このスレッドはSS速報VIPの過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は管理人までご一報ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。

映司「アンク?」 杏子「違う、杏子だ!」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/11(火) 20:22:14.81 ID:EI+h4SXX0
このSSを読む時の注意です

 『マドまぎ×オーズという二番煎じな題材であること』

 
 『キャラが崩壊しています。特に映司』


 『かなりの駄文であること!』


 以上がおkな方、お暇つぶしに読んで下さい!!
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

バームくんへ @ 2025/06/11(水) 20:52:59.15 ID:9hFPsRzXO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1749642779/

秘境 @ 2025/06/10(火) 00:47:53.81 ID:BDVYljqu0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1749484073/

【安価】上条「とある禁書目録で」鴻野江「仮面ライダー」【禁書】 @ 2025/06/09(月) 21:43:10.25 ID:qDlYab/50
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1749472989/

ツナ「(雲雀さん?!)」雲雀「・・・」ビショビショ @ 2025/06/07(土) 01:30:36.87 ID:AfN9Rsm0O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1749227436/

【安価コンマ】障害走を極めるその5【ウマ娘】 @ 2025/06/06(金) 01:05:45.46 ID:RaUitMs20
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1749139545/

貴様たちの整備のお陰で使いやすくしてくれてありがとう @ 2025/06/04(水) 20:56:21.03 ID:QjuK6rXtO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1749038181/

阿笠「わしの乳首に米粒をくっ付けたぞい」コナン「は?」灰原「は?」 @ 2025/06/04(水) 04:01:13.39 ID:ZjrmryLdO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1748977273/

レッド(無口とか幽霊とか言われるけどまだ電脳世界) @ 2025/06/02(月) 21:21:00.13 ID:ix3UWcFtO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1748866860/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/11(火) 20:23:04.90 ID:EI+h4SXX0
このSSでのオーズに起こった始まりの出来事!


 一つ『800年前に封印されたグリードが、今現代に甦った』

 二つ『二つ、腕だけしか復活できなかったアンク。原作通りにカマキリヤミーに襲われる』

 三つ『そこに通りかかったのは………魔法少女である、佐倉杏子だった』
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/11(火) 20:23:43.42 ID:EI+h4SXX0
杏子「こいつ………魔女か?」

 カマキリヤミー「ぐおおおおおおお!」

 アンク「チッ………この場にいるのは、あのガキだけか………おいガキ!?」

 杏子「この腕だけなのは………使い魔か?」

 アンク「死にたくなかったら、このベルトとメダルで………」

 杏子「ちょうどいい。グリーフシードの予備が欲しかったしな………」つソウルジェム

 杏子「変身!」

 アンク「!?」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/11(火) 20:24:32.75 ID:EI+h4SXX0
杏子「さてと、さっさと倒して、グリーフシードをもらうとするかねぇ」

 カマキリヤミー「なんだ、お前は………」

 杏子「魔女のくせに、しゃべんのかい? そいつはずいぶんと生意気だ・ね!」<ブン 槍で攻撃

 カマキリ「ぐお!?」ジャキーン

 杏子「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

  ザシュ、ジャキーン!

  ズバッ! ドカーン!

 アンク「なんだあのガキは? ヤミーとまともに戦えるだと!? 800年経って人間はあんな風に進化でもしたのか!?」


 ドカ バキッ!


 杏子「くっ、こいつ………」

 カマキリヤミー「人間がぁぁぁぁぁ!!」

 アンク「戦況は互角か………あと一人いれば………ん?」

 映司「部屋とワイシャツと明日のパンツ〜♪ 愛するあなたのため〜♪ 綺麗でいさせて〜♪」

 アンク「よっしゃあ!! バカそうな男発見!!」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/11(火) 20:25:32.72 ID:EI+h4SXX0
映司「うわ! 腕の化け物!?」

 アンク「おい、人間!! 死にたくなかったら、このベルトとメダルで――」

 映司「あっちにも化け物がいる。それに――ーおおっ! 美少女もいるぞ!!」

 映司「すごいぞ! あの格好………コスプレかな………おっと………それよりもどんなパンツはいてるかチェックしないと………」

 映司「チクショウ! あれだけ動きまわっているのに………チラリとも視えない! でもそういう視えそうで視えないというのがなんとも―――ー」

 アンク「おい!? お前は一体なにしてんだぁ!?」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/11(火) 20:27:05.88 ID:EI+h4SXX0
杏子「あがはぁ!?」ズシャアアアアア、<杏子変身解除

 映司「ああっ! 女の子が!?」

 カマキリ「グググ………てこずらせて………」

 杏子「チッ………あたしとしたことが、油断しちまった………」

 アンク「おい変態! あのガキを助けたいか?」

 映司「当たり前だッ!!」

 アンク「ならこのベルトとメダルを使い、変身しろ!」つオーズドライバー

 映司「おお、これは………なるほど。世界中を旅して廻ったけれど」

 映司「楽して助かる命と、美少女のパンツは簡単には手に入らないというのは、どこも同じだな!」

 アンク(セリフが台無しだ………)


 映司「変身!!」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/11(火) 20:28:27.38 ID:EI+h4SXX0
                     タカ!


                     トラ!



                     バッタ!


                    タ・ト・バ



                   タトバタトバ〜♪



8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/11(火) 20:29:37.82 ID:EI+h4SXX0
 杏子「なっ………これは一体………?」

 タトバ「おおっ、この姿は………それにさっきの歌は………」

 アンク「歌は気にするな。それよりも、ヤミーを倒せ!」

 タトバ「よし――ー!!」

 カマキリ「グッ!?」

 タトバ「そりゃあああああ!!」<バッタキック、ドカッドカッ!

 カマキリ「ぐおおおおおお!?」

 アンク「よし、敵はあのガキとの戦闘ですでに消耗している!! 一気にとどめだ!」

 タトバ「よし」チャッ

 ティー、ティー、ティー

 <スキャニングチャージ!!!!>

 タトバ「セイヤァァァァァァァァァァ!!!!!!!」

カマキリ「!?―−−−−」


 ドカーン!!!



 アンク「よし、上出来だ!!」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/11(火) 20:30:33.54 ID:EI+h4SXX0
 映司「君ッ! 大丈夫かい?」

 杏子「あっ、ああ………。あんたは一体………?」

 映司「俺は火野映司。通りすがりの旅人ってとこかな? 君は?」

 杏子「佐倉………杏子だ………」

 映司「アンコちゃん?」

 杏子「違う!! きょうこだ! なんで口で言ったのに間違えるんだよ!?」

 映司「いや、なんか言わなきゃいけない気がして………」

 アンク「おい、それよりもベルトとメダルを返せ!」

 杏子「くっ、こいつは………」

 映司「ああ、そんな構えないで。俺もさっき会ったばっかりだけど、たぶん悪いやつじゃないから………」

 杏子「さっき会ったばっかでわかんのかよ!? ってか、こいつ使い魔じゃ………」

 アンク「いいから、メダルを返せ!(特にタカメダルを)」

 杏子「使い魔じゃないのか………? でも………」つソウルジェム

 アンク「!? それは俺のコアメダルか? 返せッ!! 俺のだッッ!」ヒュウ! つソウルジェム

 杏子「ああっ! あたしのソウルジェムが!!」

 アンク「なん………だ………これは………?」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/11(火) 20:31:18.72 ID:EI+h4SXX0
 杏子「うっ…………苦しい………」ドサッ!

 映司「杏子ちゃん!?」

 アンク「コアメダルじゃない………こ、れ………は………」

 アンク「ぐあああああああああああああああああ!???」

 映司(なんだ、どうなってる? 腕のお化けが、杏子ちゃんから宝石みたいなのをとったと思ったら、
       次の瞬間、二人とも苦しみ始めたぞ)

 杏子「あっ………ハァ………痛い………痛いよぉ………!」

 アンク「消える………俺が消えてしまう………ぐあああああああああああああああああああああ!!!!!!!」


  ピカァァァァァ!!!


 映司「うわぁ!!」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/11(火) 20:32:30.97 ID:EI+h4SXX0
 映司「なんだ!? 急に眩しい光が………」

 映司「そうだ! それよりも杏子ちゃんは平気か!? 杏子ちゃーんッッ!!!」

 杏子「…………」

 映司「気絶している………このままじゃ危険だ。応急処置をしなければ」

 映司「気絶している人間に対しての、正しい処置方法――ー確か、最初に下着を脱がすことだった気がするぞ」

 映司「この杏子ちゃんが穿いているホットパンツを脱がして―――ーと………」

 映司「おっと、いけない! 下着を逃がす前に、この女の子がどんなパンツを穿いてるか占わなければならなかった!」


         <<<火野映司の、今日のパンツチェック!>>>



 映司「全国百万人のパンツフェチのみなさん! このコーナーの時間になりました」

 映司「今回チェックするのは、佐倉杏子ちゃん。ポニーテールと八重歯がチャームポイントの可愛い美少女だ〜」

 映司「言葉遣い、それにファッションからして、この子はあまり流行とかには興味がなさそうだ〜」

 映司「服装などにも無頓着。それに彼氏を作るというのにも興味がなさそうだ。ってことはつまり。
          色気のあるような、背伸びした勝負下着はあり得ない!!」

 映司「クマちゃん、ウサギちゃんがプリントされているような、かわいいパンツを未だに穿いている可能性高しだ〜」

 映司「ここからは勘だけど………恐らくこの子は、ウサギよりもクマの方が好きだと思う!」

 映司「よって、この子が穿いているパンツはクマちゃんパンツだ! そうに違いない!」

 映司「さぁ、正解か、否かッ!?」

 杏子「なにしてんだてめぇ!!」<ナックル ドカッ!

 映司「ぐはぁ!」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/11(火) 20:34:05.46 ID:EI+h4SXX0
 映司「よかった………気付いたんだね、杏子ちゃん」

 杏子「てめぇ! すごい爽やかな顔してるくせに、とんでもない変態じゃねぇか!!」

 映司「俺は変態じゃないよ。ただ、この世の全てのパンツを愛しているだけさ」

 杏子「変態だ! 変態! ここからあたしに一歩でも近づくんじゃねぞ!」スタスタッ

 映司「きょ………杏子ちゃん………」

 杏子「近づくなって言ったろ!!」

 映司「うっ、腕が………」

 杏子「えっ………」<アンクハンド


 杏子「あっ、あたしの腕がぁぁぁぁぁぁぁl! さっきの化け物のやつにぃぃぃぃ!!!!!」

 映司「杏子ちゃん。落ちついて! こう言う時は、パンツ一丁になろう!!」

 杏子「いやあああああああああああ!!!!!」<ブンブン腕を振り回しながらナックル ドカッ!

 映司「ぐへぇ!」ドサッ
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/11(火) 20:35:07.93 ID:EI+h4SXX0
 カザリ「どうやら、アンクは消えてしまったようだね………そしてあの女の子の一部になった」

 ウヴァ「あの宝石みたいなのは一体………あれがアンクを消したのか?」

 メズール「オーズも復活してしまったし。なにやら問題が山積みの様ね」

 ガメル「ううっ、メズール………オレ、疲れた………」

 メズール「そうね………復活したばかりで、セルメダルも少ないし………一旦休みましょう」

 ウヴァ「そうだな」

 カザリ「フフフッ、なんだか面白くなってきたね………」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/11(火) 20:38:21.42 ID:EI+h4SXX0
 >>1です。第一話はこんな感じです。
 このような駄文&二番煎じネタで申し訳ありません。
 感想や、要望とかを、積極的に書いてくださると、嬉しいです。
 まどマギかオーズ、どちらを軸にするかはまだ考え中………

 次回は一週間以内には書きたいと思います。また読んでくれたら嬉しいです。

 では。
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/11(火) 20:58:17.97 ID:oRb8pI+IO
遊戯王スレじゃねーのかよ
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/11(火) 21:22:09.56 ID:tKSi5e/AO
アンクを退場させた>>1は絶対許さない
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2011/10/11(火) 22:18:08.70 ID:I8WnhePAO
変態AGEに期待
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2011/10/11(火) 22:21:30.53 ID:U3Bfc4Rao
何で映司はこんなに俗物になってるんだよw
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/10/11(火) 23:46:08.72 ID:r5TZZ+ub0
アンクはもちろん復活するよな?
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:30:46.03 ID:TvIbdh1E0
これまでのオーズの三つの出来事は!!

 一つ!『八百年前に封印されていたグリードが現代に甦った!』

 二つ!『魔法少女である佐倉杏子をヤミーから助けるために、変態パンツ男、火野映司がオーズに変身!』

 三つ!『ソウルジェムをコアメダルと勘違いして吸収した、アンク。佐倉杏子の腕の一部になってしまった!』


 アンク「オレ、いきなり死んでる―――ーッッ!!!」

 ヒナ「仕方ないわよ。SSだもの」
 
 アンク「復活はあり得るか?」

 ヒナ「作者の気分次第じゃない?」

 アンク「なんてことだ………」



>>1です。投下します
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:31:26.92 ID:TvIbdh1E0
         〜第二話〜 パンツ男 と 魔法少女 で タ★ト☆バ


  ○沿岸公園付近○

 映司「杏子ちゃん、とりあえず落ちついて………」

 杏子「落ちつけるかッ! あたしの腕が………こんなんに………」<アンクハンド

 映司「そんな変じゃないよ。この前イートー○ーカードで、そんな玩具つけて喜んでいた子供見たことあるし」

 杏子「そういう問題じゃねぇよ――ーッッ! うわああああああん!」ブンブン

 映司「うわぁっと!(避ける) どうしよう………どうにかして落ちつかせないと………そうだ!」

   タッタタッ

 映司「ほら、杏子ちゃん。これでも食べて、元気出して」<アイス

 杏子「………これは………」

 映司「露店が近くにあったんだ。俺のオゴリということでいいからさ、ほら、食べなよ」

 杏子「うっ、うん………」

 チロッ

 映司「おいしいかい?」

 杏子「あっ………ああ///」

 映司「よかった………」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:31:56.66 ID:TvIbdh1E0
 杏子「あんたには礼を言ってなかったな………」

 映司「ん? なんのことかな?」

 杏子「あの化け物から、一応助けてくれたし………」

 杏子「これやるよ」つタイヤキ。

 映司「ありがとう、杏子ちゃん」モグモグ

 杏子「ちゃんと食えよ。残したりして、食べ物を粗末にしたら殺すぞ」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:32:44.82 ID:TvIbdh1E0
 映司(それにしても…………)チラッ

 杏子「………チロッチロッ」<アイスペロペロ

 映司(なんでこう、この年頃の女の子が、ミルクアイスをナメてるというだけの行為が、こんなにもエロく視えるのはなんでだろう?)

 映司(俺がおかしいのかな? でもしかし、たまらん! あのアイスを、俺の○○○に置き換えると………)

 映司「…………」←妄想中。

 映司「みっ………」

 杏子「ん?」

 映司「みなぎってきましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:33:37.43 ID:TvIbdh1E0
 杏子「なによ、急に! いきなり叫び出しやがって」

 映司「ご、ごめんね。つい妄想を………」

 杏子「妄想?」

 映司「いや、なんでもないよ。それよりも杏子ちゃん。次はフランクフルト食べない?」

 杏子「なんでアイスの後に、そんな油ぎったのを!?」

 映司「意外といい食い合わせかもしれないよ?」

 映司「それでさぁ〜、食べる時にさ〜、ガブリと食いちぎらないで、吸いつくように食べて欲しいんだけどな〜」クネクネッ

 映司「こう――ーバーキュームのようにジュルジュルと………いいかな?」

 杏子「………アタシはそっち方面には疎いけど、今あんたがとんでもなく卑猥なことを話してるぐらいはわかるぞ」ムカムカッ

 映司「やっぱり? 最近の女の子はマセてるんだね………アハハ………」

 杏子「マセてんのはてめぇだ!」ドカッ<ナックル
 
 映司「ぐへぇ!」ドサッ

 杏子「この変態セクハラ野朗がっ! やっぱりぶっ殺す!!(槍で刺しぬいてやる!)」バッ

 映司「ひゃあああああ! ごめんなさいぃぃぃぃぃ!」

 杏子「…………あれ?」

 映司「ん? ………どうしたんだい?」

 杏子「ソウルジェムが出ない………」

 映司「ソウルジェム?」

 杏子「そんな…………」



 杏子「変身できない………」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:34:40.40 ID:TvIbdh1E0
 映司「変身――ーってコレ?」つオーズドライバー

 杏子「違う! 魔法少女への変身だ! そうじゃないと、アタシは魔女を………」

 映司「魔法少女? それに魔女? なんだかよくわからないこと言うな〜」

 映司「そんなことよりも、フランクフルト買いにいかなきゃ!」

 杏子「それこそどうでもいいわッ!」ドカッ<キック

 映司「がはっ!」


 杏子「なんで、変身できないの………?」


 ――−その疑問には、私が答えよう!―−−−


 杏子「!? 誰だ!!」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:35:23.44 ID:TvIbdh1E0
    ブォォォォォォォォォォ! キキッー(赤いスポーツカーが停まる)

 杏子「なっ、なんだ?」

 里中「どうも」

 杏子「なっ、なんなのよ。あんたは!?」

 映司「杏子ちゃん、凄いよ! 赤いよ!」

 杏子「車が赤いぐらいで騒がないでよ! それよりも急にわけのわからない奴が――ー」

 映司「違うよ。あの美人なお姉さんのことだよ! 彼女は赤いレースを穿いている!」

 里中「!?」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:37:11.71 ID:TvIbdh1E0
 里中「なっ、なぜそれが………」

 映司「俺の名は火野映司! パンツの全てを知り尽くした男だ! 俺ぐらいの男になれば、たいていの女性がどんなパンツを穿いてるかなんて朝飯前なのだ!」


           ☆★火野映司の、今日のパンツチェック!!☆★



 映司「よい子のみんな〜、ごきげんよう! 超A級パンツソムリエでお馴染の、映司お兄さんだよ〜。元気にパンツクンカクンカしてたかな?」

 映司「今日は、里中お姉さんが穿いているということで、赤いパンツについてのレクチャーをしよう」

 映司「赤いパンツは、一般的に、その派手な色合いから、勝負下着に思われがちだ」

 映司「だが、実際、赤は色彩科学的に言えば、赤は健康の色。昔赤パン健康方というのが広まった通り、赤いパンツを穿くのは健康にいいとされている!」

 映司「キャリアウーマンにはぴったりの色だということ! 多くの女性には、決戦用ではなく、常備して欲しいと、個人的には思うね」

 映司「それがわかっている彼女はかなりの通だということだ!」

 映司「お嬢さん、貴方とは気が合いそうだ。よければ友好の印として、お互いのパンツを交換しませんか?」


 里中「………」カチャ(無言で銃を構える)

 杏子「おい、怒ってる様だぞ」

 映司「バカな!?」

 杏子「バカはお前だ!!」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:37:51.39 ID:TvIbdh1E0
 ???『里中くん、彼を殺すのはやめたまえ。彼は、オーズの器なのだからね』

 里中「チッ………」

 巨大なモニターを取り出す。

 杏子「モニターからおっさんが出た」

 モニター会長『その欲望、素晴らしいィィィィィィッッ!! 君のそのパンツに対する執着は賞賛に値するよ』

 映司「あなたは………?」

 モニター会長『始めまして、火野映司くん、そして佐倉杏子くん。私の名は鴻上というものだ。とある財閥の会長をやっている者だよ』

 杏子「なんで、アタシ達の名前を………」

 モニター会長『フフッ、さっきまでの出来事は全て見させてもらったからね』

 モニター会長『詳しい話しをしたい。よければ私のオフィスに来ないかい? 君達が手に入れたオーズについて説明したいしね』

 映司「オーズ………俺が変身したアレか………」

 モニター会長『その通り! そしてついでに、佐倉杏子くんに取り付いたグリードについても教えてあげよう』

 杏子「アタシの身体に何が起こったのかもわかるのか!?」

 モニター会長『もちろん! なぜ君が魔法少女に変身できない理由もね』

 杏子(こいつ、魔法少女を知っているのか?)

 モニター会長『さぁ、車に乗りたまえ!』
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:39:10.06 ID:TvIbdh1E0
             ○会長オフィス○

 会長「ハッピーバースデイ! オーズ!!」

 映司「わお、いきなりおめでとうされちゃった!」

 杏子(でかいケーキがある………)

 会長「よく来てくれたね。火野映司くんに、佐倉杏子くん。あらためて歓迎しよう!!」

 杏子「挨拶はいい。それよりも教えな! オーズってなんだ!? それにアタシの体がどうなってるのかも!」

 会長「物事を早く進めたい………それも立派な欲望―――――ー素晴らしいッッッ!!!」

 映司「テンション高いな〜。変ってるね、この人。ねぇ、杏子ちゃん」

 杏子「人のこと言えねぇだろ………」

 会長「では、最初にオーズについて説明しよう。オーズとは………」

 映司(話し長くなりそうだな―――――ー)

 会長「心配することはない!! 私は話しを短くする心得を持っている!」

 映司「うわ、心読まれた」

 会長「つまり、オーズとは――――ー」


 〜会長、オーズとグリード、コアメダルやセルメダルのことをだいたい説明〜


 会長「ということだ」

 映司「すごい! わずか一行で全部説明したよ! この人タダ者じゃない!」

 里中(ただの手抜きだろ)
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:40:01.45 ID:TvIbdh1E0
 杏子「この変態が変身したやつのことがわかった。アタシのこの腕がグリードってのも。だけど、アタシの身体について何の説明がないじゃない!」

 会長「そのことについては、実は私達もよくわからないのだ。だから、君の身体を検査したいのだが、いいかね?」

 映司「検査を?」

 会長「私の所持する研究スタッフは優秀だ。検査すれば、君の身体の状態が詳しく分かるはずだ」

 杏子「………わかった。頼む」

 会長「よろしい!! では、里中くん。彼女をラボへ」


 映司「待って下さい!」

 会長「どうしたのかね、火野くん。もしや、文句でもあるのかね?」

 映司「検査ってことは………杏子ちゃんの身体を裸にするってことですか?」

 会長「そうだろうね」

 映司「ってことは、その前の過程として、服を脱ぎますよね?」

 会長「そうだろうね」

 映司「ってことは当然、パンツも脱ぐってことに………」

 会長「なるだろうね」

 映司「なら、俺もその検査に同行します!」

 杏子「なんでそうなるんだよ!!」ドカッ<キック

 映司「ぐはぁ!」ドサァー
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:41:18.48 ID:TvIbdh1E0
 映司「なら、里中さん! 杏子ちゃんのパンツがクマちゃんパンツかどうかの確認して、俺にこっそり教えてください!」

 杏子「いい加減にしろっての、この変態がッッ!!」ドカッ

 映司「あべし!」

 里中「………さっさと行きましょう」

 杏子「ああ………」

  杏子&里中→ラボへ

 映司「チクショウ………千載一遇のチャンスだったのに」

 会長「その果てることのないパンツへの欲望、素晴らしいッッッッ!!!!!」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:42:29.09 ID:TvIbdh1E0
 ???「おい、大丈夫か?」

 映司「ええ、なんとか………あなたは?」

 5103「ライトベンター隊隊長の後藤だ」

 映司「5103ですね。どうも、俺は火野映司っていいます」

 5103「お前がオーズなんだってな………」

 映司「ええ、なんかそうみたいです」

 5103「………フン」

 映司(なんか、悪い人ではないけど、気真面目すぎて絡みづらそうな人だな………)

 5103「検査は早くても一時間はかかるだろう。その間――ー」

 5103「俺のPCのHDに保存されている〈ピンクドラム〉でも視るか?」



  モニター『生存戦略ゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!』




 映司(あっ、この人、アニヲタだ)
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:43:38.04 ID:TvIbdh1E0
      ○一時間後○


 里中「検査は無事終了しました」

 映司&5103「「生存戦略ゥゥゥゥゥゥ!!!!!」」

 杏子「うわ、なんだこいつら?」

 会長「気にせずスル―しておきたまえ。それよりも検査はどうだったかね? 里中くん」

 里中「これです」つ報告書

 会長「ふむふむ………なるほど………」

 杏子「で、どうなんだよ! アタシの身体は!」

 会長「どうやら、君のソウルジェムはアンクくんの意思を持つコアメダルと見事に融合してしまっているようだ」

 杏子「融合だと!? どういうことだ?」

 会長「君の命の結晶とも言える、ソウルジェムがまるで絡みつくようにコアメダルを取りこんでいる。
    そのせいで、ソウルジェムの魔力が全部コアメダルに遮断されているようだ。
    君が魔法少女に変身できないのも、そのためだろう」

 杏子「命の結晶? 何を言っているんだ?」

 会長「おや、知らないのかい? 今度QBくんに聞いてみればいい」

 杏子「?」
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:44:55.92 ID:TvIbdh1E0
 会長「それ以外は全て正常のようだ。腕部分は完全にグリード化はしているが、ほかの体に浸食することはなさそうだ。君は実に運がいい」

 杏子「もう、魔法少女に変身できないのか!?」

 会長「それは今の所はなんとも言えないね。だけど、そう考えた方がいいかもしれないな」

 杏子「くっ………なら、こんな腕ぶった斬って!」

 会長「それはよした方がいい」

 杏子「なんでだ!?」

 会長「君の腕にはコアメダルだけでなく、ソウルジェムも取り込んでいるんだ。つまり、もう一つの心臓そのものと言っていい
    腕を失えば、君は即座に死んでしまう」

 杏子「なっ………」

 会長「更に、その腕には定期的にセルメダルか、グリーフシードを補給しなければならないようだ。
    それを怠ると、腕の生命活動が停止し、これもまた死に繋がる………」

 杏子「そんな………」

 映司「杏子ちゃん………」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:45:57.79 ID:TvIbdh1E0
杏子「グリーフシードが必要だと? 今の変身できないアタシじゃ、魔女を倒すことなんて、とても………」

 会長「だが、オーズがいる」

 杏子「!!」

 杏子(そうか、あの力があれば魔女を倒すことができ、グリーフシードを手に入れることができる)

 杏子(この変態を利用すれば…………)

 杏子「おい、変態!!」

 映司「呼んでますよ、5103」

 杏子「お前だ、お前! 自分は変態じゃないと思ってるのか!?」

 映司「ああ、若い女の子から罵られるのも、なんだか快感………」

 杏子「(一々反応してちゃダメだ………)いいか、死にたくなかったら、黙ってアタシの言う通りに―――――ー」


  ドカーン!!!!

 グゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!



 映司「うわぁ〜!」

 杏子「なによ、この揺れは………」

 会長「フム………始まったようだな」

 杏子「始まったって………なにが………うっ!(なんだ、妙な気配を感じる!)」

 会長「外を見てみたまえ」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:47:55.32 ID:TvIbdh1E0
 オトシブミヤミー「オカネー――――ーッッ!」


 映司「巨大な化け物が、ビルを襲っている!?」

 杏子「もしや、あれが………ヤミー?」

 会長「その通り。グリードたちがセルメダルを手に入れるために動きだす頃だと思っていたよ」

 映司「ん? もう一匹いる!」


 魔女「グアアアアアアアアアアオオオオオオ!」


 杏子「あれは………魔女!?」

 会長「ほう、どうやら、たまたま一緒に表れたようだね。なんとも間の悪い………いや、いいと言うべきか?」

 映司「人が襲われている………助けなきゃ! 杏子ちゃん!」

 杏子「…………そうだな」

 会長「行くのかい? なら、これは餞別代りだ。受け取りたまえ、杏子くん」ヒューンライオンメダル

 杏子「これは………コアメダル!?」

 会長「君達の欲望に幸あれ」

 映司「色々とありがとうございました。行こう、杏子ちゃん!」

  タタタタタタタタタタッッ

 会長「フフッ! 彼らの欲望が何を誕生させるのか………楽しみだね、里中くん!!」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:49:54.38 ID:TvIbdh1E0
○ビル付近

 人A「キャー、助けてくれー!!」

 人B「誰か――――ーッッ!!」

 映司「このままじゃビルが崩れる。杏子ちゃん、メダルを!」

 杏子「まだいいでしょ」

 映司「なにを言っているんだよ、早く変身してあいつらを倒さないと、ここの人たちが………」

 杏子「ヤミーは、宿主の欲望通りに事をやったら、体内のセルメダルが増えるんだよな?」

 映司「会長はそう言ってたね………」

 杏子「魔女も似たようなものよ。今ヤミーと一緒にいる魔女はまだ、使い魔のレベル。グリーフシードを孕んではいない。
    倒してもなにも得はないってことじゃん。アンタ、卵産む前の鶏シメてどうすんのさ」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:51:13.20 ID:TvIbdh1E0
 映司「………なにが言いたいんだい? 杏子ちゃん」

 杏子「痩せた豚を食べてどうすんのさって話しよ。わかる?」

 映司「じゃあ、魔女とヤミ―がもっと成長するまで、放置しておくというの!!」

 杏子「アンタさぁ、何か大元から勘違いしてんじゃない? アタシたちは別に正義の味方ってわけでもないのよ?」

 杏子「アタシはグリーフシードと、セルメダルがなければ生きられない体になった。だから、それが手に入らないのなら、戦っても意味ないじゃない」

 杏子「弱い人間が魔女やヤミーに食われる、その魔女とヤミーをアタシらが食う」

 杏子「それが弱肉強食のルールってもんでしょ? 別に奴らを見殺しにしたからって、罪悪感を感じる必要なんてないわよ」

 映司「…………」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:52:48.45 ID:TvIbdh1E0
 映司「なら、そのルールで言えば、杏子ちゃんは俺よりも下にいるね」
 
 杏子「え………」

 映司「だって、俺が変身しないと、君はセルメダルもグリーフシードも得られない。今の君は強者ではなく弱者の位置にいる」

 杏子「うっ………」

 映司「俺は、自分の手が届く範囲にいる困っている人たちを見捨てる事はできない。君がメダルを渡さないと言うのなら
       俺はこのまま一人で向かって行くよ」

 杏子「それじゃ、お前………死んでしまうぞ!」

 映司「そしたら、君もメダルが手に入らないから死んでしまうね」

 杏子「ッ…………」

 映司「人の命より、メダルとグリーフシードを優先させるな!」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:53:47.30 ID:TvIbdh1E0
 杏子「…………」

 杏子「ウゼェ、………超ウゼェ!!」

 杏子「綺麗事言ってんじゃねぇよ! アタシは、グリーフシードと、セルメダルがなければ死んでしまうんだ!」

 杏子「他人なんて知るか!! あんたのその高尚な考えに付き合ってたら………アタシは………」

 杏子「アタシは………」



 映司「そんなことにはさせないよ」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:54:53.05 ID:TvIbdh1E0
 杏子「えっ………」

 映司「君を死なせたりはしない。それは絶対に約束する」

 杏子「変態男………」

 映司「映司でいいよ。これから長い付き合いになるだろうからね」

 映司「俺はこのオーズの力を人を助けるために使いたい。でも、だからと言って杏子ちゃんのために戦わないってことはしない!」

 映司「君の身体が、どうにか元に戻る方法が見つかるまで、ずっと一緒にいて戦うよ。セルメダルやグリーフシードを不足させるよう目には合わせないから」

 杏子「…………本当に?」

 映司「ああ、信じてくれ。杏子ちゃん」

 杏子「…………」

 杏子「………勝手にしろ!」

  ヒューン タカトラバッタメダル

 映司「ありがとう、杏子ちゃん」カシャ

 カシャ、カシャ、カシャ(メダルセット)

 映司「変身!」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:58:04.95 ID:TvIbdh1E0
         タカ! 
         トラ! 
         バッタ!
        
        タ・ト・バ・
       タトバ、タトバ♪






    ,、
   ,:'ヽi;;t
  ,'',;;;;;;;_,ゝ、
   ヽ、__ゝ‐'
   `‐--.ィ'   f\,..-‐-,ィ'´i
    }   ',   iヽ ,ヽ/ヽ/,.、i
    ',ニ=彡ノ‐- 、i( ヽ, ィ' }/
    ゝ-‐'\`ヽ;',ヘ`ーi´ `i‐'i
     ', ;;;;;;;;;;>、} ゝイi___∧/,ィ'⌒ヽ、
      ∨;;;;;;;;;;;`i iゝ,ィ'´タ``ヽゝ‐--ヽ,   _
       ヽ;;;;;;;;;;;i i_//``'ーカ/ヘ`ー--'ー-,// ̄/ニ==-、
        i;;;;;;;;;;;ゝ |彡', 虎 ミミ.i;;;;;;;ヽ;;;__l、__ { {_,ィ''"´
        ∨;;;;;;`i i彡ゝ‐-/ミ/  ̄ ̄     ̄ヽノ
        ∨_>ヘ<バ}ッ゙{タ/
          i;;;;;;;;;;;.ゝ┬‐‐ィ'ヽ、
       ,ィ∧∨;;;;;ゝイi;;;;i i`,‐-',
       {ゝ } }__ゝ‐---<ゝ‐'
       ゝ、/ /_i |、〇Οο/ 、_
      /`ーィ';;//;;`ー‐--ィ'ー、__``  、
     /;;;;;;;;;;_,.ゝゝ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,f(   `丶、
   /,..-ー',..''"´,..-ー ー-、_;;;;;;;;`ゝ--ィヽ .\
  ./'´  ヽ;;;;,.> '´          ``''ー、_;;;;(  ∧
./;ゝ、 /,./                 ヽ;;;;;`:、 }


     ドーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!


43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 21:59:03.83 ID:TvIbdh1E0
 オーズ「セイヤー!!」<トラクロー ズシャ!

 オトブシミヤミー「グアアアアア!!」

 オーズ「よし、効いている! そりゃそりゃ!」ズシャズシャ<トラクロー連打

 オトブシミヤミー「グオオオオオオオオ!!」

 魔女「キエエエエエエエ!!!」

 杏子「映司! 後ろから魔女が!」

 オーズ「えっ………うわああああ!」

 杏子「映司!」

 オトブシヤミー「オカネェェェェェェ!!!」

 魔女「キエエエエエエエエ!」
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 22:00:25.04 ID:TvIbdh1E0
 ドカバキッスカッナスッ(ヤミー&魔女・オーズに集中攻撃)

 オーズ「ぐっ――――ー!!!!」

 杏子「二対一じゃ、分が悪ィ………どうすれば………そうだ!」

 杏子「映司! このメダルに変えろ!」ヒューンつライオン&カマキリ

 映司「メダル………よし!」

 カシャ、カシャ(メダルセット)

 チーチーチーン

 ライオン・カマキリ・バッタ!
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 22:01:17.71 ID:TvIbdh1E0
 オーズ「うぉぉぉぉぉぉ!!!」(ライオンフラッシュ)ピカァァァァァァァ

 ヤミー&魔女「グギャアアアアアア!!!」

 杏子「敵は目がくらんだぞ!」

 オーズ「今のうちに………」

 <スキャニングチャージ!!!>

 オーズ「セイヤアアアアアアアアア!!!!!!」

 魔女「グギャアアアアアアアア!!!」(カマキリで切り裂かれる)

 ドカーン!

 杏子「よし、魔女は倒したぞ!」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 22:02:32.60 ID:TvIbdh1E0
 オトブシヤミー「グルルル………」

 オーズ(タトバに戻る)「くっ………こいつはでかいな………」


 オーイ、ヒノー!

 ブォォォォォォォォ(ライトベンターに乗ってる後藤が来る)

 オーズ「5103!?」

 5103「プレゼントだ。受け取れ!」ヒュー

 オーズ「ありがとうございます! なんだろ………」ガシャ




 
 【少女革命ウテナ DVD-BOX 上巻 ¥23,625】





 5103「俺のお気に入りのアニメだ! 下巻は自分で買え!!」

 杏子「オイィィィ!!? こんなときにアニメのDVDなんて渡すなぁぁぁ!!!」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage]:2011/10/13(木) 22:04:07.69 ID:9kTxMKG60
一向にオトシブミヤミーになる気配が無いのは2話での扱いを鑑みてのものなのか
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 22:04:18.81 ID:TvIbdh1E0

 5103「こっちは会長からのプレゼントだッ!」

 ヒューイ<メダジャリバー>

 オーズ「これは剣!? よし………これなら」セルメダル×3投入

                                      ,=、  ____/ヽ
                                      f  \'::丶V / }
                                      E、r‐-、´ !r':´`}!
                                       V{: : : :ノ lゝ_::ノl
                                       V`¨/|!´`l|\j
                                        ∨/j__>ニニニ、─-、
                             、 、 \_r=fウ--<|>イ /-≦三三、__ノ─≧、
                             \ゝ= ゝ_jf^Y〃〃/´二フ(::::::ヽ、jリ=zz',`丶、j  _
                               、_r─‐‐レ''//=':ゝ'´: : : : : \::::::}: :、X、j}!: : /≧、 ヽ>=__
_______________________|___ゝゝ___rラ≠イゝ='、、:ゝ彡'^}ニニニ、/\j==、ゝニ===-
        __________        ─────────彡': : : : :丶、 (_ノ´ヽ::lr=\ヽ}===二二二
 ̄ ̄ ̄ ̄.ィ≦==============,ィ≦==≧、====≦ニニ≧、、: : : : : : : : : : : : : ___ノ=ァ丶、===ァゝ/_/: :ヽj/´
: : : ://Xイ二二二X≧、: : : ://---'ゝr、=丶: ,','==}、=、ミ、ヽ、_≠===─ ̄二ニニニニ彡'/ 丶j{\ /`7ァ/
: : ////,...----ァイr、_) 、∨〃ゝ)へヲ〕ゝ、ミヽv{ f! j{j}\l }}_≠=== ̄ ̄: : : : _ニ/-、:\ゝjフ¨´__》
: ,' ,' ,'=-、//ニァ=く{`丶C', ',' l==くレへヽ ̄}リ ll、、 | }ヽ|八、リ,'!: : : : : : : :>≠....--─'   \j|: ::|\__/
二|. |/ ̄ゝ=='´    r`_)-'}! l,',く=ゝ彡へノテノ|,','ゝ、、ji!i!f≧ノノ─≠ ̄≦二ニ======----//: :、 ゝ\
___i | ̄ ̄フィゝ===ノゝニニ',' ,': :、、ff^lL=彡'-ノX: : :≧==彡'  > イ  ≧======≦≫─ ': : : : : :、 \\
_', ',/  ノゝニニニラノ ./ /: : : :≧=====彡'>イ     イ  ≧≠Zニ|: :|  ,': : : : : : : : : : : : : :く く: : :、
: : : :ゝ、ゝくニ二二二彡'ノ ∠三ニ=≠        イ   ≧≠      {=--、 丶: : : : : : : : : : : : : :ヽ、\: : .、
: : : : :Xミ≧ニニニニ彡'≦     ' ,  '    ≧≠          .,': : : : 7 l: :: : : : : : : : : : : : : : : :、 \: : 、
: : : : ≠``≫≠ ̄    ',     '  ≧≠                ,': : : : / /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、 丶: :、
≠   ,    ' ,     '    ,≧≠¨                  {: : : : , ,': : : : : : : r、: : : : : : : : : : : : :、 丶:.、
,     ',    '    ,≧≠¨                       |: : : :,' ,: : : : : : : ::| \: : : : : : : : : : : : ゝ_¨`、
,         ,≧≠¨                              |: :__,' ,': : : : : : : : l  \: : : : : : : : : : : : : : :',  、
'     ,≧≠¨                                  |:| --': : : : : : : : :,'    \: : : : : : : : : : : : _', 、
  ≧≠¨                                     | /: : : : : : : : : : ,'      \: : : : : : : : : :l    丶




 <スキャニングチャージ!!>



 オーズ「セイヤ―――――ーッッッ!!!!!!」


 
______________ズバッ______________
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


 オトブシヤミー「ギャオオオオオオオオス!!!」


 ドカーーーーーーーーーーーーーーーーーーンンンンンンッッ!!!!!
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 22:05:55.48 ID:TvIbdh1E0
 チャリ0ンチャリーン(大量のセルメダルが落ちる)

 杏子(強い………これがオーズの力………)

 映司「やったよ、杏子ちゃん! 勝ったよ!」

 杏子「あっ、ああ………」(セルメダルを補給中)

 映司「これだけ一杯あれば、当分は平気だろうね」

 杏子「………なぁ、映司」

 映司「なんだい?」


 杏子(本当に、こいつは………アタシのために戦ってくれるのか? こんな見ず知らずのアタシと一緒に………)
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 22:06:48.48 ID:TvIbdh1E0
 杏子「さっき言った事は本当なのか?」

 映司「さっきって?」

 杏子「これからずっと一緒に戦ってくれるってことだ。こんな化け物と毎日戦うかもしれないんだぞ。それでも――ー」

 映司「もちろんさ」

 杏子「なんで………普通の奴なら―――ー」

 映司「俺はこの両手に届く範囲にいる人は、決して見捨てたりしない。ほら、杏子ちゃんも………」

        抱きッ!
 杏子「なっ………///」

 映司「この通り、両手に届く範囲にいる。だから、絶対に守り抜くよ」

 杏子「かっ、勝手に抱きついてんじゃねぇよ///」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 22:07:53.04 ID:TvIbdh1E0
 杏子(こいつはとんでもなく、バカで、お人好しで、パンツ好きの変態野朗だ)

 杏子(アタシが一番嫌いなタイプな人間だ)

 杏子(なのに…………)


 映司「ああ………やっぱり、この年頃の女の子はいい香りがする。たまんねぇ!(俺はずっとそばにいるよ)」

 杏子「………おい………本音と建前が逆になってるぞ」

 映司「ハッ、しまった!!!」

 杏子「せっかく綺麗にまとまりかけたのに………やっぱ死ね!!」ドガシャーン!

 映司「ぐはぁぁぁ!!」ズデーン
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 22:09:31.23 ID:TvIbdh1E0
  ゴオオオオオオオオオオオオオオ

 杏子「!! この気配は――ー」

 魔女「キシャアアアアアアアアアア!!!!!」

 杏子「魔女!! しまった、まだ生きていやがった!」

 映司「杏子ちゃん! 危ない!!!!」

  ガバッ! 杏子を庇う映司

 杏子「映司!!」

 魔女「グウオオオオオオオオオオ!!!!!!!」



  「ティロ・フィナーレ!」


     ドカーン!

 魔女「ギヤアアアアアアアアア!!」

 
 映司「あれ? 魔女が倒された?」

 杏子「今のはまさか………」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 22:10:32.40 ID:TvIbdh1E0
 ???「大丈夫でしたか? 危機一髪でしたね」

 映司「君が助けてくれたんだね。ありがとう………って、うわ、すごく可愛い子!!!」

 杏子「やはりお前かよ………マミ」

 マミ「!? 佐倉さん………」

 杏子「久しぶりだな………」

 マミ「そう………ね………」

 映司「あれ、お知り合い?」

 杏子「…………」

 マミ「…………」

 映司「?」


 
 5103(俺のこと、すっかり忘れ去られているな………。まぁいいや。帰って『ペルソナ4』でも観よっと)

 

           〜第二話〜 パンツ男 と 魔法少女 で タ★ト☆バ   
                        
                       了
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/13(木) 22:14:29.46 ID:TvIbdh1E0
           次回の仮面ライダーオーズは!!

 ヒナ「次回は、マミさん登場で、話がまどマギ側寄りになるみたいだね」

 アンク「そんなことより、俺の出番は!? 復活は!?」
 
 ヒナ「諦めたら?」

 アンク「うるせぇ! 諦めきれるか! 
     おい、この下手くそな作者が書いている駄文を読んでいる奴! オレへの復活要望レスを撃ち続けろォォ!!」

 ヒナ「アンク、煽るのはダメだよ! 掲示板マナーは守らないと」

 ヒナ「でも、確かに気持ちはわかるかな………ヒナちゃん登場要望レスをお願いしまーす! なんちゃってwwwwww」

 アンク「お前登場とか、誰得wwwwwwwww」

        ブチッ

 ヒナ「ふんにゅうううううううううう!!!」ギュウウウウウ

 アンク「ぐわあああああああああ――――――ー」

 
 ヒナ「次回のオーズは〈お菓子魔女 と 黄色のコンボ で 一人じゃない> です。みんな読んでね☆」

 アンク「」



 長文失礼しました。次回も一週間以内には投下したいと思います。
 読んでくれてありがとう。ではまた。
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/10/13(木) 22:23:03.58 ID:fiHuxEQR0
とりあえず乙
映司ェ…
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2011/10/14(金) 01:41:20.10 ID:29il48k/o
場面チェンジの時とかに使われる○をみる度ウヴァさんが俺の頭の片隅に現れる
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/14(金) 01:59:39.80 ID:U2JIAz7AO
とりあえずこのSSの方向性が分からなくなってきた
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/14(金) 08:58:29.65 ID:Wz7QeEaIO
欲望塗れすぎて紫のメダルが入らんだろ…この映司…
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/10/14(金) 14:42:10.13 ID:VZ/uCq13o
紫受け入れるスペース無さそうな映司だなww
アンク復活したら流星のロックマンみたいになりそうだ
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/10/14(金) 17:10:29.96 ID:MnjQnGqB0
上の人らの言うように紫メダルの入る欲望の隙間がないなこの映司
つまりプトティラでないのかよ
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2011/10/14(金) 23:01:59.55 ID:OrP1fH67o
紫のメダル以前に、他のコンボに耐えられるかどうかも怪しいな この映司
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:16:50.66 ID:Iet7I5KS0
 >>1です。投下します。

      これまでのオーズの三つの出来事!

 一つ! 佐倉杏子の身体がアンクと融合していることが明らかになった!

 二つ! 突如表れたヤミ―と魔女、映司が変身して見事に撃退!

 三つ! 魔女に襲われそうになった映司と杏子を、魔法少女である巴マミが救う。


  アンク「なんか、プトティラが出ないんじゃないかっていう心配が多いが、どうなんだ?」

  ヒナ「大丈夫だよ。作者は全コンボ出す気だし。それにプトティラが一番好きな形態でもあるから、設定無視しても出すよ」

  ヒナ「それよりも、自分が復活する方を心配した方がいいんじゃない?」

  アンク「………確かにそうだな………」
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:19:40.27 ID:Iet7I5KS0
  カウント・ザ・メダル! 現在オーズが使えるメダルは

 タカ×2 トラ×1 バッタ×1 カマキリ×1 ライオン×1



 映司「杏子ちゃん、この子と知り合いなの?」

 杏子「あいつは、巴マミ。アタシと同じ………魔法少女だよ」

 映司「つまりは、友達ってことだね! じゃあ、挨拶しないと」スタッスタッ

 杏子「いや、それは………」

 

 映司「どうも、始めまして。俺は火野映司。世界中を旅している旅人です。どうぞ、よろしく」

 マミ「あっ、どうも。私は、巴マミっていいます」

 映司「いい名前だね。それにいい胸も持っている」

 マミ「えっ………」

 杏子「おい………いきなりかよ………」

 映司「とても中学生とは思えないその成熟した体………実に素晴らしいィィィ!! 参考に聞きたいんだけど、一体どんな食事生活を――ー」

 杏子「やめろっての、このセクハラ野朗!!」ドカッ<蹴り

 映司「うぎゃあ!!」

 マミ(なんなの、この人………」
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:20:12.35 ID:Iet7I5KS0
 映司「ごめんごめん。俺はどうも、美少女を目の前にすると、理性が飛ぶみたいで………」

 マミ「は、はぁ………?」

 映司「お詫びに、俺のパンツと君のパンツをトレ―ドするということで………」ヌギッ

 杏子「なんでそれがお詫びになるんだよッッ! つーか、脱ぐな――ーッッ!!」ドコーン!!<キック

 映司「だって、俺、可愛い女の子が穿いたシルクのパンツが欲しいんだも〜ん!!」

 マミ「な、なんで私の穿いている下着がわかるの………?」

 映司「あっ、それはね―――ー」

 杏子「おい、やめろ! 教えんでいい!!」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:21:01.87 ID:Iet7I5KS0
           


            ○○火野映司の、今日のパンツチェック!●●



 
 杏子「うわ、やっぱ始まっちまったよ………」

 映司「パッパッパ・ラッパパパラパ あれは きっと パンツヒーロー♪ でお馴染の火野映司です!
    お待たせしました! 今日もこのコーナーの時間がやってまいりまいした!」

 映司「今回チェックするのは、金髪縦ロールのグラマラスな美少女、巴マミちゃんです!」

 映司「さて、彼女はどんなパンツを穿いているのか………このそこかのお姫様のような高貴なオーラがあることから、恐らく彼女は」

 映司「シルクのパンツを穿いているに違いない! 世界中を旅していたからわかるけど、あの手のオーラーを持つ女の子は
    たいていシルクを穿いている。そんなものなんだ!」

 映司「シルクのパンツは一般的に高級感漂う、お金持ちが穿くようなイメージがあると思うけど」

 映司「実際は、肌に優しい素材でできているパンツだから、個人的にはもっと一般人に浸透して欲しいパンツとも言える」

 映司「実際、俺も穿いてみてわかるけど、ほんと………マジ最高! 一度穿いたら癖になること間違いなし!」

 杏子「穿いたことあるのかよ………」
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:21:42.09 ID:Iet7I5KS0
 映司「ということで、白のシルクで間違いないのかな? マミちゃん」

 マミ「えっ………あっ………はい………そう…です………///」

 映司「本当にそう?」

 マミ「えっ………?」

 映司「自分で予想しておいて、なんだけど、実は違ってたりするんじゃない?」

 マミ「はっ………はい?」

 映司「確かめる必要がある………だから、見せてくれ! 君のパンツを!!」

 マミ「えっ………ええええぇぇぇぇぇぇえええええええ!!?」

 映司「さぁ、さらけだしてくれ! 早くスカートを脱いで!」

 マミ「いや、そんな………」

 映司「安心してくれ! 君だけにパンツを見させはしない!」

 映司「俺も脱ぐから………」ヌギッ

 杏子「いい加減にしろ! この変態色魔!!!」ドゴォ腹パン

 映司「ぐへっぇぇ!!!」<映司気絶
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:22:16.08 ID:Iet7I5KS0
 杏子「その――ーなんか、すまねぇ………」

 マミ「佐倉さん、これは一体………」

 映司「」←コレ

 杏子「アタシにもよくわからん………」



 杏子「助けてくれたことには、礼は言う。じゃあな」

 スルスルスル(映司を引きずる音)

 
 マミ「一体………なんだったのかしら?」ポカーン
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:22:56.42 ID:Iet7I5KS0
            ●とある公園付近●



 映司「ううっ………マミちゃんともっと話したかった………」

 杏子「あれだけセクハラしまくってたくせに………まだ足りないのかよ」

 映司「とりあえず、これからのことどうするか具体的に話そうか、杏子ちゃん」

 杏子「あっ……ああ(なんだよ、急に本題に入りやがって。さっきまで好き勝手にやってたくせに)」

 映司「とりあえず、目標としては、杏子ちゃんの身体を元に戻すってことでいいよね?」

 杏子「そうだな。セルメダルとグリーフシードを集めながらな」

 映司「何かしら情報が欲しいね。会長の所にもう一回行って、なにか方法がないか聞いてみる?」

 杏子「あのおっさんも、あれ以上のことは知らなさそうだったぞ」

 映司「う〜ん………じゃあ、ほかに情報を持ってそうなのは………」

 杏子「そうだ、QBだ!」

 映司「QB?」
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:23:29.60 ID:Iet7I5KS0
 杏子「アタシと契約して魔法少女にしたやつだよ。あいつなら………なにか知ってるかも」

 映司「そのQBってのはどこにいるの?」

 杏子「テレパシーで連絡すれば表れる」

 映司「テレパシー? すごい、そんなこともできるの?」

 杏子「以前は………でも、この腕がついてからは、できなくなっちまった………」つアンクハンド

 映司「それじゃあ、どこにいるかわからないってことか………」

 杏子「クソッ………」
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:24:02.29 ID:Iet7I5KS0
 映司「グリードはどうかな?」

 杏子「グリードだと!? お前なにバカなこと言ってんだよ! あいつらは敵だろ!」

 映司「いや、でも。そのアンクはグリードだって言うし。グリードのことはグリードに聞く方がいいんじゃないかなと思って」

 杏子「そうかもしれねぇけど。話しが通じるわけないだろ!」

 映司「いや、案外いい奴かもしれないじゃん。会ったことないからわかんないけど。
    それに、もしかしたら、実は美少女って設定かもしれないじゃん」

 杏子「美少女って………」

 映司「そして仲良くなって、お互いのパンツを交換するような仲になったりして………」

 映司「……………」(妄想中)

 映司「800年前のパンツキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!」

 杏子「お前、本当にアタシの身体戻す気あんのか?」
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:24:49.08 ID:Iet7I5KS0
 モニター会長『その欲望、素晴らしいィィィィィィ!!!!!』

 映司「うわっ、ビルのモニターに会長が!」

 モニター会長『君達の会話は全て聞かせてもらったよ。グリードに接触する。実に面白いアイディアだ」

 杏子(聞かれてた? 監視されてんのか、アタシ達は………?)

 モニター会長『情報を提供しよう。見滝原市において、グリードらしき怪物が目撃されたという情報が得られた。
        その街に行ってみたらどうかね?』

 映司「なるほど………ありがとうございます会長!」


 モニター会長『検討を祈ってるよ』
  プシュン!(モニターが消える)



 映司「聞いたね杏子ちゃん。ライドベンダーで、早速その町に行ってみよう!」

 杏子「おい、そこって………」

 映司「どうしたの?」

 杏子「マミのテリトリーじゃねぇか………」
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:25:46.82 ID:Iet7I5KS0
            

               ●見滝原市 21:36分●



 映司「ここが見滝原市か………なかなかいい町だね」

 杏子「…………」

 映司「杏子ちゃん。そのテリトリーとか、そういうのを気にしてもしょうがないよ」

 杏子「お前は、魔法少女についてなにもわかってないから、そう言えるんだ」

 映司「マミちゃんはいい娘そうだし、大丈夫だって。そんな急に侵入したからって。蜂の巣にされるわけでもないんだから」

 杏子「どうだか…………」


 映司「とりあえず、今日はもう夜遅いから、どこかに泊ろう」

 杏子「野宿か?」

 映司「俺一人ならそうするところだけど、女の子がいるからそうもいかない」

 杏子「おい、アタシは別に………」

 映司「いいからいいから。今日ぐらい、どこかホテルで………」

 杏子(変態のくせに、カッコつけやがって………)
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:26:47.34 ID:Iet7I5KS0
 映司の持ち物
 ●パンツ×4 ●672円 ●オーズドライバー ●少女革命ウテナDVDBOX上巻



 映司「うぅぅ………これしかない………」

 杏子「ってか、DVD持ったままだったのかよ!」

 杏子「これじゃあ、どっちにしろ、野宿だな………」

 映司「そういうわけには………そうだ! この街にはマミちゃんがいるんでしょ? だったら今日だけでも泊らせてもらおう!」

 杏子「なに言ってんだよ! アタシの話を聞いてなかったのか? アタシとマミは敵同士で………」

 映司「年頃の女の子は、そうやって、すぐグループ分けをして、派閥を作りたがるんだから………」

 杏子「そんなんじゃないっての! 第一、マミの家がどこにあるかなんて知らないだろう!」

 映司「フッ………そこは大丈夫さ。これを使えば―――ー」

         ゴソゴソ

 映司「パララッタラ〜 マミちゃんのハンカチ〜」

 杏子「マミのハンカチ? なんでそんなもん持ってるんだよ」

 映司「………落ちてた」

 杏子「………どこに?」

 映司「マミちゃんのポケットの中………」

 杏子「落ちてねぇぇぇ!?」
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:27:39.17 ID:Iet7I5KS0
 杏子「そのハンカチをどうするのさ?」

 映司「こうするのさ!」


 ガバッ、クンカクンカクンカ(ハンカチにうずくまってひたすら匂いを嗅ぐ)



 杏子(うわぁ…………イケメンがこんなことすると、余計に変態度が増しやがる………)

 映司「…………」

 杏子「で、どうなるんだよ、匂い嗅いで………」

 映司「いい匂い………あはぁ〜〜〜〜〜〜」

 杏子「トリップしただけじゃねぇか!」ドカァ!

 映司「あうっ!」ズシャー

 映司「おっと、いけないいけない。でも、これで匂いは覚えた。これで、マミちゃんの場所がわかるよ!」

 杏子「お前犬かよ! そんなこと本当にできるのか?」

 映司「できるワン!」

 杏子「…………(うわ、腹たつ………)」

  クンクンクンクンクン←(四つん這いになって、匂いを嗅ぐ映司)

 映司「こっちの方角だワン!」

 杏子「ダメだ………早くこいつをなんとかしないと………」
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:28:47.12 ID:Iet7I5KS0
           ●マミホーム前●



 映司「ズバリここだ――ーッ!!」

 杏子「マジで、マミの家に着きやがった………」

 映司「さてと、早速話をしようとしますか」


 インタホーンにピンポーン!



 マミ『はい、どちら様ですか?』

 映司「ハァ………ハァ………今どんなパンツ穿いてる?』

 マミ『キャー――ーッ!! 痴漢―――ーッッ!!!」

   ブチッ(インターホン切れる)

 杏子「なにしてんの! お前!!」ドカァ!!

 映司「ぐはぁ! ごめん。つい………いつもの癖で………」
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:29:45.28 ID:Iet7I5KS0
       ★杏子がマミをなんとか説得しました



 映司「ごめんね。つい冗談が過ぎたと言うか………」

 マミ「ああ、冗談というわけでしたのね………」

 杏子「通報されても、文句言えないレベルだったけどな」

 マミ「それで、私に用と言うのは………」

 映司「実はね…………」



 〜映司、オーズ、グリード、コアメダルについてザッと説明〜



 マミ「グリード………そんな怪物がこの街に……」

 映司「それで、杏子ちゃんも、アンクってのと融合しちゃって、それで魔法少女にも変身できなくなっちゃったんだ」

 マミ「なるほど………だから腕がそんな風に………」

 杏子「映司! 余計な事言うなっ!」

 映司「いいじゃん。こういう時こそ、助け合いだよ。魔法少女は助け合いってね」

 杏子「あのな、お前本当に話を聞いてないな。魔法少女ってのは――ー」

 QB「変身できないというのは本当かい? 杏子」

 杏子「QB!」
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:30:24.13 ID:Iet7I5KS0
 マミ「QB来てたの?」

 QB「うん。なんだか面白い話しをしているみたいだったからね。それよりも本当なのかい? 変身できないって」

 杏子「ああ、そうなんだ。なぁ、お前の力でなんとかならないか?」

 QB「う〜ん、こんなケースはボクにも始めてだから………どうにもできないなぁ」

 杏子「チッ………やっぱりそうか………(となると映司の言う通り、グリードに話をするしか………)」

 映司「あれ〜、なんか声は聞こえるけど、姿は見えないな〜」

 マミ「QBの声が聞こえるんですか!?」

 QB(なんだと!?)
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:31:11.36 ID:Iet7I5KS0
 映司「うん。でも、姿は見えなくて………ここら辺にいるの?」

 <QBに眼潰し。ズバッ


 QB「ぎゃああああああ! 目がぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 杏子「うわっ、QBの眼が血まみれに………(グロッ!)」

 映司「あっ、そうなの? ごめん! 大丈夫!?」


 <見えないQBを撫でようとして、なぜか尻の穴に指を突っ込む


 QB「hbvkんbljzhじゃんklんjhなlんl」←声にならない叫び

 マミ「キャアアアアア! QBがぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 映司「えっ、本当に今どんな状態なの?」

 マミ(言えない。火野さん指がQBのおしりにズボズボと入れたり出したりで、QBのお尻から血が出ているなんて言えない!))

 映司「押して―、引いてー 押してー 引いてー」

 ズボッ ガボッ ズッボ

 QB「うぎゃああああああああああああ!!!!!!!」

 杏子「お前、本当に見えてないのか?」

 QB「(ここにいたらろくな目に会わない!)そ、それじゃあね! マミ、杏子!」

 杏子「あっ、逃げた…………」
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:33:13.42 ID:Iet7I5KS0
  ★マミにグリードを探していることを説明中〜


 映司「ってなわけで。グリードらしき怪物とか見かけたら、教えてほしいんだけど………」

 マミ「事情はわかりました。喜んで協力させていただきます」

 映司「本当かい! ありがとうマミちゃん!」

 マミ「いえ、困っている人を助けるのが、魔法少女の使命ですから」

 杏子「相変わらず、そんな甘い考えのままなんだな、マミ」

 マミ「佐倉さん…………」

 杏子「そんな考えじゃ、いつか足元すくわれて、惨めに死に様をさらしちまうぜ?」

 マミ「…………」

 映司「こら! 杏子ちゃん! 助けてもらう上に、ここに泊めてもらうのに、なに難癖つけてるの!!」

 マミ(えっ、泊まるなんて聞いてないけど)

 映司「そんな悪い子にはおしおきだ! さぁ、パンツを出しなさい! 匂い嗅いでやる!」

 杏子「お前がそうしたいだけだろッ!!」ドカッ!!

 映司「ぐはぁ!」

 マミ「…………」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:33:58.57 ID:Iet7I5KS0
     ☆食事を御馳走になり、食器洗いを手伝ってます★



 マミ「わざわざ手伝ってもらって、すいません」

 映司「こちらこそ。夕飯を御馳走になった上に、一晩泊らせてもらんだから」

 映司「杏子ちゃんも手伝いなよ。アイス食って、ダラダラしてないでさ」

 杏子「うるせぇ。アタシは別にここに泊りたいなんて一言も言ってないわよ!あんたが勝手に泊るって言ってたんじゃない!」

 映司「やれやれ、しょうがないな………ごめんね、マミちゃん」

 マミ「いえ。いいですよ」

 映司「ところで、まだ中学生って聞いたけど、御両親は?」
 
 マミ「…………交通事故で………その時に…………」

 映司「!! すまない…………無神経なことを言ってしまって」

 マミ「いえ、大丈夫ですよ」

 映司「そうとは知らず、騒いだりしてゴメン。それにこっそりタンスからパンツも盗ったりして………
    あっ、これ返すよ」つマミの下着

 マミ「いつ盗ったんですかっ!?」
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:34:41.78 ID:Iet7I5KS0
 映司「じゃあ、それからずっと一人暮らしを?」

 マミ「はい………ですから、火野さんたちが来てくれて、この家が賑やかになったので嬉しかったです」

 映司「いつもは…………もっと静かですから………」

 映司「マミちゃん………」


  抱きッ!!



 マミ「ちょ………火野さん!?」

 映司「大丈夫。もう君は一人じゃない! こんな俺でよければ………ずっとそばにいるから――ー」

 マミ「ひ………火野さん………///」
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:36:08.85 ID:Iet7I5KS0
 映司(おおっ!………なんていい抱き心地なんだ。細いのに、出るとこはちゃんと出ていて………ああ、このままベットに押し倒したい!)

 映司(否! 押し倒すべきだ!)

 映司「マミちゃん………今まで一人で寂しかったよね…………」

 マミ「はい………」

 映司「よし、なら一緒に寝よう!」

 マミ「…………え?」

 映司「早速、布団をしこう! そして朝までお互いの身体の隅から隅まで、知らないことはないような関係になろう!」

 マミ「あっ、あの…………」

 映司「恐れる事はないさ! まだ夜は長い! さぁ、一晩中語り合って、お互いのことを知り合おう!」


 杏子「その前に、お前は常識を知ろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」ドガァ!!

 映司「ぐはぁ!!」ズテ―――ーン



 杏子「この変態はは色々な意味で一人にしておけないな…………」
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:36:41.95 ID:Iet7I5KS0
 QB「うぅぅ、お尻が痛い………何なんだあの変態は………」

 QB「ボクの姿こそは視えなかったみたいけど、声は聞こえるみたいだし………何者なんだ?」

 カザリ「へぇ〜、800年眠ってる間に、妙な生き物が出て来たものだね」

 QB「!? 誰だい!?」

 カザリ「始めましてインキュベータ。僕はカザリ。グリードの一人さ」

 QB「グリード………あの変態男が言っていたアレか………」

 カザリ「突然なんだけど、どうかな? 僕らと手を組まないかい?」

 QB「!?」
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:39:19.27 ID:Iet7I5KS0
                ☆翌日★


 マミ「では、行ってきます!」

 映司「行ってらっしゃいマミちゃん。勉強頑張ってね。俺も家事を頑張ってやるから」

 マミ「火野さん、別にいいんですよ? 居候しているからって、家事などをやらなくても………」

 映司「いやいや。タダで居候だなんて、そんなニートなことは大人としてできないよ。
     安心して、俺結構家事とか得意なんだ。特に洗濯とかね。洗濯! そう、洗濯!」

 マミ「は………はぁ………(なんで三回も言ったの?)」

 杏子(マミの下着で変な事しないか見張らないといけないな………)
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:40:04.95 ID:Iet7I5KS0
     ☆ちゃんと家事をしました★


 映司「ふぅ、終わった終わった」

 杏子「へぇ〜、ちゃんとやったじゃねぇか」

 映司「杏子ちゃんも手伝ってくれればいいのに。アイス食って、寝そべってばかりで。そんなことじゃ太っちゃうぞ?」

 杏子「フン、うるせぇよ」<アイスモグモグ

 映司「アイス、さっきから食べてるけど、好きなの?」

 杏子「特別好きッてわけじゃなかったけど、この腕がついてからは、無性に食べたくなってな………」

 映司「ふ〜ん」
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:40:56.94 ID:Iet7I5KS0
 映司「よし、家事も終わったし。グリードを探すついでに、俺の働き口を探しに行こう!」

 杏子「なんだよ、バイトする気なのか?」

 映司「このままマミちゃんに寄生するわけにもいかないからね。さぁ、杏子ちゃんも行こう!」


  ――−仕事探しターン――――

  ●エロビデオショップ
 
 店長「ごめんね〜、先週で締め切っちゃったんだよね〜」


  ●大人の玩具店

 店長「素晴らしい知識量だけど、今はバイトを募集してないんだ」


  ●ランジェリーショップ
 
 店長「男性のアルバイトは募集していません!」


  ●A○メーカー・ムー○○ーズ本社

 社員「今、男優は間に会ってるんだよね〜」



 

 映司「チクショウ! やっぱり日本は不景気だッッ!!」

 杏子「もっと、普通の仕事探せよ!!」
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:42:17.49 ID:Iet7I5KS0
            ☆とある病院前★


 映司「ここで、警備員のバイトを募集してるみたいなんだ」

 杏子「さっきのに、比べれば普通でいいと思うぞ」

 映司(ナース、ナース、お色気ナース♪)

 杏子(この顔………また変態的なこと考えてるな)

 映司「じゃあ、面接してkるから、その辺で待ってて」

 杏子「あいよ」



    タタタッタタ

 ???「なぁ………」

 映司「はい?(誰かに声をかけられたぞ)」



 映司(ウホッ、いい男!)




 伊達「やらないか」




 映司「!?」
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/15(土) 20:44:11.23 ID:Iet7I5KS0
>>1です。前編はこれで終了です。
 すまない、途中で力尽きた…………。

 後編は近いうちに投下します。

 ではまた。
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/16(日) 03:22:11.86 ID:xBtAiBOIO
ワロスwwww
続き待ってるわ
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/10/16(日) 05:54:13.46 ID:WriP/4Du0
ノリで伊達さんをホモにしやがったな・・・・ゆるさん!
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2011/10/16(日) 13:40:40.36 ID:NYE3sgLvo
早くメズール様を出してくれ!
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2011/10/16(日) 21:33:03.39 ID:mTZwtZaUo
メズール様人間形態のパンツの登場はまだか!
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/17(月) 11:34:53.30 ID:Um7OQY3AO
メズールってパンツとか穿くの?
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 21:57:37.76 ID:xiH7GARj0
>>1です。投下します。


     第三話〜お菓子魔女 と 黄色のコンボ で 一人じゃない〜後編
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 21:58:31.86 ID:xiH7GARj0
 映司「危なかった〜。危うく、ガチホモにケツを掘られるところだったよ〜」

 映司「でも、逃げ回ったせいで、面接時間を大幅に過ぎちゃったから、結局不採用になっちゃった………」

 映司「まぁ、別の探せばいいか! さて………杏子ちゃんはどこかな?」


 映司「あっ、いた! 杏子ちゃーん………っておや? マミちゃんもいるぞ。あと………始めて見る女の子も………」


 杏子「あっ、映司………」

 マミ「火野さん」

 ???「あれがマミさんと同棲してるっていう………」

 ???「結構かっこいいかも………」
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 21:59:27.33 ID:xiH7GARj0
 映司「マミちゃんと会ったんだね」

 杏子「病院内でブラブラしてたら、偶然会ったんだよ」

 マミ「私の友達のお知り合いが、ここに入院しているので、おみまいに来たんです………」

 映司「へぇ〜、じゃあ、君達はマミちゃんの友達なんだね………」

 まどか「鹿目まどかっていいます………」

 さやか「美樹さやかです!」

 映司(おおっ、なんたることだ! この二人も相当レベルが高いぞ!!)



 映司「始めまして。俺は火野映司。マミちゃんの所でお世話になっている者だよ。よろしくね」ニコッ


   
       さわやかスマイル発動!

 

 まどか(あっ………凄くかっこいい…………///)

 さやか(うっ…………一瞬すごくドキドキした………///)

 マミ(この笑顔は反則………///)

 杏子「お前ら騙されるな!! こいつはとんでもない変態なんだぞ!!」
97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:00:53.06 ID:xiH7GARj0
 映司「へぇ〜、さやかちゃんの彼氏がここに入院しているんだね」

 さやか「彼氏じゃないよ! 幼馴染だって………///」

 まどか「ティヒヒ、今の所はね………」

 さやか「もう! まどか!」

 杏子「そういや映司。面接はどうなったんだよ」

 映司「いや〜、途中でトラブルが起きてね〜。受けられなかったよ」

 マミ「トラブル? どうされたんですか?」

 映司「いや、たいしたことないよ」

 映司「ガチホモの人にナンパされて、丁重に断ったら、急に襲いかかって来て、トイレに連れ込まれそうになっただけだよ」

 映司「全然たいしたことじゃない」

 全員(かなり大したことに遭遇してるんじゃ………?)
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:01:41.54 ID:xiH7GARj0
 杏子「ん………この気配………」



 グオオオオオオオオオオオオオオ



 杏子「!! 映司、何か来るぞ!!」


 映司「え………」


 ドカアアアアアアアアンカアアアアアアアアン


 まど&さや「キャ――――ーッ!!」

 マミ「何かが落ちて来た!?」


 カザリ「ククク………始めまして、オーズ。それに魔法少女のお嬢さん」

 さやか「ばっ、化け物!?」

 まどか「まさか、魔女!?」

 杏子「いや違う。あいつはグリードだ」

 カザリ「その通り。僕はカザリ。よろしくね。アンクと融合したお嬢さん?」
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:03:02.00 ID:xiH7GARj0
 映司「お前がグリード………」

 カザリ「こうして会うのは初めてだね。オーズ」

 映司「ちょうどよかった。実は探していたんだよ。話したいことがあってさ。杏子ちゃんの腕について色々聞きたいことが………」

 カザリ「フン!」


  <疾風攻撃 ブォォォォォォォ



 映司「うわあああああ!」ズシャー

 杏子「映司!!」

 マミ「火野さん!」

 まど&さや「映司くん!!

 カザリ「僕は話すことないね。君が持っているコアメダルをいただきに来たんだから」

 杏子「チッ………やっぱりこうなるわけか………映司、戦うぞ!」ヒューン<タカ、トラ、バッタメダル
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:03:58.97 ID:xiH7GARj0
 映司「みんなは下がって………」<カシャカシャカシャ(メダルセット)

 マミ「火野さん、私も―――」

 映司「いや、ここは一人で大丈夫。マミちゃんは杏子ちゃん達を安全な場所にお願い」

 マイ「………わかりました。どうかお気をつけて」

 映司「ありがとう」

  カシャ

 映司「変身!!」

 
      タカ!
      トラ!
      バッタ!

  タ・ト・バ、タトバタトバ〜♪
     
    ピカァァァァ

 まどか「映司くんが………変身した………」


 さやか「すごい、まるで特撮ヒーローみたい!」


 マミ「さぁ、みんなはこっちに………」


 オーズ「行くぞ、カザリ!」
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:05:15.96 ID:xiH7GARj0
 オーズ「てりゃあ!!!」

 ガシッ(カザリを掴む)
 
 カザリ「ん?」

 オーズ「とう!」

    
   ジュバーン(カザリを掴んだまま、バッタジャンプ)



  ☆病院屋上☆

 オーズ「ここなら、思いっきり戦える!」

 カザリ「へぇ〜、ずいぶんと甘い考えをしてるね。そんなんで僕に勝てるかな?」

 オーズ「俺は負けない! なぜなら俺は、これを持っているから――」

  ◎マミのパンツを出す

 カザリ「なに………それ………?」

 オーズ「マミちゃんのパンツだ! 杏子ちゃんの監視からこっそり抜け出して拝借した至高の一品!」

 オーズ「それで、今日のバイト探しの途中でトイレに行って、おかずにしました!」

 オーズ「そのおかげで、今俺の気力は200パーセントを超えている。そんな俺が負けるはずがない! 負けるわけないだろうがッッ!!」

 カザリ(真顔でなにを言っているんだ、こいつは………)
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:06:42.00 ID:xiH7GARj0
            ☆病院内☆

 杏子「映司の奴………一人で平気なのか………?」


 ゴォォォォォ

 マミ「この気配は………!」

 まどか「マミさん、あれは!?」

 グリーフシード(ズゴゴオオオオオオオ)

 マミ「まさか、魔女!?」

 QB「どうやら、そうみたいだね」

 まどか「QB! いつの間に………」

 QB「気配を察知してね。それよりも早くあの魔女を倒さないと、ここにいる人たち危ない!」

 さやか「そんな…………ここには恭介が………」

 マミ「私が倒すわ!」つソウルジェム

 杏子「マミ………」

 マミ「魔法少女体験コース第二弾もかねてね。パッパッと倒しちゃうから安心して」

 まどか「流石マミさん!」

 さやか「うん、マミさんがいれば大丈夫!」

 杏子「…………(なんだ、なぜか嫌な予感がするぞ)」

 マミ「さぁ、行きましょう!」

 
 QB(計画通り………)ニヤッ
103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:08:09.33 ID:xiH7GARj0
 オーズ「行くぞ! 必殺、パンツ4連弾!!」

 カザリ「!?」


    オーズ「パン!」<パンチ

 カザリ「ぐあ!」


   オーズ「ツー!!」<キック

 カザリ「くっ………」


   オーズ「マル!」<トラクロー

 カザリ「うぉ………」


   オーズ「ミエ――――ッッ!!!」<メダジャリバー斬り

 カザリ「ぐはぁ!!」

 

  ズシャアアアアアアアアアアアアア



 オーズ「見たか!!」

 カザリ「くっ………なんてふざけた技だ」

 カザリ「だが………強い!!」
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:08:56.62 ID:xiH7GARj0
 カザリ「強いね………この強さ、800年前の王を思い出すよ………」

 オーズ「降参するなら、今のうちだぞ!」

 カザリ「だけど…………甘いね」

   ズサッ

 ウヴァ「おら!!」<クロー攻撃 ガシャーン

 オーズ「ぐあぁ!!」

      バタァン

 オーズ「くっ………もう一体いたのか!?」

 カザリ「誰も一対一の勝負とは言ってないよ。さて、反撃といこうか」

 ウヴァ「俺様の強さ、見せつけてやるぞ、オーズ!!」

 オーズ「………ッ!!」
105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:09:47.47 ID:xiH7GARj0
――――――<二対一で、ボコボコにされるオーズ>――――――――

  ガシャン!

