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さやか「恭介ぇ〜どうしようコレ…///」恭介「け、ケモミミ…!!」その2 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 17:41:55.20 ID:7v2Oj5ae0
前にvipで書いたものの続きで、
前回と違ってちょっとずつ書くから遅いです。
あと、SS速報だから淡々と書かずに回りくどく書いてみるつもりです。
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
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こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
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アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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エルヴィン「ボーナスを支給する!」 @ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
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2 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 17:42:41.32 ID:7v2Oj5ae0
今日はあまりパソコンを使える時間が長くないので突然消えることもあるかもしれません。

あるところまではキチンと書き溜めがあります。
3 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 17:43:44.25 ID:7v2Oj5ae0
さやか「よぅし、今日は学校に行こう!」

さやか「昨日は耳が生えてそれどころじゃなかったけど」ペタ

さやか「…うん、引っ込んだ」グッ

さやか「あ、メールだ」


差出人:まどか
件名:今日学校来る?

本文
昨日は学校に来てなかったけど、大丈夫?
今日は学校に来れるのかな?


さやか「なんて良い子なんだろう」

さやか「今日はいけるよ、っと…」カチカチ

さやか「そいじゃ、行きますか」
4 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 17:44:13.38 ID:7v2Oj5ae0
さやか「あ、まどか。おはよう」

まどか「おはよう、さやかちゃん。昨日はどうしたの?」

さやか「えっとね、ネ…」

まどか「…ネ?」

さやか「(本当のことを言うのは不味いかな)」

さやか「ね、熱が出ちゃって!でももう下がったよ!」

まどか「そうなの?速く治ってよかったね、えへへ」

さやか「さやかは優しいなぁ。そんなに優しくするとあたしは勘違いしてしまうぞ〜」ギュー

まどか「さやかちゃん、見られちゃうよ!」


さやか「あれ、そういえば仁美は?」

まどか「仁美ちゃんは学級委員の仕事で朝早く行ったんだって」

さやか「学級委員も大変だなぁ、あたしには無理だに…な」

まどか「あ、さやかちゃん噛んだ」

さやか「い、いいじゃん、あたしだって噛むもん(やばい、にゃって出かけた)」


教室

さやか「お、仁美おはよー」

仁美「おはようございます、さやかさん」

まどか「おはよう。仁美ちゃん、学級委員の仕事は…」

仁美「ええ、朝のそれは終わりましたけど、放課後は雑草抜きがあって…」

まどか「じゃあ私、手伝うよ!」

さやか「あたしも手伝う!」

仁美「あら、いいんですの?ではお言葉に甘えて…」


理科の授業

先生「このクラスで猫とか飼ってる奴いるかー?」

先生「猫とか犬とかのノミダニ予防はキチンとしろよ、他の飼い主さんにも迷惑がかかるぞ」

さやか「(そういえばあたしはどこまで猫化してるんだろ)」

さやか「(耳だけだよね…?)」

『僕と契約してケモミミ少女になってよ!』

さやか「(うん、耳だけのはずだ)」
5 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 17:44:59.75 ID:7v2Oj5ae0
放課後

仁美「では、担当場所に行きましょう。」

仁美「校庭のあそこからここまでですわ」

さやか「よーし、さっさと終わらせちゃおう!」

まどか「おー!」


仁美「あら、これはぺんぺん草…」ペンペン

まどか「ホントだ、たくさん生えてる。勿体無いなぁ、面白いのに」ペンペン

さやか「でも結局ちょっと鳴らしたら捨てられちゃうんだよね…」

仁美「ねこじゃらしもたくさん生えてますわ」

まどか「猫ちゃんがいないから遊べないね」

さやか「…」

まどか「さやかちゃん、ねこじゃらし見つめてどうしたの?」

さやか「…何故かこっちに集中してしまう…」

仁美「ほらほら〜」フリフリ

さやか「ぁ」ヒョコ

仁美「あらあら、本当に猫さんみたいですわね」フフフ

まどか「私もやろっと」フリフリ

さやか「何か止まらないよ〜」ヒョコヒョコ


まどか「…あれ」

さやか「…」ゼーハー

まどか「さやかちゃん、冗談でやってるんだよ…ね?」

仁美「でも冗談とは思えないほど熱中していらっしゃいますけど…」

さやか「自分でも分からないけど…止まらない…」ゼーハー

仁美「雑草抜き、無理しなくてよろしいですのよ?」

さやか「大丈夫、ねこじゃらし以外抜くから…」ゼーハー
6 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 17:45:54.35 ID:7v2Oj5ae0
まどか「やっと終わった…」

仁美「そうですわね、では速やかに下校しましょう。…さやかさん、大丈夫ですの?」

さやか「大丈夫大丈夫!ねこじゃらし以外は普通に抜けたし」

仁美「言い方は悪いですけど、早めに病院へ…」

さやか「うん、ありがと」

まどか「今日は上条君のところ行くの?」

さやか「帰って準備してから行こうかな」

まどか「…そっか」


病院

恭介「…さやか、まだかな…」ウズウズ

恭介「さすがに昨日ほどの量を出すことはしばらくは無いだろうから、大丈夫だろうけど」

恭介「…毎日アレじゃ身が持たないな。めちゃくちゃ会いたいけど」

さやか「お邪魔しまーす///」ガララ

恭介「ちょ」

恭介「(聞かれてないよな?昨日も聞かれてないから今日も聞かれてないよな?)」

さやか「(何か聞こえた気もしたけど黙っておこう…///)」

恭介「(でもだとしたら何故頬を染めているのか。…どうしよ、恥ずかしい)」

さやか「(顔に出ちゃってるかな、落ち着け、落ち着くんださやか…)」

恭介「さ、さやか。入り口に立ってないで入ってきなよ」

さやか「ぅ…うん」ピョコ

※補足:聞こえてたのは「めちゃくちゃ〜」の部分のみですやったね!
7 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 17:47:15.37 ID:7v2Oj5ae0
恭介「あ、出てきたね」

さやか「うん、そうみたい」ピョコリン

恭介「学校、どうだった?普通にいけた?」

さやか「うん、授業とかは大丈夫だったんだけど…」

さやか「体が勝手にねこじゃらしに反応したんだよね…」

さやか「『僕と契約してケモミミ少女になってよ!』って言ってたのに」

恭介「そうか…そのうち尻尾とか生えてきたりしてね」

さやか「そんな、修学旅行とか行けないよ…」

恭介「じゃあ僕がQBに直接聞いてみるよ」

さやか「ほんと?ありがとう恭介///」ギュー

恭介「(素直に甘えてくるところがこの上なく可愛い。きっとツンデレでは味わえない感覚だろう)」ムクムク


さやか「じゃ、そろそろ帰るね」

恭介「…もう、帰るのか…」

さやか「ごめん。明日また来るからね」

恭介「…」

さやか「来るからにゃん☆」ヒョコ

恭介「…(かわいいいいい!でも僕としてはその一線を超えて欲しい!!)」

さやか「…うーん」トテトテ

恭介「ん?忘れ物でもしt」

さやか「ちゅー」


(略)

恭介「」

さやか「じゃ、明日来るからねー」ガララ

恭介「…ぁ…」←意識が朦朧としています

恭介「」コテン←倒れました
8 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 17:48:43.07 ID:7v2Oj5ae0
恭介「ハッ!」

恭介「こばr…じゃない。今何時だ?!」

恭介「…9時か。ご飯も冷めちゃってるや」

恭介「食器を洗ってる人には本当に申し訳ないな…」パクパク


恭介「ご馳走さまでした。…じゃなくて」

恭介「キュゥべえ、いるかい?」

QB「いるよ」

恭介「質問があるんだけどいいかな」

QB「うん、いいよ」



恭介「まず、さやかが耳以外にネコ化しているようだが」

QB「ああ、あれはね」

QB「誰にも許可を取らずに変化を増やして、本人が『これは良い』と思えばそのまま追加される機能だよ」

QB「といっても『いらない』と思って一晩過ごせば消えるし、後で復元もできるよ」

QB「こういうのって、確認取ったほうがいいのかな?」

恭介「変化する対象の人は分からないけど、愛でる対象の僕としては事前に教えて欲しかったかな」

QB「なるほどね。……人間の考えって難しいなぁ…」

恭介「そりゃあ、一人一人考え方が違うからね。人間にも分からないよ」
9 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 17:50:13.24 ID:7v2Oj5ae0
恭介「で、今日の僕のそれでどのくらい伸びた?」

