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主「ククク、俺の右手が疼くぜ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/07(木) 18:54:36.31 ID:GMqmerLS0
主「ついに入学……。確か俺はB組だったな。2階……か」

 コツッコツッコツ

主「ククク、このドアの先が戦場か。面白い」
 
 ガラッ!

主「ふむ。ここか、俺の席は。よいっしょ」

〜5分後〜

男1「――ってことがあったんだがな」

女1「へぇーすごーい」

男2「おお! それはすげぇな」

女2「wwwwwwwwwwww」

主「……………」

オタ1「ふひひwwwwサーセンwwww」

オタ2「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

オタ3「ワロタwwwwwwwwwwwwww」

主「……………」

ボッチ「……………」机に突っ伏している。

主「……………ク、ククク」机に突っ伏した。

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VIPでTW ★5 @ 2024/03/29(金) 09:54:48.69 ID:aP+hFwQR0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711673687/

小テスト @ 2024/03/28(木) 19:48:27.38 ID:ptMrOEVy0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/zikken/1711622906/

満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1711617334/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1711590867/

旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711498027/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459578/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/07(木) 18:56:37.72 ID:cdywE7wZ0
期待
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/07(木) 19:00:57.76 ID:GMqmerLS0
〜授業中〜

先生「じゃあ、主くんこの問題やってねー」

主「いや、断る。いまの俺の能力値ではその問題を解することはできない」

先生「やりなさい!!」

主「い、いいだろう。やってやろう」

主「・・・わ、わかりません」

全員「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/07(木) 19:19:01.97 ID:GMqmerLS0

 バン!!!!(教卓を叩く音)

主「おい貴様ら、俺を笑うとはいい度胸だな。これ以上俺を侮辱するならば、俺の右手、インフィニットブリザードが黙っていないぞ」

男1「なにいってんだこいつwwwwwwww」

全員「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


主「フッ。ま、まぁ今回は許してやろう。だが次は――」

先生「座りなさい!!」

主「ふ、ふん。屑どもが……」

〜休み時間〜

主「」机に突っ伏している。

女「ねぇ主君」

主「なんだ?」嬉しそうに起き上がる。

女「なんで男君って右手に包帯巻いてるの? ケガでもしてるの?」

主「ふん、いい質問だ。この包帯には俺の右手の能力を抑える働きがある」

女「のうりょく? なにそれ」

主「まぁいずれわかるだろう。だが、この包帯をはずしては危険なのだ」

女「へぇー。なんかすごいねー」

主「まぁな。俺は魔界の使者だからな」

女「へぇー。まかいのししゃってなにしてるの?」純粋に主の言うことを信じている。

主「それは機密でな。貴様には教えられぬ」

女「そうなんだ。色々ありがと。じゃあね!」

主「ああ」そしてまた突っ伏す。

5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/07/07(木) 19:30:32.75 ID:0KFT3nit0
主とは何?
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/07/07(木) 19:33:06.09 ID:/1JiPY+AO
主人公じゃないか?
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/07(木) 19:34:53.23 ID:GMqmerLS0
〜放課後〜

主「やっと終わったか。中々つらいものだな。家に帰宅したら一旦魔界に帰るか」

 ヒソヒソヒソ

通行人1「なんか言ってるよあの人」

通行人2「魔界だってwwww きんもー」

通行人1・2「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

主「道端で大声で笑うなんて、最近の若者というのはまったく……」

通行人1「またなんかいってるwwwwww」

通行人2「wwwwwwwwwwww」

〜次の日の全校集会〜

校長「えー。くれぐれもそういうことがないようにしてください」

男1「暇だな。全校集会とか」

男2「だなー」

主「ならば俺が刺激を与えてやろう。貴様らの生涯で一番のな」

男1「はぁ? 刺激とかwwwwww」

男2「なにいってんだコイツwwwwwwww」

 スッ

主「……………」ステージの上に上る。

 ザワザワザワ

「なにあのひとwwwwwwww」

「え? なになにwwwwww」

「きもーwwwwww」

主「黙れ愚民どもが!!!!!」マイクなしで叫ぶ

 シーン・・・。

主「貴様らに刺激を与えてやろう。今この世界は危険に冒されている。異世界からの使者によってな」

校長「ちょっと君……」

主「ククククフフフッハッハッハ!!!!!! そして俺も魔界の使者だ! 貴様らのような愚民と同じではない!」

校長「……………」

主「俺の本当の名は『グロッツェ・マキシマム・ゼクロ』だ。『主』などという平凡な名前ではないのだ!!!!!!!」

先生1「おい!! いい加減ステージから降りろ!!!」

校長「いい加減にしなさい! 君のくだらない話をする場面じゃないんですよ!?」

主「ッフ。そうか……」ステージから降りる

8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/07(木) 19:48:28.08 ID:GMqmerLS0


主 ←は主人公って意味です。

 直後、大爆笑が起きる。

先生1「君、後で職員室にきなさい」

主「それは無理な願いだな」

先生1「あんまりひどいと停学だぞ」

主「……行きます」


〜放課後〜

 ガラッ! 主が職員室から出てくる。

主「ふん。くだらんことですぐに怒るとは。まるで猿だな」

 ドン!

不良1「いてぇなてめぇ」

主「俺も痛みを感じたぞ。よく前をみて歩くことだな愚民が」

不良1「あ? てめぇ喧嘩売ってんのか?」

不良2「wwwwwwwwww」

主「ッフ、喧嘩……か。貴様らなど俺の右手を使えば――」

 ガッ! 胸倉を掴まれる主。

主「うっ」わりとマジで苦しい。

不良1「右手(笑)。てめぇあんまり調子乗ってると病院送るぞコラ!!」

主「うっ。ッククク、はぁはぁ。病院に送るとは、貴様は救急車なのか? っぐ……」

不良2「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

不良1「ふざけてんじゃねぇぞこら!!!!」

 バキッ

主「ヴっ。は、鼻血が」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/07(木) 20:01:30.56 ID:GMqmerLS0
不良1「ちょっとこっちこいや」

体育館の裏に移動する。

主「ククク。貴様、これ以上はやめておけ、俺のもう一人の人格『炎魔』が黙っていないぞ」

不良2「炎魔wwwwwwwwwwwwwwww コイツ頭弱いなwwwwwwww」

不良1「wwwwwwwwww。右手でも炎魔でもなんでもだせや」

 ドスッ!

主「っく。鳩尾入った……」

不良2「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

不良1「おいてめぇ。今回はこれくらいで許してやる。次調子乗ったらどうなるか覚えとけよ」

主「はい」

〜翌日〜

主「俺の机に落書きをするとはいい度胸だ。ククク……クク……」

主の机には暴言がたくさん書かれている。

男1「よう。マキシマムwwwwwwwwwwwwwwww」

男2「おう。グロッツェ!wwwwww」

男3「よう、ゼクロくんwwwwwwwwwwwwww」

全員「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」



 

10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2011/07/07(木) 20:01:44.24 ID:egJw7WmWo
いや、面白いです
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/07/07(木) 20:12:14.90 ID:9aVNr1qAO
このままブレないで欲しいなwww
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/07(木) 20:12:28.60 ID:GMqmerLS0
主「う、う、うわああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 学校の外へ逃げ出す。

 ドン!

帽子男「いて!」

主「あああああああああああああああああ」

帽子男「あ! もしかして君は、主くんかい?」

主「ああああああああああああああああああああああ」

帽子男「そうみたいだね。君は、右手の能力を本当に発揮してみたいと思わないかい?」

主「あああああ、あ、あ? 本当に発揮……だと?」

帽子男「ああ」

主「ッフ。残念ながら俺はそういう嘘話は信じないのだ」

帽子男「ふふ。それがうそじゃないんだよ。ちょっときてみてくれ」

〜研究所みたいなところ〜

主「ここはどこだ?」

帽子男「ここは僕の研究所だ。ここで架空システムの開発を行っている」

主「架空システム? 胡散臭い。なんだそれは」

帽子男「まぁちょっとだまされてた思ってこの中に入ってくれよ」カプセルのようなものを開ける

主「し、しかたない。入ってやろう」

 カチャ

帽子男「じゃあいくよ」

 ピッ!

主「!?」

 コヒュウウウウウウウウウウ
 
 ドサッ!

主「グッ。痛てぇ。ってここはどこだ?」

目の前にはみたことがない町が広がっていた。

主「たしか、あの帽子をかぶった男の機械の中に俺は入った。そして……もしやこれは夢のようなものなのか? ククク、面白い」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/07(木) 20:14:08.84 ID:GMqmerLS0
はやくもブレはじめちゃいましたねwwwwww
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/07(木) 20:14:50.64 ID:9RWyUdQDO
あれ、こんなところにダイジョーブ博士が
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/07(木) 20:23:25.78 ID:GMqmerLS0
主「俺の右手の能力を発揮できるとあの男は言っていた」

 コオオオオオオオオオオ

主「! 冷気が出てきたぞ。これはインフィニットブリザード!!」

 コヒュウウウウウウウウウウウウ
 カチャ
 
帽子男「お帰り。どうだった?」

主「? ここは現実世界……か。たしかに俺のインフィニットブリザードは使えた。だが、なぜいきなり現実世界に戻ってきたのだ?」

帽子男「まだ完成していないんだよ。まぁまた着てくれ」

主「いいだろう。では俺はこれで行く。中々楽しめたぞ」

〜学校〜
男1「おwwwwwwマキシマム戻ってきたぞwwwwww」

男2「さっきはどうしたんだwwwwww。いきなり逃げ出したりしてwwww」

主「ち、ちょっと急用を思い出してな」

男3「うわああああとか叫びながら急用思い出すとかすげぇっす」

主「ま、まぁな」

16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/07(木) 20:35:12.12 ID:GMqmerLS0

女1「あ、つぎ水泳の授業じゃね?」

男1「あ、やべぇー」

男2「早く行こうぜ」

男3「おう」

女2「じゃあねマキシマムwwwwwwwwwwwwww」

女3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

主「俺も行かなければな」

 ガラッ! 更衣室のドアを開ける。

女1「は?」

女2「うわwwwwwwマキシマム更衣室間違えるとかwwwwwwwwwwwwwwww」

女3「キャアアアアア!」

主「よ、様子を見に来ただけだ!!!!」顔真っ赤
 
 ピシャ! ドアを閉める。

主「まったく。見られたくらいで叫ぶとはな」

 ガラッ!

男1「お。マキシマムwwwwwwww早く着替えろよ」

主「言われなくともな」

男1「あれ、お前包帯取らないのかよwwwwww」

主「まぁな。この包帯を開放してしまえば、お前らは死ぬからな」

男2「wwwwwwwwwwwwww」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/07(木) 20:39:10.72 ID:GMqmerLS0

一旦ここまでにします。またあとでくるかもしれません。

見てくれてる人はありがとうございます。
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/07/07(木) 20:42:14.24 ID:9aVNr1qAO
乙。
オカリンの様な覚醒に期待。
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/07(木) 20:58:51.52 ID:alBcVoZ9o

あ痛たた。何故か体があ痛たた
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/07(木) 21:08:46.78 ID:h6OyYVGB0
何これwwwwおもしれえwwww続けてくれwwww
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/07(木) 21:33:01.71 ID:GMqmerLS0
戻ってきました。

続けたいと思います。


主「ククク、水……か。下手をすれば俺の右手が暴走するかもな」

包帯をつけたままプールへ移動。

主「うっ、くそっ、俺の右手がもう!!!」

全員「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男3「まだやってんのかよwwwwww」

男2「脳に欠陥あるだろwwwwwwwwwwww」

先生「おい! 主! 右手の包帯はどうした? ケガとは聞いてないが」

主「フッ。ケガ? 俺がそんなヤワな人間に見えるか?」

先生「だったらはずせ!」

主「それはできない。なぜならこの包帯を取ったらインフィニットブリザードが開放されてしまうからな」

男2「インフィニットブリザード来たーwwwwwwwwww」

先生「ふざけてないではずせ! でないと授業に参加できないぞ」

主「ふん……しかたがない。中学3年間、そして高校生活始まってから一度も開放していないこのインフィニットブリザードを開放しようではないか。ククク、愚民ども!! 恐怖に支配されるがよい!!」

 スルッ

男1「あれwwww なにもおきないぞwwwwww インフィニットブリザードどうしたwwwwww」

主「ふん……貴様はなにもわかってはいないな。これをはずしてからすぐに能力が現れるとでも思ったのか?」

男3「ご都合主義wwwwwwwwwwwwww」

男2「絶対いま付け加えた設定だろwwwwww」

先生「まぁいい。これで授業が始められる。まぁまずウォーミングアップに25m泳げ」

全員プールに入る。
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/07(木) 21:43:02.28 ID:GMqmerLS0
男1「主wwwwwwwwww全然進んでねぇぞwwwwwwww」

主が一人だけ泳ぎ終わっていない。

主「はぁ、はぁ、ウッ。水飲んだ。オエッ」

全員「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

先生「もういいぞ、主。次は25mを何秒で泳げるのかテストするぞーこっちにならべー」

〜5分後〜

男1「主wwwwwwww 必死に泳いでるけど沈んでるwwwwwwwwww」

主「はぁ、はぁ、プハッ、」バシャバシャ

男2「滑稽wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男3「wwwwwwwwwwwwwwww」

先生「主ー。もう授業終わるからやめにしていいぞ」

主「おえっ、ヴッヴエゴエロゲロオエ」

 ベチョッベッチョ

男2「はきやがったwwwwwwwwwwwwww」

男3「これはひどいぞwwwwww」

男1「マキシマム顔が死んでるwwwwwwwwwwww」

主「ふ、食したものが口からリバースするなんて面白いものだな、オエッ」

全員「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/07(木) 21:55:08.64 ID:GMqmerLS0
〜帰宅後〜

主「今日の水泳はろくなものではなかったな。やはり右手を開放するのはよくないのだな」

主「む? 髪が伸びたな。切りにいくとするか」

1000円カットの床屋

店員1「いらっしゃいませー」

主「来てやったぞ。愚民が」

店員1「wwwwwwwwww」小声で笑う。

主「ふむ。漫画とやらが置いてあるな。ためしに読んでみるか」

店員2「ねぇねぇ。あの人独り言うるさくない?」ヒソヒソ

店員1「ねーwwww」ヒソヒソ

主「なん……だと!? こいつも俺と同じような能力を持っているのか!?」手にしているのはブリーチ

店員1「あ、あのーお客様、こちらへ――」

主「まて、コイツの能力がどれほどのものなのか確かめさせてもらう!!」といいながら手にしているのはやはりブリーチ

店員1「い、いえ……そういわれましてもー」

主「ふん。この程度とはたかがしれているな。インフィニットブリザードほど強い能力は存在しないということだな」

店員1「あのーいいですか?」

主「ああ。いいだろう」といいつつまだブリーチを持っている

店員1「こちらへお座りください」

主「いいだろう」

店員1「どんな感じに切りますか?」

主「ふむ。ではグリフォンの様な前髪とペガサスの様な雰囲気と、ドラゴンのようなもみ上げを与えてくれ」

店員一同「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/07(木) 22:06:09.48 ID:GMqmerLS0

主「なぜ貴様らは笑っている? そうか、俺を馬鹿にしているのか。ならばインフィニットブリザードで貴様らを一掃してやろうか? それがいやなら黙っていろ」

店員1「はいwwwwww すwwwwいませんwwwwww」

主「ふむ。わかればよいのだ。貴様らのような愚民は黙っていればよい」

30分後

店員1「これでどうでしょうか?」

鏡に映る主の姿は、スキンヘッド。

主「ふむ。これは竜の卵をイメージしたのだな。上出来だ」

店員1「では、1000円になります」

主「ふん。ほらよ。釣りはいらん」

店員1「えっとあのー、これは使えないのですが……」店員が手に持っているのは外国の紙幣。

主「む? ここは日本だったか? 悪かったな。だがそれしかいまはもっていないのだ。ではな」

店長「おい。君、ちょっと待ちなさい」

主「なんだ?」

店長「ちゃんとお金払ってくれないと、親御さんに電話しなきゃいけないことになるんだけどな」

主「親……か。とうの昔にそんなものは死んだが?」

店長「なら警察に電話するよ?」

主「ククク、警察……。ククククハハハハッハッハッハッハ」

店長「!?」

店員1「え?」

店長2「どういうこと?」

主「すいませんでした」

 1000円を払う。

25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/07(木) 22:09:07.22 ID:GMqmerLS0
疲れたので今日はもう寝ます。明日また来るのでよろしくおねがいします。

26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/07/07(木) 22:21:17.46 ID:9aVNr1qAO
ブレないなwww
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/07(木) 22:21:47.65 ID:MlKbIzQco
まじでわらいまくったわwwwwww
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 15:32:51.19 ID:wGTnBVmB0
やばいwwwwこれはwwwwwwww
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/08(金) 16:53:15.92 ID:hWW07hmZ0
いまから書きます。


〜翌日、教室〜

男1「おーい主、っておいwwwwwwwwwwwwwwその髪型wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男2「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男3「やばwwwwwwwwwwwwwwきもすwwwwwwwwww」

女1「スキンヘッドとかないわーwwwwwwww」

主「ククク、スキンヘッド? なにを言っているんだか。この頭にはドラゴンズエッグとよばれる力が秘められているのだ。貴様らの様な屑が気安く触れていいものではない」

男1が主の頭をなでる。

主「ぎゃああああああああああああああああ」

全員「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

先生「おい、みんな、朝のホームルームを始めるぞ。席に着け」

みんな席につく。

先生「えー。今日は転校生がこのクラスにやってきた。転くん出てきなさい」

 ガラッ!

転「ほう。ここでござるか。中々良い教室でござる!」

しばしの沈黙が訪れた。

男1「」

男2「」

男3「」

女1「」

女2「」

女3「」

全員(うわー、主2号来たぁ……)

転「む? どうしたでござるか? まぁ良いでござる」

先生「ま、まぁ自己紹介をしてくれ」

転「ふむ。容易い御用でござるよ。拙者の名は、龍戦祭金 玉弦水俟でござる」

全員「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男1「もう長いからお前金玉でいいやwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男2「よう金玉wwwwwwwwwwwwww」

男3「おっすwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

全員「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

主「す、素晴らしい名だな。俺の弟子にしてやっても良いぞ」めっちゃマジ顔

全員「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男1「よかったな、転。こいつは最高の師匠だぞwwwwwwwwwwwwww」

転「おお! それは光栄でござる!」

先生「えー、まぁ本名は転君ですね。まぁみんな仲良くしてあげてくださいね」

先生(なんで気持ち悪い生徒がこのクラスには多いんだ)

30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/08(金) 17:00:43.26 ID:hWW07hmZ0
休み時間、転は突っ伏している主に話しかける。

転「おきるでござる、主殿」

主「ん? 貴様、転といったか?」

転「そうでござる。こっちの世界では。拙者の本当の名は、縁蒸流 龍戦祭金 玉弦水俟 でござる」

主「なに? 貴様、異世界の使者なのか?」

転「え? (そんな設定知らない……) そ、そうでござるよ」

主「どこの世界の使者だ? 貴様は。俺は魔界の使者、グロッツェ マキシマム ゼクロ だ」

男1「マキシマム宣言wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男2「転校生にまでやってるとかバロスwwwwwwwwwwwwwwww」

転「マキシマム師匠!」

主「なんだ?」

転「拙者に刀の稽古をつけてくださいでござる」

主(え、え? 刀? 知らないんだけど……)

主「ま、まぁいいだろう。俺に任せればどんなものでも稽古してやるぞ」

転「では、明日の放課後に刀の稽古をつけてくださいでござる」

主「いいだろう。ククク、俺の稽古は楽じゃねえぞ」

31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/08(金) 17:13:43.55 ID:vGZcYOS00
楽しそうなクラスだな
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/08(金) 17:16:03.99 ID:hWW07hmZ0
〜翌日の放課後〜

主「確か学校の裏で稽古をつけるんだったな。ククク、俺の右手が疼くぜ」

ドスッ! バキッ!

主(!!)

主の目の前に映るのは、見覚えのある不良1と不良2に暴行を加えられている男1の姿。

主「くそ! やつらめ、俺が倒すはずの男1を奪い取りやがったな。俺を馬鹿にしているとみたぞ。ククク、後悔させてやる」

 スタッ スタッ スタッ

不良2「おい、不良1! 誰か着たぞ!」

不良1「あ? 適当に始末しておけ。俺はコイツを徹底的にボコさなきゃ気がすまねえんだよ!」

不良2「そ、そうか」

 スタッ ザッ!

主「ククク、また会ったな愚民。俺のライバルの男1を勝手に倒すとは、貴様ら、いい度胸をしているな」

不良1「またてめぇか!!」

不良2「かまうんじゃねえ! コイツは俺一人で始末する。不良1は男1を始末してろ!」

不良1「おう。気が利くじゃねえか」

主「ククク、言い残したことはもうないか?」

不良2「それはこっちの台詞だ。お前みたいなカス野郎なんて始末するのに1分もかかんねぇんだよ」

主「クク、ククククク」

不良2「あ? んだ? てめぇ!」

主「クッハッハッハハハ。貴様がこの俺を始末するだと? 馬鹿らしいな。実に馬鹿らしい」

不良2「調子にのんなよ!!」

 ヒュン!

不良2の攻撃を主は必死にかわす。

主「ッフ、この程度の攻撃を何回繰り返されようが、俺に傷はつかぬ」

不良2「……………」

 ジリジリ……

主「インフィニット、ブリザアアアアアアアアアアアド!!!!!!」

 ザッ!

主は激しく飛び上がった。刹那、ものすごい衝撃音が、主がいる空間に響く。

 ドン!!!!!!!!!!!!
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/07/08(金) 17:21:26.76 ID:mwcPA85AO
貴様ら笑えるのかこいつらが
俺は胃が痛くてたまらん
なんでみんな言うんだ
人に厨二病を晒さずに学生時代を過ごしたのって俺くらいなのか
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/07/08(金) 17:27:30.79 ID:3xyr5XbAO
>>33
晒してないから笑えるんだろうが。晒してたら痛すぎて笑えないだろ。
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/08(金) 17:34:07.15 ID:hWW07hmZ0
不良2「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

不良2は笑っている。ものすごい衝撃音がしたにも関わらず笑っているのだ。
そう、主はものすごい勢いで転んだのだ。そしてものすごい音が出たのだ。

主「い、痛ってえ……」

不良2「きめぇwwwwwwwwww なんだこいつ」

 ドス!

主「おえっ! 鳩尾入れんなよ、な?」

 ガスッ!

主「あああ! 脛痛い!!」

不良2「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

不良1「おい、不良2、こっち終わったぞ……ってお前なに爆笑してんだ?」

不良2「だってwwwwwwwwww こいつwwwwwwwwww 弱すぎるwwwwwwwwwwwwww」

主「はぁ、はぁ、鼻血も……出てる。はぁ、はぁ、ん?」

ふと主が視線をずらすと、いたるとろに痣ができ、血まみれになった男1の姿が見えた。

主「我がライバ……ル。ク、クク、ク。まだ、おわりでは、おえっ、ない!」

 ヒュン! バシ!

不良2「ぐあ! 痛ってええええ!」

不良1「ぐあああ!」

主「俺の最大奥義、ストーントルネードバーストだ」

といいながら主が手にしている物は、小石である。
それも、ここ、学校の裏によく落ちてる小石である。

不良2「石なげるとかwwwwwwww ばかじゃねぇ――」

 バシ! バシ! バシ!

不良2「うあああ!」

主「無駄口を叩くんじゃない。貴様らは俺の前に跪いていればよいのだ」

不良1「てめぇの腕力で石投げて俺達に勝てるとでも思ってんのかよwwwwwwww」

不良2「こいつ……スポーツテストで全部最下位だぞ」

不良1「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww そんな貧弱な体で勝てるとでも思ってんのかよwwwwww」

不良2「でも……」 

 ドサッ

 不良2が地面に横たわる。

不良1「で、でもなんだよ! おい! 不良2! どうしたんだおい!」

主「きっとそこに倒れている屑人間はこう言いたかったんだな」

不良1「?」


36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/07/08(金) 17:34:13.51 ID:mwcPA85AO
>>34
晒して傷付いて一回り大きくなって笑えるようになったのかと思った
安心した
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/08(金) 17:39:57.87 ID:hWW07hmZ0

主「ボール投げ意外はな、と」

不良1「ど、どういう意味――」

 バシッ!

不良1「うわああああ!」

主「俺のボール投げの記録は120mだ」

不良1「は? そ、それってお前……」

主「学校1位だがなにか不満でもあるか?」

 バシッ バシッ!

次から次へと石を拾っては投げる。

不良1「くそが!! このヘタレ野郎!!!!!」

主「インフィニットブリザアアアアアアアアアアド」

 ドン!!!!

主の拳と不良1の拳がぶつかりあう。

主「ぎゃああああああ! 折れたああ絶対折れたああああ」

ボキン! という鈍い音を立てて、主の右手は動かなくなったのだ。つまり骨折したのである。

不良1「wwwwwwwwwwww やっぱてめぇは雑魚なんだよ!!!!」

 バシ!!!

不良1が殴りかかろうと振りかぶった瞬間、主の左手から小石が繰り出される。

不良1「ぐあああああああ!」

主「俺は右利きではない、両利きだ」

不良1は倒れた。主は勝ったのである。不良たちに。それも小石で。

主「フハハハ! やはり俺こそがこの世界を制するものであるな」

男1「マキシマム……スゴす」

主「次はお前だ! キエエエエエエエエ」

男1「は? おいやめろって!!!」

なんだかんだでその場は収まった。そして、男1は救急車で運ばれ、不良達も同じくだった。
主も病院に行くことを勧められたが、「俺の治癒能力は伊達ではないぞ」といって病院にはいかなかった。

主「さて、刀の稽古をつけようか」

転「おお! 楽しみでござる!」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/07/08(金) 17:45:14.15 ID:3xyr5XbAO
BLEACH風演出……だと……

っつか病院いかないとヤバいって。特に手は変にくっついちゃうと取り返しつかんwww
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/08(金) 17:52:12.28 ID:hWW07hmZ0
主「まぁ、貴様の木刀を俺に貸すがよい。インフィニットブリザード斬りを貴様に見せてやろう」

 ブン!!! ボキ!!!

主「ぎゃああああああああああああ」


40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/08(金) 17:52:44.50 ID:hWW07hmZ0
〜翌日〜

主は手首が折れ、さらに木刀を右手で振ったことでもっと折れ、全治2ヶ月の骨折を負った。

女1「あれ、今日水泳の授業じゃね?」

男2「やべぇwwww 早く行こうぜ男1」

男1「あ、ああそうだなwwww」

男3「おう!」

女3「早くしないと遅れるwwwwww」

女2「だね」

主「さて、転よ、いくぞ」

転「はいでござる! 主師匠は泳ぎは得意でござるか?」

主「ククク、水中が俺の本領だ。貴様に見せてやろう」

 ガラッ!

主「ククク、これより先は戦場だぞ、転」

転「はいでござる!!」

女3「キャアアアアアアア!」

女1「また更衣室間違えたのかよwwwwww」

女2「出てけ!!!!!」

主「様子を見に来ただけだ!!!」

転「」 

 ピシャン!!

 ガラッ!

男1「俺はケガで水泳できねぇけど、マキシマムはやんの?」

男2「マキシマムwwwwwwwwwwwwwwww」

男3「お前マジ包帯なんだろ? 今回wwwwww」

主「ッフ、俺は水中で痛みを感じることはない。それに俺の治癒能力は神をも超える」

男1・2・3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

転「す、すごいでござる」

男1(あれ、まてよ……このパターンで行くと、マキシマム終わったな)

先生「よし! 最初はウォーミングアップで25mを泳いでもらう!」

主「ククク、見てるがよいぞ転」

先生「おい! 主! その包帯はどうした! ケガなら見学してるはずだが?」

主「ククク、残念だが、この包帯を開放することはできぬ、インフィニットブリザードを開放することはこの世の終わりに等しいから――」

 バッ!!

無理やり先生にはずされる。

主「ぎゃあああああああああああああああああああああああああ」

全員「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

先生「骨折か? 見学してなさい」

主「ひゃい……」

転「……………」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/08(金) 17:55:59.58 ID:hWW07hmZ0
一旦ここまでです。一瞬ブリーチみいたいのが出ましたが、お気になさらずwwww
ただ単に厨二病をかっこよくみせたかっただけなのでwwwwww
まぁまたあとで書きます。

みてくれてる方は本当に感謝です。
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/08(金) 18:17:06.42 ID:nQXNS2G4o
乙〜

マキシマムさんマジカッケーっすww
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/08(金) 18:40:27.63 ID:tj04uJOno
面白い
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2011/07/08(金) 20:20:58.16 ID:BbPrMADLo
ボール投げだけが特技なんだ…
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/08(金) 20:24:34.38 ID:RvJT8Q2ro
くそっwwwwwwwwwwくそっwwwwwwwwwwwwwwww
マキシマムwwwwwwwwwwwwww
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/08(金) 22:42:31.54 ID:wGTnBVmB0
こうやって仲間を増やすのか
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/08(金) 22:44:29.38 ID:APzryolAO
「設定とかよく分からないけど なんか面白いマンガを見つけた」そんな感覚だなww。
初めてボーボボを読んだかんじ
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/07/09(土) 08:14:01.34 ID:BvQnxdlzo
厨二同士で設定食い違ってるとなんとも言えない気分になる
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/10(日) 01:52:00.24 ID:80pouJs20
〜放課後〜
主「ふう。やっと終わったか授業」

転「あ、主殿! 一緒に帰ろうでござる!」

主「ふむ、いいだろう」

転「あの、主殿」

主「なんだ?」

転「主殿に話したいことがあるでござる。大切なことでござる」

主「大切なこと、か。世界が破滅でもするのか?」

転「違うでござる」

主「ふむ、違うのか。ならば魔界の使者がこの世に放たれたのか?」

転「違うでござる。実は拙者、厨二病をやめようと思ってるでござる」

主「む? なんだそれは。病気なのか?」

転「そうでござる。だから拙者は、明日から『ござる』っていうのもやめるし、『拙者』という一人称もやめるでござる」

主「ふむ、勝手にするがよい。俺には関係のないことだ。俺は世界を征服することだけを目標に生きているのでな」

転「そうでござるか。では、また明日でござる」

 タッタッタッタ

主「ふむ、行ってしまったな。……………厨二病、か」

50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 02:00:55.06 ID:DzKhdDxWo
おうおう期待!
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/10(日) 02:02:16.80 ID:80pouJs20
〜翌日〜

 ガラッ!

男1「お、金玉きたwwwwwwww」

男2「よう金玉!wwwwww」

男3「よう、ゴールデンボールwwwwww」

転「おいおい、その呼び方はもうやめてくれよ。俺は金玉じゃない」

男2「は? ござる口調じゃねぇぞこいつ」

男1「なん……だと!?」

男3「!!」

転「もうやめたんだ。このまま大人になっていくのはいやだからな」

男1「おお! えらいぞ金玉!」

男3「それでこそゴールデンボールだ!」

男2「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

転「」

 ガラッ!

男1「おお! マキシマムwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男2「こんちゃっす、マキシマム先輩wwwwwwwwww」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

主「ふむ、いい挨拶である。この愚民野郎が」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男1「おい、金玉、お前の師匠がおいでになられたぞ」

転「もう主は師匠じゃない、ただのクラスメイトだ」

男2「なん……だと!?」

主「ふ、クラスメイトか。この愚民が。俺は魔界から放たれた一人の勇者だということもしらずにそんな口を叩くんじゃない」

男1「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男2「wwwwwwww」

男3「あ、ところでマキシマム。お前ってなんでインフィニットブリザード(笑)ってやつおぼえてんの?wwwwwwwwwwwwwwww」

男1「あ、それといつから?」

男2「おれも気になったわwwwwwwww」

主「む? 俺が技を取得したときだと? 俺の右手にインフィニットブリザードが宿ったのはいまから230年まえのことだ」

男1「へぇお前いま何歳?」

主「えっと……16歳。あ、違――」

男2「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男1「設定が反映されてねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/10(日) 02:12:03.51 ID:80pouJs20
転「おい、主!!!!!!!!!」

転の怒鳴り声によって、教室が静まり返る。

主「な、なんだ? 貴様、俺に文句でもあるというのか?」

転「いつまでやってるつもりなんだよ!!」

主「いつまでやっている、とはなんのことを指しているのだ?」

転「厨二病のことだよ!! お前はいつまでもそうやって生きていくのか!?」

主「ああそうだ。俺は魔界の勇者としてこの生涯を終えるつもりだ。貴様には関係ない」

転「きもちわるいんだよ!!!! このまま大人になってみろ、お前は社会のごみだ!!」

主「ククク、ククッハッハッハ、ッハッハッハッハ。社会のごみで良い、俺は魔界のごみでない限り、それでいいのだ!」

転「いい加減にしろ!!!」

男1「おい、なんであんなにキレてんの? 転」ヒソヒソ

男2「しらねぇよ……」ヒソヒソ

 バキッ!

主「ぐ、は、鳩尾、入った」

 ガシ!

転がもう一度殴ろうと振りかぶろうとすると、男1が止めに入った。

男1「お前、なにやってんだよ! マキシマムはなんにもしてねぇだろ! ただ単にあほなだけだろ」

主「そうだそうだ!」

男2「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

転「……………」

男1「金玉だって同じような感じだっただろ! それが社会のごみだのどうこう言う資格ねぇよ!」

53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/10(日) 02:18:42.15 ID:80pouJs20
〜夜、転の家〜

転(なんであんなこと……したんだろうな。主は何も悪くなかった。なのに、なのに勝手に自分がやってたことに腹が立って、あいつも同じことをしてたからって怒りを主にぶつけてた。俺は最低なやつだ。生きてる価値がない)

転「吊るか」


うわーっと、ここで途切れた。一回放置します。

ギャグから若干シリアスに突入してしまいましたorz
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/10(日) 02:20:55.44 ID:VcKziqXno
乙〜
金玉マジ金玉
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/10(日) 03:44:51.42 ID:80pouJs20
〜主の家〜

主「俺は厨二病などではないはずだ。断じて違う! 俺は!!!!! 俺はただ単に愚民どもと戦っているだけなのだ。ククク、クッハッハッハ」


〜翌日〜

先生「えー。まことに残念なお知らせがあります。転君は、昨夜、なくなりました」

主「!? ま、まさか、もうすでに悪魔はそこまで来ていたのか!?」

男1「まじかよ……もしかして俺のせいか」

男2「金玉……潰れた……」

主「転よ、悪魔に殺された貴様のことは一生忘れないぞ。貴様の分も俺が生きてやろう」

〜休み時間〜

男1「おーい、マキシマムー」

主「む? なんだ貴様か。俺になにか文句でもあるのか?」

男1「いや、そんなんじゃねぇよ。お前、俺が働いてるコンビニでバイトやってみないか?」

主「バイト? 残念ながら俺は愚民どものために働くことはできぬ。残念だったな」

男1「いや、魔界からの使者がいっぱいいるぞwwwwwwwwwwwwww」

主「それは本当か!!!!!!!!」

男1「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

主「ならばやってやろう」

男1「おお! よかったぜ。じゃあここに電話して面接受けて入ってくれ」

主「よかろう」

男「じゃ、てことで――」

主「ところで、なぜ俺でなければいけないのだ?」

男1「なんとなく面白いからだ」

主「面白い、か」

〜バイトの面接〜

主「邪魔するぞ」

 カチャ!

主「ここに座らせてもらおうか」

 ストン

面接する人「ちょ、ま、まぁいいです。じゃあさっそく質問をしていきましょう」

56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/10(日) 03:57:55.05 ID:80pouJs20
主「ふむ。いいだろう」

面接する人「なぜここでバイトをしようかと思ったのですか?」

主「なぜ、か。俺はここに魔界からの使者がうようよ沸いていると聞いた。そして俺自身も魔界の使者。魔界の使者の集会場に来たということだ」

面接する人「は、はぁ?  い、いえ、ですからなぜここのコンビニがいいと思ったのですか?」

主「魔界の使者の集会所にきたまでだ」

面接する人「そうですか。もういいです。次の質問に答えてください」

主「ああ、いいだろう。なんでも質問するが良い。俺が神のごとくこたえてやろう」

面接する人「あなたの特技や趣味などを教えてください」

主「ふむ、いいだろう。俺の特技はインフィニットブリザード。そして趣味は愚民どもを抹[ピーーー]ることだ」

面接する人「あんたなにいってんですか? いい加減にしてくださいよ?」

主「ふむ、貴様にはまだ早いようだな」

面接する人「一応ですが、次の質問をしたいと思います。あなたは人からよく、どんな人だと言われますか?」

主「俺はよく、魔界の使者のようだな、と言われる」

面接する人「はぁ……そうですかwwww では次の質問です。あなたはこのコンビニでどんな仕事をしたいですか?」

主「どんな仕事、か。この店に訪問してくる愚民をインフィニットブリザードによって仕留めたいと思っている。ククク、楽しみだぜ」

面接する人「」

57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/07/10(日) 06:55:44.95 ID:trMOUl1AO
あああ転……
なんだかんだ言いながら転が打者、主が投手で野球が始まると思ってたのに
あと二人で男が9人になったのに……
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/10(日) 11:30:50.44 ID:eaQOXebDO
大丈夫、お前は厨二病じゃない、邪気眼だ!
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/10(日) 20:53:30.86 ID:80pouJs20
すいません。 もうこのSSは完結ということにします。

勢いのみで書き始めてしまったため、全然ネタがないのです。

みてくださったかたやスレをしてくださった方は本当にありがとうございました。

60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/10(日) 20:59:03.17 ID:80pouJs20
と、みせかけてまだつづけます。
すいませんwwwwww

次の展開を考えていたらまだやりのことしたことがあったので。
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/07/10(日) 21:01:12.73 ID:NloTUb9AO
これぞBLEACH展開
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/11(月) 15:58:12.24 ID:xvm/cmMf0
〜数日後〜

男1「おい、マキシマム! お前受かったのか? 面接」

主「いや、奴らは俺を受け入れようとはしなかったようだ。やはりこちらの世界の人間は屑だな」

男1「そうか。まぁ気にすんなwwwwww」

主「ああ、気にはしていない」

男1「おいマキシマム。今度お前の家遊びに行ってもいいか?」

主「む? 俺の家だと? いいだろう」

男1「明日でいいか?」

主「ああ、いいだろう」

男1「じゃあな」自分の席に戻る。

男2「おい、男1、最近お前主と仲良くなろうとしてんか?wwwwww」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男1「してる」

男2「なんでwwwwwwww」

男3「脳に欠陥ある奴と仲良くなろうとしてるとかうけるwwwwwwww」

男1「まぁ色々あってな」

男2「色々?」

男3「お、お、おまえホモだったのか!?」

男1「ち、ちがうわwwwwwwww そういういろいろじゃねぇwwwwwwww」

男2「じゃあなんだよ?」

男1「俺が不良1と不良2に殴られてたとき、あいつが助けに着たんだ。まぁあれは助けに来たのかわからんがwwwwww」

男3「マジかwwwwwwwwwwww 勝ったの? 主」

男1「うんwwwwwwww 石なげて勝ったらしいぞwwwwwwwwwwww」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwありえんwwwwwwwwww」

男2「wwwwww でもなんでおまえ不良1と不良2に殴られてたんだよ」

男1「ああ、なんか彼女のことばかにされたから勢いで殴っちまったwwwwwwww そしたら不良1がきれておまけで不良2がきたwwwwww」

男3「どんまいwwwwwwww 隣のクラスにいるんだから気をつけろよ」

男1「おうwwww」

男2「まぁつまり命の恩人的なあれか」

男1「まぁそうなるな」

男3「wwwwwwww」

63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/11(月) 16:08:24.70 ID:xvm/cmMf0
〜翌日の放課後〜

男1「うはー。やっと終わったな授業」

男2「おう」

男3「疲れたな」

男1「じゃあ俺、このまんまマキシマムの家遊びに行くからお前ら先帰っててくれ」

男2「おう、がんばれよwwwwww」

男3「マキシマムの家俺もいってみてぇwwwwwwwwwwww」

男1「まじかwwwwww また今度お前も来ていいか聞いてみるわ」

男3「頼んだwwwwww」

男2「まじでかよwwwwwwww」

 タッタッタッタ

男1「おーい! マキシマム!」

主「む? 貴様か」

 スタッスタッスタ

主「おい、貴様、なぜついてくる」

男1「wwwwwwwwww お前の家に遊びに行くって言ったろwwwwwwww」

主「あ! そうか」

男1「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

主「ではそのままついてくるがよい、魔界まで招待してやろう」

男1「さんきゅwwww マキシマムの家、ここから何分くらいでつくんだ?」

主「む? 魔界までいくとなるぞ。つまり30年はかかる」

男1「」

主「ん? なにか不服か?」

男1「魔界まではつれていかなくていいwwwwwwwwww」

主「ふむ、この世界の俺の家ということか」

男1「うんwwwwwwwwwwww」

64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/11(月) 16:20:33.09 ID:xvm/cmMf0
〜30分後〜

男1「なぁ、まだつかないのか?」

主「ククク、クククハッハッハッハ」

男1(うわぁー、始まったぞ)

主「まだつかない、か。もう着いているではないか、ここが貴様の墓場だああああ――」

 カキーン

主「ぎゃあああああ金玉蹴ったな、ああああんんん」

男1「wwwwwwwwwwwwwwいい加減にしろwwwwwwwwお前の家つれていけ」

主「わ、わかった」

〜さらに30分後〜

男1「やっと着いたな」

主「ああ、そうだな。貴様がもたもたしてるからだ」

男1「どうみてもマキシムのせいなんだけどwwwwwwww」

主「そうか? まあよい、入るがよい、このドアの先には貴様が想像もしたことがないような世界が広がっているだろう」

男1「はいはい」

 ガチャ

男1「な、なんだこれ!!!!!!!」

主「ふははははは!!!」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/11(月) 16:33:47.57 ID:xvm/cmMf0
男1「ゴミだらけじゃねぇかwwwwwwwwwwwwww」

主「ごみ? 違うな、それはすべて死体だ」

男1「あー、これじゃ遊べねぇじゃねぇか」

主「安心するがよい、俺の部屋のみは神聖なる空間だ。さぁ着いて来い」

 スタッスタッスタッ グニュ!

男1「うわああああああああ! なんか踏んだ!!」

主「む? なんだ?」

男1「な、なんだこれ……な、な、ナマコ?」

主「ああ、それは俺の父だ」

男1「ナマコが父wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

 スタッスタッスタ 
 
 ガチャ

主「ここが俺の部屋だ」

男1「おお、意外と普通だな」

主「まぁここに座るがよい。ほら、座布団だ」

男1「おお、気が利いてるな」

主「少し待っていろ、人間の生き血を飲ませてやるぞ。ククククク」

 ガチャン!

男1「あいつ本当わけわからんなwwwwwwwwww って、あれ? なんだあれ」

裏返しになっている写真たてを、男1は表に戻す。

男1「これは……集合写真かな。ってwwwwwwwwwwwwwwwwww」

写真たての中に入っている写真は、集合写真だった。小学生の時に撮ったと見える。

男1「一人だけ隅でしゃがんでる集合写真なんて始めてみたわwwwwwwwwwwww」

66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/11(月) 16:48:28.01 ID:xvm/cmMf0

 ガチャ!!

主「ふ、もってきてやったぞ」

主は両手で盆を持っていた。その盆の上には見覚えのある赤い液体が。トマトジュースである。

男1「おーさんきゅー」

 コトン

主「さぁ飲むがよい、新鮮な人間の血だ」

男1「これは……トマトジュースだな」

 ゴクッゴク

男1「ふう、うまかったwwwwwwww」

主「な、なんだと!? 貴様はヴァンパイア!? い、いままでの無礼を謝りたい」

男1(なんかヴァンパイアと勘違いされた? っぽいな。しかも結構、位が高いみたいだし)

主「す、すまなかった。これからは貴様にしたがって生きていこうと思う!!」

男1「そ、そうか。そういえば主、お前の小学校の写真――」

主「み、見たのか!!!!!?」

男1「あ、ああ見ちまったwwwwwwww しかも一人だけ隅にしゃがんでたしwwwwwwww」

主「ああ、そうだな……」

男1「しゃがんでるのマキシマムじゃんwwwwwwwwww」

主「」
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/11(月) 16:59:50.75 ID:xvm/cmMf0
男1「と思ったら違ったしwwwwww お前小学校の時はめっちゃ人気者だったんだなwwwwww 友達に囲まれてたじゃねぇかwwwwww」

主「ああ、そんな歴史もあったな。だが俺は魔界の勇者として生きていくことを決めたのだ」

男1「それっていつからだ?」

主「俺が魔界の勇者として生きていくことを決めたのは3年前の4月16日のことであった。俺は、そのとき友を捨てたのだ」

男1(ああ……こいつ悲惨だな。中学一年生の時に厨ニ病が発病して友達が去って言ったってことだろ)

男1「そ、そうか」

男1(やっぱり転が言ってたようにこいつは厨ニ病じゃないほうがいいんだな。俺がどうにかしてやるか)

男1「お前は、そ、そのーえっとー、魔界の勇者? のままでいいと思ってるのか?」

主「もちろんだ。俺はこの世界は腐っていると思っているからな」

男1「腐ってなんかないぞ。友達がいれば楽しいし、魔界の勇者なんかやってるよりもずっと楽しいぞwwww」

主「いや、俺は一生魔界の勇者をやめようとは思わん」

男1「でも、さっき俺に従うっていったよな?」

主「ああ、いった。だが、それは俺が魔界の勇者であるから従うのだ。魔界の勇者をやめろという命令には従わん」

男1(頑固だなこいつwwwwwwww)

男1「まぁ魔界の勇者とやらは続けてても良いとして、一週間以内に友達を作って来い。いいか?」

主「ああ、了解した。できる限りの実力を尽くし、友を作ってこよう」

68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/11(月) 17:04:00.95 ID:xvm/cmMf0
男1(まぁ……なんとかなったな。これで友達が作れなかったら俺が補助してやればいい)

男1「んじゃあ俺、そろそろ帰るわ」

主「そうか、さらばだ」


今回はここまでです。夜にまた更新するかもしれないのでよろしくお願いします。

また、見てくださってる方には本当に感謝してます。
69 :!ninja [sage]:2011/07/11(月) 17:58:05.68 ID:rkMRx8cno
期待
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2011/07/11(月) 18:05:10.53 ID:P135GNRQo
おお支援
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2011/07/11(月) 18:05:51.15 ID:P135GNRQo
おお保守
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/11(月) 18:07:10.57 ID:P135GNRQo
連投…あれ?
すいません
これ書くとさらに連投か⁉
自重します…
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/12(火) 17:19:18.61 ID:/qqR2nrI0
〜翌日〜

男3「よう男1。どうだった?」

男1「ああ、まずゴミ屋敷だった」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男1「でもマキシマムの部屋だけくっそきれいだったぞwwwwwwww」

男3「wwwwwwwwwwwwww」

 バン!

主「おい! 貴様!」

男2「は? なんだよ」

主「俺がお前の友になってやろうか? ククク、俺の仲間につけばお前には良いことが大いに――」

男2「断る」

主「」

主「おい! 次は貴様だ!」

男3「おい、男1、マキシマムはなにやってんだ?」

男1「ああ、友達作ろうとしてるぞ」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwできねぇだろwwwwww」

男2「俺が友になってやろうとか言われたぞ、俺」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男1「なってやらないか? マキシマムと友達に」

男3「は? マジでいってんのか?」

男1「ああマジマジ大マジ。俺もう友達になったつもりだし」

男2「ていうかなんでお前はマキシマムとそんなに仲良くなりたいんだ?」

男1「それはだな。あいつの厨ニ病を無くさせたいからだ」

男3「厨ニ病wwwwwwwwww」

男2「は? なんでお前がマキシマムの世話焼いてんだよwwwwww」

男1「まえにもいったろ? あいつは俺を助けてくれただろ? だから少しだけ礼的なやつwwwwwwww」

男3「あんな奴に礼も何も――」

男2「まぁいいぞ。お前、本気みたいだしな。でも、それはあいつの厨ニ病が治るまでってことでいいだろ?」

男1「ああいいよ」

男2「俺はアイツの厨ニ病が治ったらすぐにあいつから離れるからな」

男3「男2さんマジツンデレwwwwwwwwwwww」

 バキ!

男3「」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/12(火) 17:19:48.76 ID:/qqR2nrI0
男2「おいマキシマム」

主「む? なんだ? 俺の友になる気が起きたというのか?」

男2「そうだ」

主「ふむ。ならばこれからお前は俺の友だ。いずれ力を与えてやろう」

男2「あざっすwwwwwwwwww」

ということで、主は一週間以内に友達を作ることに成功した。

〜放課後〜

男1「おーい、マキシマム!」

主「む? 貴様か」

男1「友達つくりに成功したな。じゃあ次はグループを作るぞ」

主「グループ…だと?」

男1「ああそうだ。さらに友達を二人ほど作り、俺のとこにこい」

主「いいだろう。楽しみに待っていろ」

男1「wwwwwwwwww」

〜翌日〜

主「ふむ。グループか。2人。うーむ。2人といえばあいつらしかいないな」

 スタッスタッスタッ

 ガラ!

主は隣のクラスのドアを開けた。
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/12(火) 17:20:16.59 ID:/qqR2nrI0
主「おい! 不良1、不良2! いるか?」

不良1「あ? だれだ? 調子のってっと――」

不良2「いや、待て、あいつは俺達を数分でボコボコにした、主さんじゃねぇか!!」

不良1「な、な、主さんだと!?」

不良2「は、はいなんでしょうか?」

主「貴様ら、俺の友にならないか?」

不良1「よ、喜んで!!」

不良2「自分も同じく……」

主「ならば此方へこい」

男1のところへ……

主「おい、男1よ」

男1「ん?」

主「連れてきたぞ。新しい2人の友をな」

男1「おお、よくやったって……えええええええ!? 不良1・2 じゃねぇか!!」

男2「気をつけるって言ったそばから遭遇したなwwwwwwww」

男3「どんまいすぎるwwwwwwww」

不良1「またあったなカス」

主「そのような発言は控えたほうがいいぞ。男1は俺の師匠のような存在だ。男1に逆らうものは俺に逆らうも同然であるからな」

不良1「す、すいませんでした」

男1(すごい権力だな……)

男1「じゃあ次はこのグループが集まる場所を決めるぞ。屋上でどうだ?」

男2「おk」

男3「おk」

〜屋上〜

不良1(なんで勝手にグループになってやがんだよ)

不良2(なんで俺達がこんな奴らと……)

主「ふむ。良い景色だ。屑どもがさらに屑のように見える。ククク、右手が疼いて仕方ないぜ」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男2「早速発動したなインフィニットブリザードwwwwwwww」

男1「と、まぁこんな感じでこれからは毎回の休み時間ここに集まってもらう。いいな?」

全員「おk」

76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/12(火) 17:20:42.78 ID:/qqR2nrI0
一旦ここまでにします
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/12(火) 17:22:31.64 ID:NGYJq/+6o
イイハナシカナー?
続きワッフル
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/07/12(火) 17:54:37.60 ID:YaxlC7IFo
いいよーいいよー
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/07/12(火) 20:36:22.17 ID:cQAljHEAO
口元が緩むわー
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/14(木) 16:33:11.72 ID:+Z3BjZ4m0
〜放課後〜

男2「つうかさっきの意味あんのか?」

男1「ん? さっきのって?」

男2「あの、グループ作ってやつだよ。グループと厨ニ病になんの関係があるんだよ?」

男1「まぁなんていうか友達を作れば自然と無くなるかな、みたいなwwwwwwww」

男3「適当wwwwwwwwwwwwww」

男2「まぁいいかwwwwwwww」

〜主の家〜

主「ふむ。暇であるな。ローソンでも行くか」

 ガチャ

主「な、な、なんだと!? 俺のダークネスソウルが居ない!? うわあああああ」

男2「………お前、何叫んでるんだよ」

主「ふん、貴様には関係なかろう。なぜ貴様がここにいる?」

男2「ローソン行こうとしてたから通りかかっただけだ。てかここがマキシマムの家なんだな」

主「ああそうだ。それより貴様、俺のダークネスソウルを知らないか?」

男2「ダークネスソウル? なんだよそれwwwwwwwwwwwwww」

主「ククク、話せば長くなるが、俺の相棒のことだ。ここに悪魔の大車輪が付いていて、ここには未来を操作するハンドルがついている」

男2「それって自転車じゃねぇかよwwwwwwwwwwwwww」

主「」

男2「まぁとりあえずお前の自転車がなくなったわけだな」

主「まぁそういうことになるな」

男2「まぁ暇だし俺も探してやろうか?」

主「ああ、頼むぞ」

81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/14(木) 16:44:31.73 ID:+Z3BjZ4m0
男2「ところでその自転車何色なんだ?」

主「邪悪な色をしている」

男2(黒か……)

主「どうやらこのあたりにはないみたいだな」

男2「あれ? これじゃね?」

主「!!! なぜ俺のダークネスソウルがゴミ箱に入っているのだ!?」

男2「wwwwwwwwwwwwwwwwww」

主「まぁ良い。礼を言うぞ愚民が」

男2(しねwwwwwwwwwwwwwwwwww)

男2「そうか。んじゃ、俺はローソン行くわ」

主「俺も行く予定だ」

男2(めんどくせええええええええ)

〜ローソン〜

主「カオスエンペラーを読むとしよう」

男2「は? なんだそれ、漫画か?」

主「そうだ。まぁ見ればわかるだろう」

そして主が手に取った漫画は週間少年ジャンプ。

男2「は? それジャンプじゃねぇか」

主「ククク……」

そして見ている漫画はブリーチ。(美容院以来はまっている)

男2「しかもブリーチだろそれwwwwwwww なんだよカオスエンペラーってwwwwwwwwwwwwwwww」

主「ククク、俺の胸が燃え滾るぞ!!! クククククハッハッハッハッハ」

男2「お前……恥ずかしくないのか? 客が全員振り返ったぞ?」

主「ッフ、そんなことはどうでもいいのだ。屑どもが振り向こうが振り向きまいがそんなことは関係のない話――」

店員「あのーすいません。毎度毎度叫ばれるのは迷惑極まりないことですので、そういう行為をそれ以上続けるなら本店には立ち入り禁止ということにさせてもらいたいんですが……」

男2「いつも来て叫んでるのかよお前wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

主「す、すいません、もう絶対叫んだりしません」

男2「wwwwwwwwwwwwwwwwww 素直だなwwwwwwwwww」

82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/14(木) 16:50:51.12 ID:+Z3BjZ4m0
〜学校〜

男1「よう」

男2「おっす」

男3「よううう」

男2「昨日俺、マキシマムに会ったわ」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男1「マジかwwwwww どうだった?」

男2「すげぇめんどうくさい奴だってことがわかった。あいつは本当に頭に欠陥があるぞ」

男3「ひでぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男1「いいすぎだろwwwwwwww なんか頼まれたのか?」

男2「おう。あいつの自転車を探すのを手伝ってくれ、っていわれたぞ。しかも、あいつは自分の自転車に名前をつけてた」

男3「wwwwwwww どんな名前だ?」

男2「ダークネスソウル」

男1・3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

先生「みんなー席つけー。HRをはじめるぞ」

男1「先生きた。座ろうぜ」

男2「おう」

男3「おk」

先生「えー。まぁ最初にお知らせというかなんですが、転君が帰ってきました」

転「ただいまでござる」

男1「え?」

男2「は?」

男3「は?」

主「む?」

83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/14(木) 17:03:12.41 ID:+Z3BjZ4m0
男1「え? だって、先生! 金玉が亡くなったっていってたじゃないですか!?」

男3「じゃないですか!」

主「悪魔は、手を引いたというのか!?」

先生「はい? なんのことをいってるんだ? お前たちは。亡くなったなんて一言も言っていないぞ?」

オタ1「wwwwwwwwwwwwwwww」

オタ2「聞き間違いワロタwwwwwwwwww」

オタ3「これはひどいwwwwwwwwwwwwwwwwww」

女1「wwwwwwwwww」

女2「いなくなった、っていったのにwwwwwwww」

女3「亡くなったとかwwwwwwwwww」

転「ひどいでござる。拙者は死んでなんかないでござる。数日間泊り込みで釣りをしていたでござる。しかし、無断で行動したため、心配をかけたでござる」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男1「金玉釣りが趣味だったのかよwwwwwwww」

男2「なんだよそれwwwwwwwwww」

転「そうでござる。拙者は釣りをするのが趣味でござる。釣りをするとストレスが解消できるでござる」

男1「てかござる口調治ってね?」

男2「あ、そうだな」

男3「たしかにwwwwwwwwwwwwwwww」
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/14(木) 17:03:54.18 ID:+Z3BjZ4m0


〜休み時間〜

男1「おい、金玉!」

転「ん? なんでござるか?」

男2「なんでお前ござる口調に戻ってんだよ」

転「なんというか、よく考えた結果このままでいいと思ったでござる」

男3「マキシマムの弟子のままっすか?wwwwwwwwwwwwwwww」

転「そうでござる!」

主「ッフ。だろうな。俺の弟子ともあろうものがそう簡単に俺のでしをやめるはずがないだろう」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男1「まぁ金玉が居たほうが盛り上がるけどなwwwwwwww」

男2「そうだなwwwwwwww」

男1「てか、早く屋上いかね? 不良どもがまってるんじゃね?」

男2「待ってはいなさそうだけどな。とりあえずいくか」

男1「転もくるか?」

転「む? 屋上でござるか? なぜ屋上に行くでござるか?」

主「ククク、それはだな、転よ。対悪魔団体を結成したのだ!!!」

転「おおおおおおお! かっこいいでござるな!!」

 バシ!

男2「ちげぇだろ。グループを結成したんだ」

主「ぐは、脳細胞が5000個ほど死に至ったぞ……」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

転「グループ、でござるか? なんのためのグループでござるか?」

男1「んーなんのため、って言われると少し悩むけど、簡単に言えば全員友達だ」

転「全員友達……でござるか。それはいいでござるな!」

男1「だろ?」
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/14(木) 17:22:38.21 ID:+Z3BjZ4m0
〜屋上〜

不良1「こんちゃっす、主さん」

不良2「すみませんが、少しの間この屋上にはこれなくなっちまいました」

主「む? なぜだ?」

不良1「それはいえません」

主「ククク、言えない……だと? 貴様らはなにもわかっていないようだな」

不良2「?」

主「貴様らの行動は常に俺によって管理されている」

不良1・2「!?」

男1(とんだ嘘をついてるな……)

男2(なんてクオリティーの低い嘘なんだ)

男3(なんだこいつ……)

転(師匠、かっこいいでござる)

不良1「ど、どういうことっすか!?」

不良2「常に見られるってことっすか?」

主「ああ、そうだ。貴様らがなにをしようと見えているのだ」

不良1「……………」

不良2「マジかよ……」

男1(おいおい……)

男2(マジかよ……)

男3(信じちゃってるよ……この人達)

転(尊敬するでござる! 師匠!)

