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坂町近次郎「千歳?」 池田千歳「坂町さん?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/05(月) 10:56:06.62 ID:bJH8bqIp0

まよチキはアニメをちょっと見たぐらいの知識量しかないけどよろしくどうぞ
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
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渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
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二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/05(月) 11:05:34.68 ID:bJH8bqIp0

坂町近次郎「逆ひしぎ十字から吊り天井は無いよなぁ・・・くそっ、イテテ・・・」

ドメスティックでバイオレンスな俺の妹、紅羽に思いっきり体をズタボロにされた俺は今、
入院することになった病院で看護師の説明を受けている所だった。


***「それでは坂町様の病室は874号室になり、相部屋となっておりますので・・・本当に大丈夫でしょうか?」

次郎「あ、はい。本当に一人で大丈夫ですから・・・ありがとうございます」

***「そうですか、それではお大事に」ペコペコ
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/05(月) 11:16:18.90 ID:bJH8bqIp0
そうは言っても、一人で歩ける程には元気だった。
日頃から鍛えられているお陰だろう。

俺は案内された八階の病室へ向かい、おそらく忘れられないだろう・・・短い入院生活の扉を開いた。


千歳「あ、君が相部屋になる人?よろしゅうなぁ〜」パシッ

次郎「おわっ!?」

突然手を女の子に両手で掴まれたため反射的に飛びのいてしまい、
俺の左手が彼女の眼鏡を弾いてしまった瞬間―――――


次郎「」ツー
千歳「」ツー

二人の鼻から同時に鼻血が垂れていた。
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/05(月) 11:24:20.14 ID:bJH8bqIp0

次郎「ご、ごめんっ!俺ティッシュ持ってるから使って!」

千歳「あはは、おおきに〜」

彼女はティッシュを受け取ると鼻を拭き、眼鏡をかけ直す。
そして俺の顔を凝視する・・・。

千歳「はい。これ使ってや〜」

そう言うと渡したポケットティッシュではなく、ベッドの周りに高く積まれたティッシュボックスを一つ渡される。

次郎「ああ、どうも・・・」フキフキ
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/05(月) 11:36:01.00 ID:bJH8bqIp0
ベッドをぐるりと一周ティッシュBOXに埋もれているのを不審がる俺の視線に気付いたのか、先に答えてくれる。

千歳「あぁ、これなぁ?必要やからって友達が置いてってくれたんよ〜。みんなには感謝やで」

次郎「そうなんだ・・・・えーと」

千歳「自己紹介がまだやったなぁ〜うちは千歳って言うねん、好きに呼んでや〜」

次郎「あぁ、わかったよ、千歳。俺は坂町・・・近次郎です、よろしく」

千歳「坂町さんやな、迷惑かけると思うけど宜しゅうな〜」


次郎(いい人そうだな・・・鼻血も変な疑いを持たれなかったし、千歳も鼻が弱いかもしれないから気をつけないとな)

千歳(相部屋かて誰になるんや心配しとったけど...坂町さんもうちと同じようにトキめいてしまう病気やから一緒になったんやな・・・納得やで)
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/05(月) 11:58:45.78 ID:bJH8bqIp0
俺は当然のようにティッシュ箱に囲まれたベッドを選ぶこと無く、自分のベッドでくつろいでいた。
千歳のベッドの隣には、謎の扉がありプレートには"シャワー室"と書かれている。謎だ。

次郎「お、テレビがあるな」

千歳「それAnimeチャンネルしか映らへんで」

備え付けのテレビを付けると、魔法少女が悪の魔法少女と協力して悪を退治するというシュールな内容のアニメをやっていた。
のんびり過ごすには丁度いい。

終始前後が繋がらない展開だったのでよくわからなかったが、悪の魔法少女の台詞だけが強く印象に残った。



ライバるん「だって、わたしはお人好しだから!」デーン

ライバるん「フハハ何故ならばわたしはお人好しだからだ!!」デデーン
7 :のんびり更新します ノシ [sage saga]:2011/09/05(月) 12:08:12.82 ID:bJH8bqIp0
       /: : У : : : : :  : : : : : : : : : : : : :ハ       -―――- 、
      /: ,: : : : : : /: : : ;ィ≦三三三三三三三≧=‐┴… フ´ : : : : : : : : : : : : :ハ
      //ゝ_:_:> ´{: :,.イタ´ : : : : : : : : : :> 、´: : : : : : : : : : : : : : : : : : :}
    ο       ,.イ-'"´ ̄ : : : : : : ;.>. .´j. . . . ∨: : : : : : : : : : : : : : : : : /
      _,. < : : : : : :__:,><´ ! . .   /.ィ    ∨: : : : : : : : : : : : : : /
-==ニ二..,,____,,.. -‐. . ´|≪示ミ\|  / /_リ,!   ト }: : : : : : : : : : : : :/
: : : : : : : : : : : : : : : :|. . . . '. . . ヘ 弋ソ  j/fィ会:、! ′!| ,′: : : : : : : > ´
: : : : : : : : : : : : : : : :| /.. . .:,. .   ト\     ,  ゞ'’' ./ /:|/: : : : > ´
: : : : : : : : : : : : : : : :|/. . . .ハ. .  |    __      /ィ /¨リ´ ̄
` <: : : : : : : : : : : :/. . . ./ :, .  l   ‘ : : :.フ   7 /ィ
   ` ー―――‐/. . . ./  ,   .|、ヽ  ` ´  ィ ´. .′
          /. . . ./_,.ィ: |   |: \冫 -イ:}. .! . . ,
.         /'´ ̄`ヾ : :│  !: : `¨¨´:ス. l. . ′ フハハ何故ならばわたしはお人好しだからだ!!
       /      `ト |   |`ー――´: :〉! . . |
      /           | .|   |: : : : : :/ |. . |
    / ,           | ‘   |` ー― ´'.  |. . |
 ,. ´  ‘,   ,.     | l. .  |      |  :. . :.
'´       ‘,, イ     _,| |. .  |       |/ '. . . l
      / . . |   / //!|、. . '. 、    |!_,,..ィ. . .|
     /.. . . . .|  //////リ/:,. . l }:   //ヽ ノ. . j
    ´ l. . . . . . .!{/////////ハ. .!ノ   ////∧イ ノ
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/07(水) 03:11:20.53 ID:eO72Zt6Z0
それからだらだらとテレビを見て時間を潰していた。
病人はのんびりしているのが一番だが、日も暮れかけてくると流石に退屈を感じて来たのでテレビを消した。

