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「初心者は…」 -
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1 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/02(水) 21:04:03.28 ID:MxVdAi5AO
初SSです。
オリジナル物です。
拙い部分も多いですが、完結目指して書いていきます。
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
[
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(安価&コンマ)鉄血に狼の男が(機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ) part2 @ 2025/06/22(日) 22:47:53.63 ID:xiq+pvxz0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1750600073/
■ 萌竜会 ■ @ 2025/06/20(金) 21:08:31.92 ID:A9RjOWcxo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1750421311/
■ 萌竜会 ■ @ 2025/06/20(金) 21:07:56.06 ID:9l741hD4o
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1750421275/
■ 萌竜会 ■ @ 2025/06/20(金) 21:07:18.78 ID:XCIH42NJo
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■ 萌竜会 ■ @ 2025/06/20(金) 21:06:42.32 ID:sMr/Yf+to
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■ 萌竜会 ■ @ 2025/06/20(金) 21:06:05.72 ID:A9RjOWcxo
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■ 萌竜会 ■ @ 2025/06/20(金) 21:05:29.13 ID:9l741hD4o
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1750421128/
■ 萌竜会 ■ @ 2025/06/20(金) 21:04:47.30 ID:XCIH42NJo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1750421087/
2 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/02(水) 21:17:20.73 ID:MxVdAi5AO
僕は、怖いもの知らずだ。
何も怖くない。
家庭、学校、社会どんな場所でも堂々としていられる。
何をされようが、言われようが、関係ない。
だって僕は怖いもの知らずだからだ。
3 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/02(水) 21:19:40.12 ID:MxVdAi5AO
私は弱虫だ。
自分が嫌いだ。
もう、ここにはいたくない
4 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/02(水) 21:31:53.62 ID:MxVdAi5AO
「何だよ、これは…」訳が分からなかった。馬鹿げていた。何だよとしか言い様がなかった。
「何も怖くないのかよ…」そう呟くしかなかった。それ以外の言葉では表現出来なかった。
「怖いもの知らずにも程がある」ああ、もうだめだ。気分が沈む。
「こいつ、何も考えてない」スレを立てたのは言いが、アイディアさえ浮かんでいない。
5 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/02(水) 21:38:04.29 ID:MxVdAi5AO
「まぁ、初SSだしな」幼稚な文章しか書けないのだ。地の文をいれるのは好ましくないだろう。
「とにかく、何とかしないとな…」必死に頭をひねる。
「短編集を台本形式でか…」そうしよう、少しでも自分の力を地道に付けよう。
6 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/02(水) 21:40:44.45 ID:MxVdAi5AO
「初心者は…」一時の感情で動くと禄な事にはならない。本当に自分が怖い。ああ、なぜなのだドクター…
7 :
◆qVU7EQTG3U
[saga sage]:2011/11/02(水) 21:49:40.44 ID:MxVdAi5AO
はい、本当に幼稚な文章ですみません。
オムニバス形式でやって行きたいと思ってます。
今夜に短編第一部
男「え!?いじめ?」
を投稿したいと思います。遅筆でもあるので大変見苦しいかも知れませんが宜しくです。
8 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
[sage]:2011/11/02(水) 22:49:29.70 ID:HjT7Ti2DO
頑張ってくれ。支援
9 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/11/02(水) 23:23:33.16 ID:Eo4H7X4u0
遅筆と思うなら書き溜めてからスレ立てればいい
拙いと思うなら書き溜めして読み返せばいい
見苦しいと思うなら書かなければいい
10 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/02(水) 23:34:05.16 ID:MxVdAi5AO
短編第一部
男「え!?いじめ?」
今から投下します。
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(静岡県)
[sage]:2011/11/02(水) 23:34:26.48 ID:Cup+oWaro
いきなりメタ炸裂で自分でハードル上げなくていいのに。
12 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/02(水) 23:35:50.96 ID:MxVdAi5AO
〜学校・授業中〜
コンコンッ
先生「え〜、ここが今度のテストに出るぞ」
生徒達「何っ!?」
先生「5分だけ時間をやろう。その内に精々足掻いてみせよ!」
生徒達(この量を5分…だと?到底写しきれん。後で誰かにみせてもらおう)
先生(誰かにみせてもらおうって思ってんだろうなぁ。ん?)
男(わざわざ写す必要はない。写メを撮ればいいのさっ!)キラッ
13 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/02(水) 23:41:42.08 ID:MxVdAi5AO
男(…にしても、前の奴が背が高くて全部写らん)
男(ってか、何でお前が一番前何だよ。絶対俺より後ろの奴が黒板見えないだろ)クルッ
後ろの奴「…むにゃ」スースー
男(全員寝てやがる!こいつら前にあるでけぇ壁を利用して安眠してやがる!!)
14 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/02(水) 23:48:38.56 ID:MxVdAi5AO
男(まぁ、良い。取り敢えず、前の奴には少しだけどいてもらおう)
男「おい、田中」
前の奴「…NO」
男(何だ?NO?こいつ田中…だよな?間違えた?山田だっけか?)
男「わりぃ、山田」
前の奴「…×」
男(山田でもないだと!?しかも×って今何て発音で言った?)
