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魔王「まて、勇者!」 勇者「なんで?」 -
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1 :
ほむほむ
[sage]:2011/11/08(火) 22:58:38.65 ID:XK5M02hAO
魔王「まあ、止まれよ」
勇者「や、だからなんで」
魔王「お前の事が好きだから」
勇者「」
魔王「強いし、カッコいい。申し分ないじゃない」
勇者「あ、ああ…ありがと」
勇者「魔王も可愛いぞ。だが!」
魔王「だが?」
勇者「お前は悪だ!!」
1.5 :
荒巻@管理人★
(お知らせ)
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ポケモンSS 安価とコンマで目指せポケモンマスター part13 @ 2024/05/09(木) 23:08:00.49 ID:0uP1dlMh0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1715263679/
今際の際際で踊りましょう @ 2024/05/09(木) 22:47:24.61 ID:wmUrmXhL0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1715262444/
誰かの体温と同じになりたかったんです @ 2024/05/09(木) 21:39:23.50 ID:3e68qZdU0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715258363/
A Day in the Life of Mika 1 @ 2024/05/09(木) 00:00:13.38 ID:/ef1g8CWO
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715180413/
真神煉獄刹 @ 2024/05/08(水) 10:15:05.75 ID:3H4k6c/jo
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715130904/
愛が一層メロウ @ 2024/05/08(水) 03:54:20.22 ID:g+5icL7To
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1715108060/
ハルヒ「最近わたしのss見かけなくなったわね」 @ 2024/05/07(火) 15:04:17.64 ID:FJQjQ6ct0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1715061856/
孤独のエレナ Season3 @ 2024/05/06(月) 23:06:58.73 ID:mOA71iC60
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1715004418/
2 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
[sage]:2011/11/08(火) 23:00:23.61 ID:kSsrAIYIO
はやくやれ
3 :
ほむほむ
[sage]:2011/11/08(火) 23:34:09.17 ID:XK5M02hAO
魔王「落ち着けって」 カキン
勇者「剣が折れた…」
魔王「もう一度言う、まて勇者よ」
勇者「」スッ
魔王「私はお前が大好きだ。だから一緒にいよう」
勇者「そんな…」
魔王「不服か?」
勇者「むしろ、嬉しいというか」
魔王「そうか。よかったぁ」ニコッ
勇者「…っ」ドキッ
4 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(沖縄県)
[sage]:2011/11/09(水) 19:06:58.13 ID:cmQaU0aoo
これは期待
5 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(兵庫県)
[sage]:2011/11/09(水) 21:16:25.64 ID:0stQt+hTo
期待せざるをえまい
6 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
[sage]:2011/11/09(水) 21:40:22.62 ID:Mycc8xhIO
はよ
7 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(静岡県)
:2011/11/09(水) 22:01:09.44 ID:54WaFePr0
はよ・・・
8 :
ほむほむ
[sage]:2011/11/09(水) 22:21:45.42 ID:eDDuE6ZAO
勇者「な、なんだよ」
魔王「あ、あぁ?なんだっけ?」
勇者「おい!!」
魔王「冗談だよ。カッカするなよ」
勇者「ったく…」
魔王「なんか…新婚さんみたいだな」ニコッ
勇者「(か、かわいいいいいいい)」
魔王「おーい」
勇者「(な、なにあれ反則だろ!!あの可愛さ!)」
魔王「おいってば」ズイッ
勇者「お、おう」
魔王「人の話を聞いていたか?」