QB「昨日の2倍だよ。ちゅーってそんなにすごいのかい?」

恭介「み、見てたの…?」

QB「だって沢山愛でてもらわなきゃ困るし…」

恭介「…個人の好みの範囲だと思うけど、ちゅーはすごいと思うよ」

QB「そんなにすごいのかい?じゃあ僕が君にちゅーをしたら…」

恭介「少なくとも宇宙の寿命が延びることは無いと思う」

QB「訳が分からないよ」


恭介「それより、他に見滝原で契約した人はいないの?」

QB「5日ぐらい前の夜、暁美ほむらという女の子のところに行ってみたんだ。もちろん夢の中でね」

QB「まだ彼女のことをよく知らなかったから『僕と契約して周囲の人間の性欲を満たす少女になってよ!』って言ったら」

QB「大人しそうな彼女も流石に気持ち悪かったのか、攻撃してきてね」

QB「『武装明晰夢!縛鎖!!』とか叫んだと思ったら鎖に繋がれてたよ」

QB「人間は夢を自在にコントロールできるのかい?一応、契約のために夢でも動きやすくしてるけど…」

恭介「あれ、武装明晰夢ってどっかで聞いたような…」

QB「第一印象が悪かったから契約できるかは微妙だね。それなりの素質を感じられたんだけど…」

恭介「『願い事を〜』って言ったの?」

QB「…それだ、それを忘れていた」テヘペロ

恭介「そんな調子で大丈夫か」


QB「質問はもう無い?」

恭介「うん。あ、明日はさやかに何を付け足すの?」

QB「う〜ん…何がいい?」

恭介「僕に振るのか…。考えてないのなら、他の人との契約に専念すれば?」

QB「うん、それがいいね。それじゃ」ヒュッ

恭介「さて、僕も今日は早く寝ようかな」
10 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 17:51:09.03 ID:7v2Oj5ae0
QB『…ほむら、暁美ほむら』

ほむら『ひっ…また来たの、帰ってよ…』

QB『前回は説明が足りてなかっただろ?だから追加で説明をしにきたよ』

QB『ぼくと契約してくれたら、何でも願いを叶えてあげるよ!』

ほむら『いや、でも今のところそういうのは…』

ほむら『(そういえば明日は新しい学校に行くんだった。周りに馴染めるかな…)』

QB『それが君の願いならブゴッ』

ほむら『そ、そんなんでいちいち契約なんてできないよ!(何で聞こえたんだろう…)』

QB『それより君、夢の中だとやたら強いよね、何これ?』

ほむら『いや、漫画に影響を受けて…』ブゥン ブゥン

QB『そ…そうですか…』
11 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 17:55:19.03 ID:7v2Oj5ae0
さやか「仁美、今日は転校生が来るって本当?」

まどか「えっ、何それ、初耳!」

仁美「ええ、暁美さん…だったでしょうか。病気で長い間学校を休んでいたそうですわ」

まどか「そうなんだ…」

さやか「でもどんな子か楽しみだな〜」

仁美「あら、二と追うものは一兎をも得ず、ですわよ」

さやか「別にそういう意味じゃ…」


早乙女「はい、それじゃあ自己紹介いってみよう」

ほむら「暁美ほむらです。…えっと、よろしくお願いします」

さやか「うへぇ…すごい美人だね」ヒソヒソ

まどか「かわいいなぁ…」ヒソヒソ

ほむら「(ひぃ、ヒソヒソ聞こえるぅ!やっぱり暗いなとか隣嫌だなとかそんな会話なのかな)」

早乙女「じゃ、暁美さんはそこの席に座ってくださいね」

ほむら「あ、はい」


さやか「あ、私たちの後ろなんだね。あたしは美樹さやか。よろしくね」

まどか「私は鹿目まどか。保険委員だよ」

ほむら「あ、えっと。よろしくお願いします…」

さやか「えぇと、暁美さん?勉強とか分かる?」

ほむら「一応、病院でも問題集とかはやってましたけど…」

まどか「ほむらちゃんの髪ってすごく綺麗だね!どんなシャンプー使ってるのかな?」

ほむら「そんなに特別なものを買ってはいませんけど…」
12 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 17:57:28.96 ID:7v2Oj5ae0
ほむら「美樹さん、は何か部活とかは…?」

さやか「ん?特に何も入ってないよ。あと、美樹さんじゃなくてさやかでいいよ?」

ほむら「あ、はい、さやかさん…」

さやか「…うーん、さん付けってむず痒いなぁ…」

ほむら「鹿目さんはさっきからどこを…?」

まどか「え、あ、何でもないよ!」

ほむら「あ、私、保健室に行かないと」

まどか「じゃあ私も行くよ!ちょっと待っててね」カキカキ

まどか「さやかちゃん、これ読んどいてね」ヒソヒソ

さやか「…?」

まどか「じゃ、ほむらちゃん行こっか!」
13 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 17:58:56.03 ID:7v2Oj5ae0
さやか「何が書いてあるんだろう…」ピラ

まどか『さやかちゃんは気付いてるかもしれないけど、お尻のところに不自然な膨らみがあったよ?』

さやか「…どれどれ」サスサス

さやか「本当だ…。トイレに行ってみてみよう」


さやか「尻尾が生えてゐる」

さやか「耳と同じ青かぁ…。どうしよう、隠れるかな」ペタ

さやか「お、引っ込んだ。ふー、このままだったらどうしようかと」

さやか「…恭介に見せてみようかな」


帰り道

まどか「そういえばさやかちゃん、あの膨らみはどうなったの?」

さやか「あぁ、あれ?何かねポケットに入ってたおもちゃがはみ出てたみたい。帰って縫わなきゃなぁ…」

まどか「なんだ、おもちゃかぁ…さやかちゃんのお尻にしこりでも出来ちゃったのかと思ったよ」

さやか「む、そういうまどかのお尻は大丈夫か〜?」

まどか「ちょっとやめて、くすぐったい…///」


ほむら「(入り込めない…けど)」

ほむら「(女の子同士って良いなぁ…///)」
14 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 18:00:04.07 ID:7v2Oj5ae0
病院

さやか「お邪魔します」

恭介「あ、さやか。今日はどうだった?」

さやか「あのね、転校生が来たんだよ。暁美ほむらって言うすごい美人さんでね」

恭介「ああ、暁美さんね、…あ」

さやか「え、ほむらの事知ってるの…?」

恭介「いや、知らないよ」タラタラ

さやか「…どうして汗かいてるの?」


さやか「最近会ったの?」

恭介「そ、そんな事無いよ…」

さやか「……恭介のバカ」プイ

恭介「ぁ…(完全に無効を向いてしまわれた。どないしよ…ん?)」

恭介「(尻尾が生えてる…しかもさやかは向こうを向いているのに僕の腕に絡ませてくるぞ)」

恭介「(猫の飼育についての本を見てみよう。…何々?)」

恭介「(尻尾の動かし方には諸説ありますので…いいよそんなの)」

恭介「(尻尾を絡ませる行動は、所謂『お気に入りの証明』といわれています)」

恭介「(そ、相思相愛…!!)」ムクムク


恭介「ね、ねぇさやか。僕は暁美さんの名前を知ってるだけで、どんな子かは知らないよ?」

さやか「……」ユラユラ

恭介「(大きくゆっくり振り始めた。…これは『考え中』?)」

恭介「キュゥべえが教えてくれたんだよ。契約しようとしてるけど微妙そうって」

さやか「…分かった。じゃあ何も無いんだよね」クル

恭介「もちろんだよ」

さやか「…良かった」ニューン

恭介「(…垂直に立てているのは、嬉しいときや甘えてるとき。…だっけ。構って欲しいのかな)」

恭介「…」ナデナデ

さやか「にゃっ?!」

恭介「…」ナデナデ

さやか「にゃ…」ウトウト

さやか「うにゃ…」アフ

恭介「(何これマジで可愛い…ちょっとなでられて眠くなっちゃうとかもうね)」ナデナデ

さやか「…」スースー

恭介「寝ちゃった…」ジワ←

恭介「出ちゃった…」
15 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 18:01:36.40 ID:7v2Oj5ae0
さやかの夢

さやか「恭介〜遊ぼうよ〜」

恭介「そうだなぁ…何しようか?」

さやか「抱っこして欲しい〜」

恭介「…大きさ的に無理じゃないかな…それに、手が動かないし」

さやか「…!」

恭介「手が動かないし。手が動かないし。手が動かないし」

手が動かないしテガウゴカナイシてがうごかないしテガウゴカナイシ


さやか「…!!」ガバッ

恭介「び、びっくりした…どうしたの、さやか?(尻尾が巻き込んでる…。怖い?)」

さやか「…」ウニウニ

恭介「ん?僕の左手がどうかしたのかい?」

さやか「…やっぱり、動かないの?」

恭介「…うん。でも…」

さやか「ぅぅぅ…」ポロポロ

恭介「さ、さやか?何かあったの?」

さやか「ぅぅぅ…!」タタタ ガララ

恭介「行っちゃった…」


QB「さやかは悪夢を見ていたようだね」

恭介「悪夢?」

QB「さやかが君に遊んでとせがむんだけど、君が『手が動かないし』と言って」

QB「それが起きるギリギリまでずっと響いてたよ」

恭介「…僕はもう気にしてないのになぁ…」

QB「さやかは多分、この後僕に『あの願いはもういいから恭介の腕を治して』と言うだろう」

QB「そのときは君の意識と彼女の意識を夢の中で繋げてあげるよ」

QB「夢の中なら、僕以外の誰にも聞こえないからね」

恭介「君には聞こえるのか…」

QB「そりゃ、人間の心を理解すればより効率が良くなるからね」


さやか「(やっぱり、キュゥべえには恭介の手を治してもらうべきだったのかな)」

さやか「(今日夢の中で会ったら頼んでみよう)」

さやか「…」zzz
16 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 18:03:18.48 ID:7v2Oj5ae0
夢の中

