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男「無職、貫いてたら賢者になった」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/10(水) 19:39:33.43 ID:b/gws/570
友「なにそれつらい」
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バームくんへ @ 2025/06/11(水) 20:52:59.15 ID:9hFPsRzXO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1749642779/

秘境 @ 2025/06/10(火) 00:47:53.81 ID:BDVYljqu0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1749484073/

【安価】上条「とある禁書目録で」鴻野江「仮面ライダー」【禁書】 @ 2025/06/09(月) 21:43:10.25 ID:qDlYab/50
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1749472989/

ツナ「(雲雀さん?!)」雲雀「・・・」ビショビショ @ 2025/06/07(土) 01:30:36.87 ID:AfN9Rsm0O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1749227436/

【安価コンマ】障害走を極めるその5【ウマ娘】 @ 2025/06/06(金) 01:05:45.46 ID:RaUitMs20
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1749139545/

貴様たちの整備のお陰で使いやすくしてくれてありがとう @ 2025/06/04(水) 20:56:21.03 ID:QjuK6rXtO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1749038181/

阿笠「わしの乳首に米粒をくっ付けたぞい」コナン「は?」灰原「は?」 @ 2025/06/04(水) 04:01:13.39 ID:ZjrmryLdO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1748977273/

レッド(無口とか幽霊とか言われるけどまだ電脳世界) @ 2025/06/02(月) 21:21:00.13 ID:ix3UWcFtO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1748866860/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/10(水) 19:50:24.66 ID:MrgfF4Kro
スレタイに誘われたら立て逃げかな?
なら、html依頼出しなよ
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/10(水) 19:57:25.43 ID:b/gws/570
時は1ヶ月前にさかのぼる。

たまたまだった、そうたまたま魔が差したといってもいい

金に困っていた・・・・本当に困っていた

だから親の金に手を出した

男「家を追い出された・・・・金もない終わったな俺」

そしてやってきたのはこの浮浪者の集まる街だった。
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/10(水) 20:05:55.07 ID:b/gws/570
男「どうすればいい?宿に泊まる金もない・・・・」ブツブツ

?「どうなされた若い方?」

浮浪者のおっさんに声をかけられた

男「・・・・」

無視した。そして通り抜けようとした

浮浪「チッ、待ちな小僧ぉ無視ってのはないんじゃないかぁ?」

浮浪者はそう言うと俺の頭を持っていた酒瓶で殴りつけた

男「うがっ」

浮浪「人が善意で声をかけてやったてのになんだその態度は?なめてんのか」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/10(水) 20:27:22.76 ID:b/gws/570
何度も殴られ意識がなくなった・・・・

男「う・・・・う」

意識を取り戻すと、身ぐるみをすべてとられていた。

上着にズボン、財布そしてシャツまで・・・・俺は下着一枚になって倒れていた

男「・・・・寒い」

頭の痛みに耐え立ち上がり、近くに捨てられていたボロボロの布にくるまった

とても臭かった・・・・おそらく捨てられる前は体を拭く布だったんであろう

今は動物の糞尿の匂いやらいろんな匂いがついていた

男「怖い・・・・怖い」ブルブル

さっきの事を思い出した

浮浪者の男に殴られ罵倒され情けない気持ちを通り越し恐怖が俺の心を襲った
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/10(水) 20:34:14.59 ID:b/gws/570
男「いやだ・・・・死にたくない」ブルブル

男「母さん、腹減ったよ・・・・」

ふいに母親の事を思い出すと俺は自宅に向かい走った

もう追い出されて二日もたってるんだ・・・・どうせ俺の事を心配してる

口では帰ってくるなといったがそんなことないはず・・・・温かく迎えてくれるはず
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/10(水) 20:52:22.93 ID:b/gws/570
自宅に到着するなり俺は扉を叩きまくり叫んだ

男「母さんー俺だよ開けてくれー」ドンドン

しかし何の応答もない

男「居留守する必要ねーだろ開けてくれよ」ドンドン

男「オイ、ババァ無視すんなよ息子が帰ってきたんだぞ」ドンドン

男「あけてよ・・・・あけてくれよぉ」ドン..ドン

ガチャ

男「!」

扉が開くと目の前には父さんがいた

父「・・・・」

男「と・・とうさん、俺帰ってきた!家に入れてくれるよね?」

父さんは俺の姿を見るなり哀れんだ表情で言った

父「汚い・・・・ゴミだな・・・・」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/10(水) 21:08:37.80 ID:b/gws/570
男「え・・・・」

父「来るところを間違ってるんじゃないか?君は」

男「何言ってんだ・・・・父さん」

父「父さん?知らんね私は君のような浮浪者は」

男「ふざけんなぁーーーー」

男「たった一人の子供を見捨てるつもりか?」

父「・・・・」

男「それに俺がいなくなって困るのはお前だぞ?この商家の跡取りがいなくなるぞ!」

父「はぁ・・・・おい、息子よおいで」

父さんがそう言うと家の中から俺より年下の男が出てきた

息子「なんですか?父上?」

男「へ・・・・」

父「これが息子だ」

息子「どなたです彼は?父上」

父「分からん、頭のおかしい浮浪者だ」

男「おいこの野郎ー養子を連れてきやがったな」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/10(水) 21:23:51.94 ID:b/gws/570
父「養子?何を言ってるんだこの子は昔からこの家にいるぞ」

男「嘘つくなよ」

息子「嘘ではないです、僕は昔からこの家の息子です」

男「うるせええええお前は黙ってろよ偽者!」

バキッ

男「うぐっ」

父「この浮浪者め何て口を聞くんだぁぁ」

父「貴様なんて兵士に突き出してやる!来い」グイ

俺を引っ張ろうとする父さんにとっさに拳が出てしまった

男「はっ離せええええ」ドス

父「ぐぅ」

息子「と・・父さん!貴様ぁ」

男「あっ」

父「うう・・・・あっ悪魔めー」

男「うわあああああ」

俺はその場を逃げるように去った

10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/10(水) 21:38:18.00 ID:b/gws/570
俺は走りながら泣いた

男「うぅ・・・・なんでなんで」ダッダッ

ドスン

?「い・・・・いてええええ」

??「大丈夫ですか先輩?」

前に見ず走ったせいか俺は兵士にぶつかった

男「あっすいません・・・・急いでるんで」ダッ

兵士「待てよ」ガシッ

男「え・・・・」ビク

兵士「兵士にぶつかっておいてそれはないだろう?オラッ」ドス

男「ぐ・・・・」

??「ちょ・・ちょっと先輩やめてください」

兵士「部下のくせに引っ込んでろ・・・・浮浪者の分際でここでたたき斬ってやる!」チャキ

男「ひぃぃぃぃ」ガタッ

??「待ってくだ・・男・・・・?」

男「へ・・・・友?」

兵士「あん・・・・知り合いか?」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/10(水) 21:48:45.94 ID:b/gws/570
兵士(友)「え・・・・あ」

男「くっ」ダッ

兵士「あっ待て!」

兵士「・・・・くそ、逃げられた」

兵士(友)(あれ男だよな?なんで・・・・)

兵士「おい!お前」

兵士(友)「はっはい!」

兵士「今の知り合いか?」

兵士(友)「いっいえ人違いでした」アセッ

兵士「・・・・そうかぁ・・・・まぁ浮浪者が知り合いな訳ないよな」

兵士(友)「はぁ・・・・」

兵士「よし、酒飲みに行くぞついて来い!」

兵士(友)「え・・・・先輩勤務中ですよ?」

兵士「構うことねーよ!気分が悪い、ほらっ行くぞ!」グイ

兵士(友)「ええええ」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/10(水) 21:56:50.76 ID:b/gws/570
俺は走った・・・・どれぐらい走ったかは覚えていない

ただただ、走った

そして倒れた・・・・

――――

夢を見た

小さな時のどうでもいい夢

父さんと遊んだ時の夢

母さんに褒められた夢

とても楽しかった・・・・

『どうしてこうなった・・・・』
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/10(水) 22:07:57.46 ID:b/gws/570
男「!」ガバッ

男「どこだ・・ここ」

目を覚めると小さな部屋のベットで寝ていた

男「あれ・・・・なんで」

ガチャ

男「!」

?「おや、お気づきなられましたか」

そこにはローブを着た男が立っていた

?「お腹がおすきになられたでしょう・・これをどうぞ」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/10(水) 22:22:57.49 ID:b/gws/570
男「あの・・・・あなたは」

?「あっごめんなさい、私はこの教会の神父です」

男「お・・おれいや僕はなんでここに?」

神父「・・・・昨日半裸で道に倒れられていたんですよそこを私が教会にお連れして今に至るわけです」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/10(水) 22:29:39.70 ID:b/gws/570
男「・・・・」

神父「・・・・とりあえずこれでもお食いになってください」

男「あ・・ありがとうございます」モグモグ

男「う・・」ポロポロ

神父「どっどうかなされましたか?」

男「う・・おいしい・・」ポロポロ

神父「・・・・」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/10(水) 22:39:50.45 ID:b/gws/570
――――
―――
――


神父「そうですか・・それは大変でしたね」

男「いえ・・今まで追い出されなかったのが不思議なくらいでしたから・・」

神父「・・・・どうです?しばらくここにいてくださいませんか?」

男「え・・」

神父「実は、ここの教会・・人手がいなくて困ってたんですよ」

神父「給料は出せませんがその分三食ちゃんと出しますのでお願いします」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/08/10(水) 22:41:32.93 ID:GIRscFQh0
友、男だよな・・・?
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/10(水) 22:48:54.95 ID:b/gws/570
男「俺なんかでいいんですか?」

神父「・・そう卑屈にならないで下さい、あなたがいいんです」

男「う・・」ポロッ

神父「手伝っていただけますか?」

男「はい・・ありがとう・・」ポロッ
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/10(水) 23:03:47.56 ID:b/gws/570
『次の日』

神父「神はあなたたちを見ています」

信者1「おお、神様」グッ

信者2「神様」グッ

ここには色んな人が祈りに来る・・・・若い人から年配の人まで

俺には縁がないと思っていたのにな、そう思いながら庭の掃除をしていた

男「ふふ、なんかちょっと幸せだな」ザッ

?「うお」バサッ

よそ見しながら掃除をしていたせいで俺は老人にゴミをかけてしまった

・・・・どうしてこうなった

男「うわぁぁ・・あっすいません、すいません」ペコペコ

老人「いや、よいよいわざとではないのだろう?」

男「そっそれはもう・・」

老人「ならよい、ところでお主は?」

男「あっ僕はここでお手伝いさせてもらってる男です」

老人「ほう・・あやつが手伝いを雇う・・これはおもしろい」

男「?」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/10(水) 23:11:59.54 ID:b/gws/570
神父「おや・・賢者様、今日はいかようでここに」スタッ

男(うお・・いつの間に)ビク

男「えっ・・賢者?」

賢者(老人)「いや、何わしも神様をお祈りにきてな」

神父「そうですか、お祈りの時間は終わりましたよ」

賢者「そうか、それは残念」

神父「残念ですか・・あなたは昔から神様を信じてないでしょうに賢者様」

賢者「そうじゃ信じておらん・・本当の事を言うと今日は久しく昔の弟子の姿を見に来ただけじゃ」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/10(水) 23:21:49.20 ID:b/gws/570
男「えっ弟子?」

賢者「なんじゃ?お前話しておらんのか・・」

神父「・・彼は昨日来たばかりですから、それに私はそんな昔のことを彼に言うつもりはありません」

男「神父様?この人は」

神父「ああ、すいませんこの方はこの近くの森に住んでる賢者様です」

男「賢者って魔法を使ったりする・・あの?」

神父「ええ、そうです」

男(まじかよ・・はじめて見た)
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/10(水) 23:31:27.70 ID:b/gws/570
賢者「なんじゃ、お主?そんなに見つめて賢者はめずらしいか?」

男「あ・・はい」

賢者「そうか・・どうじゃかっこいいじゃろ」ボッ

賢者はそういうと手から火をだしてみせた

男「うわっ」

神父「ちょっと賢者様、彼をおどかさないでください」

賢者「いやー、すまんすまんつい調子に乗ってしまったわい」シュ

賢者は焦ったように手の上の火を消した
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/10(水) 23:51:44.65 ID:b/gws/570
賢者「しかしじゃな神父、わしは驚いたぞ」

神父「なにがです?」

賢者「あれだけ魔法を嫌っていたお主が弟子を取るとは」

神父「!・・・・彼はそんなつもりで・・」

賢者「よいよい、年を取ると自分のやってきた事を誰かに継がしたいものじゃ」

神父「だからっ」

賢者「おっと・・そろそろわしは帰るわい・・それじゃあのう」スッ

男(き・・消えたっ)

神父「・・・・」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 00:01:47.89 ID:pagbG9xe0
『その夜、食事の場にて』

