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男「夢と冒険の世界へ」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:10:55.05 ID:fgAqls+r0
・これはポケモンのSSです
・亀投稿になります
・ご都合主義になるかも
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:11:30.49 ID:fgAqls+r0
わーわー


ゴールド『とどめだメガニウム! げきりん!』

ワタル 『ううっ…』

テレビ 『決まったぁー! タイプの不利を覆し、若き挑戦者ゴールド選手がついにチャンピオンを退けたー!』
テレビ 『ジョウト地方の新チャンピオン誕生の瞬間です!』

わーわー

テレビ 『ゴールド選手は現時点で11歳。これはかのレッド選手に次ぐ若さでチャンピオンの座を射止めたことになり…」


男「すごいな、僕と1つしか歳で違わないのに、もうリーグチャンピオンだなんて」

男「僕なんてまだ自分のポケモンすら持ってないのに……」

母「男ー。テレビばかり見てないでちょっとお使いに行って来なさい」

男「なんだよ今いいところなのに……わかったー! 今行くよ」

3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:12:05.37 ID:fgAqls+r0
コガネシティ


男「ええと、虫よけスプレーが2つに、きずぐすり。それにサイコソーダが……うわ、重そうだな…」ブツブツ


ギャーギャー

男「ん、なんだか騒がしいな?」


(路地裏)


白衣男「なんだね君たちは!? 乱暴はやめてくれっ」

不良1「へっへっ。オジサン、なんだか良さげなポケモン持ってるじゃねえか」

不良2「痛い目見る前にそいつを渡してもらえませんかねぇ」

白衣男「何を言ってるんだ! そんなことできるわけないだろう」

不良1「ああ!? 折角下手に出てやってるのに何だその態度はよぉ!?」

不良2「アニキ、やっちまいましょうか、にひひ…」

白衣男「くっ、これは娘の誕生日の為に取り寄せた大切な3体のポケモンなんだ」

白衣男「そうやすやすと奪われてたまるか……!」


男(うわ…これってもしかして、オヤジ狩り兼カツアゲの現場…)

男(何言ってるのか聴きとれないけど、この辺りは不良の溜まり場で有名なんだ。あのオジサン、この町の人じゃないのか)
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:12:53.72 ID:fgAqls+r0

不良1「オラァ!」ドガッ

不良2「アニキはさっきポケモンバトルに負けて気が立ってるんだ」

不良2「さっさと渡しちまった方が見の為ですぜ?」バキッ

白衣男「ぐぅ……誰か…」

男(うわぁ。痛そうだな。そうだ、ジュンサーさんに通報…!)

ゲシっ

白衣男「うわあっ!」ズザァ

(抱えていた荷物が吹き飛ぶ)

ドンっ コロコロ…

かつっ

男「なんだこれ…。モンスターボール?」

白衣男「き、きみ! 助けてくれ! それは娘への誕生日のプレゼントなんだ」

白衣男「それを奴らに奪われそうなって…頼む!」

不良1「余計なこと言ってんじゃねぇ!」

白衣男「ビクッ」

男「う……」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:13:45.54 ID:fgAqls+r0
不良2「さあ兄ちゃん。そいつをこっちに渡してもらおうか?」

不良1「ボコボコにされたいってんなら話は別だけどよ…」ニタァ…

男(ど、どうしよう…)

男(荷物を渡せば痛い目には合わない…でも、これはあのひとの娘さんの誕生日のプレゼントだって…)

不良1「なにモタモタしてんだ!」

ふりょうが しょうぶをしかけてきた

不良1「行けっ、コラッタ!」

コラッタ「こらー」

男「ポ、ポケモンだ!」

不良1「くくく、血を見たくなってきたぜ」

不良2「アニキ、いい趣味してやすねぇ。きひひ…」

男「うう…、どうしたら…」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:14:25.23 ID:fgAqls+r0

白衣男「君、聞いてくれ!」

男「!」

白衣男「そのモンスターボールの中にはポケモンが入っている」

白衣男「それを使ってこいつらを追い返すんだ!」

男「わ、わかりました!」

男「よし、このボールに決めた!」

男「いけっ、モンスターボール!」


ぽわん

チコリータ「ちこー♪」


男「これが、ポケモン…。こいつで戦うのか」

男「でも、今までポケモンなんて持ったことのない僕にできるのか…?」

不良1「へっへっへ。思った通り珍しいポケモンじゃねぇか」

不良1「ますます欲しくなってきたぜ」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:15:38.41 ID:fgAqls+r0
あ、主人公とかオリキャラ注意で><



白衣男「君、いいか、よく聞いてくれ」

男「あ、大丈夫ですか?」

白衣男「そのポケモンはチコリータ。草タイプのポケモンだ」

白衣男「戦いの基本は、相手を戦闘不能にすること」

白衣男「君はその戦いの指示をするんだ」

男「はい、やってみます!」

不良1「ごちゃごちゃ言ってねえでさっさと始めるぞ!」

不良1「コラッタ、たいあたりだ!」


コラッタ「こらー」


男「うわ、え、えーと。チコリータ、こっちもたいあたり!」


チコリータ「ちこっ!」


白衣男「そう、攻撃して相手にダメージを与えることが戦闘の基本だ」

不良1「くっ。な、なかなかつええじゃねえか…」

白衣男「ポケモンはそれぞれの個体が様々なワザを備えている。それをうまく活かして戦うんだ」

白衣男「今チコリータが使える技で最も強いのが、はっぱカッターという技だ。君、指示してくれ」

男「わ、わかりました!」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:16:26.35 ID:fgAqls+r0

不良1「なんだか知らねえが、次行くぜ! ひっさつまえば!」

コラッタ「こらー!」

チコリータ「ち、ちこー」

男「!! チコリータ!」

白衣男「大丈夫だ。チコリータは防御面で優れている。でも、今のをもう一度食らったら危ないな…」

白衣男「次の攻撃で決めるんだ!」

男「はいっ!」

男「チコリータ、はっぱカッター!」

チコリータ「ち〜こー!」

シュパパパパッ

きゅうしょにあたった!

コラッタは たおれた

ふりょうとのしょうぶにかった


不良1「く、くそっ」

不良2「覚えてやがれ!!」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:17:19.56 ID:fgAqls+r0
男「か、勝った…?」

白衣男「ああ、おめでとう! そして助かったよ、ありがとう」

男「初めての勝負で勝った……」

男「へ、へへ……どういたしまして!」

白衣男(……初めてにしてはやけに様になっていた。ひょっとして、逸材かも知れないぞ…)

白衣男「それにしてもまったく、コガネに観光に来てそうそうえらい目にあったよ」

男「裏路地は不良たちの溜まり場になるんですよ。危ないんでみんな近づかないんです」

白衣男「気をつけるよ。……っと、そうだ、紹介が遅れたね」

白衣男「僕は白衣男。ポケモンの研究をしている者だよ」

男「へえ! ポケモンの研究かぁ・・。あ、自分の名前は男です」

白衣男「そうか、男君。僕はまだ無名だけど、以前ポケモン研究の世界的な権威であるオーキド博士の下で何年か助手をしていてね」

白衣男「実は、前年度のカントーリーグのチャンピオンであるレッド君が初めて旅に出る時、モンスターボールを渡したのが僕だったんだ



男「ええっ!?」

白衣男「まあ、密かな自慢さ」

白衣男「レッド君がチャンピオンになった頃、ようやく僕も独り立ちできるくらいに研究が認められてね」

白衣男「それで、最近になって妻の実家があるジョウトで研究所を構えたんだが、いやはや、人手が足りなくてはかどらないんだ」

男「そうなんですか」

白衣男「研究所に缶詰していたら、危うく娘の誕生日まで忘れてしまうところだったよ。ははは…」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:17:58.04 ID:fgAqls+r0
男「ははは…。あ、娘っていえば、これお返しします。誕生日プレゼントなんでしたね」

チコリータ「ちこー?」

白衣男「…………ふむ」

白衣男「いや、そのポケモンは君にあげよう」

男「!?」

男「いいんですか?!」

白衣男「助けてもらったお礼だよ。3匹いるが、どのみち娘渡すのは1匹だけのつもりだったからね」

男「え?」

白衣男「娘は次の誕生日で10歳になる。その日がきたら、娘は旅に出るんだ」

男「旅…ですか?」

白衣男「娘は以前からポケモントレーナーになりたいと言っていたんだ」

白衣男「今までは許可しなかったけれど、10歳を過ぎたらもう大人。自分の道は自分で決めさせるし、僕が口を出すこともない」

男「ああ、だから誕生日に最初のパートナーをプレゼントしようと」

白衣男「ま、そういうことだね。あとは、自分の力で捕まえるほかないのさ。一人前のポケモントレーナーになるにはね」

男「ふうん。ポケモントレーナー、か……」

白衣男「君はどうするんだい?」

男「へ?」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:18:55.35 ID:fgAqls+r0
白衣男「
君は初めてポケモンを手にしたと言っていたが、戦う姿からはトレーナーとしての才能の片鱗を感じさせた」

白衣男「レッド君を見てきた僕が言うんだ、間違いない」

男「え、え? いきなりそんなこと言われても…」

白衣男「いいかい、男君。僕はさっきのお礼にチコリータをあげると言ったが」

白衣男「それだけが理由じゃない」

男「?」

チコリータ「ちこちこー」

白衣男「この世界には様々なポケモンがいて、人はそれらをペットにしたり、一緒に働いたり、戦わせたりする」

男「ふむふむ」

白衣男「これは僕の研究内容なんだ、よく聞いてくれ」

白衣男「例えどんなに争いを好まないポケモンであっても、必ずと言っていいほど戦う術を持ち合わせている」

白衣男「それはなぜか。もしかしたら、全てのポケモンには戦闘本能とでも言うべきものが備わっているのではないだろうか」

白衣男「僕はそう考えた」

男「なるほど」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:19:22.51 ID:fgAqls+r0
衣男「最近の研究では、人、特にトレーナーと共に闘ってきたポケモンは、野生のポケモンの能力を大きく上回るという結果も出ている



白衣男「無論、ポケモンの野生性が失われることを考えると、腕の悪いトレーナーに育てられたポケモンは戦闘能力の面でも劣るというこ

ともある」

白衣男「しかも一部のポケモンは、自分が認めたトレーナーにしか懐かないという報告もある」

男「ええと…?」

白衣男「ああ、長くなって悪かったね。ようするに、だ」

白衣男「さっきの戦いの後、そのチコリータは君の所に行きたいといっていたのさ」

男「チコリータが喋ったの!?」

チコリータ「ちーこー」

白衣男「ははっ。そんなわけないだろう。でも、長年ポケモンやトレーナーに接していると、大体分かるのさ」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:19:53.69 ID:fgAqls+r0
白衣男「チコリータは、君の才能を感じとったからこそ、君のもとに行きたがったのだろう」

男「そうなのか、チコリータ…?」

チコリータ「ちこー!」

男「…………」

白衣男「すっかり話し込んでしまったね。僕はキキョウシティの郊外に研究所を構えている」

白衣男「このタウンマップに場所を記しておいたから、もし興味があるなら一度顔を出してくれないかな」


タウンマップを てにいれた!