勇者「え、ええと世界の半分を」
魔王「そんな話はしていない」
魔王「私はお前が好きだ。結婚しよう」
勇者「(いまならいいと思える。不思議。)」
9 :
ほむほむ
[sage]:2011/11/09(水) 22:56:40.87 ID:eDDuE6ZAO
勇者「か、仮にだよ。」
魔王「うん」
勇者「結婚したらさ、立場は大丈夫か?」
魔王「その時は代わってもらうさ」
勇者「俺は?」
魔王「それは問題ない。」
勇者「なんで?」
魔王「死にましたでいいだろ」
勇者「」
10 :
ほむほむ
[saga]:2011/11/10(木) 00:11:13.83 ID:wvrupI0AO
勇者「じゃあ結婚は諦めようk」
魔王「まて」ガシッ
魔王「死んだのはだめだ。王がまた勇者を出してくる」
勇者「魔王を追い詰めたでいいでしょ。」
魔王「こっちでは勇者を追い詰めたでいいでしょ」
勇者「噂はデマもついてくる」
魔王「1年は稼げるな」
魔王「だめか?」ウルウル
勇者「い、いいよ」
魔王「ありがとっ勇者大好きだよ。」チュッ
勇者「〜〜〜っ」
11 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
[sage]:2011/11/10(木) 00:44:38.67 ID:fuTWGO9IO
なんか違う
>>1
がいいな
12 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
[sage]:2011/11/10(木) 00:56:57.81 ID:fuTWGO9IO
誤爆
13 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(不明なsoftbank)
:2011/11/10(木) 16:51:26.20 ID:HdkKAZxT0
途中でやめるなよ!絶対にだ
14 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(宮城県)
[sage]:2011/11/11(金) 00:10:25.89 ID:eKr5w/UWo
きたい
15 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(仮鯖です)
(不明なsoftbank)
:2011/11/11(金) 17:52:06.47 ID:KKoWtrpK0
きたいしてるぞ
16 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
(不明なsoftbank)
:2011/11/12(土) 10:11:52.74 ID:KDtymmmk0
失踪か?
17 :
ほむほむ
:2011/11/12(土) 19:18:38.54 ID:0YQ+Q6+AO
すみません 遅れました。
魔王「まず、何をすれば?」
勇者「おいおい」
魔王「一目惚れって大変だよね」
勇者「無計画なのも大変だと思う」
魔王「む、私の告白を貶すとは」
勇者「そっちに言ったか」
魔王「まず…デートをしよう。」
勇者「はいはい…ってええええええ!?」
魔王「大丈夫だ。誰にもばれない!」
勇者「何を誇らしげに!!」
18 :
ほむほむ
:2011/11/12(土) 19:50:45.77 ID:0YQ+Q6+AO
魔王「宿に行って温泉にはいって、いちゃいちゃしてまったりしようではないか」
勇者「ホントに魔王だよな?」
魔王「失礼な。魔王を嘗めるなー!!」
勇者「ご、ごめん」
魔王「まぁ今は一人の女の子だがな」
勇者「〜〜っ」
魔王「さてと、デートにGO!」
勇者「おうー」
19 :
ほむほむ
:2011/11/12(土) 20:26:27.97 ID:0YQ+Q6+AO
―――――宿
勇者「ようやくついた」
魔王「私たちの恋路に比べたらまだまだ」
勇者「恥ずかしいな」
魔王「私もそう思った」
魔王「ゆうしゃっ!」キラキラ
勇者「(これはやばい)」
魔王「一緒に入るぞ!」
勇者「」ダッ!
魔王「」ガッ!
魔王「なんで逃げる」
勇者「だ、だって…恥ずかしいし…」
20 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
[sage]:2011/11/12(土) 20:41:57.37 ID:wVJwqTB/o
頑張れ!
21 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
(山陽)
[sage]:2011/11/12(土) 20:45:22.97 ID:py7JhqxAO
超期待
22 :
ほむほむ
[saga]:2011/11/12(土) 21:03:19.51 ID:0YQ+Q6+AO
魔王「なんだ、気にするな」
勇者「こっちが気にするんだ!」
魔王「いいからいいから」グイグイ
勇者「」
――――温泉
魔王「あったかいなーゆうしゃー」
勇者「ああーそうだなー」
魔王「ふぅーゆうしゃー」
勇者「抱きつくなっ(む、胸が)」
魔王「ほれほれ」
勇者「〜〜〜っ」
魔王「背中ながしてやろう」
勇者「なぜ、仁王立ち?」
23 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
(不明なsoftbank)
:2011/11/13(日) 00:10:16.64 ID:72XZIBrP0
まってたぜ!