男「神父様・・・・」

神父「どうかしましたか、男?」

男「今日の弟子って・・・・」

神父「・・・・」モグモグ

神父「・・昔私は、彼のもとで賢者の弟子をしていました」

男「!」

神父「そして彼は私の父でもありました」

男「え・・」

神父「・・私の家は代々賢者の家系でして・・・・魔法を継ぐことは息子である私も例外ではありませんでした」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 00:12:06.83 ID:pagbG9xe0
神父「しかし・・・・私はそれが嫌だった」

男「なっなぜです?」

神父「今は神父をしていますが、私には昔・・夢があったんです」

男「・・・・」

神父「笑わないで下さいよ」

男「そんな、笑うなんて事しません」

神父「・・・・兵士になって武勲を上げることです」

男「・・・・」

神父「魔法なんてものに頼らず、己の力だけで武勲を上げる・・・・若気の至りです」

神父「昔は今より平和ではなかった・・毎日どこかの国で争い事が絶えなかった」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 00:18:12.32 ID:pagbG9xe0
神父「私は父の反対を押し切り士官しました、戦場で武勲を上げるのが楽しみでした」

神父「しかし現実はそんなに甘くなかった」

神父「いざ戦場に出ると、周りの仲間たちが斬られ殺されていく・・・・」

神父「怖くなりました・・・・自分も何人か斬りましたがとても気持ちが悪いものでした」

神父「そして生き残った私は逃げるように家に帰りました」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 00:25:37.71 ID:pagbG9xe0
誰か見てるか分かりませんが休憩します。

次の投下はAM2:00からにします
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/11(木) 00:29:23.90 ID:h/C0t66io
早漏でごめんなさい
今凄いワッフルしてます
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/08/11(木) 00:38:31.11 ID:j555/ZKMo
期待
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 02:02:36.29 ID:pagbG9xe0
それでは投下します

よろしくお願いします
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 02:05:56.00 ID:pagbG9xe0
神父「帰ってきたはいいんですけど、一度は自分の役目に背いた人間です」

神父「父も母も家にはいれてくれませんでした」

神父「私はそんな家族を恨み、盗賊まがいなことを色んな所でしました」

神父「兵士で鍛えたこともあり、すぐに盗賊団をしたがえるまでになりました」

神父「そんなある日、それに見かねた父がやって来ました」

神父「そして会うなり、こう言い放ちました」

『お前のせいで母親が自殺した』

男「え・・・・」

神父「愕然としました・・・・訳が分からなくなりました」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 02:09:23.83 ID:eHNSojWIO
よしきた!
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 02:10:37.55 ID:pagbG9xe0
神父「父も限界だったんでしょう・・・・妻が死にそしてそれに気づかず息子が盗賊まがいなことをしている」

『お前なんか消えてしまえ』

神父「私は盗賊を辞めここに教会を建てた、罪滅ぼしのつもりです」

神父「私は魔法が嫌いではないんです、ただつらいことを思い出すから・・・・」

男「・・・・」

神父「賢者様もとい父がここに来るようになったのもここ最近なんです」

神父「なんのために来ているのやら」ハハ
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 02:15:14.90 ID:pagbG9xe0
男「それは・・・・賢者様が悪いと思ってるからじゃないですか・・?」

神父「悪い?」

男「はい・・自分の役目に背き母親の死の原因をつくった神父様を賢者様は恨んでいたでしょう」

男「しかし、それは神父様が自分自身で道を切り開こうとしたためです」

神父「・・・・」

男「だれも、せめる事はできないと思います」

男「賢者様もそう思ってるのではないですか?」

男(俺は自分自身で道を切り開こうすらしなかったから・・・・)

神父「そうですね、そうかもしれませんね」

男「神父様・・・・頼みがあります」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 02:19:55.05 ID:pagbG9xe0
神父「なんですか?」

男「その・・・・魔法を教えてください」

神父(えー私の話を聞いてましたか?あなたは)

神父「・・・・どうしたのですか急に」

男「いえ・・なんか魔法に興味を持ちまして」

神父「・・・・興味を持つのはうれしいですが今の時代に覚えたって得くなんてありませんよ?」

男「それでもいいです」

神父「うーん、そういわれましてもねえ」

男「お願いします」ドゲザ

神父「やめてください、そんなこと」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 02:23:36.12 ID:pagbG9xe0
神父「はぁ・・・・仕方ないですね」

男「それじゃ!」

神父「私は無理です!ただし」カキカキ

男「?」

神父「この地図に賢者様の家を印しました」

男「てことは」

神父「弟子入りしてきなさい」

――――
―――
――


賢者「で・・・・ここに来たわけか?」

男「はい!弟子入りをお願いします」

賢者「困ったのう・・・・こうなるとは」

男「・・・・」ドゲザ
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/11(木) 02:25:16.91 ID:rtLil05vo
ワクワク
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 02:32:25.27 ID:pagbG9xe0
賢者「あやつの頼みか・・・・?」

男「え」

賢者「神父の頼みかと聞いているんじゃ」

男「はっはいそうです」(嘘だけど)

賢者「はぁ・・・・仕方ないのう」

男「それじゃ!」

賢者「いいじゃろう弟子入りを認める」

男「ありがとうございます」ニパァ

賢者「ふう・・・・では弟子よまずは!」

男「はい」

賢者「トイレの掃除を頼む」

男「えー」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 02:40:58.77 ID:pagbG9xe0
『場所は変わり』

??(・・・・この間の浮浪者はどう見ても男だった)トコトコ

??(どういう事だ・・・・?あいつの家は商家だから金には困ってないはずだ)トコトコ

??(最近、会ってないうちに何かあったのか?)トコトコ

??「あっここか・・・・」ピタッ
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 02:44:16.37 ID:pagbG9xe0
?「いらっしゃいませ」

??「お久しぶりですおばさま」

男の母「あらー友ちゃんじゃないの久しぶりねーどうかしたの?」

友「いえ男に会いに来まして」

男の母「・・・・」

友「どうかしましたか?おばさま」

男の母「あー男ねー・・・・うん、そう死んだのよあの子」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 02:54:22.84 ID:pagbG9xe0
友「えぇ!?」

男の母「突然だったの!びっくりしたわぁ・・・・」

友「う・・嘘ですよね・・・・」

男の母「それが嘘じゃないのー」

友「・・・・」

男の母「あっそうだ・・友ちゃん兵士になったんだって?」

友「・・・・」

男の母「すごいわねぇー女の子なのに」

友「・・・・」

男の母「貴族の人ってそうのも必要なのねぇ、騎士道ってやつ?かっこいいわねー」

友「・・・・」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 02:57:46.49 ID:pagbG9xe0
修正

男の母「貴族の人ってそういうのも必要なのねぇ、騎士道ってやつ?かっこいいわねー」

ごめんなさい
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 02:59:31.34 ID:pagbG9xe0
?「母上ー誰か来ているのですか?」

友「!」

男の母「あらー帰ってきたの息子」

息子「はい、ただいまもどりました」

友「おばさま・・・・彼は」

男の母「うちに養子に来てくれた息子って言うの」

男の母「息子、この子が前にいってた友ちゃんよー」

息子「ああ!あなたが話は母上から聞いています」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 03:03:00.53 ID:pagbG9xe0
すいません寝ます

スレが残っていたら次の投下は今日のAM10:00からちょっとだけやって

PM7:00からいっぱいやります

よろしくお願いします
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/08/11(木) 03:16:19.34 ID:3k8RF8KGo

NIPだから確実に残ってるよ、ゆっくり休んでくださいな
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/11(木) 07:44:59.53 ID:h/C0t66io
乙〜
微かに漂うNTR臭に恐怖するぜ
続きワッフル
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/11(木) 10:33:31.78 ID:rtLil05vo
乙した
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 12:32:45.29 ID:pagbG9xe0
すいません寝てました

少し投下したいのですが、もうバイトの時間なので帰ってきたら鬼ほどやりますので

ごめんなさい
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/11(木) 13:17:03.80 ID:rtLil05vo
待ってます
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/08/11(木) 15:04:51.16 ID:i0SGatsX0
友、女だったか
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 17:29:25.69 ID:YSw3shLDO
帰ってこなくていいし書かなくていいよ



べっ別にバイトに集中しろって言いたいわけじゃないからね!勘違いしないでよね!
全裸待機なんかしてないんだからね!!
こんなSSの更新が待ち遠しいなんてことないんだからね!!!
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 19:02:38.97 ID:pagbG9xe0
夕方の7時になったので投下させてもらいます

スレタイまでの道のりはまだ長いですが、明日はバイトがないので休憩をはさんで深夜の2時まで

投下し続けます

駄文ではありますが、暇な方末永くお付き合い願います
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 19:06:59.76 ID:pagbG9xe0
息子「いやー実にお美しいです」

男の母「でしょー?友ちゃんごめんね、この子ったら口だけは上手いのよ」

息子「ハハハ、事実を言ったまでですよ母上」

友「・・・・」

男の母「そんなこと言ってないで配達もう一軒頼むわ息子」

息子「任せてください母上」

息子「では、行ってきます」ダッダッ

男の母「気を付けてね」

友「あの・・おばさま?」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 19:13:59.47 ID:pagbG9xe0
男の母「何、友ちゃん?」

友「いや・・実は先日男に似た人を見まして・・」

男の母「へー・・そうなの・・」

友「男は本当に死んだんですか?」

男の母「・・・・」

友「私は・・どうしても男が死んだとは思えません」

男の母「・・・・」

友「なにか隠してらっしゃるんですか?おばさま」

男の母「しつこいわよ・・友ちゃん・・」キッ

友「おばさま・・・・」

男の母「・・・・今日はもうお店閉めるから帰ってくれる友ちゃん」ニコッ

友「・・・・はい、わかりました・・失礼します」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 19:20:19.61 ID:pagbG9xe0

――――
―――
――


友(どういうことだ)トコトコ

友(何故おばさまは男が死んだなんて言ったんだ・・)トコトコ

友(それに養子まで・・)ピタッ

友(男・・・・一体お前に何があったんだ・・)
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 19:28:28.46 ID:pagbG9xe0


――――
―――
――


『場所は変わり』

[賢者様の家]

男「・・・・」ゴシゴシ

トイレ「ピカピカ」キラキラ

男「ふぅ、さてと」

男「賢者様!トイレ掃除終わりました」ニパァ

賢者「そうか、なら今度はわしの服の洗濯たのむわい」

男「・・・・はい」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 19:33:59.88 ID:pagbG9xe0

[近くの川]

男「・・・・」ゴシゴシ

男「・・・・」ゴシゴシ

男(どうしてこうなった)ゴシゴシ

[賢者様の家]

男「・・・・終わりました賢者様!」

賢者「そうか、なら今度は皿洗いを頼もうかのう」

男「・・・・あの・・賢者様?」

賢者「なんじゃ?」

男「僕がここに来て四日は経ちます・・そろそろ賢者の修行を教えてもらっても・・?」

賢者「ん・・あぁ、そうじゃなーそろそろ頃合いじゃな」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 19:49:38.38 ID:pagbG9xe0
男「それじゃあ」ニパァ

賢者「じゃがのう・・・・」

男「・・・・?どうしたんですか賢者様?」

賢者「・・・・お前にはすまんかったと思う」

男「何がです?」

賢者「わしもやっきになっておったんじゃな・・そうに違いない」

男「だから何がです?」

賢者「だいたい、神父が悪いのじゃ・・・・」

男「?」

賢者「実はのう、男」

男「はい」

賢者「賢者というのは、限られた人間しかなれんのじゃあ」

男「え・・・・」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 19:57:29.48 ID:pagbG9xe0

賢者「すまんかったと思う、結果的に騙したかたちになってしもうた」

男「ふ・・ふざけんなよ」グッ

賢者「・・・・」

男「じゃあなんだ?俺はただ爺さんの手伝いとして使われていただけか?」

賢者「いや・・すまんかった、わしを煮るなり焼くなりしてくれー」

男「・・・・」

男「・・・・いえ、もういいです」

賢者「・・・・」

男「どうせ・・俺なんて・・なんのとりえもない元浮浪者ですから」

賢者「そう、卑屈なるな・・何故教会におったのかはわしは知らんが・・お前にも生家があるのじゃろう親も待っておるぞ」

男「・・もう・・自宅には帰れません」
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 20:14:24.00 ID:pagbG9xe0
賢者「どうしてじゃ?」

男「理由は言えません、ただ俺には帰るところなんてありませんから・・・・」

賢者「なら、今後お前はどうするのじゃ?」

男「神父様にお願いして、手伝いをやらせていただこうと思います・・・・」

男「意外と俺にはあの仕事があってる」

賢者「・・・・」

男「では・・・・俺は協会に戻ります」ダッ
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 20:21:26.35 ID:pagbG9xe0
賢者「まぁ、待つのじゃ」

