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Angel Beats! rebels against the god - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆1sqBm79u4A [saga]:2011/10/01(土) 03:36:49.95 ID:YHq1vZ8F0
ようこそ、Angel Beats!の世界へ。

ここではAngel Beats!の物語を安価によって進めていきます。

ここには物語としての終わりは有りますがBAD ENDやHappyendといった基準は有りません。

全員の未練を解消するもよし、みんなと一緒に永遠の時を過ごすもよし、はたまた主人公だけ先に成仏するもありです。

キャラクターにはそれぞれ友情度、満足度、未練度、幸福率、体力が存在します。








友情度…主に主人公に対してそのキャラクターがどれだけ信頼しているかを表す。
安価によって常に変化し、多ければ多い程主人公に協力的な姿勢をとる。
主人公にはこの数値は存在しない。
特定の人物にはこの数値が最大値を超えるとさらに上のバロメーターが表示される。
最大値は100、最低値は1。

満足度…主にそのキャラクターの成仏に関わる数値。
この数値が未練度を越えたターンが三連続で続いた場合、精算が完了しそのキャラクターは成仏する。
そのキャラクターが幸せになる程上昇し、不幸せになると減少する。
また信頼度が高い程上昇しやすい。
主人公の行動だけでなくイベントなどで自動的に変化。
最大値はそのキャラクターの未練度+1、最低値は1。

未練度…主にそのキャラクターの成仏に関わる数値。
この数値を満足度が越えたターンが三連続で続いた場合、精算が完了しそのキャラクターは成仏する。
キャラクターによって固有値が存在し、一般的に生前にそのキャラクターが抱えた負が大きい程多い。
変化しない。

幸福率(%)…[満足度÷未練度×100]

体力…主に戦闘シーンに関わる数値。
キャラクターによって固定値が存在する。
この数値が0になるとそのキャラクターは死亡する。
減少しても次の戦闘シーンまでには全快する。
変化しない。




戦闘システム

安価によってどのキャラクターが攻撃するか決定し、さらにそのレスのコンマ二桁によって技が決定されるシステム。
なおガルデモメンバーは戦闘しない。

00〜30…必殺技(威力100)
31〜60…通常技(威力70)
61〜99…苦手技(威力40)

死亡したキャラクターは一定時間で復帰。
またキャラクターが新しく技を覚えることもある。

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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713798788/

【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

2 : ◆1sqBm79u4A [saga sage]:2011/10/01(土) 03:41:08.33 ID:YHq1vZ8F0
登場人物

音無…主人公。
苗字以外の記憶が無い以状態でこの世界にやって来た。
目覚めるとそこにはスナイパーライフルを構える一人の少女が居た…

必殺技…音無タックル
通常技…グロック17
苦手技…M14 DMR
未練度…5000
体力…130


天使…SSSの敵であり、神の使い(と考えられている)。
特殊な能力を持ちSSSとの戦いを繰り広げている。
また生徒会長をしており、それなりの権限を持つ。
なお、常時overdriveという能力を発動しているため普通の人間よりも防御能力が高い。

必殺技…handsonic
通常技…overdrive
苦手技…delay
未練度…6000
体力…550




ゆり…SSS(死んだ世界戦線)の司令官。
SSSの中で最も陰惨な人生を送った人物(情報提供…岩沢)。
凶暴な性格で無茶苦茶な作戦を強行する反面仲間を気遣う優しい面も見せる。
戦線メンバーから慕われており、人望も厚い。
また戦闘能力も高い。

必殺技… Chey Tac M200
通常技…TDI・ベクター
苦手技…ベレッタ
未練度…15000
体力…150



日向…ちゃらんぽらんだけどたまには役にたつ男。
戦線のムードメーカでギャグ、突っ込み、両方こなす。
いざという時はBLネタに走り、またあるときは巨大なたけのこネタに走る。

必殺技…ホームランバット
通常技…RPK軽機関銃
苦手技…S&W M645
未練度…10000
体力…130




高松…SSS最高水準の筋肉を搭載した男。
だが戦闘にはあまり参加せず参謀に徹することが多い。
この男…何がしたいんだ…。

必殺技…SR-25
通常技…SIG SG552
苦手技…デザートイーグル.50AE
未練度…11000
体力…140



野田…ゆりに陶酔する一匹狼。
強そうなのに割りと早めに死ぬ。
やたらと他のメンバーに食ってかかり、足並みを乱す原因にもなっている。
神に抗うつもりが神の味方をしている…。

必殺技…ハルバード回転投げ
通常技…ハルバード回転切り
苦手技…スチェッキン・マシンピストル
未練度…7500
体力…150




3 : ◆1sqBm79u4A [saga ]:2011/10/01(土) 03:41:56.04 ID:YHq1vZ8F0

椎名…お馴染みナリ活用をフル活用する謎に包まれた忍者。
そんな彼女の宝物は子犬のぬいぐるみ。
そのぬいぐるみに手を出した者は数分後、変死体となって発見される。
逆にそのにぐるみを会い撫でる者には普段とは違った一面を見せるかもしれない。

必殺技…高速移動切り
通常技…手裏剣
苦手技…短刀投げ
未練度…13000
体力…160



遊佐…冷静なオペレーター。
ゆりの指示をメンバーに伝えたり、場合によってはゆりに助言を言ったり毒舌を吐いたりする。
そして謎の人気を持つ。

必殺技…??
通常技…??
苦手技…??
未練度…7000
体力…110



藤巻…長ドスを常に持ったガラの悪い少年。
野田とキャラが被るためつい忘られがち。
実は長ドスの先っぽに椎名を乗せそれを片手で1分30秒支え続ける力を持っているらしい…。
大山とよく一緒にいるが…まさかそんなことはないだろう。

必殺技…拳銃三連射からの横切り
通常技…縦切り
苦手技…PPSh-41短機関銃
未練度…8000
体力…130



TK…正真正銘正体不明のダンサー。
意外とノリがよく何となくなくだがメンバーとの意思疎通が出来ている。
また進んで犠牲になるなど献身的な一面も。
メンバーの会話にちょくちょく英語をはさむ。

必殺技…イジェマッシ PP-19
通常技…LAR グリズリー
苦手技…FN ブローニング・ハイパワー
未練度…10000
体力…130



松下…苗字が松下で柔道五段、だから松下五段と呼ばれる。
肉うどんが大好物であり、肉うどんさえ奢ればなんでもしてくれそう。
誰も知らない秘密の特訓方を知っているだとか。
柔道家のはずだが戦い方はもっぱら銃器やバズーカばかり。
何故そうなった。

必殺技…FFV AT4
通常技…ラインメタルMG3
苦手技…H&K P7
未練度…9000
体力…160
4 : ◆1sqBm79u4A [saga sage]:2011/10/01(土) 03:43:44.06 ID:YHq1vZ8F0

大山…特徴が無いのが特徴の男。
普通の人間であるはずの彼が何故ここに居るのだろうか?
きっと某主人公よりも不幸なのだろう。
藤巻とは悪友といった関係。

必殺技…M24 SWS
通常技…SIG SAUER P226
苦手技…手榴弾
未練度…14000
体力…120


竹山…「僕のことは(ry
伊達眼鏡が合う見た目通り頭脳派の男。
ブログを更新しているようだがそもそも閲覧する人間がいるのだろうか?
いるとしたら二千人強のNPCか…

必殺技…パスワード解析
通常技…データー削除
苦手技…データーコピー
未練度…7000
体力…100


岩沢…陽動舞台ガルデモのリーダー。
クールビューティーな歌声でNPCはおろかSSSのメンバーの心もわし掴みにする。
作詞、作曲の才能もありガルデモの大黒柱である。
彼女が歌っているときの顔は本当に楽しそうだ…。

未練度…9000


ひさ子…ガルデモのサブリーダー、リードギター担当。
よく麻雀で藤巻を泣かせている。
運動神経もよく、結構完璧な人間。

未練度…7000


入江…ガルデモのドラム担当。
相方の関根とはよく一緒にいる。
お互いをニックネームで呼ぶ程仲が良い。

未練度…7500


関根…ガルデモのベース担当。
ガルデモ活動日誌をつけているが真面目にやらないせいでひさ子や入江から怒られている。
どうでもいいが中の人がQB。

未練度…7500


チャー…SSSの古株で地下に巨大な工場を持つ。
仲間に対しては優しいが敵に対しては大量のダイナマイトを使って瓦礫の中に閉じ込めようとするなど危険人物。
銃に関しての知識が豊富で最終的にはレーザー射出装置や推進エンジンまでも作り出した。
しかし流石の彼も半世紀前の列車砲を完成させることが出来ないのはいた仕方の無いことなのか…。

必殺技…GR21
通常技…ハンドガン
苦手技…CQC
未練度…14000
体力…140



??…ピンクの髪に似つかわしいパンク系のアクセサリーをつけた女の子。
ガルデモの大ファンであり、自身もガルデモの下っ端である。
路上ライブを繰り返し、いくらかのファンを獲得している。


??…生徒副会長。
生徒会長である天使に従順で生徒会の任務を大人しく執行する優等生。
NPCの間で黒い噂が立っているだとか。


??…ギルドにいる釣り野朗。


??…NPC、趣味はパソコン。
5 : ◆1sqBm79u4A [saga ]:2011/10/01(土) 03:45:02.98 ID:YHq1vZ8F0
キャラ早見表(本編開始前)

      友情度    満足度/未練度      幸福率(%)    体力
音無     ー    1000/5000      20%     130
天使     20    500/6000       8%     550
ゆり     25   1500/15000     10%     150
日向     30   2500/10000     25%     130
高松     15   4000/11000     36%     140   
野田      5   2000/7500      26%     150  
椎名     10   3000/13000     23%     160
遊佐      5   3000/7000      42%     110 
藤巻      5   2900/8000      36%     130
TK      15   3600/10000     36%     130  
松下     15   3000/9000      33%     160
大山     10   5000/14000     35%     120
竹山      5   1000/7000      14%     100
岩沢     15   8000/9000      88%      −
ひさ子    10   4000/7000      57%      −
入江      5   3500/7500      46%      −
関根      5   3500/7500      46%      −
チャー     5   1000/14000      7%     140





ルール

雑談などの場合、安価下。
連投なども安価下。
選択肢に無いものを出された場合も安価下。
sage、ageは個人の自由で。





では本編スタート。

6 : ◆1sqBm79u4A [saga sage]:2011/10/01(土) 03:46:27.53 ID:YHq1vZ8F0
音無(………………は!)

音無「ここは……何処だ…?」

音無「………何も…思い出せない…」

ゆり「目が覚めた?」

音無「!」ガバッ

ゆり「ようこそ、死んでたまるか戦線へ」

音無(な…何なんだ…こいつ…)

>>7

1、…………
2、死んでたまるか戦線?
3、すみませんがどちら様ですか?
4、馬鹿にしてやがる…ここから離れよう
5、俺は……誰だ?
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/01(土) 03:46:53.30 ID:tGDfTjL4o
3
8 : ◆1sqBm79u4A [saga ]:2011/10/01(土) 04:05:30.37 ID:YHq1vZ8F0
音無「すみませんがどちら様ですか?」

ゆり「私はゆり、死んでたまるか戦線のリーダーよ」

音無「そうなんですか、ここでなにをしてるんですか?」

ゆり「私達の目的は理不尽な人生を強いた神への復習よ」

音無「神?」

ゆり「そうよ、そしてあれが見える?」

ゆり「あれが私達の敵であり神の使い…天使よ」

ゆりがスナイパーライフルの引き金にかけていない方の手で示したその先には一人の少女がいた。
まるでなにかを探しているかのように夜中の学校を見渡している。
しかしスナイパーライフルのスコープごしに彼女の姿を見てみるどうにも違和感を覚える。
似合っていないのだ。標準と重なる少女の姿というのが。
このスナイパーライフルを構えたゆりという少女もなにかおかしい。
音無は得体のしれない恐怖を薄らと感じた…。

>>8

1、神って…そんな奴がいるのか?
2、その武器はどこにあったんだ?
3、どう考えてもあれは普通の女の子じゃないか!
4、そんなこと…できるのか?
5、お前一人で戦っているのか?