不良1「じゃあ、秘密にしても意味がないんですね……」

不良2「そういうことなら俺が話します」

主「ふむ。話してみろ」

不良2「殴りこみっすよ」

主「」
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/14(木) 17:23:07.39 ID:+Z3BjZ4m0
不良2「先輩達の頼みなんで、断れないんすよ」

主「そ、それは他校に殴りこみに行くということをいっているのか? 貴様は」

不良1「はい。でも、人数が5人しかいないんです。向こうは10人は軽く居ます」

主「なん……だと!?」

男3「それはひどいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男2「いくらなんでもそれは無理だろ……」

男1「……………」

転「じ、じゃあ拙者達が参戦すれば解決ってことでござるな!?」

男1「は!?」

男2「こいつ……」

男3「なに言ってんだ」

主「ククク、それは俺の右手が疼くな!!!!」

不良1「!?」

不良2「お前らが行く? 無理に決まってんだろうが! 素人じゃねぇんだよ」

主「ククク、素人だと? 貴様らのような雑魚が他校に殴りこみにいったところで返り討ちにあうのが落ちに決まっている」

転「そうでござる。拙者達が居れば、そんなことはないでござるがな」

不良1「」

不良2「」

主「ククク、決定だ!!!! いま現在からこのグループとやらは、不良1・2の殴りこみを助ける団体へと生まれ変わった!!!!!!」

転「フフフ、武者震いがするでござるな」

男3「怖えー」

男2「俺達も人数に入ってるのかよ」

男1「うそだろ……」
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/14(木) 17:23:55.59 ID:+Z3BjZ4m0
ということでここまで更新しました!

わけのわからん展開になりました。すいません



88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/14(木) 17:36:37.62 ID:+JFaVz+Xo
乙〜
話がデッカくなってきたでござる!
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/14(木) 19:06:41.13 ID:+Z3BjZ4m0
主「まず、その先輩とやらに会わなければいけないな」

転「そうでござるな」

不良1「ほ、本気なんですか?」

不良2「」

主「本気だ。俺の右手、インフィニットブリザードがそういっている」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男2「こんなときまでインフィニットブリザードかよwwwwwwww」

男1「wwwwwwwwww」

不良1「そうですか。そういうことなら先輩たちに伝えておきます。主さんたちのこと」

主「ああ」
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/14(木) 19:07:19.36 ID:+Z3BjZ4m0

〜放課後〜

不良1「こちらがDQN1先輩と」

不良2「DQN2先輩です」

主「ふむ。こいつらが貴様の先輩とやらか。よろしくたのむぞ屑が」

DQN1「あ? てめぇなめた口聞くじゃねぇか? ぶっ[ピーーー]ぞ」

DQN2「やめとけってwwwwwwwwww こいつらは戦力だぜ、一応wwwwww」

男1「」

男2「」

男3「」

転「よろしく頼むでござる」

DQN1「wwwwwwww ござるとか誰だよおめぇwwwwwwwwwwww」

DQN2「wwwwwwwwwwwwwwww 狂った連中だなwwwwwwwwww」

主「貴様ら、あまり俺達をなめないほうがいい、俺の右手が黙っていないぞ」

DQN2「wwwwwwwwwwwwwwwwwwなんだこいつwwwwwwww」

DQN1「マジきめぇんだけどwwwwwwwwww」

不良1「ま、まぁとりあえず顔合わせも終わりましたし、そろそろ実行に移しませんか?」

主「そうだな。貴様らはどこの学校に奇襲をするんだ?」

不良2「○×△高校です」

男1「○×△高校って」

男2「あの……」

男3「不良だらけの」

転「超低俗高校でござる」

主「……………」

DQN2「wwwwwwwwwwwwwwwwww」

DQN1「おいおいてめぇら、ビビってんのかよwwwwwwwwwwwwww」

主「ククク、右手が疼いてとまらねぇぜ!!!!」

転「武者震いがとまらないでござる。喧嘩上等でござる!!」

男1「」

男2「」

男3「」

DQN1「wwwwwwwwwwwwww面白れえじゃねぇかwwwwwwwwwwwwwwww」

DQN2「おいwwwwww どうしたそこの三人wwwwwwwwwwww ビビっちゃってるんですかぁ?」

男2「あんまり……」

DQN1「あ?」
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/14(木) 19:07:47.28 ID:+Z3BjZ4m0
男2「あんまりなめないでください!」

DQN2「ヒューヒューかっこいいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

DQN1「やるき満々じゃねぇかwwwwwwwwまぁせいぜいがんばれよwwwwwwwwwwww」

男1「俺もやりますよ。仲間のためなら」

男3「おwwwwwwwwwwれwwwwwwwwwwもwwwwwwwwwwwwww」

DQN2「wwwwwwwwwwwwwwwwまぁがんばれwwwwwwww」

DQN1「まぁてめぇら5人は素人過ぎてほとんど戦力にならね――」

不良1「主さんは別ですよ!」

DQN1「あ? だれだ? 主ってのは」

主「ん? 俺だがなにか問題でも生じたのか?」

DQN2「wwwwwwwwwwきめぇwwwwwwwwwwwwww」

DQN1「こいつかよwwwwwwww 本当に戦力になんのか?」

不良1「でもこの方は俺達を数分で倒したんですよ?」

不良2「戦力はあるはずです」

DQN1「あ? なにいってんだ? てめぇらが弱かっただけだろうが!!!!」

DQN2「こんなヒョロにまけるとかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

不良1「」

不良2「」

主「あまり俺をなめないほうがいい。インフィニットブリザードだけではなく、もう一人の人格炎魔を出現させなければならなくなるぞ」

DQN1「てめぇもあんまり調子にノンなよ? ぶっ[ピーーー]ぞ?」

主「やれるものならやってみるといい」

DQN2「調子に乗りすぎだな、こいつは」

 ドスッ!

DQN2の鋭いパンチ

主「グッ、おえっ」

DQN1「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww弱ぇwwwwwwwwww」

DQN2「そんな程度じゃ開始三分で終わりだわwwwwwwwwwwwwwwww」

不良1「で、でも――」

不良2「これが実力ではありません。主さんはもっとすごい人です」

DQN1「どうだかなwwwwwwwwwwwwww」

DQN2「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

DQN1「まぁいい、そろそろいくぞかすども」

男1「」ゴクッ

男3「こぇえええ!」ボソ

男2「俺もだ」ボソボソ

転「」

主「ククク、ククク、クックック」

DQN2「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/14(木) 19:12:30.79 ID:+Z3BjZ4m0
一旦ここまでにします。 殴りこみが終わったら学園系にしていきますwwwwwwww
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/07/14(木) 20:21:11.24 ID:OMSnXBAAO
主は石があれば最強
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/07/14(木) 23:32:42.57 ID:0PmcOE/xo
やばい、サクセスストーリーだよこれwwwwwwwwwwwww
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/24(日) 13:59:07.74 ID:Jo5jBdwi0
〜○×△高校〜

主「おい、DQN1よ。あの校門の前に溜まっている屑どもはなんだ?」

DQN1「あいつらをボコすんだよ」

DQN2「おい、てめぇらちょっと面貸せ」

ドキュン1「あ? んだ? てめぇらは」

主「貴様らをボコしにきた」

DQN1「そういうことだ」

ドキュン2「なめてんのか?」

ドキュン3「そんなヒョロヒョロしたので勝てると思ってんの?」

取り巻き「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

 ドスッ!

ドキュン1「ッグ。痛ってえな!」

DQN1「手が滑った」

DQN2「wwwwwwwwwwwwww」

主「フハハハハハハッハハwwwwwwww――」

 ッガ!

主「オエッ」

取り巻き「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

転「市ねでござる!」

 ガスッ

 ドスッ

 バキッ

 ドサッ ドサッ ドサッ

DQN2「木刀wwwwwwwwwwwwwwww」

DQN1「つええwwwwww」

主「さすがだな転よ。3人も一気にねじ伏せるとは」
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/07/24(日) 14:10:36.52 ID:J3rgVlYAO
乙。久々に来たか
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/24(日) 14:30:39.47 ID:Jo5jBdwi0
取り巻き1「ドキュン1先輩たちを数秒で倒したぞこいつ」

取り巻き2「」

取り巻き3「まぁいい、気にせずつぶせ!」

 ドスッ

主「ぎゃああああああ」

DQN1「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

DQN2「オラ!」

 ッガ!

取り巻き3「グあ!! うぜえんだよ!」

 ドス!

DQN2「うっ」

取り巻き2「おらあ!」

不良1「クッ」

不良2「グア!」

転「………」

DQN1「しね!!」

 ッガ!

取り巻き2「うあ!」

取り巻き3「どこみてんだよ!」

 ドス!

 バキ!

 ッガ!

男1「」

男2「」

男3「」

98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/24(日) 14:31:18.74 ID:Jo5jBdwi0
取り巻き1「ドキュン1先輩たちを数秒で倒したぞこいつ」

取り巻き2「」

取り巻き3「まぁいい、気にせずつぶせ!」

 ドスッ

主「ぎゃああああああ」

DQN1「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

DQN2「オラ!」

 ッガ!

取り巻き3「グあ!! うぜえんだよ!」

 ドス!

DQN2「うっ」

取り巻き2「おらあ!」

不良1「クッ」

不良2「グア!」

転「………」

DQN1「しね!!」

 ッガ!

取り巻き2「うあ!」

取り巻き3「どこみてんだよ!」

 ドス!

 バキ!

 ッガ!

男1「」

男2「」

男3「」

99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/24(日) 14:32:31.21 ID:Jo5jBdwi0
〜30分後〜
男1「」

男2「」

男3「」

転「」

不良1「」

不良2「」

DQN2「」

DQN1「俺と主だけかよ……」

主「ククク、俺の右手が疼くぜ」

取り巻き1「wwwwwwww」

取り巻き2「おまえらの面子雑魚すぎだろwwwwww」

取り巻き3「はぁ…はぁ…」

DQN1「っせえな!」

 ドッ!

取り巻き1「グッ」

取り巻き2「くそ…取り巻き1がダウンかよ」

取り巻き1「」

取り巻き3「……………」

DQN1「ざまぁwwwwwwwwwwwwww」

取り巻き2「おら!」

 ドス!

主「う、オエ」

DQN1「ッチ」

 ガッ!

取り巻き3「うっ」

取り巻き2「うそだろ……取り巻き3もダウンかよ」

取り巻き3「」

主「ククク、貴様だけでは勝てまい」

DQN1「wwwwwwwwwwwwwwwwww」

取り巻き2「お、やっときたか」

100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/24(日) 14:36:39.50 ID:Jo5jBdwi0
主「!?」

DQN1「あ?」

仲間1「よお」

仲間2「なにやってんのwwwwwwww」

仲間3「めっちゃ激闘してんじゃんwwwwww」

仲間4「俺達も混ぜろwwwwwwww」

仲間5「あと二人か?」

取り巻き2「おう」

仲間6「じゃあ余裕だなwwwwww」

仲間1「んじゃあさっそくボコるか」

DQN1(うそだろ……)

主「……………」

〜3分後〜

DQN1「」

主(え、俺だけ? え、あと7人も残ってるのに俺だけ?)

仲間2「こいつちょう弱そうじゃねぇかwwwwww」

仲間3「wwwwwwwwwwwwwwwwww」

仲間1「まぁでも手加減スンナよ」

仲間5「んじゃ俺やるわ」

主「ククク、ククククク、クッハッハッハ。舐めるなよ」

仲間6「おらあ!」

 ドス!

主「ぎゃあ!!」

仲間3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

主(く、くそ、なにか投げるものはないのか!? ククク、そうか、あれを投げれば良い)

主「おらあああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 ザッ!

仲間3「うわッ! 目に砂が」

仲間1「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

仲間2「砂投げるとか誰だよこいつwwwwwwwwwwwwwwwwww」
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/24(日) 14:50:09.46 ID:Jo5jBdwi0
主「あまり舐めないほうが良い。俺のインフィニットブリザードが冷気を吹くぞ」

仲間2「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

主「ふん!」

 バシ!

仲間3「ぐああああ!」

 バタ!

仲間1「は? 石で気絶とか嘘だろ?」

仲間2「え?」

主「クハハハwwwwww」

 バシ!

仲間2「ウッ」

 バタ!

仲間1「は? 嘘だろ? おい! おまえら! コイツに石を持たせるな!!!」

主「もう遅い!! 新奥義! ストーンブリットトルネーーーーーーーード!」

 ヒュン!

 バシ! バシ! バシ!

 バタン バタン バタン

仲間4「」

仲間5「」

仲間6「」

仲間1「……なんだよこいつ」

主「俺は主だ。よろしくおねがいする」

 ヒュン!

 バシ!

仲間1「いってえな!」

 ドス!

主「ウッオエ! な、なんで俺のストーンブリットトリネードがきかない!?」

仲間1「うるせんだよ!」

 ッガ!

主「あああああああああああ! 脛いたい!」

仲間1「はぁ…はぁ…」

主「こうなったら、最強の技を使うしかないようだな。手加減はできんぞ。クロスストーーーン、トルネエエエエエエエエエエエエエエエド」

 ザッ!

仲間1「うあ! 目に砂が!!」

 バシ!

仲間1「ッグ!!」

主「…………」

 ツンツン

仲間1「」

主「ククク、ククク、勝利だ!!!!!!」
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/24(日) 14:51:25.64 ID:Jo5jBdwi0
一旦ここまでにします。超急展開だったのは早く殴りこみを終わらせたかったからですね。
適当ですいません。
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/24(日) 14:51:53.64 ID:Jo5jBdwi0
一旦ここまでにします。超急展開だったのは早く殴りこみを終わらせたかったからですね。
適当ですいません。
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/24(日) 14:52:40.04 ID:Jo5jBdwi0
一旦ここまでにします。超急展開だったのは早く殴りこみを終わらせたかったからですね。
適当ですいません。
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/24(日) 14:53:26.21 ID:Jo5jBdwi0
連投すいません><;
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2011/07/24(日) 14:55:21.00 ID:4ACThe58o
3連投フイタwwwwww

乙!
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 22:45:20.25 ID:q9Rx3ifso
追いついたwwwwww
これは面白いwwwwwwwwwwww
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/25(月) 00:02:48.68 ID:c1cc0TWx0
〜屋上〜
男1「本当すげぇな主」

男2「いや、伝説的だろ」

男3「一人で6人倒すとか何だよおまえwwwwwwwwww」

主「俺か? 魔界からの使者だが?」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

転「本当師匠はすごいでござる!」

男1「そういや転の木刀が強かったよな」

男2「だな」

男3「うんうん」

不良1「あの」

主「む?」

不良1「いきなりですみませんが、俺達これから屋上にはこれません」

主「なん……だと!?」

男3「wwwwwwwwwwwwww」

転「なぜでござるか?」

不良2「主さん達を俺達の事情で傷つけてしまったからです。修行をするため、これから学校にも来ません」

主「ふ、そうか。帰ってくるなよ屑が」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男1「ひでぇwwwwwwwwww」

男2「鬼畜だなwwwwwwwwww」

不良1「では」

 ガチャン

主「行ってしまったな」

転「そうでござるな」

109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/25(月) 00:06:03.38 ID:c1cc0TWx0
男1「てか、そういえばもうすぐ夏休みだな」

男2「そういえばそうだな」

男3「夏休みと言えばプール、海、祭りじゃね?」

男1「だなだな」

男2「このメンバーでプール、海、祭りに行こうというのか」

男3「そ、そうなりますね」

男1「別によくね? 面白そうだしwwwwww」

主「アッハッハッハ」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男1「まぁとりあえず詳しい日時は今度連絡する」

転「わかったでござる」

主「ふむ。了承した」
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/25(月) 00:15:48.77 ID:c1cc0TWx0
〜放課後〜

男3「お、マキシマム発見wwwwwwwwww」

主「む? 貴様は男3か?」

男3「うん。一緒に帰ろうぜ」

主「いいだろう愚民が」

男3「wwwwwwwwwwwwwwww」

主「貴様は……」

男3「ん?」

主「人間の生き血が好きか?」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww大好きです」

主「ククク、気が合うな。俺のアジトへこい。人間の生き血を与えてやろう」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

主「ところで貴様は部活とやらには所属しているのか?」

男3「おう。あと、男1と男2も部活に入ってるぞ。マキシマムは入ってないの?」

主「うむ。俺は暇ではないのでな。貴様らはどこの部活に所属しているのだ?」

男3「俺はテニス部。男1はサッカーで男2は英語部」

主「全員部活が違うようだな。貴様らは昔から仲が良かったのか?」

男3「うん。幼稚園の時からこの高校までずっと仲良かったぞ」

主「なん……だと!?」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww。マキシマムも部活入ればいいのにwwwwww」

主「いや、俺は忙しいのだ」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwww」

主「着いたぞ。ここが俺のアジトだ」

 ガチャ

男3「ゴミだらけで足場がねぇwwwwwwwwwwwwwwwwww」

主「その袋は死体が詰めてある」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/25(月) 00:25:12.72 ID:c1cc0TWx0
主「まぁこの部屋で待っていろ」

男3「おk」

 ガチャン!

男3(ん。あれは主の中学校の時の生徒手帳?)

 スッ

男3(顔写真見てみるか。……wwwwwwwwwwwwwwww。なんでこいつ眼帯と絆創膏つけてんだよwwwwwwww)

男3(ん。これは中学一年生の時の写真かな? ……え? 包帯してないぞ。もしかしてこのときはまだ……)

 ガチャン!

主「ククク、もってきてやったぞ。って、ああああああ見るなあああああああ」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

主「それは俺の禁じられた歴史!! 絶対に回覧を許すわけには行かないのだ!」

男3「wwwwwwwwww。いまの方が禁じられた歴史じゃね?」

主「」

男3「じゃあこの生き血とやらをもらうわwwwwww」

主「好きにするが良い」

男3「」ゴクゴクゴク

男3(トマトジュースすぎるwwwwwwwwwwwwwwww)

男3「うまいな」

主「ふむ」

男3「ところでマキシマムって恋愛とかしたことないの?」

主「恋愛……か。そのようなものは俺には必要がないのだ」

男3「うそつけwwwwwwww」

主「」

男3「図星wwwwwwwwwwww」

主「だ、だがしなくても死ぬわけではあるまい」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww。まぁ今度マキシマムの恋話でも聞かせてくれwwwwww」

主「」

男3「まぁ俺は帰るわ。生き血うまかったぞwwwwwwwwwwwwww」

主「そうか。さらばだ」

112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/07/25(月) 00:26:19.26 ID:c1cc0TWx0
とりあえずここまでにします。全然物語が進まないです。
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 06:04:40.89 ID:NZ7/i1hj0
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage]:2011/07/28(木) 18:29:57.96 ID:zR6MbPRao
はよ!
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage]:2011/08/01(月) 01:48:44.87 ID:r8vFWCVmo
はよ!
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/05(金) 09:59:34.74 ID:JJaryXjP0
〜学校〜

男3「おい、俺もマキシマムの家いってきたぞwwwwwwww」

男2「マジかwwwwwwww」

男1「どうだった?」

男3「自転車に名前付けてんのwwwwwwwwwwwwww」

男1・男2「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男2「やはりアイツは頭に欠陥がありそうだwwwwwwww」

男3「wwwwwwwwwwwwww」

男1「wwwwwwwwwwww」

主「アッハッハッハッハッハ。確かに欠陥があるな!」

男3「おまえのことだけどなwwwwwwwwww」

主「」

男2「wwwwwwwwwwwwwwwwww」

男1「あ、そういや今日で学校最後だったな」

転「そうでござるな」

男2「あ、金玉先輩こんちゃ」

転「」

男1「どこの海いく?」

女1「海…」

女2「だと!?」

女3「その発想は」

主「なかった!!」

女1「wwwwwwwwwwww」

女2「でたwwwwww主wwwwww」

女3「男1達、海行くの?

117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/05(金) 10:07:22.56 ID:JJaryXjP0
男1「ん? いくよ」

男3「女3達も一緒にいっちゃうかい?wwwwwwwwww」

女1「じゃあ男3抜きで行こうぜ!」

主「いい発想だな」

男2「だな」

転「うん」

男1「wwwwwwwwwwwwww」

男3「」ショボーン

女2「沖縄とか?」

女1「いいな」

男1「みんな費用は大丈夫か?」

全員「おk」

主「ククク、生命の始まりの水……か」

男3「wwwwwwwwwwwwwwww」

〜夏休み、海まで後10日。主の家〜

主「」ただテレビを見つめている。

 主の額からじわりとにじむ汗が、いかにこの部屋の空中設備が整っていないのかを
物語っている。

主「暇だな。久しぶりに邪悪なる魔法でも練習するとしよう…」
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/05(金) 10:14:59.15 ID:JJaryXjP0
〜ボッチ宅〜

ボッチ「嗚呼、外を見てると青春してる人達ばっかりだな。死にたいよおお」

ボッチ「ね、寝よう。うん。そうだね。はい。うん」

〜オタク達の夏休み〜

オタク1「こんなところにアニメイトがあるななななんてねwwwwww」

オタク2「なぜに噛んだし」

オタク3「ワロwwwwww」

オタク1「お! このサークルの同人詩オヌヌメ」

オタク2「うっはwwwwww おまえこのサークルの信者とかワロスwwwwwwww」

オタク3「騒ぐなks」

〜男1の夏休み〜

男1「もう、つ、疲れたって…」

幼馴染(女)「どうせ暇なんだからいいでしょー」

男1「そうだけど、荷物持ちとかないだろ!?」

幼馴染「あれぇ? いいのかな、あの事お姉ちゃんに話しちゃおうかなぁ」

男1「や、やめろって」

119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/05(金) 10:24:09.35 ID:JJaryXjP0
〜男2と男3の夏休み〜

男2「ちょwwwwwwww おまえwwwwwwwwww ワンパターン戦法とかきめぇwwwwwwww」

男3「うるせぇ! スマブラはこうやって勝つのが通のやり方なんだよ!!」

男2「自称スマブラ通、出たwwwwwwww」

男3「うるせえええああああああ」

〜不良達の過酷な夏休み〜

DQN1「もうバテたのかよwwww」

不良2「」

不良1「」

DQN2「wwwwwwwwww」
 
 トレーニング中。

〜女達の夏休み〜

女1「ちょいマジ暇wwwwwwww」

女2「ねー」

女3(なぜ私の家着たし)

〜再び主の家〜

主「にんじんアブネーヤ、ファイヤーダイアモンドクロストルネードエンドレスボンビー最強ドラグネスマイケルサンダートマホークザングースメタモルフォーゼエンジェルカオスダークホワイトネスホーリーミストメッチャニオウ未知の波動「エンブレムドラグーーーン!」ドライトネス!!!」

主「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 なんか知らんけど失神しましたとさ。めでたしめでたし。

〜一時間後〜

主「ここは…未知なる空間!?」

 頭が狂っていた。
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/05(金) 10:25:56.41 ID:JJaryXjP0
とりあえずここまでです。めっちゃ中途半端なところですいません><;
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/05(金) 11:34:47.92 ID:+FO3jCxc0
乙〜
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/06(土) 01:12:11.36 ID:Epw6fKft0
〜転宅〜

転「」シコシコ


〜そして海へいく当日〜

主「寝れなかったな。血が騒いだのだろう」

 楽しみすぎて眠れなかった主。

主「もっていくものはすでに決まっている。ククク、確か7時に空港だったか?」

〜空港〜

男1「お、きたきた」

主「フ、よう屑が」

男1「ひでぇなwwwwww」

主「他の愚民どもはまだ来ていないのか?」

男1「みたいだな」
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/06(土) 01:19:25.02 ID:Epw6fKft0
男2「お、いたぞ」

男3「よう!」

男1「おお、きたきたwwww」

男2「よう、マキシマム」

主「ッフ、屑が」

男3「きめぇwwwwwwwwww」

男1「あ、女1達きたぞ」

〜以下略そして沖縄〜
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/06(土) 01:20:11.08 ID:Epw6fKft0
ちょ、まwwwwwwww

登場人物増やしすぎたwwwwwwwwww
全然一人一人をしっかり語れないかも。

すでに頭の中はパンクしそう。
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/06(土) 01:33:38.91 ID:Nex7xkJvo
デュフフwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww乙でござるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/06(土) 05:41:52.93 ID:Epw6fKft0
うさぎドロップ見てたらいつのまにかこんな時間だ。
更新しておきます。

〜沖縄〜

転「ついたでござるな」

男1「だな」

女1「とりあえず、ホテルまでいこうぜ!」

男3「おk」

女2「うん」

女3「そういえば転くんもいたんだね」

転「」

主「ククク」

〜ホテル〜

女2「じゃ、あたしたちこっちだから」

男3「おk」

男2「女子の部屋が301で、俺達が303だっけ?」

主「そうだ。これから一週間、俺達のアジトとなる空間だ。覚悟しておけ」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwww」

転「燃えるでござる」

男1「燃えなくていいわwwwwww」

 ガチャリ

男2「お、安いわりにきれいだな」

男1「だなぁ」

主「ククク、良い空間だ」

転「そうでござるな」

男3「あぁ。男女混合がよかったなぁ」

男2「おまえだけ301へいってこい」

男1「wwwwwwww」

主「クッハッハッハ」

転「wwwwwwwwwwww」

男3「」ショボーン

127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/06(土) 05:42:28.56 ID:Epw6fKft0
〜女1達〜

女1「おぉ! きれいじゃん、部屋」

女2「だねだねー」

女3「」

女1「女3、どうしたん? ホテルついてから全然しゃべらないけど」

女3「ホテルとかに着くとなんか緊張するんだよね。それに絵の裏とかに札とか貼ってないかとか想
像するとますます…」

女1「緊張すんなしwwwwwwww 札とか貼ってないから安心しろwwwwww な、女2!」

女2「」

女1「どした?」

女2「」

女3「どしたの?」

女2「アタシハナニモミテナイヨ」

女1「マジでどうしたwwwwwwwwwwww」

女3「ふ、ふ、ふ」

女1「え?」

女3「え、絵の裏に札貼ってあるうううううう!」

女2「」

女1「うそ…だろ。と、とりあえず、お、男1達んとこいこうぜ…」

女3「そ、そだね」

女2「」
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/06(土) 05:53:49.64 ID:Epw6fKft0
〜男1達〜

主「これで終わりだ!! サンダークロスボルテックス!!!!!!」

男3「おまえUNOって言ってないから上がりじゃないよ」

主「」ショボーン

転「じゃあ次は拙者の番でござ――」

 ドンドン!

男1「ん? なんだ? いま開けますー」

転「」

 ガチャ

女1「ハァ……ハァ」

女2「」

女3「」

男1「すげぇ顔色悪いな。おまえら」

主「まるで魔王のような顔だな」

男3「どんな顔だよwwwwwwww」

女1「そ、それがな、聞いてくれよ」

男2「どうしたんだ?」

女2「部屋に飾ってある絵の裏に――」

主「アナザーワールドへの入り口があったって言うのか!?」

女1「ちげぇよバカ」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwww」

女3「札が貼ってあったんだよ」

男1「あ、そ、そう……それは大変だなぁ」

女1「だからちょっときてくれよぉ」

男1(ちょ、マジこわいんだが……)

主「ククク、良いだろう。もし本当に幽霊がいるなら俺のシャイニングブライトで消し去ってくれる
わ!!クハハハハ!」

転「ならば拙者もお供するでござる!」

男1「お、俺はパスで…」

男3「わりぃ! お、俺忙しいから」

男2「俺便所……」

女2(まともな奴、全員ダメなのかい!)

女1(よりによってこの二人とかないわ)

女3「」

129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/06(土) 06:03:41.15 ID:Epw6fKft0
 ガチャ

女1「まぁ……この絵の裏なんだけどな」

主「ククク、見せてみろ」

転「ほ、本当にあるでござる……」

女2「こういうのって剥がしたらダメなのかな?」

女3「剥がしたら呪われそうで怖い……」

主「っふ、それを剥がした瞬間! 貴様らの魂は闇に葬られるだろう!!!!
ククク、ハッハッハッハ!!!」

女3「う、嘘!?」

女1「信じるなよ」

 バシ

女3「痛い……」

転「札は剥がしてはいけないものだと思うでござるよ。この札は恐怖をあおるものではなく、単純
に悪霊や自縛霊の悪力を封じ込めてるものだとしたらそれは剥がしてはならないでござる。
だからどちらにしろ剥がしてはならないのでござる。
この札は多分、この一枚だけじゃなく、この部屋にあと何枚か貼られているでござる。
この札を何枚かあっての結界だから、どれかひとつでも剥がしてしまうと悪霊が暴れだすかもしれ
ないでござる。だからその札はとても重要な役割を果たしているでござる。
実害が出ないようなら我慢すれば良いと思うでござる」

女1(ペラペラと……でもすごいな)

女2「まぁつまり我慢しろってこと?」

転「そうでござる」

女3「えぇ……こんな部屋で寝るの!?」

主「しかたがない。俺が除霊をしてやろうか?」

全員「結構です」

主「ッフ」

130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/06(土) 06:05:03.81 ID:Epw6fKft0
一旦ここまでにします。少し睡眠をとってもう一度更新したいと思います。
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/06(土) 07:40:51.50 ID:y+PBMqP50
>>130
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/06(土) 17:02:17.75 ID:Epw6fKft0
見てる人全然いないっぽいけど俺はやる。

〜午後〜

男2「ついたな! 海!」

男3「だなだな」

女1「それにしても人多いなぁ」

女2「うっはぁー、すごー」

女3「海綺麗だねー」

転「いいかおりがするでござる」

主「水の精霊にあいさつをせねばな」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男1「そういや、なんで主はそんなもの持ってきてんだ?」

主「ククク、この、デスガイヤスピアのことか?」

男2「いやwwwwwwwwwwただの銛だけどなwwwwwwwwww」

主「これは企密でな。貴様らに知らせることはできないのだ!!!!!」

女1「本気でこういうこといってるんだよなぁwwwwwwwwww」

女2「wwwwwwwwwwwwwwww」

女3「wwwwwwwwwwww」
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/06(土) 17:08:12.22 ID:Epw6fKft0
しかも遅筆orz


〜30分後〜

男1「うっしゃ! みんな着替え終わったな?」

全員「おう!」

男2「じゃあ、泳ぐか」

男3「だなwwwwwwww」

主「ク、ククク。俺は潮水に浸かると海草になってしまうのだ」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

女1「おまえはわかめかwwwwwwwwwwww」

女2「泳げないだけでしょwwwwwwww」

女3「wwwwwwwwwwwwww」

転「拙者は師匠と一緒に行動するでござる!」

男1「おう、じゃあマキシマムのことは頼んだぞ!」

転「了解でござあああある!」



134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/06(土) 17:29:15.12 ID:Epw6fKft0
〜10分後〜

主「ここが敵の陣地だ」

転「了解でござる! で、なにをすればミッションが成功されるでござるか!?」

主「ククク、それはな」

〜男達〜

 バシッ!

男3「痛い! 顔面あたったわ!!!」

男2「ざまぁwwwwwwwwwwww」

男3「氏ね!!! そういう遊びじゃねぇ!!」

男1「wwwwwwwwwwwwwwwwww」

女1「そろそろ始めろよーーwwwwww」

男3「いくぜ! ファイアトルネード!」

 トン!

男1「おまえはマキシマムかwwwwwwww」

女2「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

女3「wwwwwwwwwwww」

男1「砂浜で遊ぶのもわるくねぇな」

女3「だねぇー」

〜主達〜

主「グアアアアア! ミッション失敗だああああ!」

 主の叫び声によってほとんどの人の視線が主と転に集まる。

転「くそ! 手に絡まってくるでござる!!! くそが!!」

 海草に向かって怒鳴りながら手を大げさに振る転によって、さらに視線が集まる。
主達はもはや変態扱いされている。

主「しかたない。最終奥義だ!!」

 スッ

転「そ、それは!!!!」

主「ドラグネスホールだ。こいつでそのくそわかめどもを一掃する!!」

転「すごいでござる!!」

客A「なんであの学生達海に掃除機もってきてんだ?」

客B「知らないわよ…」

客C「ちょwwwwwwwwあいつら何なのwwwwwwww」

客D「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

主「ハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」

 キュイーン!

転「おおおおおおおおおおおお!」

 ズリュリュリュ

 バリバリバリバリ!

主「ぐああああああああああああ!」

 砂と海水を吸って、折り畳み式掃除機は無残な結果になった。

135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/06(土) 17:33:58.82 ID:Epw6fKft0
〜しばらくたった〜

男1「そろそろもどるか」

男2「だな」

男3「あー疲れたぁ…」

男2「おまえ何回顔面にあてられた?」

男3「しらねぇ! 氏ね!」

女2「wwwwwwwwwwwwwwww」

女3「あれ…」

女1「ん? どうした? 女3」

女3「主君達いなくない?」

男1「そういえばそうだな」

男2「全然気づかなかったな」

男3「wwwwwwwwwwwwww」

136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/06(土) 17:41:01.93 ID:Epw6fKft0
女2「探し行く?」

男3「その内戻ってくるだろ」

女1「でも、あのマキシマムだよ?」

男2「心配かもな…」

男1「転だけならまだしも、主が付いてるときついなwwwwww」

男3「うんwwwwwwwwwwww」

女1「じゃあ探しに行くか」

男1「手分するか?」

女2「したほうがいいかも」

男3「じゃあ男女分かれようぜえええ」

男2「」ジィー

男3「なんだよ!!!」

〜主達〜

 バリバリバリズズズズズズ

主「ハッハッハ! 砂がゴミのようだ!」

 掃除機で、砂を敵にして遊んでいた。

転「師匠! 重大なお知らせがあるでござる!」

主「クッハッハッハ、ん? なんだ?」

転「もうだれもいないでござる! 帰ったほうが良いのでは?」

主「え。な、なにをいっている! 帰ってしまえば敵達が暴れだすぞ!!」

転「そうでござるな!」

主(ふう…)

137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/06(土) 17:45:06.23 ID:Epw6fKft0
一旦ここまでにします。見てくれてる方はありがとうございます。
あんまり笑えるシーンがなくてすいません。ネタが切れてきたもんで。

では、また後に更新したいと思います。
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/08/06(土) 17:51:24.13 ID:aU+K7CWRo
>>12>>15のすgっごく進展を楽しみにしてるんだけどなかったことにするの?
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/06(土) 17:52:54.58 ID:Epw6fKft0
>>138 なかったことにはしてないお。後でやる予定です。
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/06(土) 19:44:46.20 ID:dE4y6tNSO
俺は見てるよー
頑張って
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 00:29:03.96 ID:a0MAeEWN0
おぉ!見ててくれる方がいるなんて嬉しい限りです。

男3「よし! じゃあ俺と女3、男1と女1、女2と男2で手分して探すぞ!」

男2「すげぇ積極的だなおい」

男3「じゃあいくか、女3」

女3「う、うん…」

〜30分後〜

男3「でな、そんなことがあったのにもかかわらず――」

 ドン

野郎A「いてぇな!」

男3「す、すいま(い、いや、ここは女の子の前だ。かっこいいところを見せなければ)」

男3「睡魔に襲われて氏ね!」

野郎C「は? なに? 喧嘩売ってんの?」

男3「お、おっす!」

女3「」

野郎A「彼女の前だからってかっこつけるのはいいけど後悔すんなよ?」

男3「は? しねぇし」

野郎B「うし、かかって来いwwwwww」

男3「は、ハンデとかスマブラ以外じゃいらねぇよwwwwwwww」

 ドスッ!

男3「う、おえ」

女3(や、やば…)
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 00:38:05.05 ID:a0MAeEWN0
〜主達〜

転「し、師匠!」

主「ん? どうした?」

 ウィーンザザザザバリバリバリ

転「あ、あそこでボコボコにされてるのって…男3じゃないですか?」

主「なん…だと!?」

 バリバリバリウィーン

転「あ! 女3殿が連れて行かれたでござる!!!!」

主「なんだと!?」

 バリバリバリバリウィーン

主「ミッション変更だ!!」

 シューン

転「いくでござる!」

主「うむ!」

 タッタッタッタ

転「どうしたでござるか? 男3殿!」

男3「あ、あいつらに…喧嘩売ったら……ボコられた…」

主「それで女3が連れて行かれたのか!?」

男3「そ、そうだ…よ。カッコ…悪いだろwwww」

転「それどころじゃないでござる! 女3殿が危ないでござる!」

主「よし! 転よ! 俺達の大事な仲間を助けるべく俺は出動する!
貴様は男1どもという名の屑どもにこのことを伝えておけ!!」

転「い、いや、でも…拙者も行くでござる!!」

主「だが断る!」

転「」

主「男3は一人で歩けない状況だろう。だからおまえが連れて行くのだ。それに…」

転「?」

主「俺の右手が嘘をついたことがあるか?」

転「ないでござる!!!!」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男3(かっこよくねぇwwwwwwww でもかっこいい……俺よりは……)

143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 00:47:02.57 ID:a0MAeEWN0
主「ではいってくる!」

転「健闘を祈るでござる」

主(いま俺のドラゴンダッシュを使えば奴らに追いつくことは容易だな)

主「ドラゴンダッシュ!!!!!!!!!!!!!!!」

 ダッダッダッダ

〜1分後〜

主「ハァハァウエッハァハァ疲れた」

野郎A「あ?」

主「だが追いついたぞ屑ども! そして女3というなの愚民が」

女3「主君…(よりによってこんなときに主君って……)」

野郎B「最近の高校生は自分が強いと勘違いしてるやつが多いのかな? いいよ。かかってきて」

野郎C「wwwwwwwwwwww」

主「あまり舐めるなよ。貴様らの様な、ど素人は一瞬で粉々にすることができるぞ。この右手は」

野郎B「おまけに厨ニ病ってやつかよwwwwwwww」

144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 00:52:49.12 ID:a0MAeEWN0
主「ドラゴンダッシュ!」

 ダッダッダ

主「アンド、インフィニット、ブリザアアアアアアアアアド!!!!」

 ベシ!

主「ククク、これで貴様は一分後には氷漬けになっているであろう」

野郎A「なにいってんだよコイツwwwwwwwwww」

主「では帰るぞ、女3」

女3「え、うん」

野郎B「何…帰ろうとしてんだよ!!!!」

 ガッ!

主「ああああああん!!!! あばら、ああああ!」

女3(やっぱりダメだ……主君は逃げたほうがいい…)

145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 01:04:35.81 ID:a0MAeEWN0
野郎C「おら! 氏ねや!」

 ドス!

主「ひぎいいいいいあああ! あ、あまり舐めるな…よ、ハァ…ハァ」

野郎A「wwwwwwwwww マジ弱すぎだろwwww」

野郎B「wwwwwwwwwwwwwwww」

野郎C「しかたねぇなぁwwwwww ハンデをやるよwwwwww」

主「は、ハンデ…だと?」

野郎C「ああ、そうだ。ハンデをやるよ」

主「ほ、本当か!?」

野郎C「wwwwwwwwwwwwwwww。ああ、本当だwwww ほれ」

 ヒュン

 カラッカラッ

野郎C「その小石で戦ってろよwwwwwwww」

野郎B「wwwwwwwwwwwwww」

野郎A「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

主「」

女3(か、完全に舐められてるよ…)

主「クク、ククク、ハッハッハッハ!!!!!」

野郎C「ついに狂ったか?」

主「貴様、俺にこのような長い棒を与えたことを後悔するが良い!」

野郎C「後悔もなにもしねぇwwwwwwwwwwwwwwwwww もっとやろうか? 石っころwwwwww」

野郎B「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

野郎A「ほらよwwwwww」

 カラッカラッ

主(五つの手の平くらいの大きさの石…か。ストーンブリットトルネードを使うぜ)


146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 01:21:45.07 ID:a0MAeEWN0
野郎C「ほら、かかってこいよ」

主「ストーンブリットトルネード!!!!!!!」

野郎C「なにいってんだwwwwwwwwwwww」

野郎B「いみわかんねぇぞこいつwwwwwwwwwwww」

 ビュン! バシ!

野郎C「」
 
 バタッ

野郎B「は? な、なんで気絶してんだよ。おい!」

野郎A「てめぇ、何しやがった」

主「何をした? だと? 貴様らが俺に与えた石を返しただけだが?」

野郎A「い、石でだと!? 嘘つくんじゃねえ!」

主「嘘? 何を言っているんだ貴様は。この俺の右手は嘘はつかないのだ」

 ビュン!!バシ!バシ!

野郎B「うッ」
 
 ドサッ

主「ククク、次は貴様の番だ!!!!!! クハハハハハハ!!!!!!!」

野郎A「調子に乗ってんじゃねえぞ!!!!」

 バキッ!

主「あががががッ! 顎がああああああああ」

 ドスッ!

主「う、おえッ!」

 ガン!

野郎A「ハハ、もうくたばったのか? おら! 立てよ!!!!」

 ドッ!

主「ぐ……」

野郎A「オラッ!」

 バキ!

女3(ま、マジでやばいよ……みんなに知らせなきゃ……)

野郎A「おい! 女! てめぇが逃げたらコイツ[ピーーー]ぞ!!!!」

女3「ひ……」

主「……ろよ」

野郎A「あ?」

主「その汚ねぇ手をどけろっていってんだよこの豚が!!!!!!」

 バシン!

野郎A「ってえな!」

主「痛くしてやったんだから痛くて当然だろうが屑がwwwwwwwwww」

野郎A「なんだ? いきなり調子のりはじめやがって、この程度で勝った気になってんのかよ?」

主「勝った気じゃねえよ、勝ってんだよ、バーカwwwwwwwwwwww」

野郎A「おまえいきなり口調変わったり妙なこといったり、頭大丈夫か?wwwwwwwwww」

主「あ? 俺は主のもう一人の人格 炎魔だ。よろしくな、豚wwwwwwwwwwwwww」
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 01:22:31.32 ID:a0MAeEWN0
>>145 長い棒じゃなくて石ですた。
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 01:24:44.80 ID:a0MAeEWN0
ちょい一旦休憩します。見てくれてる人はありがとうございます。
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/07(日) 01:30:25.71 ID:OYattNTAO
俺的にこのSS面白いからがんば
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/07(日) 01:34:13.72 ID:IR2SBFuho
炎魔wwwwwwwwwwww
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 01:59:52.79 ID:a0MAeEWN0
女3(に、二重人格告白……)

主「氏ね!!」

 ビュン! バシ!

野郎A「うはッ!」

 ドサッ

主「…………。ハァハァ…。勝ったあああああああああああああああああああ!」

主「よし、帰るぞ、愚民」

女3「う、うん。ていうか、切り替わりはやッ」

主「これくらいが普通だ」

女3「wwwwwwww。でも、主君、助けてくれてありがと……」

主「れ、礼には及ば――」

 ドサッ

女3「主君!? やっぱあんなに殴られたら普通こうなるよね…」


〜色々あってホテルに戻った〜

男1「まだおきないな、主」

女3「そうとう殴られてたから……」

男1「やっぱ、主はやるときはやるんだな。俺の時も、殴りこみの時も」

男2「だなwwwwww いっつもは痛々しい言動ばっかりだけど本当すげぇよコイツ」

男3(俺も勇敢に立ち向かったのにスルーですか)

女1「ていうかマキシマム、そんなに筋力なさそうだけどそんなにすごいの?」

男1「ああ、一人で不良を何人もボコボコにしてたよ」

女2「いったい何したらそんな……」

男1、女3「石」

女1「は? 石?」



152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 02:05:59.63 ID:a0MAeEWN0
女3「主君石で戦ってた」

男1「あいつ、石投げて戦うんだよ」

女1「石とかwwwwwwwwwwwwwwww」

女2「なにそれwwwwwwwwwwwwww」

男2「こいつボール投げの成績1年のくせして全校で1位だもんなぁ」

女1「すごーwwww」

女2「え、すごすぎwwwwww」

男3「」

主「ん……ここは俺達のアジトか」

男1「お、起きたか」

153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 02:16:50.61 ID:a0MAeEWN0
転「やっと起きたでござる!」

〜まぁ色々あって3日目の夜〜

男1「全然寝れねぇー」

男2「同じく」

主「」爆睡中

転「寝れないでござるな」

男3「じゃあ……女子の部屋いくか」

男1「おk」

男2「おkってwwwwwwwwマジかよwwww」

転「」

主「グー、グー」

 バシ!

男3「起きろ主!」

主「ん? ベイブレードじゃねぇよ?」

男2「寝ぼけてるwwwwwwwwwwww」

男3「来いwwwwww」

主「」

〜そして女子の部屋前〜

 トントン

男3「…………」

 シーン

男3「返事がない」

男1「ただの屍のようだ」

男2「wwwwwwww」

 ガチャリ

男1「おい! 金玉、何勝手に開けてんだwwwwwwww」

転「心配ないでござる!」

男3「wwwwwwww」

主「ここがベイブレード会場?」

男1「まだ寝ぼけてんのかよwwwwwwww」

男2「ていうか、みんな寝てるのか?」

男3「じゃね? 寝てるところを襲うとかヨクネ?」

男2「お前は氏ね!」

 ドッ!

男3「ぎゃああああああああ! 玉潰れたわ!!!」

男1「でかいこえだすなwwwwwwww」

154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 02:20:48.40 ID:a0MAeEWN0
とりあえず眠いのでここまでです。
なんの面白みもないこのSS、最後までよろしくお願いします><;
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 02:38:47.51 ID:a0MAeEWN0
いや、もうちょいがんばるとするかな
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 02:50:37.73 ID:a0MAeEWN0
男2「あれ、誰もいないな」

男1「ん、本当だ。誰もいねぇ」

転「どこにいったでござるか?」

主「こ、ここはどこだ!?」

男3「やっと正気に戻ったwwwwww」

男2「あ、あっちみてみろ!」

男1「お、戻ってきたか」

女1「アンタ達起きてたんだ」

男1「ああ。てか何してたんだ? 女1達は」

女3「喉渇いたから飲み物買ってたんだよ」

女2「てか、そういうアンタ達は何してんの?」

男3「寝てるとこを襲おうとし――」

 ガッ!

男3「うううううう」

男1「お、お前らが起きてたら何かしようと面ってな…」

女1「何かってなに?」

転「怖い話とか?」

男1「そ、そうそう。けしてそんないやらしいことなんて考えてない、うん」

女1「」ジィー

男1「なんだよwwwwwwww」

女2「まぁそういうことならいいか。入って」

男1「お邪魔しまーす」

男2「お邪魔するぞ」

転「失礼するでござる」

主「入るぞ愚民が」

男3「ぬふふふふ」

女1「男3は出ていけ」

男2「wwwwwwwwwwwwwwww」

男3「ひどいょ…」

女3「wwwwww」

主「なんだか、俺は喉が渇いた。どこで飲み物を買うことができるのだ?」

女2「一階」

主「それだけで解するのは容易じゃないぞ」

女3「私がついて行こうか?」

主「ぬ? 助かるな、愚民が」

女1(ま、まさか女3……)

女2(そんなはずはない、はず…)

主「では、案内してくれ」

女3「うん」
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 03:00:28.85 ID:a0MAeEWN0
主「…………」

女3「ねぇ、主君」

主「なんだ?」

女3「主君って恋とかしたことないの?」

主「こ、こいいい!?」

女3「そんな驚かなくてもwwwwww」

主「そ、そんなものはしたことはない。そしてこれからもだ。俺は魔界の使者だからな」

女3「へぇ……」

主「お、これが自動販売機という頭の優れる機械か」

女3「wwwwwwww、いつの時代の人wwwwww」

 ピッ ゴトン

主「人間の生き血を補給しなければな」

女3(トマトジュース……)

主「」ゴクゴクゴクゴク

主「おえっ」

女3「戻すなwwwwww」

〜女子の部屋前〜

主「やっと戻ってこれたな」

女3「うん」

 ガチャ

男1「お、戻ってきた! ちょうど次、主の番だぞ」

主「む? 俺の番? 何の話だ? 人間の抹殺の話か?」

男2「いま怖い話してんだよ。まぁ見てのとおり男3は気絶してる」

男3「」

女1「ほんと、ビビりすぎwwwwwwww 男3」

主「では、次は俺が怖い話を繰り出すということだな?」

男1「まぁそういうことだ」
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 03:06:35.32 ID:a0MAeEWN0
主「では、俺の取っておきを聞かせてやろう」

女2「wwktk」

男1「wwktk」

主「俺の祖父から聞いた話だ。昔々のことだった」

女3「」ゴクリ

主「あるところにドラグネススプラッシュという池があった」

男2「」笑いそう

主「その池では、グロッツェ・ネオ・グラールという伝説の動物が捕れると港でうわさになったらしい」

男1(ぐ、グロッツェwwwwwwww)

主「俺の祖父は、その池の近くで虫網を振り回して遊んでいたらしい。すると、いつのまにかその
虫網に伝説の動物が入っていたのだ」

女2(伝説の動物ちっちゃすぎだろwwwwwwwwwwww)

女1(てかそんな昔でもなくないか? 祖父が物語りに参加してる時点でwwwwwwww)

159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 03:14:08.62 ID:a0MAeEWN0
主「そもそも、その伝説の動物が、なぜ伝説になったのか。それは、2000年前の歴史にあったのだ。
2000年前、俺はロンドンの地を、旅していた。そこで伝説の動物を知ったのだ」

男2(え、なんでお前が出てくんのwwwwwwwwwwwwww)

主「まぁそういうことだ。そして、その伝説の動物を捕まえてしまった俺の祖父は、さまざまな心霊
 に遭遇した」

女2(どゆことwwwwwwwwww)

主「その心霊現象とは、口では言い表せない程の恐怖だったという。あるとき、庭の草を抜いていたら、地面に異世界への扉があったという」

女1(もうなにがなんだかwwwwwwwwwwww)

主「そしてあるときは、公園で遊んでいると、闇の魔術が襲ってきたらしい」

女2(こいつは正気なのかな)

主「聞くだけで恐ろしい! ぎゃ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼亞!」

 バタ

男2「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男1「気絶したwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

〜なんだかんだで旅行終了!〜
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 03:16:03.71 ID:a0MAeEWN0
旅行が終了したんで、俺も寝ます。次こそおやすみです。

見てくれてありがとうございます。
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/07(日) 03:17:12.60 ID:/bvdnSWMo
乙〜
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/07(日) 03:20:55.48 ID:OYattNTAO
おつー!

恋愛の話になるのか!?
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/07(日) 04:10:20.82 ID:IBc1boPLo
面白いなこれ
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 08:11:50.25 ID:a0MAeEWN0
よし、書き込みますかね。

〜夏休みの生活に戻った主達〜

主「夏休みというものは暇だな。ん? 遊園地の割引券…か。ふむ。屑どもを誘ってみるか」

 ピッピッピッピッ 

 プルルルル

男1「もしもし」

主「遊園地に行くぞ屑」

男1「は? なんだよいきなりwwwwww」

主「割引券がちょうど5枚だ。他の愚民どもも誘っておくことだな」

 ガチャリ

 ツーッツーッ

男1「唐突過ぎるだろwwwwww まぁ転とかも誘ってみるかな」


〜主の家〜

主「有効期限は今週中か。ならば遊園地に行くのは明後日だな」

 ピッ

 プルルルルル

主「出たか屑」

男1「その出だしはないだろwwwwwwww で、何?」

主「ほかの屑どもは誘ったか?」

男1「まだだよ、そんな早いわけねぇだろwwwwwwww」

主「ふむ、そうか。ならば日時を伝えておくぞ愚民が」

男1「はいはい」

主「明後日の9時に○×△駅だ。じゃあな屑」

男1「あいよ。じゃあな」

 ガチャン

主「完了だな」

〜ボッチ宅〜

ボッチ「ハハハ、こんな人生は夢なんだ。………、死にてぇ……」

ボッチ「こんなときは寝るのが一番だな……」

165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 08:18:59.93 ID:a0MAeEWN0
〜そして当日○×△駅〜

主「全然睡眠をとることができなかった。最近はよく血が騒ぐな」

男1「楽しみすぎて寝れなかったんだろwwwwwwww」

主「」

転「お、いたでござる!」

主「よくきたな転よ」

男1「おっす金玉。お、あいつらもきたぞ」

男3「はぁ…はぁ…」

男2「なにバテてんだよwwwwwwww」

主「では行くとしよう」

転「ぬ、拙者は切符を買うでござる。少しまっていてくれでござる」

主「いいだろう」

転「……………、完了でござる!」

男1「じゃあいくか」

男2「おう」

 ピッ

 ピッ

 ウイーン

 ピッ

 ビーーーー!

男1「ん……一回だけおかしな音が……」

男3「ビーーー、ってwwwwwwww」

男2「やっぱり主かよwwwwww」

転「」

主「な、なぜだ!? 解せぬ、解せぬぞ!!!!!!」

 ビー、ビー、ビー、

駅員「何回やってもダメだよ。ちょっとこっちに来なさい」

主「し、しかたあるまい」
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 08:23:05.38 ID:a0MAeEWN0
男1「いったい何やらかしたんだ? 主」

男2「さぁな」

男3「wwwwww」

転「し、師匠…」

駅員「あー、このパスモ、改札入ったままになってるね。入ったまま出てないことになってるよ」

主「なん…だと!?」

男3「いったいなにをしたwwwwwwww」

主「俺は確かに改札を出たぞ!? ドラゴンダッシュによって、飛び越えることに成功したのだぞ!?」

男1「飛び越えたって……」

男2「いいましたね」

男3「」

転「」

駅員「」

主「ク、ククク」

駅員「じゃあ今回は特別だけど、次そういうことしたら警察に通報するからね」

主「了解した」

 ピッ

男1「やっとかよwwwwww」

男2「どこにいってもダメダメだな、マキシマムはwwwwww」

男3「wwwwwwww」

転「」

167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 08:23:39.05 ID:a0MAeEWN0
あー、また昼ごろ更新するかもです。とりあえず一旦ここまでにします。
見てくれてありがとうございます!
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/08/07(日) 10:47:14.36 ID:+aRwuSNQ0
腹筋がインフィニットブリザードしたでござるwww
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/07(日) 11:18:33.10 ID:Q1vCjRhDO
電車の中で隣に彼女いるのにトマトジュースのくだりで吹いたwwwwww
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/07(日) 11:41:51.31 ID:dGRhe06SO
朝起きて読んだらいきなり噴いたwwww
てか男3ヘタレェ…
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/08/07(日) 14:21:17.63 ID:ufQhi2vAO
なんだか主がかっこよく見えてきた件
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 14:54:13.03 ID:a0MAeEWN0
いきます

〜とりあえず遊園地〜

主「ここか。中々広いではないか」

転「そうでござるな」

男1「しかも主のおかげで半額だったしなー」

主「ククク、俺の権力にかかればこんなものだ」

男3「wwwwwwwwwwwwwwww」

転「あ、あのジェットコースターに乗るでござる!」

男3「おk」

男2「じゃあいくか」

主「」

男1「ん? どうした主、顔色悪いぞ」

主「な、なんでもない」

男1「ビビってるのか?」

主「え、な、なにを言っている」

男1「wwwwwwww」

173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 15:00:20.82 ID:a0MAeEWN0
〜5分後〜

スタッフA「では、発車します」

 ガチャン

男3「うひょー」

男2「きもい声上げんな」

男3「うっせ」

主「」

男1(ぜってービビってるな、主)

男2「く、くるぞ」

男3「こ、こいwwww」

 ギィーーー

男2「頂上高いすぎだろ…」

男1「男2って高所恐怖症だったか?」

男2「そ、そうだよ」

転「人がゴミのようでござる」

男3「wwwwwwwwww」

主「」

男1(死にそうな勢いでビビってやがるwwwwww)
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 15:07:48.02 ID:a0MAeEWN0
男2「い、一気に落ちるぞ……」

男3「うひひひ」

男2「きめぇwwwwwwww」

男1「直前になると怖いな…」

転「そうでござるな」

主「」

男1(いや、いい加減なんか反応を見せろwwwwww)

男3「来るああああああああああああ」

 ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオ!

乗客「キャアアアアアアアアアアアアア!」

主「ギャアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」

男2「うわ! なんか付いた! きめぇ、ヌルヌルした液体飛んできたぞ」

男1「それ多分主の鼻水」

男2「」

男3「wwwwwwwwwwwwwwww」

主「」

175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 15:19:38.14 ID:a0MAeEWN0
〜まぁジェットコースター終了〜

主「ククク、実に下らぬものだったな」

男2「くだらんもので鼻水垂れ流しでビビってるやつ初めてみたわ」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwww」

主「」

転「次はどうするでござるか?」

男1「そうだな……」

男2「じゃあお化けやし――」

男3「あの変な回る奴やろうぜ? な?」

男1「んじゃあ仕方ないからお化け屋敷行くか」

転「行くでござる」

主「俺のシャイニングブリザードを見せてやろう」

男3「ぇひどい…」

〜お化け屋敷前〜

男3「あれー、忘れ物しちゃったかな。取りに行かないとー」

 ガシッ

男2「おい、お前だけさっきから異様に忘れ物チェックしてるだろ。それで忘れただと?」

男3「」

男1「じゃあ入るか」

転「待つでござる!」

男1「ん?」

転「ここは二人ずつ入ればいいと思うでござる!」

男1「ああ、いいなそれ。でも、余った人だけ一人だぞ」

男2「じゃあ男3一人で」

全員「おk」

男3「へ? ちょ、まままま待ってくれれれれ!」

男1「よし、じゃあ俺と主でいいか? そんで男2と転。んで、男3が一人」

男2「OKだ」

主「問題は発生していない」

転「よし、じゃあ先に拙者達からいくでござる!」

男2「んじゃあちょっくらいってくる」

男1「あいよ」

〜10分後〜

スタッフB「お次の客様どうぞー」

男1「お、俺達だ」

主「だな」

男1「じゃあいってくるぜ、男3」

男3「」

男1「うわー、中は真っ暗だな」
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 15:30:08.36 ID:a0MAeEWN0
主「ククク、俺の右手が――」

 プシュー!

主「ひぎゃあああああ!」

男1「wwwwwwwwww、そんなビビんなよwwwwww」

 ヌルッ

男1「うわああああ!」

主「わああああああ!」

※どっちもお化け屋敷が苦手です。

〜5分後〜

主「はぁ……はぁ……」

男1「死ぬかと思ったなwwwwwwww」

主「そ、そうか?」

男1「主、お前尿を漏らしたか?」

主「な、なんのことだ?」

男1「」チラ

男1「股間の辺りに染みができておりますよ。主殿」

主「え、……見るなああああああああ!!!!」

男1「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男2「おーい! 男1達!」

男1「お、あいつらいるじゃん。行こうぜ主」

主「」

 タッタッタッタ

転「おかえりでござる」

男2「どうだった?」

男1「いやぁ…俺達ビビりまくりだったわwwwwwwww」

男2「wwwwwwwwwwwwwwwwww」

男1「あ、あと、主が尿漏らしてた」

男2「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww、そんなに怖かったのかよwwwwwwwwwwwwwwww」

主「こ、これは汗だ、なななにを勘違いしている」

男2「股間からの汗はんぱねぇwwwwwwwwwwww」

主「」
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 15:37:58.43 ID:a0MAeEWN0
〜一方男3〜

男3「ぎゃああああああ!」

 ヌルッ

男3「ひいいいいいいいい!」

〜主達〜

男2「あいつ遅いな。もう行っちゃおうぜ」

男1「いいのか? かわいそうな気もするが…」

男2「いいだろ、あいつ携帯もってるし」

転「良いでござる」

男1「まぁ…はぐれたら電話すりゃぁいいもんな」

男2「んじゃ、ってことで行くか」

主「だな」

転「次はあれに乗るでござる」

男2「ん、あの左右にゆれてる船か?」

転「そうでござる」

男1「俺あれ嫌いなんだよなー、超怖くないか?」

男2「俺はああいうのだったら大丈夫だ」

男1「へぇ」

主「ククク、俺の右手が疼くな」

男2「wwwwwwwwwwwwww」

〜左右に大きく揺れる船の前〜

スタッフC「此方にどうぞー」

主「ククク、これから世界は俺のものになるうううううう!」

転「うおおおおおおおお!!!」

 バシッ! バシッ!

主「ぐは!