男「?」ピタッ

賢者「その、なんじゃ・・・・最初はこの方法を試そうと思っていた」

男「何のことです?」

賢者「しかし・・・・純粋なお前を実験体につかうようでいやになったんじゃ・・・・」

男「すいません、賢者様・・・・話が見えません・・・・」

賢者「賢者の家系でなくても賢者になる方法はある!」

男「!」

男「へ・・・・な・・なんだぁーあるんじゃないですかー俺にも賢者になる方法が」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 20:34:36.01 ID:pagbG9xe0

賢者「しかしのぉ・・・・」

男「なんです?」

賢者「この方法は失敗すればお前は死ぬ・・・・」

男「!」

賢者「死ぬは言いすぎじゃのう・・実際は何も考える事ができない廃人になってしまう」

男「どっどういう事ですか?」

賢者「簡単なことじゃ・・魔法とは精神を集中させて放つもの」

賢者「精神は魔法の器みたいなものじゃ・・」

男(意味が分かりません)ボー

賢者「つまりは、精神が小さければ魔法の力は溢れ精神自体を歪めてしまう」

賢者「そして廃人じゃ・・・・」
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 20:43:33.24 ID:pagbG9xe0
男「・・・・」

賢者「わしも神父ももとをたどれば先代の賢者様がこの方法で魔法を手にしたから賢者を名乗れるのじゃ」

男「神父様は名乗ってませんよね?」

賢者「あやつは異端なのじゃ・・」

男「つまりは、死を覚悟して魔法を手に入れよと・・・・」

賢者「極端に言えばそうじゃな・・・・」

男「・・・・」

賢者「最初はのう、何も言わずこの方法でお前を賢者にさせようと思ったのじゃ・・」

男「!」

賢者「すまぬ、そんな事を考えたこと・・悪かったと思う」

賢者「・・・・神父には子供がいない・・今後も作るつもりはないと思う」

男「・・・・」

賢者「・・このまま、あやつの代で賢者の血を途絶えさせて良いものかと・・」
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 21:12:50.92 ID:pagbG9xe0
男「・・・・」

賢者「哀れじゃろう・・そんなことのためにお前を殺そうとしたのじゃ・・」

男「ぃ・・すよ・・」

賢者「ん?」

男「いいですよ、命差し出しますよ」

賢者「!?」

男「俺にはちょうど良かったと思います・・」

賢者「・・・・?」

男「その方法教えてくれませんか?」

賢者「!・・廃人になるかもしれんのだぞ!」

男「だからちょうどよかったんです・・」

男「自分の人生に向き合えなかった・・俺の罰だと思います」

賢者「しかし・・お前は何故そんなに魔法をこだわる?この平和の時代に・・必要ないものを」

男「分りません」(・・・・)

男「もしかしたら自分の人生に価値を見い出したいのかもしれません」(・・ちゅうに)

男「賢者というものに自分の価値を・・・・」(中二病ぉぉぉぉ)
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 21:22:08.16 ID:pagbG9xe0
男「・・・・」キリ

賢者「分かった・・その心意気を買おう」

賢者「ついて来い」ドン

そう賢者様が言うと本棚を押した

すると後ろに小さな埃っぽい部屋が現れた

男「ここは・・・・?」

賢者「お前が望む部屋じゃ・・入れ」

部屋に入ると中央に台座があり、その上に拳サイズの禍々しく光る玉が三つあった
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 21:33:09.04 ID:pagbG9xe0
男「なんです、これは?」

賢者「これは魔法の石・・・・魔石と呼ばれる物じゃ」

男「魔石・・・・?」

賢者「そうじゃ・・」

男「これをどうすれば?」

賢者「なに・・簡単なことじゃ・・」

賢者「そこに三つの魔石があるじゃろ?」

男「はい・・」(うん?なんか懐かしい感じがした)

賢者「右端からじゅんに『火と風の魔石』、『水と雷の魔石』、『地と光の魔石』じゃ」

賢者「この中で好きなものを、選べ・・」

男「え?好きなものでいいんですか?」

賢者「ああ、何・・どれを選ぼうが精神が強くなくては廃人になってしまう」
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 21:42:12.89 ID:pagbG9xe0
賢者「それと、一人が習得できる魔石の数はひとつだけじゃ・・」

男「つまり・・」

賢者「考えて選ぶことじゃ・・」

男「はぁ・・」トコトコ

男が魔石に近寄る・・・・

賢者「本当にいいのじゃな?」

男「はい?」

賢者「もし失敗してもわしを恨むなよ・・・・」

男「ああ、大丈夫です・・それに俺には主人公補正が・・」

賢者「?」

男「いえ、こっちの話です・・・・」

男「さてと・・・・」ピタッ




『俺は!これに決めたぁぁぁぁ』ビシ
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/11(木) 21:45:12.45 ID:rGed218Yo
安価はスンナよ?
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 21:54:43.83 ID:pagbG9xe0
休憩します

魔石を安価にしようかなと思いましたがやめます

次の投下は23:00にします

見てくれてる方よろしくおねがいします

そしてありがとうございます
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/11(木) 21:55:46.19 ID:h/C0t66io
一旦乙〜
自分のペースで頑張ってくれ
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 22:57:51.25 ID:pagbG9xe0
少し早いですが再開します

見てくれてる方よろしくおねがいします
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 23:02:32.22 ID:pagbG9xe0
男が手にしたのは・・・・

『火と風の魔石だった』

男(・・・・賢者様と同じ魔法を使えるようになる訳だが・・身近に熟練者がいるのはちょうどいいからな)

男「ってあれ?」クル

男は魔石を握りながら、賢者の方へと振り向いた

男(なんともない・・やっぱり主人公補正!)
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 23:08:15.13 ID:pagbG9xe0
男「賢者様ーなんともありません・・よ」ゾクッ

『ゾクッ』

男「ぁぁ・・ぁぁ」ポロ カラーン

男は握っていた魔石を放した

男(なんだ・・この感覚・・)

男「オエエエエエエエエエ」ビチャビチャ

賢者「!」

男「なっ・・なんオエエエエエエエエ」ビチャビチャ

男は嘔吐を繰り返す

賢者「やっぱりだめじゃったか・・・・男しっかりするんじゃー」ダッダッ

賢者が男に近寄る

男(そ・・そんな・・俺が廃人・・?・・)

男「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」ビキビキ

頭が痛い、男は突然の頭痛に襲われ意識が朦朧となる

賢者「おとこー!」

その声とともに意識が途切れた
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 23:17:35.24 ID:pagbG9xe0
――――
―――
――



夢を見た

この前みたいな楽しい思い出の夢ではなく・・・・

嫌な夢だ・・・・

嫌な思い出の・・・・夢

嫌なはずなのに楽しい思い出よりも鮮明に覚えていた

・・・・
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 23:33:40.67 ID:pagbG9xe0
――――
―――
――


まだ小さかった時の夢だ

―『回想』―

悪ガキ1「てめぇ、貴族でもないくせに金持ちだなんて生意気なんだよ」ドス

悪ガキ2「オラオラ」ドス ドス

?「うっ、ぐぅ」バキ

悪ガキ1「なんか言い返したらどうだ?弱虫!」

?「・・・・」ブルブル

悪ガキ2「ハハ、びびってやんの!」

『俺はよく商家の生まれで・・・・金持ちだから嫉妬されいじめられていた』
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/11(木) 23:43:55.81 ID:pagbG9xe0

男(幼)「・・・・ただいま・・」

男の母「あら、おかえり男ちゃん」

男(幼)「・・・・」

男の母「どっどうしたの?そのアザ!」

男(幼)「なんでもない・・・・」

男の母「なんでもない訳ないでしょ!服も破れてる・・・・」

男(幼)「階段から落ちた・・・・」

男の母「嘘おっしゃい!・・・・いじめられたのね!」

男(幼)「ちがう・・・・」

男の母「なんでいじめられたの・・・・!」

男(幼)「・・・・」

男の母「なんで黙ってるの!」

『言えなかった・・・・親のせいでいじめられてるなんて・・そして殴られても言い返せない自分が恥ずかしくて』

『思えば、このあたりから俺の性格は屈折しだしたのかもしれない・・・・』
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/12(金) 00:06:19.88 ID:BbRfx7Hc0
――――
―――
――


これは家を追い出される少し前の夢だ

『酒場』

この時、俺には金だけでついてくる取り巻き連中がいた

男「ほらっ!もっと飲めよ」グイ

取巻1「いや無理っすよーもう飲めませんって・・・・」

男「うるせーんだよ!取り巻きのくせに・・・・ほらっ飲めって!」グッ

取巻1「うぐ・・・・」ゴクゴク

男「そう、それでいいんだよ」ヘラヘラ

取巻2「やりすぎですよ・・男さん・・」

男「うるせええ」ドス

取巻2「うぐっ」ズキズキ

取巻3「ちょっと・・やめてください・・男さん」

男「お前ら!誰の金で酒飲ましてもらってるとおもってるんだ!」

男「お前らなんてクズ犬だ!俺の靴をなめながらワンって吠えてるだけでいいんだよ!」

取巻3「ちょっと・・言いすぎですよ・・男さん」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/12(金) 00:33:52.73 ID:BbRfx7Hc0

男「はぁ?きこえねーよゴミやろ・・」

バキッ

男「ぐっ」

男「何すんだお前ぇー」ムクッ

取巻3「金でしか人の心つかめない奴言われたきゃねーよ」

男「なんだと」

取巻3「大丈夫か?取巻1・・・・立てるか?」

取巻1「ああ、すまねえ」

取巻2「・・・・チッ、キチガイが・・・・」スタスタ

男「おい、待てよ・・・・まて・・」
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/12(金) 00:38:16.27 ID:BbRfx7Hc0



『路地裏』

男「どいつもこいつも・・ヒック・・」ゴクゴク

男「俺は・・くそ」ゴクゴク

男「うっオエエエエエ」ビチャビチャ

?「・・・・おい、お前・・・・何やってるんだ?」

男「あ?」チラ

男「・・・・なんだ・・お前か、何か用か?」プイ

友「何か用かじゃないだろう!おばさまが心配してたぞ!」

男「母さんが・・・・あっそ・・」ゴクゴク

友「あっそって・・・・お前・・」

男「ほっとけよ・・どいつもこいつもうわべばっかりだな・・・・」

友「・・なにを言ってるんだ・・お前は・・」グッ

男「あん?怒ったのか?そいつは失礼しました兵士様・・よいしょっと」ムク
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/12(金) 00:41:59.52 ID:BbRfx7Hc0

男「うっ・・はぁはぁ」フラフラ

友「おい、しっかりしろ・・」ガシ

男「うるせー!放せよ」バシッ

友「あ・・・・」

男「チッ・・さっさと俺の視界から消えろ!」

友「・・・・」

男「お酒お酒っと」ゴクゴク

男「うぃ・・・・おしゃけがー♪唯一の友達ー♪かなっと」ハハ

友「・・・・見損なったぞ・・男」

男「あん?」チラ

友「・・・・」ダッダッダッ

男「なんだ、あいつ・・・・」
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/12(金) 00:48:49.17 ID:BbRfx7Hc0
男「訳わかんねえー」ゴクゴク

?「あれ?男くんじゃないか・・」

男「ん?」

男「・・・・あっ叔父さん!」

叔父「どうしたんだい、こんなに酔っ払って・・・・」

男「いやーなに・・・・ちょっと嫌なことがありまして」

男「うっオエエエエエエエエエエ」ビチャビチャ

叔父「あーあー、大丈夫かい?僕が手を貸そう」グイ

男「あーすいません、叔父さんー」ウイ

叔父「・・・・仕方ない、僕の家へ行こう・・・・」
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/12(金) 00:55:10.33 ID:BbRfx7Hc0


『叔父の家』

叔父「落ち着いたかい?」

男「あっはい、さっきはすいません・・・・」

叔父「気にする事ないよ・・・・ほらコーヒーでも飲みなさい」コト

男「ありがとうございます」ゴクゴク

叔父「しかし、ビックリしたよ・・・・まさかあんな所で君に会えるなんて・・」

男「僕もビックリしました・・・・叔父さんこそあんな所で何してたんです?」

叔父「あー僕はね・・フフフフ」

男「?」

叔父「秘密にしてくれるかい?」

男「あっはい・・」
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/12(金) 01:04:29.48 ID:BbRfx7Hc0
叔父「あそこの近くに古い空き家があるだろう?」

男「はい」

叔父「実はね、そこで賭け闘技をやってるんだ」

男「賭け闘技?」

叔父「そう、人間対人間の剣を使った・・・・」

男「剣・・?合法なんですか・・・・?」

叔父「まさか・・合法な訳ないじゃないか・・死人もでるのに」

男「え・・死人・・」
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/12(金) 01:11:04.68 ID:BbRfx7Hc0
叔父「そう死人、だからこそ人も集まるし賭けができるんだよ!」