そしてそれを紛らわすかのように千歳に話しかける――――

「なぁ・・・・千歳はどうして入院したんだ?」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/07(水) 03:19:24.89 ID:eO72Zt6Z0

千歳「んん?そやな〜」

千歳「うちな、いつもよく鼻血が出る体質なんやけど・・・・
    今はお鼻のネジがゆるゆりなってしもて、ちょっと多めに出るから入院してるんや」

次郎「へぇ・・・・って、実は俺も似たような体質なんですよ、いつも鼻血が・・・」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/07(水) 03:30:03.11 ID:eO72Zt6Z0

千歳「せやからさっき鼻血が出てたんやなぁ」

次郎「ええ・・・さっきはすみませんでした」

俺はここに来てから千歳との妙なシンパシーを感じずにはいられなかった。


千歳「いいえ〜気にせんでええよ〜」

千歳(さっきはちょっと驚いたけど、そういうことやったんやな〜
    坂町さんも眼鏡・・・・いや、眼鏡が外れたうちで妄想したんや多分)

千歳(眼鏡が外れた千鶴・・・・? 千鶴もええなぁ!)


千歳「」ブッ

次郎「!?」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/07(水) 03:40:11.50 ID:eO72Zt6Z0

次郎「だ、大丈夫か?」

千歳「大丈夫や〜お医者さんからもあんまり溜めんと出すよう言われてるんやで?」

千歳(男の人は女の子一人だけで色々妄想できる言うみたいやし今のはセーフセーフセーフコフィールドや)

次郎「そ、それならいいが」

ティッシュボックスの一角を崩し、鼻血を抑える千歳。


千歳(クッ、あかん綾乃ちゃん以外で妄想してまうなんて、相当キとるわ〜・・・
    ここはビシッと強気にいくで!)
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/07(水) 03:52:49.57 ID:eO72Zt6Z0

千歳「ねえ、さっき妄想したやん。うちのどこが良かった?」

次郎「え?な!?」

千歳「ほら、うちカワイイけど自己分析って難しいやん?」

次郎「あぁ、まぁ可愛いけど・・・・って!それは違くて!」


千歳「せや、うちカワイイで〜・・・・」

変な誘導尋問に掛けられたと思ったら千歳はそこで小悪魔のように微笑む・・・


千歳「そんで手ぇ握られて、うちとどこまでイったん?」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/07(水) 04:03:20.58 ID:eO72Zt6Z0

次郎「え!いや、あの、それは違くて!」

次郎(そ、それは俺が女性恐怖症で触られると興奮して鼻血が出る体質なのが原因だからというか
    そう!決してやましいことは考えてなかった!多分!)

千歳「えぇ〜?坂町さん絶対嘘やぁ〜・・・・・・あ。」

次郎「あ?」

千歳「むあっ・・・・まだ溜まっとったわ〜・・・・」ムズムズ

次郎「お、おい・・・?」

千歳「・・・でっ、でっ、」



千歳「んぁっ///」ブヘッ

次郎「」ブッ
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/07(水) 04:12:24.16 ID:eO72Zt6Z0

「・・・・・・・・」

「・・・・・・・ぷっ」

二人の鼻から勢い良く噴き出したあと、笑いが噴き出す。


千歳「い、今のはナシや!なんやセクシーな声出てしもたわ〜///」

次郎「ははっ、何だよそれw」

千歳「なんやウチら、ええコンビになれそうやん?」

次郎「ははは・・・・そうかもな――――」

15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/07(水) 04:23:33.65 ID:eO72Zt6Z0

そうして俺と千歳は夕方の病院食が来るまで、ずっと笑っていた。
ティッシュ箱をもらって一緒に鼻を拭いて、ずっと笑っていた。

俺は嬉しかったのかもしれない。
鼻血友達が出来たという、とても滑稽な理由で。

だけど・・・・千歳はそうは思ってなかったのかもしれない。


千歳(坂町さん・・・・ええ人やで・・・・・うち・・・・ドキドキするわ・・・・)


そうして入院生活の一日目が終わった。
16 :Zzz [sage saga]:2011/09/07(水) 04:32:30.92 ID:eO72Zt6Z0
                〃 ァァ'⌒: :ヘ、
            _廴厶-‐-: : : : :\
           /⌒: :v: : :⌒丶: : :\: : ヽ
        厶: :´: : : : : : ⌒ヽ: \ : ヽ: : :.
        /: : : : : : : : : : : : : : : : : :\ ハ: : :.
     / : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ヽ} : :‘,
     . :{ : : { : : : : : : : : } : : : : : : : : : : } : : :‘,
      {从: : :}、:八{: : : : :ハハ: ;ハ: :}: : : ;′ : : ‘,
       } }: 〈{/\_\: :/_,斗}/ }':} : : :{ : : : : : ‘,   
       }八: {'^{rヘ  ヾ   ィ癶ヽリ: : : :.: : : : : : :‘,    今のは
      、__,ハ 弋ソ    弋ソ } : : }i:{ : : : : : : : :.    セーフセーフ
      ` ーヘ、  丶    、_,ノ: : :八}: : : : : : : : :.  セーフコフィールドよ!
          }ト  マ⌒ヽ   >: イ : : : : : : : : : : : :.
          /ソ: : :`; .ー_´ ´ }: : : {≧= 、: : : : : : : : :.
      rァ'  {: : :/{//ハ  /} : : {//⌒ヽ : : : : : : i
     ,イ{  八: :{///{  //,ハ: : :ハ′   }i : : : : : : i
   イ,{{八  ∨ヾヾ//n{'//'/}:ノ´} ヽ   }i : : : : : : i
 ´:: :: Vヾ./\ {  \/ヽヾ'´  ヽ   -‐┴ 、: : : : : i
  :: :: :: \^ミ=ァ⊂ニ  ̄  `ヽ  }/  生徒ヘ: : : : : i
 、 :: ー=く ⌒´ {⊂ニ、    人  V /:: :: :: ヽ} : : : : :i
  丶:: :: :: ::ヽ  { ⊂ニ、     /:: ::\ ヾ:: :: :: :: :: ::} : : : : : i
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/09/07(水) 09:06:08.51 ID:zzZ/jlEDO
おつ
鼻血垂らしながら待つよ
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/12(月) 02:35:59.77 ID:nCtbiwzW0
二日目

