椿「はい、その通りです」

白式「わ、私にそんな機能がついてたんだ……」

一夏「お前も知らなかったのか」

ラウラ「そうなると、もしかして私たちのISも人間の姿にすることが出来るのか?」


紅椿「はい、私か白式様がエネルギーを分ければ」

一夏「もしかしてお前もずっとそのままなのか?」

紅椿「いえ、私は白式様から分けていただいたエネルギーがなくなれば元の状態に戻ります」

箒「そうなのか……よかった……」

紅椿「何がよかったのですか?」

箒「い、いや、さすがに同じ年代の男子と一緒に寝るのは抵抗が……」

紅椿「……マスター、私は女です……確かに、胸はありませんが……」しょぼん

箒「え、あ、い、いや、い、今のは軽い冗談だ!」あせりあせり

ラウラ「面白そうだな。白式、私のシュヴァルツェアにもエネルギーを分けてくれないか?」わくわく

白式「うん、わかった!」

ラウラ「シャルロット、お前もやるだろう?」

シャル「え、ぼ、僕はいいよ……」

ラウラ「遠慮をするな。お前のISの人間の姿も見てみたい!」

シャル(後者が理由なんだろうなぁ……)
440 :1 :2011/08/12(金) 04:02:46.46 ID:nPAstw7u0
ラファール「……はう……」かくれ

シャル「あ、あの〜、動きづらいんだけど……」

シュヴァルツェア「……ふん、こんな小娘にエネルギーを分けてもらうとは……主の気まぐれも相当なものだな」

ラウラ(思ったよりもひねくれた奴だな……誰に似たんだ?)

白式「……一夏、おなかすいた……」ぐてー

一夏「だ、大丈夫か?」

紅椿「白式様、それではご一緒に食堂に行きましょう。他の方々もご一緒に……」

箒(本当に執事のような性格だな……)



食堂

白式「いただきまーす!」

一夏「いただきます」

紅椿「……一夏様、お隣よろしいでしょうか?」

一夏「? あぁ、かまわないが」

紅椿「……マスターは素直じゃないところがありますが優しい心の持ち主なんです。なので……」

一夏「あぁ、わかってるよ。あいつは俺の幼馴染だぞ」

紅椿「……そうですか。よかった……そろそろエネルギーもなくなります。それでは、最後に一言……」

紅椿「マスターのことを、別の視線からも見てあげてください。幼馴染ではなく、一人の女性として」

すっ……からんっ

一夏「! いつもの待機状態に戻ったのか……」

箒「一夏、そこ、いいか? ……ん、そういえば紅椿は?」

一夏「あぁ、たった今、元の状態に戻ったみたいだ」

箒「そうか……もう少し話とかをしたかったんだがな……」

一夏(……一人の女性として……か……)
441 :1 :2011/08/12(金) 04:20:52.89 ID:nPAstw7u0
ラファール「おねえちゃん……一夏さんのところ行かないでいいの?」

シャル「うん、昨日一緒に食事したし、今日は君と話がしたいからね」

ラファール「僕のために……いいの?」

シャル「そう言ったでしょ? ごめんね、突然人間の姿にしちゃって。それに毎日訓練とかで傷つけちゃってるし……」

ラファール「……僕、白式さんみたいに攻撃翌力はないし、ブルー・ティアーズさんみたいな狙撃や甲龍さんみたいな強い武器もないし、シュヴァルツェアさんみたいな機能だって……」

シャル「でも、ラファールはいろんな武器が使えるでしょ?」

ラファール「でも……」

シャル「僕はすごいことだと思うよ。それにラファールにはいつも助けられてるから。だから自分に自信を持って……ね?」

ラファール「……うん。そろそろエネルギーがなくなるみたい。お姉ちゃん、一夏さんのこと、がんばってね」

すっ……からんっ

シャル「……また話そうね、ラファール」



ラウラ「……」じー

シュヴァルツェア「っ、このそばという食べ物……AICがまったく効かないだと!?」

ラウラ「まったく、わがISながら情けない。箸もまともに使えんのか?」

シュヴァルツェア「……こ、このくらい、すぐに……」

ラウラ「こういう風に持てばいいんだ。どうだ? 嫁直伝の技だぞ?」

シュヴァルツェア「……主は本当に一夏殿のことが好きなのですね」

ラウラ「っ!?/// い、いきなり何を言って///」

シュヴァルツェア「私と主は長い付き合いになるが、この学園に来てから主は大きく変わられた。国ではおそらく甘くなったと思われるかもしれません」

シュヴァルツェア「ですが、私はそんな風には思いません。主が、守ることの強さを知り、誰かの背中を守れるようになったこと。私は誇りに思います」

ラウラ「……シュヴァルツェア……ありがとう」

シュヴァルツェア「そろそろエネルギーがなくなるようです。主、私はいつでも主の味方です。そして、一夏殿も。ですから、もう、何も恐れることはありませんよ」

すっ……からんっ

ラウラ「……まったく、ませた子供だな。まるで」
442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/08/12(金) 04:26:09.51 ID:QwVHWn/oo
セッシーとニクミーがかわいそうです
443 :1 :2011/08/12(金) 04:28:52.34 ID:nPAstw7u0
鈴「そんなことがあったの!?」

一夏「あぁ、今度2人のISも人間の姿にしてみたらどうだ?」

セシリア「面白そうですわね」

一夏「さてと、俺はちょっとこの後用事があるから一足先に失礼させてもらうよ」

一夏「行くぞ白式」

白式「はーい」


箒の部屋

一夏「箒、入っていいか?」

箒「あぁ、あいているぞ」

一夏「邪魔するぞ」

箒「どうしたんだ、こんな時間に……」

一夏「いや、ちょっと話したくてな」

箒「そうか……」

一夏「おまえは……その、幼馴染ではなくて、女性としてみてもらいたいのか?」

箒「え……それって、どういう……?」

シャルラウラ「「一夏!」」

一夏箒「「っ!?」」

シャル「白式のお風呂終わったよ」

ラウラ「牛乳を買ってほしいそうだ。いってやったらどうだ?」

一夏「あぁ、スマンな、箒。とりあえずまた明日」

箒「え、ちょ、ちょっと待て、一夏!」

箒「あれは、いったいどういう意味だったんだ……?」



続く
444 :1 :2011/08/12(金) 04:31:35.94 ID:nPAstw7u0
今夜は遅くなってしまったのでここまでです

次回の前半はIS擬人化セシリア&鈴編を予定しております
今回の安価では次回の後半のストーリーを決めたいと思います
ご了承ください

次回の白式ちゃんは?
>>447
445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/08/12(金) 04:36:21.44 ID:QwVHWn/oo
桃鉄でリアルファイトに突入
446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 04:36:29.79 ID:vvdCGItDo
赤髪・ショートカット・貧乳だと...


紅椿ちゃんに出番を与えてやってくれないか
447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 04:38:09.61 ID:GDlJ4uuSO
性的な意地悪をされた白式の逆襲でトイレに行かせてもらえないシャルとラウラ
一夏の前でおもらしをしてしまう
448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/12(金) 09:03:49.36 ID:sxPxWiE7o
なんてGJなんだ
449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) :2011/08/12(金) 09:19:41.51 ID:v2xP1x6D0
此処にはドSしかいないのか
450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 13:09:40.68 ID:OkMDX8ROo
白式が逆襲に成功するのが想像出来ない…ww
451 :1 :2011/08/14(日) 22:52:49.50 ID:9AJRwJYZ0
鈴「というわけで、私たちのISも擬人化してみてよ」

セシリア「どんな姿になるか楽しみですわ」

白式「いきなりだね、二人とも……」

一夏「まぁ、いいだろ? 昨日はなんだかんだで甲龍とブルー・ティアーズのこと擬人化できなかったんだし」

シャル「相変わらずメタな発言だね……」

一夏「いやいや、現実では数日過ぎてるからメタではないぞ」

白式(結局メタな発言を……)汗

鈴「とにかく、お願いするわよ」

白式「うん、わかった。じゃあ行くよ?」



ブルー「……これで人間の姿になったのですか? 我ながらイメージどおりの姿です」

甲龍「なんだよ、俺、もう少し背が高いつもりだったのに……弾を打つしか出来ない能無しよりチビとか……」

ブルー「……甲龍様、それは私のことでしょうか?」

甲龍「他に誰がいると思ってるの?」ごごご……

ブルー「そうですか……」ごごご……

一夏「な、なぁ、なんだか喧嘩始めてるぞ……」

鈴「ちょ、ちょっと、あんたたち、やめなさいよ! それに、エネルギー使ったらすぐに戻っちゃうわよ!?」

セシリア「そ、そうですわ。せっかく人間の姿に成ったんですから、お話を……」

甲龍「鈴の命令でも、無理だ。こいつは俺を馬鹿にしたんだぞ!」

ブルー「お嬢様の命令でも、引けないときはあるんです……それに……」

甲龍「エネルギーを使わなきゃ……」すっ

ブルー「いいんでしょう?」すっ

甲龍「はあああああ!!!」

白式「と、とび蹴り!?」

ブルー「ふんっ!」じゃきんっ

一夏「す、スカートから、拳銃!?」

どかーん!
452 :1 :2011/08/14(日) 23:02:03.96 ID:9AJRwJYZ0
ブルー「なかなかやりますね……」

甲龍「お前こそ、なかなかだったぞ……まぁ、俺のほうが強かったけど」

ブルー「接近戦だけは、ですけどね」

甲龍「そりゃ、遠距離戦を丸腰で勝てるわけないだろ?」

ブルー「それもそうですね……ふふ……」

甲龍「はは……」

ブルー「それにしても、女の子がそんな乱暴なしゃべり方をしてはいけませんよ」

甲龍「い、いいんだよ、別に可愛くないし……」

ブルー「そんなことありませんよ。次にまたこうして人間になる機会がありましたら、可愛いお召し物でも……」

甲龍「い、いいよ、そんなの別に///」

ブルー「あらあら、照れちゃって……。あ、どうやら時間みたいですね」

甲龍「みたい、だな。次にあうときはたぶん模擬戦だな。そのときはまた、よろしく頼むぜ」

ブルー「えぇ、また、会いましょう」



鈴「って、ちょっと待てー!!! これだけ部屋を荒らしといてそのまま元に戻るな!!!」

セシリア「そ、そうですわ! もしこんなところが織斑先生に見つかれば……」

千冬「ほう、見つかれば、何だ?」

鈴「そりゃ、生きては帰れない……って、ち、千冬さん?」

千冬「織斑先生と呼べ!(ごつんっ) そして、そこで部屋を立ち去ろうとしている3人、止まれ!」

一夏白式シャル「「「は、はいっ!」」」

千冬「なぜ窓が割れている? なぜ壁に穴があいている? なぜ部屋の天井から空が見える? どういうことか、説明してもらおうか?」



その後、5人は長い長い説教を受けるのであった


続く
453 :1 :2011/08/14(日) 23:04:10.13 ID:9AJRwJYZ0
甲龍とブルー・ティアーズは犬猿の仲なイメージ
鈴はともかく、セシリアのキャラをうまくかけない……ちょっとアニメを見返してくるべきかな?

そして今回の安価、相当難しい……が、がんばるぞ!
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/14(日) 23:33:56.69 ID:MwCGRwme0
頑張れ頑張れwww(・∀・)ニヤニヤ

そうだ、次は擬人化IS会議でも開いてはどうだい?

ほら、くだまき八兵衛Xみたいにして見てww

by言いだしっぺ
455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/14(日) 23:43:44.72 ID:torR44OIO
いい感じだよー乙
456 :1 :2011/08/14(日) 23:46:22.57 ID:9AJRwJYZ0
かぽーん

白式「ふぅ……」

ラウラ「やはり、大浴場というものはいいものだな」

シャル「ラウラ、それじゃあおじさんみたいだよ……」

白式「でも、他の(ISの)みんなもお風呂には入れたらいいのにね……エネルギーが続かなそうだけど」

シャル「まぁ、全員一緒は無理でも、1人ずつくらいなら大丈夫なんじゃないかな?」

白式「そうだね、今度やってみるよ……あ///」

シャル「? どうしたの?」

白式「ご、ごめん、先に出るね」

ラウラ「まだ髪を洗っていないだろう。何で突然……」

白式「そ、その、とにかくもう出るよ!」

シャル「ダメだよ、一夏に頼まれてるんだから」がしっ

白式「だ、だって、うぅ……///」

ラウラ「どうしたんだ? 言わなきゃわからないぞ」

白式「と、トイレ、行きたい……///」

シャルラウラ「「……」」

白式「で、出てもいいよね?」

シャル「だめだよ、先に行って来なかった白式が悪いんだから」

ラウラ「しゃ、シャルロット、それはさすがに厳しすぎでは?」

シャル「ラウラ、これは躾だよ。だから口出しは無用だからね」

ラウラ「そ、そうは言ってもだな」

白式「で、でも、もう我慢できないよぉ……///」もじもじ

シャル「だーめ。今から髪の毛洗ってあげるから我慢しないとね」

白式「そ、そんなぁ……」
457 :1 :2011/08/14(日) 23:53:54.63 ID:9AJRwJYZ0
わしゃわしゃ……

白式「んっ……」もじもじ

シャル(我慢してる白式、可愛いなぁ……ついいじめたくなっちゃうよ……)

ラウラ(シャルロットの奴、絶対に躾よりも自分の欲を優先させているな……)

しゃわ〜……

シャル「はい、おわったよ」

白式「じゃ、じゃあ、もう出るね……///」

シャル「だーめ、お風呂に入って100数えてからね」

白式「そ、そんなぁ……」

シャル「はい、ちゃんとつかったね。じゃあ、1、2、3……」

白式「〜〜〜っ///」もじもじもじもじ

シャル「……98、99、100!」

白式「で、でるよ!///」だっ

シャル「……我慢で来ちゃったかぁ……でも、まだラストチャンスがあるよ」

ラウラ(しゃ、シャルロットから、黒いオーラが……)
458 :1 :2011/08/15(月) 00:05:54.96 ID:LXHBNmJA0
脱衣所

白式「は、はやく、はやく……///」ふきふき……

シャル「ほら、白式。そんな乱暴にしちゃだめだよ。髪も痛んじゃうし、肌も傷ついちゃうよ」

白式「い、今、それど頃じゃ……」

シャル「女の子がそんなこと言っちゃダメだよ。ほら、拭いてあげるね」ふわっ、ふきふき……

白式「ふ、拭くなら、早く拭いてぇ……///」もじもじもじもじ

シャル「はい、拭けたよ」

白式「じゃ、じゃあ、今度こそ、行く、から……///」もじもじもじもじもじもじ……

シャル「ダメだよ、ちゃんと服を着ないとね。はい、ばんざいして」

白式「う、うぅ……」もじもじ

シャル「ほら、手をそこから離して」

白式「で、でもぉ……」

シャル「しょうがないなぁ。下着からにしようか。足上げて」

白式「う、うん……」すっ

シャル「よいしょと。じゃあ、あげるよ」

白式「い、いいから、はやくして……///」

シャル「わかったよ、すぐはかせてあげる」ぐいっ

白式「〜〜〜〜〜〜っ!!?///」びくんっ

シャル「ごめんごめん、ちょっと勢い出しすぎちゃったみたい。下着、食い込んじゃったけど、平気?」

白式「……しゃるの、ばかぁ……」うるっ

ちょろ……ちょろろ……

ラウラ「何だ、白式。まだこんなところに……っ!?」

シャル「白式、もしかしておもらししちゃったの? だめだなぁ。もしかして、もう少しお仕置きが必要かな?」

ラウラ「……しゃ、シャルロット、その辺にしておいたほうが……」がくがくぶるぶる

シャル「だってしょうがないよ。これは教育なんだから」

千冬「ほう、強制的に排泄欲を我慢させた挙句、わざと失禁まで追いやることを教育と呼ぶのか」

シャル「……え、お、織斑先生……い、いつからそこに?」がくがくぶるぶる

白式「うええええん! おねえちゃああああああん!」だきつきっ

千冬「お前たち、どういうことか説明してもらおうか」

シャルラウラ「「……」」がくがくぶるぶる
459 :1 :2011/08/15(月) 00:17:14.08 ID:LXHBNmJA0
千冬「なるほどな。どう聞いてもお前たちが悪いのか」

ラウラ「きょ、教官! お言葉ですが、私は何も……」

千冬「ほう、私の義妹がいじめられてるのを見て何もしなかったのか」

ラウラ「そ、それは……」

千冬「ともかく、お前たちは少し反省をしたほうがいいな。ふむ、そうだな……よし、そうするか」

シャル「あ、あの、なにを、するんですか……」

千冬「お前たちには3つだけ命令を守ってもらう。1つはこれを飲め」

ラウラ「ジュースですか?」

千冬「あぁ、そうだ」

シャルラウラ((何の意味があるんだ(ろう)……))ごくごく……

千冬「2つ目の命令は今日の夜中12時までのトイレに使用を禁じる。もちろん、トイレ以外の場所で排泄するのも禁止だ」

シャル「そ、そんな。それはさすがに……」

千冬「では、お前がさっきやっていたことを言ってみろ」

シャル「うっ……」

千冬「最後に3つ目。今回の件についてはすべて、他人へはしゃべるな。白式の失態も、お前たちの罰のこともだ」

千冬「もちろん、トイレを我慢している場合、そのことも公表するな」

ラウラ「わ、わかりました」

千冬「ちなみに、IS学園のトイレの入り口はカメラが着いているからな。もし中に入って行く姿が映ったときは、今よりも恐ろしい罰を与えるぞ」

シャルラウラ「「は、はいっ!」」

千冬「わかったら部屋へ帰れ! 話は以上だ!」
460 :1 :2011/08/15(月) 00:31:05.68 ID:LXHBNmJA0
シャルとラウラの部屋

ラウラ「ひどい目にあったな……」

シャル「そうだね……ごめんね、僕が調子に乗りすぎたせいで……」

ラウラ「いや、教官の言う通り止めなかった私にも責任はある。気にするな」

シャル「……ありがと、ラウラ」

ラウラ「そうと決まればそろそろ寝るとするか。尿意を催すわけにはいかな……っ!」

シャル「ラウラ? どうしたの?」

ラウラ「い、いや、なんでもない……」

シャル「っ……!」

ラウラ「シャルロット?」

シャル「ら、ラウラ、どうしよう、と、トイレに行きたくなってきちゃったかも……」

ラウラ「お、お前もなのか!? まさか、さっきのジュースに何か入っていたんじゃ……」

こんこん

シャル(こ、こんなときに、誰!?)

ラウラ(い、今は居留守を……)

一夏「シャル、ラウラ、いるか?」

シャル「い、一夏? 何か用?」

ラウラ(しゃ、シャルロット、バカ!)

シャル(ご、ごめん、つい……)

一夏「ちょっと聞きたいことがあってな、入るぞ」がちゃっ

シャル「い、一夏、ノックくらいしてよ!」

一夏「わ、悪い。でも、別に着替え中とかじゃないだろ?」

シャル「そ、そうだけど……それで、なにかな?」

一夏「白式の風呂に付き合ってくれたんだろ? あいつ、帰ってきてからずっと様子が変で……なにかしらないか?」

ラウラ「い、いや、特に変わった様子はなかったが」

シャル「うん、そうだね」

一夏「そうか……千冬姉に相談したらこの2人の方が知ってるんじゃないかって言ってたけどやっぱり思い違いか?」

シャル「そ、そうだよ!」

ラウラ「それよりも、白式に何か土産でも持っていってやったらどうだ? そのほうが機嫌を直してくれると思うが」

一夏「なるほど。でも、女の子がなにほしがるのかよくわからないからな……。もしよかったら、一緒に選んでくれないか? ここで話すだけでもいいから」

シャル(ら、ラウラ、どうしよう?)

ラウラ(い、いや、今の流れでここで追い出すのはさすがに不自然だ……話すだけと言っているし、無難に少しだけ話を……)

シャル「うん。じゃあ、早く選んじゃおうか」

ラウラ「そうだな」

一夏「本当か!? 助かったよ」

シャルラウラ((早く、プレゼントの内容を選ばなきゃ(ければ)!))
461 :1 :2011/08/15(月) 00:39:51.28 ID:LXHBNmJA0
1時間後

シャル(うぅ、今日に限って、何で一夏とこんなにいろんな話題でしゃべってるんだろう……)もじもじ

ラウラ(我慢すればいい、ということはわかっているんだが……くっ、会話に、集中できない……)もじもじ

一夏「それで、その時その弾ってやつがさぁ」

シャル(どうしよう、一夏の話、まだ終わりそうにない……)

ラウラ「……い、一夏」

一夏「ん、なんだ?」

ラウラ「す、すまない、少し、席を、はずす……」

一夏「大丈夫か、顔色が優れていないみたいだけど」

ラウラ「だ、大丈夫だ……だから……っ///」びくんっ

シャル(も、もしかして、ラウラ、もう我慢の限界なんじゃ……そりゃそうだよ、僕よりも体が小さいんだから!)

一夏「全然大丈夫そうじゃないだろ! すぐ医務室に……」

ラウラ「さ、触るな!///」

一夏「そんなこと言ってる場合か! よいしょっと」お姫様抱っこ

ラウラ「っ!!!///」ぴくんっ

一夏「だ、大丈夫か?」

ラウラ「は、腹を、圧迫、させるな……///」

一夏「ら、ラウラ?」

ラウラ「あ、あぁ、もう、げん……かい、だ……。たの、む……見ないで、くれ///」股間ぎゅー

一夏「見ないでくれって、何をだよ?」

シャル「っ! い、一夏、下ろしてあげて!」

一夏「え?」

ちょろっ……

一夏「えっ……」

ちょろろ……

しょわあああ……

一夏「え、えっ……」

ラウラ「たの、む……見るな……聞く、なぁ……///」ぽろぽろ……
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/08/15(月) 00:43:04.42 ID:JHlPbxpwo
これで夢オチとかは無しだぜ?
463 :1 :2011/08/15(月) 00:52:25.94 ID:LXHBNmJA0
ラウラ「やっと、全部、出た……///」ぐすっ

一夏「そ、その、そんなに我慢してたなら、言えばよかったのに……///」目をそらす

シャル「ほら、着替えようよ……一夏は一度廊下に」

ラウラ「ま、待て……一夏、そばに、いてくれ……///」ぎゅっ

一夏「い、いや、だが、着替えなきゃダメだろ?///」

ラウラ「たのむ、ひとりに、しないでくれ……///」上目遣い

一夏「わ、わかった……///」

シャル(って、ラウラ、もしかして僕も我慢してること、忘れてる!?)


一夏「お、おわったか?」

シャル「まだだよ! 振り向いたらダメだからね!」

ラウラ「どうせなら、嫁に着替えさせてもらいたかった……」

シャル「もう、ラウラも変なこといわないの!」

シャル(なんて、平然を装ってるけど……ぼ、僕も、そろそろまずいよぉ……12時まで、時間があるし……///)

ラウラ「っ、しゃ、シャルロット!/// 拭きすぎだっ/// もう乾いたから、そ、その部分をなでるのをやめてくれ!///」

シャル「え、あ、ご、ごめん!///」

一夏「……///」

シャル「い、いちかのえっちぃ!」

一夏「な、何でそうなるんだよ!///」ふりむき

一夏シャルラウラ「「「あ……///」」」

シャル「……い、いちかの、ばかああああ!!!///」

一夏「な、ま、枕を投げるな!///」

シャル「絶対に向いちゃダメって……あっ///」ぴくんっ

一夏「? シャル?」

シャル(い、今、枕投げた衝撃で、が、我慢が……///)

一夏「どうかしたのか?」

シャル「だ、だめ、きちゃだめっ!///」じわっ

シャル(ど、どうしよう、少し、出ちゃって……///)

一夏「シャル!?」

シャル「だ、だめ、きちゃ、だめだよ……」ぎゅ〜〜〜

一夏「ま、まさか、シャル。お前も……」

シャル(ばれてない! だって、一夏は鈍感だもん! ばれてる、はず、ない……)

一夏「トイレに、行きたいのか?」

シャル「―――――っ」ぷつんっ

ちょろっ……

シャル「あ、あぁ……///」

ちょろろろ……

しゃあああ……

一夏「しゃ、シャル!?」

シャル「み、みないでよぉ、いちかの、えっち、ばかぁ……///」
464 :1 :2011/08/15(月) 00:58:31.55 ID:LXHBNmJA0
一夏「そ、その、すまん……///」

シャルラウラ「「……」」

千冬「おい、織斑。こんな時間まで他人の部屋で何をしている?」

一夏「っ! ち、千冬姉!?」

千冬「さっさと自室へ帰れ!」

一夏「で、でも」

千冬「早く帰れ!」

一夏「シャル、ラウラ、すまん……」

シャル「う、ううん」

ラウラ「きに、するな……」

一夏(明日、もう一度謝ろう……)

ばたんっ

千冬「……で、どうだ? 他人に見られた気分は」

シャルラウラ「「……」」

千冬「これに懲りたら、白式で遊ぶのはやめろ」

シャル「はい……」

ラウラ「……ところで、タイミングがよすぎた気がするんですが、まさか、どこかから覗いて……」

千冬「ほう、ラウラ。頭がよすぎるとどうなるか知っているか?」

ラウラ「な、なんでもありません!!!」びくぅ

シャル(ま、まさか、ずっと監視されてたの!?)

千冬「ともかく、明日、白式に謝れ。白式には私からも話を通してある。わかったな」

シャルラウラ「「は、はい!!」」



こうして、2人の悪魔の夜に終止符は打たれたのであった


続く
465 :1 :2011/08/15(月) 01:01:15.14 ID:LXHBNmJA0
>>447
こんな感じでよかったのでしょうか?
もしかして、ドS白式ちゃんを期待していたのでしたら、ごめんなさい
自分にはドS白式ちゃんはかけないようです

それでは、次回の安価を取ります
あまりエロエロ過ぎた場合は再安価という形になりますのでお気をつけください

白式「さーて、次回の白式ちゃんは?」

>>468
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/08/15(月) 01:07:58.16 ID:JHlPbxpwo
シャルちゃんは無口。

おもにラウラとシャルの絡み
467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/15(月) 01:08:49.04 ID:a/MxP1oIO
ちょっとムラムラしてしまった

安価なら嫁修業
468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/15(月) 01:26:30.70 ID:8OiVFUC90
束さんが特殊な獣耳を開発。

その獣耳を付けると、その動物のようになってしまうという恥ずかしい事になる。

シャル→犬 ラウラ→兎 箒→リス

など、あとは>>1に任す。
469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/08/15(月) 08:13:08.48 ID:bDClyN8AO
あのドリンクには何が入っていたのか…
470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/15(月) 08:52:04.74 ID:hrmTVfk5o
利尿剤だろ
471 :1 :2011/08/17(水) 00:09:14.16 ID:EVeAZsTq0
白式「一夏と二人きりで出かけたの久しぶりだねー」

一夏「そうだな。しかし、お前が泳げなかったのははじめて知ったぞ。というか、前海に行った時は泳いでなかったか?」

白式「ゴムボートに乗ってただけだよー」

一夏「じゃあ、風呂で泳いでいたのは?」

白式「プールとお風呂は違うんだよ……」

一夏「そんなものか?」

白式「だって、私、普通より思いもん」

一夏「ラウラと同じくらいじゃなかったか?」

白式「……」むすっ

一夏「何で機嫌を悪くするんだよ?」

白式「だって、一夏がいじめるんだもん」

一夏(いじめたか?)

白式「っ!」

一夏「どうした?」

白式「千冬おねえちゃんから連絡がきたみたい……えっと……え?」

一夏「?」

白式「よくわからないけど、なんだか大変なことになってるらしいよ? 早く帰って来いって……」

一夏「よ、よくわからないって……」

白式「だって、「少々面倒な事件が起きた。至急帰って来い」としか言われてないんだもん……」

一夏「と、とりあえず行って見るか」だっ

白式「あ、急に走らないでよ!」


?「白式ちゃんみーつけた……白式ちゃんにも、これをプレゼントだよー。ふっふっふ……」
472 :1 :2011/08/17(水) 00:11:59.74 ID:EVeAZsTq0
他の皆さんの動物耳を決めるよ!

白式ちゃん=>>473

鈴=>>474

セシリア=>>475

できれば耳に特徴がある動物でよろしくお願いします
473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/08/17(水) 00:19:07.65 ID:ATNJadhBo
474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 00:19:40.53 ID:IZ7eh7vSO
475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 00:20:02.54 ID:yRR43iAFo
鶏(トサカで変換)
476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/17(水) 00:31:50.24 ID:01TM8IdW0
鈴は虎

セシリアはリス

で予想してたんだが……。
477 :1 :2011/08/17(水) 00:36:52.90 ID:EVeAZsTq0
鈴がかぶってるので再安価

鈴=>>478
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/17(水) 00:38:16.62 ID:3Ib/PwEKo
うさみみ…は束さんか
虎耳で
479 :1 :2011/08/17(水) 00:50:38.37 ID:EVeAZsTq0
一夏「もう少しで学園だな」

白式「あ、あそこにいるのラウラだよ?」

一夏「お。ほんとだ。ラウラー!」

白式「……あれ、変な電波を発して……」

ラウラ「っ!」ビクッ……だっ

一夏「ら、ラウラ?」

白式「草の中に逃げちゃったね?」

一夏「……そういえばさっき変な機械を頭につけてなかったか?」

白式「うん、束博士の頭についてるみたいなのが……」

シャル「わん、わんっ!」のしかかり

一夏「うわっ!?」

シャル「わう〜」ぺろぺろ

一夏「しゃ、シャル!?///」

白式「しゃ、シャル、何してるの!///」

束「よーし、隙ありー!」すぽんっ

白式「っ!? あ、頭が、いた……」

一夏「白式!? た、束さん!? いったい何を……」

束「ちょっと面白いものを開発したから遊びに来たんだよー! 箒ちゃんと仲良くしているみんなにお礼もかねてねー」

一夏「お、お礼って……」

白式「……」むくっ

一夏「白式、大丈夫か!?」

白式「がうー!」

一夏「って、そ、そっちは川だぞ!」

白式「がうー!」じゃぶんっ

束「ふっふっふ。実はこの耳をつけると中にインプットされてる動物みたいな行動しか取れなくなってしまうのだー!」

白式「がうがう?」服ずぶぬれすけすけ

シャル「わうわう」ぺろぺろ

一夏「な、なんて恐ろしいことを///」
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 00:55:29.54 ID:R5A4IgQTo
自分のはそのままか
481 :1 :2011/08/17(水) 01:00:44.18 ID:EVeAZsTq0
束「でも、箒ちゃんにリス耳をつけたのは失敗だったかな? おとなしくなるどころか、私のことを避けちゃうんだよ……」

一夏「まぁ、野生の草食動物はみんなそうですよ」

束「まぁ、ああやって木の上で胡桃をかじってる箒ちゃんも可愛いけど」

箒「……」かじかじ

一夏「っ!///」

束「み、みえたっ! って思ったでしょ?」

一夏「お、思ってませんよ!」

一夏(し、白……///)

鈴「うがー!」がぶり!

一夏「い、いててっ!?」

鈴「がうー! うがー!!!」フー、フー!

一夏「って、何で鈴はいつも以上に凶暴になってるんだよ!?」

束「トラの耳が似合いそうだからつけてみた結果だよ?」

一夏「む、無差別に噛み付きなんかしたら、そのうち問題が起こりますよ!?」

セシリア「こっこっこ……」つんつん

一夏「……あの、セシリアは何で地面を突っついて……」

束「……ごめん、さすがの束ちゃんもあれは失敗だったって認めるよ」

一夏「そ、そうですか」
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 01:04:26.87 ID:R5A4IgQTo
耳ですらないしなwwww
483 :1 :2011/08/17(水) 01:08:36.45 ID:EVeAZsTq0
束「というわけで、いっくんのお好みの動物は!?」

一夏「って、俺にまでつけるつもりですか!?」

束「だめ?」

一夏「い、いやです! というか、みんなを元に戻してください!」

束「えー、面白いのにー」

一夏「なら、自分で何とかします! とりあえず、シャルと鈴を元に……」

鈴「がうー!」がぶがぶ

一夏「い、いてぇ!?」

束「頭を触られるのがいやみたいだねー」

一夏「な、なら、シャルを」すぽっ

シャル「……あ、あれ、僕は今まで何を……って、一夏? 何でそんなに顔がべたべたに?」

一夏「お、お前が俺の顔をなめたからだろ……」

シャル「なっ!?/// へ、変なこといわないでよ!///」

一夏「う、嘘じゃないって!」

鈴「うがー!」がじがじ

一夏「って、鈴もいい加減離せ!」

シャル「な、何この状況……って、うわっ!?」すぽん

一夏「シャル!」

束「ほーら、これで元通りー」

シャル「わんわんっ」

一夏(なんか束さんになついてるし!?)
484 :1 :2011/08/17(水) 01:15:56.54 ID:EVeAZsTq0
束「それじゃあ、いっくんにはこのうさ耳束ちゃんとおそろいバージョンをプレゼントしよーう!」

一夏「うっ」

束「ほらほら、逃げ場はないよ〜」

一夏「くそ、こうなったら、一か八か……来い、白式!」

白式「がうっ!」ペカー

一夏「よしっ! うまくいった!」

束「おかしいなぁ、熊になった白式ちゃんが言うことを聞くなんて……どんなトリックを使ったの?」

一夏「トリックなんていりません。たとえどんなに離れても、俺と白式はつながってるんです」

束「ふーん……そうなんだ」

一夏「ともかく、シャルと鈴から元に戻さないと!」耳をがしっ

束「ちょっ、そ、そんなに強くつかんだら壊れて……」

一夏「それっ」すぽん

シャル鈴「「あ、あれ?」」

一夏「よし、成功だ!」

束「くっ、獣耳君が……壊された! 束ちゃん、おこっちゃったぞー!」
485 :1 :2011/08/17(水) 01:31:49.17 ID:EVeAZsTq0
鈴「な、何よ、この状況……というか、何あのセシリア。写メとっとこ」ぱしゃっ

シャル「さっき一夏に変なことを言われたような……」

一夏「鈴、シャル! 束さんの発明品でみんな変になっちゃったんだ! あの頭についてる機械をはずすのを手伝ってくれ!」

シャル「! お、おもいだした///」

鈴「よ、よくわからないけど、あれをはずせばいいのね!」だっ

セシリア「こけー!」ばたばた

鈴「逃げ足早!?」

束「おのれいっくん! 怒ったぞー! こうなったら、いっくんに「私のことが大好きになっちゃう耳くん」をつけちゃうぞー!」

一夏「ちょっ!? なんですかそれ!?」

束「ホントは箒ちゃんにつける予定だったんだけど……あそこに逃げられたらね、つけられないよ」

箒「……」かじかじ

シャル「ほ、箒、何してるの?」

束「ということで、いっくん、覚悟ー!」

一夏「くっ!」

千冬「おい、一夏。学園へ帰ってくるように言わなかったか?」ばきんっ

一夏「ち、千冬姉!」

束「お、追いついちゃったの、ちーちゃん……」

千冬「あぁ、まさか私の担当するクラスの生徒全員に耳をつけるとはな。いい度胸だ」

束「あー、わ、私はちょっと用事を思い出しちゃって……」

千冬「逃がすと思うか?」

束「た、たすけてー!」

千冬「誰が助けるか」

束「……なんてね、隙ありー!」すぽんっ

千冬「!?」

束「その耳は「いっくんが大好きになっちゃう耳君」だよー!」

一夏(も、もはや獣耳関係ないだろ!?)