男「・・・・はぁ」

叔父「それでね、男くんに折り入って相談がある」

男「なんですか・・」

叔父「実はね今度の試合・・八百長の試合になるらしいんだ」

男「・・・・」

叔父「それでね勝つ方の情報を事前に知り合いから教えてもらったんだ」

男「・・はぁ」

叔父「こんなオイシイ話、乗らなきゃ損じゃないか!」

叔父「しかし・・残念ながら僕の手持ちは少ないんだ・・・・」
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/12(金) 01:18:19.81 ID:BbRfx7Hc0
叔父「だから、男くんのお父さん・・兄さんに僕の名前を出さずに金を工面してきてほしいんだ・・」

男「え・・・・」

叔父「勝つ方は分かっているんだ・・君にも損はないはずだよ!」

男「でも・・・・」

叔父「・・・・ふぅ」

男「・・・・」

叔父「男くん・・君、何か夢はあるかい?」

男「夢ですか・・・・」

叔父「そう叶えたい夢だよ・・」

男「・・・・」

叔父「ないのかい?」

男「・・・・旅が」

叔父「うん?」

男「世界中を旅してみたいです!」
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/12(金) 01:27:18.10 ID:BbRfx7Hc0
叔父「そうか・・・・旅かぁー、うん実にいい夢だ!」

男「そうですか?」

叔父「ああ!そうだとも、すばらしい夢だ・・」

男「ハハ、ありがとうございます」

叔父「・・・・それがね、すぐに叶えられるんだよ!」

男「・・・・」

叔父「悩むことなんてない!」

男「!」

叔父「今しかないんだ!」

男「・・・・」

叔父「それに家業からも解放される!」

男「え・・・・?」

叔父「知ってるよ・・男くん・・君が家業を継ぐのがいやだってことは」

叔父「賭けに勝てばすごい大金がうごく・・・・」

叔父「つまりは、家業を継ぐ必要のないくらいの大金が手に入るんだ」
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/12(金) 01:30:05.87 ID:BbRfx7Hc0
叔父「どうだい?」

男「僕、やります」

叔父「それでこそ!僕の甥っ子だ!」

叔父「じゃあ、明日僕の家に来てくれ・・・・」
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/12(金) 01:35:01.37 ID:BbRfx7Hc0
かなり早いですが今日はここで終わらせていただきます

眠たすぎて、話が突飛なりました

申し訳ないです

明日はバイト休みなので時間関係なしに適当に投下します

見てくれた方ありがとうございました
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/12(金) 01:49:19.64 ID:HMw18pV90
楽しみに待ってるよー
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/12(金) 01:54:29.54 ID:82PWiIlvo
おつ
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/12(金) 17:01:05.69 ID:BbRfx7Hc0
投下します

見てくれている方がいらっしゃたら末永くよろしくおねがいします

そしてありがとうございます
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/12(金) 17:07:54.01 ID:BbRfx7Hc0
――――
―――
――


『そして、これは家から追い出される日の夢』

叔父の話を聞いた次の日・・俺は、叔父の家に行き、相当な額の大金を見せた

叔父「すごい、大金だね・・・・流石は兄さんのやっている商家だ・・」

男「・・・・」

叔父「よくこんな大金、工面できたね・・あの兄さんから・・」

男「父さんも快く了承してくれましたよ・・」
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/12(金) 17:11:57.18 ID:BbRfx7Hc0
嘘をついた・・・・

了承なんてしてくれてない・・それどころか俺は親になにも言ってはいない

親が貯金している金庫から勝手に盗った

すぐに返せるし、気に病むことはない・・そう思っていた

叔父「そうか・・・・では、行こうか!」

男「はい!」
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/12(金) 19:25:15.73 ID:BbRfx7Hc0
『空き家もとい賭け闘技場』

叔父「じゃあ・・・・待っていてくれるかい?すぐに受付で金を勝つ方に賭けてくるよ」

男「はい」

叔父は慣れた感じで闘技場の奥に行く

闘技場というにはお粗末な感じの所だが、それでも人はいっぱい入っており活気があった

中央には網ををめぐらしただけのリングがあり、スキンヘッドの男と兜をつけた男が睨めあっていった
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 00:37:29.44 ID:dZofV9gR0
そして、二人が剣をとりあったところで歓声が上がる

叔父「・・もうすぐ始まるね」

賭けの受付をすました叔父が帰ってきた

男「叔父さん・・どっちが勝つ方なんですか?」

叔父「ああ・・スキンヘッドの方さ・・フフ」

叔父が不敵に笑う

叔父「・・これで僕たちは金持ちだよ男くん!」
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 00:41:54.32 ID:dZofV9gR0
叔父の目はキラキラと輝いていた

もうすぐ自分の物になるであろう大金の事を考えいて

そして、試合が始まる

・・・・
・・・
・・


男「え・・・・そんな」

なんと勝ったのは兜の男の方だった

この試合は仕組まれていたはず

どうして・・・・

男は叔父の方を睨む

男「どっどういう事ですか!叔父さん」
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 00:46:29.41 ID:dZofV9gR0
叔父「・・・・」

叔父は呆然としていた

男「この試合は八百長じゃ・・・・」

叔父「・・・・」

男「おいっ答えろよ!」グイ

男が叔父に掴み掛る

叔父「うひ・・・・」

男「!」

叔父「うへへへへへ」
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 00:53:25.00 ID:dZofV9gR0
急に叔父は、気持ちの悪い声で笑い出した

叔父「あれぇぇどぉしてぇぇ」ウヘヘ

どうやら叔父は知り合いからだまされたようだった

男「どうしてくれんだよ、この野郎!」バキッ

男が叔父を殴る

叔父「うへ・・おわりだ・・うへへ」ブツブツ

叔父は壊れたように笑いながらブツブツと何かを言ってる・・

男は叔父を放し、頭を抱えた

男「どうすんだよ・・やばいぞ・・」
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 00:59:41.41 ID:dZofV9gR0
ただでさえ、親から金をせびる毎日をおくっているのに

親の貯金を盗ってすべてを失ってしまった

男(取り返しのつかない事になっちまった・・・・)

?「オイッ、コラ!」

頭を抱えていた男の後ろの方から突如、怒号が聞こえた
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 01:06:23.19 ID:dZofV9gR0
男が振り向く・・・・

男の方に向かってくる・・いや実際には叔父の方に向かってくる奴らがいた

そして、その人相の悪いチンピラが叔父に掴み掛る

チンピラ1「この野郎!八百長の試合とか言ってだましやがって[ピーーー]」ドス

チンピラ2「俺らの金どうしてくれんだ!」バキ

叔父はチンピラ連中に袋叩きにされる
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 01:11:36.63 ID:dZofV9gR0
叔父「ひぃ・・」

殺される・・・・そう思い男がチンピラ連中に近寄る

チンピラ1「あ?なんだ、てめえ・・こいつの知り合いか?」

男「!・・・・いえ、ち・・ちがいます」

怖かった・・・・

チンピラ1「なら、すっこんでろ!」

チンピラ2「この!金返しやがれ」ドスッ

叔父「うぐ・・・・」

どうやら叔父は俺だけではなく、他の奴らにも金を借りてたようだった
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 01:16:28.07 ID:dZofV9gR0
チンピラ1「チッこの野郎!こっちに来い!」グイ

叔父「い・・・・いやだー」ズルズル

チンピラ2「ころしてやる!」

叔父はチンピラ連中に外へ連れ出されようとしていた

チンピラの手にはナイフが握られていた・・・・

叔父「ひぃ・・・・男くん・・助けて」バッ

叔父が男の方を見ながら手を伸ばす・・
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 01:20:28.68 ID:dZofV9gR0
男「!」

チンピラ1「あっ・・なんだやっぱり知り合いか・・」

チンピラ2「てめえもこっちに来い」グイ

チンピラが男を掴もうとする

男「!」バン ダッダッ

男は掴もうとする手を突き放して逃げた

チンピラ2「この・・待ちやがれ!」ダッ

チンピラが男を追いかけようとする
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/13(土) 01:38:57.36 ID:u+PTnybbo
ドキドキ
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 01:56:29.73 ID:dZofV9gR0
チンピラ1「おい、もういい・・」

チンピラ2「あん?でも・・・・」

チンピラ1「用があんのは、こいつだ」チラ

叔父「ひ・・・・」ビク

チンピラ2「・・・・そうだな」

チンピラ1「・・俺らをだました罪はあの世で償ってもらうぞ・・さぁ!来い」グイグイ

叔父「あ・・あ」ズルズル
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 02:05:39.13 ID:dZofV9gR0
・・・・
・・・
・・


男は走っていた・・捕まれば殺される・・

叔父の事なんてどうでもいい、自分の命が大切だ

男は走りながら後ろを向く・・・・

どうやら追っては来てないようだ・・

男「はぁーはぁー」ベタ

その瞬間腰が崩れた

殺されるという恐怖と・・走っていた疲れで・・

道を歩く人が男を見ながら不審そうに歩いていく

男「よかったー生きてる」ボソボソ

そうつぶやきながら、男は膝に顔をうずめた・・
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 02:13:57.58 ID:dZofV9gR0
・・・・
・・・
・・


気が付くと家の前に立っていた・・

さっき、死ぬほどの恐怖を味わった男にとって

親の顔が、心を安らげる一番の事だったから・・

男が扉を開ける

男「かっかあさん大変だ・・・・叔父さんが・・」

男の母「・・・・」

男の母は男の方を向かず椅子に座りながら泣いていた・・

男「か・・母さん・・どうしたの?」
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 02:20:49.90 ID:dZofV9gR0
男の母は震えた声で男にたずねた・・

男の母「楽しかった・・?親から盗った金で遊んで・・」

男「!」

男はすっかり忘れていた・・

死にものぐるいで走っていたことで・・

さっき恐怖のせいで・・

すっかり忘れていた

親の貯金から金を盗っていたことを・・・・
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 02:40:27.98 ID:dZofV9gR0
男の母「あの貯金・・明日、国に納めるものでもあるのよ・・払わないと店をたたまないといけないのよ・・」

男「・・母さん・・これには訳があっ・・」

男の母は男の言葉をさえぎるようにしゃべり続ける

男の母「いまね・・お父さん必死に知り合いの人から金を工面してもらっているわ・・」

男「・・・・ごめん、かあさ・・」

その時、家の扉が開く

男の父「ふぅ・・なんとか工面できた・・」ガチャリ

男の父が帰ってきた

男「あ・・父さん・・おかえり」

男の父「き・・きさまぁぁぁぁ」

男「!」ビク

男の父「平気な顔でかえってきやがって!!!!」

110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 02:57:42.28 ID:dZofV9gR0
あまり進みませんでしたが、今日はここで投下を終わりにします

明日は18:00頃に投下をしたいと思います

見てくださってる方がいらっしゃいましたらお疲れ様です

そしてありがとうございます
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/08/13(土) 05:59:56.28 ID:TN2eBeGDo
おつかれ様!
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/13(土) 07:58:42.11 ID:bETnI/eAo
乙〜
続きワッフル
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/13(土) 10:07:21.56 ID:u+PTnybbo
乙した
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 20:12:14.99 ID:dZofV9gR0
すごい遅れましたが投下します

大変申し訳ありません

回想はもうすぐ終わり、今日中にスレタイまで行くようがんばります

見てくれてる方がいらっしゃいましたら

末永くよろしくおねがいします

そしてありがとうございます
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 20:27:05.71 ID:dZofV9gR0
男の父「この家から出ていけええええ!」

男「父さん待って・・・・話をきいて・・」

男の父「うるさい!いままで我慢してきたがもう許さん!」

男「叔父さんのせいなんだ全部・・・・俺は何も悪くない」

男の父「そんな事知らん!だいたいあいつとは縁を切ってることぐらいお前も知っているだろう!」

男「・・・・」

男の父「お前はあいつそっくりだ!無責任に他人を巻き込んで人のせいにする!」

男「う・・うるせえ・・」ボソボソ
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 20:32:15.05 ID:dZofV9gR0
男の父「なんだと・・」

男「うるせええええって言ってんだよジジイ!!!!」

男の父「きさまぁ、親に向かって!なんて口の聞き方だぁ!」

男「なにが親だ!!!!息子のやったことの責任を取るのは親として当たり前だろうが!!!!」

男の父「ほ・・・・本当に・・お前そんな事を思ってるのか?」

男の言葉を聞いた男の父は唖然とした表情で男を見つめる
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 20:35:12.49 ID:B1vEizufo
頑張ってくださいね
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 20:37:37.92 ID:dZofV9gR0

男「そうだよ・・だからどうしたジジイ、なんだ?・・都合のいい時だけ俺の責任か!!!!」

男の父「俺が悪かったんだ・・こんな人間をつくってしまった・・俺が」ボソボソ

男「ああああああああ、もういい!!!!出てってやるよ!!!!」

男の父「・・・・」

男「満足かぁぁぁぁ?」

男の父「俺が悪かったんだ・・・・俺が・・俺が」ボソボソ

男「どけよ」グイ

ボソボソと繰り返し同じことを言っている男の父を手で押しのけて男は家を出ようとする・・

扉を閉めようとする男に男の父はつぶやくように短くも心が痛くなるような言葉を言った
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 21:03:05.72 ID:dZofV9gR0
『もう帰ってくるな、お前は存在しない・・・・』