(・・・・・・・)

千歳「はよ起きや〜」

次郎「Zzz・・・」

千歳「寝坊したら罰金バッキンガムやで〜」ペチペチ

頬を叩く千歳によって目が覚める。
だが無防備な寝起きにそんなに激しくされたら・・・・

次郎「つぅーっ」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/12(月) 02:47:59.51 ID:nCtbiwzW0

千歳「オオウ、見事な朝勃ちや〜///」ジー

次郎「違う、ただの鼻血だって!」ジトー

朝からのキツイジョークにわずかな抵抗心をもってジト目にはジト目で対抗する。
俺にはこれが限界なのだ。

次郎「・・・って、まだ6時じゃないか!?」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/12(月) 02:54:30.04 ID:nCtbiwzW0

千歳「何言うてん〜病人寝たままじゃ良くならんよ〜?」

次郎「それはそうだが・・・」

千歳「ほな、朝の散歩にゴーやで!」

次郎「わ、わかったよ」

たまには早起きもいいかな、なんて思っているのも束の間。


千歳「今度は手ぇ握っても大丈夫なん?行こか〜」

次郎「ん?あぁ・・・努力してみるよ・・・」

入院生活に女の子が居ることで身の危険を感じずにはいられない俺であった。
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/12(月) 03:07:18.45 ID:nCtbiwzW0

千歳「う〜ふふ〜♪」

上機嫌な千歳に手を引かれるも、鼻に全神経を集中させてる俺は気が気でなく
気を紛らわせるために質問を投げかける。

次郎「そ、そういえば千歳。何を持ってきたんだ?」

千歳「あぁ〜これな〜? たくあんや〜」

次郎(散歩に風呂敷を持ってきて何かと思えば・・・・・・たくあん?)

千歳「本当ははりはり漬けとどっちがいいか迷ったんやけどなー?」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/12(月) 03:18:56.15 ID:nCtbiwzW0

千歳「初めての人にははりはり漬けがそもそもなんやわかってもらえへんから
    たくあんのほうが食い付きがええから仕方なくや〜」

次郎「そ、そうなんだ」

千歳「坂町さん、そこのベンチに腰掛けて食べよか」

俺たちはいつの間にか病院の外庭まで来ていた。

次郎(散歩らしい散歩になったかな?)
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/12(月) 04:32:36.20 ID:nCtbiwzW0

千歳「はい。お食べや〜」

次郎「おお・・・・」ポリッ

千歳「そもそもはりはり漬けっちゅうんわな〜・・・・」


それから、千歳の長い漬け物講義が続いた。
俺はちょっとずつたくあんをほお張り、耳を傾ける。

千歳「そんでな〜、心通う時に感じるやで。漬け物の声を聞くんや――――」

次郎「へぇ〜・・・」ポリポリ

俺は適当に相槌を打ちつつ、ゆっくりと平和な時間が流れているのに身を任せていた・・・。
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/12(月) 05:00:29.89 ID:nCtbiwzW0

次郎(なんか、おばあちゃんみたいな子だよな)

千歳「よう言われるわ〜」

俺の心を見透かすかのように返事をする千歳。
あるいは気持ち良くて声に出てたか。

次郎「そっか」

千歳「うちなぁ〜この時間が一番好きなんや〜」

千歳「春を越えたら百合の香りがするし、夏になってもこの時間は涼しいんや〜
    肌寒い秋や冬になってもな〜 朝から目ぇ覚めて血流が臨戦状態になるんやで」

次郎「鼻血出すのは前提なのか・・・」


千歳「うちから鼻血取ったら、眼鏡と妄想しか残らへんで・・・」
25 :ああ神よ [sage saga]:2011/09/12(月) 05:21:08.24 ID:nCtbiwzW0
        /       .:         {  .        ヽ
          .::  ./ /{ .::    .:       ノ  ::.       、
    〃   .::: 厶-┼ 、:   .:::  ..:::::> ミ  ::::.       jい
.   ″   :::: /  ∨  {   .:::::...:: ´   }\:::::.       ',
   |!イ   :::: { ≫=xヽ乂 .::::;ハ( r=‐-  八 ∧::::.   .:::.   }
    { .::. :::〈〃,ィ ,ハ  \{  rf托干≧x  ';:::   ::::::.
.   八 {::::..、 ∧ {/Y::/}、   〃  f八  ノ//,} .}::    :::::::. ′
      )ヘ、\ V⌒ソ }}_{{   V/Y::::::// /   .:   ::::::;′ たとえ血液が尽きようと
.      / ::::丁   ¨¨ ″  '、    ∨⌒7'´/  .::::   乂{
     /  ::::: / / / ′        ¨¨/∠ イ ..::::::: ハ   ヽ   命かけます妄想に
      }イ :::人               / / / ノ ノ:::::::/ ノ  ヽハ
      八 ::::::::\    ‘'         ´7´ .::  ´     ) }ハ}
       \{\{:::::丶          / /  .:ノ .:} ./;:イ}八{
           V{::::ハ>.. _,.  -‐ ´/  /イ  厶イ/ ノ′
            ヽ{ V\ハ      {∧ {丿イ
                     ,ィ}     ,.斗‐ ヽ{  ̄ ̄}
              イ/ j   /        {
            ´  ′   ′            `