束「さぁ、これでちーちゃんはいっくんにめろめろになるから、その隙に」

千冬「その隙に、なんだ?」

束「……あれー?」
486 :1 :2011/08/17(水) 01:40:44.51 ID:EVeAZsTq0
束「うぅ……つかまったぁー」

千冬「私にそんなものが効くか」

鈴(たぶん、最初からメロメロなんだろうなぁ……)

千冬「さて、これで全員元に戻ったか?」

箒「はい、ご迷惑をかけました……」

千冬「お前が気に病むことじゃない。さて、一夏、休日なのに呼び出しをかけてすまなかったな」

一夏「いや、そんなことないよ」

千冬「そうか」

白式「ところで、みんな……」

箒「どうした?」

白式「……さむい……へくしゅんっ!」

箒「ず、ずぶぬれじゃないか! どうしたんだ!?」

白式「わ、わからない……」

ラウラ「つけられていた耳が関係しているんじゃないのか?」

鈴(確か熊の性格になってたのよね……魚でも取ろうとしたの?)

一夏「そういえば、何で白式に熊耳を?」

束「だって、ほら、こういうことだよ?」

ぺらりっ

白式「ひゃわっ!?/// い、一夏、見ちゃダメ!? というか、みんな見ちゃダメ!!///」おさえっ

シャル(なるほど)

箒(熊のプリントのパンツ……)

白式「うぅ、一夏に見られた……///」

全員「「「「「……」」」」」ギロッ

一夏「い、今のは俺は悪くないだろ! というか、何かを忘れてる気が……」



セシリア「こけこっこー!」



続く
487 :1 :2011/08/17(水) 01:42:05.30 ID:EVeAZsTq0
うーん、何か違った気がする。間違えてた場合はすいません

さーて、次回の白式ちゃんは?
>>489
488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 01:46:59.45 ID:R5A4IgQTo
エネルギー増やそうと色んな人と修行してみる
489 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 01:47:23.68 ID:Oe8fKWjSO
束さんが紅椿を改造して永続で紅椿ちゃんに
そして、紅椿ちゃんも一夏争奪戦に参戦
490 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 01:50:38.65 ID:yRR43iAFo

俺は楽しかったぜwwww


安価なら夏祭り→皆で花火な流れのほのぼのに浴衣ではしゃぐ白式ちゃんにアクシデントをたのむ
491 :1 :2011/08/17(水) 01:57:31.72 ID:EVeAZsTq0
今夜はもう少し書こうと思いましたがそろそろ眠るとします。次回の更新も近いうちに行いたいと思います

赤椿ちゃんレギュラー化したら、近いうちに最終話を迎えられなくなりそうだwwwwww
492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 04:56:27.06 ID:zo5JFT2IO
セシリアさんカワイソスwww

乙〜
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 14:29:22.62 ID:17HyKp7IO
>>491
良いではないか、良いではないか
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2011/08/17(水) 14:37:38.36 ID:nOOy4Rxio
おら! もっと のびろ!
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 16:49:44.99 ID:S4i3GvdIO
もっと伸びろこのスレ!!(願い)

セシリアは?
496 :1 :2011/08/19(金) 22:19:23.46 ID:ReVcXN170
箒「一夏、白式!」

白式「どうしたの、そんなにあわてて」

一夏「お前らしくないぞ」

箒「私らしいとかそういう問題じゃないんだ! 紅椿が盗まれたんだ!!!」

一夏白式「「えぇー!?」」

箒「犯人はわかっているんだが……前回の動物耳騒動の最中にすでに盗まれていたらしい……犯人はわかっているんだが……」

白式「ま、まさかその犯人って……」

箒「あぁ……束、姉さんだ……」

一夏(い、いやな予感しかしない……それであわててたのか)

白式「でも、博士の居場所はどこかわかるの?」

箒「……弾にメンテナンスを受けてる白式なら何か知っているかと思ったが、やっぱりわからないか」

白式「うん、ごめん……」

箒「いや、白式が謝ることじゃ……」

?「あの、お話中のところ申し訳ありません」

一夏「ん、どこかで聞いたことがある声が……」

箒「! この声、まさか……」

紅椿「……マスター、その、私も白式様と、同じ改造を、受けてしまいました……申し訳ありません……」

白式「え?」

箒「紅椿……? 改造された場所は、そこだけなのか?」

紅椿「はい、白式様がかわいそうだからと……」

箒「っ!」だきしめっ

紅椿「っ!?///」

箒「よかった、もし、壊されてしまったらと思ったら……心配していたんだぞ!」

紅椿「……申し訳ございません。心配を、おかけしました……」

白式「いい話だね……」ぐすっ

一夏(なんか、あっさりした登場の仕方だなぁ……)
497 :1 :2011/08/19(金) 22:23:55.57 ID:ReVcXN170
白式「というわけで、仲間が増えたよー!」だきっ

紅椿「あ、あの、白式様……あまり抱きつかれるのは///」

白式「紅椿って意外と恥ずかしがり屋なんだね」

紅椿「そ、そうでしょうか?」

白式「ところで、一夏も箒も授業中だし、2人で遊ぼうよ!」

紅椿「そうですね。では、なにをしましょうか?」

白式「うーんと……」


遊びの内容
>>500
498 :1 :2011/08/19(金) 22:24:29.09 ID:ReVcXN170
白式「というわけで、仲間が増えたよー!」だきっ

紅椿「あ、あの、白式様……あまり抱きつかれるのは///」

白式「紅椿って意外と恥ずかしがり屋なんだね」

紅椿「そ、そうでしょうか?」

白式「ところで、一夏も箒も授業中だし、2人で遊ぼうよ!」

紅椿「そうですね。では、なにをしましょうか?」

白式「うーんと……」


遊びの内容
>>500
499 :1 :2011/08/19(金) 22:25:56.71 ID:ReVcXN170
今日は人が多いみたいですね。書き込みがうまくいきません……
あげます。安価なら↓でお願いします
500 :1 :2011/08/19(金) 22:26:24.25 ID:ReVcXN170
あげます。安価なら↓でお願いします
501 :1 :2011/08/19(金) 22:27:57.58 ID:ReVcXN170
上げられない……これで上げられないようなら上げるのはあきらめます……
安価↓
502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/19(金) 22:33:25.78 ID:khvf2aYSO
二人でレズセックス
503 :1 :2011/08/19(金) 22:36:24.03 ID:ReVcXN170
エッチすぎるのはダメです。申し訳ありません
再安価>>505
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/19(金) 22:45:24.68 ID:I3bsnceQo
回線大丈夫か?
二人でTVゲーム、女子勢がこっそり持ってたBLモノな
505 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/19(金) 22:45:58.55 ID:V0A5HItbo
主人たちの観察
506 :1 :2011/08/19(金) 23:05:09.59 ID:ReVcXN170
どうも回線の調子が悪いようです


白式「ここが一夏と箒の教室だよ」

紅椿「鈴様以外の方々も、この教室でしたね」

白式「うん、そうだね」

紅椿「マスターは……しっかりと勉学に励んでいるようですね」

白式「一夏は……あ、うとうとしてる」

紅椿「最近は騒動も多かったのでつかれているんでしょう。私が一夏様のISなら休日は部屋でゆっくりと休ませてあげているところですが」

白式「なにそれ、私が常にわがままを言って、一夏を困らせてると思ってるの?」

紅椿「自覚があるんですね。その通りです」

白式「そんなことないもん! 一夏は私と一緒にいて楽しいって言ってたもん!」

紅椿「それは一夏様が白式様に気を使っているだけです。あなたも、ISであるならもっと主人のことを思って行動を……」

白式「わ、私は、ちゃんと一夏のことも、考えて……」

紅椿「仮にそうだとしても、事実、一夏様は疲れがたまっているご様子。このまま放置するわけにもいきませんね」

白式「ちょ、ちょっとまってよ! なにするの!?」

紅椿「あなたがやらないようですので、私が一夏様の看病をするだけです」

白式「か、看病って、もし一夏が具合悪いのなら私が!」

紅椿「現に一夏様は今疲れていらっしゃるんです。あなただけに任せておくわけには行かないと私が判断しました」

白式「そんなに看病したいなら、箒の看病をすればいいでしょ!」

紅椿「マスターは見ての通り健康そのものです。それに、看病をしたいのではなく、看病をで……き、な……」がくがく

白式「? どうしたの、急に震えだして……」

紅椿「びゃ、白式様、う、後ろ……」

白式「え、うしろ?」

千冬「……お前たち、私が授業をしている教室の前で大声で雑談とは……いい度胸だな」

紅白「「ご、ごめんなさい!」」

千冬「紅椿、お前の話も聞いているが、人間になったばかりとはいえ容赦はせん。2人とも、それと2人の持ち主である織斑、篠ノ之。お前たち全員でグランドを走って来い!」

一夏「え」

箒「な、なぜ私たちまで……」

千冬「当たり前だ。あいつらの持ち主はお前たちだろう。さっさと言って来い!!!」

4人「「「「は、はいっ!」」」」
507 :1 :2011/08/19(金) 23:21:42.77 ID:ReVcXN170
夜、一夏の部屋

一夏「あぁ……つかれた……。白式の奴も、風呂に行ったみたいだし、ようやく休める」

こんこんっ

一夏「?」

紅椿「あの、一夏様。今、よろしいでしょうか?」

一夏「紅椿か? かまわないが……何かようか?」

紅椿「はい、それじゃあ、入りますね」がちゃり

紅椿「んっ」すっ

一夏「なっ!?///」

紅椿「どうしたのですか、そんなに顔を赤くして」

一夏「そ、そりゃ、急に顔を近づけられたら……」

紅椿「え、あ、も、申し訳ありません! ね、熱を測るのなら、直接額をあわせたほうが早いかと……///」

一夏「ね、熱?」

紅椿「一夏様が、少しつかれていたみたいなので、気になってしまい……」

一夏「いや、俺は大丈夫だぞ。ところで箒たちは風呂に入ってるんだろ? お前は行かなくていいのか?」

紅椿「はい、私は後で個室のほうのシャワーを借りますから。その、裸を人に見られるのは、あまり……」

一夏「そうか。じゃあ、ここで箒が出てくるのを待ってろよ。どうせここによってくと思うし」

紅椿「でしたら、なにか淹れてきますよ。コーヒーがいいですか、紅茶がいいですか?」

一夏「いや、いいって。お客さんなんだからお前が休んでろよ」

紅椿「で、ですが……」

一夏「いいから」

紅椿(……マスターが、一夏様のことを好きになった理由、なんとなくわかりました……)


箒「一夏、白式に牛乳を買ってしまったが、大丈夫か?」がちゃ

一夏「え? またあいつねだったのか? いつも悪いな……」

箒「いや、そんなことは……ん? 紅椿も来ていたのか」

一夏「あぁ、お前を待ってたんだよ」

箒「そうなのか? 悪かったな。帰るぞ」

紅椿「はい、マスター」

箒(なんだか幸せそうな笑顔だな。何かいいことでもあったのか)

紅椿「それでは、一夏様……また、明日」

一夏「あぁ、2人とも、またな」


紅椿「マスター」

箒「ん、なんだ?」

紅椿「マスターがもたもたしているのなら、一夏様は、私がもらいますよ?」

箒「なっ!?///」

紅椿「ふふ、冗談です」



続く
508 :1 :2011/08/19(金) 23:22:16.78 ID:ReVcXN170
さーて、次回の白式ちゃんは?

>>510
509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/08/19(金) 23:37:34.92 ID:UBuwxVJIo
セシリアちゃんのこと思いだして上げてください…
510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/19(金) 23:37:47.04 ID:V0A5HItbo
紅椿も一緒に授業を受けてみた
511 :1 :2011/08/19(金) 23:54:46.08 ID:ReVcXN170
お風呂はいっていて遅れました


箒「え、紅椿の身元……ですか?」

千冬「あぁ。白式の事件のこともあるからな。今回のことは外には内密にしているんだが、やはり身元不明の人間がいてはいくら子の学園でも庇いきれないからな」

箒「それで、紅椿の身元は……どうするんですか?」

千冬「その件に関して、先に紅椿に相談したんだが、お前の妹にはなりたくないそうだ」

箒「そ、そんなに嫌われて?」

千冬「いや、お前に精一杯尽くす執事である以上、姉妹という立場になりたくないという話だ。そこで、形だけ別の誰かの家に養子として預けるということで納得をさせた」

箒「はぁ」

千冬「それで、その預ける相手が決まらなくてな。お前に他の専機持ちかクラスメイトあたりから紅椿を預けても言いという相手を選んでほしいんだ。もちろん、その相手が納得しなければ話にならんがな」

箒「なるほど。とりあえず、形だけでいいんですよね?」

千冬「あぁ、ただ、形だけとはいえ養子だからな。たまには相手の家にも顔を出さしてやれ」

箒「はい、わかりました」

千冬「ということだ。今夜までに決めておくように」

箒(紅椿を預ける相手か……シャルロットは学園から出れないから除外して……他に誰か頼れる相手は……)


紅椿ちゃんの苗字決めタイム
>>512
512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/19(金) 23:57:38.54 ID:w5SQdGXoo
鳳凰院
513 :1 :2011/08/20(土) 00:00:24.74 ID:42Jg7Jdr0
>>512
ISのキャラクターで鳳凰院って苗字の子いませんよね?
オリキャラでおk?
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/20(土) 00:14:47.14 ID:2lTz8YcEo
すまん白式と紅椿もって事だったんだが…
515 :1 :2011/08/20(土) 00:28:15.30 ID:42Jg7Jdr0
>>514
わかりました。少し路線変更を加えますね。

>>512さんのご返事が来ないようなので、本日はここまでにします。
次回の投稿は遅くなってしまうかもしれませんのでご了承ください
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/20(土) 00:29:32.08 ID:2lTz8YcEo
乙分かりにくくて申し訳ない
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/20(土) 00:59:29.28 ID:S3dIwUgbo
>>515
すみません、ヨシヒコ見てました
オリキャラでオナシャス!
518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/20(土) 08:05:32.94 ID:Fl4+2MAOo
シュタゲの凶魔さんかと思ったわwwwwww
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/20(土) 08:35:51.73 ID:uGCORL0IO
まさかの鳳凰院なんとかさんwww
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2011/08/20(土) 16:41:30.07 ID:DBC2T1Xu0
まぁ下手にメインキャラでやったら面倒臭くなりそうだし妥当だな
521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/21(日) 17:59:18.18 ID:lQl8Zbako
http://touch.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=17782459
522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/22(月) 02:27:50.66 ID:0V5xsAhe0
>>521 お前は天才か。俺が妄想していた通りのキャラデザじゃないか。
523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/22(月) 11:53:31.97 ID:KmSUckUso
可愛いよね この娘
どっかのニクミーより数百倍可愛い
524 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/22(月) 11:54:09.41 ID:KmSUckUso
可愛いよね この娘
どっかのニクミーより数百倍可愛い
525 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/22(月) 11:54:49.99 ID:KmSUckUso
ミスったww
二回やっちまったw
526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/22(月) 18:44:06.11 ID:bXfBm8jU0
追いついた!
面白いな!

それにしても何で北海道在住の俺はチベットで表示されるのかwwww
527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/08/22(月) 19:42:59.52 ID:0V5xsAhe0
Q.初心者の俺に教えてくれ。
その(チベット自治区)とか(関西)とかってどーやったらできるの?
528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 19:56:49.37 ID:2Kz6RSnIO
>>527
★名前欄の( )の中 ★  IPアドレスから推定した発信地・方法を表示
樺太=au携帯
コネチカット州=docomo携帯
ネブラスカ州=ソフトバンク携帯
アイダホ州=p2
チリ=未対応のISP
アラバマ州=判別できないISP(wakwakなど)
空=携帯端末
糸=ダイヤルアップ
長屋=マンション(地域不明のISP)
おでん=ODN(ODNでも特定できない場合のみ)
dion軍=DION(DIONでも特定できない場合のみ)
catv?=FOXの目に届いていないISP。地方までしか判別できないISPやcatv(eonetは関西地方とか)もある。

あと隣県で多少ずれる人もいます。yahooBBは大幅にずれることも。 auは大雑把に特定可能。
ドイツ=ドイツ、フランス=フランス、アイスランド=アイスランド、USA=アメリカ、加=カナダ、豪=オーストラリア。
時々、表示のない人もいます。
(チベット自治区)     ==判別できないISP(wakwakなど)
(広西チワン族自治区) =ソフトバンク携帯
(内モンゴル自治区)  =docomo携帯

※2ちゃんねるでの地域表示の対応表です
 パー速では地域表示がされないプロバイダもあります
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2011/08/22(月) 19:57:18.56 ID:YtjN9gJYo
特定できるIPなら表示されるだけじゃねーの?
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 22:07:44.66 ID:4Y0PBQDoo
串さしたらその国(場所?)のになるのか?
531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/24(水) 00:35:13.45 ID:ALc2ETrH0
>>527
サンクス。理解した
532 :1 :2011/08/25(木) 00:57:51.48 ID:BM+RT79F0
鳳凰院「え、うちにですか?」

箒「あぁ、迷惑だと思うんだが、紅椿のことを養子にしてくれないか?」

鳳凰院「……まぁ、かまいませんよ。さっきも言いましたけど、形だけ、なんですよね?」

箒「いちお、そういうことになるが。正月や夏休みには挨拶くらい行かせて……」

鳳凰院「そんなに気にしなくてもいいんですよ。それにお父様たちも賛成してくれるはずですから」

箒「本当か? 恩に着るよ!」



箒「というわけで、紅椿は鳳凰院さんの家の養子になることになりました」

千冬「そうか。なら、すぐにでも手続きを済ませてしまうか。織斑も白式をつれて資料を書け」

一夏「はい、行くぞ、白式」

白式「うん」

箒「じゃあ、私たちも行くか」

紅椿「はい、かしこまりました」

千冬(……さて、これからが面倒になりそうだな)
533 :1 :2011/08/25(木) 01:08:30.42 ID:BM+RT79F0
千冬「もうすでに知っているとは思うが、いろいろと事情があってこのクラスに転入することになった織斑白式と鳳凰院椿だ」

セシリア(あの、箒さん? 鳳凰院紅椿じゃないんですの?)

箒(長いからと言うことで織斑先生に却下されて……)

千冬「そこ、黙れ」

セシリア箒「「は、はい!」」

千冬「それと、この転入に伴って、席替えを行う。白式、椿はともに織斑、篠ノ之の隣に座るように、他のメンバーも適当に席を替えさせてもらう」

クラス全員「はい!」



山田「ここがこうであるからして……」

一夏(相変わらずまったくわからん……)

一夏(これじゃ白式も……っ!?)

白式「……」すらすら

一夏(な、なんで!?)

白式(一夏には悪いけど、私はISだからISの知識なら全部頭の中に入ってるんだよね)

紅椿「あ、山田先生。そこ、文字が間違えていますよ」

山田「え、あ、本当だ……」

クラス「あはははは!」

山田「み、皆さん、静かにしてください!」

一夏(なんだか、早くもなじんでるな……ただ……)

紅椿(? 一夏様、こっちを見て何かあったんでしょうか?)

一夏(何で制服が男物なんだ?)
534 :1 :2011/08/25(木) 01:17:23.99 ID:BM+RT79F0
キーンコーンカーンコーン

紅椿「学校と言うものもなかなかいいものですね」

白式「うん、すごく面白かったよ!」

セシリア「それにしても、白式さん、制服がすごく似合っていますわ」

ラウラ「確かに、今までずっとワンピースばかりだったからな」

白式「そ、そうかな?」

セシリア「紅椿さんも……」

シャル「……」

セシリア(お、男物が似合うのは、ほめないほうがよろしくって?)

シャル(うん、ちょっとへこんじゃうと思うよ)

紅椿「?」

箒「だが、みんなになじんでくれてよかったよ」

一夏「そうだな。さて、食事も終えたし、今日は授業が午前中だけ出し、この後どうするか?」

鈴「せっかくだし、みんなで出かけない?」

一夏「そうだな……」

>>536
白式ちゃんシリーズ最後の安価です
この後の展開
535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/08/25(木) 01:19:30.48 ID:2ydqoeL/0
ksk
536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/25(木) 01:23:08.54 ID:/FwMg81SO
最後・・・だと・・・!?
安価なら紅椿ちゃんがおもらし
その後なぜか一夏が処理をすることに
そして、白式ちゃんも含めて3人で性的な交わりを
537 :1 :2011/08/25(木) 01:29:56.97 ID:BM+RT79F0
再安価にしたいところですが、最後の安価ということになりますので他の皆さんの意見も聞きたいと思います
↓+3でアンケート
1.再安価を取らない
2.再安価を取る

お願いします
538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/25(木) 01:31:19.18 ID:IbhvSZnAO
2
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/25(木) 01:31:48.69 ID:gLPjpNHvo
2
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/25(木) 01:32:11.41 ID:h1SuKiLyo
2
541 :1 :2011/08/25(木) 01:33:40.22 ID:BM+RT79F0
では、再安価の形を取らせていただきます
>>542
542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/25(木) 01:34:11.64 ID:gLPjpNHvo
みんなでカラオケ大会
543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/08/25(木) 01:36:12.14 ID:2ydqoeL/0
これならいいや
544 :1 :2011/08/25(木) 01:40:15.18 ID:BM+RT79F0
鈴「と言うわけでカラオケいくわよー!!!」

一夏「カラオケか、久しぶりだな!」

ラウラ「カラオケ? なんだそれは?」

シャル「えっと、歌を歌うお店だよね?」

セシリア「歌を歌うお店? よくわかりませんわ」

箒「まぁ、間違ってはいないが、どう説明をすればいいか……」

紅椿「カラオケとは、歌唱またはメロディパート(主旋律)を担う楽器を演奏する際に、生演奏ではなく事前に録音された伴奏を再生し合唱・合奏する行為をいう。1970年代以降、演奏装置そのものを「カラオケ」と呼ぶ機会も増えている。とのことです」

白式「wikipediaの情報だから間違いないよ!」

ラウラ「なるほどな」

セシリア「私の美声で一夏さんを……」

鈴「じゃあ、点数が一番低かった人のおごりってことで!」

シャル「えっ、ちょ、ちょっと自信ないのに……」

鈴「とにかく行くわよ! 今日は学園が午前中で終わってるから、急がないと込んじゃうかもしれないし」

一夏「そうだな」

鈴「とりあえず、詳しいルールは着いてからってことで」

箒(結局賭けをするのか)
545 :1 :2011/08/25(木) 01:53:02.72 ID:BM+RT79F0
鈴「じゃあ、まずは私からね! えっと……黎明スターライン歌いまーす!」

♪〜〜〜♪〜〜〜

箒「う、うまい!」

一夏「前からうまかったけど、さらに磨きがかかってるな」

シャル「ど、どうしよう……さらに自信がなくなってきちゃったかも……」

セシリア「く、こ、このくらい負けませんわよ!」

ラウラ「お、歌い終わったようだぞ」

紅椿「採点のほうも終わったみたいですね」

白式「えっと、96点っと」めもめも

箒「いきなり高得点過ぎないか?」

一夏「まぁ、鈴は歌が得意だからな」

鈴「どうだった? セシリアにはまねできないわよね〜」

セシリア「なっ!? そんな言葉、私の美声を聞いてからおっしゃってくださいまし! 私は恋はみずいろを歌わせてもらいますわ!」

♪〜〜〜♪〜〜〜

一夏「セシリアもうまいな!」

鈴「チッ」

シャル「せ、せっかくなんだからもっと楽しもうよ、ね、鈴」

箒「シャルロットの言う通りだぞ」

ラウラ「みんなで楽しむのが一番だ」

白式「そうだよ、鈴」

紅椿「私からもお願いします。セシリアさんと仲良く……」

鈴「……わ、わかったわよ」

一夏(これ、みんな話に集中しててセシリアの歌、聞いてないだろ……)

セシリア「見てくださいませ! 鈴さんと同点の96点ですわ!」

鈴「あ、ごめん、聞いてなかったわ」

セシリア「なっ!?」
546 :1 :2011/08/25(木) 02:03:52.32 ID:BM+RT79F0
シャル「次は僕だね……ど、どうしよう……心の窓辺にてにしようかな?」

♪〜〜〜♪〜〜〜

一夏「おぉ、思ったより全然うまいな!」

ラウラ「確かにセシリアたちの歌もうまかったが、シャルロットも同じくらいうまいじゃないか」

箒「だが、カラオケはうまければ高得点が出るわけじゃないからな」

白式(それじゃ、私がうまく機械をいじれば一番に……)

紅椿「白式様、反則はダメですよ?」

白式「な、なんのこと!?」

セシリア「きー!」

鈴「なによー!」

一夏「二人ともいい加減、喧嘩はやめてくれないか」汗

ラウラ「98点! 前の2人よりも高得点だぞ!」

シャル「え、ほんとだ! やった!」

セシリア鈴「「えぇー!?」」がーん

箒「静かにしていなかったばちが当たったな」
547 :1 :2011/08/25(木) 02:12:08.74 ID:BM+RT79F0
ラウラ「よし、次は私だな! こんなこともあろうかと、クラリッサから歌を教えてもらっていたんだ! 嫁、心して聞け! らぶ・ルーレッツ!」

♪〜〜〜♪〜〜〜

一夏(予想はしていたが……)

箒(電波ソングか……)

シャル(ラウラの将来が心配になってくる……)

セシリア(この歌で点数を越えられてしまった暁には……)

鈴(恥ずかしくて、表を歩けなくなるわ……)

白式「いい歌!」

紅椿「感動ですね……」ぐすっ

4人((((IS組にはうけてる!?))))

ラウラ「どうだ?」

一夏「95点か。高得点だぞ」

ラウラ「しかし私が一番下か……」

一夏「ドンマイドンマイ、次は俺か……モーブ色のSympathyをうたうぞ」

♪〜〜〜♪〜〜〜

シャル「うわっ、一夏歌うま!」

鈴「一夏も相変わらずうまいわね……」

ラウラ「このままだと私がビリに……」

箒「いや、勝負は最後までわからないぞ」

セシリア「それにしても、素敵な歌声ですわ」うっとり

白式「さすが一夏だね!」

紅椿「おや、点数が出たみたいです」

一夏「95点か、ラウラと同点だな」

ラウラ「嫁とおそろいか! これなら負けてもいいかもしれない///」

箒(まさかと思うが、ラウラを慰めるために狙って95点を取ったんじゃ……)
548 :1 :2011/08/25(木) 02:22:48.81 ID:BM+RT79F0
箒「次は私だな。じゃあ、ベストパートナーを歌わせてもらおう」

♪〜〜〜♪〜〜〜

一夏「おぉ、本人が歌ってるみたいだ!」

鈴「あれ、でもこの歌を歌ってるのって……」

シャル「ストップ! それ以上は言っちゃダメだよ!」

ラウラ「禁則事項という奴だ」

セシリア「それにしても、公式プッシュがある一夏×箒のカップリングはずるい気がしますわ」

白式「安心して、このSSでは一夏×白式がプッシュされてるから」

紅椿「白式様、それではフォローにはなってません」

箒「お前たち、私の歌はちゃんと聞いていたか?」

一夏「……すまん」

箒「98点、シャルロットと同点だ」

シャル「じゃあ、おそろいだね!」

白式「シャル、うれしそうだね! じゃあ、次は私! 奥華子さんの魔法の人をうたうよ! 特に一夏、ちゃんと聞いててね!」

一夏「あ、あぁ」

♪〜〜〜♪〜〜〜

一夏「こ、これは!」

箒「うまい!」

セシリア「始めてISがずるいと思いましたわ」

鈴「で、でもうまいだけじゃ点数は……」

ラウラ(まだ点数にこだわっているのか? 私は95点以外なら何を出されてもかまわないがな)

シャル「僕もあんなふうに歌えるようになりたいなぁ」

紅椿(シャルロット様は、すでに十分うまいと思いますが……)

白式「やったー! 100点だよ!」

一夏「は、はじめてみた……」

白式「……一夏、ずっとそばにいてね」

一夏「……あぁ」
549 :1 :2011/08/25(木) 02:27:46.73 ID:BM+RT79F0
箒「じゃあ、最後は紅椿だな」

紅椿「わ、私もですか!? わ、私はやめておきます」

箒「ダメだ、全員歌ったんだぞ」

紅椿「わ、わかりました……で、では、適当に……SUPER∞STREAMあたりを……」

○△□*%#$〜〜〜〜〜

全員「「「「「「「!!!!?」」」」」」」

一夏(こ、これは!?)

箒(ちょ、超音波!?)

セシリア(ま、間違いありませんわ)

鈴(こ、この子)

シャル(見た目によらず……)

ラウラ(ものすごく……)

白式(お、音痴……!)

紅椿「ふぅ、点数は……?」

紅椿「……20点……?」がーん
550 :1 :2011/08/25(木) 02:32:27.55 ID:BM+RT79F0
箒「ま、まぁ、紅椿、元気を出せ」

白式「そ、そうだよ! こういう失敗しちゃう時だってあるってば」

紅椿「だから、私は歌いたくないと……」

鈴「でも、みんなで歌えて、楽しかったでしょ?」

紅椿「それは……」

セシリア「それに、カラオケがダメならまた今度、違う遊びをやりに行けばいいんですわよ?」

シャル「そうだよ。ボーリングっていうゲームもあるらしいから、今度はそれをやりに行こうよ!」

ラウラ「そうだな、また、8人で」

紅椿「……はい」

紅椿(人間の姿、か。なれて、よかった……)にこっ

一夏「やっと笑ったな。それじゃあ、みんな、帰ろうか」

全員「「「「「「「おー!」」」」」」」
551 :1 :2011/08/25(木) 02:35:12.10 ID:BM+RT79F0
紅椿「白式様、今日はいろいろ励ましていただいてありがとうございました」

白式「ううん、いつものことだから」

紅椿「ふふ、人間というものはいいものなんですね」

白式「そうだね……」

紅椿「? どうかなさったのですか?」

白式「……ううん、なんでもないよ」

紅椿「……嘘、ですね。何か隠し事をしているんでしょう。誰にも言いませんから、教えてください」

白式「……実は……ね……」



続く
552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/25(木) 02:36:38.03 ID:mACDOATmo
乙乙!
553 :1 :2011/08/25(木) 02:36:46.46 ID:BM+RT79F0
長かった白式ちゃんシリーズも次回を持ちまして最終話とさせていただきます
ちょっと早いですが応援してくださった皆様ありがとうございました
ではまた次回
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/08/25(木) 02:39:52.65 ID:2ydqoeL/0
乙です
555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/08/25(木) 02:40:30.16 ID:vDszhEeAO

期待してるよー
556 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/25(木) 02:47:55.78 ID:JHpzgcDYo
557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/25(木) 08:48:35.07 ID:F7AYv9euo

紅椿は超々超音波振動子が出せそうだな・・・
558 :1 :2011/08/26(金) 23:50:14.93 ID:IL/WU1uE0
紅椿「マスター、だいぶ髪が元通りになってきましたね」

箒「まぁ、あれ(>>132参照)から半年は経ってるからな」

紅椿「正確には173日が経過しています」

箒「……なんでそんなに正確に覚えているんだ?」

紅椿「私は私なりに日記をつけているんです。と言っても私の中の記憶媒体にですけど」

箒「他にも何か乗ってるのか?」

紅椿「そうですね、マスターが私を使うようになってから寝言で一夏様の名前をつぶやいたかいs」

箒「今すぐ忘れろ!!!!!」

一夏「朝から何騒いでるんだ?」

紅椿「内緒です」

一夏「白式もそうだったが、紅椿もすっかりなじんだな」

紅椿「はい、おかげさまで」

白式「紅椿ー! おんぶしてー!」

紅椿「……! ……かしこまりました」

白式「わーい!」

一夏「おいおい……紅椿、いやだったら言っていいんだぞ?」

紅椿「いえ、執事としてこの程度……」

箒「お前はいつから執事になったんだ」

白式「らくちんらくちん」

紅椿「……」
559 :1 :2011/08/27(土) 00:12:45.34 ID:Ouiz4JrN0
一夏「はぁ、2限目から体育ってつらくないか? しかもマラソンって……」

箒「文句を言うな……私だって、かなりつらいんだぞ……」

セシリア「このくらいで音を上げるなんて、まだまだですわね、私なんて、このくら、い……はぁ、はぁ……」

シャル(走りながらしゃべったら余計に疲れちゃうと思うけど……言ったら怒るかな?)

ラウラ「何だお前たち、もうばてたのか?」←1週抜かし

一夏「ラウラが疲れ知らず過ぎるだけだって……」

ラウラ「そうか?」

紅椿「……ん、そういえば白式様は……」きょろきょろ

紅椿「っ!」

白式「……はぁ、はぁ……」よろ、よろ……

紅椿「大丈夫ですか!?」

白式「う、うん、平気……だ、よ……」こてり

一夏「白式!?」

箒「大丈夫かっ!?」

白式「……紅椿……」ぼそっ

紅椿「っ! 織斑先生、白式様を医務室まで運んできます!」

千冬「あぁ、わかった。医務室には私から連絡を入れておく」

一夏「なら、俺も一緒に……」

紅椿「いえ、私が同行します。一夏様は授業を受けていてください」

一夏「けど……」

千冬「織斑、そんなに心配ならついていけ。授業に集中できなくなると困るからな」

白式「ち、ふゆ、お姉ちゃん……」

千冬「なんだ?」

白式「……一夏には、授業を受けてて、もらって……」

千冬「いや、しかしだな……」

白式「お願い……」

千冬「……わかった。仕方あるまい。そういうことだ、織斑はこのままランニングを続けろ」

一夏「あ、は、はい」

一夏(白式を怒らせるようなこと、言ったっけ?)