男「あー、そうかよ!」バンッ

八つ当たりのごとく扉に勢いをつけて閉めた・・・・

実は男は分っていた・・・・自分がすべて悪いことを

土下座しても謝り続け許しを乞わなければいけないことも・・・・

しかし、それを安っぽいプライドが邪魔をする・・・・

そして、ついに謝れなかった
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 21:05:38.51 ID:dZofV9gR0
――――
―――
――


『ごめんな・・母さん・・父さん』

男は届くはずのない言葉を夢の中で言った・・・・

ふいに涙がこぼれだす、現実で泣いているのか夢の中で泣いているのか定かではないが・・

たしかに男は泣いた・・・・
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 21:07:11.33 ID:dZofV9gR0
           


『その瞬間、男は夢から覚めた』


122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 21:28:10.89 ID:dZofV9gR0
――――
―――
――


『????』

男「・・・・う」パチ ポロ

目を開けると同時に涙の粒が頬をつたう

男「俺・・本当に泣いてたみたいだな」

さっきの夢を鮮明に覚えていた・・

男は涙をぬぐおうと手を顔にのばした

ガッ

男「?」

しかし『何か』が邪魔してそれができない
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 21:35:19.99 ID:dZofV9gR0
男「なんだ?」

男は異変に気付く・・

男はあおむけで身動きのとれない状態だった

そればかりか、目を開けても真っ暗で景色が見えない

男「は?何・・何?」

夢から目が覚めたばかりでうまく頭が回らない

状況が理解できない・・

男「フンッ・・フンッ」ガッガッ

立ち上がろうと思うが、それができない

少し状況が理解できた・・

どうやら自分は箱の中のような物の中にいるようだった・・・・
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 21:40:10.85 ID:1XCErgkIO
しえ
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 22:16:32.57 ID:dZofV9gR0
神父「おー、神よこの勇敢に運命と立ち向かった青年を神の身元へとお送りください」ワーメン

賢者「もう、よいか?」

神父「ええ、お願いします」

賢者「それじゃ・・」ザッ

ふいに、賢者様と神父様の声がした・・

そして、ゴソッっという音とともに突如・・箱に重みが・・

男「!」ハッ

男は気付く・・・・
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 22:23:28.99 ID:dZofV9gR0
自分の状況に・・・・

男「ま・・まさか」

箱の中・・・・

神父様の祈りのような言葉・・・・

ゴソッという音と箱の重み・・・・

そのすべてがパズルのピースのように男の思考の中にはまっていく

127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/08/13(土) 22:27:50.79 ID:RY9hucNh0
ひでぇwwwwwww
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 22:32:24.56 ID:dZofV9gR0
答えが見いだされた・・

しかし、それが本当なら男は最悪の状況に陥っていることになる

男「も・・もしかして俺、今埋葬されてる・・・・?」

答えは簡単だった

・・・・棺

死者が入るとされている棺・・・・

それに今、男が入っていたのだ

そして埋葬されている真っ最中だった・・
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/13(土) 22:47:03.07 ID:6SvRYW2Jo
よろしい

どんどん続けなさい
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 22:51:04.05 ID:dZofV9gR0
男「いやあああああああああああああああ」ガッガッ

神父「!」ビクッ

賢者「!」ビクッ

男「こんな死に方いやだああああああああ」ガッガッ

賢者になるため命を差し出すと、賢者様に言った男だったが・・

それは言葉のあやであり、決してこんな結末を望んでいたわけではない

男「だしてええええ!おねがーい」ガッガッ

神父「け・・賢者様、これは?」

賢者「・・うむ、ついに男が廃人として覚醒された・・」
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 22:58:35.78 ID:dZofV9gR0
悲鳴のような、男の声を聞き賢者様は神父の質問にそう言い放った

神父「そ・・そんな」

賢者「かわいそうじゃ・・早く埋めてやらねば」ザッザッ

ゴソッゴソッと土がかけられ箱にさらに重みが出る・・

男「賢者様ああああ、死にたくないよおおおお」ガッガッ

132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 23:08:02.37 ID:dZofV9gR0
男は必死に叫ぶ・・・・

神父「け・・賢者様!今、男が賢者様と・・・・」

賢者「だから、なんじゃ?」ザッザッ ゴソッゴソッ

神父「だ・・だから!賢者様ということが分かっているということです、それはつまり自我を持っているということ!」

賢者「・・・・」ザッザッ ゴソッゴソッ

男「賢者様ああああ、俺は廃人になっていませんーーーー」ガッガッ

神父「ほっほら・・・・」

賢者「・・廃人はみなそう言う・・・・」ザッザッ ゴソッゴソッ

神父「!」
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 23:29:29.46 ID:dZofV9gR0
賢者「廃人はみなそう言うのじゃあああああああ」ザッザッザッザッ ゴソッゴソッゴソッゴソッ

賢者様そう叫ぶとシャベルをもつ手のスピードを上げた

男「うわあああああああ、神父様ああああ助けてええええ」ガッガッ

神父「!・・・・け・・賢者様!!待ってください!!」ガシ

神父は賢者様を抑えようとする・・・・

賢者「離すのじゃ!!これが男のためじゃああ!!」ブンブン

賢者様は神父の手をほどこうと暴れる・・・・

神父「だめです!!・・やめてください!!」グッ

グラッ

賢者様「あ・・・・」

神父「あ・・・・」

男を埋めようとする賢者様・・それを止めようとする神父・・

二人の足元のバランスが崩れる・・・・

そして二人は棺の入っている穴に落ちる・・・・

134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 23:39:52.95 ID:dZofV9gR0
二人は落下する・・・・

『ドガーン!!』

すごい音がした・・・・

賢者「うぐっ」バキ

神父「くっ」バキ

男「ひぐっ」バキ ブリブリ

男「!?・・・・あ」

落下した衝撃とともに棺が壊れた・・・・

スッと男の目にまぶしい光が入る

しかし、男の目は虚ろだった・・・・

神父「いたた・・・・あ!大丈夫ですか?男・・・・」

男「・・・・」ウツロー

神父「男・・・・?もしや今の衝撃で!?」

賢者「逝きおったか・・・・」フゥ
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 23:45:39.10 ID:dZofV9gR0
神父「そ・・そんな、男・・」ガクッ

賢者「・・よかったのじゃ・・これで」

神父「何が・・よかったですか・・!!」キッ

賢者「な・・なんじゃ?そんな顔をしおって・・」ビクッ

神父「あなたのせいですよ・・男が死んだのは!!」

賢者「なんじゃと!!それは一緒に落ちたお前も同じであろう!!」

神父「なんですって!!」

賢者「同罪じゃ!!同罪」

136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/13(土) 23:58:51.56 ID:dZofV9gR0
男「・・・・あの」ウツロー

神父「!」

賢者「!」

死んだと思っていた男が虚ろな目で声をだした

神父「よかった!生きてましたか!」

神父はホッと胸をなでおろし男を見つめた

男「その・・神父様?」ウツロー

神父「なんですか?」

男「重いです・・・・」

神父「あ・・・・」

神父は男の棺の上に乗っかかっていたことに気付く・・・・

神父「すいません!!いまどきます・・ほら賢者様も・・・・」

賢者「なんじゃ・・生きておったか・・」

137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/14(日) 00:07:22.39 ID:SI4XvzDG0
棺の上から神父と賢者様が体をどけると二人は、棺の横の小さなスペースに立った

神父「今、棺から出しますからね・・」

そう言うと神父は壊れた棺の破片をどけようとする・・

しかし、突如すごい悪臭が神父を襲う

神父「な!?」

賢者「!?」

男「・・・・」ウツロー

神父「なんだ?この匂いは男の下腹部あたりから匂ってくるが・・」

男「ひぐ・・」ブワッ

急に男が泣き出した・・・・

神父「どうしたんですか?男・・・・」

男「・・ひぐ、笑ってください・・神父様」ポロポロ

138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/14(日) 00:30:34.91 ID:SI4XvzDG0

神父「・・・・なにがです?」

男「も・・漏らしました・・・・」ポロポロ

神父「え?」

男「いい歳こいてやっちゃいました・・・・」ポロポロ

神父「・・・・」

男「ふぐ・・・・」ポロポロ

神父「その・・どっちです?」

男「・・お・・おっきいほうです」

賢者「プッ・・・・」

男の、その言葉に賢者様は一瞬笑おうとしたがそれではかわいそすぎるので我慢した・・・・

しかし、その『プッ』と言う単語だけでも男の心には十分すぎた

男「う・・うわあああああああん」ポロポロ

神父「だ・・大丈夫ですよ、男・・」アセッ
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/14(日) 00:31:58.73 ID:SI4XvzDG0


神父「私は・・そんな男のお茶目なところも好きです!!」キリ

男「・・・・え?」ドキッ

男は神父のその言葉に一瞬、この人ならけっこ・・いや、それではこの物語の趣旨が変わってしまうのでやめよう・・そう思った

そして男は穴から出された・・・・
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/14(日) 00:36:17.09 ID:SI4XvzDG0
休憩します

大便のくだりは、最初投下して後悔したのですが

やってしまったことなので無理やりこんな形にしました

気分を害された方、申し訳ないです

次は深夜の2時ぐらいから再開しようと思います

読んでくれている方がいらっしゃたらよろしくおねがいします

そしてありがとうございます
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/08/14(日) 00:47:37.31 ID:PHs4u0nEo
待ってる
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/14(日) 01:44:02.72 ID:YjHtrs4IO
ウホッ
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/14(日) 01:58:28.98 ID:SI4XvzDG0
ではそろそろ投下していきます

見てくれている方がいらっしゃたら末永くよろしくおねがいします
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/14(日) 02:02:05.44 ID:SI4XvzDG0
――――
―――
――


『場所は変わって』

?「はっ」ブン

日がもうすぐ沈みそうな夕方の頃、ある兵士訓練所で一人の女性が剣を振っていた

そこに初老の男がやってくる・・・・

??「・・・・せいが出るね、友」

友「あ・・隊長殿」バッ

隊長「ハハッ、そんなにかしこまる必要ないよ、君と僕の仲じゃないか・・」

友「はぁ・・・・」スッ

友「その・・どうかなされたのですか?」
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/14(日) 02:10:51.77 ID:SI4XvzDG0
隊長「うん・・実は君のお父上に君の監視を頼まれてね」

友「またですか・・」ハァー

隊長「そう、まただ」ハァー

友「・・父は昔から・・過保護が過ぎるんです」

隊長「・・まぁ、そう言ってやるな・・」

隊長「君はたった一人の家族だ・・それに女性の君を心配しているのだよ、兵士をやっているからね・・君は」

友「自分が望んだことですから・・」
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/14(日) 02:30:43.43 ID:SI4XvzDG0

隊長「・・・・君のお父上は本当に君のことを心配しているよ・・」

隊長「この間は・・・・友が最近、母親に似てきたから兵士の男連中に言い寄られていないか心配だって言ってたし」

友「そっそんな事ないです・・皆さん優しい方です」

隊長「ふむ・・・・その・・君の教官の先輩兵士くんはどうだい?」

友「先輩ですか?うーん・・粗暴な方ですが、根は優しい方ですよ」
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/14(日) 02:46:44.49 ID:SI4XvzDG0
この後の設定が思いつかないので、寝ます

バイトが明日ないので適当に思いついたらどんどん投下していきたいと思います

ここまで見てくれた方がいらっしゃたらありがとうございます

それではお疲れ様です
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/14(日) 02:56:20.84 ID:LObsZ21Qo

のんびり進めてくれや
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/14(日) 03:15:50.01 ID:UCKTxVHIO
続きが気になるぜ
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/14(日) 07:11:31.69 ID:6j8loSq60
おつ
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/14(日) 07:18:01.48 ID:V56t3hU6o
乙〜
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/14(日) 16:30:47.53 ID:SI4XvzDG0
ちょっとだけですが投下します

分かりにくい方がいらしゃったら嫌なので説明させていただきます

146の文の先輩兵士とは10の文で友と一緒に出てきた兵士のことを指しています

今後も結構な頻度で出てくるので兵士もとい先輩兵士と変えます

よろしくお願いします

それでははじめさせていただきます

読んでくれている方がいらっしゃたらありがとうございます
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/14(日) 16:38:21.22 ID:SI4XvzDG0
隊長「そうか、それはよかった・・」

友のその言葉に隊長は複雑そうな表情でそう答えた

友「何か問題でも?」

隊長「いや・・問題というほどではないが・・」

友「?」

隊長「・・・・その彼は剣の腕前だけなら我が軍でも随一だろう」

友「そうですね、私もそう思います」

隊長「しかし、その粗暴な性格ゆえ君の指導を頼んで正解だったかと心配していたのだよ」

友「・・・・」
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/14(日) 16:53:19.97 ID:SI4XvzDG0


