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男「4人の妖精と契約した」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/17(水) 13:35:09.35 ID:YfNRMm9V0
ニュー速VIPにとうかしたブツの続きでござる(男「家に帰ったらいきなり幼女にパイを投げられた」)

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ぶらじる @ 2024/04/19(金) 19:24:04.53 ID:SNmmhSOho
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/

こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/17(水) 13:35:58.01 ID:YfNRMm9V0
男「何で幼女3人が居るんだ(可愛いけどさ)」

パイ子「エヘヘ〜」

シャー子「ふつつか者ですが、宜しくお願いします」

ビー子「ウェヒヒ、飲むか〜?」ベベレケ

男「……何で試練を成功させちゃったんだろう」

ビー子「お前は俺の酒が飲めねーか〜!」ベベレケ
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/17(水) 13:36:44.99 ID:YfNRMm9V0
――シャー子の試練

シャー子「張り付いたティッシュをシャンパンかけで落として下さい。使って良いのはこの一本だけですよ〜」

男「おう(だからといってすじに濡れティッシュを貼り付ける必要は無いだろ。上まで脱いでるし)」

シャカシャカ……ブシュゥゥゥ

シャー子「ひゃう……冷たい……」

男「落ちた! 見えた!」ムックリ

シャー子「契約成功ですね〜。私の力はシャンパンの生成と酒造技術の向上です。宜しくお願いします、ご主人様♪」

男「(ウヒョォォォォォ)」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/17(水) 13:38:17.05 ID:YfNRMm9V0
――ビー子の試練

ビー子「ウェヒヒ、向こうに置いた缶ビールを開封せずに中身を出してみろ〜。何使っても良いぞ〜」ベベレケ

男「改造エアガンがここに……有った有った」

パシュ!

ブシュュュュ

ビー子「……俺の能力はビールの生成、生物以外の液体の冷却だ」

男「まぁ真面目」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2011/08/17(水) 13:41:13.52 ID:YfNRMm9V0
男「暑いね……クーラーかけようか」ピッ

パイ子「お兄ちゃん、パイ食べる?」

男「いや、要らぬ……お腹いっぱい」

パイ子「(´・ω・`)ショボーン」

シャー子「ご主人様、シャンパンはいかがでしょう?」

男「もっと要らん……昼からは酔わない」

シャー子「(´゚'ω゚`)ショボーン」

ビー子「俺のビールを――」ベベレケ

男「話を聞いてなかったのか」

ビー子「(´・ω:;.:... 」

男「待てよコラァァァ!」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 13:43:36.28 ID:YfNRMm9Vo
シャー子「あー……ウー子ね……」

パイ子「あの子かー」シミジミ

ビー子「俺は知らねー」

男「居るの!?」

パイ子「呼ぶの?」

男「うん! 頼む!(実銃触れるかも。やったね)」

パァァァァ
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 13:44:33.26 ID:YfNRMm9Vo
ID変わったけど本人です

ウー子「呼んだのは誰だ?」チャキ

男「ハイハイ! 俺です!(ウヒョー、この子も可愛い! パイ子が1番だけど!)」

ウー子「撃つぞ」

シャー子「おやめなさいな」

ウー子「ハーレムか。無茶をしおって。消滅する確率が増えるだけだぞ?」

ビー子「うらやましーのか。ハッハッハー、消滅の定義は自分の心が全てだぞー」ベベレケ

ウー子「ウザい」

ビー子「(´・ω:;.:...」

男「メンタル弱いのかビー子ぉぉぉぉ!」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 13:45:11.13 ID:YfNRMm9Vo
ウー子「で、何の用だ?」

男「契約出来る?」

ウー子「お断りだ。まだ消滅したくないからな」

パイ子「またまた〜妬んでるでしょ〜」

ウー子「黙れ。この弱小妖精が」

男「……え?」

パイ子「……言ったな」イラッ

ウー子「やるのか? だが無理だろうな。パイと銃じゃどっちが強いか一目瞭然だ」

男「待てよ! ビー子もシャー子も止めないと!」

シャー子「私も怒りました」

ビー子「俺久しぶりにキレちまったよ……このうん子……」

男「ちょっと待てや」

ウー子「ちょっと表の空き地出ろ」ビキビキ
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 13:46:06.12 ID:YfNRMm9Vo
男「俺が戦うの?」