9 : ◆1sqBm79u4A [saga sage]:2011/10/01(土) 04:08:54.48 ID:YHq1vZ8F0
ミスりました…。

最安価>>10


10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/10/01(土) 04:20:08.75 ID:R5nVnMmYo
3
11 : ◆1sqBm79u4A [sage]:2011/10/01(土) 04:41:58.97 ID:eHMo9a3AO
音無「どう考えてもあれは普通の女の子じゃないか!」

ゆり「!?」

音無「なんなんだよお前は!いきなり神だの天使だのそんな玩具まで用意して」

ゆり「こっこれは玩具なんかじゃないわ!」
ゆり「それに天使がいるというのは本当よ確めてみる?」

俺は本当になにがなんだかさっぱり分からなくなってきた。
せめて記憶があればここに至る経緯までが分かるのかもしれない。
しかしそれも叶わない夢だ、神といういるかいないか分からない存在は俺の記憶を消して見知らぬ場所に召還し、なにをさせようとしているのだろうか?


[ゆりの友人度が5下がった]


>>13


1、馬鹿馬鹿しい…向こうの女の子の方に行くよ…
2、じゃあ証明してみろよ、その銃が本物なのかどうか
3、日向登場
4、野田登場
5、椎名登場
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/01(土) 04:45:03.96 ID:tGDfTjL4o
4
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/01(土) 04:54:50.00 ID:JDLhwFjSO
5で
14 : ◆1sqBm79u4A [saga]:2011/10/01(土) 05:32:37.95 ID:eHMo9a3AO
気がつくと俺の首本で何かが光っていた。
それは見るまでもなく刃物の光沢に他ならない。
つまるところ俺は今何者かに背後から刃物をつき出されているのだ。

音無(いつの間に?何の音もしなかったぞ?)

俺はどんな奴に刃物をつき出されているのか確かめたかったが振り向きはしなかった。
振り向けば何をされるかぐらいの常識、記憶のない俺でも分かる。

椎名「…浅はかなり…。神は実在する…、本当に…」

ゆり「まあまあ椎名さん落ち着きなさい。きっと彼もこの世界に来たばかりで動揺してるのよ」

椎名「………」スッ

刃物が俺の首本を離れる。
俺は好奇心に負けて後ろを向いてみる。
ほんのちょとだけ、1、2秒だけ確認するつもりだった。
しかし結果的に俺が“彼女”を見ていた時間は軽く10秒をこえてしまった。

予想していた銀行強盗のような覆面はそこにはなく、赤い瞳をした黒髪ロングの美少女がそこに立っていた。

音無(いや、今考えるべきことはそんなことじゃない…それよりも問題は…)

先程ゆりは椎名に刃物を下ろすような指示をした瞬間椎名は刃物を下ろした。
ゆりと椎名のやりとりに見られた上下間系。
それは明らかにゆりが椎名の上官という事実だった。

音無(無音で背後まで近づく奴の、上官)

そう考えただけで全身に恐怖の鳥肌が立った。
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/10/01(土) 06:07:32.55 ID:eHMo9a3AO
ゆり「さっここは危険だから早く撤退するわよ」

音無「撤退?」

ゆり「死んでたまるか戦線の本部よ、私達は『対天使用作戦本部』と呼んでいるわ」

音無「俺も…その、行かなきゃいけないのか?」

ゆり「もちろんそうに決まってるじゃない」

音無(………)

逆らうことなど出来ないことはついさっき証明された。
俺はゆりの後について行く。
もとから決めていたかのように俺の後ろを椎名が歩き出した。
こうすることで俺は二人に挟まれる状態になり完全に抵抗が出来なくなる。
俺はせめてもの抵抗のつもりで上空を見上げた。

音無(月が…青いな…)

夜空は段々と薄くなっていく。
俺は星々の輝きがなんだか異様に明るいと感じた。
『それはきっと自分が空に近い場所に居るからだ』そんな下らない考えが頭にうかぶ。

夜が開ける前に俺達はある建物に着いた。


to be continue


一時中断します。


それとすみませんが>>11
×[ゆりの友人度が5下がった]
ではなく
○[ゆりの友情度が5下がった]
でした。


ちなみにあそこで1と日向を選択した場合天使ルートに入り、それ以外の場合戦線ルートに入るつもりでした。


2時頃に再開するつもりです。
16 : ◆1sqBm79u4A [sage]:2011/10/01(土) 06:09:08.44 ID:eHMo9a3AO
>>15
ヤバイ、コテつけ忘れた…。
なにやってんだ…俺…。
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/01(土) 09:50:46.06 ID:FO2lrprQo
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18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/01(土) 12:29:14.99 ID:WHlxailEo
期待
19 : ◆1sqBm79u4A [saga ]:2011/10/01(土) 13:58:51.47 ID:i96nFCxo0
再開します。


ゆり「さっ着いたわよ」

音無「てゆーか………」

ゆり「何?」

音無「ここ校長室じゃねーか!何が『対天使用作戦本部』だよ!」

ゆり「うるさいわね!そんなに言うなら自分で入って確かめてみなさいよ」

音無「ああ…」

ゆりに勧められるままに俺は校長室のドアのドアノブを…。

>>20

1、回した
2、回さなかった
3、回らなかった
4、ドアノブが取れた
5、向こうから勝手に開いた
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/01(土) 14:11:04.09 ID:FO2lrprQo

4
21 : ◆1sqBm79u4A [saga  sage]:2011/10/01(土) 14:59:20.17 ID:i96nFCxo0
>>20どっちなんだよwwwwww



ドアノブが腑抜けた音をたてて取れた。
校長室のドアノブがこんな代物で務まるのだろうか?

音無「ドアノブが取れたんだけど」

ゆり「あらまあ、新しい物を作らないといけないわね」

ゆりはそういうと俺からドアノブを取り上げて、扉の元々ドアノブがあった穴にドアノブを差込んだ。
ドアノブの先を穴に引っ掛け、強制的に扉を開ける。
扉を開ける時何か呟いていたみたいだが声が小さすぎて俺はよく聞き取れなかった。

ゆり「ほら、開いたわよ」

音無「よかったな、しかし校長室がこんな様子だとは夢にも思わなかった」

俺の目の前にあるのは想像を絶する眺めだった。
まず部屋にいる男達、その誰もが銃器や刀剣などの武器を持っていた。
部屋の中には女もいた。彼女は武器の代わりに楽器を持っている。

藤巻「お、やっとゆりっぺが帰って着たぜ」

大山「お帰りゆりっぺ」

岩沢「そいつが新人かい?」

野田「フン!見るからに貧弱そうな奴だ…」


>>22

1、ここが……戦線本部
2、お前達は何がしたいんだ?
3、俺…帰る
4、俺、音無って言うんだ、よろしく
5、………
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/01(土) 15:34:50.15 ID:28f81sOIO
5
23 : ◆1sqBm79u4A [saga  sage]:2011/10/01(土) 16:35:48.84 ID:i96nFCxo0
途中報告

      友情度    満足度/未練度      幸福率(%)    体力
音無     ー     1000/5000       20%      130
天使     20     500/6000        8%      550
ゆり  ↓5 20    1500/15000      10%      150
日向     30    2500/10000      25%      130
高松     15    4000/11000      36%      140   
野田      5    2000/7500       26%      150  
椎名     10    3000/13000      23%      160
遊佐      5    3000/7000       42%      110 
藤巻      5    2900/8000       36%      130
TK      15    3600/10000      36%      130  
松下     15    3000/9000       33%      160
大山     10    5000/14000      35%      120
竹山      5    1000/7000       14%      100
岩沢     15    8000/9000       88%       −
ひさ子    10    4000/7000       57%       −
入江      5    3500/7500       46%       −
関根      5    3500/7500       46%       −
チャー     5    1000/14000       7%      140
 

24 : ◆1sqBm79u4A [saga  ]:2011/10/01(土) 16:37:52.62 ID:i96nFCxo0
音無「………」

TK「oh……これまでにないsilence boy」

日向「おいおいお前らいっぺんに喋るから困ってるじゃねーか、まずは自己紹介しよーや」

音無「」ホッ

日向「俺は日向、でこっちにいるのが松下五段、」

松下「よろしくな」

音無「ああ、よろしく」

大山「僕は大山って言うんだ、よろしくね」

音無「俺…音無…こちらこそ」

藤巻「藤巻だボーズ、忘れんな」

音無「………」

藤巻「無視すんなよ!」

高松「なるほど……いい体つきですね」

音無「?!」

野田「さて、また俺の新人いびりが始まるんだな!」

音無(やめてくれ…)

岩沢「私は陽動部隊の隊長、岩沢だ」

音無「陽動部隊?」

岩沢「まっじきに分かるよ」

TK「welcome!oh!心の底からcarnival!」

音無「I'm pleased to meet you」

音無(あれ…なんで俺、こんなに英語話せるんだ?)

椎名「……………(椎名だ)」

音無「先程はどうも」

ゆり「主要メンバーは大体こんなところね。それよりもみんな!音無くんへの説明も兼ねて本日1800にトルネードをやるわよ!」

松下「これまた…」

高松「難易度が高い…ですね」

ゆり「じゃあ私は遊佐さんと準備をしてくるから時間までにみんなは配置についておくこと」

ゆり「それと音無くんは分からないことがあったらみんなに聞きなさい」

ゆり「以上、解散!」

そうゆりは言うと校長室を出て行った。
去り際に壊れたドアノブを持って行くのも忘れずに。

音無(ゆりに分からないことがあったらみんなに聞くように言われたが…)

音無(誰に話かけよう?時間的に後二回話しかけれそうだ)

>>25

1、日向
2、松下
3、大山
4、藤巻
5、高松
6、野田
7、岩沢
8、TK
9、椎名

一時中断します。
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/01(土) 16:40:19.64 ID:WHlxailEo
7
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/10/01(土) 20:22:13.42 ID:APnXOBQAO
期待してる
27 : ◆1sqBm79u4A [saga]:2011/10/02(日) 08:23:24.23 ID:lkvwXfLAO
再開します。


音無「あの…」

俺は喋ろうとして緊張していることに気づいた。
さらに考えて見ると目覚めてからずっと何も飲んでいないため口の中が乾いていることもありうまく声が出ない。

岩沢「………?」

音無(やべ…こっち向いた…何か喋らないと)

音無「あの…岩沢……だったけ?」

岩沢「ああそうだ、私が岩沢だよ。何か用かい?」

音無「俺…ここに来たばかりでいまいち自分が置かれている状況がよく分からないんだ」

音無「だからその、教えて欲しいんだよ、いろいろと」

岩沢「へえ…何を教えて欲しいんだ?」

>>28

1、俺はここで何をすればいいんだ?
2、そもそもここは何処なんだ?
3、俺…記憶が無いんだけど…
4、あんたの言ってた陽動舞台…って何なんだ?
5、喉が乾いたらどうすればいいんだ?
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage saga]:2011/10/02(日) 08:27:31.38 ID:6t5+p1za0
5
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/10/02(日) 08:27:43.78 ID:Z/5UB9HFo
4
30 : ◆1sqBm79u4A [sage]:2011/10/02(日) 08:45:25.85 ID:lkvwXfLAO
音無「喉が乾いたら…どうすればいいんだ?」

知らないことは一つづつ聞いていくしかない。
今はそうすべきだ、そう思った。

岩沢「ああ…なんだ、そんなことか」

岩沢「後で事務室に行くといいよ、そうすれば奨学金が貰える」

岩沢「そしたら自販機でジュースなりなんなり買うといいよ」

音無「奨学金?」

岩沢「こう見えても実は私達は学生なんだ、まあ学生らしいことをしている奴は一人もいないけど」

>>31

1、じゃあ代わりに何をしてるんだ?
2、学生らしい…こと?
3、早速飲み物を買いに行きたいんだが…
4、教えてくれてありがとう、助かったよ
5、飲み物については分かった。別のことを聞いていいか?
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/10/02(日) 09:04:30.35 ID:y0wwVGYAO
32 : ◆1sqBm79u4A [saga]:2011/10/02(日) 09:36:15.56 ID:lkvwXfLAO
音無「学生らしい…こと?」