男(つか、誰だこいつ。田中でも山田でもないとか…他にはいねぇだろうがよ)
15 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/02(水) 23:54:51.54 ID:MxVdAi5AO
男(…待てよ?確かに、このクラスには田中とか山田が多いが、何か勘違いしてねぇか?俺は…)
男(…そうだ!ここはフィクションの世界だ!実名が使える訳がねぇ!まして、田中とか山田とかは日本人の名字で多い方の方々じゃねぇか!)
男(一番多い名字はどなただったか…伊藤?佐藤?近藤?駄目だ藤が付く名字しか出てこねぇ)
16 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/02(水) 23:59:04.98 ID:MxVdAi5AO
男(って言うか違うだろ俺っ!前の奴の名前だよ!つか、俺の心の声パートなげぇよ!喋って無いのに喉が渇くよ!!)
男「」フゥフゥ
前の奴(後ろから邪気が…)ゾゾッ
17 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/03(木) 00:08:34.10 ID:lLDDzkgAO
男(落ち着け俺。まだ大丈夫だ。時間はある)
男(落ち着かないと良い考えも浮かばん)
男(山田でも、田中でも無いこいつ。特徴はこの圧倒的な座高。足はそんなに長くないだろうな)
前の奴(何かトイレに行きたくなって来た。…邪気のせいだ)モゾモゾ
男(何だ?様子がおかしいぞ?まさか!俺の思いが届いたのか!?)
男(チャンス到来だ!)
先生(アイツら面白いなぁ)
18 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/03(木) 00:16:40.75 ID:lLDDzkgAO
前の奴(しょうがねぇ、後ろももう待ち切れ無い様だしなぁ。トイレに行くか)スッ
先生(遂に動くか前の奴)
男(ありがとう。名も知らぬ背の高い奴よ。…ん、背の高い?お、思い出したぞ!)
男「おい、た「トイレ行きますね」
先生「おう、いいぞ。行って来い。お?もう5分経ったから消すぞ」
男「たかいは終わった…」
19 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/03(木) 00:21:53.23 ID:lLDDzkgAO
〜トイレ〜
前の奴「…ふぅ」パサッ
前の奴「よし、ちゃんと撮れてるな」
前の奴「…にしても。お前だけじゃないんだぜ男よ。写メにたどり着いたのはな」
前の奴(書いてない奴にみせて何か奢らせよう)
前の奴(っても、分かんないの男だけだろうけどなぁ…)
20 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/03(木) 00:25:24.64 ID:lLDDzkgAO
はい、取り敢えず今日はここまでです。
また、明日の夜に続きを投下出来ると思います。
来週中には第一部は終われるかなぁと思ってます。
出来る限り自分の作品には責任持ってやって行きますね。
では。
21 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/11/03(木) 00:42:52.81 ID:jQkcUElHo
短編の出だしからgdgd感が漂ってるぞ・・・・・。
あまり期待はしていないが、せめて第1部は完結してくれ
22 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(関東・甲信越)
[sage]:2011/11/03(木) 02:19:46.48 ID:xEbj8+QAO
いいねえこの初々しい感じ
期待して読んでるから頑張って続けてくれよ
23 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/03(木) 23:23:05.90 ID:lLDDzkgAO
レス、ありがとうございます!
嬉しいなぁ、やる気出る!
今から投下始めます。
何だかんだで第一部の終わりまで作ったので投下。
ハッキリ言って、短いし、期待していた人には申し訳ない出来ですが…
24 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/03(木) 23:24:18.50 ID:lLDDzkgAO
〜学校・授業後〜
男(誰かにみせてもらうしかないかぁ)チラッ
ガヤガヤ
男(あはは、あの輪には入れないわってか)
男「…はぁ」グテー
ガラガラッ
?「よう!男。元気ないなぁ」
男「ん?ああ、友か」
友「ん?どした?」
男「ああ、実はな…」
〜説明中〜
友「何だ?そんな事か?」
男「んっても、俺にとっては問題なんだよ」
友「お前、友達少ないからな」
男「」グサッ
25 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/03(木) 23:25:18.22 ID:lLDDzkgAO
男「んな、ストレートに言わなくても…」
前の奴「おい、男!」
男「ん?」
前の奴「テストの教えてやろうか?」
男「…へ?」
友「おい、男」
男「何だ?」
友「テストって何の事だ?」
男「おいおい」
男(クラス違ってもテストはあんのに…)
前の奴「で、教えて欲しいのか?」
男「お願いします」
26 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/03(木) 23:26:11.77 ID:lLDDzkgAO
友「まぁ、いっか。しっかし、俺以外にも友達いたんだな」
男「…ああ」
男(友達…とは言い難いなぁ。名前忘れてたし)
前の奴(やっぱり、友もここにいたんだな)
男「ありがとな。高瀬」
高瀬「ん?いや、気にするな」
高瀬(思い出してもらえた様だな)
友「しっかし、高瀬だっけ?お前、背高いな」
高瀬「ああ、良く言われるよ」
友「羨ましいぜ」
高瀬(羨ましいか…)
27 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/03(木) 23:27:07.36 ID:lLDDzkgAO
男「どうかしたか?」
高瀬「ん?いや、何でもないさ」
友「さぁ!遊びに行こうぜ!」
男「おいおい」
高瀬(友は覚えてないのかな…)
友「ん?」
高瀬(…全く、嫌になる)
男(高瀬は友を知ってるのか?)
