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ラフ「ラフメイカーって知ってますか?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :権兵衛 :2011/10/15(土) 09:09:54.38 ID:Dayz86Ax0
男「・・・・・は?」


ラフ「だ〜か〜ら〜!私はそのラフメイカーなのですよ!」


男「はあ・・・・・」


ラフ「あなたが悲しんでいると風の噂で聞いて飛んできてやりました!」


男「なんで上から目線?明らか年下だし」


ラフ「だからここを開けて中に入らせるです!」


男「えっヤダ」


ラフ「・・・・・・。」




※諸注意※
・初SSですがBUNPの曲とかよく知りません
・BUNPファンの方など不快に思うかもしれません
・誤字訂正指摘してくれたらうれしいです
・投下中レスも大歓迎です
・『ラフ・メイカー』とは内容は違ってます(似せてはいますが)

以上の事を踏まえてどうか温かい目でご観覧下さい
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諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/15(土) 09:11:33.57 ID:qrf2mRb10
期待するからどうか続けてください
3 :権兵衛 :2011/10/15(土) 09:23:58.02 ID:Dayz86Ax0
ラフ「何で開けてくれないんですか!?」


男「当たり前だろ、知らない人を家に入れるなと子供のとき習わなかったか?もしかしたら泥棒かも・・・」


ラフ「私はあなたを・・・・笑顔にするために来たんです!泥棒なんてしません!」


男「じゃあ他をあたってくれ、俺は結構だ」


ラフ「ぐぬぬ、意外に頑固ですね・・・。でも私だって考えがあります!逆側の窓を割って入ってやるです!」


男「器物破損、不法侵入でサヨウナラですねわかります」


ラフ「ぐぬぬぬ・・・」


男「第一ここマンションの3階だし」


ラフ「・・・・・・・・・」
4 :権兵衛 :2011/10/15(土) 09:36:01.46 ID:Dayz86Ax0
男「もう帰れよ、夜も遅いし・・・」


ラフ「ふ、フフン!そう言って私を追い返そうとしても無駄です!開けてくれるまでいつまでも居てやるです!」


男「(面倒臭ェ・・・ここは一つ脅して・・・・)そういえばここのマンション付近で露出狂が出たって噂があるんだが・・・」


ラフ「・・・・・・!」ビクッ


男「早く帰らないとバッタリ会っちまうかもな〜(これで自分ン家に帰るだろ・・・)」


ラフ「・・・・いっ・・・・」


男「い?」


ラフ「いヤあぁぁァあアア!!開けてください!」


男(・・・しまった、逆効果だった・・・)

5 :権兵衛 :2011/10/15(土) 09:41:24.10 ID:Dayz86Ax0
訂正


男「もう帰れよ、夜も遅いし・・・」


ラフ「ふ、フフン!そう言って私を追い返そうとしても無駄です!開けてくれるまでいつまでも居てやるです!」


男「(面倒臭ェ・・・ここは一つ脅して・・・・)そういえばここのマンション付近で露出狂が出たって噂があるんだが・・・」


ラフ「・・・・・・!」ビクッ


男「早く帰らないとバッタリ会っちまうかもな〜(これで自分ン家に帰るだろ・・・)」


ラフ「・・・・いっ・・・・」


男「い?」


ラフ「いヤあぁぁァあアア!!開けてください!お願いです!怖いですぅう!!」


男(・・・しまった、逆効果だった・・・)
6 :権兵衛 :2011/10/15(土) 11:14:43.60 ID:Dayz86Ax0
ラフ「ぐすっ・・・家に入れてくれてありがとうございます・・・」


男「あのまま泣きつかれても近所迷惑になるから仕方なくだ」


ラフ「ううっ・・・・すみません」


男「ったく・・・ほれ、ココア」


ラフ「え・・・あ・・・・ありがとうございます・・・」ズズッ


男「それ飲んだら家に帰れ・・・親御さんも心配してるだろ」


ラフ「・・・両親はいません.私が小さいときに二人とも交通事故で死んじゃいましたから」


男「・・・・・!すまん、ひどいこと言ったな・・・」


ラフ「わわっ、そんな暗くならないでください!今はお婆ちゃんと二人で仲良く暮らしてますから」


男「そうか・・・・すまん」


ラフ「そそ、それより綺麗な部屋ですね〜.顔に似合わず綺麗好きなんですね?」


男「余計なお世話だ.俺はA型だ」


ラフ「あっ、私もA型ですよ!なのにちっとも物が片付きません」


男「血液型で性格まではそう変わらないってことだろ」


ラフ「ムッ、今馬鹿にされた気がしました」


男「気がしたんじゃなくてしたんだよ・・・というかもうココア飲み干しただろ?早く帰れ」


ラフ「えっ、送ってあげるとか言ってくれないんですか?」


男「露出狂の件は嘘だが・・・そうだな、夜道に女の子は危険か・・・」


ラフ「そうですよ!実は私の家がこのマンションの1階だとしてもそのくらいは・・・・・・・ハッ!」

男「・・・・・・・・」


ラフ「あははは・・・女の涙は最強って本当だったんですね・・・・・・」


男「・・・・・・・・」


ラフ「あ、あれですよ!私はラフメイカーですから!どうしても男さんの様子を見ないと分からなかったのです!」


男「・・・・・・・・」


ラフ「うう、無言で睨まれると怖いです・・・・今度は本気で泣いちゃいますよ・・・?」


男「・・・・ハァ、もういい.もう帰れ」


ラフ「飽きれられちゃいました・・・分かりました、帰りますよぅ・・・・それではまた明日・・・」ガチャ バタン


男「・・・・・・・・・ん?最後なんて言ったあいつ?」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/15(土) 11:38:16.22 ID:e+Mu9Hu00
BUNPではなくBUMP。
なぜ知らない物のSSを書こうと思ったのか。

BUMPアンチ物ならVIPでした方がいいと思う。
8 :権兵衛 :2011/10/15(土) 11:44:57.20 ID:Dayz86Ax0
ピンポーン


ラフ「おはようござぶっ!」


男「うわ本当に来たよこの子」


ラフ「ひどいじゃないですか!ドアを開けるときぐらいちゃんと確認してください!」


男「いや、なんでそんな近かったし」


ラフ「そんなこと決まってるじゃないですか!この穴から男さんが自殺とかしてないか見ようとしていたんです」


男「無理あるしそんな事しねぇし」


ラフ「そうなんですか?よかった〜男さんは図太いってことですね!」


男「違うけどもうそれでいい・・・というか昨日も思ったが何で俺の姓名知ってるんだ?」


ラフ「何でって・・・・表札みたら分かるじゃないですか」


男「いやそんな事言いたいんじゃなくてだな・・・・」


ラフ「とにかくお話の続きは家の中でしましょう」

男「無理」


ラフ「即答ですか!?酷いです!」


男「俺だって忙しいんだよ・・・今日は夜までバイトなんだ」


ラフ「じゃあ夜また来ますから、その時にお話しましょうね!」タッタッタッ・・・


男「ちょっ、オイ!・・・ったく何だってんだ一体・・・昨日会ったばっかなのに何であんなに馴れ馴れしいんだよ・・・・」
9 :権兵衛 :2011/10/15(土) 11:59:05.09 ID:Dayz86Ax0
男「はあ・・・疲れた・・・早く風呂入って飯食って寝たい・・・・という願望は無惨にも一人の少女によって打ち砕かれるのであった」


ラフ「こんばんわー!突撃!あなたの家に晩御飯!」


男「迷惑極まりない番組だったなあれ」


ラフ「そうですねー、ってことで突撃!あなたの家に晩御飯!」


男「二階言わなくても分かる・・・ってか、本当に今までそのドアの前で待ってたのかよ.今日結構寒かったぞ?」


ラフ「もう少しで凍死するかと思ってました.さ、中に入りましょう!」


男「駄目だと言ったら?」


ラフ「大声で泣き叫びますよ?」


男「ハア・・・・勘弁してくれよ・・・・・」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/15(土) 12:29:58.16 ID:A6NSEg+l0
期待してやる
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/10/15(土) 12:53:10.24 ID:ilbFrI4AO
見てるぜ
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/15(土) 13:26:15.00 ID:CyTqz7SDO
信じてるぞ
13 :権兵衛 :2011/10/15(土) 13:40:49.78 ID:Dayz86Ax0
ラフ「むっ!このお味噌汁美味しいです!心も身体も温かくなります」ズズッ


男「本当に何も食ってなかったのかよ・・・」ズズッ


ラフ「はい!お腹もうペコペコでした!」


男「お前お婆ちゃんいるんじゃなかったのか?なんでわざわざ俺ン家に・・・」


ラフ「実は今日からお婆ちゃんが慰安旅行で一週間いないんです」


男「慰安旅行って・・・年金生活のどこからそんな金が・・・実はお金持ちでした〜っていうオチか?」


ラフ「私ってば運だけはいいんで・・・」


男「・・・駅前の商店街の福引のやつか?」


ラフ「・・・・っ!男さんってエスパーですか!?」


男「何でそうなる・・・それよりどうするんだ?家に一人って大丈夫なのか?」


ラフ「・・・・なんだかんだ言って本当は優しいんですね」フフッ


男「毎回泣かれんのが嫌なだけだ」


ラフ「その心配はないですよ.荷物は玄関に置いてきてますから後は取りに行くだけです」


男「そうか・・・・いや待て何かがおかしい.なんか引っ掛かる」
14 :権兵衛 :2011/10/15(土) 14:07:37.84 ID:Dayz86Ax0
男「えっ何?泊めてくれって言ってんの?」