岩沢「そのまんまだよ、授業に出て、友達と話して、部活して、飯食って、宿題して寝る」

音無「それをお前達はやらないのか?学生なのに?」

岩沢「消えるんだよ」

音無「消える?」

岩沢「真面目に学生生活を送った人間は神様に消される、それがルールなんだこの世界の」

音無「この世界の…ルール」

岩沢「あんた、皮肉とは思わないかい?真面目にする奴程簡単に消えてしまうのに毎日不良やってる私達はこうして存在を保っていられる」

岩沢「実によくできててるよ、まるで私が生きてきた世界にそっくりだ」

そういうと岩沢は去っていった。
彼女が背中に抱えていたギターの輪郭が妙に俺の脳裏に残った。

音無(さっきのあいつの目…あれは人生の理不尽を呪った目だ、あいつは…神に抗おうとしているんだ、理不尽なことを強いた神に…)


[岩沢の友情度が10上がった。岩沢の満足度が500下がった。岩沢の幸福率が5下がった]


音無(さてと次は誰に話しかけるか…時間的に後1回話しかけれそうだ)

>>33

1、日向
2、松下
3、大山
4、藤巻
5、高松
6、野田
7、TK
8、椎名
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/10/02(日) 10:09:54.97 ID:Z/5UB9HFo
7
34 : ◆1sqBm79u4A [saga]:2011/10/02(日) 12:22:24.12 ID:lkvwXfLAO
音無「H…hello…」
俺は英語らしい口調で英語らしかぬ発言をする赤いバンダナを巻いた男に話しかけた。

TK「Do you like dancing?」

案の定とんちんかんな返答が返ってきた。
口調も初対面ということを全く考えていない馴れ馴れしいものだ。

音無「I Don't like it」

記憶が無いのにダンスが好きか?なんて聞かれても分かるはずがない。
とりあえず適当に誤魔化しておく。

TK「Oh………ジーザス…」

音無「Where are this world?」

TK「………」

TK「this world is life after death」

時が止まったように感じた。

音無「嘘だろ……そんな!?」

俺は急いで頭の中で俺が目覚めてから今に至るシーンを片っ端から再生した。
最初にゆりが言っていた『死んでたまるか戦線』という言葉にすっかり騙されていた。
そうか、ここは死後の世界なのか。
それなら天使がいることも納得できる。
なんなんだよ…俺はこのままずっとここで自分が生きてきた時に何をしたかも分からずに真面目に、学生生活を送って消えるか不良してろっていうのかよ…そんなのってねぇよ…ねぇよ…死にきれねぇよ…。

TK「Don't worry すぐ慣れるさ」

音無「ああ心配なんていらないさ、なにも…」

俺は腹が煮えたぎるような気分だった。
日向から渡されたグロック17を握りしめ校長室を出る。
そして、あの天使を殺すのだ。


[音無の満足度が500下がった。音無の幸福率が10下がった]


[TKの友情度が10上がった]
35 :鬱展開注意を書いておくべきだったかなぁ… ◆1sqBm79u4A [saga]:2011/10/02(日) 13:35:45.04 ID:lkvwXfLAO
俺が配置された場所は連絡橋だった。
ここを作戦終了まで天使の進行から守りきれば俺の任務は完了らしい。

岩沢『〜〜〜〜〜〜』

食堂の方から岩沢の声が聞こえてきた。
オペレーショントルネードと岩沢の歌声、いったいどのような関係があるのか不思議に思って食堂の方を向くがここからではぼんやりとした食堂の姿が視認できるだけで何が起きてるのか全く分からない。
彼女が立っていることには気づかなかった。
食堂から橋の向こうに視線を戻した先には彼女が立っていた。
天使だ。

音無(早速現れやがった!)

グロック17の照星を天使の姿に合わせ、照門からその二つが重なっていることを確認して俺は何の躊躇いもなく引き金を引いた。
銃声が鳴って、銃弾が飛ぶ。

天使「………!」

音無(やった…効いてる!)

天使「guard skill handsonic」

しかしそれでもなお天使は進行をとめなかった。
守るべき、秩序のため。

音無(くそっ!効いてくれ!)

再び銃弾が放たれた。
だが今度は天使の腹部を赤く染めることはなく天使の手に携えた刃によって弾かれてしまう。

音無(このままじゃ…じり貧じゃないか!)

天使に対抗するための唯一の武器は足止めにもならない。
これでは天使が橋を渡るのも時間の問題だ。

だが銃声のおかげか、>>36>>37>>38が駆けつけてくれた。

1、日向
2、松下
3、大山
4、藤巻
5、高松
6、野田
7、TK
8、ゆり
9、椎名

[戦闘システムを起動します、なお被っていた場合最安価となります]
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 13:41:47.90 ID:QwmyLCTIO
1
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 13:43:31.18 ID:d655B6w70
2
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 13:47:13.90 ID:d655B6w70
人が居ない時は連投おk?
安価下
39 : ◆1sqBm79u4A [saga   ]:2011/10/02(日) 13:57:08.67 ID:cKBIehhb0
>>38
そうですね…では後一分以内に現れなければしていいですよ。

st
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 14:20:01.01 ID:d655B6w70
6
41 : ◆1sqBm79u4A [saga   ]:2011/10/02(日) 14:43:16.61 ID:cKBIehhb0
日向「大丈夫か音無!入ったその日にいきなり当たるとかとんだ不幸な奴だなお前も!」

松下「うむ、この俺が着たからにはもう安心しなさい。必ず全員無事で帰還しよう!」

野田「ふん!やはり新入りは役に立たなかったか!」

音無(よかった…これだけの手勢ならなんとかなるか…)

各自が得物を構え天使と対峙する。
四人の男達が今もなお戦線を突破するべく侵攻する天使を妨げるかのように橋を塞いだ。

[こちらの戦力]
音無……………必殺技…音無タックル
       通常技…グロック17
       苦手技…M14 DMR
       体力…130
 
日向……………必殺技… Chey Tac M200
       通常技…TDI・ベクター
       苦手技…ベレッタ
       体力…150

松下……………必殺技…FFV AT4
       通常技…ラインメタルMG3
       苦手技…H&K P7
       体力…160

野田……………必殺技…ハルバード回転投げ
       通常技…ハルバード回転切り
       苦手技…スチェッキン・マシンピストル
       体力…150
 

[敵の戦力]
天使……………必殺技…handsonic
       通常技…overdrive
       苦手技…delay
       体力…550






[こちらのターン]
>>42が天使に攻撃!

[敵のターン]
天使が>>43を攻撃!

[>>42>>43、どちらとも
1、音無
2、日向
3、松下
4、野田
のうちどれか一つを選んで下さい。
また>>42のコンマ二桁によって>>42の技が決定、>>43のコンマ二桁によって天使の技が決定します]


42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 14:46:36.66 ID:d655B6w70
3
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 14:48:49.84 ID:d655B6w70
安価下
人が来なかったら4
44 : ◆1sqBm79u4A [saga   ]:2011/10/02(日) 15:13:49.81 ID:cKBIehhb0
[ こちらのターン]

松下「うむ…ここは俺がいこう…」

日向「なんだよその少年漫画に出てくるカッコイイ奴が言うような台詞は!」

松下はH&K P7を天使に向けて引き金を引いた。
9mmパラベラム弾が空を切り裂き天使に一直線に飛んでいったが、あいにく天使はhandsonic で弾き大したダメージにはならなかった。

[天使550→510]

松下「むう…この銃では少し威力が足りなかったか…」

音無「なんだったんだよさっきの威勢は!」




[敵のターン]

天使「guard skill delay」

野田「……………」

天使がdelayによって野田の周囲を高速移動する。
常人なら驚きのあまり気絶してしまうだろうが野田はそれでもその場に突っ立っている。
普段天使さえも恐れずに突っ込んでいく(自爆しにいく)野田だからこそなせる技だった。

[野田150→110]



[双方の残り体力]
音無…130
日向…150
松下…160
野田…110


天使…510



[こちらのターン]
>>45が天使に攻撃!

[敵のターン]
天使が>>46を攻撃!

45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 15:21:20.48 ID:d655B6w70
2
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 15:23:29.64 ID:d655B6w70
例によって3
47 : ◆1sqBm79u4A [saga   ]:2011/10/02(日) 15:46:35.58 ID:cKBIehhb0
>>41
やばい…日向のステータスがゆりと入れ替わってた…。
疲れてる…のかな…。


×日向……………必殺技… Chey Tac M200
          通常技…TDI・ベクター
          苦手技…ベレッタ
          体力…150

○日向……………必殺技…ホームランバット
          通常技…RPK軽機関銃
          苦手技…S&W M645
          体力…130


で頼む…。



[こちらのターン]

日向「撃ち方…始めぇ!」

日向は機械的にRPK軽機関銃 をぶっ放した。

[天使510→440」

音無「うーん、見てる側としてはいまいち迫力に欠けるんだよなー」

日向「しょうがねーだろ、現代戦なんだから」

松下「しかし、現代戦だとしたら戦車や戦略爆撃機を使えばいいのでは?」

日向「そんな物作れるかっての!戦車の部品を正確に覚えてる高校生が仲間とか怖すぎだろ!」

音無「不憫だなぁ…」



[敵のターン]

天使「guard skill delay」

松下「うおっ……」

[松下160→120]

松下「野田…よく耐えたな…」

野田「松下五段…お前もな…」


[双方の残り体力]
音無…130
日向…130
松下…120
野田…110


天使…440



[こちらのターン]
>>48が天使に攻撃!

[敵のターン]
天使が>>49を攻撃!

48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 15:49:48.39 ID:d655B6w70
1
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 15:51:11.51 ID:d655B6w70
中々人が集まらないな…
2
50 : ◆1sqBm79u4A [saga   ]:2011/10/02(日) 16:10:19.74 ID:cKBIehhb0
[こちらのターン]

音無「おっ俺かよ?」

日向「いいから行ってこーい」

松下「あきらめたらそこで試合終了だよ?」

野田「なんだかバスケの選手交代シーンに聞こえてきたぞ…」

音無「…やらなきゃ…やられるんだ…なんの容赦もなく…な…」バンッ

[天使440→370]




[敵のターン]

天使「guard skill overdrive 」

overdriveによって人力の限界を越えた威力を誇る天使の突進をくらい日向はまともに立てなくなった。

日向「おわぁぁぁ!」

音無「うわ…あれだけはくらいたくねえ…」

[日向130→60]


[双方の残り体力]
1、音無…130
2、日向…60
3、松下…120
4、野田…110


天使…370



[こちらのターン]
>>51が天使に攻撃!

[敵のターン]
天使が>>52を攻撃!





51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 16:11:24.14 ID:d655B6w70
4
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 16:12:14.42 ID:d655B6w70
4
53 :♯language [saga ]:2011/10/02(日) 16:33:51.94 ID:cKBIehhb0
[こちらのターン]

  _          /:::::::::/./
  \ > .     /:::::::::/./
    ` < > .  マ::::::::〈 〈
       ` < >r ヤ≧xヽ∧            _/-=- . ノ
           ゝl、     ≧x            / : : : : : : : : : `ヽ
     __   /::::> .  /> .          /: : : : : :/: :/: :ヽ: :ハ
     \ \ ̄::::::::::::::::::::::>イ` </> .    ハ/: ,イ:/: :/{ヽ: : }: : }
       \ \::::::::::::::::::::::::::∧   ` < >< : : : 弋ゝヘ  マ}、l/
        丶 ` <:::::::::::::::::::::\      ` < > .     _´
          ゝ .二二二二二二>      7>ヤ ̄ヽ 、/
                             / /    \ > .
                            /   l      \` < > .
                              イ     l        \_ ` < > ._
                           |     `ヽ        ノ ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∧ヽ
                          rヘ       ` <                   l/  > .
                           ハ ',      |   ` ー──────── '   ` <
                               ハ  マ     |     |
                             ハ   }      |     ヽ
                          /    |      |      |
                        ヽ    |      |   l!   |
                          \   .|      |  l!   |


野田「フン!遊びもいいところだ………」

野田「俺が終わらせてやる!」

松下「来るぞ……奴の本気が…」

音無「ええ、野田がなんかするのか?」

野田「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

野田はもの凄い勢いでハルバードを回転させた。
野田を中心に、風が吹き、ハルバードのしなやかに反った刃がたっぷりと溜め込んだ遠心力を放出して一直線に天使へと飛んでいった。

天使「ぐ………」

音無「す…すげぇ…」

[天使370→270]




[敵のターン]


天使「さっきはよくもやってくれたわね」

野田「しまった!ハルバードが無いからガードするもn…ぐわわわぁぁぁ」

音無、日向、松下「野田ぁぁぁーーーーー!!」

[野田110→40]



[双方の残り体力]
1、音無…130
2、日向…60
3、松下…120
4、野田…40


天使…270



[こちらのターン]
>>54が天使に攻撃!