紅椿「……」
560 :1 :2011/08/27(土) 00:25:58.55 ID:Ouiz4JrN0
紅椿「……トイレによったほうがよろしいですか?」

白式「……」こくん

紅椿「かしこまりました」



白式「はぁ……はぁ……お待たせ、ごめんね、私につき合わせちゃって……」

紅椿「いえ、この秘密を知っているのは私だけですから」

白式「朝も、おんぶのとき、気がついてたんだよね?」

紅椿「……はい。今度は私から質問してもよろしいですか?」

白式「……うん」

紅椿「コアの破損の影響は、どのくらいまで身体を蝕んでいるんですか?」

白式「……右足が少ししびれてる感じなのと、食べ物を胃が受け付けてくれてないのを考えると25%くらいかな……」

紅椿「……やはり、足にも影響が来ていたんですね」

白式「ごめんね、なかなか言い出せるタイミングがなくて……」

紅椿「一夏様には、まだ隠し続けるおつもりですか?」

白式「……うん、心配かけたくないし、それに……もし、ばれたら、この日常ともお別れになっちゃうもん」

紅椿「束さまには、このことは」

白式「博士は知ってるよ。でも、コアを直すのは出来ないんだって。出来て移植して、別のISとして生まれ変わるくらいかな?」

紅椿「……そう、ですか」

白式「紅椿が気に病むことじゃないよ。じゃあ、一夏たちのところへもどろう」

紅椿「……かしこまりました」

紅椿(本当に、このままでいいのでしょうか?)
561 :1 :2011/08/27(土) 00:45:16.27 ID:Ouiz4JrN0
一夏「白式、大丈夫だったか?」

白式「うん、ちょっとばてちゃっただけだと思う」

一夏「よかった。ところで俺、何かへんなことでも言ったか?」

白式「え、どうして?」

一夏「いや、さっきお前が怒ってたみたいだから。気のせいならいいんだが」

白式「……気のせいだよ」にこり

紅椿「……」

鈴「あーかーつーばーき! どうしたのよ、そんな思いつめた顔して」

紅椿「いえ、なんでも……」

鈴「……一夏に恋しちゃいましたー、とか?」

紅椿「なっ!?/// ち、違います! 確かに一夏様はかっこよくて頼りになって、すごくかっこいいですけど! あ、ありえません!///」

鈴(うわっ、わかりやすい子……同じこと2回言ってるし)

鈴「じゃあ、どうしたのよ?」

紅椿「ただボーっとしていただけです」

鈴(やっぱり一夏狙いか)

紅椿(いつまで、そうやってごまかしているつもりなのですか? ……白式様……)
562 :1 :2011/08/27(土) 00:48:17.59 ID:Ouiz4JrN0
今日はここまで
実は箒ちゃんがやるべき役だったところを紅椿ちゃんが強奪しているのは内緒です

紅椿「えっ!? そ、その、申し訳ありません、マスター!」

箒「いいんだ、どうせ私は不人気ヒロインさ……ははは……」

紅椿「ま、マスター! 死んでます! 目が吊り上げられてから2日過ぎたマグロのように死んでますよ!?」


ではまた今度
終わった後、紅椿ちゃん番外編やるかも
563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2011/08/27(土) 00:49:06.28 ID:+LpbAEIqo

箒ちゃん可愛いよ
564 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/27(土) 00:53:08.65 ID:Pdpny9Ico
565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/08/27(土) 01:02:57.11 ID:cs4KYzPa0


白式ェ
566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/27(土) 01:15:15.05 ID:c6LH13cxo

キングストーンで何とかするしか・・・
567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/27(土) 13:17:13.88 ID:aWwflU5IO

紅椿wwktk
568 :1 :2011/08/27(土) 22:46:49.79 ID:Ouiz4JrN0
数日後

白式「紅椿ー、おんぶしてー」

一夏「白式、お前最近そればっかだな……紅椿もあまり甘やかさないでくれ」

紅椿「いえ、執事たるもの……」

一夏「……」

紅椿「……と、そういえば一夏様、マスターが一夏様にお話があると言って部屋で待っておりましたよ?」

一夏「……あぁ、そうか。今回はごまかされてやるよ」

紅椿「……はい、おねがいします」

白式「……」

一夏「いいか、明日からは絶対におんぶ禁止だからな」

紅椿「……」



紅椿「……白式様、本当にこのままでいいんですか?」

白式「何度も聞かないでよ。もし、迷惑だと思うなら、助けてくれなくてもいいよ」

紅椿「そういうわけではありません! ただ、このままでは白式様が、一夏様に……」

白式「うん、嫌われちゃうね……」

紅椿「わかっているならなぜ!」

白式「だって!」

紅椿「っ!」びくっ

白式「……だって、それしかないんだもん、長く、一夏と一緒にいる方法が……」

紅椿「……確かにそうかもしれません。ですが、私は、これが正しいとは思えません……」

白式「そうだよね……でも、正解なんて、存在しないと思うから……」

紅椿「……お身体のほうは……」

白式「……右手まで、しびれてきちゃったかな? でも、まだしびれてるだけだから大丈夫」

紅椿「……」

白式「そんな心配そうな顔しなくてもいいよ。そのうちひょっこり治るかもしれないし」

紅椿(そんなことありえない。あなたが、一番わかってるんじゃないですか、白式様……)
569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福島県) [sage]:2011/08/27(土) 22:53:00.00 ID:tzMAPVlDo
俺的になんとなく白式のビジュアルはひまわりのアリアスになってる
570 :1 :2011/08/27(土) 22:58:38.19 ID:Ouiz4JrN0
数週間後

千冬「今日の体育はバレーをやる。各自、4グループに分かれろ」

白式「……」ぼー

紅椿(白式様、私と同じグループに……白式様?)ごにょごにょ

白式「あ、う、うん……」

一夏「どうした? 最近おぶってもらってばかりで体力が落ちたか?」

白式「う、うん、そうかも……」

一夏「やっぱり当分はおんぶ禁止だな。紅椿も、これは白式のためだからな」

紅椿「……かしこまりました」

白式「じゃ、じゃあ、一夏。一緒のチームに……」

一夏「おう」

紅椿「……」



シャル「セシリア!」ブロックッ

セシリア「オッケーですわ、ラウラさん!」トスッ

ラウラ「よし、まかせろ! はぁっ!!!」サーブッ

箒「っ! 白式!」ブロックッ

白式「……っ」スカッ

紅椿「っ!」

紅椿(し、しまった……!)

一夏「おいおい、何やってるんだよ?」

白式「ご、ごめん」

箒「悪かったな、うまくはじいたつもりだったんだが……」

白式「う、ううん、すぐ取ってくるよ」

セシリア「それではこちらにポイントですわね」

白式「……」とたとた……

シャル「……? 白式、様子おかしくない?」

ラウラ「確かに、やけに歩くのが遅いような……」

白式「……」くらっ

紅椿「っ! 白式様!」

一夏「白式!?」だっ

箒「ど、どうしたんだ!?」

白式「……っ……はぁ、はぁ……」

一夏「大丈夫か!?」だきっ

紅椿「白式様!!」

白式「へい、き……少し、貧血、気味……で……」

一夏「平気って顔色じゃないだろ!」
571 :1 :2011/08/27(土) 23:05:29.12 ID:Ouiz4JrN0
白式「あか、つばきも、平気だから、はなして……」

紅椿(っ! ま、まさか、目が見えて……)

一夏「何言ってるんだよ! 今お前を支えてるのは俺だぞ! それもわからないくらいにまずいのか!?」

白式「……ちが、へい、き……」

一夏「ちふ、織斑先生! 白式を医務室まで運びます!」

千冬「あぁ、すでに医務室には連絡を入れている。さっさと行って来い」

一夏「はいっ!」

白式「……っ」ふっ

紅椿「……待ってください! ……織斑先生、それから、一夏様、他の皆さんも、聞いて、ください……」

一夏「今、それどころじゃ……」

紅椿「だから、それだから聞いてほしいんです!!!」

一夏「……紅椿?」

千冬「……言ってみろ」

紅椿「白式様は、もうすぐ、完全に、壊れます……」
572 :1 :2011/08/27(土) 23:16:18.98 ID:Ouiz4JrN0
数ヶ月前

白式「実はね、私、もうすぐ壊れちゃうかもしれないんだ……」

紅椿「え……?」

白式「以前、コアが壊れたのは知ってるよね。あれ、直ってなかったの……」

紅椿「そんな、ではどうして!?」

白式「人間の姿を保ってるからだよ。コアの力を借りないで、心臓に頼って身体を動かしてるから」

紅椿「では、ISの状態になれば……」

白式「うん、その度に体が壊れて行くと思う……ううん、それだけじゃない……たぶん、そうしなくても、自然とね……」

紅椿「一夏様は、そのことを知っているんですか……?」

白式「知らないはずだよ、話してないもん」

紅椿「……どうして?」

白式「だって、もしもそのことを知ったら、一夏は私のために時間を使っちゃうもん」

紅椿「……」

白式「この日常のまま、このままで一夏の隣にいたいの。ISとしてでも、病人としてでもなく、一夏のパートナーとして……」

紅椿「ですが……」

白式「……紅椿、お願いだよ。このことはみんなには黙っておいて。私は、わがままで、自分勝手で、でも、一夏が大好きな一人の女の子だから……」

紅椿「……断ります」

白式「……」

紅椿「あなたが、限界だと思ったら、この事は他の皆にも伝えます。ですから、それまでは、つらいことがあったらすぐに私に伝えてください」

紅椿「必ず、手助けをしますから」

白式「……ありがとう、よろしくね」

紅椿「……はい、わがままな、お嬢様」
573 :1 :2011/08/27(土) 23:22:42.86 ID:Ouiz4JrN0
白式(……あれ、ここは、どこだろう……真っ暗で何も見えない……)

一夏「白式? 目が覚めたのか?」

白式「……あれ、一夏、どこ? 私、どうして……」

一夏「……紅椿から全部聞いたよ、悪かったな、何も気づいてやれないで……」

白式「聞いたって、何のこと? 私はいつもどおりだよ! それより、そろそろ電気つけてくれないかな? もう眠らなくても平気だから……」

一夏「……電気は、いらない。まだ、昼間だからな……」

白式「えっ……」

紅椿「……白式様、やはり、目が見えていないのですね……」

白式「う、うそ、だよね……? 紅椿も、一夏も、私を、騙してるだけ、だよね……?」

一夏「……白式!」だきっ

白式「あっ……」

一夏「ごめん……ごめんな……」ぎゅっ

白式「ほんと、なんだね……一夏……」ぎゅっ

紅椿「……」

白式「紅椿、まだ、いる?」

紅椿「はい、ここに……」

白式「いままで、ありがとう」

紅椿「……はい」
574 :1 :2011/08/27(土) 23:31:09.53 ID:Ouiz4JrN0
千冬「……一夏。白式のことで話がある。すぐに隣の部屋に来い」

一夏「……織斑先生?」

千冬「今は千冬と呼べ。紅椿、お前は白式のことを頼む」

紅椿「はい、かしこまりました」

白式「……」



千冬「単刀直入に言う。白式を処分しろ」

一夏「っ!? 千冬姉、何を言って!」

千冬「……もうあいつを休ませてやれといっているんだ」

一夏「け、けど……」

千冬「一夏、仮にお前の身体がどんどん壊れ、大切な人の姿が見えなくなり、声も聞こえなくなり、最後には、体温すら感じられなくなったら……お前はそれに耐えられるのか?」

一夏「そ、それは……」

千冬「あの話を聞いてすぐに束に連絡を取った。もう、手段はないそうだ……」

一夏「けど、千冬姉は、あいつのことを……白式のことをそんなに簡単にあきらめていいのかよ! あいつがいなくなっても……!」

千冬「平気なわけあるか! あいつは、初めて出来た妹のような存在だったんだぞ……!」

一夏「……っ」

千冬「……3日後だ。それまでにもう一度お前の考えを整理しろ。わかったらあいつのそばにいてやれ」

一夏「……あぁ……」
575 :1 :2011/08/27(土) 23:39:34.25 ID:Ouiz4JrN0
白式「……」

一夏「悪い、遅くなったな」

白式「ううん、平気だよ」

一夏「……なぁ、お前が人間の姿に成ってからどのくらい経つんだっけ?」

白式「私が人間の姿になったのは一夏が2年になってすぐだから……もう11ヶ月目かな?」

一夏「そういえばそうだな……いろいろあったよな」

白式「うん、喧嘩したり、旅行に行ったり、一緒にお風呂に入って、一緒にカラオケにも行って……」

一夏「……おまえは、幸せだったか?」

白式「うん、すごく、幸せだったよ」

一夏「じゃあ、今は、幸せか?」

白式「……うん、一夏の隣にいられるから」

一夏「……そっか……」

一夏「……まだ、休まなくて大丈夫か?」

白式「……少し、休みたいかな?」

一夏「じゃあ、今日はゆっくり休め」

白式「うん、そうするね……おやすみ、一夏」

一夏「あぁ、おやすみ、白式」
576 :1 :2011/08/27(土) 23:47:52.96 ID:Ouiz4JrN0
一夏「……千冬姉」

千冬「……まだ、期限には早いぞ。もう決めたのか?」

一夏「あぁ、あいつは、絶対に処分なんかさせない」

千冬「……勝手にしろ」

一夏「それと、明日、学校休んでいいかな?」

千冬「言っただろう、勝手にしろ、ばか者」

一夏「ありがとう、千冬姉」



白式「ねぇ、一夏、今日、学校行かなくていいの?」

一夏「いいからお前は黙ってろって。もうすぐつくからな」

白式「……私、重くない?」

一夏「すごく軽い」

白式「そっか」

一夏「……さて、後少しだぞ」

白式「がんばれ、一夏ー!」

一夏「おうっ!」
577 :1 :2011/08/28(日) 00:05:23.11 ID:vZo3nUGy0
さらさら……

白式「気持ちいい風だね……なんだか、少し懐かしい気がする」

一夏「そりゃそうだ。ここは……」

一夏「俺とお前が、はじめてあって、俺とお前がはじめて仲直りして、俺とお前が、何度も何度もひとつになった場所だからな」

白式「……最後のデートスポットにスタジアムを選ぶ人なんて、一夏くらいだよ?」

一夏「……わかってたか」

白式「うん」

一夏「なぁ、白式、お前は、どうしたい?」

白式「何が?」

一夏「もう、休みたいか?」

白式「……一夏、聞いてほしいな。私はね、人間になってから、ううん、人間になるずっと前から一夏のことが大好きだったよ」

白式「いつも、誰かのことを思って、いつも誰かを守ろうとして、自分には少し厳しくて……そんな一夏のことが大好きだったんだ」

白式「いつからか、一夏のその気持ちが、私のほうにも向いてくれたらって思うようになって、人間になった頃には一夏のことが、もっともっと大好きになって……」

一夏「……」

白式「だから、私は幸せだったよ。一夏に、こんなに大切にしてもらえて。でも、最後にわがままを言っていいかな?」

一夏「あぁ、何でも言ってくれ……」

白式「……キス、してくれる?」

一夏「……あぁ」

白式「……」すっ

一夏「……」

…………………………………………

白式「……好きだよ、一夏。世界中の、誰よりも……」

白式「……でも、私はもう十分なんだ。だから、私のことはもういいの。だから、だからね!」

白式「……私の機能を、完全に停止させて」

白式「……あれ、一夏? どうしたの? ……ごめんね、もう、一夏の声も聞こえないみたい」

白式「でもわかるよ、泣いてくれてるんだね……ありがとう。私は、世界一幸せなISだったよ」

白式「さようなら、一夏。元気でね」



白式「ありがとう」



それから数分後、一夏の専用機『白式』は完全に機能を停止した
578 :1 :2011/08/28(日) 00:12:40.93 ID:vZo3nUGy0
数年後・とある病院



???「千冬姉!!! ま、間に合ったか!?!?」

???「来るのが遅い! お前は自分の嫁ががんばっている間に何をしていた!?」

???「し、仕方ないだろ、授業があったんだから……というか、授業を抜けてきたんだぞ!」

???「そんなの当たり前だろう!」

???「と、ところであいつは?」

???「出産を終えたばかりだからな。まだ休んでいる。それと、赤ん坊はこっちだ」

???「……まだしわくちゃだな……」

???「で、名前は決めているんだろう?」

???「あぁ、こいつの名前は―――――」






一夏「白式が女の子になった……」

END
579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/08/28(日) 00:14:19.40 ID:KI3FWWCh0
なっ、なんだと…
580 :1 :2011/08/28(日) 00:15:48.59 ID:vZo3nUGy0
というわけで、今度こそ白式ちゃんの物語は終わりです。
次は紅椿ちゃん主役の番外編をやろうと思います。
時期はどのあたりがいいでしょうか?

1.白式ちゃんが生きてること
2.白式ちゃん機能停止後
3.パラレル(いつごろかを記入で)

では>>585で上記から数字を選んでください
>>590で番外編の内容を決めます
581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 00:20:55.80 ID:k191WTDro
ksk
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/28(日) 00:27:58.72 ID:YMlAzO7uo
一つのほろ苦いエンドに対して>>1乙!!
取り合えずお疲れさん。
次も期待している。
583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) [sage]:2011/08/28(日) 00:45:37.34 ID:BAnfKyrSo
乙!
584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 00:54:05.92 ID:m2Vbhy0ro
乙!


次は2でたのむ
585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/08/28(日) 00:57:31.99 ID:KI3FWWCh0
>>584の要望に
2
586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/08/28(日) 01:01:36.17 ID:Q/TvgvtAO
2
587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 03:49:09.23 ID:H+KJVRpfo


面白かったよ!ちょっと悲しい終わり方だけどね
588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/28(日) 12:18:27.02 ID:yByZT13mo
出遅れるとは不覚。。。
我は3がよいのだ…
589 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 15:10:43.95 ID:86P24CdSO
一夏の子供が白式ちゃんって感じということはisである紅椿ちゃんと結ばれるEndか
とにかく乙
おもしろかった
590 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/28(日) 16:30:18.78 ID:0TGAtjPHo
一夏を慰めようと白式の代わりになろうとする
591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 18:14:23.73 ID:86P24CdSO
>>530
箒ちゃんがさらに哀れにwww
592 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 18:40:16.93 ID:86P24CdSO
>>591>>590宛てで
593 :1 :2011/08/30(火) 00:23:17.68 ID:fwHDAkSm0
ストーリーを練ってみたんだけど、かなり暗い話になりそう
さらに束さんが悪人になっちゃいますけど、大丈夫でしょうか?
↓+3でアンケートをとってダメなようなら考え直します
594 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/30(火) 00:35:16.42 ID:kvtV9Dxqo
束さんなら・・・いや、この話に悪人はいらないな
595 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/30(火) 00:43:21.46 ID:PGoZj32SO
俺はダークな展開が好きだし書いてほしい
596 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/30(火) 00:49:17.85 ID:dS+BqQ0Bo
いじくって遊んでる束さんみてるからあんまりダークなのは避けたいな
597 :1 :2011/08/30(火) 00:58:25.63 ID:fwHDAkSm0
では新しく話を練り直します
今回は書き込むことがあまりなくてすいません。では、また
598 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/08/30(火) 00:59:30.89 ID:MDkhjkj0o
暗い話でも良いけど、束さんは悪い人にはしないで欲しい。あくまで悪戯っ子で。
599 :1 :2011/08/30(火) 01:08:40.99 ID:fwHDAkSm0
ちなみに考えていた話は
擬人化したことでせっかく愛する妹に送った世界一の紅椿を超えてしまった白式を一夏のものから箒のものにしようと考える束さん。
白式を略奪しようとした人を雇っていたのも束さんで、もともとはその事件の最中に一夏を[ピーーー]つもりだった。
しかし、白式が自分の身を犠牲にして一夏を守ったことで作戦は失敗に終わる。
が、そのおかげで白式は確実に機能を停止させることになったため、この状態で紅椿を擬人化させれば紅椿が世界で唯一、そして世界で一番のISになると考える。
その真相を知った紅椿は自分のせいで一夏と白式の生活に終止符を打ってしまったと思い、箒のISをやめ、一夏のISになろうとする……

的な話を考えていたので、需要があるようでしたらいつか書きたいと思います
では、また今度
600 :1 [saga]:2011/08/30(火) 01:09:32.46 ID:fwHDAkSm0
ちなみに考えていた話は
擬人化したことでせっかく愛する妹に送った世界一の紅椿を超えてしまった白式を一夏のものから箒のものにしようと考える束さん。
白式を略奪しようとした人を雇っていたのも束さんで、もともとはその事件の最中に一夏を殺すつもりだった。
しかし、白式が自分の身を犠牲にして一夏を守ったことで作戦は失敗に終わる。
が、そのおかげで白式は確実に機能を停止させることになったため、この状態で紅椿を擬人化させれば紅椿が世界で唯一、そして世界で一番のISになると考える。
その真相を知った紅椿は自分のせいで一夏と白式の生活に終止符を打ってしまったと思い、箒のISをやめ、一夏のISになろうとする……

的な話を考えていたので、需要があるようでしたらいつか書きたいと思います
では、また今度
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/08/30(火) 01:27:01.29 ID:L6eVnSBj0
>>1
大事なことなので二回(ry
よくわかります
602 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/30(火) 03:05:33.00 ID:uu+mrdT40
603 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/30(火) 09:31:37.11 ID:3HmqsOkIO
ふむ

ここは白式ちゃんを愛でるスレだよね?
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
604 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]:2011/08/31(水) 00:48:51.95 ID:OnOyf5fk0
[たぬき]の偽最終回みたいな展開でもいいんだよ。よ? (チラッ
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
605 :1 :2011/09/01(木) 00:54:58.59 ID:fapOlOi30
紅椿(白式様が機能を停止させてから早一ヶ月……)

紅椿(あれから一夏様は普段と変わらぬ振る舞いをなさってますが、放課後の模擬訓練にも顔を見せなければ、食堂で皆さんと一緒にご飯を食べることもなくなってしまいました)

紅椿(束さまが新しくISを作ってあげると直接会いに来たときも、今はいいとすぐに断ってしまいましたし……)

箒「紅椿、お前もまだ白式のことを引きずっているのか?」

紅椿「……いえ、そうではありません。一夏様のことが心配で……」

箒「なぜだ?」

紅椿「そ、それは、私が、もっと白式様のことを何とか出来ていれば……」

箒「やっぱり、まだ引きずっているんだな。相変わらず嘘が下手な奴だ」

紅椿「……すいません……」

箒「……一夏にもお前にも、少し休憩が必要かもしれないな」

紅椿「……」

箒「そこでだ、もしお前さえよければ、少しの間一夏のISになってみないか?」

紅椿「はぁ…………………………って、えぇ!?///」

箒「な、なぜそこで赤くなる!? まさか、お前まで一夏のことを!?」

紅椿「ち、違います! 誤解です!!! で、でも、どうして急に……」

箒「いや、な。お前も一夏も優しい心の持ち主だからな。一緒にいれば励ましあえるんじゃないかと思って……。あいつのこと、頼めるか?」

紅椿「……はい、もちろんです!」

箒「そうか、それじゃあ、今からお前を所有者がいない状態にするからな。まっすぐに一夏の元へ行って契約を結んで来い」

紅椿「はい、かしこまりました。あの、マスター……ありがとうございます」

箒「ああ、じゃあ、また明日な」




箒「……まったく、お前がいなくなってから、本当に忙しいんだぞ……白式……」
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
606 :1 :2011/09/01(木) 01:15:29.56 ID:fapOlOi30
紅椿「……すーはー……よし……(こんこん)一夏様、今、よろしいでしょうか?」

一夏「紅椿か? すまないが、明日の朝でいいか?」

紅椿「そ、その、それだと少し遅すぎるので、できれば今夜中に……」

一夏「……わかった、入っていいぞ」

紅椿「では、しつれいしま……っ!?」

紅椿(へ、部屋が汚い……い、今まではあんなにきれいだったのに……)

一夏「なんのようだ?」

紅椿「あ、えっと、その、箒様に言われて、これからしばらく一夏様のISとして生活をするようにと……」

一夏「……は?」

紅椿「ですので、最初に所有者登録を……」

一夏「出て行け!!!」

紅椿「っ!」

一夏「余計な世話なんだよ!!! 俺は、あいつ以外のISは必要ない!!! あいつがいなきゃ、俺は……」

紅椿「……だから、部屋も片付けず、練習にも来ない、授業も上の空で受けているんですか?」

一夏「お前には関係ないだろ!!!」

紅椿「あります!!! 私は、白式様に頼まれたんです、一夏様のことをよろしくと……」

一夏「あいつが……?」

紅椿「私だけじゃありません。箒様も、セシリア様も、鈴様も、シャルロット様も、ラウラ様も……他の皆さんだって、白式様に、あなたのことを頼むとお願いされていたんですよ!」

一夏「……」

紅椿「……いつまでも落ち込んでいても仕方ありません。もう一度、歩き出しましょう。あなたの未来のことを願っている、白式様のためにも……」

一夏「……わかった……けど、最後にひとつ聞かせてほしい。あいつは……幸せだったと思うか?」

紅椿「……それは」

一夏「俺は、あいつが苦しんでいるのに気がつかないで、毎日つらくなるようなことばかり言って……それでも、幸せだったと思うか!?」

紅椿「当たり前じゃないですか。最後まで、大切な人に自分のことを思ってもらえて、幸せじゃない人はいません。たとえ、それが私たちISだったとしても」

一夏「……」

紅椿「手を、出してください。契約を結びましょう」

一夏「……あぁ……紅椿、ありがとな」

紅椿「はい、これからしばらくの間、よろしくお願いします」
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
607 :1 :2011/09/01(木) 01:17:19.61 ID:fapOlOi30
なんか違う気がするけど、こんな感じでよかったでしょうか?

というわけで、紅椿ちゃんと一夏の共同生活が始まりました
今回は最低6回安価を取ろうと思います

では、1日目の紅椿ちゃんは?
>>609
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
608 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/01(木) 01:24:23.87 ID:ZXTfLnMdo
シリアスすぎて取り辛いな
踏み台安価下
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/09/01(木) 01:25:36.34 ID:vbdK3rqzo
専用機持ちが嫉妬の目で見る中、まるで新妻のように世話もといイチャイチャする紅椿。
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610 :1 :2011/09/01(木) 01:38:02.73 ID:fapOlOi30
朝、食堂

セシリア「……なんですの、あれは?」

鈴「……箒、どういうことなの?」

箒「すまない、若さゆえの過ちというか……」

シャル「どうして、一夏が……」

ラウラ「よ、嫁が……」


一夏「あ、あの、紅椿?」

紅椿「なんでしょうか?」

一夏「な、何でナイフとフォークを使わなきゃいけないんだよ?」

紅椿「見たところマスターはテーブルマナーができていなかったので、まずはそこから直そうと思いまして」

一夏「け、けど、鮭定食にナイフとフォークって……」

紅椿「いいから早く食べましょう。時間がなくなりますよ」

一夏「あ、あぁ……」

一夏(恥ずかしい……)

一夏「あ……」ナイフがぽろっ

紅椿「……もう、マスター、何をしているんですか」ひょいっ

一夏「わ、わるい」

紅椿「ナイフはですね、こうやってここに……」手をとって説明


セシリア「……確かに、教えるためには仕方ありませんが……」

鈴「あの子、ちょっと一夏にくっつきすぎじゃないの!?」

シャル「で、でも、白式のときよりは……」

ラウラ「けど、白式のとき以上に嫁が恥ずかしそうだぞ」

箒(白式よりも年が近いからな……異性として意識してるんじゃ……)
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611 :1 :2011/09/01(木) 01:47:20.73 ID:fapOlOi30
紅椿「まったく、マスター、ここは今の授業で受けたばかりのところですよ?」

一夏「す、すまん」

紅椿「ですから、ここをこうしてですね……」

セシリア「あの、一夏さん? もしよろしければ私が教えて……」

紅椿「いえ、マスターの勉学のサポートは執事である私の役目ですから」

セシリア「っ!」

一夏「お、おいおい、あまり喧嘩するなよ」

紅椿「喧嘩なんてしてませんよ。それでは続きを……」

セシリア「で、ですから私が!」

紅椿「いえ、私が!」

一夏「……喧嘩はやめ……聞いてないな……」

きーんこーんかーんこーん

紅椿「セシリア様が変なことを言うから時間が!」

セシリア「な、なんですって!?」

山田「あ、あのー、もうチャイムは鳴ったんですけどー」汗
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612 :1 :2011/09/01(木) 02:10:22.75 ID:fapOlOi30
千冬「授業妨害とは何事だ! まったく、こんな調子で授業をつぶされてはたまらんぞ!」

紅椿セシリア「「……す、すいませんでした」」

千冬「紅椿、お前のことは昨日連絡を受けたが、自分の所有者の言うことを無視するな。次からは連帯責任を取らせるぞ」

紅椿「はい、申し訳ありませんでした……」

千冬「話は以上だ。教室へ帰れ!」

紅椿セシリア「「はい!」」


一夏「お帰り、大丈夫だったか?」

紅椿「はい、説教を受けただけでしたので……」

一夏「じゃあ、次は体育だな。更衣室へ行くか」

紅椿「はい」

一夏「……」てくてく

紅椿「……」てくてく

一夏「……あの、紅椿?」

紅椿「はい、なんでしょう?」

一夏「女子更衣室はそこなんだが」

紅椿「はい、私が着替える前にマスターを……」

一夏「い、いや、一人で着替えられるって!」

紅椿「いえ、私は執事なので」

一夏「……」

紅椿「……」

一夏「ほ、ほら、早く着替えないと遅れるぞ!」

紅椿「大丈夫です、体操着なら、すでに下に着ておりますので」スカートぺらり

一夏「っ!///」

紅椿「……?」

一夏(し、下が短パンだとわかっていてもスカートを自分でめくられると、こんなにも興奮するものなのか!?)

鈴「って、あんたたち、廊下で何してんのよ!?」
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613 :1 :2011/09/01(木) 02:10:59.35 ID:fapOlOi30
と、中途半端ですが、今夜はここまでで
明日の夜続きを書きます
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614 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/01(木) 02:21:48.23 ID:CgPjAGqSO

紅椿ちゃんかわええ
白式ちゃん一筋のつもりだったのに浮気しそうだ

それはそうと、そろそろ白式党的なもの出来ないの?
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615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/01(木) 03:31:47.59 ID:THOi8sb2o
乙!
俺得なSSがやっときたぜ

ところどころデレを入れていただけると、さらにwktkが止まらないのでよろしくおねがいします
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616 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/09/01(木) 04:30:15.27 ID:qO1gJjPs0
>>1

>>614
つ『言いだしっぺの法則』
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
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617 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/01(木) 07:17:33.42 ID:XdJFFe+IO
>>1

これはこれで良いね

自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
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618 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/01(木) 08:43:59.11 ID:UfhO/GvIO
>>1

あかん、紅椿がかわいい


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619 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/09/01(木) 10:52:13.88 ID:Uhht3fDAO
>>604
[たぬき]の終わり方良いね!…ね?(チラッ)
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620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/09/01(木) 12:30:51.70 ID:zqd4SC0Ro
ドラより前にジュブナイル見た俺が通りますよ
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621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/01(木) 22:22:42.35 ID:65fqkq6Wo

紅椿もいいじゃない!
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622 :1 :2011/09/01(木) 23:39:57.02 ID:fapOlOi30
鈴「紅椿! 何一夏を誘惑してるのよ!?」

紅椿「誘惑? そんなことしていませんよ」

鈴「じゃあ、何してたのよ!」

紅椿「下に体操服を着ているというのを見せていただけです」

鈴「……あんた、羞恥心ないの?」

紅椿「あるに決まっているじゃないですか」

鈴「女の子ならそういうのは恥ずかしがったほうがいいわよ」

紅椿「なぜですか? 体育の最中も同じではありませんか」

鈴「そりゃ、そうだけど……」

紅椿「それよりマスターの着替えを……あれ、マスター?」

鈴「一夏なら男子更衣室に入っていったわよ」

紅椿「っ! な、中から鍵が!」

鈴「もしかして、一夏の着替えを手伝おうとしてたの?」

紅椿「当たり前です! 執事ですから!」

鈴(今回ばかりは一夏に同情ね……)
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623 :1 :2011/09/01(木) 23:51:21.35 ID:fapOlOi30
夕方

シャル「一夏ー、いる?」

一夏「あ、あぁ、シャルか?」

シャル「食堂にいなかったみたいだけど、調子でも悪いの?」

一夏「いや、そういうわけじゃないんだが……」

シャル「じゃあ、もしよければ今から一緒に夕食に行かない?」

一夏「い、いや、それは……」

紅椿「必要ありません」がちゃり

シャル「! 紅椿、何で一夏の部屋に?」

紅椿「マスターのISなのですから、当然です」

シャル「それで、何で一夏を食堂に行かせないのさ?」むすっ

紅椿「私が料理を振舞っているからです。箒様がマスターのときもたまに同じようにしていましたが?」

シャル「そ、そんなのしらないよ!」

紅椿「えぇ、そうでしょう。箒様のことはお誘いにはきませんでしたからね」

シャル「うっ……」

紅椿「そういうわけなので、お帰りください」

一夏「なあ、紅椿、せっかくだしシャルも一緒に……」

紅椿「マスターがそういうなら……」

シャル「! ありがと、一夏!」

シャル(それにしても、紅椿は白式と違って言ってることが正しいだけあって……やりづらい……)
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624 :1 :2011/09/02(金) 00:17:52.93 ID:LulLcSb60
夜中

ラウラ「……」こそこそ

ラウラ「嫁は、寝てるな……」そー

紅椿「! 誰ですか!」

ラウラ「っ!」ビクッ!

紅椿「……」

ラウラ「あ、紅椿か……驚かせるな!」

紅椿「驚いたのはこちらです、何をしているのですか?」

ラウラ「眠りに来たに決まっているだろう!」

紅椿「なぜ?」

ラウラ「そりゃ、夫婦なら当然だろう」

紅椿「あなたはまだ正式にマスターのお嫁ではないじゃないですか」

ラウラ「あぁ、私が婿だからな」

紅椿「そういう意味ではありません……ともかく迷惑ですから、出て行ってください」

ラウラ「な、貴様、私の楽しみをすり減らす気か!?」

紅椿「……楽しみといわれましても……マスターは迷惑してますから」

ラウラ「嫁が迷惑してるわけ……」

一夏「……こ、こんな夜中になんだ?」

紅椿「! も、申し訳ありません、起こしてしまいましたか!?」

ラウラ「一夏からも、言ってくれ。こいつがお前と一緒に寝かせてくれないんだ!」

一夏「……どうでもいいが、明日も授業があるんだ……寝かせてくれ」

ラウラ「どうでもいいとは何だ! それでも私の嫁か!?」

千冬「……お前たち、今何時だと思って騒いでいる……?」

紅椿ラウラ「「!?」」

千冬「特に紅椿、貴様には警告もしたな? 織斑、お前も起きて廊下で1時間正座しろ!」

一夏「な、何で俺まで……」

紅椿「も、申し訳ありません、マスター……」

ラウラ(うぅ、これでは結局嫁と寝れないではないか……)

一夏(なんかこういう日常、久しぶりだな……うれしいことばかりじゃないけど……)


紅椿ちゃんと一緒 一日目終わり
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625 :1 :2011/09/02(金) 00:21:20.14 ID:LulLcSb60
というわけで、1日目終了です
次回の紅椿ちゃんは?
>>627
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626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) [sage]:2011/09/02(金) 00:33:57.92 ID:F3eoIJ3Yo
一夏とプールでイチャイチャ


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627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/02(金) 00:35:27.03 ID:tuXinKVSO
執事たる者いかなるときも主の隣にいる!
と朝から発言してしまい1日中トイレを我慢するはめに
その後一夏と二人のときにおもらし
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628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/02(金) 00:41:51.93 ID:/UsIvrcho
お漏らし好きすぎるだろjk…
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629 :1 :2011/09/02(金) 00:58:56.79 ID:LulLcSb60
ラウラ「というわけで昨日は嫁の布団に入れなかった」

シャル「まぁ、ラウラの言い分がわからないこともないけど……夜中に布団に忍び込むのはどうかと思うよ?」

ラウラ「む、そうか?」

セシリア「それにしても、今日も朝からずっと一夏さんのおそばに……」

鈴「白式のときは身長差とかあったから気にならなかったけど、さすがに年が同じくらいだと……」

箒「そうだな、少し注意をしてくるか」


男子トイレ前

箒「紅椿、一夏はトイレか? もしそうなら話があるんだが」

紅椿「はい、なんでしょうか、箒様」

箒「いくらあいつのISだからといってべったりしすぎるのはやめてくれないか? その、私たちが入る隙間がなくなるというか……///」

紅椿「私はマスターにISとして近づいているだけではありません、執事としてお傍にいるだけです」

箒「……あのな、私が行っているのはそういうことじゃなくてだな」

紅椿「いくら元マスターである箒様の要望でも、それは聞けません。まぁ、マスターが離れてくれというのなら別ですが」

箒「……もういい、好きにしろ!」

紅椿「……そんなに怒らなくてもいいじゃないですか……。そっちがそんなに怒るのなら、私だって意地を張りますよ?」

箒「ほう、どうするんだ?」

紅椿「今日は片時もマスターからは離れません」

箒「ふん、なら、少しでも隙を見せたら私たちが一夏にアタックするからな」

紅椿「どうぞ、ご自由に」

箒紅椿「「ふんっ!」」
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630 :1 :2011/09/02(金) 01:12:50.27 ID:LulLcSb60
一夏「あ、あの、紅椿?」

紅椿「……なんでしょうか?」真隣

一夏「さ、さすがに近すぎじゃ?」

紅椿「そんなことありませんよ?」

一夏「……」汗


セシリア「……本当に隙を見せませんわね……」

シャル「とりあえず、いつまでも集中力が持つとは思わないし、放課後に一夏のところに行こうよ」

ラウラ「賛成だな、あいつだけにいい思いはさせない!」

山田「あのー、そこの3名様ー? 授業中なんですがー」汗
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631 :1 :2011/09/02(金) 01:33:48.32 ID:LulLcSb60
放課後

紅椿「ん……」もじっ

一夏「な、なぁ、まだくっついてるつもりなのか?」

紅椿「し、執事たるもの、いつ何時でも主のそばにいなければなりませんので」

一夏「もしかして、何かあったのか?」

紅椿「い、いえ、そんなことは……」

一夏「ならいいんだが……」

鈴「いちかー、遊びに着たわよ!」

紅椿「! 鈴様、今、マスターはお疲れになって……」

一夏「いや、別にかまわないが?」

鈴「ところで、久しぶりに皆でスマ○ラしない?」

一夏「おぉ! いいな、やるか!」

鈴「だそうよ、皆、入ってきてー」

シャル「おじゃましまーす」

セシリア「スマ○ラとはどんなゲームですの?」

箒「対戦ゲームだな」

ラウラ「格ゲーというものらしい」

わいわい

紅椿「……」

紅椿(こ、この状態で席をはずすわけには……)
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632 :1 :2011/09/02(金) 02:02:22.57 ID:LulLcSb60
夜9時過ぎ

一夏「ふぅ、久々に楽しかったよ、また誘ってくれよな」

鈴「えぇ、また遊びに来るわねー」

セシリア(……結局、隙を見せませんでしたわね)

ラウラ(あいつ、思った以上に隙を見せなかったぞ)

シャル(このままじゃ、気軽に一夏に近づけないよ)

箒(作戦を練る必要があるな!)