ラフ「えっ?泊めさせてくれないんですか?」


男「いや、なんでそんな意外そうな顔してんの?常識的に考えろよ」


ラフ「・・・・・・・・・・・・・・・・?」


男「悩むところじゃねぇよ?!考えよう!俺とお前は昨日の夜会ったばっか知り合ったばっか、OK?」


ラフ「はい」


男「そんで万歩譲ったとして家に入ったり食事したりすんのは許そう.でも昨日今日会ったばっか奴の、ましてや男の家に泊まるのか?」


ラフ「ラフメイカーとして当然です!」


男「理由になってないからね!?別に一人で家に居てもいいじゃん?!」


ラフ「私幽霊とかお化けとか苦手なのです!」フンス


男「威張れないからね?決して威張れる事じゃないからね!?お前何歳だよ」


ラフ「料理が出来ない14歳です!」


男「6つ下かよ・・・じゃあお前はこの一週間どうやって過ごそうとしたんだよ・・・」


ラフ「そこまで考えていませんでした!」


男「ご利用は計画的にっ!一人が嫌なら友達の家とかの家に泊まれよ!」


ラフ「あ、私友達はいません.虐められているので・・・」


男「あ・・・・・・」


ラフ「どうしてもと言うなら無理には言いません・・・生きるためならこの身体を汚してでも・・・・」


男「・・・・・・・・・・・・・・・・」


ラフ「晩御飯・・・ありがとうございました、美味しかったです・・・・それじゃあ、失礼します・・・・」ギイィ


男「待て待て待て!」


ラフ「あの・・・なんですか?」


男「・・・・・・ンナハナシサレタラソリャナ・・・・・」ボソボソ


ラフ「え?」


男「いいから、泊まれ、以上」


ラフ「・・・・ありがとうございます!」


男「はあ・・・・俺ってばホントお人好し・・・・」
15 :権兵衛 :2011/10/15(土) 15:34:57.11 ID:Dayz86Ax0
ラフ「ふぅ〜、さっぱりしました!やっぱり誰か知ってる人が部屋にいると思うと安心してお風呂に入れますね〜」ホカホカ


男「顔見知りでも男と一つ屋根の下で安心できる女って普通いねぇぞ?」


ラフ「大丈夫です!男さんは優しいからHなことなんてしません」


男「・・・・断言できるお前が凄いよ」


ラフ「はい.私男さんを信じてますから」


男「・・・・・・・それよりさっきの話、だけどさ」


ラフ「はい?」


男「ほら、虐められてるとかどうとか・・・」


ラフ「ああ、それですか・・・・」


男「あっ、いや、嫌なら別に言わなくてもいいが・・・」


ラフ「いえ、ちょうど相談相手がほしいと思っていたところです」


男「そうか.じゃあ聞く.虐めをしている奴は?」


ラフ「男の子で三人組です、同じ学年の・・・その・・・不良でして・・・」

ラフ「その子達は学校側でも手を焼いていて・・・前なんか自分たちが入っている暴走族のバイクで校庭中を滑走したり・・・」


男「・・・・・・・・」
16 :権兵衛 :2011/10/15(土) 16:09:19.75 ID:Dayz86Ax0
ラフ「その子達から・・・その・・・性的な虐めを・・・・一年前から・・・・」

ラフ「最初はお尻とか触られる程度だったんですが・・・・最近はハードになってきて・・・・」プルプル

ラフ「でも私・・・お婆ちゃんに負担かけたくないからぁ・・・それでも・・・怖くて・・・怖くてぇ・・・・」ポロポロ


男「もういい.もう話すな」ポンポン


ラフ「うぐっ・・・ヒグッ・・・・」


男「一人で我慢してたんだよな・・・大丈夫だから、な?」


ラフ「びっ・・・う、ん」


男「もう寝ろ.俺のベッド使っていいから」


ラフ「・・・っあ、ありがとう」


男「おやすみ」


ラフ「んっ・・・・お休みなさい・・・」ガチャ バタン


男「・・・・・・」ピピピ prrr

男「おう、俺だ.ちょっと聞きたい事がある・・・」
17 :権兵衛 :2011/10/15(土) 16:09:55.15 ID:Dayz86Ax0
ラフ「その子達から・・・その・・・性的な虐めを・・・・一年前から・・・・」

ラフ「最初はお尻とか触られる程度だったんですが・・・・最近はハードになってきて・・・・」プルプル

ラフ「でも私・・・お婆ちゃんに負担かけたくないからぁ・・・それでも・・・怖くて・・・怖くてぇ・・・・」ポロポロ


男「もういい.もう話すな」ポンポン


ラフ「うぐっ・・・ヒグッ・・・・」


男「一人で我慢してたんだよな・・・大丈夫だから、な?」


ラフ「びっ・・・う、ん」


男「もう寝ろ.俺のベッド使っていいから」


ラフ「・・・っあ、ありがとう」


男「おやすみ」


ラフ「んっ・・・・お休みなさい・・・」ガチャ バタン


男「・・・・・・」ピピピ prrr

男「おう、俺だ.ちょっと聞きたい事がある・・・」
18 :権兵衛 :2011/10/15(土) 16:30:52.94 ID:Dayz86Ax0
と、ここまで書いて返答のお時間です

まず皆様に謝りたいと思います




更新遅くてすみませんでした!
返答遅くてすみ(ry


てな訳で

>>2
頑張りますb

>>7
(O )すみませんごめんなさいごめんなさいごめ(ry
決して間違ってはいけないものを・・・
どうもmとnを間違えてしまう・・・←わかった時にはもう遅かった・・・orz
BUMPの曲は好きです大好きです!
ただファンとして知ってる曲が少ないと恥じているだけで・・・
見苦しい言い訳かもしれませんが決してアンチではないです!

これは自分が「ラフ・メイカー」を聞いてこんなんだろうなぁと妄想した結果です
何卒ご勘弁下さいまし


>>10
期待していてください

>>11
見守っていてください

>>12
メンタル折れないよう頑張ります
19 :権兵衛 :2011/10/15(土) 17:43:07.22 ID:Dayz86Ax0
ラフ「気持ちのいい朝です!」


男「・・・なんでそんなに元気なんだよ」


ラフ「嫌な事なんてウジウジ思い出していても仕方無いじゃないですか.人間元気が一番なんです!」


男「・・・強いな、お前は」


ラフ「・・・?あっ、それより昨日はどこで寝たのですか?」


男「冬のリビングって寒いのな」


ラフ「はっ!まさかソファーの上で寝てたんですか!?一言言ってくれれば添い寝でもよかったですのに・・・」


男「そんなことしたら俺の理性が吹っ飛ぶわ」


ラフ「べっ、別にそんな意味で言ったわけじゃな(ry」


男「今7時半だが大丈夫かお前?今日月曜だが・・・」


ラフ「完全に今から行っても遅刻ですね」


男「慌てよう、少しは慌てよう.てか虐め受けてんなら学校行かなきゃいい事じゃねえか」


ラフ「言ったじゃないですか.お婆ちゃんに負担かけたくないって・・・それにわたしBOC高校にいきたいんです.勉学は怠れません」


男「そうか・・・」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) [sage]:2011/10/15(土) 20:05:08.68 ID:QcLWdF7AO
ラフメイカーと聞くとあのFLASHを思い出す俺はきっとおっさん

それはさておき期待
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/10/15(土) 22:07:29.46 ID:APfq1oaIo
もしも「ラフ・メイカー」がエロゲソングだったらって感じ
22 :権兵衛 :2011/10/15(土) 22:14:47.98 ID:Dayz86Ax0
ラフ「ほら、早く仕度しましょう.男さんも電車に間に合わなくなりますよ?」


男「ん?同じ方向の電車に乗るのか?」


ラフ「あ、えっ、そ、そんな意味で言ったんじゃないです!!」


男「(何焦ってんだこいつ・・・あ、そういえば)・・・おい、ちょっと来い」


ラフ「もう・・・・なんですか?」


男「ほら、これ着けておけ」


ラフ「・・・これは・・・ネックレス?」


男「世界でたった一つだけの俺のお守りさ・・・これさえあればお前は何もされない」


ラフ「・・・ありがとうございます.でもこんな大切そうなもの受け取れません」


男「遠慮なんてするなら着けろって.気にすんな、俺がお前の悩みを解決してやる」


ラフ「・・・どうしてここまでしてくれるんですか?」


男「・・・・・・俺には決められたルールがあんだよ.弱き者には助力を、ただそれだけだ」


ラフ「・・・分かりました.気休めでも貰っておきます」


男「おま・・・信じてないだろ・・・」


ラフ「ふふっ・・・・さあ、朝食を食べましょ?」


男「作んのは俺だっつの・・・」
23 :権兵衛 :2011/10/15(土) 22:30:29.39 ID:Dayz86Ax0
キーンチャーンラーンメーン・・・


男「ふぅ・・・やっと昼飯か・・・腹減った」


男友「大遅刻したお前が言う事かねそれ」


男「なんだ、男友か・・・」


男友「なんだとはなんだ、失礼な」


男「いや、話しかけてくんの久しぶりだなぁ〜って」


男友「そりゃお前、あんなことがあったからな・・・声掛けづれぇよ」


男「・・・・・」


男友「あのときのお前、顔が死神みてえだったからな」


男「・・・今でも俺は死神だよ」


男友「そんなことねぇって.なんかいい事でもあったんじゃねーか?」


男「・・・家に変なのが住みついた」


男友「何じゃそりゃ?ペットかなんかか?」


男「ま、そんなとこだ・・・・なあ、それよりも早く飯食おうぜ?」
24 :権兵衛 :2011/10/16(日) 17:28:44.84 ID:+89qYN/H0
ラフ「あっ・・・んっ・・・・・嫌ッ!止めて!誰か・・・・うぅ!」