男「ほい、完了。ありがとな」
高瀬「あ、ああ」
友「じゃあ、行こうぜ!」
28 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/03(木) 23:27:59.29 ID:lLDDzkgAO
〜男の家〜
ガチャ
バタン
男「ただいま」
シーン
男「悲しきかなこの静寂」
男(一人暮らしはきついなぁ)
男(結局、あの後は友と高瀬と一緒にカラオケ行ったり、ゲーセン行ったり)
男「疲れたけど楽しいなぁ。やっぱり」
男「飯食って、風呂入って寝るか」
?(今日も気付かないっと)サラサラッ
?(しっかし、gdgdな毎日だなぁ)
?(でも、物語には急展開が付き物何だよねぇ)キラリッ
29 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/03(木) 23:28:44.84 ID:lLDDzkgAO
〜男の夢〜
目の前に広がるのは無数の刺。空を覆うのは大きな壁。
一歩でも進めば、終わる事が直感で分かっていた。
でも、進まずにはいられなかった。自分が虫かご程度の小さな檻にも入ってしまう時の事。
欠落していた記憶。泣き顔が浮かぶ小さかったあの子の。
確かあの子は…
ズキンと痛む胸。焼ける喉。視界が歪んで行く…
30 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/03(木) 23:29:36.06 ID:lLDDzkgAO
〜男の家・朝〜
男「夢オチにはできないよなぁ」
朝、目が覚めると俺は全部思い出していた。
小学時代に転校したんだよな。昔から三人一緒だった。
男「デッかくなってたからな」
気付かなかった。
そいや、何で転校したんだっけ?親の都合?
男「まぁ、今日聞いてみるか」
?「もう、手遅れですよ」
ゾクッ
男「…っ!?」クルッ
31 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/03(木) 23:30:23.03 ID:lLDDzkgAO
目の前には赤いワンピースを着たかわいらしい少女がいた。
男「え?な、なんでだ!?」
明らかに動揺していた。何がなんだか分からなかった。何で?戸締まりは確認した。なのに何で知らない女の子が家の中に?
え?連れ込んでないよ?ロリじゃないよ?警察くるの?何なの?
明らかに、動揺していた。
少女「まあまあ。落ち着いて下さい」
男「落ち着けるか!君は誰だ!?何でここに!?」
少女「私は少女。人間じゃない存在です」
男「何だ、電波か」
動揺していた。
32 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/03(木) 23:31:13.33 ID:lLDDzkgAO
少女「もぅ、ちゃんと聞いて下さい」
男「うん、分かった」
話を聞くしかない様だし仕方がない。何かが吹っ切れていた。
少女「私は死神なんですよねぇ」
男「え?」
少女「で!もうすぐあなたは…男さんは死にます!」
男「え!?いじめ?」
いじめ所の騒ぎではない。やっぱり、動揺していた。
男「まさかねぇ…」
少女「では、また後で会いましょうねぇ」フリフリ
そう言うと、少女は目の前で消えた。
男「おいおい」
バチッ!
男「ん?」
バタンッ
33 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/03(木) 23:32:04.26 ID:lLDDzkgAO
〜エピローグ〜
何てことはない。あの子の言った事は本当だった。その日に男は死んだ。あっけなく。
もう手遅れだった。伏線を回収仕切れずに死んだ。
だが、男の代わりに友が全てを終わらせていた。
友も男と同時に同じ夢を見て思い出していた。
友が高瀬から聞いた話によると、高瀬は小学時代にいじめが原因で転校した。けど、もう一度二人に会いたくてここに着た。
34 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/03(木) 23:32:51.33 ID:lLDDzkgAO
二人は自分がいじめられていた時に守ってくれていた大きな存在だった。
しかし、自分の方が大きくなっていて少し淋しいと思っていた。
これが、この話のすべてらしい。
因みに俺は何故か身体が霊体化して死体もないので行方不明扱いだ…
これで、この物語はお終いである。
第一部
男「え!?いじめ?」《完》
35 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/03(木) 23:34:23.30 ID:lLDDzkgAO
男「え!?終わり?」
男「ちょい、待てよ!短編とはいえこれは打ち切り漫画並の展開じゃねぇか!!」
少女「まあまあ、落ち着いて下さい?ね?」
男「落ち着けるか!」
少女「この私、少女に再開出来たんですからハッピーですよ」
男「死んでハッピーって…」
少女「作者の都合です。受け入れて下さい」
男「…はぁ、ちかれた」
少女「もう!私のパートナー何だからもっとシャキッと…」
男「…へ?」
少女「何の為にあなたを死神にしたと思うのですか!」
男「え?どゆこと?」
少女「…えっと、ワタシ、アナタ、シニガミ」
36 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/03(木) 23:35:03.62 ID:lLDDzkgAO
男「何でカタコト?って!!俺、死神になったの?何で?」
少女「ええ、作者の「それはもういいよ!」
男「…はぁ、何だよ」
少女「とにかく、これからよろしくお願いしますね男さん」ニコッ
男(番外編で続く)
37 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/03(木) 23:36:05.01 ID:lLDDzkgAO
はい、第一部《完》です。男と少女の話は息抜きに単発で投下していきます。ショートショート的な。
予想より早めに切りがついたというか、何というか…(流石に男3人ではモチベあがらぬし、広げようが…)
短編って案外難しいなぁ…
挫けずに程よく頑張ります。
次は、第二部
妹「エリマキトカゲ飼いたい」兄「へ?」です。
では書き溜めが出来たら、直ぐに来ます。多分、土曜日。
どんどん質を向上させていきたいなぁ…
38 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/04(金) 22:07:19.19 ID:O9XvJJhAO
はじめの方だけですが、推敲まで出来きました!