白衣男「それじゃあ、僕はここで失礼するよ。縁があったらまた会おう」

男「あ、はい。また…」

男(…………)

男「ポケモントレーナー、かぁ…」

チコリータ「ちこっ?」

男「いや、なんでもない。よろしくな、チコリータ」

チコリータ「ちこちこー♪」

男「…いっけね、お遣いわすれてたっ」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:21:29.76 ID:fgAqls+r0

男「ただいまー」

母「男、遅かったじゃない」

母「……あら、その可愛らしいポケモンはどうしたの?」


カクカクシカジカ

男「というわけで…」

母「なるほどね…男がねぇ…」

男「母さん、僕、ポケモントレーナーになりたい!」

母「…………………」

男「母さん?」

母「……あの人の事があって、今まであなたをポケモンに触れさせたことが無かったっていうのに」

母「これも血、かしらねぇ…」

男「・・・?」

母「いえ、何でもないわ」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:22:31.12 ID:fgAqls+r0
母「……男、旅は危険よ。それでも行きたい?」

男「うん、行きたい」

母「優秀なトレーナーになれるのはほんの一握りよ。それでも行きたい?」

男「…行きたい」

母「……パパはポケモンを極めようとして、死んじゃったの。だから、あなたをポケモンに触れさせないままで育てたの」

母「それでも、それでも行きたい?」

男(……………そうだったんだ)

男「……………」

男「…………うん、行きたい」

母「……そう」

母「なら、ママは何も言わないわ」

母「男、行けるところまで行ってらっしゃい!」

16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:23:08.99 ID:fgAqls+r0


翌朝


男「おはようございまーす!!」

白衣男「やあ、おはよう。元気だね。そろそろ来る頃だと思っていたよ」

男「はい!ポケモントレーナーになる決心がつきました。白衣男さんには是非ご指導賜りたく……」

白衣男「なんだかキャラが変わってるね。あと、僕は研究者であってトレーナーではないよ」

男「や、これは失礼」

白衣男「…まあ、簡単なレクチャーならできるけどね」

白衣男「さて、今日からトレーナーになる君にこれを渡そう」


ポケモンずかんを てにいれた


男「これなんですか…図鑑?」

白衣男「そう、それはポケモン図鑑」

白衣男「出会ったポケモンを自動的に記録していく、大変ハイテクな図鑑なんだ」

男「へええ、すごいものがあるんですねぇ」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:23:35.45 ID:fgAqls+r0
男「じゃあ、この図鑑を完成させることが当面の目標かな」

白衣男「あ、それはちょっと違うよ」

白衣男「もちろん図鑑を完成させることも目標の1つではある」

白衣男「例えばレッド君とオーキド博士は、図鑑を完成させるための協力関係にあった」

白衣男「でも僕は、ポケモンの生態系よりもむしろ、戦闘に関する研究が専門だ」

男「ああ、言ってましたね」

白衣男「だから君には各地のジムに挑戦し、トレーナーとしての腕を磨いて貰いたいんだ」

男「望むところっす! 幸いコガネにもキキョウにもジムはあるし、すぐ挑戦しよう」

白衣男「ははは、でもまずは、ポケモンを鍛えたり、捕まえて戦力を整えないとね」

白衣男「なんたってジムリーダーってのは、そこいらのトレーナーとは比べ物にならないほど強いんだ」

白衣男「有事の際には、先陣切って町を守るという役目もあるくらいだし」

男「なるほど…でも、俄然燃えてきました!」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:24:20.99 ID:fgAqls+r0
人がいなくたって泣かない


白衣男「ははは、その調子だ。すぐにはジムに挑戦しないで、そうだな…」

白衣男「まずはワカバタウンにむかい、オダマギ博士に合ってみるといいだろう」

男「オダマギ博士…?」

白衣男「僕とは研究者仲間なんだが、今年のジョウトリーグのチャンピオンになったゴールド君」

白衣男「彼に最初のポケモンを授けたのが、ほかならぬオダマギ博士なんだよ」

男「ええええええええっ!! それ、本当ですか?」

男「僕、テレビで何度もリーグの決勝戦みましたよ」

白衣男「うん、ワタル戦で使ったメガニウムは、ゴールド君が初めて手にしたポケモンなのさ」

男「へえええ…」

白衣男「だから、博士に会えれば、色々と有益な話も聞けるだろうし」

白衣男「その頃にはジムに挑戦できるくらいの腕も身についているだろうね」

男「はい! じゃあ僕はワカバタウンに向かいます!」

白衣男「ああっ、ちょっと待ってくれ!」

男「はいっ?」

白衣男「女ー! ちょっと来なさい」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:24:58.35 ID:fgAqls+r0
女「はーい」タタタ

白衣男「男君、紹介しよう。彼女が私の娘の女だ。君と同じく、今日からトレーナーになる旅に出るんだ」

女「ねえパパ。こいつ誰ー?」

白衣男「女。彼は男君。昨日話しただろう?」

女「へぇ、じゃあアンタがパパがポケモンあげたっていう男なんだ」ジロジロ

男「あ、うん」

男(何だろう、物凄く睨まれてる)

女「……パパがポケモンあげたっていうからどんな立派な人なのかと思えば」

女「…ぷっ。期待はずれ。なんだか貧弱そうな顔」

男「はああああっ!?」

20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:25:34.95 ID:fgAqls+r0

白衣男「女!」

女「いい、男! あんたのせいで、私が選べるポケモンの候補が減ったのよ!」

女「私、チコリータがほしかったのに!」

男「それと僕の顔は関係ないだろう!?」

女「大アリよ! あんなに可愛いチコリータちゃんがあんたみたいな不細工の手に渡るなんて、可愛そう」

男「い、言いがりだ! 大体何で今日会ったばかりの君にそんなこと言われなくちゃならないんだよっ」

女「それなら何で顔も知らないような男に私が貰えるはずだったポケモンをとられなくちゃいけないの!?」

白衣男「悪いね男君。娘は相当チコリータがほしかったみたいで…」

男「あ、いえ…」

女「男、勝負よ! ギッタギタにしてやるんだから」

男「何でそうなるんだよっ!」


ポケモントレーナーの おんなが 勝負をしかけてきた

21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:26:09.66 ID:fgAqls+r0
おんなは ヒノアラシを くりだした


ヒノアラシ「ひのー」

男「いけっ、チコリータ!」

チコリータ「ちこー!」


女「きゃあああああああっ、可愛いーーーっ!」

男「っ!?」

チコリータ「ビクッ!?」

女「あのつぶらな瞳、キュートな声……はぅぅ…」

女「ううう、なんであんな不細工の手に渡ったのか…悲しいわ…」

男「不細工っていうな」

女「でも、勝負は別よ! ヒノアラシ、にらみつける!」

ヒノアラシ「 」カッ

男「怖気づくなチコリータ、たいあたり!」

女「防御力が下がってるわよ!ひっかく!」


白衣男「やれやれ…」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:26:41.61 ID:fgAqls+r0

(数分後)


女「そんな、ひのこを耐えたっ!?」

男(あ、危なかった…)

男「チコリータ、はっぱカッター!」

チコリータ「ちーこー!」

シュパパパパパッ

きゅうしょにあたった!

こうかはいまひとつのようだ…

ヒノアラシはたおれた
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:27:11.10 ID:fgAqls+r0

女「うそ、負けた?」

男「よっしゃあー!」

チコリータ「ちこー!」

男「どうだっ! 僕の方がチコリータの力を引き出せてるだろ」

女「う、うるさいわね! だいたい最後のなんてほとんど運じゃない」

女「急所にさえ当たらなければ、私の勝ちだったのに…」

女「大体ヒノアラシが弱かったのかもしれないし…」

白衣男「女、負けは負けだ。運も含めてね」

女「う、う、う…」

白衣男「それに、男君がチコリータを取ったんじゃない。チコリータの方が男君を選んだんだ」

白衣男「いつまでも恨み事を言ってちゃ、女を選んだヒノアラシに失礼だろう?」

女「う〜……」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:27:49.17 ID:fgAqls+r0

男「へへん、どんなもんだ」

女「うるさいうるさいうるさーい!!」

男「いっ!?」

女「男、覚えてらっしゃい! あんたも旅に出るんでしょ?」

女「今度会った時は、ボッコボコにしてやるんだから!」

女「それじゃあ、パパ! 私もう行くから! 行ってきます!」バンッ

白衣男「行ってらっしゃ…って、もう行ってしまったか」

男「あれが白衣男さんの娘ですか…」

白衣男「僕が研究にかまけていたから、ワガママに育ってしまって、いや恥ずかしい限りだよ」

白衣男「でも、音はいい子なんだ」

男「そうですかねぇ…」

白衣男「旅先で出会ったら、よくしてやってくれ」

白衣男「男君も、そろそろ出発した方がいいだろう」

男「あ、そうですね。コガネを通る時は、母さんにも顔出さないとだし…」

男「よし、行くぞ血凝りータ! 夢と冒険の世界へ、レッツゴー!」

チコリータ「ちこー!」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 01:29:23.76 ID:fgAqls+r0
第1部完

第3部が完成したら、第2部の投稿に入ります
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) :2011/07/17(日) 02:42:00.59 ID:4QqUITRT0

27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [saga sage]:2011/07/17(日) 12:43:53.86 ID:x/qRmoeD0
血凝りータでやられた
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 21:36:50.47 ID:fgAqls+r0
再開〜
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 21:37:23.98 ID:fgAqls+r0
キキョウシティ

男「キキョウシティに来るのは久しぶりだなぁ」

チコリータ「ちこー」

男「昔は変な木が邪魔してコガネからは行けなかったし」

男「おー、あれがマダツボミの塔か。ポケモンの修行場…ふむ」

男「よし、登ってみよう」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 21:39:39.15 ID:fgAqls+r0

野生のマダツボミが現れた

野生のマダツボミが現れた

野生のマダツボミが現れた


男「はっぱカッターでダメージが通らない…」

男「なになに、草タイプの技は同じ草タイプや毒タイプには効きにくいだって…」

男「チコリータ、たいあたり!」

チコリータ「ちこっ」

タイアタリタイアタリクイアタリタイメタリタイアタリ
タイアタリタイマタリタイアタソタイアタリタイアクリ

ドガバキグショ
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 21:41:07.28 ID:fgAqls+r0
男「結構長引いちゃったな」

チンネン「この秘伝マシンをやろう」

男「チコリータ、おおつかれさま」

チコリータ「あ、ども」

男「えっ」

チコリータ「ちこっ」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 21:42:01.83 ID:fgAqls+r0
テンテンテテテーン

ジョーイ「またのおこしをー」

男「キキョウシティは落ち着いてていいなぁ」

チコリータ「ちーこちーこー」

男「え、ポケモンジム? 白衣男さんにも言われたし、まだやめとこうよ」

チコリータ「ちこ〜…」

男「まずはウツギ博士がいるワカバタウンに向かおう」

33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 21:44:17.58 ID:fgAqls+r0
ヨシノシティ


爺「お前さん新米トレーナーじゃろ」

爺「隠さんでもよい。誰にでも初めはあるからの。わしがレクチャーしてやろう」

男「はぁ」

爺「ここがポケモンセンターじゃ」

男「知ってます」

爺「ここがフレンドリィショップじゃ」

男「知ってます」

爺「ここは5番道路」

男「こっちから来ました」

爺「ここはご覧の通り海」

男「見りゃ分かります」

爺「ここはわしの家じゃ」

男「そうですか」

爺「付き合ってくれてありがとうよ。それじゃあな」

男「…………」

男「えっ」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 21:50:16.76 ID:fgAqls+r0
ワカバタウン

男「ここがワカバタウンか」

ウツギ「やあ、君が男君だね。白衣君から話は聞いているよ」

男「こんばんは」

ウツギ「ポケモントレーナーになりたいそうだね」

男「はい、ゴールドさんに憧れて」

ウツギ「彼も立派になったものだ…」

ウツギ「君にはこれをあげよう」

男「卵?」

ポケモンの卵をてにいれた

ウツギ「ゴールド君の旅はこの町から始まった」

ウツギ「彼の足跡を追って各地のジムに挑戦するといいだろう」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 21:53:52.37 ID:fgAqls+r0
男「またキキョウに着いた」

チコリータ「ちこー」

男「え、今度こそジム? そうだね、行ってみようか」

ハヤト「俺はとりポケモン使いのハヤト!」

ハヤト「世間じゃ鳥ポケモンは電気でイチコロと…ブツブツ…ふざけやがって…ブツブツ」

男(うわあ、なんか危なそうな人だ)

ハヤト「行けっ、ピジョン!」

ピジョン「ぴじょー」

男「行け、チコリータ!」

チコリータ「ちこー」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 21:54:44.07 ID:fgAqls+r0
ハヤト「!」

ハヤト「草タイプ…だと…」

男「え…なにかしたかな…?」

ハヤト「お前いい奴!」ガシッ

ハヤト「HAHAHA! 久々のカモだ! ピジョン、ゴッドバードぉぉぉ!!」

男「えっ」

チコリータ「ゴフッ…」

こうかはばつぐんだ!