隊長「彼を選んで正解だったかな・・・・?」

友「もっもちろんです!」

隊長「・・・・そうか」

隊長は友の言葉を聞くと安堵の表情を見せた

隊長「・・・・私はこれで失礼する・・」

友「・・私の監視はよいのですか?」

隊長「なに・・君のお父上には逃げられたとでも言っておくさ・・・・」

そう言うと隊長はその場から去って行った

友「・・・・先輩も大変なんだな」ボソッ

友は一人そうつぶやいた

隊長と話しているうちに日は沈み夜になっていた・・・・

友「・・・・さてと、私もそろそろ切り上げるか」

友「あそこにも行かないといけないしな・・」
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/14(日) 18:26:12.16 ID:SI4XvzDG0
――――
―――
――


場所は変わり

『兵舎』

?「・・・・」キュッキュッ

先輩兵士が兵舎で自分の剣を丁寧に磨いていた

そこへ下っ端の兵士がやってくる

下っ端兵「あ・・・・先輩兵士さん、ここにいましたか」

先輩兵士「あん・・なんだ?なんか用か?」チラッ

下っ端兵「はい、隊長殿が執務室に来てくれと・・」

先輩兵士「・・またか・・こんどはなんて文句言われんだ」ハァー

常日頃から粗暴の悪さを指摘されていた先輩兵士は慣れた様子で、隊長の居る執務室へ向かおうとする

下っ端兵「まぁ、そう落ち込まないで下さいよ」ポンポン

気を使おうと下っ端兵が先輩兵士の肩を軽くたたく・・・・
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/14(日) 18:40:01.48 ID:SI4XvzDG0



先輩兵士「・・・・おい」ボソッ

下っ端兵「はい、なんですか?」

先輩兵士「下っ端のくせに・・気安く俺に触るな!」ドス

下っ端兵「うぐっ・・」

下っ端兵の言葉がカンにさわったのか、先輩兵士が下っ端兵を思いっきり殴りつける

下っ端兵「ゲホッ・・す・・すいません」

うずくまりながら、下っ端兵が先輩兵士に謝った・・・・

先輩兵士「チッ・・雑魚が・・」

そう吐き捨てると、先輩兵士は隊長のいる執務室に向かった

それを見届け、下っ端兵が言葉を漏らす・・

下っ端兵「くっ・・調子に乗りやがって、イカれ野郎・・」ボソッ
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/14(日) 18:56:40.88 ID:SI4XvzDG0
一旦区切ります

次は21:00頃投下します

読んでくれた方がいらっしゃたらよろしくおねがいします

そしてありがとうございます
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/08/14(日) 19:00:19.88 ID:Xmwq14bLo
しえん
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/14(日) 19:14:46.62 ID:LObsZ21Qo
見てるぜ
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/08/14(日) 19:39:09.36 ID:Wmw3KnQp0
紫煙
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/14(日) 21:29:11.86 ID:SI4XvzDG0
遅くなりましたが、投下させていただきます

即興で書いてますので、投下する時間がまちまちですがご了承ください

それでは始めます、よろしくおねがいします

そしてありがとうございます
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/14(日) 21:36:52.22 ID:SI4XvzDG0
――――
―――
――


『隊長の執務室』

隊長「・・・・」カキカキ

その頃、隊長は先輩兵士を待っている間・・、執務室で雑務をこなしていた

先輩兵士「隊長・・入っていいスか?」

執務室の外から先輩兵士の声がする・・・・

隊長「ああ・・来たか・・入ってくれ」

先輩兵士「失礼します」ガチャ

先輩兵士「・・何か?ようスか?まぁだいたい想像できますけど・・」

先輩兵士は、また粗暴の悪さを指摘されるのだろう・・そう思っていた

が、その考えは違っていた・・・・
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/14(日) 22:16:12.62 ID:SI4XvzDG0
隊長「ん?・・勘違いしているみたいだが、今日はお前の事で呼んだんではない・・友の事でだ」

先輩兵士「え・・友・・・・あいつなんかしでかしたんスか?」

隊長「君と一緒にするな・・その何だ・・彼女は兵士としてどう思う?」

自分の思考とは違う、質問に一瞬先輩兵士は戸惑う・・・・

164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2011/08/14(日) 22:31:10.53 ID:ddXpMOwyo
追いついた
最初は賢者が良い人だと思ったけど途中から本当は悪い人だと思えてきた
神父は良い人だな
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/14(日) 23:06:02.57 ID:SI4XvzDG0
先輩兵士「どうって・・」

隊長「質問の仕方が悪かったか・・・・その・・友は兵士として向いていると思うか?」

再度質問をする隊長に先輩兵士は、心を落ち着かせ答える

先輩兵士「・・・・向いているもなにも、あいつは今や兵士たちの中じゃ群を抜いていると思いまスよ」

隊長「そうか・・それは困ったな・・・・」

先輩兵士「?」
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/15(月) 00:01:01.13 ID:GCTg1Ogd0
休憩します

設定が思いつかずかなり行き詰っています

申し訳ないです

この後の設定を考えようと思うので

見ている方がいらっしゃたら2:00頃までお待ちください

今日中になんとかスレタイ直前まで徹夜でがんばってみます

それでは失礼します
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/08/15(月) 00:03:47.53 ID:bMozRUBqo
しえん
無理はするなよ
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/15(月) 00:46:58.46 ID:tLWYeka3o
ワッフルワッフル
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2011/08/15(月) 00:53:40.77 ID:3rUpInIko
見てるぞ
2時まで全裸待機してるか
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/15(月) 02:00:21.56 ID:GCTg1Ogd0
それでは徐々に投下していきます

下書きをまとめながら投下していくので少し投下時間に間隔があります

そして、ここから物語が戦争編に向かっていくので

国名が出てきます、二字熟語だけの国名なのでダサいと思われますがご了承ください

それではよろしくおねがいします
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/15(月) 02:04:36.91 ID:GCTg1Ogd0
隊長「・・実は、近々彼女には兵士を辞めてもらおうと思う」

先輩兵士「は・・・・」

隊長「そして、君にその事を伝えてもらおうと思う」

先輩兵士「り・・理由は・・・・」

隊長「簡単な事だ・・軍に女は必要ない」

先輩兵士「・・そんな」

先輩兵士「軍に入るのを許したのはアンタだろうが・・今さら何言ってんだよ」

突然の言葉に・・先輩兵士は声を荒げる
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2011/08/15(月) 02:06:23.90 ID:3rUpInIko
来たか
期待
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/15(月) 02:13:51.53 ID:GCTg1Ogd0


隊長「・・・・」

先輩兵士「・・すんません、言葉が過ぎました」

隊長「いや・・いい」

先輩兵士「でも・・突然なんでそんな事を・・」

先輩兵士の問いに隊長は、静かに答える

隊長「・・・・君には早めに言っておいてもいいだろう」

先輩兵士「?」

隊長「近いうち、我が国『悠久の国』は東の国『騎士の国』と戦争になる」

先輩兵士「なっ・・」

隊長「だから・・女を巻き込みたくない・・ましてや貴族の女を」
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/15(月) 02:23:15.69 ID:GCTg1Ogd0
戦争・・

20年近く平和に過ごしてきたこの国には想像もできない言葉だった・・・・

先輩兵士「戦争・・なんで急に・・」

隊長「おそらく去年なくなった『騎士の国』の国王の跡継ぎである現国王が、国中の者をそそのかしたのだろう・・・・」

先輩兵士「そんな・・」

隊長「今はまだこの事は我が国の国王を含む限られた者しか知らないが・・1か月もすれば国中
の人間が知ることになる」

先輩兵士「・・・・」

隊長「戦争とは人が人ではなくなる・・そんな地獄のような場所に友を連れて行きたくない」

先輩兵士「し・・しかし、あいつもそれ位の覚悟があるはず!女だからって・・」

隊長「覚悟はあるだろう・・だからこそだ」

先輩兵士「!」
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/15(月) 02:46:44.78 ID:GCTg1Ogd0
隊長はそう言うと、椅子から腰を上げ窓の前に立った

隊長「・・先輩兵士・・友がここに最初に来た時のことを覚えているか?」

隊長は窓の外を見ながら、先輩兵士にそう聞いた・・・・

先輩兵士「・・もちろんでスよ」

先輩兵士「・・・・男みたいな恰好して、やってきましたよね・・」

隊長「・・ああ」

先輩兵士「・・私は女として生きる事を捨てました!だから軍に入れてくれって叫んで・・あん時は困りましたよ・・」

隊長「ハハハ、困りかねた私が渋々・・軍に入れてしまった」

先輩兵士「・・・・」

隊長「友はひたむきに兵士の仕事をして・・本当にがんばって・・女性にしておくのはもったいないと思ったよ」
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/15(月) 02:50:36.87 ID:GCTg1Ogd0
30分休憩します、6:00頃まで投下しますので

今日予定のある方はどうぞお休みください、投下したり休憩したりを繰り返ししますので
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/15(月) 03:36:28.93 ID:GCTg1Ogd0
先輩兵士「・・・・」

隊長「しかし・・彼女は女だ、あの時は軍に入れたが・・今後は邪魔でしかなくなる」

先輩兵士「邪魔って・・言い過ぎだろ」グッ

隊長「本当ことだ・・戦場に女など邪魔以外のなんでもない」

そう隊長が言った瞬間、先輩兵士が隊長の胸ぐらを掴み叫ぶ

先輩兵士「ふざけたこと言ってんじゃねーぞ!」グイッ

先輩兵士「あいつが邪魔だと・・」

先輩兵士「あいつは、強いんだ・・そう俺なんかよりも全然!」

先輩兵士「邪魔なんて言わせねー!誰だろうと!」

先輩兵士「ぐっ」ズキ

突如、先輩兵士が頭をかかえて倒れこむ・・・・

隊長「・・・・先輩兵士?」

先輩兵士「ぐぐぐぐ」ズキズキ
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/15(月) 03:42:43.82 ID:GCTg1Ogd0
遠い記憶・・・・

     『お兄ちゃん・・』

     『あんだよ』

     『兵士になったら・・しばらく家に帰って来ないの?』

     『まぁ、そうなるだろうな・・』

     『寂しいなぁ』

     『婆ちゃんがいるだろうが』

     『そうだけど・・私はお兄ちゃんと一緒にいたいの』

     『いい加減、ガキみたいな事言うなよ』

     『いいもん、私まだガキだもん』

     『はいはい、そうですね』

     『・・・・ねえ、お兄ちゃん?』

     『あんだよ』

     『私も兵士になったらお兄ちゃんといつも一緒にいれる?』

     『ぷ・・アハハハ』

     『な・・なんで笑うの!」

     『ハハハ・・だって・・お前、女が兵士になれる訳ないだろ』

     『やってみたいとわからないじゃない』

     『ハハハ!・・そうだな・・やってみないとわからないな』

     『そうだよ!だから私がんばる!』

     『・・・・もしかしたら、お前が女性初の兵士になるかもな』

     『何か、言った?お兄ちゃん』

     『いやなんでもない、それじゃ行ってくる』

     『いってらっしゃい、私もすぐ兵士になるからね!』

     『ハハ・・期待しているぜ』

179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/15(月) 04:00:20.24 ID:GCTg1Ogd0


先輩兵士「ああああああああああ」ズキズキズキズキ

隊長「どうした!?先輩兵士」

隊長が声をかけるが、先輩兵士にその声は聞こえない・・・・

先輩兵士「ああああああああああ」ズキズキズキズキ

隊長「くっ・・だっ誰か来てくれ!」

先輩兵士の悲鳴にも似た叫びと、隊長の声にあわてて近くにいた兵士が執務室に入ってくる

兵「どうかしましたか!!たい・・!?」

隊長「先輩兵士を医務室に連れて行く!早く手伝ってくれ」

兵「はっはい!」

二人に抱えられ、先輩兵士は医務室へと向かっていった・・・・
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/15(月) 04:05:43.30 ID:GCTg1Ogd0
6:00頃まで投下するとかスレタイ直前までやるとか自慢げにほざきましたが寝ます

ごめんさい、そして16日の夕方まで投下するの休みます

本当に申し訳ないです

書き溜めとかやってがんばりますので末永くよろしくおねがいします
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/15(月) 04:16:13.28 ID:z3u83u9IO
見てるよ
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/15(月) 08:03:53.73 ID:tLWYeka3o
乙〜
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/15(月) 08:57:34.36 ID:lt6t0J5z0

ゆっくり休んでねー
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/15(月) 13:46:17.76 ID:FUs+Ys60o
乙した
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/16(火) 12:51:01.00 ID:Tts4XqMo0
ふひ 少し投下をします
よろしくおねがいします ふひひ
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/16(火) 12:52:22.54 ID:Tts4XqMo0


――――
―――
――


『場所は変わり』

友「・・・・ここにも、いないな」

友はある所に来ていた・・・・

浮浪者街である・・

他の国々より貧富の差がそれほど激しくない『悠久の国』・・

しかしそれでもこのような街がある

普通に生活している者であれば、縁のないところではあるが、友はここに来ていた
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/16(火) 12:55:10.95 ID:Tts4XqMo0
男を探しに・・・・

友「・・それにしても任務以外でここに立ち寄ったことはないから当然だが・・やはりここは別世界だな」

友は周りを見渡す

街頭があるのにどこか暗い・・

人がたくさんいるのに活気がない・・・・

異様な光景である

友(ここにあいつがいるかもしれないのか・・)

友「男・・どこにいる・・」ボソッ

それから小一時間・・友は男を探した・・

だが、男は見つからない

友(・・・・仕方ない、日を改めよう・・これ以上ここにいると厄介な事が起こりそうだしな)

友は兵舎の方向へ足の向きを変え、歩こうとする
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/16(火) 12:57:40.29 ID:Tts4XqMo0
その刹那、見慣れた服装の者が目の前を通り過ぎる

灰色の足元まである高そうなコート・・

黒い上等に作られたズボン・・

普段、男が気に入って着ていた服である

友(!)