なので、今から短編第二部
妹「エリマキトカゲ飼いたい」兄「へ?」
投下します。第一部読んでなくて大丈夫です!全く関係ない話です。むしろ第一部は個人的には…
投下します。
39 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
[sage]:2011/11/04(金) 22:10:02.99 ID:klB+t23SO
初SSがオリジナルとはなかなか良い根性だな
出来にばっかこだわらずに、完結目指して頑張って
俺は最後まで見るぞ
40 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/04(金) 22:10:45.81 ID:O9XvJJhAO
―ガチャッ
妹「お兄ちゃん!!」
兄「何だ?妹よ。騒々しいな。大体、部屋に入る時にはノックをするのは礼儀としてだな…」ブツブツ
妹「エリマキだよ!エリマキトカゲ!」
兄「へ?」
妹「いいよね!可愛いし、だから飼おうよ!」メキラキラ
兄(エリマキって可愛いか?しかし、何故エリマキなのか…飼育方法など分かっているのだろうか?そもそも…)ウムゥ
妹「お兄ちゃん?」
兄(主にオーストラリアやニューギニア島に生息し…)
妹「ちょっと!私の話聞いてる?」
兄「ん?ああ。…で妹よ、何で兄にそれを言うのだ。飼いたいのであらば先ずは親に了承をとるのが…」
妹「そうだね!お母さんに聞いてくる!!」ダッ
兄「…ふむ」
兄(元気なのはよい事だが、妹はもう少し落ち着きがあるとだな…)ウムゥ
41 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/04(金) 22:12:25.96 ID:O9XvJJhAO
―ドタドタ
妹「お兄ちゃん!」バッ
兄「ん?」
妹「お母さん、いないんだけど?」
兄「ああ、そういえば。母は、買い物に行くと言っていたな」
妹「もう!そういう事は教えといてよ!!」プクゥ
42 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/04(金) 22:14:18.05 ID:O9XvJJhAO
兄「悪かったな。だから、そう怒るな」ナデナデ
妹「〜っ!ふ、ふん!」
兄「そうだ、妹よ」パッ
妹「…うゆ?お兄ちゃん?」
兄「何で、エリマキトカゲが飼いたいのだ?」
妹「えっへへ〜。それはね…」
43 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(チベット自治区)
[sage]:2011/11/04(金) 22:14:29.26 ID:RdksY/1yo
がんば
44 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/04(金) 22:14:59.60 ID:O9XvJJhAO
〜〜〜
テレビ(-コンシュウハ「エリマキトカゲ」ノトクシュウデシタ。デハ、マタライシュウ!ライシュウハ-)
妹「な、何あの生物っ!可愛い!!」キラキラ
妹「ふふ、頭の回りに花みたいなのが付いてる。しかも、2足歩行もできるんだぁ」
妹「もっと近くで観てみたいなぁ…」
ケータイ(プルルル
妹「ん?友ちゃんからだ」パシッ
45 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/04(金) 22:17:27.55 ID:O9XvJJhAO
妹『もしもし、友ちゃん』
友『もっしも〜し!いもっと〜ちゃん!』
妹『…友ちゃん。そーいう言い方だと、私がお芋のお父さんみたいじゃない』ムゥ
友『なはは。でも、妹ちゃん芋好きじゃん』
妹『そ、そうだけどー』ウウゥ
友『はは。何か、焼き芋食べたくなってきたなぁ』
妹『…私も食べたくなってきた』
46 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/04(金) 22:18:16.12 ID:O9XvJJhAO
妹『最近は、スーパーとかコンビニでも作ってるんだよね』
友『そうだね〜。思わず、手が出ちゃいそうですよ』
妹『あはは。友ちゃんらしいね』
友『なはは。そうそう、チョットした雑学なんだけどね?サツマイモは、デンプンって糖分になる成分が豊富でビタミンCや食物繊維も多く含んでるんだよ』
妹『へぇ〜』
友『しかも!加熱してもビタミンCが壊れにくいのだ』
妹『そうなんだ。友ちゃん、よく知ってるね』
友『まあ、妹ちゃんのお兄さんに教えてもらった事だけどね』
妹『』
47 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/04(金) 22:19:09.71 ID:O9XvJJhAO
〜〜〜
妹「そうそう」
兄「ん?どうした?」
妹「お兄ちゃんは友ちゃんと仲良しさんなの?」
兄「友ちゃん?ああ、そういえばよく会うな。うむ、良い子だな。あの子は、元気が良いし、礼儀も正しいし…」ウンウン
妹「へぇ〜」
妹「……ロリコン」ボソッ
兄「ん?何か言ったか?」
妹「…何でもないよ」プイッ
兄「…ふむ。それで?」ナデナデ
妹「ふぇ!?え、えっとね…」モジモジ
48 :
◆qVU7EQTG3U
[saga sage]:2011/11/04(金) 22:27:44.66 ID:O9XvJJhAO
はい、本日は以上です。
第二部はこんな雰囲気で進めていきます!