不良1「無駄無駄ww旧校舎の男子トイレなんて滅多に人来ねぇしww」


不良2「しかも今昼飯中だしなww生徒にバレたとしても誰も告げ口なんてしないっしょww」


不良3「にしてもこいつ胸デケェなwwwwwwやわらけぇwwwwww」


ラフ「うう・・・・(男さん・・・・・!)」


不良3「なあ、思ったんだけどさぁ・・・もしかしてこいつ喜んでんじゃねwwwwww」


ラフ「なっ・・・!違ッ・・・・う、うん!」


不良2「確かに毎日学校に来てるしなwwもうこれそうとしか思えないww」


不良3「もう限界wwwwww一年間我慢してたけどもう無理wwwwwwさっきから勃ちっぱなしwwwwww」


不良1「おいおい・・・そりゃマズイって.そんなことしたら退学どころかサツ行きだぞ・・・」


不良2「いいじゃん別にwwこんなことしてる時点で犯罪だしww」


不良3「第一バレてないしなwwwwww大丈夫、大丈夫wwwwww」


不良1「それもそっかww」 ガサゴソ


ラフ「え・・・なにを・・・」


不良3「喜べwwwwww今度からちゃんと犯してやるからなwwwwww」


ラフ「ひっ・・・・助けて・・・お願・・・ひゃん!」


不良2「おお、生乳生乳・・・・ん?何か着けてんぞこいつ?ネックレス?」


不良3「いっちょまえにいきってんのかよwwwwww」


不良1「おいおい、どんなやつか俺にも見せろ・・・ってこれは・・・・槍の・・・エンブレム・・・?」サアァァ


不良2「何顔青くして?wwお前これ知ってんの?ww」


不良1「知ってるも何もこれって・・・・・・・・」


ラフ「ひぐっ・・・・ふぇ・・・?」
25 :権兵衛 :2011/10/16(日) 18:06:43.15 ID:+89qYN/H0
男「ただいm・・・誰?」


ラフ「えーっと・・・虐めてた人たち?」


不良's「「「すみませんでしたーーーーーーーー!!!!!!」」」ドゲザー


ラフ「」ビクッ


男(うるせー・・・近所迷惑・・・)キーン


不良1「まさか男さんの女だとは露知らず・・・」


不良2「数々の御無礼申し訳ございませんでした!」


ラフ「えっ?えっ?」オドオド


不良3「所業の罪は身をもって償います!だからどうか命だけは・・・」ビクビク


男「あー、俺は特に無いけどとりあえず全員丸坊主な、反省の意味で」


不良's「「「はい!!!!」」」ジー ←バリカン


男「いやここですんなし、どっか他所でやれ」


不良's「「「はい!!!!」」」


男「ま、俺からは終わりだがこいつはどうかな?」


不良3「姐さん!!」


ラフ「ひゃい!ね、姐さん・・・!?」ビクッ


不良2「本当にすみませんでした!!!」ドゲザー


不良's「「すみませんでした!!!」」ドゲザー


ラフ「わ、私は反省ともうしないことを約束して頂ければ・・・・それでいいです・・・・」


男「だそうだ・・・あと一つだけ言っとくが・・・・今度うちのチームのルール破ってみろ・・・今度こそ海に沈めてやっぞ・・・!」


不良's「「「ヒッ!し、失礼しましたーー!!!!」」」ダッダッダッ・・・


26 :権兵衛 :2011/10/16(日) 18:07:39.03 ID:+89qYN/H0
男「ただいm・・・誰?」


ラフ「えーっと・・・虐めてた人たち?」


不良's「「「すみませんでしたーーーーーーーー!!!!!!」」」ドゲザー


ラフ「」ビクッ


男(うるせー・・・近所迷惑・・・)キーン


不良1「まさか男さんの女だとは露知らず・・・」


不良2「数々の御無礼申し訳ございませんでした!」


ラフ「えっ?えっ?」オドオド


不良3「所業の罪は身をもって償います!だからどうか命だけは・・・」ビクビク


男「あー、俺は特に無いけどとりあえず全員丸坊主な、反省の意味で」


不良's「「「はい!!!!」」」ジー ←バリカン


男「いやここですんなし、どっか他所でやれ」


不良's「「「はい!!!!」」」


男「ま、俺からは終わりだがこいつはどうかな?」


不良3「姐さん!!」


ラフ「ひゃい!ね、姐さん・・・!?」ビクッ


不良2「本当にすみませんでした!!!」ドゲザー


不良's「「すみませんでした!!!」」ドゲザー


ラフ「わ、私は反省ともうしないことを約束して頂ければ・・・・それでいいです・・・・」


男「だそうだ・・・あと一つだけ言っとくが・・・・今度うちのチームのルール破ってみろ・・・今度こそ海に沈めてやっぞ・・・!」


不良's「「「ヒッ!し、失礼しましたーー!!!!」」」ダッダッダッ・・・


27 :権兵衛 :2011/10/16(日) 18:08:09.29 ID:+89qYN/H0
男「ただいm・・・誰?」


ラフ「えーっと・・・虐めてた人たち?」


不良's「「「すみませんでしたーーーーーーーー!!!!!!」」」ドゲザー


ラフ「」ビクッ


男(うるせー・・・近所迷惑・・・)キーン


不良1「まさか男さんの女だとは露知らず・・・」


不良2「数々の御無礼申し訳ございませんでした!」


ラフ「えっ?えっ?」オドオド


不良3「所業の罪は身をもって償います!だからどうか命だけは・・・」ビクビク


男「あー、俺は特に無いけどとりあえず全員丸坊主な、反省の意味で」


不良's「「「はい!!!!」」」ジー ←バリカン


男「いやここですんなし、どっか他所でやれ」


不良's「「「はい!!!!」」」


男「ま、俺からは終わりだがこいつはどうかな?」


不良3「姐さん!!」


ラフ「ひゃい!ね、姐さん・・・!?」ビクッ


不良2「本当にすみませんでした!!!」ドゲザー


不良's「「すみませんでした!!!」」ドゲザー


ラフ「わ、私は反省ともうしないことを約束して頂ければ・・・・それでいいです・・・・」


男「だそうだ・・・あと一つだけ言っとくが・・・・今度うちのチームのルール破ってみろ・・・今度こそ海に沈めてやっぞ・・・!」


不良's「「「ヒッ!し、失礼しましたーー!!!!」」」ダッダッダッ・・・


28 :権兵衛 :2011/10/16(日) 18:09:38.16 ID:+89qYN/H0
↑失礼しました・・・orz



ラフ「」ポカーン


男「ったく、早速襲われたのかよ・・・少しくらい抵抗しろ」ポンポン


ラフ「し、仕方ないじゃないですかっ!怖くて動けなかったんです!!」


男「はいはい.ほら、早く体洗って来いよ.汚れたんだろ?」


ラフ「・・・男さんって一体何者ですか・・・?」


男「・・・なぁに、昔は少しヤンチャだったってことだけさ・・・・なんだ?怖いか俺が?」


ラフ「いえ、私にとって男さんはヒーローです・・・」ダキッ


男「お、おい・・・何を・・・・」


ラフ「もうしばらく・・・このままでいさせてください・・・ちょっとまだ震えが・・・止まらなくて・・・・」


男「・・・・・・・・・・」
29 :権兵衛 :2011/10/16(日) 18:16:34.49 ID:+89qYN/H0
『・・・・ッ!!危ない、男!!』


『ん?・・・・・・ッ!!?』





キキーッ ドン・・・















男「うわあああああ!!!!」


男「はあ・・・・・はあ・・・・・夢、か・・・・・・・・・・」


男「・・・・・・・・・・・・・・・・・」スタスタ ガチャ


ラフ「くーくー・・・・むにゃ・・・・zzz」


男「・・・・・・・・・・・・・・・・・」バタン


男「・・・・・・・・・・・クソッ」


男「・・・・・俺は・・・・・ヒーローなんかじゃ・・・・・ねぇよ・・・・・・・・・・・・・・」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2011/10/16(日) 20:45:32.18 ID:lsszrcaio
なにその展開
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2011/10/16(日) 22:07:41.22 ID:adZNtY4Do
だが、それが良い。
32 :ユキ猫 [sage saga]:2011/10/16(日) 22:08:29.15 ID:kBeSc7NT0
期待してます、ガンバってください。
同じBUMP好きとして、応援します。

BUMP好きな人周りにあまりいないんですよ。
でも、友達に「ラフメイカー」を勧めたら、好評でした。
こんな所で、「BUMP好き」・「ラフメイカー好き」に会えて嬉しいです。
33 :権兵衛 :2011/10/16(日) 22:37:33.35 ID:+89qYN/H0
※返答のお時間でございます※


>>20
自分も何度も見ました←高校生ですが・・・
あの途中の伴奏のときに流れる言葉が深いと思います
取り入れたいなぁとおも(ry


>>21
エロゲーみたいですか・・・?
まあ微エロはありますが・・・→>>24
エロ展開は(ry


>>30
後のストーリーへ繋ぐ大事な(ry



最後にこのSSを見て下さっている方々誠にありがとうございます
更新遅いですが頑張っていきたいと思います
34 :権兵衛 :2011/10/16(日) 23:08:27.50 ID:+89qYN/H0
ラフ「びっぐにゅーふれふ!」モグモグ