チコリータはたおれた

ハヤト「あー、すっきりした! 君、また来給えよ!」ニカッ
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 21:56:48.42 ID:fgAqls+r0

男「負けてしまった」

男「その上お金も取られた」

チコリータ「ち〜こ〜…」ショボン

男「くさタイプはひこうタイプと相性が悪いのか…」

男「そういえば勝負前にとりポケモンは電気でイチコロとか言ってたな…」

チコリータ「ちこちーこ!」

男「え、この辺りに電気タイプのポケモンの気配がする?」

チコリータ「ちこ!」

男「よし、さっそく捕まえに行こう!」


……………
……


男「メリープ、ゲットだぜ!」

男「よろしくな、メリープ」

メリープ「め〜」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/07/17(日) 22:01:38.87 ID:9tMReeVAO
お、来てる
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 22:03:15.63 ID:fgAqls+r0

ハヤト「やあ、草使い君また来てくれたんだね。嬉しいよ」

男「はぁ(別に草使いってわけじゃ…)」

ハヤト「今回も勝たせてもらおう。行け、ピジョン!」

ピジョン「ぴじょー」

男「いけっ、メリープ」

メリープ「め−]

男「よし、今回は…ん?」

ハヤト「…電気タイプ…電気タイプ…ブツブツ」

男「あの〜…?」

ハヤト「この裏切り者ォォォ!」

男「ええっ」







ウィングバッジをてにいれた
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/17(日) 22:07:18.18 ID:fgAqls+r0
とりあえずここまで

書き溜めしてたけど収拾つかなくなりそうだから、次回からながら投稿に切り替えます
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/07/17(日) 22:17:47.74 ID:9tMReeVAO
乙乙
見てるよー
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/07/17(日) 22:26:03.64 ID:30AcUgHAO
おつおつ
お気に入りふえたなコレ
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/07/17(日) 23:41:07.57 ID:lQp/dPkAO
44 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 22:06:56.37 ID:Fh/Y4Vqm0
30分後にちょっとだけ投下します
45 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 22:08:16.12 ID:Fh/Y4Vqm0
てすと
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/07/18(月) 22:16:33.98 ID:uMEsO0SB0
なんかワラタ 頑張れ
あと、これってゲーム仕様? 30匹の群れとかに遭遇したりする?
47 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 22:22:54.88 ID:Fh/Y4Vqm0
>>46
ゲームのような細かいことキニシナイ
脳内補完でおねないします
48 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 22:39:49.60 ID:Fh/Y4Vqm0
では予告通り投下します
49 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 22:40:20.35 ID:Fh/Y4Vqm0
男「ジムリーダーに勝てた」

男「よくやったな、メリープ」

メリープ「め〜」

チコリータ「……」

男「チコリータも、頑張った」

チコリータ「ちこ♪」

男「今度は、南に洞窟を探検しよう」
50 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 22:40:48.09 ID:Fh/Y4Vqm0
つりびとが勝負をしかけてきた

男「チコリータ、はっぱカッター」

チコリータ「ちこー」


たんぱんこぞうが勝負をしかけてきた

男「メリープ、でんきショック」

メリープ「めー」



男「ふぅ、この道はトレーナーが多いな」

男「ウパーってのには電気技が効かないんだな、覚えておこう」

男「2匹とも、お疲れ様」

チコリータ「ちこ〜♪」

メリープ「め〜」
51 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 22:43:16.74 ID:Fh/Y4Vqm0
男「ここが繋がりの洞窟か。どこにつながってるんだろう」

男「早速探険しよう…と思ったけどもう夜だし、今日はここで野宿しよう」

トゥトゥーン

鳥使い「あ、それはウィングバッジ!」

鳥使い「お前ハヤトさんに勝ったのか、信じられないな。勝負だ!」

男(ひどい言いがかりだ……)

男「行けっ、メリープ!」

鳥使い「電気タイプなんぞ……使ってんじゃNEEEEEEEE!!!」


52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/07/18(月) 22:44:16.90 ID:X8GXrQgAO
支援
53 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 22:45:26.72 ID:Fh/Y4Vqm0
鳥使い「  」

男「勝った」

男「メリープは本当に頼りになるね」

メリープ「め〜」

チコリータ「…………」

男「ふわ〜ぁ、それじゃあ今日はもう寝よう。オヤスミ…」Zzzz

メリープ「めー」Zzz
54 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 22:47:20.44 ID:Fh/Y4Vqm0


男「Zzz...」

チコリータ「…………」



チコリータ(おい電気羊、起きてたらちょっと面貸しなさい)

メリープ(なんだよこんな時間に…君は常識ってものがないのかい)ネムネム

チコリータ(うるさい! ちょっとマスターに褒められたからっていい気になってるんじゃないわよ!)

メリープ(別になってないよ…。僕が飛行タイプと相性よかっただけ)

チコリータ(マスターはあたしだけのマスターなんだから、色目使ったりしたら承知しないかんな!)

メリープ(…僕はオスなんだけどね)
55 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 22:48:35.96 ID:Fh/Y4Vqm0
メリープ(言いたいことはそれだけ? 明日は洞窟に潜るようだし、僕はもう寝るね…おやすみ)

チコリータ(あっ、まだ話は終わって…)

メリープ「Zzz...」すぅすぅ…

チコリータ「がるるるる…」


男「ちこりーたぁ…」

チコリータ(!! マスターがあたしのことを寝言で…)

チコリータ(ど、どんな夢みてるのかしら…)ドキドキ

男「眠れない…静かにして…」

チコリータ「……」
56 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 22:51:32.82 ID:Fh/Y4Vqm0



男「ふわ〜あ、チコリータ、メリープ、おはよう…」

チコリータ「ちこー!」(マスター、目元に隈が…)

メリープ「めー」(誰のせいだろうね)

男「さ、今日は洞窟探検だ」
57 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 22:52:26.86 ID:Fh/Y4Vqm0

洞窟内


男「暗くてじめじめしてるな」

山男「目線があったらポケモンバトル! いけ、イワーク!」

イワーク「いわーく」

男「チコリータ、はっぱカッター」

シュパパパパ

イワーク「いわーく…」

男「よし」
58 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 22:52:58.21 ID:Fh/Y4Vqm0
チコリータ(ふん、どうかしら電気羊)

チコリータ(地面タイプには、アンタなんかじゃ手も足も出ないでしょう?)

チコリータ(その点あたしは草技で華麗に…)

火吹き野郎「いけっ、ドガースにブーバー」

男「毒タイプに炎タイプ…チコリータじゃ手も足も出ないな」

男「メリープ、頼んだぞ!」

メリープ「めー」

チコリータ(空気読みなさいよこの大道芸野郎ォォォォ!!)

メリープ(勝負に集中したいから黙っててよ…)
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/07/18(月) 22:54:56.08 ID:X8GXrQgAO
可愛いなコイツらww
60 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 23:02:32.89 ID:Fh/Y4Vqm0
男「やっと出られた」

男「メリープ、お前にばっかり無理させてごめんな」

メリープ「めー」

チコリータ(何よメリープばっかり…)チコチコチコチコ

男「メリープも、よく頑張ったな」ナデナデ

チコリータ(あっ…マスターの手、大きくてあったかい…えへへ)

チコリータ「ちこちこ〜♪」

チコリータ(どうよ電気羊、これがあたしとマスターの絆なのよ!)

男「メリープは、毛が土埃で汚れちゃったみたいだな」

男「あとでシャンプーしてやるよ」ニコッ

チコリータ「  」

61 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 23:03:35.26 ID:Fh/Y4Vqm0
ヒワダタウン

ポケモンセンター

テンテンテテテーン


男「回復完了っと」

男「この町にもジムはあるんだよな。今日何日か修行してから、挑戦してみよう」


ガヤガヤ

男(ん、なんだか広場の方が騒がしいな)
62 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 23:05:31.68 ID:Fh/Y4Vqm0
男(ん、なんだか広場の方が騒がしいな)


ゲーチス『ワタクシの 名前は ゲーチス

    
     プラズマ団の ゲーチスです

     
     今日 みなさんに お話しするのは

     
     ポケモン解放について です』
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/07/18(月) 23:07:52.61 ID:X8GXrQgAO
!?
64 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 23:08:17.93 ID:Fh/Y4Vqm0
聴衆1「えっ?」
聴衆2「なに?」
65 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 23:08:55.08 ID:Fh/Y4Vqm0
ゲーチス『われわれ 人間は
     ポケモンと ともに
     暮らしてきました
     お互いを 求め合い
     必要としあう パートナー
     そう思っておられる方が 多いでしょう
     ですが
     本当に そうなのでしょうか?
     われわれ 人間が
     そう 思いこんでいるだけ……
     そんな ふうに
     考えたことは ありませんか?』


      (中略)


ゲーチス『そうです! ポケモンを解放することです!』

ゲーチス『これで話を終わらせていただきます……ご清聴感謝します』
66 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 23:10:44.38 ID:Fh/Y4Vqm0
男「うわあ、新手の宗教団体かな…」

ツクシ「ポケモンの解放だって。全く、なんて連中なんだろう」

男(あ、可愛い女の子だな…)

ツクシ「人とポケモンは一緒にいることで幸せになれる」

ツクシ「解放だなんてとんでもない!」

ツクシ「君もそう思うよね?」

男「えっ、あ、うん勿論」

男(話しかけられちゃった…)



???「キミのポケモン、今 話していたよね」
67 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 23:12:40.23 ID:Fh/Y4Vqm0
今回はひとまずこれまでです
明日また投下すると思います
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/07/18(月) 23:17:20.85 ID:uMEsO0SB0
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/07/18(月) 23:19:45.83 ID:X8GXrQgAO

まさか金銀でBWのストーリーやるのか
70 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 23:23:50.30 ID:Fh/Y4Vqm0
人少なくて挫けそうだけど見てくれる方には最大の感謝を;;

>>60に訂正個所が
×男「メリープも、よく頑張ったな」ナデナデ
○男「チコリータも、よく頑張ったな」ナデナデ
71 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/18(月) 23:24:17.99 ID:Fh/Y4Vqm0
人少なくて挫けそうだけど見てくれる方には最大の感謝を;;

>>60に訂正個所が
×男「メリープも、よく頑張ったな」ナデナデ
○男「チコリータも、よく頑張ったな」ナデナデ
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) :2011/07/19(火) 00:13:41.00 ID:vOTAuxJLo
これは期待
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/19(火) 20:27:37.50 ID:La3DLWpIO
初代しかしらんがみてる
74 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/19(火) 21:26:26.98 ID:PiSz0VDz0
30分後に投下します
75 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/19(火) 21:55:32.57 ID:PiSz0VDz0
それでは、続きいきますえ




???「キミのポケモン、今 話していたよね」



男(え……?)

ツクシ「随分と早口なんだね。それにポケモンが話していた…だって? おかしなことを言うんだね」

男「君は?」

???「ああ、話しているよ。君達には聞えないんだね、可哀そうに。僕の名前はN(エヌ)」

ツクシ「僕はツクシ。この町のジムリーダーをしている」

男(ジムリーダー! この子が…)

男「あ、僕は男。旅のトレーナーだ。…駆け出しだけど」

ツクシ(トレーナー? なら、ジムに挑戦するのかな…)


76 : ◆VwXwKETYj. :2011/07/19(火) 21:58:34.91 ID:PiSz0VDz0
N「ジムリーダーに、トレーナー……そう言って、君たちはポケモンをモンスターボールに閉じ込めるんだ」

N「僕もトレーナーだが、いつも疑問で仕方がない。ポケモンはそれでシアワセなのかってね」

男「何を言って……」

N「そうだね、男だったかな」

ツクシ「! 気をつけて、来る!」

N「君のポケモンの声を、もっと聞かせてもらおう!」


ポケモントレーナーのNが勝負をしかけてきた
77 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/19(火) 21:59:13.56 ID:PiSz0VDz0
男「くっ、なんだか分からないけど、やればいいんだろ!」

N「いくよ、僕のトモダチ…」

Nはハネッコをくりだした

ハネッコ「はねー」


男「草タイプには草タイプで勝負!」

男「いけっ、チコリータ!」

チコリータ「ちこー!」

ツクシ(初手は互いに草タイプ。どう出るか…)

ツクシ(それにしても、チコリータ、か……。ゴールド君を思い出しちゃうな)

男「チコリータ、せいちょう!」

チコリータ「ちこー」

チコリータの攻撃と特攻があがった

N「ハネッコ、わたほうしだ」

ぽんぽんぽんぽん
78 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/19(火) 22:00:22.76 ID:PiSz0VDz0
男「何だこの技は…?」

男(チコリータがメリープみたいになったぞ)

男「チコリータ、たいあたりで行くんだ!」

N「遅いよ。ハネッコ、タネマシンガン!」

ハネッコ「はーねー」

ダンダンダンダンッ!

4回あたった


チコリータ「ちこっ…」

男「そんな!? 素早さはこっちの方が早かったのに…」

N「わたほうしに包まれたポケモンは、素早さががくっと下がるのさ」

男「くっ…」

男「だが、せいちょうによって威力のあがったたいあたりも受けてもらう!」

ドガッ

ハネッコ「はねー…」
79 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/19(火) 22:01:35.30 ID:PiSz0VDz0
ツクシ(男君は草タイプの豊富な補助技で自身の能力をあげ、Nって人は逆に相手の動きを制限したか)

ツクシ(出だしは互角…といったところかな)

N「ふふ、いいね」

男「……?」

N(チコリータ……ボクの声が聞えるかい?)