転「痛いでござる」

男2「恥ずかしいからでかい声だすなwwwwwwww」
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 15:45:27.26 ID:a0MAeEWN0
〜10分後〜

主「オエ、グエアゲロゲロ」

 ビチャビチャ

男2「あのテンションの高さで酔ったのかwwwwwwwwwwww」

転「」

男1「大丈夫か?」

主「く、心配するな。ただ食パンが出てきただけだ」

男2「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男1「あー、俺、主の面倒見とくから、お前らは男3見つけて適当に遊んでてくれ」

男2「わりぃな。じゃあ行ってくる」

転「師匠! 健闘を祈るでござる!」

主「オエ」

 トロッ

男1「うわああああ! 俺の手にトロトロしたものがあああああ」

主「し、心配するな…ただの食パンと牛乳だ…」

男1「心配するわwwwwww、まぁベンチに座るか」

主「あ、歩くと吐きそう……」

男1「そんなに酔ってんのかよwwwwwwwwwwww、しかたねぇな、ほれ、乗れ」

 といって背中を差し出す男1

主「ご苦労だ、屑が」

男1「はいはい。よっこらせ」

〜男2達〜

男3「なぁ、聞いてんの?」

男2「わかったっていってんだろうが……」

男3「冗談じゃないんだ! 本当に本物の幽霊が出たんだ。だから俺の後ろにいるかも
しれねぇ!」

男2「うるせぇwwwwwwwwwwww お前5回くらい聞いたわその話! たった10分で5回だぞ!
頭大丈夫か!?」

男3「や、やっぱり俺は呪われてるんだあああああああ!」

転「wwwwwwwwwwwwww」

179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 15:55:01.61 ID:a0MAeEWN0
男2「あー、男3とかもう一生お化け屋敷にいればよかったのに……」

男3「ひどwwwwwwwwwwww」

転「じゃあ、今度は歩かない方のお化け屋敷がいいでござる!」

男3「お化けや敷居いいいい!?」

男2「いいな、それ。じゃあ二人に分かれて入るか。じゃあ」

男3「どっかで聞いたパターン!!! まて、そのパターンで行くと――」

男2「一人余るから男3が一人で入ってくれ」

男3「あああああああああああ」

転「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

〜主達〜

男1「ここでいいか?」

主「うむ。構わオエ」

 トロ

男1「さっきから俺に吐いてくるなwwwwwwwwww まぁ座れwwwwww」

主「すまんな愚民が」

男1「まぁ気にすんな。んで、しばらく歩けないか?」

主「ああ、あの船の呪いは強すぎた……」

男1(呪い……)

男1「じゃあなんか飲み物飲むか?」

主「では、人間の生き血を頼む…」

男1(トマトジューストマトジュース)

男1「あいよ。じゃあここでまってろよ。移動すんなよー」
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 15:56:05.99 ID:a0MAeEWN0
一旦ここまでです。休憩します。最近は男3がひどい扱いですwwwwww
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/07(日) 16:52:25.08 ID:HoBbB5DDO

できたら主が卒業後編から結婚編から子供誕生編から子供学校入学から色々な編して主が死亡してあの世編地獄編
そして魔界編からの転生編まで期待してるから
頑張って!
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2011/08/07(日) 17:31:07.84 ID:GKjjkvT0o

読んでて楽しい
頑張って続けてくれ
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 17:42:08.34 ID:lMNXMET00
〜転達〜

男3「う、うへ、うへへへ」

転「あの、お化け屋敷に入ってからずっとこんな調子でござる」

男2「だなぁ、まぁうるさくないだけマシかもな」

転「まぁ確かに、男3殿との会話は、龍凰迅斬を2回放つくらい疲れるでござる……」

男2「」

男3「あへ、あへ、うへへへ」

男2「つか、腹へらね?」

転「減ったでござる。腹が減っては戦はできぬのでござる!」

男2「じゃあ食いにいくか」

男3「グヘヘ、ウヘヘ」

〜自販機前〜

男1「えーと、トマトジューストマトジュース……って、遊園地にトマトジュースなんて普通売って
るわけ……え!?(売ってるし!!)」
 
 ピッ ゴトン

男1「あれ? さっきの場所に主がいないぞ……」キョロキョロ

 ウィーン ウィーン

男1「ん?」

主「クハハハ! 走れ走れ!」

男1「」

主「ククク、ん? おお、帰ってきたが屑が」

 といいつつ100円入れると動くパンダに乗っている。

男1「ちょ、お前wwwwwwwwwwww」

主「さぁいけ、デススフィンクス!!」

男1「何にでも名前つけんなよwwwwww てかメッチャ見られてるから降りろよwwwwww」

 ウィーン

主「おい! どうした!? なぜ動かん! 言うことを聞かぬか!」

男1(ちょ、お前……マジでやめろwwwwwwww)

客A「」クスクス

客B「あの人やばwwwwwwww」

男1(よく恥ずかしくねぇな、主は…)

男1「こっちこい、主」

主「いいだろう、いけ! デススフィンクス!」

男1「いや、もうパンダはうごかねぇから降りろwwwwwwwwww」

主「く…」

男1「ちょっとこっちこい」

 グイッ

主「なぜ引っ張る」

男1「お前、大勢の客の前であんな大声だすなwwwwww こっちが恥ずかしいだろ!」

主「あれはデススフィンクスが言うことを聞かぬからいけないのだ」

男1「wwwwwwwwwwww、もういいわ、埒があかんwwwwww まぁ座れ」
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 17:55:48.10 ID:lMNXMET00
主「しかたないな。ところで、人間の生き血は入手してきたか?」

男1「ああ、ほれ」

 トン

主「ご苦労だ糞野郎」

男1「wwwwwwwwww」

主「」ゴクゴクゴク

男1「ていうかもう治ったのか? 乗り物酔い」

主「ああ、俺は魔界で鍛えられた身体を持っているからな」

男1「そうか。ならよかった。じゃあ行くか……」

主「うむ」

男1(ん? よく考えると主の言っていることは意味がわからないのになぜか会話ができているぞ。
つまり俺も狂ってきたんじゃ……)

主「どうした? ゴブリンを片手で仕留めたような顔をして」

男1「wwwwwwwwwwwwwwww、そんな顔してねぇよ」

主「ふむ」

男1「ていうか、お前、女3のことどう思ってんだ?」

主「む? なぜ女3がここで出てきたのだ?」

男1「旅行の時、お前に好意もってるみたいだったからな。なんとなく気になっただけだよ」

主「好意を持っているだと? そんなの知ったことか。俺は人間には興味がないのだ」

男1「そ、そうか」

〜転達〜

男2「あいつらも呼んでみるか」

 プルルルル

男2「もしもーし、男1か?」

男1「ああ」

男2「○○食堂きてくれ。じゃ」

 ブチ

男2「くるだろ」

転「」

男3「ウフヘヘ」

〜男1達〜

男1「ちょwwwwww 電話切るの早すぎるだろwwwwww」

主「男2はなんて言ってたのだ?」

男1「○○食堂来いっていっただけ」

主「ふむ。では向かうとしよう」

男1「ああ、そうだな」
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 18:02:06.62 ID:lMNXMET00
〜ここでボッチ宅〜

ボッチ母「あんた、ずっと家にいないで少しは友達と遊んだらどうなの?」

ボッチ「え」

ボッチ母「もしかしてあんた、友達いないの?」

ボッチ「は? いるよ、結構いるからね、俺」

ボッチ母「じゃあ遊んできなさい」

ボッチ「いいよ。遊んでくるよ」

 バタン!

ボッチ(…………)

ボッチ「さて、いまから5時間くらい、どこで暇つぶそうかな」

〜○○食堂〜

男1「ふう…やっと着いたー」

主「無駄な労力だ、まったく」

男2「早かったな」

主「ドラゴンダッシュを使ったからな」

男2「wwwwwwwwwwwwww」

転「かっこいいでござる!」

186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 18:07:28.65 ID:lMNXMET00
男3「うへ、フヘヘヘ」

男1「」

主「」

男2「ど、どうした?」

男1「一体男3になにがあった…」

主「ま、まさか船の呪いか!?」

男1「それは主だけな」

転「お化け屋敷に入ってからずっとこの調子でござる」

男1「wwwwwwwwwwww」

男3「フヒヒ、エヘ、ヘ」

主「男3、目を覚ませ! スターライトブリザード!!!」

 パアン!

※ただのビンタです。

男3「ひゃあ!」

男2「なんちゅう声上げてんだよwwwwwwww」

主「やっと目を覚ましたか。これだから人間は…」

男3「お前も人間だろwwwwwwww」

男1「やっと男3が主に突っ込みを入れたぞ!」

転「やっぱり師匠はすごいでござる!」
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 18:10:05.71 ID:lMNXMET00
一旦30分くらい休憩します><;
遅筆ですいません
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 18:38:40.51 ID:lMNXMET00
男2「んじゃあそろそろなんか食うか」

男1「そうだな」

男3「じゃあジャンケンに負けた人が全員分の券買ってこようぜ」

主「いいだろう。俺の右手にかなうものはいないがな」

転「拙者の幸運術を見せてやるでござる!」

男2(男3負けろー)

男1「よし、いくぞ!」

男3「最初はグー! ジャンケンポン!」

 グー  ←男1
 グー  ←男2
 グー  ←主
 チョキ ←男3
 グー  ←転

男3「」

主「ククハッハッハ」

男1「よっしゃ!」

男2「ざまぁwwwwww」

男3「うるせえええええ」

転「拙者、ざるそばで」

男1「じゃあ俺カツ丼で」

主「俺にはカレーライスを与えろ」

男2「じゃあ俺、天丼と親子丼と牛丼とカレーときつねうどん」

男3「うぜえええええええええ」

男1「wwwwwwwwwwwwwwww」

189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 19:08:32.79 ID:lMNXMET00
〜色々あって帰ってきた主〜

主「ふむ。今日は中々刺激が強い一日だったな、だが、これからの日常はいつもどおりの暇な日常
か」

主「仕方がない。今日は睡眠をとるか」

〜ボッチ宅〜

ボッチ「ただいま」

ボッチ母「あら、おかえり、楽しかった?」

ボッチ「うん、楽しかったよ」

 ガチャン

ボッチ「はぁ……」
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 19:09:48.45 ID:lMNXMET00
これで夏休みはおわりです。ぶっとんだ展開でしたが、悪しからず><;
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 19:16:34.84 ID:lMNXMET00
〜夏休み明けの主の家〜

主「む、今日から学校か…亡き父よ、今学期も貴様が託したインフィニットブリザードは消えないぞ。」

 ガチャ

主「ドラゴンダッシュ!!!!」

 ダッダッダッダ

〜教室前〜

主「ハァ…ハァ…」

 ガラッ!

男1「お、主来たぞ」

男2「おっすマキシマム」

男3「ようwwwwww」

転「おはようでござる!」

主「待たせたな屑どもが」
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 19:25:29.47 ID:lMNXMET00
学級委員長「よし! クラスメイトは全員集まったな。今日は体育祭の係りや出場する競技など
をすべて決めるぞ! いいな?」

全員「おk」

学級委員長「では、最初に応援団を決めたいと思う!」

〜5分後〜

学級委員長「よし、応援団は決まった。次は一番重要な役割を決める!このクラスの首相だ!」

 ザワザワ

学級委員長「決め方は推薦式だ! 推薦したい奴は挙手をしろ!!」

男3「ノ」

学級委員長「じゃあ、男3。推薦してみろ」

男3「俺は……」

 ザワザワ

男3「主君が良いと思います!!!」

学級委員長「」

クラスメイト「」

女1「」

女2「」

女3「」

オタク1「」

オタク2「」

オタク3「」

ボッチ「」

リア充1「」

リア充2「」

ビッチ1「」

ビッチ2「」
 
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 19:31:55.76 ID:lMNXMET00
男2「」

男1「」

男3「ぇ……」

 ザワザワザワザワザワ

「主が首相とかなんの罰ゲームだよwwwwwwwwww」

「絶対ありえねぇwwwwwwwwwwwwww」

「マキシマムなんてありえんwwwwwwww」

学級委員長「だまれ! 主が首相というのに賛成するやつは手を上げろ!」

 シーン……

男3(あれぇ…わりとマジで言ったんだけどなぁ)

男2「………」

女3「………」

学級委員長「だれもいないということで――」

男1「お、俺はいいと思うぞ!」

 ザワザワザワザワ

女3「わ、私も賛成します!」

女2「ちょ、、、」

女1「ええええwwwwwwwwwwww」

男2「お、俺も賛成だ!」

転「拙者はもちろん賛成でござる!」

リア充1「なにを血迷ったんだよwwwwwwww」

リア充2「どうしたお前らwwwwwwwwww」

ビッチ1「マジありえねぇんだけどwwwwwwww」

ビッチ2「wwwwwwwwwwwwww」

194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 19:40:49.92 ID:lMNXMET00
 ザワザワザワザワザワ

学級委員長「……………」

主「黙れ愚民どもが!!!!! 俺がこのクラス首相でなにが悪いのだ!! いずれ世界の首相に
なる男だぞ、俺は!!!! ククク、ハッハッハッハ!!!!」

優グレ男「ッチ」

主「む? 今舌打ちをした奴はだれだ? 何か問題でも生じたか?」

優グレ男「お前、あんまり調子に乗るなよ」

 ガッ!

主「クハッ」胸倉を掴まれる主

男1(本当、よく不良に絡まれるよなぁ)

主「貴様、世界のリーダーとなる俺に、ク…喧嘩を売っている…というのか?」

優グレ男「お前、一学期から目立った行動しやがって…いらいらすんだよ、見てると」

 グイッ

主「ッグ、いら…いらするなら…牛の…乳を飲…め」

リア充1「wwwwwwwwww」


195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 19:50:57.72 ID:lMNXMET00
優グレ男「なめてんじゃねぇぞ、ころすぞ!!!!!」

 ガッ!
 
リア充2「うっはwwwwww膝蹴り入りましたwwwwww」

男2(まぁ、マキシマムならなんとかすんだろ)

男3「」

主「う…おえ…鳩尾…ウエ」

優グレ男「お前、弱いくせに調子に乗ってんじゃねえよ!!!!」

 バキ!

主「フバッ! 唇切れたああああああ!」

 ザワザワザワ

主「ク…クク、最初に言っておくが、俺は貴様など眼中にない…ぞ…」

優グレ男「あ? なんだとコラ!!」

主「だから…貴様程度の屑など、何人も相手にしたといっているんだ…。俺の目の前にあるのは
貴様などではない!! 俺の目の先にあるのは世界征服だ!!!! クハハハッハハ!!!」

 ガスッ!

主「フベッ!」

全員「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

リア充1「ギャグセンパネェwwwwwwwwwwwwww」

転「か、かっこいいでござるよ、師匠!!」

男1(あれ…待てよ…良く考えてみるとこの教室に石なんてなくね?)

男2(あ、あいつ石が無ぇと負けるぞ!!)

女3(石使わないでどうにかできるのかな…)

 ドッ!

主「ウッ」

 ドスッ!

主「ック…」

 バコッ!

主「う…は…」

男1(あ、あれ、ヤバくね?)

学級委員長「お、俺は担任の先生を呼んでくる! みんなで主と優グレ男を止めてくれ!!」

 ザワザワザワ
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 19:59:40.88 ID:lMNXMET00
優グレ男「オラ! オラ! もう一度調子のってみろよwwwwwwww」

 ガッ! バキッ!

主「ヴッ…はぁ…はぁ」

リア充1「あー、これはマジやばい感じだな。おい、止めるぞ」

リア充2「おう」

 ガシッ

優グレ男「ッチ、離せ!!!! おい!!!!!」

 ガラッ!

先生「優グレ男!!!! 主!!!!! 職員室まで来い!!!!!!」

主「ぐ…」

優グレ男「くそが!」
 
 バッ!

先生「ほら、早くこい!!!」

優グレ男「…………」

主「」

 ガラッ 

男3「」

男2「」

男1「」

リア充1「ま、まぁなんとかなったか?」

リア充2「だ、だな……」

197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 20:06:19.92 ID:lMNXMET00
また少し休憩します。全然進みません><;
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2011/08/07(日) 20:14:11.30 ID:7ynvJg+D0
こいつら仲良いな…
大事にしろよ主くん
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/07(日) 20:53:36.79 ID:dGRhe06SO
主が既にリア充すぎる
てか主父はマジ他界?
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 20:57:06.08 ID:lMNXMET00
>>199 まぁでも、自然とリア充になっちゃうんですよね…そうしないと物語的にもきついですし
><;

ちなみに父はマジ他界です。
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 22:28:23.58 ID:lMNXMET00
詰んできたけどがんばります!

学級委員長「ま、まぁ、とりあえず主が首相ということでいいな?」

男1「い、いいと思うぞ」

男2「だな」

男3「うんうん」

リア充1「マジかよwwwwww」

リア充2「うっそだろwwwwww」

学級委員長「では、首相は主にきまりだ! 次に決めるのは競技だ!」

〜主達〜

先生「ということだ。今日は帰れ、優グレ男!」

優グレ男「ッチ」

先生「主、お前は停学にはならないが、これからこういうことがないように気をつけるんだぞ」

主「了解した」

202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 22:33:57.63 ID:lMNXMET00
先生「では、教室に戻れ」

主「ドラゴンダッシュ!!」

 ダッダッダッダ

先生「」

 タッタッタッタ

主「はぁ…はぁ…」

 ガラッ

男1「お、主帰ってきた。大丈夫か?」

主「ククク、問題ない。俺の身体には魔獣の血が流れているからな」

男2「停学とかにならんかったのか? 主は」

主「ああ、どうやらそうらしい。優グレ男は一ヶ月停学になったらしいがな」

男1「つか、お前いなかったから勝手に出る競技決まっちったみたいだぞ?」

主「なん…だと!?」

男2「主は、100mと学級対抗リレーだってよ。あとは学年競技」

主「」

男3「主100mめっちゃ遅いのにドンマイwwwwwwww」

転「師匠ならなんとかなるでござる」

主「ま、まかせるがよい」

男3「wwwwwwwwwwww」

203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 22:47:03.89 ID:lMNXMET00
学級委員長「ちなみに俺ら一学年の学年競技は騎馬戦だ」
 
 ザワザワザワザワ

〜放課後〜

主「さて、帰るか」

ボッチ「あ、ね、ねぇ主君」

主「ん? 何だ貴様? 貴様も俺に戦いを挑もうとしているか?」

ボッチ「ち、違うよ!? お、俺と一緒に帰ってくれない?」

主「なんだ、そんなことか。構わんぞ」

ボッチ(絶対、友達を作る!!)

主「どうした? 異次元から来た使い魔のような表情をしているぞ?」

ボッチ「い、いやぁなんでもない」

主「ふむ」

ボッチ「あ、あのさ、お、俺んちこない? 今から!」

主「だが断る」

ボッチ「え、えぇ…」

主「今日はカオスエンペラーの日なのだ。明日なら許可するぞ」

ボッチ「じゃ、じゃあ明日で!」

主「構わん」

ボッチ「じゃ、じゃあ俺こっちだから! じゃあね!」

主「ああ、さらばだ。愚民が」

ボッチ(やったあああ! 人生初の友達ができるかもしれない!!)
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 22:57:08.26 ID:lMNXMET00
ボッチ「♪」

 ガチャ

ボッチ母「おかえり」

ボッチ「ただいまー♪」

ボッチ母「あら、今日は随分と嬉しそうじゃない。何か良いことでもあったの?」

ボッチ「別にー」

ボッチ母(友達でもできたのかしら…)

ボッチ「じゃあ部屋に戻ってるね」

〜主の家〜

主「ふぅ…そろそろカオスエンペラーを見に参ろう」

 ガチャ

 鍵を閉める

主「うむ。しっかりと戸は閉ざされた。ん!? ななな、なぜだ!!!」

 主の目に映りこむのは、ゴミ箱に再び放り込まれたダークネスソウルこと自転車。

主「なぜだ!!なぜ、なぜ、ダークネスソウルがゴミ箱に!!!」

 ガサ!

 自転車をゴミ箱から取り出す主

主「誰だ、俺のダークネスソウルをゴミ箱へ封じ込むのは! まぁよい。それよりもカオスエンペラーだ。

 キコキコキコキコキコ

主「ダークネスダッシュ!!」

 キコキコキコキコキコキコ

205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 23:03:55.37 ID:lMNXMET00
〜3分後〜

主「フゥー…ハァー…ついた…」

 カチャ

 自転車の鍵を閉める。

 ウィーン

店員「いらっしゃいま――」

主「クハハッハッハッハ! 今日もまた来てやったぞ愚民が!!!!! ククハッハッハ――」

 ガシッ!

 肩を掴まれる。主の目の前に立っているのは、このコンビニの店長だ。

店長「君、毎週毎日、うるさくてほかのお客様の迷惑になってるから、このコンビニにはもうこない
でくれるかな?」

 つ い に 出 入 り 禁 止

主「」

主「く、ククク! い、言われなくともこのような屑店、一生来ないわ!!! ハッハッハ!!」

 キコキコキコキコ

主(他のコンビニ他のコンビニ)

206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 23:12:42.61 ID:lMNXMET00
〜研究所〜

ガチャン

ウィーン

帽子男「はは、もうすぐだ。 もうすぐ主君達の世界が…完成する!! フフフ、楽しみにしていてくれよ、主君。一年後、ついに君達が、人間として完成するんだから、フフフ」

〜セブンイレブン前〜

主「ククク、ここでいいか」

 ウィーン

店員「いらっしゃ――」

主「来てやったぞ愚民が!!!」

店員「」

女3「ちょ、不審者、入ってきたのかな……って、主君!?」

主「き、貴様は、女3!」

女3「やめてよ、大声だすの…私、よくここくるんだから」

主「ふ、すまんな。貴様はこのコンビニに何をしにきたのだ?」

女3「あーちょっとハサミを買いにねー。主君は?」

主「カオスエンペラーを回覧しに来たのだ」

女3「なにそれ…」

主「ククク、教えることはできぬ」

女3「」

207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/08/07(日) 23:14:19.28 ID:lMNXMET00
とりあえず、今日の更新はここまでにします。今までで一番がんばった
気がしますがそうでもなかったです。
見てくれてありがとうございました。
明日も更新したいと思います。
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/07(日) 23:22:56.15 ID:dGRhe06SO
乙!今日は何回も来たなwwww
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/07(日) 23:29:30.94 ID:OYattNTAO
おつー
帽子男に期待が高まる
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/08(月) 03:03:10.07 ID:fRXeTcaco
帽子男とかもう忘れかけてた
211 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 05:58:57.28 ID:6l5V4Rk00
ちょっと朝早いですがやります、ていうか早すぎますね><;
とりあえず酉つけときました。

女3「ま、まぁ私帰るね」

主「待て」

女3「へ?」

主「貴様は俺に好意を持っているのか?」

女3「は? な、なにいってんの?// じゃ、じゃあね!//」

 タッタッタ

主「ふむ。さて、カオスエンペラーでも読むか……」

主「…………」キョロキョロ

主「無い!!!! だと!!!!? うわああ!!!」

店員(早く出ていかないかなぁ…あの人)

主「くっそが!! こんなところはもう一生きてやらん!! 愚民が!」

 ウィーン

店員「ありがとうございましたー」

主「く…カオスエンペラーの存在するコンビニを早く探さねばな」

 キコキコキコキコキコ

212 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 06:08:33.31 ID:6l5V4Rk00
男2「お、マキシマムじゃねぇかwwwwww」

主「む? 貴様は男2か。部活ではなかったのか?」

男2「英語部はめっちゃ早く終わるからな。んで、お前はなにやってんだ?」

主「カオスエンペラーを求めて旅をしているところだが?」

男2「カオスエンペラーwwwwwwwwww ブリーチか。お前ん家の近くのコンビニに
置いてなかったか? ジャンプ」

主「く、ククク、あの店は結界を張り始めたようだ…俺ではとても入場できん」

男2(コイツ出入り禁止にでもなったのか…)

男2「そうか、せいぜいがんばれwwww」

主「任せておけ。俺は魔界からの使者であるぞ」

男2「wwwwwwwwwwww」

 キコキコキコキコ

 キコキコ…

男2「さて、俺もアイツが待ってるし急ぐか」

213 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 06:20:23.41 ID:6l5V4Rk00
〜10分後〜

男2「わりぃ、遅くなった」

オタク1「ま、まぁいいさ。フヒヒ」

男2「んじゃ、久しぶりにお前の家いくか」

オタク1「あい」

男2「ていうかお前、昔と随分雰囲気変わったよな、なにがあったwwwwww」

オタク1「な、なんにもないけど? フヒッヒwwww」

男2「wwwwwwwwww、俺達、幼稚園からずっと一緒の学校通ってきたけど、なんで中学校の時から
突然俺達としゃべらなくなったんだ?」

オタク1「そ、それはですね……は、話が合わなくなったからかな? フヒ」

男2「話が合わなくなったって、いままでずっと話合ってたのにか?」

オタク1「ま、まあ、なんといいますか、アニメにはまったんだ」

男2「つまり、オタク友達がほしいと思ったわけだな?」

オタク1「ですです。フヒヒwwww」

214 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 06:25:16.39 ID:6l5V4Rk00
〜新たなコンビニに行き着いた主〜

 ウィーン

主「ククク、新たなる戦場!!!! カオスエンペラーを俺に与えよ!!!」

店員(うわぁ…)

主「」キョロキョロ

主「ククク、ついに見つけたぞカオスエンペラー!!! クハハハッハッハッハ!!!」

店員「あのー」

主「ハッハッハ、ん? なんだ? 貴様」

店員(いや、お前のほうが なんだ? だけどな)

店員「大声で叫ばれるのはちょっと…他のお客さまの迷惑になるので…」

主「ッフ、しかたない屑だな」

店員(うぜえ)

主「では、俺はカオスエンペラーを読む。お前は戻ってよいぞ」

店員(つか、なんだよカオスエンペラーって)

215 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 06:35:50.07 ID:6l5V4Rk00
〜オタク1の家前〜

男2「ついたな」

オタク1「ですな」

男2「入るぞ?」

オタク1「おk」

 ガチャ

男2「おじゃましまーす」

オタク1母「いらっしゃーい。て、あれ、もしかして男2君!?」

男2「はい」

オタク1母「久しぶりねー、随分背伸びた?」

男2「ええ、まぁ」

オタク1「とりあえず俺の部屋行く?」

男2「うん」

オタク1「じゃあこっち来て、フヒww」

男2「いやぁ、それにしても変わらないな。お前の母さん」

オタク1「まぁね、フヒヒwwww」

男2「ここか? オタク1の部屋」

オタク1「ですお」

男2「んじゃ、入るわ」

 ガチャ

男2「うわっ!」

オタク1「ウワッ、はないでしょ、テラヒドス」

男2「いや、こんなひどいことになってるとは…」
216 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 06:48:37.18 ID:6l5V4Rk00
オタク1の部屋は…まさにオタクの部屋だった。

オタク1「ま、まぁとりあえずすわってくれ」

男2「おう」

オタク1「……………」

男2「……………」

オタク1「……………」

男2(と、特に話題が無ぇええええ!)

男2「な、なあオタク1」

オタク1「あい?」

男2「このフィギア、高いのか?」

オタク1「えっとですね」

〜コンビニ〜

主「な、なんだとおおおお!? このような能力が使えるのか!!!? くっそおお!!!!」

主「うわっ!!! くっそ! そこだ! やれ、やるんだ!!! インフィニットブリザード!!!」

主「あああああああああああああああ!!!!」

店員(追い出してもいいのかな…)

〜オタク1の家〜

オタク1「まぁそういう特別なものだから中々の値打ちだったかな、フヒwwww」

男2(いや、説明長ぇよ)

男2「そ、そかwwww」

オタク1「あ、今日は塾があったんだ!! 忘れてた! ヤバすwwwwww」

男2「マジかよwwwwww じゃあ俺はそろそろ帰るわ」

オタク1「おk」

男2「あ、そうだ、オタク1」

オタク1「ん?」

男2「オタクやってて楽しいか?」

オタク1「もちろんでふwwwwwwwwww」

男2「そっか、ならよかった。じゃあな!」

オタク1「ノシ」

〜コンビニ〜

主「ハァ…ハァ…長きに及ぶ闘いだったな」

店員(てか、一ページ進むの遅すぎだろwwwwwwww)

主「では、帰るか」

 ウィーン

 キコキコキコキコ

〜道路〜

男2(やっぱり、自分が話してて一番楽しい奴と一緒にいるのが一番いいな)

主「うおおおおおおおおおおおおおおおお! ドラゴンシャイニングダークネスダッシュ!!!」

男2「」

男2(主は除いてみんな良い奴だ……)
217 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 06:53:14.67 ID:6l5V4Rk00
〜主の家前〜

主「クハハ! 家が見えてきた!」

 キコキコキコ

 ザーーー

 ガッチャーン!!

 転んだ。

主「くそ…目に見えない敵にダークネスソウルがやられた!!!!」

 いつもにましてテンションが高い主だった。

〜次の日〜

主「む、次の授業はなんだ?」

男3「ん? 体育じゃね?」

主「ふむ」

男3「今日から授業がバスケになるらしいから体育館いこうぜ主」

主「いいだろう…ククク、バスケか。インフィニットブリザードが疼いて止まらんな…」

男3「wwwwwwwwwwww」
218 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 06:59:28.32 ID:6l5V4Rk00
〜体育館〜

リア充1「つか、バスケとかバスケ部せけぇwwwwww」

リア充2「バスケ部の俺勝ち組だわwwwwwwww」

男1「よし、俺は全力を出すぞ」

男3「俺も」

男2「バスケは得意じゃねぇんだよなー」

転「拙者もでござる」

主「ククク、右手が止まらんわ!」

男3「wwwwwwww」

体育の先生「んじゃあ、チームはバスケ部の4人がキャプテンとなり、それ以外のメンバーはくじで決める。いいな?」

全員「おk」

〜10分後〜

主「俺はどうやらAチームのようだ」

転「拙者はCでござる」

男1「俺もAだ」

男2「俺は、B…だな」

男3「俺もBだwwwwww」

男2「最悪だぁ…」

男3「え、ひでぇ」
219 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 07:07:46.37 ID:6l5V4Rk00
〜練習後〜

先生「では、試合に移る。今日は時間があまりないから一試合のみだ。AコートでAチーム対Bチーム。
BコートでDチーム対Cチームだ。では、早めに試合を開始しろ」

男1「よし、いくぞ、主」

主「うむ」

〜試合開始〜

バスケ部A「よし、ジャンプボールは背の高いマキシマムがやれ」

主「ククク、いいだろう」

審判「よし、ボール上げるぞ」

 ヒョイッ

主「ハアアアアアア!!! ジャンピングトルネード!!!」

 バン!

男1(おーい…飛ばすほう逆ー……)

バスケ部A「ルールもしらないのかwwwwwwww」

主「ククク、い、いまのハンデだ」

男1「wwwwwwww」

敵1「主はノーマークでいいぞ」

敵2「おう!」

主「」

220 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 07:12:33.77 ID:6l5V4Rk00
敵3「くっそ、バスケ部Aにボールとられたしwwwwww 強すぎだろwwww」

バスケ部A「主!! パスいくぞ!」

主「クックック、いつでもくるがよい!」

バスケ部「おら!」

 ヒュン!

 ボキッ

バスケ部A「ん? ボキ?」

主「ぎゃあああああ! 貴様よくもやったな!! 手が破滅したわ!!!」

男1「」

敵1「」

敵2「」

バスケ部A「」

敵3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

敵4「wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

敵5「ちょwwwwww あいつパスもとれねぇぞwwwwww」

男2「ん? 隣のコート、すごく騒がしくないか?」

男3「またマキシマムなんかやらかしたのかな」

男2「だろうな」

男3「アホすぎだろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww――」

 ベコン!

男3「ウベッ」

男2「お前、鼻血出てるぞwwwwwwwwww」
221 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 07:24:23.89 ID:6l5V4Rk00
〜放課後〜

主「くそ…バスケなど、愚民が好むスポーツだな」

ボッチ「あ、主君!」

主「ん? ボッチではないか。俺になんの用だ?」

ボッチ「なんの用…ってひどいなぁ。俺の家来るって約束…」

主「そうであったな」

ボッチ「俺…友達いないから…主君が俺の家に初めてはいる友達になるかもね」

主「ふむ。なぜ、貴様には友がいないのだ?」

ボッチ「なんで…っていわれてもな」

主「俺の様にインフィニットブリザードを取得すれば友が増えるかもしれんな」

ボッチ(多分そっちの方が友達できにくくなるだろうな…)

ボッチ「そ、そうだね」

主「ま、友なんてものは勝手にできるものだろうな、クハッハ」

ボッチ(勝手に…か。確かに主君も、最初は僕の仲間だと思ってた。でもいつのまにか…)

主「だが、俺も中学生の時は、孤高の存在であった。インフィニットブリザードが暴走していたため
俺に近づく輩はいなかったのだ!」

ボッチ「へ、へぇ…」

主「うむ」

ボッチ「中学生の時は友達がいなくて、今は友達がいるってことは、友達を作る素質があったんだね」

主「素質? なにを勘違いしている。愚民どもが勝手に俺に近づいてきたまでだ」

ボッチ(つまり、話をするきっかけがあれば友達ができるということか…ふむふむ)

ボッチ「なるほど」
222 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 07:29:24.01 ID:6l5V4Rk00
主「きっと貴様には威勢が足りないのだろう」

ボッチ「威勢?」

主「そうだ。俺がドラゴンだとしたら貴様はカビルンルンだ!!」

ボッチ「!!!!!!」

ボッチ(積極性が足りないってことか!!)

ボッチ「あ、俺の家着いた」

 ガチャ

ボッチ母「おかえりー、ってあら! 友達を家に呼ぶなんて初めてね! いらっしゃい」

ボッチ「う、うん。で、でもいままで呼ばなかっただけで――」

主「邪魔するぞ愚民が」

ボッチ母「」

ボッチ「ま、まぁ入って…」

 ガチャン

 ボッチの部屋に入った。

ボッチ母(やっぱりあのとき嬉しそうだったのは友達ができたからだったのね)
223 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 07:30:19.77 ID:6l5V4Rk00
またあとで更新しますー。見てくださってありがとうございます。

224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/08(月) 08:45:53.80 ID:X++meIcSO
乙!
マキシマムいいやつだなぁ…痛いけど
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/08/08(月) 11:27:24.88 ID:s0HuRsIqo
マキシマムがバスケで無双するのかと思ったけどやっぱり怪我するのかw
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/08(月) 11:55:12.14 ID:hsJNeAMAO
マキシマム安定のアホさ加減
227 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 12:28:50.69 ID:6l5V4Rk00
ボッチ「ま、まぁ特になにもないけどゆっくりしていって」

主「うむ、いいだろう……そ、それは!!!!!!」

ボッチ「どうしたの?」

主「カオスエンペラー!!!!!!!!!!!」

ボッチ「え」

〜ゲーセン前〜

男2「おう、久々だな、チャラ男」

チャラ男「よう」

男2「お前すっかりチャラくなったなwwwwww」

チャラ男「ああ、まぁなwwww それよりどうした。突然俺と遊びてぇなんてよ。中学校の時
以来だろ?」

男2「あー、まぁなんていうか、うん。なんとなくだ」

チャラ男「wwwwwwww」
228 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 12:35:40.26 ID:6l5V4Rk00
チャラ男「」

 ピッピッピッピ

 プルルル

男2「誰に電話してんだ?」

チャラ男「俺の連れ」

男2「へぇ」

チャラ男「おっす。いまからゲーセン前来い。そうだ、客だ。じゃあな」

男2「客?」

チャラ男「いや、なんでもねぇよ」

男2「そか」

〜ボッチ宅〜

主「うわああああああ! お前の力はそんなもんじゃないだろ!! みせてみろおおお」

ボッチ「ねぇ……」

主「ぐあああああ! ん? なんだ?」

ボッチ「そんなに面白い? ブリーチ」

主「面白いだと!? 違う! 俺は戦っているのだ!!!」

ボッチ(意味がわからないよ…)

主「インフィニットブリザードを使え!!! お前の力じゃそいつには勝てん!! わあああ!!!」

ボッチ「」
229 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 12:39:20.20 ID:6l5V4Rk00
すいません、すごく眠いので一旦切ります。
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/08/08(月) 15:44:41.85 ID:ukYENCg7o
hayakuokitekudasai
231 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 18:05:44.03 ID:6l5V4Rk00
すいません、寝すぎましたwwww

〜そのころ男3〜

男3「いや、それは断る!」

男3姉「いいだろー、あとでいいものあげるからさー」

男3「だが断る!」

男3姉「あー、そう。じゃあいいよ。アンタ、あとでどうなるか覚えとけよ」

男3「」

男3姉「あ、あとついでにこの前アンタが母さんの財布から金盗ったの――」

男3「うわああ! まて、行きます。はい」

男3姉「わかればいい。んじゃあ、コーラ買ってきて」

男3「はい」

〜ゲーセン前〜

チャラ男「お、連れ1達来たな」

連れ1「おっす」

連れ2「よおwwww」

連れ3「……」

男2(これまた不良臭が…)

232 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 18:16:12.47 ID:6l5V4Rk00
〜男1の家〜

 ピンポーン

男1母「あー、男1! 今手が離せないから――」

男1「あいよ」

 ガチャ

男1「どちら様でしょう――」

幼馴染「あたし」

男1「orz」

幼馴染「な、なによ、そのあからさまに残念そうな反応は!」

男1「はぁ…で、今日は何だ?」

幼馴染「溜め息つくな!!! まぁいいわ。これ、アンタの家の前に落ちてたわよ」

 そういって差し出すのは木刀。

男1「はああ!? なんで木刀が落ちてんだよ!」

幼馴染「知らないわよ! ていうかこっちが聞きたいわよ!」

男1「まぁ…一応受け取っとくわ、サンキューな」

幼馴染「べ、別に//」

男1「んじゃな」

幼馴染「あいよ」

 ガチャンッ

男1「ふぅ…木刀、か。名前とか書いてないのかな」

 ・・・・・・・・

男1「」

男1(て、転…って書いてある…)

〜豆腐屋の前〜

転「な!? 拙者の惨血刀がないでござる!!」

233 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 18:26:59.86 ID:6l5V4Rk00
〜主達〜

主「ボッチイイイイイイ!!」

ボッチ「な、何?」

主「30巻はどこにあるのだ!!!!!?」

ボッチ「あー、まだ集めてる途中だから――」

主「いますぐ買いにいくぞ!!!」

ボッチ「えええ!?」

主「さぁ、いますぐ金を持つのだ!!」

ボッチ(えええ、俺の金かよ)

〜ゲーセン内〜

チャラ男「スー、フゥー」

 モクモクモク

男2「お前タバコ吸うんだな」

チャラ男「わりぃか?」

男2「まぁ身体にはよくないな」

チャラ男「フン…」

連れ1「ああ! また負けたぞおい!」

 ガンッ!

連れ2「お前雑魚すぎだろwwwwww」

男2(ゲーム機蹴っ飛ばすなよ)

連れ3「あー、金ねぇよ」

チャラ男「んじゃあ久々にやるか」

連れ1「だな」

男2(何をだよ…)

〜主達〜

キコキコキコキコッ

主「どうだ!? 俺のダークネスソウルの乗り心地は!!!」

ボッチ「ふ、普通かな」

主「クハハハ! だろう? 最高だろう!!!!!」

ボッチ(普通っていったんだけどなぁ…)

 キコキコキコキコ

警察「はい、ちょっと君達止まろうね」

ボッチ「」

主「」

234 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 18:34:59.05 ID:6l5V4Rk00
〜コンビニ前〜

男3「毎日のように俺をこき使いやがって、糞姉貴が。いつか仕返ししてやるわ!」

 ウィーン

店員「いらっしゃいませー」

男3「えーっとコーラ…」

 ・・・・・・・・・・

男3「」キョロキョロ

 ・・・・・・・・・・

男3(えええええええええ、コーラだけ売り切れ!!!?)

〜男1〜

 キコキコキコ

男1「転はどこだ…。ていうか、自転車乗りながら片手で木刀もってる俺って…」

通行人「」クスクス

男1「///(はやく見つかれよおおお転!!)」

〜転〜

転「く…惨血刀がないと、魂が抜けるでござる…」

転(どこに落としたんだろう…)

235 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 18:40:45.81 ID:6l5V4Rk00
〜ゲーセン〜

チャラ男「おい、兄ちゃん、お金貸してくんねーかな?」

連れ1「wwwwwwwwww」

連れ2「頼むぜーwwww」

連れ3「金、金」

男2(おいおい…)

〜本屋〜

主「とんだ足止めを食らったな、あの青い猿めが…氏ね!」

ボッチ「ま、まぁ早く買っちゃおうよ。30巻」

主「そうだな」

ボッチ「どこにおいてあるんだろう…」

主「これかあああああああ! 見つけたぞ、ボッチイイイイイイイイ!!!!」

店員(あー、最近近所で有名になってるうるさい高校生って…)

主「クハッハッハッハ!! 行くぞ!」

ボッチ「う、うん…」

236 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 18:53:05.58 ID:6l5V4Rk00
〜男3〜

男3(こんなに探してもないのかよ…しかもコーラだけ…)
 
男3「ハァ…」

男3「世の中、どうかしてるぜ!!」

通行人「」チラ

通行人「」チラ

男3(し、しまった…)

〜転〜

転(次はあそこのゲーセン近くを当たるでござる)

転「瞬時突風移動!」

 キコキコキコキコ

〜ゲーセン〜

チャラ男「ざっと10万だwwwwww」

連れ1「wwwwwwwwww」

連れ2「うっしゃwwwwwwww」

連れ3「さすがだな」

男2(いったい何人かつあげしたら気が済むんだよ)

チャラ男「ほら、2万ずつ山分けしてやるよ」

連れ2「さっすがwwwwww」

男2「あー、俺いらねぇわ。つか、そろそろ帰るわwwww」

チャラ男「は? ただで帰れると思ってんのかよwwwwww」

連れ1「wwwwwwww」

男2「は?」

チャラ男「遊んでやったんだから金よこせよwwwwww」

連れ3「財布ごと置いてけばいいぞ」

男2「は? 何様だよお前wwww やらねぇよ」

チャラ男「あ? なめてんのか? お前」

男2「なめてるもなにも、なんでお前に金やらないといけねぇんだよ」

連れ3「ッチ」

連れ2「あーこいつうぜぇ」

男2(なんなんだよこいつら)

チャラ男「ちょっとこっちこい」

237 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 19:00:30.65 ID:6l5V4Rk00
〜男3〜

男3「ほかにコンビニあったか? んー…」

男3「・・・・・」

男3「あ、あそこのゲーセン近くにあったな」

男3(そこの裏路地を通れば――)

 バコッ!

男2「ってえな! なにすんだよ!」

チャラ男「金がだせねぇなら奪いとるまでだしwwwwww」

連れ1「wwwwwwwwwwww」
 
 ガッ!

男2「ぐっ…」

男3(は!? どういうことだよ…ていうかあれ、チャラ男じゃん…。なんで男2が殴られてんだ!?)

男3「」ガクガク

男3(やべぇー…動かない…友達が近くで殴られてんのにビビって動かないぞ…ど、どうしよ)

連れ3「ん、あそこにいるのは?」

 男3を指差す。

チャラ男「!! あいつ、男3じゃねぇか!! こいつの仲間だ! サツに通報するかもしれねぇ
ぞ!! 捕まえろ!!」

連れ1「お、おぅ!」

連れ2「よし、いくぞ」

連れ3「……」

男3(は? な、なんか俺のこと捕まえるとかいって…、、、に、にげないと!)

 ダッダッダ!
238 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 19:01:11.11 ID:6l5V4Rk00
少し休憩です。不良展開多すぎですいません。
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage]:2011/08/08(月) 19:13:34.03 ID:QYHzQ6nQo
ここはやっぱり主の石ぶっぱで……
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2011/08/08(月) 19:45:03.56 ID:NEoqOxKT0
主君って背高いんだ……意外。

主無双期待
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/08(月) 19:47:29.78 ID:X++meIcSO
転、木刀には本名書いてるのな…
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/08(月) 19:56:25.32 ID:hsJNeAMAO
男3君やっぱだめだなwwww
243 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 22:09:25.06 ID:6l5V4Rk00
男3「はぁ…はぁ…」

 ダッダッダッダ

男3(や、やべぇ…全然人気が無い!)

連れ1「自分から進んでこんなところくるとかwwww」

男3(し、しかも行き止まりかよおお!」

連れ2「あほすぎるなこいつ」

連れ3「さっさとボコってチャラ男のところもどろうぜ」

男3「」ガクブル

 キコキコキコキコ

男3「!?」

男1「ん、あれ、道間違えたか?」

男3「お、男1!!」

男1「ん?」チラ

男3「お、おまッ! こんなとこでなにやってんだ!!」

男1「いやー、転にこの木刀届けようと思ったんだけどな、いつのまにか道に迷っちゃってな」

男3「そ、そうか…じゃ、じゃあ逃げようぜ」

男1「は?」

連れ1「逃がすわけねぇだろ!」

 ガッ

男3「うっ」

男1「ああ…なるほどそういうことか。よし、男3! この自転車貸してやるから逃げろ!」

男3「で、でも…」

男1「俺にはこの木刀があるから大丈夫だwwwwww ほら、行けwwww」

男3「わ、わりぃな」

 キコキコキコキコ

連れ3「じゃあ俺、あいつ追うわ」

連れ2「おう。じゃあ俺達はコイツボコるわ」

連れ3「りょーかい」

 タッタッタッタ

連れ1「それにしてもひどいな、お前の友達はwwwwwwww」

男1「……」

連れ2「友達置いて逃げるなんてなwwwwwwww」

男1「まぁ、そうだな。んで、俺もお前らと喧嘩しないといけないのか?」

連れ1「喧嘩はしなくていいぜ」

男1「は?」

連れ2「お前はただボコされてりゃあいいんだよ!!!」

 ドッ!!

244 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 22:17:55.12 ID:6l5V4Rk00
〜男3〜

キコキコキコキコ

男3(う、うわああ! 後ろから追ってきてやがる!! ど、どうしよ…とりあえず、助けを
呼ばないと…!!)

連れ3「ッチ…さすがに自転車に追いつけるわけがないな…」

 タッタッタッタ

 キコキコキコキコ

男3(って…俺は一体なにをやってんだ…。友達が不良に殴られてんのに全速力で逃げだして、
不良に追いつかれたら助けてもらって…そんでまた誰かに頼ろうとしてんのかよ…。ダメ人間
じゃねぇかよ…)

 キコキコ…キコ…

連れ3(あ? いきなり止まったぞあいつ)

男3「よし、もうやめた」

連れ3「は? なにを?」

男3「逃げるのにきまってんじゃんwwwwww まぁこっちで決着つけようぜ」

〜男1〜

男1「不意打ちなんて卑怯な野郎だなおい」

連れ2「うっせえな」

男1(さて…いまの一撃は木刀があったから防げたものの…二人相手なんて無理だろ…)

245 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 22:27:38.91 ID:6l5V4Rk00
連れ1「おらッ!!!」

 ドコッ!

男1「うっ! ……くっそ」

連れ2「っらあ!」

 バキ!

男1「くっ!」

男1(まずいな…そうとうまずい…全然反撃する隙が無ぇ…)

男1「」フラッ

 ブン!

 バコッ!

連れ1「グッ!」

男1(うしッ! 効いたな。やっぱり木刀持っててよかった…)

〜男3達〜

男3「よし、ここらへんでいいか」

連れ3「どうしたんだ? いきなり。潔くボコされたくなったのか?」

男3「あ? なにいってんすかーwwwwwwww ボコされるのはお前なんですけどねwwwwww」

連れ3「まぁせいぜいがんばれよ」

男3「うるせーな。早く殴ってこいよwwwwww」ガクブル

連れ3「オラッ!」

 ブンッ!

男3(あ、あぶねー。2回くらい殴られたら気絶するわ…あんなパンチ)

男3「そりゃ!」

 ガンッ!

連れ3「グッ! 痛ぇな!」

 バゴッ!!!!!!!!

男3「う、っはあ! ゲホゲホ…」フラッ

男3(や、やばい…)

246 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 22:38:45.41 ID:6l5V4Rk00
連れ3「一発食らっただけでそれか? 1分も持たないぞwwwwww」

男3「う、うるせーわ。これからがスマブラ通の闘い方だわ!」

連れ3「わけわかんねぇこといってんじゃねぇよ!」

 ヒュン!

 バキッ!

男3「クッ!(顎いてぇえええええ!)」

男3「ちくしょうが! おらっ!」

 ザッ!

連れ3「うわっ! 目に砂が…!!」

男3「おら!」

 バコッ!

連れ3「くあっ!」

男3「せい!」

 バキッ!

連れ3「ぐっ、うぜぇんだよ!」

 ビュン!

男3(あ、あぶねー。砂で目、見えないのに適当に攻撃打ってくんなしwwww)

男3「スマブラ通は、ループするんだよ!」

 ザッ!

連れ3「うわっ! ッチ、また砂かっ! きもちわりぃんだよ!!」

 ビュン!

 ズドッ!

男3「う、うは…(また適当に打ってきやがった…超いてぇ…)」

男3「くそ、こ、こうなったらっ! 乱舞じゃ!!」

 ザッ! ザッ! ザッ!

連れ3「あああ! 何回砂投げたら気が済むんだよくそが!!」

男3「うるせ!! おら!」

 ヒュン!

 ドッ!

連れ「ぐあ!!」


247 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 22:46:28.59 ID:6l5V4Rk00
〜男2〜

男2「ヴッ、グッ…(目の前が…霞んでる…)」

チャラ男「おらっ! さっさと金出せよwwwwww」

男2「くっそ!!!」

 ヒュン!

 パシッ

チャラ男「今のお前のパンチが効くと思ってんのかよwwwwww」

男2「……………」

〜そのころ主とボッチ〜

キコキコキコキコ

主「クハハハッハッハ! カオスエンペラーを入手したな!!」

ボッチ「う、うん…そだね」

主「む? 向こうの路地裏から邪悪な気が流れている!! ボッチよ、カオスエンペラーと
ダークネスソウルを頼んだ!!!」

ボッチ「え? ちょ」

主「ドラゴンダッシュ!!」

 ダッダッダッダ

ボッチ「えぇ…」

248 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 22:47:27.50 ID:6l5V4Rk00
〜男2〜

男2「ヴッ、グッ…(目の前が…霞んでる…)」

チャラ男「おらっ! さっさと金出せよwwwwww」

男2「くっそ!!!」

 ヒュン!

 パシッ

チャラ男「今のお前のパンチが効くと思ってんのかよwwwwww」

男2「……………」

〜そのころ主とボッチ〜

キコキコキコキコ

主「クハハハッハッハ! カオスエンペラーを入手したな!!」

ボッチ「う、うん…そだね」

主「む? 向こうの路地裏から邪悪な気が流れている!! ボッチよ、カオスエンペラーと
ダークネスソウルを頼んだ!!!」

ボッチ「え? ちょ」

主「ドラゴンダッシュ!!」

 ダッダッダッダ

ボッチ「えぇ…」

249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/08(月) 22:49:06.88 ID:rCwV4NH9o
主キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
250 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 22:56:36.25 ID:6l5V4Rk00
〜男3達〜

男3「はぁ…はぁ…」

連れ3「」

男3「か、勝ったあああああああああああああ!」

 砂を投げる戦法で男3の勝利。

〜男1〜

ガンッ! バキッ!

男1「くあっ!(く、そダメだ…木刀を握ってる力も残ってねぇ)」

 カランッ カラン カラン

連れ1「ついに木刀も持ってられなくなったかwwwwwwww」

連れ2「逃げてればよかったなwwwwww かっこつけてねぇでwwww」

連れ1「おらよ!!」

 ガッ!

男1「くっ…」

 ドサッ

連れ2「ついに倒れたかwwwwwwwwww」

男1(ああ…意識が…遠のいて…く…)

男1「」

連れ1「よし、完全に意識飛んだなコイツ」

連れ2「雑魚wwwwwwww よし、いくかwwww」

連れ1「だなwwwwww」

「待て!!」

連れ2「あ?」

連れ1「なんだお前」

「フフフ」

 スタッスタッスタッ

 スッ

 男1が落とした木刀を拾い上げる。

「拙者の名前は龍戦祭金 玉弦水俟でござる!!」

 サッ!

 木刀を構える。

連れ1「なにわけわかんねぇこといってんだ?」

連れ2「めんどいからコイツもボコそうぜ」

連れ1「だなwwwwww」

251 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 23:02:55.40 ID:6l5V4Rk00
転「龍戦祭金流、三代奥義乃一目、風斬!!!」

 スタスタッ

 バコッ!!!!!!!!!!

連れ1「うあああああ! 目が!!!」

連れ2「おいおい…マジかよ」

転「第二乃目、演舞槍!!」

 ドンッドンッドン!!!!

連れ1「ぐ…」

 ドサッ

連れ1「」

連れ2(は? ぼ、木刀で連れ1をやっちまいやがった…マジやべぇぞこいつ…)

転「次はお前でござるな。三代奥義乃三目、陽炎風月!」

連れ2(技の名前いちいちいってんのはこだわりなのか…!?)

転「くらえ!!!!!!!」

 バッコーン!!!!!!!!!

連れ2「がっ!!!!」

 ドサッ

連れ2「」

転「フフフ、拙者が神でござる!」
252 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 23:09:06.08 ID:6l5V4Rk00
〜男2〜

チャラ男「おら!!」

 ゴン!

男2「く…(もう…ダメだわ…)」

チャラ男「誰もお前を助けにこないなwwwwwwww」

男2「…………」

チャラ男「こんな状況で助けがこないなんてありえねぇぞ普通wwwwwwwwww」

男2(ちっくしょう…)

チャラ男「本当、お前は最悪な友達ばっかり作ったなwwwwww 俺には裏切られて男3とかいう屑には
逃げられてwwwwwwww ざまぁ無ぇよwwwwwwww」

 ガンッ!

男2「ぐああっ! うる…せえな…男3は屑じゃ――」

「ククク、屑…だと? 俺からみれば貴様ら人間などすべて屑だわ!!!!」

男2「…は?」

チャラ男「あ?」
253 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 23:22:42.89 ID:6l5V4Rk00
チャラ男「きめぇwwwwwwww 誰だよお前wwwwwwww」

男2(ま、マキシマム…なんでここにいるん…だ…よwwww)

「俺か? 俺は魔界からの使者、 グロッツェ マキシマム ゼクロ だ。よろしくな」

チャラ男「あ? なに言ってんだお前、頭大丈夫か?wwwwww」

主「クハハハハ! 大いに大丈夫だ!! さて、俺のしもべをこんな風にボコってくれたな。
どう落とし前をつけてくれるというのだ?」

チャラ男「落とし前? 何いってんだ? おめぇもここでボコられんだよ」

主「クッハッハッハ! 面白い冗談をいうな! 褒めてや――」

 ボコッ!

主「ぶべらっ!! く…不意打ちとは卑怯な…」

チャラ男「卑怯もなにもねぇよwwwwww」

主「まぁよい、貴様はもう終わりだ。俺の新技によって砕け散るのだ」

 スッ

 下に落ちている石を拾う。

チャラ男「いみわかんねぇよ雑魚wwwwwwww」

主「ドラグネス…シャイニングブレッド!!!!!!!!!」
 
 ビュン!!!!!!!!!! 

 ビシャ!!!!

 主の投げた石は、10mほど先にある壁にぶつかり、粉々に砕け散り、
跳ね返ってきた破片が、チャラ男の頬をつつく。

チャラ男「――は?」

主「やはり、超全力で投げるとコントロールがいまいちであるな。では、次こそ」

 ビュン!!!!!!!!!!!!!!

 ビシャ!

主「む? またはずしたな」

男2(いや、あれが頭に直撃したら死ぬだろ…)

主「次こそは…」

チャラ男「」

男2「す、すでに…気絶してるぞ…ソイツ」

主「ふん、つまらん」
254 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 23:24:22.18 ID:6l5V4Rk00
チャラ男「きめぇwwwwwwww 誰だよお前wwwwwwww」

男2(ま、マキシマム…なんでここにいるん…だ…よwwww)

「俺か? 俺は魔界からの使者、 グロッツェ マキシマム ゼクロ だ。よろしくな」

チャラ男「あ? なに言ってんだお前、頭大丈夫か?wwwwww」

主「クハハハハ! 大いに大丈夫だ!! さて、俺のしもべをこんな風にボコってくれたな。
どう落とし前をつけてくれるというのだ?」

チャラ男「落とし前? 何いってんだ? おめぇもここでボコられんだよ」

主「クッハッハッハ! 面白い冗談をいうな! 褒めてや――」

 ボコッ!

主「ぶべらっ!! く…不意打ちとは卑怯な…」

チャラ男「卑怯もなにもねぇよwwwwww」

主「まぁよい、貴様はもう終わりだ。俺の新技によって砕け散るのだ」

 スッ

 下に落ちている石を拾う。

チャラ男「いみわかんねぇよ雑魚wwwwwwww」

主「ドラグネス…シャイニングブレッド!!!!!!!!!」
 
 ビュン!!!!!!!!!! 

 ビシャ!!!!

 主の投げた石は、10mほど先にある壁にぶつかり、粉々に砕け散り、
跳ね返ってきた破片が、チャラ男の頬をつつく。

チャラ男「――は?」

主「やはり、超全力で投げるとコントロールがいまいちであるな。では、次こそ」

 ビュン!!!!!!!!!!!!!!

 ビシャ!

主「む? またはずしたな」

男2(いや、あれが頭に直撃したら死ぬだろ…)

主「次こそは…」

チャラ男「」

男2「す、すでに…気絶してるぞ…ソイツ」

主「ふん、つまらん」
255 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 23:26:38.10 ID:6l5V4Rk00
やっと主の出番終了したー! 
とりあえず風呂入ってきます。
それからまた更新するかもです。
256 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/08(月) 23:28:20.10 ID:6l5V4Rk00
ぐは…二連が多い…
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岩手県) [sage]:2011/08/08(月) 23:34:28.56 ID:341hrpmt0
1さん乙!
烏の行水ってら〜

流石の主
すでに人外と化していたか石投げww
つか石投げの威力と本人の肉体能力があわなすぎるww
あと転の名前すっかり忘れてた…
龍戦祭金 玉弦水俟てすぐに読めねぇ
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/08(月) 23:38:27.46 ID:hsJNeAMAO
身体能力と合わないのは案外伏線だったりしてなwwww
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/08(月) 23:49:35.71 ID:X++meIcSO
マキシマムさんマジパネェ
しかし唯一不良を自力で撃退したのがあの男3っていう…
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/08(月) 23:57:09.57 ID:s/dprDdh0
主と転カッケェ
261 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/09(火) 00:27:14.93 ID:W0j5XNRj0
男2「ま、まぁ…助けてくれてサンキュー…」

主「む、意識が飛んだのか?」

男2「」

主「だらしのない男だな」

男3「こっちだってwwww」

転「いや、拙者、男1殿を背負っているからそんなに早く走れないでござる」

主「ぬ、この声は、男3と転か」

〜いろいろあって、公園〜

男1「はぁ…いろんなところが痛むぜ…」

転「そして、拙者の必殺技が炸裂したのでござる!!」

主「ぬおお!? それはさぞ熱い戦いであったのだろうな!」

男2「………主、転、男1、ありがとう。そして、すまん。あ、あと男3も」

男3(いや、取って付けられても嬉しくねぇから!!)

主「気にするでない。この屑が」

男3「wwwwwwwwww」

男1「さっきの話を聞く限りだと、お前が久しぶりにチャラ男と遊んでたらいつのまにか
ああなってたってことか?」

男2「そうだな。あいつはもう中学生のころの面影はまったくなかったな」

男3「マジか…」

男1「でも、なんでいきなりチャラ男と遊ぼうと思ったんだよ?」

男2「それは…この前オタク1の家に行ってな。それで、あいつと話をしたんだ」

男1「懐かしいな。オタク1なんて。あいつもそうとう変わったよな。んで、どんな話?」

男2「まぁ、簡単に言うと、自分に一番合った友達と一緒にいるのが一番楽しい、という話を
した」

男1「なんでそれでチャラ男?」

男2「俺も少し、他の人と一緒に居てみたくなってな」

男3「つまり俺達が不満だってことか!?」

主「なん…だと!?」

転「ひ、ひどいでござる!」

男2「いや…そういうわけじゃない。ただ、もっと刺激を求めただけだ。でも、仲間が傷ついたら
すぐに助けに行って、友達のために最後まで全力で戦える。そういうお前らが、やっぱ一番だった」

男3「うっひゃああ! 泣かせるねー」

男2「うっせぇ」

 バシッ!