>>39
>>43
レス感謝。短編で1スレ完走まで程よく書いてきます。
何か感想やら、二次以外でこんな話が読みたいとかありましたら書き込んでくれるとありがたいです。
次は明日の夜か日曜の昼に投下できると思います。
49 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/05(土) 23:26:01.77 ID:ch1gp9cAO
第二部の続きを投下します!
今回ので第二部終了です。また、短い…。
では、投下。
50 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/05(土) 23:26:59.14 ID:ch1gp9cAO
〜〜〜
友『妹ちゃん?』
妹『』
友『おーい。聞いてる?』
妹『えっ?あっ!うん、聞いてるよ』
友『…それで、電話したのは妹ちゃんに重大発表があるからです!』
妹『重大発表?』
友『…えっと、妹ちゃんって動物好きだよね?』
妹『うん、大好きだよ?…えっと、動物好きなのと関係ある事なの?』
友『その通り!』
妹『な、何なの?』
51 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/05(土) 23:30:04.59 ID:ch1gp9cAO
友『実は、明日我が家に新しい家族が増えるのです!』
妹『えっ!?ど、どういう事?』
友『実はね〜』
友『カメレオンを飼う事になりました!!』
妹『…えっ!?』
52 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/05(土) 23:30:48.60 ID:ch1gp9cAO
妹『カ、カメレオンってあの目がキョロっとしてて、体の色が変わるやつだよね?』
友『そうだよー』
妹『良いなぁ。私も見に行っても良い?』
友『うん、良いよ!ぜひ来てよ!』
妹『あ〜あ、私も何か飼いたいな』
友『う〜ん。じゃあ頼んでみたら?』
妹『うん!早速、いってくる!』ブチッ
友『あ、あと家に来る時にお兄さんも連れて来てくれると嬉しいなぁって、切れてる…』
53 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/05(土) 23:31:21.53 ID:ch1gp9cAO
妹「…うん、飼うならエリマキトカゲだね」
妹「可愛いし、面白いし…」ウンウン
妹「よし!お兄ちゃんに言ってみよう!」ダッ
54 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/05(土) 23:32:55.87 ID:ch1gp9cAO
〜〜〜
妹「という事で、テレビでみたエリマキトカゲが飼ってみたくなったの!」
兄「…なるほど」
妹「うん!だから…」
兄「だが、妹よ。本当に世話が出来るのか?」
妹「…うっ」
55 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/05(土) 23:33:26.22 ID:ch1gp9cAO
兄「エリマキトカゲの飼育は簡単じゃない。餌は何をあげればいいか分るか?」
妹「えっと、野菜かな?サツマイモとか…」
兄「…うむ。野菜か。それも食べるかもしれない。だが、基本肉食性なんだ」
妹「そうなの?」
兄「ああ。主にトカゲやヘビ、昆虫を食べる」
妹「し、知らなかった…」
兄「…ふむ」
56 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/05(土) 23:33:57.76 ID:ch1gp9cAO
兄「テレビでは言って無かったのか?」
妹「うん。面白可愛く紹介してただけだから…」
兄「なるほど。では、兄が教えてやる」
妹「ほんとう?」
兄「ああ。では、そうだな…」
57 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/05(土) 23:34:36.21 ID:ch1gp9cAO
兄「エリマキトカゲが爬虫類と言う事は分かるな?」
妹「うん」
兄「爬虫類はな…変温動物なんだ」
妹「変温って?」
兄「簡単に言うとな、周囲の環境によって体温が変わってしまうんだ。だから、適当な温度で保たなきゃいけない」
妹「寒くても、暑くてもダメってこと?」
兄「ああ。人間の体温でも火傷してしまう事があるしな」
妹「…むむ」
58 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/05(土) 23:36:25.66 ID:ch1gp9cAO
兄「それにな?エリマキトカゲは、広く落ち着ける場所で飼育しないといけない」
妹「何で?」
兄「エリマキトカゲに限った事ではないが…。ストレスが溜まって死んでしまうんだよ」
妹「えっ!?そうなの」
兄「蝉は、成虫として地上に出てから一週間しか生きられない…。何て事は聞いた事があるか?」
妹「うん。あるよ」
兄「それもストレスが原因なんだ」
妹「えっ!?」
59 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/05(土) 23:37:22.40 ID:ch1gp9cAO
兄「人間に観られたり、周りの環境だったり…。そういう事でストレスが溜まって死んでしまうんだ」
妹「蝉さんも大変なんだね…」
兄「ああ、だから動物…。生き物を飼う時は、良く考えなくちゃならない。本当に、大切に、最期まで世話ができるかって事を…」
妹「……」
兄「エリマキトカゲ…飼いたいか?」
妹「うん」
兄「…そうか」
60 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/05(土) 23:38:08.71 ID:ch1gp9cAO
妹「…でもね?」
兄「ん?」
妹「今はいい。まだ…飼わない」
兄「……」
妹「お兄ちゃんに言われて分かった。ちゃんと動物さんの事が分かってないと飼っても、動物さんが可哀相…」
妹「だからね、もっと…お兄ちゃんみたいに勉強してね?ちゃんと、責任持って飼える様になってからにする!」
兄「…うむ。偉い」ナデナデ
妹「…へへへ」モジモジ
61 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/05(土) 23:38:43.29 ID:ch1gp9cAO
〜エピローグ〜
兄「最近は、途中で飼育を止め。川や山などに捨てる者がいる…」
兄「外来種によって数を減らす在来種。環境の変化…」
兄「現在、色々な問題が起こっている。捨てられた動物たちに罪はない…だが、処分されてしまっている」
兄「全ては人間の手によってのことだ。飼う前は、良く考えて欲しい…」
兄「ちなみに、兄は猫派だ。ぬこはかわゆい」
兄「だからこそ!ペットの世話は、最期まで責任を持ってやってくれ!」
第二部
妹「エリマキトカゲ飼いたい」兄「へ?」《完》
62 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/05(土) 23:39:15.49 ID:ch1gp9cAO
〜オマケ〜
妹「お兄ちゃん!」
兄「どうした?妹よ」
妹「わ、私も!せ、責任持って世話してね?」モジモジ
兄「」
妹「…お兄ちゃん?」
兄ケータイ(プルルル
兄「すまない、電話だ」ダッ
妹「ちょっ!お、お兄ちゃん!!」
〜〜〜
友「お兄さん、出ないなぁ…」
《完》
63 :
◆qVU7EQTG3U
[sage]:2011/11/05(土) 23:40:33.60 ID:ch1gp9cAO
はい、第二部終了です。
ちなみに、友がカメレオンの事を兄に聞く話もあります。
この路線が需要があれば書く。
動物は大好きさー。
説教臭い展開になったのは反省…。
でも、第一部よりは着地が良かったと思う…
次は、第三部
男「ちくわにも穴はあるんだよな…」ちくわ「…えっ!?」です!
