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【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-31冊目-【超電磁砲】 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) :2011/07/02(土) 23:27:05.72 ID:MoWtUPS50

□このスレは「とある魔術の禁書目録」及びその派生作品のSS総合スレッドです
  「2chは規制されている」「スレを立てにくい」という方は当スレに投下をどうぞ
  SSの投下以外にも、感想や雑談・質問に相談・情報交換などにご利用ください

 前スレ
  ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-30冊目-【超電磁砲】
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1307804796/
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

俺「安価でアークレイ山地で消息を絶ったブラヴォーチームの捜索に行く」 @ 2018/05/21(月) 02:49:54.62 ID:jymSB8Fq0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526838594/

シタP「歌織が欲しい」 @ 2018/05/21(月) 02:17:07.36 ID:ZdaH3eTj0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526836626/

乃々「ひっくり返すの早いんですけど」 @ 2018/05/21(月) 01:41:12.55 ID:e8kvhojl0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526834472/

セレナ「サトシの為にシチューを作るわ!」 @ 2018/05/21(月) 01:10:54.47 ID:jmYZ8tfp0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526832654/

まつり「夢の中のわんだーらんど」【ミリマスSS】 @ 2018/05/21(月) 01:03:48.20 ID:TVHSZCU70
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526832227/

【安価・コンマ】このすばに異物が紛れ込みました Part.2 @ 2018/05/21(月) 01:01:27.55 ID:PTE9/AqXo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526832087/

さやか「まどかが暴走した」 @ 2018/05/21(月) 00:15:46.52 ID:RdOFjQWr0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526829346/

ライラさんのお誕生日パーティー @ 2018/05/21(月) 00:12:04.11 ID:USavngq30
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1526829123/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage saga !蒼_res]:2011/07/02(土) 23:29:17.89 ID:MoWtUPS5o

■このスレのルール――――――――――――――――――――――――――――――――――――■

 ・共用スレなので書きながらの投下は禁止です。必ず投下分を書き溜めてから投下すること
  また安価作品なんかはご遠慮下さい

 ・人を選ぶ内容(極端な欝展開やエログロ等)は事前に注意書きを
  差し支えなければカップリング等の大まかな説明などを書いて下さい

 ・別の人が先に投下している際は、終わってから最低でも30分は空けて投下すること
  連続して投下すると感想を書き難くなります。また当然ながら割り込んでの投下は厳禁です

 ・新刊のネタバレは地域によって発売日がずれる場合があるので、解禁は公式発売日の翌日からです

 ・荒らしは全力でスルー、またルールを守れない人等に対しても極力柔らかい口調で注意すること

■ここまで必読――――――――――――――――――――――――――――――――――――――■

  >>3 その他注意事項
  >>4 関連スレ等
  >>5 過去のテンプレゲストキャラ
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage saga]:2011/07/02(土) 23:30:04.96 ID:MoWtUPS5o

□注意事項

 ・>>950を踏んだ人は次スレを立ててください。無理なら再安価かヘルプ要請を
  可能な限り次スレを立てる前に「立てに行く」宣言をしてください。立てた後の次スレ誘導もお願いします
  宣言、スレ立てがしばらくなければ>>970を踏んだ人がお願いします

 ・認知度アップの為にage推奨です

 ・この板では、一部の単語にフィルターがかかっています
   例)「その幻想をぶち[ピーーー]!」(“殺.す”にフィルター)
  メール欄に半角で『saga』(←「下げ」じゃなくて「佐賀」)と入れると解除できます。他のメ欄コマンドとも併用可
  下記のスレで該当する単語などの詳細が確認できます
   パー速新機能
   http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1246521738/

 ・板の連投規制は25秒、1レス内での行数制限は80行です

 ・投下する時は名前欄にタイトルや総レス数などを書いておくと分かりやすいです


★これからスレを立てる人へ

 個別スレ立ての目安は100レス前後の風潮
 安価SSやエログロなどの要素が特に多いSSは個別に立てた方がいいでしょう
 この板ではスレ落ちは運営の手による手動です。自動では落ちません
 スレ処理はデータ削除ではなくHTML形式でログ化されデータ庫に格納されます。処理されたスレは元のURLから過去ログへの案内を開けます
 立て逃げや長期の放置スレ、板趣旨と異なるスレは処理対象になります。処理されても泣かない
 処理されてもデータ自体は残っているので再開するときは過去スレのURLなどをリンクしておくといいかも
 使い終わったスレは以下のスレで処理依頼をしましょう。1000に到達したスレに関しては報告の必要はありません

 ■ HTML化依頼スレッド Part1
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1294929122/
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage saga]:2011/07/02(土) 23:31:37.65 ID:MoWtUPS5o

 [ 関連スレ ]

 お勧めの禁書・超電磁砲SSを教えろください9
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1307201166/
  (スレタイどおり)

 ふと思いついた小ネタ(スレタイ含む)を書くスレ12
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1309368916/
  (書くまでもないor書くのめんどいネタなど)

 【禁書SS用】設定質問受付&禁書SSまとめwiki用資料作成所
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1296923909/
  (質問はこちらで)

 SS製作者総合スレ7
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1308666493/
 (ジャンル不問)

 雑談しようぜ
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1294926897/
  (その他雑談総合)

 ▽ 禁書シリーズSS総合スレ避難所
 http://misaka-network.net/test/read.cgi/14510/1305988838/
  (外部の避難板)


 [ 関連リンク ]

 とある魔術の禁書目録U〈インデックスU〉公式サイト
 http://www.project-index.net/

 とある魔術の禁書目録 Index@wiki
 http://www12.atwiki.jp/index-index/

 自分用まとめ ◆「とある総合スレ記事一覧」
 http://asagikk.blog113.fc2.com/blog-entry-1515.html

 禁書SS@製作速報 まとめWiki
 http://www35.atwiki.jp/seisoku-index/


 [ 過去スレ一覧 ]

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-21冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1294/12949/1294925147.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-22冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1295/12953/1295367884.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-23冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1297/12970/1297083486.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-24冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1298/12980/1298034529.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-25冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1299/12997/1299734320.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-26冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1301/13013/1301325535.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-27冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1302/13027/1302720595.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-28冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1304/13043/1304353296.html

 ▽ 【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-29冊目-【超電磁砲】
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1305991024/


 ◇これ以前のログはこちらから
 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1297/12970/1297083486.html#a2
 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1297083486/2 (専ブラ用)
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage saga]:2011/07/02(土) 23:32:08.04 ID:MoWtUPS5o

禁書「>>950!いままでのおやくそく一覧なんだよ!」

02 インデックスさん
03 小萌センセー
04 建宮さん
05 オルソラさん
06 キャーリサさま
07 フレンダさん
08 御坂妹
09 最大主教さん
10 舞夏さん
11 上条さん
12 白井さん
13 一方通行さん
14 土御門さん
15 絹旗さん
16 黄泉川せんせー
17 愛の伝道師・青髪ピアスくん
18 サーシャさん
19 姫神秋沙さん
20 御坂美琴さん
21 アックアさん
22 打ち止めちゃん
23 オリアナさん
24 麦のん
25 テッラさん
26 フレメアちゃん
27 闇咲さん
28 冥土帰しさん
29 テンプレ改訂のため名無し
30 浜面くん&滝壺さん     
31 テンプレ改定のため名無し


- - - - - ここまでテンプレ - - - - -
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/07/02(土) 23:35:07.48 ID:+1XdZzUAO
>>1
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/02(土) 23:36:28.27 ID:VkizoI1Po
>>1 乙なんだよ!
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2011/07/02(土) 23:37:37.31 ID:VrOIGC4ao
おつおつ
いい感じにシンプルになったなーとは思うんだけど、URLが/l50とかだと>>2の必読が表示されねーんだよね……

過去スレの折りたたみは通し番号下1桁が3の時にやっちゃいます
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/02(土) 23:40:36.65 ID:J1wOLbBN0
>>1乙である
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/03(日) 00:18:18.12 ID:W94jlQ7W0
なんか目欄入れてないのまで真っ青なんだけどどうなってるの?
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/03(日) 03:05:11.94 ID:IrvgWds8o
お前がどうかしてる
そして、せめて専ブラ使え
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/03(日) 13:03:59.03 ID:RLBhLoz/o
         \\
          (\\
           \\\
           (\\\\
           (\\\\\
            \\ | _________
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\  |    ii´ ̄ ̄`i
  ̄ ̄( ̄ ̄//// ̄\ |..   !!_]     |        / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ̄(//// ̄\\.    {|======|-----、、  <  俺の>>1乙に常識は通用しねえ
    ".;"   (/(/// ̄|     |.     |    ||   \_____________
".;":         (/(/ |     !\.   |    |}
 .;".;": ..;".;;:  (/(...|     |\\   |    ||.;": ..;.;".;
   .;".:;"  ..  ;     |___{___\\..|____jj    .;".;": ..;.;".
.;".;"    .;".;             \\
   ゴ オ ォ ォ …… ! !      \\   ;": ..;.;".;":
          .;".;": _.;.;__       \\   ド カ ァ ン !
 .;".;": ..;.;".; ζ /_.;_/| .;".;"_ \\  .;".;.;".;":
.;".;": ..;.;".;": ;:'.;| ΓΓ | |;":从へ_/|  \\.;".;"_.;__..:
从へ从へへ从  ; ζ  | Γ从 | |;:.. |从Γ | |    \\ ∠___/|
    ( ⌒( ⌒ ) ζ | 从Γ | |.:;. |从Γζ.;"._ \\|ΓΓΓ| |
(   ⌒ ⌒  ⌒ );  | ΓΓ | |.;;::|ΓΓ | |  ( 从へ;: |从ΓΓ| |
 Σ( ⌒( ⌒ ) ζ  ( ( ) )⌒ ) ( 从へ从)_.;;:.;|Γ从Γ| |
 ( (( ( ⌒ )) )  从 Σ( ⌒(  从へ从) ∠___/|
Σ (( ( ⌒ )) ) )(( ⌒ ( 从へ从) .;".;:;|ΓΓΓ| |
 (( ⌒ ( ( ) )⌒ );:;   .;".;": ..;.;".;":|从ΓΓ| |
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/04(月) 00:18:34.83 ID:Y1IxeQoDO
おおぅあっちのスレが終わっちまった
埋めネタのつもりだったんだが、1レスもらう
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/04(月) 00:20:45.23 ID:Y1IxeQoDO

絹旗「これが!私の超自慢のお兄ちゃんです!」ドンッ

一方通行「いや待てオマエ」

絹旗(ちょ、ちょっと超話合わせて下さいよ)ヒソヒソ

一方通行(いきなり連れて来られたと思えばなンなンですかァ?)ヒソヒソ

絹旗(お兄ちゃんがいるって嘘ついて超自慢しちゃったんです!)ヒソヒソ

一方通行(自業自得じゃねェか!)ヒソヒソ

黒夜「……一方通行が絹旗ちゃんの実兄だったとは驚いたぜ……」

一方通行(オイ、信じちまってンじゃねェか)ヒソヒソ

絹旗(ここまで来たら話超合わせて下さい)ヒソヒソ

黒夜「……っ」ヒクッ

黒夜「な、仲良し兄妹を見せつけやがって……っ」

黒夜「わ、私だってなァ!!」

一方通行「ン?」

絹旗「へ?」

黒夜「お兄ちゃンが欲しいンだよォおおおお!」

一方通行「」

黒夜「……っ」グスグス

絹旗「黒夜」ポン

黒夜「……絹旗、ちゃん?」

絹旗「鳴かなくば鳴かせてしまえホトトギス」

絹旗「お兄ちゃんっていうのは、いないんだったら超作ればいいんです」

黒夜「それって……」

絹旗「今日から、今この瞬間から」

絹旗「私たちは超一方通行の妹ってことです」ニコッ

黒夜「絹旗ちゃん……っ」ウルッ

絹旗「何ですか?我が姉妹」

黒夜「絹旗ちゃあああああああんっ」ウアアアン

絹旗「よしよし」ナデナデ

一方通行「なンだこれ」




―― 一方通行日記 ――

今日妹が出来た

守るべきものが増えるってのも、悪くねェ

とガキに言ったら、
「じゃあミサカの未来の妹になるのねってミサカはミサカは微笑んでみる」と返された

意味がわからなかったが、
適当に頷くと嬉しそうな顔をされた

きっと正解だったンだろう

――――――――――――

おわり
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/04(月) 00:21:42.12 ID:Y1IxeQoDO
おわりんこ
お目汚しすまんかった
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) :2011/07/04(月) 00:35:32.62 ID:eZBb/l+AO
>>14
乙。
年下だけど義姉な打ち止め……ありだな!
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/04(月) 00:45:18.53 ID:ypgfUMbB0
みんな可愛い。が、一番可愛いのは一方通行って何だコレ
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/04(月) 00:45:22.10 ID:ZrP2sfrYo

絹旗ちゃん黒夜ちゃん可愛い…
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州・沖縄) [sage]:2011/07/04(月) 09:48:20.00 ID:cWhNuTXAO
以前、禁書のじゃぷにか暗○帳を書いてた者だが

この時間は暇そうだから投下していい?

かなり長いからさ
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州・沖縄) [sage]:2011/07/04(月) 09:49:27.97 ID:cWhNuTXAO
ちなみに土御門×結標な

エロなしッス

21 :〜赤ノ糸〜 01 [sage]:2011/07/04(月) 09:52:07.27 ID:cWhNuTXAO
結標「土御門、デートしなさい」

土御門「は?」

海原「?」

一方「…とうとう壊れたかァ?」

土御門「どんな理由があるか知らないが……イヤ、どんな理由があろうと、それだけは断る」

結標「なっ、なんでよ?」

土御門「こっちの台詞だバカ野郎。デートなんて言葉は、俺達暗部の人間に一番必要のない言葉だろうが」

結標「そんな訳ないでしょ。戦争も終わったし、統括理事長もアレイスターから親船に変わったし。むしろ私達暗部はもう必要ないじゃない」

土御門「バカ野郎。統括理事長が変わったからといって、学園都市からゴミがなくなった訳じゃないんだ。むしろ上層部が入れ替わった今が一番危険なんだよ」

海原「アレイスターには従うしかないと諦めていた一部の暗部が《親船ならなんとかなる》なんて馬鹿な考えを起こさないために、今自分達がいるわけですからね」

一方「……嫌なら勝手に抜ければいいだろォが」

結標「土御門と離れるなんて嫌よッ!!」

土御門「…」ゾクッ

一方「……シスコン軍曹。お前、このアホに何した?」
22 :〜赤ノ糸〜 01 [sage]:2011/07/04(月) 09:54:03.53 ID:cWhNuTXAO
土御門「知るか。……結標、冗談はよせ」

結標「キスでもしたら信じてくれるわけ?」

海原「……頭が痛くなってきました。お先に失礼します」

一方「土御門、避妊はちゃんとしろよ」

土御門「まてまてッ!! こんな危険物と二人っきりにする気かっ!?」

一方・海原
「「おつかれェ」」
バタン



結標「…」ニコニコ

土御門「…」

結標「…」ニコニコ

土御門「…」

結標「…今、私達二人っきりね」

土御門「!?」
(ヤバイっ!? この状況はヤバイぞ俺っ!! だいたい結標にフラグを建てた覚えなんかないぞっ!! とりあえず……)
ビッカーッ!!

結標「くッ!? 閃光手榴弾ッ!?」

土御門(こんな事にこんな物使うとは我ながら恥ずかしいにゃー)
ダッダッダッ

結標「……逃がさないからっ!!」
ヒュン



土御門「自分の部屋に戻るのは危険か……アイツが俺の寮を知ってるとは思えんが。とりあえず今日はカミやんに頭を下げるにゃ〜」
ピンポーンッ

上条「はいはいどちら様……って土御門か、どした?」

土御門「ちょっと訳ありでにゃ〜。今晩泊めてくれるとたすかるぜい」

上条「いいけど、ちょっと今お客さん来てるから。まぁ入れよ」

土御門「お邪魔しまs…」
23 :〜赤ノ糸〜 01 [sage]:2011/07/04(月) 09:55:58.74 ID:cWhNuTXAO
結標「あら土御門。お帰りなさい」

土御門「なぜお前がここにいるっ!?」

上条「土御門、結標と知り合いか?」

土御門「どういう事だカミやんっ!? 何でこのショタコンがここにいるっ!!」

結標「ショタっ!? かっ、家庭教師よ家庭教師」

土御門「なんだと?」

上条「小萌先生の紹介でな。一週間前から結標に家庭教師してもらってんだ」

土御門「……本当にそれだけか?」

結標「もちろんよ。小萌にはお世話になってるから、なにかお礼したいって言ったら家庭教師を頼まれたの」

土御門「俺の部屋が隣って事には関係ないんだな?」

結標「……」チラッ

土御門「なぜ目をそらすっ!!」

上条「いやぁ、結標って教えるのうまいしなぁー。正直、土御門の合鍵の隠し場所教えただけで勉強がはかどるとか幸せなんですけど」

結標「ちょっ!?」

上条「ん?」

土御門「詳しく聞こうか」



上条「ごべんなざい」ボロボロ
土御門「勝手に人の合鍵渡しやがって」

結標「もう遅いわよ。形取っちゃったし」

土御門「なんなのお前ッ!? どうしたいわけっ!?」

結標「だから一緒に寝てって言ってるだけじゃん」

土御門「言ってないじゃんっ!!初耳だしっ!! デートって話だったろうがっ!!」


24 :〜赤ノ糸〜 01 [sage]:2011/07/04(月) 09:57:34.71 ID:cWhNuTXAO
結標「わかったわよ。じゃあここにハンコ押して。そしたら帰るから」

土御門「ハンコ? それくらい……婚姻届けじゃねーかっ!!」

結標「ダメ?///」

土御門「…」イラッ

上条「…///」ドキッ

土御門「…」バキッ

上条「ぐはっ!?」

上条「」ピクッピクッ



土御門「カミやんはこんなんだし……結標、もう帰るぞ」

結標「え?」

土御門「送って行ってやる」

結標「別に座標移動で……」

土御門「いいからっ!! 行くぞっ!!」

結標「うっ、うん///」





土御門「で?」

結標「ん?」

土御門「なんで俺なんだ?」

結標「好きになったからに決まってるじゃない」

土御門「理解できんな」

結標「信じてないの?」

土御門「正気の沙汰とは思えん」


25 :〜赤ノ糸〜 02 [sage]:2011/07/04(月) 10:02:33.71 ID:cWhNuTXAO
結標「私は正気よ」

土御門「ハァ…」

結標「私じゃダメなの?」

土御門「お前じゃなくても駄目だ。俺達は暗部だ。……色恋だの何だのとやってるヒマはない」

結標「そんなの知らないわよ」

土御門「なら俺にも考えがある。お前が俺の事を諦め以前のように暗部の職務を全うしないなら……」

結標「……しないなら?」

土御門「《グループ》を抜けてもらう」





26 :〜赤ノ糸〜 02 [sage]:2011/07/04(月) 10:04:09.34 ID:cWhNuTXAO
〜翌日〜


一方「マジか?」

海原「この時期に結標さんを外すのはハイリスクだと思いますが」

一方「補充すンのかァ?」

土御門「いや、補充はしない。この三人で新しい《グループ》だ」

一方「……別にいいけどよォ。グループを抜けたからといッて暗部から這い上がッた訳じゃないだろ? 結標は今どこにいンだァ?」

海原「随分気に掛けてますね」

一方「うッせェぞ。で?」

土御門「とりあえず、現在一番まともな世界に近い暗部組織にうつした」

海原「何処ですか?」

土御門「《アイテム》だ」




〜アイテム〜


麦野「彼女が新入りの結標淡希よ。浜面以外はお互い知ってるわよね」

絹旗「絹旗最愛ですッ!! 超ヨロシクお願いしますッ!!」

滝壺「きぬはた、テンション高い。滝壺理后」

浜面「絹旗の気持ちはよく分かるぞ。転入生が来た時はこんな感じだもんな」

結標「結標……淡希………」

麦野「はぁ…。あんたねぇ、昨日言ったはずよ。仕事とプライベートは切り替えなさいよ」

絹旗「麦野、何かあったんですか?」

麦野「失恋したらしいわ」

滝壺「相手は誰なの?」

結標「……同僚」

絹旗「何で振られたんですか?」

麦野「ちょっと絹旗」


27 :〜赤ノ糸〜 02 [sage]:2011/07/04(月) 10:05:51.57 ID:cWhNuTXAO
結標「お互い暗部だからって……」

浜面「なーんだ」

結標「ッ!?」

浜面「問題ねーよ。俺と滝壺がそうだから」

結標「へ?」

滝壺「付き合ってる」

結標「うそ…」

絹旗「…」イラッ

浜面「だから諦めん……あれっ?絹旗さん……ナニ怒っt…ぶふぁッ!?」

結標「まだチャンスは…」

麦野「まったく……それじゃあ、いつまでかわかんないけど、改めて歓迎するわね。《アイテム》へようこそ、結標」

絹旗「今日は超歓迎会ですッ!!」




土御門「……」

一方「土御門」

土御門「……」

一方「オイ土御門、聞いてンのか?」

土御門「ん?…なっ、なんだ?」

海原「…」

一方「…」

土御門「なんだ。言いたい事があるならはっきり言え」

海原「いい加減にして下さい」

一方「同意見だなァ」

土御門「チッ」



28 :〜赤ノ糸〜 03 [sage]:2011/07/04(月) 10:07:11.07 ID:cWhNuTXAO
海原「先日は結標さんの壊れっぷりに驚きあんな事言ってしまいましたが、今の学園都市はそれほど危険ではありませんよ」

一方「少なくとも恋愛ができねェって訳じゃねェ」

土御門「余計なお世話だ。仮に今恋愛が出来る状況だったとしても、結標は俺の恋愛対象にはならん」

一方「シスコンめ」ボソッ

海原「軍曹め」ボソッ

土御門「…」イラッ


29 :〜赤ノ糸〜 03 [sage]:2011/07/04(月) 10:09:04.98 ID:cWhNuTXAO


アイテムSide in 居酒屋

麦野「そもそも土御門はアンタの事どう思ってるのかしら?」

絹旗「彼の気持ちが結標さんにむいていなければ超意味がありません」

浜面「それならそれで異性として意識させればいいんじゃね?…スミマセーン、生おかわり」

滝壺「どうなの、むすじめ」

結標「…正直、意識はしてないと思う」ハァー

麦野「浜面、酒。……アプローチはしたんでしょ?」

結標「ええ。部屋に座標移動したり、合鍵の形とったり」

浜面(アプローチじゃねぇ)

絹旗「部屋に入れるならまずはお料理からしてみては?超ベタですが高確率で高感度UPですよ」

滝壺「むすじめ、お料理できる?」

結標「…」

浜面(出来ないんだ)

絹旗「…」チラッ

滝壺「…」チラッ

麦野「…なんでコッチ見るのよ」

浜面「そういや麦野って料理上手かったよな?」

結標「麦野ぉ〜…」

麦野「ハイハイ分かったわよ。手伝えばいいんでしょ」

絹旗「麦野の料理は超美味しいですからね」

滝壺「お姉さんの味」

浜面「それをいうならお袋の味……って麦野さん?」

麦野「だァれがおばさんだってェ?はァまづゥらくゥン?」

浜面「おかしくないッ!? こればかりはおかしくないッ!?」

結標(好きなの調べておかなきゃ)


30 :〜赤ノ糸〜 03 [sage]:2011/07/04(月) 10:10:20.05 ID:cWhNuTXAO



麦野「それじゃ今日はこれにて解散ね」

絹旗「超ご馳走さまでした」

滝壺「大丈夫、はまづら?」

浜面「給料とったばっかしなのに」

結標「浜面君ありがとう。麦野、明日からヨロシクね」

麦野「気合い入れなさいよね。やるからには絶対に堕とすわよ」

浜面(堕とすって)

結標「勿論よ。 それじゃ私は帰るわね。皆おやすみなさい」

麦野「おやすみー」

絹旗「超おやすみです」

滝壺「また明日ね、むすじめ」

浜面「気をつけろよ」

結標「」シュン






結標「あっ、もしもし上条君? ごめんね寝てた?ちょっと聞きたい事があって…」

結標「そう土御門の好きな食べ物なんだけど……うん、…うんそっかぁ、ありがとう上条君。それじゃあね、おやすみなさい」

結標(…クリームシチューかぁ。響き的に難易度高そうだなぁ)

31 :〜赤ノ糸〜 03 [sage]:2011/07/04(月) 10:12:15.49 ID:cWhNuTXAO


次の日 in 麦野邸



麦野「だから包丁の持ち方はって、…うぉいぃッ!? 危ないからコッチむけんなッ!!」



麦野「なんでじゃがいもがビー玉サイズになってんの? 剥きすぎでしょ…」



麦野「ちょっと、何でまな板が赤く……切ったのッ!? きっ救急箱ッ!!」




麦野「疲れた」

結標「ごめんね麦野」

麦野(まさかここまでとは)

結標「一応味見を…」

麦野「…モグッ……うん…うん。まぁまぁね」

結標「良かったぁ」

麦野「まっ、実質レベル5の頭なんだから覚えはいいけど、問題は技術ね。ていうか味はそれなりに出来てるし問題なさそうじゃない」

結標「何か出来る気がしてきたわ」

麦野「まぁ、食べる分には問題ないし。すぐにでも食べてもらえるかもね」

結標「………麦野、私いくわッ!!」ダッ!! バタンッ!!!





麦野「……後片付け」




32 :〜赤ノ糸〜 03 [sage]:2011/07/04(月) 10:12:46.96 ID:cWhNuTXAO


〜スーパー〜


結標「〜〜〜♪」

上条「おっ?」

舞夏「どうしたー上条当麻ー?」

結標「あら上条君じゃない。昨日はありがとね………そっち子は?」

舞夏「初めまして土御門舞夏である」

結標「…………え?」

33 :〜赤ノ糸〜 04 [sage]:2011/07/04(月) 10:15:19.67 ID:cWhNuTXAO

結標「土…御……門?」

上条「あぁ、初対面だったっけ? 土御門の義妹だよ」

舞夏「そっちのセクシーなお姉さんの名前はなんなんだー?」

結標「むッ、結標淡希ですッ!! 私の事はお姉さんじゃなくてお姉ちゃんって呼んでッ!? お願いッ!!」

舞夏「なっ、なんか青髪と同じ匂いがするぞー」





上条「でっ、舞夏とここで遭遇したわけ」

舞夏「このスーパーのタイムセールは素晴らしいからなー。ちなみにそっちは覚えたてのお料理ってところかー? 食材を見るにシチューとみた」

結標「なっ、なんで覚えたてってわかるの?」

上条「その指の絆創膏の数みたらな。……ああ、それで土御門の事聞いてきたわけか。結標さんは土御門の事が……」

舞夏「兄貴の彼女さんかー?」

上条「まだ違うだろ。でももうすぐお前の義姉になるかもしれないな」

舞夏「露出が気になるが、こんなに絆創膏ペタペタするくらい頑張る姉なら喜んで歓迎するぞー」

上条「良かったな結標。妹公認だぞ。これでさっさと告白出来るな」

結標「えッ!? な、なにッ!?……わたし抜きで話がとんでもないトコに進んでないッ!?」



34 :〜赤ノ糸〜 04 [sage]:2011/07/04(月) 10:17:01.28 ID:cWhNuTXAO



〜学生寮〜


ガチャ

土御門「にゃー、お帰り舞夏ー。待ちくた……び…れ」

舞夏「ただいまダメ兄貴ー。元気にしてたかー?」

結標「おっ、お邪魔します」

舞夏「ダメだぞ姉貴ー。そこはただいまって言わないと」

結標「えッ? そ、そうよね…よしッ!! ただいまーッ!!」

土御門「…」

舞夏「それじゃ早速作るぞー。今日は包丁は私がやるから、それ以外をたのむぞー。兄貴の部屋をスプラッターにする訳にはいかないからなー」

結標「任せなさい。姉として彼女としてやりきってみせるわ」

土御門(突っ込んだら負けな気がするぜよ)





土御門「………美味いよ」ボソッ

結標「ッッ!!」

舞夏「良かったな姉貴ー」

結標「ありがとう舞夏」

土御門「……よし。ここまで我慢したんだ…おい結標、何故ここにいる。何故舞夏と仲良く話ている。この状況は一体なんだ?」

舞夏「姉貴は兄貴の事が好きみたいだぞー」

結標「ちょッ!? ま、舞夏ッ!?自分で言うから待ってよ」

土御門(姉貴だと?)

土御門「結標、ちょっと二人で話をしよう。舞夏、すまないが」

35 :〜赤ノ糸〜 04 [sage]:2011/07/04(月) 10:18:54.20 ID:cWhNuTXAO
舞夏「じゃあ私は失礼するぞー。姉貴、後片付けまでがお料理だからなー?」

結標「……ありがとう」ボソッ

土御門「…」カチャ

結標「こんなトコで撃つの?」

土御門「……舞夏は関係ない。説明しろ」

結標「…舞夏とはスーパーで偶然会っただけ」

土御門「何しに来た?」

結標「貴方にご飯を作りによ」

土御門「諦めろと言ったはずだが?」

結標「……実は私料理なんて素人でね。包丁もまともに使えないの」

土御門(それであの絆創膏か…)

結標「それでも知り合いには味はまぁまぁって言われたわ」
土御門「俺がその程度で堕ちるとでも? 笑わせるな。暗部のお前が舞夏に近づいた時点で既に俺の気持ちはお前に釘付けだ。この場合は怒りだがなッ!!」

結標「……土御門」

土御門「仕事上の付き合いぐらいはしてやる。…だが二度と舞夏に近づくな。次はないぞ座標移動」

結標「……後片付け」

土御門「…」バンッ

結標「」ビクッ

土御門「次は外さん」

結標「…」ガチャ バタン






priiii

土御門「…俺だ」

親船『仕事です。猟犬部隊を知っていますか?』

土御門「いきなりだな……確か木原のいた部隊だな」

36 :〜赤ノ糸〜 04 [sage]:2011/07/04(月) 10:19:55.10 ID:cWhNuTXAO

親船『その残党、正確には二人程度ですが。コンビニ強盗をしたようで』

土御門「解決しろと? 暗部もずいぶん安くなったな」

親船『アンチスキルは使えません。今はどうあれ元猟犬部隊。暗部の人間ですから』

土御門「……分かった」

親船『場所と人質のリストをデータで送ります。直ぐに動けますか?』

土御門「勿論だ」

親船『ちなみに海原君とあっくんは別任務ですので貴方だけでお願いします』



ピッ

土御門(場所は直ぐ近くだな、人質は……5人か。ん?……人質の中に………舞夏だとッ!?)

37 :〜赤ノ糸〜 05 〈完〉 [sage]:2011/07/04(月) 10:22:03.10 ID:cWhNuTXAO

土御門(……クソッ……間に合えッ!! 間に合ってくれっ!!)

土御門(あのコンビニか……アンチスキルが来てる。誰かが通報したのか。……救急車ッ!?)
ダッ

土御門「舞夏ッ!? 舞夏はッ!?」

舞夏「兄貴ーッ!!」

土御門「舞夏ッ!!」

舞夏「大丈夫だぞー、怪我とかないからなー」

結標「あら土御門、遅かったじゃない」

土御門「結標」

結標「麦野から連絡が来てね、近くだったからついでに」

舞夏「怪我はないけど姉貴がいなかったら危なかったんだぞー」

結標「ガトリングレールガンなんてどこで手に入れたのかしら。ていうかあんなのあるならコンビニじゃなくても良かったのに」

土御門「……結標、俺は」

結標「やめてよね土御門。……もういいの」

舞夏「兄貴、アンチスキルが人質だった人に話聞きたいみたいだから私いくなー」

土御門「わかったにゃ〜。帰りは迎えに行くぜよ」



土御門「……結標、少しいいか?」

結標「嫌よ」

土御門「たのむ」

結標「…」

38 :〜赤ノ糸〜 05 〈完〉 [sage]:2011/07/04(月) 10:23:56.95 ID:cWhNuTXAO


〜公園〜


土御門「まず最初にありがとう」

結標「ついでよ。舞夏がいたから少し頑張っちゃったけど」

土御門「………正直、今回の一件で尚更暗部の人間を近づけたくないと思った」

結標「……そう」

土御門「……俺が暗部にいる理由は舞夏を守るためだ。邪魔するヤツは誰であろうと容赦しない」

結標「……わかってるわ」

土御門「…」

結標「……もういいかしら?」

土御門「…あと一つ理由ができた」

結標「?」

土御門「お前のメシがまた食べたくなった」

結標「え?」

土御門「だが今のままではダメだ。……自分の言葉に責任を持ちたい」

土御門「学園都市を変える。闇を無くす。暗部なんて必要としない日常を作る」

土御門「俺だけでは無理だ。……だから」

結標「手伝うわッ!! 光の学園都市にするためにッ!!」

土御門「それまで我慢できるか?」

結標「出来ないけど我慢する……ちゃんと後片付けまでしたい」

土御門「ああ、今度作りに来るときは泊まっていけ」

結標「土御門ッ!!」ダキッ

土御門「さっきはすまなかった」

結標「そうね。いきなり撃つなんて」

土御門「怒ってるか?」

結標「………ええ」

土御門「そうか」



チュッ



結標「ふぇ?」

土御門「舞夏が待ってるから俺は行くぞ。お前も早く戻れよ………淡希」

結標(口づけ…淡希……Kiss……淡希……チュッて…………淡希って……)

結標「ふにゃ〜////」

39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州・沖縄) [sage]:2011/07/04(月) 10:27:12.06 ID:cWhNuTXAO
急展開、説明不足はスルーしてな
基本エロが好きなんだけど

書いてる途中でエロにもっていくのを血ヘド吐いて我慢した俺は勇者

40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州・沖縄) :2011/07/04(月) 10:29:24.12 ID:cWhNuTXAO
あげ
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/07/04(月) 11:51:23.08 ID:u6JkOtJTo

土御門×結標とは珍しい
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/04(月) 14:57:46.10 ID:eZBb/l+AO
土御門は良い。これは新たな可能性ですね。
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/04(月) 15:17:42.52 ID:PH+TYhzHo
このカップリングは斬新で面白かった
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/04(月) 17:27:58.10 ID:d4jNX7g60
ふむ、急展開すぎてついていけんな
まずはスレを建てて、じっくりねっとりどばどば書いてもらおうか
45 :超能力者VS神の右席 [saga]:2011/07/04(月) 17:54:07.58 ID:G7jwF5Iw0
数レスもらいます。超能力者再構成です。
46 :超能力者VS神の右席 [saga]:2011/07/04(月) 17:55:07.70 ID:G7jwF5Iw0

ヴェント「科学の狗如きが『神の右席』に勝てると思っているの?」

青髪「勝てる勝てないが問題やない。僕らは『あの子』を助けたいから戦うんよ?」

食蜂「青髪さんが敵意を持たないように能力使うからぁ、攻撃はあなたがしてねぇ」

青髪「よし、任せとき!」

ヴェント「……あまり『神の右席』を舐めるなよ?」
47 :超能力者VS神の右席 [saga]:2011/07/04(月) 17:56:01.78 ID:G7jwF5Iw0

テッラ「根性根性とうるさいですねー。これだから異教のサルは嫌いですねー」

削板「お前! 根性を馬鹿にすんのかー!」

御坂「うるさいわよ削板! 早くこの緑色を倒して『アイツ』を救出しないといけないのよ!」

削板「おう、そうだったな! よし、一丁俺の根性見せてやる!」

テッラ「……ふふ、私を楽しませてください」
48 :超能力者VS神の右席 [saga]:2011/07/04(月) 17:57:02.81 ID:G7jwF5Iw0

アックア「多くを語るな。戦士なら黙って武器を構えるのみである」

垣根「分かってる。こっちも一刻を争ってんだ。さっさと済ませて『あのガキ』を救わねえとな」

麦野「メルヘン、コイツをブ・チ・コ・ロ・ス準備はいいかにゃー?」

垣根「当たり前だろ?」

アックア「……我が戦場に立つというのなら覚悟するのである」
49 :超能力者VS神の右席 [saga]:2011/07/04(月) 17:58:57.88 ID:G7jwF5Iw0

フィアンマ「ククッ……! お前の力は『絶対能力者』(レベル6)、すなわち『神』か。
      だが俺様はその上をいく『神上』だ。お前では俺様を倒し、『禁書目録』を救うことはできんよ」

一方通行「ほざいてろ。オマエが何て言おうが、俺は『クソガキ』を守りきるって決めてンだよ」

フィアンマ「できると思うか?」

一方通行「できねェだろうな」

フィアンマ「何?」

一方通行「不可能だって言ったンだよ。俺一人ではな」
50 :超能力者VS神の右席 [saga]:2011/07/04(月) 18:00:32.27 ID:G7jwF5Iw0
フィアンマ「ほう、それは『仲間』や『絆』といった世迷言があれば『禁書目録』を救えると?」

一方通行「その通りだ」

フィアンマ「……馬鹿馬鹿しい」

一方通行「確かにな。でも、オマエが馬鹿にする『仲間』や『絆』とかいう戯言に救われた奴は世界に五万といンだよ。俺もその一人だ」

フィアンマ「……」

一方通行「あの馬鹿共や『クソガキ』に救われて今の俺がいる。誰かを守る為に立ち上がれる馬鹿な俺がな」

フィアンマ「……くだらない」

一方通行「なら、オマエに『くだらない』ものの力を見せてやるよ。
     そして教えてやる……! 世界を本当に救うのは、その『くだらない』ものだってことをなァ!」

フィアンマ「……世界を救うのは俺様だ……!」
51 :超能力者VS神の右席 [saga]:2011/07/04(月) 18:02:48.20 ID:G7jwF5Iw0
以上です。超能力者勢で再構成しようと思ったけど、なかなか難しく断念。これはその名残です。

時間があれば1巻から書きたいな〜
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(広島県) [sage]:2011/07/04(月) 18:11:54.10 ID:9TuMovva0
乙!レベル5共闘ってなんか燃えるよね
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/04(月) 18:19:58.30 ID:2D/Az5yAO
乙!
とある魔術の禁書目録劇場版
「オール超能力者vs大神の右席」

公開を超楽しみにしてます!!
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/04(月) 18:26:17.47 ID:SXnxgJxFo
自分は、本編の、能力者VS魔術師 分が不足しているから期待。
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/04(月) 18:33:57.69 ID:ZrP2sfrYo
あっちぃな…圧倒的な神の勢力に対するクソガキ共の反逆見たいわー
いつか書いてくれる事を望んで楽しみにしてる乙!
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/04(月) 18:47:00.68 ID:A855zMFU0
まさに劇場版アフター!熱い!
スレたったら見に行きます!

そして6レスほど頂きます、とあるファミレスの者です
57 :二つ名 :2011/07/04(月) 18:47:55.56 ID:A855zMFU0

とあるファミレス




麦野「唐突だが、浜面のあだ名考えよう」

浜面「本当に唐突だな!もう嫌な予感しかしねえよ!」

絹旗「えー浜面は超浜面ですから超浜面で良いじゃないですか」

浜面「お前だけだからな!そんな超超言ってるのは!」

フレンダ「どうせなら能力名っぽいの考えない?、浜面レベル0だし」

浜面「聞けよ!人の話!!あとフレンダお前にだけは能力名云々言われたくねえ!」

滝壺「大丈夫レベル0でもかっこいいはまづらを私は応援してる」

浜面「すっごく久々にナチュラルに応援された!滝壺愛してる!」

滝壺以外((うぜぇ))
58 :二つ名 [sage saga]:2011/07/04(月) 18:48:38.64 ID:A855zMFU0
麦野「んで、能力名っぽいっつーとどんな感じかね」

絹旗「基本的に四字熟語に、英語の文字あてはめる感じですかね」

滝壺「むぎのの『原子崩し』みたいなパターンもある」

フレンダ「まああだ名だし四字熟語に拘らなくてもいいんじゃない?」

浜面(気がつけば俺のあだ名について相談している…嬉しいんだがいやな予感がするのは何故だ…)

絹旗「それじゃ、決まったらこの紙に書いて一斉に発表しましょう」

浜面「一斉に?一人づつじゃないのか?」

麦野「どれが一番いいか決めるのは浜面でしょ?だったら一斉に見て直感的に気に入る場合もあるじゃない」

フレンダ(というか一人づつだと色々プレッシャーがあるって訳よ…)

滝壺「♪」←悩まず紙に書いてる
59 :二つ名 [sage saga]:2011/07/04(月) 18:49:26.84 ID:A855zMFU0
一同「「出来た!!」」

浜面「おつかれ、なんか俺もドキドキしてきた」

絹旗「きもい事言わないでください超浜面」

フレンダ「結局浜面は超浜面って訳よ」

浜面「…突っ込まんぞ…疲れるし」

麦野「つっこむとか浜面ったらナニをつっこ「言わせねえよ!?」」

滝壺「はまづらがつっこむのは私だからむぎのは心配いらないよ?」

一同「」

滝壺「???」

麦野「と…とりあえず発表しましょう!」

絹旗「そ…そうですね!それじゃせーのでいきましょう!」

一同「「せーの!!」」

60 :二つ名 [sage saga]:2011/07/04(月) 18:50:35.63 ID:A855zMFU0

            HAMADURA
滝壺の考えた二つ名→『世紀末帝王』

              チンピラ
フレンダの考えた二つ名→『悪人面』

            キンピラ
絹旗の考えた二つ名→『染髪失敗』

       テンプラ
麦野の考えた二つ名→『天麩羅』






浜面「OK、お前らに期待した俺がバカだった」

61 :二つ名 [sage saga]:2011/07/04(月) 18:52:31.61 ID:A855zMFU0
一同「???」

浜面「なんで全員そろって首かしげるんだよ!明らかにおかしいだろ!!」

浜面「まず滝壺!この中では一番まともだけどあだ名なのにあだ名じゃない!結局浜面って俺の名前だから!」

浜面「次フレンダ!この時点で英語じゃねえ!もしかしら英語かもしれんがそんなことはどうでもいい、
   ある意味二つ名としてはアリかもしれんが、『ようチンピラ』なんて呼ばれて嬉しいわけあるか!」

浜面「次絹旗!金髪だからね!たしかにくすんでるけど一応金髪だからね!?あんなに茶色茶色してないからね!」

浜面「最後麦野!あだ名でもなんでもないし意味がわからない!というかどう見ても絹旗とフレンダの見てネタに走ったとしか思えない!」


         HAMADURA
滝壺「落ち着こう世紀末帝王」

                              チンピラ
フレンダ「ここファミレスなんだから五月蠅くしないでよ悪人面」

                   キンピラ キンピラ
絹旗「これだから染髪失敗は超染髪失敗なんです」


                   カキアゲ
麦野「それ以上五月蠅くすると天/麩/羅にするわよ」

62 :二つ名 [sage saga]:2011/07/04(月) 18:53:43.33 ID:A855zMFU0
浜面「確かに天麩羅料理の仕上げはカキアゲだけどそれで上手いこと言ったつもりか!?」

麦野「ヤダ…何言ってるのこの子…自意識過剰?」

                       キャタピラ
絹旗「あ、もう一個思いつきました『顔面崩れ』とかどうでしょう?」

浜面「お前ら大っきらいだあああああああ!!!!!!」ダダダダ

絹旗「あ、出ていっちゃいました…」

麦野「ちょっとからかっただけなのに大げさねえ」

フレンダ(…絶対気にいると思ったのに)

滝壺「大丈夫夜になったら元気になるから」

絹旗「まあその前に麦野が携帯に電話すれば超速効で帰ってきそうですが」

麦野「ま、浜面はやっぱ浜面ね」

フレンダ「結局それが一番しっくりくるって訳よ」

絹旗「それじゃ、本日も超いつもどおりって事で」
63 :二つ名 [sage saga]:2011/07/04(月) 18:56:00.02 ID:A855zMFU0
以上です…ルビェ・・・orz

後はほかにもガンプラとか考えたが良い熟語が思いつかなった

誤解の無いよういっときますが、浜面は大好きです

ともあれありがとうございました
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/04(月) 19:07:16.52 ID:2D/Az5yAO
乙である

モゲロ
浜面爆発 というのを考えたが駄目ですかそうですか
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/04(月) 19:25:05.08 ID:ZrP2sfrYo
浜面なんてはーまづらぁな扱いで充分ですよ
羨ましいぜ畜生という嫉妬があるだけで決して嫌いなわけじゃないんだぜ
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/04(月) 19:33:05.20 ID:2ChASDoFo
おつー
ガンプラ気になるな……

ちょっと電波を受信したので1レスいただきます。電波を受信しただけ。深い意味は無いよ!
一方さんキャラ崩壊&ちょっと下ネタが入るのでご注意を
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/04(月) 19:34:52.78 ID:2ChASDoFo
美琴・黄泉川「」

上条「Oh……」
芳川「あら」
浜面「へえ……」

打ち止め「えへへ」テレテレ

黄泉川「……す、すまんもう一回言ってくれじゃんよ?誰がどうしたじゃん?」

一方「ハイ、えェと……俺打ち止めと結婚します。

















……出来ちゃった婚なンですけど」

美琴「はあああああああああああああああああああああああああああああああああ!?」

黄泉川「いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!?」

一方「いやハイ、ホントすみませンでした。マジで」

浜面「ここまで殊勝な一方通行も珍しい」

上条「つーかまさか一方通行に限ってそんなことがな……」

御坂妹「事実ですよ?ここ1ヶ月ほど、MNWはつわりでいろいろとカオスな状態に陥っていましたから。番外個体なんてもぉ……
    と、ミサカは上位個体を少し責めつつ情報を開示します」

打ち止め「えへへー」テレテレ

芳川「嬉しそうね、最終信号。よかったわね」

打ち止め「うんっ!ってミサカはミサカは全力で肯定してみる!」

黄泉川「だからあれほど避妊をしろと言ったじゃん、ええ!?まだ打ち止めは未成年じゃんよ!」

美琴「大体何でそんな状況になったのよ!?アンタならどうにでもできるでしょうよ!!」

一方「いえ、あのォ……避妊、はしてたンですが」

黄泉川「が!?」

一方「能力が軽く暴走して……突き破っちまったらし」
美琴「アンタねええええええええええええええええええええええええええ!?」

一方「いや、ホント、はい、もういや心からすンませンでした」ドゲザ

上条「……まあ?打ち止めも幸せそうだしいいんじゃないか?」

浜面「確か19だろ?どうせ生む頃にはハタチだ」

上条「あー、うん……」
御坂妹「肉体年齢的には、ですね」

浜面「?……にしても、俺も子ども欲しいなあ。可愛いだろうなあ」

上条「浜面は子煩悩になりそうだな。っつかさっさと結婚しろよお前ら」


芳川「まあいいじゃない、愛穂。きっと大丈夫よ、一方通行も就職してるし」
黄泉川「そういう問題じゃないじゃんよおおおおおおおおお!!」

打ち止め「えへへへへー」クルクル
美琴「こ、こら打ち止め!身重の女性がそんなことしないっ!……覚えてなさい、一方通行ッッッ!」

一方通行(悪いのは俺なンだが……言うンじゃなかった、面倒くせェ……)ドゲザ
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/04(月) 19:37:05.25 ID:2ChASDoFo
いやあ……書く気は無かったんだけどいつのまにか出来てた負の産物です。
失礼いたしましたー
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/04(月) 20:05:02.87 ID:2D/Az5yAO
土御門主役で1レス


土御門「俺、土御門元春は科学と魔術を又に駆ける多重スパイである」

土御門「しかしながら、カミやん程ではないにしろ俺は不幸である」


窓のないビル

アレイスター「土御門、君も暗部に入らないか?」

土御門「アレイスター、土御門さんは多重スパイだぜい」

アレイスター「言い方を変えよう、僕と契約して暗部少年に「言わせねえよ!」」

土御門「ただの暗部堕ちに興味はない。魔術師、案内人、超能力者がいたら俺が仕切ってもいいぜ」

アレイスター「そうか、ちょうどうってつけの面子がいるのだが」

土御門「え」


グループのアジト

海原「魔術師です」

結標「案内人です」

一方「超能力者でございます」

土御門「不幸だ…おのれ魔術師!」

海原「貴方だって元魔術師でしょうが」

結標「だいたいなんでこんな面子なのよ?」

一方「ンだァ?このアジトにはコーヒーも置いてないのかァ?」

海原「御坂さんお風呂ポスターは何処に貼りましょうか」

結標「この部屋貰うわよ、迷子の男の子保護するのに使うから」

一方「冷蔵庫手配して来るわ」

土御門「お前ら自由すぎだ!」



土御門「不幸だにゃー!」
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/04(月) 20:05:48.61 ID:2D/Az5yAO
以上です
土御門さんは基本的にツキが嘘だにゃー
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/04(月) 21:51:30.89 ID:IRYyqwJAO
全員乙なんだが・・・

いくつか30分ルールが軽く無視されてね?
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/04(月) 22:23:38.08 ID:QiOM3f5Q0
上の30分って文字が見難いからじゃね
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福島県) [sage]:2011/07/04(月) 22:34:37.99 ID:S51XCoL4o
>>71
前書き後書き抜けば30分開いてるから問題ないと思う
74 :色々くどい作者 [saga]:2011/07/04(月) 23:43:33.65 ID:jHSDWZ6D0
注意:みさきちイジメりべんじ。インさんは魔性の女。10レスくらいもらいます
地の文くどい。浜面さんマジ天使、出番ないけど。
注意書きはここまでなので、次のレスから本編ははじまります。携帯の方は次のレスへお進みください。

前回は後書きを三行にまとめろと言われたので、どーすればいいか作者は悩んだ。
しかし尊敬する作家の一人である時雨沢恵一先生の理論を使えばまったく問題ないことに至った。

  す な わ ち 前 書 き だ

さて、せっかくなので語ることは……特にないです……
あ、前回のギャグssで間違って、これと今書いているssで使うアイデアの一部を書いてしまいました。まぁ、わりとどうでもいいですね
今回はインデックスってなんで上条さんの寮のベランダにいたか、が裏テーマです。厨設定です。
表のテーマは精神バトル、とはいったものの、こっちはまだ修業が必要な気がします。一番時間がかかった割に一番駄目に思います
あ、あとタイトルは『作者「世紀末帝王対常盤台の女王の前者ルートの需要はないってことですねー。書かなくていいってことですねー。やったー」』
じゃなかった、『悪夢/103000』です
75 :1つめ [saga]:2011/07/04(月) 23:44:17.03 ID:jHSDWZ6D0
pi☆

食蜂操祈は銀髪の少女の脳内(なか)に潜る。


 この瞬間が一番わくわくするわぁ


自分がこれから掌握する精神が何を記憶し、何を思考し、何を感じるのか
調べるのは単なる興味だ。

女王には罪の意識などかけらもない。

気に入らなければ変えれば良い
合わなければ替えれば良い
期待外れなら換えれば良い

善悪の価値が麻痺するほど、第5位は他人の心理を把握してきた
76 :2つめ [saga]:2011/07/04(月) 23:45:06.75 ID:jHSDWZ6D0


 さぁてあなたはどんなぁ
「警告」

「第335節32章」

「禁書目録の脳内に不正な干渉を確認」
「迎撃プログラムを実行」

脚をつかまれた


 このわたしが引きこまれる?


水の底へと引きこまれる

あくまで、イメージの世界の話だ。

心理掌握にとっては大した差はない


天井が見えないほど積まれた本と本棚

机に向かい、羽根ペンを走らせ、本に何かを記入する女

「あら、お客さんね」

次の瞬間、食蜂操祈は古い、そして巨大な図書館にいた
77 :3つめ [saga]:2011/07/04(月) 23:46:02.42 ID:jHSDWZ6D0
落ち着け、ここは精神世界。

ならばここが心理掌握の戦場にて王国だ

「これは興味で聞くのだけど」

銀髪の女が羽根ペンを置き、食蜂に向かって話しかける

「ねえ、私はどんな風に見えるかしら」


 どうってぇ……


身長の三倍近い銀髪、純白の修道服、その上からでもわかるスラリとした手足、美しい碧眼、そして


 でかい……「?」


洋モノだからしかたがない

やっかみも抑えて食蜂は答える


 綺麗なぁ、修道女(シスター)さんねぇ

78 :4つめ [saga]:2011/07/04(月) 23:46:52.43 ID:jHSDWZ6D0
「そう。私というシステムを造った人が聞けば、泣いてよろこびそうな台詞ね」

やはり『これ』はまともな人間ではない。

「さて、早めにいなくなってくれないかしら」

何らかの技術で作られた、精神防衛システムだ。

学園都市第5位でしらない技術。だからこそ


 いやよぉ。あなたみたいな仔ぉ、はじめてなんだからぁ、じっくり調べたいわぁ


「そう。なら、実力行使ね」

「≪妲己≫」

修道女の持つ本から放たれた蛇の尾を持つ女が、食蜂操祈の上半身を食いちぎった

79 :5つめ [saga]:2011/07/04(月) 23:49:13.70 ID:jHSDWZ6D0



「あら。もうおしまい
蛇の女が鎌首を返し、銀髪の修道女に襲いかかった

「≪スフィンクス≫」

別の本から顕現した巨大な猫が、蛇と修道女の間に入りその巨体をぶつける


 うふふふふふぅ、すごい攻性プログラムねぇ


喰われた下半身から、食蜂の上半身が生えてくる

「貴女もこんなに簡単に≪妲己≫を乗っ取るなんて、数十万に一人の天才ね」


 ええ、でも私はぁ、超能力者第5位、精神支配においては学園都市230万人のトップなのよッッ


蛇女が、巨猫を吹き飛ばし、修道女に襲いかかる


修道女は本を開けた。蛇女は本の中にはいった


 え


今まで自分と同様の精神干渉系の能力者と戦ったことはある

複雑な精神防壁、他者の感情を支配する攻性プログラム、その全てを心理掌握は破り、逆に支配してきた

修道女は、羽根ペンで数行その本になにかを書き足し、それだけで蛇の支配権は魔導図書館へと還った


 なんでぇ、コントロールを奪い返されるなんて


「すごいわね。一冊じゃ無理ね。10冊は持つかな」

鈴のようなその声に応じるように、本棚から何冊か本が落ち、食蜂に襲いかかった
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州・沖縄) [sage]:2011/07/04(月) 23:50:11.63 ID:cWhNuTXAO
土御門祭だな

投下

81 :6つめ [saga]:2011/07/04(月) 23:50:58.89 ID:jHSDWZ6D0
ずた袋。そう表すのが、今の少女の姿にふさわしい

あの後、巨大な老人に海に沈められた。三万もの杭に串刺しにされた。蛸の化け物に内臓ごと破壊された。

少女が読まされた本に、また数行ずつ、書き足しながら修道女は言う

「やっぱりすごいわね。20冊の内3冊も支配するなんて」

違う。最初の5冊のうち3冊だったからを支配できたに過ぎない。


 い


「この時代を代表する天才ね、貴女」

だが'この時代'の最高の天才が食蜂操祈なら、禁書目録に収蔵されている知識は一冊一冊が、'それぞれの時代'の天才が編み出したモノだ


 いぃ


きれいなかおが、ゆがんでわらい

「じゃあ次はいっきに100冊、読んでみましょうか」


 いぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ


82 :7つめ [saga]:2011/07/04(月) 23:51:53.50 ID:jHSDWZ6D0
べったりと残った血の跡を見て、修道女は言う

「そういえば能力者って魔術が使えないのね」
≪自動書記(ヨハネのペン) ≫は禁書目録の少女を護るためだけのシステムだ

「壊れきる前に限界ってつまらないわ」
収蔵する10万3000の知識をもって、ありとあらゆる外敵を消滅させる

「まあ結局、だれも≪私≫と≪彼≫の間には入れないってことね」
しかし「コレ」は違う。

「誰にも邪魔はさせない。アレイスターにもローラにもエイワスにも」
ある一冊の魔導書によって、変性した≪自動書記(ヨハネのペン) ≫

「レベル6、其処に行けるのは私と彼だけ」
誘因は幻想殺し

「≪上条当麻(ハディート)≫は≪私(ヌイト)≫のものなのよ」
未来を思い、機械のように「ソレ」は微笑んだ
83 :原子スパイ [sage]:2011/07/04(月) 23:52:01.37 ID:cWhNuTXAO
不良A「お姉さ〜ん 俺らと遊んでかない」

不良B「主に大人の遊びだけど。ぎゃっはははは」

麦野(ゲスめ。やるか……イヤイヤ、せっかく取り戻した学園都市での生活をここで台無しには……)

不良A「無視しないでよお姉さ〜ん。気持ちよくするからさぁ」

麦野「ごめんなさい。用事があるから」
スタスタスタ

不良B「はいすとっぷー」
ガシッ

麦野(…)イラッ




土御門「遊びすぎたにゃ〜。なんか食って…ん?」
イイジャンスコシクライ
ハナシテクダサイ
ヨクミタラムネオッキイネ
サワッテイイ? ギャハハハハハ

土御門「…カミやんじゃないが仕方ないか…」

不良A「怒った顔も可愛いね〜」

麦野(限界ね…サヨナラ 私の生活…)

麦野「お前ら[ピーーー]よ」
キュイーンッ

不良B「能力者かッ!? だがこっちにはコレがあんだよ」ピッ
キーーーーーーーンッ!!

麦野「ッッッ!? あっ、頭がっ……」

不良B「小型キャパシティーダウンってな。まっ、ようするに能力が使えなくなるわけだ」

不良A「この公園はこの時間、人通りはほとんどない。お姉さんが俺達と遊んでくれないからじゃん」

麦野「くッ!? 殺して…やる」

84 :8つめ。ごめん被ったこれでラスト [saga]:2011/07/04(月) 23:53:36.42 ID:jHSDWZ6D0
「あ、気づいたんだよ」

銀髪の少女が眼の前にいた。

「ヒッ!!!」

「ちょっと、失礼だしうるさいんだよ、みさき。他の患者さんの迷惑になっちゃうかも」

清潔な白いベッド、消毒液の匂い

「ここはぁ、病院?」

「そうだよ。みさき倒れて、とうまに運んでもらったんだよ」

「えぇ、あぁ、そうなのぉ」

「あ、ちょっとまってて」

銀髪の少女は個室に備えられている給仕室に行った。

「夢、よねぇ」

「はい、これ。とうまに作ってもらったんだ。みさき好きでしょ?しょうが湯」

どうやら温めなおしてくれたらしい。心底懐かしい匂いと味、そして暖かさ

「ええ、実家の味とそっくり同じねぇ。これ」

 え

この味をなぜ知っている。全く同じ味をどうやって再現できる?


 ソモソモコノハナゼワタシノナマエヲシッテイル?


「まさかぁあなた、私の記憶を」

すなわち

「うん。やさしそうなご両親だったね」

少女を思い、禁書目録の少女は無邪気に微笑んだ

心理掌握は、把握されたのだ


食蜂操祈は再び意識を手放した。
85 :原子スパイ [sage]:2011/07/04(月) 23:53:40.62 ID:cWhNuTXAO

不良B「下品な女は嫌われるぜ?俺達が調教してやるよ」

土御門「おい」

不良A「あん?ぶぁがぁッ!?」

不良B「おっ、おいッ!!大丈夫かッ!! なんだてめぇッ!!」

土御門「…」ギロッ

不良B「ッ!?」ガクッ

麦野(にっ、睨まれただけで気絶した!? 一体なんの能力……いや、キャパシティーダウンが効いてないって事は……無能力者ッ!?)




土御門(助けたはいいがこの女、アイテムの麦野沈利か?……また面倒な事になりそうだにゃー)

麦野「…」

土御門「…」

麦野「…」

土御門「おい」

麦野「あん?」

土御門(…この女、こわいぜよ)

土御門「怪我とかはないみたいだな。じゃ」
スタスタスタ

麦野「なっ!? ちょっとまちなさい」

土御門「…」シレー

麦野「私は今ムカついてんだよ……礼くらいさせろやーッ!!」
キュイーンッ

土御門(原子崩しッ!?……ていうかレベル5の女は理不尽なヤツばっかりなのかッ!?)
チュドーンッッ!!

麦野「くそ、逃げられた……」

土御門「なんて女だ…。お礼するのに原子崩すなんて非常識にもほどがあるぜよ」

麦野「ミ・ツ・ケ・タ・ゾ・☆」

土御門「ヒッ!?」
86 :以上です。7つが厨設定。かぶってごめんなさい [saga]:2011/07/04(月) 23:55:07.01 ID:jHSDWZ6D0
ノーバウンドさん「禁書wikiってとても参考になりますね。ラノベ板からもかなりアイデアをもらえます。彼らの情熱が禁書ssを栄えさせたのでは。」
轟さん「みなさんの感想も励みになります。スレ住人の方は遠慮せずに書き込みを。書き手の方、30分ルールは自分の作品の感想をもらえるチャンスですので是非とも護っていただきたいです」
ノーバウンドさん轟さん「終わり あ、あとさすがに前書きで調子のった、今は反省している、そうです」
87 :原子スパイ [sage]:2011/07/04(月) 23:55:26.77 ID:cWhNuTXAO
麦野「…なんだよ今の反応は。お礼がしたいだけっつてんだろうが」

土御門「まてまて落ち着けッ!!お礼はいいッ!! 気持ちだけですでにいっぱいいっぱいだッ!!」

麦野「……そんなあからさまに拒否されると…」シュン

土御門(めんどくさい女ぜよ。アイテムの奴らがかわいそうだにゃー)

麦野「食事くらいならいいわよね?」

土御門「すまない。用事があるんで」
スタスタスタ

麦野「はいストップ」キュイーン

土御門「わかったわかったからッ!! 原子を崩すなッ!!」



〜とあるファミレス〜


麦野「好きなの頼んでいいわよ。あっ私はシャケセットで」
土御門「このご奉仕メイドハンバーグセットで」

店員「かしこまりました」

麦野「…」

土御門「なんでも頼んでいいって言ったにゃ〜」

麦野(浜面の変態仲間かしら)

土御門「さて麦野沈利、俺達はあまり馴れ合わないほうがいい。上に知られるといろいろ面倒だ」キリッ

麦野(いきなりシリアス顔ッ!?ていうか…)

麦野「なんで私の名前を……あんたまさか」

土御門「ああ。俺は」

麦野「私をストーカーしt…」

土御門「てたまるかッ!!」

麦野「じゃあなんで…」

土御門「俺は土御門元春。暗部組織《グループ》所属だ」

88 :原子スパイ [sage]:2011/07/04(月) 23:57:26.67 ID:cWhNuTXAO
麦野「グループ……だと?」

土御門「そうだ」

麦野「おい。私達暗部の人間が馴れ合いなんてまずくないか?」

土御門「……さっきからそう言っている」

麦野「…」

土御門「?」

麦野「あんた結構いい男ね」

土御門「どっかのおばさんみたいだな」

麦野「あぁッ!?」
キュイーンッッ!!!

土御門「ッ!?」



ドンッ!!!!!!!





〜帰り道〜


土御門「お前頭イカれてんのかッ!?」

麦野「っせーな。悪かったって言ってんじゃねーか?」

土御門「店半壊させといて……」

麦野「むしろその程度ですんで良かったじゃない」

土御門「…」イラッ

麦野「それより飲みにいかない?」

土御門「お前とは一生仲良く出来そうにないな」

麦野「付き合えよ土御門」

土御門「帰る」

麦野「…」
キュイーン

土御門「……俺もそろそろ限界だ。丁度いいか」

麦野「素直に付き合っていれば良かったのに」
ドンッ ドンッ

土御門(厄介な能力だが……)ダッ

麦野(速いッ!? ホントに無能力者かッ!?)

土御門「ハァッ!!」
ガッ

麦野「クッ!?」
(蹴りを入れやがったッ!?)

土御門「動きが見えるぞ」

麦野「なめんなよ土御門ぉッ!!」





麦野「はぁ…ハァ…ハァ…………」

土御門「終わりか?」

89 :原子スパイ [sage]:2011/07/04(月) 23:59:06.79 ID:cWhNuTXAO
麦野(やっぱりグループは他の暗部とは違うわね。無能力者でこれか……イヤ、私が油断してたのも理由の一つかな)

麦野「オッケー今日はおとなしく帰るわ。私の負け」

土御門(あの原子崩しがこんなに素直に……)

麦野「悪かったわね。じゃ」





土御門(つっ、疲れたにゃ〜)

ヒュン
結標「土御門ッ!! 生きてる?」

土御門「もう少しでヤられてたな」

結標「遅くなってごめんなさいね。たいが君がお姉ちゃんと離れたくないって言うから大変で」
ウフフ

土御門「帰れ」



〜アイテム〜


麦野「ただいまー」

絹旗「ちょっ、麦野ッ!? どうしたんですかッ!? 超ボロボロじゃないですかッ!? 滝壺さん救急箱ッ!!」

滝壺「むぎの、大丈夫?」

浜面「おーいメシできたぞー。って麦野どうしたんだッ!?」
麦野(ほんっと暖かいわね、ここは)

麦野「ちょっとグループと……」

絹旗「一人でですかッ!? 超無謀ですよッ!?」

麦野「向こうも一人だったけどね」

滝壺「むぎの負けたの?」

麦野「」ピクッ

浜面「ないない、麦野が負けるわけないって」

麦野「負けた」

絹旗「まさか一方通行ですか?」

麦野「グループのリーダーよ」

滝壺「つちみかど」

絹旗「たしか彼は」

90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) :2011/07/05(火) 00:02:10.20 ID:jly8m0cRo
> ・別の人が先に投下している際は、終わってから最低でも30分は空けて投下すること
>  連続して投下すると感想を書き難くなります。また当然ながら割り込んでの投下は厳禁です

ひでぇな
91 :原子スパイ [sage]:2011/07/05(火) 00:02:49.53 ID:3ZirQsEAO
麦野「レベル0………ヤられたわ……肉弾戦だけなら浜面より確実に上よ」

麦野「頭の回転も異常だったわね」

滝壺「むぎの、あんまり悔しそうじゃないね」

浜面「そうだな……へこんでるかと」

麦野「無能力者に負けるのは初めてじゃないから…」

絹旗「」ジー

滝壺「」ジー

浜面「えっ」


麦野「土御門元春…かぁ」

絹旗「麦野?」

麦野「これは……………恋かな?」

絹旗「えっ」

滝壺「えっ」

浜面「えっ」

〜グループ〜

海原「第四位を相手によく無事でしたね」

一方「しぶてェな」

土御門「勝ったわけではないがな」

結標「それは実際に勝負に勝った人のセリフよ」

一方「別にウチと戦争するッて訳じゃねェんだろ?」

土御門「ああ…あくまでケンカみたいなもんだ」

海原「ケンカでファミレス半壊ですか」

土御門(昨日はさんざんだったにゃー)

麦野「体中が痛いわ…ん?」

土御門「げっ」

麦野「あら土御門」

土御門「…」

麦野「なによ」

土御門「別に…じゃ」

麦野「待ちなさいよ」
ダキッ

土御門「勘弁してくれ……あまりお前に関わりたくないんだ」

麦野「ひでーな。一応女の子だぞ?」

土御門「子?」

麦野「……そっ、その程度はキレないわよ」

土御門「何か用か?」

麦野「ご飯いかない? 結局昨日は食べてないし」

土御門「お前のせいでな」

麦野「だ・か・ら・よ。埋め合わせ」

土御門「拒否権は?」

麦野「それは断る気がないヤツのセリフよ」
92 :原子スパイ [sage]:2011/07/05(火) 00:03:32.12 ID:3ZirQsEAO



〜ファミレス〜

土御門「和風パスタ」

麦野「鮭の塩焼き朝セット」

上条「ごっ、ご注文ありがとうございます」
ビクビク

土御門(カミやん、ここでバイトしてたのかにゃ〜。悪い事したぜよ)




麦野「昨日はごめんなさいね」

土御門「まったくだ」

麦野「刺々しいなぁ。も少し気ぃ使えよ」

土御門「俺に何を求めているんだ?」

麦野「愛?」

土御門「…ハァ」



93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州・沖縄) :2011/07/05(火) 00:03:58.26 ID:3ZirQsEAO
あげ
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州・沖縄) [sage]:2011/07/05(火) 00:04:40.20 ID:3ZirQsEAO
投下終了

お粗末様でした

95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/07/05(火) 00:07:25.04 ID:gdPgn89AO
>>94
スレのルールくらいは守れ
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/05(火) 00:10:37.88 ID:SqU3SEkAO
>>86
前書き長い…まあいいけど


>>94
土御門×麦野は中々いいな
しかし投下タイミングが不味かったな
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/05(火) 00:10:39.66 ID:kExGb2N7o
>>94
投下前に確認くらいしろ
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/05(火) 00:13:20.40 ID:kO8T/cZY0
>>94
珍しいCPだし割合おもしろかったけど、ルールは守ろうな。
リロードし忘れてても一度投稿してかぶったの気付いた時点で30分待機しようぜ。
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/05(火) 00:16:04.76 ID:oYRTz9Lxo
>>94
ちゃんと>>87にごめんなさいしとけよ
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2011/07/05(火) 00:16:58.45 ID:VltPAHsL0
>>86
みさきちに原典見せて潰せばいいじゃん、をイメージ化。単純に面白かったです。

>>94
話が面白かっただけにね、残念。
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/05(火) 00:18:37.05 ID:sOoL1leio
>>84が不憫すぎる
102 :>>99 [sage]:2011/07/05(火) 00:44:55.38 ID:oYRTz9Lxo
間違えてた。>>87じゃなくて>>84

初めての投下じゃないっぽいし全く悪びれるそぶりもないし、これはちょっと酷過ぎると思う
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/07/05(火) 00:59:38.42 ID:o+OWgy5Zo
>>94
半年ROMれ、な?
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2011/07/05(火) 01:07:16.73 ID:4ZbYbURLo
ルールすら守れない人のSSは例え出来が良かろうと読む気にはならない
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/05(火) 01:16:30.00 ID:IeE73WLKo
ごちゃごちゃ入り乱れすぎて読む気無くしたわ
おもしろかった?
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/05(火) 01:34:24.32 ID:6zZojR4ko
>>105
インデックスと食峰さんのは読んだが割り込んだのは読んでない…
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/07/05(火) 01:38:57.07 ID:ptKRJSeYo
ルールというか、単純に混ざっていて読み難い・・・
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [saga]:2011/07/05(火) 03:34:04.48 ID:b9B1AQWAO
>>74の前書きでお腹いっぱいだよ…
どちらも面白かったから残念だな、乙

そんな中深夜の思い付きで三レス小ネタを投下
キャラ崩壊、くだらないギャグのようなものです
109 :とある日常の会話練習 [saga]:2011/07/05(火) 03:35:13.40 ID:b9B1AQWAO


木山「『とある日常の会話練習』、講師を務める木山春生だ。よろしく」

芳川「同じく、講師の芳川桔梗よ。よろしくね」

木山「さて、今回は初級編という事もあるのであまり気負わずにリラックスして受講してもらいたい」

芳川「わたし達も最大限サポートするから、一緒に頑張りましょう」

木山「それでは始めよう、lesson.1」カチッ


lesson.1

上条『まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す……ッ!』

芳川「分かりましたか? ではもう一度聞いてみましょう」カチッ

上条『まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す……ッ!』

木山「ポイントとしては、『まずは』で一旦区切り、残りを一気に言い放つ事だ」

芳川「『ぶち殺す』の後の『……ッ』もうまく再現できれば素晴らしいわ」

木山「では、実際に会話の中で使ってみよう」カチッ

青ピ『朝起きたら隣に物凄くかわええ女の子が裸で寝てたんや!』

土御門『まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す……ッ!』

芳川「この様に、相手が意味の分からない事を言った時に使いましょう」

木山「最後にもう一度だけ発音してみよう。私の後に続くように」

木山「まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す……ッ!」

あなた『まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す……ッ!』

芳川「上出来ね、もう一度」

芳川「まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す……ッ!」

あなた『まずは、そのふざけた幻想をぶち殺す……ッ!』

木山「完璧だ。次に行こうか」

110 :とある日常の会話練習 [saga]:2011/07/05(火) 03:36:32.80 ID:b9B1AQWAO


lesson.2

イン『「魔法使い」なんて曖昧な事言ってないで、専門と学派と魔法名と結社名を名乗るんだよおバカぁ!』

木山「少し難しかったかな? もう一度聞いてみよう」カチッ

イン『「魔法使い」なんて曖昧な事言ってないで、専門と学派と魔法名と結社名を名乗るんだよおバカぁ!』

芳川「これも日常会話で良く使われる表現方法よ。注意すべきなのは、途中に出てくる四つの単語ね」

木山「『おバカぁ!』、としっかり言うのも忘れないでくれ。では、実際に使用されている場面を見てみよう」

青ピ『このままだとボク達……あっという間に三十歳になってまう! 嫌や! 「魔法使い」になんてなりたない!』

土御門『「魔法使い」なんて曖昧な事言ってないで、専門と学派と魔法名と結社名を名乗るんだよおバカぁ!』

芳川「文脈を軽く無視して使うのも大事な事よ。それでは発音してみましょうか」

木山「『魔法使い』なんて曖昧な事言ってないで、専門と学派と魔法名と結社名を名乗るんだよおバカぁ!」

あなた『「魔法使い」なんて曖昧な事言ってないで、専門と学派と魔法名と結社名を名乗るんだよおバカぁ!』

芳川「いい感じね、次に行きましょうか」

111 :とある日常の会話練習 [saga]:2011/07/05(火) 03:41:09.05 ID:b9B1AQWAO


lesson.3

一方通行『くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけけこかくけきかこけききくくくききかきくこくくけくかきくこけくけくきくきこけかかか―――――ッ!』

芳川「なかなか初心者には辛いかもしれないわね、もう一度聞いてみましょう」

一方通行『くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけけこかくけきかこけききくくくききかきくこくくけくかきくこけくけくきくきこけかかか―――――ッ!』

木山「これが出来れば初級編は大丈夫だ、めげずに頑張ってもらいたい。ポイントはkの子音が消えないように、かつ一息で言い切る事だ」

芳川「では、実際に使用されている場面を見てもらうわね」

青ピ『モテない男はツラいですなー』

土御門『まあ、オレは舞夏とデートだけどにゃー』

青ピ『あれ? じゃあ寂しいのはもしかして……』

土御門『お前だけぜよ』

青ピ『くかき、』

土御門『?』

青ピ『くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけけこかくけきかこけききくくくききかきくこくくけくかきくこけくけくきくきこけかかか―――――ッ!』

土御門『!?』




芳川「この場面では少々異なった使い方をしているけど、実際には勝利を確信したゆえの高笑い、という事も忘れないで」

木山「要は、過剰な感情表現をしたい時に使えば良いという事だ。それでは最後におさらいを」

芳川「すぅー……はぁー……すぅー……くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけけこかくけきかこけききくくく……ごほっ、ごほっ……ごめんなさい……」

木山「無理もない、……私がやろう。くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけけこかくけきかこけききくくくききかきくこくく……うぐっ……はぁっ……だ、駄目だった……」

芳川「……これは各自で練習してもらいたいので、頑張ってね」

木山「五文字ずつ区切って言うとやりやすい、覚えておくように」

芳川「それでは、今日はここまでです」

木山「またいつか会おう。復習は怠らないで欲しい」

芳川「自分に甘くなっちゃ駄目よ」

112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/05(火) 03:42:48.26 ID:b9B1AQWAO
何が言いたいかというと岡本さんすげえって事です
色々すいません、どうも失礼しました
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/05(火) 06:26:59.67 ID:SqU3SEkAO

岡本くンは喉を痛めないように
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/05(火) 09:10:08.14 ID:HCtoU7HPo
ワロタ
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/05(火) 12:29:14.75 ID:SqU3SEkAO
岡本くンの流れで1レス


とあるレンタルビデオ屋

一方「なンだなンだよなンですかァ?禁書にタイバニも貸し出し中とか夏の岡本くン祭りが出来ねェじゃねェかクソッタレが!」

木原「何やってんだクソガキ、新作は朝一でチェックしとけ!」

一方「朝5時は寝てますゥ、木原くンは何借りるんだよ?」

木原「デュラララだ、後期がお薦めだ」

一方「俺前期派なんでェ」

木原「もう一度言う、後期を舐めるなよ化物」キリッ

一方「言いたいだけだよね?言いたいだけだよね?」

五和「すいません夢喰いメリーは何処にありますか?」

一方「あァ、その下辺りにありますゥ」

五和「ありがとうございます」

木原「俺ぁデュラララ借りるけどよお前どうすんだ?」

一方「あー…青祓借りとくかァ」

レジ

春上「お待ちのお客様こちらへどうぞなの」

アックア「スーパーナチュラルアニメ版を全巻借りるのである」

一方「…やっぱり夢喰いも借りてくるわ」
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/05(火) 12:31:22.26 ID:SqU3SEkAO
以上です
一方さん&木原くン+五和or春上の組み合わせは結構見かけます
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/05(火) 12:31:34.59 ID:MJcv4FvDO

デュラの後期って何だっけ?
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/05(火) 12:42:04.29 ID:SqU3SEkAO
>>117
交機の人が出てきます
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/07/05(火) 15:07:42.74 ID:YOfJbwwV0

頭に黒ごまプリン乗せた初春を引き連れた一方さんが
吹寄の衣服をそげぶした事があってだな・・・
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/05(火) 16:26:20.95 ID:S6/xv9P10

折り紙さんが同じ中の人だっけ?
俺も前期だな
121 :とある男子達の会議 [saga]:2011/07/05(火) 18:54:26.84 ID:b1mHxas10

どうも。

3レスほど頂きますですの。
122 :とある男子達の会議 1 [saga]:2011/07/05(火) 18:55:49.00 ID:b1mHxas10

〜 ファミレス 〜


上条「それじゃー、第四回『童貞を捨てよう会議』を始めまーす」


一同「うぃ」


上条「それじゃー、浜面から」


浜面「おう。先週の土日に一泊二日で群馬行って来た」


一方通行「泊りがけだとォ?」


垣根「ふざけてやがんな……」


上条「……んで、結果は?」


浜面「……先に寝られてしまって駄目でした」


一方通行「寝込み襲えばいいじゃねェか?」


浜面「駄目だ。天使のような笑顔を見せられちゃ、そんなことできねぇ……」


上条「……だな。一方通行」
123 :とある男子達の会議 2 [saga]:2011/07/05(火) 18:56:40.33 ID:b1mHxas10

一方通行「あン?」


上条「」ソゲブ


一方通行「へぶし!?」


上条「……寝こみを襲う? ふざけんじゃねーよ!! セックスっていうのはお互いの合意を持ってするもんじゃねーのか!?」


上条「お前は自分の満足感だけの為に、彼女を傷つけんのかぁ!?」



――― 1時間後



上条「――――――――っていうわけだ。わかったか!?」ハァハァ


一方通行「す、すまねェ。俺がどうかしてたぜェ……」


上条「わかってくれればいいんだよ」ニコッ


一方通行「英雄……」グスッ


上条「泣くな。気持ち悪い。はい、次は垣根」
124 :とある男子達の会議 2 [saga]:2011/07/05(火) 18:57:26.14 ID:b1mHxas10

垣根「おう。俺は、あっちの家でゴロゴロしてた」


浜面「自宅デートか。まったりできていいよな」


上条「だなぁ……上条さんも温かい手料理作ってもらいましたよ」


一方通行「俺は、あっちが料理できねェからな……」


垣根「んで、いい雰囲気になったわけだが……」


上条「わけだが?」


垣根「びびってキスだけしか出来なかった……」


一同「……」


一方通行「やっぱヘタレメルヘンでしたかァ……」


浜面「折角のチャンスを逃しやがってよぉ……」


上条「だから遊んでそうに見えて、童貞なんだろうな」


垣根「ひでぇ言われようだ……」



つづく
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/05(火) 18:59:04.48 ID:b1mHxas10
しまった。

>>124は3です。
3レスお邪魔しました。

上条と一方通行の報告の次は、女子の処女捨てよう会議もやりたいと思います。
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/05(火) 19:17:05.74 ID:SqU3SEkAO

相手が意外な面子かもしれない
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/05(火) 19:54:30.10 ID:ZHYyGdPIO

上条の相手は料理作れるみたいだから御坂か五和、大穴で姫神かな
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/05(火) 19:59:57.43 ID:GdzuCsuDO

一方さんの相手はあわきん、穴でミサワかな
129 :こういう時はこっちから謝ればいいのよとばっちゃに言われた作者 [sage]:2011/07/05(火) 20:04:32.22 ID:ucgVxewG0


続き楽しみ

>>80さん

えらそうなこと後書きで書いてすみませんでしたァァァァ!!!!!

スレ住人の皆さま、ご迷惑、本ンンとお掛けして申し訳ありませンンン!!!!