チコリータ(…!? アンタ、あたしの言ってることが分かるの)

N(もちろんさ。それで、君はマスターの事をどう思ってるんだい?)

チコリータ(…そんなこと、アンタに教えてやる義理はないわよ)

N(そうかい。なら…)

男「チコリータ、もう一度たいあたりをお見舞いしてやれ!」
80 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/19(火) 22:02:23.41 ID:PiSz0VDz0

チコリータ「ちこ!」

N「ハネッコ、とびはねるだ!」

ハネッコ「はねっ!」

ギュギュギューン

スカッ

チコリータのこうげきははずれた

男「なんだ、あんな高くに…これじゃ攻撃が当たらない!」

N「フフ、それだけじゃないよ…」

男「えっ…?」
81 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/19(火) 22:03:13.47 ID:PiSz0VDz0
N「いけ、ハネッコ!」

ツクシ「まずい! とび跳ねるはチコリータの苦手な飛行タイプの技だ!」

ハネッコ「はねー!」

男「なっ…」

デュクシッ

こうかはばつぐんだ!

男「大丈夫かチコリータ!」

チコリータ「ち、ちこー…」
82 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/19(火) 22:04:11.35 ID:PiSz0VDz0
N(どうだい、チコリータ。戦うのは痛いだろう? 辛いだろう?)

チコリータ(…………)

N(だから、わざわざトレーナーの言うがままになる必要なんてないんだよ)

N(あんな、ポケモンを道具としか思ってない連中のいいなりになんて…っ)ギリッ

チコリータ(……ない…よ)

N(ん?)

チコリータ(ふざけんじゃないわよ!)
83 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/19(火) 22:05:01.35 ID:PiSz0VDz0

チコリータ(あんたが今までどんなポケモンやトレーナーを見てきたのかは知らないし、知ったこっちゃないけど!)

チコリータ(それはアンタが見てきたことに過ぎないでしょ!)

チコリータ(ポケモンを大切にしてる人、ポケモン苦楽を共にしてる人だって、この世にはいっぱいいるんだから!)

チコリータ(だから、あんたの勝手な想像を押し付けないで! マスターにちょっかいかけないで!)

チコリータ(もしアンタがあたしの大好きなマスターに手を出すってんなら、絶対に許さないんだから!!)

N(……? ……)

N(…ス…キ……?)
84 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/19(火) 22:06:09.65 ID:PiSz0VDz0
男「諦めるなよチコリータ! いけっ、はっぱカッター!」

チコリータ「ち〜こ〜!!」

シュパパパパパッ

急所にあたった!

ツクシ(ダメだ。今のハネッコの体力を考えると、草タイプのはっぱカッターじゃいくら急所に当たってもぎりぎりで倒し切れないぞ…)

ツクシ「……えっ!?」

ハネッコはたおれた
85 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/19(火) 22:06:37.76 ID:PiSz0VDz0
ツクシ「そんな、どうして…。! そうか!」

男「へへっ、チコリータの特性、新緑のお陰だよ」

男「チコリータはピンチになると、草タイプの技の威力をあげるのさ」

ツクシ「あの土壇場でよくそんなことを…」

男「どうだ、N!」

男「……あれ、N?」

N「…そんなことを言うポケモンがいるのか…」ブツブツ

N(………………)

男「N…?」
86 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/19(火) 22:07:08.83 ID:PiSz0VDz0
N「…………」

N「……モンスターボールに閉じ込められている限り、ポケモンは完全な存在にはなれない」

N「ボクはポケモンというトモドチのため、世界を変えなければならない」テクテクテク

男「あっ、おい! どこに行くんだよ!?」

ツクシ「おかしな奴だけど、気にしなくていいよ」

ツクシ「ポケモンとトレーナーはお互い助け合っている」

男「うん…」

チコリータ「ちこちこ〜」

男「あ、お疲れ様チコリータ…ん?」

ドゥッドゥッドゥッドゥッドゥッドゥッドゥッドゥ

おやチコリータのようすが…
87 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/19(火) 22:07:39.92 ID:PiSz0VDz0

男「えっ、な、なんだこれぇ!?」

ツクシ「これは、もしかして…」

ドゥードゥードゥー ドゥドゥドゥドゥードゥドゥドゥーン

おめでとう! チコリータは ベイリーフに進化した!

ベイリーフ「べーい」

男「な…あ、なぁ…っ?!」

男「チコリータが、変身したぁ!?」

ツクシ「男君落ち着いて」

ツクシ「これは、チコリータが進化したんだよ」

男「し、しんか…?」
88 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/19(火) 22:08:09.64 ID:PiSz0VDz0
ツクシ「そう、進化」

ツクシ「多くのポケモンはバトルによって経験値を積み重ねたりすることによって、姿形を大きく変貌させることがあるんだ」

ツクシ「これをポケモントレーナーの間では進化と呼んでいる」

男「へ、へぇ…」

男「そっか、チコリータの時、頑張ったもんな」

男「これからもよろしくな、ベイリーフ」

ベイリーフ「べいべーい♪」
89 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/19(火) 22:08:48.43 ID:PiSz0VDz0

ツクシ「ふふ…仲がいいんだね」

ツクシ「ちなみに進化はポケモンの姿を変えるだけでなく、その戦闘能力をも大きくあげると言われているんだ」

男「じゃあ、ベイリーフも…?」

ツクシ「うん。チコリータの時よりも、強くなっていると思うよ」

男「そっかぁ、よかったなベイリーフ!」

ベイリーフ「べーい!」
90 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/19(火) 22:09:21.01 ID:PiSz0VDz0

ツクシ「それより、君、旅のトレーナーだそうだね。見たところバッジも持っているようだけど」

ツクシ「もしかしてこの町のジムにも挑戦する予定なのかな」

男「ああ、勿論!」

ツクシ「ふふ、そっか、そうなんだ」ニコッ

男(―――か、可愛い!!)

ツクシ「でも、今の君じゃリーダーにはまだ敵わないと思うよ」

ツクシ「なんたってここのジムリーダーが使うのは……」 

ツクシ「おっと、このことは、見てのお楽しみにしておこうか。ふふふ…」ニコニコ

男「………」(ポケー

ツクシ「? どうしたの、ぼーっとしちゃって」

男「い、いや何でもない…」

男(笑顔に見とれてた…)
91 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/19(火) 22:10:02.74 ID:PiSz0VDz0
ツクシ「それじゃ、僕はそろそろ戻るね。いろいろとやることがあるから。それに、プラズマ団ってのも気になるしね」

男「そっか、なんだか色々あったけど、ありがとう」

ツクシ「僕は何もしてないよ。お礼は君のポケモン達に言ってあげなよ」

男「あ、うん、お前たち、ありがとうな」

ベイリーフ「べーい」(うへへへへへ、褒められちゃった)

メリープ「めー」(顔面崩壊してるよ…)

ツクシ「ふふ、君とは良い友達になれそうだね」ニコッ

男(ぐおおお…)
92 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/19(火) 22:13:09.65 ID:PiSz0VDz0

男「う、うん、そうだね。でも、僕はもうすぐこの町を出ていかなくちゃなんだ」

ツクシ「旅の途中だもんね。でも、ジムリーダーと戦ってくんだろう?」

男「そりゃあまあ、そのために来たんだし」

ツクシ「なら、当分の間この町を出られないから問題ないよ」

男「えっと、それはどういう?」

ツクシ「ふふふ、見てのお楽しみってことで」

ツクシ「それじゃあ男君、またねえ!」

男「………………」

男「よし、特訓しよう」
93 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/19(火) 22:13:36.90 ID:PiSz0VDz0
ベイリーフ「べーい!」(進化したからには、今度こそジム戦で活躍して見せるわ! 電気羊の出番はないわよ!)

メリープ「めー」(あー……。まあ、いいか…)

男「そういえば、メリープも進化するのかな…?」

メリープ「め〜」(するよ〜)

男「そっか! じゃあ、ジム戦まで頑張ろうな!」

メリープ「め〜」(はいな〜)
94 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/19(火) 22:17:53.21 ID:PiSz0VDz0
今回はこれまで!
見てる人少ないと思うけど、要望や意見、感想があるとすごくうれしいので、ぜひ
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/19(火) 22:23:36.27 ID:B5S9Gq0N0
結構面白い
ぶっちゃけると 主人公とカトレアが付き合ってくれるとうれしいな
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/07/19(火) 22:32:46.31 ID:eO/tPqIAO
金銀にどーやってカトレア出てくるんだよww
と思ったけどプラズマ団は出てるんだよな……

個人的にはカガリ姐さんあたりが好きかな
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/07/21(木) 11:31:34.41 ID:JOiOaQ7AO
>>96
ポケスペのカガリさんは良いよな
98 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:27:51.08 ID:2bhwzYmm0
お待たせしましました。続きを投下します

>>95-97
恋愛系は苦手なので、付き合うのとかは多分書かないかもです。申し訳ありません
でも登場の機会があれば登場させるかもしれません
99 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:28:37.84 ID:2bhwzYmm0
男「あっちにヤドンの井戸ってのがあったな」

男「そこで修行しよう」



ヤドンの井戸


野生のヤドンが現れた

ヤドン「やぁん」

男「はっぱカッター!」

ベイリーフ「べーい」


野生のズバットが現れた

ズバット「ずばー」

男「でんきショック!」

メリープ「めー」


………
……



おめでとう

メリープはモココにしんかした

男「やったなモココ!」

モココ「もこー」
100 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:29:16.50 ID:2bhwzYmm0
男「……ふぅ、今日はこれくらいかな」

男「明日はジム戦だ、ゆっくり休むんだぞ」

ベイリーフ「べーい」(きっとマスターの期待にこたえて見せるわ!)

モココ「めー」(がんばる〜)

男「それじゃ、お休み!」


翌朝

男「ここがヒワダのジムか」

男「森の意匠…? もしかして草タイプ使いなのかな」

ツクシ「やぁ、待ってたよ男君」

男「! 君は、ツクシ。どうしてこんなところに?」

ツクシ「やだなぁ、見て分からないのかな」

ツクシ「僕がヒワダのジムリーダー、ツクシだよ!」
101 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:29:45.29 ID:2bhwzYmm0
男「ツクシが、ジムリーダー…」

ツクシ「驚いてる? 人を見かけで判断しないほうがいいよ」

ツクシ「男君の手持ちは2体だね。なら、ルールは2vs2」

ツクシ「先に全てのポケモンが戦闘不能になった方の負けだ」

男「あ、ああ分かった!」

男(ツクシは昨日僕のバトルを見ている。手持ちの1体がベイリーフであることは割れている…)

男(当然対策はしているはず! 先手でベイリーフを出すのは危険だ。なら…)

男「いけっ、モココ!」

モココ「もこー」

ツクシ「くるんだ、バタフリー!」

バタフリー「ばたー」

男「バタフリー! 虫タイプのポケモンか!]
102 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:30:13.16 ID:2bhwzYmm0
ツクシ「へぇ、ベイリーフを出さなかったのは、それなりに考えたのかな」

ツクシ「でも、遠慮はしないよ! バタフリー、毒の粉」

モココ「も、もこー…」

男「毒の粉だって!? 毒状態になったポケモンは確か…」

ツクシ「そう、時がたつにつれ徐々に体力が削られていく。速くなんとかしないと、危ないよ?」

男(可愛い顔してやることがえげつない!?)

男「な、なら速攻で決める! モココ、でんきショック!」

モココ「もこー」

こうかはばつぐんだ!

バタフリーはマヒした

男「よし、効いた!」

モココはどくのダメージを受けている
103 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:30:42.48 ID:2bhwzYmm0
ツクシ「ダメージが大きい……バタフリーは虫/飛行の複合タイプ。うまく弱点を突かれたな」

ツクシ「だけど、これで負けるようなヤワな鍛え方はしていない!」

男「バタフリーはさっきの攻撃でマヒした! 今度はこっちから攻める」

男「”ずつき”だ、モココ!」

モココ「もこー!」

男(頭突きは相手をひるませることがあるワザだ。反撃を許さずに勝つ!)

ツクシ「狙いはいいけど、詰めが甘いよ! バタフリー、まもる」

男「なにっ!?」

バタフリー「ばたー」

バタフリーはまもりのたいせいにはいった
104 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:31:15.26 ID:2bhwzYmm0
ツクシ「まもるは相手の攻撃から身を守る技。連続で出すけど失敗しやすいデメリットもあるけどね」

男(? それなら次の攻撃で同じことをするまで。なんでそんな技を…ああっ!)