友はその服を着た者の元へ素早く近寄り腕をつかむ

友「男!!」ガッ

浮浪者「うわっ!!」クル

しかし、それを着ていた者は男ではなかった・・・・
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/16(火) 13:04:46.29 ID:Tts4XqMo0
浮浪者「い・・いきなり何すんだ!!」バッ

浮浪者は腕を振りほどく

友「・・・・すっすまない・・知り合いと勘違いした」

浮浪者「はぁ?・・」

友は間違いか・・と思ったが、ある疑問が脳裏に浮かぶ・・その疑問を浮浪者に問う

友「・・・・時に聞くが・・その服はあなたのものですか?」

浮浪者「あ?・・俺が着ているんだ、当然だろう」

友「・・・・おかしいですね・・失礼を承知で言うが、あなたは見るからに浮浪者だ」

浮浪者「は?」

友「なのに何故そのような上等な服をきてらっしゃる?」
190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/16(火) 16:55:01.64 ID:1FOWIhi/0
4時間待っても更新ないってことは今日は終わりかな?乙した。
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/16(火) 18:32:27.08 ID:Y5jSwxCP0
まだ判断するのは早い
ということで待ってる
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/16(火) 19:55:25.04 ID:Tts4XqMo0


浮浪者「・・いいじゃねーか、昔金があった時に買ったんだ」

友「・・それも、おかしい」

浮浪者「?」

友「・・・・昔買ったにしては、きれい過ぎる・・それに私はそれと同じようなものを着ていた者を知っている」

浮浪者「!」

友「その者は最近何かの事情で浮浪者のような事をしているらしいが・・偶然だろうか?」

浮浪者「・・・・」

友「もう一度聞く・・それはあなたのものか?」
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/16(火) 20:55:04.28 ID:Tts4XqMo0

浮浪者「・・・・」

浮浪者は黙り込む・・・・

友「私は兵士だ、もしそのまま何も言わないつもりなのなら・・兵舎に来てもらうことになりますが・・」

浮浪者「く!・・」ダッ

その言葉を聞くと浮浪者は逃げ出した

友「ま・・まて!!」ダッ

友がそれを追いかける

浮浪者「はっ・・はっ・・」ダッダッダッ

友「・・・・」ダッダッダッ

息を切らしながら逃げる浮浪者・・それを追う友

浮浪者はある建物の中に逃げ込んだ・・・・

194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/16(火) 21:09:46.29 ID:Tts4XqMo0
>>190さん >>191さん

見ていただいてたのに、投下せずに申し訳ありません

ほかのスレを見ていたらこんな時間になってしまいました、申し訳ありません

風呂に入ってきます

次は22:30からの投下にしようと思います

見ていてくださってる方よろしくおねがいします、それでは失礼します
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/16(火) 21:11:22.01 ID:GjtNZWVco
この板じゃ一週間更新なしとかよくあるからあんま無理すんなよ
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/16(火) 21:17:56.87 ID:qWvmbD+7o
生存報告は最強の武器なんだよ!
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2011/08/16(火) 22:52:25.15 ID:eSLmEnMlo
マダー
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/16(火) 22:56:03.99 ID:GjtNZWVco
寝落ちしたかな
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/16(火) 23:16:31.27 ID:Tts4XqMo0
皆さんおまたせしてすいません

再開します

よろしくおねがいします

それではどうぞ
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/16(火) 23:35:05.29 ID:Tts4XqMo0
浮浪者はその建物に逃げ込むと・・すぐさま助けを求める

浮浪者「たっ助けてくれ・・」ハァハァ

?「あん、どうしたんだよ浮浪者?そんなにあわてて・・」

浮浪者が逃げ込んだ建物の中にはホームレスが数人いた・・そのうちの一人が入ってきた浮浪者になにがあったのか問いかける

浮浪者「女の兵士に追われてる!」

浮浪者は慌てながらそう答えた
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/16(火) 23:39:49.77 ID:VRa2M2aDO
脱ぐか
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/16(火) 23:45:15.52 ID:qWvmbD+7o
まさか……ね
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/16(火) 23:49:39.64 ID:Tts4XqMo0


その言葉に一旦ホームレスたちがざわざわと動揺する・・・・が、すぐその気配はおさまった

ある一人のホームレスの言葉で・・

ホームレス1「・・・・安心しろ、なにがあったか分らねーが・・」

ホームレス1「ここにいる俺たちはみな仲間だ・・心配するな・・」

先ほど浮浪者に問いかけたホームレスがそう言う

そして、続けざまに他のホームレス連中に言い放つ

ホームレス1「そうだろう?みんな!」

たった、これだけの言葉にみなの心が鼓舞される・・・・

ホームレス達「そっそうだ、兵士なんて構うものか・・返り討ちにしてやる!!」

ホームレス達はワーワーと叫んでいる・・・・

そこへ・・友が入ってくる・・
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/16(火) 23:51:11.99 ID:Tts4XqMo0


その言葉に一旦ホームレスたちがざわざわと動揺する・・・・が、すぐその気配はおさまった

ある一人のホームレスの言葉で・・

ホームレス1「・・・・安心しろ、なにがあったか分らねーが・・」

ホームレス1「ここにいる俺たちはみな仲間だ・・心配するな・・」

先ほど浮浪者に問いかけたホームレスがそう言う

そして、続けざまに他のホームレス連中に言い放つ

ホームレス1「そうだろう?みんな!」

たった、これだけの言葉にみなの心が鼓舞される・・・・

ホームレス達「そっそうだ、兵士なんて構うものか・・返り討ちにしてやる!!」

ホームレス達はワーワーと叫んでいる・・・・

そこへ・・友が入ってくる・・
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/16(火) 23:54:08.91 ID:Tts4XqMo0
うおっ!!すんません>>203>>204連続投下しちゃいました

気にせずどうぞ
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/17(水) 00:09:17.22 ID:NNMOImNa0


友「やっと、追い詰めましたか・・・・」ハァー

ホームレス達の住処に入ってきた、友はため息まじりでそう言う

その姿に・・ホームレス1は呆気にとられる・・・・

ホームレス1「・・・・」ポカーン

呆気にとられるのも当然である・・

想像していたのとはちがう兵士の姿・・

女の兵士と言うぐらいだから・・ゴツイ、男のような兵士を想像していたが・・

今、目の前にいるのは・・それと真逆のような・・とても華奢で触っただけで壊れそうな感じの女だ
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/17(水) 00:37:26.78 ID:NNMOImNa0
ホームレス1「おい、浮浪者?」

浮浪者「なんだ?」

ホームレス1「お前、あんな奴から逃げていたのか?」

浮浪者「あんな奴とはどういう意味だ?」

ホームレス1「なに・・俺にはあいつが兵士という飾りを身に着けた、世間知らずのお嬢さんにしか見えねーが・・」スッ

そうホームレス1は友を指差して言う

浮浪者「な・・だが、あいつは兵士だぞ・・とんでもなく強いのかもしれんぞ」

ホームレス1「・・・・」
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/17(水) 00:39:23.58 ID:NNMOImNa0


友「お話し中、申し訳ありませんが、そこにいる者と話をさせていただきませんか?」

友「私は彼から、まだ大事な事を聞けていませんので・・・・」

友が丁寧な言葉使いでそうホームレス1に言う

ホームレス1「悪いが、そいつはできねえ」

友「・・・・」

ホームレス1「腐っても、こいつは俺たちの仲間だ・・」

ホームレス1「おいそれと、兵士なんかに渡すことはできねえ」

ホームレス1「そうだろう、お前たち!!」

ホームレス達「おうよ!!」

ホームレス1は再度、ホームレス達を鼓舞する
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/17(水) 00:46:05.33 ID:NNMOImNa0


友「・・・・力づくで・・話をきくと言ってもか・・?」ギロ

友はホームレス1を睨みつける

ホームレス1「クハハッ、こいつはおもしれー!力づくだと?お嬢さん、周りを見てみろ」

ホームレス1「ここにあんたのお仲間さんはいねー・・それにこっちは大の男が6人・・」

友「・・・・」

ホームレス1「どう見てもあんたが、窮地に追い詰められてるとしか思えねーぜ俺は・・」

友「ためしてみるか?」シャ

友はそう言うと、腰に掛けている剣に手をつける・・・・
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/17(水) 00:49:21.49 ID:NNMOImNa0


ホームレス1「・・ククク、今さら後悔しても知らんぞ・・オイッてめえら!!」

ホームレス達「!」

ホームレス1「女を囲め・・」

ホームレス達「おう!」

ザッザッ

ホームレス達が友を囲む

ホームレス1「なに・・[ピーーー]つもりはねえさ、ただ今後俺たちの慰み者になってもらうがなああああ!行け!おめえら」
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/17(水) 00:53:41.95 ID:NNMOImNa0
ふう、とりあえず一旦ここで終わらせていただきます

次の投下は今日の夕方あたりからにします

読んでくださった方よろしくおねがいします

そしてありがとうございます ふひ

212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/17(水) 01:02:09.12 ID:9wTTwSvXo
乙〜

負ける気がしないのに無駄に不安
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/17(水) 01:03:20.74 ID:UIDeYPToo

確かに不安になるな
なぜだろう
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/08/17(水) 01:12:09.07 ID:XjZq/XtRo
ワンパターンでエヌティーアールな感じの人とどことなく文体とか展開が似てるな
似てるだけでそれそのものじゃないけど、そのせいで無駄に不安
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/17(水) 01:58:57.65 ID:9wTTwSvXo
部活の人はスーパーもしもしだし、現在2つのスレ(?)を掛け持ちしてるからそれはない。多分
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2011/08/17(水) 02:23:11.00 ID:XjZq/XtRo
展開が似てるって事は逆算的にこれからの展開も似たり寄ったりの可能性が高いわけだ
そこがちょっと
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/17(水) 02:46:06.33 ID:Wjl6YYmEo
乙した
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 11:43:37.41 ID:k7MV6vLIO
エロ期待
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/08/17(水) 16:45:45.77 ID:SiBvnMLn0
そろそろかな〜
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 17:29:00.92 ID:9xHSMnDr0
そろそろ来るか
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/17(水) 18:11:52.36 ID:NNMOImNa0
投下準備をしています
19:00頃までお待ちください
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/17(水) 19:05:46.85 ID:NNMOImNa0
それでは少し投下いたします

戦闘シーンがありますが難しかったので、説明文など分からない部分が多々あると思います

ご了承ください

それではよろしくおねがいします

そしてありがとうございます
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/17(水) 19:10:54.85 ID:NNMOImNa0
その掛け声を合図に一斉にホームレス達が友を襲う

友「・・・・悪いが、容赦はしない」シャリン ズバッ

友はそう言うと、剣を抜く

同時に間合いに入ってきたホームレス一人を切り伏せる

ホームレス2「ぎゃああああ」バタッ

太刀を受けたホームレス2が悲鳴を上げ倒れた・・

ホームレス3「背中ががら空きだぜ!うおおおお」ガバ

後ろにいたホームレスが叫びながら突進、友を抑え込もうとする

が、・・・・

『メキッ』
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/17(水) 19:53:52.60 ID:NNMOImNa0
友が肘で、瞬時に応対する

およそ華奢な体から繰り出されているとは思えない、威力

ホームレス3「ぐ・・・・」バタッ

ホームレス3は意識なく崩れ落ちる・・

その一瞬の出来事を間近で見ていたホームレス二人はたじろぐ・・

・・・・そうなってしまっては友にとっては敵でもなんでもなかった

一人・・一人と・・一気に切り伏せた
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/17(水) 20:35:22.07 ID:NNMOImNa0
休憩します
次は21:30頃投下します
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 21:08:29.78 ID:215EqsADO
メール欄にsaga
といれると文字がかわりませんよ
サゲじゃなくてサガです
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/17(水) 21:34:31.26 ID:NNMOImNa0
>>226さん、ご助言ありがとうございます

