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上条「旅行かぁ・・・」美琴「どこ行く?」垣根「ヤっちゃうのか?」心理「黙って」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/24(日) 20:19:46.98 ID:9vmj3CHg0
1スレ目 美琴「す・・・好きです!!付き合ってください!!」上条「何やってんだ、御坂」
http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1304/13045/1304506297.html

2スレ目 美琴「当麻♪」上条「なんだ、美琴」垣根「俺も仲間に入れて」心理「はいはい」

http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/kako/1305/13053/1305377166.html

3スレ目 上条「美琴、愛してる」美琴「私も♪」垣根「俺も♪」心理「ジャマしないの」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1306063255/

4スレ目 上条「美琴は可愛いな」美琴「えへへ//」垣根「速さが足りない」心理「はいはい」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1306724889/

5スレ目 上条「放さないからな」美琴「うん♪」垣根「話さないからな」心理「しゃべりなさいよ」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1307282872/

6スレ目 上条「抱きしめようか?」美琴「うん//」垣根「抱こうか?」心理「やめて」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1307709819/


7スレ目 上条「守り続けるからな」美琴「うん//」垣根「これがリア充です」心理「あなたもよ」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1308139244/


8スレ目(番外編) 美琴「私の好きな人のことを、それ以上悪く言わないで!」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1308667506/

9スレ目 上条「結婚に必要な物は?」美琴「愛!」心理「お金」垣根「念のため三行半」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1308992651/

10スレ目 上条「まずは!」美琴「そのふざけた!」心理「幻想を!」垣根「守るのこそ愛だ」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1309355502/

11スレ目 上条「マイホームか・・・」美琴「い、いいわね//」心理「そうね」垣根「欠陥住宅か」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1309860801/

12スレ目 テクパトル「あの月はもう、空には出ない」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1310283821/

13スレ目 上条「美琴は可愛いな」美琴「//」垣根「心理定規可愛いハァハァ」心理「やめて」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1310641032/

14スレ目 上条「恋といえば!」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1311066610/

超番外編 さだのり「桜は散る、陽は沈む・・・そして、思い出はいつかは消える」

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1309780773/

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アルミン「どうやら僕達は遭難したらしい」ミカサ「そうなんだ」 @ 2024/04/10(水) 07:39:32.62 ID:Xq6cGJEyO
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2 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/24(日) 20:20:23.04 ID:9vmj3CHg0
スレ内容

上琴、未元定規がメインのギャグほのぼの

一方通行×番外個体
テクパトル×19090号
削板×黒子
エツァリ×ショチトル

サトリナさんは俺の嫁

さだのりはジャガイモ

>>1は速さを極めようとしています、ヒマジンというツッコミはなしですw
ただし、ミサカ口調でいじめるように言うツッコミは大歓迎

Mではありません


あと、背中って素敵

それだけ



えー、ちなみに




背中は正義だから

異論は認めないから

3 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/24(日) 20:22:08.08 ID:9vmj3CHg0
キャラ紹介

上条・・・言わずとしれたそげぶマン
美琴の彼氏、第一の主人公であり、正義感溢れます
美琴をかなり愛しています

美琴・・・ヒロイン
可愛いです、可愛いです、可愛いです
ツンデレがデレデレになってますが、それもまた(ry
上条さんにメロメロ

垣根・・・本シリーズでおそらくもっとも愛されてるキャラクター
イケメルヘンからギャグまでなんでもござれ
心理定規と付き合ってます、フリーダム
たまにツッコミ

心理定規・・・垣根の嫁
ていとくんに踊らされながらも彼を支えます
おそらく、心理定規タンハァハァって方もいるかと、俺もそうだ
ホント、マスコットキャラ

エツァリ・・・本シリーズで地味なキャラの一人
ショチトルと付き合ってる変態ツッコミ

ショチトル・・・地味キャラの一人
エツァリと付き合ってます、自称ドMの実際ドM

削板・・・熱い男
黒子の彼氏、地味なはずがわりとキャラが濃い

黒子・・・ですの
削板の彼女、でもお姉さまも相変わらず好きなのでご安心を

一方・・・歪みないセロリ
番外個体の彼氏、そしてロリコン

番外個体・・・一方の嫁
やっとセロリと付き合うことに
わりと奥手

テクパトル・・・ダークホース
途中でレギュラーになったにも関わらずていとくんとならび本シリーズの目玉に
こんなはずではなかった
美月こと19090号と恋人に、前スレの苦難も乗り越えイチャイチャリア充

19090号・・・テっくんの嫁
勝手に美月と名づけました
後悔はしてません
テクパトルと結ばれましたが未だに照れ屋さん

20000号・・・変態
しかも、テっくんでヤったこともある変態
たまに男前

14510号・・・セロリのことが好きな乙女
でも報われませんね

10033号・・・セロリのことが好きな乙女
やや口調がキツイ

御坂妹・・・可愛いです
案外しっかりしたキャラ

17600号・・・やや遅れて合流した妹達
彼女は強いですね、いろんな意味で

アレイ蔵庫・・・完全な被害者
元の体に戻る方法を探して弟と旅をしていたが
テっくんたちのところへ住むことに

扇風機さんをきにかけています
どうしてこうなったのかは分からない


さだのり・・・ジャガイモはイモの仲間
本シリーズ唯一のオリジナルキャラ
ていとくんの魂の兄弟

4 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/24(日) 20:22:51.60 ID:9vmj3CHg0
そして、時間稼ぎにはこんなコーナー



「教えてみなさん!!質問コーナー!!」・・・質問受け付けます

「好きなキャラに告白しよう!!」・・・好きなキャラに思いをぶつけ、その告白にていとくんが点数をつけてくれます、できるかぎりメルヘンに!!

「助けてください、俺の悩み!!」・・・ちっぽけな悩みから真面目な悩みまで答えます!

「普通のお便り、待ってます!!」・・・普通のご意見など

「アレイ蔵庫のひんやり空間」・・・好きなカップルに、指令をしてください、全力でやってみせます!


たまーに安価もありますが、基本はないですのでご了承を

相変わらずの駄作ですが、お楽しみいただけたら幸いです


あと、説明文使いまわしでゴメンなさいw




ちなみに

もはや上琴ではなくなってきています

全員が主人公になっていますが、日常では誰もが主人公なんだぜ、という>>1のメッセージです

いや、ウソです

サトリナさんは俺の嫁です

サトリナさんは俺の嫁です

>>1が喜ぶコメは


>>1よ、速さが足りない!!



ミサカ口調でけなすようなコメ




サトリナさんっぽい優しいコメのあとに、(と、サトリナが>>1の耳元で囁いていました)

です

お願いします、>>1に元気を・・・


すいません、冗談です

5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage saga]:2011/07/24(日) 20:26:59.03 ID:7eqkBBMF0
>>1スレ立て乙です
と、ミサカは>>1の頭をなでなでします。
相変わらず>>1は凄いですねと、ミサカは褒め称えます
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/24(日) 20:50:14.19 ID:wceWfrxW0
ついに15スレ目ですね、とミサカは>>1にご褒美のキ、キスを……

あ…う…そ、そんなに見つめないでください、とミサカは涙目で懇願します
あ、あくまでほっぺにですからね、とミサカは念を押します
7 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/24(日) 20:58:53.47 ID:9vmj3CHg0
>>5
>>6 ふぅ・・・


ミサカ口調は至高だよ、ホント
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 21:02:08.59 ID:eOHU79WSO
む、ミ、ミサカも負けません、スレ立てお疲れ様ですとミサカは>>1を抱き締めます。
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/24(日) 21:26:27.27 ID:dMK/N0fAO
新スレ乙!

前スレの>>1000が鬼畜wwww
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/24(日) 21:26:29.12 ID:RizFnTBRo
鬼畜安価キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
11 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/24(日) 21:27:39.90 ID:9vmj3CHg0
・・・サトリナなんて大嫌い!

だっておっぱいでかいし可愛いし優しいし胸でかいし声いいし性格いいし包容力あるし乳がでかいし!
あそこまで理想的な女性でおっぱいでかい!!

もうおっきしちゃってズボンが痛いんだ!!



俺をこんなに苦しめるサトリナが大嫌いだ!!!


さて、ツンデレはこのへんでw
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 21:28:40.05 ID:+IZ88C8mo
参加したと思った次の瞬間には終わっていた
これが・・・>>1000取り合戦・・・ゴクリ
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage saga]:2011/07/24(日) 21:31:38.99 ID:7eqkBBMF0
参加しようと思った瞬間に終わってた…
俺には速さが足りないッッッ!!!!!!!
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/24(日) 21:41:23.25 ID:wceWfrxW0
>>11

ふふ、録音完了です、とミサカはほくそえみます
これを彼女に送りつければ>>1はミサカのものですね、とミサカは黒い笑みを浮かべます
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/24(日) 21:44:42.87 ID:OyOE56kSO
おっぱいには夢と希望が詰まってるって本当ですか?
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中国地方) [sage]:2011/07/24(日) 21:46:25.44 ID:IbLb3asH0
>>14
証拠となる録画映像もばっちりです、とミサカはダメ押しの証拠を提示します
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/24(日) 21:54:09.59 ID:3msvz9yz0
この程度の速さで>>1はミサカを満足させることができるとでも思っているのですか?とミサカはジト目で>>1を睨みつけます

わかったならさっさと書けよこの野郎、とミサカは暗に応援しているからこれからも頑張ってください、という意思を伝えてみます
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 21:55:11.10 ID:eOHU79WSO
>>1はこれでもサトリナ一本なのですね、と前スレ>>1000は敗北を認めます。
19 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/24(日) 21:59:21.95 ID:c7dD65lN0
あーれだ



停電が起きた

そして、無線LANがアボーンしてた

適当に設定してよかったのかな?

酉はこれであってるか?

もういいや
我が家は機械音痴


>>14 いや、サトリナも俺を愛してるから(キリッ

>>15 いえ、その代わり愛が詰まってます

>>16 や、やめろぉ!

>>17 ふぅ・・・

>>18 あ な た の せ い だ
20 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/24(日) 22:00:52.31 ID:c7dD65lN0
ID変わるってことはやっぱ無線LAN間違ったか?

もういいや
使えるし

さよなら三角また来て四角


ということで、誰かこれでよかったのか教えて

初期設定からもう一度やり直したんだ、よかったのかな?


21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/24(日) 22:01:28.48 ID:eOHU79WSO
つ、ツンデレできたんだからいいではありませんかとミサカは慌てます。
22 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/24(日) 22:11:52.72 ID:c7dD65lN0
あれです

ちょいと、停電のせいでモチベーションが下がっちゃったw


なので今日はここまで

明日はできたらたくさん投下したいけど、卒検だからやっぱりキツイ


合格したいなぁ・・・
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/24(日) 22:18:03.52 ID:dMK/N0fAO
>>22
たぶんだけどIDはIPアドレスが変わったからじゃないかな
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/07/24(日) 22:18:36.95 ID:t17MaRIao
卒検って車かな?
左右確認とかバック→ミラー→目視とかああいったものは少しオーバーにやったほうがいいよ
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/24(日) 22:48:19.68 ID:+QxmNd4K0
ほほぅ
26 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 08:33:36.32 ID:afglisKE0
では、いってまいりますw

ちゅうか雨って最悪だわさ
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/25(月) 09:21:58.26 ID:MDU0q4+Y0
>>1頑張ってください、とミサカは>>1の合格を心から願っています
合格したらそのときは、ミサカのはじめてを……い、いえなんでもありません、とミサカは平静を装って誤魔化します
もし、万が一ダメだったとしても、そのときはミサカが>>1のために、な、慰めてあげますよ、とミサカはどちらにしても身体を清めておこうと決意します
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 12:14:42.38 ID:AWGtPl2o0
>>1のスピードが速すぎる・・・
前から3日見れないうちに新スレになってたことがあったけど、2週間忙しくて見れないうちに取り返しがつかないことになってたよ・・・
29 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 12:44:35.58 ID:afglisKE0
ぐぉぉぉぉ!!
ちょっと聞いてよ!

あのね、公安からお偉いさんが一人来てて、5組のうちどれかの車に乗るからねって言われて

へー、すげーって思ったら


俺たちの車だったんだよ!

いやね、今日は自信あったの!

二回巻き込み確認忘れたのと、ちょっとカーブを大回りにはしちゃったけどさ!

それ以外は完璧だったよ、って教官にも言われたの!

なのに、お偉いさんの厳しい採点で落ちちゃったの!


うちの車三人受けてみんな落ちてたよ!?
ふぎゃぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!








あーあ、不幸だw

まぁ気を取り直してがんばりますよ、うん

ということで>>27、慰めて(ry
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 12:46:52.81 ID:rPK+GA/IO
卒検は心臓バクバクしたなあ

一発合格願ってるよ!
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 12:47:29.10 ID:rPK+GA/IO
あれ、更新しなかったら大変なことに

すまん……
32 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 13:01:40.90 ID:afglisKE0
とりま筋トレをば

しっかし・・・公安の人って厳しいのね

かなーり採点基準が細かかったし
しかめっ面だったし

サトリナの笑顔を見習えよ、と


暑い・・・セミが鳴いてやがる・・・

33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 13:42:47.80 ID:EuvNe7qIO
  ヽ ‐┼‐  ‐‐\‐‐     __/  、ヽヽ ┌─┐   l   l   _/            | ̄| | ̄|. | ̄|
  '''7 lココ      〉    ̄ /``ヽ\  └┬┘   レ  l   / ̄ \  l    l   | |  | |  | |
   ) /|\   、       /    |    ./├       l     __l.     l    l   |__|  |__|  |__|
  ∠-‐‐‐‐--   ゙''‐--   /   、/    /''‐┴‐--    /     し'ヽ     レ    l  □  □  □

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            _,ノ゙ _>-!j、:::::l   ___i_!,,..、-‐‐''''"7'"´,.、----、``ヽ;::::::::::::ミ、  ド
          ,.:r''" _.l´r'゙ l,``''゙,r''"/      __/! /゙´:::::::::::::::::`゙`ヾヽ::::::ノ、
         /,.-'‐''"//。_,/´ ̄! (-‐‐''''""´ ̄ \゙、'、三三三三三三三三三≡=   ガ
       r'm'" ,.-=''゙-''"     ヽ、`''-,r''''''''‐‐‐‐--ヽヽ、`''‐-、.,_,. -‐''゙/三三三≡≡=
       ,.`´,r'"/゙l   ,,.、-‐'''" ̄´ ̄       r'゙  ``'''‐‐-----‐‐'''"三三三三三≡≡=  ン
   , '"゙( ' l//´/、  ´\  三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三≡≡≡= !!
  ,'゙  ,. '゙' .l/  /  ヽ,!  `l'、           l-‐'"/             /三三三三≡≡≡==
  ', ,. '(,,.. '゙´ `ヽ /    ゙,  l ヽ.          `'''"''‐‐7`''‐┐        / /
''"``'"´   )" ∠...,,,_  l  ゙l ,〉            /   ヽ、     /'''"
,'"(´  (  r、.__,,,....、ニ<,ヽ! l´             /´ ̄`''‐-、 `ヽ、._/
、 ヽ、  ` ノ‐< __,,,.、--‐‐--<;='゙             /   ..:::::::::゙Y‐‐'"
`''-゙、ヽ /,,.-'゙´                  ,.、-''゙     :::::::::::::l
` ´ヽ  l/    (⌒ (´⌒)'゙       _,.、-''"  ....:::::::::::::::::::::::::::::l
        (´⌒;;(⌒(´⌒)    ,..-''゙   .....::::::::::::_, -‐、::::::::::::::::゙、
                   / ...::::::::::::;:、-‐''"´   \::::::::::::::゙.,
                   / .::::::::r‐'''"         \::::::::::::゙,
34 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 14:49:46.91 ID:afglisKE0
>>33 かっけぇw

では投下
35 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 14:50:41.24 ID:afglisKE0
上条「んー・・・暑い」

ある夏の昼下がり

上条は自分の部屋でつぶやいていた

隣には愛する彼女がいる

美琴「たしかに・・・どうにかエアコンは直ったけど・・・」

36 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 14:51:34.29 ID:afglisKE0
上条「はぁ・・・ま、明日からしばらくこの部屋とはおさらばですよ」

美琴「うん、それもそうね」

美琴が笑いながらうなずく


明日から三日、寮が改修工事をするらしく

ついでだからその間に二人で旅行をすることになったのだ

37 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 14:52:00.97 ID:afglisKE0
上条「・・・旅行か」

美琴「今回は観光地とかは回らないんだっけ?」

上条「あぁ、そういうのもいいけど、たまには旅館で美琴とゆっくりしたいからさ」

美琴「うん、私もそうしたいな」

二人が今回旅行先に選んだのは、少し都市部から離れた旅館だった

学園都市のすぐ近くにあるため、わりと短時間で移動できる

38 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 14:52:37.35 ID:afglisKE0
上条「・・・楽しみだな」

美琴「・・・ちゃ、ちゃんとゴム・・・持っていってね?」

上条「え、旅行先でも美琴さんはやる予定なんですか」

美琴「な、なによ!したいでしょ当麻だって!?」

上条「いやいや、上条さんはそこまでドエロではありませんし」

美琴「な・・・なによバカ・・・」

39 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 14:53:12.11 ID:afglisKE0
上条「んー・・・その代わり」

上条が美琴の服に手を掛ける


上条「今はしたいですけどね」

美琴「あ・・・す、するの?」

上条「ん、ダメか?」

40 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 14:53:46.82 ID:afglisKE0
美琴「さ、最近当麻・・・焦らしてくるんだもん・・・」

上条「焦らされたほうが美琴は感じてるし」

美琴「!そ、そんなこと・・・ないわよ?」

上条「ふーん・・・」

にやけながら、上条が美琴の胸を服の上からつつく

美琴「あ・・・バカ・・・」

41 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 14:54:29.91 ID:afglisKE0
上条「ん?やらないんでしょ?」

ツンツン、と敏感な場所であろう所をつつく

美琴「んっ・・・」

上条「・・・ほーら、やっぱり焦らしてると感じやすい」

美琴「はぁっ・・・当麻、お願い・・・もう直接触ってよ・・・?」

上条「はいはい・・・美琴ったら正直だな」

42 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 14:55:14.97 ID:afglisKE0
美琴「ギンギンにしながら言わないでよ!」

上条「はは・・・それもそうだな」

上条が優しくキスをする

夏の暑さは、本当に鬱陶しかった

でも、こういう暑さなら悪くないな、なんて上条は考えていた




事を終えた二人は、ベッドで寝転がりながら明日の計画を語っていた


43 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 14:56:07.40 ID:afglisKE0
上条「えーっと・・・とりあえず、あんまり観光はしない、と」

美琴「食事は三食出るから問題ないものね」

上条「うん、温泉は・・・あるけど、二人だから家族風呂でよくないか?」

美琴「えっ・・・あ、うん」

上条「なんだ、ヘンなことは風呂ではしないって」

美琴「そうじゃなくて・・・思えば、旅行の時ってほかのみんなと一緒だったなって」

44 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 14:56:37.48 ID:afglisKE0
上条「あぁ・・・たしかに二人きりの旅行は初めてか」

美琴「最初も途中で垣根達と合流しちゃったもんね」

上条「となると楽しみだな・・・」

美琴「うん、二人きり・・・だね」

美琴が上条に近づく

上条「・・・よしよし、甘えん坊さんだな」

45 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 14:57:34.33 ID:afglisKE0
美琴「えへへ・・・当麻に撫でられると落ち着くもん//」

上条「可愛いなぁ美琴さんは!」

たまらず、上条が美琴を抱きしめる

美琴「ふにゃっ!い、いきなり抱きしめたらビックリするでしょ・・・もう・・・」

上条「だって可愛かったからさ」

美琴「・・・//」

46 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 14:58:28.47 ID:afglisKE0
上条「さて、とりあえず簡単な準備でもしましょうか」

美琴「うん、そうしましょ」


上条「・・・終わりましたね」

美琴「・・・やっぱりゴムも取ったじゃない」

上条「ん、必要だろうし」

美琴「・・・ね、生でやろうとか思わないの?」

47 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 14:59:13.84 ID:afglisKE0
上条「なんだ、美琴は生がいいのか?」

美琴「そうじゃないけどさ・・・」

上条「あのな、子供がいなくたって俺は絶対に美琴を捨てたりはしないからな?」

美琴「う、疑ってるんじゃないわよ!」

上条「?じゃあなんで?」

美琴「あ・・・だって、その・・・当麻にはできる限り気持ち良くなってほしいし・・・」

48 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:00:07.56 ID:afglisKE0
上条「うーん・・・でも、結婚してからにしようぜ?」

美琴「い、いつ結婚しようか!?」

上条「お、いきなり話が飛躍したな」

美琴「や、やっぱり指輪は給料三ヶ月分かしら!?」

上条「いやいや、結婚するとき俺多分まだ大学生だと思う」

美琴「大学生・・・が、学生結婚かぁ・・・」

49 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:00:45.37 ID:afglisKE0
美琴が頬に手を当ててにやける

美琴「そ、それで私も同じ大学に通って・・・毎日一緒に昼ご飯食べて・・・」

美琴「ま、周りから冷やかされたりしちゃって・・・」

上条「あ、あの・・・美琴さん?」

美琴「で、でも大学の先生は理解してくれるかしら!?ね、当麻!?」

上条「と、とりあえず落ち着いて!今は明日の旅行に集中しましょうか!」

50 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:01:57.35 ID:afglisKE0
美琴「そ、そうね!旅行中に結婚するかもしれないもんね!」

上条「いやいやまだ年齢的にできませんからね!?」

美琴「タ、タイムスリップしちゃうかもしれないじゃない!?」

上条「どこに旅行したらそんなことになるんですか!?」

美琴「は、早く結婚したいなぁ・・・そしたら毎朝おはようのキスして・・・当麻にご飯渡して・・・」

美琴「で、でも当麻が働き出したら昼間は一人なんだ・・・」

51 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:03:13.00 ID:afglisKE0
美琴「昼休みには必ず電話してね!?」

上条「あ、あの・・・」

美琴「帰ってきたらお帰りのキスをして・・・ご飯か風呂か私かを尋ねて・・・」

上条「おーい」

美琴「わ、私!なんて言われたら・・・ダメよ、今帰ってきたばっかりじゃない!なんて言いながらも押し倒されちゃって・・・」

美琴「で、でも結婚したんだから生でやっちゃうわけよね!?」

52 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:03:46.31 ID:afglisKE0

美琴「どうしよ・・・あんな熱いのが直接・・・ふにゃぁぁぁぁぁ!」

上条「ストップストップ!なんか妄想が激しくなってますよ!?」

美琴「あ、ゴメン・・・」

美琴が顔を真っ赤にしながら頭をかく

美琴「で・・・さ、旅行はどうするんだっけ?」

上条「えっと・・・二人で旅館でゆっくりして、だよな?」

53 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:04:34.17 ID:afglisKE0
上条「たしか旅館の中にマッサージとか卓球とか、いろんな施設があるはずだしさ」

美琴「うん、そうだったそうだった!」

上条「でも・・・さすがに三日間ずっと旅館はムリかもなぁ・・・」

美琴「うん・・・となったら少しは外にも出るわけね」

上条「よし、周りの観光できそうな場所でも調べるか」

二人が地図を広げる

54 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:05:16.97 ID:afglisKE0
上条「動物園・・・は人が多すぎるかもな」

美琴「できる限り落ち着いた場所がいいわね・・・」

上条「あ、山の上の神社、行かないか?」

美琴「あぁ、登山?」

美琴がふむふむ、とうなずく

上条「山ってわりと涼しいだろ?たしかこの神社って恋愛成就、みたいなのだったから」

55 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:06:03.57 ID:afglisKE0
美琴「ちょうどいいわね」

上条「そこまで高いってわけじゃないけど、一応スニーカーは持って行きましょうね」

美琴「いっつも履いてるのでいいわよ?」

上条「ちっちっち!そうやって油断すると足が痛いことに・・・」

上条が苦笑する

56 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:06:42.77 ID:afglisKE0
美琴「じゃ、ちょっとしっかりしたのを選んだほうがいい?」

上条「あぁ、持ってるんじゃないか?」

美琴「うん、あるわよ」

上条「じゃ、登山はオーケーだな」


上条が地図に丸をつけておく


57 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:07:22.81 ID:afglisKE0
上条「でも、これは半日で終わりそうだよな・・・」

美琴「もう一カ所・・・ね」

上条「なんかないかな・・・」

美琴「えっと・・・そうね・・・」

地図を隅々まで見てみるが、なかなかめぼしい所は見つからない

あとは夏休みには混んでいそうな所ばかりだった

58 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:07:53.13 ID:afglisKE0
上条「ま、仕方ないかな・・・」

美琴「うん・・・仕方ないわね」

はぁ、と二人がため息をつく

上条「きっと適当に町とかふらついてたら時間がすぎるだろ」

美琴「ぶらりと散歩ってのもいいかもしんないわね」

上条「じゃ、予定はこれくらいにしときますか」

59 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:08:37.39 ID:afglisKE0
上条が地図を畳む

美琴「今日は何する?」

上条「昼飯食ったら・・・もう一回しちゃいますか?」

美琴「え、ま・・・また?」

上条「イヤか?」

60 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:09:12.58 ID:afglisKE0
美琴「ううん!当麻となら何回だって・・・//」

上条「ありがと」

ニコリと上条が微笑む

美琴「と、とにかく昼ご飯にしましょう!」

上条「オッケー」



外では、セミが鳴いていた
61 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:09:38.63 ID:afglisKE0
上条「しっかし暑いよな・・・」

美琴「今日の最高気温、38度らしいわよ?」

上条「うわ、そりゃ暑いわけだ」

二人は近くのファミレスに来ていた

周りには暑さから避難してきました、といった感じの学生が溢れていた

美琴「毎年毎年暑くなっていくわよね・・・」

62 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:10:12.77 ID:afglisKE0
上条「ホント・・・一応風力発電にしたりしてるんだけどな」

美琴「やっぱり車の排気ガスとかも問題なのよ」

美琴があー、と上を見つめる

美琴「あっついあっつい・・・」

上条「こら、はしたな・・・ってちょっと胸の形くっきりしすぎちゃうから!伸びはやめて!」

美琴「あ、ゴメン」

63 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:11:09.72 ID:afglisKE0
美琴がいそいそと元の体勢に戻る

上条「・・・まぁ、暑いから伸びもしたくなるけどな」

美琴「暑かったり起きたばっかりだと、絶対にしたくなるわよね」

上条「体をぐーっ!て伸ばすのはホント気持ちいいよな」

美琴「うん、そうね・・・あ、来たわよ」

二人の注文したメニューが運ばれて来る

64 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:11:45.39 ID:afglisKE0
上条「じゃ、いただきます!」

美琴「いただきます!」



上条「うん、美味しいな」

美琴「はい、あーん♪」

上条「あーん♪」

いつものやり取りを終え、二人はニコニコと笑い合う

周りの学生達のほとんどがそんな二人をうらやましそうに見つめていた



65 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:12:51.81 ID:afglisKE0
上条「はぁ・・・食べ終わったな」

美琴「もう少ししたらまた外に出ないといけないわね・・・」

上条「この暑い中を歩くのか・・・」

美琴「ついでだから買い物していかない?」

上条「ん、了解・・・」

支払いを済ませ、二人が外に出る


66 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:14:04.74 ID:afglisKE0
美琴「暑い・・・早く店に入りたい・・・」

上条「旅行のお菓子はたくさん必要だ・・・」

美琴「そうね・・・」

汗を拭い、暑い暑いと文句を言いながらも二人はショッピングモールへ向かう


上条「はぁ・・・涼しい・・・」

美琴「最高・・・涼しいわ・・・」

67 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:14:33.78 ID:afglisKE0
エアコンで快適な温度になっている店の中を二人が歩く

上条「うーん・・・旅行って他になんか持っていくものあるかな?」

美琴「お菓子と・・・念のためのかんぱんと・・・」

上条「いや、遭難はしないだろ」

美琴「そ、遭難したって当麻がいるから安心よね!」

上条「いや、不安です」

68 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:14:59.86 ID:afglisKE0
美琴「・・・って違う!早く買って帰って・・・今日は・・・その、あの・・・」

上条「一回やるんですか?」

美琴「・・・当麻がしたいなら」

上条「今日は早く寝る予定です!」

上条がえへん、と胸を張る

美琴「な、なによ!別にいいわよ!」

69 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:15:31.38 ID:afglisKE0
上条「いや、なぜ怒るのでせう?」

美琴「ふん!」

スタスタ、と美琴が一人で歩いていく

嫌がらせだろうか、買い物カゴに単二電池ばかりを入れていく

上条「・・・いらないんですけど」

美琴「うっさい!バカ当麻のバカ!」

70 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:16:05.76 ID:afglisKE0
上条「はぁ・・・明日は朝早いんだから、早く寝たいんですよ・・・」

美琴「ふん!知らないもん!」


結局、美琴は拗ねたままだった

買い物を終え、寮に帰ってもずっとぶーたれていた

上条「・・・あの、美琴さん?」

美琴「ふーんだ」

71 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:16:44.87 ID:afglisKE0
上条「ご飯できましたよ?」

美琴「・・・」

無言で美琴が食卓につく

上条「なぁ、そんなにしたかったのか?」

美琴「・・・べつにそういうわけじゃないわよ」

上条「・・・ゴメンな?」

72 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:17:35.15 ID:afglisKE0
美琴「・・・さ、先に謝られたら私が子供みたいじゃない・・・」

上条「あー・・・でも、俺が怒らせちゃったんだしさ」

美琴「・・・じゃ、じゃあやってくれる?」

上条「いや、やりたいんじゃないですか」

美琴「〜!なんでそういうこと言うのよ!?バカ当麻!」

上条「いやいや・・・上条さんは何がなにやら」

73 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:18:15.75 ID:afglisKE0
美琴「だ、だって旅行の前だっていうのにすぐ寝ちゃうなんてもったいないじゃない!」

上条「あ、そういうわけか」

上条が納得する

旅行前夜を上条と仲良く過ごしたいのだろう

上条「だったらそう言ってくれたらよかったのに」

美琴「・・・悪かったわね」

74 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:18:59.18 ID:afglisKE0
上条「・・・美琴」

食事を食べ終わった上条が、すぐ美を押し倒す

美琴「ふわっ!ま、まだ食事中よ私!?」

上条「あ・・・それはすまん」

美琴「もう・・・ちょっとだけ待ってて?」

上条「はーい」

75 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:19:27.41 ID:afglisKE0
美琴の体を抱き起こしてから、上条がベッドへ向かう

上条「・・・しっかし・・・旅行、楽しみだよな」

美琴「うん、一日目は旅館でずっと過ごすんだっけ?」

上条「あぁ、登山は二日目な」

簡単にスケジュールを確認しながら、美琴は箸をすすめる

上条「・・・楽しみだな」

76 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:20:11.66 ID:afglisKE0
美琴「うん、二人きりだもんね」

上条「カメラも忘れたらいけないな」

上条がバックの中にカメラを入れる

美琴「あとは・・・ちゃんとハンカチとティッシュもね」

上条「な、なんか遠足みたいだな・・・」

美琴「いいじゃない・・・そういう雰囲気だって」
77 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:20:55.24 ID:afglisKE0
上条「まぁ、あんまり仰々しいのもあれだけど」

美琴「そうそう・・・ごちそうさま」

美琴も食事を終えたようだ

箸を置いて、上条の隣にやってくる

美琴「・・・はい、好きにしてもいいわよ?」

上条「あ、あぁ」

78 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:21:32.78 ID:afglisKE0
少し頬を染めながら上条がうなずく

美琴「・・・優しくしてね?」

上条「あぁ、分かってる」


二人の唇がそっと重なる


結局、旅行前夜はほとんど寝られなかった


79 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:22:20.92 ID:afglisKE0
上条「さて・・・準備はできましたか?」

美琴「うん、戸締まりもバッチリよ!」

翌朝、二人は玄関で確認作業をしていた

上条「よし、じゃあ・・・」

美琴「うん!」


上条・美琴「いってきます!」

バン、とドアを開け放つ

眩しい夏の陽射しが二人を包み込んだ


80 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:23:09.11 ID:afglisKE0
上条「さて・・・バスはそろそろですよ」

美琴「バスで2時間でつけるって便利ね」

上条「学園都市から近いからな・・・あ、来た来た」

上条が見つめる先には、バスがあった

美琴「学園都市の外に出るバスは運転手がちゃんといるのね」

ポツリと美琴がつぶやく

81 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:23:53.40 ID:afglisKE0
上条「中の技術を外に出さないため、だっけ?」

正直、今のアレイスターはそういう以前の問題だと上条は思う

美琴「ま、ちゃんと送ってくれるならどっちでもいいわ」

バスが二人の近くで停まる

上条「ふぅ、涼しいな・・・」

美琴「うん、快適」

82 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:24:35.15 ID:afglisKE0
バスの中はエアコンで最適な温度になっていた

周りには数名客が乗っている

彼等も同じ方面に行くのだろう

最近、学園都市は中と外の行き来が簡単になってきている

アレイスターがああなっているのも要因の一つだ

だが、それ以上にイメージアップをはかることと学生達に様々な経験をさせることが目的らしい

そのため、夏休みやGWなどの長い休みには外に旅行へ行く学生が多くなっている

83 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:25:12.65 ID:afglisKE0
上条「いいことだよな、こういうのって」

美琴「うん、中だけだったら退屈しちゃうもんね」

上条「外は自然が豊かなとこもあるしなぁ・・・」

学園都市はあまり自然が豊かという感じではない

ビルや研究所が建ち並んでいるせいで、殺伐とした雰囲気を醸し出している

上条「登山、楽しみだな」

84 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:26:08.72 ID:afglisKE0
美琴「うん、楽しみ」

美琴がニコリと微笑む

いつも以上に純粋なその笑顔に、上条は少しドキリとしてしまう

上条「・・・美琴」

隣に座っている美琴を、上条が抱きしめる

美琴「あっ・・・な、何?」

85 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:26:37.56 ID:afglisKE0
上条「愛してる」

美琴「にゃっ・・・わ、私も愛してるわよ?」

上条「あぁ、知ってる」

こんなに愛している人との旅行なのだ

絶対に楽しくなるに違いない

上条の胸は躍っていた


86 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:27:23.12 ID:afglisKE0
上条「・・・あの、美琴さん」

美琴「・・・当麻最低」

バスの中

二人は気まずい雰囲気になっていた

先程乗ってきた女性客

その女性客が少しつまずいてしまい、上条の体に覆いかぶさってきたのだ

87 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:27:55.80 ID:afglisKE0
上条は不幸な少年だ


女性客の胸の谷間に、顔がすっぽり収まってしまったのだ

結局、女性客は顔を真っ赤にして少し離れたとこに座ってしまい

残された上条は美琴からジト目で見つめられることになった


上条「い、いや・・・不可抗力だろ?」

88 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:28:24.99 ID:afglisKE0
美琴「・・・顔、にやけてるわよ」

上条「う、うそだ!!俺は別にそんな・・・」

美琴「・・・どうせ胸が好きなんでしょ」

ツーン、と美琴がそっぽを向く

上条「・・・いや、違う・・・」

美琴「ふん!にやけてるくせにぃ!」

上条「・・・」

89 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:29:10.36 ID:afglisKE0
美琴「・・・あ、あれ・・・怒っちゃった?」

上条「別に怒ってねぇよ」

美琴「ね、ねぇ・・・その、言い過ぎたわよ・・・」

上条「いやいや、上条さんはどーせ胸が好きな変態さんですよ」

美琴「ゴメンってば!」

上条がいきなり拗ねてしまって、美琴は焦る

それが上条の狙いだったのだが


90 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:29:54.90 ID:afglisKE0
上条(ははは!上条さんをバカにしたからですよ!)

上条(内心じゃ構ってほしい美琴はこれで落ちる寸法!)


美琴「じゃ、じゃあ当麻・・・」

上条「なんだよ?」


美琴「わ、私の胸に顔、うずめたら?」

上条「はい?」



上条「はい?」

91 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:30:44.82 ID:afglisKE0
美琴「だ、だって胸が好きなんでしょ!?」

上条「いやいやなんか違うから!そりゃうずめたいですよ!?でも今はそういうことをするべき場所じゃないですよ!?」

美琴「・・・わ、私は・・・当麻が最後に顔をうずめたのが知らない人の胸ってのはイヤ!」

上条(なんだそのエロエロなヤキモチ・・・)

美琴「さ、さぁ!私の胸に飛び込んできなさい!」

上条「わ、分かったから大声で言うな!」

92 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:31:53.14 ID:afglisKE0
上条「・・・じゃ、いきますよ・・・」

少し照れながら、上条が美琴の胸元に顔を押し付ける

プニ、とした柔らかい感触がした

しかしもう一度言う

上条は不幸な少年なのだ


バスが何か段差を超えたのだろう

思い切り縦揺れした

美琴の固い鎖骨が、上条の顔面に直撃した

93 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:32:28.63 ID:afglisKE0
上条(・・・あれ、なんか意識が遠くなっていくよお母さん・・・)

美琴「と、当麻、大丈夫!?」

美琴の声がどこか遠くから聞こえてくるようだった


はたから見たら、中のいいカップルのひざ枕

しかし実際は、気を失った上条を美琴が介抱しているのであった



94 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:32:55.64 ID:afglisKE0
上条「気がついたら目的地についてましたよ・・・不幸だ・・・」

美琴「い、1時間以上私のひざ枕を味わえたんだから感謝しなさい!」

上条「はぁ・・・まぁそういうことにしときます」

まだジンジンとする鼻の付け根をさすりながら上条がバスから降りる

やはり、バスの中と違って外は暑かった

ミンミン、という蝉の鳴き声が聞こえる

95 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:33:28.01 ID:afglisKE0
緑の広がる山々

少し田んぼの見える静かな風景

田舎、というわけではないがほどよく落ち着いた場所だった

上条「・・・いいな、こういう場所は落ち着くよ」

美琴「ホント・・・なんか懐かしい感じがするわ」

そんな会話をしている二人のそばを子供達が駆けていく

麦藁帽子に虫とり網、虫かごの完璧な装備だった

96 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:34:07.92 ID:afglisKE0
上条「虫とりか・・・いいな、ホントに」

美琴「じゃ、歩いて旅館に向かいましょう」

手を繋ぎながら、二人は旅館に向かう

相変わらず蝉は鳴いていた

ひまわりも咲いていて、まさに夏休みという感じがする

97 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:34:55.36 ID:afglisKE0
美琴「・・・二人なんだね」

上条「あ、あぁ」

いつもより甘えるような美琴の声が聞こえる

たった二人の旅行は


絶対、楽しくなるに違いない

美琴も、そう思った


98 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:35:39.74 ID:afglisKE0
上条「ここか」

旅館の前で二人が止まる

豪華、というよりも綺麗で落ち着いた雰囲気の旅館だった

美琴「ホント・・・家族旅行みたい」

そんな台詞を言ったあと、なぜか美琴は顔を真っ赤にする

上条「さ、早く行きましょう」

美琴「う、うん!」


99 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:36:09.46 ID:afglisKE0
旅館は中もやはり綺麗だった

女将だろうか、一人の女性が二人を出迎える

「ようこそお越しくださいました」

美琴「えっと、二人で予約した上条です」

「はい、ご予約は承っております」

とても丁寧な口調にしっかりと整えられた着物

本格的だな、なんていう当たり前の感想を上条は抱く

100 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:36:58.79 ID:afglisKE0
「こちらのお部屋になります」

女将らしき女性についていき、二人は三日間宿泊する部屋に入る


上条「うわー!すげぇ!海だ海!」

美琴「ホントだ!綺麗・・・」

「では、ごゆっくりどうぞ」

初々しい二人に微笑みかけながら、女将は去っていく

101 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:37:29.24 ID:afglisKE0
上条「・・・ああいうのってドラマの中だけだと思ってた」

美琴「そんなわけないじゃない」

上条「だって、旅館に入ったらいきなり着物着た女将さんが待ってるなんてさ・・・」

美琴「そう?普通じゃないかしら」

それを普通と言うあたりは、やはりお嬢様な美琴だった 
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage saga]:2011/07/25(月) 15:38:20.40 ID:oB+nUODv0
第一の質問ですが、
>>1が今までで、見て泣いたSSは何ですか?
103 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:38:58.16 ID:afglisKE0
上条「さて・・・何をしますか?」

美琴「そうねー・・・」

荷物を適当に置き、二人は座椅子に座っていた

机の上にはマッチやらお茶やらが並んでいる

上条「・・・こういうのって、もって帰りたくなるよな」

美琴「やめなさいよ・・・」

上条「思いでじゃんかー」
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage saga]:2011/07/25(月) 15:41:55.93 ID:oB+nUODv0
>>103
じゃん…だと…?
ついに上条さんにも黄泉川先生の
口癖が移ってしまったか…
105 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:43:07.50 ID:afglisKE0
>>102 マジ泣きならば、なんだろう・・・
いや、実は>>1って全く泣けない人間なんです

笑い泣きならていとくんシリーズが君の瞳にラストオーダーですが



美琴「・・・お茶、飲みましょうか」

上条「そうだな」

備え付けのポットの中は、暑いお湯で満たされていた

湯飲みに茶っ葉を入れる

上条「宇治茶か」

美琴「違いが分からないのよね・・・」

106 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:44:50.87 ID:afglisKE0
>>104 違うwwww


上条「いやいや、お嬢様なら分かるだろ?」

美琴「・・・別にお嬢様だからってそんなに飲むわけじゃないし」

そう言いながら、美琴が湯飲みに口を近づける

美琴「ん、美味しい」

上条「どれどれ・・・ってあつっ!」
107 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:46:41.56 ID:afglisKE0
美琴「そりゃ、熱いに決まってるじゃない」

呆れたように美琴が言う

上条「ふーふー・・・」

美琴「お茶って、あんまり冷たくすると渋くなるわよね」

上条「そうなの?」

美琴「うん、なんでかは分からないけど」

上条「へー」
108 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:49:01.68 ID:afglisKE0
上条「・・・なんか、のどかだな」

外を見れば、山や海が見える

いつもの寮は、外を見てもビルの壁があるだけだ

美琴「落ち着くわね」

上条「あぁ、風流だ」

備え付けの風鈴がチリンチリンと鳴る

エアコンをつけなくても、なぜだか涼しいようにさえ感じた
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage saga]:2011/07/25(月) 15:49:21.20 ID:oB+nUODv0
>>105
Σ(゚д゚;)え!?
泣いたことあまり無いんですか!?
僕は、
美琴黒子佐天初春「貴方たちを全力で倒す!」 vs 上条一方通行「……やってみろ」シリーズと、
【鬱有り】美琴「何回“ごめんなさい”って謝れば、許してくれるのかな」
ですかね?
両方上琴で最高に幸せなバッドエンドという…
どうやら俺は幸せなハッピーエンドと最悪なバッドエンドと幸せなバッドエンドで
泣く志向のようだよ…
110 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:49:24.37 ID:afglisKE0
さて、いったん休憩

陽に当たってきます・・・

だりーな日焼けw
111 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:50:42.26 ID:afglisKE0
>>109 あぁ・・・あれは感動はしました

スクライド、グレンラガンなんかでも涙までは・・・
というか、アニメ、小説では泣いたことないかも

>>1はバッドよりやっぱハッピーがいいなぁ



112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/25(月) 15:53:00.45 ID:eZ8GCIcn0
>>1はにっきシリーズは読んだの?
上琴ではこのスレとにっきシリーズが
自分の中では一番なんだけど
113 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 15:55:08.64 ID:afglisKE0
>>112 読みましたとも
もう、あれはハラハラドキドキでしたね