男は、第一部とは違う男です。
明日の夜か月曜に投下します!
64 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 01:20:11.80 ID:IbO/DhDAO
寝付けないので、第三部
男「ちくわにも穴はあるんだよな…」ちくわ「…えっ!?」を投下します!
第一部と第二部とは全く関係ありません。
それぞれ独立した話となっています。
1スレ短編集。
何作、書けるのだろうか…。
では、第三部を投下。
65 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 01:21:27.96 ID:IbO/DhDAO
男「僕は、重大な事に気付いたよ。女ちゃん」
女「それは、何ですか?男くん」
男「これを見てくれ」
つ(ちくわ)
女「…何ですか?これ?」
男「ちくわだ」
女「ちくわですか?」
男「はい!ちくわです!」
女「元気が良いですね」
男「はい!」
66 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 01:22:17.88 ID:IbO/DhDAO
女「何で、それが重大な事なんですか?」
男「僕にもよく分からない」
女「…そうですか」
男「はい、そうです」
女「…食べますか?」
男「えっ!?…うん、どうだろう?」
女「…そうですか」
男「…ええ」
67 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 01:22:57.14 ID:IbO/DhDAO
女「ちくわ…嫌いですか?」
男「ううん。むしろ、好き」
女「食べないんですか?」
男「ご飯が欲しい」
女「炊きましょうか?」
男「お願いします!」
女「嬉しそうですね」
男「嬉しいんです」
68 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 01:23:41.13 ID:IbO/DhDAO
女「後、20レスぐらいで炊けますよ」
男「メタは止めようよ!女ちゃん!」
女「めた、メタ、メタング」
男「めた、メタ、メタグロス!」
女「何で、ダンバルなんですか?」
男「ダンベルみたいだよね?」
女「………」
男「ごめん、分かんない。沈黙止めて!」
69 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 01:24:20.56 ID:IbO/DhDAO
女「ちくわ…調理しますか?」
男「…どうしよう」
女「生がお好きですか?」
男「…した事ないので分りません」
女「………」
男「止めて!可哀相な子を見る目止めて!」
70 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 01:25:05.65 ID:IbO/DhDAO
女「どうするんですか?」
男「ウナギの蒲焼き風で」
女「………」
男「止めて!そっちのネタで言ってないから!その目を止めて!」
71 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 01:25:46.20 ID:IbO/DhDAO
女「飢えてるんですか?」
男「………」
女「無言は肯定と見なします」
男「女ちゃん!早く、暖かくなりたいです…」
女「春が来ると良いですね?」
男「…はい」
72 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 01:26:27.51 ID:IbO/DhDAO
女「温もり、欲しいんですか?」
男「そりゃあ、僕も健全な男子ですから!」
女「…1日に最低で5回でしたね」
男「止めて!何で知ってるの!?忘れて!」
女「私は1日に最低3回です」
男「ま、まま、マジですか!?」
女「食事の回数です」
男「マジですか…」
73 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 01:27:19.20 ID:IbO/DhDAO
女「残念そうですね?」
男「ええ、疲れました。主に心が…」
女「癒してあげましょうか?」
男「ぜひ!お願いします!!」
女「元気になりましたね」
男「oh……」
74 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 02:13:20.25 ID:IbO/DhDAO
女「そんなに癒して欲しいんですか?」
男「はい!」
女「全く、しょうもない豚野郎ですね。チキンですし、豆腐メンタルですし、学校では…」
男「止めて!僕のライフはもう0だよ!」
女「でも、元気が出たでしょう?」
男「うん!チョットだけ、快感だった」
女「このドM」
男「………」
女「む、無言は止めなさいよ」
男(…かわええ)
75 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 02:22:36.41 ID:IbO/DhDAO
女「…むう。一本取られました」
男「取ってやりました」
ちくわ「おもろいな。おまえら」
男「しゃ!シャベッタアアア!!」
女「うるさいですよ。男くん」
ちくわ「そうだわ。少し落ち着けや」
男「シャベッタアアア!!」
女「御近所に迷惑ですよ」
男「うっ!こ、後頭部に衝撃がっ!」
女「これで叩いたから」
つ(ちくわ)
男「ちくわ…」
76 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 02:23:26.18 ID:IbO/DhDAO
つづきは、明日。