[敵のターン]
天使が>>55を攻撃!




54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 16:39:26.67 ID:1CSiz6VSO
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/10/02(日) 16:40:10.43 ID:Z/5UB9HFo
1
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/10/02(日) 16:40:51.21 ID:Z/5UB9HFo
1
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 16:41:03.82 ID:d655B6w70
人ktkr
1
58 : ◆1sqBm79u4A [sage]:2011/10/02(日) 16:49:43.44 ID:mmBesyMuo
てすと
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 16:50:30.51 ID:mmBesyMuo

>>1よ、酉変えた方がよいぞー
>>53で見えちやってるー
60 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga ]:2011/10/02(日) 17:15:07.17 ID:cKBIehhb0
>>53ありがとう!


[こちらのターン]

音無「くそっこんな戦いきりがないぞ!」

松下「そんな時は武器を変えてみるのも一つの手だぞ、これを使ってみるといい」

音無「え…スナイパーライフル?俺まだ拳銃さえ今日撃ったばかりなんだけど…」

日向「まあまあ、ものは試しだ、いってこいよ」

俺はM14 DMRを構えて撃った。
グロック17とは違ったフラッシュノイズが響き、銃弾が天使に向けて発射されたが、慣れない武器のせいか狙った方向には発射されず天使にはかすり傷をつける程度にとどまった。

[天使270→230]

野田「ち!これだから銃は!」




[敵のターン]


天使「guard skill overdrive 」

天使の強力な突進が音無に迫る。

音無「来る……」

俺は流石に死ぬとは思わなかった。
現に天使の攻撃を受けてもピョンピョンしている奴が俺の隣にいるのだから。
だが天使の攻撃は俺の体に傷よりももっと重要なものをもたらした。
天使と俺の体がぶつかる、その時………。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

??『あり………が………に………ん』

??『やっぱお………は………い……よ』

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

音無「………は!」

日向「大丈夫か!音無」

音無「今のは……いったい?」

天使「………」

[音無130→60]



[双方の残り体力]
1、音無…60
2、日向…60
3、松下…120
4、野田…40


天使…230



[こちらのターン]
>>61が天使に攻撃!

[敵のターン]
天使が>>62を攻撃!
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 17:21:40.87 ID:d655B6w70
2
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 17:21:53.12 ID:fqQNN0wHo
3
63 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga ]:2011/10/02(日) 17:37:00.31 ID:cKBIehhb0
>>60
×>>53ありがとう!
>>59教えてくれて…本当に…ありがとう。





[こちらのターン]

日向「ハンドガンの底力をみしてやる!」

音無「言ったからには大した攻撃なんだろうな?」

日向「まあ見てなって……」バンッ

[天使230→190]

天使「大した攻撃ね、ちっとも痛くないわ」

音無「」



[敵のターン]

天使「guard skill handsonic 」

松下「ああ、俺死ぬんだな……」

音無「誰がさっき『あきらめたらそこで試合終了だよ?』って言ってたと思う?」

松下[120→20]

日向「見るな、あの姿は見ちゃいけね…」



[双方の残り体力]
1、音無…60
2、日向…60
3、松下…20
4、野田…40


天使…190



[こちらのターン]
>>64が天使に攻撃!

[敵のターン]
天使が>>65を攻撃!
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2011/10/02(日) 17:38:46.69 ID:y0wwVGYAO
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 17:39:04.02 ID:fqQNN0wHo
2
66 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga ]:2011/10/02(日) 17:53:47.30 ID:cKBIehhb0
[こちらのターン]

日向「は、こんなことで」

日向「終わってたまるかぁぁぁぁぁ!!」ババババババン

日向はS&W M645 を一丁ずつ両手に持ちがむしゃらに乱射した。
確かに二丁拳銃は一見見栄えは良いが最大の欠点がある。
それはリドーロが出来ないということだった。
日向はまさしく己の命を賭けて最後の攻撃を仕掛けたのだ。

[天使190→150]

音無「日向……」



[敵のターン]

天使「guard skill handsonic 」

日向「ああ、俺死ぬんだな……」

松下「誰がさっき『見るな、あの姿は見ちゃいけね…』って言ってたと思う?」

日向[60→0]

天上学園の夜空を一本の流れ星が流れる。
今夜もまた一人の少年の命がこうして失われた。



[双方の残り体力]
1、音無…60
3、松下…20
4、野田…40


天使…150



[こちらのターン]
>>67が天使に攻撃!

[敵のターン]
天使が>>68を攻撃!

67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 17:56:26.22 ID:fqQNN0wHo
4
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 17:58:53.40 ID:mmBesyMuo
1
69 : ◆b6Qgd2/1O6 [sage]:2011/10/02(日) 18:18:08.49 ID:lkvwXfLAO
すみませんがPCが使用不能になったため更新が酷く遅くなります。
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 18:20:56.96 ID:lBG2Scaco
ずっと まってるぞ
71 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/02(日) 22:39:41.50 ID:lkvwXfLAO
[こちらのターン]

野田「日向………お前の代わりに俺が天使の相手をしてやるぞ、正し相手をし過ぎて俺が倒してしまっても知らんがな!」

野田はそう言うとハルバードを拾い再び回転運動を始めた。

野田「本日二回目!ハルバード回転投げ!」

天使「………くっ」

[天使150→50]


[敵のターン]

天使「guard skill overdrive」

ぐにゃり。短い音がした。
それは俺の骨が天使の突進に耐えきれず折れる音だった。

音無「ああ………またこれだ…」


――――――――――――――――――
――――――――――――――――――


??『ド………が………いれば………ね』


??『聞いて………よ………なし………』


――――――――――――――――――
――――――――――――――――――


薄れいく俺の意識を記憶の欠片が通りすぎていく。
夢を見る気がした。とても長い夢を見る気がした。

[音無60→0]




天使(このままじゃどうやっても私が負けるわ………ひとまず撤退ね)


野田「勝った……勝ったぞ!」

松下「全員無事とは流石にいかなかったが……まあ、でき過ぎなくらいの出来だな……」

遊佐『聞こえますか松下五段?聞こえたら応答願います。こちらはもう既に巻き上げが完了しました』

松下「うむ、聞こえているぞ。天使は撤退した。犠牲者二名、これより帰還する」

遊佐『了解しました、では食堂で落ち合いましょう』

野田「そういやこいつ等はどうするんだ?」

松下「そうだな……>>72に寝かせておくなんてどうだろうか?」

1、保健室
2、日向の部屋
3、藤巻の部屋
4、岩沢の部屋
5、椎名の部屋
6、ゆりの部屋
7、校長室
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 22:41:11.88 ID:d655B6w70
7
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 22:59:39.20 ID:d655B6w70
にしても二本目のハルバードは何処から取り出したんだ
74 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/02(日) 23:20:01.77 ID:lkvwXfLAO
>>73
拾ったと書いてあるはずですが………。


[戦闘に勝利しました、お疲れ様でした。戦闘システムを停止します]

[安価の協力、大変有り難うございます]

[天使の友情度が10下がった]

[日向の友情度が10上がった。日向の満足度が500下がった。日向の幸福率が5下がった]

[野田の友情度が10上がった。野田の満足度が500上がった。野田の幸福率が7上がった]

[松下の友情度が10上がった。松下の満足度が500上がった。松下の幸福率が5上がった]

[なお主人公が死亡したため復活するまでゆりの視点で話しを進めます]


〜食堂〜

時間活動の期限が迫っていることもあり、ガルデモのライヴを見終わったNPCは続々と帰路に着いている。
全て計画通りだ。
後は私達が貸し切り状態の食堂をのんびり利用することが出来る。
仮に時間活動を過ぎたとしても注意する者を事前に排除してあるのだからなんの問題もない。

ゆり「とりあえず生き残った人は全員集まったわね、遊佐さんに本日の戦果を確認してから食事にしましょう」

ゆり「遊佐さーん、お願いしまーす」

遊佐「はい、こちら戦線の広報担当の遊佐です。本日の戦闘において我々は食券
>>75枚入手することに成功しました」

1、15枚
2、50枚
3、100枚
4、150枚
5、1000枚
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 23:22:16.01 ID:d655B6w70
文面見落としてた…
4
76 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/02(日) 23:55:00.30 ID:lkvwXfLAO
遊佐「本日の戦闘において私達は食券を150枚入手することに成功しました」

遊佐「これは戦線の約5日分の食料に匹敵します」

関根「だったら当分食料の心配はしなくていいね!」

遊佐「また、今回の戦闘で音無さんと日向さんが死亡、現在校長室で寝ているそうなので明日あたりには目が覚めるでしょう」

大山「うわあ………可哀想に………」

遊佐「報告は以上です、ゆりっぺさん」

ゆり「じゃあ早速頂きましょう!」

藤巻「よーし、食って飲んで騒ぐぜ!」

野田「藤巻、お前何もしてないだろ!」

高松「今日食べるこの料理が、明日の私の血と肉となるのです」

ひさ子「岩沢、お疲れ様。今日は一段と輝いていたよ、何かあったのか?」

岩沢「大したことじゃないよ、昔のことを思い出したら妙に力入っちゃてさ……」

入江「そんなことより早く食べましょうよ」

椎名「…………」ズルズル


TK「to be continue」


77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/02(日) 23:59:25.57 ID:d655B6w70
乙。
78 : ◆b6Qgd2/1O6 [sage]:2011/10/03(月) 00:08:11.55 ID:ZuLSxbyAO
とりあえず本日はここまでです。
くどいようですが安価に協力してくれた方は本当に有り難うございます。
なお当スレでは第一話から第二話の間に1日があると仮定してますので次の更新時には日常編になると思います(安価によっては戦闘モードに突入するかもしれません)
↓は原作と当スレの相違点です、ネタバレにもなるので見たくない人は見ないで下さい。










・天使は音無の胸を突き刺していないため音無がドナーだと気づいていない
・音無が若干戦線よりな考え方
・音無が早くも記憶を取り戻しつつある
・音無が肉うどんの食券を入手していない
・戦線名がまだ『死んでたまるか戦線』
・野田が音無のことをライバルだと思っていない
・岩沢が少し成仏しにくくなっている







79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/03(月) 01:01:21.21 ID:Nh7xaw8po
乙でした
岩沢は成仏させたくないな……
80 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga sage]:2011/10/03(月) 08:45:52.27 ID:P+7PQo020
途中報告

      友情度     満足度/未練度      幸福率(%)    体力
音無     ー ↓500  500/5000    ↓10 10%      130
天使 ↓10 10      500/6000        8%      550
ゆり    20     1500/15000       10%      150
日向 ↑10 40↓500 2000/10000   ↓5  20%      130
高松     15     4000/11000       36%      140   
野田 ↑10 15↑500 2500/7500    ↑7  33%      150  
椎名     10     3000/13000       23%      160
遊佐      5     3000/7000        42%      110 
藤巻      5     2900/8000        36%      130
TK  ↑10 25     3600/10000       36%      130  
松下 ↑10 25↑500 3500/9000    ↑5  38%      160
大山     10     5000/14000       35%      120
竹山      5     1000/7000        14%      100
岩沢 ↑10 25↓500 7500/9000    ↓5  83%       −
ひさ子    10     4000/7000        57%       −
入江      5     3500/7500        46%       −
関根      5     3500/7500        46%       −
チャー     5     1000/14000        7%      140
81 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/03(月) 19:15:45.74 ID:ZuLSxbyAO
〜校長室〜