かくなる上は不肖ID:jHSDWZ6D0が腹を切ttゴッゴガアアアアアアアアアアアあああああああああああ

ノーバウンドさん「ID:jHSDWZ6D0ははノーバウンドで13km吹っ飛ばされてスレ外に激突した」

轟さん「轟!! という音と共にスレ住人の「読みにくいんだよ!!!」というコメが打ちふるわれ、「暗殺帳さんがエロ書かないで一体だれが書くんだ」と呟いたID:jHSDWZ6D0は粉々に砕け散った」

轟さんノーバウンドさん「天丼ネタは三度までなのでもう出番ないよ、と作者に言われました。なので念入りに作者をつぶしときました。被るのはサーバー負荷によることもあるのですが、みなさンも気を付けましょう」




あ、2〜3時間後に今書いているss投下します
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/05(火) 20:07:04.84 ID:tw/47lOco
とりあえず反省してないのは分かった
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/05(火) 20:10:42.70 ID:N7iRmA02o
うん、それ書くくらいなら黙ってた方が良かったね
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/05(火) 20:14:50.10 ID:IeE73WLKo
>>129
もう自分でスレ立てなよ
SS投下とコンボでここまで人をイラつかせるのはもはや才能だな
天才はさっさと自分の居場所を確保して隔離されてくれ
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/05(火) 20:26:01.20 ID:JdlmS928o
謝罪する時にふざけてどうすんの?
134 : ◆TTLQTUMllo [sage]:2011/07/05(火) 20:33:32.06 ID:ucgVxewG0
誤解のないよう申し上げておきますが、自分>>129>>74の作者です。
「原子スパイ」の書き手様ではありません。

本当に申し訳ありません。
偶然自分と投下が被ってしまったばっかりに、「原子スパイ」のssが面白いのに読まれていない方がいるのは残念だと思い、スレ住人の方のお心を考えず、先ほど>>129を投下してしまいました。

スレ住人の皆さま、並びに「原子スパイ」の書き手様には多大なる迷惑をお掛けして、本当に申し訳ありません。
総合ssスレがみんなのものである以上、皆さまの気持ちを考えない自分は作者失格です。筆を置き、ROM専に戻ります。

ご迷惑をおかけしました。
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/05(火) 20:35:36.22 ID:MCdXvmdpo
いやそれなら投下できる3時間後にやりゃよかったのに
今言うなよ……
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/05(火) 20:49:10.94 ID:/I5M36aa0
こういう時はふざけずにマジメに受け答えしようぜ
社会の常識だ
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/05(火) 20:58:33.94 ID:SqU3SEkAO
いや原子スパイの方が被せた訳だから別に厨二病が酷いだけでアンタは悪くない


はずだよな?
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/05(火) 21:00:47.84 ID:jly8m0cRo
>>137
Exactry
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/05(火) 21:02:41.21 ID:N7iRmA02o
>>137
イエス。
ただ、あのふざけたノリなら、何も言わない方が良かった
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2011/07/05(火) 21:04:30.18 ID:16KSaAYAO
15レスほど投下させていただきます。
141 :とある忘却の黄金錬成(アルスマグナ)1 [saga sage]:2011/07/05(火) 21:06:18.58 ID:16KSaAYAO
〜8月9日〜

硝子張りの建築物が陽炎を映して墓石のように聳え立ち、鏡張りのビルディングが逃げ水を写して墓石のように並び立つ。
澄み切り晴れ渡る蒼穹に揺蕩う雲の峰、白南風を受けて回る風力発電のプロペラに取り付き歌い上げる鳴蜩。
日本人ならば卒塔婆のように見え、異国の血を引くものならば十字架のように思えるそれを――

「………………」

一人の青年が汗ばむ額にボサボサの前髪を張り付かせながら仰ぎ見ていた。
滲むその汗は真夏の陽光による発汗以外にも……
元は上等なものであったのだろう名残の伺える、薄汚れた純白のスーツの背中が滲むほどの脂汗が浮き出ていた。
単に多汗の質と呼ぶには、その青年の彫りの深い端正な顔立ちは苦悩に彩られている。
さながら破産宣告を受け、最早荒縄を首にかけるより他は無しと言った姿がより表現として正しい。が

「黯然……此処は何処だと言うのだ?」

この時青年が破産を迎えたのは己の在り方、破綻を迎えたのは心の有り様だった。
まず最初に青年が理解したのは、怪訝そうな眼差しで立ち尽くす自分を避けるように歩を進める……
世に言う『学生ら』と自分の服装が異なっているという事。
つけ加えるなら、黒髪ないし茶髪の少年少女らの行き交う往来の中にあって……
青年の疎らなシャトリューズグリーンの髪色がこの上なく浮いて見える事だった。

「愕然……私は誰だ?」

思わず口をついて独語する呟きすら、雑踏の喧騒の中にあって掻き消され埋没して行く。
たった今理解した事は自分が何者かわからず……同時に道行く少年少女と自分が違っている事。
少なくとも青年の胸裡にあって自分が違っており、彼等と異っている、という漠然とした認識。

「判然。第七学区というのか、ここは」

人波の中、ついと背けた視線の先……車が行き交う道路の看板の文字が読めた。
合わせて道路の向かい側にはジョセフ、というファミリーレストランが見える。
少なくとも英語と日本語、そしてあれは飲食店であるとすんなり理解出来た。
車、信号機、案内板……物体の名称やそれを意味するものも。

「他に……何かないか」

思わず懐を探り、ポケットを漁る。すると内ポケットから紙幣の束が出、さらにカードが出て来た。
一万円、という通貨だと言う事はわかる。しかしカードがわからない。
青年は知らない。それがマネーカードと呼ばれるものであると。
142 :とある忘却の黄金錬成(アルスマグナ)2 [saga sage]:2011/07/05(火) 21:07:11.53 ID:16KSaAYAO
〜2〜

「漠然……これしかないのか」

青年はひとまず遊歩道の側にあるガードレールに腰掛けて紙幣を数える。
およそ50万円ある。が、その金額が大きいのか小さいのかがわからない。
一般的に50万円は持ち歩くには大きな金額である。
しかし青年が期待したような、自分が何者かを指し示す痕跡ないし証明となるようなものは何一つ見当たらない。
青年は、自分が何者であるかを保証するものが必要だと言う認識を持っていた。
だが問題は……それを誰に、どうやって、何故そうしなくてはならないかが抜け落ちていた。

「喉が……渇いた。このままでは倒れてしまうではないか」

青年は渇きと餓えを覚えていた。この暑さが夏と呼ばれる概念、もとい季節であるとはわかる。
食べる、飲むという行為も生存の上で不可欠な要素であるとも言う常識を正しく持っていた。
何とかせねばならない。少なくとも金銭で物品や食品を買う・売るという行為を知っている。
青年はガードレールを乗り越え、信号機を見やる。

「画然。赤は危険、緑は安全」

その時信号機は横断を許可しており、青年は歩道の向かい側にあるファミリーレストランを目指す。
スーツのジャケットは脱ぐ。暑くて着ていられたものではないからだ。

店員「いらっしゃいませ!お一人様でしょうか?」

「?。お一人様、とはなんだ?」

店員「は……?」

「?」

店員「あの……お連れの方や待ち合わせの方はいらっしゃいますか?」

「悄然……私一人だ」

店員「?……かしこまりました。禁煙席、喫煙席ございますが、おタバコはお吸いになられますか?」

くぐったドアの元、レジ前にて従業員が案内にやって来た。
青年は会話による意志疎通を内心喜んだが、店員は青年が外国人だから言葉がわからないのかとばつが悪そうだった。
だがそれは青年も似たようなもので、煙草というものはわかったが喫煙席・禁煙席という言葉が理解出来ずにいた。
ひとまず適当に相槌を打ちながら青年は席を勧められるままにつく。

「(晏然……ひとまず、考える事についてまとめねばならん)」

出されたお冷や……水というものを飲み干し青年は文字通り一息つく。
青年はファミリーレストランなるものを知っている。しかし入って飲み食いした記憶がない。
自分が好きだったものすらも。それどころか誰と食べたかさえも。
143 :とある忘却の黄金錬成(アルスマグナ)3 [saga sage]:2011/07/05(火) 21:09:53.17 ID:16KSaAYAO
〜3〜

「(瞭然。これは食べ物だ……食べ物には肉や野菜や魚がある。甘いもの、熱いもの、辛いもの、冷たいものがある……しかし)」

今、青年が開いたメニューには和風おろしハンバーグなる写真がでかでかと映し出されている。
ハンバーグ、牛肉を挽いて焼いたもの。しかし味がわからない、味を知らない、味を思い出せない。
他にも猫用定食Cセットなるものもあるが――これが人間用でない事は理解出来た。そこへ

???「辞めるって超なんなんですか……一体どういう事なんですか麦野!!」

麦野と呼ばれた女性「言葉通りよ絹旗……私は“アイテム”を引退する」

絹旗と呼ばれた少女「答えになってません!超説明になってません!!」

麦野と呼ばれた女性「………………」

絹旗と呼ばれた少女「どうして黙るんですか?黙ってられたら超わからないじゃないですか……答えて下さいよ!フレンダに!!滝壺さんに!!私に超わかるように説明して下さいよ麦野!!!」

フレンダと呼ばれた少女「きっ、絹旗、落ち着いて欲しい訳よ!そんなまくし立てたら結局わからないって訳よ!」

滝壺と呼ばれた少女「きぬはた。まず、むぎのの話を聞こう?ね?」

「(茫然。何と囂しい。これでは思考が纏まらぬではないか)」

バン!とテーブルを叩きつけるフードをかぶった少女の張り上げた声音と……
対照的に淑やかにさえ見える女性の声色が交差し、青年は嫌々そちらを振り返った。

「(決然。一言言ってやらねば気が済まじ――)」

絹旗と呼ばれた少女「(ギロッ)」

「(……歴然。迫力が違い過ぎる。波を立てるべきではない)」

窓際の席では如何なる修羅場か鉄火場か愁嘆場か青年にはわからないが……
振り返った先をフードの少女に思いっ切りねめつけられ鼻白んでしまう。
どうやら自分は神経質な性格である事、同時に臆病のきらいがある事を青年は理解した。
そしてどうやら少女らの間に諍いがあり、フードの少女がいきり立ち、青年と同じく異国の少女がそれを引き止め、Tシャツにジャージ姿の少女がそれを宥めているのは理解出来た。
一方……吊し上げにあっているらしい女性はとてもそうと思えないほど泰然自若としている。

「(悠然。話から察するに……なんと言うのだ?こういうものは……ダメだ、感覚としてはわかるが思考として纏まらぬ……あの者達も私は知らぬ。覚えなどない)」
144 :とある忘却の黄金錬成(アルスマグナ)4 [saga sage]:2011/07/05(火) 21:10:37.38 ID:16KSaAYAO
〜4〜

青年は周囲を見渡すも……自分に目を止める者も自分の目に止まる者もいない事を確認する。
さっきから、誰かに気づいてもらいたい気持ちでいっぱいだ。
誰かに声をかけて欲しい。自分が誰だか教えて欲しいのだ。
しかし知り合いなど到底見当たらない。それどころか……
ここが『第七学区』なる場所であり、どこの地名と国を指すかさえ青年にはわからないのだから。

絹旗「……超取り乱しました。麦野、お願いします」

麦野「――私の話はそれで終わりよ」

絹旗「!!?」

麦野「絹旗。質問を質問で返すようだけどね、なら私がなんて言えばお前は納得するんだ?」

絹旗「そっ……れっ……はっ……!」

麦野「私はお前が納得するような理由も持ち合わせてちゃいないし、お前を説得するような言葉も持ち合わせてないんだよ……」

「(この和風おろしハンバーグセットなるものにしよう。食べなくてはならない)そこの。注文を願いたい」

店員「は、はい!あの……」

「うん?」

店員「お手元の呼び出しボタン……」

「凝然。これを押さねば料理を頼めないのか」

店員「い、いえ。決してそういう訳では……」

少女らの押し問答を無視して青年は店員を呼び止めるも……
呼び出しボタンを押して注文をするという事を知らない青年は驚きに目を見開いた。
例えば青年は、先程の少女らのように大声を上げてはならないというマナーを知っている。
しかしこれはどうなのだろうとメニューを持ったまま手が固まり表情が凍てついてしまったのだ。

「(憮然。これは私が知らなかったものなのか、私が忘れてしまったものなのか……それさえわからないのは口惜しいものだ)」

今、青年は何がわからないかわからないという状況下なのだ。
例えば物体はわかる。しかし事象が今一つ要領を得ない。自分の中の虫食いの部分が多過ぎて。
今頼もうとしているハンバーグも同じだ……とそこで青年は思い当たる。

「和風おろしハンバーグと、水のおかわりが欲しい。それから」

店員「はい」

「……つかぬ事を聞くが、私はこの店に来た事はあるか?」

店員「……えっ、いや……それは」

「蕭然……いやいい、何でもない」

失楽園の著者ジョン・ミルトンが『心は己を住まいとする』と語る中にあって……
青年の心の家は今や廃屋も同然であった。青年は意気消沈し、和風おろしハンバーグが来るのを待った。
145 :とある忘却の黄金錬成(アルスマグナ)5 [saga sage]:2011/07/05(火) 21:13:00.36 ID:16KSaAYAO
〜5〜

「恟然。これが和風おろしハンバーグセットか。外よりも熱いのだな」

店員「はい。プレートが大変お熱くなっていますのでお気をつけ下さいね」

「……すまないが」

店員「はいなんでしょう?」

「これはどうやって食べるのが正しいやり方なのだ?」

店員「えっと……お使いになりやすい方を」

「……初めてなのだ」

店員「?」

「この“箸”と“ナイフ”で食べるのがマナーなのか?」

そして運ばれて来た和風おろしハンバーグセットを見つめながら青年は疑問を露わにした。
右手に赤ちゃん握りの割り箸、左手にナイフという珍妙な出で立ちで。
それに対して同じように店員も疑問を覚えた。外国人だから箸がどういうものかわからないのは仕方無い。
しかしナイフとフォークの使い方を知らない白人男性というものは店員の認識の埒外だったのだ。

店員「よろしければ、お切り分けいたしましょうか?」

「哀然。情けないがお願いする。何分初めての事で勝手がわからない」

店員「かしこまりました……日本にいらっしゃるのは初めてなんですか?」

「……日本?」

店員「はい。やっぱり研究か何かでいらっしゃってるんですね。日本語がとてもお上手ですから」

店員は教育が行き届いているのか、はたまた面倒見が良いのか一口大に切り分けたハンバーグを給仕しつつ……
新しいお冷やを注ぎ、置いた傍らこの不審な外国人青年に声を掛けて来たのだ。
だが青年は研究、日本という言葉の意味はわかったが自分が何をしに、なんのためにここにいるのか依然わからず終いだ。

「日本……東洋の島国……ならば、ここは?」

「?。第七学区……ですが?」

「間然。場所ではない。この街の名前を教えてもらいたいのだ」

ジュージューと香ばしい匂いのするハンバーグから、大根おろしが滑り落ちてプレートで湯気を立てる。
青年の質問が核心に近づくにつれ鼓動が早くなり……ツウと熱気に当てられ首筋に汗が一筋流れ落ちた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
店員「―――ここは、学園都市ですよ?」 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
青年の首筋に青黒く残る、吸血鬼の牙のような鍼灸痕へと
146 :とある忘却の黄金錬成(アルスマグナ)6 [saga sage]:2011/07/05(火) 21:14:05.60 ID:16KSaAYAO
〜6〜

「判然。ここは学園都市……というところなのか」

店員が去った後、青年はハンバーグをフォークで突き刺し口に放り込みつつ一人ごちた。
口の中に広がる肉汁を、さっぱりした大根おろしが打ち消す。
噛み締めるほどに胃がそれを欲して唾液が湧いて来る感覚。
そしてフォークで茶碗の米をすくい、頬張る。するとより美味に感じられる。

「カガクのマチ……世界中の学問が研究される場所。私は学生ではなさそうだ……ではカガクシャだったのだろうか?」

ブロッコリーをつまむ。植物のようだと思ったがほんのりと甘かった。
しかしニンジンは甘過ぎて好きにはなれず、代わりにポテトの塩気は嫌いではなかった。
そんな事を思いつつ青年は窓ガラスに映る自分の顔と、ファミレスの道路を過ぎて行く少年少女らを改めて見比べる。
やはり自分は学生ではない気がするのだ。背は彼等より高く、印象だが自分の顔には甘さがないと感じられた。
大人と子供を明確に分けるものの一つに、青年は笑顔の美しさを基準に置く事にした。例えば

麦野「そう……目、覚ましたのね。今どこだって?……別に。今から戻るわ」

先程まで五月蝿かった少女らがいつしか女性一人となり、携帯電話で誰かと話しているのが見えた。
携帯電話というものも青年はわかる。ただし自分がそれを持っていない事がこの時不安だった。
あそこで不器用な笑いを造り損ねた女性のように、自分は会話を交わす相手が果たして自分にはいるのだろうかと。

「(居然。考えるほどに立ち上がる力が失われて行く。私に友人が、家族が、帰る場所が、住む家が、この学園都市なる街に本当にあるのか?なかったらどうするのだ。どこに行けばいいのだ)」

食事を取り、同時に弛緩した緊張感の隙間から、像を結ばぬ綻びからも鎌首をもたげて来る不安。
蛇を目の当たりにした時のような薄気味悪さ、心許なさ、頼りなさ、覚束無さ……
人心地ついた後だからこそ、下がりきった緊張感の気圧に代わって絶望感という水位が上がって行く。

「(私は……どこから来たというのだ?何故自分の事がわからないのだ。私という人間を知るものはいないのか?)」

例えるならば『自分は何故生まれて来たのか』『自分はどう生きるべきなのか』という……
ある種根元的な懊悩にも似た、稀釈すべき安心材料を何物も青年は有していなかった。唯一つとして。

147 :とある忘却の黄金錬成(アルスマグナ)7 [saga sage]:2011/07/05(火) 21:16:35.21 ID:16KSaAYAO
〜7〜

「(こんなにも、人が溢れている街だと言うのに)」

昼下がりにあって賑わう店内、夏休みとあってそれなりに行き来のある往来。
しかしこの時の青年の心理を端的に表すとすれば――それはコンパスを失った砂漠の海を行く旅人。
もしくは地図を無くしてしまった異邦人というのが表現に近い。
人波に、人混みに、人山に、人集りにあって相対的に表面化する孤独。

「黙然……」

青年は知らぬ事だが、この学園都市には約230万人の人々が住まう、最先端技術を結集させた頽廃の都だ。
幾多の死と数多の生が坩堝を織り成す魔女の釜の底のようなその本質に――
青年は知らない。彼は昨夜紛れもなくこの街の中心部にいた。
神の摂理と悪魔の奸知をその掌の上に乗せていたのだ。
さながら同量の灰とダイヤモンドを秤にかけて……青年は世界を相手にたった独りの戦争を仕掛けた。
たった一人の少女の世界を救うために――青年は己の世界の全てを失ったのだ。

「………………」

青年が腕組みしつつ瞳を閉じる。思考の迷宮を彷徨い、記憶の宮殿を手探りで見つけ出すために。
しかし、いつしか水鉛のように揺蕩う眠気と葡萄酒の澱のように舞い上がる疲労が青年を睡神の畔へと誘って行く。
それは青年の中で大きく失われた『世界の敵』とも言うべき過去の自分が積み重ねてきた疲弊の表れだった。
三年……そう、三年である。三年という時間、歳月、星霜は正しくその売掛を刈り取りにかかっていた。

「(靄然。何という高い雲である事か)」

重力以外の働きかけにより落ちそうになる眦より仰ぎ見る夏空。
青年は睡魔の誘惑の最中、夢と現の迫間を揺蕩いながら王城のようにも振り上げた握り拳のようにも見える……
積乱雲を、入道雲を、夏雲を薄目で見上げていた。

「(確か……仔羊とはああいう姿形をしているものだったか)」

雲の形などその時々で移り変わるというのに、青年はその不定形な迷い羊のような雲に見覚えがある気がした。
誰と出会い、誰と語らい、誰と手を携えたのだろうと青年は眠気の中で必死に頭を巡らせる。

「(――誰か――)」

絶えざる天鵞絨の褥へ誘うような、精神的疲労に覆い被さって来る眠りの彼方に――声が聞こえた気がした。
148 :とある忘却の黄金錬成(アルスマグナ)8 [saga sage]:2011/07/05(火) 21:17:13.95 ID:16KSaAYAO
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
―――××××××、××××××、起きるんだよ!こんな所で寝たらダメかも!―――
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
149 :とある忘却の黄金錬成(アルスマグナ)9 [saga sage]:2011/07/05(火) 21:18:13.96 ID:16KSaAYAO
〜8〜

『××××××……××××××ってば!』

『うっ……』

『起きるんだよ!!』

最初に感じたのは、マホガニーの机の心地良い冷たさ。
次いで感じたのは、私の肩を揺り動かす掌のぬくもり。
加えて感じたのは、慣れ親しんだ古書とインクの香り。
最後に感じたのは、ランタンの放つ仄淡く柔らかい光。

『むう……』

『またこんな所で寝て!身体が痛くなるし、風邪引いちゃうからダメって前にも言ったかも!』

『すまん……ああ、つかぬ事を聞くが、今は昼か?それとも夜か?』

『もう!』

どうやら、また魔道書を書き起こしている最中に眠り込んでしまったらしい。これで四度目になる。
スーツの袖に滲んだインクがこすれたようになりひどくみっともない事に気がつき……
それを口をへの字にして見下ろして来る私の教え子が見下ろして来る。
ようやく机からの抱擁から顔を上げたばかりの私を咎めるように。

『さっき四回目のご飯が終わったからもうお昼過ぎなんだよ。こんな地下書庫にばっかりこもってるからわからなくなるのかも!』

『愕然……ほんの一寝入りのつもりが、時の娘はかくも容赦ない取り立てを行うのか』

『また、朝まで魔道書書いてたの?』

『当然。私にはこれしかないのだからな』

薄暗い闇の中にあって登る銀月のようなプラチナブロンドの髪がランタンの光を受けて白金に輝く。
そう、私は隠秘記録官として、魔術師として、一人の人間として――
この目映い輝きを守りたいがために、こうして気を失うような眠りに倒れるまで魔道書の傾向と対策を練っていたのだ。
この書物の山と文字の海、砂漠のように荒涼と広がる図書館の中で。

『はあ……××××××は頑張り屋さん過ぎるんだよ。でも、頑張るのと無理するのは似てるようで違うかも』

『(ムッ)無理などしていない』

『そうかもね。でも無理はしてなくても、根は詰め過ぎかも!』ギュッ

『お、おい何を!』

『たまにはお外の空気を吸うんだよ!行こう!』

その時、彼女の小さな手が私の腕を引っ張って机から引き剥がした。
カタン、とインクに浸しっ放しにしていた万年筆が倒れるのを尻目に、私は支柱のない螺旋階段を――
グイグイと引っ張る彼女の修道衣の白い輝きを見つめる。
この闇の中にあって、見失わぬ星の目印のように――
150 :とある忘却の黄金錬成(アルスマグナ)10 [saga sage]:2011/07/05(火) 21:21:18.38 ID:16KSaAYAO
〜9〜

『わあ……あはっ』

『(燦然……眩し過ぎて目が開かぬ)』

そうして階段を登りきり、御美堂を抜け、ステンドグラスの聖人らと壁画の天使らが見下ろす中――
開け放たれた教会の重厚な扉の向こうには、目に痛いほどの鮮明な青と鮮烈な光を受けて生い茂る……
ハーブガーデンと草原を思わせる中庭が広がっている。
地下図書館の淀んだ空気には決して生まれない、まさに颯爽とした風が吹き抜けて行く。
それを純白のスーツに身を包んだ青年が右手を掲げて光を遮り、純白の修道衣を纏った少女が両手を空へ広げる。

『やっと晴れたんだよ!最近雨ばっかりだったからうんざりしてたかも!』

『(蒼然……草木もこんなに様変わりしていたのか)』

霧の都とも雨の街とも称されるイギリスにあって晴れの日を疎ましく思う者はいない。
そしてイギリス人は庭園や植物に至るまで、一つの芸術ないしファッションのように手入れを大切にする。
そんな中にあって青年のように、季節が巡り庭木の様相の変化にまで目の行き渡らない者もいる。
彼は本来、ここイギリス清教の人間ではなくローマ正教の人間だからだ。
逆にローマに源流を持つ人間は庭園よりも建物を大切にする傾向が強い。しかし

『瑩然……』

『ん?』

『……空とは、太陽とは、こんなにも高く広く、眩く輝かしいものだったのだな』

『うふふふ……変な××××××。そんなの、私だって知ってるんだよ?』

『憮然。まさか教え子から教わる事になろうとはな』

空の青、草木の緑のコントラストは少なからず青年の胸を打ったようだった。
書物の白とインクの黒ばかりに馴染み、慣らされきった眼差しにその景観はひどく美しく思えた。
もしかすると、世界とは優しく美しいものではないかと錯覚を覚えてしまうほどに。

『良かった……』

『うん?』

『××××××、最近難しい顔ばっかりしてちっとも笑ってくれないからちょっと怖かったかも』

『………………』

『今、お日様見てニコーってしたんだよ?ニコーって』

中腰になってようやく同じ目線になる、少女の形をとった小さな太陽が微笑みかけて来た。
それは未だ少年と呼ばれる年齢の、されど容貌は青年と呼ぶ以外に形容する術のない――××××××にとっての太陽だったのだ。

151 :とある忘却の黄金錬成(アルスマグナ)11 [saga sage]:2011/07/05(火) 21:22:06.95 ID:16KSaAYAO
〜10〜

人の魅力とは、大凡に分けて二つあると私は考える。
一つは『この人間について行きたい』というそれと、もう一つは『この人間を支えてやりたい』という二種。
常々思い知らされる。彼女の笑みは後者に当たるのだろうと。
それは彼女のこの笑顔に絆されてしまった私だからこそ感じられるものでもある。

『莞然。私とて嬉しい事があれば笑うくらいする。鉄面皮のように言うのは止めてもらえまいか』

『えー?××××××が笑ってる所なんてまだ三回しか見てないんだよ?このお日様くらい珍しいかも!』

『間然。そんな事はないだろう?もっとあるはずだ』

『忘れた?私の完全記憶能力。ちゃーんと覚えてるんだよ?××××××の笑った顔!』

私が守りたかった笑顔。それが失われて行く恐怖。
彼女が私の笑顔を覚えてくれても、彼女はそれを必ず忘れてしまうのだ。
私は恐ろしい。何が恐ろしいかと言えば自分が忘れられる事ではない。
今私が見蕩れているこの笑顔が、今ここにいる少女の笑顔が永遠に失われてしまう事にだ。

『――ならば、今ここにある世界を欠片も漏らさず刻み込んでほしい』

『ほえ?』

『この空も、庭も、光も、見た全てを――どうか、忘れないでくれ』

喪失への恐怖が希望への焦燥へ、希望への焦燥が知識への飢餓へ。
私は運命の歯車を前に佇むただ一匹の蟻だ。耐えざる恐れと絶えざる怖れを振り切るために私は魔道書を調べている。
書き記し、調べ尽くし、まとめあげて積み重なる魔道書を階段に、私は天上へと手を伸ばすのだ。

『――じゃあ、××××××とも約束したいかも。はいっ』スッ

『?』

『“指切りげんまん”なんだよ!東洋に伝わる、誓約を意味する儀式なんだよ!』

『………………』

『しよ?』

無邪気に差し出された小指と笑顔に、私は泣き叫びたくなった。
しかし、私はそれをこらえて彼女と指を絡める。私も、決して忘れないと。
この、誰よりも神を信じながら神に愛されない運命の星に生まれた、この小さな小さな奇跡。

『ゆーびきーりげーんまーん嘘ついたら針千本飲ーます♪』

『………………』

『ゆーびきった!うふふふっ』

誓ったのは、君が私を忘れてしまったとしても、必ずそれを取り戻して見せるという事。
残酷な神が支配するこの無慈悲な世界にあって、私は君を救うためなら世界すら敵に回して見せると
152 :とある忘却の黄金錬成(アルスマグナ)13 [saga sage]:2011/07/05(火) 21:23:40.25 ID:16KSaAYAO
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
―――インデックス、君という私の世界の全てのために―――
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
153 :とある忘却の黄金錬成(アルスマグナ)14 [saga sage]:2011/07/05(火) 21:25:46.07 ID:16KSaAYAO
〜11〜

店員「……様?……客様?」

「う……」

店員「お客様?」

「む」

気がつくと私は眠り込んでいたようだった。端から従業員の呼び掛けが聞こえて来る。
目を開くと先程まであった空の皿が従業員に引き取られようとしており、お冷やの氷が全て溶けて水になっていた。

店員「お下げしてもよろしいでしょうか?」

「あ、ああ……すまない、今出るとしよう」

何となく気まずくなった私はレストランを出る事を決めた。
食事を取る場所で眠り込んでしまうほどの疲労に苛まれていた事に今更のように思い当たり、またそれを恥じた。
何か夢を見ていたような気がするが……それも思い出せない。

「(食べたら、金を払わなくてはならない。金は持っている。ではこの女に金を渡せばよいのか?)」

内ポケットの紙幣を一枚取り出し、従業員に渡そうとする。
すると従業員は慌てて私をいずこへと導こうとして来た。そこにはこの従業員とは別の従業員がおり……
何やらピアノの鍵盤を叩くように何やら操作し、和風おろしハンバーグ780円と書かれた紙を打ち出した。
私の持っている、厳めしい顔をした男の肖像画が載っている紙……すなわち金とは違う事がわかった。
とりあえず訳もわからないまま一枚金を渡すと、今度は九枚になって帰って来た。

店員「こちらレシートになります」

「レシート……?」

店員「はい」

どうやら足りたらしい。この一万円というものは何やら便利そうだ。
ひとまず、腹ごなしが済んだ私はもう一度街に出る事を決める。
ここが学園都市という街である事、第七学区という場所である情報は手に入れた。
一眠りしたせいか、先程までの押し潰されそうな重圧は幾分和らいだように感じられる。

「決然。何としても手掛かりを見つけなくてはならぬ」

ありがとうございました、と背中にかかる見送りの言葉を受けながら私はレストランの扉を開く。
ムッと茹だるような熱風が蜷局を巻いて、私の身体に吹き付けて来る。
暑い、兎に角暑い。やはり手に持ったスーツはまだ着れそうにない。
しかし、どこに向かい誰に聞き何を手掛かりにするべきなのかがわからない。
潜り抜けた扉をすり抜け、大股に歩き出す、どこを目指すべきかの見当すらもつかない中――

ドンッ

??「うわわっ!?」

「?」

私の視点より随分低い位置から、誰かとぶつかり合った感触と小さな悲鳴が聞こえた。

154 :とある忘却の黄金錬成(アルスマグナ)15 [saga sage]:2011/07/05(火) 21:26:55.53 ID:16KSaAYAO
〜12〜

初春「うわわっ!?」

最初の衝撃はぶつかった鼻先に、続く衝撃はついた尻餅をついた腰にやって来た。
前が見えなくなるほどの生活用品を買い込んだ袋の中身が飛び出し、路上に転がり落ちる。

初春「痛たたた……」

??「す、すまない大丈夫か?」

初春「だ、大丈夫ですう……」

が、初春とぶつかり合った青年は揺らぎもせず尻餅をついた初春を見下ろし狼狽していた。
その慌てふためいた様子は、散らばった生活用品や転がったオレンジ、あるいはへたり込んだ初春……
どれから助け起こせばよいのか判断に困っているようだった。
普通に考えれば人間に手を差し伸べるのが当たり前なのだが

「唖然。余所見をしていたつもりはなかったのだが……怪我はないか?」スッ

初春「あ、ありがとうございます……(わわっ、手大きいなあ)」

青年は迷いに迷ってから初春へと手を差し伸べ、引き起こした。
起こされた初春も尻餅をついた熱したアスファルトのように顔を赤くして起き上がる。
上背のありすぎる青年と、身体の軽すぎる初春との衝突はかくて解決を見た。

「今、拾おう。悪い事をした」

初春「い、いいですよ別に!」

「そういう訳にも行くまい。こちらに非があるのだから」

青年はそう良いながら料理雑誌やパソコン関係の専門誌、それからズッキーニやゴーヤを拾い上げて行く。
同じく小豆やグリーンピースの缶詰めを袋に詰め直して行く初春もまたそのワイシャツ姿の背中を見やる。
外国人だろうか、と時折見せるその彫りの深い横顔を見やりながら思う。留学生だろうか?と

「………………」

初春「どうかしましたか?」

「いや……(植物とは人の頭に生えるものだったのか?わからない……)」

初春が考えを巡らせている間、青年もまた別の考えに囚われていた。
こんな珍妙な、一目見たら忘れられそうもない花飾りを頭に乗せた少女ならば必ず記憶に残るはずだ。
しかし青年は見る人間全てに、誰か自分の事を知ってくれている者はいないかと言う目で見ていたのだ。
だがこの少女も自分の事を知らなそうだと思うと知らず知らずの内に溜め息が出てくる。

「悄然。君も違うようだ」

初春「私も……違う??」

「ああ……私の知り合いかとも思ったが、また違ったようだ」

初春「?……人捜しでもされているんですか?」

155 :とある忘却の黄金錬成(アルスマグナ)16 [saga sage]:2011/07/05(火) 21:29:32.68 ID:16KSaAYAO
〜13〜

「人捜し……人捜しか。そうかも知れないしそうではないのかも知れん」

初春「???」

「私を知っている人間を探しているのだ。私が私を知らぬ故に」

初春「(なんだろうこの人……変な人?髪もネギみたいな色してるし)哲学のお話ですか?」

「孑然。今私は一人なのだ。誰も私を知らないし、私も誰もわからない……それどころか自分の名前すら思い出せん。帰る家さえも」

ピクッとそこで初春の手が止まる。手中の茄子を握り締めたまま時間が静止したかのように。
思わず青年の横顔を初春は見つめ直す。帰る家がない?名前がわからない?それは一体何を意味するのかと。

初春「待って下さい……貴方、今なんて仰いました?」

「うん?……言った通りだ。自分がわからない。何も思い出せないのだ。名前も、生まれも、それどころか何故この学園都市に来たのかさえ忘れてしまっているようなのだよ。ほとほと弱ってしまっている」

初春「……質問します」

「?」

初春「昨日の事は思い出せますか?昨日じゃなくても構いません。今日食べたものでも良いんです」

そこで初春の纏う雰囲気と眼差しに宿る光が質を変えた。
ジージージーと泣き喚く蝉の声が響き渡る夏空を行く飛行船が巨影を落として二人の間に陰翳を生み出す。
青年もまたズッキーニとゴーヤとキュウリとバナナとニンジンを確かめるように袋に詰めていた手を止める。

「……ついさっき、そこで和風おろしハンバーグなるものを食した。あれが初めての食事だった」

初春「はい。そのもう少し前は思い出せますか?」

「……忽然。気がつけばこの街の人通りに立っていた。それ以上はわからない」

初春「……最後です。超能力、というものはご存知ですか?」

「それはなんだ?聞いた事もない」

初春「―――………」

初春の前髪が風に揺れ、靡き、そよぎ、舞い上がった後額に落ちる。
今彼女がした質問の意図。それは時間経過とこの学園都市での常識の確認だ。
前後の不覚が生じたのはすぐ側のファミレスで食事を取る前。即ち今日だ。
そして昨日の事から遡る過去すら思い出せないのは一時的な物忘れなどと言うレベルではない。
さらに超能力……学園都市の代名詞であり、外の世界でも科学の一部として認識されている事さえ知らない。

初春「貴方は……まさか」

この時初春の頭をよぎった言葉を後押しするように、再び強い風が巻き起こった

156 :とある忘却の黄金錬成(アルスマグナ)17 [saga sage]:2011/07/05(火) 21:30:18.64 ID:16KSaAYAO
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
――――――記憶を……失ってる?――――――
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2011/07/05(火) 21:31:23.30 ID:16KSaAYAO
2レスオーバーしてしまいました……投下終了となります。記憶喪失って難しいですね。失礼いたします。
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/05(火) 21:33:35.61 ID:b1mHxas10
もしかして某スレで相談してた人かな?

総合に投下したんだね!
乙なんだよっ!!

スレ建て期待してるぜ
159 : ◆TTLQTUMllo [sage]:2011/07/05(火) 22:02:54.61 ID:ucgVxewG0
>>135すいません。あと誤字脱字を直すだけだったので、お言葉に甘えて、8レスほどお借りします。
自分せいで招いたこんな状況なのににも関わらずギャグssを書いていました。CPは上インです。
考えてみると、前書き後書きで誤魔化そうとする自分は書き手としては失格ですね。
タイトルは『"禁書wiki 上条当麻の記憶喪失 に関する項目の 簡易意見"について』です。
160 :1つめ [sage]:2011/07/05(火) 22:03:54.59 ID:ucgVxewG0

上条当麻は、上条当麻に勝てたのだろうか

砕け、カケラも無くなった遠隔制御霊装を掴んだ右の手を見て少年は思う。

「インデックス」

人が死ぬのは誰からも忘れられた時という話を、聞いたことがある

ならば、忘れることができない彼女の中でずっと自分は生き続けるのだろうか。

ずっと彼女を苦しめることになるのか、と思うと同時に、永遠に彼女の心を占めていたい、とも思う。

「勝手なやつだ」

そうだ、自分が死んでしまうのなら、彼女との思い出を抱いて消えたい。

そうすれば、自分の記憶の中の彼女と一緒に自分を終わらせることができる

「やっぱり勝手だな、俺は」

完全記憶能力なんてない自分の脳ではあるが、彼女のことを思いだしてみる。


161 :2つめ [sage]:2011/07/05(火) 22:04:35.30 ID:ucgVxewG0
そう、はじまりはあの病室。泣きそうな眼をした彼女を騙すことから自分の記憶、否、上条当麻という人間の全てが始まったのだ。

「嘘だった」

奇妙な同棲生活

「騙し続けた」

平和な日常

「逃げ出したかった」

巻き込まれた戦い


    でも、一緒にいたかったんだ。


許されたとは思わない。

自分にはあの涙しかないから、あの泣き顔を笑顔にすることが自分のはじまりだから、戦い続けることができた。
それ以前の記憶がない自分にとって、あの涙が自分の自分のはじまりなんだ。
162 :3つめ [sage]:2011/07/05(火) 22:05:16.03 ID:ucgVxewG0





だから男子寮の自分の部屋で、仁王立ちにてその裸体を晒している禁書目録の少女など、覚えているはずもない




「え」

163 :4つめ [sage]:2011/07/05(火) 22:06:07.85 ID:ucgVxewG0
「いやいや上条さんどういうことなのでせうか」

おかしい。ヴェネツィアで見たときよりも明らかに胸部が小さい

「ってそこじゃねえ」

そう、オルソラ捜索時のほうがまだ大きい

「ちっげェェえよォォおお。確かに毎日顔合わせてワイシャツ姿見てるっから上条さん分かりますけどねェェェえええ」

確実に日々インデックスの肢体は成長の一途を遂げている。あと数年もすれば、確実に海外組も誰にも負けないクラスに……

「そっから離れろォォォォおおおお」


164 :5つめ [sage]:2011/07/05(火) 22:06:49.75 ID:ucgVxewG0
「ええい、思い出せ上条当麻。インデックスと過ごした日々を」

歩く協会、インデックスを代表する姿、高級な紅茶のカップを思い起こす純白の衣、不釣り合い安全ピン、そしてそこから無防備に覗く少女の素肌

「やめやめやめやめろおおおおおおおおーーーーー」

 確かに朝着替え途中の彼女の無防備な姿はすてきやね、かみやん

「うるっせえ、脳内≪リピドーの悪魔(青髪ピアス)≫」

少女と過ごした日々はそんな性欲まみれの日々ではないはずだ、多分きっと

「そうだ、あいつは誰とでも仲良くなれる」

姫神や御坂妹、クラスのみんな、そういえば風斬はあいつが初めて一人で仲良くなった友達だな。風斬もこの戦いに来てくれた。

 最初であった時は、二人でお着替えの真っ最中やったね。

「dgag五fdasfg月gdfadfga蠅gagsdafagaiiiiiiiiiisrtrtytutys 」

 しかも二回。ブルマと制服の学園日常コンボとコスプレコンボのダブルパンチやで

「そげぶそげぶそげぶそげぶそげぶそげぶそげぶそげぶそげぶそげぶそげぶそげぶ、違うシーン!!!」

ヴェネツィアでは空港に乗るために珍しく私服姿になったなあ。なんでその私服姿をカットしたんですかアニメ版スタッフ、なんで設定画書いてくれないんですかはいむら先生

 ヴェネツィアではオルソラと一緒に裸みたんやね。巨乳と貧乳のコラボってええわあ。あれでヌいたんやろ、かみやん

「ちっげええええし、銀髪貧乳シスターと金髪巨乳シスターだなんて、三日後に夢でなんてみたことないし」

 うわ、夢精かいな、正直引くわ

「黙れええええ、脳内HDから違うシーン再生!!!!」

 じゃあ水着シーn「ガンゴンバギン」

「よっし脳内青髪の幻想はつぶしたし、改めてゆっくりアイツとの記憶を思い出そう」

大覇星祭の時のチアリーダー服

「俺のことを応援したいからって、小萌先生から借りたんだよな」

大覇星祭の時のチアリーダー服−スカート

「」

大覇星祭の時のチアリーダー服−スカート−パンt「くかきけこかかきくけききこかかきくここくけけけこきくかくけけこかくけきかこけききくくくききかきくこくくけくかきくこけくけくきくきこけかかか―――――ッ!」

165 :6つめ [sage]:2011/07/05(火) 22:07:45.48 ID:ucgVxewG0

「だめだだめだだめだ」

これ以上あの少女を自分の欲望で汚すわけにはいかないっ

「もっと日常を、アイツを汚さないために、もっと平和な衣裳を、思い出せ上条当麻ぁぁぁぁあああ」


かわいらしいピンクのパジャマを着たインデックス

「え」


覚えがない。何時だ、自分が知らない時か、記憶を失う前か、記憶を失う前の上条当麻は、一体自分の知らないインデックスをどのくらい知っているのだ。フザケんナ、可愛らし過ぎるだろうがァ

166 :7つめ [sage]:2011/07/05(火) 22:08:34.45 ID:ucgVxewG0


青い光がベツレヘムの星に近づく

「フフフフフフフフフフ」

光速で近づく最期の敵、大天使を少年は見据える。

否、これが最期ではない。

まだ戦うべき相手がいる。

「いいぜ、上条当麻。」

故に少年は誓う。

「お前が俺の知らないインデックスの幻想(過去)を知っているっていうのなら」

自分が自分にまだ勝てていないのなら

「俺は必ずインデックスの現実(未来)を見てやる。この目で、これからのあいつの成長を見てやる」

これから勝ちに行くまでのことだ

167 :8つめ。ラストです [sage]:2011/07/05(火) 22:09:24.66 ID:ucgVxewG0




「インデックスの成長日記を付けるのはッッ、『この俺』だあぁぁぁぁぁああああああ」



      そして上条当麻は3度目の生を得る。
168 :以上です。ありがとうございました [sage]:2011/07/05(火) 22:11:17.26 ID:ucgVxewG0
厨二で本当にすみませんでした
最期のssなのになんでこんなふざけたものを書ける自分が、本当に情けない
>>141様、自分が作ってしまったこの状況の中投下していただき本当にありがとうございます。アウレオルスの話はとても興味深いです。
同じ記憶喪失についての話なのに自分はどうしてこうなってしまったのでしょうか
「原子スパイ」の書き手様、戻ってきたばっかりのところに自分が余計なことをしてしまい、申し訳ありません。じゃぷにか暗○帳は自分大好きです。新作期待しております
ss書き手の方、頑張ってください
自分のせいで住人の皆さまにご迷惑をおかけし、またスレを消費してしまい、本当に申し訳ありません。
禁書総合ssスレの一層の発展を祈っております。ありがとうございました。
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/05(火) 22:44:38.95 ID:SqU3SEkAO
両者とも乙なの


あ、そろそろビアージオさんの出番だからまたね
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/07/05(火) 23:17:58.11 ID:b1mHxas10
どうも

>>122の続きです。

また3レスほど頂きます。
171 :とある男子達の会議 4 [saga]:2011/07/05(火) 23:19:16.74 ID:b1mHxas10

上条「それじゃー、次は一方通行」


一方通行「おう。俺は遊園地に行って来た。打ち止め入れて三人でだけどな」


垣根「いいんじゃねーか? 親子に見えたかもしれねーぞ?」


上条「いや、流石にそれはないだろ」


垣根「(´・ω・`)」


一方通行「ンで、たんまりと遊園地を満喫して自宅に帰った後、打ち止めにあいつとヤルから先に寝ろって寝かせたんだけどよォ……」


浜面「なんてストレートな奴だ……」


垣根「引くわ……」


上条(打ち止めの将来が心配だな……)


一方通行「あいつをベッドに押し倒したら、"あの日"だって言われてよォ……」


浜面「そりゃー、仕方ねぇな」
172 :とある男子達の会議 5 [saga]:2011/07/05(火) 23:20:13.25 ID:b1mHxas10

上条「それで?」


一方通行「……結局、口でしてもらいましたァ」


一同「」


一方通行「本番は出来なかったけど、大いなる進歩だろォ?」


垣根(くっ!? これが第二位と第一位の絶対的な壁ってやつか!?)


浜面(あのお姉さんが一方通行のを……)ムクッ


上条「……やるじゃねーか、一方通行」


一方通行「おう。しかも全部飲ンでくれてよォ……結構、苦いみたいだぜェ?」


上条「マジか?」


一方通行「マジ、マジ。後、一人でやったほうが気持ちいいかも」


垣根「そうなの!?」


一方通行「おう。でも、上目遣いでしゃぶってるあいつ見ると凄い興奮したけどなァ……」


浜面「上目遣いは、反則だよな」


一方通行「……以上で報告終了ですゥ」

173 :とある男子達の会議 6 [saga]:2011/07/05(火) 23:22:09.60 ID:b1mHxas10

垣根「こりゃー、一方通行が脱童貞、五歩位リードだな……」


浜面「ちっ」


一方通行「次は英雄だな」


上条「おう。俺も垣根と同じく、自宅デートだったんだけどさ(まー、お金がないからなんだけどね)」


一同「ふむふむ」


上条「最初は、耳かきしてもらったり、マッサージしてもらったりしてたわけですよ」


浜面「至福の時間だな。所謂、ヘヴンズタイム」


上条「黙れ、四下。んで、昼飯はあーんしてもらったり、口移しで物を食べさせてもらったりしてたんだよ」


垣根「ラブラブだな」


一方通行「流石、英雄。ヤルことしか考えてねェ、俺とは大違いだぜェ……」


上条「んで、そのまま押し倒したんだけどよぉ……」


浜面「だけど?」
174 :とある男子達の会議 7 [saga]:2011/07/05(火) 23:23:23.16 ID:b1mHxas10

上条「あいつが唇離してくれなくてよぉ……キスだけで三十分もしてたわけですよ」


垣根「キスだけで三十分だと?」


一方通行「なンか逆にエロイな」


上条「そしていよいよ、胸に手を掛けようとした瞬間にインテル長友が帰って来たわけだ……」


浜面「……お約束だな」


一方通行「あの銀髪シスター、実は玄関の外でスタンバってるンじゃねかァ?」


上条「いや、インフィニット・ストラトスならあいつの料理の匂いを嗅いだ時点で、部屋の中に入ってくるはずだ」


垣根「……つまり、偶然だと?」


上条「そういうこと。なので上条さんも今週は童貞のままでした……」


浜面「……結局、今週も全員童貞のままだったか」


垣根「……来週こそは!!」


一方通行「オマエ、毎週それ言ってるよな?」


垣根「うぐっ!?」


上条「まぁ、少しは進歩あったみたいだし、引き続き頑張ろうぜ」


一同「おう!!」


上条「んじゃー、今日は解散!!」


一同「おつかれっしたー!!」



次は女子会かな?
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/05(火) 23:24:29.21 ID:b1mHxas10

以上、失礼しました。

4レスになってしまった。
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/05(火) 23:26:53.60 ID:DX3izeODO
なんか上条さんが別人に見える…
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [!orz_res]:2011/07/05(火) 23:30:50.97 ID:RULU4HEZ0
内容はおもしろいけど、インデックス馬鹿にするのは許せない。馬鹿にするなら注意書きしろks
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/05(火) 23:33:24.45 ID:SqU3SEkAO
乙!

インセンティブさん ×
打ち止め ×

は確定か、後

上条さんの彼女は料理が上手
一方通行の彼女は料理下手なお姉さん
浜面爆発しろの彼女は天使のような寝顔

ちくしょう絞りきれねえwktk
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/05(火) 23:46:28.22 ID:MJcv4FvDO

でもちょっと注意が欲しかったかも
インデックスをイン〜にしなくてもいい内容な気もしたし
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/05(火) 23:47:09.70 ID:61V2zwJv0
上条→神裂
一方→結標
浜面→むぎのん

じゃねぇの?
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2011/07/05(火) 23:50:22.14 ID:5h79UORAO

今日は投下が多いなぁ

>>157
錬金術師さん主役のSSは初めて見た
スレ立て期待!

>>175
はてさて4人の彼女は一体誰なのか
女子会が楽しみだ
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 00:18:50.87 ID:maiqYa7X0
>>175乙なんだけど、無暗にインなんとかさんネタをするのはどうかと思う。
受け狙いかもしれないんだけど、ムッと来る人も確実にいるから。
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/07/06(水) 00:22:45.33 ID:E+vAXRGzo
>>157
で、スレ立てはまだか

>>175
インデックスと長友を同時に馬鹿にするとはいい度胸だ
表に出ろクラァ
あとヒデオじゃなくでヒーローの方がしっくり来る
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/06(水) 00:30:34.99 ID:tf0XRq1Do
>>175
いろんなファンいるんだからアンチみたいな書き方すんな粕
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 00:53:03.80 ID:3NTCCNXDO
浜面は滝壺
上条は美琴or五和
だが恐らく美琴だと予想
一方さんは番外じゃないかな
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/06(水) 00:54:33.40 ID:Mv7mQjQAO
彼女達で1レス


インデックス「どうして超電磁砲の方は短髪がちゃんと主役やってるのに禁書目録の方の私はネタキャラ扱いなんだよ!?」

姫神「私なんて後ろ姿だけの時もある。出番の無さがネタになる」

御坂妹「それを言うなら9968人も同個体がいるミサカもです、とミサカはなんだかんだでメインヒロインになれない女子会を微妙に思います」

インデックス「私がメインヒロインなんだよ!」

姫神「それも微妙。むしろ上条君がメインヒロイン説もある」

御坂妹「あの人の二丁目人気は凄いです、とミサカはお姉様のお母様から得た情報を流します」

インデックス「とうまの好みは寮の管理人さんで年上だから厳しいんだよ、オルソラなんてどストライクなんだよ」

姫神「上条君と中の人のシンクロ率高すぎ。中の人もオルソラ好きだし」

御坂妹「一方通行の中の人は上位個体の素晴らしさを語る程らしいです、とミサカはWikiで知った情報を教えます」

インデックス「だいたい巨乳と貧乳の格差が激し過ぎなんだよ!」

姫神「私はお手頃。ちょうどいい」

御坂妹「ミサカには遺伝子的に希望があります、とミサカは…」

こうして今日も女三人かしましいのである
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/06(水) 00:57:09.15 ID:Mv7mQjQAO
以上です
この三人の集まりが好きだったりする


上条→オルソラ
一方→神裂
浜面→フレメア
垣根→手塩

という穴予想をしてみたり
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 00:59:43.96 ID:8NYMncWDO

一応メインヒロインはインデックスさんなんだろうな…

あとフレメアだと浜面マジゲス面
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 01:22:13.16 ID:wRNSMRDSO
垣根は心理定規かな
初春だと家に春上いるし
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/07/06(水) 01:33:59.99 ID:A54hQGXQ0

どうも、>>122の奴です。
インデックスの件はすまなかった。全面的に俺が悪い。
だがインデックスは大好きだ。
だが二期の作画崩壊は駄目ですな。

女子会投下させてもらいます。
191 :とある女子達の会議1 [sage]:2011/07/06(水) 01:35:05.02 ID:A54hQGXQ0

〜 とあるファミレス 〜


結標「それじゃー、第三回『処女を捧げる会』を始めるわよ」


一同「はーい」


結標「まずは滝壺さんから」


滝壺「」Zzz


結標「ちょっと起きなさいよ」


五和「滝壺さーん」ユサユサ


滝壺「ん……」


結標「滝壺さん、報告をしてくれるかしら?」


滝壺「うん。土日にはまづらと旅行に行ってきた」


フロリス「へー、泊りがけか。いいなー」


五和「……ということは」ドキドキ
192 :とある女子達の会議2 [sage]:2011/07/06(水) 01:36:22.36 ID:A54hQGXQ0

滝壺「温泉に入った後、お布団で目を閉じて待ってたんだけど……」


一同「」ドキドキ


滝壺「はまづらが私が寝てると勘違いしたみたいで、そのまま二人で寝ちゃった」


一同「」


結標「まぁ、あなた達らしいわね……」


五和「残念でしたね」


フロリス「滝壺も押し倒しちゃえばよかったのに!!」


滝壺「うーん、でも二人で抱きしめながら寝るのも悪くないかな、って思って……」


結標「確かに。好きな人の温もりを感じながら眠りにつくのもいいわよね」


五和「そうですね」


フロリス「うちのへたれ彼氏は、必ず反対側向いちゃうんだよなー……」


五和「え? あの容姿でですか?」


フロリス「うん」
193 :とある女子達の会議3 [sage]:2011/07/06(水) 01:38:09.15 ID:A54hQGXQ0

結標「ヘタレメルヘンって噂は本当だったのね」


フロリス「まーね。キスだって私からいつもしてるんだから」


滝壺「ふろりすがリードしてあげてるんだね」


五和「あっ、起きたんですね」


結標「それじゃー、そのままフロリスさん報告お願いね」


フロリス「OK。先週は私がイギリスに帰国してたから一日しか会えなかったんだけど、私の部屋でまったりしてたよ」


五和「まったりはいいですよね」


結標「そうね」


滝壺「」Zzz


フロリス「一応、準備は済ましてたんだけどね……」


五和「もしかして……」


結標「また……」


フロリス「うん。キス止まり……」


五和「今回の理由は?」


フロリス「あそこがつき指したって言ってたよ」


結標「……それ、最早つき指じゃないわよね」


五和「流石、第二位ですね」


フロリス「上条に紹介されて出会ってから半年経つけど、へたれっぷりは全く変わらないね」


フロリス「いい加減、私の方から彼の童貞奪っちゃうかも」


結標「そうね……」


五和「処女を捧げるってニュアンスは当てはまらなさそうですしね……」


フロリス「やっぱり、日本の男の子って奥手が多いのかな」


結標「……私の彼は、アグレッシブ過ぎなのよね……」


五和「見た目からしてSですもんね」


フロリス「確かに。あれでMだったら引いちゃうかも」


滝壺「」Zzz


つづく
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/06(水) 01:39:58.21 ID:A54hQGXQ0

どうも。

また明日にでも投下したいと思います。
残業がなければ

男子と女子の食事会もやるべきか…
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) :2011/07/06(水) 01:42:29.87 ID:+mTqRD8vo
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196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/07/06(水) 01:42:58.57 ID:+mTqRD8vo
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197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 01:46:35.77 ID:Sdwl/Ijho
上五・座標通行・浜滝か
まぁ納得できる



垣根×フロリスとか予想外なんてレベルじゃねーぞwwwwww
羽繋がりか?
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/07/06(水) 01:47:45.51 ID:+mTqRD8vo
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199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/07/06(水) 01:48:12.43 ID:+mTqRD8vo
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200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/06(水) 01:48:56.06 ID:WI0yu6vA0
>>196 福岡よ、お前の大好きな台本形式のssだろ? 何故荒らすのだ?
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/07/06(水) 01:51:30.13 ID:NCTlkKjAO
このカプだとNTRうとする女の子はそれぞれ一人はいるわけで……
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/06(水) 01:54:08.25 ID:drvbJua9o
スタウォ好きな自分的にはまさかのC-3POで若干テンションあがった
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 01:55:37.47 ID:bYK2zx1Qo
お前ら頼むからテンプレ読んでくれ
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/06(水) 01:59:11.50 ID:5ueeSgROo
焼酎<アブラ>が切れたんじゃね
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/06(水) 02:14:01.02 ID:1YMwPKIW0
1レス借ります
一応美琴失恋ネタ注意
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/06(水) 02:14:51.29 ID:1YMwPKIW0

白井黒子は、目の前の状況が理解できなかった。

「黒子、私ね――」

何故、自分が敬愛する少女が、今まで見たことのない悲しみに満ちた表情をしているのかを

「―――アイツに、振られちゃった」

何故、あの様な『約束』を口にした少年自身が、少女の世界を壊してしまったのかを


表面上は否定するもの、美琴があの少年に恋をしているのことを、白井は知っていた。
彼との距離をどう縮めればいいのか、どうすれば思いが通じるのか、そういった悩みを抱えていることもだ。
だが、白井はそういった態度を軽くあしらい、時には邪険にしてきた。
なぜなら

『約束したんだよ。御坂美琴とその周りの世界を守るって』

なぜなら、その悩みが杞憂であることを知っていたからだ。
そう、思っていたからだ。

夏休みに何か大きな問題を抱えていた美琴を救ったのは、おそらくあの少年だ。
そして9月に起きた事件で、白井を救った少年が口にした『約束』。
だから白井は、こう感じていたのだ。
美琴にとってあの少年が特別なように、あの少年にとっても美琴は特別なのだと。
大切に思っていながらも、気恥ずかしくて普段はそんな態度を見せない、そんな似た者同士の2人だと。

時を経れば、あの少年が御坂美琴を、白井黒子が敬愛して止まない少女を手に入れるだろう。
そのことが気に入らなくて、あの少年のことが少し憎たらしくて、2人が一緒にいるところを邪魔したこともあった。


だが現実には、美琴の想いは届かなかった。


なぜもっと素直に、美琴の想いに向き合ってあげられなかったのか、2人でいられた時間を認めてあげられなかったのか。
もしかしたら、自分の嫉妬からくる行動が、美琴のチャンスを潰してしまったかもしれない。
その結果が現在の状況なのだとすれば、白井は自分自身が許せなかった。

そして、あの少年。
色恋沙汰に口を出す筋合いがないことなど分かっている。
逆恨みに近いことも分かっている。
それでも、彼に対する怒りを抑えることができない。

御坂美琴を守ること。
それが出来なくて歯痒い思いをした自分に、あんな言葉を口にしたことの意味を、あの少年は分かっているのだろうか。
無責任な人間には思えない。だが、事と場合によっては――

「きっちり、落とし前をつけて差し上げますの」
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/06(水) 02:15:41.42 ID:1YMwPKIW0
以上です。
黒子は上条→←美琴だと思ってる説を思いついて書いてみた。
きっかけはPSP美琴編だったり
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/07/06(水) 02:21:21.79 ID:+mTqRD8vo
    /\___/ヽ
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  |   ,,ノ(、_, )ヽ、,, .::::|   は?
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   \  `ニニ´  .:::::/
   /`ー‐--‐‐―´\
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 02:23:36.20 ID:SECaTqt8o
乙です
黒子の一途な態度って好きだ

でも、原作ではちゃんと「キザないじけ野郎と約束した」って美琴との約束じゃなくて
別人との約束だって黒子に言ってるから上条さん悪くないよな…
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 02:24:25.87 ID:dVJpwE9No
乙!
これはすごく続きが読みたい
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/06(水) 02:42:03.78 ID:1YMwPKIW0
>>209
原作手元に無いから省略しただけなんだぜ
守る意思がある以上特別なのでは&美琴に知られたくなさそう
ってことから黒子は勘違いしたって設定っす
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 03:13:49.74 ID:ccomeH0oo
あんだけ鈍感なら「悲しませた」って認識すらしなさそうだな
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 12:40:58.96 ID:Uwamc4KIO
「…あら…、あらあら、お姉様、もうお気付きに?随分と早いお目覚めですわね。流石ですわ、わたくし結構ぎりぎりの量を入れたつもりでしたのに。

改めまして、おはようございます。
ご気分はいかが? 宜しければ、こないだお気に召してらっしゃったフルーツティーを…。
…ああ、そうでしたわね。説明がまだでした。黒子ったら、少々浮かれ気味みたいで恥ずかしいですわ。まぁお姉様にだったら、何を見られても構わないんで、す、け、ど! うふふ!

はい? ああ、…あの殿方ですか?
そうですわねぇ、お姉様を攫う時に掴みかかってきたものですから、…ねぇ?
全く野蛮以外の何者でもありませんわぁ。これだから男性って嫌ですのよ、もう。

…大体、大体あんな程度の…。
あんな程度の顔、体型、学歴、能力、資産、教養で! お姉様に! お姉様にちょっかいを出そうなんざ、言語道断ですの!

あら、お姉様ったら…意外そうなお顔。
…そうですわね、今日ばかりは言わせていただきますわ。だって、ずっと我慢してきたんですもの…。

黒子、黒子は…あんな低能がお姉様の名前を軽々しく口にするかと思うと虫酸が走りますわ!あんな低能がお姉様の視界に入ってると思うだけであの濁った目の玉を抉り出してやりたくなりますわ!あんな低能がお姉様と同じ空間で同じ空気を吸ってたいるかと思うと肺を手ずから握り潰してやりたくなりますわ!
あ、あんな…あんな低能が、お姉様に…お姉様にお姉様にお姉様に、好かれ、好かれている、いるのかと、思うと、く、く、黒子は、黒子は黒子は、我慢が、がが、…。

……………。
…………………………。
…………………………………………………………………。

………………………。


……失礼いたしました、お姉様…。
黒子とした事が、取り乱しましたわ…。我慢していたのに、ずっと我慢できていたのに、一旦解放されてしまうと駄目ですのねぇ…。
己の不甲斐なさに、反省しきりですわ。

…え? ああ、はい。
元凶を消したもので。背中から掴んで一緒にビルの屋上までテレポートして、そのまポイッ、ですわ。

つまり、あの殿方は殺しましたけれど?
ついさっき。

……嫌ですわお姉様、そのお年で失禁だなんてー。もう、黒子がいなきゃやっぱり駄目ですのね!」
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 12:42:44.15 ID:Uwamc4KIO
突然ヤンデレが書きたくなった…。
お邪魔しました。
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/07/06(水) 14:04:33.54 ID:uqYnlOaao
テレポ無理ですよ
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/06(水) 14:11:24.35 ID:t/Qwg6LAO
>>215
後には一本の腕だけが……
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 14:30:25.76 ID:8NYMncWDO
腕を切り落としてからテレポか…やるな
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/06(水) 15:02:46.66 ID:WI0yu6vA0
生えてきたり、龍出てきたり
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 15:13:07.17 ID:Uwamc4KIO
>>213
よく読んでから書けよカス
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 15:23:31.30 ID:Sdwl/Ijho
自虐か
でもこのレベルのヤンデレなら腕切り落としても不思議じゃないから脳内補完
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) :2011/07/06(水) 18:17:41.41 ID:z7d7Pl5AO
冥土帰しメイン1巻再構成で18レス頂きます

携帯から投下なので2回ほど間に10分程時間がかかります、すみません
222 :とある魔術と冥土帰し :2011/07/06(水) 18:18:19.40 ID:z7d7Pl5AO
第7学区の病院にて、冥土帰しはとても珍妙な出来事に遭遇していた。


インデックス「おなかすいた……」

冥土帰し「おやおや」


窓の外にシスターが干されていたのだ。


_______________
イン「ご馳走様!とても美味しかったんだよ!」

冥土帰し「それは良かった」


その後冥土帰しは余りの病院食を与えたが、それはものの数分で彼女の胃の中に消える。


イン「そういえば自己紹介がまだだったかも」

イン 「私の名前はインデックス、魔法名はdedicatus545、献身的な子羊は強者の知識を守るって意味だね」

冥土帰し「目次かい、変わった名前だね?」

冥土帰し(魔法名、というとこの子は魔術師? どうやって学園都市に……君の仕業かいアレイスター?)
223 :とある魔術と冥土帰し :2011/07/06(水) 18:18:55.17 ID:z7d7Pl5AO
イン「むっ、あなたちょっと失礼かも!」

冥土帰し「ああ、ごめん。ところでどうしてあんなところに引っかかっていたのかな?」

イン「ちょっと魔術師に追われててね、屋上から飛び移ろうとして失敗しちゃったんだ。魔術師は多分私の十万三千冊の魔道書が狙いだったんだと思う」

冥土帰し「怪我はないのかい?」

イン「大丈夫だよ、私にはこの『歩く教会』があるからね! 物理、魔術問わずあらゆるものを防げるんだよ、すごいでしょ!」


明らかに学園都市においては不可思議な言葉がいくつも出てきたが、そういうのにも慣れている冥土帰しは動じない。


イン「あっ、そろそろ行くね。ご飯ありがとう」

冥土帰し「もう行くのかい? しばらくここにいても構わないよ?」

イン「あなたや他の人にも迷惑かけちゃうからね、気持ちだけ受けとっておくんだよ」

冥土帰し「そうか……何かあったらここに来るといい。できるだけ君の要望には応えよう」

イン「うん、それじゃあ、あなたに神のご加護があらんことを―――」
224 :とある魔術と冥土帰し :2011/07/06(水) 18:20:50.62 ID:z7d7Pl5AO
インデックスが去ってからしばらくして、非番だった冥土帰しは車で自分の家に帰ろうとしていたが……


冥土帰し「血痕か、嫌なものを見つけてしまったね?」


車から降り、たまたま見つけた血の後を追うとそこは学生寮だった。
更に辿ってみるとそこには―――


冥土帰し「インデックス?」


血を流して倒れているインデックスがいた。冥土帰しは駆け寄り傷の具合を診る。


冥土帰し(傷の具合は……それほど深くはない、病院に連れて行き治療すれば十分間に合う)

冥土帰し「ところで、これは君の仕業かい?」

ステイル「うん? いーや、やったのは僕の仲間の神裂だよ。まあ彼女もこんな風にするつもりは無かったんじゃないかな。まったくどうしてあらゆる攻撃を防ぐハズの『歩く教会』が壊れていたのやら。」


冥土帰しの前には煙草をくわえた、長身で赤髪の男が立っていた。


ステイル「インデックスのことを知ってるようだし、一応自己紹介をしておこう。僕はステイル=マグヌス、魔法名は言わせないでほしいね」
225 :とある魔術と冥土帰し :2011/07/06(水) 18:21:38.91 ID:z7d7Pl5AO
冥土帰し「インデックスを追いかけ回していたのは君達か、いけないね、どうしてこんなことを?」

ステイル「仕様がないさ、その子は危険だからね。正確に言うと彼女の十万三千冊の魔道書が、だけど」

冥土帰し「なら直接その魔道書とやらを狙えばいいんじゃないかな?」

ステイル「完全記憶能力って知ってるかい?」

冥土帰し「……なるほどね」


要は十万三千冊とやらはインデックスの頭の中に記憶してあるのか、と冥土帰しは理解した。


ステイル「ということで僕はこの子を回収したいんだ。この子とどこで会ったかは知らないがさっさと帰って忘れることだね。」

冥土帰し「そうもいかないかな。僕は医者だ、この子は病院に連れて行くよ。君にも手伝ってくれるとありがたいんだけどね?」

ステイル「話を聞いてなかったのかい」

冥土帰し「もちろん聞いていたよ。君の話によるとこの子が傷つくことは予想外だった、そして君にとってもこの子を死なせるわけにはいかないんだろう?」


その言葉に対してステイルは一考し、答えた。


ステイル「……何かおかしな事をしないだろうね、僕もついていくぞ」

冥土帰し「いいとも、それじゃあ急いで運ぼう」
226 :とある魔術と冥土帰し :2011/07/06(水) 18:22:13.48 ID:z7d7Pl5AO
再び病院


冥土帰し「終わったよ。数日間は入院が必要だね?」

ステイル「……手術の時間も含めてだが短くないかい」

冥土帰し「そうかい? ちなみに治療に関してはきちんと万全を尽くしたよ」

ステイル「確かにそのようだね……一応礼を言っておくよ、それじゃあ僕はこれで失礼する」

冥土帰し「彼女が目を覚ますのを待たないのかい?」

ステイル「今はそんな気分じゃなくてね、だからといって諦めたわけじゃない、また来るよ」

_______________

イン「ん……あれ、ここは?」

冥土帰し「病院だよ、気分はどうかな?」

イン「あなたは……私は大丈夫なんだよ。ごめんねまた迷惑かけちゃって」

冥土帰し「大したことじゃないね。それより僕と別れてから何があったんだい?」

イン「えっとね、あの後は―――」


インデックスはこれまでの経緯を説明し始める。するとその説明の中に、度々病院でお世話になっている上条当麻の名前が出てきた。


冥土帰し(相変わらずトラブルに巻き込まれてたんだね上条くん? 一応彼にも連絡しておこうかな)
227 :とある魔術と冥土帰し :2011/07/06(水) 18:22:58.03 ID:z7d7Pl5AO
上条「インデックス!」

イン「とうま? なんでここに?」

上条「先生が知らせてくれたんだよ。それよりおまえ大丈夫なのか!?」

イン「うん、大丈夫なんだよ。怪我も治してもらったし私はこれで―――」

冥土帰し「ああ、出て行くなんてのは医者として許可できないね?君は怪我もそうだけど精神的にもあまり良くない。しばらく入院してもらうよ」

イン「でも……」

上条「先に言っとくけど迷惑とか言うなよ。俺はおまえの味方でありたい、地獄の底までついていく気は更々ねえ、地獄の底から引っ張りあげてやる!」

イン「……二人とも、いいの?」

上条&冥土帰し「当たり前だ(よ)」


それからは、安心したのか堰を切ったようにインデックスが泣き出し、詳しい事情―――魔術に関すること、自分には一年以上前の記憶が無いことなど―――を話した。
その後は上条は毎日病院に行き、時々インデックスに噛まれたり、インデックスが頭痛がするらしいので冥土帰しが検査したりと―――何事もなく三日が過ぎた。
228 :とある魔術と冥土帰し :2011/07/06(水) 18:28:28.94 ID:z7d7Pl5AO
病院から帰る途中、上条当麻はある異変に気づいた。


上条「人が……いない?」


まだ午後八時だというのに人の気配がまったくないのだ、


「ステイルが人払いのルーンを刻んでいるだけですよ」

_______________
上条当麻が病院を出てから数時間後、傷だらけで倒れているのが発見され病院に運ばれていた。


イン「とうま! とうま! ねえとうまは大丈夫なの!?」

冥土帰し「命に別状はないね、ただ意識が戻るのにはしばらくかかるだろうね?」

イン「どうしよう……やっぱり私のせいなんだよ」

冥土帰し「それは違うよ? 多分彼もそんなことは思っていないさ」


ステイル「ちょっと失礼するよ」

神裂「どうも、あなたとは初めましてですね」

イン「!! あなた達は……」

冥土帰し「おや、もしかして上条君も君たちが?」

ステイル「今回もやったのは神裂だけどね、ちょっと様子を見にきたのさ」

イン「……とうまを、この人を、傷付けないで。私はもう逃げないから」

ステイル「っ……そうかい、それじゃあ退散しよう、三日後に―――」

冥土帰し「ちょっと待ってほしい」
229 :とある魔術と冥土帰し :2011/07/06(水) 18:28:59.62 ID:z7d7Pl5AO
冥土帰し「君たちに聞きたいことがあるんだけどね?」

ステイル「話すことはないよ」

冥土帰し「君たちがこの子を追う理由、それとこの子の記憶について、だ」

神裂「……上条当麻から何か聞いたんですか?」

冥土帰し「いや、何も? ただ君たちが単純にこの子の敵、とは僕には思えなくてね?それに記憶については専門というわけではないけど、ちょっと気になることもあるんだ」


神裂はインデックスに目を向け一考する


神裂「分かりました、それでは場所を変えましょう」

イン「あ、あぶないんだよ!私も一緒に……」

冥土帰し「大丈夫だ、君は上条くんのそばにいてくれ。それに彼らが僕を傷つけることはないと思うよ?」


冥土帰しとステイル、神裂は別室に移動する。


冥土帰し「聞かせてくれるね? あの子を追う本当の理由を」
230 :とある魔術と冥土帰し :2011/07/06(水) 18:29:33.91 ID:z7d7Pl5AO
神裂は話し始める。
インデックスは本当は自分の同僚であり、大切な親友であること。
インデックスの脳の八十五%が十万三千冊のために使われているせいで、残り十五%しか『記憶』に使えず、すぐさま脳がパンクしてしまうこと。
それを避けるために、毎年『記憶』を消さなければならないこと。
そして、その限界(リミット)まで後、三日しかないこと。
それらを冥土帰しは黙って聞いていた。


神裂「分かりましたか? 私たちはあの子をを助けたい、ですから……」

冥土帰し「その必要はないね?」

神裂「え? 一体何を……」

冥土帰し「インデックスの記憶を消す必要なんてない、ということだよ? 何故なら―――」






「人間の脳が十万三千冊でパンクするなんてありえないのだからね?」
231 :とある魔術と冥土帰し :2011/07/06(水) 18:30:04.89 ID:z7d7Pl5AO
今度は冥土帰しが話し始める。
一年で十五%では計算が合わないこと、記憶の入れ物はそれぞれ種類があることを話し―――


冥土帰し「そして、これが決定打じゃないかな?」

神裂「これは……っ!?」


冥土帰しが見せたのは、ある人物の喉の奥に刻まれた不気味な紋章を写した写真であった。


冥土帰し「昨日インデックスの検査をしたときに見つけてね? 詳しく調べてみるとここから脳に解析不能の『何か』がされていることがわかったんだ。おそらくこれが原因だろうね?」

神裂「どう……して……」


神裂とステイルは膝をつき、憔悴する。


冥土帰し「恐らくインデックスの力を恐れて君たちの上司が『首輪』を付けたってところじゃないかな? ……さて、君たちは今すぐやらなくちゃいけないことがあると思うよ?」

ステイル「そうだ、一刻も早く霊装を―――」

冥土帰し「それも大切だけど、まずあの子に謝って仲直りすべきだと思うね?」

神裂「しかし私たちは……」

冥土帰し「許されるかどうかはあの子次第だ。だけど大丈夫、まだやり直せるはずだよ? インデックスの、そして君たちの物語はまだこれからなんだからね?」
232 :とある魔術と冥土帰し :2011/07/06(水) 18:30:34.42 ID:z7d7Pl5AO
それから病室に戻り、冥土帰しは全ての真実をインデックスに話す。インデックスは驚きながらも静かに真剣に聞いていた。そしてステイルと神裂は深く謝罪する。


イン「……とうまを傷つけたのは許さないし、事情を聞いたからってただで許すわけにはいかないかも。だから……」

イン「とうまに謝って、そして霊装のことが無事解決したら、私のおなかがいっぱいになるまで美味しいご飯をご馳走してほしいんだよ!」

ステイル「ああ、もちろんだ!」

神裂「はい、今度こそあなたを助けてみせます!」


ステイルと神裂はインデックスと握手する。それを冥土帰しは微笑えんで見ていた。
_______________
ステイル「さて、どうやってこのふざけた霊装を破壊するか、だ」

イン「この霊装は私の十万三千冊にも載ってないんだよ。でもとうまの幻想殺しなら……」

冥土帰し「それはちょっと無理だね? 手では届かない位置だ」

神裂「では外から触れてみるのは?」

イン「とうまの幻想殺しは直接触れないとダメだと思うよ」


議論するもいっこうに解決策は見つからず、案が出尽くしたかと思われたときに冥土帰しが言う。


冥土帰し「まだ手はあるよ?」
233 :とある魔術と冥土帰し :2011/07/06(水) 18:31:03.25 ID:z7d7Pl5AO
神裂「そ、それはどのような!?」

冥土帰し「霊装とやらは喉の一部分のみ付いている、だったら―――」

「手術でそこを切除すればいいんじゃないかな?」


つまり霊装の付いている喉の部分ごと切り取って外すというわけだ。
どうやって霊装を破壊するか、としか考えてなかった三人は呆気にとられる。


ステイル「ちょっと待て! つまりこの子の体に傷をつけるということか!?」

冥土帰し「もちろん切除するのは声に影響が出ないよう必要最低限にするよ? もちろん切除した部分の代わりも用意する。そして後遺症も傷痕も絶対に残したりしない」

神裂「し、しかし「それでお願いするんだよ」

イン「私を何度も助けてくれたんだもん、あなたを信じるんだよ!」

ステイル「―――っ! 分かった、ただし失敗したら承知しないからな?」

冥土帰し「愚問だね、僕を誰だと思っている? 手術は三日後、それまで他に魔術や霊装やらがないか調べてくれるかい?」

神裂「分かりました」


このとき冥土帰しは一抹の不安を抱いていた。


冥土帰し(手術自体は簡単だ、だが……どうもいやな予感がする。杞憂であるといいんだけどね?)
234 :とある魔術と冥土帰し :2011/07/06(水) 18:39:32.16 ID:z7d7Pl5AO
三日後、第7学区病院―――から少し離れた冥土帰しの自宅にて上条を除く4人がいた。


神裂「あの……どうして病院ではなくここで手術するのですか?」

冥土帰し「ちょっとした保険、かな。必要な機器も揃えてあるし、心配はないよ?」

冥土帰し(ここなら少なくとも他の僕の患者は大丈夫だしね)

冥土帰し「さっきも言った通り、何か異変を感じたら手術室に遠慮なく入ってきてほしい、いいね?」

ステイル「……何か起こるということか?」

冥土帰し「できれば起こってほしくはないんだけどね? それじゃあそろそろ始めようか、インデックス」

イン「うん、よろしくなんだよ」


二人は手術室に入る。

_______________
手術が始まって一時間後。


上条「ここか、インデックス!」

ステイル「君は確か上条当麻、何故ここに」

上条「目が覚めたらメモが置いてあったんだ。それでおまえらがここにいるって……それよりインデックスは!?まさかもう記憶を消したんじゃ!」

神裂「落ち着いてください、あなたが眠っている間に状況は大きく変わって……」


その後の言葉は手術室からの衝撃と大きな音により遮られた。
235 :とある魔術と冥土帰し :2011/07/06(水) 18:40:10.60 ID:z7d7Pl5AO
「――警告、第三章第二節。
Index-Librorum-Prohibitorum――禁書目録の『首輪』、第一から第三まで全結界の不具合を確認。
現状、十万三千冊の『書庫』の保護のために、侵入者の迎撃を優先します」

冥土帰し「やれやれ、嫌な予感が当たってしまったね?」


もう少しで切除完了、というとき突然吹き飛ばされノーバウンドで壁に叩きつけられた冥土帰しはのんびりと言った。
そして指示通りすぐに神裂達が入ってくる。


神裂「一体何……が……!?」


神裂達は目の前を見て呆然とする。
そこには、手術台の上で不気味な動きでゆっくりと立ち上がるインデックスがいた。


「――侵入者に対して最も有効な魔術の組み込みに成功しました。
これより特定魔術『聖ジョージの聖域』を発動、侵入者を破壊します」


二つの魔法陣が一気に拡大し、それらは彼女の顔の前に、重なるように配置する。
そしてインデックスが、人の頭では理解不能な『何か』を歌った瞬間、空気に真っ黒な亀裂が四方八方、インデックスの周りを走り抜けていく。

亀裂は内側から膨らみ―――光の柱が襲いかかった。
上条は反射的に右手を前に出し、激突する。
236 :とある魔術と冥土帰し :2011/07/06(水) 18:40:46.94 ID:z7d7Pl5AO
上条「くっ……インデックスは魔翌力がないんじゃなかったのか!? そして来たばっかりで全然状況把握できないんですが!?」

冥土帰し「簡潔に説明すると、記憶云々や魔翌力が使えないのはあの子の上司が仕組んだことで、それを僕が取り除こうとしたらこの状態、というわけだね? 多分これは『首輪』が外れたときの自動迎撃システムってところかな?」


上条は重圧に吹き飛ばされそうになり、じりじりと後退している。


冥土帰し「それじゃあ後は任せたよ? やっぱりあの子を助けるのは君達の役目みたいだからね」

ステイル「つまりあの子と戦えというのか? これ以上あの子を傷つけるわけには……」

冥土帰し「この状況で何を言っているんだい? どうしたってインデックスは傷を負う、それは避けられない」


険しい表情をするステイル達に冥土帰しは言葉を続ける。


冥土帰し「―――だから僕がいるんだ。インデックスが、君達が、どんな怪我をしても必ず完璧に治してみせる。」

冥土帰し「あの子の手術もまだ途中なんだ、さっさと片付けて脇役(僕)の出番に回してくれよ主人公(ヒーロー)?」
237 :とある魔術と冥土帰し :2011/07/06(水) 18:41:13.43 ID:z7d7Pl5AO
神裂「Salvere000!」


神裂がワイヤーで手術台を破壊、インデックスは足場を崩され、態勢を崩す。それと同時に『竜王の殺息』の軌道が上条の右手から逸れ、天井を貫いた。
破壊された屋根からは、光の柱と同じく純白の光の羽がゆっくりと舞い散る。

上条は力強く床を蹴り、走り出す。
と、そこへインデックスが首を巡らせ光の柱がまた上条に襲いかかろうとし―――


ステイル「魔女狩りの王!」


ステイルが叫ぶと同時に、上条の前に炎の巨人が出て来て彼の盾となった。
上条は走り、ついにインデックスの目の前まで行き、


神裂「―――ダメです!」


神裂の叫びが響く。
何十枚もの光り輝く羽が、彼の頭上へ降りかかろうとしている。
魔術を知らない上条でも分かった。たった一枚でも触れたら、大変なことになるのだろう。
しかし上条は止まらない。


「この物語が神様の作った奇跡の通りに動いているってんなら―――」


上条は右手を振り下ろし、


「まずは、その幻想をぶち[ピーーー]!」



魔法陣は切り裂かれた。

上条当麻の頭の上に一枚の光の羽が舞い降り、倒れているインデックスに覆いかぶさるように倒れ込む。


この夜、上条当麻は―――
238 :とある魔術と冥土帰し :2011/07/06(水) 18:41:45.47 ID:z7d7Pl5AO
第7学区病院のとある病室


上条「俺、記憶喪失みたいでさ……インデックスって何だ? 猫でも飼ってたのか?」

イン「とうまぁ…………」


泣きそうだ、そんな風にインデックスは思ったときだった。


上条「……くっ」

上条「あっははーのはー! なんて顔してんだよ!」

イン「え? え?」

上条「漫画じゃあるまいし、頭に怪我したからって記憶喪失なんてなるわけないだろ。ちょっとからかったんだよ」

イン「……と う ま?」 

上条「ん? いたたたたた! 悪かった! 上条さんが悪かったから、お願いだから噛みつくのをやめろー!」

イン「許さないんだよ! 前からとうまは私のことを馬鹿にして!」

冥土帰し「おやおやどうしたんだい?」

イン「ひどいんだよとうまは! 記憶喪失のふりしてたんだよ!」

冥土帰し「それはひどいね、僕が執刀したんだからそんなことある訳ないだろう? ……まあ実はかなり危ないところだったんだけどね?」


あの夜、上条当麻の記憶は消えた。が、冥土帰しの手によって完璧に復元されたのだ。
消えたHDDのデータを復旧するかのように。
もし、治療が数分でも遅れていたら結末は違っていたのかもしれない。
239 :とある魔術と冥土帰し :2011/07/06(水) 18:42:14.14 ID:z7d7Pl5AO
冥土帰し「しかし君も無茶したね? 一週間は入院だよ」

上条「怪我は心配するなって言ったのは先生だったと思うのでせうが……」

冥土帰し「無茶をしろと言った覚えは無いね? インデックス、一応彼も怪我人なんだからお手柔らかにね?」

イン「ふん! 私の名前を猫みたいなんて言ったとうまにはまだ足りな……あっ!」


インデックスは何か思い出して、冥土帰しの方に振り向いた。


イン「そういえば、あなたの名前知らないかも!」

冥土帰し「そういえば教えてないね」


というかここ数年、本名で呼ばれたことが無い気がする冥土帰しであった。


イン「ねえ、教えてよ!」

冥土帰し「ふむ、君がナース服を着てくれるなら……冗談だからそんな目をしないでほしいね?」

冥土帰し「それじゃあ教えるからには、忘れないようにね?」


冥土帰しは含みのある言い方をして笑った。


イン「絶対忘れないよ」


インデックスは、冥土帰しが今まで見た中で一番最高にまぶしい笑顔で答えた。


冥土帰し「いいかい? 僕の名前は―――」
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2011/07/06(水) 18:45:01.92 ID:z7d7Pl5AO
以上です。
冥土帰しメインのSSを書いてみたいという電波を受け取った結果がコレだよ!
スレ立てしようかなと思ったけど割と短くまとまったのでここに投下。
尚、インデックスの首輪は原作より更に喉の奥にあった、などの脳内補完よろしくです。
ある程度まとまったSSは初めてだったのでアドバイスなどがあればよろしくお願いします
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/06(水) 19:32:50.33 ID:Mv7mQjQAO
乙!
リアルゲコ太視点は誰も手をつけてないかもしれない
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 19:51:05.40 ID:uzBVR+o0o
乙!
リアルゲコ太カッコイイよリアルゲコ太
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/06(水) 19:58:01.23 ID:WI0yu6vA0
再構成多いなオイ
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 21:10:24.51 ID:R3a9k5PIO
禁書の大人で一番カッコいいのは間違いなく冥土帰しだな
というか原作の彼もアレイスターに深い関わりを持つ一人だし魔術の一端くらいは知っててもおかしくないよな
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga ]:2011/07/06(水) 22:33:51.04 ID:A54hQGXQ0

>>122の続きです。

4レスほど頂きます。
246 :とある女子達の会議4 [saga sage ]:2011/07/06(水) 22:35:14.85 ID:A54hQGXQ0

結標「次は五和さんね」


五和「はい。私もフロリスさんと同じで自宅でまったりしてました」


フロリス「また?」


結標「あなた達、デートしてるの?」


滝壺「」Zzz


五和「し、してますよ!! 先週は一緒に赤道ギニアに行ってきました!!(仕事でだけど……)」


結標「赤道ギニア……」


フロリス(それ、仕事じゃん……)


五和「……まぁ、いいです。それで耳かきをしてあげたり、マッサージをしてあげたりしてました」


フロリス「あー、五和のマッサージは最高だもんね」


結標「そうなの? 今度、私もお願いしようかしら」


五和「いいですよ。それで当麻さんが私を抱き寄せてくれて///」


フロリス「おー、上条も積極性が出てきたな」
247 :とある女子達の会議5 [saga sage ]:2011/07/06(水) 22:36:19.52 ID:A54hQGXQ0
五和「愛しかったので、三十分位キスしてました///」


結標(なが……)


フロリス(長いね……)


滝壺「舌も入れてたのかな?」


五和「ま、まぁ///」


結標「五和さんは、むっつりすけべだもんね」


フロリス「うんうん」


五和「む、むっつりすけべじゃありません!!」


結標「はいはい、それで?」


五和「と、当麻さんの手が私の、む、む、む///」


フロリス「私の結標?」


結標「なんで私が五和さんのものになってるのよ!!」


五和「胸を揉もうとした瞬間に……インデックスさんが帰って来てしまったのです……」


フロリス「さすが禁書目録。バッドタイミングだね」


結標「いつものパターンね……」


滝壺「どんまい、いつわ」
248 :とある女子達の会議5 [saga sage ]:2011/07/06(水) 22:37:08.17 ID:A54hQGXQ0

五和「はい……でも、あの人の愛を感じられたので嬉しかったです///」


フロリス「はいはい、お熱いこって……」


結標「そうね。それにしても、彼氏のお家に違う女子が住んでるのは気にならないの?」


五和「インデックスさんのことですか? それなら大丈夫ですよ」


結標「信頼してるのね」


五和「いえ。当麻さんの部屋に盗聴器を10ヵ所設置してますし」


一同「」


五和「それにインデックスさんにもあの人に手を出したら、肉塊にすると忠告してますので」ニッコリ


結標(この子……ヤンデレだったのね……)


フロリス(通りで最近、禁書目録が大人しくなったわけだ……)


滝壺「いつわの愛はヘヴィーだね」


五和「はい。あの人は、私の全てですから」


五和「それにあの人が寝てる間に、あの人の携帯に登録されている女性の方の番号も全部削除しました」


一同「」


五和「これで当麻さんも、私のことしか見えないはずですよね」ニッコリ


結標「そ、そうね……」ガクガク


フロリス「う、うん……」ガクガク
249 :とある女子達の会議7 [saga sage ]:2011/07/06(水) 22:39:15.68 ID:A54hQGXQ0
>>248は6です。

滝壺「そういえば、いつわはいつまで学園都市にいるの?」


五和「私ですか? 私ならこれからずっといますよ」


フロリス「え? イギリスに帰国しなくていいの?」


五和「天草式なら辞めましたから。ちなみに能力開発も受けてきました」


結標「え? 魔術師が能力者になって大丈夫なの?」


五和「はい。愛の力で大丈夫です」


滝壺「ちなみに能力は?」


五和「それが……滝壺さんと同じ能力だったんですよ♪ レベルは3ですけどね」


結標(『AIMストーカー』……ぴったりね)


フロリス(上条さんはとことん愛されてるな……)


滝壺「じゃあー、お仲間だね」


五和「はい」


結標「高校は決まったの? って聞いても意味ないか……」


五和「はい。当麻さんと同じ高校です」
250 :とある女子達の会議8 [saga sage ]:2011/07/06(水) 22:39:51.72 ID:A54hQGXQ0

フロリス「寮には、もう住んでるの?」


五和「いえ。またホテル暮らしですけど、来週にマンションにお引越しします」


結標「マンション? 寮じゃないのね」


五和「嫌だなぁ、寮だと当麻さんと一緒に暮らせないじゃないですかぁ」


フロリス「……え? 同棲するの!?」


結標「あの子も一緒?」


五和「はい、同棲しますよ。インデックスさんには、あの人の寮の部屋をそのまま明け渡します」


滝壺「いんでっくすは、家事出来るの?」


五和「はい。スパルタでこの二週間である程度は出来るようにしました」


結標(ス、スパルタ……)


フロリス(通りで、気が利くようになったわけだ……)


五和「お引越しがすんだら、私達の愛の巣にご招待しますね♪」


結標「……う、うん」


フロリス「た、楽しみにしてるよ……」


滝壺「わかった」


五和「以上で私の報告は終了です!!」



つづくん


251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga sage ]:2011/07/06(水) 22:41:11.41 ID:A54hQGXQ0

5レスになってしまいました。

五和なら重たくても最高ですな。
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 22:43:14.63 ID:ALM5pJF6o
冥土帰しで再構成は盲点だった・・・
魔術も理解してて上条さんの記憶まで失わないとか恐ろしいな乙
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 23:19:37.17 ID:BVa/nA1D0
通行止め
時事ネタ1レス
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 23:21:30.04 ID:BVa/nA1D0
打ち止め「手繋いで」

一方通行「おォ」

打ち止め「ねえ こっち向いて、ってミサカはミサカはあなたの手を引いてみる」

一方通行「なンだよ」

打ち止め「ちゅーして」

一方通行「却下」

打ち止め「即答!?ちゅーぅー!ねぇちゅーぅー、ってミサカはミサカはつま先立ちで迫ってみたり!」

一方通行「……………………十年待て馬鹿」

打ち止め「ぶぅー」

一方通行「昨今色々厳しいンだっつゥの。手ェ出しちゃいけねェ領域ってあるンだ。解れ」

打ち止め「神様は何も禁止なんかしてないって川本真琴も歌ってた、ってミサカはミサカは主張してみたり」

一方通行「そンでもるろ剣実写化はしちゃァいけなかったと俺は思うぜ」

打ち止め「昨今色々厳しいのねって、ミサカはミサカは手を出しちゃいけない領域に手を出し始めた邦画界のネタ切れっぷりに愕然としてみる」

一方通行「なンなンだろォな、この不安しか煽られねェ感じ……」

打ち止め「ハリ○ッドじゃないだけマシなのかも、ってミサカはミサカは気休めの言葉を並べてみたり」

一方通行「十年越しの実写化なのに全く待望のって感じがしねェのは……なンだかなァ」

打ち止め「…………ミサカは」

一方通行「アァ?」

打ち止め「ミサカは期待してるからね、ってミサカはミサカは震える声を抑えて十年後の『履行』を求めてみたり……」

一方通行「…………おォ、頭ぶっとンじまうぐれェすげェのぶちかましてやるから期待してろ」

打ち止め「うぅ、すンげェのはいいから乙女の夢を守ってね、ってミサカはミサカはお願いしてみる」

一方通行「……とりあえず来年観に行こうぜ、るろ剣」

打ち止め「……うん、楽しみにしてる!ってミサカはミサカは微笑んでみる」
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 23:23:48.97 ID:BVa/nA1D0
終わり
十年後禁書も実写化したら……もうされてるとか言うなし
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/07/06(水) 23:25:11.86 ID:E+vAXRGzo
全くだ!
オリジナルで面白いものが作れないなら大人しく腹を切るべきだ!
ってかるろ剣巻き込むなよ!!

