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許嫁「男が行方不明…!?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) :2011/10/16(日) 21:43:46.52 ID:4NfOQPoAO
許嫁「まじかよ」
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/16(日) 21:51:16.48 ID:4NfOQPoAO
許嫁「で、どうしてそれを私に?」

女「本来なら貴女となんか口も利きたくない。でも男君を探すには私じゃ力不足だもん…」

許嫁「ククッ、いい判断だよ」

女「相変わらず腹立たしい笑い方ね。いつか背中から刺されろ」

許嫁「お前が刺されろ」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) :2011/10/16(日) 21:55:28.29 ID:4NfOQPoAO
女「で、手掛かりなんだけど、これを見て」

許嫁「東京ばなな、か…」

女「男君の部屋にこれがあったの。いえ、散乱していたの」

許嫁「つまり、お前はこう言いたいのか?」

      ―男は、東京に―

女「ご名答」

許嫁「浅はかな、と言いたいところだか、私もそう思っている」

女「理由は?」

許嫁「いやなに、許嫁ゆえの勘というやつさ」

女「…やっばり嫌な女」
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/16(日) 22:00:04.87 ID:4NfOQPoAO
〜東京〜

許嫁「ここが東京…」

女「空気が汚れている。霊が泣いているわ」

許嫁「あぁそういえばお前の家計は霊術師であったな」

女「ええ。ここの霊はみな病んでいる。この地では私の霊法は役にたちそうにないわね」

許嫁「もとより頼りになどしていないさ、私にはこいつがある」

ザッ

許嫁「名刀、ガラス丸が!」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/16(日) 22:06:47.90 ID:4NfOQPoAO
女「名刀、ガラス丸が!」

女「名刀、ガラス丸が!」

女「ププッ、ガラス丸が!」

許嫁「斬るぞお前」

女「あぁ、上等だぁよ!」

許嫁「いいのか、自慢の霊術は役にたたんのだろう?」

女「並みの霊術師なら、ね。私ほどの霊術師なら、たとえ0.1霊力の霊でも、100霊力に増幅できる!」

ヒュオオオオ

女「霊よ、この地をさ迷う霊よ、我が胃袋へ、そして地肉となり力をよこせ!」

そのへんにいた霊「う、わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

ジュルン←食べられた

女「ふぅ、クソ不味い霊だわ!」
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/16(日) 22:12:51.79 ID:4NfOQPoAO
女「ち、から…みなギる…わた、わたわたし、ちかラあふレるるるるるRu!」

許嫁「ほぅ、大口を叩く訳だ。その霊力なら敵はいないだろうよ」

許嫁「…並みの奴には、だがな」

ザッ

許嫁「刮目せよ、ガラス丸の、その真の姿を!」

キュピィィィン←輝き

許嫁「真名解放…答えよ、祖の名は…」



    『卍・硝子丸』
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/16(日) 22:15:45.50 ID:egj1xZ5Bo
シグナム俺の嫁なんだよ
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/16(日) 22:19:00.47 ID:4NfOQPoAO
許嫁「見よ女、卍・硝子丸の姿を。もはや剣とは呼べぬ禍々しい姿よ。私の右手に食い刺さり、隙あらば命を奪うつもりよ!」

女「あ、が…貴女、そンな危険なモノを…!」

許嫁「弱くては男の隣にいる事は許されない。お前がよくわかっている筈だ」

女「っ、ちぃぃっ!」

ヴォン←高速移動

女「くらえ、鉄の爪ぇ!」

ザシュッ

許嫁「ぐっ!」

女「いくら刀が危険でも、それ以外は人間。脆くてか弱い…」
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/16(日) 22:25:08.37 ID:4NfOQPoAO
許嫁「カハッ…!うぁぁぁぁぁっ!」