暗闇の中をさ迷う夢を見た。
歩き回る、というよりは漂う感じに近い。
そのうちに混濁した部分が去っていき、薄く、ぼんやりとした光が目に入ってきた。
そして俺の耳に瓦礫が崩れるような音が入ってきた。
やっと出れる、そう思った瞬間夢は光の向こう側を見せることなく、目覚めと引き換えに途切れて消えた。

ゆり「目が覚めた?」

音無「!」ガバッ

ゆり「ようこそ、死んでたまるか戦線二日目へ」

音無「いや、そこは普通におはようでいいだろ」

日向「おお、やっと目覚めたか音無」

日向「聞いてくれよ、俺達殺された後そのまま放置されてたみたいなんだぜ?」

野田「死んだんだから仕方ないだろう、むしろ校長室に運ばれただけ有り難く思え」

音無「死んだ?そういや…どうして俺は体が元に戻ってるんだ?」

高松「貴方はまだ分かっていないようですね。この世界では私達人間は何があろうと死ぬわけじゃない」

藤巻「ただし死ぬ痛みは味わうけどな」

大山「日向君はともかく初戦でいきなり死ぬなんて可哀想だな…音無君」

日向「ちょっと待て!俺はどうでもいいのかよ!」

松下「マシンガンがあるのに、カッコつけて二丁拳銃とかしたんだから、大山がそう言っても文句は言えないんじゃないのか?」

日向「そんなぁー」

椎名「あさはかなり」

音無「えーと…今日は何をするんだ?」

ゆり「そうね…>>82をしましょう!」

1、新しい戦線名決め
2、授業に出てるNPCの目の前で遊ぶ
3、何もすることがないのでゴロゴロしておく
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海) [sage]:2011/10/03(月) 19:21:42.09 ID:JekmkTBAO
2
83 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/03(月) 19:58:27.49 ID:ZuLSxbyAO
ゆり「授業に出てるNPCの目の前で遊ぶわよ!」

音無「はあ!?っていうかNPCってなんだ?」

TK「They haven't they souls」

藤巻「なんて意味だよ?」

大山「彼らは魂を持っていない」

高松「つまりは…人間ではない…ということですね」

椎名「………明察なり」

ゆり「TKの言うとおりよ、彼らは神の用意した魂を持たない模範生。彼らの真似をしたりすると、私達人間は消えちゃうわ」

音無「NPCについては分かったけど…遊ぶってのは何なんだ?」

ゆり「古来より人類は様々な遊びの方法を開発、研究してきた。つまりそれは、それだけ人間が遊ぶことが好きってことなのよ」

ゆり「いくらNPCが魂を持っていなくても、形だけは人間を元に作られたんなら目の前で遊ばれたら体は黙っちゃいないはずよ」

日向「まあガルデモのライヴを見に来るような奴等だし、結果は見えてるな」

松下「確かにそうなるかもしれんが…それが我々の目的と関係あるのか?」

ゆり「ここからがこの作戦の本番よ」

ゆり「模範であるNPCが模範的行動をしていない。そうするとこの世界の秩序を司る天使はどうすると思う?」

野田「まさか…」

藤巻「報告に行くのか…」

高松「神に…ですか」

ゆり「そのとおり!そしてその後を追って行けば私達は導かれるのよ!神の元に!」

音無(………もしかしてこいつ等毎日こんな事をしてるのか ?)

ゆり「では早速、>>84をして遊ぶわよ!」

1、野球
2、サッカー
3、ゲーム(ゲーム名も)
4、花火
5、カードゲーム
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2011/10/03(月) 20:02:14.41 ID:b8kqy8Gc0
4
85 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/03(月) 20:34:14.08 ID:ZuLSxbyAO
ゆり「早速花火をするわよ!」

音無「異議あり!」

ゆり「異議なし!」

藤巻「これまた懐かしいコントだな」

音無「いやいやいや、どう考えてもおかしいだろ」

音無「まず昼間なうえに花火なんて遊ぶというより迷惑の方が大きいんじゃないのか?」

日向「それ以前に、どうやって花火なんか用意するんだ?」

椎名「………いや………奴がいる………」

日向「奴?」

チャー「待たせたな」ガチャ

大山「チャーさん!?」

チャー「騒ぎはギルドの底まで伝わってきた。今は全員が花火を抱えて地上を目指してる」

ゆり「有り難う…貴方がいなければ何も始まらなかった」

チャー「なに、一人の馬鹿がいただけだ」

日向「何なんだよこの1クールアニメの最終回近い展開は!」

ゆり「いいから全員グラウンドに集合よ!オペレーション…スタート!」


〜グラウンド〜


ひさ子「………で」

関根「何で私達まで連れてこられたんですか?」

入江「私達新曲の練習してたんですけど………」

岩沢「せっかく音楽の神が降りてきそうだったのに………」

ゆり「遊んでる人数が多ければ多い程この作戦の成功率が高くなるからよ」

ゆり「あとそこ、ギターは置いてきなさい、燃え移ったら危ないから」

岩沢「む………ばれたか」

チャー「用意できたのは打ち上げ式花火>>87本だ、今からこれを天上学園上空に一気に打ち上げるぞ」

チャー「準備はいいか、お前ら―!」

全員「おう!」


1、5
2、15
3、30
4、50
5、500
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/03(月) 20:39:46.55 ID:iLjIkvF10
5
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/03(月) 23:02:38.91 ID:NABYlgD00
5
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/03(月) 23:14:41.79 ID:7CPu+WaUo
4
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/10/03(月) 23:17:00.83 ID:TUyxFC6/o
中規模の花火大会ぐらいあるんじゃないか?
90 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/04(火) 01:20:32.68 ID:N+F1VosAO
天上学園の上空に火の花が咲いた。
咲いて直ぐに消えたと思ったら、また別の花が咲き、それも消えようとしたらまた別の花が咲く。
総数500発の花火は絶えることなく爆音と閃光を天上学園全体に響かせた。

日向「すっ…すげー」

TK「咲き乱れるflame flowers」

関根「うわー、みゆきち綺麗だねー」

入江「うん、こんなの見たのは久しぶりだよ」

岩沢「くそ、爆音で頭の中の曲のイメージが」

大山「………」

大山(思ったんだけど、この火力は本来天使戦で使うべきなんじゃ?)


〜教室〜


NPC教師「こら!お前達、窓から離れて席に戻らんか!」

NPC「やだよ、こんなの滅多に見られねーもん!」

NPC「おい、今さっきのこれまでで一番でかいんじゃないか!?」

NPC教師「学級崩壊だ…このクラスももうおしまいだ…」

ピンポンパンポン

??『えー全校生徒諸君に告ぐ、僕は生徒会副会長の直井だ』

直井『既に知ってると思うがグラウンドで例の奴等が暴れているがついさっき生徒会長が止めに出ていった』

直井『僕も生徒会長の後を追う、直に花火は止むので全校生徒の諸君は早く席に着くように』

ピンポンパンポン


〜グラウンド〜


ゆり「早速現れたわね…」

ゆり「あら生徒会長さんごきげんよう、私達はここで花火を打ち上げてただけなんだけど何か迷惑だったかしら?」

音無(どう考えても大迷惑だろ)

天使「………」

直井「生徒会副会長の直井です、貴方達の行為は授業妨害に当たります」

直井「そのため我々生徒会は正当なる手段をもって貴方達を排除させて頂きます」

天使「ちょっと待って直井君、その必要は無いわ」

全員「!?」

天使「最近思っていたのよ、この学園には娯楽が少なすぎると」
天使「中村ゆり、それに戦線の皆さん、こんなに楽しい1日を私達にくれて有り難うございます」

天使「生徒達もこれを期に明日からの勉学に一層身が入ることでしょう」

そう言うと天使は去っていった。

直井「あっちょっと待って下さい生徒会長」
直井もそれに続く。

音無「勝った………のか?」

ゆり「いいえ…私達の負けよ、神に繋がる糸口をこれっぽっちも手に入れられなかった」

ゆり「総員に通達、残りの花火をさっさと上げてしまっておいて、それが終わり次第各自解散しなさい」
91 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/04(火) 01:31:32.32 ID:N+F1VosAO
その後も俺達はひたすら花火を打ち上げ続けた。
よくわからないが、ゆりを除いた他のメンバーは結構楽しんでたんじゃないかと思う。
発射機の台数の関係もあり、全部打ち上げ終わる頃には日付が変わっていた。
帰り道は誰も話さなかったが、気まずいというよりむしろ皆体が完全に疲れきって声が出ないらしい。
案内された寮に行くと、直ぐに、寝た。

[全員の友情度が10上がった]


to be continue




今日はここまでです。
次の更新時はいよいよ第二話辺りですが、何日かは更新出来そうに有りません。
何だか安価の対象が変化してきたような………。
ではまた。
92 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga ]:2011/10/05(水) 17:36:50.20 ID:+D3wdwPx0
再開しますぜ。



窓から差し込む白い光の線に網膜を刺激されて俺は体を起こした。

音無「ああ……俺は確か…」

昨日の夜、この部屋に案内されるなり疲れて直ぐに寝むったんだっけな、と思い出す。
あらためて一通り見渡してみると寂しい部屋だな、と思った。
これといって娯楽用具もなく、生活に必要最低限の物しかなかったが、部屋そのものは綺麗だった。
清潔感溢れるベッドに自分が寝ていることからこの部屋がつい最近使われ始めたということが分かる。
もしかしたらこの部屋を使うのは自分が始めてなのかもしれない。

机の上に紙切れのような物があるのを見つけた。
それには女っぽい字で、こう走り書きしてあった。

『本日8000までに校長室まで来ること     ゆり』

壁に架けてある時計を見た。
七時四五分、もう一五分しかない。

>>87

1、誰かの部屋に寄って行く(キャラ指定、複数おk)
2、一人で行く
3、めんどくさいので行かない
93 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga ]:2011/10/05(水) 17:38:09.14 ID:+D3wdwPx0


>>94
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/05(水) 17:39:47.67 ID:lfZfbJYJo
野田・高松・TK
95 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga ]:2011/10/05(水) 18:29:26.01 ID:+D3wdwPx0
やはり同じ戦線に立つ男同士であるからには朝のあいさつというのはやはり重要だろう。

コンコン

俺は自分の部屋の右にある部屋の扉を叩いた。

野田「こんな時間に誰だ、俺は今髪の手入れで急がしんだぞ」

あの男が髪の手入れをするのか。
とりあえずこの世界で会った人物で彼が最も容姿など気にしないと思っていたが何か訳でも有るのだろうか?

音無「あー、いや、俺だよ音無だ」

音無「その、よかったら俺と一緒に校長室まで行かないか?」

ガチャ

野田「まあそういうことならいいだろう。ちょっと待て、あと少しだ」

部屋の前で待つこと5分、狼と道化師と眼鏡が部屋から出て来た。
なるほど、ここには野田とTKと高松が住んでいたのか。

TK「God morning」

音無「Good morning」

あれ?さっき一瞬変な聞き間違いをしたのだろうか?