26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/21(水) 21:46:00.52 ID:CTl0Al4/0
874号室 14:00

お昼になってからは昼食を終え、ベッドで何することもなく過ごしていたが
他愛も無い二人の触れあいはもう始まっていたのかもしれない・・・。

千歳「坂町さんのこと聞かせてな〜?」

次郎「・・・・・・」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/21(水) 21:55:36.51 ID:CTl0Al4/0

次郎「という感じで・・・」

千歳「はぁ〜。そのスバルさんが男装女子で執事なんやな」ブッ

千歳(綾乃ちゃんが執事・・・・アリやな!)

次郎「あ、あぁ・・・」


千歳「そんでカナデさんがお嬢様で事あるごとに誘惑してくるんやな?」ブホッ

千歳(綾乃ちゃんお嬢様やからな。歳納さんが執事でも捨てがたいで!)
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/21(水) 22:06:07.51 ID:CTl0Al4/0

次郎「あぁ、あと・・・俺をプロレス技の実験台にしている妹がいるぐらいだな」

千歳「妹さんもおるんや〜 うちも双子の妹がおるんやで」ブベァ

千歳(くんずほぐれつ愛のプロレスごっこ・・・・あかん辛抱が溜まらへん!)


次郎「へ、へえ・・・・」

次郎(言ってることと関係なくむしろ反比例して鼻血が何故そんなにも出てるんだ・・・?)
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/23(金) 15:32:12.59 ID:hCUNFvIh0

次郎「だ、大丈夫か・・・?」

千歳「えへへ・・・大丈夫やで。うちまだ眼鏡外してないから」ダバダバ

次郎「!?」

千歳「眼鏡外さずに出た鼻血はノーカンやで〜。これを取ることによって隠されたうちの真の力が」ゴゴゴゴ

次郎「い、いや!その辺でいいから鼻血を拭いてくれ!」

千歳「そ、そう?ええとこやのに・・・」


次郎(もうティッシュ4箱目だろ・・・むしろ立っているのが信じられないぞ・・・?)
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/23(金) 15:42:53.96 ID:hCUNFvIh0

千歳「そういえばさっきから坂町さんは全然鼻血出てへんな〜大丈夫なん?」

次郎「いや、それが普通だろ・・・あぁでも俺は特異体質というか」

次郎(・・・・・・)

俺は取り巻く不幸な環境を説明したついでに、女性恐怖症で触られると鼻血が出ることを説明した。

千歳「なんや〜うちてっきり女の子で妄想膨らまして出てるんやばっかり思とったわ」

次郎(まぁ興奮して鼻血が出る部分は否定はしまい・・・)


次郎「スマン、なんか色々と迷惑をかけて」

千歳「ええんよ〜坂町さんのことが少しわかって嬉しいわ〜」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/23(金) 16:04:26.33 ID:hCUNFvIh0


千歳「あ。でも今朝は手ぇ繋いでてん、鼻血出とらんかったやん?」

次郎「あぁ・・・日々女子どもに囲まれて逃げ場が無い日常だからな、
    耐えられたのも鍛えられた成果があったかもしれないな」

千歳「・・・・・・」


千歳「・・・そうなんや〜」

次郎「あ、違うぞ!千歳に興味が無いとかじゃないからな!
    あの時は鼻血が出ないように精一杯だったってだけであって、」


次郎「その、全然・・・・千歳の手がぷにぷにとか・・・・思ってないからな!」///
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/23(金) 16:16:23.84 ID:hCUNFvIh0

千歳「・・・・・・」///

千歳「あ、うち・・・・えっと・・・・」プニプニ

千歳は自分の両手を確かめながら所在なさそうにぷにぷにしていた。


次郎「スマン、い、いまのは」

パタッ

ナデナデ

千歳は言葉を遮るように俺の頭にぷにぷにの手を乗せ、撫でた。

次郎「!」///


千歳「うふふ〜全然そんなことあらへんけど・・・ありがとさん?」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/23(金) 16:25:35.02 ID:hCUNFvIh0