77 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 08:12:18.07 ID:IbO/DhDAO
つづきを投下します。
78 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 08:13:02.18 ID:IbO/DhDAO
女「一本取り返しました」
男「…取り返されました」
女「これを貴方に」
つ(ちくわ)
男「ちくわ…」
ちくわ「イカ臭い手で触らんといて!」
男「oh…」
女「あらあら」
79 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 08:13:43.58 ID:IbO/DhDAO
女「あなたは…ちくわ?」
ちくわ「そうなん、ちくわなん!」
男「100%ちくわじゃない!」
女「喋るちくわは重大な事よね…」
男「僕は、知らなかったけどね」
ちくわ「何か喋れるんよ…」
女「ミステリーね」
男「どちらかと言うとクレイジーだね」
女「まあ…そうね」
男「僕じゃないよ!」
80 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 08:14:21.68 ID:IbO/DhDAO
男「女ちゃん適応力あり過ぎだよ…」
女「時代の流れは早いのよ?」
男「僕は、置いていかれそうだ…」
女「なら、これに掴まりなさい」
つ(ちくわ)
男「…うん」
ちくわ「力を入れ過ぎや!アホ!」
男「…ごめん」
81 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 08:15:02.14 ID:IbO/DhDAO
ちくわ「ちく、ちく、わわわわ♪みんな大好き〜♪」
女「美味しいちくわを皆で、いただきま〜す♪」
ちくわ「私は食べんといて…」
女「あら、残念」
男「女ちゃん…」
82 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 08:15:42.88 ID:IbO/DhDAO
ちくわ「実は、生まれた時は喋れなかったんよ」
男「それが普通だよ」
女「そうね。赤ちゃんだもの」
男「そういう事じゃ無いでしょ!?」
女「違うのかしら?」
ちくわ「ちくわって、何をたべるんやろな?」
男「もう、着いて行けない…」
83 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 08:16:20.40 ID:IbO/DhDAO
ちくわ「お前は情けないな」
女「ほんとね。やっぱりチキンで豆腐メンタルだわ」
男「そうだよ。僕はチキンで豆腐メンタルでミジンコ以下のゴミ虫でどうしようもない…」
女「予想以上の落ち込み様ね」
ちくわ「パニクっとるわ、あいつ」
84 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 08:17:05.73 ID:IbO/DhDAO
女「男くんが落ち込んでいます」
ちくわ「そうやな」
女「元気づけましょう」
ちくわ「どないして?」
女「後ろから抱き付いてみましょう」
ちくわ「おもろそうやな」
男(な、何だとっ!?だ、駄目だ!まだ燥ぐのは早い!せ、背中に柔らかい感触が…」
女「声が洩れてますよ」
男「く、くそうっ!」
ちくわ「馬鹿やな」
85 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 08:17:46.18 ID:IbO/DhDAO
男「もう、何か吹っ切れた」
女「それは良かった」
男「良くはないよ…」
女「欲はあるでしょ?」
男「………」
女「今日は、まだ3回しかしてないよね?」
男「…死にたい」
ちくわ「命は粗末にしちゃあかんよ?」
男「」
男(ちくわ何かにときめいちまった)
86 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 08:18:27.52 ID:IbO/DhDAO
女「ちくわ何かにときめいちまった…って思った?」
男「何で、心が読めてるんですか!?」
女「思ったんだ…」
男「ハメられた!」
女「………」
男「ち、違うよ!下の意味では言ってないよ!その目で僕をみないで!」
ちくわ「ちくわ何かってなんや!ちくわは立派な食べ物や!」
男「ああ、ややこしいっ!」
87 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 08:19:04.08 ID:IbO/DhDAO
女「ややこしや〜♪ややこしや〜♪」
男「ややこしや〜♪ややこしや〜♪」
ちくわ「息ピッタリやな!」
男「ありがとう。元気出た」
女「…そう。なら良いわ」
ちくわ「ところで、ややこしやって何や?」
男・女「さあ?」
ちくわ「知らんのかいっ!」
88 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 08:19:44.17 ID:IbO/DhDAO
男「そろそろ、炊けるんじゃない?」
女「そうね。もう炊けてるわね」
ちくわ「何の事?」
男・女「ご飯」
ちくわ「わ、私は食べんといて…」
男「食べないよ」
女「食べないの?」
男「むしろ、食べれないよ!」
女「そう。じゃあ、ご飯つけて来るわね」
男「行ってらっしゃい」
89 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 08:20:20.94 ID:IbO/DhDAO
男(ちくわと二人っきり。ん?二人じゃないな…。一人と一本?)