女「鉄の爪には霊的呪詛を練り込んでいる。見た目には浅い傷だが、呪いの牙は深い。半刻と経たぬうちに肉は腐り骨は溶けるだろう」

許嫁「いい趣味だ、お前のそういう、容赦のない所だけは認めてやろう」

女「っ、強がりを!」

許嫁「あながち強がりでもないんだなァ…それがッ!」

ザッ

許嫁「卍・硝子丸、獄名解放…答えよ!」

    『GARASU-MARU』
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(熊本県) [sage]:2011/10/16(日) 22:25:58.53 ID:auipp5G0o
>女「ええ。ここの霊はみな病んでいる。この地では私の霊法は役にたちそうにないわね」

>女「並みの霊術師なら、ね。私ほどの霊術師なら、たとえ0.1霊力の霊でも、100霊力に増幅できる!」

おい、矛盾してるぞ

11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2011/10/16(日) 22:30:06.48 ID:egj1xZ5Bo
>>7
誤爆恥ずかしい///
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/16(日) 22:31:55.35 ID:4NfOQPoAO
女「ば…化け物…!」

ガクガクブルブル

許嫁「ほぅ、怯えるか女」

女「ばっ、バカにしないで!恐怖で糞尿を垂らしてなんかいないんだからねっ!」

許嫁「ほぅ、恐怖すると糞尿を垂らすものなのか。知らなかったぞ」

女「ッッ〜〜〜!」

許嫁「見てみろ、卍・硝子丸が私の顔以外を侵食、強化したこの醜き姿こそ、ガラス丸の獄名解放…GARASU-MARUよ」

女「まるで化け物ね、いいえ化け物以上に化け物で、それでは化け物と呼ぶのはおかしい気がするけど、貴女は化け物よ!」

許嫁「ややこい」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/10/16(日) 22:32:31.10 ID:nqOc0uMAO
本気出したんじゃね?
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2011/10/16(日) 22:35:44.45 ID:q18/mFBGo
霊法と霊力だから別物だと思ってた
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/16(日) 22:35:58.65 ID:4NfOQPoAO
許嫁「ほな、いくで」

ザッ

女「ちょ、ま







女(あ…私が私の体を見ている…不思議な光景ね…あらあら…やだ…ねむ…く…な…血…赤…痛……や…も…り…)
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/16(日) 22:40:10.55 ID:4NfOQPoAO
女「!」

許嫁「悪夢、予感(み)れたかしら?」

バンッ←ワンピース的な効果音

女「今のは…幻覚…!?」

許嫁「違うわ。幻覚よ」

許嫁「間違えた。限りなく未来に近い現実、よ」

女「限りなく未来に近い現実…?」

許嫁「そう。あのままお前が私に戦いを挑んでいたら、間違いなくああなっていたであろうという、限りなく未来に近い現実だ」

女「あのまま私が貴女に戦いを挑んでいたら、間違いなくああなっていたであろうという、限りなく未来に近い現実…?」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/16(日) 22:44:47.90 ID:4NfOQPoAO
女「なるほ」

許嫁「『ど』を付けろよアバズレ野郎!」

女「すいません。なるほど」

許嫁「わかったかしら、ちなみにこの能力を使うとGARASU-MARUは元のガラス丸に戻り、真名解放および獄名解放が三日間できなくなるのよ」

女「あらやだ三日間も!」

許嫁「まったく、この技はとっておきだったというのに…」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/16(日) 22:47:37.92 ID:4NfOQPoAO
許嫁「それより男を探さなくっちゃ!」

女「クッチャクッチャ!」

許嫁「ガム食ってるのか」

女「そうクッチャ!」

許嫁「私にもひとつ」

女「はいクッチャ!」

許嫁「ありがとクッチャクッチャ」

女「早く男君を探さなクッチャ!」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/16(日) 22:51:50.40 ID:4NfOQPoAO
こうして当初の目的を思い出した二人

男を探す旅が再び始まった

始まったったら、始まった

第一幕、閉幕

第二幕、『世界を喰らうモノ』に続く…
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/16(日) 23:01:50.90 ID:4NfOQPoAO
第二幕、『世界を喰らうモノ』
――――――――――