男「とりあえず口の中のモノ無くしてから喋ろうな?下品だぞ?」


ラフ「むっ・・・んぐっ・・・ゴクッ・・・・ぷはっ!」


男「おっさんかっ」


ラフ「ピチピチの女子中学生です!」


男「で、どうした?今日学校で良い事あったのか?」


ラフ「はい!この3日間で友達がいっぱい増えました!」


男「おお・・・ま、それが普通なんだけどな」


ラフ「私にとっては凄いことです!皆不良さん達のことを怖がっていただけなんですね.不良さん達が関わってこなかったら普通に話しかけてくれました」


男「そうか」


ラフ「まあ大抵の話は心配事ですね.その他は男の子達からアドレスを聞かれたりしました・・・全部男さんのおかげです」


男「おお、良かったな.ま、お前はそこら辺の女よりは顔はいいからなー.これからはいい男でも見つけて人生楽しめや」モグモグ


ラフ「・・・・・・・もういますけどね」ボソッ


男「ん?何か言ったか?」


ラフ「べべ別に何も言ってませんよ〜?あっき、今日は私がお皿洗います!流石にタダで住まわせてもらっているのでこれくらいはしないと・・・・」


男「うん、その思いがあるなら一人で住めるよな?」


ラフ「無理です♪」ニコッ


男「oh・・・・・」orz


ラフ「男さんは先にお風呂入ってください」


男「あ・・・・ああ、うん・・・・入るわ・・・・」トボトボ


ラフ「・・・・・・・・・・・・・」


35 :権兵衛 :2011/10/16(日) 23:28:50.63 ID:+89qYN/H0
男「ふぅ〜風呂場って唯一の憩いの場だよな〜今日の疲れが洗い流される感じが」


男「身体の汚れも心の疲れも癒してくれる・・・・あれ?こんなリンス、家にあったか?・・・ああ、あいつのか」


男「今思えば俺は何で名も知れない奴を居候させてんだ?俺もいつの間にか馴染んでるし・・・お人好しにも程があるだろ・・・・」


男「あんな強引で、甘えん坊で、うざくて、明るくて、意地っ張りで、反応が面白くて、メンタル強くて・・・・」


男「一緒にいると・・・楽しくて・・・・・」


男「・・・・・・・・・・・・・・・」


男「なんだ・・・・・そっか・・・・・・・」


男「アイツに・・・・・似てるからか・・・・・・・・・・・」


男「・・・・・・・・・・・・・・・」


ラフ「誰に似てるんですか?」


男「ぶっ!!?お前ッ・・・・・・」


ラフ「住まわせてくれてくれたり私の悩みを解決してくれたお礼です.お礼の仕方を色々考えてみたんですけど・・・・私には男の人を満足させるためにはお背中を流すことしか思いつきませんでした」
36 :権兵衛 :2011/10/17(月) 00:34:58.48 ID:rD6CnkTT0
男「裸で・・・か?それがどういう意味かわかってんのか?」


ラフ「・・・・はい.少なくとも覚悟はあります」


男「あのな、そんなんで俺が喜ぶとでも思ってんのか?」


ラフ「私は身をもって体験しています」


男「・・・・っ!それでもお互いよく知らないでこんなのは・・・・・」


ラフ「私は知ってます!」


男「・・・・・・!」


ラフ「覚えていませんか?二年前、通学中の満員電車の中で痴漢にあっていた私を助けてくれたことを!」


男「・・・・・お前襲われやすいんだな」


ラフ「話をはぐらかさないでください!私は本気です!!その時から一目惚れでした.男さんがどの時間帯に来るのか、どこの大学に行っているとか色々調べました.そして彼女のことも・・・・・・」


男「・・・・・・・」


ラフ「二人はお似合いだってすぐに分かりました.そして一度は諦めました・・・あの事件までは・・・・」


男「・・・・めろ」


ラフ「数日前・・・ニュースで殺人事件が起こったのを見て・・・・彼女さんが死んだ事を知りました・・・・」


ラフ「その時私、思っちゃったんです.ああ、男さんに会いたい.会ってこの人を慰めてあげたいって・・・」


ラフ「私、悪い女ですよね・・・男さんの優しさに付け込んで・・・近寄って・・・・でも私、男さんが大好きなんです!!でなきゃこんなことなんてしません!!」


男「止めろッ!!!」


ラフ「」ビクッ


男「出てけ・・・今すぐ俺の前から消えてくれっ!!」


ラフ「・・・すみません.色々お世話になりました」ガラガラ バン


男「・・・ハア・・・ハア・・・クソッ」ガンッ


男「これでいいんだ・・・これで良かったんだ・・・・」


男「俺はもう・・・・誰にも関わっちゃいけねぇんだ・・・・・・」
37 :権兵衛 :2011/10/17(月) 01:16:46.13 ID:rD6CnkTT0
男「・・・・・・・・」


男「あいつは・・・いねぇか・・・そりゃそうだ、俺が消えろって・・・言ったんだもんな・・・・」


男「ははっ・・・・これで前の生活に戻れるんだな・・・・・」


男「・・・・・・あ・・・れ?おかしいな・・・・なんで・・・泣いてんだ、俺・・・・」


男「・・・・・・そっか・・・あいつが居たから・・・泣いてなかったんだよな・・・・・」


男「女が死んじまってからずっと・・・一人のときは泣いてたんだっけ・・・・」


男「くそっ・・・カッコ悪ィ・・・たかが女一人いなくなったぐらいで・・・・この男様が泣いちまうなんてよぉ・・・・」


男「・・・・・・・・女・・・・・・・・」
38 :権兵衛 :2011/10/17(月) 20:26:47.06 ID:rD6CnkTT0
彼女は女.


俺の幼馴染.


中二の時、俺がグレはじめても彼女だけは俺の傍にいてくれた.


俺が間違った事をすれば引っ叩かれ、暴走族に入った事を告げれば引っ叩かれ・・・とにかく曲がった事が大嫌いな奴だった.


そのおかげで俺は世間から嫌われたとしても真っ当に生きてこれた.


こんな俺に尽くしてくれた彼女を大好きだった.


中三の夏、告ってみたら女は泣きながらOKしてくれた.


暴走族を抜け、独立.その時には入ってた暴走族の奴らから集中リンチをくらったがその日にその暴走族は壊滅した.


独立して新たな暴走族を創ったときには女と大喧嘩したが、結局、間違った事をしなければ、と許してくれた.


将来のことを考え始めた高三の秋、俺はリーダーを次の世代に明け渡し、死ぬほど勉強した.


女と同じ志望校の大学に合格.


彼女も喜んでくれた.


俺も嬉しかった・・・・.
39 :権兵衛 :2011/10/17(月) 20:38:07.25 ID:rD6CnkTT0
大学一年の夏、立ち上げた暴走族が大きく拡大したことをいい事に、下っ端であろう奴らが好き勝手やっているのを目撃.


自らの正体を明かさずにそいつらを粛正した.


それからというもの、度々暴走族の奴らに喧嘩を吹っ掛けられた.


その度に蹴散らしたが・・・.


それにしても創立者がその暴走族に喧嘩を売られるとは・・・・皮肉なものだな.


正体を明かせばそんなことは無くなるのだが・・・それでも明かさないのは単に仕切ってる奴らに現状を気付いて欲しかったからだ.


俺の・・・女のルールを・・・・守って欲しかっただけだった・・・・・.


40 :権兵衛 :2011/10/17(月) 20:43:43.39 ID:rD6CnkTT0
数日前・・・・.


肌寒い季節.


いつもながら女と夜の街並みを楽しみながら歩いていた.


いわゆるデートというものだ.


その日は少し雪がちらついていた.


それを見て無邪気に笑う女につられ、笑う俺.


幸せだった.


この時間がいつまでも続いて欲しい・・・そう思っていた・・・・.
41 :権兵衛 :2011/10/17(月) 21:06:26.06 ID:rD6CnkTT0
ある大きな交差点に差し掛かり、信号が青になって渡るとき、ふと靴紐が解けていることに気付いた.


女を呼びとめ、しゃがみこみ、靴紐をなおす.


直し終わって立ったその時、右側から強い光が差し込んできた・・・・.


瞬時、前方から衝撃が俺の身体に伝わり、俺は逆側の方向へ突き飛ばされる・・・・.


一瞬の出来事だった.


女が俺を突き飛ばし、車に轢かれ、犠牲となったことはすぐに理解した・・・.


目の前の積もりかけた雪が真っ赤に変わった・・・.


周りの野次馬の声が遠くなり、俺はただ呆然とその場に座っていた・・・・.


現状を受け入れたくなかったから・・・・.


犯人は例の暴走族の下っ端中の下っ端で、年も若い.


上からの命令で俺を狙って意図的に轢こうとしたらしい.


この事故で重傷者八名うち三名が死亡した.


勿論、女も・・・・・・.


リーダーを任せた奴が謝罪にやってきたが怒る気にもならなかった・・・・.


ただ・・・悲しみと後悔だけが俺に残った・・・・.




俺のせいだ・・・
俺が守ってやれれば・・・
俺があの時轢かれていれば・・・
俺が正体を明かしていれば・・・
俺が暴走族に入らなければ・・・
俺が告白なんかしなければ・・・
俺が幼馴染じゃなかったら・・・
俺が生まれてこなければ・・・・・


女は・・・死ななかった・・・・・


全部・・・・俺のせいだ・・・・・・・・・・
42 :権兵衛 :2011/10/17(月) 21:14:26.27 ID:rD6CnkTT0
>>31
ありがとうございます


>>32
同士よ・・・・www

あっ、気付いてるかもしれないけどこのSSの中に少しだけBUMP曲関連が紛れてるの知ってましたか?