パイ子「契約主ですから〜」

シャー子「ごめんなさいね」

男「待て待て、相手銃で武装してるよ? パイとシャンパンとビールでどうしろっていうの? 戦う武器じゃないよ?」

ビー子「ビール付けりゃ銃創だって治る」

ウー子「始めるぞ」

バン、バン

男「うおえぁhづあqふいh」

ウー子「ちっ」

男「アブねぇ……アブねぇよ……」ゼェゼェ

ウー子「チッ、何故当たらない?」

パイ子「へへーんだ。弱小妖精にだって利点が有るんですよ〜」

シャー子「運の向上ですね。攻撃的ではない代わりにご主人様に強運を与えます」

ビー子「ビール美味し美味し」

男「な、なぁ……ウー子よ……これで……俺が勝ったら……契約してくれるか?」ヌッ

ウー子「良いでしょう。だが右手のパイで何が出来る?」

男「人を笑わせること……かな」

バン
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 13:48:53.13 ID:YfNRMm9Vo
ウー子「……また当たらなかった」

男「うぉぉおおおおお!」

ウー子「こいつ……間合いを詰めて……拳銃に持ち替えないと!!」

男「もう遅い!!」

ベシャァ……

ウー子「」ガクッ

男「ビールとシャンパンもどうぞ」ジャバジャバジャバ
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 13:50:18.41 ID:YfNRMm9Vo
パイ子「クスクス……ざまぁみろー」

シャー子「やりましたね!」

ビー子「仲間が増えるよ! やったね男!」

男「よっしゃぁああああああ……」

ウー子「ほくわはひにはへはな。やくほくどほりけいはくひほう」

男「せめて顔についた紙皿くらいとって喋って下さいよ」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 13:51:06.07 ID:YfNRMm9Vo
――次の日

シャー子「ご主人様、朝です。起きて下さい」

男「ん……シャー子か……(メイドみたい)」

男「他の子達は?」

シャー子「パイ子は朝食を作って、ウー子は銃の整備をしてます。ビー子は……ビールを飲んでます」

男「あいつはいつも平常運行だろうな」

ビー子「うるせー」

パイ子「ご飯できましたよー」

妖女4人「いただきまーす」

男「頂きます(久しぶりにまともなメシだな。保存食品でここまで作れるのか)」

パイ子「おいしーですか?」

男「うん。ありがとうな。シャー子も朝起こしてくれてありがとう」ナデナデ

パイ子「えへへー」

シャー子「ありがとうございます」ホッコリ

ウー子「(羨ましいなぁ)」

ビー子「(ビール美味し)」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 13:53:10.04 ID:YfNRMm9Vo
男「ごちそうさまでした……おっとそろそろ会社に行かないと」

パイ子「パイ子も行きたいー」

シャー子「私もお世話したいです」

ウー子「浮気しないか見張るぞ!」

ビー子「近くにビアガーデン有るよね?」

男「無理だろ」

パイ子「だいじょーぶですよ! パイ子に任せて下さい!」

――会社

男「おはようございます。女さん」

女「おはよう(変わってない。けど、なんか元気そう)」

女「何か有ったの?」

男「家に女の子4人が住むようになりまして……(今も居るけど)」

パイ子「わはー」

ウー子「……あれ?」

女「(4人契約!? 無茶もいいところね。見えてるけど、あえて黙っておきましょう)」

男「あれ? 後輩は?」

女「あれなら首切られたわよ」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 13:54:54.82 ID:YfNRMm9Vo
男「シャー子、本当に俺以外には見えてないのか?」

シャー子「大丈夫ですよ。これなら露出プレイをしても安心ですね!」

男「どっからその単語を……」

課長「男くん、何を話しているのかね?」

男「いいえ! 何でもありません!」

課長「そうか。なんかビール臭いんだが……」

ビー子「飲むか〜?」ベベレケ

――終業後

男「ああ、今日一日ヒヤヒヤした……」

シャー子「申し訳ありません」

パイ子「でも楽しかった〜」

ウー子「浮気はしてないみたいだな!」

パイ子「あれれー? お家はそっちだっけー?」

男「いや、ちょっと買い物をな。冷蔵庫が空っぽに近い」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 13:56:37.52 ID:YfNRMm9Vo
――某大手スーパー