男3「いてえええ!」

男1「俺達は5人で一つみてぇなもんだからな」

主「ッフ」

転「感動的でござる…」

男2「――とかいっても、今日は全部俺のせいだ! すまんかった!!」

男1「気にすんなwwww 困ったときはお互い様だろ。それはそうと、男3」

男3「ん?」

男1「俺の自転車 ど こ や っ た ?」
262 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/09(火) 00:30:53.78 ID:W0j5XNRj0
男3「」

男1「おい、なくしたら弁償だからな!!!!」

男3「はい!! 探してまいります!!」

 タッタッタ

男3(そしてコーラを……)

転「あ!! 豆腐を買い忘れたでござる!!」

主「か、カオスエンペラー!!!!!」

男1「俺もそろそろ帰るかな」

男2「戦いが終わるといつもの調子だなwwwwwwww」

男1「だなwwwwwwww」

〜そのころ、ボッチ宅〜

ボッチ「結局放置、ひどいよ、主君」

ボッチ母「ご飯よー」

ボッチ「いまいく!!」

263 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/09(火) 00:38:19.27 ID:W0j5XNRj0
〜次の日、学校〜

男3「そんでな、コーラを23時まで捜し求めてきたっていうのに、糞姉貴がひどいんだ。『遅ぇよ』
とか言って、ああああああああああ!」

転「ひどいでござるな」

主「クハハハ」

男1「で、結局自転車の方は?」

男3「」

男2「弁償確定だな」

男3「」

 ガラッ!

先生「おい、男1、男2、男3、転、主、職員室に来い」

男1「やっぱりか…」

男2「す、すまんみんな…」

男3「ま、まぁ気にすんなしwwwwww」

主「」

転「」

女3(またなにかあったのかなぁ…)

264 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/09(火) 00:42:35.52 ID:W0j5XNRj0
と、ここまでにします、今日の更新は。

みてくれてありがとうございます。

大きい闘いの後とかはなんだか詰みますね><;
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/09(火) 00:44:17.89 ID:eyQrmGiyo
>>264
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage]:2011/08/09(火) 00:45:21.10 ID:XeLmbUmKo
>>264
乙んぽ!
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2011/08/09(火) 00:56:45.08 ID:8WziPZ+Uo
>>264
乙!
女3かわいいなwwwwww
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/09(火) 01:07:29.51 ID:sGR+HXySO
乙!
最初はグチグチ言ってた男2も男3も、もうすっかりマキシマムと親友だなwwww
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/09(火) 01:38:46.58 ID:u5vbUVxAO
いい話だなぁ
270 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/09(火) 11:57:39.82 ID:W0j5XNRj0
〜職員室〜

先生「というわけでお前ら5人は二週間の停学だ」

男1(まぁそりゃ、人殴ったらそうなるよな…)

男2(俺のせいだああ…)

男3(姉貴に殴られる…)

主「」

転「」

先生「得に主!!」

主「ぬ?」

先生「お前はほとんどの騒ぎに巻き込まれている! いい加減にしたらどうなんだ?」

主「ククク、俺は魔界の使者だ。争いに巻き込まれるなど必然的なことなのだ!!!!!!」

 ガン!

男2「ここはあやまっとくんだよバカwwww」ヒソヒソ

主「…すまなかった」

先生「もういい、5人とも今日は帰れ」

 ガラッ

男2「本当すまん…みんな」

男1「気にするなってwwww」

男3「ていうか、なんで殴りこみの時は俺達停学にならなかったんだ?」

主「あれはれっきとした戦争だったからな」

転「正当防衛ということになったんじゃなかったでござるか?」

男3「ああ、なるほどな」

男1「まぁ、今日はとりあえず帰るか」

男2「」

主「まだ学校にきたばかりなのにな」
271 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/09(火) 12:03:46.87 ID:W0j5XNRj0
〜校門前〜

男1「つか、二週間、お前らの中で勉強しようと思ってる奴いる?」

男2「」

主「」

男3「はい!」

転「」

男1「うし、誰もいないな。じゃあどっか遊びに行こう」

男2「マジかwwwwww」

主「いいだろう」

転「」

男3(え、無視ェ…もういいし、こうなったら遊びまくってやる)

男3「キャンプとかいったりしちゃったりwwwwww」

男1「おぉ! いい発想なそれ」

男2(勉強するとかいってたくせにノリノリじゃねぇか…)

主「ではそれで決まりだな」

転「も、燃えるでござる!!!」

男1「だから燃えなくていいってwwwwww」

272 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/09(火) 12:13:31.84 ID:W0j5XNRj0
とりあえず、おなかの調子悪いので一旦ここまでです。
調子良くなったら更新します><;

ちなみに設定てきには身長は 主>男1≧男2>男3>>転 といった感じです。
主が一番でかいです。

273 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/09(火) 12:38:45.53 ID:W0j5XNRj0
トイレ行ったら少し落ち着いたんで更新します。

〜みんな帰った。そして主の家〜

主「キャンプ…か。幼い時に貴様が良く連れて行ってくれたものだな。亡き父よ」

 ガラッ

 机についている引き出しを開け、中から一枚の古びた写真を取り出す主。

主「ふ、懐かしき夏……貴様がいた頃は毎日がシャイニングドラグーンのように輝いていたな」

 スッ

 写真を引き出しの中に戻す。

主「だが、今の夏も、悪くない…がな」

〜男3の家〜

男3「もしもし姉貴?」

男3姉「仕事中なんだけどー…で、何?」

男3「まぁ停学になったんだけどな。二週間。その間キャンプいくわ」

男3姉「」

男3「ん? 姉貴? きいてる?」

男3姉「ッチ」

 ツー ツー ツー

男3(あはは…やっべぇ…アイツ切れてる…)

〜男2〜

男2「ってことなんだが…」

男2母「ん? 別にいいんじゃない? アンタの好きなようにすれば」

男2「そ、そうか(適当すぎる…)」
274 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/09(火) 12:50:44.12 ID:W0j5XNRj0
〜男1の家の前〜

男1「やっとついたー! ん? 幼馴染?」

幼馴染「え? 男1、なんでアンタ帰ってきてんの!?」

男1「いやー…まぁ色々あって停学になったんだわ…。で、幼馴染はなんで学校行ってないんだ?」

幼馴染「停学って…。あたしは風邪ひいたから学校休んでるだけ…」

男1「風邪ひいてんのに洗濯物干したりしてんのか?」

幼馴染「うん」

男1「親は?」

幼馴染「仕事」

男1「ハァ…ちょっとこい」

 グイッ

幼馴染「ちょ、引っ張んないでよっ」

男1「病人は寝てないといけないんだよっ!」

 ガチャッ

幼馴染「こらっ! 人ん家に勝手に入るなって!」

男1「小さい頃から散々入ってきたのになんだよいまごろ…ほら、早く中入れ」

〜転の家〜

転「そうでござる。兄ちゃんはキャンプに行くのでござるよ」

転妹「えぇー、迷子にならないでよー」

転「まかせるでござる!」

転妹「まかせらんないよ…」

275 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/09(火) 13:11:27.83 ID:W0j5XNRj0
〜まぁ色々あって夜。主の家〜

主「ククク、明日はこれをもっていくか」

主「ククク、これももっていくか」

主「これは必須であるな」

 楽しみな主である。

〜男3の家〜

男3姉「アンタね…入院中の母さんの財布から金取ったり、母さんの期待を裏切って遊び歩いて
みたり…んで次はキャンプ!? いい加減にしろよ…」

男3「う、うるせえわ!」

 ガチャン!

男3「どうせ俺はヘタレだ…」

〜男2〜

男2「あぁ…眠いな」

 パチッ

 電気を消した。

男2「寝るか…」

〜幼馴染の家〜

男1「どうだ? 調子、良くなったか?」

幼馴染「ま、まぁね。ていうか、アンタ、朝からずっとアタシの看病してるわよね…」

男1「ん? それがどうしたんだよ」

幼馴染「い、いや…別に…嫌じゃないのかなー、って思っただけ…」

男1「嫌じゃねぇよwwwwww」

幼馴染「え…普通嫌でしょ」

男1「なんでだよ。好きな奴の世話してんだから、嫌なわけないだろ」

幼馴染「!? す、好きって…//」

男1「え、あ? あ、ち、違、そういうことじゃねえぞ!? 俺、彼女いるし…」

幼馴染「か、勘違いさせるようなこと言うな!」

 バシッ

男1「痛っ!」

幼馴染(彼女いるんだ…男1…)

276 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/09(火) 13:36:17.14 ID:W0j5XNRj0
〜転の家〜

転妹(心配すぎる…)

 妹に心配される転。

〜そして次の日〜

男1「よし! 全員そろったな!」

男3「せんせーい、男2君がきてませーん」

男2「いるわ!」

 バシッ!

男3「ひ、ひど…」

主「出発しようではないか」

転「そうでござるな」

〜転妹の学校〜

友達A「ねぇ…聞いてる? 転妹」

転妹「え、あ、聞いてるよ」

友達B「なんか変だね。今日の転妹」

友達A「だねー」

転妹(心配だ心配だ心配だ心配だ心配だ心配だ心配だ)

277 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/09(火) 13:37:14.45 ID:W0j5XNRj0
あー、詰むので一旦ここまでにします。本当すいません
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/09(火) 16:42:57.40 ID:sGR+HXySO

こいつらの姉妹みんないい人じゃないかうらやましい
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [saga]:2011/08/09(火) 20:02:53.25 ID:WJpQTSr30
男3がワクで再生されたんだがなぜだ…
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/08/10(水) 00:00:20.15 ID:Z+JhlHXAO
追い付いた
ちょwwww腹いてぇwwwwww
続き期待

女3と主の絡みも見てみたいwwww
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/10(水) 00:21:58.64 ID:T25WNu7AO
妹に心配される転ェ…
282 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/10(水) 09:27:17.12 ID:7siPdJi20
〜まぁいろいろあって現地〜

男1「やっとキャンプ場だな」

男2「ああ。マキシマムに従った俺達がバカだったな」

主「」

男3「だなwwwwwwwwww」

転「」

男1「よし、さっそく準備するか。みんな何持ってきたか、一旦チェックするぞ」

全員「おk」

男2「俺の荷物はこれだ」

男1「男2は食料系か。俺とかぶったな」

男2「」

男1「じゃあ次は転だ」

転「これが拙者の持ち物でござる!」

男1「おお! テントやら何やらあるじゃねぇか! しかも滅茶苦茶キレイに入ってる!」

転「フフフ(朝起きたら部屋に置いてあったなんて言えないでござる)」

男2「ていうか、転がテントとか持ってきてなかったらどうするつもりだったんだ?」

転「そうでござるな。役割決めてなかったでござるな」

男1「ぁ…。マジありがとな、金玉!!!!!!!」

転「」

男2「ったく…間抜けだな」

男3「俺の荷物チェックしてくれよー」

男1「あいよ」

 ガサガサ

男1「大体遊び道具だな。次、主」

主「いいだろう」

 ガサガサ

男1「は…? なんでお前、生の肉をパックから取り出してわざわざリュックに入れてんだ? 
し、しかもキャベツがそのまま放り込まれてたり…」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男2「な、生…」

転「」

主「なにをいっている。もし肉をパックに入れたままにしていたらどうなってたと思う? 
そしてキャベツを持ってきてなかったらどうなっていた?」

男1「いや、腐るだろ」

主「く、ククク、何を勘違いしているっ! こ、これらの食料は捨てるためにもってきたのだ!!!
クハハハハッハッハ!!!!!!」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男2「そうとうあたまわるいな…」

男1「」

転「」
283 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/10(水) 09:58:31.35 ID:7siPdJi20
〜まぁなんだかんだで夜〜

男1「散歩いかね?」

男3「いくいく」

男2「俺はいいぞ」

主「夜の散歩か…俺の中の闇が疼くな。転ももちろん行くよな?」

転「うぅーん、拙者は眠いでござる。遠慮しておくでござる」

男1「じゃあ、しかたないから4人でいくか」

男2「だな」

男3「うん」

主「ククク」

〜10分後〜

男1「山って歩くのつらいな」

男3「はぁ…はぁ…まったくだ」

男2「……………」

主「クハハッハッハ! 俺はもう一人の人格 炎魔 だ!!」

男1「すいません…炎魔っていう紹介はもう20回以上聞きましたんでいいです」

主「」

男3「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

男2「wwwwwwwwwwwwww」

男1「とりあえず、そこら辺で休憩するか」

男2「賛成だ」

男3「俺も」

主「」

284 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/10(水) 10:08:28.54 ID:7siPdJi20
〜転の家〜

転妹(兄ちゃんがいないと意外と暇なんだなぁ…。お父さんもお母さんも遅くまで仕事だしなぁ…)

 ピンポーン

転妹「ん? だれだろ」

 ガチャ

転妹「はい、どちらさまでしょう――」

幼馴染「あの、家の前に木刀が落ちてたので…」

転妹「あ、ありがとうございます!!(どうみても兄ちゃんの…だよね)」

幼馴染「じゃああたしはこれで…(最近、よく木刀拾うなぁ)」

 ガチャン

転妹(これ、ずっと持ってるなぁ…兄ちゃん。よっぽど大切なんだろうな)

〜キャンプ場〜

転「む、そういえば惨血刀がなかったでござる…持ってきてなかったでござるか!?」

 ガサガサ

転「ない…でござる」

〜休憩所〜

男1「んじゃあ、そろそろいくか――」

男3「うぎゃああああああああ!!!!」

男1「は? どうした? 急に叫んで」

男2「お、お、男1、う、後ろ!!」

主「」

男1「ん? 後ろ?――」

 男1が振り向くと、そこには熊が一匹。

男1「うそだろおおおおおおおおおおおおお」

 ダッダッダッダッ

男3「うわあああああああ! 全速力で追っかけてきてる!!!」

主「ここは俺に任せるのだ!! インフィニットブリザアアアアアド!!」

 タッタッタッタッ

 ドン!!!

主「ぎゃああああああああああ」

男2「おい、主、転んでないで戻ってこい! 追いつかれるぞ!!」

主「く…ドラゴンダッシュ!!!」

男1「と、とりあえず二手に分かれて逃げるぞ!!」

男2「お、おう!! 俺と主はこっちにいくからお前らはあっちだ!!」

男1「りょーかい! いくぞ、男3」

男3「」ガクブル

男2「うわああああ! 主!!! あの熊、俺達のことおっかけてるぞ!!!」

主「ぎゃああああああああああああああああ」
285 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/10(水) 10:22:55.18 ID:7siPdJi20
〜転の家〜

 ガチャ

転母「ただいまー」

転妹「えっ、お母さん!? 帰ってくるの早くない!?」

転母「ああ、今日はたまたま」

転妹「そっか」

転母「ていうか、なんで転妹が転の木刀もってんの?」

転妹「家の前の落っこちてたんだって」

転母「えええ! また落としていったの!? あの子…」

転妹「うん。…でも、これずっと捨てないってことは、兄ちゃんにとって大事なものなんだよね」

転母「そうねー。その木刀、あの子が生まれたときに買ったものだから相当年季入ってるわね」

転妹「えぇ!? 生まれたときから持ってるの!?」

転母「そうよ? 言ってなかったっけ。おじいちゃんが刀好きでさ。転が生まれたら、なんか勝手に
買ってきちゃってさ…。しょうがないからもらったんだけど、転が気にいっちゃってね」

転妹「そうなんだ。知らなかった…」

転母「まぁ…転妹が生まれた時にはおじいちゃん、他界してたもんね」

転妹「うん」

転母「その木刀見ると転の小さい頃思い出すなぁ」

転妹「小さい頃…」

転母「別に剣道やってるわけでもないのに、毎日遅くまでその木刀振り続けて、熱出したことだって
あるんだから」

転妹「あはは…」

〜主と男2〜

男2「ここらへんまでくればさすがに熊も追ってこないだろ…。いいか? 大きな音を立てるなよ、主」

主「ああ、わかっている」

男2「じゃあここからバレないようにキャンプ場に戻るぞ」

主「いいだろう!」
286 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/10(水) 10:31:24.78 ID:7siPdJi20
主「ドラゴンダッシュ!!」

 ガッ

主「ぬっ!!」

男2(おいおいおいおいおい、さっそく躓いたぞコイツ!!!)

 ドン!!!!!!!

主「こ、転んだあああああ!!!」

男2「いや、報告しなくていいから逃げるぞ!!!! はやく!!! バレた!!」

主「ぎゃあああああああああああ」

 ダッダッダッダ

〜男1と男3〜

男1「はぁ…はぁ…」

男3「キャンプ場キタアアアアアアアア!」

男1「だなぁ!」

転「もう帰ってきたのでござるか?」

男1「いや、途中で熊に追われてそれどこじゃ…なかったんだ…」

男3「」

転「く、熊でござるか!!!? 師匠達は大丈夫でござるか!?」

男3「別々に逃げたからしらない」

転「」

男1「多分、男2が付いてるから大丈夫だ。多分…」

男3(自信ねええええええ)

転「そうでござるな!! それに、師匠の必殺技を使えば、熊程度簡単に倒せるでござる!!」

男1「だな! きっと主と男2は大丈夫だな!」

男3「きっとね…」


287 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/08/10(水) 10:59:41.59 ID:7siPdJi20
〜主と男2〜

男2「次こそ大丈夫だろ…。ところでマキシマム。お前に聞きたいことが幾つかあるんだが」

主「ん? なんだ? 貴様もついに魔界に興味を示した頃か?!」

男2「ちげぇわ!! なんていうか、お前が中二病になった理由を知りたくてな」

主「俺が中二病? つまり俺が魔界の使者になった理由を知りたいようだな」

男2「まぁ…そうだな」

主「だが、なぜ俺に聞く必要がある? 他にも魔界の使者になった者は星の数より多いだろう?」

男2「いや、そんな多くねぇよ。……まぁ確かにいる。転でも、そのほかの奴もそうだ。でも」

主「でも、なんだ? 俺に聞かなければ貴様は魔王によって暗殺されてしまうのか!!!!!?」

男2「ちげぇよwwwwwwwwww なんていうか、お前の中二病は、転とは違う」

主「確かに違う。俺は魔界の使者だが転は大和大国というところからの使者である」

男2「そういうことじゃねぇんだよwwwwww お前の中二病は、筋金入りっていうのか? 
本格的っていうのか? いや、違う、何かを突き通そうとしてるっていうのか?転は一度、中二病
をやめようとか思ってただろ? でもお前は一度もやめようとはしなかった」

主「ふむ、確かに俺は魔界の使者でいることを曲げようとは思わんぞ」

男2「それだ。なんでお前が中二病を突き通そうとするのか。それを聞きたいんだ、俺は」

主「なぜ…だと?」

男2「なんか理由があるんだろ? まぁ知らんけど」

主「ない」

男2「うそだろ!?(そんなこと言われると、さっきまで言ってたこと全部恥ずかしいだろおお!!)」

主「うそだ」

男2「なんなんだよ」
288 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/10(水) 11:20:32.87 ID:7siPdJi20
主「理由はある。しかし貴様に話してなんの得になる? そしてなんの意味がある?」

男2「別に得はしない。でも、一応意味はあると思うぞ。お前が俺に自分の真実を話すことによって
親密感が高まるかもしれないだろ」

主「ふむ。よくわからんがそういうことにしておこう」

男2(死ねwwww)

主「最初に言っておく、俺を魔界の使者に導いたのは、何者でもなく、俺の実の父であると」

男2「は?」

〜転達〜

転「おそいでござるな。師匠達」

男1「だなぁー。先寝てる?」

男3「それはひどくね?」

男1「そか? んじゃあ待ってるかww」

転「待ってるのはつらいでござる」

男3「俺も待ってるのはつらいわ…。寝ようぜwww」

男1「寝ようぜじゃねえwwww お前が待つっていったんだろwwww」

男3「いや、お前じゃね?」

男1「ふざけんなwww」

転「」

〜主達〜

男2「は? お前の父親がお前を中二病にしたのか?」

主「そうだ」

男2「んなわけ――」

主「父も魔界の使者であったんだから当然だろう」

男2「は?」

主「35歳で逝ったぞ。俺の父は」

男2「その歳で中二病wwwwwwwwww (ていうか、主の父親死んでたのか)」

主「そうだ。偉大な魔界の使者であった」

男2「へぇ(ここは笑ってはいけないところなのに笑ってしまった)」

主「他に聞きたいことがないならアジトに戻るぞ」

男2「まだだ。お前の母親はいま、どうしてる?」

主「きっと生きているだろう」

男2「きっと…? どういうことだ?」

主「俺の母は、俺が生まれた途端、ナイトエスケープを発動したらしい」

男2(夜逃げか。ナイトエスケープってwwwwwwww)

主「それから俺の父は、一人でこの俺のことを育てたという」

男2「ってことはいま一人で暮らしてんのか?」

主「ああ、そうだ。父方の叔母から資金を送ってもらっている」
289 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/10(水) 11:28:55.79 ID:7siPdJi20
男2「大変そうだな…」

主「いや、俺にはダークネスソウルがついている。だから特に大変ではないのだ」

男2(ダークネスソウルって…確か……自転車wwwwwwwwwww)

男2「でも、マキシマムの中二病が発病したのは中学生の時だって、男1が言ってたぞ?」

主「ククク、そのとき時は満ちたのだ」

男2「は? 時が満ちた? どういうこと――」

 ザッ!

男2「うわあああああああ! 熊だあああ!」

主「ぎゃあああああああああああああああああ」

〜男1達〜

男1「」

男3「」

転「」

 全員寝ている。

〜転の家〜

転母「んじゃ、そろそろ良い子は寝なさい!」

転妹「はぁーい」

転母「あ、そうだ、転妹」

転妹「ん?」

転母「兄ちゃんがいなくて寂しい?」

転妹「え? 別に!? ただ、心配なだけ//」

転母「そっかwww」

〜男2と主〜

 ダッダッダッダッ

男2「マキシマム!! ついにキャンプ場だぞ!」

主「クッハッハハッハ!」

 なんとか帰還。

290 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/10(水) 11:30:38.01 ID:7siPdJi20
またあとで更新します。
見てくれてありがとうございまーす!
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage]:2011/08/10(水) 12:30:27.37 ID:FqTzFYDYo
きたーい
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/10(水) 18:51:37.41 ID:yHwNAa+DO
面白いよー
支援
293 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/10(水) 19:22:55.68 ID:7siPdJi20
はじめます。

〜次の日〜

男1「………もう朝か」

男3「おっはっよおお」

転「眠いでござる」

男2「昨日は散々だったな」

主「ZZZ」

男1「さて、朝飯、このレトルトカレー食おうぜ」

男2「いや、朝からカレーはない気がするが…」

男3「いやっほおおおおおおおう! カレー!!!」

転「カレーでござる!!」

男2「」

男1「うっし! いまから作るからまってろ!」

男3「おう!」

転「了解でござる!」

主「ZZZ」

男2「ていうか、お前はいつまで寝てるんだ!!」

主「…めろ…」

男2「寝言言ってやがる…」

主「やめろおおおおおおおおおお!!! あああああああああああああああああ」

 バッ!!

男2「wwwwww、起きたのかwwwww」

男1「すげぇ叫んでたけど、主か?」

男2「ああ、そうだ」

男3「wwwwwwww」

転「」

主「ククク、いい目覚めだな」

男2「いや、全然よくねぇけどwwwwww」

男3「wwwwwwww」

男1「wwwwwwwww」

転「」

男2「一体なんの夢みたらあんなに叫ぶんだよ」

主「ダークネスソウルがボッチに持っていかれる夢を見た」

男3「wwwwwwwwwww」

男2「wwwwwwwww」

男1「なんでボッチwww」

転「www」

主「うむ、俺はあちらで修行をしてくる。ついてくるのではないぞ、愚民ども」

男3「誰もついていかねぇwwww」

転(行きたかった…)
294 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/10(水) 20:18:41.63 ID:7siPdJi20
〜5分後〜

男3「んじゃ、主のところ行くか」

男2「いくのか!?」

転「行くでござる」

男1「ちょ、俺、飯作ってのにひどくね!? あと3人分レトルトカレーを…」

男2「んじゃあ隠れながらいくか」

男3「いいなそれwww」

男1「聞いちゃいないのなwwwwwww」

転「やっぱり、拙者は男1殿のところにいるでござる」

男1「おぉお! ありがとな」

男3「んじゃあ二人でいこうぜ、男2」

男2「最悪だ」

男3「ぇ、ひどい」

295 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/10(水) 20:24:36.90 ID:7siPdJi20
〜主〜

主「ここらへんでいいな」

 スッ

 主は河原に落ちている石を拾う。

主「ストーントルネードクロスドラグーン!」

 ヒュン!

 パシャッパシャッ

 主の投げた石が水面を切って進んでいく。

主「ドラグネスダークストーン!!」

 シュンッ

 パシャッパシャッパシャッ

「なんであの人叫んでんのwwww」

「中二病って奴かな?ww」

「きめぇwwww」

 主は周りの人など気にしていなかった。
296 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/10(水) 20:38:20.11 ID:7siPdJi20
〜男3達〜

男2「ていうか、なんで隠れながら進む必要があるんだよ。別にバレてもなんにもないだろ?」

男3「」

男2「おい」

男3「じゃあ普通に行こうぜwwwwwww」

 ガンッ!

男3「ぇ、痛い、ひどい、なんで殴るの」

男2「お、あそこの河原にいるの、主じゃないか?」

男3「本当だwww 水切りやってるぞwww」

男2「修行が水切りなのかwwww そして叫び声がこっちまで聞こえるwww」

男3「wwwwwwwww」

主「ハイパーブーストチャージタイガーバースト!!」

 パシャッパシャッ

男3「技名長いwwwww」

男2「とりあえず、もっと近くにいくぞ」

男3「りょーかい」

主「はあああああああ! メタルドラゴンアタック!!!」

 ヒュン!

 パシャッパシャッ

「いつまでやってんだよwwww」

「マジきもいぞwww」

男2「あいつ…ハートが強いな」

男3「だな…」

主「ゴーストスピリットブ――」

男3「よう主!!」

男2「おっす」

297 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/10(水) 20:38:46.30 ID:7siPdJi20
主「!? て、敵か!!!!?」

男3「ちげぇええwwwww」

「まさか、あいつらも仲間か?」

「また来たぞ、あいつらも技名叫ぶのかなwww」

男2(き、聞こえてる…)

男3「主、お前何回も技名変わるなwwww」

主「ククク、同じ技は使わない主義なのでな」

男2(男3は気にしてないのか聞こえてないのか…)

「おい、あいつら仲いいぞ。やっぱり技名叫ぶってwwwwwww」

「きめぇwwwww」

男2「」

男3「もっかい投げてwww」

主「いいだろう」

男2(なんか俺も、どうでもよくなったきたな…)

主「ファイアーダイアモンドブロー!!」

 ヒュンッ

 パシャッパシャッパシャッ

男3「wwwwwwwwww」

男2「ん? 主、チャラ男を倒したときより投げる力弱くないか?」

主「ククク、毎日のように全力で投げるとさすがに俺の身体に影響が及ぶのでな。
インフィニットブリザードは今は封印しているのだ」

男3「wwwwwwwwwwwwwwww」

男2(そこもこだわりなのか…)

「インフィニットブリザード(笑)」

「頭がおかしいなwww」

男2「」

298 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/10(水) 20:43:46.71 ID:7siPdJi20
〜男1達〜

男1「よっしゃ、できた。転は携帯であいつらのこと呼んどいてくれー」

転「了解したでござる!」

 ピッピッピッピ

 プルルルルルル

転「聞こえるでござるか!? 拙者でござる!」

男3「もしもし、転? 聞こえてますwwwwww」

主「なに!? 転が電話に出ているのか!!!!!!? 本当かああ!?」

男3「出てるwwww」

男2「」

転「カレーが遂に出来上がったでござる!!」

男3「カレーできたってよ。戻ろうぜ」

主「ククク、カレーか。300年ぶりであるな」

男3「wwwwwwwww」

男2「」
299 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/10(水) 20:48:26.06 ID:7siPdJi20
〜10分後〜

男1「よし、食うぞ」

男2「おう」

転「いただきますでござる」

主「ではいただこう」

男3「ふう…いただきマン――」

 ガンッ! バコッ!

男2「周りにも人がいるんだぞ」

男3「すいましぇん」

男1「つか、主、寝癖ひどくね?」

男3「ん? ……wwwwwwwwwwマジだwwwww」

男2「気づかなかったwwwwww その髪型で河原に居たのかwwwwwww」

主「なにを勘違いしている? この髪型は邪悪なる力によって形成されているのだ」

転「おおお!!」

男3「wwwwwwwwwww」

男2「wwwww」
300 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/10(水) 21:00:22.58 ID:7siPdJi20
〜一時間ほど経過〜

男1「暇だなー」

男3「うん、僕ちん暇すぎて死んじゃう」

男2「死ね」

男3「ぇ、ひどい」

男1「wwwww」

転「そういえば、男3殿が遊び道具を持ってきてるでござる」

男1「そういや、そうだな。なんか無いのか?」

男2「なにか出せ」

男3「ちょっと待ってろ、最高に楽しい遊び道具を持ってくるぜ!」

転「おおおお!!!」

〜10分後〜

男1「まだかー?」

主「待ちくたびれたぞ屑が」

男3「あー、えっ、とですね。………これが一番面白そうだった」

 全員の目に、男3の掌にちょこんと乗っている魚型の遊び道具が映る。

男1「」

転「」

主「」

男2「それでどう遊べっていうんだwwww そして一つしかないだろwww」

男1「おいおい、勘弁してくれwww」

転「」

主「き、貴様…こんなもの…」

男2「ほら、主でさえこんなくだらんおもちゃなんて――」

主「貴様、こんな偉大なものをどこで手に入れた!!!!!?」

男2「は?」

男1「」

転「」

男3「フッフッフ! よくぞ聞いた! これは100円ショップにて購入した!!」

主「そ、そんな神聖なものが100円で売っているというのか!!!!!!!」

男1「も、もうこれでいいな…」

男2「ああ…なんだかどうでもいい…」

転「」
301 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/10(水) 21:07:31.77 ID:7siPdJi20
〜河原〜

主「こ、この魚はどういった使い方をするのだ!?」

男3「教えてほしいか?」

主「ああっ!!」

男3「では教えてやるぜ!!! これはな、こうやって、こうして、こうだ!!!!」

 そういいながら、男3は川に魚型のおもちゃを浮かべる。

男1「」

転「」

男2「どうみても風呂に浮かせて遊ぶ用だろうが!!!」

主「おおおおおおおおおおおおお! これは実に偉大だな!!!」

男3「だろだろ?」

主「俺にもやらせるが良い」

男2「」

男1「」

転「」

〜キャンプ場〜

男1「俺達…座ってるだけだったな」

転「そうでござるな…」

男2「お前ら…よく河原に落ちてる石とその魚だけで5時間も遊べたな…」

主「魚ではない!! ホーリードラグーンである!!!」

男3「名前つけんなってwwwwwwwwww」

男2(も、もはや男3も主とおなじレベルだがな…)

302 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/10(水) 21:10:55.48 ID:7siPdJi20
一旦休憩です。見てくれてありがとうございます!
303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/10(水) 21:33:12.91 ID:v6rEyvexo
こんな糞SS見てねぇよ!!
俺は厨ニ病SSよんでるんだよ!!
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/10(水) 21:35:08.32 ID:zic6dT0SO

主が中学まで普通の人だったってのがにわかに信じがたくなってきたぞ…
305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/10(水) 21:51:02.08 ID:T25WNu7AO
>>303 嫌なら見なければ良い話
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/10(水) 21:55:15.36 ID:v6rEyvexo
ツンデレやってみたらマジレスされたorz
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/10(水) 21:57:05.77 ID:WplzZoKyo
それはツンデレとはいわない
308 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/10(水) 22:25:37.25 ID:7siPdJi20
そろそろ書きます。

〜まぁなんだかんだでそれぞれの家〜

主「ククク、ホーリードラグーンよ。お前はこれから俺の弟子だ」

 もって帰ってきてた。

〜男1の家の前〜

男1「やっとついた…」

幼馴染「やっと帰ってたわね」

男1「幼馴染…。ん? あれ、お前に今日帰ってくるって教えてたか?」

幼馴染「えっ、お、教えてないけど…」

男1「てことは毎日こうして俺の帰りまってたってことだよな」

幼馴染「………う、うっさい// 早く帰れこのアホ!!」

男1「ええ、お前が止めたんだろ」

〜男2の家〜

男2「ただいまー」

男2母「おかえり。明日から学校?」

男2「おう」

男2母「じゃあ今日は早く寝なさいよー」

男2「あいよ」

〜男3の家〜

男3姉「やっと帰ってきたか、バカ弟。今回は許したけど、これ以上遊び歩くようなら父さんに
報告するかんな!」

男3「か、か、勘弁してくれ。お願いします」

男3姉「まぁ、母さんの財布から金盗った時はあんだけ怒られたもんねー、ビビるのは仕方ないこと
だよwww」

男3「は、は? ビビってねぇから」

男3姉「wwwwww」
309 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/10(水) 22:34:09.32 ID:7siPdJi20
〜転の家〜

転「いま帰ったでござる!」

転妹「あ、兄ちゃんっ! お帰り! それと…はい、これ」

転「惨血刀! ありがとうでござる! 手柄でござる!」

転妹(名前付けてる…)


 そんな感じで、主達の始めてのキャンプは幕を閉じた。



〜学校〜

学級委員長「もう体育祭の練習をする時間はなくなった! あとは各自で練習するように。
本番は来週にせまっているからな!」

 ザワザワザワザワ

男1「やっべえ…みんな体育祭モードじゃん。俺達練習時間逃したじゃねぇか」

男3「それに全然授業わかんなかったんだけどwww」

男2「同じく…」

転「」

主「」

310 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/10(水) 22:43:27.57 ID:7siPdJi20
男1「ていうか、主ってこのクラスの首相だろ? なんか練習とかあったんじゃねぇの?」

主「」

男2「ぶっつけ本番か…」

男3「きっつwwww」

転「」

主「」

男3「つか、次って技術の授業だから早く行ったほうがよくね?」

男1「だなー、技術の先生めっちゃ怖いからな」

男2「男3はビビりまくりだもんな」

男3「は、はぁ? ビビってねぇしwwwwwwww」

主「」

転「」

311 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/10(水) 22:56:39.94 ID:7siPdJi20
〜放課後〜

男1「んじゃあ俺部活いくわ」

男2「同じくだ」

男3「俺もwww」

転「師匠」

主「む?」

転「拙者達も何か部活をやってみないでござるか?」

主「部活…か。ふむ、悪くはない」

転「じゃあ少し部活を見学しにいくでござる!」

主「いいだろう」

〜サッカー部〜

部長「よし、次はミニゲームやるぞ!」

男1「マジか…今日は一段とバテるな」

部員1「だなー」

「ミニゲーム…か。面白い。俺も参加させるがよい!!!!!!!」

男1「」

部員達「」

部長「」

男1(おいおい、サッカー部にまで主が来たって言うのかよ)

主「どうした? 俺にビビっているというのか?」

転「……………」

部長「おい、誰だあれ?」ヒソヒソ

先輩1「あれだ、全校集会でステージの上に立って…」ヒソヒソ

部長「あいつかwwwwwww」

先輩1「おい、そこの一年」

主「む? 俺のことか? 俺は一年という名前ではない、グロッツェ マキシマム ゼクロ だ」

先輩2「wwwwwwwwwww」

男1「」

先輩1「まぁなんでもいいけどwwww やってみるか? ミニゲーム」

主「ククク、俺の右足が疼くな」

男1(右足もかよ…)

部員「ちょ、先輩! いいんですか!?」

先輩1「いいだろ? ちょっとくらい」

先輩2「wwwww」

部長「少しだけだぞ。やらせるにしても」

先輩1「おうww」
312 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/10(水) 23:11:03.23 ID:7siPdJi20
先輩1「んじゃあさっきいったチームにわかれろ。お前はこっちチームだ」

主「了解した」

転「……………」

部長「よし、開始しろ!」

先輩1「よし、俺が少しボールに触れるからお前はそのボールをもってゴールを目指せ。んで、
やばくなったらチーム内の誰かに渡せ」

主「ふむ。了解した」

先輩1「うし、いくぞ」

 チョコン

主「はああああああああ!」

 バッ!

 ダッダッダッダ

転「おおお! 主殿がボールを持ったでござる!! でも…」

主「うおおおおおおお!」

部員1「」

部員2「」

部員3「」

部員4「」

部員達「」

部長「」

先輩達「」

男1(なんで手で持ってんだよ!!!!!!)

主「おおおおおおおおおおおおおおお!」

男1「おい! 主! まてまて、サッカーは手じゃなくてだな――」

主「ぎゃああああああ! 敵が近づいてきたぞ!!!!!!」

 ビュン!!!!

男1(おいおいおいおいおいおいおいおい何やってんだよ!!!!)

先輩1「え!? ちょ、こっちにボール投げんな、って早っ!!!!!」

 ベゴン!!!!!!!!!!!!

 ドサ…

先輩1「」

男1(うわあああ、気絶させやがった…)

部員達「」

 ザワザワザワザワ

部長「な…」

先輩2「おい! 大丈夫か!? 先輩1 !!」


313 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/10(水) 23:25:08.01 ID:7siPdJi20
部長「お、おい部員達! 先輩1を保健室に連れてくぞ!」

部員達「おk」

先輩2「お、おまえ…今日はもう帰れ」

主「ふむ。つまらぬ連中だ。いくぞ、転」

転「」

〜テニス部〜

 パコン! パコン!

主「む、あれはテニスというものか?」

転「そうでござるな」

主「あそこも体験してみたいものだな」

転「さ、さっきみたいにならないようにしなければならないでござるな…」

主「む? ああ、さっきのような圧倒的な勝利はつまらんものだからな、クハッハハッハ!」

転「」

主「おい、貴様、この集団の長か?」

部長「ん? そうだよ。俺が部長」

主「ならば一つ願いがある」

部長「なに?」

転「部活体験をさせてほしいでござる!」」

部長「い、いいけど…(ござるって…)」

主「ククク、血が煮えたぎるな!!」

転「うおおおお!」

部長(やる気満々だし…)

部長「みんな! 聞いてくれ! この一年生二人が部活を体験したいといっている!」

部員達「おk」

男3「」

部長「では、少し自己紹介でもしてもらおう」

314 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/10(水) 23:26:02.59 ID:7siPdJi20
とここで一旦風呂へ…。段々先の展開が詰んできましたが、これが普通なんでしょうか。

では行ってきます
315 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/10(水) 23:50:24.31 ID:7siPdJi20
すいません。部活体験の続き、書きたかったんですが、ちょっと用事ができてしまって…
明日更新しますんでよろしくお願いします。

本当にこんな糞SSを見てくれて人には感謝してます><;
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2011/08/11(木) 00:30:33.66 ID:nSG9dnHm0
陸上部にいって砲丸投げやれば世界とれるでよ
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 00:39:01.02 ID:fOG/PZtj0
野球部行けよ
それかハンドボール部
ハンドだったら大活躍だろ

しかも厨二セリフ吐きながらでもwww
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage]:2011/08/11(木) 01:08:32.40 ID:zAtrqtrHo
ここで球を投げれる部活が無いことを期待
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(広島県) :2011/08/11(木) 02:30:56.67 ID:NMk2EIq30
キャラが立ってていいな
っつか主かわいいwwww
320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/11(木) 03:27:06.30 ID:rzLvNbmAO
投げる部活なら世界狙えるやんwwww
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岩手県) [sage]:2011/08/11(木) 09:10:40.19 ID:wkwG9LDN0
野球ならサンダーバキュームボール(Max270km/h)で
プロも目指せるんじゃなかろうか?

ああもちろんセリーグじゃなくDH制で打席に立たなくてもいいパリーグにいけよ主。
ちなみに童夢くんには分裂魔球(レインボースパークボール)とか
重力魔球(ハイパースピンブラックホールボール)とかいろいろあるけど、
今のところ主が再現できそうなのは速度だけのサンダー(以下略)だと思う。
322 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 14:02:28.95 ID:+9QDflak0
主「ふむ。いいだろう。俺の名は グロッツェ マキシマム ゼクロ だ。そして俺は魔界の使者で
ある」

転「拙者の名は、龍戦祭金 玉弦水俟でござる」

部員達「wwwwwwwwwwwwww」

男3「wwwwwwwwwwww」

部長「」

部長「ま、まぁ…体験していくか?」

主「もちろんだ」

転「体験するでござる!」

部員1「二人とも頭やばいなwwwwwww」ヒソヒソ

男3「え、あ、そうだなwwwww」ヒソヒソ

部長「じゃあ手出しからはじめるから君達はここに並んで」

主「いいだろう」

転「了解でござる」

部長「あ、あとラケットだね」

主「ラケット? どこの世界の生物だ?」

部員達「wwwwwwwwwwwwwww」

男3「wwwwwwwwww」

部長「」

転「し、師匠…みんながもっているあの道具でござるよ」

主「む? あれのことか」

部長「誰か貸してあげてくれるかな?」

部員2「ほれ」

転「ありがとうでござる」

部長2「wwwwww」

男3「じゃあ俺が貸してやるよ、マキシマム」

主「フン、当たり前のことだ。早く貸すがよい」
323 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 14:09:11.96 ID:+9QDflak0
部長「じゃあ始めるぞー」

部員達「おk」

男3「がんばれよマキシマムwwwww」

主「言われずとも」

〜練習開始〜

 パコンッ パコンッ

男3「おぉwww 転、うまいなwwww」

転「そ、そうでござるか?//」

 ガガガガッ ザーッ バキッ

男3「は? 何この音」

部員1「」

部員2「」

部員達「」

部長「……」

主「クハハハハハ!」
324 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 14:14:07.75 ID:+9QDflak0
男3「」

主「ブリザードクリムゾン!!!!!」

 ガガガガッガ ザアアアアア 

男3「うわああああああああああ俺のラケット引きずるなあああああああ」

部員1「wwwwwwwwwwwwwww」

部員2「技名がテニ○リよりひどいなwwwwwww」

部員達「wwwwwwwww」

部長「」

主「うぉおおおおお! ブラッドマウンテンブロー!!!」

 ガンッ!

男3「いや、ラケットが思いっきり地面に当たってるってwwwwwwwww もう返せwww」

部長「」

部員1「wwwwwwww」

部員2「wwwwwwwww」

部員達「wwwww」

主「ふん、もう終わりか、つまらんものだな」

男3「死ねwwwww」

転「」

主「では次の部活にいくぞ、転」

転「え、りょ、了解でござる!」

男3「ん、マキシマム、いろんな部活回ってんの?」

主「そうだが?」
325 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 14:24:45.67 ID:+9QDflak0
男3「だったら野球部とかハンドボールとか行けよwww お前ボール投げヤバいじゃんwww」

主「だが断る」

男3「なんでだよwww 甲子園とか余裕でいけるんじゃね?」

主「そんなくだらないことに俺の右手を使うことは許されん」

男3「wwwwwwww、ハンドボールもだめなの?」

主「うむ」

男3「わけわかんねぇwwww」

転「」

部長「ま、まぁ…気が向いたら入部してね…」

部員1(いらんwwwww)

部長2(頼むから入部とかはやめてくれ…)

部員達「」

主「では、いくぞ」

転「了解でござる」

男3「じゃあな」

主「さらばだ、愚民どもが」

 スタッスタッスタ…

主「転よ。次は貴様が決めるがよい」

転「わかったでござる。ボールを投げる部活はダメなのでござるか?」

主「うむ。インフィニットブリザードが暴走する可能性が存在するからな」

転「わ、わかったでござる。じゃあ剣道部にいってみるでござる!」

主「いいだろう!」

〜剣道部〜

 パシンッ パシンッ

主「凄まじい気を放っているな」

転「そうでござるな…」

主「おい、貴様が部長とやらか?」

部長「ん? お前、誰に口を聞いているんだ?」

主「貴様以外に誰がいる? それとも貴様の守護霊に話しかけているとでも――」

部長「なめるなよ一年野郎が!!!!!!!!!!」

転「」

 ……シーン

部員1「ど、どうしたんだ?」

部員2「しらんわ…」

部長3「部長怒らせちゃったよあの一年生…」

326 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 14:35:25.47 ID:+9QDflak0
主「クハッハッハ! 面白いこと言うな。お前は飴とでもいうのか?」

転「」

部員1「」

部員2「」

部員3「」

部員達「」

部長「お前、あんまりふざけたことを言っていると、タダじゃ返さんぞ」

主「いたってマジメだが? 何か問題でも生じたか?」

部員1(あ、あきらかに挑発的な態度…)

部員2(あいつ終わった…)

部員3「」

部員達「」

転「」

部長「今なら許してやる、用がないなら帰れ!! これ以上俺を侮辱するようなら最終手段を使うぞ!!」

主「用が無ければこの様な愚民どもには近寄らんわ!!」

部長「ッチ…何の用だ」

転「ぶ、部活体験をさせてほしいでござる」

部長「部活体験? なめんのか!!!? そんなくそみてぇな態度で来てんじゃねぇぞ!!」

主「ふざけた態度などではない。いたってマジメだといっているだろう」

部長「おい、お前、あんまり俺を怒らせんじゃねぇぞ!!!!!」

主「クハハハハ! 何を言ってる! 貴様が勝手に猿のように騒ぎ始めたのだろう」

転「」

部員1「」

部員2「」

部員3(お、終わった…)

部員達「」
327 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 14:45:29.52 ID:+9QDflak0
部長「……よし、いいぞ。部活体験をさせてやる」

主「本当か!?」

転「………」

部長「本当だ」

部員1(嫌な予感しかしねぇ…)

部員2(何するかわかんねぇな…部長)

部員3「」

部長「おい!!! そこの部員!」

部員3「は、はい!?」

部長「コイツに竹刀貸してやれ」

部員3「はい」

主「ふむ。これが竹刀か」

部長「ああ、そうだ。じゃあさっそく体験を始めるか」

部員1「………」

部員2(どういう風の吹き回しだ…)

部員3「」

部長「俺に竹刀を一回でもあてて見ろ」

部員1(ちょ、無理だろ…)

部員2(ぜってーなんか企んでる…)

部員3「」

部員達「」

転「」

主「ふむ。その程度か。簡単だな」

部長「んじゃあ遠慮なく掛かって来な!!」

主「いいだろう!!!! はあああ!!! ブレードドラグナー!!!!」

 ヒュンッ!

 パシッ

部長「そんな大振りじゃ、3日かかってもあたらねぇよ!!!」

転(……師匠)

部員1「」

部員2「」

部員3「」
328 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 14:59:01.79 ID:+9QDflak0
主「3日だと? では5日間振り続ければ当たるの――」

 ガンッ!!!

主「くはっ!!!」

部長「っせぇんだよ!! 御託はいいからさっさと掛かって来いよ屑!!」

転「師匠…」

部員1(ちょ、部長が攻撃したぞ……。しかも竹刀持ってるのに殴ってるし…)

部長2(ひでぇ…)

部長3「」

主「おえっ、くっ、剣道とは、殴るスポーツだったのか…?」

部長「うっせえよ!!!」

 ドンッ!

主「ぶっ!! 唇切れたああああ!」

転「……………」

部員1「」

部員2「」

部員3「」

主「く…貴様…」

 ポタ ポタ…

部員1(うわー…あの人口から結構血出てるじゃん!!)

部員2「ぶ、部長!! これは、ひどすぎますよ!!」

部員3「」

主「む?」チラッ

部長「あ? お前ぇ、調子乗ってんじゃねぇぞ!!!」

部員2「ちょ、調子になんか乗ってません! ただ、殴るのはひどいと――」

部長「うるせえな!!!!」

 ガッ!!!!!!

部員2「ぐああ!!!」

主「と、とんだ屑だな…部員を殴るとは…!」

転「……………」

部長「お前、これ以上しゃべると殺すぞ?」

部員3(部長…DQN過ぎます…)

部員1「」

部員達「」

主「殺す…だと? や、って、見るが良い…」

部長「お前、自分が強いとでも思ってんのか? いいぞ。お望みどおり半殺しにしてやるよ」

329 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 15:10:33.58 ID:+9QDflak0
主「ク、クク、おもしろい」

部長「おらあ!!」

 ドンッ!!!!!!!!!!

主「くっ!!」

部長「らあっ!!」

 ガンッ!!!!

主「うっ…」

部長「おい、まだ終わってねぇぞ!!!!」

 ガッ

 主の胸倉を掴む部長。

主「く…」

部員1「」

部員2「………」

部員3「」

部員達「」

転「…………」

主「ク、クク、貴様の攻撃は…この、程度…なの、か?」

部長「あ? うっせえよ!」

 バキッ!!!!

主「う゛っ!!」

部長「おら、もっと喚けよ!! 屑!!」

部員1「」

部員2「……………」

部長3「」

部員達「」

転「…………師匠!! なんででござるか!!!?」

主「……」

転「なんで反撃しないんだよ!!!」

部員1「………」

部員2「……」

部員3「」

主「さっきも…言ったで、あろう?」

転「…?」

主「下らんことに…俺の右手は使わん、のだ」

転「くだらないこと!? これがでござるか!? 何言ってんだ!!!」

部長「くだらねぇならもっと殴ってもいいんだよな!! 屑が!!」

330 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 15:19:53.20 ID:+9QDflak0
 ガッ!!!

主「ぐっ!!」

転「師匠、拙者はもう我慢ならんでござる!!!」

主「…………」

転「この部の部長は拙者がつぶすでござる」

 ガッ

 主が落とした竹刀を咄嗟に拾い、止まりそうにないほどの勢いで駆け出す。

 ダッダッダ

転「死ね!!」

 パアン!

部長「ッチ…いてぇな!!」

転(くそ…、竹刀じゃ無理だ…)

転「もうやめるでござる!! これ以上やった本当に大変なことになるでござる!!」

主「…………」

部長「なにいってんだ? お前らから近寄ってきたん――」

先生「おい!!!! ちょっとこい!!!!!!!」

部長「ッチ…誰だ!! チクりやがったの!! ただじゃおか――」

先生「無駄口を叩くな!!! 早くこい!! 他の生徒は、怪我をしている生徒を保健室に運べ!!」

部員1「……」

部員2「」

部員3「……」

部員4(なんとか間に合った…)

331 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 15:21:14.94 ID:+9QDflak0
と、いつの間にかバトルSSになってしまったところで休憩します。
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(広島県) :2011/08/11(木) 15:56:40.17 ID:NMk2EIq30
乙 ここからどういう展開になるのかが楽しみ
333 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 18:43:38.77 ID:+9QDflak0
転「……」

部員1「……」

部員2「わ、悪かったな…部長があんな人で」

転「……とりあえず保健室に行こう」

〜保健室〜

先生「うわー…すごい怪我。これ、どうしたの?」

主「少し外で魔物と戦って――」

部員2「部長です」

先生「え?」

主「」

部員2「俺達の部活の部長に殴られたんです…」

先生「そう…。いまの三年生荒れてるものね…。じゃあ、ちょっと消毒するわよ」

 スッ

主「ぎゃあああああああああああああああああ」

部員1「」

部員2「」

部員3「」

先生「お、落ち着いてww」

部員1「wwwww」

部員3「wwww」

転「………………」

先生「できるだけ我慢してね」

 ペタペタ

主「ぐっぎゃ嗚呼あああああああああああああああああううう!」

先生「ちょ、落ち着いてwwww」

部員1「wwww」

部員3「www」

転「………し、師匠!」

主「む? どうしたのだ?」

転「なんで、なんで反撃しなかったのでござるか…?」

部員2「……」

主「さっきもいったであろう? 俺は――」

転「そんなのは嘘でござる!!」

先生「………」

部員2「……」

主「………うむ、嘘だ」
334 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 18:44:05.46 ID:+9QDflak0
転「え?」

主「俺が殴られることによって先ほどの猿は退学、あるいは停学になっていただろう…」

転「それが…目的だったというのでござるか?!」

主「そうだ」

転「何のためにでござるか!?」

主「あの猿はどこからみても部長とは言えないからな。この学校から消したかったのだ、クハハハハ!!」

部員1「」

部員3「」

転「で、でも! それ――」

主「これ以上の答えはないが? なにか問題でも生じたか?」

転「………」

部員2(結局、俺達のことを考えてたのかよ…お人よしすぎだろ…)

主「次の部活に向かうぞ、転よ!!」

先生「しばらく運動なんてできるわけないでしょ!」

 バシッ

主「ほびゃあああああああああああ!」

部員1「」

部員3「」

部員2「wwww」

主「では文化部とやらにいくとしよう」

転「りょ、了解でござる!」

先生「」

部員1「」

部員2「」

部員3「」

主「では、行くとしよう。邪魔したな、愚民が」

先生「」

部員1「」

部員3「www」

部員2「あ、ありがとなっ!!」

主「何の話だ」

部員2「………wwww、かっこつけやがって」

主「転、行くぞ」

転「OKでござる!」
335 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 18:56:22.48 ID:+9QDflak0
 スタッスタッスタッ

主「次は俺が決めよう。茶道部というところはどうだ?」

転「茶道部でござるか! いいでござるな!」

主「だが、茶道とは何をするところなのだ?」

転「お茶を淹れるのでござるよ! 日本の伝統文化みたいなものでござる」

主「茶…か」

転「茶でござるよ」

〜茶道部〜

転「失礼するのでござる!」

部長「あら、入部希望者かしら?」

転「いえ、体験をしたいと思ってるでござる」

部長「体験…ね。部員も3人しかいないから別にいいわよ」

転「ありがとうでござる!」

主「クハハハ! 早速茶を淹れるぞ!!!!」

部長「」

部員達「」

転「」

主「まず何をすればいい?」

部員達「」

部長「――そ、そうね…二人ともまずそこに正座してもらえる?」

転「わかったでござる」

主「正座…だと? なんだそれは? 新しき星か?」

部員達「」

転「」

部長「……え、えっと」

転「こうやって座るのでござるよ!」

主「ふむ、そうやって座るのか」

 スッ

主「ぐぎゃああああああああ!」

部員達「」

転「」

部長「ど、どうしたの?!」

主「あ、足が言うことを聞かん!!! なぜ動かぬ!!!!」

転「」

部長「――足をつっちゃったのかしら…」

部員達「」

転「師匠…」

部長「じゃ、じゃあ……楽な姿勢でいいわよ?」

主「ふむ」

転「」

部員達「」
336 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 19:09:47.95 ID:+9QDflak0
部長「それじゃあ、まず、先ほど私達が淹れたお茶を味わってみてくれる?」

転「了解でござる」

主「いいだろう」

部員1「どうぞ…」

 スッ

転「ありがとうでござる」

部員1「………」

部長「じゃあ、君には私から」

 スッ

主「こ、この緑の液体が茶だとでも言うのか!!!?」

部員達「」

転「」

部長「ま、抹茶っていうのよ……」

主「ふむ」

転「」ゴクゴク

転「う、うまいでござる!」

部員1「………///」

主「では、俺も飲んでやろう。中々うまそうではないか」

主「」ゴク

主「ブウウウウウウウウウウウウウウ」

 ピチャピチャピチャ

主「なんだこれはあああ!! 苦い、苦いぞおおおおお!!」

部員1「」

部員2(吐くなよ…)

部員3「」

転「」

部長「」

主「おえっおえっ」

転「た、大変失礼したでござる! で、では!!」

主「邪魔したな! 屑が」

部員1「」

部員2(吐いたまま帰ったよあの人…)

部員3(頭にかかった…)

部長「」

 タッタッタッタッタ

主「て、転よ! なぜ走る!? そしてなぜ引っ張る?!!」

転「はぁ…はぁ…なんでも、でござる…」

主「……では、次はどこへ行く?」
337 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 19:11:01.73 ID:+9QDflak0
ここで一旦飯を採ってきます。
338 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 19:19:36.53 ID:+9QDflak0
外で飯食ってくるので少し時間かかります。帰ってきたら再開したいと思います。
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/08/11(木) 20:17:52.79 ID:8fw8cNGAO
おk
てか転いい奴じゃん
友達になりてぇ
340 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 21:08:43.68 ID:+9QDflak0
遅くなりました。はじめます。

転「文化部は帰るのが早いから、多分もう美術部くらいしか活動してないと思うでござる」

主「ふむ。美術部か。行くぞ」

転「了解でござる! あ…」

主「む? なにが生じたのだ?」

転「今日は塾の体験入学があったでござる!!」

主「帰らねばならぬのか?」

転「そ、そうなるでござるな…」

主「ふむ、さらばだ。俺は美術室へ向かう」

 タッタッタッタ

転「さらばでござる…」

転(やっぱり……師匠が師匠でよかったでござるな……)

〜美術前〜

 タッタッタッタ

主「ドラゴンダッシュ!!!」

主「はぁ…はぁ…」

 ガラッ
341 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 21:21:08.89 ID:+9QDflak0
主「クハハ! 邪魔する!!」

部員達「」

女3(え、主君wwww)

部長「はぁ? 何アンタ?」

主「む? 俺に自己紹介を求めているのか? 俺の名は――」

部長「別に求めてないからwww ていうか、なんの用?」

主「部活を体験させてくれ」

部長「えぇぇ!? ここ女子しかいないんだけど、それでもいいの?」

主「ククク、人間に女子も男子もあるまい!! 人間はすべて屑だ!!!」

部長「はいはい…んじゃあどうする? とりあえずクロッキーやる?」

主「クロッキー? どの世界の魔法だ? それは」

部長「意味がわからんwww 魔法じゃねぇし」

部員達「wwwwwww」

女3「」

部長「ほれ、このクロッキー帳、貸したげるから」

主「ふむ。そして、この紙になにを施せば魔法が起きるのだ?」

部長「いや、起こらないからwww」

部員「wwwwww」

女3(…………)

部長「5分でこの紙に絵を描くんだよ」

主「絵…だと!?」

部長「美術部だもんwww んで、その子がモデルやってくれるから」

主「モデル? それはどういう技だ?」

部長「おいおい、日本語は大丈夫かい…。まぁ要するにその子を描けばいいの」

主「この紙にか?」

部長「そそ」

主「ククク、了解した!!!」

部員達「」

部長「んじゃあ、みんな、はじめるよん」

主「来るがよい」

部長「開始ー」

 ピッ
342 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 21:29:23.15 ID:+9QDflak0
〜5分後〜

主「ふむ。退屈であった」

部長「ちょ、白紙かよwww やる気あんのかww」

主「なにを勘違いしている。バカには見えぬぞ、この絵は」

部長「んじゃあアンタにも見えないな」

主「」

部長「んじゃあ、今日はこんくらいで終わりにしとくか、みんな! 解散ー」

部員達「おk」

〜帰り〜

主「ふむ。良い時間だ。家に帰り、ダークネスソウルと旅でもするとしよう…」

 タッタッタッタッタ

主「後ろから足音がっっ!! まさか、悪魔がもう、そこに!!!!?」

 バッ

 右手を構える。

女3「…? なにやってるの?」

主「貴様であったか…」

女3「うん」
343 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 21:39:03.59 ID:+9QDflak0
主「なぜ俺の方へ走ってきた?」

女3「なぜ…って、言われてもなぁ。一緒に帰りたかったから…」

主「ふむ。そうか」

女3「ていうかさ、なんでいきなり美術部来たの?」

主「な、なぜそのことをしている!!!? まさか、お前は悪魔か!!!!」

女3「いや、私も美術部なんだけど…」アクマジャナイ…

主「なん…だと!? 貴様、姿を完全に消すことができたのか!!?」

女3「影が薄くてすいませんねー…」

主「まぁ良い。実は俺と転はさまざまな部活を体験していたのだ」

女3「へぇ…。部活入るの?」

主「………未定だ」

女3「そっかww」

主「ところで、貴様は俺と一緒に帰っているが、こちらからでも帰れるのか?」

女3「え、ぅん…一応」

主「ふむ」

女3「………」

主「………」

 しばらくの沈黙が続く。

 ・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・

 ・・・

女3(話題がないよぉぉぉ…)

主(今日もボッチの家にカオスエンペラーを見に行くとしようか)
344 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 21:49:01.24 ID:+9QDflak0
女3「ところでさ、主君」

主「む? なんだ?」

女3「主君って……」

主「?」

女3「そ、そのー……彼女とかいるの?//」

主「彼女? そんなものはいないが? なぜそのような質問をする? まさか…俺を実験台にしよう
としているというのか!!!?」

女3「い、いや、実験台じゃないよwww」

主「では、なぜそのような質問をするのだ? 俺には理解できん」

女3「別にたいした理由じゃ…ないよ」

主「ふむ」

女3「………」

主(まず家に帰ったら手を洗ってうがいをし、黒魔法陣を書いてボッチの家に行くか…)

女3(……何がしたいんだろう、私)

主「俺はこちらに向かうが、貴様はどちらだ?」

女3「わ、私はこっち…」

主「ふむ。では、さらばだ」

女3「うん…じゃあね!」
345 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 21:53:31.42 ID:+9QDflak0
主「ドラゴンダッシュ!!!!!!!!!」

 ダッダッダッダッダッ

女3「」

女3(やっぱり、主君って変…なのかな)


〜主の家の前〜

主「うおおおおおおおおおおお!」

 ダッ!