後々も入れていきますが、暇なら是非探してみてください!




やっと中間辺りまできました・・・・見てくださってる方々何卒今後の展開を期待していてください
43 :権兵衛 :2011/10/18(火) 23:31:17.17 ID:8X3s8PJV0
男「・・・・・・・・・」


ラフ「・・・・・・・・・・・・・」


男「・・・出て行ってなかったのか」


ラフ「押入れの中に・・・隠れてました・・・」


男「・・・だせぇよな、俺・・・こうやって一人になっちまうといつも泣いてんだぜ、あの日から・・・」


ラフ「・・・・・・・」


男「・・・そうだよ、俺には彼女がいたんだ.でももうこの世にはいない・・・俺のせいで・・・」


男「俺が関わらなきゃよかったんだ・・・!俺が死んでおけば・・・・!」パチンッ


男「えっ・・・あ・・・・」ダキッ


ラフ「そんなこと言わないでください」


ラフ「女さんはあなたのせいで死んだのではないんじゃないでしょうか.あなたを守りたかったんじゃありませんか?」


ラフ「関わらなきゃよかった・・・?そんなことありません.少なくとも男さんは女さんと一緒にいて幸せじゃなかったんですか?!」


男「・・・・・・・・・・」


ラフ「男さんを愛していたから.生きて欲しいと思ったから女さんは自らの命を賭けて男さんを救ったんじゃないですか?!」


ラフ「それなのに男さんは!自分なんか存在しなくてもいいと思ってるんですか!」


ラフ「女さんの思いを踏みにじるんですか!」ポロポロ
44 :権兵衛 [sage]:2011/10/18(火) 23:40:09.41 ID:8X3s8PJV0
男「・・・・なんでお前が泣いてんだよ」


ラフ「分かりませんよ!ただ悲しいんです!理由はあるんです!」


男「矛盾・・・してるな・・・」


ラフ「別に矛盾しててもいいんです.自分に素直になれればそれで・・・」


男「・・・自分に素直に・・・か・・・・そうか・・・そうだよな・・・・・」


男「なあ・・・このまま・・・泣いてもいいか?」


ラフ「ぐすっ・・・うん・・・・どうぞ」


男「すまん・・・・・・すまん・・・・・・うぐっ・・・・・」


ラフ「そうです・・・・・別に泣いてもいいんです・・・・」


ラフ「男さんの分も私が一緒に泣きます・・・・」


ラフ「だって私は・・・・ラフメイカーですから・・・・」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [sage]:2011/10/19(水) 00:33:30.36 ID:lj1iia3f0
投下終わった?
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/19(水) 14:26:52.10 ID:5QTRXIBZ0
>>45
まだあります・・・・更新亀ですみません・・・・・
47 :権兵衛 [sage]:2011/10/19(水) 20:06:31.50 ID:5QTRXIBZ0
↑名前ミスががが


男「・・・・・・・」


ラフ「おはようございます、男さん」


男「ああ・・・おはよう・・・・」


男(なんで膝枕されてたんだ俺?)

男(ああそうか・・・俺あのまま寝たから・・・いやいやいやおかしいおかしい)

男(泣く→寝る→起きる→膝枕・・・・ぐはっ、ナンダコレ)

男(美少女の部類であろうこいつが昨日よりもかわいく視えてる・・・男よ、ついにロリコンに目覚めたか・・・?)

男(そんなこいつが俺の顔を覗き込んでるこのアングルはマジでヤバイ)

男(おお・・・マイサン、静まってくれ・・・いや、これは朝の生理現象か)


ラフ「・・・・・・?あの・・・どうしました?私の顔に何かついてますか?」


男「い、いや、何でもねぇ・・・今何時だ?」


ラフ「十一時半前です」


男「oh・・・もう昼飯の時間近くじゃねえか.仕方ねぇ、今日は大学休むか・・・・お前は?」


ラフ「私も寝坊したので今日は休みますー(棒)」


男「・・・嘘つくなよ.バレバレだぞ」


ラフ「何の事デスカー?」


男「・・・もういい.腹減ったし、朝兼昼飯でも作るか」


ラフ「あ、もう作ってます」


男「へ・・・・?お前料理出来ないんじゃ・・・」


ラフ「頑張って覚えました」エッヘン


男「(よく見たら指に絆創膏がたくさん・・・・)そうか・・・ありがとな」


ラフ「じゃーん!どうぞ召し上がれです!」


男「・・・ま、見た目のことは言わないでおこう」


ラフ「むー!は、初めてやったんですから健闘を称えて下さいよ!」


男「・・・ああ、頑張ったな」ヨシヨシ


ラフ「あ・・・・はい!えへへ///」


男「んじゃ早速・・・」
二人「「いただきます」」
48 :権兵衛 [sage]:2011/10/19(水) 20:35:18.72 ID:5QTRXIBZ0
男「味のほうはいまいちでした」


ラフ「味の話をしないでください・・・・」ズーン


男「自信あったんだな・・・ま、初めてだし気にすんな」


ラフ「はい・・・・」


男「さて、折角休み(?)になったんだしどこか遊びにでも行くか?」


ラフ「えっ?どういう風の吹き回しですか?何か裏がありそうです・・・」ジトー


男「・・・・昨日お前に俺は救われたしな.その礼だ」


ラフ「別に私は何もやってませんよ?」


男「(救われたさ・・・それに・・・・)・・・じゃあどこにも行きたくないのか?」


ラフ「・・・・遊園地行きたいです」


男「きっちりお願いしてるじゃん・・・まあ遊園地か、行くのは久しぶりだな・・・もしかして行ったこと無いのか?」


ラフ「・・・・はい、一度は行ってみたかったんです」


男「よし、じゃあ決まり.行くぞ?」


ラフ「えっ!?本当に行くんですか!?」


男「嘘ついてるように見えるか?」


ラフ「いいえ・・・・でも、いいんですか?お金とか色々・・・・」


男「大丈夫だ.今日は遊べ、な?」


ラフ「・・・・!はいっ!!」ニカッ


男「・・・・・・・!」ドキッ


男「・・・・・・・・・・・」
49 :権兵衛 [sage]:2011/10/20(木) 23:05:05.13 ID:mYahhTEp0
男「家から電車で一時間・・・・やっとついたな.てか平日のくせに人多い・・・・」


ラフ「うわー、凄いです、あれがジェットコースターですか?高いです!速いです!」キラキラ


男「目輝かせてるな・・・・まさかあれに乗りたいのか・・・?」


ラフ「はい!早速乗りましょう!」


男「いや・・・俺は・・・・」


ラフ「何言ってるんですか.早く行かないと待ち時間長くなりますよ?」


男「ちょ、待て・・・引っ張るな・・・・・!」


50 :権兵衛 [sage]:2011/10/20(木) 23:09:16.15 ID:mYahhTEp0
ラフ「ジェットコースター面白かったです!ね、男さん?」


男「ああ・・・・そうだな・・・・」ゲッソリ


ラフ「あれ?男さん少し痩せましたか?」


男「そんなことないさ・・・次に乗りたいのはなんだ?」


ラフ「じゃあ・・・あれに乗りましょう!」


男「コーヒーカップ・・・・だと・・・・・」
51 :権兵衛 [sage]:2011/10/20(木) 23:18:52.94 ID:mYahhTEp0
ラフ「吃驚仰天です!真ん中のやつ回すだけでたくさん回転しましたね!ちょっと目が回りそうでした!」


男「・・・・ウップ」


ラフ「男さん!?どうしましたか?まさか酔ってしまったんじゃ・・・」


男「ば、馬鹿言え・・・元族長の俺が・・・・酔うなんてねぇだろ・・・・」


ラフ「そうですか?あまり無茶しないで下さいね」


男「おう・・・ドンと来い」


ラフ「じゃあ控えめなやつ乗りましょう.そうですね・・・あっ、あれにしましょう!あの高い所までビューンっていくやつ!」


男「」
52 :権兵衛 [sage]:2011/10/20(木) 23:26:08.29 ID:mYahhTEp0
ラフ「はあー凄かったですねー、男s・・・男さん!!?」


男「」


ラフ「きゃ〜!!白目剥いて泡吹いてます〜!!係員さ〜ん!!」


男「」
53 :権兵衛 [sage]:2011/10/20(木) 23:38:51.49 ID:mYahhTEp0
ラフ「もうっ!絶叫系が駄目だったら駄目って言ってくださいよ!」


男「いや言おうとしたらお前に(ry」


ラフ「男さんが楽しくなかったら私も楽しくありません!」


男「・・・・.のわりには結構楽しんでるようにも見えるんだがな」


ラフ「・・・・っ!もう知りません!///」カアア


男「ふっ・・・・」


ラフ「あ・・・・」


男「ん?どうした?」


ラフ「いえ、ただ・・・・」


男「ただ?」


ラフ「恋人同士みたいだなあって・・・・」


男「・・・・・」


ラフ「あっ・・・その・・・ごめんなさい.今のはナシです.さ、次はどこ行きましょうか?」


男「・・・そうだな、体調も良くなったし今から俺がお前をリードしてやるよ」


ラフ「え・・・?ちょっ・・・手が・・・・」


男「何だよ.しっかり手繋がないとはぐれるだろ?」


ラフ「うぅ・・・///」


男「さ、行くぞ.ここからは俺のルートだ」

54 :権兵衛 [sage]:2011/10/22(土) 22:39:02.35 ID:AkfdzbSH0
↑何でID変わるんだろ?