それから落ち着くまでそのまま撫でられ続けた。
千歳の手はとても優しくて、ぷにぷにで、鼻血は出なかった・・・。


千歳「・・・落ち着いたん?まだこんな時間やけど・・・うちお昼寝するわ〜」

次郎「あぁ・・・じゃあ俺も仮眠するかな」

千歳「それがいいわ〜夜に備えとき」

次郎「ん?夜に何かあるのか?」


千歳「い、いや、何もあらへんよ?
    そ、そう病人は寝るんが仕事やで!」

次郎「? それもそうだな。じゃあおやすみ・・・」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/23(金) 16:49:11.62 ID:hCUNFvIh0
                   /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::::. : : : : : ヽ : : : : : : : :
                   .: : : : : : : : : :/: : : : : : }\ :_:_:_} : ::::::.. : : : : : :〈: : : : : : :
                /: : : : : : : : : / {i: : : : ハj'⌒ : : /ヽ::::::::::. : : : : : : : : : : : : :
                   : : : : : : .: : : 厶斗: : : ′  }/   ';::}:::::::. : : : : : : : : : : : :
               {小 : : .:::{ : : { 八{\:{          }ハ:::::: : : : : : }: : : : : :
                 |: :/{::::::∨N      `  竺竺彡'^  }:::::: : .: : : ; : : : : : :
                 |: ' ':::::::::::{            _ノ:::::: .::::}: : ハ: : : : : :   千歳のぷにぷには
                   八{  ∨\:} =彡 ,     .:.:.:.`フ:::::::::::::::/ィ' }: : : : : :   私だけのものよ!
                        / 〉.:.:.:.     _  ー=彡:::::::/: :} ノ: : : : : :
                      ー=彡 {     r    }    }:/: : : 爪 : : : : : : :
      __             \:_:人      `    ´      ;' : : : : ;| : : : : : : :
       人 `ー 、            }ト          ., ,': : : : : ; .|: : : : : : : :
 r────‐-ミ  ヽ            川:::::〕ト . __,.   ´ _,/: : : : : :, !: : : : : : :
(二二二        }           / : >──--‐ ´ ̄ /: : : : : :/ ヽ: : : : : : : :
 `t─ --         ∧        /: : :{            /: : : : : :/-=八: : : : : : :
   ̄ ‐-  . _,.ノ   ' __        / : : .:{            ,: : : : : : ;′ -ー-ミ:. : : : :
            '.     〉ヘ     /: : : .::::〉、   -====v: : : : : : :|       ’,:}: :
            ∧  /  ハ   /{: : : .:::/=-      -==| : : : : : : |       V : :

35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/25(日) 12:43:44.40 ID:iVRapCYH0
874号室 21:00 千歳


(・・・・・・)

千歳「Zzz・・・・ぉぁ?」


千歳「・・・看護婦さん?」

***「看護士です。・・・・起こしてごめんなさいね?」

千歳(いい寝起きや・・・これならやれるで!)

千歳「いいえぇ〜今日もお疲れさまや〜」

***「それは何よりです。本日はまもなく消灯となりますのですが・・・・
    起こしてしまったので、少し大目に見ます」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/25(日) 12:51:27.81 ID:iVRapCYH0

千歳「そら助かりますわぁ〜」

***「それでは何かありましたらナースコールでお呼び下さい。ではお大事に」

千歳「ほなお休みさんや〜」



千歳「・・・・・・」


千歳(看護婦さんの巡回はこれで最後や。もう邪魔は入らへん)
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/25(日) 13:05:21.30 ID:iVRapCYH0

千歳(これで坂町さんと・・・・)

そこまで考えたのち、ハッとする。

千歳(百合乙女のうちが・・・こんな気持ちになるなんて変や)

千歳(これはきっと・・・ううん、入院までせなイカンようになったうちの身体が悪いんや)


千歳(でも・・・・そんなの関係あらへん)
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/25(日) 13:10:15.48 ID:iVRapCYH0

千歳(・・・さ、坂町さんが、やさしいからっ・・・!)

千歳(やるんや、うち!)


千歳(動物的本能からくる衝動的な感情をコントロール出来んほどうちは・・・)



千歳(オカシクなってしもたんやッ!)
39 :ゆるえろぐらいで [sage saga]:2011/09/25(日) 13:18:09.57 ID:iVRapCYH0
                  ⌒\
            __ ) )
  __   -ァ ´    <ー-
//  '⌒ く/  /⌒    ⌒ヽ \
: :,'  :/ //   /          \\
: :i :/ -=/   /   ∧. /|     :|   丶ト
乂_:{_:彡/      /|_/∨│   :|人/   小/ヽ
: : : : : : /     〃⌒ヾ _|/i :/:i/|/|   | ∨ー}
/: : : : /|   :i :|/ {{   }} ` |/〃⌒Yヘ   | Lノ
∨: : /:_|   :i :|  ゞ _,,,ノ    {{  }} |: 八│
/\/:/ |   :i :| //       ー ''  |/  |     えっちなのは
: : : :人_|   :i八   / ̄ ̄`ヽ //{    |     いけn\アッカリーン/
i : : : : : |   :|   /       |    }
| :/|: : : |   :|、         |   .イ!:  ,′
|/ :|/| 八  :| :\{       」 イ: : :|:  /
-::=ミ\/\:レ'∨   ー=ァ:≦: : :/! : : i/|/
.::.::{{.::.::.  ̄.::.: 〈     ∧: :/|/ :|:/|/ 
\::\.::.::.::.::.::.::.:\   ヘ.:`'<
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/09/30(金) 23:58:46.17 ID:A7UYdTfQ0

坂町さんのベッドの傍に立つ。

千歳「お寝坊さんや坂町さん。起きや〜?」

次郎「Zzzz・・・ん・・・?」

千歳「お昼寝もその辺にしとき〜?」

次郎「・・ふわぁぁ・・・・よく寝たな・・・」


次郎「・・・もう9時過ぎてるのか、真っ暗じゃないか」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/01(土) 00:14:52.91 ID:+42uVTF60

千歳「せや。起きるのずっと待っといたんやで」

次郎「ん?悪いな、用事でもあったのか?」

千歳「んーそんなことあらへんよ?でも・・・」

千歳(意味のない嘘なんかええねん。
    しっかりするんや、うち!)

次郎「?」

千歳「坂町さんな・・・・えっと・・・・」///


千歳「うち!坂町さんの病気を治すの、手伝おう思ってん!」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/01(土) 00:31:50.70 ID:+42uVTF60

次郎「!」

次郎「そうか、ありがとう。その気持ちだけで嬉しいよ」

千歳「それでな、もっと女の子と触れ合っていけばええなって・・・思うねん」

次郎「え・・・?」

ベッドに近づく私。
彼は反射的にたじろいでしまう。
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/01(土) 00:38:14.89 ID:+42uVTF60

千歳「おばあちゃんみたいな子なんかじゃない、
    うちも女の子やろ・・・?」

次郎「な、なんか嫌な予感が・・・・この感じ・・・・ハッ」


千歳「せやからうちでも・・・ドキドキせえへん?」

次郎「奏やスバルが迫ってきた時に似ている・・・・!?」


私はゆっくりとベッドに侵入して坂町さんに馬乗りになった。
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/01(土) 00:48:06.85 ID:+42uVTF60