ボッチ「あ、帰ってきた」

主「む、ボッチではないか。貴様、なにをしに来た?」

ボッチ「あー、えっと、30巻…」

主「か、カオスエンペラあああああああああああああああああああああ!!??」

ボッチ「う、うん…ww」

主「クハハ、まぁ、入るがよい」

 ガチャ

ボッチ「お邪魔しまーす」
346 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 21:55:47.28 ID:+9QDflak0
 グニュ

ボッチ「うわっ!! へんなの踏んだ!! グニュって! グニュって!!!!」

主「心配するな。俺の父だ」

ボッチ「」

主「俺の部屋はここだ」

 ガチャ

主「ここで待っていろ」

ボッチ「う、うん…」

 ガチャン!

ボッチ「…………」

347 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/11(木) 21:56:50.55 ID:+9QDflak0
10時くらいまで休憩しますー。今日は1時くらいまでやるつもりです。
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/11(木) 23:31:30.83 ID:4KM4rpKp0

昔は脅しとかには思わず「はい」とか「わかりません…」だったりした男が成長したもんだ
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2011/08/12(金) 00:55:37.19 ID:GkUmSaB+o
父親の死体が転がってるのか・・?
350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/12(金) 01:02:22.14 ID:k6NidGXqo
>>349
>>65
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2011/08/12(金) 01:04:47.72 ID:GkUmSaB+o
>>350
サンクス
ナマコ完全に忘れてた
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(広島県) :2011/08/12(金) 01:26:42.06 ID:gY4AKzvf0
ボッチが一番普通だな、ボッチだけど
353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/12(金) 06:59:35.91 ID:0qbF6AxAO
おっつ
354 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/12(金) 07:44:17.18 ID:RMczg7sZ0
すいません昨日寝落ちしてました。
でははじめます。

ボッチ(……落ち着かないなぁ…ん?)

 ボッチがふと、視線をずらすと、一枚の写真が壁に飾られていた。

ボッチ(あれは、主君と主君のお父さんが映ってる写真かな?)

ボッチ(!? 主君のお父さんも右手に包帯巻いてる……)

 ガチャッ

ボッチ(あ、戻ってきた)

主「ククク、人間の生き血を持ってきてやったぞ屑が!」

ボッチ「な、なにそれ…、トマトジュー…ス?」

主「ち、違うわ!!!!! 人間の生き血だといっているだろう」

ボッチ「そ、そっかww」

ボッチ「」ゴクゴク

ボッチ(普通のトマトジュース…)

主(こいつ…ヴァンパイアッ!?)

ボッチ「ところで主君」

主「む? なんだ?」

ボッチ「主君のお父さんって、なんの仕事やってるの?」

主「…………」

ボッチ「……?」

主「いまは宇宙の塵になっている」

ボッチ「え…?」

主「病死だ」

ボッチ(し、死んでるのか!!!! やっば…地雷ってやつだったのかな)

ボッチ「そ、そうなんだ…なんか…ごめん」

主「ふむ。さて、カオスエンペラーを出してもらおうか!!!!!!」

ボッチ「あ、そ、そうだね」

主「うむ。確かに受け取ったぞ」

 ぺらっ

主「ぐおおおおおおおおおお! 最初から熱き戦闘が繰り広げられている!!!!」

ボッチ(始まった…)

主「はああああああああああああああ!!!! くらええええ!!!」

ボッチ「」

主「そこだあああ!!!!!! ブリザード!!!!!!!!! ぐはああああああ!!!」

ボッチ「じゃ、じゃあ…そろそろ帰るね」

主「うああああああああああああああああああああああああああ」

ボッチ(聞いてない…)

主「くぅ…はぁ…はぁ…、メテオバースト!!!!!!!!!! あああああああああん!!」

ボッチ「」
355 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/12(金) 08:04:04.76 ID:RMczg7sZ0
〜そして遂に体育祭当日〜

主「では、行ってくるぞ、亡き父よ。俺は貴様から授かったこのインフィニットブリザードで全てを
制覇する!!!!!」

 ガチャッ

主「ドラゴンダッシュ!!」

 ダッダッダッダッダッ

 ダッダッダッダ

主「む、ボッチではないか」

ボッチ「お、おはよう」

ボッチ(あー、体育祭、緊張するぅう)

主「だが俺は急いでいる!! グリフォンダッシュ!!」

 タッタッタッタッタ


〜そして体育祭開始!〜

 パンッ パンッ

放送役1「いよいよ体育祭が始まります! 司会はこの、放送役1と!」

放送役2「放送役2…です」

男1「ていうか、男3」

男3「ん?」

男1「お前得点板の係じゃなかったか?」

男3「………あああああああああああああああ」

 タッタッタッタッタ

男1「」

356 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/12(金) 08:15:12.41 ID:RMczg7sZ0
放送役1「では、みなさん自分達の場所に、一旦戻ってくださいー」

 ザワザワザワザワザワ

 ザワザワザワ

放送部2「では、これから、各クラスの意気込みと、各色の意気込みを発表してもらいます」

放送部2「最初にクラスごとに、次に色ごとに発表してください。まずは、一年A組からお願いします」

1−A首相「はい、僕達は、いままでの練習を生かし――」

 ザワザワザワ

男1「ていうか主、お前クラスの首相だから意気込み発表するんじゃないの?」

男2「台詞決めてきたのか?」

主「」

男3「決めてないのかよwwwwwww」

男1「まぁいきなりだけどがんばるしかないなww」

 ザワザワザワ

1−A首相「――ということを目標に、がんばりたいと思います!」

 パチパチパチパチ

放送役2「ありがとうございました。次は、1−B、おねがいします」

男3「主じゃね?」

男2「ほら、立てww」

 シーン…

主「ククク、このクラスには俺が付いている!!! よって、優勝は確定したようなものだ!!!
クッハッハッハ!!!! やれるものならやってみるがよい! この右手が黙っていない!!!!
クフフフ、ハッハッハッハッハ!!!!!!!」

357 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/12(金) 08:22:17.44 ID:RMczg7sZ0
 
 ザワザワザワザワザワザワ

 ザワザワザワザワ

「wwwwwwwwwwwwwwwwww」

「出たぞ、あの一年wwwwwwwww」

「もはや狂ってるなwwwwwwwww」

「きもすぎるwwwwwwwww」

不良1「あ、あいかわらずだな」

不良2「だな…」

リア充1「」

リア充2「」

ビッチ1「」

ビッチ2「」

オタク1「ワロスwwwwww」

オタク2「」

オタク3「」

ボッチ「あー…」

学級委員長「………」

男1「ちょ…」

男2「ひどすぎる」

男3「じゃ、じゃあ俺…また呼ばれたから得点板係行ってくるわ…」

男1「お、おう…」

 タッタッタッタ

主「ふぅ…」

男1「ふぅじゃねぇwww」

男2「お前なんてことしてんだwwww」

 ザワザワザワ

放送役2「あ、ありがとうございました…。つ、次は! 1−C、お願いします!!」

 ザワザワザワ

358 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/12(金) 08:23:29.10 ID:RMczg7sZ0
またあとで更新します!

体育祭は少し長くなりそうですがよろしくおねがいします…
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 16:22:55.60 ID:BYKoW6JSO
追いついた!
続き楽しみ
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(広島県) :2011/08/12(金) 22:05:48.33 ID:gY4AKzvf0
↑に同意
361 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 00:49:11.73 ID:lSutwdHB0
〜転の家〜

転「…………」

 熱を出してしまった転。

転「どうするでござるか……。少しの熱だから行こうかな…」

 壁に立てかけておいた木刀を手に取ると、静かに転は歩き出した。

転「よし! いくでござる! 拙者には、男3殿と二人三脚をやるという使命があるのでござる!!」

 ガチャッ

 タッタッタッタ
362 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 00:59:41.65 ID:lSutwdHB0
〜学校〜

放送役1「では!! いよいよ競技に移りたいと思います!! ムカデ競争に出場する方は――」

 ザワザワザワザワ


男3「俺は何を担当するんですか? 先輩」

先輩A「ん? あれだよ。自分が所属している色の得点板を担当してもらうよ」

男3(ってことは青か…)

男3「それって一人でやるんですか?」

先輩A「いや、ちがうちがう。計算とかもあるから、2年生と3年生もあわせて、3人で一色を担当
するんだ」

男3「なるほど…」


男1「そういや、転って学校きてるか?」

男2「そういえば見ないな」

主「ふむ」

 ザワザワザワザワ

ボッチ(あああああああ、僕、ムカデ競争だ……お腹痛い……)

リア充1「頼むぞボッチwww」

リア充2「それとオタク1達www」

オタク1「まかせとくでふ!!!」

オタク2(リア充爆発しろ…)

オタク3「………」

ボッチ(しかもリア充1君たちもいる…)

363 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 01:10:31.06 ID:lSutwdHB0


放送役2「では、すぐに競争を開始できるよう、最終準備をお願いします」


主「ふむ。ボッチも出場するというのか」

男1「ん、ボッチと仲良いのか? 主」

主「ああ、俺とボッチは魔の契約で結ばれているからな」

男2(わけのわからんことをさらっと言うように……なったな)

男1「なんだそれwww」

主「まぁ見てるが良い、ボッチには俺の右手の力を分け与えた」

男1「マジか。そりゃあ凄まじいだろうなwwww」

男2「楽しみだなwww」

主「ククク、見てるが良い、我が契約者の姿を!!!!!!!」



ボッチ(もうダメだ。死んじゃう。失敗したらどうしよう。ああああああ)

オタク1(やべぇ…運動とか、超久しぶりだな。昔なら結構運動できた方だったのにな…)

オタク2「」ドキドキ

オタク3(wktk)

リア充1「やっべ、メッチャ緊張するわwwww」

リア充2「俺も緊張なうwwwww」

ボッチ(なう、って何なんだろ……方言かな)



放送役1「では、競技を開始してください!」

 ザワザワザワザワ



男1「遂に始まるぞ、主」

主「うむ」

男2(オタク1、鈍ってるだろうな…)

364 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 01:21:30.32 ID:lSutwdHB0



 パアァンッ!

 火薬が爆発する音が聞こえ、ボッチ達のムカデ競争が、幕を開けた。

放送役1「さあ、遂に色別ムカデ競争が始まりました! 一年生、二年生、三年生、全学年の力を
合わせて、がんばってください!」


〜そのころ転〜

転「ハァ…ハァ……」

 タッタッタッタ

転(なんで早く行きたいのに自転車をつかわなかったのでござろう……)

転「うう……」

 タッタッタッタ


〜学校〜

 ワー! ワー!
 
 ザワ ザワ ザワ ザワ

男1「うっはwww ボッチ、絡まってる、絡まってるwwwwww」

主「ぐあああああああああ」

男2「超鈍ってんじゃねぇか、オタク1!! 運動神経はどこに消えたんだwww」

男1「オタク1、本当鈍ったなwww 昔は学年で一位、二位を争うほどの運動神経だったのになww」

男2「まったくだwww」

主「さ、最下位になってしまう! このままでは!! うあああああああああああ」



ボッチ「はぁ…はぁ…」

リア充1「バテんなwww」

リア充2「つか、オタク1、もっと機敏に動けwww」

オタク1「む、無理だ…」

オタク2「」 ←すでにバテている。

オタク3「」 ←すでに(以下略
365 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 01:33:41.27 ID:lSutwdHB0
リア充1「スパートかけるぞ! 先輩達に早く襷、渡すんだよ!!」

オタク1「りょ、了解でふ…」

ボッチ(もう…ダメだぁ……)

リア充2「もう少しがんばれ!!」



男1「やばい…圧倒的に負けてるぞ、俺達wwww」

男2「これは出だしから失敗したな…」

主「ぬおおお! 我慢できぬ!! 吼えろ、俺の右手!!! グリフォンダッシュ!」

 ダッダッダッダッ


男1「は? 主、もしかして乱入する気か!?」

男2「wwwwww」

男1「やべぇwww 常識をこえてるぞww」



主「うおおおおおおおお!!! 我が、冷涼なる神聖な 青組 は負けぬ!!!!!」

 ダッッッ!


「おい、またあの一年かよwwwwwww」

「競技妨害してるぞあいつwwwwwwwwww」

「あれ、反則じゃないのかwwww」


主「俺が他の組を抑えている!! その間に我が組は突き進むのだ!!!!」

 ガシッ!!

赤組員1「ちょ、何しやがる!!!」



リア充1「」

リア充2「」

オタク1「」

オタク2「」

オタク3「」

ボッチ「主君……」
366 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 01:34:19.07 ID:lSutwdHB0
というところで、睡眠をとってきます。
起きたら再開したいと思います。
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/13(土) 01:37:21.72 ID:TXTJZopl0
乙〜
ココまで来ると主がめっさかっこよく見えてきたwwwwwwww
368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/13(土) 01:37:29.13 ID:1y/sLDwr0
乙!
マキシマム級の迷惑だよ…
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/13(土) 02:01:02.14 ID:TGuToTeAO
主wwwwwwww
370 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 11:29:57.25 ID:lSutwdHB0



女1「ちょ、男1、止めてきなよ! このままじゃ反則負けだwww」

男1「い、いや、無理だってwww」

男2「やばい……雰囲気が尋常じゃないぞwww」

女2「段々静かになってきたね」

女3(見てられないよぉ…)



男3「いっけえええええ、主!! これで青組の勝利は確定だ!」

先輩B「いや、反則負けだろ」

男3「」

〜転〜

 タッタッタッタッタ

転「はぁ…はぁ…」

 タッタッタッタッタ

転「いつもの30分が凄く長く感じるでござる……」

転(少し熱があがってきたのか、目の前の景色が霞むでござる……)

 タッタッタッタッタ

転「あ、学校が見えるでござる!!」

371 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 11:30:26.58 ID:lSutwdHB0
〜学校〜


放送役1「では、次の競技、二人三脚に移りたいと思います!!」



男2「おい、主」

主「む? なんだ? 何か問題でも生じたのか?」

男2「生じまくりだ!!! お前のせいで反則負けになっただろ!!」

 バシッ

主「ぐっ…」

男1「ま、まぁ落ち着けよ…」

男2「ったく…」

女1「いやぁ…あんなことも平気でできるなんてある意味尊敬するわwww」

女2「wwwww」

女3「………」

リア充1「先輩達に襷渡す前に終わるとかありえねぇぞwwww」

リア充2「ぱねぇwwwwww」

ビッチ1「マジありえねぇんだけど」

ビッチ2「主きめぇーwwww」

ボッチ(がんばったのに……笑えないよ主君)

オタク1「ろ、労力の無駄ってやつですね、フヒヒ」

オタク2「」

オタク3「」



男3「えっと…青組は何点でしたっけ?」

先輩B「赤組が40点 青組が10点 黄色が50 白が40 紫50 緑が40 だって何回言えばわかるん
だよwwww」

男3「すいましぇん」



男1(おいおい…俺達だけ10点だぞ、10点…参加賞だけじゃねぇか)
372 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 11:42:29.29 ID:lSutwdHB0


放送役「では、二人三脚に出場する選手は準備をお願いします!!」



男3「あ、俺、二人三脚に出場するので行ってきますね!」

先輩B「おう! 青組が優勝できるように頼むぞ」

男3「ま、任せてください…」

先輩A「自信なさそうだなwww」

男3「」



男1「男3ってこれに出場するんだっけ?」

男2「多分そうだったと思うぞ」

女1「あいつ、足速いっけ?」

女2「クラスで2番目じゃなかったっけ?」

女1「え、マジ!?」

女2「下から…」

女1「」

女3「」

男1「」

男2「」



ボッチ「あ、男3君…」

男3「ん、なんでボッチがいるのwwwww」

ボッチ「え? あ、え」

男3「補欠か。つまり転は今日学校にきてないのか…」

ボッチ「そ、そうみたい、で、ですね…はは」

男3「敬語wwwwwww」

ボッチ「」
373 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 11:49:14.96 ID:lSutwdHB0



男3「二人三脚、やったことある?」

ボッチ「え、あ、ある!!」

男3「声でかいwwww」

ボッチ「あ、え、ごめん…」

男3「まぁいいよww とりあえずやっとことあるならww」

ボッチ「うん」



男1「なぁ…覚えてるか? 男2」

男2「ん? なにをだ?」

男1「中学校の時の体育祭。男3のことを…」

男2「……忘れるわけがないだろう」

女1「え? 何? なにがあったの?」

男2「あいつは最強の――」

女2「!?」

女3「さ、最強の?」

女1「……」

男1「悪運の持ち主なんだ」

 シーン…

主「」

男2「……」

女1「」

女2「」

女3「え…」

男1「忘れるわけがないよな…あんなに派手にミスを犯してるんだから…」

男2「ああ…」

女2「?」

男1「あいつ、二人三脚中には、足に巻いている鉢巻を千切れるし――」

男2「玉入れをすれば籠を倒し、100m走や、リレーに出れば必ず躓いて転ぶ……」

女1「」

女2「」

女3「」

主「」
374 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 12:02:38.88 ID:lSutwdHB0



男3「まぁ俺にまかせとけって! 一丁やったるわwwww」

ボッチ「う、うん…」

男3「俺は最強の幸運の持ち主だからな、絶対勝てるぞwww」

ボッチ「そ、そう、なんだ」

男3「おう! 俺が中学生の時の武勇伝を聞かせてやるよwww」

ボッチ「え、い、いいよ、そんな…」

男3「遠慮するなってwww」

ボッチ「いや、ほんと、い、いいから…」



放送役1「では、二人三脚リレーのスタートです!!」



男3「お、始まるぞwww」

ボッチ(助かった…)

 パアァン!



男1「お、出だしは結構いいじゃん!」

女3「だねー」

男2「あとは鉢巻が切れないことを願うだけだな」

女1「」

女2「」

主「ククク……」



ボッチ「はぁ…はぁ…」

男3「がんばれ! あと半分だ!」

ボッチ「……うん!」

 タッタッタッタ


 ブチィッ

男3「ん!?」

ボッチ「変な音が…」
375 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 12:08:26.49 ID:lSutwdHB0



男1「」

男2「うそだろ…」

女1「wwwwww」

女2「」

女3「」

主「ぎゃああああああああああああ」

男1「鉢巻切れてるぞ、男3!!!」



男3「は?」チラッ

ボッチ「」

男3「あああああああああああああああ! やべえええええええ」

ボッチ「お、落ち着いて…この鉢巻使おう」

男3「わ、わわわわわかった!!!!」

ボッチ「wwww」

男3「は、早く結べええ」

ボッチ「あ、あとちょっと…」

 キュッ

ボッチ「で、できた!」

男3「よしっ! いくぞ!!!!」

 タッタッタッタ

ボッチ「ちょ、ま、まって、じゅ、準備ができて…な――」

 グイッ

 ブチッ!

男3「あれ」

ボッチ「」

男3「」



男2「本当あいつは…」

男1「……もうダメだ」

主「くそっがああああああああ」

女1「なんで引っ張るんだよ…」

女3「あぁ…」

女2「」



男3「あれー、おかしいな。な、ななななななんで切れるんだろなぁ」

ボッチ(凄い動揺してる…)
376 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 12:16:47.15 ID:lSutwdHB0
ボッチ「もう鉢巻ないよ…」

男3「」



男2「やっぱり役たたずだな。あいつ」

男1「どうしようもねぇ奴…」

女1「だなぁ…」

女2「あそこまでとは…」

女3「思わないよね…」

主「負けるうううあああああああ」

男1「あいつ、どうするんだよ、もう鉢巻ねぇぞ」



「鉢巻ならここでござる!!!!」



男3「は?」

ボッチ「?」



男1「この口調は…」

男2「」

女1「」

女2「」

女3「」

主「わ、我が弟子よ!!!!!!」



転「はっ!」

 タッタッタッタッタ

転「さあ、拙者と二人三脚をするでござる! 男3殿!」

ボッチ「」

男3「え? で、でもボッチが――」

転「では、三人でやるでござる!!」

ボッチ「え」

男3「ちょ…」

転「鉢巻は二つ持ってるでござる!」

男3(なんでだよwww)

ボッチ「おお!」



男1「救世主来たぞwwww」

男2「」

女1「ありかよwwwwww」

女2「wwww」

女3「もう滅茶苦茶だね…」

主「クハハハハ!! まさにカオス!!!!!!」
377 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 12:17:45.17 ID:lSutwdHB0
ていうカオスな展開を向かえ、一旦休憩です。
378 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 14:11:02.07 ID:lSutwdHB0
〜色々あって午前の部は終了し、午後の部〜

転「終わったでござるな」

主「うむ」

男1「いろんな意味でな…」

男2「」

男3「他の色は300点とかなのに、俺達だけ120点だ!! 誰のせいだ!!! あ、マキシマムだ!!
マキシマムのせいだ!!」

男2「いや、お前も原因だ」

男3「」

男1「そういや、ついに主の出番が来る頃だな」

主「ククク、俺の右手が疼くぜ」

男3「ヘマ、こくんじゃねぇぞww」

女1「いや、お前がいうなよwwww」

男3「」

転「師匠! がんばれでござる!」

主「ククク、任せておくが良い!!」



放送役2「では、午後の部、最初の競技の100m走をはじめたいと思います」



男3「んじゃあ、俺は得点板係だから行ってくるぜ」

男2「マキシマム! がんばれよ!」

男1「反則すんなよー」

女2「wwwww」

主「まかせておくが良い、貴様らに人生最大の刺激を与えてやろう!!!」

女1「wwwwww」

男1(どっかで聞いた台詞だ……)

男3「完全無視ですか、俺のことは」
379 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 14:35:50.17 ID:lSutwdHB0



放送役2「では、位置についてください」



転「いよいよでござるな」

男1「だなー」

男2「あいつが活躍できるとは思わんが…」

女1「マキシマム、第一走者じゃん」

女2「マジかww」

女3(なんかこっちが緊張する……)



主「クッハッハ、遂に始まる」
380 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 14:54:59.73 ID:lSutwdHB0


「位置について、用意」

 パアァン!


 ダッ!

 多くの生徒が勢い良く走りだす中、少しは遅れたものの、主はその波に乗ることができた。

主「うおおおおおおおおおおおおおおお、グリフォンンンンッダアアアアアッシュ!!!!!」

 そして、主は加速していく。
――刹那、主の目に映る景色がガラッと変わる。先ほどまで映っていた、懸命に走る生徒達は消え、目
の前には校庭の砂が映っていた。

 つまり、転んだのだ。


男1「」

男2「」

女1「」

女2「」

女3「……」

転「」



男3「」

先輩A「wwwwwww」

先輩B「wwwwwwww」



主「……中々やるではないか、だが、あまり俺を怒らせないほうが良い」

 短パンに付着した砂を払いながら、主は言うが、目の前には誰もいない。
 そして、後ろを振り向くと、多数の生徒が走っている。

――つまり、一周遅れなのである。


「なんか言ってるぞwwwwあの一年www」

「やっばwwwwwwwwww」

「一周送れてるぞwwwwww」




男2「ダメだ」

女1「だね」

女2「うん」

女3「主君……」

転「師匠…」

ボッチ「」

男1「ぬ、主!!!! とにかく走れええええええ!!!」



主「ククク、言われずとも、走るわ!! ドラゴンダッシュ、マークU!!!!!」

 ダッダッダッダ

381 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 15:18:44.37 ID:lSutwdHB0
〜100m走終了〜

主「うむ、熱き戦いであった」

男2「熱くねぇよwwwww」

男1「勘弁してくれ…」

女1「wwww」

女2「wwwww」

女3「」



放送役1「最後の競技は、1年生の学年種目、騎馬戦です!!」


 ザワザワザワザワザワザワ


主「ククク、遂に決戦…」

男1「一番盛り上がるところだな!」

男2「だな」

転「も、燃えるでござる!!」

ボッチ(騎馬戦…、お腹痛い)

リア充1「騎馬戦、ウェーイ!」

リア充2「ウェーイ!」

ボッチ(ウェーイ、ってどういう意味なんだろう。英語かな)



先輩A「がんばれよ、男3」

男3「は、はい!」

先輩B「もう、負けは確定してっけど精一杯やれよなww」

男3「も、もちろんです!」
382 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 15:29:05.34 ID:lSutwdHB0


放送役2「では、男女に分けて騎馬戦を行います。校庭の真ん中のラインをみてください。その
ラインの校舎側のほうが男子の騎馬戦のコートです。そして、もう一つの方が女子のコートです。
では、準備を開始してください」



男1「お前らもがんばれよ!」

女1「おう!」

女2「まかせて!」

男2「さあ、行くぞ!」

主「うむ!」

転「やってやるでござる!」


女3「………あ、主君!」

主「む? 何か問題でも生じたのか?」

女3「え、いや……」

主「では、なんだ?」

女3「えっと……」

主「?」

女3「がんばってね!」

主「……ククク、任せておけ!」

女3「…うん!」


女1「ほら、いくよ、女3!」

女3「う、うん!!」

女2「やっぱり主のこと好きなの?」

女3「え? ち、ちち違うよ//」

女1「wwwwww」
383 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 15:29:35.79 ID:lSutwdHB0



男1「てか、俺達の騎馬って、一番上だれだ?」

男2「転がやることになってなかったか?」

転「そうでござ――」

主「俺が!!!!!」

男2「は?」

主「俺がやる。やらなければならないのだ」

男1「意味わからんwww」

転「……師匠」

主「俺の右手がそう言っている」

転「な、なら、師匠でいいのでござる!!」

男2「どんな理由だ…」

男1「」



男3(なんで俺だけ……)

オタク1「じゃあ、オタク2氏、一番上を頼む!」

オタク2「フヒヒ、おk」

男3(オタク達となんだああああああああああああ)

オタク3「ちゃんと支えてないとダメっすよ? 男3氏」

男3「ひゃい」



不良1「おい、お前ら!! 俺が一番上をやる!! 異論は、無ぇな!?」

他クラス員1「は、はい!」

他クラス員2「おk…」

不良2「主さんに勝負を挑むんだろ?」

不良1「ああ、そうだ」

不良2「負けんじゃねぇぞ」

不良1「まけねぇよ! あれだけ修行したんだ!!」

不良2「wwwww」



リア充1「んじゃ、ボッチ先輩が一番上でwwww」

リア充2「いいねwwww」

ボッチ「え、あ……」

キョロ充「ウェーイ!」

リア充1「きもwwww」

リア充2「キョロ充きもすぎwww」

キョロ充「」

ボッチ(なんでこの人はウェーイっていってもダメなんだろう…)



放送役1「競技を開始してください!」
384 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 15:37:17.44 ID:lSutwdHB0

 

パアァン!



男1「始まったぞ!!」

男2「いくぞ!!!」

転「うおおおお!」

主「クッハッハッハ、動け動け」

男1「てか、主、お前は騎馬戦のルールって言うのをしっているか?」

主「ルール? 全てを破壊するだけだ!!!」

男2「いや、ちげぇよwwww」

転「敵の鉢巻をぶんどるんでござる!」

主「ふむ。ぶん取るのか」

男1「くれぐれも仲間の――」

 バッ!!!

主「クハハハ! まずは一匹だ!!!!」

オタク2「え、ちょ、何するん――」

 シュルッ

オタク2「え、ちょ、鉢巻返――」

主「もらった!!!! クハッハ! 軟弱な愚民どもは平伏せてるがよい!!」

男3「」

オタク1「」

オタク3「」

男1(見事にやってくれた…)

男2(逆に清々しい…)

転「」



不良1「いたぞ!!!! 主さんだ!!! あそこまで走れぇ!!!」

他クラス員1「はい!」

他クラス員2「りょ、了解です!」
385 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 15:38:46.18 ID:lSutwdHB0
もう一度休憩します。もうすぐ体育祭終わりです。
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/13(土) 15:45:41.27 ID:TGuToTeAO
お疲れさん
段々男3が主のポジションにちかづいてきたなwwww
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/08/13(土) 18:18:11.52 ID:t9z6wd8AO
やっとスレタイかwwww
あと男3は主より役に立たないなwwww
388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(広島県) :2011/08/13(土) 18:57:22.48 ID:JuwI0aEl0
ズレないなwwww
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(広島県) :2011/08/13(土) 18:57:23.18 ID:JuwI0aEl0
ズレないなwwww
390 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 20:20:06.06 ID:lSutwdHB0
全然物語が終わりそうにないんですが……。まぁやっていきますww


主「クッハッハッハッハ!!」

男1「おい、主、後ろ!!」

男2「不良どもが突っ込んできてるぞ!」

主「む!?」

転「構えるでござる!!」

 ダッダッダッダッ

不良1「行きますよ!! 主さん!!!!」

主「ククク、来るが良い!!!」

 ヒュッ

 主の鉢巻を目掛けて、不良1の手が飛んでくる。

主「インフィニットブリザーーーード!!」

 バッ!

 主はすかさずその手を弾く。――が、逆に主自身の手が痺れた。

主「く………」

不良1「もう少しで…」

 バッ バッ バッ

男1「ま、まずい!! 主、がんばれ!!!!!」

男2「押されてるぞ!」

転「師匠…!」

不良2「いけ、あと少しだぞ!!!」


主「ぐ……。インフィニットブリザードを以ってしても、勝てないというのか!!」

 バッ バッ

不良1「よし、いける!!!!!!」

男1「あっ!!」

男2「くそっ!!」

転「耐えてくれでござる!!!」


主「うおおおお…!!!」

不良1「はああああああ!!!」


 シュルッ


不良1「え?」
391 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 20:22:23.37 ID:lSutwdHB0
不良1「は、鉢巻が…無ぇ!!」


リア充1「うっしゃwww 後ろから忍び寄っちゃう作戦成功wwwww」

リア充2「ウェーイwwww」


不良1「え、ちょ…てめぇら…」

不良2「wwwwwwwww」

他クラス員1「」

他クラス員1「」

不良1「」


キョロ充「ウェーイ」

リア充2「キモwww」

キョロ充「」

ボッチ「や、やった!!」


男1「リア充1…達…」

男2「全然気づかなかった…」

主「む…ボッチ…俺のライバルを横取りするとはな」

転「す、凄いでござる!!! まさに忍びそのもの!!! 忍者でござる!!!」


ボッチ「そ、そうかな…」

リア充1「よし、次行くぞボッチ先輩www」

ボッチ「う、うん…」


主「待て!!!!!」
392 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 20:27:00.51 ID:lSutwdHB0
男1「ちょ、主、待て!!」

男2「ま、まさか…」

転「」

主「ボッチ達よ、こちらへ来い」


リア充1「ん? なんだよマキシマムwww」

リア充2「なんすかwww」

キョロ充「きっもwwwww」

リア充1「お前もな」

キョロ充「」


男1「おい、待て、来たらダメだwww」

男2「うわああ、やめろ、主!!」

転「し、師匠! いくら敵を横取りされたからって――」

主「キエエエエエエエエエ」


 バッ!

 シュルッ


主「クハッハッハッハッハ!! この俺の前に跪け!!!」


男1「」

男2「」

転「師匠…」


リア充1「ちょ、おまえwwww ルールわかってねぇだろwwwww」

リア充2「wwwwwwwwww」

キョロ充「おい! 主! てめぇ、何しやがる! 死ね!!」

リア充2「お前が死ね」

キョロ充「」

ボッチ「え…。仲間の鉢巻…」


男1「ご、ごめんな…こういう奴なんだ…」

ボッチ「」
393 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 20:43:09.24 ID:lSutwdHB0
〜まぁなんだかんだで全競技終了〜

放送役1「みなさん、今日は一日お疲れ様でした!! では、順位発表を行います」

放送役2「1位、670点で赤組」

 ザワザワザワザワ

放送役1「2位、640点で――」



男1「まったく…初めての体育祭、こんなにめちゃくちゃwww」

男2「まったくだ」

男3「wwwwww」

主「」

転「」

女1「いやー、疲れたねー」

女2「うんうん」

女1「ところで女3、マキシマムのかっこいい姿は見れましたか?」ヒソヒソ

女3「な、何言ってんの!? ///」ヒソヒソ


オタク1「疲れたでふ」

オタク2「ですなー」

オタク3「帰ったらリトバスやって寝ないと」


ボッチ(やっとおわった…)
394 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 20:44:13.48 ID:lSutwdHB0



放送役2「5位、560点で白組です」

 ザワザワザワザワ


放送役1「6位は、250点で青組です」



男2「」

転「」

男3「」

女1「すげぇ点差……」

女2「」

女3「」



先輩A「」

先輩B[」



男1「ていうか、普通最下位からじゃないか!? 最後に最下位が発表されると、倍くらい情けない
気がするんだけど…」

男3「」

男2「同感だ」



放送役1「では、最後に各クラスの首相から、反省の言葉を言ってもらい、終わりにしたいと思います!」
395 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 20:44:40.22 ID:lSutwdHB0

放送役2「1−Aの首相さん、お願いします」



1−A「えー、悔いが残らぬよう、精一杯がんばれたと思います」



放送役1「ありがとうございました! 次は、1−Bの首相、お願いします」

 ザワザワザワザワ


「来た…」

「黒歴史wwww」

「出たwwwwwww」


放送役1「え−、お静かにっ!」



主「ふむ。今日は中々良い日であった。俺のインフィニットブリザードが炸裂し、愚民ども全員が
俺の前に平伏せたからな!! つまりこの俺が最強の魔界の使者だ!!!!!!」


男1「」

男2「」

男3「」

転「」

女1「」

女2「」

女3「」


 この後、校庭内に笑いが大炸裂したのは、言うまでも無い。
396 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 20:46:21.79 ID:lSutwdHB0
てな感じで、多少強引でしたが体育祭、終わりました! 

9時くらいからまた再開します。

見てくれている方は、ありがとうございます!
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/08/13(土) 20:47:34.86 ID:t9z6wd8AO
待ってる!
着実に女3とのフラグが立ってるなww
398 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 21:16:01.89 ID:lSutwdHB0
投下します。

〜体育祭からしばらくたった〜

 体育祭から一ヶ月ほどが過ぎた。
 あの体育祭についての話題は、この一ヶ月間あとを絶たなかったが
最近ではそれもさすがに薄れてきた。

 主達の生活は、体育祭前の忙しい毎日から、いつも通りの毎日に戻っていた。


男3「あー、最近ひまじゃね?」

男2「だな」

男1「そうだな」

主「うむ」

転「本当、暇でござる…」

男3「また、俺達5人でどっかいかね?!」

男1「どっか…ってどこだよ」

男3「海!」

男2「秋にか?」

男3「じゃあ…キャンプ!!」

男1「最近いっただろ」

男3「」

転「いつもどおりで……いいでござる」

男1「え?」

主「む?」

転「いつも通りが、一番楽しい時間なのでござる…」

男1「……そうかもなww」

男2「確かにな」

男3「ちぇっ…そうかぁ?」
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/13(土) 21:16:34.26 ID:TXTJZopl0
乙〜
そろそろですかね〜
400 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 21:25:16.53 ID:lSutwdHB0
すいません。なんか筆が進まないというか、先の展開が整理できないので、少し休みます。

本当すいません。

しばらくたったら投下したいと思ってます。

401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/13(土) 21:28:21.68 ID:TGuToTeAO
待ってるよー
402 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 22:41:24.39 ID:lSutwdHB0
じゃ、投下していきます。

〜放課後〜

主「うむ。帰るとしよう」

ボッチ「あ、主君」

主「む、ボッチではないか。何か用か?」

ボッチ「主君に聞きたいことがあるんだ」

主「聞きたいこと…だと?」

ボッチ「うん」

主「なんだ? 遂に貴様も魔界に行く決心がついたのか!?」

ボッチ「そんな約束した覚えないよ…」

主「では、なんだ?」

ボッチ「え、えっと…。主君と男1君達、いつのまにか凄く仲良くなってるよね」

主「む? あれは俺の手下だが?」

ボッチ「」

ボッチ「そ、そう…。なんで仲良くなったの…?」

主「なんで…だと?」

ボッチ「うん。どういうきっかけがあったんだろう…って」

主「ッフ、そんなものはとっくのとうに忘れたわ。なぜ、そのようなことを俺に聞く?」

ボッチ「………」

主「?」

ボッチ「最初は…仲間だと思ってたから」

主「仲間? 人間と仲間になった覚えはないぞ?」

ボッチ「そうじゃなくて……」

主「では、どういうことだ?」

ボッチ「俺、中学校の時からずっと友達いなくて、高校に入学してもそうだった」

主「ふむ。それがどうしたというのか?」

ボッチ「――で、高校に入学してから、俺は教室で初めて主君を見たんだ」

主「ふむ」

ボッチ「その姿は、中学生の時と俺と同じで、机に突っ伏している姿だった。それを見た瞬間、主君は俺と同じ
人種なんだ、って勝手に思った」

主「……」

ボッチ「でも、実際そうじゃなかった。いつの間にか友達を作って、他の生徒となんら変わらない
生活を送ってさ……、いつのまにか俺はまた一人になってた」

主「…………」
403 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 22:51:55.44 ID:lSutwdHB0
ボッチ「主君は、俺と同じ状態からそこまで這い上がった人だ。だから俺は友達の作り方とか、色々
主君に聞いてる。だから、今回はきっかけを教えてほしい」

主「……ククク!!」

ボッチ「…?」

主「貴様は何を勘違いしている?」

ボッチ「勘違い…? 勘違いなんて――」

主「している! 友達を作りたいだと? 貴様、本気でそう言っているのか?」

ボッチ「ほ、本気だよ!!」

主「ククク、笑止! 友達や手下や奴隷は作るものではない、現れるものだ」

ボッチ「現れるもの、って……」

主「貴様は、自分から作りにいかなければ友達ができないと思っている。その時点で勘違いだ、愚民が!」

ボッチ「か、勘違いって…」

主「きっかけ? そんなものはどうでも良い。貴様は現れた奴に、気づいていないのだ」

ボッチ「気づいてない…?」

主「そう。貴様は現れた友達とやらを、友達として認めていないのだ。いままで貴様の前に現れた人間や魔界
からの使者は何人いたと思う?」

ボッチ「覚えてないよ…そんなの」

主「覚えてないほどいる。ならば簡単だ。現れた奴と満足するまで馴れあえばよいのだ」

ボッチ「な、なるほど……」

ボッチ(す、すごい……主君って…)

主「と、亡き父が、言っていたことを思い出してな」

ボッチ「」

主「さらばだ、愚民が」

ボッチ「う、うん…」
404 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 22:57:05.69 ID:lSutwdHB0

 スタッスタッスタッ



ボッチ「現れる…か。本当かな」

〜美術室前〜

女3「あ、主君!」

主「む? 貴様は女3というなの愚民か。部活中ではないのか?」

女3「そうだよ。部活中」

主「ならば美術室に戻ることだな、この愚民が!」

女3「ひど……」

主「む? なんだ? 早く戻るが良い、それとも、まだ問題が生じているの――」

女3「なんでもない!!」

 タッタッタッタ

主「わけのわからぬ愚民だ」

405 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 23:06:59.02 ID:lSutwdHB0


〜男3の家〜

 ガチャ

男3「ただいま……」

男3「って、誰もいねぇよなwwwww」

男3姉「あ、おかえり」

男3「うわっ!!!」

男3姉「うわっ、ってなんだよ、うわっ、って…」

男3「ちょ、ちょっと驚いただけだ」

男3姉「あっそう。んじゃあ、ちょっくらおつかい、頼むわ」

男3「ハァッ!? いやだよ。ていうか、なんでこんな早く帰ってきてんの?」

男3姉「今日はたまたま。ていうか、頼むからコーラ買ってきて」

男3「こ、ここここコーラだけは、勘弁してください!!!」

男3姉「なんでそんな、凄まじい拒絶反応起こしてんだ?」

男3「い、いや、いや、うん。コーラは無理なんだ。とりあえず」

男3姉「んじゃ、ファンタでいいや。グレープね。頼んだ、我が弟!」

男3「あいよ」

 ガチャ

男3「って、なんですんなりOKしてんだ俺はああああああああああああ!!!」

 ガチャン!!

男3「うわああああ、鍵閉められたあああああああああああ!!!!」
406 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 23:14:48.78 ID:lSutwdHB0
〜主の家〜

主「む、ヘアワックスが切れたのだったな。買いに行くとしよう」

 ガチャ

主「貴様の背中に俺を乗せよ!!! ダークネスソウウウウウウウウウウウル!!」

 タッタッタッタッタ


近所の人1「あの子……またおかしなこといってるわ」

近所の人2「きっとそういうお年頃なんでしょう…」



主「ペガサスダッシュ!!!!!!」

 キコキコキコキコキコ

〜男3〜

男3(また、コンビニに無かったら嫌だからロジャース行くか)

〜主〜

主(とても物価が安い、ロジャースが一番良い選択だろう)

主「よし、ダークネスソウル!!! ロジャースへ向かえ!!!!」


通行人A「」

通行人B「wwwwww」
407 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/13(土) 23:17:27.83 ID:lSutwdHB0
一旦風呂行って来ます。

なんとかこのSSを完結させるべく、がんばります!!

これからもできれば見ていてください。

感想とかはなくても、見ている方がいればやりがいが倍以上になるので。

見てくれている方はありがとうございます。本当に、感想とかもらうと嬉しくて舞い上がって
おります。
408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/08/13(土) 23:38:05.60 ID:TbIJ+1gm0
おう!しっかり見て 主について行くぜww
409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/13(土) 23:40:21.97 ID:TGuToTeAO
に同じ
410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/08/13(土) 23:49:11.65 ID:8zA1cVwn0
おもしろいぞ
これからもガンバレ
411 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 00:14:32.84 ID:RPu+vUOj0
感想ありがとうございます。 投下したいと思います。


〜そしてロジャース〜

男3「ふぅ…自転車でくればよかったな」



 キコキコキーッ

主「はぁ…はぁ…目的地だ!!!!!!!!!」

男3「ま、マキシマムwwwwww」

主「む、男3ではないか。貴様、ここに何をしに来た!!」

男3「いや、買い物しに来ただけなんだけどwwwww」

主「ふむ。なにを買いにきたというのだ?」

男3「また、あの糞姉貴にジュース買って来いって言われてな……」

主「ほう。ざまぁ見ろとでも言っておこう」

男3「」

男3「お、お前は、何買いに来たの?」

主「ヘアワックスが切れてな。ヘアワックスがなければ俺は3時間と持たない」

男3「wwwwwww ていうか、マキシマムの髪、いっつもテカテカだったから髪洗ってないのか
と思ったらヘアワックスつけてるのかよwwwwwwww」

主「」

男3「まぁいこうぜwww」

主「うむ」

412 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 00:27:20.89 ID:RPu+vUOj0
〜店内〜

男3「じゃあ、まずファンタ探そうぜ」

主「なぜ俺が貴様の、くだらぬ買い物に、付き合わなければならないのだ」

男3「いいだろー…ちょっとくらい。俺もあとでマキシマムの買い物つきあったあげるから」

主「嫌だ」

男3「えぇ…ひでぇww。じゃあ、ガリガリ君奢ったげるからwww」

主「ククク、仕方ないな、いいだろう」

男3「wwwwwwwww」

主「飲料が売られているコーナーは、どうやら二階らしいぞ」

男3「二階か。いくぞ、マキシマム!」

〜二階〜


男3「こ、これは何かの間違いだ……でなければ、呪いだあああああああああああああ」

主「」

男3「ありえない……。なんでファンタとコーラだけ無いんだ……ひどすぎる!!!」

主「」

男3「ちょっとまっててくれ、マキシマム!」

 ピッピッピッピ

 プルルルルル

男3「あ、もしもし、姉貴?」

男3姉「もしもし、男3、早く買って来いー」

男3「い、いやぁ…それがな、コーラとファンタだけ売ってないんだ」

男3姉「はぁ? そんなわけないでしょ」

男3「本当なんだって! だから他のでいい?」

男3「え、無理? うん。わかった。じゃーねー」

 ツーッ ツーッ ツーッ

主「む、終わ――」

男3「って……無理じゃねぇ!! くっそ姉貴があああああああああああああああああああああああ!!!!!」

主「」

男3「ええい、もういいし、ジュースとか買ってやらねー! 主、次はヘアワックスだ」

主「ククク、遂に来たか…!」

男3「wwwwww」
413 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 00:33:51.00 ID:RPu+vUOj0
主「ヘアワックスは三階にあるらしいぞ」

男3「おk」

〜三階〜

主「……これだ、我が愛用の最高級ワックス!!!!」

男3「え、それ、ホイップ生クリームって書いてあるんだけどwwwwwwwwwwww」

主「なにをいっている…。ただ、ホイップとやらをした、生のクリーム状のワックスだ」

男3「無理やりすぎだろwwwwwwwwwwwwwwww」

主「まぁ、これでいいのだ」

男3「いや、いや、よくないだろwwwwwwwwww」

主「黙るが良い! 愚民が!! 良いか、これはワックスなのだ!! 俺の右手がそう言っている!!」

男3「」

主「わかったか!!」

男3「もうなんでもいいわwwwwww」

主「ふん。わかればよい」

男3「wwwwwww」
414 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 00:45:11.87 ID:RPu+vUOj0
男3「よし、主、他に買うものないならいこうぜ」

主「ま、待て! あれは!!!!」

男3「ん? どうした!?」

主「無料食卓!!!!」

男3「むりょうしょくたくぅ? なにそれ」

主「ドラゴンダッシュ!!」

 タッタッタッタッ

男3「おい、マキシマム! ちょい待てってwww」

 タッタッタッタッ



主「ククク、では、いただこう」

男3「無料食卓、って…試食じゃんwwwwww」

主「」モグモグ

男3「食いすぎだろwwwwwww」

主「ふむ。魔獣の肉の味がするな。懐かしい」

男3「魔獣wwww」

 ムシャムシャ

 モグモグ

 ムシャムシャ

 モグモグ

主「クハハッハッハ!! うまいな。貴様ら人間には、この肉のうまさはわかるまい!!」

男3「wwwwwwww」

主「どうだ? 貴様もこの肉を食して見るか?」

男3「んじゃあ、少し食ってみようかwww」
415 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 00:45:41.49 ID:RPu+vUOj0

 モグモグ

 ムシャムシャ

 モグモグ
 
 ムシャムシャ

男3「うまいな、これ」ムシャムシャ

主「まったくだ…」モグモグ

 モグモグ

 ムシャムシャ

男3「やめられねぇー!」

主「まったくだ」



客1「あいつら見てみろよwwww」

客2「wwwwwwwww」

客3「やばwww どんだけ食ってるんだよwww」



男3「いや、マジうまいな、主!」チラッ

男3「あれ…」

男3「どこいったー? 主ー……」チラリ

店員「」ジィー

男3「」

男3「お、おーい! 主ーどこい――」

店員「ちょっと来なさい」

男3「」ハハハハ

男3(終わった…)

416 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 01:00:56.71 ID:RPu+vUOj0
〜しばらく後〜

主「む、やっと戻ってきたか」

男3「あぁ…姉貴に電話されたわ。終わった……」

主「貴様の姉は恐ろしいのか?」

男3「ああ、恐ろしいよ。本当。殴られたら死ぬかと思うね」

主「そ、それは、どういう能力を使っているのだ!!?」

男3「能力なんて使ってねえよwwww」

主「ふむ、そんなものか。やはり、インフィニットブリザードはこの世で一番強い能力のようだな」

男3「wwwwww」

主「では、俺はアジトへ戻る」

男3「あ、ちょ、待て!」

主「む?」

男3「マキシマムの自転車……いや、ダークネスソウルの後ろに俺も乗せてくれ!」

主「ふむ。ダークネスソウルの背中に乗りたい…か」

男3「うん」

主「そのためには条件がある」

男3「条件?」

主「ああ、そうだ」

男3「何すればいいの?」

主「貴様の能力を開放しろ!!!!!!!」

男3「は? 能力とか持ってねぇしwwwww」

主「ククク、ダークネスソウルは普通の人間を乗せるのを嫌がるのでな!!」

男3(どうしよう……)

男3「仕方ないなぁー。見せてやろう!!」

主「さぁ、開放せよ!!!!」

男3「んじゃ、いきまーす」

主「うむ」

男3「アレ、声ガ遅レテ、聞コエルヨ」パクパク

主「なんだ!!! その能力は!!! に、二重人格だったというのか!!」

男3「そ、そうそうwwwwwww」

主「ならばよかろう。乗るが良い!!」

男3(やったwwwwwwwwww)
417 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 01:01:57.42 ID:RPu+vUOj0
ということで、今日の更新はここまでにします。

見てくれて、ありがとうございます!
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/14(日) 02:22:39.62 ID:vYCfG5FGo
生クリームwwwwwwww
419 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 11:09:08.42 ID:RPu+vUOj0
主「グリフォンダッシュ!!!!!!」

男3「wwwwwwwww」
 
 キコキコキコキコキコキコ

〜主の家前〜

 キィーッ

主「はぁ…はぁ……ついたぞ」

男3「バテすぎだろwww どんだけ必死に漕いでたんだwwww」

主「」

男3「んじゃ、俺はこれで帰るわ」

主「ふむ、消えろ屑が」

男3「ひでぇwwwww、……でも、帰ると姉貴にボコされそうだから……マキシマムの家入れて
くれない?」

主「何…? 俺の家に入りたい……だと? いいだろう。来るが良い」

男3「あいよ」


〜主の部屋〜

男3「ふぅ……」

主「おい。貴様、そこは座ってはならぬ場所だ」

男3「え、どういうこと?」

主「そこは魔法陣の中心だ。他の場所に行け」

男3「え、前はなかったのにwwwwwwww」

主「ククク、魔界の使者が本格的に動き出したのだ!!!!!」

男3「wwwwwww、ていうか、これはなにをするものなんだ?」

主「クックク……知りたいか?」

男3「うん」

主「これは、魔獣を呼び寄せる魔法陣だ」

男3「魔獣wwwww 召還してみてよ」

主「な、なにを言っている!!!?」

男3「いや、呼び寄せられるんじゃないの?」

主「き、今日は曇っているから不可能だ!!!」

男3「wwwwwwww、まぁなんでもいいけど、主の右手ってなんか、凄くない?」

主「む? インフィニットブリザードのことか? ククク、この、のうりょ――」

男3「違うwwwww インフィニットブリザードとかwww」

主「では、どういうことを、聞いているのだ?」

男3「あれだよ。ボール投げとか、すげぇじゃん。しかもめちゃくちゃ、球速はやいし」

主「…………ストーンブリッドのことか」

男3「技名は、どうでもいいわwwwwwww」

主「この右手は、遺伝子によって、自身の子へと遺伝していくのだ」

男3「は? どういうこと?」

主「つまり、この右手は、父の遺伝子によって、俺の身体に遺伝してきたのだ」

男3「え、それって……マキシマムの父親も、ボール投げが凄かったってことか?」

主「簡単に言えばそういうことだ」
420 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 11:16:45.56 ID:RPu+vUOj0
男3「それって、どういう……」

主「しかも、これは右手だけではない」

男3「え?」

主「父の場合、右手だけ、ストーンブリッドの能力が存在した」

男3「つまり……」

主「俺は、両方の手にストーンブリッドの能力が存在する」

男3「す、すげぇ。まぁ、でもさ」

主「ぬ?」

男3「インフィニットブリザード、とかいうのは関係なくね?」

主「な、なにを言っている!」

男3「wwwwww」

男3「ていうか、そのお前の……ストーンブリッコ?」

主「ストーンブリッドだ」

男3「そ、そうそう、それ。それってさ、普通の人の 手 と何か違いあるの?」

主「わかりにくいが、あるようだ。この両手はなにかに触れると過激に反応する」

男3「なるほど。外見じゃわからないな」

主「そういうことだ」

男3「でも、包帯は関係なくね?」

主「」

主「だ、だまれ!!」

男3「wwwwwww」
421 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 11:25:00.54 ID:RPu+vUOj0
男3「まぁ、俺、そろそろ帰るわ」

主「ふむ。はやく消え失せるがよい」

男3「あいよwwww」



〜男3の家前〜

男3(帰ってきちゃったけど……姉貴、いるんだ……)

 ガチャ

男3姉「おかえり」

男3(い、いきなり姉貴いるうううう!!!)

男3(こ、ここは忘れたフリをすれば……)

男3「た、ただいまぁー」

 テクテクテク

男3(逃げ切れる!!!)

 ガシッ

男3姉「逃げんな」

男3「」

男3「な、何? 俺、何にもしてないぞ」

男3姉「……試食コーナーを荒らしてたのはどこの誰かなぁー?」

男3「」ハハハハ

男3(終わった……)

男3姉「お前は、高校生にもなって、何をやってんだあああ!!!」

男3「す、すいません! ほ、ほんと、ゆ、許し――」

 ドッ

男3「オブッ!」

 
 その後、男3は死ぬほど調教されたと言う。
422 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 11:40:34.64 ID:RPu+vUOj0
〜学校〜

男3「いやぁ……昨日は中々大変だったなぁー」

男2「唇、腫れてるぞ」

男3「え、いや、うん。わさび食いすぎたwwwww」

男1「男3姉にボコされたんだろー?」

男3「ち、ちげぇよ! この歳になって、なんで姉貴にボコされるんだよ!!」

主「だが、昨日は、姉が恐ろしい、と言っていたではないか」

男1「図星かよwww」

男3「」

転「wwww」

男3「そういや、昨日、主から聞いたんだけどな」

男1「ん?」

男3「主って、ボール投げとか、石投げるのとかすげぇだろ?」

男1「だな」

男3「それって、両手が特別な両手だから、らしいぜ」

男1「特別? それってどういうことだ?」

男2「まさか、本当に特別な能力を持ってるとでも?」

主「と、医者に俺は言われている」

男1「医者ぁ!? じゃあ……本当に、何かあるんだな」

転「すごいでござる…」

男1「でも、包帯巻いてるのって関係あるのか?」

主「」

男3「wwwwwwwwww」

主「俺の家系の男子に生まれた者は、全員この能力を持っていたといわれている」

男2「マジか」

男1「じゃあ、インフィニットブリザードって何だ?」

主「」

男3「wwwwwwwwww」

男2「あ、もう授業始まるぞ」

男3「早くいこうぜ!」

男1「おう」

転「行くでござる!」
423 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 11:51:26.71 ID:RPu+vUOj0

〜一週間後〜

男1「なんか、段々寒くなってきたな」

男3「だなだな」

男2「もう、11月だからな」

主「俺の右手が冷気を、吸収し始めている」

男3「wwwwww」

転「冬は嫌いでござる……」

男1「そうか? 俺は好きだぞ」

男3「なんでだよ。こんな寒いだけの季節の何がいいんだよー?」

男1「クリスマスだよクリスマス」

男3「クリスマスぅ? どうでもよくね?」

主「血の色をした、愚民が煙突から入っていくというが……」

転「サンタクロースでござる…」

男1「クリスマスはどうでもよくねぇよ」

男3「それは彼女がいるからだろおおお! 男1も、男2も彼女がいるから冬が嫌いじゃないんだ!!」

男2「」

男1「……」

主「そう、それはサンタクロース。あいつはどうやら口から、氷の息吹を吐けるらしい」

転「す、凄いでござる…!」

男1「で、でも、彼女いない暦が一番長いのは、男3じゃね!?」

男2「ぜんぜんフォローになっていないと思うぞ」

男3「彼女いない暦が長くて嬉しいかあああああああああああ!!」

主「ああ、本当だ。奴と一度戦ったことがある」

転「!!」

男3「そうだ…! 彼女を作ろう!!」

男2「いつも言ってるな……」

男1「いっつも失敗に終わるけどな……」

男3「」
424 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 11:58:12.26 ID:RPu+vUOj0
主「だが、俺はアイツの攻撃を吸収したのだ!!」

転「おおお!!!」

男3「お前らは何の話をしてんだああああ!」

主「」

転「」

男3「俺は彼女を作る!! そう!! 決めたんだ!! 作るううううう!!」

男1(もう……放っておこう……)

男2「………」

主「」

転「」


〜しばらく後〜

 男3が、彼女を作る宣言をしてから、約1ヶ月が経ち、クリスマスが近づいた。もちろん、男3に彼女
ができることはなかった。
 


男3「ぐああ…」

男2「どうしたんだ?」

男3「次、体育じゃん……」

男1「嫌なのか?」

男3「だってサッカーだぞ!? サッカーは寒いだろ!?」

主「ククク、俺の右足が疼く……」

転「燃えるでござる!!」

男1「ほら、主達もやる気満々じゃねぇか」

男3「」
425 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 12:08:40.97 ID:RPu+vUOj0

〜校庭〜

先生「んじゃ、チーム内で役割きめろー」

全員「はーい」

男1「俺達のチームは……」

男2「俺と」

男3「俺様と」

主「俺もだ」

転「拙者もでござる」

オタク1「俺もでふwww」

オタク3「同じく」

ボッチ「ぼくも……」

キョロ充「俺も、ウェーイwww」

リア充1「キョロ充きめwww」

リア充2「きもwww」

男1「リア充達もか。これで11人だな」

男3「ていうか、せこいよな」

男1「なにがだよ」

男3「男1、サッカー部じゃん!!」

男1「その台詞、何回も聞いたからもういいだろー…」

男3「いや、よくな――」

男2「黙れ」

男3「」

男1「じゃあ、とりあえずキーパーと、ディフェンスとオフェンス決めればいいか」

キョロ充「じゃあ、主がキーパーやればよくね?wwwwwww」

リア充1「キョロ充、主君のこといじめてまーす」

リア充2「じゃあキョロ充君は、キーパーということで」

男1「あいよ」

キョロ充「」

男1「じゃあ次、決める――」

男3「めんどいから、他は決めなくてよくね? 他のチームもきめてねぇし」

男1「マジか。じゃあいいか?」

オタク3「おk

オタク1「おk」

主「いいだろう」

男1「うしっ、んじゃあ、キーパーはキョロ充で、そのほかは適当!」

キョロ充「う、ウェーイwwww」

リア充1「wwww」

リア充2「wwwww」

426 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 12:14:02.91 ID:RPu+vUOj0
〜5分後〜

先生「じゃあ、試合始めるぞ。さっきいった組み合わせだ」

全員「おk」

〜試合開始前〜

主「ククク、遂に俺達の戦いが幕を開ける!!」

転「燃えるでござる!!!!!!!」

男1「んじゃ、初めていいか?」

敵1「いいぞー」

男1「じゃ、お前らから初めてくれ」

男3「ちょ、渡しちゃうの!?」

主「いいハンデではないか!!」

転「そうでござるな!!」

男3「うそーん……」
427 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 12:31:36.02 ID:RPu+vUOj0
一旦休憩です。
 
428 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 13:40:34.21 ID:RPu+vUOj0
ラストに近づいてきたので、段々ギャグ少なくなってきますが、よろしくお願いします><;

〜放課後〜

男3「ふぅうう! やっとおわったな」

男1「だなー。今日のサッカーはサッカーじゃなかったな」

男2「まったくだ。マキシマムのせいでめちゃくちゃだったなwww」

主「なにをいってる。俺は右手を開放しただけだ」

転「」

男1「いや、手はダメだってwwwwwww」

男3「wwwwwwwwwwww」

男1「んじゃあ俺、部活いくわ」

男3「俺もー」

男2「同じく」

主「ふむ。ならば俺はアジトへ戻る」

転「拙者もでござる!」
429 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 13:51:52.52 ID:RPu+vUOj0
〜帰り道〜

主「家に帰ったら黒魔術の続きでもやるとしよう」

 ………タッタッタッタ

主「……!!! 遂に来たか、異世界からの使者!!」

 バッ!