男「はあー、遊んだ遊んだ」ケタケタ


ラフ「ひどいです・・・ゴーカートでレースとかゲームセンターで勝負とか・・・別に遊園地じゃなくてもいいじゃないですかー」モー


男「でも楽しかっただろ?」


ラフ「そりゃまあ男さんの楽しんでる顔が見れたからそれでいいですが・・・」ボソボソ


男「もう夕方か・・・全く、時が経つのは早いような遅いような・・・・」


ラフ「男さん・・・」


男「うっし、そろそろ帰り時だし最後にアレ乗るか」


ラフ「えっ・・・あれって・・・」


男「そ、観覧車、乗るぞ」
55 :権兵衛 [sage]:2011/10/22(土) 22:51:14.20 ID:AkfdzbSH0
ラフ「うわ・・・きれい・・・」


男「沈みかけの夕日か・・・確かに綺麗だ」


ラフ「・・・・・・」


男「・・・・・・・・」


二人「「あの(さ)・・・」」


男「・・・どうぞ」


ラフ「あ、その、さっきの話ですが・・・」


男「・・・・・」


ラフ「男さんは・・・まだ女さんのことを・・・愛しているんですよ・・・ね・・・」


男「ああ・・・」


ラフ「わ、私もその辺は分かっています.ただ・・・」


ラフ「私、諦めませんから!女さんには悪いですけど絶対に男さんを振り向かせてみます!奪ってみせます!」


ラフ「だから・・・それまで・・・私はラフメイカーとして・・・男さんの周りにいても・・・いいですか・・・?」


男「・・・・・・」


ラフ「・・・・・・」
56 :権兵衛 [sage]:2011/10/22(土) 23:21:03.56 ID:AkfdzbSH0
男「・・・・.確かに俺は女を愛してる」


ラフ「うぅ・・・・」


男「だから俺は女が死んだとしても彼女を作る気は無い」


ラフ「・・・はい.それでも・・・・!」


男「・・・最近まではそう思ってた」


ラフ「えっ・・・」


男「ある日変な奴が上がり込んできて俺を笑わせると断言した.そいつはやる事が無茶苦茶で俺の心に土足で入り込んで・・・」


男「でも放って置けなくて助けてやると泣きながら感謝したり、変な事気遣って同情しやがるしホント迷惑で・・・」


男「でも・・・そんなそいつを心の中では気を許していたんだと思う.少なからずそいつに好意を持っていたんだと思う」


男「だから俺はあの時、お前を部屋に入れようと思ったんだ・・・・」


ラフ「・・・・・・」


男「お前がいつか・・・そのラフメイカーの仮面で俺を笑わせるつもりなら・・・心の底から笑うことができたなら・・・そのときはお前の本当の名前・・・教えてくれ」


男「それまでお前はラフメイカーとして・・・“傍”に居てくれ」


ラフ「・・・ぐすっ・・・ひっぐ・・・・」


男「・・・泣き虫だな、本当のお前」


ラフ「違い・・・まずっ・・・!これは・・・嬉し泣きでっ・・・」


男「・・・ったく」


ラフ「んっ・・・!えっ・・・?」


男「泣き止まないから特別だ・・・泣き止んだか?」


ラフ「う、うん・・・えへへ・・・///」


男「今度はニヤケ面になってんぞ・・・もう下に着くな.降りるぞ」


ラフ「・・・・あい・・・・///」
57 :権兵衛 [sage]:2011/10/22(土) 23:44:19.18 ID:AkfdzbSH0
ラフ「エヘへ・・・ムニャ・・・」


男「寝ながらニヤケてるよこいつ・・・電車の中で人から嫌な目で見られたよ全く・・・」


男「てか軽いな・・・ホントに脂肪とか詰ってんのか?」


男「でも背中にはやわらかい感触ががが」


男「落ち着け俺!仮にも元ヤンキーだろ!こここれぐらいでうろたえてどうするんだ!?」


男「くそっ、理性をしっかり持て男!静まれMY SON!!」


男「仕方ねぇ・・・どっかに泊まって気持ちを落ち着かせよう・・・」


男「ラブホばっか・・・だと・・・・」


男「・・・家まで約800m・・・結構あるぞこれは・・・・」


男「理性よ、俺はアンタを信じるぞ・・・!」
58 :権兵衛 [sage]:2011/10/22(土) 23:54:18.16 ID:AkfdzbSH0
ラフ「ふわあ・・・あれ?朝?いつの間に私は家で寝てたのでしょうか・・・?」


男「」


ラフ「えっ・・・!きゃああ!男さんっ!!?」


男「燃え尽きたぜ・・・真っ白にな・・・・」


ラフ「どこぞの灰人の如く力尽きてる〜!!?」
59 :権兵衛 [sage]:2011/10/31(月) 22:08:17.01 ID:/k5hURyZ0
忙しすぎて書くのが一週間ぶりて・・・
てかもう誰も見てないよね?でも最後まで続けるもん←自己満


ラフ「何だと思えばただの風邪だったんですね」


男「何だとはなんだ」


ラフ「二日連続で休む事になっちゃいましたね」


男「なにもお前まで休む事なんか無かったのに・・・」


ラフ「何言ってるんですか!ラフメイカーとして当然です」


男「絶対主旨から外れてるだろいや今更なんだけどね?」


ラフ「と・に・か・く!今日一日は安静にしなきゃ駄目ですよ?微熱じゃないんですから」


男「心配しなくてもどこにも行かねぇよ」


ラフ「じゃあ私はお薬とか昼ご飯の準備とかあるので買いに行ってきますね?」


男「おう・・・」


タッタッタッ ギィ バタン


男「・・・・ゴホッゴホッ」


60 :権兵衛 [sage]:2011/10/31(月) 22:12:22.54 ID:/k5hURyZ0
男「・・・・zzz」


男「・・・ん・・・あ?・・・今何時だ?」


男「もう一時過ぎ・・・確かアイツ八時ぐらいに出たよな?昼までには帰るっぽかったし・・・」


男「なんだか胸騒ぎがする・・・」
61 :権兵衛 [sage]:2011/10/31(月) 22:20:42.04 ID:/k5hURyZ0
〜♪大好きだ〜〜♪


男「電話?・・・狩間か」


狩間「男さん!よかった、繋がらないかと思いやした」


男「・・・この前のことは礼を言っとく.流石族長、おかげですぐに解決した・・・だが、もう掛けないっていったよな?よほど重大な報告なんだろうなぁ・・・?」


狩間「・・・・はい、男さんにとってはとても・・・」


男「あぁ?(嫌な予感だ・・・)」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/31(月) 22:21:45.47 ID:gDAtP8n+o
見てやるから書けよ

いや書いてください
63 :権兵衛 [sage]:2011/10/31(月) 22:56:28.29 ID:/k5hURyZ0
>>62
見てくれてる人いた!な、泣いてなんかな(ry


男「攫われた・・・・・?」


狩間「へい.下の情報によると今朝スーパーノヴァの奴らが姐さんを攫ったのを見たと」


男「スーパーノヴァ?聞いた事ないな・・・新しい反発勢力か?」


狩間「そのとおりです.姐さんが攫われたのはもしかしたら・・・」


男「・・・狙いは俺か」


狩間「御察知の通りです.男さんを打ち負かせばウチの支配力を崩そうとするのが魂胆でしょう」


男「しかしアイツが家に来たのは最近だぞ?何でその情報が・・・」


狩間「・・・それなんですが実はあの事件以来、チャンスとばかりに男さんを狙う輩を勝手にぶちのめしてました・・・簡単に言えば、男さんを監視してやした・・・その件は申し訳ありません」


男「・・・・それで?」


狩間「でもそれは過去の話で最近は二人の身辺を探る奴らなんて見当たりませんでした・・・つまり」


男「裏切り者がいる・・・と?」


狩間「俺はそう考えてます.今確認中ですが・・・男さん、向こうから果たし状がきたらまた連絡下さい.すぐに駆けつけ・・・」ピッ ツーツー


男「悪ぃな・・・俺の責任だ、尻拭いは自分でする・・・」ゴホゴホ


男「・・・!ドアの隙間から紙が・・・」


オ前ノ女ハ預カッタ
返シテ欲シクバ
一人デ港ノ第三倉庫ニ来イ


男「・・・・・・・」


ラフ『男さんは私のヒーローです!』


男(また・・・巻き込んでしまった・・・)


男(だけど・・・今度こそはッ・・・・!)
64 :権兵衛 [sage]:2011/11/02(水) 20:50:52.27 ID:NHuhiKm90
ラフ「う・・・うん・・・ここは・・・」


?「よォお目覚めですかぁ?」


ラフ「誰!?」


?「考えりァわかるだろォよ?」


ラフ「確か・・・帰り道で急に後ろから殴られて気を失って・・・ってキャアァ!何コレ!?なんでこんなに着崩れてるの?!」


?「・・・てめェホントにわかんねェのか?」


ラフ「え・・・?」


?「てめェは餌だ.ある男を誘きよせる為のなァ・・・着崩しておけばアイツも堪忍袋の緒も切れンだろ」


ラフ「まさか・・・男さんを狙って・・・」


?「気付くのが遅ェんだよバアカ」


ラフ「どうしてそんな事を・・・」


?「上からの命令さ.俺らはそのスーパーノヴァの下っ端.男の女さえ攫えば簡単にアイツは動くからなァ」


ラフ「えっ、違っ・・・!ねぇ、止めにしませんか?相手は大人なんですよ?見ればあなた達、私と歳がそう違わないじゃないですか!」


厨坊「うるせぇな・・・こっちには50人近くいるンだ.数で囲めばいくらアイツが強かろうがひとたまりもねェだろ」


ラフ「そんな・・・・」
65 :権兵衛 [sage]:2011/11/02(水) 21:15:18.18 ID:NHuhiKm90
ラフ「なんて卑怯な事・・・・恥だとは思わないんですか!」