高松「さて、行きましょうか」

校長室に向かって俺達四人は歩き出した。
俺はまだ道がよく分からないので三人の後ろをついていく。
にしてもこいつら、後姿だけを見ると普通の高校生だ。

高松が上半身裸で、もの凄い筋肉をさらけ出しているのを除いて。

[野田、高松、TKの友情度が5上がった]


〜校長室〜


ゆり「みんな揃ったわね、ブリーフィングを始めましょう」

ゆり「高松くん、報告をお願い」

高松「分かりました」

音無(あれ……いつの間に着たのか……)チラッ

高松「武器庫からの報告によると弾薬の備蓄がそろそろ切れそうです」

高松「次に天使と一線交える前には補充する必要があります」

大山「音無くんも入ったことだし、新しい銃もいるんじゃないかな」

ゆり「分かったわ、今回のオペレーションは、ギルド降下作戦といきましょう」

その後ゆりは何者かと連絡をとり、俺達に午後五時に体育館に集合するように言うと校長室を出て行った。
何故午後五時からオペレーションを開始するのか?
野田曰く、夕方は天使は生徒会長の職務があり自由に行動できないそうだ。

音無(午後五時……となるとそれまで暇になっちまったな……)

そう思った瞬間俺の腹が鳴った。
それと同時に全身の力が抜ける感覚がした。
これはいけない、一刻も早く朝食を取らなければ。


>>96



1、誰かを誘って食堂へ(キャラ指定、複数おk)
2、一人で食堂へ
3、誰かを誘って弁当を買い屋上へ(キャラ指定、複数おk)
4、一人で弁当を買い屋上へ
5、誰かの部屋に突撃して食べさせてもらう(キャラ指定)
6、自部屋で自炊
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/05(水) 18:31:56.44 ID:oduDEqyn0
2
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県) [sage]:2011/10/05(水) 18:32:09.84 ID:C/fF54lwo
5 遊佐
98 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga ]:2011/10/05(水) 18:53:22.65 ID:+D3wdwPx0
俺の足は自然と食堂の方へ向かっていた。
食堂に入った瞬間、空腹感を刺激する食べ物の匂いが俺を襲って来た。
なんでもいい、目に付いた券売機に事務室から貰った金を入れ、目に付いたボタンを押した。

NPC職員「はいよ、定食セットAお待ち」

俺はカウンターから食事を受け取ると、大急ぎで席に着いて食べ始めた。

うまい。

俺は初めてここに来てから生きる喜びを味わった。
いや、一応俺は死んでいるのだが。

音無(飯も食い終わったし……どこかに行くか……)

>>99



1、校長室
2、図書館
3、グラウンド
4、屋上
5、コンピューター室
6、空き教室
7、自販機前
8、体育館
9、裏山
10、体育倉庫
11、生徒会室
12、第二連絡橋
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/05(水) 19:03:25.49 ID:oduDEqyn0
6
100 : ◆b6Qgd2/1O6 [sage]:2011/10/05(水) 21:00:29.58 ID:h04ZaNDAO
俺は学園内を適当に回った、
本当にでかい学園で気を抜くと迷子になりそうだ。
学園内はひっそりとしていて教室から聞こえる教師の声以外音をたてるものは無く、更にずっと歩いているうちに普段は使われてない教室が集中する地域にたどり着きいよいよ静寂が辺りを包み込んだ。
これ以上進んでもどうせ行き止まりだろうな、俺は引き返そうとした。
突然に。
頭上でギターの音がなった。
頭よりも先に体が反応した、俺の全身に心地よい鳥肌が立ち、足は勝ってに頭上のそのギターの音がした方へと動き出した。

『空き教室』

それがその教室の名前だった。

101 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/05(水) 21:07:05.97 ID:h04ZaNDAO
岩沢「あれ……あんたは……」

教室の外に男が立っているのに岩沢は気づくと一瞬怪訝そうにしたが、俺だと気づくと表情を元に戻して会釈した。
俺も直ぐに会釈し返す。

ひさ子「ん………誰だいこいつ?」

関根「昨日のオペレーションの時居たじゃないですか、名前までは聞いてませんけど」

入江「新しく来た人とかじゃないんですかね?」

岩沢「紹介するよ、こいつは音無。まだ来たばっかりだからどうせそこら辺をうろついていたんだろ?」

音無「まあ…だいたいそんなところだ」

ひさ子「それでたまたま私達の演奏に導かれてここにやって来たわけだ」

音無「悔しいけどその通りだよ、凄い演奏だった。NPCが虜になるのも納得する。あと……」

ひさ子「ひさ子、だよ。よろしく」

関根「私は関根、ベース担当。そしてこっちは私の相棒のみゆきちだよ」

入江「よろしくねって……これじゃあ上の名前が分からないし。私は入江みゆき」

入江「そしてしおりんはもっと気を使って話そうね」

岩沢「私を含めたこの四人がカルデモの主要メンバーだよ。私達以外にも音響班とか照明班とか私達がお世話になっている人は沢山いるけどステージに立つのは私達だけだね」

音無「その……お前達は……ライヴをしてNPCを引き付けるのが仕事なのか?」

岩沢「正確には戦闘区域からの誘導ということになってる、まあ意味はだいたい同じだけど」

音無「へえ………」

岩沢「………で、用はなんだい?まあ何の目的もなくぶらぶらしてたってのは分かってるんだけどさ。リクエストとかあったらできる限り答えるよ」

[現在時刻、11時00分]

>>102

1、とりあえず一曲お願いします
2、いろいろ聞けて楽しかったよ、そろそろ行くよ
3、岩沢に用があるんだが……
4、ひさ子に用があるんだが……
5、関根に用があるんだが……
6、入江に用があるんだが……


今日はここで終了です。
毎日3、4レスしか更新できないのに付き合って頂だいた人には本当に感謝します。
ご意見、ご要望等があれば何なりと。
ではまた。
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(西日本) [sage]:2011/10/05(水) 21:09:25.84 ID:2uYn+Wipo
4
103 : ◆b6Qgd2/1O6 [sage]:2011/10/05(水) 21:56:00.55 ID:h04ZaNDAO
後1レスごとの量を減らして安価の数を多くした方がいいですか?
気になったので聞いてみます。
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/05(水) 22:02:47.92 ID:h1nYq48lo
このままで いいんじゃないかな
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/05(水) 22:05:10.98 ID:lfZfbJYJo
このままでも問題ないけど>>1のやりたいように書けば良いよ
106 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/08(土) 19:12:38.17 ID:7sr1bicAO
ちなみに原作で明かされなかったキャラの過去は完全に>>1の想像です。

鬱要素なので見る時は注意して下さい。

今回は(5×5)通りの選び方のうち、(3×3)通りの選び方がひさ子の過去編に繋がっています。


>>104>>105
分かりました、そうさせて頂きます。







音無「ひさ子に用があるんだが………」

ひさ子「へ…………私?」

ひさ子の表情は決して面白いものではなかった。何故なら大好きなバンドの練習を中断せねばならないのだから。

音無「あ…駄目だったら別にいいんだけど…俺が暇を持て余すばかりに誰かと話たいと思っただけでさ…」

ひさ子「いいよ、岩沢はリクエストには答えるって言ったことだし、何でも話してやるよ」

岩沢「いや―、あれはそういう意味じゃなくて曲のリクエスト………」

関根「あっ岩沢さん」

岩沢「?」

関根「休憩にしましょう」

岩沢「まーそだね、よく考えたら2時間練習しっぱなしだし、音無はひさ子に用があるみたいだし、休憩にするか」

関根(やったねみゆきち!これで休憩できるよ!)

入江(流石だねしおりん!言い出すタイミングってのが分かってるね!)

裏でどのような恐ろしいやり取りがあったのか、俺は知らない。
だが、何だかんだで休憩がてらに俺はひさ子と話すことができるようだ。


〜ベランダ〜


来たばかりの頃は適応するのが精一杯で気づかなかったがこの世界はなかなか自然が美しい。
整った学園設備の奥には静かな緑の森があり、その上空は昼間でも星が見えそうな程透き通ったスカイラインがある。
しかしそれらは見る者によっては単なる皮肉と受け止められるらしい。

音無「………」

ひさ子「………」

音無(まずい、俺から誘ったんだし話題振らないと)

音無「綺麗な眺めだな………」

俺の口から出た言葉はこれだった。
こんな場面で自分のボブギャラリーの少なさを痛感させられるとは…。

ひさ子「まあ腐っても一応天国だからね、ここは」

ひさ子「まあ私に言わせればこれぐらいのサービスは当たり前だと思うんだけど」


音無「>>107


1、これぐらいの………サービス?
2、ひさ子はバンドの何の担当なんだ?
3、やっぱりここは死後の世界なのか…
4、今日俺、5時から作戦に参加させられるから不安なんだけど…
5、俺、実は記憶がほとんど無いんだ
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/08(土) 19:25:40.65 ID:tyeCTbsSo
2
108 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/08(土) 20:30:59.04 ID:7sr1bicAO
音無「ひさ子はバンドの何の担当なんだ?」

ひさ子「私はリードギター担当だよ、でもどうしてそんなこと聞くんだい?新人は音楽に詳しいのかい?」

音無「さあ、俺が音楽に詳しいのか、詳しくないのか、それは俺にも分からない」

ひさ子「自分のことなのに?」

音無「むしろ自分のことだから、だ」

ひさ子「どういう意味だよ?」

音無「俺は記憶がほとんど無いんだよ、だからもしかしたら俺は音楽に詳しいかもしれないし、音楽とは全く無縁の人間なのかもしれない」

ひさ子「へえ、どうりで新人は明るいわけだ、私は…来たばかりの頃は3日連続で泣き続けたっけ」

音無「え…3日連続で泣き続けた?」

ひさ子「新人は誰かの記憶を聞いたことはないのかい?」

音無「いや…誰も」

ひさ子「どうりでか―。じゃあこれから言うことは結構大事な事だからよく聞いてくれ」

音無「?」

ひさ子「私達SSSにはみんな共通点があるんだ、誰もが陰惨な人生を送ったっていう…」

音無「じゃあ…それが原因で…3日連続?」

ひさ子「その通りだよ、だから新人は気をつけな。もし新人の記憶が戻ったとき、多分私やみんなのように苦しむかもしれない」

音無「俺にも…陰惨な記憶があるのか…」

ひさ子「その通りだよ。せいぜい軽いものであるといいな」

音無「軽い?人によって違うのか?」

ひさ子「みんなが全く同じ人生を送るわけないからそうに決まってるよ」


音無「>>119


1、ちなみに誰が一番陰惨だったんだ?
2、実は最近少し思い出してきたんだが…
3、これから他の奴とはどう接すればいいんだろうか…
4、ちなみにひさ子の記憶は…
5、それが原因で神に復習を?
109 : ◆b6Qgd2/1O6 :2011/10/08(土) 20:32:01.07 ID:7sr1bicAO
遠すぎた

安価は>>120
110 : ◆b6Qgd2/1O6 :2011/10/08(土) 20:32:54.70 ID:7sr1bicAO
くそ!なんで真ん中の文字を間違えるんだ!

安価112
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/08(土) 20:44:53.85 ID:JQs3xKhxo
2
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/10/08(土) 20:45:53.30 ID:2Epe9lWno
113 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/08(土) 21:50:10.50 ID:7sr1bicAO
音無「ちなみに誰が一番陰惨だったんだ?」
ひさ子「そんなこと聞いちゃうんかい、新人さんは」

音無「あ……すまない」

ひさ子「別にいいよ、実はそのことはもうみんな知ってるんだよ」

ひさ子「一番陰惨な人生を送ったのは………ゆりだ」

音無「………」

ひさ子「ゆりは弟妹を殺された。それも小さい頃にいっぺんに三人も」

ひさ子「そして殺され方までも鬼畜の極みだったらしい。自分のせいで弟妹が殺されるのを生で10分に一回見せつけられた、そうゆりは言っていたよ」

音無「そんな…そこまで」

ひさ子「酷いのか、と思ったんだろ?私も聞いた時は流石にびびったよ」

音無「聞いた?誰から?」

人のそんな重い過去を簡単に言いふらす人間が戦線にいるとは思えなかった。
もしいたとしたら聞く側も含めて人間性を疑うレベルだ。

ひさ子「本人からだよ。私が泣いてるとき、ゆりは私の側で『どうして泣いてるの?』って聞いてきたんだ」

ひさ子「だから私が生きてた頃のことを話すと『なによ、たいしたことないじゃない。私なんかに比べたらよっぽどましじゃない』って言ってな。私が怒って掴みかかろうとしたら呆気なく返り討ちに合ってそのままゆりの過去を聞かされたよ。それと一緒に『その人生に抗える方法もある』ってね」

ひさ子「その後の私はもう入隊一直線、しゃくだけど私はゆりに救われたんだよ」

音無「救い…ねえ…」

岩沢「おーい、ひさ子―、そろそろ練習始めるよ」ガラッ

ひさ子「ああ、もうそんな時間か。じゃあ新人、これから頑張れよ」

音無「今日は話してくれてありがとう、とにかくためになることばかりだった」

ひさ子「いいって、気にすんな」



ひさ子「じゃ、達者でな」



〜廊下〜


空き教室を出た俺は体育館へと向かっていた。
そろそろ集合時間が迫っているからだ。

ひさ子の話を聞いて俺の戦線メンバーに対する気持ちは確実に変わりつつある。
最初は単に意識と自我を持つ人間として消滅するのを恐れていただけだと思っていたが彼らには神に復習する理由がちゃんとあるのだ。