あんな素晴らしいシリーズと並べたらダメですよ、このシリーズはw

片手に柿ピーを持って、見ていただけたらいいシリーズですから、これは


日焼け止めクリームが臭い
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage saga]:2011/07/25(月) 15:55:28.22 ID:oB+nUODv0
>>112
なんだっけ?
えーと、確か
美琴「みことにっきでいいか」
だっけ?
115 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 16:33:20.81 ID:afglisKE0
>>112 おそらくその系統でしょう


いやぁ、30分愛犬の散歩しただけだったけど
あっついねー

日焼けしたいのもあるけど、やっぱ田舎はのどかだ

田舎じゃないけどw


増量期は運動したらそれ以上のカロリーを摂りましょう
お兄ちゃんからの、一口メモだぞ☆


はい、黙ってますね
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/25(月) 17:56:57.86 ID:Mf8ZKcpc0
にっきシリーズは最新作今投稿されてるよな、確か主人公御坂妹だが
俺もバッドエンドよりハッピーエンドがいい! だからこのスレは安心して見られていいわ
このスレといちゃスレで上琴分を補給している今日この頃
117 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:01:08.03 ID:afglisKE0
>>116 ハッピーはホントにいいですよね

さて、続きを少し

118 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:02:30.49 ID:afglisKE0
上条「・・・のどかだなぁ」

美琴「のどかねぇ・・・」

旅館について早一時間

ずっと、のどかだのどかだと言い続けていた

静かな自然

その中で、セミの鳴き声と風鈴の音だけが響いている
119 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:03:50.78 ID:afglisKE0
上条「さて・・・まだ午後の3時ですよ」

美琴「あ、おやつの時間じゃない」

上条「いや、小学生かよ」

美琴「中学生よ」

美琴がバッグからお菓子を取り出す

上条「・・・なぜにゲコ太チョコ?」

美琴「なっ・・・お、オマケに可愛いシールがついてくるのよ!?ほら!!」
120 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:05:08.49 ID:afglisKE0
美琴が上条にばん、とシールを見せ付ける

ゲコ太以外のキャラクターもあったが、上条には詳しく分からない

上条「あれか・・・つまり、オマケがメインと」

美琴「わ、悪かったわね・・・」

少し申しわけなさそうに美琴が謝る

上条「ま、チョコはあるんだから食べますか」

美琴「う、うん!」
121 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:06:49.67 ID:afglisKE0
上条「・・・いまさらだけどさ、チョコは溶けるんだ」

美琴「しまった、ゲコ太ガムならよかったのね」

上条「・・・ゲコ太は決定事項か・・・」

はぁ、と上条が溜め息をつく

ドロドロになったチョコを食べる気にはならない

上条「もったいないけど・・・家に帰ってから捨てますか」

美琴「はぁ・・・仕方ないわね」
122 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:08:23.17 ID:afglisKE0
上条「・・・ほかには?」

美琴「ポテチとか」

上条「いやいやそっちを先に出すべきだろ!?」

美琴「だ、だって・・・」


美琴「当麻がお風呂に入ったり、少し用があったりしたときに・・・」

美琴「こっそり隠れて食べたかったんだもん・・・」テヘ

上条「よこしなさい」

美琴「」
123 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:09:59.75 ID:afglisKE0
上条「コンソメは美味しいよなー」バリバリ

美琴「・・・私の秘密のポテチが・・・」

上条「普通に暴露してただろ・・・」

美琴「まぁそうなんだけどさ」

二人がポテチを食べる

削板が見ていたら、「太るぞお前ら!」なんて言いそうな風景だった

上条「・・・僕の大好きなコンソメパンチーって懐かしくないか?」
124 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:11:34.46 ID:afglisKE0
美琴「あぁ、あったあった」

上条「あれって今もやってんのかな?」

美琴「最近見ないわよね」

そんなくだらない話をしているうちに、二人はポテチを食べ終わってしまった

上条「やっぱ一袋は小さいな」

美琴「ファミリーパックにすれば・・・ファミリー?」

上条「ス、ストップ!!その流れは・・・」


美琴「ファ、ファミリー!!!!!?????」

上条(ダメだこりゃ)
125 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:13:12.73 ID:afglisKE0

「ママー、ポテチが食べたいよー」

美琴「はいはい、あげるわよ」

「ママー・・・一袋じゃ小さいもん、パパも一緒に食べるんだよ?」

美琴「大丈夫よ!そんなときにはこちら!!」


美琴「ファミリーパック!」

美琴「5人家族でも余裕で食べられる、適度な量!」

美琴「それでいて、端っこまでしっかりとコンソメの粉末がついてるわ!!」
126 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:14:48.18 ID:afglisKE0
「ママ、でも開け口が小さいんじゃないの?」

美琴「大丈夫なのよ、それが!」

美琴「なんと、後ろの面にも開け口があるんです!」

美琴「家族だけではなく、カラオケや忘年会でも便利!」

美琴「しかも、値段は通常の1割り増し程度なのよ!!」

「ファミリーパックマジぱねぇ」



美琴「なんてことになっちゃうの!?」

上条「最後の口調がおかしい」
127 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:16:28.37 ID:afglisKE0
美琴「で、でも6人家族だったらどうするのかしら!?」

上条「いや、6人家族なんてなかなかいない・・・」

美琴「よ、四人も子供を産んじゃうの!?」

上条「あの、美琴さん?」

美琴「そ、そそそそそそしたらいったい何回子作りしたらいいのかしら!?」

上条「ストップ!!!明らかにおかしいから!!」

美琴「そ、そうよね!子供が四人は多いわよね!?」

上条「そこじゃねぇーーーー!!!」
128 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:17:35.86 ID:afglisKE0

美琴「はぁ・・・当麻がヘンなこと言うから」

上条「俺のせいなの!?俺が悪いの!?」

美琴「ところで・・・次は何食べる?」

上条「いや、食いすぎだろ」

美琴「まだポテチ一袋だけじゃない」

上条「まぁ、そうだけどさ・・・」

美琴「あ、これとか」
129 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:18:54.97 ID:afglisKE0
美琴が取り出したのは、いわゆる「そのまんまガム」だ

3つのうち、一つがすっぱいという、ロシアンルーレットの要素を組み合わせたガム

上条「うわ、懐かしいな・・・」

美琴「でしょでしょ!!」

上条「でもさ」


上条「俺たち二人だけど」

美琴「」
130 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:20:14.10 ID:afglisKE0
美琴「・・・と、とにかく・・・私はこれ」

美琴が真ん中のガムを指差す

上条「はぁ、俺はこういうの絶対ハズレを・・・」

美琴「いいから早く選んで!」

上条「・・・これで」

上条は左のを選ぶ

美琴「せーの、で食べるわよ!」

上条「じゃあ・・・せーの!!」
131 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:21:21.93 ID:afglisKE0
どうせすっぱいのだろう

あの、甘くて美味しいガムが自分を迎えてくれるはずがないのだ

そんなはずが



上条「・・・ってあれ、甘い」

美琴「なんだ、当麻も当たり?」

上条「ってことは美琴もか」

残されたのがハズレだ
132 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:22:43.07 ID:afglisKE0
上条「・・・どうすんのこれ」

美琴「ジャンケンで負けたほうが食べる!」

上条「いやいやなんの楽しみもないよな!?」

美琴「ジャーンケーン」

上条「聞いちゃいねぇ!!」

美琴「ポン!!」

上条「あぁもう!!」


上条が出したのはグー


美琴が出したのは、チョキだった
133 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:24:13.80 ID:afglisKE0
上条「・・・あれぇ?」

美琴「そ、そんな・・・」

上条「か、勝っちゃいましたよ」

今日の上条はついていすぎる

というより、旅館についてから、だが

上条「・・・さ、どうぞ、姫」

美琴「や、ややややややっぱりこういうのって楽しくないわよね、あはは・・・」

上条「姫ぇぇぇぇぇぇ!!」

美琴「ひぃっ!」
134 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:25:32.07 ID:afglisKE0

美琴「・・・た、食べればいいんでしょ?」

上条「うん、それでこそ美琴!」

美琴「い、いただきます・・・」

美琴がガムを口に含む

しょっぱがる美琴のリアクションを、上条は楽しみにしていた

しかし


美琴「・・・あれ、甘いわよ?」

上条「は?」
135 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:27:04.13 ID:afglisKE0
美琴「ホントホント、普通に美味しい・・・」

上条「い、いや、すっぱいのが入ってるはず・・・あれ?」

美琴「・・・不良品?」

上条「えぇ・・・」

こんな不幸はいらなかった

というより、場合によってはラッキーでもあるだろう

上条(で、でもしょっぱくて転がる美琴が見たかったんだよ!!)

美琴「よかった、ラッキー♪」

上条「不幸だ・・・」
136 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:29:21.97 ID:afglisKE0
美琴「さて・・・さすがに今はこれで我慢しないとね」

上条「ほしいのにウズウズしながらも我慢する美琴たん萌えー」

美琴「ねぇ、なんで拗ねてるの?」

上条「うがー」

ゴロゴロ、と上条が畳みの上を転がる

そして、ポン、と美琴の膝の上に頭を乗せる

美琴「あっ・・・」
137 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:30:23.93 ID:afglisKE0
上条「・・・どうも」

美琴「う、うん」

目が合って、美琴は少しどぎまぎしてしまう

上条「しかし、あれだなぁ・・・」

美琴「な、なに?」


上条「海とか山とかよりも」

上条「こっちのほうがいい眺めです」

美琴「・・・バカ」
138 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:31:54.91 ID:afglisKE0
上条「・・・美琴の瞳って綺麗だよな」

美琴「そう?」

上条「めちゃくちゃ透き通っててさ」

上条「未来までしっかり見通せそうだよ」

美琴「・・・当麻だって綺麗な目をしてるわよ」

上条「そっか」



上条「じゃあ、美琴とおんなじ未来をしっかり見られるわけだな」

美琴「・・・バカ」
139 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:32:38.94 ID:afglisKE0
さて、いったん休憩


この二人のイチャイチャでもいいじゃない

っていうかそれが理想じゃない

もっと言えば、サトリナと>>1のイチャイチャでもいいじゃない

あ、ダメか
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 18:34:44.56 ID:IbNGa0SIO
いいんだよ!グリーンだよー!
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/25(月) 18:54:39.64 ID:JxLHSJSK0
>>1が爆笑したスレは何ですか?
とミサカは>>1に問いかけます。
142 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 18:58:24.82 ID:afglisKE0
>>140 うわ、なんか懐かしいw

>>141 そりゃ、ていとくんシリーズですな

ありゃ神がかっていましたもん・・・

あと、君の瞳にラストオーダー、ですね


あと、ダウンタウンは本当に面白い
そんだけw
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/25(月) 19:05:04.51 ID:JxLHSJSK0
ミサカはあれですね。
一方通行がポエム言っちゃうやつです。
それとこのスレですね。
後は一方通行の○○屋さンシリーズです。
144 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 19:57:58.05 ID:afglisKE0
>>143 ファイアーワークww

屋さンシリーズはほのぼのできてよかったなぁ・・・


ただいま、購入するサプリメントを検討中

いや、プロテインとゲイナーは決まってんですが

残り一つ、予算が余ったから買おうかなと

なーにがいいのかねぇ


ふぉっふぉっふぉw



自分のキャラがわかんない今日この頃
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/25(月) 20:33:14.42 ID:Mf8ZKcpc0
「君の瞳に〜」より、個人的には「イヤだ」の方が笑ってはいけない〜のでは好きだったな
ていとうこくん出るたびに吹いてしまってたわ・・・
そして美琴の悲鳴のエロスがたまらなかった
146 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 20:50:27.92 ID:afglisKE0
>>145 やっぱ、笑ってはいけないは面白いですよね
最近は微妙だけど


ダウンタウンのごっつとか汁とか、もちろん漫才とかは影響受けてます
あれは面白すぎる


結局サプリはクレアチンを買った

クレアチンは初めてだ

5000円は無駄にしたことになるかならないか・・・

神のみぞ知る・・・
147 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 20:52:56.48 ID:afglisKE0
続き

上条「・・・しかし、美琴の膝はあったかいな・・・」ウトウト

美琴「な、何言ってんのよスケベ!」

上条「そういう意味で言ったんじゃ・・・ふぁぁぁぁー」

美琴「ね、眠いの?」

上条「枕がいいもので」

美琴「う、うっさいわね!」カァッ
148 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 20:54:26.78 ID:afglisKE0
上条「・・・上を見れば美琴の笑顔」

上条「横を見ればチラリズム」

上条「幸せだー・・・」

美琴「へ、変態ね・・・」

上条「美琴を愛することが変態なら・・・俺は・・・へんた・・・い・・・」

美琴「?当麻?」

上条「zzz・・・」

美琴「・・・寝ちゃった」
149 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 20:55:54.57 ID:afglisKE0
上条の頭を、そっと美琴が撫でる

美琴(・・・あ、こんなとこに傷がある・・・)

いつできたものだろうか

しばらく前にできたような傷だった

美琴(・・・当麻は、いっつも一人で突っ走って・・・)

美琴(一人で傷ついて帰ってくるのよね)

美琴が苦笑する

150 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 21:19:20.98 ID:afglisKE0
美琴(・・・ちゃんと帰ってくるのはいいけど・・・)

美琴(でも、私はいっつも一人で待ってんのよ・・・)

美琴(・・・傷ついて帰ってこられたら・・・)

美琴(・・・心配しちゃうじゃない・・・)

美琴(・・・バカ当麻)

もう一度、美琴が上条の頭を撫でる
151 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 21:21:01.76 ID:afglisKE0
上条「・・・美琴・・・」

美琴(あ、寝言・・・)

上条「・・・」


上条「ただいまー・・・」

美琴「は?」


美琴「な、何その寝言・・・」

上条「zzz・・・」
152 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 21:23:07.12 ID:afglisKE0
美琴「・・・ただいま、か」

自分の場所に帰ってくるのが

上条にとって当たり前になっているのだろうか

美琴(そうだとしたら・・・嬉しいわね)

自分が待ち続けていれば

絶対に、帰ってきてくれるのなら

美琴(私は、いつだってアンタを待ってるわよ)
153 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 21:25:17.63 ID:afglisKE0
上条の横顔に、優しくキスをする

上条「んー・・・」

少しくすぐったそうな声を上条が出す

美琴「・・・当麻・・・私ね」

美琴「今、とっても幸せよ」

美琴「だって、アンタと一緒なんだもん」

美琴「・・・ずーっと、夢見てたのよ」
154 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 21:30:56.95 ID:afglisKE0
美琴「・・・アンタはいっつも先に行ってて」

美琴「私の見えないところで戦ってたから」

美琴「・・・やっと、アンタの隣にいられるのよ」

美琴「・・・隣で、一緒に歩けるのよ」

美琴「だから・・・」


上条「・・・そっか」

美琴「・・・」
155 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 21:34:49.40 ID:afglisKE0
美琴「・・・聞いてたのね」

上条「いやぁ、さっきキスされて目が覚めまして・・・」

美琴「最低・・・」

上条「・・・俺もさ」


上条「今、めちゃくちゃ幸せだよ」

美琴「え?」
156 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 21:37:28.45 ID:afglisKE0
上条「・・・美琴のそばにいれて・・・」

上条「こうやって、美琴のことを愛してるって思えて」

上条「・・・俺さ、お前が助けに来てくれたときから好きになったんだぜ?」

美琴「・・・理由が私と同じなのね」

上条「俺ってさ、いっつも突っ走っちゃうから・・・」

上条「周りのことなんて、見れなかったんだ」

美琴「アンタはそういう人よ・・・」
157 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 21:39:04.20 ID:afglisKE0
上条「・・・でもさ」

上条「俺の横を歩きたいって言ってくれて」

上条「・・・俺のそばにいたいって言ってくれて」

上条「そんな、大切な人に出会えたんだ」

美琴「・・・うん」

上条「周りを見るのはまだ苦手なんだ」

上条「俺は前だけまっすぐ見ていたいからさ」
158 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 21:41:15.36 ID:afglisKE0
上条「・・・だけど」

上条「お前のことは忘れないよ」

上条「隣で一緒に歩いてくれる人のことは・・・」


上条「だって、好きなんだぜ?」

上条「どうやって忘れろっていうんだよ」

上条「いつだって帰ってくるに決まってるだろ?」

上条「俺が真っ直ぐ見つめてるのは、お前が見つめてるのと同じ場所なんだから」
159 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 21:45:39.24 ID:afglisKE0
美琴「・・・バカ当麻」

上条「え、バカかな?」

美琴「・・・バカにまっすぐよ」

美琴が、笑う

上条「えー・・・いいだろ、こういうの」

美琴「うん、アンタらしいわよ」

上条「だろ?」
160 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 21:48:04.74 ID:afglisKE0
美琴「・・・大好きよ、当麻」

美琴が上条の唇を奪う

上条「ん、俺も大好きですよ」

美琴「・・・あのさ、私が一番アンタのこと、心配してるのよ?」

美琴「他の誰よりも・・・もちろん、アンタ自身よりも」

美琴「・・・心配・・・なんだからね?」

上条「・・・あぁ、分かってる」
161 :hyjd [ saga]:2011/07/25(月) 21:49:14.34 ID:2iYgbxis0
>>1がかいたのがhttp://kinnsyo.seesaa.net/category/8519614-1.html
にあった
162 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 21:50:28.84 ID:afglisKE0
美琴「だから、これからは傷ついたりしたら、話してほしいの」

上条「・・・」

美琴「心配をかけたくない、って思うかもしれないけど」

美琴「話してくれないほうが、心配なのよ・・・」

上条「ゴメンな、そんなに心配かけてたとは思わなかったんだ」

上条が、寝転がったまま美琴の頭を撫でる

たしか前にもこうやって、膝枕をされたまま美琴の頭を撫でたことがあった
163 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 21:57:36.70 ID:afglisKE0
>>161 とうとうまとめサイトにも載ってしまったw

コメント叩かれまくってるだろうな、なんて思ったら暖かいコメばかりで安心した

そして作風が変わりすぎていて泣いた



上条「約束だ、今度からは絶対にお前に隠し事はしないよ」

美琴「ホント?」

上条「あぁ、絶対に」

美琴「約束よ?」

上条「もちろん」



164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2011/07/25(月) 21:57:36.93 ID:8Zxe1GeIO
「お前は見られている」が上条。
「見られていなくても」が美琴。
「どう見ているか」がテクパトル。
「見えているものは何か」がエツァリ。
「見えるようにする」のが垣根。
「見ることが出来たら」が心理。
「見えている事にする」のが一方通行。
「見られると興奮する」のが20000号。


適当です
165 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 21:59:44.98 ID:afglisKE0
>>164 テクパトルは、「何を見ようとしているのか」

心理は「見つめているのに」

垣根は「見えないからこそ美しい」

でしょうかね


上条「だからさ、そんな悲しい顔・・・するなよ」

上条が微笑む

いつだって、美琴はこの笑みに救われてきた

そして、今だって

美琴「・・・バカ当麻」
166 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 22:01:16.41 ID:afglisKE0
上条「さて・・・ちょっと時間がすぎましたね」

美琴「30分くらいだけどね」

上条「そうか・・・美琴の膝枕はもっと長く感じましたよ」

美琴「そ、そう//」

上条「あぁ、気持ちよかったし」

美琴「う、うん」

上条「・・・愛してる、美琴」

美琴「私もよ」
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 22:03:27.25 ID:8Zxe1GeIO
>>165
そうです元ネタは

「お前は見られている」が宗教。
「見られていなくても」が道徳。
「どう見ているか」が哲学。
「見えているものは何か」が科学。
「見えるようにする」のが数学。
「見ることが出来たら」が文学。
「見えている事にする」のが統計学。
「見られると興奮する」のが変態。
168 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 22:05:36.00 ID:afglisKE0
あまりに嬉しかったから>>161のブログにコメントしてきちゃった
後悔はしていない

>>167 変態って、見られなくても興奮しますよね


ちょいと休憩

169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 22:09:53.22 ID:8Zxe1GeIO
「お前は見られている」が宗教。
「見られていなくても」が道徳。
「どう見ているか」が哲学。
「見えているものは何か」が科学。
「見えるようにする」のが数学。
「見ることが出来たら」が文学。
「見えている事にする」のが統計学。
「見られると興奮する」のが変態。


「セロリたんに見られると興奮する」のが20000号。
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/25(月) 22:28:12.29 ID:JxLHSJSK0
20000号の変態と
17600号のスネークになったのは何でなんだ?
171 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 22:48:24.19 ID:afglisKE0
>>170 坊やだからさ

今日はもうちょいだけ投下



上条「はぁ、幸せだなぁ」

美琴「・・・口にしたら、幸せって逃げちゃうのよ」

上条「でも、美琴は逃げないだろ?」

美琴「うん」

上条「だったらいいんだよ」
172 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 22:49:57.53 ID:afglisKE0
上条「だって、お前がいれば幸せなんだから」

美琴「・・・ね、当麻」

美琴が上条に抱きつく

上条「な、なんでせう?」

美琴「私、もっと幸せになりたいな」

上条「待って!まだ昼間!」

美琴「そ、そういうのじゃないわよ!!」
173 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 22:51:04.54 ID:afglisKE0
上条「え、じゃあなに?」

美琴「その・・・抱きしめてほしいの」

上条「あぁ、お安い御用ですよ」

上条が美琴を抱きしめる

強く、強く

上条「逃がさないからな」

美琴「逃げないわよ」
174 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 22:53:11.45 ID:afglisKE0
上条「・・・美琴、逃げないでな?」

美琴「うん、その代わり私を逃がさないでね?」

上条「?どういう意味だよ?」

美琴「だって・・・」


美琴「ずっと抱きしめて、私を逃がさないようにしてるんでしょ?」

美琴「だったら、ずっと抱きしめててほしいもん」

美琴「私を逃がさないでほしいのよ」




175 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 22:54:36.49 ID:afglisKE0
上条「・・・こうやって、ずっと逃がさないようにしてれば」

上条「お前と、ずっと一緒なんだな」

美琴「うん、ずっとよ」

美琴が上条の手を握る

今まで、その右手で何人を助けてきたのだろうか

その右手で、どれほどの悲劇を救ってきたのか

そんなことは、美琴には分からなかった
176 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 22:56:10.19 ID:afglisKE0
美琴(・・・でも)

彼は、右手で誰かを守り

右手で悪を振り払い

右手で敵を倒してきたが


美琴(両手で抱きしめてくれるのは、私だけなんだ・・・)

美琴(こいつが、胸に抱いてくれるのは・・・)


美琴(私だけ・・・なんだ)
177 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 22:57:13.20 ID:afglisKE0
上条「?どした、美琴?」

美琴「ねぇ、今まで何人くらいの人を守ってきたの?」

上条「そうだな・・・何人だろ」

わかんないや、と上条が苦笑する

美琴「・・・たくさん、なんだ」

上条「あぁ、それだけかけがえない人がいる」
178 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 22:58:22.63 ID:afglisKE0
上条「それでもってさ」

上条「お前は、守りたいとかそういうのじゃない」


上条「守らなきゃいけないんだ」

上条「俺がお前を守るって誓ったあの日から」

美琴「・・・義務感?」

上条「そうかもな・・・」
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage saga]:2011/07/25(月) 22:58:24.62 ID:oB+nUODv0
今日から夏休み…
宿題大杉だろベイベェ……
鬱だ…
180 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:00:08.98 ID:afglisKE0
>>179 へっへへ!!
>>1はバイトがたくさんだぜうひょひょのひょ!!!


上条「俺が俺であるためには」

上条「お前を守らなきゃいけない」

上条「だって、上条当麻は御坂美琴を愛してるんだ」

上条「お前を愛さないのは、上条当麻じゃないんだよ」

美琴「・・・」

181 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:01:35.40 ID:afglisKE0
上条「義務感だろうが、使命感だろうが」

上条「俺はお前を守り続ける」

上条「愛ってものがあるかぎり」

上条「俺は、お前を守りたいんだ」

美琴「・・・私を背負えるの?」

こんなに重い女なのに、と美琴が訊ねる

上条「あぁ、背負えるさ」
182 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:03:22.24 ID:afglisKE0
上条「とっても重いよ」

上条「嫉妬深くて、ちょっとわがままで」

上条「・・・一度は、別れたことだってあった」

美琴「・・・うん」

上条「でもな」


上条「そんなお前が好きなんだ」

上条「・・・俺は、そんなお前が・・・好きなんだよ」
183 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:04:46.66 ID:afglisKE0
上条「重いさ、本当に」

上条「でも、たとえその重みで地面に倒れそうになっても」

上条「俺は、絶対に倒れたりはしない」

上条「倒れちまったら、お前はどうなる?」

上条「暗い地面に叩きつけられるだろ?」

上条「そんなのはいやなんだよ」

上条「俺は、お前には明るくいてほしいんだ」
184 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:06:12.92 ID:afglisKE0
上条「あぁ、そうだよ・・・」

上条「嫉妬深くて、わがままで」

上条「すぐ電撃撃ってくるし、文句だって言ってくる」

美琴「・・・うん」

上条「・・・いつから・・・そんなものが心地よくなったのかな」


上条「お前が嫉妬をしてくれて」

上条「お前がわがまま言ってくれて」
185 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:07:38.04 ID:afglisKE0
上条「冗談言ったらつっかかってくれて」

上条「・・・俺さ、美琴の短所だって好きなんだ」

上条「・・・なんでだろうな」

美琴「理由なんてないんじゃないの?」


美琴「私は、理由が見つかんないわよ」

美琴「アンタの短所が好きなこと、理由がわからないもん」

上条「そっか」
186 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:08:54.60 ID:afglisKE0
上条「お前のためなら、背負ったものを全て捨ててもいい」

上条「それでも足りなきゃ、もっと強くなる」

上条「お前を背負って、お前を抱きしめて」

上条「未来に向かって走れるくらいに」

上条「・・・待っててくれるか?」

美琴「待たないわよ」


美琴「だって、一緒に歩くんでしょ?」

美琴「待つ必要はないじゃない」
187 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:09:54.83 ID:afglisKE0
上条「・・・ありがと、美琴」

美琴「どういたしまして」

二人が微笑み合う

そんな当たり前の風景が、とても愛しかった

上条「・・・いいな、やっぱ二人きりって」

美琴「こんな話、みんあがいたらできないもんね」

上条「あぁ」
188 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:11:29.14 ID:afglisKE0
上条「・・・あ、夕日だ」

美琴「ホントだ」

外は、オレンジ色に染まっていた

この空は、学園都市にも続いている

上条「・・・あの太陽は、どこに沈むんだろうな」

美琴「地平線・・・かな」

上条「・・・そうかもな」
189 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:12:38.58 ID:afglisKE0
美琴「・・・あ、飛行機」

上条「お、本当だ」

オレンジ色の空を、飛行機が飛んでいく

あの飛行機は、どこへと向かうのか

太陽が沈む方向へか

それとも、その先か

上条「・・・綺麗だな」

190 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:13:51.32 ID:afglisKE0
美琴「・・・まだ、沈まないわね」

上条「そりゃ、4時だからな」

美琴「・・・ずっと、見てたいな」

美琴がぽつりとつぶやく

いつだっただろう

二人は、こうやって一緒に夕日を見たことがあった

そのときは、美琴は一人で大きな問題を抱えていた
191 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:15:03.48 ID:afglisKE0
美琴「こうやって、夕日を見られるのも当麻のおかげね」

上条「いや、それは違うと思う」

上条「お前が、もう一度夕日を見たいって望んだから」

上条「俺はその手助けをしただけだ」

美琴「・・・でも、ありがとう」

上条「お礼なんていらないって」

上条が笑う
192 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:16:36.72 ID:afglisKE0
上条「お前のいない世界なんて、俺はまっぴら御免だからさ」

上条「・・・守るのは当たり前だろ」

美琴「・・・ありがと」

上条「・・・俺さ、幸せなんて手に入らないと思ってたよ」

美琴「あ、私もよ」

上条「・・・空の遠くにあるんだと思ってた」

美琴「うん・・・」
193 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:17:39.69 ID:afglisKE0
上条「いつから、ここは空になったんだろうな」

上条が真剣な顔でつぶやく

上条「・・・きっとさ」


上条「お前がそばにいてくれるって言ったときからだと思う」

上条「だって」


上条「お前は、俺の太陽だからさ」

194 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:18:44.08 ID:afglisKE0
美琴「・・・ぷっ」

上条「え?」


美琴「あはは!!バカじゃないの!?」

美琴「何がお前は俺の太陽だからさ、よ・・・」クスクス

美琴「ベタすぎて笑えるわ!!」アハハハ

上条「は、腹抱えて笑うなよ!」

美琴「あー・・・おっかし・・・」クスクス
195 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:19:59.47 ID:afglisKE0
上条「・・・」

美琴「はぁ・・・でも嬉しいわよ」

美琴「太陽って一つしかないもんね」

上条「あぁ、そうだよ」

美琴「・・・二つなんていらないもん」

美琴「二つあったら暑すぎるもんね」

美琴「一つだから、心地いいのよ」
196 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:21:11.31 ID:afglisKE0
上条「分かってる、俺もそう思うよ」

美琴「ね、当麻」

美琴が上条に寄りかかる

嬉しそうな顔をしながら

美琴「・・・私は、どこに沈んでいくの?」

上条「バカ」


上条「沈むわけないだろ」

上条「だって、俺たちの幸せはずっと続くんだから」
197 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:22:24.94 ID:afglisKE0
美琴「・・・ちょっとしんみりしちゃったわね」

上条「あぁ・・・たしかに」

美琴「じゃ、お菓子でも食べて明るくいきましょう!」

上条「え、今からか?」

美琴「うん、どうして?」

上条「もうすぐ夕食・・・」

美琴「大丈夫大丈夫!」
198 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:23:45.98 ID:afglisKE0
上条「いやいや!!旅館の美味しい食事を残したくはありませんからね!?」

美琴「もう、全部食べられるでしょ?」

上条「万が一ってことがあるだろ!?」

美琴「うわー・・・もしかして、小食?」

上条「いやいや!!俺の食事量は美琴が一番よく知ってるだろ!」

美琴「//」

上条「なんでそこで照れるの!?」
199 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:25:40.49 ID:afglisKE0
美琴「と、とにかく!今は食べないってことね!?」

上条「あ、あぁ・・・」

美琴「じゃ、早く夕食食べましょう!」

上条「いや、まだ4時・・・」

美琴「あーもう!じゃあそれまで寝るわよ!」

上条「どうしてそうなったの!?」

美琴「うっさい!」
200 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:26:42.18 ID:afglisKE0
美琴「さ、寝ましょう寝ましょう!」

美琴が畳にゴロンと転がる

上条「・・・はぁ」

上条もその横に寝転がる

チリンチリン、と風鈴の音がする

とても心地よい音だった

上条(・・・のどかだなぁ)
201 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:27:48.45 ID:afglisKE0
隣に好きな人がいて

ずっと一緒にいると誓って

こうやって、一緒に旅行に来て

上条(・・・もう寝てる)

隣では美琴が寝息を立てていた

上条「おやすみ、美琴」

上条が美琴の頬に軽くキスをする
202 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:29:09.53 ID:afglisKE0
目を閉じると、いろいろな音がした

木々がこすれる音

風鈴の音

遠くで鳴いているセミの声

海の小波の音さえも聞こえた

上条(・・・旅行、楽しくなるな)


二人きりの旅行は


まだ、始まったばかりだった
203 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/25(月) 23:30:27.03 ID:afglisKE0
さて、今日はここまで

こういう、ベタでくっさいプロポーズって上条さんに似合いますよね

バカで愚直で鈍感で

それがあまりに純粋で

そういう男だ上条さんは


こんな感じの上琴もいいじゃない

サトリナっていいじゃない



では、おやすみなさい
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/25(月) 23:39:10.58 ID:98DpkWhH0
安心の速度すぎるww
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage saga]:2011/07/25(月) 23:46:17.85 ID:oB+nUODv0
>>204
けど、全盛期に比べれば大分遅くなってきてるんだぜ、
それでも十分に速いけど
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/25(月) 23:56:12.54 ID:8Zxe1GeIO
いやいや充分な速さだぜ乙

上条もイケメルヘンがうつったな
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/07/26(火) 00:07:03.59 ID:JNpWfiim0
>>1乙っす
カミやん病ならぬメルヘン病か……
全盛期が狂ってるだけだよね
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 01:36:19.91 ID:1r4y9ELDO
1スレ目を読ませてもらっててカラオケ編まできてるが言わせてくれ
>>1スクライドどれだけ好きなんだ
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/26(火) 07:21:32.85 ID:7AoP5+FKo
上条さんは人を守ることでついた傷は誇りなんでしょうね、とミサカは考察します。
210 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:32:24.77 ID:5y9ila7T0
>>208 たとえるなら、サトリナのおっぱいくらい好きですよ

>>209 きっとそうなんだよ、うん
だからこっちにおいで(ry
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州地方) [sage]:2011/07/26(火) 09:45:38.36 ID:eu7J9+hX0
>>210 んじゃホイホイ付いて行くぜとミサカは>>1の元へ・・・
おや?テっくんが変わりにそちらへ行きましたよとミサカは現状報告します。
212 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:46:29.48 ID:5y9ila7T0
うわぁぁぁぁ!!
違うんだテっくん、違う(ry

さて、続き
213 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:47:30.15 ID:5y9ila7T0
上条「・・・ん、おはよう美琴・・・って」

美琴「んにゃー・・・」

上条「寝相・・・悪いなおい」

美琴はまだ寝ているようだった

その体は、上条の上に乗っかっていた

上条「・・・しかし・・・」

214 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:48:10.14 ID:5y9ila7T0
意外と危険な体勢だ

乗っかっている、といっても狙ったのではないかと思うくらい綺麗に重なっていた

顔と顔は近いし、柔らかい膨らみが胸辺りに当たっている

少し華奢な足だって触れている

上条(な、なかなかにたまらん状況ですよ)

すうすう、という寝息が聞こえてくる

215 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:48:42.15 ID:5y9ila7T0
上条(うわぁ!なにこのエッチな展開は!?)

かといって、寝ているのに無理矢理のけるわけにはいかない

上条(落ち着け!寝てるんだから別に焦る必要はないんだ上条当麻・・・)

美琴「当麻ったら・・・ダメだってばぁ・・・ふふふ・・・」

上条「」


216 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:49:26.68 ID:5y9ila7T0
上条(たまらん)

上条(あぁもう!こんな状況で健全なる男子高校生上条当麻は理性を保てるわけがありません!)

上条(だからって起こすのはかわいそうだ!)

上条(彼氏として!一人の男として!)

上条(堪えるんだ上条当麻!)


少しして

217 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:50:11.83 ID:5y9ila7T0
美琴「んー・・・よく寝た」

美琴が目を覚ました

上条「・・・おはようございます・・・」

美琴「?なんかかなり疲れてるみたいだけど・・・なんかあったの?」

上条「・・・いや・・・なんでもない」

あんなふうなイベントがあれば誰だって気を使ってしまう

だが、それをここで言う必要はないだろう

218 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:50:52.24 ID:5y9ila7T0
上条「・・・美琴って寝相がすごいんだな」

美琴「え、ウソ!?」

上条「いや・・・乗っかってきましたよ」

美琴「うぅ・・・ゴメン」

上条「あ、大丈夫だって」

上条が微笑む

219 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:51:35.08 ID:5y9ila7T0
美琴「う、うん・・・ってそういえば今何時?」

上条「もう6時ですよ」

美琴「そんなに寝てたの!?」

上条「夕食、行きますか?」

美琴「もちろん!」

二人が食堂へと向かう


220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/26(火) 09:52:22.53 ID:mqhxpoj20
美琴掛け布団だと・・・・・・けしからん!
221 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:52:29.63 ID:5y9ila7T0
上条「・・・すっげぇ」

用意された料理を見て、上条はそれしか言えなかった

上条「鯛をまるまる見たのって初めてだ・・・」

美琴「鯛の刺身ね、美味しそう、いただきまーす」

上条「いやいやちょっとリアクションが薄くないですか!?」

美琴「そう?だって鯛なんて珍しくはないわよ」

222 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:53:18.33 ID:5y9ila7T0
>>220 あたたかさが売りですw



上条「珍しいから!」

美琴「ふーん・・・普通じゃないんだ?」

上条「普通って・・・」

付き合い出して一年半以上経ってはいる

だが、たまに美琴のお嬢様ぶりに驚いたりする

上条「これが格差社会・・・あぁ、身分って無情ですね・・・」

223 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:53:59.50 ID:5y9ila7T0
涙を流しながら、半分自棄で上条が笑う

美琴「なんかよくわかんないけど、早く食べちゃいましょうよ」

美琴が鯛の刺身を一口食べる

美琴「うん、甘くて最高!こっちは・・・あ、カンパチのあら汁ね」

上条「魚料理が中心かな」

美琴「でもこっちはイベリコ豚のハムだって」

224 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:54:45.19 ID:5y9ila7T0
上条「イベリコ豚!?」

上条が素っ頓狂な声を上げる

周りにあまり客がいないから助かったようなものだ

美琴「いちいちリアクションしてたら後がないわよ?多分それはキャビアだし」

上条「・・・いや、食材ももちろん驚きだけどさ」

美琴「?なに?」

225 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:55:14.13 ID:5y9ila7T0
上条「なんで美琴さんはキャビアを見分けられるの?」

美琴「?なんで見分けられないのよ?」

上条「見たことないものをどうやって判別しろと言うんですかあなたは!?」

美琴「なんだ、見たことないんだ」

上条「普通はないから!価値観がおかしいから!」

美琴「んー、イベリコ豚って美味しい♪」

226 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:55:52.34 ID:5y9ila7T0
上条「うわぁ!そんなにパクパク食べちゃ・・・あぁ!」

美琴「当麻も早く食べなさいよ」

上条「・・・いただきます」

こんなに高そうな食事はそうそう食べられない

本当ならゆっくり味わいたいが、さすがに時間を掛けすぎてもいけない

上条「仕方ない・・・」

227 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:56:19.66 ID:5y9ila7T0
出来るだけスピーディーに、しかししっかりと味わいながら上条が料理を楽しむ

上条「美味い!こんな美味い肉は久々ですよ!」

美琴「当麻は肉の味とかあんま分かりそうにないけどね」

あはは、と美琴が笑う

上条「・・・どうせバカ舌だよ、どうせ貧乏だよ」

美琴「え、ゴメンって!」

228 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:56:45.96 ID:5y9ila7T0
上条「うぅ・・・涙で料理がしょっぱいぜ・・・」

美琴(なんかよくわかんないボケをされちゃった)

上条「はぁ・・・インデックスにも食べさせたいな・・・」

その言葉を聞いて、美琴の眉がぴくりと動く

表情も、かなり拗ねているようだった

上条「ん?どうした美琴?」

229 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:57:30.34 ID:5y9ila7T0
美琴「あのね・・・悪気がないのは分かってるけど」

上条「あ、あぁ」

美琴「女の子・・・とくに彼女との旅行でほかの子の名前を出すなんて最悪よ?」

上条「あっ!わ、悪い!」

美琴「はぁ、今回は許してあげるわよ・・・純粋に食べさせたいだけみたいだし」

上条「ありがと美琴!まるで天使のような優しさですよ!」

230 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:58:08.79 ID:5y9ila7T0
美琴「た、態度変えたって意味ないんだからね!?」

上条「いやいや、本音ですよ?」

美琴「〜っ!」

上条「あ、赤くなった」

美琴「は、早く食べるわよ!」

照れているのを隠すかのように、美琴が食事を進める

231 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:58:41.16 ID:5y9ila7T0
上条「あんま早く食べると喉に詰まらせるぞ?」

美琴「分かってるわよバカ!」

上条「・・・なんか、ツンがきついですよ?」

美琴「ツンなんかじゃないわよ大バカ!」

上条(な、なんかトゲがある)

美琴「ん!ごちそうさま!」

232 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:59:07.93 ID:5y9ila7T0
美琴が箸を置く

あんなに新鮮だった鯛はとても綺麗に食べられていた

上条「おぉ・・・美しい食べ方ですね・・・」

美琴「な、なによそれ」

上条「さすが礼儀作法に厳しい常盤台の生徒だ」

美琴「そ、そんなこと言わないでよ!」

233 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 09:59:48.59 ID:5y9ila7T0
美琴が少し困ったように言う

美琴「アンタに特別扱いされるのだけは御免だからね?」

上条「んー・・・でもさ」

上条が美琴を抱き寄せる

上条「特別なんだから、仕方ないだろ?」

美琴「!今は食事中でしょ節操なし!」

234 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:01:00.64 ID:5y9ila7T0
上条「ぐはっ!きついですよ今の言葉!」

そんな会話をしながら、上条は器用に食事を進める

魚は甘く、肉は脂がのっていて

野菜も、苦味がなく爽やかな後味だった

上条(一流旅館は食事も最高なんだなぁ)

上条がうんうん、と頷く

235 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:01:42.20 ID:5y9ila7T0
美琴「・・・なに一人で納得してんのよ?」

上条「ん、そろそろ食べ終わりますよ」

美琴「!ホント!?」

美琴がキラキラと目を輝かせる

それほど部屋に帰りたかったのだろうか

上条「・・・もしかしてなんか忘れ物したとか?」

美琴「え、なんで?」

236 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:02:17.59 ID:5y9ila7T0
上条「早く部屋に帰りたいみたいだからさ」

美琴「・・・マジで言ってるの、それ?」

上条「?」

美琴「はぁ・・・私はアンタと・・・ふ、二人きりになりたいの」

少し恥ずかしそうに顔を逸らしながら美琴が言う

上条「なるほど・・・ならさっさと食べないとな!」

237 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:03:01.22 ID:5y9ila7T0
美琴「ゆ、ゆっくりでいいわよ!?」

上条「いや、そわそわしてるじゃないですか」

美琴「う・・・」

上条「よし、食べ終わった」

上条も箸を置く

出来る限り丁寧に食べたつもりだった



238 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:03:29.44 ID:5y9ila7T0
美琴「うーん・・・もうちょっと綺麗に食べられないの?」

美琴には正面切って否定されてしまった

上条「・・・これでも努力したんだよ」

美琴「はぁ・・・礼儀作法が出来てないなんて流行らないわよ?」

上条「あぁもう!結婚したらいつもこうやって説教されちゃうのかなぁ!?」

美琴「!」



239 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:03:57.40 ID:5y9ila7T0







上条「・・・こ、こうか、美琴?」

美琴「はぁ、なんでそんな簡単な礼儀作法もできないわけ?」

「パパはおバカさんだもん!」

美琴「ホント、バカみたい」

上条「・・・そっか」


美琴「ちょ、ちょっとどこ行くのよ当麻!?」

240 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:04:26.76 ID:5y9ila7T0
上条「こんな礼儀作法のなってない男なんか、美琴には相応しくないよ」

「パパ!イヤだよパパ!」

上条「・・・じゃあな、二人とも」

美琴「待って、当麻!」


美琴「待ってー!」




241 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:05:03.51 ID:5y9ila7T0
美琴「いや!礼儀作法なんて関係ないから!お願いだから嫌いにならないで!」

上条「は、はいぃ!?」

美琴「はっ!な、なんでもないわよ!」

上条「・・・なんか最近美琴の妄想が激しくなってきたな・・・」

美琴「うっさい!早く帰るわよ!」

美琴が上条の手を引いて部屋へと帰る


242 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:05:56.13 ID:5y9ila7T0
上条「・・・で、お風呂ですね」

美琴「・・・家族風呂ね」

上条「・・・ドキドキしますね」

美琴「・・・ヘンなことは・・・ダメだからね?」

上条「分かってますって」

上条が苦笑する

243 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:06:42.97 ID:5y9ila7T0
さすがに、今の爽やかな雰囲気でそういうことをする気にはならない

そう思っていた



美琴「お、お邪魔しまーす・・・」

上条「」

美琴のバスタオル姿を見るまでは


244 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:07:12.13 ID:5y9ila7T0
美琴「ねぇ、何一時停止してるのよ?」