厨坊「勝ちゃアいいンだよ」


ラフ「それでも・・・!」


厨坊「テメェ自分の立場分かってるンですかァ?縛られて身動きできない巨乳の女が飢えた男50人に囲まれてんだぜ?今も数人がテメェをどうやって犯すかでも考えてンだろ」


ラフ「・・・・っ!」


厨坊「このままアイツが来なければお前はもう用済み.ま、集団レイプされんのが末路だろ・・・自分の身の安全を考えてアイツが来ンのを祈っとけよなァ?」


ラフ「・・・・・・・」


厨坊「なんだァ?やっぱり怖いンですかァ?」


ラフ「・・・男さんなら来ませんよ」


厨坊「何?!」


ラフ「第一私は男さんの恋人じゃありません.ラフメイカーとして傍に居るだけです・・・・それに今日は男さんは風邪を引いてるんです.熱も高かったから動く事もままならないでしょう・・・」


ラフ「犯すならそれでも構いません.私は慣れてますから・・・・でも男さんに手を出すなら私はあなた達を絶対に許しません!たとえ私が死んだとしてもあなた達を一生恨みますからっ!!」


厨坊「・・・・どうやらその心配は無さそうだぜ?」


ラフ「えっ・・・?嘘・・・・・」
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です) [sage]:2011/11/05(土) 20:47:02.79 ID:5urqqqIvo
支援
67 :権兵衛 [sage]:2011/11/09(水) 18:30:01.88 ID:RtS9WU+n0
受験ェ…
読んでくださってる方すみませんもう少しでラストなので遅筆ご勘弁を…


男「・・・・・・・・」


厨坊「言われた通り一人で来たなァ・・・どうだ?こんな大勢に囲まれた気分はよォ!」


男「・・・・・・・」スタスタ


厨坊「おい!聞いてんの・・・」


男「ラフメイカー!!!!」


厨坊「」ビクッ


ラフ「」ビクッ


男「・・・すぐ行く、ちょっとだけ待ってろ」


ラフ「えっ・・・・あ・・・・・」


厨坊「テメェ・・・シカトしてんじゃ・・・ねェ!!」ガンッ


ラフ「・・・ッ!男さ・・・!!」


男「おい、餓鬼・・・」


厨坊「なっ・・・・!」


男「鉄パイプで人を殴んじゃねぇ!」ドゴッ


厨坊「かっ・・・・は・・・・」ドサッ


男「窓割るためにあンだよ」


「おい、一発でアイツを落としたぞ・・・」


「なんか変な事言ったけど強ぇ・・・」


「頭から流血して平気で・・・しかも病人で・・・バケモンかよ・・・・」


男「おい、てめぇら・・・」


「 」ビクッ


男「俺の大切なモンパクったんだ・・・返してもらうぞ、十倍返しでな」
68 :権兵衛 [sage]:2011/11/09(水) 19:14:02.73 ID:RtS9WU+n0
ラフ「・・・・・」


男「おい、大丈夫か?」


ラフ「大丈夫じゃ・・・無いです・・・・」


男「・・・すまん・・・また辛い思いさせちまったな」ガサゴソ


ラフ「違います・・・男さんが・・・血だらけじゃないですかぁ・・・」


男「俺も鈍ったからな・・・流石にこの人数はキツかった」パラパラ


ラフ「ぐすっ・・・結局私・・・守られてばかりです・・・」


男「いいんだよそれで・・・っと縄は解けたな」


ピーポーピーポー・・・


ラフ「あっ・・・パトカーの・・・」


男「知り合いにサツがいてな・・・・来る時・・・呼んどいた・・・救急車も来るからな・・・」ハアハア


ラフ「・・・っ!男さん!やっぱり無茶を・・・!」


男「今更・・・ぶり返してきやがった・・・はあ・・・」


ラフ「ひどい熱・・・それにこのままじゃ出血が・・・そうだ、確か冷えピタが・・・」


厨坊「うっ・・・畜生・・・しくじった・・・どうする・・・このまま帰れば上に殺される・・・・」ブツブツ


厨坊「そうだ・・・殺せばいいんだ・・・アイツを殺せば・・・キット・・・」


厨坊「名乗リモ上ゲラレル・・・一石二鳥・・・ハハッ・・・」ギラッ ダッ


ラフ「・・・ッ!!?駄目っ!!!」ガバッ





ドスッ・・・・・





男「・・・・・・・・・・・え・・・・・・?」
69 :権兵衛 [sage]:2011/11/12(土) 15:16:21.52 ID:zrp3bEvK0
ポタッ ポタッ


ラフ「うぅっ・・・・・」


厨坊「チッ・・・ドケ!邪魔ダヨ!!」ゲシッ


ラフ「かはっ・・・・・!」ズササ


男「あ・・・あああ・・・・!!」


厨坊「ヒャハハ!!モウ終ワリダ!死ネェ!!!」


男「ああぁアあァああアァアアあアああ!!!!」グサッ ガシッ


厨坊「ナッ!?ナイフゴト手デ受ケ止メ・・・!!」ボキッ


厨坊「ぎゃあああ!!!腕があぁああ!!!」


男「どけぇぇ!!!」バキッ


厨坊「うげェっ・・・・・!」
70 :権兵衛 [sage]:2011/11/12(土) 15:37:34.21 ID:zrp3bEvK0
男「おい!しっかりしろ!何処刺されたんだ!?」


ラフ「う・・・男さん・・・」


男「くそっ、脇腹か!服で止血しねぇと・・・」ビリッ ギュッ


ラフ「私・・・男さんを守れたんですね・・・」


男「ハア・・・ハア・・・こんなときにっ・・・ボーっとしてきやがった・・・!」


ラフ「男さん・・・私、役に立ちましたか・・・?」


男「ふざけんな・・・!お前なんか・・・全然役に立ってねぇよ・・・冗談じゃない・・・」


男「お前にはまだまだやらなきゃいけねぇことが・・・沢山あんだろ・・・」


男「名前もまだ教えて貰ってない・・・俺が教える料理も覚えなきゃならない・・・」


男「同じ電車に乗らなきゃいけない・・・同じ飯食わなきゃいけない・・・」


男「一緒に遊びに行かなきゃいけない・・・一緒に楽しくならなきゃいけない・・・」


男「一緒に・・・笑わなきゃいけない・・・・」


男「そのための・・・・ラフメイカー・・・なんだろ?」


ラフ「男さん・・・・泣かないで・・・・笑ってください・・・」


男「・・・笑って欲しけりゃ・・・お前が笑え」


ラフ「・・・・こう・・・でいいですか・・・?」ニ コ ッ


男「ああ・・・それでいい・・・・」ニ カ ッ


ラフ「・・・男さん・・・・お願いが・・・あります」


男「・・・!おい・・・ハア・・・何最期の言葉みたいに・・・言ってんだ・・・ハア・・・ハア・・・」


男「・・・・生きろ・・・・生きてくれ・・・・!」


ラフ「男さん・・・・」


男「・・・・・何だ・・・?」


ラフ「・・・昨日やったくれたように・・・もう一度・・・キス・・・してくれませんか・・・・?」







ピーポーピーポーピーポー・・・・・・・・・・
71 :権兵衛 [sage]:2011/11/12(土) 16:19:16.94 ID:zrp3bEvK0
ーー二年後.



男「・・・・・・」


?「おやおや、若いのにご苦労だねぇ」


男「・・・まあ」


?「誰のお墓だい?」


男「俺の・・・大切な人のものです」


男「この人には色々とお世話になりました・・・落ちこんでいるときも、悲しいときも・・・」


男「この人が傍にいるとそんな感情はいつの間にか無くなっていました」


男「最期は・・・俺を守ってくれたんです」


?「へぇ、惜しい人を亡くしたねぇ」


男「お婆さんは?」


婆「なあに、私も墓参りさ・・・三人分のね・・・」


男「毎年来てるんですね」


婆「分かるかい?」


男「ええ・・・」
72 :権兵衛 [sage]:2011/11/12(土) 16:58:42.90 ID:zrp3bEvK0
婆「・・・・・」


男「・・・・・」


婆「・・・お前さんは今、生きてるのが辛いかね?」


男「・・・・はい」


婆「それでも生きてて良かったと思えるかい?」


男「はい」


婆「この娘を・・・一時も忘れないかい?」


男「はい」


婆「健気だねぇ・・・純粋で、一筋ってことかい?」


男「・・・そうかもしれません」


婆「ふむ、成る程ねぇ・・・それじゃあ最後の質問じゃ」


婆「あそこに隠れているアタシの大事な孫を・・・大切にするかい?」


男「・・・はい!」


婆「うむ、いい返事じゃ.これでやっと一つ不安が消えたわい・・・」


婆「さて、と.墓参りも終わっとるし、後は若いモンに任せて年寄りは帰るかのぉ」


男「お気をつけて」


婆「ありがとね、アタシが生きてる間に不安が全部消えるといいねえ〜」
73 :権兵衛 [sage]:2011/11/12(土) 17:14:13.54 ID:zrp3bEvK0
ラフ「ふ〜、こんな早朝にお婆ちゃんが来るなんて予想もしませんでした」