ばたん

紅椿(よ、ようやく、マスターと2人になれ……っ!///)

一夏「? 紅椿、大丈夫か?」

紅椿「ま、ます、たぁ……お、お手洗い、を、おかり、しても……///」

一夏「ま、まさかずっと我慢してたのか!?」

紅椿「そ、そんなことより、許可を……///」ズボンの上からぎゅー

一夏「わ、わかった、行っていい、行っていいから!」

紅椿「で、では……あ、あぁ……///」もじもじ

一夏「だ、大丈夫か!?」

紅椿「あ……み、見ないでくださいっ!///」

一夏「え?」

紅椿「……あ、あぁ、だめ、です……///」じわっ

一夏「……っ!///」

紅椿「い、いやぁ……///」ちょろろ……

一夏「そ、その、だ、大丈夫か?」

紅椿「う、うぅ、こんなの、執事、失格、です……///」
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633 :1 :2011/09/02(金) 02:10:23.89 ID:LulLcSb60
一夏「その、すぐに着替えさせてやるからな!」

紅椿「あ、ま、ますた、待って!///」

一夏「待っても何もないだろ。いいからおとなしくしてろ。拭いてやるから」

紅椿「で、ですが///」

一夏「脱がすぞ。よいしょと……」ずるっ

紅椿「……///」硬直

一夏「……」

一夏(って、お、俺は何やってるんだ!? 白式のときと同じようにしてたけど、紅椿はおもらしの処理が出来ない年齢じゃ!)

紅椿「あ、あの、ま、マスター?」

一夏「い、いや、そ、その、す、スマン!!!///」くるっ

紅椿「……え、えっと、その……///」

一夏「……///」

紅椿「……///」

一夏紅椿((ど、どうしよう……///))
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634 :1 :2011/09/02(金) 02:11:42.32 ID:LulLcSb60
>>1の深夜テンション発生中!
この後の2人の置かれる状況を安価します
>>635
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635 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/09/02(金) 02:15:31.07 ID:fhRpI9+Vo
もちろんお風呂
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636 :1 :2011/09/02(金) 02:28:00.67 ID:LulLcSb60
一夏「わ、わるかった! そ、その、シャワー、浴びてこい!///」

紅椿「……いや、です」

一夏「え?」

紅椿「マスターが、言ったんじゃないですか……何もしなくていいって……ですから、その、お風呂、入れてください///」

一夏「っ!?///」

紅椿「おねがい、します///」

一夏「わ、わかった……///」



一夏(い、今まで、大浴場で他の女の子と一緒に風呂に入ったことはあるが、部屋の風呂に一緒に入るのは……か、考えるな俺!///)

紅椿「……マスター、脱がしては、くれないんですか?///」

一夏「……わ、わかった///」

紅椿「……///」脱がされ脱がされ

紅椿(わ、私、どうしてこんな/// む、胸、小さいとか思われてるんでしょうか……あぁ、はずかしい///)

一夏「あ、後は自分で出来るよな?///」

紅椿「し、下着も、お願いします///」

一夏「い、いや、さすがに、そ、それは///」

紅椿「わ、わかりました、では、中で、待っていてください///」

一夏「あ、あぁ」
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637 :1 :2011/09/02(金) 02:32:25.78 ID:LulLcSb60
一夏(ど、どうしてこんなことに……///)しゃわー

紅椿「ん///」ぴくり

一夏「ど、どうかしたか?」

紅椿「い、いえ、少し、くすぐったくて……///」

一夏「そ、そうか」

紅椿「……ひゃっ!///」ぴくん

一夏(な、なんだよ!? シャワー、かけてやってるだけだろ!?///)

紅椿(ま、マスターの、手が一瞬、お、お尻に触れて///)

一夏「……///」

紅椿「……///」
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638 :1 :2011/09/02(金) 02:37:38.58 ID:LulLcSb60
かぽーん

一夏「……///」

紅椿「……///」

一夏(な、何で背中合わせで風呂に浸かって……)

紅椿「……あの、迷惑ばかりかけて、すいませんでした……」

一夏「い、いや、それはいいんだが……次からは許可なんて取らないでいいからちゃんとトイレくらいいけよ?」

紅椿「はい、わかりました……」

一夏「……」

紅椿「……あ、あの、マスター、こっち、向いてもらえますか」

一夏「え?」

紅椿「……あの、えっと……わ、私は、マスターのことが……!///」ぷしゅー!

一夏「お、おい、紅椿!?」

紅椿「〜〜〜っ///」
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639 :1 :2011/09/02(金) 02:40:03.27 ID:LulLcSb60
夜中

紅椿「う、うーん……あ、あれ、私、いつのまにパジャマに……マスターも寝てる……夢?」

紅椿「か、仮に夢だったとしても、な、なんと言う行動を……///」

紅椿「……きょ、今日はもう寝ちゃいましょう!///」ばさっ

紅椿(って、興奮して寝れるわけないじゃないですか!)


紅椿ちゃんと一緒 二日目終わり
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640 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/09/02(金) 02:40:18.03 ID:jeYNydQXo
2828乙
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641 :1 :2011/09/02(金) 02:40:53.88 ID:LulLcSb60
すまん、お酒飲みすぎて頭がおかしいようだ
よく考えたら今日も仕事なのに……もうねるとします。おやすみなさい
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642 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/09/02(金) 02:42:52.02 ID:ngnAVOWw0

お疲れ様でした

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643 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/09/02(金) 03:09:44.80 ID:fhRpI9+Vo

2828出来た
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644 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/02(金) 07:33:44.05 ID:LFjksWQIO

これはこれでなかなか良い

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645 :1 :2011/09/02(金) 23:52:09.99 ID:LulLcSb60
昨日は酔っ払って変な文章を書いてしまってすいませんでした
読み直してみたらかなりおかしな流れでしたね……すいません
おまけに安価も出し忘れていたようなので……

また、2、3日の間更新が出来ませんのでご了承ください

次回の紅椿ちゃんは?
>>648
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646 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/03(土) 00:33:45.09 ID:0HhMvAz9o
ksk
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647 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/03(土) 00:43:16.27 ID:tQB8+3WIO
kskst

自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
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648 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/09/03(土) 00:49:12.69 ID:Y4VaPFaxo
赤椿の可愛らしい姿が見たいと思い、一夏が赤椿の服を一緒に買いに行く。(下着含む。)
(この時、専用機持ちの尾行はOKでも介入は無し。ハンカチ咥えてぐぬぬぬぬ。)
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
649 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/03(土) 20:28:11.23 ID:QDrXx+jSO
>>1
いいぞもっと酔え

ところでそろそろ白式ちゃんと紅椿ちゃんのイメージ画像描いてくれる人来ないの?
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
650 :1 :2011/09/06(火) 19:33:08.13 ID:hrR1Xppm0
今日は早めに仕事が終わったので書きますね


シャルラウラ「「紅椿にお礼?」」

一夏「お礼というか、昨日あの後いろいろ迷惑かけちゃって、そのお詫びというか……なにかいいアイディアはないかなって」

ラウラ「それならこの間と同じように服でも見に行ったらどうだ?」

シャル「! ラウラ!」

ラウラ「あ……す、すまない……」

ラウラ(そうか、白式のことを思い出したら、つらいだろうからな……少し考えなしの発言をしすぎたか……)

一夏「服か……そうだな、久しぶりに行ってみるか。ありがとな、ラウラ」

ラウラ「あ、あぁ、嫁がそれでいいなら……」

シャル(……なんだか、一夏、無理をしてる気がする……)


鈴「えっ、紅椿とデート!?」

ラウラ「そうだ、間違いない。いくら嫁が私にくびったけとはいえ、紅椿の奴はああ見えてかなり積極的だ」

セシリア「そうですわね……ここは全員で見張りを兼ねて尾行を……」

箒「そうだな」

シャル「あの、さ。みんな」

箒「なんだ?」

シャル「……今回は、尾行とかしないほうがいいと思うんだ」

セシリア「? どうしてですの? シャルロットさんも一夏さんが紅椿さんに取られるのは……」

シャル「確かにいやだけど……それ以上に一夏が無理を続けるのがいやなんだ。だから、今回は紅椿だけに任せようよ」

ラウラ「……私もシャルロットに賛成だ。さっきまで私は自分のことしか考えていなかった……夫として失格だな」

鈴「だから誰の夫なのよ、あんたは……」

セシリア「でも、確かにこれ以上場を引っ掻き回しては、また一夏さんが疲れてしまいますわね」

箒「……まぁ、今回だけ、ならな……」
651 :1 :2011/09/06(火) 19:37:07.14 ID:hrR1Xppm0
紅椿「服、ですか?」

一夏「あぁ、ずっと同じ執事服かパジャマじゃやっぱりいやだろ?」

紅椿「いえ、そんなことはありませんが……」

一夏「ともかく、今日は放課後、一緒に買い物に行かないか?」

紅椿「でも、私は可愛い服なんて似合わないかと……」

一夏「そんなことないって、もともと可愛いんだし、絶対に可愛い服だって似合うに決まってるぞ」

紅椿「かわっ!///」

一夏「?」

紅椿「な、なんでもありません……///」

紅椿(ま、マスターは何であんな台詞をさらりといえるんでしょうか///)
652 :1 :2011/09/06(火) 19:38:46.03 ID:hrR1Xppm0
ショッピングセンター

紅椿(いろいろ服がありますが、今までこの服以外を着るなんて考えたこともありませんでした……)

一夏「うーん、どれも似合いそうだな……よし、とりあえずこれを着てみたらどうだ?」

紅椿「は、はい!」

一夏の選んだ服
>>654
653 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/09/06(火) 19:47:12.51 ID:oAohpgOdo
ksk
654 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/09/06(火) 20:12:33.19 ID:EXwJAWvwo
黒のタンクトップで
655 :1 :2011/09/06(火) 20:20:12.59 ID:hrR1Xppm0
紅椿「……」じとー

一夏「……?」

紅椿「失礼ですがマスター、私は女なのですが?」むすっ

一夏(あ、あれ、ご機嫌斜め?)

一夏「い、いや、女の子でもタンクトップ着るだろ? そ、それに胸もあまりない人でも似合うと思うし」

紅椿「へー、そうですか。私は貧乳なんですか」むすむすっ

一夏(さ、さらに機嫌が悪く!? こ、今度はもっと女の子らしい服で)

一夏「じゃ、じゃあ、こっちの服はどうだ!?」


すまんいろいろ悩んだけどタンクトップからうまく発展できなかった……
>>656
656 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/09/06(火) 20:43:12.08 ID:pDofVTgqo
赤いワンピース
657 :1 :2011/09/06(火) 20:56:59.90 ID:hrR1Xppm0
一夏(びゃ、白式が好きそうだったからとっさに選んだが……だ、大丈夫か?)

紅椿「……試着しますから、少し待っていてください」

一夏「あ、あぁ」

一夏(機嫌は、直ったか? ……そんなすぐに直る分けないか)



紅椿「……あの、どうでしょうか?」

一夏「あぁ、すごく似合ってる。かわいいぞ」

紅椿「そ、そうですか///」

紅椿「あ、あの、実はあっちの服にも興味が……」

一夏「あぁ、何でも買ってやるよ」

紅椿「! ありがとうございます!」にこにこ

一夏(……思ったよりもすぐに機嫌が直ったな)
658 :1 :2011/09/06(火) 21:05:53.81 ID:hrR1Xppm0
一夏「っ……」

紅椿「〜〜〜♪」

一夏(女子って買い物になると性格変わるのか? ……そろそろ金が……)

紅椿「……あの、マスター」

一夏「ん、なんだ?」

紅椿「じ、実は、ラウラ様から……も買ってきたほうがいいと……」

一夏「悪い、よく聞き取れなかったんだが、もう一度言ってくれないか?」

紅椿「で、ですから……ぎを……///」

一夏「?」

紅椿「下着、を……!///」かぁ

一夏「あぁ……って、な、何で今それを言うんだよ!?」

紅椿「し、下着は、その、やっぱりマスターに選んでもらったほうがいいかなと……///」

一夏「し、下着くらい自分で選んでこい! というか、下着売り場に俺を連れて行こうとするな!///」

紅椿「だ、だって、マスターの好みの下着じゃなきゃ、意味がないんです!!!///」

し〜ん……がやがや……

紅椿「あ///」

一夏「い、一度どこかで食事でもとるぞ!///」
659 :1 :2011/09/06(火) 21:09:49.16 ID:hrR1Xppm0
一夏「まったく……お前といい、白式といい……なんでラウラから変な影響を受けてるんだよ……」

紅椿「も、申し訳ありません……」

紅椿(さっきのは、私の本音だったのに……)

一夏「で、買ってくるのか、下着」

紅椿「……はい、マスターはどんな感じのものが、いいと思いますか?」

一夏「ぶっ……お、俺に聞くな!」

紅椿「……」しょぼん

一夏「こ、こればかりはしょんぼりされても困るぞ……」
660 :1 :2011/09/06(火) 21:12:49.81 ID:hrR1Xppm0
なんだかんだでお風呂上り

一夏「はぁ、ご機嫌は取れたものの……最後のほうから紅椿の奴暴走してたな……」

一夏「あの調子で大丈夫なのか? 箒も大変だったんだな……さて、ただいま」がちゃ

紅椿「え、マスター!?///」下着姿

一夏「……」

紅椿「……」

一夏「す、スマン、えっと、そ、その下着、似合ってるぞ……」

紅椿「きゃあああああああああああ!!!!!!!!」


紅椿ちゃんと一緒 三日目終わり
661 :1 :2011/09/06(火) 21:14:31.08 ID:hrR1Xppm0
うーん、なんとも微妙な感じになってしまった……
紅椿ちゃんはやけに暴走しちゃってるし……なんだか申し訳ない

次回は明後日か明々後日あたりで

次回の紅椿ちゃんは?
>>665
662 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/09/06(火) 21:19:46.75 ID:EXwJAWvwo
Gに怯える執事
663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/09/06(火) 21:28:57.21 ID:rlBagyD7o
ksk
664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/06(火) 21:42:49.99 ID:Mz+kLjn5o
ksk
665 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(徳島県) [sage]:2011/09/06(火) 21:44:16.42 ID:8ExkB5gmo
料理勝負
666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/07(水) 01:15:36.59 ID:cWe3GEeco
執事なのに腕前はセシリア級なのを期待!
667 :1 :2011/09/09(金) 00:57:13.14 ID:Dbszqrjm0
紅椿「まったく、マスターは常識がなさ過ぎるんです。普通は部屋に入るときノックくらいしますよ」

一夏「す、すまん」

紅椿「そんなことだから、女性に恥をかかせてしまうんです」

一夏「あ、あぁ、すまなかったって」

紅椿「いいですか、紳士というものはですね……」くどくど……



鈴「で、紅椿は何で一夏に説教してんの?」

箒「昨日、着替え中に部屋に入ってこられたらしい」

シャル(またやったんだ……)

セシリア「だからといって、食事の最中までくどくど言われたら一夏さんも相当つらいのでは?」

ラウラ「まぁ、自業自得とはいえ少し嫁がかわいそうだな」

シャル「それに最近はずっと一夏と食事をしてない気も……」

5人「「「「「……」」」」」



紅椿「っ!?」ぞくっ

一夏「ん、どうした?」

紅椿「い、いえ、なんでも……」

紅椿(い、一瞬殺気が……)



箒「なんとかして、食事の時間を元に戻す必要性があるな」

シャル「でも、どうすればいいの?」

鈴「! そうだ、勝負をして勝ったら1つ言うことを聞くように言って見るのはどう?」

セシリア「ナイスアイディアですわ! でも、いったい何の勝負を……」

ラウラ「ふむ……食事関係の勝負はどうだ? 料理対決とか」

鈴「それよ! ナイスラウラ!」

箒「料理か……久々に腕が鳴るな」
668 :最近鈴がとても扱いやすいキャラだと気づいた1 :2011/09/09(金) 01:08:44.82 ID:Dbszqrjm0
紅椿「断ります」

鈴「はやっ!?」

紅椿「マスターの食事の時間に関してはマスターが決めることです。私が決めることではありません」

鈴「あんた、それが強制的にテーブルを1つ独占して一夏を独り占めしてる人間の言う台詞?」

紅椿「私は執事ですから。マスターにはテーブルマナーが完璧になるまでは他の方とは……」

鈴「……あんた、まだ気づいてないの?」

紅椿「なにがですか?」

鈴「仮にあんたが料理対決で勝てば、これからの食事はずっと一夏と2人きりでできるのよ? それに優勝すればきっと一夏がほめてくれるのよ?」

紅椿「ま、マスターと、2人きりで……ほめてくれて……///」かぁ

紅椿「し、仕方ないですね、今回だけですよ!」

鈴(相変わらず単純で扱いやすい子ね……)
669 :1「というか、りん、めちゃくちゃ可愛いと思うんですよ」 :2011/09/09(金) 01:29:03.52 ID:Dbszqrjm0
一夏「で、何これ……」

ラウラ「第1回、嫁が選ぶ毎日食べたい料理大会だ。クラリッサの言った通りにセットしたんだが」

一夏「そうじゃなくて、何で俺が審判しないといけないんだよ!?」

シャル「それは……」

箒(一夏が選んでくれなきゃ意味がないからに決まっているだろ!)

セシリア「それよりもルールを説明しますわ!」

鈴「それぞれが順番に料理を作って「毎日食べたい料理」に順位をつけなさい! で、ランキング1位の人は好きな相手に好きな命令を下せるわ!」

一夏(な、なんだよ、そのルール……)

鈴「じゃあ、勝負開始!」

紅椿「マスターはこちらで座っていてください」

一夏「お、おう……」

一夏(あ、紅椿までノリノリだ……)
670 :1 :2011/09/09(金) 01:31:49.09 ID:Dbszqrjm0
本日は疲れ気味なのでここまで
しばらく仕事が忙しいので書きこめそうにありません

そして最近、これを書いていたら鈴ちゃんの可愛さに目覚めてしまった
次は鈴メインの何かを書くかもしれない
671 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) [sage]:2011/09/09(金) 01:53:01.44 ID:8UeuvhgTo
り、りん?
誰だそれ
672 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) :2011/09/09(金) 03:18:54.78 ID:5h/Zr9ZY0
>>671
中国なのに知らないのか。。。
えぇ〜・・・アレだよあれ・・・?二組だからいらない・・・えぇ〜
誰だっけ?
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/09(金) 07:14:48.00 ID:P10IpRgIO
ISが甲龍だっけな

>>1
紅椿の腕前に期待
674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/09/09(金) 23:50:16.04 ID:6HOQn1k1o
鈴は2組だけど、俺得だから期待
675 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/10(土) 05:08:59.14 ID:gk1HtHPio
>>1

鈴好きな俺とくだな。鈴可愛いよ鈴
期待して待ってる
676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/11(日) 09:25:42.83 ID:oGyClETR0
セカン党が通ります。
677 :1 :2011/09/13(火) 00:16:58.66 ID:58n1aRcJ0
鈴「まずは私からね」

一夏「おぉ、ラーメンか!」

鈴「一夏が好きなとんこつにしてみたわ!」

一夏「うん、うまいぞ!」ずずっ

鈴「そ、そう? まぁ、このくらい朝飯前よ!」

紅椿「次は私ですね」

一夏「……す、ステーキか?」

紅椿「はい、できるだけ高級なものを使って……」

一夏「……あぁ、うまいな……」むしゃむしゃ……

紅椿(あ、あれ、なんだかテンションが低めで……あ! り、鈴様の料理……脂っこいもの……こうなることを計算して!?)

一夏「そうだな……確かにおいしかったけど、鈴のほうがうまかったな」

紅椿(さ、最初から負けたー!?)

鈴「紅椿、料理というのはただ高級なものを使えばいいだけじゃないの。相手のことを考えて、そして愛情を注いでこそのものよ」

紅椿「うっ、こ、今回は完敗です……」しょぼん
678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/13(火) 00:29:18.33 ID:ZbrkWCxP0
あっさり負けたな。料理は脂っこいけど。
679 :1 :2011/09/13(火) 00:30:06.30 ID:58n1aRcJ0
シャル「次は僕だね。はい、普通のサラダだけど……」

一夏「お、あっさりしてて食べやすいな」しゃりしゃり

シャル「うん、最初はハンバーグにしようと思ってたんだけど、紅椿がステーキを焼いてたから軽いもののほうがいいかなって」

一夏「さすがシャルだな。ちょっと悩んだけど1番だな!」

鈴「なっ!?」

シャル「やった!」ぐっ

セシリア「では、次は私が」

一夏「お、俺はラウラの料理も食べてみたいな!」

セシリア以外の5人(((((あ、逃げた)))))

ラウラ「まぁいい、私はこれだ!」

一夏「え、えっと、缶詰?」

ラウラ「サバイバルや戦場の必需品だ!」どやっ

一夏「えっと、紅椿の下で……」

ラウラ「せ、せめて食べてくれ!」

箒「最後は私だな」

セシリア「あ、あら、私は?」

鈴(というか、セシリア呼んだの誰よ?)

シャル(さ、最初からいたんだよ。何で気づいてあげられなかったんだろ……)

ラウラ(せめて、料理でなければ……)

セシリア「何の話をしてるんですの?」

鈴シャルラウラ「「「いえ、なんでも」」」
680 :1 :2011/09/13(火) 00:37:34.88 ID:58n1aRcJ0
箒「その、お前が好きだといっていたから揚げだ……」

一夏「あぁ、食ってみるよ」もぐっ

箒「……」どきどき

一夏「うん、やっぱりこれだな。他の皆のもよかったけど、これが一番うまい!」

箒「ほ、本当か!?」

一夏「あぁ。この味は……」

一夏(あいつも、好きだったからな……)

箒「……!」

箒(あの顔、また白式のことを思い出して……)

一夏「で、優勝者にはなんだったっけ?」

箒「私が好きな相手に好きな命令を出せるってことだ」

鈴(これで作戦通り、食事を皆で……)

箒「一夏、お前に命令だ」

鈴「ちょ、ちょっと、箒! あんた抜け駆けを!?」

箒「……今から行きたい場所があるんだろう。行ってこい。織斑先生には私から伝えておく」

一夏「っ、なんでそれを?」

箒「幼馴染だからな」

一夏「……悪いけど、少しこれ、もらっていくよ」たっ

鈴「ちょ、ちょっと、これじゃあ、朝ごはんが……」

紅椿「もうその必要はありませんよ」

鈴「え、紅椿?」

紅椿「ほんの少しだけわかりました。マナーよりも、大切なものがあるんですね」

箒「そういうことだ」
681 :1 :2011/09/13(火) 00:41:40.79 ID:58n1aRcJ0
一夏「……って感じで、皆いろいろ作ってくれてさ。お前の好きなから揚げもあったんだぞ」

一夏「ほんとに、久しぶりに食べたよ。あ、もしかして取っておかなかったこと、怒ってるのか?」

一夏「そういうと思ってちゃんと、もらってきてやったよ」

一夏「……ゆっくり食べろよ。じゃあ、そろそろ行くな。白式」

一夏(……やっぱり、何も言わないか……ただのアクセサリーと同じ、か。俺には、とてもそう思えないけど……)

……ありがと、一夏……

一夏「っ! ……気のせいか?」

一夏(でも、今日はいい夢を見れる。そんな気がした)



紅椿ちゃんと一緒 四日目終わり
682 :1 :2011/09/13(火) 00:42:12.45 ID:58n1aRcJ0
次回の紅椿ちゃんは?
>>684
683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/09/13(火) 00:45:30.77 ID:NnP0BkLUo
紅椿が白式を思い出して一夏と…
684 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/13(火) 00:51:56.36 ID:/kfRutwSO
一夏とエッチして本番突入する
夢を見てまともに顔をあわせることもできなくなる
685 :1 :2011/09/13(火) 00:54:18.97 ID:58n1aRcJ0
>>684
1行目が夢落ちだったって解釈でおk?
686 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/13(火) 00:57:56.89 ID:/kfRutwSO
そうです
687 :1 :2011/09/13(火) 01:13:24.26 ID:58n1aRcJ0
紅椿「そろそろ就寝の時間ですね。それでは、マスター、お休みなさいませ」

一夏「お前は寝ないのか?」

紅椿「はい、まだ寝巻きになっていませんので。脱衣所で着替えてから……」

一夏「俺は、そのままのほうがいいけど」

紅椿「? 何のことを言って……っ!?///」どさっ

一夏「悪い、もう、我慢できないんだよ」

紅椿「ま、マスター、何を?」

一夏「その、して、いいか?」

紅椿「す、するって、まさか!?///」

一夏「……」さわさわ

紅椿「む、胸は、ダメ、です///」

一夏「なら、こっちか?」するっ、ぷつっ

紅椿「そ、そっち、わぁ……///」ぴくぴく

一夏「そっちはなんだ?」くちゅくちゅ

紅椿「ふあっ、ひゃぁ……///」びくびく

一夏「もう、入れてもいいよな?」

紅椿「……は、はい……おねがい、します……///」

一夏「それじゃあ……」

ジリリリリリリ!!!

紅椿「……わ、私は、なんと言う夢を……///」
688 :1 :2011/09/13(火) 01:24:19.12 ID:58n1aRcJ0
紅椿「……」ぼー

箒「一夏、紅椿の奴、何かあったのか?」

一夏「さぁ、俺も顔を合わせるたびに……」

紅椿「ま、マスター!? す、すいません、私はお手洗いを借りてきます!///」だっ

一夏「こんな調子だ……」

箒「お前、また何かしでかしたんじゃ?」

一夏「してねーよ!」

ラウラ「事件のにおいだな」

一夏「ら、ラウラ?」

シャル「でも確かに急に一夏を避け始めるって……」

鈴「何かあるのは間違いなさそうね」

セシリア「とりあえず、一夏さん抜きで話を聞いてみてはいかがでしょうか?」

鈴「そうね」
689 :1 :2011/09/13(火) 01:31:29.73 ID:58n1aRcJ0
と、そろそろ眠気に勝てなくなってきました。続きは明日で……
690 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/13(火) 04:32:07.36 ID:9No3idOIO
ふむ
691 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/13(火) 08:25:25.22 ID:cWXOdtfIO
ふむふむ
692 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福島県) [sage]:2011/09/13(火) 10:36:07.31 ID:cKP9biauo
ふむふむふむ
693 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/13(火) 15:49:28.86 ID:9MQTroEio
ふむふむふむふむ
694 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/13(火) 17:20:54.13 ID:9Lqax7sdo
ふむふむふむふむふむ
695 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/09/13(火) 17:45:06.26 ID:CByqbj4so
ふむ×6
696 :1 :2011/09/13(火) 22:10:43.94 ID:58n1aRcJ0
紅椿「……はぁ、これではマスターと顔を合わせることも出来ません」

箒「なるほど、どうしてだ?」

紅椿「それは今朝、マスターとエッチなことをする夢を見て……って、ほ、箒様!?///」

箒「そういうことだったのか」

鈴「一夏には何の罪もなかったのね」

セシリア「まぁ、そんな夢を見てしまうなんて、相当な淫乱なんですわね」

紅椿「い、淫乱じゃないです!」

シャル「まぁ、確かにそうかもしれないけど、これで紅椿が一夏のことをただのマスターだと思っているわけじゃないってこともよくわかったね」

ラウラ(エッチな夢とはいったいどんなものなのだ? まったくわからん)

紅椿「み、皆さんには関係のないことですよ!」

箒「いや、あるぞ」

鈴「そうよ、抜け駆けは許さないわよ!」

セシリア「正々堂々、ですわ」

シャル「いくら執事だからって、やっていいことと悪いことくらいわかるよね? 白式だって、ちゃんとわかってたんだよ?」

ラウラ(な、なんと言うオーラだ……)

紅椿「そ、そのくらいわかってますよ……それに、ISである私に子供を作る機能なんてついているとは思えませんし」

ラウラ「子供はコウノトリが運んでくるんじゃないのか?」

セシリア「あの、ラウラさん。少し黙っていていただけます?」
697 :1 :2011/09/13(火) 22:15:52.95 ID:58n1aRcJ0
紅椿(それにしても、皆さんに全部ばれてしまいました……このままじゃ、いずれマスターにも……)

一夏「どうした? まだ機嫌直ってないのか?」

紅椿「いいい、いえ! そ、そう言うわけでは!///」

一夏「……何かあったらすぐに言えよ。身体の調子が少しでも変だったり、それに食欲がなくなったりとか些細なことでもいいからな」

紅椿「は、はい……」

紅椿(マスター、やっぱり白式様のことを、引きずっているんですね……それなのに私は……)

紅椿「んっ!」ぱんっ

一夏「な、何だ急に、相撲取りみたいに自分の頬を叩いて?」

紅椿「もっとらしい言い方はないんですか?」

一夏「す、すまん」

紅椿「……問題はたった今解決しました。では、あと少しの間ですが、よろしくお願いしますね」

一夏「……あぁ。よろしくな」



紅椿ちゃんと一緒 五日目終わり
698 :1 :2011/09/13(火) 22:17:30.62 ID:58n1aRcJ0
ほうほうほうほうほうほう

今回はここまで
これが最後の安価です。鈴のSSは書くかどうかまだわからないです。すいません><

次回の紅椿ちゃんは?
>>700
699 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/13(火) 22:23:11.26 ID:NObhfFgIO
なんかラウラが可愛く思えた

安価下
700 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/13(火) 22:32:08.52 ID:CByqbj4so
ラブレター渡す
701 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/09/13(火) 23:05:40.95 ID:FrB7fFnNo
切ないエンドしか想像出来ない
702 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/14(水) 02:02:56.27 ID:zRrtbsZi0
紅椿、白式の二の舞は踏むなよ?
703 :1 :2011/09/20(火) 22:00:44.71 ID:KTxNWpYe0
紅椿「起きてくださいマスター。これで4日間連続で寝坊ですよ?」

一夏「……どうせまだ5時だろ? もう少し寝かせてくれ……」

紅椿「そういわれましても、マスターにお客様が見えておりまして……」

一夏「お客? こんな朝早くから誰が……?」

紅椿「それが……」

千冬「鳳凰院、甘やかしすぎだ。揺する程度じゃそいつは起きん」げしっ

一夏「いてぇ!? って、千冬姉!?」

千冬「こうすればすぐに目を覚ます。覚えておけ」

紅椿「は、はぁ……」

一夏「紅椿に何を教えてるんだよ!?」

千冬「何って、お前の起こし方だが? そんなことよりも大事な話がある。廊下に来い」

一夏「話? わかった」

千冬「それと」

一夏「?」

千冬「ここでは織斑先生と呼べ!」ごつんっ

一夏「いてぇ!?」
704 :1 :2011/09/20(火) 22:15:55.99 ID:KTxNWpYe0
箒「ようやく起きたのか」

一夏「箒? 何でお前が……」

千冬「察しはついているかもしれないが紅椿とお前のISについての話だ」

一夏「え、俺のIS?」

紅椿「……!」ぴくん

千冬「篠ノ之には伝えたが、お前の新しいISが明日にも届くそうだ。白式のように接近戦をメインに……」

紅椿「ちょっと待ってください! マスターのISは……!」

千冬「その件についてだが、鳳凰院、お前はすぐに織斑との契約を解除しろ」

紅椿「なっ!?」

千冬「もともとお前は篠ノ之が織斑に預けている状態だ。何を嫌がる必要がある?」

紅椿「マスターのISは私でも、その新しいISでもありません! 白式様だけなんです!」

千冬「それは、誰が決めたことだ? お前が勝手にそういう風に思っているだけじゃないのか?」

紅椿「千冬様、それでもマスターのことを考えてるんですか!?」

一夏「……紅椿!」

紅椿「っ……」

一夏「気持ちはわかるけど、たぶん、白式もお前がこうやって怒ることは望んでないと思う」

紅椿「……は、はい、申し訳ありませんでした」

一夏「……箒、紅椿のことなんだけど、あと1日、貸しておいてもらえないか?」

箒「かまわんが……どうしてだ?」

一夏「なんだかんだで、結局紅椿に元気付けられちまったから……出来るだけお礼がしたいって思って……織斑先生、それじゃダメですか?」

千冬「……篠ノ之がそれでいいならかまわん」

一夏「ありがと、千冬姉」

千冬「織斑先生と呼べ」
705 :1 :2011/09/20(火) 22:30:27.26 ID:KTxNWpYe0
紅椿(一夏様とパートナーでいられるのも、今日で最後……か)

一夏「……ありがとな、白式のこと」

紅椿「あ、は、はい。私の、一番の友人でしたから……」

一夏「そっか……。お前も、何もないと思うけど、今日は悔いを残さないようにしろよ」

紅椿「……はい」

紅椿(悔いを残さないように……か)



紅椿「『放課後、屋上に来てください』……ほ、他の方に見られる可能性がありますね……『校庭の木下に』……校庭の木ってたくさんありすぎです……」

箒「何を書いてるんだ?」

紅椿「きゃあ!? ほ、箒様!?///」

箒「な、何、大声を出して……」

紅椿「べ、別に告白とか、そういうのの準備とかじゃないんですよ!?///」

箒(相変わらず、焦るとわかりやすくなる奴だ……)

紅椿「と、とにかく、なんでもないんです〜!///」だっ

箒「お、おい! ……」汗
706 :1 :2011/09/20(火) 22:38:45.77 ID:KTxNWpYe0
紅椿「……結局屋上にしてしまった……。マスター、来てくれるでしょうか……」

がちゃ

紅椿「!」

一夏「悪い、遅くなった」

紅椿「ま、ままま、マスター、そ、その、えっと……///」

一夏「?」

紅椿(こ、ここまで来たんです! 覚悟を、決めて……)

紅椿「……私は、マスターのことが好きです! 一人の女性として、織斑一夏様が、好きなんです!」

一夏「……!」

紅椿「私はISです! でも、それでも、一夏様が好きという気持ちは変わりません! ですから、私と……付き合ってください!///」

一夏「……」

紅椿「……」

一夏「……その、ごめん……」

紅椿「……っ……そ、そう、ですよね……私は、ただのISなのに、こんなに、付け上がっちゃって……」

一夏「ち、違う! そういうつもりじゃ……」

がたんっ!

一夏「な、なんだ!?」

紅椿「! マスターの新しい専用機を狙って、強襲があったそうです!」

一夏「なっ!? ……俺たちも行くぞ、紅椿!」

紅椿「は、はい!」
707 :1 :2011/09/20(火) 22:47:32.96 ID:KTxNWpYe0
???「……」

一夏「! あ、あいつは……!」

紅椿『白式様を……落とした……』

一夏「……確実に捕らえるぞ!」

紅椿『はい!』



箒「! 皆、大丈夫か!?」

鈴「うん、模擬戦が終わったタイミングで攻撃を受けて、エネルギーが切れて戦えないだけね」

セシリア「ですが……それよりも……」

シャル「一夏も、紅椿も、なんだか様子がおかしいような……」

ラウラ「2人とも、戦いに集中しきれていないというか、息が合っていないようにも見える……」

箒(……どうして……)



一夏「くそっ……あたらない……!」

紅椿『……。 ……! 一夏様、よけてください!』

一夏「っ! ぐあっ!?」

紅椿『きゃあ!?』

???「!」

紅椿「う、あっ……」

???「……そういうこと? これは、思わぬ報酬」

一夏「あ、紅椿……」

紅椿(エネルギーが、切れて……ISの姿に、戻れな……っ!?)