上条「・・・セクシーすぎないか・・・」

美琴「な、なによそれ!?」

上条「はぁ・・・理性が危ういですよ・・・」

美琴「あぅ・・・と、とにかく体の流し合いっこしましょうよ!?」

上条「それはかなりエッチなイベントですね」

245 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:07:42.79 ID:5y9ila7T0
美琴「なんでそっちにもっていくのよ変態!」

上条「だって美琴のそんな姿見てたらそうなるに決まってるだろうが!」

上条が頭を抱える

上条「と、とにかく俺から洗いますよ!」

美琴「あ、うん・・・」

上条が手にタオルを持つ

ボディーソープをつけ、クシュクシュと泡立てる

246 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:08:29.52 ID:5y9ila7T0
上条「じゃ、じゃあいくぞ・・・」

そっと、美琴の肩から洗っていく

美琴「にゃっ!」

上条「な、なななななんもしてないからな!?」

美琴「び、びっくりしただけだから気にしないでいいわよ!」

上条「そうだよな!?」

247 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:09:13.90 ID:5y9ila7T0
美琴「うん!」

顔を真っ赤にしながら、上条は少しずつ下へと手を動かす

腕を洗い、脇を洗い

鎖骨にも手が触れた

一旦、そこで動きを止める

その下は

美琴の一番弱いところなのだ

248 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:09:58.11 ID:5y9ila7T0
美琴「・・・な、なによ・・・焦らしてるつもり?」

上条「いや・・・でも、ここを洗ったらそういう空気になりそうだから・・・」

美琴「で、でも洗ってもらわないと困るんだけど・・・」

上条「じゃあ、ヘンな声出したりすんなよ?」

美琴「分かったわよ!」

上条「では失礼します・・・」

249 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:10:46.45 ID:5y9ila7T0
上条が美琴の胸を洗う

出来る限り刺激を減らすために優しく

しかし、その軽くこすれるようなタッチが逆にいけなかったのだろう

美琴「あっ・・・んぁっ・・・」

美琴は、感じてしまっているようだった

上条「おい・・・ヘンな声はまずいんだって!」

250 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:11:35.88 ID:5y9ila7T0
美琴「だって・・・はぁっ・・・あ、そんな洗い方・・・やぁっ・・・」

ハァハァ、と美琴の甘い息遣いが聞こえる

いつも自分で洗うときはなんともないのだろう

ただ、上条に触れられているという事実が精神的な快感につながっているのだろう

美琴「はぁっ・・・ね、もうちょっと洗って?」

上条「いや・・・洗うだけだろ」

251 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:12:06.20 ID:5y9ila7T0
理性が飛ばないように、なんとか上条は堪える

もう少し触っていたかったが、それを我慢する

お腹と背中を洗い、上半身をあらかた終わらせる

上条「じゃ、あとは自分で・・・」

美琴「・・・洗って」

上条「・・・あの、さすがにこれ以上はまずいんですよ」

252 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:12:32.22 ID:5y9ila7T0
美琴「いいから、洗って」

上条「・・・は、はい」

ゴクリと唾を飲み込み、再び上条が美琴の体を洗い出す

今度は下半身

今の後ろからの体勢では洗いにくいので前へ回る

253 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:13:03.50 ID:5y9ila7T0
太ももを洗い

ふくらはぎを洗い

足先も洗い

上条「こ、これでいいか?」

美琴「・・・まだ、洗ってない場所があるじゃない」

上条「・・・そこも・・・ですか」

美琴「う、うん」

254 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:13:33.18 ID:5y9ila7T0
上条「あぁもう!襲っちまうかもしんないぞ!?」

美琴「あ、生は・・・まずいわよ?」

上条「わ、分かってるから出来る限り我慢するんだよ!」

上条が拳を握り締める

美琴「じゃあ・・・お願い」

上条「はい」

255 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:14:09.09 ID:5y9ila7T0
そっと、上条が美琴の下半身に触れる

突起の硬さが、タオルを通じても伝わってくる

美琴「あっ・・・ふぁぁっ・・・はぁっ・・・あっ・・・」

シャンプーの音だろうか

クチュクチュ、という音が響く

美琴「やぁっ・・・んぁっ・・・あっ!」

シャンプーに混じって、少しヌルリとした液体が上条の手に絡む

256 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:14:41.38 ID:5y9ila7T0
上条「・・・イった?」

美琴「はぁっ・・・き、綺麗になったわ」

まだ紅潮している顔で、美琴が答える

上条「そっか・・・じゃ、俺も頼んでいいかな?」

美琴「うん・・・洗ってあげる」

今度は美琴がシャンプーを手に塗る

257 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:15:12.97 ID:5y9ila7T0
上条「・・・いや、タオルにつけて・・・」

美琴「だ、だって私の・・・あれで濡れちゃったじゃない」

上条「だとしても!素手は非常にまずい!」

美琴「大丈夫・・・」

美琴が上条の肉棒に触れる

美琴「気持ち良く・・・してあげるから」

258 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:15:44.75 ID:5y9ila7T0
上条「い、いきなりそこから洗い出すのかよ・・・はぁ・・・」

美琴「・・・ガチガチね、当麻のここ」

上条「仕方ないだろ・・・はぁっ・・・」

シャンプーが滑りをよくしているのだろう

いつもよりも快感が大きい気がした

上条「これはヤバい・・・」
259 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:16:59.02 ID:5y9ila7T0
美琴「どう?」

上条「はぁっ・・・い、いいです・・・けどね」

美琴「な、なによ?」

上条「何かが間違ってる気が・・・」

美琴「い、いいでしょ!別に・・・」

少し、美琴が手の動きを早める

上条「うぉっ!それはまずい・・・って!!」
260 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:18:56.24 ID:5y9ila7T0
美琴「あ・・・濡れてきてる・・・」

上条「ダメだって!ヤバイから!」

美琴「ん・・・じゃ、他の部分でも洗うわね」

美琴が上条のそれから手を放し、別の場所を洗い出す

安心したような、残念なような気持ちが上条の体を駆け巡る

上条(いやいや!!これでよかったんですよ!?)
261 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:23:29.31 ID:5y9ila7T0
美琴「ふんふーん♪」

美琴が鼻歌を歌いながら上条の体を洗っていく

上半身も

下半身も

滞りなく洗い終わった

上条「はぁ・・・やっと・・・」

美琴「じゃあ、流したし・・・」
262 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:25:01.48 ID:5y9ila7T0
美琴が、そっと上条の肉棒に触れる

上条「うぉぉぉぉっ!?」

さきほどまで触れられていたのだ

いきなりの刺激に、すぐに硬度を増してしまう

上条「おい美琴・・・」

美琴「口の中だったら・・・問題ないでしょ?」

上条「」
263 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:27:15.02 ID:5y9ila7T0
美琴がそっと、口に肉棒を含もうとする

上条「待って待って!いいのかよ!?」

美琴「?いっつもやってるじゃない」

上条「いや、そうだけど・・・」

美琴「旅行だからって遠慮しないの」

上条(いや、こんな落ち着いた旅館でするというのは罪悪感が・・・)

いまさらといえばいまさらなのだが
264 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:29:13.89 ID:5y9ila7T0
上条「・・・はぁっ・・・」

美琴「ほぉ?ひほひひい?」

上条「く、口にものを入れながらしゃべるのは良くないんですよ・・・」

美琴「?へほひほひひいんへほ?」

上条(こ、声の振動が・・・)

クチュクチュ、と音がする

唾液とカウパーが混じっているのだろう
265 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:30:52.93 ID:5y9ila7T0
上条「な、なぁ・・・」

美琴「んっ!」

いったん美琴が口から上条のそれを放す

美琴「・・・イきそうなんでしょ?」

上条「そりゃ、まぁ・・・」

美琴「・・・な、中・・・がいい?」

上条「いや、生ですから無理です」
266 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:32:51.89 ID:5y9ila7T0
美琴「あ、うん・・・」

上条「後ろの穴なら・・・」

美琴「いやよ!なんかあっちはヘンな感じがしたし!」

上条「うーん・・・じゃ、お口でお願いします」

美琴「わ、分かったわよ」

また、美琴が肉棒を口に含む

舌が、絡んでくる
267 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:34:39.73 ID:5y9ila7T0
上条「はぁ・・・はぁ・・・」

頭の中が徐々に白くなっていく

美琴「んっ・・・んっ・・・」

上条「悪い、美琴・・・もう!」

美琴「!」

美琴の口の中に、少し苦い液体が放たれる

美琴(あ・・・イったんだ)
268 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:36:17.83 ID:5y9ila7T0



上条「だー、疲れた・・・」

独特の倦怠感に体を打たれながらも、どうにか上条は浴槽へ移動していた

もちろん、もう一度体は洗って、だ

美琴「はぁ、落ち着くわね・・・」

上条「俺のを咥えたら落ち着くんですねー」

美琴「ち、違うわよ!」
269 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:37:23.85 ID:5y9ila7T0
上条「・・・美琴」

浴槽の中

上条が、美琴の体を抱きしめる

美琴「・・・心臓、トクトクしてるわよ」

上条「ん、そうかも」

お湯とは違う、別の暖かさが二人の体に染み渡る

上条「愛してる」

美琴「うん、私も」
270 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:38:51.65 ID:5y9ila7T0
上条「じゃ、あがりましょうか」

美琴「そうね」

二人が風呂場から出る

部屋にそろえてあった浴衣を着て、部屋に戻る

外はもう真っ暗だった

美琴「・・・今は19時・・・か」

上条「あぁ、そうだな・・・」
271 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:40:45.21 ID:5y9ila7T0
そのとき

二人の部屋の扉がノックされた

上条「あ、はい!」

開けると、そこにはあの女将さんがいた

「失礼いたします、お二人様に少しお知らせと言うか・・・」

上条「はい、なんですか?」

「19時30分より、この近くで花火大会が行われるということを」

「」
272 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:42:15.40 ID:5y9ila7T0
>>271 ?最後の行の「」はなんだ?


上条「花火大会・・・」

「はい、お二人様もいかがかと思いまして」

美琴「いいじゃない!行こう行こう!」

「他のお客様も向かわれております、場所はこちらに」

女将さんが地図を渡してくる

歩いて10分ほどでつきそうな場所だった
273 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:43:26.89 ID:5y9ila7T0
上条「あ、ありがとうございます」

美琴「ね、行きましょう!」

「その間にお布団の準備などはしておきますので」

上条「じゃ、お願いします!」

二人が手を繋いで、外へと向かう


静かな夜の空に

綺麗な華が開くまで、二人はずっと待っていた



274 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 10:44:00.92 ID:5y9ila7T0
いったん筋トレなので

花火、いいですよね

この二人にはエロが不可欠でしょ、うんw
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/26(火) 12:24:50.87 ID:52oG8+A50
乙!!

花火を彼女と見て帰りに青姦したのはいい思い出。


ってか今年地元で花火が無くて残念
276 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 12:26:30.16 ID:5y9ila7T0
>>275 最低w

青姦ってハラハラしていやです

いや、>>1は童貞だけどね


地元は花火はあるけどその日雨っぽい

残念無念僕イケ・・・あれ?

投下はもうちょいお待ちを

277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/26(火) 12:29:58.48 ID:52oG8+A50
>>276そのハラハラがまたいい!!
278 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 12:37:51.65 ID:5y9ila7T0
>>277 えー・・・w


さて続き
279 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 12:39:01.42 ID:5y9ila7T0
上条「着いた着いた・・・」

美琴「見て・・・夜景がすっごい・・・」

少しの月明かりと、町明かりしかないが

それでも、海や家々が見えた

上条「・・・綺麗だな」

美琴「こんな夜景、めったに見られないわよ・・・」
280 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 12:40:15.36 ID:5y9ila7T0
上条「・・・美琴」

上条が美琴の肩に手を回す

美琴「ん、なに?」

上条「ベンチ、座らないか?」

美琴「うん、わかった」

二人がいたのは小さな公園

周りにも、花火を見に来た人々が大勢いた
281 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 12:42:13.54 ID:5y9ila7T0
上条「人気なんだな・・・」

美琴「ねぇ、当麻」

美琴が上条の手を握る

上条「なんですか、姫?」

美琴「・・・幸せだね」

ニコ、と美琴が微笑む

月明かりに照らされたその笑顔は、とても眩しかった
282 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 12:44:34.91 ID:5y9ila7T0
上条(・・・美琴って、美人だよなぁ・・・)

上条がそんなことを考える

彼は、そこまで顔立ちがいいというわけではない

そこらへんにいそうな、ただの学生だった

上条「美琴って、かなり美人さんだよな」

美琴「な、なによいきなり」
283 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 12:49:19.73 ID:5y9ila7T0
上条「だってさ・・・俺と美琴って、周りから見たら不釣合いだろ?」

美琴「・・・そんなことないわよ」

上条「・・・いや、周りから見たらだよ」

美琴「周りなんてどうでもいいわよ」

美琴が、上条の肩に頭を乗せる

上条「あ、あの・・・」

美琴「・・・私達は二人だけなんだから」
284 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 12:51:11.32 ID:5y9ila7T0
上条「そ、そうですね!」

美琴「何よそのいいとも的なノリ・・・」

上条「と、とにかく!周りの目がありますから、そこまでイチャイチャは・・・」

美琴「恥ずかしいの?」

上目遣いで、美琴が訊ねる

上条(出た!!上目遣い!上条さんは耐えてみます!!)


上条「恥ずかしくありません」


上条(ってあれぇぇぇぇぇ!?)
285 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 12:53:11.01 ID:5y9ila7T0
美琴「なら・・・いいわよね?」

ウルウルとした瞳で、美琴に見つめられる上条

そんな表情をされては、心臓がヤバイ

上条「も、もちろんですから!」

美琴「ありがと、大好き!」

美琴が上条に抱きつく

周りのおばさんたちは、そんな二人を見つめながら「私も若かった頃は・・・」みたいな話をしてる
286 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 12:55:45.03 ID:5y9ila7T0
美琴「もうすぐ始まるわね・・・」

美琴が空を見上げながらつぶやく

一方、抱きつかれている上条はそれどころではなかった

上条(ヤバイから!!髪の毛からめちゃくちゃいい匂いがしてますよ!?)

上条(もう俺のは始まってるんですが!!いろいろフィーバーなんですが!!)

美琴「あ、当麻」

上条「はぃぃぃぃぃ!!!!!!!!」
287 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 12:58:00.96 ID:5y9ila7T0
美琴「ね、かき氷売ってるから買ってこない?」

上条「い、行きましょう!!」

この抱きしめられた状態から抜け出せるなら、なんでもよかった

上条「と、とりあえず体を離して・・・」

美琴「あ、うん」

美琴がそっと腕をほどく

少し残念だが、そうしないと動くことさえ出来ない
288 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:01:35.61 ID:5y9ila7T0
上条「さて・・・何味食べますか?」

美琴「私はイチゴ」

上条「俺はブルーハワイかな」

二人がかき氷を購入する

おじちゃんが、「カップルだからサービスねー」なんて言ってたくさんシロップをかけてくれた

上条「よかったな、おじちゃんがいい人で」

美琴「すっごい・・・こんな真っ赤なかき氷初めて!」
289 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:03:52.21 ID:5y9ila7T0
美琴「うん、甘い!!」

美琴が満足そうに顔を輝かせる

上条「お、こっちも美味い!」

シロップがたくさんかかっていて、甘みが体に染み渡った

上条「お、始まったみたいだ」

美琴「え、ホント!?」

空に、色とりどりの華が開いた
290 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:08:24.12 ID:5y9ila7T0
上条「・・・綺麗だな」

晴れやかなパレードや、綺麗なネオンはない

でも、学園都市で見た花火に負けてはいなかった

美琴「・・・あ、ナイアガラ!!」

周りの人たちも、歓声をあげる

上条(・・・そっか)

隣に彼女がいるから

どこで、どんな風景を見ても美しく見えるのだ
291 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:10:40.82 ID:5y9ila7T0
上条「・・・綺麗だな」

美琴「うん、素敵・・・」

上条が美琴の横顔を見つめる

花火の灯りでその横顔は照らされていた

上条「・・・綺麗だ」

美琴「うん、綺麗」

上条「・・・そうだな」
292 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:12:38.62 ID:5y9ila7T0
美琴「あ、大きいのがあがった!!」

美琴が夜空を指差す

三尺玉だろうか

上条「すっげぇ・・・」

真っ暗な夜の空には

その輝きがよりいっそう映えていた

上条「綺麗だ・・・」
293 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:14:46.17 ID:5y9ila7T0
美琴「・・・ね、当麻」

上条「ん、なんだ?」

美琴「こっち、来て」

美琴が上条の手を引く

上条「?どっか行きたいとこでもあんのか?

美琴「い、いいから」

顔を真っ赤にしながら、美琴はぐいぐちと上条を引っ張っていく
294 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:16:28.73 ID:5y9ila7T0


上条「・・・?なんもないじゃんか」

二人がやってきたのは、誰もいない静かな場所だった

公園から5分ほど歩いただけの場所

上条「なぁ、なんでこんなとこに・・・?」

美琴「二人きりになりたかったのよ!!」
295 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:19:02.71 ID:5y9ila7T0
上条「あ、あぁ・・・?」

美琴「・・・ね、当麻」

美琴が上条のほうを見つめる

気のせいか、ちょっと顔が赤かった

上条「どした、美琴?」

美琴「あ、あのね・・・ちょっと聞いてほしいの」

上条「なにを?」
296 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:22:03.60 ID:5y9ila7T0
美琴「私、当麻が大好き」

美琴「ずっと、大好き」

美琴が、上条に体を預ける

上条「お、おい・・・」

美琴「だ、だから・・・お礼を言いたかったの!」

上条「お礼?」

美琴「わ、私と付き合ってくれてること・・・ホント、ありがとって」
297 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:24:41.24 ID:5y9ila7T0
美琴「・・・ホント、当麻のおかげで幸せよ」

上条「・・・俺だってそうだよ」

上条が、美琴の頭を撫でる

上条「ん、そろそろ終わりかな・・・」

花火は、クライマックスになっていた

空に、たくさんの華が咲いていく
298 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:26:29.24 ID:5y9ila7T0
上条「・・・な、美琴」

美琴「なに?当麻?」

上条「明日、登山だっけ?」

美琴「うん、そうよ」

上条「そっかぁ・・・」

たしか、山の中腹には神社があったはずだ

上条「・・・夫婦円満のお守りでも買うか」

美琴「!!」
299 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:28:52.81 ID:5y9ila7T0
美琴「ふ、ふふふふふふふふ夫婦!?」

上条「え、ダメか?」

美琴「夫婦ってことは・・・」

上条(あ、妄想が始まる)



美琴「ねぇ、当麻」

上条「ん、どうした、美琴?」

美琴「このお守り・・・覚えてる?」

300 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:30:56.10 ID:5y9ila7T0
上条「懐かしいな!!夫婦円満のお守りだ!」

美琴「そ、そうよ!!今も円満よね?//」

上条「もっちろん!あ、でも」

美琴「な、なに?」

上条「・・・安産祈願も、必要かもな」

美琴「//」



美琴「なんてことに!?」

上条「ま、待ちなさい!」
301 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:34:31.99 ID:5y9ila7T0
上条「そ、そういう妄想はのちほど!!」

美琴「あ、花火終わった」

上条「うっそ!?俺がツッコミをしてる間に終わったの!?」

美琴「ツ、ツッコミなんて・・・//」

上条「そっちじゃねぇのに!!」

さっきまでのロマンチックな雰囲気は、もうなくなっていた

隣で美琴は、顔を真っ赤にしている


上条「あぁもう!!」

上条「幸せな不幸だぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
302 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:38:10.74 ID:5y9ila7T0

美琴「じゃ、寝ましょうか」

旅館に帰ってきた二人は、すぐに布団へと入った

上条「・・・明日は早いからな」

美琴「うん、だって登山だもん」

美琴がワクワクしながら、といった感じで答える

上条「・・・ですが!!!」
303 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:40:12.14 ID:5y9ila7T0
上条が、バっと美琴の上に覆いかぶさる

上条「夜はこれから!!」

上条が美琴の胸に手を伸ばそうとする

だが

美琴「ふん!!」

その前に美琴が、蹴りを放った
304 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:44:07.51 ID:5y9ila7T0
上条「ぐはぁっ!!!」

その蹴りは、上条の鳩尾に入った

上条「」

美琴「も、もう・・・今日はダメだって言ったでしょ//」

上条「」

美琴「あ、明日は体力使うんだし・・・//」

上条「」
305 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:47:51.49 ID:5y9ila7T0
美琴「えへへ、おやすみね・・・//」

上条「」

上条の返事はなかった


上条当麻

彼はその日


3度目の死を迎える
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/26(火) 13:49:55.82 ID:mqhxpoj20
美琴の妄想が激しいのはレベル5だからさ!
それがレベル0の上条さんとの差!
自分だけの現実=妄想、間違いない!
307 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:50:51.83 ID:5y9ila7T0


美琴「おはよー・・・ってどうしたの?」

上条「美琴に蹴られた・・・」

美琴「あ、あれは当麻が襲ってきたから!」

上条「もう、ダメだ・・・」ウッウッ

美琴「朝ごはんの時間よ」

上条「えぇ!?慰めてくんないの!?」
308 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:54:51.26 ID:5y9ila7T0
>>306 いや、それはおかしいw


美琴「ん、朝はヘルシーね」

野菜中心の朝食が用意されていた

上条「こ、こんなしっかりした朝食が食べられるなんて・・・」

美琴「?最近は私が作ってあげてるじゃない」

上条「いや、そうなんだけどさ」
309 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:58:21.48 ID:5y9ila7T0
美琴「さて、結構量が少なかったから早く食べ終わったわね・・・」

上条「これだけじゃ登山にはちょっと足りないな・・・」

美琴「よし!どっかのコンビニで買いましょう!」

上条「おー」


上条「っと、その前にもう登山の用意をっと・・・」

美琴「うん、靴も履き替えてね」

310 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 13:59:54.87 ID:5y9ila7T0
上条「では!」

美琴「いざ出発!!」

二人が外へと飛び出す

さわやかな朝の陽射し

セミの鳴き声

頬を撫でる風

まさに、夏の朝という感じだった
311 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:03:47.06 ID:5y9ila7T0

上条「暑い・・・」

美琴「あっついわね・・・」

元気に飛び出してわずか2分

二人は、すぐに熱気にやられていた

登山のため、少し長袖などを着ているのもあるだろう

上条「・・・くっそ・・・太陽が憎い・・・」
312 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:06:36.48 ID:5y9ila7T0
美琴「はぁ・・・コンビニ、どこかしら?」

上条「えっと・・・見えた・・・」

陽炎の向こうに

コンビニが見えた

美琴「長い道のりね・・・」

上条「お前と一緒なら・・・大丈夫だ・・・」

美琴「当麻・・・」
313 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:08:11.64 ID:5y9ila7T0
上条「行くぞ美琴!!!」

上条「目指すのは、あの遠いコンビニだ!!」

美琴「うん、一緒よね!?」

上条「そうだ!!陽炎でぼやけようが!!」

上条「俺たちの目が涙でぼやけようが!!」


上条「そこにコンビニはあるんだ!!」

美琴「おー!!!」
314 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:11:04.03 ID:5y9ila7T0
夏の暑さは恐ろしい

頭をやられた二人は

周りの目も気にせず、大声で恥ずかしいことを叫んでいた

ただ、唯一の救いがあるとしたら

二人を見つめる人々もまた、暑さにやられていたのだ

写メを撮っている人さえもいた
315 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:14:16.67 ID:5y9ila7T0

上条「はぁ・・・生き返る・・・」

美琴「コンビニという名のオアシスね・・・」

二人は、どうにかコンビニにたどり着いていた

上条「えっと、弁当と・・・あとはスポーツドリンク持ってくか」

美琴「うん、そうね」

おにぎりや、弁当、スポーツドリンクを手に取る
316 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:16:58.27 ID:5y9ila7T0
上条「・・・ん?これって・・・」

美琴「はっ!これは!!」


美琴「レッドブル!!」

美琴「美味しい味に」

上条「待て、CMはやめよう」

美琴「」

上条「一本ずつ買って行くか」

美琴「やったぁ!!」
317 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:19:29.08 ID:5y9ila7T0
上条「・・・さて、では・・・」

美琴「これから、とうとう山に向かうのね・・・」

上条「あぁ、そうだ・・・」

上条が前を見つめる

その視線の先には、大きな山があった

その山に二人は登る予定だ

美琴「じゃ、行きましょう」

上条「行こうか」
318 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:23:00.96 ID:5y9ila7T0


上条「・・・なぁ、もうこの山の下に来るまでで疲れました」

美琴「奇遇ね・・・私も・・・」

あのコンビニから歩くこと20分

汗が、止まらなかった

上条「水分補給はしっかりと、な」

美琴「分かってるけど・・・あぁ、あっついあっつい・・・」
319 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:26:49.46 ID:5y9ila7T0
上条「・・・さ、登ろうか・・・」

美琴「うん、そうね・・・」

まず一歩、足を踏み出す

登りやすいように、階段が作られているのはまだ助かる

上条(始まりますよ・・・)


上条(長い長い、二人の旅が!!!)


上条が、腹をくくったその頃

美琴(あ、カエルだ)


美琴は、まったくそんなことを考えてはいなかった
320 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:29:43.75 ID:5y9ila7T0

美琴「意外と山って涼しいのよね・・・」

上条「木の葉で陽射しはそんなに当たらないし・・・」

美琴「なんか、熱も吸収してくれるから涼しいんだって」

そんな話をしながら二人は歩く

あのままの暑さではきつかっただろうが、この気温ならなんとかいけそうだ

上条「自然って偉大だな・・・」

美琴「そうよね・・・」
321 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:32:36.15 ID:5y9ila7T0
上条「エアコンとかないのに、こんなに涼しいんだもんな・・・」

美琴「・・・このままでも十分暮らせるのにね」

なんで機械ばっか作るんだろう、と美琴がつぶやく

上条「やっぱ、どんどん向上していくんじゃないかな」

美琴「物欲?」

上条「そうそう・・・」

上条「一度便利な生活を覚えたら、自然には戻れないんだろ」
322 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:34:24.61 ID:5y9ila7T0
美琴「・・・なんか、悲しいわね」

上条「そうだな・・・」

セミの声が聞こえる

上条「静けさや・・・ってなんだっけ?」

美琴「岩に染み入る蝉の声、でしょ?」

上条「そうそう」

美琴「あれって、とっても幸せな歌だと思うわ」

上条「俺も」
323 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:37:15.37 ID:5y9ila7T0
上条「静かな森の中で・・・蝉の声だけが聞こえるんだもんな」

美琴「それ以外は、何も聞こえないのよね」

上条「近くの岩に、それだけが染みるんだもんな」

ふと、二人は耳を澄ます

どこか遠くで、機械の音がした

上条「・・・やっぱ、こんなのどかなところでも機械って使われてるんだよな」

美琴「当然といえば当然ね・・・」
324 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:38:50.61 ID:5y9ila7T0
上条「でもさ、そこまで機械って必要はないと思うんだ」

上条「もちろん、冷蔵庫とかエアコンとか・・・便利だけどさ」

上条「今以上の開発っているのかな?」

美琴「どうかしら・・・新しい発明は、文化の進歩には必要だもの」

美琴が苦笑する

美琴「でも・・・文化だけが進んでもダメよね」

上条「俺たちも進まないとな」
325 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:40:08.89 ID:5y9ila7T0
美琴「先に進んでいくのは文明で・・・」

美琴「その後を、無様に追いかけて」

美琴「そんなのじゃ、疲れちゃうわよね」

上条「あぁ、たまにはゆっくりもいいよ」

上条が地面に目をやる

小さな花が咲いていた

誰にも注目なんかされないだろうその花は

なぜか、どんな花よりも輝いて見えた
326 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:41:39.43 ID:5y9ila7T0

上条「さて・・・ちょっと休むか」

美琴「うん、そうね」

美琴が近くにある、大きな石に腰掛けようとする

上条「あ、ちょっと待って」

美琴「?」

上条が、その石の上に自分のタオルを置く

上条「はい、どうぞ」

美琴「・・・ありがと」
327 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:42:54.08 ID:5y9ila7T0
上条「はぁ、それにしてもいいなぁ・・・」

鳥のさえずりも聞こえてくる

まさに、自然の中という感じだ

美琴「・・・あ、木漏れ日も綺麗ね」

上条「葉っぱが揺れるたびにキラキラするもんな」

美琴「うん、綺麗」

どんなネオンよりも綺麗だった
328 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:44:09.40 ID:5y9ila7T0
上条「自然っていいな・・・」

美琴「ホント、なんか気取らないですむし・・・」

上条「ん・・・気取ってるのか?」

美琴「あ、当麻の前では自然体よ?」

美琴がニコリと微笑む

上条「そっか、よかった」

美琴「なんていうか、気を張らなくていいのよ」
329 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:45:23.59 ID:5y9ila7T0
上条「気を?」

美琴「こう、自然の中だと丸裸の自分になれるっていうか・・・」

上条「え、自然の中で丸裸ですか」

美琴「そういう意味じゃないわよバカ!!」

上条「わ、わかってるから!!」

美琴「もう・・・」

真面目な雰囲気が台無しよ、と美琴が頬を膨らませる
330 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:46:50.58 ID:5y9ila7T0
上条「・・・周りからの視線とか、気にしなくてもいいしな」

美琴「うん・・・そうなのよ」

上条「お前は特に大変そうだもんな・・・」

お嬢様、というだけでも珍しいのに

その上、LEVEL5という珍しすぎる人材だ

大人からも、同級生からも、年下からも

羨望のまなざしで見つめられるだろう
331 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:48:19.79 ID:5y9ila7T0
上条「でもさ、俺はそんなの気にしてないよ」

美琴「うん、知ってる」

美琴の記憶にあるかぎり、上条は最初から自分を一人の女性として見ていた

なんだかんだ、喧嘩で殴られたことはなかった

自販機を蹴ったときも、太ももが見えるからやめなさい、と言われた

そこには、色眼鏡なんてなかった


332 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:49:42.45 ID:5y9ila7T0
他の人々は、ほとんど色眼鏡を通して彼女を見ていた

羨望、嫉妬、憧れ、好意

そんなものに彩られ、彼女は七色の人間として敬われていた

そんなのがイヤだった彼女にとっては、上条はたった一つの救いだった

彼の視線は、真っ直ぐだった

モノクロのまま、彼女を見てくれた
333 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:50:44.96 ID:5y9ila7T0
綺麗に輝く美琴ではなく

奉られた偶像ではなく

たった一人の、御坂美琴という人間と

上条当麻は接してくれた

そして、今だって

美琴「ね、当麻」

上条「ん、なんだ?」
334 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:52:01.38 ID:5y9ila7T0
美琴「もし・・・私が、能力とか地位とかなくしたら・・・どうする?」

上条「?なんで?」

美琴「だって、私って取り得がそれくらいしかないし」

上条「いやいや、優しいし可愛いじゃないですか」

上条がさも当然と言うように答える

美琴「・・・嫌ったりしない?」

上条「?なんで嫌うんだよ?」
335 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:53:12.02 ID:5y9ila7T0
美琴「・・・だって・・・」

上条「俺が好きなのは、お嬢様でもLEVEL5でもないんだって」

美琴「・・・」

上条「だって、お前とおんなじ能力におんなじ地位の人がいたって」

上条「俺は絶対そいつは好きにならないもん」

美琴「!!」


美琴「・・・どうして?」
336 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:54:45.20 ID:5y9ila7T0
上条「だってさ」


上条「俺が好きなのは美琴だからさ」

上条「お嬢様?超電磁砲?」

上条「そんなの、どうだっていいんだよ」


上条「お嬢様が全員、俺に手を差し伸べてくれるか?」

上条「全員、俺を愛してくれるか?」

上条「そんなことないんだよ」
337 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:56:12.29 ID:5y9ila7T0
美琴「・・・でも、私が力をなくしたら・・・」

美琴「・・・アンタと一緒にはいられないでしょ?」

上条「いやいや、だって俺が背負ってるんですよ?」

上条「ずっと一緒だろ」

上条が微笑む

上条「・・・不安か?」

美琴「ちょっとね・・・周りの人は、私にいろいろ尾ひれをつけて見てくるから」
338 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:57:22.75 ID:5y9ila7T0
上条「そっか・・・そうかもな」

美琴「うん・・・だからさ」

上条「でも、俺は違うと思うな」

上条が真剣な顔をする

上条「色眼鏡を通して見た世界ってさ」

上条「たしかに、とっても綺麗なんだ」

上条「・・・でも」


上条「それは、本当の色じゃないんだよ」
339 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 14:58:54.74 ID:5y9ila7T0
上条「俺は、モノクロでも、何色でも」

上条「本当の色を見ていたいんだ」

上条「色眼鏡がなきゃ夢が見れないなんて・・・」

上条「そんな悲しい世界、こっちから御免だからさ」

美琴「当麻・・・」

上条「それにさ・・・」


上条「・・・色眼鏡なんてなくたっていいって教えてくれたのは・・・美琴なんだ」
340 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:00:00.75 ID:5y9ila7T0
美琴「私が?」

上条「あぁ、美琴だよ」

上条「俺に手を差し伸べてくれたお前は」

上条「俺とくだらない話で笑ってたお前は」

上条「本当のお前だっただろ?」

美琴「うん」

上条「・・・そんなお前が、一番輝いてたんだ」

美琴「!!」
341 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:01:20.85 ID:5y9ila7T0
上条「都合よく現実を捻じ曲げて」

上条「ときには色眼鏡を使って・・・」

上条「俺だって、たまにそんなことしたんだ」

上条が苦笑する

上条「でもな、それで七色の世界になったとしても」

上条「なんでかそれはくすんでたんだ」

美琴「・・・」
342 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:02:43.48 ID:5y9ila7T0
上条「わかったんだよ、色眼鏡なんていらないって」

上条「お前に好きだって言って貰えて」

上条「お前のことを好きだって気づいて」

上条「モノクロで、光なんかなくて・・・」

上条「でも、そんな世界が一番輝いてるってことに」


上条「だって、お前は一番輝いてるんだ」

上条「七色なんか、叶わないくらいに」
343 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:04:15.44 ID:5y9ila7T0
上条「愛があれば、世界はこんなにも眩しいんだなってさ・・・」

上条「美琴が、教えてくれたんだ」

美琴「・・・なんか、ベタな台詞ね」

上条「あぁ、ごめん」

美琴「ううん、ありがとう」


美琴「だって、色眼鏡を通してないアンタの言葉だもん」

美琴「何よりも嬉しいわよ」
344 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:06:01.56 ID:5y9ila7T0
上条「さて・・・そろそろ再開しますか」

上条が立ち上がる

その手を、美琴に差し出しながら

美琴「・・・うん」

美琴も、ぎゅっと握り返す

上条「さぁ!!一緒に頂上まで行きますよー!!」

美琴「あはは・・・そうね!!!」
345 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:07:59.88 ID:5y9ila7T0
程よい木漏れ日に、蝉の鳴き声

涼しい空気に鳥のさえずり

どこからか聞こえる、湧き水の音

そんなものを楽しみながら、二人はどんどんと進んでいく

上条(・・・山、か)

上条(・・・登ってるときが一番楽しいのかもな)
346 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:09:12.48 ID:5y9ila7T0
美琴「ね、あれ見て」

上条「ん?」

美琴が指差す先には、ウサギがいた

上条「え、自然のウサギかな!?」

美琴「そうかも・・・可愛い・・・」

ウサギが、二人に近づいてくる

上条(あ、俺が右手を繋いでるから電磁波が出てないんだ・・・)
347 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:11:03.47 ID:5y9ila7T0
美琴「モ、モフモフしてる!!」

上条「野生のウサギなんて初めて見た・・・」

美琴「目が真っ赤っか!!」

上条「美琴さん、やや幼児化してますよ?」

美琴「だ、だって可愛いんだもん!」

上条「そうだな・・・あ、俺のとこにきた」

ウサギが、上条にスリスリとしてくる
348 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:13:03.42 ID:5y9ila7T0
美琴「・・・私のとこには来ない・・・」ウルウル

上条「!!ウサギちゃん!!美琴のとこにも行ってくれ!」

上条がウサギを見つめながら叫ぶ

しかし、ウサギはなんのこっちゃい、という感じだ

美琴「はぁ・・・当麻は動物にも好かれるのね・・・」

上条「うーん・・・うちはスフィンクスもいるし・・・」

動物慣れしてるからかな、と上条が首を捻る
349 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:14:37.35 ID:5y9ila7T0
美琴「私だって、寮の近くの猫とかにエサあげようとしてるもん!」

上条「それで、いつも逃げられる、と」

美琴「うー!」

上条「しっかし・・・ウサギって久しぶりに見るな・・・」

美琴「あ、帰っちゃった」

ウサギがトテトテ、と掛けていく

上条「・・・そういえばさ」

美琴「うん」

350 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:16:22.91 ID:5y9ila7T0
上条「俺は記憶になくて、母さんから聞いた話だけど・・・」

美琴「うんうん」

上条「昔、家族で登山したときにさ」

上条「野生のウサギを見つけたんだって」

美琴「へぇ、それいいじゃない」

上条「可愛いな、って思ってたら、そのウサギの足元の地面に何かが転がってたんだ」

美琴「?」
351 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:18:24.22 ID:5y9ila7T0
上条「頭が半分砕けたウサギの死骸だったらしくてさ」

美琴「」

上条「岩に当たったかなんかなんだろうけど、俺それで大泣き・・・って美琴?」

美琴「なんでそういう話を今するのよバカ!!!」

上条「い、いや・・・そういうこともあったよ、と・・・」

美琴「それだからデリカシーのない類人猿って黒子に言われるのよ!!」

上条「そんな呼び方されてんの!?」
352 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:20:27.37 ID:5y9ila7T0
美琴「・・・もう、先行くわよ」

上条「ゴ、ゴメンって美琴!」

上条が美琴の腕を掴もうと手を伸ばす

美琴「あのね・・・」

そして、美琴はそれと同時に振り返る


プニ、としたやわらかい感触が上条の手に当たる


なぜかはわからない

ただ、直感で上条は死んだなと思った
353 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:22:45.74 ID:5y9ila7T0

美琴「・・・バ、バカ・・・なに触って・・・」

上条の腕は、おもいっきり美琴の胸元に突っ込まれていた

上条「ごめんなさい!!普段のラッキースケベなんです!」

美琴「ラ・・・ラッキースケベって普段からあったの!?」

上条「いやいや、申し訳ないから電撃はぁぁぁ!!」

美琴「・・・もう、いいわよ」

上条「・・・あれ?」
354 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:25:31.94 ID:5y9ila7T0
美琴「なによ・・・」

カァッ、と美琴が顔を赤らめる

上条「いや、いつもなら思いっきり電撃打ってくるのに・・・」

美琴「きょ、今日は特別!!」

美琴が上条の目を見つめる

その真っ直ぐで綺麗な瞳は、本当に上条の心を揺さぶる

上条「あ、ああああああああありがと・・・」
355 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:27:44.27 ID:5y9ila7T0
美琴(・・・あ、あんなカッコイイこと言われたあとだったら・・・まぁ)

素の自分が好きだ、なんて面と向かって言われたのだ

ウサギの悲劇と、今のラッキースケベくらいは許してもいいだろう、と思ったのだ

上条「じゃあ、気を取り直して・・・登ろうか」

美琴「うん」

一段一段、階段を登っていく

上条「・・・あれ、階段がなくなってる」

美琴「え?」
356 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:30:13.18 ID:5y9ila7T0
足元の階段は、あと数段しかなかった

上条「もしかして、これからずっとただの山道?」

美琴「・・・一応、簡単には舗装されてるけど・・・」

このまま、ずっと斜めの傾斜が続いている

上条「・・・だが!!途中まで来て諦めるのはよろしくない!!」

上条「頂上ってのは夢見るためにあるんじゃない!!」


上条「辿りつくためにあるんだ!!」

美琴(やだ、カッコイイ・・・)
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 15:31:02.57 ID:fM6iRreIO
レッドブルといえばあの翼が生えるCM


まさにていとくん
358 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:32:18.24 ID:5y9ila7T0
上条「・・・とは言ったものの・・・」

フラフラ、とした足取りで二人は進む

上条「靴を間違えたかな・・・?」

さすがに、ここまで本格的な登山になるとは思っていなかったのだ

登山をナメるな、なんて自分で言っていたのに

上条「はぁ・・・ってどした美琴?」

美琴「う、うん・・・」
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/26(火) 15:35:34.70 ID:KfpOMpT90
学校終わったーーーーー!!!!




友達にタバコをすすめられたんだが止めといたほうが良いよな?
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/26(火) 15:37:45.73 ID:52oG8+A50
>>359

1度吸うとやめられなくなるし

金もなくなるからやめな by喫煙者
361 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:38:34.68 ID:5y9ila7T0
>>357 いや、違うww

>>359 タバコ吸うのがカッコイイとか、ガキもガキですよ
同じ吸うなら、乳首を吸いま(ry


美琴「マメできたみたい・・・」

美琴が右足の靴を脱ぐ

上条「うわ・・・痛そう・・・」

上条が、バッグから絆創膏を取り出す
362 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:40:12.69 ID:5y9ila7T0
美琴「ありがと」

ニコリ、と微笑んで美琴が絆創膏を貼る

上条「・・・これじゃ歩けないな・・・」

美琴「え、大丈夫よ!」

上条「マメが剥けたらいったいですよ?」

美琴「うっ・・・」

上条「な、無理はしないで?」
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 15:40:31.09 ID:70lIeq3IO
>>359

やめとけ
興味本位で吸うもんじゃない

タバコ吸ってる俺カッコ良いかもなんて自己陶酔に浸ってる暇があるなら勉強しろ。

と、興味本位で吸ってやめられなくなった俺が説得力のない事を言ってみる。
364 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:43:50.06 ID:5y9ila7T0
美琴「でも・・・せっかくここまできたのに・・・」

ちょうど、半分というところだ

上条「・・・あ、そうだ」

上条が美琴の前でしゃがむ

美琴「・・・え、なに?」

上条「はい、おんぶしますよ」

美琴「えっ!?」
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/26(火) 15:44:20.04 ID:KfpOMpT90
>>363
アンタが吸ってんのかい!

まあ止めとくにこしたことはないか
366 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:46:09.91 ID:5y9ila7T0
そうだ、タバコ吸うぐらいならサトリナの(ry


上条「?イヤだったか?」

美琴「う、ううん!そうじゃないけど・・・」

上条「じゃあなんで?」

美琴「だって、重いわよ・・・?」

上条「うーん・・・そうかな?」

美琴はそこまで、体重があるほうではない
367 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:48:28.33 ID:5y9ila7T0
上条「ま、大丈夫だって」

美琴「で、でも・・・私おぶったまま登るなんて無理よ?」

上条「いいんだよ、俺は美琴と登りたいんだし」

美琴「・・・ありがと」

そっと、美琴が上条の背中に乗る

がっしりとした背中だった

なぜか、安心感を覚える
368 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:50:55.84 ID:5y9ila7T0
上条「なんだ、全然軽いじゃん」

ひょい、と上条が立ち上がる

美琴「あ、すごい・・・」

上条「ん、どした?」

美琴「・・・ううん、なんでもない」

上条「?」

不思議そうな顔をしながらも、上条は前へ進んでいく
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 15:51:24.07 ID:fM6iRreIO
>>361
普通のレッドブルが未元羽

コーヒー入りが黒翼
370 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:52:33.42 ID:5y9ila7T0
美琴「・・・ホント、背負えるんだ・・・」

上条「?そりゃ、軽いからな」

美琴「違うわよバカ」

上条の耳元で、美琴がささやく

上条「?」

美琴「ね、きつかったら言いなさいよ?」

上条「美琴は軽いから大丈夫だよ」

美琴「で、でも言いなさい!」

上条「はーい」
371 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:55:21.35 ID:5y9ila7T0
>>369 いやだw
そんなのが売ってたらたぶん吹く


上条「・・・しかし・・・」

美琴「?なに?」


上条「美琴さんったら、ずいぶんと胸が成長しましたね」

美琴「!!バカ!」

ポカポカ、と美琴が上条の肩を軽く叩く

上条「あー痛い痛い」

美琴「スケベ!」
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/26(火) 15:57:05.01 ID:KfpOMpT90
美琴の胸が成長したなら今はCなのか!?
373 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:57:20.50 ID:5y9ila7T0
上条「いいだろ、せめてものお礼ってことで」

美琴「う・・・」

上条「あ、そうやって前かがみになるともっと・・・」

美琴「変態!」

美琴が少し後ろに体を反らす

上条「あ、あんまり後ろにするとバランス悪くなるんで」

美琴「うーーー!!!!」
374 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 15:58:50.13 ID:5y9ila7T0
>>372 重要なのはサイズではない!
ハリと形、それだけだ!!