超期待
24 :
ほむほむ
:2011/11/13(日) 05:40:12.19 ID:Z8cqrRxAO
魔王「ほら髪の毛洗ってやる」
勇者「ありがとな」
ワシャワシャ
勇者「ついさっきまでいがみ合ってたのが嘘みたいだな」
魔王「ほんとだよ」
魔王「水かけるぞ。目をつぶれー」
勇者「んー。」
ザパー
勇者「魔王、身体洗ってやるよ」
魔王「ほんとか!」キラキラ
勇者「あ、ああ」
ゴシゴシ
勇者「気持ちいいか?魔王」
魔王「最高だー」
勇者「そうかー」ゴシゴシ
魔王「ゆ、ゆうしゃ…」
勇者「ん、なんだ」
魔王「前も洗ってほしい」
勇者「」
25 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
(沖縄県)
[sage]:2011/11/13(日) 10:27:59.44 ID:S7/H2CLco
この魔王ものすごい積極的でけしからんよな
続けろ
26 :
ほむほむ
[saga]:2011/11/13(日) 15:24:47.24 ID:Z8cqrRxAO
魔王「もちろん」
勇者「なんでそんな事を言うんだ」
魔王「勇者が好きだから」
勇者「」
勇者「わかったよ」
魔王「やったー」
勇者「」ゴシゴシ
魔王「んっ…」
勇者「」ゴシゴシ
魔王「くすぐっ…た…んっ」
勇者「(無心無心無心無心無心)」ゴシゴシ
勇者「」ザパー
魔王「ふぅ。ありがとなー」
魔王「よし。洗ってやろう」
勇者「/(^O^)\ナンテコッタイ」
27 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
[sage]:2011/11/13(日) 15:29:46.57 ID:IhIaWWpHo
来たか
28 :
ほむほむ
[saga]:2011/11/13(日) 18:56:08.80 ID:Z8cqrRxAO
魔王「私じゃ、だめか?」ウルウル
勇者「う…」
勇者「じゃあお願いします」
魔王「よしっ任せろ。」
ゴシゴシ
魔王「む、なんだこのタオルの下からもっこりしてるのは」
勇者「\(^O^)/」
29 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
(不明なsoftbank)
:2011/11/13(日) 19:51:11.65 ID:72XZIBrP0
なんてすばらしいスレだ
30 :
ほむほむ
[saga]:2011/11/13(日) 23:06:01.77 ID:Z8cqrRxAO
勇者「ちょ…これは…」
魔王「ええい見せろ!」バッ
勇者「」
魔王「なんだ…私をみて欲情でもしたのか?勇者よ」
勇者「し、仕方ないだろ!!」
魔王「それは夜のお楽しみだぞ☆」
勇者「魔王ってキャラは?」
魔王「捨てた」
魔王「身体洗ってやろう」
ゴシゴシ
勇者「ふぅ…」
勇者「ありがとな。」
魔王「じゃあ、あがるかー」
31 :
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(不明なsoftbank)
:2011/11/13(日) 23:57:23.15 ID:72XZIBrP0
魔王と勇者の参考画像ください
32 :
ほむほむ
[saga]:2011/11/14(月) 03:13:29.39 ID:UiTZ3HGAO
勇者「飯だな」
魔王「飯だな」
勇者「お、これおいしいぞ」
魔王「こっちも、おいしい。」
勇者「布団は敷いてくれているのか」
魔王「ありがたいな」
勇者「よし寝よう」
――――――夜
魔王「ほらほら」
勇者「もう…わかったよ」
魔王「これが気持ちいいのか?」シコシコ
勇者「う…ん…」
魔王「胸で挟んでやろう」
勇者「ま、魔王!それ、やばい!!」
魔王「ほら、ゆうしゃぁ…ここがすごいことになってしまった」クチュ
33 :
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(不明なsoftbank)
[sage]:2011/11/14(月) 23:51:09.87 ID:O4MSx6yS0
進みは遅いけど面白いから
自分のペースで続けてくれ
34 :
ほむほむ
[saga]:2011/11/15(火) 07:15:36.67 ID:I15GceSAO
魔王「ほら勇者気持ちいいのか」シコシコ
勇者「あっ、くっ…」
魔王「気持ちいいだろ」シコシコ
勇者「あっ、出るっ…!!」
ビュルルル
魔王「ふわぁ…」
35 :
ほむほむ
:2011/11/17(木) 07:55:09.45 ID:chOzwTNAO