QB「お、来たね」

さやか「あのね、前の願いを破棄して、恭介の腕を治して欲しいの」

QB「…僕の一存では、それは叶えられない願いだ」

さやか「どうして?もう前の願いは取り消しでいいんだよ?」

QB「…じゃあ本人に聞いてみようか」シャッ

恭介「…さやか」

さやか「きょ、恭介?どうして」ピョコ

QB「僕が彼の意識をこの夢につなげたんだよ」

恭介「さやか、そんな願いは叶えなくていいよ」

さやか「どうして?あたしは恭介のために…」

恭介「僕のため?何が?」

恭介「僕はもうさやかといられるだけで満足なんだよ。これ以上のものは望んでない」

恭介「それに前の願いが破棄されたら、今までみたいにはいられないかも知れないよ?」

さやか「………うん」

恭介「別に腕が両方動かないわけじゃないし、さやかもそんな気を病まなくていいよ」

さやか「………うん」ギュ

恭介「…じゃ、また明日」スゥ
17 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 18:05:07.08 ID:7v2Oj5ae0
翌朝

さやか「…恭介がそれで良いなら…そうするべきだよね」

さやか「…よし、今日はキチンと恭介に謝っていつも通り過ごそう!」


さやか「まどか、仁美、おはよー」

まどか「おはよう、さやかちゃん」

仁美「おはようございます」

さやか「ここで立ち止まってるけど、何かあるの?」

仁美「暁美さんの家がこの近くですから、通らないものかと」

さやか「近くって…」

まどか「昨日はほむらちゃんとここで別れたからね、通るんじゃないかなって」

さやか「全然意識してなかった…」


ほむら「…あれ?鹿目さんに、さやかさん?」テクテク

ほむら「あと、学級委員の志筑さんだっけ」

まどか「ほむらちゃん、おはよう」

さやか「おはようほむら!」

仁美「おはようございます」

ほむら「ええと、待っててくれたの?ありがとう、鹿目さん、志筑さん、さやかさん…」

さやか「普通に溜め口でさやかって読んでくれればいいのに…慎重じゃのう」ニヤリ

ほむら「でも、そんな知り合って間もないし…」

まどか「さやかちゃんだけ名前で読んでもらえるのずるいよー」

仁美「私たちに対してだけでも普通に話してみたらどうでしょうか?」

ほむら「う、うん。できるだけそうするね」


ほむら「呼び捨て以上ちゃん付け未満の呼び方があればいいのに…」

さやか「とりあえず、一番呼びやすい呼び方が良いんじゃない?」

ほむら「…さやか。…やっぱり違和感があるような…」

さやか「そうかな?」

仁美「私は何と呼ばれても構いませんわよ」

まどか「私は名前で呼ばれたいな」

ほむら「そ、そう?…あ」

ほむら「(そこの電柱の影から白い不自然な尻尾がはみ出てるう…)」

ほむら「ちょっと忘れ物しちゃったみたい!急いでとってくるから先行ってて!」

さやか「教科書とかだったら貸せるよ?」

ほむら「だ、大丈夫。そんなんじゃないから」タタタ

まどか「…?」
18 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 18:06:17.68 ID:7v2Oj5ae0
QB「ぎゅべっ」ガッ

ほむら「何であなたが現実にもいるの?!」

QB「何でって、そもそも僕が君の夢に侵入していたんだよ?」

ほむら「もう契約なんかしないから帰ってよ!どうせ誰もしてないんでしょ?」

QB「美樹さやかがしてるけど?」

ほむら「…え?」

QB「さやかにはネコミミ少女になってもらったよ」

ほむら「ネコミミって…ありふれてない?」

QB「彼女の周辺の男性約1名のド直球だったんだから仕方ないよ」

ほむら「周囲の人間って…1人だったの?」

QB「別に2人でも3人でもいいけどね」

ほむら「と、とりあえず!学校には来ないでね!」タタタ


さやか「あ、ほむら」

ほむら「…さやか?どうしてここに…」

さやか「いや、ちょっと遅いから戻ってみた」

さやか「まどかと仁美には先に行ってもらったよ」

ほむら「そ、そうなの…。ねえ、…さやか」

さやか「んー?」

ほむら「ネコミミ少女…なの?」

さやか「…なんで知ってるの?」ヒソ

ほむら「白いのが教えてくれたんだけど…」

さやか「…うん。一応そうなるかな」

ほむら「耳はどこにしまってるの?」

さやか「う〜ん…どこだろ。えい」ピョコ

ほむら「本当に生えてる…」


ほむら「最近夢に白いのが出てきて、『周囲の〜』とか言ってるんだけど…」

さやか「まだ契約してないの?…私は良く考えずに契約しちゃったよ。後悔してないから大丈夫だけど」

ほむら「そのネコミミが好きな人だけど、さやかもその人が好きなの?」

さやか「うん。好きだよ」

ほむら「…そんな風にはっきり言えるのってすごいね」

さやか「でもこんな風になったの、ネコミミが生えてからだよ?」

ほむら「へぇ…」

さやか「契約を勧めるって訳じゃないけど、自分が後悔しないんだったら良いと思うよ」

ほむら「…そうね、もう少し考えてみる…」
19 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 18:07:29.93 ID:7v2Oj5ae0
放課後

まどか「ねぇほむらちゃん!今日は帰りにどこか寄っていこうよ!」

ほむら「うん。…どこにするの?」

まどか「じゃあ、適当にブラついてみようか」

さやか「えー二人ともどこか行くの?」

まどか「うん、特に場所は決めてないけど…。さやかちゃんも来る?」

さやか「うーん、あたしは今日も恭介のところに行こうかな」

まどか「そっか、じゃあまた明日!」

さやか「うん、じゃーね!」


まどか「ほむらちゃん、どこに行こうか?」

ほむら「鹿目さんが行きたいところでいいよ?」

まどか「じゃ、ゲーセンでも行こっか」


ゲーセン


ほむら「うわぁ、色んなのがあるなぁ」

まどか「ほむらちゃんは前はいつ来たの?」

ほむら「今日が初めてだよ!」ワクワク

まどか「すごく目がキラキラしてるよほむらちゃん。ふふふ」

ほむら「でも私、お金持ってきてないや…」

まどか「じゃあメダルゲームにしよ、私はメダル預けてるから」

ほむら「そんなのがあるんだ」ホムホム


ほむら「うわぁ、バニーガールの格好してる人がいるよ。寒くないのかな?」

まどか「……」

ほむら「あれ、鹿目さん?」

まどか「ああ、ごめんごめん。ちょっとバニーさんを…」

ほむら「ああいう格好が好きなの?」

まどか「べべ別に、ああいうのを着たいって訳じゃなくて、でも、その…」

ほむら「私が着たらどうなるんだろう…」ホワワン

まどか「え?!着てくれるの?!」

ほむら「え(冗談だったのに、あれ?)」

まどか「じゃ、明日家に来てくれる?」

ほむら「うん、良いよ(いやきっと向こうも冗談だよね)」
20 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 18:08:17.72 ID:7v2Oj5ae0
まどか「ふぅ、楽しかったねほむらちゃん!」

ほむら「うん、すごく楽しかった」ツヤツヤ

まどか「ほむらちゃんって結構上手なんだね。メダルがだいぶ増えたよ」

ほむら「そう、かな?」

まどか「今日はほむらちゃんを家まで送るよ!」

ほむら「良いの?ありがとう、鹿目さん」


病院

さやか「お邪魔します」

恭介「やあさやか!」

さやか「…その、昨日はごめんね」

恭介「別に気にしてないよ」

さやか「…うん」ギュ

恭介「よしよし」ナデナデ

さやか「…」ウトウト

恭介「(あれ、尻尾が出てこないな…尻尾で考えを読もうとしてたのバレたかな)」

恭介「ほらさやか、こんな所で寝ちゃダメだよ」

さやか「んー」ヒョコヒョコ

恭介「ほら、早く起きて(かわいい何これ…)」

さやか「…やー!」フルフル

恭介「我侭言ってちゃダメだろ?」

さやか「もうちょっとだけ」

恭介「…仕方ないなぁ」ニコ



翌日・放課後


まどか「じゃあ、ほむらちゃん行こうか」

さやか「今日もデートかお二方〜」

ほむら「で、デート…?///」

まどか「今日は私のうちで遊ぶんだよ。さやかちゃんも今日は来る?」

さやか「うん、途中で帰るけどそれでよければ」

まどか「じゃ、3人で遊ぼう!」

ほむら「志筑さんは…」

仁美「私はお稽古がありますので、またの機会に」ペコ

ほむら「残念だなぁ…」
21 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 18:08:58.38 ID:7v2Oj5ae0
まどか宅