上条「・・・」

美琴「?どうしたの黙って」

上条「あ、いやなんでも」

上条がははは、と微笑む

美琴「?」

上条「あ、休憩所だ」
375 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:02:14.84 ID:5y9ila7T0
美琴「いったん休憩しましょ」

上条「あぁ」

二人が、休憩所のベンチに座る

上条「さて・・・飲み物飲み物」

上条がバッグからスポーツドリンクを出す

美琴「私も飲もうっと」

上条「はぁ・・・生き返るな・・・」
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/26(火) 16:02:34.72 ID:52oG8+A50
まぁC,Dあたりが1番揉みやすいからね
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2011/07/26(火) 16:03:56.99 ID:52oG8+A50
まぁC,Dあたりが1番揉みやすいからね
378 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:04:23.37 ID:5y9ila7T0
上条「美琴、トイレはいいか?」

美琴「うーん・・・一応行っとくわ」

美琴がトイレへ向かう

上条「じゃ、俺も」

上条もトイレへ向かう


上条「・・・しっかし、のどかだなぁ」
379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/26(火) 16:04:54.33 ID:KfpOMpT90
まあスク水の美琴みて結構有るじゃんって思っただけなんだが
380 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:05:35.72 ID:5y9ila7T0
>>376
>>377 大事なんですね

E超えたら手におさまりませんね

揉んだことはないけども


トイレには、少しクモの巣があった

こういうところも、なんとなく懐かしく感じる

上条「・・・自然だなぁ」

上条「落ち着きますよ」
381 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:07:01.24 ID:5y9ila7T0
>>379 それは、謎のまま

上条「ふー・・・」

トイレから出て、ベンチに座る

上条「綺麗な森ですなぁ・・・」

目の前には、木々が広がっている

自販機も一応はあるが、それでも最低限のものだった

上条(・・・眠くなるな・・・)
382 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:08:39.44 ID:5y9ila7T0
美琴「ただいまー」

上条「ん、おかえり」

少しして、美琴が帰ってくる

上条「もう少し休んでから行きますか」

美琴「うん、いいわよ」

美琴が上条の隣に腰掛ける

上条「・・・足、大丈夫か?」
383 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:10:00.92 ID:5y9ila7T0
美琴「うん、大丈夫」

靴と靴下を脱いで、美琴が確認する

幸い、血は出ていないようだった

上条「マメって痛いよな・・・」

美琴「うん・・・汗とか染みてきたら最悪よね」

上条「うわ、それは最悪だな・・・」

ははは、と上条が苦笑する
384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/26(火) 16:10:53.50 ID:KfpOMpT90
隣に腰掛けるが
腰に腰掛けるに見えた
385 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:11:10.12 ID:5y9ila7T0
美琴「・・・当麻、大丈夫?」

上条「?なにが?」

美琴「だって、私を背負って登ってるなんて・・・かなり疲れるでしょ?」

上条「まぁ、多少は」

美琴「・・・ありがとね」

上条「一緒に頂上まで行くんだろ?」

美琴「うん・・・」
386 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:12:54.51 ID:5y9ila7T0
>>384 いや、見えないw


上条「俺一人で行ったって意味ないんだからさ」

美琴「・・・でも、無理してない?」

上条「してないしてない!」

ドン、と上条が胸を叩く

上条「わたくし上条当麻!愛する美琴姫のためなら、どんな困難にも立ち向かう所存であります!」

美琴「ふふ・・・ありがと」

美琴が、優しくキスをする
387 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:13:49.67 ID:5y9ila7T0
美琴「ゴメンね、今はこれくらいしかできないけど」

上条「いやいや、十分ですよ」

上条が立ち上がる

上条「じゃ、行きましょう」

美琴「うん」


美琴を背負い、上条は山を登る

上条(・・・あ、神社だ)
388 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:14:57.50 ID:5y9ila7T0
二人の前に、大きな鳥居が見える

美琴「すごい・・・もっと小さいかと思ってた」

上条「俺もだ・・・」

参拝客だろうか、老夫婦が鳥居をくぐってきた

「あらあら、怪我しちゃったの?」

上条「あ、少し・・・」

「そうかい、大変だねぇ・・・」
389 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:16:03.89 ID:5y9ila7T0
上条「でも、俺が背負ってますから」

「お兄ちゃん、がんばってね」

「それじゃ、無理しないようにね」

上条「はい!」


美琴「なんか、人も温もりがあるわね」

上条「そうだな・・・」

そんな話をしながら、中へと進む
390 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:18:21.95 ID:5y9ila7T0
上条「お、ついたついた」

賽銭箱に、上条が五円を入れる

美琴「・・・誰とのご縁がほしいのかしら?」

上条「いやいや、これ以上ご縁はいりませんよ、って投げたんだよ」

美琴「//」

上条「美琴も入れるか?」

美琴「あ、うん」
391 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:19:31.94 ID:5y9ila7T0
美琴が上条の背中から降りる

そして、財布から1000円札をとりだす

上条「・・・美琴さん?」

美琴「えいっ」

それを、賽銭箱へと投げる

上条「うわぁぁぁぁぁ!!!!!!!!1000円!?」

美琴「あ、安いかな・・・じゃあ一万・・・」

上条「待て待て!!」
392 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:21:37.33 ID:5y9ila7T0
美琴「?なに?」

上条「・・・いや、もういい・・・」

はぁ、と上条が溜め息をつく

彼にとって、1000円はかなりの大金なのだ

上条「と、とりあえず願い事を・・・」

美琴「うん、そうね」

上条「えっと・・・三々九度?」

美琴「二礼二拍手一礼ね」
393 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:22:59.41 ID:5y9ila7T0
上条「ん、それそれ」

二回お辞儀をし、パンパンと二回手を叩く

そして、もう一度頭を下げる

上条(・・・美琴と、ずっと幸せでいられますように)

美琴(当麻と、ずっと一緒でいられますように)

上条(あと、どうかお金を恵んでください)

美琴(ゲコ太の新しいグッズがほしいです)


上条「よし終わった!」
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/26(火) 16:24:07.40 ID:KfpOMpT90
お前らwwwwwwwwwww
邪念は捨てろよwwwwwww
395 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:24:16.26 ID:5y9ila7T0
美琴「えっと・・・お守りはどこかしら?」

上条「あ、あそこだな」

二人が巫女さんのもとへ向かう

上条(巫女を見るとあいつを思い出すな・・・)

影の薄い友人を思い出しながら、上条はお守りを眺める

美琴「あ、恋愛成就・・・」

上条「でももう成就してるしな・・・」
396 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:26:01.09 ID:5y9ila7T0
>>394 邪念を捨てたら、ダメですよ
俺だって修学旅行ではサトリナとエッチなことがしたいです、ってお願いしたんだから


上条「夫婦円満でいいかな・・・」

美琴「わ、私はいいわよ?」ドキドキ

上条「・・・」

美琴「・・・」


上条「なんか高いからやめとく」

美琴「なんでよ!!」
397 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:27:17.93 ID:5y9ila7T0
上条「こっちでいいだろ?」

美琴「・・・家内安全ってなんで・・・」

上条「だって、半同棲・・・」

美琴「ダメ!夫婦円満!!」

美琴がものすごい形相で上条に詰め寄る

ニコニコ、と二人の痴話げんかもどきを巫女さんが眺めている

上条「じゃ・・・じゃあそれで」

美琴(よし!!)
398 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:28:30.25 ID:5y9ila7T0
上条「あとは・・・一応家内安全と、合格祈願・・・」

美琴「?入試はまだまだじゃない」

上条「そのときのために買うんだよ!」

美琴「えー・・・」

上条「いいじゃんか!!」

上条が必死に訴える

美琴(・・・必死ね)
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/26(火) 16:29:49.46 ID:mqhxpoj20
必死にもなる・・・このままじゃヒモ条さん確定だもんな
400 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:29:51.28 ID:5y9ila7T0
お守りを買い、二人は絵馬のところへ向かう

上条「えっと・・・これもやっとくか」

美琴「そうね」

二人が絵馬を買い、それぞれの願いを書く

上条「さっきのお願いとは別のを書くか」

美琴「んーっと・・・じゃあ」
401 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:31:08.04 ID:5y9ila7T0
>>399 マジで危ないですよね


美琴が書いた願いは

「当麻と結婚できますように」

だった

上条「うわ・・・胸がキュンキュンするんだけど」

美琴「な、なによそれ・・・」カァッ

上条「幸せだなぁ・・・」
402 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:32:13.34 ID:5y9ila7T0
美琴「当麻はなんて書いたの?」

上条「?これ」

上条の願いは

「美琴が、ずっと幸せでいられますように」

だった

美琴「・・・当麻・・・」

上条「美琴が幸せだったら俺も幸せだからな」

美琴「・・・ありがと」
403 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:33:17.81 ID:5y9ila7T0
二人が絵馬をかける

他には

「常識の通用しない男になりたい」

とか

「正確に距離を測りたい」

とか

「変態って言われませんように」

とか

「桜が今年も綺麗でありますように」

なんていう願いがかけられていた
404 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:34:55.83 ID:5y9ila7T0
上条「いろんな人がお願いしてるんだな・・・」

美琴「うん・・・」

二人がしげしげと見つめる

「みんなの願いが叶いませんように」

という願いの隣には

「←そげぶ!」

なんていうものもあったり

人の数だけ、願いがあった
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/26(火) 16:36:17.73 ID:KfpOMpT90
お守りや絵馬って結構高いよなァ?
そんなに買って大丈夫か?上条さン
406 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:36:18.73 ID:5y9ila7T0
上条「さて・・・ここから頂上まではもう少しですよ!」

美琴「うん!!」

上条が美琴を背負い、また歩き出す

その足取りは少し遅かった

美琴「・・・疲れてる?」

上条「え、あ・・・いや」

美琴「・・・帰りはロープウェイがあるから、それにしましょ?」

上条「ん、わかった」
407 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:37:38.42 ID:5y9ila7T0
>>405 大丈夫だ、も(ry


上条「・・・はぁ・・・はぁ・・・」

美琴「・・・ね、降りようか?」

上条「んにゃ、大丈夫」

上条が少し汗を拭い、また一歩踏みしめる

上条(・・・ちくしょう、もう少しだ!!)


美琴「あ、頂上の看板!」
408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage saga]:2011/07/26(火) 16:38:36.52 ID:HilHsVkz0
ていとくんや心理定規、エツァリにソギーまで来たのかw
409 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:38:49.00 ID:5y9ila7T0
上条「・・・よし、美琴降りてくれるか?」

美琴「?いいけど・・・」

美琴が背中から降りる

その手を上条が優しく引く

一歩だけ、美琴の足が動いた


上条「はい、二人で登りましたよ!」

美琴「!」


美琴「・・・バカ当麻」

410 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:40:18.13 ID:5y9ila7T0
>>408 ありゃ、ソギーかw

ソギーは願いなんて叶えるもんだ、任せるもんじゃねぇ!!みたいな人のはず


上条「・・・綺麗だな」

美琴「うん」

下を見下ろすと、さきほどまで歩いてきた場所が一望できた

上条「・・・頂上だ・・・」

美琴「頂上ね・・・」
411 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:41:28.25 ID:5y9ila7T0
上条「・・・やっほー!!!!!」

いきなり、上条が大声を出す

美琴「あ、私も!!」

美琴「やっほー!!!!!」

遠くから、木霊が帰ってくる

上条「美琴!!!大好きだーーー!!!!!!!!!!!!!!」

美琴「私も大好きーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」

木霊は、遠くまでひびいていた
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage saga]:2011/07/26(火) 16:41:39.64 ID:HilHsVkz0
>>410
桜は黒子との思い出があるからソギーかな?
と思ったのでw
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/26(火) 16:42:07.39 ID:mqhxpoj20
けっ、こんなところでもイチャイチャしやがって、とミサカは木の上から録画しつつ毒を吐きます
ところで、なぜスネークではなく、ミサカがこんなことをしなければならないでしょう、とミサカは疑問を抱きます
スネークのおうちにお世話になってる以上、お手伝いはしますが、とミサカは忘れてないよな、と>>1に確認を取りつつ録画を継続します
はぁ、10039号に変わってもらえばよかった、とミサカは愚痴をこぼします
414 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:42:42.08 ID:5y9ila7T0
上条「さて、帰りましょうか」

美琴「うん」

上条が再び美琴を背負う

上条「ロープウェイはっと・・・」

美琴「あ、あれじゃない?」

指差す先に、ロープウェイがあった

上条「ん、近いんだな」

美琴「そうね」
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/26(火) 16:43:43.59 ID:KfpOMpT90
>>406
大丈夫だも(ry
大丈夫だもりあおがえる?
416 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:45:27.31 ID:5y9ila7T0
>>412 あの二人も書きたいなぁ・・・

>>413 あぁ、公開オナさせられたミサカさんではないですか、何してるんですか


上条「・・・よし!やっと着いた!」

美琴「あ、ちょうど帰ってきたところよ」

二人がすぐにロープウェイに乗り込む

上条「おー・・・下が渓谷ですよ」

美琴「森が広がってるわね・・・」
417 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:47:05.85 ID:5y9ila7T0
>>415 ゴメン、もりたかずよしに見えたマジでw


上条「・・・はー・・・」

上条がスポーツドリンクを飲む

美琴「・・・ゴメンね、疲れたでしょ?」

上条「でも、胸の感触は味わえましたから」

上条が冗談めかして言う

美琴「・・・当麻」

美琴が、そんな上条に近づく
418 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:48:10.00 ID:5y9ila7T0
上条「?」

美琴「・・・も、もう少しお礼・・・したいんだけど」

上目遣いで、美琴が眺めてくる

上条「じゃあ・・・」


上条「膝枕、いいか?」

美琴「それだけでいいの?」

上条「ん、ちょっと寝たいんだよ」
419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/26(火) 16:48:24.47 ID:KfpOMpT90
>>417
タモリさン!?
420 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:49:19.57 ID:5y9ila7T0


上条「はー・・・落ち着きますよ・・・」

美琴「寝るんじゃなかったの?」

膝枕をしながら、美琴が訊ねる

上条「いやいや、この感触は味わわないと・・・」

美琴「変態ね・・・」

上条「太ももが柔らかい・・・」

スリスリ、と上条が頬をこすりつける
421 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:51:03.14 ID:5y9ila7T0
>>419 そうそう


美琴「ん、くすぐったいから・・・」

上条「あ、悪い悪い・・・」

上条が苦笑する

ロープウェイの中に、夕日が差し込む

美琴「・・・予定では午後のすぐには終わる予定だったわね・・・」

美琴が少し申しわけなさそうにつぶやく
422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/26(火) 16:52:05.22 ID:mqhxpoj20
>>416
そのことを言うなぁぁぁ、とミサカは、ミサカはぁぁぁぁああああぁぁぁぁ!!
ぐすっ、もういいです。>>1なんて嫌いです、とミサカはそっぽを向きます
423 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:52:31.24 ID:5y9ila7T0
美琴「私がマメなんてできなきゃもっと早かったんだけどね・・・」

上条「いいっていいって、俺は美琴といられればどこでもいいんですよ」

クシャクシャ、と上条が美琴の頭を撫でる

美琴「・・・ありがと、優しいわね・・・」

上条「当たり前ですよ」

上条が嬉しそうに笑う

上条「・・・そろそろ下に着くな」
424 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:54:02.36 ID:5y9ila7T0
>>422 あぁん?でもここはもう濡れてんじゃねぇか・・・あひゃひゃ!!


美琴「うん、早いわね・・・」

上条「膝枕タイムも終了だな」

上条が体を起こす

少し、億劫だった

上条「・・・さて、旅館までは20分ちょいか」

美琴「あ、歩けるわよ?」
425 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:55:04.35 ID:5y9ila7T0
上条「いいの、無理しなさんな」

美琴「・・・ありがと」

上条「どういたしまして」


ロープウェイが山の入り口についた

上条「では、おぶりましょう」

美琴「うん」

す、っと上条が美琴を背負って立ち上がる
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/26(火) 16:56:25.12 ID:KfpOMpT90
そんな二人に贈り物
上条夫妻愛のメモリー
(^C^)/














































旅館に帰ってから見てね
427 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:56:38.46 ID:5y9ila7T0
上条「・・・暑いな」

美琴「そうね・・・」

上条「・・・なんかさ、こうやって美琴と二人でいられるって幸せだよな」

美琴「ん、私もすっごく幸せ」

上条「こんな幸せがずっと続くかな・・・」

美琴「うん、続かせてあげる」

上条「ホントか?サンキュー」

美琴「おぶってもらってるお礼だからね?」

上条「はーい」
428 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 16:58:33.39 ID:5y9ila7T0
>>426 残念、このあとの展開はもう決まっちゃってるんだw


上条「・・・なぁ、帰りついたらなにする?」

美琴「うーん・・・卓球?」

上条「足、大丈夫なのか?」

美琴「うん、大丈夫!」

上条「無理はしないでな?」

美琴「わかってるわよ!」
429 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/26(火) 17:00:02.82 ID:KfpOMpT90
いつか見てくれれば良いのさ……
いつかな
430 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:00:16.15 ID:5y9ila7T0


上条「さて、帰り着きましたよ」

美琴「なんか、懐かしい感じがするわ・・・」

上条「じゃ、部屋に向かいますか」

女将さんに了承を得て、二人は部屋へと帰る

上条「あー・・・疲れた・・・」

美琴「お疲れ様・・・マッサージしてあげる」

上条「え、いいよ・・・」

美琴「いいからいいから!」
431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/26(火) 17:01:14.08 ID:mqhxpoj20
>>424
ふぁ、ん…、や、やめてください、とミサカは・・・・あっ!
んんっ・・・・はぁはぁ、>>1、ひどいです、とミサカは・・・・・・






え、テっくんがすごい形相でこちらに向かってるのですか、とミサカはMNWで流れてきた情報を口頭で伝えます
432 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:03:20.51 ID:5y9ila7T0
>>429 残念ながら、このスレじゃ難しいねw

>>431 ごめんなさい、もうしません
もうしませんもうしません

テっくん怖いお・・・


美琴が上条の靴下を脱がせる

上条「あ、こら!」

そこには、たくさんのマメがあった

美琴「あ・・・」

上条「・・・えっと・・・」
433 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/26(火) 17:04:53.57 ID:KfpOMpT90
20000号「マメ=クリトリス」
434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岩手県) :2011/07/26(火) 17:05:10.00 ID:27nNE2xJ0
桜は、さだのりか?
435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/26(火) 17:05:15.95 ID:KfpOMpT90
20000号「マメ=クリトリス」
436 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:05:22.78 ID:5y9ila7T0
美琴「・・・隠してたの?」

上条「悪い・・・そのさ、俺は別に美琴のためなら・・・」

美琴「・・・ゴメン」

美琴が泣きそうな顔をする

上条「・・・」

美琴「・・・私を背負ってたからできちゃったんだよね?」

美琴「ほんとゴメン・・・」

上条「謝んないでくれよ」
437 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:08:38.65 ID:5y9ila7T0
絵馬には深くはツッコまないw


上条「・・・俺さ、好きで美琴を背負ったんだから」

上条「だったら、マメだって勲章ですよ!」

ぐっ、と上条が拳を握る

上条「だから、謝んないでくれよ」

美琴「・・・うん」

上条「・・・お礼を言われたほうが嬉しいんだ、俺は」

美琴「当麻、ありがと」

上条「どういたしまして」
438 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:11:53.43 ID:5y9ila7T0
美琴「・・・絆創膏、貼るね」

上条「はーい」

美琴が上条の足にペタペタと絆創膏を貼る

上条「・・・な、美琴」

美琴「なに?」

上条「一緒の山登ったんだよな」

美琴「?うん、そうだけど?」

上条「じゃ、これはその証拠ってことで」

美琴「・・・バカ」
439 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:15:03.54 ID:5y9ila7T0
上条「・・・じゃ、夕食を食べたら卓球で勝負ですよ!」

美琴「いいわよ!負けないんだから!」

上条「俺だって!」

あはは、と二人が笑いあう

少し痛々しい足の絆創膏も

本当に、そっくりだった


440 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:17:07.42 ID:5y9ila7T0

上条「・・・ペア戦か」

美琴「ペア戦ね」

二人はぽつりとつぶやいていた

豪華な夕食を終え、卓球場へきていた


上条「・・・適当に、カップルさんを探すか」

美琴「そうね」
441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/26(火) 17:18:36.94 ID:KfpOMpT90
勝負じゃなかったのか?
442 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:19:28.98 ID:5y9ila7T0
そう、二人はペア戦をしたかったのだ

ただし、自分達が敵同士としてぶつかるように

どこかのカップルに手伝ってもらって、ペアを入れ替えて対戦する予定だ

だが、こんな豪華な旅館にはなかなか若者はいない

上条「・・・誰かいないか・・・」

美琴「なんか、偉そうな人たちが多いもんね・・・」

二人が呆然としていたそのとき


アックア「王女、卓球でもするのである」

ヴィリアン「えぇ、そうしましょう」


聞き覚えのある声がした
443 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:21:51.07 ID:5y9ila7T0
上条「」

アックア「」

美琴「?」

上条「・・・ペア戦しようか」

アックア「断るのである」

上条「へぇ、王女様とデートか・・・」

ヴィリアン「い、いえ・・・そんなものでは・・・!」

上条「こりゃ、一国が大騒ぎになっちゃうなぁ」

アックア「!」
444 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/26(火) 17:22:44.38 ID:mqhxpoj20
なんだと・・・ていとくん&心理さんフラグだと思ったらアックア達だったとは
445 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:23:36.06 ID:5y9ila7T0
上条「ま、いいや・・・美琴、他のカップル探そうぜ」

美琴「え、うん・・・」

アックア「待つのである」


アックア「この、素晴らしき暑い夜」

アックア「たった二人で卓球は」

アックア「少し寂しいのである」


アックア「一緒に卓球、しようなのである」

美琴(なにこのガチムチ)
446 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:25:29.12 ID:5y9ila7T0
>>444 あの二人は上琴で出したらもうダメだw


上条「じゃ、ルールは簡単」

上条「俺とヴィリアン、アックアと美琴が組む」

ヴィリアン「え、私と・・・ですか?」

アックア「ちょっと待つのである」

アックア「なぜ、こんなどこの馬の骨ともわからない女と・・・」

美琴「・・・」ウルウル

アックア「」
447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/26(火) 17:26:30.03 ID:KfpOMpT90
アックアさん
そこは「一緒に卓球や・ら・な・い・か」
だろ
448 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:27:56.77 ID:5y9ila7T0
アックア「し、仕方ないのである・・・」ハァ

美琴「よし!この筋肉質な体なら、卓球も上手いはず!」

アックア「・・・上条当麻、あの日の決着をここでつけるのである」

上条「え、これで?安っぽいな」

ヴィリアン「と、とにかく一戦やってみましょう!」

美琴(この人胸でかいなぁ・・・)

上条「じゃ、お前たちからでいいぞ」
449 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:31:49.81 ID:5y9ila7T0
>>447 それはダメだ

ダメなんだよロック


アックア「では、いくのである!」

アックアが腕を振りかぶる

彼は今、聖人の力を失っている

故に、単なる人間であるはずだ

上条(なら、勝てる・・・)


しかし
450 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:34:07.14 ID:5y9ila7T0
アックア「ふんぬらばぁ!!!!」

上条(なんだその掛け声・・・)

アックアの放ったサーブは、恐ろしい威力だった

上条「えぇ!!??」

シュポーン、という音がして球は上条の横をすり抜ける


アックア「まず、1ポイントである」

美琴「あ、圧倒的なまでの筋力ッ!」
451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/26(火) 17:35:37.94 ID:KfpOMpT90
アックアさんの筋肉、すごく………大きいです………
452 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:36:35.41 ID:5y9ila7T0
上条「ウソだろ・・・」

アックア「もう一度いくのである!」

アックアが再びサーブを放つ

やはり、恐ろしい威力だった

上条「でもなぁ!俺だってだてに喧嘩慣れしてるんじゃないんだよ!」

上条がどうにか球を打ち返す

アックア「なに!?」

上条「どうだよ!これで・・・」
453 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:37:53.61 ID:5y9ila7T0
上条の打った球は、美琴へ向かう

美琴「私のところ、か・・・ちょうどいいわ」

美琴が体を回転させる

上条(こ、この動きはまさか!)

美琴「受けなさい!私の速さを!!」

上条(あ、垣根の影響だ)


美琴「ちぇいさー!!!!!!!!!!!!!!!!!」

454 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:39:11.80 ID:5y9ila7T0
美琴が球を打ち返す

ヴィリアン「!!」

ヴィリアンがそれを打ち返そうとするが、あまりに早いためついていけなかった

美琴「よっしゃぁ!」

上条「や、やべぇ・・・」

アックア「やるであるな」

美琴「でしょ!これで・・・」


ヴィリアン「怒りました」

アックア「」
455 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:40:31.34 ID:5y9ila7T0
ヴィリアン「次は私のサーブでいいでしょうか」

上条「あ、あぁ」

上条がヴィリアンに球を手渡す

ヴィリアン「・・・」


ひゅっ、と音がした

だが

音しか聞こえなかった


アックア「な・・・」

美琴「え・・・」


呆然とする二人の間を、球が飛ぶ
456 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:41:44.06 ID:5y9ila7T0
上条「・・・あ、あの・・・ヴィリアンさん・・・?」

ヴィリアン「1ポイントです」


アックア「お、王女・・・いつからそんなに卓球が・・・」

美琴「お、落ちついて!次は当麻のサーブだから!」

上条「ナメたらダメだぜ美琴!」

上条がサーブを放つ

それは、アックアの正面へ向かう
457 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:43:46.35 ID:5y9ila7T0
アックア「問題ない、返せるので・・・」

そのとき

アックアの視線に入ったのは

ヴィリアン「うーん・・・」

前かがみになったヴィリアンの谷間だった


アックア「」

美琴「バカ!早く返しなさい・・・」


コン、と音がして

球はアックア側のコートに当たってから外へと出た
458 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:45:31.08 ID:5y9ila7T0
上条「どうだ!!色仕掛けだって立派な手だろ!」

アックア「き、貴様卑怯である!」

上条「なーに鼻の下伸ばしながら言ってんだよスケベ野郎!」

アックア「の、伸ばしてなどいないのである!」

ヴィリアン「ウィリアム、最低ですね」

アックア「誤解なのである!」

美琴「・・・私のサーブね」

美琴が球を手に取る
459 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:46:51.29 ID:5y9ila7T0
美琴が、サーブを放つ

上条「よし来た・・・」

だが、美琴が体を前かがみにする


美琴「とーうま♪」

上条「」


同じ方法

同じ作戦

そんなものに引っかかるなんて、と上条が思ったそのとき


ヴィリアン「それは、女性には効きませんよ?」


静かな声がした
460 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:48:28.41 ID:5y9ila7T0
ヴィリアンが上条のすぐ後ろに

そして、球を打ち返した

美琴「しまった!アンタ、返して・・・」

アックア「」

美琴「な、何固まって・・・」

美琴がちらりとヴィリアンを見る


ヴィリアン「・・・あの、上条さん?」

上条「・・・」

上条の腕が、ヴィリアンの胸に触れていた
461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/26(火) 17:49:34.94 ID:KfpOMpT90
上条終了のお知らせ
462 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:50:27.09 ID:5y9ila7T0


アックア「上条当麻、どうするのであるか?」

上条「すいませんでした」

ヴィリアン「・・・い、いえ・・・彼には悪気はないようですし・・・」

アックア「王女は黙っていてほしいのである」

美琴「ねぇ当麻、私の胸とどっちがよかったかしら」ニコッ

上条「み、美琴のに決まってるだろ!」

アックア「なにを!王女の胸のほうが絶対によさそうである!」

上条「なに言ってんだよアンタは!?」
463 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:52:20.63 ID:5y9ila7T0
アックア「上条当麻、来るのである」

上条「いやだから!なんか命が危ないから!」

アックア「来るのである」

ヴィリアン「まったく・・・上条さん、気にしないでください・・・」

美琴「・・・私も胸がもう少しあればなぁ・・・」

アックア「粛清である」

上条(・・・もう、卓球どころじゃねぇや・・・)

足のマメが痛くなった気がした



上条「はぁ・・・不幸だ・・・」



464 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 17:53:30.95 ID:5y9ila7T0
さて、いったん休憩

卓球はこれでいいんだよ

ちょっとギャグパートも必要だと思ったんだよ


このあと、二人の夜

そして、帰宅・・・だな

465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/07/26(火) 18:16:15.06 ID:U5boynM90
追いつけた・・・だと・・・?
466 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 19:50:10.38 ID:5y9ila7T0
続き


上条「・・・はぁ、結局あのあとアックアから必死に逃げてきました・・・」

美琴「誰に向かって言ってるの?」

上条「世界にだよ・・・」

美琴「?」

上条「だー、疲れたー」

上条が布団の上に転がる

さきほど卓球をしている間に女将さんが敷いたのだろうか
467 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 19:52:07.83 ID:5y9ila7T0
上条「・・・あ、風呂風呂・・・」

美琴「一緒に入る?」

上条「ん、いいけど」

二人が脱衣所に向かう

美琴「よっと・・・」

美琴の服を脱ぐ音は、どうもいやらしかった

シュルシュル、と何かを解く音や、ジッパーを開ける音

それらを聞くだけで、なぜか上条は緊張してしまう
468 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 19:53:45.63 ID:5y9ila7T0
上条「・・・は、入りましょうか!」

美琴「?なんか声が裏返ってるけどどしたの?」

上条「なんでもないです!!」

あきらかに上条の様子はおかしかった


美琴「うー・・・シャワーが足にしみる・・・」

上条「マメは痛いな・・・」

二人がそろって顔をしかめる

ジワリ、といやな暖かさがマメの辺りに広がる
469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/26(火) 19:55:05.91 ID:7AoP5+FKo
マメとか筋肉痛とかの痛みは辛いけど嫌いじゃ無かったりするんだが変かな?
470 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 19:55:35.00 ID:5y9ila7T0
上条「はぁ・・・じゃ、洗いっこしましょうか」

美琴「あ、うん・・・」

美琴の返事を聞いて、上条がいきなり彼女の胸に触れる

美琴「んにゃぁっ!!な、なにすんの・・・ふぁぁっ!!」

上条「だ、だって・・・あんな音を聞かされたら・・・」

美琴「お、音ってなによ・・・んっ・・・」

上条「服を脱ぐ音ですよ」

そっと、美琴の首筋に舌を這わせる
471 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 19:56:54.58 ID:5y9ila7T0
>>469 筋肉痛はわかる

胸筋だったらピクピク動かしては痛みを確認してにやける
今まさにそれやってますw


上条「・・・美琴、愛してる」

美琴「あっ・・・こ、こういうときに言わないでよ・・・」

上条「感じちゃうからか?」

美琴「う、うっさい!」

美琴が体をジタバタさせる
472 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 19:58:27.73 ID:5y9ila7T0
上条「こら、暴れないでくれよ・・・」

腰に手を回し、彼女の体を押さえつける

スベスベとした肌

綺麗にくびれた腰

女性的な彼女の体を、手で堪能する

美琴「あ・・・やぁっ・・・はぁ・・・」

上条「ん、胸以外も感じるのか?」

美琴「・・・いいでしょ別に・・・」
473 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 19:59:51.12 ID:5y9ila7T0
上条「あぁ、いいよ・・・」

胸の頂にキスをする

それだけで、美琴は体をよじらせる

上条「くすぐったいの?気持ちいいの?」

美琴「あぁっ・・・どっちも・・・」

上条「へぇ」

にやりと上条が笑う

そして、手を胸から放す
474 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:01:41.86 ID:5y9ila7T0
美琴「あっ・・・また焦らしてる・・・」

上条「だってさ、触ってほしいって顔してると意地悪したくなるだろ?」

美琴「・・・バカぁ・・・」

上条「そんなにムズムズするなら自分で触ったら?」

美琴「!」

一瞬、美琴の顔に戸惑いが浮かぶ

上条「別に恥ずかしがらなくてもいいんだからさ」

美琴「は、恥ずかしいわよ!」
475 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:02:59.60 ID:5y9ila7T0
上条「じゃ、俺は触ってやんないぞ?」

美琴「・・・そ、それはやだ・・・」

上条「自分でやったら、ご褒美にやってあげますよ」

ニコニコと上条が微笑む

意地悪な笑みだ

美琴「・・・うぅ・・・」

顔をうつむかせながら、美琴が自分の胸に触れる
476 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:04:16.30 ID:5y9ila7T0
美琴「んぁっ・・・」

上条「・・・」

最初は、周りを優しく

そして、だんだん中心部に近づけて

美琴は、そんなふうに自分の胸を弄んでいた

美琴「んやぁっ・・・」

上条「・・・」
477 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:06:10.57 ID:5y9ila7T0
美琴「ね、ねぇ・・・なにじっと見てんのよ・・・」

上条「・・・これはなかなか・・・」

美琴「う、うっさい・・・はぁっ・・・」

美琴の顔が赤くなっていく

ときどき、チラチラと上条のほうを伺っている

美琴「ねぇ・・・と、当麻は・・・しないの?」

上条「ん・なにを?」
478 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:07:53.72 ID:5y9ila7T0
美琴「わ、わかってるでしょ!?」

上条「んにゃ、上条さんはバカだからわかりませーん!」

上条がにやけながら言う

美琴「・・・そ、その・・・あれよあれ」

上条「あれって?」

美琴「・・・オ、オナニー・・・」

上条「ふーん・・・してほしいのか?」

美琴「な、なわけないでしょ!」
479 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:09:28.73 ID:5y9ila7T0
美琴が目をそらす

上条「・・・一緒にしたいの?」

美琴「・・・ちょ、ちょっとよ!私だけじゃ恥ずかしいし・・・」

上条「うーん・・・わかった」

それに、上条だって我慢の限界だった

目の前で可愛い彼女が一人、気持ちよくなっているのだ

そんな光景を前に、理性が崩れかけていた

480 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:10:53.30 ID:5y9ila7T0
上条「・・・じゃ、美琴さんをオカズにやっちゃいますかね」

美琴「そ、そういうこと言わないでよ・・・」


クチュクチュ、という二つの音が響く

美琴も、気がつけば下半身をいじっていた

上条「はぁっ・・・美琴って、普段もたまにしたりすんのか?」

美琴「え、た・・・たまに、ね」
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 20:11:50.05 ID:RAh6eNoto
筋トレをよくしている>>1の胸がみてみたいなーとミサカはうへへへへへへ(ry
482 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:12:22.78 ID:5y9ila7T0
上条「どういうこと考えて?」

上条が首を捻る

美琴「ど、どういうって・・・アンタのことばっかよ・・・」

上条「え、ホント?」

美琴「・・・ゴメン、気持ち悪い?」

上条「いや、めちゃくちゃ嬉しいんですよ」

美琴「へ、変態ね・・・」

上条「だって、俺のことそんだけ好きなんだろ?」
483 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:13:54.52 ID:5y9ila7T0
>>481 やめてw
いや、いつかマジで筋トレブログは作りたいんですけどね

一定レベルに達したら俺、ブログ作るんだ


美琴「・・・うん、大好き・・・ふぁっ・・・」

美琴が少し顔をしかめた

上条「あ、イった?」

美琴「う、うん・・・」

上条「可愛いですよ、美琴さん」

美琴「な、なによ・・・」
484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 20:14:52.40 ID:fM6iRreIO
>>481
でもテッくんの方があると思います!

と、美つk・・・ミサカは対抗します!!
485 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:15:15.21 ID:5y9ila7T0
上条「・・・またやんないの?」

美琴「や、やればいいんでしょ・・・」

達してすぐのぼやけた頭で、美琴は考える

美琴(こいつも・・・いっつもやるのかな?)


美琴「ねぇ、当麻もやっぱりやったりするの?」

上条「ん、こういうのか?」

美琴「うん・・・するのかなって」
486 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:16:45.64 ID:5y9ila7T0
>>484 あ、テっくんがそっちに向かった

上条「するよ、まぁ・・・週一くらいでだけど」

美琴「・・・何考えるの?」

上条「美琴のことばっか」

上条が苦笑する

美琴「・・・あ、たしかにちょっと嬉しいわね」

上条「だよな?」
487 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:18:22.53 ID:5y9ila7T0
美琴「んっ・・・あ、やっ・・・」

上条「はぁっ・・・み、美琴のそこって綺麗だよな」

美琴「う、うるさいわよ・・・」

上条「・・・ゾクゾクしてくるんだよなぁ・・・」

美琴「う・・・はぁっ・・・」

上条「ん、イったの?」

美琴「はぁ・・・はぁ・・・」

荒い息遣いをしながら美琴がうなずく
488 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:19:30.95 ID:5y9ila7T0
上条「・・・はい、またどうぞー」

美琴「ま、また!?」

上条「なに、できないの?」

上条が少しバカにしたように言う

本当は、もっと美琴の乱れた姿を見たいだけなのだが

美琴「で、できるわよ・・・」

また、美琴の手と腰が踊る
489 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:20:53.51 ID:5y9ila7T0
上条「・・・女の子って、一度イったあとってイきやすくなるんだっけ?」

美琴「んぁぁっ・・・み、みたい・・・んっ!」

上条が少し、美琴の胸に触れる

美琴「あ、あっ!」

上条「・・・大きくなりましたねぇ」

ニヤリ、と上条が笑う

これを大きくしたのは自分なんだ、と考えると頭がクラクラしてくる
490 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:22:13.98 ID:5y9ila7T0
美琴「はぁっ!んゃぁっ!」

上条「・・・イったんだ」

美琴「・・・あ・・・あ・・・」

美琴の下半身がピクピクと痙攣する

顔が赤くなり、視点は定まっていない

上条「ん、大丈夫か?」

美琴「な、なんとかね・・・」
491 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:23:38.51 ID:5y9ila7T0
上条「・・・俺も、そろそろですよ」

美琴「あ、ちょっと待って・・・」

美琴がまた、自分をいじり始める

上条「?どした?」

美琴「い、一緒に・・・」

早くも甘くなってきた声で、美琴が言う

上条「一緒にイきたいのか?」
492 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:25:21.56 ID:5y9ila7T0
美琴「う、うん・・・はぁっ・・・」

美琴の腰が淫らに動く

そんなのを見せられたら、上条だって我慢できなくなる

上条「美琴」

上条が美琴の唇を奪う

間近で、相手の顔を見つめる

視線は、ただ愛する人だけを見つめていた
493 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:27:16.93 ID:5y9ila7T0
上条「!」

美琴「っ!」


はぁっ、と二人がいったんと息を吐く

上条の下半身からはドロリとした白い液体が

美琴の下半身からは、だらしなく愛液が垂れている


だが、二人ともそれを気にせず、お互いの唇をもう一度むさぼる
494 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:29:01.00 ID:5y9ila7T0
上条「・・・美琴、ありがとな」

上条が微笑みながら美琴の頭を撫でる

美琴「あ、うん・・・」

上条「何回もやって疲れただろ?」

そっと美琴の体を抱き上げ、浴槽へと浸からせる

美琴「・・・ち、力持ちね・・・」

上条「いやいや、美琴が軽いだけだって」
495 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:30:50.16 ID:5y9ila7T0
美琴「そ、そうかな?」

上条「あぁ」

返事をしながら上条も浴槽へ入る

二人も入ればいっぱいの浴槽だ

自然と体は密着してしまう

上条「・・・はぁ、疲れた・・・」

美琴「登山だけでも疲れたのにね・・・」
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage saga]:2011/07/26(火) 20:31:20.32 ID:HilHsVkz0
これって夜に書き貯めしただろ
497 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:32:41.55 ID:5y9ila7T0
上条「まぁ、悪くはないだろ」

美琴「・・・結局、家にいるときと変わんないのね」

上条「そりゃそうだよ」

あはは、と上条が笑う

美琴「ちょっとは特別なことでもしたいのに・・・」

上条「・・・いろいろとできただろ?」

美琴「まぁ・・・ほんのちょっとね」
498 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:35:09.76 ID:5y9ila7T0
>>496 残念ながら、夜の今に即興なんだなー

基本夜は50分くらいしか書き溜めはしないからw


上条「・・・登山の途中で、お前が弱気になったのはビビったな・・・」

美琴「よ、弱気になんてなってないわよ!」

上条「えー、自分が能力なくなったら、とか・・・」

美琴「あ、あれは・・・その・・・」

美琴が体をもじもじとさせる
499 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:36:42.07 ID:5y9ila7T0
上条「・・・可愛かったけどさ」

上条が美琴のおでこにキスをする

美琴「あ、ありがと」

上条「・・・結構、旅行は楽しかったよ」

上条が思い出しながら笑う

上条「二人でいろいろ話せたし・・・」

美琴「神社でお守りも買えたもんね」
500 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:38:39.03 ID:5y9ila7T0
上条「・・・明日は朝一で帰るんだっけ」

美琴「うん、ちょっと残念」

美琴が苦笑する

上条「・・・でも、帰りたいってのもあるな」

美琴「みんなに会いたいもんね」

上条「あぁ」

二人きりももちろんいい

だが、みんなとワイワイ騒ぐのが楽しかった
501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 20:40:06.52 ID:wfVsGknIO
>>486の上条が苦笑する〜ちょっと嬉しいわねって部分で
それぞれ12巻で2ショットの時の顔を思い浮かべたら何か胸が躍るんだけど

表情の意味は違うけどこういう顔してそうって思っちゃった
502 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:40:39.81 ID:5y9ila7T0
上条「・・・さて、あがりましょうか」

美琴「ね、今日は・・・やるの?」

上条「うーん・・・俺は疲れてるからご遠慮願いたいんだけど・・・」

美琴「じゃ、じゃあ・・・明日帰ったらやってくれる?」

上条「美琴さんはエロエロですね」

美琴「ア、アンタが好きなだけよ!」

上条「なんていうツンデレ?」
503 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 20:43:09.83 ID:fM6iRreIO
そういえば他のレベル5も「もし能力が無くなったら」とか考えたことがあるのだろうか
504 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:43:42.52 ID:5y9ila7T0
>>501 この二人は本当にほほえましいですよね


上条「・・・あぁ、暑かった・・・」

髪を乾かし、上条が布団の上に寝転がる

美琴「もう・・・情けないわよ」

上条「そういう美琴さんも寝転がってるじゃないですか」

美琴「だって暑いもん」

上条「ほらやっぱり」
505 :なすーん [なすーん]:なすーん
                     __        、]l./⌒ヽ、 `ヽ、     ,r'7'"´Z__
                      `ヽ `ヽ、-v‐'`ヾミ| |/三ミヽ   `iーr=<    ─フ
                     <   /´  r'´   `   ` \  `| ノ     ∠_
                     `ヽ、__//  /   |/| ヽ __\ \ヽ  |く   ___彡'′
                      ``ー//   |_i,|-‐| l ゙、ヽ `ヽ-、|!  | `ヽ=='´
                        l/| | '| |!|,==| ヽヽr'⌒ヽ|ヽ|   |   |
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  ┗┛  ┗━┛┗━┛    ノ      ! --─‐''''"メ」_,、-‐''´ ̄ヽ、              ┗━┛
                   r|__     ト、,-<"´´          /ト、
                  |  {    r'´  `l l         /|| ヽ
                  ゙、   }   }    | _|___,,、-─‐'´ |   ゙、
                    `‐r'.,_,.ノヽ、__ノ/  |  |      |、__r'`゙′
                            |   |/     i |
                             |          | |
506 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:45:19.76 ID:5y9ila7T0
>>503 ありそうですね・・・