モココはどくのダメージをうけている

モココ「も、もこ…」

男「これが狙いか!」

ツクシ「そう、毒のダメージは微々たるものだけど、ターンを重ねればダメージも蓄積される」

ツクシ「どうだい? 多様な技で相手を翻弄する虫ポケモンの実力は!」

男(ツクシ……こいつ、強い!)

男「でも、簡単に負けてたまるか!」

男「モココ、もう一度ずつきだ」
105 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:31:43.51 ID:2bhwzYmm0
モココ「もこっ!」

ドガッ

ツクシ(くぅ、さすがに威力が高い…)

ツクシ「バタフリー、ぎんいろのかぜで迎え撃つんだ」

バタフリー「ばたー!」

ビュウウウウウ

モココはどくのダメージをうけている

モココ「も、もこぉ…」(そろそろ、キツイかも…)
106 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:32:36.06 ID:2bhwzYmm0
男(モココは限界が近い。早めに勝負と決めないとまずい)

男(でも、次の攻撃でツクシは確実に守ってくるはずだ。どうすればいい…?)

ツクシ「ふふ、男君。分かっていると思うけど、次はどんな攻撃もバタフリーには通らないよ)

男(”どんな攻撃も”……そうか!)

ツクシ「バタフリー、まもるだ! さあ、どうでる?」

男「ああ、こうするのさ。モココ、じゅうでんだ!」

モココは充電した。特防があがった

ツクシ「あっ!」
107 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:33:03.39 ID:2bhwzYmm0
男「守りに入るのが分かってるなら、その間に自分を強化すればいい!」

モココは毒のダメージを受けている

男「そして”じゅうでん”した次のターン、電気タイプの技の威力は2倍になる!」

男「いけ、モココ! 特大のでんきショック!」

モココ「もーこー!」

ビビビビビビビビ

こうかはばつぐんだ!

バタフリーは倒れた!

モココは毒のダメージを受けている
108 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:34:03.39 ID:2bhwzYmm0

ツクシ「戻れ、バタフリー」

ツクシ「…なかなかやるね。でも、次のポケモンこそ僕の切り札だ!」

ツクシ「いけっ、ストライク!」

ストライク「すとー」

男(ストライク…! 見るのは初めてだけど、なんて迫力だ)

男(とにかくモココはもう限界だ。ストライクの相手をさせるわけには…)



クイクイ

モココ「もこっ、もこっ」

男「えっ、まだやれるって? 無茶するな、体力ももう限界だろう!」

モココ「もこっ、もこっ!」

男「それでも戦いたいって?」

モココ「……」

男「……わかった」

モココ「! もこっ」

男「お前がそんなに熱い奴だなんて知らなかったよ。やれるところまでやってこい」ナデナデ

モココ「もこー!」
109 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:34:32.79 ID:2bhwzYmm0
ツクシ「…驚いた。交代はナシかい?」

男「モココが戦いたがってるんだ。だから、その気持ちを尊重する」

ツクシ「へぇ…ポケモンの気持ち、分かってるんだね」

ツクシ「でも、手加減はしないよ!」

ツクシ「行くよストライク!」

男「モココっ!」
110 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:36:14.32 ID:2bhwzYmm0
ストライク(……………)

ストライク(おい、お前)

モココ(ん〜、なぁに?)

ストライク(そんなナリで本気で拙者に勝てると思ってるのか)

ストライク(それに、どう見ても熱血というタイプにも見えんがな)

モココ(そうだねぇ〜。もう毒とダメージでふらふら〜)

モココ(でも、マスターの残りの手持ちは草タイプ。無傷の君とやらせるのは、ハンデが大きすぎるよねぇ〜)

ストライク(ふん。それで、拙者にせめて一太刀でも浴びせようとしたわけか)

モココ(それとねぇ、前のジム戦でベイリーフちゃんの活躍の場奪っちゃったし)

モココ(今回は、マスターにいいところ見せたいっていってたからねぇ〜)

ストライク(…ふん。澄ました顔で、大した根性だ。立っているのも限界だろうに…だが!)

ストライク(拙者は一太刀たりとも、喰らいはせんぞ!!)
111 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:36:55.59 ID:2bhwzYmm0
ツクシ「いけっ、ストライク! シザークロス!」

ザシュッ!

モココはたおれた

モココ(あう……もう、だめ…)

モココ(でも、役目は果たせた…よ)カクッ

ストライク(…ふん)

男「くっ…戻れ、モココ!」

ツクシ「どうだい、僕の切り札は」

ツクシ「君の残りの手持ちはベイリーフ。草タイプじゃ、虫タイプのストライクには勝てない!」

ツクシ「言ったでしょ。ジムバッジを得るつもりなら、当分この町を出れない、って」

男「いけっ、ベイリーフ!」

ツクシ「へえ、まだ諦めないんだね」

男(ツクシはまだ気づいてないみたいだけど、モココが勝機をつないでくれたんだ…)

男「勝つぞ、ベイリーフ!」

ベイリーフ「べーい!」(よーし、やっとアタシの出番ね!)
112 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:37:27.79 ID:2bhwzYmm0
ストライク(あのモココとやら、なかなかの気概を見せたが……)

ストライク(拙者の方が圧倒的に早い。体力がないままで挑むなど、蛮勇に過ぎぬ。役目も何も…ム?)ピリリ

ストライク(これはまさか…)

ツクシ「ストライク、先手必しょ――」

男「ベイリーフ、たいあたり!」

ベイリーフ「べーい」

ドグショ

ツクシ「そんなっ!? ストライクより早く動けるなんて…」


ストライク(体がしびれて、素早く動けんっ…)

男(特性せいでんき…最後の最後で体を張った、モココのお陰さ…)

モココ(…すぅ、すぅ)
113 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:39:27.79 ID:2bhwzYmm0
ツクシ「なんだかよく分からないけど、生半可な攻撃じゃストライクは倒せないよ!」

ツクシ「ストライク、れんぞくぎり!」

ストライク「すとー」

ザシュッ

こうかはばつぐんだ

男「ふう、虫タイプの技とはいえ、大したダメージはないな」

ベイリーフ(あれ、大したことないわね。案外楽勝じゃない…ふふ)

ツクシ「――――」クスッ

男(―――――!?)

男(何だ、今の寒気は…!?)

男「くっ、考えても仕方ない。攻撃あるのみ! ベイリーフ、はっぱカッターだ!」
114 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:40:03.02 ID:2bhwzYmm0
ツクシ「なんだかよく分からないけど、生半可な攻撃じゃストライクは倒せないよ!」

ツクシ「ストライク、れんぞくぎり!」

ストライク「すとー」

ザシュッ

こうかはばつぐんだ

男「ふう、虫タイプの技とはいえ、大したダメージはないな」

ベイリーフ(あれ、大したことないわね。案外楽勝じゃない…ふふ)

ツクシ「――――」クスッ

男(―――――!?)

男(何だ、今の寒気は…!?)

男「くっ、考えても仕方ない。攻撃あるのみ! ベイリーフ、はっぱカッターだ!」
115 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:40:29.38 ID:2bhwzYmm0
ベイリーフ「べーい!」

シュパパパパッ

こうかはいまひとつのようだ…

ツクシ「あまいっ。ストライクはバタフリーと同じく虫と飛行の複合タイプ」

ツクシ「草タイプの技でダメージなんて通さない!」

ツクシ「ストライク、もう一度れんぞくぎり!」

男「その技はたいして喰らわ――」

男「っ!?」

ザシュ

こうかはばつぐんだ

ベイリーフ「べ、べーい…」

男「何だこの威力は…」
116 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:41:00.56 ID:2bhwzYmm0
ツクシ「”れんぞくぎり”…攻撃力は低いけど、その技を連続して使うほどに威力が高まる技…」

男「た、たいあたり!」

ドガッ

ツクシ「そう、連続で出せば出すほどに、ね!」

ツクシ「れんぞくぎり!」

ザシュッゥ

こうかはばつぐんだ

ベイリーフ「べ、べぇい…」

男「ベイリーフ!!」

男「あぶなかった。よくもちこたえた、ベイリーフ」

ベイリーフ「べ、べーい…」
117 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:41:45.62 ID:2bhwzYmm0
男(でも、あと一撃でも喰らえば倒れてしまいそうだ…)

男(今のベイリーフに、次の一撃でストライクを倒せる技は、ない…)

男(負けるのか…ここで…)


モココ(もこっ、もこっ!)


男(いや、ダメだ! モココが命懸けでつないでくれたんだ! 諦めるわけにはいかない!)

男「行くぞベイリーフ!」

ベイリーフ「…!!」

ベイリーフはひかりをきゅうしゅうした
118 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:42:14.59 ID:2bhwzYmm0

ツクシ「これは…っ。なるほど確かにストライクを倒し切れるのはその技しかないだろう…」

ツクシ「だがその技は、発動するまでに”溜め”が必要になる!」

ツクシ「知識不足がたたったね! ストライク、とどめのれんぞくぎりだ!」

ストライク「すとー!」

男「――――っ!!」

ストライクのこうげきは外れた!


ツクシ「なっ…!」

ツクシ(ここで外した…!?)

男「ふふっ、勝負は最後まで分からない!」

ツクシ「まだだっ、撃たせるなストライク!」

ツクシ「でんこうせっか!」
119 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:44:00.05 ID:2bhwzYmm0
ストライク「す、すとー」(な、なんということだ…)

ストライクはからだがしびれてうごけない


モココ(でも、役目は果たせた…よ)カクッ


ストライク(……ふっ、見事)

男「諦めなければチャンスは訪れるんだ」

男「ベイリーフ、ソーラービィィィム!!」

ベイリーフ「べーい!」

ドガーン

こうかはいまひとつのようだ

ストライクはたおれた

ツクシ「ま、まけた…」

男「〜〜〜〜〜よっしゃあああああああっ!!」

ジムリーダーのツクシとのしょうぶにかった

ベイリーフ(ひゃっほおおおおおおおおう! どうよ、アタシの実力は! ねえマスター褒めて褒めてえ)

モココ(Zzz...)
120 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:44:50.31 ID:2bhwzYmm0
ツクシ「まさか、いきなり負けるとは思わなかったよ。あーあ、僕の腕もまだまだだな」

男「いやあ、そんなことないさ。ツクシ、君、すっごく強かったよ」

ツクシ「ふふ、ありがとう。…うん、このバッジはもっていってよ」

おとこはインセクトバッジをてにいれた

ツクシ「ポケモンリーグ公認のバッジは全部で8つ。今君の手元にあるのが2つだから」

男「おう。あと6つ集めればいいんだな!」

ツクシ「ここから一番近いジムは、コガネシティにあるよ」

男「うん、わかったよ。ありがとう」

男(まあ、地元だから分かるんだけど)
121 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:45:17.90 ID:2bhwzYmm0

ツクシ「……ねえ男君。君、ゴールド君に似てるねえ」

男「えっ?」

ツクシ「顔も喋り方も全然似てないけど、なんていうかこう…」

ツクシ「ポケモンの気持ちを分かってあげられることとか……諦めないで勝利をもぎ取ってみせるところとか」

男「いや、そんな…」

ツクシ「僕、そういうところ、すごくいいと思うよ。君ならチャンピオンになれるかもね」ニコッ

男(い、いつ見ても可愛い…っ)

ツクシ「諦めない気持ちを持っていれば、君のポケモンもずっと強くなれるよ」

男「あ、う、うん…」

ツクシ「? どうしたの、変な顔して」

男「あ、いや何でも…」

ツクシ「変な男君」クスッ

男(うああああああっ)

男「つ、ツクシこそっ!」
122 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:45:52.63 ID:2bhwzYmm0
男「ポケモンをあんな風に使いこなすなんて、すごいよ!」

男「僕、すごい感動した! 虫タイプのポケモンって、あんなに強いんだな!」

ツクシ「くすくす。まあ、僕は虫タイプの専門だからね。弱かったらジムリーダーの沽券にかかわるもの」

男「僕の住んでいたところ、虫とかあまり身近じゃなくて敬遠してたから」

男「虫ポケモンを手足のように使いこなすツクシは本当にすごいと思ったよ!」

ツクシ「そこまで言われると照れちゃうな」クス

男「――女の子なのに!」

ツクシ「…………………」

ツクシ「……………………は?」

男「あれ、どうしたの?」

ツクシ「………は………だ」プルプル

男「え?」

ツクシ「僕は、男だああああああああっ!!!!」

男「ええええええっ!? こ、こんなに可愛いのに?」

ツクシ「可愛いっていうなー!」

ツクシ「いけっ、スピアー! ダブルニードル!」

男「ご、ごめんなさいいいいいいいい!!」スタコラサッサ

ツクシ「逃がすもんかぁ!」
123 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:46:38.98 ID:2bhwzYmm0


男「Zzz…つくし、めがほーんはあぶにゃぃ…」ムニャムニャ



ベイリーフ(うへへへへ、電気羊、どうかしら今日の私の活躍は)

ベイリーフ(あんたは蛾1匹倒しただけだけど、私なんてデカイ蟷螂を倒しちゃったんだから!)