音無(全員…陰惨な人生を送ったのか…)

リーダーのゆりだけでなく、野田や日向、ましてやTkまでもが送ったというのだろうか?
さらに大山なんてどこにでもいそうな高校生だ。

音無(あの姿で…重い過去を背負ってるっていうのかよ…)
114 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/08(土) 22:18:27.20 ID:7sr1bicAO
音無(多分隠してるんだろうな…誰もが)

俺は今日の朝見た野田と高松とTkの後ろ姿を思い出した。
一見明るい集団に見えて各人が重い過去を背負ってる。
もし、俺にも記憶が戻ったとき彼らとの表面上の変化はさほど変わらないだろう。
しかし、水面下で彼らが構成している精神的関係にどのような変化が生じるのか、全く予想がつかない。

体育館が見えてきた、さてこれからが今日の本番だ。


[ひさ子の友情度が15上がった]


〜体育館〜


ゆり「よし、全員揃ったわね。早速進みましょう」

音無「こんな所に入り口があるのか…」

日向「いいからぼさっと突っ立ってないで行くぞ」


〜ギルド連絡通路B1〜


音無「へえ…結構暗いな…」

藤巻「敵はいねぇみたいだな早速進むぜ」

Tk「Let's go」

野田「前回同様、一番武器を持って帰るのはこの俺だ!」

松下「いや、今度は俺だ」

高松「いえいえ私の筋肉こそこの作戦で最高の働きをするでしょう」

日向「つまんねぇこと言ってねえでとっとと進むぞ」

椎名「あさはかなり」

俺達は暗いギルドへの道を進み出した。

大山「静かだね」

そう、静かだった。
それは静かに俺達を襲ってきた。


>>115のコンマ2桁で戦線の運命が決定]

00〜50…死亡者0
51〜55…音無死亡
56〜60…ゆり死亡
61〜65…日向死亡
66〜70…野田死亡
71〜75…Tk死亡
76〜80…松下死亡
81〜85…大山死亡
86〜90…高松死亡
91〜95…椎名死亡
96〜99…藤巻死亡
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(西日本) [sage]:2011/10/08(土) 22:20:51.72 ID:Pyr/ci1do
やぁ
116 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/08(土) 23:03:49.19 ID:7sr1bicAO
椎名「……まずい!伏せろ!」

音無「え……何か来るのか?」

日向「こういうときの椎名は当たる、とにかく伏せるんだ!」

俺は言われるままに地面に這いつくばった。
その直後、俺達の頭上を巨大なハンマーが一名の犠牲者を巻き込みながら通りすぎた。

Tk「……………I deeply regret that I was not more careful」

松下「Tkーーーーー!!!」

ゆり「待ちなさい!松下五段!彼はもう助からない、今は一人でも多く生き延びることが先決よ!」

松下「くっ…無念だ………」

その後俺達はほふくで前進しハンマーに当たらず次の階にすすんだ。
Tkの犠牲はとりあえずは忘れない。


〜ギルド連絡通路B3〜


椎名「……まずい……来るぞ!」

音無「またかよ!今度も伏せればいいのか?」

藤巻「ちげぇ…今度はハンマーじゃねぇ!鉄球だ!」

大山「大変だぁ!こいつは全速力で逃げないと!」


>>117のコンマ2桁が戦線の運命を決定]

00〜55…死亡者0
56〜60…ゆり死亡
61〜65…日向死亡
66〜70…野田死亡
71〜75…音無死亡
76〜80…松下死亡
81〜85…大山死亡
86〜90…高松死亡
91〜95…椎名死亡
96〜99…藤巻死亡


[残りトラップ…6]
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/10/08(土) 23:09:50.07 ID:FgwxXhtmo
えい
118 : ◆b6Qgd2/1O6 [sage saga]:2011/10/08(土) 23:20:10.98 ID:vdHjaiyC0
途中報告 [変化前>>80]

      友情度     満足度/未練度      幸福率(%)    体力
音無     ー    500/5000      10%      130
天使   10      500/6000        8%       550
ゆり     20     1500/15000       10%      150
日向     40    2000/10000    20% 130
高松     15     4000/11000       36%      140   
野田     15     2500/7500        33%      150  
椎名     10     3000/13000       23%      160
遊佐      5     3000/7000        42%      110 
藤巻      5     2900/8000        36%      130
TK      25     3600/10000       36%      130  
松下     25     3500/9000        38%      160
大山     10     5000/14000       35%      120
竹山      5     1000/7000        14%      100
岩沢     25     7500/9000        83%       −
ひさ子    10     4000/7000        57%       −
入江      5     3500/7500        46%       −
関根      5     3500/7500        46%       −
チャー     5     1000/14000        7%      140


途中報告   [変化後]

      友情度     満足度/未練度      幸福率(%)    体力
音無     ー    500/5000      10%      130
天使   20      500/6000        8%       550
ゆり     30     1500/15000       10%      150
日向     50    2000/10000    20% 130
高松     30     4000/11000       36%      140   
野田     30     2500/7500        33%      150  
椎名     20     3000/13000       23%      160
遊佐     15     3000/7000        42%      110 
藤巻     15     2900/8000        36%      130
TK      40     3600/10000       36%      130  
松下     35     3500/9000        38%      160
大山     20     5000/14000       35%      120
竹山     15     1000/7000        14%      100
岩沢     35     7500/9000        83%       −
ひさ子    35     4000/7000        57%       −
入江     15     3500/7500        46%       −
関根     15     3500/7500        46%       −
チャー    15     1000/14000        7%      140
119 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/08(土) 23:50:45.63 ID:vdHjaiyC0
目の前をもの凄い親近感のある鉄球がこちらに向けて転がり始める。
俺達はお決まりの如く逆方向へ走り出した。

椎名「こっちだ!」

日向「全員あの隙間に飛び込め!」



椎名「……………」

ゆり「何とか間に合ったわ」

野田「ふん!これくらい準備運動にもならんわ!」

藤巻「アブねー所だったぜ」

大山「間に合った!よかったー!」

松下「Tkの犠牲は無駄にしない!」

日向「音無、捕まれぇ!」

音無「お、おう!」

俺達は何とか壁に設けられた隙間に入り退避することに成功した。
しかし後一人………。

高松「はあ!はあ!」

野田「高松、そこから思いっきり飛べえ!」

ゆり「高松くんこっちよ!」

音無「手を伸ばせ!」

高松「!!」

高松は反対側の壁を勢いよく蹴り、こちら側に飛び込み鉄球に巻き込まれずに済んだ。
こうして俺達は誰一人犠牲者を出さずに次の階へと進むことができた。



            ∧
           / ゞ   .,、
          / ∧ ゞ / .ヽ
───────'..//.ヽヽ/ ∧ `────────‐To Be Continued─‐
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ '   ヽ //. V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            V./



ひとまず今日はここまでです。
それと残念なことに今日から一周間更新できそうにありません……。
では、また会えたら会いましょう。
         

120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/09(日) 01:00:07.94 ID:SD8teXD8o
乙!
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/10/10(月) 02:33:52.00 ID:StjRHNLx0
お疲れ様です
続き待ってます
122 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/15(土) 16:17:22.64 ID:LD1kDPaAO
お久しぶりです。テストが終わったので今週末はかなり更新できると思います。
が、>>1のネタ切れにつき1レスあたりの量が凄く少なくなるかもしれません。
りちなみにトラップは進めば進む程難易度が上がってきます。



〜ギルド連絡通路B6〜


俺達は先程の鉄球のトラップを回避した後進み続けたが、あれから特に災難に見舞われることなく平淡な行進が続いていた。
ただ、進めば進むほど岩が剥き出しの部分が増えたり、照明が少なくなったりと不安な要素はあったが。

音無「あれ………なんでここだけ雰囲気が違うんだ?」

藤巻「ここはどうやらパスワードを入力しねぇと駄目みたいだな」

松下「いわゆる、ハイテクというやつだな」

ゆり「誰かパスワードを覚えてる?」

全員「………」

ゆり「………大山くん?」ギロ

大山「えぇ!?ぼ、僕覚えてないよ!」ビクッ

ゆり「えーじゃあ次高松くん」

高松「………申し訳ありません」

ゆり「はいじゃあ次椎名さん」

椎名「忘却の彼方なり」キリッ

ゆり「なにが『忘却の彼方なり(キリッ』よ!遠回しに忘れてるだけじゃない!」

ゆり「誰か覚えてる人はいないの!?」

藤巻「俺が覚えてるぜ」

ゆり「はいじゃあ次野田くん」

藤巻「おい!俺は無視かよ!」

日向「だってどー見てもお前覚えてそうにねーもん」

藤巻「そんなことないぜ、これだけパスワードを覚えてるってゆうのによ」

ゆり「じゃあ入力してみなさいよ」

藤巻「まかせな」ピッピッピッ


………ガシャン。

音無「…扉が閉まった?」

松下「………!」

松下が一瞬息を飲んだのが分かった。

松下「おい!早く開けろ!」

藤巻「うっせーな今入力して……ってアブねえ!」ガバッ

ゆり「回避!各自移動してる白いやつの間に挟まれちゃだめよ!」


>>123のコンマ2桁が戦線の運命を決定]
00〜10…死亡者0
11〜20…ゆり死亡
21〜30…日向死亡
31〜40…野田死亡
41〜50…音無死亡
51〜60…松下死亡
61〜70…大山死亡
71〜80…高松死亡
81〜90…椎名死亡
91〜99…藤巻死亡

[残りトラップ…5]
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/15(土) 16:56:11.30 ID:rJES9PBRo
筋肉!
124 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/15(土) 18:53:03.63 ID:LD1kDPaAO
音無「回避って…どうすりゃいいんだよ!」

ゆり「くぐるのよ!」

周りの連中がしゃがみ始める。
反射的に俺も床に抱きついた。

椎名「………」ポイ

半分以上が床で埋め尽くされた俺の視界がなんとか、何かを投げる椎名の姿を捉えた。

音無「げほっ…げほっ…煙幕?」

音無「っていうかあの赤いレーザーって…」

日向「まさしく殺人レーザー、当たったら最高の切れ味で胴体が真っ二つだぜ」

音無「そんなのが俺の上を通りすぎたのか………」

藤巻「第二射くるぞ!幸いさっきのと射線はおんなじだ!」

松下「この悪夢の時間はいつまで続くんだ……」

大山「僕もう精神的に限界だよ……」

日向「なあ、大山、松下五段話がある」

大山・松下「?」

日向「次のトラップはおそらくいままでのようにはいかない。必ず犠牲者が出る」

日向「だからお前達は俺を踏み台にして進むんだ」

大山「そんな、日向くんを犠牲になんてできないよ!」

松下「それに日向は先に進まなくていいのか?」

日向「いいさ、どうせ数えるのを諦めるぐらい失ったここでの命だ」

日向「いいか、達三射が俺の目の前にきたら松下五段は大山を抱えたまま俺を踏み台にして飛べ」

日向「そうすれば確実に回避できる」

大山「待ってよ、日向くん。なんとかみんなで脱出できる方法を………」

藤巻「第三射くるぞ!」

日向「さあ、行け!」

松下「捕まれ大山、うぉぉぉぉぁ!!」バッ
大山「離してよ松下五段!うぁぁぁぁぁ!!」

…………………

…………………

高松「なんとか脱出できましたね」

野田「日向を除いて、な……」

大山「日向くんに助けて貰ったこの命、絶対に失わないよ」

松下「俺もそうしないとな………」

ゆり「さ、進むわよ」

〜ギルド連絡通路B8〜

大山「うわぁ!しまった忘れてた!ここは天上が落ちてくるトラップだぁ!」

音無「さっきの感動的な台詞はなんだったんだよ!」

>>125のコンマ2桁が戦線の運命を決定]