 オーズ「グハッ!」

 ウヴァ「ここまでだな、オーズ」

 オーズ「くそ………このままでは………」

 カザリ「潔くあきらめることだね。魔法少女達も、今頃はあの世に行っていることだろうし」

 オーズ「なに!? それはどういう意味だ!」

 カザリ「この病院には魔女がすでに出現している。もうすでに魔法少女たちと戦っているかもね。

     だけど、今出現している魔女はとても強くてね。しかも相性の関係上、

     黄色の魔法少女では、絶対に勝てない。今頃は首をまるごと食われているかもね………クククッ」

 オーズ「そん………な………」
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:10:39.10 ID:xiH7GARj0
 ――――――――――――――――――――――――――――

 ―――――――――――――――

 ―――――――

 ☆数年前・某国☆


 幼女「えーん、え――ん…………」


 ヒュウウウウウウウウウウ

  ドカーン、ドカーン
   

 映司「うわあああああああああああああああ!!!!!!!!」


 ――――――

 ―――――――――――――――

 ―――――――――――――――――――――――――――――――


 オーズ「…………させるか………」

 カザリ「ん?」

 オーズ「そんなことさせるかぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:11:31.37 ID:xiH7GARj0
 オーズ「ハァァァァァァッッ!!!」

 カザリ「くっ………(こいつ、急に動きが!?)」

 オーズ「セイヤァァァァァ!!!!!」

     
      ズバッ ドカッ!

 カザリ「ぐあ!」ピューン<チーターメダル

 ウヴァ「ぐはっ!」ピューン<クワガタメダル


 カザリ「しまった、コアが………」

 オーズ「今だ!!」カシャ<メダルセット

    ティー、ティー、ティー

      クワガタ

       トラ

      チーター
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:12:21.24 ID:xiH7GARj0
 オーズ「うぉおおおおおおおおお!!」

  ドカドカカカカカカカカカカ(チーター連続キック)

 ウヴァ「ぐあっ!!」


 バリバリバリバリバリイイイイイイ(クワガタ・緑の電撃)

 カザリ「がはっ!」


 ドシャアアアアア

 ウヴァ「くっ、こいつ急に強く………」

 カザリ「分が悪い………退くよウヴァ!」

 ウヴァ「チッ………覚えてろよ!」ブォン


 オーズ「ハァ、ハァ………」
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:13:33.16 ID:xiH7GARj0
 オーズ「杏子ちゃんたちが危ない………急がなきゃ!!」

  <チーター高速移動>シュタタタタタッッタタタタッ


 ☆魔女結界内☆


 オーズ「これが魔女の結界………なんて趣味の悪い所だ………」

 オーズ「ん? 誰かいる!?」


 ほむら「くっ………油断した………」

 オーズ(女の子!? なぜかリボンのようなもので縛られている………とりあえず助けないと!)

 オーズ「セイヤァ!!」<トラクローでズバッ

 ほむら「!?」

 オーズ「大丈夫かい?(うわぁ、この女の子すげぇ綺麗!)」

 ほむら「えっ、ええ………貴方は………?」

 オーズ(くっ、普段ならゆっくりとパンツチェックするとこだけど、非常事態だからダメだ。く〜、こんなに可愛い女の子なのに〜)

 オーズ「ごめん、急いでいるんだ。君は速く安全な場所に逃げて!」シュタタタタタ<チーター移動


 ほむら「今のは…………?」
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:14:20.40 ID:xiH7GARj0
            ☆結界最奥部☆


 シャル「…………」

 マミ「一気に決める! ティロ・フィナーレ!!」


   ドカーン!


 まどか「やった! 流石マミさん!!」

 さやか「大勝利〜だねっ!」

 杏子「おかしい………なにか胸騒ぎが…………」


 シャル<恵方巻きみたいな、例のアレが出現

 マミ「なっ………!?」

 シャル「グオオオオオオオオオオオオ!!!!!」


 まどか「そんな、マミさん!!」

 さやか「いやああああああああ!!!」

 杏子「マミ!!」


   ガブッ!!!!!
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:14:54.70 ID:xiH7GARj0
       ブンッ

 マミ「あれ?………(私、生きてる?)」

 シャル「モグモグ」

 オーズ「」

 マミ「火野さん!?」
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:15:51.94 ID:xiH7GARj0
 まどか「ああ………映司くんが、直前でマミさんを庇った………」

 さやか「だけど、映司くんが―――頭から食べられちゃった………」

 杏子「そんな………映司………」ガクッ

 マミ「いやぁ………火野さん―――――ッ!!」

 QB「まずいよ! このままじゃマミまで危ない! 二人とも、契約を!!」

 


 オーズ「いや、大丈夫。大丈夫。生きてまーす!」

 マミ「火野さん!! 生きてるんですか!?」

 オーズ「なんとか………ね。うわあああああああああああ!!!」

 マミ「どうしました!?」

 オーズ「大変だ! 首が噛みちぎられそうだ………これを防ぐには――――」

 オーズ「マミちゃん、パンツを脱いで!!」

 マミ「え?」

 オーズ「早く脱いで!」

 マミ「えっ、でも………なんで?」

 オーズ「いいから早く! ぐわああああああ! 首がもげる〜〜〜〜〜死ぬ〜〜〜〜〜」

 マミ「わっ、わかりました………///」

 杏子「騙されるな!! 映司の罠だッ!」
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:17:52.16 ID:xiH7GARj0
 シャル「モグモグモグモグ」

 オーズ「ギャーッ! マジで痛い―――ッ! クソ! これでも食らえ!!」
 


  バリバリバリイイイイイイイイ(クワガタサンダー)


 シャル「ギュオイイイイイイイウウウウウウウウ!?」

   ペッ(オーズを吐き捨てる)

 オーズ「痛タタタタタッ、………マミちゃん、捕まって!」

 マミ「は、はい!」

 シュタタタタタ(チーターダッシュで、杏子達の元へ)
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:19:03.86 ID:xiH7GARj0
 オーズ「フゥ、危機一髪だったね」

 まどか「マミさん、映司くん! よかった………無事で!」

 杏子「心配したじゃねぇか、バカッ!!」ボカッ

 オーズ「痛て!」

 QB(バカな! カザリ達は失敗したのか!?)

 マミ「なんて無茶をするんですか! 危うく、貴方が………」

 オーズ「ごめんね。どうやら俺は罠にハメられちゃったみたいだ。そのせいで、君を一人で戦わせてしまって

     本当に不甲斐なかった。一人にしないって言ったのにね」

 マミ「私は、そんな理由で怒っているんじゃありません! 貴方はなんでそんな無茶を!」

 オーズ「手が届くのに手を伸ばさなかったら一生後悔する。それが嫌だから、手を伸ばすんだ!」
 
 オーズ「だから………俺は君を助ける! どんなことがあっても!」
 
 マミ「火野さん…………」

 オーズ「だから、後は俺にまかせて」

   頭ナデナデ

 マミ「………///」
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:19:50.00 ID:xiH7GARj0
 オーズ「杏子ちゃん、ライオンのメダルを頂戴!」

 杏子「黄色のメダルが増えてる………まさか、コンボを使う気か!」

 杏子「あのおっさんの話だと、とても危険だって!」

 オーズ「大丈夫、なんとかしてみせるから!」

 杏子「ッ………、どうなっても知らないぞ!」ヒューンライオンメダル

 オーズ「大丈夫………」<キャッチ

 シャル「グオオオオオオオオオオオ!!!!!!」

 オーズ「みんなは俺が守る」カシャ<メダルセット


     変身!
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:20:38.89 ID:xiH7GARj0
    ライオン

     トラ

    チーター

   ラタラタ〜ラトラータ♪
                    /\  __/\
                 __ _/   \  l  V ニヽ
                〈    > ‐ ‐ 、∧ / ___  〉
               _}==l      ',V〃  V ̄ヽ
               <__  r‐ ト、  /::::ヽ    }‐‐<
                `<  / ̄/:::::::::::::∧__∠ヽ _〉    
                 }\l___/ヽ彡:::::ミ∧ ヽ <
                    V:l:::::::\ Y ´`Vヽ_>‐‐′     
                    V\:::::::>―‐'‐´/
                  __V::::>‐‐――::〈
     ,ィニニ ヽ‐‐― 、__/::::::` ̄\::l l l l:::::{
    /::::::::::::::::::::::::::::::::l:::::::::::::::::::; ‐‐<彡⌒ゝ-`ヽ
   /::::::::::::::::::::::::::::___ ハ:::::::::/ /\ V冂‐‐':::`ヽ:\
  ./:::::::::::::::::::::::/ /::::::l l::::/ /::::V> \___}ヽイ>= ヽー‐‐ -- 、
  l::::::::::::::::::::/ /::::::::::::lニ/ /ニ/ />‐==}{=`ヽ=} ] ヽ:\__:::::`ヽ
  V 二二二 /::::::::::::::::::l_l  l==> ヽヽ\∧_rニ/ /ヽヽ::Vヽ \:::::::',
  V:::::::::::/::ヽ:::::::::::::::::::V  lニニ イ / <_/l l_l ] [::l r∠ lニl l\ \/l
   〉 ̄::::::::::::::::l::::::::::::::::::::V V:::彡 V>::::ヽ= =イ:::} ヽ ヽ=::リ:::: \__/
  /:::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::V___〉‐<二二]===\// ミ/ヽl::::::::::::::リ
 ,′::::::::::::::::::::::ハ::::::::::::::::::::: \__/冂冂\\_{ニヽヽ::\ミ; //:::::::::::::〈
ノ:::::::::::::::::::::::::/ l::::::::::::::::::::::::::::\[ ]:::[ ]::::::\ V /⌒〉:::::\/::::::::::::::::::',
:::::::::::::::::::::::/   }:::::::::::::::::::::::::::::::::\   `ヽ:::ヽ/ハ_/:::::/ ̄l::::::::::::::::::::::l



       ド――――――――――――――――ン!!!!!
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:21:33.22 ID:xiH7GARj0
 ラトラタ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

      ピカァァァァァァァァ

 さやか「キャ! 眩しい―――!」

 杏子「すごい力を感じる。これがコンボか…………」

 ラトラタ「行くぞ!」

 シャル「!?」
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:22:49.14 ID:xiH7GARj0
 
 ラトラタ「ウオオオオオオオォォォォォ!!!!!!」


  ズシャ、バキッ ドカッ 、グシャ!


 シャル「ギュオオオオオオオオオ!?」

 まどか「すごい速さで移動しながら、魔女を切り刻んでる!」

 マミ「なんて荒々しい戦い方………!」

 
 シャル「ギャオオオオオオオ」<噛みつこうと牙をむく

 ラトラタ「ハァァァァァァァァ!!!!」ピカァァァァァァ<ライオンフラッシュ

 シャル「ギュアアアアアアアアア!?」

 ラトラタ「フン!」トラクローで連撃


 マミ「閃光で魔女の眼を眩ませながら、攻撃の手を緩めない………戦い慣れてる………」

 さやか「すごい! 圧倒的だ!!」
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:23:27.13 ID:xiH7GARj0
 シャル「ギャオオオオオオオ――――」

  
   ドカーン!!!


 さやか「やった、今度こそ倒した!」

 ズモモモ(シャルロット、再生)

 杏子「なに、また再生しただと!?」

 シャル「ゴオオオオオオオオオオオオ!!!!」


 パクッ!!


 まどか「映司くんが食べられちゃった!?」

 QB(やったか!?)
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:24:26.00 ID:xiH7GARj0
  ピカァァァァァァァァァァァァァ!!!

 シャル「!?」

 さやか「魔女の身体が金色に光ってる?」

 杏子「映司だ! あいつが中から閃光を―――」


 ドカーン!!

 まどか「やった! 内部から魔女を倒した!!」

 ラトラタ「違う………これは恐らくデコイ………本体は―――あそこか!!」

 シャル(本体)「ビクッ!」


 ティーティーティー《スキャニングチャージ!!》


 ラトラタ「セイヤァァァァァァァァァ!!!!!!!」


       ガッシュ・クロス


          ズバッ!


 シャル(本体)「ギャオオオオオオオオオオ1?」


      ドカーン!!

 グリーフシード「カラン」
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:25:15.72 ID:xiH7GARj0
            ☆病院 外☆


 まどか「元の場所………」

 さやか「やった………今度こそ本当に勝ったんだ!」

 映司「よかっ………た………」ドサッ

 杏子「映司!? 大丈夫か!?」

 映司「いやぁ、結構キツいね〜。コンボって………」

 マミ「火野さん!」タタタタッ(映司を支える)

 映司「マミちゃん………悪いね、ありがとう」

 マミ「いいえ! こちらこそ………ありがとうござまいした………助けてくれて………」
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:26:46.19 ID:xiH7GARj0
 映司「マミちゃんが無事でなによりだよ」

 マミ「火野さん………」


 マミ「私………貴方が傍にいれば………」

 映司「うん?」

 マミ「もう、なにも恐くありません」

 映司「うん。君ももう、一人じゃないよ。俺や杏子ちゃん。まどかちゃんやさやかちゃん。みんながいる」

 マミ「………はい!」

 映司(いい雰囲気―――これは、もしかするとチャンス!?)

 映司「ごめん、結構限界みたいだ………寄りかかってもいい?」

 マミ「はい。遠慮せずにどうぞ」

 映司「では遠慮なく」ボス(マミの胸へダイブ)

 マミ「ちょ………火野さん!?」

 映司「ああ、ごめん。疲れていて、つい―――モフ」

 マミ「あっ! 火野さんダメェ! そんなとこ………触っちゃあ………」

 映司「ウヒヒヒ、モフモフモフモフったらモフフのフー」

 杏子「おい………」

 映司「ビクッ!?」

 杏子「調子乗って、セクハラしてんじゃねぇぇぇぇ!!!」ドゴッ<ナックル

 映司「ぐはぁ!!」

 杏子「お前って奴は、せっかく綺麗に終わりかけたというのに、最後の最後で―――ドカドカッ<スタンピング!

 映司「ぎゃあああ、ごめんなさい! だから踏まないで〜………あっ、でも癖になるかも」
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:27:54.79 ID:xiH7GARj0
 

 ほむら「あの男は一体………巴マミの未来を変えた…………何者なの?」

 カザリ(人間態)「あれはオーズ。君達に災いをもたらす者だよ」

 ほむら「誰!?」

 カザリ「始めまして………暁美ほむら。ククク………」
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:30:54.17 ID:xiH7GARj0
 5103「火野の奴、ここら辺にいると聞いたけど、一体どこなんだ?」

 5103「会長から<ウナギメダル>を渡すように命令されたけど、これじゃ………」

 
 伊達「なぁ………」

 
 5103「ん?(ウホッ、いい男!)」


 伊達「やらないか」


 5103「!?」


 5103「…………」


 5103「………キュン」ポッ


  第三話〜お菓子魔女 と 黄色のコンボ で 一人じゃない〜 完
125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2011/10/17(月) 22:36:19.68 ID:IrYobu7lo
乙!伊達ちゃんェ…
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/17(月) 22:40:17.09 ID:xiH7GARj0
 次回の仮面ライダーオーズは!

 ヒナ「次回のメインヒロインはほむらちゃんだって」

 アンク「次の映司のセクハラの犠牲者となるわけか。気の毒に………」

 ヒナ「ねぇねぇ、私とほむらちゃんって似てなくない?」

 アンク「お前、眼が腐ったのか? 黒髪以外なんも共通点ねぇよ! 全国のほむほむファンに謝れ!」

   ブチッ

 ヒナ「ふんにゅうううううううう!!!」

 アンク「ぐはぁぁぁぁぁ!! また――このオチ………」ガクッ

 ヒナ「次回のタイトルは<ほむらの想い と 重量コンボ で やらないか♪>です。お楽しみに☆」

 アンク「」


 >>1です。次回の更新はちょっと間が空くかも………。
 念のため言っておきますが、作者はヒナちゃんが嫌いじゃありません。扱いは悪いですが、ネタにしやすいので大好きです。
 駄文に付き合ってくれて、ありがとうございます。では、また。
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/10/17(月) 23:11:57.46 ID:CAgn732t0
映司はパンツの執着だけなら許した

ドクターと知世子さんも行き過ぎたアレになってしまうのか
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/17(月) 23:35:58.09 ID:Um7OQY3AO
せめて戦闘シーンと変身音はどうにかならんのか
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/18(火) 00:55:31.69 ID:tXSChiJIO
>>128
ワルプルギス戦ならともかく流しの戦闘はこんなものでいいだろ
戦闘よりも絡みを楽しもうぜ

130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2011/10/18(火) 02:55:33.28 ID:n4wnFh26o
ラトラタってタコどこからきたんだよ
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2011/10/18(火) 09:37:08.36 ID:sVesQX3/o
>>130
どこにタコが入ってるんだよ
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/18(火) 12:48:23.73 ID:4Bf9JnMDO
>>131
ラトラーター =ライオン・トラ・チーターのコンボ
ラトラタ =ライオン・トラ・タコの亜種
だってことを言いたいんではないかと
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/18(火) 21:32:24.72 ID:uBfnG6kAO
>>131
オーズのこと調べてから出直してこいよ
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/20(木) 01:55:53.91 ID:RozkDP/DO
このエイジは汚れを無意識に取り込んでくれてるに違いない

だからあんなに……
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 20:49:33.09 ID:SBoebL3d0
>>1です。投下します。
    
      仮面ライダーオーズ、前回の三つの出来事は!

 
 一つ グリードとの接触のため、映司と杏子はマミの家に居候することに。

 二つ グリードとQBが、それぞれの思惑のために、手を組んだ

 三つ お菓子の魔女を倒すため、映司はラトラーターコンボを使う


 ヒナ「ラトラーターの表示はごめんなさーい。これからはちゃんとラトラーターと書きますね」

 アンク「ライオン・トラ・タコでラトラタだっていうのにお問題があると思うぞ」

 アンク「おい、公式ィ! ラトラタコでもいいんじゃないのか? なんだよラトラタって。紛らわしいんだよ!」

 ヒナ「こら! 公式に文句言うな!!」

 ヒナ「これから、コンボになる時、表記が短縮になるかもしれません。例:ガタキリバ→ガタキリみたいに」

 ヒナ「ただ、タトバコンボとほかの亜種形態の時は一貫して『オーズ』で表記するので、お願いします」

 アンク「クワガタとカマキリの亜種も少ないぞ! 明らかに緑のメダルをディスってんじゃねぇぞ、公式ィ!」

 ヒナ「これ以上公式様を侮辱するなぁ、ふんにゅううううううううう!!!」

 アンク「いきなりこれぇぇぇぇぇl!!!!!」ガクッ

 ヒナ「では投下いたします。ゆっくりしていってね」

 アンク「」
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 20:50:24.44 ID:SBoebL3d0
        〜第四話 ほむらの想い と 重量コンボ で やらないか♪〜


 カウント・ザ・メダル! 現在オーズが使えるメダルは!

 タカ×2
 クガワタ×1 カマキリ×1 バッタ×1
 ライオン×1 トラ×1 チーター×1
 ウナギ×1←(三話後 5103からもらった)


            ☆魔女結界内☆


 オーズ「セイヤアアアアアア!!!」<タトバキック

 魔女「ギエエエエエエエ!!」

 ドカーン

 マミ「ティロ・フィナーレ!」

 ヤミー「!!!!!?????」


  ドカーン!

 オーズ「やったね、マミちゃん!」

 マミ「はい、火野さん!」

 オーズ「魔法少女と!」

 マミ「仮面ライダーは!」

 オーズ&マミ「「助け合い! だね♪」」<ハイタッチ



   キャッキャッ、ルンルン♪
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 20:51:11.75 ID:SBoebL3d0
 杏子(あれから、数日………)

 杏子(映司とマミは互いに仲良くなり、二人で仲良く魔女とヤミーを協力して倒すようになった)

 杏子(おかげで、セルメダルとグリーフシードがよく集まるようになり、アタシの身体の維持に困る事はなくなった)

 杏子(だけど………)

 
 オーズ&マミ「「アハハ、ウフフフ、アハハハのハハハハ♪」」


 杏子「なんかムカつく………」
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 20:51:53.92 ID:SBoebL3d0
              ☆通学路☆


 映司「通学途中で魔女とヤミーに遭遇するなんて運が悪かったね」

 マミ「はい………でも。火野さんが協力してくれたおかげで、手早く倒せました。これで遅刻せずに済みます」

 映司「あはははは、マミちゃんのためなら、例え火の中水の中、あの子のスカートのパンツの中さぁ!」

 マミ「ウフフフ、もう火野さんったら!」


   アハハ、ウフフフ、アハハハハハ


 杏子「………」


 マミ「では、ここで失礼します」

 映司「うん。勉強がんばってね」


 杏子「………おい、マミ! ちょっと待て!」
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 20:52:39.71 ID:SBoebL3d0
 マミ「なに? 佐倉さん?」

 杏子「なぁ、お前………もしかして………」

 
 杏子「………映司のことが好きなのか?」

 マミ「えっ………」

 マミ「それって………男性として?」

 杏子「そ、そうだ………」

 マミ「……………」


 マミ「男性としては………好きじゃないわね………」

 杏子「そ、そうなのか!?」

 マミ「お兄さんとしては、好きだけどね………。火野さんも私のことを妹のように思ってるんじゃないかしら?」

 杏子「そ、そうか………なら、いい………」

 マミ「盗られないで安心した?」

 杏子「ハァ!? 何言ってんだよ! あ、アタシが、あんな変態………好きになるわけないだろッ!

    アタシは、ただ、お前があの変態の餌食にならないかどうかを、心配しただけだ!」

 マミ「そうだったの? なら心配してくれてありがとうとでも、言えばいいかしら?」

 杏子「そっ、それで………いいんだよ!」

 マミ「ウフフ………」

 杏子「チッ………」
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 20:54:14.58 ID:SBoebL3d0
 マミ「佐倉さん、少し変ったわね」

 杏子「はぁ!? アタシのどこが変わったっていうのよ!」

 マミ「昔は………誰かのことを、気にかけるなんてしなかったわ。けど今は……」

 杏子「べ、別に気にかけてなんて………」

 マミ「火野さんのおかげかしら?」

 杏子「なに言ってんだよ!? アタシは変ってないし、第一、そうだとしても、それがあの歩く性犯罪者のおかげなんてあるわけない!」

 マミ「ウフフフフ、まぁ、そういうことにしておくわ」

 杏子「おいマミ! あまり調子に――」


  女「キャ―――ッ! 下着泥棒よ―――ッ!!」

 映司「誤解です! お嬢さん!! 俺はただ、風で吹き飛ばされそうになったパンツを戻そうとしただけです!

     決して、拝借して、トイレの中でオカズにしようだなんてことは一ミリも考えていません!!」

 女「イヤ――――ッ! 変態――――ッ!!」つ携帯ピポパ

 映司「あっちょ! 通報しないで下さい! 俺は無実ですから〜!!」




 マミ「………」

 杏子「………」


 マミ「私、学校に行ってる………」

 杏子「アタシは赤の他人のふりをしてくる………」
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 20:54:46.18 ID:SBoebL3d0
 映司「いや〜、危なく捕まる所だったよ」

 杏子「まさか、逃げ切るとは………」

 映司「大ピンチだったよマジで。危うく、このパンツも取り返されるとこだったし」

 杏子「結局盗ったのかよ!?」

 映司「違うって! これは落ちてたのを拾ったんだよ」

 杏子「どこに落ちてた?」

 映司「洗濯バサミにはさまっていた」

 杏子「だから、落ちてねぇっての、それ!」バキッ!

 映司「あうっ!」
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 20:55:34.21 ID:SBoebL3d0
              ☆マミホーム内☆



 映司「さてと、家事も終わったし。バイトの面接行ってくるね」

 杏子「今日はどこに行くんだ?」

 映司「クスクシエっていうレストランだよ。なんかコスプレするような面白いお店らしいんだ」

 杏子「フン、ご苦労なことね」

 映司「このままマミちゃんの家で家政婦みたいなことしてたら、《仮面ライダーアギト》と被るからね。だから速くバイトを探さないと………」

 杏子「なんの話だそれ?」
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 20:56:13.06 ID:SBoebL3d0
 映司「杏子ちゃんもどう? 一緒に行かない? どうせ暇でしょ」

 杏子「遠慮しとく」<アイスモグモグ

 映司「つれないな〜。ってか杏子ちゃんも一緒に働かない?」

 杏子「お断りだ。誰があんたなんかと…………」モグモグ


 映司「働こうよ〜、俺は杏子ちゃんと一緒に働きたいな〜」

 杏子「そ、そうなのか………///」

 映司「うん、「そしてスカートがついてる制服を着させて、どさくさにパンツも見てやるぜ、グヘヘヘヘ」

 杏子「おい、タダ漏れだぞ」

 映司「しまった!! ()じゃなく「」にしてしまったぁ!!」

 杏子「このアホがッ!!」ドカッ

 映司「がはっ!!」

 杏子「フン! バカ映司…………」
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 20:58:29.25 ID:SBoebL3d0
               ★マミホーム近く★


 ほむら(あれがオーズ…………)

 ほむら(いずれ、魔法少女の敵になる者…………)

 ほむら(今は協力しているフリをしているだけ、いずれ裏切り、魔法少女たちを絶望に追い込む者)

 ほむら(この前会った、カザリとかいう男はそう言っていた………)

 ほむら(確かに、あのオーズという存在はこれまでにはなあかったイレギュラーなもの。その可能性も大いにありうる)

 ほむら(だけど、そう述べたカザリもなにか信用できない雰囲気をだしていた)

 ほむら(いずれにしても、私が直接出向いて、調べるしかない様ね)

 ほむら(味方ならよし。敵で、まどかに危害を加える存在ならば―――)

 ほむら(その時は、全力で倒す)


 ほむら(まどかの…………ために!)


 ほむら(まどかを守るために―――)


 カザリ「ククク………」
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:01:36.59 ID:SBoebL3d0
              ☆クスクシエ前☆


 映司「ここが多国籍料理店クスクシエか…………よし、今度こそ採用してもらうぞ!」


 映司「すいませーん! バイトの応募を見たんですが―――」ガチャ


  扉を開けた瞬間、映司は驚愕した。

  扉の向こうには、血反吐を吐いた女性が、床に倒れている景色が広がっていた。

 
 千世子「」

 映司「ええっ!? まさかの超展開!?」
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:05:17.57 ID:SBoebL3d0
 映司「しっかり、大丈夫ですか!?」

 千世子「」

 映司「意識がない! 一体何があったというんだ…………?」

  キョロキョロ

 映司「特に争った形跡もなさそうだから、誰かが襲ったって線はなさそうだけど………」

 映司「いや、それよりも、病院に行かなきゃ! 救急車―――ッ!! って、俺携帯ない―――ッッ!!」
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:07:45.39 ID:SBoebL3d0
 ほむら「ここにオーズが…………」

 ほむら(こっそり覗くべきね)


        ガチャ



 映司「おおっ、いいタイミングで人が! お願い、携帯電話貸して!!」

 ほむら「え?」

 千世子「」

 ほむら「ひっ…! 死体!?」
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:10:01.70 ID:SBoebL3d0
 映司「まだ死んでないよ! いいから早く携帯貸して! 救急車を呼ばないと!」

 ほむら「携帯、持ってない………」

 映司「そんな! 今どきの子供らしかぬ、なんてアナグロ!?」

 ほむら「スマートフォンならあるけど………」

 映司「うわー、なんか世代のギャップを感じる――。すごく今どきの子供だね―――って、それでいいんだよ! 貸して!」

 ほむら「あっ、ちょっと!」

   パシッ(慌てて、映司、ほむらのスマホをはじいてしまう)

 映司「あっ、スマホが………キッチンの方へ―――」


  ボチャン


 映司「スープの中に入っちゃった………」

 ほむら「私のスマホが!?」

 映司「ごめん、本当にごめんね! お詫びに俺のパンツをあげるから………」

 ほむら「イヤッ! 変態!!」バキッ<キック

 映司「ぐあっ!」
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:11:22.67 ID:SBoebL3d0
 映司「どうしよう〜!!………そうだ! 普通に携帯じゃない電話機もあるはず!」

 映司「君も一緒に探してくれ!」

 ほむら「え? 私も?」

 映司「早く!」

 ほむら「わっ、わかったわ」
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:11:55.32 ID:SBoebL3d0
 千世子「ううっ………」

 映司「意識が戻った!? 大丈夫ですか!?」

 千世子「あ………は…う……」

 映司「危険な状態だ………早く病院に連れて行かないと!」

 ほむら「電話を発見したわ!」

 映司「おお、よし! 急いで119にかけて!」

 ほむら「はい!」ピポパ

 映司「しっかり! 今救急車が来ますよ!!」

 千世子「あう……ら……」

 映司「一体なにがあったんですか!」

 千世子「れん………ぞく…………で―――」

 映司「連続で?」
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:12:28.79 ID:SBoebL3d0
 千世子「休憩なしで、オナ○ーしてた…………」

 

 映司「…………」

 

 千世子「四十三回も…………」


 映司「………………」







 映司「テクノブレイクだ――――ッッ!!!!!」
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:13:14.34 ID:SBoebL3d0
 ほむら「救急車は全部出されてて、来るのに三十分かかるって!」

 映司「そんなに待てないよ! こうなったら…………」ガシッ(千世子を担ぐ)

 ほむら「何する気?」

 映司「このまま直接病院に連れて行く!!」

 ほむら「えっ、でも―――」

 映司「この手に届く人は絶対に助ける! 最後まであきらめてたまるかッ!!」

 ほむら「―――!!」

 映司「うおおおおおおおおおおおおお!!」(千世子担いでダッシュ!)


 ほむら「行っちゃった…………」


 ほむら「あれが…………オーズ…………」
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:13:47.97 ID:SBoebL3d0
                   ☆病院☆

 映司(ふぅ、なんとか病院に運び込んだぞ。医者の話だと、かなり危険な状態だったけど、命に別状はないということらしい。間に合ってよかった〜)


 映司「うん? そういや、ここって前にお菓子の魔女と戦った病院だな………」


 映司「ということは…………」


 伊達「なぁ…………」


 映司「ビクゥ!!」


 伊達「やらないか」


 映司「やっぱり…………」
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:14:32.39 ID:SBoebL3d0
                  ☆クスクシエ☆

 映司「危なかった…………まさか仲間までいたとは………危うく輪姦パーティの主役になるところだった………」


       ガチャ(扉を開ける)


 ほむら「あっ、間に会ったの?」

 映司「君は…………まだここにいたんだね」

 映司「ありがとう。協力してくれて、おかげであの人も、なんとか助かりそうだよ」

 ほむら「別に、私はなにもしてないわ」

 映司「そんなことないよ。ん? ………あれ、君どこかで見たような………」

 ほむら「あっ、私は………」

 映司「いや、そもそも―――なんて美少女だ!!!!」

 ほむら「え?」

 映司「俺としたことが緊急事態だったとはいえ、こんな美少女を目の前にしてノーリアクションをとるなんて! これじゃ、空気の読めない小島よじおみたいじゃないか!!」

 映司「君、名前は!?」

 ほむら「あ、暁美ほむら…………」

 映司「ほむらちゃんだね! よし、名前さえわかれば………早速あれを始めるぞ!!!」

 ほむら「あっ、あれ?」
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:15:21.14 ID:SBoebL3d0
            ▽▽火野映司の、今日のパンツチェック!▽▽


 映司「パンが二つで、パン・ツー! はい、みなさんお待ちかね。このコーナーの時間になりました!」

 映司「世界の中心でパンツを叫ぶ男、火野映司です! さて、今回は、黒髪のクールな美少女、暁美ほむらちゃんをチェック!」

 映司「ほむらちゃんの穿いているパンツはなにか!? ここで注意するのはほむらちゃんが黒ストを着用していることだ」

 映司「黒スト着用者の人は、あまり派手な柄のパンツは穿きたがらない。なぜなら、パンツは常に黒地の下に隠れてしまうから

    派手な色にしても、意味はない!」

 映司「というわけで! ほむらちゃんのパンツの色は白だ!!! 白は黒ストの下によく合う! これは常識!!」

 映司「ファイナルアンサー?」 

 ほむら(なんなの、こいつ!? さっきまでとは違い、最悪過ぎる!)
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:15:54.63 ID:SBoebL3d0
        ▽パンツの色は教えてくれませんでした

 映司「魔法少女!?」

 ほむら「ええ、私も、巴マミ、佐倉杏子と同じく、魔法少女の一人」つソウルジェム

 映司「思い出した! お菓子の魔女の結界内で、縛られていた子だね!」

 ほむら「ええ、あの時はありがとう………」

 映司「そうか………そういや、見慣れた制服も着てるし、じゃあ、マミちゃんやまどかちゃんたちの友達なんだね」

 ほむら「…………」

 映司(あれ? 急に表情が暗くなったぞ)

 ほむら「今は………どうかしらね………」

 映司「…………」
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:16:38.23 ID:SBoebL3d0
 映司「なにか、悩み事があるんじゃないかな? 俺、力になるけど………」

 ほむら「…………」

 ほむら(やはり、カザリとかいう奴のことはでたらめのようね。この人は、ちょっと変態だけど、

     いい人の様だし、まどかをどうこうするとは思えない)

 ほむら(それだけわかればいい…………この人に頼ることはない)

 ほむら「なにもない………私はこれで失礼するわ」ガタッ

 映司「あっ、ほむらちゃん! 本当に何もないの?」

 ほむら「ええ、なにもないわ」

 映司「ほむらちゃん…………なら―――これだけ聞かせて!」

 ほむら「なに?」






 映司「やっぱり、白でしょ!?」



 ほむら「…………イラッ」
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:18:07.30 ID:SBoebL3d0
 ほむら「!?」

 ソノヨクボウヲカイホウシロ………

 ほむら「なに、これ…………私の身体の中に―――」

 映司「ほむらちゃん?」

  オーズヲタオシ マドカヲマモル

 ほむら「くっ…………いや………」

  マドカヲマモル!!

 ほむら「!!」

 映司「大丈夫!?」

 ほむら「………倒す! まどかのために………」

 映司「え?」

 ほむら「オーズを倒す!!」

 
  ブオン(映司の頭上に手榴弾×10)

 映司「なっ………」


 ドカ―――――――――――ン!!!!!
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:18:46.77 ID:SBoebL3d0
            ☆崩壊クスクシエ☆
 
 ほむら「………やったかしら?」


 タカ! トラ! バッタ!

 
 ほむら「!?」

 
 タ・ト・バ タトバ タトバ♪

 
 オーズ「ふぅ………あと一秒遅かったらやられていた………」

 ほむら「くっ、なぜ変身を!?」

 オーズ「爆発の直前にメダルが飛んできて、思わず変身したんだ。だけど、どこからメダルが………」

 杏子「映司、無事か!?」

 映司「杏子ちゃん!? 来てたの!? じゃあ、このメダルは杏子ちゃんが………」

 杏子「フン、感謝しろよ」

 映司「でも………どうしてタイミング良くここに………」

 杏子「そ、それは…………///」

 映司「…………もしかして、迎えに来てくれたの?」

 杏子「ち、違う! アタシはただ、お前がバイト受かったかどうか気になっただけで………///」

 映司「きょ、杏子ちゃん………!!」ウルウルウル

 映司「ああ、抱きしめて、キスして、そのままベットに押し倒したいほどに、嬉しい!!!!」

 杏子「だ、だから違うって言ってるだろう! あと、そんなことしたら殺すぞ!///」
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:19:20.87 ID:SBoebL3d0
 ほむら「オーズは私が………倒す!」

 杏子「おい、一体どういう状況だ? あいつは確か前に結界内でみたやつじゃないか」

 オーズ「俺にもよくわからない。さっきまで普通に話してたんだけど、急にあんな感じに………」

 杏子「またお前がセクハラをして、それで怒らせたってオチは?」

 オーズ「そんなことするわけないだろ! 失礼だぞ杏子ちゃん。いつ俺がそんなことをした!」

 杏子「毎日だろうが、このバカッ!」ドカッ!

 オーズ「あうちっ!」
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:19:59.02 ID:SBoebL3d0
 ほむら「死ね!」つ銃

  ダダダダダダダダッ!(銃乱射)

 オーズ「ぐぉ…………」

 杏子「映司、反撃だ!」

 映司「俺に、女の子を殴ることなんてできないよ」

 杏子「そうも言ってられるか! このままじゃ蜂の巣になるよ!」

 オーズ「そうだね………」


 オーズ「俺に女の子を殴ることなんてできない。でも、取り押さえて、そのままパンツを脱がすことはできる!」

 杏子「いや、おい…………」

 オーズ「うぉぉぉぉぉぉ!! パンツゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」

 杏子「しまった………奴に公然とセクハラをさせる空気にしてしまった………」
162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:20:37.88 ID:SBoebL3d0
 オーズ「そりゃあ、黒スト、パンツゥゥゥ!!!」


       ガバッ(ほむらにダイブ)


 ほむら「…………」

   ブオン

 オーズ「あれ? 消えた?」

 杏子「映司、後ろだ!」

 ダダダダッダダダッ(ほむらの銃乱射)

 オーズ「ぐわぁぁぁぁぁ、いつの間に!」

 オーズ「くそ、もう一度、ダーイブ!」ガバッ

   ブオン

 オーズ「また消えた!」

 ほむら「こっちよ」つ銃ダダダダダダッ

 オーズ「ぐわあああああああ」

 杏子「は、速い!!」
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:21:46.19 ID:SBoebL3d0
 オーズ「なんてスピードだ………なら、こっちもそれに対抗するまで!」

 オーズ「杏子ちゃん、チーターを!!」

 杏子「よし!」ヒューンつチーター

 オーズ「よし、変身!」

       タカ!
      
       トラ!

       チーター!
      
      ピカァァァァァァァァァ

 オーズ「行くぞぉぉぉぉ! 高速ダーイブ!」

   シュタタタタタタタタタ(チーターダイブ!)

 ほむら「…………」ブオン


  
☆(チーターのスピードをものともせずに、ほむらは動きを予測するように、オーズに銃弾を浴びせる)


 オーズ「うわあああ!!」

 杏子「バカな、チーターより速いのか!?」

 ほむら「無駄よ、貴方では、私に勝てない」
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:22:30.22 ID:SBoebL3d0
 ズダダダダダダダダッ
 
 オーズ「ぐあああああああ」

 杏子「まずい………撃たれぱなっしだ。このままだと、映司が………」

  ズダダダダダダダダッ

 オーズ「がはぁあああああああああ!」

 ズダダダダダダダダッ

 オーズ「ああああああああああ」

 ズダダダダダダダダッ

 オーズ「あぁぁぁぁぁぁ―――――」

 ズダダダダダダダダッ

 オーズ「あぁぁぁ………あん〜」

 ズダダダダダダダダッ

 オーズ「あうぅぅぅ〜、もっと、もっとぉ〜〜〜〜〜〜」

 ほむら「!?」

 杏子「か………感じてるだと!?」
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:23:07.05 ID:SBoebL3d0
 ほむら「効いてないというの!?」

 映司「ほむらちゃん、さっきのセリフをそのまま返すよ―――君じゃ俺に勝てない!」

 ほむら「!?」

 映司「俺は真性のドM! 特に女の子からいじめられるシチュエーションが大好きなブタ野郎だ!」

 映司「君みたいな、美少女の攻撃なんて、俺からしてみれば快感以外の何物でもないわ!」

 ほむら「こんなバカなことが………」

 杏子「こいつ………ここまでキモい奴だったのか………」
166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:23:41.15 ID:SBoebL3d0
 ほむら「そんなふざけたことあってたまるか―――!」

 ズダダダダダダダダッ

 オーズ「あぅっ〜〜〜〜〜〜この痛み―――嫌いじゃないわッ!」

 ほむら「くっ!」

 オーズ(でも、このまま喰らい続けても、何も解決にならないな。確かに気持ちいいけど、ほむらちゃんに攻撃当たらないし)

 オーズ(あれは高速移動というよりは、瞬間移動に近いな。しかも、チーターのスピードを先読みできるみたいだし)
  
 オーズ(このままじゃ勝てないな〜。どうすればいいか………)

 オーズ(そういや、この娘、こんなにすごい能力あるのに―――なんで、あの時………)

 オーズ(もしかしたら!)
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:24:17.04 ID:SBoebL3d0
 オーズ「杏子ちゃん! クワガタとウナギを頂戴!」

 杏子「その二つを? 一体なにをする気だ!?」

 オーズ「いいから、速く!!」

 杏子「チッ………ほらよ!」ピューン クワガタ&ウナギ

  カシャ、カシャ!(メダルセット)ティーティーティー!

         クワガタ!

         ウナギ!

         チーター!

       ピカァァァァァァァァァ!!!!

 オーズ「とう! 原作で登場しなかった亜種形態、ガタウーター参上!!」
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:24:43.47 ID:SBoebL3d0
 ほむら「姿が変わろうと、関係ない! 私に攻撃は当たらない」

 オーズ「それはどうかな? ハァァァァァァ!!!!」

         バリバリバリ(クワガタ・電撃)

 ほむら「無駄よ! 私には当たらない!」

 ドカーン(電撃が周りのクスクシエの木材に当たり、煙幕が発生する)

 ほむら「うっ………(見えない!?)」

 オーズ「今だ!!」

          シュッ!(ウナギウィップがほむらの身体に巻きつく)

 ほむら「なっ!?」

 オーズ「よし! 成功!!」
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:25:36.36 ID:SBoebL3d0
 オーズ「君の能力は確かにすごい。どういう理屈かいまいちわからないけど、幽霊のように消えたり表れたりできるようだね」

 オーズ「だけど、弱点がないわけではない。前に結界内で会った時、君はリボンで縛られたまま身動きとれないでいた」

 オーズ「つまり、君は何かに縛られていると、能力が発揮できない!……でしょ?」

 ほむら「――――ッ!!」

 杏子「どうやら当たりのようだ。上出来だぞ、映司!!」

 オーズ「ほむらちゃん………一体どうしたんだい? 急に襲いかかって来るなんて!」

 ほむら「わっ、私は―――まどかを―――まどかを守る―――うっ………」

 ほむら「うわあああああああああああ!!!!」


  ズモモモモ

 杏子「なんだ、あいつの身体に痣のようなものが―――」

  ジロジロ
  ドバッ!

 ライオンヤミー「ガルルル―――!!!」

 映司「ほむらちゃんの身体の中からヤミ―が出て来た!?」
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:28:11.48 ID:SBoebL3d0
 ライオンヤミー「グルァァァ!!!」<クロー攻撃

 オーズ「ぐわあああああ!!」

 杏子「映司!!」


    ドカバキボカスカドカッ

 ほむら「はっ!!」


 ほむら「私どうして………オーズに攻撃を………それにあの化け物は―――」

 カザリ「あれは君の欲望から生まれたヤミ―さ」

 ほむら「!! お前は―――」

 カザリ「フン!」

 
   ガシャン(カザリの爪がほむらの盾を破壊)

 ほむら「あっ………ああ………盾が………」

 カザリ「これで君はあの能力は使えないね」
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:29:08.82 ID:SBoebL3d0
 オーズ「あれは………カザリ!! お前、いつの間に!?」

 カザリ「やぁ、オーズ。しばらくだね」

 杏子「ってことは………これは全部、あんたの差し金ってわけ!?」

 カザリ「その通り、この黒髪の彼女に、オーズが君の敵だと言う疑心を抱かせたうえで、セルメダルを入れたんだ」

 カザリ「僕のヤミーは寄生型。彼女の中で育ち、オーズへの疑心を糧に成長していった。この娘の疑心がなくなったとはいえ、ヤミーの欲望は変わらない」

 カザリ「だから、内部で彼女の心を暴走させ、君たちに攻撃をしたっというわけさ」

 オーズ「なんて卑劣な!!」

 ほむら「そんな………私が罠に………」

 カザリ「言っておくけど、これを考えたのは僕ではなく、インキュベーターだからね」

 ほむら「なっ………なんですって!?」
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:30:04.86 ID:SBoebL3d0
 カザリ「どうやらあいつは、君のことが邪魔らしい。ここで足止めさせて、あわよくば倒して欲しいとまで言われたよ」

 ほむら「私を足止め………まさかっ!?」

 カザリ「今頃、君の大事なまどかちゃんが危ないかもね」

 ほむら「!?」

 オーズ「まどかちゃんが………どういうことだ!?」

 カザリ「今頃、魔女と遭遇しているかもね。まぁ、さやかちゃんがついているだろうけどね。魔法少女になったさやかちゃんが」

 杏子「さやかが? ………あいつ、魔法少女になったのか!?」

 カザリ「でも、彼女はなったばかりだ。魔女に苦戦してしまい、命を失うかもしれない。そしたら、まどかちゃんはどうするかな?」

 ほむら「契約してしまう…………そんな…………私の………せいで………」
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:31:09.71 ID:SBoebL3d0
 オーズ「なんだか、よくわからないけど。まどかちゃんとさやかちゃんが危ないというのはわかった! 急がないと!」

 カザリ「おっと、当然、僕は君を行かせる気はないよ? オーズ」

 ライオンヤミー「ウガァァァァァァァ!!!」

 オーズ「くっ………こうなればコンボだ! 杏子ちゃん、ラトラーター!」

 杏子「ああ!」

 カザリ「させない。ガメル!!」

 ガメル「おぉぉぉぉおおおおおおお!!!」

 杏子「なっ………! もう一体だと!?」

 ガメル「コアをよこせ!!」ドカアッ

 杏子「ああっ!!」ピューン<ライオンメダル

 カザリ「返してもらったよ。僕のコア…………」ポワァァァァァ<ライオンメダル吸収

 杏子「くっ………」
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:32:12.61 ID:SBoebL3d0
 カザリ「残りのコアももらうよ」

 オーズ「杏子ちゃんに手を出すな!」

 
  ビュン(ウナギウィップで攻撃)


 ガメル「オーズ、メズールのメダル。返せ!」<ナックル

 ライオンヤミー「ウガアアアアアアアア!!」<爪攻撃

    ガシャーン

 オーズ「ぐわああああ!!」

 杏子「映司!!」

 カザリ「さてと………先にオーズを潰すとするか」
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:32:49.58 ID:SBoebL3d0
 杏子「まずい、三対一だ。映司がやられる!!」

 ほむら「私の………せいで………」

 杏子「おい、お前! 誤解が解けたのなら、映司に協力しろよ!」

 ほむら「ダメ………盾が壊れてしまった………もう時間停止が使えない………まどかも………救えない!」ポロポロ

 杏子「くっ………(心が折れてやがる!)」

 
   ガシャーーーーーーーーン!!

 オーズ「ぐわああああああああ!!」ピカーン<変身解除

 杏子「映司!!」

 カザリ「ここまでだね………オーズ」
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:33:51.38 ID:SBoebL3d0
 映司「くっ………まだだ。まだ終わらんよ!」

 杏子「映司、平気か!」

 カザリ「いい加減あきらめたら? もう君達に勝ち目はないよ」

 ガメル「そうだ! メダルよこせ!」

 ほむら「もう………ダメ………私はまどかを………救えなかった………」

 ほむら「私のせいで………貴方達も………ごめんなさい………」ポロポロ

 映司「ほむらちゃん………」

 映司「…………」

 映司「確かにかなり絶望的だけど、まだこの手は―――伸ばせそうな気がする!」

 ほむら「え……?」

 映司「だから、最後まであきらめちゃダメだ!!」

 ほむら「オーズ…………」

 カザリ「やれやれ、これだからバカは始末が悪い。………とどめをさせ」

 ライオンヤミー「ウガアアアアアアアアアア!!!!」

 映司「くっ…………」



 
      それにはおよばないわ




 カザリ「なに!?」
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:35:05.97 ID:SBoebL3d0
 マミ「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

 マスケット銃×10連射・ダダダダダダダダッ

 カザリ「ぐああああ!!」

 ガメル「うわー、なんだぁ〜〜〜〜!?」


 杏子「マミ!?」

 映司「マミちゃん!!」

 マミ「助けに来ましたよ、火野さん」

 映司「おお〜、なんていいタイミングなんだ! マミちゃん、愛してる〜〜〜〜〜!!」

 マミ「ライダーと魔法少女は助け合いですから♪」

 杏子「どうしてここに?」

 マミ「5103という方に駆けつけてくれと頼まれたの」

 映司「おお、流石は5103だ!」
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:36:14.02 ID:SBoebL3d0
 ガメル「なんだ〜こいつ〜、ぶっとばしてやる〜〜〜!!」

  ブン!(ガメルパンチ)

 映司「マミちゃん、危ない!」

 マミ「なんの」ブオン(華麗にかわす)


 マミ「この程度のスピードじゃ私に当たらないわよ」

 
  ビュン(ガメルの懐に潜り込む)


 ガメル「うわぁ〜、速い!」

 マミ「この距離なら、防御もできないわ」

 カザリ「不味い………零距離。―――ガメル、かわせ!」

 マミ「ティロ・フィナーレ零式!!!」バンッッ!!

  ドゴーン!!

 ガメル「ぐわああああああ〜〜〜〜」チャリーン<サイ・ゴリラ・ゾウメダル

 杏子「よし! メダルを落としやがった!」

 映司「あっ、クソ! 惜しいな………」

 杏子「どこが惜しいんだ? 完璧な戦い方じゃないか」

 映司「いや、さっき。パンツ見えそうだったんだけど、やっぱり見えなかったから―――」

 杏子「こ、こいつは………」ムカムカムカムカッ
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:36:53.90 ID:SBoebL3d0
 マミ「火野さん、今です!」ヒューンメダル投げ


 映司「うん! ありがとう、マミちゃん」キャッチ

 カシャ・カシャ・カシャ(メダルセット)

 映司「ほむらちゃん、安心してくれ」

 映司「こいつらを倒したら、必ずまどかちゃん達を助けに行くから」

 ほむら「オーズ…………」


 映司「変身!!」
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:38:02.98 ID:SBoebL3d0
                        サイ!


                        ゴリラ!


                        ゾウ!

            
                       サゴーゾ………サゴーゾ!!!♪


                       ト、
                        i ヽ
                            i_  \ ゝ‐‐‐┐、
                            j i   /',>  ´|/,ヽ
                           i 、 //-' >-‐'//∧
                         、〉∨/ゝ:ヽ///////,i
                       ∨ /: : : : }///////,i
                        i、 、:_ノ、_////,,'      _  -‐‐-...
                         ヽ `\` ̄ヽ-‐/〈.__       、 \\\//`ヽ _
                           ヽ '〈二二////`ヽ‐-.....、\ \\\ゝ´    ̄、 `ヽ
                         ,-‐,、   二三>ヽ/i´////´////ゝ/ > \>´ 〉、 >  ヽヽ ∧
                  / / / /-'-/////>´‐'` '   `>、::´:i' ゝ、::〉彡" ̄∨、 > ´ ', `、∧
                  /:/ / / /`ヽi、_//_ /、_` ' >´ ヽ ヽ::i i三7ヽ〉7二:::::|::i:ヽ   、 ∨ヽ
                     iゞ / / /`ヽ/三i'/:// ゝ ̄ゝ‐'::ゝ‐7〈ヽ ヽii∧/∧∧_ゝ'::ノ::::::::、  ∧  ̄∧
                 、 ´/ /‐-‐∧7 i ´.|i ヽ三二 ‐'三=´> ‐-二',∨',///ヽ  ̄> ´>'  〉'‐‐--i
      -‐==‐‐ 、      iヽ //////∧|i/ >‐-〈〈`、///‐- ̄‐- 彡/,'i ` 'ヽ、ゝ ̄´>彡‐''、ゝ‐‐-i
 γ´ ̄7>-、ヽ `ヽ> . | i>'/////////i ミ>´>〈:::ゝ-‐彡‐- ̄‐- ///i    \ゝ=‐'´> ゝ‐-、-‐7
 /   /ゝ‐::ヽ⌒i__|:i   i ヽ三//////>´∨ミ/ /`´ ̄ ヽ ' ' 〉´、///i     `<´ /´////∧-'
. i ̄ ‐i::|:i::二ヽヽ´ヽi     \>///>´    ∨`:/` ゝ`、二i i´  ////ヽ__,i        ` ‐----‐ ´
.├‐‐i-:、、_:`ヽノ ノ      i"'>´      ∨///ヽ 〉 〉-‐ゝ-‐'/////i
 ゝ、 ヽヽ_>'ゝ- 'フ‐-   /´        /`ヽ/////ヽ-‐==-、///-,//
   `<、|i-‐ ´  ノノ´    /          i:| / ̄/ ̄/⌒ヽ彡-、ヽ三-`{ヽ/⌒ヽ
     `‐-====≡'=-‐ ´          i:|'_/_ i   八   }´ `i‐、ヽヽ__ノ
                          'i ̄ ̄ ̄ゝ二´、三彡ゝ-´-'∧´
                            }////// //////// ̄i i///i
                          ////////////////,i ゝ、'}


             バ―――――――――――――――――――――――――――――ン!!!

181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:38:57.08 ID:SBoebL3d0
 サゴーゾ「うぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」


  ドン! ドン! ドン! ドン!(重力操作)


 カザリ「ぐわぁぁぁ!」

 ガメル「うわぁぁぁぁぁ浮かぶぅぅぅぅ」

 杏子「敵が宙に浮いた!?」

 マミ「すごい、重力を操作してるのね!」

 サゴーゾ「ふん!!」

  
      ドカーン!

 カザリ「ぐはぁ!!」

 ガメル「うわ〜〜〜メズール〜〜〜〜〜」


 杏子「すげぇ………グリード二体をぶっ飛ばした」
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:39:37.88 ID:SBoebL3d0
 ライオンヤミー「ガルルルルルルル!!!」
  
 杏子「映司後ろからヤミ―が来るぞ!」

 サゴーゾ「ぬん!」


        バン!(振り向きながらゾウキック)


 ライオンヤミー「グアル!?」

 サゴーゾ「トアッ!」



          ドゴォ(サイ頭突き)


 
 ライオンヤミー「キャウン!」

 サゴーゾ「セイヤ!」


    ドンドン(ゴリラナックル)


 ラインヤミー「うぎゃあああ!?」

 杏子「なんて力押しな戦い方だ………だが、強えぇ!」
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:40:30.51 ID:SBoebL3d0
 ライオンヤミー「が………ガルウ………」

 杏子「よし、もうグロッキー状態だ!」

 マミ「火野さん、とどめです!」

 サゴーゾ「おおっ!!」


 <スキャニングチャージ!>


 サゴーゾ「セイヤァァァァァァァァ!!!」

 ライオンヤミー「!?」


    ドカーーーーーン!!!


 杏子&マミ「「やった、勝った――――!!」」
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:41:09.34 ID:SBoebL3d0
 カザリ「クソッ、退くよガメル!」

 ガメル「ううっ………オレのコアが………」

     ブオン!


 杏子「やった。グリード達が逃げた」

 マミ「やりましたね、火野さん!」

 サゴーゾ「うぉぉぉぉぉぉぉ!」ドンドン(勝利の雄たけび)
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:42:33.40 ID:SBoebL3d0
 ほむら「まだよ! まどか達が―――」

 マミ「えっ、鹿目さんたちがどうしたの?」

 杏子「そうだ。カザリの話だと、今、魔女に―――」

 ほむら「お願い! オーズ! まどかを………まどかを救って!!」

 サゴーゾ「わかった! 杏子ちゃん、チーターメダルを―――うっ!」


 ピカァァァァァl(変身解除)

 映司「ぐ……あっ……!!」ドサッ

 マミ「火野さん!?」

 杏子「チッ………コンボの副作用か」

 映司「大丈夫………まだイケるって………杏子ちゃん、メダルを………」

 杏子「その体じゃ無理だ」

 マミ「そうです! 私が変わりに行きます。火野さんは休んでいてください」

 映司「で、でも………」





            それにはおよばないさ!




 ほむら「だ、誰!?」

 マミ「あれは………5103?」

 映司「なんか、今日はやけに『それにはおよばない』ってみんな言うよね」

 杏子「ネタを割るような事言うなバカ」
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:43:48.40 ID:SBoebL3d0
 ほむら「およばないって………どういうこと!?」

 5103「会長はこうなることをすでに見越していた」

 5103「すでに、まどかちゃん達の方に、強力な助っ人を送りこんでいる」

 映司「助っ人………?」

 5103「ああ、実力は保障する。ただ性癖に問題があるが………」
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:45:18.99 ID:SBoebL3d0
             ☆魔女結界内☆


 さやか「キャアアア!!」

 まどか「さやかちゃん!!

 エリー「――――!!!!」

 QB「不味いよ! このままじゃさやかが………まどか契約して、君も魔法少女になるんだ!」

 まどか「うっ、うん! わかった―――QB、私と………」

 QB「ニヤッ」


           それにはおよばないぜ!


           ドカーン!

 エリー「!!!!!!????????」

 さやか「えっ、なに!? 今の攻撃は誰が!?」

 QB「なっ………誰だ!?」



 伊達「伊達明、ただいま参上!」
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:46:35.20 ID:SBoebL3d0
 QB「なんだ君は!? どうやってこの結界内に! 何者なんだ!?」

 まどか「さやかちゃん、この人確か…………」

 さやか「恭介を担当しているお医者さん!?」

 伊達「おう、久方ぶりだね。さやかちゃんにまどかちゃん。こっからは、このお兄さんが引き継ぐ。ゆっくり休んでな」

 QB「医者!? バカな。ただの医者がここに来れるはずが………」

 伊達「さて、お仕事お仕事」チャリーン!


 伊達「変身!!」
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:47:13.63 ID:SBoebL3d0
                    ガチャ・ガチャ・ポーン!

                             |\
              ,              ,: : : 、
              /::!   ,...-─=====-.._ /: : : : :、
                ,': : | //´¨¨ ̄ ̄¨≧イ: : : : : : :》
             ,: : :ゝ、K....===v==≠彡': : : : :....彡'7
            ,': :  : : : : : : : :j!: : : :...-=≦彳':::::::/_
            ゝ=---:::::::::: ̄Y::::::::::::::ニ三三彡/f
             \::::≠l:ヘr-ァ'| Yマニニ;三三三]::lハ
             fー::三彡|jイコ! ニ、二≧====三:::|::l
             ヽ.:::::/Kニ=='十 ̄ ̄7ゝ三三ヘ:Y
               、:ゝ<j\='ユ |─=ノ /三三::::リ
               ゝ::::丶. `彡l-==、/三三三:ソ            _
                \::::::::ゝ'─‥ ̄ヽ三ニニニ、/   _,....._    /  `丶、
                 丶三j>‐|三三ヘX>イヲ彳´≠===─' ̄7       _、
                  Vヨ|:: :: :!: r彡'. _...-≠  <_/´: / ̄ ̄|       ,'  `ヽ.
                   _、ヨ!:: : :__j≦´ _     ヽ\j:: 〃    !       ゝ_..----、
                 ,ィニ |>'  ,イニ=--<ミ、   ヽ Y:::|    、        \:: :: :: ::}!
                 _./〃〃 /'´  __`_、    、ヽ::、    、        丶、:: ::|!
              . -ィ¨ // / /Y _..-: :: :: :: :: :`:リ     ! }: ::、   _.\       : ::: :`ーァ
            _..≠..=|  , ,': !  :! K:: :: :: :: :: :: ::,:',ソ   ノ ,':: :::ゝ<三彡'ゝ、    : : : : : : :ハ
       _  , '...=≠::セ!  l! l!{  、ゝ..:: :: :: :: ::彡'    く、/:: :: :\三ヘ三三≧=-.....: :: : : : : : :l
     /イ>'Y ...::≠..::セ!  、: ::、   丶≧==イ:: :.  ,:::'´: :`丶、:: :ノ:ヘ::::、:、::三三三>=--....: : : :!
    / :f〃  | ゝ'..:≠...::セ| _`__`__       : .,. :': : : : : : : : : :\三:::、::\、、三三三三─ヘ─'
    / l!:: :  :|r:::≠..://j二二二二、::丶-----<: : : : : : : : : : : : ://:丶、::::{!:::、丶三: : :〃: : : : 、
   ,: : ::i:: : :  ! ¨......≠: :: :: :: :: :,ィ==≧ミ=----:、:: :、: : : : : : : : : : 〃: : : :〃\:::ヘ::、、:: ::《: :: :: :: :: :.
   !: : ;:L__....-|!: :: :: :: :: :: :: :: :: ,:〈:ヽx≦三>、─‐ヘ: :\: : : : : : :, ': : : : : ,:: : : ,:丶: ゝ、ゝ=-、、:: :: :: :::、
  .|: : ; V彡'イヘ:: :: :: :: :: :>イ:: :: V三三三三三三::>、:\:: ::./:: :: :: ::./:: :: :;:: ::i!、:: :: ーニミヽヽ::: :: ::..
   !: :;:::/〃三ハ: :>: ´: :: :: ::,<三三三三三,::へ三三≧ヘ/丶:: :: : : /: : : :;: : :::i!:ヘ::::::::::::::::`、:、::: :: :: 、



190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:47:59.42 ID:SBoebL3d0
 QB「なに!?」

 さやか「変身した………」

 まどか「これは―――映司くんと同じ―――オーズ!?」

 バース「NONO,違いますよ〜〜〜。私は――――」


 バース「仮面ライダーバース、フォ――――――――――ゥ!!!!」

 まどか「ふぉ、………ふぉう?」
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:48:58.69 ID:SBoebL3d0
 バース「セイセイセイセイ! これが魔女ですね〜〜。いやぁ〜〜どう見ても、これはパソコンですね〜〜〜」


 バース「どこが魔女だよ、フォーーーーーーーー!!!」

 さやか「あっ、あれ………同じ人?」

 バース「いや〜〜〜すみませんね。どうも私、変身すると、このようなHGになってしまうんですよね〜〜」


 バース「変身するとキャラが変わるなんて、まるで電王フォ――――――ゥ!!!!」

 まどか「いや、絶対違うと思いますよ!」
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:50:04.69 ID:SBoebL3d0
 バース「さーて、私、女と名がつく物には容赦しませんよ。なぜなら私はハードゲイですからねぇ〜〜〜」


 エリー「!!!!!!!!!!」

 ビュウ(使い魔飛来)

 まどか「使い魔が来る!!」

 バース「セイセイセイ! こんな人形にやられるようじゃ〜、三十年ハードゲイはできませんよ〜」チャリーン

   ガチャ・ガチャ・ポーン!

  <ドリルアーム!>

 バース「どうですか〜、この私の立派な○○○は〜〜。大きいでしょう? 太いでしょう? 貫かれたらやばいでしょう〜?」


 まどか「なんでドリルを伏字にするの!?」

 バース「バッチこーい!!!!!!」

      ドカバキボカ!

 エリー「!!!!!!??????」

 さやか「使い魔があっという間に!」

 まどか「あの人、すごく強い!!」
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:51:10.28 ID:SBoebL3d0
 バース「さて、この後、ホテルでハードゲイ達によるハードゲイのための乱交パーティがあるので、一気に決めちゃいますよ〜〜」

             ガチャ・ガチャ・ポーン!

            <ブレストキャノン!>


 まどか「巨大な大砲が出た!!」

 バース「そんな〜〜〜巨根だなんて〜〜。照れる、フォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

 まどか「そんなこと言ってませんよ!?」
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:51:51.15 ID:SBoebL3d0
 バース「さてと、チャージしますよ〜」チャリーンチャリーン(セルメダル投入)


 バース「セイセイセイエイセイエイセイセイセイセイセイセイ!!!!!!」

   コシフリコシフリコシフリコシフリ!!

 さやか「うわっ、なんか凄い速さで腰振ってる………」

 バース「甘いですね〜〜〜。もっと速くなりますよ〜〜〜」

       コシフリ×二倍速

 バース「もっと、速く!!」

       コシフリ×四倍速

 バース「も〜〜〜〜ッと、速くゥゥゥゥゥゥ〜〜〜〜」

      コシフリ×O,5倍速


 まどか「あれ? 遅くなった」

 バース「ゆっくりに見えますか? 違いますよ。これは余りにも速過ぎて、逆にゆっくりに見えてるんですよー!!」

 まどか「ざ、残像のつもり?」
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:52:41.79 ID:SBoebL3d0
 バース「チャージ完了、フォ〜〜〜〜〜〜〜!!!」

      <セルバースト>


 バース「ブレストキャノン! シュウゥ!!!!」ドバーーーーーーー


 エリー「!????????―――――――――――――――」


     ドカ―――――――――――――――――ン!!!!



 グリーフシード「カラン」


 さやか「やった、倒した!!」

 まどか「す、すごい!!」

 バース「初勝利フォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ゥ!!!!」


 QB「わ、わけがわからないよ………」
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:53:33.27 ID:SBoebL3d0
 ほむら「まどか!!」

 まどか「あっ、ほむらちゃん」

 ほむら「まどか〜〜〜〜〜〜!!!」

     抱きッ!

 まどか「うわ、どうしたの!?」

 ほむら「よかった、無事で………」

 映司「やっと、着いた………」

 さやか「映司くんに、マミさん。それに杏子も………」

 マミ「美樹さん、よかった。無事だったのね!」

 さたか「は、はい………負けそうでしたけどね。アハハハハ………」

 杏子「一体、誰が魔女を―――」

 
 バース「それは私フォ―――――――――――ゥ!!!!」

 杏子「うわ、なんだこいつは!?」
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:54:24.84 ID:SBoebL3d0
 バース「見てくださ〜い。私の○○○を〜〜。魔女を倒して興奮しているせいですっかり○○○状態〜。

     まさにリミットブレイク寸前フォーーーーーウ!!!!」

 映司「なんだこの変態は! 最悪すぎる。杏子ちゃん、見ちゃダメだよ!」

 杏子「いや、お前も人のこと言えないだろう!!」

 マミ「一体、何者なの?」

 バース「おっ〜〜と、それでは変身解除しますね〜〜〜」

   ブ0-ン(変身解除)

 伊達「よっ、火野。相変わらずいいケツしてるな」

 映司「げっ! あの時のガチホモ!!」
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:55:41.47 ID:SBoebL3d0
 5103「心配には及ばない。彼は味方だ」

 映司「5103。(いたんだ………)」

 5103「彼は伊達明。仮面ライダーバース装着者だ。会長が雇った凄腕の戦士だ」

 伊達「おっと、その説明は違うぜ。後藤ちゃん」

 伊達「俺の名はレイザーラモン・伊達・HG・明だぜ。間違えちゃダメ、ダメ」

 杏子「なんだ、その無理やりとってつけ加えたかのような名前は!?」

 伊達「そして医者もやっている。主に男限定にだけどな。医者ってのはいいぜ? 主に触診とかを合法的にできるからな〜」

 杏子「やばい………映司並みの変態が来てしまった………」
199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:56:22.19 ID:SBoebL3d0
 QB「やれやれ。まさかこうなるとはね」

 ほむら「インキュベータ!!」

 QB「作戦は失敗の様だ。でも君の厄介な能力も消せたことだし、あながち無駄な作戦ではなかったようだけどね」

 ほむら「くっ…………」

 映司「どういうことだ! まさか、今回の黒幕はお前だということか!」

 QB「さぁ、どうだろうね詳しくは、暁美ほむらから聞いたらどうだい?」

 ほむら「…………」

 QB「それじゃあね」ヒュン


    ガシッ!

 QB「あれ?」

 伊達「なんなのかな〜この狐ちゃんは〜〜」

 映司「うわ、伊達さんがQBを掴んだ!」
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:57:00.46 ID:SBoebL3d0
 伊達「………お前、オスメスどっち?」

 QB「えっ、いや、ボクに性別なんてないけど………」

 伊達「でも、ボクって言ってるってことは、どちらかといえば、オスに近いんだろう?」

 QB「まぁ…………そうかも…………」

 伊達「なら―――――――――やらないか」脱ぎ

 QB「えっ―――」


   ズボッ!(なにかが挿入される音)


 QB「うぎゃあああああああああああああああ!!!!!」
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:58:00.63 ID:SBoebL3d0
       ズッコンバッキュンズッコンバッコン


 マミ「ひっ………!だ、伊達さんが―――」

 さやか「QBを………」

 まどか「○○○してる!?」


 伊達「おらぁ、ここがええんやろ! ええんやろ!」バゴバゴ

 QB「うぎゃああああああああああああああああ!!!!」



 マミ「あ、あああ………」ドサッ

 さやか「あまりの光景にマミさんが倒れた―――ッ!!」

 まどか「速く病院に行かないと―――ッ!」

 伊達「俺医者だけど………」ズッコンバッキュン

 杏子「お前は来るな―――ッ!!!」

 映司「クソ…………負けるもんか。このSSの変態キャラは俺一人で十分だ!!」脱ぎ

 杏子「お前も対抗しようとすな――――ッ!!!」ドゴォ

 映司「あうっ!!」

 伊達「腹ん中パンパンだぜぇぇぇ!!!」

 QB「ほぎゅあああああああああああ!!!!!」


        ギャー、ワー、ギャー、ワー


 ほむら「もう、わけがわからない…………」
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 21:59:15.64 ID:SBoebL3d0
        ☆伊達さんとQBを放置して、外に出ました☆

 

 ほむら(今回は、オーズ達のおかげでまどかは契約せずにすんだ)

 ほむら(だけど私はもう魔法少女として戦闘力はゼロになってしまった………)

 ほむら(このままじゃ、これから先―――まどかを守れない。どうすれば―――)

 映司「ほむらちゃん。平気かい? マミちゃんみたいに気分を悪くしてない?」

 ほむら「えっ………ええ、平気よ」

 映司「よかった………。でも無理はしないでね。なにかあったら言うんだよ」

 映司「例えばQBについてとか………」

 ほむら「!! 貴方………」

 映司「どうやら話しを聞いてる限りじゃ、ただの魔法少女たちの可愛いマスコットってわけでもなさそうだ。
  
    よかったら事情を話してくれないかい? きっと、力になれると思う」

 ほむら「でも、貴方には関係ない事よ。巻き込むわけには………」

 映司「そんなことないさ。俺達は今朝からの長い付き合いだし、それに仮面ライダーと魔法少女は助け合い! だしね」

 ほむら「オーズ…………」

 ほむら(あの圧倒的な力。優しい心。確かにこの人が協力してくれれば………まどかを………)

 ほむら(もう誰にも頼らないと誓ったけれど………)

 ほむら(仮面ライダーオーズ。もしかしたら、彼が私達魔法少女を呪われた運命から解放してくれるのかも―――)

 ほむら「あとで………」

 映司「うん?」

 ほむら「あとで事情を話そうと思う。………聞いてくれる?」

 映司「もちろんさ」

 ほむら「ありがとう………」ニコッ

 映司(あっ、笑った………かわいい)
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 22:00:39.66 ID:SBoebL3d0
 映司「よし、では親愛の証として、パンツ交換をしよう!」

 ほむら「は?」

 映司「あれ知らない? アメリカでは仲良くなった男女はお互いにパンツを交換する風習があるんだよ」
        
        注:もちろん嘘です

 映司「さぁ、脱いで交換しよう!」脱ぎ脱ぎ

 ほむら「えっ、ちょっと………」

 映司「えっ、疲れて脱げない? だったら俺が脱がしてあげる」

 ほむら「そ、そんなこと言ってない!!」

 映司「まぁ、まぁ、力をぬいて―――リラックスして―――」

 杏子「くおらぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ドガッ(飛び蹴り)

 映司「ぐはぁ!! きょ、杏子ちゃん………いい所だったのに………」

 杏子「お前って奴は、いつも最後の最後に下品なオチをつけやがって、この変態、変態!変態!変態!変態!変態!!」

   ドゴドゴッ(連続スタンピング)

 映司「うぎゃあああ、ごめんなさ〜い! でも、こう罵られながら蹴られるのって、なんか快感―――」


 ほむら「やっぱり……ダメかもしれない………」






 5103(また俺の事忘れ去られてる………まぁいいや。帰って『アマガミ』でもやろうっと)
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 22:01:31.51 ID:SBoebL3d0
 千世子「ふぅ〜〜、危なく死ぬところだったわ〜」

 千世子「やっぱ何事もヤリ過ぎはいけないってことね」

 千世子「このSSを読んでいる君も、テクノブレイクには気をつけてね☆」


 千世子「さあてと、張り切って、明日の仕込みをしますか!!」


   ☆オーズとほむらの戦闘で、崩壊しているクスクシエ前☆


 千世子「みっ、店が…………」ガクッ



 




       〜第四話 ほむらの想い と 重量コンボ で やらないか♪〜


                    完
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/22(土) 22:07:53.42 ID:SBoebL3d0
 次回の仮面ライダーオーズは!!

 ヒナ「次回はまどかちゃんメインの話ですよ…………ハァ………」

 アンク「どうした? テンション低いじゃないか」

 ヒナ「クスクシエが破壊されちゃった………」

 アンク「ああ。SSだからしょうがない」

 ヒナ「これで私の出番がないのは確実…………」

 アンク「ああ、それでか…………俺も復活するのだろうか…………」

 ヒナ「次回のタイトルは《まどかの勝負 と 分裂コンボ で うれしいなって》次回もお楽しみに☆」


 アンク&ヒナ「「出番欲しい〜〜〜〜〜〜」」


>>1です。駄文付き合ってくれてありがとう。
 伊達さんをこんな変態にして申し訳ありません。だが、私は謝らない!
 次回の更新も一週間以内にやりたいと思います。前後篇に分けるかも?