上条「・・・寝ますか」

美琴「うん、おやすみ」

二人は軽く口付けを交わしてから布団に入る


外からは、少し木々の擦れる音がしていた

静かな夜

幸せそうな顔をしながら、若いカップルは眠りに落ちた
507 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:47:12.00 ID:5y9ila7T0
上条「・・・おはよう、美琴」

美琴「うん、おはよう・・・」

寝ぼけ眼をこすりながら、二人が体を起こす

今日は朝食を摂ったらすぐに学園都市へ帰る予定だ

上条「食堂に行きましょうか」

美琴「うん、行きましょう」


やはり、ヘルシーな料理が用意されていた
508 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:49:54.81 ID:5y9ila7T0
上条「いただきまーす」

美琴「いただきます」

二人は箸を進めながら、ちょこっとした日常会話をしていた


上条「美琴って、高校はうちに来るんだっけ?」

美琴「うん、その予定よ」

上条「ふーん・・・美琴だったら余裕だろうな」

美琴「でも、毎日冷やかされそうね」
509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/26(火) 20:51:43.32 ID:7AoP5+FKo
>>508
美琴が上条さんの高校に行くとか絶対常に成績トップだよな
しかも高校の勉強は大体もうやってるはずだし
510 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:52:03.85 ID:5y9ila7T0
上条「土御門と青ピが荒ぶるかもな・・・」

美琴「でも、そんなものには負けないわよ!」

美琴がキラキラと目を輝かせる

美琴「当麻は大学まで行くんだっけ?」

上条「あぁ、一応な」

上条がキャベツの千切りを食べながらうなずく

美琴「大学かぁ・・・私は高卒でいいかも」

上条「え、もったいないな」
511 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:54:23.77 ID:5y9ila7T0
>>509 恐るべき常盤台ですからねw


美琴「だって、大学なんて行くだけ時間の無駄じゃない?」

上条「それはお前がエリートだからだ!」

ぎゃー、と上条が頭を抱える

常盤台出身なんて人材なら、正直中卒でさえ学園都市の中で働けそうだ

上条「はぁ・・・俺はもっと勉強しないとな・・・」

美琴「私が教えてあげるわよ」
512 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:56:44.84 ID:5y9ila7T0
上条「うぅ・・・年下の彼女に教えてもらうなんて・・・」

美琴「プライドなんてしだいに重荷になるだけよ」

食べ終わったのだろう、美琴が箸を置いてつぶやく

上条「・・・な、なんか悟ってますね」

美琴「そう?うちの学校にもプライドばっかのヤツとかいるもの」

上条「うへ・・・そういうのはいやだな」

美琴「まぁ、自信があるのはいいことだけどね」
513 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 20:58:21.90 ID:5y9ila7T0
上条「ん、俺も食べ終わったぞ」

美琴「・・・じゃあ、すぐ出発ね」

上条「あぁ」


上条「あ、カメラで写真撮ったっけ?」

美琴「」


上条「と、登山した風景も・・・」

美琴「花火大会も・・・」


上条・美琴「不幸だ・・・」
514 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 21:00:31.35 ID:5y9ila7T0

上条「・・・せめて最後に一枚撮っておくか」

準備を終え、旅館の外に二人はいた

美琴「ここで撮りましょうか」

上条「旅館をバックに、か」

カメラのタイマーをセットする


上条(・・・楽しかったな、二人きりも)

美琴(・・・もっと近づけた気がするわね・・・)


上条(・・・ありがと、美琴)

美琴(ありがとね、当麻)


パシャッ、とカメラのフラッシュが光る
515 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 21:04:29.98 ID:5y9ila7T0

上条「お、綺麗に撮れたな」

美琴「うん、綺麗ね」


上条「じゃあ、行こうか」

美琴「帰るのね」


二人がバス停へと向かう

手に持ったカメラには、たった一枚の写真しかない


でも、その一枚を見るだけで旅行の思い出はすべて蘇るだろう
516 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 21:07:47.38 ID:5y9ila7T0

上条(そりゃそうだよな)


バスが到着する

上条(だってさ・・・)


上条(美琴との思い出を、忘れるわけないもんな)


心のどこかではきっと


初めて出会ったときのことも覚えているだろう

上条当麻は笑っていた


空には、夏の眩しい太陽が浮かんでいた


上琴、二人きりの旅行編 終了
517 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 21:12:30.56 ID:5y9ila7T0
さて、ちょいと休憩


500ちょいだったから、当初の予定通り


こういうのもたまにはいいと思う


さて、これからとうとうみんなで海・・・

ちなみに、海行こうぜ!みたいな最初の話はすっとばしますw


簡単に言えば、ていとくん海行きたい→上条さんはやだ→ていとくんは貝になりたい→上条さんはやだ→力づく


ってことで

海についたとこからやりますんでご了承をw



518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 21:14:41.99 ID:fM6iRreIO
海wktk
519 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 21:29:57.32 ID:5y9ila7T0

垣根「あぁ、すがすがしい磯の香」

心理「・・・暑いわね」

上条「あのな・・・こっちは旅行から昨日帰ってきたばっかで・・・」

垣根「リア充には発言権はない、あと選挙権も」

上条「なんでだよ!?」

ショチトル「ヤったんだろ?」

上条「うわぁこの人たちおかしいよ!?」
520 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 21:31:42.40 ID:5y9ila7T0
テクパトル「はぁ、19090号・・・大丈夫か?」

19090「テっくんが日傘を差してくれているので大丈夫ですよ」

番外「いやぁ、ミサカまで入っちゃって悪いねぇ」

一方「俺も入れろよ・・・」

黒子「お姉さま!今日の水着はどのようなでざいんですの!?」

美琴「教えないわよ!」

削板「ははは!海が俺を手招きしてる!」

エツァリ「海から生える手ですか」
521 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 21:34:01.01 ID:5y9ila7T0
一連の会話を聞けばわかるだろう

一同は海に来ていた

上条「はぁ・・・暑い・・・」

美琴「日焼け止めはしてきたけど・・・大丈夫かしら・・・」

心理「とにかく、さっさと着替えましょう」

ショチトル「着替えるっていってももう下に着てきてるんだけどな」

黒子「ですの」
522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage saga]:2011/07/26(火) 21:34:37.74 ID:HilHsVkz0
>>520
海から生える手?
DQのマドハンドの水版的な?
523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/07/26(火) 21:35:14.78 ID:4bAiToe20
乙パトルゥゥゥゥゥゥ
俺の最近の自慢はこのシリーズをリアルタイムで見ている事なんだ!!
524 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/26(火) 21:36:31.34 ID:6nMQMDk40
他のレベル5が能力なくなったら・・・か

一方通行→ただの白もやし
ていとくん→ただのイケメルヘン
美琴→以外と身体能力高いからアスリート女子中学生
麦のん→能力の代わりに力でごり押ししてきそう
食蜂→スタイルが凄い女子中学生
6位→不明なので知らん
削板→能力あってもなくても変わらない気がする・・・

一方通行がなんか切ないな・・・・
525 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 21:36:46.16 ID:5y9ila7T0
削板「じゃあ、行こうか!」

簡単な更衣室に、一同は向かう


美琴「うーん・・・この水着・・・当麻は気にいってくれるかな・・・?」

心理「あら、私は好みだけど?」

心理定規が美琴の水着をじっと見つめる

心理「シンプルだけど、素敵じゃない」

美琴「ん、ありがと」
526 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 21:39:56.06 ID:5y9ila7T0
>>522 怪談のあれです

>>523 それは自慢してはいけないw

>>524 一方通行・・・


黒子「はぁ・・・お姉さま・・・」

19090「ミ、ミサカはあまり・・・」

番外「へぇ・・・白かぁ・・・」

美琴「番外個体は黒ね・・・」

番外「ふふん!水色なんてお姉さまはまだまだだね!」
527 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 21:42:26.90 ID:5y9ila7T0
美琴「い、いいでしょ!?」

心理「はぁ、あんまりそんなことで喧嘩しないの」

心理定規が上に着ていた服を脱ぐ


黒子「あ、赤・・・!」

美琴「なにこのセクシーさは・・・」

ショチトル「ちっ、私のスク水がかすんだ・・・」

番外「すっげぇ色気・・・」

19090「・・・ミサカは自信をなくしました・・・」

528 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 21:44:51.07 ID:5y9ila7T0
心理「気にしないの、どうせあなたたちの彼氏はあなたたちしか考えていないもの」

ショチトル「そうだろうか・・・」


エツァリ「たぶん、ショチトルはスク水ですね」

男子更衣室で、エツァリはつぶやいていた

垣根「はぁ?なんでわかるんだよ」

一方「いや、ツッコむべきはそこじゃねェだろ」

上条「美琴は・・・うーん・・・」
529 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 21:46:48.45 ID:5y9ila7T0
削板「水着?どうだっていいじゃないか、泳げるなら」

テクパトル「削板は真っ直ぐすぎるんだよ」

一方「つまンねェって言われるだろお前」

削板「?」

垣根「あー、しっかし・・・」


垣根「水着の女が多くて興奮しちゃうぜ」

上条「するな」
530 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 21:50:07.48 ID:5y9ila7T0

垣根「女達はまだ・・・って、一方通行なにやってんだ?」

一方「日焼けすンだよ・・・」

上条「うわ、似合わないな・・・」

エツァリ「一方通行さん、いきなり焼きすぎるとむくれますよ」

テクパトル「最初は20分くらい焼いて下地を作ったほうがいいぞ」

一方「・・・日焼けも奥が深いンだなァ・・・」

削板「あ、みんなが来たぞ」
531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/26(火) 21:52:20.25 ID:6nMQMDk40
一方通行が日焼けだと!?
日に焼けたら白モヤシがモヤシ炒めになっちゃうじゃないか!
532 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 21:52:27.22 ID:5y9ila7T0

美琴「や、やっほー・・・当麻」

上条「」


上条(水色と言う、夏らしい色)

上条(ちょっとベタで無難だけど、男心を狂わすシンプルなデザイン!)

上条(これはまずい・・・上条さんはピンチですよ!)

美琴「ど、どうかな当麻?」


上条「たまりません!!」

美琴「あ、ありがと//」
533 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 21:55:12.83 ID:5y9ila7T0
>>531 そんなこと言わないであげて!


垣根「よぉ、お前はセクシーだな」

心理「あら、ありがと」


一方「お前は黒かよォ・・・」

番外「あなたとは真逆の色だね!」ギャハハ


削板「なぁ、黒子・・・めっちゃ水着小さいけど、水の抵抗を減らすためか?」

黒子「はぁ・・・違いますの」
534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 21:58:14.17 ID:fM6iRreIO
お前ら、一方通行引く能力は白モヤシだと?



学園都市第一位の頭脳があるだろ
535 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 21:59:14.42 ID:5y9ila7T0
エツァリ「おや、本当にスク水ですか・・・変態ですね」

ショチトル「そ、そんなこと・・・」

エツァリ「周りからヘンな目で見られてしまいますね・・・」

ショチトル「はぁはぁ・・・」


テクパトル「た、たまらんな白・・・」

19090「うぅ//」
536 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 22:00:40.86 ID:5y9ila7T0
>>534 チョーカーなかったらあぼーん


垣根「さて、じゃあ行こうか・・・」

垣根がニヤリと微笑む

空には真っ赤な太陽が


垣根「俺らの海開きが始まるぜ!!!!」

心理「意味わからないわよ」



海編、スタート
537 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/26(火) 22:01:15.03 ID:5y9ila7T0
さて、今日はここまで


海編はがんばりますw


サトリナたまらん・・・

ミサカ口調も、たまらん
538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 22:03:39.97 ID:fM6iRreIO
>>536
チョーカー無くてもまともに話を理解出来なくなってまともに喋れなくなるだけじゃないか!!!



・・・あれ?
539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/26(火) 22:11:49.40 ID:71+DBJqH0
白モヤシとか反射とかそんなもンで見てンじゃねェ!

ロ リ コ ン こ そ 一 方 通 行 の 真 髄 だ ァ !
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage saga]:2011/07/26(火) 22:18:17.85 ID:HilHsVkz0
>>539
一通さん自演乙です
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 22:32:04.72 ID:YEfS+ORSO
ここの>>1はなんで即興でもこんな早いかな…(;ω;)
私が書くと1レス20分かかるのに…携帯だからかな…
542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/26(火) 23:01:02.83 ID:ThWIlyCH0
今回はラジオやるの?
543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/07/27(水) 00:02:32.28 ID:v8FvIsuf0
セクシーな水着の心理たん…
撮影準備は完了です、とスネークは意気込みます!
544 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/27(水) 00:22:03.74 ID:fdiD8pCIO
>>543
こちらHQ
画像データはHQに送信するように
545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/07/27(水) 08:11:24.95 ID:wScYiGpW0
今更だけど>>4のコーナーってラジオのだよね?
ラジオのときってコーナーの指定とか出来るんすか?

あと心理タソかわいい
546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/27(水) 08:43:24.33 ID:0HfmmZXJo
スク水で海とか…
一方さんチョーカー無かったらただの池沼だよな
547 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:42:41.87 ID:HpMPEsuQ0
>>541 いえ、内容を薄くすればほーら不思議!

>>543 ふざけんな!!ていとくんが怒るぞ!!
あとで焼き増しをくれ!!

>>545 もちろんできますよ
あの中からコーナーを選んで、○○のコーナーへの投稿、って書いていただけたら

>>546 ただのロリコンです


続きを
548 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:43:10.55 ID:HpMPEsuQ0
上条「あぁ・・・綺麗な海だ」

上条がぽつりとつぶやく

美琴「ホント・・・綺麗な海ね」

その隣で美琴が微笑む

二人は、波打際に座っていた

垣根「おいおい、泳がないのか?あ、泳げないのか」

549 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:43:37.19 ID:HpMPEsuQ0
美琴「んなわけないでしょ・・・」

心理「垣根、二人の時間をジャマしたらダメよ」

垣根「ジャマしてねぇし」

上条「いや、ジャマだ」

垣根「これがイジメか!」

垣根ががびーん、とわざわざ口で言う

550 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:44:23.63 ID:HpMPEsuQ0
美琴「はぁ・・・でもたしかに泳がないのももったいないわよね」

垣根「だろ、行こうぜ」

上条「仕方ないな」

二人が立ち上がる

心理「じゃ、どこで泳ごうかしら?」

美琴「ショチトル達がいるとこでいいんじゃない?」

551 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:44:50.99 ID:HpMPEsuQ0
美琴の視線の先では、ショチトルとエツァリがイチャイチャしていた


エツァリ「恥ずかしいですね・・・一人だけですよ、スク水は」

ショチトル「う・・・お前が好きだって言ったから・・・」

エツァリ「いえ、冗談だったんですが」

ショチトル「な、そうだったのか!?」

ショチトルもがびーん、と口で言う

552 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:45:21.30 ID:HpMPEsuQ0
エツァリ「はぁ・・・」


垣根「おーっす、お二人さん」

エツァリ「あぁ、垣根さん・・・みなさんもお揃いで」

上条「よ、エツァリ達も泳がないか?」

エツァリ「そうですね・・・せっかく海に来たことですからね」

553 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:46:15.69 ID:HpMPEsuQ0
美琴「ショチトルも泳ぎましょう?」

ショチトル「くっ・・・まさか妹キャラでありながらもグラマラスな私が・・・」

ショチトル「スク水を着ることによってロリっぽい雰囲気を出しつつも色気も持たせてるのよ、お兄ちゃん・・・」

ショチトル「なんていう作戦がダメになるなんて」

美琴(なんか怖い)


一方「おい、今ロリって言ったな」

554 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:46:47.55 ID:HpMPEsuQ0
ショチトルの後ろにいつの間にか一方通行が立っていた

心理「あら、あなたも来たの・・・テクパトル達と焼いてるんじゃなかったの?」

一方「ロリの話なンだろ、俺も混ぜろ」

ショチトル「違う、お兄ちゃんを慕うロリである私が・・・」

一方「待て、お前がロリ?」

上条(あ、語り出す雰囲気だな)

555 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:47:26.96 ID:HpMPEsuQ0
一方「ありえねェよ、ロリってのは色気があったらいけねェンだ」

一方「なンでか分かるか?分かンねェよな?」

垣根「ダメだこいつ」

一方「ロリは純粋でなきゃいけないンだよ」

一方「無限の可能性を秘めていて、いつまでも純粋であること」

一方「それがロリの条件だ」

556 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:48:11.67 ID:HpMPEsuQ0
一方「大人はロリに憧れる、大人はロリを求めてる」

一方「それを利用して、最近じゃあロリ巨乳とかいうナメたジャンルまで出来ちまった」

一方「ちげェンだよ、ロリ巨乳はありえねェ」

一方「顔がロリだって?ふざけンなよ」

一方「ロリってのは見た目だけじゃねェ、性格や雰囲気、全身を表したもンだ」

一方「カモシカのような足ってことは足に顔があって、足が四本生えててシッポもついてンのか、ってネタがあったなァ」

557 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:48:40.12 ID:HpMPEsuQ0
一方「それと同じだ、ロリっぽい顔なンてねェンだよ」

一方「ロリの顔っぽい顔ならあるかもなァ」

一方「だが、顔がロリの顔っぽいから何だってンだ?」

一方「所詮童顔なだけだろォが」

一方「胸が発達してる時点でロリじゃねェ」

一方「百歩譲って、小学校低学年で胸があるヤツがいたとしよう」

558 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:49:14.50 ID:HpMPEsuQ0
一方「それはロリっぽい巨乳なのか?」

一方「ちげェよな、巨乳になってしまったロリだ」

一方「ロリは修飾語じゃねェ、主語だ」

一方「そして、ロリとは固有名詞だ」

一方「辞書をひいてみろ、ロリとは神聖であり、守られるべき存在と書かれてンだよ」

上条「悪い、俺の辞書にはそうは書いてない」

559 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:50:08.72 ID:HpMPEsuQ0
一方「いいか、口が裂けてもてめェがロリだなンて言うンじゃねェよ」

一方「てめェはロリじゃねェ、ただの妹キャラなだけなンだよ」

ショチトル「そ、そうだな・・・」

ショチトルが頷く

なぜか納得しているようだった

560 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:50:50.07 ID:HpMPEsuQ0
一方「ちっ、ロリ談義かと思ったらとンだ茶番だったじゃねェか」

ショチトル「わ、悪い・・・」

一方「まァいい、許してやるよ」


一方「これでまた一人、ロリの理解者が増えたンだからな」

ショチトル「いや、納得はしたが理解はしないからな」


一方通行が悠々と去っていく

残された六人は、なぜが疲れたような表情をしていた

561 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:51:42.08 ID:HpMPEsuQ0
削板「黒子!あの沖まで泳ぎたいとは思わないか!?」

黒子「むしろ、軍覇さんとならどこまでも!」

削板「なら、太平洋まで行ってみるか!」

黒子「えぇ、いいですのよ!」

二人の爽やかカップルは、そんな会話をしている


それを少し遠巻きに、テクパトルは見ていた

562 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:52:32.61 ID:HpMPEsuQ0
テクパトル(・・・元気だな・・・)

彼は今、日に当たっている

いまさら日焼けなんて必要ないほどに浅黒いのはたしかだ

ただ、わざわざ泳ごうとは思わず、なおかつほかにやることもないのだ

一方通行に日焼けの仕方をレクチャーするのもわりと楽しかった

テクパトル「・・・ん、帰ってきたか・・・ってなに勝ち誇ったみたいな顔してるんだ?」

563 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:53:22.62 ID:HpMPEsuQ0
一方「あァ、満足のいく結果だったぜ・・・」

テクパトル「は?」

意味が分からない、とテクパトルが首を捻る

一方「・・・で、あとどれくらい焼けばいいンだ?」

テクパトル「そうだな・・・一日に三時間以上日に当たるのは危ない」

一方「なンだよ、そォなのか?」

564 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:54:03.74 ID:HpMPEsuQ0
テクパトル「もちろん直射日光なら、だけどな・・・出来たら1時間程度にするべきだ」

一方「なるほどなァ」

テクパトル「ただ、お前はそこまで耐性がないだろうから、まずは短くしたほうがいい」

一方「下地を作るってことか」

テクパトル「そういうことだな」

テクパトルが頷く

565 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:54:32.24 ID:HpMPEsuQ0
先程からこうやって、日焼けの仕方を教えていた

誰かに指示をしたり、教えたりするのは彼は得意だった

テクパトル(一応は元指揮官だからな)

一方「・・・つうかお前・・・筋肉やばいだろ」

一方通行がテクパトルの体を見つめる

たしかに、テクパトルの体は一般人とは比べられないほど鍛えられていた

566 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:55:14.19 ID:HpMPEsuQ0
テクパトル「まぁ、もともと日本人と人種が違って骨格とかが大きいからな」

一方「あァ?骨格も関係してンのかよ」

テクパトル「そうだ、あとは速筋の割合とかも黒人のほうが多いからな」

一方「あァ・・・たしか、瞬発力が速筋だったけなァ」

テクパトル「なんだよ、知ってるのか」

一方「前に本で読ンだ」

567 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:55:59.17 ID:HpMPEsuQ0
一方通行がケロリと答える

一度読んだだけで覚えているあたりは、さすが学園都市の一位といったところだ

テクパトル「・・・なんの本だよ」

一方「・・・うるせェな」

テクパトル「憧れてるなら一緒に鍛えようぜ」

一方「お前は削板側の人間かよ」

568 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:56:48.16 ID:HpMPEsuQ0
テクパトル「はぁ?」

なんだよそりゃ、とテクパトルが尋ねる

黒人にとって体を鍛えるのはしごく当たり前なのだ

学校によっては、授業でウェイトトレーニングを導入してるところさえある

テクパトル「・・・いや、さすがにマッチョであれとは言わないが・・・」

テクパトルが一方通行を眺める

569 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:57:38.73 ID:HpMPEsuQ0
枯れ木のような腕

呼吸の度に肋が浮き上がる胸

パンツから見える細すぎる足

明らかに病的だった

テクパトル「・・・やせすぎだ、お前は」

一方「あァうっせェ・・・てめェみたいないい体してたらさぞかし海では自慢できンだろォなァ」

570 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:58:27.35 ID:HpMPEsuQ0
テクパトル「・・・いや、そうでもないさ」


「見て、あの黒人・・・」

「すっごい鍛えてるわね・・・」


テクパトル「な、憧れとかよりは好奇の目を向けられちまう」

一方「そりゃそォだろ」

今度は一方通行がテクパトルを見つめる

571 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:59:03.16 ID:HpMPEsuQ0
少し腕を曲げただけで浮き上がる力こぶ

腹筋よりも前に出ている胸板

立ち上がれば逆三角形のシェイプを作り出す背筋

ほどよく割れた腹筋

足だって、そんなところにも筋肉があるのか、と驚かされる

一方「・・・かなりマッチョだろお前」

572 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 10:59:43.24 ID:HpMPEsuQ0
テクパトル「黒人では平均だよ、エツァリもそこそこだろ?」

一方「あれは日本人受けしそォな体型だなァ」

遠目でエツァリを見つめる

ほどよく鍛えられていて、まさに日本人向けな体型だ

一方「お前はあンまこっちじゃ受けそうな体型じゃねェな」

テクパトル「いいよ、19090号はカッコイイって言ってくれるし」

テクパトルが苦笑する

573 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:00:37.05 ID:HpMPEsuQ0

一方「・・・いいなァ、俺は打ち止めに細すぎるって言われたンだよな・・・」

テクパトル「打ち止めか・・・あのくらいの年の子は父親の面影を求めるからな」

テクパトル「妹達に実の父親はいないが・・・力強い男性には憧れるんだろ」

一方「ちょっと待て、てことはロリはマッチョが好きなのか?」

テクパトル「ん・・・たまに筋肉触らせて、とかは言われるな」

エツァリも言われてたし、削板もあったみたいだぞ、とテクパトルが続ける

574 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:01:28.96 ID:HpMPEsuQ0
一方「・・・俺もマッチョになろォかな」

テクパトル「一朝一夕じゃなれないけどな」

一方「・・・チャレンジだよ」

一方通行がニヤリと笑う

テクパトルがもう一度一方通行を見る

あまりいい骨格をしているとは言えない

575 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:02:05.31 ID:HpMPEsuQ0
テクパトル(ただ、インテリはわりと鍛え出したらいいとこいくからな・・・)

一方「よし決めた、俺は打ち止めにカッコイイって言われたいンだよ」

テクパトル「ま、今度な」

一方「まずは日焼けからだァ」

二人がサングラスをかけ直す

一人は色黒の筋肉質

一人は色白の痩せた男

あまりにも異様な二人だった

576 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:02:41.42 ID:HpMPEsuQ0
番外「・・・はぁ、一方通行ったらあんなとこで日焼けしようとしてるし・・・」

19090「・・・テっくんも日焼けをするためにあそこにずっといます」

二人のミサカは不機嫌だった

それも仕方ないだろう

せっかくの海なのに、彼氏が泳ぐどころか水遊びさえしようとはしないのだ

さらに、自分達の水着姿ではなく太陽をじっと見つめている

577 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:03:15.91 ID:HpMPEsuQ0
そんなこと、許せるわけがなかった

19090「・・・ですが、さすがにジャマは・・・」

番外「ミサカは行ってくるね!」

番外個体が一方通行の元へと駆ける

19090「・・・」

19090号も、少ししてからテクパトルの元へ向かった

578 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:03:56.04 ID:HpMPEsuQ0
一方「あァ?なンか用・・・」

番外「はい!泳ごうか!」

一方「はァ?俺は今・・・」

番外「タンニングは後でもいいでしょ!」

無理矢理、番外個体が一方通行を引っ張っていく

一方「おいこら!おい!」


579 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:05:02.10 ID:HpMPEsuQ0
残されたテクパトルは、そんな二人を微笑みながら見つめていた

テクパトル(青春だな)

空には高く太陽が昇っていた


19090「テっくん」

テクパトル「ん・・・あ、美月か」

19090「・・・テっくんは泳がないのですか?」

580 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:05:46.21 ID:HpMPEsuQ0
19090号が首を捻る

その仕種が、とても似合っていた

テクパトル「ん・・・俺はもう少し焼こうかなって思ってるけど」

19090「・・・そうですか」

19090号が少し残念そうにつぶやく

テクパトル「・・・もしかして一緒に泳ぎたいのか?」

581 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:06:32.72 ID:HpMPEsuQ0
19090「!は、はい!」

テクパトル「そっか・・・」

テクパトルが19090号を見つめる

白の水着が清楚で似合っていた

19090「テ、テっくん・・・」

そっと、19090号がテクパトルに向かって手を伸ばす

当然、胸は自然と寄ってしまう

582 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:07:10.37 ID:HpMPEsuQ0
テクパトル(!)

真っ白の純朴な水着

まっすぐで透き通った瞳

少し赤く染まった頬

すらっとした足

テクパトル(・・・せ、背中も綺麗だな)

583 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:07:37.01 ID:HpMPEsuQ0
そんなことを考えてしまう

19090「テっくん、行きましょう?」

ニコリと19090号が微笑む

テクパトルもそれに答える


暑い陽射しが差す海で、みんながそれぞれの時間を過ごす


584 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:08:34.46 ID:HpMPEsuQ0
上条「暑いな・・・」

美琴「うん、暑いわね・・・」

垣根「あっついよな・・・」

海に浸かってはいても、やはり陽射しは差してくる

心理「はぁ・・・でも涼しいことは涼しいわね」

ショチトル「うん、そうだな」

585 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:09:28.00 ID:HpMPEsuQ0
エツァリ「海に浸かっている部分は涼しいんですよね・・・」

上条「頭は暑いんだよな・・・」

上条が苦笑する

美琴「海に浸かっていれば安全、なんて思ってたら間違いよ?」

ショチトル「海の中でも熱中症にはなるんだからな」

エツァリ「えぇ、大事なことですね」

586 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:09:57.72 ID:HpMPEsuQ0
垣根「みんなも覚えておくように!」

五人は夏の暑さにやられたのか

少しおかしなことを言い出していた

ただ一人

心理「誰に向かって言ってるのよ」

心理定規だけは、かろうじてまともな思考を保っていた


587 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:10:26.98 ID:HpMPEsuQ0
削板「いやぁ!泳ぐのは気持ちいいなぁ!」

黒子「本当にいい天気ですの!」

爽やかカップルは、沖へと向かって泳いでいた

削板「よし!次はクロールだ!」

先程から、平泳ぎやクロール、バタフライや背泳ぎなどの様々な泳ぎ方をしていた

削板「はぁ・・・太陽が眩しいなぁ・・・」

588 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:10:56.58 ID:HpMPEsuQ0
黒子「ですが、心地好い暑さですの」

二人は普段から、常に外でランニングをしたり、筋トレをしたりしている

そのため、暑さにはわりと耐性があるのだ

削板「お、もう浜辺からこんなに泳いだんだな」

黒子「あらまぁ、ずいぶんと泳いでいましたのね」

必死に泳いでいる間は気づかなかったが、かなりの距離を泳いでいたようだ

589 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:11:40.73 ID:HpMPEsuQ0
削板「少し休むか」

黒子「えぇ、そうしますの」

プカプカと二人が浮力に体を任せる

削板「こうやってるとなんか・・・眠くなってくるよな」

黒子「わかりますが・・・寝たらいけませんの」

削板「ん、分かってる」

590 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:12:13.13 ID:HpMPEsuQ0
波の緩やかな動きが、ちょうどゆりかごのようになっている

一定の間隔での振動というのは、人間の眠気を誘うらしい

電車などで眠気がしてしまうのはそのためだ

そして、二人もそれに襲われそうになる


削板「いやダメだダメだ!」

黒子「こ、こんなところで寝てしまったら危険でしたの!」

591 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:12:40.26 ID:HpMPEsuQ0
二人がまた泳ぎ始める

今度は浜辺に向かって、だ

黒子「とりあえずみなさんのところに帰りますの」

削板「オッケー」

ほかのカップルが少なからず水着だなんだでどきまぎしている中で

このカップルだけは、板っていつも通りだった
592 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:14:24.43 ID:HpMPEsuQ0

上条「あぁ・・・かき氷が美味い・・・」

垣根「ちっ、青汁味がないなんてな・・・」

心理「普通ないわよ」

美琴「当麻、あーん♪」

上条「あーん♪」

ショチトル「かき氷ってさ、原価いくらなんだろうな」

エツァリ「いわないでください」
593 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:17:23.46 ID:HpMPEsuQ0
削板「なんだ、みんなかき氷食べてたのか」

上条「おーっす、美味しいぞ」

黒子「わたくしたちも買ってきますの」

一方「・・・あァ?お前らなにかき氷なンか食ってンだよ・・・」

美琴「うわ、げっそりしてる」

番外「びっくりした、まさか浅瀬でおぼれるなんて」

一方「うるせェ・・・」

垣根「浮力がないんだな」
594 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:19:17.40 ID:HpMPEsuQ0
テクパトル「ん、なんだなんだ?」

19090「みなさんでかき氷タイムですか?とミサカは問いかけます」

美琴「あぁ、二人も来たんだ」

垣根「お、全員集合したな」

上条「・・・やるのか、あれを」

垣根「あぁ、やっちまうぜ」

心理「はぁ・・・仕方ないわね」
595 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:21:52.15 ID:HpMPEsuQ0

上条「夏の日差しが日焼けを作る!」

垣根「俺らのトークが笑いを作る!」

上条「今年は猛暑日!暑いは当然!」

垣根「ならば騒ぐも暑さのせいじゃ!!!」

上条「踊る阿呆に見る阿呆!」

垣根「クールでいなせに決めなきゃ損!!!!」
596 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:24:20.15 ID:HpMPEsuQ0

上条「水着が映える海の景色!」

垣根「酔って騒いで踊ろうぜ!」

上条「みんなも合わせろ声の高鳴り!」

垣根「叫べ!!その名は!!」


一同「とあるラジオのイマジンマター!!!!!!!!!!」

一同「in海水浴場!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
597 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:28:07.62 ID:HpMPEsuQ0
垣根「とは言ってもお便りない間は雑談だな、誰かやきそば買ってきてくれ」

テクパトル「じゃ、俺が行ってくる」

19090「ミサカも一緒に行きます!」

一方「イチャイチャしやがってェ・・・」

番外「ミサカたちもしようよー」

一方「しねェよ」

番外(ちっ)
598 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:29:46.01 ID:HpMPEsuQ0
上条「あ、ジュース飲むか」

美琴「やっぱ冷蔵庫はこいつなのね」

アレイ「はぁ、水着たまらんちん」

削板「お、グレープジュースあるじゃんか!」

黒子「ちょっと待ってくださいな軍覇さん!これは・・・」

削板「ま、まさか!」


削板・黒子「レッドブル!!!」

垣根「CMはやめろ」
599 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:31:36.76 ID:HpMPEsuQ0
ショチトル「はぁ、今からでも水着を変えたい・・・」

エツァリ「おやおや」

一方「さすがにスク水はねェよ」

ショチトル「くそ・・・こうなれば全裸で!」

美琴「やめなさい」

上条「はぁ・・・しっかし、海の家の片隅を借りてよかったのか・・・」

垣根「いいだろ、観客もなんかいるし」

心理「なんで注目されるのかしら」
600 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:33:44.34 ID:HpMPEsuQ0
垣根「美男美女の集まりだからさ」

上条「いや、自分で言うなよ・・・」

番外「あ、テクパトルたち帰ってきた」

テクパトル「帰ってきたっていうか、海の家だからヤキソバそこで売ってるからな」

19090「みなさんは何をされてるんですか?」

上条「日常会話かな」

垣根「ラジオで垂れ流しだから、プライベートすぎたらアウトだけどな」
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/27(水) 11:34:36.39 ID:kew0iais0
一方さん泳げないとかマジうけるんだけどwwww
602 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:36:17.52 ID:HpMPEsuQ0
一方「そォいえば、テクパトルと19090号はもうヤったのかァ?」

テクパトル「いきなりプライベートじゃねぇか!!」

垣根「おー、どうなんだよーえー?」

テクパトル「なんで酔っ払いのテンション・・・」

ショチトル「おや、否定しないのか・・・」

19090「や、やややややややややってません!!!」

美琴「あらあら、慌てちゃって・・・」
603 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:38:15.57 ID:HpMPEsuQ0
テクパトル「お、お便りだ!!!」

19090「い、いってみよー!」


一方さん泳げないとかマジうけるんだけどwwww


一方「俺は脂肪がないから沈むンですゥ」

番外「ていうか、流木みたいになってたよね」
604 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:39:34.04 ID:HpMPEsuQ0
上条「そういえば、テクパトルもあんまり得意ではないんだっけ?」

テクパトル「あぁ、なんか体が沈んでく」

美琴「アンタは筋肉質だからね・・・」

ショチトル「一方通行とは真逆の理由か」

垣根「その体で19090号を抱いたんですね」

テクパトル「蒸し返すな・・・」

削板「一方通行はもう少し運動したほうがいいぞ?」
605 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:41:32.35 ID:HpMPEsuQ0
一方「わかってンだよォ・・・今度テクパトルとジムに行きますゥ」

上条「なんだ、テクパトルってジムに行ってるのか?」

テクパトル「あぁ、バイトの帰りとかに」

19090「テっくんって結構食事に気を遣ったりしてますよ」

削板「へぇ、俺と同じだな」

テクパトル「男だったら強くないとな」
606 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 11:46:09.04 ID:HpMPEsuQ0
さて、ちょいと休憩

お便りとかいろいろどうぞ
607 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/07/27(水) 11:47:34.40 ID:wScYiGpW0
海に来てる人の中で1番器用な人って誰?
砂の城とか作れる人ww
608 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/27(水) 11:51:47.88 ID:ZyOrQmbDO
この中だと誰が一番早く子供できるんだろうな?

なんか以外とソギーたちが結婚したらすぐできそうな気がするwwwwww
609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/27(水) 12:03:50.55 ID:Er7Gsqqz0
>>608
あー、なんかわからなくもない
段階がきっちりしてるからこそ、早いかもなー
だが、上条さんの不幸体質でゴムが・・・・ってなって上琴が一番早そうだけどww
逆に番外個体が一番遅そうな気はする、なんとなく
610 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/27(水) 12:07:12.25 ID:qJMFFkaSO
御坂さんにピッタリな名言見てけてきた
「高い壁を乗り越えた時、その壁はあなたを守る砦となる」

打ち止め助けた後の一方通行にも言える事かな?


今海にきてるメンツで世界を攻略するとしたらどう戦略立てますか?
611 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:09:01.71 ID:HpMPEsuQ0
上条「お、これは夏らしいな」


海に来てる人の中で1番器用な人って誰?
砂の城とか作れる人ww

上条「・・・美琴、能力で砂鉄操るのはなしな」

美琴「う・・・」

垣根「だったら心理定規か白井だろ」

一方「空間認識は白井が上手だなァ」

垣根「でも、細かい繊細さは心理定規が上手・・・」
612 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:10:20.75 ID:HpMPEsuQ0
上条「でも、結局はデザインも問題だよな」

番外「だとしたら垣根もメルヘンそうだね」

垣根「まぁな」

ショチトル「美琴はゲコ太作りそうだな」

美琴「な、なんでわかったの!?」

テクパトル「いや、当たりかよ・・・」
613 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:11:33.80 ID:HpMPEsuQ0
上条「こ、これは・・・」


この中だと誰が一番早く子供できるんだろうな?

なんか以外とソギーたちが結婚したらすぐできそうな気がするwwwwww


削板「うーん・・・どうだろうな?」

黒子「わたくし達は同棲して2年くらいは二人だけでいいと思いますの」

削板「まずは二人の生活に慣れてから、だな」

黒子「ですの」

垣根「お堅いねぇ」
614 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:12:43.95 ID:HpMPEsuQ0
テクパトル「うーん・・・やっぱ義姉さんたちかな」

上条「え、そうか?」

番外「毎日やりそう」

上条「!そ、そそそそんなことないですよ!?」

垣根「俺たちが一番遅いかもな」

心理「あなたあんまりそういうことしないものね」

垣根「まぁな」
615 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:13:42.36 ID:HpMPEsuQ0
ショチトル「私は子供は好きだぞ」

エツァリ「自分もです」

一方「俺もだァ」

番外「アナタはロリが、でしょ」

一方「ちっ」

美琴「でも、打ち止めが二人の子供みたいな感じよね」

番外「あー、そうかもね」
616 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:14:59.09 ID:HpMPEsuQ0
美琴「あ、嬉しい名言ね」


御坂さんにピッタリな名言見てけてきた
「高い壁を乗り越えた時、その壁はあなたを守る砦となる」

打ち止め助けた後の一方通行にも言える事かな?


今海にきてるメンツで世界を攻略するとしたらどう戦略立てますか?


垣根「でもな、逃げ場を塞ぐ壁にもなる」

垣根「それに、自分の歩いてきた道を振り返ることもできなくなってしまう」

垣根「地位の高いヤツが堕落しやすいのはそういうわけさ」
617 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:16:21.48 ID:HpMPEsuQ0
一方「俺は別に壁なンか越えてねェよ」

一方「ただ穴をぶち開けただけだ」

垣根「はは、そりゃ守る砦にはならねぇな」


上条「世界を・・・か」

垣根「上条がいる時点で女は攻略済みだ」

心理「そういう意味じゃないわよ」
618 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:18:20.94 ID:HpMPEsuQ0
上条「でもさ、LEVEL5は四人いるんだぜ?」

エツァリ「魔術側も三人は確保してます」

テクパトル「上条もいるしな」

黒子「移動ならわたくしが」

19090「ミサカは・・・情報伝達には長けています」

番外「ミサカも一方通行の充電係かな」

垣根「エロいなおい」
619 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:20:34.70 ID:HpMPEsuQ0
ショチトル「うーん・・・でも、天使レベルとは戦えないな」

垣根「そこはほら、さだのりで」

美琴「あれはここにはいないでしょ」

垣根「あ、あれって・・・」

心理「でも、大抵の国なら攻略できそうね」

アレイ「私も一応はいるんだが」

エツァリ「黙っててください」

アレイ「」
620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/27(水) 12:20:47.85 ID:Er7Gsqqz0
(消印の日付が未来の手紙)

はじめましてこんにちは
ぱぱがここにきけばなんでもわかるといってたのでおてがみをかきました
わたしのままはれべるふぁいぶのえ、えれくとなんとかというのでびりびりのまほーがつかえます
ぱぱもれべるはぜろなのにみぎてにふしぎなちからがあるといってました
わたしもままやぱぱみたいにふしぎなちからをつかいたいです
どうすればいいですか?

それとわたしのすんでるまちのいちばんすごいひとらしいあくせろりーた? あくろせらーた? とかいうひとがたまにわたしのほうをこわいめでみてきます
どうすればいいですか?
いまはままにそっくりなおねえさんがそのこわいひとをやっつけてくれるのですが、じぶんでもどうにかしたいです


R.N かみじょうまこと
621 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:22:27.70 ID:HpMPEsuQ0

上条「いやぁ、子供か・・・」

美琴「と、当麻は不幸でゴムが破けてたとかありそうね・・・//」

上条「け、結婚してからですよ!?」

垣根「まぁ、できちゃった結婚をおめでた婚って言うのはどうかと思うな」

一方「ヤっちまった婚だからなァ」

テクパトル「避妊しませんでした婚でもあるな」
622 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:24:00.95 ID:HpMPEsuQ0
上条「な、なに!?」


(消印の日付が未来の手紙)

はじめましてこんにちは
ぱぱがここにきけばなんでもわかるといってたのでおてがみをかきました
わたしのままはれべるふぁいぶのえ、えれくとなんとかというのでびりびりのまほーがつかえます
ぱぱもれべるはぜろなのにみぎてにふしぎなちからがあるといってました
わたしもままやぱぱみたいにふしぎなちからをつかいたいです
どうすればいいですか?