ベイリーフ(これでマスターへの貢献度も私の方が断然上よね。ウフフ)

モココ(そうだねぇ。ベイリーフちゃん強かったよ〜)ネムネム

ベイリーフ(そうでしょうそうでしょう!)

ベイリーフ(これでマスターは私の魅力にメロメロねっ♪)

ベイリーフ(ま、せいぜいあんたも私みたいに…)

モココ(今日は疲れたからもう眠るねぇ)

モココ(おやすみぃ…)

ベイリーフ(あ、まだ私の話は終わって…!)

モココ(すぅ…すぅ…)

ベイリーフ「がるるるるる…!」



男「ベイリーフぅ、うるしゃぃ…」

ベイリーフ「……」ショボーン


124 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:47:42.76 ID:2bhwzYmm0
翌朝

男「お、おはようツクシ…」

ツクシ「……」ぶすぅ〜

男「き、昨日はごめん!」ドゲザッ

ツクシ「まったく、そんなところまでゴールド君に似てるんだから…ブツブツ」

男「あ、あはは…」

ツクシ「はぁ…わかった、もう許してあげるよ…」

男「ホント?」

ツクシ「そのかわり、ポケギアを貸してごらん」

男「え、あ、うん」

カチャカチャ

ツクシのでんわばんごうをとうろくした


男「え?」
125 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:48:15.33 ID:2bhwzYmm0
ツクシ「別に変な意味じゃないよ」

ツクシ「君も覚えているだろう。先日この町の広場で変な演説をしていた連中」

男「そういえば、プラズマ団とかなのってたっけ」

ツクシ「実は他のジムリーダーに問い合わせてみたところ、各地で目撃情報が確認されているんだ」

男「目撃情報って、また演説かなんか? ポケモンを解放しよう! ってやつ」

ツクシ「それだけじゃない。ポケモン解放を唱って、強引にトレーナーに勝負をしかけ、ポケモンを奪ってる連中もいるらしいんだ」

男「なんだって!?」

ツクシ「だから、君も旅の先々で彼らに遭遇する可能性も十分にあり得る」

ツクシ「僕らはジムリーダーとしても町のみんなに注意を呼び掛けるけど、今はまだ情報も少ない」

ツクシ「もし旅先で彼らと接触したら、その情報をもらいたいんだ」

男「………」

ツクシ「本当は自分で調査に行きたいんだけど、また町に変な連中が現れないとも限らないし」

ツクシ「何より、ジムリーダーだからね」

男「そっか、偉いなツクシは…」

ツクシ「…ゴホン まあ、そう言うわけで何かあったら連絡よろしくね」

男「ああ、もちろん」

ツクシ「…そうだ、男君。ちょっとついて来てくれないかな」
126 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:48:59.07 ID:2bhwzYmm0
ツクシ「ここは、ヤドンの井戸っていうんだけど、もう入ったかな?」

男「うん。ここで特訓してた。ツクシと戦うために」

ツクシ「そっか。男君、実はここでね、ロケット団がヤドンのシッポを切っては売りさばくという悪事が発生していたんだ」

男「え、ヤドンのシッポが、どうして?」

ツクシ「…ロケット団。お金のためにやっていたのさ」

男「ロケット団…カントーを縄張りに暴れていた犯罪組織か…」

ツクシ「正確には、ロケット団の残党だけどね。他にも色々事件を起こしていたよ」

男(去年、僕の住んでいたコガネシティのラジオ塔が占拠されるって事件も発生したな…)

男(そのとき僕は丁度コガネにいなかったけど)

ツクシ「そのロケット団残党の悪事に、1人で立ち向かったのがゴールド君なんだよ)

ツクシ「この井戸で起きた事件も、彼が解決した」

男「……」

ツクシ「考えすぎかもしれないけど、もしプラズマ団に絡まれても、ゴールド君みたいに、悪い奴らには負けないでよね」

男「ああ、もちろんさ!」

???「どけどけどけ〜!」
127 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:49:47.00 ID:2bhwzYmm0

男「うわっ」

ツクシ(この服装、プラズマ団?)

下っ端1「お、ここがいい。この井戸に隠れよう!」

下っ端2「おう!」

スタコラサッサ

男「な、なんだぁ?」

女「おお〜い!」

タッタッタッタ

女「ちょっとそこのふたり、今怪しい2人組を見かけなかった?」

幼女「はぁ、はぁ、おねえちゃん、はやいよ…」

男「あれ、もしかして女? どうしたんだ」

女「あ、アンタ男? ここであったが百年目…じゃなくて、怪しい奴! 見なかった?」

ツクシ「変な格好をした連中なら、井戸の中に隠れていったよ」

女「あ、ありがとう。男、こっちの人は?」
128 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:50:18.33 ID:2bhwzYmm0

男「うわっ」

ツクシ(この服装、プラズマ団?)

下っ端1「お、ここがいい。この井戸に隠れよう!」

下っ端2「おう!」

スタコラサッサ

男「な、なんだぁ?」

女「おお〜い!」

タッタッタッタ

女「ちょっとそこのふたり、今怪しい2人組を見かけなかった?」

幼女「はぁ、はぁ、おねえちゃん、はやいよ…」

男「あれ、もしかして女? どうしたんだ」

女「あ、アンタ男? ここであったが百年目…じゃなくて、怪しい奴! 見なかった?」

ツクシ「変な格好をした連中なら、井戸の中に隠れていったよ」

女「あ、ありがとう。男、こっちの人は?」
129 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:50:48.11 ID:2bhwzYmm0
男「ヒワダのジムリーダーのツクシっていうんだ」

女「!ジムリーダー! 後で挑戦するるから首洗って待ってて!」

ツクシ「はぁ…」

男「それで、そんなに慌ててどうしたんだよ」

幼女「おねえちゃん、わたしのポケモンさん…」

女「そ、そうだ、この子、この子ポケモンが、あいつらに奪われちゃったの!」

男「!」

ツクシ「さっそくか!」

幼女「もう戻ってこないのかなぁ…ぐすっ」

女「泣かないで、幼女ちゃん!」

ツクシ「幼女ちゃん、安心して。必ず僕らが取り戻してみせるから!」

男「ああ、約束だ。女はここで幼女を見ててくれ」

ツクシ「ぼくら2人で取り返してみせるから!」

女「う、うん。任せたわよ!」

ツクシ「よし、行こう!」

男「おう!」

130 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/22(金) 02:53:05.63 ID:2bhwzYmm0
今晩はここまで!
おやすみなさい!
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/07/22(金) 08:31:04.00 ID:5EBDuhGAO
真夜中だから更新にきづかなかったけど、乙なんだよ!
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/07/22(金) 21:37:11.01 ID:Ov7ucBQAO
まひるみとか想像以上にガチだなwwww
133 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/23(土) 12:26:30.89 ID:Clr0w2oQ0
13時になったら続き投下します
134 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/23(土) 13:02:03.80 ID:Clr0w2oQ0
では、投下ー

ヤドンの井戸

したっぱ1「不幸にもあの猛獣みたいな女に見つかってしまったが、ここまでくれば安全だろう」

したっぱ2「つ、疲れた…」

ツクシ「お前たち、そこで何をしている!」

したっぱ1・2「!!」

ツクシ「お前たちの言うポケモンの解放ってのは、小さな女の子から無理矢理ポケモンを取り上げることなのかな」

したっぱ1「あんな小さな女の子ごときに使われるポケモンが可哀そうなんだよ!」

したっぱ2「そうだそうだ!」

男「おーい、ツクシ、早すぎるよ…」

ツクシ「男君、こいつら話の通じない面倒な連中だ」

したっぱ1「あんな子供にポケモンは使いこなせない。それではポケモンが可哀そうだろう?」

したっぱ2「お前たちのポケモンも同じ。我々プラズマ団に差し出せ」

したっぱ1「というか、奪ってやるよ!」

プラズマ団が勝負をしかけてきた

135 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/23(土) 13:02:30.81 ID:Clr0w2oQ0
ツクシ「男君、こいつは僕がやる。もう一人の方を頼むよ」

男「わかった!」

男「いけっ、ベイリーフ」

ベイリーフ「べーい」


………………

………




プラズマ団との勝負に勝った


したっぱ2「おいおいおい! 子供に負けてショックデカイぞ」

136 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/23(土) 13:03:26.99 ID:Clr0w2oQ0
したっぱ1「なぜだ! なぜ正しき我々が負ける!?」

ツクシ「さすが男君」

ツクシ「さあ、あの子から取り上げたポケモンを返しなよ」


???「「返す必要はないぜ!!」」


したっぱ3「大変だよな。理解されないばかりか、邪魔されるなんて」

したっぱ4「相手も2人。我々も2人。こちらの結束力を見せつけ、我々が正しいことを教えてやるよ」

ツクシ「まだいたのか…それにしてもドロボウが何開き直ってるんだか」

ツクシ「男君。僕たちのコンビネーションで彼らに思い知らせよう」


プラズマ団が勝負をしかけてきた





ドガバキグショ





したっぱ3「プラーズマー! 負けちまった!?」

したっぱ4「こんな奴らにプラズマ団が敗れるとは…」
137 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/23(土) 13:03:58.55 ID:Clr0w2oQ0
したっぱ3「俺たちはポケモンを解放するため、愚かな人間からポケモンをうばっていくのだ!」

ツクシ「やれやれ、本当にメンドーな連中だね」

ツクシ「どんな理由があろうと、人のポケモンを盗っていいわけないよね?」

したっぱ4「お前たちのようなトレーナーがポケモンを苦しめているのだ…」

ツクシ「…なぜトレーナーがポケモンを苦しめているのか、全く理解できないね」

したっぱ1「…ポケモンは返す」スッ

したっぱ1「だが、このポケモンは人に使われ可哀そうだぞ」

したっぱ2「いつか、自分の愚かさに気づけ…」


スタコラサッサ



男「逃げちゃった。追わなくていいの?」


ツクシ「………」

ツクシ「ポケモンの能力を引き出すトレーナーがいる。トレーナーを信じてそれにこたえるポケモンがいる」

ツクシ「これでどうしてポケモンがかわいそうなのか分からないね」
138 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/23(土) 13:05:36.80 ID:Clr0w2oQ0

男「はい幼女ちゃん。ポケモンを取り返してきたよ」

幼女「お兄ちゃんありがとう!」ニコッ

男「どういたしまして」ナデナデ

幼女「えへへ〜」

ベイリーフ(イライライライラ)

モココ(子供に嫉妬しないでよ…)

女「ふ〜、無事にポケモンが帰ってきてよかったわ。それにしてもとんでもない連中ね」

ツクシ「うん。これは本格的に警戒をしなくちゃいけないと思う」

ツクシ「僕はジムに戻って、他のリーダーに通信会議を呼びかけてくる」

ツクシ「女さんは、ジムの挑戦の方は明日にしてもらってもいいかな」

女「あ、うん」

ツクシ「それじゃふたりとも、僕はこれで」タッタッタッタ
139 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/23(土) 13:06:04.07 ID:Clr0w2oQ0
男「プラズマ団…か。気をつけないと」

女「それより男! 勝負よ!」

男「ええっ。なんでどうなるのさ!」

女「あんたには研究所での借りがあるからよ! 今度会った時はボッコボコにしてやるっていったでしょ」

男「ええ〜…」

幼女「おにぃちゃんもおねぇちゃんもがんばってね〜」


ポケモントレーナーの女が勝負をしかけてきた
140 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/23(土) 13:06:31.24 ID:Clr0w2oQ0
「ヒメグマちゃん、出番よ!」

ヒメグマ「くまー」

男「ベイリーフ、君に決めた!」

ベイリーフ「べーい」

女「ベイリーフ…チコリータが進化したのね」

男「先攻は貰った! ベイリーフ、はっぱカッター!」

ベイリーフ「べーい」

シュパパパパパッ

ヒメグマ「くま〜…」

女「さすがに威力が違うわね…」

女「ヒメグマ、うそなき!」
141 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/23(土) 13:07:12.07 ID:Clr0w2oQ0
ベイリーフ(ふふふ、どうかしら、アタシのはっぱカッターの威力は)

ヒメグマ(………)

ベイリーフ(怖くて声も出ないの、おちびちゃん?)