次郎「!?」

次郎「な、なんのつもりだ千歳サン・・・?」

私は彼の胸に手を当て心臓の音を確かめる。


千歳「せやから・・・こうやっていつも鍛えてると違うん・・・?」

次郎「ま、まぁいつもこんな感じかも・・・・って!問題はそこじゃないよ!?」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/01(土) 01:08:35.57 ID:+42uVTF60

千歳「あはは、おもろいなぁ〜」

千歳「でもいつもこんな感じなら・・・うちの特訓にも付き合うのも難し無い筈やで?」


次郎「い、いやそれはダメだ・・・俺には・・・・」

千歳「俺には・・・何なん?」サワサワ


私が彼をやさしくサワサワすると、かの下から熱い体液が先走る。

次郎「うっ・・・・」

千歳「身体は正直やで〜?」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/01(土) 01:15:16.94 ID:+42uVTF60

次郎「・・・・・・く」

千歳「反論はないみたいやね」


千歳「んふふ〜♪そのままじっとしててや〜」

私はそう言い、先走った体液を舐め上げる。
舐めるとそこに塗りつぶすように次の液体が溢れ出てくる。


次郎「ば、ばか・・・・何するんだよ・・・」

千歳「こんなに出してもうて・・・・だらしないなぁ坂町さん?」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/01(土) 01:30:55.23 ID:+42uVTF60

次郎「こ、これは・・・違っ・・・・!」

千歳「ほら・・・枯れるまで舐めてあげるから、いっぱい出してええんよ?」


私は従僕な犬となり猫となり、かの下を舐め続けた。
舐めれば舐めるほどそこからは次々と坂町さんの体液が溢れ出してくる。


千歳「ぺろぺろちゅっちゅー」


初めは身をよじらせ抵抗していた彼は、ただ本当に舐めているだけなのか、
唇に触れてキスしながら吸っているのかわからなくなってきた頃にはすっかりおとなしくなっていた。
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/01(土) 01:42:54.43 ID:+42uVTF60


千歳「んくっ・・・・ん・・・・・。」ゴクン


千歳「坂町さんの、美味しかったわ〜」///

次郎「・・・そりゃどーも・・・・ハハ・・・・」


彼はすっきり精気の抜けた目でそう答えた―――
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/01(土) 01:57:16.87 ID:+42uVTF60
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;:!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:.|:.::.:.:.:.:.:.:.ハ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.:.:.:./.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',ヽ
:.:.:.:.:.:.:.i!:.:.:;ォ―-' _ !:.:.:.:.:i!:.:.:.:.i!:.:.:.:.,':.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.i!:.ハ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ |:.:./  i!:.:.:./|:.:.:.:,':.:.:.:.:.:./.!:.:.:.:.:.:.i!:.:.i!::.:.}
:.:.:.:.:.:.:.|.,.≠ = ミ  !:.:/ .|:.:.:.:.:.:.:.:.:; '、 i:.:;':.:.:.:.i!:.:.i!:./
:.:.:.:.:!;'.〃.≠ ´ ヽ  !/  |:.:,':.:.:.:/  ト、 |:.:.:.:i!:.:.}/
.:.:.:.:;' i! ,′   ,′    |:;':.:/    |:.ハ:.:.:.:.:.:.:.′  あかりね、何度かこういう感じに
:.:.:.:i!.   r ヽ _/     |/ ,≦.、ヽ !; ':.:.:.:.:.:,′   なった記憶があるんだよね・・・
:.:.:.:|.   `ー ′      /   } .i!  〃:.:.:.:.,' 
:.:.:.i!             {  ノ 〃/:.,':.;:,:',′    ところでこれって、本当に鼻血なのかな・・・
:.:.:.|            ,  こつ ´/:.:|:.:.从:/     なんか別の場所みt\アッカリーン/
、:.:.ト、     _            ,..'ノ:.:.:i/:.:./
. ヽi \    ー`         /イ:.:.〃:.:.:./
.      \    __ ,... <::/:.:./:.:.:/
        ̄    /:::/::::/ /:.:./;/

50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/09(日) 04:28:29.26 ID:7XkB7nQ40
874号室 23:44 次郎


まぁいつも奏やスバルに受けてる虐待的な仕打ちに比べればと思うと舐められるぐらいなら
もしかしたらマシだったのかも知れないと、事後で回る筈も無い頭で考えていた俺だったが
千歳の絡み付いてきた舌の感触や、糠のそれとは知らない渋い匂いを千歳のいい匂いと勘違いしていた俺の感覚はすっかり麻痺していた。


次郎「ううぅ・・・・頭がボンヤリするぞ」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/09(日) 04:47:59.53 ID:7XkB7nQ40

千歳「大丈夫?」

次郎「ああ、なんとかな・・・・えと、、まだ千歳の、その、匂いが」///

千歳「じゃあシャワー浴びてスッキリしたらええよ〜」

次郎「ああ・・・シャワー室があったんだよな。そうさせてもらうよ」

千歳「どうぞどうぞ〜♪」

次郎(まさか女の子に襲われた挙句シャワーを借りてしまうとは・・・・カッコ悪いな、俺)


どうして874号室にシャワー室があるのかこれまで考えを放棄していた俺だったが、
シャワーを浴びている内になるほど千歳の病室ならば・・・・と訳の分からない合点をしていた。
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/09(日) 04:59:18.43 ID:7XkB7nQ40

次郎「確かにシャワーは必要だよなぁ・・・・大変だし」

千歳「お邪魔するでー?」

次郎「ああ、よくきた・・・って千歳!?」


千歳が闖入してきて真っ先に俺の眼に飛び込んできたのは全裸ッ・・・!!

先の事があってか千歳の顔をまともに見れなく視線を落としてしまうが
そこにあるのは胸や股な訳で・・・
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/09(日) 05:06:06.22 ID:7XkB7nQ40

次郎「な、な、、」///

千歳「うふふ、もう何もせえへんから安心してや〜?」


次郎(え、何!どういう展開!? 何もしないの!? 男女が全裸になってまで?!!)