女3「……」

主「」

女3「このやり取り…やった気がする……」

主「く、ククク、気のせいだ」

女3「」

 ピトッ

女3「ん……雨降ってきた!」

主「ククク!! 水よ!! 俺に力を分け与えよ!!」

女3「」

主「フッハッハッハ!」
 
 ザーーー

女3「本格的に振ってきたから雨宿りしないと!」

主「ククク、俺は異世界からの使者だか――」

主「ぎゃあああ! 鼻に水はいったああああ」

女3「風邪ひくよwww」
430 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 14:04:24.54 ID:RPu+vUOj0
〜学校〜

男3「あー、雨にぬれるとさらに寒くて、死ぬかと思ったあああ!」

男1「だなwww」

男3「やっぱり、サッカー部もさすがに中止か」

男1「あたりまえだろwww こんな雨の中でサッカーやりそうなやつなんて……」

男3「」

男1「」

男1、男3「「 主 」」

男3「wwwwww」

男1「wwwwww」

〜主達〜

主「はっくしょおおおおおおんんん!」

 ピチャッ

女3「うわっ! 鼻水ついたぁ……」

主「」

女3「だから、風邪ひくよって言ったのに……」

主「」

女3「そこのコンビニで雨宿りしようよ」

主「そ、そうだな」

〜男3達〜

男3「早く帰ろうぜww」

男1「おう」

男3「お前、こっちから帰れるっしょ?」

男1「一応な」

男3「じゃあこっちでwwwww」

男1「マジかよ」

男3「ところでさ」

男1「ん?」

男3「俺達、大人になったら、どうなるのかな……」

男1「どうなるって……」

男3「………」

男1「ずっと、友達でいるんじゃないのか?」

男3「……やっぱり、そうなのかな」

男1「多分な」

男3「そうだよな。俺達5人とも、ずっと仲いいはずだよな」

男1「5人とも、ね」

男3「ん? なんで強調したwwwww」

男1「いやww いつのまにか、3人だったのが、5人になってるな、って」

男3「そういや、そうだなwwww」

男1「いつの間にか、主と転がいたよな」

男3「だねww」
431 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 14:25:31.21 ID:RPu+vUOj0
〜主達〜

主「ふむ。雨が止んできたな」

女3「…そうだね…」

主「では、俺はこちらに行く。さらば――」

女3「あ、まって!」

主「む?」

女3「く、クリスマス……」

主「クリスマスがどうしたというのだ?」

女3「クリスマスの日……予定、ある?」

主「予定……? 魔法陣を完成させなければならない!」

女3「……それは無い、ってとってもいいのかな」

主「……」

女3「その日、会えない? 二人きりで」

主「俺と……二人きり、か。良い事などないぞ。悪魔が待ち受けてるかもしれぬ!!!」

女3「なんでもいい!! とにかく……主君と二人で会いたい……だけだから//」

主「ふむ。ならばよかろう」

女3「……」

主「では、俺はこれで帰らせてもらおう」 


〜男3達〜

男3「てか、ゲーセン行こうぜwwww」

男1「なんでいきなりゲーセンになるんだよww」

男3「なんでもwwwww」

男1「まぁいいけどな……」

432 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 14:33:26.08 ID:RPu+vUOj0
〜主〜

主「二人きり……か。何がしたいのか、まったくわからぬ。俺に何を求めているのだ……」

 ガチャ

主「ふぅ、アジトに着いた。早速、黒魔術を完成させる!!」


〜ゲーセン〜

男3「おらっ! もらった、っしゃああああ!」

 カチャカチャカチャ

男1「うわ、お前強すぎだろwwww」

男3「wwwwww」

男1「つうか、お前、コーラとファンタ飲みすぎじゃないか?」

男3「え、そ、そ、そうかな?www」

男1「なんか因縁でもあんのか?www」

男3「ね、ねぇよwwwww 別にwwww ロジャースに売ってなかったからとかwww
関係ねぇwwww」

男1「」

男3「あ」

男3「」

男1「ま、まぁ……続けるか」

男3「そ、そそそそそうだなwwww」

男1「」

男3「wwww」

男1「wwww」

男3「あ、わりぃ、さすがにトイレ……いかないと、漏れる…」

男1「wwww、そりゃぁ、缶12本も飲んだらなwww」

男3「い、行ってくる…」

男1「あいよ」


男3「やっべえええ漏れる!」

 タッタッタッタ
433 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 14:40:52.57 ID:RPu+vUOj0
〜30分後〜


男1(遅すぎじゃないか?)

男1(さすがに大便でもここまでは……)

男1(見に行くか……)

〜トイレ〜

男1(い、いねぇ……)

男1(個室にも誰も入ってない……)

男1(逃げやがったか?)




434 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 14:43:55.13 ID:RPu+vUOj0
あとでまた来ます。
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/08/14(日) 16:06:51.78 ID:AdMqAuVO0
待ってるぜ!
436 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 16:33:15.38 ID:RPu+vUOj0
よし、はじめます。


〜次の日〜

 ガラッ

男1「よっ」

男2「よう」

転「おはようでござる!」

主「よく来たな、屑が」

男1「wwww、あれ、男3来てないのか?」

男2「だな。あいつが休むなんて珍しいことだな」

男1「風邪でもひいたのかな?」

男2「バカは風邪をひかないっていうけどな」

男1「www」

男1(どうしたんだろうな)


 ガラッ

先生「ほら、HR始めるから席つけー」

全員「はい」



先生「HRをはじめるが、その前に、男3のこと知ってる人はいるか?」


 シーン……


先生「だれも知らないのか。男1、男2、主、転、お前ら、何か知らないか?」



男1「知りません」

男2「俺も知りません」

主「知らん」

転「わからないでござる」



先生「そうか。なら、家に電話してみるか」


〜HR後、職員室〜

先生「家に誰もいないのか……。それともアイツが寝てるだけなのか……」

先生2「どうなされたんですか?」

先生「男3が学校に来ていなくてな」

先生2「そうでしたか…」


437 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 16:51:58.39 ID:RPu+vUOj0
〜授業中〜

先生「つまり、ここを、これに変えれば――」



男2「なぁ、男1」

男1「ん?」

男2「お前、本当に男3のこと何も知らないのか?」

男1「知らないけど、昨日アイツとゲーセンいってたんだよな。そしたら、いつの間にか
いなくなってたんだけど、なんか関係あんのかな?」

男2「そうか。多分、関係あるだろうな」

男1「………」



先生「それで、この式が完成しま――」

 ガラッ!!!

 
 突然勢いよく、教室の戸が開く。戸の先には、金髪の、見覚えのある生徒が居た。
 
――男3である。


男1「はっっ!?」

男2「な!?」

主「む?」

転「!?」
438 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 17:05:37.23 ID:RPu+vUOj0
男1(金髪って……どういう風の吹き回しだ?)



男3「何みてんだよ!!」

 ガンッ!

 男3は勢いよく、ボッチの机を蹴り飛ばす。その勢いで、当然机は倒れる。

ボッチ(え…!? 俺、なんかしたかな?)


男1(え? 何やってんだ…?)

優グレ男「………」

主「」

転「」

男2「おい、男2!! 突然なにやってるんだ!!」


男3「………うっせえよ!! 黙ってろ!!」

男2「なんだと!!!? お前、なにしたかわかってるのか!!?」

 ガッ!

 男2が両手で男3の胸倉を掴む。

男3「うるせえって言ってんだよ!! やんのか!!?」


男1「おい、二人ともやめろよ!!」

  バッ!

 男1が睨み合っている男2と男3の間に割り込み、二人を遠ざける。

男1「お前ら、なにやってんだよ!」

男2「………」

男3「………」

 男1がそう言うと、三人とも、自分の席についた。


主「」

転「」

男1(何……やってんだよ……)

男2「……」
439 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 17:20:03.28 ID:RPu+vUOj0
〜放課後〜

男1「……」

男2「………」

主「」

転「」



男3「おい、お前ら」


男2「……なんだ? いまさら謝りにでも――」

男3「こっちこい」

男1「……」

主「」

転「」

〜学校の裏〜

男1「何するつもりなんだよ。こんなところにつれてきて」

男2「お前、何を企んでいるんだ」

男3「………」

主「……?」

転「」

男3「早めに言っておく」

男1「は?」

男2「?」

男3「これから俺に近づくな」
440 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 17:20:54.79 ID:RPu+vUOj0
男1「……なにいってんだよ」

男2「おまえ、何を?」

男3「いいから、近寄るんじゃねぇ!!」

 タッタッタッタ



主「」

転「」

男1「………どういうことなんだよ……」

男2「……」




優グレ男「なんでボコしてこなかった?」

男3「……人数が多かったから……」

優グレ男「なら、こちらも大人数で行けばいいのか」

男3「………」




男1「雨降ってきたな」

男2「だな」

主「雨宿り、というものをするべきか」

転「そうでござるな……」
441 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 17:42:47.19 ID:RPu+vUOj0

〜教室〜

男1「ここでいいな」

男2「ああ…」

転「OKでござる」

主「あの愚民は、どういうつもりだったのだろうな」

男1「さぁな……、あいつ、バカだから何考えてるかわかんねぇよ……」

男2「……」

〜学校裏〜

優グレ男「んじゃ、次はゲーセン前の路地にあいつらを呼び込んどけ」

男3「ああ……」

優グレ男「明日だ。忘れたらぶっ殺すぞ」

男3「おう……」

〜教室〜

男1「どうするんだ……。俺達」

男2「もう、放っておけばいいんじゃないのか?」

男1「…え? お前、本気で言ってるのか?」

男2「ああ、本気だ」

男1「……」

男2「不良ごっこなんて、あいつのことだから、その内すぐに飽き――」

 
 ガッッ!!

 男1が勢いよく、男2に掴みかかる。


男1「ふざけんじゃねえ!!!!!! お前、アイツに散々助けてもらっただろ!!!!?」

男2「……」

男1「お前がいじめられてるとき、アイツが助けてくれたんだろ!!!!?」

男1「アイツがいたから、お前はこうして普通に学校に来てるんだろうが!!!! 
もう忘れたのか!!!? アイツはお前の恩人だろ!!! お前が次はアイツの問題を解決して
やるんだよ!!!!」

男2「……お前が助けてもらったわけでもないだろ!!! どうするかは
俺の勝手だろう!!!」

男1「俺だってアイツに何回も助けてもらった!!」

男2「それでも、個々の行動は自由だろ!!」

男1「俺達は5人で一つだっていってんだろうが!!!!!」

 ガッ!!

男2「くっ…、なんなんだよ、お前は!!」

 バキッ

男1「うっ」
442 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 17:43:24.42 ID:RPu+vUOj0



主「……転よ」

転「?」

主「これは……止めるべき闘いなのだろうか?」

転「……わからないでござる」

主「……」

転「ただ、この闘い、拙者と師匠じゃ解決できない、ということは確かだと思うでござる」
443 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 17:49:40.92 ID:RPu+vUOj0
主「そうか……だが、仲間同士が戦っている場合は、止めるべきではないのか?」

転「そうかもしれないでござるな……でも、このまま止めたら、一生解決にならないと思うので
ござるよ」

主「……」




 ドッ

男1「ぐ…、らあっ!」

 ガンッ!

男2「くっ」

男1「はぁ…はぁ…」


〜ゲーセン〜

男3「明日、主達をここの近くの、裏路地につれてくればいいんですか?」

ドキュン1「ああ、そうだ」

ドキュン2「なるべく早くしろよな、ヘタレ野郎」

男3「……」

取り巻き達「ヘタレwwwww」

ドキュン1「連れてこなかったら、お前のことボコすから、覚えとけよwwww」

ドキュン2「wwwwwww」

取り巻き達「wwwwwwwww」

男3「……」
444 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 17:51:07.21 ID:RPu+vUOj0
一旦休憩です。

みんな厨二病みたいになってきましたが、これが俺の限界ですww
445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/14(日) 18:06:45.84 ID:+IhGJcXAO
これからギャグなくなるのかとおもうとなんか寂しいなwwww
446 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 18:08:07.18 ID:RPu+vUOj0
すいません。投下が、結構遅くなる可能性大です。

用事が終わり次第、すぐにもどります。

見てくださってる方は、ありがとうございます。
447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage]:2011/08/14(日) 20:05:24.65 ID:lIIsmPAdo
まぁ俺のインフェルノドラグネスがあるうちは大丈夫だろう。フフフ
448 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 20:29:07.08 ID:RPu+vUOj0

〜教室〜

 さきほどまで、激闘をしていた二人は、グッタリと床に横たわっている。

男1「……」

男2「………」

主「」

転「」

男1「……」

男2「わりぃな。やっぱ、俺は男3についての問題を解決することにした」

男1「……ww」

男1「やっべ……力、はいらねぇwww」

男2「ww」

主「」

転「……男2殿と男1殿は、男3殿に、助けられたのでござるか?」

男2「……」

男1「俺は、そんな大事では助けられてないけど、男2がすげぇ助けられてたぞww」

男2「……」

転「なにがあったのでござるか?」

男1「男3はな、小学校の時まで、喧嘩が超強かったんだ。それで、俺達のリーダーみたいな存在でも
あったんだぜwww」

転「男3殿がでござるか!?」

主「お、驚きだ……」

男1「まぁなwwww」

男1「んで、あるいじめっ子がいたんだ。そいつは、男3にビビってた。でも、いじめの対象がほしい
って考えたんだ。でも、クラスのほとんどの奴は、そいつにいじめられた人だった」

男1「そこで、あとは男3とつるんでいるメンバーしか、対象とする人が居なくなったんだ」

男1「だから、いじめっ子は、男2を選んだ。もしかしたら俺だったかもしれない」

転「………」
449 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 20:29:46.55 ID:RPu+vUOj0

男1「いじめっ子は、男3にバレないように男2をいじめ始めたんだ。んで、それはかなり凄いもの
だった」

男2「……」

男1「それは、いままでいじめられてた人が、そのいじめっ子に加担してたからなんだけどな……」

主「」

男1「それで、いじめが始まってから、一ヶ月くらいが経ってから、男2があんまり学校に来なく
なってきたんだ」

転「!?」

男1「異変に気づいたのか、たまたまだったのかは知らないけど、男3は男2に電話した」

主「……」

男1「そこで、男2は全てを男3に話したらしい」

男2「……」

男1「んでな、理不尽に男2をいじめるいじめっ子に、男3はそうとう怒ったみたいでな……男2に電話
した次の日にはすぐにいじめっ子をボコボコにしてたんだ。どっちが悪いのかもわからないくらいに」

男1「んで、ボコした後の台詞が……なんだっけ?」

男2「『俺の友達を傷つけるやつは、誰でもぶっ殺す!』……だったと思うぞ」

男1「そうそうそれwww 超、口が悪いけど、そのときはかっこよく見えたもんだぞww」

男2「…ww」

男1「そのあと、いじめっ子に加担してたメンバーは、全員ビビって俺達に手を出してこなくなった」

転「おおおお!!」

男1「いじめっ子は不登校になって……。当然の報いだったかもしれないけど、男3はすげぇ怒られてたww」

男2「だな……」

男1「いまとなっては、どっちが悪いのかわからないけど、あいつが俺達を助けてくれたことには変わりはないよな」

転「……………」

主「……」

男2「……」

男1「だから、あいつになにが起きてるのか、ちゃんと確かめて、あいつを助けるぞ!!!!」

主「ククク、俺の右手が疼くぜ」

転「惨血刀が武者震いするでござる…!!」

男2「おう!」
450 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 20:48:01.34 ID:RPu+vUOj0



男1「んじゃ、今日は帰るとしようぜ」

主「だな」

転「そうでござるな」

男2「ちょうど雨も止んだしな」

男1「ていうか、殴られたところ痛ぇなwww」

男2「それは俺もだwww」



〜夜、主の家〜

主「………」

 主は、窓から見える夜空を見上げていた。

主「……亡き、父よ」

 そうつぶやくと、壁にかけておいた、一枚の写真を手に取る。父と自分が写っている写真だ。

主「亡き父よ。心配は……いらなかったようだ。あの愚民どもは……」

主「貴様が求めていたものを、しっかりと持っている」

 写真を見ながらつぶやくと、静かに写真を元の場所に戻した。


〜男1の家〜

男1(絶対、何かあるはずだよな……)

男1「アイツがいきなり、不良になったりするわけ……ない」

 男1は、暗い部屋の中で、そうつぶやいた。

〜男2〜

男2「………」

男2(あいつには、感謝してる。だから、がんばらなければいけない)

 男2は、橙色の明かりが薄く光る部屋で、胸に誓った。

〜転〜

転(男3殿……5人で、一つでござるよ)

転(絶対、戻ってきてくれでござる)
451 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 20:59:45.07 ID:RPu+vUOj0


〜次の日の朝〜

男3「…………」



男1「あいつ、今日は朝から来てるな」

男2「だな」

転「優グレ男もいるでござる」

主「……」

男1「前の放課後も居たよな」

主「男3を未知の世界に葬ろうとしている可能性も考えられるな」

転「な、なるほど!」

男1「ありえねぇよwwwwww」

主「」

転「」

男2「まさか、優グレ男が男3のことを監視している。なんてことは?」

主「!!!」

男1「あ、あるかもしれないな、それ」

転「なるほど!」


452 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 21:08:39.65 ID:RPu+vUOj0
〜放課後〜

男3「おい、お前ら」


男1「ん?」

男2(やっぱり、まだ優グレ男が教室に残っている……)

男1「なんだ?」

男3「放課後、お前ら4人でゲーセン前に来い。来なければ……」

主「……」

転「……」

男2「こなければどうなるんだ?」

男1「男2……」

男3「……お、俺がやられちまうんだよ……!」ボソッ

転「!!」

主「」

男1「え…!」

男2「……」

男3「んじゃあ、絶対来る事だな」

 タッタッタッタ



男1「……あいつ、自分がやられるって……」

転「いってたでござる……」

男2「どうやら、やっぱり優グレ男は監視役のようだな」

主「……」
453 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 21:14:26.09 ID:RPu+vUOj0
男1「やっぱり、行かないと男3がヤバいっぽいな……。いったい、誰の差し金なんだ…?」

主「………」

転「検討がつかないでござる……」

男2「だな……」

男1「チャラ男は?」

男2「以前に主と戦ったときは、相当ビビってたから大丈夫だと思うぞ……」

男1「……www」

主「クッハッハッハ!」

転「す、凄いでござる! 師匠!!」

男1「いちいち盛りあがるなwwwww」

主「」

転「」

男2「まぁ……男3がいないと、盛り上がらないから、少しくらいはいいんじゃないか?」

男1「……そりゃ、いえてるかもな……」

主「そしてどうする? ゲーセンに来いと言われたが、俺の5万人の遠征軍を連れて行くか?」

男1「いかねぇよwwwwww」

男2「wwww」

転「wwww」

主「」

男2「一回、駅に集合というのはどうだ?」

男1「あ、いいな、それ」

主「了解だ」

転「了解したでござる!」
454 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 21:20:35.85 ID:RPu+vUOj0


〜1時間後、駅〜

男1「やっときたか」

男2「ああ、転と主はまだか?」

男1「みたいだな」



転「あ! 男1殿!!!」



男2「お、転がきたぞ!!」

男1「うわさをすれば、ってやつだなwww」

転「少し遅くなったでござる…!」

男1「大丈夫だ、男2も今きたとこだから」

男2「……」

転「よかったでござる…」

男1「後は主だな……」

男2「だな」



主「ドラゴンダアアアアアアアアアアッシュ!!!!!!」

 ダッダッダッダッダッダ



男1「な、なんか聞こえたな」

男2「」

転「師匠でござる!!」



主「うおおおおおおお!!」

 ダッダッダッダッダッ!

男1「よ、よう、主wwww」

主「ククク、待たせたな、愚民どもが!!」

転「wwwww」

男2「お前、結構やばい状況だってことわかってるのか?」

主「ククク、俺は毎日魔物と戦っているのでな。このような状況で、やばい状況とは言えないのだ!!」

男1(こんなときまで厨ニ病は発動するんだな……恐るべき)

転「」

男2「も、もういい! 行くぞ……」

転「そうでござるな……」

男1「wwww」

主「」

455 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 21:28:10.35 ID:RPu+vUOj0




男1「歩いていくと、意外と遠く感じるんだな、ゲーセンも」

男2「まったくだ」

転「そうでござるな」

主「ッフ、俺にはドラゴンダッシュという究極奥義が宿っている!! そのような心配はいらぬのだ!!」

転「」

男1「」

男2「」

主「クハハハハッハ!」

男2「」

転「」

男1「い、行くか、早く……」

〜ゲーセン前〜

ドキュン1「おい、まだこねぇのか? アイツらは」

男3「え、いや、すぐに来ると思いますよ!!」

ドキュン2「来なかったらすぐに始末だからな、この ザ・ヘタレ がwwww」

取り巻き達「wwwwwwwww」




主「ここでいいのか?」

男1「いや、ここ道のど真ん中だぞwwww」

男2「wwwww」

転「師匠……」




男3「…………」

ドキュン1「あの声、俺のもっとも憎む相手の声だな」

ドキュン2「やっときたかwww」

ドキュン1「おい、ヘタレ」

男3「え、はい?」

ドキュン1「ゲーセンまで行って、あいつらをこの裏路地まで連れてこい」

男3「………」

ドキュン2「返事はどうした、このヘタレ野郎!」

男3「は、はい!」

 タッタッタッタ


取り巻き達「wwwwwwww」
456 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 21:34:21.79 ID:RPu+vUOj0
〜ゲーセン前〜

主「む、誰も居ないな。俺に恐怖を示したか」

男1「wwwww」

転「中にいるのでは?」

男2「じゃあ、中入ってみるか?」

男1「んじゃ、入る――」


男3「おい!!」


男1「!!」

男2「来たか……」

男3「ついて来い……」

主「」

転「」

男1「おい、男3、どういうことだよ!」

男2「やめとけ、多分、今も監視されてる」

男1「……」

主「……」

転「男3殿……」



優グレ男「……………」
457 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 21:53:01.08 ID:RPu+vUOj0
〜裏路地〜

男3「つ、連れてきました!!」

ドキュン1「おう、よく連れて来たな。褒めてやる」


転「!!」

主「ぬ、いつぞやの雑魚ではないか……」

男1「○×△高の!!」

男2「まさか、お前が黒幕か……」

転「」

ドキュン1「まぁ、そういうことになるな。お前らと同じクラスの奴の中で、スパイを送らせてもらった…」

男1「とっくに気づいてるぞwww」

主「クッハッハ! 馬鹿な連中だ!」

転「www」

男2「wwwww」


ドキュン1「……そうやって笑ってりゃあいい。てめぇらにリベンジするために
有名な実力者を集めたからな。もしかしたら死ぬかもなwwwwwww」

取り巻き「wwwwwwwww」


ドキュン2「まぁよくやったぞ、ヘタレ野郎と優グレ男」

取り巻き達「wwwwwwwww」

男3「………」


男2「く……」

男1「……」

主「クハハハ、愚民が何をほざいている!」

転「」


ドキュン1「あ?」

ドキュン2「なんだ? てめぇ」


主「聞こえなかったのか? 貴様らのような愚民は精々そうやってほざいていろといっているのだ。
クハッハッハハ!!」


ドキュン1「ッチ……」

ドキュン2「何、調子乗ってんだよwww」


転「」

男2「……」

男1「……ち、調子に乗ってるのはお前らのほうだろww 仲間集めて最強になった気分なんだろwwww」


男3「……ッブww」

ドキュン1「おい!!! 男3!! てめぇ、何笑ってんだよ!!!」

 バキッ!

男3「ぐっ!」
458 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 22:01:34.31 ID:RPu+vUOj0



男2「おい!!! 何殴ってんだよ!!」

男1「お、落ち着け…! 落ち着かないと勝てるもんも勝てねぇぞ!」

主「ふん。あのような雑魚を倒すのには3分もかからん。心配するでない」

転「……」


ドキュン2「はぁ? お前ら、俺達に勝つ気でいるのかよwwwwww」

ドキュン1「無理だろwww」

取り巻き達「wwwwwwwwww」

男3「……」


主「ククク、バカめ……」

男1「そんな、人数だけで勝とうとしてるような連中に負けるわけないだろ!!」

男2「……」

転「………」


ドキュン2「それはお前らも同じだろwwwwww」

ドキュン1「お前らもただの寄せ集めだろ、雑魚wwww」


男2「……」

男1「いや、俺達は――」

転「5人で一つでござる!!」

主「ククク」


取り巻き達「wwwwwwwwww」

ドキュン1「wwwwwwwwwwww」

ドキュン2「wwwwww、もういいか? その漫才はwwww」

男3「……」


男1「うっせえよ! さっさとかかってこい、雑魚野郎!」

主「ククク、血が燃え滾るわ!!」

転「フフフ、この惨血刀の餌となるでござる!」

男2「やるのか……」


ドキュン1「おう、言われなくてもいくぞwww」

ドキュン2「ハンデは? 何がいい?」

取り巻き達「wwwwwwwwwwwwwww」


男1「ハンデなんて、ス――」

男2「スマブラ以外じゃいらんわ!!」


男3「………!!」

ドキュン1「んじゃあ、行くぞ!!!」

ドキュン2「やっちまおうぜwwwww」

取り巻き達「おう!!!!!!」
459 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 22:11:00.15 ID:RPu+vUOj0

〜10分後〜

主「く……」

男1「やっぱ……無理……」

男2「……」

転「でも……5人くらいは倒せたで……ござる……」


ドキュン1「おらあ、立てよ!!」

 ガッ!

主「グッ!」


男3「……!!」


ドキュン1「ほら、お前も立てよwww」

 ドッ!!

男2「……ぐ…」

ドキュン1「ほら、もう一回調子に乗ってみろよwwww」

取り巻き達「wwwwwwwwwwwww」

 ガッ!!

男2「う……」


男3(く、くっそ……、全部…俺のせいだ…)


ドキュン1「ほら、ヘタレの男3、お前も 元仲間 の 顔面殴ってみるかwwww」

 グイッ

 ドキュン1が、男2を持ち上げる。


取り巻き達「wwwwwwwwww」


 ガッ!

 バキッ!

 ドッ!

男2「ぐああ!!」


ドキュン1「ほらwww 俺達には簡単に勝てるんだろ? さっさとやってみろよwwww」

取り巻き達「wwwwwwwwww」

男3「………」

ドキュン1「ほら、男3、お前もこの、くそみてぇな雑魚の顔面を殴ってみろってwwwww
絶対、爽快だぜwwww ほれ、もう反撃はしてこな――」


 バキッッッ!!!!!!!


ドキュン1「……ぐ!」

ドキュン2「…は?」
460 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 22:17:50.35 ID:RPu+vUOj0
取り巻き達「!?」

ドキュン1「……てめぇ…! なにしやが――」

男3「ふざけてんじゃねえぞおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!」


男1「男3……!!?」

男2「……」

転「!!」

主「ついに……きたのか……」


ドキュン2「あ? お前、俺達に逆らったら、どうなるか――」

男3「そんなのは、どうでもいいんだよ!!!!!!」

 ガッ!!

ドキュン1「ぐっ!」


男3「俺の友達を傷つけたら、誰でもぶっ殺すって……ずっと決めてんだ!!!!!!」

 ガッ!!!

 バキッ!!!

ドキュン1「ぐあっ!!」

 バコッ!!!!

男3「俺がどうなろうと関係ねぇ!!!! 今、俺がどんなにヘタレでも……」

 ガンッ!!!

男3「友達を裏切ることは絶対しねえんだよ!!!!!!」

 ドッ!!!!

ドキュン1「ぐっ!!」

 ドサッ……


男1「つ、強ええ……」

男2「マジでつよいぞ…」

転「男3殿……」

主「ッフ、愚民が」
461 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 22:25:16.53 ID:RPu+vUOj0



〜しばらく後〜

男3「……どうなった……?」

男2「さぁな……」

男1「引き分けってところじゃね……?」

主「どうやら、引き分けのようだな」

転「そうでござるな……」

男3「お前ら!!!!!!」

男1「ん?」

男2「どうした」

主「何か問題でも生じたのか?」

転「?」

男3「マジでごめん!!!!!」

男2「……」

主「……」

転「……」


男1「………気にすんな!! 前にもいっただろ! 俺達は5人で一つだ!」

主「ククク、闇に宿りしこの魂は、貴様らと結ばれている!!」

転「気にしないでほしいでござる!!」

男2「……お疲れ……」


男3「…………」グスッ


男1「おい、男3? どうした?」

男2「まさか、泣いてるのか?」


男3「な、泣いてねえし!!!」

転「wwww」

主「」

男1「wwwwwwwww」

男2「wwwwwwwww」


男3「ていうか、立てねぇwwwww」

男1「俺もwwwww」

男2「wwwwww」

転「拙者もでござる!」

主「俺も、どうやら地面に足が吸収されようとしているらしい」

男3「wwwwwwwwwwww」
462 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 22:33:53.75 ID:RPu+vUOj0


男1「そういや、男3」

男3「ん?」

男1「俺達がゲーセン行った日あっただろ?」

男3「あ、あったねwww」

男1「その日、あいつらに捕まったのか?」

男3「そ、そう……。しっこ、漏れそうなときに、アイツらに鉢合わせたから……」

男1「どうせ、なんでも言うこと聞きます。とかいったんだろ……?」

男3「うん……。我慢できないからそういったんだけど…あとから重大差に気づいた……」

男1「wwwwwwwwwwwww」

男2「笑い事ではないぞwwwww」

男1「んで、さっきの状況になったと」

男3「そうそう……」

男2「でも、それなら、不良ぶってたのはなぜだ?」

男3「え、あー……、不良ぶれば、お前らが、俺から離れていくかと思ったんだ。そうすれば、お前らを裏切らなくてOKって」

男1「wwwwwww、一応考えてるんだなwww」

男3「笑うな!」

男2「ヘタレなりに考えているんだなwwww」

男3「そこ、ヘタレ言うなwwwwww」

転「wwwwwwwww」

主「ヘタレ…か」

男3「いや、ヘタレじゃねぇよ!!!」

男1「wwwww」
463 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/14(日) 22:35:54.52 ID:RPu+vUOj0
 ふう……男3の戦い終わった。長かった。

もうすでに、駄作になってきてますが、完結させたいと思います!

みてくれてる方はあんまり…というか、いないかもしれないけど、この俺のオナニーSSを
よろしくお願いします。

とりあえず、今日はこれで終わりです。

本当、ありがとうございましたwww
464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) :2011/08/14(日) 23:02:06.00 ID:b6tvALIw0
465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/14(日) 23:52:10.54 ID:+IhGJcXAO
おつー
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/15(月) 00:16:52.46 ID:VWrxMt6b0
大丈夫、僕がいるよ
おもしろいから頑張って!

3がイケメンすぎて泣いた
とりあえず乙
467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/15(月) 00:16:46.98 ID:VWrxMt6b0
大丈夫、僕がいるよ
おもしろいから頑張って!

3がイケメンすぎて泣いた
とりあえず乙
468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/15(月) 00:17:43.18 ID:KQUKs0N20
乙っす
469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/15(月) 00:18:53.32 ID:VWrxMt6b0
大丈夫、僕がいるよ
おもしろいから頑張って!

3がイケメンすぎて泣いた
とりあえず乙
470 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 12:51:19.76 ID:+GVDk9eM0
主「………今日は、何日だ?」

男3「いきなりwwwwww」

男1「25日、だった気がするけど、どうしたんだ?」

主「クリスマス……か」

男2「クリスマスがどうしたんだ?」

主「いや……とくに何もない」

男1「ああああ!! 今日、彼女と一緒に会う予定だったんだ!!! やっべー……」

男3「………彼女…? そんなのいらないでしょーがあああああああああ!!!」

男2「」

男3「いらんいらん、うん、いらねえええええ」

男1「wwwwwwwww」

主「………」

転「」

471 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 13:06:56.19 ID:+GVDk9eM0





〜2年後〜

 あの大きな闘いから、およそ2年が過ぎた。クリスマスの闘いのおかげで、主達の友情は、より深まった。
 だが、それ以降、女3が主に近寄ることは無かった……。 
 
 今、主達は高校生活の中で、三度目のクリスマスを迎えようとしていた。


 タッタッタッタッタッタ

「ドラゴンダッシュ!!!!!!」

 大げさに叫ぶ高校生の声がする。
――マキシマムこと主だ。

主「はぁ…はぁ…」

 ガラッ!!

 教室の戸を開けると、その先には、いつものメンバーが居た。

男1「お、主!」

主「よう、愚民が!!」

男3「wwwwwwwwww」

転「師匠、おはようでござる」

男2「まったく……朝からテンションが高いな……」

 主達の“いつものメンバー”は、全員同じクラスだった。これはある意味、凄いことなのだ。むしろ
奇跡かもしれない。


男1「いやー、9月の修学旅行、楽しかったなwww」

男2「そうだな。いろんな意味で凄かったな」

転「師匠、大活躍だったでござる!」

男3「wwwwwwww」

主「ククク」

男3「マキシマム、みんなが入る風呂に、トマトジュースぶちまけてたもんなwwwwwwww」

男1「wwwwwww」

男2「wwwwww」

転「wwww」

主「」

男3「まぁ他にも色々あったけど、面白かったなwwwww」

男1「だなー」

男2「ていうか、5人とも同じクラスになったのって……凄いことだよな」

男3「奇跡だよなwwww」

男1「しかも、一年生のとき同じだったメンバーが他にも結構いるしな」
472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/15(月) 13:20:14.57 ID:rOn0JG2SO
えっ

えっ
473 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 13:22:49.83 ID:+GVDk9eM0
男3「うんうん。俺達5人と、キョロ充とボッチとオタク1……後、女3」

男1「めっちゃいるな」

男2「だな」

主「ところで貴様ら、今日はクリスマスだが、何か予定はあるのか?」

転「拙者は、家族でパーティをすると言われたでござる」

男3「俺は用事がある」

男2「同じく」

男1「俺もかな」

主「……ほう。そうか」

男3「主はなんかあるの?」

主「俺は、特にはない」

男3「ふーん」


〜放課後〜

男3「じゃ、俺は帰る!」

男2「同じく」

男1「じゃあな! 俺は日直の仕事あるから残るわ」

男3「あいよ」

転「じゃあ、拙者も帰るでござる!」

主「さらばだ、転よ」

転「さらばでござる!」

男1「ん、主は帰らないのか?」

主「俺は、少し探しものをしていてな」

男1「そっか」

主「一昨年のクリスマスのことを、貴様は覚えているか?」

男1「ん、忘れるわけねぇだろ」



女3(え……一昨年のクリスマスって……)



男1「本当、大変だったよなwww 俺なんて、彼女との約束すっぽかしてまでいったんだからなww」

主「そうだな。だが、あれは、友情を深めるための重要な試練だったのではないか?」

男1「そうかもな……。あれで、俺達が行かなかったら、男3は……死ぬほど痛い思いをしただろうな」

主「ああ……」



女3(……!! 友達を助けるために……? 私、勘違いして……)

 ポンッ

 不意に肩を叩かれる。

女3「え、あ、はい?!」

男1「そろそろ、電気消すから教室から出てくれるか?」

女3「あ、うん……」

474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/15(月) 13:23:11.90 ID:6eWtfCvDO
女3ほったらかしたか
475 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 13:24:01.90 ID:+GVDk9eM0
>>472 ど、どうした!?

476 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 13:28:50.83 ID:+GVDk9eM0
女3「……………」

〜帰り道〜

男1「あ、そうだ。今日主の家行ってもいいか?」

主「む? 別に構わんが?」

男1「んじゃいくわww」

主「貴様、俺の家は魔界にあるため、ここから30分はかか――」

 ガッ

主「ふべっ!!」

男1「そのやり取りはもうやったwwwww」

主「し、しかたない。こちらの世界の家に連れて行ってやろう…」

男1「最初からそうしろwwww」

477 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 13:31:15.90 ID:+GVDk9eM0
〜主の家前〜

男1「ついたな。久しぶりだな」

主「ククク、この先には、貴様の見たことがない世界が広がっているだろ――」

 ベシッ

主「べあっ!」

男1「そのやりとりもやったから、早く家にいれろwwwww」

主「ククク、いいだろう」

 ガチャ

男1「!! す、すげぇえ!!!! 本当に見たこと無い世界がwww」
478 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 13:33:53.91 ID:+GVDk9eM0
主「ククク、死体は全て取り除いたのだ」

男1「wwwww、本当にキレイになったなww」

 グニュッ!

男1「なんか踏んだぞ!! お前wwww キレイになってもナマコ置いてあるのかよwwww」

主「ククク、そいつは俺の父だからな……!!」

男1「」

主「まぁよい、この部屋でまっているがよい」

 ガチャ

男1「おう…ww」

 バタンッ

男1(意外と気が利いてるよな、主)

479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/15(月) 13:33:58.93 ID:rOn0JG2SO
いやぁ、一気に三年生になってたからびっくりした
480 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 13:37:34.02 ID:+GVDk9eM0
男1「………本当に時間が経ったんだな…」

男1(いつのまにかこんな時期か……。すげぇ早ぇな……)

 ガチャッ!

主「クッハッハ!! ゴブリンの生き血を持ってきたぞ!!!」

男1「はぁ!?」

男1(なんかパターンが少し変わったような……)

男1「なんだよ、ゴブリンの生き血ってwwww」

主「これだ!!」

 スッ

男1「抹茶……?」

主「ククク、残念ながら違う」

男1「!?」
481 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 13:38:38.14 ID:+GVDk9eM0
>>479
すいませんね、二年生もやったらグダグダになっちゃいそうなので。

482 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 13:41:52.22 ID:+GVDk9eM0
主「これは、ゴブリンの血だ!!! 俺のインフィニットブリザードがそう言っている!!」

男1(答えになってねぇ……www)

男1「でも…なんか、色が赤っぽいな。でも緑……」

主「ククク」

男1「まさか……な」

主「さぁ、早く飲むがよい!!」

男1「わかったわかった」

男1「」ゴクゴク

男1「ブッッッ!!!!!!!!!」

主「」

男1「オエッ、なんだよこれwww ありえないくらいまずいぞwww 何を混ぜやがったwww」

主「ククク、ゴブリンの――」

男1「トマトジュースと抹茶混ぜただろwwwwwww」

主「」

男1「やっぱりwwwww まずいわけだwww」
483 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 13:50:55.60 ID:+GVDk9eM0

男1「まぁ、俺、彼女との約束があるからそろそろ行くわ。じゃあな、主!」

主「ふむ」


〜男1の家の前〜

 タッタッタッタッ

男1「はぁ…はぁ…、わりぃ、友達の家行ってたら遅れたwww」

幼馴染「はぁ? アンタね、彼女との約束すっぽかして遊びに行くなんて100年はやいわよ!!」

男1「だからごめんって……」

幼馴染「ったく……まぁいいわよ」

男1「んじゃ、行くか……」

幼馴染「……」

 スッ

男1「ん? なんだよ、この手は」

幼馴染「わかんないの!? 手、繋ぎなさいよ!!」

男1「あ、そうだなwww わりぃ…」

幼馴染「///」




〜次の日〜

男1「つぎ、体育じゃね?」

男2「だな」

男3「マジかよ、体育、寒いから嫌だあああああ!!」

転「我慢でござる! 忍耐こそ、修行なのでござる!」

男3「別に修行とかしなくていいからwww」

男1「wwww」

転「」

主「」
484 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 13:54:22.11 ID:+GVDk9eM0
〜体育館〜

男1「体育って何やってたっけ?」

転「柔道だった気がするでござる」

男2「柔道だな」

男1「柔道か……」

男3「柔道寒いいいい」

男1「wwww」

主「………クッハハハ!! 柔道か。人間を痛めつけるにはもってこいな授業だな!!!」

男3「でも、マキシマムはいっつもボコボコにされてるよな」

主「」

男1「wwwwww」
485 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 13:58:55.95 ID:+GVDk9eM0
男3「ていうか、お前、またホイップ生クリームつけてきた?」

主「ククク、当たり前だろう!!」

男3「wwwwwwwwwwww」

男2「ん、なんだ? ホイップ生クリームって」

男3「知りたいか?」

男2「ああ」

男1「俺にも教えてくれ」

転「せ、拙者も知りたいでござる」

男3「フフフ、教えて……」

男1「くれるのか?」

男3「ほしいか?」

男2「………」

男1「」

男3「じゃあ、そろそろ、教えて……」

転「ほしいでござる!」

男3「ほしい――」

 ガッ!

男3「んぎゃああああ! 金玉蹴るなああああああ」

男2「焦らすな」

男3「ひゃい」
486 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 14:01:59.65 ID:+GVDk9eM0
男3「マキシマムって、いっつも髪がパリパリだろ?」

男1「そういえば、そうだなww」

男3「あれ、ヘアワックスの変わりに……」

転「ホイップ生クリームを……」

男2「つけてるのか!?」

男3「ああ……俺も耳を疑ったwwwwwwwww」

男1「wwwwwwwwwwwwwwwwww」

男2「wwwwwwwwwww」

転「し、師匠……」

主「」
487 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 14:03:17.28 ID:+GVDk9eM0
一旦休憩します。最近休みまくりですいません><;

見てくれている方はありがとうございます。
488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/15(月) 14:19:28.81 ID:mEl3d6kWo
おわっちゃうのかー
489 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/15(月) 14:21:43.85 ID:rOn0JG2SO

休みまくりかな?むしろペースは他の人のSSと比べても早い方だと思うけど
490 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) [sage]:2011/08/15(月) 14:46:24.16 ID:S5YjlOULo
おいおきろばか
491 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/08/15(月) 15:13:54.84 ID:7NrXKx9AO
女3が不憫だ(´・ω・`)
492 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 15:21:25.23 ID:+GVDk9eM0
〜授業開始〜

先生「んじゃ、試合を開始しろ。まず、主と柔道部1だ」


主「ククク、いいだろう。この俺が貴様の身体を破壊してくれよう!!!」

柔道部1「」



クラスメイト達「wwwwwwwwwwww」

男1「いつもの調子だなwwww」

男3「wwwwwwwwwwwww」

男2「でも、柔道部1は、一応柔道部の部長だぞ」

男1「そうだったな……、まずいな」

男3「ボコボコ確定だなwwwwww」

転「」
493 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 15:24:51.65 ID:+GVDk9eM0

〜試合開始!〜

柔道部1「いくぞ」

主「ククク、いい来るがよい!! 貴様のその頭を、俺のインフィニットブリ――」

 ヒョイッ

 バタンッ!



クラスメイト達「wwwwwwwwwwww」


先生「あい、1本。3本勝負だから覚えとけー」



男3「あ、あっけないwwwww」

男1「しかも……」

男2「台詞の途中に投げられたな……」

男3「wwwwwww」

転「」
494 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 15:26:21.54 ID:+GVDk9eM0
>>493 

主「ククク、いいだろう、来るがよい!! 貴様のその頭を、俺のインフィニットブリ――」

でした。誤字すいません。
495 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 15:33:05.60 ID:+GVDk9eM0



主「ク、ククク、その程度で勝ったと思ったか!!!」

柔道部1「思った」

主「」

柔道部2「次、いくぞ」

主「いいだろう。貴様の弱点はもうすでにわかった!!!」



男3「弱点わかったらしいなwwwwwww」

男2「またはったりだろう」

男1「だなwwww」

転「がんばれでござる! 師匠!」



主「ククク、貴様の弱点……それは!!!」

 バタッ!

主「倒れた敵を、倒すことはできないことだ!!!!!!!!」

 といいながら、柔道の試合中に、自分から地面に背をつける姿は、まさにアホの極みであった。



先生「あい、柔道部1、あと1本で勝ちね」



主「な、なぜだ!!! 俺はコイツの攻撃をかわしただけだぞ!!!?」

柔道部1「おまえ……柔道のルールわかってないだろ」



クラスメイト達「wwwwwwwwwwwwwwww」

男3「さすがマキシマムwwwwwwwww」

男1「それはさすがにwwww」

男2「無いな……」

転「」
496 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 15:38:01.23 ID:+GVDk9eM0

〜放課後〜

男3「wwwwwwwwwww、やばいwww 思い出しても吹くwwww」

男1「笑いすぎだろお前wwww」

男2「まぁ確かにあれはひどかったなwww」

転「まさか……柔道の試合中に自分から倒れてしまうとは…」

主「」

男3「よし、そろそろ帰ろうぜ、みんな!」

転「了解でござる!」

主「いいだろう」

男1「そういや、部活終わったんだもんな」

男2「そうだな」
497 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 15:40:24.22 ID:+GVDk9eM0
男3「でも、文化部はまだやってんじゃないの?」

男2「だから……英語部は廃部になったって――」

男3「あれぇええ? そうだっけぇええ? 忘れ――」

 ガッ!

男3「ぐへえあっ! 金玉あああああ!!」


クラスメイト達「wwwwwwwwww」



男2「いくぞ」

男1「おうwwww」

転「」

主「」

498 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 15:46:50.99 ID:+GVDk9eM0
〜帰り道〜

男1「んじゃあ、俺達はこっちだから、じゃあな、主!」

主「さらばだ!」

転「さらばでござる!」

男3「じゃあな!!」

男2「じゃあな」



主「ふむ。俺だけ違う方向にアジトが存在するというのは少し不満だな」


〜主の家の前〜

主「ククク、やっとアジトについた!!」

女3「あ、主君……」

主「!?」

女3「あ……ごめん。いきなり」

主「構わんが、貴様と会話をするのは2年ぶりだな」

女3「そうだね……」

主「で、俺になんの用がある?」

女3「2年前の話になるんだけど、いいかな?」

主「それは無理だ。さらばだ――」

 グイッ

女3「ちょ、待ってよwww」

主「じょ、冗談だ」
499 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 15:56:09.38 ID:+GVDk9eM0
主「だが、なぜいまさら2年前の話など持ち込もうとするのだ?」

女3「……謝っておきたいことがあるから……」

主「あやまっておきたいこと……だと? 何だ?」

女3「……2年前のクリスマスの少し前のこと、覚えてる?」

主「二年前のクリスマスの少し前……、確か俺は、黒魔術を完成させていた……」

女3「いやwww そこじゃなくてさ」

主「む? 貴様に、クリスマスの日、二人で会えないか。といわれたのは覚えているぞ」

女3「そう、それ。……それについてなんだけど、ごめん……」

主「む? なぜ謝る?」

女3「……主君達が話してたの、聞こえたんだ」

主「?」

女3「クリスマスの日、私のところじゃなくて、他のところに行ってたんだよね……?」

主「……」

女3「でも、ただ単に、約束を破られたとしか思ってなかったんだ、私。でも、友達が危険な目にあってて、だから行ったんだよね」

主「ああ……そうだ」
500 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 16:06:09.67 ID:+GVDk9eM0
女3「勝手な思い込みで、約束破るなんて最低な人だ、って思ってたんだ」

主「……」

女3「だから、ずっと主君とは会話をしなかったし、近づこうともしなかった。でも、主君はそんな
の知ったことじゃなかったよね」

主「……」

女3「ごめん……、こっちが、利己的で最低な人間だった……」

主「ッフ、そうだな、確かにそうかもしれんな。だが、俺は貴様が最低な人間だとは思っていない。
そして、謝る必要もない」

女3「…え?」

501 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 16:14:32.83 ID:+GVDk9eM0
主「確かに俺は、奴らのところへ行った。友情が俺の身体を動かしたとでも言うのか? ククク!」

女3「……」

主「だが、亡き父は俺にいつも言っていた。『この世で一番大切なものは、友情と約束と愛情』だと」

女3「……」

主「……俺にとっては、貴様との約束も大切なものの一つであった。だがな、俺は考えたのだ」

女3「?」

主「友情は、一度途切れたら、そう簡単には戻らない。と」

女3「…?」

主「つまり俺が、友情を信じているあいつらのとこへいかなければ、俺とあいつらの友情は
途切れていただろう。ということだ」

女3「……」

主「それと同様に、約束を信じている貴様のところへ、俺が行かなければ、貴様と俺も仲も途切れる
だろう。そう考えた。最初から、こうなることは考えの内であった。俺は重要な選択をした……」

女3「……」
502 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 16:20:06.08 ID:+GVDk9eM0
主「俺は、結局答えを決めることができなかったのだ」

女3「え……?」

主「……だからこそ、だからこそ俺の身体は勝手に動いたのだ。どんなに大切な約束でも、口先で
きれいごとをいっても、結局は本音が身体を動かすのだ」

女3「……」

主「だから、俺の身体は、友情に動いた……。結局、俺の中でどんなものより、友情が大切だったのだ」

女3「……そっか……」

主「だが、俺は貴様のことをどうでも良いと思ったことはない」

女3「!」

主「では、俺はカオスエンペラーを読まねばいけないのでな!! クッハッハ!!」

 ガチャッ

 バタン!


女3(主君……そういうところは、考えてたんだな……)
503 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 16:22:00.21 ID:+GVDk9eM0
やっと主の本音が書けた嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼! やっとここまでこれた。

っていうことで、30分ほど休憩です。
504 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 16:27:13.39 ID:+GVDk9eM0
ククク、だが、30分も休みはいらなかったようだ。3分で十分だったぜ!

よし、がんばります
505 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 16:31:51.09 ID:+GVDk9eM0
〜次の日〜

男3「ぎゃあああああああああああ!!!」

男2「朝からうるさい奴だな……」

男1「どうしたwww」

転「」

男3「やっべえええ!」

男1「だからどうし――」

男3「今日俺ノーパンだよ、ノーパン!!!」


クラスメイト達「wwwwwwwww」


男1「大声で言うなwwwww」

男2「wwww」

主「」

転「」

506 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 16:37:14.14 ID:+GVDk9eM0
男2「何をどう間違えれば、ノーパンになるんだ……」

男1「まったくだよなwww」

主「俺のパンツを貸してやろう。このパンツには、インフィニットブリザードの力が封印され――」

男3「いらねぇよ!!!」

転「wwwwww」

男1「wwwww」

男2「wwwwwww」

男1「てか、次の授業はやく行こうぜ」

男2「ん、次の授業は何だ? 教室にクラスメイトがほとんどいないから、移動教室だってことは
わかるが」

男1「調理実習じゃなかったか?」

男3「調理実習きたあああああああ!!」

男2「ノーパンは参加できないぞ」

男3「ええええ! 嘘おお!?」

男1「嘘にきまってんだろwwwww」

男3「」

転「wwwwww」

主「では、早く行くとしよう」

男2「だな」
507 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 16:39:55.44 ID:+GVDk9eM0
すいません。なんか、詰んできたのでまた夜に来ます。それでは!
508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2011/08/15(月) 16:40:34.81 ID:6Tfld/Hto

頑張れ
509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/15(月) 16:53:39.24 ID:9PjjQIXDO
>>1はもうこなくていいよ
最後まで書き溜めするまではこなくていいって事だからね
べっ別にフルティンでワッフル待機してるわけじゃないんだからね
待たせるのはこれで最後にしてよね!って言いたいだけなんだからね!勘違いしないでよね!!
分かったらさっさと書いてよね!いつまでも待たないんだからね!!
510 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 18:27:37.49 ID:+GVDk9eM0
最後までは、さすがに書き溜めれないので、切りのいいところまで書き溜めて投下したいと
思います。
511 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 18:28:27.33 ID:+GVDk9eM0
では、投下します。


〜調理室〜

調理担当の先生「――ということで、今日はエビの天麩羅と、ピラフを作ってもらいますが、油には十分注意して――」




男3「こ、股間がスースー……」

男1「ブッッwwww」

男2「おいっばかっ!」ヒソヒソ

転「あの先生怒らせたらまずいでござる」ヒソヒソ

主「」



調理担当の先生「おい!!! あたしが説明してんのに、なに笑ってんだ!! お前ら、ちょっとこい」



男1「は、はい!」

男3「」ハハハハ

男3(終わった……)

男3(ってこれ……前にも(以下略))

512 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 18:28:56.08 ID:+GVDk9eM0

〜10分後〜

調理担当の先生「――わかったかぁ!!」

男1「は、はい……す、すみませんでした」

男3「わ、わかりました……、だ、だからこれ以上は…い、痛いです……」

調理担当の先生「わかればいいです。戻ってください」


クラスメイト達「」



女3(こ、怖……)



主「あれほどの能力を秘めているとは…!」

男2「恐ろしいな……」

転「」

513 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 18:29:21.29 ID:+GVDk9eM0

〜調理開始〜

主「よし、では、俺が天麩羅を揚げよう」

男3「じゃあ俺もwwww」

男1(よりによって…)

男2(一番ダメそうなメンバーが……)

転「」



主「では行くぞ、男3よ!!」

男3「おkwww」

主「まず、このプリントからすると、まず、エビと小麦と卵を用意するらしいぞ」

男3「でも、このプリント、破れてるぞwww 他の班のプリント見せてもらおうぜ」

主「いや、心配するな。俺は天麩羅を5年間作り続けている!!」

男3「おお、じゃあ作るかwwww」

主「ああ!」
514 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 18:30:00.24 ID:+GVDk9eM0



男1「よし材料は確認できたぞ」

男2「順調だな」

転「そうでござるな」

男1「次、野菜切るぞ!」

男2「おう」

転「了解でござる!」



主「ふむ。材料は完了だ。プリントを見ろ。他に何か書いてあるか?」

男3「え、見る必要なくね? 5年間作ってるんじゃないの?」

主「い、一応だ」

男3「wwwwwww」

男3「えっと……ほとんど破れてるんだけど、卵と小麦粉を混ぜる。んで……あれ、破れてる。そんで、エビ揚げるんじゃね?www」

主「ククク、そうか。ならば卵と小麦粉を混ぜろ! 俺はその間にエビを揚げる!」

 このときすでに、主と男3は、天麩羅に衣が着いていることを忘れていた。
515 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 18:30:39.70 ID:+GVDk9eM0



男1「よし、野菜が切れたな」

男2「だな」

転「次はどうするでござるか?」

男1「次は、鍋にバターを溶かして、野菜をいためるらしい」

転「了解でござる!」

男2「了解だ」



主「ククク、5匹ともあがったぞ!」

男3「おお! よくやったwww」

主「次は……」

男3「主、待て! プリントをよく見ろ!」

主「む!?」

男3「ここに、よく混ぜるって書いてあるけどいいのか?」

主「よ、よく混ぜる……だと?!」

男3「そ、そうだ。これがどういう意味かわかるか!!!?」

主「つまり、このエビ5匹と、その卵と小麦粉を混ぜたものを融合させ、カオスジェネレーションを起こすということか!!!」

男3「wwwwwwwwwwwwwww」

男3「た、多分そうだwww」

主「任せろ!!」

 主は、そういうと、あがったエビを手で掴み、衣になるはずだった、卵と小麦粉を混ぜたものの中に入れた。

 グッチャグッチャグッチャ
516 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 18:31:34.36 ID:+GVDk9eM0

主「はぁ…はぁ……」

男3「もっと混ぜろ!! よく混ぜるって書いてあるだろ!!」

主「ククク、言われなくともな!!」

 グッチャグッチャグッチャ


男1「よし、野菜は炒めたか?」

男2「おう」

転「完了でござる!」

男1「じゃあ、コショウと塩、振ったか?」

男2「ああ、振ってあるぞ」

男1「じゃ、ラストスパートだ」

転「おおお!」

517 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 18:32:17.35 ID:+GVDk9eM0



主「」

 グッチャグッチャグッチャ

男3「うおおおお! もっと熱くなれwwwww」

主「了解だ!!!!」

 グッチャグッチャグッチャグッチャ!