ヒメグマ(うぅ…ぐすっ。ひどいよ…ひどいよ…)

ベイリーフ(えっ?)

ヒメグマ(どうしてこんなひどいことするの!? 葉っぱで相手を切り刻むなんて残酷なこと、まともな心をもってるなら絶対にできない

はずよ!)

ベイリーフ(え、えと…)

ヒメグマ(それだけじゃない! 私、お母さん、シロガネ山で仲良く住んでたのに…ある日洞窟の中で修行してたトレーナーに見つかって

…)

ヒメグマ(はっぱカッターで致命的な傷を負わされて! 命からがら私だけを山から逃がしたの)
142 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/23(土) 13:07:40.61 ID:Clr0w2oQ0
ヒメグマ(私はひたすらその場から遠ざかろうと…お母さんがどうなったか知る術もなく走った!)

ヒメグマ(気がついたときにはもうジョウトまで来ていて…)

ヒメグマ(暗闇の洞穴をさまよっていたわ…ずっと、はっぱカッターで致命傷を負いながらも私を逃がしてくれたお母さんのことだけを考

えながら…)

ヒメグマ(その私に向かって、どうして平然とはっぱカッターなんてつかえるのよぉ…!!)

ベイリーフ(え、あ、いや……だってバトル…じゃない…)

ヒメグマ(鬼っ! 悪魔! こんなのって、酷いよぅ…! うぅ…ぐすっ…うああああああああん…!)

ベイリーフ(な、泣いたって手加減なんか……)

ヒメグマ(お母さぁん…痛いよ…はっぱカッターってこんなに痛いんだね…それでも私を逃がすために立ち向かって…お母さん…今、無事

に生きてるの…? それだけでも知りたいよ…ひっく、ぐす)ポロポロ

ベイリーフ(………)

ベイリーフの特防ががくっとさがった!
143 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/23(土) 13:08:09.07 ID:Clr0w2oQ0
男「とどめだベイリーフ! もう一度はっぱカッター!」

ベイリーフ「…べ、べーい…」

シュパパパパパッ

ヒメグマ「くまー…」

ヒメグマ(……キッ)

ベイリーフ(ビクッ)

ヒメグマはたおれた

ベイリーフ(む、胸が痛い…)

女「確かに強くなったけど、私も負けないわよ!」

女「来なさい、マグマラシ!」

マグマラシ「まぐー」

男「マグマラシ…? まさか」

女「そう、私のヒノアラシも進化したのよ!」
144 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/23(土) 13:08:42.91 ID:Clr0w2oQ0

男「なら一気に行くぞ! ベイリーフ、はっぱカッ…」

女「遅い!マグマラシのスピードを舐めると痛い目に遭うわよ!

女「かえんほうしゃ!」

マグマラシ「まぐー」

ボオオオオオ

こうかはばつぐんだ!


ベイリーフはたおれた

ベイリーフ「べ、べーい…」

男「そんな、ベイリーフが一撃で…? いくら相性が悪いとはいえ、ベイリーフの防御力はかなり高いはずなのに…」

女「ふふ、当然それは警戒していたわよ。研究所の戦いでで、チコリータはヒノアラシのひのこを耐えてみせたんだから」

女「だから、ヒメグマのうそなきで、あらかじめ特防を一気に下げておいたってわけよ!」

男「……なかなか、やる」

女「さあ、次のポケモンを出しなさい! 蹴散らしてやるんだから!」

男「…そう簡単には行かないぞ。いけっ、モココ!」

モココ「もこー」
145 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/23(土) 13:09:27.88 ID:Clr0w2oQ0
女「スピードはマグマラシの方が上。かえんぐるま!」

マグマラシ「まぐっ」

ブオオオオオオ、ドガッ

モココはやけどを負った

モココ「もこ・・・」

男「なら、そのスピードをなんとかするまで!」

男「モココ! でんじはだ!」

モココ「もこっ」

ババババババ

マグマラシはまひした
146 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/23(土) 13:09:59.58 ID:Clr0w2oQ0
女「スピードはマグマラシの方が上。かえんぐるま!」

マグマラシ「まぐっ」

ブオオオオオオ、ドガッ

モココはやけどを負った

モココ「もこ・・・」

男「なら、そのスピードをなんとかするまで!」

男「モココ! でんじはだ!」

モココ「もこっ」

ババババババ

マグマラシはまひした
147 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/23(土) 13:11:11.09 ID:Clr0w2oQ0
連投すまんまそん
ミスった

女「くっ…!」

男「そしてずつき!」

モココ「もこー!」

ドガッ

マグマラシはひるんだ

女「やけどを負ったポケモンの物理攻撃力は下がる! 耐えなさいマグマラシ!」 

男「なら何度でも! もう一度ずつき!」

女「そう何度もひるまされてたまるか! どろかけ!」

男「ちいっ!」
148 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/23(土) 13:11:39.90 ID:Clr0w2oQ0
(数分後)


男「…はぁ、はぁ」

女「なかなかやるわね…」

男(マグマラシはまひを追って素早さが下がっている。次の攻撃を当てれば勝てる…!)

女(モココは連続どろかけの影響で命中率が下がっている。でんこうせっかじゃ威力が足りないけど。次の攻撃をかわしてかえんぐるまを

叩きこめば、勝てる…!)

男「いけ、モココ! でんきショック!」

モココ「もこっ!」

女「―――っ」

モココのこうげきははずれた

男「なっ…!」

女「私の勝ちよ! かえんぐるま!」

マグマラシ「まぐっ!」

きゅうしょにあたった

モココは倒れた!

おんなとの勝負にやぶれた…
149 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/23(土) 13:12:13.63 ID:Clr0w2oQ0
男「負けた…」

女「これで私の勝ちよ! 借りは返したからね!」

ベイリーフ(うう、マスターが負けた……)

モココ(残念)

ベイリーフ(ああああんたが最後の最後で攻撃外すから…!)

モココ(ごめん)

ベイリーフ(ふんっ!)

女「ま、これが私の実力かしら? 見たところあんたはヒワダのジムリーダー倒したみたいだけど」

女「そのあんたに勝ったんだから、今回は楽勝よね!」

男「いや、それは…」

女「あたしはもう宿とって明日のジム戦に備えるから」

女「あんたはせいぜい修行でもしてなさい! それじゃ」フンフ〜ン♪

男「むぅ…」
150 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/23(土) 13:12:46.14 ID:Clr0w2oQ0
テンテンテテテーン

ジョーイ「またのおこしをー」


男「女に負けちゃったか…」

男「そろそろ新しいポケモンを捕まえないとな…」

男「持ち物の整理でもしよう……えーと、傷薬に、毒消しに…ん、これは卵? そういえばあの時…」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ウツギ「彼も立派になったものだ…」

ウツギ「君にはこれをあげよう」

男「卵?」

ポケモンの卵をてにいれた

ウツギ「ゴールド君の旅はこの町から始まった」

ウツギ「彼の足跡を追って各地のジムに挑戦するといいだろう」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

男「鬱木博士に貰ったやつか。なにが生まれるんだろう…」

男「って、動いてる!?」

151 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/23(土) 13:13:29.95 ID:Clr0w2oQ0
おや…?

ピシッ ピシッ

トゥルルルーン


トゲピー「チョッギップリィィ!」


たまごからトゲピーがかえった



男「卵からポケモンが生まれた…」

トゲピー「チョッギップリィィ!」

男「えーと、図鑑によると…トゲピーって名前なのか」

男「よろしくな、トゲピー」

トゲピー「チョッギップリィィ!」
152 : ◆VwXwKETYj. [saga]:2011/07/23(土) 13:15:11.95 ID:Clr0w2oQ0
今回はここまで
やっぱりVIPに行ったほうがいいのかな…
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2011/07/23(土) 16:02:58.39 ID:z6O7e4URo
応援してるからさっさと書け
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/07/23(土) 22:27:40.89 ID:DgM7cX5AO
トゲピーうるせえwwww
155 : ◆VwXwKETYj. [saga sage]:2011/07/25(月) 00:07:37.07 ID:X80J9j+N0
ちょいとだけ投下します









翌朝・ウバメの森


男「暗くてじめじめする」

ベイリーフ(草タイプの私にとっては落ち着くわ)

モココ(暗いと眠くなる…)

トゲピー(チョッギップリィィ!)

男「あ、祠がある。拝んでいこう」パンパン

ベイリーフ(野生のナゾノクサがうっとおしい…)

モココ(クヌギダマって食べれるかなぁ)

トゲピー(チョッギップリィィ)

男「あ、もうそろそろ出口だぞー」




ヒワダジム

女「虫ポケモンなんてマグマラシでイチコロよ! かえんぐるま!」

ツクシ「カイロスで襷カウンター」

女「 」

156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/25(月) 00:08:17.94 ID:X80J9j+N0
男「コガネシティに着いた」

母「あら男、おかえりなさい。見ない間にたくましくなったわね」

母「これ、パパが使っていたものよ。持っていきなさい」


いいつりざおを手にいれた


男「つりざお?」

母「水の中にしかいないポケモンもいるのよ」

男「へえ」




女「ヒメグマ、みだれひっかき!」

ツクシ「ばかぢから」

女「 」
157 : ◆VwXwKETYj. [sage]:2011/07/25(月) 00:09:10.81 ID:X80J9j+N0
コガネ百貨店

男「いろいろ買い込んじゃったな」

ベイリーフ(いろんなのがあって楽しいわね♪)

モココ(がやがやしてて眠れない…)

トゲピー「チョッギップリィィ」

男「ん? のどが渇いたのか。ほら、おいしいみずだ」

トゲピー「チョッギップリィィ」

男「ぴっぴにんぎょうが欲しいのか? ほら」

トゲピー「ぎえぴー」

ベイリーフ(マスターったらトゲピーはまだ生まれたばかりなのにあんなに甘やかして…)イライライラ

ベイリーフ(生まれたばかりのポケモンに嫉妬しないでよ…)






女「ひこうタイプのホーホーを捕まえてきたわ!」

ツクシ「ハサミギロチン」

女「 」
158 : ◆VwXwKETYj. [sage]:2011/07/25(月) 00:09:37.21 ID:X80J9j+N0
裏路地

男「コガネジムは女の子ばっかりで入りづらいな…」

男「せっかく地元に戻ったんだし、あまり行かないところも見てみよう」

男「今はポケモン持ってるから不良に襲われても戦えるしね」

ベイリーフ(頼りにしてね、マスター)


ギャーギャー

男「ん、あれは…」

したっぱ5「じいさん、あんたが育て屋ってことは知ってるんだ。なんたってプラズマ団だからな」

したっぱ6「俺たち人のポケモン奪ってんだよ。育て屋といったらいろんなポケモン預かってるんだろ」

したっぱ6「それを俺たちによこせよ!」

育て屋爺「なんというムチャを…」
159 : ◆VwXwKETYj. [sage]:2011/07/25(月) 00:10:08.70 ID:X80J9j+N0
男(プラズマ団だ。やっぱりツクシの話は本当だったんだ)

育て屋爺「おお、そこの強そうなトレーナーさん。助けてくれ!」

男「ああ、もちろん。プラズマ団、僕が相手だ!」

したっぱ5「邪魔翌立てするならお前のポケモン奪うぜ!」


プラズマ団がしょうぶをしかけてきた










プラズマ団とのしょうぶにかった


したっぱ5「何だこいつ!?」

したっぱ6「ひとまずにげよう! 地下通路でやりすごすぞ!」
160 : ◆VwXwKETYj. [sage]:2011/07/25(月) 00:10:44.29 ID:X80J9j+N0
男「大丈夫ですか?」

育て屋爺「助かったよ。コガネに買い物に来たら変な連中にからまれてしまったわい」

育て屋爺「お礼に自転車の引換券をやろう」


ひきかえけんをてにいれた


男(自転車って物凄く高価なものじゃ…)





モココ「もこー」クイクイ

男「え、これらどうするかって?」

ベイリーフ「べーい」

男「ジムに挑戦しようと思ったけど、こないだはツクシさせられたし、女には負けちゃったからなぁ」

トゲピー「チョッギップリィィ」

男「それに、トゲピーの特訓もしないとな」

男「よし、今日は修行するぞ!」

ベイリーフ「べいべーい」


女「こ、今度こそ・・・」

ツクシ「ジムの挑戦は1日3度までだから、また明日」

女「 」
161 : ◆VwXwKETYj. [sage]:2011/07/25(月) 00:11:14.86 ID:X80J9j+N0
地下通路


男「地下通路はトレーナー達の溜まり場になってるんだ」

男「修行には丁度いいな」



りかけいのおとこが勝負を仕掛けてきた

たんぱんこぞうが勝負を仕掛けてきた

ひふきやろうが勝負を仕掛けてきた

りかけいのおとこが勝負をしかけてきた



男「ふぅ、みんな頑張ったな」

ベイリーフ「べいべーい!」

モココ「もこー」

男「トゲピーがゆびをふるで大爆発かました時はびっくりしたけど」

トゲピー「チョッギップリィィ」
162 : ◆VwXwKETYj. [sage]:2011/07/25(月) 00:11:46.74 ID:X80J9j+N0
男「地下通路のトレーナーはあらかた倒したな…」

男「ん? あいつは確か…」

N「…………」

男「N!」

N「………」

N「………ああ、男か」

N「……僕はダレにも見えないモノが見たいんだ」

男(……?)