そして禁書はもう本当に勘弁して下さい……原典も結構ですんで……
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/06(水) 23:30:13.61 ID:ALM5pJF6o
禁書の実写・・・ああ、アンデッk(この先は破れていて読めない

某所のアンケートだと「実写化して欲しくないマンガ」なんてのがあって男女共にワンピースがトップだったそーな・・・ww

通行止めは10年後もそのずっと後も一緒にいちゃいちゃ出来るといいね
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/06(水) 23:33:59.52 ID:WI0yu6vA0

通行止めはやっぱりいいね
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/06(水) 23:43:01.44 ID:Mv7mQjQAO

禁書実写化?
心当たりないなあ
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/07/07(木) 00:28:47.23 ID:P7Wx/h5w0
能力バトル系を実写化なんてマーブルの作風と洋画のスケールや土壌があって
漸くそれなりの出来の物が出来上がるのに
そうでない漫画やそうでない環境で実写化なんてするわけ無いだろjk

龍の玉進化?悪魔男?なんのことです?
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/07(木) 01:01:30.85 ID:dwTWaBJDO
十年後…まあその頃には寿命も代理演算の問題も解決してるよね
実写化はクロマティだけは許す再現率高く結構面白かったので
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/07(木) 21:35:23.50 ID:7vEC/TPAO
クロマティで1レスとか無茶振りだなおいやってやんよww

とある高校

小萌「今日の授業はここまでですー」

上条「終わった終わった、帰りにゲーセン行こうぜ土御門」

マスクド土御門「…ああ」

青ピ「姫神ちゃんもいかへん?」

姫神「行く。フレディ君も行こう」

フレディ「…」

吹寄「上条!阿藤さんも連れて行ってあげなさいよ」

阿藤海「なんだかな〜」


とある大通り

打ち止め「わーUFOだー!ってミサカはミサカはワクワクしてみたり!」

一方通行「あァ…?」

宇宙猿人ゴリ「我々は地球を征服しに来た!ゆけ、ラーよ!」

ラー「ウホッ」

一方通行「下がってろクソガキ」カチッ

打ち止め「頑張ってあなた!ってミサカはミサカはあなたを応援する!」


とある風紀委員支部

黒子「お姉様、ここのテレビでゲコ太を見るのは…」

美琴「待ってよ、今から一番楽しみなゲコ太の中の人のフリートークなんだから!」

初春「遠憲さんマジイケメンですよね」


とある男子寮

インさん「まいかー、それなんなんだよ?」

舞夏「メカ沢さんだぞー」

メカ沢「メイドサンニウエニノラレルナンテドンナプレイダヨ」
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/07(木) 21:36:34.65 ID:7vEC/TPAO
以上です
正直禁書とクロマティ(映画)の両方知ってる奴がどれだけいるんだとww
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/07(木) 22:31:23.24 ID:zJ2vQBkn0
実写クロマティは最近の日本映画より面白かったよね
神山とか男前フレディとかトランスフォーマーメカ沢とか
シュールな雰囲気も再現度高くて希少な成功作だったかも

何よりテレビの中のテレビに突っ込み入れたくなったのは
これぐらいだわww
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/07/07(木) 23:28:49.99 ID:oT5soNC70
3レスほど頂きます。

土御門がグループのリーダーに任命されたお話です。
266 :グループが生まれた日 1/3 [saga]:2011/07/07(木) 23:29:59.22 ID:oT5soNC70

アレイスター「土御門、君にグループのリーダーをやってもらう」

土御門「グループ? 何だそれは?」

アレイスター「暗部組織だ」

土御門「……また裏方の仕事か」

アレイスター「いつも君には面倒を掛けるな」

土御門「思ってもいないことを言うな。それで他のメンバーは?」

アレイスター「幹部は君を入れて四人。後は、使い捨てをそれなりに用意しておく」

土御門「……了解だ。それで他の幹部三人とは?」

アレイスター「」スッ

土御門(紙きれ?)

アレイスター「明日の14時ここに行ってくれ。グループの集合場所になっている」

土御門「わかった。他の奴らは俺がリーダーになることは了承済なのか?」

アレイスター「ああ」

土御門「……では失礼する」
267 :グループが生まれた日 2/3 [saga]:2011/07/07(木) 23:30:52.33 ID:oT5soNC70

翌日14時


土御門(ここか……)

土御門(随分、古びたビルだな……)

土御門(確か3階の一番奥の部屋だったな)

土御門(この部屋か……)トントン

土御門「お邪魔しま〜す」




馬場「……」

絶対等速「……」

死角移動「……」




土御門「……」

土御門「」バタン



土御門「もしもし、アレイスターか? チェンジだ」
268 :グループが生まれた日 3/3 [saga]:2011/07/07(木) 23:31:53.61 ID:oT5soNC70

翌日14時


土御門(今回はまともな人員確保できたんだろうな……一応、一人増やして四人と言っていたが……)

土御門(昨日の面子だと一日で組織潰れそうな予感がしたからな……)

土御門(俺の後天性の勘がそう言っている……)

土御門「」トントン

土御門「お邪魔するってばよ」




小萌先生「……」

打ち止め「……」

フレメア「……」

乙姫「……」




土御門「……」

土御門「」バタン


土御門「もしもし、アレイスターか? グループは一方通行と青髪ピアスに任せることにしたぞ」



おわり。失礼しました。
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/07(木) 23:45:08.50 ID:zOCWM1xAO
乙〜。
チェンジ出来んのかよwww
つか乙姫どっから連れてきた。
これはシリーズ化を希望する。
もしもグループのメンバーが○○だったら〜〜みたいな感じで
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/07(木) 23:47:06.62 ID:lGazmRHto
つかチェンジ後のグループ5人やんww
乙おつ
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/07/08(金) 00:01:31.32 ID:5WFOJ6Ok0
2レス小ネタもらいます
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/07/08(金) 00:02:28.64 ID:5WFOJ6Ok0




禁書「……」

禁書「誰?」

絹旗「それを私に超聞きますか」


▽禁書目録と絹旗最愛で再構成▽


禁書「う、うーん何か違和感があるんだよ」

絹旗「私はベランダに人が超干されていた時点で違和感バリバリなんですが」

禁書「うーん……」

絹旗「超無視ですね」

禁書「まぁいいんだよ! なにか食べ物を もらえると嬉しいなっ」ニコッ

絹旗「無理矢理話を超繋げないでください」

絹旗「とはいえ……食べ物なんて超ありませんよ?」

禁書「う、うぅうう」グゥー

絹旗「……ファミレスにこれから超行くんですが、あなたも行きます?」

禁書「え?! いいの?!」キラキラ

絹旗「えぇまぁ。一応超確認しますから、ちょっと待ってください」ピポパ


<ア、スミマセンムギノ?

<ハイ、ハイ ア、イエソウジャナクテ

<……ダイジョウブデスカ?

<ハイ、アー……デスヨネ。スイマセン


絹旗「……ふぅ」ブチッ

禁書「だ、大丈夫かな?」ドキドキ

絹旗「……」

禁書「……あ、あれ?」

絹旗「すみません、超駄目でした」

禁書「え」

273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/07/08(金) 00:02:57.55 ID:5WFOJ6Ok0



絹旗「そんな顔されても……超困るというか」

禁書「こ、こういうのって普通オーケーって流れじゃないのかな?!」

絹旗「でも超駄目でしたし……」

禁書「う、ううううう」ウルウル

絹旗「……仕方ないですね、このお金を超あげます。どこかコンビニででも買ってください」ハイ

禁書「えっだ、駄目なんだよ! 初対面の人からお金を恵んでもらうなんて!!」

絹旗「お金もタカるのも同じだと超思うんですが」

禁書「で、でもでもでも!」

絹旗「……これは、アレです」

禁書「アレ?」

絹旗「立ち退き代金です」

禁書「え」

絹旗「ということでほら受け取って」ハイ

禁書「」ウケトリ

絹旗「ほらほらほら私も超忙しいんで、出てって下さい」グイグイグイ

禁書「え、え、えええええええええええええええええ?!」


パタン


絹旗「……」

絹旗「今のことは超無かったことにしましょう」ウン


この後、インデックスがお腹を満たし、
再び魔術師に追われ上条当麻という少年のベランダに引っかかるのはまた別のお話――。


おわり
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/08(金) 00:03:52.98 ID:5WFOJ6Ok0
お目汚し失礼しました
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/08(金) 06:30:15.77 ID:YO4jMvdAO
ほう
その発想はなかった、乙です
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 09:42:45.54 ID:/KzN2L+IO
まさかの窒素禁書と聞いて胸熱!と思ったら終わってたw
アイテムで再構成したら面白そうだよなあ
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/08(金) 10:09:20.11 ID:L6sRY3tbo
麦のん非常すぎたが絹旗は優しいんだな

俺もこの二レスでアイテム+禁書の再構成妄想したよ、色々考えてたら上条さん無しでも何とかなりそう(?)
こういうのってネタ貰ってもいいのかね? >>274さんが許してくれたらやってみたい
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 10:30:59.72 ID:gNIe5zPDO
>>277いいんだよ!
思い付いたはいいものの
長くなりそうで、こんな感じで無理矢理終わらせたからな
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/08(金) 10:46:18.78 ID:L6sRY3tbo
>>278
やだ……この人カッコいい。サンクス! もしスレ立てたらネタ元として>>272‐273があったという旨も書かせてもらいます。
つうか>>277みたいな言い方したら「いいよ」、としか言いづらいよな……とりあえず書き溜め始めてみます。
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/08(金) 12:16:05.81 ID:YO4jMvdAO
となると今日はとある暗部の禁書目録祭りか
ドクターや手塩さんがインデックスと絡むとか胸熱だな
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 16:03:47.98 ID:d9m1EsEZo
再構成一覧みたいなのないかな
完結したのもまだ継続中のヤツも全部読みたい
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [saga]:2011/07/08(金) 16:31:09.00 ID:vGZcYOS00
>>281
教えろくださいスレで一覧みたいなのがあったぞ

右方禁書と木原禁書更新早く〜!
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 18:18:45.32 ID:/KzN2L+IO
>>281
一応記憶してるのだけだと

一方禁書
浜面禁書
御坂禁書
垣根禁書
心理禁書
木原禁書
土御門禁書
右方禁書
左方禁書
後方禁書
冥土禁書
窒素禁書←new!

タイトルとかどこで読めるのとかはさすがにめんどくさいので適当に探してけれ
書き漏れないよな…?
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 18:28:00.81 ID:/KzN2L+IO
あっ、ちなみにつっちーから下は全部総合で投下されたやつな
右方はスレ立ってるみたいだが
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/08(金) 18:32:43.03 ID:FCAMzk/3o
>>283
レベル5禁書と☆禁書があったはず。
ていうか左方禁書はじめて知ったわラッキー

286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/07/08(金) 18:35:09.43 ID:Y2TOZIC5o
これが空から落ちてくる系のヒロインの本気か……
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 18:37:08.38 ID:/KzN2L+IO
>>285
うわああなんでその二つ抜かしてんだよバカだろ俺ェ…orz
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2011/07/08(金) 18:48:02.01 ID:L4lHwLJAO
更に追い討ちでスマンが
建宮禁書、右席禁書、原子禁書(麦野禁書)、ステ禁(ステイルが超能力という設定)

もあってだな……
禁書キャラコンプされる日も遠くない……かな?
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空) [sage]:2011/07/08(金) 18:52:42.31 ID:OU0PEmLT0
禁書さんマジメインヒロイン
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 18:56:54.13 ID:d9m1EsEZo
>>283-288
ありがとうございます!
とりあえず全部探して読んでみま
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/08(金) 19:36:47.44 ID:vGZcYOS00
このスレの上のほうに超能力者禁書があったな

禁書は登場していなかったけどヒロインしてた
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/08(金) 19:48:18.64 ID:YO4jMvdAO
誰も挑戦しなかった再構成
スレ立て予定なしの一発ネタ1レス



禁書「おなかがすいたんだよ」

リドヴィア「貴女はまさか…」

禁書「あなた十字教?」

リドヴィア「私はリドヴィア、敬虔なローマ正教徒です」

禁書「私はインデックス、イギリス清教に追われているんだよ」

リドヴィア「十万三千冊の魔道書を記憶する禁書目録が私の前に…貴女はローマ正教に入る運命です」

禁書「その前にごはんが食べたいんだよ!」

リドヴィア「わかりました、食事をしたら貴女はローマ正教徒です」

そして…

ステイル「彼女を渡してもらおうか」

ヴェント「ははは、禁書目録は我々ローマ正教の敬虔なる信徒」

テッラ「禁書目録1人と引き換えに我々との全面戦争をする気ですかねー?」

神裂「…今一度問います、彼女を渡して貰えませんか?」

アックア「愚問であるな、ただの聖人」

フィアンマ「貴様らでは世界は救えんよ、世界は俺様と禁書目録が救う」



ローラ「やってくれたわね…リドヴィア嬢ちゃんッッッ!!」ギリッ

リドヴィア「困難が高ければ高い程乗り越えた時の達成感は計りしれませんッッッ!!」ニヤリ
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/08(金) 19:49:06.98 ID:YO4jMvdAO
以上です
原作読み込んでいれば悪性禁書も…
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/08(金) 19:50:56.16 ID:vGZcYOS00
>>292
これってローマ正教徒なら誰でもいいよね?
ご飯あげただけだし……





























乙!
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/07/08(金) 21:26:10.25 ID:InBAqH3AO
再構成ってこんなにあるのか。やっぱ一番人気なのは一方禁書なの?
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 21:27:10.37 ID:vHPsiidDO
俺はご飯って出たら五和が出てくるんだけど




つまり五和目録だれかかいて
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 21:29:09.38 ID:CEj3R3HBo
>>295
人気はどうか分からんが知名度は随一だと思う
風呂敷を広げつつも完結してるってのは大きいなやっぱり
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/08(金) 21:32:21.72 ID:Uw+8PPRqo
人気も一番だろ
読者数が桁違いだと思うぞ
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 21:36:18.24 ID:lvnmyg62o
>>296
つまり、五目ご飯か...
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 21:58:19.50 ID:gNIe5zPDO
再構成を書き始めたころのSSってことも大きい気もする
301 :鈴科ユリコの憂鬱 [saga]:2011/07/09(土) 00:00:26.19 ID:4zaiMkpE0
1レス頂きます

ハルヒパロディーです
302 :鈴科ユリコの憂鬱 [saga]:2011/07/09(土) 00:02:37.69 ID:4zaiMkpE0
鈴科「長点上機学園中等部出身、鈴科ユリコ。ただの人間に興味はねェ。この中にシスコン・ショタコン・ストーカーがいたら俺の所に来い」

上条(これ笑うとこ?)


高校入学早々、この突飛な自己紹介をした鈴科ユリコ。美少女なのだが、その性格・言動は変人そのもの。

そんな彼女に『不幸』にも仲良くなってしまった上条当麻。


土御門「義妹こそ最高なんだにゃー!」

結標「ショショショタコンじゃないわよ!」

海原「愛があればいいんですよ。愛があれば」


そして、義妹が大好きな同級生に、小さい男の子をぼーっと観察していた先輩に、好きな子追いかけて日本に来た自称アステカ出身の転校生。


鈴科「『世界を大いに盛り上げるための鈴科ユリコの団』。略して『SOS団』だァ!」

上条「……不幸だ」


そんな不幸少年とアルビノ美少女と変態たちが織り成す『ビミョーに非日常系学園都市ストーリー』 

『鈴科ユリコの憂鬱』 乞うご期待!
303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/09(土) 00:04:48.89 ID:jXrr8mSt0
>>283心理(食蜂さん)禁書もあったよ
304 :鈴科ユリコの憂鬱 [saga]:2011/07/09(土) 00:05:44.41 ID:4zaiMkpE0
以上。単なる思いつきなので、乞うご期待とか言ってるけど続けないぜ!
305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/09(土) 00:16:49.83 ID:jXrr8mSt0
途中に投稿してすいませんでした……
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/09(土) 06:55:33.60 ID:GYvQXJDDO
>>302
期待したんでつづきよろ

俺も昔思いついたけどはじめと終わりしか思い付かなかった。
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage ]:2011/07/09(土) 09:00:05.40 ID:UnT+qREN0
原点回帰、おさかな満載の水槽ネタ。今回は生態ネタなどを扱うので人によっては不快な表現があるかもです。ご注意を

さかなくん先生が禁書SSを書いた風5レス、いただきます  
308 :おさかな煉獄 [saga]:2011/07/09(土) 09:01:31.52 ID:UnT+qREN0
「なあインデックス、スーパーで売ってるシジミって生きてるけど、そのまま水槽で飼育できるのか?」

「とうま? 日本で食用とされるシジミはほとんどが汽水域に生息するヤマトシジミなんだよ。半分くらいは宍道湖産かも」

「汽水域っていうと、河口みたいなの真水と海水が混じり合うトコだよな。ってことは普通の水ではダメだろうな」

「ちょうどいい飼育水を常時用意するのは困難かも。でも、真水でも大丈夫なシジミもいるんだよ。マシジミっていうんだけど」


「ふ〜ん、マシジミねえ。それはちなみに食べられるのか?」

「うん、立派に食用だよ。ただ、汚い水の中でも平気な外来種と間違えやすいから見分けられない場合は食べないほうがいいかも」

「そこまで似てるニセモノがいるんだな。まあそれはいいとして、本物は川に行けば居るのか?」

「だね、まあ本物かどうかは保証しないけど河川の中流域の岸で、砂地になってる所をちょっと掘れば多分居るんじゃないかな」


「よーし、んじゃ拾ってきたとしてどうやって飼うんだ?」

「とうま!? 水槽ネタ水槽ネタと言いながら、飼育方法に言及するのってこれが初めてじゃないかな」

「んー、そうだっけ? まあどうでもいいじゃねえか。とりあえずいつものようにマシジミ講座してくれよ」

「飼うとなったらしっかり知っておかないとね。マシジミは繁殖も生活も淡水で行う、雌雄同体で卵胎生の二枚貝だよ。以上!!」


「オイ! いつも以上に適当過ぎやしませんかインデックスさん??」

「あ、いまのはヤマトシジミとの違いを言っただけだから。心配しなくてもこの後ゆっくり説明するんだよ。焦っちゃダメかも」

「くっ……、じゃあ水槽を用意しました。底に砂を敷きました。マシジミを入れました。後はどうするんだよ?」

「底砂はホントに川の砂じゃなくても、赤玉土とか細かい砂利でも水が濁らなければいいかも。次は水草を入れないとね」
309 :おさかな煉獄 [saga]:2011/07/09(土) 09:02:11.85 ID:UnT+qREN0
「水草ねえ。あ、そういや水槽っていうとポンプとかフィルターとかそういうの要るんじゃないのか?」

「あればもちろんいいんだけどね、特に二枚貝は酸欠に弱いからエアレーション的に。でも今回は無しで、そのためにも水草なんだよ」

「ふむ。んじゃまあ、根を張らないような水草を入れました。水は生息地のもの、無ければ水道水を処理して。次は?」

「シジミは動きが少ない上に、水を吸って栄養を取る生き物だから水流が無いとダメなの。だから酸欠に強いメダカか金魚を入れるの」


「メダカや金魚は水面から底まで良く動くからね……って、オイ! これじゃ普通の金魚鉢じゃねえか! シジミ潜っちまうし!!」

「気づいちゃった……? でもでも、シジミは水を吸って、プランクトンを始めとする汚れの元を食べてくれるんだよ!」

「お陰で水槽の中はいつでもピッカピカって、いやいや。シジミを飼ってるって実感は持てねえのかよ?」

「……あるにはあるんだよ。貝類は死ぬと体組織が溶けて広がるからすごく水が汚れるんだよ」


「あんまりだ……そんなのってねえよ! 元気な時は金魚やメダカが優雅に泳ぐ姿を演出し続けて、目立つのは死ぬ時だけなんて」

「ま、まあ、温度だけ、水温が極端に上がりさえしなければ多分そんなに死なないんだよ。水質浄化用に飼う人は割と多いかも」

「これからの時期は要注意ってことだな、他のおさかなを飼う場合にも言える事だけど」

「うん、水温を下げるのは難しいからね。それにしても派手な活躍は無くても地味にいい仕事するマシジミって素敵かも」シミジミ



「普段全然出てこないけど、その存在感の無さが活躍の証。じっと動きもせず一日中何か食ってるマシジミの話だったけど」

「飼育に関しての内容はかなり省略してるから、ホントに飼いたいって人はちゃんと調べることをオススメするんだよ」

「水替えとか掃除方法とか適正水量とかPHとか、雌雄同体かつ三倍体で雄性発生の自家受精って何? とか、ほんと説明不足だよな」

「私はマシジミだから。一人で何でも解決しちゃうヒーローになっちゃダメなんだよ。目立たないことが大切なのかも」ホクホク



「(マシジミは噛み付かねえし、静かだし、水槽の掃除役だし、エサ代かからねえし、……まあ小型ってトコは似てるか?)」ブツブツ

「とうま? 何か言いたいことがあるならハッキリ言えばいいんだよ?」キョトン

「イヤ、別に。…………、俺も貝になりてえな、ってトコかな……」
310 :おさかな煉獄 [saga]:2011/07/09(土) 09:03:03.59 ID:UnT+qREN0


初春「めーんめんメ〜ダカは目がまるい〜、まあるい目っ玉でメダカだよ〜♪」

佐天「いや、ゴメン初春。そんな知らない歌じゃ盛り上がれないよ。それにメダカはかわいいけど、食べれないじゃん?」

御坂「え、佐天さん何言ってるのよ? メダカは地方によっては食用だし、昔は胸の薬としても使われていたのよ?」

白井「誤解のないように申し上げておきますけど、胸の薬と言っても肺の病や母乳の出を良くする、って意味合いですの」シラー


初春「だれも誤解しませんよー。ところでメダカって身近なようで知らないことの多い魚ですよね」

佐天「身近って言えるのかなあ? 確か絶滅危惧種なんでしょ」

御坂「それにはちょっと複雑な事情があるんだけど、まあ地域ごとに大切に保護したい魚ではあるわね」

白井「メダカは特に繁殖行動の面で注目せざるを得ない魚なんですのよ。その点を私、白井黒子が説明いたしますわ」


白井「メダカのオスメスの見分け方は簡単で背びれに切れ込みがあって尻びれ……お腹の下の長いヒレですけどコレが平行四辺形なら
   それはオスですわね。メスは背びれに切れ込みが無く尻びれが三角、繁殖期にはお腹がボテっとしてくるのでそれで判りますの。
   あと、オスの中には胸ビレ……体の大体真ん中の下部にある一対のヒレですけど、コレが黒く変色するものがおりますのでそれも
   見分けるポイントになるかと。では、ここまで質問がありましたら答えますわよー?」

初春「そんなの皆、小学校で習ってますよー、次へ行ってくださーい」

白井「ぐぬっ……、後で覚悟なさいよ、初春! で、寒い冬を越して春に段々と水温が上がってまいりますと20℃を越えた頃から繁殖が
   始まり25℃くらいがピークになりますの。このころに水槽内で見られるのがメスを争うオス同士の戦いですの。オスは自分の力を
   見せ付けてメスにアピールして、いよいよ交尾……。とても体外受精をする魚類とは思えない熱い愛の抱擁をするんですの!」

御坂「さっき言ってたオスの背びれと尻びれでメスを横から抱きかかえてね、こう、揺さぶるのよ。タマゴを産むように刺激を与えて」

白井「ええのんかー、これがええのんかー、おっほ、ようけ出したやないか。よしよしオッちゃんが種付けたるさかいなあ、ですの」

佐天「ちょ、白井さん! お店の中でそんな大声で。後ろの人に見られてますよ! ……まあ、それでオスが放精して完了ですか?」

初春「そうですけど、世の中はそんな良い子だけで出来ていないんですよ、佐天さん」


白井「ですの。オス同士の戦いで勝利した個体がメスを獲得しましたけど、負けた魚たちも諦めませんの。彼らはカップルを遠巻きに見て
   交尾の時を待つんですの。そしてメスが産卵を始めたら一気に隙を突いて近寄りパパッと放精して逃げたり、交尾が終わったばかり
のタマゴを持ったメスにパートナーの目を盗んで近寄って放精したり。とまあ、かなり情けないことをするんですの」

御坂「メダカの場合はそういう行動をスニーキング、そういうオスをスニーカーって呼ぶわね。ただ似たような事をする魚は結構居るけど
   場合によって用語が変わることもあるから注意が必要ね」

白井「で、いろいろあって受精完了したタマゴはメスのお腹の下に10個くらいぶら下がって大事に守られるのですけど、数時間後には
   水草や植物の根など簡単に流されない所に付けられて、そこで孵化を待つことになるんですの」

御坂「ただし、メダカのタマゴは川の生き物にとって良質のエサ……、あろうことか産んだ母親も喜んで食べちゃうのよ」

初春「淡水、しかも川っていうのは低栄養な環境ですから。口に入る大きさの物は迷わず入れるって本能があるので仕方がないですね」



佐天「本来守るべきものを食べちゃうのかあ、……それって悲劇ですよね」




??(自分はスニーカーでもストーカーでもないですし、守るべきものを食べるなんて考えられません。……美味しいんですかね?)
311 :おさかな煉獄 [saga]:2011/07/09(土) 09:05:48.25 ID:UnT+qREN0


打ち止め「人は〜だれで〜も〜、未知のォ世界に マコガレイ〜♪ ってミサカはミサカはニモって男か女か気になっていたり」

一方通行「……。」

打ち止め「あれれ? 聞いてないのかなって、ミサカはミサカはニモの性別について質問を繰り返してみるー!」

一方通行「……あのなァ、流石に話題が古過ぎンだろ? ソレ。渾身のギャグもダダ滑りじゃねェか」


打ち止め「むぅううううう、良い物は時代を超えて価値が受け継がれていくんだもんってミサカはミサカは懐古主義的発想を展開する!」

一方通行「ンな大げさなもンじゃねェ! まァイイ。ニモってアレだろ、クマノミ……だよな」

打ち止め「そうだよ、カクレクマノミ。サンゴ礁の海でイソギンチャクの中に住んでるんだよってミサカはミサカは説明してみる」

一方通行「で、ガキなンだよな。だったら簡単だ。性別は無い、つゥか性的に未成熟だ」


打ち止め「むむむ? 良くわかんないんだけどってミサカはミサカはちゃんとした説明を要求してみる」

一方通行「ふむ……、クマノミを理解するにはまず、魚類の性転換について知る必要があるンだが」

打ち止め「え……男の子が女の子になっちゃうっていう、おネ……」

一方通行「そォいう余計な知識は捨てて聞けェ! まァざっくり説明すっと、ある種の魚類では体のサイズで性別が決まるンだ」


打ち止め「ますます混乱してきたよ??? ってミサカはミサカは黙って次の説明を促してみたり」

一方通行「黙ってねェけどな。で、成長に従いオス→メスになるのを雄性先熟、逆を雌性先熟って……、用語はどォでもイイか」

打ち止め「小さいとオスで大きくなるとメスになる、またはその逆ってことかなってミサカはミサカは脳みそフル回転ぐりんぐりん」

一方通行「やりゃ出来ンじゃねェか、そォ言うこった。それを踏まえてクマノミの説明に入ンぞ」
312 :おさかな煉獄 [saga]:2011/07/09(土) 09:07:27.81 ID:UnT+qREN0

一方通行「クマノミはカップルで卵や稚魚を守るンだが、オスとメスは一匹ずつしか居ねェ。これは群れの中での大きさの順番で性別が
       決まるからなンだ。その法則はこォなっている。一番大きな個体がメス、二番目がオス、第三位以下はオスでもメスでもない
       未成熟っていうふうにな。だからさっきの用語を使うならクマノミは雄性先熟ってことになるな」

打ち止め「ほぉお、第一位はメスで第二位がオス、第三位はまだお子様って事だねってミサカはミサカは……」

一方通行「その考え方だとこの先キツイぞ? 例えば、この群れから第二位が居なくなると、第三位が繰り上がってオスになる」

打ち止め「第三位が繰り上がってオス……相手は第一位のメス……ナンカヤダ」モンモン……       

                                             イヤーーーーーー…… オエッ、オエッ

一方通行「関係ねェ誰かがキツくなっちまったみてェだが。で、問題のニモ、なンだが……」


打ち止め「あ、そっか! あの話だと……」

一方通行「だろォ? まァ、ガキとして描かれているンで性転換は何故かどちらにも起こらなかったと捉えるべきなンだろォが」

打ち止め「それにしても、第三位はオスになるしかないのかな、ってミサカはミサカはアイデンティティが崩壊の危機だったり」

一方通行「心配しなくても陸上の脊椎動物では種として性転換が起こるものはいねェから安心しとけ」


打ち止め「よかった、ってミサカはミサカは半分冗談なのに気を使ってくれたあなたの優しさがちょっぴり怖かったり」

一方通行「ウゼェ……まさに未成熟、ガキそのものだなァ」

打ち止め「ひどーーーい!! ミサカを引ん剥いたりお風呂に入ってきたりして何度も裸を見てるのに、未成熟だなんて!!!」


 フラフラ〜

番外個体「うぷっ、まだキモチワルイ……。おい、そんなことより第一位の性別がハッキリしないとこっちは寝てらんないんだけど!」






一方通行「……だから見りゃわかンだろォが!! その話題もそろそろ古ィンだよォ!!!」

313 :おさかな煉獄 [sage]:2011/07/09(土) 09:10:33.72 ID:UnT+qREN0
以上でした。で、どっちなんだろ
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(香川県) [sage]:2011/07/09(土) 12:19:03.23 ID:+mgMXCfE0
最初から見てるけどおもしろいなー
教養講座系?もっと見たいな

一方さんの性別は一方さんデスヨ
315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/09(土) 13:08:16.17 ID:0CdijnWAO
またおまえかwwwwww
相変わらず豊富な知識に関心してしまうわー
また投下しにきてもいいのよチラッチラッ
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/09(土) 17:49:42.68 ID:Yr8u/m8AO
一方さんと秀吉は独立した性別だな
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/09(土) 18:30:34.29 ID:EdKpvdXDO
ってことは、銭湯の男湯と女湯の間に“一方通行湯”が追加される日も近いか……
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/09(土) 18:32:58.45 ID:9ohkkXJ0o
>>317
>一方通行湯
「アクセラレータゆ」「いっぽうつうこうゆ」「アクセラレータとう」「いっぽうつうこうとう」
このどれでもなく

「アクセラレータタン」

と読んでしまった俺
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/09(土) 18:35:23.74 ID:mvqrCBgTo
あくせられーたん!
320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/09(土) 20:52:03.45 ID:Yr8u/m8AO
性別ネタで1レス、かぁ


上条「なあ白井、御坂達レベル5って見た目通りの性別なのかな?」

黒子「何を仰るかと思えば…確かに第一位様は鈴科という性別疑惑がありますが」

初春「第二位の垣根さんは常識が通用しないからわかりませんよ」

黒子「という事はお姉様がもしお兄様ならば黒子は赤ちゃんを産むしかありませんのヒャッハー!」

浜面「という事は麦野は男…違和感ねえな」

婚后「第五位の食蜂さんも精神操作系ですから性別を改竄…この婚后光子を謀るとは!」

原谷「待てじゃあ削板が女!?激!極虎一家じゃねえか!!」

上条「…結局レベル5連中の本当の性別はわからないって事か」

黒子「私はお姉様がお兄様でもついていきますわ」

?『ほう』

上条「っ!御坂、それに一方通行!」

黒子「食蜂さんに後は…ま・さ・か」

垣根・麦野・削板『レベル5でーす』

浜/面「」原/谷「」

美琴「初春さんと婚后さんは逃がしたけれど」

食蜂「あなた達は逃がさないわぁ」

一方「俺達が男か女か知りたければ命と引き換えに教えてやンよゥ!!」


ガシッ ボカッ スイーツ
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/09(土) 20:53:28.72 ID:Yr8u/m8AO
以上です
性別逆でも違和感が…



イ/庵「」
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/07/09(土) 20:59:39.73 ID:GPA00CSIo
>>309
シミジミ、か……これは……いやなんでもない
とりあえずいつも楽しく読んでる乙

>>321
乙、だがみさきちの胸部が幻想だなんて信じねえ
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/09(土) 21:33:42.79 ID:COK6n0pDO
それを言うならむぎのんもだ




そして一方通行の胸はちっぱいのつるぺたのまったいらの胸に決まっt
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/07/09(土) 21:45:50.11 ID:ZuE4G8Yg0
>みさきちの胸部が幻想だなんて信じねえ
という事は超電磁砲は…
そう考えれば短パンなのも黒子が惚れてるのもノーマルなkjさんが靡かないのも合点が行く
そう、つまり御坂美琴の性別はおtうわなにをするやめqあwwせry
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/09(土) 21:51:45.86 ID:mvqrCBgTo
弟達(ブラザーズ)……!?
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/07/09(土) 22:55:10.53 ID:jyJEdDYP0
>>266でグループネタやったやつです。
また3レスほど頂きます。
327 :最強グループ1/3 [saga]:2011/07/09(土) 22:56:34.04 ID:jyJEdDYP0

〜 とある日 〜


土御門(今日こそはいい面子が集まってるんだろうな……)

土御門「失礼するぜい」トントン

土御門「」ギー



一方通行「……」

風斬「……」

削板「」Zzz



土御門「」

土御門(第一位にナンバーセブンに巨乳眼鏡っ娘だと!?)



土御門(この面子ならいける!!)



土御門「……えっと、俺が土御門だ。よろしく頼む」

風斬「風斬氷華です。よろしくお願いします」ペコリ

一方通行「よろしくゥ」

削板「削板軍覇だ!! よろしく頼むぜ!!」



土御門(ふふふ。この面子なら最強の暗部組織になれるぜい……)
328 :最強グループ2/3 [saga]:2011/07/09(土) 22:57:29.16 ID:jyJEdDYP0

〜 翌日 作戦実行日 〜



土御門「よし、今日はスクールとアイテムを潰すぞ」

一方通行「あン? 俺がもう通勤途中に潰してきたぞ?」

風斬「あっ、私は友達に酷いことしてた人がいたのでこの人を潰してきました」

アッ/クア「」

土御門「」

土御門「……えっ!?」

土御門(もうスクールとアイテム潰してきただと!? それにあの死体は後方のアックアさん)

土御門「……」

土御門(強すぎる……強すぎるぞ……)

土御門「……それじゃー、今日は解散。風斬、それは萌えるゴミに捨てておけ」

一方通行「そんな奴じゃ萌えねェよ……」

風斬「それじゃー、萌えないゴミに入れておきますね♪」

土御門「……ああ。それより削板はどうした?」

一方通行「あの熱血馬鹿なら、三下と一緒にスクールとアイテムの連中に説教してるぜェ」

土御門「三下?」

一方通行「俺を倒した奴だァ……」

土御門(カミやんかよ!!)
329 :最強グループ3/3 [saga]:2011/07/09(土) 22:58:35.46 ID:jyJEdDYP0

〜 二時間後 とある路地裏 〜


上条「ふざけんじゃねーよ!! てめぇは、仲間を自分の道具にしか思ってないのかよ!!」

麦野(私の説教なんて……こんな奴初めてだわ///)

上条「てめぇもてめぇだ!! 自分で自分を傷つけてんじゃねーよ!!」

上条「何が『私の居場所はアイテムしかない』だ!! 居場所ってのは自分で作るもんだろうが!!」

滝壺「うん。ごめんなさい」

上条「わかってくれたならいいんだ」ナデナデ

滝壺「///」

フレンダ「ねぇ、もう何時間経ってる?」ヒソヒソ

絹旗「三時間弱です」ヒソヒソ

上条「そこっ!! 人の話をちゃんと聞きやがれ!!」

滝壺「そうだよ。そんなふれんだときぬはたは応援できないな」

麦野「そうよ。人の話を聞けない奴に人を殺す資格はないわ」



削板「お前らには根性が足りないから一方通行なんかに負けるんだぁぁぁぁ!!」

垣根「」ボロボロ

心理定規(なんでこいつに、私の能力効かないのよ……)

ヘッドギア「すんまそん」

砂皿「……」

削板「それにお前、男なら堂々と素手で戦いやがれ!!」

砂皿「いや、俺スナイパーだし」

削板「そんなの根性があれば素手でもスナイパーは出来る!!」

330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/09(土) 22:59:49.93 ID:jyJEdDYP0
以上で終了です。
エイワス入れようかと思ったけどチートだからやめときました。
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/09(土) 23:05:59.48 ID:Yr8u/m8AO
>>330
乙!
そして結標と海原は第三位のショタ疑惑解明の為に超電磁砲組入りですねわかりますww
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/09(土) 23:32:04.60 ID:/GdGCJsSO
>>329
後のスナイパー空手誕生の瞬間である


333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/09(土) 23:38:01.24 ID:eE2Ek65/o
>>332
巨乳メェニアめ…
334 :一方通行「超電磁砲…ねェ」番外個体「余所見しちゃ、ダメだよ?」 [sage]:2011/07/10(日) 02:33:46.08 ID:zOK4noOWo
長編書こうとして挫折したものを投下
16レスお借りします


注意!
・ほぼ初SS。それなりに気を使ったつもりですが、見にくい、読みにくい等あると思います

・ややカップリングあり。多分タイトルから想像できるものがそのまま
番外→一方→美琴、敢えて言うなら番外通行砲?ただし本来なら導入部分のため薄め

・地の文あり。かなりくどい

・一部脳内補完推奨

・内容に関しても文章に関しても、批判は大好物です。
もしなにか目に付いた点があればよろしくどうぞ。
335 :一方通行「超電磁砲…ねェ」番外個体「余所見しちゃ、ダメだよ?」1/16 :2011/07/10(日) 02:35:18.71 ID:zOK4noOWo
今でも印象に残っている。
あの悪夢のような実験の最中に、恐怖を抑え込んで自分に向かってきた彼女のあの目を。
敵わないと知りつつも、一方的に蹂躙されると知りつつも力強く両足で立ち、自分を見据えたあの目を。
その瞳になにかしらの感慨を覚えたのは彼が抱えた秘密の一つである。

彼女の瞳に宿る輝きは、彼の闇に染まりきった人間性の中心をまさに電光のように貫き、
そうして与えられた痺れは未だに彼の中に甘く残っている。
その残滓は憧れのようでもあり、尊敬のようでもあり、また恋のようでもあり…
とにかく、今一つ正体が掴めないながらも好意的な感情なことは間違いない。
だが彼は自分が彼女の前に立つ資格がないと信じているし、また彼女の方からも歩み寄ろうなどという意思はなかった。
それだけ彼の犯した罪は大きく、できた溝は大きかった。


ところが。
ところが、である。
そんな彼、一方通行は、現在公園のベンチでコーヒーを啜っていた。
他ならぬ彼女、御坂美琴と、である。
それに至る経緯は単純明快なものだが、彼にしてみればまさに複雑怪奇で摩訶不思議。
疑問は尽きるものではなく、一方通行は思わず嘆息しながらほんの10分ほど前の事を思い返した。
336 :一方通行「超電磁砲…ねェ」番外個体「余所見しちゃ、ダメだよ?」2/16 [sage]:2011/07/10(日) 02:36:24.12 ID:zOK4noOWo
「うっ!」
「……?」

そんなうめき声のような声が近くから聞こえたのは、
一方通行がコンビニに缶コーヒーを買いに行こうと道を歩いていた時だった。
振り向けば、そこにいるのは四人の女子校生。
その中の三人には見覚えもなく、あちらとしてもキョトンとした顔をしていただけだったが、
残りの一人はそういうわけにはいかなかった。

なにせ、『あの』御坂美琴である。
その目に浮かぶ気まずそうな色合いはあの実験の時とはかなり違っているようには思えたが、
むしろこちらが素の彼女なのだろう。そんなことを思う妙な余裕も一方通行にはあった。
それはこうして向かい合っているという状況がどこか現実感に欠けたものだったからかもしれない。
美琴の隣にいるツインテールの少女が口を開く。


「お姉さま、こちらの方とお知り合いで…?」
「う、あー、その! まあなんていうかな、古い知り合いで…ね、そうでしょ!?」
「……ハァ?」
「そ・う・で・しょ!?」
「あァ…まァ古いと言えない事もねェか」


やや疑問は残るが、ここは空気を読んで同意しておく。
337 :一方通行「超電磁砲…ねェ」番外個体「余所見しちゃ、ダメだよ?」 [sage]:2011/07/10(日) 02:37:11.67 ID:zOK4noOWo
一方通行としても自分たちが知りあった経緯を正直に話すのは、
相手が誰であっても都合が悪いことはわかっている。
だからこそ彼女の茶番につき合ったのだが、
咄嗟に対処できなかったこともあって、周りの少女たちは二人の発言をそのままには受け止めなかったようである。


「なんかあやしくないですかー? も、もしかして、御坂さんの恋人だったり…!?」
「な、なんですって…!?」
「あー、いろンな意味でそりゃねェわ。安心しろ」
「ちょ、確かにそうだけどそれはそれでちょっとムカつくっていうか…じゃない!一方通行!」
「あァ? なンですかァ?」


浮ついた空気を振り払うように顔を一振りした美琴は、ビシ、と一方通行を指さして言った。


「ちょっと、そこまで付き合いなさいよ!!」
「…………ハァ?」


実験を止めようとしたあの時のように、ギラギラと輝くその瞳はなんなのか。
呆気にとられた一方通行の頭の片隅を、そんな考えがふと横切った。
338 :一方通行「超電磁砲…ねェ」番外個体「余所見しちゃ、ダメだよ?」4/16 [sage]:2011/07/10(日) 02:38:42.75 ID:zOK4noOWo
こうして公園で仲良くベンチに座るまでの過程をなぞるならば、正しくこれが事の経緯である。
だがやはり一方通行には今のこの状況が理解できない。
美琴は何を思ってここに自分を連れてきたのか。
一瞬浮かんだ不穏な考えからチョーカーに手を伸ばしかけるが、
戦闘行為を行うのならばこうして座る必要はないと思いなおした。

先ほど美琴が一緒にいた少女達は美琴が帰したためにもういない。
そうした行為は彼女達のあらぬ誤解を生む元となるような気はしたし、
事実彼女達の中の一人は表現することも憚られるような表情になっていたが、それはこの際どうでもいい。

やはり、何かしら話があるということなのだろう。
それも、ともすると血なまぐさい事になりそうな話が。
心当たりがあると言えば妹達関係だが、
もしも妹達になにか起きたのならば美琴よりも打ち止めの付近にいる自分の方が早く情報を掴めるはずだ。
そもそも美琴が一方通行と妹達の、とりわけ打ち止めや番外個体との関係を知っているとも思われなかった。

となると、あの実験についてのケジメをつけろとかそういった話なのだろうか。
今一つ、彼女の考えが掴み切れない。

そのためどのような話がでてくるのか予想できず、一方通行は静かに美琴の様子を伺っていた。
彼の横に座る美琴はヤシの実サイダーを両手で持ち、気まずげに下の方に視線をずらしたまま何も言おうとはしない。
思わずため息が出た。
美琴に半ば強制的に奢られたコーヒーを啜り、彼女が口を開くまでの無聊を慰める。
339 :一方通行「超電磁砲…ねェ」番外個体「余所見しちゃ、ダメだよ?」5/16 [sage]:2011/07/10(日) 02:39:19.09 ID:zOK4noOWo
「……あのさ」
「あァ」
「聞きたいことがあったんだけど」


来たな、と思った。
言い淀みはしたものの、いざとなれば単刀直入。
なるほどこの少女らしい、と一方通行は変なところで感心した。


「なンだ」
「絶対能力進化実験。あれは、あの後どうなったの?」


やはりその話か、と思う。
一方通行と美琴を繋ぐものと言えば、妹達くらいなものである。
妹達の身には何も起きてないとすれば、あとはもうあの実験のことしか残らない。
嫌気がさすような話題だ。

ただ実際のところ、これは一方通行にとっても丁度いい話題とも言えた。
例の実験のことは、彼の記憶にも未だに色濃く残っている。
そして実験に関しては決してメインではないものの、美琴もその当事者の一人である。
340 :一方通行「超電磁砲…ねェ」番外個体「余所見しちゃ、ダメだよ?」6/16 [sage]:2011/07/10(日) 02:40:00.39 ID:zOK4noOWo
ある意味、気がかりではあった。
他の連中の現状は良く把握している。
研究者達の現状もそうだし、妹達についてなどは当人を除けば彼以上に詳しい人物はそういない。
例の『ヒーロー』についても、何度か相まみえる機会もあり、その度に言い知れぬ思いを抱いたものである。

だが、美琴は別だ。
一方通行は彼女の情報を持っていない。
あれからどうしているか、今どうしているか。
そしてなによりも、あの実験をどう思い、自分の行いをどのように感じているのか。
一方通行としても、彼女がどのように感じていたところで自分のやったことは変わらないと理解してはいるが、
それでも気にならないと言えば嘘になる。
そう言った意味で、なんとなく頭の隅に引っかかっているところではあった。

だが、彼女は実験のその後についてはある程度知っている筈ではないのか。
その疑問は彼の口を素直に突いてでた。


「オマエ、実験が中止になったことについては知ってンじゃねェのか?」
「それは当然知ってる。そうじゃなくて、再開の打診とかあったかって聞いてるのよ」
「あったとして、俺が素直に話すと思うかァ?」
「……さあね。でも、なにか情報を得られるなら少しの手間くらい惜しむ必要はないでしょ」
「まァな。……そンな妙な質問しやがるってことは、なにかそれに関する情報でも拾ったのか?」
「そういうわけじゃないわ。でも、条件さえ揃えばいつ再開されてもおかしくないでしょ。
だから定期的に調査するようにしてるのよ」
「……打診があったと言ったらどォする?」
「!……承諾したの?」
「だとしたら?」
「止める。アンタを、絶対に」
341 :一方通行「超電磁砲…ねェ」番外個体「余所見しちゃ、ダメだよ?」7/17 [sage]:2011/07/10(日) 02:40:53.76 ID:zOK4noOWo
思わず笑いが漏れた。
一方通行のカマかけに応じたものではあるが、彼女はまたあの時のような状況になれば、
同じようにまた立ちはだかるのだと言う。
一方通行にはそれがなんだかおかしくて、同時に嬉しくてたまらなかった。
その体中を駆け巡る衝動が笑いとなって漏れだしたのだ。


「なに笑ってんのよ! もしあんなことやってるんだったら―」
「やってねェよ」
「え?」
「打診もねェし、あったとしても俺はもォあンな実験はやらねェ。そう決めた」
「……そう」
「ま、信じるか信じねェかはオマエ次第だ。平然と嘘ついて、裏ではやってるかもしれねェしな」
「……まあ、やってるとして今ここで私に言うメリットはないし。
その程度でよければ信じてあげるわ」
「そりゃどォも」


会話が終わり、なんとも言えない空気が流れる。
聞きたいことが聞けたというのに美琴はまだベンチでなにやら燻っているし、
一方通行としても実験の時の負い目もあり、勝手に行動するのはやや気が引けた。
342 :一方通行「超電磁砲…ねェ」番外個体「余所見しちゃ、ダメだよ?」8/18 [sage]:2011/07/10(日) 02:41:24.13 ID:zOK4noOWo
「……どうして」
「あァ?」
「どうして実験をしないって決めたのよ?
アンタ、妹達のことなんて人形同然に思ってたんでしょ?
それなのに、アンタが言うことが本当なら…まるで」
「アイツらを人間として扱ってるみてェだ…ってかァ?」
「……うん。こういうことは、あんまり言いたくないんだけどね」


一方通行としても、彼女の疑問はもっともだと思った。
かといって、全てを説明したところで信用してもらえるとも思わない。
応えてやりたい気持ちはあるために、一方通行は彼女への返答にしばし頭を悩ませることになった。
その背後に迫る厄介事には気付かないままに。
343 :一方通行「超電磁砲…ねェ」番外個体「余所見しちゃ、ダメだよ?」9/19 [sage]:2011/07/10(日) 02:42:18.95 ID:zOK4noOWo
いつからかはわからないが、自分が外に出る頻度は相当増えたと番外個体は思う。
珍しいものや刺激が街中には溢れていて、一人で行動していてもなかなか面白いものだ。
彼女の上位個体や白い同居人と行動するときもあるが、こうして一人で行動する時が一番多い。

今日も一人でのんびりと散歩をしていた折、ある公園に差し掛かった。
そこで彼女は見過ごせない(楽しそう、という意味で)光景を発見する。
ベンチで少し距離を置いて座る、二人組の男女である。
その片方は随分と目立った、そして見慣れた容姿をしていた。
迷わず背後から近づいて、見慣れた白い男の首元に左腕をするりと絡ませる。


「やっほう、第一位☆」
「っ! オマエ、どォして…」
「は? …え?」


突然現れた人物に、美琴は動揺を隠せない。
だがそれも当然のことだろう。
彼女は元から持っていた情報と一方通行の言葉から、自らのクローンの生産はあの実験以来行われていないと考えていた。
にも関わらず自分とあまりにも似ている、それも今まで見たことのない人間が隣にいれば驚くのも致し方ない。
番外個体は他の妹達とは性質・姿形を異にしている。
それでも一目で、おそらく彼女は自分のクローンなのだろうと思える程度には美琴と番外個体は似ていた。
美琴はしばらく茫然としていたが、すぐさま我に返り一方通行を睨みつける。
344 :一方通行「超電磁砲…ねェ」番外個体「余所見しちゃ、ダメだよ?」10/19 [sage]:2011/07/10(日) 02:43:00.68 ID:zOK4noOWo
「ちょっとどういうことよ! この子、妹達でしょ!?」
「そォなんだが…チッ、めンどくせェな」
「あんた、実験は終わったって――!」
「大丈夫だよ、お姉さま。ミサカは実験のたまに造られた個体じゃなくて、第一位のために造られた個体だからさ☆」
「……え? 実験のためじゃないって…一方通行のためにつくられたって…どういうこと?」


問う美琴を尻目に、番外個体は一方通行をチラリと見て深い笑みを浮かべた。
それは彼女が悪巧みをしているときによく浮かべる笑みであり、
その表情は一方通行に妙な悪寒を与えるには十分だった。


「おい、番外個体…」
「そう、ミサカのコードは番外個体。
第一位に辱められて、キズものにされて…そういうコトのために生み出された個体。
右腕だって興奮した第一位に折られちゃって、
この人ってばそれでも全然悪びれないんだから、大した悪党だよね」
「は、はずかしめ…きずもの…」


美琴は羞恥で顔を赤くし、しかしその内容の意味するところに思い至ると今度は怒りで顔を真っ赤に染めた。
番外個体が敢えてそういう歪曲した伝え方をしているのだが、
素直なところのある美琴は言葉をそのまま受け取ってしまったようである。
345 :一方通行「超電磁砲…ねェ」番外個体「余所見しちゃ、ダメだよ?」11/16 [sage]:2011/07/10(日) 02:44:05.38 ID:zOK4noOWo
「おい、ちげェだろォが!」
「アンタ、なに言いわけしてんのよ!そんな、女の子をご、ご、ごう…強引!に、なんて、最低よ!」
「ちげェェェェェ!! 話を聞け!! おい番外個体、そこらへンで…」
「ホントに最低だよね、第一位ってば。でもあの時の第一位は、激しかったなあ…ミサカ、トラウマになっちゃったよ」
「トラウマなんて…ううん、そうよね。女の子だもんね…ハッ、一方通行のためにつくられたってことは、まさか今も…」
「……そっからは、ミサカからは言いたくないな。察してよ、お姉さま」
「……一方通行、アンタを少しでも信じた私がバカだったみたいね…」
「いいから俺の話を……」
「今はミサカね、出ていきたい出ていきたいって言ってるんだけど、許してくれなくて…
第一位と強制的に同じ屋根の下。いつ襲われるかわかんなくて、ミサカドキドキしちゃうよ」
「……アンタって…」
「他にもさ―」


「番外個体っっ!!」


一方通行が名前を呼び、一喝する。
それだけで番外個体はその体をビクリと震わせ、一方通行の方を不安げな瞳で見た。


「……くだらねェこと言ってはしゃいでンじゃねェ。……やめろ。いいな」
346 :一方通行「超電磁砲…ねェ」番外個体「余所見しちゃ、ダメだよ?」12/16 [sage]:2011/07/10(日) 02:44:41.38 ID:zOK4noOWo
一方通行から睨みつけるように向けられた視線。
番外個体はしばらく落ち着かずに視線を彷徨わせていたものの、ギリと歯を噛みしめて睨み返した。
俄然、殺伐とした空気が流れる。
二人のいがみ合いには第三者的立場である美琴も、異様な緊張感に唾を飲み込んだ。
この突然訪れた緊迫した空気を破ったのは、番外個体からだった。


「……ミサカ、帰る」
「オイ…!」


グっとなにかを堪えるような表情を浮かべた番外個体は、それだけを言い残して公園を走り去っていく。
それを見た一方通行は、舌打ちをして傍らの杖を掴んだ。
すぐさま飛び出そうとした一方通行は、チョーカーのスイッチを入れる直前に美琴の方を振り向いた。


「ワリィ、弁解はまた機会があったらするが…アイツはそォいうンじゃねェ。
気になるなら、適当に妹達を捕まえろ。そうすれば俺に連絡が取れるはずだ」


続けて口を開こうとして、僅かに言い淀む。
それでも何かを振り切るようにして、美琴の瞳をキッと見据えた。
347 :一方通行「超電磁砲…ねェ」番外個体「余所見しちゃ、ダメだよ?」13/16 [sage]:2011/07/10(日) 02:45:15.53 ID:zOK4noOWo
「それと…今はもう、妹達を人形だなんて思っちゃいねェ。
これも信じるか信じねェかはオマエ次第だが…今はもう、アイツらを一人の人間だと思ってる。
……実験を再開しねェのは、それが一番の理由だ」


じゃあな、と言い残すと一方通行はチョーカーのスイッチを入れ、
ギリギリ視認できる程度のスピードで番外個体を追いかけて行った。
後に残された美琴は何がなんだかわからずに混乱し、
結局およそ一時間後にツインテールの少女が様子を見に戻ってくるまで、ベンチで考え事に耽っているばかりだった。
348 :一方通行「超電磁砲…ねェ」番外個体「余所見しちゃ、ダメだよ?」14/16 [sage]:2011/07/10(日) 02:45:56.04 ID:zOK4noOWo
風のように、しかし風よりも速く番外個体を追う。
元より一方通行が本気で追いかければ、ただの発電能力者でしかない彼女に彼から逃げ切る術はない。
一方通行が番外個体の腕を掴んだのは、追いかけてから間もなくのことだった。


「待て」
「……女一人追いかけるのも能力使わなきゃできないわけ?
全くさ、ひどい軟弱野郎だね第一位は」
「こっちは杖ついてンだ、それくらい許せ」


妙な沈黙が二人の間に流れた。
番外個体としては何も言うことを持ち合わせないし、
対する一方通行もグッと押し黙り、なかなか言葉は発しない。
だがこうしていても埒が明かないと思ったのか、スッと軽く息を吸い、一方通行は番外個体の目を見据えた。


「……さっきは、その…悪かった」
349 :一方通行「超電磁砲…ねェ」番外個体「余所見しちゃ、ダメだよ?」15/16 [sage]:2011/07/10(日) 02:46:54.73 ID:zOK4noOWo
一時絡み合った二人の視線は、すぐに外れて宙を彷徨った。
一方通行自身、日頃言うことのないような言葉に照れを隠しきれないようである。
番外個体にとっても彼のそういった行動は驚くべきことだったようで、
しばらくは目を見張っていたが直にニヤリと笑った。


「ミサカもさ、普段あなたがあんなに声張り上げるところなんか見てなかったから、少し驚いちゃったよ」
「? あァ…すまなかったな」
「もしかしてさ、あなたってばお姉さまの事気になってるのかな?
ぎゃは、似合わなくて超笑えるんですけど!」
「ハァ? 何言ってんだオマエ」
「お姉さまの前だからあんなに怒ったんじゃないの?」
「ンなわけねェだろ。オマエがあンまりしつけェから頭に来ただけだ」
「ふーん。まあそれならそれで、いいけどさ」


一方通行はハァ、とめんどくさそうに溜息を吐いた。
それから何事か思いを巡らし、先ほど三人が遭遇した公園の方を横目で見る。


「超電磁砲…ねェ」
350 :一方通行「超電磁砲…ねェ」番外個体「余所見しちゃ、ダメだよ?」16/16 [sage]:2011/07/10(日) 02:48:04.62 ID:zOK4noOWo
番外個体が細く整った眉をひそめる。
なにか彼のその言葉に、自分たちに向けないような響きを感じたからだ。
なにか彼のその瞳に、熱く燃え上がるような情熱を感じたからだ。
気のせいかもしれない。
一方通行に『そういう』情熱は似合わない。
それは彼も認めるところだろう。
それでも、番外個体の心をザワつかせる『何か』を感じてしまったのならば。
自分の中で、轟と燃える炎を感じてしまったのならば。


「ダメだよ?」
「ン?」
「あなたはミサカ達にひどいことをしたんだからさ。
一生かけてミサカ達に尽くして償わなきゃいけないんだ。
……だから余所見しちゃ、ダメだよ?」
「……あァ。そォだな」
「……ぎゃはっ☆」


こうして彼を束縛するのも、悪くはないと思った。
351 :一方通行「超電磁砲…ねェ」番外個体「余所見しちゃ、ダメだよ?」 [sage]:2011/07/10(日) 02:50:46.54 ID:zOK4noOWo
以上です。
途中ちょっと、通し番号等々少しミスってますね…すみません。
できればスレ立ててやってみたかったんですが、妄想力が足りなかった…

少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。
お目汚し失礼しました。
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 03:04:42.88 ID:0kDg292Oo
乙ー
どんな手を使ってでも手に入れたいものがあるってのは良いねぇ
353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/10(日) 04:28:10.95 ID:HTTX/oZso
乙乙

いいね、とてもいい
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 06:54:47.21 ID:V8/Wod1E0
乙です。
いい……凄くいい。
パパセラとかこういう全員片想いな構図大好物です!!
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 09:11:53.80 ID:d62q2DYco
新約2巻の表紙公開されたな
やっぱり2巻は上条さんがメインっぽい?
356 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/10(日) 11:16:49.93 ID:vdEm+TCAO
わからんぞ、四巻みたいに土御門メインかもしれん
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2011/07/10(日) 14:03:45.17 ID:IalMDBc20
>>356
十四巻じゃないのか
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/10(日) 15:17:17.28 ID:NEUmaG7i0
一レスだけ小ネタを




垣根「このチョーカーをジャミングしてまえば……!」


一方通行「バカが。これだからお前は第二位なンだよォ!俺のチョーカーはなァ、ジャミング対策がしてあンだypuひpsqmじぇえjsp」

打ち止め「アナログ放送は7月24日に終了だよーっ!ってミサカはミサカは早めに地デシにして欲しいなと思ってみたり!」

垣根「よし、家電量販店行ってくる」

打ち止め「まあ冷蔵庫だし」
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 15:20:04.81 ID:d62q2DYco
まだアナログだぜ家の
カウントダウン表示がめちゃくちゃうぜぇwwwwww
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/10(日) 18:18:13.71 ID:vdEm+TCAO
暑さと地デジの1レス
・(今年は暑いんだよ!)

イン「暑いんだよ…歩く教会があった頃は自動的に適温だったのに今は暑いんだよ!」

ステ「こういう時は炎の術式を選択して良かったと思うよ、温度調整は基本中の基本だからね」

神裂「夏は暑いですからね、私がこんな格好でも不自然に思われませんヒャッハー!」

イン「かおりがこわれたんだよ」

ステ「汗が滲んだらとんでもない事になるのにねえ」

上条「お前ら相変わらずの格好だな…神裂さん、胸が透けてますよ」

・(地デジはお早めにね!)

美琴「地デジに移行するから調整に来いって来てみたら…何であんた達がここにいるのよ!?」

麦野「あたしらの能力根本じゃ同じだからだよクソ面倒くさい」

一方「クソガキの付き添いと電極の調整ですゥ」

上条「はいはーいバイトが調整の時間を知らせに来ましたよー」

一方「三下ァ!?なンでお前がバイトなんですかァ?」

上条「右手で掴んで注射する為」

一方「三下に注射される…だと…」

美琴「こ、これは調整なんだからね決してアンタに処女を」

麦野「馬鹿かお前ら?」

浜面「麦野はこっちだぞー」

麦野「…痛くしないでよね」
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/10(日) 18:19:03.74 ID:vdEm+TCAO
以上です
思い付きだから詰め込んだ
暑いんだよ
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/10(日) 18:48:23.68 ID:zfCvgyVL0
>>359>>361乙!

なあ、最近麦野に目覚めた俺をみんなはどう思う?
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/10(日) 18:50:18.87 ID:zfCvgyVL0
間違えた
>>358
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/10(日) 19:02:53.74 ID:1X4/VBwAO
>>362
誇っていい
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/07/10(日) 19:09:30.37 ID:O9gmk9cH0
>>362
そんなあなたにアイテムネタをひとつ

こんばんは、とあるファミレスのものです
前スレ655からの時系列になります
7レスほどよろしくお願いします


366 :続・イメージ [sage saga]:2011/07/10(日) 19:10:40.28 ID:O9gmk9cH0
とあるファミレス


麦野「滝壺のイメージを考えるわよ」

絹旗「また超唐突ですね…確かに前回滝壺さんだけ出てませんでしたけど」ワカメッポイトハコジンテキニオモイマシタケド

フレンダ「でも正直滝壺に合う魚って特に思い浮かばない訳よ」

滝壺「ちなみに今日ははまづらはいないよ」

絹旗「誰に言ってるんですか?滝壺さん」

滝壺「なんか言わなきゃいけない電波を受信した」

麦野「いや思ったんだけど別に魚に拘ることはないのよね」

絹旗「というか麦野唐突な超ネタ振りといい、ぶっちゃけもう超思いついてますよね?」

麦野「ネタ振りいわないでよ!別に滝壺だけ毎回オチにされないのが悔しい訳じゃないのよ!?」

一同「「(超)悔しいんだ…」」
367 :続・イメージ [sage saga]:2011/07/10(日) 19:11:17.69 ID:O9gmk9cH0
滝壺「それを言ったらはまづらもイメージでてない」

絹旗「まあ浜面は超浜面ですk「魚に拘らないならはまづらイメージはあるけど?」…え?」

フレンダ「あるの!?正直あいつに合うイメージなんてこれっぽちも思いつかないんだけど!?」

麦野「ちょっと気になるわね…滝壺教えてくれない?」

滝壺「別に動物とかじゃないけどね?」

絹旗「花とかですか?益々遠ざかってる気が超しますが」
368 :続・イメージ [sage saga]:2011/07/10(日) 19:11:49.90 ID:O9gmk9cH0







滝壺「さがらそうすけ」












一同「「それだけは絶対にあり得ない」」キッパリ
369 :続・イメージ [sage saga]:2011/07/10(日) 19:12:44.22 ID:O9gmk9cH0
滝壺「ロシアでも私の事ずっと守ってくれてたし」

麦野「いやまあ…確かにそうだけど」

滝壺「兵器相手にも起点利かして凌いだりしてるし」

フレンダ「駆動鎧相手に生身で勝つ度胸と知恵は認めるけど…」

滝壺「普段は頼りないところも似てる」

絹旗「いや宗介は普段から頼りになるでしょう…状況に合ってないだけで」

滝壺「あと一途なところ」

一同「「結局は惚気かよ!」」
370 :続・イメージ [sage saga]:2011/07/10(日) 19:13:26.84 ID:O9gmk9cH0

滝壺「♪」←言いたいこと言えたので満足

絹旗(あれですか?今回はこっちの路線ですか)

フレンダ(流れ的に今回は滝壺がターゲットになるんじゃなかったの?)

麦野(いやそっち路線じゃないから、私が思った滝壺はそういうのじゃないから)

絹旗(てゆうか、そっち系統のイメージだと浜面は超横島忠夫にしかならないんですが)

滝壺「それで?むぎのは私にどんなイメージを持ってるの?」

麦野「あ…ああそうね、ふふん聞いたらびっくりするわよ!これでもかってぐらいぴったりなの見つかったから!」

絹旗「それは超楽しみです!」

フレンダ「早く教えるって訳よ!」

麦野「じゃ、いうわよ〜、滝壺のイメージはね!」
371 :続・イメージ [sage saga]:2011/07/10(日) 19:14:06.34 ID:O9gmk9cH0











麦野「ぬーぼーよ!」











一同「「何それ?」」
372 :続・イメージ [sage saga]:2011/07/10(日) 19:14:39.02 ID:O9gmk9cH0
麦野「」

一同「…」

麦野「」

絹旗「あ…あの麦野?すみませんさっぱりわからないです」

麦野「ジェネレーションギャップふざけるなクソがあァァァァァ」

フレンダ「む…麦野落ち着くって訳よ!私は日本人じゃないからしょうがないし!」

絹旗「よ…よっぽど似てるんですよね!?今度調べてきますから超落ち着いてください!」

滝壺「大丈夫…みんなより知識豊富なむぎのを私は応援してる」

フレンダ「フォローのようでフォローじゃないからね!滝壺!」

麦野「私はまだ10代だあぁぁぁぁぁぁ!」
373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/10(日) 19:15:23.72 ID:O9gmk9cH0
以上です
むぎのんならきっとダッターンも伝わるはず

どうもありがとうございました
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 19:18:53.16 ID:l/wk+vaDO

ぬーぼー懐かしいなぁ
滝壺惚気可愛いよ
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/10(日) 19:40:11.47 ID:zfCvgyVL0
麦野ネタありがとう&乙!

ただマジでぬーぼーって知らないんだが……

ぐぐってきますノシ
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/10(日) 19:40:47.80 ID:F9bFtuJAO

地獄先生ですか?
いいえ、お菓子です。
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 19:43:29.55 ID:7b6mQd0DO
ダッダーン、ボヨヨンボヨヨン
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/10(日) 20:25:36.49 ID:nKeDEUhJo
6レスほどいただきます。

タイトルは「インデックスの思い出」
379 :インデックスの思い出 [sage]:2011/07/10(日) 20:26:20.89 ID:nKeDEUhJo
 ある日、ベランダに白いシスターが引っかかっていて。
 お腹を空かした彼女を追って、聖人と炎使いが現れて。
 なんだかんだで彼女を助けて、追っ手達とも和解して。
 インデックスは救われたけど、上条当麻は記憶を失い。

 インデックスは、上条が記憶を失っていることを知らない。
 上条は、インデックスがかつて一年ごとに記憶をリセットさせられていたことを知っている。
 ただ、二人の違いはそれだけ。

 時々上条は思う。記憶を失う前の自分はどんな人間だったのだろう。
 周りの人間との関係を見ていると、記憶を失う前の自分と今の自分にそれほどの差異はないように思える。
 つまり、思ったままに行動していると言うこと。自分はそういう人間なのだろう。
 そして、自分がそういう人間であることに違和感はない。

 では、インデックスはどんな人間だったのだろう。
 彼女に言わせれば、追っ手から逃げ続ける一年だったに違いないとのこと。
 もしかすると、そこには今で言う当麻のような、保護者に相当する存在がいたのかもしれない。
 それがステイルであったり、神裂であったりしたこともあったのだろう。

「それでも、私は私なんだよ」

 そんなインデックスの言葉を微笑ましく、そして心強いと上条当麻は思ってるのだ。

「いつもお腹をすかしているシスターさんか」

「とうま! それはレディに失礼かも!」

 そこでタイミング良く鳴り響くお腹の音。

「やっぱり」

「こ、これは、普通にお腹がすいた音なんだよ。いつも鳴らしている訳じゃないかも」 

「はいはい。じゃあそういうことで、買い物にでも行こうか」

「いつもの激安スーパーだね」

「上条さんは豊かではないのですよ」

 二人の歩みはすぐに止まる。
 二人の前に突然走り寄ってきた少女のために。
380 :インデックスの思い出 [sage]:2011/07/10(日) 20:26:50.49 ID:nKeDEUhJo
「い……インデックス?」

 少女はインデックスの前に立つと感極まったように肩を震わせている。

「結局、あれから生きてたって訳ね!?」

「あ、あの、えーと」

 どうやら、記憶にない知り合いらしい。
 それでも少女の興奮は冷めやらない。

「ああ、皆まで言う必要はないの、わかってるから。貴方、また記憶を奪われたのね」

「知ってるの!?」

「当然! 友達になったとき話はちゃんと聞いてたって訳よ」

「あ、あの、どなたでせうか?」

 ようやく二人の間に入る上条。 
 
「そっちこそ誰?」

「とうまは私を助けてくれた人なんだよ」

 まあ、と口をO型に開く少女。

「インデックスの恩人なら、フレンダ・セイヴェルンの恩人も同然って訳ね。Thanksお兄さん」

 少女の名はフレンダ、とわかる。

「何やってるんですか、フレンダ、いきなり駆け出すなんて、麦野が超……」

 その背後から新たに現れた少女は、フレンダの背中を軽く叩くとうさんくさそうに二人のほうへ目をやり……

「へ? ……インデックス? もしかして、インデックスですか!? 超久しぶりですね!」

「え、絹旗も知ってるの?」

「“も”って、フレンダも知ってるんですか」

「超親友です」

 フンス、と胸を張りながら誇らしげに答える絹旗最愛。
381 :インデックスの思い出 [sage]:2011/07/10(日) 20:27:35.01 ID:nKeDEUhJo
「あれから何年経ちましたっけ、あれは確か、私が実験で学園都市の外に超連れて行かれたときでしたから……」

「なあ、インデックス」

 上条はそっと囁いた。

「念のために聞くけれど、全然覚えてないんだよな?」

「うん」

「二人とも、早く戻らないとむぎのが怒るよ?」

 三人目の少女の出現に、上条は予感する。
 そして、それは的中する。

「あ、インデックス、久しぶりだね」

 滝壺理后も知り合いだったのだ。

「あのとき開発してくれた力、今はレベル4だよ」

「インデックス、何したの!?」

「お、覚えてないんだよ」

 慌てる二人。そして、さらに慌てるアイテム三人。

「うちの三人組はいったいどこで油売ってくれてるのかにゃ〜ん?」

 とっても怖いリーダーの登場に、絹旗とフレンダが何か言いかけると、

「え」

 麦野の動きが止まる。

「貴女……まさか……、インデックスさん?」

「さん付け!?」
382 :インデックスの思い出 [sage]:2011/07/10(日) 20:28:00.66 ID:nKeDEUhJo
「あの、覚えてらっしゃいます? 私、麦野沈利です。あのとき、貴女に命を救われた麦野です」

 そこまで話したところで、麦野の表情が剣呑なものになる。

「まさか、また追われているんですか? だったら安心して。相手が誰であろうと、ブ・チ・コ・ロ……」

「ち、違うんだよ、え、えーと、しずり。私はもう追われていないから。当麻のおかげで助かったんだから」

「とうま? それはもしかして、このお方のことですか?」

「うん」

 瞬間、上条は心の底から恐怖した。
 まるで肉食獣が獲物を見つけて襲いかかるかのごとく、猛禽類がその翼を広げて弱者を食らうがごとく、麦野は上条に飛びかかったのだ。
 思わず漏れた「ひぃ」という悲鳴は麦野の耳には入らなかったようで、なぜか満面を朱に染めて上条の手を握っている。

「ありがとうございます」

「へ?」

「インデックスさんを……私の親友であり恩人である彼女を救ってくれて、本当にありがとうございます」

 ゆっくりとインデックスを見る上条。静かに首を振るインデックス。

(何やったの?)