???「お前は、あの時と同じ、成長するISだな?」首つかみ

紅椿「く、くる、し……」

一夏「紅椿!」

???「お前もついでに連れて行く」

一夏「よせ、やめろ!」
708 :1 :2011/09/20(火) 22:59:36.20 ID:KTxNWpYe0
???「時間がない。あなたは……消えて」じゃきん

紅椿「! や、やめ……」

一夏「っ!」

ばしゅっ! ぶしゃっ

紅椿「っ! ……ま、すたー……?」

???「これで、あなたの所有者はいなくなった。これからは、私たちのもの」

紅椿「……よく、も……よくもマスターを!!!」

???「感情の高ぶりで、エネルギーの回復を行う。データ通り」すっ

紅椿「っ!? な、エネルギーが、急に……」がくん

???「私のISの固有能力は相手のエネルギーの吸収。すべて計画通り」

箒「待て!」

セシリア「御2人とも、助けに……!?」

鈴「いち、か……?」

シャル「そ、そんな、一夏が……」

ラウラ「貴様が、一夏を……!?」

???「だったらなに?」

5人「「「「「絶対に許さない!!!!!」」」」」
709 :1 :2011/09/20(火) 23:08:50.90 ID:KTxNWpYe0
一夏「……あれ、おれは……」

白式「……一夏」

一夏「白式? そうか、俺、死んじまったのか」

白式「……違うよ、一夏」

一夏「……ちがくないさ。あんなでかい剣で切られたんだ……もう、助かるわけ……」

白式「助かるよ。一夏は死なない」

一夏「俺が死ななかったのはお前が隣にいてくれたからだ。だから……」

白式「大丈夫だよ。私がいなくても、一夏には皆がいる。それに……」

白式「……ごめんね、一夏。もう時間みたい……あの子のことを、大切にしてあげてね」

一夏「っ! ま、待て! 白式!!!」



一夏「びゃく、しき……」

??「違うよ、一夏。私の名前は……」
710 :1 :2011/09/20(火) 23:29:29.30 ID:KTxNWpYe0
箒「ぐあっ!」

???「もうおしまい? 正直、あまりゆっくりしすぎると、教員が来るから、望ましくない」

セシリア「こ、ここまで実力差があるなんて……」

鈴「5対1なのに……!」

シャル「一夏は、こんな奴を相手に……」

ラウラ「このままでは……」

一夏「……させない」

5人「「「「「!」」」」」

一夏「もう、これ以上、白式のような犠牲は出さない!」

??「そうだよ。あの子を、紅椿を助けよう」

一夏「行くぞ、白銀!」

???「っ!? ど、どうして、新しいISは私が奪って……」

千冬「簡単だ。お前が奪ったISは偽者。本物は……」

束「まだ私が持ってたんだよー! なんと言っても私からいっくんへのプレゼントなんだもん!」

???「篠ノ之束!? こんなこと、予想外……でも、目の前に標的がいるなら、奪えばいい!」

白銀『させない。私の力は……』

???「っ!? う、動けない……!?」

ラウラ「あれは、シュヴァルツェアのAIC!?」

一夏「っ!」がしゃん!

シャル「あ、あれはラファールの灰色の鱗殻!?」

セシリア「それだけじゃありませんわ! ブルー・ティアーズと……」

鈴「甲龍の双天牙月まで!?」

白銀『私の能力は周りにあるISに力を借りること。私一人じゃ何も出来なくても……一夏には、皆がついていてくれる! だから……』

一夏「かならず……」

一夏白銀「『紅椿を助ける!』」
711 :1 :2011/09/20(火) 23:35:17.42 ID:KTxNWpYe0
紅椿「……う、うぅん……」

白銀「あ、目が覚めた?」

紅椿「っ!? 白式様!?」

白銀「うーん、ちょっと違うかな……私は、白式の生まれ変わりというか……白式のコアから作り直したISで……」

一夏「白銀っていうんだ」

紅椿「! 一夏、様……」

一夏「気づいてるかもしれないが……もう、お前との登録も解除させてもらった……この一週間、いろいろ会ったけど楽しかったよ、ありがとな」

紅椿「……あの、一夏様。私は、あきらめませんから」

一夏「……そうか」

紅椿「言いたいことを言えて、すっきりしました。それでは、これからも今までどおりでお願いします」

一夏「……あぁ、わかった」

白銀(なんだか、すこしくらい……なにかあったのかな?)
712 :1 :2011/09/20(火) 23:41:03.18 ID:KTxNWpYe0
紅椿「……束博士。白銀様と言うのは、どのようなISなのですか?」

束「わからないんだなぁ、それが」

紅椿「そう、なんですか?」

束「うん。コアを修理できないか、がんばってたんだけど、ついつい転寝しちゃってね」

束「で、起きたら女の子になってたの。ロマンティックだよね〜」

紅椿「……あの子は、本当に白式様の生まれ変わりなのかもしれませんね」

束「もしかすると、白式ちゃんを神様が助けようとしたんじゃないかな?」

紅椿「珍しく非科学的ですね」

束「そう? でも、ね」

紅椿「?」

束(科学的に証明できないことが一杯あるのがISなんだよ。紅椿ちゃんに、心が宿っているみたいにね)
713 :1 :2011/09/20(火) 23:45:52.81 ID:KTxNWpYe0
一夏「それで、メンテナンス終わって早々、何やってるんだよ?」

紅椿「それはもちろん、一夏様のお世話です」

一夏「箒のISに戻ったんじゃないのか?」

紅椿「所有者とご主人様は違います」

白銀「一夏、モテモテだね」

一夏「あ、あまり馬鹿なこと言うなって!」

箒「お前たち、くっつきすぎだ!」

セシリア「朝ごはんなら、皆で一緒に……」

鈴「というか、白銀! あんた何一夏の上に座って!?」

シャル「ま、まぁまぁ……」

ラウラ「めでたしめでたし。だな」


紅椿「一夏様、私、諦めていませんからね」




おしまい
714 :1 :2011/09/20(火) 23:48:42.23 ID:KTxNWpYe0
紅椿ちゃん番外編おしまい
最後の白銀ちゃんはオリキャラです
思えば約3ヶ月も続いていた白式ちゃんシリーズですが、これにて終了です

正直、本編の終わりとちょっとちがくなってしまいそうですが、パラレル的な感じで

後、鈴ちゃんメインのSSですが、まだ書く予定はありません
それでは皆さん、長い間応援ありがとうございました
715 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/21(水) 00:09:30.54 ID:WbwACxCso
乙でした
紅椿ちゃんで更ににぱにぱさせてもらったww
次回作も期待してます
716 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/09/21(水) 01:12:08.08 ID:R2GJEItUo
乙でした
安価合戦なども含めて楽しかったです
白銀ちゃんでリインフォースU思い出したのは俺だけでいい
次回作も期待しています
717 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/21(水) 01:16:38.20 ID:3QdJZr3lo


楽しく読ませていただきました!
次回作の鈴も楽しみに待ってます
718 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/09/21(水) 01:30:48.13 ID:YeIDjVDfo
乙です!
719 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/09/21(水) 02:35:18.78 ID:nEkPXZNa0
>>1
720 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/21(水) 09:42:09.11 ID:4pk7YbHf0
乙。
721 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/21(水) 11:43:55.95 ID:Fx4Ny58v0
otu
722 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/21(水) 16:08:55.61 ID:MOgPdMBIO
乙!
鈴SSも見るよ!
723 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/09/22(木) 11:10:56.11 ID:J0QyIe/T0
日陰者だった鈴に……やっと出番が……つД`)・゚・。・゚゚・*:.。..。.:*・゚
724 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/09/23(金) 10:56:01.02 ID:3HoxRrzEo
乙うううううう
725 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国四国) [sage]:2011/09/24(土) 02:39:10.77 ID:bbu/u9Xoo
726 :1 [sage]:2011/10/10(月) 22:11:15.87 ID:Ht/3vD/I0
お久しぶりです。鈴主役のSSの内容が大体まとまったので来週あたりから書き始めようと思います
このSSの後日談ということになりますのでご了承ください

では、これからもお付き合いしてくれる方はよろしくお願いします
727 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/10/10(月) 22:13:01.47 ID:JizdX8nmo
>>726
なん・・・だと?
期待してます!
728 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/10/10(月) 22:25:43.45 ID:XhyQucDko
おお、めちゃくちゃ期待してる!
729 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/10(月) 22:29:51.55 ID:BySmUC2Ho
ヒロイン乗り換えですか…
730 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/10(月) 23:08:23.42 ID:3DU20AgIO
>>726
キターーーー!!!!

絶対見にいくぜ!!
731 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/10/10(月) 23:22:13.47 ID:lL7iLgoOo
>>726
期待してる
新しいスレたてるん?
それともここで?
732 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/11(火) 00:41:19.99 ID:InTfyf1do
新しく建てた方がいいんじゃないかな?
733 :1 [sage]:2011/10/11(火) 09:40:22.83 ID:pTWt6mvy0
どうも、返事が遅れました。スレについては続編ということになりますのでこのままこのスレを使います
>>990ぐらいで新しいスレに移るかもしれません。そこまで行くかわかりませんが
あと、ヒロインの変更についてですが一夏は白式ちゃんや白銀ちゃんのことは異性としてではなく家族としてしか見てないので恋愛沙汰は起こりえないことです(たぶん)
白式ちゃんと違って白銀ちゃんは一夏に対して恋愛感情は抱いていませんし……(たぶん)
あと、今回は紅椿ちゃんを含むオリキャラが何人か出てくると思いますのでそちらもご了承してください
734 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/11(火) 10:36:03.30 ID:kw+HJePIO
きたか…!!

  ( ゚д゚ ) ガタッ
  .r   ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
735 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/11(火) 15:28:11.52 ID:OA2U6HNSO
誰か今北ばかりの俺にあらすじを産業で教えてくれ
736 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/10/11(火) 15:47:08.98 ID:TBDnUPnio
白式
紅椿
可愛い
737 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/10/11(火) 16:53:24.84 ID:2hqrxmEro
>>735
早く読め
そして萌えて泣け
決して無駄にはならない
738 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/11(火) 22:48:46.89 ID:VQ39iXEko
>>735
SS速報
落ちない
とっとと読め
739 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/14(金) 00:28:17.67 ID:rGFw576J0
早く!! このスレが終わるまでに早く読むんだ!!

白式が可愛かったり、箒やシャルが可愛かったり、キャラのみんなが放尿プレイに勤しんだり、お風呂に入ったり、バイブを御万古に当てたり、みんな動物になったり、一夏くんはやっぱり鈍感だけどラッキースケベがあったり、束さんがどこぞの青い狸ロボットの如く秘密道具を出して来たり、女の子とはデートせずに白式とばっかりデートしたり、混浴温泉行ったり、紅椿が女の子の執事って言うどっかのラブコメアニメみたいな感じになって、しかも一夏に恋しっちゃったり、白式がどっかの組織に狙われたり、救ったり、料理対決したりと、色々あったのを、さっさと見てくれ!!
740 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/15(土) 17:31:24.18 ID:3pL9rYn7o
>>739
三行で
741 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/15(土) 22:00:11.18 ID:d6HPskvIO
そもそもこのレベルの作品を三行で説明できんだろ


良いところあり過ぎて
742 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/16(日) 07:44:07.34 ID:z8ohAlsSO
ようやく読み終わった
白式ちゃんにキスまでしておいて恋愛感情がないだと?
ロリコンって認めろよ、一夏
しかしあの娘って言ってる時点で白銀ちゃんは白式ちゃんとは別人なんだよな・・・切ない・・・



あと、ブルーティアーズちゃんは俺の嫁
743 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/17(月) 23:25:44.55 ID:E6OCniGi0
>>741
白式
可愛い
ハァハァ
744 :1 :2011/10/18(火) 00:03:27.50 ID:ekMfYsqK0
白式「皆、久しぶり。白式だよ!」

白式「本編だと出番がなさそうだからこっそりここでお話をするね!」

白式「実は完結したばかりの頃は「いくらSS速報とはいえ落ちるだろう」って思ってたんだ」

白式「でも終わってからもみんなのメッセージがたまに届いてるのを見て「もう少しがんばってみよう」って思って先週ここに書き込みをしたの」

白式「そしたら、驚いたことにたった一週間で16個もメッセージが届いて……まぁ、私宛以外のメッセージもあったけど……」

白式「それだけじゃなくて、私に対するコメントもたくさんいただいて……そ、そんなにかわいいかな?///」

白式「……こほん。そういうわけで、私の……うーん、生まれ変わりじゃないし、なんていえばいいのかな?」

白式「妹? いや、私から生まれたし娘なのかな? とりあえず、私の娘の白銀もこれから活躍します!」

白式「さてさて、本編に行く前に>>1に変わりましてすこし裏話を……」

白式「……あ、えっと、ちょっとまってて!」つカンペ

白式「お、おまたせ! えっと「実はこのSSを書き始めるきっかけは友人の家で見たISのアニメがきっかけでした」」

白式「「ISはもともと見ておらず、友人に勧められて見たのがきっかけで、最初のうちはSSを書くことになるなんて思いもしませんでした」」

白式「「もちろん原作のほうも読んでいなかったため、原作しか出てこないキャラはいなかったりします」」

白式「「とりあえず、話は戻って……そして迎えた最終話。」あ、私の登場回だね!」

白式「「白式ちゃんをはじめてみたときに白式ちゃん、可愛いのにここしか出番ないなんて寂しいな。よし、スレッド立てるか!」」

白式「「そして始まったのがこのSSです。あのラッキースケベな一夏の元に一夏のことが大好きな素直ロリっ子が来たらどうなるか」」

白式「「勝手に妄想をしながら書き始めました。そして書いている最中に実際にそうなった場合の千冬の対処、一夏の行動を考えた結果、第1部はあのエンドになったわけです」」

白式「「しばらくして、友人の家でもう一度ISを見る機会が合って、そのときにふと白式SSを思い出し続きを書くことにしました」そ、そんなのり?」

白式「「そして始まった第2章。前回では描けなかった白式ちゃんの私生活や他のキャラとの絡みを書こうとがんばってみました……が、まさかのネタ切れ」……えー」

白式「「そこで初の試みとなる安価ことアンカーをしてみることになりました」」

白式「「その結果、白式ちゃんは初の温泉旅行に行くことに。そして一夏は一時的にあだ名がロリコンになってしまいました」あったなぁー」

白式「「ちなみに、もともとの安価であった「あの世」は実行してもしなくてもいいとのことだったので、おまけでちょっと無理やり実行してみました」」

白式「「まだあの頃の白式ちゃんは純粋だったので、ヤンデレ化は不可能だったのです」い、今でも純粋だよ!?」
745 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/10/18(火) 00:41:08.84 ID:PkZ95AG+o
>>744
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
746 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/18(火) 01:41:40.91 ID:0riqVF9R0
来たよキタキタ!!
747 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/18(火) 02:21:43.56 ID:V3N8kNnDO
おいおいマジかよ
またこのスレが始まるとか
楽しみで寝られねーじゃねーな!
748 :1 :2011/10/18(火) 02:51:37.13 ID:ekMfYsqK0
白式「……はっ、ね、寝てないよ!? ……ごめんなさい、寝てました……」

白式「「そしてしばらくして、某ショタ一夏のSSを読んでぜひ、白式ちゃんと絡ませたい!と思って続きを書き始めました」な、何という動機……」

白式「「そしてロリコンとショタコンに目覚める箒さん……は置いておき、せっかくなので皆さんの見たい話を書いてみようかな?」」

白式「「そう思い安価を出した結果が……」って、ま、まさか!? あ、あのことだよね!? ここ、私が読まないとダメなの!? はうっ、わ、わかったよ……」

白式「え、えっと///「まさかの白式ちゃん、おもらし事件につながってしまう内容だったのです」」

白式「「当初は羞恥心がなかった白式ちゃんですが、今回は人間になってからだいぶ時間が過ぎていたため、恥ずかしがる描写があります」」

白式「「そして、そんなこんなで第3回目のお話が終わりどんどん成長を見せる白式ちゃん」」

白式「「書き込む場所もVIPからSS速報に変更され、安価SSとして話が進んでいきました」」

白式「「一度は白式ちゃん機能停止から復活までの流れで話を終わらせる予定だったのですが、続編希望といううれしいお声がかかり続きを書く子とにしました」」

白式「「ところが、切ないものが好きな自分自身このまま話が進むと寂しい終わり方になってしまうということを予想していました」」

白式「「そんなときある難題がきたのです!その安価の内容とは……」」

白式「「『ヒロイン各自のISが擬人化』」紅椿や他のみんなの初登場だね!」

白式「「実はここが一番悩んだところであり仕上がりもかなり微妙な気がしました」」

白式「「とりあえず、紅椿ちゃんは白式ちゃんと凸凹コンビにするために背が高い男っぽいキャラクターにしようと執事にすることにしました」」

白式「「他のキャラクターもこんな感じで適当に作り、その場は何とかしのぐことになったのですが、その後さらに難題がやってきたのです」」

白式「「『束さんが紅椿を改造して永続で紅椿ちゃんに』もともと便利屋さんだった束さんがドラ○もんに進化した瞬間でした」」

白式「「こうして紅椿ちゃんがまさかのメインキャラになってしまい、最終的に箒さんが脇役扱いになってしまったのは内緒です」ここで言ったらないしょも何もないよ……」

白式「「そしてついに白式ちゃんの物語は白式ちゃんが機能を停止することで幕を閉じたのです」」

白式「「思った以上にそこのシーンで感動してくれた方がいるようで……なんだかとてもうれしい気持ちになりました」」

白式「「そして始まる紅椿ちゃん番外編。まさかのヒロイン昇格。人生何が起こるかわかったものじゃありません」」

白式「「そして約1週間、一夏のISとしてがんばる紅椿ちゃんの活躍が終わるとついに新キャラ白銀ちゃんが登場しました」」

白式「「ちなみに白式ちゃんそっくりの見た目、性格ですが、一夏のことは大好きな兄のような存在……など、恋愛感情はないところなどが違いとなります」」

白式「「そんな紅椿ちゃん番外編で私はあることに気がつきました」」
749 :1 :2011/10/18(火) 02:59:18.95 ID:ekMfYsqK0
白式「「鈴が思った以上に動かしやすい!」」

白式「「中国や酢豚など、へんな呼ばれ方をされたり、最終的には2組だからという理由でよく省かれていたため自分自身魅力に気づいていなかった鈴ですが」」

白式「「ふと動かしてみるとかわいいの何の」」

白式「「これから始まる続編ではそんな鈴と一夏の物語が描かれます」」

白式「「他にもオリジナルキャラクターのあの子や安価展開もある予定です」」

白式「「とはいえ、正式な更新は早くても明後日からになると思います。それまでもうしばらくお待ちください」」

白式「「それでは、皆さん、また今度」」

白式「ふー、ようやく読み終わったよ」

白式「長々とごめんね、皆。私は本編で出番がないかもしれないけど、白銀の応援もよろしくね」

白式「……え、出番、あるの?」

白式「ど、どこ!? え、もう時間がおしまい? ちょ、ちょっと待って、まだ最後までしゃべれてな(ぶつんっ)……」


束「じゃあ、次回から本編始まるよー!」
750 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/10/18(火) 06:04:30.59 ID:fRZqDNxuo
舞ってた
751 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/18(火) 07:21:04.12 ID:Z+5Xn5JIO
落ち着かねえ
752 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/18(火) 16:00:19.05 ID:7r+Ea1gso
白式の登場に期待
753 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/18(火) 18:40:31.88 ID:0riqVF9R0
気体液体
754 :1 :2011/10/19(水) 22:40:13.37 ID:tO2hE48+0
がらら……

一夏「おはよう」

白銀「みんなおはよー!」

箒「一夏、遅刻ぎりぎりだぞ。朝からどこへ行ってたんだ?」

一夏「ん、ちょっとな」

シャル「もう、皆心配してたんだよ?」

ラウラ「布団にもぐりこんでも誰もいなかったときはかなり寂しかったんだぞ」

セシリア「ラウラさん、また一夏さんの布団に……?」

紅椿「! 皆さん、先生が着たみたいですよ」

がらら

千冬「お前たち、全員席に着け! 今日は転校生が転入することになった」

箒「転校生?」

千冬「入れ」

?「……」おどおど……

箒「!」

紅椿「あなたは!!!」

セシリア「あの時の……」

シャル「一夏たちを襲った……」

ラウラ「敵!!!」

?「っ……」びくっ

一夏「皆、待ってくれ!」

箒「一夏? わかっているのか、そいつは……」

千冬「すべて説明する。一度全員座れ」
755 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/19(水) 22:49:27.33 ID:wUrvUHU+o
来たーー!
756 :1 :2011/10/19(水) 22:53:35.47 ID:tO2hE48+0
数日前

千冬「さて、お前はいったいどこの国の使いだ? 名前はなんていう」

?「……私は……答え、られない」

千冬「……そうか。その理由は何だ?」

?「……それも、答えられない」

千冬「……お前のそのIS、どの専機持ちのものでもない。いったい誰に提供された?」

?「……」

千冬「それも答えられない、か」

一夏「……千冬姉、入っていいか?」

千冬「……あぁ、入れ」

一夏「……っ! こいつは!」

千冬「おちつけ。すでにこいつに戦意はない」

一夏「けど、こいつは白式を!」

白銀「一夏、白式はその子を責めることは望んでないよ」

一夏「だけど……」

千冬「つらいのなら出て行け。だが、その場合白銀だけ置いていってもらうぞ」

一夏「……よくわからないけど、ここに残るよ」

千冬「そうか。白銀、そいつのISはどんな感情を発している?」

白銀「ちょっと待って、今見てみるから」

一夏(あの後、白銀の能力は他のISとコミュニケーションをとることだということがわかった)

一夏(そして、たとえエネルギーが残っていなくても、自分に力を貸したいと願ってくれているISが近くにいるのならそれから力を借りたりすることもできる)

一夏(おまけに、壊れたISの力も使うことができるらしく、白式の武器は常にすべて使う子とができることもわかった)

一夏(そして、同じように敵のISともコミュニケーションが取れる。つまり、相手がどんな気持ちで戦っていたのかもわかるということだ)
757 :1 :2011/10/19(水) 23:08:59.13 ID:tO2hE48+0
白銀「……つらかったんだね、戦うこと」

?「っ、そんなことない! 私は、機械だから! だから……つらくなんか……」

白銀「一夏。許してあげて。この子は居場所がないの」

一夏「居場所が?」

白銀「シャルと同じだよ。ホントはとてもつらいんだと思う」

?「……違う、私は……」

一夏「……わかった。なぁ、お前はどうしたいんだ?」

?「……」

一夏「ずっと、そうやって一人で戦うのか?」

?「……」

一夏「……今からでも、一緒に」

?「……無理、私は、皆に、ひどいことをしたから。私は……やっぱり、命令に従うだけの、機械だから」

一夏「……じゃあ、その涙は何だ?」

?「っ……」

一夏「お前は機械なんかじゃない。その涙が証拠だ」

白銀「今からでも遅くないよ。ね」

?「……>>759

一夏「え?」

?「私の、名前。今まで、呼ばれてた名前だから、本名じゃないかもしれないけど、私にはその名前しか、ない」

一夏「……そっか、よろしくな」

?「うん……///」

千冬(まったく、相変わらずそういうところは直っていないか……勝手にことを運びすぎだ。今夜も残業だな)
758 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/19(水) 23:27:46.62 ID:2VlhA8YSO
白百合
759 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/19(水) 23:35:37.79 ID:yTboRL6IO
>>758
760 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/10/19(水) 23:36:14.86 ID:/y8tcUhko
アルカ
761 :1 :2011/10/19(水) 23:51:02.04 ID:tO2hE48+0
一夏「そういうわけなんだ」

セシリア「で、ですが、いくらなんでもこの学園に、しかもこのクラスにこの子を置くのは!」

ラウラ「……私は賛成だ。いや、反対できる立場ではない。もともと私も白百合と同じような境遇だった。だが嫁はすべてを許してくれたからな」

シャル「うん、そうだね。僕も一夏に賛成だよ」

紅椿「……私は反対です。いくら一夏様が許したとはいえ、私は彼女のことを許せません! それに、忘れたんですか!? 一夏様は彼女に一度……!」

白百合「っ……」びくっ

白銀「白式は誰も恨んではいなかったよ。紅椿」

紅椿「ですが……」

一夏「それに、俺ももう白百合のことは許したんだ。心配してくれてありがとな、紅椿」

紅椿「……う、私は……///」

千冬「さて、とりあえず全員席に着け。授業を始めるぞ」

山田「白百合さんはとりあえず、白銀さんに教科書を借りてくださいね」

白百合「わかった」

箒(……)
762 :1 :2011/10/20(木) 00:07:03.39 ID:gjGD0P270
鈴「はぁ!? あの子が!!?」

紅椿「はい、信じられません! 一夏様も、白銀様も……」

鈴(というか……)

セシリア「本当ですわ、いったい何を考えていらっしゃるのか……」

鈴(なんで……)

箒「まだ本性を隠している可能性だってある。自分の立場をわきまえているのか、あいつらは……」

鈴「私の部屋出口を言いまくってるのよ!?」

セシリア「報告のついでですわ」

紅椿「あ、クッキー焼いてきましたので、食べます?」

鈴「食べ物でごまかすな!」

箒「で、お前はどっち派だ?」

鈴「私は……正直会ってみないとわからないわ。人に聞いただけで善悪の区別をつけられる自信はないしね」

箒「そうか……」

紅椿「絶対悪女です! 執事の私が言うんですから間違いありません」

鈴「あんたを見てるとたまに執事がなんなのかわからなくなるわよ……」

鈴(とりあえず、白百合って子がどんな子なのか、見に行ったほうがよさそうね)
763 :1 :2011/10/20(木) 00:27:16.38 ID:gjGD0P270
鈴(あの子ね。きょろきょろしちゃって……やっぱりまだスパイなのかしら?)

一夏「あ、白百合。こんなところで何してるんだ?」

白百合「! ……な、なんでもない///」

一夏「ならいいけど」

白百合「……」そわそわ

鈴(なるほどね……いろいろとわかっちゃったわ)

一夏「……?」

鈴「一夏、こんなところで何してるの? 廊下にいるってことは用事でもあったんでしょ?」

白銀「そ、そうだよ! 千冬おねえちゃんに呼ばれてたんだった!」

一夏「やべっ! 悪い、白百合! またな!」

鈴「廊下走ってると千冬さんに叱られるわよー……さて、食堂に行きたいんでしょ? 案内するわよ」

白百合「!? な、なんで、わかった?」

鈴「そんなにわかりやすくおなかを押さえてたらいやでもわかるわよ。まぁ、一夏は特別鈍感だからわからないかもしれないけど」

白百合「……」

鈴「それにしても、あんた、悪い子じゃなさそうだけどすこし厄介かもね」

白百合「なにが?」

鈴「だって可愛いし」

白百合「?」

鈴(この子、まだ自覚してないのね。自分の気持ち……)
764 :1 :2011/10/20(木) 00:30:51.52 ID:gjGD0P270
一夏「遅れてごめん、なさい。織斑先生」

千冬「おそい。それで、白百合の様子はどうだ?」

一夏「やっぱり組織のことについては話す気配はなさそうだよ。でも、やっぱり悪いやつじゃないと思う」

千冬「そうか。だが、本当に許してよかったのか、白式のこと……」

一夏「あぁ、たぶん、白式も恨んでないだろうし……今は白銀がそばにいてくれるから」

千冬「……無理はするな。わかったな」

一夏「わかった……」
765 :1 :2011/10/20(木) 00:34:51.44 ID:gjGD0P270
本日はここまで
白百合ちゃんは知っての通り完全オリジナルキャラクターです
命名ありがとうございました
次回あたりに登場する白百合ちゃんのISの名前も応募します
安価は>>768です

いちお鈴メインになるはずがちょっと登場率少ないかな?
そして白銀ちゃんの名前をついつい白式と打ってしまう……なぜだろう……

ではまた次回会いましょう
766 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/20(木) 00:39:59.12 ID:dn/u7QlJo

安価期待
767 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/10/20(木) 00:41:28.98 ID:BmpEQG0Ro

安価なら「桜木」
768 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/20(木) 07:28:56.21 ID:H1jW3zeIO
乙でした
安価なら「桜花」
769 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/20(木) 17:41:18.63 ID:dn/u7QlJo
>>768
なんか良さげ
770 :768 [sage]:2011/10/20(木) 19:23:45.65 ID:bAej+d8IO
>>769
ググったら後悔するけどな
771 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/20(木) 22:22:24.81 ID:dn/u7QlJo
>>770
兵器か…
772 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/20(木) 23:00:32.11 ID:otQpPimg0
白ユリの花言葉 純潔・威厳・無垢・甘美、無邪気・清浄…………。このスレ唯一の清純キャラだったらいいな、白百合は。

まぁ関係なんだが……。


白姫なんてどうだい? 白式・白銀というホワイトシリーズの一つとしてさww


桜花でもいいけど、全てに対して特攻するというキャラだったらいいな。常に全力、全身全霊をつくすキャラ。ははっ
773 :768 [sage]:2011/10/20(木) 23:48:17.14 ID:bAej+d8IO
>>771-772
ハハッ、パッと思いついた名前を言ったらTVの第二次世界大戦特集で聞いたやつだったの巻だ

後悔はしてます
774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/21(金) 22:47:09.88 ID:5ppzg8m90
>>773
気にすんな、俺は気にしてない。
775 :1 :2011/10/21(金) 23:40:24.20 ID:8/5eqqxR0
鈴「じゃあ、私はいつもどおりラーメンにしようかしら」

白百合「らーめん?」

鈴「……まさかあんた、ラーメンも知らないの?」

白百合「?」

鈴「しょうがないわね、おごってあげるから食べてみなさい。すっごくおいしいから」

白百合「おごって?」

鈴「私があんたの分も払うってことよ。思ったよりも常識知らずなのね、あんた」

白百合「……あ、私、織斑千冬先生からお金、もらってる」

鈴「だーかーら、あたしがおごるって言ってるでしょ! 素直に受け取りなさい!」

白百合「……ありがと」

鈴「じゃ、今日浮いたお金で今度一緒に買い物でも行く?」

白百合「かいもの?」

鈴「まあ、とりあえず今は並びましょ? はい、食券」

白百合「……うん」

鈴(はぁ、何でこの子にこんなに優しくしてるんだろう、あたし……)

鈴(以前は一夏を殺そうとしてた張本人だったはずなのに……)

鈴(でも、今思えばラウラのときも仲良くなって、悪い気はしなかったなぁ)

鈴(……ラウラにはシャルロットがいるし……この子はあたしが世話をしてあげたほうがいいかも)

白百合「?」

鈴「あ、なんでもないわよ」

白百合「そう?」

鈴「それよりほら、あんたの番よ」

白百合「……うん」
776 :1 :2011/10/22(土) 00:03:47.32 ID:Q5T2V/6D0
翌日

千冬「今日はISの長所と短所について説明をする。そうだな、この中で息の合う3人……織斑、篠ノ之、シャルロット、お前たち三人でチームを組め」

一夏「はい」

白銀「よろしくね、皆」

紅椿「はい、よろしくお願いします」

箒「シャルロット、援護を頼むぞ」

シャル「うん、任せて」

千冬「さて、白百合。お前はこの3人を相手に戦え」

白百合「わかった。手加減、したほうがいい?」

千冬「いや、手加減はするな」

箒「……」

紅椿「……」

千冬「篠ノ之、鳳凰院、私情は持ち込むなよ。チームプレイを考えて戦え、いいな」

箒「はい……」

紅椿「わかりました……」

千冬「では模擬戦を行う前に、白百合、お前のISについてこの場で説明をしてみろ」

白百合「私のISは『桜花』。どちらかというと遠距離戦から中距離戦に長けたIS。武器はビット型の『花弁』。全部で4枚のビームライフルを搭載している」

白百合「最大で5方向からの攻撃が可能、分離した後に花弁の後ろに自分の姿を移すことが可能。それにより錯乱やおとりに使うこともできる」

白百合「あとは右手の爪に装備した『花柄』。相手のISのエネルギーを吸い取ることができる」

白百合「ただし、近距離兵器を装備していないため、近距離での戦闘は極端に弱いのが短所になります」

千冬「以上だな。お前たち3人は今の情報から作戦を立て、白百合を倒せ。もし出来なかった場合グラウンド5週だ」
777 :1 :2011/10/22(土) 00:09:53.17 ID:Q5T2V/6D0
箒「作戦はどうする?」

シャル「僕は一夏を僕と箒でサポート、その状態から一夏が白百合を叩くのがベストだと思うよ」

紅椿「私も賛成です。シャルロット様は熱反応を調べて本物を探すのがいいと思います。それが終わるまで、私とマスターでシャルロット様を守ります」

白銀「なら、私と一夏も……」

一夏「いや、一発でしとめられる保証はない。俺たちはぎりぎりまでエネルギーを温存していくぞ」

千冬「作戦は決まったか?」

5人「「「「「はい!」」」」」

千冬「では、準備はいいな」

一夏「よし、こい! 白銀!」

箒「紅椿!」

シャル「ラファール!」

白百合「……来て、桜花」

千冬「それでは、模擬戦を始める! 模擬戦をしているもの意外も全員しっかりと見学をするように」
778 :1 :2011/10/22(土) 00:15:27.84 ID:Q5T2V/6D0
セシリア「いくらあんなに強かったとはいえ、近距離戦が得意な一夏さんがいるんですから、しかもISの性能や弱点まで話してしまって……これじゃ勝ち目はありませんわね……」

ラウラ「あまいぞ。おそらくこの試合は白百合の勝ちだな」

セシリア「? なぜそう思いますの?」

ラウラ「理由は2つだ。白百合は実践慣れをしている。短所のカバーも出来ないはずがない。そしてもうひとつの理由はあの3人は短所のことしか頭に入っていないというところだ」

セシリア「ですが、短所、つまり弱点を突くのはよいことではなくて?」

ラウラ「じゃあ、私とお前で戦うことになり、戦う前にお前が自分のISの説明をしたとして、私はどこを狙ってくると思う?」

セシリア「それはもちろん弱点を……あ」

ラウラ「そういうことだ。おそらく白百合は弱点を攻められることをわかって、その対策を打ってあるはずだ」

セシリア「じゃあ、この試合は……」

ラウラ「おそらく、すぐに終わるだろう」
779 :1 :2011/10/22(土) 00:29:59.62 ID:Q5T2V/6D0
紅椿『早速分身を不規則に動かしているようです』

箒「くそ、これじゃ一人で防ぎきるのは難しいぞ! シャルロット!」

シャル「……お、おかしいよ! 全部高熱が発せられてる……熱反応だけで本物を見つけるのは……うわっ!?」

箒「しまった!」

紅椿『! マスター、右です!!!』

箒「っ!?」

一夏「シャル! 箒!」

白銀『あ、紅椿!』

白百合「……花弁、戻って」

一夏「! ……いいのか、分身を消して」

白百合「織斑千冬先生が教えたいのは短所をどうカバーするか。このまま終わっても仕方がない」

一夏「後悔するぞ……白式、力を借りるぞ!!!」

白銀『雪羅!!!』

白百合「この間とは違う」

一夏「うおおおおおおお!!!」

白銀『ま、待って一夏、その白百合は!!』

白百合「分身が会話できないとは、言ってない」すっ

一夏「なっ!? 消えた!?」

白百合「チェックメイト。動こうとしたらエネルギーを奪う」

一夏「い、いつのまに後ろに……?」

白百合「最初から。あなたの後ろについたとき、私はあなたの目の前に4枚の花弁を集めて分身を1体にした」

白百合「そしてあなたに近づくために隙ができるまで待っていた。あなたたちの敗因はシャルロット・デュノア一人の索敵に頼ったこと」

白百合「せめて、織斑一夏が索敵をしていれば、最後の分身には引っかからなかったはず。それに、これが戦場なら、死んでるから」

一夏「……」

千冬「終わったようだな。では、最初に言ったとおり3人はグラウンドを走れ。白百合、お前はISを解除してすこし休憩をしていろ」
780 :1 :2011/10/22(土) 00:35:47.29 ID:Q5T2V/6D0
鈴「あ、白百合ー! 聞いたわよ、授業で一夏たちをフルボッコにしたんだって!?」