N「ボールの中のポケモンたちのの理想……トレーナーという在り方の真実……そしてポケモンが完全となった未来」

N「君も見てみたいだろう」

男「…………」

男「何をいってるのか、僕にはよくわからないよ」

N「ふうん、期待はずれだな」

N「それより、僕と僕のトモダチで未来を見ることができるのか…」

N「君で試させてもらうよ」

男「!」


ポケモントレーナーのNが勝負をしかけてきた

163 : ◆VwXwKETYj. [sage]:2011/07/25(月) 00:13:08.93 ID:X80J9j+N0
N「行くよ、ブルー…」

ブルー「ぶるー」

男「トゲピー、出番だ!」

トゲピー「チョッギップリィィ」


N「ブルー、ほのおのキバだ」

ブルー「ぶるっ」

ガブッ

トゲピー「チョギ…」

男「トゲピー、あまえる!」

トゲピー「チョッギップリィィ…♪」スリスリ

ブルーのこうげきががくっとさがった

N「もう一度ほのおのキバ…」

ガブッ

男「こらえてくれ、トゲピー!」

トゲピー「チョッギップリィィ!」

N(耐えられた…あまえるでこうげきを下げられた結果か)
164 : ◆VwXwKETYj. [sage]:2011/07/25(月) 00:13:36.74 ID:X80J9j+N0
N(……トゲピー。君の声を聞かせてくれ)

トゲピー(チョッギップリィィ)

N(君はまだ生まれたばかりのようだが、そのトレーナーと一緒にいてシアワセなのかい?)

トレーナー(チョッギップリィィ)

N(……そうか。まあ、生まれたてのポケモンは初めて見た生き物に懐くのはよくあることか)

トレーナー(チョッギップリィィ)

N(優しくしてもらってる……?)



男「トゲピー、ゆびをふる!」

トゲピー「チョッギップリィィ」

クイクイ

トゲピーのいたみわけ!

トゲピーは体力を回復した

男「よし!」
165 : ◆VwXwKETYj. [sage]:2011/07/25(月) 00:14:08.01 ID:X80J9j+N0

N「ブルー、こおりのキバだ」

ブルー「ぶるー」

N(最初のあまえるで物理攻撃が通りにくくなったが…あのトゲピーはまだ成長していない)

N(次の攻撃で倒せるだだろう。だがその前に…)




N(トゲピー、最後に聞かせておくれ)

トゲピー(チョッギップリィィ?)

N(君はそのトレーナーのことが、その…スキ…なのかい?)

トゲピー(チョッギップリィィ!)

N(…………)
166 : ◆VwXwKETYj. [sage]:2011/07/25(月) 00:14:33.73 ID:X80J9j+N0
男「トゲピー、もう一度ゆびをふるだ!」


トゲピー「チョッギップリィィ」

クイクイ

トゲピーのりゅうのいかり!

ブルーはたおれた

N「………!」

男「いい技を引いたな、トゲピー!」

トゲピー「チョッギップリィィ」


N「戻れ、ブルー。…いくよ、ヤンヤンマ」

ヤンヤンマ「んまー」

男「よくやったぞ。戻れトゲピー。いけ、ベイリーフ!」

ベイリーフ「べーい」


ヤンヤンマはかそくした

ヤンヤンマの素早さがあがった
167 : ◆VwXwKETYj. [sage]:2011/07/25(月) 00:15:03.55 ID:X80J9j+N0
N「ベイリーフ…そうか、あのときのチコリータが進化したんだね…」

ベイリーフ(また会ったわねこの根暗男!)

男「ああそうさ! 僕の相棒だ」

男「ベイリーフ、とっしんだ!」

ベイリーフ「べーい!」

N「ヤンヤンマ、みきり」

スカッ

男「くっ…」

ヤンヤンマはかそくした

ヤンヤンマの素早さがあがった

N「かげぶんしん」

ヤンヤンマ「んまー」

シュパッシュパッシュパ

ヤンヤンマのかいひりつがあがった
168 : ◆VwXwKETYj. [sage]:2011/07/25(月) 00:15:35.42 ID:X80J9j+N0
N「ヤンヤンマの特性はかそく…」

N「時を経るにつれて次第にスピードをあげてゆく」

N「もうダレにも止められない…よ」

男「ベイリーフ、もう一度とっしんだ!」

ベイリーフ「べいっ!」

ドガッ

ベイリーフのこうげきは外れた

ヤンヤンマは加速した

ヤンヤンマの素早さがあがった

男「くぅ…」
169 : ◆VwXwKETYj. [sage]:2011/07/25(月) 00:16:02.33 ID:X80J9j+N0
男(ヤンヤンマは虫と飛行の複合タイプ。ベイリーフじゃ分が悪いし、何よりあの加速を止めないと手がつけられなくなる!)

男(なら、電磁波の使えるモココにチェンジだ!)

N「………」

男「戻れベイリーフ! 行けっ、モココ!」

男「どうだ、モココ電磁波の使えるモココならヤンヤンマのスピードに対抗できる」

男「それにヤンヤンマは虫のほかに飛行タイプもついているから、電気技で一気に押し切るぞ!」

N「…そう来ることは分かっていたよ…」

男「?」

N「ヤンヤンマ、バトンタッチ!」

ヤンヤンマ「んまー」

男「バトンタッチ…?」

N「来てくれ、サンド」

サンド「さんー」
170 : ◆VwXwKETYj. [sage]:2011/07/25(月) 00:16:57.92 ID:X80J9j+N0


男「地面タイプに交代したか・・! でんきタイプへの交代を読まれた…」

N「サンド、すなあらし!」

すなあらしがふきあれる

男「なっ…あのサンド、早い…! モココ、ずつき」

モココ「もこっ」


モココのこうげきははずれた


すなあらしがふきあれる

モココはあすなあらしのダメージをうけた


男「そんな!?」

N「どうだい、これがバトンタッチの効果…」

男「ポケモンを交代しただけじゃないのか?」

N「バトンタッチはれっきとした技。そしてその効果は、自身が受けた能力変動を受け継がせること…!」

男「能力の変動…? まさか!」

N「そう。このサンドはヤンヤンマの特性加速によってあがったスピードと、影分身によって上昇した回避率を受け継いでいるのさ」

N「それだけじゃない。このサンドの特性はすながくれ…」

N「すながくれは、砂嵐に扮して回避率を上昇させるというものだ。受け継いだ影分身も併せて、今のサンドに攻撃を当てるのは至難の業だよ」

男「なんて戦略なんだ…」

N「そして砂嵐が吹いているとき、全てのポケモンはダメージを受ける。だが、地面タイプを持つサンドはその影響をうけない」

N「どうだい、男。君はこのコンボを打ち破ることができるのか?」

男(…この前戦った時よりも、ずっと強い…!)
171 : ◆VwXwKETYj. [sage]:2011/07/25(月) 00:17:25.69 ID:X80J9j+N0
N「このサンドは、コガネシティのゲームコーナーの商品として囚われていた」

N「ポケモンだって生き物なのに、ニンゲンは平然と酷い扱いをする…」

N「僕はそんな人間が許せない…」

男「N…」

N「サンド、すなかけ!」

サンド「さーん」

ズバババババッ

モココの命中率がさがった

モココのずつき

モココのこうげきははずれた

モココはすなあらしのダメージを受けている

男(! 命中率まで下げられた。このまま攻撃をかわされ続ければ、砂嵐のダメージが蓄積されてマズイことになる…)

N「さあ、どうする男!」

男(考えろ…! 考えるんだ…このコンボを破る方法を…!)
172 : ◆VwXwKETYj. [sage]:2011/07/25(月) 00:17:58.01 ID:X80J9j+N0

ベイリーフ(べいべーい)

男(ん、ベイリーフ。お前が出たいのか…?)

男(確かに相手は地面タイプでお前は草タイプ。でも、でいくら相性が良くても攻撃が当たらなくちゃ意味がないんだ…)

ベイリーフ(べいべい!)

男(勝つ方法はある…?)

男「……」

男(よし、僕はお前のことを信じるぞ!)

男「戻れモココ。任せたぞベイリーフ!」

ベイリーフ「べーい!」
173 : ◆VwXwKETYj. [sage]:2011/07/25(月) 00:18:29.50 ID:X80J9j+N0
N「草タイプのベイリーフできたか。でも、攻撃が当たらなくちゃ意味がない」

男「攻撃を当てることはできるさ」

N「まさか、当たるまで攻撃をし続けるつもりかい? でもその間に砂嵐が君のポケモンの体力を奪っていくよ」

男「へへっ、まあ見てな! 行くぞベイリーフ!」

ベイリーフ「べーい!」

N(一体どんな方法が…?)

男「マジカルリーフ!!」

ベイリーフ「べいっ!」

N(……!!)

シュパパパパパッ

こうかはばつぐんだ

サンドはたおれた

男「よしっ!」
174 : ◆VwXwKETYj. [sage]:2011/07/25(月) 00:19:06.15 ID:X80J9j+N0

N「戻れサンド。…いくんだ、ヤンヤンマ」

ヤンヤンマ「んまー」

N「なるほど…マジカルリーフはどこまでも相手を追尾する技。いくら回避率が高くても必ず当てる…よく考えた」

男「へへっ、どうだ! ベイリーフのおかげさ」

男「さあ戻れベイリーフ。今度こそ出番だ、モココ!」

モココ「もこー」

N「……ヤンヤンマ、ソニックブーム」

ズバズバズバ

男「モココ、でんじは!」

モココ「もこっ」

ビリリリリリリ

ヤンヤンマはまひした

ヤンヤンマは加速した

ヤンヤンマの素早さがあがった
175 : ◆VwXwKETYj. [sage]:2011/07/25(月) 00:19:32.52 ID:X80J9j+N0

N「くっ…」

男「行くぞモココ! でんきショック!」

モココ「もこー!」

ビビビビビビ

きゅうしょにあたった

こうかはばつぐんだ

ヤンヤンマは倒れた


ポケモントレーナーのNとの勝負にかった
176 : ◆VwXwKETYj. [sage]:2011/07/25(月) 00:20:23.21 ID:X80J9j+N0
男「……僕の、勝ち」

N「………まだ、未来は見えない。未来は未確定…」

男「…N?]

N「…………」

N「今のボクとトモダチでは、すべてのポケモンを救いだせない…。世界を変えるための数式は解けない…」

N「ボクには力が必要だ…誰もが納得する力…」

男「N、さっきから何を言って…」

N「…必要な力は分かっている。英雄と共にジョウト地方に君臨した伝説のポケモン…ホウオウ!」

N「ボクは英雄になりキミとトモダチになる!」


男「あ、おいっ…。 行っちゃった…」

男「……………N、か」

男「さ、みんな。そろそろ戻ろう」


ベイリーフ「べーい」

モココ「もこ」

トゲピー「チョッギップリィィ」
177 : ◆VwXwKETYj. [sage]:2011/07/25(月) 00:22:40.60 ID:X80J9j+N0
今回分おわち!
リアルが忙しくて全然完成が見えないorz
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/07/28(木) 20:45:56.63 ID:Klaxzc0AO
続き期待しとーよ
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) :2011/07/30(土) 02:39:59.16 ID:NSZpyYW+0
まつ
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