パイ子「これ欲しいー」

男「うん、お菓子とか玩具じゃなくて普通に食材をカゴに入れたね。シャー子は?」

シャー子「いえ、私は良いです」

男「ウー子はいいの? お菓子の1つや2つは良いぜ?」

ウー子「弾薬とか売ってない」

男「アメリカのウォル○ートじゃねぇんだよ」

ビー子「ウホッ、高いビール……チッ、スタウトは冷やすもんじゃないぜ……ん?」ドカッ

???「あらあら、気を付けましょうねー」

ビー子「待てよフー子。てめぇ、契約しやがったな?」

フー子「良いじゃない。私の契約を阻止する法律なんて無いわよ」

ビー子「てめぇの能力は非人道的すぎる。人間の理ですら無視出来るからな」

フー子「……そういえば、私の契約者は貴方達の側にいるわ」クスクス

ビー子「なっ……」

フー子「それじゃ、さようなら」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 13:57:14.27 ID:YfNRMm9Vo
――某大手スーパー

パイ子「これ欲しいー」

男「うん、お菓子とか玩具じゃなくて普通に食材をカゴに入れたね。シャー子は?」

シャー子「いえ、私は良いです」

男「ウー子はいいの? お菓子の1つや2つは良いぜ?」

ウー子「弾薬とか売ってない」

男「アメリカのウォル○ートじゃねぇんだよ」

ビー子「ウホッ、高いビール……チッ、スタウトは冷やすもんじゃないぜ……ん?」ドカッ

???「あらあら、気を付けましょうねー」

ビー子「待てよフー子。てめぇ、契約しやがったな?」

フー子「良いじゃない。私の契約を阻止する法律なんて無いわよ」

ビー子「てめぇの能力は非人道的すぎる。人間の理ですら無視出来るからな」

フー子「……そういえば、私の契約者は貴方達の側にいるわ」クスクス

ビー子「なっ……」

フー子「それじゃ、さようなら」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 13:57:41.77 ID:YfNRMm9Vo
男「あれ? ビー子はどこに?」

ビー子「ここに居るぜ〜これ買って良いか?」

男「ビールか……本当に好きなんだな」ネフダチラッ

ビー子「なんたってビールかけの精だぜ?」

男「そうだよな。良し、会計だ(安いやつで良かった……っていうかビール作れんだろ)」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 13:58:52.61 ID:YfNRMm9Vo
男「ふぃー、やっと帰れた〜」

シャー子「重かったですよね? 大丈夫ですか?」

男「いやいや、シャー子も。悪いね女の子に持たせて」

シャー子「いえいえ」

パイ子「それじゃ、夕ごはん作りますねー。シャー子も手伝って下さーい」

男「おっ、ありがとうな」

ウー子「(なんか私はぶられてる。要らない子なのかな)」スゥ

ビー子「おっと危ない」ブシュゥゥゥ

ウー子「ちょっ! 何をする!」

男「ビー子……なんて事を(濡れ透け……だと?)」

ビー子「サーセン。男、拭いてあげてよ」

男「おうよ」ワシャワシャ

ウー子「あわわ……ありがとう……」

男「シャワー浴びなよ。ベタベタだ」

ウー子「な……なあ男……一緒に風呂入らないか?」

シャー子&パイ子「!!」

ビー子「わーお」

ウー子「////」

シャー子&パイ子「駄目です! だったら私も!」

男「いやいや……うち風呂狭いから……無理……(どうする? どうしろってんの!?)」

ビー子「銭湯行けば?」

男「……あっ! そうか! 銭湯なら小さい女の子は混浴できる!」

パイ子「みんな入れるんですか?」

男「そういうことだ! 行こうぜ! 夜の銭湯!」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 14:00:13.47 ID:YfNRMm9Vo
――とある銭湯

男「大人1人、小人4人だ」

おばちゃん「はーい……(通報しとくかな)」

パイ子「早く行きましょうよ男さん!」

ビー子「ビール風呂は無いのかな」

シャー子「ありませんよそんなの」

パイ子「ひゃー、大きいですね〜」パタパタ

男「人も少ないな」ムクリ

シャー子「ご奉仕しましょうか?」ニヤニヤ

ビー子「おいこら、湯船に浸かる時は体を一回洗えよ」

ウー子「(男を独り占めできない……グスン)」スゥゥ

ビー子「おっとあぶない。石鹸を飛ばしてしまった」ツルッ

ウー子「」スコーン!
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 14:01:17.73 ID:YfNRMm9Vo
男「はぁ……イイ湯……」