(覚えてないんだよ)

 当惑するインデックスの表情に何を思ったか、麦野は慈母のような穏やかな、そして優しい顔で語りかける。

「いいんです、インデックスさん。あれからまた記憶を消されたんですね……ええ、大丈夫です。
そんな輩は消し炭、いえ、この世から細胞一欠片に至るまで消し去って見せますから」

 ぐっと片腕を持ち上げ、

「そのために、私はレベル5になり、暗部に入って腕を磨いてきたんですから」

「え、理由それ!?」

「そうだったんですか、麦野。私は麦野のことを超誤解していました。インデックスのためだったなんて……」

「大丈夫、私はそんなむぎのを、そしてインデックスを応援する」

「そうよ。麦野がインデックスの親友だったなんて、これはうれしいサプライズって訳よ」

「貴女たち……」
383 :インデックスの思い出 [sage]:2011/07/10(日) 20:28:26.48 ID:nKeDEUhJo
「皆まで言わないでください、麦野。きっと私たちがこうやって出会ってチームを組んだのも、インデックスとの超絆のためなんです」

「絹旗……私も、貴女たちのことを駒のように思っていてごめんなさい。まさか、貴女たちがインデックスさんの知り合いだったなんて」

「あ、あの、お取り込み中のところすいませんけれど」

 ゆっくりと上条は、感動のあまり手を握りあっている四人に割り込んだ。

「悪いけど、インデックスも今は混乱しているんで、話はまた、今度にしてもらえると……」

 アイテムに異などあるわけがない。なにしろ、インデックスは四人それぞれの知り合いと言うだけでなく、今や四人の絆の象徴なのだ。
 携帯の番号(上条のもの)を交換すると、四人と二人はそれぞれの目的地へと別れるのだった。

「なあ、インデックス」

「なあに?」

「昔のおまえ、何やったんだろうな」

「悪いことじゃないと思うけど……」

「けど?」

「ちょっと怖いんだよ」

「まあ、恨まれているわけじゃなし、あんまり気にしなくていいかもな」

「うん」

「さーて、晩飯何にしようか」

「カツカレーがいいかも!」

「カツは却下です」

「えー」

 しかし……
 二人は知らなかった。
 本当に、インデックスの過去にはいろいろあったことを……
384 :インデックスの思い出 [sage]:2011/07/10(日) 20:29:15.44 ID:nKeDEUhJo
 
 
「え、あんた、インデックスと知り合いだったの!? 嘘でしょ?」

「い、い、インデックスお姉様ですの!? わたくしのことを忘れてしまわれたのですか?
あの日、あの夜、黒子をこんな風にされたのはお姉様ですのよ」

「この町に来るなら来るで何で言ってくれねえんだよ。おいおい、常識が通用しねえのは俺の未元物質だけだぜ。
俺はちゃんとあんたに恩は返す、いや、返させてくれ!」

「Surely,本当に、インデックスなの? ああ、なんてこと……」

「あ、インデックスさん、お久しぶりです。あのときいただいた飾り、ちゃんといつもつけてますよ。
いえ、これは本体です。飾りは下の方ですよ」

「貴女だけは、貴女だけは心を操らなくても私のことをわかってくれた……」

「インデックスじゃねえかっ!! うむっ、相変わらず根性入ったシスター服だな! 
俺もお前に負けないようにあれから精進しているぞ」

「あ、インデックスさん、ちぃすっ! え、いやだなぁ、ほら、俺、俺、絶対等速ですよ。
はい、おかげさまで執行猶予つきました」

「久しぶりですね。インデックスさんに習ったスカートめくりと金属バット捌き、あれから腕を磨きましたよ」

「ああ、もう、相変わらず勿体ない子ねぇ。これが男の子だったらどんなに……」

「……インデックスさン? インデックスさンじゃァなィですかァ! ……。
も、勿論ですよォ、インデックスさンのお言葉なら、実験なンてすぐやめます。
ああァ、本当にあのときはお世話になりました、はィ、はいィ! 責任とって妹達の面倒は全部見ますゥ!!」




「インデックス……」

「なにかな」

「本当に、何したんだ?」

「……覚えてないんだよ」
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 20:30:24.96 ID:nKeDEUhJo
以上、お粗末様でした
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/07/10(日) 20:33:45.38 ID:VBa0blYAO

本当に何やったんだよwww
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 20:41:18.15 ID:8aII/wqA0

インデックスさン、マジぱねェっス!
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 20:43:25.98 ID:fwfpRsTk0

インデックスさン魔性の女過ぎるwww
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2011/07/10(日) 20:45:40.21 ID:RYMJi+8AO

このインデックスはどれだけ科学サイドに影響与えてるんだwww
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 20:55:35.43 ID:4lKsO6JDO
さすがインデックスさんやでぇ…
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 20:57:58.11 ID:yisU3/0j0
>>388
いやいや聖母だろ

そして一方さん舎弟だろこれwwwwwwww
この発想はなかったわ乙!
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 20:58:41.02 ID:jX2eYvr60
乙です!!
なんていうか、凄い発想だよこれ!!
この流れだとそのうち「インデックスさんのおかげで彼女が出来ました!」とかいう輩が出てきそうだ。
393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 21:05:49.51 ID:fwfpRsTk0
エイワス「インデックスmajigrfadg可gfs愛iiiiiiiな。ふむ、私の愛情をあらわすのにはこの世界のヘッダが足りないということか」
☆「やあインデックス。久しぶりだね。今日は何について教えてあげようか。そうだな法の書の読み方について講義してあげy「マジ勘弁していただけないでせうか」

>>391
間をとって、インさんマジ天使ということで
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 21:05:55.70 ID:Oh55kFKeo
インデックスさんのおかげで、月曜日も怖くありません!
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/07/10(日) 21:09:26.05 ID:bvqSeKJ0o
インデックスさんのおかげで、僕も放置していたSSを書く気になれました!
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/10(日) 21:35:21.61 ID:vdEm+TCAO
インデックスさんのおかげでPSPのステイルvs麦野戦の台詞の意味がわかりました!
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 21:41:40.88 ID:WnGsK25DO
インデックスさんのおかげで……我が家の家計が火の車です……

ってうにみたいな頭の人がいってたよ
398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 21:52:18.06 ID:aD/hpzJ50
流れを切るようで悪いが数レス貰います

学園都市が魔術都市だったら
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 21:52:45.63 ID:aD/hpzJ50

上条「はぁーとりあえず布団でも干しておくか…」

ガララ

上条「…こんな時に限って雨が降るんだよな……」

??「……お、」

上条「って、え?」

??「お腹……」

上条「……え?え?」

??「お腹減った。」

上条「……えーと、」

??「お腹減ったって、言ってるんだよ?」

上条「あ、えー、え?」

??「お腹一杯、ご飯を食べさせてくれると嬉しいな!」



??「ごちそーさまかも!」

上条「で?お前は何なんだ……」

??「私はインデックスって言うんだよ!」

上条「はぁ?偽名かよ。」

インデックス「偽名じゃないかも!本当はIndex-Librorum-Prohibitorumって言うんだけど、まぁ分からないよね。」

上条「い、いん……?」

インデックス「ちなみに所属はイギリス清教で、魔法名は『dedicatus545』、 献身的な子羊は強者の知識を守るだよ。」

上条「ああ、イギリス清教か。俺もそうだけど、教会にでも行けばいいか?」

インデックス「できるの?」

上条「イギリス清教に詳しいやつなら友達にいるぞ。」

インデックス「本当!?すぐ呼べる!?」

上条「つか隣のやつがそうだよ。土御門って言うんだが、知ってるか?」

インデックス「んー、聞いたことないかも。」

上条「陰陽師の土御門って結構有名だぜ?」

インデックス「やっぱり聞いたことないかも。」

上条「そうかぁ、まぁとりあえず呼んでくるよ。」

<オーイツチミカドー
<カミヤンカ、ドウカシタカニャー
<ナンカチョイキテクレネェ?
<?ワカッタゼヨ。チョットマツニャー
400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 21:53:40.06 ID:aD/hpzJ50
上条「よし、来てくれるぞ。」

インデックス「ベランダに引っかかったかいがあったんだよ。」

上条「わざとなのかよ。」

土御門「カミやんどうし…って、」

上条「おう、土御門か。」

土御門「…インデックス、か?」

インデックス「む?なんで名前を知ってるのかな?」

土御門「それは、まぁイギリス清教で知らないやつはいないぜい。」

上条「そ、そうなのか?」

土御門「カミやんだってイギリス清教なんだから禁書目録ぐらいは知っておいた方がいいぜよ。」

上条(そんなに有名なのか……)

土御門「とりあえず、そうだにゃー……」

インデックス「わ、私はどうなるのかな?」

土御門「禁書目録は本家イギリスに返したいとこだが、お前は帰りたいぜよ?」

インデックス「…帰りたくは、ないかも。」

土御門「じゃ、ここに匿われるといいぜい。」

上条「おお、女の子を匿うなんて土御門かっこいい!」

土御門「何言ってんだにゃー。カミやんが匿うんだぜよ。」

上条「…え?」

インデックス「よろしくかも!」

上条「いやいやいやいや!?」

土御門「まぁオレは学園都市以外でも活動してるから無理だし、インデックスは学園都市じゃそんなに有名じゃないからにゃー。カミやんは適任って事ですたい。」

インデックス「って言う事でよろしくかも!」

インデックス「とりあえずご飯が食べたいな!」

土御門「よし、ファミレスにでも行ってくるんだにゃー。」

上条「はぁー…不幸、か?」



インデックス「で、君は誰なのかな?」

上条「そっか、自己紹介まだだったな。俺は上条当麻。魔法名はまだないけど、所属はイギリス清教だな。」

インデックス「とうまだね!よろしくかも!」

上条「にしても、そんな有名なら専門とかもあるのか?」

インデックス「私は魔術解析が専門なんだよ。」

上条「解析かぁ……」

インデックス「でもなんかみんな私を使いすぎるから、嫌になって出て来ちゃったのかも。」

上条「そんなに扱いが酷かったのか?」

インデックス「みんな私ばっかり頼って、自分でやろうとしないんだよ!」
401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 21:54:46.14 ID:aD/hpzJ50

??「それは君にしかできない事なんだよ。」

上条「!?」

インデックス「!?すている!?」

ステイル「まったく、君がいきなり消えたからイギリス清教は大混乱だったぞ。」

上条(……なんか聞いたことある名前だった気がするぞ?)

インデックス「……連れ戻しにきたのかな?」

ステイル「……最大主教が、」

インデックス「?」

ステイル「これを学園都市へのシスターの研修扱いにするそぅだ。」

インデックス「ほ、本当に!?」

上条「思い出したぁぁあ!!」

ステイルインデックス「!?」

上条「ステイル
402 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 21:56:32.77 ID:aD/hpzJ50

上条「ステイル
403 :なんかステイル以降の文が投下できない [sage]:2011/07/10(日) 21:58:04.51 ID:aD/hpzJ50

上条「ステイルマグヌスと言えばルーンを極めた天才魔術師じゃないですかぁぁあ!!」

ステイル「ま、まぁそぅだが……」

上条「俺ルーン全然駄目で!つか魔術全部駄目で!俺ステイルさんに憧れてたんです!」

ステイル「、そ、そうかい。」

ザワザワステイルダッテナニ!?ステイル!?ステイルマグヌスカ!?

ステイル「え、えぇえ!?」

上条「ちょ、サイン!サイン下さい!!」

インデックス「すているって人望があるんだね!」

ステイル「なっ!?ちょ、押すな!なんだこれ!?」

わーわーぎゃーぎゃー

インデックス「……私も凄いのに……」

ステイル「人払い!人払い!」

上条「サイン!サインー!!」
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 21:59:37.81 ID:aD/hpzJ50
終わり
そして途中ごめん。最後のステイルがやりたかっただけなんだ

その他科学サイドの皆さん

Invicta000「ハッ、俺の反射術式にそンな魔術が効くと思ってンのかァ?」

Resisto999「俺の『天物召喚』に常識は通用しねぇ。」

Supra326「Thunderbirdの伝説を元にした雷撃術式よ。…ねぇ、超電磁砲って、知ってる?」

Contritio229「まだ完成してないとは言え、『竜王の息吹』だ!逃げきるなんて不可能なんだよォ!!」

Amicitia313「ふふ。私の『心侵術式』にかかれば、どうとでもなっちゃうものなのよねぇ。」

Perge110「オレはただの魔人のなり損ないだ。根性出すから……本気でやるぞ!!」


うん、なんだこれ。
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 22:16:09.50 ID:Oh55kFKeo
Thunderbirdがthunderebirdに見える夜もある

そして000にしちゃう一通さんと999にしちゃうカッキーかわいい
406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/10(日) 22:43:01.33 ID:sk7c4AYt0
ステイルって実は天才魔術師だからなあ。憧れている魔術師もいるんだろうね。

5レスお借りします。インデックスと風斬のお話です。
407 :風邪ひき修道女と天使さん :2011/07/10(日) 22:46:11.99 ID:sk7c4AYt0
 コホコホ。コホッコホッ。

 学園都市の学生寮の一室から咳の音が聞こえる。

 今朝上条が起きてみると、インデックスの状態が明らかにおかしかった。
 本人が大丈夫だと言い張るので一応朝ご飯を作ったが、それも残してしまった。

「んー……やっぱり熱があるかな。ちょっと熱い」

 上条はインデックスの額を触った。

「これは平熱なんだよ」

「だったら普段のシスターにあるまじき暴食ぶりはどこに行ったんですか、インデックスさん?」

 普段ならインデックスが食事を残すなどあり得ない。小さな体のどこに入るのかと思うほどよく食べるのだ。

「と〜〜お〜〜まッコホッ」

「ほれ言わんこっちゃない。噛みつき攻撃もできないじゃねーか」

 上条の発言にいつも通りの制裁を与えようとしたインデックスだったが、きょうはそれをやる体力も残っていないようだ。

「とにかく、今日は一日大人しく寝てろ。わかったか?」

「……わかったんだよ」

 ついに折れたインデックスはのろのろとベッドの中に入った。

「一応おかゆは作っとくから、食べられそうだったら食べること。やばくなったら電話してきてもいい」

「また補習増えちゃうよ?」

「はっ、今更補習の一つや二つ増えたってどうってことねーよ……言ってて悲しいけど」

「…………」

 上条の自虐発言に物申そうとしたインデックスだったが、熱で頭がうまく回らない。だんだんまぶたも重くなってきた。

「できるだけ早く帰ってきてやるから、我慢してくれよ?」

 上条は右手でインデックスの頭を優しくなでた。多くの人を救ったその手は妙に心地よく感じた。

 その後、どたばたと急いだ足音が玄関の方で聞こえた気がしたが、夢か現実かはわからなかった。
408 :風邪ひき修道女と天使さん :2011/07/10(日) 22:48:21.79 ID:sk7c4AYt0
 お昼を過ぎたころ、インデックスは目を覚ました。
 寝汗で体が少しべたついているが、体調は幾分ましになったような気がする。

(お腹……減ったんだよ)

 食欲は完全には戻っていないが、お腹は空腹を訴えている。
 インデックスは体を起こそうとして、頭を横に向けた。

 すると思いがけない人物が彼女を心配そうに見つめていた。

「起きたんだ。大丈夫?」

「……ひょうか?」

 インデックスの友人、風斬氷華がそこにいた。

「遊びに来てくれたの?」

「遊びにって言うより、気が付いたらここにいたっていうか……」

「そっか」

 風斬は能力者の力の片鱗であるAIM拡散力場の集合体である。
 ゆえに存在が不安定であり、本人の意図しない場所に顕現してしまうことがあるのだ。

 グルルル〜

 会話の間を狙ったかのようにインデックスのお腹が鳴った。

「お腹減ったの?」

「……うん」

「困ったな、私料理できないし」

 風斬は気まずそうに言った。

「とーまがおかゆ作ったって言ってたよ」

「そうなの?じゃあ、食器と一緒に持ってきてあげるね」

「いいの?」

「病人は大人しくしてないとね」

 風斬はそう言っておかゆを取りに台所へ向かった。

「……とーまにも同じこと言われたんだよ」

 インデックスはため息をついた。
409 :風邪ひき修道女と天使さん :2011/07/10(日) 22:51:46.84 ID:sk7c4AYt0
「早く風邪治さないとなー」

 何とはなしにインデックスがつぶやいた。

「無理して治す必要もないんじゃない?悪化したら大変だよ」

「んー、でも……」

 風斬の言葉に答えつつ、インデックスは天井を見上げた。

「どうしたの?」

 風斬は問いかけた。

「……とうまはね」

「うん」

「お人よしなんだよ」

「そうだね」

「だからね……」



「できるだけ心配事を背負わせたくないかも」



410 :風邪ひき修道女と天使さん :2011/07/10(日) 22:53:15.12 ID:sk7c4AYt0
「心配事?」

「とうまは普通の高校生だったのに、私と出会ってからそれまで関係がなかったことに巻き込まれるようになっちゃった。せめて私は元気な姿を見せてとうまを安心させたいんだよ……」

 だんだん消え入りそうな声になりながら、インデックスは自分の想いを吐露した。


 出会ってからそれほど時間は経っていないが、こんな友達の姿を見るのは風斬にとって衝撃的だった。かつて自分を勇気づけてくれた彼女が今はとても小さく見えた。

 こんなとき、友達として何をすればいいだろうか。

 風斬はそっとベッドのそばに歩み寄り、彼女を優しく抱きしめた。

「多分、あの人は自分の知らないところで誰かが苦しんでいるのが、とても嫌なんだと思う」

「……」

「無理に明るくふるまうより、包み隠さず心を開いてくれる方が嬉しいんじゃないかな?」

 一番無理をしているのは上条自身であることは風斬もわかっている。だが、彼を引き止めるのは不可能だ。心のままに人々の苦しめる幻想をぶち壊す。それが上条当麻なのだから。

「ごめんね、ひょうか。せっかく遊びに来てくれたのに」

「いいよ。友達だから」


 ザザッ、ザザッ


 突如ノイズが風斬から響いた。

「あ」

 風斬はインデックスから体を離した。

 体は既に半透明になっている。

「ごめん、もう時間みたい……」

「……そっか」

 インデックスは目をこすりつつ、ベッドから立ち上がった。

「また、来てもいい?」

「もちろん。また一緒に遊ぼう」

「うん」

 インデックスも風斬も何が起こるかわからない立場にある。それでも交わした言葉は普通の女の子と大差はなかった。

「じゃあ、さよなら」

「またね、ひょうか」

 そして、風斬は静かに消えていった。
411 :風邪ひき修道女と天使さん :2011/07/10(日) 22:54:48.96 ID:sk7c4AYt0
「ただいまー」

「おかえりなんだよ」

 上条が帰ると、インデックスはベッドにもたれかかりながら、テレビを見ていた。

「寝てなくて大丈夫なのか?」

「うん。だいぶ回復したかも」

「昼飯は?」

「食べたよ」

「どれどれ……」

 上条は台所のお鍋を覗き込んだ。中は空っぽになっている。

「お、お前全部食ったのか!?」

 上条は驚いた声をあげた。朝食の状況を見る限り、当然の反応である。

「友達が遊びに来たから、一緒に食べたんだよ」

「友達?」

「うん」

 この学園都市にインデックスの知り合いはそれほどいない。

 上条と同じクラスの姫神、そして担任の小萌の二人は学校で顔を合わせていた。

そうなると、思いつく人物は一人しかいなかった。

「……そっか。今度お礼言わないと」

「私も今度遊ぼうって約束したんだよ」

「はは。だったら早く風邪治さないとな」



「早く、じゃなくてゆっくり治したいかも」

「……はい?」

 想定外の返答に上条はとまどう。

「友達からのアドバイス、なんだよ」

 インデックスはそんな上条にとびきりの笑顔を向けた。

 了
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/10(日) 22:56:20.08 ID:NEUmaG7i0
またまたしょーもない小ネタ


ステイル「僕と契約して、イノケンティウスになってよ!」

イノケンティウス(1巻登場)「新人っすか!マジっすか!」

イノケンティウス(2体目、ペンデックス戦の時)「えー、俺の出番まだ一回しかないんすよ!僕を充分に登場させてからにして下さいよ!」

イノケンティウス(7巻では1巻の奴の代わりに登場、更に3体目)「ですよねーw」

イノ2「ふざけんな!お前は七巻で出たからいいだろうが!!」

イノ1「っつーか、ステイルSSの表紙は勿論僕っすよね!そうっすよね!」

ステイル「いや、新人で行こうと」

イノ123「必ず[ピーーー]………」


ステイル「ちょwwwwww不幸だwww」



ステイル「こういうSSはどうだい?」

インデックス「生理的にムリっぽいかも。熱すぎるし」
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/10(日) 22:57:26.63 ID:NEUmaG7i0
ああああ先に書いてたのかよ!


すんませんイノケンティウスに飛び込んで死んできます
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/10(日) 22:57:47.62 ID:sk7c4AYt0
 以上です。

 一部「とうま」が「とーま」になってましたね……。すいません。

415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/10(日) 23:30:32.09 ID:vdEm+TCAO
もしも科学と魔術が合併した学園都市だったら1レス


上条「とは言っても能力も魔術も使えない上条さんにはあまり関係ないのですよ」

土御門「こっちは暗部に魔術師が大量に増えててんてこ舞いですたい」

イン「いつわやオルソラの手料理がいつでも食べられるから良いことづくめなんだよ!」

上条「まあその分魔術師に狙われる回数も増えたけど…」チラッ

一方「ヒーローに手ェ出そうなンざ俺が許さねェぞ!!」

美琴「アイツの助けになるなら魔術師がナンボのもんじゃゴルァ!!」

魔/術/師「」

上条「まああの二人が協力してるからいいか」

土御門「その頃結標はロシア成教のワシリーサと懇意にしているぜよ、小萌先生と一緒に」

上条「ワシリーサってロシアの白井だっけ?」

土御門「上位種ぜよ、今頃カナミン祭りですたい」

上条「ローマ正教はどうしてる?」

土御門「過激派は暗部とぶつかってる、噂じゃ暗部はスクールとアイテムを中心に合併しているそうだ。まあそっちはカミやんには関係ないさ」

上条「大変だな、でも…」

イン「とうまー、今日はかおりの所でごはんなんだよー。ステイルもくるんだよー」

上条「あいつが幸せならいいか」
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/10(日) 23:31:43.91 ID:vdEm+TCAO
以上です
上条勢力が集結してしまうが相変わらず上条さんは不幸なんだろうなあ
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [saga]:2011/07/10(日) 23:50:10.42 ID:vJCd3HCAO
魔術サイドと科学サイドを絡ませるのっていいね!
418 :フィアンマ「超能力いいなぁ」 [sage]:2011/07/11(月) 05:14:48.01 ID:eyKH46GAO
6レス位かな?もしもしなので正確にわかりませんが大体それぐらい頂きます
右席勢がメインというより右席勢しか出ません
なんかキャラが無茶苦茶ですがお許しください
419 :フィアンマ「超能力いいなぁ」1 [sage]:2011/07/11(月) 05:18:34.15 ID:eyKH46GAO
フィアンマ「俺様も超能力的な物を使ってみたい」

アックア「バカではないのであるか?あ、いや…訂正するのである」

アックア「バカであるな」

フィアンマ「俺様傷ついちゃうぞ」

アックア「事実である」
フィアンマ「だって!俺様だって超能力使いたい!!」

アックア「いつかそんな事言うと思って」ポイ

フィアンマ「何々【LV0でも出来る楽々催眠術セット】…コレは!」

アックア「学園都市でタクシーの運転手をしてい時買ったのである」

フィアンマ「やったぁ!ありがとうな!アックア!」タタタッ

アックア「いい歳してまるでガキじゃ…である」
420 :フィアンマ「超能力いいなぁ」2 [sage]:2011/07/11(月) 05:22:13.88 ID:eyKH46GAO
フィアンマ「ふふん、早速テッラに試してみよう」ウキウキ

フィアンマ「おーいテッラ!」

テッラ「何ですかねー?(大方新しい遊びでも思い付いたんでしょうねー)」

フィアンマ「コレをしっかりと見てろよ!」

テッラ「わかりましたねー(五円玉に紐付けただけの物ですねー)」

フィアンマ「テッラはヴェントが好きになーる…好きになーる…」ユラユラ

5分後

テッラ「まだですかねー?」

フィアンマ「あれー?おかしいなぁ?」

テッラ「ではパンを作りたいので行きますねー」

フィアンマ「あ、うん…いってらっしゃい」ショボーン

テッラ「ベーコンとチーズ入りのパンを作って上げますから微妙な顔しないで欲しいですねー」

フィアンマ「!…うん!」パアァァ

テッラ(まるで子供ですねー)スタスタ

421 :フィアンマ「超能力いいなぁ」3 [sage]:2011/07/11(月) 05:26:21.94 ID:eyKH46GAO
フィアンマ「ヴェント!…俺様に少しの間付き合え」

素ヴェント「仕事だったらメイクとピアスしなきゃ駄目じゃない」

フィアンマ「いや、その必要はない」

ヴェント「…?(えらく真面目な顔してるじゃない)」

フィアンマ「俺様の………」ゴゴゴゴ

ヴェント「………」

フィアンマ「…遊びに付き合えっ!」ジャンッ

ヴェント「あんたが天罰術式持ってたら私絶対やられてるわ」

フィアンマ「………へへへっ…///」テレテレ
ヴェント「褒めてねぇよ」

フィアンマ「まぁいいや、コレをしっかりみとけよ!」ユラユラ

ヴェント「何コレ、新手の霊装?」

フィアンマ「ヴェントはテッラを好きになーる…好きになーる…」ユーラユーラ

5分後

フィアンマ「あーれー?」

ヴェント「まぁそうでしょうね」

フィアンマ「魔術師は出来ないのかな…」シュン

ヴェント「そんな顔しないの」

フィアンマ「うん…でも何だか俺様悲しくなってきた」

ヴェント「アックアの所に行きなさい、アイツテッラ以外には優しいから」

フィアンマ「はーい」トテトテ
422 :フィアンマ「超能力いいなぁ」4 [sage]:2011/07/11(月) 05:29:17.71 ID:eyKH46GAO
フィアンマ「と言うわけで俺様は帰ってきたぞ」

アックア「ふむ、駄目だったのであるか」
フィアンマ「そうなのである。ってフィアンマはフィアンマはアックアの真似をしてみるんだよ!」

アックア「………」

フィアンマ「無言で見られるとフィアンマさンは超辛いンでせうが」

アックア「セットを貸してみるのである」
フィアンマ「ネタを無視されると流石に俺様も堪える」ハイ

アックア「フィアンマ」

フィアンマ「んー?」

アックア「フィアンマはコーヒーが飲みたくなーる…飲みたくなーる…」ユラユラ

フィアンマ「うぁー…」

アックア「さてフィアンマ、紅茶でもいかがであるか?」

フィアンマ「俺様はコーヒーが飲みたい!」

アックア「それ、解除である」パチン

フィアンマ「…?」

アックア「コーヒーでもいかがであるか?」

フィアンマ「俺様は紅茶派だぞ!」

アックア「ふむ、取説は…」

フィアンマ「紅茶ー」ユサユサ

アックア(大概の事は可能…例外の一つ…既に思っている事を思わせる事は不可能…であるか)
423 :フィアンマ「超能力いいなぁ」5 [sage]:2011/07/11(月) 05:32:53.29 ID:eyKH46GAO
アックア(さて、フィアンマは一体どうするつもりだったのか)

フィアンマ「アックア、紅茶ー俺様は紅茶が飲みたい!」

アックア「では用意するのである」

フィアンマ「やったぁ!」バンザーイ

…………場所は変わって調理場

ヴェント「……」

テッラ「おやおや、ヴェントさん丁度良いところに来ましたねー」ニコニコ

ヴェント「いつにも増して真っ白ね」

テッラ「パンを作っていたんですねー」

ヴェント「それでも右半身真っ白はおかしい」

テッラ「そんな事より焼きたてのパンはいかがですかねー?」

ヴェント「……頂くわ」

テッラ「嬉しいですねー」

…………………

ヴェント「あらやっぱり凄く美味しいわ」
テッラ「頑張って作った甲斐がありましたねー」

ヴェント「パン屋にでもなればいいんじゃない?」

テッラ「実は誰かと一緒にそれをするのが夢なんですねー」

ヴェント「……な…なら私とどう…なんて…あなたの事…その…嫌いじゃないし…」ゴニョゴニョ

テッラ「んー?何ですかねー?」

ヴェント「なっ!何でもないわよ!?」ブンブン

ヴェント「そんな事より!あ、あれ何!?」ワタワタ
424 :フィアンマ「超能力いいなぁ」6 [sage]:2011/07/11(月) 05:35:26.72 ID:eyKH46GAO
テッラ「あー、あれはフィアンマに作ったパンですねー」

ヴェント「そ、そう!」

テッラ(実は聞こえてたなんて言えなさそうですねー)

……………………

フィアンマ「うん、やはり紅茶は美味い!」

アックア「そうであるか…ん?」

テッラ「お、いましたねー」スタスタ

ヴェント「ほら、アックアの所にいたでしょ」

フィアンマ「おぉう、神の右席集合だな」
テッラ「はい、約束のパンですねー」

フィアンマ「ベーコンチーズパン!」

アックア「………」ゴゴゴゴ

テッラ(ねじ切るか背骨をへし折るぞって感じですねー)

ヴェント「…股間蹴り上げられたい?」

アックア「!!」 ビクッ

フィアンマ「パンうまうま」モフモフ

アックア「や、やはり仲がいいのが一番であるな」

テッラ「ですねー」

ヴェント「…よし」

フィアンマ(右席で立場が強いのはヴェントかな)




フィアンマ「俺様の次にだけどな!!」ドヤッ
425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) :2011/07/11(月) 05:42:08.88 ID:eyKH46GAO
以上です お目汚し失礼致しました
おかしいな、私の記憶ではフィアンマはしっかり構えたハウルさんみたいな人だったはず
何故やんちゃ坊主になったのだろう
まぁいいか
テッラ×ヴェントの左斜め前方流行ればいいよ!
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/11(月) 05:58:30.74 ID:20+3Jrveo

左斜め前方に吹いた

右斜め前方や、前後方背中合わせ組も捨てがたいな
427 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/11(月) 09:08:55.47 ID:nAo29lxAO
時代は左斜め前方

>>425
428 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国) [sage]:2011/07/11(月) 11:14:05.40 ID:VvYsS1dAO
今までそこかしこで度々言われてきた事だけんど…
>でせう
これワザト?

まぁ、それはそうと面白かった乙
>左斜め前方
その発想はなかった(naming的な意味で)
噴いた
429 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/11(月) 14:42:11.42 ID:7lM1OpUAO
テッラとヴェントのパン屋……あり、か?
430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/11(月) 15:04:06.36 ID:1rI76vl0o
ご飯の代わりにパンがはいった弁当か
431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/11(月) 19:30:52.01 ID:jxzcqHdAO
すごいパーン屋!!
432 :混ぜるなキケン :2011/07/11(月) 19:31:48.61 ID:Ki0HPgDDO
――ある日

青ピ「b(略)――で、あーくんもロリコンなんやって? いや〜ロリって最高やね!!」

一方「違ェ!! 好きになったヤツが偶々小さかっただけだ!!」

青ピ「あーくん、それは違うであーくん」

一方「アァァ!?」

青ピ「好きになった子が偶々小さかった!? ハッ! 何を言うとんの。あーくんはその子の外見がつっちーでも、2mの顔に入れ墨シール貼った赤髪外国人でも好きになりますか?」

一方「なンッ!?」

青ピ「ならへんよな? なるわけないよな?! 好きになるわけがない!!!!!」

土御門「にゃー」
433 :混ぜるなキケン :2011/07/11(月) 19:32:56.42 ID:Ki0HPgDDO
青ピ「結局はストライクゾーンに入ってないとアカン! いくらボクかて土御門くんは無理や!!」

土御門「にゃ〜…」

一方「いくらなンでも極論だァ」

青ピ「いーや極論やあらへん。結局の所、ある程度好みの外見でないとアカン!!」

一方「お、俺はそンなンじゃ……外見だけで」

青ピ「そうや、外見だけやない。心もや! 心有っての外見や! 外見会っての心なんや!! 両方合っての恋愛や!!!!!!!」

一方「ーーッ!!」

青ピ「……あーくん何でロリコンやないなんてウソついたん? 恥ずかしい? 世間の目が怖い?」

一方「お、俺はァ……」

青ピ「……もう、遅いで。」

一方「」

青ピ「偶々小さかっただけ。その子だけ今まで好きになった子の内で小さかった。……アウトや。」

一方「」
434 :混ぜるなキケン :2011/07/11(月) 19:33:56.69 ID:Ki0HPgDDO
青ピ「ロリコンはワンアウトでゲームセットや。何点得ったってワンアウトで終わりや」

一方「ーーッアアァァアアァァアアァ!!」

青ピ「ギリギリのタッチアップでセーフでもな、アウトなんや。審判買収されとる」

一方「」

青ピ「……開き直ろう、ボクと一緒に」

一方「ア、アァァァ……」

青ピ「さぁボクに続いて、b(略)さぁ!!」

一方「ーー俺ァ、ロリコンでもある!!!!?!!」

ーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー
ーー




上条「ーー混ぜちゃ駄目だな。」

土御門「科学と変態のトップがーー混ぜちゃ駄目だにゃー」

上条「……どっちが酸性かな?」

土御門「青ピだにゃー酸素的に考えて」

上条「???」

土御門「……にゃー」



おわり
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/11(月) 21:22:46.25 ID:7lM1OpUAO
流石青ピwww
436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 00:30:41.63 ID:+6CEjqWDo
すさまじいまでの説得力wwwwwwwwww
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 01:00:18.79 ID:/lJNq7JDO
新訳二巻のあらすじ読んで混乱した
え? 嫉妬を覚えって、え?
一方さんに恋愛フラグでも立ったの?
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/12(火) 01:12:48.21 ID:XqN73oMM0
今から投下致します。
あとがき含めて10レス程頂きます。
439 :パパはなンだかわかってない。〜家族の肖像〜 [saga]:2011/07/12(火) 01:14:10.25 ID:XqN73oMM0


学園都市最高権力者アレイスター・クロウリーが『幸福と科学』をスローガンに世界に喧嘩を吹っかけたのは今や昔。

上条当麻による刺激的なそげぶによってアレイスターがただの水槽の中のニートになり、理事選で親船最中に大惨敗してから一年が経った。

今や学園都市はちょっと粋がった中高生が跋扈するだけの街と化した。



そんな平和な都市のとあるマンションの一室にて、ベクトル操作が出来る以外は極々普通の白い親御さんは神妙な面持ちで勉強机の前に立っていた。
勉強机は二つ並んでおり、その内の一つの上に置かれたA4サイズのノート。
今時紙媒体とかどうなのかと思うのだが、自分で書かなければ覚わらないとはエターナルピーターパンのあだなを持つ月詠小萌教諭の教えである。
部屋は主にウサギとか、ウサギとか、あと時々黒ウサギのぬいぐるみで溢れ返っている。
実に少女趣味なのであるが、親御さんとしてはもう少し他の動物にも目を向けてもらいたいという思いも少なからずある。
そんな白い親御さんが神妙な面持ちで凝視するノートには、可愛らしい丸文字でこう記されている。




『ねるだくみのーと    みさか』




「そろそろ漢字を覚えてもいいのにな……」というのがまず初めに思ったことであり、

「アイツまた“わ”と“ね”を書き間違えてンな……」というのが次に思ったことだ。



学園都市最強の白い保護者こと一方通行はそっとノートを手に取る。
彼の一万人弱いるという娘の内、末っ子である番外個体のノートを彼女の留守中に勝手に読むのはプライバシーの侵害である。
そんなことは、学園都市最高の頭脳を持っている(らしい)彼には十分過ぎる程わかっている。
しかし、彼には懸念すべきことがあった。それは昨夜の夕食の後のことである。

440 :パパはなンだかわかってない。〜家族の肖像〜 [saga]:2011/07/12(火) 01:15:06.84 ID:XqN73oMM0




「ねぇねぇ、何書いてるのってミサカはミサカは番外個体が真剣な顔で書き込んでるノートに興味津々」

「べ、別に大したもんじゃないってば……っていうか重いからじゃれつかないでよ」

「む!ミサカ重くないもんってミサカはミサカは口の悪い妹に向かってジャーンプ!!」

「痛!このチビよくも―――」


「じゃれついてンじゃねェ!!さっさと風呂に入って寝ろガキ共!!!」



洗い物を終えて手を拭き、片づけを手伝わずにカーペットにごろ寝してPSPをやっている芳川のお尻を軽く蹴飛ばしながら親御さんが娘達を叱りつける。
蹴飛ばされた芳川の不満の声は当然スルー。最近は彼女が一方通行にとっては一番手の掛かる娘と化してきているのだ、遠慮は無用というもの。
ちなみに黄泉川は夜の見回りに出ている。夏休みは遅くまで出歩く学生が多いのだ。



「はーい!ってミサカはミサカは素直ないい子であることをアピールしてみる!!」
「ケッ……保護者ヅラしやがってさ」

「保護者なンだよボケ。さっさと入らねェとぶっ飛ばすぞ。それから服は裏返しに脱ぐンじゃねェぞ洗濯するときメンドクセェからなァ。それと耳の裏までしっかり洗えよ」


「はいはい、わかりました親御さん。ったく、段々口うるさくなってきてウッゼェ」


ぶつぶつ言いながらも素直に浴室に向かう番外個体の手にしたノートに目をやりながら一方通行は素朴な疑問を口にする。


「オイ、オマエそのノート何だ?」
「何?ミサカのプライバシーに踏み込もうとするとかキモイんだけど。マジでうぜぇオヤジと一緒だねアナタ」


ニヤニヤといやらしく、もったいぶった笑みにカチンと来る―――訳もない。
もう今更過ぎてそれが日常なので一方通行は特別怒った風でもなく、リビングのテーブルを濡れたフキンで拭きながら溜息を一つ吐いただけだ。


「アホかオマエ。勉強するンだったら参考書がねェし、日記なンざオマエが書くとも思えねェ。だから少し気になっただけだ」


淡々とした態度が気にいらなったのか、一瞬ムッと眉を曇らせると番外個体はニタニタとわざとらしく笑う。


「決まってるじゃん。アナタへの嫌がらせを書き溜めてるんだって。ぎゃはッ」




441 :パパはなンだかわかってない。〜家族の肖像〜 [saga]:2011/07/12(火) 01:16:15.52 ID:XqN73oMM0




姉妹仲良く浴室に向かうのを確認してから一方通行はソファに座る。
恨みノートというモノは思春期の学生ならば書くこともある ――― らしい。
感受性豊かな年頃は、自分の中で蓄積されたフラストレーションや、それによって自分の感情が作りだす苛立ちが時折許容量を超える。
器が未熟なのに、生み出す感情の強さは大人以上なのだから、当然捌け口に困る。
そのような心理状態が一時の慰みとしてそのような行動に走らせるのだろう。
負の感情を拾いやすい番外個体ならば尚更だろう。と、一通り自分のなかで結論を出し終える。


「あらあら、マズイんじゃないかしら」

「何普通に隣に座ってるンだよ芳川。そしてそれは俺のコーヒーだ芳川」

「細かいことはいいのよ。それよりも、あの子の嫌がらせノート ――― の話。あんまり大したことないって思わない方がいいわよ」

「どォいうことだ?」

「いい?もし仮にあの子が学校で何か事件を起こしたとするでしょ」

「そンなことウチの娘に限ってあるわけねェだろォが糞ボケニート」

「仮にって言ってるじゃないの。学校の友達と喧嘩して、うっかり釘撃っちゃったりしてごらんなさい。あの子のノートが見つかったら大騒ぎになるわよ」

「あァ?」

「だって、アナタへの嫌がらせって……仮にありとあらゆる精神的、肉体的苦痛を与える方法が書かれていたとしたら、『ついカッとなって』じゃ済まないんじゃない?」




「…………」


優雅に長い足を組み替えて、コーヒーを啜る芳川の言葉に、一方通行は黙り込む。

そんなたかがノート一冊如きで。そう一笑に付そうとするが、学園都市最高の頭脳は即座にあらゆる未来を弾き出す。



442 :パパはなンだかわかってない。〜家族の肖像〜 [saga]:2011/07/12(火) 01:16:58.37 ID:XqN73oMM0




――― 同級生と口論の末に釘で撃ち抜いた女生徒の持ち物から、本人が書いたと思われる拷問法を記したノートが発見。計画的犯行の疑い ―――


――― 気付いてやれなかった娘のSOS!!父親と娘との溝!!現代社会の抱える家族制度の闇 ―――


――― 『本当にミサカが撃ち抜きたかったのはお父さん』留置所から娘が激白。お父さんは何もわかってくれない!!0歳児の心を蝕んだ孤独 ―――





司会者「聞けばこのお父さん、本当のお父さんじゃないっていうじゃないの。駄目だよね、あんな若い父親に子育て任せちゃ」

有識者「片親っていう言い方は好ましくないけれど、やはりこの親子は少々特殊なケースだよね。それも家には他にニートもいるんでしょ?」

PTA会長「やっぱり男親っていうのはよくないザマスね。娘の気持ちにちっとも気付いてあげられない。
      
      私が母親だったらこの子の気持ちにも気付いてあげられたんザマスのに……可哀想に、こんな父親を持って……うう」

司会者「それも、あーた。このお父さん黒翼まで生やしちゃうっていうじゃない」

有識者「なんと、黒翼……」

PTA会長「まぁ!!こ、黒翼だなんて……何てはしたないんザマスの!!」







「やーい、やーい!お前のとーちゃん黒翼!!お前のねーちゃん超電磁砲!!やーい!!」

「ミサカの大切な家族を馬鹿にするなー!!ってミサカはミサカは……うわあああぁぁーーん!!」





「お姉様!!常盤台を出て行かれるなんて……嘘ですのよね?」

「ゴメンね黒子……でも覚悟してたんだ。実験が終わった日からずっと……」

「お姉様!!待って下さいましーー!!」



443 :パパはなンだかわかってない。〜家族の肖像〜 [saga]:2011/07/12(火) 01:18:24.71 ID:XqN73oMM0


「なんてね。冗談よ冗談。あの子はアナタが思ってるよりずっとお友達と仲良く……あら?」



コーヒーを飲み終え、他愛もない自分の冗談に苦笑しながら芳川が見たのは、俯き、拳を握り締めている一方通行。
そう、既に一方通行の耳には芳川の言葉など入ってはいなかった。
破滅の未来を即座に(0.2秒)弾き出した一方通行は小刻みに震えだす。
胸には恐怖と、そして使命感。何としても確認しなければならない、父親として。
それによってはベクトル教育的指導も辞さない。場合によっては番外個体のヒーロー、上条当麻直々にそげぶをしてもらうこともやぶさかではない。



「聞いてないわね……ま、いいか」



そして、芳川はPSPのスイッチを入れた。
とことん自分に甘い女である。



回想は終わり、番外個体のノートを手にしたまま、一方通行はゆっくりと深呼吸をする。


娘のプライバシーを覗こうとしている罪悪感に折り合いをつける為の暫しの逡巡の後にゆっくりと開いた。


444 :夏の花火と気になるアイツ〜第34話〜 [saga]:2011/07/12(火) 01:21:36.28 ID:XqN73oMM0


クタクタの身体はお風呂に入ったせいで何処かふわふわとして足元が覚束ない。

時間は午前1時を回った。

普段だったら出かけることなんて絶対ない時間だ。

合宿所を抜け出してお財布を握り締めて歩いていく誰もいない歩道を歩く。

夏の夜特有の、少し息苦しくて、草の匂いのする生ぬるい風を受けながら歩いていると、少しだけ冒険しているような気がする。

それも、大人にはナイショの、秘密の冒険。

ちょっぴり恐くて、でもすっごくドキドキする、そんな冒険。

コンビにまでは100メートルもないっていうのに、ワクワクしてるなんて、ホント私ってば子供だ。

コンビニの明かりが見えて、少し小走りに駆け込んだ私の耳に聞きなれた声。




「コラ、こンな時間に出歩くなンざ、とンだ不良娘だな」
「あ、アンタは!」
「よォ、クマ女じゃねェか」
「く、クマ女じゃない」
「ははは。そンなでかいクマ作ってンだからクマ女だろ」



この気に入らないスカシ野郎は、ウチのライバル校のエース。

女の子にモテルらししけれど、私はハッキリ言って大嫌い。

だって初対面でイキナリ胸触ってくる最低な奴なんだもん!!

そりゃあ、前見ないで走ってた私もちょっとは悪かったけど……で、でも乙女の胸を触っておいて「意外とあるじゃン」は無いと思う。

大体男のクセに髪を白く染めてるし、私より細いし、何より会う度に私のことを「クマ女」って言ってくるイジワルな奴。



「一人で出歩くなンざ危ねェだろ」
「お構いなく!合宿所すぐ近くだから。それと、あんまり慣れなれしく話しかけないでよね!!アンタはウチの敵なんだから」
「敵って……別にお前と当たるわけじゃねェだろ」
「ウチの先輩と当たるでしょ。アンタが負けるように、試合中ずっと念を送ってやるんだからね」


そうハッキリ言ってやると、気障ったらしく肩を竦めてきた。

睨み付けてやると、嬉しそうに笑ってきた。ムカ!!何よ、そうやってまた子供扱いする気?

嘘じゃないわよ?

言っておくけど、ホントに念じてやるんだから。

この前あいさに教えてもらったおまじないがあるんだからね!!





「覚悟してなさいよ!」
「へェ……」



指を突きつけてやると、ソイツはなんと嬉しそうに私の手を握ってきた。




「本当だな?」
「え?」
「いいじゃねェか。最ッ高じゃねェか。いいぜ。だったら、ずっと念じてろよ?試合中ずっと ――― 」
「ちょ!」

445 :夏の花火と気になるアイツ〜第34話〜 [saga]:2011/07/12(火) 01:23:43.69 ID:XqN73oMM0


握った手をいきなり引き寄せられた。

それから、あ、アイツの唇が私の耳元に触れる。

熱い息がそっと掛かる。





「 ――― 俺だけを見てろよ?」




囁かれた声が熱っぽいのは気のせい。

私を見つめるアイツの目が優しいのだって気のせい。

つかまれた手が放れたのが少し残念だなんて、絶対気のせい。

なのに、

なのに、どうしてだろう。


気のせいのはずなのに、こんなにも胸が苦しい。








446 :パパはなンだかわかってない。〜人は後悔するために生きている〜 [saga]:2011/07/12(火) 01:25:43.13 ID:XqN73oMM0



後悔と、悔恨と、痛恨を


煮詰めて

濾して

天日干しして

固めて

一週間寝かせたような


そんな苦悶の表情を浮かべながら一方通行はそっとノートを閉じた。



「エライもンを見てしまった…………」


物事には禁断の扉というものがある。
そして、それは日常の何気ないところにそっと潜んでいる。まさにエアポケットだ。
多分自分が落ちてしまったのもそうだろう。
書かれているものの意味はイマイチわからなかったが、不思議と居た堪れない心地だけは芯に響くように届いた。
これが嫌がらせだとしたら、番外個体は恐らく嘗てない程の痛手を自分に味あわせている。
気分はまるで敗残兵。
キャパを考えずにマックで注文しまくった挙句に、残ってしまったポテトのLサイズ、それも完全に冷えてボソボソになったそれを無理矢理処理していくような惨めさが胸の内に広がる。
暫く考えた末に、一方通行は一つの決断をする。


「そォいや、今日は黄泉川が肉じゃが食いてェって言ってやがったなァ。丁度ジャガイモも大泉さんから分けてもらってるし、仕方がねェから作ってやるか」



心にフィルターをかける。

見ていなかったもの。

見なかったものにしたもの。

それはすなわち、最初から無かったものである。

そういうこすっからい屁理屈を躊躇無く用いることが大人になるということなのかもしれない。

一方通行はそっと娘達の部屋を後にした。



学校から帰り、ノートの位置がずれているところから、見られた事に気付いた番外個体が部屋に篭城するまで後4時間。

447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/12(火) 01:27:23.10 ID:XqN73oMM0
以上で投下終了です。
色々キャラ崩壊でお目汚しかもしれませんがどうかご容赦を。
それでは。 ノシ

448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 01:29:04.80 ID:/lJNq7JDO
噴いた
あと自分の黒歴史を思い出して凄い居たたまれない気持ちになった

449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 01:47:09.66 ID:G3WSeXLgo
番外さんじゃなくて一方さんの完全ツンデレ期の始まりか・・・
450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 02:00:11.77 ID:M2liqmsio
ある意味悶えたわ…
451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 02:00:40.38 ID:S9ltooSDO
番外さんもそんな年頃か・・・
452 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/12(火) 02:40:13.22 ID:q2sLy/PAO
ちょっとそのノートの内容詳しくお願い
何かジャニーズのドリーム小説サイト思い出した
453 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/12(火) 03:10:18.61 ID:n1PpEHyAO
なるほど、ミサワ日記か・・・






よしMNWに流すからちょっと貸しあbbbbbb
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 04:02:29.73 ID:vMmgrYrFo
イタカワイイ宣言

MNWにありそうだなドリーム小説スレ
455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 05:06:56.79 ID:AJ7uAWcfo
番外個体ェ……

>>454
妹達が日々妄想を書き綴るスレか……
名前変換しなくても「ミサカ」で通せるから楽だな
456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 06:27:23.29 ID:jMDJQZMFo
地味にクオリティが高いのがまた……
457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2011/07/12(火) 07:25:30.00 ID:z13Z70qAO
>>455
利用者は春厨と変態がツートップ

まで妄想できた
458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/12(火) 07:43:01.70 ID:tUOUNM2AO
なんか……“わ”と“ね”を書き間違える番外個体にキュンとした。
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 08:01:27.00 ID:RVmufb7IO
番外さん間違いなく御坂遺伝子の持ち主だわw
やべえマジで悶える…
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/12(火) 13:49:19.68 ID:UJn/nZCAO
番外個体かわいすぎるwww

ぜひ続きを読みたいな。
461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 13:51:30.97 ID:D63HbnPKo
番外個体にもアホ毛センサーついてるのかな?
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/07/12(火) 17:10:21.13 ID:gXs4uTuT0
番外個体可愛いよ…マジ天使

こんにちは
とあるファミレスの者です

本日も7レスほどお借りします
463 :言葉 [sage saga]:2011/07/12(火) 17:11:12.11 ID:gXs4uTuT0
とあるファミレス

フレンダ「結局、学園都市の日本語って酷いと思うって訳よ」

浜面「いきなり突っ込みどころ満載だなオイ!」

滝壺「フレンダは日本人じゃないからしょうがないと思う」

絹旗「まあ超学生が多い街ですからね、超若い人は言葉が超なってないもんです」

浜面「ブーメランだからな絹旗、全力でブーメランだからな!ぶっちゃけお前の日本語この中で一番酷いからな!」

滝壺「ちなみに今日はむぎのがいない」

浜面「電波受信したのは分かるが貴女はいつも突然ですね滝壺さん」

絹旗「ちなみに欠席理由は前回の事がショックで引き籠ってます」

フレンダ「結局、あの後誰もフォロー出来なかったって訳よ…」
464 :言葉 [sage saga]:2011/07/12(火) 17:11:48.80 ID:gXs4uTuT0
浜面「…で?日本語が酷いって話だったな」

フレンダ「そうそう、日本語というか言葉遣いって言えばいいのかな?綺麗な日本語使ってる人見たことがない」

浜面「絹旗もいってたが学園都市は学生が多いからなあ…ちゃんとした敬語話せる奴の方が珍しいと思うぞ」

絹旗「というか、昨今大人でもちゃんとした超日本語使える人なんて超いるんでしょうか?」

滝壺「私一応ちゃんと喋ってると思う」

一同「「あ〜…」」

浜面「確かに滝壺は言葉自体はちゃんとしてるよな」

絹旗「口調も別に超変な語尾使ったりしてる訳じゃなくちょっと超間延びしてるだけですしね」

フレンダ「意外と身近にいたわね、ちゃんと使ってる人…」
465 :言葉 [sage saga]:2011/07/12(火) 17:12:38.88 ID:gXs4uTuT0
浜面「そういえば逆に日本語酷い奴ってどのくらいいるんだ?」メノマエニヒトリスデニイルガ

絹旗「…私が思い当っただけで3人ほど…」ハマヅラチョウコロス

滝壺「第1位はかなり日本語酷い、あとむぎのも噂では第5位も大概」

フレンダ「第2位は…意外とそうでもないかな?割と普通といったら普通」

浜面「…まあLEVEL5は人格破綻者って言われてるしなあ…」

絹旗「LEVEL4も口調だけ超取り上げるなら…まあ私もそうですし…あと風紀委員に超ですのですの五月蠅いのがいます」

滝壺「他にも一杯いた気がするけどキリがなくなりそうだね」

フレンダ「一応外国人の人は、日本語覚えたとき変な覚え方したって言い訳はできるけどね」
466 :言葉 [sage saga]:2011/07/12(火) 17:13:12.83 ID:gXs4uTuT0
浜面「しっかしそう思うとLEVEL0は割と普通だな」

絹旗「確かにLEVEL0には超若者的な乱れはあるとはいえ一応自然とは言えますね」

フレンダ「LEVEL高くなると口調がおかしくなったりするのかな?」

浜面「え?なにその微妙な上に地味に嫌な副作用…第1位みたいな口調は絶対なりたくないんだけど」

絹旗「心配しなくても浜面は超浜面ですから何の問題もありません」

浜面「とりあえずその言葉は今のままで良いという意味に受け取っておく」

絹旗「超きもいです」

フレンダ「結局気持ち悪い」

浜面「ああうん、分かってたけどやっぱ酷いなお前ら!」
467 :言葉 [sage saga]:2011/07/12(火) 17:14:04.77 ID:gXs4uTuT0
滝壺「LEVEL0が普通でLEVEL5が日本語おかしいのも一応理由あるよ?」

一同「「な…ナンダッテー!?」」

浜面「え?理由あったの!?第1位のあの文字でしか形容できない上にアニメでは割と普通な口調」

絹旗「正直私があの口調で喋った時一体どう区別つけるのかある意味声優泣かせっぽいあの口調に!?」

フレンダ「むしろ麦野のぶちきれ口調を一体どこまで許容するのかある意味楽しみなあの言葉遣いに!?」

浜面「麦野いないからって言いたい放題だな!?確かに俺も気になるけど!」

絹旗「で、一体どんな超理由なんですか?滝壺さん」

滝壺「別にそんな難しい理由じゃないよ?」
468 :言葉 [sage saga]:2011/07/12(火) 17:14:43.64 ID:gXs4uTuT0








滝壺「10代で中二病患者真っ盛りな唯でさえ痛々しい時期に強力な<自分だけの現実>構築するんだからむしろ普通」









一同「「うわ、すっごい(超)納得」」
469 :言葉 [sage saga]:2011/07/12(火) 17:15:19.78 ID:gXs4uTuT0

浜面「なるほどなー…高LEVELの人間ほど<自分だけの現実>は当然強力だから…」

絹旗「逆に低LEVELは脆弱だから言葉遣いに影響が少ないと」

フレンダ「そしてその理由だと第1位のあの服のセンスも納得できるって訳よ…」

滝壺「まあ、言葉遣いおかしい人が多いのは、この作品登場人物多いからキャラ付けも多彩なだけだとおもうけど」

一同「「なにぶっちゃけちゃってんのおおおお!?」」

絹旗「ちょ…色々超アウトでしょその発言!?」

浜面「このSS一行で纏めちゃったよこの子!?いいのコレいいの!?」

フレンダ「結局メタ使うと思ったら滝壺だと思った訳だけど…」

滝壺「大丈夫新キャラ増やしまくってキャラ特徴つけるのに四苦八苦してるかまちーを私は応援してる」

一応「「そんな応援はやめてえええええええ!!」」
470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/12(火) 17:17:15.02 ID:gXs4uTuT0
以上です

考えてみると禁書は メインヒロインの口調が既にだよもん星人だった…

あれだけの口調を思いつくかまちーはマジで凄いと思う
471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/12(火) 17:18:18.42 ID:42oqJAIS0
インデックスの口調は可愛い。超可愛い。異論は認めない。
472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 17:21:16.29 ID:AJ7uAWcfo
妹達の口調はインパクトが凄かった
473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 17:34:26.53 ID:ptHFOixSO
アニメを見る度に御坂妹と打ち止めと一方さんはよく噛まないなと思う。インパクトあるし
その点姫神は口調が楽だから地mうわなにをするやめr
474 :上条「みんなで禁書SSについて話そうぜ」 アレイスター「……ふむ、興味深いな」 [saga]:2011/07/12(火) 20:53:52.67 ID:vWxLi4Pto
2,3レス借ります

上条さんたちが、メタ風味に自分たちの活躍するSSについて語るような体のスレがあったら面白いかなあなんて電波が来た
舞台裏ネタというか楽屋ネタというか、まあそんな感じ

それでは
475 :上条「みんなで禁書SSについて話そうぜ」 アレイスター「……ふむ、興味深いな」 [saga]:2011/07/12(火) 20:55:51.88 ID:vWxLi4Pto

――――――――


禁書「一方禁書、美琴禁書、浜面禁書……一巻再構成がいっぱいなんだよ!」

神裂「私がインデックスを落とした先が、ちょっと違うだけで全く違う物語が紡がれるのですね。
   まったく、運命というのは不思議なものです」

上条「一応本家の上条さんとしてはちょっと複雑なところもあるけどな」

削板「そろそろウチにも落ちて来そうだな!! 根性おおおお!!!」

ステイル「第一関門が僕なわけだけど……正直、再構成SSで一番ワリ食ってるような気がするよ。
     神裂は強キャラ扱いなのに」

滝壺「だいじょうぶ、そんなかませ犬扱いのすているを私は応援している」


――――――――


美琴「電磁通行かあ……、正直予想外よね」

一方「あァ、俺とオマエじゃ確執が深すぎて恋愛話なンて書くヤツがいるとは思わなかったけどなァ。
   随分と盛り上がってるみてェじゃねェか」

吹寄「罪と罰、依存、償い……。打ち止めちゃんに番外固体さんに上条当麻に妹達、ご両親……まあ、ドラマには事欠かないわね」

00000号「(そろそろ零番通行を書く猛者が現れる筈……!)」

天井「……ありえないと言えないあたりがこの板の恐ろしさだな」


――――――――


上条「神条、中条、下条、ゲス条、悪条、鬱条、闇条、詐欺条、弱条……上条さんの性格改変ものも出尽くした感がありますな。
   ……他になんかありそうか? 姫神、どう思う?」

姫神「■条。スルーされながらも活躍する上条君。活躍してもスルーされる。ふふ。報われない」

上条「……いつも思うんだけどさ、その■ってなんて読めばいいんだよ」


――――――――
476 :上条「みんなで禁書SSについて話そうぜ」 アレイスター「……ふむ、興味深いな」 [saga]:2011/07/12(火) 20:57:54.14 ID:vWxLi4Pto


浜面「次世代モノだと子どもの名前は、両親の名前から一文字ずつってのが鉄板だよな。
   例えば上条と第三位だと“麻琴”、これはよく見るよな」

フレンダ「男でも女でも使える、使い勝手のいい名前って訳よ」

絹旗「ふむ、……そういえばインデックスさんと上条さんのお子さんだと、超どうなりますかね?」

半蔵「外人でミックスは難しいだろ。かといって日本語にしても……」

駒場「……禁、書、目、録、……どれも使いにくい。
   舶来ヒロインの多い禁書において、これは問題だな」

禁書「余計なお世話なんだよ!」


――――――――


垣根「レベル5仲良し設定ってのも結構多いよな」

一方「あァ、本編じゃ少なからず対立関係にあるから、その反動かもなァ。
   俺の場合、オマエとは殺しあったし、第三位とはいわずもがな」

麦野「そもそもレベル5同士の接触が限られてるわね。私は2位3位しか面識ない感じだし……その点美琴は多いんじゃない?」

美琴「一方通行とはアレ、麦野さんとはドンパチしちゃったし、食蜂とは派閥云々で対立しちゃうし、削板さんとはまあ、拳で語りあったわね」

削板「まあ、番外編とはいえあれも正史の範疇だろう……ああ、正史と言えば“とある化学の超電磁砲”、ついに、だな食蜂」

食蜂「第五位、真理掌握が堂々登場! ようやく私の時代が来たわねぇ」

六位「………………」ズーン

垣根「……すまん、第六位、元気出せよ?」


――――――――

477 :上条「みんなで禁書SSについて話そうぜ」 アレイスター「……ふむ、興味深いな」 [saga]:2011/07/12(火) 20:58:31.00 ID:vWxLi4Pto
以上!
お目汚しスマンかった!

んじゃまた
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/12(火) 21:00:01.87 ID:u5v64rbho

上条さんとインデックスの子供は詩織ってのは見たな
479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/12(火) 21:01:02.23 ID:TJsyK0nFo
正史に含んでいいのかアレは
アニメと漫画と原作とでいろいろパラレルってるから儀典SSの正史扱いは微妙じゃね

投下乙
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 21:02:51.61 ID:AJ7uAWcfo
真理掌握とかなにそれこわい
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/12(火) 21:03:45.02 ID:vWxLi4Pto
レスサンクス!突っ込まれる前に!
「真理掌握」ってなんだよ!すげえ強そう!俺の馬鹿!
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/12(火) 21:05:20.17 ID:vWxLi4Pto
うぎゃー、>>480に先越された……!

吊ってくる
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 21:05:52.33 ID:NnruxFu1o

実験せずに00001号通行は結構見るけど零番通行は確かに見たことないなぁ

>>478
両親から貰ってって形じゃないけどあの名前はよかったな
484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 21:10:59.82 ID:ufY2R8y30
詩織……本に関連してるし響きも綺麗で、しかも上条さんのお母さんの名前に似てるというあらゆる点を網羅してますもんね。
485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 21:20:41.31 ID:kCE+1Rgko
一番喜んでるのは間違いなく神裂じゃねーの
オリキャラでもネーミング一つで全然違うわな
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/12(火) 21:23:21.60 ID:M1qafM/mo
なんかむしろとある化学の超電磁砲のが気になる
電子の流れをちょちょっと操って撃つ超電磁砲とか胸熱
487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 21:26:38.03 ID:LGBrWAwE0
昔書こうと思って挫折した上イン未来設定のssで、二人の子供は和真(かずま)と智華(ともか)っていう名前の兄妹にしようと考えていた。後者は禁書目録なので智識+親友から一文字。前者は言わずもがな

あと浜面滝壺の息子がアックアヴィリアンの娘にフラグ建てしたりするss

でも未来モノって難しいよね
488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/07/12(火) 21:34:32.24 ID:cQL0Y1cPo
なお本スレではときたまインデックスは娘に氷華って名前を――って話が
まあある意味全然別な話ですけどね
489 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/12(火) 21:55:14.75 ID:+jugJWSMo
消えてしまった友達、風斬氷華か
なんとなくまどまぎっぽい
490 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2011/07/12(火) 21:58:26.74 ID:qf/gkve/o
成長するにつれてどんどん氷華に似ていく娘。

「そろそろ二人目がほしいけど、なかなかできないな」

…………

「言いづらいのですが、子供のできる身体ではありません」

「え」
「待って。それじゃああの子は……」



「さて、いつから自分の娘だと思っていたんだい?」
491 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 22:06:32.31 ID:cBUk2qsP0
未来物ではいかにDQNネームを付けられるかが勝負
そう思ってた時期が僕にもありました
まあ故人の名前ってのはベタベタかも
それはともかく乙
492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 22:12:28.38 ID:xvZaVfvAO
んで、結局■ってなんて読むん?
493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 22:11:05.86 ID:xvZaVfvAO
んで、結局■ってなんて読むん?
494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 22:12:47.17 ID:xvZaVfvAO
んで、結局■ってなんて読むん?
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/12(火) 22:19:10.33 ID:84WGFDBAO
どんだけ気になってんだよ……
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/12(火) 22:35:51.35 ID:LRB2jhqAO
『書き込みができませんでした。
再度ry〜』
と表示されたせいだな
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/07/12(火) 22:46:08.10 ID:mCvLfmlAO
俺は、■はもはや発音?すら無いイメージだな
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2011/07/12(火) 22:54:03.06 ID:00WQY4KAO
■条→姫条、と読んじまった
499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/12(火) 23:28:55.68 ID:tUOUNM2AO
確かに麻琴はよく見るな
■は……なんだ?
500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 23:45:10.51 ID:ufY2R8y30
無難に両親から一文字ずつっていうのもいいけど、オリキャラの名前に意味があったり、
ストーリーに絡んでると好感が持てるよね。
501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 23:48:47.93 ID:/lJNq7JDO
空気を読まずにコネタ投下
よくある設定で
502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 23:49:38.27 ID:/lJNq7JDO

第三次世界大戦も終わり、
死んだと思われた上条当麻も無事学園都市に帰って来ることになる。


「ただいまインデックス」

「おかえりなさい、とうま」


二人の間に爽やかな風が吹く。
太陽の日がカーテンの隙間を縫って射し込んでくる。
まるでそれは映画のワンシーン、
小説のエピローグのようで。

少年は笑い、
少女は泣く。

抱きしめ、
抱きしめられる。


「とうま、とうま、とうま」

繰り返し呼ぶ声に、少年は微笑みを返した。



503 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 23:50:11.72 ID:/lJNq7JDO





「これでおしまいなんだよ」

「へ?」

突然変わった少女の様子にギョッと身体を強張らせた。
少女は泣いていたのが嘘のように、
淡々とした声で彼に話しかける。


「とある魔術の禁書目録であなたはクランクアップってことかも」

「は、どういう……何を言ってるんだよインデックス!」

「インデックス?……あぁ、私の役名だね」

「役名って……」

「まだ分からないの?……でも、仕方ないのかな」

「いや、だ、だって俺は!」

「……幻想殺しは借り物だから早く返さないとね」


混乱する頭に追い討ちをかけるかのように、
インデックスだった少女は少年の右腕をパコリと外した。
切断されたというのに、滑らかな肌が覗く。


「何だよ、これ……ど、どうして血が出ないんだよ!?」

「元々あなたは血なんて出ない――あぁ、そっか。今までのは血糊って言えばわかるかな?」

「血糊……?どういうことだよ?!」

「うるさいなぁ……これも借り物だったね。外させてもらうかも」


べりりと言う音と共に口が外される。
傷みは無かった。


「これで静かになったね」

彼女は嬉しそうな顔で、少年のパーツだったものを
周りを忙しく歩き始めた男に渡す。

少年は首を左右に降り、キョロキョロと周りを見渡す。


「スタッフさんも来たことだし、私はそろそろ上がらせてもらうかも」
「あなたはクランクアップでも、私はあと少し残っているから」


少年は、目をぱちくりとさせる。
その間にどんどんと部屋だったはずのものは、崩されていく。
少女は暗闇に向かって歩いていき、やがて見えなくなった。
遠くから「お疲れ様でした」という声が聞こえる。
スタッフと呼ばれた男が少年に近付き、ワックスで立てた頭の後ろを探り始めた。
くすぐったいと訴える口ももはや無い。
男が「あぁ、あった」と呟いたと思うと、
「お疲れ様です」の言葉と共にバチリと頭の後ろから音が響いた。


おわり


504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 23:50:50.47 ID:/lJNq7JDO
おわりおわり
お目汚しマジですまんこ
505 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/12(火) 23:53:04.21 ID:LcDXA0ipo
斬新で面白いな
506 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/12(火) 23:59:38.68 ID:ufY2R8y30
☆バーーーローーのショートショートの広場思い出した。
507 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/13(水) 01:22:04.03 ID:vgkOQ1V5o
>>506
星バーーーローーって偶然にもまったくフルネームが表示出来ないのねww
508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/07/14(木) 13:06:19.81 ID:4Vth5t5Ho
鯖治ったかな?
509 :せんべつ(駒フレ) [saga]:2011/07/14(木) 17:36:15.40 ID:/fiHyZh+0
駒場×フレンダ超捏造ぼんやりラブコメ7レス
ふんいきで読んでくれればうれしい
510 :せんべつ(駒フレ)1 [saga sage]:2011/07/14(木) 17:37:50.65 ID:/fiHyZh+0
「ちゅ」

「ふぁ、…………」

「……ぷ、あは。噛んだぁあ。カッワイイのぉ、駒場」

「……………………舶来」

「ねぇその舶来ってーのやめて欲しいんだけど。何度言わせる気?
 私はぁ、フ・レ・ン・ダ!フレンダ=セイヴェルン、リピートアフターミー?
 あ、セイヴェルンはいいわ。結局、日本人の発音なんか期待してないってわけよ」

「……フレンダ」

「イイコね。なあに?」

「なにを、してるんだ」

「んにゃあ?キス」

「…………」

「ありゃ?まさか、知らない?えーと、ホラあれよ、アレ。口付け。接吻!」

「それくらいわかる」

「アラそぉ?てっきり極端に横文字に疎いジダイサクゴちゃんなのかと。『舶来』だし」
511 :せんべつ(駒フレ)1 [saga sage]:2011/07/14(木) 17:38:55.31 ID:/fiHyZh+0
「……お前は」

「うん?」

「お前は、誰にでも、こんなことをするのか」

「Oh……?」

「お前の国ではどうだか知らんが、この国では」

「No,no. いやーしないわよ。そっちこそ西洋文化誤解してるってわけよ」

「では」

「むちゅ」

「」

「ちゅ、んちゅ、ぺろ……ふ、……ん、ふゅ、…………んー、うちゅ」

「………ぅ………」

「ぷはっ……」

「………………………………お前は、なにが、したいんだ」

「んー……選別?」

「……なにを」

「うふ、結局、秘密って訳よぅ」

「…………」
512 :せんべつ(駒フレ)3 [saga sage]:2011/07/14(木) 17:39:42.03 ID:/fiHyZh+0
「しかし無反応だねえ。こんな可愛くて麗しい金髪白人美少女にキッスされたってのに。結局、ムラムラっとこないワケ?」

「…………応えてほしいのか」

「んーにゃあ。貴方が応えてきたら舌噛み切ってたってわけよ」

「命拾いしたな」

「どっちが?」

「さあな」

「ふーん……案外ずるい男ね。結局、キスだって、無反応だったけど拒絶はしないしさ」

「それで」

「んー?」

「できたのか、その、センベツとやらは」

「うん」

「……なんの」

「ちゅ」

「」
513 :せんべつ(駒フレ)4 [saga sage]:2011/07/14(木) 17:40:49.05 ID:/fiHyZh+0


「ねえ」

「なんだ」

「あの子のこと守ってね」

「舶来か」

「……ねぇその舶来ってーのやめて欲しいわけよ。あの子はぁ、フレ」

「フレメアは、守る」

「…………力強い宣言アリガトウ」

「大事、だからな」

「ふーん」

「お前は、」

「なによ?」

「お前だって、…………いや、…………お前が、守るという、選択肢は」

「ない」

「…………」

「ない。……………………できない。結局、できるわけない、ってわけよ」
514 :せんべつ(駒フレ)5 [saga sage]:2011/07/14(木) 17:41:32.15 ID:/fiHyZh+0
「……すまない」

「はっ、謝るくらいなら口に出さないでほしいわね」

「……フレンダ」

「わかるでしょ。結局、私みたいな、こんな、小汚いクズが、あの子を」

「フレンダ!」

「なによ…………ッ!」


「」

「」


「…………………………拒まないんだな」

「っ、……舌噛み切ってほしかった?」

「いいや」

「応えてほしかった?」

「わからない」

「死ね」

「安心しろ、きっと、長くはない」

「……なのに守るとか言っちゃうんだ、貴方」
515 :せんべつ(駒フレ)6 [saga sage]:2011/07/14(木) 17:42:19.29 ID:/fiHyZh+0
「すまない」

「クソッタレ。死ね」

「すまない」

「…………………………結局、だめだったってわけよ、貴方」

「…………なにが」

「うるさい!…………いいのよ、もう。
 死ね。あの子を守って守って守り抜いて、暗い路地裏でのたれ死ね」

「…………」

「貴方なんかただの繋ぎだから。あの子のところにホンモノの王子様が現れるまでの。
 あの子がこのフレンダ=セイヴェルン並みの超美脚美少女に成長した時に、
 貴方なんか足元にも及ばないステキな王子様にかっさらわれて、結局、忘れ去られるのよ」

「…………ああ」

「それでいいんでしょう?」

「……そうだな。フレメアは、幸せになる。俺のようなクズには、ひっかからないだろう」

「私と違って?」

「ひっかかって、くれていたのか」
516 :せんべつ(駒フレ)7 [saga sage]:2011/07/14(木) 17:43:41.72 ID:/fiHyZh+0
「……………」

「……………」

「…………………………帰る」

「……そうか」

「さよなら」

「また、な」





結局、  これが  餞別  ってわけよ。
517 :せんべつ(駒フレ) [saga sage]:2011/07/14(木) 17:46:46.66 ID:/fiHyZh+0
終われ
フレンダちゃんは小物下衆可愛いのが売りなので実はイイ奴エピソードは不要派です
518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/14(木) 17:51:16.86 ID:NYV7DiQK0
乙です
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/14(木) 17:54:14.30 ID:B/+hCHfDO
乙 フレンダちゃん下衆可愛い
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/14(木) 18:29:50.09 ID:FSrhzwoDO
フレンダが下衆いからフレメアちゃんの可愛さが際立つのです。にゃあ
521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/14(木) 23:29:36.92 ID:QCYAFX5AO
乙。
ありです。
522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/15(金) 00:25:39.51 ID:arYLy3kAO
1レスもらう

上条「よーし看板が出来たぞ」

イン「とうま、何をはじめるんだよ?」

上条「貧乏生活脱出の切り札さ」


『そげぶ屋上条さん』


イン「?」

上条「ようは困ってる人がいたら助けるお仕事さ」

土御門「カミえも〜ん、魔術師が学園都市に来たにゃー」

上条「そげぶ屋上条さんだ、覚えておけ」

土御門「わかったぜそげぶ屋」

上条「これ料金表な」

土御門「そげぶ一回1万円、今なら説教無料サービス期間か…よし頼む!」

ソゲブ!ソゲブ!オマエノヤリタカッタコトハ…ソゲブ!

上条「そげぶ三回で3万円か…まずまずだな」

イン「すごいよとうま!今日はごちそうなんだよ!」

上条「え」

イン「え」

上条「そげぶ屋上条さんはいつでもお待ちしております」
523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/15(金) 00:26:56.35 ID:arYLy3kAO
以上です
幻魂…いやなんでもない
524 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/07/15(金) 01:01:50.86 ID:Ni2UAiYKo
眼鏡枠が足らんぞ
ステイルか
525 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/15(金) 01:07:08.73 ID:FTIeHMVDO
>>523
禁書にはツッコミ役が……

眼鏡成分が足りない
526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/15(金) 01:07:39.94 ID:vsYfs8MDO
俄然、中の人的に主人公は私が適任だ
527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/07/15(金) 01:24:31.77 ID:Pigz4VK10
やたらゲロを吐くエセ中国語口調のアニェーゼとな
528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga  sage]:2011/07/15(金) 01:30:36.26 ID:O41gyG5x0
女郎言葉で喋る黄泉川か……
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/15(金) 01:41:24.38 ID:tyvZ2FUN0
上司部下関係のはーまづらぁとテッラさんだと
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/15(金) 02:18:17.59 ID:n03KNfC5o
声ネタはともかく、眼鏡的には風斬さんが相応しい
531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/15(金) 05:14:39.82 ID:MmcXOygAO
とあるで眼鏡キャラっていうと真っ先に寮監が浮かぶわ
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/15(金) 06:17:05.29 ID:GiOSyoHTo
眼鏡なら風斬一択だが上条さんをもぎたくなるので却下だ

禁書って登場人数に対して眼鏡率低いよな
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/15(金) 06:32:26.92 ID:FTIeHMVDO
>>532
眼鏡する→そげぶされる→眼鏡割れる→目にささる→上条さんやりすぎです!

の流れになるからじゃね?
風斬なら割れてささっても自己再生しそうだし寮管だとそげぶ当たらないはず?
534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/15(金) 06:51:39.41 ID:GiOSyoHTo
>>533
なんでそげぶ前提なんだよwwwwww

いやそげぶられないと影薄くなるだろうけど
535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/07/15(金) 07:06:13.82 ID:gD5eyHmAO
それ以前にそげぶされたら風斬は消えるじゃないか
536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/15(金) 07:08:37.63 ID:MmcXOygAO
ぶっちゃけ風斬より寮監の方がかわいくね?
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国) [sage]:2011/07/15(金) 07:23:43.61 ID:W4KDhwsAO
>>523
速さが足りない!!