〜東京、とあるホテル〜

許嫁「ここに来て3ヶ月、いまだ手掛かり無しって・・・」

女「さすが東京、広いわね」

許嫁「私が金持ちだから資金面の心配は無いけど、何て言うかその、モチベーションがねぇ…」

女「言えてるーマジそこ超重要ってゆーかぁー」

許嫁「女もすっかり東京語になってしまったな」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/16(日) 23:04:31.04 ID:4NfOQPoAO
女「いっそ探偵でも雇いますかぁ」

許嫁「…いい案だな」

女「へ?」

許嫁「いい案だと言ったんだ。さっそく探偵を探すぞ」

女「へへっ、さすが許嫁さん、やるとなったら早いねェ…」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/16(日) 23:11:40.40 ID:4NfOQPoAO
〜なんやかんやで〜

探偵「探偵です」

許嫁「どうにかこうにかして探偵を探しだしたぞ」

女「探したのは私なんですけどねー」

許嫁「さて探偵、かくかくしかじかでな」

探偵「理解した。その男とやらを探す手伝いをしよう」

許嫁「イェイ」

探偵「ただし、報酬についてだが」

許嫁「金なら腐るほどあるから心配ないさ」

探偵「俺が報酬として貰うモノは金じゃない」

女「金じゃない…!?」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/16(日) 23:15:00.36 ID:4NfOQPoAO
探偵「報酬は…20歳以下の女性もしくは男性の処女、だ」

許嫁「!!」

女「そ、そんな無茶苦茶な報酬!」

探偵「できないならこの話、白紙に戻させてもらう也…」

許嫁「…」

女「…」

許嫁「…いいわ、報酬、払うわ」
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/16(日) 23:18:17.89 ID:4NfOQPoAO
女「許嫁さん!?」

許嫁「よくよく考えれば簡単な話よ。まぁ消去法ね」

女「消去法…?」

許嫁「まず私は28歳だから条件に該当しない。女、お前も28歳だから除外。残るは…」

女「残るは…?」

許嫁「ガラス丸、よ…」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/16(日) 23:21:53.73 ID:4NfOQPoAO
許嫁「ガラス丸は擬人化できるの。人間でいうところの、10歳児ってところかしら」

女「なるほ…ど」

許嫁「ガラス丸はもちろん処女。綺麗なお尻よ」

女「ヒャッホイ!」

許嫁「がっつくなって」
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/16(日) 23:28:56.32 ID:4NfOQPoAO
許嫁「聞いての通りよ、改めて依頼をお願いするわ」

探偵「了解した」

許嫁「で、報酬は、っと…」

ぼわんっ

擬人化ガラス丸「うにゅ〜」←ガチショタ

探偵「オッフゥ!」

許嫁「がっつくなって」

女「オッフゥ!」

許嫁「がっつくなって」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/16(日) 23:29:23.26 ID:4NfOQPoAO
許嫁「聞いての通りよ、改めて依頼をお願いするわ」

探偵「了解した」

許嫁「で、報酬は、っと…」

ぼわんっ

擬人化ガラス丸「うにゅ〜」←ガチショタ

探偵「オッフゥ!」

許嫁「がっつくなって」

女「オッフゥ!」

許嫁「がっつくなって」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/16(日) 23:34:05.51 ID:4NfOQPoAO
〜翌日〜

許嫁「どうでしたか?」

探偵「最高、としか言いようがないねェ…」

許嫁「ククッ…ゆうべはおたのしみでしたね…ククッ…」

女「私もな!」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/17(月) 00:04:43.98 ID:rcin6PZAO
探偵「で、男の情報をある程度教えてくれはしまいか」

許嫁「そうね、話してなかったわね」

許嫁「男は、私の許嫁。未来の旦那様よ」

探偵「ふむ」

許嫁「男は中肉中背、フツメン、特徴といえば…そうね、体臭がシューマイみたいな奴よ」

探偵「それは貴重な情報だな。それだけでかなり絞り込める」

許嫁「さすが探偵ね」

探偵「見くびらんでもらいたいものだ」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/18(火) 01:08:52.82 ID:mEvZhv1AO
探偵「四つん這いのポーズ!」
へにゃっ

許嫁「い、いきなり何なのよ!?」

探偵「見くびるな、と言った筈だが…」

許嫁「!」

ブシュゥゥウ←許嫁の首から血が!