シャー子「ですね。広いと気持ちが良いです」

パイ子「わはー」バシャバシャ

ウー子「待てビー子! 顔が近っ……んんん……舌を入れるな!」

ビー子「止まらんよ。んっ……」イチャイチャ

男「あちらで痴態がさらされてますね」ギンギン

シャー子「カチカチですね」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 14:01:48.71 ID:YfNRMm9Vo
パイ子「きもち良かったー」ホカホカ

シャー子「こらこら、体を拭きましょうね」ホカホカ

ウー子「もうお嫁にいけない」グス

ビー子「もう行ってるみたいなもんだろ〜」ホッコリ

男「……風呂から上がったら、まずはコーヒー牛乳だろJK」

――コンビニ

男「何でも好きな飲み物を選んで良いぞ」

パイ子「アイスでも良い〜?」

シャー子「スプライトでお願いします」

ビー子「ビールビール」

ウー子「水でいい」

男「……コーヒー牛乳だな。分かった」ギュッ

ウー子「おい、コラ////」

おっさん「……ねぇ、穣ちゃん、もっとアイスを買ってあげるから、付いて来てくれるかな?」

パイ子「わーい!」スタスタ

ウー子「……ちょっと外の風に当たってくる」

男「おう。あれ? パイ子は?」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 14:02:39.31 ID:YfNRMm9Vo
おっさん「ぐへへ……簡単に釣れた……」

パイ子「アイスー」

おっさん「あ、ああ……これだよ?」ボロン

パイ子「何これー臭いよー?」

おっさん「あ、アイスだよ? 舐めて舐めて……」

パイ子「うー……」

ウー子「待ちなよ」

おっさん「おっ?」

ウー子「パイ子。男が呼んでるから、早く戻るぞ?」

パイ子「はーい」

おっさん「ま、待て!(相手は幼女2人……きっと勝てる……)」ガシッ

パイ子「離してよぅ……」

ウー子「……」チャキ

おっさん「何だ? 工具箱なんか出して……」

ダダダダダダダダダダ

おっさん「」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 14:03:05.42 ID:YfNRMm9Vo
ウー子「戻ったぞ」

男「パイ子!! どこ行ってたんだよ!!」

シャー子「心配しましたよ〜」

パイ子「ごめんなさーい」

ビー子「……よくやった」ナデナデ

ウー子「おい! ビー子! 撫でるな!」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 14:03:47.76 ID:YfNRMm9Vo
――朝

TV「昨日の夜ごろ、無職の男(42)が銃殺されるという事件が発生しました。被害者は下半身を露出させており……」

男「怖い事件も有るんだなー」ムシャムシャ

シャー子「ですねー」

男「それじゃ、そろそろ会社に行かなきゃな……来るのか?」

幼女2人「勿論!」

ビー子「俺はいいや」

ウー子「私も……」

男「!?……いってきます」

ビー子「おう、頑張ってこいよ」

パイ子「本当に行かないの?」

シャー子「消えないでくださいね?」

ウー子「……」

ビー子「大丈夫だって……ほら、早く行かねえと電車に乗り遅れるぞ」

男「……鍵渡しとくぞ」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 14:05:04.10 ID:YfNRMm9Vo
ウー子「行ったな……良かったのか?」

ビー子「(戦闘になるかもしれんからな。ウー子はともかく、シャー子とパイ子は巻き込みたくない)」

ビー子「さて、フー子を探すぞ。奴の事だ……何か裏をとって契約してるだろうよ」

ウー子「まずはこの街の妖精に聞き込みをしよう」

ビー子「だな。まずは電話を司るヤツに聞いてみるか。情報網ありそうだしな」

――電話妖精の家

電話妖精「知らんがな」

ビー子「何でもいいから教えてくれ」

電話妖精「帰った帰った。仕事が忙しいんだ」

ビー子「予想は外れたな」

ウー子「そうだな。だがまだ時間は有る。次はネットを司る妖精に当たろうぜ」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 14:05:47.74 ID:YfNRMm9Vo
ネット妖精「知らんがなww大妖精に聞けww」