速くスレを立てたまえ
538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/15(金) 11:13:20.57 ID:zHY1Qcvk0
銀さん→上条さん(主人公&説教)

新八→浜面(つっこみ&いざという時強い)

神楽→インデックス(大食い&覚醒するとヤバイ)

土方→一方通行(主人公のライバル&マヨネーズorカフェイン中毒)

沖田→番外個体(土方or一方通行に嫌がらせ)

神威→フィアンマ(作中最強クラスキャラ&なんか似てね?)
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/15(金) 11:37:43.71 ID:jcDhLUdAO
>>536
竜王の殺息

個人的には一方さん新八でお通ちゃん打ち止めとか、お妙が美琴で近藤さんがエツァリとか考えてたなあ
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/15(金) 12:49:02.74 ID:arYLy3kAO
そげぶ屋上条さんで1レス

上条「俺達には眼鏡が足りない」

イン「もとはるは?」

上条「あいつはマダオ枠だ」

イン「ぶっちゃけ禁書で眼鏡なんてひょうか、このり先輩、寮監、テレス木原しかいないんだよ」

上条「グラビティ事件の犯人も眼鏡だけど誰得だしなあ…」

イン「あくせられーたに眼鏡をかけたらいいかも」

上条「折紙サイクロンと学園都市の切り札でそげぶライダーWか、悪くないな」

イン「じゃあ呼ぶんだよ、打ち止めマジ天使!」

一方「打ち止めマジ天使!」

上条「流石は厨二病230万人の頂点、速いな」

イン「かくかくしかじかなんだよ」

一方「これこれうまうまってかァ、だが断る」

イン「なんでなんだよあくせろりーた!?」

一方「俺ァヒーローのライバルでいたいンだよ」

上条「なら仕方ないなペドセロリータ」

ステイル「話は聞かせてもらったよだが断る、僕は桂小太郎を」

イン「呼んでねーよ残念ショタ」

ステイル「ショタじゃない、桂だ」

上条「じゃあ上条さんの理想の好みを実現するべく寮監さんで」

神裂「女子寮の管理人と聞いてイギリスから飛んで来ました!」

一方「わけがわからないよ」
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/15(金) 12:50:21.62 ID:arYLy3kAO
以上です
実にグダグダである
542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/15(金) 12:52:09.21 ID:t3jj9YNwo
幻さんは子供っぽ過ぎるのと基本ツッコミサイドだから銀さんというよりぱっつぁんのイメージだなぁww
543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/15(金) 15:27:19.95 ID:FTIeHMVDO
>>542
あれほどボケまくるのはていとくんしか思い浮かばない
544 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/15(金) 15:57:21.24 ID:Y3X+6bTAO
>>543
SSでの設定・役回り を混同するなよ
545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/15(金) 16:33:38.25 ID:FTIeHMVDO
>>544
いや、最近ていとくん多いじゃん?
だから垣根(原作)じゃなくてていとくん(色んなSS)って書いたじゃん
分かりにくくてすまないじゃん
546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/15(金) 21:26:33.71 ID:n03KNfC5o
>>540
てめぇらァァァ!!それでも禁魂ついてんのかァァァ!
547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/07/15(金) 23:13:20.90 ID:2eqMJAFD0
上条×オリアナで5レスほど頂きます。
548 :上条×オリアナ1 [saga sage ]:2011/07/15(金) 23:14:36.68 ID:2eqMJAFD0

上条「なぁ、お前って処女だろ?」

オリアナ「……え?」

上条「同級生に教えてもらったんだ。必要以上に自分をエロく見せてる奴は経験がないって」

オリアナ「……」

上条「確かに俺の知り合いに凄い格好してる女がいるんだけど処女なんだよな。お前も処女なんだろ?」

オリアナ(くっ!? ここで未経験だってばれたら私の立場が……)

オリアナ「……違うわ」

上条「本当に?」

オリアナ「ええ。私は経験豊富よ。今だってあそこがびしょびしょに濡れてるんだから」クスッ

上条「あそこって……」

オリアナ「うふふ。どうしたの?」

オリアナ(これで誤魔化せるわね)

上条「なぁ、あそこって何処だ?」

オリアナ「……え?」
549 :上条×オリアナ2 [saga sage ]:2011/07/15(金) 23:15:10.66 ID:2eqMJAFD0

上条「上条さんはお馬鹿さんなのでちゃんとした名称で言ってもらわないとわかりませんのことよ」

オリアナ「……」

上条「なぁ、あそこって何処なんだよ? オリアナ?」

オリアナ「」ダラダラ

オリアナ「えっと、えっと///」

上条「ん? おい顔が赤いぞ。熱でもあるんじゃないのか?」ピタッ

オリアナ「ひゃんっ///」ビクッ

オリアナ(上条当麻の手が私のおでこに……)

上条「んー、熱はなさそうだな」

オリアナ「え、ええ。大丈夫よ」

上条「ならよかった。んであそこってなんだ?」

オリアナ「……お……こ」ボソッ

上条「え? よく聞こえなかったぞ?」
550 :上条×オリアナ3 [saga sage ]:2011/07/15(金) 23:16:08.54 ID:2eqMJAFD0

オリアナ「……ま……こ///」

上条「おいおい、音量小さすぎですよ、オリアナさーん?」

オリアナ(駄目……もう限界よ……)

上条「……その反応、やっぱりそうなんだな」

オリアナ「……ええ、そうよ。ぼうやの言うとおりよ」

上条「……まさか本当に処女だったなんてな」

オリアナ「……幻滅したかしら?」

上条「……」

オリアナ「そうよね。こんなエロイ格好して卑猥な発言しまくりだったのに処女だったなんてね……」

上条「……」

オリアナ「……それじゃーね、ぼうや」

上条「……待てよ。オリアナ!!」

オリアナ「え?」

上条「いいじゃねぇか。お前が処女だって……」
551 :上条×オリアナ4 [saga sage]:2011/07/15(金) 23:16:57.60 ID:2eqMJAFD0


上条「いいじゃねぇかよ。処女がエロイ格好したって!! 卑猥な発言したっていいじゃねぇかよ!!」

オリアナ「ぼ、ぼうや……」

上条「垣根帝督だってあんなホストみたいな格好してるのに童貞なんだぜ!? もちろん俺は見た目どおり童貞だ!!」

オリアナ「……」

上条「処女のままでいいんだ。オリアナはオリアナらしくしてればいいんだよ!!」

オリアナ「っ!?」

上条「悪かったな。変な質問してよ」

オリアナ「……ううん、いいわ」

上条「それじゃー、俺インデックスが待ってるから帰るわ」

オリアナ「ちょっと待って!!」

上条「ん?」

オリアナ「……その手伝って……くれないかしら?///」

上条「何を?」

オリアナ「その……私の……」

上条「……」

オリアナ「処女を捨てるのを///」
552 :上条×オリアナ5 [saga sage]:2011/07/15(金) 23:17:38.00 ID:2eqMJAFD0

上条「」

上条「……え?」

オリアナ「……どうやら、私、ぼうやに恋しちゃったみたい///」

上条「……本気で?」

オリアナ「」コクリ

上条「……わかった。俺もオリアナが彼女になってくれたら嬉しい」

オリアナ「それじゃー?」

上条「ああ。まずはオリアナ、お前のそのふざけた処女膜をぶっ殺す!!」

オリアナ「ぼ、ぼうや///」

上条「なぁ、そのぼうやって言うのやめてくれないか? 上条さんには上条当麻というお名前があるのですよ?」

オリアナ「……わかったわ……それじゃー、ダーリンって呼ぶわね///」

上条(あれ? そこは当麻じゃないのね……)

上条「わ、わかった。後さ、オリアナ」

オリアナ「なに? まさかここまできて怖気づちゃったかしら?」

上条「ちげぇよ。さっき処女を捨てるって言ってたよな?」

オリアナ「ええ」

上条「違うだろ? そこは『捨てる』じゃなく『捧げる』だろ?」

オリアナ「……」

上条「お前の処女を、俺に捧げてくれ」キリッ

オリアナ「……ええ。私の処女を貴方に捧げるわ」

上条「……よし、それじゃー行くか?」ギュ

オリアナ「はい。ダーリン」ギュ


THE END

553 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/15(金) 23:18:33.96 ID:2eqMJAFD0

以上、お粗末さまでした。
誰か上条とオリアナか上条とレッサーのスレやってくれんかのう…
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/15(金) 23:39:55.87 ID:B1ROqYDCo
……え?終わり?何だよズボンはかなきゃ

555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/15(金) 23:49:28.55 ID:arYLy3kAO
なンだなンだよなンですかァ?
ヒーローのエロ画像録画準備してたのは無駄だったンですかァ?
556 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/15(金) 23:53:10.95 ID:q45yxwOAO
乙。
ってあれ?もうおしまい?
557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/16(土) 00:43:46.74 ID:TK/ufj7Mo
終わりだと?
俺のこのビックマグナムはどうすればいいんだよ
558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/16(土) 01:02:52.20 ID:CuwY6pt+o
>>557
太いんだよ!硬いんだよ!暴れっぱなしなんだよ!(
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/16(土) 13:36:27.90 ID:DoL/r7H60
>>557
お前のポッキー(極細)がどうしたって?
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/16(土) 16:38:29.05 ID:dxatfRwDO
ポッキーってクソミソまみれじゃないですか
561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/16(土) 21:55:46.38 ID:UyWhoHXX0
変態的な流れに敢えて乗って2レスくださいな。それはもう変態ですとも。
562 :変態 考 [saga sage]:2011/07/16(土) 21:57:06.25 ID:UyWhoHXX0
「なあ、インデックス。変体でも編隊でもなく、変態について聞きたいんだけど」

「とうま、わざわざ確認しなくても判るんだよ。私は変態にはすごく詳しいかも。で、どんな事を聞きたいのかな?」

「おぉ! 助かるよ(正直こんな話に乗ってくるとは思わなかったぜ……)。じゃ、グチャグチャドロドロなヤツで頼む!」

「体がとろける感じかな? それは完全変態だね。チョウや蛾、甲虫などに見られるサナギを経由した変態のことなんだよ」


「え、あの、いや……、そういうことじゃなくてですね」

「そもそも変態をする生き物は幼生状態では必要な栄養を摂取することに専念して、成体では繁殖に特化した体になるんだよ」

「ん〜、どう言ったらいいのか」

「完全変態では成長した幼虫はサナギに変化するんだけど、その中では体組織を全部溶かして組みなおす作業がされるんだよ」


「あの、インデックスさん! 大変興味深い話ではありますけど、私、上条当麻が聞きたいのはその変態ではありません!!」

「あれ、そうなの? 完全変態じゃない、って事は……、不完全変態っていうのはサナギを経由しない変態だよ」

「……、ワザとだなコレ」

「完全変態に比べると、羽が伸びるくらいで、そんなに見た目が変化しないのが多いかな。バッタやセミがこのタイプだよ」


「そういうのじゃねえ、もっと行き過ぎた感のある変態の話を聞きてえんだけど!」

「ほえ? 行き過ぎた変態?? ……それはたぶん、過変態や多変態のことかな。住んでる場所によって体の形が変化するんだよ」

「あー、もう! なんでそれが行き過ぎてるんだよ!!」

「だって、このタイプは完全変態の一種なんだけど、幼虫の間に何回もサナギになって劇的に体を変化させてしまうんだよ?」


「なるほど。変態はリスクが高い行為。だけど一度だけでは満足できずにどうしても手を出しちまうヤツラなんだな」

「サナギの間は敵に襲われ放題だし変態は失敗の可能性があるし、危ないよね。まあ、そうするべき意味は必ずあるんだろうけど」

「大規模に体を組みなおすためにドロドロに溶かすんだったな。失敗したら……。じゃねえよ! 俺の聞きたいのは」

「光沢材で有名なカイガラムシみたいに完全とも不完全とも言える変態もいるから奥が深いよね、この世界は」


563 :変態 考 [saga sage]:2011/07/16(土) 21:57:58.28 ID:UyWhoHXX0
「んあー、よーし分った。じゃあこう聞いたらどうする? 俺が聞きたいのは人間の変態だ!」

「むむ! とうま、そこに気が付くとは今日はやけに冴えてるね。でも人間の話をするためにはちょっと回り道するけどいい?」

「なんだ? まあここまで来たらどんな話でも付き合ってやるけど」

「うん、素直でいいかも。えとね、とうまはメキシコサラマンダーって知ってる?」


「魔術関連……、じゃねえよな。とするとアレか、1980年代に流行ったっていうウーパールーパーってやつか?」

「そう、メキシコの湖に住んでる両生類なんだけど日本ではアルビノ種がCMで有名になった事があったみたいだね」

「ピンクのヒラヒラと円らな瞳が印象的なカワイイ生き物ってイメージだけど、アレがどうかしたのか」

「うん、メキシコサラマンダーは本来両生類だから変態するはずなんだけど、幼生の形のまま性成熟してしまう種なんだよ」


「あー、聞いたことはあるぜ。子供の姿のまま大人になる、アホロートルって言うんだよな」

「その名称はメキシコサラマンダー限定で、普通はネオテニーって言うんだけどね。ちなみにピンクのヒラヒラはエラなんだよ」

「エラが残るって事はカエルで言えばオタマジャクシのまま繁殖するようなもんか。でもそれと人間の変態がどう関係するんだよ?」

「チンパンジーの幼形と人間には外見での類似点が多いから、ヒトもネオテニーではないかと言われているんだよ」


「ん? つまり本来人間はゴッツイ毛むくじゃらになるはずなのに、ツルッツルの起伏に乏しい姿のままで成熟しちゃってるって?」

「うんうん。でもまあ、そういう説もあるって覚えておく程度でいいかも。進化の話に関わると説明が難しいんだよ」

「へ〜。本来なら変態するはずがしていないのが人間、か。ありがとな、インデックス。面白かったぜ」

「どういたしまして、なんだよ」ニコッ




「(アレ、当初の目的を忘れちまった気がするんだけど……)」

「(私にえっちぃ事を言わせようとするなんて十万三千年早いんだよ、とうま!)」
564 :変態 考 [saga]:2011/07/16(土) 21:59:46.49 ID:UyWhoHXX0
以上でした。うん、ごめん、逃げた。
565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/07/16(土) 22:02:47.11 ID:IG5n5fGHo
ピンクのひらひらはエロ……
いやエラなのかーそうかービラビラ……いやひらひらはエラなのかー

因みに世界で唯一ダブルミーミング変態を成し遂げたエドバーグというおっさんがいてだな……
566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/16(土) 22:07:26.65 ID:vQmQU9Oqo
アホでロートルて…
すげえ侮辱
567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/07/16(土) 22:11:38.44 ID:IG5n5fGHo
あ、アドバーグだった。キタキタ
568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/16(土) 22:21:58.42 ID:SSmmBlIDO
今の話ってインデックスはえっちぃ事を知ってる解釈していいの?
569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/16(土) 22:29:40.99 ID:xFL2rLcBo
10万3千冊の蔵書でばっちりです
570 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/16(土) 22:30:01.28 ID:ycgX/G4DO
インデックスさん口上手いなぁ
571 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/16(土) 22:52:25.82 ID:4HUKpqIAO
乙。
うん、変態だな。
572 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/16(土) 23:37:32.03 ID:D7XO/gmAO
変態という事で1レス

打ち止め「あなたって変態なの?ってミサカはミサカは質問してみたり」

一方通行「もう一度言って…いや、なンの話だァ?」

打ち止め「あなたは黒い翼や白い翼ついでに輪っかを生やすから変態なのかってミサカはミサカは思ってみたら」

一方通行「そォいう意味かァ…いいか打ち止め、学園都市には変態しかいないンだよ」

打ち止め「どういう事?ってミサカはミサカはさらに聞いてみたり」

一方通行「正確には能力者だな、レベルが低い内は幼虫だがレベルアップがサナギだとするだろ?」

打ち止め「という事はあなたは変態を繰り返してる訳だってミサカはミサカは結論付けてみたり!」

一方通行「まァ否定はしねェよ、けどお前も超電磁砲の遺伝子持ってンだから立派な変態になれるぜェ」

打ち止め「本当!ってミサカはミサカはあなたと肩を並べられる事に喜んでみたり!」

一方通行(打ち止めマジ天使)



黒子「という事ですのでお姉様は私以上の変態ですの」

佐天「私ノーマルだったんだあ」

初春「わ、私もノーマルですよ!」

美琴「ごめんちょっと待って変態ってそういう意味じゃ」
573 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/16(土) 23:40:38.54 ID:D7XO/gmAO
以上です
魔術サイドだと神の右席や最大主教や聖人クラスはかなりの変態ですね
574 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/16(土) 23:42:06.59 ID:XrSM6K6ao

変態神裂さんじゅうはっさい……だと……
575 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/07/17(日) 00:09:13.09 ID:Ywr2q2lV0
何故この流れになった……
上条×オリアナ書いた奴です。
続き書け的な雰囲気だったので数レス頂きます。

エロ注意
576 :上条×オリアナ6 [saga sage]:2011/07/17(日) 00:11:07.46 ID:Ywr2q2lV0

〜 ラブホテル アナ○スター 〜


上条「……ここがラブホテルってやつか」

オリアナ「……学園都市にでもあったのね」

上条「だな。よし、入るか」

オリアナ「ええ」







上条「色んな部屋があるんだな……」

オリアナ「そ、そうね……」

オリアナ(なによこれ……三角木馬まであるじゃない///)

上条「」ジー

上条(本当にエロに免疫ないんだな……)

上条「……とりあえず、一番普通そうな部屋でいいか」

オリアナ「そ、そうね……いきなり三角木馬は無理よ……」

上条「……は?」

オリアナ「っ!? な、なんでもないわ!!」

上条「」ジー
577 :上条×オリアナ7 [saga sage]:2011/07/17(日) 00:12:17.93 ID:Ywr2q2lV0

オリアナ「さっ、さっ行きましょう、ダーリン!!」

上条「あ、ああ……」







上条「ふーん、こんな感じなってんのな」チラチラ

オリアナ「」ドキドキ

上条「……とりあえず、シャワー浴びてくれば?」

オリアナ「え、ええ……」

上条「俺は適当にくつろいでるからさ。それとも一緒にシャワー浴びるか?」

オリアナ「っ///」

オリアナ「な、なにを言ってるのよ、ダーリン///」

上条「じ、冗談だよ……そんな照れなくても」

オリアナ「お、大人をからかわないでくれるかしら!?」

上条「大人ってオリアナは18歳だろ?」

オリアナ「そ、そうよ。18禁だって借りられるのよ?」

上条「」ハァー

上条「……だからそんな無理しなくていいって」ナデナデ

オリアナ「え?」

上条「俺の前でくらい、無理に虚勢張らなくていいって言ってんだよ」
578 :上条×オリアナ8 [saga sage]:2011/07/17(日) 00:13:19.46 ID:Ywr2q2lV0

オリアナ「ダ、ダーリン///」

上条「……ほら、シャワー浴びてこいよ」

オリアナ「え、ええ」

オリアナ「それじゃー行ってくるわね」

上条「おう。上条さんは適当にくつろいでますよ」フリフリ








上条「」ゴロゴロ

上条(しかし、オリアナ可愛すぎだろ……)

上条(俺だって人並みに緊張してるけどさ)

上条(あんなに照れるなんてな……)

上条(年上好きの上条さんにしたらドストライクなわけですよ)

上条「……」

上条「いよいよ俺も童貞卒業か……」

上条(思えばこの一年色々なことがあったな……)

上条(記憶がないから三沢塾以前のことは覚えてないけど……)

上条(アウレオルス、一方通行、シェリー、テッラ、アックア、フィアンマ、アレイスター、そしてハイジャック犯……)

上条(どいつも強力な童貞達だった……)

上条「……うし、オリアナが上がるまでイメージトレーニングしておくか!!」
579 :上条×オリアナ9 [saga sage]:2011/07/17(日) 00:14:32.36 ID:Ywr2q2lV0

〜 お風呂場 〜


オリアナ「……」

オリアナ(まさか上条当麻、いいえ、ダーリンとラブホテルに行くことになるなんてね……)

オリアナ(初めて会った時は敵同士だったのに信じれないわね……)

オリアナ(これはリトヴィアに感謝しなきゃね。彼女のおかげでダーリンと出会えたのだから///)

オリアナ「……」

オリアナ(あそこ、しっかり洗わないと……)ゴシゴシ

オリアナ「あっ……」

オリアナ「……あひゃ……あっ……」ビクッ

オリアナ(だ、駄目ね……軽く拭いただけで感じちゃう……)

オリアナ(なんでこんなに敏感なのかしら……)

オリアナ(うぶなくせに体は敏感だなんて本当に困っちゃうわね……)

オリアナ「や、あっ……はぁっ……!あっ、あぁっ!!」

オリアナ「はぁはぁ……」

オリアナ(……って今からセックスするのにここで感じまくってどうするのよ、私……)

オリアナ(と、とりあえず他の場所洗いましょ……)

オリアナ「」ゴシゴシ

オリアナ(そういえば、私ってあそこの毛全然ないのよね……)

オリアナ(ダーリンは日本人だから……引かれないかしら?)シュン

オリアナ「……」

オリアナ(ううん、私のダーリンはそんな小さいこと気にしないわよね!!)

オリアナ(さて、抱かれるんだからうんとお体綺麗にしないと)


つづく
580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/17(日) 00:16:57.85 ID:Ywr2q2lV0
以上お粗末様でした。
なんかオリアナが乙女になっちゃったがな
恐らくオリアナとオルソラと黒子はパイパンだろう
581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/17(日) 00:18:39.98 ID:43w1cO9AO
おいなんだ強力な童貞ってあとシェリー女です
つかハイジャック犯はフィアンマより上かww
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/17(日) 06:02:57.77 ID:43w1cO9AO
>>572の魔術サイド編で1レスもらう

土御門「という訳で能力者はレベルと変態が比例してるんだぜい」

アンジェレネ「じゃあ魔術も強い人は変態なんですね!」

ルチア「シスターアニェーゼ…」

アニェーゼ「自覚はありますがね」

神裂「…つまり私はロンドンでも十指に入る変態で世界にニ十人しかいない性人と言いたいんですかこのど素人がぁぁぁ!!」

土/御/門「」

アニェーゼ「神裂さん、世界には貴女以上の変態はもっといるんですよ。ローマの神の右席、そしてロシアの殲滅白書」

ルチア「右方のフィアンマは右手使い、後方のアックアは性人にして性母の力も持つ二重性人、他の二人も人の身を超える変態」

アンジェレネ「サーシャ=クロイツェフはその身に抱いてん師を宿す程の者、そして殲滅白書を束ねるワシリーサはロシア最強の変態」

アニェーゼ「だから変態である事を恥じる必要はねえんです」

アニェーゼ「貴女は何のために変態になったんですか?」

アニェーゼ「力があるから仕方なく変態なんですか?」

アニェーゼ「変態になった意味を履き違えてんじゃねえ!」

神裂「救われぬ者に救いの手を…それが私が変態になった理由でした」
583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/17(日) 06:04:32.31 ID:43w1cO9AO
以上です
ステイルさんじゅうよんさいは努力して変態になりました
584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/17(日) 06:57:17.94 ID:uVCQz0ego
ワシリーサだけ違和感ゼロだww
585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/17(日) 08:19:45.62 ID:nSlwSnhDO
>>580
ふぅ…
んで続きは?
586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2011/07/17(日) 08:34:07.57 ID:nfFQEKjAO
ワシリーサだけガチだwwwwww
587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/17(日) 12:48:15.28 ID:LlnWpA9v0
1レスだけもらいます

とある魔術の禁書目録オリジナル

構成は15巻と16巻の間の物語といいう半構成物
オリキャラあり
コンセプトは上条さんが"小"事件に関わる
今回は予告編っぽいのを作ってみました

需要あればスレ立てて本格的に執筆予定

オリキャラ作るんじゃねーよksというなら大人しく1レスで終了します
588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/17(日) 12:50:37.46 ID:LlnWpA9v0
いつも笑顔の少女がいる

「また補習?馬鹿なのにさぼっちゃダメだよ」

「うっせーよ!こっちだって事情があるんだよ!」

「あっはっは!まあ私も今日に限ってはお仲間だけどね」




「ねえ、もし私が無能力者だったら、私ってここにいられたのかな?」

「はぁ?何言ってるんだ?当たり前だろそんなこと」



少女は無能力者ではないが、そんなことは上条には関係ない




「でも、相手の感情を操作するなんて気持ち悪いと思わない?」

「何言ってるんだ?大覇星祭はそれで助かったじゃないか」

「あははは!あれは能力使うまでもなかったと思うけどね〜」



だが、少年は裏切られる



「なに…やってるんだよ!てめェは!!!」

「別に何だっていいじゃない…結局私は独りなんだから…もう放っておいて!」



少女の心は常に独りぼっちと言った
だから少年はそんなことないと言いたかった
少女は一人で寂しいと泣いているように見えた
だから少年は手を差し伸べるために駆け寄った


「お前が昔どんな思いをしてたかなんて、俺にはさっぱりわからねえ!でも今のお前は俺たちがいるじゃねえか!」

「うるさい!もう黙れ!私の能力知っててそんなこと本気で言う人間がいるもんか!」


少年は光に満ちていた
だから少女はそんな彼らと一緒に入れられないと思った
何故なら自分に光は当たっていないから…

「いいぜ…てめぇがそんなに独りだと思い込んでるなら…」

だが少年はそんな少女に手を差し伸べる

「まずはそのふざけた幻想をぶち[ピーーー]」

学園都市の"光"と"影"が交差する時、物語は始まる










「ねぇ…幻想御手って知ってる?」


なお台詞その他は大幅に改稿する可能性が大です
589 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/17(日) 12:52:06.12 ID:LlnWpA9v0
以上です

オリキャラ物は全力で好み分かれると思うので
需要なければ大人しくします
ありがとうございました
590 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/17(日) 13:16:03.82 ID:9780eyN10
>>589
需要があるかは自分で判断しろ〜

なくても立てたければ立てればいいし
591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/17(日) 18:58:46.37 ID:LlnWpA9v0
>>590
そんなハードル低くていいのか…
需要はともかくとして面白いと。思ってくれる方がいることを願って
スレ作ってきたいと思います

ありがとうございました
592 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/17(日) 23:17:33.64 ID:43w1cO9AO
そげぶ屋上条さんで1レス

上条「そげぶ屋の仕事がありません、家計がピンチです」

イン「やぶぁいんだよとうまモグモグ」

上条「だったら間食自重しろやぁぁぁ!!」

アウレオウス「敢然、邪魔をする」

アニェーゼ「お邪魔しますよ」

上条「お前らなんでウチに?つかどういう関係?」

アウレオウス「当然、ローマ正教時代は万事屋を営んでいたからだ」

アニェーゼ「私と錬ちゃんともう一人」

眼鏡「…」

イン「眼鏡なんだよ!」

上条「その手があったか!」

アウレオウス「少年、我々が万事屋のなんたるかを教えよう」

上条「万事屋じゃないそげぶ屋だ」

アニェーゼ「こまけえこたあいいんです、まずインデックスはゲロを何時でも吐けるように練習です」

アウレオウス「そしてそげぶ屋、貴様は甘い物を常に食すのだ」

イン「ねえ、あなた達もしかしてヒマなの?」

アウレオウス「ギクッ」

アニェーゼ「そ、そげな事ないアルよ!」

上条「しょうがないな、とりあえず一緒にそげぶ屋やるか!」

アウレオウス「かたじけない」

アニェーゼ「お世話になりやす」

イン「仕事はないけどスタッフが倍なんだよ…」

眼鏡「…」
593 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/17(日) 23:18:21.89 ID:43w1cO9AO
以上です
そげぶ屋が5人になりましたですの
594 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/17(日) 23:45:01.17 ID:K1SS+Akto
あー俺×黄泉川のSS見たいわー
俺が学園都市第六位肉体再生の能力者で唯一の学生アンチスキルでいつも黄泉川にひっついてるSS見たいわー
そして黄泉川と同居してる一方通行を敵視してやたらつっかかってくSS見たいわー
595 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/17(日) 23:48:05.73 ID:6wn8G6/AO
>>594
IDがKISSにみえた
596 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/17(日) 23:48:51.55 ID:bstweYtAO
乙。
何かと思ったら中の人ネタか
597 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/17(日) 23:51:33.44 ID:oeOnvpxYo
>>594
半蔵様…
598 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/18(月) 00:04:51.40 ID:X+zMcsduo
>>594
『雑草に学べ、害虫を参考にしろ、そして脇役を敬え』
599 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/07/18(月) 20:06:18.25 ID:qB0bCHxno
ちょっと長いけど20レスくらいもらいます

※苦手な人は超注意
・垣根と一方通行が親友
・キャラ崩壊
・↑特に一方通行
・ホモ臭いかも(ただしホモではない)
600 :一方通行「第二位が復活したァ?」 [sage]:2011/07/18(月) 20:07:40.68 ID:qB0bCHxno
一方通行「――第二位が復活した、だとォ?」

土御門「ああ、確かな情報だ」

一方通行「……アイツ、暗部に戻ったのか?」

土御門「分からん。だがスクールは事実上壊滅状態だ。戻るとしたら別の……、一方通行?」

一方通行「悪ィな、野暮用思い出した」スタスタ

土御門「接触ならやめておけ」

一方通行「……」ピタ

土御門「お前にプライドまでズタズタにされたんだ。我を忘れて襲い掛かってくるかもしれないぞ」

一方通行「――から」

土御門「?」


一方通行「だから謝りてェンだよ! 帝督に!!」


土御門「」

土御門「ア、一方通行?」

一方通行「何だよ。あァオマエも一緒に考ろよ、帝督に謝る方法。そォだよなァ怒ってるよなァ、上から目線でチンピラとか言っちまったしよォ」ブツブツ

土御門「……えっ?」

一方通行「えっ」

土御門「ちょっと、ちょっと待て。お前今帝督って言ったか? というか謝るって、え? アレ? どういう……」

一方通行「アレ、言ってなかったかァ?」

一方通行「俺、アイツの友達なンだよ」

土御門「」
601 :一方通行「第二位が復活したァ?」 [sage]:2011/07/18(月) 20:08:34.14 ID:qB0bCHxno
一方通行「ガキの頃研究所で知り合ってよォ、仲良かったンだ。つっても中学生位の時までだけどな」

土御門「」

一方通行「一緒に学校も研究もサボってクソ木原にイタズラしたり、あン時はよかったぜ」ケラケラ

一方通行「懐かしいなァ……」

一方通行「……」ショボン

土御門「(お、落ち込んでる?)」

土御門「えぇー……と。とりあえず大丈夫か?」ヨシヨシ

一方通行「触ンな。……それなのに俺、アイツのこと凹って冷蔵庫にしちまった……もォ謝っても許してくンねェかなァ」ブツブツ

土御門「(何こいつ)」



――

一方通行「そォだ!」ピコーン

土御門「思いついたのか? 悩み始めてから五分も経ってないが」

一方通行「ハン、第一位の頭脳を舐めンなよ」フフン

土御門「で、どんな――」

一方通行「まァ待て、その前にお前に調べてほしいことがある」

土御門「……第二位の居場所か」

一方通行「話が早くて助かるねェ」

一方通行「三日後、この場所に同じ時間だ。面白ェもン見せてやるよ」ニヤ
602 :一方通行「第二位が復活したァ?」 [sage]:2011/07/18(月) 20:10:11.31 ID:qB0bCHxno

三日後

土御門「(ぴったり昨日と同じ時間か。一方通行はまだ来てないのか?)」

ザッ

土御門「!」

??「……」スタスタ

土御門「(黒髪黒目に白肌、細身、帽子……女か? いや、)」

??「よォ、センパイ」

土御門「……一方通行か」

一方通行「ご名答ォ。気付かねェもンだろ、髪と目の色変えただけで」

土御門「ああ、正直驚いた。その制服は長点上機だな」

一方通行「部屋漁ったらあったンだよ」

土御門「そういえば、チョーカーはどうした?」

一方通行「冥土帰しに新しいもンを作らせた」

一方通行「キャスケット帽子型電極。ついでに日焼け防止用」

土御門「日焼け防止? ……なるほど、その状態じゃ能力が使えないのか」

一方通行「髪の染料まで反射しちまうからなァ」

土御門「しかし、それで大丈夫なのか?」

一方通行「平気だろ。別にレベル0になったワケじゃねェンだ」

土御門「ならいいが」

一方通行「で、帝督の居場所は分かったのかァ?」
603 :一方通行「第二位が復活したァ?」 [sage]:2011/07/18(月) 20:11:10.66 ID:qB0bCHxno
土御門「ああ。といっても特定の場所に留まってるわけじゃないからな。時間帯ごとにいる可能性が高い場所をリストアップしておいた」

一方通行「なかなかいい仕事しやがるじゃねェか」

土御門「……くれぐれも、仕事に支障はきたすマネはするなよ」

一方通行「あァン? 誰に口聞いてやがる」

一方通行「じゃあなァ」スタスタ

土御門「……」


――
604 :一方通行「第二位が復活したァ?」 [sage]:2011/07/18(月) 20:11:43.60 ID:qB0bCHxno

――

路地裏

一方通行「(アイツの情報によれば、この時間帝督はこの辺りにいるはず……)」コソコソ

チンピラA「よぉ兄ちゃん」

一方通行「!」

チンピラB「何だよ超モヤシじゃねーか。こんな暗い所に一人でいちゃダメでちゅよ〜」ニヤニヤ

一方通行「……(チッ、面倒なのに捕まったな)」

チンピラA「んん? 怖くて声が出ねぇか?」

一方通行「いくら欲しい」

チンピラB「はぁ?」

一方通行「いくら欲しいか、って聞いてンだよ。金だ金」

チンピラB「……舐めてんのか」

一方通行「? お前ら、金が目的じゃねェのか」

チンピラA「その態度が舐めてるっつってんだよ」ジリジリ

一方通行「っ、」

チンピラB「ああ? さっきの威勢はどうしたよ、オラ!」

一方通行「(……能力、使うか? だがここまで来て……)」

チンピラA「オイ、こいつ先にボコっちまおうぜ」

チンピラB「大賛成だ。かわいそうに、大人しくしてりゃあよかったのによ」

一方通行「(仕方ねェ、か)」スッ


??「おい、テメェら」
605 :一方通行「第二位が復活したァ?」 [sage]:2011/07/18(月) 20:12:33.33 ID:qB0bCHxno
一方通行「!」バッ

チンピラA「あぁ?」

??「邪魔だ、どけ」

一方通行「(この声……間違いねェ)」

チンピラB「……ちょっと聞こえねぇな。今なんつった?」

??「どけっつったんだよ。今なら見逃してやる、怪我したくなきゃ」

??「さっさと、どけ」ズズズ…

一方通行「(帝督ゥ!)」

チンピラA「はぁぁ!? そりゃあこっちの台詞だ!!」ヒュン

垣根「忠告はしたぜ」ヒョイ

チンピラA「!?」

垣根「テメェらなんか、能力を使うまでもねー、な!」ドガッ!!

チンピラA「っがは!?」

ドサ…

チンピラB「な……」

垣根「どうした? 仲間がやられたぞ?」ギロ

チンピラB「ひっ」ダッ

垣根「は、あっけねーの」

一方通行「(声高め、声高め)」

一方通行「……」ゴソゴソ

垣根「ん?」

一方通行「あ、あのォ」

垣根「何だ、まだ仲間がいたのか」ジリ

一方通行「ちっ、違!」アセアセ

垣根「……ふはっ。嘘嘘、お前みたいなひょろいの、仲間じゃねーことくらい一目で分かる」

一方通行「あゥ。た、助けてくれて、ありがとォございました」ペコ
606 :一方通行「第二位が復活したァ?」 [sage]:2011/07/18(月) 20:13:11.56 ID:qB0bCHxno
垣根「助けたつもりはねーけど。あのチンピラが通り道の邪魔だっただけだ」

一方通行「そ、それでも……」

垣根「いいって。その制服、長点上機だろ? エリート校の生徒がこんな昼間に何してんだ?」

一方通行「俺、学校行ってなくて」

垣根「不登校かよ」

一方通行「……うン」

垣根「ま、俺も人のこと言えねーけどな」ニッ

一方通行「! へ、へへ」ニコ

一方通行「(こンなに帝督と話すの、すげェ久し振りだ)」

垣根「お前、名前は?」

一方通行「……鈴科。鈴科、百合斗」

垣根「百合斗ぉ? 女みてーな名前だな。ひょろいし、そんなんだからチンピラに絡まれるんだよ」

一方通行「ご、ごめン」

垣根「謝んなよ。そういや、能力は使えねーのか?」

一方通行「一応『過剰防撃(ディフェンスアタック)』って能力なンだけど……俺、体弱くって、能力を使うと反動が強いンだ」

一方通行「(ベクトル操作なんつったらバレかねねェからな)」

垣根「過剰防撃ねぇ。聞いたことねーな」

垣根「(頭が良くてひ弱。大方、学校でイジメでも受けてるってところか)」

一方通行「き、君は?」

垣根「俺? ……」
607 :一方通行「第二位が復活したァ?」 [sage]:2011/07/18(月) 20:13:52.07 ID:qB0bCHxno
垣根「垣根帝督、だ」

一方通行「じゃァ垣根くンって呼んでもいい?」

垣根「は? 別に、いいけど」

一方通行「!」パアァ

一方通行「よろしく、垣根くン」

垣根「お、おう」

一方通行「そォだ。これ、俺のアドレス――」


垣根「(誰かとこんな風に話すのは、久し振りだな)」

垣根「(……一方通行……)」


一方通行「(まずは接触完了。次は第二段階だぜェ!)」グッ


――
608 :一方通行「第二位が復活したァ?」 [sage]:2011/07/18(月) 20:14:21.62 ID:qB0bCHxno
一方通行「帰った」

打ち止め「おかえり! ってミサカはミサカは黒髪のあなたにおかえりのハグをしてみる!」バタバタ

一方通行「うぜェ」ヒョイ

打ち止め「きゃっ、……ひどーいってミサカはミサカは不満げにぶーたれてみる」

番外個体「第一位じゃんおかえりー! ひゃひゃひゃ! 何回見ても笑い死にそーなんだけど、どうにかしてよその頭!」ゲラゲラ

一方通行「チッ」スタスタ

黄泉川「おかえりじゃん一方通行。どうだ、友達と仲直りできたじゃん?」

一方通行「気が早ェっての。時間が掛かンだよ」ガチャ

黄泉川「あ、今風呂には」

芳川「……」ハダカ

一方通行「……」

芳川「あら、おかえりなさい」

一方通行「風呂入るンだよ。さっさと着替えて出ろ」

芳川「はいはい」


打ち止め「相変わらずの無反応……ってミサカはミサカはあの人本当に男なのかなって心配になってきたり」

番外個体「ロリコンかホモなんじゃないの? ぎゃははははは!!」

黄泉川「この間「ニートの裸なんかに興味ねェよ」って言ってたじゃん」

芳川「ちょっと」ホカホカ
609 :一方通行「第二位が復活したァ?」 [sage]:2011/07/18(月) 20:15:08.03 ID:qB0bCHxno
風呂場

一方通行「……」ザアアア…

一方通行「ふゥ」キュッ

一方通行「(やっぱ演技すンは疲れるなァ)」ガシガシ

一方通行「(あンまボロが出ねェよォにしねェと……ン?)」

ブブブ、ブブブ

一方通行「!!」バッ

メール受信中 … 帝督

一方通行「(向こうからだとォ!? そ、そンなの計画にねェぞ!!)」キラキラ


――

バタバタ

黄泉川「なんか風呂場の方からバタバタ聞こえるじゃん」

番外個体「虫でも出たんじゃないの?」

芳川「あの子が虫でバタバタするとは思えないけど」

黄泉川「もう晩御飯の時間だし、丁度いいじゃん。打ち止め、一方通行呼んできてくれるか?」

打ち止め「はーい! ってミサカはミサカはお風呂場に駆け足してみる」パタパタ

トントン

打ち止め「入るよーってミサカはミサカは返答が来る前に扉を開けてみたり!」ガチャ

一方通行「クケコカカカ!! 『明日暇か?』だってよォ! 暇に決まってンじゃねェか! も、ち、ろ、ん、と……よォし送信ン! ヒャハハハァ!!」カチカチ

打ち止め「……」
610 :一方通行「第二位が復活したァ?」 [sage]:2011/07/18(月) 20:16:37.32 ID:qB0bCHxno

バタン

打ち止め「うわーーん!! あの人が壊れたああああ!! ってミサカはミサカは黄泉川に泣き付いてみたりぃぃぃ」ウワァァ

黄泉川「ど、どうしたじゃんよ打ち止め!」

芳川「本当に虫が出たのかしら」

番外個体「ちょっと最終信号……ってなにこれきもい」←MNW共有中

つづ……かない



20レスとか嘘ついた、半分で済んだわ
お目汚し失礼しました
611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/18(月) 20:50:53.63 ID:heCfWAfAO
審議中
612 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/18(月) 23:44:56.08 ID:1jAHmVn40
な なんだよ!続き気になるじゃん!続きは・・・?
613 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/19(火) 00:15:52.56 ID:JlbATsZAO
良いじゃないですか。さぁ、スレを立建てて続きを書きましょうか
614 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/07/19(火) 00:34:26.25 ID:IU5FhVf2o
え?あれ?続きは?ねぇ?
615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 00:49:34.86 ID:ZQ1veI0DO
おい
続きはまだか
616 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県) [sage]:2011/07/19(火) 11:14:44.66 ID:/KMzUqI/o
もちろん続くよな?
617 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/19(火) 21:07:36.27 ID:KsZYLd5u0
激しく続きを期待

6レスほど頂きます
618 :女子談義 [sage]:2011/07/19(火) 21:08:13.09 ID:KsZYLd5u0
とあるファミレス


麦野「さて今日のミーティングだけど」

絹旗「超いまさらですが、もはやミーティングの意味を超辞書で調べろと超突っ込みが来そうですね」

滝壺「ちなみに今日ははまづらがいない」

フレンダ「また?最近欠席者多いよね」

麦野「そう!浜面がいないの!だから今日は女子だけだから」

一同「「だから?」
619 :女子談義 :2011/07/19(火) 21:08:43.36 ID:KsZYLd5u0








麦野「レディーストークをしましょう!!」








620 :女子談義 [sage]:2011/07/19(火) 21:09:26.35 ID:KsZYLd5u0

絹旗「…レディーストーク…ですか?」

滝壺「むぎの、もしかしなくてもガールズトークと間違えてない?」

麦野「そうそれ!別に伝わったならどっちでもいいでしょ」

絹旗(いえ、レディーストークだと、女暴走族ってルビが間違いなく振られます)

フレンダ(もしくは、女愚連隊だね…)アルイミピッタリ

滝壺「がーるずとーくって言ってもどんな話をするの?」

麦野「………分かんない」

一同「」
621 :女子談義 [sage]:2011/07/19(火) 21:09:54.09 ID:KsZYLd5u0


滝壺「一般的には恋バナだね」

絹旗「恋バナですか…まあ超妥当でしょうね」

フレンダ「で?結局この中に恋バナ振れる人はいるって訳?」

滝壺「わたしはいくらでm「滝壺は(超)却下」

絹旗「では言い出しっぺの麦野からお願いします」

麦野「え゛!?わ…私!?私は…その…ふ…フレンダパス!」

フレンダ「私だってパスよ!学園都市来てからそんな事する暇なかったし!絹旗!」

絹旗「私まだ超子供ですから」

麦絹フレ「…」

622 :女子談義 [sage]:2011/07/19(火) 21:10:22.17 ID:KsZYLd5u0

麦野「止めときましょう…なんかこの話題地雷臭が半端ないわ」

絹旗「それには超同意します…」

フレンダ(結局みんなあの馬鹿が気になるって訳よ…)

滝壺「この間はまづらがね「だからあんたは却下だって」」

麦野「他には何かないの?話題はガールズトークっぽいもの」

絹旗「あとは…精々あの男がかっこいいとか、あのアイドルがかっこいいとか、あとは」

フレンダ「あとは?」

絹旗「あの映画が面白いとかでしょうか?あ、映画といえばですね!「却下」」

623 :女子談義 [sage]:2011/07/19(火) 21:11:36.61 ID:KsZYLd5u0

麦野(…なんていうか…)

絹旗(女子が4人もいて)

フレンダ(ガールズトークができないって、かなり問題な気がするわ)

滝壺「大丈夫、そんな青春真っ白なアイテムを私は応援している」


その後のトークは何故か浜面の愚痴(惚気)で満たされていた
624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/19(火) 21:12:47.84 ID:KsZYLd5u0
以上です

アイテムって共通の話題で盛り上がる事って実は滅多になさそう…浜面の事以外

浜面爆ぜろ

ともあれ、ありがとうございました
625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 21:13:54.49 ID:cnQbnRx1o
乙!
なんという女子力の低さw

浜面爆ぜろ
626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 21:16:34.86 ID:bgpN2gTRo

アイテムェ……

浜面もげろ
627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/19(火) 21:34:26.12 ID:yiJEzZNs0
乙。
浜面ちぎれろ
628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/19(火) 22:18:55.59 ID:lA/xy8fAO
触発されて男子会で1レス

垣根「さあて楽しいボーイズトークの時間だテメエら」

上条「誰?」

垣根「第二位垣根帝督だ、よろしくな」キリッ

一方「だが断る、俺達家電芸人じゃないンでェ」

浜面「何の集まりだよこれ…」

垣根「決まってんだろ、全員主役の男子会だ」

上条「えっ」一方「えっ」浜面「えっ」

垣根「なんだよなんだよ…いいか、第一位と俺は勿論ウニ頭は第三位、浜面は第四位の関係者」

上条「それで?」

垣根「お前ら三人が主役なら俺も主役だろうが!」

浜面「何でだよ!?」

一方「そういう事は本編で復活してから言え!」

上条「垣根のふざけた幻想がぶち殺されたところでコイバナでも…フッ、女性に縁のない上条さんには無理だった」

一方「えっ」浜面「えっ」垣根「えっ」

一方「話題変えて力関係まとめるわ」

上条→一方→垣根→浜面爆発

浜面「爆発余計だろ!あと三竦みじゃないのかよ!?」

上条「正直、土御門の方が三竦みにぴったりなのですよ」

一方「アイツ体術は鍛えてるからなァ」

垣根「そんな事よりさあ、俺いつ復活出来るんだろうな…」

上条「吸血鬼が出た後くらいじゃないか?」
629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/19(火) 22:20:33.29 ID:lA/xy8fAO
以上です
一方通行のスペアプランて事は一方通行の代わりが務まるって事なんだが…
630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/07/19(火) 22:38:41.02 ID:5Rs5eyy1o

浜面爆散しろ
そしてこの垣根は冷蔵庫のまま会話してるのか?wwwwww
631 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 22:56:41.73 ID:3bFYgXcF0
1レスいただきます

・兄弟パラレルものですので要注意でございます
・カップリング要素は電磁通行?っぽいです
ですが一方さんが出てこないです、要素はかなり薄めだと思われます
・地の文有り(というかほとんどそればっか)
・初SSなので批判やアドバイスなど大歓迎です
何かございましたらよろしくお願いいたします
632 :兄というもの [saga]:2011/07/19(火) 22:57:56.88 ID:3bFYgXcF0


初めて会った時の、暗く重たい瞳の色が、いまだに脳内でちらつく。思い出す度に悲しくなる。
時折表情も沈んだものを見せていて、幼い自分は傍らに座ることしかできなかった。
でも母は、それだけでいいのだと言った。母の言ったことは、あながち間違いではなかったように思える。
兄は、少しずつではあったが、笑うようになっていた。



過去を思い出す度に、今すぐにでも兄の声が聞きたくなった。
もうかれこれ二年は会っていない、そのことが胸を締め付ける。

ゆっくりと髪を撫でる手のひらが懐かしい。
眠れないことに恐怖し泣きじゃくる自分の額に、軽く触れるだけのキスを落とすあの瞬間が恋しい。
離れることは決してないと、指先から伝わってくる温度にほっとして、ぎゅうぎゅうと握ったお互いの手。


何もかもが好きだった、兄という存在が、自分をとても安心させた。
だから、今こうして支えてくれるものが何もない状態で、やれ超能力者だのやれ第三位だのともてはやされるのは、あまり好きではない。
プレッシャーという重圧が、これほどまでに自分を圧迫するものだなんて聞いてない。
いやきっと、兄はそれから守ってくれていたのかもしれない。
押し潰されることのないように、彼だってまだ小さな体で。



(…お兄ちゃん)



似ても似つかない真っ白に染まった兄の後ろ姿を思い出した。別れ際の、何かに堪えているような背中を。
それを見て、泣くまいと踏ん張っていた当時の自分も、同時にまた思い出す。
あの頃から何も変わってはいない、むしろ酷くなっているように思える。


明けていく空を恨めしく思いながら、御坂美琴はその日、初めて声を押し殺して泣いた。
633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 22:59:08.99 ID:3bFYgXcF0
以上でございます
出てきてないのにすげえロリコン臭い兄貴になりまして
書いた自分もどうしてこうなったのか分からない
いろいろとありえなくて申し訳なくなってきた…

それでは失礼いたしました
634 :兄というもの [saga]:2011/07/19(火) 23:04:44.92 ID:3bFYgXcF0
しくじった泣きたい………
>>632の前にこれが入ります




眠れない夜が酷く嫌いだ。
悪夢に魘されたわけでも、怖い話を聞いたわけでもないのに、体が睡眠という行為を拒んでいる。
そしてそのまま深い眠りの淵に落ちることもできずに、昇ってくる太陽を横目で睨み付けることしかできない朝を迎える。



まだ小さい頃は、そんな自分を宥めてなんとか寝かしつけてくれる兄がいた。
兄の手のひらは、いつもびっくりするほど冷たかった。
だが何故かその時だけ暖かく、優しく瞼を下ろさせてくれる。


今はもういない。
傍らに、優しいけれど不器用な兄はいない。
進学と同時にお互いの物理的な距離が、かなり離れてしまった。
そんな生活が始まった当初は、不安で不安で仕方がなくて、不眠症に悩まされていたものだ。
無理矢理、生活リズムに体を慣れさせたおかげか、だんだんとそれは無くなってきたものの、まだ完全とは言えない。



兄とは、血が繋がっていない。母が幼い頃、養子として彼を我が家へ招き入れたのだ。
635 :兄というもの [saga]:2011/07/19(火) 23:05:26.19 ID:3bFYgXcF0
しくじったもう泣きたい……
>>632の前にこれが入ります



眠れない夜が酷く嫌いだ。
悪夢に魘されたわけでも、怖い話を聞いたわけでもないのに、体が睡眠という行為を拒んでいる。
そしてそのまま深い眠りの淵に落ちることもできずに、昇ってくる太陽を横目で睨み付けることしかできない朝を迎える。



まだ小さい頃は、そんな自分を宥めてなんとか寝かしつけてくれる兄がいた。
兄の手のひらは、いつもびっくりするほど冷たかった。
だが何故かその時だけ暖かく、優しく瞼を下ろさせてくれる。


今はもういない。
傍らに、優しいけれど不器用な兄はいない。
進学と同時にお互いの物理的な距離が、かなり離れてしまった。
そんな生活が始まった当初は、不安で不安で仕方がなくて、不眠症に悩まされていたものだ。
無理矢理、生活リズムに体を慣れさせたおかげか、だんだんとそれは無くなってきたものの、まだ完全とは言えない。



兄とは、血が繋がっていない。母が幼い頃、養子として彼を我が家へ招き入れたのだ。
636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 23:07:04.81 ID:3bFYgXcF0
二重投稿までやらかしてしまってすいません…
お目汚し失礼いたしました
637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 23:17:29.73 ID:stLS7Xzv0
ここだけだとよくわからん
638 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) :2011/07/19(火) 23:31:49.47 ID:svfcHlsjo
本文中に「兄」が誰なのか明記されてないのは説明不足になっちゃうかな。
あと、原作に無い兄妹設定に基づくからには、やっぱり最初のうちに美琴の心情に読み手が寄り添えるようにしたほうが良いかな。
ちょっと書き手が美琴の主観に耽溺しすぎて、読み手が置いてかれてる感じ。
書いたときには自分の脳内に全部情報があるから、何を伝え忘れたかが判らなくなるよね。
まずは美琴がお兄ちゃん好きだっていうその立場に読者を共感できるように情報を配置したら、もっと良くなると思う。
マジレスでごめんよ。
639 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 23:38:17.70 ID:yWOgd8UG0
勢いで書いた。後悔と反省はしようと思う。
4レス頂きます。

ちょい鬱注意
640 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 23:38:19.47 ID:ZQ1veI0DO
すげぇ真面目なスレになってるな
641 :浜面「あのレベル0のせいで入院だよ」 1 [sage]:2011/07/19(火) 23:39:27.50 ID:yWOgd8UG0
「……ムカついた。いくらクソッタレな第一位との戦闘が控えているとしても、女一人寝かしつけるのぐれぇ簡単なんだよ」

「なに言って――」

学園都市最強のレベルに位置する二人がぶつかった。

どこにでも、データでは同じでも本質的にはまったく異なるという事は存在していて。

知らないものから見たら差は無いだろうが、実質はかなりの違いがあったりすることなんて常識だ。

同レベルに居た二人の勝負は、……一瞬だった。



「問題ありません。……超分かりました、後合流します」

パッタン。

建物に響く携帯を閉じる音。

少女は腰掛けていた長椅子から立ち上がり、滑らすように携帯をしまいこんだ。

目の前に佇む自動販売機でなにやら逡巡するも、小さなため息とともに若干人が少なくなってきたロビーを歩き出す。

病院である此処は様々な患者で溢れていて、手を怪我したもの、足を折ったもの、だるそうにしているもの、多種多様だ。

少女がとある病室に向かい、ロビーを抜けるところで、

「くそぉー! もうちょっと、本当にもうちょっと前に家を出ていれば、青ピがこんな目にあわなくて済んだのに!」
642 :浜面「あのレベル0のせいで入院だよ」 2 [sage]:2011/07/19(火) 23:40:01.59 ID:yWOgd8UG0
「カミやん……、自分を責めたらあかんで。ボクが、綺麗なおねぇさんが自殺しようとしてるんじゃないかと勘違いしてもうたせいやし」

全身包帯男と名乗らせるべきだろう大男と髪の毛がツンツンした男が、少女と入れ替わるように歩いてきた。

道を譲り、背の高さに目を奪われながらもそそくさと廊下を小走りで進む。

目的地の前に着くと、妙にグチャグチャする心の中を整理して手汗をかいたままスライド式の扉を開けた。

「いやぁー。超何にも売ってないですねこの病院、呆れて超椅子に座り込んじゃいましたよ!」

「――――」

震えそうな声を必死に押さえつけながら笑顔で喋りかけるその先には、人畜無害そうな可愛い子がベッドに寝そべっている。顔色は良いとはいえないその子は、返答しようとしているのかゴモゴモと言っていた。

「あぁ、超大丈夫です! そのままでいいですよ」

「――」

 彼女がフラフラと上半身を起こそうとするのを制する。

 近くに置いてあった丸椅子に腰掛け、さっき病室を出て行くときに剥きっ放しにしてしまっていた果物に手を伸ばす。

 いい加減慣れたものだった。ここに通い詰めるようになって数日が経つ、数週間前の少女は今のこの風景を思い描いていただろうか?

「……」
643 :浜面「あのレベル0のせいで入院だよ」 3 [sage]:2011/07/19(火) 23:40:41.55 ID:yWOgd8UG0
 ――10月9日。

 何かが終わってしまった日。

『アイテム』が崩壊した日。

 二人の仲間がいなくなった。一人の仲間が動けなくなった。

 唯一助かったのは、一人だけ。


「あ、私そろそろ映画の時間ですから超失礼します」

 食べ物を皿に盛り、とんに立ち上がる。

「――――」

「また明日超来ますよ!」

 蟹の念仏な彼女に別れの挨拶を済まし、なるべく顔を合わせないようにしながら廊下に出た。

 目の奥がツーンとする。慣れた筈なのに、何故か泣きそうだ。

哀咽が始まる前に、その場から逃げるよう去って行く。

 病院の外に出る所で猛烈にうるさい声が聞こえてきた。

「テメェェ! あんときの借り返させてもらうぞぉぉおお!!」

「げぇ! もと鼻ピアスのスキルアウト!」

「お前からのパンチで何週間入院するハメになったか、身体に教え込んでやる!!」

「いやぁー! あの時は言葉に熱がこもっちゃいまして、はははは……。ごめんなさい」
644 :浜面「あのレベル0のせいで入院だよ」 4 [sage]:2011/07/19(火) 23:41:12.52 ID:yWOgd8UG0
「ぐぅぅ……、ああぁぁぁ! 俺も、悪かったんだよ、あんなバカのことしてさ」

「うん? 改心したんでせうか?」

「自分でわかっかよ」

「カミやーん。ボクぅ先かえるなぁ」

「え! 青ピ待ってくれ」

茶髪だか金髪だかどっちつかずな髪型をしているバカ面と、さっきすれ違った二人組の一人が口喧嘩を披露していた。迷惑なものだ。

 避けるよう、道を進むと携帯が振動する。少女はそれに見向きもしないで近くに止まっていた軽自動車に乗り込む。

 先ほどの喧騒をバックに車はゆっくり動き出す。

 その後、少女が彼女とした約束が果たされる事は無かった。
645 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 23:43:24.33 ID:yWOgd8UG0
眠い頭で書くもんじゃないな
SSで上条におもいっきり殴られ浜面入院
コレを妄想しただけなのにどうしてこうなった
失礼しました
646 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/20(水) 00:28:20.22 ID:xvGrmdPM0
結局これどうなってんの?
どなたか三行で説明しておくれ
647 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/20(水) 00:41:01.74 ID:lyEfLCyzo
15巻で浜面無しアイテム
アイテム壊滅、生き残り滝壺絹旗
後は青ピが何か助けようとしたんだかの女性がもしかしたら麦野? 
って事だと思うが…ちょっと自信無いな

面白そうだから続き気になるが、難しいな
648 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/20(水) 00:43:22.54 ID:RoKf3Tv00
浜面そげぶで大怪我、アイテムに合流できず
アイテム、スクール相手に暴走、全滅
滝壺重体、絹旗生存
649 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/20(水) 09:13:30.50 ID:9GvJlJFG0
浜面
爆発しなくても
いいや



………この浜面は、モブ街道まっしぐらですね
ここから滝壺につながるか?
650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/20(水) 12:27:09.99 ID:4dsSON3AO
橋の上で黄昏ていた絹旗
自殺しようとしてると勘違いした青ピが絹旗を止めようとタックル
絹旗の窒素装甲に防がれてそのまま橋の上から青ピ落下

そして上のSSに繋がるんかな?
651 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/20(水) 17:00:41.17 ID:460FPvmpo
>>650
ほら、青ピがお姉さん、って言ってるから……な
652 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/20(水) 17:55:19.44 ID:CWntmGMSO
>>651
中学生がババァならギリ小学生かもしれない絹旗はお姉さンだ
653 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/07/20(水) 20:00:12.85 ID:cc3vokSp0
>>652
(演算パターン的には)貴方は兄、むしろ親ですよ一方さん
654 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/20(水) 20:03:13.47 ID:4dsSON3AO
ババアかそうでないかは黒子より上かどうかだってかまちーも言ってたしな
655 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/20(水) 21:13:36.50 ID:93hwQfZj0
何だそりゃwwwwww初耳wwwwwwww>>654
656 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/07/20(水) 21:15:40.17 ID:fmq71ABso
2レス借ります。
657 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/07/20(水) 21:16:31.19 ID:fmq71ABso
………………七月某日深夜 第七学区 とある男子寮屋上

? 「はっ……はっ……」

? 「逃げなくちゃ……魔術師が、やってくる……」

? 「まさか、こんなところまで、まで、追ってくる……なんて……――――」

――――――――ガッ……

? 「へ……?」 (あ……ダメ、わたし……身体が、動か、な……)

 疲労が身体中に溜まっていた。ただそれだけのことだろう。
 ずっと逃げ回っていたのだ。それは然るべきことだった。

 ただ溝につまずいただけで、彼女の身体は大きく傾ぎ、そして、

? (落ち、る……?)

 真っ逆さまに、屋上から落下した。

? (あ……ベランダ……?)

 そう、それは運命。なるべくしてなるはずの事象。
 彼女という存在が、とあるひとりの少年と出逢うという必然。

 しかし。

? 「え……?」

 ゴォ、と。まるでそんな必然を吹き飛ばすかの如く。
 一陣の風が、彼女をさらった。

 それはほんの一瞬、刹那の出来事だった。
 ただ、それだけで十分だったのだ。

? (地面……固そう……)

 ドサッ。自分のことだとは思えなかった。痛くはない。違和感もない。
 高い場所から落ちたという、彼女にとってはただそれだけのことなのだから。

? 「でも……おなか、減った……」
658 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [saga]:2011/07/20(水) 21:17:35.69 ID:fmq71ABso
 動く気にはなれなかった。
 疲れた。少しだけ眠ろうと。

?? 「ちょっ……あ、あなた大丈夫!?」

 目を閉じた、瞬間だった。

? 「はぇ……?」

?? 「い、いま屋上から落ちたよね!?」

 それは、ひとりの少女だった。

?? 「ま、待ってて! いま救急車呼ぶから!」

 東洋人らしい、長い黒髪の少女だった。

?? 「大丈夫だからね! 気をしっかり持って!」

 幼さを多分に残した大きな目を、心配そうに歪めて、

?? 「あ……もしもし!? 救急車お願いします! 人が屋上から落ちたみたいなんです!」

 制服だろうプリーツスカートが汚れるのも構わず、道に屈み込み、

?? 「場所……!? えーっと……GPSのデータ送るのってどうやるんだっけー!?」

 焦りながらも、真剣な表情でまくしたてる。

?? 「ああもういいや! 場所は第七学区の……なんかビルがたくさんある場所です! 多分寮かな」

 きっとまっすぐな人なのだろう。彼女は漠然とそう思った。

?? 「意識? あ、はい、意識はあります! 出血? えっと……なんか、なさそう……?」

?? 「……あ、はい。分かりました! ずっと話しかけ続ければいいんですね!」

ピッ……

?? 「うー……ちょっと眠れないからジュース買いに出ただけなのに、こんなことに……」

? 「……あなたは……だぁれ?」

?? 「えっ……?」

 そんな明確な言葉を放つとは思わなかったのだろう。少女は目を丸くして彼女に視線を向けた。

?? 「あ、私は……」 ニコッ 「私は、佐天涙子。あなたは?」

 建物の屋上からアスファルトに叩きつけられてそれでもなお意識があるというのに。
 そんな彼女を不審がる様子もなく、その少女――佐天涙子は。

 自分を元気づけるためだろう。いっそバカに見えるくらい清々しく笑った。

? 「わたしは…… 『禁書目録』」

佐天 「『禁書目録』 ……?」

インデックス 「インデックスって呼んでほしいな。それから……」

 だから彼女――インデックスも、つられて笑ってしまった。

インデックス 「何か食べさせてくれると、うれしいな」

 ――――それは本来であれば、あり得なかった邂逅。

 魔術師でありながら魔術が使えない少女と。
 能力者でありながら能力が使えない少女。

 そんなふたりの少女が出逢った、瞬間だった。
659 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/20(水) 21:18:03.96 ID:fmq71ABso
以上です。
660 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/20(水) 21:18:50.42 ID:fmq71ABso
あ、連投ごめんなさい。
補足。
これは導入みたいなものです。

いずれスレたてます。
661 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/20(水) 21:19:24.70 ID:EprwKs3/o

そして早くスレを立てる作業に移るんだ

事件解決の難易度はインフェルノなんてレベルじゃない気もするけどな……
662 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/20(水) 21:20:30.89 ID:EprwKs3/o
って、スレ立てるのか
待ってる

連投スマソ
663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/20(水) 21:29:32.63 ID:4dsSON3AO
幻想打者(イマジンバッター)か佐天さんマジ撲殺天使
664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/20(水) 21:41:44.43 ID:9GvJlJFGo
無能力者再構成がまたひとつ……!
665 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/20(水) 22:15:12.95 ID:460FPvmpo
この組み合わせで再構成最後まで行ったら凄まじいものがあるな
滅茶苦茶待ってるよ
666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/20(水) 22:23:08.36 ID:sP3GJywAO
実は能力眠ってます的な伏線が既にはってあるようにも見えるが
667 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/20(水) 22:33:19.49 ID:xRiCqKodo
もう既に物語として詰んでるだろこれww
でも面白そうだから続き期待
668 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/20(水) 22:35:50.63 ID:fmq71ABso
この板って同じひとが違うのを連続して投下してもいいのかな。
まぁいいや。

数レス借ります。
上とは全く関係ないです。
669 :白井 「早く 『幻想御手』 の使用者を確保しなければ……」 佐天 「えっ?」 [saga]:2011/07/20(水) 22:36:58.00 ID:fmq71ABso
………………七月某日 学園都市第七学区 ファミレス

ガタッ

初春 「? どうかしましたか、佐天さん?」

佐天 (やばいやばいやばいやばいやばい……)

御坂 「?」

白井 「……? 佐天さん?」

佐天 (マジやばいやばいやばい私タイホされちゃう……)

木山 「……?」

初春 「佐天さん。佐天さんってば!」

ユサユサ

佐天 「ひっ!?」

白井 「どうしたんですの?」

御坂 「気分でも悪いの?」

初春 「ええっ? 大丈夫ですか佐天さん!」
670 :白井 「早く 『幻想御手』 の使用者を確保しなければ……」 佐天 「えっ?」 [saga]:2011/07/20(水) 22:37:39.78 ID:fmq71ABso
佐天 「あっ……う、ううん。何でもないです」

佐天 (……正直に言った方がいいよね。『幻想御手』 持ってるって)

佐天 (でもタイホされるのは嫌だし、初春たちには悪いけど、やっぱり黙って……)

初春 「本当に大丈夫ですか、佐天さん?」

佐天 「………………」 (……でも)

佐天 (……みんな、私のこと心配してくれてる)

佐天 (友達を裏切るようなことを……)

佐天 (……能力を手に入れるのは魅力的だけど……だけど……)

佐天 「………………」

御坂 「佐天さん……?」

木山 「………………」

佐天 「……お話が、あります」

ギリッ

佐天 (惜しい。ここで喋ってしまったら、『幻想御手』 は使えない)

佐天 (きっと一生、能力者にはなれない……でも……!)

佐天 (――――友達を裏切るくらいなら……ッ!)

白井 「話……?」

佐天 「私、持ってるんです」

初春 「持っている……? 何をですか?」

佐天 「…… 『幻想御手(レベルアッパー)』 を」

白井 「えっ……?」

初春&白井&御坂 「「「えっ……ええぇえぇえええええええええええーーー!!!?」」」
671 :白井 「早く 『幻想御手』 の使用者を確保しなければ……」 佐天 「えっ?」 [saga]:2011/07/20(水) 22:38:38.03 ID:fmq71ABso
………………第七学区 病院

佐天 「………………」

ハァ

佐天 「……結局こうなるのか。なんだかなぁ」

木山 「……喋らないでくれないか? 脳波が乱れて精密な計測ができなくなる」

佐天 「あっ……す、すみません……」

木山 「………………」

佐天 「………………」 (はぁ……)

佐天 (勇気を出して告白してみたらこれだよ)

佐天 (病院で 『幻想御手』 を使っていないかの検査……)

佐天 (使ってないって言ったのに……誰も信じてくれなかったんだ……)

木山 「………………」

木山 「……頭の装置を取りなさい。いったん休憩にしよう」

佐天 「え……?」

木山 「これではまともに検査もできやしないからね」
672 :白井 「早く 『幻想御手』 の使用者を確保しなければ……」 佐天 「えっ?」 [saga]:2011/07/20(水) 22:39:13.29 ID:fmq71ABso
木山 「何か心配事でもあるのかい? 脳波が乱れに乱れているが」

佐天 「……べつに」

木山 「……大方、君の友人たちが君を信じてくれなかった、とでも思っているのだろう?」

佐天 「………………」

佐天 「……だって、私……使ってないって、言ったのに……」

木山 「ああ、そうだな。そして彼女らは君を信じている」

佐天 「し、信じてたら、こんな検査なんてさせないです!」

木山 「いいや。信じていなかったら、今頃きみはこんな普通の病院ではなく、」

ニィ

木山 「警備員附属の病院で堅苦しく検査を受けさせられているところだろう」

佐天 「え……?」

木山 「重大事件の原因を持っていたんだ。本来ならそれくらいされて然るべきだと思うが?」

佐天 「って、ことは……」

木山 「彼女らは君を信じている。だからこそ、私に君を任せてくれたんだろう」

木山 「この検査は、君が 『幻想御手』 を持っていたことによって、」

木山 「君の身体になんらかの不利益が出ていないかを調べるためのものだ」
673 :白井 「早く 『幻想御手』 の使用者を確保しなければ……」 佐天 「えっ?」 [saga]:2011/07/20(水) 22:40:04.21 ID:fmq71ABso
木山 「……君をお願いしますと、あの風紀委員の子らに頼まれた。だから私も全力を尽くす」

佐天 「初春、佐天さん……御坂さん……」

木山 「……さて、そろそろ検査を再開しようか。気分は落ち着いただろう?」

佐天 「あ……はい! ありがとうございます、木山先生!」 ニコッ

木山 「っ……」

―――― 『ありがと、木山せんせ!』

佐天 「……? どうかしました?」

木山 「いや……何でもないよ」

木山 「………………」 (……もう、止まれないんだ、私は)

木山 (決めたんだ。この手で、あの子たちを取り戻すと……!)

木山 (そのためなら、どんな犠牲も厭わないと……)

木山 (あの子たちに、この少女のような、当たり前の青春を……当たり前の生活を……)

木山 (ただ、取り戻してあげるために……!)

木山 (私はもう、迷わないと決めたんだ……ッ!)

佐天 「……?」

――――――――――――――――――ピピッ……!!!
674 :白井 「早く 『幻想御手』 の使用者を確保しなければ……」 佐天 「えっ?」 [saga]:2011/07/20(水) 22:40:59.78 ID:fmq71ABso
木山 「……ん?」 ハッ 「な……ッ!?」

佐天 「? どうかしました?」

木山 「い、いや……」

木山 (な、何だ、これは……? どういうことだ……?)

木山 「……ひとつ、訊いてもいいかい?」

佐天 「なんです?」

木山 「君は、無能力者……だったね?」

佐天 「そうですけど?」

木山 (……嘘をついているようには見えない。いや、そもそも、彼女の 『書庫』 の記載もレベル0を示している)

木山 (ならば、これは……)

木山 「……もうひとつ。君は、本当にあの 『幻想御手』 とされる音楽ファイルを聴いていないんだな?」

佐天 「先生が疑うんですか? 使ってませんってば!」

木山 (……そしてこれも嘘ではない。彼女の脳波に、私の脳はが介入している様子はない)

木山 (つまり、これは……純粋な……)

木山 「……純粋な、能力開花……と、いうことか……」

佐天 「? 何か言いました?」

木山 「………………」 フッ (……これは一体、どういう風の吹き回しだろうか)

木山 (かつてあの子たちの意識を消した私が、目の前でひとりの少女の成長を発見するとはな……)

木山 「……佐天、涙子くんといったな」

佐天 「はい……? 改まって、どうしたんですか?」

木山 「――――――おめでとう。君も今日から、能力者だ」
675 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/20(水) 22:42:31.08 ID:fmq71ABso
以上です。
もし佐天さんに『幻想御手』を差し出す勇気があったらの話。

超電磁砲再構成。

書き上がり次第スレたてます。

長々と二回もごめんなさい。
676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/20(水) 22:59:03.59 ID:4dsSON3AO
よいではないかよいではないか

さあ、佐天さんvs木山先生を頼む
677 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/20(水) 23:17:54.67 ID:Pnqu6kXDO
これはいい…いいぞ! 乙!
678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/07/20(水) 23:30:30.55 ID:1awGzi/Jo
>>675
乙!
両方ともスレ立て待ってる!

小ネタで2レスもらいます
上イン
上条さんが原作以上にバカです
679 :とある名前の英語表記 :2011/07/20(水) 23:32:01.65 ID:1awGzi/Jo


上条「なあ、インデックス」

禁書「どうしたの? とうま」

上条「お前の名前、インデックスライブラ? なんとかって、英語で書くとどんな綴りなんだ?」

禁書「」

上条「……あれ?」

禁書「……もともと覚えてるなんて期待してなかったけど、せめて覚えてるとこくらいは正解して欲しかったかも……」ウウッ

上条「あ、あはははは……とっ、とにかく教えてくれよインデックス!
   上条さんは実は今携帯アプリで英語の特訓中なんですよ!
   是非ッ! 特訓の成果を!! 見ていただきたくッッ!!!」

禁書「あぷり? よくわかんないけど、とうま自分の名前すら英語で書けないんじゃないの?」ジィー

上条「なっ! さすがにそれは俺をナメすぎだぞインデックス! 俺だってローマ字くらい書けます!!」

禁書「えー? 本当にー??」ウタガイ

上条「まだ言うか! ちょっと待ってろ……」カキカキ

禁書「あははっ。冗談なんだよ、とうま。いくら英語の苦手な日本人だって――」クスクス

上条「ほらっ!!」ドヤッ


メモ帳『KαmiτЧo Toυmα』


禁書「」
680 :とある名前の英語表記 :2011/07/20(水) 23:32:57.00 ID:1awGzi/Jo


上条「な、大丈夫だろ」フフン

禁書「」

上条「……インデックスさん?」

禁書「……そ」

上条「そ?」

禁書「そこになおるんだよ、とうま! ヘボン式だとか日本式だとかそれ以前の問題かも!
   そんなんで私の神聖なる名を綴ろうなんて酷い侮辱なんだよ!!」ウガァッ!!

上条「」

禁書「そもそもローマ字表記に使用されるラテン文字の成立は紀元前7世紀にすでに行われていたんだよ。
   さらにその元となるギリシア文字、さらにさらにその元となる北セム文字、つまりアルファベットの起源ともなると
   ラテン文字の成立の10世紀も前、なんと紀元前17世紀も前にその原型が作られていたと言われていて――」

上条「」

禁書「ちょっと聞いてるの、とうま!?」

上条「はっ、はい! 聞いてます!!」

禁書「要するにラテン文字一つとっても、そこにはちゃんとした意味があって――」ガミガミ

上条「ふ、不幸だーーー!!!!」


この後、上条当麻がIndexーLibrorumーProhibitorumの正しい綴りを完璧に教え込まれるまで、
実に10時間の講義、さらに2時間の書き取りを必要としたとかしなかったとか。
めでたしめでたし。
681 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/20(水) 23:33:47.71 ID:1awGzi/Jo
以上です
伊能忠敬の名前も覚えてなかった上条さんが
ロシア編でよくあの長ったらしい綴り覚えてたなぁとびっくりしただけなんだ
682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/20(水) 23:56:50.90 ID:lyEfLCyzo
上条さんバカ可愛いなぁ…乙!
683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/21(木) 00:12:42.54 ID:jcjP5CvAO
確かによく書けたよな
684 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(滋賀県) [sage]:2011/07/21(木) 00:43:17.68 ID:aIMRdGF60
さあ今日は何の日でしょう
685 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/21(木) 00:48:13.30 ID:q5FvRLBAO
>>681
ローマ字すら書けない上条さんに吹いたwwww

あれってレッサーに書いてもらったんだとばかり思い込んでたんだが
686 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/21(木) 01:10:02.46 ID:Oee0W1azo
上条さん時たま尋常じゃない能力発揮するからな
あの時もハイパー神やんモードだったんだろ
687 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州・沖縄) :2011/07/21(木) 01:26:52.82 ID:8aXMyBVAO
パソコンでシコシコ書き溜めてたのが、ネット開通前日にぶっ壊れたんで

供養に1〜2レス貰います
多分垣根メイン
688 :垣根「オレ、暗部辞めて結婚するわ」心理定規「えっ!?」 :2011/07/21(木) 01:29:25.92 ID:8aXMyBVAO
「オレ、暗部辞めて結婚するわ」

「え」

 ソレは、暗部に押し込められていた
 一人の少年の行動から表面化していった。

「私は気が付いたら、自分が最も嫌悪した連中と同じになっていたのさ」

 ソレは、研究者の懺悔だった。

「私は兄貴が一番なんだ、だからお前の気持ちには答えられない」

「……答えられないんだよ」

 ソレは、少女の戸惑いだった。

「無くしてから気付くなんて……まったく、馬鹿な話じゃん」

 ソレは、女の後悔だった。

「悩みがあるなら何時でも言えよ」
「オレ達、親友だろ!」

 ソレは、真っ直ぐな少年の友情だった。

「あの子の幸せ、それだけが私の望みだ」
「あの子の幸せのためならば、私は何にでもなろう」

 ソレは一人の人間の願いだった。

「そう、天井亜雄の願いは単純なものでした」

 ソレは、代用品の独白だった。

「オレには兄弟がいたンだよ」

 ソレは、独りだった少年の真実だった。

「なんでオレがお前を好きか解った気がする」

「マザコン、なんて笑うなよ?」

「お前が好きなことには代わり無いんだからさ」

 少年が辿り着いた一つの事実
 無数のヒトが織り成した愛の系譜

「好きだ、結婚しよう」


 人と機械が交差するとき、愛の物語は始まる――!



689 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州・沖縄) :2011/07/21(木) 01:30:56.88 ID:8aXMyBVAO
お、以外と収まった。

以上です


ぶち壊れたパソコンからデータ救出できたらスレたてたいなぁ
690 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/21(木) 06:25:09.51 ID:FtKUOzMAO
わけがわからないよ
691 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/21(木) 07:41:22.60 ID:26DCNurDO
脳内設定please
692 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/07/21(木) 09:14:13.15 ID:+ATNw7KP0
いろんな人の恋愛談義を織り交ぜつつ、垣根が心理にプロポーズするまでの物語?
693 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/07/21(木) 11:47:43.77 ID:Esc59huAO
イミフ
694 :上のSSの脳内設定 [sage]:2011/07/21(木) 13:55:40.94 ID:8aXMyBVAO
元ネタ・カデンツァ

設定
多数ではないが、機械に恋して子供残す輩がいる。
その子供は概ね優秀な傾向がある。
研究者側はそれを知っている。


登場人物   関係する機械

垣根     冷蔵庫
博士     オジギソウ
舞夏     お掃除ロボット
黄泉川    炊飯器
削板     自動販売機
アレイスター とくに考えてない
妹達     クローンプラント
一方通行   樹形図の設計者

あと出来れば
神裂     洗濯機









……うん、なにこれ
695 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/21(木) 14:10:48.97 ID:aRICJC2q0
☆はビーカーだろ
696 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/21(木) 20:43:25.45 ID:i/crOlir0
とあるラノベのパロディ物で6レスほどもらいます

一名だけそのラノベから出張してきてるけど見逃してえ…
697 :上条「満月の呪法?」 :2011/07/21(木) 20:44:23.45 ID:i/crOlir0
上条「はぁ…今日もビリビリに追い掛け回されて、インデクッスには頭を齧られて、白井にはドロップキック」


上条「畜生…なんでこんなに不幸なんだよ…女の子ってもっとこう…違うだろ!」


上条「ちくしょーーーー!可愛い子との出会いが欲しい―――!」ブン ←石を川に投げて跳ねさせる


??「にゅ、そんな大声で言わなくても、願いはもう聞き入られているのだ」

上条「だ…誰だ!?というか聴かれた!?」キョロキョロ

??「そっちじゃない、上なのだ」

上条「うえ…って」

??「ふふん、神々しい私の姿に恐れ慄くがいいのだ」

上条「危ないから降りて来なさい!どうせ風能力者なんだろ」

??「むがーーー!この都市の人間は、なんでみんなそうやって、うさぎを馬鹿にするのだーー!」
698 :上条「満月の呪法?」 2 [sage saga]:2011/07/21(木) 20:44:57.62 ID:i/crOlir0

上条「で、そのうさぎさんとやらは、何故ここに?

うさぎ「さっきも言ったのだ、お前の願いを聞き入れに来たのだ」

上条「願いって…まさかさっきの叫びか!?」

うさぎ「…お前なんも知らずに『満月の呪法』やったのか?気の毒なのか幸運なのかよく分からんやつなのだ」

上条「なんだよ、その『満月の呪法』って」

うさぎ「うむ、詳しく話すとえっらい長くなるから、ものすっごく端的にいうと願いを叶える試験なのだ」

上条「???」

うさぎ「全然分かってなさそうだな…御主は『可愛い子と出会いが欲しい』といったな?その願い自体は叶うのだ」

上条「ふむふむ」

うさぎ「だが、ただ『出会い』がある訳ではない、願いをかなえるという事は「長いもっと短く」

うさぎ「…すっごく簡単に言うと、呪法によってお前が未来でも立てるフラグの女の子とも今フラグが立って出会う」

上条「で、俺はその出会いから、自分が認める『可愛い子との出会い』を見つけるのが試験と…」

うさぎ「うむ、よくできましたなのだ」

上条「そっかー、案外楽勝だな―、そもそも上条さんには、出会いなんてありませんとの事よ―」

うさぎ「まあ、早ければ明日には効果が出始める。頑張って願いをかなえるが良い」

699 :上条「満月の呪法?」 3 [sage saga]:2011/07/21(木) 20:45:44.39 ID:i/crOlir0

上条「出会いなんてない…そんな事をいったのはどこの誰だ!!」

うさぎ「…お前詐欺師でもやってるのか?…未来込みとはいえど、流石にフラグ建て過ぎなのだ…」

上条「違いますとの事よ!?知らねえよ!俺フラグなんて立てた覚えこれっぽちもねえよ」

うさぎ「でも後ろが凄い事になってるのだ…」


禁書「待つんだよとーま!そのちっこいのなんなのか説明がまだなんだよ!」

御坂「まちなさいよ!ま…まてって言ってんでしょうが!無視すんなやごるぁぁぁぁぁ!!」

白井「風紀委員として見過ごせませんの!待ちなさいそこのロリコン!」

初春「白井さーんまってくださいよー、その人悪い人じゃないですってばー」

佐天「あははー、カッコいい人だね―」

木山「ふむ…何故君を追いかける女性がこんなにいるのか興味がわいた」

月詠「上条ちゃーん!不純異性交遊はダメなのですよーーー!」

黄泉川「先生として変な真似をする生徒を放っておくわけにはいかないじゃん!」

吹寄「上条当麻ー!貴様は休みの日もそうやって馬鹿な事して――!」

姫神「みんな…足早い…ふう」

神裂「か…上条当麻!なにか事情があるのですよね!その幼女には…借りを返すチャンスです!」

五和「幼女には負けない…幼女にはマケナイ…ヨウジョニハマケナイ…」ブツブツ

以下割愛

700 :上条「満月の呪法?」 4 [sage saga]:2011/07/21(木) 20:46:33.35 ID:i/crOlir0

うさぎ「お前…刺されて死んだ方がいいんじゃないか?」

上条「やめて!?そんな怖い事言わないで!?」

うさぎ「いや、だって明らかに後半やばそうなのばっかなのだ…」

上条「誤解なんだ!これは誤解なんだ!きっとみんな説明すれば分かってくれるはずなんだ!」

うさぎ「だったらなんで逃げてるのだ?きちんと説明すればいいのだ」

上条「うさぎさん、ちょっと右斜め後ろを見てください」

うさぎ「…うわ」



「上条さーん!今こそ恩返しの時をぉぉぉ!」←シスターさん約250名

「待ちなさい、その幼女の素性をきちんと教えてください、と、ミサカは警告します」シスターズ約9982名



二人「」

701 :上条「満月の呪法?」 5 [sage saga]:2011/07/21(木) 20:47:06.07 ID:i/crOlir0

うさぎ「…フラグってレベルじゃないのだ…お前、どうやったら、そんだけたらしになれるのだ?」

上条「だから知らねえっつうの!いや、むしろあの大量のシスターさんと、妹達は何となくわかるけど!」

うさぎ「なんでそっちに心当たりがあるのだ!?お前それで出会いが欲しいとか抜かしてたのか!?」

上条「うるさいですよ!?こっちはそんなつもりじゃなかったんだよ!それよりも、うさぎ!」

うさぎ「なんなのだ?」

上条「あの集団はまだいい!納得しがたいが納得する!だけどな!」




一方「待てよォ!英雄(ヒーロー)ォォォォォ!」


上条「なんであいつも追いかけてる来るんだよ!」

702 :上条「満月の呪法?」 6 [sage saga]:2011/07/21(木) 20:47:45.03 ID:i/crOlir0

うさぎ「?中々可愛いではないか?」

上条「気付いてないのかよ!あいつは男だっつの」

うさぎ「まあ、しょうがないなー、お前の願いは『可愛い子と出会いが欲しい』であって『可愛い異性』ではないからなー」

上条「何ソレ酷い!詐欺よ!?」

うさぎ「ちゃんと願わないお前が悪いのだ、というか追いつかれそうだぞ?」


女性陣+α「まてえええええええ!!!!」








上条「ちくしょ―――!不幸だあああああああああああああ!!!!」

703 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2011/07/21(木) 20:50:28.31 ID:i/crOlir0
以上です、元ネタはピーチガーデンというラノベから拝借しました。

元ネタの主人公はフラグが4人しかたたないのに対し上条さんェ…

ともあれ御目汚し失礼、ありがとうございました!
704 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2011/07/21(木) 21:07:18.20 ID:i/crOlir0
間違えた…妹達9982名じゃない、9968名だ…なんかこれもあってるが不安になってきたが…
705 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/21(木) 22:14:43.73 ID:SQ2gsAV80
>>704
打ち止めと番外個体は含んでないんだったら、20000から10031(実験で殺された妹達の総数)引いて9969じゃね?