許嫁「きれ・てる…?」

探偵「三度言おう、見くびるな、と…な」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/18(火) 01:15:26.80 ID:mEvZhv1AO
女「テメー!」

許嫁「吠えるなや!」

女「!、スイヤセン…」

許嫁「でしゃばるない、まだ私だ」

探偵「なかなか頑丈だな、気に入った」

許嫁「ありがとう」

探偵「改めて言わせてもらおう、君に協力しよう」

許嫁「ありがとう」

許嫁「ありがとう」

許嫁「ありがとう」

許嫁「あがりうと」

許嫁「」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/18(火) 01:19:14.12 ID:mEvZhv1AO
〜それから三日後〜

探偵「なかなかみつからないん」

許嫁「しかたがないわ、とうきょうはひろいもの」

女「ええそうよ」

探偵「だがあんしんしろ、わたしにはかくしんがある」

許嫁「かく…しん…?」

探偵「いまはまだひみつ」

探偵(そう、今はまだ秘密にしておかねば…私が実は闇の組織からの刺客であるという衝撃の事実だけは…)
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/18(火) 01:22:25.84 ID:mEvZhv1AO
女「!」

ピキュリィィィィン

女(探偵…何か隠しているわね…私はテレパシストっぽい何かだから、お見通しなの!)

探偵「ギクリ」

女(怪しい態度…ますます怪しいわ!)

探偵「ギクギクリ」

女(今はまだ泳がしておくか、だがいつか追及してやるからねぇ)
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/18(火) 01:24:31.60 ID:mEvZhv1AO
〜さらに二日後〜

探偵「許嫁、吉報だ」

許嫁「見つけた、のね…?」

探偵「さぁて、そいつァどうかな」

許嫁「もったいぶるのはよして!!!」

探偵「がっつくなって」
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/18(火) 01:39:35.23 ID:mEvZhv1AO
探偵「まずはこのCD-Rを見てもらおうか。おっと見るといってもCD-R自体じゃなくて中身のデータを見ろってことだぞ」

許嫁「わかっておるわ」

女「勘違いしてた恥ずかCー」
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) :2011/10/19(水) 01:50:30.90 ID:ZXxbX3ZAO
〜CD-Rの内容〜

中年のおっさん、以下TO「やぁ諸君、すまないが私のイチモツを眺めながら聞いてくれタマエ」

TO「私は、君たちが探している…そう、男君の居場所を知ってイル」

TO「何故かって?それは言えない、いっちゃいけないんだ」

TO「ともあれ、君たちがこれを見ているということは、だ」

TO「そこにいる探偵は、既に…」

〜ここで突然探偵が倒れる〜

バタンッ

許嫁「た、探偵!?」

探偵「ぐふっ」

女「きゃあ、血よ、血を吐いたわこいつ!」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/19(水) 01:54:20.25 ID:ZXxbX3ZAO
探偵「驚かせてすまない、こういう約束で…な」

許嫁「約束…?」

探偵「あぁ。私はこのTO、と取引したんだ。男の居場所を教える代わりに、命を差しだすと…な…」

女「なんやて」

探偵「ふっ、笑えよ。探偵とは名ばかりの愚かな私だ」

許嫁「探偵…あんた…」

女「探偵…あんたァ…」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/19(水) 01:55:34.92 ID:ZXxbX3ZAO
探偵「ぐふっ」

許嫁「た、探偵―――」

探偵「………」

プッ←女の屁の音
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/19(水) 04:57:58.46 ID:ZXxbX3ZAO
女「あ」

ブチュリュ ブルルルルブチュリュ ブバブバスパ
スーッ スーッ パス~ プッ ブバッブリュリュリュ
パスミュリリュリュニチャッ ニベパップスッ

ニ---------------------チェ

スーッ プニャァァァァン・・・

女(めっちゃ屁ぇ出た…恥ずかしいなァもうっ///)
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県) [sage]:2011/10/19(水) 08:50:38.57 ID:YZX+E1f2o
なんか先が読めない!と言う以前に
今後のキャラ変化が予想できない!と言うほうが正しいなww
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/19(水) 10:41:59.10 ID:ZXxbX3ZAO
女(あ…やだ、屁ぇ出すぎてお股が、キュンキュンしてきちゃった…)