ちくわ「あ、ありがとうな。食べんでくれて…」
男「ああ、気にしないで」
ちくわ「あんたチョットだけカッコいいわ」
男「へ?」
ちくわ「ちょ!調子に乗ったらあかんよ?ほんまにチョビッとだけだからな?な?」
男「」
男(何?この雰囲気…。ちくわとピンクいオーラに包まれてるよ!どうするっ!?どうすればいいんだ!でも、ちくわにも穴はあるんだよな…」
ちくわ「…えっ!?」
男「…んっ!?」
女「声…洩れて…ましたよ?」
男「」
90 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 08:21:06.32 ID:IbO/DhDAO
女「新たなる道が開かれた様ですね?」
男「忘れて下さいお願いします!」
女「嫌です」
男「ご飯つけにいったんじゃないんですか?」
女「あれは嘘です」
男「えっ?ご飯炊いたんじゃ…」
女「それも嘘です」
男「」
女「ちなみに、ちくわは全て私の腹話術で喋っていましたよ?」
男「うん。良かった」
女「何がですか?」
男「だって、それは女ちゃんにときめいてたって事だからさ!」
91 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 08:21:47.68 ID:IbO/DhDAO
女「あなたは面白いですね」
男「君もね」
女「今日は楽しかったです」
男「女ちゃん!」
女「何ですか?男くん?」
男「流行ると思うよ…ちくわ萌え」
女「そうでしょうか?」
男「うん」
女「それは、愉快ですね。それでは…」
92 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 08:24:43.95 ID:IbO/DhDAO
――待って!
僕は彼女を呼び止める。精一杯覚悟を決めた力強い一言で…。
心臓が段々刻むリズムのテンポを上げていくのを感じる。
さながら、今の鼓動のリズムは音ゲーでのハードモード並だろう。
―何かしら?
彼女は振り向き、今までで一番の笑顔をみせる。僕は、思わず見惚れてしまう。
彼女の素敵な笑顔が見れた…。
――今度、一緒に遊園地に行きましょう!
僕はヘタレた。彼女の笑顔で満足してしまって、告げられなかった。
―ええ、良いわよ。じゃあね。
彼女は一言そういうとこちらを一度も振り向く事なく去っていった。
(ゆ、遊園地で絶対にっ!)
そう、僕は決意を新たにする。
93 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 08:25:40.22 ID:IbO/DhDAO
―やっぱり、ヘタレね…。
私は、少し頬を赤く染めていた。彼に純粋に好意を寄せられるのは、素直に嬉しい。
―それでも、私は
彼に告げてもらいたかった。私から言ってしまえば良いのかも知れないが…。
やはり、彼から告げてもらいたいのだ。
(私を助けてくれた時はなぁ…)
そんな事を考えながら、家へと向かっていく。
少しだけ、スキップをする。小刻みに。
(遊園地、楽しみだなぁ)
何故か、いつもより、家への足取りが軽かった。
《つづく》
94 :
◆qVU7EQTG3U
[saga]:2011/11/06(日) 08:29:09.97 ID:IbO/DhDAO
新スレを今日立てようと思います。
こちらも引き続き進行していきます。
みている方がいるかは分かりませんが…。
自分が満足するまでは続けます。
こちらの次の投下は来週の水曜ぐらいになる…多分。
95 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/11/06(日) 19:14:21.18 ID:fKMD0wKP0
こっちが終わってないのに立てんな
96 :
◆qVU7EQTG3U
[sage]:2011/11/06(日) 19:44:57.10 ID:IbO/DhDAO
>>95
ごもっともな意見ありがとうございます!
新スレの方の内容はこちらで1000いく迄
に書き溜めておく事にします。
また、今夜こちらに投下しに来ます。
97 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/11/06(日) 19:54:19.52 ID:wEi2dqH7o
まじでこれで1000まで書くつもり?
その根性だけは買うが、正直考え直せ。
98 :
◆qVU7EQTG3U
[sage]:2011/11/06(日) 20:05:19.20 ID:IbO/DhDAO
>>97
ハッキリ言うと1000迄は言い過ぎた…。
個人的に短編は長編書くのより辛かったりするし…
放棄したりする前に、キッパリ宣言しときます。
次の第三部の遊園地編の投下でこのスレ終わりにします。
読んで下さった方々。ありがとうございました!
では、書き溜めが終わり次第一気に投下します!
多分、明日の夜になります。
99 :
◆qVU7EQTG3U
[saga sage]:2011/11/06(日) 20:19:28.09 ID:IbO/DhDAO
―遊園地―
男「来ましたね」
女「そうですね」
男「何に乗りますか?」
女「男くんに」
男「」
女「冗談です」
100 :
◆qVU7EQTG3U
[saga sage]:2011/11/06(日) 20:20:02.61 ID:IbO/DhDAO
男「好きだあぁあぁ!僕は女さんが好きだ!」
女「嬉しいんですが、恥ずかしいです」
男「僕と付き合ってください!」
女「喜んで」
らららー、ららららー100レス突破
第三部《完》
101 :
◆qVU7EQTG3U
[sage]:2011/11/06(日) 20:36:20.58 ID:IbO/DhDAO
こんな駄SSを読んで下さった皆様方
本当に申し訳ない!
そして、感謝!超感謝!
このままHTMLの依頼出して来ます。
酉は変えないので、次回作はこんな結末にならないように準備しときます。
失礼しました!
102 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2011/11/06(日) 22:55:00.58 ID:wEi2dqH7o
・・・・・あまりにひどすぎてコメントも書けない
39.04 KB
[ Aramaki★
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