ともあれ、乙!
一方さん吹いたwwww
706 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/22(金) 00:06:23.35 ID:7bmJ/CHi0
15レスほど頂きますねん
ステイルとインデックス、ただしカップリング要素は(多分)無し
目指したのは原作七巻の空気のはずでした↓
707 :アッシュトレイの中の懺悔室 [saga]:2011/07/22(金) 00:08:19.95 ID:7bmJ/CHi0

とある休日。
上条家の居候インデックスは、慣れ親しんだ我が家で家族以外の人間と珍しく対面していた。
部屋の主は例によって進級を賭けた補習に出向いて不在。
必然的に来訪者とインデックスは一対一で向かい合う事になった。


「…………また、とうまを巻き込みに来たの?」


その声には、微かなものながら敵意が見え隠れしている。
対する招かれざる客は、ハッと呼気を短く吐き出して皮肉気な笑みを浮かべた。


「そう喧嘩腰にならなくてもいいだろう、『禁書目録』?」


玄関口のフローリング部分に仁王立ちする彼女の猜疑の眼差しを受け取ったのは、イギリス清教の神父ステイル=マグヌスだった。
どこまでも平坦な声色でインデックスの疑念をいなしたステイルは、口元に手をやってトレードマークの煙草を指に挟む。


「心配せずとも、今回は君にだけ来てもらえればそれでいい。最大主教直々の指令だ。否とは言えないよ」

「とうまには、関係ないんだね?」

「…………ないね、あんな奴には」


少女は神父から顔を背けて、小さく安堵の息をついた。
元より『必要悪の教会』の一構成員に過ぎない彼女に正式な辞令を拒む権利など無い。
ただ、あのお節介な少年が傷つくような事態が避けられるのならインデックスはそれで良かった。


「それで、私は何をすればいいの?」


愛しい管理人に思いを馳せていた少女は、眼前の男――――いや十四歳の少年が、奥歯を強く噛みしめた事には気が付かなかった。
708 :アッシュトレイの中の懺悔室 [saga]:2011/07/22(金) 00:10:12.87 ID:7bmJ/CHi0

「それは道すがら、話そうか」


インデックスから肯定の返事を手に入れたステイルは、こんな場所にもう用は無いとばかりに踵を返して、開け放したままだったドアを長身を屈めてくぐろうとした。
その背中に、制止の声。


「ちょっと待って。そのお仕事、どれぐらいかかるの?」

「そうだな、現地に着くまで一時間。仕事自体は三十分とかからないだろうね」

「二時間半、かぁ。とうま、帰って来ちゃうかも」


リビングまで引き返して、メモ用紙を手に取るインデックス。
次いでカレンダー脇のペン立てから黒のボールペンを抜き取ると、流麗な日本語で何事か書き始めた。


「『とうまへ。友達と遊びに行ってきます。晩御飯までには帰るので』…………」

「…………誰と誰が友達だって?」


玄関から相変わらず透明な、色も温度も無い声。
何時の間にか閉めたらしいドアに寄りかかって、ステイルは煙草をふかしていた。
くゆる紫煙がふわふわと風に乗ってリビングまでの短い旅程を終えるが、インデックスの許には一切の感情が届かない。
彼女は僅かに眉を顰めると、


「別に誰でもいいでしょ。嘘も方便、って日本では言うんだよ。それより、室内でタバコは止めて欲しいかも」


日本のみならず学園都市の、いや世界の常識を無視する少年の喫煙を咎めた。
彼が未成年も未成年、上条より年下の少年だと知った時には、彼女も魔道書には記されていない人体の神秘を感得せざるを得なかった。


「これは失礼」


癇に障る、と共に暮らす少年が評する笑みは、インデックスにも決して良い印象を与えてはいない。
彼が神父服の内を弄って携帯灰皿をパカと開くと、人体に百害のある白濁した空気が隔離された。


「…………そんなに吸ってて、よく背が伸びたね。昔から高かったの?」

「君の知った事ではないだろう。書置きが済んだならさっさと行って、さっさと終わらせよう」


彼女にしてみれば臭いとはまた別の要因で苦しくなる一方の呼吸を、少しでも楽にしようと振った世間話だった。
しかしステイルは灰皿を懐に戻すとすぐに鉄扉を押し開いて、外の世界へ身体と意識を向けていた。
ム、と頬を軽く膨らませるインデックス。
やはり好きになれない類の人種だ、と思った。
709 :アッシュトレイの中の懺悔室 [saga]:2011/07/22(金) 00:11:53.61 ID:7bmJ/CHi0

第七学区の路上を神父とシスターが連れ立つ。
学園都市では珍しい職種の二人組に、しかし通行人の注目は全くと言っていい程集まらない。
前方を歩いて振り返りもせず滔々と事のあらましを告げる少年から、少女は魔力の滞留を敏感に感じ取っていた。


「御理解いただけたかな」

「術式を見て、発祥元を辿ればいいんだね?」


事務的な説明に終始するその姿は、二人が”ただ一度”協力関係を結んだ『法の書』事件から何一つ変じていなかった。
上条を巻き込むイギリス清教に少女が誹謗の言葉を浴びせても、彼は柳に風と受け流し――――


(………………そういえば)


一度だけ、激しい、とまではいかずともステイルが狼狽を見せた瞬間があった。
あれは確か、などと記憶を手繰り寄せるまでもなく、鮮明な『記録』がインデックスの脳裏で再生される。


「…………ねえ」

「なんだい、解らない事でも? すまないが僕も女狐から虫食いパズル状態の指令書を受け取っただけでね」




「あなたにとって、私って何?」




身長の割には小幅に抑えられていた歩みが止まった。
インデックスは彼から二メートル程の位置で、やはり脚を休ませる。
そよ風すら吹かない停滞した空間で、ステイルの咥えたシガレットだけがゆらゆらと大気を染めた。


「僕からも、同じ事を聞きたいね。よくもまあ、さんざ追いまわされた魔術師に着いて来る気になれたな」
710 :アッシュトレイの中の懺悔室 [saga]:2011/07/22(金) 00:14:37.27 ID:7bmJ/CHi0

警戒感が足りないんじゃないか、と窘める声が、初めてインデックスに感情の揺らめきを伝えた。
苛立ち、焦燥、鬱屈、そして――――悲哀。
それにしても、言っている事が支離滅裂である。


「着いて来い、嫌とは言わせない。そう言ったのはあなただよ」


滅多に口にしない皮肉を返しながら、彼女は胸の裡で、この魔術師が己の身の安否を憂虞しているのだと確信した。
しかし彼の愁いの対象は果たして『インデックス』なのか、それとも『禁書目録』なのか。


「それもそうだったね、はは。重ね重ね失礼した」


そして、何故なのか。
自分を追跡し、回収しようとしていた事は知っている。
やはり『魔道図書館』の持つ価値を腕利きの術師として、あるいはイギリス清教の一員として重要視しているのか。


それとも。


「…………行こう。時間が勿体ない」


神父の右の脚がゆっくりと踏み出され、左も直ぐに追随する。
彼女にはその外面が形作った表情も、内心に仕舞いこまれた感情も、杳として知れなかった。


「そうだね。…………とうまが心配しないうちに、帰らなきゃ」


高々と晴天を突く長身の背を追って、インデックスも幾分か広がった歩幅に遅れぬようピッチを上げる。


結局、お互い質問には答えず終いだったな、と彼女は思った。
711 :アッシュトレイの中の懺悔室 [saga]:2011/07/22(金) 00:16:29.39 ID:7bmJ/CHi0

「ここだ」


予定通りきっかり一時間後。
駅から電車を乗り継ぎ到着した先は、工芸や美術の盛んな第九学区のとある小物店だった。


「用意がいいんだね」


唇を尖らせて店舗の入り口からも神父からもそっぽを向くインデックス。
改札口を通過する際、券売機の前で冷や汗を流す彼女にステイルは『でんしまねー』とやらの入ったカードを渡してきた。
あの得意げというか、人を小馬鹿にしたような面は、邪気を感じさせなかった分だけ彼女の羞恥心を実に効果的に煽った。


「仕事だからね、当然さ。さて、最初の任務だよ。建物自体が既に術式を組んでいるようだが」

「ふーんだ…………特徴の無い術式だね。あっちこっちの理論から『アトリエ』の体を為すように象徴をかき集めてる」


とっくの昔に『お仕事用』に切り替わっている魔術師は彼女のささやかな憤慨など気に留めず、ふむと一息つく。


「特徴が無い、それが特徴とは言えないか?」

「少なくとも私の知る限りには存在しない組み合わせなんだよ。一つ一つの術式は教科書を写本したみたいに平凡なんだけど」

「…………ならそうだね、収束点はどのあたりだい?」


魔力の濃い地点を一つ、二つと大雑把に指差すと、彼女の思い描いた通りの座標にルーンのカードが飛んでいく。
思考を読んでいるかのような精密な動作に、何故だか不快感は湧かなかった。


「中には一人、か。お誂え向きだな」
712 :アッシュトレイの中の懺悔室 [saga]:2011/07/22(金) 00:17:40.25 ID:7bmJ/CHi0

それだけで彼は魔術師の『アトリエ』を制御権を握ってしまったようだ。
若干十四歳でルーン魔術を極めた天才。
既存の二十四に加えて新たに魔術史に刻んだ六文字。
いかにインデックスの書庫があらゆる原典を収めていようと、十万三千冊を記録して以降に生み出された要素まで完全には把握しきれない。
一体なにが、この少年をそこまで突き動かしたのだろうか。
よくよく考えれば逃亡時代からの長い付き合いであるにも関わらず、彼女はステイル=マグヌスを殆ど知らない自分に気が付いた。


「僕が中の敵を無力化するから、君は少し此処で」

「私も一緒に行く!」


魔力錠がつい先ほどまで施されていたドアノブを、事もなげに回しながら放たれた戦力外通告に、インデックスは思わず声を張り上げてしまった。
年相応にきょとんと振り返った顔つきが意外に幼いな、と頭の片隅で呟きながら、彼女の瞳も己の一言に丸く見開かれていた。


「…………え、と。今の口ぶりだと、魔術師は集団なんだよね? だったら仲間が帰ってくるかもしれないし、心細いかも、なーんて………………」

「……………………ああ、ご、御尤もだ。それは失念していたね」


揃って口も身体もぎこちなく動かしながら、扉がギギ、とゆっくり開かれる。
インデックスはその光景を別世界の事のように焦点の合わない目で見やりながら、自失していた。


(い、今の言い方じゃあ……)


まるで自分が、彼を信頼しているようではないか。
心のアルバムの大半のページで、自分を脅かした画に映っているこの魔術師に、守ってもらえるなどと。
そう、信じてしまっているようではないか。


(私が、この人を?)
713 :アッシュトレイの中の懺悔室 [saga]:2011/07/22(金) 00:18:39.03 ID:7bmJ/CHi0

ボウッ!!!


「え?」


思案に耽っていると、黒衣が炎を上げた。
飛び散る火の子に身を一瞬引いてからようやく、何が薪炭にされたのか悟った。


「あ、あ……だいじょうぶ!?」


慌てて駆け寄ろうにも火勢が強力に過ぎる。
しかしインデックスが手間取れば手間取るほどステイルの命は危険に晒される。
八方を見回して水でもないかとあたふたしていると、


「やはり、欧州系の術式ではないな……」


火炎が呆気なく四散して、燃え炭にされたはずの神父が呑気に術の考察などしながら姿を現した。
五体満足の様子を目に入れると、インデックスの胸が締め付けられるように痛む。
はあ、と肺の奥から空気が漏れ出た。


「ん、では行こうか…………おや、まだ不安かい? 中の術師は呪詛返しでのたうちまわってる筈だから、御懸念には及ばないよ」


そういう事ではない。
顔を蒼くしたインデックスにちらと視線をやって何を誤解したのだろうか。
的外れにこちらを安堵させようとするその不器用な横っ面を、引っぱたきたくなってしまった。
714 :アッシュトレイの中の懺悔室 [saga]:2011/07/22(金) 00:20:17.64 ID:7bmJ/CHi0

「この魔法陣のようだね。どう見る、『魔道図書館』?」


上階のとある一室でのたうち回るどころか失神していた魔術師を拘束すると、その隣に明確な宗教的指向性を孕む円陣。
迂闊に触れないように長身を屈ませて、ステイルは魔術界最高峰の頭脳の見解を仰ぐ。
一目で構成を看破したインデックスは彼の隣にしゃがみ込んで、講釈を開始した。


「ソマリア砂漠に伝わる民俗宗教の儀式だね、これは」

「アフリカか。かの地の宗教模様は複雑怪奇だからな…………十字教的要素は?」

「エチオピア青教が地理的には近いけど、そういう様子は見られないんだよ」

「しかし自然のスケールに意味を見出すことの多い民間信仰にしては、やや偶像の配置が恣意的に過ぎないかい?」

「それは見方が間違ってるからかも。彼らの着想では頂点の位置が私たちの解釈とは異なってて」

「あ」

「え? ……………………あ」


そこでようやく二人は、自分達が肩が触れ合うほどにその距離を縮めていた事に気が付いた。
流れるようであった魔術談義が途切れ、どちらからともなく、お互い視線を合わせずに身を離した。
このアトリエに辿りつくまでの道中より、遥かに気まずい沈黙。


「……仕事をしようか」

「…………うん。結局この人、何をするつもりだったのかな?」

「それは僕が聞きたいね。結局どういう魔術、っ」


突如として、ステイルが口を噤んで部屋の入口を鋭く睨みつけた。
インデックスがその意味を察して行動に出る前に、


「君の出る幕は勿論ない。この部屋で大人しくしてるんだね」


その小さな身体を部屋の隅に鎮座する鏡台の陰に押しこみ、足早に姿を消す神父服。
クレームをつける暇も無く、魔陣が悄然と佇むのみの空間にインデックスは取り残された。
715 :アッシュトレイの中の懺悔室 [saga]:2011/07/22(金) 00:21:56.16 ID:7bmJ/CHi0

時間の感覚が不明瞭になっていく。
五分か、十分か?
それとももう一刻を過ぎてしまったのだろうか。
だとしたら、あのお人好しの少年は心配して自分を探しているかもしれない。
良い気味ではないか。
常に待たされる側の自分の立ち位置に、偶には身を置いてみろというものである。
待たされる、と言えばこの状況は――――


思考の闇の中で上条当麻のことだけを只管に巡らせていると、眼前に分岐点が照らし出された。
愛しい男性(ひと)を想っていれば満足だと、少女は当然の如く幸福な環状線に戻るルートを選ぼうとする。




『上条当麻ッ!! いま以上に強くなれ! この件が尾を引いて彼女が斃れたら――――ッ!!』




不意に耳を突いたいつかの声。
選ばれたレール。
インデックスはほぼルーン魔術の発動痕跡しか感知できない階下の様子を窺うべく、自然と立ち上がっていた。


彼女は己が内に巣食う不可解な感情を認めた。
いま現在、自分は己ではなく、もう一人の少年が心配だと。
心の鼓動を不規則にして誰かを待つ今の自分は、上条当麻へのそれと同質の憂患を、ステイル=マグヌスに抱いていると。
716 :アッシュトレイの中の懺悔室 [saga]:2011/07/22(金) 00:23:34.84 ID:7bmJ/CHi0

ドアをそっと、目だけは出せる程度に開く。
二、四、六、七人。
濃紺のローブを身に纏う、ソマリアの魔術師。
うち四人は既に地に伏し、残る三人の間を盛る焔の獣が駈け抜けて躍動する。
使役する神父の姿は数分前――壁時計は彼女の彷徨の時間を正確に教えてくれた――と変わらず黒く、赤かった。


(心配、いらなそう)


取り越し苦労だったと扉を音を立てないよう閉めるインデックスの視界に、倒れ伏した筈の男の手がピクリと動くワンシーン。
そこはまさにステイルの死角。
煤に染まった腕が、散らばった霊装らしきものに、じわりじわりと伸びて、


「後ろ!」


戦場に在る者の注意が、一斉に階上の修道女に集中した。
明らかな非戦闘員を発見して、劣勢の青ローブたちが好機到来と色めき立ってインデックスに殺到する。
刹那、黒衣の魔術師の相貌が阿修羅のそれと化し――――




「Fortis931」




――――焔の巨魁が現出した。




717 :アッシュトレイの中の懺悔室 [saga]:2011/07/22(金) 00:25:36.54 ID:7bmJ/CHi0

「じゃ、もう用はないよ。気を付けて帰るんだね」


炎が未だプスプス燻る建築物の後始末はイギリス清教の誰かがするのだろうか。
魔術結社とそのアジトの壊滅をもって、本件は落着と相成ってしまったらしい。
魔法陣の解析結果を耳にすることなくステイルは任務の終了を告げてヒラヒラと手を振った。


「送ってくれないの?」

「必要性を感じないね」


彼の目線は少女ではなく、その遥か後方に落とされている。
戦闘中に取り落としたのか投げ捨てたのか、新たなニコチンを欲した神父が鮮やかな手際で瞬く間に烟草を口に咥えた。
行きの道中では何も言わなかったインデックスが見咎める。


「学園都市の路上はシュージツゼンメンキンエンなんだよ」

「知ってるよ、というか意味をわかって言ってるのかい?」


溜め息をついてあっという間に役目を終えた煙草を未練がましくちびってから、ステイルは携帯灰皿に出番を与える。
齢十四で肩身の狭い喫煙族ピラミッドの上方に位置する少年に、やや固い声の説法。


「煙草なんかで寿命を縮めたら、あなたを大切に想う誰かが悲しむんだよ?」

「…………余計な御世話だ」


付けたばかりの火煙を再び灰皿に投げ込むと同時に、背を向けてステイルはどこへともなく歩き出す。
間髪いれずの動作は、表情を隠す為、とも受け取れた。


「では健勝であれ、『禁書目録』。二度とお目にかからない事を願うよ」


慇懃無礼極まりない言い草に、しかしインデックスは憤慨ではない何かから言葉をひねり出そうとする。


「待っ……」
718 :アッシュトレイの中の懺悔室 [saga]:2011/07/22(金) 00:26:31.58 ID:7bmJ/CHi0

その時。


「おーい、インデックス!」

「と、とうま? なんでここにいるの?」


耳慣れた声に振り向けば、通りの果てに見慣れたツンツン頭。
ステイルが目を向けていたのは、遠くからでもすぐそれと解る上条当麻の姿だったのだ、と彼女は直感した。
通学カバンをぶら下げて駆け寄ってきた上条は、インデックスが誰と一緒にいたのかまでは気付いていない。


「いや、補習の課題で彫刻造れとかムチャ言われてさ、何か参考にならねーかなって。お前こそ何してたんだ? 一人でこんな食い物の匂いがしない所に来るなんて上条さんには信じられませんよ」

「…………と・う・ま?」

「あ、いやいやいや! 今のは決して敬虔なシスターさんを侮辱したわけじゃあ!」

「カ・ミ・ク・ダ・キ・か・く・て・いなんだよ!」


ワンパターンだが愛しい、日々通りのじゃれあい。
ウニ頭にデリカシー欠如罪の制裁を下しながら、インデックスはもはや影も無い神父の去り際の手つきを思い出した。
煙草を咥えて、火を付けて。
直ぐに消して、狭い狭い銀のケースに閉じ込めた。




あのアッシュトレイの中に少年が仕舞いこんだものは、青空に浮かべれば我先に霧散してしまう白煙だけだったのだろうか。



719 :アッシュトレイの中の懺悔室 [saga]:2011/07/22(金) 00:27:51.64 ID:7bmJ/CHi0

(………………最後まで、私の名前、呼ばなかったね)


彼だけを責める筋合いではない。
彼女とて同罪――これを罪と呼ぶのなら――であった。


お互い名前は知っているのに、口をつくのは“君”と“あなた”。


(なんて)


会話も視線も、本当の意味では一度たりとも交わらなかった。


(なんて、虚ろな関係なんだろう)


この関係に、目の前のヒーローなら、なんと名前を付けるのだろう。


「ってぇ…………で、ホントお前何の用があったんだよ?」

「別にいいでしょ。それよりとうま、今日の晩ご飯はなーにかなっ?」

「人に噛みついた後で罪悪感なく飯の心配できるとは素晴らしいシスターさんですこと」


往路とは同伴者を変えて、インデックスは弾む足取りで帰路に着く。
別れの言葉も言わせてもらえなかった神父が帰った方向(せかい)とは真逆。
誰よりも魔術の深みに嵌まり込んだ少女が手に入れた、帰るべき優しい世界(ほうこう)へ。





そうしてインデックスは目に染みる煙の匂いも、肌を焦がす焔の香りもしない、暖かな日常に戻っていった。




720 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/22(金) 00:28:52.21 ID:7bmJ/CHi0
ひたすらツンデックスとツンステイルが殺伐としてるお話のつもりだったのにどうしてかこうなりました
ステイルってインデックスのフラグを万が一立てても攻略しなさそうだよねヘタレ的な意味で
次はデレックスとデレイルになるよう頑張ります
721 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/22(金) 01:13:40.14 ID:QsN/MXteo
かっけぇ・・・
二人の微妙な距離感がドキドキする

乙です!
722 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/22(金) 01:14:36.65 ID:wjuwQu0No

距離感たまらん
ツンステイルが切ねぇ…
723 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/22(金) 12:27:33.27 ID:RbTMnReAO
夏休みという事で1レス
エンドレスエイト注意


学園都市も夏休みに入ったからかアニメ上映会祭り(通称大覇権祭)が行われた
統括理事長直々のプロジェクトで今回はイギリス清教の面々も学園都市に招聘された
わたくし上条当麻もインデックスを連れて大覇権祭みんなで楽しむ…はずだった

アニメ一発目が「涼宮ハルヒの憂鬱〜エンドレスエイトノーカットバージョン〜」でなければ

一方「やめろォォォォォォ!!」

美琴「やめてぇ…もうやめてよぅ…」

ステイル「もうやめてくれ!長門が何をしたって言うんだ!!」

神裂「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

どうやらループによるトラウマを抉られたようだ

インデックス「とうま…私には去年までの記憶はないけどエンドレスエイトは忘れられそうにないんだ警告、禁書目録」

待って待ってインデックスさんヨハペンさんはやめて

土御門「カミやん…次はひぐらしなんだが」

ひぐらし?何年か前に世に出たらしいが上条さんは記憶喪失なので内容を覚えてないのですよ

土御門「…わかった、カミやんがそれでいいのなら」

つ ひぐらし全ルートノーカットバージョン
724 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/22(金) 12:29:19.15 ID:RbTMnReAO
以上です
まどかも上映予定に…
725 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/22(金) 13:08:52.97 ID:Ua+3L7C+0
ひぐらしはやめてぇぇぇぇ!!!
726 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/22(金) 13:38:18.87 ID:uluOPdK5o
エンドレスエイトを記憶し続けたらインデックスの脳が流石にヤバい気がするんだ
727 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/23(土) 00:21:12.51 ID:+f5+tp4z0
神出鬼没で厚顔無恥な水槽ネタ、もうイラネ? そう言わないで・・・
さかなくん先生が海の生き物で禁書SSを書いた的5スレ、いただきます
728 :おさかな転國 [saga]:2011/07/23(土) 00:22:58.53 ID:+f5+tp4z0
「なあインデックス、お前の好きな素麺がいっぱい届く季節なんだけど。そもそもお中元って何のためにあるんだ?」

「とうま? うん、美味しいけど……、それはともかくお中元は日ごろの感謝や息災を相手に示す、って行事だね」

「いや、分るんだけどさ。なんで贈り物をしなくちゃいけねえのかって。挨拶で充分だと思わないか?」

「とうまはイマドキの若者みたいな事を言うんだね。贈り物にはちゃんと意味があるんだよ。それは魔術的とも言えるかも」


「オイオイ、お中元が魔術儀式とでも言うのかよ。……、つっても否定できる知識も無いんだけどさ」

「歴史的には古代日本に渡ってきた中国の習慣が元になっているんだよ。今と内容は違うけどね」

「ふむ、そのころのお中元はどういうものだったんだ?」

「昔の中国のお中元は、今まで犯した罪の償いの為に、一日中焚き火をして神様に御供え物をする行事だったみたいだね」


「へえ。で、それが渡来して結局どう変化したんだ?」

「日本では土着の精霊信仰と結びついて、一年の中日に先祖の霊を呼び、御供え物をして感謝を示す日になったんだよ」

「ふーん。ご先祖、つまり死者を祀る行事ね……。ってオイ! それは結局お盆のことって訳じゃねえのか?」

「仏教の盂蘭盆会、お盆が伝来するより前からお中元はあったんだよ。だから仏教浸透後に再びお中元は変化するの」


「そりゃ意味が被っちまうし、時期もほとんど一緒だからな。で、結局どんな日になったんだ?」

「ご先祖さまに感謝するのはお盆、じゃあお中元には自分達が生きている事を喜ぼう、って行事になったんだよ」

「お盆が死者の祭りで、お中元は生者の祭り、って訳か。ちなみにそれはいつぐらいの話なんだ?」

「2つの行事が完全に分かれたのは室町時代のころかな。贈り物をする習慣が出来たのもこの頃なのかも」


「御供え物が精霊や神様からご先祖さまに渡って、で今度は生きている人間に渡り、今に至るって訳か?」

「そういう理解でいいかも。つまりお中元の贈り物っていうのは贖罪や感謝や生存報告、いろんな意味が詰まってるんだよ」

「なるほどねえ。まあギフトな行事にしたのは百貨店の陰謀だったりするかもだけど、ちゃんと根拠はあるんだな」

「うんうん。江戸時代には現在と同様の、親しい者同士や御世話になってる人への贈り物をする習俗になっていたんだよ」
729 :おさかな転國 スレって何よ?レスだよ [saga]:2011/07/23(土) 00:24:37.82 ID:+f5+tp4z0

「ふむふむふむ。いや、いつもながらに勉強になったぜ。……、あ!!! おさかな話するのを忘れてた!!!」

「……。大丈夫、まだ慌てるような時間じゃないんだよ。私の知識を使えばここからでもおさかな話になるんだよ!」

「おお! 頼むぞインデックス!!」

「舟盛りに乗ったつもりで任せるんだよ! ……、お供え、贈り物、死者、贖罪、魚…………、サバ!」チーン! 


「サバ? 魚へんに青いと書いて鯖、のサバか?」

「うん、江戸時代の将軍家へのお中元の贈り物はサバに決まっていたんだよ。町人はうどんやおそうめんだったんだけどね」

「ほほう、そりゃまたなんでサバ限定だったんだ?」

「太古、神への供物は生ものに限られてて、それは『生飯』って書いて『さば』って読むんだけど、それに因んだのかも?」


「伝統を受け継いで生飯(さば)を贈るってことは、将軍家は神に等しいって周知させる意図があったのかな?」

「そこは良く分らないけどね。ただ生サバはさすがにムリだったみたいで贈る際には開いて干物にしてたみたい」

「冷蔵なんてねえ時代にサバだからな。『サバの活き腐れ』なんていうくらいすぐ痛んじまうんだろ?」

「サバが痛みやすいっていうのは、死ぬと食中毒の原因になるヒスタミンが生成されるのが一番の原因みたいだけどね」


「実際は全ての青魚がそうなんだけどな。それとサバは脂肪分の多い魚だから実際に悪くなりやすいって事もあるだろ?」

「もちろんそうだね。あと、内臓に居る寄生虫が鮮度が落ちてくると肉の中に入ってくるからそれも原因かも」

「釣りでサバを持ち帰りするなら、その場できちんと処理する必要があるって訳だな。サバ折りとか……」

「そして運搬は必ず氷温で。コレだけ守ればたぶん大丈夫なんだよ。でも残念だけどサバアレルギーってのもあるんだよね」


「そんなふうに食あたりの原因が多かったせいで、足の早い(腐りやすい)魚扱いされてた訳か。なんか気の毒だな」

「足なんて無いのにね。それはともかく、お中元の歴史からサバのお話になんとか繋げたよ! 私、えらい?」ドヤッ

「正直どっちの話も中途半端な感は否めないけどな。まあでも、うん、えらいえらい。ご褒美に晩飯は素麺だぜ!」

「とうま……、どうしてご褒美がおそうめんなんだよ!!!???」



「贖罪と死者への供物、生命への感謝など様々な意味が詰まったサバの代用品の素麺、魔術サイドなら最高のご馳走だろ?」

「とうまに言い負かされるとは、一生の不覚なんだよ……」ズーン
730 :おさかな転國  [saga]:2011/07/23(土) 00:25:48.25 ID:+f5+tp4z0
佐天「ウニって、漢字で書くと『海胆』とか『海栗』とか『雲丹』とかありますけど、違いってあるんですか?」

初春「前の二つは同じでいいですけど、『雲丹』は既に死んでますね」

御坂「それはちょっと語弊があるんじゃないかな。『雲丹』は食べ物、それ以外は生き物って覚えるといいわよ」

白井「そう言えば、ウニは全ての生き物の中で最も好色な種類の一つなんですのよ。ウニの分際で」


佐天「好色って、エロいって事ですか? ……あのイガグリ頭の中は色々なエロエロが詰まってるのかあ」

初春「いえ、ウニには頭が無いんですよ佐天さん。だから顔も無いし前後左右の区別もありません」

白井「というか脳が無いのですの。だから目も鼻も耳もありませんし、ついでに言うと心臓も無いんですの」

御坂「殻を割ると分るんだけど、生殖腺以外はほぼ空洞なのよね。そんなシンプルな生物のくせに雌雄があるの」


佐天「ふむふむ、まさにエッチの為だけに生きてるようなヤツですね。でも、ちょっと変過ぎて理解が追いつかない……」

初春「空洞には海水が入ってそれが血液の代わりだったり、確かに常識外の生き物です。何の仲間なんですかね?」

白井「ウニは棘皮動物と呼ばれる種類ですけれども、その意味ではヒトデの親戚なんですの」

御坂「ヒトデは五芒星形してるでしょ? ウニも実はそうなのよね。トゲで見難いけど、五放射状に体が作られてるのよ」


佐天「ヒトデの仲間……、正直ヒトデも良く分らないんですけど。そういえばウニって食事はどうしてるんですか?」

初春「殻から触手みたいなのを出して移動しつつ、海草や海底の堆積物を探して食べるみたいですね」

御坂「感覚器官も無いのにどうやって食べ物を探すかというと、コレがまた常識ハズレなのよ」

白井「体全体を一つの目、一つの鼻として機能させて食べ物や交配相手を探すようですわね。光センサーのように」


佐天「前後左右の区別が無いだけに、却って全方位に死角の無いセンサーってわけですね。すごいなあ、ウニって」

初春「それに、棘皮動物ってほぼ不死身ですしね」

御坂「シンプルな構造してるからなのか、体のどこを切断しても死なないし、傷もあっという間に回復しちゃうのよね」

白井「切断方法によっては分裂再生するくらいですのよ。まあでも無敵、と呼ぶには攻撃力が無さ過ぎますけど」


佐天「いくら不死身でも、丸ごと食べられてしまえば負けですもんね」

初春「ですね、食べちゃえばいいんですよ。ウニなんて」

御坂「ん? なんだか分んないけど、ウニは美味しいわよね。取れたて生ウニなら最高よね」

白井「何の話か分りませんけれど、ウニの白子は食べると猛烈にお腹を壊しますから、ぜーったい食べちゃダメなんですのよ!」
731 :おさかな転國  [saga]:2011/07/23(土) 00:26:55.03 ID:+f5+tp4z0


打ち止め「ねえねえ、魚類の中で一番強いのってなあに? ってミサカはミサカは割とベタな疑問を投げかけてみたり」

一方通行「また漠然としてンな……。強いってどォいう意味で言ってンだよ? サイキョーにも種類があンだよ」

打ち止め「え、あ、そんなに細かく考えて無かったよ、ってミサカはミサカはいろんなサイキョーを知ってみたくなったり!」

一方通行「メンドクセェ……、ンじゃ適当に答えてやっから気楽に聞ィとけ」


一方通行「まずは……、そォだな。一番デケェ魚。体の大きさっつーのはそのまま耐久力、繁殖力、攻撃力に繋がるからな」

打ち止め「コレはミサカも知ってるよー。一番大きな魚はジンベイザメだよね、ってミサカはミサカは先手必勝〜」

一方通行「やるじゃねェか。そォ、ジンベイザメだ。最大体長18m、最大体重15t以上って文字通りのモンスターだ」

打ち止め「ちょっと想像もつかない大きさだよね、ってミサカはミサカはコレで決定しようかなって思ってみたり」


一方通行「焦ンじゃねェよクソガキ。次は一番種類の多い魚、つまり一番繁栄してる種類って事だな」

打ち止め「一番種類が多いってことは、他の魚より優れた点が多かった証拠だもんね、ってミサカはミサカは補足してみる」

一方通行「だな。ンで魚類全体約三万種の30〜50%を占める巨大な一群、圧倒的第一位、それがスズキ目だ」

打ち止め「そ、そんなにスズキ目が多いのって何でなの? ってミサカはミサカは不思議に思ってみたり」


一方通行「実はカラクリがあって、例えば種類別第三位のナマズ目などと異なりスズキ目には全体で共通する特徴がねェ」

打ち止め「え!? それじゃあ同じ仲間とは言えない気が……。どうやって分類したの?」

一方通行「その辺は細かくなるし面白くもねェから触れねェが、まァ簡単に言うとまだ研究途上ってトコか?」

打ち止め「代表的な特徴をどれか一つでも持ってれば仲間にしちゃってたのかな、ってミサカはミサカは…」

一方通行「鯛もマグロもヒラメも雷魚もスズキ目って事に違和感覚えとけばイイ。コレでスズキの話は終わりだ。」

打ち止め「分ったよ、ってミサカはミサカは今一つ納得いかない気分だけど次の話題に興味津々だったり」
732 :おさかな転國  [saga]:2011/07/23(土) 00:28:01.65 ID:+f5+tp4z0

一方通行「ンじゃ次は環境適応性、何処でも生きて行ければそれもサイキョーだろ?」

打ち止め「他の魚よりタフってことだね、ってミサカはミサカはコワモテなゴッツイ魚を想像してみる」

一方通行「残念だがそのイメージじゃねェな。正解は三下の中の三下魚、メダカだ」

打ち止め「ほえ、メダカってあの小川で戯れる薄黄色の小魚だよね、ってミサカはミサカは念のため確認する」


一方通行「あァ、ヤツらはスゲェぞ? 熱帯魚が即死する高水温に耐え、海水魚が苦しむ塩分濃度にも平気なンだ」

打ち止め「へええ。あ、それと酸欠にも強いって聞いたことがあるよってミサカはミサカは出所不明の情報をリークしてみる」

一方通行「そりゃ大抵メダカは水面直下にいるからな。ま、腕っぷしは全然だし、泳ぎも上手くねェ。死なねェだけなンだが」

打ち止め「どんな絶望的状況でも生き残る。それはやっぱり強さだよ、ってミサカはミサカは三下魚を尊敬してみたり」


一方通行「ン。……、あとは速く泳ぐ魚、卵を一番多く産む魚、一番古い時代から姿が変わっていない魚……」

打ち止め「バショウカジキ(120km/h)マンボウ(一回の産卵で三億個)サメか、ハイギョのような肉鰭類かな?」ピピピ

一方通行「……寿命の長い魚、一番強い毒を持つ魚、最も長い時間泳ぎ続けられる魚……」

打ち止め「ジンベイザメ(150年?)ドクウツボ(マイトトキシン、フグ毒の200倍)クロマグロ(平均100km/h、一生涯)」


一方通行「こンなトコか? コイツらは解説するような事もねェよな。調べたけりゃ自分でヤレ」

打ち止め「答えたのはミサカだよ、ってミサカはミサカはミサカネットワークをフル活用した事実を隠して威張ってみたり!」

一方通行「隠してねェし、バレバレだったけどな。……、ケドよ、なンでサイキョーの魚なンて知りたかったンだ?」

打ち止め「あなたを魚に見立てたら何かなって思って。でもどれもピンとこなかったってミサカはミサカは肩を落としてみる」



一方通行「フーン、それでサイキョーを並べたと。……まァ、安易にホオジロザメとか言わねェ辺りは分ってンじゃねェか」




ガチャッと『話は聞かせて貰ったわ!』ドーン




芳川桔梗「あなたたち、最強で探すから見つからないのよ。彼を魚で言うならコレに決まってるじゃない」ビシッ

番外個体「いや、ん〜、コレ単に白黒のシマシマ柄ってだけじゃね? ってそれ以外に特徴無かったわー」ギャハ

打ち止め「これはイシダイ? ……おぉ〜〜〜〜!! ミサカはミサカはコレで決定って宣言してみる!!」




一方通行「……前言撤回、テメエ達のは安易なンてレベルじゃねェ。そりゃ単純(バカ)ってンだよ!!」
733 :おさかな転國  [sage]:2011/07/23(土) 00:31:30.50 ID:+f5+tp4z0
以上5『レス』でした。うう、単純ミス悔しい
なんでも一番凄いヤツとか、この手の数字の順番にやたら詳しい少年ってたまにいますよね。
734 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/23(土) 00:38:16.52 ID:KqQjM8JDO
乙、もうスレ立てろよ…
735 :おさかな転國  [sage]:2011/07/23(土) 00:52:19.48 ID:+f5+tp4z0
>>734
ご助言感謝です。内容が特殊過ぎてスレ立てには向かないと思いこちらに甘えてまいりましたが
出来るかどうか含めて考えてみることにします。重ねてありがとうございました
736 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/23(土) 01:03:56.85 ID:/Hua0/CDO
乙乙
ウニはいがいがしてるってこと以外知らなかったから面白かったよww
もしスレ立てるなら今まで投下した分を貼ってくれると嬉しいんだぜ
737 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/23(土) 01:06:36.45 ID:Wvky6lop0
乙、スレ立てたら張り付きに行くぜ
738 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/23(土) 06:23:22.74 ID:BHlh4hOAO
>>730>>732が上条さんのお話をしているように見えたww
739 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2011/07/23(土) 07:26:35.87 ID:Z/p3luwAO
>>736
いがいがしてない雲丹も居るよん
740 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/23(土) 11:58:26.06 ID:TM2bdeRg0
3レスくらいもらいます
上条さんとあわきんの出会いを書いてみました
741 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/23(土) 11:59:26.33 ID:TM2bdeRg0
『もしもし?上条ちゃんですか?』

休日の朝、珍しく補習も課題もなかったため自分の部屋でくつろいでた上条当麻の元に電話口から幼くもしっかりとした口調の声が聞こえてくる。

「小萌先生?こんな時間から何か用ですか?
上条さんにしては珍しく、ゆったりと休日を過ごそうとしてたんですが……」

電話の相手は月詠小萌、上条の担任からだった。

『それは申し訳ないのですが、昨日上条ちゃんのためのプリントを渡しそびれたので、今から先生の家に取りにきてほしいのですよ』

「てことは、また補習代わりの課題ですか!?」

『そういうわけなので、お待ちしてるですよー』

「不幸だ……」

そう言いながら出掛ける準備を始める。
この手の不幸には慣れたもので、その行動は手際がよく、良くも悪くも感情と動きが一致していない。


―――数十分後、上条はボロくさいアパートの一室を訪ねていた。
表札にはひらがなで『つくよみこもえ』の文字。
心情的には決して軽くない腕を上げ、チャイムを2回程鳴らし、軽くノックをする。
すると部屋の中からドタバタと音がし、ドアが開かれる。
742 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/23(土) 12:00:02.39 ID:TM2bdeRg0

「待たせたわね、いらっしゃい」

「へ?」

開かれたドアから現れたのは自分の担任ではなく、どこかで見たことがあるような気がする
若干露出の激しい格好をした自分と同じか少し上くらいの女性だった。

「な、なんで担任の家を訪ねたら、見覚えのある気がするキレイなお姉さんが出てきたんでせうか!?」

「あら?それって口説いてる?」

そのつもりが全くなかった上条はただ頭に?を浮かべて首を傾げている。

「結標ちゃーん、まだなのですかー?」

「ま、いいわ。それよりも中に入って頂戴、小萌が待ってるから」

そう言われ、結標と呼ばれた彼女に連れられて部屋の中へ入って行く。
部屋の中ではどう見ても子供にしか見えない彼の担任、月詠小萌その人が待ち構えていた。

「お待ちしてたですよ、上条ちゃん」

しかもニコニコ顔で。
それを見て上条は確信した……プリントが1,2枚どころではなく大量であることを。

「ところで先生、来たときから気になっていたんですけど……この女性(ヒト)はだれなんでせうか?
それとなんで部屋が焦げ臭いんですか?」

大量のプリントなんてやりたくないとばかりに最後の抵抗として話を反らそうとする。
そしてこの話をした途端、なぜか結標が気難しそうな表情をしている。

「あぁ、それはですねー。まずこの娘は結標淡希ちゃんと言って、先生の新しい同居人さんです。
それから部屋が焦げ臭い理由は結標ちゃんがお料理の練習をしていて黒こげにしちゃったからですねー」

「こうやってばらされるのが嫌だったから小萌の生徒が来るまでは料理をしないでおこうと思ったのに……」

「空いた時間を有効活用しないとこういうのはうまくならないですよ。特に結標ちゃんの場合はうちを留守にすることが多いですから」

「うっ……それを言われると……」

「同じく上条ちゃんもなぜか学校を空けることが少なくないですが」

「ここで俺!?」
743 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/23(土) 12:00:34.37 ID:TM2bdeRg0

まさか質問をしただけで自分にまで話が及ぶとは思っていなかったのだろう。
しかしジト目を向けてくる担任教師の思わぬ意趣返しにたじろぐ暇もなく、次の一言でそれよりも凄い爆弾を投下されることとなった。

「そうだ、先生良いこと思いつきましたよ!」

上条と結標はほんの一瞬嫌な予感が頭を掠めるも、それが何か正体を確かめる間もなく小萌先生の言葉が続く。

「結標ちゃんは上条ちゃんに勉強を、上条ちゃんは結標ちゃんにお料理をおしえてあげてください。いわゆる家庭教師ってやつです!」

「へえええ!?」

「…………」

その言葉を受け上条は激しく動揺し、結標はなにやら考え込んでいる。
しばらく考え込んでいた結標だが、顔を上げ上条に向かいようやく言葉を発する。

「上条くんだったわよね?あなたが良ければ料理の家庭教師引き受けてくれないかしら?
もちろん、あなたが引き受けてくれたら私もあなたの家庭教師を引き受けるわ」

「え?ええ!?いや、悪くはないけど……良いのか?」

「なら決まりなのです。今日から結標ちゃんは上条ちゃんの家庭教師で、上条ちゃんは結標ちゃんのお料理の家庭教師なのです」

「よろしくね、上条くん」

上条が言葉を濁していると、流れを見守っていた小萌先生が裁決してしまい、結標もそれに乗っかってきた。

――――――こうして知らず知らずのうちに幻想殺しと窓のないビルの案内人は出会った。
果たして、幻想殺しと案内人が交差するとき物語は何が起こるのだろうか……。
744 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/23(土) 12:01:20.77 ID:TM2bdeRg0
以上です
小萌先生とあわきんのキャラが崩壊してるかもorz
745 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/23(土) 12:11:51.36 ID:BHlh4hOAO
>>744
■■「ようこそ。女の世界に」
746 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2011/07/23(土) 14:45:14.48 ID:RHiatKv10
20レスほどもらいます。

※なんやかんやあって平和になった後
※風紀委員はアニメ設定
※カップリングは特にない
※地の文が入るよ

打ち止め「この人は『一方通行』だよ!よろしくねって(ry」初春固法黒子「」
747 : 打ち止め「この人は『一方通行』だよ!よろしくねって(ry」初春固法黒子「」 [sage saga]:2011/07/23(土) 14:46:01.57 ID:RHiatKv10

PM 4:50 風紀委員活動第一七七支部


初春「そういえば今日でしたっけ?新しい人が入って来るの」

固法「ああ、そうだったわね。警備員の方から通達が来ていたわ」

佐天「どんな人なんですかねー?」ワクワク

固法「それが、詳細の情報をほとんど貰えてないのよ。『来ればわかる』の一点張りでね…」フゥ

黒子「警備員もいい加減ですのね」

初春「まぁまぁ、強い人だったら白井さんも助かるじゃないですか。固法先輩はあまり支部を
   空けられないですし、実質戦闘要員は白井さんになっちゃってますし」

黒子「それはそうですが…。この黒子、新人には引けを取りませんわよ」フフン


コンコン


佐天「あ、はーい!噂をすれば…」タタタ ガチャ


「こんにちはー!ってミサカはミサカは元気にご挨拶をしてみたり!」


佐天「あ、あれ!?ちっちゃい女の子が新人さん!?」

打ち止め「んーん、違うよ?ってミサカはミサカは勘違いを否定してみる」キョトン


「オラどけよクソガキ。無駄に混乱させちまってるじゃねェか…」カツカツ


佐天(うわぁ、真っ白……)

黒子(随分と華奢な…殿方?ですわね。杖をついていらっしゃいますし)

固法(ほっそいわねー。この子が新人?大丈夫かしら)

初春「」


打ち止め「この人が今日からこちらでお世話になる『一方通行』だよ!よろしくね!ってミサ
      カはミサカは、付き添いです!」フンス

一方通行「第一位『一方通行』だ。ヨロシク」


佐天「」

黒子「」

固法「」


初春(あくせられーたんキターーーーーー!!!!!!白ぃいいい細ェえええええかかか
   かわいィいいいいいいいいい!!!!!!)



748 : 打ち止め「この人は『一方通行』だよ!よろしくねって(ry」初春固法黒子「」2 [sage saga]:2011/07/23(土) 14:46:42.40 ID:RHiatKv10


回想 数日前 黄泉川家 リビング


黄泉川「一方通行。お前そろそろ学校に復帰する気はないか?」

一方通行「あァ?今更…。必要ねェよ」

芳川「大学の方は?あなた遺伝子学の研究に興味あるじゃない。前言ってた仮説、中々
   おもしろかったし」

一方通行「単位とか授業とかめんどくせェ。一般的な大学の講義レベルの論文くれェもう
      読んじまったし」

芳川「それもそうよね。でも施設がないと遺伝子系は研究進まないわよ」

一方通行「研究か…。オマエの紹介でどっか捻じ込め」

芳川「そうねぇ……。考えておくわ」

黄泉川「だー!そうじゃないじゃん!!一方通行、お前も同年代と交流しろって話じゃん!」

一方通行「必要ねェっつったろ」ハァ

黄泉川「それはお前が今判断出来ることじゃないだろ?普通の人間として生きていくために
     は必要なことじゃん」

一方通行「普通、ね……」

黄泉川「別に学校じゃなくてもいい。そうだ、今ちょうど、知り合いが風紀委員を探してるじゃん」

一方通行「風紀委員だァ?俺がァ?」

黄泉川「お前が、だ。うんうん、ちょうどいいじゃん。それがいいな、そうしろ」ピピパポ モシモシー?

一方通行「うォい!!勝手に決めンな!」

芳川「いいじゃないの。どうせ今やることないでしょ?暇だって言ってたじゃない」

一方通行「だから、研究所に入るって…」ハァ

黄泉川「それはそれ、これはこれ!じゃ、第一位の威光で適性試験は免除になったから、早速
     来週から行ってくるじゃん!」バンバン

一方通行「いッてェ!!やめろ馬鹿力!だからやンねェっつってンだろォ!?」

黄泉川「やりなさい。もう行くって言っちゃったじゃん。私の顔を潰す気か?」

一方通行「……そンなンで俺が言うこと聞くと思ってンのか」

黄泉川「思ってるじゃん。お前は結構家族には甘いからなぁ」フフ

一方通行「うぜェ」

黄泉川「それに、きっと打ち止めも喜ぶじゃん?」

一方通行「…何でそこであのガキが出て来ンだよ」チッ

黄泉川「あの子はお前がいつも何をしてるかわからないって、すごく不安がってたからな。風紀
     委員の仕事なら、あの子に話してやることが出来るじゃん?」

一方通行「……………」

芳川「ふふ、子供に誇れるお仕事ってステキね。お父さん」クス

一方通行「誰がお父さンだ」ギロ

芳川「あら、いいじゃないの。…自分の体験からよ?私には子供はいないけれど、自分が何の
   研究をしているか、友達にも誰にも話すことは出来なかったもの」

一方通行「…………」

黄泉川「なぁ、一方通行。これからお前には、打ち止めだけじゃなくお前自身にも誇れる人生を、
     歩んで行ってほしいんだよ」




749 : 打ち止め「この人は『一方通行』だよ!よろしくねって(ry」初春固法黒子「」3 [sage saga]:2011/07/23(土) 14:47:15.34 ID:RHiatKv10


回想終了


一方通行(どォ考えても口車に乗せられたとしか思えねェ……この俺が…)ハァ

打ち止め「初春のお姉ちゃん!久しぶり!ってミサカはミサカは再会を喜んでみたり!」

初春「あの時のアホ毛ちゃんだよね!無事で良かった〜。……あと、一方通行さんも」

一方通行「あァ?」ギロリ

初春「覚えてませんか?私、あなたに助けてもらったじゃないですか」

初春(うォあああ!目赤いィいいいかわいい!!睨まれちゃった睨まれちゃいましたフヒヒ)

一方通行「あァ、あのアホに殺されそうになってた…」

初春「はい。その節はありがとうございました」ペコリ

一方通行「…別にィ。元々アイツの狙いは俺だったンだからな」

初春「いいえ。命の恩人であることには変わりないですから」ニコ

初春(『別にィ』いただきましたァあああ!!たまらん、マジたまんねぇなこれマジでかわいすぎ
    実はいい人すぎだろあくせられーたん!!!)

一方通行「……オマエはこのガキを助けてくれたンだろ。…こっちこそ、世話ンなったな」

初春「風紀委員として当然のことをしたまでですよ」

初春(ちょ……!!!!何この気まずそうな顔、かんわいィいいいい!!!!!あああああ
   よかった、風紀委員やっててよかったァああああ!!!)

打ち止め「初春お姉ちゃん、ありがとう!ってミサカはミサカは自分でも改めて御礼してみる!」

初春「どういたしまして!…えっと、アホ毛ちゃんは、一方通行さんの…?」チラ

打ち止め「妻です!ってミサカはミサカはあいたぁ!?って突然のチョップに涙目…」ウル

一方通行「俺はコイツの…まァ、保護者みたいなもンだ」

初春「なるほどですねー」ウンウン

初春(幼女と戯れるあくせられーたんかわいィいいい!!!この凶悪な顔が幼女を見る時は
   ちょっと緩んでんのがたまらん!たまらんかわいさです!!!)

黒子「……そろそろこちらにもわかるようにお話していただけません?まだ形ばかりの自己
   紹介を終えたばかりではありませんの」ハァ

一方通行「別に話すこたねェよ。俺が第一位でこの支部に配属されたことは話しただろ」

黒子「(ムッ)態度の悪い殿方ですこと。そもそも部外者は立ち入り禁止ですの。打ち止めさん
   …でしたか?変わったお名前ですの」

一方通行「(イラッ)オマエに名前のこと言われたくねェな。白なんだか黒なんだかわかんねェ
      名前しやがって」

黒子「まぁああ!何て言い草ですの!?」

一方通行「だいたい名前なら俺だって似たよォなモンだろ。何で先にこのガキを槍玉に挙げ
      やがる。風紀委員ってのは弱いものイジメが趣味なンですかァ?」

黒子「べ、別にお名前をけなしたつもりはありませんの!!」

打ち止め(ミサカは気にしてないけど、ミサカを庇ってくれるこの人が嬉しいから黙ってよう!
      ってミサカはミサカは感激を噛み締めてみたり)

初春「まぁまぁ白井さん。そこまで頑なにならなくても…。部外者だって言うんなら、佐天さん
   だって入っちゃうじゃありませんか」

初春(幼女けなされてキレるあくせられーたんマジ天使)ハァハァ
750 : 打ち止め「この人は『一方通行』だよ!よろしくねって(ry」初春固法黒子「」4 [sage saga]:2011/07/23(土) 14:48:20.32 ID:RHiatKv10

佐天「え!?私!?」

固法「まぁそうね。……感心しないことだけど、ここじゃ実質部外者立ち入り禁止って形骸化
   しちゃってるし…」ハァ

佐天「あ、あははは……」

固法「そんな小さな子を一人で帰すわけにも行かないしね。今日のところは特例にするわ」

打ち止め「ありがとう、固法お姉ちゃん!ってミサカはミサカは全力でお礼してみる!」ニコー

固法(う、かわいい……)キュン

固法「いいのよ。でも、大人しくしていてね?」ナデ

打ち止め「うん!ってミサカはミサカは元気よく頷いてみたり!」

一方通行「…………」

固法「その銃に掛けた手、戻してくれない?一方通行くん。私は風紀委員よ。何の罪もない
   女の子に危害を加えたりしないわ」

一方通行「…透視能力か」

固法「そう。でも、能力がなくても気付くわよ。どこで何をして来たのか知らないけど、その殺
   気……。場所を選ばずに出すのは控えて欲しいわね」

一方通行「チッ……」

固法「あなたがこの子を大事に思ってるのは、この短い間でもよくわかったわ。でも、あなた
   が本気でここで風紀委員を続けるつもりならば、私達のことも信じてちょうだい」

一方通行「オマエらを?何の保証もないのに?」

固法「それはこれから私達のことを見ていてとしか言えないわね」

一方通行「……断れねェ義理があって顔を出しただけだ。続けるつもりはねェよ」

固法「冷やかしなら帰ってもらえないかしら。風紀委員はチームプレイなの。無駄にかき回さ
   れても迷惑だわ」キッ

一方通行「………」

佐天(うう、ピリピリしてるなぁ……)

黒子(さすが固法先輩…。第一位相手にも全く臆したところがございませんの)

初春(幼女に触られてキレそうになるあくせられーたん!子供にちょっかい出された母猫みた
   いかわぃいい!!!あーかわいいなぁ、毎日コレとか完全に天国です!天国来い!)

初春「待ってくださいよ一方通行さん、固法先輩。まだ今日は初日なんですから、すぐに結論
   を出さなくてもいいんじゃないですか?」

固法「……そうね。警備員からの紹介状には、『少し厄介そうに見えるけど根はいいヤツだか
   らよろしくじゃん』なんて書いてあったし…。少し熱くなりすぎてしまったわ。ごめんなさい」フゥ

一方通行「黄泉川の野郎……」

打ち止め「ヨミカワはあなたを心配してるんだよ?固法お姉ちゃんもいい人だと思う!ってミサ
      カはミサカは、でもミサカのこと心配してくれて嬉しいなって喜んでみたり」ギュッ

一方通行「くっつくな鬱陶しィ」

初春「仲良しですね〜」ウフフ

初春(幼女にまとわりつかれるあくせられーたん!!はぁはぁ!かわいいいい!!)

黒子「はぁ……そもそも打ち止めさんはどうしてこの方についていらしたんですの?風紀委員
   の支部は遊び場ではありませんのよ」

打ち止め「え?どうせこの人のことだから、色々と気を使って貰っても『鬱陶しい』とか『余計な
      世話だ』とかキリッて切捨てちゃうに決まってるから!ミサカはフォロー係だよ!」
751 : 打ち止め「この人は『一方通行』だよ!よろしくねって(ry」初春固法黒子「」5 [sage saga]:2011/07/23(土) 14:48:58.17 ID:RHiatKv10

黒子「」ブフォッ

佐天「」プッ

固法「」クッ…

初春「」ブルブル

初春(かンわいィいいいい!!幼女にフォローされる最強かんわいいいィいいい!!!)

打ち止め「この人は短気で喧嘩っ早いし態度もチンピラみたいだけど、すごく優しいし、カッコ
      イイの!ってミサカはミサカは渾身のフォローを試みたり!」キリッ

一方通行「フォローのつもりかそれは」ビシッ

打ち止め「あいたぁ!?ってミサカはミサカは頭を押さえてみる…」

一方通行(珍しくぶらさがって離れねェと思ったら、そンなこと考えてやがったのかコイツは)ハァ

初春「私は元々信頼していましたよ?命の恩人ですし」

初春(かわいすぎるしなJK。マジかわいすぎんだろ何でこんな細いの?ウサギちゃんなの?これ
   でいて最強とかなんたる第一位ですか、萌え具合も第一位フゥハハハハ!!)ハァハァ

黒子「(クスクス)まぁ、打ち止めさんがいらしたことで、この方の粗暴さがマイルドになったことは
   間違いありませんわね」

佐天「こんな小さい子に慕われてるんだったら、見た目より怖くないんですよねーきっと」

固法「打ち止めちゃんの目論見は成功ってところね」クス

打ち止め「(パァッ)えへへ…!よかった!ってミサカはミサカは、この人のことよろしくお願いしま
      す!って勢いよく頭を下げてみたり!」ペコーン

一方通行「オイ聞いてたのか今の、割と散々な言われようだぞオイ」

打ち止め「それはあなたの態度が問題なの!初対面の人に凄んだらダメって前から言ってるで
      しょ!?めっ!ってミサカはミサカは叱り付けてみたり!」メッ

一方通行「いい度胸だなクソガキィ」ムニーー

打ち止め「いひゃーい!ほっへはほはははいへーー!!っへひひゃははひひゃはは」

固法「はぁ…こうやって見てたら微笑ましいんだけど」

黒子「そうですわね。第一位といえば、色々と血生臭い噂があると聞き及びますが…」

佐天「そうなんですか?とてもそんな風には見えませんよ」

初春「本当に仲良しなんですねー」ウフフ

初春(幼女に叱られて頬っぺたむにむにするあくせられーたん!!やべェよォおおおおおお)

黒子「打ち止めさんに免じてここは黒子が引いて差し上げますわ。…ごめんなさい。わたくし、
   打ち止めさんのお名前を悪く言ったつもりはありませんでしたのよ」

一方通行「………」

黒子「しかし、ですの。打ち止めさんの言う通り、あなたの態度にも問題があるのではなくて?
   その粗暴な言葉遣いなど、スキルアウト並ですわよ」

一方通行「言葉遣いねェ。オマエこそ、その人を小バカにしたような言葉遣いどうにかなンねェ
      のかよ?」

黒子「んな!?こ、この黒子の淑女としてカンペキな言葉遣いのどこが!?」キー

一方通行「そォいうの、慇懃無礼って言うンじゃないですかァ?」フン

黒子「やっぱり失礼な方ですの!く、黒子が慇懃無礼ならあなたはただの無礼者ですの!!」

打ち止め「待ってあなた!ミサカのために争わないで!」キャッ

一方通行「誰がオマエのためだァ!」ビシッ

打ち止め「きゃう!ってミサカはミサカは」
752 : 打ち止め「この人は『一方通行』だよ!よろしくねって(ry」初春固法黒子「」6 [sage saga]:2011/07/23(土) 14:49:54.57 ID:RHiatKv10

黒子「打ち止めさん…。そうですわね、改めて黒子に謝罪をさせてくださいまし」

打ち止め「え?ミサカは全然気にしてなーいよ!ってミサカはミサカは黒子お姉ちゃんに笑い
      かけてみたり!」ニコー

黒子「(キュン)か、かわいらしいですの……。って、ん?んんん…?」マジマジ

打ち止め「ん?ってミサカはミサカは首を傾げてみる」??

黒子「先ほどから第一位様のことに気を取られていて気付きませんでしたが…あなたのその
   かわいらしいお顔……」

打ち止め「えっ!?か、かわいいなんてそんな!ってミサカはミサカは照れちゃうのだ」テレ



黒子「お、お姉様そっくりですのォおおおお!!!!」カッ



一方通行「!」ピク

打ち止め「!!」

黒子「そ、それにご自分のことを、御坂と…もしや打ち止めさんは御坂美琴お姉様のご家族
   ですの!?」

打ち止め「え!?えーと、えーとねぇ…」チラ

一方通行(オリジナルの関係者か…。チッ、そういやコイツ、常盤台の制服着てやがる)

一方通行(うかつだったなァ…。一般人を消すワケにも行かねェし…ちっと『説得』でもすっか?)

打ち止め「ちょっとあなた!何物騒なこと考えてるの!?ってミサカはミサカはメッ!てしてみる!」

一方通行「オマエ…何勝手に人の脳内ジョーク盗み見してンだよ」

打ち止め「ジョークだと…?ってミサカはミサカは結構考えてることが顔に出るあなたのジョーク
      センスのなさに驚きを隠せない…」ブルブル

一方通行「あァ?その頬っぺたどこまで伸びるか確かめてほしいィ?」ムニィー

打ち止め「いひゃーい!ほんほにあなははー!」

黒子「あ、あのぉ〜……無視なさらないでいただけます?」

初春(あくせられーたんハァハァ)


ビビビ ビビビ



固法「!」

黒子「!緊急入電!?初春!!」

初春「はい!…警備員からの緊急要請です!『第七学区の五菱銀行に強盗ニ名!人質を取り、
   銀行内に立てこもっている状況。なお、犯人は駆動鎧を装備!付近の風紀委員は至急、
   周辺住民の避難誘導に協力されたし!』」

固法「駆動鎧ですって…!?単なる銀行強盗が何故!」

初春「最近多いですよね。学園都市の最新兵器をその辺のスキルアウトが持ち出して…ってタ
   イプの事件…」
753 : 打ち止め「この人は『一方通行』だよ!よろしくねって(ry」初春固法黒子「」7 [sage saga]:2011/07/23(土) 14:51:06.69 ID:RHiatKv10

黒子「…五菱銀行……」キッ

固法「!!白井さん、ダメよ!駆動鎧なんて私達学生の歯が立つ相手ではないわ!警備員も
   あくまで避難誘導に協力してほしいって言ってるだけでしょう!?」

黒子「でも、人質を取っていると…!わたくしの空間移動が助けになれるに違いありませんの!」

固法「白井さん!!あなたは何も学んでいないの!?」

黒子「無理はしません。約束いたしますわ、固法先輩」シュンッ

固法「あっ!〜〜〜っ、もう……!!!」

一方通行「…………」

打ち止め「急に緊迫した雰囲気ね…ってミサカはミサカは空気を読んでヒソヒソしてみる…」ヒソヒソ

固法「一方通行くん!」キッ

一方通行「……」チラ

固法「新人研修よ。白井さんに付いて、風紀委員の仕事を見学していらっしゃい!」

一方通行「はァ?何言ってンだオマエ」

固法「言ったでしょう?新人研修よ。あなたは適性試験は免除されたようだけれど、新人は新人。
   風紀委員には皆研修が課せられているの。先輩の風紀委員について、仕事の厳しさと内容
   を理解する義務があるわ」

一方通行「研修ゥ…?この俺が?」

固法「あなたが学園都市第一位の能力者であったとしても、新人であることに変わりはないわ。
   新人の義務をこなしてもらうわよ」

一方通行「……俺はアイツが危なくなっても、助けたりしてやるほど親切じゃないぜェ?」

固法「あら、誰も助けろなんて言ってないわよ。新人研修中は大人しく見学するのが当然だもの」

一方通行「………」

固法「………」

一方通行「……チッ」

固法「さあ、早く行きなさい。一方通行くん。……初春さん、白井さんの現在位置は?」

初春「はい!第七学区五菱銀行まであと1600メートル!」

一方通行「はァ…。マジで見学するだけだぞ、俺は」スクッ

打ち止め「あれ、ホントに行くの?ってミサカはミサカはやけに素直なあなたを不思議そうに見上
      げてみたり!」

一方通行「うっせェクソガキ。おら、行くぞ」

打ち止め「はーい!ってミサカはミサカは喜んであなたに抱き上げられてみたり!」

固法「ちょ、ちょっと!打ち止めちゃんを連れて行く気!?」

一方通行「あァ?こンなとこにコイツを置いて行くわけねェだろ」ガラガラ

打ち止め「きゃっ!ミサカ愛されてる!ってミサカはミサカは窓を開けるあなたの意図を察して
      力一杯しがみついてみる!」ギュー

固法「だからもうちょっと私達を信用してって…!」

一方通行「無理だわ」
754 : 打ち止め「この人は『一方通行』だよ!よろしくねって(ry」初春固法黒子「」8 [sage saga]:2011/07/23(土) 14:52:49.65 ID:RHiatKv10



ダンッ

バシューーーン!!!



打ち止め「きゃっほぉーーーー!!ってミサカはミサカは風を感じるぅううーー!」

一方通行「黙ってろクソガキィ!」


シューーーン……


固法「」ポカーン

佐天「すごい速さで飛んでっちゃいましたねぇ…。さすがレベル5!」キラキラ

初春「そういえば前も飛んでましたよ。さすが第一位ですねぇ」

初春(ただでさえ天使のあくせられーたんがホントに飛んでっちゃってマジ天使)



















「ねぇねぇ、あなたが固法お姉ちゃんに素直に従ったのって、なんとなくヨミカワに似てるから?
 ってミサカはミサカはズバリ図星を突いてみたり!」

猛スピードで空を飛ぶことにもスッカリ慣れた打ち止めが、耳元でハシャいだ声を上げる。

「うっせェ。黙ってろ」

一方通行は言下に切り捨てるが、腕の中の少女は少しも大人しくはならない。

「やっぱり図星だね!ってミサカはミサカはしたり顔で頷いてみる。……あの大きなお胸とか、
 そっくりだよねぇ」

「誰が胸の話してンだ、アホか。雰囲気だ、雰囲気」

「だよねぇ?雰囲気、なんとなく似てるよね!ってミサカはミサカは会心の笑みを浮かべてみる!」

「あーもォ、ホントにうぜェなァオマエは」

浅い溜息をついた辺りで、第七学区五菱銀行付近に到達した。

適当なビルの上に着地し、座り込んでさっさと高みの見物を決め込む。

「警備員はまだ来てねェか。何をトロトロしてるンだか」

第七学区の大通り。現時点では付近住民の避難が大方完了したのか、本来は賑やかな放課後の
時間帯に、広い通りは閑散としている。

幅二十メートルほどの五菱銀行の店舗には全面にシャッターが降りていて、中の様子を伺うことは
出来ない。

「…お。出て来た」
755 : 打ち止め「この人は『一方通行』だよ!よろしくねって(ry」初春固法黒子「」9 [sage saga]:2011/07/23(土) 14:53:33.55 ID:RHiatKv10

突如、激しい騒音と共にニ体の駆動鎧が通りに躍り出た。中から力技で突き破られたらしきシャッ
ターとガラスの破片が、勢い良くばら撒かれる。

「あンだけぶっ壊したのにまだあンのかよ…。どンだけ造ったンだあのアホは」

第三次世界大戦を経て、その後の様々な諍いを越え、学園都市の黒幕は消え去った。

だが、例えば冷戦終結後にロシアから周辺諸国へ数々の兵器が流出したように、必要とされなく
なった学園都市の新兵器が、今まで入手することなど不可能だったような輩の手に渡っている。

『大口スポンサー』が消えたことにより、研究資金が打ち切られた果ての次善の策。日々の食い
扶持を稼ぐための苦肉の策。

何にせよささいなくだらない理由で、わずかな金と殺傷能力の高い兵器が交換された。

いくら警備員や風紀委員がやっとのことで兵器を回収しても、後から後から湧いて来るのだ。

皮肉なことに、黒幕の存在した頃よりも、今現在の方が警備員・風紀委員の出動回数は増えて
いた。






『チッ…!調子に乗るんじゃねぇぞ、風紀委員のクソガキがぁ!』

『ぶッ殺してやる!!』

外部スピーカーと通した、篭もった叫び声が響き渡る。

「おやめなさい!すぐに警備員が来ます、逃げられるはずがありませんわ!」

『は、常套句だねぇ風紀委員のお嬢ちゃんよぉ!』

黒子は、顔が見えなくても想像出来るような粗野な声音に、眉を顰めた。

人型の鋼鉄の塊のうち一体は、腕に金が詰まったジュラルミンケースと高校生らしき少女を抱え
ている。顔色を失ってぐったりした彼女に意識があるのかは、窺い知れない。

(不意を突いて一人は解放できましたが…。ここからが勝負ですの)

銀行内に突入した際には、それぞれが一人ずつの人質を抱えていた。裏口から入り、状況を把
握して一人は空間移動により助け出したが、犯人は予想以上に短気だった。

黒子の計画では、建物内で身を隠しながら人質を助け、警備員の到着を待つ予定だったのに、
早々に通りに飛び出されてしまったのだ。

道幅約二十メートル。直線の通りの見晴らしは良く、遮蔽物もあまりない。相手は防弾処理をして
いるはずのシャッターを、紙のように引き裂く駆動鎧二体。

だが、だからと言って逃げてしまっては、人質がどうなるか。
756 : 打ち止め「この人は『一方通行』だよ!よろしくねって(ry」初春固法黒子「」10 [sage saga]:2011/07/23(土) 14:54:17.73 ID:RHiatKv10

『オイ、こいつは俺にやらせろ。粋がったガキに現実を思い知らせてやる』

『あァ…?しょうがねぇなぁ、さっさとしろよ』

人質を抱えた方の駆動鎧が下がり、もう一体が進み出る。

『死ね!!!』

ストレートな罵声と共に、腕と一体化した機関銃が黒子に向けられた。

「やるしか、ありませんわね…!」

固法にも宣言した通り、一人で駆動鎧二体を無力化させようなどというつもりはない。ただ、人質
だけは助ける。

あの気高い電撃姫に半歩でも近づくため。風紀委員としての誇りのため。絶対にだ。

(一体だけが相手なら、チャンスは必ずありますの!)

銃口が火を吹くより先に、黒子は犯人の背後に転移した。

スカートを捲くり上げ、太腿に仕込んである鉄針を数本纏めて飛ばす。

『クソが!チョロチョロ動きやがってぇえ!!』

だが犯人の動きには何の変化もない。ダダダダダ、という連続した破裂音を響かせながら、腕
を黒子の方向に向けなおす。

(クッ、これくらいのダメージでは…!)

生身の身体に当たれば効果抜群の鉄針だが、神経など通っていない兵器相手では相性が悪い。

自らの能力の限界値は、飛距離が最大81.5m、質量が130.7kg。

駆動鎧の重さは見たところ1トン近いので、能力で引っぺがすことは難しいだろう。第一、動き回
っている相手に能力を行使するのは危険な賭けだ。

殺してしまうわけにはいかないから頭部や胴体部は避けなければならず、的として小さい手足は
絶えず動いており、中々攻撃が当たらない。

「それなら!」

黒子は銃弾に当たらないよう連続して転移を繰り返しながら、アスファルトに落ちていた三十セン
チ四方ほどのシャッターの破片に触れた。

『グッ…!?』

火花を吹き続けていた銃身に、破片が突き刺さる。それでも連射を続けたのか、耳障りな異音
と共に銃身が破裂した。
757 : 打ち止め「この人は『一方通行』だよ!よろしくねって(ry」初春固法黒子「」11 [sage saga]:2011/07/23(土) 14:54:54.54 ID:RHiatKv10

『ぐァ!?く、ッソがぁ…!!』

「点でダメなら面で攻めろ、ですの。あなた方の暴挙の成果、利用させてもらいますわよ!」

思わず動きを止めた駆動鎧に、間髪入れず、適当な大きさの瓦礫や破片を叩き込む。両腕の
機関銃を無力化させ、黒子は微かに笑みを浮かべた。

相手が動いているため目測はズレたが、相手の武器を潰したのは大きい。

(行けるかも…!)

遠くからパトカーの音も聞こえてきた。警備員が到着するのはすぐだろう。

勝算が出て来た、と更に攻撃を重ねるため、演算を始めた瞬間だった。

パン、と。

あまりに軽い音で、数秒は何が起こったかわからなかった。

「ぐ……っ!?」

突如火花が散るように、右肩で激痛が弾ける。

考えるよりも先に大きく横に跳べば、半瞬前まで立っていたアスファルトが弾け飛んだ。

『時間切れ〜。そろそろ殺して逃げようぜ。なっさけねぇなーお前。ンなガキ一人によぉ』

『うるせぇ!!』

今の今まで沈黙していたもう一体に攻撃されたのだと理解し、黒子は自らの迂闊さに歯噛み
した。あんなクズの言うことを間に受けて意識から外すなど、どうかしている。

(これはマズイことになりましたの)

空間移動にはかなりの集中力を要する。痛みで意識が阻害されれば、能力の発動が不可能
になってしまうという、致命的な弱点を有していた。

『あ〜イッライラするわ。…ま、いっか。テレポート系って怪我すると能力使えなくなるって話聞
いたことあるし』

「く……」

黒子の額に、じわりと嫌な汗が滲む。

『お、マジで?へぇ…なぁ、お前今から死ぬけど、どんな気分?』

駆動鎧が二体、恐怖を煽るようにゆっくり近付く。黒子の頭部にピタリと合わさった銃口の照
準は外れない。

今まで黒子と戦っていた駆動鎧の方が、破壊された銃身をグルグル回した。

『お前がこれ壊しちまったからさぁ、殴り殺しで決定な?カワイソーに、結構カワイイのに』

『何お前、ロリコン?こんなガキ』

『うるせぇよ。あ、そうだー。お前がそこで大人しく殺されるんなら…この人質の命は助けてや
ってもいいぜ』

「!?」
758 : 打ち止め「この人は『一方通行』だよ!よろしくねって(ry」初春固法黒子「」12 [sage saga]:2011/07/23(土) 14:55:48.93 ID:RHiatKv10

黒子は息を呑んだ。

『お前みたいなクソうぜータイプは、こういうのが一番効くからな。逃げる途中で警備員の盾に
するつもりだったんだけどよ、気が変わったわ』

「クズが……!」

『はいはいクズですよー。で、どうする?もう一回くらいならテレポート出来るんじゃね?別に
逃げたって構わないぜぇ、コイツが死ぬだけだからな』

ぎゃははは、と神経を引っ掻くような笑い声が響き渡る。

確かに、あと一回なら可能だろう。ただし、それが限界。何より、それを見抜かれていること
が悔しかった。

パトカーの音は近付いている。あと数分も掛からないだろう。

『はい、制限時間十秒な。いいぜぇ?逃げたってさぁ』

黒子は、クズの遊び道具にされている自らを自覚し、忸怩たる思いに唇を噛み締める。彼ら
の目的に気付いたからだ。

『正義の風紀委員がカワイソーな人質を見捨てたって、だーれにも言い降らしたりしないってぇ』

粘ついた声音には、人ひとりのプライドを粉々にしてやりたいという、下卑た欲望が溢れている。

「………」

黒子は、ギリ、と奥歯を噛み締めた。

『はい10、9、8、7……ほらほら、どぉするのー?』

銃口に意識を向けたまま、瞬きもせず人質と駆動鎧二体を見据える。玉になった汗が、頬を伝
って顎から滴り落ちた。

『6、5、…おら、いい加減本性出せって。どうせお前も、自分の身が一番かわいいだろ?それが
普通だよ、誰も彼も……俺達と何にも変わらねぇ』

浅ましい威嚇と微かな諦観を滲ませた声を耳にして、黒子は、眦に力を入れた。
759 : 打ち止め「この人は『一方通行』だよ!よろしくねって(ry」初春固法黒子「」13 [sage saga]:2011/07/23(土) 14:56:23.52 ID:RHiatKv10

「……寝言は寝てから言ってほしいものですわね」

自らの誇りを、手元に返して握り締める。

「あなた方がどうしてそこまで落ちたかは、存じ上げません。あなた方の見てきたものを否定する
つもりもありません。けれど、わたくしは決して、守るべき人を見捨てない。絶対に」

誇りとは、黒子にとって身体を支える筋肉のようなもの。毎日毎日鍛え上げ、強くなっていくもの。

少しでも怠ればすぐに衰えてしまう、けれど日々の積み重ねが必ず強固にしてくれるもの。

「絶対に、逃げない」

今この瞬間の選択が、目指す少女の側へ至る資格を形作ると、信じている。



「わたくしは、風紀委員なのですから!!!!」

『ほざけクソガキぃいいいいい!!!!』



逆上したように雄たけびを上げ、銃身を壊した方の駆動鎧が、大きく腕を振り上げた。

(今…っ!)

進み出た駆動鎧が、銃口と黒子を結んでいた直線を遮る。狙い通りのタイミングで、黒子は地を
蹴った。

ギリギリのところで鋼鉄の腕をかわし、その後ろへと大きく踏み出す。

人質を抱えた、もう一体の駆動鎧の方へと。

『な…っ!?』

驚愕の声が響いた時には、すでに人質の腕に触れていた。

「言っておりませんでしたが、わたくし体術も得意ですのよ」

会心の笑みを閃かせ、人質の少女を力の限り正確に飛ばす。狙ったのは銀行ビルの屋上だ。
手応えはあった。計画は成功した。

『ふざけんじゃねぇぞぉおおお!!!』

目の奥に独特の鈍い痛み。予想通り、能力はもう使えない。

眼前に不吉な黒光りの銃口。迫り来るもう一体の駆動鎧。

ぞわり、と凍るような戦慄が走り抜ける。
760 : 打ち止め「この人は『一方通行』だよ!よろしくねって(ry」初春固法黒子「」14 [sage saga]:2011/07/23(土) 14:57:33.23 ID:RHiatKv10






「目と耳、塞いでろ。いいな?打ち止め」

「うん、ってミサカはミサカは言う通りにしてみる」






黒子は目を閉じなかった。絶対に諦めない。一発で死なない可能性もあり、そうすればチャンス
が生まれる。

だが、目の前が真っ白に染まった時には、何が起こったのかわからなかった。

「まァ、見物料だ」

全く緊迫感というもののない、場違いでダルそうな声音。

「はぁ…?」

「雑用は後輩に任せろってことだよ、センパイ」

犯人と同じような口調。それなのに印象があまりに異なるのは、自分と同じ誇りを芯にしている
からなのではないか。

そんな風な、自分も同じ場違いな思いに至ったときには、既に全てが終わっていた。







761 : 打ち止め「この人は『一方通行』だよ!よろしくねって(ry」初春固法黒子「」15 [sage saga]:2011/07/23(土) 14:59:41.77 ID:RHiatKv10






PM 5:46 風紀委員活動第一七七支部


黒子「あッ、つゥ〜…!初春!もう少し丁寧にしてくださいまし!」

初春「丁寧にしたって消毒は染みるものです!まったくもう…!反省してくださいよ!?掠った
   だけだから良かったものの…」ハァ

固法「白井さん、始末書だからね」

黒子「ぐっ…!!!またですの…」

固法「そう、またよ!いい加減反省なさい!一方通行くんが助けてくれなかったら、どうなって
   たと思ってるの!?」

黒子「そ、それは……」シュン

黒子「あ、あの…第一位さま。先ほどは…」

一方通行「別にィ…。ま、後始末みたいなもンだ。気にすンなよ、センパイ」

黒子「その…先輩呼びはやめてくださらない?バカにしているようにしか聞こえませんの」

一方通行「え、パンダって呼んだ方がいいかァ?」キョトン

黒子「どぉ〜してそこでパンダが出て来るんですのぉ!?」キー

佐天「……あれぇ、なんだか急に仲良くなってない?なんか雰囲気が…」

初春「そうですねー」

初春(ちょ!!きょとん顔いただきましたァ!!何これ何これ、目丸くしてんのかわいすぎる
    だろぉおおお!!!白井さんGJ!!)

打ち止め「この人は黒子お姉ちゃんのこと気に入ったみたいだよ!ってミサカはミサカはみ
      んなの疑問を解消してみたり!」

黒子「えっ…?(キョトン)」

打ち止め「さっき、ずっと見てたの!ってミサカはミサカは、きっとこの人は黒子お姉ちゃん
      を助けてくれるって信じてたことを明かしてみたり!」

一方通行「余計なこと言ってンなクソガキ」ビシッ

打ち止め「あいたぁ!?」
762 : 打ち止め「この人は『一方通行』だよ!よろしくねって(ry」初春固法黒子「」16 [sage saga]:2011/07/23(土) 15:00:24.34 ID:RHiatKv10

黒子「…あっ、そういえば打ち止めさん!先ほどのお話ですが!!」

打ち止め「うっ…!ってミサカはミサカは正直うまく誤魔化せたと思ってたり…」

一方通行「……。超電磁砲はオマエにとって何なンだ?」

黒子「御坂美琴お姉様は、わたくしの敬愛する方です。お姉様を害するものを、わたくしは
   許しません」キッ

一方通行「ふゥン…。わかった。コイツのことは、超電磁砲には言うな」

黒子「何故?」

一方通行「アイツにとって、何の益にもならないことだから」

黒子「それはあなたが決めることではないのでは?」

一方通行「ま、そりゃそうだが…。逆に、オマエがアイツに言わないことで、何の不利益も
      生じない」

黒子「…それは本当ですの?」

一方通行「誓って」

黒子「誓うとは…何に?」

一方通行「……コイツに」ポン

打ち止め「ふぇ?ってミサカはミサカは、突然頭をポンポンされてビックリしてみたり」

黒子「………」

一方通行「………」

黒子「…わかりましたわ。あなたの言葉を信じましょう」

打ち止め「(パァッ)ありがとう、黒子お姉ちゃん!この人のことを信じてくれて!ってミサカ
      はミサカは無愛想なこの人の代わりにお礼を言ってみる!」

黒子「(キュン)か、かわいいですの…」

黒子「(ハッ)い、いえ、お礼を言われるようなことではありませんのよ。…第一位さま」

一方通行「あ?」

黒子「だから、あなたもわたくし達のことを信じてくださいまし」

一方通行「なンだと?」

黒子「わたくしが信じるから、あなたもわたくし達のことを信じてください。あなたは後輩な
   のでしょう?先輩の言うことは聞き入れるものですわ」

一方通行「調子乗ンなよこの三下がァ…」

黒子「さ、三下!?言うにことかいてこの黒子を三下ですって!?」

固法「はいはい、落ち着いて白井さん。…で、どうするの?一方通行くん。風紀委員を続
   けるのかどうか、結論は出たのかしら?」

一方通行「…ま、しばらくは付き合ってやるよ」フン
763 : 打ち止め「この人は『一方通行』だよ!よろしくねって(ry」初春固法黒子「」17 [sage saga]:2011/07/23(土) 15:01:25.19 ID:RHiatKv10

打ち止め「やったー!ってミサカはミサカは喜んでみたり!」

一方通行なンでオマエが喜ぶンだよ…」ハァ

打ち止め「だって、お姉ちゃん達みんな優しいし、ミサカ大好きだもん!ってミサカはミサ
      カはちょっと照れてみたり」エヘヘ

固法・黒子・佐天「」キュン

初春(天使ですか?幼女もいいものだ)キュン

打ち止め「それに…えへへ、あなただって、風紀委員のお仕事ならミサカにお話してくれる
      でしょ?ってミサカはミサカは、実はそれが一番嬉しかったり!」ニコ

一方通行「イチイチ話すか、めンどくせェ」ハァ

打ち止め「えええー!?ってミサカはミサカは不満の声を大にしてあげてみるぅー!」

一方通行「うっせェバーカ。ガキ」

打ち止め「むぅううう!ってミサカはミサカは!」

固法「ここも賑やかになるわねぇ…」ハァ

黒子「そうですわねぇ」クス

佐天「なんだかレベル5に親しみを持てそうです」クスクス

初春(賑やかなのはいいことじゃないですかぁ)

初春「天使と天使がじゃれあってマジ世界に光あれ」

固法「えっ」

黒子「えっ」

佐天「えっ」


そんなこんなで、一方通行さんは風紀委員になるようです。



764 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage saga]:2011/07/23(土) 15:03:14.76 ID:RHiatKv10
以上です。ちょっと長かったかな…すまん、スレ立てるほどでもなくて。
あ、あと初春が腐女子ってとこも注意書きに書いといた方がよかったか?色々すんません。

一方さんは風紀委員の中だったら黒子のことを一番気に入りそうだと思いました。
765 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/23(土) 15:06:29.89 ID:KqQjM8JDO
ふへへへへ乙ですの
黒子可愛いなぁ黒子
カップリングとかではなく黒子と一方さんのやり取りは萌える

つまりすげえ面白かったぜふひょーっ
766 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/23(土) 15:08:29.22 ID:kaike4fTo

雰囲気に合わない初春の思考がアレだけど
767 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/23(土) 15:11:08.46 ID:HlM4+VK3o
乙ですの!

風紀委員の黒子マジカッコ可愛い大好き
黒子と一方さんって相性良さそうなのは何でなんだろう

初春さん天使達の戯れを見守るマジ天使
768 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/23(土) 15:39:15.97 ID:CTOV3BbR0
初春が一番天使
769 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/23(土) 17:19:14.14 ID:BHlh4hOAO
天使化一方通行を見たら初春どうなってまうん?

黒子はカッコいいよね、変態だけど
黒子はかわいいよね、変態だけど
770 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) :2011/07/23(土) 18:09:58.87 ID:7wXhdbn90
2レスもらいます。
元ネタが見た夢なので細かいところはスルーしてください
皆死んでます
771 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage saga]:2011/07/23(土) 18:11:46.87 ID:7wXhdbn90
気付いたら暗い街に立っていた。人通りは少なく皆暗い顔をしている。
何となく不安になってとりあえず歩き出した。ここはどこなのか。どうしてこんなところにいるのか。
石畳のごつごつした道を当てもなく進む。街灯のオレンジの明かりには蛾がたかる。

?「あなた、新しい人?」
?「ひぅっ!?」

いきなり後ろから腕を掴まれ声をかけられる。
情けない声がでてちょっと恥ずかしくなった。

?「あ、新しいって……」
インデックス「うん。……あ!私の名前はインデックスっていうんだよ。このこはスフィンクス」「にゃー」

振り向くと銀色の髪をしたシスターさんがいた。ただ修道服は白く金の縁取りと合間ってまるでティーカップのようだ。可愛い。

上条「お、おう? 俺は上条当麻だ。それよりここってどこなんだ?俺、帰りたいんだけど」
インデックス「あぁ、とうまってば寝ぼけちゃってるんだね」
上条「はぁ? 立ったまま寝られるかよ。だからここは……」
インデックス「詳しくは学校に行ってからにしたいかも。こっちなんだよ!」

ぐいっ、と手を引かれて歩きだす。

後から考えればここで彼女と出会えたのは、不幸な俺にしては最高の幸運だったかもしれない。

上条「いやいや待てって!学校ってなんだよ!上条さんとしては今教えてもらいたいんですけど!」
インデックス「学校っていうより都市みたいなものだけどね。それより門限があるんだよ。さらに言えば学校の外は危ないかも!」

このまま外にいたら、他の奴に喰われていたかもしれない。永遠に暗い街をさ迷っていたかもしれなう。
ただ、いつの間にか消えて新しい命になっていた可能性もあった。

上条「じゃあ詳しくなくていいから、おおざっぱでいいから!」
インデックス「もう! 君は死んだんだよ!」
上条「……へ?」

このちびっこシスターさんは何を言ってるんだ。
一瞬電波さんかとも思ったが、ふと気付いた。
繋がれた手に温度がない。街灯に照らされてるのに影がない。歩いているのに音がしない。

狭い道を抜け広場にでた。目の前には巨大な建物が姿を見せた。、何メートルもの入口が見える。

インデックス「そうだ。とうまも石持ってるよね。出してくれないかな」
上条「石?」

そういったインデックスの手には白い石が握られている。

上条(石、石……石?)