それとわたしのすんでるまちのいちばんすごいひとらしいあくせろりーた? あくろせらーた? とかいうひとがたまにわたしのほうをこわいめでみてきます
どうすればいいですか?
いまはままにそっくりなおねえさんがそのこわいひとをやっつけてくれるのですが、じぶんでもどうにかしたいです


R.N かみじょうまこと



美琴「こ、こここここここ子供よ!!私達の!!」

垣根「落ちついて素数を食べよう」

心理「あなたが一番テンパってるわよ」
623 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:25:39.37 ID:HpMPEsuQ0
上条「え、えっとな・・・」

美琴「特別な力なんていらないわよ、あなたが誰かを守りたいって思えば・・・」

美琴「不思議な力が湧くと思うの」

美琴「世界を動かせる力でも、他の誰かを倒せる力でもないかもしれないけど・・・」


美琴「自分を奮い立たせる力が生まれるはずよ?」

美琴「・・・あなたのお父さんは、そうやって私を助けてくれたの」

上条「美琴・・・」
624 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:27:01.13 ID:HpMPEsuQ0
上条「そうだな、まことちゃん・・・」

上条「きっと、君にも出来るはずだ!」

上条「君のお母さんがそうだったように、君のお父さんがそうだったように!」

上条「君にだって、勇気があるんだ!」


垣根(なんでいい話になってんだよ、おっぱいおっぱい)

心理(ぶち壊さないで)
625 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:28:34.18 ID:HpMPEsuQ0
上条「・・・で、一方通行」

一方「あァ?」

美琴「これ、アンタのことよね?」

一方「いや、知らねェンだけど」

番外「ママ・・・ってのはお姉様だよね」

番外「そ、それにそっくりってミサカ!?」


番外「どどどどどどどど、どうしよう!!ずっと一方通行と一緒なんだキャー!!!!!!!!!!!!!」

一方「落ち着けェ」
626 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:29:45.57 ID:HpMPEsuQ0
一方「とにかく俺は知らないからなァ」

上条「でも、俺と美琴の子供ってことは・・・」

美琴「黒髪になった打ち止めかな?」

一方「」ピクッ


一方(黒髪の打ち止め・・・)


一方「素敵じゃねェか」

上条「あとでそげぶな」
627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) :2011/07/27(水) 12:29:51.44 ID:owvXwqBY0
ソギーは泳ぐのが得意ですか
628 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:31:18.32 ID:HpMPEsuQ0
垣根「はー、しかしビリビリの魔法って言い方は子供っぽいな」

美琴「私・・・未来でもビリビリしちゃうのね」

上条「まぁまぁ、俺がいるから大丈夫ですよ?」

心理「この消印、今から6年後ね」

上条「・・・え、ちょっと待って?」

美琴「字が書けるのって3歳くらいよね?」

垣根「まぁ、そうかもな」
629 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:32:25.51 ID:HpMPEsuQ0
上条「・・・ってことは、3年後に子供が生まれる・・・?」

美琴「わ、私17・・・」

上条「俺は・・・18か19・・・」

上条「・・・」

美琴「・・・」



上条・美琴「//」

垣根「うぜぇ」
630 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:35:15.39 ID:HpMPEsuQ0
削板「ん、俺か!」

ソギーは泳ぐのが得意ですか


削板「ああ、得意だし好きだぞ!」

垣根「お前って苦手なスポーツあんのか?」

削板「チェスだ!」

垣根「チェスボクシンか、面白くないぞ」

心理「運動神経抜群っぽいものね」
631 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:36:21.19 ID:HpMPEsuQ0
削板「犬掻きで太平洋を渡りきりたいな!」

垣根「時間めっちゃかかるな」

黒子「す、素敵な夢ですの!」

上条(ダメだこりゃ)


一方「泳げねェ俺へのいやがらせだな」

番外「ひ、卑屈にならないの!」
632 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:38:08.70 ID:HpMPEsuQ0
上条「はぁ・・・しかし、子供ってのは難しいよな・・・」

美琴「わ、私・・・3年後には子供産むんだ・・・」カァッ

垣根「2年後には生でやるんだな」

美琴「!」

美琴「な、生・・・」

上条「妄想はやめなさい!」

美琴「16でまさかの妊娠発覚!?」
633 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:40:29.12 ID:HpMPEsuQ0
上条「・・・でも、高校はどうすんだろ?」

垣根「上条の学校はそういうの大目に見そうだな」

上条「いやいや!!」

美琴「・・・わ、私中卒なのかな!?」

心理「あら、でも美琴なら大丈夫そうね」

黒子「お姉さま・・・計画的に、ですの」

19090「ミ、ミサカはいつ・・・子供が出来るのでしょうか・・・」

テクパトル「こ、こら」
634 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:43:40.95 ID:HpMPEsuQ0
19090「テ、テっくんと結婚したら・・・」

上条(あ、この子も妄想するんだ)



19090「テっくん、パンダの着ぐるみがほしいです!」

テクパトル「パンダ?なんで?」

19090「白黒はっきりしないのがいいんです!」

テクパトル「?」

19090「しかも、雑食なんです!!」

テクパトル「?」
635 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:45:04.64 ID:HpMPEsuQ0
19090「美月のパンダ姿をご覧あれ!」

テクパトル「ふぉぉぉぉぉ!!!たぎってきたわい!!!」



19090「な、なんてことに・・・」

テクパトル「悪い、お前の中での俺のキャラは迷子か?」

上条「な、なんかすさまじいな・・・」

美琴「うん、いい夫婦ね」

テクパトル「はぁ・・・」
636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/07/27(水) 12:45:57.72 ID:RRxM4/Dao
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:/!/ u /       |: ::i:∫っ: : |: : ::-ノ‐/、/i:i: i:|.リ  
../、  /         |: ::|q艸i: : i: : : //jノ リl:从.! 
/  `'          |: ::!/ハ: |; i::|ノ^ -==≠' ヾ    
ヽ、            !: : : :冫`从l ///////// ヽ   
: : : \        /: i: :人_セ    /~ヽ ノ   
/ ̄\      /ノ人: i、:レト、`' ー- `ー‐':i´ 
: : : : : : :i      /:ノ ヽ从人 `7〈ノヽ、|从! 
: : : : :/: :}   〃/: /  l/ ̄ヽヽ^∨ iヽ 
: : : :/: : :l    /: /   i   \: : : : : } ヽ, 
: : :/: : : :|     |: :i   |     \: : : ir‐ヾ
: :/: : : :/i    i: ::l   \__,,../ヘー--ミヲ
:/: : : : : {     !: :l     |: : :冫、 \ー-' 
: : : : : : :!     ヽ:ヽ  /!: : : :屮`ー'´{   
不思議な写真がとれたようですっとミサカはココに提示します
637 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:46:44.81 ID:HpMPEsuQ0
アレイ「はーい、アイスが入ってますよー」

美琴「あ、食べる食べる」

アレイ「はぁっ!美琴タソの真っ白な指が私の中に!」

美琴「・・・」ビリッ

アレイ「あ、すいません」


美琴「ガリガリ君は美味い・・・って、テクパトルは何食べてるの?」

テクパトル「あぁ、アイスBOXだよ」
638 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/27(水) 12:46:52.16 ID:Er7Gsqqz0
(また未来からの手紙)

ぼくのままはみつきとうのですが、ままのおねえちゃんとかいもうとにはいちまんきゅうなんとかごうとよばれています
なぜですか?
それにぼくはなんでみんなとちがってすこしくろいんですか?
それとたまにさらしをまいたおねえちゃんにおっかけられてこわいのですが、どうすればいいですか?
639 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:48:20.58 ID:HpMPEsuQ0
上条「!!これは!!」

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:/!/ u /       |: ::i:∫っ: : |: : ::-ノ‐/、/i:i: i:|.リ  
../、  /         |: ::|q艸i: : i: : : //jノ リl:从.! 
/  `'          |: ::!/ハ: |; i::|ノ^ -==≠' ヾ    
ヽ、            !: : : :冫`从l ///////// ヽ   
: : : \        /: i: :人_セ    /~ヽ ノ   
/ ̄\      /ノ人: i、:レト、`' ー- `ー‐':i´ 
: : : : : : :i      /:ノ ヽ从人 `7〈ノヽ、|从! 
: : : : :/: :}   〃/: /  l/ ̄ヽヽ^∨ iヽ 
: : : :/: : :l    /: /   i   \: : : : : } ヽ, 
: : :/: : : :|     |: :i   |     \: : : ir‐ヾ
: :/: : : :/i    i: ::l   \__,,../ヘー--ミヲ
:/: : : : : {     !: :l     |: : :冫、 \ー-' 
: : : : : : :!     ヽ:ヽ  /!: : : :屮`ー'´{   
不思議な写真がとれたようですっとミサカはココに提示します


上条「ほ、保存保存・・・」

美琴「し、しないで!!」
640 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/27(水) 12:49:20.37 ID:zAG71k0AO
テっくん達って黒人だったのか、褐色なだけで黒人のイメージは全く無かった
641 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:49:27.16 ID:HpMPEsuQ0
上条「ね、猫美琴・・・」

垣根「ねことか」

美琴「こ、これ・・・なんか恥ずかしいわね・・・」

心理「あら、そそるじゃない」

一同「・・・」

心理「?」


一同「もしかして、レズの方ですか?」

心理「さぁ、はぐらかしておくわね」
642 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:50:55.82 ID:HpMPEsuQ0
上条「・・・これって・・・」


(また未来からの手紙)

ぼくのままはみつきとうのですが、ままのおねえちゃんとかいもうとにはいちまんきゅうなんとかごうとよばれています
なぜですか?
それにぼくはなんでみんなとちがってすこしくろいんですか?
それとたまにさらしをまいたおねえちゃんにおっかけられてこわいのですが、どうすればいいですか?


テクパトル「ん、俺たちの子供か」

19090「!!こ、子供ですか!!」

テクパトル「んー・・・そうだなぁ・・・」

美琴(?みつきってなにかしら?)
643 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:52:25.05 ID:HpMPEsuQ0
テクパトル「君のお母さんは、ある秘密結社のエージェントなんだ」

テクパトル「番号で呼んで、正体を隠してるんだよ」

上条「そ、それでいいのか?」

テクパトル「・・・で、このサラシの人はなんだ?」

一方「結標かァ・・・」

19090「?知り合いですか?」
644 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:53:59.21 ID:HpMPEsuQ0
一方「前に会っただろォが、置き去りの施設で」

テクパトル「あー・・・」

エツァリ「さすがショタコンですね・・・」

19090「ミサカの子供は守ります!」

テクパトル「ちなみに、君のお父さんが浅黒いから君も色黒なんだ」

テクパトル「誇ってくれ、うん」

美琴(ちゃんとこの二人も子供できるのね)
645 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 12:55:33.28 ID:HpMPEsuQ0
テクパトル「あ、これは・・・」

さだのり「俺が答えよう」

エツァリ(誰ですか)


テっくん達って黒人だったのか、褐色なだけで黒人のイメージは全く無かった


さだのり「南米なら黒人じゃん?」

さだのり「肌黒いし」

さだのり「髪も黒いし」
646 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:01:28.69 ID:HpMPEsuQ0
さだのり「しかも、ショチトルってめっちゃグラマラスじゃん?」

さだのり「だからだよ」

さだのり「勝手な推測だ」

さだのり「えー・・・ちなみに」

さだのり「トラウィスカルパンテクートリってのは、ケツァルコアトルの化身とされてる」

さだのり「神様に槍を放ったけど、跳ね返されて自分に当たったんだ」

さだのり「ぷげらっちょ」

さだのり「その瞬間から、霜の神様、イツラコリウキになったんだな」

さだのり「イツラコリウキは曲がった黒曜石のナイフ、と和訳される」

さだのり「テストに出るから・・・」

エツァリ「出ません」
647 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/27(水) 13:03:14.22 ID:Mf5kG+5IO
さぁ、みんなで素数を食べよー
648 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:04:07.16 ID:HpMPEsuQ0
上条「はぁ・・・暑いな・・・」

テクパトル「あぁ・・・」

垣根「心理定規ーアイスー・・・」

心理「はいはい」

美琴「みなさんも、暑さには気をつけてね」

ショチトル「エアコンをつけて、調節しろよ?」

番外「はぁ、あっつい・・・」
649 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:05:35.02 ID:HpMPEsuQ0
垣根「おー」

さぁ、みんなで素数を食べよー



垣根「あぁ!!2って美味しい!!」

垣根「この、ちょっと喉につっかえそうな形がたまんないわ!!」

ショチトル「むむっ!!3も美味しいぞ!」

ショチトル「この少し卑猥な形がたまらない!」
650 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:07:00.51 ID:HpMPEsuQ0
19090「あ・・・5って美味しいです!」

19090「2、と同じ歯ごたえです!」

テクパトル「無理するな・・・」

黒子「7は・・・軍覇さんの7ですの//」

削板「ん、そうだな!」

一方「ナンバーセブンかァ」

番外「はぁ、ヒマだねぇ」
651 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/27(水) 13:08:53.99 ID:Mf5kG+5IO
19090号が可愛かったから色々とよしとする
652 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:09:39.54 ID:HpMPEsuQ0
垣根「あっちいな・・・」

美琴「ラジオのセットって結構熱を持つのよね・・・」

上条「金属だからな・・・あっちぃ・・・」

心理「はぁ、涼しくなりたいわ・・・」

垣根「脱げば?」

心理「あら、どうしてよ」

垣根「ラジオの向こうのみなさんに音だけでも」

心理「いやよ・・・暑い・・・」
653 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:12:22.61 ID:HpMPEsuQ0
19090「ふぇっ!?」


19090号が可愛かったから色々とよしとする

19090「あ、あああああありがとうござ・・・ってテっくん?」

テクパトル「エツァリ、ナイフ貸してくれ」

エツァリ「はい、どうぞ・・・」

テクパトル「ははは・・・綺麗な断面だ・・・」

19090「」
654 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:13:43.87 ID:HpMPEsuQ0
テクパトル「じゃ、ちょっくら行ってくる・・・」

19090「あ、テっくんダメですよ!!」

テクパトル「うるせぇ!!俺は行くんだよぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!」


上条「ヤキモチなんだな」

美琴「青春ね・・・あぁ、暑い・・・」

番外「テクパトルったら嫉妬深いね」
655 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:15:37.22 ID:HpMPEsuQ0
テクパトル「ちくしょう・・・可愛いんだよ、でもなぁ・・・」

19090「あ、テっくんに言われるのが一番嬉しいですよ!?」

テクパトル「あぁ・・・わかってる・・・」


一方「飲ンだくれじゃねェか」

番外「涙脆いんだね」

黒子「バカップルですの」

ショチトル「いや、白井が言うな」
656 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/27(水) 13:17:59.61 ID:Mf5kG+5IO
おおお落ちついて欲しいぜよ

美月ちゃんがテクパトルの嫁だということはちゃんと分かってるにゃー(⌒▽⌒)
657 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:20:07.12 ID:HpMPEsuQ0
垣根「はぁ・・・ラジオだぜー」

心理「えぇ、そうね」

垣根「夏らしい曲でも流すか」

上条「いいな、じゃあ・・・TUNAMI」



垣根「見つめあーうとー」

一同「お前が歌うんかい」
658 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/27(水) 13:20:25.92 ID:qJMFFkaSO
黒子の頭なでなでしたい
659 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:21:24.01 ID:HpMPEsuQ0
テクパトル「・・・」

おおお落ちついて欲しいぜよ

美月ちゃんがテクパトルの嫁だということはちゃんと分かってるにゃー(⌒▽⌒)


一方「こいつ土御門だな」

テクパトル「わかった、行って来る」


テクパトル「つぅぅぅちぃぃぃぃみぃぃぃぃかぁぁぁどぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!」

エツァリ「テクパトルぅぅううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!」

上条「落ち着け」
660 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:22:46.03 ID:HpMPEsuQ0
黒子「まぁ」


黒子の頭なでなでしたい


黒子「軍覇さん、どう思われますの?」

削板「うーん・・・どういう意味にかもよるけどな」

黒子「ですの」

削板「いやらしい意味だったらすごパだぞ!!」

黒子「//」

垣根「なぜそこで照れる」
661 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:25:49.68 ID:HpMPEsuQ0
黒子「ですが、わたくしの頭など撫でて何をなさるのでしょうか?」

垣根「だから、ナニをするんだよ」

黒子「まぁ」

削板「ちょっとすごパしてくる」

上条「や、やめなさい」

削板「止めるな上条!!」

番外「暑い・・・」
662 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/27(水) 13:28:34.34 ID:Mf5kG+5IO
うう・・・酷い目にあったにゃー

にしても、すごパって略すと「すごいパーマ」みたいだにゃー
663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/07/27(水) 13:28:50.74 ID:v8FvIsuf0
(またまた未来からのお手紙)

いつもめるへんなえほんをよんでくれるぱぱへ

ぼくがおおきくなったらままとけっこんするから
ぱぱはままとはけっこんしないでね
664 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:31:05.47 ID:HpMPEsuQ0
削板「・・・」


うう・・・酷い目にあったにゃー

にしても、すごパって略すと「すごいパーマ」みたいだにゃー


削板「・・・そういえば、黒子の髪型は・・・」

黒子「たくさん分かれてるテールですの!」

垣根「はぁ?」
665 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:32:07.87 ID:HpMPEsuQ0
垣根「ん、俺との子供か」

心理「あら嬉しい」


(またまた未来からのお手紙)

いつもめるへんなえほんをよんでくれるぱぱへ

ぼくがおおきくなったらままとけっこんするから
ぱぱはままとはけっこんしないでね


上条「へぇ、可愛い子じゃないか」

垣根「ま、俺の子だからなぁ」

美琴「・・・もう親ばか?」

666 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:33:57.58 ID:HpMPEsuQ0
垣根「でも、残念だな」

垣根「たぶんパパとママはもう結婚してるぜ」

垣根「・・・大丈夫、お前にはもっと素敵な相手が見つかるさ」

垣根「絵本に描いてあるだろ、王子様とお姫様は一人ずつだって」

垣根「ママがお姫様なら、王子様はパパなんだ」

垣根「お前が王子様なら、きっとどこかにお姫様がいる」

垣根「探せばいいさ、お前のお姫様を」

エツァリ(・・・メルヘンですね)
667 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/27(水) 13:41:03.94 ID:Mf5kG+5IO
垣根センセー、兄妹の恋愛はどう思いますか?
668 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/27(水) 13:42:14.26 ID:IOv0BaPb0
>>667
垣根「俺に常識は(ry」
669 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:46:01.96 ID:HpMPEsuQ0
垣根「あー、俺か」


垣根センセー、兄妹の恋愛はどう思いますか?


垣根「ない、絶対ない」

上条「お、言い切ったな」

美琴「どうして?」

垣根「よく考えろ、リスクが大きすぎる」

心理「・・・まぁね」
670 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:47:44.22 ID:HpMPEsuQ0
垣根「周りからヘンな目で見られる」

垣根「親との関係が崩れる」

垣根「子供が出来ても、近親では奇形が生まれる可能性も高い」

垣根「・・・わかるか?そのリスクを越えるほどの覚悟がなきゃダメだ」

垣根「それは、普通の恋愛の何倍もの重荷になる」

垣根「まぁ背負いきれるってのなら構わんが」

垣根「俺には無理だろうな」

671 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:49:22.74 ID:HpMPEsuQ0
垣根「愛した兄弟を背負った上に」

垣根「そんな重荷も背負えるか?」

垣根「もしもお前が転んでしまえば」

垣根「重荷は全て、兄弟の上へと転がり落ちる」

垣根「つぶれてしまうぞ、重圧に耐え切れず」

垣根「それでもいいのか、お前は」


垣根「中途半端な覚悟ならいただけないな」

19090「・・・たしかにそうですね」
672 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:50:56.00 ID:HpMPEsuQ0
一方「あァ、あっちィ・・・」

番外「アイスコーヒー一つ、垣根につけといて」

垣根「おい」

心理「いいじゃない、あなたが主催なんだから」

垣根「上条だしー」

上条「いや、違うからな?」

削板「あー・・・陽射しが心地いい・・・」

テクパトル「いや、心地いいを通り越して痛いんだけど」
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/27(水) 13:51:02.38 ID:Mf5kG+5IO
Tさん「そんな事はもう分かっているさ、今は自分の決めたこの道を進むしかないぜよ!ありがとう垣根先生!!」

次の人
Aさん「友人二人が禁忌を犯そうとしてる気がするんやけど・・・どうしたらええかなぁ?」
674 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:54:40.56 ID:HpMPEsuQ0
垣根「そうだなぁ・・・」

Aさん「友人二人が禁忌を犯そうとしてる気がするんやけど・・・どうしたらええかなぁ?」


垣根「友達二人を止めるのは難しいだろう」

美琴「まぁ、蜜は一度舐めたら味が忘れられないもんね」

上条(いや、俺は決して禁忌じゃない)

垣根「そうだなぁ・・・」
675 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:55:47.30 ID:HpMPEsuQ0
垣根「お前も、禁忌を犯そうぜ」

一同「」

垣根「おそろいだ、それで」

垣根「みんな禁忌を犯した、そんな世界ではもはや禁忌は当たり前」

垣根「だったら、いいじゃない」

心理「いや、よくないからね」

垣根「えー」
676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/27(水) 13:57:02.98 ID:qJMFFkaSO
頭を撫でるのにいやらしさなど存在しない!!

てか頭を撫でるのがいやらしい状況ってどんな状況だろ?
だからすごパ止めて〜

垣根さん勘違いするような発言やめて下さいorz

677 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 13:58:53.41 ID:HpMPEsuQ0
垣根「へー」

頭を撫でるのにいやらしさなど存在しない!!

てか頭を撫でるのがいやらしい状況ってどんな状況だろ?
だからすごパ止めて〜

垣根さん勘違いするような発言やめて下さいorz


垣根「でもな、>>1は前にサトリナの頭をナデナデする妄想をしながら・・・」

心理「やめなさい」

垣根「でもな、いやらしいと思うんだ」


垣根「心理定規・・・ありがとな」ナデナデ

心理「あ、あなたのだったら・・・いいのよ・・・」
678 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 14:00:15.50 ID:HpMPEsuQ0
垣根「どうだった?」ナデナデ

心理「ひ、久しぶりだったから・・・」



垣根「な、エロいだろ?」

心理「会話の問題でしょ」

美琴「うん、会話がキーね」

19090「そ、そうですね・・・」

テクパトル「頭を撫でるときは、決して下心は持つな!」
679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/27(水) 14:03:30.20 ID:Mf5kG+5IO
Aさん「いや、Kやんは学生のうちに子供が出来るかもしれないという・・・


禁忌か・・・Hさんのおっぱいを・・・ドゥフフ」

Aさん「とりあえず頑張ってくるでー」
680 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 14:04:42.30 ID:HpMPEsuQ0
上条「・・・」


Aさん「いや、Kやんは学生のうちに子供が出来るかもしれないという・・・


禁忌か・・・Hさんのおっぱいを・・・ドゥフフ」

Aさん「とりあえず頑張ってくるでー」


垣根「おいおい、吹寄のおっぱいは俺のもんだぜ」

心理「はぁ・・・冗談で言うのはやめなさい」

垣根「ちっ」
681 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 14:05:42.65 ID:HpMPEsuQ0
上条「・・・子供かぁ・・・」

美琴「で、できちゃうのかしらねぇ!?」

垣根「手紙きてただろ」

美琴「うー//」

ショチトル「学生で妊娠か・・・」

エツァリ「がんばってくださいね」

美琴「う、うん!!」
682 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 14:06:08.96 ID:HpMPEsuQ0
さーて、バイトだバイト

夜までなんで今日はたぶんここまで

ではみなさん、投稿どうぞw
683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/27(水) 14:44:49.95 ID:lUoNIwvR0
(やっぱり未来からの手紙)

おかあさまがてれぽーとのえんざんはせいかくさがだいじだといってましたが、そんなものこんじょうでどうにでもなるとおもうのですがみなさまはどうおもいますか
おとうさまもこんじょうがあればなんとかなるといってました

もうひとつしつもんなのですが
ぼくはとなりのクラスのまことちゃんがすきなのですが、どうしたらいいですか
こんじょうでどうにかなりますか
るいこせんせーがいうにはまことちゃんはふらぐたいしつとかいうのらしくて、ぼくいがいのおとこのこともなかがいいみたいです
それとかきねくんがよくまことちゃんをいじめています
なんどやめるようにいってもかきねくんはやめません
こんじょうでせっとくしてもきいてくれません
どうすればいいですか
684 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/27(水) 14:51:25.61 ID:lUoNIwvR0
手紙書くので忘れてた・・・

>>641
個人的には「ねこと」より「みこにゃん」の方がかわいいと思うんだ!
685 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/27(水) 15:16:17.70 ID:ZyOrQmbDO
ん?字を書けるのは確かに三歳くらいだが、しっかりした文章書けるのは早くて5、6歳だぜ?







もうできてんじゃね?ww
686 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/27(水) 16:16:49.52 ID:84OwyRki0
みなさんに質問です
明日友達とボーリングに行くんですが、どうしたらメルヘンに決まりますか?
687 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/27(水) 19:19:09.33 ID:aBX+FRqc0
5,6才でもなかなかの長文だな…
688 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/07/27(水) 19:21:12.87 ID:0oa24P/Vo
親のお陰じゃね?
689 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/27(水) 19:21:39.48 ID:0NLqO9HIO
レベル5が親だぞ?
690 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2011/07/27(水) 19:41:44.84 ID:gDa0mHgC0
追いついたー!
691 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/27(水) 19:54:13.64 ID:YnroGeOn0
石破ラブラブ天驚拳みたいな感じで
二人の愛の必殺技にたいなの考えてください
692 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長崎県) [sage]:2011/07/27(水) 20:04:14.03 ID:aEG2kZQKo
>>689
でも片方上条さんだぞ?
693 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/27(水) 20:13:11.53 ID:0NLqO9HIO
>>692
上条さんはまだこれからだよ!
694 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/07/27(水) 20:38:50.24 ID:iFXWDtQAO
御坂さんもパワーインフレの一つや二つ起こしてもらいたいもんだぜ

覚醒して翼が生えてノイズ混じりの言葉を発する暴走御坂さんが見たいです
695 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/27(水) 20:54:18.42 ID:qJMFFkaSO
パワーインフレよりもメンタル面が強くなって欲しいな

上条・浜面・一方が諦めるような絶望的状況でも諦めるないで頑張って周りに希望与えるような

パワーインフレしないと普通にやられそうだけど
696 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/27(水) 21:59:02.26 ID:qheU86Dxo
伸びてるのは親バカ議論かよwwwwww
697 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 22:38:02.56 ID:HpMPEsuQ0
伸びててワロタ


ちょいと待ってくださいな

>>683
>>691

には答えます

美琴はね

今の弱いままでも魅力的だと思う

他の超能力者はメンタルが強すぎると思う

人間らしさ、歳相応さがあるのが美琴だと思う

サトリナは可愛い
698 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 23:07:48.85 ID:HpMPEsuQ0
上条「えっと・・・」


(やっぱり未来からの手紙)

おかあさまがてれぽーとのえんざんはせいかくさがだいじだといってましたが、そんなものこんじょうでどうにでもなるとおもうのですがみなさまはどうおもいますか
おとうさまもこんじょうがあればなんとかなるといってました

もうひとつしつもんなのですが
ぼくはとなりのクラスのまことちゃんがすきなのですが、どうしたらいいですか
こんじょうでどうにかなりますか
るいこせんせーがいうにはまことちゃんはふらぐたいしつとかいうのらしくて、ぼくいがいのおとこのこともなかがいいみたいです
それとかきねくんがよくまことちゃんをいじめています
なんどやめるようにいってもかきねくんはやめません
こんじょうでせっとくしてもきいてくれません
どうすればいいですか


垣根「よし、まず・・・削板の子供は上条の子供を好きになっている」

削板「ふむふむ」
699 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 23:09:24.93 ID:HpMPEsuQ0
垣根「まぁ、根性で解決する当たりも似ている」

削板「あぁ、それが素晴らしい!」

垣根「・・・いや、俺の子供は上条の子供をいじめてるのか・・・」

上条「俺の子供はフラグ体質なのか・・・」

美琴「佐天さん、先生になったんだ・・・」

黒子「垣根さんの子供に負けたらいけませんの!」

番外「うん、決闘だ!」
700 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 23:11:12.33 ID:HpMPEsuQ0
ショチトル「大丈夫、素直に好きだと言うんだ」

19090「きっと、大丈夫ですよ!」

一方「ダメでも、諦めたらいけねェな」

心理「そうね・・・一度で上手くいくことは少ないわ」

テクパトル「でも、根性で諦めないんだ!」

上条「応援してるぜ!」


エツァリ(いえ、みなさんの子供が同学年ということにはツッコまないんですか)
701 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 23:12:27.01 ID:HpMPEsuQ0
上条「ん、これは・・・」


石破ラブラブ天驚拳みたいな感じで
二人の愛の必殺技みたいなの考えてください


美琴「じゃ、じゃあ・・・」


上条「上琴アツアツ!」

美琴「ビリビリキーック!!」


垣根「ないな」

上条「仕方ないだろ・・・」
702 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 23:13:44.79 ID:HpMPEsuQ0
垣根「俺たちが手本を見せてやる!」

心理「はぁ・・・いいわよ」


垣根「メルヘンな翼、溢れる光!」

心理「照準合わせて心へ打ち込む!!」


垣根・心理「未元定規メルヘンパンチ!!!!!!!!!!!!!」


上条「いや、ねーよ」
703 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/27(水) 23:14:50.45 ID:0HfmmZXJo
だーくさだのり
704 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 23:15:12.79 ID:HpMPEsuQ0
削板「根性拳!!」

黒子「愛の鞭!!」

削板・黒子「すごいパーンチですの!!」

エツァリ「ひどいですね」


一方「ベクトル操作であそこが唸る」

番外「電気の刺激でビクビクしちゃう」


一方・番外「アクメラレータ」

エツァリ「やめてください」
705 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/27(水) 23:16:34.82 ID:84OwyRki0
>>703
クソワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
706 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 23:17:26.96 ID:HpMPEsuQ0
>>703 そんなこと言ったらヤツがくる・・・


テクパトル「愛とはなにか」

19090「ミサカとテっくん!!」


テクパトル・19090「家族愛ギロチン!」

エツァリ「怖いです」


エツァリ「ピシーンピシーンと音が響けば」

ショチトル「私のマ※コはヒクヒクしちゃう」

エツァリ・ショチトル「SMプレイアタック!!」


垣根「下ネタじゃねぇか」
707 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 23:19:37.98 ID:HpMPEsuQ0
さだのり「桜舞い散る地獄の間」

さだのり「輪廻の輪にさえ拒絶され」

さだのり「踊る踊るは道化か舞か」

さだのり「ひらりひらりと落ちていく」

さだのり「命の花弁を俺は斬る」


さだのり「ダークさだのり」

垣根「いや、技名をどうにかしろ」
708 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/27(水) 23:20:53.77 ID:Er7Gsqqz0
一方通行と番外個体、それはダメだろw

エツァリさん、それ以前にあなた方の子供からは手紙がないことはスルーでいいんですか?
一方通行と番外個体は子供はともかくちゃんと手紙に登場しているというのに・・・
709 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/27(水) 23:21:11.16 ID:0HfmmZXJo
>>707
まさか採用されるとはwwwwww
さだのりさんアザーっす!!!
710 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) :2011/07/27(水) 23:21:13.51 ID:owvXwqBY0
さだのりW
711 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 23:23:19.86 ID:HpMPEsuQ0
一方「あァ?」


一方通行と番外個体、それはダメだろw

エツァリさん、それ以前にあなた方の子供からは手紙がないことはスルーでいいんですか?
一方通行と番外個体は子供はともかくちゃんと手紙に登場しているというのに・・・


番外「そ、それは・・・」

一方「いいじゃねェか、いなくたってよ」

番外「な、なんで?」
712 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 23:24:57.84 ID:HpMPEsuQ0
一方「子供がいねェのにずっと一緒ってこたァ・・・」

一方「・・・そンだけ絆が深いってことだろ?」

一方「・・・そンなもン、急ぐことでもねェしな」

一方「いつか出来たら嬉しいし、出来なくたって俺は番外個体を愛してる」

一方「そンだけだ」


番外(ヤバイ、かっこよすぎて頭クラクラしてきた・・・)

美琴(変わったわね・・・コイツも)
713 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/27(水) 23:27:15.64 ID:0HfmmZXJo
上琴の第二子の名前は何だろう?
714 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 23:28:36.35 ID:HpMPEsuQ0
上条「ん、そうだな・・・」


上琴の第二子の名前は何だろう?


上条「男の子だったら、幸、が入る名前がいいな」

美琴「幸平とか?」

上条「あぁ、そうそう」
715 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/27(水) 23:29:13.81 ID:Er7Gsqqz0
麻美(あさみ)ちゃんとかどうだろう・・・ってか二人の名前からとると男の子の名前にはしにくいな、なんか
美琴のどちらの字もなんとなく女の子っぽいからかねぇ
716 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 23:30:07.05 ID:HpMPEsuQ0
上条「女の子だったら・・・」

美琴「美・・・美・・・」


美琴「あ、美喜とかどう?」

上条「喜びか・・・」

美琴「うん、当麻との子供なら喜んで育てるって意味で」

上条「あぁ・・・幸せだ・・・」


垣根「美笛とかどうだ?」

心理「なんか卑猥ね」
717 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 23:32:08.17 ID:HpMPEsuQ0
上条「うーん・・・麻美か・・・」

垣根「別に名前から取んなくてもいいだろ」

心理「そうね、名前は大事だから」

ショチトル「二人の満足いく名前ならなんでもいいと思う」

テクパトル「同感だ」

19090「その通りです!」

美琴「みんな・・・」
718 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/27(水) 23:32:46.12 ID:HpMPEsuQ0
さて、今日はここまで

明日もボチボチがんばります


700いったか・・・

今回はどんな1000になるんだろw
719 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/27(水) 23:35:24.55 ID:Er7Gsqqz0
お疲れ様です、とミサカは>>1を労います
あ、あの>>1とミサカの子供の名前は・・・・いえ、何でもありません空耳です、とミサカは顔を真っ赤にして慌てふためきます
720 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/27(水) 23:36:24.28 ID:84OwyRki0
幸斗と書いてサットと読むのはどうだろう?
上条さんの身体能力を受け継ぎ美琴の頭脳を受け継ぎ能力は『絶対防御』(オールガード)全てを守る絶対の防壁だ

もちろん警察のSATにも負けない戦闘センスの持ち主
721 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/27(水) 23:37:23.85 ID:0HfmmZXJo
乙です、とミサカは挨拶します。
ケータイの待受が遂に12巻表紙になってしまいました。と、ミサカはお義兄様とお姉様の逢引を見てニヤニヤします。
あれ程いい公式上琴はないと思います。と、ミサカはニヤリとします。
722 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage saga]:2011/07/27(水) 23:38:43.74 ID:cwlru/V40
(またまた未来からの手紙)
あー、そういえば10年くらい前に過去に手紙書いたなーって思ったので
またまた書いちゃいました。
それで、早速質問なんだけどお父さんとお母さんってどういう風に出会ったの?
こっちじゃ聞いても答えてくれないからさー、過去に聞こうと思ったんだけど
ダメだったかな?
それともう一つ質問なんだけどお父さんがお母さんを好きになった
きっかけって何?答えてくれると嬉しいです、これで質問は終わりかな?
それじゃ、お返事待ってまーす。
                                  上条 麻琴
P.S
お父さんお母さん、いつもありがとう
大好きだよ、ずっと一緒に居ようね。
723 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/28(木) 00:49:06.76 ID:6rJFo3py0
皆さんゴリラゴリラーー
コレをどうぞ
つ ミサカ10032号から番外個体までのバストサイズ一覧表
  このデータを見る限り一番胸が大きいのは・・・
おや?誰かきたようだ
724 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage saga]:2011/07/28(木) 07:27:56.98 ID:oPglPiqY0
皆さん、実は今日は僕の誕生日なんです、
祝ってくれると嬉しいです、特に上条さんとていとくんに
それでは皆さん、良い夏休みを!
725 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/07/28(木) 07:39:10.68 ID:V88jyRb5o
みんな野球すき?

>>724
おめでとう
726 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/28(木) 09:32:18.52 ID:0NAPe2h50
>>724おめでとう〜

(日付が未来の手紙)

ったく、なンなンですかァ。親父とお袋が手紙くらい出せとか言うから仕方なしに書いてるけどよォ。
何で私がこンなもン出さなきゃなンないンですかァ。
大体よォ、こういうのは上条のあたりにやらせとけばいいだろォが。
こういうのは女の子らしいあいつの方が得意だろ。
それにいつもいつも親父もお袋も上条みたく女の子らしくしろとか言うけどよォ、私の性格がこうなのは親父とお袋の教育の賜物じゃないのかァ。
親父がこういう風に話せって小さいころに躾けられた覚えがあるしな。
何でも悪い虫が付かなくなるからってなァ。
それを今更女の子らしくしろとか言ってることが正反対じゃねェか。
大体、私だってもっと女の子らしくなりたかったさ。
そうすれば垣根のやつも・・・・
クソッ、あいつ私といても上条のことばかり話しやがってよォ。
今度、削板の野郎ォにさっさと上条落とせと発破かけてやっか。
あいつらはあいつらでじれったいしなァ。
べ、別にそうすれば垣根のやつが振り向いてくれるかもとか思ってねェからな!
手紙に何を書いてンだろォな、私・・・
727 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage saga]:2011/07/28(木) 09:49:06.11 ID:oPglPiqY0
>>725さん>>726さん
ありがとうございます!
早くPSP30023来ないかな、さっさとPSP禁書やりてえんだよ
姉はPSP貸してくれないから、発売から1ヶ月ぐらい経ってから
買ったのにいまだにやってないだよ
728 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 10:32:45.48 ID:qGjsdpgU0
>>719 ふへへ、じゃあまずはこづく(ry

>>720 DQNネームw

>>721 あれは素晴らしい


では続き

729 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 10:34:20.94 ID:qGjsdpgU0
上条「あ、いや・・・その・・・」


(またまた未来からの手紙)
あー、そういえば10年くらい前に過去に手紙書いたなーって思ったので
またまた書いちゃいました。
それで、早速質問なんだけどお父さんとお母さんってどういう風に出会ったの?
こっちじゃ聞いても答えてくれないからさー、過去に聞こうと思ったんだけど
ダメだったかな?
それともう一つ質問なんだけどお父さんがお母さんを好きになった
きっかけって何?答えてくれると嬉しいです、これで質問は終わりかな?
それじゃ、お返事待ってまーす。
                                  上条 麻琴
P.S
お父さんお母さん、いつもありがとう
大好きだよ、ずっと一緒に居ようね。


美琴「そんな奇跡的な出会いとかじゃないわよ?」

美琴「私が不良に絡まれてて、それをこいつが助けようとしてくれたってわけ」

美琴「私が電撃で倒したんだけどね」

垣根「バイオレンスだな」
730 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 10:36:20.81 ID:qGjsdpgU0
上条「お、俺が美琴を好きになった理由か・・・」

上条「・・・美琴が、一度俺を助けてくれようってしたことがあるんだ」

上条「・・・俺ってさ、性格が性格だから今までいろんな人におせっかいはやいてきたけど」

上条「他の人に助けられた経験ってほとんどなかったんだ」

上条「・・・だから、嬉しかったのかもな」

上条「気づいたら、美琴のことばっかり考えてた」

美琴「当麻・・・」
731 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 10:38:22.86 ID:qGjsdpgU0
テクパトル「?これは」

皆さんゴリラゴリラーー
コレをどうぞ
つ ミサカ10032号から番外個体までのバストサイズ一覧表
  このデータを見る限り一番胸が大きいのは・・・
おや?誰かきたようだ


番外「そりゃ、やっぱミサカがいちば・・・ん・・・」

削板「?どしたんだ番外個体」

番外「い、いや・・・」


番外「19090号が一番だ、ついで20000号」

19090「」
732 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 10:39:55.09 ID:qGjsdpgU0
一方「はァ?お前よりでけェのかよ?」

番外「みたいだね」

19090「そ、そそそそそそそれはアンダーも低いから相対的に大きく見えるのでは!?とミサカは・・・」

心理「でも、たしかに最初よりグラマラスになったわよね」

エツァリ「そういえばそうですね・・・」

黒子「お姉さまより大きい気がしますの」

美琴「うっ・・・」

19090「そ、それは・・・」
733 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 10:41:36.30 ID:qGjsdpgU0
テクパトル「?いや、別に不思議じゃないだろ」

上条「なんで?」

テクパトル「番外個体って結構食生活とか睡眠時間とか管理できてなさそうだろ?」

テクパトル「19090号や20000号は俺がしっかりと管理してるからな」

テクパトル「睡眠、栄養、そしてひごろの適度な運動・・・」

テクパトル「それが魅力的な体を・・・」

女一同「教えてくださいぜひ!!」

テクパトル「いや、めんどくさい」
734 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 10:42:36.35 ID:qGjsdpgU0
垣根「ほぉ、それはめでたいな」


皆さん、実は今日は僕の誕生日なんです、
祝ってくれると嬉しいです、特に上条さんとていとくんに
それでは皆さん、良い夏休みを!


垣根「じゃあ、俺がおめでとう、であいうえお作文をしよう」

心理「はぁ・・・真面目に、ね?」
735 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 10:44:15.22 ID:qGjsdpgU0
垣根「お!お父さんとお母さんに感謝して!」

垣根「め!めいっぱい手を未来へと伸ばして!」

垣根「で!出会いと別れを大切にし!」

垣根「と!ときどき、後ろも振り返って!」

垣根「う!美しい人生を歩め!」

心理「あら、まともね」

垣根「下ネタverもあるけど聞く?」

心理「遠慮しとくわ」
736 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 10:45:33.75 ID:qGjsdpgU0
上条「ん、質問か」


みんな野球すき?