ほむら「それで、何するの?」

まどか「コスプレ大会」

さやか「マジっすか」

まどか「それぞれが似合う衣装があったら良いなって」

ほむら「(嘘、嘘だよね、バニーなんて無いよね?でも昨日のが約束として成立しちゃってるなら…)」

まどか「ほむらちゃん、これ着てみて」つバニー

ほむら「ですよねー…」


さやか「何でこんなに衣装があるの?」

まどか「私の趣味だったりするよ」

さやか「知らなかった…」

まどか「さやかちゃんも何か着てみてよ。クローゼットにネコミミとか入ってるよ」

さやか「」ギクッ

さやか「うん、じゃあ適当につけてみるね」

さやか「まどかは着ないの?」

まどか「だって私は審査員だし…ティヒ」

さやか「ズルいよー」


さやか「ほむらはまだ着替え終わってないよ、あたしは着けるだけだからすぐ終わったけど」

まどか「ほむほむバニー楽しみだなぁ」

さやか「ほむほむバニーって」ピョコ

ほむら「えっと、着替えた…けど」モジモジ


さやか「」ブビー ←鼻血

まどか「CAWAIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIII!!!!」

ほむら「えっ、えっ…///」

さやか「何という破壊力…慎ましきお胸に隠された未知の力…!!」

まどか「ねぇほむらちゃん写真撮ってもいい?」

ほむら「は、恥ずかしいって…やめてよぉ///」

まどか「せめて目に焼き付けておこう」ジー

ほむら「や、やめてよ…///」モジモジ


さやか「あ、そろそろあたし帰るね!」

ほむら「え、ちょ」


まどか「これで二人きりだねほむらちゃん!ウェヒヒ」

ほむら「(終わったー!)」
22 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 18:09:59.01 ID:7v2Oj5ae0
ほむら「結局写真撮られた…」

ほむら「…でも。何か新しいものに目覚めてしまった///」

ほむら「恥ずかしいけど、すごく良い…」


壁l まどか「ウェヒヒ、洗脳完了だよ」

壁l まどか「ほむらちゃんはM属性があるんじゃないかなと思ってたけど…ウィヒ」

壁l まどか「最高に可愛いよほむほむバニー」


ほむら「寒気が…」ブル


病室

さやか「入りますよー」

恭介「お、さやか。今日は昨日より遅かったね」

さやか「いやー、ちょっと友達の家に遊びに行ってて」

恭介「そうか。それにしてもさやかは今日も可愛いな」

さやか「えっ、そ、そうかな…///」

恭介「うん。ケコーンしたいレベルで可愛いよ」

さやか「け、けこーん?///」

恭介「さやか、抱きしめていいかい?」

さやか「う、うん///」

恭介「(僕から甘えたらどうなるかと思っていたけど)」

恭介「(結婚したい。というかアレしたい。せっく)」ムクムク

さやか「…恭介、変なこと考えてる?」

恭介「」ギクッ

恭介「そんな事ないよ!僕はいつでも元気だよ」

さやか「布団の上に乗って思ったんだけど、何かこの辺硬くない?」

恭介「ぎ、ギブスだよ」

さやか「そっか。えへへ」ギュー

恭介「(考えが単純って言うか、幼いって言うか。最高だ……)」
23 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 18:10:48.04 ID:7v2Oj5ae0
ほむらの夢

QB「やぁ、ほぶ」ゴホッ

ほむら「いい加減にしてよ…」

QB「君は鹿目まどかの好きなものを知っているかい?」

ほむら「…知らないよ」

QB「バニーガールだよ」

ほむら「」ブッ

QB「君は女の子同士のそれに憧れている節がある」

QB「これはチャンスだよ?」

ほむら「でも、鹿目さんを本気でそんな目で見てるわけじゃないし…。かわいいとは思うけど」

QB「早く契約してよ…」

ほむら「そういえば契約してあなたたちに何かあるの?」

QB「(略)」

ほむら「体に変化を起こしてまで…。じゃあ普通に契約しなくても直接採取すればいいんじゃないの?」

QB「契約することで『感情エネルギーを譲渡します』って事になるから無理なんだよ」

ほむら「仮契約ってことにしておけば?」

QB「…人間って中々賢いね」

QB「じゃ、明日も鹿目まどかのところでコスプレをしてくれ」

ほむら「…まぁ、いいけど」

QB「ありがとう。そんな君にとっておきの衣装をプレゼントするよ」

ほむら「どうせくだらない物でしょ?(…ちょっと気になるけど。アニメキャラかな?)」
24 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 18:11:27.61 ID:7v2Oj5ae0
QB「[ピー]の着ぐるみだよ」

ほむら「予想のやや斜め上を行く展開だった」

QB「これを手に入れるのには苦労したよ。夢の国からとってきたんだ」

ほむら「えぇー…」

QB「夢の国の裏の姿を撮影してきたよ」つurl

ほむら「QB、大丈夫?…どうなっても知らないよ?」

QB「一応生産に使うお金は置いてきたけど。何かあるのかい?」

ほむら「TDLはもう一種の宗教なんだよ」

QB「わけがわからぼ」ドカッ

ほむら「ヒィ-!!!」

?「僕の秘密を盗んでいったのは君かい?ハハッ、お仕置きが必要だねwwwwwwwwwwww」

QB「無闇に潰すのはやめて欲しいな。夢で倒されると動きが止まってしまうんだかるぅ」ドカッ

?「何匹出たところで僕の敵ではないよ…ハハハッwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ほむら「いやぁぁぁぁああああああああ!!!!」ピャー

?「…君、僕の秘密を返してくれるかな?ハハッwwwwwwwwwwwwwwww」

ほむら「は、はい!」ヒョイ

?「ありがとう。この事は君たちの記憶から消させてもらうよ」

ほむら「はい、どうぞよろしくお願いします!」

QB「この脅威は次の個体にも持ち越したいのだけどね」

?「次にやったら君に最高の恐怖を教えてあげるよ。これだけは残してあげよう」

ほむら「」ガクガクブルブル

?「ここで起きたことは全て忘れろ!」

QB「ヘwwwwwwタwwwwww練wwwwww」グシャ

QB「」
25 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 18:12:35.25 ID:7v2Oj5ae0
ほむら「はっ」

ほむら「何か恐ろしい夢を見ていたような…」

ほむら「QBと仮契約して、衣装をくれるって言って…そこからは思い出せないや」


翌日

ほむら「今日も鹿目さんの家、行ってもいい?」

まどか「いいよー」

さやか「あたしは行けないや、ゴメンね」

ほむら「そっかー、残念」


さやか「…何故か朝から頭がボーッとするんだよね。風邪かな」

仁美「あらあら、お体には気をつけてくださいね」

さやか「それに無性にムラムラするっていうか…」

仁美「…/// そ、そんな事は口に出してはいけませんわよ///」

さやか「ぅ〜…切ないよぉ」キュンキュン

仁美「きゃー///」ダダダ

さやか「仁美のああいう反応もかわいいな」
26 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/11(火) 18:13:37.14 ID:7v2Oj5ae0
書き溜めはとりあえずここで終わってますけど、エロって需要あるのか…?

というよりまどかとほむらは忘れて恭介とさやかの方がいいのかな?
というより、話が脱線して訳が分からなくなってるのでは?

でもかといってさやかを愛でるだけじゃ長続きしないし…
ちょっと意見を頂きたい。構ってちゃんとかじゃなく真面目にお願いします。
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/11(火) 18:30:10.97 ID:H3M2AT9DO
構わん
そのまま続けろ
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/11(火) 18:49:19.50 ID:TaRqlF5DO
恭さやを大体固定で他のはちょこちょこ入れれば良いんじゃない?
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/12(水) 02:26:07.33 ID:3DbwnT6uo
生々しいエロはいらないかなぁ
やっぱいちゃいちゃしてる方がいいから微エロで止めて欲しい
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国) [sage]:2011/10/12(水) 09:00:53.01 ID:sB8rAzkAO
ちょっと前スレ漁ってくる
31 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/13(木) 19:29:34.22 ID:UZUMPJKp0
>>27->>29

ありがとう。今から書いてくる。
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/10/13(木) 22:28:22.61 ID:3KowH01I0
期待
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/13(木) 23:37:55.18 ID:R8qmNkzMo
>>31
更新されるまで今日は寝ない
でも明日早いんだよな…

なにが言いたいかというとお願いします。早く
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2011/10/14(金) 21:50:05.02 ID:sWWvsvjTo
>>26
濃厚エロでもいいじゃないか。
書きたいキャラしかでてこなくてもいいじゃないか!