 読んでくれてありがとう。ラトラタは本当にすまんかった。
 ではまた。
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/22(土) 23:31:52.66 ID:ggHdf0qIO
乙乙
これは5103が変身した時が楽しみだwwww
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/22(土) 23:35:57.04 ID:FXSCgu8DO
やっと追いついたが…なんだこれはwwwwww
こんな欲望まみれの映司は見た事ねえww…が、それが逆に救いになってるのか?
しかしシリアスな所はしっかり真面目なのに、とことん崩れまくるなww

ともかく乙
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/10/23(日) 00:04:53.70 ID:R9jgqR/j0
なぜまどかは映司くんと呼んでるんだ映司21歳だぞ
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/25(火) 01:19:07.81 ID:F/0x7WhDO
オーズ側には変態しかいないのか…

比奈とアンクの漫才が結構面白いww
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 19:50:56.58 ID:v5xXX2KV0
内容:>>1です。投下します。


仮面ライダーオーズ、前回の三つの出来事は!  
 
一つ クスクシエで働こうとする映司。そこで魔法少女・暁美ほむらと出会う。
 
二つ カザリの策略によりほむらから出現したヤミー。映司はサゴーゾコンボで激破。
 
三つ 魔女によりピンチに陥るまどかとさやか。それを救ったのは、仮面ライダーバース、伊達明だった。


 
ヒナ「ねぇ、アンクはさ、どんな萌え属性が好き?」
 
アンク「いきなり気持ち悪いこと聞いてんじぇねぇよ」
 
ヒナ「大事なことだよ〜。ヒロインが萌えない作品はたいてい落ち目になるんだから」
 
アンク「フン、少なくとも俺はツンデレは嫌いだ。あんなめんどくさい奴らを見てると。イライラしてくるからな」
 
ヒナ「同族嫌悪ね………」  

アンク「ああ? なんか言ったか?」  

ヒナ「別に〜」  

アンク「フン………ハッ! そうか、わかったぞ!」  

ヒナ「なにが?」  

アンク「お前が人気ないのは、お前になにも萌え属性がないからだ!!」   

      ブチッ  

ヒナ「ふんにゅううううううううう!!」  

アンク「うぎゃあああああ!! 毎回――このオチ――ガクッ」
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 19:52:57.94 ID:v5xXX2KV0
カウント・ザ・メダル。現在オーズが使えるメダルは!

 タカ×2
 クガワタ×1 カマキリ×1 バッタ×1
 トラ×1 チーター×1
 ウナギ×1
 サイ×1 ゴリラ×1 ゾウ×1


 ☆深夜 公園☆


 映司(あの騒動の後、ほむらちゃんに呼ばれたぞ。彼女が抱えている問題について話すから、
    
     一人で来てくれと言われ、こうして来たんだけど………)

 映司(夜の公園で男女の密会………ヤヴァイ! なぜかテンションが上がる!)


 映司(なぜか、いけない事をしているかのような、背徳感が襲ってくる!!)

 映司(さから、ついこんなことも妄想してしまう………)



 妄想ほむら『ごめんなさい! 話があるって嘘なの。ただ、こうして二人っきりになりたくて………』




 映司(な〜んて展開とか期待しちゃう!!)

 映司(いや、待てよ………もしかしたら本当に告白してくるかも………)

 映司(だって、話があるなら、こんな人気のない場所でする必要なんてないだろうし)

 映司(なにより、杏子ちゃんを連れないで、俺一人で来てって言うぐらいだし。こりゃ、やっぱりこれは………)

 映司(告白に違いない!!)
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 19:53:39.10 ID:v5xXX2KV0
映司(だとしたら、女の子に告白させるというのも、なんか気が引けるな〜)

 映司(やっぱ、こういうのは男からでないと………俺から告白するのが筋ってもんだよね)

 映司(なら………どう告白しようかな〜〜。なるべく印象的で効果がバツグンなのを………}

 映司(そうだ! あのセリフを使おう!)

 映司(よし、これで準備万端だ! 来るなら来い! ほむらちゃん!!)

213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 19:54:23.58 ID:v5xXX2KV0
☆数分後・ほむら来る☆



 ほむら「ごめんなさい、遅れてしまって………」

 映司「流行るといいよね………」

 ほむら「え?」

 映司「暁美ほむら………蕩れ」

 ほむら「…………」

 映司「…………」

 ほむら「………」

 映司「………」

 ほむら「………」

 映司「………」

 
 ほむら「は?」

 映司「え?」
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 19:55:08.50 ID:v5xXX2KV0
ほむら「なに言ってるの?」

 映司「あれ、おかしいな…………これでどんな<ひたぎ>も落とせるって聞いたんだけど………」

 ほむら「いや、私、ひたぎじゃないし…………」

 ほむら「とりあえず、話をしても平気かしら?」

 映司「ああ、うん………(やっぱり告白ではないか)」

 
 ほむら「でも、まだね。まだあの人は来てない様だから―――」

 映司「あの人? 俺以外に誰か呼んだの?」

 
 伊達「よっ、遅くなって悪いね〜〜〜」

 映司「げっ、伊達さん!? なんで伊達さんまで………ハッ! まさか!!」


 妄想ほむら『ケケケケ、火野映司め………お前みたいなイケメンがいると、私のまどかの貞操が危ないんじゃ〜〜〜。

       伊達を使って、あいつをホモホモワールドに引きずり込んでくれるわ! ケケケケケケ!!!』


 映司「そんな!! 恩を仇で返すなんてひどいよ!!」

 ほむら「さっきから何を言ってるのよ! 私はただ二人に話を聞いてもらいたくて………」

 伊達「あれ? 火野をトイレに連れ込んでいいって聞いたけど………」

 映司「やっぱり!! ほむらちゃんは俺の貞操を伊達さんに売ったんだ―――ッッ!!」

 ほむら「だから、違うっての!! お願いだから話を聞いて!!」
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 19:57:47.57 ID:v5xXX2KV0
 ほむら「仮面ライダーオーズに、仮面ライダーバース。貴方達二人に、魔法少女の真実を教えるわ」

 映司「魔法少女の真実―――?」

 ほむら「ええ。それは―――」



      ちょっと待った!!



 ほむら「えっ、誰?」

 5103「その話し、俺も参加させてもらおうか」

 映司「あっ、5103。なんでここに………?」

 伊達「おおかた、無理やりにストーリーに参加して、自分もメインキャストになあろうってハラだろ」

 5103「伊達さん、ネタを割るようなことを言わないで下さい!!」
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 19:58:23.34 ID:v5xXX2KV0
 ほむら「ま、まぁいいわ………では三人に魔法少女の真実を………」


 5103「なぁ、火野。お前、ジャンプマンガで何が好き?」

 映司「そうですねぇ〜〜〜『いちご100%』と『TOLBVEる』が好きです!」

 5103「なるほど。お前らしいな」

 映司「ジャンプの二台パンツマンガと呼んでもいいでしょう、あれは。毎回あるパンチラシーンで、よく夜に悶々としてましたよ」

 伊達「俺は『トリコ』が好きだな」

 5103「ああ、しまぶーの」

 伊達「線の細い少年キャラしか出ていない最近のマンガ界において、あれだけガチムチした男達が活躍するマンガは希有だぞ〜。
  
    ああ、トリコとくんずほつれつになりてぇ〜〜」

 映司「5103はなんです?」

 5103「俺は『めだかボックス』だな。アニメ化決定、おめでとうございます!」


 ほむら「雑談し始めた…………」
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 19:59:10.10 ID:v5xXX2KV0
 5103「なぁ、『ガンダムAGE』を、どう思う?」

 映司「最高じゃないですか! 『AGE』ですよ、『エイジ』。名前からして親近感湧きますよ!」

 5103「そりゃ、お前だけだろ! 伊達さんはどう思います?」

 伊達「うーん………今のところ、好みのキャラはグルーデック艦長だけだな………」

 5103「あんたはガチムチの男にしか興味ないんですか! ったく…………」

 映司「5103は嫌いなんですか?」

 5103「ああ、あんなのガンダムじゃない。前作『ダブルオー』に比べ、ひどい劣化だ!」

 映司「そんなことありませんよ! 面白いじゃないですか。『AGEシステム』ってすごい斬新ですし、ヒロインもロリロリで可愛いし」

 5103「劣化だ劣化。三話見たが、あれはもう黒歴史に決定だ!」

 映司「そんなこと、まだ………ハッ! さては5103、あなた、ツイッターを襲撃してるガノタの一人ですね!!」

 5103「俺が認めたガンダム以外はガンダムではない!! 俺が、俺こそが、ガンダムだ!!!!」

 映司「あんたみたいな人がいるから、ガノタは気持ち悪いって言われ続けるんだ!! 修正してやるゥゥゥ!!!!」ドガッ<映司パンチ

 5103「ぐはっ!!」

 伊達「いいぞ! やれやれ〜〜。戦う男達は美しい―――ッッ!! 思わずビンビンになっちまうぜ!!」


    ギャー、ワー、ギャー、ワー

 
 ほむら「……………」


   ブチッ←ほむらの何かが切れた音。


 ほむら「いい加減に、人の話を聞けぇぇぇぇぇぇぇえl!!!!!!」つ銃<ダダダダダダダダッ!!!!


 男三人「「「ぎゃあああああああああ!!!!」」」
218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:00:22.63 ID:v5xXX2KV0
 ほむら「はぁ………はぁ………、いい? 魔法少女の真実とは―――」

 
 映司「5103のせいで怒られた〜〜」

 5103「俺のせいだっていうのか?」

 伊達「話しふったのも後藤ちゃんだしね………」

 5103「あんたらだってノッたじゃないか!」

 映司「だいたいなんなんですか? 今日はやけにハジけるじゃないですか。5103はオタクだけど、ツッコミに回る方の人間だと思ってたのに!」

 伊達「だから〜。ここでボケキャラとしてテコ入れして、目立とうって魂胆なんだよ」

 5103「だいたいなんだよ火野! お前は、そんな犯罪者レベルの変態のくせに、周りに美少女はべらせやがって………リア充死ね!」

 映司「なるほど、それが本心ですか」

 5103「あまり調子に乗らない方がいいぞ。俺だって、お前に負けないほどイケメンなんだからなッ!!

 映司「やめてよね。5103が俺に適うわけないじゃないですか」

 5103「火野! 貴様ァァァァァァァ!!!!」


 ほむら「いい加減にしなさい! このボゲガエルどもぉぉぉぉぉ!!!」つ銃、連射<ダダダダダダダダッ

 映司「ほむらちゃん、それキャラ違う!」
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:01:00.51 ID:v5xXX2KV0
 ほむら「うっ、うううっ………」

 映司「? ほむらちゃん?」

 ほむら「話し聞いてよぉ…………。ヒック、うえぇ〜〜〜〜〜〜〜ん」ポロポロポロ

 伊達「ありゃ、マジで泣いちゃってるよ」

 映司「ごごごごご、ごめんね! 本当にごめん! もうふざけたりしないから! 

     本当にもう、ちゃんと話を聞くからさ。泣きやんでね、ね、ね?」アセアセ

 5103「火野のやつ、わかりやすいぐらいにキョドってるな………」

 伊達「なるほど………女の涙に弱いってわけね…………」
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:02:02.14 ID:v5xXX2KV0
    ☆落ちついたほむら、QBの正体と目的を話す☆
 

 5103「宇宙人だったというわけか…………」

 映司「しかもエネルギーを利用するために、女の子達を利用してるなんて………」

 ほむら「あいつのせいで、何人の魔法少女が絶望の底に沈んでいったことか………」

 ほむら「あいつに感情なんてない。私達魔法少女の事を、ただの消耗品のようにしか思ってないのよ」

 

 映司「それで、まどかちゃんを狙っていると…………」
 
 ほむら「ええ、あいつは策略を駆使して、あの手この手でまどかと契約しようとしている。まどかが契約すれば莫大なエネルギーが得られるからという理由で………」

 5103「しかも、それにグリードが絡んでいるわけか…………

 ほむら「ええ。私はそれをなんとしても防ぎたい。でも、私はさっきの戦いで、戦闘能力が著しく低下っしてしまった。魔女一体も倒せないほどに………」

 ほむら「これじゃ、インキュベーターにつけ込まれ、まどかと契約する理由にもなってしまう!」

 ほむら「だから、お願い………。オーズ、それにバース。私に協力して欲しい。そしてまどかを守って欲しいの!」

 映司「ほむらちゃん…………」

 



 伊達「悪いが、その話しには乗れないね」

 映司「伊達さん!?」
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:02:42.55 ID:v5xXX2KV0
 映司「なぜですか!? なんで協力してくれないんですか!?」

 伊達「悪いけど、俺には関係ないしね。第一、俺は仕事としてバースやってるからね」

 伊達「俺に与えられた仕事は、セルメダルを集める事。まどかちゃんを一々守ってたら、ノルマ達成するのに時間かかっちまう」

 映司「で、でも………さっきは、まどかちゃんとさやかちゃんを助けてくれたじゃないですか! セルメダルを持ってない魔女から!」

 伊達「あれは会長直々の命令だったからね。そうじゃなきゃ、あんなことしねぇよ」

 映司「そんな………伊達さん………考え直して下さいよ! 魔法少女と仮面ライダーは助け合いですよ!」

 伊達「それ言ってんの、お前だけだよ。とにかく、俺は協力しない。協力する義理なんてないしな………」

 伊達「それに………」





 伊達「俺、女嫌いなんだよね」

 映司「やっぱ、それかよ!!! つーか、絶対それが全てでしょ!?」
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:03:23.64 ID:v5xXX2KV0
 伊達「ならほむらちゃん。俺が協力したら報酬としてなにか払ってくれるかい? セルメダルを何枚かくれるとかさ〜〜」

 ほむら「それは…………」

 伊達「無理だよね〜〜。あーあ、魔法少女でなく、魔法少年だったら、喜んで協力したんだけど………ああ、残念」

 ほむら「ッ………!!」

 伊達「そう睨むなよ、ほむらちゃん。これが大人ってやつなんだよ。一つ、勉強になったね」

 伊達「それじゃあ、俺もう帰るわ。あばよ!」

   ブオォォォォォォォォォォォォ(ライドベンダ―で去る伊達)

 映司「ああ、伊達さん!!」

 5103「チッ、あのガチホモめ………」
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:03:56.34 ID:v5xXX2KV0
 5103「火野、俺は追いかけて、伊達さんをもう一度説得してみる」

 映司「お願いします、5103」

 5103「じゃあ、行ってくる………あっ、そうだ! これを渡しておこう」つカンドロイド

 映司「なんですかこれ?………玩具?」

 5103「カンドロイドだ。様々な種類、性能を持つ、サポートメカだ。きっと、役に立つ。足りなければライドベンダーにセルメダルを入れて購入しろ」

 5103「お前、携帯ないんだろ? なら、このバッタカンドロイドを持っておけ。通信機の機能を備えてあるからな」

 映司「おお、これは役に立つな〜〜〜ありがとうございます!」

 5103「ほむらちゃんにも、ほら」つカンドロイド

 ほむら「あ、ありがとう………」

 5103(よし、これで好感度アップは確実!! 火野だけにいい思いはさせないぜ!)

 5103「じゃあ、俺は行って―――」
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:04:52.37 ID:v5xXX2KV0
 映司「おお、このタカみたいなの可愛いね」

 ほむら「このゴリラみたいのはどういう用途があるのかしら?」

 映司「よし、行けタコ!」<タコカンドロイドでほむらにちょっかい。

 ほむら「ちょっと、なにするのよ!」

 映司「用途はしっかり把握しないといけないしwww」

 ほむら「なら、仕返しよ。えい!」<クジャクカンドロイド

 映司「痛ッ! それ痛いよ。冗談抜きで!!」

 ほむら「用途はしっかり把握しないと」

 映司「痛ッッッ!! ノコギリみたいに痛い! ギャー、やめて―――!!」

 ほむら「ウフフフ………」


 5103(俺の存在など、もう忘れて。カンドロイドでイチャイチャしてる………)

 5103(フッ、わかっていたさ………どうせ………俺なんて―――俺なんて!!!!(泣き))
 
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:05:29.47 ID:v5xXX2KV0
 ほむら「オーズ………その―――あなたは…………協力してくれる?」

 映司「当たり前だよ。もちろん、セルメダルとかそういう代償とかはいらないからね」

 ほむら「………オーズ…………」

 映司「あっ、でも。もしそれじゃあ気が済まないって言うのなら―――」

 映司「代償は、君のパンツってことでも―――」

 ほむら「カチャ」つ銃

 映司「なんて、そのようなことがあろうはずがございません!!」
226 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:06:03.39 ID:v5xXX2KV0
 映司「このことはまどかちゃんは知ってるのかい?」

 ほむら「いえ、まどかはおろか、佐倉杏子達も知らないわ。私だけが………知ってる事だったから………」

 ほむら「話しても、信じてはくれないだろうし…………」

 映司「そんなことないって!」

 ほむら「いえ、無理よ。それに、まどかにはこんなことを知らないままでいて欲しい………」

 映司「ほむらちゃん………」

 映司「なんで君はそんなにまどかちゃんのことを…………」

 ほむら「それは…………」
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:07:28.78 ID:v5xXX2KV0
 映司「もしや、君は―――まどかちゃんに、ラブ・ラブ・ラブコンボ♪ ってわけなのかい?」

 ほむら「そ、そういうわけじゃ―――///」

 映司「照れる事はないよ。愛の形は人それぞれ。伊達さんもそうなわけなんだしさ」

 ほむら「ちょっと待て。少なくとも、あんな獣姦を平気でやるような奴と一緒にしないで」

 映司「君はまどかちゃんが好きなのか………なら、これあげるよ」脱ぎ脱ぎ

 ほむら「ちょっと、なんで脱いでるの?」

 映司「いや、パンツあげようと思って。今俺が穿いてるパンツは、サンフランシスコのとあるレズカップルからもらったものなんだ」

 映司「彼女達にとって、幸運のお守りのようなものらしい。これを穿いていたおかげで、二人は様々な障害を乗り越えて、結婚することができたらしいんだ」

 映司「これを持ってれば、君とまどかちゃんが幸せになれるかもしれないよ」

 ほむら「いや、だから私は別にレズじゃないし………というか、パンツ脱がないで!!」

 映司「人類、みんな昔は裸だった。ゆえに恥ずかしがることなんてないよ」

       ズンズンズンズン!(映司、裸でほむらに迫る)

 ほむら「きゃああああああ!?」
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:08:15.44 ID:v5xXX2KV0
        ☆ほむらにボコボコにされました☆


 映司「ごめんなさい………つい興奮しちゃって………」ボロッ

 ほむら「いいからズボンを穿いて!!」

 映司「でもさ、俺のパンツ持った方がいいって!」

 ほむら「必要ないわよ! というか、そもそも、それトランクスじゃない」

 映司「そうだよ?」

 ほむら「レズの女性は、トランクスなんて穿くの?」

 映司「………」

 ほむら「………」

 映司「………」

 ほむら「………」


 映司「チッ!」

 ほむら「騙そうとしたわけ!?」
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:08:54.79 ID:v5xXX2KV0
 ほむら「その病気…………なんとか治らないの?」

 映司「すでに病気扱い!?」

 ほむら「まったくもう………」
 
 ほむら「でも…………」

 映司「ん?」

 ほむら「…………ありがとう。助けてくれたことや、協力してくれると言ってくれて………」

 映司「いいよ。魔法少女と仮面ライダーは助け合いさ」

 ほむら「うん………」

 映司「それじゃあね、ほむらちゃん。帰り道気をつけてね」

 ほむら「ええ、あなたも…………」

 映司「それじゃあね!」シュタタタタタタタタ


 ほむら「オーズ………か…………」

 ほむら「彼ならきっと…………」
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:09:57.43 ID:v5xXX2KV0
             ☆マミホーム☆

 映司「ただいま―――」

 
 さやか「後悔なんてあるわけないじゃない!!!」

 杏子「どうだかね!!」


 映司「なんだ、この怒鳴り声は…………?」



 さやか「あたし今最高に幸せだもん!!」

 杏子「今はそうでも、これから先は違うって言ってんだよ!!」

 マミ「二人とも、落ちついて!!」

 まどか「さやかちゃん、杏子ちゃん…オロオロ」



 映司「この空気………明らかにシリアスな展開だな…………」

 映司「どうしよう。苦手なんだよな〜〜。こういうの」
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:10:45.72 ID:v5xXX2KV0
 映司「一体どうしたんだい?」

 マミ「あっ、火野さん! いいところに。実は………」

 
 さやか「お前なんかになにがわかる!!」

 杏子「ああ、わからないねぇ。アンタみたいな、お人好しのバカの考えなんてね!」

 さやか「恭介の腕も治せたし、マミさんの手伝いもできる! これはいい事づくしの選択よ!」

 杏子「そういう方面しか考えられないから、バカって言ってんだよ! テメェは魔法少女がどんなのかがまるでわかってねぇ!」

 さやか「この―――ッ」

 まどか「二人とも、やめて―――ッ!!」


 映司「なんか、シャレにならない空気で喧嘩してるね………」

 マミ「はい………実は―――その―――」

 映司「もしや、あれが原因で………ケンカしているのかな?」

 マミ「えっ? 火野さん、心当たりあるのですか?」

 映司「とりあえず、謝ってくる」

 マミ「ひ、火野さん?」
232 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:11:45.99 ID:v5xXX2KV0
 映司「二人ともやめるんだ」

 杏子「映司、テメェは引っこんでろよ!!」

 さやか「邪魔しないで映司くん。これはあたし達の問題!」

 映司「二人が争う必要なんてないんだ。悪いのは全部俺なんだ」

 杏&さや「「はぁ?」」

 映司「二人ともすまなかった――――ッッッ!!!!」<土下座

 杏子「なんでお前が謝るんだよ!?」

 さやか「そうだよ。これは映司くんには関係ないし」

 映司「関係大ありだよ! ごめんよ、杏子ちゃん。俺のせいで、さやかちゃんと喧嘩することになって!!」

 杏子「な……なにを言ってるんだ? まったく意味がわからないぞ?」
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:12:26.34 ID:v5xXX2KV0
 映司「さやかちゃん!!」

 さやか「えっ……なっ、なに?」

 映司「杏子ちゃんが悪いんじゃないんだ! きっとあの子は俺を庇っているんだ。悪いのは全部俺なんだ! だから、もうケンカすることなんてないんだよ!!」

 さやか「本当になんのこと? あたしサッパリ意味がわからないんだけど………」


 映司「じ、実は………」



 映司「三日前にさやかちゃんのパンツを盗んだのは、俺なんだッッッ!!!!!!!」



 ………………


 魔法少女一同『ハァァァァァァ!!??』
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:13:24.04 ID:v5xXX2KV0
 杏子「ど、どういうことだ?」

 さやか「確かに三日前に、下着が丸ごとなくなったことがあったけど………」


 映司「実は俺………三日前に………」




 ☆〜回想:三日前。さやかのマンション前〜☆


   ☆早朝☆


 映司「ここが、さやかちゃんのマンションだな。よし、寝ている杏子ちゃんからこっそり奪ったこのメダルで……」


 映司「変身!!」

       クワガタ! 

         トラ! 

        バッタ!

       ピカァァァァァァァァァ

 オーズ「とう!」ビョーン(バッタジャンプ)

   スタッ(さやかの部屋のベランダに着地)

 オーズ「グヘヘヘ、大漁。大漁。オーズの力があればこんな高級そうなマンションでも楽々忍びこめる」

 オーズ「おまけに、この姿していれば、顔も判別できないし。便利だなぁ〜〜〜グヘヘヘヘ」

 オーズ「よし。これでさやかちゃんのパンツは全てゲットしたぜ。チョロイチョロイ♪」

 オーズ「クンカクンカクンカ………やべぇ―――マミちゃんとは違った感じのたまらない匂いだ〜〜〜」

 オーズ「さてと、杏子ちゃんが目覚める前に帰ろ―――っと」ビョーン(バッタジャンプ)
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:14:17.54 ID:v5xXX2KV0
 映司「ということなんだぁぁぁぁぁ!!」


 映司「悪いのは全部俺なんだぁぁぁ!! 攻めるなら、俺を攻めてくれぇぇぇ!!」


 魔法少女一同『……………』
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:15:16.15 ID:v5xXX2KV0
 さやか「……どうしよう……?」

 杏子「とりあえず―――殴る!」


  ドカッ!!(杏子パンチ)


 映司「ぐはぁ!!」

 杏子「この変態がぁぁ! オーズの力をそんなことに利用しやがってぇ!! この罰あたりッ!!」

 映司「つい出来心で〜〜。杏子ちゃんだって、魔法少女だった時、似たような事してたからわかるでしょ!?」

 杏子「てめぇみたいな、性犯罪者の真似なんてしたことないわ!!!」


  バッキ!(杏子キック!)


 映司「あへぇ〜〜〜〜」ドサッ

 杏子「この変態、やっぱ一度殺さないといけないな………」
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:16:04.32 ID:v5xXX2KV0
 さやか「頭が痛くなってきた………帰る………」

 まどか「あっ、さやかちゃん。待って!」

 マミ「美樹さん。火野さんが盗んだ下着は―――」

 さやか「もういいです。映司くんにあげちゃいます」

 映司「マジで!!!!!!!!!!」ガバッ

 まどか「うわ、復活した!?」

 映司「よっしゃああああああああああああああああああああっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!」

 マミ「W杯で先制点取ったかのような、喜び具合ね………」

 まどか「しかも、血の涙まで流してるし………」

 杏子「アタシも頭痛くなってきた………寝る」
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:17:06.29 ID:v5xXX2KV0
 映司「いや〜、マミちゃん。今日はいい日だねぇ〜〜。さやかちゃんのパンツを公然的にゲットできたよ」

 マミ「あははは………そうですね………」

 マミ「…………」

 マミ「ありがとうございます。火野さん」

 映司「え?」

 マミ「わざと自分で泥をかぶって、佐倉さんと美樹さんのケンカを止めてくれて―――

    あのままだったら、とんでもない事態に発展してたかも知れませんし」

 映司「なんのことかな?」

 マミ「なら、そういうことにしておきますね。ウフフフ」

 映司「…………」




 映司「やれやれ。買い被り過ぎだよ。マミちゃん………」
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:17:59.61 ID:v5xXX2KV0
           ☆翌日☆

          ☆洗面所☆
 
 映司(さてと、今日はほむらちゃんと約束通り、まどかちゃんをQBから守りにいかないとな)<歯磨きゴシゴシ

 杏子「………」

 映司「あっ、杏子ちゃん。おはよう」

 杏子「ああ………」

 映司「今日なんだけどさ―――」

 杏子「映司、これ………」つタカ・トラ・バッタメダル。

 映司「杏子ちゃん!? これは――――」

 杏子「アタシは今日、ヤボ用があるから、お前にはついてけない。魔女かヤミーに会ったら、これでなんとかしろ」

 映司「杏子ちゃん、ヤボ用って?」

 杏子「お前に話すような事じゃねぇよ」

 映司「っていうか、昨日の話聞いて、よく俺にメダルなんて渡す気になれたよね! 頭大丈夫!?」

 杏子「お前にそれを言われるとは………」
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:19:49.20 ID:v5xXX2KV0
 映司「そういや、さやかちゃんも魔法少女になってたけど。どんな契約したんだろうね?」

 杏子「ピクッ」

 映司「契約するんでしょ? 確か。願い事一つ叶えてくれるとか………」

 杏子「………好きな奴の腕を治したそうだ」

 映司「好きな奴―――ああ、病院に入院してるっていう………」

 杏子「…………」

 映司「うわ、なんかすごく恐い顔してるけど、どうしたの?」

 杏子「そんな顔してない!」

 映司「いや………してるって。どうしたの? さやかちゃんが魔法少女になった理由が気にいらないの!?」

 杏子「フン………」

    スタスタスタッ

 映司「行っちゃった…………どうしたんだろう………いつもの杏子ちゃんじゃないな………」

 映司「後で話を聞かないとな。でも、今はとりあえず、今はまどかちゃんにとりかかろう!」
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:20:58.32 ID:v5xXX2KV0
              ☆まどかの帰り途☆

 まどか「ハァ………(どうしたらいいのかな? あたし………)」



 仁美「キャ―――ッ!! 助けてぇぇぇぇぇ!!!!」

 まどか「仁美ちゃん!? どうしたの!」

 仁美「鹿目さん! 助けてください! 化け物が追いかけて来ますの―――ッ!!」

 まどか「化け物!?」

                        ,、
                     _ノ::ィ=j
              爪:::::|::::>オ`ー、:::::ス)
              |i::ヽ〈〉,-、/   ) ヽ
              ',ヽノ マノ/::>、_| 「うおおぉぉ!! 女子中学生のパンツゥゥゥゥ!!」
        /近出=-‐ヽ|_|<:::l/イヾ彡/
      __イ/´ ≧=:::::::, ― 、:::::::ヾ:::::::/::ノ
     ヾ_/ミ、イ|::::::::::::〃非 ム_||:::ヽ´
       `ー´ー--.住 赤 江|三」:::|
             巡t┴tミ/:::::::::::|
             `之基乂::::::::::::l
              マ:::::::::::::::::,イ`ヽ
              |oy_==、彡ヾノヽ
              __≧‐ムOシ!i|:::::::::::|
          ,ィ‐t‐''¨-‐´::::::::',::ヾ、::::::::::|
        (二ソ´::::::::::::::::::::::::::',l  >::::::::|
       /:::::::::::::::::::::::::≧‐''´ マハ:::::::::〈
       l:::::::::::::::::ヽ´      ヾィ'ヽ::::',
        \マ、:::::::::ヽ      \ `l::',
         `ー-、ュノ `〉      ヽ :ヽ
             〉-У       ヽ >'\
            〈:::::/          ヾ--'
             ノ::/            〈::::〉
           l:::::ノ            /:::〉
       ___/::::l´             7:::〉
       ー―-'´             ムソ




 


 まどか「なにしてんの!? 映司くん!?」
242 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:22:11.88 ID:v5xXX2KV0
 仁美「足がキモいですの〜〜〜!! しかも速くて先回りされますの〜〜〜!!」

 まどか「落ちついて仁美ちゃん!! あれは別に化け物でもなんでもないよ」

 仁美「本当なのですの?」

 まどか「うん。あれは私の大切なともだ―――」

 
 オーズ「うおおおおぉぉぉぉぉ!! パンツ嗅がせろ〜〜〜〜!!! 俺はパンツの匂いを嗅ぐにおいて頂点に立つ男だ――ッッ!!」


 まどか「――やっぱ、逃げて仁美ちゃん。あと、警察に通報して!」
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:22:53.30 ID:v5xXX2KV0
 まどか「映司くん! やめて! その姿で痴漢行為はシャレにならないよ!!」

 オーズ「ハッ、まどかちゃん! 俺はなにを…………」

 まどか「記憶にないの?」

 映司<変身解除>「うん。なんか楽しいことをしていたような気がするけど………」

 まどか「楽しいって…………」

 まどか「だいたいなんでここにいるの?」

 映司「そうそう。まどかちゃんをデートに誘うと思って、待ってたんだよ」

 まどか「えっ、デート!?」
244 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:23:39.99 ID:v5xXX2KV0
 映司(デートしながらまどかちゃんに密着して、QBから守る。それが俺の立てた作戦!!)

 映司「どうかな? この後予定がある?」

 まどか「ないけど………でっ、デートだなんて…………///」

 映司「そう身構えないでよ。軽く一緒にご飯とか食べたり、ちょっとお話をするだけだよ。

    放課後に友達とするようなことを、俺と一緒にするだけ。いいかな?」

 
 まどか「う、うん。それなら―――」

 映司「ありがとう。じゃあ、行こうか」

ピーポー。ピーポー


 映司「あれ、サイレン? なにか事件かな?」

 まどか「ヤバッ! 映司くん、急いでここから離れよ!!」
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:24:40.94 ID:v5xXX2KV0
 まどか「ところで映司くん。なんでオーズに変身してたの?」

 映司「ああ、それはね………ありゃ? なんだけっな…………」

 まどか「覚えてないの?」

 映司「確か、まどかちゃんを待っていて………暇になって、なにかで時間を潰そうとしたんだ」

 まどか「ふんふん」

 映司「それで、ここから見えるマンションを見てたら―――」

 映司「美しい人妻が、洗濯物を干していて―――」

 まどか「…………」

 映司「だけど、高層マンションの上の階だったから………」

 まどか「…………」

 映司「タトバのジャンプなら届くかと思って………」

 まどか「それで………変身したの?」

 映司「出来心なんです! だから、杏子ちゃんには言わないで………」
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:25:41.72 ID:v5xXX2KV0
             ☆恭介ホーム前☆

 さやか「恭介…………」

 杏子「会いもしないで帰るのかい?」

 さやか「お前………いつの間に!!」

 杏子「知ってるよ。この家の坊やなんだろ?アンタがQBと契約した理由って」

 杏子「まったく。たった一度の奇跡のチャンスをくっだらねぇことに使い潰しやがって」
 
 さやか「お前なんかに何が分かる!!」

 杏子「アンタのやってることは、独りよがりの偽善的な行為なんだよ。そこらへん、ある意味映司と似ているがな」

 さやか「どういう意味よ、それ………」

 杏子「惚れた男をモノにするならもっと冴えた手があるじゃない。せっかく手に入れた魔法でさぁ
    
    今すぐ乗り込んでいって、坊やの手も足も二度と使えないぐらいに潰してやりな。

    アンタなしでは何もできない体にしてやるんだよ。そうすれば今度こそ坊やはアンタのもんだ。身も心も全部ね」

 さやか「お前…………許さない!!」つソウルジェム

 杏子「場所を変えようか? ここじゃ人目がつくからな」
247 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:26:24.24 ID:v5xXX2KV0
                 ☆喫茶店☆


 映司「ブラジルに行った時に、豆に当たったことがあってね。豆中毒って知ってる?

    症状によってはグロテスクなことになる場合があるからね。だから、まどかちゃんも、ブラジルに行く時は注意して―――」

 まどか「…………」

 映司「まどかちゃん?」

 まどか「あっ、ごめんね。映司くん。ちょっと、ボーッとしちゃってて」

 映司「どうしたの? なにか悩みごとでもあるんじゃないのかな?」

 まどか「うん………悩みって言うほどのものかはわからないけど…………」

 映司「もしかして、やっぱアレかな? パンツ関係?」

 まどか「いえ、違います」

 映司「じゃあ、中学生にありがちな、性に対する好奇心を抑えられないとか?」

 まどか「そっち関係から離れて。もう、映司くんの頭の中ってパンツ以外にないの?」
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:27:07.91 ID:v5xXX2KV0
 まどか「私って、昔から得意な学科とか、人に自慢できる才能とか何もなくて」

 まどか「きっとこれから先ずっと、誰の役にも立てないまま迷惑ばかりかけていくのかなって」

 まどか「それが嫌でしょうがなかったんだ」


 映司「自分が普通すぎているってことにコンプレックスがあるんだね」

 まどか「うん………そうだと思う」

 まどか「マミさんや、さやかちゃんが凄く眩しく見えたりする時が多くて………それに比べて私は――ってね」

 まどか「でも、こんな私でも、魔法少女の才能はあるってQBが言ってくれたの」

 まどか「正義のために、無償で戦う魔法少女になれば、こんな私でも胸を張って生きていけるんだって思っていたんだ」

 まどか「いざQBと契約しようかなって、思った矢先に、マミさんが死にかけたりしたから―――」

 まどか「映司くんのおかげで、そうはならなかったけど、魔法少女の戦いはただのお遊びじゃないってわかったんだ」

 まどか「そしたら、QBと契約するのが恐くなって………さやかちゃんは勇気をだして魔法少女になったのに」

 まどか「マミさんも、一度死にかけたのに、それでも変らずに戦い続けているというのに、私は………」

 まどか「弱いよね………本当に。自分でも………嫌になるよ………」

 映司「まどかちゃん………」
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:27:41.66 ID:v5xXX2KV0
 映司「君はとても優しい女の子だね。その優しさは、なくしてはいけないものだよ」

 まどか「でも、優しさなんて役に立たないよ………みんな戦ってるのに………」

 映司「そんなことないよ。君のその優しさで、誰かを守れる時がきっとあるはずだよ」

 映司「戦うことが正しい訳じゃないよ。それ以外でも、マミちゃん達の力になれることがあるから絶対」

 映司「自信をもって、まどかちゃん! 君に足りないとしたらそれは自分自身を信じる心だよ」

 まどか「映司くん………」







 映司「ということで、アレをやりますか!!」

 まどか「え?」
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:29:31.42 ID:v5xXX2KV0
            ○火野映司の、今日のパンツチェック!●



 映司「走れ〜、高速の〜、パンツ華劇団〜♪」

 映司「パンツ華劇団、オーズ組、隊長の火野映司です! 今日も粉骨砕身にパンツチェックを行います!!」

 映司「今日は、視聴者からのお便りを読んでみたいと思います。では、まず最初のお葉書は!」

 映司「見滝原市在住、鹿目まどかちゃん(14)からのお便りです」

 まどか「えっ、私ッ!?」

 映司「こんにちは映司さん。いつも楽しくこの番組を観ています!」

 まどか「ええっ、観た事なんてないけどッ!?」

 映司「初めて映司さんの声を聞いて以来、すっかりファンになっちゃいました。私のパンツを送りたいので、宛先を教えてくれないでしょうか?」

 まどか「ちょっと! ファンになんかなってないよ!? それに下着なんて送らないよ!?」

 映司「それとは別に、映司さんに悩みを聞いて欲しいんです」

 映司「私、自分に自信がないんです。なんの取り柄もなくて、ほかの人と比べてはいつも劣等感を感じてしまうんです」

 まどか「…………」

 映司「どうしたらいいでしょうか? どうか教えてください。悩みが解決してくれたら、私のパンツをプレゼントします」

 まどか「いや、しないから!? ってか、どさくさに紛れてパンツ狙い過ぎ!」
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:30:06.94 ID:v5xXX2KV0
 映司「まどかちゃん、君の悩みはわかった。そんな君の悩みを解決する方法はただ一つ!」


 映司「それは―――」












 映司「T−バックを穿くことです!!!!」


 まどか「え………」
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:31:09.70 ID:v5xXX2KV0
 映司「Tーバックは日本ではあまり穿かれないけど、アメリカの女の子達とかは、よく勝負下着とかに利用されているパンツだ!」

 映司「あのお尻に食い込む、大胆な………穿き心地………中々日本の女の子には受け入れにくいよね〜〜」

 映司「だからこそ! この大胆なパンツを穿くことにより、自分自身も大胆になることができる!」

 映司「すなわち、自分自身が変るキッカケにもなるのです!」

 映司「自分自身に劣等感を抱いている、そこの貴方! 今こそT−バックを穿く時です!」


 映司「というわけで、いまからT−バックを買いに行こう」

 まどか「え………」
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:32:07.45 ID:v5xXX2KV0
          ☆ランジェリーショップ☆


 映司「よし、まどかちゃん。どんなT−バックがいい?」

 まどか「マジで買っちゃうの!?」

 映司「買うだけじゃなくて、穿くの!」

 まどか「そんなこと………私にはできないよ〜〜〜」

 映司「自身持ってまどかちゃん! 君ならできるよ!」

 まどか「でも、私………」

 映司「諦めんなよ! 諦めんなよ、お前!! どうしてそこでやめるんだ、そこで!!もう少し頑張ってみろよ!

 映司「もっと! 熱くなれよォォォォォォォォォォォォォォォ!!」

 まどか「映司くん…………」

 まどか「もう、キャラが崩壊し過ぎてるよ………」

 映司「とにかく大丈夫、大丈夫。俺もついてるから。さぁ、入ろう」
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:33:01.95 ID:v5xXX2KV0
 まどか「てか、映司くん。この手のお店に入れるの?」

 映司「大丈夫だ、問題ない。この手の女性専門の下着店は、俺の常連だから、平気だよ」

 まどか「ふーん(別の意味で平気でないような………)」

 映司「とりあえず、ここで待っていて。俺が店員さんに話しかけるから」

 
 店員「いらっしゃいませ。本日はどういった御用件で―――」


 映司「うぉぉおおおおおおお!! T-バックをよこせぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」


 店員「キャアアアアアアアアアアア!?」

 まどか「いきなり暴走した!?」
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:33:57.87 ID:v5xXX2KV0
 映司「ハッ! いけない、いけない。この手の店に入ると、つい理性が………」

 映司「ごめんなさい! 俺は別に怪しい者じゃ………(ん? あれは―――)」

 
   ワゴンセール・女性用下着、〜個で〜円

 映司「ワゴンの中に、たくさんのパンツが………まさしくあれはパンツの海!!」

 映司「そのパンツ、全部俺の物だぁぁぁぁぁぁ!!!」ドバーン

 まどか「ワゴンの中に飛び込んだ!?」

 店員「イヤァァァァァァ!!! 変態―――――ッッ!!!」

 店員「誰か、通報しろ!!!!!」

 
   ギャー、ワー、ギャー、ワー、

 まどか「やっぱりこうなるわけね………」
256 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:34:41.46 ID:v5xXX2KV0
    ●一方、杏子とさやかは………


       ☆公園☆



 さやか(変身済み)「マミさんから聞いたけど、お前、変身できないんだろ! そんなんであたしと貼り合えるわけ?」

 杏子「心配には及ばねぇよ。男に想いを伝える度胸のないチキン相手には、ちょうどいいハンデってやつさ」

 さやか「―――ッ!! 許さない!!」つ剣

       タタタタタッ

 杏子「安い挑発に乗りやがって、このトーシーローが!」

    バサッ!!

 さやか「なっ………!?」

   バサッ、バサッ!

 さやか「あいつの片腕から翼があ生えて―――飛んだ!?」

 杏子「フン!」<火球を放つ

 ドカーン!

 さやか「キャアアアアアア!!」
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:36:07.00 ID:v5xXX2KV0
 杏子「フン………こんなものか………」

 さやか「うっうっ………なによ、それ………」

 杏子「アタシと融合しているグリード、アンクってやつの力らしいね。体がだんだん慣れて来たせいか、

    こんなこともできるようになっていたよ」

 杏子「まぁ、魔法少女だった時のような強さは発揮できねぇけど、アンタみたいなザコには十分すぎるってワケ」

 さやか「くっ………!! 負けるもんか―――ッ!!」


 さやか「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」つ剣

 杏子「フン!!」<火球連打


 ドカーン、ドカーン。
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:37:18.70 ID:v5xXX2KV0
     ☆色々ありましたが、なんとかT−バックを買えました☆


 映司「どう? 穿いてみた感想は?」

 まどか「なんか………スースーする………」

 映司「だよね〜。で、どうかな? なんか力が湧いてきたりしない?」

 まどか「しないよ! ってかT−バックってそういうものなの!?」

 映司「おかしいな………もしかしたら、穿き方が悪いのかもしれない………ちょっと見せて」

 まどか「えっ、見せてって………」

 映司「ほら、スカートを上げて!」

 まどか「キャ! やめてよ、映司くん!」

 映司「恥ずかしがらなくても大丈夫! だからほら、見せて見せて」

 まどか「キャ―――ッ!!」
259 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:38:05.23 ID:v5xXX2KV0
 まどか(ハッ! そうだ。ここで流されたら映司くんの思うつぼだ!)

 まどか(杏子ちゃんみたいに、ツッコミを入れないと―――)

 まどか「やめてよぉぉぉ! この変態ィィィィィ!!!!!」


 ドゴォ!(映司に痛恨の一撃)


 映司「ぐはぁぁぁ!!!!」ズシャーーーーーー

 映司「グホッ! あぐぁぁぁ………(人体急所の一つ、水月に強烈な一撃が………呼吸できない!)」

 まどか「だ、大丈夫?」

 映司「だ、大丈夫………おっ!!(この位置ならスカートの中を覗ける!!)」

 映司(もう少し、そばに………)ジリジリ

 まどか「ん? イヤ! 映司くん! また懲りずに!!」

 まどか「この―――エッチィ――――――ッ!!!!」


   ドゴォ!!(顔面にかかと落とし!)


 映司「ぐふっ!!?」ドサッ

 映司「」

 まどか「あっ、やり過ぎちゃった………映司くん、大丈夫!?」

 映司(やばい………これ以上ふざけたら殺される!!)
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:38:45.09 ID:v5xXX2KV0
 映司「まどかちゃん………すごく………強いよ?」

 まどか「そんなこと―――」

 映司「女子プロレスラーになればいいんじゃない?」

 まどか「いや、なりたくないし………」

 映司「意外な才能だよ! 俺は美少女の攻撃はどんなに痛くても、快感に変える事ができるのに。
  
    まどかちゃんのはそうならなかった。一瞬死の恐怖を感じたほどだよ! それはとんでもなく
 
    すごいことなんだよ!!」

 まどか「あんまり………嬉しくないんだけど………」

 映司「誰にだって、得意な物やできることが、それぞれあるんだ。自分をダメな人間だと思う必要はないんだ。

    少なくとも、まどかちゃんには、俺の暴走を止める才能があるみたいなんだしさ」

 まどか「映司くん…………」

 映司「まどかちゃんには、もっとすごい才能があると思うよ。それをこれから探して行けばいい。俺も手伝うからさ」

 まどか「………」

 まどか「うん、ありがとう」ニコッ
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:39:37.74 ID:v5xXX2KV0
 映司「それと、QBのことなんだけど………」

 まどか「QBがなに?」

 映司「安易に、あの狐と契約なんてしちゃダメだ」

 まどか「え?」

 映司「今思うと。あの狐のやり方は、発展途上国を食い物にする、経済マフィアのやり方に似ている」

 映司「断れないタイミングで契約を持ちかける。恐喝と同じようなことだ。あんなやり方をする奴には

    必ず腹に一物があるものだよ」

 映司「ほむらちゃんも、それがわかってるから、君と契約させたがらないんだと思うよ」

 まどか「……………」

 まどか「映司くん………なにか知ってるの?」

 映司「それはどうだろうね? でも、そういうこと。QBを信用しちゃダメだ」

 まどか「でも、この前みたいに、さやかちゃんやマミさんがピンチに陥った時には………どうしたら………

     やっぱり、私が契約するしかないんじゃないかな?」

 映司「大丈夫。そんな時は―――」



 映司「俺がすぐさま駆けつけて、助けに来るから!」



 まどか「映司くん………」

 映司「だから、その時は、信じて待っていてくれないかな?」

 まどか「…………」


 まどか「うん、わかった。私は映司くんを信じるよ!」

 映司「ありがとう。まどかちゃん」
262 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:40:34.30 ID:v5xXX2KV0
 バッタ缶・ピピピピピピピピピ。

 まどか「あれ、これ玩具?」

 映司「これは………ほむらちゃんからの通信?」

         ピッ

 映司「はい、もしもし。どうしたの?」

 ほむら『結界を発見したわ。今貴方達がいる場所の近くよ』

 ほむら『恐らく、帰り道にまどかに遭わせて、契約させようとしているインキューベーターの策略よ』

 ほむら『オーズ、貴方の力を貸して!』

 映司「わかった! すぐ行くよ」ピッ

 まどか「魔女が表れたの?」

 映司「うん。これから倒しに行ってくるね」

 まどか「映司くん、お願い。ほむらちゃんを………守ってあげて―――」

 映司「ああ、約束するよ。まどかちゃんも帰りに気をつけてね!」

 まどか「うん!」

 映司「よ―――し、待ってろよ! ほむらちゃん」シュタタタタタタッタタタ!
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:41:08.24 ID:v5xXX2KV0
 QB「ふぅ、やっと行ったか………」

 まどか「QB!? いつの間に!」

 QB「ちょうどよかったよ、君と二人きりで話したかったからね」

 まどか「私に………何の用?」

 QB「おや? ずいぶんと警戒しているね。あのパンツ男からなにか言われたのかい?」

 まどか「…………」

 QB「まぁ、いいや。それよりも大変なんだ。さやかと杏子が………」

 まどか「え………」
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:42:16.80 ID:v5xXX2KV0
           ☆魔女結界内☆

 映司「お待たせ、ほむらちゃん」

 ほむら「来てくれてありがとう」

 映司「よし、戦うとしよう。ほむらちゃんは下がってて」

 ほむら「平気、私も戦うわ」

 映司「えっ、でも………魔力が使えないんじゃ………」

 ほむら「大丈夫。これがあるわ」つバースバスター

 映司「それ、伊達さんが持っていたのと同じやつ!? どこで手に入れたの!?」

 ほむら「会長からもらったのよ。私がまどかを守りたいってことを長く話したら、素晴らしいィィィって言われて。そしたらくれたの」

 映司「ああ、納得………」

 ほむら「これがあれば足手まといにはならないわ」

 映司「わかったよ………それなら一緒に戦おう!」メダルセット<カシャカシャ

 映司「変身!!」ティーティーティー

        タカ!

        トラ!

        バッタ!

    タ・ト・バ、タトバタトバ〜♪

        ピカァァァァァァァァァァ

 オーズ「行こう、ほむらちゃん!」
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/27(木) 20:44:24.24 ID:v5xXX2KV0
>>1です。今日はここまで。急用でこれから出かけてきます。後編は近いうちに投下します。

 では、また!
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/28(金) 00:10:27.30 ID:Ucy0+7EDO
( ゚д゚)<乙!
( ゚д゚) ゚д゚)<乙!
( ゚д゚) ゚д゚) ゚д゚)<乙!
( ゚д゚) ゚д゚) ゚д゚) ゚д゚)<乙!

(屮゚Д゚)屮゚Д゚)屮゚Д゚)屮゚Д゚)屮<カモーン!!


この映司は崩壊したり真面目になったり忙しいなww
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/10/28(金) 21:16:36.92 ID:8P9CJRvq0
映司と杏子はどっちも守れる範囲は限定されてるって諦めてたとこがあったな
そして映司は「手の届く範囲を広げればいいんだ!」という極論に到達する
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/29(土) 04:21:23.40 ID:7EfzDqDDO
仲間を得る事が出来たか、自分だけの考えを直せたかが二人の違いな気がする
杏子には余りにも時間がなさすぎたが
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 19:38:45.22 ID:cdoaap0A0
>>1です。後編投下します。

             ☆結界内☆


 ほむら「ハアッ!」つバースバスター連射

       ドカンドカン!

 使い魔「うぎゃあああああ!!!」


 ほむら「すごい………使い魔を一撃で………この武器、使える!!」


 オーズ「セイヤァァァァァァ!!!」<オーズバッシュ

     ズバッ!

 魔女「グオオオオオオオオオオオオ!?」

 ほむら「とどめは私が!」チャリーン

 <セルバースト>

 ほむら「ハァァァァァァl!!」

     ドゴ―――――!!!

 魔女「――――!?」



 ドカ―――――――――――――――ン!!



 グリーフシード「カラン」
270 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 19:39:23.24 ID:cdoaap0A0
 オーズ「やったね、ほむらちゃん!」

 ほむら「ええ、協力に感謝するわ、オーズ」

 オーズ「これで一安心と―――ん?」

 
     バリバリバリバリ!!!(電撃)


 オーズ「!? 危ない、ほむらちゃん!」<ほむら庇う

  ドカーン

 ほむら「オーズ! 大丈夫!?」

 オーズ「くっ………この稲妻は………」

 ウヴァ「久しぶりだな、オーズ!」
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 19:40:31.53 ID:cdoaap0A0
オーズ「お前は確かウヴァ!」
 
 ウヴァ「今日こそ、コアメダルを返してもらうぞ!!」

 ほむら「グリードもいたのね…………」

 オーズ「悪いけど、そういうわけにはいかない。退いてくれるならばそれに越した事ないんだけどな」

 ウヴァ「フン、ずいぶんと強気じゃねぇか」

 ほむら「こっちは二人。貴方は一人。負ける要素はないわ」

 ウヴァ「フン、そんな悠長に構えていいのか?」

 ほむら「どういう意味よ………」

 ウヴァ「ククククッ、それはな―――」
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 19:42:19.33 ID:cdoaap0A0
          ★一方杏子とさやかは★

 
 さやか「ハァ………ハァ………」

 杏子「チッ…………流石に慣れない戦い方じゃ、手こずるねぇ………」

 さやか「あたしは負けない………お前なんかに負けない!!」

  グオオオオオオオオオオオ(力を溜めるさやか)

 杏子「決着をつける気ね………いいよ。つけようじゃないか!!」バサァ(翼展開)

 まどか「さやかちゃん!! 杏子ちゃん!!」

 さやか「!? まどか?」

 杏子「チッ、こんな時にウザったい…………」

 まどか「ダメだよ、二人とも! 魔法少女同士で争うなんて!!」

 ???「そうかしら? 別にいいと思うけど」

 さやか「え?」

 杏子「!? この気配は!?」


 ズボオオオオオオオオオ!!(水流攻撃)



 杏子&さやか「「キャアアアアアア!!」」

 まどか「そんな………あれは………」

 メズール「楽しそうね、私も混ぜてもらってもいいかしら? 魔法少女のお嬢さんたち?」
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 19:44:00.70 ID:cdoaap0A0
           ☆結界内☆



 ほむら「そんな………まどかたちの方にグリードが!?」

 ウヴァ「満身創痍の二人の魔法少女じゃあ、メズールに適うわけがない。まどかとかいうガキは契約せざるえないだろうよ」

 ほむら「そんな………また罠にかかってしまった………」

 オーズ「おのれ、卑劣な…………!」

 ほむら「早く助けにいかないと!!」

 ウヴァ「ハッ、今から行っても間にあわねぇよ! バカめ!」

 オーズ「よくも騙したな………この鬼! 悪魔! ヘタレ! ネタキャラ! 笑顔がキモいぞ!!」

 ウヴァ「あんだとゴルァ!!!」
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 19:45:17.92 ID:cdoaap0A0
 ウヴァ「助けになんか行かせねぇよ。お前らはオレがここで始末してやるんだからな」

 ほむら「私がこいつの相手をする! 貴方はまどか達の方へ!!」

 オーズ「ダメだよ! いくらこいつが単細胞のヘタレでも、ほむらちゃん一人じゃ適わない!」

 ウヴァ「聞こえてるぞテメー!!」

 ほむら「私はどうなっても構わない。まどかさえ救えれば、私は―――」

 オーズ「そんな………ダメだよ、ほむらちゃん! そんな犠牲になるなんて俺が許さない!」

 ウヴァ「どっちにしろ、二人とも行かせる気はねぇぞ! オラァ!!!」

    バリバリバリ(電撃)

 オーズ「くっ!」

 ほむら「キャア!!」

 ウヴァ「死ね、オーズ!!!」


     ドカーン!


 ウヴァ「ぐわあああああ!!」

 オーズ「今の攻撃は………」

 伊達「よっ、いい所に登場した感じ?」
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 19:47:03.07 ID:cdoaap0A0
 オーズ「伊達さん!!」

 伊達「こいつは俺が相手してやる。お前らは、まどかちゃんの所にでも行け」

 ほむら「バース……貴方………」

 伊達「べ、別にあんたたちのために来たわけじゃないんだからねっ!!」

 ほむら「それ、ツンデレのつもり?」

 オーズ「ありがとうございます! 伊達さん!!」

 伊達「そう思うなら、後でやらないか?」

 オーズ「遠慮します。行こうほむらちゃん!」

 ウヴァ「誰が行っていいと言った!!」

 伊達「おっと」<バースバスター連射ドキューンドキューン

 ウヴァ「くっ………てめぇは一体………」

 伊達「火野にもフラレちまったし。代わりにどうだ?」

 伊達「俺とやらないか?」チャリーン

 伊達「変身!」

 ガチャ・ガチャ・ポーン

276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 19:49:07.42 ID:cdoaap0A0
 バース「オレ参上! フォ――――――――――ゥ!!!」

 バース「さてと、今日も清く正しいハードゲイとしてお仕事しますよ〜〜」

 ウヴァ「なんだこいつ、急にキャラが………?」

 バース「そこの貴方! 正直、私の好みにドストライクなんですよね〜。どうですか? この後仕事抜きで腰を振り合う関係になりませんか?」

 ウヴァ「なにを言ってるんだこいつは……?(だが、なぜか恐怖を感じる………)」

 バース「まずは前戯からいきましょう!」チャリーン。ガチャガチャポーン

       <キャタピラレッグ>

 バース「セイセイセイセイセイ!」<キャタピラキック!

 ウヴァ「ぐわあああああああああ!!」
 
 バース「どうですか〜、感じますか〜。もう濡れちゃっていますかぁ〜〜〜〜」

 バース「お次は私の太い○○○を挿入してあげましょう!」チャリーン。ガチャガチャポーン

    <ドリルアーム>

 バース「どこに突っ込んで欲しいですか? お口ですか? それともいきなりア○ルにイッちゃいます?」

 ウヴァ「ひぃぃぃぃぃ!!!」


 ほむら「なんて下品な戦い方なの………」
277 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 19:49:56.45 ID:cdoaap0A0
 オーズ「伊達さんなら一人で大丈夫だ! 俺達は急いで、まどかちゃん達の元に行かないと!!」

 ほむら「でも、まどかの居場所が………」

 オーズ「これを使おう!」つタカ缶

 ほむら「そうか、カンドロイドをバラまけば!」

 オーズ「よし行け!! まどかちゃん達を探すんだ!!」

 タカ缶×10「ピー!」<散会する

 ほむら「あとは待つのみね………」
278 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 19:51:28.20 ID:cdoaap0A0
     ヒュウ

 タカ缶「ピーッ!」

 ほむら「えっ、もう帰って来た。見つかったの!?」

 タカ缶「ピー」つパンツ

 ほむら「なんでパンツ咥えてるのッ!?」

 オーズ「あっ、ごめん。これは俺が今朝飛ばしたやつだ………」

 ほむら「ちょっと! カンドロイドで下着ドロしてるわけ!?」

 オーズ「すいません! 出来心だったんです! だから通報しないで!」

 ほむら「しかも…………」チラッ

 タカ缶「ピーッ?」つほむらパンツ

 ほむら「私の下着じゃない!!!」<ドガッ!

 オーズ「ぐわあ!!」
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 19:52:27.51 ID:cdoaap0A0
 ほむら「本当に、どうしようもないわね………」

 オーズ「ごめんよ、もうしないから! 約束します!」

 タカ缶2「ピーッ!」

 オーズ「おっ、来た! 今度こそまどかちゃん達の場所を突きとめたのかも!」

 タカ缶2「ピーッ」つパンツ

 ほむら「…………」

 オーズ「いや、これはその………」

 タカ缶3「ピーッ!」つパンツ

 タカ缶4「ピーッ!」つパンツ

 タカ缶5「ピーッ!」つパンツ

 タカ缶6「ピーッ!」つパンツ

 オーズ「………」

 ほむら「………」

 

 オーズ「どうか、御慈悲を………」

 ほむら「…………」つバースバスター、ドキュンドキュン!

 オーズ「ぎゃああああ!!」ドカーン!
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 19:54:29.48 ID:cdoaap0A0
       ○さやか&杏子VSメズール○

 
 さやか「このォォォォォォ!!!」つ剣

     ブン!

 メズール「遅いわ!!」ドカッ(かわして回し蹴り)

 さやか「キャアアアア!?」

 杏子「このッ!」<火球連射

 メズール「私に、そんな炎など効かないわよ! ハァァァ!!」

    スシャアアアアア(水流を発生させ、火球ごと杏子を吹き飛ばす)

 杏子「あぐあぁぁぁッ!」


    ピューン<ゴリラ・ゾウ・チーターメダル



 杏子「しまった! メダルが………」

 メズール「ガメルとカザリのメダルね。あとで渡してあげるとするわ」

 メズール「私のコアもあるのでしょう? さぁ、よこしなさい!」

 杏子「くっ………」
281 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 19:56:00.16 ID:cdoaap0A0
 QB「このままじゃ二人とも、危ない! まどか、ボクと契約するんだ!」

 まどか「でも…………」

 QB「なにを迷っているんだ! 君が契約しないと、二人が死んでしまうんだよ!」

 まどか「QB………これが………あなたの狙いなのね………」

 QB「………なにを言っているのかな?」


      ドカーン!


 さやか&杏子「「キャアアアアアアア!!!」」


 まどか「さやかちゃん! 杏子ちゃん!!」

 QB「君がどう思うかは勝手だけど、君が契約して戦わないと、二人が死んでしまうのは事実だよ?」

 QB「さぁ、どうするんだい?」

 まどか「…………」

 まどか「わかったよ。QB………」

 まどか「私は――――」







 
 まどか「契約しない!」

 QB「!?」
282 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 19:57:34.65 ID:cdoaap0A0
 QB「何を言っているんだ! 杏子とさやかを見捨てる気なのかい?」

 まどか「私は信じてる」

 QB「信じてる? なにを言っているんだ!?」

 まどか「きっと……きっと来てくれる!」

 まどか「映司くんが、きっと………!!」

 QB「あの変態パンツ男が来るだと? なにをバカな―――」


     ブオオオオオオオオオオオン


 QB「!? このエンジン音は………!!」

 まどか「来た!!」
283 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:00:49.53 ID:cdoaap0A0
    ブオオオオオオオオオオオオオオオン(タコ缶の道をライドベンダーで通る)

 杏子「あれは映司!?」

 さやか「タコの玩具みたいな物が集まって道を作ってる!?」


 ほむら「いた! あの公園よオーズ!」

 オーズ「トウ!」

 ドシャーン! QB「ふぎゅ!」(地面に降りるついでにQBを踏みつける)


 オーズ「ふぅ………どうやら間に合ったようだね」

 まどか「映司くん………」

 オーズ「お待たせ、まどかちゃん」

 まどか「もう………遅いよ」

 オーズ「ごめんごめん。でも、信じてくれてありがとう。まどかちゃん」

 まどか「………ティヒヒ」
284 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:02:07.72 ID:cdoaap0A0
 ほむら「まどか、平気!?」抱き

 まどか「ほむらちゃん………うん、平気だよ。ほむらちゃんこそ平気?」

 ほむら「私なんてどうでもいい! 貴方が無事ならそれで………」


 オーズ「さやかちゃん、それに杏子ちゃんも平気かい!?」

 さやか「映司くん………うん。なんとか平気」

 杏子「チッ、遅ぇんだよ! 来るならもっと早く来いよな!」

 オーズ「なに言ってんの!! 聞いたけど、さやかちゃんと喧嘩してたそうじゃないか! 一体どういう経緯でそうなったの!?」

 杏子「うるせぇ! お前には関係ねぇよ!」

 オーズ「この不良っ娘め! あとで説教だかんね!」

 杏子「ウゼェな、ったく……それよりもさっさとあのグリードを倒しちまえよ!」

 オーズ「はいはい。まったく、ワガママなんだから………」
285 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:04:14.87 ID:cdoaap0A0
 メズール「こうして会うのは初めてね。オーズの坊や」

 オーズ「お前がメズールか………よくも杏子ちゃんとさやかちゃんをボロボロにしてくれたな!!」

 メズール「能書きはいいわ。さぁ、コアメダルを返しなさい! さもないと―――殺すわよ?」

 オーズ「その前に一言いっておく!」

 オーズ「俺は女の子は殴らない主義だけど、ゲテモノ趣味はない!」

 オーズ「つまり、お前みたいなモンスターっ娘には容赦なく攻撃するから、覚悟しておけ!!」

 メズール「………意味わからないけど、なぜかムカつくわね………」
286 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:06:08.13 ID:cdoaap0A0
 オーズ「行くぞ、メズール!」シュタ

 メズール「ハァァァァァァ!!」

        シャアアアアアアアア(水流攻撃)

 オーズ「当たるものか!」<バッタジャンプ

 メズール「なに、速い!?」

 オーズ「必殺、パンツ四連弾!!」


 オーズ「パン・ツー・マル・ミエ―――――ッッッ!!!」


    ドカッ・バキッ・ドゴォ・ガシャーン!


 メズール「キャアアアア!?」ピューン<シャチ・タコメダル

 オーズ「よし、メダルをゲット!!」

 メズール「くっ………あんなアホな技で、私のコアが………」
287 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:07:38.26 ID:cdoaap0A0
 ほむら「すごい! 流石オーズね!」

 オーズ「さぁ、降参するなら今のうちだぞ!」
 
 メズール「……………」


 メズール「フフフフフフフフフ………」

 オーズ「なにがおかしい!!」

 メズール「降参するのはどちらかしらね。さぁ、出てきなさい!!」


   バシャァァァァァァァンンンン!!(サメヤミー×80出現)



 サメヤミー×80「ガルルルウウウウウウウウウウウウ」

 さやか「公園にサメのヤミーがいっぱい出て来た!!」

 杏子「そんな………こんなにたくさん隠れていたのか………」

 オーズ「いや、いすぎでしょ! なに80匹って!!」
288 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:08:48.38 ID:cdoaap0A0
 メズール「さぁ、もう勝負ありね。オーズの坊や」

 ほむら「この戦力差………もうダメだわ………」

 オーズ「いや、まだだ! 杏子ちゃん、クワガタとカマキリをプリーズ!!」

 杏子「そうか………コンボか! よし!」ピューンクワガタ・カマキリ

 オーズ「(キャッチ)よし。これはどんなコンボかな」カシャカシャ(メダルセット)

 オーズ「変身!!」ティーティーティー
289 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:09:30.25 ID:cdoaap0A0
          クワガタ!

          カマキリ!

          バッタ!


    ガータガタガタキリッバ ガタキリバ ♪



                       <⌒\
                     /`´::::/  \
                  ゝ-‐':::::::::::::::\   i
                 〈::::::::==二二::::i   i、
                 /フi`>、:::__:::::::::::::`:::´::i
               ゝ‐':/、_  <`ヽ`‐-、::::::::::ノ〉    /i、 i‐‐、、
             /-/ `-/、 ` '     ̄ /    i i:∧ ∨∧ヽ
            /_ /‐-,/`ヽ >         /    / 〉:::>、‐、 ` 、`:::、
          /-/、 /\\         /     i `' 〉:::::::::ヽ`  ∨:::ヽ‐‐-....、
         / /   /\  \/       /      i `'〉:::::::::i、`   i::::::::ヽ:::::::::::::ヽ
       / /   / \ \        /       ∨iゝi::::::::i`   i:::::::::::ヽ>i:::::∧
      / /   / ̄ ̄ヽ\/       /     -‐‐‐ ∨i:::::::::// ]   i_ -‐' ,..-‐::::::::∧
    / /   /      `、‐------‐‐‐'ヽヽ ̄´::::::::>、 i、ヽ〈 i:/ ゝ: ´`ヽ-‐`:::::::::::::::::::i
   / /   /         ヽ::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::>}、 `   /: : : : : :i:::::::::::::::::::::::::::i
 / /   /           ヽ::::::::::::::::::::::::::::::\::::::::::::::::::::::i: ヽ }: : : : : : : :,'::::::::::::::::::::::::::::i
< ̄   . /              ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::\:::::::::::::::∧: :〉 |i、: : : : :ノ__::::::::::::::::::::::::::i
   ̄ ̄                   \::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ、:::://∧´ i   ̄ `=、ヽ二i::::::::::::::::/
                          \:::::::::::::::::::::::::::::::::`-‐‐´∧ ',    iヽ二〉::::::::::::/:::`ヽ
                          \::::::::::::::::::::::::::::::/、::::::::∧.',    /:::::::::::ゝ::´:::::::::::_::-'∧
                          \::::::::::::::::::::::i ∨::::::::::ゝ---'::::::::::::::::ゝ-‐::::´:::::::::::::::〉.、
                                ヽ:::::::::::::::::/ヽ ∨、´  / ̄ / ̄`ゝ、::::::::::::::::::-‐::::::::::::::::ヽ
                             ヽ:::::::::/'´ ヽ ヽ\ 〉 =/::::::::/` >、:::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ-‐‐‐‐‐-.、
                               ヽ:/ ゝ、 '、 i::::\ '‐-‐` ` /〉 /ヽ::::::::::::::::::::/-‐=======::::ヽ
                                { 、ヽ:::> `i´\iゝ、____  -‐`====i-‐   ̄ i     ∨:::',
                               -=、_>/__ /!、>'‐-,---、:::/ ̄二 _i三 /i:::::::::::::::::::∧   ∨:::i
                           <´     i::::::::/´\ヽ  ヽ /---‐'三 ̄i::/::::::∨:::::::::::::::::∧   `7
                           /ヽ_...-‐..´::::/    \-、´ i´::::i  i-‐':::i ./:::::::::::::∧::::::::::::::::::::ヽ-‐ /

                         バ――――――――――――――――――――――――――――――ン!!!

290 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:11:11.47 ID:cdoaap0A0
 ガタキリ「ウォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」

 メズール「まずい、ウヴァのコンボ……!!」

 ガタキリ「行くぞ!!」


              /|  |\                  /|  |\                   /|  |\
                |  |  |  |              |  |  |  |               |  |  |  |
            / r'´___`ヽ \             / r'´___`ヽ \               / r'´___`ヽ \
            |   フ::ii:::::マ  !             |   フ::ii:::::マ  !              |   フ::ii:::::マ  !
               ,|   フ::||::::マ  |               ,|   フ::||::::マ  |                ,|   フ::||::::マ  |
           /:|   \ハ/  |:',         /:|   \ハ/  |:',          /:|   \ハ/  |:',
              i`v=- 、 Y   . -=v'!    __    i`v=- 、 Y   . -=v'!    __     i`v=- 、 Y   . -=v'!    __
            !:{    ヽ γ´   }:|  /_./    !:{    ヽ γ´   }:|  /_./      .!:{    ヽ γ´   }:|  /_./
          _マ:、 _ ノ| |、 _ ノ/-.、/ー/     ._マ:、 _ ノ| |、 _ ノ/-.、/ー/     _マ:、 _ ノ| |、 _ ノ/-.、/ー/
        ./::::::Vr|、   i   ,|:yヘ:_:::/| .|\ ./::::::Vr|、   i   ,|:yヘ:_:_ノ!./|  |\./::::::Vr|、   i   ,|:yヘ:_:_ノ!-/
        /:::::::::厂::}::\______/::ゝ=::|  |  |  |.:::::::::厂::}::\______/::ゝ=- ..|  |  |  |.::::::::厂::}::\______/::ゝ=- イ/
        {:::://イ:、γ  ̄`ヽ:::::./ r'´___`ヽ \ . /イ:、γ  ̄`ヽ:::::::}../ r'´___`ヽ \../イ:、γ  ̄`ヽ:::::::}ー ′
      r=-.、`ヾ::r、`y二\GKB }::::.|   フ::ii:::::マ  !.::r、`y二\GKB }::::/ .|   フ::ii:::::マ  ! 、`y二\GKB }::::/
     ` <,>:.、_}γ r- ヽ___ノ:_::,|   フ::||::::マ  |:.、_}γ r- ヽ___ノ:_::{ ,|   フ::||::::マ  | _}γ r- ヽ___ノ:_::{
        ` < ,r__>{____ノィo o}./:|   \ハ/  |:', .,r__>{____ノィo o}-':./:|   \ハ/  |:',r__>{____ノィo o}-':}
             ヽ::ヾ 、::/::rィi`v=- 、 Y   . -=v'!  ヽ:::__..、::/::rィ:::::.i`v=- 、 Y   . -=v'! ヽ:::ヾ__::/::rィ:::::!
              \:}-;:{:::{ {:!:{    ヽ γ´   }:|  /_./-;:{:::{ {:::::;:!:{    ヽ γ´   }:|  /_./.{:::{ {:::::!
               ヾ 、!゙ー._マ:、 _ ノ| |、 _ ノ/-.、/ー/  、!゙ー‐ ´._マ:、 _ ノ| |、 _ ノ/-.、/ー/..、!゙ー‐ ´
                      ./::::::Vr|、   i   ,|:yヘ:_:_ノ!-/  ヽj .../::::::Vr|、   i   ,|:yヘ:_:_ノ!-/ ヽj
                      /:::::::::厂::}::\______/::ゝ=- イ/      ./:::::::::厂::}::\______/::ゝ=- イ/
                      {:::://イ:、γ  ̄`ヽ:::::::}ー ′    .{:::://イ:、γ  ̄`ヽ:::::::}ー ′
              r=-.、`ヾ::r、`y二\GKB }::::/       r=-.、`ヾ::r、`y二\GKB }::::/
                   ` <,>:.、_}γ r- ヽ___ノ:_::{        ` <,>:.、_}γ r- ヽ___ノ:_::{
                      ` < ,r__>{____ノィo o}-':}         ` < ,r__>{____ノィo o}-':}
                           ヽ::ヾ 、::/::rィ:::::!              ヽ::ヾ 、::/::rィ:::::!
                            \:}-;:{:::{ {:::::!              \:}-;:{:::{ {:::::!
                             ヾ 、!゙ー‐ ´                   ヾ 、!゙ー‐ ´
                             ヽj                    ヽj
                            
                          ウジャウジャウジャウジャウジャウジャウジャウジャウジャウジャヤウジャウジャウジャウジャ

 さやか「すごい! 分身した!!」

 ガタキリ×50「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 サメヤミー×80「!?」
291 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:12:14.17 ID:cdoaap0A0
 ガタキリ1「セイヤァ!!」<カマキリスラッシュ

 ガタキリ16「おりゃあああ!!」<キック

 ガタキリ28「うぉりゃああああ!!」<クワガタ電撃


 サメヤミー「うぎゃあああああああ!!???」


    ドカーン、ドカーン、ドカーン


 ほむら「すごい! 一人一人が強い! 数では向こうの方が多いのに、こっちが押してる!!」

 杏子「なんてすごいコンボだ!! 圧倒的じゃないか! 五十体に分身できるなんて、もう敵なしじゃんか!!」


 杏子(ん? 待てよ………映司が五十人に………?)
292 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:13:19.10 ID:cdoaap0A0
 ガタキリ41「グヘヘヘ、ほむらちゃんのパンツゥゥゥゥ〜〜〜」

 ほむら「キャアアアアアアア!!!」

 杏子「しまった! 戦ってないで、セクハラしてる奴も出て来た!!」

 ガタキリ39「杏子ちゃ―――ン!! 俺と熱いパンツな夜を――――ッッ!!」

 杏子「うわ、こっち来るな!!」ドゴォ!

 ガタキリ39「あうち!」

 杏子「映司が五十人………よく考えれば、これは悪夢じゃねぇか!!」
293 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:14:28.06 ID:cdoaap0A0
ガタキリ41「ほむらちゃーん!! 観念してパンツ見せてェェェェ!!!」

 ほむら「イヤァァァァァァァァ!!!」


    ガシッ!