ジワァ〜

女(や、やぁっ…///)

許嫁「ん?なにやら臭いがするとよ」

探偵「…た、たしか…に、何だか栗の花のようなかおり…ぐふっ…」

死んだ。

許嫁「最後の台詞にしては情けなかったわね、探偵」

女「まったくよ」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) :2011/10/19(水) 10:46:09.84 ID:ZXxbX3ZAO
許嫁「まだ死体は暖かいわね…女!」

女「はいぃ?」

許嫁「確かお前は処女だったな」

女「うん」

許嫁「幸いこいつは男だ。股間に肉棒が付いている。つまり、だ…」

女「ヒャッホウ」

ぬぎっ

女「未知なるスティックにギュンギュギューン!マックスボルテージ!!!」

ぴょ〜ん

ひゅーっ

ずぶぶっ

女「あんっ…」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) :2011/10/19(水) 10:50:12.64 ID:ZXxbX3ZAO
女「デンドロビウム゙ッ」

許嫁「いい眺めだよ、女。存分に振るがよい」

女「あっあ…ありがたきしあわしぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

ぷっしゃぁぁぁ

女「でてりゅう、透明なおしっこがおしっこ穴からでてりゅうぅぅぅぅぅ!」

許嫁(そこをおしっこ穴と呼ぶか、女…)
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/19(水) 10:52:53.45 ID:ZXxbX3ZAO
女「右に左に、斜め上さえ!私には宇宙なんかより!銀河鉄道ゥゥゥ!」

どくんっ

女「オヴッエッ、オヴッエッ、ドルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルノレ!」
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2011/10/19(水) 11:08:56.00 ID:hBIfVaGAO
見てるよ
しかしお前疲れているんだな…
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/19(水) 11:23:38.10 ID:ZXxbX3ZAO
許嫁「く、くるってる…!」

その時、許嫁の背中は汗にまみれていた。暑さ寒さなどという概念は無い。ただただ汗という液体が背中にへばりついて
心臓に今にも突き刺さりそうな
まるで営鋭利な刃物の如く
ハヤテのごとく!

許嫁(これが人間のやることかよ…いいえ、もう女は既に人間をやめている。やめているぞジョジョーッ!)
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/19(水) 11:26:37.40 ID:ZXxbX3ZAO
女「はぁはぁ…もう19765回もイッチャッタ…ぁぁぁん、くぷぅ」

ギシッギシッギシッ

女「そしてこれが19766回目ェェン…」

くぷぬ、くぷぬ

許嫁(吐き気がする…ここは地獄だ)

女「あっあ、19766回目逝っちゃったわぁぁぁ…」
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/19(水) 11:38:42.22 ID:ZXxbX3ZAO
それから三日、女は飽きることなく腰を振り続けた。

かつて探偵であったソレの上で…

―体は肉で出来ている―

―血潮はローションで、心はオナホ―

―幾度の性行のたびに避妊―

―ただの一度も快楽は無く、ただの一度も絶頂も無い―

―彼の者は常に肢体、死体の上で性行に酔う―

―故に行為に意味は無く―

―その肢体はきっと―

―くっさいゲロで出来とった―
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/19(水) 11:43:03.24 ID:ZXxbX3ZAO
女「秋田県!じゃなかった、飽きた!」

許嫁「そりゃ三日も飲まず食わずだMONO」

女「そういう事じゃなく…まぁ、いいわ。そういう事にしておくわ」

許嫁「で、そろそろ行きましょうか」

女「えぇ、例のTOとやらから」

許嫁「男を!」

女「取り戻す!」

許嫁「ために!」

女「TOとやらの居場所を!」

許嫁「探しましょう!」

女「はい!」
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/19(水) 11:47:57.05 ID:ZXxbX3ZAO
許嫁「とは言うものの、手がかりの探偵はこのザマだしねぇ」