主「はぁ……はぁ……完成……だ!!」

男3「うし! あとは皿に盛るだけだな!」

主「ああ、そうだな」

 ドロッ

 完成した“てんぷら”は、もはや原型を留めていないものだった。例えるなら、固まっていないセメントのようなものだ。

男3「あれ……てんぷらってこんなんじゃなくね?wwwwww」

主「」
518 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 18:32:48.89 ID:+GVDk9eM0




男1「よっしゃ! できたぞ!! よくやった、お前ら!」

男2「ふぅ……意外と疲れるものだな。調理実習も」

転「そうでござるな。修行とはまた別の疲労でござる」

男1「よし、じゃあ、男3達が作ったてんぷらも、ここにおいてくれ」



男3「」

主「」

男3「置くしか……ないのか…?」

主「」コク

男3「あ、ああ! わかった! 俺達の“てんぷら”も置くぜ!」

 トンッ

男1「」

男2「」

転「」

主「」

男3「」
519 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 18:33:22.68 ID:+GVDk9eM0

男1「な、何かの冗談だろ?wwww」

男3「wwwwwwwwwwww」

男2「wwwww」

転「wwwww」

主「クッハッハッハ」

男3「………冗談じゃないです」 

男2「」

男1「ちょ」

転「」

主「」

男1「こ、これのどこがてんぷらなんだよ」

男3「こ、こことかじゃねwwwww」

 男3は、潰されて粉々になったエビの尻尾を指す。

男2「……」

男1「……」

転「」

男1「やっぱり……こいつらにまかせた俺達がばかだったのかな……」

男2「そうなるな……」

転「」

主「」

男3「」
520 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 18:33:48.69 ID:+GVDk9eM0





〜放課後〜

男3「wwwwwwwww、てんぷらwwwwww」

男1「wwwwwww」

男2「wwwwwww」

転「wwwww」

主「」

男3「悪かったなwwww 主にまかせてたらああなったwwwww」

男2「まったく……」

男1「まかせるなよww」

主「」

転「師匠……」

521 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 18:34:23.89 ID:+GVDk9eM0



男2「……そろそろ、俺は帰るぞ」

男3「俺もー」

転「あ、拙者も帰宅するでござる!」

男3「男1は?」

男1「あー、俺、卒業アルバムに載る写真とるんだわ。んで、写真とる人が来るまで待つ」

男3「え、写真ならもう撮ったじゃんwww 何枚も写りたいのかよwwww」

男1「ちげぇwww サッカー部でだよww 運動部は今日撮るって言ってただろwww」

男3「あ!! それなら俺もじゃん!! テニス部で写真撮るんだ!!」

男2「……アホだ」

転「」

男2「じゃあ、マキシマムは?」

主「俺は探し物の続きをするのでな」

男2「そうか。……最近、なにを探してるんだ?」

主「消しゴムだ」

男3「wwwwwwwどうでもよすぎwwwww」

男2「まぁ、俺と転は帰るからな」

主「……うむ、了解した」
522 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 18:35:02.42 ID:+GVDk9eM0




男1「……ところで主」

主「む?」

男1「最近、ボッチ変わったよな」

主「変わった……だと?」

男1「ああ。なんか、ボッチに友達ができ始めてきたような気がするんだけど」

男3「確かにwww 今日も、キョロ充とオタク1とボッチの三人、ずっと一緒にいたよなwww」

男1「だな。奇抜な組み合わせだけどなwww」

男3「wwwwwwwww」

主「……俺はなにもしていないぞ」

男1「本当か?」

主「ああ、本当だ。強いて言えば、俺の父があいつを変えたとでも言っておこう」

男3「意味わからんwwwww」

男1「wwww」
523 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 18:35:39.55 ID:+GVDk9eM0




「次は、サッカー部の写真撮影です。指定された場所に、集合してください」



男3「お、召集掛かったじゃん」

男1「だな。んじゃあ、行ってくるわ。そのまま帰るけどな」

男3「おk。じゃーな」

男1「じゃあな!」

主「さらばだ」

男1「おう!」

 タッタッタッタ
524 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 18:36:05.75 ID:+GVDk9eM0




男3「………」

主「………」

男3「……なぁ主」

主「む? 何か問題でも生じたか?」

男3「いや、聞きたいことがあるだけwww」

主「む、なんだ?」

男3「一年生の時、お前の両手について話してもらったよな?」

主「両手……?」

男3「うん。ボール投げとか凄い、って話、したじゃん。――ストーンブリッジだっけ?」

主「……ストーンブリッドのことか?」

男3「あーそれそれwww」

主「それがどうしたのというのだ?」

男3「その能力ってさ、凄いのはわかったけど、リスクとか、デメリットとか無いの?」

主「なぜそのようなことを聞くのだ? ついに貴様も魔界に興味――」

男3「もってねぇwwww いや、だってさ。あまりにも凄いじゃん、主の投げる能力。
少年漫画とかだったらさ、絶対代償とかあるじゃんwww」

主「……俺が、少年漫画に見えるか?」

男3「そういうことじゃねぇwwwwwwwwww」



「次は、男子硬式テニス部の写真撮影です。指定された場所に、集合してください」



男3「お、キターーー! 行って来る! じゃあな、主」

主「うむ。さらばだ」

525 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/15(月) 18:37:11.19 ID:+GVDk9eM0
投下終了。

結構書き溜めたと思ったらそうでもなかったでござるの巻。

みてくださってる方はありがとうございます。
書き溜めたらまた来ます。
526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [saga sage]:2011/08/15(月) 20:15:45.28 ID:vtCsgfyh0
ひさしぶりに来たら三年になってる件……
今から部活編から読まんと……
527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/15(月) 23:10:59.41 ID:fn53kB0c0
女3まだー?
それにしても男1はモテるな

(owo)<ウェーイ
とりあえず乙
528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) :2011/08/15(月) 23:29:05.01 ID:dwfAjEfAO
いいね
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/08/15(月) 23:38:32.75 ID:14vPFGBAO
仕方ない
女3は俺が慰めておくとしよう
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/15(月) 23:40:47.22 ID:rOn0JG2SO
お前にはビッチ1がいるじゃないか
それはそうとボッチと友達になりたい
531 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/08/16(火) 00:27:45.89 ID:/UBtYdRC0
すいません。やらなきゃいけないことが結構あるので、これから更新頻度下がります><;

いまのところ、書き溜めはできていないので、少しずつためて投下したいと思います。

みてくれてる方、すいません。そして、ありがとうございます。

レスもありがとうございます。励みになります。
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/16(火) 00:48:37.58 ID:AH5sRMljo
楽しみにしているぞ
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/08/16(火) 00:55:07.41 ID:/Wjej7nAO
>>529
いや、俺の横で寝てるから
534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/08/16(火) 01:23:33.82 ID:C35EDdBI0
だな
俺もボッチと友達になりたいな  アイツハイイヤツ
535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/08/16(火) 01:24:58.50 ID:C35EDdBI0
おぅ! 自信を込めて待ってるぞ!! ガンバ!!b
536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/08/16(火) 01:47:17.21 ID:EJtSmIl80
>>533
お前の横で寝てるのはキョロ充だよ
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/16(火) 13:17:17.79 ID:Xz0/5JEGo
そういえば序盤に出てきた帽子男はどうなったのだろうか
538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/16(火) 14:43:54.79 ID:roY0yYK9o
>>537
俺も気になる
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/08/17(水) 03:23:59.08 ID:JHtrfugdo
両手の秘密ってやつだろうな

友情とか、馬鹿加減とかすごく笑わせてもらった。楽しみにしてる
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/17(水) 15:58:53.59 ID:xmhXeVXAO
>>539
そこを笑うとか腹黒いなwwwwww
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/18(木) 19:50:36.12 ID:OE2lgYHH0
そろそろストーンブリッド
そろそろ燃えないかなー?

つか燃える速さって時速何キロ位かね
542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/18(木) 20:06:58.48 ID:OE2lgYHH0
そろそろストーンブリッド
そろそろ燃えないかなー?

つか燃える速さって時速何キロ位かね
543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2011/08/19(金) 23:41:06.62 ID:GdhS2fdG0
遅いな
544 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) :2011/08/20(土) 02:05:44.46 ID:h+xsNh8AO
早くこいよ
545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/20(土) 03:25:03.24 ID:spW62ufAO
Ageんなゴミ
546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/21(日) 23:58:57.94 ID:kTb7f3jE0
>>545
ageる奴は大抵ゴミクズ
気にすんな
ゴミクズに何言ってもわかんねーよ

それにしても>>1まだか?
547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長崎県) :2011/08/22(月) 02:43:00.18 ID:UTYT+6DW0
女3に期待wktk
548 : ◆MJ8i8ClBa. [sage]:2011/08/22(月) 11:14:52.11 ID:/IbGx0YP0
>>1です。

レスしてくれたり待っててくれる方には感謝していますが、再開は早く見積もっても
9月くらいになると思います><;

再開したらまた見てやってください。
549 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/22(月) 18:26:11.22 ID:FLWgVq3Go
おいおいおい、いい加減にしろよ
こっちはずっと待ってるんだここの所気温が下がって寒いんだよ
早くしろったく、いつまで全裸で待てば賢者になれるんだ・・・・・・
550 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/22(月) 19:20:23.70 ID:fPH6L3dDO
ワロタ

>>1はゆっくり頑張ってくれ
551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/08/22(月) 19:57:09.73 ID:LY0ogSDAO
9月…だと…!?

まぁいいか女3は横で寝てるし
552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) :2011/08/22(月) 21:32:36.07 ID:vzkSrpd8o
>>551よく見ろ

横で寝てるの男3だぞ
553 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage]:2011/08/22(月) 21:46:26.30 ID:hUaPRWJmo
女3?あぁ今俺の事踏んでるけど?
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/22(月) 21:55:39.27 ID:FLWgVq3Go
>>553
それはお前、DQN1だぞ
555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(熊本県) [sage]:2011/08/23(火) 00:41:37.79 ID:+0jJtKyIo
>>552
残念だったな男3は俺の横で寝てるぞ
556 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/23(火) 02:32:01.76 ID:XlzAIYcn0
>>555
よく見ろそれはキョロ充だww

※今男3は姉に監禁されてます
557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/23(火) 03:27:34.60 ID:3gn0VCkAO
このSSの人気に嫉妬
558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(熊本県) [sage]:2011/08/23(火) 03:48:31.12 ID:+0jJtKyIo
>>556
残念だったな俺は男ならなんでもいいんだ
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/23(火) 12:04:43.11 ID:X9gR7Owro
>>554
なにいってんだよ。ビッチ1だろ
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/23(火) 22:50:00.56 ID:XJUGlwaL0
>>558
ガチホモかよwww

ちなみに転は武者修行に行って迷子になってなぜか俺んちにいます
561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/08/24(水) 17:23:25.70 ID:BHSnH6bSo
このSSになんで惹かれるのかと思ったら
「うっ、鼻血が」みたいな表現なんだと気付いた
562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/08/24(水) 23:32:22.98 ID:K1zOfATAO
>>561つまりどういうことだってばよ
563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/08/25(木) 04:31:24.18 ID:/Sl2D/G5o
>>562
全てに魅力感じるんだよいわせんな恥ずかしい
564 : ◆MJ8i8ClBa. [saga sage]:2011/09/01(木) 11:37:46.17 ID:2pIorm9D0
一応生存報告です。
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
565 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/05(月) 22:56:02.32 ID:rnuafgN00
今週の土日に投下しようかと思います。
566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2011/09/05(月) 23:25:02.45 ID:yF4tqIB5o
遂にこの時が来たか・・・
567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/09/06(火) 00:03:31.81 ID:Rcn5PRiAO
ククク、待ちわびたぞ
568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/06(火) 23:00:25.52 ID:m2NBTbXSO
なんだか土日がいつにも増して遠く感じるよ…
569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/09/08(木) 21:43:49.49 ID:jp1exnB80
少し早いですが、はじめたいと思います。

書き溜めは少しもないので、遅れるかと思います。



主「ふむ…俺も帰るとするか」


〜帰り道〜

帽子男「………」

主「!」

帽子男「やあ、主君。久しぶりだね…」

主「貴様…何者だ!!!」

帽子男「え、帽子男だけど…」

主「ふむ。新手の詐欺とはこういうものか」

帽子男「違うよwwwwwwww」

主「ククク…冗談だ。貴様のことは覚えているぞ」

帽子男「なら、話は早いね。僕の研究所に来てくれるかい?」

主「む?」

帽子男「だから、僕の研究所に――」

主「なぜだ?」

帽子男「なぜ…って……昔にも一度きたことがあったよね…」

主「うむ」

帽子男「そのときは普通に来てくれたよね?」

主「うむ」

帽子男「じゃあ、今回も来てくれないかい?」

主「ふむ…では聞こう」

帽子男「?」
570 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/08(木) 21:50:54.26 ID:jp1exnB80
主「俺はお前に会ったあの日から気になっていたのだが、なぜ俺の名前を知っていた?」

帽子男「……」

主「そして、なぜ俺を研究所とやらに連れて行ったのだ? とても偶然とは思えぬのだ」

帽子男「……」

主「貴様は重要な何かを隠しているのではないのか?」

帽子男「へぇ……主君もアイツに似て、察しがいいね」

主「……?」

帽子男「確かに僕は隠し事をしていたね」

主「だろうな。俺の煌きし、二つ目の心がそう言っているからな」

帽子男「」

主「」

帽子男「僕は、主君……君を変えるために研究をしてきたんだ」

主「……む?」
571 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/08(木) 21:54:53.55 ID:jp1exnB80
帽子男「あの、別世界のような物。アレが君を変える鍵だ」

主「何を言っている? 貴様はわけがわからん」

帽子男「ああ…ごめんごめん」

主「……」

帽子男「僕は、君に人間として完成してほしかったんだ」

主「人間として完成? なにを言っている。俺は神をも超える存在のはずだが?」

帽子男「」

主「」

帽子男「」

主「人間として完成する……か」

帽子男「うん」

主「どういうことだ?」

帽子男「君は、命を大切にすることを知らない」

主「………?」
572 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/08(木) 22:00:51.20 ID:jp1exnB80
帽子男「君はうすうす感づいているんだろうな」

主「む? 何を言ってるのかまったく理解できぬが?」

帽子男「君の両手」

主「…………」

帽子男「それが普通の人間が持っている能力だと思っているのかい?」

主「…いや、これは我が一族の能力だが?」

帽子男「いや、聞き方が悪かったね」

主「……?」

帽子男「その両手の能力が、普通の人間の身体に影響がでないものだと思っているのかい?」

主「…!」

帽子男「もう、そろそろわかってきているんだろ?」

主「……」

帽子男「その両手、あんまり全力で動かすと死ぬよ」

主「…む? 何をいっているww 面白いことを言うではないか」

帽子男「……」

主「クッハッハッハ!」

帽子男「冗談ではないよ」

573 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/08(木) 22:05:28.95 ID:jp1exnB80
主「…なんの話だ?」

帽子男「……君の身体にもうすでに影響がでているだろうな」

主「……」

帽子男「どうやらなんとなくはわかっているようだね。その能力のリスクについて、何を教えてくれなかったのかい? アイツは」

主「さっきから、アイツアイツと言っているが、誰のことをいっているのだ?」

帽子男「……よく、僕の顔を見てみればわかるかもね」

主「………」

帽子男「わかったかい? 僕は君の父親の弟だ」

主「!」
574 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/08(木) 22:14:23.48 ID:jp1exnB80
主「貴様が、亡き父の弟だと?」

帽子男「ああ、そうだ。アイツは死ぬ前、僕にこう言った」

主「?」

帽子男「“息子を頼んだ”とね」

主「……」

帽子男「アイツは、僕を信じきり、君のことを任せた。きっと、君に正しい生き方をしてほしいとでも言いたかったんだろうね」

主「ふむ」

帽子男「でも、アイツの言う正しい生き方なんてくだらないものだよwww」

主「……?」

帽子男「狂っていると思うよ。命を削ってまで、大事な人とやらを守れとかwwwwww」

主「………」

帽子男「そんなことをしょっちゅう言っていたね。何の茶番だって話だよ」

主「………」

帽子男「でも、僕はそんなくだらないことに賛成はしない。そんなくだらない死に方をするのは全然正しいとは思わないね」

主「……」

帽子男「命を大事にすることこそ正しい生き方だ。それが一番幸せな生き方だろうと思う。つまり、今の君は命を無駄にしてるんだ。命を削って、くだらないことに能力を使ってしまってるんだよ」

主「ククク、何を言っている」
575 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/08(木) 22:21:30.23 ID:jp1exnB80
帽子男「ん? どうやら僕の言っていることに同意は示していないみたいだね」

主「うむ」

帽子男「やっぱり君はアイツに育てられて、洗脳されてるんだね。その気持ち悪い口調といい、殆どがアイツに似ている」

主「それは悪いことなのか?」

帽子男「まぁ…僕にとってはね。正直僕は、アイツのことを全て否定しようと思っている。だから、君のことも否定することになるかもね。アイツを見ているとムカツクんだ。どうしようもないくらいにね」

主「……」

帽子男「アイツが死んでもなお、アイツの考えが生きてると思うといても立ってもいられなくなってね。だから君に正しい人間のあり方を教えてやろうと思ったんだ。そして、僕は研究した」

主「……」

帽子男「あの機械は、自分の想像する能力を全て実現させることが出来る。そして、あの機械の中なら、能力を使って、仲間を守るなんてくだらないことだってなんでもできる」

主「ふむ…」

帽子男「でも、能力を使うごとに寿命が減るんだ。もちろん現実の寿命には影響しないけどね。でも、それで命の大切さっていうのを教えてやろうと思っているんだ」
576 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/08(木) 22:27:17.57 ID:jp1exnB80
主「ククク、ふざけたことを抜かすでない」

帽子男「何を言っているんだい? ふざけたことなんてひとつも言っていないよ」

主「俺は研究所には行かない」

帽子男「なぜだい? 君は命の大切さをわかっていない」

主「ッフ、命の大切さなどは知ったことではないが、他の大切さを知っているのでな」

帽子男「そうやって君はくだらないことに能力を使い続けて死ぬんだよ。わかっているのかい?」

主「クククッハッハ! 面白い!」

帽子男「面白い!? 何が? 死ぬことがかい?」

主「クククク」

帽子男「……」

主「いや、そうではない」

帽子男「?」

主「貴様が言う、くだらないことに能力を使い、死ぬこと。上等ではないか」

帽子男「バカか? 君は。本当にくだらないことに使って死ぬのが面白いわけないだろう! もっと
命を大切にしようと思わないのかい!?」
577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/08(木) 22:31:13.67 ID:fMaeYF46o
まさかの複線回収
578 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/08(木) 22:44:39.24 ID:jp1exnB80
主「俺がやっていることが本当にくだらないこと?そう思っているのなら勝手にそう思っているが良い。」

帽子男「……?」

主「くだらないこと。そんなのは価値観の問題だろう。くだらないこととそうじゃないことの区別
くらい、とっくについている」

帽子男「よくわからないね…」

主「わからないならお前に質問をしよう」

帽子男「?」

主「仮に貴様が、自分が信じた人間の全てを継ぎ、生きていくとしよう」

帽子男「…」

主「だが、その先に大きな壁があることに途中で気づくのだ」

帽子男「…?」

主「たどりついた先に、自分が引き継いだ考えかたや思想が通用する環境がないかもしれないと」

帽子男「………」

主「そして、予想通りそんな環境が無かったとしよう。どうなると思う?」

帽子男「……それは……浮いてしまうね」

主「そう。浮くのが普通だ。孤独、そして悩み、そんなものが毎日、頭の中を回る」

帽子男「そうだね」

主「だが、そんななか、一つの手が差し伸べられたら?」

帽子男「?」

主「浮いてしまってる中、一つだけ、それを認めてくれるものがあったらどうだ?」

帽子男「……」

主「当然孤独に悩まされる人間は、それに飛びつくだろう」

帽子男「そうかもしれないね」

主「たとえ、飛びつかなかったとしても、外面に出さなかったとしても、それは嬉しいことだ。
本当に嬉しいことだろう」

帽子男「………」

主「貴様もそう思うだろう…?」

帽子男「……そ、それは………」

主「俺はそうだった。それが、どんなに嬉しくて、気持ちが楽になるのか、貴様にはわからないだろ
う」

帽子男「……」

主「俺は、そんな奴らのために自分の全てをかける。たとえ、そいつらが俺を信じていなくても、
頼りないと思っていても関係ない」

帽子男「理解できない!」

主「そうか。貴様には仲間がいないのか?」

帽子男「………」

主「一生ついて行こうと思った仲間がいなければわからないだろう」

帽子男「……」

主「では、俺は行くぞ。貴様のくだらぬ話に付き合っているならダークエンペラーを読むほうが楽し
いのでな」
579 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/08(木) 22:49:43.42 ID:jp1exnB80
>>578 カオスエンペラーですた。


帽子男(……そういうことだったのか。僕は嫉妬って奴をしていたのか……。仲間がいる兄を嫉妬し、
仲間のためになんでも尽くせる兄が羨ましかったのか……。むかついていたんじゃなく……
だからたった一人の高校生のために……研究をして……そうだよな。あんなに研究に執着すること
なんて………)
580 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/08(木) 22:50:58.48 ID:jp1exnB80
今日はここらへんで終了! 複線的な何かを回収できますた。

これからも完結までよろしくお願いします。
581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) :2011/09/08(木) 23:15:52.00 ID:1ji3CQuAO
面白す
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/09/09(金) 01:47:44.09 ID:DJurSf0uo
人間として完成してたな
583 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/10(土) 22:05:08.77 ID:YfSKrmHC0
〜次の日〜

男3「っていう話を聞いたんだけど、めっちゃ受けるよなwwwwww」

男1「」(失笑)

男2「くだらん」

男3「え」

転「」(苦笑)

男3「ひどすwwwwwww」

 ガラッ

主「クッハッハ!」

男1「よう主」

男3「マキシマム登場うう!」

男2「ww」

転「師匠!」
584 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/10(土) 22:21:17.04 ID:YfSKrmHC0
〜放課後〜

男1「んじゃ、俺はちょっと用事あるから帰るわ」

男2「ああ」

男3「あれれー? 彼女さんと何かあるんですかねぇ?」

男1「じゃあな!」

主「うむ」

男3「あれれのれー?ww」

男2「じゃあな」

転「さらばでござる!」

男3「」

転「拙者も、妹と少し約束があるので帰るでござる!」

男3「あ…俺も帰るわ…」

男2「じゃあな、転」

主「さらばだ転よ」

男3「」



男2「みんな帰ったな」

主「うむ」

男2「マキシマムに聞きたいことがあるんだが、いいか?」

主「む? なんだ? 貴様も遂に魔界に興味を――」

男2「いや、まったく持っていない」

主「」

男2「聞きたいことっていうか、一年生の時に聞きそびれたことなんだがな」

主「む? 聞きそびれたことだと?」

男2「ああ」

主「なんのことだ?」

男2「あのときのことを覚えてるか?」

主「む? 魔界で大激闘を繰り広げた時のことか?」

男2「そんな記憶ねぇよwwww」

主「」

男2「キャンプの時のことだ」

主「む?」

男2「俺達、一回停学になっただろ。そのときに行ったキャンプの時…」

主「む……確かにそんなことがあったな」

男2「そのとき、俺とお前は一緒に行動してたのを覚えているか?」

主「……?」

男2「熊に追いかけられてた時だ」

主「ふむ……そうだな」

男2「そのとき、俺はお前に厨ニ病について聞いたよな」

主「……そうだな」

男2「それで、ちょうど熊に見つかって、話が途切れた。だから、そのつづきを聞きたくてな」
585 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/10(土) 22:29:56.67 ID:YfSKrmHC0
主「……いいだろう。俺は貴様にどこまで話した?」

男2「中学生になって、時は満ちた。とまで聴いた記憶があるな」

主「ふむ」

男2「そこから話してくれ」

主「いいだろう」

男2「まぁ、話せる範囲でいい」

主「了解した。………俺が中学生になるころ、俺の父は亡き者となった……」

男2「死んだってことか……?」

主「うむ」

男2「……そうか……続けてくれ」

主「俺が生まれて間もないころ、我が母がいなくなったというのは知っているな?」

男2「ああ、昔聞いたな」

主「その理由から説明しよう」

男2「……」

主「もともと、我が家は、借金というものを背負っていたらしい」

男2「……」

主「それは、少しの時間で返せるものではなかったらしい。我が両親は、その借金を返すため、懸命に働いた」
586 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/10(土) 22:44:07.05 ID:YfSKrmHC0
主「しかし、その努力は中々報われず、ついに子までもができてしまった」

男2「マキシマムか……」

主「うむ。そうだ。子が生まれてしまったことにより、生活への負担は大きくなり、借金を返すこと
が難しくなっていった」

男2「……」

主「そして、遂に俺の母は夜逃げをした。――そう、思っていた」

男2「…? どういうことだ?」

主「借金を返す生活によって衰弱し、やつれていく母を見た父は、家から出るように言ったらしい」

男2「……」

主「父が借金を一人で返済し、それが終わった頃にまた一緒に暮らそう。そういった」

男2「……」

主「その後、父は俺を一人で育てた。一時期は借金取りが家に来たりもしたらしいぞ」

男2「マジかよ」

主「しかし、俺の父はあきらめなかった。借金を返すのが遅すぎて、暴走族のような連中が家に訪問
し、押し入ろうとしたときは、最終手段として、ストーンブリットを使ったりなどし、なんとか返済
に成功した」

男2「大変だな……」

主「返済が完全に終わった頃、俺は中学生に進学していた」
587 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/10(土) 22:59:09.88 ID:YfSKrmHC0
主「だが、それと同時に父はこの世を去ったのだ。35歳という若さであった」

男2「……過労死って奴なのか?」

主「いや、原因はストーンブリットだと言われている」

男2(ストーンブリット?)

主「そして、結局、父と母が一緒に暮らすことはなかった……」

男2「……」

主「だが、今話したことの殆どは父の日記に書かれていたことだ。事実かはわからぬ」

男2「……本当の話っぽいがな……」

主「そうだな。では、つづきを話そう」

男2「ああ」

主「父が亡き者となった後、俺は母方の叔母と一緒に暮らすことになっていた」

男2「なっていた?」

主「うむ。だが、俺は無理を言って、実家で暮らすことにしたのだ」

男2「……」

主「父と一緒に暮らしたことが忘れられなくてな」

男2「そうか……」

主「うむ。そうだ。父のことを忘れることができなかった俺は、さらに、父の遺品を家に残した」

男2「……」

主「そのせいで家の中は相当汚かったがな……。ナマコは俺の父が飼っていたものだ」

男2「そういうことだったのか……」

主「……だが、それでも寂しかったのだ。父が消えてしまったことが」

男2「……」

主「だから、俺は父の全てを受け継ぐことにしたのだ」

男2「……?」

主「その証拠に、この口調は父のものだ」

男2「……!?」

主「ずっと忘れられなかったのだ。俺は父のことを」

男2「それでお前は……普通の厨二病とは違うんだな……」

主「まぁ……そうなるかもしれんな」

男2「なら……二年前に俺達が試みたことは、無意味なことだったんだな」
588 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/10(土) 23:07:14.27 ID:YfSKrmHC0
主「?」

男2「俺達がお前に近づいた理由は、お前の厨ニ病をやめさせるためだった」

主「なん…だと!? 魔界の使者に憧れていたのでは――」

男2「ねぇよ」

主「」

男2「wwwww」

主「……そして、最近になって、気づいたことがある」

男2「?」

主「俺がいままで母方の叔母だと思っていた人物は、俺の実母だということに」

男2「!?」

主「俺は父の遺品の中で、色々な写真を見つけたのだ。その殆どが、いままで叔母だと思っていた
人物と俺と父が写っているものだった……。それで確信したのだ」

男2「……」

主「つまり、俺は母から生活費を貰っていたということになるな……」

男2「そうか……。きっと気まずいんだろうな」

主「む?」

男2「夜逃げした母親と一緒に暮らすなんて無理なんだろうと思ってるんじゃないか、ってことだ」

主「……そうかもしれないな」

男2「……」

主「俺の話は以上だ。どうだ? 貴様も魔界の使者に――」

男2「ならねぇよwwww」

589 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/10(土) 23:08:41.84 ID:YfSKrmHC0
今日はここまでです。
これからは確実に終了に近づけて行きたいと思いますのでよろしくおねがいします!

結構放置してしまっていたので、見てくれる方がいるか心配ですが、
見てくれてる方は本当にありがとうございます。

図々しいことかもしれませんが、ぜひ完結までお付き合いください!
590 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/09/10(土) 23:15:17.10 ID:kMkOdQRto
楽しみにしてるよ!
591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/09/10(土) 23:22:16.10 ID:ET0lHXWzo
592 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/09/11(日) 11:43:46.17 ID:be5XxUsAO
更新が楽しみ
593 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/09/11(日) 23:02:20.25 ID:8uCVSJpS0
男2「じゃあ、俺は帰るな」

主「うむ。さらばだ。くれぐれも魔物に気をつけることだな」

男2「意味わからんwwwwwwww」

主「」

男2「てか、マキシマムは帰らないのか?」

主「うむ。俺は職員室に用があるのでな」

男2「そうか。またなんかやらかしたのか?」

主「」

男2「図星かよwwwwww まぁ、俺は帰る。じゃあな」

主「さらばだ」



〜職員室〜

先生「本当にお前がやったんじゃないんだな?」

主「そうだと言っているだろう。貴様は猿か?」

先生「でも、お前を見たといっている生徒が多数いるぞ」

主「ククク、何を言ってる。この俺が窓ガラスなどというくだらない物体を破壊するわけがないだろう」

先生「」

主「つまり……俺ではない!! クハハハ!」

先生「」

主「ッハッハッハ!」

先生「もう、帰ってくれ」

主「」


 ガラッ


主「ククク、俺のに疑いをかけるとは愚かな猿だ」
594 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/11(日) 23:08:37.91 ID:8uCVSJpS0
酉付け忘れてた。


〜廊下〜

主「帰ったら魔術の練習でもするとしよう……」

 タッタッタ……

主「む? 足音が聞こえる……」

 タッタッタッタッ

主「ま、まさかっ!!!! エリアン!?!!?!?!」

 バッ!

女3「…………」

主「」

女3「またこのパターン……?」

主「ク……ククク……」

女3「」

主「そ、それより、俺に用か?」

女3「いや…用はないんだけど……ちょうど部活おわったところなんだ…ww」

主「ふむ。そうか」

女3「うんw」
595 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/11(日) 23:16:27.56 ID:8uCVSJpS0
主「まぁ……帰るとしよう。魔界の使者として、時間を無駄にするわけにはいかないのでな」

女3「えっ…? あ、うんww そうだね」



〜帰り道〜

主「……もうすっかり夜になってしまったな」

女3「そうだねー」

主「……………」

女3「……と、ところでさ」

主「む? なにか問題でも生じたのか?」

女3「いや……まぁそんな感じなんだけど……」

主「ま、まさかもう悪魔がこの世界にっっっ!?」

女3「そんな危機じゃないから大丈夫……」

主「そうか……。では何だ?」

女3「えっ……と……あの、あ……」

主「む? どうしたのだ?」

女3「主君に……聞きたいことが、あ、あるんだ……けど……ね」

主「どうした? 顔が紅色に染まっているぞ?」

女3「えっ!? そ、そうかな?ww」

主「うむ。まったくもって」

女3「な、なんでもないよ…! 主君ってさ」

主「む?」

女3「わ、私の事を……………どう思ってる……の?」

主「………!?」
596 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/11(日) 23:18:44.58 ID:8uCVSJpS0
すいません。明日朝が早いので寝ます。

全然進められなくてすいません。


見てくださってる方はありがとうございます。
597 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/12(月) 01:10:09.29 ID:+oMbPP5DO
主の描きし物語に終焉が近付いているのは悲しい事だな…
598 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/09/12(月) 05:44:07.24 ID:mIsA42d40
限りなく魔界の理に近いこのSSを失うことは我ら魔族にとっても痛手であるな…
599 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/09/12(月) 21:56:05.98 ID:yLrmN6cAO
焦らすなよwwww
600 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/16(金) 21:43:47.83 ID:UJe5JDR80
すいません。少しさぼっていました。
完結できるか心配になってきました。
ストーリーは大体おkなんですが、全然シナリオが……
まぁかんばります。

>>599 すいません。焦らしました。


主「ククク、俺は貴様のことを人間だと思っている……」

女「………」

主「ッフ……俺は神聖なる魔族の一員だ。貴様のこ――」

女「ねぇ」

主「む? なんだ?」

女「真面目に答えてくれないかな……」

主「………」

女「………」
601 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/16(金) 21:56:26.43 ID:UJe5JDR80
主「……逆に聞こう」

女「え?」

主「貴様は俺のことをどう思っているのだ……?」

女「………そしたら、言ってくれる?」

主「む? 何をだ?」

女「私が、主君のことをどう思っているのか言ったら……主君も私のこと、どう思ってるのか……」

主「……いいだろう。契約を交わした」

女「うんww」

主「………」

女「率直に言うと、私は……主君のことが好きだよ……」

主「!?」

女「……//」

主「ど、どういうことだ!? 意味がわからぬぞ…!」

女「……だから……好きなんだってば……」

主「なん……だと!? な、なぜだ!?」
602 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/16(金) 21:57:44.06 ID:UJe5JDR80
女 ← 女3 にしました。 ほかにはもう女は出てこない予定ですので。
603 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/09/16(金) 22:06:24.32 ID:UJe5JDR80
女「わかんないよ……」

主「……」

女「気づいたら好きに……なってた」

主「……そういうもの……か」


ぐっはああああああああああああああああああ。
ヤバいです。挫折しそうです。
ちょっと、また明日来ます。
本当すみません。俺、やっぱりダメ人間でした。
見てくださってる方には本当にご迷惑をおかけします。
全然物語を展開させることができません……
また練りなおしてきます。本当すいません。
604 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/17(土) 08:50:24.27 ID:Myb7YocDO
成る程、魔翌力が暴走し始めているな・・・
これは番外編の流れ・・・!
605 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/09/17(土) 18:15:02.92 ID:iSk97NYAO
まさか…機関の手がここまで…?
ここは俺がくい止める!
だから>>1!はやく続きを!
606 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/09/20(火) 08:53:23.32 ID:ODqcq0GAO
>>1
俺と>>605でここはなんとか食い止める!

早く書くんだ!
607 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/09/20(火) 17:13:21.01 ID:JLSZjoeAO
早く男3を登場させるんだ
608 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/22(木) 23:27:15.89 ID:dEpBPR8SO
くっ…機関め、小癪な真似を…!
おい、>>1はまだなのか!?
>>605>>606と俺だけじゃもう保たないぞ!!
609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/09/23(金) 06:18:00.46 ID:gV6ROwoXo
一人でなにやってんだよきもちわりい
610 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2011/09/25(日) 16:32:56.44 ID:bUpL+JjAO
wktk
611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2011/09/28(水) 19:07:08.51 ID:idIcTgFk0
ついに投げられし作品になったというのか
612 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山陽) [sage]:2011/10/10(月) 14:20:50.92 ID:hRqDT6iAO
チラッ
613 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/10/11(火) 20:14:11.33 ID:xUzys8yAO
全く音沙汰なしかよ
614 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/10/14(金) 05:31:06.16 ID://o0Lh4to
広げた風呂敷畳めずにいなくなる人が9割を占めるこんな板じゃ
615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/10/16(日) 15:00:45.06 ID:XRHeItQ/o
1ヶ月か
616 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/01(火) 21:28:18.10 ID:l+SypP/s0
帰ってこい
なあ

こんなに楽しみにしている人が居るんだぜ?

サーバを移転しました@荒巻 旧サーバ:http://vs302.vip2ch.com/
617 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/11/03(木) 16:09:22.10 ID:pAZJEPrN0
主「そうか。ならば俺が貴様のことをどう思っているか教えてやろう」

女「……うん」

主「……………」

女「……………」

主「……お、俺は貴様のことなどどうでもいい」

女「え……」

主「なんとも思っていない。強いて言えば貴様のことをうっとうしいと思ったこともある」

女「………でも…前は――」

主「ククク、残念だったなwwwwww 恨みたければ恨め」

主「俺を恨むがよい、そして勘違いした自分を恨むのだ。クハハ! そして俺に一生近づくな!」

女「……そうだったんだ……うっとうしくてごめんね……」

主「…………」

女「本当に……勘違いしてた。主君が少しでも私に好意を持ってくれてるって……思ってた……」

主「…………」

女「でも、違うんだね。ただ私が勘違いしてて……本当にごめん。邪魔だったよね……」

主「……………」

女「でもさ……」

主「………」

女「自己中な考えかもしれないけど、辛かったんだ……」

主「………」

女「家にいても学校にいても、主君のことばっかり考えちゃって……気づいたら目で追ってるし、いつのまにか近寄ってたり……」

主「………」

女「主君が好きで好きでしょうがなかったんだ……。近くにいるだけで胸が苦しくなっちゃって……気持ちを伝えないとこれ以上耐えられなかったんだ」

主「…………」

女「我慢できなかったんだ…。本当……自己中でごめん」

主「…………」

主「………涙が垂れているぞ……」

女「……えっ? 嘘? ご、ごめん……」

主「………」

618 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/11/03(木) 16:09:47.26 ID:pAZJEPrN0
主「そうか。ならば俺が貴様のことをどう思っているか教えてやろう」

女「……うん」

主「……………」

女「……………」

主「……お、俺は貴様のことなどどうでもいい」

女「え……」

主「なんとも思っていない。強いて言えば貴様のことをうっとうしいと思ったこともある」

女「………でも…前は――」

主「ククク、残念だったなwwwwww 恨みたければ恨め」

主「俺を恨むがよい、そして勘違いした自分を恨むのだ。クハハ! そして俺に一生近づくな!」

女「……そうだったんだ……うっとうしくてごめんね……」

主「…………」

女「本当に……勘違いしてた。主君が少しでも私に好意を持ってくれてるって……思ってた……」

主「…………」

女「でも、違うんだね。ただ私が勘違いしてて……本当にごめん。邪魔だったよね……」

主「……………」

女「でもさ……」

主「………」

女「自己中な考えかもしれないけど、辛かったんだ……」

主「………」

女「家にいても学校にいても、主君のことばっかり考えちゃって……気づいたら目で追ってるし、いつのまにか近寄ってたり……」

主「………」

女「主君が好きで好きでしょうがなかったんだ……。近くにいるだけで胸が苦しくなっちゃって……気持ちを伝えないとこれ以上耐えられなかったんだ」

主「…………」

女「我慢できなかったんだ…。本当……自己中でごめん」

主「…………」

主「………涙が垂れているぞ……」

女「……えっ? 嘘? ご、ごめん……」

主「………」

619 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/11/03(木) 16:17:52.84 ID:pAZJEPrN0
女「ごめんね……じゃあね!」

 タッタッタッタッ

主「……………」

主(これで良いのだ……)




〜一ヶ月後〜

男3「はぁ!? なんでだよ!?」

男2「俺だってわからない!」

男1「ちょ…なんでいきなり主が入院……」

転「心配でござる……」

ボッチ「えっ!? 本当!?」

オタク1「………」

キョロ充「えっwwww それってマジヤバスwwwwww」

オタク1「きめぇ」

キョロ充「」


620 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/11/03(木) 16:21:22.51 ID:pAZJEPrN0
またあとできます。なんとか完結に向けてがんばります。
621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(東海・関東) [sage]:2011/11/03(木) 18:06:27.98 ID:b2EHbIDAO
来たか……
622 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(北海道) [sage]:2011/11/03(木) 22:50:15.36 ID:vDBnAtfAO
きた!メイン>>1きた !これで勝つる!
623 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関東) [sage]:2011/11/03(木) 22:53:22.25 ID:b1SqbdYAO
いきなり急展開だな。>>1頑張れよ〜
624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関東) [sage]:2011/11/03(木) 22:53:51.58 ID:b1SqbdYAO
いきなり急展開だな。>>1頑張れよ〜
625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関東) [sage]:2011/11/03(木) 22:54:32.20 ID:b1SqbdYAO
いきなり急展開だな。>>1頑張れよ〜
626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関東) :2011/11/03(木) 22:55:02.25 ID:b1SqbdYAO
いきなり急展開だな。>>1頑張れよ〜
627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関東) :2011/11/03(木) 23:36:30.00 ID:b1SqbdYAO
連投すいませんでしたぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(関西地方) [sage]:2011/11/04(金) 00:30:49.85 ID:YIIvmHwN0
>>1来てたぁ!乙!
629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(埼玉県) :2011/11/04(金) 17:20:58.47 ID:3pjJO66i0
転「今日、とりあえず病院に行ってみようでござる!」

男2「そうだな」

男3「………」

ボッチ「……僕も行く」

キョロ充「マジかwwwwww 俺もいっちゃおうかなwwwwwwww」

オタク1「いかなくておk。俺もお前も」

キョロ充「なんでだしwwww」

オタク1「遊びじゃねぇぞ」

キョロ充「」


〜放課後、病院〜

男1「ここが主がいる病室だ」

男2「そうか。開けるぞ」

転「了解でござる」

 ガチャ

主「……!」

ボッチ「主君!」

男3「ようマキシマムwwwwww」

主「貴様らか。何をしにきた」

男3「お見舞いにきまってんだろwwww」

男1「大丈夫なのか?」

主「…………」

男2「どうなんだ?」

主「……父と同じ、特殊能力。いや、一種の病だそうだ」

男2「……! それって……」

男3「ん? どうしたの?」

男1「何か知ってるのか?」

男2「…………」


630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/06(日) 23:59:42.66 ID:c2jp7tsXo
そろそろ終わりっぽいけど最後まで楽しみにしてるからな
631 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) :2011/11/09(水) 20:33:34.28 ID:bzwss8ISO
来てたのか!
632 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(九州) [sage]:2011/11/09(水) 22:13:04.28 ID:pFewkYzAO
おお!
来てる!
633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/14(月) 03:19:31.78 ID:bmIjHy2SO
まだかな
634 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/17(木) 21:49:08.00 ID:5QudelXs0
死ぬのか、いや生きてかえってくるに違いない!
635 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長崎県) :2011/11/27(日) 00:14:52.16 ID:aXdQKJEX0
まだか・・・
636 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/11/27(日) 22:50:34.48 ID:Z/qp3Ffu0
男2「ストーン……何とかとかか?」

男1「何だそれ?」

主「ああ、ストーンブリットだ」

男3「何だよそれ…」

主「貴様ら、俺の石投げをみたことがあるか…?」

男2「ああ…」

男1「そりゃあな」

男3「うん」

主「それが俺の病だ」

ボッチ「……?」

男3「は?」

男2「?」

男1「どういうことだ?」

男2「確かにお前の石投げの威力は半端じゃない。それが病?」

主「ああ。あれは生まれつき持った、いわば『身体障害』だそうだ」

男3「……つまり、どういうことだ?」

転「?」

主「人間の筋肉は、普通は100%使用することはできないことは貴様らも知っているだろう?」

ボッチ「…うん」

男3「おう」

主「だが、俺の場合は違う。手に何かを握ることによって、100%の筋肉を使用できるようになる」

男1「それであの威力だったのか……」

主「そうだ。だが、それは脳を一時的に麻痺させることによって生じている」

男3「ってことは……」

男2「脳への負担が大きいってことか!?」

主「そういうことだ」

転「師匠……」

ボッチ「主君……」

男3「その病名が、『ストーンブリット』」

主「いや、それは俺が考案したものだ」

転「」

ボッチ「え…」

男3「ちょwwwwwwww」

男1「wwwwwwww」

男2「wwwwwwww」

主「」

男1「って……笑ってる場合じゃねぇな……」

男3「おう……」

男2「だな。命に別状はないのか? その、ストーンブリットは」

主「………いや……」
637 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/11/27(日) 23:04:00.85 ID:Z/qp3Ffu0

転「あるのでござるか……」

ボッチ「……」

男1「………」

男3「嘘だろ……」

男2「治る見込みはあるのか?」

主「………いまのところは無いらしいな。こうして安静にしているしかないようだ…」

男1「マジかよ……」

男2「………」

男3「……おい、マキシマム」

主「なんだ? 糞ガキが」

男3「喧嘩売ってんのかwwwwww」

主「いや、そのつもりはない」

男3「そうかwwww お前さ、死なないよな?」

主「…………」

男2「おい、そんなこと聞くもんじゃないぞ」

男1「………」

男3「おい、なんで黙ってんだよ。返事くらいしろよ」

主「……悪いが、死なないという保障はできない」

男3「……ぬなよ……」

主「む?」

男3「……絶対死ぬなよ!!!!」

主「………」

男3「……おい、無視……すんなよっ!」

男1「………」

転「………」

男3「おい……」

主「何を泣いている」

男3「は? な、泣いてねぇwwww」

男2「泣くな…みっともないぞ」

男3「……お前らはなんとも思わないのかよ……友達が死ぬかもしれないんだぞ!?」

男1「なんとも思わないわけないだろ!」

男3「……」

男1「落ち着けよ。泣いたってなんも起きねぇぞ」

男3「…………」

転「とりあえず今日はかえるでござる」

ボッチ「そうだね。残念だけど僕たちにできることは無いしね」

男2「そうだな」

男3「………」

男1「またな、主」

主「ああ。さらばだ」
638 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/11/27(日) 23:23:34.20 ID:Z/qp3Ffu0
〜次の日、放課後〜

男1「今日はどうする?」

男3「主んところ行こうぜ」

転「また行くのでござるか?」

男3「行きたくないのか?」

転「いや、そうじゃないでござるが……」

男2「行き過ぎても迷惑なだけだろ」

男1「だなぁ」

男3「………」

転「男3殿は、師匠のことがよっぽど好きなのでござるな」

男3「……え? ホモじゃねぇよ?」

男1「そういうことじゃねぇよwwwwww」

男2「………」

〜ボッチ家〜

ボッチ(今日も主君のところ行ってみようかな。心配だな)

ボッチ「ちょっと出かけてくる」

ボッチ母「いってらっしゃい」

 バタン

〜帰り道〜

男3「じゃあどっかで遊んで行こうぜ」

男1「いいなそれ」

男2「賛成だ」

転「拙者もお供するでござる!」

男1「んじゃあどこいく?」

男3「んーどこだろ」

男2「そういえば、主の病院の近くにゲーセンがあったな」

転「知らなかったでござる!」

男1「マジか? じゃあそこ行くか」

男3「おう」

男2「だな」

転「良いでござるな」
639 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/11/27(日) 23:24:13.30 ID:Z/qp3Ffu0

〜主の病院前〜

ボッチ「ついた…」

大男1「おい、お前」

ボッチ「……え? 僕?」

大男2「主という奴を知っているか?」

ボッチ「知ってますけど……あなた方は誰ですか?」

大男1「○×△高校の生徒だ。アイツに内の学校の生徒が世話になったみたいでな……」

大男2「仕返しをしなければいけないんでな…」

ボッチ「……そ、そうですか……」

ボッチ(怖ぇ……なんだこの人達)

ボッチ「でも、いま主君は入院中で……」

大男1「そうか。なら、呼んで来い」

ボッチ「え……?」

大男2「ここの病院だろう?」

ボッチ「そ、そうですけど……」

大男2「ならいますぐに呼んで来い」

ボッチ「で、でも……」

大男1「痛い目にあいたいか?」

ボッチ「…………」

大男2「こっちへ来い」
640 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/11/27(日) 23:24:52.86 ID:Z/qp3Ffu0
ここまでです。最近ちょっと忙しくてあんまりこれません。すいません><;
641 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(北海道) [sage]:2011/11/27(日) 23:38:32.48 ID:Qm1SjuOAO
イイヨイイヨー
>>1乙ダヨー
642 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(東海・関東) :2011/11/27(日) 23:50:14.65 ID:J9yzloWAO
友情の予感…!
643 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長屋) [sage]:2011/12/03(土) 17:25:34.09 ID:HWsz4Nqpo
いや、まだ伏線回収していない奴等がいるッッ!!!
644 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/22(木) 15:29:41.39 ID:CvvZBV6q0
1カ月か・・・・
645 :sage :2011/12/23(金) 21:25:09.88 ID:HLsAdSOn0
くっ…
続きが気になる
646 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/25(日) 15:09:11.45 ID:roJHEPs70
部活体験のところって一応複線だったんだねww
647 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/29(木) 16:34:30.79 ID:/IOD8mW80
〜裏路地〜

 ドスッ!

ボッチ「うあっ! な、何するんですか……」

大男1「呼んでこいといったのにお前が呼ばないからな。ここで一回痛い目にあってもらう」

ボッチ「…………」

大男2「その後、俺達が自分で呼びにいけばいいし、意識とぶまで殴るかwwww」

大男1「だなwwwwww」

ボッチ「…………」

 ガッ! バコッ!

ボッチ「痛っ!」

大男1「おら、立てよ!!」

 バキッ! 
 
 ゴッ!

ボッチ「うっ……」

ボッチ(僕は、主君に色々教えてもらって……助けてもらったのに……。なにも……できない……)

 ガッ!!

ボッチ「ぐっ!」

大男1「さっさと立てよおらっ!」

 ドスッ!

ボッチ「うあっ……」

ボッチ(何にもできない……。でも、それでも僕は少しでも主君に恩返しがしたい……だから……、せめて虚勢をはらないと……)

ボッチ「お……、お前ら」

大男2「あ?」

大男1「なんだよ」

ボッチ「主君に手ぇ出したらゆるさねぇからな!!!!!!!!!!!!!!」

ボッチ(言え……た。主君は……いままで人と関わることを怖がってた僕に初めて手を差し伸べてくれて、何も知らなかった僕に、いろんなことを教えてくれて……助けてくれた人だ……)

大男1「調子に乗ってんじゃねぇぞ!!」

 ドゴッ!

ボッチ「うっ! 痛……」

ボッチ(あれから僕は、主君の言ってたとおり目の前に現れた人と積極的に関わりを持った……。そしたら、友達が何人もできて……、人生初めての体験で……僕はそれが幸せでたまらなかった)

大男1「オラッ!!」

 ガッ!

ボッチ「……ぐっ!」

ボッチ(主君は……主君の差し伸べた手は、僕に人と関わることの意味を、大切さを教えてくれたんだ……。僕は、人と関ることで成長して、人と関わることで、嬉しさやいままでにない喜びを味わった……。だから……)

ボッチ「うおおおおおおおお!!」

 ボッチは崩れていた体制をたてなおし、大男1の面を目掛けて拳を振るった。

ボッチ(だから……、僕の幸せにきっかけを与えてくれた、眩しいその手に……恩返しを……したいんだ)

 ドッ!!
648 : ◆MJ8i8ClBa. :2011/12/29(木) 16:47:49.56 ID:/IOD8mW80
大男1「っぐあ!」

ボッチ「はぁ……はぁ……」

大男2「調子乗ってんじゃねぇぞごらぁ!!」

 ドゴッ! バキッ! ガッ!

ボッチ「…………」

ボッチ(意識が……朦朧としてきた……。僕ができるのは、ここまでかなぁ……)

大男1「[ピーーー]っ!!!」

 ゴッ!!!!!

ボッチ「うっ……!!」

ボッチ(死ぬのかなぁ……。何にも主君にしてあげれなかったなぁ……)

大男2「じゃあ、次で気絶してもらうか」

大男1「おう、そうだな」

 大男1は、裏路地に転がっていた鉄パイプを拾い上げた。

大男2「それなら一発だな……」

大男1「そうだなwwwwww」

 クイッ

 大男1は鉄パイプを振り下ろす体制に入った。

ボッチ(鉄パイプかぁ……。次こそ終わったなぁ……)

大男2「やれ」

大男1「おう」



「おい!!!!!!! てめぇら!!!!! 主さんの連れに何してんだこらあああ!!!」


 大男1が鉄パイプを振ろうとした瞬間、怒号が響く。

ボッチ(え……誰……?)

 声を張り上げながらボッチ達の葛藤が繰り広げられている裏路地に闖入するのは、不良1と不良2だった……。

不良1「てめぇら、何やってんだこら!!」

不良2「調子に乗ってるとボコボコにすんぞ」

ボッチ(え、え? 誰……? この人達!?)

大男1「あ? なんだよお前ら」

大男2「いきなり何の用だ?」

不良1「主さんの見舞いに行こうと思ってたまたま通りかかったら、主さんの名前を呼ぶ声が聞こえたんだよ」

不良2「おいお前」

ボッチ「はっ、はい!?」

不良2「主さんとはどういう関係だ?」

ボッチ「と、友達です……」

不良2「だってよ」

不良1「そうか。じゃあ……コイツら死刑だな」

649 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/12/29(木) 16:59:34.01 ID:/IOD8mW80
大男1「は? 何格好つけてんだてめぇら」

大男2「大男1、やっちまえ」

大男1「おう」

ボッチ(や、やばいよ……!)

不良1「ったく……武器なんて使いやがって、弱い奴らだなぁ!!」

 ガッ!!

 不良1が振り上げた脚が、大男1の手の甲に命中し、大男1の持っていた鉄パイプが手からすべり落ちる。

不良2「お互い丸腰でやろうじゃねぇの!」

 バキッ!!

大男2「うあっ! てめぇ!!」

 ヒュンッ!!

不良2「遅ぇwwwwww それでも本気ですかwwww」

 ガッ! ドッ! ドゴッ!!!!

大男2「ぐあああ!」

ボッチ(強ぇ……。強すぎだろ……)

不良1「とろいなお前ら! 主さんの足元にも及ばねぇよ!!!」

 ゴッ!!!!!!!

 不良1の拳が、大男1の右顎に命中する。

大男1「ぐあああ!」

不良1「オラ!!」

 ボコッ!!!!!!!

大男1「ぐあっ!!!!」

 バタッ

不良1「もう終了か。弱いな……お前」

大男1「…………」

不良2「弱い弱いwwww 必死すぎだろwww」

大男2「はぁ……はぁ……」

不良2「じゃあ、あっちもおわったぽいし、ぶっ殺すか」
 
 バコッ!!!! ドッ!!!!! ガッ!!!!!

大男2「ぐあああああ!!!」

 バタッ

不良2「終わったな。カス野郎どもが」

ボッチ(か、かっこいい……)

不良2「ほら、お前」

ボッチ「え……?」

不良2「お前も病院行くぞ」


650 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/12/29(木) 17:03:43.22 ID:/IOD8mW80
ボッチ「は、はい!」

不良1「あ、そうだそこのデカ男二人」

大男1「…………」

大男2「……あ……?」

不良1「さっき言い忘れたけど、俺達は主さんの……仲間だ。じゃあなカスども」

ボッチ(そうなんだ……。やっぱりそうなんだ。主君には、こういう、いざというときに仲間を助けられて、仲間のためにがんばれる人たちが集まるんだ)

不良2「よし、行こうぜ」

ボッチ「はい!」

ボッチ(それは、主君も……そういう人だからだ……。僕は一生、主君を尊敬する……!)

651 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/12/29(木) 17:04:14.32 ID:/IOD8mW80
今日はここまでです。

凄く遅くなってしまいました。

これからもよろしくおねがいします!
652 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/29(木) 18:15:12.52 ID:lAGUgCX5o
これから頻度が上がると良いな
653 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/29(木) 19:37:35.28 ID:7Zsox75Ko
おもしろいから
がんばって
654 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/29(木) 20:10:37.36 ID:R4JAqbpAO
いや、面白いわぁ
655 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/12/29(木) 21:34:49.39 ID:/IOD8mW80
出来る限り頻度上げたいと思ってます><;

年が明けたらまたきます。

656 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/29(木) 21:48:49.20 ID:RwyEAseSO
おぅ、よいお年を
657 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/12/30(金) 22:49:32.16 ID:tqx7l8//0
〜病院近くのゲーセン〜

男3「ちょwwww お前絶対チート使ってんだろwwwww」

男2「使うわけないだろ」

男1「男3必死すぎwww」

転「ああああ!!! うぜぇ!!! UFOキャッチャーうぜぇえええぇえっぇぇぇ!!!!!」

男1(て、転がUFOキャッチャーに切れてる……、ゲームへのいかりは人格さえも破壊すんのか!?)