楽しみにまつよー
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/15(土) 16:16:04.83 ID:ZoYTvIADO
なんかアレだね、戦闘の無い東京ミュウミュウって感じだね。
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/17(月) 23:05:36.15 ID:qK6Da/nSo
前スレ読んだよー
37 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/18(火) 16:57:37.98 ID:d/4py0WO0
やべぇ、書いてくるって言ってもうすぐで1週間だった

あれからあまり書く時間が無くあまりたくさんは掛けてませんが投下していきます。

>>36
最後の誤爆報告は本当に痛かったと思う。ありがとう。
38 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/18(火) 16:58:33.75 ID:d/4py0WO0
あと、その日中の更新を期待してた人はごめんなさい。
今回も書き溜め投下→数日消えるのパターンになると思います。


さやか「ムラムラするけどまぁ実践するほどでもないや」

さやか「きっと恭介に会いたいんだよね」


さやか「お邪魔しまーす」

恭介「お、さやか。今日も元気だね!」

さやか「恭介!これでも喰らえ!」ギュー

恭介「どういうことでしょうか?」

さやか「突然のハグでございます」ピョコ

恭介「…///」

さやか「///」


恭介「そういえばまた尻尾が出てるね?」

さやか「うん。いるのかいらないのか微妙なんだよね…」

恭介「でもそれがまた出てるって事は、少なくともさやかが『必要だ』と思ったりしたはず」

さやか「な、なんで分かったの?」

恭介「いや、キュゥべえが教えてくれたし…」

さやか「もう!先に言ってよ」プンスコ

恭介「ゴメンゴメンって」
39 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/18(火) 16:59:03.89 ID:d/4py0WO0
さやか「そんな恭介にはお仕置きしちゃうぞ〜」

恭介「マジですか…(何かな、猫パンチ?うひょぉ俺得!)」

さやか「尻尾をフル活用したくすぐり攻撃だったりします」コチョコチョ

恭介「え、ちょ尻尾」

恭介「うひぃー」


恭介「はぁ、はぁ…」

恭介「さやかさん、そろそろ許してください」

さやか「…あー疲れた。いいよ、許したげるよ」

恭介「わーい嬉しいなー(棒)」


恭介「で、どうして尻尾が必要って思ったの?」

さやか「…別に。なんとなくあったほうが良いかな、と思っただけ」

さやか「ていうか、こないだ尻尾で気持ちがどうのってとこ見てたでしょ、本の」

恭介「どうして分かったの?(やっぱりこないだ消えたのはバレてたのか)」

さやか「いや、だいぶ布団からはみ出てたし。」

恭介「アチャー」

恭介「尻尾を絡めてきたのは?」

さやか「…あ、あたしの意思じゃ…ないもん///」

恭介「モロバレだよさやか。チクショウ、かわいいな…こやつめ!」ギュ

さやか「む、やったな!」ギュゥゥゥ
40 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/18(火) 17:00:50.95 ID:d/4py0WO0
にゃんにゃん


QB「…何故だろう。僕もああいう風になってみたいと思えてしまったよ」

QB「ぶっちゃけ宇宙の寿命はこの二人で余裕っぽいんだよね…」

QB「ほむらのそれは僕たちが感情を理解するために使ってみようかな?」


まどか宅

ほむら「(キュゥべえは…来てるね)」

まどか「ほむらちゃん、窓の外見てどうしたの?」

ほむら「ううん、なんでもない」

まどか「今日は何する?ジェンガでもやろっか!」

ほむら「うん!」

ほむら「(あ、キュゥべえ?失敗しちゃった)」

QB「(あーいいっていいって。それでも多少は取れそうだし)」

ほむら「(さいですか)」


まどか「よし、じゃあ私から抜いていくね!」ソローリ

ほむら「…」スッ

まどか「…ぉ、危ない危ない」スッ

ほむら「どの辺にしようかな…」

QB「(ねぇねぇほむら!ジェンガだっけ?それって面白いの?!)」

ほむら「(うん面白いよ、でも集中してるから黙って)」

QB「(…僕もやりたいな)」

ほむら「(じゃあ私のうちにも一応あるから帰ったらね)」

QB「(うん、分かったよ)」


まどか「あっ」グラ

ガラガラ

まどか「あー、惜しい」

ほむら「もっかいやろ!」

まどか「うん!」


QB「(あれ、こういうのでも案外溜まるのね。もう感情とか余裕じゃね)」

QB「(宇宙の寿命1年分があれば、幼児が覚える程度のものは僕たちにも理解できるだろう)」パァァ

QB「(あれ、何故か涙が出てきたよ?今まで泣かなかった分、って事なのかな…)」ポロポロ

QB「(そういえば、僕たちを作った…?ん?誰が作ったんだろう。無性に会いたい…)」

QB「(あれ、超えてはいけない一線を超えた、ような…)」
41 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/18(火) 17:01:24.69 ID:d/4py0WO0
さやか「そんじゃ、そろそろ帰るね」

恭介「えぇー…じゃあちゅーしてちゅー!///」

さやか「はいはい、また明日」チュッ

恭介「うん、また明日」ムクムク

恭介「…」ドピュ

恭介「……早漏以前の問題だよね、コレ…。」


恭介「(どうにかしてShut say を押さえられないだろうか。…文法なんて関係ないさ。誤魔化すためだもの)」

恭介「(…オナ禁…といってもどうせ出ちゃうしなぁ…。去勢?ムリムリ)」

恭介「(あらかじめ出しておけばいいかな。オカズ用意して…ダメだ。さやか以外じゃ抜けない)」

恭介「(…あ、さやかの写真を撮ればいいのか!)」ピコーン

恭介「明日撮るから父さんに持ってきてもらおう」

恭介「ニヤニヤが止まらないぜ…!」
42 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/18(火) 17:03:08.97 ID:d/4py0WO0
翌日

QB「早く別の感情も芽生えさせないと…ひっく」ポロポロ

QB「…ちょっとくらい貰ってもいいよね、恭介…」

恭介「え?良いけど。なんでそんな事になってるの」

QB「君たちのそれと違ってあっちのは得られるエネルギーが少ないから中途半端に…」

恭介「あー分かった分かった。1万年分あれば余裕?」

QB「1,000年分で余裕だよ」

コンコン

恭介「お?」

QB「やべっ」シュン

恭介父「恭介がカメラが欲しいって言うから持ってきたよ」

恭介父「しばらく来れていなかったが…随分活き活きとした表情をしているな」

恭介「…そうかな?」

恭介父「ああ。はい、これカメラな」

恭介「ありがとう父さん。」

恭介父「うん。…じゃあまたしばらくは来れないが…」

恭介「…大丈夫だよ。じゃあ」


QB「なんでカメラが必要なんだい?」

恭介「…君は知ってるだろ?」

QB「バレたか」

恭介「まぁ、辛いだろうけど今日の放課後ごろには溜まるから」

QB「うん、頑張るよ…」ホロリ
43 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/18(火) 17:04:30.49 ID:d/4py0WO0
放課後

恭介「さやかが入ってくる瞬間に撮っちゃおう」

ガララ

恭介「キター!」パシャ

看護婦「」

恭介「」

看護婦「えっと」

恭介「ち、違うんです!ちょっと扉に写る日の光を撮ろうとしたわけで」

看護婦「そ、そっか(明らかにキター!って聞こえたんだけどね)」

恭介「け、消しましたから!」

看護婦「うん、じゃあ布団とか取り替える?(私に気があるのかな?いやいや歳の差とかあるし)」

恭介「結構ですお構いなく!(あんたなんか興味ねーよ!仕事してるのに悪いけど帰れ!)」

看護婦「そ、そう…」ガララ

恭介「…はぁ」

QB「大丈夫かい?」

恭介「萎えた」

QB「看護婦さんが可哀想だよ…」
44 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/18(火) 17:06:37.44 ID:d/4py0WO0
さやか「お邪魔します」

恭介「」グッタリ

さやか「きょ、恭介!大丈夫?!」

QB「大丈夫だよ。ちょっとした事件があってだね」

さやか「事件?」

QB「そんな大袈裟な話じゃないけど。もぐもぐきゅっぷい」

さやか「かくかくしかじかみたいにソレを使うのはどうなの…?」

QB「伝わって…いない…!」


QB「まあ要するに彼は萎えてしまったんだよ。たぶんこの会話も聞こえてないよ」

さやか「萎えるって感覚がいまいち分からないけど…ヤバいね」

QB「女性で言う冷めるに近いんじゃないかな。そんな訳で恭介を癒してあげてよ」

さやか「やれやれ…おーい恭介ー」

恭介「…」グッタリ

さやか「起きろー、水掛けちゃうぞー」

QB「それ何年前の目覚まし時計だよ」

恭介「…」グッタリ

さやか「…」

QB「そうそう、確かレオ…ラオ、あれどっちだっけ」


さやか「…食べちゃうよ?///」ボソッ
45 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/18(火) 17:07:22.90 ID:d/4py0WO0
恭介「ぁ」ドピュゥゥゥ