ビー子「アイツかよ……」

ウー子「会ったこと有るのか?」

ビー子「喧嘩売ったことなら有る。アイツが勝ったことになってるんだが……実際は引き分けだな」

ウー子「行くのか?」

ビー子「行くしか無いだろ」

――大妖精の家

大妖精「で、私の所まで来たと?」

ビー子「ああ、フー子は絶対何かをしでかす気だ……それに契約者の気が知れんな」

大妖精「そうね。50メートルから落っこちて生存してたら不老不死って訳がわからないわ」

ビー子「所在地を教えてもらえないのか?」

大妖精「知ってるけど、教えられない……というか、ビー子は契約したの?」

ビー子「運命の奴を見つけたからな。じゃあ、奴の契約者は?」

大妖精「男の近くに居る。それだけ」

ビー子「あの会社か? その情報だけでは何も」

ウー子「待て、心当たりがある。男の会社で――」

ドゴォ
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 14:06:31.65 ID:YfNRMm9Vo
ビー子「おい大妖精! 何をした!!」

大妖精「私じゃない……敵襲だ」

ウー子「チッ……応戦するぞ!」チャキ

大妖精「その必要はない。私に手を出した以上、こいつらには私怨がある」

ビー子「協力してくれるのか?」

大妖精「足止め程度だけどね。早く行きなさい、多分男が危ないわ」

ウー子「何!? ビー子! 早く行くぞ!!」

ビー子「ああ……死ぬなよ」ダッ
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 14:07:27.70 ID:YfNRMm9Vo
フー子「(女、聞こえるかしら?)」

女「(テレパシー? 聞こえるわよ?)」

フー子「(問題発生よ。男の契約妖精が私の作戦に邪魔をしはじめてる)」

女「(どうするの?)」

フー子「(今すぐ男を殺しなさい。そうすれば妖精4匹も止まるでしょう)」

女「(無理! 捕まっちゃうじゃない!)」

フー子「(契約解除しましょうか? 魔法があるから大丈夫よ)」

女「(この……分かったわよ)」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 14:08:24.96 ID:YfNRMm9Vo
男「女さん、どうしたんですか? 顔色悪いですよ?」

パイ子「だねー」

女「い、いえ……何でも有りません……」スッ

男「……何で包丁を?」

シャー子「ご主人様! 危ない!!」

ドッ……ズチュ……

ビー子「チッ、遅かったか!!」

ウー子「シャー子!! おい!! どうした!! クソ!」

バン!

シャー子「何でも有りません……ってて……」

パイ子「シャー子ちゃん!? 大丈夫!? 今、治癒魔法を――」

フー子「あーあ、女、結局ダメだったか〜」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 14:09:02.84 ID:YfNRMm9Vo
男「何が……起こってるんだよ」

ビー子「簡単にいえば俺達が殲滅されかねないってことさ。お前が死んだら、依り代のない俺達が消えるってこった」

男「どういうこと?」

ビー子「契約するとな、一旦司る媒体との因果関係を切るんだ。今はお前が居るから俺達は居られる」

ウー子「49日を過ぎれば因果関係が直る。私たちはそれがまだってことだ……」

フー子「ねぇ、説明は終わり? さっさと殺したいんだけど」

ビー子「フー子、お前に質問がある。何故、こんな事をする?」

フー子「簡単なことじゃない。私は人間が憎いだけよ」

フー子「昔、私達妖精は特に能力を持たない弱小なものだった。自然の化身程度だったからね」

フー子「だから迫害されて、何匹もの妖精が虐待された」

フー子「でも、ある日私たちは能力を手に入れて、更にそれを人間に分け与えられるようにした」

フー子「すると何が起きたと思う? 人間共は手の平を返して私達に群がった!! それが許せなかった!!」

フー子「ねぇ、貴方達は何で契約したの? 訳がわからない。男も何でそんな弱小妖精と契約したの?」

ビー子「誰かを好きになって悪いのかい?」

ウー子「……私は不本意ながら契約したが、今では……その……男がすk」

パイ子「男が好きだから!」

男「……それはな……妖精が可愛かったからだよ!」ベシャァ

フー子「」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 14:09:45.86 ID:YfNRMm9Vo
フー子「意味不明な事を言うのね」イラッ

ビー子「そりゃお前が未経験者だからな。恋をしたこと無い奴には分からんだろうよ」

フー子「へぇ……」ビキビキ

ウー子「……なぁ、どうするんだ? 妖精が妖精を[ピーーー]のは至難の業だぞ」

ビー子「だな……女はフー子のせいで不老不死……逃げるしか」

フー子「それなら無理よ。結界を張ったから、逃げるのはできないわね」

ビー子「」

フー子「どうするかしら?」

ウー子「男! 応戦するぞ!」

男「お、おう!」ヌッ

ウー子「……パイは使えないだろ。コレを使え。ビー子もだ」

男「ウホッ、実銃」

ビー子「感謝するぜ。俺の能力は微妙だからな」

フー子「あらあら……女、起きなさい」

女「……はい」ヒョッコリ

ビー子「おい……何でだ……女! 何故そいつに従う!」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 14:10:50.02 ID:YfNRMm9Vo
女「ごめんなさい」