 ガタキリ41「あれ?」

 まどか「ほむらちゃんに………」


 まどか「セクハラすんな――――――ッッッ!!!!!」


 ドガシャ――――――ンンン!!!!(ジャーマンスープレックス)


 ガタキリ41「ぐはぁ!!」

 杏子「ええっ!? まどか強っ!!」


 まどか「ほむらちゃんは………私が守る!!」

 ほむら「まどか………ポッ」

 杏子「あいつ、あんなキャラだったけ………?」
294 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:17:42.00 ID:cdoaap0A0
 まどか「ほむらちゃんに、セクハラしたいのなら、私の屍を越えてからにしなっ!!」

 ガタキリ50「どうしよう兄貴! まどかちゃんの戦闘力マジパねぇぜ!!」

 ガタキリ49「落ちつけ相棒。俺達二人なら勝てるさ」

 ガタキリ50「でも、俺達みたいな日蔭者なんてどうせ………」

 ガタキリ49「バカ野郎! だからこそ、俺達は光(ほむらちゃんのパンツ)をつかまらなきゃならねぇんだよ!」

 ガタキリ49「大丈夫さ。俺たちならやれる! 俺とお前でパーフェクトハーモニーを作るんだ!!」

 ガタキリ50「兄貴ィィィィ!!! 一生ついてくぜぇぇぇぇぇ!!」


 ガタキリ49&50「ウォォォォォ!!!! パンツゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」

 まどか「鹿目まどか、変態を駆逐する!!」


  ドカ、バキッ、スカッ、ドゴォ!!


 杏子「お前ら戦う相手が違うだろうがッッッ!!」
295 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:18:35.63 ID:cdoaap0A0
 ガタキリ1「セイヤァァァァァ!!!」

     ドカ――――ン!!


 メズール「まずい………こちらが負けている!!」

 メズール「貴方達!! なに負けているのよ!! 根性出しなさい!!」


 サメヤミー「ウガァァァァァァァ!!!!!!!」

 ○サメヤミーは仲間をよんだ。

 ○!? サメヤミーたちが………!?


  ズモモォォォォォォォ

 ○なんと サメヤミーたちが がったいして キングサメヤミーがあらわれた!

 キングサメヤミー「ウガァァァァァァァァァァアアアアアアアアア!!!!!」

 杏子「なっ………でかくなりやがった!?」
296 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:20:45.18 ID:cdoaap0A0
 さやか「そんな、合体するなんて………」

 ガタキリ1「なーに、大丈夫。大きくなって、的がでかくなっただけに過ぎないさ!」

       <スキャニングチャージ!!>×多数


 ガタキリ×多数「セイヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!」


 キングサメヤミー「!?―――――――――――――」


       ドカ――――――――――――――――――――――ン!!!!


 さやか「やった、映司くんが勝った!!」

 メズール「ば、バカな………!?」

 杏子「よし、圧勝だ!!」
297 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:23:36.41 ID:cdoaap0A0
 まどか「目標の殲滅を確認………」

 ガタキリ49「」

 ガタキリ50「」


 杏子「こっちは負けてる―――ッッ!!??」

 ほむら「まどか………ステキ………ポッ」
298 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:24:38.55 ID:cdoaap0A0
 ガタキリ「あとはお前だけだな。メズール!!」

 メズール「くっ…………」

 ガタキリ「とどめだ!! 覚悟しろ!」シュタァ


 メズール「い、イヤァァ!!」

     ズモモモモォ(人間態に変身)

 メズール(少女)「お願い………やめて……」

 ガタキリ「!?」
299 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:26:14.15 ID:cdoaap0A0
 メズール「お願い……もうこんなことしないから、殺さないで………」

 ガタキリ「殺す!? ハハハハハ、なにをバカなこと言ってるんだい? お兄さんが君みたいな美少女を殺すだなんてwwww」

 メズール「本当? もういじめない?」

 ガタキリ「いじめないじめない! さっきは乱暴なこと言ってごめんねぇ〜〜。もうしないから安心してね☆」

 メズール「よかった………ありがとう、お兄ちゃん☆」

 ガタキリ「お兄ちゃん………やばい、萌える………俺の股間がすでにスキャニングチャージだ………」

 メズール「お兄ちゃん、大好き☆」

 ガタキリ「俺もだよ、メズールた――――ん!!」ガバッ


 メズール「フハハハハッ! バカめ!!」

        シュバァァァァァl(水流攻撃)

 ガタキリ「うぎゃぁぁぁぁぁ! しまったぁぁぁぁぁぁ!!」
 
 杏子「あの……バカ!!」
300 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:27:20.77 ID:cdoaap0A0
 メズール「今日のところは退いておくわ。覚えていなさい、オーズの坊や!!」バシャン

 さやか「あっ、噴水の中へ逃げた」

 ガタキリ「うぉぉぉん! 待ってくれぇぇぇ!! マイラブリーエンジェル メズールたーん!!!」

 杏子「いつまでやってるんだテメーは!」ドゴォ(パンチ)

 ガタキリ「がはぁ!」
301 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:28:25.54 ID:cdoaap0A0
 ほむら「とりあえず、一件落着ね」

 まどか「うん。みんな無事だもんね」


        オーイ、ミンナー

 ガタキリ「おや、あれはマミちゃんと5103じゃないか」

 マミ「みんな―――無事――――ッ!?」

 5103「助太刀に来たが、どうやらもう終わった後らしいな」

 ガタキリ「ええ、もう楽勝でしたよwwwww」

 杏子「調子に乗るなよ映司。つーか、お前、いつまで変身してんだよ」

 ガタキリ「いやぁ〜〜〜これちょっと気にいちゃった♪」

 杏子「なっ! ちょ、ふざけんな! こんな悪夢なコンボ。もうさせないからな! 早く変身解除しろ!」

 ガタキリ「えぇぇぇぇ!? 嫌だぁぁぁぁぁ!!! このコンボなら夢にまで見た、一人輪姦プレイができるもん!!」

 5103「なにをやってるんだか………」
302 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:32:32.43 ID:cdoaap0A0
 さやか「待ってよ!!」

 ガタキリ「さやかちゃん?」

 さやか「まだ、あたし達の件は決着ついてない!」つソウルジェム

 杏子「あら、まだ闘る気かい? 懲りないねぇ〜〜」

 ガタキリ「こら! やめなさい、喧嘩だなんて!」

 マミ「そうよ! 美樹さんも佐倉さんも落ちついて!」

 ガタキリ「やめるんだ杏子ちゃん!!」

   ガシッ(分身して杏子を抑える)

 杏子「おい、コラ! 離せ映司!!」

 ガタキリ1「嫌だ! 離さないぞ!」

 ガタキリ2「ってか離したくないし〜」

 ガタキリ3「ハァハァ、やっぱり若い女の子はいいですなぁ〜〜〜」

 杏子「やっぱりこのコンボ最悪!!!」

 ガタキリ「あぐぁ!」
303 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:34:34.65 ID:cdoaap0A0
 まどか「さやかちゃん、ダメ!!」ガシッ

 さやか「あっ、ソウルジェム!」

 まどか「こんなの絶対おかしいよ! 魔法少女同士で争うなんて!」

 ほむら「!!これは―――まどか、ダメ! それを捨てては!!」

 まどか「さやかかん、ごめん!」


 まどか「ふんにゅうううううううううううううう!!!!!」ブオン!(力任せに投げる)


  ヒュウウウウウウウウウウウウウウ

  キ―――――――――――ン!!

 杏子「うわ、すごい肩!!」

 マミ「ソウルジェムが空の中に消えた………」

 ガタキリ「まどかちゃん………すっかり怪力キャラになっちゃったね」
304 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:35:30.30 ID:cdoaap0A0
 さやか「」ドサッ

 まどか「えっ、さやかちゃん………?」

 杏子「おい、どうしたって言うんだよ。倒れたぞあいつ」

 マミ「美樹さん、どうしたの!?」ユサユサユサ

 さやか「」

 マミ「え………反応がない………」
 
 杏子「なんだと!?」

 まどか「さやかちゃん! 起きてよさやかちゃん!!」ユサユサ

 ガタキリ「これは一体………どういうことだ!?」
305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:36:38.23 ID:cdoaap0A0
 ほむら「早く彼女のソウルジェムを探して!! あれは彼女自身なのよ!!」

 ガタキリ「え、なにそれ。どういう―――」

 ほむら「いいから、早く!! このままじゃ彼女は死んでしまうわ!!」

 まどか「死――――」

 杏子「おい、それどういうことだよ!?」

 ガタキリ「なんだかわからないけど、とにかくソウルジェムを探さなきゃ!」

        ビョビョビョビョビョビョン(分身×50)

 ガタキリ1「散開してさやかちゃんのソウルジェムを探すんだ!!」

 ガタキリ2〜50『ラジャー!!』

 ビョンビョンビョンビョンビョン(散らばるカタキリバ)
306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:38:04.47 ID:cdoaap0A0
 マミ「一体………どうなってるの?」

 まどか「さやかちゃん! そんな………私のせいで―――」

 ガタキリ1「みんな、落ちつくんだ! とにかく今は自分にできることをやるんだ!」

 マミ「火野さん………はい、わかりました!」

 杏子「でも、どうすれば―――」

 5103「カンドロイドだ! みんな、起動するのを手伝うんだ!」

 ほむら「そうか、タカカンドロイドをばらまけば!」

     カシャ タカ缶「ピーッ!」

 まどか「お願い、さやかちゃんのソウルジェムを探して!」

 タカ缶「ピーッ!」

      シュバ(タカ缶が飛び立っていく)

 杏子「チッ、後は待つだけかよ!」
307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:39:49.69 ID:cdoaap0A0
ピピピピピピピピピ

 ガタキリ1「むっ、兄弟からの通信!」

   <こちらガタキリ29。○○地区にはなさそうだ!>

   <ガタキリ36だ。東の地区一帯にはないぞ!>

   

 マミ「すごい! あのクワガタの頭で分身と通信できるのね!」


   <こちらガタキリ7。タカカンドロイドが呼びつけて来た。恐らくここら辺にあるはずだ。応援を頼む!>

 ガタキリ1「わかった! 近くにいる奴は、ガタキリ7の元へ向かえ!」

 杏子「見つかったのか?」

 ガタキリ1「たぶんね。まだ油断できないけど………」

 ガタキリ1「むっ、また通信!」

    <こちらガタキリ44。一人暮らしの女子大学生を発見! 今洗濯物を干している!>

 ガタキリ1「なに! で、パンツの柄は?」

    <しましまのゼブラパンツだ! かなりエロいデザインだぜ>

 ガタキリ1「行けるか?」

    <ああ、ちょうど部屋に戻ったようだ。GOサインを頼む!>

 ガタキリ1「よし、G――――」

 まどか「くおらぁぁぁぁ!! この非常時に下着ドロなんてすな――――ッッ!!」

          ドゴォ!(キン○マにキック)

 ガタキリ1「んbvdskんc;aihvalbjalbanbl;a!!!!」←声にならない叫び。

 杏子「あ、アタシよりも早く突っ込んだだと!? しかも、躊躇なくキン○マを狙うとは………」
308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:41:32.38 ID:cdoaap0A0
 ガタキリ5「さやかちゃんのソウルジェムを見つけたよ!」

 ほむら「早く彼女の身体に!!」

 ガタキリ1「」ピクピク

 ガタキリ5「兄弟が死にかけてる―――ッ!? なにがあったの!?」

 マミ「火野さん! それよりも美樹さんを!」

 ガタキリ5「あっ、うん!」ポォ〜ソウルジェムを近づける。


 さやか「あれ……あたし………」

 ガタキリ5「意識が戻った!!」

 まどか「さやかちゃ〜ん!!!」抱き

 マミ「美樹さん………よかった!!」

 ほむら「…………」

 杏子「おい、お前、こうなったワケ知ってるようだな。どうなってる!?」

 ほむら「………」

 QB「やれやれ、まどかは酷い事するね。自分の友達を投げ捨てるなんて」

 まどか「QB!?」
309 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:42:23.93 ID:cdoaap0A0
 QB「君たち魔法少女が身体をコントロールできるのは、せいぜい100m圏内が限度だからね」

 杏子「100m!? なに言ってんだ、テメー!」

 ガタキリ1「そうよ! まったく意味がわからないわ! ちゃんと説明しなさいよ! プンプン!」

 杏子「え、映司………?」

 マミ「………なんですか、そのしゃべり方………?」

 ガタキリ1「まどかちゃんの一撃で、タマが潰れちゃって、女になっちゃったみたいなの。ウフ☆」

 杏子「―――――――」←もはやツッコむ気力がない。

 ガタキリ1「元に戻れるかしら………」
310 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:43:11.22 ID:cdoaap0A0
    ☆QB、魔法少女とソウルジェムのことを話す☆


 マミ「………私達の身体がそんなことに………」

 杏子「これじゃ、まるでゾンビじゃねぇか!!」

 さやか「そんな………こんな身体じゃ恭介に………」

 
 QB「やれやれ………君たちはいつもそうだね。事実をありのままに伝えると、決まって同じ反応をする」


 QB「訳が分からないよ。どうして人間はそんなに、魂の在処にこだわるんだい?」
311 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:44:08.20 ID:cdoaap0A0
 ガタキリ(分身を解除したら男に戻った)「貴様ァァァァァァァ!!!」

         ガシッ!

 QB「おや、ボクを殺すのかい? 別にいいよ。どうせ、この体は無限にあるわけだし」

 ガタキリ「そんなことしない。だけど―――地獄に行ってもらう!」



 ガタキリ「だってさ〜〜〜ん!!」

 伊達「は〜〜〜〜〜い♪♪」

 QB「げ!?」
312 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:45:35.73 ID:cdoaap0A0
 ガタキリ「どうぞ、煮るなり焼くなり好きにしてください」つQB

 伊達「会いたかったぜQBちゃ〜ん」

 QB「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

 伊達「さぁ、行こうぜQBちゃん。一緒に天井の染みを数えあおう!」

 QB「イ―――――ヤ――――――!!!!!!」
313 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:47:50.18 ID:cdoaap0A0
 ガタキリ「さて、あの狐はあれでいいとして………問題は………」


 魔法少女一同『………………』


 ガタキリ「みんながさっきの話で落ち込んでいる………どうにかして元気づけないと………」

 ガタキリ「5103、お願いします!!」

 5103「えっ、俺ッ!?」

 5103「無理無理無理無理無理無理無理!! こんな重たい空気の中で気の利いたことなんてマジで無理!!」

 ガタキリ「ここで上手く立ちまわれば、美少女五人の好感度がアップしますよ!」

 5103「しかし………俺には………」

 ガタキリ「俺も協力します! 二人であの娘達を元気づけましょう!」

 5103「できるか……俺に?」

 ガタキリ「俺と5103ならやれますよ!」

 5103「………わかった! やろう火野!」
314 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:49:25.76 ID:cdoaap0A0
 ガタキリ「ハーイ! みんな注目注目!!」パンパンパンパン


 魔法少女一同『え?』


 5103「ショートコント・<バースバスターでよくあること>」



 ○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


 5103「パパ―――! 大変だよ〜〜!」

 ガタキリ「OH! どうしたんだMy Son」

 5103「買ってもらったバースバスターにメダルを入れたんだけど、トリガーがすごく重くて発射できないんだ!」

 ガタキリ「なんだと!? どれどれ……シット! なんだこれは! この前モーテルで姦った女のケツより重たいじゃないか!」

 5103「うぇ〜ん! 楽しみにしてたのに〜。これで俺もバースみたいになれると思ったのに〜〜」

 ガタキリ「OH! MySonが泣いちまった! F○CK!! おのれトイ○ラスめ! 不良品売りやがって! 訴えてやるぜ!!」

 ガタキリ「ん? でもこれよく見ると…………」


 バースバスター<コアメダル


 ガタキリ「オーマイゴット! セルメダルじゃくてコアメダルがは入ってるじゃねぇか!」

 ガタキリ「このサノバビッチ! バースバスターはセルメダルを発射するものだぞ! コアメダルを入れちまったら詰まって当然じゃないか!」

  
      注・実際の商品ではコアメダルも発射できます。ただし、やっぱりセルメダルよりも重いためか、詰まる場合があります。なるべく入れないで下さい。


 5103「そうだったんだ〜〜〜。エヘッ☆ つい、うっかりしちゃったよ〜〜」

 ガタキリ「まったく、お前って奴は! これじゃアメリカ48州を言えない奴をバカにできないぞ?」

 5103「パパ。アメリカの州の数は50だよ」

 ガタキリ「OH〜〜〜シット! 俺もうっかりしちまったぜ! ハワイとアラスカもアメリカだってのをすっかり忘れてた!」

 5103「もぉ〜〜〜そんなんじゃパパもバカにされるぞ〜〜〜」

 ガタキリ「OH! こりゃ息子に一本とられたぜ!」

 ガタキリ&5103「「AHAHAHAHAHAHAHAHAHA!」」


○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●






 魔法少女一同『………………………………』

315 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:50:08.69 ID:cdoaap0A0
 マミ「……」スチャ<マスケット銃

 さやか「……」カチャ<剣

 ほむら「……」スチャ<バースバスター

 杏子「……」ゴォォォォ<火球

 まどか「……」ボキッボキッ<拳を鳴らす音


 
 5103「おい、火野。なんだか怒っているように見えるが………」

 ガタキリ「5103! 逃げましょう!」


 ズカーン、ズシャ! ドキューンドキューン! ドカ――――――ン! ボキッボギッ

 ギャアアアアアアアアアアア、ユルシテェェェェェェェェ!!!



 映司「」

 5103「」

 
 〜第五話 まどかの勝負 と 分裂コンボ で うれしいなって〜


              完
316 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [saga]:2011/10/29(土) 20:51:00.71 ID:cdoaap0A0
 次回の仮面ライダーオーズは!

 ヒナ「まどかちゃんが私のセリフを言った………」

 アンク「wwwwwwwwwwwwww」←絶賛腹筋崩壊中

 ヒナ「完璧に私のポジションをとられた………」

 アンク「wwwwwwwwwwwwww」

 ヒナ「怪力は私の持つ唯一の特徴だったのに………」

 アンク「wwwwwwwwwwww」

 ヒナ「これでもう確実に私の出番はない………」

 アンク「wwwwwwwwwwwww」

 ヒナ「さっきからwwwってうるわいわボケェェェェェェェ!!!!!!」ギュウウウウウウ

 アンク「ぐわぁぁぁぁぁぁぁ―――――ガクッ!」


 ヒナ「次回のタイトルは<さやかの告白 と バース交代 で ほんとバカ>です☆」

 ヒナ「次はさやかちゃんメインの話です! しかも早くもバース交代? 次回もよろしくね!」

 アンク「」



 >>1です。次回の投下は時間かかるかも?
  オーズ勢の崩壊はマジですみません。でもどうか暖かい眼で見守ってください。

  読んでくれてありがとうございます。ではまた!
317 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/29(土) 21:24:02.01 ID:uU2178mDO
乙!

嘘…だろ…
メズールちゃんのパンツチェックが無いなんて…
318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北陸地方) [sage]:2011/10/29(土) 23:56:26.17 ID:Fms/9sqAO
乙!!

おもしれぇww
ガタキリバさん万能やでぇ!
319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2011/10/30(日) 03:09:56.41 ID:R6XuYNugo


地獄兄弟はバッタ繋がりか
320 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/30(日) 22:55:43.06 ID:PNkrLEMVo
一気読みしたけど面白いわwwwwww
こういうむちゃくちゃなノリに弱い
321 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:01:05.14 ID:/Wzti8+f0
>>1です。投下します

         仮面ライダーオーズ、前回の三つの出来事は!  
 
一つ まどかの悩みを聞き、T−バックを薦める映司。
 
二つ グリードとQBの策略により、ピンチに陥る杏子とさやか。しかし、映司がガタキリバコンボに変身。見事グリード達を撃破。
 
三つ 魔法少女とソウルジェムの秘密を知り、魔法少女達はショックを受ける。



 ヒナ「ベギラゴン!!」

 アンク「うお!? いきなり何だ?」

 ヒナ「アバンストラッシュ・クロス!!」

 アンク「なにやってるんだ………?」

 ヒナ「ノーザン・グランブレィィィドォォォォォ!!!!!」

 アンク「………」

 ヒナ「メドローアァァァァアァァァァ!!!!!」

 アンク(ああ……出番がないことが確定したもんだから、壊れたな……)

 ヒナ「ギガブレイクゥゥゥッッッ!!!」

 アンク「こいつは気にするな。投下するぜ。ゆっくり読みたきゃ読むがいい」

 ヒナ「ギガストラッシュ!!!!!」
322 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:02:11.94 ID:/Wzti8+f0
 カウント・ザ・メダル。現在オーズが使えるメダルは!

 タカ×2
 クガワタ×1 カマキリ×1 バッタ×1
 トラ×1 
 シャチ×1 ウナギ×1  タコ×1
 サイ×1 


 

       〜第六話 さやかの告白 と バース交代 で ほんとバカ 〜



           ☆とある屋敷内☆



 QB「ううっうう……お尻がまだ痛い……」

 カザリ「大丈夫かい? ずいぶんと可愛がれたみたいだね」

 QB「あの伊達とかいう男……人間じゃない。六十三回も僕のお尻に中出ししたのにも関わらず、まだ足りないと言って来た……」

 QB「絶倫にもほどがある。隙を見て逃げだせたけど、もしあのままでいたらと思うと……」ガクガクガクブルブル

 QB「感情のないはずの僕が、恐怖を感じるなんて………」

 カザリ「なるほど。そいつは色々と厄介そうだ」

 カザリ「だが、もっと厄介なのは、オーズだ……」

 QB「そうだね。あいつが来てから、魔法少女達が絶望しないもんだから、まどかと契約できなくてしょうがない」

 カザリ「コアも集まらないしね………ここんとこ、連戦連敗なのも問題だ」

 QB「やれやれ、どうしたものかな……」
323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:03:36.56 ID:/Wzti8+f0

 メズール「ううっう……」

 ガメル「メズール、大丈夫かぁ〜?」

 ウヴァ「無理もない。コアを三枚も取られたんだ。確か、メズールの中にはあと二枚しかないんだろう?」

 メズール「おのれ……オーズめ……ううっ!」

 QB「メズールはずいぶんと苦しそうだね」

 カザリ「コアメダルの存在は、僕達にとって必要不可欠だからね」

 QB「そういえば、みんなは今どれくらいの数所持しているんだい?」

 ウヴァ「俺は四枚だ」

 ガメル「俺は六枚!」

 QB「ふ〜ん、それでメズールは二枚か……カザリはいくつあるんだい?」

 カザリ「僕は八枚だよ」

 ウヴァ「なに!?」

 ガメル「うわ〜、ずる〜い〜!!」

 QB「八枚……ということは、あの変態パンツ男が持ってるのを奪えば、君は完全復活するんだね」

 カザリ「フフフフッ、その通り」
324 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:08:50.39 ID:/Wzti8+f0
 ウヴァ「いつの間に八枚も集めただと!? どういうことだカザリ!?」

 メズール「もしかしてあなただけが会っている、人間のコネによるものかしら?」

 QB「人間?」

 カザリ「流石メズール。その通りだよ。恐らく、オーズが持っているのを覗いた全てのコアメダルは彼が持っている」

 ガメル「なんだって〜〜〜!? オレのコアもそいつが持ってるのか〜?」

 ウヴァ「そいつの居場所を教えろカザリ! 力づくで奪ってやる!」

 カザリ「やめた方がいいよウヴァ。今の彼は、僕達四人がかりでも倒すことはできないだろうし」

 ウヴァ「なんだと!?」

 メズール「………」
325 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:11:32.86 ID:/Wzti8+f0
 QB「人間って……君達以外にも仲間がいるのかい?」

 カザリ「ああ、そうさ。僕が復活してから初めてコンタクトをとった人間でね」

 カザリ「君のことや、魔法少女のことは、全部彼から聞いたんだ」

 QB「僕の存在を知っているとは………何者なんだい?」

 カザリ「ただの人間さ。最も、今は違うだろうけど」

 QB「?」

 カザリ「彼も今の状況に不満な様子だったし………そろそろ動くかもね………」
326 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:14:44.98 ID:/Wzti8+f0
           ☆マミホーム☆



 映司「マミちゃん、もう朝だよ。学校に行かないと………」

  シ―――ン

 映司「部屋から出て来ない………やっぱり昨日の事がショックだったのかな……」

 杏子「マミは出て来ないのか?」

 映司「あっ、杏子ちゃん………うん。そうなんだ……何も反応がなくて……」

 映司「杏子ちゃんは平気かい? 昨日の話は………」

 杏子「別になんとも―――と言いたいけど、やっぱ少しこたえるかな………」

 映司「杏子ちゃん………」

 杏子「やめてくれよ。アタシは平気だ。どっちにしろ、この腕がついてる時と同様だったって話しだし」つアンクハンド

 杏子「魔法少女の状態と、今の状態………なんら変わりはなかったって話しさ。笑えるよな」

 映司「杏子ちゃん、そう―――強がらないで………」

 杏子「強がってねぇよ!!」

 映司「…………」

 杏子「悪ぃ………でも、アタシは平気だよ」カッカッカッ

 映司「杏子ちゃん、どこに行くの?」

 杏子「ちょっと一人にしてくれよ。あんたはマミを元気づけてな」
327 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:17:33.27 ID:/Wzti8+f0
 映司「杏子ちゃんも………何かとショックを受けているな……でも、マミちゃんの方が重傷ぽっいし」

 映司「とりあえず、言う通り、マミちゃんを元気づけるか」


 映司「マミちゃん! 起きてる!?」

 マミ「………」

 映司「朝ごはん食べよう。学校はこの際サボってもいいからさ。とりあえず、栄養つけて―――」

 マミ「火野さん………ごめんなさい……一人にしてください………」

 映司「マミちゃん………(杏子ちゃんと同じ事を。でも、杏子ちゃんと違って生気が感じられない)」

 映司(言う通り放置にしたら、危ない!)

 映司「ごめん、無理やり入るよ」ガチャガチャ

 マミ「無理ですよ。カギかかってますし………」

   ガチャ(扉開く)

 マミ「!?」

 映司「ごめんね。世界中旅してると、ピッキングとか習得しちゃうんだ」
328 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:21:17.41 ID:/Wzti8+f0
 マミ「火野さぁん………」グスグス

 映司「眼が赤い………一晩中泣いていたんだね………」

 マミ「私………死人になっていたなんて知らなかった………」

 
 マミ「私、これからどうしたらいいか………」グスグスグス

 映司「マミちゃん………」
329 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:24:40.44 ID:/Wzti8+f0
 映司「大丈夫だよ」

  抱きッ!

 マミ「火野さん………」

 映司「つらいよね。今の君の気持ちを理解できるって言えないけれど。それでも、俺は君を助けたい」

 マミ「ひ、火野さん………///」

 映司「さぁ、ベットに寝て………」

 マミ「はい………」

 映司「今日は一晩中、俺がそばにいるから………」

 マミ「火野さん、ああっ………」

 映司「さぁ、愛し合おう………」


 ――――――――――――――

 ――――――――

 ――――

 マミ「って、なにしようとしてるんですかッ!!」ドガッ<キック

 映司「ぐはぁ!」
330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:25:40.94 ID:/Wzti8+f0
 マミ「どさくさに紛れて私を寝取ろうとしないで下さい!!」

 映司「女の子を元気づけるには、やっぱりこの方法かなって………」

 マミ「ほかの方法は思いつかないんですか!?」

 映司「マミちゃん、君がどんな身体であろうと、俺はマミちゃんをマミちゃんだと思ってるよ」

 マミ「火野さん………」

 映司「今でも、俺は君にセクハラしたいと思ってるし、君の下着の匂いも嗅ぎたいし、隙あらばその豊満な胸にダイブしたいと思っている!」

 マミ「………要は、何が言いたいんですか?」

 映司「だから一緒にベットに入って、お互いのホクロの数を数え合ったりしないかって―――」

 マミ「何かいい事言うのかと思えば、結局そのオチですか!?」

 映司「こうなれば言葉じゃない! 身体で語り合おう! トウ!!」マミに飛びかかる!

 マミ「イヤー! この変態ィィィ!!」ドガァ<キック!

 映司「がはぁ!!」
331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:26:32.19 ID:/Wzti8+f0
 マミ「なんだか………もう、いいです。悩むのがバカバカしくなりました………」

 映司「お腹空いたでしょ? ご飯、用意してあるから食べよ」

 マミ「………そうですね」ハァ

 マミ「………」

 マミ「火野さん、もしかして………私を元気づけるためにわざと………」

 映司「いや、全部俺の心からの欲望だよ」

 マミ「―――――」←呆れて物も言えない状態になっている。

 映司「マミちゃん、生きていれば、どんなに遠く離れた物にでも、この手を伸ばし続ける事ができるものなんだよ」

 マミ「私はもう、死んでいます………」

 映司「そうかな? 本当の死人なら、俺のセクハラになすがままになっていると思うけど?」

 マミ「火野さん………」

 映司「諦めちゃダメだ。今はとってもつらいかもしれないけど、けれど、何かしら方法があるかもしれない。元の身体に戻る方法が………」

 マミ「でも………そんな希望なんて―――」

 映司「俺も一緒に探すから。君はもう一人じゃないってこと、忘れてないかい?」

 マミ「火野さん……///」キュン

 
332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:27:13.61 ID:/Wzti8+f0
 マミ「火野さん、ありがとうございます。なんだか、すごく気が楽になりました」

 映司「よかったよ、そうなってくれて。まだ学校に間に合う時間だよ。朝ごはん食べようね」

 マミ「はい。でも、その前に着替えますから―――」

 映司「それ俺も手伝う!!!!」

 マミ「結構です」ドガッ<蹴って、映司を部屋から追い出す。

 映司「そんなぁぁぁぁぁ、マミちゃぁぁぁぁぁん〜〜〜〜」


 マミ「ウフフフ……本当に、これさえなければいいのに」
333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:27:54.41 ID:/Wzti8+f0
 5103(これからますます戦いは激化する!)
 
 5103(しかし、伊達さんはビジネスライクで事を進めるから、あまりあてにはできない!)

 5103(やはり、俺がバースになるしかない! そうすれば火野たちの力になれる!)

 5103(そしてなにより、俺がバースになれば―――――)



         ホワンホワンホワン

 マミ『キャー、5103ステキ―――ッ!』

 さやか『かっこいい……あたしの彼氏になって下さい!!』

 まどか『私をギュウと抱きしめて!!』

 ほむら『I Love You』

 杏子『べ、別にあんたなんかどうでもいいんだからッ! でも……どうしてもって言うなら……彼氏にしてやっても……』


 映司『俺の負けですよ。このSSの主役はやっぱり5103ですね。やっぱり5103は315(サイコー)です!』

                   ホワンホワン



 5103「なんて展開になるはずだ―――――ッッ!!!」

 5103「俺は絶対にバースになる!!」
334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:28:43.06 ID:/Wzti8+f0
 5103(とはいえ、現装着者の伊達さんは恐ろしく強い。いくら性格に難があったとしても、会長はおいそれと、俺にバースを渡しはしないだろう!)

 5103(とりたて何の策もなしに来てしまったが……ええい、ままよ! こうなれば当たって砕けろだ!)

 5103「会長! 失礼します!!」

 会長「おや、後藤くん。今日はいつもより元気がいいね」

 5103「お願いがあります! 俺にバースの資格を下さい!」

 会長「いいよ」

 5103「確かに俺は伊達さんほど強くはないかもしれません! ですが、この世界を平和にしたいと思う気持ちはだれにも負けません!」

 会長「いいってば」

 5103「なぜですか! 俺になにか足りないと言うのですか!? 俺がなぜバースになれないと言うのですか!・」

 会長「だからなっていいって言ってるいるのだが?」

 5103「お願いします、会長! どうか俺にバースの資格を―――って、え?」

 会長「ハッピバースデ! 後藤くん。今日から君が、新しい仮面ライダーバースだ!!」

 5103「…………え?」
335 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:29:37.25 ID:/Wzti8+f0
 5103「マジで………俺がバースになれるんですか!?」

 会長「とりあえず、一日だけだがね」

 5103「一日!? どういうことですか………?」

 会長「実は伊達くんが、明日一日だけ休暇をもらいたいと言ってきてね。なんでも、デートするんだとか。

    そこで、一日バースに空きができてしまった。だから、後藤くん。一日だけ、伊達くんの

    代わりに君にやってもらいたいと思うんだが、どうかね?」

 5103(なんだよ、結局こういうオチかよ。話が上手すぎると思ったよ………)

 会長「そう不満に思う事はないよ後藤くん。もし、君が明日一日で素晴らしいィィィ! 結果を出せたのなら、

    君を正装着者にしてもいい」

 5103「!!」
336 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:30:29.09 ID:/Wzti8+f0
 5103「本当ですか、会長!?」

 会長「我が社は実力主義の会社だ! もし、君が伊達くんよりも、成果を挙げられると、我々が判断すれば、

    当然君の方がバースになるのは当然のことだ! これが年功序列とは違う実力主義というものだよ後藤くん!」

 会長「ただし、もちろん! 君がたいした結果をださなければ、明日からは元通り伊達くんがバースだ!」

 5103「俺が伊達さんよりも、成果を出せれば………」

 会長「これは私が与えたチャンスだよ後藤くん! やるかどうかは君が決めたまえ!」

 会長「どうする? やってくれるかね、後藤くん?」

 5103「…………」

 5103(このままじゃ、俺は単なる脇役に終わってしまう! この状況を打破するには……このチャンスを掴むしかないんだ!)

 5103「必ずご期待に応えてみせますよ!!」つバースドライバー

        
         

337 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:31:22.85 ID:/Wzti8+f0
 会長「里中くん、君は、伊達くんと後藤くん、どちらがバースに相応しいと思うかね?」


 里中「片やガチホモの変態。そしてもう一人はアニヲタ。どっちもヒーローに相応しくないキモい男じゃないですか」


 里中「新しい候補者を選別すべきだと思います」


 会長「フハハハハハハハッ! 厳しいね里名くん!」

 
 里中(ついでに会長も変わってくれないかな………)
338 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:32:18.79 ID:/Wzti8+f0
         ☆ビル屋上☆


 杏子「…………」

 映司「いたいた、杏子ちゃ―――ん!!」

 杏子「映司………どうしてここが………」

 映司「愛の力かな………」



  ヒュー(タカ缶が飛び回る)



 杏子「チッ……カンドロイドで監視していたか、まったくウザったい」

 杏子「アタシは一人にしろと言ったはずだが?」

 映司「俺の経験上、一人にしてくれって言う女の子には、一人にしちゃいけないんだよね。思いつめてなにするかわからないから」

 杏子「余計な心配だ!」

 映司「まぁまぁ、どう? 一緒にアイスでも食べない?」つたくさんのアイス。

 杏子「アタシがそんなんで釣られるとでも………」

 映司「ハーゲンダッツだよ!」

 杏子「!?」
339 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:33:32.49 ID:/Wzti8+f0
 杏子「モグモグ」つアイス

 映司「屋上で食べるアイスは格別だね」

 杏子「フッ、フン! 勘違いするな! 溶けたらもったいないから、仕方なく食べてやってるんだ!」

 映司「はいはい……もう、素直じゃないな〜〜」

 杏子「…………」


 杏子「別にアタシはQBの言った事を気にしてないぞ。だから、こうして無理に一緒にいなくてもいいんだぞ」

 映司「なんのことかな? 俺はこうして杏子ちゃんとアイスを食べに来ただけなんだけどな〜」モグモグ
 
 杏子「フン………」モグモグ

 映司「ところで話しは変わるけどさ。落ち込んだ時、気分を晴らすには、なにをするのが一番だと思う?」

 杏子「だから、アタシは落ち込んでないって言ってんだろ!」

 映司「仮にの話だよ。仮にのね」

 杏子「チッ………知らねぇよ。なにすりゃ気分が晴れるんだい?」

 映司「それはね………運動をすることさ!」

 杏子「えらく普通な回答だな」

 映司「だからさ、腰を振ったり、あえぎ声をだすような、運動とかをすれば、かなり気分が晴れるってことだと思わない?」

 杏子「話についていけないんだが……」
340 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:34:22.32 ID:/Wzti8+f0
 映司「ということで杏子ちゃん」

 杏子「なんだよ」

 映司「愛し合おう………」

 杏子「あっ……!!」

 ――――――――――――――

 ――――――――

 ――――

 杏子「いや、なんでこうなるんだよッッ!!」ドガッ

 映司「ぐはぁ!!」
341 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:35:19.13 ID:/Wzti8+f0
 映司「ううっ〜〜〜。あともう少しだったのに〜〜〜」

 杏子「またお前は………いつもいつも………この変態がッッ!!」<火球連打

   ドゴンドゴン!

 映司「ぎゃあ、熱い! 杏子ちゃん、パワーアップして、ツッコミがより痛くなった〜〜〜!!」

 杏子「やっぱり、テメーは一遍死ね!」<炎のパンチ! ドゴォ

 映司「あぐぁ!!」


 ……………………………

 映司「」

 杏子「ハァ………ハァ………まったく、どうしようもないな、この変態は………」

 杏子「………」

 杏子「なんだか悩むのがバカらしくなってくるな。この変態を見てると……」
342 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:36:15.00 ID:/Wzti8+f0
  ピピピピピピピピピピピピピピピ

 杏子「ん? バッタ缶が………」

 ほむら『オーズ、いる? 応答して!」

 映司「むっ! この声はほむらちゃん!」ガバッ!

 杏子「あれだけ痛めつけたのに………何事もなかったかのように復活しやがって……」

 映司「どうしたのほむらちゃん! もしかして生理が止まっちゃったの!? だったらまず妊娠検査薬を―――!!」

 杏子「いきなりセクハラ発言するな―――ッ!!」ドゴォ

 映司「ぐはぁ!」

 ほむら『………相変わらずそっちは元気ね………』
343 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:36:45.82 ID:/Wzti8+f0
 映司「で、本当にどうしたの?」

 ほむら『美樹さやかが大変なの!』

 杏子「さやかが?」

 ほむら『実は今日、教室で、仁美っていうクラスメイトが、宣言したのよ。私も上条恭介が好きだって……』

 映司「かみじょう………? 誰それ」

 杏子「さやかが、魔法少女になる際に、腕を治した男だよ」

 映司「ああ……さやかちゃんが好きだっていう幼馴染の男の子か………えっ、それって……」

 ほむら『さやかは自分があんな身体になったことに、酷い劣等感を感じているわ。その話しを聞いて、とても思いつめた表情をしていたから……』

 映司「なるほど……つまり、三角関係だけど、自分じゃ勝ち目はないと思ってるんだね」

 ほむら『まどかがそばにいてあげてるけど、このままじゃ………お願いオーズ。どうにか彼女を元気づけさせてもらえないかしら』

 映司「OKほむらちゃん。教えてくれてありがとう。とりあえず、さやかちゃんの元に行くよ!」

   ピッ
344 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:37:29.68 ID:/Wzti8+f0
 杏子「行くのか、映司」

 映司「うん。とりあえず、さやかちゃんのマンションの前で待ち伏せしようかな」

 杏子「………本当にお前はおせっかいだよな」

 映司「あっ、そうそう。杏子ちゃん」

 杏子「なんだよ」

 映司「どう? 元気出た?」

 杏子「映司……お前………(まさか………このためにわざとあんなバカな言を……)」

 杏子「………」


 杏子「アタシは元から落ち込んでねぇと言ったろ!」

 映司「そうだったね。じゃ、行ってくるよ」タッタッタタタタ


 杏子「フン………本当にウザったい奴……」
345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:40:40.26 ID:/Wzti8+f0
        ☆さやかマンション前☆



 さやか「仁美に恭介を取られちゃうよ………」

 さやか「でも私、何も出来ない!」

 さやか「だって私、もう死んでるもん。ゾンビだもん!」

 さやか「こんな身体で抱き締めてなんて言えない。キスしてなんて言えないよ…」ポロポロポロ

 まどか「さやかちゃん………」ポロポロ


    そんなことない!!!


 まどか「え? 誰………」


     ドバッ!

 映司「ハーイ! お元気〜?」

 まどか「わっ! 茂みの中から映司くんが出て来た!!」
346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:43:27.21 ID:/Wzti8+f0
 さやか「ど、どうしてここに………」

 映司「違う! 俺は下着ドロをしに来たわけじゃないんだ!」

 まどか「はぁ!? 別にまだなにも……」

 映司「本当だぁ! 信じてください〜〜!!」

 まどか「いや、だから……」

 映司「俺はたださやかちゃんの様子を見に来ただけだよ、本当だよ!?」

 映司「まどかちゃん、お願いだ、信じてくれ!!」

 映司「俺は断じて下着ドロはやってない!! 本当にやっていません! それでも俺はやってないんだぁ!」

 まどか「あそこまで否定されると、疑いたくなっちゃうよ……」
347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:44:10.15 ID:/Wzti8+f0
 映司「さやかちゃん!!!!!」

 さやか「えっ………なっ、なに……」

 映司「こんな身体じゃ抱きしめてもらえないだって? そんなことはない! 抱きしめ!!」

       抱き!!

 さやか「わっ、わっ、えっ、映司くん!?」

 映司「キスだって……この通り―――チュッ」<おでこにキス

 さやか「ひゃ、ひゃあ!?」

 映司「よっしゃああ! ノッてきました!」

  ガバッ(さやかをお姫様抱っこ)

 さやか「ええええ、映司くん!ななななな何を〜〜〜〜」←あまりの出来事に混乱中

 映司「この際だ! ホテルに直行だ!!」

 さやか「ホテルゥ!?」

 映司「別に変なことはしないよ! ただ少し休んで、少し大人の階段を上るだけだから!」

 さやか「えっええぇぇ!?」

 映司「さぁ、レッツらゴー!!」

 まどか「いかせるかぁ!!!」ドゴォ<ラリアット!

 映司「ぐはぁ!?」
348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:45:01.68 ID:/Wzti8+f0
 まどか「なにが変な事はしないだ。思いっきりする気まんまんじゃない!」<ラルアットで首をフックさせながら映司を引きずる。

 映司「うわぁぁぁぁぁぁぁ、止めてぇぇぇぇぇぇ!!!」

 杏子「映司、テメーッッ!!」

 映司「げっ、杏子ちゃん!?」

 杏子「心配して来てみれば、やっぱりこんなオチか! この変態がぁぁぁ!!」

 
 まどか「杏子ちゃん、行くよ! ツープラントだ!」

 杏子「ああ!」<腕を構える

 映司「えっ! なになに? なにする気!?」


 まどか「はぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 杏子「うぉおおおおおおおお!!!」


 まどか&杏子「「クロス・ボンバ――――ッッッッ!!!!!」」


      ドガァァァァァァァァ!!



 映司「ぐわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!――――――――ガフッ!」ドサッ

 まどか「協力してくれて、ありがとう杏子ちゃん」

 杏子「当然の事だ」
349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:45:40.73 ID:/Wzti8+f0
 さやか「な、何がなんだか………もう……わっ、わけが……」

 まどか「さやかちゃん、落ちついて!」

 杏子「そうだ。もう変態は駆除した。深呼吸して―――」

 映司「深呼吸もいいけど、やっぱり落ちつくには、ホテルで一休みとかの方がよくないかな?」

 まどか「キャア!! もう復活した!?」

 杏子「あ、あれだけ強力な技を受けたのに………今日はやけにタフだな………」

350 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:47:04.13 ID:/Wzti8+f0
 映司「さやかちゃん。魔法少女のことで君が劣等感を感じることはないんだよ!」

 さやか「え、映司くん……」

 映司「QBの言う事を擁護するようで、あまり言いたくはないけど、ぶっちゃけ、その状態、死人には見えない」

 まどか「なんか、微妙にタブーなこと言ってない?」

 映司「だから、告白しても全然OKッス! ぶっちゃけ男の子はそんな細かい所まで気にしないって!」

 映司「だから、告白しよう。その男の子に。腕を治すために契約したぐらいなんだから、好きで好きでしょうがないんでしょ?」

 映司「告白しなきゃ、絶対に後悔するって!」

 さやか「で、でも……あたし………」

 映司「なに! まだ納得できないって? なら俺が証明しよう! まずは場所を移動してホテルn」

 まどか「だから、それやめてって!!」ドゴォ<ナックル

 映司「ぐはぁ!!」
351 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:47:51.49 ID:/Wzti8+f0
 映司「まどかちゃん、これ以上邪魔をするなら、君でも容赦はしないよ!」

 まどか「ああ?」ギロッ

 映司「ひっ………!(なにこの娘! 超コエー!!)」

 まどか「私も、これ以上、さやかちゃんに変なことをする気なら―――容赦しないけど?」

 映司「いや、その―――」ガクガクブルブル



 さやか「………」

 杏子「ったく、本当にどうしようもないな、あの変態は………」

 杏子「だけど………あいつの言う事には一理あると思うよ、アタシ」

 さやか「え………」
352 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:48:20.42 ID:/Wzti8+f0
 杏子「お前は、後悔してんだろ。そんな身体になっちまって」

 杏子「好きな男のために、契約したのに、それがこの身体のせいで、報われようとしない」

 杏子「貧乏クジを引いたようなもんだよな〜。これから先、アタシらは普通の人間が持てる幸せをつかめないんだから」

 さやか「………」

 杏子「でもよ、映司を見てみろよ」


 映司「まどかちゃん! 別に俺は自分のスケベ心を満たすためだけに、さやかちゃんと創世合体しようってわけじゃないんだからね!」

 まどか「じゃあ、どういう理由なのかな?」

 映司「そ、それは………」

 映司「………」

 映司「ごめんなさい! やっぱりスケベ心を満たすためでした! 正直に答えたから許して!」

 まどか「もう………しょうがないな映司くんは………ハァ」

 映司「キラーン隙あり! 抜ける!」

 まどか「甘い!!」ドガァ

 映司「グハァ! お、おのれ……わざと隙を作ったのね……ガクッ」

  

 杏子「あんなアホ見たことないだろう?」

 さやか「…………」
353 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:51:16.57 ID:/Wzti8+f0
 杏子「確かにアタシらは死体の化け物だ。だけどよ、それでも受け入れてくれる奴はいると思うんだ」

 杏子「映司は、本気でお前を襲いかかろうとしている。死体であることを知っていながらな。アタシらを気づかっているとかいう

    ような理由でなく、心からの欲望を持ってやろうとしている。とんでもない変態だ」

 杏子「世の中は広いよな。あんな奴がいるなんて………」

 杏子「だからよ、お前の想い人だって、ひょっとしたら受け入れてくれるかもしれないだろう?」

 さやか「でも、仁美が………」

 杏子「ダメだった時は、すっぱりあきらめな! お前が払った対価は、お前自身のバカな行いだと受け入れるんだよ」

 杏子「そして………」

 杏子「アタシらみたいな化け物を受け入れてくれる映司みたいな変態を探せばいい」

 さやか「杏子………」

 さやか「…………あたし、あんたのこと色々と誤解してた………ごめん。色々とひどいこと言って……」

 杏子「よせよ。ムズがゆくなる」

 さやか「…………よし、決めた!」
354 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:52:43.07 ID:/Wzti8+f0
 さやか「映司くん!!」

 映司「はぇ?」←まどかにやられてボロボロ状態

 さやか「あたし、告白してみるよ!」

 映司「本当かい!」

 まどか「さやかちゃん……!!」

 さやか「映司くんの言う通り、ぶっちゃけ、あたし死体だなんてわからないもんね。恭介にも気付かれないだろうし」

 映司「そうだよ、さやかちゃん。死体だったとしても、君は世界一可愛い死体だよ!」

 さやか「や、やめてよ……もう……///」

 まどか「さやかちゃん………よかった……元気になってくれて………」

 さやか「ごめん、まどか。心配かけちゃったね」

 まどか「本当だよ〜〜〜。思い詰めて、なにかするんじゃないかと……私……うわ〜〜〜ん!!」

 さやか「ちょ、まどか! 泣かないでよ〜!」

 杏子「まどかも、気を揉んでいたわけか………」
355 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:53:20.68 ID:/Wzti8+f0
 映司「杏子ちゃん、えらいね」

 杏子「なんのことだよ」

 映司「謙遜しちゃって〜〜。このこの!」

 映司「俺はてっきり、さやかちゃんと杏子ちゃんは、仲が悪いものだと思ってたけど、そうじゃなさそうだね」

 映司「ケンカするほど仲がいいってアレかな?」

 杏子「そんなんじゃないよ。ただ………放っておけなかった………」



 杏子「……………」



 杏子「なぁ、映司。ちょっと、ついて来てくれないかい?」

 映司「え?」
356 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:53:55.82 ID:/Wzti8+f0
        ☆杏子の親父の教会☆

 
 映司「ここは………?」

 杏子「アタシの親父の教会だよ」

 映司「杏子ちゃんの、お父さんの!?」

 杏子「ああ、正直すぎて、優しすぎる人だった………」

 杏子「ちょっとばかり長い話になるけど、聞いてくれないかい?」

 映司「…………」
357 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:54:38.20 ID:/Wzti8+f0
      ☆杏子、自分の過去、魔法少女になった経緯を話す☆



 
 映司「そんな………無理心中なんて………」

 杏子「アタシ一人を置き去りにしてね」

 杏子「アタシの祈りが、家族を壊しちまったんだ」

 映司「それは違うよ! これは君のせいじゃない!」

 杏子「………ありがとよ………でも、別にいいんだよ、これは……」

 杏子「さやかは、昔のアタシと同じ間違いをしてtからよ、それで放っておけなくて、ケンカふっかけたり、

    あんならしくないおせっかいをしちまったわけよ」

 映司「杏子ちゃん………」

 杏子「悪いな、長い話しに付き合わせちまって、ただ……お前にはなぜか知って欲しくてな」

 杏子「アタシの過去を………」
358 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:57:07.34 ID:/Wzti8+f0
 映司「杏子ちゃん!!」

   抱きッ!

 杏子「なっ、てめぇ、映司! また………///」

 映司「つらかったね………」

 杏子「やめろよ………そういうの………」

 映司「…………」

 杏子「おい、いつもの下品なオチはどうしたんだよ……」

 映司「………」ギュウ

 杏子「なんだよ、柄にもなく真面目によ………調子狂うんだよ………」

 映司「…………」

 杏子「言えよ、いつもみたいに、若い女の子の匂いがサイコーだの、なんだのをよ……」

 杏子「じゃないと……アタシ………」

 映司「泣いていいよ。今だけは俺は、ふざけたりしないから………」

 杏子「はぁ? なに言ってんだよ。誰が泣くって言うんだよ……誰が………泣く……なんて……」

 映司「本当につらかったね。だけど、あれは絶対に君のせいなんかじゃない。君が悪いわけじゃない」

 杏子「バッ、バカ言ってんじゃねぇ……アタシ……あっ、アタシは………」

 映司「君のせいじゃない………」

 杏子「うっ………うぐっ………うっ、うっ………」

 映司「………」ギュウ
359 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:57:47.34 ID:/Wzti8+f0
  ☆翌日 早朝 さやかマンション前☆


 さやか「なんでみんないるの!?」


 マミ「火野さんから事情を聞いて、応援しなきゃと思ってね」

 ほむら「私はまどかがいるから………」

 杏子「どうなるか見ものだしな」

 まどか「さやかちゃん、安心して! 私たちがもついてるから!」

 映司「その通り! 玉砕しても、骨は俺達が拾うからさ!」


 さやか「もう………みんな、お節介なんだから………」
360 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:58:24.74 ID:/Wzti8+f0
 マミ「美樹さん、頑張って! 私たちがついてるから一人じゃないからね!」

 ほむら(この調子なら魔女化しないかも………)

 杏子「ま、ダメな時はダメになるんだ。そう考えておけば楽だよ」

 まどか「大丈夫、さやかちゃんならきっと、上条くんと恋人同士になれるよ!」

 さやか「みんな………」ウルッ


 映司「いや、ダメだ!」

 さやか「えっ………」

 杏子「なんだよ、映司。急に!」
361 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 22:59:05.74 ID:/Wzti8+f0
 映司「このままじゃ、さやかちゃんは、負け戦決定だ!」

 杏子「おい、映司、なに言ってるんだよ!」

 映司「さやかちゃんには、決定的に足りないものが一つある」

 さやか「あたしに足りないもの……?」

 映司「それは―――パンツだ!」

 さやか「パンツ!?」


 杏子「出たよ、この流れは………」

 マミ「ええ、アレが始まるわね………」

 ほむら「もう、恒例よね………」

 まどか「あう〜、最後にさやかちゃんがターゲットになっちゃうんだね……」

 さやか「えっ、なに!? なんであたしだけ蚊帳の外扱い? なにが始まるっていうの!?」
362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:02:42.28 ID:/Wzti8+f0
        □火野映司の、今日のパンツチェック!■


 ルシ映司「そんなパンツで大丈夫か?」

 イノ映司「一番いいのを頼む!」

 映司「人の『パンツ』に焦がれ、天界から堕天した堕天使、火野映司です! 今日も必死にパンツをチェックスルノデス!」

 映司「今回は、意中の人に告白する際に必要なパンツ。勝負パンツについてレクチャーします」

 映司「ご存じ勝負パンツとは、一般的に言うところ、異性の性欲を誘発させるためのパンツ。こういう定義が多いでしょう」

 映司「つまり、夜の営みをする時などに、互いに燃え上がるために穿くパンツであり、さやかちゃんのように、恋人状態にまだなってない娘が

    穿いても意味がないじゃないか、そう思う人がいるでしょう。ですが、それは間違いなのです!」

 
 映司「勝負下着の効果は、なにも、夜の仕事の時だけに表れるわけじゃないのです!」

 映司「それを、これから説明しましょう!
363 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:03:35.38 ID:/Wzti8+f0
 映司「では、このアイテムを使って、わかりやすく説明しましょう」つPスカウター

 杏子「なんだ………その何かのマンガで見たことあるようなやつは………」

 映司「これはP(パンツ)スカウター。簡単に言えば、これを眼にかけて、見れば、その人のパンツ力がわかるのです!」

 さやか「パ、パンツ力?」

 映司「パンツ力とは、そのパンツを穿く事により得ることのできる色気を数値で表わしたものだよ」

 ほむら「く、くだらな………」

 映司「論より証拠! とりあえず、実際につかってみましょう」つPスカウター装備

 映司「まずはまどかちゃん!」


   ピピピピピピピピピ、ピッ!

 映司「おお、なんとパンツ力500! 普通の女の子がだいたい250だから、平均より二倍高いってことだね!」

 まどか「は、はぁ………(これは喜ぶべきなの?)」
364 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:04:12.02 ID:/Wzti8+f0
 映司「お次は杏子ちゃん!」ピピピピピピピピピ、ピッ!

 映司「おお、なんと。パンツ力1250! 杏子ちゃん、今日はいつも穿いてるクマちゃんパンツじゃないな〜恐らく、少し大人っぽいの穿いてるんでしょ?」

 杏子「う、うるせぇよ! これ以上詮索したら殺すぞ!」

 映司「次はほむらちゃん!」ピピピピピピピピピ、ピッ!

 映司「パンツ力5800! これまた高い! まぁ、無理ないね。黒ストを常備しているんだから、それだけでプラス3000は補正されるからね」

 ほむら「どういう基準なのよ………」

 映司「さぁ、次はいつもいいパンツを穿いているマミちゃんだ! これは期待できるよ〜」ピピピピピピピピピ、ピッ!

 映司「すごい………なんと18000だ! 戦闘力に置き換えれば、どっかのサイヤ人の王子に並ぶ数値だよ! 流石はマミちゃん!」

 マミ「そう言われても………特に嬉しいと思わないですけど……」

 映司「さて、これでこの装置の正確さが証明されたと思います。では、いよいよ、これから告白するさやかちゃんの数値を図りたいと思います!」

 
 さやか「うわ、なんだか、ドキドキしてきた……」

 杏子「おい、あんまし真面目に聞かない方がいいと思うぞ」
365 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:05:11.99 ID:/Wzti8+f0
 映司「さて、さやかちゃんは………」ピピピピピピピピピ、ピッ!

 映司「………やはり、予想通りだね」

 さやか「なに? あたしの数値はどれくらい?」

 映司「………ゼロ」

 さやか「え………」

 まどか「そんな! ゼロだなんて………」

 映司「いや、当然の数値だよ。なぜなら―――」


     ブオン!(さやかのスカートをめくる)


 さやか「キャアア!!」

 杏子「映司、テメェ! なにやってるんだ!」

 映司「ゼロで当然なんだよさやかちゃん。だって君―――」







 映司「パンツじゃなくて、スパッツ穿いてるんだもん!!」
366 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:07:01.12 ID:/Wzti8+f0
 マミ「あっ、本当だ。美樹さんスパッツだったのね………」

 さやか「マジマジと言わないで下さいよ!」

 映司「なに考えてるのさやかちゃん! こんな時にスパッツを穿くなんて正気の沙汰じゃない!」

 さやか「だって………見えたら恥ずかしいし………」

 映司「だとしても、今日この日ぐらいは、色気のあるパンツを穿くべきでしょうが!!」

 さやか「でも、どうせ脱ぐ予定とかないわけなんだし………色気のある下着なんて穿いても意味なんて……」

 映司「それがあるんだよ、さやかちゃん!」

 映司「言葉で説明するよりも実践した方が早い。さぁ、今すぐ部屋に戻ってこの俺がセレクトしたこの超勝負パンツを穿くんだ!」つ超勝負パンツ

 さやか「なにこれ!? すごく………際どいラインだし……シマシマ模様の上に花柄が描かれてるよ!?」

 映司「すごくエッチでしょ? これが勝負下着というやつなんだよ。さぁ、早く穿くんださやかちゃん!」

 さやか「こんな………派手なのを?」

 映司「恭介くんのハートを手に入れるためだ! 早く!」

 さやか「わ、わかったよ………」
367 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:07:45.37 ID:/Wzti8+f0
 

 杏子「おい、映司。本当に効果あるのか? お前が単にさやかにアレを穿かせたかっただけじゃないのか?」

 映司「確かにそれもある」

 杏子「おい!!」

 映司「だけど、さっき言ったことも嘘じゃない。見ていればわかるよ」


368 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:08:36.28 ID:/Wzti8+f0
             ☆数分後☆

 
 さやか「ど、どうかな………穿いてみたけど……///」

    モジモジモジモジ

 まどか「あれ………なんか……」

 マミ「美樹さん……なんか可愛い………」

 さやか「えっ………そ、そんなことないですよ! あたしが可愛いなんて……」

 ほむら「どういうことなの? 下着を変えただけで、特に見た目は変化していないのに、明らかに以前とは違う!」

 映司「フッフッフッ………これぞ勝負パンツの力だよ杏子ちゃん!」ドヤァ

 杏子「ドヤ顔ムカつく………」
369 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:14:02.96 ID:/Wzti8+f0
 映司「勝負パンツを穿くことにより、自然とさやかちゃんの中に、恥じらいが生まれたんだ!」

 映司「それにより、仕草などが一層女の子らしくなり、男達に可虐心を湧き起こさせるような、オーラも発生させている効果も付加した!」

 映司「どうだ、今のさやかちゃんは、女の子から見ても、萌え萌えでしょ?」

 杏子「うっ………確かに……」

 さやか「えっ………そうなの?///」

 映司「さて、パンツ力を改めて測ってみよう……」つPスカウター。ピピピピピピピピピ、ピッ!

 
 映司「パンツ力、24000、37000………バカな! まだ上がるのか!?」

 映司「110000、230000、540000………うわぁ!」

    ボカーン!(スカウター爆破)

 映司「新型のPスカウターなのに、壊れてしまった……すごいよさやかちゃん! 
 
 映司「これなら、もう敵なしだよ! 確実にどんな男も落とせるよ!」

 さやか「そ、そうかな……?///」

 杏子(どこまで信用していいものか………)

 映司「これで勝ったも当然だ! みんな行こう!」
370 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:18:06.05 ID:/Wzti8+f0
               ☆通学路☆

 
 映司「やはり告白はシンプルイズザベストだ。単純で印象に残る言葉を…」

 まどか「そうだね。もう、単純に好きって叫ぶのはどうかな?」

 マミ「フフフッ、なんか美樹さんらしくていいと思うわ、それ」

 杏子「どうだかな〜〜」

 さやか「ちょっと! 告白するのはあたしなんだから! 勝手に話し進めないでよ〜〜〜」


 ほむら(いい感じ話しは進んでいる……これなら、例え告白が失敗しても、美樹さやかは魔女化しないかもしれない)

 ほむら(これも全部、あのふざけた変態、オーズのおかげね………)

 ほむら(このまま順調にいけば、まどかも死なずに―――)


   ゴゴゴゴゴゴゴゴ


 ほむら「この気配は!?」

 杏子「!! 映司! 魔女だ! 近くに結界ができるぞ!」
371 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:19:24.70 ID:/Wzti8+f0
 さやか「そんな……こんな時に魔女だなんて……」

 マミ「大丈夫よ、美樹さん」

 さやか「マミさん………」

 マミ「ここにいるみんなが力を合わせれば、すぐに片づけられるわ」

 マミ「ですよね? 火野さん」

 映司「その通りだよ」

 まどか「うん! 魔法少女と仮面ライダーは助け合いだもんね!」

 ほむら「これだけ頭数がいるもの。負ける気がしないわ」

 さやか「みんな………!」

 杏子「映司! とっとと片づけて、さやかの告白を見物するぞ!」

 映司「うん! まかせてよ」
372 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:20:27.61 ID:/Wzti8+f0
          

              ☆結界内☆



 
 魔女「グオオオオオオオオ!!!」


 ほむら「あれが魔女よ! みんな、戦闘態勢をとって!」」

 杏子「映司、メダルだ!」ピューンメダル

 映司「(キャッチ)え、またタトバ? 飽きたな〜。たまにはいきなりコンボとかにしてみない?」

 杏子「いきなりコンボは危険だろうが! いいから早く変身しろ!」

 映司「はいはい、わかりました〜〜」

 映司「変身!」

      タカ!

      トラ! 

      バッタ!

   タ・ト・バ タトバタトバ〜♪

    ピカァァァァァァァァァッァ

 オーズ「よし、行くぞ!」
373 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:21:17.15 ID:/Wzti8+f0
 魔女「ぐぉおおおおおお!!」ビィン<ビームを発射。


 オーズ「みんな、かわして!」ビュウ!

 さやか「なんの、これぐらいの攻撃で」つ剣

    ズシャ!

 魔女「ぐぉぉぉぉぉぉおおおおお!???」

 さやか「よし、効いている!」

 マミ「美樹さん、ダメ! 前に出すぎよ!!」

 さやか「大丈夫ですよ! こんな奴、あたし一人で十分―――」


    ズシャアアアアアアアア(水流攻撃)


 さやか「キャアアアアアア!!!」

 まどか「さやかちゃん!?」

 ほむら「この攻撃は………」

 メズール「また会ったわねぇ、オーズの坊や達!」

 ガメル「メズールのコアを返せ!」

 オーズ「メズール! それにガメルも!!」
374 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:22:33.80 ID:/Wzti8+f0
 杏子「チッ、またグリードが出やがったか………!!」

 まどか「そんな! こんな時に!!」

 マミ「混戦になりそうね………みんな、集まって!!」

 メズール「ううっ……」ガクッ

 ガメル「メズール、無理するな〜。コアが少ないんだから〜〜」

 杏子「シメた! メズールは弱ってやがる!」

 ほむら「一気に攻めれば、こっちに分があるわ」

 ガメル「うぉおおおおおお!! メズールは休んでろォォ。こいつらは、オレが倒すぅぅぅ!!」チャリン(メダルを自分に入れる)


  ゴモモモモモ

 バイソンヤミー「ばいそーん!!!」

 杏子「なっ、ヤミーが出てきやがった!」

 マミ「あのグリード、自分でヤミーが作れるのね」
375 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:23:25.56 ID:/Wzti8+f0
ほむら「こちらが戦えるのは私、マミ、さやか、そしてオーズの四人。向こうは魔女を入れて三体。

     四対三………数ではこっちが勝っているけど………」

 



    いや、五対三だ―――――ッッッ!!





 
 ほむら「えっ、誰?」

 5103「この俺もいる!」
376 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:24:52.41 ID:/Wzti8+f0
 オーズ「5103!」

 杏子「お前もここにいたのかよ………」

 5103「俺はもうただの5103ではない。俺は………」

  つバースドライバー

 5103「新しい仮面ライダーバースだ!!」

 5103「変身!!」


  チャリーン ガチャガチャポーン


 オーズ「5103がバースに?」

 杏子「どうなってる? 伊達はどうしたんだ?」

 バース「細かい話は後だ! 今は魔女とグリードを倒すぞ!」

 オーズ「そうですね……わかりました! 5103、よろしくお願いしますね!!」

 バース「ああ!」
377 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:25:58.76 ID:/Wzti8+f0
 オーズ「よし、分担して戦おう!!」

 オーズ「じゃあ、俺とさやかちゃんが魔女を、マミちゃんとほむらちゃんはヤミ―を、5103はガメルをお願いします!」

 バース「わかった。まかせろ!」

 オーズ「さやかちゃん、行くよ!」

 さやか「うん!」

 ほむら「足を引っ張らないでね、巴マミ」

 マミ「あなたこそね、暁美さん?」


 まどか「みんな、頑張って〜〜!!」
378 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:26:46.06 ID:/Wzti8+f0
 ガメル「ううっ……新しいバースだとぉ……」

 バース「そうだ。覚悟しろよグリード! 俺の力、見せてやる!!」チャリーン ガチャガチャポーン

 <ショベルアーム! カッターウィング!>

 バース「行くぞ! 喰らぇぇぇぇぇ!!!!」

 ガメル「うおおおおおおお!?」




   ドガッバキッ ドゴッバキッバキャ





 ガメル「ウィ――――ッ!」

 バース「」


 杏子「負けてる―――ッッッ!?」
379 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:27:28.41 ID:/Wzti8+f0
 ガメル「死ね、バースゥ!!」ドガカバキッボコォ!

 バース「ぐはぁ!!」


 さやか「ちょっと、あれじゃ一方的じゃない! 助けないと―――」

 オーズ「ダメだよさやかちゃん!」

 さやか「なんで! あのままじゃ5103が………」

 オーズ「5103はプライドが高いんだ。迂闊に助太刀なんてしたら怒られちゃうよ」

 オーズ「それに、あれぐらいのこと、5103にとって屁でもないさ」


 バース「た、助けて………」


 さやか「助けてって言ってるけど!?」
380 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:28:07.61 ID:/Wzti8+f0
 バース「いかん、このままじゃ伊達さんにバースが戻ってしまう!」

 バース「これでも食らえ!!」つバースバスター連射<ドキュンドキュン!

 ガメル「ぐわ〜、痛い〜〜」ドカーンドカーン

 バース「よし、効いてる。このまm」カシャンカシャン(メダル発射しない)


 バース(しまった! 弾(メダル)切れか!)
381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:32:55.04 ID:/Wzti8+f0
 バース「誰か、そこのバッグにあるセルメダルは装填されているメダルポッドをこっちに渡してくれ!」

 まどか「5103、私がいきます!」

 バース「おお、まどかちゃん! 頼むよ!」

 まどか「これだね……よーし……」つメダルポッド

 まどか「ふんにゅうううううう!!!」

   ブオン(思いっきり投げる)

 バース「え……」

   ヒューーーーーン

   ズガッ!(バースの頭部に命中)

 バース「ぐわぁぁぁぁ!! 眼が、眼がぁぁぁぁぁ!!!」

 まどか「ごめんなさい! 力入れすぎちゃいました〜〜!」

 杏子(うわぁ〜、バースの頭が思いっきりへこんでる……)
382 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:33:37.00 ID:/Wzti8+f0
 バース「くっ……なんの! たかがメインカメラがやられただけだ!」

 バース「俺はまだ戦える!!」つバースバスター<ドキューンドキューン

   ドカーン!

 オーズ「ぐわぁぁぁ!?」

 まどか「キャーッ! 映司くんに当たった!?」

 杏子「テメェ!なにしてんだよ!」ドガァ

 バース「ぐはぁ!!(もう嫌! さっきから踏んだり蹴ったり)」
383 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:34:43.74 ID:/Wzti8+f0
 オーズ「セイヤ!」ドガァ

 さやか「はぁぁぁぁぁ!!」ザシュ

 魔女「グオオオオオオオ!!!」<ビーム


 ドカーン、ドカーン


 杏子「戦況は互角か………」

 杏子「だが、気のせいか? 映司の動きがいつもより悪いような……」


 ドカーン


 オーズ「ぐわー、やられたー」

 杏子「うわ、なんたる棒読み! わざと負けているのか!? でもなんで……」
384 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:35:25.10 ID:/Wzti8+f0
 オーズ「このままじゃやられちゃうよ――。コンボにならないといけないな―――」

 杏子「?」

 オーズ「そう……ガタキリバとか?」

 杏子「!! まさか……こいつ……ガタキリバになるために!?」

 オーズ「ニヤリ」
385 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:37:31.88 ID:/Wzti8+f0
 オーズ「杏子ちゃん、クワガタとカマキリを!」

 杏子「ダメだ! あんな悪夢のコンボ、二度とさせてたまるか!」

 オーズ「でも、あのコンボは予算の関係上、原作ではたった二回しか登場できなかったんだよ?」

 オーズ「こういうSSだからこそ、何回も変身させてあげなくちゃ!」

 杏子「うるさい! とにかくダメだ!」

 オーズ「信じつづけるなら〜 GOD KEEP GOD KEEP REAL〜♪」

 杏子「歌ってもダメ!」

 オーズ「そんなぁ〜〜〜」
386 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:38:16.43 ID:/Wzti8+f0
 魔女「グギャー―!!」

     ビーッ(魔女ビーム)

 さやか「!!」

 杏子「まずい! さやかに当たる!」

 オーズ「させない!」ガバッ(さやかを庇う)

  ドカーン!

 さやか「映司くん! 大丈夫!?」

 オーズ「いたたた、うん、全然平気!」

 オーズ「でも、ふざけてる場合じゃないな……」


 オーズ「杏子ちゃん、真面目に戦うからガタキリバをお願い! セクハラ行動もしないから!」

 杏子「信用できるかッ!」

 オーズ「うわ、即答!?」

 杏子「こっちのメダルのコンボをやりな!」ピューンシャチ、ウナギ、タコメダル

 オーズ「(キャッチ)この前手に入れた、青のメダル―――よし、この際これでOKだ!」kシャkシャkシャ

 オーズ「変身!!」
387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:39:02.09 ID:/Wzti8+f0
      シャチ!

      ウナギ!

      タコ!


 シャシャシャウター、シャシャシャウター♪



                                            ,,
                                            /ij
                                         / l 〉-、
                                       /j、 .! /∠.〉
                                       ,, ヾ、ゞi'´ i/
                                      / jj/ヾ´ `''i´.ゝ、  /ヽ
                                     /''''∠'' `‐‐''´ヾ ゞ'∠  i、ヽ
                                    ,'  /,‐''''''''‐ 、 ,,,‐7ヽ'´ヽ ヽj .!
                              ,--,,/7   ヽ i/ミヽ二∠ヽ / ヾ、 ヽ lノノ
                             ヽミミ/''''''‐-;、/ ヾiiミ.∧彡 ヽj   iヽ  ヽ        ,,,,、
                              `'''ヽ、     ノヽヾ-‐-≧ /  jj`''‐-''´     ∠`cc''' `ゞ、
     ,,、__,‐、=、‐、,‐,,,、                    `''''‐''''´  __ゞゝ‐/ノヾ  ./         %%  __   ゞゝ
  ,イ''´`  __,,,,- ,,,__ ` '´ゞ,-、                     ./ j〈.(_),-ミヽj'''''i/-、      %%%   /  ヽ ヾゝ         ,,,,=,,=,,=,=,,=,,-、
  %  ,,-‐´     ` ヽ 、  ゞ,,,,,,,,,                   !、j ゝ ヽ-'(_)j‐‐i゙''´    ,,、/7   /    ヾ  jj      ,,、,‐''´  ,,___   ヾゝ、
  `''´      .     ,,ゞ'''´ οQ'c`ゝ-、               二Z8/C/υヾo'、_ ,=,ニ丿   /     i、 ノ    ,,=-''   , ‐''´    ` ゙ヽ  ヽ
              ゝ  ,,<‐ 、ヾノi´ノ,-` ヽ 、        ∠ゝ='' %cc /ヾ  8 8 8 o ゚   /       `''   ,,=''  ,,-''´           ヽ_丿
              .し ''´  \ `ヾ、 QοΦ` ヾ 、、,,,,-<彡ゝoC ℃/  `ヽ、    ,,,‐く'´        ,, ,,-‐=''´  /
                     ` ヽ 、`ヽ 、 8 8 8 Q ο () o 0Φ/ ∧ ヽ::::: ̄ ヽ'´  ヾゝ=,,=,,=,=''`''´''´    /
                        ゞニ‐二‐-、_ C C C,,,,,,,/´/  j j ヽ:::::::::ヽ`ヽ、         ,,,,-‐'''´´
                       /   _    ̄'''''''''7::::::::::::/ //  ヽ ヽ::::::::ヽ 、 `''''''''‐--‐''''''´´ ` ヽ 、
                     /  /´  `ヽ 、__,,,,j::::::::::/ / ノ   ヽ  i::::::::::::〉、 `''''‐ _   _  、   ヽ、
                    /  /           ,ヽ:::::::j //    ヽ /::::::::::/ ヽ      ̄ ̄    ヽ   ヽ
                    /  ,'´            i ヽ:::::ヽ/      ゙7::::::::/ヽ ヽ            ヽ  ヽ、
                   .,.'  /             ヽ ヽ::::::ヽ      ,'::::::::/ ヽ  j             .ヾ  ヽ
                   ,'  ,'              ヽ  ヽ::::::ヽ     l:::::::::〈 .j  j               ヽ ヽ
                  j  .j                ヽ /:::::::::/      l::::::::ヽ./ ./               j  ',
                  %  j                 /::::::_;;<      ヽ:::::::ヽ'  ,'                 ',   ',
                  j   !                 `'´ヽ .ヽ       `''7′/                 ',  .',
                  .!  j                    `´         (__/                  ',   ',
                 .ヾ .!                                                  .',   ',
                  ヽノ                                                  ヽ  j
                                                                       `‐'

                       パシャ――――――――――――――――――ン!!!