次郎「って!問題はそこじゃないよ!?」

千歳「あはは、おもろいなぁ〜」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/09(日) 05:30:59.30 ID:7XkB7nQ40


千歳「ほら、後ろ向いてていいから聞いて欲しいん?」

俺は言われるがままに後ろを向くと千歳は背中を流してくれた。


千歳「あんな、うちホントは・・・・嘘ついててん謝りに来たんや」

次郎「えっと・・・・嘘?」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/09(日) 05:41:03.44 ID:7XkB7nQ40

千歳「せや。坂町さんの病気を治すの手伝うっていうの、嘘やねん」

次郎「・・・・あぁ。なんか変だとは思っていたが」

千歳「ホントは自分の為や・・・・うちはただ・・・」


千歳「ホントは気持ちいいことして、全部出して気持ち良くなりたかっただけなんや!!」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/09(日) 05:53:19.40 ID:7XkB7nQ40
・・・ぴと・・・

千歳は抱きついてきた。
どうしようかと考えたが俺にはどうすることも出来ず、ただ背中に感じる千歳の女体に耐え忍ぶのみだった。

千歳「えっと・・・えっとな・・・・鼻血がな・・・・
    際限なく一杯出て、な・・・・うち・・・」

千歳「入院することになって・・・・それでもおかしくなってしもてん・・・
    つらくてな・・・・男の人とかでもっ!」

千歳「妄想がっ、、広がって・・・・トキメいてしまうんや・・・・
    ダメや。うちは、ダメになってしもたんや・・・・」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/09(日) 06:08:39.57 ID:7XkB7nQ40

次郎「ダメなんかじゃないだろ・・・千歳は・・・・可愛いし、しっかりしてるだろ・・・?
    そうだほら、鼻血だって、出てないじゃないか」


千歳「せやから・・・・ずっと我慢しててん・・・・鼻血・・・・」

次郎「え・・・・?」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/09(日) 06:21:51.62 ID:7XkB7nQ40

思えば俺のことをあれだけペロペロしていた千歳が鼻血を出していないのがとても不自然だった。
千歳は興奮していた。だけど、踏みとどまっていたのは彼女なりの矜持があったのだろう。

だから、千歳が壊れたのも自然なことだったのだ。


千歳「せやから・・・・逝きそうなんやっ・・・!
    坂町さん、うちのわがままなお願いや・・・・!」


千歳「眼鏡を・・・・」


千歳はそこまで言うと背中を解放した。
振り返ると、メガネを曇らせ何も見えていないであろう千歳はちょこんと座り込み小刻みに震えていた。

俺は意を決し、箍の役割をしていた千歳の眼鏡を取り上げた。
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/09(日) 06:39:29.67 ID:7XkB7nQ40


千歳「ああ・・・・・・?あぁぁあああゃのちゃんぁやぁああぁあ!?」


花びらの舞いだった。
いや、水の曲芸とも言えるし、陸に上がったマグロがただぴちぴちと跳ねていただけかもしれない。

千歳は蛇口をひねったホースのように鼻血を噴き出し、踊り狂い、浴室を殺人現場へと変貌させていった。
その間はずっと、こと切れるまで"あやのちゃん"と繰り返し言葉を吐いていた・・・。
誰かはわからないが、あやのちゃん、気を付けろよな・・・・
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/09(日) 06:55:28.14 ID:7XkB7nQ40

(・・・・・・)

俺は片付けをした。
返り血を浴びた自分や浴槽を洗い流す姿はまさに殺人犯のそれであった。
だが被害者であり加害者でもある物言わなくなった彼女も返り血を浴びており、俺はそれも隠匿せざるを得ない。


次郎(鼻血はもう出尽くしたんだ・・・・全裸の人間一人を洗ってあげるなど簡単な作業だろ・・・)

素手で隅々まで優しく撫でて洗い流す。

次郎(くっ・・・・俺は何も考える必要はないぞ・・・・!)


(・・・・・・)
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/09(日) 07:06:52.39 ID:7XkB7nQ40

次郎「終わったか・・・」


千歳「ちょっとくすぐったかったわ〜」///

次郎「お、起きてたのか・・・!?」


千歳「ふふ、どうやろな〜? でも坂町さん紳士やから安心して楽しんでたで〜」

次郎「そ、そうか・・・」

次郎(女の子ってどこ触っても柔らかいんだな・・・)


俺は紛れも無く紳士だった。
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/09(日) 07:21:10.67 ID:7XkB7nQ40
            /               、   ヽ、
             〃    }                   ',
          /   ノ / /       } 八   八
        /  , ´  ′{          八  ',  ( 丶
        /     i{ ト、{ ∧{      ノ  ∨ハ   ヽ }
       ′    八 { \トヘ   / r ´/   } ノ   Vハ
      { ハノ  { /》==ミ \八{r≦==ミヘ     Y
      ∨/  ,  Y { {トrヘハ      {トrヘハ } }      }
         { ,ハ  { 弋辷ソ     弋辷ソ リ 、   人
       ヽ{八 乂_,    ;       / 丿}/  ヽ    うちこんなに痴女やったっけ?
        /{ 个ー┬'///  |    ////`T´ ノ   ト、 ',
      ( ´ { }  人     r| 、        イ´    }ノ }ノ
         乂{ 八 > .   |      イ  ノハ}ノ
           乂  ヽ{ ハ ≧ ト- -=〔 ノ}八(
             |    イj     ├ト、   |
         ,ヘ-┼=≦//´      V//≧=ト、
        /⌒ヽ つ///∧⌒Y Y´ //////Y/〉 、
          f′ \ ヽ{////∧´ }'^'{、/////// }/  ヽ
       f′⌒ヽヽ_jヾ////∧'//,`///////    ',
       { ⌒丶jー'  ` </∧_////> ´   }/   }
      /⌒|      ノ      `TOT´        }     }
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山梨県) [sage]:2011/10/09(日) 13:17:55.24 ID:DRDdXA9Ho
乙!
暴走千歳もこれまた良い
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/24(月) 00:51:53.52 ID:pY7pfABA0
874号室 2:00