ビー子「フー子! 何をして契約した!!」

フー子「私は人助けをしただけ……女はね、本来なら交通事故で死ぬべき人間なのよ」

フー子「死にかけの女に言ったのよ。崖を落ちれば生きれるってね……」

フー子「女は這って崖から転落……そして生き延びわ。約束は守るから、きちんと契約したわけ」

フー子「私がもしも消えたら……もちろん女は死ぬわよ」

フー子「……脅しは効かなそうね。貴方たち、この子のこと全く関心持って無いもの」

フー子「貴方達に勝ち目はない……もうすぐ、私が集めた妖精が人間を[ピーーー]でしょうね」

フー子「でも、ここでじっとしているとつまらないわね」

フー子「だから、貴方たちを消すわ。さっきの話、かなり不愉快だし……パイの恨みよ」ゴゴゴゴゴ

ウー子「男! 来るぞ!!」

男「分かった!」カチャ ヌッ

女「待って」ガシッ
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2011/08/17(水) 14:13:02.25 ID:YfNRMm9Vo
フー子「何のつもりだ」

女「もうやめよう? 人間にはいい人も居るんだよ?」

フー子「……契約を――」

女「どうせ私は死ぬべき人間なの。今、私が生きているのは、少しだけ運が良かっただけなんだよ?」

フー子「このっ……離せ! お前まで食らうぞ!」

女「もう何も怖くない」

???「そこまでだ」ガシッ

ドゴォ

パイ子「おかーさん! おとーさんも!」

フー子「――っ……妖精?」

パイ子母「娘からのSOSを受けて来たらこりゃ一体何よ……人間が滅ぶかも知れないじゃない」

大妖精「あー、間に合ったみたいだわ」

ウー子「まさかパイ子!? 通報したのか!?」

パイ子「多分……心のなかでたすけてって思ったら……」

ビー子「あー、冷や冷やさせやがる……シャー子、歩けるか?」

シャー子「ええ……ありがと」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 14:13:28.28 ID:YfNRMm9Vo
大妖精「それじゃ、強制送還ですね」

フー子「離せ!! 私は先人の恨みを!!」

パイ子母「はいはい、あんたは被害者でも何でもないよね。復讐して良いのは本人だけだよ」

男「助かったのか?」

ビー子「らしいな……」

シャー子「申し訳ありません、ご主人様」

男「こっちこそごめん……守ってやれなくて……」

ウー子「(ある意味自分を守ったんだけどね……でも男が傷つくのは見たくないし、シャー子GJ)」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 14:13:59.48 ID:YfNRMm9Vo
女「……私、死ぬのかな?」

パイ子母「だな。多分、フー子の奴は裁判にかけられて消される……契約も切れる」

女「やっぱり……怖いよ……」グスン

パイ子母「どんなに強がっても死の恐怖は拭えない。アンタはよく頑張ったよ」

女「うぅぅ……」

パイ子母「だからご褒美だ。人間から妖精にジョブチェンジさせてやる……媒体がなくなるまで生きてられる」

女「私は――」グス
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 14:14:32.15 ID:YfNRMm9Vo
――休日の朝

シャー子「起きて下さい、朝ですよ」

男「う……シャー子、傷はもう大丈夫なのか?」

シャー子「はい、妖精ですから」ニッコリ

パイ子「朝ごはんできましたよ〜」

ビー子「ちくしょーまた負けたー!」

ウー子「……ワンマンデンクログレランのクラス有るし」

男「平和だなぁ……」

おわり
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 14:15:03.02 ID:YfNRMm9Vo
ごめんなさいこんなゲロ作品を晒して

ちょっと修行してきます
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 14:17:45.64 ID:zCgxzpg50
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      /i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ
      ゙{y、、;:..ゞ.:,:.:.、;:.ミ.:,:.:. ._υ゚o,,'.、)  、}
      ヾ,,..;::;;;::,;,::;):;:;:; .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/08/17(水) 16:11:09.37 ID:Wjl6YYmEo
乙した


また何か書いてくりゃれ
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/08/17(水) 17:12:01.70 ID:0R/V2h9IO
いいじゃん!がんばんな
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