男2(男3より突っ込みどころ満載だ……)

男3「ッチ。一生こんな糞ゲーやんねぇよ」

男1「男3、それ何十回言った?」

男3「」

男2「……はぁ……。ばかだ」

転「あああああああああああああ!!!!!」

男3「」

男1「」

男2「お前より馬鹿がいた……」

転「取れねッええええええええええええええええええ!!!!! おいそこの店員!!!!」

店員「は、はい!?」

転「全然とれねぇぞこれ!!!!! どうかしてんじゃねぇのか!? 詐欺だ、詐欺!!!」

店員「え、ええ……」

男1「」

男3「」

男2「そこらへんの不良より、よっぽどたちが悪いぞ……」

男3「転のキャラが崩壊している……!!」

男1「」

男3「ん!?」

男2「どうした?」

男3「……“あそこ”にいるのって、もしかしてボッチじゃね?」

男2「あれ? …………。……!! 本当だ!!」

男1「マジだ! んで、隣に居るのが不良1と不良2じゃねぇか!?」

男2「た、たぶんな!」

男3「……ていうか、ボッチのことよくみてみろよ!!!!」

男1「え?」

男2「?」

男3「ひどい怪我してね!?」

男1「……し、してる」

658 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/12/30(金) 22:53:26.45 ID:tqx7l8//0
男2「まさか、不良1と不良2の仕業か……?」

男1「嘘だろ……」

男3「と、とにかく行ってみようぜ、あそこまで!」

男1「おう!」

男2「そうだな!」

転「おい!!!!! 店員!!!! 取――」

男1「転、行くぞ」

転「あ? うっせぇよ!! いま、俺はUFOキャッチャーやってんだぞごらぁ!!!」

男1「ボッチが……、主の友達が怪我してんだから、そんなんどうでもいいだろ!」

転「……!! す、すまんかったでござる……」

男3「……じゃあ、行こうぜ!」

男2「おう!」

男1「だな」

転「……UFO……」

 タッタッタッタ

男3「おい!! そこの不良1と不良2!!」


不良1「あ?」

不良2「んだよ……」

男1「ボッチに何かしたか!?」

不良1「してねぇよ」

不良2「ていうか、俺達がされてるところを助けたんですがww」

男3「マジすか……」

男2「!?」

男1「マジでか!? 本当なのか? ボッチ」

ボッチ「うん……」
659 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/12/30(金) 23:13:51.03 ID:tqx7l8//0
男1「そっか……。ならよかった。じゃあ、見舞い、行こうぜ」

ボッチ「そうだね!」

男3「行こう行こう!」

転「行こうでござる!」

不良2「まぁ、ってことだから、俺らは帰るわ」

不良1「じゃあな」

ボッチ「……え? お見舞いにきたんじゃ……?」

不良1「あ? いいんだよ」

ボッチ「な、なんで……」

不良1「俺達のほかに、見舞いに来てくれるような仲間がいるんだ。それでいいじゃねぇか」

ボッチ「で、でも……」

不良1「いいんだよ、俺達は」

ボッチ「え……?」

不良1「今日から俺と不良2は、主さんとは他人だ」

ボッチ「ちょ……どういう……」

不良2「俺達も前に進みてぇんだよ。わかんねぇのか。馬鹿だなwww」

ボッチ「意味が……」

不良2「だから、主さんのしたにずっとついてるようなんじゃ納得いかねぇって言ってんだよ」

ボッチ「…………」

不良2「俺達にも、お前らみたいな“対等”な仲間がほしいんだよ。じゃあな」

ボッチ「……あ、あの!」

不良2「あ?」

ボッチ「ありがとうございました!」

不良2「……気にすんな。気まぐれだから」

ボッチ「……!」

 スタッスタッスタッ

転「……漢の極み!!」

男3「かっけぇえぇぇ」

男1「……じゃあ、気を取り直して、行こうぜ」

ボッチ「うん!」

〜病院〜

主「……また、貴様らか」

主「……まぁな。それが父の教えだったからな」

男1「主……」

男2「…………」

転「師匠……」

ボッチ「…………」

男3「…………」

主「……だが、今となってはそんなことはどうでもいいのだ……」

男1「……え?」
660 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/12/31(土) 00:00:18.42 ID:abzLOP0/0
主「俺は、父の考え、父の教えを受け継いだ。……だが、そんなものはここで捨てようと思うのだ」

男1「……偉そうなことは言えねぇけどさ、それって父親、かわいそうじゃねぇか?」

転「そうでござる!」

主「可哀想……か。俺もはじめはそう考えた」

ボッチ「え……」

主「いや、それだけではない。忘れたくはなかった。しかし、俺は父親との思い出を忘れなかったのではないのだ」

男3「……は? 何を言ってんだ?」

主「俺は、思い出を“忘れなかった”のではなかったのだ。“縋っていたのだ”」

男2「縋っていた……?」

主「そうだ。すべて父親の教えのとおりに行動し、父親の全てを我が物にしようとした。だが、それは過去に縋っていて、前を向けていない弱い人間の象徴のようなものだったのだ。けして、父親を忘れたいとは思わない。しかし、俺は父親との思い出を、過去として割り切りたいのだ」

男1「……そうか」

主「もちろん、俺は父親との思い出はこの胸に残しておくがな」

男3「マキシマムも、一応がんばってるんだな」

主「何を言ってるんだ? がんばってなどいない。気づかされたのだ」

男3「は……?」

主「貴様らは、クラスで浮いていた俺に、手を差し伸べてくれただろう?」

男1「あ、ああ……」

男2(ま、まさか、あの主からそんな言葉で出てくるとは思わなかった……)

主「それから俺は、貴様らを少なからず仲間として意識するようになっていった」

転「…………」

男3「…………」

男2「…………」

主「だが、深層心理では、完全に貴様らのことを仲間だとは思っていなかった。俺は、仲間を守れという父の教えをただ守っているだけだったのだ」

男1「…………」

主「……でも……貴様らは違った……」

男3「…点?」

主「仲間を、自分が仲間だと思った人間を助けていた。……それは、誰の考えでもなく、自分自身の考えで。それを知ったとき、見たとき、俺は、自分との格の差を思い知らされたのだ」

男1「…………」

主「使命でも命令でもなく、自ら。……そんな風に思える仲間がいるのが、羨ましくも思ったのだ」

男2「…………」

主「そんな仲間が欲しい。そう思った。――でも、今になっても、そんな風に思える仲間はいない」

男3「は!? 俺達のこと、仲間だと思ってねぇってことかよ!?」

主「…………」

男3「……おい! なんとか言えよ!」

主「……完全にそう思えてはいないということだ。使命感が残っている感覚があるのだ……」

男3「…………」
661 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/12/31(土) 00:00:44.76 ID:abzLOP0/0

男1「使命感……かぁ。まぁそうだよな。勝手に俺達が仲間っていってただけだもんなぁw」

主「……いや、俺はそう思えていないだけで、そう『思ってない』わけではないのだ」

男1「……?」

主「貴様らは『命を削ってでも守る価値』がある存在だと思っているということだ」

男2「……!」

主「だから俺は……完全にそう思えるように、けじめをつける」

男3「けじめ……?」

主「……そうだ。俺は、ここを退院でき次第、引っ越そうかと思っている」

男3「……は!?」

男1「マジかよ……。卒業式、一緒にできねぇのか……!」

男2「…………」

転「師匠……」

男3「ていうか! なんで引っ越す必要があるんだよ!」

主「……俺は、新しい環境で、自分を改めたいのだ。そして、貴様を本心から仲間だと思いたい」

男3「…………」

男1「……そうか。がんばれよ……」

男2「名残惜しい気がするけど……な」

主「だが俺は、引っ越して、向こうで卒業式が終わり次第、こちらへ戻ってこようと思う。だから……貴様らは卒業式が終わった次の日に、学校の前に集合しろ。時刻は午後四時だ……」

転「ちょ、ちょっとメモするでござる!!」

主「ちなみに、俺は今日には退院できるようだ」

男1「えっ……まじかよ!?」

男2「大丈夫なのか!?」

主「両手の能力を頻繁に使わなければな……」

男2「そ、そうか……ならよかった」
662 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/12/31(土) 00:58:34.31 ID:abzLOP0/0
男3「…………」

男1「……じゃあ、そろそろ帰ろうぜ」

転「そうでござるな!」






〜翌日〜

先生「えぇっと……今日は主から話があるそうだ。静かに聴く様に」

主「ふむ。貴様らに大事な話がある!」

クラスメイト1「ちょwwww インフィニットブリザードきたwww」

クラスメイト2「何何!? またまたくだらない話?www」

クラスメイト3「きめぇwwww」



 「wwwwww」      「ちょwww またかよwww」

「ブッwwww」 ザワザワ ザワザワ   「やべぇwwww」
         
 「きもすぎwww」        「またどうせギャグだろwww」
          「うわぁ……ww」


主「…………」


            「あー、もう飽きたから」     
  「さっさと消えろよ」            「つまんねwww」

「あいつ一発芸やるぞwww」 ザワザワ  ザワザワ 「ククク……だろww」

   「邪気眼すぎだろアイツ」   「まだやんのかよー」  「時間の無駄」


主「…………」

男3「…………」

男1「…………」

男2「…………」

          
         「どんだけ目立ちたいんだよ」   「きもい死ね」

「あれだけ痛々しいとむしろ」 ザワザワ  ザワザワ  「どうでもいいわ」

  「あー、もうめんどくせー」   「はぁ……」  「またかよwww」



男3「――うるっせぇんだよ!!!!!! 主が大事な話するって言ってんだろうが!!!!!!!!」

 シーン……

男1「…………」

男2「…………」

主「……では、改めて話したいと思う。俺、『主』は、今日でこの学校をあとにし、別の学校に転校することになった」

転「ししょー……」

男1「…………」

男2「…………」

男3「…………」
663 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2011/12/31(土) 01:01:33.47 ID:abzLOP0/0
時間がなくなったのでこれで退散っ
664 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/31(土) 01:02:59.89 ID:rgxolZ1Y0
いやああああああ
665 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/31(土) 01:10:55.26 ID:Ghgl0gzAO
まさか中二病にここまで意味を持たせてくるとはな…
666 :SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b) [sage]:2011/12/31(土) 23:28:14.00 ID:Es+gGOKDO
楽しみにしてるぞがんばれ
667 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/01/06(金) 08:33:39.06 ID:hDUtyafN0
まだか
668 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/06(金) 11:28:56.04 ID:MahObk910
追い付いたー!
がんがれ!
669 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2012/01/08(日) 07:13:25.59 ID:2EhdCbwI0
女「えっ……!?」

ボッチ「…………」

主「これで、俺からは終わりたいと思う」

女「ちょ、ちょっとまってよ」

主「……?」

男1「……女……?」

男3「どうしたんだよいきなり……」

転「むむ……」

男2「…………」

ボッチ(……どうしたのかな)

女「いきなり……転校……?」

主「そうだ。何か問題でも生じたか?」

女「……なんで……」

主「……俺の勝手だ。それにこの前言っただろう。もう俺にかまうでない」

女「…………」



670 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/01/08(日) 23:52:09.16 ID:+coayNpMo
この女は女3か?
671 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/01/09(月) 11:43:02.97 ID:EgYpdXCPo
鳥無し…
672 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/09(月) 12:28:10.70 ID:e/Kgfju+0
>>670 そうです。

>>671 忘れてましたw


男1「…………」

転「…………」

男3「ちょ……」

男2「…………」


〜放課後〜

DQN女1「あ、いたいたww」

DQN女2「マキシマム発見wwww」

DQN女1「おい」

主「む? なんだ貴様ら」

男3「ちょ……マジかよ……DQN女1とかやべぇ」ヒソヒソ

男2「だな……」ヒソヒソ

DQN女2「ちょっとこいよ」

男1「……俺達もか?」

DQN女1「はぁ? マキシマムだけ」

主「ククク、何か用でもあるのか?」

DQN女2「いいからさっさとこい」

主「いいだろう」

スタスタスタ
673 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/09(月) 12:29:14.88 ID:e/Kgfju+0



男1「行っちまったぞ」

男2「……だな。用ってなんなんだろうな」

転「師匠、心配でござる……」

男3「……告白……とか?wwwwwwwwwwwwwwww」

 ドスッ

男3「おえっ」

男2「バカかお前は。そんなわけあるか」

男3「」

転「」

男1「どうする?」

男2「?」

男3「見に行こうぜwwwww」

 ドッ

男3「ヴぇっ」

男2「一人で愉快に盛り上がるな」

男3「すいません……」

男1「まぁでもいざとなったら助けられるようにしたほうがいいかもな」

男2「そうだな……。あいつら、何をするかわからないしな」

転「そうなのでござるか!?」

男3「そうだぞ、もしかしたら、あんなことやこんなことを……」

 ドッ ガッ バコッ

男3「」

男2「よし、いこう」

男1「おう!」

転「了解でござる!」



男2「……見えるか?」

男1「おう」

転「大丈夫でござる!」

男3「あれ、俺だけ全然見え――」

男2「よし、全員見えてるな」

男3「」
674 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/09(月) 12:30:28.60 ID:e/Kgfju+0




主「――で、なんのようだ、貴様ら」

DQN女1「お前さ、今日でいなくなんだろ?」

主「ああ、そうだがそれがどうした? 伝説の右手を持ちしダークヒーローが消えるのが名残惜しいか?」



男3「ブフォッwwww ダークヒーロwwwwwwww」

 ガッ!

男3「ヴぇっ」

男2「静かにしろバカっ!」

男1「…………」

転「」




DQN女2「きめぇwwww」

DQN女1「ちげぇよwwwwwww」

主「じゃあなんだ?」
675 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/09(月) 12:46:41.71 ID:e/Kgfju+0
DQN女1「だからさぁ、最後に面かしてほしいって言ってる奴がいるんだけどさww」

主「ふん、面を貸す……か。貴様は俺のビューティフルフェイスがほしいのか?」

DQN女2「wwwwwwwww」

DQN女1「きっめぇえwwwwwwwww」



男3「……ブッwwwwww」

男2「お前、帰れ、死ね、消えろ」

男3「」

男1「…………」

転「…………」


DQN女1「殴らせろってことだよ」

主「ふん、そうか」

DQN女2「こいつらなんだけどさ」

後輩1「ちぃーっすwwww」

後輩2「んちゃwww」

主「ふん……」


男1「うわっ……チャラいやつらが出てきた……」

転「ヤバそうでござる……」

男3「」

男2「…………」


後輩1「やっちゃっていいんすか?」

DQN女1「おうwww」

DQN女2「好きなだけwwww」

後輩2「マジすか?wwwww」

DQN女1「コイツ調子のってっから」

後輩1「りょーかいでーすww」

主「何を勝手に話を進めている」

後輩1「あ、マキシマム先輩ちぃーすwww」

後輩2「マキシマムwwwwwww」

主「貴様、俺をバカにしていると見受けたぞ」

後輩1「あ?」

後輩2「うっせぇよマキシマムww」

DQN女1「wwww」

DQN女2「wwww」

主「俺に勝つには三つの財宝が必要となるぞ」

後輩1「意味不明じゃんコイツwww」

主「貴様らはそのざいほ――」

 ドスッ!

主「っう……」
676 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/09(月) 12:47:13.93 ID:e/Kgfju+0



男3「ちょ……やばいんじゃね?」

男1「かもな……」

転「助けにまいるでござるか?」

男2「もうすこし様子をみよう……」

転「でも、もう両手のストーンブリットは使えないのでござるよ!?」

男2「…………」



 ガッ! バキッ!

主「ぐあっ!」

後輩1「弱ぇえwwww」

後輩2「俺にもやらせろしwwww」

 ドッ!

主「ぐっ……」

主「貴様ら、あまり俺をなめていると痛い目にあうぞ」

後輩1「あっそうwww」

主「……俺の名前を聞いたことはあるか?」

後輩1「しらねぇよwww マキシマムじゃねぇのwwww」

主「……主」

後輩2「……!?」

後輩1「……!!」

DQN女1「おい、どうしたん?」

DQN女2「いきなり固まったwww」
677 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/09(月) 12:57:33.19 ID:e/Kgfju+0
主「忠告しておこう。次俺に危害を加えたら貴様らに制裁を加える」

後輩1「……す、すいません……」

後輩2「…………」

DQN女1「ちょ、どうしたの!?」

DQN女2「いきなり……」

後輩1「……主先輩は……ここではかなり有名なんすよ……」

DQN女1「有名?」

後輩1「そうっす。超強いんです」

DQN女2「!?」

主「ククク、インフィニットブリザードの実力を知っているようだな」

後輩2「……俺、帰ります」

後輩1「……俺も。すいませんでした、主先輩」

主「いいだろう。だが、俺に関係する愚民どもに手を出さなくてよかったな」

後輩1「……?」

主「……もし、貴様らが俺にではなく、俺の仲間に危害を加えていたら……」

後輩2「?」

主「一瞬で死刑になっていただろう……」

後輩2「」

後輩1「」

主「用が無いなら立ち去るがよい。貴様らは俺を不快にする」

後輩1「りょ、りょーかいです……」

後輩2「…………」



男3「あれ?」

男1「なんか消えたぞ!?」

男2「全員消えたな」

転「すごいでござる……師匠……!」
678 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/09(月) 20:10:09.87 ID:e/Kgfju+0
またきます。完結までがんばります。
679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/01/10(火) 00:10:32.81 ID:lfUlNxPUo
がんばってくれ
何か知らんが元気になった
680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/01/10(火) 13:08:08.66 ID:m/epXKvAO
がんばって
681 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/11(水) 16:29:01.21 ID:ejwSTULDO
682 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/11(水) 19:29:13.16 ID:hbEnWB1L0
主「…………」

 タッタッタッタ



男1「ん!?」

男2「!?」

転「走りだしたでござる!」

男3「ちょ! 追おうぜ!」

男1「おう!」

転「了解!」

男2「おう!」

 タッタッタッタ


主「はぁ……はぁ……」

主(急がなければ……)



男1「どうしたっていうんだよ」

男3「めっちゃ本気で走ってんじゃんアイツwww」

転「はぁ……はぁ……疲れたでござる……」

男2「俺もだ……」

男3「英語部の男2君、もうバテちゃったのwww がんば――」

 ガコッ

男3「」

男2「死ね!」

男1「wwww」

転「」



主(もうすぐ自宅だ)

 タッタッタッタ



男1「ん……もうすぐ主の家の近くじゃん……」

男2「普通に帰るのか?」

転「…………」

男3「」

男1「おまwwww なんで股間押さえてんだよwwww」

男3「い、痛い……」

男2「wwww」

転「見るでござる! 女殿がいるでござる!」

男1「えぇ!? 女!?」

男2「!?」

男3「」
683 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/11(水) 19:30:50.66 ID:hbEnWB1L0



主「…………」

女「……いきなり呼び出したりして、どうしたの?」

主「…………」

女「主君言ってたよね……俺に一生近づくなって。なのになん――」

主「嘘」

女「え?」

主「嘘だからに決まっているだろう……」

女「……?」

主「俺は……貴様に一度言ったことがあるはずだ」

女「え……?」

主「貴様のことをどうでも良いと思ったことはない、と」

女「…………」

主「それが、俺の本音だ」

女「でも――」

主「俺は! 俺は……お前に迷惑を掛けたくなかった」

女「え……」



男3「なんの話してんのかわかんなすぎwwwwwwwww」

男2「声がでかいんだよ、黙れ」

男3「」

男1「www」

転「確かに何の話をしているのかはわからないでござる……」

男2「確かにな」

男1「まぁあれだろ。恋愛関係だろ」

男3「れれれれ恋愛関係!? よくそんなことを軽々しく言えるな!!」

男1「軽々しくって……そんなもんじゃねぇの?」

男3「あっそうですか! ……まったく、これだから彼女持ちの野郎は……あぁーなんかなぁ……」ブツブツ

男2「……僻むな」

転「」
684 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/11(水) 19:31:27.66 ID:hbEnWB1L0



主「女……お前はわかっていただろう? いや、わかってなかった筈が無い」

女「え? な、何が……」

主「俺がいわゆる『変人』ということだ」

女「え……。……まぁ、確かに普通じゃない感じは……」

主「そうだろう」

女「…………」

主「俺と一緒にいたら、貴様が周りから軽蔑されるのではないかと……俺は思ったのだ」

女「主君……」

主「だからあえて突き放すようなことをした」

女「…………」

主「だが、それも終わりだ」

女「……?」

主「…………」


主「……俺はお前のことが好きだ」

685 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/11(水) 19:32:26.78 ID:hbEnWB1L0


女「え……な、な……//」

主「……だから」

女「ん……?//」

主「頼みたいことがある」

女「……?」

主「……女、俺が戻ってきたら、恋人になってくれ」

女「……!!」

主「……嫌でなければ……だがな……」

女「…………」

主「…………」

女「……ありえない……」

主「嫌なのか……?」

女「嫌なわけない!! ……嫌な……わけ……ないじゃぁ……ん……」

主「そうか。よかった……」

女「……ずっと……主君のこと好きだったん……だからぁ……」

主「泣くな……」

女「……だってぇ……」

 ギュッ

女「へっ……?//」

主「…………」
686 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/11(水) 19:32:58.81 ID:hbEnWB1L0



男3「ちょちょちょちょ!!!! なんで女のこと抱きしめてるんすか!? 嘘だああああ!!」

男2「黙れ」

男3「」

男1「…………」

転「もう帰ったほうが良いと思うでござる」

男1「そーだなw」

男3「ありえんありえんありえんありえんありえんありえん……」ブツブツ

男2「そ、そうだな……こいつもこんな状態だしな……」



主「……あのような態度をしてすまなかったな……」

女「……いいよ……大丈夫……」

主「……女」

女「ん……?」

主「好きだ」

女「えっ……//」

女「////」

主「…………」

女「……私も……好きだよ……//」

主「ああ……」 

女「…………」

主「……そろそろ離すぞ」

女「も、もうちょっとこのままでいてよ……//」

主「いいだろう」
687 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/11(水) 19:33:20.92 ID:hbEnWB1L0

もうちょいたったらまた着ます。
688 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/11(水) 19:57:06.38 ID:y45Ut0y1o
2分で支度しな
689 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/11(水) 20:12:46.18 ID:hbEnWB1L0
そんなに経ってないですけど始めますw


女「……なんでさ、いきなり転校するの……?」

主「…………」

女「…………」

主「……一言で言うのは難しいが、変わるためだ」

女「変わるため?」

主「そうだ……」

女「……そっか。がんばってね」

主「ああ……。女」

女「ん……?」

主「卒業式の次の日の五時、俺の家の前で待っていて貰えるか?」

女「うん、いいよ」

主「すまんな。では、そろそろ……」

女「うん……」


〜次の日《学校》〜

男3「ああああああああ!!!!」

男2「まったく……朝からうるさい奴だな」

転「どうしたのでござるか?」

男3「うるせぇえええええ!! 俺はいま機嫌が悪いんだ」

転「そ、そうでござるか……すまなかったでござる……」

男1「どうしたんだよ男3、なんかあったの――」

男3「うるせぇええええええええ」

男1「ちょ、どうしたんだよ」

男3「お前はいいよな、幼馴染ちゃんと付き合ってんだろ? 前の彼女と別れて」

男1「ま、まぁ……」

男3「けっ……この女垂らしめ」

男2「僻みすぎだ」

転「」

男3「はっ、うるせぇ」

男2「殴るぞ?」

男3「」

男1「www」

転「www」

男1「つーか、主がいないといまいち盛り上がりに欠けるよなぁ」

男2「そうだな」

男3「確かになぁ。あのバカっぷりを見てないと落ち着かないって言うかなwww」

男2「お前も同じ位のバカっぷりだけどな」

男3「」

男1「www」
690 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/11(水) 20:25:16.99 ID:hbEnWB1L0

〜卒業式前日〜

男3「あー……なんかつまんねぇなー」

男1「んー……だな……」

男2「…………」

転「もう卒業式前日でござるなぁ」

男1「主がいなくなってからいつの間にか何ヶ月か経ってんだな……」

転「そうでござるなぁ」

男3「なんかやっぱりマキシマムだよな。マキシマム」

男2「だよなwww」

男1「あいつの刺激がないとこうもつまんないのな」

転「そうでござるなぁ」

男1「早く戻ってこねぇかな」

男3「つか、本当にこんな短期間で戻ってこれんの? 滅茶苦茶な話じゃん」

男2「確かにそうだな」

転「…………」

男1「まぁなー……」

男2「…………」

男3「…………」

転「…………」

男1「でも、主って最初からそうだったろ」

男3「あ?」

男2「?」

転「?」

男1「いままでアイツが滅茶苦茶じゃなかったことなんかあったか? ってことだよww」

男3「いつも滅茶苦茶だったなwww そういやwwwwwww」

男2「例外無く……な」

転「師匠なら大丈夫そうでござるな!」

男1「おう!」

男3「やっぱ五人いないとダメだなww」

男2「そうだな」

男1「だな」

転「同意でござる!」




691 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/11(水) 20:32:23.32 ID:hbEnWB1L0



ボッチ「キョロ充君、それ何?」

キョロ充「え? これはww 彼女にもらったwwww」

ボッチ「へぇ」

キョロ充「あんね、あんね、これマジいいぜwww お前もほしいっしょ? なんかでもこれ――」

オタク1「うるさい」

キョロ充「」

ボッチ(僕、主君がいなくてもちゃんと生活できるようになったんだなぁ……)

キョロ充「うぇーいwww」

オタク1「きも」

キョロ充「」

ボッチ(でも完全に自立できるようにもっとがんばらないとな)
692 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/11(水) 22:22:50.13 ID:hbEnWB1L0
今日はここまでにします
693 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/11(水) 22:25:10.57 ID:wWSdgUoeo
694 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/01/11(水) 22:40:41.80 ID:zQDtm3XAO
かわいいww
695 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(熊本県) [sage]:2012/01/14(土) 03:36:43.90 ID:zXO98LXYo
キョロ充と俺が被って辛いんだが
696 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/14(土) 21:16:16.06 ID:gtglQ5D60
〜卒業式当日〜

男3「ついに……卒業式、だな」

男2「ああ……」

男1「そうだな……」

転「そうでござるなぁ」

男1「なんか、やっぱり主がいてくれたほうがよかったよな」

男2「そうだな」

男3「…………」

転「師匠……」

男3「まぁ、しょうがねーじゃん! 明日、帰ってくるんだろ」

男2「そうだな……」

転「そうでござるな」

男1「…………」

男3「別に死んだわけでもねーんだから、いいだろww」

転「そうでござる! 元気を出すのでござる!」

男1「……お、おう!」

男2「よし、いつもどおりいくぞ!」
697 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/14(土) 21:16:49.83 ID:gtglQ5D60

〜卒業式終了〜

男1「…………」

男2「…………」

男3「…………」

転「…………」

男1「あっけなかったな……」

男2「そう……だな」

転「…………」

男3「…………」

男1「これで終わりか」

男2「…………」

男3「あんなに長かったのに、たったこれだけで俺達の高校生活は終了かよ……」

転「長いようで短かったのでござるな……」

男3「なんか、微妙になっとくいかねぇなww」

男2「なんだそれww」

転「www」

男1「wwww」

男2「まぁ、確かに色々あったな。たった三年間だったけどな」

男3「だよなー。何があったっけ?」

転「何がって、そりゃ色々あったでござるよ」

男1「一年生の時俺達は始めて主に会って、アイツの派手な行動にバカ受けしてたな……」

男3「だなwww」

男2「それで、転が転校してきて……」

男3「もっと酷くなったわけだなwww」

男1「wwww」

男2「wwww」

転「」

698 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/14(土) 21:17:16.68 ID:gtglQ5D60
男3「マジで色々あったよなぁ。いろんなことで盛り上がったよなぁ」

男1「そうだな……」

男2「…………」

男3「どうでもいいことでバカみたいに盛り上がって、バカみたいなことで本気になったりして……」

転「…………」

男3「いつの間にか毎日が楽しくなってたよな」

男1「そうだな」

男2「三人でいた頃よりもっとな」

転「…………」

男3「まさか主と友達になるなんて思ってなかったわwww」

男1「俺もだww」

男2「www」

転「奇跡でござるな」

男1「ある意味な」

男3「www」

男2「男3が不良になった事件もあったな」

男1「そういやなww」

転「あのときの男3殿はかっこよかったでござる」

男3「そ、そうか?」

転「師匠には劣るでござるが」

男1「www」

男2「www」

男3「マキシマム以下かよwww」

男1「…………」

男2「…………」

男3「…………」

転「…………」

男3「やっぱさ、主がいないと実感するよなぁ」

男2「ん? 何がだ?」

男1「……?」

転「?」

男3「俺達は、五人いなきゃダメなんだって」

男1「……!」

男2「そうだな」

転「確かにそうでござるな」



699 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/14(土) 21:34:40.84 ID:gtglQ5D60
〜翌日〜

男1「じゃ、ちょっと行って来る!」

幼馴染「はぁ? なんでいきなり」

男1「大事な用なんだ。親友が!!」

幼馴染「あっそ……早めにしてよね」

男1「お、おう!」

      〜〜〜


男3「じゃあ姉ちゃん、ちょっと出かけてくるわ!」

男3姉「さっさと済ませてコーラかってこいよー」

男3「はいはいわかった」

男3姉「んじゃ、頼んだわ」

男3「つかさ、姉貴そろそろ結婚し――」

 ボコッ

男3「ブヴァッ」

      〜〜〜


男2「そろそろいくか……」

      〜〜〜


転「んじゃ、拙者、そろそろ行って来るでござる」

転妹「気をつけてね。兄ちゃん心配だなぁ」

転「心配無用でござる」

転妹「そっか! じゃあいってらっしゃい!」

転「行って来るでござる!」


〜学校前〜

男1「よっ」

男2「おう」

男3「よ……」

転「参上でござる!」

男1「男3、顔どうしたwwww」

男2「wwww」

男3「姉貴にやられた……」

男1「wwww」

転「wwww」

700 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/14(土) 22:39:53.41 ID:gtglQ5D60
男1「あ!!!!!!」

男2「ん?」

男3「どうした!?」

男1「主、きたぞ!!!!」

転「本当でござる!!!!!」


 スタッスタッスタッ



主「……待たせたな、愚民どもが」
701 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/14(土) 22:40:28.07 ID:gtglQ5D60



男3「マキシマム!!!!!」

男2「!!!!」

男1「やっとかよ………!!!」

転「……!!」

男2「本当滅茶苦茶だな……」

主「ククク」

男3「つか、なんにも変わってなくね?」

主「……安心しろ。中身は変わっている」

男3「本当か?」

主「ああ。大丈夫だ。いまのは演技だ」

男1「……なんか少し寂しいような気がするなww」

男2「そうだなww」

主「なぜだ?」

男1「だって、全部 主の厨二病 から始まったんだ」

主「全部……か」

男3「そーだ」

男2「確かにそうだったな。最初の目的は主のそれを治すためだった」

男1「…………」

転「…………」

男3「…………」

男2「…………」

主「ッフ……」

男1「……?」
702 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/14(土) 22:43:53.88 ID:gtglQ5D60



主(こいつらは……こいつらは最初から俺を助けようとしてくれた。それは偶然でも奇跡でもない。こいつらの意思……)

主「…………」

男3「どうしたんだ?」

主(こいつらは俺を……過去に生きていた俺を、現実に向き合うように仕向けようとした……)

主「いや……」

男3「??」

主(でも、俺には過去という居場所があって……そこから動かすことはできない状態だった……。……それでも、こいつらは諦めなかった……救いようのない俺に手を差し伸べた。全てを知った上で、俺を認め、受け入れた)

主「お前ら……」

主(どうしても忘れられなくて、胸に染み付いた過去……。それをこいつらは、俺に対して本気で向き合うことで、長い期間をかけて洗い流してくれた)

男1「ん?」

男2「?」

男3「あ?」

転「どうしたのでござるか?」

主(俺を現実に引き戻してくれた……。手を差し伸べてくれて、受け入れてくれて、本当に……)

主「ありがとう……」

主(こいつらの意思が、俺に居場所を作ってくれた。……そこから全ては始まった。……現実の居場所……本当の居場所……それをこいつらのおかげで初めて知った。過去に縋る無意味さに気づかせてくれた……。)

主「本当に、この三年間ありがとう」

男1「…………」

男2「…………」

男3「…………」

転「…………」

主「お前らは俺に色々なことを教訓として教えてくれた。お前らが手を差し伸べ、俺を受け入れてくれなければ、俺は殻に閉じこもっていたままだったと思う。本当に感謝してる……」

男1「……気にすんなよ……」

男2「そうだ……」

男3「そうだ……そうだよ……気にすんな……」

転「…………」

主「本当に、本当にいままでありがとう、人生を大きく動かしてくれたのはお前らだ……」

男1「……おう……」

男2「…………」

転「…………」

主「……お前らのおかげで――」

男3「やめろよ!!!!!!!!!!」

転「っ……!?」

男1「は――」

男3「お前らも薄々気づいてんだろ……」

男2「……これ以上言ったら……」

男1「お、おい……泣くなって……」

主「本当にこの三年間……楽しめた。いや――」

男3「それ以上言ったら……まるで……」
703 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/14(土) 22:44:20.27 ID:gtglQ5D60

主「人生最後にふさわしい三年間だった。俺に居場所を作ってくれてありがとう」



男3「やっ……」

男1「………っ!!!!!!!!」

男2「はっ……!?」

転「!!!!!!」

主「こんなに楽しくて、暖かくて……良い奴らに囲まれて……俺は……幸せだった……」

男3「マキシマムぅぅぅ!!」

男1「…………」

男2「…………」

主「黙っていて……すまなかった。俺は、転校なんてしちゃいない」

男1「…………」

男2「…………」

男3「…………」

転「…………」

主「お前らも薄々気が付いてただろうな……俺があんなに早く退院して、いきなり転校だなんておかしいってな」



主「ッフ……闇に宿りしこの魂……尽きたり。 とか、いったんだろうか、前の俺だったら」

男1「…………」

男3「……笑えねぇよぉ……」

男2「…………」

転「師匠……」

主「俺達は……」


主「どこへ行っても、五人で一つだ」


主「だから、泣くな。俺が死のうと、お前らと俺は一緒だ……」

男3「ふざけんなよ……ふざけんな!!!!!!!!!」
704 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/14(土) 22:47:00.63 ID:gtglQ5D60

男1「…………」

男3「俺達にうそ付いて、勝手に死のうとしてんじゃねぇぞ……」

主「勝手にって俺は――」

男3「ゆるさねえよ!!!! ふざけてる!!! お前の――」

主「しょうがなかったんだよ!!! 俺だって、そんな嘘つきたくなかった!!!!」

男3「じゃあなんでだよ!!!!」

主「お前達の卒業式があっただろ!!!」

男3「はっ……?」

主「……俺に居場所を作ってくれた奴らの……卒業式がっ……あっただろうが!!」

主「そんな奴らの卒業式……俺のせいでめちゃくちゃになってほしくないに決まってんだろ……。曇った気持ちで受けてもらいたくないに決まってんだろ……」

主「どうせなら、最後くらい晴れやかな気持ちで終わって欲しかったんだよ……」

男3「…………」

男1「…………」

男2「…………」

転「…………」

主「本当のこといって……どんよりしたまま卒業式うけて、そのまま俺の死を見るより、ちょっとでも……そう……思ったんだよ……!!」

男1「主……」

男2「…………」

男3「…………」

転「…………」

主「泣くなよ……俺も……泣いちまう……」

主「俺だって……好きで死ぬわけじゃねぇんだよぉ……」

男1「主ぃ……」

男2「…………」

主「お前らとずっと一緒にいたくて、お前らのために全力で戦ってたのに……なんでこんなことになってんだよ……!!!」

主「楽しかった!!! お前らと一緒にいると、楽しかった。バカみたいなことでも、なんでも、楽しかった。いままで体験できなかったことをやって、そんな生活が……楽しくないわけがない……そういう生活が続いて欲しいに決まってる!!」

転「…………」

主「男3が笑わせてくれて……男1と男2も俺のことを気にかけてくれて……転も男3も男1も男2も全員仲間思いで……ずっとみんなで、バカやってたかった……死にたくねぇ……よぉ……」

男1「…………」

男2「…………」

男3「……ぅ……」

転「ししょぉ……」

主「平然で平和で暇でどうしようもなくバカみたいな毎日でも、お前らが居てくれれば最高の毎日になるんだ……毎日毎日一緒に過ごして、大人になっても、何年経っても、仲間でいて、永遠にそんな日々を過ごしたかった……でも無理なんだ。叶わないんだ……。だから、最後くらい最善の終わり方……したかったんだよ……」

男3「…………」

男1「主……」

男2「…………」

転「…………」
705 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/14(土) 22:48:55.89 ID:gtglQ5D60

主「これから俺は大きな病院に行かなきゃ行けない……」

主「そこで、俺はこの世から消える……延命とかいってたけど、そんなのたったの一時間とか二時間だ……」

男3「…………」

主「俺は、あと一人、最後に会わなきゃいけない人がいる。先に病院で待っていてくれないか?」

男1「おう」

男2「わかった……」

男3「おう!」

転「了解でござる!!」

主「これが病院の場所だ……」



706 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/14(土) 22:55:56.15 ID:gtglQ5D60




女「主君……」

主「女!!」

女「…………」

主「俺は――」

女「知ってる。そこで話聴いてたから……」

主「そうか……」

女「主君さ……」

主「……?」

女「そういうことがわかってて、私のこと好きって言ったんだよね?」

主「ああ……。お前に辛い思いをさせることは……わかってた」

女「…………」

主「それでも、やっぱりお前のことが好きだった」

 ギュッ

女「…………」

主「ごめんな……女……大好きだ……」

女「……ぅ……主君……」

主「これから……病院にいって……多分俺は………………死ぬ」

女「…………」

主「来る……か?」

女「………………ぅん」

主「ありがとな……ごめんな……」

女「……ううん……」

主「女……」

女「ん……?」

主「キスしよう……」








707 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/14(土) 23:28:48.04 ID:gtglQ5D60


〜病院〜

主「……みんな本当に迷惑をかけたな、いままで、本当に……」

男1「気にすんなって……楽しかった」

男2「そうだ。楽しかった」

男3「いつでも戻ってこいよ! 一緒にバカなことしようなっ!」

転「師匠! また刀の稽古つけてくださいでござる!」

女「…………」

主「お前ら……俺、成仏できなさそうだ……w」

男2「www」

男1「www」

男3「wwwwww」

転「wwww」

女「www」

主「…………」

主「こうやってさ……みんなに囲まれて死ぬのって、絶対無いかと思ってた……嬉しいもんだな」

男1「…………」

男2「…………」

男3「…………」

転「…………」

女「…………」

主「全部お前らが作ってくれた。あんまり、お前らにしてあげれたことなくてごめんな」

男1「気に……すんなよぉ……」

男2「そ……うだ……」

男3「そうだよ……マキシマムは……十分……」

転「…………」

女「…………」

主「あー……もうそろそろかも……」

男3「!!!」

主「みんな……時が経って、俺と過ごした思い出が消えたとしても、これだけは覚えといてくれ……」
708 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/14(土) 23:29:13.03 ID:gtglQ5D60



主「俺みたいに過去に縛られてる奴がいたら、ソイツの居場所になってやってくれ……」



主「なんか、あんまりいい分かれ方じゃないかもしれないけど……みんな、感謝してる。俺と接してくれて、友達になってくれて、仲良くしてくれて、認めてくれて、本当に、本当にありがとう。永遠に忘れない……絶対…………………」




主「マキシマムは不滅……だ」



男3「……意味……わかんねぇ……よぉ……w……」

男1「……はは……は……」

男2「…………」

転「…………」

女「ぅ……主くぅんん……」

男3「………………全然笑えねえって……マキシマム……主……帰ってこいよぉぉぉぉぉおお!!!!!!!!!」

男2「うぁぁぁぁああああ!!!!!!」

男1「主ぃぃぃ!!!!!!!!! ぜってぇ忘れねぇよ!!!!!!!!!! お前との思い出!!!!!!!!」



709 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/14(土) 23:29:39.65 ID:gtglQ5D60

 キッカケがどんなものだとしても、現実に向きあうことが大切……。


 過去に縛られてた少年の教訓だ。

 
 
 もちろん、向き合ったとして、必ず終わりがハッピーエンドとは限らない……。

 
 ただ、ハッピーエンドというのは、終わりが良いものである必要はないのだ。


 ハッピーエンドというのは、現実と向き合ったものに必ず訪れる。どんな形であれ、どこかにそれはあるのだ。


 強く生きていく必要があるわけではない。


 目の前にある現実を全て受け止めるだけでいいのだ。


 先を見据える必要も、過去に縋る必要もない。


 そこにある現実を受け止めて、それを全力でこなせば……最高の終わりがその先に待っている。


 終わりの先にあるのは、終わった者と関わった者の終わり。

 それだけ。

 でも、終わり方は一つじゃない。

 
 意志を受け継いでいくことは出来る。


 それが行き過ぎたものでなければ、絶対にハッピーエンドが……


 待っている。


 行き過ぎたものだとしても、一つの手が差し伸べられれば……同じように……。







男「父さんに聞いたんだけどさ、この学校に伝説的な人がいたんだってよ」

男友「なにそれwwww」

男「マキシマムとかいう人wwww」

男友「あ、それ知ってるwwww」

男「マジすげぇよなwwww」


厨二「ククク、伝説があったとは……教えてもらおうか」


男友「なんだコイツきめぇwwwwwwwwwwww」

男「…………」

男友「ん? どうした?」

男「コイツと友達になろうぜ」

男友「はぁ……?」



〜終わり〜
710 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/14(土) 23:30:44.95 ID:gtglQ5D60
お……終わっちゃったよぉ……?

いいのかな……?

番外編は需要があったら……

とりあえず今日は落ちます。
711 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/14(土) 23:45:20.73 ID:h0dBeVd7o

番外編キボンヌ
712 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/01/15(日) 00:11:53.05 ID:q6Tf45uAO
普通に泣いたわ


番外編希望
713 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/01/15(日) 00:28:55.28 ID:oFX7W9Plo
乙(泣)
上に同じ
714 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) :2012/01/15(日) 01:01:01.88 ID:O8y+oXN8o

いい終わりだ

番外編希望
715 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岩手県) [sage]:2012/01/15(日) 04:18:53.97 ID:j8ERLGyU0
泣いちゃったわ
主見違えたよなぁ乙!
716 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/01/15(日) 10:27:24.34 ID:qkpMJwaBo
泣いた
もっとみたかった
717 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/15(日) 18:54:25.62 ID:iqeHSAu40
番外編は何を書けばいいでしょうか……

718 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/01/15(日) 19:39:05.87 ID:yxw8wKS50
幽霊の主と厨二を絡ませたりとか色々
719 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/15(日) 22:18:16.32 ID:b+7F+BTD0
ハッ!こんなチンケな話で泣くとか馬鹿馬鹿し・・・
あれ?おかしいな、目から汗が・・・
720 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/01/15(日) 23:56:24.73 ID:N4ZMvz88o
くそ!マキシマム!…くそ!!
721 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/16(月) 00:30:36.67 ID:Ar501JT0o
目からマキシマム汁でてきた
722 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/17(火) 01:27:10.73 ID:keFXAoYDO

マキシマム忘れないぜ!
番外希望
723 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2012/01/17(火) 07:42:11.48 ID:AiYTc2iH0
番外編は修学旅行か厨二と主の絡みやろうかと思います。

他に希望がありましたら言ってください。

20日に始めたいと思います。

724 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2012/01/20(金) 19:24:05.94 ID:0p08gmgA0
―番外編―

厨二「クッ! 俺の右手がもうッッ!!」

男「…………」

男友「きもすぎコイツwwwwwwwwwwww マジでコイツと友達になろうっていってんの?wwwwww」

男「………………おう」

男友「マジかよwwwwwwww なんでwwwwww」

男「……父さんがな、言ってたんだよ」

男友「何が?」

男「こういう奴は、きちんと話してみないとわかんねーって」

男友「はぁ……? だってコイツ会話にさえなんねーだろwwwwwwwwww」

厨二「会話にならない……お前らのような下等な奴らとなぜ会話をしなければいけないのか……」

男「…………」

男友「は?wwwwwwwwwwww」

〜放課後〜

厨二「帰るか……」

 『おい』

厨二「……!? だ、誰だ!? まさか、魔物!?」

主『俺は主だ』

厨二「は……!? まさか闇の力!!!」

主(コイツ……生前の俺と同じ厨二病患者なのか……)

主『闇の力じゃないが、俺はいままさにお前の中に宿った』

厨二「なん……だと!?」

主(なんでかはわからない……ただ、何か心残りがあったんだろうな。成仏できてない)

主『しばらくお前の中で過ごすことになりそうだ』

厨二「ククク、いいだろう。受け入れてくれよう!!」

主(さすが厨二病……。非現実を一瞬で受け入れた)

厨二「お前、俺に何か力を分け与えることができるのか?」

主『いや、ただの霊だからそれは無い……』

厨二「」

主『ていうか、お前は中二病なんだな』

厨二「はッ!?」

主『自覚……あるんだろ……』

厨二「…………」

主『やめようと思わないのか? いいことないと思うぞ』

厨二「……関係ないだろう、お前には」

主『……まぁ、確かにな……。理由とかあるのか? 厨二病になった理由……』

厨二「理由なんて特にはない。俺の思うようにやっているだけだ」
725 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/20(金) 19:25:00.58 ID:0p08gmgA0

主『そうか……。本当にそうなのか? 本当のこと話してみろ』

厨二「本当にそうだ」

主『…………。まぁ、確かに姿も見えてない奴に自分のことを話すのは気が引けるのはわかる……』

厨二「…………」

主『……でも、話してみろ。俺はお前のことを知りたいんだ』

厨二「なんでいきなり……」

主『だって、お前にしばらくは宿ってるからな。相棒としてそのくらいいいだろ』

厨二「………………目立ちたいんだ」

主『……?』

厨二「俺は、小さい頃から友達がいなくて……誰も相手にしてくれなくて……だから、どうすればいいか考えた」

主『……それで、答えが それ か……』

厨二「うん」

主『……確かに誰にも相手にされないのは辛いな。孤独は辛い』

厨二「お前には……わかんないだろ……」

主『わかる。痛いほどわかる。俺は生前、お前と似てたからな』

厨二「……!」

主『でも……それは正解とは言えない……』

厨二「……そんなこといわれたって、俺にはこうすることしかできない」

主『……そうか。今はそう思ってるんだな』

厨二「……?」

主『そうすることしかできないというのは甘えだっていってんだよ』

厨二「……は?」

主『…………』
726 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/20(金) 20:07:48.45 ID:0p08gmgA0
〜翌日、学校〜

男「よう、厨二」

男友「厨二来たwwwwwwwwwwww」

厨二「ククク」

主『なんだ、かまってくれる奴もいるじゃん』

厨二「いや……コイツらは違う……」

男友「は? 何、独り言言ってんのwwwwwwwwwwwwww」

厨二「…………」

主『お前以外には、俺の声聞こえてないからあんまりでかい声で俺と会話しないほうが良いと思うぞ』

厨二「先に言え」ヒソヒソ

主『てか、コイツらは違うってどういうことだよ』

厨二「こいつらは、俺をバカにしてんだ。だから、違うんだ」ヒソヒソ

主『……違くはないだろ』

男「ん? どうしたんだよ、厨二は」

男友「しらねぇよwww いつも変だろwww」

厨二「違うんだよ……」ヒソヒソ

主『おい、何が違――』

厨二「違うって言ってんだろ!!!!!!」

主『……っ』

男「は……!? どうしたんだよ、厨二!」

厨二「な、なんでもない。ククク……」

男友「きめぇwwww」

主『いきなり怒鳴るな……』

厨二「…………」
727 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/20(金) 20:10:47.30 ID:0p08gmgA0

男「……なにかあったのか? 俺に相談してくれよ。友達として」

男友「友達なのかwww」

厨二「…………」

主『ほら、コイツ、友達だっていってくれてるだろ。何が違うんだよ』

厨二「……コイツは……コイツらは本当に俺のことを友達だと思ってるわけじゃない。バカにしてる、俺のこと……」ヒソヒソ

主『だから……何だよ……』

厨二「……は……?」ヒソヒソ

主『……だから、孤独だって……?』

厨二「そうだ。俺は――」ヒソヒソ


主『ふざけんな!!!!!!!!!!』


厨二「!」ビクッ

男「……?」

男友「なんだコイツ」

主『お前は甘すぎるんだよ!!! 何がバカにしてるだ……あたりまえだろ!!!』

厨二「…………」

主『目立ちたいから中二病になった。……でもバカにはされたくない……? 無理に決まってんだろうが!!!!! 中二病がバカにされないわけねぇんだよ!!! バカにされてあたりまえなんだよ、それがお前の答えなんだろ!!?』

厨二「……バカにされたいとは……言ってない」ヒソヒソ

主『……お前、現実をなめてるよ。そんな都合の良いことあるわけねぇだろ』

厨二「…………」

男友「……?」

男「マジでどうしたんだよ。大丈夫なのか?」

厨二「…………」

主『……それに、お前の目立ちたいっていうのは、友達から無条件に優しくされたいとか、そういう意味だろ』

厨二「…………」

主『図星かよ……。甘すぎる。無理に決まってる。だって、お前は逃げたんだろ?』

厨二「え……?」ヒソヒソ

主『現実と向き合うことから逃げたんだ、お前は』

厨二「……!」

主『お前が言ってることは、目標でも希望的観測でもなんでもない。絶対にありもしない幻想だ』

厨二「…………」

主『お前は一番大切なものから逃げたんだ』


主『乗り越えなきゃいけない壁から逃げたんだ』


厨二「……!」

728 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/20(金) 20:32:41.13 ID:0p08gmgA0
男「おーい……大丈夫か? お前」

男友「ついに頭イカれたか?www」

厨二「…………」

男「……やっぱ、友達にはなれないのか……?」

厨二「…………」

主『……いまからでも間に合う……』

厨二「……!」

主『お前がやるべきことはあるだろ……』

厨二「…………」

厨二「……いや」

男「……え?」

厨二「……友達になろう」

男「お、おう!」

男友「こんな中二病野郎と友達になるのかよwww」

厨二「いや……俺、もうやめるよ。中二病」

男友「!?」

男「えっ……」

主『…………』

厨二「これからもよろしく」

男「おう!」

男友「wwww」


729 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/20(金) 20:33:16.04 ID:0p08gmgA0
〜三日後〜

 厨二と男と男友はすっかり仲良くなっていた。

厨二「じゃあ、俺こっちだから、じゃあね」

男「おう、じゃあな」

男友「じゃーな」


主『結構うまくやってるな』

厨二「うん。ありがとな」

主『いや、俺は何もしてない。気づかせただけだ』

厨二「…………」

主『……ん?」

厨二「どうした?」

主『あそこで話してる生徒達……』

厨二「生徒達がどうした?」


生徒1「男と男友きもくねwwww」

生徒2「ねwww やべぇよな、厨二と友達になるとかwww」

生徒1「マジきめぇwwwwww」

生徒2「wwwww」


厨二「…………」

主『お前の友達の悪口言ってたな』

厨二「……うん」

主『……やるべきことは……ないのか……?』

厨二「…………」

主『…………』

厨二「……ない」

主『……本当に……ないのか……?』

厨二「……ない」

主『うそつけ』

厨二「……うそじゃ――」

主『うそつけ!!!』
730 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/20(金) 20:33:53.36 ID:0p08gmgA0

厨二「…………」

主『逃げてきた分、お前はここで頑張らなくちゃいけないだろうが!!』

厨二「…………」

主『人に思いやってもらいたいなら、やるべきことがあるだろ……』

厨二「…………」

主『……言ったろ。幻想なんだって。仲間に本気で仲間と思って欲しい時は……こういうときは……』


主『 仲間のために死ぬ気でがんばらないといけない 』


厨二「……!」

主『どんなに怖くても、理不尽な行為だとしても、痛くても、やらないといけないんだ』

厨二「…………」

主『逃げてきた自分を正当化しちゃいけない……』

厨二「……!」

主『いまやらないで、いつやるんだよ!!』

厨二「!!」

主『……もう一回聞くぞ』

厨二「…………」

主『……やるべきことは……あるか……?』

厨二「………………ある」

主『いけ……』

厨二「うん」
731 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/20(金) 20:58:23.52 ID:0p08gmgA0


生徒1「あー、最近、男と男友とか調子に乗ってね?」

生徒2「だよなwwwwwww」

生徒1「マジきめぇしwwww」

生徒2「なwww しかもあいつ――」


厨二「俺の仲間の悪口言うなああああああ!!!」


主(よく……やった!!)

生徒1「あ?」

生徒2「なんだよお前www」

生徒1「調子のってんじゃ――」

 ドッ!

生徒1「うあっ」

生徒2「おい!! なにやってんだよてめぇ!」

厨二「知るか!!」

 ガッ!

生徒2「うっ」

生徒1「ふざけてんじゃねぇぞ!!!」

厨二「うっせぇ!! 理不尽だとしてもやらないといけねぇんだよ!!!」

 ドゴッ!!

厨二「ヴっ!!」

生徒2「うぜぇんだよ!!」

 ドガッ

厨二「ぐあっ!!」

主『…………』

732 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/20(金) 20:58:49.24 ID:0p08gmgA0

〜しばらく後〜


厨二「…………」ボロッ

生徒2「きめぇwwww」

生徒1「じゃあな雑魚www」

 スタ スタ スタ スタ

厨二「……ww やられちゃったわ……」

主『……それでも、いいんだ』

厨二「…………」

主『お前はよくやった。仲間のためにがんばれたんだから、いいじゃねぇか』

厨二「…………」

 タッタッタッタッタッタ

男「厨二!!!!!! 大丈夫か!?」

男友「ちょ……すげぇボコボコじゃん」

厨二「……えっ!? なんでここに!?」

男「いやぁ、男友が忘れ物したって言ったから、学校に戻ってきたんだ」

男友「つーか、お前なんでこんなになってんだよ!?」

厨二「ちょっと喧嘩してね」

男友「は……? なんでだしwww」

厨二「……男と男友の悪口いってる生徒がいたからさ」

男「!! そんなことで……!」

厨二「…………」

男友「……見直したわ」

厨二「え?」

男友「……俺、心底お前のこと、見下してたわ。でも、俺達の悪口言ってたって理由でこんなに……」

男「男友、行こう」

男友「おう」

厨二「どこに!?」

男「リベンジ」

厨二「……!!」

 タッタッタッタッタ

主『…………』

厨二「…………」

主『……嬉し泣きか……?』

厨二「……うるさい……」
733 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/20(金) 20:59:44.85 ID:0p08gmgA0


〜しばらく後〜

男友「おーい!」

男「厨二!!」


主『戻ってきたな』

厨二「うん」


男友「ぼこしてきたぞwww」

厨二「……!!」

男「厨二」

厨二「……?」


男「これからもよろしくな」
男友「俺からもよろしく」


厨二「……うん」



主『よかったな、これで俺も成仏できそうだ……』

厨二「本当、世話になった」ヒソヒソ

主『……大層なことはしてないぞ』


男「な? 父さんの言ってたとおり、かかわってみないとわからないだろ?」

男友「そうだなwww」


主(父さんがいってたとおり……? ………………なるほど、そういうことか……)


主(俺の最後の言葉をちゃんと……………)


主(やっぱ……俺達はずっとつながってるんだ……)


―番外編 完―
734 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/20(金) 21:01:25.00 ID:0p08gmgA0
とりあえず今日はコレで終わりです。

なんかすいません。

735 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/01/21(土) 01:42:40.93 ID:HWfbrE1Qo
ベタだけどゾクッときた
736 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/21(土) 07:40:31.22 ID:bPbBdYpDO
737 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/21(土) 12:08:53.27 ID:ohhcDNnco
厨二の意思よえええええええ
738 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/01/22(日) 09:57:12.05 ID:0ouxE4K80
良かった
次は時間戻って修学旅行かな
やっぱいつもの主もみたい

まだまだレスに余裕はある
739 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/22(日) 12:22:39.06 ID:iC6P8Tgyo
心が痛いよwwwwww
740 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/22(日) 15:19:49.16 ID:vnxY12Rk0
―修学旅行編―

〜修学旅行前〜

委員長「じゃあ、これから行動班を決めます! 男子三人女子三人で自由に班を作ってください!」



主「ククク……遂にこの時がきたか!!!!」

男3「どんだけ盛り上がってんだよwwwwwww」

男2「wwwww」

男1「wwwww」

転「燃えるでござるな!!」

主「ククク……我が右手に宿りし魂が疼く……」

男3「きめぇwwww」

男1「wwww」

男2「」

主「」

転「」

男3「wwwww」

転「それより、どうするでござるか?」

男3「ん? 何が?」

転「行動班でござる」

男1「そうだな……俺達五人だもんなぁ……」

男2「そうだな」

男3「んー、どうする?」

転「もう一人メンバーを増やして、三人ずつに分かれるのが良いと思うでござる!」

男1「いいな、それ」

男2「そうだな。でも、もう一人って誰だ?」

転「んー……」
741 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/22(日) 15:21:03.04 ID:vnxY12Rk0



委員長「一つだけ男子が二人の班が出来ると思いまーす」



男3「おお! ラッキーじゃん!」

主「ククク……」

男2「じゃあ、二人と三人で分かれるか」

男1「そうだな。どうする?」

主「フン……この俺と行動をともにすれば、力を分け与えてやろう」

男3「力wwwwwwwwww」

男2「じゃあ男3とマキシマムでいいか」

男3「え、ちょ――」

主「よかったな、貴様は幸運の持ち主であるぞ!! クッハッハ」

男3「」

男1「きまりだなwwww」

転「きまりでござる!!」

男3「」
742 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/22(日) 15:32:05.36 ID:vnxY12Rk0

主「男3よ、少しまっているがよい」

男3「あ?」



主「おい!! そこの愚民ども!!」

女子A「は?」

女子B「マキシマム出たwwwww」

女子C「wwwwwwww」

主「俺達と行動をともにするがよい。そうすれば貴様らに力を与えてやろう」

女子A「意味わかんねぇwwww」

女子B「力wwwww何それwwww」

女子C「wwwwwwwwwww」

女子B「誰がいるの? そっち」

主「この俺と男3というなの屑だ」

女子A「えぇー……男3いるのかよー……」

女子B「マジかよwww」

女子C「うそぉ……」



男3(聞こえてますよ……あは……)



主「ククク、何を勘違いしている」

女子A「はぁ?」

主「貴様ら、俺は命令をしているのだ!!!!」

女子A「いや、さっきまではしてなかったけどね」

女子B「wwwww」

女子C「wwwwwwwwww」

主「」

女子A「まぁ……いいよね?」

女子B「あたしはいいよ」

女子C「うちもー」

主「ククク、交渉完了!!!」

女子C「wwwwww」

女子B「wwwwww」
743 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/22(日) 15:32:35.08 ID:vnxY12Rk0



主「おい、男3よ」

男3「ん?」

主「女子というなの愚民どもを釣ってきたぞ」

男3「釣ってきたってwwwwwwwww」

女子A「うわぁ……マジでいるよwwww」

男3「なんだよその言い方はぁぁ?!」

女子B「うえっ……wwww」

男3「うえっ……じゃねぇよ、うえっ……じゃ!」

女子C「面白ぉwwww」

女子B「wwwwww」

女子A「wwwww」

男3「おもしろくねぇわ!!」

女子A「wwwww」

女子B「wwww」

女子C「wwwww」

男3「」

主「クッハッハ」
744 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/22(日) 15:47:24.38 ID:vnxY12Rk0

〜当日 新幹線内〜

男3「なぁマキシマム」

主「む?」

男3「なんで新幹線の中でまでお前の隣にいないといけないんだよ!!」

主「気にするでない。貴様は俺のしもべだ」

男3「ちげぇよwwww」

主「ククク」

男3「ていうか、なんでお前右手に落書きしてんの?」

主「ら、落書き!? 何を言っている貴様ぁぁぁ!!!!」

男3「ちょ、おまえ、でっかい声だすなってwwwww」

主「」

男3「じゃあそれ何だよwww」

主「ククク……コレは闇の魔方陣だ……」

男3「へぇーすげー(棒)」

主「」



男1「男3と主、意外と仲いいんだよな」

男2「確かにな」

男1「ていうか、部屋割りってどんなだっけ?」

男2「お前話聞いてたのか?」

男1「いや、全然聞いてなかったwwww」

男2「」

男1「www」

男2「俺達五人とボッチ達三人だろ」

男1「なるほどな。ボッチ達三人ってどんなメンバーだ?」

男2「オタク1とボッチとキョロ充だったと思うぞ」

男1「キョロ充wwww」

男2「wwww」
745 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/22(日) 15:49:24.03 ID:vnxY12Rk0



ボッチ「ねぇ転君、それ何してるの?」

転「瞑想でござる」

ボッチ「ふーん……何なの瞑想って」

転「今は話しかけてはいけないのでござる……。精神を集中させ、波動を生み出すのでござる!!」

ボッチ「へ、へぇ……」

ボッチ(なんか主君に似てるなぁ……)

転「…………」

ボッチ「…………」

ボッチ(夕飯何かなぁ……)

転「…………」

ボッチ「…………」

転「……はっ!!」

ボッチ「!?」

転「いま、拙者の精神の中に何かが入り込んだでござる!!」

ボッチ「」



キョロ充「うぇーいwwwww 景色マジきれいwwww パネェwwwww マジwwww」

オタク1「うっせぇな」

キョロ充「は、は? うっせぇーしww」

オタク1「てか、お前ズボンのチャック開いてる」

キョロ充「え、は? え、えwwww ウェーイwwww」

オタク1「嘘な」

キョロ充「知ってるしwwww ばーかwwwww」

オタク1「きも」

キョロ充「」

オタク1「wwwww」



746 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/22(日) 16:06:34.23 ID:vnxY12Rk0
〜奈良〜

主「ククク、澄み渡りし聖なる空気!!!!!」

男3「きめぇwwwwww」

主「ククク!!」

女子A「きもwwww」

女子B「wwwww」

女子C「wwwwwww」

女子A「はやく奈良公園いこーぜ!」

女子C「そーだよーwww」

男3「おう!!」

女子B「あ、男3は来なくていいわwwww」

女子A「wwwwww」

女子C「あははwwww」

男3「」

主「無様であるなww」

女子A「あ、マキシマムもこなくていいよ!」

主「」

男3「wwww」

女子B「wwww」

女子C「www」

747 : ◆MJ8i8ClBa. [saga]:2012/01/22(日) 16:07:19.83 ID:vnxY12Rk0
またきます。
748 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/22(日) 17:54:55.23 ID:iC6P8Tgyo
もっと来い、いや、来てください
749 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/22(日) 18:19:07.13 ID:nmkFr4ZIO
追いついた
そして氏ぬほど笑って嫁にきもがられた
あんた最高だよ!
750 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/23(月) 20:08:59.22 ID:0nNQ1SaDO
751 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/24(火) 22:25:41.93 ID:NJw36LxIO
>>749
オレも寝床で含み笑いしまくって嫁にきもがられた仲間だ
752 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/01/24(火) 23:16:56.97 ID:3Hp4NIIL0
>>751
自慢スンナ
帰れ
753 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/01/25(水) 07:44:47.57 ID:spIJpstAO
>>749>>751
確かにきもいですね
754 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/26(木) 04:07:06.28 ID:S+pkRomIO
>>752-753
ひでぇww
いいぞもっとやれ
755 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/26(木) 04:08:58.41 ID:S+pkRomIO
>>752-753の間違い
756 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/26(木) 04:10:09.56 ID:S+pkRomIO
ちょ・・・
>>>753のミスです
無駄レスほんとすまん・・・
757 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/26(木) 04:11:17.10 ID:S+pkRomIO
・・・
>>752っす・・・
・・・[ピーーー]俺・・・
758 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/01/26(木) 08:10:35.73 ID:2hGs27BDo
その挫けない姿勢は認めよう。
759 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/30(月) 08:18:09.93 ID:4W2BSk4IO
舞ってるぜ
760 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2012/01/30(月) 18:20:54.82 ID:n7paTU6AO
しゅーがくりょこぉぉお
761 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2012/02/06(月) 06:57:50.85 ID:2DRQKR+A0
まだまだ待つぜ
762 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/02/24(金) 01:18:21.23 ID:kQfe50WAO
もう待てない
763 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/24(金) 06:58:39.14 ID:MYhAQFjIO
待てないやつは他で楽しみ
待てるやつは待つ
それだけだ
764 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/03/23(金) 23:37:51.22 ID:vgRt+Hfyo
待ち
765 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/04/01(日) 07:23:33.67 ID:FObPWKPd0
間に合わなくなってもしらんぞ
766 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長崎県) :2012/04/08(日) 01:51:47.46 ID:029/i5BH0
わくわくして待ってる
767 : ◆MJ8i8ClBa. [sage]:2012/04/13(金) 20:23:33.52 ID:gSg1rQQ00
受験で忙しかったので全然これませんでした…すいません><;

明日来ます。
768 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/04/16(月) 01:22:33.01 ID:uzPBk9kAO
いつになったら明日がくるんだろう
769 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/19(木) 15:19:58.62 ID:KlGLPt/x0
>>1の明日は一カ月
770 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/04/21(土) 21:10:29.46 ID:tHKOEC9K0
明日がきてほしい
771 : ◆MJ8i8ClBa. :2012/04/21(土) 23:46:49.57 ID:9/7Bdu+K0
本当に申し訳ないのですが展開忘れてしまいました…

先の展開書けなくなってしまいました。

勝手ながら終了とさせてもらいます…

この9ヶ月間本当にありがとうございました。またどこかでお会いしましょう
772 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/04/21(土) 23:54:32.36 ID:nZnMOkrVo
おう、またどっかで面白いSSで会おう
773 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/04/22(日) 00:17:59.47 ID:Q8NCTk3S0
あらら、残念
また夏にでも颯爽と現れてくれ。去年みたいに

774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/04/22(日) 00:24:16.02 ID:/YFBG2Sa0
終わりかぁ…

去年の夏が懐かしくなってきたわ

長い間乙
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