垣根「俺は好きだぜ、うん」

美琴「でも学園都市はスポーツに能力使用があるからなぁ・・・」

ショチトル「普通の野球は面白いな」

テクパトル「でも、ドーピングはダメだぞ」
737 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 10:49:30.28 ID:qGjsdpgU0
エツァリ「そういえば、今年はイチローがやや不調ですね」

番外「うん、200本安打いくかな?」

削板「そうだな・・・難しいかもな」

上条「でも、イチローならいけそうな気もするな」

19090「がんばってほしいですね!」

垣根「なんせイきかけた人だからな」

心理「なにがよ」
738 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 10:50:49.94 ID:qGjsdpgU0
一方「なンだァ」


(日付が未来の手紙)

ったく、なンなンですかァ。親父とお袋が手紙くらい出せとか言うから仕方なしに書いてるけどよォ。
何で私がこンなもン出さなきゃなンないンですかァ。
大体よォ、こういうのは上条のあたりにやらせとけばいいだろォが。
こういうのは女の子らしいあいつの方が得意だろ。
それにいつもいつも親父もお袋も上条みたく女の子らしくしろとか言うけどよォ、私の性格がこうなのは親父とお袋の教育の賜物じゃないのかァ。
親父がこういう風に話せって小さいころに躾けられた覚えがあるしな。
何でも悪い虫が付かなくなるからってなァ。
それを今更女の子らしくしろとか言ってることが正反対じゃねェか。
大体、私だってもっと女の子らしくなりたかったさ。
そうすれば垣根のやつも・・・・
クソッ、あいつ私といても上条のことばかり話しやがってよォ。
今度、削板の野郎ォにさっさと上条落とせと発破かけてやっか。
あいつらはあいつらでじれったいしなァ。
べ、別にそうすれば垣根のやつが振り向いてくれるかもとか思ってねェからな!
手紙に何を書いてンだろォな、私・・・


一方「俺の子供じゃねェか」

番外「うっわ、口調がひでぇなー」

一方「そォ躾けたらしいぜ」
739 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 10:53:08.00 ID:qGjsdpgU0
一方「でもよォ・・・垣根の子供に惚れるってのは・・・」

垣根「俺と心理定規の息子だから、相当美形だろうな」

テクパトル「否定はできないな」

黒子「ですが、お姉さまの娘さんにはわたくし達の息子が恋心を・・・」

垣根「はぁ?俺たちの息子だって抱いてんだよ!譲れよバカ親!」

黒子「そ、それでは一方通行さんたちの娘さんがかわいそうですの!」

垣根「愛ってのは傷付けるものなんだよ!」

一方(意味わかンねェ)
740 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 10:54:54.78 ID:qGjsdpgU0
上条「うーん・・・でも、同じ学校か幼稚園ってことは、みんな近所に住んでるのかもな」

心理「あら、それ素敵ね」

テクパトル「うへぇ・・・それは・・・なぁ・・・」

19090「だ、大丈夫です!きっとミサカたちは遠いところで仲睦まじく・・・」

垣根「うっわ、最低」

ショチトル「夢ぶち壊しって感じー?」

垣根「ちょべりばー」

テクパトル「黙れ」
741 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 10:56:00.35 ID:qGjsdpgU0
垣根「さて・・・ラジオの合間に遊ぼうか!」

上条「じゃあ・・・スイカ割りでもやりますか」

美琴「うん、いいんじゃない?」

垣根「スイカ割り・・・いいな、俺はやってやんぜ!」

心理「一応スイカは用意してるわよ」

心理定規がどこからかスイカを引っ張ってくる

テクパトル「用意がいいな」

742 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 10:56:26.24 ID:qGjsdpgU0
エツァリ「おや・・・今回はいくつか用意しているのですね」

心理「えぇ、みんなが楽しめるようにね」

ショチトル「さすがだ」

黒子「さて・・・ではどなたからなされますの?」

削板「上条からやったらどうだ?」

上条「え、俺から?」

743 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 10:56:52.18 ID:qGjsdpgU0
番外「どうせ割れないんだしさ」

一方「不幸だからなァ」

上条「・・・うるせぇ」

上条がため息をつきながら、棒を手に取る

美琴「じゃ、目隠しするわねー」

美琴がタオルを上条に掛ける

744 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 10:57:38.34 ID:qGjsdpgU0
上条「・・・よし、じゃあ誘導を頼む!」

垣根「上だ」

上条「いやねぇよ!」

垣根「あ、股間にスイカが!」

上条「叩かないからな!」

垣根「ご飯を持つ手のほうよ!」

上条「真面目に言え!」

745 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 10:58:05.47 ID:qGjsdpgU0
垣根「じゃあ、ムーンウォークで」

上条「できねぇから!」

テクパトル「はぁ・・・前だ、前に進め」

上条「お、テクパトルか」

上条がテクパトルの言った通り、前に進む

垣根「なぁ!なんで俺の言ったことは信じてくれないんだよ!?」

746 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 10:58:41.27 ID:qGjsdpgU0
上条「お前、狼少年って知ってるか?」

垣根「・・・あとで御坂レイプしてやるからな」

上条「意味わかんない負け惜しみするな!」

くだらない会話をしながら、上条はスイカの近くまでたどり着く

テクパトル「お、次は・・・お前にとって右だ」

上条「右な・・・」

747 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 10:59:28.49 ID:qGjsdpgU0
上条が右へと進む

垣根「そこで股間だ」

上条「テクパトル、どっちだ?」

テクパトル「そのままもう少し前に行け」

上条「了解・・・」


美琴「やぁっ!垣根、なに触ってんのよ!?」

748 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 10:59:55.92 ID:qGjsdpgU0
垣根「あひゃひゃひゃ!上条が俺を信頼しないからさ!」

エツァリ「か、垣根さん・・・」

19090「や、やめたほうが・・・」


上条「テクパトル」

テクパトル「なんだ」

上条「垣根はどこだ?」

749 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:00:24.22 ID:qGjsdpgU0
テクパトル「お前の後ろだ」

上条がくるりと振り向く

垣根「は、な、何を・・・」

上条「テクパトル、ここか?」

テクパトル「あぁ、ジャストだ」

上条「垣根」


上条「美琴に触ったな?」

750 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:01:02.40 ID:qGjsdpgU0
垣根「ひ・・・」

上条「くらえぇ!」

上条の振り下ろした棒は、垣根の頭に叩き込まれた


垣根「ぐえっ!」

上条「・・・スイカは叩けなかったか」

上条が目隠しを外す

751 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:01:33.15 ID:qGjsdpgU0
目の前では垣根が頭を押さえていた

心理「・・・ねぇ、美琴の胸はよかった?ねぇ、ねぇ」

垣根「今はヤキモチに相手してる余裕はない・・・頭がいてぇ・・・」

心理「ふん、自業自得よバカ」

垣根「くそぉ・・・」

黒子「では、次は19090号さんの番ですの」

752 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:01:59.36 ID:qGjsdpgU0
19090「ミ、ミサカですか!?」

テクパトル「じゃ、目隠しするな」

テクパトルが19090号に目隠しをする

19090「あっ・・・テっくん、ミサカが何も見えないからってヘンなことしたらダメですよ?」

テクパトル「安心してくれ、俺はエツァリとは違うからな」

エツァリ「」

19090「一安心です!」

エツァリ「」

753 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:02:47.94 ID:qGjsdpgU0
テクパトル「じゃあ・・・まずは前だ」

19090「前・・・この辺りですか?」

テクパトル「えっと・・・」

垣根「股間だ、股間」

テクパトル「黙ってろハゲ」

垣根「」

754 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:04:07.53 ID:qGjsdpgU0
テクパトル「そこだ、ちょうどいいぞ」

19090「では・・・」

19090号が棒を振り下ろす

サクッ、といい音がしてスイカが割れた


黒子「おめでとうございますですの!」

美琴「ちょうど真っ二つね!」

19090「や、やりましたよテっくん!!」

テクパトル「あぁ、おめでとう」ニコッ
755 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage saga]:2011/07/28(木) 11:04:42.38 ID:oPglPiqY0
エツァリェ…
それと、>>1ありがとうございます!
これからも頑張って生きて行きたいと思います
756 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:06:58.77 ID:qGjsdpgU0
垣根「・・・次は番外個体な」

番外「いいよん」

番外個体が目隠しをつける

一方「まァがンばれェ」

番外「応援する気ないでしょ・・・まぁいいや!」

エツァリ「えっと・・・まずは右ですね」

番外「右・・・ね」
757 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:09:23.52 ID:qGjsdpgU0
>>755 まずはサトリナ信者になるんだ

サトリナぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!
リニャリニャ病ですわ、ふぉっふぉっふぉ


番外個体が右に動く

削板「いや、行きすぎだ!」

番外「ん・・・ここらへん?」

黒子「ちょうどいいですの!」

上条「あと少し前かもな」
758 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:11:02.39 ID:qGjsdpgU0
番外「えっと・・・前ね」

番外個体がちょうどスイカの前に来る

テクパトル「お、今振り下ろせ!」

番外「了解!!」


番外「死ねぇエツァリ!!!」

エツァリ「えっ」


番外個体の振り下ろした棒は

スイカを木っ端微塵に砕いた
759 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:14:02.73 ID:qGjsdpgU0
番外「あ、やっちゃった」

垣根「うわ、食える箇所ほとんどねぇな・・・」

19090「えっと・・・これとかはマシ・・・ですね」

削板「こりゃすごい恨みを込めて叩いたな」

番外「うん!」

エツァリ「」

心理「あなた達にいったい何があったの?」
760 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:17:29.33 ID:qGjsdpgU0
上条「じゃあ・・・次はショチトルで」

ショチトル「よし、エツァリ」

エツァリ「えぇ」

エツァリがショチトルに目隠しをする

ショチトル「あっ・・・お、お兄ちゃん?」

エツァリ「はい?」

ショチトル「あ・・・」


ショチトル「きょ、今日はどんなプレイなの?」

エツァリ「」

一同「」
761 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:19:50.80 ID:qGjsdpgU0
ショチトル「んっ・・・やぁ、ねぇ、みんな見てるよ?」

エツァリ「い、いえ・・・ただ目隠しを・・・」

ショチトル「お、お兄ちゃん・・・?」


上条「ひどいなエツァリ」

美琴「いっつもそんなことしてたのね」

削板「軽蔑するぞ」

エツァリ「ま、待ってください!」
762 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:22:39.75 ID:qGjsdpgU0
ショチトル「ね、ねぇ・・・」

エツァリ「ショチトル!前です!前ですから!」

ショチトル「きょ、今日は前なの?」

エツァリ「えぇい!!今日はとかじゃありません!とにかく、早く!」

ショチトル「は、早くイったらダメっていつも・・・」

エツァリ「違います!早く棒を持って!」

ショチトル「お、お兄ちゃんのが見えないもん・・・」

エツァリ「違いますから!!」
763 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:25:53.85 ID:qGjsdpgU0
ショチトル「ねぇ・・・」

エツァリ「あぁもう!外します!」

エツァリがショチトルの目隠しを外す

ショチトル「はっ!ついパブロフの犬で!」

エツァリ「つい、で済む話では・・・」

一同「・・・」

エツァリ(あぁ・・・勘違いなのに・・・)
764 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:29:03.26 ID:qGjsdpgU0
垣根「さて・・・スイカも残り一個だ」

上条「じゃ、最後は美琴な」

美琴「うん!!」

上条が美琴に目隠しをする

美琴「よーし!いっちゃうわよ!」

垣根「レーダーは禁止な」

美琴「わかってるわよ!」
765 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:31:19.53 ID:qGjsdpgU0
美琴「ね、当麻・・・スイカは!?」

上条「前だ!」

美琴「前ね!」

一方「よし、そこだァ・・・」

美琴「えっと・・・ここ?」

心理「もう少し右ね」

美琴「ここ!?」

上条「よし、そこだ!!!!」
766 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:33:21.56 ID:qGjsdpgU0
美琴が、棒を振り下ろす

スパァン!!と快音が響いた


スイカは、綺麗に割れていた



上条「さて、ラジオに帰ってきましたよ」

垣根「スイカうめー」

心理「ラジオの前のみんなにもあげたいわね」

美琴「うん、そうね」
767 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:37:37.58 ID:qGjsdpgU0
垣根「イマジンマター・・・あっちぃ」

上条「さて、日常会話で場をつなぎますか」

美琴「そういえば、心理定規は日焼け止めとかこだわってる?」

心理「そこそこね、でも細かくはしてないわよ」

垣根「ま、肌を守れればいいってことだろ」

美琴「へぇ・・・」

黒子「それにしては美白ですの」
768 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:41:12.85 ID:qGjsdpgU0
心理「あら、ありがとう」

19090「うらやましいです・・・」

一方「お前も白いだろォ」

美琴「・・・アンタが言わないの」

エツァリ「ははは・・・ですが、白い男性は少し不健康的ですよ」

一方「今度テクパトルにジム連れてってもらうンですゥ」

テクパトル「そうだったな」
769 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:43:40.63 ID:qGjsdpgU0
削板「そうだ、今度テクパトルも一緒にジム行こうな!」

テクパトル「お、いいな」

垣根「暑苦しい友情だなおい」

ショチトル「はぁ、でも一方通行よりはマシだろ」

一方「うるせェ・・・」

19090「ですが、テっくんがジムに通っているなんて知りませんでしたね・・・」

上条「え、そうなのか?」
770 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:47:28.14 ID:qGjsdpgU0
テクパトル「まぁ・・・ずっと家事とかやってるイメージだったかもな」

19090「はい、四六時中働いてるかと」

テクパトル「うーん・・・秘密にしてたってわけじゃないけど、わざわざ言うことでもないしな」

上条「悪いことじゃないからな」

美琴「でも、ジムって言ったらフィットネスなイメージがあるわね」

テクパトル「日本ではそうかもな」

エツァリ「こちらはインストラクターも、ウェイトトレーニングの知識はないでしょうし」
771 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:49:59.30 ID:qGjsdpgU0
削板「それが苦労するよな・・・」

テクパトル「こっちはあんまり鍛える習慣がないからな」

垣根「マッチョはキモイって女が多いだろ」

エツァリ「モテるために鍛えてるわけではないでしょうが、ヘンな目で見られるのは辛いでしょうね」

テクパトル「あぁ・・・まぁな」

心理「でも、あんまりヒョロヒョロな男は不安になるわね」

ショチトル「同感だ」
772 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:54:00.15 ID:qGjsdpgU0
上条「美琴は理想はどんな体型だ?」

美琴「当麻くらいがいいわね、本当に」

一方「上条も結構筋肉質だよなァ」

テクパトル「運動部って感じだな」

上条「そうかな?」

ショチトル「あぁ、がっしりしてるし」

黒子「ですが、軍覇さんのほうがいいですの!」

垣根「惚気か」
773 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 11:56:31.91 ID:qGjsdpgU0
垣根「よし、世論調査だ!」

美琴「え?」

垣根「みんなは、どんな体型がカッコイイと思うかな?」

テクパトル「あぁ、そうだな・・・具体的に答えてくれ!」

垣根「採用された方には、抽選でていとうこストラップを・・・」

心理「ないからね」

上条「お便りなんかもお待ちしてます!」

美琴「謎かけもね!」
774 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage saga]:2011/07/28(木) 12:03:05.22 ID:oPglPiqY0
アニメの御使堕しの時に上条さんの体型見えたよね、裸の、
あれを見る限りけっこう上条さんがっしりとした体型なんだよな、
だから上条さんぐらいの体型がイイと思う
775 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 12:35:41.93 ID:5Jo60s/SO
体術駆使して戦ってる方へ
どの格闘技を使ってる?

黒琴コンビへ
能力無しのタイマンで黒妻さんに勝てる?

776 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 12:37:20.26 ID:qGjsdpgU0
上条「俺が理想か・・・」

垣根「あ、お便りだな」


体術駆使して戦ってる方へ
どの格闘技を使ってる?

黒琴コンビへ
能力無しのタイマンで黒妻さんに勝てる?


上条「えっと・・・体述駆使はそこまでいないよな?」

黒子「わたくしは・・・なんなのでしょう?」

テクパトル「ぶっちゃけ、流派はそこまで決まってないな」

エツァリ「削板さんのももはや格闘技ではないですし」
777 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 12:41:04.88 ID:qGjsdpgU0
さだのり「そして、あれだ」

さだのり「>>1は、アニレーの黒妻編は飛ばした」

さだのり「原作に忠実に行こうぜ、って考えだったから」

さだのり「まぁ、強いから倒せないんじゃない?」

さだのり「ただ、スキルアウトなら駒場さんのほうがかっけーよ」

さだのり「そういうことだ」


上条「へぇ・・・」

エツァリ「誰ですか」
778 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 12:42:47.32 ID:qGjsdpgU0
垣根「さて、上条が理想の体型って意見があったな」

上条「あぁ、嬉しい限りだ」

一方「お前はがっしりしてるから、万人受けしそうだなァ」

黒子「まぁ、悪くはないですの」

番外「そうだね、頼れそうだし」

テクパトル「うん、ひ弱すぎず強すぎず、って感じだな」

美琴「さすが当麻ね」フフン
779 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 12:44:31.36 ID:qGjsdpgU0
上条「・・・でも、体型ってなんのことだろ?」

垣根「あぁ・・・身長か、体重か・・・」

エツァリ「筋肉質か、とかそうではないか、とか・・・」

19090「あと、パーツのバランスもありますね・・・」

削板「完璧なプロポーションってなかなかいないよな」

心理「そうね・・・ほとんどいないんじゃない?」

上条「そうだな・・・理想に近いのは誰か、って話かもな」
780 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 12:46:24.59 ID:qGjsdpgU0
美琴「うーん・・・格闘技の話もでたからついでだけど・・・」

上条「あ、格闘技ってあんまり筋肉バッキバキはいないってことか?」

美琴「そうそう」

テクパトル「プロレスとかはともかく、ボクシングとかの打撃系はセンスが大事だからな」

テクパトル「筋肥大を狙いすぎると、やや俊敏さが欠けるのもある」

削板「もちろん、筋肉は大事だけどな」

テクパトル「マイク・タイソンやアリスター・オーフレイムはいい筋肉だな」

781 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/28(木) 12:46:58.84 ID:of6kgkdU0
て、ていとうこくんストラップだと!!
これは応募するしか!!


そうだな、やはり上条さんくらいがいいかなー。


よし、これでていとうこくんがって、うわぁ、これ偽者のアレイ蔵庫じゃねぇか!
こんなもの、こんなもの!
ふぅ、燃えないゴミの日はいつだったかな。
782 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 12:48:33.12 ID:qGjsdpgU0
垣根「でもよ、アリスターは薬物疑惑がないか?」

テクパトル「まぁ・・・顔のむくれ、僧帽のおかしな盛り上がり・・・」

削板「明らかとはいえないけど、たしかにありそうだな」

エツァリ「そうれは少し残念ですね・・・」

テクパトル「言っておくが、ステロイドを使ったら誰でも筋肉がつくわけではない」

テクパトル「トレーニングはむしろ過酷になる」

テクパトル「オリンピアレベルみたいな化け物になれるのは、天才だけだ」

削板「だからって、薬物に手を出したらダメだぞ!」
783 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 12:49:22.19 ID:9WpHbfCIO
燃えないゴミでおひとつ謎かけを…

あ、美琴さんのお姉さんみたいな人が酔っぱらって絡んできたから
いま我が家で寝てるんですけど
理性がもちそうにないです…あっ………


ふぅ
784 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 12:50:31.47 ID:qGjsdpgU0
上条「お、俺か」



て、ていとうこくんストラップだと!!
これは応募するしか!!


そうだな、やはり上条さんくらいがいいかなー。


よし、これでていとうこくんがって、うわぁ、これ偽者のアレイ蔵庫じゃねぇか!
こんなもの、こんなもの!
ふぅ、燃えないゴミの日はいつだったかな。


アレイ「捨てないでください!」

上条「いや、いらないだろ」
785 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 12:52:53.85 ID:dqEV+Wkk0
駒場クラスの体躯と筋肉ほしいなァ
786 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 12:53:32.99 ID:qGjsdpgU0
>>783 俺にも貸して(ry


上条「では・・・燃えないゴミとかけて!」

上条「遅刻したとときます!」

垣根「その心は!?」


上条「ちゃんとわけなきゃいけません」

エツァリ「苦しいですね」
787 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 12:54:13.97 ID:qGjsdpgU0
さて、自動車学校なので


今日はもしかしたらジムに行くかも

いやぁ、胸と背中のトレは楽しみ
788 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/28(木) 13:41:55.08 ID:w0zHDhsWo
乙乙〜

質問です。二の腕の贅肉はどうやって落とせばいいですか?

理想の体型は上条さんだな。異論は認めない
789 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 14:31:45.82 ID:qGjsdpgU0
テクパトル「これには俺が答えよう」


乙乙〜

質問です。二の腕の贅肉はどうやって落とせばいいですか?

理想の体型は上条さんだな。異論は認めない


テクパトル「えー・・・筋トレで贅肉が落ちる、これは間違いだ」

テクパトル「いや、代謝がよくなるから痩せやすくはなるが・・・」

テクパトル「まぁ、俺の経験上は食事制限が一番かな」
790 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 14:33:40.91 ID:qGjsdpgU0
テクパトル「ただ、筋肉つければごまかせるな」

テクパトル「脂肪が筋肉になることはないし、筋肉が脂肪になることもないが」

テクパトル「筋肉質だったら、腕が太くても違和感はないから」

テクパトル「とりあえず、部分痩せはありえないに近い、これは言っておく」


美琴「女の夢をぶち壊したわね・・・」

テクパトル「だって、1時間走ったってそのあとケーキ一個食ったらプラマイゼロ・・・」

黒子「言わないでくださいな!」
791 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 14:34:11.42 ID:qGjsdpgU0
さて、筋トレ筋トレ

あっついねぇしかし
792 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:08:38.49 ID:qGjsdpgU0
上条「あぁ・・・暑いな・・・」

垣根「あれ、19090号とショチトルは?」

心理「飲み物買いに行ってるみたいよ?」

エツァリ「それにしては遅くないですか?」

美琴「うーん・・・それもそうね」

テクパトル「はぁ・・・ちょっと見てくるか」

エツァリ「えぇ」
793 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:10:32.74 ID:qGjsdpgU0
テクパトルとエツァリが海の家の外へと出る

テクパトル「えっと・・・どこに買いに行ったんだ?」

エツァリ「あぁ、あれではないですか?」

エツァリが一つの建物を指差す

飲み物やちょっとしたお菓子などを売っている店だ

テクパトル「・・・あ、いたいた・・・」

その店の前で、19090号とショチトルは


ナンパされていた
794 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:13:07.68 ID:qGjsdpgU0
テクパトル「な・・・」

エツァリ「おやおや」


半蔵「あー・・・姉ちゃんたち、そのさ、俺たち二人人数あわせで必要なんだけど・・・」

ショチトル「だが断る」

浜面「はぁ・・・麦野のヤツがフレメアも混ぜて四対四でバレーしたいなんて言わなきゃな・・・」

半蔵「郭のヤツは今日に限っていなかったし・・・」
795 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:14:27.05 ID:qGjsdpgU0
ショチトル「とにかく、私達は無理だ」

19090「そ、そうです!」

浜面「頼む!そこをなんとか・・・」

半蔵「なんか知らないけど・・・お前が世話になってる人なんだっけ?」

浜面「あ、あはははは・・・」

ショチトル「残念だが、他を・・・」


エツァリ「おやおや、そちらの方々は?」

浜面「はい?」
796 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:16:02.28 ID:qGjsdpgU0
19090「あ、テっくん!」

テクパトル「・・・おいそこの鼻ピアスと時代遅れ」

浜面「は、鼻・・・」

半蔵「時代遅れ・・・」

テクパトル「人の女に手を出すなんて度胸があるな」

19090「//」

エツァリ「えぇ、とても度胸がありますね」

浜面「あ、違う!!こっちは人数あわせで・・・」
797 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:17:55.19 ID:qGjsdpgU0
テクパトル「おいおい、言い訳なんて見苦しいぜ」

半蔵「いやいや!!なんも手なんて出してないよ、なぁ姉ちゃんたち!?」

ショチトル「いや、脱がされかけた」

19090「しかも、他の女の人たちもいるみたいです!」

浜面「ちょっと待って!そこの色黒ねーちゃんはウソついてるから!」

エツァリ「おやおや、人の彼女をウソつき呼ばわりですか」

浜面「いや・・・真実・・・」
798 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:19:32.80 ID:qGjsdpgU0
テクパトル「5秒だ」

半蔵「・・・は?」

テクパトル「5秒で失せろ」

浜面「え」

テクパトル「失せろ」


浜面「ど、どうすんだよ半蔵!?」ヒソヒソ

半蔵「な、なんか二人ともケンカ強そうじゃねぇか!」ヒソヒソ

浜面「逃げるのかよ!?」ヒソヒソ

半蔵「こっちは別にあの姉ちゃん達じゃなくてもいいんだよ!」ヒソヒソ

浜面「そ、そうだな!」ヒソヒソ
799 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:20:52.11 ID:qGjsdpgU0
浜面「す、すいませーん!!じゃあ大人しく・・・」

テクパトル「5秒と言ったよな」


テクパトル「5秒、経ったぞ?」

浜面「」

半蔵「」

エツァリ「さて、今日は金星の位置もちょうどいい・・・」


19090(な、なんかテっくんが怖いです・・・と美月は怯えます)

ショチトル(なんか面白くなってきたな)
800 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:22:07.57 ID:qGjsdpgU0


浜面「も、もう許して・・・」

半蔵「能力者・・・かよ・・・」

テクパトル「はぁ?んなんじゃねぇよ、失せろ」

浜面・半蔵「はぃぃ!!!!!!!」


二人がいなくなって、平穏が訪れる

テクパトル「大丈夫だったか?」

19090「は、はい!」
801 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:23:36.83 ID:qGjsdpgU0
エツァリ「まったく、つまらない戦をしてしまいましたね」

ショチトル「かっこよかったぞ」

エツァリ「それはありがとうございます」

テクパトル「では帰るか」

19090「はい!」


上条「なんか騒がしかったけど?」

テクパトル「気のせいだ」

美琴「?」

垣根「あ、俺ちょっとかき氷買って来るわ」

心理「あら、いいの?」
802 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:24:58.56 ID:qGjsdpgU0
垣根「あぁ、みんなのも適当に買ってくるからなー」

一方「あァ」

番外「よろしくー」

黒子「わたくしは出来ればレモンが」

削板「俺はイチゴな!」

垣根「はいはーい」

垣根が手を振りながらかき氷店へと向かう


垣根「おー、並んでるねぇ」


絹旗「まったく、麦野も超人使いが荒いです」
803 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:26:17.72 ID:qGjsdpgU0
垣根「・・・」

絹旗「・・・」


垣根「うわ、ペッタンコ」

絹旗「超ムカつきました」

垣根「・・・なんでお前がここにいるんだよ?」

絹旗「だって、アイテム+オマケで遊びに来てますから」

垣根「オマケ・・・」


垣根「あぁ、木製の」

絹旗「違います」
804 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:27:44.69 ID:qGjsdpgU0
垣根「あー、あちぃ」

絹旗「・・・あの、なぜあなたはここに?」

垣根「友達と遊びに来た」

絹旗「あぁ、パシリですか」

垣根「アホか、進んで買いに来たんだよ」

絹旗「超ウソ臭いです」

垣根「マジだよ」

絹旗「へぇ・・・」


垣根「お前、胸小さいな」

絹旗「超殺します」
805 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:29:14.80 ID:qGjsdpgU0
垣根「いや、だって水着がそこまで似合わないなんて思わなかった」

絹旗「何を言ってるんですか!!この超豊満なボディーに何も感じないなんて超童貞ですか!?」

垣根「ナニナニうっせー、ヤリマン」

絹旗「まだです!!」

垣根「・・・」

絹旗「・・・」


垣根「泣くなよ、あざ笑ってやるから」

絹旗「だから泣くんです・・・」グスン
806 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:30:50.82 ID:qGjsdpgU0
垣根「・・・で、お前はパシリか」

絹旗「麦野には逆らえませんから・・・」

垣根「はー、あんなヤツ怖くもねーだろ」

絹旗「それはアナタが異常なんです」

垣根「そうかねぇ」

垣根が首を捻る

絹旗「はぁ、しかしアナタとこんな話をするなんて・・・」

垣根「そういや、お前とはあれからあんま会ってないもんな」

絹旗「超避けてましたから」

807 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:32:20.62 ID:qGjsdpgU0
垣根「なんで」

絹旗「あんなに痛めつけられた相手と会いたいなんて、超マゾですから」

垣根「お前ってマゾじゃないの?」

絹旗「超違いますから!」

垣根「えー、なんか痛めつけられたら感じそう」

絹旗「何を根拠に!?」

垣根「あ、俺らの番だぜ」

絹旗「・・・いえ、私の番ですよ」

垣根「つれねーな」
808 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:34:27.59 ID:qGjsdpgU0
垣根「・・・あれ、なんか多くないか?」

絹旗「いつものメンバーにオマケ、さらに人数あわせで二人連れてくるんです・・・」

垣根「あぁ、その人数合わせのヤツらの餌と」

絹旗「はぁ・・・私は彼氏がいたら、二人で海に来たいです・・・」

垣根「じゃ、俺が彼氏になってやろうか」

絹旗「あ、アアアアアアアアアナタは彼女がいるじゃないですか!超浮気ですか!」

垣根「冗談だようろたえんな気持ち悪い」

絹旗「な、そんなこと言われたら誰だってうろたえます!」

垣根「へー」
809 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:36:25.87 ID:qGjsdpgU0
絹旗「・・・で、なんでついてくるんですか?」

垣根「あ?麦野にあいさつしてやんだよ」

絹旗「・・・その、かき氷持ってやるよ、とかはないんですか?」

垣根「お前が彼女だったら喜んでやるんだけどな」

絹旗「超ウザイです」

垣根「俺は心理定規一筋でね」

絹旗「あぁ、あの派手な女ですか」

垣根「黙れリス」

絹旗「それは褒め言葉っぽいです」
810 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:38:17.22 ID:qGjsdpgU0
垣根「・・・あ、みんなのかき氷届けないといけねーんだった」

絹旗「超残念です、超残念ですがここで超お別れです、超遺憾ですが」

垣根「お前あとでレイプすっからな」

絹旗「ま、待ってください!それは・・・」

垣根「だから冗談だ」

絹旗「きーっ!!」

垣根「じゃあなビッチ」

絹旗「超帰れ!!!!」
811 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:39:40.60 ID:qGjsdpgU0

上条「おー、お帰り」

垣根「いやぁ、年下のバカをいじめるのって楽しいな」

心理「・・・何してきたのよ?」

垣根「なんも」

美琴「じゃ、私はイチゴ」

上条「ブルーハワイ・・・っと」

テクパトル「コーラもらうな」

19090「ミサカは・・・レモンで」

さだのり「俺はジャガイモっと」

エツァリ「帰ってください」
812 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:42:37.60 ID:qGjsdpgU0
ショチトル「はー・・・さて、またラジオの時間だな」

上条「あぁ、そうだな・・・」

垣根「じゃ、ジングルとして一曲かけますか」

美琴「えーっと、じゃあ夏らしく・・・」

削板「ウルトラソウルでいいか」

垣根「はーい、行きますよー・・・」



垣根「どれだっけ」

一同「お前が歌うんかい!」

813 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 16:56:02.10 ID:5Jo60s/SO
「しらいとそぎいたのラブシーン偶然見ちゃったんだよ!!」

「ってミサカはミサカはインデックスと一緒にニヤニヤしてみたり!!」
814 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 16:59:13.36 ID:qGjsdpgU0
黒子「・・・あら?」


「しらいとそぎいたのラブシーン偶然見ちゃったんだよ!!」

「ってミサカはミサカはインデックスと一緒にニヤニヤしてみたり!!」


削板「あぁ、もしかしてあれか・・・」

黒子「あれですのね」

美琴「ふ、二人のラブシーン回想!?」

削板「あれは、昨日のことだった・・・」
815 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 17:00:41.57 ID:qGjsdpgU0


削板「黒子、大丈夫か?」

黒子「えぇ・・・しかし、この桜の木は懐かしいですの・・・」

削板「ここまで全速力で走ってくるのも日課になったな!」ハハハ

黒子「あら、軍覇さんはわたくしのペースに合わせてくださるではありませんか」クスクス

削板「ん、そうだな」

黒子「ありがたいですの」
816 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 17:02:02.13 ID:qGjsdpgU0
黒子「・・・はい、スポーツドリンクですの」

削板「サンキュー」


削板「思えば、お前が毎日弁当を作ってきてくれたんだよな」

黒子「えぇ・・・そうでしたわ・・・」

削板「・・・あのときは嬉しかったなぁ・・・」

黒子「ふふ・・・では、走りましょうか」

削板「あ、黒子」

黒子「はい?」
817 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 17:03:07.07 ID:qGjsdpgU0

チュッ


削板「よし!栄養補給も済んだし、行こうか!!」ハハハ!

黒子「は、はいですの!!」



削板「ってことがあったんだ」

黒子「まさか見られていたとは・・・」

美琴「なんか、健全ね」

垣根「ラブシーンじゃないねこれ」
818 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/28(木) 17:26:39.00 ID:oSNonA6AO
せっかく近くにアイテムが居るんだから合流してなんかやろうよ
819 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 17:27:38.35 ID:KenPsfzIO
>>818
対抗4人制ビーチバレーかな?wwwwww
820 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/28(木) 17:30:52.20 ID:oSNonA6AO
>>819
負けたほうがバニーとかなwwww
821 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 17:42:03.86 ID:qGjsdpgU0
>>818 それはない!

だって、アイテムまで書いたらキャラが把握できないから


合流させたらなおさらだもん、うんw


822 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/28(木) 17:57:04.60 ID:oSNonA6AO
今あなた達のすぐ近くで焼きそば食べてます(巫女装束で)。
めちゃくちゃ暑いのでそろそろ気付いて声かけて下さい。

みんなの■■より
823 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 18:00:08.98 ID:qGjsdpgU0
垣根「あ、お便りだ」


みなさん、ゴリラゴリラ!

暑いですが、お気をつけてがんばってくださいね!


垣根「あぁ、がんばるよ!」

上条(・・・姫神、ゴメンな・・・俺にはどうすることもできない・・・)
824 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/28(木) 18:25:34.83 ID:w0zHDhsWo
なんかアイテムの皆が羨ましいってわけよ。
わたし死んでるし。
あー生きてたら私もみんなと海行きたかったわけよ。
825 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 18:30:06.98 ID:qGjsdpgU0
垣根「・・・麦野を呼んで来い!!」

なんかアイテムの皆が羨ましいってわけよ。
わたし死んでるし。
あー生きてたら私もみんなと海行きたかったわけよ。


麦野「フレンダ・・・」

麦野「・・・いいから、来なよ」

麦野「アンタがアイテムにまだいたいっていうなら・・・私とももう一度一緒にいてくれるっていうなら」

麦野「・・・帰ってきてよ・・・」

麦野「ここがアンタの居場所なんだよ・・・」

麦野「・・・時間が戻せたら、過去の自分をぶっ殺してやりたいね・・・」
826 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 18:32:30.75 ID:qGjsdpgU0
麦野「・・・」

垣根「あー、そういえばそろそろ彼岸だな」

麦野「・・・そうだね」

垣根「知ってるか?紫苑の花言葉は、あなたを忘れない、なんだ」

垣根「・・・紫苑の花でも供えて、土下座して謝れよ」

麦野「そうだな・・・」


美琴(・・・しんみりしちゃうわね・・・)

心理(いろいろあったもの)
827 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/28(木) 18:41:53.00 ID:1pEAzay80
海の家のオヤジはステイルかい?
828 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/28(木) 18:48:07.81 ID:w0zHDhsWo
>>827
海の家のオヤジの息子は裸エプロンに近い姿の10032号ですねわかります。
829 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/07/28(木) 18:54:33.12 ID:/cQqDR1c0
みなさん、こんなものがあるのですが…と、スネークは爆弾を投下してみます。
つだれかの子宮内画像(影あり)
830 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/28(木) 18:55:16.17 ID:1pEAzay80
たまに見るチベット自治区って何処?
831 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 19:04:31.96 ID:qGjsdpgU0
上条「おぉい!!!!!!!!!!!!!!!!」


みなさん、こんなものがあるのですが…と、スネークは爆弾を投下してみます。
つだれかの子宮内画像(影あり)


美琴「わ、私は避妊してるわよ!?」

心理「私はそもそもそんなにやってないわね」

ショチトル「生は後ろでしかしない」

番外「ミサカはまだだもんね!」ケラケラ
832 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 19:05:53.86 ID:qGjsdpgU0
黒子「わたくしたちもですの」

19090「ミサカも、違いますね・・・」

テクパトル「いや、だれかの、ってだけでこの中のだれか、とは言ってないだろ」

一同「」


垣根「やべぇ、俺だわ」

上条「それはないから安心しろ」
833 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/28(木) 19:06:11.62 ID:2Rm33oXAo
原作読んだ事無いから浜面も半蔵も全然知らないキャラなのに>>796-800のエツァリとテクパトルに殺意が湧いた
なんでだろう?
834 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 19:07:40.26 ID:qGjsdpgU0
上条「避妊はしっかりしてるもんな」

美琴「うん、当麻はいっつもそういうことはしっかりしてくれるもん」

心理「垣根もよね」

垣根「当たり前だろ、ていうかショチトル」

ショチトル「後ろなら大丈夫だ」

垣根「そういう問題じゃねぇ」

19090「ひ、避妊は大切です、みなさん!」


19090「だから、みなさんも避妊は・・・」

垣根「ヤる相手がいねーんだよ、主に>>1とか」

エツァリ「1って誰ですか」
835 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 19:09:09.49 ID:qGjsdpgU0
>>833 それが恋だ

いや、だって自分の彼女がナンパされてるって思ったらあぁなりますよ

うん


俺だってサトリナがナンパされてたら相手にダンプカーで突っ込むと思うもん
運転できないけど
836 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/28(木) 19:11:06.07 ID:1pEAzay80
落ち着け
サトリナが巻き込まれるぞ
837 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 19:13:13.20 ID:qGjsdpgU0
>>836 愛はときに奇跡を呼ぶ
838 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 19:27:56.05 ID:13EhfavIO
一方通行な愛は悲劇を生む

いやアクセラレータさんは関係無いです
839 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/07/28(木) 19:28:54.53 ID:/cQqDR1c0
みなさんすみません。
先ほどの画像ですが、この写真の方のでした、とスネークは早とちりをくやみつつ
写真を…オオゥ…肝心の顔の部分がやぶれていますね…
つどこか病弱そうなお嬢様のような服装の女性
840 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/28(木) 19:29:27.02 ID:1pEAzay80
しかしダンプじゃ助かるか分からんぞ?
メタルイーターMXを使え
841 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/07/28(木) 19:32:48.62 ID:oSNonA6AO
上琴と削黒以外のカップルは子供作っちゃってもいいんじゃないか?
学生って訳でも無いしwwww
842 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/28(木) 19:36:13.12 ID:w0zHDhsWo
>>841
ヒント:年齢
843 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 19:37:31.38 ID:qGjsdpgU0
>>838 えっ、俺とサトリナは両方・・・えっ

>>840 ミサカはメタルイーター使ってたなぁ

>>841 ヒントは年齢
844 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 19:38:53.15 ID:qGjsdpgU0
上条「あ、早とちりか・・・」


みなさんすみません。
先ほどの画像ですが、この写真の方のでした、とスネークは早とちりをくやみつつ
写真を…オオゥ…肝心の顔の部分がやぶれていますね…
つどこか病弱そうなお嬢様のような服装の女性


上条「・・・病弱?」

美琴「えっと・・・?私たちの知り合いにはいないわね」

垣根「あぁ、そうだな」

一方「・・・」

番外「どしたの?」

一方「なンでもねェ」
845 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 19:40:28.06 ID:qGjsdpgU0
削板「言っとくが、子供は結婚してからだ!」

垣根「そうだな、できちゃった結婚とか流行んねぇよ」

ショチトル「そうだな」

テクパトル「その通りだ」


上条「しっかし暑いな・・・」

19090「はい・・・水着なのになかなか・・・」

テクパトル「はぁ・・・なんか周りからはヘンな目で見られてるし」
846 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 19:42:59.71 ID:qGjsdpgU0
垣根「まぁ、学園都市では有名人だからな」

エツァリ「御坂さんは特に、でしょうね」

美琴「はぁ・・・サインとかはしたくないわね」

黒子「あら、お姉さま、ファンサービスも大切ですの」

美琴「ファンサービス・・・か」


アレイ「ねぇねぇ、私には一通もお便りが来ないんだ」

さだのり「しゃあねぇよ、俺もだ」

アレイ「わーい!仲間だね!」

さだのり「一緒にすんな」

アレイ「」
847 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/28(木) 19:46:28.55 ID:cDsI1HS80
>>835
砂皿「こいつを使え」
848 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/28(木) 19:46:47.64 ID:1pEAzay80
アレイ☆さんへ
何時になったら人間に戻るんですか








さだのりさんへ
セルジオ・オリバをどう思いますか
849 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 19:47:36.85 ID:qGjsdpgU0
>>847 す、砂皿さん!!


お断りします


アレイ「やったぁ!!来たよ!」

さだのり「へぇ」


アレイ☆さんへ
何時になったら人間に戻るんですか








さだのりさんへ
セルジオ・オリバをどう思いますか
850 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 19:48:59.18 ID:qGjsdpgU0
アレイ「いやね、こうなったのってもともと垣根のせいなんだ」

アレイ「みんな忘れてるかもね」

垣根「で、いつ戻るんだ?」

アレイ「いや、私は知らないよ」

アレイ「っていうか、私が一番知りたい」

アレイ「早く人間になりたーい」

さだのり「一生それでいろ」

アレイ「」
851 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 19:50:22.54 ID:qGjsdpgU0
さだのり「あぁ・・・セルジオ、な」

さだのり「・・・あの体は一番憧れるな」

さだのり「だってよ、60年代の体にしちゃ下半身が化け物だ」

さだのり「もちろん、腕・・・胸・・・」

さだのり「そして、脅威の背中」

さだのり「ありゃ、すげーよ」

さだのり「それでいて、ほとんどステロイドは使用してない・・・」
852 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 19:52:28.24 ID:qGjsdpgU0
さだのり「正直、ステだホルモンだなんだをてんこもりにしている現在じゃあ・・・」

さだのり「あのウェストは無理だな、絶対」

さだのり「だってよ、ウェストは細いのに胸囲は今のビルダーよりでかいんだぜ?」

さだのり「信じられねーよ、ホント」

さだのり「ちなみに、オリバーポーズはリープリが継承してたな」

さだのり「リープリも好きだ、ロニーやケビン、メルビンとかカイも好きだ」

さだのり「わっかるかなー?」


垣根「わかんねぇよ」
853 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/28(木) 19:53:59.77 ID:w0zHDhsWo
皆さんに提案があります。
アレイ蔵庫を掃除機にしてゴミをたくさん吸わせてはどうでしょう。
どMのアレイ☆も喜ぶと思います。
854 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/07/28(木) 19:54:18.18 ID:/cQqDR1c0
うおおみなさん!スネークはやりました!
ちゃんと写真の女性のイニシャルを旧姓も含めて入手しました!
つ S.K. (旧 S.T.)
…ちなみに先ほどの画像日付が不明なのですが…
と、スネークは落ち着きを取り戻しながら爆弾を再投下します
855 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 19:54:36.57 ID:qGjsdpgU0
さて、このスレはもうラジオや、合間のちょっとした日常会話だけですね

次スレはずーっと夏休みw


ちなみに

>>1にサトリナ、もしくはボディビルを語らせるとノンストップに垂れ流すんでそこんとこご注意を
856 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 19:56:49.74 ID:qGjsdpgU0
垣根「あぁ、それはないんだ」


皆さんに提案があります。
アレイ蔵庫を掃除機にしてゴミをたくさん吸わせてはどうでしょう。
どMのアレイ☆も喜ぶと思います


垣根「ドSってな、痛めつけて喜んでるうちはまだまだなんだよ」

垣根「放置して、相手が困ってる様子をワイン片手に楽しむ・・・」

垣根「相手が自分を懇願してるのをあざ笑う・・・」

垣根「それが真髄だ」

上条「ねーよ」
857 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 19:58:11.64 ID:13EhfavIO
Hさん「垣根・・・あんた青ピに何か吹き込んだでしょ」
858 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 19:58:50.52 ID:qGjsdpgU0
上条「えーっと・・・」


うおおみなさん!スネークはやりました!
ちゃんと写真の女性のイニシャルを旧姓も含めて入手しました!
つ S.K. (旧 S.T.)
…ちなみに先ほどの画像日付が不明なのですが…
と、スネークは落ち着きを取り戻しながら爆弾を再投下します


上条「・・・あれ、苗字が今はT・・・か」

美琴「あれ、いるかしら?」

心理「ここにはいないわね・・・」
859 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 20:00:06.84 ID:qGjsdpgU0
ショチトル「あぁ、私達じゃないな」

エツァリ「では誰でしょうか?」

一方「さァな」

19090「謎ですね・・・」

テクパトル「あぁ、謎だ」

さだのり「謎が謎を呼び」

エツァリ「誰ですか」
860 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 20:02:21.82 ID:qGjsdpgU0
垣根「あ?」

Hさん「垣根・・・あんた青ピに何か吹き込んだでしょ」


垣根「うっせーよおっぱい魔人」

垣根「青髪が望んだんだ、おっぱい揉ませてやれよ」

垣根「あー、それとも俺に揉まれたいのか・・・」

垣根「はぁ、まったくこれだから・・・」


吹寄「死ねぇ!!」

垣根「うごっ!!」


上条(テ、テレポート!?)