388 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:39:38.94 ID:/Wzti8+f0
 メズール「くっ……私のコンボを……」


 シャウタ「セイヤ!」ピシッ、パシッ!(ウナギウイップで攻撃)

 魔女「ぐああああああ!!!」

 シャウタ「うぉおおおおおおお!!!」ビシャアアアアアアア(水流攻撃)

 魔女「ギャーオス!!???」



 さやか「すごい! 水流で魔女を吹き飛ばした!」

 杏子「水を司るコンボか……使える!!」
389 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:40:37.73 ID:/Wzti8+f0
 ガメル「おのれオーズ! メズールのコアを返せぇ〜〜」

 バイソン「ばいそーん!!!」

 マミ「火野さん! グリードとヤミ―がそっちに!

 シャウタ「OK まかせて!」

  パシャーン(液状化)

 シャウタ「ばばばばばばば!!」<液状化した身体で体当たり。


 ドガッバキッ、ドガガガガガッ!!


 ガメル「ぐあ〜!!」

 バイソン「ばいそ〜〜〜ん!!??」


 ほむら「すごい! たった一人で敵を翻弄している!」

 バース(チクショー! また火野の独壇場かよ――ッ!!)
390 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:42:13.19 ID:/Wzti8+f0
 シャウタ「いいこと思いついた……さやかちゃん、剣を六本だして!」

 さやか「六本? うん、わかった!」つ剣×六召喚

 シャウタ「それをこっちに頂戴!」

 さやか「うん、それ!」ヒュー―――

 
    キャッチ(タコ足でキャッチ)


 杏子「足で剣を持った……なにする気だ?」

 シャウタ「よし、行くぞ!」ウネウネウネウネウネ





  シャウタ「六刀流 蛸足奇剣!!」





       スパスパスパスパスパスパ!!


   
 魔女「ぐぎゃああああああ!!!!」
391 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:42:41.46 ID:/Wzti8+f0
 さやか「すごい! 六本の剣での乱れ斬りだ!!」

 杏子「でも、なんかどこかで見たような技だな……」

 まどか「ワンピースの、魚人海賊団、タコの魚人のハチの技だよ」

 杏子「ああ、ワンピか。そういや最近読んでないな………」

 杏子「ちなみにアタシはエースが好きだったな。グランドラインでルフィに会えたのかな……」

 まどか「エース死んじゃったよ」

 杏子「!?」
392 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:44:08.86 ID:/Wzti8+f0

 魔女「ぐ……おお……」

 杏子「よし、魔女はもう虫の息だ!」

 シャウタ「さやかちゃん、これを使って」つメダジャリバー

 さやか「これは……映司くんがいつも使ってる剣?」

 シャウタ「それを使って、一緒にとどめをさそう!」

 さやか「……うん!!」


     <スキャニングチャージ!!>

 シャウタ「セイヤァァァァァァァァァ!!!!」<オクトバッシュ

 さやか「せいや――――!!!」<メダジャリバー斬り


  魔女「―――――!!」

 
       ドカ―――――――――ン!!!


 グリーフシード「カラン」
393 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:44:51.08 ID:/Wzti8+f0
 杏子「よし、魔女を倒したぞ!」

 

 マミ「暁美さん、同時攻撃行くわよ!」

 ほむら「ええ!」チャリーン<セルバースト!>

 マミ「ティロフィナーレ!」ドゴー

 ほむら「ハァァァ!!!」バーーン


 バイソン「ばいそ〜〜〜〜〜ん――――――」

    ドカ――――――ン!!!


 まどか「やった! ほむらちゃん達もヤミーを倒した――!!」
394 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:45:35.65 ID:/Wzti8+f0
 シャウタ「さて……今日こそとどめをさすぞ! メズール!!」

 メズール「ひっ……」

 シャウタ「うおおおぉぉぉ!! 覚悟しろぉぉぉぉぉ!!」

 メズール「やめて!!」

  ズモモモモ(人間態に変身)

 メズール(少女)「お願い……いじめないで……」ウルウル

 シャウタ「うっ……また……」
395 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:46:39.33 ID:/Wzti8+f0
 メズール「お願い……やめて……」

 シャウタ「うっ……相変わらず可愛い……」

 杏子「映司! 騙されるんじゃねぇ! そいつはグリードなんだぞ!」

 杏子「ってか、また同じ手に引っかかたら、タダじゃおかないぞ!」

 シャウタ「そうだ……見かけは可愛い女の子でも、こいつは八百歳の怪物……八百歳の怪物……」ブツブツ

 
 シャウタ「よし、もう俺は惑わされないぞ! メズール覚悟ォォォォ!!」

 メズール「キャー、やめてぇ! 私のパンツをあげるから!」

 シャウタ「!?」
396 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:47:10.65 ID:/Wzti8+f0
 シャウタ「パンツをくれるだって!?」

 メズール「そうよ。私のパンツ………いらない?」

 シャウタ「欲しい! 超欲しい! 八百年前のパンツ、めちゃくちゃ欲しいです!」

 メズール「あげたら許してくれる?」

 シャウタ「許す許す! ってかなんでもする!」

 メズール「じゃあ………あげるね……」

 シャウタ「うひょ――――!!」
397 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:48:05.55 ID:/Wzti8+f0
 メズール「うっ……」ドサッ

 シャウタ「どうしたの!? メズールたん! 急に倒れて!!」

 メズール「コアメダルが足りなくて、力が出ないの……これじゃあ、パンツが脱げない……」

 シャウタ「なんだって!? そいつは大変だ!! このコアメダルあげるから元気出して!」つシャチ、ウナギ、タコメダル

 メズール「わぁ〜〜、ありがとう〜〜」ジューーン(メダル吸収)

 
 メズール「うん! 元気出たよ!」

 シャウタ「じゃあ、パンツ脱いで! パンツ、パンツ!」

 メズール「うん………約束通り脱ぐね………」


 メズール「って、んなわけねぇだろうが、ボケェェェ!!!」ドガァ!

 映司(変身解除)「ぐはぁ! しまった、また騙されたぁ!!」

 杏子「もう嫌……あのバカ………」
398 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:48:49.78 ID:/Wzti8+f0
 メズール「ウフフフ、コアを取り戻したわ。ありがとね、オーズの坊や」

 杏子「この変態バカ! 青のメダル全部渡しやがって!!」

 ガメル「よかったな〜〜メズール〜〜」

 メズール「ウフフフ、ガメルが協力してくれたおかげよ。ありがとね☆」チュ

 ガメル「ぐへへへへへwwwwwww」

 映司「なに〜〜〜ッッ!!?? 二人はデキてるのか〜〜〜ッッ!!」ガーン!

 メズール「さぁ、帰りましょうガメル。今日の夜は、好きなプレイをしてあげるわ」

 ガメル「やったぁぁぁぁぁ〜〜〜〜!!!」


   ドゴーン!(穴を開けて、結界から去るメズールとガメル)


 映司「そんな……俺のラブリーマイエンジェル メズールたんが………ほかの男ともう……」
399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:49:31.24 ID:/Wzti8+f0
        ☆結界がなくなり、外へ☆



 まどか「やったね! みんな」

 さやか「うん、魔法少女さやかちゃんの大活躍のおかげだね! へへん!」

 マミ「こら、美樹さん、慢心しちゃダメよ?」

 ほむら「みんな無事でなによりだわ」

 杏子「だが、最後の最後で、このバカのせいで……コアメダルが三枚も……」

 
 映司「………」

 マミ「まぁまぁ。火野さんも反省しているようだし……」

 杏子「本当に反省してるのかよ。ったく」


 映司「…………」

 杏子「………映司?」
400 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:49:57.86 ID:/Wzti8+f0
 映司「別にもう、どうでも良くなったちゃったよ」



 映司「結局、俺は何のためにパンツ大好きキャラをやってるんだかわからなくなっちゃった」


 映司「パンツとパンティーという言葉に、なんの違いもない。今ならそれよくわかるよ」


 映司「確かに俺は色々なパンツを手に入れたけど、結局メズールたんのパンツは手に入る事ができなかった」


 映司「自分のパンツを、ほかの人に見せる奴はそうはいない。あげる奴なんてもっといない」


 映司「パンツって、そういう仕組みだったんだね……今気付いたよ……」


 映司「俺って、ほんとバカ」
401 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:51:09.24 ID:/Wzti8+f0
 まどか「………」

 ほむら「………」

 マミ「………」

 杏子「………」

 


 杏子「アホか………」

 映司「!?」ガーン


 さやか「なんだろう……あたしの大事なセリフをとられた気がする………」




…………………………………………………………


…………………………………………………………


…………………………………………………………



 5103「また俺、忘れられてる………」
402 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:51:48.45 ID:/Wzti8+f0
 里中「あっ、いた5103」

 5103「里中!? なぜここに………もしかして俺を心配して―――」

 里中「いえ。違います」

 5103「」ガーン

 里中「会長から伝言です。『君のバースに対する執着心は素晴らしィィィ! だけど、バースから外すね』だそうです」

 5103「」更にガーン!

 里中「バースドライバーは伊達さんに返しておきますので、では、お疲れ様です」

 5103「」
403 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:52:34.61 ID:/Wzti8+f0
    ☆放課後 とある公園☆


     ☆さやか 告白中☆


 さやか「――――――」

 恭介「―――――――」


 まどか「う〜〜頑張れ、さやかちゃーん」

 マミ「どうか成功して〜〜〜」

 杏子「ここからじゃ、よく聞こえないな……もっと近くに……」

 ほむら「ダメよ。これ以上近づいたら、バレてしまうわ」

 

 杏子「そういや、映司は?」

 映司「うっうっうぅ……メズールたん〜〜〜」グスグス

 杏子「まだショック受けてんのかよ……」
404 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:53:33.59 ID:/Wzti8+f0
 恭介「ごめん………僕にはもう付き合ってる人がいるんだ……」

 さやか「!!」

 
 まどか「そんな!!」

 マミ「もう付き合ってる人がいるなんて……」

 杏子「さやか………」

 ほむら「やっぱり相手は―――」


 さやか「そ、そうなんだ………アハハ……知らなかった……あたし……」

 さやか「相手は仁美かな? だったら、あたしじゃ適わないよね〜………」

 恭介「違うよ?」

 さやか「え………」
405 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:54:13.14 ID:/Wzti8+f0
 恭介「これからデートするとこなんだ。よかったら紹介するよ」

  ブォオオオオオオオオ

 恭介「あっ、来た! あれが僕の恋人だよ」





 伊達「よっ、恭介ちゃん、お待たせ!」




 恭介「伊達さん………ポッ」

 さやか「」
406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:55:09.39 ID:/Wzti8+f0
 まどか「そんな………まさか……こんなことって……」

 マミ「相手は伊達さん!?」

 ほむら「なんてイレギュラーな………」

 映司「そういえば、芸術家にはアッチ系の人が多いからね……」




 さやか「そんな……なんで………」

 伊達「悪いねさやかちゃん。でも、こういうことなんで!」

 さやか「あっ、ああ……」

       ガバッ!

 杏子「伊達ェ、テメェ!!」

 映司「ちょ、杏子ちゃん!? 出てきちゃダメだって!」

 杏子「テメー、ふざけんじゃねぇぞ! お前はそいつの主治医だったんだろう! なら、そいつがさやかの想い人だって、知っていたはずだろう!」

 杏子「それなのに!」

 マミ「佐倉さん、乱暴はダメ!!」

 ほむら「そうよ、落ちつきなさい」

 杏子「これが落ちついていられるか!」

 伊達「なんだなんだ、みなさん、おそろいってわけか?」
407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:57:09.12 ID:/Wzti8+f0
 恭介「やめてくれ、みんな! 伊達さんを攻めるのは!」

 まどか「上条くん、なんで……なんで伊達さんなんかと……」

 伊達「なんか、とは酷いな〜まどかちゃん」

 恭介「僕が腕の事で、毎日悩んでいた時……伊達さんは毎日僕を優しく慰めてくれたから……」

 まどか「そんな……それはさやかちゃんだって同じじゃない!」

 伊達「おいおい、違うぜまどかちゃん。俺は慰めたんだぜ。慰めた。さやかちゃんとは違う意味だってこと………わかるかな?」

 まどか「え、それってどういう………」

 映司「まさか………伊達さん……あなた!」




 映司「患者に手を出したんですか!?」

408 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/04(金) 23:59:00.81 ID:/Wzti8+f0
 伊達「………エヘッ☆」

 恭介「………ポッ」


 映司「うわ………マジで!?」

 マミ「それ犯罪じゃないですか!?」

 ほむら「通報すべきね」つスマートフォンピポパ

 伊達「ちょ、ほむらちゃん、やめてって!」
409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/05(土) 00:01:09.51 ID:ai8Dd6og0
 杏子「悩んでいた時ってことは……腕が直る前からそんな関係だったてことだな!?」

 伊達「おうよ。なにせ、俺はヤ●マンだからな。狙った獲物はすぐさま狩る! を信条にしてるんで」

 杏子「それじゃ、尚更………そいつの腕を治すために契約したさやかが、報われないじゃないか!」

 伊達「しょうがないでしょうが。だいたい、勝手に契約したのはさやかちゃんでしょ?」

 伊達「なら、自業自得ってことじゃない」

 杏子「お前がそれを言うなッッ!!!」

 映司「杏子ちゃん、おさえて!」ガシ(背中から抑える!)

 杏子「離せ、映司!!」

  
  ギャー、ワー、ギャー、ワー

 まどか「あれ………」

 
 まどか「さやかちゃんがいない……」
410 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/05(土) 00:01:55.57 ID:ai8Dd6og0
 

 さやか(そんな……恭介がほかの人を選ぶなんて……しかも、女じゃなくて男を……)

 さやか(失恋することも、覚悟していたけど……やっぱり、こんなの、つらいよ……)

 さやか(あんなに必死になって契約したあたしが……ほんとバカみたいじゃない)

 さやか(伊達さんが、いなければ………伊達さんがいたから………!!)

 さやか(!! あたし、なんて考えを………)

 
 ???「貴方のその欲望、解放してみませんか?」

 さやか「え………」

     チャリーン

  グモモモオモモモモモモモモモモモモ

 ユニコーンヤミー「ウォオオオオオオオ!!」

 さやか「なっ………あたしからヤミ―が!」

 ユニコーン「オレァ、ダテサンヲ ムッコロス!!」

 さやか「!?」
411 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/05(土) 00:02:49.31 ID:ai8Dd6og0
 まどか「さやかちゃーん!!」

 映司「まずい、今さやかちゃんを一人にしたら危険だ。なんとしても早く見つけないと……」

 映司「さやかちゃーん! いたら返事して!!」

 マミ「美樹さん、どこ―――ッ!!」

 杏子「ん? なんだこの感じ………なにか来る!」

      ドシャン!

 ユニコーン「ウェェェェーイイイイ!!」

 ほむら「なっ……あれはヤミー!?」
 
 映司「くっ、こんな時に! 杏子ちゃん、メダルを―――」

 杏子「そんな……この気配……あのヤミーの親はさやかだ!」

 映司「えっ……さやかちゃんの!?」


 ユニコーン「オンドゥルギッタンデスカー!!」ジャーンプ!

 まどか「伊達さんと上条くんの方に飛んで行った!」

 映司「まずい。もしかして狙いは―――急いで追いかけないと!」
412 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/05(土) 00:03:37.70 ID:ai8Dd6og0
 ユニコーン「ムッコロス!」

 伊達「チッ………バースドライバーがない時にヤミーと出くわすとは運がない」つバースバスター

 伊達「恭介ちゃん、急いで逃げな。俺が時間を稼ぐからよ」

 恭介「でも、伊達さんが……」

 伊達「いいから行け!!」つバースバスター連射<ズキューンズキューン

 ユニコーン「オレァキサマヲムッコロス!!!」

  ドガァ!

 伊達「ぐあ!」

 ユニコーン「コノキョリナラヨケラレナイナァ!!」

 恭介「伊達さん、危ない!!」カバッ

  ブオン!

  ザシュ!

 恭介「あっ………」ドサッ

 伊達「恭介ちゃん!!」


 さやか「!!」
413 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/05(土) 00:04:27.24 ID:ai8Dd6og0
 タ・ト・バ タトバタトバー♪

  ピカァァァァァァ!

 オーズ「うぉおおおおおお!!」ドガァ<バッタキック

 ユニコーン「ウェーイ!?」

 オーズ「伊達さん、下がってください!」

 伊達「火野、いいところに来てくれたぜ、まかせたぞ!」

 オーズ「こんのおおおおお!!」ガシャーン<トラクロー

 ユニコーン「ナァゼミテェルンディス!!」ドガァ
414 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/05(土) 00:05:30.67 ID:ai8Dd6og0
 杏子「映司は間に合ったのか!?」

 まどか「キャア!! 上条くんが血まみれに!」

 恭介「ううっ………」

 伊達「思ったより傷が深い………おい、誰か救急車を呼べ!!」

 マミ「は、はい!!」ピポパ

 杏子「おい、そいつは大丈夫か!?」

 伊達「大丈夫だ。出血量は酷いが、急所からは逸れている。治療すれば命に別状はない」

 まどか「ほっ………よかった………」

 伊達「だが、せっかく治った腕が……これじゃ……また元の状態になるかもな」

 まどか「!! そんな!!」


 さやか「恭介の腕が………」

 杏子「さやか!?」
415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/05(土) 00:06:31.80 ID:ai8Dd6og0
 杏子「ここにいたのか! 一体誰にヤミ―を……いや、それよりもここは映司にまかせて―――」

 さやか「あたしのせいで、恭介の腕が……」

 杏子「おい、なに言っていやがる!あれはお前のせいじゃ………」

 さやか「いや………いや………いやぁぁぁぁ!!!」


   ゴゴゴゴゴゴゴゴ


 まどか「さやかちゃん!?」

 マミ「なに、この気配………」

 さやか「あ、ああ………あああああああ――――」つソウルジェム

 ほむら「ソウルジェムがあんなに濁ってる! まずい! みんな離れて!!」

 杏子「なんだ!? なにがどうなってやがる!?」
416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/05(土) 00:07:09.86 ID:ai8Dd6og0
 さやか「こんなことになるなんて………」

 さやか「あたしって、ホント、バカ………」

 ソウルジェム・パリーン



   ゙ワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ

     ドゴォオオオン

 まどか「キャア!!」

 マミ「この気配……まさか!!」

 杏子「さやかァ!!」



 ほむら「………そんな…………」
417 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/05(土) 00:08:19.18 ID:ai8Dd6og0
            ☆オーズVSユニコーンヤミー☆



 ユニコーン「オペッテケームッキー!!」ドガァバキッ

 オーズ「くっ、このヤミー強い!!」

     ドゴォオオオン


 オーズ「なんだ、あのドス黒い爆発は!?」

 オーズ「杏子ちゃん達の身になにが………!?」

 ???「魔法少女の一人が、魔女化しただけですよ」

 オーズ「!! 誰だ!?」

 ???「始めまして、火野映司くん、いや、オーズ」



 真木「私の名は、真木清人。世界の終末を望む者です」

 オーズ「!?」





  〜第六話 さやかの告白 と バース交代 で ほんとバカ 〜

 
                完
418 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(北海道) :2011/11/05(土) 00:09:53.55 ID:AFWB/neZ0
プトティラか……?
419 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/05(土) 00:11:50.95 ID:ai8Dd6og0
    次回の仮面ライダーオーズは!!



 ヒナ「次回は魔女さやか編だよ! ドクター真木も登場したことだし、だんだんと話しが盛り上がって来たね」

 アンク「そうだな(どうやら、ショックから立ち直ったようだな)」

 ヒナ「さて、予告も終わったことだし……ねぇ〜、お兄ちゃーん。八宝菜作ったよ。食べて♪」

 アンク「お兄ちゃん!? なに言ってるんだお前!! 気色悪ッ!!」

 ヒナ「なんで……なんでそんな酷い事言うの……私のお兄ちゃんはそんなこと言わない!!」

 アンク「まさか……ショックを通り越して、ヤンデレ化したのか!?」

 ヒナ「そっかぁ〜。その変な腕がついてるからいけないんだぁ〜」

 アンク「いや、お前、ちょ! ある意味あってるけど!!」

 ヒナ「そんな腕………いらないよね―――♪」

 アンク「おいよせ! やめろぉぉぉぉ!!」

 ヒナ「それ、五寸釘♪」ザグッ

 アンク「ぐわああああぁぁぁぁぁ!!!」

 ヒナ「次回のタイトルは<魔女さやか と 不死鳥コンボ で さみしくない!>です。次回もよろしくね☆」ザグザグッザグッ

 アンク「ぐわぁぁぁ!! 誰か助けてくれぇぇぇぇ!!!」



 >>1です。長文かつ駄文で申し訳ございません。
  今回ギャグも少なかったことも謝ります。その分、次回はギャグ多めにしますので。
  読んでくれてありがとうございます。次回も一週間以内に投下したいと思います。ではまた!
420 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/05(土) 00:39:38.54 ID:zeff5J0DO
>>419
今回ギャグも少なかった
今回ギャグも少なかった
今回ギャグも少なかった


>>1は俺をあと何回笑い[ピーーー]気なのか…
421 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage ]:2011/11/05(土) 00:40:36.41 ID:asTKXD/eo
これで少なかった…だと…?
422 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(宮城県) [sage]:2011/11/05(土) 02:31:20.33 ID:RPlSXBNYo
細かい事だが歌詞が違うな

面白いからいいんだけど
423 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)(福岡県) [sage]:2011/11/05(土) 08:33:33.50 ID:He5OBNIpo
細かいけど、
×ツープラント
○ツープラトン
424 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長野県) [sage]:2011/11/12(土) 04:04:03.13 ID:jc3+aUiGo
シャウタの触手に期待したというのに・・・・・・
425 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:22:58.96 ID:SOdmbcBv0
<<1です。投下します
<<422 <<423 間違い指摘ありがとう。誤植すまなかった! 見返したらほかにも色々やらかしていたことに気付いた。
マジでごめんなさい! 次からそうならないよう気をつけます。



        仮面ライダーオーズ、前回の三つの出来事は!  
 
一つ 魔法少女の真実を知り、落ち込むみんなを自分なりに元気づける火野映司。そして美樹さやかに告白を決意させる。
 
二つ 通学途中で表れた魔女とグリード。映司はシャウタコンボで見事乗り切る。
 
三つ 突如表れたドクター真木により、ヤミ―を作らされた美樹さやか。想い人である上条恭介を傷つけたことで絶望し、

   魔女化してしまう!


 ヒナ「さぁ! 今日も変わらぬ駄文でやっていきましょう!」

 アンク「なんだ、ずいぶんと機嫌がいいじゃないか」

 ヒナ「えへへ………実はね………」

 アンク「?」

 ヒナ「やっぱ言わなーい♪」

 アンク「うわ、ウザ……」

 ヒナ「今回の予告で安価があるよ。みんな参加してね♪」

 アンク「安価だと……(こいつのはしゃぎ具合……まさか!)」
426 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) :2011/11/12(土) 20:24:21.77 ID:SOdmbcBv0

      カウント・ザ・メダル。現在オーズが使えるメダルは!

 タカ×2
 クガワタ×1 カマキリ×1 バッタ×1
 トラ×1 
 サイ×1 



      〜第七話 魔女さやか と 不死鳥コンボ で さみしくない!〜


 オーズ「世界の終末を望む者? 一体どういう―――ってか、あなたは一体何者なんですか!?」

 真木「元人間ですよ……」つグリード化した腕

 オーズ「まさか………グリード!?」

 真木「90%、そうなっています。まだ、馴染んではいませんが」

 オーズ「まさか、さやかちゃんにセルメダルを入れたのは!」

 真木「ええ、私ですよ」

 オーズ「なっ………なんだと!?」 

 真木「そろそろ、魔法少女の誰かには消えてもらいたかったので、策を講じました」

 真木「魔女化するようにね………」

427 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) :2011/11/12(土) 20:25:13.90 ID:SOdmbcBv0
 オーズ「魔女化………だって!?」

 真木「美樹さやかは、自らの欲望から生まれたヤミーにより、愛する者を傷つけた。それにより発生した激しい絶望感は、彼女のソウルジェムを一気に黒く染め上げた」

 真木「ソウルジェムが濁り、黒く染まる時、魔法少女はグリーフシードになり、魔女に生まれ変わる」

 真木「それがソウルジェムの、最後の秘密。魔法少女が背負う絶望的な呪い」

 真木「彼女は、誰かを救った分だけ、これからは誰かを祟りながら生きていくのです」

 オーズ「そんな………さやかちゃんが………」
428 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:27:09.40 ID:SOdmbcBv0
 真木「これで、ほかの魔法少女の士気も下がるでしょう。そうすれば、私の計画もやりやすくなります……」

 オーズ「貴方がさやかちゃんを………許さん!!」

 オーズ「うおおぉぉぉ!!」ダダダダダッッ

 ユニコーン「ダチィアナサァ〜ン!!」ドガァ

 オーズ「ぐはぁ!!」


 真木「そしてオーズ。貴方にも死んでもらいます」

429 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:27:53.61 ID:SOdmbcBv0
 ユニコーン「ウェーイ!」ドガッバキッ

 オーズ「ぐぉ!」

 
 オーズ(まずい、このヤミ―を倒すには、タトバでは………!!)


   ズキュンズキュン!

 ユニコーン「グギャア!」ドカーン

 オーズ「今の攻撃は!?」

 真木「むっ」


 里中「大丈夫ですか火野さん」つバースバスター

 オーズ「里中さん!?」
430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:28:51.91 ID:SOdmbcBv0
 真木「あれは会長の………」

 里中「火野さん、このメダルを!」ピューン<クジャクメダル

 オーズ「(キャッチ)これは……赤いメダル!?」

 真木「メダルチェンジをさせないで下さい!」

 ユニコーン「アマネチャーン!!」ドバァ

 里中「おっと」つバースバスター連射ドキューンドキューン

 ユニコーン「グギャア!?」ドカーンドカーン


 里中「火野さん、早く!!」

 オーズ「はい! ありがとうございます。里中さん!」カシャカシャ

      
       ティーティーティー


      タカ!

      クジャク!

      バッタ!

     ピカァァァァァァァァ
431 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:30:04.80 ID:SOdmbcBv0
 オーズ「この盾は………」つタジャスピナー

 ユニコーン「ケンジャキー!!」ブオン

 オーズ「おっと!」火球<ズゴーン ズゴーン

 ユニコーン「グガオ!?」ドカーン


 オーズ「なるほど、なんとなく使い方はわかった!」ピロロロロピロロロロ(スキャン)


  ギン! ギン! ギン! ギン! ギン! ギン! ギガスキャン!!


 オーズ「セイヤァァァァァァァァ!!!!!!」

   ブオン!

 ユニコーン「サヨゴォォォォォォォ――――――――」


   ドカ―――――――――ン!!


432 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:31:13.53 ID:SOdmbcBv0
 オーズ「よし、やった!」

 真木「よけいな邪魔が入りましたね……」

 オーズ「おい、今すぐさやかちゃんを元に戻す方法を教えろ!!」

 真木「やれやれ、さっき言ったでしょう? 彼女は魔女になりました。美樹さやかとしてはもう死んだのですよ」

 真木「死人が生き返る事はできますか?」

 オーズ「そんな………じゃあ、さやかちゃんは……もう……」

 真木「大丈夫ですよ。貴方もすぐに後を追うことになりますから」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

 オーズ(うっ……すごい力を感じる……今の俺では!!)

 オーズ「だけど、ここで俺がやられるわけにはいかない! ハァッ!!」<火球ドゴーン

 真木「フン、この程度………」ボカーン(人形に当たる)

 真木「!?」
433 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:32:08.98 ID:SOdmbcBv0
 真木「オフッゥゥゥウフゥlhゥゥウウウウグシャdfvジャvdy!?」

 オーズ「!? なんだ? 人形に炎を当てたら取り乱し始めた」

 真木「やあぁぁぁめえぇぇぇろおぉぉぉ!! ダメダカラ――! ヒアテタラダメダカラ――!!」


 オーズ「なんだかよくわからないけど。チャンス! 今のうちにみんなところに!」タッタタタタタ




  

 
 里中(真木博士が、グリードに……至急会長に報告しないと)
434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:33:45.04 ID:SOdmbcBv0
              
                
                    ☆爆発跡☆




 映司「みんな! さやかちゃんは……」

 杏子「え、映司………」

 マミ「火野さぁん……」ポロポロポロ

 ほむら「………」

 まどか「さやかちゃん、さやかちゃん………!!」ポロポロポロ



 映司「そんな………」



435 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:37:06.88 ID:SOdmbcBv0
 ほむら「美樹さやかは魔女になった………。今頃どこかで結界を張って、ほかの人を呪っているはず。どうにかしないと……」

 杏子「てめぇ……なに冷静に言ってんだよ! さやかは、さやかが……」

 マミ「美樹さん……」グスグスグス


まどか「そんな…どうして…?さやかちゃん、魔女から人を守りたいって、正義の味方になりたいって、

     そう思って魔法少女になったんだよ?なのに…」


 ほむら「こうして泣いていても、なにも意味はないわ。泣いたところで、美樹さやかは生き返りはしないのよ!」

 杏子「仲間を失って、そんなすぐさま行動なんてできるか!」

 ほむら「弱くなったわね、佐倉杏子。以前の貴方なら、ここまで動揺しなかったでしょうに」

 杏子「なんだと、てめぇ―――」

 映司「よすんだ! 二人とも!!」

 杏子「離せ、映司! この冷血女に―――!!」

 映司「杏子ちゃん、よく見て! ほむらちゃんだって泣いているんだよ」

 杏子「え……」

 ほむら「…………」ポロポロポロ


436 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:38:48.35 ID:SOdmbcBv0
 ほむら「救えなかった………今度こそは変えられると思ったのに………うっう……」ポロポロ

 杏子「お前……」

 映司「ほむらちゃん……」

 まどか「さやかちゃんはもう救えないの? ほむらちゃん……グス」

 ほむら「ええ、もう無理よ。魔女になった魔法少女は……二度と戻らない」

 マミ「そんな………だったら私達、死ぬしかないじゃない!」

 杏子「落ちつけマミ!」

 マミ「うっうっうっ………」ポロポロ


 映司「…………」




 映司「みんな、泣かないで。大丈夫だから」

      抱きッ

 魔法少女一同『!!』
437 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:39:59.68 ID:SOdmbcBv0
 映司「大丈夫だから。もう……」

 マミ「火野さぁん………グスグス」

 まどか「映司くん……うわ〜ん!!」

 ほむら「うっ……ううっ……」ポロポロ

 杏子「どさくさに、四人をまとめて抱きついてんじゃねぇよ………」グス

 映司「もうそうやって、苦しんで泣く事はないよ。まだ俺の手は、さやかちゃんの手を掴めるから」

 杏子「映司、それ……どういう意味だよ?」

 映司「さやかちゃんは俺が生き返らせる!」

 魔法少女一同『!!』
438 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:41:23.33 ID:SOdmbcBv0
 

 
 まどか「映司くん、本当に……本当にできるの!?」

 マミ「できるのですか!? 美樹さんを……生き返らせることが!」

 ほむら「不可能よオーズ………美樹さやかのソウルジェムはグリーフシードになった。もう元には―――」

 映司「ということは、今はグリーフシードがさやかちゃん自身ってことだよね?」

 ほむら「ええ、そうだけど……」

 映司「なら、そのグリーフシードさえあれば……なんとかなる!」

 映司「俺はあるものを取りに、マミちゃんの家に行ってくる。その間、みんなはさやかちゃんの結界を探しておいて」

 杏子「映司、一体、なにを………」

 映司「詳しいことはまだ言えない……だけど、俺を信じて欲しい」

 杏子「………」

 ほむら「一体、なにをする気なの………?」

 杏子「映司………本当にお前を信じていいんだな?」

 映司「うん………大丈夫。必ずさやかちゃんを取り戻して見せるから!」
439 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:42:54.39 ID:SOdmbcBv0
             ブオオオオオオオオオオオオオオオオ(ライドベンダ―で去る映司)



 ほむら「無駄よ……いくらオーズでも、魔女になった魔法少女を救うなんて……」

 杏子「アタシは信じる!」

 マミ「佐倉さん!?」

 杏子「あの変態パンツ馬鹿が、あんなに真面目な顔をして言ったんだ。きっと、どうにかしてくれる!」

 まどか「………うん! 私もそう思う!」

 ほむら「まどかまで……」

 まどか「映司くんは、どんな絶望的な時だって、私達を助けてくれたもん! ほむらちゃんだってそうでしょう?」

 ほむら「でも……」

 マミ「そうね………火野さんは何度も助けてくれた。だから今度も、美樹さんを救ってくれる……」

 マミ「火野さんを信じましょう。そして、私達は、私達でできることをしましょう!」

 杏子「そうだ! このままさやかを、諦めて見殺しになんてできないしな!」

 ほむら(最後まであきらめるな…か……。確か、初めて会った時も、そう言ってたわね……)

 ほむら(まだ、未来を変えられるなら……!!)

 ほむら「わかったわ……私もオーズを信じる!」

 まどか「ほむらちゃん!」

 マミ「よし。みんなで美樹さんの結界を探すわよ!」
440 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:43:58.08 ID:SOdmbcBv0



                ☆結界前☆


 ほむら「間違いないわ……ここに美樹さやかがいる……」

 マミ「美樹さん………」

 まどか「どうする? ここで映司くんを待つ?」

 杏子「いや、さっきタカ缶を飛ばしたばかりだ、あいつがここを知るのには時間がかかる。

    このままアタシ達がおとなしく待っていたら、さやかの奴が周りの人間を殺しちまう」

 マミ「となると……私達が先に、美樹さんを倒さねばならないわね」

 まどか「そんな………」

 ほむら「オーズの口ぶりから察するにグリーフシードがあれば、なんとかなるそうよ。だから、なにも問題はないと思うわ」

 まどか「でも……相手はさやかちゃんだよ? さやかちゃんと戦うなんて……」

 杏子「腹くくるしかねぇよ。映司を信じてな」

 まどか「………そうだね。わかったよ」

 マミ「みんな行きましょう!」


 伊達「待ちな」

 魔法少女一同『!?』
441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:47:26.03 ID:SOdmbcBv0
 


 5103「俺達も一緒に行かせてくれ」

 まどか「伊達さん……それに5103も……」

 杏子「伊達ェ! どの面さげて来やがった!?」

 伊達「おいおい、なになに、人を全ての元凶みたいに言っちゃって……」

 杏子「ほぼそうだろうが!!」

 5103「杏子ちゃん、俺達もさやかちゃんを救いに来たんだ」

 杏子「なんだと……!?」

 伊達「ま、ノーギャラでね。一応………俺が恭介ちゃんを守れたら、こうならなかったかもしれないし。

    責任の一環はあるだろうからね〜〜」

 まどか「伊達さん………」

 伊達「それに、君達じゃさやかちゃんと戦うのも気が引けるだろう? でも、その分、俺は女が嫌いなガチホモだから、

    気兼ねなく戦えるからね」

 杏子「それで………罪滅ぼしのつもりなわけか?」

 伊達「ま、どうとでも言ってくれ。でも、俺達がいた方がいいっしょが。バースの力が必要でしょ?」

 杏子「チッ………」

 伊達「そいじゃ行きますか。人魚姫の待つ場所にね……」
442 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:48:34.27 ID:SOdmbcBv0
 


              ☆結界内☆




 まどか「伊達さん、上条くんは……」

 伊達「ちゃんと病院に搬送されたよ。腕が治るかどうかは本人の運次第だけどね」

 まどか「そうですか………」

 伊達「しかし……この結界……まるで劇場だな……いかにも恭介ちゃんに未練タラタラなのがわかるな」

 杏子「お前……!!」

 伊達「おっと、失言だった。悪りぃ、アンコちゃん」

 杏子「アンコじゃない杏子だ!!」

 伊達「はいはいと―――」

 杏子「チッ……こんなやつと―――」



 
443 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:50:12.91 ID:SOdmbcBv0



 伊達「後藤ちゃん、ここからは俺達ががんばらないといけないな」

 5103「そうですね。火野がいない今は、俺達があの娘達をフォローしてあげないといけませんからね」

 伊達「バカ! 違うっしょ! 俺達バース組が目立つチャンスだってことよ」

 5103「目立つ……チャンス!?」

 伊達「ほら、ここ最近の話じゃ、バースの活躍地味じゃん。いつも火野が最後にコンボで決めやがるからよ〜」

 伊達「前の話に至っては、ただ後藤ちゃんがヘタレてただけだし」

 5103「うっ………」

 伊達「このままじゃ、バースいらなくね? ってかバースって何? それおいしいの? ってレベルに堕ちちまうぜ?」

 伊達「だからこそ! 今、火野がいない今こそ! 活躍する時なんだよ」

 5103「た、確かに………そうかもしれませんが……」

 伊達「しかも、この話に至っては火野の奴は、やけにシリアスになってるからな〜。ここで面白いこともすれば、その分目立てるぜ?」

 5103「面白いこと……って、別に俺達は仮面ライダーであって、お笑い芸人じゃないですよ!!」

 伊達「なにを今更〜。このSSのライダー=芸人って式になってんじゃん!」

 5103「なんてことを言うんですか!? 違うでしょ! 俺達正義の味方でしょうが!!」

 伊達「やれやれ……そんなこと言ってるから、いつまでたっても後藤ちゃんはヘタレの童貞キャラから抜け出せないんだよ」

 5103「ちょっと!! 少なくても童貞は関係ないでしょうが! ってか、怒りますよ!?」


     ギャー、ワー、ギャー、ワー



 
 ほむら「あの二人、さっきからなにを話しているのかしら……」



444 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:51:33.34 ID:SOdmbcBv0
 


 伊達「やれやれ。本当にしょうがないな〜後藤ちゃんは」

 杏子「おい、お前らはさっきから何話しているんだよ。真面目にやる気ないなら帰れよ!」

 伊達「ちょっと大人な会話してただけさ。アンコちゃん」

 杏子「だから、アタシは杏子だ!」

 伊達「インコ?」

 杏子「違う! 杏子だ! キョ・ウ・コ! 読み方全然かすってすらねぇじゃねぇか!!」

 伊達「ウンコちゃん?www」

 杏子「殺す!!」

 マミ「佐倉さん、落ちついて!!」

 杏子「離せマミ! あのクソ変態、人をウンコ呼ばわりしやがったんだぞ!!」



445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:52:48.91 ID:SOdmbcBv0
 


 伊達「ウンコ! ウンコ! ウンコちゃん!wwwwwwwwww」

 杏子「殺す殺す殺す!」ボン<火球連打ドゴーンドゴーン


 伊達「そんなのに当たらないよーだ、ウンコちゃん!wwwww」

 杏子「待ちやがれガチホモがぁ!」

 伊達「ウフフフ、私を捕まえたいのなら、追いかけてごらんなさーい」スキップスキップ

 杏子「くおら―――ッ! 待て――――ッ!!」火球ドゴーンドゴーン


446 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:53:51.49 ID:SOdmbcBv0
 

 まどか「杏子ちゃん、伊達さんのノリにのっちゃダメだよ!」

 ほむら「バース! こんな時にふざけないで!!」

 伊達「別にふざけてないさ。ただ杏子ちゃんと○○○をしてただけ」

 ほむら「ちょっと、なんて卑猥なことを言うのよ!!」

 伊達「別に卑猥なことなんて言ってないよ?」

 ほむら「え………?」

 伊達「俺はただ、○(まる)をただ三つ言っただけだぜ? なんでそれを卑猥なことなのかな〜?」

 ほむら「そ、それは……貴方がいつもそんなことばかり言ってるから……つい……」

 伊達「嘘だぁ〜〜〜」


447 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:56:15.82 ID:SOdmbcBv0
 伊達「ほむらちゃんは根っからのスケベなんだ。だから伏字をなんでもかんでもアッチ方面に考えちゃうんだ〜」

 ほむら「ち、違うわ! そ、そんなこと………」

 伊達「誰に開発されてそうなった? 火野か? それともまどかちゃんに調教されたからかな〜?」

 ほむら「そんなことされてないわよ!」

 伊達「なら、やっぱり根っからのスケベなんだ〜」

 伊達「おら、○○○。 ○○○だぞ! 俺と○○○しないかぁ〜?」

 伊達「さぁ、どう聞こえるのかなほむらちゃん。さぁ、答えて○○○してみろぉ〜!」

 ほむら「い、イヤァ!!」

 伊達「芸能人の○○○が○○○と○○○した〜。まどかちゃんの○○○が○○○になり○○○となった〜」

 伊達「おら、口で発音してみろぉ!」

 ほむら「あ、ああ、○○○なんて………イヤァ!」


 杏子&まどか「「いい加減にしろ―――ッ!!」」バキッ<ダブルキック


 伊達「ぐはぁ!!」


 5103(す、すげぇ………こんな短時間で、もう場の空気が柔らかくなってる……でも……俺にはあんなこと―――)

448 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:57:19.44 ID:SOdmbcBv0
 伊達「なんの、まだまだだ! 後藤ちゃん、ショートコント行くぞ!!」

 5103「え!?」

 伊達「なにボサッとしてるの! おら、やるぞ!」

 5103「は、はい!」

 杏子「おい、今度はなにをしようとしてんだよ!?」


449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:58:34.49 ID:SOdmbcBv0
        伊達明プロデュース・<三年B組 バース先生!>


 まどか「なにか始まった!?」

 マミ「これ、以前火野さんと5103がやった……アレ?」

 
 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○


 伊達先生「今日から俺は夢にまで見た男子高の先生だ!」


 伊達先生「これからの毎日は、マッチョくんや美男子くんに囲まれて、月曜日は水泳部、火曜日は野球部。とんで週末にはまとめて―――」

    
 伊達先生「セルバーストォ! なんてねなんてね!」


 伊達先生「ここが俺も受け持つ教室か……よし、最初だから元気良く挨拶するぞ―――ッ!」


     ガラッ!

 伊達先生「おはようみんな!」

 5103不良「お、お、おはっ、いや、えーと、ここは不良ぽっくだから……はよっす! いや違うか。えっと……とにかくザッス!」

 伊達先生「あははは、元気がいいねぇ〜。(おい、なにやってんだよ後藤ちゃん! 台本と違うぞ)」

 伊達先生「君達を受け持つことになった、保健体育教師の伊達明だ。今日から一年、よろしくな♪」

 5103不良「えっと……(やべ! セリフなんだっけ………?)」

 伊達先生「…………」イラッ

 5103不良「(た、確か、不良って設定だから……教師に反抗的態度をとるんだ)は、はぁぁ!? わ、わ、わけわかんねーよ!」

 伊達先生「これから一年、同じ教室でやっていくんだ。仲良くやっていこうぜ。主にこう―――肉体的にな?」

 5103不良「えっと……(あれ? 次は? 次はなんだっけ!?)」

 伊達先生「…………」イライライライラ

 5103不良「え、えっと、ああ、なんだっけ? ああ、頭が真っ白で……」

 伊達「なにやってんの、後藤ちゃん!!」ドガァ!

 5103「がはっ!」


 
 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○


 杏子「なんか………勝手に自滅して終わったみたいだな」
450 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 20:59:25.71 ID:SOdmbcBv0
 伊達「後藤ちゃん……ったくなにやってんだよ! もうムチャクチャじゃないか!」

 5103「す、すいません。つい緊張しちゃって………」

 伊達「そんなんだから、いつまでたっても、ヘタレのままなんだよ! ったく!」

 5103「」ガーン
451 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:00:34.35 ID:SOdmbcBv0
 5103(お、俺がヘタレ………だからいつまでも俺はバースになれないし、最後忘れられるオチで終わってしまうのか……)

 5103(このまま俺はいつまでも火野の引き立て役なのか? 悟空とべジータの関係のように……このまま俺はかませ犬に終わるのか?)


 5103(そんなの嫌だ! 俺はどうすれば………!!)

 
 
 まどか『そもそも、なんで5103ここにいるの〜って感じィ?』

 ほむら『バースになれないのだから、戦力にならないし〜』

 マミ『それで空気読まずにわけのわからない行動されるのは迷惑なのよねぇ〜』

 杏子『ってか死ね!』

 

 5103「ひぃ! みんなが俺の悪口を言ってる〜〜!!」


452 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:01:42.13 ID:SOdmbcBv0
 伊達『俺は男好きだけど、後藤ちゃんは例外なんだよね〜』

 里中『なんていうか、同じ部屋にいるだけでセクハラで訴えたいです』

 会長『欲望は素晴らしィィィ! だけど後藤くんはナンセンス!』

 映司『このままずっと俺の踏み台として、お願いしますね♪』


 5103「そんな、みんなまで俺を!!」



453 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:03:27.29 ID:SOdmbcBv0
 ヒナ『ってか、テメー出すぎなんだよ! 私に出番をよこせ!』

 アンク『こいつはどうしようもないアホだな』

 
 5103「ここにいるはずのない人の声まで………うわぁ〜やめろぉぉぉぉ!!」


 まどか「5103……さっきから一人でなにやってるの?」

 伊達「幻覚を見て、悶えているだけさ」

 杏子「てか、このままじゃ話は進まないじゃないか!」

 ほむら「もう嫌……オーズ、早く来て……」
454 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:05:10.17 ID:SOdmbcBv0
         
             
               ●一方映司は……●


                ☆マミホーム☆


 映司「あった! これさえあれば………さやかちゃんを………」

 
    ヒューーーー(タカ缶飛来)


 タカ缶「ピーッ!」

 映司「さやかちゃんが見つかったんだな……よし、急ごう!」

 会長「待ちたまえ、火野くん!」

 映司「会長!? なんでここに? ここはマミちゃんの家ですよ?」

 会長「細かいことはいいじゃないか」

 映司「いや、不法侵入ですよ!?」
455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:06:43.90 ID:SOdmbcBv0
 会長「里中くんから話は聞かせてもらったよ。美樹さやかくんが魔女化してしまったとか……」

 映司「………」

 会長「そして、ドクター真木ィ! も敵に回ってしまったということも………」

 映司「あの人は何者なんですか?」

 会長「私の所持する生体研究所の所長だった者だよ。それがまさか……敵に回るとは―――まったくもって悲しいことだよ!」

 映司「………」

 会長「注意しておきたまえ。彼は―――」

 映司「すいません、今は急いでいるんです! そのなんとか博士というのはあとで―――」

 会長「待ちたまえ」
456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:08:11.03 ID:SOdmbcBv0
 会長「火野くん……確かにその道具を使えば、美樹さやかくんを救えるかもしれない。だが、その代り君の身が危険にさらされるというのを、わかっているのかい?」

 映司「ええ……わかってますよ」

 会長「君はそれでもいいのかい?」

 映司「…………」

 会長「さやかくんを救うために、自らの命を顧みないという志は確かに素晴らしィィィ!!だが、私としてはいただけないな。それは欲望ではない」

 会長「ただの自己犠牲に過ぎないィィィィ!!」


 会長「一体どういうことかね火野くん。君は変態パンツキャラというのが持ち味なのに。こんな原作みたいなノリで動いてしまっては

    キャラ薄くなって人気が下がってしまうよ?」


 映司「余計なお世話ですよ!」


457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:09:24.04 ID:SOdmbcBv0
 会長「話は変わるが火野くん、君にこれをあげよう」つ とあるパンツ

 映司「それは……まさか、そんなバカな………ありえない!」

 映司「俺の眼が確かならそれは………アンジェ○ーナ・ジ○リーのパンツ!?」

 会長「その通り。今日本に来日しているからね。とあるコネで手に入れたものだ。欲しいだろう?」

 映司「ハリウッドセレブのパンツ…………確かに欲しい!!」

 会長「君にあげてもいい。ただし………美樹さやかくんを救いに行くのをやめたまえ!」

 映司「!?」
458 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:11:13.45 ID:SOdmbcBv0
 映司「なぜですか会長!?」

 会長「今オーズを失うわけにはいかないからね。魔法少女のみんなには悪いが、こちらを優先させたいのだよ」

 映司「………」

 会長「さぁ、どうする火野くん。アン○ーのパンツだ! 変態パンツ男の君からすれば死んでも欲しい代物だろう」

 映司「会長……俺の答えはこうですよ」バッ


   パンツを受け取る



 会長「ほう、案外素直に受け取ったね。まぁ、美樹さやかくんは気の毒だが……」

 映司「勘違いしないで下さい。俺はパンツをもらいますが、さやかちゃんを助けに行くのをやめたりしません」

 会長「なに!?」
459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:12:58.30 ID:SOdmbcBv0
 映司「俺は片方を手に入れるために、片方を犠牲にすることはしません!」


 映司「欲しいものは全て手に入れる」


 映司「アン○ーのパンツも、そしてさやかちゃんの命も、両方手に入れる! それが俺の欲望です!」


 会長「なんと、欲張りな……それでいてなんとも都合がいい」


 会長「だが、素晴らしいィィィィィ!!」


 会長「それこそ欲望! まさにオーズの器に相応しい、巨大な欲望だ!!」
460 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:14:56.50 ID:SOdmbcBv0
 映司「では会長。パンツをありがとうございます。じゃ、俺行くんで……」

 会長「火野くん!」ピューン コンドルメダル


 映司「(キャッチ)これは………もう一つの赤いメダル!?」

 会長「餞別だ。受け取りたまえ」

 映司「……いいんですか? パンツまでもらったのに」

 会長「構わんさ。君の欲望に幸あれ!」


 映司「ありがとうございます! 俺、必ずさやかちゃんを救いますので、では!」タタッタタタタッ

 会長「…………」




 会長「もしや彼の真の欲望は……パンツではないのかもしれないな……」

461 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:15:55.49 ID:SOdmbcBv0
            

              ☆結界内☆


 杏子「間違いない。この扉の向こうに、さやかがいる……」

 まどか「さやかちゃん………」

 マミ「行きましょう、美樹さんを救うために!」

 ほむら「ええ」

 
  ガチャ(扉に手をかける)


 

 オクタヴィア「………」


 まどか「あれが……さやかちゃん……」

 マミ「美樹さん……あんな姿に………」

 杏子「さやか………」

 ほむら「ボサッとしないで、みんな構えて!」
462 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:16:50.13 ID:SOdmbcBv0


オクタヴィア「………」バシューン バシューン(車輪発射)


  
   ドガガガガガガッ




 まどか「キャア!」

 マミ「くっ………」

 杏子「みんなよけろ!」

 ほむら「まどか、下がって!」
463 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:18:31.98 ID:SOdmbcBv0
 オクタヴィア「………」

   ブオン(拳をふるう!)

 ほむら「(まどかに当たる!) まどか、よけて!」

 まどか「!!」

 伊達「おっと……」バッ

     ズシーン

 マミ「伊達さんが庇った!」

 伊達「危ない危ない。容赦ねぇなさやかちゃん」

 まどか「伊達さん、あ、ありがとう」

 伊達「ええい、女子気持ち悪ッ!」ドガッ(まどか突き飛ばす)

 ほむら「ちょっと、なにすんのよ!?}

 伊達「ううっ〜女子ってば臭ぇ! あとで身体を洗わないと〜うぅ〜蕁麻疹がぁ〜〜」

 まどか「うう、私臭くないよぉ〜」

 杏子「ファインプレイをしたかと思えば……この、ガチホモが!」
464 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:20:04.83 ID:SOdmbcBv0


 伊達「お嬢ちゃんがたは下がってな。ここからは俺達が相手してやる」

 マミ「伊達さん……でも……」

 オクタヴィア「……………!!!!」

 まどか「さやかちゃんの様子がおかしくなった?」

 ほむら「どうやら、バースに対して怒っているようね………」

 伊達「ずいぶんと嫌われたもんだぜ。まぁ、ガチホモはいつだって女から嫌われるもんだしな〜」

 伊達「だが、わかりやすくなったじゃないか。因縁の対決ってね……」

 杏子「おい、伊達!」

 5103「みんな、ここは俺達にまかせてくれ」

 まどか「5103………」

 5103「友達と戦うのはつらいだろう? だから、ここは俺と伊達さんにまかしてくれ」

 伊達「そういうこと。火野が来るまで遊んでやるだけさ。な〜に悪いふうにはしないからさ」

 まどか「伊達さんに、5103………」

 杏子「チッ………わかったよ。ただし、あんまりふざけるなよ!」

 伊達「よし、話は済んだことだし……さやかちゃん。待たせたね……」

 オクタヴィア「!!!!!!!」

 伊達「遊んでやるぜ―――――変身!!」チャリーン ガチャポーン


 バース「行くよ後藤ちゃん!」

 5103「はい!」つバースバスター
465 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:21:37.53 ID:SOdmbcBv0
 バース「後藤ちゃん、サポートよろしくぅ!」

 5103「はい、まかせて下さい! ………あれ? 伊達さん?」

 バース「あん? どうかした?」

 5103「伊達さんバース変身したらHGになるんじゃないですか?」

 バース「…………」

 5103「………」

 バース「……ヤベ!!」

 5103「今までキャラ作ってたんですか!?」
466 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:24:39.85 ID:SOdmbcBv0
 オクタヴィア「!!!!!!!」


  バユーンバシューン(巨大な車輪をバースめがけて連射)



 バース「うわっと、おっと! こりゃ、すげぇや!」ヒョイヒョイ

 杏子「クソ、ダメだ! あれじゃ、よけるのに手一杯じゃないか!」

 バース「なんの、これしき―――後藤ちゃん、BGM!」

 5103「了解」

 カシャ(ラジカセのスイッチを入れる)



     ―――Reverse/Re:birth―――


        〜♪ 〜♪ 〜♪


 まどか「なんか音楽が流れ始めたけど、なにこれ!?}

467 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:25:48.96 ID:SOdmbcBv0
 5103「どうして〜心に〜従わない〜♪」


 まどか「5103が歌いだした!?」

 バース「いいぞ、後藤ちゃん。上手い上手い」

 マミ「ちょっと、これになにか意味があるのですか!?」

 ほむら「真面目にやりなさいよ! これは美樹さやかの命に関わることなのよ!」


 杏子「いや、見ろ。あれ―――」



 バース&5103「「涙のRerverse きっとRe:birth♪ 今、眼を開けて〜♪」」


  ヒョイヒョイヒョイ(音楽にのって車輪を交わす)


 オクタヴィア「!?」

 まどか「すごい! 伊達さんがダンスしながらよけてるよ!」
468 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:26:50.00 ID:SOdmbcBv0
 5103「あぁ〜 まぶしさを感じたなら〜♪」

 バース&5103「「展開Reverse/Re:birth♪  一歩踏み出すのなら〜♪」」つバースバスター連射ドキューンドッキューン


 オクタヴィア「グワァァァッァ!!??」ドカーンドカーン

 
 マミ「更にリズムにノリながら攻撃してる!」

 杏子「チッ………やるじゃねぇか」

 
 5103「新しい未来図が ここに誕生〜♪」
469 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:27:56.17 ID:SOdmbcBv0
 バース「よっしゃ! このノリでどんどん行くぜ!」タタタッタタ

 ほむら「バースが突っ込んで行く!」

 マミ「そんな、迂闊すぎます!」

 オクタヴィア「!!!!!」バシューン(車輪発射)


 まどか「わぁ! 大量の車輪が伊達さんに!?」

 バース「なんの、バトロイド形態から、チェンジ! ガウォーク形態!」チャリーン

       <キャタピラレッグ!!>

 バース「おらおらおらおら!!」ブロロロロロ

 杏子「キャラピラ走行で、当たる寸前でよけてやがる!」

 バース「更にチェンジ! バルキリー形態!」チャリーン

        <カッタ―ウィング!>

 バシュ―――――――――ン!(飛び上がる)

 まどか「今度は飛んだ!!」

 マミ「というか、さっきから何!? マクロスのつもり!?」

 5103「マ〜クロス! マ〜クロス!♪」

 ほむら「うわ、いつの間にか歌ってるわ……」
470 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:28:48.37 ID:SOdmbcBv0
 バース「よし、後藤ちゃん、BGMチェンジ!」

 5103「了解です……キラッ☆」

 杏子「キラッ!?」



 5103「流星に〜ま〜たがって〜♪ あなたに急降下〜 Ah♪  Ah♪」



 マミ「今度は『星間飛行』を歌いだしたわ……」

 杏子「これ、そういう曲なのか。よく知ってるなマミ」

 マミ「ギクッ!」

 まどか(まさかマミさん……)
471 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:30:30.54 ID:SOdmbcBv0
 バース「オラオラオラオラ」<猛スピードで飛びながら攻撃をかわす!

 オクタヴィア「!?」

 ほむら「すごい………あれだけの車輪を全てかわしてる!」

 杏子「そして、徐々にさやかに近づいてやがる!」

 
 バース「よっしゃ、喰らえ! 必殺!!」


 バース「流星キャタピラキッ―――クッ!!!」


  ドガガガガガガガガガ


 オクタヴィア「グァァァアアアアアア!?」ズカーン

 杏子「よし、効いている! いいコンビじゃないか!」

 まどか「さやかちゃん………」


 バース「アルトくんは俺の嫁ェ―――!」

 5103「ランカちゃんは俺の嫁です!」
472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:31:42.03 ID:SOdmbcBv0
 バース「よし、とどめと行きますか!」チャリーン

    <ブレストキャノン!>

     チャリーン ポン!

    <セルバースト!>

 バース「よし、喰ら―――」

 ほむら「待って、バース!」

 バース「あん? なに!?」

 ほむら「その武装じゃ、グリーフシードを破壊してしまう恐れがあるわ!」

 マミ「美樹さんを復活させるためには、それが必要なんです!」
473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:32:31.36 ID:SOdmbcBv0
 バース「なるほどね………よし、わかった!」チャリーン ガチャガチャポーン

        <セルバースト!>

        <セルバースト!>

        <セルバースト!>

 まどか「更にチャージしてる――――ッ!?」

 杏子「おい、わかってねぇじゃねーか!!」

 5103「待つんだみんな! 伊達さんを信じてくれ!」

 マミ「5103……」

 5103「きっと、なにか考えがあって………」

 
 バース「死ね、さやかァァ!!!」


 杏子「死ねとか言ってるぞ!?」
474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:33:42.19 ID:SOdmbcBv0
 5103「ちょ! 伊達さん! なにしてるんですか!? それじゃ、さやかちゃんが死んじゃいます!」

 バース「うっせぇ! 全ての女子は俺の敵じゃ―――ッ!」

 杏子「おい、暴走してるぞ、こいつ!」

 ほむら「やめなさいバース!!」ガシッ

 マミ「美樹さんを殺さないで!!」ガシッ


 バース「女子が俺に触るな――――ッ!!」


 ほむら&マミ「「キャア!!」」


 杏子「クソ! 止められない!!」

 5103「………」

 バース「めんどくせぇ〜。全てぶっ飛ばしてやるぜ。ブレストキャノン、シュウ――」


 
 5103「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」


      ドガッ!!(ナックル)


 バース「ぐっ……!!」

 まどか「5103が伊達さんを殴った……」
475 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:34:49.32 ID:SOdmbcBv0
 5103「伊達さん、そんな個人的感情で戦ってはいけません! 貴方はバースなんですよ! その力は正義のために使うべきなんです!」

 
 5103「そうじゃなければ、貴方にバースを返した意味がないじゃないですか!」

 5103「今はセルメダルを集める時じゃない! さやかちゃんを救うための戦いなんですよ! しっかりやってください!」

 バース「後藤ちゃん………」

 バース「………………」

 バース「やっと、らしくなってくれたな………」

 5103「え?」

 バース「それだよ、その気迫。その正義に対する強い想い。今まで後藤ちゃんはプライドが邪魔して

     欲望を素直に発散できなかった。俺や火野みたいにな……だから変身してもヘタレなままだった」

 5103「………」

 バース「だが、今の後藤ちゃんなら、そうはならないかもな」カチャ
476 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:35:50.55 ID:SOdmbcBv0
    ●伊達・変身解除

 5103「伊達さん!?」

 伊達「正直、ガチホモの俺には、女の子のために戦うっていうのは、とても萎える行為でつらいんだよね〜。

    これから先も、こんな展開ばっかだろうし、やってらんないわ」

 伊達「だから、後は後藤ちゃんにまかせたいと思う。いいか?」

 5103「伊達さん………」

 5103(もしかしてさっきの行動も……全て俺のために―――)

    つバースドライバー受け取る

 5103「わかりました。後は俺が引き継ぎます!」

 伊達「おう! まかせたぜ。後藤ちゃん!」
477 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:37:44.16 ID:SOdmbcBv0
 オクタヴィア「!!!!!」


 杏子「おい、お前で平気なのか!?」

 5103「まかせてくれ。俺がさやかちゃんを止めてみせる!」

 まどか「5103………」


 5103「行くぞ、さやかちゃん。君は俺が止める」


 5103「変s」


   ヒュウウウウウウウウウウ ドゴッ!(車輪が5103に当たる)

 
 5103「グハァ!!」ガクッ

 マミ「ええ――ー!? いきなりこれ!?」

 ほむら「変身もしないで……哀れな……」

 伊達「やはりヘタレはヘタレのままか………」
478 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:38:39.45 ID:SOdmbcBv0
 オクタヴィア「ウゴォオオオオオオオ!!!!!」車輪×多数展開!


 マミ「車輪があんなに………まずい、みんな攻撃が来るわ!」


 オクタヴィア「ウゴォオオオオオオォォォ!!!」車輪発射


    ビュン! ビュン! ビュン!



 杏子「攻撃が来るぞ! みんなよけろ!」

 まどか「あっ、でも………」


 伊達「ぐわぁ〜〜! やばいやばい! バースドライバーもないのに!」ドゴーン、ドゴーン


 マミ「伊達さんを集中的に攻撃してる!?」

 ほむら「心情的には理解できるわね。でも、不味いわ! 彼は今バースでないのよ。あんなのに当たったら―――!!」

 伊達「ぎゃぁ〜! 死ぬ死ぬ!!」ヒョイヒョイ(かろうじて避ける)
479 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:40:21.85 ID:SOdmbcBv0
 まどか「こんなことやめて―――――ッ!!」

 ほむら「まどか………」

 まどか「さやかちゃん。私だよ。まどかだよ。ね、聞こえる?私の声がわかる?」


 まどか「さやかちゃん。やめて。お願い! 伊達さんを殺しちゃダメ!」


 まどか「こんなこと、さやかちゃんだって嫌だったはずだよ。さやかちゃん、正義の味方になるんでしょ? 

     ねえお願い、元のさやかちゃんに戻って!」


 ほむら「まどかダメッ! 前に出すぎよ!!」


 オクタヴィア「グォォォォオオオオ!!」ブン!

 まどか「キャアア!!」

 ほむら「まどか、危ない!!!」カバッ(まどかを抱えかわす)


 マミ「やっぱり……私達の声はもう届かないと言うの!?」

 杏子「さやか………くっ!」
480 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:42:47.81 ID:SOdmbcBv0
 バサッ!(杏子翼を展開!)


 マミ「佐倉さん、なにを!?」

 杏子「聞き分けがねぇにも、程があるぜ、さやか!」<火球連打チュドーン!

 オクタヴィア「グアァ!」ドカーンドカーン

 
  ビュウ(車輪)


 杏子「ぐあっ!」ドゴッ


 マミ「佐倉さん! 危ないわ! さがって!」

 杏子「大丈夫、この程度、屁でもねぇよ!」バサッバサッ
481 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:44:00.03 ID:SOdmbcBv0
 杏子「ハッ、いつぞやのお返しかい?そういえばアタシたち、最初は殺し合う仲だったっけね」<火球ドゴーンドゴーン


 杏子「怒ってんだろ?何もかも許せないんだろ?」

 杏子「わかるよ…それで気が済んだら目ェ覚ましなよ、なぁ」


 杏子「さやかっ!!」


 オクタヴィア「ウガァオオオオオ!!」ブン!

 杏子「ぐあ!」ドゴォ!地面に落下


 まどか「杏子ちゃん!!」
482 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:45:30.11 ID:SOdmbcBv0
 オクタヴィア「グガァァァッァァッァl!!!」巨大車輪展開!

 ほむら「まずい……あんなの喰らったらひとたまりも……よけて杏子!!」


 杏子「くっ……うっ……」

 伊達「ダメージがでかくて動けねぇみたいだぞ。おい!」

 マミ「美樹さんやめて!!」シュタッ!


 オクタヴィア「ゴオオオオオオオオ!!」ブオン

 マミ(ダメ、間に合わない!)

 まどか「杏子ちゃん―――ッ!!」

 
 杏子「頼むよ神様…………こんな人生だったんだ。せめて一度ぐらい、幸せな夢を見させて……」


        ブオオオオオオオオン!!



 マミ「このエンジン音、まさか!」
483 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:46:27.22 ID:SOdmbcBv0
 映司「うお――――――ッ!!!」


      バキャ!!(巨大車輪をライドベンダーで横に吹き飛ばす)

          ガシャ―――――ン!

 オクタヴィア「!?」


 映司「間に合ったね……」


 杏子「え、映司ぃ……」

 まどか「映司くん!」

 マミ「火野さん!」

 ほむら「来てくれたのね………オーズ!!」
484 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:47:24.10 ID:SOdmbcBv0
 映司「うん。遅くなってごめん!」

 杏子「この―――バカが! 本当に遅いんだよ!」ポカポカポカポカポカ

 映司「いててて……ごめんごめん…」

 杏子「うっ……ううっ……!」ポロポロ

 映司「本当にごめんね。だけど、もう大丈夫だよ」頭ナデナデ

 
 伊達「よう! 狙ったようにいいタイミングだったな……」

 映司「伊達さん、時間を稼いでもらってありがとうございます」

 伊達「なに、なんもやってないよ俺は。それよりも、あの人魚姫を元に戻す方法は、本当にあるのか?」
485 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:48:36.13 ID:SOdmbcBv0
 

 オクタヴィア「グアアアオオオオオオ!!!」


 映司「あれがさやかちゃん………」

 まどか「映司くん! さやかちゃんを…」

 マミ「火野さん、美樹さんをお願いします!」

 ほむら「オーズ……」


 映司「わかってる。みんなもう安心して………杏子ちゃん、タカメダルを一枚頂戴!」

 杏子「映司、頼む……」

 映司「杏子ちゃん?」

 杏子「アタシの一生のお願いだ……さやかを……さやかを救ってくれ!」つタカメダル

 映司「うん………大丈夫だよ。俺が絶対に救ってみせるから!」
486 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:49:16.65 ID:SOdmbcBv0
 オクタヴィア「グァァァァオオオオオオ!!!」


 映司「心配しないでさやかちゃん。一人ぼっちは…寂しいよね…」


 映司「だから………!」


 映司「君を一人にしない!」



  カシャ、カシャ、カシャ!(メダルセット!)


 映司「変身!!」

 
       ティー、ティー、ティー!
487 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:50:05.17 ID:SOdmbcBv0

                            タカ!


                            クジャク!


                            コンドル!


                           タージャードル―♪!!



               ヾ   ヽ_ノ             _   i    i  イ    i     ,-‐‐-、 /
                 j‐'''''''\ ,--ゝ            ,,-'⌒ヽ  /´  ヽ  ヽ_ノ   ヽ   /,-‐‐ヽ /    ii、
           ,,-‐´\  i  ,,- ミ   ,-、         j    j i   /         ヽ-‐イ    j i、   ノ `---´
           j  ,,-‐、`'  i   j  /  ヽ        ヽ_ノ  `--"             ヽ   ノ   ̄´
           ヾ i   i   ヽ__ノ  ヽ__ノ   /´`i                          ̄
            `ヽ__ノ              ヽ  ノ                            / ̄ヽ
               ,>           ,-、   ̄      i、,,,=‐-、ッニニ7              ,j     i ,--、
              /  ,--、     ,‐‐, (  )        j-iツ-‐‐ツ彡シ               ヽ、   //   ヽ
          /´`ニ  i   i ,'''、  i、__,,i `'''''´        i_ノ ヽ,,ノ彡ブ    .、,∧            ̄,,´ j    j
   ,,,‐-- 、__ ヽ  /  ヽ ヽ-" `-´            .,、   i', ,,,,,ゝミジ i   イ/j j ヽ           //  `'''‐‐" /
  / ,,--、 `゙゙-  i   ノ                イ,,->、  ヽ_ゝ__ノ   / i i i`ヽi       ,,-∠ ,!-,,-,ゝ   i
  ヽ  j  j      `'''´ ,,--、      ,‐‐、     i イイ,,j-‐', ___/∠フニヽ-/ // /-‐>、_,,,-‐'''´i i-<//7"⌒`ヽヾ
   `―-<--、   _,,,,  i   j    _ i  j     .i j j ∠イ≦ぐ`ヽ‐‐イ  \/_/   /  ヽ ヽ ゝ>-´ i     i
        〈  /  ヽ ゙--"    /、ヽ .`'''"    イj j-‐/ヾ,i iジ彡', iニj  ヽ_ヾ_ノ__/ヾ_7      ヽ___,ノ
         ヽ ',_ノ    ,,,,,_∨ ゝ---ッッ‐/ !''´  iミニj jニ彡j j-"   /                    ,,-‐ヽ
          ̄  /  /⌒', ヾニニ二i i  ii (     ,,,-‐iミ彡 ミ彡ノ/    ./                ,,--、  .j
    ,,--‐‐‐‐,,,,,,,,,,,,こゝヽ__ノ /‐‐、 ̄`''''''´ヽゝ--'''´´   ヾ〔ン シ〕ノ/    / - 、              j   j  `‐--
  /  ,,--、           ヽ__ノ  ,- 、           ヾ===彳ヾ    /`'   `ヽ、           `'''''´   
  ヽ  j  j  _   ,,、         i  i          ,イ〇,-、ヽ-、――〇二i     `ヽ、
   ヽ--ゝ-"´/  /  ヽ   ,-、    `-'''          i i=-,,ミ'〇 /――イ''         `ヽ、       __
        ぐ  i、__ノ  i   i  ,,-‐、 /⌒、       j、ヽ j `''''´  ̄二ヽ            `ヽ、   /  ヽ
    __,,,,-‐-ゝ      ヽ  ノ  i  i  ヽ_ノ     / `゙i゙゙ゝ   / i i i ヽ              `ヽ、ヽ   ノ
   /´ ,- 、          ̄    `-"        ./   j ヽ   j  iミミ j                  `ヾ<
  /  i  i    /`ヽ  ,,-‐、      ,,--、  /     j  \ j  iミミ i
  \ ,ゝ-'''´/  i   i  j   i     /  ヽ/       i   ゙'''i  iミミ i
    ̄   <   ヽ,,,-7  ヽ_ ノ-、    i  ./        ヽ   i  iミミ i
        ヽ‐-" く 、__  i´  j     ゝ"          ヽ   i   ヾ、 j
               7 i _ノ    /             ヽ  i    j .i
               く  冫=ヽ  /               ヽ  i ,,、  j .j _,,
              /  i   i/                 ヽイ  ヽ/i//
              ./  .ヽ /                   〈 j j /"   7
              /   /                     ヾj-// /  7
              ヽ__/                        ii`''´ /  /




                          バ――――――――――――――――――――――ン!!



 
488 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:52:31.90 ID:SOdmbcBv0
 タジャドル「ハァッ!!」


 ほむら「新しいコンボ……!」

 マミ「あれが火野さんが言う美樹さんを救う手立て?」

 杏子「映司………」


 タジャドル「行くよ、さやかちゃん……ハァッ!」
489 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:54:12.07 ID:SOdmbcBv0
 オクタヴィア「グオオオオオオ!!」車輪<発射

 タジャドル「ハァッ!!」ビューン!

 まどか「飛んで、かわした!!」


 マミ「でも、空中にも車輪が!!」


 
  ビュウ! ビュウ! (車輪が一斉に襲いかかる!)


 タジャドル「セイヤァ!!」<クジャクフェザー展開!


  ジュババババババババ!!

   ドカーンドカーン!


 まどか「孔雀の羽根がミサイルみたいに発射されてってる!」

 ほむら「すごい! 車輪を全て破壊したわ!」


 オクタヴィア「!?」
490 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:54:55.22 ID:SOdmbcBv0
 タジャドル「ハァァァァァッ!!」ボォォォォ(火炎放射!)


 オクタヴィア「グギャア!?」ドカーン!


  ドシャーン!


 マミ「美樹さんの態勢が崩れた!!」

 
 タジャドル「今だ!」つタジャスピナー カパッ


 タカ! クジャク! コンドル! ギン! ギン! ギン! ギガスキャン!!
 


 タジャドル「ハァァァァァ!!」ゴォォォォォォ!!


 ほむら「すごい。炎がオーズの周りに集まって、火の鳥のように―――」
491 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:56:32.15 ID:SOdmbcBv0
 タジャドル「セイヤァァァァァァァァァァァ!!!!!!」


      ヽ \\\ \ \\                                     / / //  /
       \ \\\ \.\\                                  ./ / // / /
         \‐、\\ \ \ .\     ,、                ,,         // // / ./
          \`''ー,,,  \ \ \    j.ヽ               / i       // /  ,,,ー''´ /
            \  .`''''-,,,  \ \   .iヾヽ             ///i      ///,,,‐''''´  ./
             \_   .`''\ヾヾ  ヾヾ ヽ  / ̄ii ̄`ヽ // //i     ///''´    /
               \`゙ニ‐ー,,,,ヽミミヽ ミミミヽ/   ji    ゝ' / .//i,,,‐, /// ,,,,‐ーニ ̄
                \ ̄`''''‐\ヾ \lヾヾヾl 、 ミヽii/ム  l /// /__j///‐''''´´ ̄/
                  \    `ヽ \ヾヾiヾ.ゞ、∀,7   l//// ///''''´    /
                  _ゝ_,,,,,,, ヾヾヾミミ\ .ヽ∧/ /;/i  /    __∠´
              ,,,,,‐彳彡ミミミヽ、 ゝ‐''ヾ i、 ヾヾ .∨ i'/  j彡/\__/ /   ` ヽ 、
           ∠ ̄ミミミミミミミミヽ   ヽ''´ ヾ 、   ヽ-//   j /   i i ヽ   ヽ//フフフフ7フ
            ヾヾミミミミミミミヾ   /   ゝヽ__,,〉 〈,,__// i   i i      ///// 、
           _,,,ー'''ヾミミミミミミミ/   i     l\//ゝ くヽ ヽ/ /  /ヽj  /  ////// ヾー- 、
      ,,,,,,,‐''´     /、ヾミミミ   ヾ    ヽ  .ヽ‐‐‐∠ / / / /i/ /    / /   ヽ_`ヽ 、_
 ‐ーー''' ̄    /   /  \ミミミ    ヽ    \      // / i /     / /      ヽ    ヽ ̄ ̄二
         ∠   ヽ,,,,‐'''' ̄ `ヽ 、    ヽ  ,,-‐ニ二二二ニ‐- ; /  .i   ,,,,‐'''´ ̄ ̄` ヽ 、    ヽ__ノ   /
 -‐‐‐‐'''''' ̄ ̄‐---''''''´         ` ヽ 、 ゝ'´/// ∠ニ''=ヾヾヾヾ、`ヽ/-‐‐'''´           ̄''''''''''´    ̄'''''''''‐-
                           ヾ(((巛ヽヽ´i i''´ノノノ》》)) ) j
                             `ヾ、ミミゝゝ /彡彡‐''i.i´
                                `'''''''i     iji
                                   i     iヽ、
                                   ヽ    i  i
                                   ヽ‐'''''''''ゝ'´
                                    ヽ__/




 オクタヴィア「――――――――――!!??}


  ドカ―――――――――――――――――――――――ン!!