白百合「……い、いちお手加減した」

鈴「それはそれで一夏たちが傷つくと思うからあまり言わないほうがいいわよ?」

白百合「そう?」

鈴「それと、夕飯はまだ? もしまだなら一緒に食堂に行かない?」

白百合「……うん」

鈴「どうせだし、一夏も誘う?」

白百合「どうして?」

鈴「……一緒のほうがいいでしょ?」

白百合「なんで?」

鈴「……そういえばあんたは無自覚だったわね……まぁ、いいわ。一夏を呼んで来るからちょっとそこで待ってなさい」

白百合「わかった」

鈴「いいー、どこか行っちゃダメよー」

白百合「うん」
781 :1 :2011/10/22(土) 00:49:10.93 ID:Q5T2V/6D0
鈴「いちかー、しろがねー」

一夏「うお、な、何だいきなり?」

白銀「ノックくらいしようよー」

鈴「別に何か見られると困ることなんてしてないでしょ?」

鈴「それよりも、今から白百合と食堂にいくんだけどいっしょに来ない?」

一夏「かまわないけど……お前と白百合、いつのまに一緒に食事を取るほど仲良くなったんだ?」

鈴「うーん、あたしもよくわからないんだけど……まぁ、別にいいでしょ」

一夏「あたしもわからないって……」

鈴「ともかく、白百合を待たせてるんだから早く準備しなさいよ」

白銀「……だってさ、一夏」

一夏「……まぁ、友達が出来たみたいでよかったな、白百合の奴」

白銀「うん、そうだね!」
782 :1 :2011/10/22(土) 01:02:07.49 ID:Q5T2V/6D0
白百合「……」そわそわ

鈴「ごめんごめん、おまたせ」

一夏「悪い、待ったか?」

白百合「……凰鈴音、トイレ行きたい」

鈴「なっ、何で今までの間に行かなかったのよ!? っていうかちょっと来なさい! 一夏、悪いけど先に食堂に行ってて!」

一夏「あ、あぁ」



白百合「……あなたも、トイレ我慢してたの?」

鈴「違うわよ! っていうか、なんで我慢してたの!?」

白百合「動くなって言われた」

鈴「そのくらい、別にかまわないわよ! まったく……」

白百合「でも、トイレ我慢してないなら、何で一緒に来たの?」

鈴「いーい、世の中にはマナーってものがあって! 少なくとも女なんだから男の目の前でトイレとか言わないで!」

白百合「……じゃあ、我慢できないときはなんていえばいいの?」

鈴「ちょっと用事が出来たとか、そんな感じでいいから……。っていうか、あんたに羞恥心ってないわけ?」

白百合「……裸を見られるのは恥ずかしい……かも」

鈴「かもって……あ、でもこの間は道がわからないのを伝えるの恥ずかしがってなかった?」

白百合「あ、あれは……織斑一夏が相手だと思うと、すこし緊張しただけ……きっと、私のこと、恨んでるから……」

鈴「……そんなことないわよ。あたしが保障する」

白百合「……本当?」

鈴「えぇ、一夏はほんとにいい奴だもん」

鈴(あたしが、好きになるくらいだから……ね)

白百合「……ところで、そろそろトイレ行っていい?」

鈴「だからいいって言ってるでしょ!!!」
783 :1 :2011/10/22(土) 01:10:08.18 ID:Q5T2V/6D0
その日の夜

かぽーん

鈴「はぁ……なんだか疲れた……。それにしても今日もラーメンを頼んでるなんて……よほど気に入ったのね……」

鈴「でも、一夏とはやっぱり壁を作ってるみたいだし、正直あたしのこともまだ完全に認めてくれてないみたいだし……」

がらがら……

鈴「ん?」

白百合「あ……」

鈴「あ、白百合。意外ね、大浴場を使うタイプじゃないと思ってたんだけど」

白百合「織斑千冬先生に、周りに早くなじめるように、大浴場を使えって……」

鈴「なるほど……。ところであんた、何であたしたちの名前をフルネームで読んでるのよ? なんだか他人行儀っぽくない?」

白百合「……特に理由はない」

鈴「じゃあ、あたしのことは鈴って呼びなさいよ」

白百合「鈴音じゃないの?」

鈴「一夏たちから呼ばれなれてるし、あだ名で呼ぶほうが友達って感じがするでしょ?」

白百合「友達? でも、私とあなたは……」

鈴「友達よ。もう一緒に笑えるでしょ? それなら紛れもなく友達に違いないわ」

白百合「……とも、だち……」にこっ

鈴「じゃ、とりあえず背中でも流す?」

白百合「……そ、それはちょっと恥ずかしい」

鈴「遠慮要らないわよ」

白百合(……ありがと、鈴)
784 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/10/22(土) 01:11:25.78 ID:Fx95rSyVo
す・・・鈴
785 :1 :2011/10/22(土) 01:14:49.85 ID:Q5T2V/6D0
今回はここまで
桜花の能力は熱を発する分身(ただし武器のみ本物)を作り出すこと、相手のエネルギーを奪うこと
どちらも桜の花をモデルに名前をつけました。厨二病ですねわかります
白百合さんはラウラよりも世間知らずな無口少女です
ようやく鈴が目立ち始めました。しかしこの後の登場率は……安価しだいで変わります

というわけでここからはしばらく恒例の安価タイムです
次回の白百合さんは?
>>787
786 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/22(土) 01:18:12.59 ID:NM71doSmo
いちおつ
厨二いいじゃないか!

安価期待
787 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/10/22(土) 01:20:29.79 ID:Fx95rSyVo
ショッピングで服を買う
788 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/22(土) 02:07:50.42 ID:z7OE35wSO

白百合のイメージがなぜかロリ化したキョン子にみえる
なぜだ?
789 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/22(土) 11:36:13.99 ID:k0At6MsG0
>>788
それを言ったら久しぶりにキョン子の声が聴きたくなったじゃないかww
790 :1 :2011/10/22(土) 20:58:28.19 ID:Q5T2V/6D0
書き始める前に一言
自分のイメージでは白百合さんはサンホラのルキアです(マイナーだから皆知らないかも?)。なのでそれに応じた表現が今後出てくるかもしれません

というか、なぜキョン子?
791 :1 :2011/10/22(土) 21:00:36.33 ID:Q5T2V/6D0
書き始める前に一言
自分のイメージでは白百合さんはサンホラのルキアです(マイナーだから皆知らないかも?)。なのでそれに応じた表現が今後出てくるかもしれません

というか、なぜキョン子?
792 :1 :2011/10/22(土) 21:28:36.95 ID:Q5T2V/6D0
鈴「えっと、たしかこの番号で合ってるわよね、白百合の部屋……」

鈴「ルームメイトはいないんだっけ? ……とりあえずノックしてみようかしら……」こんこんっ

鈴「……反応ないわね……もう行っちゃった?」

鈴「開けるわよー」がちゃ

鈴(開いてる……)

白百合「……すぅ……すぅ……」

鈴「……意外と朝弱いのね、この子……ほら、起きなさい」

白百合「……ん……あと24時間……」

鈴「長いわよ!!! 明日になっちゃうじゃない!!!」

白百合「……んー……せめてあと48時間……」

鈴「起きてるでしょ! あんた絶対に起きてるでしょ!?」

白百合「……わかった、起きる」目をごしごし

ぱさり

鈴「え……?///」

白百合「?」パンツ1枚

鈴「ああ、あんた、なんてかっこで寝てるのよ!?」

白百合「今日は寒かったから下着もつけた。問題ある?」

鈴「大ありよ! それにさっき一夏も呼んじゃって……」

一夏「悪い2人とも、待ったかー?」がちゃ……

白百合「あ……」

一夏「え……?」

鈴「……見るなあああああ!!!!」

どかーん!
793 :1 :2011/10/22(土) 21:39:58.93 ID:Q5T2V/6D0
鈴「はぁ? パジャマを持ってない!?」

白百合「うん……服も持ってるのはこれだけ」

鈴「制服じゃないの……千冬さんに外出許可もらって放課後に買いにでも行く?」

白百合「私は別に、これだけでかまわない」

鈴「さっきみたいなことになったら迷惑でしょ?」

白百合「ん、織斑一夏に迷惑」

鈴「むしろ迷惑をかけられたのよ」

白百合「でも、呼んだのは私たち。織斑一夏に非はない」

鈴「女の子の部屋にノックなしで入った時点で男の非なの」

白百合「そういうもの?」

鈴「そういうものよ。というか、あんた確か裸を見られるのは恥ずかしいとか言ってたけど、さっきのはよかったわけ?」

白百合「え……あ……///」

鈴(ほ、ほんとにこの子はもう……)汗

鈴「とりあえず、じゃあ放課後に校門の前にいなさい。許可はあたしが取ってくるから」

白百合「うん、ありがと、鈴」
794 :1 :2011/10/22(土) 21:44:54.31 ID:Q5T2V/6D0
放課後

鈴「じゃ、早速ショッピングに行くわよ」

白百合「うん、でも、あまりお金ない……」

鈴「……いくら持ってるのよ?」

白百合「12万円」

鈴「あたしの4倍もあるじゃない!!」

白百合「でも、織斑千冬先生に少ないがって渡されたから……」

鈴(あたしの予想以上に世間知らずだわ、この子……つくづく実感したわよ……)

白百合「?」

鈴「いいわ、とりあえず服を買いに行きましょ」

白百合「うん」

ショッピングに行った2人は……?
>>796
事件に巻き込まれるor何事もなく普通にショッピングを楽しむ
前者ならどんな事件かもお願いします
795 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/22(土) 21:57:56.98 ID:z7OE35wSO
踏み台
796 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/22(土) 22:34:11.38 ID:k0At6MsG0
強盗、窃盗、盗賊、爆弾魔、切裂魔、テロリスト、エロリスト、露出狂、盗撮魔……。

そんな奴らが同時に二人がいるデパートを占拠した。



無理難題スマンけどなww
797 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/22(土) 22:37:06.77 ID:k0At6MsG0
強盗、窃盗、盗賊、爆弾魔、切裂魔、テロリスト、エロリスト、露出狂、盗撮魔……。

そんな奴らが同時に二人がいるデパートを占拠した。



無理難題スマンけどなww
798 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/22(土) 22:55:12.29 ID:k0At6MsG0
もう一つ、連投スマン。
799 :1 :2011/10/22(土) 23:00:05.19 ID:Q5T2V/6D0
鈴「そういえばこのデパートのたい焼き、今人気らしいわよ? 食べていかない?」

白百合「無駄遣いはダメ」

鈴「……じゃ、じゃあおごるから」

白百合「でも、それだと鈴に迷惑がかかる……」

鈴「じゃあどうするのよ?」

白百合「……じゃあ、食べる」

鈴「そうじゃなくてお金よお金」

白百合「……」むぅ

鈴(そ、そんなに悩まれても困るんだけど……)

ピンポンパンポーン

『本日、○×デパートへお越しいただきまことに……』

?『ゴダゴダ言ってるんじゃねー! 用件を伝えろ!!!』

『ひっ、た、ただいま、テロリストに、デパートをのっとられてしまいました……え、えっと……』

テロリスト『今から1人たりとも外へは出るなよ! お前たちは全員人質だ!』

鈴「……マジ?」

白百合「……どうする?」

鈴「ど、どうするって……どうしよう?」

テロリスト『とりあえず、自分のいる回のエスカレーターの前に集まれ! 抵抗したらその場で[ピーーー]ぞ!』

白百合「……私たち二人だけ逃げようと思うなら逃げられるはず。鈴、どうする?」

鈴「他の人質がいるのよ。そんなことできるわけないでしょ?」

白百合「……じゃあ、従うしかない」

鈴「……そうね……ごめんなさい、あたしがデパートなんかに誘ったから……」

白百合「鈴のせいじゃない……大丈夫、何かあっても鈴は私が守る」

鈴「……ありがと」
800 :1 :2011/10/22(土) 23:05:49.43 ID:Q5T2V/6D0
鈴「ここね?」

白百合「皆不安そう……」

鈴「そりゃ、自分たちがいつ殺されるかわからない状況じゃ不安にもなるわよ」

>>801「おい、そこ! しゃべるな!!!」

鈴(あいつがテロリストね!)

強盗、窃盗、盗賊、爆弾魔、切裂魔、テロリスト、エロリスト、露出狂、盗撮魔のうちのどれ?
801 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/10/22(土) 23:15:38.09 ID:zgH0DbKQo
エロリスト
802 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/22(土) 23:17:14.30 ID:z7OE35wSO
エロリスト以外あり得ない
白百合ちゃんに強制ストリップショーをさせてそれを実況する感じで
803 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/10/22(土) 23:17:32.90 ID:zgH0DbKQo
エロリスト
804 :1 :2011/10/22(土) 23:28:55.06 ID:Q5T2V/6D0
鈴「あ、あんたら……」

白百合「鈴、誰に話してるの?」

鈴「なんでもないわ。それにしてもあんなに小さい子供まで……」

白百合「……」

エロリスト「あー、リーダーから連絡くるまで暇だなー」

子供「ふえ……ママぁー!」

親「大丈夫、大丈夫だからね」

エロリスト「そこ! うるせーぞ!!!」

鈴「ちょっと! こんな小さい子供に何言ってるのよ!?」

エロリスト「そうだなー、お前が俺の暇つぶしに付き合ってくれるなら我慢してやってもいいぜ?」

鈴「……何よ、言って見なさい」

エロリスト「脱げ」

鈴「は?」

エロリスト「聞こえなかったか? 服を脱げ」

鈴「なっ!?」

エロリスト「脱げないならそこのガキを[ピーーー]ぞ?」

鈴「っ……わか……」

白百合「……鈴、まって……。その役目、私じゃダメ?」

エロリスト「ほう、友達を守るってか? 泣かせるねぇ」

鈴「し、白百合……」

白百合「大丈夫、私は少しくらい脱いでもなんともない。それに、約束した。鈴を守る」

鈴「……」
805 :1 [saga]:2011/10/22(土) 23:41:08.24 ID:Q5T2V/6D0
sagaを入力しておいたほうがよさそうだ

エロリスト「ほら、どうした?」

白百合「……」すっぬぎっ……ぴたっ

エロリスト「どうした?」

白百合「脱いだ。あなたは脱ぐ枚数を指定していない」

エロリスト「おぉ、そうだな。じゃあ、今度はターゲットをこっちの女に変更だ! こいつを殺されたくなかったらもう一枚脱げ!」

白百合「っ……」

白百合(いま人質に取られている人数は15人。少なかったのが救い……でも、私は……)

エロリスト「どうした?」

白百合「……なんでもない」くつしたぬぎっ

エロリスト「次はこっちの男を撃つぞ?」

白百合「……」もうかたほうのくつしたぬぎっ

エロリスト「そろそろ後がなくなったか?」

白百合「う……」

鈴「白百合……」

鈴(あたしが、何とかしないと……)

白百合「鈴……」

鈴「え?」

白百合「……」くびをよこにふる

鈴「で、でも……」
806 :1 [saga]:2011/10/22(土) 23:52:49.60 ID:Q5T2V/6D0
IS学園の制服ってワンピースだっけ? 仮にそうだったらごめんなさい

エロリスト「さて、次はこっちの女を殺すぞ?」

白百合「……っ……」うわぎぬぎっ

エロリスト「ん、胸がないのにブラをつけてるのか?」

白百合「あなたには関係ない……」隠しながら目をそらす

エロリスト「じゃあ次はこっちの男だ」

白百合「……」スカートぬぎっ

エロリスト「ただの白か。色気ねーな」

白百合「あ、あなたには、関係ない……」かぁ……

白百合(あと、ちょっと、あとちょっとだけ……///)

エロリスト「今度はこいつを殺すぞ?」

白百合「……わ、わかった……」ブラぬぎっ

エロリスト「とうとう後一枚だな」

白百合「……///」胸隠し

エロリスト「そうだな、今度はこいつを殺すぞ」

鈴「あ、あんた! いい加減に……!」

白百合「鈴!」

鈴「っ!」

白百合「私は平気……」

鈴「で、でも」

白百合「大丈夫」

鈴「……」

鈴(あたしのせいだ……あたしが、買い物なんかに誘ったから……)
807 :1 [saga]:2011/10/22(土) 23:55:44.63 ID:Q5T2V/6D0
中途半端だけど、サーバーが重いっぽいので続きは次回で
あまり実況出来なかった
果たして白百合さんの運命はいかに
808 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/23(日) 00:37:03.62 ID:ztLiu4nH0
乙。
809 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/23(日) 01:18:12.42 ID:N5auBewIO
乙です!

イイヨイイヨー「桜花」の悪人大量虐殺マダー?
810 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/23(日) 02:16:33.10 ID:9MOhanspo
なんという生殺し
811 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/10/23(日) 08:42:58.89 ID:u7PVwVSWo
┌─────┐
│い ち お つ.│
└∩───∩┘
  ヽ(`・ω・´)ノハァハァ……ハッ,フキンシン?
812 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/24(月) 02:42:43.60 ID:DjeEQcASO
白百合のせいで白式ちゃんが死んじゃったんだ!
その償いにもっとエロい目にあえ!
みたいな展開を裸で待ってます
813 :1 [saga]:2011/10/25(火) 23:12:44.26 ID:iqCKw4vE0
白百合(まずい……まだ、早い……)

白百合「……その、もしも、脱いだら、どうするの?///」

エロリスト「あ? そんなのわかってるんじゃないのか?」

白百合「……けれど、命令は脱げと言うことだけ。それ以上のことに付き合うつもりはない」

エロリスト「そうか。じゃあ、他の人質が死ぬことになるぞ?」

白百合「そ、それは……」

エロリスト「お前が一人傷物になるだけで被害を抑えられるんだ。十分すぎるだろ?」

白百合「……卑怯者」

エロリスト「ほめ言葉だな。さぁ、最後の一枚をさっさと脱げ」

白百合「……」

エロリスト「お前のお友達がどうなってもいいのか?」

白百合「……鈴……」

鈴「白百合……ごめん、なさい……」ぐすんっ

白百合「……」すっ……

エロリスト「そうだ、それでいい、早く脱げ!」

白百合「……鈴、ISを起動させて!!! 来て、桜花!」

鈴「えっ、で、でも……」

白百合「大丈夫、私を、信じて!」

エロリスト「お、おい、抵抗する気か!? すぐに仲間が駆けつけるぞ! リーダー! この階に抵抗する奴が!」

白百合「無駄、今このデパートにいるテロリストで意識があるのはあなただけ」

エロリスト「そ、そんなばかな!」
814 :1 [saga]:2011/10/25(火) 23:22:09.73 ID:iqCKw4vE0
白百合「あなたと鈴が言い合いをしているときに私は桜花の花弁を部分展開して監視カメラの管理室を探した」

白百合「そして、あなたたちのリーダーを気絶させ、他の階のテロリストも同じように気絶をさせた」

エロリスト「だ、だが、ISを操っているそぶりなんて何も……」

白百合「花弁は私の脳からの命令で動く特別な武器。そぶりなんて必要ない。それに、コンタクトがあれば桜花についているカメラを通じて目標も定められる」

白百合「見つからないかどうかが問題だったけど、デパートには死角が多かった。おかげで時間はかかったけどテロリストを全員倒して……」

エロリスト「う、うるさい! まだ手はある!」ぐいっ

鈴「っ……!?」

白百合「り、鈴……?」

エロリスト「うごくな! まずはISを解除しろ! そして、待機モードのISを捨てろ!」

白百合「……鈴、状況が理解できてないみたい。教えてあげて」

鈴「……うん」ぴかー

エロリスト「なっ!? ま、まさかこいつもISを!?」

鈴「あんたのせいですっごくイラついてるのよ……責任、取ってもらうわよ!!!」

ちゅどーん!
815 :1 [saga]:2011/10/25(火) 23:28:31.24 ID:iqCKw4vE0
ピーポーピーポー……

白百合「……」

鈴「……ごめん、あたしが誘わなきゃ、こんなことには……」

白百合「鈴が悪いわけじゃない。あの変態がわるい」

鈴「そうかもしれないけど……」

白百合「それにあいつは変態なだけじゃない、バカ。私が鈴にISを起動させるように言ったのを聞き逃してた」

鈴「……うん……」しょぼん

白百合「……え、えっと……」あたふた

鈴「……」

白百合「……(ぴーん!)……じゃあ、たい焼き」

鈴「え?」

白百合「たい焼き、たくさん食べさせて。それでおあいこ」

鈴「……」

鈴(そっか、この子、あたしを励まそうとしてるんだ……)

鈴「ぷっ、ほんとに不器用ね、あんた」

白百合「む……」

鈴「じゃあ、たい焼き屋さん、見に行ってみる? やってなかったらおごらないから」

白百合「……うん」

鈴(ありがとね、白百合……)
816 :1 [saga]:2011/10/25(火) 23:36:49.87 ID:iqCKw4vE0
白百合の部屋

白百合「い、いい、一人で着替えられる!」

鈴「いいから、ちょっとくらい手伝わせなさいって」

鈴「それに、ちゃんと着付けないと一夏ががっかりしちゃうわよ」

白百合「な、何で織斑一夏の名前が出てくる?」

鈴「いいからほら、脱がすわよ〜」きゃっきゃ

白百合「うぅ〜……///」

一夏「おーい、白百合、千冬姉からプリントを渡すようにって……」がちゃっ

一夏「あ……」

鈴「あ……」

白百合「……っ! きゃあああああ!!!///」

その日。白百合は生まれてはじめて心から大きな悲鳴を上げた
ちなみに、夜騒いだと言う名目で千冬に3人そろって説教を受けたのは言うまでもない

鈴「ひ、ひどい目にあった……」

白百合「ご、ごめんなさい……」
817 :1 [saga]:2011/10/25(火) 23:38:43.16 ID:iqCKw4vE0
>>818
白式「次回はどんなことが起こるかな? それにしても白百合、だいぶ心を開いてきたみたい……」
818 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/25(火) 23:48:57.43 ID:NFJJa+1SO
一夏に白式の復讐と言われ影でいじめられる
最初は暴力だけだったが
だんだん性的ないじめも増えていく(トイレに行かせてもらえなかったり、レイプされたり)
819 :1 [saga]:2011/10/26(水) 00:00:09.79 ID:lrzqEyAD0
>>818
白式「い、一夏はそんなに鬼畜じゃないよ! で、でも安価だし……書くべきなのかな……」

白式「>>818さんには悪いけど、ちょっとアンケートを取らせてもらうよ」

白式「↓+3でアンケートだよ。再安価orこのままのどちらかでおねがい!」

白式「あ、後、次回からあまりえっちすぎるのは、だ、だめだよ!///」
820 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/10/26(水) 00:06:24.08 ID:L5Ye3q92o
これは夢オチ希望
821 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/10/26(水) 01:49:25.03 ID:ya9HavmJ0
再安価希望。もっと奇麗なのがよろしいかと。

そうだな、白百合が分身を使って束さんをストーキングするとか?

それか何か童心に戻って公園で遊ぶとか。缶蹴り、かくれんぼ、ピンポン野球……。ああ懐かしい。
822 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/26(水) 02:04:44.07 ID:2pThJJlSO
夢オチで安価実行がいいかな?
823 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/10/26(水) 02:09:16.82 ID:eIKNHRpAO
再安価
824 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/26(水) 03:52:49.87 ID:C9vJHjCDO
再安価がよかったが時既に遅し?
825 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/26(水) 03:53:50.05 ID:C9vJHjCDO
再安価がよかったが時既に遅し?
826 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/26(水) 07:25:25.41 ID:njmuKREIO
遅かったか・・・
827 :1 [saga]:2011/10/26(水) 21:07:44.52 ID:lrzqEyAD0
一夏「なぁ、白百合。悪いんだけど放課後に俺の部屋に来てくれないか? ちょっと千冬姉から伝言があるんだ」

白百合「? わかった」

一夏「あと、この件は他のみんなには内緒にしておいてほしいらしいから誰にも言うなよ」

白百合「わかった」

一夏「……」

白百合(なんだか、織斑一夏の様子がおかしい……白銀をメンテナンスに出してるから?)


そして放課後

白百合「おまたせ」

一夏「いや、待ってないから大丈夫だ。そっちに座ってくれ」

白百合「わかった。それで、伝言って?」

一夏「まぁ、せっかく来たんだからお茶でも出すよ。すこしそのまま待っててくれ」

白百合「別に気を使わなくてもいい」

一夏「いいからいいから。お前はお客なんだから」

白百合「……」

白百合(やっぱり、すこし違和感が……気のせい?)
828 :名無しNIPPER [sage]:2011/10/26(水) 21:13:32.33 ID:/mgc/+AAO
興<遅かったじゃないか……(ry
829 :1 [saga]:2011/10/26(水) 21:32:08.13 ID:lrzqEyAD0
一夏「緑茶でよかったか?」

白百合「ありがと……ずっ……しぶい」

一夏「そういう飲み物だからな」

白百合「そうなの……? ……あ、あれ……ろ、れつ、へん……」くらり

白百合(意識が……う……)

ばたり

一夏「白百合!? 大丈夫か!? ……完全に寝てるな。よかった。睡眠薬に気づくと思ったんだが思ったよりも俺に心を許してたみたいだな」

一夏「さてと、あとは……」



倉庫

白百合「……ん、ここは、どこ……?」

白百合(確か、私は、織斑一夏の部屋で、お茶を飲んで……あれ?)

白百合「……縛られてる……暗くて周りも見えない……桜花! ……っ、桜花?」

一夏「桜花は使えない。エネルギーをすべて抜いたからな。それに仮にエネルギーを充電してもパーツが足りなくて起動できないだろうな」

白百合「! 織斑一夏……?」

一夏「なんだ、その目は? 俺がどうしてお前を監禁してるのか知りたいのか?」

白百合「か、監禁?」

一夏「……確かにお前に怒りをぶつけても白式は帰ってこないかもしれない。けどな……!」げしっ

白百合「かはっ……!」

一夏「それでも俺の怒りは収まらないんだよ! お前にも、白式と同じ痛みを味わってもらうからな!!!」ばこっ! どかっ!

白百合「うあっ、あっ! ひっ!」
830 :1 [saga]:2011/10/26(水) 21:37:11.36 ID:lrzqEyAD0
白百合「はぁ、はぁ……げほっ……」

一夏「どうだ? 痛いか?」

白百合「……痛いのには、慣れてる……」

一夏「……」いらっ

白百合「あなたが、納得するまで殴ればいい。私が悪いのはわかってる。だから抵抗もしない」

一夏「あぁ、そうかよ!!!」ばこっ!

白百合「!」

一夏「この! このぉ!!!」どかどかっ!

白百合「っ……!」

一夏「……はぁ、はぁ……」

白百合「……ぐ、ぅ……」

一夏「……ふぅ、今日のところは、これで終わらせてやるよ」

白百合「……」

一夏「ただし、命令がある。明日から学校では俺の言うことを聞け。お前をひどい目に合わせてやるからな!」

白百合(これは、私への罰なんだ……なら……)

白百合「……わかった……」

一夏「……」にやり
831 :1 [saga]:2011/10/26(水) 21:52:29.30 ID:lrzqEyAD0
翌日、昼休み

白百合「……///」もじもじ……

鈴「白百合? 具合悪そうだけど大丈夫?」

白百合「だ、大丈夫。鈴、そろそろ昼休み、終わる」

鈴「そうね。じゃあ、あたしは2組に戻るから。午後の授業がんばりなさいよ」

白百合「う、うん……」

白百合(……っ……)きゅっ


その日の朝

白百合「え、トイレに行くな?」

一夏「あぁ、一度でもトイレに行ったらどうなるか、わかってるな?」

白百合「……これも、私に対する罰?」

一夏「そうだ」

白百合「なら、従う」


白百合(もう、我慢、出来ない……織斑一夏に、許可を……///)

一夏「ん、どうした?」

白百合「お、織斑一夏……朝のことで……っ」

一夏(だいぶ切羽詰ってるな。けど……)

一夏「朝のこと? 何のことだよ?」

白百合「え、そ、それは……」

千冬「授業を始めるぞ。全員席につけ!」

白百合「あ……」

千冬「白百合、何をしてる! 聞こえなかったのか?」

白百合「は、はい……」
832 :1 [saga]:2011/10/26(水) 22:08:44.77 ID:lrzqEyAD0
白百合(じゅ、授業に、集中できない……早く、トイレに……でも、許可が……)もじもじ

白百合(このまま、じゃ……わた、し……///)

千冬「おい、白百合。次のページを……? どうした、体調でも悪いのか?」

白百合「い、いえ……///」

千冬「……しかたがない。誰か、白百合を保健室に連れて行ってやれ」

一夏「あ、じゃあ俺が。立てるか白百合?」

白百合「……立て、る……///」

一夏「……そうか」すっ

白百合「っ!!?」

白百合(い、いま、おなか、おされ、あ、あぁ……だめ、だめぇ……///)

白百合「あ……だ、め……///」じわっ……

一夏「白百合?」

白百合「……っ……///」じわわ……しゃあああ……

クラスメイト「なに……あの年になっておもらし?」

クラスメイト「うそー、ありえなーい」

ざわざわ……

白百合「っ……///」ぐすんっ

一夏「千冬姉! 悪いんだけど後始末を頼む!」お姫様抱っこ

白百合「あ……」ぞくっ

千冬「……まったく。お前たち、静かにしろ! すまないが、シャルロット、後始末を頼めるか?」

シャル「はい、わかりました」

千冬(まったく、なんでトイレの処理程度できないんだ、あいつは……)
833 :1 [saga]:2011/10/26(水) 22:21:29.75 ID:lrzqEyAD0
一夏「はははっ、お前が漏らしたときのみんなの反応、最高だったな!」

白百合「っ……」

一夏「おしっこも我慢できないようなお子様にはお仕置きが必要だな」ずるっ

白百合「! ぱ、パンツ、下ろしちゃ、ダメッ!///」じたばた

一夏「へー、やっぱりお前、こっち系のことが苦手なのか。じゃあ、遠慮なく!」ぱんっ、ぱんっ!

白百合「い、いや、やだっ!」じたばた!

一夏「ふん、いやと言ってもやめる気はねーからな!」ばしっばしっ!

白百合(お、おかしい、いたい、はずなのに……きもち、いい……///)

一夏「ん、濡れ始めてるな。もしかして、お前マゾなのか?」

白百合「ち、ちがっ……ひゃっ!///」

一夏「じゃあ、これはなんだよ? ド変態」

白百合「……///」

一夏「お前なんかとSEXはしたくないからな。代わりにこれを入れてやるよ」竹刀

白百合「や、やめ……っ!!!///」ずぶっ!

白百合「や、やだ、やだあああ!!!」

一夏「はは、それだよ。そうやって壊れてるところが見たかったんだよ! こわれたまま……死ね!!!」



白百合「〜〜〜っ!!!」がばっ

白百合「こ、ここ、は……私の部屋……? 体も、どこも痛くない……ゆ、め……? ……あ」ぴちゃっ

白百合(う、うそ……ま、まさか……///)そ〜っと布団めくり

鈴「白百合ー、おはよー」がちゃ

白百合「! り、鈴、はいってきちゃだm……///」

鈴「え……?」

白百合「……///」下半身裸+手に濡れたパンツ+世界地図つき布団×2

鈴「あー、えーっと、ごめん……」

白百合「り、鈴の、バカ……///」

白百合(も、もう、お嫁に、いけない///)
834 :1 [saga]:2011/10/26(水) 22:23:49.71 ID:lrzqEyAD0
白式「>>818さん、これで許して……やっぱり一夏に悪者キャラは似合わないよ……」

白式「とりあえず、ここからはエッチなのは禁止だよ!」

白式「じゃあ、つぎは>>835を実行だね!」

白式「それにしても出番まだかな?」
835 :乙です [sage]:2011/10/26(水) 23:12:34.00 ID:8GphPZkIO
ラウラに変な事教えられる(布団の中に裸で入ることとか、嫁呼びのこととか)
836 :1 [saga]:2011/10/26(水) 23:58:36.34 ID:lrzqEyAD0
白百合(昨日は本当に悪い夢を見てしまった……)

白百合(そのせいもあって、織斑一夏への罪悪感や羞恥心で声をかけられない……)

白百合(データによるとラウラ・ボーデヴィッヒは私の境遇と一番近いらしい……彼女に相談してみよう……)



ラウラ「なるほどな。それでお前はどうしたいんだ?」

白百合「ともかく、織斑一夏へ謝罪をしたい。それと、何とか、仲良くなりたい……」

ラウラ「なるほど、お前も私の嫁のことが気に入っているんだな」

白百合「嫁? ラウラ・ボーデヴィッヒと織斑一夏は結婚しているの?」

ラウラ「ふん、甘いな。日本では気に入った相手のことを嫁と呼ぶのだ!」えっへん!

白百合「そ、そうだったの? 知らなかった……」

ラウラ「まぁ、お前が一夏のことをどう呼ぶかは任せよう。ともかく、私からお前へ夫のあり方を教えてやろう!」

白百合「わかった」

ラウラ「違う! 返事ははいだ! それから今から私のことは師匠と呼べ!」

白百合「はい、師匠!」


シャル(ま、またラウラがへんなことをしてる……と言うか、僕の部屋でもあるはずなのになんで締め出されてるんだろう……)
837 :1 [saga]:2011/10/27(木) 00:08:07.38 ID:eHqPtP9M0
翌朝

一夏「ふぁあ……よく寝た……ん、白銀か?」もぞっ

白銀「すぅ……すぅ……」

一夏「白銀が隣のベッドと言うことは……ラウラ! 布団の中に入るなってあれほ……ど……」

白百合「……ん……」顔をすりつけ

一夏「なっ……!?///」

白百合「あと……1年……」

一夏「な、何があと一年だ! と言うか、何で裸で俺の布団に!?」

白百合「……んー……」目をこすこす……

一夏「……な、なんだよ///」

白百合「……zzz」ぱたり

一夏(そ、そういえばこいつ、朝弱いんだったな……しかし、何で俺のベッドの中に、しかも裸で……)

一夏(あ、パジャマと下着がたたんで……ここで脱いで入り込んだのか)なんとなく手にパンツ取る

白銀「んー、おはよう一夏ぁ……あれ、一夏、何、してるの……」

一夏「あ、い、いや、白銀、これは、その、だな……」

白銀「……」じぃー

一夏「……」

白銀「来て、花弁!」がしゃん!

一夏「ちょ、ちょっとまてええええ!!!」
838 :1 [saga]:2011/10/27(木) 00:12:58.99 ID:eHqPtP9M0
一夏「ひ、ひどい目にあった」ぼろっ

紅椿「あ、朝からボロボロですね……」汗

白銀「一夏が悪いんだよ! 裸の女の子と一緒に寝てたんだもん!」

紅椿「なるほど、一夏様が?」

一夏「お、おい、紅椿、目が怖いんだけど……」

紅椿「で、その女の子というのはラウラ様ですね」

一夏「いや、それがな……」


白百合「んー……あと、12日……」すやすや

ラウラ「おい、起きろ! もう嫁はとっくに食事を終えてるぞ!