それから二人は昼寝をしていたせいか、はたまた事後であったせいか眠ることが出来ず、
何もすることなくベッドの上でただボーっとしていた。

ブゥン サァァァァ・・・・


不意にテレビが光を湛え、二人の眼に深夜番組を映し出す。


♪〜ゆっるっゆっらっらっらっらっゆるゆり
   ゆっるっゆっらっらっらっらっゆるゆり
   ゆっるっゆっらっらっらっらっゆるゆり   大☆事☆件
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/24(月) 00:58:15.13 ID:pY7pfABA0

千歳「ぁ・・・」

\アッカリーン/

\ラムレーズンうめぇ/


千歳(・・・・・・)

千歳の眉がピクリ、と動く。
それに合わせて少し興味が沸いた。


次郎(何だこれは・・・ギャグアニメか?)
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/24(月) 01:10:35.71 ID:pY7pfABA0

***「む・・・・無理よ、怖い」

***「大丈夫 私がついてるから」

\だばー/


千歳(・・・・・・)

次郎(な、なんかエロいな・・・・ん、あれ?)


***「綾乃・・・もう一回いくよ」

***「もう・・・強引なんだから」

\ダバダバー/
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/24(月) 01:15:30.39 ID:pY7pfABA0

番組の登場人物はまるで台本があるかのように決まった掛け合い漫才を繰り返していたが
突如襲って来た違和感がだんだんと理解の及ぶところまで迫ってくる・・・。


次郎(この千鶴って子、なんだか千歳に・・・)

千歳(・・・・・・千鶴・・・・)


―――――――――――――――――――――――


千歳「坂町さん、あんな・・・?」
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/24(月) 02:22:24.25 ID:pY7pfABA0

千歳「言うん忘れとったけど・・・うち、明日・・・退院するんやったわ・・・!」

次郎「そ、そうだったのか・・・?」


次郎「・・・でも千歳、退院するからって少し羽目を外し過ぎじゃなかったか?w」

千歳「あはは、そうかもな〜・・・えろう、すみません、わぁ〜・・・・」


千歳「せやけど戻らな、な?・・・・っん、千鶴がな、待っとるから・・・」

次郎「おい、千歳・・・」

千歳「だ、大丈夫や、うち、最後まで言うからっ・・・!」
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/24(月) 02:37:30.30 ID:pY7pfABA0


千歳「たった二日間だったけど、色々楽しかってん――。迷惑かけたけど、許してや〜」

次郎「いや、こちらこそ。勉強になったよ、ありがとうな」


千歳「おおきに〜」
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/24(月) 02:49:27.76 ID:pY7pfABA0

次郎「ああ」

千歳「ほなな、さよならやで」

(・・・・・・)


千歳はフッと笑顔を見せ、俺と千歳の会話はそれきりになった。


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71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/24(月) 02:59:13.37 ID:pY7pfABA0
874号室 未明


いつしか千歳は居なくなり、静寂が訪れた874号室に深夜番組が映し出される。

ブゥン ザァァァァ・・・・


\アッカリーン/

***「はーい! 千歳ちゃんがどこからか帰って来たみたいだよ? おかえり〜!」

***「ピース。ただいまやで」

***「それじゃあ、ゆるゆり、はっ」ブツッ
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/24(月) 03:09:04.23 ID:pY7pfABA0

♪〜ゆっるっゆっらっらっらっらっゆるゆり
   ゆっるっゆっらっらっらっらっゆるゆり
   ゆっるっゆっらっらっらっらっゆるゆり   大☆事☆件
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/24(月) 03:10:43.01 ID:pY7pfABA0
               {/        /             ∨-=ミマ \
                       /  /          ヽ     ∨i{ /}  }}
                 /      / /| : /              i:     ∨/ ノリ  /⌒)
             /イ     : / ⌒ト |    /|  ∧      |:    |、__,彡   {  ⌒)
              |/ . : : :| :/  | l   |/  /⌒ト、:/∨:!:     |/: : : ハ / ̄ ̄
       (⌒ヽ       レイ: : : : 〃⌒心八 │ ∨   | :/\| :     | : : : : : |
.         ヽ  ヽ、  -、:|: :|: イ{{. i_ノ:.:ハ \|      |/   :|/     厶L:_:」_:リ
          \  `(  }八八ハ. 弋いソ     __   /     ,: : : : : |      終わりだよー
.           /  ⌒ヽ ∨ : : :j(//)  .      ⌒¨¨~ヾ /: :    / :   リ
          〈   ´ ̄)  | : {           _     (//) : :   / : :   |
         '    '⌒) }i| : :丶    「   }   ∠/: :   / : : :   |
         '.  ノ´ {八 : :∧\    __ノ      / : : :  / : : : : 人|
                } \厶:∨::>  _,,,...  ´/: :/| 〃丶:∧: :/
            /〉   ∧ /{:::|「::::::::::::::::: ∧    // /|/::::::::::\|/
       / /   /  〉 八:||:::::::::::::::::/_     /:::::::::::::::::::/>、

74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage saga]:2011/10/24(月) 03:36:40.61 ID:pY7pfABA0
2回ぐらい間違えて書き込むクリックしちゃったけどなんとか終わりました。
ゆるゆりにクロスで男キャラを絡ませるならもうちょっとソフトかつ丁寧に書きたかったなーと後悔中。
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]:2011/10/25(火) 09:43:35.31 ID:SmVzN/7AO

結局千歳は別世界の住人だったのか…
HTML化依頼、忘れないでね
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/26(水) 18:34:28.81 ID:c6sG5v+DO
おつ
千歳はかわいい
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