 グリーフシード「カラン」

492 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:57:58.27 ID:SOdmbcBv0
 まどか「映司くんが、勝った!」

 ほむら「でも、美樹さやかは……」


 タジャドル「さやかちゃんの身体をこっちに!!」つさやかのグリーフシード

 マミ「は、はい!」

 杏子「おい、映司。どうする気なんだ!?」

 まどか「本当にさやかちゃんは元に戻れるの!?」

 タジャドル「うん。これを使えば………」ガサコソ

 杏子「なんだ……それは?」


   つパーフェクター


493 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 21:59:12.46 ID:SOdmbcBv0
 タジャドル「昔……世界中を旅してる最中に、通りすがりの仮面ライダーと名乗る人と友達になった。その時に……もらった物なんだけど……」


 タジャドル「これは人間の持つ命の炎を吸い取ることができるんだ」


 杏子「命を……吸い取る?」

 タジャドル「そう……そして……与えることもできる!」つパーフェクター

     ギュオ―――――――――ン

 映司<変身解除>「ぐあああああああ!!!!」

 ほむら「オーズの身体から光が……まさか自分の命を!?」

 杏子「おい、映司!?」

 映司「はぁ……はぁ……。これを……さやかちゃんのグリーフシードに……」


  グリフシード――――ピカァァァァァァァ

  
  ―――――――――――――


  ――――ソウルジェム


 マミ「嘘………グリーフシードがソウルジェムに戻った!!」

 ほむら「こんな……ことが……」

 

 さやか「あれ………あたし………」パチパチ

494 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 22:01:00.17 ID:SOdmbcBv0
 まどか「さ、さやかちゃん!?」

 杏子「さやかが……さやかが生き返った………」



 さやか「あたし……あたしは……確か……」

 まどか「さやかちゃん!!」抱きッ!!

 さやか「ま、まどか、なに急に!?」

 まどか「よかった、よかったよぉ〜〜!! さやかちゃんが……元に戻って……うっうっう……」ポロポロ

 マミ「美樹さんよかった〜〜〜!!」ウルウルウル

 さやか「マミさんまで!?」

 杏子「この、心配かけやがって………このバカ!!」グスッ

 さやか「そうか……あたし……魔女に……でも、どうして元に?」

 ほむら「オーズが奇跡を起こしたのよ………どうしようもない状況だったのに……全て変えてくれたのよ」

 さやか「映司くんが………」


 映司「………」
495 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 22:02:21.82 ID:SOdmbcBv0
 杏子「映司、よくやったな! お前は本当にすげぇよ、おい!」

 映司「う、うん………」フラッ

 杏子「映司?」

 映司「よかった……本当に……さやかちゃん…が……救える事が……で…き……」

 杏子「おい、映司。大丈夫か?」

 映司「」ドサッ

 杏子「映司? おい、映司!?」

 マミ「火野さんが倒れた!?」

 伊達「どけ! 俺が視る!」

     …………………………………

 伊達「まずい………心臓が動いてねぇ……!」

 杏子「なんだと!?」

 まどか「えっ、映司くんが!?」

 伊達「急がなきゃまずい! おい、手伝えみんな!」

 ほむら「は、はい!」

 さやか「そんな………映司くんが………」


 杏子「おい、なに寝ているんだよ映司! 起きろよ、映司ッ、映司――――――ッ!!」


 ………………

 ………………

 ………………

 ………………

 5103「はいはい、また忘れられるんでしょ。もう慣れました―――ケッ!」
496 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 22:03:47.06 ID:SOdmbcBv0
           
             


               ☆病院内☆

 

 映司「あれ? 知らない天井だ………」


 映司「ここは……? 確か俺はさやかちゃんを助けて……その後は―――」


 さやか「Zzzzzz」

 映司「うわ、さやかちゃん!? なんでここに? 椅子の上で寝ちゃたりして……」

 伊達「おう、起きたか火野」

 映司「伊達さん……どうしてここに……ってかここは……?」

 伊達「ここは俺が働いている病院の一室だ」

 映司「病院? なんでそんなことに………?」

 伊達「覚えていないのか? お前は三日三晩、死の淵を彷徨ってたんだぞ」
497 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 22:04:28.04 ID:SOdmbcBv0
 映司「えっ、三日三晩? ってことはもう三日経っているんですか!?」

 伊達「そうだよ。まったく、呑気なもんだぜ。死にかけたってのによ」

 映司「そうか……パーフェクターを使って………」

 伊達「無茶をしたもんだな、おい。あと一歩でお陀仏ってとこまで、命を与えやがって……」

 映司「さやかちゃんは! 大丈夫なんですか!?」

 伊達「この通りだ。お前より元気だよ」
498 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 22:06:22.04 ID:SOdmbcBv0
 映司「さやかちゃんはどうしてここに………」

 伊達「感謝するんだな。その娘は倒れたお前を心配して、ずっと病室につきっりだったんだぜ。学校をサボってまでな」

 映司「さやかちゃん………」

 伊達「やれやれ、その娘がつきっきりなもんだから。俺はお前に手を出せなかったんだよな〜ったく忌々しい!」

 映司「伊達さん……あんたって人は……」

 伊達「でも、ありがとな火野」

 映司「え?」

 伊達「さやかちゃんを救ってくれて……おかげで罪悪感を背負わずにすんだ」

 映司「………」

 さやか「うっ……うん……」

 伊達「おっと、眠り姫のお眼ざめの様だ。さてと、邪魔者は退散するとしますかね」

 映司「伊達さん、色々とありがとうございました」

 伊達「いいってことよ」
499 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 22:09:04.72 ID:SOdmbcBv0
 さやか「あっ……映司くん!! 眼が覚めたんだね!!」

 映司「うん、おかげ様でね」

 さやか「体の方は!? どこか苦しくない!?」

 映司「大丈夫だよ。この通りもう平気だよ」

 さやか「よかった………本当に………うっ、うう……」ポロポロ

 映司「うわ、ちょ! どうしたの? 泣いちゃって……」

 さやか「だって、映司くんが……あたしを救うために命を落としてたかもしれないんだよ! もし死んでしまったりしたら……あたし……」

 映司「さやかちゃん…………うん。ごめんね、心配かけたりして」
500 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 22:09:50.41 ID:SOdmbcBv0
 さやか「映司くんはバカだよ………」

 さやか「こんなあたしみたいな価値のない人間のために命を賭けるなんて………」

 映司「さやかちゃんは価値のない人間なんかじゃないよ」

 さやか「だって、あたし……あんな考えをして……伊達さんを殺そうとして、ヤミ―を作ちゃったし、そのせいで恭介の腕も―――

     そして、魔女になってみんなを傷つけて………あたしって……本当に最低だよ」

 映司「確かにそんなことがあったかもしれないけど、それは君のせいじゃないよ」

 さやか「でも、あたし―――!」

 映司「ヤミ―を造ったのは、グリードが悪いし、魔女になっちゃったのはQBのせいだ。さやかちゃんに悪いとこなんてないもないよ」

 さやか「でも、でも……あたしは伊達さんの事を本気で殺そうと思ったんだよ? それでヤミ―が……」

 映司「それぐらい………みんなよく考えちゃうものだよ」

 映司「俺だってそうさ」

 さやか「映司くんも、そんなこと考えるの?」

 映司「もちろん。例えば―――」
501 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 22:10:47.79 ID:SOdmbcBv0
 映司「階段で5103を見かけると、毎回後ろから突き落としたいと思うちゃうし」

 映司「5103がわけのわからないアニメを薦めて来る時は、毎回殺意を覚えるし」

 映司「主役の座を狙う5103があまりにウザったいから、毎回丑三つ時に藁人形で呪いをかけてやろうかと思うし」

 映司「この世の悪い事は全て5103のせいじゃないかって、いつも考えてるしね」


 
 さやか「なんでそんなに5103が嫌いなの!?」


502 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 22:11:25.60 ID:SOdmbcBv0
 映司「とにかくさ、気にする事はないよ。誰も君のせいで命を失ったわけじゃないんだ」

 映司「だから気にしないで」

 さやか「で、でも………」

 映司「そういえば、上条くんはどうなった? 腕の具合とかは?」

 さやか「あっ、うん。ちゃんと治療してもらって、腕の方も何も後遺症とかなかったって聞いたよ……」

 映司「だったら、尚更気にする事はないじゃないか。結果的に誰も悲惨な目にはあってないんだから」

 さやか「映司くんが、死にかけた!」

 映司「そんなこと気にしなくていいよ」

 映司「さやかちゃんが、こうしてちゃんと生きていてくれたことが、俺にとってなによりなんだから……」ナデナデ

 さやか「え、映司くん……///」
503 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 22:12:30.12 ID:SOdmbcBv0
 さやか「え、映司くんには、本当……命も救われて………どうやってお礼をしたらいいかわかんないや……」

 映司「別にお礼なんていいよ………」

 さやか「それじゃあ、あたしの気が済まないよ」

 映司「さやかちゃんが、元気でいてくれたら、それでいいよ俺は、それ以上望む物はないよ」

 さやか「キュン」
504 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県) [sage saga]:2011/11/12(土) 22:12:54.27 ID:heoOSdSI0
おっつぅ!!
505 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 22:13:04.60 ID:SOdmbcBv0
 さやか「映司くん―――」

 映司「ん?なんだい?」

    チュ

 映司「!?(ほっぺチューされた!?)」

 さやか「その………お礼かな……?」
506 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 22:13:39.53 ID:SOdmbcBv0
 映司「さ、さやかちゃん!? こ、これは……」

 さやか「え、映司くん………あたし……///」<眼を閉じる。

 映司(えっ、なんで眼を閉じるの!? もしや、これって………OKサイン!?)

 さやか「映司くんは、好きな人をすぐに乗り換える女の人を、尻軽女だって思う?」

 映司「うんうん! 全然、まったく、これぽっちも思いません!」

 さやか「だ、だったら、す、好きにして………いっ、いいよ……///」

 映司「!!(マジで!?)」
507 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 22:15:02.50 ID:SOdmbcBv0
 映司(なんたるイベント!! ここでキスをすべきか、否か―――)

 映司(そんなのするに決まってるじゃん♪ しかし―――)

 映司「ちょっと待っててね。さやかちゃん」

 
 映司(人の気配は―――ナシ)


 映司(外から近づいてくる足音も―――ナシ)

 
 映司(つまり、今ならキスをしようとする直前に杏子ちゃんとかが、

   『くおら――ッ!』って言いながら邪魔することはないってことだ)


 
 映司(結論――――――イケる!!!)


 映司「お待たせ、さやかちゃん!」

 さやか「え、映司くん///」

 映司「いただきまチュウ〜〜―――」

 杏子「おい……」

 映司「ビクッ!!」
508 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 22:16:58.76 ID:SOdmbcBv0
 杏子「………」バサッバサッ(窓の外を飛んでいる)

 映司「あ、あははは………そうか……杏子ちゃん飛べるから、直接病室に来れるんだね……」

 映司「で、でも。行儀が悪いから、ちゃんと廊下から通って病室に行くのがいいと思うな〜」

 杏子「で、なにをしているんだ? 映司………」ギロッ

 映司「い、いやこれは……その……」

 杏子「珍しく、この話ではずっとシリアスなままだと思っていたのに……お前って奴は最後の最後で……」ワナワナワナ

 映司「ご、誤解だよ杏子ちゃん! 今回は合意で………」

 杏子「うるさいわ、ボケェ!!」火球ドゴーン

 映司「うぐああ!?}

 杏子「お前って奴は! 目覚めた途端、さやかにセクハラを!!」

 さやか「ちょっと、杏子。これはあたしから―――」

 映司「そう、さやかちゃんから誘って来たんだ! だから―――」

 杏子「なるほどそうか……死ね!!」

 映司「聞いてない!?」

 杏子「死ね映司ッ!!」炎のパンチドゴォ

 映司「ぐはぁ!!………やっぱりこんなオチ………ガク」
509 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 22:19:08.68 ID:SOdmbcBv0
 QB「まさか魔女になった魔法少女を元に戻すなんて……まったく信じられないよ……」

 カザリ「メダルも向こうにはたくさんあるし……さて、どう攻めるべきかな?」


 真木「注意するのはオーズだけで十分です」

 カザリ「ドクター、いつの間に……」

 QB「これがカザリが言っていた人間………」

 真木「魔法少女はさほど脅威ではありません。戦闘力はありますが、所詮は少女。精神力にムラがありますので、簡単に揺さぶられる」

 カザリ「とはいえ、オーズは強いよ? コンボになられたら適いやしない」

 カザリ「僕らの内、誰かが完全体になれば、話は別だけどね………」

 真木「別にそうなる必要はありません。これを使えばオーズは終わりです」つ紫メダル×3

 カザリ「それは………!?」

 QB「紫色のメダル?」


 真木「オーズに良き終末を………」
 
 


 
     〜第七話 魔女さやか と 不死鳥コンボ で さみしくない!〜


                   完
510 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/12(土) 22:21:08.08 ID:SOdmbcBv0
次回の仮面ライダーオーズは!


 ヒナ「安価タイム!!」

 アンク「このSSの初安価か………で、お題はなんなんだ?」

 ヒナ「記念すべきこのSSの初安価のお題はね………なんと!」


 ヒナ「この私、泉比奈を登場させるか否か! でーす!!」

 
 アンク「なん……だと……!?」

 ヒナ「ついに私の時代がキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」

 アンク「まだ俺ですら復活するか怪しいというのに、なんでこんな怪力女に……」

 
 安価>>511

  1:比奈ちゃんを登場させるべき。


  2:いや、登場させない


 ヒナ「次の話に私を登場させるべきだと思う人は 1 を」

 ヒナ「いや、登場しなくていいよと思う人は 2 を」

 ヒナ「それぞれ対応する番号を記入して下さい」

 
 ヒナ「次回のタイトルは<交わした約束 と 紫のメダル で プトティラ!>です! 次回もよろしくね!」


 ヒナ「どうか私に登場する機会を〜〜>>511さんお願い〜〜」

 アンク(登場させないってのも、それはそれでアリだな……)



 <<1です。成長しない駄文で申し訳ありません。
 初安価やってみました。バカバカしいお題かと思うでしょうが、どうか付き合って下さい。
 ギャグ多くすると言ったのにm結果として今まで一番少ない回になって本当にすまない!!
 でも、次回こそは、マジで多くするので、ってか本気を出すので、よろしくお願いします。

 読んでくれてありがとうございます。ではまた。
511 :????? [ta-zya-doru@ezweb.ne.jp]:2011/11/12(土) 22:23:35.93 ID:/Ehd9vaAO
2がいいと思います
512 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/12(土) 22:28:31.49 ID:d6TRGPPLo
2だろ
本編に出ないからこそ光るのが比奈ちゃんだ
513 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(静岡県) [sage]:2011/11/12(土) 22:54:51.04 ID:sRm39xDNo
2が良いと思います
514 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(愛知県) [sage]:2011/11/13(日) 01:23:24.28 ID:PTcoeqyOo
結果がわかりきってるんだから安価の意味ないよね。
2
515 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/13(日) 01:25:43.32 ID:sCwnYRRDO
お前ら…

まあ、俺も比奈ちゃんはアンクと漫才している方が好きだからいいんだけど

てか破壊者さんは魔法少女の運命さえも破壊してしまうのか…


おのれディケイドぉぉ!!


今回もとても面白かったです。特に伊達さんのくだりがww
続き待ってます!
516 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(福岡県) [sage]:2011/11/15(火) 19:42:44.50 ID:fEjQEDcO0
おいおいお前ら……もうちょっと比奈ちゃんのことを考えてやれよ
原作ヒロインだぜ? 本編に出ないとかありえないだろJK

だが2だ
517 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 18:41:14.65 ID:VlwlUho20
 >>1です。投下します。安価の返答ありがとう。このようなシンクロした結果に、作者も腹筋崩壊だwww

 仮面ライダーオーズ、前回の三つの出来事は!  
 
一つ 美樹さやかが魔女化してしまう。
 
二つ 魔女さやかとの戦闘中、5103が伊達からバースを譲り受けるが、活躍もないまま倒されてしまう。
 
三つ タジャドルコンボにて魔女さやかを撃破。オーズは己の命を賭けて、さやかを復活させる。




 ☆安価の結果、ヒナちゃんは登場しないことになりました☆


 ヒナ「」

 アンク「声も出ないってとこか………まぁ無理もないな」

 ヒナ「うわーん!! アンクゥ〜〜 誰も私を登場させてというレスが一つもなかったよぉ〜〜」

 ヒナ「ひどいよぉ〜! 私、原作ではヒロインなのに〜〜!! うわ〜ん!!」

 アンク「ああ、そうだな。よしよし。気の済むまで泣け」

 ヒナ「うわ〜ん」


 …………………………………………………


 アンク「フハハハハハハッ!wwwwwマジでウケるぜ。なんだよこのシンクロ率!」

 アンク「お前らは最高だ!! 誰も1なんて答えないとは上出来だ!!」

 アンク「作者もこの結果に満足だ! まぁ、確かに必然かもなぁ〜あんな怪力女出したところで、誰特?だもんなぁ〜」

 アンク「だいたい、俺を差し置いて、出番とかマジでありえねぇんだよ!ザマぁないぜ」

 アンク「ア―――ハハハハハハッ!!!!」

 ヒナ「………おい」

 アンク「!!」

 アンク「…………」

 アンク「あっ、あれ? 僕はどこ………?」

 ヒナ「今更ロストぶってごまかせるわけねぇだろうがッッッ ふんにゅううううう!!!」ギュウウウウ

 アンク「ぐはぁぁぁぁぁぁ――――ガクッ」





518 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 18:42:13.54 ID:VlwlUho20
 カウント・ザ・メダル。現在オーズが使えるメダルは!

 タカ×2  クジャク×1 コンドル×1
 クガワタ×1 カマキリ×1 バッタ×1
 トラ×1 
 サイ×1 



 〜第八話 交わした約束 と 紫のメダル で プトティラ!〜


     ☆通学路☆


 まどか「さやかちゃーん、おはよう!」

 さやか「うん、おはよう、まどか」

 まどか「身体の具合はどう? 平気?どこか変な所はない?」

 さやか「もう〜、何回聞くのよ、その質問。大丈夫大丈夫。ほら、この通り、さやかちゃんは元気です!」

 まどか「よかった〜〜」

 まどか(うん、本当によかった。魔女から戻った後、さやかちゃんはすごく元気一杯で)

 まどか(以前の元気なさやかちゃんになってくれた)

 まどか(でも、ただ一つ………問題が………)

 さやか「これも全部、映司くんのおかげだね!」

 まどか「そ、そうだね……」

 さやか「映司くん………ああ、映司くん///」ポッ

 まどか「………」
519 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 18:43:56.79 ID:VlwlUho20
 さやか「タ・ト・バ〜♪ タトバタトバ〜♪」

 まどか「さ、さやかちゃん!?」

 さやか「あ、ごめんごめん。つい、映司くんのコンボソング歌っちゃった、エヘ」

 まどか「べ、別にいいけど……」

 さやか「シャシャシャウタ〜♪ シャシャシャウタ〜♪ うふふ、これはあたしと戦った時のコンボ歌だよ」

 まどか(やばい。さやかちゃんが本気で映司くんにお熱だ!)
520 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 18:45:05.45 ID:VlwlUho20
 まどか「あのさ……さやかちゃん……その……さやかちゃんは映司くんのこと……」

 さやか「うん、大好き///」

 まどか(うっ、ハッキリと宣言した)

 さやか「映司くんは、カッコいいし、優しいし、強いし……それにあたしのことを命がけで救ってくれて………」

 まどか「で、でも、映司くんは、アレだよ! アレだってこと忘れてない? さやかちゃん!?」

 さやか「そうだね〜。確かに少し歳は少し離れているけど……」

 まどか「違うよ!? 変態だってことをだよ!!」
521 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 18:45:40.67 ID:VlwlUho20
                 ☆教室内☆



 さやか「〜♪ 〜♪ おはよう! 恭介!」

 恭介「おはようさやか……それに鹿目さんも…………ハァ……」

 まどか「あれ、どうしたの上条くん? なんか元気ないけど……もしかして腕の調子が悪いの!?」

 恭介「いや。腕はもう何も問題がないよ。バイオリンどころかコントラバスも弾けるよ」

 まどか「じゃあ……どうしたの?」

 恭介「伊達さんに捨てられた………」

 まどか「ええぇぇッ!!??」
522 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 18:46:29.81 ID:VlwlUho20
 まどか「な、なんで!? 一体何があったの!?」

 恭介「実は昨日の夜―――」


 ―――――――――――――――――――――

 ―――――――――――――

 ―――――



    ☆昨日深夜・ラブホテル・スパイ・ダーマッ☆


 まどか「ちょ、ちょっと待って! ラブホテルゥ!?」

 恭介「そうだけど……なにか変かな?」

 まどか「変っていうか……私達の歳では非常に不味いような……」

 恭介「とにかく、そのラブホテルで昨日―――」
523 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 18:47:04.59 ID:VlwlUho20
 ―――――――――――――――――――――

 ―――――――――――――

 ―――――


 恭介「ああ、伊達さん……激しかったよ。思わず僕―――気絶しちゃった……」

 伊達「違うんだよね………」

 恭介「違うって……なに? どうしたの伊達さん?」

 伊達「ああ、もう、違うんだよ! こんなんじゃ俺は少しも満たされはしないんだよ!!」

 恭介「な、なにを言ってるの? 伊達さん?」

 伊達「ああ、もういいや。恭介ちゃん。俺達、別れよう」

 恭介「!?」
524 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 18:48:04.51 ID:VlwlUho20
 恭介「ど、どうして! 伊達さん!? なんで、僕達、愛を誓いあったじゃないか!?」

 伊達「愛とか言ってwwwwww。たかだか二、三回寝ただけで、恋人気どりはやめてくれない?」

 恭介「な、なんで……? さっきまであんなに激しく―――」

 伊達「激しくったて。十回やっただけで、気絶するなんて、若いのに酷過ぎなんだよ」

 恭介「十回だけって………それでも十分多いんじゃ……」

 伊達「最低でも、六十まではもって欲しかったよ」

 恭介「ろ、六十って……無理だよそんなの! そんなにやったら死んじゃうよ!!」

 伊達「そんなんだから、別れようって言ってるわけよ! あの子とやっていた時は……六十を超えてもまだまだ平気だったにな」
 
 恭介「そ、そんな……やめてよ伊達さん! 僕を捨てないで!!」


 伊達「未練がましいと嫌われるぜ? それじゃあな恭介ちゃん。ああ、そうそう、最後だから言っておくけど……」

 伊達「あの時、感じたのは演技だ」

 恭介「!?」
525 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 18:48:37.26 ID:VlwlUho20
 ―――――

 ――――――――――――

 ―――――――――――――――――――





 恭介「ってなことがあったんだ〜〜!! うわぁぁ〜〜〜〜んん!!!」

 まどか「ど、どこからツッコめばいいのやら………」
526 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 18:50:15.91 ID:VlwlUho20
 恭介「うわ〜〜ん! 伊達さぁぁぁぁぁん!!!」

 まどか(伊達さんと別れたんだ………ってことは今上条くんはフリー!」

 まどか(だとしたら、さやかちゃんがつけ入ることができるのでは!? 
     
     あの変態映司くんよりかはまだ上条くんの方が―――)


 まどか「さやかちゃん、今の話―――」

 さやか「タージャードルー♪」

 まどか「ええぇ!? まったくのスルー!?」

 まどか(前はあんなに想っていたのに!? まったくの未練なしとは……)

 さやか「ねぇ、まどか。今日、映司くんが退院するんだって! 一緒に向かえに行こうよ♪」

 まどか「そ、そうだね………」

 まどか(ううっ……さやかちゃん凄く生き生きとしてる〜。それは嬉しいけど、心配の種が〜〜)
527 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 18:51:28.28 ID:VlwlUho20
             ☆病院内☆


 杏子「今日は、映司の退院の日だ」

 杏子(前の話では頑張ってた事だし、少しは優しくしてやるか……)


     
       ☆病院内・映司のいる病室、OOO号室☆



 杏子「ここが映司の病室だな」


      ガラッ


 杏子「映司、迎えにきてやっ―――」

 映司「あっ、杏子ちゃん」<パンツ一丁


 杏子「お前、またそんな格好を!! この露出魔ッ!!」<火球ドゴーンドゴーン

 映司「ぐはぁ!! ちょ! 杏子ちゃん、誤解だ―――ッ!! ぐへぇ!!」ドカーン
528 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 18:52:10.87 ID:VlwlUho20
 映司「杏子ちゃん、別に俺はパンツを見せるために、脱いでたわけじゃないよ!?」

 映司「今日が退院だから、着替えてたとこなんだよ。杏子ちゃんがノックもしないで入って来たから、こんな姿で迎えたんだからね」

 杏子「そ、そうだったのか……悪ィ、ついいつものくせで………」

 映司「もう、そそかっしいんだから……」

 
 映司「だいたい俺が本気出したら、パンツも脱いでるって。こんな風に……」<パンツ脱ぎ


 杏子「だから脱ぐなっての!!」ドガァ

 映司「ぐはぁ!」
529 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 18:53:01.04 ID:VlwlUho20
             ☆ちゃんと着替えました♪☆


 映司「杏子ちゃん、俺を向かえに来てくれたんだね……」

 杏子「べっ、別に……たまたまアタシが暇だったからであって、と、特別な理由なんてないからな!///」

 
 映司「嬉しいよ。ありがとね」

 杏子「フン………」


 映司「じゃあ、行こうか」つボストンバッグ

 杏子「おい待て。なんだそのバッグは……」

 映司「え? そりゃ着替えとかが入れてあるバッグだよ」

 杏子「お前、そんなでかいバッグに入れるほど着替えを持ってきてはないだろ」

 映司「そ、そんなことはないよ? 男物の服ってかさばるから、これぐらい大きくないと、い、いけないんだよ?」

 
   ナース1「ねぇ、最近さぁ、私の下着がさ〜なくなってるみたいなのよ〜」

   ナース2「マジで? 実は私もそうなの!」

   ナース3「あんた達だけじゃないわよ。なんかここのナース全員の下着がこぞってなくなってるみたいなのよ」

   ナース1「え〜〜、ってことはここに下着ドロがいるってことですか!?」

   ナース2「許せないわねぇ……」


 杏子「………」ジロッ

 映司「い、いや、俺じゃないよ? 俺はやってないからね!?」
530 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 18:53:36.21 ID:VlwlUho20
 杏子「映司、そのバッグの中身を見せな」

 映司「そんな、見せろだなんて……杏子ちゃんのエッチ!!」

 杏子「ごまかそうたって、そうはいかないからな! おら、見せな!!」

 映司「い、いやダメだよ! こ、この中にはその―――俺の汗にまみれた服やパンツでギュウギュウ

    なんだ。とっても臭いんだよ〜。だから―――」

 杏子「い・い・か・ら! 見・せ・ろ!」

 映司「………」

 杏子「………」

 映司「あっ! 後ろにスーパーカップの抹茶味が飛んでる!!」

 杏子「えっ!?」

 映司「スキあり!!」ダダダッ

 杏子「あっ、映司、テメー!!」
531 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 18:55:10.59 ID:VlwlUho20
            ☆病院前☆



 さやか「よし、着いた―――!」

 まどか(ううっ……歩いてる最中、ずっと映司くんの話ばかりで疲れた……)

 さやか「映司くんが退院だ♪ 」

 

  くおら―――ッ 待て―――ッ!!

 さやか「ん? なんだろ?」


 映司「わーッ! 杏子ちゃん、見逃してぇ〜〜」

 杏子「この変態下着ドロ!! 逃げてんじゃねぇ!!」

 まどか「杏子ちゃんが 映司くんを追いかけてる……また映司くんがなにかやったのかな?」

 さやか「いーなー、あの二人、仲良さそうで……」

 まどか「どこをどう見たらそう見えるのッ!?」
532 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 18:57:03.18 ID:VlwlUho20
 杏子「この変態がッ!! こうなれば―――」ゴォォォ<火球

 映司「おっと、杏子ちゃん! それはダメだ!」つパンツの入ったバッグ

 杏子「パンツを盾にした?」

 映司「どうだ! これで攻撃できないでしょ!」

 杏子「……ニヤ」

 映司「えっ……なに、ニヤって……」

 杏子「おらぁ!!」火球発射ドゴーン

 映司「えっ! ためらいなく撃った!?」

     火球ゴゴゴゴゴゴゴゴ

 映司「くっ、パンツを燃やすわけに行くかッ!!」カバッ<パンツを庇う

   ドカーン!

 映司「ぐはぁ!!」

 杏子「お前みたいな変態が、パンツを盾にできないことぐらいわかんだよ!!」

 映司「はっ、図ったのね………ガクッ」
533 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 18:58:13.14 ID:VlwlUho20

 まどか「あはは……その様子だと映司くんは完治したみたいだね」

 杏子「おう、お前らも来たのか」


 さやか「映司くん、大丈夫?」

 映司「おおっ、さやかちゃん。来てくれたんだね!」抱きッ!

 さやか「ちょ、映司くん、急に抱きつかないでよ///」

 映司「ぐへへ………さやかちゃん〜〜」モフモフモフ

 さやか「あっ! だっ、ダメだよ映司くん……そんなとこ―――あっ!」

 映司「う〜ん、さやかちゃんも中々発育がいいねぇ〜〜モフフフフ〜〜」

 さやか「だっ、ダメ///……くすぐったい……あんっ!!///」

 映司「ウヘヘヘヘヘ〜〜〜」

 杏子「おらぁ!!」踏みつけドゴォ

 映司「がふっ!!」

 杏子「このセクハラ男が、行くぞ!!」ズルズル<映司引きずり

 さやか「別にあのままでも、よかったのに……」ボソッ

534 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 18:59:12.52 ID:VlwlUho20
               ☆会長オフィス☆


 会長「ハッピバースデイ!! 新しき仮面ライダーバースよ!!」

 会長「後藤くん、正式にバースの引き継ぎおめでとう! これからの君に期待しているよ」

 5103「ありがとうございます!」

 会長「そこで、私から提案があるのだが………」

 5103「提案……?」

 会長「ふむ。それはだね―――」


       ガチャ

 ほむら「失礼するわ」

 5103「ほむらちゃん? なんでここに……」

 ほむら「会長に呼ばれたのだけれど……」

 会長「うむ。その通り。私が呼んだのだよ。いや、ちょうどいい所に来てくれた」

 ほむら「何の用かしら? 私はあまり暇ではないのだけれど」

 会長「なに、あまり時間はとらせはしないよ。提案があってね……どうだろう暁美ほむらくん」

 会長「後藤くん―――つまり、仮面ライダーバースのパートナーになる気はないかね?」
 
 ほむら&5103「「!?」」
535 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:00:14.61 ID:VlwlUho20
 会長「仮面ライダーバースにはシステム上、セルメダルを供給するサポート要員が必要だ。ほむらくん。君もバースバスターを

    使用しているわけだから、都合がいいと思うのだが……どうかね二人とも?」

 ほむら「私がバースのサポート………」

 5103「そ、そうですね………(マジで!? 最高じゃん!!)」




 5103(パートナーになるってことは、嫌がおうにも親密になるチャンスが増えると言う事! 火野ばかりに魔法少女を

    とられ続けていたが、これで俺にも春が来るかもしれないということだ!)

 5103(これで俺はほむらちゃんルート行きに確定ってことですか!?)

 
 
 5103「お、俺はほむらちゃんがよければ……それでいいと思いますが……」

 ほむら「断るわ」

 5103「!?」
536 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:01:37.66 ID:VlwlUho20
 会長「ほう……そうかね。いい提案だと、思ったのだがね」

 5103「そ、そうだ! お互いにセルメダルを使って戦うんだし、効率がよくなると思うんだが……!」

 ほむら「確かにそうかもしれないわ。だけど、私にとって優先すべき事はまどかを守る事。バースにかまけて、それをおろそかにはできないわ」

 会長「なるほど、自らの欲望を優先するか……実に素晴らしいィィィィ!!!」

 5103(素晴らしいィィィ!! じゃねぇよ!! フラグがぁ………)

 
 5103「ほ、ほむらちゃん。別にそんなことはならないんじゃないかな? 俺のサポートになったからといってさ……」

 里中「伊達さんも必要としてなかったし、一人でも平気じゃないですかー?」

 5103「里中ァ! てめぇは黙ってろォ!!」


 ほむら「そしてなにより……」

 5103「え?」

 ほむら「貴方と組むのが生理的に嫌なの」

 5103「」

 ほむら「話はこれだけ? なら失礼するわ」
537 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:02:23.66 ID:VlwlUho20
 5103「せ、生理的に嫌だんて……なぜだぁ!? 俺は火野のように変態じゃないんだぞ―――ッ!!」

 会長「ふむ……ならば、里中くん、君がやってくれないかね? 原作通り、後藤くんのパートナーにィィィ!!」

 里中「お断りします」

 5103「即答!?」

 5103「な、なぜだ里中!! まさかお前も生理的に嫌だとか言うのか!?」

 里中「近づかないでくれません? セクハラで訴えますよ?」

 5103「な、なぜだ……なぜ俺の扱いがこんなに悪いんだ―――ッ!!」


538 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:02:58.87 ID:VlwlUho20
 会長「ふむ……弱ったね。暁美ほむらくんだけでなく、里中くんまで拒否するとは……

    流石は後藤くん。君にはなにか人を寄せ付けないなにかがあるのだろうね。実に素晴らしいィィィ!!」


 5103「どこが素晴らしいんですか!? 遠まわしにバカにしてるでしょあんた!!」

 会長「とにかく……代わりの人選を探さないといけないね」

 里中「5103と組むような、物好きなんていないと思いますよ」

 5103「里中、てめぇ……いい加減にしろよ……」

 会長「安心したまえ。すでに目星はつけている……ライドベンダー隊の中から選別しよう!」

539 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:03:39.31 ID:VlwlUho20
 5103「ら、ライドベンター隊………?なんですかそれ?」

 里中「なに忘れてるんですか……貴方が隊長をやっている部隊でしょうが」

 5103「ああ……そういえば、そんなものがあったような………」

 会長「忘れるのも無理もない! 原作でも後半辺りは、完全に空気と化していたからね!!」


 会長「とにかく、後藤くん! ライドベンダー隊の中で、君に匹敵する三人を選別しておいた。その中から一人選びたまえ!」

 5103「さ、三人?」

 隊員1「フフフフフッ」

 隊員2「さて、誰が選ばれるかな?」

 隊員3「ま、俺だろうがな」

 5103「うわ、いつの間に!?」
540 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:04:41.27 ID:VlwlUho20
 会長「では、順に紹介していこう! まずは隊員1くん! 正体を表したまえ!」


 隊員1「フフフッ……俺の正体は―――これだ!」ブオン<マントを脱ぐ






 小島よ○お「どーも、小島よ○おです」


 5103「」
541 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:05:19.48 ID:VlwlUho20
 小島よ○お「うぇぇ〜〜〜い!!」


 5103「ちょ、会長!! なんて人呼んでるですか!?」

 会長「ヘキ○ゴンの放送終わってしまって、仕事がないようだからね……声をかけたのだよ」

 5103「いや、だってこの人、オーズにもまどマギにも関係ないじゃないですか!」

 会長「このようなSSだからこそできることだよ」

 5103「いくらSSでもやり過ぎでしょうが!! 読者もついて行けませんよ!!」


 小島よ○お「や、やべぇ………」

 会長「ん……どうしたのかね、よ○おくん?」

 小島よ○お「俺ってオーズどころかまどマギにも関係していないのに、こんなSSに出演してしまった〜〜!」

 小島よ○お「下手こいた〜〜〜!!」


        ズンチャ〜♪ ズンチャズンチャ〜♪ ズンチャ〜♪

 小島よ○お「うえぇ〜〜い!!」<例のダンス

 5103「なんか懐かしいネタがきた!?」

 小島よ○お「あっ、それ! あっ、それ! それそれそれ!」

 小島よ○お「オーズ×まどマギのSSに♪ 関係ないのに来ちゃったよ♪」

 小島よ○お「でもそんなの関係ねぇ!! そんなの関係ねぇ!!」

 小島よ○お「はい、オパッピー!!」チントンシャンテントン♪

 5103「うぜぇ〜〜!!」つバースバスター

 里中「5103、殺しちゃダメですよ」

 

542 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:05:57.40 ID:VlwlUho20
 会長「どうかね後藤くん。彼をパートナーに……」

 5103「いや、冗談じゃありませんよ!!」

 会長「そうだね、まだ決めるのは早い。残り二人も紹介してから出ないといけないね!」

 5103「残り二人って―――こんなノリであと二人もいるんですか!?」

 会長「では、隊員2くん! 正体を表わしたまえ!!」


 隊員2「まさか、この姿を人前にさらすハメになるとはな……」ブオン<マントを脱ぐ。








 DA○GO「うぃっしゅ!」


 5103「」
543 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:06:35.68 ID:VlwlUho20
 5103「またまたヤバい人がきた―――ッ!?」

 里中「あっ、5103よりイケメン」

 5103「!?」


 DA○GO「マジっスか〜? ガチで俺が5103のパートナーみたいな〜ことをしちゃうんスか〜?

       マジでハンパないみたいな〜」

 5103「こいつもウゼェ!!」

 DA○GO「ってか、まず、俺が言いたいことは、ただ一つだけみたいなわけなんスよ」

 会長「ほほう、なにかねDA○GOくん?」

 DA○GO「ヴァンガードファイトしようぜ! ブシ○ード!」

 5103「帰れテメー!!
544 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:07:22.74 ID:VlwlUho20
 会長「では、最後の隊員を紹介しよう!」

 5103「頼むからどうか、最後はまともな人でありますように〜〜〜」

 里中「あきらめたらどうですか?」

 会長「では、隊員3くん! 正体を表わしたまえ!!」


 隊員3「フッ……とうとうこの時が来たようだな……」ブオン<マントを脱ぐ










 蓮○「このSSはなんですか? 不謹慎ではないですか?」


 5103「」
545 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:08:07.07 ID:VlwlUho20
 5103「ちょ! 今までで一番ヤバい人じゃないですか!!」

 会長「SSならではできる夢の共演というものだよ後藤くん!」

 5103「いや、限度がありますって!! あんたアニメ『銀魂』232話がどうなったか知らないんですか!?」


 5103「消されますよ!? それに―――」チラッ

 
 蓮○「…………」ムカムカムカムカ

 5103「なんかすごく怒ってますよ!?」

 里中「そりゃ、今すごく忙しいでしょうからね………」
546 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:08:44.27 ID:VlwlUho20

 会長「では、後藤くん! この三人の内、一人をパートナーに選びたまえ!」

 5103「嫌ですよ!! ろくな奴いないじゃないですか!」


 5103「こんな連れて行っても誰特?みたいな奴はいりません!」


 5103「俺は一人でも、バースで戦います!」


 5103「では、会長失礼します!!」バン<乱暴にドアを閉める。


 会長「う〜む。怒らせてしまったようだね」

 里中(そりゃ、私でも怒るよ)
547 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:09:34.90 ID:VlwlUho20
 里中「で、どうするんですか会長?」

 会長「後藤くんはああ言ったが、一人でバースをやることはきついというのがわかるだろう」


 会長「パートナーは必要だと絶対にわかるはずだ!」


 会長「しかし、優柔不断な後藤くんにこのことはすぐには決められないだろう。よって、誰をパートナーにするかは安価で決めようと思う!!」

 里中「え……これが今回の安価かよ……」


 会長「というわけで、里中くん! 次回予告までの間、この三人の世話を頼むよ!!」


 よ○お「オッパピー!」

 DA○GO「マジッスか?ヤバくね?」

 蓮○「私は賀○登紀子と同じ床屋には行ってません」


 里中「」
548 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:10:59.24 ID:VlwlUho20
          ☆一方、映司&杏子&さやか&まどかは……☆



 映司「さやかちゃん、まどかちゃん、わざわざ迎えに来てくれてありがとね」

 さやか「う、うん。そんなの当たり前だもん。命を救ってくれたわけなんだから///」

 映司「いやいや、それでも嬉しいよ」

 さやか「///」

 まどか(ううっ……やばいよ〜。こんな無防備なさやかちゃんを映司くんに近づけるなんて、狼にステーキを渡すような物だよぉ〜))

 杏子「そういや、マミとほむらはどうしたんだ?」

 まどか「ほむらちゃんは会長さんに呼ばれたとか言ってて、マミさんは進路相談で来れないだって」

 映司「進路か〜。そういえばマミちゃんはそんな歳だったね……」

 さやか「映司くんは、進路なんて描いたの?」

 映司「俺はねぇ〜、実はその時ふざけて、当時ハマってたマンガの主人公の名前を書いちゃったんだ」

 映司「まぁ、でも、その主人公みたいになりたいと思っていたから、ある意味、本当の事なんだろうけど」

 まどか「主人公って、何のマンガの主人公になりたかったの?」

 映司「変態仮面」

 杏子「もうなってるじゃねぇか」
549 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:11:40.15 ID:VlwlUho20
 さやか「あっ……」ガシャ<CDプレーヤーを落とす。

 映司「さやかちゃん、何か落としたよ―――ってこれはCDプレーヤー?」

 さやか「う、うん。入院してる間に映司くん暇だろうから、これがあればいいかな〜って思って持ってたんだけど、渡しそびれちゃって……」

 映司「あ、そうなの。ありがとね、さやかちゃん」

 さやか「で、でも。結局渡せなかったし……映司くん、恭介とは違うから、こんなので喜んでくれるかわからなかったから……つい……」

 映司「さやかちゃん………(なんて健気な! やばい、萌える!!)」

 映司「聞いてみてもいいかい?」

 さやか「え……あっ、うん………///」

 映司「なんなら一緒に聞く?」

 さやか「えっ……/// で、でも、それだと聞きにくいよ」

 映司「こうすれば―――」


      ヒョイ(さやかをお姫様抱っこ)

 
 さやか「ひゃ、ひゃあ!!///」

 映司「一緒に聞けるよね♪」

 さやか「う、うん///」カァァァァァ

 まどか(うわぁ〜〜! さやかちゃん顔が真っ赤だよ〜〜! なんでこういう時に限って映司くんはイケメン的なことするのよ!)

 杏子「イラッ」
550 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:12:47.37 ID:VlwlUho20
         〜♪ 〜♪ 〜♪

 映司「おっ、これはShout outだね」

         〜♪ 〜♪ 〜♪

 
 映司「その心 湧き上がるwaveに〜♪」

 さやか「乗っかって 流れを 止めずに〜♪」

 映司&さやか「「進もう easy a dream ♪」」

 
    キャハハハハ♪ ウフフフフ♪ イチャイチャイチャ♪

 まどか(あう〜、なんかすごくいい雰囲気だよ〜。仲良く歌っちゃってるし……)


 まどか(おまけに……)チラッ


 杏子「イライライライライラッ」

 まどか(杏子ちゃん、すごく不機嫌な顔してるし〜! なんか修羅場が来そうだよ〜〜!!)
551 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:13:36.73 ID:VlwlUho20
 杏子「おい、さやかに映司! ちょっとくっつき過ぎなんじゃないのか!?」

 映司「どうしたの杏子ちゃん? 不機嫌な顔しちゃって………」

 杏子「してねぇよ! ただアタシは、こんな場所で、バカみたいに騒ぐなって言ってんだよ!」

 映司「ハハーン、そうか、なるほど……杏子ちゃんも、一緒に聞きたいんだな〜?」

 杏子「はぁ!? なに言って―――」

 映司「OKOK、俺の手はまだ杏子ちゃんも抱えられるから平気だよ」

    ヒョイ(杏子も抱っこ)

 杏子「いや、お前! なに勝手に///―――おい、手を離せ!!」

 映司「グフフフ、まさに両手に花状態だ〜〜よし、三人で歌おう! なんの曲にしようかな〜♪」

 さやか「Anything goes! にしよう!」

 杏子「さやか!? お前までなに言ってるんだよ!?」
552 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:14:41.05 ID:VlwlUho20
 映司「Anything goes! その心が 熱くなるもの 満たされるものを 探して〜♪」

 さやか「Life goes on! 本気出して 戦うのなら〜♪」

 杏子「………」

 映司「もう、杏子ちゃん! ここは『ま〜ける気しないはず〜♪ 』って歌わないと」

 さやか「そうだゾ杏子〜ッ!」

 杏子「うるせぇよ! アタシは歌う気ないっての! だいたいさやか、テメェ調子乗り過ぎだ!

    それと映司、いい加減下ろせ〜〜〜!!」ジタバタジタバタ

 
      イチャコライチャコライチャコラ♪


 まどか(なんだかんだで仲いいじゃん……ってか私だけ蚊帳の外だよぉ〜〜)
553 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:15:23.47 ID:VlwlUho20
        ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!



 杏子「!! この気配―――映司、魔女が近くにいるぞ!」

 映司「な、なんだって!?」


 ショウ「た、助けてくれ……!」

 さやか「ホストぽっい男の人が来た!(あれ? なんかどこかで見たような……?)」

 映司「一体、どうしたんですか!?」

 ショウ「ば、化け物が……俺に……うっ、うわああああああ!」

  
        ジュバーン(ショウ、塵となる)

 まどか「キャア!、ひ、人が………」

 さやか「霧みたいに消えちゃった………」

 杏子「どうなってやがる!? こんな直接的に人間を消すなんて―――魔女はそうしないぞ!」

 映司「とにかく結界を探そう! 犠牲者をこれ以上出しちゃダメだ!」
554 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:16:04.30 ID:VlwlUho20
               ☆結界前☆

 
 さやか「あった! やっぱり魔女の仕業だったわけね」


 杏子「なんだ……これは………」

 映司「どうしたの杏子ちゃん?」

 杏子「魔女とヤミーの気配が……同時に存在している……」

 まどか「え、それって結界の中に魔女だけでなく、ヤミーもいるってこと? でも、それは前にもなかった?」

 杏子「違う! 別々に存在してるんじゃない! 一つの存在に二つの気配を感じるだ! 一体どうなってやがる……?」

 まどか「えっ、それ……どういうことなの?」

 さやか「気にしてもしょうがないよ! とにかく倒そうよ! じゃなきゃ犠牲者が増えちゃうし!」

 映司「そうだね。よし、行こう!」


 杏子(なんだ………ものすごく、嫌な予感がするぞ)
555 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:17:08.39 ID:VlwlUho20
                  ☆結界内☆


 使い魔×10「キシャー!!」

 さやか「早速使い魔が来たわね……」

 まどか「プテラノドンみたいな使い魔だよ!」

 さやか「こんな奴ら、あたしの剣で……」つソウルジェム

 映司「ダメださやかちゃん。変身しちゃ」

 さやか「えっ、なんで……?」

 映司「君はまだ魔女から戻ったばっかりだ。無茶な戦いはまだ控えた方がいい。俺が戦うよ」

 さやか「なに言ってるの! 映司くんの方が退院したばかりの病み上がりじゃない!」

 映司「俺は平気だから。丈夫なのがとりえだしね。だから、まかせて」

 さやか「映司くん……///(そこまであたしのことを考えてくれるなんて……///)」


 映司「杏子ちゃん、メダル!」

 杏子「ああ!」ピューン


 カシャカシャkシャ


 映司「変身!!」ティーティーティー


       サイ!

       カマキリ!

       コンドル!

      ピカァァァァァァァァァ

556 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:17:55.22 ID:VlwlUho20
 オーズ「サイにカマキリにコンドル?……杏子ちゃん、適当に投げたでしょ!」

 杏子「んなわけあるか! さっさと戦え!!」ドガッ

 オーズ「あうっ! もう……」


 使い魔「キシャー!!」


 オーズ「トゥア!!」<カマキリスラッシュ、ズバッズバッ!

 使い魔「ぐあ!」ズカーン

 さやか「映司くん、後ろからも来てるよ!!」

 使い魔「グアオー!!」


 オーズ「ハァッ!!」ブオン<回し蹴りの要領でコンドルキック

 使い魔「グハ!」ズカーン


 まどか「上からも来てるよ!!」

 オーズ「ハァ〜〜セイヤァァ!!」<サイヘッド頭突きドガッ

 使い魔「グアァァ!」ズカーン



 オーズ「すごい……この組み合わせ。接近戦に強い! 適当じゃなかったんだね!」

 杏子「フン……当たり前だ」
557 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:19:12.25 ID:VlwlUho20
 オーズ「セイヤァァァァァ!!」ズバッバシュズバッ!


 使い魔×10「キャァァァ!?????」

 
   ドカ―――――ン!!

 まどか「やった! 全部倒したよ!!」

 さやか「映司くん……かっこいい!///」


    ジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラ<セルメダル


 オーズ「え………セルメダル? 杏子ちゃん、セルメダルが出て来たよ?」

 杏子「なに!? 本当だ……なんで使い魔を倒してセルメダルが出てくんだよ?」


 オーズ「ま、いいか! ちょうどセルメダルも欲しかったことだしね。気にせずに行こう!」

 杏子「おい、ポジティブすぎるだろ! 少しは気にしろよ!」

 さやか「まぁいいじゃん。それって、杏子には必要なんでしょ? 手に入ってよかったじゃん!」

 杏子(………嫌な予感がしてしょうがないんだよ)
558 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:19:59.48 ID:VlwlUho20
              ☆結界最深部☆



 恐竜魔女「グルアアアアアアアアアアアアアア!!」


 まどか「あれがこの結界の魔女だね……」

 杏子「まるでティラノサウルスみたいだな。でかいし、かなりタフそうだ」

 さやか「映司くん、やっぱりあたしも戦った方が―――」

 オーズ「大丈夫だよ。ここは俺にまかせて」

 さやか「でも―――」

 オーズ「その代わり、さやかちゃんは杏子ちゃんとまどかちゃんのことを守ってあげてね」

 さやか「うん……わかった」


 オーズ「よし、先手必勝だ!!」シュバ!
559 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:20:30.11 ID:VlwlUho20
 オーズ「セイヤァァァァァ!!」<カマキリスラッシュズバッバシュ!

 恐竜魔女「グルウウウウウ!!」ズカーン

 オーズ「くっ………なんて固さだ! まるで手応えがない!!」


 恐竜魔女「ギャオース!!」ビイイイ<紫ビーム

 オーズ「ぐわあああああ!!」

   ピカァァァァァァァ

 映司「あれ?」

 さやか「映司くんの変身が解けた!?」

 まどか「そんな、なんで!?」

 杏子「映司、よけろ!」

     ブオン<恐竜魔女の尻尾攻撃

 映司「おわぁぁぁぁぁぁ!!」ドカーン
560 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:21:18.02 ID:VlwlUho20
 映司「一体どうして変身が………とにかく、もう一回―――変身!!」ティーティーティー

  サイ! カマキリ! コンドル!
   
     ピカァァァァァァ

 オーズ「うおぉぉぉぉぉ――――ッ!!」

 恐竜魔女「ガルルル!!!」<紫ビーム

 映司<変身解除>「ぐああああああ!!」

 まどか「そんな、また!!」

 杏子「くそ! 一体どうなってやがる!? なぜ変身が解けるんだ!」

 
 恐竜魔女「私は消し去る者………」

 映司「!? しゃべった!?」

 恐竜魔女「コアメダルは欲望の力―――無に帰す!!」ガブ<噛みつき攻撃

     ザシュ!

 映司「おわ―――ッ!!」<かろうじて避ける

 杏子「映司!!」
561 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:22:16.70 ID:VlwlUho20
 杏子「くっ、得体の知れない敵……こうなりゃコンボだ! 映司、タジャドルで行くぞ!!」

 映司「杏子ちゃん、タジャドルよりもガタキリバの方が―――」

 杏子「うるさい! それはダメだ! 絶対にさせないからな!」

 映司「杏子ちゃん、こいつのビームに当たると、即座に変身解除されるんだ! 分身できる

    ガタキリバの方がいいよ!!」

 杏子「そうかもしれねぇけど、ダメだ!!」

 映司「なんで!? 俺暴走してセクハラ行為なんてしないから早く!!」

 杏子「お前にガタキリバにならせるぐらいなら死んだ方がマシだ!!」

 映司「そ、そこまで!?」
562 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:24:03.93 ID:VlwlUho20
 映司「なら……杏子ちゃん、タトバでお願い!」

 杏子「タトバだと? それでどうするつもりなんだよ?」

 映司「考えがあるんだ! 早く」

 杏子「おらよ!」ピューン<タカ トラ バッタメダル

 映司「(キャッチ)……あっ、やっぱりタトバじゃなくてガタトラバでやるから、クワガタ頂戴!」

 杏子「チッ……ったく、間違えんな!」ピューン<クワガタ

 映司「(キャッチ)………ニヤリ」
563 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:38:55.78 ID:VlwlUho20
 まどか「ちょっと、杏子ちゃん! なにやってるの!?」

 杏子「なっ……なにって……」

 まどか「映司くんに、緑のメダル全部あげちゃってるよ!!」

 杏子「えっ………」



   @サキリドル=カマキリ×1

   Aタトバ=バッタ×1

   B直接クワガタ×1
 

 杏子「あ〜〜〜〜〜〜〜ッ!! しまった………計ったな映司ッ!!」


 映司「フッ……坊やだからさ……なんてね」

 カシャカシャカシャ(メダルセット)


 映司「これでガタガタ、ガタキリバだ! 変身!!」ティーティーティー


     クワガタ!

     カマキリ!
     
     バッタ!

 ガータガタガタキリッバ ガタキリバ ♪
564 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:39:42.90 ID:VlwlUho20
 ガタキリ「ウオオオオオオオオオ!!!」

 杏子「チクショー………アタシとしたことが………」


  ウジャウジャウジャウジャウジャウジャウジャウジャウジャウジャヤウジャウジャウジャウジャ (×50に分身)


 杏子「くっ………やはり分身しやがった! みんな気をつけろ! 映司のセクハラが来るぞ!!」

 まどか「ううぅ〜〜、なんで味方に注意しなきゃいけないの〜〜」

 さやか「映司くんが五十人も………ステキ……///」

 まどか「さやかちゃんもたいがいしてッ!?」

565 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:40:10.30 ID:VlwlUho20
 ガタキリ1「セイヤァァァ!!」<クワガタサンダー

 ガタキリ35「ハァァ!!」<バッタキック

 ガタキリ12「ほわぁたぁ!!」カマキリスラッシュ


 恐竜魔女「グオオオオオオオオオオッッッッッ!!!!」


  ドカーンドカーンドカーン!



 まどか「今のところは、真面目に戦ってるね」

 杏子「油断すんじゃねぇ。あの変態のことだから―――」


 ガタキリ×6『パンツゥゥゥゥ!!!』


 杏子「案の定だ!! 六人ほど、戦わないでこっちに来やがった!!」
566 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:40:51.45 ID:VlwlUho20
 ガタキリ35「杏子ちゃーん!! 一人ぼっちは寂しいよぉ〜! 一緒に来てぇ〜」

 杏子「お前、五十人もいんだろうがッ!!」ドガッ

 ガタキリ35「あべしッ!!」


 ガタキリ8「まどかちゃん、俺と一緒にHなことしてくれたら、嬉しいなって♪」

 まどか「ぬん!」<角をへし折る

 ガタキリ8「んぎゃー!! 角が……角がぁぁぁぁぁぁ!!」


 杏子「あ〜、まったく! これじゃ悪夢の再来だぜ!」

 まどか「さやかちゃん、そっちは平気!?」
567 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:41:57.35 ID:VlwlUho20
 ガタキリ17「ねぇねぇ、ここからさ、二人きりで抜け出して、遊園地に行こう。ね?」

 さやか「遊園地?」

 ガタキリ17「キラキラしてて、メリーゴーランド(回るベット)があって〜、泡がたくさん出て来るプール(バスタブ)がある所だよ」

 ガタキリ17「歌舞伎町にあるんだ。一緒に行こうよ〜さやかちゃん」

 さやか「えっ……でも……///」

 ガタキリ17「大丈夫大丈夫。俺ちゃんと優しくするからさ〜いや、マジでマジでwwww」

    ガシッ!

 ガタキリ17「ありっ?」

 まどか「どんな遊園地に誘う気だ―――ッ!! ふんにゅううううう!!」

 ガタキリ17「うぎゃあああああああああ!!」


 杏子「お前も、しっかりしろ!! 映司に食われるぞ!!」

 さやか「別にそれでもいいのに……」ボソッ
568 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:43:58.97 ID:VlwlUho20
 杏子「あと三人来てたな……どこにいる?」

 まどか「あっ、あそこにいるよ!!」


 
            <火野映司の、今日のパンツチェック!>


 ガタキリ26「俺は絶対に自分の信念を曲げねぇ!!」

 ガタキリ36「それが俺のパンツ道!」

 ガタキリ42「だってばよ!!」



 ガタキリ26「パンツ王に俺はなるッでお馴染の火野映司です!! 前の話ではパンツチェックできなくて申し訳ありませんでした!」

 ガタキリ36「今回はガタキリバでお送りいたします!」

 ガタキリ42「さて、今回紹介いたしますのは、パンツゲームについてです!」

 ガタキリ26「パンツゲームというのは文字通り、パンツの見えるゲームのことです!」

 ガタキリ36「エロゲーでもないのに、たまにあるんですよ! こう不意にドキッとパンツが見えちゃうゲームがね」

 ガタキリ42「2011年10月27日に発売された、PSPゲーム、『FF零式』も実はそうなんです!」

 ガタキリ26「え〜、あのドラクエと並ぶあのFFがパンツゲームなの〜?」

 ガタキリ36「ええ、実はそうなのです! 登場する女性キャラのスカートの中身にまでポリゴンが張り巡らされているのです!」

 ガタキリ42「しかもキャラ毎にパンツの色や柄まで違うと言う徹底ぶり! おいスク○ニ! 狙ってやってるだろ!!」

 ガタキリ26「こいつは買わなきゃいけないな! ちょっとゲ○行ってくる!!」

 ガタキリ36「このように、有名なゲームがパンツゲームであったりするのです!」

 ガタキリ42「君の持っているゲームの中にも、パンツゲームがあるかもしれないよ? ぜひ、探してみてね!」


 杏子「なに、どうでもいいことくちゃべってんだ―――ッ!!!」火球ドゴーン!

 ガタキリ×3『ぐはぁ!!』

 杏子「さっさと戦え、このバカ!!」
569 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:44:40.15 ID:VlwlUho20
 ガタキリ2「セイヤァァ!!」カマキリスラッシュ<ズシャズシャ

 ガタキリ47「トゥワ!!」バッタキック<ドカッバキッ!


 恐竜魔女「グオオオオオオオオオオ!!」<紫ビーム


 ガタキリ2&47「ぐあああああああ!!」ザキャーン(消滅)


 杏子「やはりあの紫のビームに当たると変身解除しちまう!」

 まどか「でも、分身が消えるだけですんでるね。やっぱりあの魔女相手にはこのコンボで正解だったかも」

 杏子「だが、本体にあのビームが当たれば………」
570 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:45:43.96 ID:VlwlUho20
            ドカーンドカーンドカーン!


 ガタキリ×多数『うわ―――ッ!!』<消滅


 さやか「映司くん!!」

 杏子「まずい……半分以上分身が消された……あの魔女……強すぎるぞ、おい!」

 まどか「そんな……あのガタキリバで苦戦するなんて……」


 ガタキリ4「くっ……残り二十人しかいないか……どうする?」

 ガタキリ13「魔女の方も消耗してるから、あと一息なんだけど……」

 ガタキリ1「こうなれば、無茶だけどアレをやるしかない!」

 ガタキリ8「あれをやる気!?」

 ガタキリ12「そうだね……もうなりふり構ってられないしね!」
571 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:46:32.47 ID:VlwlUho20
 ガタキリ1「杏子ちゃん! タカにクジャクとコンドルを頂戴!!」

 杏子「タジャドルに変えんのか!?」

 ガタキリ1「策があるんだ!」

 杏子「策……? まぁいい! メダルだ、受け取りな!」ピューン

 ガタキリ1「(キャッチ)よし、頼むよ」つメダル

 ガタキリ35「ああ、まかせて。ガタキリバの真の力を見せよう!」カシャkシャkシャ


 まどか「え……分身にメダルを渡した?」

 ガタキリ35「変身!!」ティーティーティー

      タカ!

      クジャク!

      コンドル!

   タージャードルー♪

 タジャドル「ハァッ!!」

572 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:47:45.53 ID:VlwlUho20
 ガタキリ1「よし、成功だ!」

 タジャドル「ああ!」

 
 さやか「えっ、どういうこと? コンボチェンジしたのに、ガタキリバの分身が消えてない!」

 杏子「そういうことかい……分身が変身しわけで、本体はそのまま。だからこんなことができたんだ!」

 まどか「すごいよ! コンボが二つ一遍にそろうなんて!」


 タジャドル「セイヤァァァァ!!!」<火炎放射

 ガタキリ×20「セイヤァァァァァァァァァ!!!」<電撃


   ドゴ―――――――――――ッ!!

 恐竜魔女「グルオオオオオオオオオ!?」ドカーン


 さやか「炎と稲妻の同時攻撃だ!!」

 まどか「魔女が倒れた! 効いてるみたいだよ!」

 杏子「いいぞ、映司!!」

573 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:49:11.15 ID:VlwlUho20
 ガタキリ1「よし、今がチャンスだ!」カチャ

 <スキャニングチャージ!!>×20


 タジャドル「杏子ちゃん、残りのメダル全部投げて!!」

 杏子「よし、これでとどめをさしてやりな!!」ピューン


   タジャスピナーつメダル


 タカ! トラ! バッタ! サイ! カマキリ! コンドル! ギガスキャン!!

 
 タジャドル「ハァァァァァァァ―――ッ!!」<チャージ

 ガタキリ1「同時攻撃、行くよ!!」

 タジャドル「了解!!」


 

 恐竜魔女「!?」

 杏子「よし、これで決まったも当然だ!!」


 全オーズ『セイy―――』
 
574 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:50:16.13 ID:VlwlUho20
 紫メダル×3<ビュン! ビュン! ビュン!

 さやか「えっ、なにあれ? メダル?」

   紫メダル×3――――→ガタキリ1

 ガタキリ1「ぐあ! ぐっ! うぐぁ!!」

 
 杏子「な、なんだ!? 映司の中にメダルが入っていった!?」

 映司<変身解除>「うわぁぁぁぁぁ――――――ガクッ」ドサッ ピューン<クワガタ、カマキリ、バッタメダル

 杏子「映司!?」

 さやか「映司くん!?」


 タジャドル&分身「パリーン」<消滅 ピューン<コアメダル

 まどか「そんな、分身も消えちゃった!!」
575 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:51:30.66 ID:VlwlUho20
 映司「」

 杏子「おい、映司、起きろ! しっかりしろ!!(一体なんだあの紫のメダルは!?)」

 恐竜魔女「グォォォォォォォォォォォッッ!!」ブオン<尻尾攻撃

 まどか「杏子ちゃん、危ない!!」

 杏子「!!」

 さやか<変身>「させない!!」つメダジャリバーで攻撃をはじく!

    ジャキーン!

 恐竜魔女「グルルルルル!!」

 さやか「映司くんは……あたしが守る!!」

 さやか「杏子、映司くんとまどかを連れて下がって! こいつはあたしが倒す!」

 杏子「バカ言ってんじゃねぇよ! 映司でも苦戦する奴だぞ! お前一人じゃ……」

 さやか「今度はあたしが映司くんを助けるの!! そのためだったら……あたし……」

 恐竜魔女「グアアアアアアアアオオオオオ!!!」<噛みつき

 まどか「二人とも危ない!!よけて―――ッ!!」

 杏子&さやか「「!?」」
576 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:52:08.38 ID:VlwlUho20
       ドカ―――――ン!!


 恐竜魔女「グオオオオオ!???」

 まどか「攻撃!? 誰が……」

 ほむら「まどか、怪我はない!?」

 マミ「危なかったわね、でももう大丈夫」

 まどか「ほむらちゃん! マミさん!!」

 ほむら「よかった………間に合ったみたいね」

 マミ「遅れてごめんなさい。後は私達が相手をするわ」
577 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:53:39.77 ID:VlwlUho20
 ほむら「杏子、オーズは一体どうしたというの?」
  
 杏子「わからねぇ……突然紫のメダルが入って来たんだ……」

 マミ「紫のメダル?」

 杏子「とにかく、今は映司は戦うことはできない。後は頼む!」

 ほむら「ええ」

 マミ「美樹さん、チームワークを意思して戦うわよ」

 さやか「はい!」

 恐竜魔女「グオ――――ッ!!!」

578 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:54:58.20 ID:VlwlUho20
    ドカーン ドカーン ガブッ! ザシュ!

 
 ほむら「くっ………強い! なんなのこの魔女!」

 マミ「こんなに強いのは、今まで遭ったことないわ!」

 さやか「くっ……負けるもんかぁぁぁぁぁ!!」つメダジャリバー


 恐竜魔女「グアオ!!」ドガッ(さやかを尻尾でなぎ払う)

 さやか「キャ!!」ドサァ

 マミ「美樹さん!!」

 ほむら「くっ、カバーするわ! 巴マミ撃って!!」

 マミ「ええ! ティロ・フィナーレ!!」ドゴーン

 恐竜魔女「グオオオオ!!」ドカーン


 杏子「まずい……押されてる……」

 まどか「ど、どうしよう……」
579 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:56:10.32 ID:VlwlUho20
 QB「あのままじゃマミ達は食べられちゃうよ?」

 まどか「!? QB……」

 杏子「テメェ……なにしに来やがった!?」

 QB「もちろん、まどかと契約しに来たんだ。それをsyることがもうボクの全てと言ってもいいからね」

 QB「さぁ、ボクと契約して魔法少女になってよ。じゃないとあの三人は魔女ヤミーに殺されちゃうよ?」

 まどか「魔女ヤミー?」

 QB「魔女とヤミ―が合体した存在さ。魔女よりも強く、ヤミーよりもセルメダルを稼ぐ、ボクたちにとってありがたい存在さ」

 杏子「合体だと! くっ……なんてことだよ」

 QB「頼りの変態パンツ男も、紫のコアメダルによってこんな状態だし。早く契約するのが賢明だと思うよ?」

 杏子「テメェ……映司になにしやがった!!」

 QB「ボクはなにもしてないよ。ボクは……ね」

 杏子「ふざけんじゃ―――」
580 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:57:01.55 ID:VlwlUho20
              ドカ―――――ン!!!


 さやか&ほむら&マミ『キャアアアア――――ッ!!!』

 まどか「みんな!!」

 QB「このままじゃ三人はガブガブと食べられちゃうかもしれないよ、どうするんだいまどか?

   今回は、パンツ男は助けてくれないよ?」

 まどか「うっ………」

 杏子「テメェ………どこまでも腐ってやがるんだ!!」

 QB「さぁ、まどか、僕と契約して魔法少女に―――」

     スタッ

 まどか「え……?」

 映司「」

 杏子「え、映司が立ちあがった?」

581 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:58:06.38 ID:VlwlUho20
 QB「な、なに……!? そんなの聞いてないよボクは……」

 映司(紫目)「キシャァァァ」


  紫メダル<ビュンビュンビュン

  カシャカシャカシャ

    ティーティーティー

 杏子「なっ……勝手に変身を!!」
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 19:59:34.99 ID:VlwlUho20
                               プテラ

 
                               トリケラ!


                               ティラノ!


                          プットッティラーノザウルース♪


                ∨///∧  \           |!rj |              , イ≠//
                 \丶/ゝj! n、`丶        ,'} ! !          , イ ’r彡'////
                   、\//ゝjヘ\\      __/L_j |        /ノ h7〃////
                    、,丶//∧ 、 、  ////∨,ヘ j≧ 、    ///ゝ'^//,イ.'
                      ヽ\\/| \∨/////∨, l!|////∧ // r'//////
                      ‘.丶 ト.   、ゝ、////,  ||/////,イ/  |//./,ク
                       、\ j 、  }!、  ヽリ/  リ/r=彡'/   /´:::: /
                        ∨ \ ヽ,^丶\ |!、_n_,ヘ|リ_..- '__ , ' l:::,イ,
              f==、   /ヽ、  ∨l、 ヽ!: : : :\j!{ ゝ^ゝク//: : :.V ./ /
                  .//}! ////∨  ゝ \j: : : : : : ∨,小、 ,イ: : : : : :jイ ノ /
             ∧//リイ/////ノ    ゝ\}!: : : : : : 〈 | 〉: : : : : : : ;イフ'
           /ク////| //// /, へ、   \  〉: : : : :ハ | /: : : : : : :ノ≠ノ
          // ,'ゝ=彡'レ⌒ヽ//////〉   rク=ァゝ=='^ヽl !!ク=ァ--彡'イク≧ニ=-─==ニニニニニニニ=
        / j  l///////////==、/へ、 レ/ーク个!彡' .l∨ |:/ク∨ゝ、∧〈∨ 、´¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
       /: : : :Vj///,ィヘ、////////レ////〉=∨∧::V} l!  |  '/ / \リ=-、丶、=、: : : : : : : : : : : : :
    _. /:,ィ=7二|///¨ ニ==〈=〈//////<////∧l ゝ、  j! ソレヘ ノ|/、///|  \ヽ: : : : : : : : : : :
    ハ V/  ,'  V //r二=、 ヽ} ///// 、 >──ゝ===ー-=イ ∧/// \r'彡'  /l: : : : : : : : : : :
   |! / }!  ,   V/ レ'///∧} ,∨//|/////∧ 、_==、 fヘ_/, ク'////////|〉=クj | /: : : : : : : : : : :
   レ' /   !  /\∨////リ} }レ'/ |////// ゝ 、丶、_j!ヽ..:::..く////////| レ'//////\: : : : :
  / l ∧   ! ,彳二ニ==、///| |! ∨}l! !//////// > 、__|! \::::≧二ユ=v==v<//////// \: : :
  , //j_,へ___jレL______/: : ::\/ヘj / // i/////////////≠> ´¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨`丶\///////: : :
 , /∧\\___/》  /丶、: : : \X/ / /|! i>、//////ク’   ,..-=====ァ≧=、  丶ュ、∧ l! く:!: :
 lレ //∧ ゝ三彡 / !\: : 丶、: :|/ヘイ/| | |////丶イ丶'  ,.彳’ァ/ /イ》》 》  >< 丶、j |! }!: :
 | ////∧ニニライ: 〈 7\丶: : : : 7: : フ/ | | |///∨ヘ/ /7=、丶、》イタノ !Vr' /  //ヘ ヽVヘ! |!: :
 レ个、\ノ|: : : : : :j!l ,   ヽ》: : : ,: : {V//| | |///=、, ' , '//////> 丶、j_ク/ く 夕/_...ヘ . Vj i|: :
 V//: : f≧=====|   //: : : : : ! V/j .! ゝ='=、/ //三三三、 ̄ ∨r=彡'ク'ー==ュ //ヘ ', 〈__j!: :
  |__,ヘ: :_.j>- 、: : :| /\: : : : : : : | 〉/| ゝ=ュへ/ , , 'ヘ=====、7》 ∧ \ =ァ/≦──ア}  .j|: :
 /=彡': :/    }: ::|': : : : : \: : : : : | /!/ゝ、  |= j , {/ト=rニ=、 《 レ'ィ  ヽゝVヘ=-、二ァ ///!  }ヨレ
 ー7: : :/    /: : ,': : , へ、: : \: : : :rヘ、///丶L_} i! ,へ ゝ===f/ソ  ノ!∨ 、/ <////|  |ヨ!: :
  /: : : `===彡'=、: : : |  、 \ : 〉>リ: : ∨///|__| l| |  ゝ  ,イ=彡'   〉 j!  |  {=-'///リ .リ: :
. /: : : : : : :/: : : :,': :\:|   、  丶: : :ヘ: : : ∨/∧__、 、リ  ,イ/!  ,へ、  //ク /へ、  \///   /ヘ: :
/: : : ,彡':/: : : : :,: : : : :丶、  、 /: : :、:::、: : : :V/∧__、  、 リ彡'//ニュ====ヘ《コj≧、丶、丶'  //  ヽ
\_ /: イ/: : ::,: : : : : : : :::::\__/: : : ::ヘ::::、: : :∨ ∧__ゝ  、ノ  クニ== ̄ 》=く / / /二≧ /ー= //
\___彡'|!: : : ,: : : : : h: : ::::::::::::l! : : : :| \\_ノl//∧__丶 r=\-===、 \ー=》 ゝ'ゝ'/イ / /, '
    |:|: : : ,: : : : : :|:|: /: : : ::::i! : : l!|::::::::ゝ彡'\//\丶 丶\ / r=二フ /_,..彡'   //



     「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」


583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:00:22.86 ID:VlwlUho20
 プトティラ「グオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!!」


 杏子「え、映司………そのコンボは……」

  
      カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチ(氷)

 まどか「ひゃあ! 結界内が凍っていく………」

 マミ「みんな離れて!! 一緒に凍っちゃうわ!!」

 
 恐竜魔女「この力………同類……同類にして敵!!」

 
 恐竜魔女「ウガ―――――ッッ!!」噛みつき<ガブッ!

 まどか「映司くん、危ない!!」

 プトティラ「ウゴォ!!」ドガッ<魔女を吹き飛ばす!

 恐竜魔女「ガァァァ!?」ドカーン


 さやか「すごい、あんなに大きい魔女をぶっとばした!!」
584 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:01:16.01 ID:VlwlUho20
 プトティラ「ウゴォォォォォォォォォ!!!!」キシャー<エクスターナルフィン&テイルバインダー展開!