さやか「あ、起きた?(すごく恥ずかしかった…///)」

恭介「ぅ…うん。何年か前の歯磨き粉のCM並みには(すごい量が出た…もう太ももに掛かってるし)」

QB「あ、『ワーオ!お目覚めフレッシュ!!』ってやつだね。知ってる人なんてそう居ないよ…」

さやか「ねー恭介、今度どこか遊びに行こうよ!」ピョコリン

恭介「うん…とりあえずトイレに行ってもいいかな」

さやか「じゃあ途中まで押していってあげるよ!」ピョコ

恭介「今日もネコミミが可愛いね。おn…なんでもない」

さやか「おな…?」


トイレ

恭介「写真を撮るのも忘れていた。美樹さやか、恐ろしい子…」

恭介「久しぶりだな、ノーパン」ヌギヌギ

QB「いやー、ありがとう!もうほとんどの感情というものを学んだよ」

QB「うひひwwwwwwwwwwwwさやかたんかわいいwwwwwwwwwwww」

恭介「な…さやかは僕のだからな」

QB「分かってるよ。じゃあ僕は彼女を作りに行くから。あ、ちゃんとエネルギーは回収するから安心してね」

恭介「彼女って…君たちに性別ってあるの?」

QB「あるんじゃね?ちなみに僕みたいなケモショタが好きな第二次性徴期の…」

恭介「はいはい」
46 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/18(火) 17:07:56.61 ID:d/4py0WO0
マミ「…」カチカチ

マミ「ケモショタ R-18 っと…」カタカタ

マミ「……もうgoogleもpixivも見飽きたわ。ポケモンのエロももうお腹いっぱい」

マミ「……現実でそんな出会いがあったらびっくりね」

QB「(キター!…何て話しかければいいのかな?失敗しないかな…)」

QB「(お茶しない?…家の中だしなぁ)」

QB「(ちょっと遊ばない?…キモいかな)」

QB「(セックス…?コレだ!!)」

QB「セックスーッ!!!」

マミ「!?」
47 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/18(火) 17:08:27.56 ID:d/4py0WO0
恭介「ただいま帰りましたー」

さやか「お帰り。長かったね」

恭介「そう?さやかに言われたくないかな」

さやか「…」ムッ

恭介「それで、さっきどこか行くって言ってなかったけ」

さやか「うん!」ピョコピョコピーン

恭介「耳がぴょこぴょこ尻尾がピーン」

さやか「あのね、恭介が良ければ…というよりまだ場所は決まってないんだけど。」

恭介「ぜひ行きたいな!場所は…どうしようか」

恭介「(…病室からラブホが見える…。初めて気付いたよ)」

さやか「ん?恭介、どこ見てるの?」ヒョイ

さやか「」

恭介「ち、違うよ!」

さやか「恭介が良いなら別に良いよ?」

恭介「まだ子供だから、6年ぐらいしたらね」

さやか「うん…///」


恭介「無難に水族館とかどう?」

さやか「よし、じゃあ決定ね!平日にする?」

恭介「平日って…。学校に行かずに遊びに行く人間は許せない派なんだよね」

さやか「そっか、じゃあ今度の土曜日は?」ヒョコ

恭介「よし、そうしよう!」


恭介「という訳で先生、遊びに行きます」

医者「どーぞどーぞ(最近どんどん元気になってるな…良い事なんだけど)」
48 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/18(火) 17:08:54.85 ID:d/4py0WO0
金曜日


恭介「あぁっ!!!」

さやか「どうしたの恭介?!」

恭介「さやか、僕と一緒にいたらネコミミと尻尾…」

さやか「帽子と長スカート穿いてくし大丈夫だよ!」

恭介「でもさやかの尻尾は長いからある程度気をつけてないと」

さやか「そうだね…。あ、太ももに巻いておくよ!」

恭介「それは名案だね(…あ)」ムクムク

恭介「(尻尾が太ももに巻かれてるの想像したら勃ってきた!ヤバい!)」

さやか「あ、恭介」

恭介「はい、なんでしょうか!」

さやか「…どうしたの?明日のお弁当の中身…」

恭介「あ、お弁当?そそそそうだね!缶詰のさんまの…」

さやか「えー、あたしが料理するんだもんー」ブー

恭介「そ、そう?じゃあコンb…じゃない、ツナ醤油おにぎり…」ドピュ

さやか「おっけー」

恭介「(もうホントこれどうしたらいいの…)」

恭介「(あとツナ醤油+鰹節適量はマジで美味しいから!その二つが好きなら大丈夫だから!)」
49 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/18(火) 17:09:48.38 ID:d/4py0WO0
今日はここまでです。水族館編はまだ書きあがってないので、またしばらくお待ちください。

出来る限り早く書き上げようと思っています。
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/18(火) 22:37:06.60 ID:K/aL7oq+o

なんだかムズムズするが良いぞー
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/19(水) 21:33:28.00 ID:sW6RkhiDO
乙乙
漫画でよくある興奮して鼻血の代わりに射精してるような勢いだなww
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/10/20(木) 22:59:31.71 ID:d+Hez90l0
恭介ヤバイだろwwwwwwwwwwwwww
同棲とかしたら一日でテクノブレイクだなwwwwwwwwwwwwww
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [ sage]:2011/10/26(水) 20:18:49.78 ID:jZ9GGU++0
さやかが可愛すぎる
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/10/27(木) 14:30:59.23 ID:a8XGqoNV0
水族館編ーーーーー!
はやくきてくれーーーーーー!
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/10/27(木) 14:31:39.34 ID:a8XGqoNV0
水族館編ーーーーー!
はやくきてくれーーーーーー!
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2011/10/27(木) 14:38:23.76 ID:a8XGqoNV0
水族館編ーーーーー!
はやくきてくれーーーーーー!
57 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/27(木) 16:22:16.49 ID:HJeKvwd/0
こんにちは。
せっかくみなさんが続きを期待してくださっている中、大変申し訳ないのですが
一昨日書き始めて、ぶっ続けで最後まで書ききったのですが、パソコンのフリーズで全てやられました。

途中で上書き保存とか挟めばよかったのに…

今から覚えてるだけババっと書いて、明日投下します。本当に申し訳ありません。
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/10/27(木) 18:42:41.44 ID:uy8csHZAO
どんまい、頑張ってくれ、期待してる
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/27(木) 19:48:38.79 ID:KgWP41+1o
早期投下とか気にしないでしっかり思い出して書いてくれてもいいのよ?
手間じゃなければ
60 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/28(金) 17:03:39.14 ID:EnaSArx00
土曜日


恭介「さて、遂にやってきました水族館」

さやか「今日は帰っても両親いないからゆっくり回ろうね!松葉杖だし、無理しなくていいからね?」

恭介「そうだね、ありがとう」

さやか「そういえば途中の電車でネズミの耳のカチューシャつけた人がいたね」

恭介「そうだったね。何でつけてたんだろう」


ハハッwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


恭介「おや、悪寒が…」



さやか「わぁ、噴水があるよ!」タタタ

恭介「無邪気だなぁ…。…そこが良いのは言うまでも無い」

さやか「恭介ー!早くー!」

恭介「ちょっと待ってよー…」カツカツ


恭介「ここは入場料が安めだから良いよねー」

さやか「安い高いのそれが分からないよ…」

恭介「●●シャ●●水族館はここの2倍くらいあったはずだよ」

さやか「な、何だとぅ…」

恭介「でもこっちは結構広いし、どっちかというt」モゴッ

さやか「え、営業の妨害は良くないよ!」

恭介「あっちはあっちで楽しかったけどね?」

さやか「…色々つっこみたいけど黙っとくよ」
61 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/28(金) 17:04:29.67 ID:EnaSArx00
恭介「(それにしてもネコミミも尻尾もないとなぁ…)」

さやか「恭介ー!ペンギンとか見に行こうよ!…あれ」

さやか「恭介、なんかあまり楽しくない…?」

恭介「そ、そんな事ないよ!」

さやか「ウソでしょ?本当につまらなそうだもん…うっ」ポロ

恭介「ごめん、さやか!謝るから泣かないでって」

さやか「うぅ…」ポロポロ

恭介「ご、ゴメン…。とりあえずどっか座ろう?」

さやか「…」ポロポロ

恭介「(あれ、座るところが見当たらない…)」



恭介「別に楽しくないわけじゃないんだ。でも、その…」

恭介「ネコミミとか尻尾が欲しいといいますか…」

さやか「…でも、こんな所で出せないよ…」

恭介「…ゴメン」

さやか「…罰ゲーム」

恭介「(罰ゲーム、だと…!やはりキスなのか、キスなのか?それとも公開オn)」

さやか「触れるコーナーのウニを持って、従業員に『これ、食べていいですか?』って聞いてきて」

恭介「(なんでそんなに微妙なところをついて来るんだ、さやか…!流石僕の嫁だ。もっとソフトなのが良かったけど)」

さやか「もしくは触れるコーナーの海水を口いっぱいに含んであたしの前で飲むか」

恭介「じゃあそれでお願いします(あれ、でもこれってヤバくね?汗なんて言うほどかかないし、海水って…)」

恭介「(あ、でもこれで体調が悪くなればかえってラッキーなのでは?)」

恭介「行って参ります」カツカツ
62 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/28(金) 17:04:58.00 ID:EnaSArx00
恭介「もご、ももっめみまみま(もど、戻ってきました)」