調べてみたら色々機能があるみたいですね、今後活用していきたいと思います

それではそろそろ投下していきたいと思います

よろしくお願いします
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県) :2011/08/17(水) 21:37:54.47 ID:PNj6lG0V0
頑張って下さい
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/17(水) 22:09:18.08 ID:NNMOImNa0
友「・・ふぅ」シャキ ギロ

ホームレス達を片付けた、友は剣を収め浮浪者とホームレス1の方を睨む・・・・

浮浪者「ひぃ・・」

ホームレス1「・・・・」

友「まだ・・やるか?」

友は返り血を浴びた姿でそう聞いた・・・・
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/17(水) 22:28:57.64 ID:NNMOImNa0


そして、友は浮浪者とホームレス1の方へゆっくりと近づく

ホームレス1「うわああああああ」ダッダッダッダッ

自分もやられる・・そう思いホームレス1が逃げ出す

浮浪者「おい!待てよ・・・・」

残された浮浪者・・・・

友「さっきまで仲間と言っていたのに・・あっけないものだな・・・・」

友が浮浪者に向かって言う

231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/17(水) 22:33:58.11 ID:NNMOImNa0
投下少ないですが、寝ます

エロい展開を期待していた紳士の方、そうではなくて申し訳ありません

次の投下は明日の20:00にします

よろしくおねがいします、そしてありがとうございます
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/17(水) 22:36:50.97 ID:9wTTwSvXo
乙〜

部活の人じゃなくて(?)本当に良かった
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 23:08:19.25 ID:XDs5UXSIO
乙。不安なんてなかったんや!
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/18(木) 00:52:45.24 ID:u4ARBI6Ko

NTRなエロなんていらねえ!
純粋なエロこそ至高!!
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/18(木) 01:51:44.77 ID:ztK+P0r+o
乙した
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/08/18(木) 18:46:50.62 ID:bCmcPfhx0
あら?この友ひと殺しちゃったのね・・・どうせならみね内程度にしといてほしかった
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/08/18(木) 19:36:41.46 ID:S8SLhOWPo
>>236
剣でみね討ちなんてできんの?
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/18(木) 20:22:14.26 ID:/Pmd80hfo
剣でみねうちはできんよ
出来るのは刀だけ
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/18(木) 20:24:12.14 ID:36rh1Yr1o
腹で叩けるけどなー
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/18(木) 20:46:53.31 ID:dGTMWW400
昼寝していたら、投下予告時間過ぎてました

申し訳ないです

即興なんで投下に時間がかかりますがよろしくおねがいします

そしてありがとうございます
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/18(木) 21:07:07.18 ID:QjSoG+ino
折れるんじゃね
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/08/18(木) 21:46:52.79 ID:dGTMWW400
浮浪者「・・・・!頼む、助けてくれ!!」バッ

浮浪者は友に命乞いをする

友「・・・・その服の事について話すか?」

友はそう浮浪者に問いかける・・

浮浪者「話す・・話しますから・・どうか助けてください」

友「・・・・分かった」
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [saga]:2011/08/18(木) 22:45:15.12 ID:dGTMWW400


友「話すのなら、あなたを助けよう・・」

浮浪者は友のその言葉を聞くと、ゆっくりと話し出した・・

浮浪者「・・・・実は若い奴から奪いました」

若い奴・・十中八九、男の事だろう・・・・

友「・・・・その若い者が今どこにいるか分かるか?」

浮浪者「・・いえ、奪った後はここらへんでは見かけていません」

友「まさか・・・・殺したんじゃないだろうな?」ギロ

友は浮浪者睨みつけながら問う・・・・

浮浪者「ま・・まさか!?そこまでは」

友「・・・・それは本当か?」

浮浪者「もっもちろんです、死んだお袋に誓ってもいい!」

友は浮浪者の目を見る・・・・

友(どうやら、嘘はついてないようだ・・)
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [saga]:2011/08/18(木) 22:52:05.04 ID:dGTMWW400
早いですが、投下終わります

なかなか物語が進まなくて申し訳ないです

明日も投下しますが、しばらくこんな感じで物語がちょっとしか進まないような状況が続くと思います

ご了承ください、それでは失礼します
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/18(木) 22:53:18.13 ID:Ol7drl7Po
乙〜
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/18(木) 22:55:04.36 ID:ouoIHO2io

別に毎日更新しなくてもいいんだぜ?
書き溜めて一気に更新でもいいんじゃないかな
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [saga]:2011/08/18(木) 23:37:16.43 ID:dGTMWW400
すいません、明日も投下すると言いましたが、

>>246さんの意見に甘えさしてもらって、書き溜めをしてから投下しようと思います

なので次の投下は21日か22日のどちらかかにしようかなと思います

よろしくお願いします
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2011/08/18(木) 23:52:02.55 ID:tkE6zif1o
投下の予告はやめておいたら?
自分で枷はめちゃうドMさんならいいけど
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/19(金) 00:32:19.58 ID:vILy8+ejo
乙した

無理せずに。自分のペースで投稿してくださいな
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) :2011/08/22(月) 22:10:38.97 ID:tQFRFWSTo
くるかなくるかな〜
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/24(水) 17:29:46.31 ID:5sllgU6E0
忙しい?
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/08/25(木) 21:49:18.93 ID:4ZQ5CVDe0
書き溜めてるんだよ・・・な?
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [saga]:2011/08/26(金) 20:29:00.24 ID:a6COel630
すいませんドMです

しばらく更新しなくてすいません

今日の0時ごろ書きため文+αを投下します

早くスレタイまで行けるよう精進します、よろしくおねがいします
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/26(金) 20:49:57.39 ID:EoqZiALpo
ひゃっほい。ワッフルワッフル
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/27(土) 00:04:37.99 ID:qULRj/CH0
まだかなまだかなー?
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [saga]:2011/08/27(土) 00:17:35.36 ID:YN0BY+vd0
友「・・・・これを」ガシャ

友はそういうと懐から麻の袋を取り出した

浮浪者「なんだ?これは・・・・あ!!」

中に入っていたのは、お金だった

浮浪者「どういう・・」

友「・・・・」スッ

友が指差す・・その方向にはホームレス達の死体・・・・

死体?

ホームレス達「う・・う」
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/28(日) 15:02:39.34 ID:iLzd6YZWo
ぐぬぬ
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 15:46:30.08 ID:zPwnv+9b0
むぐぐ
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 19:48:35.68 ID:nZ8S5L2o0
がぎぎ
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/28(日) 20:16:29.82 ID:xZrC6rrl0
ふぬぬ
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/28(日) 20:49:16.28 ID:GceJta2DO
……ふぅ
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2011/08/28(日) 22:15:01.91 ID:EITQjNA6o
ふんもっふ
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/30(火) 07:30:42.45 ID:lSgJOVi90
ふぉかぬぽう
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2011/08/30(火) 21:18:32.53 ID:97UKSoMy0
デュクシ
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/01(木) 06:29:15.64 ID:JccTPcfX0
こない.....
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/04(日) 18:56:52.23 ID:Q57DoeSTo
まってるよ
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1314546216/
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/07(水) 17:32:19.42 ID:tDvU1PpQo
まだかー
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/08(木) 03:11:36.55 ID:dhO14gWIO
結構長いですね・・・
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/09(金) 03:28:44.63 ID:KRqPXcSIO
忙しいんだろうな
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/12(月) 21:38:54.53 ID:z83V90l9o
まってるよー
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/09/13(火) 19:17:46.47 ID:nAzY6I060
事故とかにあってないよな?
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/13(火) 19:30:32.34 ID:zzAsRecx0
>>271
そんな焦るなよ
そしてageるなよ
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2011/09/14(水) 17:35:41.99 ID:eS2M2lvZ0
すいません、作者です

現在仕事の時間帯が変わってしまって忙しい状況が続いております

しばらく連休もとれないので更新するのがおそくなります

見てくださっている方すいません

そしてありがとうございます

274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/09/14(水) 17:39:38.84 ID:fcHLr4EIo

きたか…!!

  ( ゚д゚ ) ガタッ
  .r   ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
頑張ってください
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/09/14(水) 20:27:42.21 ID:vR3ZPYLAo
投げなければいつまででも待ってるよ
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(熊本県) [sage]:2011/09/14(水) 20:43:22.79 ID:2ayIuFYxo
3週間で1レスぐらいの作者もいるんだ
いつまでも気長に待っとくぜ
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/14(水) 20:53:06.87 ID:Uyrigs720
>>272わかりました。焦りません、ageません。
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/09/27(火) 21:20:52.38 ID:TK3jYWOm0
まだかあああああああああああああああああああああああ
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/10/04(火) 21:33:36.76 ID:+rtpLahd0
………
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/28(金) 16:21:22.40 ID:j39p9lJH0
おい
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(不明なsoftbank) [saga]:2011/11/08(火) 16:13:40.88 ID:nyujhL580
更新しなくてすいませんでした

投下します

見てくれている方がいらっしゃたら幸いです

久しぶりなので、この作品読み返していませんので登場人物の口調や話のつじつまが少しずれている部分があろうと思います

ご了承ください

友とホームレスのくだりは難しいので適当かつスムーズに書いていけたらいいなと思います

それでは読んでくださっている方がいらっしゃたらよろしくおねがいします
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(不明なsoftbank) [saga]:2011/11/08(火) 16:16:29.44 ID:nyujhL580
浮浪者(い・・生きてる・・)

ホームレス達の誰か「う・・いてーよ」

友「急所は外したが・・しかし出血がひどい、すぐに医者に見せるんだ」

浮浪者(急所を外しただと?あの状況で・・)

浮浪者(いくら、戦闘経験のない者たちだからといって大の男が3人がかりで抑え込んでいったんだ・・・・そんな余裕あるはずが・・)

友「どうしたんだ?」

浮浪者「あ、いや」(そんな事よりホームレス達の介抱を・・・・)スッ

そう答えた浮浪者は建物を出ようとする

・・ふいに浮浪者は立ち止った、そしてクルリと友の方を見ると

浮浪者「・・・・恩に着る」
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/08(火) 16:57:58.11 ID:MSkoXuJUo
待ってた
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [sage]:2011/11/08(火) 19:34:13.08 ID:r+SoHFDb0
おお、帰ってきたか
期待
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/08(火) 20:15:08.77 ID:i3il8cJDO
書き溜めるといいながら投下1レスとか・・・
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(不明なsoftbank) [saga]:2011/11/11(金) 18:17:48.57 ID:UNsB2vdI0
友「・・・・」

浮浪者「・・しかし、何故俺らみたいなのを助ける?」

友「助けたわけじゃない、元より殺す気なんてない・・ただ男についてききたかっただけだ」

浮浪者「襲ったんだぞ」

友「浮浪者街に来た時からそれぐらいの覚悟はしている」

浮浪者「・・そうか・・・・なんにせよ、見つかるといいなそいつ」ヌギ

そう言いながら、浮浪者は着ていたコートとズボンを脱いだ

下着だけになった浮浪者は近くにあった布きれを体に羽織る

浮浪者「これ、返すよ・・そいつが見つかった時に下着一丁じゃかわいそうだ」

友「・・・・その格好でさぶくないのか?」ジー

浮浪者「なーに、大丈夫さ、それに俺はこの格好の方があってる」ハハ

ホームレス達の誰か「うう・・・・」

浮浪者「あー、こうしちゃいられねえ・・早くしねえとこいつらが死んじまう」ガチャ
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(不明なsoftbank) [sage]:2011/11/16(水) 05:12:25.59 ID:oXCuNi7A0
支援
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/24(木) 23:24:42.71 ID:YA4iIzrx0
しえん
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) [sage]:2011/11/29(火) 18:49:22.50 ID:r6kvFRze0
支援
290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/01(木) 15:14:59.56 ID:7Fma7R0Uo
私怨
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/06(火) 18:16:28.21 ID:xPAGqpB0o
支援
292 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/11(日) 22:23:33.67 ID:+6AI2Epi0
かかぬなら
 かくまでまとう
    二次創作
293 :以下、あけまして [sage]:2012/01/03(火) 00:53:41.33 ID:RsV5VxNj0
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/07(土) 12:01:11.88 ID:BVH5TFIIO
お兄ちゃん、どうして作者すぐ失踪するん?
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/01/18(水) 12:06:11.18 ID:1TLgxK+Xo
更新しなくてすいませんでした

投下します

見てくれている方がいらっしゃたら幸いです

久しぶりなので、この作品読み返していませんので登場人物の口調や話のつじつまが少しずれている部分があろうと思います

それでは読んでくださっている方がいらっしゃたらよろしくおねがいします
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/18(水) 12:26:44.91 ID:zIG9fEFAO
ガタッ
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/18(水) 17:03:05.04 ID:VvYEC+iCo
もう死んだかと思ってた
ワッフルワッフル
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/18(水) 17:04:18.96 ID:VvYEC+iCo
って、末尾も表示も違うじゃん
釣りですかい?
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) :2012/01/22(日) 21:27:06.12 ID:6OR3JjQZ0
もうこないか・・・
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/04(土) 18:43:21.36 ID:e460YXDP0
良作なんだがな
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