女「けっきょく詳しい事は何も聞いてないもんねー」

許嫁「仕方ないわ、捜査の基本は地道な聞き込み。先輩の受け売りだけどね」

女「分かったわ、じゃあ私は南の方で聞き込みしてくるわ」

許嫁「じゃあ私は北の方で聞き込みしてくるわ。そうね…10日後に、またここで、再会(サイチェン)ってことでヨロ」

女「よしっ、じゃあお先に」

シュンッ←高速移動

許嫁「さて、私も行くとしますか…!」

ヴォンッ←高速移動
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/19(水) 11:50:55.39 ID:ZXxbX3ZAO
男の居場所を知る人物、TOを探すため

ふたてに別れて聞き込みを始めた二人。

10日後の再会を誓った二人に襲いかかる試練とは…

第三章、『TOという男、凶暴につき』に続く…
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(dion軍) :2011/10/19(水) 13:08:17.99 ID:mksG6QNg0
あまりにいろいろひどすぎると先が読みたくなる不思議。構わん、続けろ。
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2011/10/19(水) 13:13:10.31 ID:Fms/2yQAO
スレタイが許チョに見えた
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/19(水) 15:57:59.57 ID:ZXxbX3ZAO
三章の前に………登場人物のおさらい

・許嫁
このお話の主人公。行方不明になった男を探すため、女と協力し放浪の旅に出た。
高飛車で我が儘、特に長所は無い。ガラス丸という刀を武器としている。

・女
男の幼なじみ。そのへんにいる霊を食べてパワーアップする、霊術士。

・ガラス丸
許嫁の武器。擬人化すると小さな男の子になる。探偵に処女を奪われた。

・探偵
死んだ。

・TO
謎のおっさん。男の居場所を知っているらしい。
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/19(水) 16:02:31.36 ID:ZXxbX3ZAO
第三章
『TOのアナルに気を付けろ!』
※予定していたタイトルと違う場合がありますが、まぁ、そういうこと。

〜東京のとあるホテル〜

許嫁「ウノ!」

女「またっすか、許嫁さん強すぎ〜」

許嫁「ブハハハ、貴様を老人形にしてやろうか!」

女「漢字、漢字」

許嫁「ん?あぁそうか、蝋人形であったな」

女「もう、おっちょこちょいねー」

許嫁「ブハハハ」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/19(水) 16:08:03.09 ID:ZXxbX3ZAO
許嫁「旅立ってから、はや5年…なかなか見つからないわね、TOとやらは」

女「もう東京にはいないんじゃないかしら、男も」

許嫁「まさか。お前は何か根拠があってその発言をしているのか?」

許嫁「…何か根拠があってその発言をしているのかと訊いているッ?」

女「…これはね許嫁さん、私の勘なんだけど」

許嫁「ん」

女「もうTOなんか探すより、新たに探偵を雇って男君を探してもらった方がいいんじゃない?」

許嫁「!」

女「どう?目から鱗でしょ?」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/19(水) 16:13:53.76 ID:ZXxbX3ZAO
許嫁「一理あるな、よし!」

ピッポッパ

許嫁「あーもすもす、探偵を一人…それもとびきり凄腕の探偵を、雇いたいのだが…」

――――――――――――

〜二日後、東京のとあるカフェ〜

許嫁「待ち合わせはここか」

女「どんな人なんですかね」

許嫁「凄腕の奴を所望したからな、大丈夫だ」

カランコロンカラン

女「あ、誰か入店だ」

許嫁(日本語…)

?「………鳥はいるか?」

女「?」

許嫁「あぁ、黒い白鳥が二羽、庭にいるさ」

?「…ふむ、お主が依頼人か」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/19(水) 16:18:40.58 ID:ZXxbX3ZAO
?「先に名乗っておこう、ワシはオトコスキー、ロシア人だ」

許嫁「私は許嫁、こっちが女」

女(わぁ…ガタイ良い、それでいて無駄の無い筋肉…そしてダンディー…///)