インデックス「私のは小鳥の形をしてるんだよ。とうまは?」
上条「いや、石なんてねーぞ?」
インデックス「え!?嘘!」
上条「嘘じゃねーよ。……大丈夫か?凄い顔してるぞ?」

インデックスはオロオロと慌てだしたが、少しして覚悟を決めたような顔になる。

インデックス「大丈夫!私に任せてほしいんだよ!」

何を、と思った。
状況も分からないまま、死んだ、という言葉が小骨のように引っ掛かっていた。
ただ再び強く握りしめられた冷たい小さな手に、酷く安心した。
772 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage saga]:2011/07/23(土) 18:13:06.29 ID:7wXhdbn90
<設定>
学校……死んだ後行き場のない霊がとりあえず暮らす。
学校といってもその建物の中は巨大な都市のようなもので一度「入学」してから永遠にそこからでない霊もいる。「卒業」は存在しない
一応授業はあるが出席は自由。暇つぶしに参加する人がほとんど。
「街」の中にあるが街は未知の領域かもしれない


スフィンクス……酸を被って死んだ猫の霊。事故

美琴「アンタ<インデックス>また誰か連れてきて……誰よ、そのツンツン頭」
御坂妹「ミサカは三階奥のカフェでアルバイトをしています。良かったらいらしてください」
……双子の姉妹。新幹線の脱線事故で死んだ。二人はインデックスの隣室に住んでいる。

一方通行「いつから街にいるかなンて、覚えてる奴の方が少ないンじゃねェの?」
打ち止め「ミサカと一方通行は名づけあった仲なんだから!」
……かなり昔から都市にいるらしい。二人とも生きてた頃の記憶や名前を忘れているようで今の名前は新しくつけたもの

滝壺「パパとママに、会いたいな」
……最近死んだ。ホームシック気味

浜面「どこって、駒場のとこに決まってるだろ?」
……御坂姉妹と同じ頃に死んだ。よく八階奥で仲間と集まってるらしい

インデックス「思うに、私の小鳥と死因には魔術が関係してるんだよ!」
……自殺。なんで自殺したかは覚えてないらしい。たまに魔術がどうとかいいだす不思議な人

上条「俺って、本当に死んだんだよな……」
……なぜか石を持っていないためインデックスの部屋に居候?する。サウナに閉じ込められて最近死んだ。不幸だ


小鳥の石……5、6センチ?の掌サイズ。材質は石っぽくて重しみたいな感じ。持ち主はインデックス。死因と関係あるらしい
石……なんか証明書みたいなものらしく一人一つは持ってる。人によって形は違う。色は乳白色
773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage saga]:2011/07/23(土) 18:14:23.21 ID:7wXhdbn90
終わりです。
すんません。ありがとうございました
774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/23(土) 18:55:22.82 ID:kaike4fTo
死後の世界?の夢を見てそれの登場人物に禁書キャラを当てはめたってこと?

学校は自分の内側、街は自分の周りだろうと想像できる
夢の中で死んでいる、ってのは今現在生きてる事の裏返しかな、現実:夢と生:死みたいな対比で
上条さん(主人公)に死んでる自覚がないのは>>773に「しっかり生きている自信がない」って事かもしれない
主人公以外の登場人物達が死んでると自覚してるなら>>773の無意識下では「当然、生きている」と思ってるのかも
インデックス(不思議な人)は捨てたと思ってるけど忘れきっていない厨二心とか童心の現われかな

ここまで考えたけど疲れたからやめる
775 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/23(土) 20:50:59.33 ID:BHlh4hOAO
佐天さんで1レス


佐天「ここ一番の決め台詞で(エターナルフォースブリザード、相手は死ぬ)って言わせる能力、かぁ」

初春「と言われても使い道ないですよねそれ」

佐天「私達決め台詞なんてないしねえ、まあ御坂さんと白井さんにはもう使ったんだけどww」

初春「佐天さんマジ外道wwwwww」



黒子「お待ちなさい!」

チンピラ「て、てめえは!?」

黒子「エターナルフォースブリザード、相手は死ぬですの!」



初春「キャーシライサーンwwwwww」

佐天「次は御坂さんだけど…」



御坂「あ、あのっ!」

上条「なんだビリビリー?」

御坂(今日こそ告白するんだ!)

御坂「私あんたの事がエターナルフォースブリザード、相手は死ぬ!!」

上条「」



佐天「初春、私ちょっとアステカまで留学してくるわ」

初春「何処までもついていきます佐天さん」
776 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/23(土) 20:51:56.02 ID:BHlh4hOAO
以上です

上条「いいぜ、てめえが何でも思い通りに出来るってんなら…まずは、エターナルフォースブリザード、相手は死ぬ!!」
777 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/23(土) 22:13:15.25 ID:mbiKYtaio
ステイル「魔女狩りの王(エターナルフォースブリザード)、相手は死ぬ!!・・・あれ?」
778 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 02:33:41.06 ID:oimdrrLDO
変態1レスもらいます



打ち止め「あなたの乳首をDoubleClickしたら良いことがあるよ!ってミサカはミサカは下位個体から教えられた情報にわくわくしてみる!」

一方通行「」

打ち止め「えいさーっ」

一方通行(は、反射……ッしたら打ち止めの指が危ねェ……ッ)

一方通行「……ッ」

打ち止め「ぽちっとなってミサカはミサカは連打してみたり!」グリグリグリ

一方通行「……ンッふゥッ」ビクンビクン

打ち止め「おぉう…ってミサカはミサカはエロいあなたにちょっとビックリしてみる」ピタッ

一方通行「……」ハァハァ

打ち止め「でもミサカは止まらないぜってミサカはミサカは宣言してみたりっ」グリグリグリ

一方通行「オマ……ッエ、ちょっま、て……ッ」ビクンビクン

打ち止め「あたたたたたたーってミサカはミサカはーっ」グリグリグリグリグリグリッ







一方通行「」グッタリ

打ち止め「……ふぅってミサカはミサカは満足して汗を拭ってみる!」スッキリ

一方通行「」

一方通行(あれ今考えたら……別に反射しなくても違う向きにベクトル変換すりゃ良かったンじゃ……)

打ち止め「ねぇあなた」

一方通行「あっあァ!?」ビクゥ

打ち止め「明日もやってあげるねってミサカはミサカは満面の笑みになってみたりっ」ニコーッ

一方通行「」キュン



おわり
779 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/24(日) 02:34:29.06 ID:oimdrrLDO
どうしてこうなった
とりあえず黒子のちっぱいダブルクリックしたい
780 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/24(日) 05:00:46.92 ID:nUcy50xAO
>>774…いや、>>773って単にABネタだろ
781 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 09:33:24.58 ID:WuRtFmVDO
下位個体ェ
俺はサーシャちゃんのちっぱいダブルクリックしたい

>>780
ABは見たことないぞ
雰囲気はどっちかといえばゴシック調でスフィンクスも実は犬だったのよな
死因再体験とかもあったし
782 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/24(日) 14:19:46.29 ID:oHC8EJFAO
1レス


上条「インデックスー、せめて食費は入れてくれよ」

イン「とうま、私がお金ないのは知ってるはずだよ」

上条「でもお前イギリス清教必要悪の教会の一員でそっちに駆り出される事あるじゃないか」

イン「言われてみればそうかも、でも私は必要悪の教会からお給金はもらってないんだよ」

上条「それおかしいだろ、ただでさえ十万三千冊の魔道書記憶してるんだからギャランティ発生しないと」

イン「じゃあみんなに聞いてみるんだよ」


ステイル「僕の収入ねえ…危険手当が大きいかな」

神裂「私は聖人手当が大きいですね」

オルソラ「暗号解読の資格手当に布教手当があるのですよー」

シェリー「私は今減給中だわ」

アニェーゼ「必要悪の教会は衣食住が保証されてるので別に不便じゃないです」

建宮「元々天草式は自給自足だが必要悪の教会からの給金は助かるのよな」


イン「みんなもらってたんだよ…」

上条「お前口座があるんじゃないのか?カードはないのか?」

イン「…そういえばかおりがこんなのをくれたんだよ」

つ キャッシュカード


そして銀行に行ったが相性番号がわからず色々あって1ヶ月後にお金を下ろせましたとさ
783 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/24(日) 14:20:39.91 ID:oHC8EJFAO
以上です
インさんのお金はステイルか神裂が管理してそうだな
784 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/24(日) 14:25:10.65 ID:UgZr/xAUo
歩く教会破壊したからマイナスじゃねーの
破壊したのは上条さんなんだけどね?
785 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2011/07/24(日) 14:29:35.85 ID:A8N2ehM/o
ああ、それの弁償で相殺されてると考えれば、支給金無しも納得できる
786 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 17:12:53.83 ID:EBUk9TzUo
いや、それでも大事な大事な禁書目録をただの高校生に養わせるとか結構ありえないし、
上条自身も毎回億単位で報償があってもいいレベルのことやらされてると思う
つーか上条明らかに都合のいいタダ働きとしてナメられきってるだろ
787 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/24(日) 17:15:57.74 ID:UgZr/xAUo
金、金、金! 騎士として恥ずかしくないのか!
788 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/07/24(日) 17:26:25.28 ID:MAODNUwJo
それを言えばアレイスターだってそうだろ
奨学金がレベル0相当
789 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/07/24(日) 17:39:54.01 ID:AZxhsr29o
土御門あたりで押さえてそうな>資金
イギリス正教から資金援助受けたら上条も垣根の仲間入りだろうし

ローラと上条、18巻巻末が初対面でも言葉は交わしてないんだっけか
遠隔制御霊装の再調整もせずにインデックスを上条に預けてたのは
かすかな温情もあったんじゃないかと。ローラも女王も認めないだろうけど
790 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 17:49:04.81 ID:F3nLS9Iuo
なんとなくローラ→ステイルへの温情めいたものも絡んでそう

インデックスとローラの親子説みたいな妄想しちゃうの俺だけじゃないよね
791 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/24(日) 18:13:16.56 ID:oHC8EJFAO
>>787
騎士以外の発言は認めない

☆も腹黒ーラも打算ありきで動いてるしなあ
792 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/24(日) 21:45:59.18 ID:4qkU2ZKI0
10レスぐらい頂きますわ
>>707の続きと言えば続き、でも普通に単独で読めるはず
ステイルとインデックスのバッドエンドのような、でもエンドではない話
色々説明不足かも、と予防線を張りまくったところで行きます↓
793 :アッシュトレイの外の懺悔者 [saga]:2011/07/24(日) 21:48:23.29 ID:4qkU2ZKI0

「…………チッ」


携帯灰皿を忘れてきたな、と思ってステイル=マグヌスは軽く舌打ちした。
これでは今日は、あの耽美な芳香(せかい)に心おきなく浸れそうもない。


(………………違うな)


そんな事はどうでも良い筈だ。
ここはロンドン、イギリス清教本拠地にして魔術の総本山、聖ジョージ大聖堂なのだ。
東洋の小さな島国の、魔術の“ま”の字も存在しない――はずの――あの街ではない。
人目を気にする事のない以上、邪魔な燃え滓など彼の炎にかかれば塵も残さず処理できる。
では、何故?
なにゆえ、自分はこうも苛立っているのか。


「…………ステイル、ですか?」


後ろから、懐かしい声。
とは言え、二か月ほど会っていなかっただけだ。
“彼女”を追跡していた頃は、それこそ毎日顔を合わせていたのだが。


「やあ、久しぶりだね神裂。『ブリテン・ザ・ハロウィン』ではご活躍だったそうじゃないか」


アンバランスな左右非対称のトンデモファッションは相も変わらず、ステイルの戦友神裂火織が其処にいた。
その表情は激しくも切ない慟哭を裏面にちらつかせており、さながら冬の北極海といった風情である。


「えー、その…………いいお天気ですね」

「そうだね。ロンドンは今日も霧だった、という所かな」


久方ぶりにあった同士に向けて彼女は、口籠りながら当たり障りのない時候の言葉から入った。
が、外は一寸先を見通すのでやっとの、それなり以上に濃い灰色だ。
実際にはそうそう濃霧に見舞われることのないロンドンでは、年に一度あるかという天候であった。
794 :アッシュトレイの外の懺悔者 [saga]:2011/07/24(日) 21:50:06.70 ID:4qkU2ZKI0

(確かに、いい天気だ)


自分の心象をそのまま切り取ったようではないか。
珍しく詩的な感傷に浸かりながら、的外れな挨拶をしてしまった事に慌てふためく神裂をぼうっと見やる。
彼女とて、今回の一件で受けた衝撃が大きくない筈がない。


「コホン! し、失礼しました。これから、あの子のところに?」

「…………ああ」

「私も、同席してよろしいでしょうか」


だが神裂火織は、己の苦しみを脇に退けてまで少年に手を差し伸べた。
『救われぬ者に救いの手を』。
彼女の信念通りの、予想に難くない申し出である。


「君まで憎まれ役になる事はないだろう。僕こそが適任さ」


故にステイルはその手を振り払った。
これからの行いにこの強く、それ以上に心優しい聖人を巻き込むつもりは無い。
こめかみに手をやって溜め息を吐いた彼女に、ステイルは背を向けた。


(適任、か。体の良い逃げ口上だな)


聞こえはいいが要するに、ステイルは醜態を余人に晒したくないだけなのだ。
深い哀愁の刻み込まれた後ろ姿に、結局神裂はそれ以上の言葉を掛けてはこなかった。
795 :アッシュトレイの外の懺悔者 [saga]:2011/07/24(日) 21:51:13.02 ID:4qkU2ZKI0

コンコンコン。
ドアを三度、裏手で軽く叩く。


「どうぞ」


美しい意匠のアイボリー製のドアノブに手をかけて、ステイルは目的の部屋に足を踏み入れた。
がらんどう、とはこの事であろうか。
明り採りの為の質素な木枠の窓、白人の肌よりやや濃いベージュの壁紙、白いベッド。
この部屋の主の、五分後の心象風景に相応しいな、とステイルは思った。


「…………久しぶり」


ベッドの純白が、動いた。
光を放って、窓から射す幽かな幽かな陽光に同化する白地の修道服。
心なしか色褪せて見える銀髪。
ハイライトの量が、こちらは目に見えて絞られたエメラルドグリーンの瞳。




「また、会ってしまったね。『禁書目録』」




ステイル=マグヌスが、世界の他の全てを掻き集めた万象と較べて尚。
――――否、比較するまでもなく護り抜きたい輝きがそこにあった。



796 :アッシュトレイの外の懺悔者 [saga]:2011/07/24(日) 21:52:09.84 ID:4qkU2ZKI0

インデックスは可憐な翠玉をステイルの口許の煙草に向けるだけで、言葉を発しない。
必然、神父が一人説教を打つだけの舞台がそこに出来あがる。


「調子はどうだい、などというお決まりの挨拶は僕らには必要ないものだね。早速だが、悪い報せがある」


彼女と会話をする際、ステイルは大抵黒衣の袖に隠した手を、固く固く握りしめている。
掌中に閉じ込めておかなければ溢れそうな何かが、胸の内側でずっと燻っているからだ。


「覚悟を、決めてくれ」


それにしても、インデックスの四肢から顔つきに至るまで、まるで動きが無い。
話題の予測はそう難しい事ではないだろう。
世界で最も愛おしい少年こそが、この数日間シスターの脳内を独占している筈なのだ。
ならばステイルが告げた不吉な文言に、何かしらのリアクションがあって然るべきだ。
そうステイルは考えていたのだが、


(…………僕の知った事か。僕に出来るのは、真実を教える事のみ)


関係ない。
インデックスの心中がどうであろうと、ステイルがしてやれることは他に何も無い。
ただ真実を、事実を彼女に。


「君にとっては辛い事だろうが…………」






「ねえ、ステイル」
797 :アッシュトレイの外の懺悔者 [saga]:2011/07/24(日) 21:53:48.37 ID:4qkU2ZKI0

シガレットが上等なカーペットにふわりと着地して、魔術的防護が組まれているのか一条の煙も上げずに鎮火した。
透き通った鈴のような声色がその言詞を読み上げたのは、果たしていつ以来なのか。


「なんだい」


束の間開け放たれた口腔を強く閉め直して煙草を拾いながら、ステイルは必死に動揺を押し殺した。
火を付け直そうとライターを取り出すが、手つきはまるで覚束ないものだった。


「どうして、私の為にここまでしてくれるの?」

「何を、かな」


心の震えが、毛細血管を通して指先にまで伝播したようであった。
何なんだ。
いったい彼女は、何を言おうとしている?


「なぜ、こんな薄汚れた女の為に」

「だから、何を」


喉にまで、収まる事を知らぬ微細な震えが到達した。
ステイルの心の臓を鷲掴みにして揺さぶっていたのは、紛れもない恐怖だった。




「『生きて死ぬ』、なんて言うの?」


今日のステイル=マグヌスに、懺悔室という名の逃げ道は開かれない。
798 :アッシュトレイの外の懺悔者 [saga]:2011/07/24(日) 21:55:22.63 ID:4qkU2ZKI0

「勘違いも、甚だしい。図に乗るなよ、『禁書目録』。僕の、人生は、僕だけのものだ」


肺が絞られたかのようだ。
声を上手くひねり出せない。
震えはいまや、全身を支配して鈍い痛みに変わっていた。


「大聖堂の崩れた広間に、あなたの魔力の残滓を見つけたの」

「僕は頻繁にこの聖堂に出入りしているんだ、魔力の痕跡が残っていても」

「『魔女狩りの王』の術式だった」


淡々とロジックをなぞる姿が、ステイルにとってこの上なく忌々しい『自動書記』に重なる。
『彼女』と対峙した時と同じく、打つべき手を丁寧に的確に潰されていく。


「『私』と闘ってたんだよね」

「違う」


考えろ、知恵を絞れ、お前は魔術師だろう。


「どうして、って気になったから。抑えられなくなったから。会う人会う人に、あなたの事を聞いたの」

「無駄だ、そんな事」


どうしたら、彼女のQEDを留められる。


「そしたら教えてくれたの、最大主教(アークビショップ)が」
799 :アッシュトレイの外の懺悔者 [saga]:2011/07/24(日) 21:57:07.52 ID:4qkU2ZKI0

ローラ=スチュアート。
その名を聞いて、インデックスが疑念を御せなかったのと同様、遂にステイルの箍が外れた。


「だから、違うッ!!! あんな雌狐の言う事を鵜呑みにするな! 奴は、君に『首輪』を嵌めて地獄へ――――」


揺れる器から毀れた一握の砂は、致命的なミスだった。
摩耗した砂粒の呻き声はステイルの懸想を、どんな愛の囁きより雄弁にインデックスの耳に届けた。


「やっぱりあなたが、『前の私』のパートナーだったんだね」

「違う、違う違うちがうチガウ!!」


認めるな。
それを認めてしまえば、彼女は――――!


「ステイル」

「僕の名を呼ぶなァッ!!」


全ての『記録』を与えられてしまった眼前の修道女は、哀れなピエロを放っておけないと思っているのだろう。
情け深さゆえに、目に付いた病身を癒そうとしてしまう。
まさに、少年の愛した少女の在りようだった。
それこそ、ステイルが最も恐れている事態だとも知らずに。



「君は、アイツの傍で、笑ってアイツの名前を呼んでいればいいんだッ!! 僕の煤けた人生になど二度と関わらず、あの科学の街で幸福を掴むべきなんだ!」



800 :アッシュトレイの外の懺悔者 [saga]:2011/07/24(日) 21:59:17.45 ID:4qkU2ZKI0

止めろ。
言うな。
堰き止めろ。
思いの丈をぶちまければぶちまける程に、彼女は悟ってしまう。


「“忘れて”くれ、頼むから…………!」


それだけが、ステイルの望みだった。
ささやかな幸福だった。
永遠に自分の事など忘却したまま、健やかに生涯を送ってくれればそれでよかったのに。


「…………無理だよ」


インデックスが泣きそうな顔で笑いながら、一度抱いてしまった慈悲を捨て切れず首を横に振る。


彼女はもう、ステイル=マグヌスを“忘れてしまった”という悔恨を、死ぬまで“忘れられない”。


「そんなにも傷付いてるあなたを、私の事を考えてくれるあなたを、一人になんて出来ないよ」


「――――――――――――ァァッ!!!!!」


ステイルが膝から、倒壊した心を模したかのように倒れ込んだ。
狭い室内に響いたのは、谺。
裏側にどんな貌をも隠してはいない、ありのままの獣の咆哮。
只管に、彼女の笑顔を歪める呪わしい魔術師の顔面を、哮びと共に掻き毟る。


「ステイル、やめて!」


それでも壊れた心で、ステイルは少女への想いだけは守り抜いた。


「…………君に、伝えなければならない事がある」


そしてこれからもう一度、インデックスの心を、あるいは己の魂を、処刑台に乗せてその手で断つのだ。
801 :アッシュトレイの外の懺悔者 [saga]:2011/07/24(日) 22:00:33.71 ID:4qkU2ZKI0

(ああ神よ、こんな血に汚れた魔術師なんてどうでもいい。どうか彼女の笑顔だけは、どうか、奪わないでくれ)


夜毎に何度、十字を切って祈っただろう。
しかし現の世界はどこまでも残酷に、非情に、逃げ出した失敗者の姿を白日の下に曝け出そうとする。


「北極海の合同捜索隊が結論を出した」


自分がやらなければならない、神裂だろうが他の誰にだろうが譲れない。
その一心で、インデックスの前に再び姿を見せたのだ。
蹲ったまま、ステイルは血が滲む程に強く結んだ右拳を、柔らかな絨毯に思い切り叩きつけた。


「生存者、ゼロだ」

「……………………え?」


彼は振り下ろした拳で、彼女の大切な世界を粉々にした。
少年の瓦礫の如く散乱した心もまた、無数に入った罅からピシリピシリと悲鳴を上げ。


「――――とうまは?」


インデックスの静かな叫びと、その音は小気味よい程に共鳴し。




「とうまはどこ?」




そうして懺悔を吐き出すべき世界(ほうこう)を失った少年は、今度こそ壊れた。
802 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 22:01:23.14 ID:4qkU2ZKI0
致命的に誤った方向にデレたインデックス(NOTヤンデレ)と、
自分で惚れた女を幸せにしてやるという発想がこれっぽっちもないヘタレステイル

上条さんが帰ってきてもこのお話の二人は一切報われません
救いの全くない話を書くのがこんなにも楽しいとは思いませんでした

以上、新訳二巻が出る前にぶちまけておきたかったハラの中身でした
次こそステイルが報われるといいね!
803 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 22:34:58.42 ID:F3nLS9Iuo
GJ
このむくわれない感じが堪んねえぜ
でもまだ14そこら、時間が解決してくれるといいなあ
804 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 22:37:37.96 ID:KLOFmowY0
掌握通行……というか、食蜂→一方

初投下なのでアドバイス等お願いします
台本形式ではありません
805 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 22:38:28.80 ID:KLOFmowY0


その視線はテレビに釘付けだ
心ここにあらず状態で口端からは食べこぼしたパンクズがポロポロと零れているが本人はそれに気付いてさえいない

「ねーぇ、誰か音量上げて頂戴」

「かしこまりました、女王様」

取り巻きの女生徒が言われた通りにテレビの音量を上げた
テレビ画面はやたらキラキラとした背景に可愛らしいキャラクターが笑顔で『今日の占い』を読み上げている
それは学園都市の女子中学生なら知らぬ者は居ないといわれる大人気コーナー
恋愛方面に特化した内容で、お嬢様学校の常盤台ですら学校には遅刻してもこの占いを見る!!と豪語する強者すら現れた人気ぶりだ、ちなみに豪語した生徒は寮監により折檻された、合掌

『今日の占いはレベル別占いだよ!!』

ピクリと少女が耳をそばだてた
テレビにデカデカと表示されているのは恋愛運絶好調を表すハートマーク5つ

『レベル5の女の子は運命の出会いがあるかも、とびきりのおしゃれをして街に出掛けてみよう!!きっとステキな男の子に出会えるはず!!』

そんなやたら人数の限定された占い結果

「うっうううう運命の出会い!?いっ今の聞いたぁ?ねぇ!!運命の出会いですって!!」

「じょ、女王様…痛い、痛いです…」ガクガク

大興奮で女生徒の肩を揺さぶる彼女こそ
食蜂操祈、常盤台中学における最大派閥を率いる超能力者、精神感応系最高位の心理掌握(メンタルアウト)である

「さっそくぅ担任の記憶を改竄して街に出掛けましょーっと、運命の出会い…んふふ〜…」ニマニマ

ただの夢見る乙女である


------

(喜び勇んで街に出たのはいいんだけどぉ…)

キョロキョロと見慣れた街並みを見渡す
閑散、その言葉がぴったり当て嵌ってしまうこの商店街
別に寂れているわけではない、ここは学園都市なのだ
現在時刻は午前10時やや過ぎ、つまり真っ当な学生は真面目に授業を受けている真っ最中

「もぉ〜私ったらウッカリさんなんだからぁ、むぅ…どーしよっかなぁ、運命を探すのって難しいわぁ」テクテク

結局人も疎らな大通りを一人歩く
と、曲がり角を曲がった丁度その時

「きゃあっ」ドンッ

「うおっ」

反対側から歩いてきた人物に正面からぶつかってしまった
どうやら大柄な男のようでぶつかった衝撃で転びそうになった食蜂を片手で支え

「わ、悪い、ケガとかしてねぇか?」

男が慌てて声を掛けたが食蜂の耳には届かない、硬直していた
曲がり角で丁度異性とぶつかるなんて、なんともロマンチック……でもない、が今の食蜂操祈女王サマは

(これって運命の人ってことよねぇ……!!)キラキラ

なんだかもの凄い勢いで惚れっぽくなっていた
806 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 22:39:11.11 ID:KLOFmowY0
固まったまま返事をしない食蜂を抱えたまま茶髪の男は困り果てて頭を掻く

「えーっと…だいじょーぶですかー?」

(顔は…イマイチ冴えないしお金も無さそうだけどぉ、占いでは今日運命の人に出会うって言ってたしぃ…)

ジャージにジーパンという何ともアレな格好な男をジロジロと値踏みして
食蜂は腕を組んで考え込み、ポンと手を叩いた

「まぁいいわぁ、今日一日付き合ってみてぇそれから決めればいいのよねぇ」

「はぁ?」

「ってな訳でぇ、私のこと『好きになっちゃえ〜☆』」シャランラ〜

まるでアイドルのようにスカートを翻してクルリと回った食蜂からキラキラとした光がほとばしると
彼女の手から生み出された特大のハートが男に打ち込まれた(イメージ映像でお送りしています)

「ちょ、えぇぇぇえええ!?」キラキラ〜☆

訳も分からぬままそのハートに激突された男は混乱しながら一度フラつくと
何とか持ち直してガッチリと食蜂の手を握りしめた

「お、俺と付き合って下さいっ!!」

なんとも呆気無く、完全に簡単にあっさりと心理掌握の手に落ちたのだった
それもそのはず
男の名は浜面仕上、アイテム使いっ走りのレベル0
今日も麦野の命令で仕事用の車を調達しようと監視カメラから見えない位置に留めてある車を求めて街をうろついていた、元スキルアウトの少年である


------

「へぇ〜仕上君っていうのぉ、変わった名前ねぇ」

「操祈ちゃんも変わってると思うけど…」

「そーかしらぁ?私、この名前気に入ってるのにぃ…仕上君は嫌いなのぉ?操祈、悲しいなぁ」

「そ、そんなことないよ!!とっても可愛いし操祈ちゃんにピッタリだと思います、はい!!」

「ふふふ、ありがとぉ」

腕をしっかり絡ませ浜面に寄り添うように歩く、道行く男達が『爆発しろ』『もげろ』と視線で浜面を殺そうと試みるが当の本人は幸せの絶頂である
何せ今、浜面は心の底から食蜂操祈が好きで好きで堪らないのだ
彼の目に映る彼女は完璧な女性、至高の存在、食蜂以上の女などこの世には居ない

(何か大事なこと忘れてる気がするけど…まぁ操祈ちゃんより大事なことなんて無いだろ)

しかも浜面と腕を組んで歩いている食蜂、浜面の肘に丁度良く狙ったように当たるのは
かの電撃使いをもって『本当に中学生?』と言わしめたそのたわわに実った豊かな胸
それが何の遠慮も無くむにゅっと、むぎゅっと、もにゅっと押し付けられているのだ
これで鼻息荒く興奮しない男が居るなら前に出ろ、そげぶ

(いいか浜面仕上!!ここが正念場だ、ここで鼻血を垂れ流して嫌われるか、爽やかスマイルを貫き通して操祈ちゃんに相応しい男であることをアピールするか!!)ダラダラ

耐えすぎて血涙を流しているのはスルーして頂きたい
807 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 22:39:41.09 ID:KLOFmowY0

「ねーぇ、仕上くぅん、私お腹空いちゃったぁ」

「そうだなぁ、何か食べたいものとかある?何でも奢るよ」

「ふふ、ありがとぉ、えっとぉ…美味しいフレンチのお店知ってるんだぁ、そこでもいーい?」

「もちろん、操祈ちゃんのオススメのお店かー、楽しみだなー」テクテク

食蜂に連れられニヤけ面の浜面が向かった先

「とぉちゃくー、早く入りましょぉ」

「うん、予想通り☆」

当然のように超が付きそうな高級レストランである

「仕上君だいじょーぶぅ?ちょっと人間とは思えない顔色してるよぉ?」

浜面は思索した
そーいえばレベル5である麦野も洋服や靴に関しては値段を見ずに買い物をするような人間だったと
普段はファミレスでシャケ弁を食べている姿が印象的過ぎてうっかり忘れていたがレベル5ってそーゆう人種だ、悲しいけどこれ、現実なのよね
クルリと食蜂に背を向けて壁に向かって座り込むと音速の3倍以上のスピードで財布を確認
残金2690円也

「……必要なのはプライドじゃない、現金だ」

覚悟を決めて立ち上がり食蜂に向き直る、男にはやらなくはいけない時というのがある

「あのさ…非常に言いにくいんだけど…今、持ち合わせが無くって」

「えー?そんな心配いらないわよぉ、このお店とってもリーズナブルなんだからぁ」

「そ、そうなの?」

「そぉそぉ、だからぁ早く入りましょぉ、ね?」

食蜂に手を引かれるままホイホイと店構えからして高級そうなフランス料理店に入っていく二人
お分かりかと思うが敢えて言おう

結局、レベル5の言うリーズナブルなんてアテにならないってな訳よ


808 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/24(日) 22:41:13.84 ID:oHC8EJFAO
ステイルェ…
809 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 22:41:40.89 ID:KLOFmowY0


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食蜂は深々と溜め息をついた
浜面が運命の人かなどと考える余地も無い、完全にアウトだ
あの後足りなかった分の金を食蜂から土下座して借りた浜面は銀行へと駆け込み、返済
茫然自失の抜け殻と化した

(予想以上のダメダメさんねぇ、とりあえずぅお財布代わりに使ってから捨てちゃおうかなぁ?)

そんな不穏な考えをしつつ公園のベンチで休憩する

「操祈ちゃん…ごめんな、カッコ悪いとこ見せて」

「うーん…そーねぇ、可愛いアクセサリー買ってくれたら許しちゃうかもぉ」

「ゆ、許してくれんの!?ならデパート行こうか、気が変わらない内にすぐ行こう!!」

と、食蜂の手を取り立ち上がろうとした浜面に人影が掛かった
その影は3人分

「私の命令無視して女と遊んでるなんて随分と偉くなったのね、そんなにブチ殺されてぇのか!?はーまづらぁぁぁああ!!」

「超キモいです、キモ過ぎて腹立たしいので超殴らせて下さい、もちろん能力有りで」

麦野と絹旗、そして若干の距離をおいて浜面を見つめるピンク色のジャージ姿

「大丈夫だよ、私はその女の子が精神感応系の能力者だって分かってる、だから鼻の下を伸ばしてるはまづらを…応援…ぐすっ…」

涙声で震える滝壺だった

「浜面の分際で滝壺さんを泣かせるなんて超不届きです!!信じられませんっ」

「ごめんね、はまづら…応援、できないかもしれない」

だがしかし、悲しいかな今の浜面の精神は食蜂の掌握下にある

「聞いてくれ、俺は操祈ちゃんに惚れちまったんだ!!だからもうお前らとは一緒に行動出来なベヒんもスっ!?」ゴスッ

「あれー?何言ってんのかちょーっと聞こえなかったにゃーん?もう一回言ってみろや、コラ」

麦野の蹴りが男の勲章を正確に潰した

「ちょっ!?麦野、ストップ!!あふっ!?勘弁して、死ぬ死んじゃうごはぁっ!?メシ食ったばっかりなんで腹止めてくだしぁ」

「聞こえねぇっつってんだよ、無能力者が、こちとらシャケ弁食わねぇでテメェの帰りを待ってたってのによぉ?いい身分よねぇ、浜面ぁぁ」ガッガッ

「あー思い出したぁ、第四位の原子崩しだぁ」

地面をゴロゴロ転がる浜面を特に助けるわけでもなく観察していた食蜂が場違いな声を上げる

「あぁ?どこのクソガキよ、アンタ」

「やだぁ、怖い顔ねぇ、あんまり怒ると小ジワが目立っちゃうからぁもっと落ち着いてお話しましょうよぉ、うふふ」

「あは、そのクソみてぇな余裕顔をぐっちゃぐちゃの泣きっツラに変えてあ・げ・る」

「きゃー、仕上くーん、怖いよぉ守ってぇ」ギュー

「俺の後ろに隠れて、操祈ちゃん!!来い、麦野!!今度こそ引導を渡してやぎゃーすいません嘘ですごめんなさいっ」
810 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 22:42:10.02 ID:KLOFmowY0

ひと通り浜面を蹴りまくった麦野は一度大きく溜め息をついて食蜂を睨んだ

「で、アンタ誰よ」

「むぅ、私のこと知らないのぉ?常盤台の食蜂操祈ちゃんでーす、心理掌握っていった方が分かりやすいかしらぁ」

「あー…第五位のクソガキちゃんね」

「っていうかぁ、仕上君って原子崩しの彼氏さんだったのぉ?」

「んな訳ないでしょ、私の所でコキ使ってる下っ端だっつーの」

「ふーん…じゃあ返すね、第四位のおさがりの男なんてぜーったいに私の運命の人じゃないものぉ」

「運命?よく分かんないけどそんな雑魚でも居ないと仕事に差し支えるの、さっさと返しなさい」

「はーい、えっとぉ…解除っと」ピピッ

食蜂が何やらカバンから取り出したリモコンを操作、小さなと電子音がして浜面がビクッと揺れた

「ハッ!?お、俺は一体何を…」

精神操作を解かれ正気に返ったらしい
浜面は自身の置かれている状況を確かめるように麦野を見上げた、とても凶悪なお顔をしていらっしゃった

「滝壺さん、どうやら浜面が超正気に戻ったみたいですよ」

「はまづら…」

声のする方に目をやれば麦野顔負けの恐ろしい形相の絹旗と何だか眉を下げた悲しげな滝壺

「もしかして…俺、ヤバいんでしょうか?」

そんな見れば分かる問いを食蜂に投げかける
残念なことに自分が何をしていたかは覚えているのだ、精神を多少操っただけで記憶等を消したわけではない

「そーねぇ、デート中にぃエッチなことばっかり考えてたのがマズいんじゃないかなぁ」

「か、考えて…ないことは無いけど!!ばっかりじゃないだろっていうか人の頭に何してくれてんだよ、アンタはぁぁあ!!」

「えぇー?操祈分かんなぁい」

「ちくしょー可愛い顔してトボケやがって!!」

バシバシ地面を叩いて八つ当たりしても時既に遅し、過去は戻せないのだ

「これから第一回超浜面をボコる会を開催しまーす」

「いえーい」パチパチ

「そんなはまづらは応援できない…」ショボーン

アイテム唯一の良心である滝壺までショックを受けているのかしょぼくれてしまっている、助けてくれそうにない…

「いや、あのね皆さん…俺は能力者のこの子に操られてただけであって…」

「超問答無用です!!吹き飛べ浜面ァっ!!」ブンッ

窒素で硬められた拳が振り下ろされ

「さんにーいちドバーン!!」ドバーン

乱された原子が光の束となって向かってくる、っていうか死ぬ

「ぎゃぁぁあああっ!?くっ黒蜜堂で何でも好きなもん奢りますからそれで勘弁して下さいぃぃいいっ!!」

「許す」

「超許す」

「応援する」


死んだのは浜面の貯金残高であった

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811 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 22:42:48.25 ID:KLOFmowY0

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「運命の人を探すのって難しいわぁ」テクテク

賑やかな公園を後にした食蜂は再び街を探索し始めた

「でもぉ午後になって人も増えてきたし、きっと見つかるわよねぇ」

呑気に街を行く
そこで視界にキラリと輝くものが写り込んだ
食蜂が思わず目で追ってしまうほど異質な存在、キラキラと光の残滓を残しているかのように錯覚する

「綺麗な髪ねぇ……真っ白だわぁ」

つられるように食蜂はその白髪の男を追いかけた




------

真っ白な男は見たことの無い妙な形状の杖を突いている、……はずなのに歩くのは早かった

「ちょっ…な、何でそんなに歩くの早いのぉ…?」ゼーハー

いくら目立つ容姿をしていようと見失ってしまえば流石に追えない
食蜂は必死の早歩きで男に着いていく
と、そんな食蜂の行き先を遮るように見るからにガラの悪そうなスキルアウトが現れた
スキルアウトは3人、リーダー格らしい不良男がニヤついた顔で食蜂の前に立つ

「そんなに急いで何してんの?俺らも手伝ってあげようか?」ニヤニヤ

ナンパのつもりだろうか、こんな昼間っからお盛んなことである
食蜂は苛立ちのまま男をビシッと指差した

「あーもー!!邪魔しないでよぉ、『猿は猿らしく山にでも帰ってなさい!!』」キュピーン

「………ウキッ、ウキキ、ウキーッ」オサル

「りっ、リーダー!?どうしたんですかー!!どこ行くんですかー!?」

いつもなら迷惑料として有り金没収だが今はとても忙しい、洗脳一撃、文字通りボス猿になったスキルアウトは楽しげに跳び回りながら路地へと姿を消した

「誰かー!!バナナ買って来いっ、リーダー!!いくら歯が丈夫でも街灯は食えないッスよぉぉ!?」

それを慌てて追いかける残りのスキルアウトを鼻で笑って食蜂は小さなリモコンのダイヤルを回す

「とりあえずぅ、30分は遊んでなさい…っと、お仕置き完了ね」カチカチ

邪魔者を排除し急いで前方辺りを見渡せば
例の白髪の男はやや離れた交差点の赤信号で足止めを食らっていた、なんとタイミングの良いことだろう、これはまるで…

「……やっぱり、これって…」ドキドキ

緊張に高鳴る胸をぎゅっと押さえて食蜂はストーキングを再開した


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812 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 22:44:10.09 ID:KLOFmowY0

男がたどり着いた先は大きな病院の前にある休憩スペース
公園と呼べるほど遊具があるわけでもなくちょっとしたベンチと自動販売機が置いてあるだけの場所だ
男が自販機で飲み物を購入し、ベンチに腰掛けたのを見届けると
一度深呼吸、そして行動を開始
あくまで偶然にも通り掛かった且つ偶然にも喉が乾いていた且つ丁度良い所にベンチがあるじゃないという風を装い、さらに自分が一番可愛らしく見える角度を保ちつつ颯爽と男の前に登場
自販機で紅茶を買って、自然な動作でベンチに座る

「……ふー」ドキドキ

とりあえずここまで作戦通り
食蜂はそーっと横目で男を見た、まず目立つのはその白髪

(これって…地毛、かしら?雪みたいに真っ白ねぇ、それに杖ってことは歩行が不自由…でもすっごく歩くの早かったわよねぇ、よく分かんなぁい)

バレないように気をつけつつ観察を続行、どうやら男が飲んでいるのはブラックのコーヒーらしい

(よくそんな苦いの飲めるわねぇ、なんだって甘い方が美味しいに決まってるのに…)

そして超重要事項、顔に目線を移す

(近くで見ると…肌も真っ白、もしかして病気なのかしらぁ?顔は………目が、赤い?)

あれ?と食蜂は思わず首を傾げた
なんだかそんな特徴を持つ人物の話を聞いたことがある
確か、それは学園都市の…

「…………オイ」

「みゃっ!?」ビクッ

物思いに耽ったのも一瞬、赤くやたら鋭い双眸が食蜂に向けられている
しかもやたら近い、眼前20cm、どうやら観察に熱中する余り無意識にグイグイ近付いていっていたらしい

「オマエ、さっきから俺を尾行して…」

「あのっ、もしかしてぇ、あなたって第一位の人ぉ!?」キラキラ

男の言葉を勢い良く遮った
食蜂は『ある情報』を思い出していた

『第一位は何らかの事件に巻き込まれ、その能力が不完全になってしまっている』

御坂美琴がハッキングを駆使して違法に極秘の情報を手にしたように食蜂も気になった情報を確実に手にする手を持っている
怪しい研究施設に出入りしている人間を洗脳し情報を外部に流させることも、隙を見て記憶を根こそぎ読み取ってしまうことも造作も無い
813 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 22:44:47.59 ID:KLOFmowY0

「えっとぉ…確か能力名は…あう、あく、あー……まぁ忘れちゃったけどぉ、あなたにも私の心理掌握、効いちゃうかもしれないのよねぇ?」クスクス

「心理掌握…第五位か…」

「第一位にもなると心に壁を作れるぐらい精神力があるのねぇ、読心も上手くいかないけど…焦り、不安、それぐらいなら感じ取れるんだからぁ」

あの第一位の心に焦りが存在している、それは心理掌握の能力が通用するということの証明に他ならない

まぁそんなことはともかく…
ガッシリと、食蜂は第一位の手を握った

「はァ……?」

あまりに突拍子も無い食蜂の行動に男がフリーズしているがそんなことは知らない、第一位つまり最強であり超金持ち、こんな優良な物件を逃す手は無い!!

(第一位…つまり強いしお金持ちなのは確実!!顔は…ちょーっと怖いけど充分カッコいい部類だし、真っ白な髪なんてとっても珍しいし目立つでしょ、あ、私より肌が白いのは少しマイナスだけどぉ…)

なんという人物だろう、これぞ第五位の食蜂操祈に相応しい!!浜面仕上?誰だっけ?

「大四喜・字一色・四暗刻単騎で五倍役満!!運命の人に大決定間違い無しよね!!」ビシッ

「流石レベル5…マトモじゃねェな…」ハァ

食蜂の謎テンションに第一位が大きく溜め息をついて、乱暴に手を引き剥がした

「さっさとヤるぜ、格下、あのガキが戻ってくる前に終わらせてやる」

「ふふふ…強がっちゃってもぉ私には焦ってるのバレバレなんだってば」ニマニマ

「ハッ、確かめてみろよ、俺が弱くなった所で別にオマエが強くなった訳じゃねェってなァ」カチッ

「最大出力でいっくわよぉ、私のこと『好きになっちゃえ〜☆☆』」シャランラ〜

手を高々を挙げ、まるでダンスの振り付けのように食蜂がクルリと回るとキラキラとした光が迸る
パチリと可愛らしいウィンクをした目元から生み出された超特大のハート(イメージ映像で(ry)が第一位にブチ当たり食蜂は勝利を確信する

だが、『能力が不完全な』第一位は


「反射ァ」キュピーン

避けるとかそーゆう次元の人間じゃないのだった、ぴゅーんと放った時と同じ速度で特大ハートが返ってくる

「ちょ、ちょちょちょっとぉ!?なんなのよそれぇっ!?うみゃぁぁぁあっ!!」ズドォォン!!

「ェ?爆発?」

特大ハートは食蜂に当たった後、謎の大爆発を起こしたのだった、予想外過ぎて第一位までもがキョトン顔である
ハジけた中からは小さいハートが大量にポポポポ…と噴き出ては食蜂に当たって消えてゆく、見た目通りに解釈するならあのハート一つ一つに『惚れ薬』的な効力が含まれているようだ

「ま、まさか…」

そんな危険物質を大量に食らえば当然のことながら、と思ったのだが食蜂は地面に座り込んでしまって動く気配は無い
自らの能力が通用しなかったことが堪えたのだろうか俯いてしまってその表情は窺い知れない
……おかしな挙動、無し
第一位、一方通行は心から、ガチで、もう心底、安堵の息を深ーくついた

「能力者本人には効かねェのか…」ホッ

もしかして能力で惚れられてしまうという非常に面倒な展開が待ち受けているのではと危惧していた一方通行の安堵といったら、そりゃ凄まじいものだった
座り込んで俯いたままの食蜂に近付く

「よォ、無事だろォなァ?これに懲りたら俺にケンカなンざ売ってくンじゃ…」

と、丁度病院から出てきた小さな影がこちらに向かって走ってくる

「おまたせーってミサカはミサカはお迎えのあなたに調整バッチリアピールも兼ねて元気いっぱいに駆け寄ってみたり!!」
814 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 22:45:14.16 ID:KLOFmowY0

両手を広げて走り寄ってくる打ち止めの姿に一方通行は肩の力を抜いた、彼の焦りの原因が打ち止めであったのだ
自分には心理掌握には効かずとも打ち止めになら?いつ病院から戻ってくるかと懸念していたのだった
その安堵もつかの間

スルリと一方通行の首の二本の腕が回された

「ン?」

見れば、何やらうっとりと目を細めて熱っぽい視線を送ってくる食蜂
うん、もうある意味予想通りといえよう、この展開

「んふふ〜、第一位さまぁ…」ウットリ

ググッと食蜂の顔が近づき
一方通行が顔を引こうにも腕がガッチリ回っている、逃げられない

「……心理掌握さァン?ちょっと落ち着いて話を……ンむっ!?」

そしてとうとう、唇が重なった、そりゃもうしっかりと、バッチリと、打ち止めの目の前でキスが交わされた

「みぎゃぁぁぁぁああ!?何が何でどうなってっていうかあなたは誰っ!?ってミサカはミサカはぁぁ!?」

一方通行の肩を掴んで必死になって引っ張るも当の本人は絶好調大混乱中、キョトンとした顔のまま大人しくされるがままである

「あーなーたー!!しっかりしてぇ、っていやぁぁぁあ!?角度を変えて濃厚っぽいキスするのやめてぇぇ!!ミサカだって寝てる隙にほっぺたにちゅーしたことしか無いのにぃ、う、うわぁぁん!?舌入ってない?コレ、大人のキスじゃない!?ずーるーいー!!ミサカもするぅぅ!!」ギャーギャー

打ち止めの猛烈な抗議もどこ吹く風
食蜂は僅かなリップノイズを残して唇と離すとオマケと言わんばかりにペロリと一方通行の唇を舐めた

「第一位様はぁ、運命って信じるぅ?」

「はーなーれーてーよーってミサカはミサカは訴えてみたりぃ!!」

「あのね、私、今ね、すっごくドキドキしてるのぉ…これってきっと第一位様が私の運命の人だってことだと思うのよぉ
ねーぇ、触って確かめてぇ…」

「聞いてるのーってミサカはミサカはご立腹!!というか誰?この人誰?浮気?浮気なのってミサカはミサカは問い詰めてみるー!!」

正面からは食蜂、背面からは打ち止め
修羅場の2.1chステレオサラウンドに一方通行は口元をヒクつかせた、ヤッベェ学園都市最高の頭脳がまったく機能しやがらねェ
挙句、食蜂は一方通行の手をそっと持ち上げ自分の胸へと押し付けた

「分かるぅ?とーってもドキドキしてるの、こんなの初めてなんだからぁ…責任、取ってよねぇ」

「せ、責任…?」

「そーよぉ、こうやって私のことぎゅーって抱き締めて…」
815 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 22:46:08.58 ID:KLOFmowY0

胸に置いた手をそのままに食蜂が身体を擦り付けるように一方通行に密着させた、一方通行の薄い胸板に食蜂の豊満な乳房が押し付けられる

「こっちも熱くって堪んないよぅ…第一位様ぁ…」

さらにもう片手を先程と同じように持ち上げられるとヤケに短いスカートに隠れた太ももへと誘導された、胸同様に発達の良いその足は極上の肉付きと肌触り

ブツン、と

何かが切れた
これが普通の男であれば切れたのは理性だっただろう、天下の公道でR18、アンチスキルの大盤振る舞いになる
だが一方通行は生憎と普通とは無縁の存在である

「」カチッ

「ひゃんっ!?」

チョーカーを操作、食蜂を引き離すとスックと立ち上がり背中に張り付いてわんわん泣いていた打ち止めを小脇に抱えた
素早く携帯電話を取り出してどこかへ電話
そして

『もしもしー?みんなのアイドル、上条さんですよー?』

「三下ァァァ!!今から行くから右腕を取り外し式にして準備しやがれェ!!」

『ちょ!?いやいや、上条さんの右手は便利なアタッチメントタイプではございませんことよ!?』

電話相手の悲痛な叫び声が聞こえ、同時に一方通行が足元のベクトルを操作
弾丸めいた速度で逃げ出した
いや、正確には食蜂に掛かっている能力を解くために上条の元に向かった、が正しい
だが食蜂の洗脳は完璧、掛かったのが本人であれ完璧、食蜂から見れば運命の相手が自分から逃げ出したという認識にしかならないわけで

「ちょっとぉ!?第一位様はそんな子供がいいわけぇ!?いいもん!!あなたがロリコンだったとしても私の改竄翌力とこのナイスバディでぜーったいに正しい道に戻してあげるんだからぁ!!」

とんでもない誤解を受けたが食蜂の元に戻って正している時間は無い、幻想殺しでサクっと一撃だ、それでこのフザケタ展開とはさよなら出来る
一方通行は自身の出せる全速力で上条の居る学生寮へと向かった
ちなみに小脇に抱えられた打ち止めは食蜂のキスに上書きすべく一方通行の唇をどうやって奪うかとミサカネットワークで相談し、大炎上を起こしていた


816 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 22:46:45.59 ID:KLOFmowY0
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【掌握】セロリが唇を奪われた!?緊急ミサカ会議第7回【通行?】

1 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka10980
ちょ、6スレが一瞬で埋まった…だと…!?
隠れセロリ派多過ぎだろjk

2 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka18791
みさきち…
絶対に許さない

3 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001
前スレ>>1000
既成事実?それをつくればあの人はもうミサカだけのものってことになるの?
どうやって作ればいいのー?教えてよー

4 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20000
☆とっても簡単!!既成事実の作り方☆
まず、セロリたんを全裸にします、演算能力をボッシュートしちゃうのがベスト♪
次に運営様も産まれたままの姿になくぁwwせdrftgyふじこlp;

5 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka17600
見敵必殺
サーチアンドデストロイ

6 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka12677
スネークかっけぇぇぇぇぇ

7 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka19501
既成事実については後ほど手取り足取りお教えしますので運営は心理掌握の動向に注意して下さい

8 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka12999
>>7
>>7
>>7

9 :以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします ID:Misaka20001
>>7
了解!!
しっかり見張ってるからみんなも落ち着いてね?鯖がまた危ないっぽい


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817 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 22:47:25.71 ID:KLOFmowY0
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一方その頃、食蜂操祈本日の犠牲者1号は

黒蜜堂本店

「……ひひひひ、俺は明日からどうやって生活すればいいんだ…」

「いやぁ黒蜜堂でお腹いっぱい食べられる日が来るなんて、今日は超吉日です」プハー

「あ、すいませーん、プリンを…3つ追加でー」

「むぎの、私もプリン食べたい」

「おっけー、んじゃ4つ下さーい」

「ううん、私も3つ食べたい」

「た、た、たたたた滝壺ぉぉぉお!?お怒りは分かりますが勘弁して頂けないでしょ…あがががが!?」

「超うるせー、浜面は黙って金を出してりゃいいんですよ」

「わ、分かったから俺の足を能力付きで踏みつけるのはやめろぉぉぉお!!」

「はまづら、特大フルーツパフェ追加してもいいかな?」ニコッ

「(目が全然笑ってねぇよ、滝壺ぉ)……ど、どうぞ」

「ありがと」

「あれー?プリンってこんなにちっちゃかったっけ?あれー?もう一個下さーい」

着実に浜面仕上は死に向かって追いやられていた、主に滝壺に

「あれー?プリンってこんなにちっちゃかったっけ?あれー?もう一個下さーい」

「そういえば超私としたことがプリンを食べていませんでした、えっと…小さいから3つはいけるでしょうかね…」


やっぱりアイテム全員に



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818 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 22:48:02.39 ID:KLOFmowY0
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「」ゼーハー

「いやぁ…まさか一方通行にお姫様抱っこされる日が来るとは…今日は厄日だな」ゼーハー

「そりゃ俺のセリフだ、クソったれ…」

あの後、上条当麻を連れて普通に戻ろうにも時間が掛り過ぎると判断、いっその事食蜂を背負って上条の所へ行けば良かったと気付いたが後の祭りだった
結局打ち止めを抱えたまま上条をお姫様抱っこで運んだ、無論人の目に触れないような道(というか空やら屋上)を通ったのだが精神的な被害により凄まじい自己嫌悪に陥っているのであった
そして戻って来た先の食蜂は一方通行が飲みっ放しにしていた缶コーヒーを大事そうに握り締め、ベンチにちょこんと座っていた
一方通行の姿を見や否や嬉しそうに駆け寄って来る

「戻って来てくれたのぉ?やっぱり、私達って運命の赤い糸で繋がってるのねぇ!!」キラキラ

「今すぐその赤い糸とやらをブチ切ってやらァ、行け三下ァ!!」

「上条さんをポケ○ンみたいに戦闘に出すのはやめてもらえませんか!?」

上条が右手を食蜂に向けて構える、別に殴るわけではない、能力が付加されてしまっている頭部に触れれば幻想殺しは発動する

「んー?あなただぁれ?第一位様のお友達かしらぁ?」

「ぐっ!?な、なんという無垢な瞳…!!なぁ一方通行、この子に好かれるってだけなら別に害は無いだろ?」

「いいわけねェだろ!!つーか心理掌握だってこンなもン本意じゃねェンだ、さっさと治してやれ、あと後ろで野獣みてェな
目をしたクソガキがこっち見てンだ、俺の貞操がヤバい」ガクブル

「ミサ、ミサカは…ミサ、ミ、み…」コフーコフー

「ら、打ち止めがダース・ベイダーみたいな呼吸音になってる!?そ、それはヤバいな…」

「何するのぉ?右手がどうかしたの?」

「ちょーっと失礼しますよー、痛くないですからねー」

上条の幻想殺しが食蜂の頭を撫でる、パキーンとまるでガラスが砕けるような音

「手応え有り!!これで能力の効果も消えたはずだ」

「な、なんだったのよぉ?なんだか頭がスッキリしたみたいな…」

何が起こったのか分からず食蜂は自分の頭にポンポンと触れながら首を傾げた
その様子に一方通行は本日何度目かの溜め息をついて食蜂の前に立つ

「ったく、手間掛けさせやがって、まァこれでようやくマトモに…」

「第一位様ぁ、せっかく戻ってきたんだし、このままデートに行かなーい?私、お揃いのリングが欲しいなーなんて、きゃー恥ずかしいー!!」ギュー
819 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 22:48:36.27 ID:KLOFmowY0

あっさりと、まるで何も無かったかのように食蜂は一方通行に抱き着き、甘えるように擦り寄ってきた

「……三下ァァァ…」ギギギ…

「なんでそこで俺を見るんだよ!?ちゃんと幻想はぶち殺しましたよー?パキーンっていってたろ、聞いたろ?」

「じゃあ何で心理掌握はそのままなンだよ!?オマエ、右手しか役に立たねェくせに、今度は右手まで本体同様にバカになっちまったンじゃねェのか!!あァ!?」

「ば、バカって言うなー!!バカだってバカって言われたら傷付くバカだっているんでせうよ!?」ウワーン

「自分でもバカって認めてるじゃねェか!!どンな自虐だ!!」

「あ、分かったぁ、さっき自分に掛かった能力が消えたのね」

「だから消えてねェからオマエは……ン?消えた?」

「どんな力かは知らないけどぉ、私の心理掌握の効果が消えてるみたい、それでそんなにケンカしてるのぉ?怒っちゃだめよぉ、せっかくの綺麗な顔が台無しだぞ☆」

硬直、幻想殺しは正常に機能し心理掌握の効果は消えた

つまりそれは

「オイ…それって…」

「もう第一位様ったら能力のせいで私がアピールしてると思ってたの?あれは最初から好意を持ってる人には効かないの、だから私は最初からずーっと能力なんて効いて無いのよぉ?」

「え?何?上条さんはついていけないんでせうが…」

「そ、それって…それって、この女の人は本気であなたのことが好きってこと!?ってミサカはミサカは驚愕の事実に身を乗り出してみる!!」

「んふふ〜、証明して見せよっかぁ」

食蜂は放心している一方通行の腕をグイと引っ張り、その頬にキスをした

「み、みぎゃぁぁあ!!み、ミサカもする!!ミサカもあなたにちゅーするぅぅ!!」グイグイ

「うわっ!?な、何しやがるクソガキィ!!ちょ、ま……」

杖だけではバランスを取りきれず一方通行が後ろのベンチに引っ繰り返り、その隙に打ち止めが『既成事実』とやらを作るべく一方通行の服を捲り上げた

「えっと…20000号が言ってたのは、まずあなたを脱がして…」

「わぁー!!ほんとに肌も真っ白なのねぇ、思わずぅキスマークだらけにしたくなっちゃうぐらい綺麗な肌ね☆」ペロリ

「ひっ!?上条!!ボケーッっと見て無いで助けやがれェェェ!!」

「あ、これ助ける場面なの?てっきりそーゆうプレイなのかと…」

若干距離を取って既に帰るつもりだったらしい上条
ここで上条に帰られるととても危険だ、悲しいことに打ち止めが敵に回った場合の一方通行はほぼ無力、打ち止めの意思一つで演算は取り上げられ抵抗すら出来なくなる
しかも能力が使用不可になった時は食蜂の心理掌握を跳ね返す術が無くなるわけで、正にやりたい放題、無双にも程がある
最強の彼にとって、ある意味一番恐ろしい組み合わせがそこに存在していた

「不幸だァァァあああ!!」

思わず出た叫び声は奇しくも、今の一方通行の状態を示すのに最も適した言葉だった

820 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 22:51:44.96 ID:KLOFmowY0
以上です

お目汚し失礼しましたー
あと上条さんの扱いが悪くてすいませんでした
821 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 22:58:14.60 ID:oimdrrLDO
あれ続きは?
822 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 23:00:51.10 ID:kSb+eXyXo
あれおかしいな
更新ボタンを押しても続きが表示されない……
823 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/07/24(日) 23:07:44.90 ID:PoqUtD/2o
おいはやく続き
824 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 23:09:57.64 ID:KLOFmowY0
え?続き?

ど、どなたか書いて下さい
私も読みたいです
825 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/24(日) 23:27:23.22 ID:m1R0gyoEo
いいぜ一方通行!この状況が不幸だって言うのなら、まずはその幻想をぶち[ピーーー]!
あ、続きお願いします。
826 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/24(日) 23:44:08.14 ID:Hw4A6QhH0
あれ続きは…?
827 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/24(日) 23:49:01.05 ID:L95mwIRAO
これは良い一方掌握ですね。
828 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 23:50:39.98 ID:NaII+EoDO
確かこの話ブログサイトみたいなところで見たような…………なんてサイトだったっけ?



とりあえずいつも見てますよ
829 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/07/25(月) 00:02:19.92 ID:A7JyLcxIo
前にも似たようなのはあったけどそげぶされたのは初めて見たかな
830 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/07/25(月) 00:07:41.79 ID:GBcXS0pD0
「せう」の使い方間違ってる人多くないか?
831 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 00:10:51.12 ID:oZrKTF8Ko
んじゃ>>830さん、教えてください

よろしくおねがいします
832 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/07/25(月) 00:12:42.47 ID:IZQ6GY9uo
>>831
横槍失礼
「せう」→「しょう」なんだから
「ついていけないんでしょうが……」はおかしいってことだろう
833 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 00:14:56.52 ID:yK0FFj+80
上条さんにそげぶされても状況変わらない話って初めて見たかもしれない
834 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 00:16:44.10 ID:rb9YXT+No
キスがディープから頬に変わってる辺り、一応行動の大胆さは減ってるな
835 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 00:19:32.99 ID:lddxlPrF0
>>828
ばれたー!?い、いつも見てる…だと…お世話になっております
続き書いたらサイトに上げるので、その際は宜しくお願いします

>>829
ネタ被り…してましたか…
すいません、気をつけます

>>830>>831
「せう」を付けないと上条さんっぽく無いなぁ、と思って無理やりつけました
ご指摘有難う御座いました!!次は気をつけますね
836 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 00:33:47.59 ID:gC+zlQODO
浜面カワイソス
837 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/25(月) 00:50:57.83 ID:J4z4IsvSo
そもそも上条さんはそこまでせうせう言わない
838 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 11:39:28.24 ID:urd/A/Uvo
>>793
こういうの好みだわ…
超乙


>>805
一方さん絶体絶命すぎワロタ
打ち止めが演算止めないことを祈る
839 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [saga]:2011/07/25(月) 15:30:10.89 ID:GBcXS0pD0
昔書いたssが発掘されたので。

上条当麻というヒーローが存在しなかった平行世界では、『絶対進化実験』はどのようなエンディングを向かえたのかっていう妄想ss
激しく鬱ですのでご注意ください。ちょいグロ表現あり

では33レスくらい頂きます。多いですごめんなさい
840 : [saga]:2011/07/25(月) 15:30:55.05 ID:GBcXS0pD0
酷く痩せこけた細い男の子が、両の手で手すりを握り、わずか数メートルを歩くことに悪戦苦闘していた。
なんどもバランスを崩しながら、しかし懸命に足を引きずっている。

「彼は金ジストロフィーという病気なんだ」

美琴の隣に立つ白衣を着た男性が、ガラス越しにリハビリ施設を見下ろし、言った。

「きん、じす……?」

幼い美琴はオウム返しに呟いて、首をかしげた。
男は優しく微笑むと、静かに言葉を続ける。リハビリ施設の少年が転倒したのを見て、美琴は小さく「あっ」と声を上げた。

「全身の筋肉が徐々に弱っていく病気でね。しかし、現在の医学では根本的な治療法は発見されていないんだ」

美琴は男の顔を見上げた。男は続ける。

「どんなに努力をしたところで筋力の低下は止まらない。進行すると、自分の力で呼吸をすることもできなくなり……」

男は最後まで言わず、静かに首を振った。美琴の胸に、ずきん、と痛みが走る。
ガラスの向こうでは、美琴と同じくらいの年の子供たちがリハビリに励んでいる。車椅子に押されている子供もあれば、呼吸器を取り付けられている子供もいた。
残酷で理不尽な病に侵された少年少女を、美琴は見つめた。
841 :2 [saga]:2011/07/25(月) 15:31:24.40 ID:GBcXS0pD0
「あの子たちを助ける方法はないの?」
「ある。君、美琴くんの能力だよ」

男は小さな美琴の視線に合わせるようにしゃがんで、「わたしの?」と眉をハの字にする美琴に笑いかける。

「脳の命令は電気信号によって筋肉に伝えられる。もし仮に、生体電気を操る方法があったとしよう。そうすると、通常の神経ルートを使わずとも筋肉を動かせるはずなんだ。君の力を応用すれば、彼らを救えるかもしれないんだよ」

一拍置いて、男は言った。

「君のDNAマップを我々に提供してはくれないだろうか?」

――困っている人がいたら、助けたい、と思った。苦しんでいる人々に、希望の光を与えることができたら。
男の、大きな手が差し伸べられる。

「うんっ!」

幼い美琴は本当に無邪気に、その手を取った。
842 :3 [saga]:2011/07/25(月) 15:32:07.66 ID:GBcXS0pD0



どうして、こんなことになっちゃったのかな。
鉄橋の手すりに手をついて、美琴は声も無く呟いた。返事は無い。人気のない鉄橋の上を、ひやりと冷たい夜風が通り過ぎていく。
残る手段は一つ。
選択余地などなかった。
これ以上ひとりの犠牲者も出さないためには、最後の、この残された手段を取るしか――。

「今夜一方通行に挑み、全ての決着をつける」

美琴は噛み締めるように、ゆっくりと言った。

「これで、全てが終わるのよ」

美琴の最終手段。
『樹形図の設計者』によって『一方通行と超電磁砲が戦闘した場合、百八十五手で超電磁砲が敗北する』という結論が導き出されている。だから、美琴はその裏をかく。
要は超電磁砲こと御坂美琴が、それだけの価値を持たない事を研究者達に見せつけてやればいい。御坂美琴が最初の一手で敗北して、あとは地を這い惨めに尻を振って逃げることしかできなかったのなら、研究者達は計画の再シュミレーションを余儀なくされる筈だ。
三週間前に謎の大破を遂げた『樹形図の設計者』に再演算は不可能。よって、計画は凍結される。

「……あーあ」

美琴は自嘲気味に笑って、ため息をついた。

「10000人も死なせておいて……助けて、なんてどの口が言うのよ」
843 :4 [saga]:2011/07/25(月) 15:32:39.67 ID:GBcXS0pD0
一方通行、第一位との戦闘。勝機なんて無い。希望なんて抱くだけ無駄だ。御坂美琴の死亡は、世界一の予言マシン『樹形図の設計者』によって明言されている。
美琴は、鉄道の整備場で一方通行と戦ったときのことを思い出す。あらゆる手を用いて応戦したが、そのすべてを無に還された。次元が違った。第一位と第三位とか、そういうお話ではなかった。
第一位は、美琴のその異名の根元たる超電磁砲をも弾いたのだ。美琴はその時悟った。この化け物には、自分の持つどんな手も通用しない、と。

「……そろそろ、ね」

世界中の軍隊を敵に回してもケロリと笑っている様な、そんな怪物に殺されに行くというのに、不思議と恐怖は無かった。
なんでも解決してくれる優しいママはここにはいない。困ったときにだけ神頼みしても、奇跡が起きる訳じゃない。
泣き叫んでいたら助けに来てくれるヒーローなんて――――。

「自分の手で終わらせるしかない」

美琴は、握っていたゲームセンターのコインをポケットへ入れる。
夜風が美琴の髪をなぶり、バチン、と電極から発せられるような火花が闇夜にスパークする。
美琴は顔を歪ませた。それは嘲りに笑っている様にも見えたし、泣きだす直前の子供の顔にも見えた。


「行こう、御坂美琴(わたし)。この手で全てを終わらせるために」


御坂美琴は歩き出す。
この世界に、ヒーローなんていないのだから。

844 :5 [saga]:2011/07/25(月) 15:33:21.39 ID:GBcXS0pD0

砂利が敷き詰められた整地に、コンテナが高く積まれている。

「利用地形は絶対座標でX‐228561、Y‐568714。使用検体は10032号、その用途は『反射』を適用できない戦闘における対処法。開始時刻は日本標準時間で午後八時三十分ジャスト」

ジャリッと足元の小石を鳴らせて、10032体目の量産クローンの少女はコンテナに腰掛ける白い少年を仰ぎ見る。

「と、ミサカは事前確認を行います。何か質問は、一方通行」
「その問いも10032回聞いたぞ、ダミー人形さんよォ」

一方通行と呼ばれた少年はゆらりと立ち上がり、くだらなさそうに吐き捨てた。そのまま十メートルはあろうかという高さをものともせず、トン、と何気ない調子でコンテナから飛び降りる。

「現在時刻は午後八時二十七分三十八秒――あと二分二十二秒で実験を開始しますので、指定の位置について待機をお願いします、とミサカは促します」

上は半袖のブラウスにサマーセーターを重ねて、下は灰色のプリーツスカート、ローファーにルーズソックスをはいた量産型クローンは、ライフル銃を手際よく組み立てる。

「ったく、いい加減飽きが回って来るよなァ。こうも単純作業を繰り返してるとよォ」

月光に照らされて竜の銀鱗のようにちらちら光る白髪をかき上げ、鬱陶しげに少年は言う。
一方通行は相変わらず生気の無い少女の顔を見ると、隠しもせず舌打ちした。「……ちったァ何か考えたりしねェのか、この状況で」呆れたような声で、問いかける。
845 :6 [saga]:2011/07/25(月) 15:34:02.39 ID:GBcXS0pD0

対してクローン少女は、「何かと言う曖昧な表現では分かりかねます」と味気なく返答を返す。そして視界に映る全てを目で追っている様な虚ろな瞳で一方通行を捕えると、「ですが」と前置きして続けた。

「あなたはすでに、学園都市最強の能力者の座を得ているはずです。それ以上の上を目指す必要性がミサカには感じられません、とミサカは疑問に思います」
「……最強、ねえ」

一方通行は吟味するかのように呟いた後、わずかに間をはさんで独りごちるように言った。

「俺は学園都市の第一位だ。そりゃ確かにそォだが、最強は所詮最強どまりなんだよ」

御坂美琴のクローンは、わずかに首をかしげる。依然としてその無表情に変化はないが。

「……ミサカには、あなたの言葉の真意がわかりかねます。その解答は、あなたのような域に達した人間にしたでないと到底理解できないものなのかもしれませんね。愚問でした、とミサカは感想を述べます」
「あァ、こっちにも理解して頂くつもりなんざねェよ」

量産型クローンは組み立て終わったライフル銃をざっと点検し、暫し無言で待機する。

「――三、二、一」

顔を上げると、少女はゆっくりと生ける破壊兵器へ歩み寄る。
第三位の模造品は額に掛けていた軍用ゴーグルを目元まで引き下げて、


「八時三十分ジャスト――これより、第10032次実験を開始します」


自らの死刑宣告を、どこまでも冷徹に言い放った。
846 :7 [saga]:2011/07/25(月) 15:34:40.23 ID:GBcXS0pD0



「――はぁっ、はぁっ」
「オマエは何回殺されてェンだ!? 鬼ごっこには飽き飽きしてンだっつゥの!!」

眼下では、被験者の少年と実験動物の少女による、生死かけた本物の鬼ごっこが展開されていた。しかしそれはただ単に一方的な虐殺にすぎない。

「ぎ、あ゛、ッ――!!」

横っ腹を蹴り飛ばされた少女は顔を苦痛にゆがませて、血と一緒に空気を吐きだしながら空中を一回転して落下する。
砂利と人肌がこすれあうジャジャジャジャ! という小気味悪い音が「ひゃはははァ!!」と狂ったように笑う少年の奇声と重なり、物陰に潜む美琴の鼓膜に刺さる。

美琴は押しあがる吐き気と嫌悪感を無理やり飲み下して、じっとりと汗ばむ手の中のコインを改めて握り直す。
この手で放つのは、これで最後になるであろう必殺技。
超電磁砲。
御坂美琴の異名でもあるこの技で、全てを終わりにする。
物語を、終局(エンディング)へと導く。
計画を受け持つ施設を破壊し始めたときのような、言葉にできないあの気持ちが、再び美琴の胸の中に蘇る。
美琴はそっと目を閉じる。そして、今まで自らに人生に携わった全ての人を思い描いて、一人ひとり、大切な宝箱にしまい込むように記憶(おもいで)を辿っていく。
懐かしくて、温かくて、でもそれは、二度と戻る事が出来ない陽の下の『日常』。その時、御坂美琴が押し殺していた何かの枷がはずれた。
情けなくて、申し訳なくて、すべての人に謝りたくなって、「……ごめんなさい」と、消えそうなほど小さく呟いた。

847 :8 [saga]:2011/07/25(月) 15:35:24.23 ID:GBcXS0pD0


「ごめん……みんな、ごめんね」

もう一度呟いて、顔を手で覆おうとして、そして美琴は頬が濡れている事に気付いた。
生暖かい塩水が指先に触れる。
美琴は自分が許せなかった。不条理に殺されていく妹達(シスターズ)は、一滴の涙さえ流さず、不平も文句も全てを留(とど)めて――こうして今も、目の前で死んでいくと言うのに。


848 :9 [saga]:2011/07/25(月) 15:35:58.96 ID:GBcXS0pD0

「ッ、……はぁ、はぁ、……」

片腕の肉を吹き飛ばされた少女は、もはや獲物であるライフルを扱うこともままならない。
常盤台の制服を赤黒く凝固する血で染めて、少女はふらふらと少年から逃げる。

「なンだよもうお終いかァ? そォだ、四肢を捥いでダルマにしてもまだ生きてられるか試してみるのも面白れェ――」
「一方通行!」

狂気に浸った少年の言葉を遮るように放たれた声は、積み重ねられたコンテナの影が生み出す闇の中から聞こえてきた。
一方通行は振り上げた腕をおろし、怪訝そうに声の元へ振り向く。
まず最初に見えたのは、ルーズソックスとローファー。次に見えたのは見覚えのある灰色のプリーツスカート、そして半袖のブラウスにサマーセーターの重ね着。風になびくは、茶髪のショートヘアー。
徐々に明るみに出ていく人影は、一方通行と十分に距離を詰めて立ち止まった。

「……あァ?」
「動かないで。動いたら撃つ」

突き出すように構えた右手にコインを乗せて、人影――御坂美琴は言い放つ。

(一方通行を止める。そして『樹形図の設計者』が導き出した一八五手、その前に私が倒されれば)

実験は、終わる。


ゲームセンターのコインが弾かれ、宙を舞った。


夜の闇を引き裂くように、轟音と衝撃波を率いた一撃は、音速の三倍の速度を持って一方通行めがけて飛んでいく。
その必殺技は一方通行に反射され、美琴自身に跳ね返るはずだ。

宙に舞うコインが描く放物線が決める運命。
もしもこの世界に神なる者が存在するならば、神様が下した結果、それは。

849 :9 [saga]:2011/07/25(月) 15:36:44.77 ID:GBcXS0pD0

「ッ、……はぁ、はぁ、……」

片腕の肉を吹き飛ばされた少女は、もはや獲物であるライフルを扱うこともままならない。
常盤台の制服を赤黒く凝固する血で染めて、少女はふらふらと少年から逃げる。

「なンだよもうお終いかァ? そォだ、四肢を捥いでダルマにしてもまだ生きてられるか試してみるのも面白れェ――」
「一方通行!」

狂気に浸った少年の言葉を遮るように放たれた声は、積み重ねられたコンテナの影が生み出す闇の中から聞こえてきた。
一方通行は振り上げた腕をおろし、怪訝そうに声の元へ振り向く。
まず最初に見えたのは、ルーズソックスとローファー。次に見えたのは見覚えのある灰色のプリーツスカート、そして半袖のブラウスにサマーセーターの重ね着。風になびくは、茶髪のショートヘアー。
徐々に明るみに出ていく人影は、一方通行と十分に距離を詰めて立ち止まった。

「……あァ?」
「動かないで。動いたら撃つ」

突き出すように構えた右手にコインを乗せて、人影――御坂美琴は言い放つ。

(一方通行を止める。そして『樹形図の設計者』が導き出した一八五手、その前に私が倒されれば)

実験は、終わる。



ゲームセンターのコインが弾かれ、宙を舞った。



夜の闇を引き裂くように、轟音と衝撃波を率いた一撃は、音速の三倍の速度を持って一方通行めがけて飛んでいく。
その必殺技は一方通行に反射され、美琴自身に跳ね返るはずだ。

宙に舞うコインが描く放物線が決める運命。
もしもこの世界に神なる者が存在するならば、神様が下した結果、それは。

850 :10 [saga]:2011/07/25(月) 15:37:40.55 ID:GBcXS0pD0

超電磁砲が一方通行へ届く事は無かった。
理由は明確。
音速の三倍――それより早く、目の前の化け物が美琴の目の前まで距離を詰めたからだ。

「また会ったなァ、オリジナル」

たった一瞬の間でわずか数センチの距離までに移動した第一は、引き裂くように笑んだ。

「――そんなに死にてェのか? オマエ」

鋭く赤い双眸が、標的を狙い定める標準器(ドットサイト)の如く、ゆっくりを美琴を補足する。
その赤い瞳に映る自分の姿を見て、ああ、終わりだ、と。
これですべてが終わるんだ、と。
世界最強の破壊兵器こと学園都市第一位を前にして、漠然と御坂美琴は悟った。

一方通行の白い腕が振り上げられる。
美琴は目をつぶらなかった。全ての元凶である『自分』に下される制裁を、ただ冷静に眺めていた。
空気を裂く音と共に、その凶器の腕は振り下ろされた。
しかし美琴の体は弾け飛ばない。

「あ゛あ゛あぁぁぁあああああああああッ!!!」

そして、美琴をかばったクローン少女が、断末魔と共に『爆ぜた』。

「…………え?」

ドサ、と。
美琴の足元に、先ほどまで一方通行から逃げていたはずの量産クローンの少女……いや、『少女だった肉塊』が倒れ伏した。
ぜぇはぁ、と荒くて浅い呼吸だけが鼓膜に届く。かろうじて息はある、そんな状態だった。

「……え、嘘、っ? どうして。なん、で?」

美琴は目の前の状況が理解出来ない。
これで死ぬはずだった、全てを終えるはずだった自分が、何故。

「……なんで私、生きてるの?」

851 :11 [saga]:2011/07/25(月) 15:38:31.32 ID:GBcXS0pD0

一方通行が振り落とした一撃は、御坂美琴ではなく軍用クローンに直撃した。
そのまま倒れ込むクローンと、茫然と立ち尽くすオリジナル。
足元のクローンはもう死にかけだった。左上半身がごっそり吹き飛ばされており、ぴくぴくとわずかに痙攣している。
それでも御坂美琴と瓜二つのクローンは、力無く言葉を紡ぐ。

「お姉様(オリジナル)が……実験、に関わる、と、計画全体……に、破綻の恐れ、がある……大きな歪み、が生じる、た、め、ミサカはお姉様(オリジナル)を守、りま、し……た、とミサカ……は、お姉様、を安全域まで連行する為……に、複数のミサカへ、応援を要請しま……す。ちな……みに、この実験は有効と見なされるので、あしからず、と、ミサカは……被験者へ実験、の継続、を……」

言い終える前に、一方通行がさしたとどめによってクローン少女は内側から爆発するように大破した。
大きく飛び散った返り血が、動かない御坂美琴にべちゃびちゃと振りかかる。

「救いようがねェな」

一言言い捨てて、一方通行は実験場を後にした。
御坂美琴は最後まで動かなかった。電池が切れたロボットのように、血溜まりに沈む肉塊を見下ろして立ち尽くしていた。

852 :12 [saga]:2011/07/25(月) 15:39:23.27 ID:GBcXS0pD0



――第一〇〇三二次実験。
あの日の惨劇を境に、御坂美琴の人格は大きく変わった。



「……知ってる? 御坂さん、ここ一週間寮に戻られていないそうよ。学校もずっと欠席してるみたいで……」
「なにがあったんでしょうね、心配ですわ……」

常盤台の生徒が噂する傍らを、陰鬱な面持ちの白井黒子が通り過ぎていく。
白井は風紀委員としても一後輩としても、独自に美琴の捜査を進めていた。目撃情報もいくつか集められているが、それでも彼女が慕う御坂美琴は見つからない。帰ってこない。

「お姉様……」

白井黒子は切実に願う。
お願いだから、早く、一刻も早く御坂美琴と再会したい。ただ話がしたい。

「どこにいらっしゃいますの、お姉様……」

853 :13 [saga]:2011/07/25(月) 15:39:51.62 ID:GBcXS0pD0



御坂美琴はとあるファミレスのテーブル席にひとりで座っていて、その周囲をガラの悪い不良少年達が取り囲んでいる。
美琴は黙ってうつむき、テーブル状に置かれた情報誌に目を落としていた。以前より大分髪が傷み、目の下にはくっきりとクマができている。明らかにやつれているが、それは確かに美琴だった。

「おっ、常盤台の生徒じゃん!」
「しかもなかなかの上玉じゃねえか、可愛いねー君」

不良達のボスなのであろう、ひときわ大きい少年が「俺達と遊ばない? いつ帰れるかわかんねぇけど」と軽口をたたき、取り巻きたちが一斉に笑う。

「……あー?」

そこでやっと美琴が顔を上げた。不良は「おっと、お嬢様の気分を害しちまったかな?」と冗談めかし、なおも減らず口を叩く。
寝起きの様な虚ろな目をした美琴は、そんな不良少年達を無遠慮に上から下までじろじろながめて、蔑むような声音で言い放った。

「はあ? いつの時代のチンピラだよきっも。やだー御坂の半径1m以内に近づかないでー」

――と。
短絡的な不良少年は頭にかちんと来たらしく、

「……あぁ? おい、調子のってんじゃねえぞガキィ!!」

乱暴に向かいの椅子を蹴り飛ばす。

854 :14 [saga]:2011/07/25(月) 15:40:36.81 ID:GBcXS0pD0

「調子に乗ってるのはどっちかしら? ……社会の底辺の屑がこの御坂様に話しかけてんじゃないわよ!!」

美琴の額から、バチバチッ!! と凄まじい音を立てて電撃が飛来した。直撃を受けた一人の男が「ぐわぁああああッ!!」という叫び声と共に気絶し、テーブルや椅子を派手に巻き込んで倒れる。

「ひ、ひィ……ッ!? の、能力者か……!?」
「おいコイツ、超電磁砲っつー超能力者(レベル5)……!!」

不良少年達は一目散に駆けていき、その場に美琴だけが残される。

「あーあ、ほんっとどーしようもない屑だわ。ね、アンタもそう思わない?」

美琴はテーブル上のカップを取って口を付けながら、美琴の電撃を浴びて倒れ、取り残された不良少年を何度も何度も足蹴にする。そのたびに少年は「がッ、ぐええッ」と泡を吹いたが、美琴は意に介した様子も無かった。
やがて、騒ぎになる前に立ち去りますか、とばかりに美琴も店を発つ。
以前の美琴を知る人物なら、誰もがこう思うはずだ。――目の前のこの少女は、本当に御坂美琴なのだろうか? と。



「あー? おい何見てんだてめー、この超電磁砲にガンくれるたぁ度胸じゃないの」
「に、逃げろッ!! コイツヤバいって!! 狂ってやがるッ!!」
「はぁ? なに? さては一瞬で炭の塊になりたいわけ? それともじっくり血塗れコースがお好みかしらん?」
「やめッ……誰か、誰か……ッ!!」

人気のない裏路地に、怒声と、悲鳴が木霊する。そしてしばらくすると湿り気を帯びたぐちゃっ、ぐちゃっ、という音と、情けなく泣き喚く男の声が響いてきた。

「ひぃ、許し……ッ!! 許してぐだざ……ッ!!」
「何言ってんの聞っこえねー、つかあんた、御坂を誰だと思ってんの?」
「ぐぁ、グぁぁああァアアアあああアアアアア!!!」
「この御坂が見逃すとでも思ってんのかしらん? 社会の屑は一つ残らず撲滅(おそうじ)しないとねぇ」