861 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/07/28(木) 20:03:46.85 ID:/cQqDR1c0
>>858
わかりにくかったですね
旧姓がTで、今がKです。
862 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 20:06:14.53 ID:qGjsdpgU0
上条「ってちょっと待てぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

美琴「?どうし・・・」

上条「あれか、これは俺か!?これは俺なんだな!?これは俺に違いないの三段活用!!」

ショチトル「なんだ、上条の母さんか」

19090「へぇ、これがお義兄様ですか・・・」

上条「待ってくれ、おかしいから!」
863 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 20:08:06.66 ID:qGjsdpgU0
垣根「なるほど、これが上条の母さんの子宮かハァハァ」

上条「それアイス食いながら言うセリフか?」

一方「ンだァ?これが本当に上条なのかはわかンねェぞ?」

上条「・・・あ・・・」


美琴「い、今は当麻が生まれてるから大丈夫よ!!」

上条「そ、そうだよな!俺は母さんの息子だ!」

エツァリ(どうしてそんな発想になるんですか)
864 :sage :2011/07/28(木) 20:17:30.74 ID:9A8kH+gL0
当麻さんが記憶失ってから、御坂さんと付き合うまでの未公開シーンを垣根さん語ってください                                    (上条夫婦を死なない程度に黙らせてから)
865 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 20:20:02.45 ID:qGjsdpgU0
垣根「そうだな・・・」


当麻さんが記憶失ってから、御坂さんと付き合うまでの未公開シーンを垣根さん語ってください                                    (上条夫婦を死なない程度に黙らせてから)


上条「」

美琴「」


垣根「えーっと・・・」

垣根「まず、上条は何度か御坂で抜いてた」

上条「」ジタバタ

美琴「//」
866 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 20:21:34.11 ID:qGjsdpgU0
垣根「御坂も上条でヤってた」

上条「」ニヤニヤ

美琴「!」カァッ

垣根「えー・・・上条は、よく御坂と付き合うことを妄想してた」

上条「!!」

美琴「・・・」カァッ

垣根「御坂は上条をよく待ち伏せしてたな」

美琴「・・・」
867 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 20:23:33.52 ID:qGjsdpgU0
垣根「・・・でもまぁ、上条は御坂のことを本当に好きだったんだな」

垣根「御坂と付き合う寸前のケンカのときは、ただ抱きしめてやりたかったみたいだし」

垣根「・・・ずっと、守りたかったんだろ」

上条「・・・」

垣根「帰ってくるまで、ずーっとだ」

美琴「・・・」

垣根「・・・ま、そんなとこだな」



垣根「この台本、合ってるのか?」

上条「ま、まぁ・・・」

美琴「一応・・・」
868 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 20:29:34.24 ID:13EhfavIO
Aさん「当たり前のように吹寄に殴られた・・・」ピクピク
869 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 20:31:25.80 ID:qGjsdpgU0
垣根「あー、そうかい」

Aさん「当たり前のように吹寄に殴られた・・・」ピクピク

垣根「そりゃ、お前が悪い」

垣根「俺の吹寄に手を出したからな」

吹寄「誰が貴様のものだって?」

垣根「俺は俺のものさ」

吹寄「誤魔化すな!」

垣根「ぐぉっ!」

心理「・・・」
870 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 20:33:11.41 ID:qGjsdpgU0
心理「はぁ・・・まったく」

吹寄「第一・・・垣根、貴様にはこんなに素敵な恋人がいるだろう?」

垣根「ちっ、おっぱいのくせに」

吹寄「あぁ?」

垣根「お前黙ってれば美人なのによー」

吹寄「よし、ちょっと死んでもらおう」

垣根「えぇ!?心理定規助け・・・」

心理「あら、私は関係ないもの」

垣根「拗ねてる!?」
871 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 20:34:42.19 ID:13EhfavIO
Tさん「吹寄、ここは落ち着いて偶数を食べるにゃー」
872 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 20:37:06.07 ID:qGjsdpgU0
吹寄「ん、そうね」


Tさん「吹寄、ここは落ち着いて偶数を食べるにゃー」


吹寄「2は・・・喉につっかえるわね」

吹寄「4は論外」

吹寄「あっ、6とかちょうどいい感じ・・・」



吹寄「って食えないから!!」

垣根「つまんねー」

心理「ちょっときつかったわね」
873 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 20:38:07.85 ID:qGjsdpgU0
垣根「心理定規はもっと面白くできるもんなー」

心理「え?」

吹寄「あら、やってみて?」


心理「1000007608532は・・・」

垣根「でけぇよ」

心理「あらまぁ」

吹寄(く・・・負けた!)
874 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 20:40:41.09 ID:13EhfavIO
Tさん「吹寄・・・面白かったにゃー(棒読み)」
875 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/28(木) 20:42:30.92 ID:1pEAzay80
皆さんにお届け物です
上条・今日の美琴写真集
美琴・イチャイチャレールガン
垣根・メルヘン日記(垣根帝督五歳)
心理定規・鈍感な彼を振り向かせる10の方法
一方通行・ロリロリ大全集
番外個体・バストが必ず大きくなる10の方法
削板・松岡修造金言集
黒子・彼女を振り向かせる10の方法、レズ編
エツァリ・御坂美琴アルバム
ショチトル・優しいSM入門
テクパトル・黒曜石の磨き方
19090号・テっくんの弱いところ前覧
876 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 20:43:40.37 ID:qGjsdpgU0
吹寄「・・・」


Tさん「吹寄・・・面白かったにゃー(棒読み)」


吹寄「いいわよ・・・どうせ私はラッキースケベをぶち壊すことしか能のない腐った人間だもの・・・」ウッウッウッ

さだのり「おいおいねーちゃん、卑屈になりなさんな」

さだのり「面白くない人間なんてこの世にいくらでもいる」

さだのり「ま、ここはとりあえずおっぱい揉ませて・・・」

吹寄「黙れ」

877 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 20:44:32.21 ID:qGjsdpgU0
上条「お、いいな」

皆さんにお届け物です
上条・今日の美琴写真集
美琴・イチャイチャレールガン
垣根・メルヘン日記(垣根帝督五歳)
心理定規・鈍感な彼を振り向かせる10の方法
一方通行・ロリロリ大全集
番外個体・バストが必ず大きくなる10の方法
削板・松岡修造金言集
黒子・彼女を振り向かせる10の方法、レズ編
エツァリ・御坂美琴アルバム
ショチトル・優しいSM入門
テクパトル・黒曜石の磨き方
19090号・テっくんの弱いところ前覧


上条「美琴は可愛いな・・・」

美琴「こ、これは!!ほ、ほうほう・・・」
878 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 20:45:57.30 ID:qGjsdpgU0
心理「あら、もう振り向かせてるわよ」

一方「あァ・・・ロリやべェよ!!」

番外「ミ、ミサカは別に興味ないしぃ!」チラチラ

削板「うぉぉ!!熱くなってきた!」

黒子「あら、わたくしは今は軍覇さんのほうが・・・//」

エツァリ「自分も、ショチトルですから」

ショチトル「SMは優しくあったらいけないんだ」
879 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 20:47:05.70 ID:qGjsdpgU0
テクパトル「あぁ、黒曜石は美しい・・・」

19090「テ、テっくんはここが・・・こ、ここもですか!?」

垣根「・・・7月5日、空から女の子が降ってきた」

垣根「でもキャッチアンドリリース」

垣根「空が青かった」

垣根「メルヘンだ・・・」

エツァリ「おかしいですからね」
880 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 20:50:54.16 ID:13EhfavIO
Aさん「ここで吹寄の盗撮(主に授業中)写真も投下や!」
881 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/28(木) 20:51:15.93 ID:1pEAzay80
じゃあショチトルにはこれだ
下手したら死ぬかもしれないSM大全集
882 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/28(木) 20:53:49.93 ID:1pEAzay80
Aさんこんな写真もあるんですが……
更衣室でお着替え中の吹寄
お風呂に入ってる吹寄
乗馬マシンにまたがる吹寄
883 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長崎県) [sage]:2011/07/28(木) 20:53:51.99 ID:ffOhvqZmo
>>877
もう入門はすぎただろ
中級か上級くらいじゃないか?
884 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 20:54:59.11 ID:qGjsdpgU0
吹寄「な・・・」


Aさん「ここで吹寄の盗撮(主に授業中)写真も投下や!」


吹寄「青髪・・・」ビキビキ

垣根「あー・・・今回は友人として手伝ってもいいぜ・・・」

吹寄「頼むわ・・・」


吹寄「悪を滅ぼす!!」

美琴(怖い・・・)
885 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 20:56:24.14 ID:qGjsdpgU0
ショチトル「わかってないな・・・SMなんて、習うもんじゃない」

ショチトル「基本があったうえで、どれだけ自分のオリジナルを作れるか」

ショチトル「それだけなのさ」

19090「かっこ悪いです」

黒子「これはひどいですの」

番外「うん、ひいた」
886 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) :2011/07/28(木) 20:59:54.21 ID:/cQqDR1c0
フフフ、忘れた頃にというか
いい加減しつこいとか思われているんじゃないかとか思いながら、
この方のコメントを読み上げます、と、スネークは
お義兄さまにとどめを刺してみます
「うん?『外』の技術でここまで鮮明な超音波画像が取れるようになったのは
ここ一年くらいの話だよ?
それに、これは女の子じゃないのかな?」
887 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 21:01:39.31 ID:qGjsdpgU0
上条「ちょっと待てぇ!!!!」


フフフ、忘れた頃にというか
いい加減しつこいとか思われているんじゃないかとか思いながら、
この方のコメントを読み上げます、と、スネークは
お義兄さまにとどめを刺してみます
「うん?『外』の技術でここまで鮮明な超音波画像が取れるようになったのは
ここ一年くらいの話だよ?
それに、これは女の子じゃないのかな?」



上条「ないからな!!そげぶそげぶ!!」

垣根「落ち着け」
888 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 21:02:22.05 ID:13EhfavIO
>>882
Aさん「ええわ・・・天国にも登りそうな幸せや・・・ガクッ」
889 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 21:02:51.64 ID:qGjsdpgU0
上条「いやだよ!?おかしいだろ!?」

垣根「スネークの悪ふざけに決まってるだろ」

上条「あ、そっか・・・」

テクパトル「いや、これ本当っぽいぞ」

上条「えぇやっぱり!?」

テクパトル「ウソだ」

上条「」


上条「もう、美琴以外信じられない・・・」

美琴「当麻、大丈夫!」ギュッ
890 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 21:03:48.34 ID:qGjsdpgU0
>>888 いや、登ってる


さて、ちょいと休憩

免許取れたら、バイトも最近は忙しくないし・・・

筋トレ充実できそう

いい夏休みだ、うん
891 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 21:13:49.99 ID:13EhfavIO
Aさん「子萌先生に会うためにあえて補習を受ける・・・いい夏休みや」フワフワ

Tさん「とりあえず>>1乙にゃー」
892 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 21:28:07.41 ID:KH7z/TmIO
>>テクパトルと削板と1へ

特に器具もないんだが、大胸筋を鍛えたい・・。

部屋の中での鍛え方教えてくれー。
893 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 21:46:15.59 ID:qGjsdpgU0
削板「うーん・・・」


>>テクパトルと削板と1へ

特に器具もないんだが、大胸筋を鍛えたい・・。

部屋の中での鍛え方教えてくれー。


削板「正直、分厚い胸板は難しいな」

テクパトル「腕立てだけじゃきついもんな・・・」

削板「公園ならディップスとスーパーセットでいいだろうが」

テクパトル「スーパーセットっていうのは、違う二つ以上の種目を、間に間髪入れずにやることだ」

削板「足の位置を高くして腕立て、とかもいいぞ!」
894 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 21:49:24.44 ID:qGjsdpgU0
さだのり「えー、ち な み に」

さだのり「まず、筋肥大・・・つまり、筋肉の表面積を大きくし、見た目にもわかるほど発達させるには」

さだのり「8〜10回、やっとできるって負荷がいいんだ」

さだのり「腕立てを200回、300回やれば胸板が厚くなるってのは間違ってる」

さだのり「8〜10回がやっとの筋トレを、インターバル1〜1分半で10セットほどすればいいと思う」

さだのり「一番はダンベルとベンチがあることだがな」

さだのり「チューブの一本くらいならあったほうがいいぞ」

さだのり「3000円もしないし」

さだのり「まぁ、自重だけじゃなかなか筋肉質にはなれないのが現状だ」
895 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 22:05:59.62 ID:qGjsdpgU0
さだのり「あぁ、ちなみに」

さだのり「今俺は、パワーテックのパワーラックが一番ほしい」

さだのり「P-PRだっけ」

さだのり「貫通式のほうが楽そうだし」

さだのり「パワーテックは高い代わりに、デザインがハードコアだし頑丈だし」

さだのり「はぁ・・・金ほしいな」
896 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/28(木) 22:06:47.93 ID:qGjsdpgU0
さて、早いですが今日はここまで


マジでパワーテックのはカッコイイ

もうね、社会人になって自宅がもしできたらまずパワーテックのパワーラック買う

それが夢
897 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 22:57:36.99 ID:u14M/FpDO
乙〜新しいアーカイブの美琴のキャラソンが可愛いすぎて生きるのがつらい
898 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 22:58:41.30 ID:u14M/FpDO
乙〜

新しいアーカイブの美琴のキャラソンが可愛いすぎて生きるのがつらい
899 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/28(木) 22:58:46.28 ID:of6kgkdU0
乙〜
あれ>>1、サトリナさんと結婚するのは夢じゃないのか?
>>1の夢はパワーテックを買うことなら、代わりに俺がサトリナさんもらうわ
900 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/28(木) 23:02:33.39 ID:u14M/FpDO
連はりしてしまった…すまん

大事なことという事で(ry
901 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 08:46:37.83 ID:8u7rppfo0
>>899 え、もう現実だし


あれ

あれ


投下は午後

明日卒検二回目か・・・受かるといいなぁ・・・
902 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/29(金) 09:33:26.71 ID:4H4vX9JG0
>>1
速さを求めるのはスレだけにしとけよ
車でスピードを出し過ぎないようにな





とミサカは柄にもなく決め顔で格好付けてみます
明日受かるといいですね、とミサカは>>1を元気付けます
903 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/29(金) 12:51:45.96 ID:FkU/Qr2IO
Kさん「偉くなったもんだなぁ、クソガキ」

Kさん2「第三位も良いパートナー見つかったみたいね」
904 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/07/29(金) 14:26:13.39 ID:+sKlLfjn0
いつの間にか900台
早いな
>>1がんばれ
905 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/07/29(金) 15:20:43.48 ID:XUEH42gDO
気づいたら追いついてたでござる


906 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 16:31:42.58 ID:8u7rppfo0
いやぁ、頭が痛い

どうも首の神経をまーた痛めたみたいで

>>902 うへへ、こっちに(ry

もうちょいしたら投下

こーりゃ明日までに頭痛治ってほしいな
907 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/29(金) 17:42:53.74 ID:MrgkY6/O0
頭痛で卒研になるのは厳しいな
今日の投下は無理しない程度に切り上げていいのよ
何より>>1の体調が大切だからな
908 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 17:55:35.70 ID:8u7rppfo0
あーれだ

熱が38度くらいあった

風邪だねぇ・・・

今日は新スレ立てたらゆっくり休みます

ちょいとお暇をくださいな
909 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 17:56:28.87 ID:8u7rppfo0
上条「はぁ・・・もう昼も回ったなぁ・・・」

垣根「ん、じゃあなんかやるか?」

19090「えっと・・・何があるでしょうか?」

黒子「そうですのね・・・特にやりたいことはないですわね」

番外「だねぇ・・・」

エツァリ「では適当にふらつきますか?」

910 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 17:56:54.85 ID:8u7rppfo0
美琴「それしかないかしらね」

垣根「じゃ、行くか心理定規」

垣根が立ち上がる

心理「あら、二人きり?」

垣根「ほかのヤツらもそっちのほうがいいだろ?」

一方「あァ、そっちのほうがいいな」

911 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 17:57:20.48 ID:8u7rppfo0
テクパトル「少ししたらまたここに集合でいいよな」

削板「よし、了解!行くぞ黒子!」

削板が黒子の手を引いて駆けていく

美琴は、それを少しうらやましそうに見ている

上条(あ、美琴もああやってほしいのか)

小さく笑い、上条が美琴の手を握り締める

912 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 17:57:46.73 ID:8u7rppfo0
えっ、と一瞬美琴がつぶやく

上条「行きましょうか、姫」

美琴「う、うん!」

二人も一緒に駆けていった

垣根「じゃ、みんなあとでな」

ショチトル「あぁ」

913 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 17:58:39.07 ID:8u7rppfo0
番外「行こう、一方通行」

一方「しゃあねェな」

テクパトル「19090号、いいか?」

19090「もちろんです!」


それぞれのカップルがそれぞれの好きな場所へ向かう

真夏の太陽は、ちょうど海の真上に浮かんでいた


914 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 17:59:19.65 ID:8u7rppfo0
上条「美琴!この貝殻綺麗じゃないか!?」

美琴「ホントだ!」

上条「はい、美琴にあげるよ」

美琴「あ、ありがと・・・」

顔を赤らめながら、美琴が貝殻を受け取る

少し小さな、だがとても綺麗な貝殻だった

915 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 17:59:47.96 ID:8u7rppfo0
美琴「えへへ・・・//」

上条「美琴、水着似合ってるぞ」

美琴「!い、いまさら褒めるなんて遅いんじゃないの!?」

上条「ずーっと釘付けでしたよ?」

上条がニコリと微笑む

美琴「あ・・・ず、ずっと・・・?」

916 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:00:14.70 ID:8u7rppfo0
上条「あぁ」

周りにはたくさんの人がいた

その中で、二人だけが何やら幸せそうな空気を纏っている

周りの若者から嫉妬されてしまうほど、二人は仲睦まじかった

上条「・・・どこ行こうか?」

美琴「ね、二人でご飯食べない?」

917 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:00:40.87 ID:8u7rppfo0
上条「ん、じゃああっちの店にでも行きますか」

上条が少し離れたところにある店を指さす

海の家のような場所だ

美琴「うん、いいわよ」

上条「さ、行きますよ!」

仲良く手を握り合いながら

二人は浜辺を進んでいく

918 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:01:06.26 ID:8u7rppfo0
垣根「おー、水面がゆらゆら揺れてるな」

心理「あら、当たり前じゃない」

垣根「見ろよ、空が歪んでるんだぜ?」

心理「虚像が、でしょ?」

垣根「あぁ・・・そうだな」

こちらのカップルは、少し人の少ない場所にいた

919 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:01:33.11 ID:8u7rppfo0

周りには数組のカップルと監視員だけ

垣根「いやぁ、暑いな」

心理「そうね・・・海、浸かる?」

垣根「おう」

海の中はとても冷たく

夏の陽射しに当てられていた二人の体を冷やしてくれた

920 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:01:59.64 ID:8u7rppfo0
垣根「いやぁ・・・涼しいな、海は」

心理「ねぇ、私の水着、どうかしら」

垣根「なんだよ、いまさらか?」

心理「あなた、真面目に感想言ってくれなかったもの」

心理定規が少しふて腐れたように言う

垣根「・・・似合ってる、お前はいつもセクシーだからな」

921 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:02:28.65 ID:8u7rppfo0
心理「あら、ありがとう」

垣根「・・・ただ、ちょっと着飾ってる感じがするけどな」

垣根が苦笑する

たしかに、心理定規の年齢で着るような水着ではないかもしれない

心理「でも、少し着飾るのも私らしくないかしら?」

垣根「まぁ、それは言えてるかもな」

922 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:03:01.52 ID:8u7rppfo0
心理「・・・あなたの前だけよ、オシャレにしていたいなんて思うのは」

垣根「いっつもお前はオシャレにしてんじゃねぇか」

心理「あら、心を飾っておきたいっていう意味よ」

垣根「なんだよそりゃ」

意味がわからない、と垣根が呆れたようにつぶやく

923 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:03:33.96 ID:8u7rppfo0
ただ、その顔はとても嬉しそうだった

心理「・・・少し泳ぐ?」

垣根「あぁ、いいぜ」


ゆらゆらと波で揺れる海の中を

幸せな二人は泳いでいく 
924 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:04:52.78 ID:8u7rppfo0

削板「あぁ、気持ちいいな・・・」

黒子「そうですのね・・・」

削板と黒子は、波打ち際に寝転がっていた

周りではカップルがビーチバレーをしている

削板「夏って感じだな・・・」

黒子「夏ですの・・・」

どこか遠くからはセミの鳴き声が聞こえる
925 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:05:58.55 ID:8u7rppfo0
削板「・・・なぁ黒子」

黒子「はい、なんですの?」

削板「こういう時間も大切だよな」

黒子「えぇ」

黒子がニコリと微笑む

黒子「走り続けていても、足が疲れるだけですの」

削板「たまには寄り道も、か」
926 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:07:03.76 ID:8u7rppfo0
削板「あぁ・・・でも、こうやってると本当にヤなことを何もかも忘れるよ・・・」

黒子「あら、軍覇さんもイヤなことがありますの?」

削板「そういえば、家を掃除しなきゃいけない」

黒子「あらまぁ」

削板「この前自転車盗まれた」

黒子「そ、それは・・・」
927 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:08:16.78 ID:8u7rppfo0
削板「あと、宿題もある」

黒子「あら、学校のですの?」

削板「いや、自分で決めた課題だ」

黒子「・・・どのような?」

削板「夏休み終わるまでにボトルシップを作るんだ」

黒子「それ、無謀ですの」

削板「だよなぁ・・・」
928 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:09:16.44 ID:8u7rppfo0
黒子「ですが、なぜボトルシップを?」

削板「なんか、街で店を見つけてな」

黒子「はぁ」

削板「見てたら、作りたくなった」

黒子「それだけですの?」

削板「あぁ、それだけ」

黒子「唐突ですの・・・」
929 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:10:18.90 ID:8u7rppfo0
削板「いやぁ、だってオシャレだろ?」

黒子「えぇ、ロマンティックですが・・・」

削板「でも、ああいう細かい作業は向かないんだよな・・・」

黒子「やはり」

黒子が苦笑する

削板はああいうチマチマした作業には向いていないのだ
930 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:11:26.71 ID:8u7rppfo0
黒子「前に一緒にカレーを作ったときはタマネギをミキサーで砕いていましたもの」

削板「みじん切りは時間の無駄だ・・・」

黒子「あら、食感がいいんですの」

削板「そうだけどさ・・・」

削板が苦い顔をする

本当に、手先の細かいことは嫌いらしい
931 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:12:25.39 ID:8u7rppfo0
削板「でも、そういうことも忘れるよ・・・」

黒子「海が流すからでしょうか・・・」

削板「そうかもな・・・」

ザザー、という波の音

周りから聞こえる人々の声

暑い日差し

それらが、日常の雑多から遠ざけてくれるのだ
932 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:13:46.71 ID:8u7rppfo0
削板「じゃ、ちょっと泳ぐか?」

削板が立ち上がる

それに続いて、黒子も立ち上がる

黒子「では、行きますの」

削板「あぁ」

さわやかな夏晴れの中

二人は沖へと向かう
933 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:14:48.62 ID:8u7rppfo0

テクパトル「・・・なにやってんだ美月?」

テクパトルは首を傾げていた

目の前では、19090号が砂のお城を作っていた

19090「目指せ万里の長城です!」

テクパトル「・・・?」

テクパトルは、どうも砂遊びを知らないらしい
934 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:16:29.22 ID:8u7rppfo0
19090「テっくん、一緒に作りましょう!」

テクパトル「あ、あぁ」

二人がいるのは、静かな浜

さきほど全員でいた場所からは大分離れている

遊泳禁止区域のため、人もまったくいない

静かな場所に、二人きり
935 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:17:49.08 ID:8u7rppfo0
テクパトル(・・・美月、可愛いな)

目の前で必死に砂をかき集める19090号

無邪気な子供のようだった

テクパトル「じゃ、俺もなにかするか」

テクパトルが彼女の隣にしゃがみこむ

19090「では・・・ここにトンネルを!」

テクパトル「・・・城にトンネルがあるのか・・・」
936 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:19:26.28 ID:8u7rppfo0
19090「む、そんな厳しい指摘はいりません!」

ビシッ、と19090号が指を立てる

19090「砂のお城とは、複雑で、それでいてロマンチックであるべきなんです!」

テクパトル「トンネルは浪漫か?」

19090「開通したかな、と覗きこんだときにぶつかる視線!」

19090「素敵ですよね!?」

テクパトル「うーん・・・」
937 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:20:32.84 ID:8u7rppfo0
テクパトルにはあまりわからなかった

もともと彼はやや大人びている

そういう子供っぽい遊びには縁がなかった

テクパトル「えっと・・・こうか?」

テクパトルがトンネルを作ろうとする

しかし、崩れるのを恐れるがあまりかなりのスローペースだった
938 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:22:35.06 ID:8u7rppfo0
19090「テっくん・・・もう少し大胆にしてもいいんですよ・・・」

テクパトル「いや、壊れそうだろ?」

19090「もう!さっさと掘ってください!」

テクパトル「あぁもう!初めてなんだから下手なんだよ!」

19090「むむ!遅すぎです!」


傍から聞いたら変な会話に聞こえるだろう
939 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:24:02.86 ID:8u7rppfo0
テクパトル「はぁ・・・仕方ないな・・・」

テクパトルが一気に腕を突っ込む

ちょうどいい感じで穴が出来ていく

19090「あ、その調子です!」

テクパトル「なんだ、意外と頑丈だな・・・」

19090「水分を含ませてますから!」

19090号が胸を張る
940 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:25:10.66 ID:8u7rppfo0
テクパトル「へぇ・・・」

砂に水を含ませただけでこんなに頑丈になるとは

テクパトルは新たな知識を得た

将来役に立つ可能性はゼロだろうが

テクパトル「えっと・・・あ、開通したかな?」

テクパトルが手先をクルクルと動かす

19090「・・・はい」
941 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:26:28.04 ID:8u7rppfo0
突然

ギュ、とテクパトルの手が握られる

テクパトル「!」

19090「・・・//」

テクパトル「み、美月?」

19090「美月とテっくんのお城です・・・//」

テクパトル「・・・」


テクパトル「トンネルがあるのか」

19090「・・・もうそれはいいです」
942 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 18:27:10.79 ID:8u7rppfo0
いったん休憩

今日は本当に新スレ立てたらおしまいです

バファリンの半分は優しさなんだって

サトリナの優しさかな
943 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/29(金) 18:46:30.58 ID:BUPk4ztI0
いや、薬剤師のオバチャンのだ
944 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/29(金) 18:54:40.12 ID:ojekipCuo
いや、ていとくんの優しさ(ダークマター)だろう
945 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/29(金) 19:53:03.44 ID:MrgkY6/O0
いや、さだのりの優しさ(でんぷん)だろう、たぶん
946 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:01:47.31 ID:8u7rppfo0
そげぶされた

では続き


テクパトル「でも、こういうのもいいかもな」

19090「?」

テクパトル「お前と二人きり・・・か」

テクパトルがつい19090号の胸元を見てしまう
947 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:03:17.46 ID:8u7rppfo0
テクパトル「・・・あ、悪い・・・」

19090「い、いえ・・・」

二人が気まずそうに視線をそらす

目の前に大胆な水着を着た恋人がいるのだ

つい、目がいってしまうのも無理はない

テクパトル「な、なんで白にしたんだ?」

19090「せ、清純なほうがいいと10032号が・・・」
948 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:05:00.03 ID:8u7rppfo0
テクパトル「10032号が?」

テクパトルが首を捻る

彼女はそういうものに詳しそうではなかった

むしろ、疎いのではないだろうか

19090「テっくんは、純粋な子が好きそうだから、と・・・」

テクパトル「まぁ、そうだけど・・・」

たしかにテクパトルは派手な子よりも落ち着いている女性のほうが好みだ
949 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:06:30.88 ID:8u7rppfo0
だが、なぜ10032号はそれを知っているのだろうか

普段、10032号はあまりテクパトルには干渉してこない

上条派だと聞いたことがあるし、自分にはそこまで関心がないと思っていた

テクパトル「でも、ちゃんと見てくれてるんだな・・・」

19090「?」

テクパトル「あぁ、なんでもない」

テクパトルが苦笑する
950 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:07:48.25 ID:8u7rppfo0
テクパトル「・・・でも、似合ってるな・・・」

19090号は純粋な子だ

そんな彼女が、純白の水着を着ている

しかも、自分のために

テクパトル(嬉しさ半分・・・理性も半分・・・)

19090「テ、テっくんも似合ってますよ!」

テクパトル「俺?」
951 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:09:14.13 ID:8u7rppfo0
19090「く、黒の水着です!」

テクパトル「あぁ、これか」

海パンが似合うというのはいかがなものか

テクパトル(うーん・・・どういう意味で、だ?)

19090「テっくんは筋肉質ですから、そういうのが似合いますね・・・」

テクパトル「う、服は似合わない・・・と」

19090「そ、それは違います!」
952 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:10:26.26 ID:8u7rppfo0
テクパトル「ま、ありがとうな」

19090「は、はい!」

二人はまだ砂の城を作っている

波で打ち消されないように、少し慎重に

真夏の陽射しは

幸せな二人を照らすスポットライトのようだった

953 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:11:52.22 ID:8u7rppfo0

ショチトル「あー、あちー」

エツァリ「はしたないですよ、ショチトル」

こちらのカップルはプカプカと海に浮かんでいた

ただし、エツァリはしっかりと直立姿勢

一方のショチトルは大の字で横になって、だ

ショチトル「あぁ・・・陽射しが眩しいぜ・・・」
954 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:13:07.71 ID:8u7rppfo0
エツァリ「・・・あなた、最近垣根さんにキャラが似てきて・・・」

ショチトル「そうかー?」

ショチトルがうがー、とつぶやく

エツァリ「なんというか、地味キャラ卒業というか・・・」

ショチトル「あぁ、インパクトあるだろ?」

エツァリ「悪い意味で、ですが」

ショチトル「お前もな・・・」
955 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:14:24.58 ID:8u7rppfo0
エツァリ「・・・しかし、暑いですね」

夏の日差しは二人を焼き殺す業火のようだった

エツァリ「こうも暑いと、なかなか海からあがる気になりませんね・・・」

ショチトル「もう、海に住もう」

エツァリ「いえ、無理ですから」

ショチトル「エラがほしい」

エツァリ「おかしいですよ、その願望」
956 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:16:13.33 ID:8u7rppfo0
エツァリ「・・・ショチトル、大丈夫ですか?」

ショチトル「なにがだ?」

エツァリ「熱中症ですよ」

ショチトル「今のところはな、何度かクラゲには刺された」

エツァリ「手当てしましょうよ」

ショチトル「あとでいいやー」

エツァリ「女性のセリフとは思えませんね・・・」
957 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:17:52.64 ID:8u7rppfo0
ショチトル「・・・こうやってプカプカ浮かんでると、いろんなことを思い出すな・・・」

エツァリ「・・・昔のこと、ですか」

ショチトル「あぁ」

ショチトルが苦笑する

二人が出会ったのは、あの組織だった

二人が仲良くなったのも、あの組織でだった

ショチトル「・・・懐かしいな」
958 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:19:09.46 ID:8u7rppfo0
エツァリ「あの頃は・・・いろいろと間違っていましたね」

ショチトル「あの頃はあれが正解だったのさ」

問題が変われば答えも変わる

そして、どの答えも正解であるのかもしれなかった

エツァリ「ですが、今は間違っていたと思うんです」

ショチトル「今は、な」

エツァリ「えぇ」

959 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:20:24.47 ID:8u7rppfo0
ショチトル「・・・こういう生活は、好きだな」

エツァリ「えぇ、自分もです」

ショチトル「お前がいるから、もっと好きだ」

エツァリ「それは嬉しいですね」

ショチトル「・・・世界は美しいな」

エツァリ「・・・昔は気がつきませんでした」

ショチトル「私もだよ」
960 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:22:46.87 ID:8u7rppfo0
エツァリ「・・・これからも、こんな世界であり続けてほしいですね」

ショチトル「そうだな」

二人が空を見上げる

太陽は、二人の愚か者を笑っているようだった

エツァリ(ならば自分も・・・)


エツァリ(笑って生きていたいですね)
961 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:24:13.25 ID:8u7rppfo0
一方「はァ・・・」

一方通行は溜め息をついていた

呆れていたからだ

何に、か


番外「うわぁ!!見て見て!!魚!!!」

一方「あァそォかよ・・・」

さきほどから騒ぎまくっている恋人に、だ
962 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/29(金) 20:24:44.42 ID:MrgkY6/O0
エツァリ、ていとくんの次くらいにかっこいいな
どこぞの理性のない背中好きむっつりとは違う!
まぁ、その代わり影が薄いけどな・・・
963 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:26:17.84 ID:8u7rppfo0
番外「ねぇ!!これってなんて魚!?」

一方「クジラだ」

番外「ウソだね!!それはウソだ!!」

一方「あァ?クジラっていっても、あのでけェのじゃねェよ」

番外「え、そうなの?」

一方「あァ、そいつもクジラって名前だ」

番外「へぇ・・・」

一方「ウソだ」

番外「」
964 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:28:00.39 ID:8u7rppfo0
>>962 さぁ、12スレ目を見直してくるんだ!!

いや、テっくんもカッコイイけどエツァリもカッコイイよ
変態なだけで


一方「お前バカだろ」

番外「バカじゃねーし!!」

一方「ったくよォ・・・」

番外「・・・ところでいつまで焼くつもり?」

一方「いいだろォが・・・」
965 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:29:33.91 ID:8u7rppfo0
番外「テクパトルにも焼きすぎたらダメって言われたでしょ?」

一方「なンだよ、心配か?」

番外「だって黒くなったアナタは気持ち悪いよ」

一方「お前なァ・・・」

番外「もはや、白いのはアナタのチャームポイントだよ」

一方「いらねェよそンなもン」

番外「えー」
966 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:31:12.30 ID:8u7rppfo0
番外「ねぇ、一緒に遊ぼうよ」

一方「イヤだ」

番外「イッショニアソボウ」

一方「怖くしようとしてもムダだ」

番外「ちっ」

番外個体が舌を鳴らす

番外(ちくしょう・・・構ってほしいなぁ・・・)
967 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:33:19.69 ID:8u7rppfo0
番外「あー!おぼれるぅぅぅぅー!!!」

一方「俺は泳げねェからな」

番外「きゃぁっ!!クラゲに刺されたー!!」

一方「ンな浅瀬にいるかよ」

番外「エ、エッチなことがしたいな・・・//」

一方「一人でしてろォ・・・」

番外「・・・ねぇ」
968 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/29(金) 20:33:31.89 ID:a0GH5tASO
一通が黒くなる…?









気持ち悪いな、とミサカ20000号はそのまま口に出します。

まあ要するに今のが好き、とミサカはちょっとデレてみます。
969 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:34:54.21 ID:8u7rppfo0
番外「なんで構ってくれないのさ!?」

一方「あァ?じゃあ素直にそォ言えよ」

番外「か、構ってよ!」

一方「・・・」

一方通行が一瞬顔をしかめる

怒っているのではない

そこまで素直にされて、驚いているのだ
970 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:36:34.36 ID:8u7rppfo0
>>968 やっべぇ、20000号が可愛く見えてきた


一方「しゃあねェな・・・」

番外「え、いいの?」

一方「別にそっちでも焼けるだろォ・・・」

番外「・・・ありがと!」

一方「お前のためじゃねェよ・・・」
971 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:37:47.08 ID:8u7rppfo0
一方「・・・あァ、にしても眩しいなァ・・・」

番外「あぁ、太陽?」

一方「・・・そォだな」

一方通行が周りを見渡す

笑顔が溢れていて

笑い声が響いていて

隣には大切な人がいる
972 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:39:40.65 ID:8u7rppfo0
一方「ホント・・・眩しいなァ・・・」

番外「?」

一方「おら、行くぞ」

一方通行が番外個体の手を引っ張る

少しぎこちない二人は

眩しい陽射しの中を歩いていた
973 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:45:48.13 ID:8u7rppfo0
さーて、新スレはこちら


http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1311939697/


バファリン飲んだら頭痛全くなくなった

新スレもちょっと更新するw

いやぁ、サトリナの優しさだって信じたからだな
974 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:48:32.58 ID:8u7rppfo0
じゃあ、こちらはあとがき・・・かな?


とは言っても

毎度のこと、書くことなんてないんだな


お、おむすびが食べたいんだな

いやいらないお


とりあえず、上琴二人の旅行はしたかっただけ

中編くらいで

だから、最初は書き溜めもサクサクできた

ああいう、一組に集中したほうが>>1は速く書けるんだ

いや、遅いけど

速さも大事だけど内容も大事

だってこのシリーズ内容薄いもんねw

いつかまた8スレ目は12スレめみたいなのもしたい

4の倍数はシリアスなんだね、あれ、次って16スレ目じゃん


真面目はやーめた
975 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:51:00.96 ID:8u7rppfo0
んでもって

速いとこ免許を取りたい

というか車校を卒業したい

そしたらトレで充実した夏休みを過ごしたい


毎日サトリナでオ(ry


あと、今年の間にブログも作りたい

そんな感じ


美琴のフィギュアがほしい

上条さんのもほしい

立ちバックの体勢で飾りたい


うわなにするやめ(ry
976 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:52:17.34 ID:8u7rppfo0
じゃ、あとは雑談で

ラジオだとすぐ埋まっちゃってつまんないもんね

次スレまではラジオネタもめいっぱいできますんで


未来からの手紙、っていいネタができましたね

僕チン泣いちゃうよ
977 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/29(金) 20:55:32.46 ID:a0GH5tASO
今回も>>1000は譲りません!とミサカは皆さんに宣戦布告します。
978 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 20:57:08.07 ID:8u7rppfo0
>>977 1000ではぜひ、>>1000だったら>>1とサトリナは結婚

にしてくだせぇw

前スレ1000みたいなのだけはダメだからね


ネタ振りだからね


いや違うからね
979 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/29(金) 21:01:25.01 ID:a0GH5tASO
>>978

ご安心下さい、ミサカが前スレ>>1000ですとミサカは大胆カミングアウトします。
980 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 21:03:20.81 ID:8u7rppfo0
>>980   



えっ



えっ




えっ




えっ




いや、サトリナを大嫌いなんてもう言いたくない、もう二度とw

981 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長崎県) [sage]:2011/07/29(金) 21:12:45.86 ID:flGfMW2to
>>980
焦りすぎだろwwwwww
982 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 21:14:27.90 ID:8u7rppfo0
>>981 あ、ああああああああああ焦ってなんかないわ!!

サトリナは正義だ
983 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/29(金) 21:20:54.92 ID:HYO99XUNo
アニメしか知らない俺にはサトリナが分からない
ついでに垣根も心理定規もショチトルもテクパトルも分からない
だがこのスレは面白い
984 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 21:23:28.64 ID:8u7rppfo0
>>983 サトリナは美琴の声優さん

三十路なのに可愛い

もう鼻血出ちゃう

原作読んだほうがいいですよ

アニメは略しすぎですからw


985 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(栃木県) [sage]:2011/07/29(金) 21:25:40.92 ID:Wwkm+sK8o
サトリナは美琴の中の人でおっぱいが大きい三十路
986 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/07/29(金) 21:26:22.09 ID:HYO99XUNo
>>984
なんとサトリナって声優さんだったのか!
原作はなぁ〜金と読む時間とラノベに挑戦する勇気が無い
なんせ隠れヲタなもんでwww
987 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 21:27:03.76 ID:8u7rppfo0
>>985 あれ、俺の嫁って説明が・・・

あれ?

あれ?

あれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれあれ



サトリナ・・・もうね、見ただけでおっきしちゃうと思う 
988 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 21:28:38.49 ID:8u7rppfo0
>>986 隠れオタクか・・・

>>1もそうだ

いや隠してはないけど信じてもらえない

部屋には禁書全部とかレールガン全部とか美琴のクリアファイルとか飾ってんのに

そのそばにヒップホップのCDやら筋トレ道具やらプロテインやらがあるのは気にしない
989 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 21:34:21.33 ID:8u7rppfo0
あ、そうそう


まとめブログとかで転載される方はご自由にどうぞ

みなさん気にしないでしょうけど一応言っておこうかな、と

>>1もよくまとめサイトとか見ますし

何より自分の作品が載ってたらテンションあがりますし


サトリナって可愛いよね
990 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/29(金) 21:36:44.97 ID:ojekipCuo
是非コーナーに「未来からの手紙」を追加していただきたい
991 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/29(金) 21:37:59.43 ID:a0GH5tASO
い、>>1様…前スレ>>1000の件怒ってますか…?とミサカはおずおずと文面から感じたことを正直に書きます。
992 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/07/29(金) 21:39:30.36 ID:ojekipCuo
>>991
>>1はツンデレだから「べ、べつに起こってないわけじゃあないんだからねっ」とか言って撫でてくれるさ
993 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/07/29(金) 21:47:20.35 ID:1yMrCLFk0
>>1000なら>>1がサトリナと結婚
994 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 21:49:25.35 ID:8u7rppfo0
>>990 もちろんどうぞw

>>991 べ、べつに怒ってないわけじゃあないんだからねっ!
   た、ただ泣かれてたらこのシリーズを読めないから慰めるだけなんだからね!!
   な、撫でるのだって下心なんだからね!

>>993 速すぎるw 
995 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/29(金) 21:54:53.98 ID:BUPk4ztI0
>>1000なら>>1がリアルにサトリナに告白
996 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/29(金) 21:57:39.04 ID:u3RwvRiw0
ksk
997 : ◆G2uuPnv9Q. [saga]:2011/07/29(金) 22:00:54.31 ID:8u7rppfo0
さぁ、始まるぞ
998 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/29(金) 22:01:37.20 ID:a0GH5tASO
>>1000なら>>1の風邪が完全に治る!とミサカは願います。
あと…>>1とサトリナさん結婚!
999 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/07/29(金) 22:01:45.39 ID:vf/j6SyA0
>>1000なら番外通行が増える
1000 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) :2011/07/29(金) 22:01:53.28 ID:BUPk4ztI0
>>1000なら>>1がリアルにサトリナに告白
1001 :1001 :Over 1000 Thread
                  . -‐- .,. '  ̄  ` .  _,.-―- 、__,,....ィ
             , ´            ヽ   i    ヽ   '-、
              /                    \ l   ,  ト 、 ~ヽ.___,,,...,.
          /                    ` 、‐ ' 'z__ l ,>-‐''     ,/
          i              人 l、     ヾ    `´      //
          /         ,ィ /  ヽi ヽ. l、   ,|         /   /
          "i     /^ヽ! / !,/ -―-  |,/ |   ハj         そ 人
         i    l ハ i/      ━    ヽ. l/ /           ゙ヾ. ヽ、
         ゙l.   ヽ_             { 、_ソノ   ,.. -  ..、      '; !~
         /ヽ! ,ィ/            `-  ;'    ;'      ` :,    ヽ!
       /  _Y     ヽ      t 、  /_     ':,  ━     ;      ヽ,
      〃´ ̄ 亠─----;:>- 、.  `´ /,,. ';  ,, _  ` 、 _ ,,, .. '         ;"
     i'´          ̄  __ ,,.. -`<´ ;: '",:' ,:'     `  -  、  ,,.. --‐ /
     /l         ,. - ´ /     ヽ`´,. '           ` ~    /l
    i  !         /    /       `'`i   ,.-‐ 、   , ,    ,. -‐'  |
.     l  i     /     l          !  ` -: '    '   ィ       i
    l    !   /       l          \   ,...、__,,.-'' /;'        l
    |   ヽ/         !           `-:イヽ-'  / /       ;リ
   |                i             ` ~ ´  /        ;'
    i                   !                     /       /
.    i                 ヽ  __          _,,,,....ノ       /
   l                   `ー' i~~ ̄ ̄ ̄ ̄          ,〃
    l                    i                 ノ/        SS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)
                                                 http://ex14.vip2ch.com/news4ssnip/
1002 :最近建ったスレッドのご案内★ :Powered By VIP Service
妹が寝言でなんか言ってたから聞いたら @ 2011/07/29(金) 21:55:49.14
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4vip/1311944148/

ここだけバイオ状態の村 新SIREN編 @ 2011/07/29(金) 21:54:21.27 ID:Dx4o90uVo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1311944061/

篝ちゃん「安価の篝火で天王寺瑚太朗を導く」 @ 2011/07/29(金) 21:24:48.32 ID:qGfBmhHn0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1311942288/

シェルブリットのやる夫のようです【スクライド】 @ 2011/07/29(金) 21:10:13.92 ID:RZpY+uljo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1311941413/

たちあがれ日本&石原都痴事が選挙で人種差別 @ 2011/07/29(金) 21:03:03.42
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4vip/1311940983/

おさわり自由 @ 2011/07/29(金) 20:54:46.95 ID:gJLd1q0uo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1311940486/

球磨川『安価でレバニラ炒めかニラレバ炒めかはっきりさせる』 @ 2011/07/29(金) 20:52:26.12 ID:NhGkyZfAO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1311940346/

上条「愛って何かな」美琴「守ること?」心理「信じること」垣根「疑い続けることさ」 @ 2011/07/29(金) 20:41:37.66 ID:8u7rppfo0
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