許嫁「依頼内容は、あらかじめモールス信号で伝えておいた通りよ」

オトコスキー「あぁ、大丈夫だ。三割くらい理解している」

許嫁「上等ゥ!」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/19(水) 16:24:54.48 ID:ZXxbX3ZAO
オトコスキー「で、報酬についてだが」

許嫁「うんうん」

オトコスキー「聞くところによるとお主、男の子の姿に化ける刀を持っているとか」

許嫁「えぇ、…出ぇぇぇぇぇろぉぉぉぉぉ、ガァァァラスゥゥゥ丸ゥゥゥ!」

ぼわんっ

擬人化したガラス丸「オッスオラガラスマル」

オトコスキー「!!!!!」

ビクビクビクンッ!
ビキッ ビキッ パツンパツン どくんっ!
じわぁぁぁぁぁぁ…
ガビガビ…
イカクサイ〜ン…

オトコスキー「ふぅ」

許嫁&女「「早すぎ」」
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/19(水) 16:27:38.15 ID:ZXxbX3ZAO
オトコスキー「確かに報酬は頂いた。仕事に取り掛かろう」

許嫁「え、あれでいいの?」

オトコスキー「満足満足。人は何故戦争などするのだろうか」

許嫁「あら賢者モードになってらっしゃる」

女「ずいぶん紳士なんですね、オトコスキーさんって…///」

ポッ←ホの字
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/19(水) 16:36:28.55 ID:ZXxbX3ZAO
許嫁(まさか女、オトコスキーに惚れたのか)

女「ハァハァ、オトコスキーさん、貴方の事を考えるとお股がジュンッてなるにょぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜、ふれぇぇぇぇっっっっしゅ!」

オトコスキー「へ、変態や!」
女「いかにも、タコにも。だがしかし待って欲しい。私は変態であるが、変態が私では、無い。断じて、だ」

オトコスキー「?」

女「つまり、私は変態ではあるが、変態ではないという事だ!」

許嫁「く、くるってる…」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) :2011/10/20(木) 13:06:50.62 ID:zrC+7vaAO
女「狂気の沙汰ほど面白いとか、最初に言い出したのは〜、誰なのかしら、駆け抜けて行く〜♪」

オトコスキー「うたってンじゃねぇぞコラムぁ!

バウンッ

許嫁「!」

オトコスキー「筋肉増強の術!」

バウンッ バウンッ ババババウンッ

オトコスキー「ふしゅぅ」

許嫁「に、肉体が二倍に!」
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/20(木) 13:11:13.66 ID:zrC+7vaAO
オトコスキー「男は犯す、ごはんはおかず、変態は潰す…それが我が家に伝わる家訓!」

許嫁「こいつぁヤクいわね、女、一旦逃げるわよ…!?」

女「ハァハァ筋肉ぅ…」

ヌチャッ ヌチャッ

許嫁「この状況下で自慰、ですって…正気ですか!?」
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2011/10/20(木) 13:17:22.54 ID:zrC+7vaAO
ヌヌヌヌッチャ ヌヌヌヌッチャ ヌヌヌヌッチャ チャッ!
ヌーチャーチャー

許嫁(このオナ音のリズム…まさか!)

会いたかった 会いたかった 会いたかった イェス!
きーみーにー

許嫁「AKBの歌リズムで自慰!」

オトコスキー「な、なめくさりやがって!」

オトコスキー「貴様のような変態はな…手足を切り裂き乳首を干ぶどうに取り替え陰部に天狗のお面を着けて山犬の慰み者にしてやるぁぁぃぁ!
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) :2011/10/21(金) 00:21:06.19 ID:qN8LFFtAO
オトコスキー「グッバイ、エイジ・ウエンツ!」

オトコスキー「グッバイ、エイジ・ダテ!」

オトコスキー「グッバイ、女!」

バザザザザザザザザザサ←目にもとまらぬ速さでパンツを繰り出している音

女「ぎ、ぎゃあああ」

許嫁「女の衣服が、あれよあれよという間にビリビリよ!」

女「フッ、まいっちんぐ…」
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