白百合「んー……」

ラウラ「だめか……」

ラウラ「せっかく次に教えることを考えてきたんだが、また後でだな」

>>839
ラウラが白百合に教えようとしていることは?
839 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/27(木) 06:40:53.44 ID:j7mfgjGDO
とりあえずラウラがした嫁宣言の仕方を話して
白百合がクラスで一夏に同じことをする
840 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/30(日) 11:25:44.07 ID:H0oG0QiKo
やんややんや

C
841 :1 :2011/10/31(月) 23:35:57.61 ID:oEII+4cQ0
お昼休み

白百合「……」

ラウラ「どうした? 昼休みには実行するといっていただろう」

白百合「で、でも……」

ラウラ「一夏のことが(友達として)好きなんだろう?」

白百合「そ、それは……(恋愛的な意味で)好きだけど……」※白百合はまだこの感情の正体に気づいていません

白百合(なぜか、わからないけど……しちゃ、いけない気がする……)

ラウラ「ほら、行ってこい」どんっ

白百合「あ……」

一夏「ん、どうした白百合?」

白百合「え、えっと、その……」

白百合「―――――っ」

白百合「なん、でもない……」だっ

一夏「? 白百合?」

白銀「いちかー、どうしたの?」

一夏「いや、なんでも……」
842 :1 :2011/10/31(月) 23:44:37.39 ID:oEII+4cQ0
放課後、屋上

白百合「……ぐすっ……」

鈴「白百合、こんなところにいたの? ……! 顔真っ赤じゃない! ずっと泣いてたの!?」

白百合「ごめん、なさい……私、私……」

鈴「……急に教室を飛び出して帰ってこないって、一夏も心配して探してたわよ。ラウラとシャルロットだって……」

白百合「ごめん、なさい……でも……私は……」ぐすっ

鈴「……ゆっくりでいいから何があったか教えて?」

白百合「……うん……」


鈴「……なるほどね。でも、どうしてしちゃいけないって思ったの?」

白百合「……しようとした時、鈴が、泣いてるのが見えた……」

鈴「え……」

白百合「鈴に、泣いてほしくない……」

鈴「……そう。でも、ただの幻じゃないの?」

白百合「……ほんと……?」

鈴「だって、あたしは泣いてないわよ?」にこっ

白百合「……」

鈴「ほら、一夏たちに謝りに行くわよ」

白百合「……うん」

鈴(……ほんとに、この子、変わったなぁ……きっと、あたしなんかより……)
843 :1 :2011/10/31(月) 23:45:24.74 ID:oEII+4cQ0
ちょっと用事が出来てしまいました
すぐ出かけるため今回はここまでです

次回、何らかの事件が発生するようです
844 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/11/01(火) 00:10:08.24 ID:z/WJkNYIO
気になる乙!
845 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/07(月) 01:05:24.52 ID:l4uiZMHlo
こないなー
846 :1 [saga]:2011/11/07(月) 23:37:22.96 ID:25V32uNn0
鈴「白百合、明日だけどもう一度デパートに買い物に行かない?」

白百合「うん、いく」

鈴「まぁ、この前みたいなことももうないと思うし……ついでにゲームセンターとかにも寄って遊ぼうと思うんだけど」

白百合「……! 織斑一夏と白銀が言ってた! すごく面白いところだって!」目がきらきら

鈴「あ、あはは……あまり期待しすぎないほうがいいかもしれないわよ」

鈴(一夏とうまくやってるんだ……やっぱり、あたしよりも……)

白百合「? 鈴、どうしたの?」

鈴「ううん、なんでもない」


翌日

鈴「おまたせー、ごめんごめん、待った?」

白百合「へ、平気……早く行こう」そわそわ

鈴「?」

白百合「は、早く行かないと時間、もったいない」
847 :1 [saga]:2011/11/07(月) 23:42:48.64 ID:25V32uNn0
数分後

鈴「……」

白百合「……」きょろきょろそわそわ

鈴「……白百合、もしかしてトイレ行きたいの?」

白百合「!」

鈴「いや、そんななんでわかったのみたいな顔をされても……」

白百合「鈴、人前でトイレの話はしちゃダメって……」

鈴「さすがに知り合いの男がいなきゃいいのよ! もう、ああいえばこういうわよね、あんた」

白百合「ごめんなさい……」

鈴「とりあえず、そのあたりのお店で借りてきなさいよ。そこのベンチで待ってるから」

白百合「うん」たったった……

鈴「……はぁ、たまに天然よね、あの子……」

?「確かに、その通りですね」

鈴「!!!?」びくっ
848 :1 [saga]:2011/11/08(火) 00:02:24.47 ID:mH76Jk8B0
鈴(だ、誰、この男!?)

?「あなたが白百合の世話をしてくれていたんですね。感謝をします」

鈴「! どうして、白百合のことを……」

?「簡単ですよ。私が白百合に命令をしてここに向かわせたのですから」

鈴「!!!」

鈴「それじゃあ……おまえのせいで……!」

?「おっと、私を捕まえるつもりですか? それとも殺す気ですか? こんな大通りで……」

鈴「そんなの関係……っ」

?「ないでしょうね。でも、私を殺せば白百合も死ぬことになりますよ」

鈴「何を言って……!」

?「私の持っているスイッチ、これを押せば待機モードである首輪形態の「桜花」が爆発します」

鈴「!?」

?「ちなみに、このスイッチは私の心音が消えた瞬間に……どかんっ、です」

鈴「……何が、目的なの?」

?「話が早いですね。成長するIS。それを渡してください」

鈴「そんなことできるわけ……っ……」

?「安心してください。すこしだけデータを取りたいだけです。もちろんことが済んだらすぐに返します」

鈴「そんなこと、信用できるわけ……」

?「それでは、やはり白百合は役に立たなかったということで、消えてもらうとしましょう」

鈴「え……?」

?「だってそうでしょう? 任務に失敗した挙句、相手の捕虜になったどころかそのまま相手に寝返り。このまま生かしておくほうがおかしいじゃないですか」

?「まぁ、あなたが協力をしてくれれば、話は別ですがね」
849 :1 [saga]:2011/11/08(火) 00:05:28.66 ID:mH76Jk8B0
鈴「……」

?「さて、そろそろ行くとします。○×廃工場に3日後の夜の12時。そこで答えを聞きます」

鈴「……」

?「では……」

鈴「……」

白百合「……鈴、お待たせ。すごく並んで……鈴?」

鈴「……あ、ううん、ごめんごめん、もらしたんじゃないでしょうね?」

白百合「そ、そんな年じゃない!」

鈴「でも、この間おね……」

白百合「あ、あれはちがう!」

鈴「あはは、ごめんごめん、冗談だって」

鈴(……あたしは、どうすれば……)
850 :1 [saga]:2011/11/08(火) 00:11:44.25 ID:mH76Jk8B0
鈴「あのさ、白百合。桜花のことなんだけど、首からはずせないの?」

白百合「うん、ちょっと、特殊なISだから」

鈴「……あ、そうだ、今度すこしの間だけでも擬人化してみない? 白銀に頼めば……」

白百合「そんなことできるの?」

鈴「そうよ、ちょっとでいいからやってみなさいよ!」

白百合「……? 鈴、すこし様子が変。なにかあったの?」

鈴「え、う、ううん、そんなことないわよ」

白百合「……」

鈴「じゃあ、いきましょ」

鈴(やっぱり、あたしひとりじゃ……でも、不審な動きを見せたら、いつ桜花を爆発させるか……)
851 :1 [saga]:2011/11/08(火) 00:13:54.41 ID:mH76Jk8B0
翌日

白百合(今日は朝、鈴が来なかった……すこし寂しい……)

白百合(それと……バケツ、重い……)

一夏(いまどき、遅刻したからってバケツ持たせて廊下に立たせるか?)

白百合(今日は、何をしよう?)

>>853
852 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(長屋) [sage]:2011/11/08(火) 00:43:04.45 ID:fyynzryRo
鈴と話をする
853 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/08(火) 01:15:46.47 ID:sVNyNuCzo
一夏に相談
854 :1 [saga]:2011/11/08(火) 01:18:26.47 ID:mH76Jk8B0
白百合「織斑一夏、ちょっといい?」

一夏「? 珍しいな、お前から話し掛けてくるなんて。なんだ?」

白百合(えっと……)

>>855
相談の内容
855 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/08(火) 01:52:37.76 ID:PYlywTJIO
ISの擬人化について聞きたいんだけど…
856 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/08(火) 13:16:32.37 ID:hW+pGAuSO
なんか白百合ちゃんがどんどんかわいく見えてきたんだが
857 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/11(金) 01:06:06.69 ID:KBQPgo0IO
あれ?白百合って誰だっけ、白銀ってどんな関係だっけ………
ちょっと読み直してこようwwwwww


>>1乙、ふぁいとー
858 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/11(金) 03:01:11.92 ID:Bn0NuZMSO
登場人物紹介

白式ちゃん
一夏のIS。かわいい。一夏の嫁

白銀ちゃん
一夏のIS。白式ちゃんの生まれ変わり(?)。俺の嫁

紅椿ちゃん
箒のIS。執事。俺の嫁

白百合ちゃん
元テロリスト。天然。俺の嫁
859 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/11(金) 07:26:39.08 ID:C9wd0SsIO
>>858
日本は一夫多妻制じゃないんだぞー
白式が一夏の嫁であることは認めるけどな!
860 :1 [saga]:2011/11/11(金) 23:23:01.24 ID:kDWkJvzy0
>>858
大体あってる
オリキャラ多いし一度紹介しておくとします

白式
一夏の元IS。現在はコアが破損したため完全に機能を停止している
以前、一夏に対して家族的な愛情を持って接していたが、次第に恋愛感情を抱くようになった
他のヒロインたちのことは嫌いじゃないけど、たまにいじられるためすこし苦手らしい
千冬のことも本物の姉のように慕ってる。束の言うことはなんでも聞いてしまうらしい
新たに擬人化した紅椿とは大の仲良し
たまにラウラといっしょにクラリッサから変な知識を得て実行をする


白銀(オリジナルキャラ)
一夏のIS。白式のコアから生まれたIS
ISの設計者の束にもわからない部分が多いらしい
性格はほとんど白式と同じだが、一夏に対して恋愛感情は持っていない
また、白式と比べるとかなり機械的な考え方をすることが多い
特殊機能は周りにいるISの力を借りること


紅椿
箒のIS。自称執事で一夏や箒の世話をするのが趣味
胸はほとんどないが女の子。一夏に恋心を抱いており、告白するも振られた(でもあきらめてない)
白式のことを親友のように思っている
ちなみに、意外とあわてると頭の中で処理が出来なくなるタイプで、とてもわかりやすい性格をしている


白百合(オリジナルキャラ)
成長するIS(白式)をねらった組織からの刺客だったが一夏と白銀倒された後千冬の勧めでIS学園に入学する
普段はおっとりとしたマイペースな性格をしているが、戦闘を始めると周りの専用機持ちが束でかかっても勝てないほどの実力を発揮する
詳しい過去はまだ内緒
ラウラ以上に世間知らずだったが、鈴にいろいろ教わってすこしはまともになった……はず
元々感情を表に出さない性格だったが、一夏や鈴と触れ合っているうちにだんだんと感情を表に出し始めるようになる
専用機は改造ISである「桜花」
一番仲のいい相手は鈴


こんなものかな?
質問には答えられる限り答えたいと思います

というか、元々白式擬人化SSだったのに、どうしてこうなったwww
861 :1 [saga]:2011/11/11(金) 23:52:07.86 ID:kDWkJvzy0
白百合「ISの擬人化について聞きたい……」

一夏「え?」

白銀「簡単だよー。私のエネルギーを分けたISが人間の姿になるの!」

一夏「……ということだ」

白百合「そうなの……? 桜花も人間に出来る?」

白銀「うん、それじゃあ……さっそく」

ぽふんっ

桜花「……へぇ……これが人間の姿……ですか」

白百合「わふー……」

一夏「着物って……名前を聞いたときにも思ったけど、桜花って日本のISなのか?」

桜花「……そこについては、発言してもよろしいでしょうか?」

白百合「……多分いいと思う」

桜花「わたくしは元々日本で破棄されたISを……改造して作られたある意味新型のISなんです」

白百合「そうだったんだ」

一夏「いや、白百合が驚くのはおかしいだろ」

白百合「私もしらなかったから……」

桜花「白百合さまには性能の説明だけしかされてませんでしたから」

白銀「ねぇ、白百合。組織に戻りたいと思う?」

白百合「……わからない……」

桜花「……白百合様、あなたは自分が信じるものを信じればいいんですよ」

白百合「……わかった」
862 :1 [saga]:2011/11/11(金) 23:53:49.34 ID:kDWkJvzy0
夕方

白百合(桜花、元に戻っちゃった……)

白百合(私の、信じるもの……なんなんだろう……)

白百合(そういえば、鈴、結局今日は会えなかった……)

白百合(どうしたんだろう……)
863 :1 [saga]:2011/11/11(金) 23:54:29.54 ID:kDWkJvzy0
ちょっと早いですが今日はここまでです
しばらく安価でないかも
864 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/12(土) 00:12:21.50 ID:omIkEYiLo
スレタイの白式が百式に見えた
865 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) [sage]:2011/11/12(土) 00:28:08.52 ID:SOdmbcBvo
???「ワシの波動球は百八式まであるぞ」
866 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage]:2011/11/12(土) 01:04:55.54 ID:eADwTKzCo
ええい、まだ終わらんよ!
867 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/12(土) 01:55:30.55 ID:ZOLVH8yIO
紅椿ちゃんマジちっぱい


…おや?こんな夜遅くにだrゴフッ
868 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/12(土) 02:07:03.47 ID:fNYkYH1A0
>>867…いい奴だったよな…
869 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/12(土) 02:24:03.42 ID:Rm7kGmoyo
>>867、か。…懐かしい名前だな
870 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/12(土) 08:47:02.50 ID:ntMOI0VSO
質問!
白百合ちゃんってどのくらいのおっぱいなの?


あれ、朝からお客さんのようだ
871 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/11/12(土) 16:52:58.37 ID:WSiphCFL0
A〜Bだと>>867から聞いた。

ん? 珍しく来客だ。は〜いどちrゲボェッ
872 :1 [saga]:2011/11/12(土) 21:52:05.76 ID:cF+OZPnD0
今日は更新する予定がなかったけどちょっとだけ(本編とは全く関係ありません)

白式「……胸、か……」つるぺったん

白式「やっぱり一夏も大きい人が好きなのかな……はぁ……」

??「「何を落ち込んでるの!?」」

白式「!!?」

紅椿「白式様はまだ幼いからいいじゃないですか! 成長の見込みはあるでしょう!」

白百合「私たちは、もうこれ以上成長しない……!」

紅椿「しかも、私なんて背ばかり伸びて……うぅ……ぐすっ」

白式「ご、ごめん……」

白百合「反省してるのならこれから胸に行く予定の栄養を私たちに分けて」

白式「む、無茶言わないでよ!?」

本編じゃありえないけど、この三人が絡んでるところも見てみたいな
別の誰かが支援してくれてもいいんだよ?(チラッチラッ
873 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/12(土) 21:57:07.97 ID:463+facWo
C
874 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/12(土) 23:54:44.35 ID:2VwzZBiAo
>>858,>>860
サンクス
忘れた時はいつでも見にくるな


だが>>858
紅 椿 は 俺 の 嫁 だ
875 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/11/13(日) 13:58:40.94 ID:d0aAgZr00
馬鹿やろう!

糸工 木春 は俺の嫁だよ!!
876 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/13(日) 17:55:39.07 ID:GD9ERv1SO
紅椿ちゃんの人気に白式ちゃんが嫉妬しているようです
可愛そうなので俺が慰めて来ますね
877 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/13(日) 18:12:42.89 ID:zCLZXuQIO
この隙に一夏さんと白銀と遊んでこよう
878 :1 [saga]:2011/11/15(火) 23:37:06.87 ID:QQOHHSEj0
白式「皆人気だなぁ……」

白百合「うん、すごく人気……うらやましい」

白式「よかったね、あかつば……あれ、そういえば紅椿は?」

紅椿「……嫁……わ、私が……?///」

白式(よ、予想以上に喜んでる!?)

白百合(顔、真っ赤……)

紅椿「一夏様と、新婚生活……///」

白式「って、一夏と結婚したことになってるよ!?」

白百合「……ダメ、自分の世界に入ってる……」汗

白式「で、ではそろそろ、本編の世界に戻らないと……。それじゃあ、皆、またねー!」
879 :1 [saga]:2011/11/15(火) 23:57:01.53 ID:QQOHHSEj0
○×廃工場

?「こんばんわ。お久しぶりですね」

鈴「……3日ぶりよ」

?「それで、答えは決まったのですか?」

鈴「……白銀を、あなたにすこしの間だけ、預けるわ」

?「……そうですか」

鈴「ただし、あたしも一緒に連れて行きなさい」

?「……なぜです?」

鈴「あんたが信用できないからよ。それに……」

?「白百合のことが心配なんですね。かまいませんよ。ですが、あなたは今、白銀を連れてきていませんね」

鈴「……あの子は命令を受けても一夏から離れることはほとんどないから……連れて行くなら無理やり連れて行くしかない」

?「いいのですか? あの子ともお友達なのでしょう?」

鈴「えぇ、そうよ。あたしは白百合にも、それに白銀にも幸せになってほしいと思ってる」

鈴(だからこそ……今日、あたしはここにいるんだ)

鈴「もうすぐ、あんたのほしいものがここに来ると思うわよ」

?「それはどういう……?」

一夏「おーい、鈴、こんな夜中にこんなところで、なんのようだよ? 千冬姉にばれたら、ただじゃおかないぞ」

?「!?」

鈴「……甲龍」

一夏「え……」

白銀「い、一夏、鈴が!」

鈴「……ごめんなさい、一夏。白銀は、渡してもらうわよ」

?(……とっさに身を隠しましたが、一体何のつもりでしょう……目の前で仲間を倒して、私の信用を得るつもり……でしょうか?)
880 :1 [saga]:2011/11/16(水) 00:09:22.40 ID:uAR4kvSf0
一夏「お、おい、いきなりなんで……」

鈴「……悪いけど、あたしは強くなるの。だから、白銀を渡しなさい。あの組織は、きっと甲龍よりも強いISを生み出してくれる!」

一夏「……本気で、言ってるのか?」

白銀「いくら相手が鈴でも……怒るよ?」

鈴「怒ればいいんじゃないの? どうせあんたたちには、あたしの気持ちなんて……少しもわからないくせに!!!」

一夏「っ……やるしかない、行くぞ、白銀!」

白銀「うん!」

ぴきーん!

鈴「……いいこと教えてあげる、今の一夏じゃあたしに勝てないわよ」

白銀『い、一夏、武器が……ないよ!』

一夏「!? な、ど、どうして……」

鈴「忘れたの? 白銀の能力は周りの武器を借りること。今の白銀は白式よりもよっぽど弱い、ただの鎧よ」

一夏「……っ」

鈴「お風呂上りにガンドレットをはずす癖、治しておくべきだったわね!」

白銀『あっ……うわあっ!?』ぴー

一夏(くそ、どんどんエネルギーが……)

鈴「覚えておきなさい、あたしは組織に入って、力を手に入れる! 場所もわからないあんたじゃ、追いかけることもできないと思うけどね!」

白銀「きゃあっ!」どさっ

一夏「ぐっ……しろ、がね……」

鈴「……さぁ。これでおしまいね」

一夏「……っ……」がくん……

白銀「いち、か……」ふっ……

鈴「……」

?「なるほど、あなたは確かに他の専用機持ちよりも劣るところがある。本当の目的は我々が作ったISを……」

鈴「えぇ、もらうことよ。もちろん、いいでしょ?」

?「……まぁ、いいとしましょう」

鈴「もちろん、白百合の爆弾を解除するのと、白百合から手を引くのも忘れないでよね」

?「はい、このスイッチを押せば解除、そして監視システムのシャットダウンが可能です」

鈴「……」ぽちっ

鈴(あとは……あんたに任せるわよ、白百合……)
881 :1 [saga]:2011/11/16(水) 00:19:18.46 ID:uAR4kvSf0
白百合「……鈴、いないし……織斑一夏もどこにもいない……暇……」

白百合「……ん、メール? ……桜花、見せて」

白百合「……え……?」


白百合「……はぁはぁ!」だっ

千冬「おい、白百合! こんな時間に廊下を走り回るとは何事だ!」

白百合「! 織斑千冬! 織斑、一夏が……!」

千冬「……何?」ぴくんっ


翌日

千冬「……つまり、差出人がわからないメールで、一夏の写真とその場所が送られてきていたんだな?」

白百合「……うん……」

千冬「……そうか」

白百合「……織斑千冬、先生……織斑、一夏は……?」

千冬「今は意識不明だが、命に別状はない。お前が早く見つけてくれたお陰だ」

白百合「……」

千冬「……変わったな。はやり、学園へ通わせてよかった」

白百合「……ありが、とう……」

千冬「……ん、スマン、電話だ……私だ、何か用か? ……なに!? 本当か!? ……わかった、すぐに行く」

白百合「……?」

千冬「……白百合、お前も来い」
882 :1 [saga]:2011/11/16(水) 00:22:21.50 ID:uAR4kvSf0
千冬「一夏、入るぞ」

一夏「……あぁ……」

千冬「……話は電話で大体聞いたが……確かなのか?」

一夏「……鈴が、白銀を連れ去った……」

白百合「!? 鈴が、そんなことするはずない!」

一夏「俺だってそう思うよ! けど、実際に!」

千冬「2人とも、静かにしろ。病院だぞ」

白百合「……っ……」

一夏「悪い……」

千冬「……他に、何か手がかりはなかったのか?」

一夏「……そうだ、あいつ、組織がどうとか言ってた……」

白百合(……っ)

千冬「……そうか」

白百合「……」
883 :1 [saga]:2011/11/16(水) 00:34:47.61 ID:uAR4kvSf0
廊下

千冬「……あいつが大事に至らなくてよかったよ……他の生徒たちも見舞いに来てくれているようだし、安心した」

白百合「……」

千冬「さて……白百合」

白百合「何……っ!?」がばっ

千冬「……組織のある場所をはけ、私がつぶす」

白百合「……くる、し……」

千冬「吐けといっているのがわからないのか!?」

紅椿「! 織斑先生、なにをしているんですか!?」

千冬「こいつなら、白銀を連れ去った奴らのことを知っているはずだ! だから……」

紅椿「らしくないです! やめてくださいっ!」ぐっ

千冬「っ……」

白百合「げほっ……はぁ……はぁ……」

千冬「……すまなかった……」

白百合「……」

千冬「……今日は少し早めに、休ませてもらうとする……」

紅椿「……織斑先生……」

白百合「……紅椿、ありがとう……」

紅椿「っ、べ、別にあなたを助けたわけじゃ……」

白百合「……私のせい……」

紅椿「え……」

白百合「白式を壊して、それなのに、ずっとここにいて……私は……ここにいちゃいけないのに……」

紅椿「そ、そんなこと……」

白百合「……正直に言って。あなたも、織斑千冬も、織斑一夏も……皆も……私のこと、恨んでいるんでしょ?」

紅椿「……そ、それは……」

白百合「……紅椿、お願いがある。織斑一夏に伝えてほしい。……『ありがとう、ごめんなさい』」くるっ

紅椿「! ど、どこに行くんですか!? ……っ……何で、追いかけられないん、ですか……」

紅椿(私は、どうすればいいんですか、白式様……)
884 :1 [saga]:2011/11/16(水) 00:37:58.72 ID:uAR4kvSf0
今回はここまで

バラバラになっていくみんなの心
果たして白銀と鈴、そして白百合の運命はいかに?

それにしても紅椿ちゃん、大人気だなぁ。支援絵とかこないかなー(チラチラ

……すいません、調子乗りました……
では、また次回
885 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/16(水) 07:29:45.34 ID:dB3l+SeIO
支援絵描きたい!
誰か俺に絵心を
886 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/16(水) 09:09:06.98 ID:65D/bY3IO

みんなかわいいじゃないか
887 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/16(水) 13:54:21.29 ID:XssWi0ASO
ところで普段から執事の格好をしている紅椿ちゃんにメイド服を着せて見るのはどうだろう?
888 :1 [saga]:2011/11/17(木) 21:52:41.76 ID:AbqIYRum0
>>887

白式「というわけで、紅椿! メイド服を着てみない?」

紅椿「断ります。どうせ似合いませんし」

ブルー「そんなことありませんわ」

紅椿「!? あ、あなたはブルー・ティアーズ様!? 何で人間の姿に!?」

ブルー「メイド服といえば私ですから。それよりも……スペアならいくらでもありますのよ?」

紅椿「わ、私は、用事を思い出しましたので、こ、このあたりで……」

ブルー「逃がしませんよ」がしっ

紅椿「ひっ!?」


白式「お着替え中です。少々お待ちください」


紅椿「……うぅ……」しくしく……

白式「わー、すごく似合ってるよ!」

ブルー「本当ですわ。普段からこの姿でもいいと思うのですが……」

紅椿「……う、うぅ……」ぐすんっ

白式(あ、あの、ブルー・ティアーズ。紅椿がほめても全然反応しないなんて……何かあったの?)

ブルー(じ、実は、私のメイド服だと胸のサイズがあわなくて……)

紅椿「き、聞こえてますよ! どうせ私は……メイドより執事が似合う女なんです!」

ブルー「……さて、私はそろそろエネルギーがなくなるので……」

白式「あ、逃げないでよ!?」

紅椿「うぅ……ぐすっ……」

白式「わー、な、泣かないで! ……もうメイド服なんてこりごりだよ!」
889 :1 [saga]:2011/11/17(木) 21:59:04.48 ID:AbqIYRum0
???上空

白百合「鈴! ようやく、追いついた……!」

鈴「追いついた? 待っててあげたのよ」

白百合「……どうして?」

鈴「それはあんたをここで打ち落とすために……」

白百合「違う……どうして、織斑一夏を……」

鈴「……簡単よ。あたしは力がほしいの。同じように専用機を持っている皆はあたしをおいてどんどん強くなる」

鈴「特に、一夏と箒、あの二人の成長はおかしいわ。だから……それを超える力がほしいだけ」

白百合「……うそ。そんなの……」

鈴「じゃあ、どうするの? 嘘だったとして……あたしはもうあそこへは戻れない」

白百合「……そんなことない、鈴が学園にいられないのなら、私だって……!」

鈴「……桜花・改」ぴかーん

白百合「っ!?」

鈴「これがあたしの新しいIS。名前でわかると思うけど……白百合じゃ、勝てないわよ」

白百合「……甘く、見ないで」

鈴「本気できなさい。じゃなきゃ、白銀は取り戻せないわよ!」
890 :1 [saga]:2011/11/17(木) 22:09:23.01 ID:AbqIYRum0
紅椿「マスター! 皆さん!」

箒「紅椿? どうした、そんなに急いで……」

紅椿「……白百合さんが……」

箒「……何?」


箒「紅椿、こっちであっているのか?」

紅椿『はい、間違いありません! 白百合さんはこっちの方向へ飛んでいきました!』

セシリア「ですが、この方向には海しか……」

ラウラ「ありえないことじゃない。組織が日本の国内に基地を構えているほうが不自然だ」

シャル「……皆、待って! あっちのほうに、レーダーに反応が……この反応は……」

紅椿『……っ!』びゅんっ

箒「お、おい、紅椿!?」

紅椿『すいません、マスター……ですが……今は、コントロールを……』


箒「……! ……あ、あれは……」

白百合「……」

箒「白百合!? こんなにボロボロになって……おい、目を開けろ! ……くそ、一度戻るしかないか?」

紅椿『私の、せいです……あの時、私が私情をはさまずに止めていれば……』

セシリア「箒さん、一体何が……っ!」

ラウラ「白百合!?」

シャル「は、早く病院へ!」
891 :1 [saga]:2011/11/17(木) 22:15:06.02 ID:AbqIYRum0
鈴「……」

鈴(こんな、つもりじゃなかったのに……)

鈴(白百合……ごめんなさい……)

?「どうしたんですか、そんなに落ち込んだ顔をして」

鈴「なんでもないわよ。ただ、このISの性能を試したかったのに……あんたが邪魔したのが悪いのよ」

?「じゃま? 私はただ白百合の「桜花」の動きを止めただけですよ。あんな「よけてください」と言わんばかりの攻撃が当たるとは思わなかったのでね」

鈴「……弾のスピードを見てただけよ」

鈴(多分、あたしのたくらみはこいつにばれていたんだ……。白百合が誘拐犯であるあたしを捕まえ、さらに白銀をつれて帰ればきっと今までの罪も消してもらえる)

鈴(あたしはどうなってもいいって思ってたのに……なのに……)

鈴(あたしの、せいだ……でも、せめて……)

鈴(せめて、白銀だけは……必ず助ける……!)
892 :1 [saga]:2011/11/17(木) 22:30:43.76 ID:AbqIYRum0
白百合「……ん……こ、こは……」

箒「……気がついたか?」

白百合「……私、生きてる……?」

紅椿「……全治3週間の怪我です。1週間ほど入院をした後、退院して、学園へ復帰できるそうですよ」

白百合「……白銀は? ……鈴は!?」

箒「……白銀は連れさらわれたまま……鈴も行方不明だ」

紅椿「……すでに、教員が足取りを探っています……白百合さんが退院することには……」

白百合「……桜花!」

箒「!? 白百合、何をしようとしてる!?」

白百合「鈴を、鈴を連れ戻す! 桜花、早く展開をして!」

紅椿「……無駄です。桜花は、今、メンテナンス中です。あなたの首にはいませんよ」

白百合「……なら、私、だけでも……っ!」がたんっ

箒「バカ! まだ立てるほど回復してないんだぞ! ……鈴のことは私たちに任せて、今は休め」

白百合「……2人は……鈴を、見つけたら……どうするの……?」

紅椿「……そ、それは……」

箒「……」

白百合「……お願い、私のことは、どんなにうらんでもいい……どんなに傷つけてもいい……でも、鈴は……」


鈴「さぁ、よけないと……落ちるわよ!」じゃきんっ

白百合「……!? 体が、うごかな……っ!」ばしゅっ

鈴「え……!?」

白百合「……っ」

鈴「白百合! う、うそ……白百合!!!」


白百合(あの時、鈴は……私に攻撃を当てるつもりじゃなかった……それに、あのときの顔……)

白百合(鈴は……私たちのことを、裏切ってなんかいないんだ……)
893 :1 [saga]:2011/11/17(木) 22:31:37.74 ID:AbqIYRum0
白百合「……入院生活、暇……」

白百合(何をして暇をつぶそう……)

>>894
894 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長屋) [sage]:2011/11/17(木) 23:04:51.69 ID:sltItmcRo
一夏と話す
895 :1 [saga]:2011/11/17(木) 23:41:27.19 ID:AbqIYRum0
白百合「……織斑一夏」

一夏「……白百合か。お前も入院し始めたんだってな……というか、もう歩いていいのか?」

白百合「うん、怪我にはなれてるから……織斑一夏、あなたは……大丈夫?」

一夏「あぁ、もうすぐにでも退院できるって。思ったよりも傷も深くなかったし……」

白百合「ちがう……白銀のこと」

一夏「……正直に言えば……信じられないよ。鈴が、あんなことするなんて……」

白百合「……鈴は、多分、父さんに騙されたんだと思う……」

一夏「え、父さん?」

白百合「っ!」

一夏「それって、どういう……」

白百合「……う……ホントは、話すつもりはなかったけど……あなたには伝えておく……ほかの皆には、内緒」

一夏「……わかった」

白百合「成長するISを狙った組織は、この世にはこの世には存在しない。組織だと思われているのはたった一人の人間。それが、私の父さん」

白百合「私は、父さんの命令で成長するISを狙った。私自身、道具として育てられ、おそらく、用済みになって捨てられた」

一夏「……そんな、じゃあ、鈴はどうして……」

白百合「……多分、私のせい……。私を脅しの材料に使われたせいで……鈴は……」

一夏「……」

白百合「私が、できる義理じゃないけど……お願い。鈴を、恨まないで……」

一夏「……わかった。約束する」

白百合「……ありがとう」

一夏「あと、そろそろフルネームで呼ぶのはやめてくれないか? もうそろそろ、鈴みたいに……一夏って呼んでいいんだぞ?」

白百合「……っ……ちょ、ちょっと恥ずかしい……」

一夏「一度呼んじまえば馴れるって」

白百合「わ、わかった……一夏……///」

白百合(……他に、何か話題は……。出来るだけ、鈴や白銀に関係しない話題がいいかも……)

>>896
話題
896 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/18(金) 00:43:17.78 ID:Fss7JQFIO
ところでパンツはけよ。
897 :1 [saga]:2011/11/18(金) 00:51:14.39 ID:9RVzQrzK0
白百合(……さすがに下ネタは……恥ずかしい///)

白百合(も、もっと自然な話題を……)

>>898
898 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/18(金) 01:53:50.10 ID:ax+1zkqSO
白式のことについての謝罪のあと思い出話をしてもらう
899 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東海) [sage]:2011/11/18(金) 08:13:13.40 ID:xWMIAiEAO
>>896
ちょっwwwwwwwwwwww
おまっwwwwそれはないわwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
900 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/18(金) 13:00:07.83 ID:Dq4k+NnDO
白式帰って来ないかなぁ[壁]_-)

可愛いよ白式ちゃん

何とか帰って来ないかなぁ[壁]_。)
901 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/19(土) 01:46:31.72 ID:jfLKUwmIO
さあて、白式ちゃんをペロペロしてくるか…
902 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/11/19(土) 16:44:58.90 ID:gjuTh2vT0
もうあと100なんだし、あんまり書かないようにしようよ。話が中途半端になって1000になっちゃう。
903 :1 [saga]:2011/11/19(土) 23:30:09.07 ID:LvCfwgIz0
>>902
>>1000行っても新しく立てるので気にせず書き込んでください

それにしても、やっぱり白式ちゃん人気だな
紅椿ちゃんとツートップって感じだね



白百合「……白式のこと、ごめんなさい……」

一夏「どうしたんだよ、突然……」

白百合「……一夏が落ち込んでるのは、わかる……白銀を奪われたから、だよね?」

白百合「でも、白式とはもっと仲がよかったって聞いた……だから……」

一夏「……」

白百合「私は、今までISを道具としか思ってなかった……でも……間違ってた……」

一夏「……もういいって」なでっ

白百合「……っ///」ぴくんっ

一夏「今はISのことをただの道具と思っていない、それに白式のことも反省してるんだろ? なら、それでいいって」なでなで

白百合「……あ、あの、それ、はずかしい……///」

一夏「あ、わるい……なんか、お前の髪がなんとなく白式っぽくて……」

白百合「……白式って、どんな子だったの? ……あ、つらいのなら……」

一夏「いや、いいよ。そうだな……白式は……」
904 :1 [saga]:2011/11/19(土) 23:38:31.40 ID:LvCfwgIz0
一夏「最初にあったときは人の布団の中にもぐりこんでたんだよ。束さんに改造されて、どこを間違えたのか女の子になってて……」

一夏「それで、最初は戻してもらうつもりだったんだ……お前と同じように、俺はあいつのこと、道具と思ってたのかもしれない……」

一夏「けど、あいつが嫌がってるのを見て……元に戻すのをやめたんだ」

白百合「……」

一夏「それから、喧嘩したり、一緒に旅行に行ったりしてるうちに、俺はあいつのことを本当の妹のように思ってたんだ……委や、今もそういう存在のままだけど……」

一夏「なのに、おれは……」

白百合「……コアの異変に気づけなかったのは、一夏が悪いんじゃない……私が、あの時……破壊してでも奪おうなんて思わなければ……」

一夏「……お前も、命令をされてたんだろ? なら、仕方なかったんだ……」

白百合「……でも……」

一夏「多分、お前を責めたら、白式に叱られちまうよ……だから……」

白百合「……」

白百合(一夏、すごく落ち込んでる……私のせいだ……今、私に出来ること……何か、ないの?)