恭介「もめめみい?(これでいい?)」

さやか「せーのっ」

恭介「」ゴクン

恭介「」

恭介「辛っ」

さやか「あははははははっ!!」

恭介「え、えぇー…」

さやか「本当に飲んじゃったけど、大丈夫?」

恭介「えぇー…」

さやか「帰ったらいくらでも出せるんだから、今はこっちを楽しみたいな…?」

恭介「(こここここ小首傾げられたぁぁぁ!!!)」ムクムク

恭介「(おっと、ここで出してしまうわけにはいかん、耐えるんだッ…!)」

さやか「じゃあ次はペンギンね!」グイグイ

恭介「仮にも松葉杖なんだから引っ張らないでくれ…(勃ってるから歩きにくいし…)」

QB『全く、さっきのでさやかがマジで絶望するんじゃないかって焦ったよ』ドキドキ

恭介『一応仕事はキチンとこなすんだね』
63 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/28(金) 17:05:31.57 ID:EnaSArx00
さやか「ペンギンかわいいー」キャッキャ

恭介「そうだね、さやかみたい」

さやか「あ、あたしはネコちゃんなんだもん…」

恭介「分かってるよ。さやかが一番かわいい。」

さやか「えへへ///」

恭介「(勃ってるのがバレるのも時間の問題か?何とか気を逸らさなくては…!)」

QB『君とさやかがセックスすればメチャクチャ稼げるんだけどなぁ』

恭介『セクッスは大人になってからって決めてるんだよ』

QB『落ち着いて、セックスだよ。復唱してごらん。…でもセクッスって何…?』

恭介『セックス、セックスセックスセックス…」

さやか「えっ、何言ってるの恭介///」

恭介「え、聞き間違いじゃないかな?(やべーやべー、声に出てた)」

さやか「でも今確かに…。そういうのは大人になってからね///」

恭介「分かってるよ(え、同じような考えだったの?幸せ!)」

QB『何気に今のでも1000年は溜まってるわ…』ビックリ
64 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/28(金) 17:06:39.44 ID:EnaSArx00
さやか「じゃ、そこのコーナーを見たら、休憩コーナーでお弁当だね!」

恭介「ついにさやかのお弁当が食べられる…」

さやか「そ、そんな大したものじゃないよ?」


さやか「恭介はあまり食べないと思ったから、簡単な料理を詰めました。手抜きじゃないよ?」

恭介「ま、手抜きでも嬉しいけどね」フフフ

さやか「もー、恭介ったら」エヘヘ

恭介「やっぱりツナ醤油美味しいな」

さやか「一応追加分はあるからね。足りなかったら言ってね?」

恭介「さやかのキスが足りない」

さやか「…真顔でそういう事言わないの!///」チュ

恭介「んっ…」ドピュ

恭介「…(おい…おい…!!)」

さやか「えへへ、ツナの味…///」



さやか「あー、楽しかった!」

恭介「そうだね、また来ようね。」

さやか「うん!」

恭介「(何故だ…何度見ても何度聞いても飽きが来ない…。すばらしいよ、さやか)」←矛盾

恭介「帰ったらどうする?」

さやか「とりあえず、今日一日は自由なんでしょ?じゃあ私の家でお泊りしようよー」

恭介「さやかから見たらお泊りとは言わないだろぅぉ…だろうよ」

恭介「本当に…良いの?」ムクムク
65 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/28(金) 17:07:09.86 ID:EnaSArx00
さやか「もちろん!恭介だったらいつでもいいよ!」

恭介「ありがとう!(マジでありがとう!!宇宙の寿命も延びるし一石二鳥だね!)」

恭介「(ただひとつ不安なのはさやかのセリフから微量のヤンデレ分が感じられたことだな)」

恭介「(ヤンデレは怖いよ…そこまで愛されるのは嬉しいけどケガとかやめて欲しいよ…)」

恭介「ねぇ、さやか。他の友達は呼んだりしないの?」

さやか「え?だって恭介と居たいもん」

恭介「(良かった、全然大丈夫そうだ。『何で?どうして恭介以外の人間を?』とか返されたらそれはきっと死亡フラグだろうし)」

恭介「じゃあ早くさやかの家に行こうか」カツカツカツカツ

さやか「ちょっと恭介、松葉杖なんだから気をつけて…」ピョコピョコ


さやか「カギ開けたよー」

恭介「さやか、最終確認だ」

さやか「了解です!」ビシ

恭介「本当に、ご両親はいらっしゃらないんだな?」

さやか「イエッス!」ビシ

恭介「おっしゃ、お邪魔しまーす」

さやか「いらっしゃーい」

恭介「ウヒョー!さやかの家だぁぁぁあああ!!」

さやか「ウヒョー!恭介が家に来たぁぁぁあああ!!」

恭介「ウヒョー!近所迷惑だぁぁぁあああ!!」

さやか「…ウヒョー」

恭介「…ウヒョヒョー」
66 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/28(金) 17:07:56.21 ID:EnaSArx00
さやか「私の部屋はこちらです。どうぞご自由に」ピョコリン

恭介「あぁ、それはそれは」

さやか「じゃ、夕飯作ってくるね。別に居間でテレビ見ててもいいから、好きにしていいよー」タタタ

恭介「うん、分かった。」


恭介「犯罪者じみたことは好きではないけど、ちょっとくらい良いよね」

恭介「スーパー物色タイムの始まり始まり」


恭介「まずはベッド!おぅ、何とも可愛いうさぎさんの布団じゃないか」

恭介「うさミミさやかも悪くは無いなぁ…フヒヒ」


恭介「続いて本棚!BL本とかあったらそれはそれで面白いかもな…」

恭介「クビキリサイクル…どんな本だろ?」パラパラ

恭介「今度さやかに借りようかな」ストン


恭介「ん、こっちの本は…。…や、ヤンデレじゃないか…」

恭介「違う、これはきっと『こうはならないようにしよう』というアレだ!」


恭介「さて、これ以上やるとヤンデレルートに進みかねない。居間へ移動しよう」
67 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/28(金) 17:09:30.47 ID:EnaSArx00
居間

恭介「さやかー、テレビのリモコンどこー?」

さやか「多分テレビの裏じゃないかなー?」

恭介「あったー」

さやか「それは良かったー」

さやか「この時間のお勧め番組は…ひんっ」ビクゥ

恭介「何故か今の今までネコミミとしっぽの事を忘れていたのだよ」サワサワ

さやか「やめてよ、くしゅぐったい…///」

恭介「ひひひ、これでもか、これでもか!!」サワサワ

さやか「や、やま…やめて…よぅ///」

恭介「やめてたまるかァー!!」サワサワサワサワサワサワ

さやか「もうっ!」ドムッ

恭介「ウボァー」

さやか「あ、ノリで鳩尾に入れちゃった☆」テヘペロ
68 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/28(金) 17:10:01.50 ID:EnaSArx00
今回はここまでです。あまり沢山書けなくてゴメン。
最近書く機会が結構少ないから、また1週間程度は来ないと思います。本当にゴメン。
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/28(金) 19:28:59.37 ID:uKlW5rIfo
どこでもイきやがって…水族館がイカ臭くなるな
まぁ水族館だしいいか
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/10/29(土) 16:41:31.18 ID:8lYM245AO
乙乙、ここは天国だ
71 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/30(日) 14:32:39.56 ID:CYqgpncr0
恭介「…」

さやか「起きてよ恭介ー」ユサユサ

恭介「…」

さやか「恭介ってばー」ユサユサ

恭介「…ぅ…き」

さやか「…き?」

恭介「キスされたら起きる」

さやか「もー…やだよ…どんだけキス好きなの」

恭介「さやかとのキスなら3度の飯より好きだ」

さやか「キュゥべえだったら?」

恭介「まぁナメクジとかよりはマシかな」

QB『僕はそこまで下に見られていたのか…』ショック

恭介「とにかく僕はさやかのちゅーで目覚める」

恭介「一昔前の歯磨き粉のコマーシャルみたいにね」

さやか「そんなコマーシャルあったっけ?」

QB『ワーォ!お目覚めフレッシュ!!』

さやか「覚えてないや」

恭介「早くちゅーしないと歌いだすぞ」

さやか「もう起きてるじゃん」
72 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/30(日) 14:33:13.88 ID:CYqgpncr0
さやか「晩御飯まだ作り終えてないんだから後でね」テテテ

恭介「ちぇー、ちょっとくらい…よし、歌うか」

QB『歌うんだ…』

恭介「懐かしいCMまみれにしてやんよ」

QB『僕はこの星に来てそんなに…といっても十数年前だから分かるかな』ワクワク

恭介「それよりさやかは何を作っているんだろう」

QB『歌えよ』
73 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/30(日) 14:34:04.21 ID:CYqgpncr0
さやか「できたよー」ピョコ