00〜50…死亡者0
51〜60…ゆり・椎名死亡
61〜70…大山・音無死亡
81〜90…高松・松下死亡
91〜99…藤巻・野田死亡

[残りトラップ…4]
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/10/15(土) 19:00:31.92 ID:y5uv//r6o
ksk
126 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/15(土) 19:20:12.91 ID:LD1kDPaAO
野田「藤巻………ここは俺達が………」

藤巻「分かった、日向……もうすぐそっちに行くぜ……」


…………………

…………………


ゆり「なんてこと……野田くんと藤巻くんまでも犠牲に……」

大山「野田くんと藤巻くんに助けて貰ったこの命、絶対に大切にするよ」

音無「全然信用できねえ」


〜ギルド連絡通路B9〜


ゆり「あれ………なんか………」


>>127のコンマ2桁が戦線の運命を決定]
00〜50…死亡者0
51〜68…ゆり・椎名死亡
69〜80…大山・音無死亡
81〜99…高松・松下死亡

[残りトラップ…3]

127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/15(土) 19:23:49.33 ID:HUQX9G9+0
ksk
128 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/15(土) 20:25:42.99 ID:LD1kDPaAO
ゆり「ねえ、何か変な音しなかった?」

高松「確かに………これはまるで床が崩れ……」

バタン。
床が崩れる。
黒く、深く、開いた奈落の最奥には、命を刈りとる針地獄が微かな光沢を放っていた。

音無「って言ってるうちに本当に崩れたじゃねぇか!」

ゆり「何でもいいから何かを掴むのよ!」

俺は出された理不尽な命令に従って無我夢中で空中で手を羽ばたかせた。
すると誰かの足を掴んだらしくその瞬間俺の落下は止まった。

音無「たっ助かった」

ゆり「助かったはいいけど………このままじゃ落ちる………」

確かに危険であることには変わりはない。
現在俺達は磁石に一本づつぶら下がる釘のように全員が足を掴み合うことでなんとか落下せずにいる。
上から順に高松、松下、大山、椎名、ゆり、俺の順といったところだ。

大山「重い………手が痺れそうだよ」

まずい、大山が手を離したりしたら高松と松下以外全滅だ。
早くなんとかしなくては。
しかしどうする、下から一人づつ登っていけば地道に全員助かることはできるだろう。
しかしそんなに時間は無いし、登ろうにも上にあの二人がいるのでは………

音無「………」チラッ

ゆり「なによ?」

音無(やっぱ駄目だよな…)

高松「みなさん、ここは任せて下さい!私が全員を引き上げます」

全員「!?」

一番上にいる高松の声が響いた。
言葉の内容よりも5人を支えながらあの声を出したことの方が凄かった。
そしてその内容も今から実現することとなる。

高松「私の筋肉こそ、この作戦で最高の働きをするでしょう」

この日、高松は戦線に入って以来最高の働きをしたのは言うまでもない。


〜ギルド連絡通路B13〜


ゆり「水攻めね……」


>>129のコンマ2桁が戦線の運命を決定]
00〜50…死亡者0
51〜68…ゆり・椎名死亡
69〜80…大山・音無死亡
81〜99…高松・松下死亡

[残りトラップ…2]
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/10/15(土) 20:27:18.74 ID:LCt9yPtAO
えい
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/10/15(土) 20:32:29.68 ID:y5uv//r6o
おい主人公・・・
131 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/15(土) 21:06:44.13 ID:LD1kDPaAO
松下「水攻めか………藤巻はいないし、ここにいるみんなは泳げるし、たいしたトラップではないな」

ゆり「そうね、早く椎名さんに出口を探して貰って………あれ?ここってこんなに流れ急だったっけ?」

椎名「確かに………」

大山「うわぁぁぁ忘れてた!ここは一定の確率で流れが急になるトラップだったぁぁぁぁぁぁぁ!!」

音無「そんな大事なこと忘れるなよぉぉぉぉぉぉ!!」

松下「おい、音無と大山が流されたぞ!」

ゆり「残念だけど構ってる余裕は無いわ、総員全力で椎名さんの後を追って!」

松下「くっ……無念だ…」


〜ギルド連絡通路B15〜


ゆり「結局生き残ったのはこの四人ね…」

松下「ついにこんなに少なくなってしまったか……」

高松「天使の侵入を想定して作られたトラップですからね、これくらいの犠牲はやむを得ません」

椎名(………ん………あれは?)


>>132のコンマ2桁が戦線の運命を決定]
00〜14…死亡者0
15〜24…ゆり死亡
25〜34…椎名死亡
35〜44…松下死亡
45〜54…高松死亡
55〜64…ゆり・椎名死亡
65〜74…高松・松下死亡
75〜79…ゆり・椎名・松下死亡
80〜85…ゆり・椎名・高松死亡
86〜90…椎名・高松・松下死亡
91〜95…ゆり・高松・松下死亡
96〜99…全員死亡

[ラストトラップ]
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/15(土) 21:11:57.58 ID:IhzsPhcIO
さぁこい!
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(西日本) [sage]:2011/10/15(土) 21:12:17.53 ID:n92H7wuko
そい
134 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/15(土) 22:00:06.78 ID:LD1kDPaAO
椎名(あれは………小犬!?)チラッ

ゆり(あれは………小さな男の子!?)チラッ
高松「なんでしょうかあれは?松下五段?」

松下「うむ、どうやら段ボールに入れられたぬいぐるみセットのようだな。しかしいったい何の意味が………」

椎名「ああ〜〜!子犬が流されている〜!」ダッ

ゆり「川の流れはたったの十秒だって待ってくれないものなのよ!待っててね、今すぐ助けるから」ダッ

高松「な!?どこに行くつもりですか二人とも!?」

松下「そっちは滝だぞ!?」

椎名「とう!」

ゆり「もう大丈夫よって………」

ゆり・椎名「不覚、ぬいぐるみだった(わ)!!」

高松「………」

松下「………」

高松「とりあえず進みませんか?」

松下「早く作戦が終わらないものか…」

〜ギルド〜

チャー「………で、そういう過程で結局たどり着いたのはお前達二人と…」

松下「面目ない………」

チャー「気にするな、こういうときもある」

高松「そういえば天使はどうなったのでしょうか?」

チャー「さっき最後のトラップが破られた、ここに来るのも時間の問題だろう」

松下「なに!それではギルドを守るにはいったいどうすればいいのだ?」

チャー「ギルドごと爆破して天使を生き埋めにする作戦を考えたがあくまでも最終手段だ。リーダーであるゆりがいない以上勝手にギルドを爆破するようなことは避けたい」

高松「しかしそれ以外の方法というと……」

チャー「戦わないか?俺達三人で」

高松「天使と………ですか」

松下「勝ち目は?」

チャー「分からないがやってみるだけの価値はあると俺は思うぞ…それに、あれもあることだし………」

松下「…………」

            ∧
           / ゞ   .,、
          / ∧ ゞ / .ヽ
───────'..//.ヽヽ/ ∧ `────────‐To Be Continued─‐
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ '   ヽ //. V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            V./
ひとまず今日はここまでです。
みなさん安価お疲れ様でした。
またしても安価ですが本日の午後24時までに多数決式の安価を取ります。

1、天使と戦う
2、ギルドごと爆破する

から一つを選んで下さい。
同一IDは無効で同数だった場合もう一度だけ安価をとります。
では。

135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/15(土) 22:24:33.10 ID:SU6Yr8Nuo

1で
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(西日本) [sage]:2011/10/15(土) 22:26:04.55 ID:n92H7wuko
乙1
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/10/15(土) 23:34:49.08 ID:L28LhIm8o
おつ! 1で
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/16(日) 11:34:17.73 ID:DWy+Nu43o
2で
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/10/16(日) 11:46:26.85 ID:sGP6DE4Ao
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/10/16(日) 11:48:08.32 ID:A3X7nNezo
おつー
2
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2011/10/16(日) 22:35:40.92 ID:h8FJciRw0
乙2で
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/10/16(日) 22:37:19.73 ID:6qL1hk6vo
乙1
143 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/21(金) 23:27:55.03 ID:pV6H8w6AO
遅れてすみません、久しぶりに更新します。
テストが終わったら直ぐに次のテストとかこんなのってねぇよ…………更新できねぇよ………。




〜ギルド〜


松下「俺は戦おう、俺達は日向やゆりっぺにこのギルドを託されたんだ、みすみす敵に明け渡す訳にはいかない」

高松(日向さんの場合はともかくリーダーの場合は自爆では?)

チャー「松下は決まりだな、高松はどうする?」

高松「私も力になりましょう」

チャー「よし、ただいまより天使の迎撃作戦を開始する、総員戦闘配置!」

チャーはそう言うとギルドの人員に指示を出した。
まじであれを使うのかよ、という声が出たが、チャーが少し声を上げると直ぐに全員が散っていった。

チャー「よし、高松、松下、これの上に乗れ」

高松「何ですか?この巨大な赤い鉄の塊は?」

チャー「いいから乗れ、よし、今だお前達上げろぉ!!」

ギルドの人員「せーの、オーエス、オーエス!」ギィィィ

松下「な!巨大な赤い鉄の塊が俺達を乗せて上昇しだしたぞ!」

チャー「驚くことはない、吊り上げてるだけだ」

高松「上が見えてきましたよ、どうやらこの巨大な赤い鉄の塊はあの天上に空いてある穴にスッポリ収まるようですね」

チャー「そうだ、そしてその穴はそのまま天使の進攻ルートに繋がっている」



……………………



チャー「着いたな…」

松下「いたぞ…天使だ!」


[チャーの技が変化しました]

[ただいまより戦闘システムを起動します]


144 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/21(金) 23:33:06.33 ID:pV6H8w6AO
[こちらの戦力]

《高松》
必殺技…SR-25
通常技…SIG SG552
苦手技…デザートイーグル.50AE
体力…140

《松下》
必殺技…FFV AT4
通常技…ラインメタルMG3
苦手技…H&K P7
体力…160

《チャー》
特殊技…列車砲(威力150、00〜20で発動)
必殺技…GR21(21〜40で発動)
通常技…ハンドガン (41〜70で発動)
苦手技…CQC(71 99で発動)
体力…140


[敵の戦力]


《天使》
必殺技…handsonic
通常技…overdrive
苦手技…delay
体力…550


[こちらのターン]
>>145が天使を攻撃!

[敵のターン]
天使が>>146を攻撃!

[>>145>>146どちらも
1、松下
2、高松
3、チャー
の中から一つを選んで下さい
>>145のコンマ二桁で>>145の技が決定

>>146のコンマ二桁で天使の技が決定されます]

145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/21(金) 23:51:30.73 ID:GNUFkp+IO
3で
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/21(金) 23:52:16.86 ID:GNUFkp+IO
3で
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/21(金) 23:54:13.03 ID:GNUFkp+IO
3で
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/21(金) 23:56:23.16 ID:GNUFkp+IO
スマンなんか変だ
149 : ◆b6Qgd2/1O6 [saga]:2011/10/22(土) 00:12:46.67 ID:dF9Ui2nAO
連投になってるけど人があまりいないみたいなのでこのままいきます




[こちらのターン]

チャー「最後まで抵抗する馬鹿がいることを見してやろうじゃないか」

チャーは天使の肩をつかみ、そして天使の体を地面に叩きつけようとした。
この攻撃は近接戦闘術といわれる技で本物の軍隊でも使われているらしい。
チャーの攻撃は見事天使にダメージを与えたかのように思われたが………。

[天使550→510]



[敵のターン]

天使「guardskilldelay」ブゥゥゥン

チャー「なに!?」

チャーに地面に叩きつけられる直前天使の体が光り、残像を残してチャーの目の前から天使が消えた。

チャー「新しいガードスキルか………」

[チャー140→100]



[こちらの戦力]
松下…160
高松…140
チャー…100

[敵の戦力]
天使…510



[こちらのターン]
>>150が天使を攻撃!
[敵のターン]
天使が>>151を攻撃!
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/22(土) 00:59:40.98 ID:FKQBrW4po
3
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/10/22(土) 01:02:13.38 ID:ElTQuuBAO
高松
152 : ◆b6Qgd2/1O6 [sage]:2011/10/22(土) 01:09:16.35 ID:dF9Ui2nAO
すみません睡魔に負けます。
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