>>905
905 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage]:2011/11/20(日) 01:17:41.84 ID:fMI2xZsNo
ぎゅっと抱きつく
906 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/20(日) 03:33:02.22 ID:aUjMU6sIO
次は白百合ちゃんをナデナデする作業がまってるお
907 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/21(月) 06:56:29.67 ID:AaLclxASO
白百合ちゃんなら俺の隣で寝てるよ
908 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/21(月) 07:26:44.05 ID:Z+xbQnNIO
>>907
一夏乙
909 :1 [saga]:2011/11/21(月) 23:37:48.97 ID:5mPDqYPX0
白百合「……」ぎゅっ

一夏「し、白百合!?///」

白百合「……ごめんなさい」

一夏「……元気付けようとしてくれてるのか? ……ありがと、もう大丈夫だよ」

白百合「……一夏、必ず、白銀も、鈴も連れ戻す」

一夏「けど……鈴は……」

白百合「鈴は裏切ってなんかいない……絶対に……」

一夏「……わかった。俺も信じるよ」

白百合「……うん」にこり

一夏(こいつ、よく笑うようになってきたな……少し前まではずっと無表情だったのに)
910 :1 [saga]:2011/11/21(月) 23:39:05.12 ID:5mPDqYPX0
白百合「……一夏にだけでも、鈴のこと、信じてもらえてよかった……」

白百合「……それにしても、病院、暇……何をしよう……?」

>>911
911 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/21(月) 23:44:06.98 ID:AaLclxASO
ふざけて一夏の布団の中に入り込んでいたら
他のヒロイン達がお見舞いに来て出るに出られなくなる
912 :1 [saga]:2011/11/22(火) 00:44:58.30 ID:vfd5b1Zb0
>>911
もし想像している状況とちがかったらごめん

白百合「……一夏、今日もお話したい」

一夏「……うーん、もう話すこともないしな……白百合は何かネタとかないか?」

白百合「……えっと、さむい」

一夏「いや、そうじゃなくて」

白百合「一夏ばかり布団、ずるい」ずいっ

一夏「ちょ、ちょっと待て、何する気だ!?///」

白百合「ぬくぬく……///」

一夏「お、おい! この姿勢はまずいって!!!」

白百合「?」

箒「一夏、入るぞー」こんこんっ

一夏白百合「「!!?」」ドキッ

がらら……

紅椿「一夏様、もうすぐ退院と聞きましたが……」

セシリア「一夏さんがいないとクラスに花が……」

ラウラ「貴様、私の嫁は男だぞ! 侮辱しているのか!?」

シャル「ラウラ、その嫁って言うのも侮辱じゃないかな?」汗

箒「お前たち、病院では静かにしろと……」

一夏「……」

一夏(ま、まずい! まずすぎる!)

白百合(で、出れない……/// い、一夏と、くっつきすぎ……///)
913 :1 [saga]:2011/11/22(火) 00:45:25.81 ID:vfd5b1Zb0
すまない、また中途半端だが、続きは次回
914 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/22(火) 01:43:54.25 ID:I/ZaK/RIO
なにぃ〜!?

よし、白百合ちゃんをナデナデしてくる
915 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/22(火) 02:02:54.56 ID:wPgUnbvSO
正直アニメや原作より面白い!
ところで三大ヒロインの参考画像まだ?
916 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東京都) [sage]:2011/11/22(火) 17:37:52.73 ID:lXy65NuKo
917 :1 [saga]:2011/11/29(火) 22:59:08.55 ID:FHcbVGnc0
重要なお知らせです
いろいろあってネット環境が整ってない状況になってしまったため当分おやすみです
918 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長屋) [sage]:2011/11/30(水) 12:04:38.29 ID:TJoRIsDfo
な、なんだってー
919 :  笑 :2011/12/08(木) 21:57:19.00 ID:j/7qPvxT0
かなり気になるじゃあねぇかよ!( ><)/
920 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/08(木) 22:36:22.61 ID:IEz16RkH0
あげるなよ……
921 :1 [saga]:2011/12/12(月) 21:59:28.50 ID:gcXBKzr20
一夏「……な、何か用事か?」

箒「用事も何も、見舞いに来てやったに決まっているだろう」

紅椿「洗濯物とかはありませんか? 私がやっておきますよ」

セシリア「抜け駆けは許しませんわよ!」

シャル「一夏、困ってることとかない?」

ラウラ「遠慮は要らんぞ!」

一夏「い、いや、大丈夫だって!」

白百合(い、一夏の臭いが……///)顔真っ赤、目がぐるぐる

一夏(ど、どうする!!? このままじゃすぐにばれる……何とか皆を病室の外に出さないと!)

>>922
922 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/12(月) 22:00:52.18 ID:Fcx5GjVIO
千冬姉を呼びにいってくれ、全員で
923 :1 [saga]:2011/12/12(月) 22:08:13.03 ID:gcXBKzr20
一夏「そ、そうだ! 千冬姉に伝えなきゃいけないことがあったんだ!!! 皆で呼んできてくれないか!?」

箒「全員で行く必要はないだろう」

セシリア「では、箒さん、行って来ていただけませんか?」

箒「な、なぜ私なんだ!!? ……私は一夏と一緒にいるから、紅椿、お前が行ってこい」

紅椿「む、断ります。今日は一夏様のお側にいようと……」

一夏「ほら、誰か一人に行かせるのは不公平だろ!? だ、だから……」焦

シャル「うーん、一夏の意見も一理あるね……」

ラウラ「仕方がない、全員で行くとするか」

ぞろぞろ……

一夏「……ふぅ……白百合、もう出ていいぞ」

白百合「……きゅう……」目がぐるぐる

一夏「って、白百合!!? 大丈夫か!!?」

白百合「い、一夏の匂いが……///」

一夏(お、俺ってそんなにくさかったのか!!?)
924 :1 [saga]:2011/12/12(月) 22:11:01.35 ID:gcXBKzr20
しばらくして

千冬「で、話というのは何だ?」

一夏「い、いや、その……忘れちゃったというか……」

千冬「……ほう?」

一夏(めちゃくちゃ怒ってる!!?)

千冬「……次から布団の中に女を入れるような行為はやめろ。わかったな」

一夏「……え、な、何で知って……」

千冬「あと、そこで覗いているやつも、私の弟の布団に入るのは辞めろ。わかったな!」

白百合(け、気配を消してたのにばれた!?)びくぅ……
925 :1 [saga]:2011/12/12(月) 22:11:53.23 ID:gcXBKzr20
白百合(もうすぐ退院。でもやっぱり暇……)

白百合「……今日はどうしよう……?」

>>948
926 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/12(月) 22:13:24.10 ID:le2fiyhr0
白銀捜索。
927 :1 [saga]:2011/12/12(月) 22:32:26.09 ID:gcXBKzr20
白百合「今気がついたけど安価ミス。>>928だった」
928 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 00:41:24.51 ID:L0pr7hWho
とりあえずそこらへんを散歩
929 :1 [saga]:2011/12/17(土) 20:18:51.50 ID:rl0lbfG80
白百合「リハビリもかねてすこし散歩をする」

白百合「すこし庭を歩こう」



白百合「……? あそこにいる女の人……あれはたしか……」

>>931
930 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/17(土) 20:27:14.41 ID:nPEkw4gRo
きたか!
931 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/17(土) 20:28:12.88 ID:nPEkw4gRo
楯無先輩でおねがいしやっす
932 :1 [saga]:2011/12/17(土) 20:31:05.72 ID:rl0lbfG80
白百合「ごめんなさい……原作を読んでないから、再安価……ほんとにごめんなさい……」

>>933
933 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/17(土) 20:37:46.32 ID:nPEkw4gRo
じゃー束さんで!!
934 :1 [saga]:2011/12/17(土) 20:49:00.18 ID:rl0lbfG80
束「あ、白百合ちゃーん!」

白百合(あの人は、確か……あっ……)びくっ

束「……久しぶりだね。まさかと思ったけど、君がここにいるってことはやっぱり白式ちゃんたちを狙ってたのは……あの人なんだぁ」にっこり

白百合「っ……」ぞくっ

束「あ、別に不安にならなくてもいいよ。このことは他のみんなには内緒にしておくからさ」

束「……裏切ったとはいえ、白百合ちゃんはあの人のこと、大切に思ってるでしょ?」

白百合「……何の、用?」

束「ちーちゃんに頼まれてた桜花の修理が終わったから届けにきたんだー」

白百合「……ありがとう……」

束「……何か怖いものを見る目で見られても困るなー。束ちゃんはこんなに可愛いのに」

白百合「……本当に、皆に、内緒にしておいてくれるの……?」

束「もちろん!」

白百合「……じゃあ、聞きたいことがある……」
935 :1 [saga]:2011/12/17(土) 21:02:29.47 ID:rl0lbfG80
白百合「……私は、あの人を止めたい……」

束「……そういわれても束ちゃんにはあの人が何をしようとしてるのかわからないからなー」

白百合「……あなたと、そして白騎士への復讐」

束「……よかったの、私にそんなことを教えて」

白百合「私は、助けたい……あの人も、鈴も……」

束「気持ちはわかるよー。でも、世の中はその優しさだけで動くほど甘くはないんだよ」

白百合「わかってる。それでも……私は優しさで救えるものがあるって、知ってるから」

束「……そっか。束ちゃんは白百合ちゃんを応援するよ」

白百合「それで……私は……これから、どうすればいいの?」

束「うーん、わからない!」

白百合「え……」

束「ただひとつ言えることはもう、IS学園は平和になるよ。彼の目的が私と白騎士への復讐ならね」

束「どうすればいいかはわからないけど、このまま学園にいれば平和に暮らせるよ。もちろん、普通に生活をするだけならね」

白百合「でも……鈴は、どうなるの?」

束「あー、たしか学園を裏切った子だっけ?」

白百合「そ、それはちがう……」

束「……運がよくて犯罪者。悪くてもう二度と帰ってこないんじゃないかな?」

白百合「……っ……」

束「まぁ、どうするかは君しだいだよ。じゃあ、桜花は確かに渡したからね」

白百合「……二度と、帰ってこない……」

白百合(私の、せいで……)
936 :1 [saga]:2011/12/17(土) 21:07:32.46 ID:rl0lbfG80
束「ちーちゃん、ちゃんと渡してきたよー」

千冬「そうか、すまなかったな」

束「ちーちゃんと私の中だからねー」

千冬「……それで、どうだった?」

束「うん、桜花の中に爆弾が仕掛けてあったよ。それにリモートコントロールのシステムも組み込まれてた。ぜーんぶ、排除したけどね」

千冬「……やはり、白百合を殺すつもりだったということか……」

束「さぁ、どうだろうね。ともかく……近いうちにもう1回、事件が起こると思うから、注意しておいたほうがいいと思うよ」

千冬「っ!!? それはどういう……」

だれもいなーい

千冬「……逃げられたか……」
937 :1 [saga]:2011/12/17(土) 21:12:27.26 ID:rl0lbfG80
一夏「ようやく退院だな」

白百合「うん……朝、ゆっくり寝られなくなる……」しょんぼり

一夏「……お昼くらいまで寝てたもんな……」

白百合(鈴の行方がわからなくなる前に……行動を起こす……)

白百合(そうなったら、私は、学園まで帰ってこれなくなるかもしれない)

白百合(多分、これで最後になるから……悔いが残らないように……行動をしよう)

>>939
白百合ちゃんの行動
938 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/17(土) 22:46:49.41 ID:cRaYMWzuo
書き置きを残す
939 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/17(土) 23:32:51.11 ID:W9QOsvVL0
↑そして鈴捜索に動く。
940 :1 [saga]:2011/12/17(土) 23:53:44.73 ID:rl0lbfG80
白百合(いや、行動なんてしてる暇はない……今すぐにでも鈴を探しに行こう……)

白百合(でも、そのまえに……)



一夏「白百合、また遅刻か? ……おーい、白百合?」コンコン

一夏「……あけるぞー?」

がちゃ……

一夏「あれ、いない……先に行ったのか? ……ん、手紙?」

『短い間でしたが、よくしてくれてありがとうございました。さようなら 白百合』

一夏「っ……!!? 千冬姉に知らせないと……!」
941 :1 [saga]:2011/12/17(土) 23:54:25.02 ID:rl0lbfG80
今回はここまで。次回からは鈴視点にうつります
942 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 00:43:37.10 ID:CibPUjCIO
乙です
943 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/18(日) 01:05:07.53 ID:+l/Ju/8Yo
944 :1 [saga]:2011/12/22(木) 23:33:01.70 ID:kS/j132I0
鈴(……あれから数週間が過ぎた。白百合が生きている可能性が高いことを聞いて安堵したあたしはあの男の基地で暮らしている)

鈴(とは言ったものの、食事をとり、トレーニングをして、シャワーを浴び、そして眠る。これを繰り返しているだけだ)

鈴(睡眠に関しては特に制限がなくて、白百合が朝弱くなった理由もなんとなくわかった)

鈴(この基地には男以外の研究員はいないらしく、どうやら組織で悪事を働いていたわけではないらしい)

鈴(白銀は男の研究室に捕らえられており、何度か奪還のチャンスを探ったが男に感づかれて失敗に終わった)

鈴(白銀は無事なのかもわからないまま時間だけが過ぎ去っていき……)

鈴(あたしは、強行手段をとることにした)


鈴(ここをくぐれば警報が鳴る……どうせ気づかれるのなら……)

鈴「甲龍!!!」

ぴかーん!

鈴「いくわよ!!!」

どかーん!!!

鈴「やっぱり最初からこうするべきだったわね。さぁ、早く白銀を探して……」

男「そう。その通り。もっと早くその行動に出ていれば結果は変わっていたでしょう」

鈴「っ!」

男「ようこそ、わがラボへ」

鈴「余裕そうね。あんたなんて一発で吹っ飛ばせるのよ。もっと焦ったら?」

男「いえ、そんな必要はありません。なぜなら、吹っ飛ぶのはあなただからです」

鈴「何をわけのわからないことを!」びゅっ!

男「ふふ」

がしゃーん!

鈴「なっ!!? IS!?」

男「桜花と白銀をあわせた究極の無人量産型IS、名前は、そうですね……銀桜(ぎんおう)とでも名づけましょうか」

鈴「な、何が究極よ! 所詮こんな奴!」

男「では、試して見ましょうか。専用機と銀桜、どちらが強いかを……」
945 :1 [saga]:2011/12/22(木) 23:34:33.27 ID:kS/j132I0
ちょっと短いですが今回はここまでです。相変わらずネーミングセンスがなくてすいません
946 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/22(木) 23:42:27.66 ID:cCvFpWdJo
ラボがラブホに見えたのは、きっと俺の心が汚れているから
947 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/23(金) 17:19:11.15 ID:eHS86CJX0
おぉ
きた
948 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/23(金) 22:19:11.24 ID:/n32J67Bo
もうクリスマスイブになるな………
949 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/24(土) 02:42:56.29 ID:RfaqXNFy0
何年連続になりますかね、ひとりきりぃ〜♪
950 :1 [saga]:2011/12/24(土) 18:23:52.31 ID:FsPg1DkD0
せっかくクリスマスなので番外編。時間軸がおかしかったりするのはお気になさらず


一夏「よし、それじゃあ電気消すぞー」

白式「うん、おやすみ一夏」

白銀「おやすみー」

一夏「あぁ、おやすみ」

ぷつ……

白式「……寝た、かな?」

白銀「……すう……すう……」

一夏「くー……くー……」

白式「さて、今のうちに隠しておいたリボンを取りに行って……」てくてく……


白式「……」ちらちら

白式(よし、寝てるね。それじゃあ、さっそくおじゃましまーす)

白式(朝起きたときに……)


一夏「……んー、よく寝た……ん?」

白式(リボン付)「すやすや……」

一夏「びゃ、白式!? なんで俺のベッドの中に!?」

白式「……ん、おはよう一夏……その、ね……クリスマスプレゼントは、私だよ?」

一夏「……白式、大好きだー!」だきつきー!


白式(なーんて、なーんて!!!!///)照れ隠しに壁を何度も平手打ち

白式「……さて、早く入ろう」もぞもぞ……

白式「……ん?」

ラウラ「おい、白式、嫁のベッドになんのようだ?」

白式「って、なんでラウラがいるの!!?」

951 :1 [saga]:2011/12/24(土) 18:38:09.46 ID:FsPg1DkD0
ラウラ「聖夜に夫婦が一緒に寝るのは当たり前だろう」

白式「ラウラと一夏はほんとの夫婦じゃないよ!」

ラウラ「何を言う!? 私は一夏の夫だ!」

白式「ラウラが勝手に決めたんでしょ!」

ラウラ「それにその頭のリボンは何だ? まさか「自分をプレゼント」とか言うつもりだったんじゃないだろうな?」

白式「うっ」図星ー

ラウラ「ふん、お子様が使う手ではないぞ」

白式「そっちだってお子様のくせに……」

ラウラ「ほう、それは聞き捨てならんな……私が大人の証拠に一夏と子作りに励んだことだってあるんだぞ!」

白式「赤ちゃんがどうすれば出来るかも知らないくせに!」

ラウラ「ならば教えてやろう、赤ん坊と言うのは……」


数分後

紅椿「一夏様、起きていらっしゃいますか? 入りますよ」こんこんっ

箒「一夏、こ、こんな夜中にすまない……ん?」

白式「だから、赤ちゃんは男の人と女の人がキスをするとコウノトリが運んでくるの!」

ラウラ「嘘をつくな! 赤ん坊は夜、男と女が裸で一緒に寝ればキャベツ畑のキャベツから取れるんだ!」

紅椿(な、なんて(知識的な意味で)低レベルな言い争いを……)

箒(……一夏、寝てるな……結局プレゼントを渡し損ねた……)

紅椿「ほら、マスターが行くかどうか悩んでいるうちに結局一夏様、寝てしまいましたよ」

箒「……だ、だが、やっぱり、マフラーなんて……」

紅椿「気に入ってもらえるかどうかはともかく、一夏様を起こすのは迷惑がかかります。また明日渡すことにしましょう」

ラウラ「待て、2人とも!」

白式「私とラウラ、どっちの言い分が正しいの!?」

箒「……い、いや、私に聞くことなのか……?」

紅椿「そ、その、いくらご命令とはいえ、答えづらいことが……」

一夏「うーん……」

紅椿「! このままでは一夏様が起きてしまいます。一度廊下に出たほうがいいのでは?」

箒「そ、そうだな」
952 :1 [saga]:2011/12/24(土) 18:46:49.90 ID:FsPg1DkD0
廊下

箒「そ、それでさっきの質問のことなのだが……」

ラウラ「正しいのは私だろう?」

白式「ううん、私だよね!?」

紅椿「そ、それは……」

白百合「何の話をしてるの?」

4人「「「「!!?」」」」

白百合「……そこまで驚かれるのはすこしショック」

白式「い、いつからいたの?」

白百合「さっき、一夏にプレゼントを渡そうと思ってきたところ」

紅椿「つまりあなたも……」

白百合「さっき、鈴に同じプレゼントをあげたら、喜ばれた」にこにこ

紅椿「……」

白百合「? 紅椿、何か言った?」

紅椿「いえ、特には……ライバルが減ったようで安心しただけです」

ラウラ「ともかく、どうすれば子供ができるかと言う話だ!」

白百合「子供? ……えっと、遺伝子と遺伝子が合わされば出来るって聞いたことがある」

紅椿「大体あってますけど、一体誰から聞いた知識ですか……?」

白百合「よく覚えてない」

ラウラ「これでは答えがわからないだろう!」

セシリア「だーかーら! 抜け駆けは許しませんわ!」

鈴「抜け駆けしようとしたのはあんたでしょ!?」

シャル「ほ、ほら、急がないと一夏寝ちゃうよ?」

白式「わ、グッドタイミングで答えを知っていそうな人たちが……」
953 :1 [saga]:2011/12/24(土) 18:53:52.84 ID:FsPg1DkD0
シャル「え、こ、子供の作り方!!?///」

鈴「よし、セシリア。あんたの出番よ!」

セシリア「わかりましたわ! ……って、どういう意味ですの!!?」

シャル「え、えっと、それは、その……」

ラウラ「言いづらいことなのか?」

シャル「まぁ、そんなところかな?」

白百合「鈴からも、言いづらいことなの?」

鈴「まぁ、そりゃ……」

白式「じゃあ、誰に聞けばいいの?」

セシリア「それはやっぱり、学校の先生や……あ……」

鈴「どうかした……の……」

シャル「……」

白式「みんな、どうしたの?」

紅椿「顔が真っ青ですよ?」

セシリア「……う、うしろ……」

箒「後ろ?」くるっ

千冬「……お前たち、消灯時間から何時間過ぎたと思っている?」ごごごごご……

全員「……」

千冬「そんなに大声を出している元気があるなら、グラウンドでも走ってもらおうか?」

白式「で、でも、外、雪が……」

千冬「いいから走ってこい!」

全員「は、はい!!!!!」



一夏「ぐー……ぐー……」

白銀「……ん、さむい……白式、どこ行っちゃったんだろ……」きょろきょろ……

白銀「……一夏のほうに入っちゃえ……えへへ……」

白銀「……ぬくぬくする……おやすみ、いちか……すやすや……」



おしまい
954 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/24(土) 19:01:32.31 ID:Kvv+uJyWo
乙!
白式ちゃんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!
955 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/24(土) 19:26:21.10 ID:NGMRvf4SO

最高のクリスマスプレゼントだった
それにしても白式ちゃんと紅椿ちゃんと白百合ちゃんがかわいすぎ





ところで紅椿ちゃんはサンタコスが似合うと思うんだ
もちろんミニスカートで
956 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage saga]:2011/12/24(土) 19:45:46.82 ID:RfaqXNFy0
バカヤロウ!!ミニスカサンタコスは女キャラ全員似合うに決まってるだろうが!!


誰かッ!!絵師の方はいらっしゃいませんかァアアアアアアアアアアアアアアアア!!

一人っきりのクリスマスを華やかにしてくださぁぁぁい!!
957 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/26(月) 02:36:15.90 ID:J9BI04qbo
>>956
涙ふけよ…
958 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/26(月) 03:00:13.44 ID:XYNcnVjfo
>>956
モッピー知ってるよpixivなら何とかしてくれるはずだって
959 :1 [saga]:2011/12/26(月) 23:52:02.04 ID:0rr5HZlp0
?「……ん……て……鈴! おきて!!!」

鈴「……う……しら、ゆり……?」

白百合「鈴!? もう少し、もう少しすればお医者さんが来るから! がんばって!」

鈴(お医者さん……? そういえば、なんで、あたし……)

鈴(体中いたい……そっか、あのISに……負けたんだった……)

鈴「……なんで、ここに、いるの……?」

白百合「だって……」

?「どいてください! 早く担架を!!!」

鈴(……どう、なったんだろう……とにかく、今は……すごく……ねむ、い……)




鈴「……ん……」

一夏「! 鈴、起きたのか!?」

鈴「いち、か……?」

一夏「よかった……ひどい傷だって聞いたから……」

鈴「……ごめんなさい……」

一夏「え……」

鈴「白銀を……あたし、は……」ぐすっ

一夏「……」

一夏「……大丈夫だよ、俺は気にしないから……」

鈴「……うぅ……ぐすっ……」

千冬「一夏。入るぞ」がちゃ

一夏「! 千冬姉……」

千冬「すまないが凰に話がある。お前は外で待っていろ」

一夏「けど……」

千冬「いいからいけ。それから部屋の前にいる奴の相手でもしてやれ」

一夏「え?」

白百合「っ!」びくっ

千冬「では頼んだぞ、一夏」
960 :1 [saga]:2011/12/27(火) 00:16:20.24 ID:MdNf0Hfq0
千冬「さて、お前にいくつか聞きたいことがある。なぜ白銀を奪った?」

鈴「……白百合のISに爆弾を仕掛けられてるのをネタに脅されました……」

千冬「……やはりか。……話は変わるがお前が倒れていた施設から廃棄されたはずのISのコアがいくつか見つかった」

千冬「お前を捕らえていた奴らは何が目的だったかわかるか?」

鈴「ごめんなさい……ほとんど監禁に近い状況だったので……わかりません……。ただ、組織ではなく一人の人間、男性が……」

千冬「なに? だが、そうなるとお前の怪我が矛盾するぞ」

鈴「無人ISです。以前学園を襲ったタイプとは違いますけど……」

千冬「……」

鈴「覚えていることは、白百合の戦い方に似てたことくらいで……」

千冬「そうか……お前の処分は怪我が治ってからグラウンド千週だ。それまではゆっくり休んでいろ」

鈴「え……でも、あたしは……白銀を……」

千冬「……脅されていたのだろう」

鈴「で、でも……」

千冬「っ!」どかっ!

鈴「きゃっ!」

千冬「……今のは教員としてではない。私個人の感情で殴った。これ以上この話をするな。わかったな」

鈴「……」

千冬「特に一夏には白銀の話をするな。表では笑っているかもしれんが実際はかなり溜め込んでいる」

鈴「……はい……」

鈴(わかってる……さっき、見たことがないくらいに暗い顔をしてたのを、見てしまったから……)

千冬「……それと、白百合のことだが……お前のことを相当気に入っているようだ」

鈴「え……?」

千冬「学園に書置きを残してお前を探しに言ったその日に連絡が来てな。お前が傷だらけで倒れていた、助けてくれと」

千冬「プライドよりも優先してお前のことを助け、お前が目を覚ますまでずっと病院の中をうろついていた」

千冬「よほど心配だったんだろう。もう、あいつに寂しい思いをさせるんじゃないぞ」

鈴「……はい……」
961 :1 [saga]:2011/12/27(火) 00:32:44.18 ID:MdNf0Hfq0
白百合「鈴!」

鈴「白百合……」

白百合「よかった……」ぎゅっ

鈴「……」

鈴「一夏も、心配かけてごめんね……どこから、謝ればいいのかわからないけど……それでもごめん」

一夏「あぁ、わかってるよ」

鈴「すぐ、退院して学園に戻るから」

白百合「無茶、よくない……」

鈴「そんなこといって、聞いたわよ。あんた、あたしを探しに行くために学園を出ていこうとしたんでしょ!? そっちのほうがよっぽどむちゃくちゃよ!」

白百合「でも、鈴は私のせいで……」

鈴「あー、もうこの話はなしよなし!」

鈴「それより白百合、一夏と出かけてみれば? あたしのときとは違う体験が出来るかもしれないわよ」

白百合「でも……」

鈴「いいからいいから。一夏、白百合をしっかりエスコートしてあげなさい」

一夏「いいのか?」

鈴「お願いできるでしょ?」ぴくりっ

一夏「あ……わかったよ。よし、行くぞ白百合」

白百合「……鈴、また来るから」

鈴「えぇ、楽しんでらっしゃい」

ばたんっ……

鈴「……なんで、こんなときに泣きたくなってくるんだろ……もう、二度と過ごせないと思ってた、時間を過ごしてるから……?」

鈴「……いつから、こんなに涙もろく、なったんだろ、あたし……」ぐすっ……
962 :1 [saga]:2011/12/27(火) 00:35:37.40 ID:MdNf0Hfq0
白百合「泣きそうだった?」

一夏「あぁ、鈴は泣くのを見られるのが嫌いだからな」

白百合「……素直じゃない……ってこと?」

一夏「まぁ、そんなところだな」

白百合「……」

一夏「ところで、どこか行きたい所とかあるか?」

白百合「え……?」

一夏「鈴から頼まれてるからな。どこにでも連れてってやるぞ」

白百合「……それじゃあ……」

>>965
このスレッド最後の安価かもしれない
963 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/27(火) 10:05:44.14 ID:vYWs58sIO
ゆーえんち!
964 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/27(火) 10:07:35.71 ID:y/BGACd2o
↑と同じ
965 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/27(火) 12:07:13.78 ID:1ehNIfVe0
ネズミーランド
966 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/27(火) 13:33:05.38 ID:isB9wNDSO
遊園地でデートか
白百合ちゃんは人形の中には人なんていないと信じていそうだな
967 :1 [saga]:2011/12/31(土) 00:17:46.14 ID:ikYGjwYS0
白百合「ネズミーランドって所に行きたい」

一夏「……マジか? と言うか、なんで知ってるんだよ……」サイフ確認中

白百合「……お出かけに誘われたときにはこう答えるのが一番って(鈴から)聞いた」

一夏(ラウラの知り合いの人の影響か……)

白百合「だめ?」

一夏「い、いや、別にかまわないが……」

白百合「じゃあ、行こう」にこり

一夏(うっ/// たまに見せる笑顔が反則だよな……)
968 :1 [saga]:2011/12/31(土) 00:27:40.83 ID:ikYGjwYS0
ネズミーランド

一夏「……入場だけで財布の中身の半分が……もう少し持ってくればよかった……」

きぐるみ「……」てくてく……

白百合「っ!!?」びくっ

一夏「? どうした?」

白百合「……」びくびく……

一夏「な、何でいきなり後ろに隠れてるんだよ?」

白百合「く、くまは危険……こわい……」

一夏「い、いや、あれはきぐるみなんだが……」

白百合「きぐるみ?」

一夏「……えっと、ここじゃ説明しづらいな」

一夏「ともかく危険ではないってこと」

白百合「そ、そう、なの?」

一夏「さて、それじゃあ何か乗りたい乗り物とかはあるか?」

白百合「……えっと……」


このスレ最後の安価とか言ってたのは忘れてください

>>970
969 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/31(土) 00:37:51.57 ID:rIHeMEbbo
ビック三田マウンテン
970 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/31(土) 01:23:49.83 ID:uL0TXPQlo
971 :1 [saga]:2011/12/31(土) 02:02:37.71 ID:ikYGjwYS0
一夏「ビック三田マウンテン? あぁ、このジェットコースターみたいなのか」

白百合「うん」

一夏「じゃあ、並ぶか」


しばらくして……

一夏「よし、ちゃんとベルトはつけたか?」

白百合「うん」

一夏「それにしてもジェットコースターなんて久々だな」

がたんっ……

一夏(ISに乗ってるときとは別の感じなんだよなぁ……。白百合は楽しめてるかな?)ちらっ

白百合「……」わくわく……

一夏(よかった、楽しそうだ……)

がくんっ!

一夏「おっとっ……」

白百合「っ!!?」びくっ!

一夏「思ったよりスピード出るな!」

白百合「一夏っ!」手のひらをぎゅっ!

一夏「えっ!?///」

白百合「〜〜〜〜っ!!!」声にならない悲鳴

一夏(も、もしかして、白百合ってこういうのに、弱い?)



白百合「……ぐすっ……」

一夏「だ、大丈夫か?」

白百合「……怖かった……」

一夏「……よし、じゃあ次は別のアトラクションに乗るか」

白百合「い、今みたいなのはやだ」

一夏「わかってるって。もっとゆっくり動く奴にのればいいだろ?」にこっ

白百合「……うん……///」

白百合(どうしたんだろう、一夏の顔を見てるのが、恥ずかしい……)

一夏「?」

白百合「……な、なんでもない……」

一夏「よし、じゃあ行くか」すっ

白百合「……?」

一夏「首を傾げてないで、手を出せよ」

白百合「……うん」ぎゅっ
972 :1 [saga]:2011/12/31(土) 02:28:43.66 ID:ikYGjwYS0
夕方

一夏「さて、学園に帰ろうぜ」

白百合「……一夏。今日はすごく楽しかった」

一夏「? どうしたんだよ、いきなり」

白百合「聞いて、ほしい」

一夏「……わかった」

白百合「私は、今までずっと、あの人……お父さんの人形として生きてきた」

一夏「……えっ……お父さんって……まさか」

白百合「……うん、鈴の言ってた、男の人……」

白百合「昔、私が生まれたせいで、お母さんは、死んじゃった……だから、お父さんは私を恨んだ」

白百合「でも、それと同じくらい、研究に没頭してお見舞いにも行かなかった自分も恨んでた」

白百合「私は最初、感情を持たない人間になるように育てられて、研究のサンプルとして使おうと考えられていた。でも……」

白百合「束博士にそのことを提案して……却下された。『それじゃあ、研究者である前に犯罪者だ。それにあなたが愛していた人間は本当にそんなことを望んでこの子を産んだのか?』って」

白百合「お父さんは、謹慎を受けて研究所に出入りさせてもらえなくなった。そして、それから数日後……ISが完成した」

白百合「お父さんもISを作る手伝いをしていたのにもかかわらず、世界から注目をされたのは束博士だけ。お父さんはそれが許せなかった」

白百合「そして、それから私はお父さんの命令でいろいろなことをした」

白百合「破棄されたISのコアを手に入れたり、邪魔だと判断した相手を殺したり……そして、IS学園を襲った」

白百合「私は、悪いことではないと思ってた。お父さんを苦しめた世界が悪いんだと、ずっと信じてた」

白百合「でも、一夏たちに触れてわかった……殺すことも、傷つけることも……全部悪いことだった」

白百合「だから……楽しい日々は、今日で、終わり」

一夏「……え?」

白百合「私は、お父さんを追いかける。お父さんはきっと、束博士や自分を認めてくれない世界を壊そうとしてる」

白百合「でも、それは間違いだから……私が、止める」

一夏「だったら、俺たちも……」

白百合「これ以上、一夏たちを巻き込みたくない。鈴も、私のせいで傷ついた。白銀も、私のせいで……それに……」

白百合「本当は、わかってる……一夏は、私を恨んでるってこと……」

一夏「っ……」

白百合「私は、白式がどんな存在だったか知らない。でも、鈴が怪我をしたときにお父さんをすごく恨んだ」

白百合「許せないって、何度も、何度も……。でも、私は白式を……殺してた……」

白百合「……もう、二度と会えないように、してた……」

白百合「それが、どれほどつらいかはわからない。でも、これだけはわかる……」

白百合「……それが原因で生まれる感情は、悲しみだけじゃないって。そうでしょ……一夏」

一夏「それは……俺は……」

白百合「……今まで、ありがとう。白銀は必ず私が助ける。だけど、私は多分……もう、二度とあなたの前には現れない」

白百合「……わがままばかり言って、ごめんなさい。さようなら……それと……今まで、優しくしてくれて、ありがとう」

白百合「……桜花……」ぴかー

白百合「……っ」びゅっ……

一夏「……くそ……俺、なんで止めなかったんだよ……くそっ!!!」

一夏(恨んじゃ、いけないってわかってたんじゃないのかよ……ダメだ……やっぱり……お前がいなきゃ、俺はダメなんだよ……)

一夏「……白式……」
973 :1 [saga]:2011/12/31(土) 02:32:48.02 ID:ikYGjwYS0
今年はここまで。次回は来年、新スレでスタートします
その前にお正月番外編をやる予定ですが
それにしても鈴メインと言うよりも完全に白百合メインになっちゃってます……orz
新スレは来年の更新のときに立てる予定です
では皆さん。よいお年を
974 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/31(土) 03:58:53.01 ID:H3gUgkn0o
ジェットコースター
975 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/31(土) 04:00:05.87 ID:H3gUgkn0o
ごめん、更新できてなかった

976 :1 [saga]:2012/01/01(日) 21:55:53.36 ID:e8L63WPe0
一夏「白式が女の子になった……」白式「その2!」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1325421865/

立てました。こっちのスレッドではもう更新をしないのでご自由にお使いください
977 :以下、あけまして [sage]:2012/01/04(水) 13:56:30.86 ID:v60mOpQSO
それじゃ、早い者勝ちで嫁取りをしようぜ
俺は紅椿ちゃん!
978 :以下、あけまして [sage saga]:2012/01/04(水) 14:25:31.47 ID:8mG47vZco
>>977
死ね
979 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/01/06(金) 09:16:47.02 ID:wJ3Gnly4o
>>977
死んでしまえ
980 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/07(土) 09:43:33.18 ID:HJEK7OwSO
お前ら、嫉妬するなよ















なら白百合ちゃんはいただきますね
981 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/09(月) 00:09:57.13 ID:ZuMdqfXIO
そういうの良いから埋めようぜ
982 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/01/09(月) 00:24:01.74 ID:G+sZwMyVo
白梅梅
983 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/09(月) 11:26:01.99 ID:wWeetzOYo
984 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/01/10(火) 01:23:53.29 ID:se2Yf1h70
スーパー梅
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