そして、地獄の光景を目にして立ち尽くす少女が一人。


「お姉様……」


白井黒子である。

855 :15 [saga]:2011/07/25(月) 15:41:27.82 ID:GBcXS0pD0



以前のように、鉄橋の手すりに腕をついた格好で美琴は俯いていた。だいぶ冷たくなってきた夜の風が美琴の頬を、髪を、優しくなでて流れていく。
もう二週間ほど寮に戻っていない。学校にも行っていない。
計画の凍結のために自分の命すら賭した美琴だったが、最後の最後の最終手段を失敗に終え、本当に打つ手がなくなってしまった。
それは0、ゆるぎなく冷徹な数字。できるとかできないとか、そういう精神論のお話ではない。不可能だと、どこまでも残酷な神様は美琴にそう告げた。
生きる資格も死ぬ理由もなくなってしまった少女は、本当に抜け殻だった。生気が抜けちて瞳孔の開いた目は、焦点を失って虚ろに宙を彷徨っている。
コツ、と聞こえたのは、靴音だった。
美琴の精神(こころ)は憔悴し、身体(からだ)は消耗しきっている。本当に弱弱しい緩慢な動作で美琴は顔をそちらにやる。
そしてその瞬間。
雷に打たれたかのように、御坂美琴の瞳が見開かれた。

人気のない鉄橋に立っていたのは。


「…………黒、子? なんで、ここが……?」

856 :16 [saga]:2011/07/25(月) 15:42:18.07 ID:GBcXS0pD0

ツインテールを高く結い上げた少女は、射抜くような眼差しで美琴を見据える。
そして一言。

「お姉様を助けに来ましたの」

ぴたり、と、美琴の動きが留まる。顔が強張る。

「なんで、そう、どうして……ぬいぐるみの中の『レポート』はちゃんと処分したのよ……なのに。なのに……」

動揺しきった美琴の言葉はいまいち要領を得ないが、つまり「どうやってこの実験を知ったのか」、そう訊きたいのだろう。

「黒子……アンタはどこまで知ってるの、この『実験』について」

白井は一瞬だけ逡巡して、しかしはっきりと返答する。

「全て、ですわ。お姉様の体細胞をもとに軍用クローンが作られている事も、そのクローンを用いた『絶対能力進化実験』が行われていると言う事も、今までお姉様が実験を凍結させようとあらゆる手段を実行したと言う事も、過去二回にわたってお姉様が実験に乱入していると言う事も……全て」

聞いて、「ああ……」と美琴は呟いた。
御坂美琴が崩壊していく。美琴の支えであり、そして崩壊に歯止めをかけていた最後のストッパーである白井黒子に全てが暴かれてしまった。今まで無理矢理ふりまいてきた笑顔も、嘘で塗り固めた明るい声も、そのすべてが。

「お姉様が学校から姿を消した二週間。その間に初春がここまで調べ上げてくれましたの。わたくしも初春には悪いことをしたと思っていますのよ、いくら風紀委員だと言えど、これはわたくしが始めたことなのに。でも初春は言いましたの。『これが放っておけますか! 私は風紀委員である以前に、御坂さん友達なんです!!』って。すごい剣幕でしたわよ。ええ、わたくしが一瞬ひるむくらいの」

白井黒子は言い淀まない。

「そうそう。わたくしがここまで来れたのも、佐天さんのお陰ですのよ? 佐天さんから『お姉様がファミリーレストランにいる』との報告を受け、こうしてわたくしはお姉様を追ってここまでやってきた……と」

857 :17 [saga]:2011/07/25(月) 15:42:59.36 ID:GBcXS0pD0

敬愛なる先輩との、二週間ぶりの再会である。
死ぬほど心配して、探し求めていた人にやっと会えた――そんな状況下、彼女なりに色々思うところもあるのかもしれないが、それでも白井は揺らがない。
美琴と対等に、直面で向き合うために。

「一人で抱え込むのはもうやめてください、お姉様。お姉様のためならば、黒子はどんな危険も厭いませんの。たかが“暗部に片足を突っ込む程度”がなんですか。お姉様が陰で苦しむそのお姿をただ指をくわえてみているなんて、それこそ黒子は許せない。わたくしをそんな矮小な人間に見くびられては困りますのよお姉様。今一度言いますけれど、わたくし白井黒子はお姉様の露払い。この程度の障害で弱音を吐いているようでは、お姉様の露払いなど到底務まりませんわ!」

美琴は答えない。
ただ、有り得ないものを見るかのように、目を見開いたまま口をぱくぱくと開閉する。

「どうしてお姉様はいつも一人で傷つくんですの……? もう少し私を頼ってください! 完璧な御坂美琴なんて捨ててしまいなさいな!! 助けて、って、その一言でお姉様は救われますの! お姉様を慕う黒子が救われますの!! どうしてわからないんですか、お姉様はッ!!」

858 :18 [saga]:2011/07/25(月) 15:43:27.79 ID:GBcXS0pD0

美琴は純粋に疑問に思った。どうして目の前の後輩は、こんなに醜い人殺し相手に、ここまで真摯に離してくれているんだろう、と。
でも、美琴は壊れ過ぎていた。
引き返すには、ほんの少しだけ遅かった。非日常に狂いすぎた彼女は、もう二度と日常には戻れない。
訪れる静寂。
そして、言葉を反芻するように、美琴の口元がぽつりぽつりと蠢く。

「………………あ? 黒子あんた、今、なんつった? まさか同情してんの? 私に? この御坂に?」

美琴はゆっくり顔を上げると、小首をかしげて優しく微笑して、そして。







「……何様だゴラァッッッ!!!!」







859 :19 [saga]:2011/07/25(月) 15:44:17.20 ID:GBcXS0pD0

一瞬、すべてが消しとんだ。
網膜が焼き切れると錯覚しそうなほどの光が視覚に押し寄せ、遅れて聴覚が、ほとんど衝撃波と化した雷鳴を受け止める。

「…………、……ッ!!」

声は出なかった。電撃こそ直撃はしなかったものの、余波の衝撃を全身に打ちつけられて、白井は呼吸ができなくなる。
いつもの、悪ふざけの応酬として放たれる電撃とは訳が違った。
容赦も無い、情けも無い。
それは最後の自我を保とうと、必死に自己を防衛する命懸けの攻撃だった。

「ふっざけんじゃねえよクソが! なんにも分かってないくせに、知った様な口聞くな!! 私に、……御坂になぁ!! 安っぽい同情なんかしてんじゃねえぞックソ野郎オオォォォオオオオ!!!」

美琴の前髪から青白い火花が散り、鋭い電撃が槍のごとく一直線に襲いかかって来た。白井は痛覚に苛まれる脳で必死に計算式を組み立て、最短距離の移動でそれを避ける。

「おねえさ、ま……まだお姉様はやりなおせるッ、だから、わたくしと――」

息絶え絶え、白井はなおも言葉を投げかける。
しかし本当の本当に壊れてしまった美琴は、わずかに残っていた良心という物を自ら握り潰した。徹底的に容赦ない攻撃を仕掛けるために。
美琴の前髪から放たれた青白い雷撃は、コンクリートの地面を伝って辺り一帯へ走り回る。鉄橋の路面を照らしていた蛍光灯が、次々に音を立てて破裂する。
閃光と雷鳴が、同時に炸裂した。

「――――か、はッ」

電撃を直で受けてしまった白井黒子は膝をついて、そのまま意識を飛ばす。






「あは」

夜の闇を裂くように、笑い声がこぼれた。

「あはっ、あはははっ、は、はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははッッッ」

もしもこの世界にヒーローが存在したのなら、神様が定めた悲惨なこの運命を、きっと打ち砕いてくれたはずなのに。



860 :20 [saga]:2011/07/25(月) 15:44:53.05 ID:GBcXS0pD0


これで何人目だ?
茫然と立ち尽くしながら、白い少年は自問する。
足元に転がる死体はどれも同じ顔。常盤台の制服を着た茶髪の少女が、虚ろな目をして血溜まりに沈んでいる。
その光景はあまりに見慣れていて、見慣れ過ぎていて――突然、酷い頭痛が少年を襲う。
同じ顔の少女を殺し、同じ声の少女を殺し、そして今日も、同じ格好をした少女を殺した。
横たわる『少女だったもの』を見下ろしている時、少年はふと思うのだ。
自分は無限のループの中で、ただひたすら少女を殺戮しているのでないか、と。
少年は、今日も少女を殺した。
そして、明日もきっと、それは続く。
見慣れたこの光景が、いつか見飽きた光景になりそうで、少年は怖い。
そういえば、と少年は思い出す。
この前、実験にオリジナルが乱入してきた。
20000体のクローンのオリジナル。超能力者、第三位の御坂美琴。
向こうが本気の一撃を放ってきたのでこちらも応戦しようとしたら、その実験の使用検体だったクローン――たしか一〇〇三二号だったはずだ――がオリジナルをかばって代わりに死んだ。
少女は命を絶つ直前、こう言ってのけたのだ。

「お姉様(オリジナル)が……実験、に関わる、と、計画全体……に、破綻の恐れ、がある……大きな歪み、が生じる、た、め、ミサカはお姉様(オリジナル)を守、りま、し……た、とミサカ……は、お姉様、を安全域まで連行する為……に、複数のミサカへ、応援を要請しま……す。ちな……みに、この実験は有効と見なされるので、あしからず、と、ミサカは……被験者へ実験、の継続、を……」

言い終える前に、息の根を止めてやった。
救いはなかった。どこまでも。

861 :21 [saga]:2011/07/25(月) 15:45:44.33 ID:GBcXS0pD0

カツ、と。
ローファーの立てる音が、薄暗い路地裏に反響した。
ぴくりと靴音に反応し、少年は機械仕掛けの人形の様な動作でゆっくりとそちらに顔をやる。

「これでジャスト19900体目です、一方通行」

耳に染みついた少女の声は、いつもと変わらず平淡で感情がうかがえない。

「と、ミサカは被験者に報告します」

カツ、コツ、カツ。半袖のブラウスにサマーセーターを重ねて、灰色のプリーツスカートをはいた少女は静かに続ける。
その声は徹底的に抑揚が欠けていて、だからこそ、少年の崩壊は歯止めがかからない。

「残りの検体ははちょうど100体ですので、モチベーションを維持して今まで通りお願いします、とミサカは業務連絡を述べます。重ねて連絡しますが、まもなく第19900次実験が開始されます。本日行われる実験はこれで最後です、とミサカは予定を伝えます」

もし、もしもこの少女が、死にたくないと泣き叫んでくれたら。

「残りの100通りの実験は五日間で終了しますので、そのつもりで、とミサカは実験計画を確認します。最近一日あたりの実験数が増加傾向にありましたが、それもあともう少しの辛抱ですので頑張ってください、とミサカは被験者を労わります」

泣きついて、『わたしは死にたくない』『助けて』と懇願して、あるいは怒りを向けて。哀しみでも憎しみでも、なんでもいい。
この少女が芽生えた感情を振りかざしてくれたなら、少年はどんなに救われただろう。

「……実験開始予定時刻まで、残り一分三十秒。戦闘態勢を整え、ただちに指定位置に着いてください、とミサカは促します」

しかし少女の瞳に揺らぎはない。
ただ、定められたシナリオ通り死んでゆく。おそらくは、何の疑問も恐れも無く。

「三、二、一……実験開始予定時刻、二十一時三十分ジャスト」

少年は赤い口を横に引き伸ばすように、うっすら笑った。
――最強から無敵へと進化すれば、何かが変わるのかもしれない。
そんなことを考えていた昔の自分を心の奥で懐かしく思いながら、ゆっくり標的へ距離を詰める。

「これより第19900次実験を開始します、とミサカは戦闘開始を告げます」

崩れていく。何もかも。
もう、自身の力では後戻りできない。

第三者が、どこかにいる主人公(ヒーロー)が、手を差し伸べてくれなければ。


862 :22 [saga]:2011/07/25(月) 15:46:21.89 ID:GBcXS0pD0

膝から下の肉を失った少女は、血の尾を引きながら地面を這いずり回る。

「――あッ、がぁああああッ!!」

一方通行が右腕も切断してやると、クローンは逃げる事さえ諦めた様子でただ息を吸って吐いていた。
残った左腕でライフルを抱きながら、クローン少女は歩み寄ってくる一方通行を仰いだ。
浅い呼吸を繰り返し、なおも少女は一方通行にライフル銃を向けた。
一方通行はそんなクローンを暫し黙って見下ろしていたが、思い立ったように口を開いた。

「……おい、テメェを殺す前に一つ訊きたい事がある」
「な、んでしょ……うと、ミサ、ミサカは、返答し……ます」

クローン少女はライフルの標準を細かく調整しながら、これから自分を殺そうとしている相手に律儀にも返答する。

「オマエらは怖くねェのか? こうして一方的に命を奪われ続けることに、一切の恐れや怒りや疑問はねェのかよ」

量産型クローンはすこし考えるように間をおいて、


「……ええ、怖いですね」


と、静かに言った。

「――はァ?」

863 :23 [saga]:2011/07/25(月) 15:47:01.26 ID:GBcXS0pD0

「個体が減少しつつあるミサカネットワークにも、少しずつ、感情が芽生えつつあります。理不尽に殺されていく、そんな残酷なシナリオが定められた自身の運命に、怒りや疑問抱く個体も出てくるかもしれません……」量産型クローンは珍しくうすら笑いをうかべて、「でも、そんな感情はなにも意味を成さない、とミサカは、はっきりと述べます」
「――、」

時が止まったかのように、一方通行は動かない。

「どんなに私達が拒んでも、私達が実験動物と同等の、使い捨ての量産クローンであるという事実は何一つ変わらないのですから」

クローン少女が浮かべた微笑には、絶望に浸った諦めの色が滲んでいた。一方通行は震える声を悟られるまいと、ゆっくり言葉を紡ぎだす。

「……最期にもう一つ答えろ。この状況下でオマエは、死にたくねェとか生き延びたいとか思わねェのか」

一方通行の切なる問いかけに、対してクローンは。

「笑わせないでください」

一刀両断、吐き捨てるように言った。少女はあくまでも淡々と告げる。

「惨めに命乞いなどして生き延びるくらいなら、ミサカは死んだ方がマシです。……と、ミサカは率直に述べます」

ガチャ、と音を鳴らして、軍用クローンはライフルの銃口を一方通行へ構えた。

「……そォかよ。じゃ、オマエはこの状況をどうすンだ?」

少女は薄く笑う。「決まっています、とミサカは断言します」一方通行はクローン少女が笑む姿を、19900回目の実験にして、今初めて見た気がした。
彼女の答えは、明快。


「ミサカは…………ミサカは、あなたを殺して活路を開く」


ダーン、と発砲音が一つ。
一歩通行は至近距離で放たれた弾丸を真っ直ぐ反射して、果たしてその弾丸はクローン少女本人の胸を貫いた。
少女は目を開けながら死んでいた。その瞳には、最期どんな光景が見えていたのだろう。
彼女はもしかしたら、最期の最期に見たかもしれない――絶望に打ちひしがれた、一方通行が完全に壊れるその瞬間を。


この世界っつーもンは、本当にどこまでも救いようがねェ。
なァ、オマエもそォは思わねェか、第三位?

864 :24 [saga]:2011/07/25(月) 15:47:34.85 ID:GBcXS0pD0



気がつくと、美琴はかつての実験場にいた。
白井黒子に電撃を浴びせて……それからのことは美琴本人にもよくわかっていない。
どうしてここに来たのかも、ここまで来た経路でさえ曖昧だ。
そんなぼんやりとした、もはや廃人同様の思考の中。

カツ、カツ、カツ――。

等間隔の規則正しい靴音が聞える。靴音は、ゆっくりと美琴へ迫る。

「直ちに立ち退いてください、お姉様」

後方から、静かな声がかけられた。
それだけで、ぶわっと美琴の全身から汗が噴き出す。小さく震える美琴の背後に、いくつもの靴音が重なって聞こえてきた。

「――、」

憔悴しきった美琴が恐る恐る振り向くと、そこには数十人の少女が立っていて、一様にこちらを見ている。
定められた死を待つクローンたちは、皆同じ常盤台の制服を着て、同じ顔をし、同じ冷たい眼差しで、美琴を射抜く。

865 :25 [saga]:2011/07/25(月) 15:48:28.36 ID:GBcXS0pD0

傍らのクローンが歩み出て、再度口を開いた。

「ここは『絶対能力進化計画』に使用される実験場です、とミサカは警告します」お姉様のせいで。

続けてとなりの少女が言う。「……あ、あ、あ」

「お姉様は過去の実験に二度乱入を果たしており」あなたが全ての現況じゃないですか。

抑揚に掛けた声は、すり減らされた美琴の精神をさらに削り取る。「……やめ……や、やめて……」

「再三にわたる戦闘への乱入、転じて致命的な計画の破綻を阻止するため」あなたが生まれてこなかったら、ミサカ達はこんな地獄を味合わずに済んだのに。

感情を窺わせないその双眸が、美琴は堪らなく恐ろしくなっていた。「ひぃ、あ……ッ!」

「上より、実験場にお姉様を近づけてはならないとの命令が下りました」どんなに償っても、ミサカ達はあなたを許さない。

美琴は目を見開いて、戦慄した。「来ないで……来ないでよぉ……」

「とミサカは説明します」その瞬間まであなたを恨みながら、ミサカ達は死んでいく。

もう限界だ。「いや、あ、あああ、あああああ、ああ……!」

「ご了承下さい、お姉様。ミサカ達はここから立ち去るように」全部、全部。

美琴は確かに聞いた。「――ッ」

「警告する義務があります、とミサカは告げます」おまえのせいだ。

自分の中で、何かがはじけ飛ぶ音を。

お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様おお姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様お姉様、

自分と全く同じ顔をした少女が、自分と全く同じ声音で囁く。











「 た す け て よ 、 お ね え さ ま 」










866 :26 [saga]:2011/07/25(月) 15:49:18.05 ID:GBcXS0pD0



「黙れ―――――――――――ッッッ!!!!」



数億ボルトの落雷が、辺り一帯に爆風をまき散らす。コンテナが爆ぜ、破片が飛び散り、砂利が砕け、殺到する。
能力とは、否、力とは恐ろしい。
美琴が振るう電撃の刃は、程度は違えど子供の癇癪と同じようなもの。
不安定な者に、多大な能力は制御できない。今の美琴の顔は、迷子になってどうしていいか分からずに泣いている、そんな子供のそれと同じものだった。

「……はぁ、はぁ……はぁ……はぁ、」

御坂美琴は立っていた。
黒く焦げた数十体の死体の中、彼女だけが傷一つなく。
867 :27 [saga]:2011/07/25(月) 15:49:49.50 ID:GBcXS0pD0

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《絶対能力進化計画における第三次製造計画の先行実施》

・先日、量産型クローンの体細胞の提供者・学園都市第三位こと御坂美琴により、実験で使用される予定だった計38体の検体が殺害された。御坂美琴の目的は不明である。

・これにより、実験に必要なクローンの数が不足した。

・よって、以前から計画が立てられていた『第三次製造計画』の実施を予定より早くするものとし、新プロジェクトを開始する。

・より強化した次世代量産型クローンを初回製造として暫定1000体ほど製造し、残りの絶対進化計画の使用検体に当てる。

・これは、20000回に渡る実験とそれに伴う学習の結果、妹達に個々の感情が芽生え始めたことによって起きる、妹達による反逆(クーデター)の予防のためでもある。

・現在活動中の旧妹達は全て一週間以内に殺処分することとし、この際の方法は第3学区のゴミ処理施設の機械にかけるというものを用いる。また、この場合の「旧妹達」には司令塔である最終信号も含まれる。

・今後の御坂美琴による実験妨害を防ぐため、警備は厳重にする必要性がある。

・結論、最終信号含む旧妹達は殺処分され、絶対能力進化計画は続行し、第三次製造計画は先行実施される。

第三次製造計画内容の詳細については、別紙に記述する。


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868 :28 [saga]:2011/07/25(月) 15:50:52.58 ID:GBcXS0pD0


――純白の修道服を着た少女は、あまりにもこの街に不釣り合いだった。

この街に宗教は無い。
科学の象徴『学園都市』を走る修道女は、一心不乱に逃走する。
階段を駆け上がり、辿り着いたのは屋上。フェンスに手をかけて、崖下を見下ろす。1,5メートルほど間をはさんで眼前には同じような高さのビルがそびえているが、その間には夜の闇が黒々と口を開いている。少女は暫し逡巡した。
カツン、カツン、という靴音が背後から忍び寄って来ている。

「警告です。止まりなさい」

女の声が、後方から投げられた。もう逃げ道はない。小さく肩を震わせて、修道女はゆっくりと振り向く。夜の闇の中に、赤く煙草の炎がゆれている。長身の神父が煙草を弄ぶ傍ら、長い髪を高く結い上げた女が歩み出る。
カツン、カツン、と、音高くブーツを鳴らして。

「不毛です。大人しく私達に従ってください。私達は、あなたに危害を加えたくはない」

身の丈を優に超えた日本刀を構え、女が言う。
冷徹で冷酷な、心から冷たい声で、静かに死刑宣告を言い放つ。
小刻みに震えながら、修道女は小さく首を振った。純白の少女に、選択の余地などなかった。
一〇〇〇〇〇冊を、守り抜かなければ。
全ての記憶を奪われ、全ての過去を失った少女に残されたのは、その意志だけだったから。

「……っ!」

修道女は二人の男女に背を向けると、素早くフェンスに足をかけ、隣のビル目掛けて飛び移る。

「神裂」それを見て、煙草の火をにぎり消しながら、酷くつまらなそうな声で神父が呟いた。
「……ええ。言われずとも」女は日本刀を振り上げる。そして。

「分かっていますよ、ステイル」

見事に一閃、少女の背中を叩き切った。



この世界にヒーローはいない。
だから、純白の修道女は例年通り記憶を焼き消され、そして救われずに生きるのだろう。

この世界に上条当麻は、存在しないのだから。


869 :あとがき [saga]:2011/07/25(月) 15:53:53.05 ID:GBcXS0pD0
以上です
なんか予告レス数と全然違いました
あと何故か「9」が二つあります。誤字脱字はご了承ください

結局何が言いたかったかというと、いやあ上条さんって偉大!!
最後のシスターさんは時系列違うけど……ご愛嬌です
>>793みたいな鬱モノが大好物なので、もっと増えたらいいなーとか夢想してみたり

お粗末さまでした
870 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 16:01:22.85 ID:rb9YXT+No
☆のプラン上何らかの形で実験を失敗させて妹達を世界中にばら撒かないといけないハズなんて野暮な事は置いといて
同じような妄想は何度かしたが書いた事はなかったから敬意を込めて乙
871 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 16:17:15.89 ID:orYje2rA0
金ジストロフィーで心折られたが、立ち直った
乙乙
872 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 17:58:25.78 ID:3sXa4qaDO

皆Badエンドやね
インデックスは歩く教会破壊されないから捕まらないんじゃね、と思ったけどどっちにしろリミットがあったな
873 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 20:42:06.86 ID:FB/zXp6x0
最高に救いがないな、乙
874 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/25(月) 22:11:57.61 ID:TAFMUaC40
>>869
すばらしい!
鬱なのに妙に読後感がすっきりしてました乙


以下15レス借ります。
上琴とステインです。
そこはかとなくウザ条です。
875 :上条「美琴……好きだ!」インデックス「……うん」1 [saga]:2011/07/25(月) 22:13:07.91 ID:TAFMUaC40



上条「美琴……好きだ!」


インデックス「……うん」


上条「だ、大好きだ!!」


イン「分かった」


上条「その、へ、返事は……?」


876 :上条「美琴……好きだ!」インデックス「……うん」2 [saga]:2011/07/25(月) 22:13:58.77 ID:TAFMUaC40

イン「私も好きなん……あ、好きだ……よ? 好きよ? えっと、こういう時は……」

上条「こらインデックス。そこは『な、ば、バカ! 何言ってんのよあんた!?』だろ!」

上条「『あんたなんかにいきなりそんなこと言われたって、別に、う、嬉しくなんか……』からの」

上条「『そんなに言うなら、付き合ってあげない、ことも、ない……』へのコンボだろ!!」

イン「何さも一般常識を教え込むような顔をしてるのかな?」

イン「そんなマニアックな返しなんて咄嗟に思いつくわけないんだよ」

上条「御坂ならこう言って来るんだよ!」

イン「さりげなくOKしてくれるところまで織り込み済みなんだね……」

上条「こういうのは思い込まなきゃやってられないからな」
877 :上条「美琴……好きだ!」インデックス「……うん」3 [saga]:2011/07/25(月) 22:14:44.92 ID:TAFMUaC40

上条「さて、ちゃんと覚えたかインデックス? もう一回行くぞ」

イン「覚えるも何も、なまじ記憶力があるだけに何度も同じ事をするのは苦痛なんだよ」

上条「美琴!! 好きだ!!!」

イン「……バカ」

上条「こら! そんなふくれっ面して言う場面じゃねえんだよ! もっとこう、御坂っぽく!」

イン「ば〜か!!」

上条「近所の悪ガキじゃねえぞ御坂は! 俺のツンデレ天使だ! いいか、そのイメージ忘れないで!」

イン「……とうまのバカ……」
878 :上条「美琴……好きだ!」インデックス「……うん」4 [saga]:2011/07/25(月) 22:15:21.65 ID:TAFMUaC40

上条「美琴……好きだ!」

イン「な、ば、バカ! 何言ってんのよあんた!?」

上条「だ、大好きだ!!」

イン「あんたなんかにいきなりそんなこと言われたって、別に、う、嬉しくなんか……」

上条「その、へ、返事は……?」

イン「そんなに言うなら、付き合ってあげない、ことも、ない……」

上条「おおおおぉぉぉぉぉぉっし!!!! きゃほーーーーーー!! ヤッターーーー!!!」

イン「……」

上条「……」

イン「……?」
879 :上条「美琴……好きだ!」インデックス「……うん」5 [saga]:2011/07/25(月) 22:16:19.98 ID:TAFMUaC40

上条「おい、インデックス」

イン「何かな」

上条「そこで『ちょ、バカ! 周りに聞こえるじゃない! こんな所で大はしゃぎしてんじゃないわよ!』が来ないのはどういう事だ?」

イン「どうもこうも、そんな話は初耳なんだよ」

上条「おい! お前は仮にもあの御坂(エンジェル)の役を仰せつかってる身なんだぞ!」

上条「もっと本気になって御坂に成りきれよ! 何のためのリハーサルだ!?」

イン「100%とうまのためのリハーサルだよね」

上条「馬鹿野郎!! 俺と御坂の未来のためのリハーサルだ!!」

イン「つまり私は骨折り損のくたびれ儲けなんだよ」

上条「さあ、もう一回!!」

イン「……」
880 :上条「美琴……好きだ!」インデックス「……うん」6 [saga]:2011/07/25(月) 22:16:56.65 ID:TAFMUaC40

上条「きゃっほぉぉーーーーーうう!!」

イン「ちょ、バカ! 周りに聞こえるじゃない! こんな所で大はしゃぎしてんじゃないわよ!」

上条「だって、嬉しいもんは嬉しいんだ! 御坂! いや、美琴!!」

イン「みこっ……んな、な、何勝手に呼び捨てにっ……」

上条「勝手じゃないだろ? 俺たち、その、恋人同士、なんだし」

イン「っ……!!!」///

上条「美琴……」

イン「え、えと、と、当麻……」
881 :上条「美琴……好きだ!」インデックス「……うん」7 [saga]:2011/07/25(月) 22:17:46.59 ID:TAFMUaC40

上条「キス、してもいいよな……」グイ

イン「え……」


イン「え、待って、こ、ここで……?」

上条「ああ……」ギュ...












ステイル「いいわけないだろうがッ!!!!」チュドーン!!!!


上条「ぎゃあああああああああ!!」ドボーン

882 :上条「美琴……好きだ!」インデックス「……うん」8 [saga]:2011/07/25(月) 22:18:18.81 ID:TAFMUaC40

イン「ステイル!」

ステ「やあ、インデックス。元気だったかい?」

イン「全然なんだよ! 私はステイルがいないと元気になんかなれないんだから!」ダキッ

イン「会いたかった……」ウフフ

ステ「僕もさ……」アハハ


上条「くっ……あいつが現れると途端に空気がウザくなるな……」


イン「とうまは人のこと言えないんだよ」
883 :上条「美琴……好きだ!」インデックス「……うん」9 [saga]:2011/07/25(月) 22:19:31.05 ID:TAFMUaC40

ステ「そうそう、さっきの暴挙のことを説明してもらわないとね」

ステ「上条当麻。君は僕のインデックスに一体何をしようとしていた?」

イン「そうそう。ステイルのインデックスに」

上条「ステイルさんのインデックスさんにはですね、御坂役をやってもらって、愛の告白のリハーサルをしてたんですよ」

ステ「何で告白のリハーサルでキスをする必要があるんだ」

イン「とうまってば舞い上がっちゃって、OKもらった後の事まで忠実に再現しようとするんだよ」

ステ「リハーサルは告白の瞬間までで充分だろう」

上条「うまくいった場合のシチュエーションを頭に刻み込んで、イイ気分で本番に臨みたいんだよ」

イン「公園のど真ん中で告白する設定なのに、思い余ってキスなんて、黒歴史街道まっしぐらかも」

上条「そうか? 10年後微笑ましい思い出として御坂とにこにこ語り合えると思うんだけど」

ステ「僕とインデックスは10分後にでも君をネタに笑い合ってるだろうね」

イン「うん、爆笑だね」

上条「うるさいよ」
884 :上条「美琴……好きだ!」インデックス「……うん」10 [saga]:2011/07/25(月) 22:20:17.08 ID:TAFMUaC40

〜本番・公園〜

上条「1時に御坂を呼び出してある」

イン「私達は隠れてるけど、本当に見ててもいいの?」

ステ「もし振られている現場を目の当たりにしたら、悪いけれど笑いを堪える自信が無いよ」

上条「別に、恥ずかしい事をするわけじゃないからな」

ステ「君が良くても相手がダメかもしれないじゃないか」

イン「とうまのその、女の子へのデリカシーを全く感じさせない正々堂々っぷりは、長所とも言えると思うよ」

ステ「ある意味ね」

上条「うるさいって。じゃ、御坂が来る前に目立たない所へ行ってくれ」
885 :上条「美琴……好きだ!」インデックス「……うん」11 [saga]:2011/07/25(月) 22:21:35.99 ID:TAFMUaC40

上条「お! お〜い、御坂!」

美琴「そんなに大声で呼ばなくたって見えてるわよ」トコトコ

美琴「それで? この美琴様を呼び出したりして、何の用?」

上条「えっと……その、大事な話がある」

美琴「何? 私忙しいんだから、は、早くしてよね……」ドキドキ

上条「御坂……」

美琴「……ん……?」



上条「御坂。いや、」




上条「美琴……好きだ!」


886 :上条「美琴……好きだ!」インデックス「……うん」12 [saga]:2011/07/25(月) 22:22:30.48 ID:TAFMUaC40

美琴「な、ば、バカ! 何言ってんのよあんた!?」

上条「だ、大好きだ!!」

美琴「あんたなんかにいきなりそんなこと言われたって、別に、う、嬉しくなんか……」



上条「その、へ、返事は……?」



美琴「そんなに言うなら、付き合ってあげない、ことも、ない……」




上条「おおおおぉぉぉぉぉぉっし!!!! きゃほーーーーーー!! ヤッターーーー!!!」


887 :上条「美琴……好きだ!」インデックス「……うん」13 [saga]:2011/07/25(月) 22:23:11.17 ID:TAFMUaC40

イン「すごい! ここまで全発言がリハーサルぴったり!!」

ステ「彼は放送作家か占い師が向いてるのかもね」

イン「そっかー。ステイルはかっこいいルーンの魔術師が向いてるんだよ」

ステ「君はかわいいお嫁さんが向いてるよ。もちろん僕の」

イン「ステイルってば……」
888 :上条「美琴……好きだ!」インデックス「……うん」14 [saga]:2011/07/25(月) 22:24:05.79 ID:TAFMUaC40

上条「きゃっほぉぉーーーーーうう!!」

美琴「ちょ、バカ! 周りに聞こえるじゃない! こんな所で大はしゃぎしてんじゃないわよ!」

上条「だって、嬉しいもんは嬉しいんだ! 御坂! いや、美琴!!」

美琴「みこっ……んな、な、何勝手に呼び捨てにっ……」

上条「勝手じゃないだろ? 俺たち、その、恋人同士、なんだし」

美琴「っ……!!!」///

上条「美琴……」

美琴「え、えと、と、当麻……」
889 :上条「美琴……好きだ!」インデックス「……うん」15 [saga]:2011/07/25(月) 22:25:11.88 ID:TAFMUaC40

上条「キス、してもいいよな……」グイ

美琴「え……」


美琴「え、待って、こ、ここで……?」

上条「ああ……」ギュ...












美琴「いいわけないだろうがッ!!!!」レールガーン!!!!


上条「ぎゃあああああああああ!!」ドボーン






イン「あー……」

ステ「あー……」



890 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/07/25(月) 22:26:13.24 ID:TAFMUaC40
以上
意味不明でごめんねごめんね

正直上琴よりステインの方が俺得
891 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 22:26:58.74 ID:urd/A/Uvo
みんなアホの子で笑ったが、これはいいオチww
892 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 22:27:33.81 ID:98e5a3Nao
ステインの息の合いっぷりやばいww
おつおつ
893 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 23:14:41.24 ID:FB/zXp6x0
くwwwwそwwwwオチが秀逸すぎるwwwwww乙wwwwww
男どものウザさマジぱねぇ、特に上条さん
さんづけしなくてよくね?
894 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/25(月) 23:27:42.87 ID:o/r4urKS0
乙でした
895 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/25(月) 23:36:57.45 ID:VyRsXwXoo
注意書き読み間違ったかと思ったwwww
896 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 02:04:42.76 ID:LRiKQsuu0
禁書をまだ主人公になってないキャラで再構成させようと思うんだけどもう主人公になったキャラて誰がいる?
897 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 02:19:18.42 ID:+wvLx2Q/o
>>896
禁書1巻再構成だと>>283>>285>>288>>657の佐天目録とか
空間目録とか欠陥目録とか妄想したりはするんだけど誰か書いてくれないかな
898 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/26(火) 02:19:26.70 ID:K8tztpUgo
主要メンバーの中だと、逆になってないキャラを挙げて行った方が早い気がする

黄泉川禁書とかどうだ
899 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 02:36:59.72 ID:2zptcQRqo
防具無双か……
900 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 03:23:36.09 ID:+pZ/tTqDO
やだ警備員さんかっこいい・・・///
俺は天井を押す
901 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 03:30:45.68 ID:3Ss54vHIo
青ピとかどうよ
902 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/26(火) 04:16:35.22 ID:5OyhXQmAO
寮監とかどうだろうか
903 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/07/26(火) 04:21:43.62 ID:K8tztpUgo
寮監だとねーちんもペンデックスも首コキャで解決!!


しまった、首輪外れん
904 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 07:28:43.61 ID:xX21yX0DO
禁書SSもだいぶ衰退気になってきたな
905 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 09:04:50.40 ID:2zptcQRqo
衰退ってか落ち着いただけだろ
906 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 10:11:14.77 ID:c9m+94sDO
空間目録は見たいな
907 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/26(火) 10:36:30.74 ID:mqhxpoj20
>>903
首輪外れなくてもなんか寮監ならなんとでもしそうなのはなぜだろうな
そして一方通行も反射があって一度反射されるも、その後首を刈って終わり・・・しかも対一方さんだと寮生の美琴に手を出されてるから鬼神と化してそうだな、寮監
908 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 11:33:45.53 ID:FaGQMuk8o
木原神拳くらいならその場で編み出しそう
909 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/26(火) 12:17:49.63 ID:NlCvbU/AO
木原「常盤台の寮監?俺の師匠だがそれがどうした?」
910 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 13:46:27.16 ID:mZJsw0vso
ここで言っていいのかわからないけど絵の素材として某SSの帝凍庫のAAがほしいんだけどどっかない?
911 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 14:21:23.74 ID:8U/QxptDO
五和目録とか原子目録とか見てみたいな
ペンデックス無理だけど


五和と禁書目録とかご飯において最強じゃねぇか
912 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 15:02:29.32 ID:2zptcQRqo
アウレオルスなら首輪を外せる気がする
黄金禁書or姫神禁書で
913 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 18:52:31.21 ID:PUYeYiz00
黒夜禁書は?
914 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/26(火) 20:12:51.94 ID:NlCvbU/AO
殲滅禁書はまだないかい?
サーシャとワシリーサが主役で
915 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/27(水) 00:19:01.23 ID:PjOjMTfO0
書きやすそうなのは風斬禁書かな…。もうあるか?
それ以上にステイル禁書を推したい。
916 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/27(水) 00:21:52.10 ID:PjOjMTfO0
一巻再構成モノの主役になれるキャラの条件ってペンデックスに勝てるかどうかが重要だよな。
ステイルとか首輪とかはどうにかなるかもだけど。
917 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/27(水) 00:39:39.73 ID:vQ9AFnRAO
帝凍庫で1レス

垣根「よく来たな、まあコーラでも飲めよ」

一方「俺コーヒーな」

浜面「なあ…それお前の腹の中の」

上条「そんな事よりどうしたんだ俺達を呼んで?」

垣根「彼女欲しい」

一方「冷蔵庫とお似合いつったらテレビかァ?」

浜面「もしくは洗濯機、なんたって三種の神器だぜ」

上条「確かイギリスに学園都市製の洗濯機あったな」

垣根「いや人間の彼女欲しい」

上条「大丈夫だ、問題ない」



神裂「上条当麻、急に呼び出してどうしたのですか?」

上条「こいつの彼女になってくれ」ユビサス

一方「…あ?俺ァババアに興味ねェよ」

神裂「私は18です」

一方「還暦じゃねェか」

神裂「うっせえんだよド素人が!!」ジャキッ

一方「遊んでやるよ三下ァァァ!!」カチッ

垣根「あんたらなにしてんのぉぉぉ!?」



土/亘/木/良「」

神裂「本っっっ当に申し訳ありませんでしたっ!」

一方「チッ、反省してまァす」

浜面「そう思うならお前ら垣根の修理手伝えよ!」

上条「それより垣根と付き合うのか?」

神裂「ごめんなさい」ペコリ

垣根「いい夢見させてもらったぜアバヨ!」バッサバッサ
918 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/27(水) 00:40:43.70 ID:vQ9AFnRAO
以上です
ここの垣根くんは冷蔵庫です
919 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/07/27(水) 09:41:28.44 ID:+7gCn6pAO
>>804
この掌握通行の続きが読みたい…
誰かサイト名を教えろ下さいませんか??
920 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/27(水) 09:57:26.98 ID:ss71plwDO
個人サイトを晒せと申すか
921 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/07/27(水) 10:53:22.11 ID:baldaAc6o

リアル冷蔵庫ェ…
922 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/27(水) 16:46:03.06 ID:snY55qZ8o
小ネタ一レスいただきます
ちょっと既出臭するけど気にしない、だって書いちゃったし
923 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/27(水) 16:49:49.76 ID:snY55qZ8o
打ち止め「ねーねーアナタ、テレビで面白いことやってるよ?ってミサカはミサカは面白がって報告してみる」
番外個体「何々?ミサカも見る」
一方「あァ?ンだよクソガキ……ホン○でっかTV?」




TV<セロリヲタベルトモテル!?


一方「」
打ち止め「ねっ!ってミサカはミサカは誇らしげにしてみたり!」
番外個体「」

一方「えェ……?ンなことが」

打ち止め「アナタにピッタリだね、ってミサカはミサカは大感動!」
番外個体「……ッ!……ッッッ!!」バンバン
一方「下らねェこと言ってンじゃねェクソガキィ!って番外個体も爆笑すンじゃねェよクソッタレェ!!」

扉「誰かー!開けてくれー!」ドンドンドン
一方「!?」

打ち止め「あ、ヒーローさんの声だ。ってミサカはミサカはどうしたんだろうって首を傾げてみる」ガチャッ

番外個体「!……ッ!!ッ!ッ!」ビクンビクン

ドタドタドタドタ

上条「一方通行!大変だ!」
浜面「やべえぞ、学園都市の一大事だ」

一方「お、おォどォしたオマエら揃いも揃って」



上条「学園都市中のセロリが売り切れた!」

打ち止め「」
一方「」

上条「どこのスーパー探してもカケラすら残ってない……昨日までは山のように積まれてたのに」
浜面「ホンマ○っかTVの影響だな、一気に買い占められちまったらしい」
上条「恐らく学園都市上層部が得になる、って結論を出したんじゃないかと俺達は踏んでる」
浜面「黒服の男達が窓の無いビルに大量に持ち込んだ、って証言も出てるぜ。まず間違いない」

上条「俺達悩んだんだよ。モテたい、だからセロリは食わなきゃならない、でも無い」

浜面「二人で無い頭絞ってさ、どうすればセロリが食えるか必死で考えた。そして思ったんだ」


上条「一方通行……いや、アクセロリータ!テメエを食えば俺達はモテる!」

浜面「という訳で!俺達に食われろおおおおおおおおおおおおおおおッッッ!!!」


打ち止め「うわあ……ってミサカはミサカは唖然としてみたり。うわあ……」

一方「」ブチッ
打ち止め「あ、怒った」

一方「ふざけてンじゃねェェェェェェえええええええ!!!」

一方「俺は!一方通行だ!セロリじゃねェ!」
一方「大体オマエら彼女持ちだろォがァァァァァァああああああ!!モテたいとか言ってンじゃねェよクソッタレ共ォォォォォォおおおおおお!!!」
一方「いいぜオマエらがそれでも俺を食うってンなら地獄へ一方通行に送ってやらァ覚悟しろ三下ァァァァァァああああああああああ!!!!」バサァ

打ち止め「あっ、翼生えた」

番外個体「」チーン



――――――――――――――――――――

窓の無いビル


アレイスター「……ふむ、セロリもイケるな……」ムシャムシャ

924 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/27(水) 16:51:14.67 ID:snY55qZ8o
以上。改行規制ェ……
見にくかったらごめんなさい、最初観たときは腹かかえて笑ってた
925 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/27(水) 17:15:08.57 ID:vQ9AFnRAO
先生!番外個体ちゃんが笑いすぎて息をしてないの!
926 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/27(水) 22:19:48.12 ID:fems20X60
上五が見たい!!!!!!!!!!!!!!
927 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/27(水) 22:21:14.42 ID:fems20X60
上五が見たい!!!!!!!!!!!!!!












































































[たぬき]より
928 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/27(水) 22:21:41.55 ID:fems20X60
上五が見たい!!!!!!!!!!!!!!












































































[たぬき]より
929 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 00:26:57.91 ID:Dp447NTxo
通行止め?10レス。
930 :打ち止め「同じ月」1 [saga]:2011/07/28(木) 00:27:29.81 ID:Dp447NTxo
初めて月というものを知ったのはあの実験の前の事でした。
あるミサカが初めて夜の空を見た日のことでした。
ミサカはそのミサカの記憶を通して月を見たのです。
星も雲もなくて、ただ1つぷかぷかと浮かんでいる月。
そこから見える景色はどうですか?
ミサカのことは分かりますか?


きっとそこは、ひどく寂しいのでしょうね。


そこから何人ものミサカ達の死を見送りました。
いくつもの月の夜が過ぎていきました。
月は満ち欠けを繰り返しますが、ミサカ達は欠けていくだけなのでした。
今日もまた、心臓の止まる音に耳を貸すのです。
ミサカ達は死ぬことに意味がある実験動物。


月を見ながら、ミサカ達は血の匂いに溶けていくのでした。


お姉様が崩れ落ちたあの夜のことを覚えていますか。
あの人と約束を交わした夜のことを覚えていますか。
くっきりとした三日月がミサカ達を照らしていたのでした。
あの月の鋭さには痛みを感じます。
あの月の細さに悲しみを見たのです。


あの三日月はそれ以上欠けることはない気がしたのです。
931 :打ち止め「同じ月」2 [saga]:2011/07/28(木) 00:28:00.88 ID:Dp447NTxo
気が付いたら、なぜか培養器を飛び出していました。
何も分からずに立ちすくむ夜。
真ん丸というには物足りない、決定的に何かが欠けている月。
ミサカは初めてこの目であの月を見ています。
相変わらず星1つない夜空なのですね。
月もまた寂しそうにこちらを見返すのです。


あの月のように、ミサカも独りの夜を過ごしたのでした。


次の日から月が見えなくなりました。
昼はかつて実験が行われた場所をいくつも目にしてきました。
夜はビルとビルの間で、ひっそりと眠りに就くのです。
お腹が空けば、漁ってきたご飯を素手で口に運びました。
人ごみに混ざれず遠巻きから眺めています。


誰か。誰かそこにいませんか?


地下通路。
ビルの裏。
橋の下。
研究所跡地。
犠牲になったミサカ達。
お姉様。
上条当麻。


学園都市第一位『一方通行』。
932 :打ち止め「同じ月」3 [saga]:2011/07/28(木) 00:28:28.25 ID:Dp447NTxo
歩幅が徐々に狭くなっている気がします。
近づいていますか?
遠のいているのですか?
この小さい体だけでなく。
疲れが取れないことも。
そして、この寂しさもまた。


ミサカが不完全である証拠なのでしょうか。


8月30日。
外に出てから1週間くらいが経ちました。
行くアテもなく、途方に暮れる日々です。
道行く飼い犬に憧れます。
路地裏を通り過ぎていく野良猫に自分を見ました。
昼が過ぎて夜になりました。
久しぶりに見た月の下で。


8月31日。ミサカは一方通行に出会いました。


「真ん丸お月さま!ってミサカはミサカは指さしてみたり!」

「あァ?ありゃ、微妙にまだ欠けてンじゃねェのか」

いくつもの言葉を交わしました。
一方通行の抱える寂しさを見ました。
10031回。
一方通行の願いにミサカ達は気付きませんでした。
一方通行は願いをミサカ達に気付かせることができませんでした。
ミサカ達は弱い存在です。
ですが、一方通行もまたとても弱い存在だったのです。
お互いがお互いを分かりあうことはありませんでした。
お互いにとって、それが一番寂しいことなのかもしれません。

ミサカは寂しいのはもう嫌なので、一方通行に歩み寄ります。
933 :打ち止め「同じ月」4 [saga]:2011/07/28(木) 00:29:03.01 ID:Dp447NTxo
おおっ、人の寝顔って素直な表情になるもん―――。


ってオマエまだいたンかよ―――。


おはよーございますってかもうこんにちはの―――。


俺がそンなことをする人間に―――。


エプロン装備の家庭的一方通行に―――。


アナタの髪って天然さん―――?


見て分かンねェのか―――。
934 :打ち止め「同じ月」5 [saga]:2011/07/28(木) 00:29:29.81 ID:Dp447NTxo
まるで一方通行を表したかのようなあの日の三日月。
ミサカが外に出て初めて見た、あの日の月。
それぞれは確かに欠けている月です。
だからそれぞれがそれぞれの欠けている部分を補い合って。


みさ、ミサカ、は―――。
み、サ―――…カ、ミサ。
カはミサ、カはミサ!
カはミサカはミサカはミサカミサカミサカミサカ
ミサミサミサミサミサミサミサミサミサミサ
ミサミサミサミサミサミサミサミサミサミサ


今夜みたいな。


m<iju0058@Misagrミサqw0014codeLLGミサかミサカieuvbeydla9
((jkeryup@[iiG:**uui%%ebvauqansicdaiasbna:――――――ッ!!
ミサm<jiu0058@Misalkeryup@[iiG**uui%%ebuquqansicddiShhquvll:**0012q
サカサみ<<=//qw0014co ミサか4500$#gui'&# //hsyulljwidnql
jqucld:@]qucneidrkeryup@[iiG**uui
rker%%ebShh89aeqd'das;- qwdnmaio gt98qhe9qxw9dja8hdera8waop
aweuvll;**0012uui%%0025$#gui'&=//nsyulljwidnql,jwucla:@]aucneisdkaudj―――ッ!!


まあるくてキレイな月になるのでしょうね。
935 :打ち止め「同じ月」6 [saga]:2011/07/28(木) 00:30:00.07 ID:Dp447NTxo
いtaだきまーす―――。


それga何daっteンだ―――。


Koれ以上ha一人daって死nnでyaる事はでkiない――――。


ちkuしょuga―――。


…………あre、doこka行っちゃuno―――?


Soりゃzannねンdaっt
936 :打ち止め「同じ月」7 [saga]:2011/07/28(木) 00:30:29.38 ID:Dp447NTxo
ああ、でも。


89aeqd,das:;-qwdnmaiosdgt98he9qxsx9dja8hderfba8waop
コード9jpnasidjレジスト9w:aea
ルートAからw,コード08からコード72までの波形レッドを
ルートC経由でポイントA8へ代入
エリアD封鎖コード56をルートSへ迂回
波形ブルーをイエローへ変換

コード21を波形レッドからオレンジへ変換した後にルートDを通しポイントA7,C5,F10へ分岐
エリアD封鎖を解除してコード32を挿入
エリアFにエクストラ権限を追加コード89からコード112までをルートAに集中
以下をコード113としルートG経由でポイントD4を占有

ルートKからのコードを全て波形イエローに変換しポイントY2,H5,Y0へ
分割コード201を分割しコード202からコード205とし波形パターンはレッドに登録
ルートGを構築エリアC,D,H,Jへ接続ポイントF7,R2,Z0へ分岐



忘れちゃうのかな。
937 :打ち止め「同じ月」8 [saga]:2011/07/28(木) 00:31:07.90 ID:Dp447NTxo
Error.

Break_code_No000001_to_No357081.

不正な処理により上位命令文は中断されました。

通常記述に従い検体番号20001号は再覚醒します。

コード000001からコード357081までは不正な処理により中断されました。

現在通常記述に従い再覚醒中です。

繰り返します。

コード000001から―――
938 :打ち止め「同じ月」9 [saga]:2011/07/28(木) 00:31:36.49 ID:Dp447NTxo
一方通行は多くの物を失いました。
10031のミサカの命。
言葉を理解する力。
学園都市第一位の演算力。
自力で立ち上がることもできません。


でも安心して下さい。

あなたの欠けた部分の代わりに、ミサカがいるのです。


一方通行へ杖を届けます。
ミサカネットワークは一方通行のために余剰な演算領域を解放しています。
ミサカの名前は『打ち止め(ラストオーダー)』。
20001番目のミサカにして、ミサカネットワークを統括する存在。
ミサカネットワーク上にある記憶のバックアップにより、全てを思い出しました。


ああ、それは、欠けていた月の全体を見るような。
あなたの、心の、奥底に触れるような。


あなたの立ち上がる姿に喜びを感じます。
あなたのよろめく姿に愛嬌を感じます。
握ったあなたの手に温もりを感じます。
でも、そっぽを向くし、全然笑わない。
だけどそこにありったけの愛を感じるのは。


いつの間にかあなたが歩幅を合わせてくれているからなのでしょうね。
939 :打ち止め「同じ月」10 [saga]:2011/07/28(木) 00:32:06.17 ID:Dp447NTxo
あなたはきっとこれから2万と1の命に祈りを捧げながら生きていくのでしょう。

後悔や孤独や寂しさや悲しさが、眠れない夜に降り注ぐこともあるでしょう。

そんな夜はミサカのことを思い出して下さい。

月明かりが、そっとあなたを包んでくれるはずです。

顔をあげて月を見てみてください。

ほら、あなたもミサカと同じ月を見ているのです。

ミサカの人格データを読みとったのでしょう?

ミサカがあなたのことを一番よく知っているように。

あなたもまた、ミサカのことを一番よく知っているのです。

あの月はミサカでもあり、あなたでもある。


あなたを愛した喜びを抱いてミサカは今日も眠りに就くのです。

あなたに愛された喜びを抱いてミサカは今日も眠りに就くのです。

あなたと。

同じ月を見ながら。

940 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 00:32:45.25 ID:Dp447NTxo
以上です。失礼しました。
941 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/28(木) 00:36:41.70 ID:VZ6E9XKk0
おおお 乙!
切ないのに優しいかんじの話だな
打ち止めの愛すてき!
942 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/28(木) 00:40:11.21 ID:n7bcU6ZAO

やわらかい月って歌を思い出した
943 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 00:44:28.88 ID:EuLoLlNso


俺×黄泉川のSSみたいわー
俺が学園都市第6位の肉体再生の能力者で唯一の学生アンチスキルで、いつも
黄泉川につきまとってるSSみたいわー
そして黄泉川と同居している一方通行にやたらとつっかかってくSSみたいわー
(一方通行は俺をゾンビとよんでいる)
そして最後は不死身だと思われた俺がどんな状態でも再生はするが実は痛みは感じていて
それにより黄泉川を身を呈してなにかでかい攻撃から守りその痛みによって体は再生するが廃人状態になる展開
もみたいわー
みたいわー

補足
ちなみに俺の戦闘方法は土御門的な感じで半不死身により痛みをこらえながらも
魔術を使える感じで
ちなみにはじめのうちは軍隊格闘技的何かや武器を使い攻撃
魔術披露は中〜後半あたりで
(魔術を使うさいは、テンプレ的な展開「チッ、俺の能力じゃ勝てっこねーかぁ・・・しかたねぇな・・・使うか」
な感じで) 

みたいわー
944 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 00:55:42.48 ID:omxQKokX0
>>943
ま た お ま え か
だから板違いだっつーの
にじファン言って自分で書け
945 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/28(木) 01:03:55.37 ID:UT6jnbxAO
>>940
イイハナシダナー
946 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/28(木) 01:04:42.22 ID:EFGwazZAO
ネタだろ?
マジでこんな事考える奴なんているわけないもんな
947 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 01:20:43.79 ID:EuLoLlNso
いや面白いから晒しコピペにしたけどよく考えたらあんまり面白くないかもな
948 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(沖縄県) [sage]:2011/07/28(木) 07:01:24.09 ID:vOnhA1RYo
ただの嵐だろ
「俺×黄泉川」をNGぶちこめ
949 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 12:46:27.11 ID:8t2SbLUAO
夏だね
950 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 14:58:57.61 ID:Z9oifgJJo
>>939
切ない打ち止め俺特すぎた
乙!!
951 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/28(木) 17:19:38.82 ID:UT6jnbxAO
>>950
一番いい次スレを頼む
952 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 17:53:18.69 ID:jWmcJSSmo
次スレ頼んだ!
953 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 18:46:39.09 ID:Z9oifgJJo
やべ俺か。
今出先なんだ帰宅してからになってしまう
もーすこしかかるからそれまでに誰かたてれそうならお願いしたい。
ちなみにテンプレどうするよ
954 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/28(木) 18:52:43.65 ID:tM9M5CjRo
>>1-2を統合、1レスに(その際3、4、5の注釈を2、3、4へ変更)
1レス目は適当な色に(このスレで言う!蒼_res、色はこのままでいいと思う)
4レス目のSS関連総合スレを9スレ目に変更

俺が思うのはこれくらいかな?
代わりに立ててこようか?
955 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/28(木) 19:11:33.86 ID:tM9M5CjRo
てか立ててこようかって聞いても出先なんだから返事できないか
代わりに立ててきますね
956 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 19:12:27.18 ID:jWmcJSSmo
おねがいしまーす
957 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/28(木) 19:16:11.94 ID:tM9M5CjRo
▽【禁書目録】「とあるシリーズSS総合スレ」-32冊目-【超電磁砲】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1311847989/

変更点
・スレタイに▽復活
・1,2レス目を統合
・各種関連スレを現行のものに移行

失敗点
・安価つけミス
958 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 21:39:12.22 ID:SMk/eybT0
>>957


さて今日は命日であり誕生日な訳だが
959 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/28(木) 22:36:28.97 ID:UT6jnbxAO
誕生日にして命日か、それで1レスもらうか


土御門「今年もこの日が来たか」

アレイスター「我々は一人の英雄を失った」

ローラ「決して忘れてはならないなりけり」

土御門「偽善使い上条当麻」

アレイスター「樹形図の設計者」

ローラ「自動書記」

土御門「オイコラ老人共」

アレイスター「老人とはひどいな、そこの若作りよりはマシだ」

ローラ「お前に言われたくなかりけりたるよ!」

土御門「お前らに人の情けを期待した俺が馬鹿だった」

アレイスター「裏切り者に」

ローラ「言われたくないわ」

土御門「なんでこんな時だけ息ピッタリ!?」



インデックス「今日はとうまが記憶を失った日」

インデックス「そして私がもう忘れなくてすんだ日」

インデックス「命日にして誕生日、破壊と再生」

インデックス「という訳でこもえの家で焼肉パーティーなんだよ!」

上条「ごめんまって意味がわからない」

インデックス「いいから早く行くんだよ!豪華絢爛焼肉セットが私を待ってるんだよ!あとかおりとステイルは拒否権ないんだよ!」

神裂(確かにありませんね)

ステイル(部屋や屋根とかね…)



…ありがとう、とうま
960 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/28(木) 22:38:42.90 ID:UT6jnbxAO
以上です
上条さんが記憶喪失でも二巻以降の人達にはほとんど関係ないのは内緒だ

そして>>957乙!
961 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 22:53:20.21 ID:EFyMweuJ0
そういやそうだったなぁ
冥福を、そして幸せを。
962 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 22:57:45.22 ID:Z9oifgJJo
>>957
乙!
ありがとう。
963 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2011/07/28(木) 23:42:01.93 ID:9wWZNP9Z0
埋めネタ 1レス

日本語?を話す

「超凄いです!やっぱ映画はB級ですよ!」

日本人



江戸っ子訛りを話す

「あたしとしたことがへたくっちまいやがりまして」

イタリア人


ギャル語(死語)を話す

「めんどくさいしー、てきとーにやっとけだし」

イギリス第2王女


???語を話す

「inbf殺wq]

もやし



世界(キャラ)の数だけ言葉がある

アニェーゼ イタリア人だったはずよね?
964 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/07/29(金) 01:06:00.64 ID:rN26EPD/0
うぎぎ……日本語とは一体……
965 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/29(金) 01:25:50.64 ID:hSvwF+RAO
5レス貰います。
SS=平行世界=扉 な感じです。
966 :扉の向こう [sage]:2011/07/29(金) 01:26:54.29 ID:hSvwF+RAO
長い長い廊下。
無数にもある部屋。
その始まりの場所でたたずむ白いシスター。

禁書「いくつもの世界が存在して、」

コツ、と一歩踏み出す。


禁書「いくつもの私たちがいて、」


コツ、ともう一歩踏み出す。

禁書「いくつもの物語がある」

数歩もしないうちに少女の足は止まる。

禁書「少しだけ、その世界を見ていくんだよ」
967 :扉の向こう [sage]:2011/07/29(金) 01:28:25.13 ID:hSvwF+RAO
少女はひとつめの扉を開いた。
扉の向こうには幸せそうに寄り添う二つの影。

禁書「ここはとうまが記憶を失わなかった世界」

扉をゆっくりと閉め、すぐそばの扉を開く。
目も当てられない惨状が広がっている。

禁書「ここはとうまがいなかった世界」

同じ要領で、少女は扉を開け、閉め、移動していく。

禁書目録が上条当麻以外のベランダに引っかかった世界。

御坂美琴のクローンである妹達が全員生き残る世界。

または、全員死んでしまった世界。

レベル5が誰一人欠けていない平和な世界。
968 :扉の向こう [sage]:2011/07/29(金) 01:28:58.16 ID:hSvwF+RAO
少女はひとつひとつ丁寧に扉を開けていく。

たくさんの世界を。
たくさんの自分を。
たくさんの幸せを。
たくさんの不幸を。

それらを全て、聖母のような微笑みを浮かべながら見ていく。

時には悲しみで顔を歪めながら。

禁書「これは私がすごくわがままな世界」

禁書「たんぱつととうまが付き合った世界」

禁書「私ととうまが離ればなれになった世界」

そして、いつのまにかに廊下の突き当たりに来ていた。
969 :扉の向こう [sage]:2011/07/29(金) 01:30:11.46 ID:hSvwF+RAO
どれほどの時間、世界を見てきたのだろう。

しかし少女は疲れを見せずに静かに突き当たりの扉を見つめる。

それは他の扉よりも大きいものだった。

禁書「私も、私の世界に戻ろう」

そう言ってノブを回して身体の体重を使って開ける。

眩しい真っ白な景色が広がった。

この少女のための世界。

この世界のための少女。
970 :扉の向こう :2011/07/29(金) 01:32:32.76 ID:hSvwF+RAO
少女は扉の中へ踏みしめるように歩いて行く。

彼女が進む度に景色が、物語が、増えていった。

禁書「どうか、幾つもの世界に存在する人々よ」

振り返り無数の扉に向かって話しかける。

禁書「皆に幸あらんことを」

胸の前で手を組み、祈った。

それからぱたり、と扉が閉まる。


あなたは迷える羊。
そこにある扉を開けてみませんか?
971 :扉の向こう [sage]:2011/07/29(金) 01:34:17.93 ID:hSvwF+RAO
終了です。
わけわからんテンションで書いたんでわけわからんですねすいません。
ちなみにこの禁書目録さんはかまちーの物語の禁書目録という感じです。
お目汚し失礼いたしました。
972 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/29(金) 05:51:45.59 ID:eQmjQx8IO

枝分かれした他の扉=SSってことか
ひぐらしのカケラとかローゼンのnのフィールドとか思い出した
973 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/07/29(金) 06:07:10.19 ID:s0xtRszAO
久し振りに来たけどどれも>>1に初SSですとか描いてて萎えるわ
974 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/29(金) 10:55:14.03 ID:OyzbZpPg0

かまちーの禁書世界こそ唯一無二だもんな
これからどうなるんだろう
975 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) :2011/07/29(金) 12:31:34.21 ID:l8jaQ7PAO
こんな世界線もあるのかと妄想1レス


一方「なンだこりゃ?本当に超電磁砲のクローンか?」

科学者「なにぶんクローンなので多少の性能差」

上条「御坂から離れろよ三下!」ソゲブ

一方「きゅっぷい!?」ガクッ

科学者「馬鹿な…最強のレベル5が一撃で…」



一方「お前には感謝してるンだぜ、誰も殺さずに済ンだし…だから今日こそ勝負してもらうぜェ三下ァ!」

美琴「あたしのポジション奪うなやゴルァ!」

上条「ふ、不幸だぁぁぁ!」



禁書「嫌だよ!私はステイルもかおりも忘れたくないんだよ!」

ステイル「あの子を助けるには記憶を消すしかないんだ!」

美琴「助けられてないじゃない!あの子は今助けを求めてるのよ!」

神裂「私だって頑張った!でもどうにもならなかったんですよ!」

一方「例え俺やお前がどンなにクソッタレの悪党でもあのガキが地獄に落ちていい理由にはなンねェンだよ!」

上条「神様、この世界があんたの作ったシステム通り動いてるってんならまずはそげぶ!」ソゲブ

禁書「ごっ!?があああああっゲソッ!?」


一方・美琴・ステイル・神裂『そこ殴る所じゃねええええええええ!!』
976 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国・四国) [sage]:2011/07/29(金) 12:34:15.31 ID:l8jaQ7PAO
以上です
もしも最初の実験の時に上条さんが乱入していたら
もしも禁書のパートナーがステイルの時に学園都市に来ていたら
少しずれただけだけれど、誰もが笑ってハッピーエンドを迎えられる世界

(笑)もあるよ
977 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/29(金) 12:35:58.31 ID:5S9kiZwRo
誰もが?

……アウレオルスェ……
978 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/29(金) 12:46:12.96 ID:48gjLgMXo
970がスレ建てくらいでちょうど良かったかも?
キャラ口調が無くなったことでのハードル低下と最近落ち着いてきたからかな
まあ早すぎても使わないで置いとけばいいわけだし、間に合わないよりはずっといいけど
979 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/29(金) 12:50:56.61 ID:MhawDI+4o
30くらい使う奴が重なると新スレに投下したくはなるし、あって困るもんじゃないだろうからいんじゃね?
たまにすっげー早い事あるし

さて、そろそろ新訳二巻とステイルSSなんだが
980 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/29(金) 13:19:54.71 ID:OyzbZpPg0
>>975
ヘタ錬も頑張れば救えるよね!

んじゃ軽いネタで埋め
原作数年後の上イン←ステで10レス、も要らないかな? 
とりあえずいただきます
>>793の続きかと言われるとそんなことはない、かも↓
981 :とある教会の喫煙時間(ビタースウィート) [saga]:2011/07/29(金) 13:22:03.81 ID:OyzbZpPg0


鐘が鳴る。
平和を象徴する鳩が屋根から一斉に飛び立つのを、ステイル=マグヌスは目を細めて見送った。


「いい天気だ」


雲一つない、お日柄もよくという決まり文句の実に良く似合う晴天。
学園都市、第一二学区の小さな教会裏でステイルは一人佇んでいた。
口許に、トレードマークの煙草は無い。
彼は数年前からすっぱり喫煙を止めていた。


「ステイル、おはよう」


ボウとする彼に後ろから声を掛けたのは、これからこの教会で行われる催しの主役の片割れである。
隣に誰一人伴わなずに現れた女性は、決して喜色満面、という風貌ではなかった。


「早いね、インデックス。あいつと一緒じゃないのかい?」


インデックス。
何の気なしに呼ばれた名前こそ、ステイルにとって聖書の文言より大事な大事な一節だ。


「あなたが先に来て準備してくれてるって、かおりが」


肩を軽く竦める。
まったく、この期に及んで誰かの心配とは困った聖人だ、とステイルは思った。
彼女とて今日、胸の中で密やかに育ててきた想いに別れを告げるというのに。


「そう言えば、個人的な祝福はまだしていなかったね」

「べ、別にこれからしてくれるんでしょ?」

「それとこれとは話が別さ」


顎に手をやって、髭の剃り残しが無いか確かめながらステイルは笑った。
ニコチンを摂取しなくなった口寂しさを紛らわすために身に着いた癖だろうか、と彼は自己分析していた。
982 :とある教会の喫煙時間(ビタースウィート) [saga]:2011/07/29(金) 13:23:00.73 ID:OyzbZpPg0










「結婚おめでとう、インデックス」










983 :とある教会の喫煙時間(ビタースウィート) [saga]:2011/07/29(金) 13:24:11.39 ID:OyzbZpPg0

束の間の沈黙を挟んで、インデックスも笑みを浮かべた。


「ありがとう。私、幸せになるね」

「そう、それでいい。それこそが、僕の望みなんだ」


インデックスは今日、愛する人と結ばれて永遠の幸福を得る。
そして、永久にステイルの手の届かない場所で生きる。


「だというのに…………何て顔をしているんだい」


彼女は人生をとうの昔に預けたパートナーと、これからヴァージンロードを歩くのだ。
幸せでない筈がない、そうに決まっている。
なのに。


「どうして、泣くんだい」


清潔な無地のハンカチを差し出して、ステイルが笑みを苦笑に変じさせた。
その涙を止める資格も権利も、もう彼には無かった。


「だって、だって………………!」


やっとのことで布地を受け取ったインデックスが、嗚咽を漏らして言葉に詰まる。
言いたい事は山ほどあるのに、空気に触れた瞬間別の何かに変容してしまいそうで。
そんなところだろうか、と推量した。
同じような経験はステイルにもあった。


「無理に思いを言葉に乗せる必要は無い。君の心なら僕が」


小さな左手と、そこに流れる脈動を両の掌でそっと包む。
彼女の夫になる男に目撃されたら、間違いなく右手でぶん殴られるような光景だろうな、と思ってステイルは可笑しくなった。


「どんな小さな波紋だろうと、受け止めてみせるよ」


今日限り、そして今日で終わりだがね。
そう、内心で付け足した。
984 :とある教会の喫煙時間(ビタースウィート) [saga]:2011/07/29(金) 13:25:21.79 ID:OyzbZpPg0

「お願いだから」

「ん?」


穏やかに慈しむように、ステイルは余人には決して披露しない貌で優しく続きを促す。
とはいえ、インデックスの言いたい事は彼にはおおよそ読めていた。
一文字目を耳にする前に早くも笑いが零れる。
彼女らしいな、と思いながら。




「お願いだから、ステイルも幸せになって? そうでなかったら、私も、わたしも」




皆まで言わせず、手に少しだけ熱と力を籠める。


「約束するよ」


本当は、約束の必要などありはしなかった。
今日この日を境に、ステイル=マグヌスの生涯に不幸の二文字は現れ得ないのだから。


「本当の、ほんとうに?」

「ああ、なんなら教会の中で主に対して誓っても」


ステイルが突然口を噤んだ。
表に人の気配。
探知魔術に頼る必要もなかった。
その男に、魔術はおろかこの世のあらゆる異能は通用しないのだから。


「さて、君の片翼がようやくおでましのようだ。行っておいで」
985 :とある教会の喫煙時間(ビタースウィート) [saga]:2011/07/29(金) 13:26:38.56 ID:OyzbZpPg0

握った手を、未練もなくあっさりと離す。


かつて、少年の手からするりと零れ落ちていった柔らかな体温。
もう二度と、青年が掴む事を許されない暖かな鼓動。


「…………じゃあ、また後でね」


尚も物言いたげな碧をステイルの脳裏に焼き付けて、インデックスは恋人の元へ。
後ろ姿に背を向けた青年は神父服の内側に手を伸ばそうとして、ピクリとその動きを止めた。
軽く首を左右に振って腕を組み、修道女が間違いなくこの場に居ない事を確認してから声を上げた。




「こっそり覗き見とは、さすが聖人サマはやること為すこと御立派だね」



「……………………も、申し訳ありません。どうしてもあなたの様子が気になったので」


辛辣ここに極まれりの台詞とは裏腹に、ステイルは呵々大笑した。
ばつが悪そうに姿を見せたのはステイルとインデックスに共通の友人、神裂火織だった。
常の凛とした居住まいはどこへやら、しょぼくれた面構えを見て青年はまた腹を抱える。


「わ、笑い過ぎです! これでも一応心配してあげたというのに! 
 …………それにつけてもあなた、どうしてこう損な役回りを引き受けてしまうのですか」


終いにはてんで的外れな事を言いだす始末だ。
これを笑わずにどうしろと。
一分ほどののち、くつくつと鳴る喉をようやく収めてステイルは声を絞り出した。





「損? 馬鹿を言うな、役得だろう。彼女が至福を掴み取る瞬間を、この世で二番目に近い席で観られるんだからね」





986 :とある教会の喫煙時間(ビタースウィート) [saga]:2011/07/29(金) 13:28:01.78 ID:OyzbZpPg0

見知った顔と、見知らぬ顔。
1対9ぐらいか、と壇上でステイルは何となくその比率を計算していた。
狭く小さな、申し訳程度の教会にひしめく程度の頭数。
さざめく正の感情も、神父の隣で緊張しきりの“この男”が世界に齎したそれに較べればささやかなものだろう。


「あまり無様を晒されると、僕まで恥を掻くんでね。笑いをとるなら程々に頼むよ」

「うるせー」


嘗て拳と炎で語り合った者同士――拳を振るった方はもう何処にもいないが――とは思えない軽口。
主役たる“二人”の友人が、恩人が、家族が作り上げたこの空間は、どこまでも温かかった。


やがて、密やかな声が徐々に徐々に鎮まっていく。
静寂が完全に場を支配したその時、遂にステイルの正面の大扉がギ、と耳障りな声を上げた。
純白の、いつもの修道服ではなくウエディング・ドレスを纏って、“父親”に手を引かれて。


花嫁が教会に足を踏み入れた。


(上条刀夜、だったかな。あの位置に立てたなら、それはそれで良かったかもね)


一歩、また一歩。
花嫁が花婿に引き渡されるべく、溢れんばかりの好意を、善意を浴びながらブルーカーペットを進む。
瞬きする暇も惜しい。
一秒でも、一瞬でも長く、目映いその姿を己の根源に刻みつけたかった。


「――――――――」

「――――――――」


目と目が、合った。
ベール越しだというのに、合ってしまった。
インデックスは自分のすぐ手前にいる五分後に生涯を誓う相手ではなく、ステイルを、確かにその美しい翠玉で見つめた。
神父はただ、一瞬目尻を緩ませるだけで逸らした。
あの薄布は、夫になる男が最初に捲らなければならないモノだ。
やがて女は先導する父親から、共に歩む男に委ねる手を移した。


さあ、出番だ。


「新郎、上条当麻。あなたは新婦となるIndex-Librorum-Prohibitorumを妻とし――――」
987 :とある教会の喫煙時間(ビタースウィート) [saga]:2011/07/29(金) 13:29:13.10 ID:OyzbZpPg0






湧き上がる拍手は、いつまでも鳴り止みそうになかった。
退場する新郎新婦への、世界中からなのではないかと錯誤しそうになる熱い篤い祝福。
薄暗い建物の中から光に消える二人が最後に、祭壇に立つステイルを振り返って頭を下げた。


(それを受けた僕に、どうしろって言うんだ)


苦笑。
それにしても今日は頬あたりの筋肉が緩みきって困る。
続いて親族、友人が次々に席を立っては外で行われるイベントに備えて退出して行った。


その中に、小学生と見紛っても無理のない女教師。
珍しくサングラスを外したアロハシャツの金髪。
長髪を流して後ろで結わえた戦友。
知った顔は皆一様に去り際、ステイルに一度だけ視線を向けて去っていく。


バタン。





そして、誰もいなくなった。





シュボと音を立てて、ステンドグラスの聖母と向かい合った神父の爪先に幽かな火が灯る。
もう片方の手で取り出したるは、懐かしい懐かしい味。
988 :とある教会の喫煙時間(ビタースウィート) [saga]:2011/07/29(金) 13:30:43.10 ID:OyzbZpPg0

上条当麻と恋人同士になった、と彼女が電話越しに報告してきたあの日。
即座に日本に飛んで、憎い男を思うさまぶん殴ったあの日以来。


何年ぶりかにステイルは、一本だけ懐に忍ばせていた煙草に火を付けた。


厳粛でなければならない神の御前で、罰当たりな白煙がゆらゆらと揺れる。
聖母の微笑みは動かない。
どうやらこの日この時くらいは、慈悲深い母が子羊に情けを掛けてくださるようだ。


「…………苦い、な」


指に挟んで一旦離したシガレットにそんな感慨を抱いたのは、初めて吸った少年時代以来だった。
教会の外から、ひと際大きな歓声が上がる。
花嫁のブーケは果たして誰の手に渡ったのだろうか。
再びタールが恋しくなって、二十秒前へとその動作を巻き戻す。


吸う。
紫煙が肺の隅々まで行き渡る。


吐く。
広い空間に靄が霧散してあっという間に消える。



「やはり駄目だ。止められそうにないね」








これこそが己に相応しい幸福の味わいなんだろうな、とニコチンとタールに満ちた天国に堕ちゆく男は思った。




989 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/29(金) 13:32:00.13 ID:OyzbZpPg0

「上イン結婚式で牧師役ステイルにやらせたら血涙流しそうじゃねwwww」
的なのを割とあちこちのスレで見かけるんでついつい
こんなおいしいネタに何故誰も食いつかないんだろうと思ってやってみました
次こそステイルが報われるといいね!
990 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [saga sage]:2011/07/29(金) 14:18:48.29 ID:nIBXGzQAO
乙!ステイルはもうちょっと報われても良いはず
埋めと聞いて一レス小ネタ、アックアさんで某缶コーヒーのCMを…というネタです




この学園都市の人間は、暑さをしのぐために様々な対策を取る。

アイス屋

アックア「いらっしゃいませーなのである」

佐天「初春、今日はどれにする?」

初春「えーっと、チョコミントにストロベリーチーズケーキと……あっ、杏仁マンゴーもいいですね……」

佐天「……全部食べる気?」

初春「暑いから仕方ないんですよ」

アックア(適度な量を守った方が良いのでは……)


インデックス「とうま! アイス、アイス!」

上条「嗜好品の類は駄目なんじゃねえのかよ!?」

インデックス「私は未熟だからアイスを食べても良いんだよ!」

上条「意味が分からん!」

アックア(修道女としてそれはどうなのであろうか)


ただ、この学園都市の人間の中には――


滝壺「はまづら、どれにする?」

浜面「んー……滝壺が二つ選んでくれよ。それをダブルにして頼もうぜ」

滝壺「でも、はまづらはどうするの?」

浜面「二人で一つのアイスを食べれば良いだろ?」

滝壺「じゃあ、スプーンも一つでいいよね」

浜面「ん? それじゃ食べられないだろ?」

滝壺「大丈夫、はまづらには私が食べさせてあげるよ」

浜面「滝壺……」

アックア(……うぜえ)


――見ていて暑苦しい者達も存在する。

991 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長野県) [sage]:2011/07/29(金) 14:51:54.65 ID:9VywYhk6o
>>989
おつ
しかしステイルは14歳にしては苦労しすぎてやしないか
992 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/07/29(金) 14:52:38.48 ID:u7i6M8MZo
>>989
乙!
なんというかステイルらしくていいね!

>>990

でもヴィリアン様なんて上玉を軽く光源氏したアンタがいうな
993 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/29(金) 17:48:11.38 ID:/ZzBknfo0
otu
994 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [saga]:2011/07/29(金) 21:57:32.82 ID:nr+BdznAO
>>957乙でした!
埋めがてら今朝見た変な夢ネタを2レス




滝壺「――たきりこです――」

インデックス「ひぃんはんなんはよっ!」

打ち止め「うっちーですってミサカはミサカは宣言してみたり!」


「「「三人合わせてHeroineです!」」」





青ピ「……ちょい待ちちょい待ち」

インデックス「ふなはほおいひー!」

滝壺「……15時の方向から電波受信……」

打ち止め「ん、どうしたのプロデューサーってミサカはミサカ」

青ピ「いや、何からつっこむべきか分からんけど……明らかそれ要らんやん」

打ち止め「それ?ってミサカはミサカは疑問符を浮かべてみる」

青ピ「語尾やって」

打ち止め「え、でもこれはミサカ自身が他のミサカと区別するためにミサカ10032号のアドバイスを取り入れたミサカ界では斬新なこのミサカのアイデンティティってミサカはミサカは」

青ピ「いや、他も大概おかしいけど明らかリズム崩れとるし。 てかミサカ何回言ったん」

インデックス「はははいはんはほ!」

青ピ「はい出た! シスター飯食ったらあかんて、何言うとるかさっぱりやし。 あとそこのスタッフもあげんように」

ステイル(ビクッ)

インデックス「えー」
995 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [saga]:2011/07/29(金) 21:59:12.31 ID:nr+BdznAO


青ピ「そないな顔でムスッとせえへんの、キミも列記としたアイドルなんやで」

インデックス「でも、私にとってはおにぎりの方が比重高いかも」

青ピ「……キミはここやなくてギャル○入った方が良かったんちゃうかな」

滝壺「……」ユラユラ

青ピ「お、おう……(一番取り扱いムズい子来よった……)」

滝壺「……(指を向ける)」

青ピ「……え、え、どないしよってん…………」

滝壺「…………後ろ」

青ピ「!!!」バサッ!

青ピ「な、何もあらへん!!!!」

滝壺「…………寝癖」

青ピ「…………」

滝壺「……結構はねてる」

青ピ「…………に、二回言わんでも分かっとるわああああ!!!!」

滝壺「そうなの」

青ピ「てか、その無表情で無駄に溜めんといて!!!! ボク、心臓発作で死んでまうぅぅぅ!!!!」

打ち止め「その場合はミサカがびりびりってやってあげるね!ってミサカはミサカは微笑んでみたり!!!!」

インデックス「万が一ご不幸が起きたら、イギリス清教をよろしくね!」

滝壺「大丈夫、そんなあおがみぴーを私は応援してる」

青ピ「いったい何なんやねんこれえええええ!!! もっとアイ○ス的展開にならんのおおおお」


996 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) :2011/07/29(金) 22:00:48.76 ID:nr+BdznAO
オチ無し、多分アイマスを見ようとしてOPで寝落ちしたからだと思うんだけどなあ
997 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/07/29(金) 22:34:55.15 ID:mfwRuO3Ko


そしてーかーがやーく梅トラソウっ!
998 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/29(金) 22:39:53.75 ID:o/2YurAIo
999 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/29(金) 22:40:39.00 ID:yBSs84DDO
1000 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/29(金) 22:41:15.09 ID:dRUUbiTPo
竹!
1001 :1001 :Over 1000 Thread
             /          \
            /   、_/_  l     `` ‐- 、
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      /         -‐′  ,'      | | ___ /     ,
     /        __/__  └---   l,イ´  /`ヽ.   /  -─‐
    /         /   , ヽ        l.  /   丿 /   ヽ、
  /        r‐-、 /   /  l    '  /   '´ /      `
 /         ヽ  X.   /   ,!   -L. /     '´
/           `´ `    /   ー|ァ'       ,      、__/
                   /   ,. -‐ァ、_    /        /  ̄_
                   /  i   /      /       /  ,   `   /
                     ` 7      i     ,!  /   !       /
                      /      ヽ._ ノ   /     \     /
ヽ.                    /               .  ,. --、   /
  \                /                  /   ト. /
   ヽ、_             /                  /`ヽ、_/ l /、
       ̄ ̄``ヽ、      /                /'     // i
            \.     /                ァ′      //   |   
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1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
魔法少女まどか☆マギカ―運命を超えた者達― 3スレ目 @ 2011/07/29(金) 22:36:08.69 ID:CQgO4S8f0
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チャドの霊圧が消えた @ 2011/07/29(金) 22:11:03.05
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妹が寝言でなんか言ってたから聞いたら @ 2011/07/29(金) 21:55:49.14
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4vip/1311944148/

ここだけバイオ状態の村 新SIREN編 @ 2011/07/29(金) 21:54:21.27 ID:Dx4o90uVo
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篝ちゃん「安価の篝火で天王寺瑚太朗を導く」 @ 2011/07/29(金) 21:24:48.32 ID:qGfBmhHn0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1311942288/

シェルブリットのやる夫のようです【スクライド】 @ 2011/07/29(金) 21:10:13.92 ID:RZpY+uljo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1311941413/

たちあがれ日本&石原都痴事が選挙で人種差別 @ 2011/07/29(金) 21:03:03.42
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おさわり自由 @ 2011/07/29(金) 20:54:46.95 ID:gJLd1q0uo
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