 さやか「尻尾と翼が展開した!!」


 プトティラ「ウガァァァァァ!!!!」ビュン<飛び上がる

 恐竜魔女「!?」


 プトティラ「ウゴ! ガルゥ! グォォォォォォ!!」バキッバキッドガッ<尻尾でメッタ打ち

 恐竜魔女「グアハ!? ガァ!? ウグァ!?」ドカーン


 マミ「すごい、あんなに強い魔女を一歩的に………」

 ほむら「なんてパワーなの……」
585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:02:14.44 ID:VlwlUho20
 プトティラ「グオオオッ!!」ズブッ<地面に手を突き刺す

     
     キシャ―――――ッ!つメダガブリュー

 まどか「地面から斧みたいな武器を取り出した!!」


 プトティラ「ウゴォ……」つセルメダル<メダガブリュー「ゴックン!!」


   ガシャ<バズーカモード


    プットッティラーノヒッサーツ―――♪



 プトティラ「ガアァッ!!」

    ドゴ――――――――ン!!

 恐竜魔女「――――――!?」


   ドカ――――――――――――――――ン!!!


 グリーフシード&セルメダル「カラン、ジャラジャラジャラジャラジャラ」
586 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:03:03.04 ID:VlwlUho20
 まどか「やった………映司くんが勝った!!」

 ほむら「なんて力なの……こっちまで恐怖を感じたわ……」

 マミ「やりましたね、火野さん」

 さやか「流石映司くん!」


 プトティラ「………」


 杏子「!! さやか! 映司に近づくな!!」


 さやか「え………」


 プトティラ「ウグァ!!」ブン<メダガブリュー振り下ろし

 さやか「キャア!!」<咄嗟にかわす
587 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:04:02.07 ID:VlwlUho20
 まどか「え、映司くん!? なんでさやかちゃんに攻撃を……」


 プトティラ「ウガァァァァァァァァァ!!!」ブンブンブン


 マミ「暴走してる!?」

 ほむら「みんな、オーズから離れて!!」


 さやか「映司くん、どうしたっていうの!? あたしだよ!!」

 プトティラ「ウガァァァァァァァァ!!!!」ドガッーガシャーンドカーン<暴れまわる

 まどか「キャアアア!?」

 杏子「アタシ達の声が聞こえないのか!?」
588 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:05:17.56 ID:VlwlUho20
 マミ「火野さん、やめて!」

 まどか「映司くん、元に戻って!!」

 プトティラ「グオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」つメダガブリューブンブンブン


 ほむら「ダメなようね……こうなれば、オーズを倒して止めるしか……」

 さやか「ちょっと!! なに言ってんのよ!! 映司くんを倒すだなんて!!」

 ほむら「そうしなければ全滅よ!!」

 さやか「で、でも―――」


 プトティラ「パァンツゥゥゥゥゥゥゥ!!」ブショオオオオオオ<プテラの翼で風起こし

 
 まどか&マミ「「キャ――――――ッッ!!」」<スカート抑える


 さやか「す、スカートがめくれちゃう……///」<スカート抑え

 ほむら「もう! こういう所は変わってないわけ!?」<スカート抑え
 
589 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:06:16.06 ID:VlwlUho20
    ドカーンドカーン

 プトティラ「ウゴォ!?」

 まどか「今の攻撃は―――」

 5103「みんな、大丈夫か!?」

 マミ「5103!?」

 5103「火野の奴……暴走したのか!?」


 5103「まさか、正式にバース引き継いでの最初の相手が、火野とはな……」つバースドライバー

 さやか「5103、映司くんを―――」

 5103「まかせるんだ。俺が火野を(息の根を)止めてみせる!!(そして主役はいただきだ!)」

 さやか「なんか別の言葉も聞こえる気がするけど!?」


 5103「変身!!」チャリーン


 ガチャガチャポーン!!
590 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:07:04.33 ID:VlwlUho20
 バース「行くぞ火野!!」チャリーン

 プトティラ「ウガァァァァァァ!!!」

   <ドリルアーム!>

 バース「死ね、火野ォォォォォ!!」ギュィィ―――ン!!

 さやか「やっぱり殺す気じゃん!? やめて―――ッ!!」

 
    ガシッ!!

 バース「な、なに!?(ドリルを片手で受け止められただと!?)」

 プトティラ「ウガァ!!」バキッ

 バース「ぐあっ!!」

 杏子「バースの武器を強引にねじり切りやがった!!」

591 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:08:18.35 ID:VlwlUho20
 プトティラ「ウォォォォォォ!!! ウガッ! グアッ!!」ドゴッボカッバキッ<5103をメッタ殴り


 バース「グハッ! うぐあぁ!!」


 プトティラ「グオオオオ!!」ブオン<テイルバインダーで5103を薙ぎ倒す

 バース「ぐあああああああ!!!」ドカーン


 杏子「もうやられぱなっしじゃないか!!」

 マミ「このままじゃ5103が………」

 さやか「映司くん、やめてぇぇぇぇぇ!!!」
592 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:09:05.14 ID:VlwlUho20
 バース「調子に乗るなよ、火野ォォ!!!」


 バース「お前に、バース究極の切り札を見せてやる!!」

 ほむら「バースの切り札……?」


  バース「覚悟しろよ」つセルメダル1000枚    


   ジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラ


 ほむら「セルメダルをドライバーにどんどん入れてる」

 マミ「なにが始まると言うの!?」

 バース「よし、いでよ!!」
593 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:09:37.81 ID:VlwlUho20
 ガチャ、ガチャカチャ バ――――――ン!!




                               、、__
                               ゞゝフヽ
                               〈ヾヽゝ、`ヽ,,、__
                                ヾjヾヽ `jヽ// ゝ、
                                ヾヽヾヽ / / /  ソ、
                                 7ハ二彡シ / // ヽ _
                                ヾヽ‐-‐ヽ"、/ /丶 / __ヽ
                                  ヾ二二二ジヽ∧/ / ヽ
                                    \ ヽヽ\j j j  j
                                     .\_ゝニヾiノヽ /∧
                                       /ニニニゞ/イ ∧
                                       ヽニニ二ヽ ヽ  ヽ
                                          j-、ヾヽ //\\_
                                          ヽミゝ∨ ヽ_ヽ/ /-ヽ
                                           ヽシ ∨ヽ ヽ/ /'j
                                            `‐‐-ゝ/ イヽノ
                                           /ニニ‐-∠/ jイ
                                           /\ // ヽゝ//
                                          ./ ヽ /ヽ // //
                                   /フフ-,ー、 ヽ--/ //ヾ//
                                 ,,∠7ヽ―-〈j  / // 7i iゝソ_
                             ___ 人、_`'''ヽイ i /-∠/ / / / `ゝニヾヽ
                           /´   ゝii‐-、ヽヽ j_i // /ゞ∠二フ-/`ヽ´oii
                ,,、、        イヽ___∠ゞゞイゝ //ニヽ ヽヽ二i /- 、_ 7‐ヽ ヽo.ii
              / ゝ/ヽ__   __ゝii_ ,,,,ゝ―/∠ヾヽ、ヽ / /フ`ヽ,、フ二ヽ ヽi(_)ji
            ,,,-彡フ // ̄ヾj ,,jヽジiニソ二 ゝ〈/ ̄ゝ-, ヽヽイ∠ / / i,i、 `ヽヽジo.jj
         .,,イ7-" / /_ /∠>" / j  j彡フ,,イ,〉8oフ7 ゝ-ゝヽソ` ヽ</ /i ン///j)ii
       ,,-ッ"イ/ ,,,-ブ-イi i  i ̄`i  /ッ フイ ヾ∨∠フヽヽ__ノ  \    ヽ` i" ///,,o/
    ,,,-イ/ / ,,,'´´  ,,,,スj_i―-!"   i∨"´´ヽ<二ヾ ゝ-ヽ-‐イヽ   /ミ/7イo,,/
  ,,く,,-""/ ,,=‐‐" `´ ̄>ニニフ       ゙"    ∠_/ヽ、イブヾニ二ii  iニjiゞ,,/
 //   ,,-〈"´ ヽ>-‐"´              ,,-"ヽ /ヾ ヾ、ヽ ヽ/ヽ  `゙‐"
//,,,=-"´  ヽ-"´                 / i`二二i   / ヽソ ̄ヽ i
ヽ<、__,,,-‐"´                  / 、ゝ"i  ij ̄7   ヽヽ / //
                         i―ソ i  i  i/ /   _≫-〈j/
                         ∨イ j  j ,-" /二ニニ-‐‐‐‐‐イ
                          ij,,-イ´,,,-‐'''j  iー-i i''''''''i i
                         <-‐‐j´   j  j  jニi  iイ
                         j ̄ ̄"iニ-‐ニl二j  j‐.j  j"7
                        ,iニニニニi二-‐┘ i__j j__j ,,!
                        !、___ij――-,_,,,,-‐‐"´´ ̄


         バ――――――――――――――――――――――――ン!!!


 さやか「武装が合体して、サソリみたいになった!!」


 バース「これがセルメダル1000枚を使ったバースの切り札、CLAWs・サソリだ!!」
594 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:10:50.98 ID:VlwlUho20
 バース「火野、これでもうお前の時代は終わりだ(そして次回から俺が主役だー♪)」


    ティーティーティー
   <スキャニングチャージ!!>

 バース「え……」


 プトティラ「ヴァァ!!」ズゴッ<ワイドスティンガーでサソリを串刺し

 プテラヘッド<冷気ガス


 サソリ「」カチーン

 まどか「わ、サソリが一瞬で凍ったよ!」


 プトティラ「ウ〜ガァァァァ」<テイルバインダーでなぎ払い

    ガシャーン!<サソリ粉砕


 マミ「出てきて早々にやられた!?」

 バース「せ、セルメダル1000枚分が……」ガクッ


595 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:12:34.17 ID:VlwlUho20
 プトティラ「グルルルル……」

 バース「ひっ……」

 プトティラ「ヴァァァアアアアアアアアア!!」つメダガブリュー


       ザシュ! ザキッ! ズガッ! ドカーン!<(メダガブリューでメッタ斬り)


 バース「ぐわあああああ!!」ドカーン

 プトティラ「ヴォォォォ!!!」つメダガブリューブオン


 まどか「まずいよ……あれじゃあ本当に5103が死んじゃう!!」

 さやか「映司くん、元に戻って!! お願い!!」

 プトティラ「ウガァァァァァァ!!」

 杏子「ダメだ。まったく効果がねぇ! こうなったら無理やり止めるしか……よし!」


 杏子「お前ら、耳を貸しな!!」
596 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:14:03.21 ID:VlwlUho20
    火球<ドゴーン


 プトティラ「ウガァ!?」ドカーン


 杏子「映司、こっちに来な!! アタシが相手してやるよ!!」

 プトティラ「グルルルルル……ウォォォォォォォォッッ!!!」


  ズシンズシンズシン!(杏子の元に向かってくる!)


 杏子「よし……来やがったな……マミ、ほむら!!」


 マミ「火野さん、すいません!!」つマスケット銃ドキューンドキューン

 ほむら「はぁぁっ!!」つバースバスタードキューンドキューン


         ドカーンドカーンドカーン!!


 プトティラ「グオオオオオオオオ!!!」ドカーンドカーン


 杏子(案の定、アタシらの攻撃は効いてねぇようだな……だが……)

 プトティラ「ウゴォ!?ウガァァァァ!?」<爆発の煙で視界が防ぎられる


 杏子「頭の出来が獣並みになっちまってるようだな!」

 杏子「今だ、さやか!! 行けッ!!」


 さやか「はぁぁぁぁぁぁ!!!」

 プトティラ「!?」
597 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:15:10.98 ID:VlwlUho20
 さやか「映司くん、あたしが元に戻してあげるから!!」

   ガシッ<オーズドライバー

 プトティラ「グォ!?」

  カチャリ<オーズドライバーを戻す


     ピカァァァァァァァァァァァァァ

 
 映司<変身解除>「あっ、がはぁ………」

 まどか「やった! 映司くんが元に戻った!!」

 映司「うっ………ぐあっ!!」

    ドサッ

 さやか「映司くん!?」

 杏子「映司、おい、平気か!?」

 映司「く、苦しい……うっ、がぁぁぁぁぁぁ!!!」


 マミ「火野さんがすごくつらそうに!」

 杏子(今まで、どんなに苦しくてもアタシらの前ではそんなそぶりを見せなかったのに……

    マジでヤバいってことかよ!)

 ほむら「早く病院に!!」



   キキッ――――――ッ(赤いスポーツカー)

 里中「みなさん、早く火野さんをこちらに!!」

 
 まどか「里中さん!?」
598 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:16:35.40 ID:VlwlUho20
 真木「中々の収穫でしたね。先ほどの騒ぎで落としたコアメダルの回収を忘れています。

    これで、こちらに全てのコアが集まりました」


 QB「でもオーズのあの新しいコンボはなんなだい? あんなの聞いてないよ」

 真木「想定内の出来事ですよ。なにも問題はありません」


 真木「あの紫のメダルを体内に宿された時点で、オーズはもはや終わりです」

 真木「よき終末を迎えることでしょう………」
599 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:18:25.71 ID:VlwlUho20
            ☆会長オフィス☆


 
 杏子「映司、大丈夫なのか!?」

 映司「あっ、うん………なんとか、大丈夫だよ」

 里中「我が財団に所属する医者に見せましたところ、どこにも異常は見当たりませんでしたとのことです」

 さやか「本当に!? どこか痛いってことはない!?」

 映司「うん、平気だよ、さやかちゃん。まぁ……ちょっと体調がなんか変な感じはするけど、どこも痛いとかはないから」

 まどか「変な感じ………?」

 映司「なんか力がでないって言うか……まぁ、でも平気だよ」

 ほむら「貴方の中に入った、あのコアメダルはなんなの? 紫色のなんて……そんなグリードはいなかったはずよ」
 


 会長「それは私から説明しようッッッ!!」


 マミ「び、びっくりした!」

 ほむら「会長……いつの間に……(しかも手にケーキを持ってるわ)」



 会長「ハッピーバースデイ!! 紫のメダルのグリードッッ!!」

 一同『!?』
600 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:20:24.04 ID:VlwlUho20
 会長「火野くんに入った紫色のコアメダル、それはかつて八百年前の王を死に追いやった禁断のメダルだ!」

 マミ「死においやった……?」


 会長「絶滅したり、想像上の生き物の力使ったメダル、ほかのコアとは一線も違う力を持つ非常に強力で危険なものだよ!」


 会長「そして、その欲望は―――――無だ………ナッシィィィング!!」


 杏子「無だと……?どういうことだ!」


 会長「なにも感じない。なにも欲しいとは思わない。そのような枯れ果てた欲望。それが紫の属性ッッ!!」

 
 会長「それが映司くんの欲望のキャパシティの大きさに反応し、映司くんの中へと入ったッッ!!」


 会長「見事な手だよ、ドクター真木ッ………これでは、こちらに打つ手はない。素晴らしいッッとしか言いようがないッッ!!」


 杏子「おい、おっさん! 一人でわけわかんないこと言ってんじゃねぇよ! アタシらにもわかるように説明しな!」

 会長「いいだろうッッ! それでは一から説明しよう!!」
601 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:21:20.81 ID:VlwlUho20
 会長「火野くんは今までオーズに変身し、何度もコンボを使用したにも関わらず、暴走していないのはなぜだか知ってるかね?」

 
 映司「主役補正とか?」

 杏子「お前、それすごく自惚れた発言だぞ……」


 会長「答えは単純!! それは火野くんには我々とは比べ物にならないほどの欲望を受け入れるキャパシティを持っているからだ!!」
 
 さやか「キャパシティ……?」

 ほむら「器とでも考えればいいかしら」

 会長「通常のキャパシティは、この普通のコップだとしよう。火野くんのキャパシティは……これの十倍以上大きい、このバケツ相当の大きさになる」


 会長「それ故に、火野くん自身がどんなに欲望まみれであっても、オーズの力を制御できていたのだよ!」

 会長「コンボになって、器に欲望が入り込んでも、器が大きければ溢れることはないからね!!」


 里中「なるほど。それで原作と違う性格であるのに、暴走することはなかったんですね」

 まどか「原作って?」

 里中「こっちの話です」
602 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:22:07.32 ID:VlwlUho20
 会長「だが、状況は変わってしまった! 紫のメダルが入り込んだことによってね!」

 杏子「どう変わったってんだよ?」

 会長「火野くんのキャパシティ――器に、蓋を閉められたのだよ」

 杏子「ふた?」

 会長「蓋を閉められていては、バケツから水を外に出す事はできない。溜まっていくばかりだ。

    たとえどんなに大きい器の持ち主であっても、中の欲望を排出しなければ、いずれは

    欲望に満たされ―――器に収まらなくなる………つまり!」

 会長「このままだと、火野くんは暴走してしまう!!」

 一同『!!』
603 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:23:51.56 ID:VlwlUho20
 さやか「そんな!!」

 マミ「ぼ、暴走だなんて………」

 映司「…………」

 杏子「暴走してしまうと、具体的にどうなんだよ!?」

 会長「先代オーズは、グリード達を封印する棺となり―――絶命したッ!!」

 ほむら「死………!!」

 さやか「映司くん………死んじゃうの………!?」

 ほむら「ならば、オーズに変身させなければいいってことではないの?」

 会長「それは一時的なことに過ぎないね! このままなにもしなくても、映司くんの身体は紫のメダルに蝕まれていく。

    そうなると―――彼はグリードになってしまう!」

 魔法少女一同『グリードに!?』

 マミ「そんなことが………」

 会長「全て事実だよ。あのドクター真木ィも、自分をグリード化するために、我が財団からメダルを盗んだのだからね

    結果、彼はグリードになることに成功した! それは美樹さやかくんの件で証明されただろう」

 映司「お、俺がグリードに………」

 マミ「そんな………それじゃあ、火野さんは死ぬしかないじゃないですか!!」

 会長「ある意味、君達魔法少女と似た立場に陥ってると言っていいかもしれないッッ!!」
604 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:25:44.17 ID:VlwlUho20
杏子「おい、元に戻す方法はっ!?」

 会長「ないッ!! 紫のメダルは非常に強力だッッ!! 力ずくで取り出すことも適わないだろう!!」

 杏子「それじゃ打つ手なしってことかよ!!」


 映司「そう……ですか……」

 杏子「おい! お前もなに勝手に認めてんだよ!! 簡単に受け入れてんじゃねぇ!!」

 映司「とりつかれたのが、杏子ちゃん達でなく、俺でよかったよ」

 杏子「てめぇ、こんな時にまでなに言ってやがる!!」

 さやか「そんな……映司くんが死ぬなんて――ーそんなの嫌! 絶対に嫌ッ!!

 映司「大丈夫だって! まだ暴走すると決まったわけじゃないし、あまりバンバン変身しなければいいことだよ」

 杏子「お前――――わかってるのか!? 今の状態は、あたしら以上にヤバいんだぞ!! そんな楽観的になってんじゃねぇよ!!」

 映司「心配してくれてありがとう。でも、大丈夫だよ。だからそんなに心配しなくてもいいから……」

 さやか「映司くん……あたし達の事はすごく気にかけてくれるのに、どうして自分の事はそんな投げやりな態度なの……」

 映司「………」

605 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:27:25.86 ID:VlwlUho20
 映司「うっ……ぐっ!」

 マミ「火野さん、大丈夫ですか!?」

 映司「だ、大丈夫だよ……ちょっと目まいがしただけだから……」

 ほむら「無理しないで。明らかにすごくつらそうじゃない。これはもうグリード化が進んでいるってことね……」


 会長「いや、それは違う。その症状は紫のメダルのもう一つの効力だね!! さっそく表れたようだ!」

 映司「もう一つの効力?」

 さやか「グリード化する以外にも、まだなにかあるって言うの!?」

 会長「先代オーズの遺した資料にこう書いてある。紫のメダルを体内に宿した者は―――」


606 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:28:16.24 ID:VlwlUho20













 会長「不能になる」
















 映司「え?」
607 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:28:51.57 ID:VlwlUho20
 会長「もうすでになってるはずだよ火野くん!! 君はもう……紫のメダルに蝕まれているはずだッッ!!」


 まどか「ねぇ、不能ってなに? オーズに変身不能って意味?」

 ほむら「い、いえ。ちっ、違うわ! その……なんと言ったらいいか……///」

 杏子「えっ、変身できないって意味じゃないのか?」

 さやか「あたしもそう考えてたけど違うの?」

 マミ「そ、その……つまり……男の人の―――アレが………///」


 映司「俺のチ○コが使い物にならないってことですかッ!?」


 魔法少女一同『!?』
608 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:30:30.37 ID:VlwlUho20
 会長「紫のメダル―――無のメダル―――そしてこうも呼ばれている……不能のメダルっと!!」

 会長「そのメダルに取り付かれた者は、勃起不全に陥る。つまりはEDになるのだよ!」

 里中「E,ED……って………おいおい」

 映司「そんな……バカな………でも、この気だるくて、やるせない感じは―――」


 映司「マミちゃん、失礼!!」

 
     スカートめぐり

 マミ「キャ―――――ッ!!」

 杏子「おい、映司! てめぇ、また――」

 映司「ば、バカな………!」

 さやか「映司くん、どうしたの?」

 映司「マミちゃんのほどよく、エロくて、可愛いパンツを見たというのに……何も感じない……」


 映司「いつもなら、ビンビンに俺の息子がオッキして、幸せな気分を味わえるというのに……なにも、なにも感じない!!」

 映司「そんなバカな!! ありえない!! 杏子ちゃんもパンツ見せて!!」ガタッガタッ

 杏子「おわッ、来るなバカッ!!」ドガッ

 映司「ぐはぁ!!」
609 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:32:25.61 ID:VlwlUho20
 映司「い、痛い……」

 杏子「そりゃ本気で殴ったから当然だろ。ってか、いつも喰らってるじゃねぇかよ」

 映司「いつも杏子ちゃんのパンチを喰らったら、痛みと同時に、なんとも言えない恍惚感があふれるのに……ただ痛いだけ……」


 映司「そ、そんな、そんな……俺は本当に不能に―――いや、そんなはずはない!!」



 映司「真夜中に、寝ている俺のベットの中に杏子ちゃんが突然やって来て、猫みたいにかわいい声をあげながら

    俺の布団の中に入って来る。俺は彼女のそんな甘えた仕草に我慢できずに、パジャマの中へと手を侵入させ、

    そのまま杏子ちゃんのひかえめな胸を揉みしだく―――すると、『あっ!』とかわいい喘ぎ声が響いて―――」



 杏子「おいッ!! お前なに言ってんの!?///」

 会長「夜中のおかず用の妄想を口にしているようだね、まさに欲望ッッ!! 素晴らしいッッ!!」

 杏子「ふざけんな!! ってかテメー、普段そんなこと考えていたのか!?」
610 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:33:17.90 ID:VlwlUho20
 映司「だ、ダメだ………全然ムスコが反応しない………」




 映司「そ、そんな、そんな……俺は本当に不能に―――」



 杏子「おっ、おい、映司?」



 映司「嘘だ……そんなの嘘だ――――ッ!!!」





 映司「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああっっっ!!!!」

611 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:35:00.97 ID:VlwlUho20
 まどか「映司くん、落ちついて!!」

 杏子「お前、死ぬって聞いた時は平然としたくせに!!」

 映司「ムスコがぁぁぁぁぁぁ!! マイサンがぁぁぁぁぁ!! 俺の命がぁぁぁぁぁ!!!」


 会長「自分の命よりも、ムスコの方が大事とは……その欲望、実に素晴らしいッッッ!!」

 映司「なにが素晴らしいッッですか!! 殴りますよッッ!!」

 5103「火野、とりあえず落ちつけ!!」

 5103「同じ男としてお前の気持ちは痛いほどわかる! だから……………プッ!」

 まどか「ちょ! 5103、なに笑ってるんですか!?」

 5103「ププププ………不能とか、マジさまぁwwwwww」

 映司「……今、俺を笑ったな……」

 5103「ビクッ!!」


     ドカッバキッガルルパッシャー!!

  
     ウギャアアアアアアア シヌゥゥゥゥゥゥ!!

 マミ「火野さん、やめてください!! それ以上殴ると5103が死んじゃいます!!」
612 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:35:42.99 ID:VlwlUho20
 映司「会長!! その真木博士はどこにいるんですか!?」

 会長「落ちつきたまえ、火野くん。場所を聞いてどうするのかね?」

 映司「そんなこと決まってるでしょ!! こう言ってやるんですよ!!」


 映司「俺のチ○コを返せッッッッ!!!!!!!」


 杏子「少しは口を慎めッッッ!!!」
613 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:36:52.68 ID:VlwlUho20
 映司「うわああああああ〜〜〜ッッッ!! 俺のチ○コ〜〜〜!! マイサン〜ッッ!!!」

 里中「ちょ、火野さん!! こんな所で暴れないで下さい!!」


 
 映司「ぐぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお!!」ビュンビュン ビュン<紫メダル

 さやか「紫のメダルが出て来た!!」

 ほむら「まずい!! 変身しちゃうわ!!」

 杏子「映司を止めろ――ッ!!」


  ギャー ワー ギャー ワー!

 
 会長「面白くなってきたね、里中くんッッ!!」

 里中「この状態でよく面白いだなんて言えますね……」

 5103「」
 
 

      〜第八話 交わした約束 と 紫のメダル で プトティラ!〜

                 
                   完
614 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/19(土) 20:42:19.23 ID:VlwlUho20
次回の仮面ライダーオーズは!

 ヒナ「アンインストール〜♪ アーンインストール〜♪ ボクの代わりが〜〜」

 アンク「まだショックから立ち直らないこいつに代わって、俺が予告をしてやらぁ」

 アンク「次もプトティラ編、後半と言ったところだ。不能の映司の運命はいかに!? ってかこの手の下品なネタしかないのかよこのSS!」
 
 アンク「さて、次は安価タイムだ。今回の安価は、これだ!」


 安価>>615

次回の5103のパートナーを誰にする?


 1:オパッピーな相棒、小島よ○おで 

 2:マジっすか? DA○GOにしちゃいますか?

 3:一番か二番がいいんですか? 三番の蓮○でもいいのではないですか!?


 アンク「対応する番号を記入してくれ」


 アンク「次のタイトルは<映司グリード と 閉ざされた扉 で コネクト☆>だ 次回もよろしくな」

 アンク「ってか、なんだこの選択肢!? どれを選んでもカオスな展開しか待ってないじゃないか!!」

 アンク「このSSはこれからどこに向かおうと言うのだ……」


 ヒナ「なんでこんなわけのわからない奴らには出番があって……原作ヒロインの私にはないの……?」

 アンク「げっ、お前ッ」

 ヒナ「そんなの絶対おかしよ……! ってかおかしいし! つーかアンク死ね!」

 アンク「おいぃぃぃ!? なんだその後半の流れは!?」

 ヒナ「ふんにゅうううううううう!!!」ギュウウウウ

 アンク「うぎゃああああああ!! ただの……やつあたり……ガクッ」

>>1です。自分でも嫌になるぐらい駄文でごめんなさい。
 今回の安価もバカバカしい内容で申し訳ない。だけど、つきあってください!!
 最近、自分自身もなんか暴走気味で、なんかおかしくなりかけてるせいか、話の流れが変になってるかも?いや、それは元からか?

 読んでくれてありがとうございます。次回の更新は時間かかるかもしれません。では、また。
 
615 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(不明なsoftbank) [sage]:2011/11/19(土) 20:42:23.33 ID:qtdDSa5G0
乙!
相変わらずのぶっ飛び具合いだった
616 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga sage]:2011/11/19(土) 20:49:02.78 ID:eKGHw4Kw0
乙。

ヴァンガードファイターとして2でw
617 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県) [sage]:2011/11/19(土) 22:31:30.23 ID:dj/1BtDW0
1www
618 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage ]:2011/11/20(日) 00:01:55.97 ID:rCQM0V2zo
これはもう2しかないっすよねぇ

どうでもいいけど、DAIGOって映司(渡部くん)に似てないか?
619 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県) [sage]:2011/11/20(日) 00:18:52.30 ID:RX2LVT3+0
>>614おばあちゃんがいっていた……面白ければたいていのことは許されると
620 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長屋) [sage]:2011/11/20(日) 00:49:34.27 ID:gJqp08g7o
誤字脱字をなんとかする気にはならないのかい
621 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/20(日) 14:45:13.46 ID:XanJRV4IO
乙!
毎回毎回面白いし、紫もちゃんとカバー出来てて素晴らしい!

>>620
書籍でもないんだから、気にすんなよ

622 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(大阪府) [sage]:2011/11/25(金) 07:55:00.87 ID:dQXUN89I0
誤字脱字はよくある話しだぞ

書き手は人間なんだ
ちょっとのミス許してやろうや
623 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(福岡県) [sage]:2011/11/28(月) 18:34:23.10 ID:s49w31ER0
2が一番マシな気がするが、正直サポートいてもいなくても5103のポジションは変わらな(ry
624 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:16:29.87 ID:5+w3Q6iA0
>>1です。投下再会します。安価↓として、パートナーはDA○GOに決まりました。レスをありがとう!

     仮面ライダーオーズ、前回の三つの出来事は!  
 
一つ 突如表れた魔女ヤミー。オーズと魔法少女は苦戦を強いられる。
 
二つ 紫のメダルにより、プトティラコンボに変身。圧倒的な力で魔女ヤミーを倒すものの、暴走してしまう。
 
三つ 紫のメダルの効力により、火野映司はイ○ポとなってしまった!



 ヒナ「安価でゲストはDA○GOに決定! うぃっしゅうぃっしゅ!!」

 ヒナ「DA○GOと言えばヴァンガード! アンクはヴァンガード好き?」

 アンク「俺はガンバライドしかやらん」

 ヒナ「なにそれ。それは自分がライダー一筋ってことをアピールしてるつもり?」
 
 アンク「お前じゃあるまいし………」

 ヒナ「だいたい、その外見で、子供達に交じってできるはずないじゃん」

 アンク「平日の朝型なら、子供は学校に行ってるから、その間なら人目を気にせずにやれる」

 アンク「なにもすることないから、余裕で真昼間からヨー○ドーに行ける」

 アンク「暇つぶしにガンババイドはうってつけだ。三対三になってから、余計戦略に深みが出てきたし」

 ヒナ「まんまニートじゃん!!」

 ヒナ「……………」

 ヒナ「…………ねぇ………それって作者の――――」

 アンク「投下するぞ。ゆっくりしていけ」

 

625 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:17:49.22 ID:5+w3Q6iA0
     カウント・ザ・メダル。現在オーズが使えるメダルは!

 タカ×1

 プテラ×1 トリケラ×1 ティラノ×1



        〜第九話 映司グリード と 閉ざされた扉 で コネクト☆〜


      
                ☆真木ハウス内☆


 真木「これで……よし……」ガサゴソ<手に入れたメダルを封印する。

 ウヴァ「おい、ドクター!! どういうことだ! なぜ、コアを俺達によこさない!?
     全部集まったんだろ! これで全員完全態になれるってのにッ!!」

 カザリ「ドクターは僕達の内、誰かを暴走させたいんだよ」

 メズール「なんですって?」

 真木「その通りです。ですから、このメダルは私が管理いたします。誰をメダルの器にするか
    まだ決めかねていますので……」

 ガメル「ふざけるな〜〜。オレ、早く完全態に戻りたい〜〜」

 ウヴァ「そうだ! 第一、俺達はお前の手下でもなんでもないんだぞ!!」
626 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:18:21.60 ID:5+w3Q6iA0
 ウヴァ「コアをよこせ!! でなければ――――ウラァ!!」<ズバックロー攻撃)

 真木「ぬん!」ガシッ受け止める

 ウヴァ「なにっ!?」

 真木「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!<グリード化>ズモモモモ真木グリード「ハアッ!!」ドガーン

 ウヴァ「グアッ!!」

 ガメル「うわ〜、ウヴァが吹き飛ばされた〜〜」

 メズール「なんて力……まさかドクターの坊やがここまでだなんて……」

 真木グリード「苦情は受け付けませんよ、ウヴァくん」


627 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:19:05.83 ID:5+w3Q6iA0
 カザリ「前に言ったでしょウヴァ。今のドクターには四人がかりでも適わないとね」

 ウヴァ「くっ、クソが……」

 カザリ「でも、ドクター。そのメダルの器にするのを、僕らの内からどうやって選別する気なんだい?」

 真木グリード「それは………」

 カザリ「誰かにメダルを与えないとわからないよね。そういう判断は―――ちなみに僕はすでにコアを八枚所有しているけど?」

 メズール「カザリ! また貴方だけ抜け駆けするつもり!?」

 ガメル「わぁ〜、ずるい〜!!」

 ウヴァ「ならドクター!! 俺にメダルを入れて確かめろ!!(そして完全態になったら、ドクターを始末してやるぜ!)」

 カザリ「露骨だねウヴァ。まったく見苦しい」

 ウヴァ「お前だけには言われたくないぞ、カザリィ!!」



 真木グリード「フム………どうしたものでしょうか………」

 

 QB「ボクに面白い考えがあるよ」

 グリード一同『QB!?』
628 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:19:47.76 ID:5+w3Q6iA0
 QB「どうだろうか? 今から四人で魔法少女達に攻撃を仕掛けるんだ。そして、まどかに契約をさせるぐらいにまで痛めつけて欲しい」

 QB「そうすればまどかは彼女達のために、ボクと契約する気になるはずだ」

 QB「君達の内、誰がまどかを契約するきっかけになったかを競うんだ。審査員はボクがやるってことでね」

 カザリ「へぇ〜、そうすれば君も得になると……でも面白そうだね。ちょっとしたゲームだ」

 ガメル「おぉ〜、ゲーム♪ ゲーム♪」

 メズール「確かにQBなら誰かを贔屓することはないでしょうね」

 ウヴァ「なるほど……確かに面白そうじゃねぇか」

 QB「どうだい真木?」

 
 真木グリード「あまりゲームは好きではありませんが………まぁ、いいでしょう」

 カザリ「フフフッ、決まりだね」

 ウヴァ「オーズのいない今なら、楽勝だ!!」
629 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:20:28.49 ID:5+w3Q6iA0
              

                   ☆とある道☆




 杏子「あれから………三日か」

 杏子(映司はグリード化が進むということで、鴻上のビルの中に隔離されている。面会謝絶ということで会う事は出来ない)

 杏子(大丈夫だろうか………まさか、もう手遅れになってるってことは……)

 まどか「杏子ちゃん、大丈夫?」

 杏子「あっ……な、何がだよ?」

 まどか「顔色悪かったよ?」

 杏子「別になんでもないよ。気にすんじゃねぇ」

 まどか「さやかちゃんも似たような感じだから………」

 さやか「…………」

 マミ「火野さん…………大丈夫かしら………」

 ほむら「彼も私達と同じように、呪われた運命下にいる。だけど、私たちよりもひどい状況にいるのね………」

 杏子「映司………」

 杏子(それなのにお前は…………)
630 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:22:31.80 ID:5+w3Q6iA0
 さやか「あ〜もう、我慢できない! 映司くんに会う!!」

 まどか「ちょっと、さやかちゃん!? 何をする気なの?」

 さやか「映司くんは今頃苦しんでいるに違いないわ。それなのに……もうこれ以上おとなしくなんてしてられないわ!」

 さやか「でしょう! 杏子!!」

 杏子「な………なんでアタシに聞くのさ! 別にアタシは………」

 さやか「あたし、会長の所に行って、映司くんに会わせるよう言ってくるわ!」


      タタタッタタタタタタタタタタタッタタタタッタタタタ


 まどか「あっ、さやかちゃん!」

 マミ「もう、しょうがないわね。美樹さん一人にしておけないわ。私達も行きましょう」

 ほむら「だって、杏子」

 杏子「あ、ああ………そうだな。行かないとな。仕方ねぇ………」

 ほむら「…………素直じゃない」

 杏子「あ? なんか言ったか?」

 ほむら「別に………ほら、行きましょう」
631 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:23:23.26 ID:5+w3Q6iA0
             ☆会長オフィス☆
 

           ●火野映司、面会謝絶○


 里中「今日も火野さんに会わせるわけにはいけません。お引き取り下さい」

 さやか「会わせて下さい! あたし、映司くんの力になりたいんです!」

 里中「ダメです。帰って下さい」

 まどか「あの………様子を見るだけとかは………」

 里中「NO! 私はこれでも忙しいので、どうかお引き取りを」ケーキモグモグ

 さやか「忙しいって、ケーキ食べてるだけじゃん!!」

 里中「これも仕事なもので」モグモグ

 さやか「くっ………こうなったら……力ずくで……」つソウルジェム

 マミ「美樹さん!! ダメッ!! やり過ぎよそれはッ!!」

 さやか「でも……あたし……映司くんは今すごく大変なのに……あたしが何もできないなんて……嫌ですよ……」グスグス

 まどか「さやかちゃん………」

 杏子(映司…………)
632 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:24:45.71 ID:5+w3Q6iA0
 モニター会長『里中くぅん!!』

 里中「うわっ!? 会長!?」

 杏子「またモニターに突然表れやがって………頼むから普通に出ろよ!!」

 モニター会長『彼女達を王の部屋にまで連れて来てくれたまえ………』





            ☆鴻上ファウンデーショーン・地下保管所☆



 杏子「この部屋は………何だ?」

 マミ「まるで美術館のようにいろいろな展示物があるわ………」

 さやか「あっ、あそこに飾ってあるの―――オーズのタトバのマークだ」
 
 会長「ようこそ!王の部屋へ」

 ほむら「王の部屋………もしかしてここは八百年前のオーズの―――」

 会長「その通り、ここには八百年前の王の全ての資料が保管されている」


 会長「君達は我々が火野くんに対して行った処置についていろいろと不満があるようだから、一から説明しようと思ってね。
   だからわざわざここまで来てもらった。オーズの全ての記憶があるこの部屋にィ!」

 会長「紫のメダルの恐ろしさを知ってもらおうと思ってね。そして八百年前の王の死の真実も――」
633 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:25:47.85 ID:5+w3Q6iA0
 

 かつて八百年前に欲深き王がいた………全てを手に入れようとし、神にまでなろうとした王が。



               タ・ト・バ タトバタトバ〜♪


                ,. -‐- 、_
            }ニ>‐ 、::::::::ヽ`ヽ、 /}
           /:l  \ \::::::::::', ヘ::v ll
             /::::l\  \__\::::::}ヽl:::l ll
          l:::::::lー‐ ヽ r‐‐ 、ヽv{И /ヽ
          l::::::::`ヽ__V     \\ /  }
             l::::::::::::::::::l       ',l l  /
            l::::::::::::::::::ヽ、    /l l_/
           ヽ::::::::::::___,ィニ−ィ`´ レ{
           }\::::{∠/ ̄/  /´
            ハ::::\ ̄__∧_/
        __/  ̄ ̄\二>` ̄ハ_______
  _____,<::::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ l::::::l:::::::`ヽ:::::::`ヽ
/::::::::::::::::`ヽ::\::::::::::::::::::::::::::::::< 二二 > 、l::::::::::::::',
::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::ヽ::::::::::::::::::/ /彡ゝ゚〈_ノミ>::::::__::::::l
:::::::::::::::::::::::::::::::::::}:::l::::::::::::::/  />彡_> ハミ/:∧:l \l
::::::::::::::::::::::::::::::::::ノ ハ::::::::::/  /{>、_>,ハ/ イ }V\_/
::::::::::::::::::::::::::://:::l l:::::/  /::::}‐‐f /=}::{=V⌒Vニィ
::::::::::::::::::::://::::}::::l lニl  l_/ /ヽ<ニ Yニ/ />彡/
V二二二./:::::::/::::::l lニl   l=]  } } ] l lハ { {l I\/
ー ― 一':::::::::::/::\/:::ヽl   lニニィ 〈 〈ニ llニ///ミ∧
  /::::::::::::::::::/::::::::::::: ̄:::V V彡 >' ヽ= ='::\/::::lハハ
 l::::::::::::::::: /::::::::::::::::::::::::::V V_/ヽ::::} 〉 〈/ ̄,':::::::V l
 l:::::::::::::::∧::::::::::::::::::::::::::::V \二 }::レ < >r/:::::::::: l l
_/:::::::::::::/  }‐‐― ::::::::::::::::::\  >==イ }::::::::::::::::l l


634 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:26:41.08 ID:5+w3Q6iA0
      

      王はコアメダルの力を使い、やりたい放題、欲望のまま生きていた。




 王「おい、カザリィ、いいメダル持ってんじゃんかよ。俺様によこせ!」

 カザリ「やめてよぉ、ジャイア―――じゃなかった。王様〜、ライオンはとらないで〜。トラならいくらでもあげるから〜!」

 王「うるせぇ! お前の物は俺の物! 俺の物はもちろん俺の物だ!」

 
 ウヴァ「王様〜、俺のカマキリ返してよぉ〜〜」

 王「誰が返さないって言った? 永久に借りておくだけだぞ」

 
 王「おい、ガメルゥ。クイズで遊ぼうぜ〜。答えられなかったらスキャニングチャージな」

 ガメル「!?」


 王「俺のリサイタルを聞けぇ〜〜! ホゲェ――――〜〜〜〜♪」

 メズール「イヤァ―――ッ!! み、耳が………!!」

635 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:27:53.00 ID:5+w3Q6iA0
 このような傍若無人な振る舞いに、王に反旗を翻す者は後を絶たなかった。だが、

 王は火野くん以上の、巨大なキャパシティを持っていたため、コンボを何度使用しても、身体に異変を起こすことなどなかった。



       サイ!

       ゴリラ!

       ゾウ!

   サゴーゾ………サゴーゾ!♪


 サゴーゾ王「おら、沈め」ドンドンドンドン重力操作

 アンク「ぐはぁ!! くっ、クソォ………」

 サゴーゾ王「俺様に逆らうなんて、アンクのくせに生意気だぞ」ドガッドガッ踏みつけ

 アンク「や、やめろぉ……あぐぁぁぁぁ!!」


 サゴーゾ王「逆らう者は死刑。アハハ、いい気持ちだwwwww」



 コアメダルは欲望の力。全ての生命は欲望により進化する。

 純粋に、欲望のまま生き、力を求め続けた王は―――もはや神の領域にまで踏み込んでいただろう。
636 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:29:02.40 ID:5+w3Q6iA0
 だが、そのジャイアニズムな振る舞いに終止符を打つ時がやって来た。

       コアメダルを作る、王お抱えの錬金術師がある日………


 王「おい、どうだ? 新しいコアメダルはできそうか?」

 錬金術師「あっ、はい。王様。できました。見てくださいこれ!」つメダル

 王「おお、オレンジ色のやつだな………この絵柄はコブラと亀にワニか?」

 錬金術師「はい、そうです。爬虫類のコンボのメダルです。王のご要望通り高い守備力と圧倒的な再生能力がつきます、ハイ」

 王「再生能力wwwww。クククッ………これで俺のムスコは絶倫となるぜ! どんなに女とやっても、すぐにムスコ
  が再生する……これでいくらでも女と抱きまくれるぜ!」

 王「よくやった! 褒美にハーレムから女一人よこしてやろう」

 錬金術師「あっ、はい! あ、ありがとうござまいす。で、でも………」

 王「あん? なんだよ、嬉しくないのかよ? てめぇホモかぁ?」

 錬金術師「い、いえ……そ、その……EDなんです……俺……」

 王「えっ、マジでwwwwww、うわ、超ウケるんだけどぉwwwwマジでそうなわけwwwww」

 錬金術師「は、はい……」

 王「キャハハハハwwwwwうわ、マジかよ。最悪だなそれwwwwwwアハハハハッwww」

 錬金術師「…………」

 王「お前のムスコはもう―――死んでいる……ってか? アハハハハハッwwwwwwwやべぇ、腹がよじれるwww」

 王「なら褒美は、そうだな〜www ニンニクとすっぽんの生き血に、大量の牡蠣をよこしてやろう。
  精力がつくぜぇ〜〜〜。あっ、しまった! お前にそれやっても無駄だったけ。悪ぃ悪ぃwwwww」

 錬金術師「………」

 王「まぁ、あとで適当にいいものを見つくろってやるよ。イ○ポのお前でも楽しめるような物をなwwwwww
  ギャハハハハハハwwwwwwヤベェ、笑いが止まらないやwwwwwww」」

 錬金術師「………」



 …………………


 錬金術師「殺す!!」

637 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:29:59.22 ID:5+w3Q6iA0
 その日から、錬金術師は王を殺すために、とあるメダルの練成に勤しんだ。

     そして―――


       プテラ!
 
       トリケラ!

       ティラノ!


      プットッティラーノザウルース♪


 プトティラ王「やべぇ、このコンボクソ強い!! まさに最強のコンボだ!」


 プトティラ王「よくやったぞ錬金術師。あとで褒美をやろう」

 錬金術師「光栄の至極」

 プトティラ王「さて、ひと汗かいたし、後宮に行って、美女たちと乱交すっか!」

 錬金術師「ニヤ」


 女1「あれ、王様〜、なんで勃たないの〜?」

 女2「せっかく、口でしてあげてるのに〜、なんで大きくならないのよ〜」

 王「あ、あれ………?」

 女3「手でしごいてあげてるのに、全然反応しないわ」

 女4「まさか〜〜不能になったとか?」

 女5「うわ、そうだったらマジ最悪なんですけどwwwwwww」

 王「…………」
638 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:30:36.67 ID:5+w3Q6iA0
 その後、王のムスコが立ち上がることはなかった。


 王「バカな……そんなバカな……俺は王だぞ! キングだぞ! あそこのサイズもキングサイズの俺が……バカな……」


 アンク「今だ、あの野郎弱ってやがる! 行くぞお前ら!!」

 
 全グリード『死ねぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!』


 
 王「嘘だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」


     ピカァァァァァァァァァァァァァァァァァ


 カザリ「な、なに……暴走だと!?」

 メズール「くっ、吸い込まれるわ!」

 ガメル「うわぁぁぁぁぁぁ!!」

 ウヴァ「バカなぁぁぁぁぁぁぁ!!」



 その後、王は棺となり、以降八百年の歴史の内、オーズが表に出る事はなかった。


 会長「これが八百年前の王の真実だよ」

 杏子「壮絶なんだか、バカらしいんだかわからないな……」
 
639 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:33:32.12 ID:5+w3Q6iA0
 会長「あの強き王まで、暴走し、全て終わった。火野くんがいつそうなってもおかしくはない。
   暴走すれば―――魔法少女である君達も巻きこまれる恐れがある―――それでも会いたいかね?」


 さやか「当然!! あたしは映司くんに救われた―――さから今度はあたしが映司くんを救う!!」

 まどか「私も――行きたいです。なにもできないかもしれないけど……それでも力になりたいんです」

 マミ「私達は火野さんに救われました――――だから、このままなにもしないままなんてできません」

 ほむら「みんな………同じ気持ち……ってことよね? 杏子」

 杏子「い、一緒にするんじゃねぇよ。アタシは―――その―――」

 さやか「杏子も今すぐ映司くんの顔が見たいくせに〜」

 まどか「ティヒヒヒヒ……杏子ちゃんらしいね」

 杏子「う、うるせぇ!!」


 会長「君達の欲望は素晴らしいィィィィ!! よろしい、火野くんに会わせよう。
   ただし、驚かないでくれたまえ。彼は変わってしまったからね」

       
 魔法少女一同『?』
640 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:35:05.34 ID:5+w3Q6iA0
            ☆映司のいる部屋☆

        ☆密封されている部屋で拘束されている映司☆


 映司「ウガァァァァァ!! うごぉあああああああああああ!!」


    
   ☆魔法少女たち窓越しにて☆


 さやか「映司くん!」

 杏子「なんだよ………これ。鎖になんて縛り付けやがって!」

 マミ「これはあまりにも酷すぎます!」

 里中「仕方ない事です。紫のメダルが中に入ったことにより、火野さんはグリード化は進んでいます。
   拘束でもしなければ、どんなことが起きるか……」

 まどか「でも、こんなの酷すぎますよ! 苦しそうに叫んでいますし!」

 里中「あっ、いえ。あれは苦しんで叫んでいるわけではありません」

 ほむら「えっ………それってどういう意味?」


 映司「バイアグラッ――――――ッ!!!! バイアグラ―――ッ!!!」


 魔法少女一同『!?』
641 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:35:55.23 ID:5+w3Q6iA0
 杏子「!? なんだ、映司のやつどうなってる!?」

 まどか「なんかひたすら叫んでるけど……」

 マミ「ば、バイアグラって叫んでるわ……」

 ほむら「バイアグラって………確か、精強剤………よね………」

 


 映司「た、頼む………バイアグラをくれ―――ッ!くださーい!!」

 さやか「………なんでさっきから映司くんはあんなこと叫んでるの?」

 里中「火野さんは、バイアグラで不能を治そうとしたんです。実際にケースによってはそれでED治療する場合もありますし」

 里中「ですが、当然……紫のメダルの効力を薬如きで治せるはずがありません。
    けれど……諦めきれないみたいで……何度も何度も薬を飲み続けたんです。
    その結果―――」

 映司「バイアグラを………ギブミー! アイニードバイアグラー!!」

 里中「中毒になっちゃったようなんです」

 魔法少女一同『!?』
642 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:36:50.81 ID:5+w3Q6iA0
 杏子「あのバカ………!! なんてアホな事を……」

 さやか「映司くん、ダメ―――ッ!! 薬に走るなんていけないよッ!!」

 マミ「そうです!! そういう薬を大量に服用したら、身体に毒です!」

 まどか「やっぱり……そのバイアグラって、大量に飲んだら危ないの?」

 ほむら「副作用として、血圧の急激な変動、狭心症になる恐れがあるみたいよ」

 さやか「ダメダメ!! 映司くん、飲んじゃダメ―――ッ!!」

 
 
 映司「いいからバイアグラをッッ!! それがダメならパイオツマウスパッドをくれーッ!!」

 まどか「パイオツマウスパッドってなに!?」

 映司「ぐわぁぁぁぁバイアグラー!! パイオツー!! パンツゥゥゥゥ!!」

 ほむら「結局パンツになるのね……」
643 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:37:39.07 ID:5+w3Q6iA0
 

 杏子「ったく………世話が焼ける変態だ!」スタッ

 さやか「映司くん、待ってて!!」スタッ



 里中「ちょ! 二人とも勝手に入らないで下さい!!」

 まどか「私達も……!」

 里中「ダメです! 貴方達はここで大人しくしてください!」
644 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:39:26.04 ID:5+w3Q6iA0
            ガチャ(杏子&さやか入室)


 杏子「コラァ、映司ィ!!」

 さやか「映司くん、薬になんて頼っちゃダメ―――ッ!!」

 映司「杏子ちゃん……さやかちゃん…………どうしてここにバイアグラ……?」

 さやか「そんなの、映司くんが心配だからに決まってるじゃない!」

 映司「もう、いいんだ。俺の事なんかは放っておいていいんだバイアグラ………」

 さやか「そんな……映司くん、どうしてそんなこと言うの!?」

 映司「紫のバイアグラはとても強力だ。とてもバイアグラなんだ。だからもう俺はバイアグラしてるんだ……」


 杏子「バイアグラ、バイアグラってウゼェ!!」<ナックル ドガァ

 映司「ぐはぁ!!」


 映司「なにするんだバイアグラちゃん!」

 杏子「アタシは杏子だッ!! なに人をバイアグラ呼ばわりしてるんだよ! どんだけ欲しいんだよ!?」


645 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:41:29.42 ID:5+w3Q6iA0
 映司「ごめんよ、杏子ちゃん……でも俺―――無駄だとわかっていても飲まずにはいられないんだ!
   じゃないと―――どんどん俺のムスコが縮んでいって、最終的にカルーセル麻紀みたいになって
   しまうんじゃないかと思っちゃって……つらいんだ………」

 杏子「カルーセル麻紀って何だ?」

 さやか「確か……家を出る前は男だったけど、帰って来た時は女になってた人じゃなかったけ……」

 杏子「あのなぁ……映司、お前―――」

 映司「俺は確かに、ちょっとのお金と明日のパンツがあれば生きていける人間だよ。でも、明日のパンツを使うには、
   やっぱりムスコの力がいる」

 杏子「いや、そんなことなくね?」

 映司「必要だよ! パンツというのはそもそもオカズに使うモノ!! オカズを使って、自分の中のリビドーを放出
   するには、ムスコの力が必要なんだよ!?」

 杏子「お前はそもそもパンツの使い方を間違ってるッ! ってか、少しは口を慎めっての!! アタシらみたいな歳の娘の前で……ったく!」

 映司「もうダメだ……マイサンが使えない俺なんて………」

 さやか「映司くん……ダメッ! そんなこと言わないで!!」


 杏子「…………」
646 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:42:35.30 ID:5+w3Q6iA0
 杏子「このバカ野郎がッ!」ドガッ

 映司「ぐはぁ!?」

 さやか「ちょっと、杏子! なんでいきなり殴るのよ!」

 杏子「うっせぇ! 不能如きで見苦しく取り乱しやがって……それでもお前はオーズか!!」

 映司「いやいや、杏子ちゃん。ヒーローでもなんだろうと不能はつらいよ!?」

 杏子「アタシに知ってる火野映司なら………こんなことぐらいで取り乱したりしない!
   もっと強くて、希望を持っていたぞ!!」

 映司「!!」

 杏子「これ以上………アタシを心配させるなよ………」

 映司「杏子ちゃん………」


 …………………


 映司「そうだね。俺、どうかしてたよ! そうだ、こんなものに負けてたまるか!!」

 さやか「映司くん!!」

 映司「ごめんね、二人とも! もう俺は平気だッ!! 不能がなんだこの野郎!!」

 杏子「やっと調子が戻って来たか……世話が焼けんだよ、ったく……」
647 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:43:30.32 ID:5+w3Q6iA0
 映司「そうと決まれば!!」ポチッ


      ブー(横にある外部と連絡できるスイッチを押す)


 里中『火野さん、いくら催促してもバイアグラはあげませんよ?』

 映司「いえ、それはもういいです。それよりも里中さん、お願いがあります!」

 里中『はい、なんですか?』

 映司「食パンと海苔、あとバターとハムにチーズを用意してくれませんか? あとかまぼこも!」

 里中『はぁ!? ………いいですけど……それで一体何を………?』
648 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:44:12.13 ID:5+w3Q6iA0
 映司「まず食パンにバターを塗って、その上にハムとチーズを乗せる。そして
   パンの周りに海苔を敷いて、海苔巻きのように丸める」

 杏子「何だ、手巻き寿司か?」

 さやか「酢飯の代わりにパンを使ってるなんて斬新だね」

 杏子「でも……なんで今そんなものを作ってんだよ? 急に料理なんて始めやがって……」


 映司「更に、かまぼこを崩した生地をその海苔の上に更に巻く」

 さやか「なんか、ピンク色の棒みたいになった」

 杏子「海苔巻きのままならおいしそうだったのに……なんかグロテスクになったぞ、おい」

 
 映司「これを……俺のムスコに巻きつける!!」

 杏子&さやか『!?』
649 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:45:14.33 ID:5+w3Q6iA0
 映司「できた! 名付けて人口チ○コ! 見てよみんな!これで紫のメダルが来る前の俺のムスコと同じ大きさになったよ!」




 映司「わーい! わーい! これでもう俺はフニャチ○じゃないぞ――! わーい、わーい!」





 さやか&杏子「………………」



 


 さやか&杏子「全然立ち直ってね―――――ッ!!!」


650 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:46:26.71 ID:5+w3Q6iA0
 さやか「うわ〜ん、映司く〜ん!!」

 杏子「やはり、あの変態にとって……不能になるというのはよっぽどショックなことらしいな……」


 映司「そんなことないよぉ〜〜。ほら、俺にはこんな立派なムスコが!」つ人口チ○コ


 杏子「そんなもん見せつけるなッ!!」ドガッ


 映司「あうちッ!」ヒューイ人口チ○コ


 映司「ああ、俺のマイサンがぁぁぁぁぁぁ!! 行かないでくれぇぇぇぇぇぇ!!」

 
 さやか「映司くんが……必死になってあの物体にすがりついてる……ううっ」グスグス

 杏子「本当……泣きたくなる光景だよな……」
651 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:48:18.71 ID:5+w3Q6iA0

       ○閑話休題○


 注:パン巻きは中々おいいしいです。映司は自分のムスコを巻きましたが、
  代わりにソーセージやフランクフルトなどを巻いてみてください。お弁当にぴったりです。

 里中「確かにそうかもしれないけど、これを読んだら食う気なくしますよ!」

 注2:実際に映司みたいなことをしないでください。やってみてわかったことですが、人間として大切ななにかが壊れます。

 里中「!?」
652 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:49:16.74 ID:5+w3Q6iA0
              
               ☆収容部屋外☆



 まどか「うう〜、映司くん、完璧におかしくなってるよぉ〜」

 ほむら「もはや、病んでるレベルね……」

 マミ「なんとか、できればいいのだけど………」


 まどか「そうだ!、里中さん、そのマイクを貸して下さい」

 里中「はい、どうぞ」

 まどか『映司くん、聞こえる!?』

 映司「なんだい? まどかちゃん……グスグス」ボロッ

 まどか「今日のパンツチェック! やってよ。私あれ聞きたいなって……」

 映司「まどかちゃん………本当に!?」

 まどか『う、うん!(本当は嫌だけど、映司くんの調子を戻すために……)』

 まどか『みんなもそう思うよね?』

 ほむら『そ、そうね……』

 マミ『火野さん、よければお願いいたします』


 映司「UAOH………人からリクエストされるなんて初めてだ……嬉しいよ!!」

 映司「よ〜し、なんだかみなぎってきましたぁぁぁ!!」
653 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:51:01.58 ID:5+w3Q6iA0
 
 
             ☆火野映司の、今日のパンツチェっク!☆



 映司「こんばんわ。お昼のこの時間は、パンツチェックのお時間となっております」

 映司「司会の火野映司でございます……………あれ? なんか面白い出だしができないな……
   これじゃ、お昼のニュースのノリじゃん……まぁいいや」

 映司「今日、チェックするのは―――男ならよく穿く、この下着―――ブリーフについてです!」

 映司「…………ブリーフです……………」

 映司「……………………………」

 映司「白いです………………………」

 映司「………………………………」

 映司「終わりです………………………」


 まどか「えっ………これで終わりなの映司くん!?」

 映司「あ、あれ………? おかしいな……なに終わってるんだろ俺………しかもブリーフだなんて誰特な物をテーマにするなんて……」

 ほむら「これも……紫のメダルによるものなのかしら?」
654 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:51:47.84 ID:5+w3Q6iA0
 
 映司「そ、そんな………パンツキングである、この俺が………」

 杏子「お、おい、映司……大丈夫………かい?」

 さやか「その―――気を落とさないで……たまたま調子が悪かっただけかもよ! ね、杏子!」

 杏子「あ、……ああ、そうだっての!」



 映司「露骨な励まし…………やっぱり俺は―――うっ!!」


 映司「なんだ、この声は! この脳裏に届く声は―――ッ!!
655 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:52:32.02 ID:5+w3Q6iA0
 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

 
 プテラ『ザマァ、あらへんな。パンツチェックもできへんなんてな………』


 トリケラ『これで、心を入れ替えて、原作の火野映司を目指してみればどうだべ』


 ティラノ『性格良くなって、女の子にモテるかもしれんぞ?』


 プテラ『まぁ、モテたところで、ワイらがいる限り不能なままやけどなwww』


 トリケラ『まぁ、この状態で女の子にモテたとしても、夜の生活ができないから、どっちにしろ捨てられんべ』

 
 ティラノ『違いないのう〜。最近の女子は、なんだかんだでエロい男が隙じゃからなぁ〜』


 プテラ『なら、エロいけど、不能な男はモテるんかいな?』

 
 トリケラ『モテるわけないべ。ってかそれ最悪な組み合わせだべよwwww』


 ティラノ『んじゃエロくないけど、不能な男はどうなんじゃ?』


 プテラ『それもモテんやろ』


 トリケラ『結局、不能の男はモテないということだべwwwwww』


 ティラノ『若いもんの言葉で言うと………オワタ\(^o^)/オワタ\(^o^)/ってことじゃなwwwwwww』


 紫メダル×3『つまりは、お前はもう死んでいる……wwwwwwwwww』


 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

 
 映司「ぐわあああああ、このクソ恐竜どもめ―――ッ!!」

 さやか「うわぁ、映司くんが突然暴れ出した!?」
656 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:53:48.05 ID:5+w3Q6iA0
 映司「紫のメダルが……今度は精神的に襲うとしている……ううっ……」

 さやか「どういうこと?」

 杏子「まさか、紫のメダルに意思があると言うのか?」

 映司「そいつらが俺を……絶望の底に叩き落とそうとしてる〜〜」

 杏子「まさか、メダルにまで意思があるなんて………」


 映司「こんなフニャチ○恐竜どもに負けてたまるか―――ッ!! やはりバイアグラを―――」
657 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 21:54:57.08 ID:5+w3Q6iA0
 さやか「映司くんッ、やめて!!」抱き!

 映司「さ、さやかちゃん!?」

 さやか「あたし……例え、映司くんがグリードになっても、不能なままでも、ずっとそばにいるから!
    だから、もうこんなことはやめて!! このままじゃ死んじゃうよ」

 映司「さ、さやかちゃん……うっ、……うう……」

 
 映司「うわ〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!」


 さやか「映司くん!?」


 映司「こんな可愛い娘に抱きつかれているというのに、ムスコはうんともスンとも言わない―――ッ!!」

 映司「お、俺は………なんて情けないんだ―――っ!!」


 さやか「映司くん………」


 映司「うっ………ううっ!!」

 杏子「映司、どうした!?」


 映司(紫目)「ぐあああああああああああああああああああああああ!!!」


 杏子&さやか「!?」
658 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:05:08.08 ID:5+w3Q6iA0
 まどか「映司くんの様子が変だよ!?」

 里中「不味いですね………暴走するかもしれません」

 マミ「!! そんな!!」

 里中「みなさんはここにいてください」スタッ


         ガラッ(里中入室)



 映司「ぐわぁあああああああああああ!!」

 里中「二人とも、離れて下さい」

 さやか「里中さん、映司くんが急に苦しんで―――」

 里中「わかっています。睡眠薬で眠らせるので、退がって下さい」

       つバースバスター

         ドキューンドキューン

 映司「ぐはぁぁつ!?」ドカンドカン

 さやか「睡眠薬ってそれ!? 明らかに撃ってる――――ッ!?」

 里中「スイス製です。効果は実証済みです。ほら、この通り」

 映司「」

 杏子「気絶してるだろうがッ!! 永眠させる気かよ!!」


659 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:06:05.69 ID:5+w3Q6iA0
 里中「わかったでしょう? 火野さんはこの通り、みなさんが知っている火野さんではありません」

 里中「自分がEDだという現実を受け入れられない、見苦しい男に成り下がっています」


 さやか「そんな言い方ないじゃない!! 映司くんは……紫のメダルのせいで……」

 里中「そうです。だから……精神が不安定です。もしかしたら、貴方達にも牙を剥くかもしれませんよ」

 さやか「!!」

 杏子「…………」


 里中「後の事は我々にまかせて、一旦帰った方がいいと思います」

 杏子「……………」

 杏子「牙を剥くからなんだってんだよ」

 里中「?」
660 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:07:58.52 ID:5+w3Q6iA0
 杏子「アタシはこの変態の奇抜な行動を、何度も黙らせて来たんだ。そんなもんに、一々ビビって震えることなんてしないよ」

 里中「まさか……このまま火野さんの傍にいたいというのですか?」

 杏子「こいつは……アタシの子分みたいなもんだ。子分の面倒を見るのは親分として当然だろ」

 さやか「あたしも残ります!!」

 里中「美樹さんまで……」

 さやか「あたしは映司くんに全てを救われた……だから、今度はあたしが救ってみせる! 力になるんです!!」

 里中「…………どうします、会長?」


 モニター会長『素晴らしいィィィィ!!!!』


 さやか「うわ、また突然表れた!」

 杏子「おい、このモニターはどこにでもあるのかよ!?」

 モニター会長『里中くん、好きにさせたまえ。彼女達の欲望に従うのだッ!!』

 里中「しかし………火野さんが暴走したりグリード化したら……彼女達を襲うかもしれませんよ?」

 モニター会長『君がいるから平気だろう!! 期待してるよ里中くん。残業代はちゃんと支払うから安心したまえ!!」

 里中(うわ、直帰無理かよ……ってかこのまま泊りで残業コース!?)

 モニター会長『佐倉杏子くんに、美樹さやかくん。火野くんのことはまかせたよ!』

     プツン

 さやか「やったね、杏子」

 杏子「フン………」
  
 里中(ああ……観たいドラマあったのに……)
661 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:09:05.22 ID:5+w3Q6iA0
 まどか「とりあえず、さやかちゃんと杏子ちゃんにまかせればいいかな?」

 マミ「そ、そうね……」

 ほむら「………」

 まどか「あれ、どうしたんですかマミさん? それにほむらちゃんも……」

 マミ「べ、別になんでもないわ、鹿目さん………ハァ……」

 ほむら「…………イラッ」

 まどか(えっ………まさかほむらちゃんとマミさんまで映司くんを!?)
662 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:10:23.15 ID:5+w3Q6iA0
               
               ☆会長オフィス☆


 会長「不味い事になった……オーズがあの状態ではグリード達をどう対処すべきか……」

 5103「俺がいるから安心してください。会長」

 会長「魔法少女のみんなに賭けるしかないのか……」

 5103「あのー、会長? 俺がいますよ?」

 会長「しかし、彼女達はまだ子供。大人の戦士が必要なものだが……」

 5103「おーい!」

 会長「こんな時に……伊達くんがいてくれたらよかったものだが……」

 5103「………」

 会長「仕方ない。ボーナスを出して、里中くんに頑張ってもらおう!」

 5103「会長ッ!!」

 会長「おお、後藤くん。いたのかね?」

 5103「さっきからいましたよッ! ってか今のわざとでしょ! 絶対わざとでしょ!!」
663 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:11:18.45 ID:5+w3Q6iA0
 会長「後藤くんは今までどこにいたのかね?」
 
 5103「研究所にバースを送っていました。この前の話で火野にこっぴどくやられましたから。修理を依頼しに行ってたんです」

 5103「あと、それとついでに―――これを取りに行きました」つプロトバースドライバー

 会長「これは………バースの試作品かね?」

 
 5103「バースが使えないまでの間、これで代用しようと思いまして。武装はクレーンアームとブレストキャノンだけですが、ないよりはマシですから」

 

 5103「ところで火野の様態はどうなんですか?」

 会長「悪化しつつある状態だね」

 5103「そうですか…………」
 

 


 5103「……………………」


 5103「クククク……………」


 会長「?」
664 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:11:55.00 ID:5+w3Q6iA0
 5103「ア―――――ハッハハハハハハハハハッ!! この時をどれだけ待った事か!!」

 5103「俺の時代がキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!」


 5103「長かった踏み台人生も今日で終わり! 仮面ライダーオーズは敵の策略によって死んだ!
   よって、次回からは、その志を継いだ仮面ライダーバースが主役となるのだ!!」

 5103「火野よ、安らかに眠れ………後は俺にまかせるのだぁ〜〜〜〜ナハハハハハハハwwww」

 会長「変わったね後藤くん………素晴らしいッッ!!!」


665 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:12:42.43 ID:5+w3Q6iA0
 会長「その飽くなき主役への願望―――素晴らしいィィィ!! 期待しているよ後藤くん!」

 5103「ありがとうござまいす会長」

 会長「では………安価で決まったパートナーを………」

 5103「やっぱり連れて行かないとダメですか?」

 会長「読者の欲望を無視するわけにはいかないよ。DA○GOくんッ! 来たまえッ!!」

 DA○GO「ういっしゅ!」

 5103「やはり………組むことになるのか………」

 会長「では、二人とも、頼んだよッッ!!」


666 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:13:39.44 ID:5+w3Q6iA0
              
                    ☆会社内通路☆


 5103「やれやれ……安価で決まった事ならしょうがない。よろしく頼むぞDA○GO」

 DA○GO「うぃっしゅ! まかせてくれ系でOKッスよ」

 5103「ったく………そのしゃべり方はなんとかならないのか?」

 DA○GO「で、なにしてればいいんッスか? 早速グリードと魔女を探してボコす系な感じで?」

 5103「いや、相手の居場所がわからない今、そんなことはできない。しばらくはここで
   カンドロイドのデータが来るまでの間、待機ってことになる」

 DA○GO「んじゃ、当分暇ってことッスね?」

 5103「とはいえ、気はぬけん。いつ相手が来るかわからないからな」

 DA○GO「でも暇じゃないッスか。だったらその間じっと待つなんて退屈なだけッスよ。
      だから5103………」

 5103(やはり、来るか……そら、ゲストで来たわけだしな。仕方ないルールは知ってるし、付き合ってやっか)

 DA○GO「なぁ……デュエルしろよ」

 5103「ヴァンガードファイトじゃないのかよ!?」

667 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:14:26.23 ID:5+w3Q6iA0
 DA○GO「いや、俺ルール知らない系なんで」

 5103「お前CMで大会のチャンピオンになってなかった!?」

 DA○GO「ぶっちゃけ〜、遊戯王の方が好きなんッスよね………スターダストドラゴンは俺の嫁ッスから」

 5103「それでいいのかお前ッ!? イメージキャラだろ!?」

 DA○GO「とりあえず、デュエルしましょうよ。デッキある系ですか?」

 5103「なんだよ……せっかくヴァンガードのデッキ……この日のために調整してたのに……」ブツブツ

 DA○GO「まぁまぁ、やりましょうよ。俺、結構強いッスよ?」

 5103「まぁいい。俺は遊戯王も強いぞ。俺のブルーアイズでお前を焼き尽くしてくれる!」

 DA○GO「ちょwwww、ブルーアイズってwwww冗談ッスよね?」

 5103「ふっ………俺がブルーアイズを主力で使ってると言うと、相手は必ずお前みたいな反応をする。だが、決まってその後に、
   地べたに這いつくばるんだ」

 DA○GO「ずいぶんと、自信あり気じゃないッスか……」

 DA○GO「ハッタリは聞かないッスよ。容赦なくボコりますんで」

 5103「ボコられるのは……お前だ。行くぞッ!!」


 5103&DA○GO「「決闘(デュエル!!)」」
668 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:15:44.55 ID:5+w3Q6iA0


 DA○GO「マジッスか? 五回やって、五回とも俺が負けてるんですけど、マジで!?」

 5103「これが実力の差ってやつだ。粉砕!!  玉砕!!  大喝采!!」

 DA○GO「ってかありえなくね? なんでシンクロもエクシーズもない遊戯王初期デッキに負けてるんッスか俺?」

 5103「最近のデュエリストは、シンクロに頼り過ぎてる。だからそれ用の対策をすれば、後は脆い……」

 DA○GO「クソ……このままじゃすみませんよ……次はバトスピで勝負ッス!!」

 5103「お前意地でもヴァンガードをしない気かだろッ!!」


 
669 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:17:31.12 ID:5+w3Q6iA0
                 ☆映司部屋前通路☆


 5103「カードやるのも飽きたし、火野の様子でも見に行くか………クククククッ」

 DA○GO「なに笑ってるんッスか? マジキショイッスよ?」

 5103「フフフフ………仕方ないだろう。なにせ、宿敵のへこんだ姿を見れるのだからな」


 5103「あいつ、この若さで不能とか……マジウケwwwwwww本当に愉快痛快だ♪」

 DA○GO「だいたいなんで仲悪いんッスか? 同じ仮面ライダーなのに……」


 5103「あいつとは、なにもかもが反りに会わないんだ。お前にもそういう奴いないか?」

 DA○GO「名前出したらNGな人ですけど、いる系です」

 5103「いつだったか………ある日……」
670 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:18:36.15 ID:5+w3Q6iA0
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――


 ――――――――――――――――――――――


 ―――――――――――


 映司&5103「「ガンダムでは―――」」


 5103「連邦だ」

 映司「ジオン派です」


 映司&5103「「……………」」


 映司&5103「「好きなゲーム機は―――」」


 映司「DSです」

 5103「PSPだ」


 映司&5103「「……………」」


 映司&5103「「クリスマスイブに彼女を家に―――」」


 映司「連れ込んだことあります」

 5103「…………」


 映司&5103「「……………」」
 



―――――――――――


――――――――――――――――――――――


――――――――――――――――――――――――――――――――――


 5103「その日から俺達は互いに相容れない存在だと認識しあったんだ」

 DA○GO「それ、本当は仲いんじゃないッスか?」

671 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:20:12.77 ID:5+w3Q6iA0
 5103「さてさてどんな状態かな〜wwwwwwwww」

 DA○GO「うわ、ちょっと軽く引くぐらい嬉しそうな顔してるッスね」

 5103「この前見た時は自殺しそうな顔してたからな〜。もしかしたらもうしてるかもwwww」


 5103「どれどれ………」



 映司「ううっ………」

 さやか「映司くん、大丈夫?」

 杏子「まだ意識は戻らないか………ってか、さやかお前、くっつき過ぎじゃないか!?」

 さやか「そんなことありませ〜んだ」

 杏子「いや、くっつき過ぎだ! ってか膝枕してるし! お前らは恋人同士かっての! 離れな」

 さやか「いいでしょ別に。あっ………杏子も映司くんにこういうことしたかったのかな〜?」

 杏子「んなわけないだろ!! ただアタシはな……」

 
 

 5103「なにあのリア充ぶり………」


672 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:21:03.10 ID:5+w3Q6iA0
 5103「おのれ火野めぇぇぇぇ!!! あいつばかりなぜモテて、俺にフラグが来ないんだぁぁぁぁぁ!!」

 DA○GO「火野さんモテモテッスねwwwwww。ってかみんなに好かれている系みたいな?」

 5103「クソが!! あんな変態がモテるのに、なんで俺は………」

 DA○GO「別にいいじゃないッスか。5103……嫉妬かっこ悪いッスよ〜www」


         ピピピピピピピピピ


 DA○GO「おっ、ちょーりす。電話なんで」ピッ

 DA○GO「あっ、もしもし。あっ俺俺、今仕事中なわけよ。あとでかけ直すんで……うぃっしゅ!」

 5103「誰からだ?」

 DA○GO「とし子ッス」

 5103「誰だそれ!?」

 DA○GO「ガールフレンドッスよ。ただの。たまに一緒に飯食って、遊んだりする相手みたいな?」

 5103「チッ………流石は売れっ子。女には不自由してないってか?」

 DA○GO「んなことないッスよ」
673 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:22:37.91 ID:5+w3Q6iA0
      ピピピピピピピピピピピピピ

 DA○GO「あっ、まただ」ピッ「もしもしぃ〜今仕事なわけよ。こっちからかけ直す系なんで……うぃっしゅ!」ピッ

 5103「今度は誰だ? つーかマナーモードにしとけよ……」

 DA○GO「エミリからでした」

 5103「だから誰それ!? つーか、なに、それもガールフレンドか?」

 DA○GO「そうッスよ」

 5103「何人いるんだよお前ッ!」

 DA○GO「別にこれぐらい普通系ですよ? 5103にもいるっしょ?」

 5103「え………ああ、もちろん!」

 
674 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:23:12.76 ID:5+w3Q6iA0
 5103「電話かければ、必ず来てくれるガールフレンドは、もう腐るほどいるし〜」

 DA○GO「えっ………ガチでいない系ッスか?」

 5103「な、なに言ってんだよ。話ちゃんと聞けよ! いいいいいいるって言ったろ!」

 DA○GO「うわ…………」

 5103「なんだよ、その『うわ』って……『うわ』って何!?」

 DA○GO「マジで………すいませんでした。ってかごめんなさい」

 5103「なんで謝るの!? いるって言ったろ………本当にいるんだよ!! 俺にはガールフレンドが何人もいるんだぁぁぁぁ!!」


675 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:24:11.26 ID:5+w3Q6iA0
 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○

 プテラ『これって萎えるよねシリーズ。その1、バラエティ番組での、芸人たちの内輪でしかわからないネタ』

 トリケラ『あ〜、あるべな〜。なんか知らんけど、視聴者を置いて行って、自分達にしかわからないことで勝手に盛り上がったりする時あるべな』

 ティラノ「なんとなく笑いのSEが入って、つられて笑っちゃうが、後からすんげーむなしくなるんじゃよな……』

 プテラ『その2、アニメのDVDの値段』

 トリケラ『あ〜、萎えるべな〜。最近無駄に高くなってるべ。アマ○ン見て、びっくらこいただ』

 ティラノ『1〜2話しか入ってないのに、限定版とかつけて、普通に八千円だったりする場合もあるからの〜』

 プテラ『その3、声優さんの年齢』

 トリケラ『ぐわぁぁぁぁ〜〜〜そんなこと言うんじゃないべよ〜!! 確かにオラの好きな声優さんの大半は30超えてるけども〜』

 ティラノ『そんなことを気にするのは愚かしいことじゃが、だが、どうしても気になってしまう時もある。
     ふと、自分の嫁だと思うキャラに出会っても、ついつい中の人の年齢が脳裏に浮かんでしまうんじゃな。うんうん』

 
 映司「ぐああああ〜〜〜〜〜ッ!!! やめろぉぉぉぉぉぉぉ!! これ以上俺を萎えさせるな〜〜〜!!!」

 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○


 杏子「おい、映司ッ! 映司ッ!!」

 映司「うわぁぁぁぁぁぁぁ!! ハァ………ハァ……」
676 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:25:36.55 ID:5+w3Q6iA0
 さやか「映司くん、大丈夫!? すごくうなされてたけど……」

 映司「杏子ちゃんにさやかちゃん………どうしてまだここにいるの……?」

 杏子「お前がそんな状態だからだよ、このバカ!」

 さやか「あたし達、映司くんの力になりたくて………」

 映司「ダメだよ。危険だから今すぐに帰るんだ! 俺はもう……いつ暴走するかわからないんだから」

 杏子「なに弱音吐いてやがる!! 負けんじゃねぇよ!!」

 映司「もうどうしようもないんだ! 俺はもう……このままグリード化してしまう。そうなったら君達を―――」

 さやか「そんなこと言わないでよ!! 映司くん、諦めないで!! きっとどうにかなるから! あたしだって……こうして助かったんだし!」

 映司「ダメなんだよ、このまま俺はパンツと縁のない人生なんて考えられないんだ!」

 映司「つまり……俺がパンツであいつがパンツで……え〜〜なんだっけ? つまりパンツとは……そう、俺と共にあるものなんだ!」

 

 映司「そうだ、俺が、俺達が! パンツなんだ!!」



 杏子「パンツパンツ、うるせぇ!!」ドガッ

 映司「パンツゥ!?」


677 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:27:01.03 ID:5+w3Q6iA0
 さやか「映司くんは………どうして、そこまでパンツにこだわるの?」

 杏子「アタシも前から気になってた。なにかキッカケでもあるのか?」

 映司「………………」

 
 会長『私から説明しよう!!』

 さやか「わっ、会長!?」

 杏子「またお前かっ!?」

 モニター会長『失礼ながら調べさせてもらったよ。火野くん………君についてを……』

 映司「えっ………ちょ、それどういう意味ですか!?」

 モニター会長『火野映司、〜党〜派に所属する現役政治家〜〜氏の息子である』

 映司「!!」

 さやか「えっ………映司くんって政治家の子供だったの!?」

 映司「会長……それはプライバシーのなんとかに違反しますよ?」

 モニター会長『すまないね! つい興味が湧いてしまったのでね』

 杏子「映司、お前………マジでそうだったのか? そんな変態なのに……」

 モニター会長『それほど珍しくないよ佐倉杏子くん。現職の政治家の中は、陰で女子高生などと遊んでいる変態もいるからね』

 さやか「なんか、まずいこと言ってません?」

 モニター会長『政治家の息子という自分の立場に気にせず、好き勝手な行動をとったために、家を勘当される。
       火野という母方の性を名乗り、各地を旅していた』

 映司「…………」
678 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:29:12.14 ID:5+w3Q6iA0
 モニター会長『そして、その後……ある一味の仲間に加わる』

 さやか「えっ、一味?」


 モニター会長『その通り。火野くんは、かつて第三世界周辺の国々を周り、世界をかき乱した、あの伝説の一味―――」



 


 モニター会長『エロき海賊団の一員だったのだよ!!』





  …………………………



 杏子&さやか「「はぁ!?」」

679 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:29:57.33 ID:5+w3Q6iA0
 さやか「いっ……今、なんて言いました?」

 モニター会長『エロき海賊団だよ。一部の業界からは伝説とまで呼ばれている宇宙海賊だよ」

 杏子「あのな、おっさん………いきなりなにを言って―――」

 映司「よく、わかりましたね」

 杏子「!? お、おい、映司………マジなのか!?」




 映司「数年前のことだよ………」
680 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:30:59.02 ID:5+w3Q6iA0
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



 冒険とエロを求めて、大海の中で自らイクことを恥ずかしがらないとんでもない変態たちがいた。


 規制帝国イシハラトチジ帝国に反旗を翻し、「海賊」の汚名を誇りとして名乗る豪快な変態!