恭介「焼きうどんだ、わぁい」

恭介「さやかの焼きうどんは鰹節たっぷりだね…そういう所にも影響って出るんだね」

QB『ネコミミの存在が描写的な面で薄れてきている今こうする他無かったんだよ』

恭介「確かに最初は『ネコミミさやかとイチャラヴ』だったのに今じゃ『さやかとイチャラヴ』だもんね」

QB『まぁエネルギーは回収できてるから良いんだけどさ、何かこう…ね?』

さやか「それより早く食べないと冷めちゃうよ?」

恭介「僕、猫舌なんだよね…それに無理して食べて舌とか火傷したくないし」

さやか「…ぅ」ショボーン

恭介「舌を火傷したらさやかの料理の味が感じられないじゃないか」

さやか「…うん!」パアァ

恭介「(やはりかわいい…!)」

QB『(…!!)』
74 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/30(日) 14:36:27.03 ID:CYqgpncr0
さやか「じゃああたしが冷ましてあげるね」

さやか「ふーふー」

さやか「はい、あーん」

QB『ありきたりでもうとっくに使い古されたような描写だね』

恭介「え、さやか…恥ずかしいよ///」スルー

さやか「誰も見てないし、何も恥ずかしくないよ?」

恭介「…それもそうだね」パク

恭介「ん、美味しいよ!」

さやか「それは良かった!じゃあもっかいやろ?///」

恭介「///」

QB『…悔しい…。よし、回収は他の個体に任せて僕もマミにあーんして貰おう』ヒュッ
75 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/30(日) 14:36:59.96 ID:CYqgpncr0
恭介「さて、その後結局全部食べきるまで交代交代のあーん合戦が続いたわけです」

さやか「そしてそれぞれお風呂も済ませてしまいましたが」

恭介「これからどうしようか?夜更かししてゲーム?それとも寝る?」

さやか「う〜ん…私は少し眠い」ピョコピョコ

恭介「まぁそれが普通だよね。僕はどこで寝たらいいかな」

さやか「それならあたしのベッドを使っていいよ!」

恭介「さやかさん、私は客人ですので…」

さやか「客人?何言ってるの?」

恭介「…?」

さやか「恋人でしょ!」

恭介「そうでした!」
76 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/30(日) 14:37:28.05 ID:CYqgpncr0
恭介「とはいえ僕はこの家の人間ではないし、さやかのベッドを借りるのもなぁ…」

恭介「別に僕は薄っぺ…普通の布団でいいんだよ(薄っぺらいとか失礼すぎる…ヤベーヤベー)」

恭介「さやかに布団で寝かせるわけにもいかないよ…」

さやか「う〜ん…じゃあとりあえず恭介はベッドで寝てて?」

恭介「えっ、でも…」

さやか「良いから良いから♪」

恭介「う、うん…」モゾモゾ

さやか「とりあえず電気消すよー」パチ


恭介「(さやかはどこへ行ったんだ…?)」

恭介「(とりあえずなノリで僕をベッドに寝かせてうっかり眠りに就いたのを確認したうえで布団で寝るというこれ以上の無い思いやり?)」

恭介「(寝れねー…でも起きてたらさやかの睡眠時間をそれだけ削るのではないだろうか?)」

恭介「(とりあえず寝たフリでもしておくか)」zzz
77 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/30(日) 14:38:08.18 ID:CYqgpncr0
さやか「(恭介、寝てる…のかな?)」

さやか「(よーし、布団に入っちゃうぞ)」

さやか「(何をやっているかって?そう、これは『朝起きたら違う場所で寝てたはずの嫁が隣で寝ていたパターン』を演出するためさ!)」

Q1『何か意味があるんですか?』

さやか「(え、何これ…。でも朝起きてそんなことがあったらドキドキするのではないでしょうか)」

Q2『朝起きたら(ryはもっと短くならないんですか?』

さやか「(朝嫁。…っていうかQBでしょ…)」

QB『QandAのQの方だよ』
78 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/30(日) 14:38:59.01 ID:CYqgpncr0
恭介「(…、目が覚めてしまったみたいだ。…ん)」

恭介「(さやかがいつの間にか隣で寝てる…何故だ)」

恭介「」ムクムク

恭介「(ちょ、胸のボタンが外れて下着が見えてらっしゃる///なんというエロス///)」

恭介「(どういう事だぁ…これは据え膳喰わぬは何とやら的な展開なのだろうか)」

恭介「(触りたいけど…いや、ダメだ。大人になってから…)」

さやか「きょーすけー」ギュゥ

恭介「(た、耐えろ!こんなところでパンテュを汚しゅ訳にもいかにゅ!)」ギュゥ

さやか「きょーすけー、だいすきー」ギュゥゥゥ

恭介「(え、さやかは寝てるんだよね?これは寝言なんだよね?ヤバいヤバいヤバい!!!)」

さやか「はむ」

恭介「(略)」(略)

恭介「」

QB「…」ニヤリ
79 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/10/30(日) 14:39:38.35 ID:CYqgpncr0
短かったけど今回はここまでです。
次にいつ投下できるかはまだ分かりません。
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/10/30(日) 21:43:13.17 ID:L+ivPUwAO
乙!
ここのQB原作より好きだ

そういや杏子は今頃どうしているんだろうか?
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/30(日) 23:09:29.16 ID:i+H60A1co
風呂省略かよ!
無駄に脱衣場まで行ったりするだろ
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/10(木) 07:52:39.62 ID:s2Qsv75oo
乙乙
83 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/11/13(日) 10:31:54.19 ID:vaZ83Umr0
翌朝

さやか「うーん、よく寝た!」ノビー

さやか「よーし、恭介のためにご飯を作っちゃうぞー。材料があるかは分からないけど」

恭介「」

さやか「恭介ったらまだ寝てる…。ほーら、起きて起きて」ガバッ

恭介「」

さやか「…死んでる、と思ったけど呼吸とかも全然してるわ」

恭介「」

さやか「起きてよぅ」ユサユサ

恭介「」

さやか「あららま」


さやか「またキスしないと起きないとか言うのかな…ぶっちゃけめんどくさい」

恭介「」ガビーン

さやか「…恭介?起きてるよね?」

恭介「」ダラダラ

さやか「早く起きないとどうなっても知らないよ…?」

恭介「おはようございます、さやか様。大変目覚めのよい朝ですね」

さやか「…まぁいいや」


>>80
家族と幸せに過ごしています
というより話に絡ませられない…
84 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/11/13(日) 10:32:23.12 ID:vaZ83Umr0
さやか「おぅ、思ったよりあったわ」

恭介「一体何を作ってくれるのかな?」

さやか「食パンの上にアイスとかシロップがバーンってなってるやつ」

恭介「わけがわからないよ」

さやか「名前が思い出せないんだもの」

恭介「なんつったっけね、あれ。…何とかトースト?」

さやか「アイストースト」

恭介「何その英語苦手な人がつけたような名前…」

さやか「ダメなの?」

恭介「いや、僕も英語苦手だし…」

さやか「シロップトースト」

恭介「アイスは?」

さやか「あらー」

恭介「あらー」


恭介「でもシロップはともかくアイスなんかあったの?」

さやか「あったよ、なんか大きめの容器にどっぷり入ってるやつ」

恭介「これは…!最近あまり見ない気がするなんかこうサクサクした感触のキャラメルの粒っぽいのがちょこちょこ入ってて、」

恭介「なんかこう大きいスプーンで食べると『ああ、贅沢だなぁ』とほっこりするあのキャラメル味のアイスじゃないか!」

さやか「セリフが過去最高レベルの長さでしたね」

恭介「僕のお見舞いもこれ、欲しかったなぁ…。果物よりかはアイスのほうが好きだし」

さやか「えぇ、今までのあたしのプレゼントを否定された気がした」

恭介「何を言っているんだ」

さやか「あと何故にアイス>フルーツ?そんなに好きだったの?」

恭介「フルーツ以上さやか未満!」

さやか「恭介…いつの間にあたしを食べちゃったの?///」

恭介「(うわああああああああああああ!!!)」
85 : ◆kTRsQlRtek [sage]:2011/11/13(日) 10:33:03.51 ID:vaZ83Umr0
恭介「ご馳走様でした」

さやか「お粗末さまでした」

恭介「さて、病院に戻るか…」

さやか「…あのね」

恭介「…うん。」

恭さや「ぶっちゃけケガとか治らないし退院して良いんじゃね?」



おしまい


急展開&訳の分からない終わり方でごめん
話の特性上絶対に中途半端に終わることになるだろうし
最近書ける時間が減ってきたからかなり間も開いてしまった…

見てくれていた人、ありがとう。
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/13(日) 11:26:44.92 ID:UlkPDcw8o
乙!
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(九州) [sage]:2011/11/14(月) 03:43:25.34 ID:XChIdQXAO
乙、ちっちゃい幸せをありがとう
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