男「別に隠れなくてもよかったんじゃ・・・・」


ラフ「駄目です!お婆ちゃんはかなりの心配性なんです!あのまま私がいればお婆ちゃんが男さんと私を別れさせてたかもしれません!」


男「・・・まあもうハンコ貰ったけどな」ボソッ


ラフ「?何か言いましたか?」


男「別に?・・・今日はありがとな、女の墓参りにつき合ってくれて」


ラフ「男さんの彼女として当然です!・・・まあちょっと妬いてますが、ね」


男「フッ・・・・」


男(女・・・ごめんな・・・こんな短期間に彼女なんかつくって・・・ってこれは去年も言ったか・・・・)


男(でも俺はお前のことは忘れない・・・毎年来てやるよ・・・約束だ)


ラフ「男さん・・・こっち向いてください・・・」


男「?なん・・・・んっ」


ラフ「えへへ////見せつけてやりました!宣戦布告ですっ!」


ビュウウウッ


ラフ「うっ、さ、寒いです・・・」


男「女が嫉妬したんだよ、きっと」


ラフ「うう、なかなか手強いです・・・あっ!」


男「どうした?」


ラフ「雪・・・綺麗です・・・・」


男「・・・ああ」


男(・・・祝福・・・してくれてんだな・・・・ありがとう、女・・・)
74 :権兵衛 [sage]:2011/11/12(土) 17:30:26.88 ID:zrp3bEvK0
男「よし、これからどうする?どこか行くか?」


ラフ「はいはーい!天体観測してみたいです!」


男「いやまだ朝だし」


ラフ「じゃあどこか遠くまで日帰りで行きましょう!」


男「明日学校あるだろ・・・」


ラフ「一緒に行くから大丈夫です!」


男「自分勝手じゃねえか・・・ほら、どこか簡単に行けるとこだよ」


ラフ「むむむ・・・どこにでも連れて行くって言ったの男さんじゃないですか!」


男「都合いいように解釈すんな」


ラフ「うーん・・・あっ、そういえば行きたい所ありました!」


男「軽く行けるとこだぞ?」


ラフ「わかってますよー・・・カラオケです」


男「カラオケ?」


ラフ「はい、カラオケです」


男「何か唄いたい歌があんのか?」


ラフ「えへへー.それはですねー」





彼女は今、喜んでくれる.

俺も今、笑っていれられる.

前まで一人泣いていた俺と、

俺を励ましに来た無謀な彼女.

決して一人ではどうしようもなかった事も、

二人で居ればその壁は乗り越えられる.

それは永遠ではないかもしれないけど、

今はこの時、この瞬間に魅せられよう.

淡く積もる雪のように・・・・.





ラフ「ラフ・メイカー.一緒に唄いませんか?」




Fin.
75 :権兵衛 [sage]:2011/11/12(土) 17:44:40.24 ID:zrp3bEvK0
ということで終わり



はい、自己満足でしたねわかってますorz


読んで下さっている皆さん誠に申し訳ございませんでした←土下座


たかだかルーズリーフ10枚分書くのにどんだけかかってんだよって話ですよねー・・・


次書く時は書き溜めすると決意しました


番外編or過去挿入編あるっちゃあるんですが・・・いりませんよね?


書けよって言って下さるなら書きますが・・・・また時間がかかる・・・orz


大体このスレ自体存在感無いからねー・・・・トオイメ


あっ僕が書くのが遅いからなんだーあはははh(ry

ってことでアンケートとります


1.続き書けや

2.もういらんさっさと終われ


どちらか選んで多いほうとります


>>80まで


あんまり人居いないと思いますが・・・・


ではまた機会があればお会いしましょう()ノシ
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(千葉県) [sage]:2011/11/12(土) 20:08:50.52 ID:1QUl9ZBno
とりあえず1
まあ無理はしなくて良いよ
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/11/14(月) 17:00:57.53 ID:F7dDpzg40
今見つけた
1の方向でよろしくオナシャス
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/14(月) 20:43:42.84 ID:sBSPa46SO
無理はしないでいいからお願い続けてええええええ


ということで1でお願いします
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/15(火) 18:26:18.87 ID:p1ZG0Ww+0
bumpはよく知らんがこれはいいss
壱でよろしく
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(北海道) [sage]:2011/11/16(水) 02:18:49.68 ID:I9r71SlAO
面白かった!
1でお願いします。
81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/18(金) 18:33:58.63 ID:8Kh9XHY00
支援しますっ
82 :権兵衛 [sage]:2011/11/20(日) 08:35:21.02 ID:9gYGzKft0
おお・・・一週間見ないうちに6つも・・・しかも満場一致て・・・


ありがとうございますですっ!



すぐには書けませんが極力努力します


いつ頃になるかな・・・・ははは・・・・
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/11/20(日) 09:59:29.61 ID:VyjdyhY+0
>>82
ゆっくり待ってるから焦らずにな
84 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) :2011/12/20(火) 21:50:49.63 ID:9MrM3icKo
続きマダー?
85 :権兵衛 [sage]:2011/12/24(土) 15:44:04.11 ID:Q6nLDjcx0
一ヶ月経ちましたねェ……

推薦受験落ちたり大学探したりして色々ありましたからね……


一つ言えることは…
























やべ、全然書き溜めてねェ(^ω^;)ダラダラ



















頭の中にはあるが時間ねえ…受験ェ…


とりあえず>>84様のご要望に答えるように少しだけ投下する(ぇ…
86 :権兵衛 [sage]:2011/12/24(土) 16:55:26.11 ID:Q6nLDjcx0
二年前、あの事件後ー。



「うっ……ここは……っつ!?」


視界に映るのは白い天井。


身体を動かすと腹部に痛みを感じ硬直する。


気がつけば服は着せ替えられており、ベッドの上だということからここが病院だとわかる。


(そういえば私……男さんを庇って、刺されて……)


?「気が付いたかい?無理はしない方がいいよ」


声がする方を見れば黒いスーツを着た若い女性が立っていた。


髪は後ろで束ねられており、キリッとした表情でこちらを心配そうに見つめてくれている。


といっても見覚えがない人だ。


「あの…どちら様でしょうか?」


?「ああ……失敬.私は玄野 桂<くろのけい>というものだ……男の知り合いと言ったら分かるかな?」


そう言いながら桂という女性は胸内ポケットから警察証を見せた。


確か男さんが知り合いに警察がいるとかどうとか………。


「…男さんは?」


まずそれが一番聞きたかった。


あの後自分は気絶し、男の容態を把握していない。


万が一のことを考えるとゾッとする。


すると女性の表情が少し和らいで見えた。


桂「大丈夫だ、君よりは重症だったが命に関わるようなほどじゃないさ」


桂「彼は昔から頑丈だったからねぇ.大きな怪我でも一週間で治すような男だったよ」フフッ


「……そうですか」


反応が薄いのは決して嬉しくないなんてことはない。


むしろ男さんが無事ということはとても嬉しい。


しかしその言葉の中に違和感が浮かび上がったからなのだ。


87 :権兵衛 [sage]:2011/12/24(土) 17:26:55.93 ID:Q6nLDjcx0
「……"昔から"とはどういうことでしょうか?」


女の性だろうか、交友関係に嫉妬しないわけがない。


ましてや、目の前の女性は容姿端麗だ。


中学生いえどその女性に牙を剥く。


桂「ん?ああ、私と彼の交友関係が気になって嫉妬しているのか」


「……!!」


なかなか鋭い人だ。


警察庁のエリートなのだろうか?


桂「安心するといい.君が思っているような関係ではないよ…そうただの友達さ」


"ただ"の部分を少し強調したように聞こえたが気のせいだろうか?


桂「君はまだそのまま安静にしてるといい.そうだ、林檎でも食べるか?」


「……はい、貰います」



沈黙。


黙々と林檎の皮を剥きだした桂という女性と無言でいるのは正直にいってキツイ。


この人は何故自分にここまでしてくれるのか…?


いや、それよりももしかしてこの人は……。


「……男さんのこと、好きだったんですか?」


林檎を剥いていた女性の手が止まった。


その視線が自分に移る。


「どうしてそう思ったんだい?」


「いえ、ただの女の勘です」


正直に答えた。


大方の予想はついているのだが……。


それが必ずしも合っているとは限らない。


「……………」


女性は無言だった。


しかし無言は正解と言っているようなものだ。
88 :権兵衛 [sage]:2011/12/24(土) 17:34:20.96 ID:Q6nLDjcx0
はい終わりっ!


即興ではコレが限界だ…時間もあるし…



さて、地の文(?)入れてみましたが変ではないでしょうか?


過去挿入編はこの形式でいきますが読みにくいとなれば変えますが



とりあえず今度書くのは進路決まったときぐらいかな〜AHAHAHA☆←壊れた


89 :以下、あけまして [ ]:2012/01/04(水) 22:58:59.85 ID:7Ig/cWiro
未熟。

age 経験積んで楽しませて欲しい。
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/01/09(月) 23:40:12.05 ID:78WL4nKAO
未成熟。

sage 原曲をもっと聞き込んで欲しい。
91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) :2012/03/19(月) 23:04:37.35 ID:K1tpeviRo
続きが見たいな
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/19(月) 23:45:42.85 ID:AKTPZbgQo
嫌いじゃない、続きが気になる
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