 その名は…………



 さやか「なんかどっかで聞いたようなナレーション入ってるけど!?」

 杏子「また……このような展開か来たか………」



 ――――それがエロき海賊団だった―――――――



 ――――俺達は、巨大海賊船、ゴー姦ガレオンに乗り込み、世界中を旅していたんだ――――



 杏子「おい、一応アタシらは年頃の娘だぞ! 言葉を少し慎めッ!! せめて伏字を入れろ!!」



 ――――俺達の目的はただ一つ。34のスーパー変態たちが残した、宇宙最大のおパンツを手に入れることだ――――


 さやか「ねぇ、スーパー変態ってなに……?」

 杏子「アタシに聞くな。あと、一々ツッコまないほうがいいぞ。処理しきれないから」

681 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:32:52.76 ID:5+w3Q6iA0
  

              ☆数年前・ゴー姦ガレオン内☆



 ――――――ガレオンに乗っていたメンバーは四人、まず、俺……火野映司――――――


 映司「よし、今日も船掃除完了!! これで床コ○しても、ムスコを汚すことないぞ――ッ!」


  ―――――――そして………海賊団のアイドル的存在、幼女ちゃん―――――――


 幼女「エイジ、おはよう!」

 映司「おはよう、幼女ちゃん。今日も相変わらず田村ゆ○りさんみたいな、可愛い声だね」

 幼女「ゴーカイジャーのナビィの真似〜〜〜『レッツ、お宝ナビゲ〜ト!!』……似てる?」

 映司「うん、似てる似てる」

 幼女「んじゃ、はいエイジ。これが今日穿いてるパンツ」チラッ

 映司「おおっ!!」


   ――――幼女ちゃんは、毎日欠かさず、俺に自分が穿いているパンツを見せてくれた―――――

 
 幼女「どうどう? 可愛い?」

 映司「可愛いよ。ゾウさんのパンツだね………ゾウさん? えっ……女の子なのに、
   ゾウさんのパンツ…ゾウさん……つまり男のアレにアレなわけで……」


 映司「うわぁ! すごいよ幼女ちゃん。二重の意味で危ないパンツだよ!」


 杏子「危ないのはお前の頭だろッ!!」

682 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:33:46.97 ID:5+w3Q6iA0
 ―――――――そして、船長にアカレッド――――――――


 アカ「今日も、一日、ソイヤソイヤな毎日を送るぞ――ッ!! ちなみに私は二刀流! 男でも女でもイケます」



 ―――――最後に、副船長の海東さん――――――――


 海東「ディエンドだと思った皆さま、申し訳ございません。大樹ではありません。兄の純一の方でございます。
   このようなグレイブで申し訳ありません」


 さやか「なんでこの人、いきなり謝ってるの!?」


 ――――――――この四人がエロき海賊団のメンバーだった―――――――――――

683 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:35:09.34 ID:5+w3Q6iA0
 ―――――俺達は34のスーパー変態達が残した宇宙最大のおパンツを探して、国から国へと回った………――――



 女「キャ――――――ッ!! 下着ドロよ――――ッ!!」

 映司「うわ、見つかっちゃった!」



 アカレッド「お嬢さん? 私のレンジャーキーに興味ありませんか?」

    バサッ(服を脱ぐ)

 女「キャ――――ッ!! 露出魔――――ッ!! 痴漢――――ッ!!」


 さやか「ただ性犯罪してるだけだじゃん!?」

 

 ――――――途中で、イシハラトチジ帝国と戦う時もあったけど……まぁ、楽しい冒険の日々だった――――――



 映司「幼女ちゃん。もっとギリギリの線行ってみよう!」

 幼女「あう〜、恥ずかしいよエイジィ………こんなポーズ………」

 映司「大丈夫大丈夫。ねぇ、アカレッド」

 アカ「その通り。この程度はまだ序の口、ニコニ○生放送に投稿しても、削除されない」

 アカ「どこまで規制の手が伸びないか…………冒険だ!」


 
 杏子「冒険って、そっちの意味!?」

684 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:36:50.15 ID:5+w3Q6iA0
 ――――――だけど、ある日――――――――




 アカ「よし、これだけあれば………十分だ」つ宝箱

 幼女「一杯集めたね………パンツ」

 映司「苦労したよねぇ〜。宝箱が満タンになるまでにパンツを集めるの」

 海東「では次はいよいよ……宇宙最大のおパンツでございますね」

 アカ「ああ、時は来た!」

 映司「よし……じゃあ、みんな行こう!!」

 海東「ニヤリ」



 ドカ―――――――――ン!!


 幼女「キャアア!!」

 映司「な、なんだ!?」

 アカ「ガレオンに衝撃だと!?」


 ドタッダダダダダダダダダダダッ
685 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:37:58.94 ID:5+w3Q6iA0
 ゴーミン1「規制しろーッ!

 ゴーミン2「ロリコンは死ね―――ッ!」

 映司「なっ! イシハラ帝国の戦闘員、ゴーミンが大量に入って来た!」

 アカ「ば、バカな、これは……」

 海東「いい話しだ、感動的だな。だが無意味だ」

 映司「なっ………海東さん! もしや貴方が……!!」

 海東「その通り。最初から俺はイシハラ帝国についていた。お前らと同じく変態のふりをして潜りこんでいた。
   さしずめ、餌というわけさ」

 映司「そんな………嘘だ……そんなの嘘だぁぁぁぁ!!」


 アカ「それで、その宝箱一杯のパンツを一人占めする気か!?」

 海東「いえ。これらのパンツはちゃんと、全て元の持ち主に返しておきます」


 アカ&映司「「な、なんだと!? そんなバカなッ!?」」



 杏子「あれ、こいつ、いい奴じゃね?」

686 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:38:57.09 ID:5+w3Q6iA0
 海東「話は終わりです。決着をつけましょう………変身」Open Up


 グレイブ「さぁ、覚悟!!」


  ジャキーン!

 グレイブ「むっ……」

 アカ「逃げるんだ、映司!!」


 映司「アカレッド!!」

 アカ「お前達は逃げろ。そして私の代わりに、宇宙最大のおパンツを手に入れるんだ!」


 アカ「うおおおおおおおお!」


 ドカーン ドカーン!



 映司「アカレッドぉぉぉぉぉ!!!」

687 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:39:45.43 ID:5+w3Q6iA0
 幼女「ハァ………ハァ………」

 映司「幼女ちゃん、頑張って! もう少しで逃げ切れるから」

 
 ドカーン!


 映司「ぐわあああああああ!!」

 幼女「キャアアアアア!!」


 映司「幼女ちゃん!! くっ………ここまで追ってが!」


 スゴーミン「規制反対派はバカだな。頭冷やして来い!!」


 スゴーミン「子供達に悪影響を与えますから、規制させていただきます!」


 映司「くっ……イシハラ帝国め! 幼女ちゃん、逃げろ―――ッ!!」



        ドカーン! ドカーン!


 幼女「うえーん、うえーん!」


        ドカーン、ドカーン!


 映司「幼女ちゃ――――んッッ!!!」


 ドカ――――――――――――――――ン!!!


 映司「うわぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああ!!!」



 こうしてエロき海賊団は崩壊した。

 幼女ちゃんの姿も、爆煙の中から表れる事はなかった。


 ―――――――――――――――――――――――――



 映司「ううっううう………」ポロポロ

 杏子「もはや、わけがわからん………」

 さやか「つらかったね……映司くん………グスグス」

 杏子「いや、お前も何もらい泣きしてんだよ!?」
688 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:41:11.36 ID:5+w3Q6iA0
 映司「それで、俺は………アカレッドと幼女ちゃんの意思を継いで、パンツを集めてる旅の途中、杏子ちゃんと出会ったんだ……」

 
 さやか「そうなんだ………だから映司くんは、いつもパンツパンツって……」

 モニター会長『それは違うッッッ!!』

 映司「え………」

 モニター会長『それは違うよ火野くん。君がパンツに執着するのは、それが理由じゃない』

 映司「違いますよ。俺は心からその理由で―――」

 モニター会長『他人から言われて、やるのは欲望ではない。第一、そのような理由があるのなら、
       なぜ、君は魔法少女達に協力するのかね?』
  
 映司「そ、それは………」

 モニター会長『思い出すのだ火野くん! 自分の欲望を! 執着するようになった経緯を!』


 モニター会長『それを見つけた時、あるいは―――』



  ドカーーーーーン


 さやか「キャッ! な、なに今の振動!?」

 杏子「この気配―――まさか!!」
689 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:42:33.28 ID:5+w3Q6iA0
      ☆鴻上ファウンデーションエントランス☆



         ドカーン! ドカーン!



 社員1「うわ―――、グリードだ!!」

 社員2「キャー!!」


 カザリ「フフフッ……色々と警備が敷かれてるみたいだけど、脆いね」
 
 ガメル「ここにオーズがいるんだなぁ〜出てこーい!!」

 メズール「こ〜ら、ガメル。今回の目的はオーズではないのよ?」

 ウヴァ「そうだ、目当ては魔法少女のガキどもだ! 出て来いオラァ!!」

 
690 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:44:08.04 ID:5+w3Q6iA0
              
              ☆地下映司部屋☆



 映司「こ、ここにグリードが………行かないと……」


 さやか「ダメッ! 映司くんはここを動かないでッ!!」

 映司「でも!!」

 杏子「バカ野郎……ッ!! 次変身したらお前は暴走するかもしれないんだぞ!!」

 映司「それでも、奴らを倒さないと!!」

 さやか「なんでそう映司くんは自分を全然大切にしないの!?」

 映司「そんなこと………ないよ」

 さやか「だったら! あたしが映司くんの代わりにあいつらを倒すから……安心して」

 映司「ダメだよ! 危険だッ!! 俺も……」

 杏子「ここでおとなしくしてな」

 映司「杏子ちゃん、さやかちゃん! ダメだ、行っちゃダメだ!!」

 杏子「さやか、行くぞ」

 さやか「………うん!」


      タタタタタタッタタッタッタタタタタ


 映司「杏子ちゃん、さやかちゃん…………」
691 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:45:24.30 ID:5+w3Q6iA0
            ☆エントランス☆


 まどか「そんな……こんな所にまで来るなんて……」

 マミ「グリードが四体全員………」

 ほむら「狙いは恐らくまどか…………。ここは私達が相手をするからまどかは逃げて!」

 まどか「で、でも……」

 
 ガメル「見つけた〜〜!!」

 ほむら「!? しまった!!」

 ガメル「喰らえ〜〜〜!!」


     ザシュ!!

 ガメル「ぐあああああ〜〜痛い〜〜」

 さやか「とう、さやかちゃん、華麗に参上!!」

 まどか「さやかちゃん!!」

 マミ「美樹さん、ナイスよ!!」

 ほむら「おかげで助かったわ……」

 杏子「どうやら全員無事のようだな」」

 
 

 カザリ「どうやら、全員揃い踏みのようだね」

 魔法少女一同『!!』
692 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:46:58.60 ID:5+w3Q6iA0
 杏子「カザリ………てめぇ……」

 マミ「一応聞くけど………何の用でここに来たのかしら?」

 さやか「まさか、映司くんの命を狙いに―――」

 カザリ「いや、不能なオーズに用はない。僕らの目的は君さ。鹿目まどかちゃん?」

 まどか「えっ、私っ!?」

 ウヴァ「テメーをQBと契約させて、魔法少女にさせる!! それで俺は完全態だ!!」

 ほむら「インキュベーターめ……どうやらまた何かくだらない策を使ったのね……ッ!!」

 メズール「そういうことなの。だからまどかちゃん以外のお嬢ちゃん達。今すぐ消えなさい。
     そしたら、何もしないでいてあげる」

 さやか「ふざけるなッ!! 友達を渡すことなんて、できるわけないでしょ!!」

 カザリ「まぁ、そうだろうと思ったよ………なら……排除するよ?」



 5103「誰が誰を排除するって?」

 まどか「5103………」

 5103「俺達の本拠地当然な場所に堂々と襲撃するとは……いい度胸だな」

 カザリ「別に度胸なんて必要ないよ。この程度の警備じゃね。それにオーズもいないしね」

 5103「お前らは誰が主役なのかわかってないようだな」

 カザリ「?」

 5103「このSSで最も恐ろしいのは火野ではない。この俺だということだ」

 カザリ「おー、それは恐い恐い」

 DA○GO「うわ、なんかナメられてる系ですよ」

 5103「くっ………」

 ウヴァ「どうでもいい! まとめて潰すだけだ!」


 杏子「来るぞッ!!」



693 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:47:29.18 ID:5+w3Q6iA0
 5103「みんな、一対一の戦いに持ちこむんだ。乱戦だけは避けろ」

 マミ「はい!」

 5103「DA○GO、援護を頼むぞ!!」

 DA○GO「うっいしゅ!」

 5103「変身!!」

    ガチャガチャポーン

 Pバース「よし、行くぞ!!」
694 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:48:31.22 ID:5+w3Q6iA0
 マミ「ハァァァァ!!」マスケット銃×6ドキューンドキュン

 カザリ「フン!」爪で銃弾を弾く。

 カザリ「便利だねぇ。そうやって銃を作り出せるなんてね」

 マミ「どうも。でも、もっと出せるのよ? ハァァァ!!」マスケット銃×18ドキューン

 カザリ「これはすごいね。でも」

   ブオオオン!!

 マミ「くっ……風で銃弾を全てガードするなんて」

 カザリ「フフフッ、さて、お次はなにがでるかな?」



 
 ほむら「………」つバースバスタードキュンドキュン

 ガメル「そんなのあんまり痛くないぞ〜〜」ドカンドカン

 ほむら「チッ……」

 ガメル「喰らえ〜〜!!」<衝撃波

  ドカーン!

 ガメル「死んだか〜? だったら死体を確認しないと〜〜」

 ほむら「それにはおよばないわ」

 ガメル「うわ〜上にいた〜!!」

 ほむら「これでも食らいなさい」つプテラ缶&クジャク缶&ウナギ缶

 ガメル「なんだこれ〜!! 痛い〜〜!! うっとおしいぞ!!」

 ほむら「力がなくても、頭を使った戦い方というのがあるのよ」つバースバスタードキュンドキュン

 ガメル「ぐわ――――ッ!!」ドカンドカン
695 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:49:10.57 ID:5+w3Q6iA0
 さやか「お前らのせいで、映司くんが……絶対に許さない!!」つメダジャリバー&剣

 メズール「あら、貴方……オーズの坊やが好きなのかしら? ならば私が悲恋にしてあげる」ヒョイヒョイヒョイ(斬撃をかわす)

 さやか「ふざけるな!!」

    ビュン<剣×6召喚

 さやか「喰らえッ!!」シャッシャッシャッ<剣で投擲攻撃

 メズール「ハァァッ!!」


    パシャーン!!<水流で剣を弾く

 メズール「どうしたの? この程度じゃ私を倒す事なんてできなくてよ?」

 さやか「くっ………」





 ウヴァ「俺の相手は貴様か、バース!!」

 Pバース「そういうことだ………行くぞ!」つバースバスタードキュンドキュン

 ウヴァ「効くかッ! そんなもの!」ドカンドカン

 Pバース「弾切れだ……DA○GO、メダルをくれ!!」

 ウヴァ「悠長に、俺が待つと思ったか!!」シュタ

 Pバース「思ってないさ………だから」


      チャリーン・ガチャガチャポーン!<クレーンアーム!>


 Pバース「喰らえ!!」ビュン

 ウヴァ「ぐおっ!! (クレーンが巻きついて……動きがとれん!!)」

 DA○GO「5103、メダルッス!」ヒューイつメダルポット

 Pバース「よし! ウヴァ、これでお前はもうただの的だな!!」つバースバスタードキュンドキュン

 ウヴァ「ぐわぁぁぁぁぁ!!」ドカンドカン


 まどか「嘘………5103がちゃんと戦ってるよ………」

 杏子「あ、ああ………アタシらは夢でも見てるってのかい?」

 DA○GO「あんなこと言ってるッスよ。5103ってどんだけヘタレだったんッスか?」

 Pバース「…………
696 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:50:07.92 ID:5+w3Q6iA0

 ウヴァ「くっ……新しいバースは弱いと聞いていたのに……」

 Pバース「それは昔の話だ! 今の俺はただのバースではない! このSSの主役だ!
     故に主役補正つきまくり。今の俺に、倒せぬ者はない!」

 ウヴァ「な、なんだと!?」

 Pバース「お前を倒し、ほかのグリードも片づけてやる!(そして魔法少女の子たちとフラグを建てるんだ♪)」


 Pバース「DA○GO、弾が切れた。メダルをくれ!」


           シ――――――――ン


 Pバース「DA○GO?」

 
           シ―――――――ン

 Pバース「いない!? なぜ!?」

 杏子「なんか、どっか行きやがったぞ」

 Pバース「はぁ!? あの野郎――――――急に持ち場を離れるとはどういうつもりだ!?」

 まどか「なんか手紙が置いてありますけど……」

 Pバース「なんて書いてある!?」

 まどか「え〜と………」
697 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:51:49.25 ID:5+w3Q6iA0
 前略 5103へ

 撮影の時間になった系なんで、ちょっといってきます。

               
 Pバース「撮影だと!?」

 まどか「あっ、なんかほかにも書いてある……」



 この俺、DA○GOが出演する、ウルトラマンシリーズ45周年記念作品


  <ウルトラマンサーガ> 2012年3月24日に公開だぜ!


       僕らにはまだ、輝く希望がある! 


           ぜひ観に来てね!



 Pバース「宣伝!? あの野朗……よりによって仮面ライダーのSSでウルトラマンの宣伝なんかしやがってッッ!!
     今度会ったらタダでは………」

 ウヴァ「隙あり! オラァ!」ビリビリビリ<電撃

 Pバース「ぐはぁ!!」ドカーン


 まどか「やっぱり、5103って最後はこうなるんだね」

 杏子「ヘタレはヘタレのままか………」
698 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:52:52.92 ID:5+w3Q6iA0
              ☆映司部屋☆



 映司「くっ………グリードの気配を感じる………みんな戦っている……」


 映司「杏子ちゃん達が危ない! 行かないと……くっ!」

 プテラ『今のあんさんが行ったところでしょうがないやろ」

 映司「紫のメダル……また俺に話しかけるのか! くっ……」

 トリケラ『打ち止め野朗は打ち止め野朗らしく、ここでおとなしくしてるのがいいべ』

 ティラノ『そうじゃきそうじゃき。助けに行ったとところで、お前のムスコが復活するわけじゃないんじゃ』

 映司「そんなの、関係ない! 俺は………この手に届く人を助けたいんだッ!!」

 プテラ『なんや? あんさんはパンツさえあればそれでいい人間とちゃうの? それなのに、なんでそう自分の身体に
    鞭打ってまで、助けようとするんや?』

 映司「そ、それは………」

 トリケラ『まぁ、どっちにしろ行かない方が賢明だべ。変身したら暴走するだけだべ』

 ティラノ『行った所で、なにも救えず、ただ迷惑かけて終わりってオチになるじゃろ』

 映司「そんな………そんなことになんて…………」

 プテラ『せやから、諦めてここでおとなしくしとき』

 映司「……………………」



 映司「…………そんなことはできない!」
699 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関西地方) :2011/11/28(月) 22:53:20.76 ID:d9fkcvQH0
1
700 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:53:33.74 ID:5+w3Q6iA0
 映司「うおおおおおぉおおおおおおおおおおお!!!!」

 トリケラ『うわ、なんだべ!?』

 ティラノ『突然、ワシらを受け入れ始めたぞ』

 映司「ぐぉぉぉぉぉおおおおおおおお!!!!!」

 プテラ『まさか、自分から進んでグリードになるきかいな!?』

 トリケラ『んだべ、そげんなことしたら、もう二度と人間に戻る事はできないんだべよ!?』

 映司「でも………杏子ちゃん達を救える!! 力を手に入れられる!!」

 ティラノ『こいつ本気じゃ………とんでもないアホじゃな』

 プテラ『まぁ、ワイらの目的も達成するし、ええんとちゃう?』

 トリケラ『んだな。どうなるか見ものだべ』


 映司「うおおおおおおおおおおおおお!!!」


  グモモモモモモモモモモモモモモモモモモモモ




701 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:54:33.09 ID:5+w3Q6iA0
            ☆エントランス☆


     バシュン ドカーン ザバッ ドドドドドドドドド ザバーン


 カザリ「やはり、厄介だね……戦いづらい。それに、恐らく君がこの中では一番強いだろうしね」

 マミ「褒めてくれて、どうも」

 カザリ「だけど、やはり君は女の子だ。戦いというものをわかってない」

 マミ「それはどういう―――」

 カザリ「ふん!」ボオオオオ<疾風攻撃

 マミ「なっ!?(私でなく、美樹さんの方へ狙った!?)」

         ドカーン!

 さやか「キャアアアアア!!」

 メズール「あぐぁ!!」

         ドカーン!


 さやか「ううっ………」ボロッ

 メズール「くっ……カザリ! 貴方ッ!」


 マミ「そんな! 味方ごと攻撃するなんて!!」

 カザリ「ほら、他所見してる暇はあるのかい?」ドガッ<キック

 マミ「キャア!!」

 カザリ「フン、さて、今のうちに―――」

702 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:55:48.63 ID:5+w3Q6iA0
             タタタタタタッッッタタタタ

 まどか「えっ……こっちに向かってくる!」

 杏子「あいつの狙いはまどかかっ! そうはさせない!!」火球<ドゴーン

 カザリ「おっと」ヒョイ<火球を避ける


 カザリ「そらぁっ!」


  ズシャ!<杏子の首を掴み壁に叩きつける

 
 杏子「ぐあっ!!……」

 まどか「杏子ちゃん!!」

 マミ「しまった………佐倉さんが敵に……くっ!」

 カザリ「僕の狙いはまどかちゃんじゃない。最初から君さ。アンクと融合したお嬢さん?」

 杏子「な、なに………」



 
703 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:59:06.09 ID:5+w3Q6iA0
 カザリ「出ておいでよ、インキュベータ……見ての通り、この勝負は僕の勝ちだ」

 QB「どうやら、そうみたいだね」

 まどか「QB!?」

 QB「やぁ、まどか。久しぶりだね」

 まどか「どういうことなの………勝負って………」

 カザリ「つまりはこういうことさ………」

    ギュウウウウウウ!<首を絞める

 杏子「ぐあああああ!!」
 
 まどか「杏子ちゃん!!」

 カザリ「鹿目まどか。この子を死なせたくないなら、早くそいつと契約しなよ」

 まどか「!!」
704 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 22:59:34.88 ID:5+w3Q6iA0
 ウヴァ「チッ………カザリの奴!!」

 メズール「また私達をダシにして……!!」

 ガメル「ずるいずるい!!」


 ほむら「最初からこれが目的で襲撃を………!!」

 マミ「そんな………」

 さやか「うっ……きょ、杏子……」ボロッ

 Pバース「まずい状況になった………あの状態じゃ俺達も手出しができない!!」


 カザリ「さぁ、早く契約しなよ」

 まどか「あっ……うっ……」

 QB「そうそう。あの状態じゃ杏子は助からないよ? それに契約すれば、カザリ達にも勝てるだろうし」

 ほむら「ダメッ! まどかッ! 契約してはダメッ!」

 まどか「で、でも………」

 杏子「そう……だ………こんな奴らの……思い通り……になんか……」

 カザリ「うるさいよ?」

    ギュウウウウウウウウウ

 杏子「ぐああああ!!」

 まどか「ッ………!!」

705 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:00:21.65 ID:5+w3Q6iA0
 QB「さぁ、契約するんだまどか。時間の無駄だよ。僕はわかってるよ。君は友達を見捨てることはできない」

 まどか「………」

 QB「願い事が思いつかないなら、提案してあげるよ。こういうのはどうだい? 変態パンツ男から紫のメダルを追い出す
   というのは………さやかと似た様な願いだけどね」

 まどか「ッ……」

 ほむら「まどかダメッ!! そいつの口車に乗らないで!!」

 カザリ「君らも黙っててくれないか?」ギュウウウウウウ

 杏子「ぐあああああっ!!」

 マミ「佐倉さん!!」

 さやか「この………卑怯者ッ!! あんたたち……なんて最低なの!!」

 QB「さぁ、まどか。早く契約を…………別に願い事がほかにあると言うなら……それでも構わないけど?」

 まどか「…………わかったよQB」


 まどか「私は―――」


 ほむら「まどかッ!! ダメ――――ッ!!」


706 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:01:03.74 ID:5+w3Q6iA0
         
            カチ――――――ン!!



 まどか「えっ」

 QB「きゅ、きゅび……」

 まどか「QBが凍りついてる!?」

 カザリ「何ッ!?」


 QB「」ガシャーン<砕け散る


 映司「…………………」


 さやか「えっ………あれは映司くん!?」

 杏子「え……い……じ?」

707 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:01:43.98 ID:5+w3Q6iA0
 カザリ「やれやれまた君か……いい加減しつこ――」

 映司「うおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

 カザリ「!?」





  グモモオモモモモモモモモモ


 
                         ト.、  _ノ `ヽ.  >/
               `ャ:.、{`ーミ、:.:.:.ミノ :.o、 `(´ /
             r:.-.:}、:.:`:、:.:.:ヽ:.:.`} ー- :.、 `Y,.ィ      >!
           __>、:.ヽ:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:ミ`く⌒t-、 ン::/:.),.-=ァ_ノ:.:./,.ィ
       ___ ノ:.:.:.:.:.:.:.:.;>:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:ノ::ミ、{`rィィ/:.:.:.:.:.:.:.:.t:.:.:.:.:.イ.:.:.:}
       `ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:´ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ト`ヽ::ゞ^^ソ:.:.:.:.:.:.:.:.:ム:.:.:.:.:.:.:.:.`ゝ
         く:.:.:.:.:.:.:.:.:> ´`ヾ、:.:.:.:.:.:`ヾミ、:.:.:.ミ三/!:.:.:.:.:.:.:.:.:≧、:.:.:.:.:.:.:.く
       r':.:.:.:.:.:.:.:./     。ノヽ_:_:_:.:.:`ヽ:.:.`ヾ{人:.:.:.r='´   ̄`ヽ:.:/
         ).:.:.:.:.:.:.,'___, -- 、ノ /     `ヽ:.:.:.:ヾ}:.:.:.:/   `ヽ   V          __
       ´⌒ヽ,ヘ}ー-==≦__.イ         ∨ハ(´)ハ∨⌒ヽ,\   }          ヽ.:.:.`ヽ
             /  /    ヽ/:.、       } ヾミ、!|ィ/}   r=- <.、       ト、    ハ´__}
         /  /     }  ` tr--=≦彡、  !} /,  _ノ,   Y. ∨       {:.:ヽ. :.、ヽ:.:.:ス
         ノ、__,.ィ彡  __ノ    /`ヽ     >=='⌒ー{: {    }  ∨     ハ=彡、{:.`ヽ!´  )
   _   ,.r ⌒     ,.彡,人   /、   ゙ヾ:. _,. -‐}ー-イ!: ヽ   /  _ゝ=- .、  /ト、.  ヽ__ノヽ. /
>.::´ノ  /./    / /  !  `゙ヾ ヾ:.、 ミ:.、  __ ノ___ .ノ! ≧=彡/`ー==- ≦. {ノ`ヽ ヽ __ノ
/)´ -- 、!   / 〃  ./     }ー-- ミ、  __,..-ー}ー-.、 !    /         \  `ヽ
:::/  /} `.,ィ、  /!   /       !     ゝ. __ / __ノ `{廴__          _ `__ .イ
/  /:.:.:i! /:.:.!.`/.:.! ./       /,__ ___{__,r ⌒`ー、--`、`ー-- ==== =<
  ,:乂ノ ハ_ノ!ノー,{´         //_{_{__{___{三 (⌒) ニ}ムムム
/  / /ミ三 !  /        /          ` ̄ ´     ヽ
  /.ノ   /./      ./                    \




 映司グリード「ぐぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!」

 ウヴァ「なに!? あの姿は!」

 まどか「え、映司くんが………」

 マミ「そんな………まさか………あれは………」

 ほむら「オーズが………グリードに………」
708 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:03:14.19 ID:5+w3Q6iA0
 映司グリード「パァァァンツゥゥゥゥゥ!!」

 カザリ「!?」


    ドガッ!


 カザリ「グアッ!」ドカーン

 ウヴァ「カザリ!?」

 杏子「ゲホッ!ゲホッ! 映司………お前………」


 映司グリード「ぐぉおおおおお!! パンツ――――ッ!!!」

        ズシンズシンズシン

 メズール「パンツって叫びながら突っ込んでくるわ!!」

 カザリ「やってくれたね……オーズ!!」シュタッ!

 映司グリード「うがぁ!!」<ナックル

  ドガァ!

 カザリ「ぐはぁ!!」

 ウヴァ「カザリを吹き飛ばしただと!?」

 ガメル「うわぁ〜、強い〜」

 メズール「ガメル、ウヴァ! 同時攻撃いくわよ!!」

 ウヴァ「おおっ!!」


  ドゴ――――――――ッ!!<電撃&水流&衝撃波


 映司グリード「パンツ――――ッ!!!」


 ズゴ――――――――ッ<氷の息吹


 ドカ――――――――ン!!


 Pバース「くっ………すごいパワーだ。三体のグリードの攻撃を相殺した!」

 
709 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:03:54.09 ID:5+w3Q6iA0
 映司グリード「パァァンツゥゥゥゥゥ!!!」


  ドガッ バキッ ボカッ ドカーン!


 ウヴァ「くっ……こいつめ……!!」


    ドカ―――ン!! ドカーン!!


 ほむら「すごい………グリード四体と互角に戦っている………」

 さやか「でも映司くんが………映司くんがぁ………」

 杏子「あのバカ………また勝手に無茶なんてしやがって!! グリードなんかになって……」
710 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:04:32.08 ID:5+w3Q6iA0
 映司グリード「イケメンはシネェェェェェェ!!!!」ドガァ

 Pバース「ぐはぁ!!」

 マミ「えっ! 5103にも攻撃をした!?」




 Pバース「火野、やめろ! 俺だ、後藤だ! このSSの主役の後藤だぞ!!」

 映司グリード「オレァゴトウサァンヲムッコロスゥ!!」

   ドカッドカッドカッ

 まどか「あわわ……前みたいに5103をめちゃくちゃ殴ってる!!」

 ほむら「また暴走してるというの!?」

 マミ「火野さん、やめてください! 一応5103は味方ですよ!!」


 Pバース「一応ってどういう意味!? 俺はちゃんと味方だよ!?」
711 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:05:28.05 ID:5+w3Q6iA0
 Pバース「ぐぐぐ……おのれ、火野め……バースに続き、プロトバースまで壊されてたまるか!!」

  
          チャリーン・ガチャガチャポーン!<ブレストキャノン!>


 Pバース「これで(息の根を)止めてやるッッ!! ブレストキャノンシュウ――」


  ブレストキャノン「」カチーン


 Pバース「げっ………凍らされた……」

 映司グリード「グルルルルル………」

 Pバース「あれ? なんかデジャヴなんだけど………このパターン前にも………」

 映司グリード「ウガァァァァァ!!! パンツゥゥゥゥゥ!!」


  ドガバキボカドガガガガガ

  イヤァァァァァシヌゥゥゥゥゥゥ



 5103「」
712 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:06:33.88 ID:5+w3Q6iA0
 映司グリード「ぐおおおお、パンツゥゥゥゥゥ!!!」バシューン<冷凍弾!!


   ドカーン!

 まどか「きゃあ!!」

 ほむら「そんな、こっちにまで攻撃を!?」

 杏子「映司ッ! お前………」


 ガメル「あれれ〜、なんか味方に攻撃してるぞ〜」

 カザリ「どうやら、僕らが手を下すまでもないようだね」

 ウヴァ「なに?」

 カザリ「もうすでに暴走している。どうやらオーズはグリード化に耐えられなかったようだ。
    このまま勝手に自滅するだろうね」


 
713 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:07:18.91 ID:5+w3Q6iA0
 映司グリード「オオオオオオォォォォ!! パァンツゥゥゥゥゥ!!」


 さやか「映司くん………あんなに苦しそうに………」

 杏子「映司………」

 杏子(あいつはこれまで、ずっとアタシらを助けるためになんでもしてくれた………)

 さやか(あたしを助けるために………命まで賭けてくれた……)

 杏子(いや、アタシ達だけじゃない。困っている人間全てに自分の手を指し伸ばし続けていた……おせっかいなぐらいに!)

 さやか(じゃあ、映司くんの手は………)

 杏子(誰が掴むっていうんだ………?)


714 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:08:06.94 ID:5+w3Q6iA0
 映司グリード「パァンツゥゥゥゥゥゥゥ!!」


     カチカチカチカチカチカチ


 マミ「地面が……氷に……!!」

 ほむら「!! 足場が固まって………」

 マミ「う、動けない………」


 まどか「ほむらちゃんと、マミさんが氷に捕まっちゃった!!」


 映司グリード「パンツゥゥゥゥ…………」

    ズシン ズシン ズシン

 マミ「ひ、火野さん………ちょっと……まさか………」

 映司グリード「パンツゥゥゥゥミタイィィィィィィィィィ」

 ほむら「い、嫌ぁ! 来ないで!!」


 まどか「うわ―――ッ!! ほむらちゃんとマミさんが別の意味で危ないィィィィ!!」


 
715 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:09:26.92 ID:5+w3Q6iA0
 杏子「映司ッ!!」

 さやか「映司くん!!」

      バッ!<杏子&さやか、映司の前に出る

 映司グリード「!?」


 マミ「佐倉さん、美樹さん、ダメよ、危ないわ!!」


 杏子「やめろ映司………お前は今まで力ずくでそんなことしなかっただろ」

 映司グリード「グオオオオオ……パァンツゥゥゥ………」

 さやか「そんなに……パンツが見たいならさ………」

 

 さやか「あたしのを………見せてあげるから………///」


 全員『!?』
716 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:10:03.65 ID:5+w3Q6iA0
 まどか「ちょっと!? さやかちゃん何言ってんの!?」

 さやか「あ、あたし……/// 映司くんになら………見せてもいいし……///」

 映司グリード「ぱ、パンツゥゥゥゥ………!!??」

 ほむら「!!(動揺してる?)」

 杏子「チッ………さやかがこう言ってるのに、まだ暴走したままかよ……仕方ねぇ……」


 杏子「あっ……あっ…アタシも見せてやるよ……その……パ、パンツ……///」

 映司グリード「!?」

 マミ「佐倉さん!? 貴方まで!?」

 杏子「し、仕方ないだろ! 映司には………借りがたくさんあるし……それに、パパパ、パンツぐらい見せるのどうってことない!」


 さやか「映司くん………///」<スカートに手をかける。

 杏子「………///」ホットパンツに手をかける


 まどか「わわわわわっ、二人とも〜〜 やっぱりダメェ〜〜人前でパンツ見せるなんてぇ〜〜」


 映司グリード「キョウコチャン………サヤカチャン………ウッ……グアアアアアア!!」


 映司グリード「!!」
717 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:11:37.26 ID:5+w3Q6iA0
 ――――――――――――――――――――――――――――――――――


 ――――――――――――――――――――――


 ―――――――――――

 幼女「エイジー、はい。今日のパンツ」チラッ

 映司「うわぁ〜今日は青いパンツだね。可愛い〜〜〜」

 幼女「エヘヘヘ///」

 映司「幼女ちゃんは、いつも俺にパンツ見せてくれて嬉しいよ」

 幼女「本当はね、恥ずかしいんだよ。こうやってパンツ見せるの」

 映司「えっ、そうなの!? だったらなんでそうやって俺にパンツを……」

 幼女「そんなの決まってるじゃない」


 幼女「私がエイジのこと好きだからだよ」


 映司「!!」


 幼女「エイジが好きだからパンツ見せてあげてるの。女の子はね、好きな人以外にはパンツを見せないんだよ?」

 映司「そうなんだ………俺も幼女ちゃんのこと好きだよ」

 幼女「エヘヘヘ……」

 映司「あはははははは」
―――――――――――


――――――――――――――――――――――


――――――――――――――――――――――――――――――――――
718 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:12:47.80 ID:5+w3Q6iA0
 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○



 映司「わかった………思い出したよ!」


 映司「俺が欲しかったのは……本当に欲しかったのはパンツじゃない!」


 映司「どこまでも届く俺の腕――――力だ!!」


 映司「俺にパンツを見せてもいい女の子達……俺の事を好きになってくれた女の子達を守る力、それが欲しかったんだ!!」


 プテラ『なるほど……ずいぶんとリア充なことやな』

 トリケラ『だからどうだってんだ! それでオラたちの力を貸せとか都合がいいこと考えてんじゃないべよ!』

 ティラノ『そうじゃ! リア充は死ね!!』


 映司「お前達は………俺が羨ましかったんだろ?」


 プテラ『…………なんやと?』


 映司「俺が欲望通りに好き勝手生きていた。それが気にくわなかったんだろ? 不能のメダルと呼ばれているお前達にとって」

 映司「だから、俺を不能にした。そして絶望の底に叩き落とそうとした………そうだろ?」
719 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:13:22.37 ID:5+w3Q6iA0
 トリケラ『やかましか! クソ………その通りちゃよ!!』

 ティラノ『わしらはただのメダルの塊じゃ。じゃから、お前のように誰からも好かれる人間が………妬ましかった』

 
 映司「愛されたかったんだね」

 プテラ『メダルのくせにと思ってるやろ! その通りや。ワイらはアホや!』

 トリケラ『こんなメダルのオラ達を好いてくれる女子なぞいるわけないのはわかってるべよ』

 ティラノ『だけども………』


 映司「そんなことないよ。お前達を好きになってくれる人は必ずいるよ」

 プテラ『嘘つくんじゃねぇわ! いてこますぞワレェ!!』

 映司「嘘じゃない! こんなパンツ好きの変態でさえ、好きになってくれる女の子達がいた。だからきっと……」

 トリケラ「それはイケメンに限ることじゃなか?』

 映司「俺はかつてエロき海賊団の一員として世界を廻って来た。そこで、たくさんの変態―――じゃない、愛の形を見て来た」

 映司「同性愛。ロリコン。年寄り好き。近親相姦。犬や猫に欲情する人や、ネクロフィリアとも呼ばれる死体愛好家の人達もいる」


 映司「世界は広いんだ!! だからきっといるよ! お前達……メダルを好きになってくれる人が!」


 ティラノ『じゃ、じゃが………』

 
 映司「俺も一緒に探すから」


 紫メダル×3『!!』
720 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:13:59.37 ID:5+w3Q6iA0

 プテラ『フッ………こりゃ傑作やわ。あんさん………ホンマ面白い人やで』

 トリケラ『あの真木とかいう租チ○野朗につくよりかは、面白いかそうだべ』

 ティラノ『見届けてやる! お前の生きざまを!!』


 映司「ありがとう……………ならば、俺に力を!!」


 紫メダル×3『おお!!』




 映司「変身!!」
721 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:14:37.10 ID:5+w3Q6iA0
                   プテラ!


                   トリケラ!


                   ティラノ!


                プットティラーノザウルース♪
 


    

          __                               __
          \:>..、             ハ         ,..<:/
             マ:::::}≧ー 、       ! l i      , ‐≦{:::::/
                マ-、:::::ハ ヽ.   ..::::| i! |::::...   /ハ:::::,- /
              \ミ、::::}  ヾ:´::::::::! i! i::::::::`/ {::::,-'/
               \ヾミ   `ー v. |  v‐ ´ 彡::r/
                    ヽ __ r.-.ミ {  i!  } , .-、  , /
                  マー.{: : : :.\.八./: : : :}_//
                     マハ: : : : : :}  {: : : : :.ハマ
       ,.ィ^ヽ.          ∨ゝ--ィハ  ハ--イ∨         / ̄ ヽ
        {.r ⌒ヾ、         __} ,.:ヘ _} ∨ {_/ヽ {__       ./  /⌒ヽ!
       マ、    }ミ:、     /( レ }:::ヾハ  ハ::イ:{ヽ! )ヽ.    /  /    ,!
       マ 、__.ノ!  ヽ__ , -/`''ー__}::::::::` ̄´::::::{___ -'' ヘ-、__/  {'   /|
        } \:::::j i/  ./::::::` -= ,,, - ―― - .、 =- ´:::::', ヽ. ト __/ノ!
    r-v ´ ヽ `´  `ヽ ト .、:::::,.ィ´> ´ フ チ`r<ミ 、:::,. ィ:|     ` -イ__`ヽ
    / }    } .ノ ̄ ー、 .|:::::::/У  >-' "〔ノ ..> ヽ. ヽ:::::::| , -  ̄ヽ }   Vヽ
   ,' ,'     Y      { |:.._/ ./ニ二 ー 、___/-、-= r'.∨ハ::::::|ノ     Y   .i i
   { {     |      | V ,:   } ,.ィ{   -ォ ーァ,.ィ', V_.j       |    } !
   | !      j      |ニ{ ! { ーァ',.  マ. ', < =-  〕 }ニ|      }    i! .|
   |__ハ___/ヽ     j:- ',. ', ゝ´ " ー .} }  > . <,: !-.|     ハ.   ハノ
          ハ   /. ',:.ーマハ { , ィ ヘノ__ノ__,ヘ<</ .,' .ハ     /. ヽ_/
            /ミ/`ー'  }. ヽ ヽ/ミ.__ ̄,.ァ゙`ー- 、 .ン /  }. ヽ- イミ!
          ./ミ/      ハゝ.__ト .> .  r.rァヮ ,..<. イ_/ ハ      'ミ{
        /ノ     / ヽ|   > .. `  ̄ ̄´...ィ ´ノ V  ',     ヾ!
         /       /   }   i {           } i   {.  ',     }



 ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○


722 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:16:42.43 ID:5+w3Q6iA0
 プトティラ「ウオオオオオオオオオオオオ!!」


 カザリ「なに!? 変身しただと!?」

 杏子「映司……?」

 さやか「映司くん………」


 プトティラ「大丈夫。この通り意識があるよ」

 杏子「!! 映司!! お前………」

 さやか「暴走が………解けたんだね!!」


 マミ「やった! 火野さんが元に戻った!!」

 ほむら「まさか、あんな方法で………」

 まどか「杏子ちゃんとさやかちゃんのアレが成功したんだね!!」


 プトティラ「二人のおかげだよ。本当にありがとう! 二人とも愛してるッ!!」

      抱きッ

 さやか「え、映司くん………エヘヘ///」

 杏子「///ったく……世話やけんだよお前は。それと、どさくさに抱きつくな!///」

723 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:17:25.17 ID:5+w3Q6iA0
 ウヴァ「オラァ!! なに他所見してんだゴルァ!!」ブン

 まどか「映司くん、後ろッ!!」


 プトティラ「ぬん!」ズガッ<地面に手を突き刺しつメダガブリュー


 プトティラ「ウラァァァァァ!!!!!」ブオン


           ザシュ!!

 ウヴァ「う……ぐあ………ば………バカな……」


 ウヴァ「ぐああああああああああ!!!」


        ドカ―――――――――――――ン!!!!!





 ガメル「うわぁ〜〜〜ウヴァがやられた〜〜」

 カザリ「まさか、一撃で!?」

 メズール「これまでのオーズとは明らかに違うわ!!」

724 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:18:19.55 ID:5+w3Q6iA0
プトティラ「ウオオォォォォオオオオオオオオオオ!!!」キシャー<エクスターナルフィン&テイルバインダー展開!

 カザリ「来る!!」


 ブオン!<テイルバインダーでなぎ払い

     ドガッ

 ガメル「ぐあああああああ!!」ガシャーン




 メズール「まずい……だけど、オーズの坊やには人間の姿なら!!」

 プトティラ「させない!!」

    ザクッ<テイルバインダーで串刺し

 メズール「ぐあ! な、なんですって……(人間に変われない)」

 プトティラ「変身する前に倒す! ハアッ!!」<冷凍波

   カチーン

 メズール「ぐぐぐ……凍って動けない!」

 ガメル「メズールゥ〜、今氷を壊すから待ってろぉ〜」


 メダガブリュー<セルメダル「ゴックン!」ガシャン→バズーカモード

 
           プットティラーノヒッサーツ♪



 メズール「!! まずい、ガメル、早く!!」

 プトティラ「セイヤァァァァァァ!!!!!」

    ドゴ―――――――――ッ(ストレインドゥーム)


 メズール&ガメル「!!―――――」


   ドカ―――――――――ン!!
725 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:19:14.37 ID:5+w3Q6iA0
カザリ「メズール、ガメル!! そんな………バカな!!」

 プトティラ「残りはお前だけだ、カザリ!!」

 カザリ「何なんだこの力は!! これが紫の力というのか!?」

 プトティラ「違う………これは愛の力だ」

 プトティラ「………なんちゃって」

 カザリ「ふざけるな! お前みたいな変態に………終わらせてたまるか!!」ブオン<爪攻撃

 プトティラ「トアッ!」つメダガブリュー

   ザシュ!

 カザリ「ぐわああああ!」ドカーン

 プトティラ「よし、とどめだ!!」
726 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:19:59.00 ID:5+w3Q6iA0
 メダガブリュー「ゴックンゴックンゴックンゴックンゴックンゴックンゴックンゴックンゴックンゴックンゴックン!!」


 カザリ「メズールとガメルのセルメダルを一気に食べてるだと!?」



 プトティラ「ウォォオオオオオオオ!! セイヤァァァァァァ!!!」


  
            ズバッッッッッッ!!!!!(グランド・オブ・レイジ)


 
    
                                          ,./
                                         //
                __                 _          /: :/
                 \ : : =-         | :.     / /,/
                  \__`丶    ,. ‐|: :',‐ 、   /:///___
                   `マニニ\ \ /:::::::::|: : ∨::ヽ/:/ /: :/: : : : : :/ ̄\
            __           マニヽ\\:::::::|: : : V/:/ /: :/: : : : : :/\___\
         /:::(\_         \.: :\\. ̄ト、: : } /ヽ: :/| : : : : : {\ \  }
         \:::\:::::\ _____\: :./⌒丶ノ∧l/   }|:|<⌒丶__〕厂「 ̄ ̄
.            \__{、:::::\: : : :/ ̄\:八   }{ }{   ,ノハ:\: : :\,/\: :\   ____
           /\\__}: : :{___\: :ー‐' W「7ス/::::::}:::::::\/: : : : \: \〔/ : (> : :\
.         / : : : : \\:: \ >──‐┘、:「Y}: :{/:::/-─‐=ミ{.: : : : : : : :.|: : :|<二二二二二>‐く二ア___
          \ : : : : : : \\__}‐┐ : : : : : : }l\_{_:_}/ ,/ ̄ `丶\: : : : : : :|\」 { { | : : : : : : : : |: : :/ニニニ7ニ>
.             ̄ ̄「 ̄〔 \\ 〔______,/ ∨,/ニ/ / 〈ハ,// }∧\.: : : :.l__  ノ/ | : : : : : : : : |: : {::::く─ヽ:::}:}:}:}
                  ∨/ : /\\ヘ: : : :∧ : Vニ/ / `丶/ ,/ ハ | \/   ̄ ̄/ ̄ ̄/ ̄`¨´\_}  〔ノノノ′
               \〔{: : ノ{::\\}ヘ /∧: }ニ/ /  ̄ノ  \/ <}} !       / : : : :/
                   /{: : \::\\ }」/ >‐┐{ハ/  ∠}  <,/,′      └─‐ ´
                /: :廴{\: ノ\::\\/ / :|\    ノ_< //
                  / : : / ̄): :「\: く_ \\く \ / ̄二二> //
              /: : : :{_∠ノく_/\} \ \,辷^^^ア/
                / : : : : : : : /    /|ニl \  「`ヽ }\ニニイ }
            / : : : : : : : /   i{「|ニli   \〔 「\ノ ̄} }: :}/|
              / : : : : : : : /     {| |ニlト r<ニ:{`¨¨´ / /: /  |
          / : : : : : : : /     Vlニl|_|::(__)\_/,> ̄ ̄| ̄|}\
            / : : : : : : : /        厂/: / :> ::::(__)::<ニ>┐|_| ⌒丶
.           / : : : : : : /      /// / -=ニ> :::(__):::} {: :{__ \ _
          /: : : : : :/      ///|: : {         ̄ ̄   \: : : :/ ̄ ̄\`ヽ
.         /: : : : /      ,/// /: : /                ̄ \.: : :./\ \「\
        /: : :,/        / ̄_,/: /     /                ̄ \: : :\ | : ∧
.       /: :/        /  / : : : /      /    __       く ̄ ̄\: :/\/∧
      //        // ̄: : / ̄       /-─   ´        ̄ ̄ ̄ ̄ ∨/: : : V: : : ∨∧
               / / : : : : : /       /                     ∨/: : :{: : : : :},/∧


 

 カザリ「ぐわぁぁぁぁあああああ!!!」


             ドカ―――――――――――――――ン!!!!!!



727 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:21:59.73 ID:5+w3Q6iA0
              

             ☆会長オフィス☆


 映司「俺のムスコ復活記念に―――――カンパーイ!!」


     カンパーイ!

 映司「イヤフー!! 会長、ありがとうございます。記念にパーティなんて開いてくれて」

 会長「なに構わんよ。実質、君のおかげでグリードは全て倒されたのだからね! まさに記念すべき日だ!!」

 杏子「まったく! なんてパーティだよ! あの変態のアレが復活した記念のだなんて」アイスモグモグ

 マミ「まぁまぁ、いいじゃない。ああやって火野さんが元気になったんだし」

 杏子「確かに………カザリたちのメダルも手に入ったし、収穫ちゃ、収穫だけど……」チラッ



 映司「見て見て、みんな〜! ほら、俺のムスコ! マイサンがほら、この通りビンビンに―――」

 まどか&ほむら「「見・せ・な・い・で!!」」<ダブルパンチドガッ

 映司「ぐはぁ!! ああ………今度は感じる……素晴らしい……」


 杏子「………元のままの方がよかったんじゃないのか?」

 マミ「あははは…………」
728 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:22:38.84 ID:5+w3Q6iA0
 さやか「映司くん、本当にグリード化もなくなったの?」
 
 映司「うん。紫のメダルと和解したからね。話合ったら、結構いい奴らだったよ」

 さやか「ふ〜ん………ねぇねぇ、自由に呼び出したりすることってできたりするの?」

 映司「うん。ってか、もうすでに外に出てるし。ほら、あそこにいる」

 
 プテラ『なぁなぁ、ええ尻してまんな姉ちゃん』

 トリケラ『どうだ? この後こっそりオラ達と抜けださねぇか?』

 ティラノ『一瞬で天国にイカしてやるぞ? ヒッヒッヒッwwww』

 里中「…………」

 つバースバスタードキュンドキュン

 紫メダル×3『うぎゃああああああ!!!』ドカン


 杏子「まんま映司と同じことしてる………」

 会長「はははははははっ! どうやら火野くんに毒されたようだね。素晴らしいッッ!!」
729 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:25:19.50 ID:5+w3Q6iA0
 映司「みんな―――注目―――!」パンパンパンパン

 杏子「なんだよ映司」つアイスモグモグ

 映司「この場で、みんなに、改めてお礼を言いたいと思います!」

 映司「………」

 映司「みんな………本当にありがとう! こうして俺が立ち直れたのもこの場にいる全員のおかげだよ」

 さやか「映司くん………」

 
 映司「杏子ちゃん、さやかちゃん、まどかちゃんにほむらちゃんにマミちゃん。そして会長と里中さん。本当に―――ありがとう」

 マミ「ウフフフ……どういたしましてです」

 杏子「フン、改めて言うことかよ」

 さやか「あっ、杏子、照れてるな〜」

 杏子「ち、違ぇよバカ!///」

 まどか「あれ?」

 ほむら「どうしたのまどか?」

 まどか「誰か忘れてるような…………」






  ☆エントランス☆




 5103「俺………このまま放置かよ………」
730 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:26:13.83 ID:5+w3Q6iA0
 
                 ☆帰り途☆



 まどか「もう、映司くん………治った途端、セクハラ全開なんてもう……」

 映司「いや、俺って、パンツ好きであり、旅人をやっている、仮面ライダーもやってる……」

 映司「パンツだからね」

 さやか「パンツそのもの!?」

 マミ「もう火野さんたら………クスクス」

 ほむら「もう、完璧に復活のようね」

 映司「そうだって言ったじゃん。ほら、この通り俺のムスコも―――」

 まどか「言わせねぇよ!!」ドガッ

 映司「あぐぁ!!」


 キャハハハハハハハ  アハハハッハハハハハハハハ


 杏子「…………」

731 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:27:14.20 ID:5+w3Q6iA0
 杏子(よかった。映司がちゃんと復活してくれて………本当に……またみんなとこうできるようになって……)


 映司「どうしたの? 杏子ちゃん?」

 杏子「うわ、え、映司!?///」

 映司「ボーッとしちゃって、元気ないの?」

 杏子「ち、違ぇよ!」

 映司「ちなみに俺のムスコはこの通り元気です」脱ぎ

 杏子「だから見せるな!!」ドガッ

 映司「あぐぁ!!」

 杏子「ったく………この変態は………」



732 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:27:45.88 ID:5+w3Q6iA0
 映司「杏子ちゃん」

 杏子「あ? なんだよ」

 映司「心配してくれてありがとね。こう言っちゃなんだけど、とても嬉しかったよ」

 杏子「なっ…………/////」

 杏子「そんなじゃねぇよ、勘違いすんな! このクソ変態!!」

 映司「杏子ちゃんったら〜わかりやすいツンデレ〜〜きゃわ唯、きゃわ唯!」

 杏子「唯っ!?」

 映司「うんたん♪ うんたん♪」

 杏子「あ〜〜〜〜〜/// もう!! ウゼェ!!」火球ドゴーン

 映司「キャーッ、照れ隠しの炎だ―――ッ。逃げろ逃げろ〜〜♪」

 杏子「待ちやがれ、この変態!!」

 映司「アハハハハハ〜〜〜♪」


733 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:28:51.49 ID:5+w3Q6iA0
  

          ヒュ―――――ン!!



 映司「ん? 今なにか横切ったような……」


 杏子「ぐああああ!!」

 映司「杏子ちゃん!?」

   

 映司「どうしたの!! どこか痛いの!?」

 杏子「うっ、腕が………苦し………ぐっ、ああああああああああああっっ!!」

 映司「杏子ちゃん、しっかり!!」


 さやか「映司くん、どうしたの?」

 まどか「!! 杏子ちゃんが苦しんで………」

 ほむら「オーズ、一体何があったの!?」

 映司「わからない。急に苦しみ出して………」
734 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:29:30.91 ID:5+w3Q6iA0
           ヒューン赤メダル→アンクハンドチャリーン


 杏子「ぐああああ!!」

 さやか「杏子!! 大丈夫!? しっかりして!!」

 ほむら「今の赤のメダル? メダルが杏子の腕に入った途端、苦しみ出した?」

 まどか「えっ、誰がメダルを―――」

 マミ「!! 今………気配が………そこにいるのは誰ッ!!」


 真木「やれやれ………面倒なことをしてくれましたね。メダルの器候補が全て消えました」

 真木「お陰で新しい候補者を作らねばならなくなりました」

 映司「なっ………真木博士!!」

 さやか「あんた………あの時の!!」

 マミ「佐倉さんに何をしたの!!」

 真木「メダルを返してるだけですよ……アンクくんのメダルをね……」

   ヒューイ赤メダル→アンクハンドチャリーン

 杏子「ぐあああああああ!!」

 さやか「杏子!! ………お前ッまたメダルを入れて!!」
735 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:30:03.85 ID:5+w3Q6iA0
 映司「やめろおおおおおお!!」


 プットティラーノザウルース!


 プトティラ「うぉぉぉぉおおおおお!!!」つメダガブリュー振り落とし!


 真木グリード「ぬん!」ガシッ

 プトティラ「!!(斧を掴まれた!!)」


 真木グリード「なるほど。紫のメダルに欲を芽生えさせるとは……やはり、君は危険ですね……ぬん!」

    ドゴ―――ッ!!

 映司<変身解除>「ぐああああああ――――ッ!!」ドカーン!


 さやか「そんな、あの姿の映司くんが一撃で!?」
736 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:30:43.46 ID:5+w3Q6iA0
 真木グリード「…………」ヒューン<赤メダル

 杏子「ぐっ、あああああああっ!!」

 まどか「杏子ちゃん!!」

 マミ「なんで佐倉さんはメダルを入れられて苦しんでるの!?」

 真木グリード「アンクくんはソウルジェムにより意識を封印されているに過ぎません」


 真木グリード「アンクくんはコア一枚。コア一枚ではソウルジェムの力に太刀打ちできなかった。だから佐倉杏子くんが
       これまで意思の支配権を得ていたのです」


 真木グリード「ですが、メダルを全部入れたら……その力関係はどうなると思いますか?」

 
 ほむら「まさか………」

 真木グリード「最後の一枚です……」ヒューン<赤メダル

   チャリーン

 杏子「ぐああああああ――――ッ――――」

 
 杏子「―――――――――――」


 杏子<赤目>「………」


 さやか「きょ……杏子!?」
737 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:31:23.35 ID:5+w3Q6iA0
 杏子<赤目>「うぉおおおおおおおおお!!!!」


     ズモモモモモモモモモモモモ


 
                      /!   _  ___,
                    ,イ´レ´|rイ `,´  _/ー- 、 __
                   { ゝ  ヽ   ‐´  `ヽ、  丿
                   |、_.\  / `ー´`ヽ-、 > ― >
                   ト、_,  |  ,、 ,_ _、ト、ニフ--´、
                   ト、 ._‐´;;ヽ /;;;;;;;;;;;;;;;廴i /7 /
                   f  ̄ヘ;;;;;ヘ;:ヘ:ヘ:;へノ // .<
                   ヽ_,r‐ト、._ |, - ュ_ , ├ yr´ /./
                    /   ゝ´ `i-‐、_ r‐r´ 7/ 〈
                    \ /∧ ,ヘ  / //7  /
                 _f ̄ .〈 ||  ,ヘ    /|_/
             _rゝヽ´     ヽ////\_/// !ヽ、 ,-,,、
       ____>           i/////////// !    └ 7,、
       ヘ//////<  , ´ソ /| ,、 .ヘ///////////!        7__
      __>////N/ //ゝイr| }、 ゝ////////.ソ        >///>
    ////////////( )/ r、/ i `ト|.   i///////ハ       ノ////////>__
    ゝ==/////////|  レ  / /ゝ.{ レ´Oヽ}///////ハr^ヽ__ {////////////>
    ////////////{`¨´ト-´K / /////丿///////人0/////\//////////<、
    ー7//////////ハ      〈/////ハ/γ/////ヽハY`、/////>//////////>
    ///////////´|`¨´`´ ヽr////ノ- ∨{//( )///|| r‐―、Tヽ///////////ヽ
  ///////////   ゝ/ヘ_ノ ∧´ i ◯  ∨ヽ/////ノ|| | ○ } ! |/////////////>
  ゝ-///////// /   /   |___ノ i ゝ  ノ ∨///////| .ゝ ノ ! !///////////\
 ////////// /    /   /     ト、___ゝ//////ノ     ノ//|ヽ/|//\/ヘ//\
ノ//////ノ // /    /   /      !` ̄ ̄ ̄<,ヽ/////ト、/=彡:::::::::::::::\////\
ー―/ノ /// /    /   /   |  ∧_    > `Y´ /  _/::::::::::::::::::::::ヘ////∧
     /// / r―‐|  / > /  /  ◎ヾ  /   |||  \/◎∧::::::::::::::::::::::::\   ト
     ´|  |r‐ /  / / | 〈 /  /     \.    |||   /   ! \::::::::::::::::::::::::ト、 ヘ::\
.      レ´ /   ソ  |   〉  /:::\    ◎ >.   !!!   〈 ◎ |   \::::::::::::::::::::::::::\\::\
       /ノ | /   | ∧ / |::::      /.     !!!   ヽ  |    \::::::::::::::::::::::::::ゝ、:::::\
       レ´ソ /   /// |/  |::::::i    〈  , ――  、〉.  !     ヘ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヘ
       〈 / ./   // |     .!::::::|_ ――γ  γ  ヽ ヽ― 、_    \::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ト、
       └ヘ/   / |/    |┌┐┐ ┌ i    i    i  | ┌t|      ゝ、::::::::::::::::::::::::::::::::::::、
         `ー´        .|└┘┘ └ ゝ  ゝ  ノ ノ___|       \:::::::::::::::::::::::::::::::::::|
                   ├─――´ ̄/ \_____/ 、 .ヘ \       \ ::::::::::::::::::::::::::|
                  // / /   ./ | | | | | | ヘ  \ \       \::::::::::::::::::ト、|
                / ./ / /   ./.  | | | | | |  ヘ   \ \       \:::::::::::::::\
               /  ./ / /    /  .| | | | | |   ヾ    \ \       \::::::::::::::::、


 アンク「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

738 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:31:50.60 ID:5+w3Q6iA0
 さやか「そ、そんな………」

 マミ「佐倉さんが………」

 まどか「あ、ああ…………」

 ほむら「あれが………まさか………」


 映司「杏子ちゃんが……そんな………」


 真木グリード「やはり………力関係が逆転しましたね………私の予想通りです」


 真木グリード「鳥のグリード………アンクくんの復活です」

 
 アンク「とうとう………俺は甦ったぞ!! 完全復活を果たした!! ハーハッハハハハハハハ!!!」


 映司「アンク………ッ!!」



     〜第九話 映司グリード と 閉ざされた扉 で コネクト☆〜



                完

739 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(宮城県) [sage]:2011/11/28(月) 23:32:34.97 ID:goqF7wQro
ニーサンのその後は
740 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/11/28(月) 23:32:57.45 ID:5+w3Q6iA0
       次回の仮面ライダーオーズは!!


 ヒナ「アンクが復活してるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!?????」

 ヒナ「なにアレ!? 一体全体どういうことよ!?」

 アンク「まぁ……見ての通りだな」

 ヒナ「なんで!? つーかなんで!? メインヒロインである私を差し置いて、なんでアンクだけ復活してるの!?
   ってか私達運命共同体でしょ!? 出番がありそうで最後まで出番がなかったよ〜つて最後に泣いて終わるはず
   じゃなかったの!?」

 アンク「まぁ、人気の差ってやつだな」

 ヒナ「そんな……そんなバカな!! アンクが本編で……」

 アンク「まぁ、安心しろ。例え俺が本遍で活躍してるとしても、ちゃんと予告には参加してやるからよwwww」

 ヒナ「ブチブチブチブチブチ」←ヒナちゃんのなにかがブチ切れまくってる音

 アンク(さぁ来い! どうせいつも通りふんにゅうううううって来るんだろ! 来るなら来いや! 出番確定の俺に
    もう恐い物なんてなにもない!!)

 ヒナ「………まぁいいや」

 アンク「なに!?(バカな。こんなあっさりと……)」

 ヒナ「さて、本日の安価のお題はこちらです!」


 安価>>741

 
     アンクは次回で生きるべきか死ぬべきか?

 1原作でも死んだんだから、このSSでも死ぬべき

 2はぁ!? 所詮メダルの塊なんだから、死ぬんじゃなくて消えるだろ?

 3実はアンクではなく、ヒナちゃんが復活


 アンク「おいぃぃぃぃ!!?? なんだこの安価は―――ッ!! 俺復活したばかりでこの安価かよ!?
    ってか生きるべきか死ぬべきかって、死ぬしか選択肢ねぇじゃねぇか!!」

 ヒナ「アンクぅ〜。貴方も私と同じ苦しみを味わうのよ〜〜〜ケケケケケケwwww」

 アンク「ふざけるな! 選択肢追加だ!!」


   4アンクはもちろん生存

 
 アンク「よし、これでOKだ」

 ヒナ「3、3を選んで!! それが嫌なら1か2を!!」

 アンク「4を選べ!! この怪力女の思い通りにさせるな―――ッ!!」

 ヒナ「じゃかしィ!! ええい、安価に頼るまでもない。この場で私が消してやる!! ふんにゅううううう!!!」

 アンク「ぐぁぁぁあああああ―――ッ!! よ、……4を……選んで……ガクッ」


 ヒナ「次回のタイトルは<アンク と 杏子 と 映司のミチシルベ>です。安価は3を押してね☆」

 アンク「4を………ガクッ」


 >>1です。毎度バカバカしい話ですみません。
 安価をお願いいたします。結構重大な分岐です。なお3の選択肢は冗談ですので、
書き込んでも、安価下扱いとなります。
 
 ヒナ「!? オイコラ!!」

 読んでくれてありがとうございます。では、また。
741 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(宮城県) [sage]:2011/11/28(月) 23:34:38.49 ID:goqF7wQro

2で
742 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(三重県) [sage]:2011/11/29(火) 00:55:19.63 ID:btkwvxEMo
恥ずかしがりながらもパンツ見せてくれる幼女……
まぎれもない女神だな……

>>741
gj
743 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(静岡県) [sage]:2011/11/29(火) 03:51:02.88 ID:1QESd0hQo
5で杏子のカッコしたアンコアンク(羽付き)で登場とかないですよね…

ないなら2で
744 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県) [sage saga]:2011/11/29(火) 11:28:37.72 ID:wAHIX3Zi0
4
745 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/29(火) 16:09:42.43 ID:pglxhYe9o
4…と言いたいが2だ!
746 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(神奈川県) [saga]:2011/12/03(土) 19:56:12.20 ID:XmmqLbnv0
>>1です。

 次の話はちょっと時間置いてから投下します。

 12月10日に公開するムービー大戦を観てから書きたいと思うので。

 安価の結果ひでぇwwwwww

 ちなみに次回が最終回となります。どうか最後までお付き合いください!

 では、また
747 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(山陽) [sage]:2011/12/03(土) 21:27:50.54 ID:VQ7QCCBAO
ついに最終回か・・・・・
杏子ちゃんが幸せになれるならそれで良いが・・・・
748 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/11(日) 23:41:18.00 ID:2T7/b1tzo
MEGA MAXよかったよー

しかし場合によっては…そういう結末もあるわけか
749 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/23(金) 22:35:41.77 ID:KeQcckdHo
まだかー
750 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/25(日) 21:18:18.87 ID:EvuwucQIO
マダー?
751 :196 [sage]:2011/12/29(木) 20:19:11.19 ID:R8qz4TeIO
まああああああだああああああああ?
752 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/07(土) 17:16:11.13 ID:9ihq0Az6o
待ってるよ
753 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/01/12(木) 01:44:04.46 ID:hDUFVOuIO
がんばれ
754 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2012/01/18(水) 13:20:25.35 ID:qLQ2dR9h0
まだー?
755 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/18(水) 16:22:48.30 ID:GbRH0heRo
なぜ俺がチェックしてるスレとお前がまだー?したスレが被っている…!
756 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/27(金) 20:42:27.42 ID:HnguD97yo
続きはよ
757 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(群馬県) [sage]:2012/02/05(日) 12:02:12.75 ID:bd+242qL0
スーパーヒーロー大戦が始まっても待つよ
758 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/16(木) 20:54:54.89 ID:PsWzlii2o
おい映司!早く更新しろ!
759 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/02/19(日) 04:05:12.94 ID:KmR7jUGN0
更新はまだなのか・・・
760 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/20(月) 09:33:34.27 ID:quir6rEno
マ・ダ・カ マダカ マ・ダ・カ!
761 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/02/20(月) 23:08:17.24 ID:Pr5cwfdAO
早く更新を…
762 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2012/02/25(土) 23:46:27.50 ID:vNQPYcbzo
クマ!ダチョウ!シカ!

マダカー!マーダーカー!
763 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/02(金) 19:43:48.30 ID:T/yg7OLxo
明日で3ヶ月か…
764 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/05(月) 00:45:16.11 ID:z/BQkxIIO
や、やばい!
765 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/05(月) 19:25:58.35 ID:V/DuFj34o
はっ!
まさか…MOVIE大戦(のBD)を見てから書きたい…ってことなのか!?
614.35 KB   
VIP Service SS速報VIP 専用ブラウザ 検索 Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)