魔王「ふふ。いっぱい出たな、勇者」
勇者「っ」
魔王「まったく、勇者のお陰でこんなになってしまった」クチュ
魔王「もちろん、気持ちよくしてくれるよな」
勇者「…ああ」ペロ
魔王「あっ」
36 :
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[sage]:2011/11/18(金) 12:22:41.93 ID:UOPkZrFIO
あっ
37 :
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(埼玉県)
[sage]:2011/11/19(土) 06:24:34.47 ID:X9Q3gryoo
あっ
38 :
:(
[sage]:2011/11/20(日) 01:17:01.28 ID:SdXBr1Zmo
勇者「…だいぶ濡れてきたな」チュ
魔王「ふぅ…ん…気持ちぃよぉ、勇者ぁ…」ハッハッ
勇者「じゃあ、そろそろ挿入れるよ」ゴソゴソ
魔王「!!……つっ、ついにこの時が来たか」
勇者「ーいくぞっ」ピト
魔王「つ、ちょ、ちょっと待て!!」ガバッ
勇者「? どうした?」
魔王「い、入れるんだよな、ソレを」ドキドキ
勇者「そうだけど」
魔王「…」ドキドキ
勇者「…?」
魔王「よ、よし来い!!」バッ
39 :
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(不明なsoftbank)
[sage]:2011/11/20(日) 01:24:23.64 ID:SdXBr1Zmo
勇者「…」
魔王「うぅ〜〜〜」ギュー
勇者「な、なんで枕を握り締めてるんだ?気になるし顔が見えないんだけど」
魔王「べべ、別にいいだろ!さぁどこからでもかかって来い!」プルプル
勇者「…いい、のか?…じゃあ遠慮なく…」スッ
魔王「ま、まて、勇者!」ガバ
勇者「なんで?」ピタ
魔王「えっと、そりゃ…私にだって、心の、準備というものが…だな」
勇者「…」
魔王「す…好きだぞ!好きだけどな!…その…」ドキドキ
勇者「魔王、もしかして初めてだったりする?」
40 :
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[sage]:2011/11/20(日) 01:28:14.45 ID:+/Ryg4DIO
はい
41 :
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(不明なsoftbank)
[sage]:2011/11/20(日) 01:31:17.51 ID:SdXBr1Zmo
魔王「ばっ、馬鹿を言うな!無礼にも程があるぞ!」キシャー
勇者「挿入れるぞ」グイ
魔王「わああああああ!!まて!落ちつけ!」バタバタ
勇者「初めてならそう言え」
魔王「……ぁうもん」
勇者「なに?」
魔王「ちがうもん!!馬鹿にするな!お前はこの私を誰と心得る!」
勇者「(ちがうもんって…)ま、魔王様?」
魔王「はい」
勇者「…」
魔王「?」
勇者「挿入れるぞ」グイ
魔王「だめーーー!!めーなのーーー!!」
42 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/11/20(日) 01:38:55.88 ID:SdXBr1Zmo
勇者「さっきまでノリノリだったじゃないか」
魔王「うぅ…あれはだって…」グスン
勇者「そうだよな、言われてみれば魔王を犯すやつなんか居るわけないもんな」
魔王「ま、魔王ともあろうものが…はじめてが恐いだなんて情けないこと言えるか」メソメソ
勇者「(かわいいなー)んー、でも男からしたら嬉しいもんだよ」
魔王「えっ」
勇者「別にとっておいたワケじゃないんだろうけど、お前がはじめて気を許せると思ったのは俺なんだろ?」
魔王「…うん」
勇者「だったらやっぱり嬉しいよ、それに魔王がおびえてる姿なんて俺しか見られないだろうしね」
魔王「ゆ、ゆうしゃ…」キュゥーン
43 :
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(不明なsoftbank)
[sage]:2011/11/20(日) 01:41:01.38 ID:SdXBr1Zmo
勇者「でも、どうしても無理そうなら今日はやめとくか…別に急ぐ理由なんてないからな」
魔王「そ、それはだめだ!」ガバ
勇者「えっ」
魔王「こっ、これ以上、魔王の品格を落としてなるものか…そっそれに」
勇者「それに?」
魔王「ゆうしゃに嫌われるほうがもっともっと怖いのだ」ウルウル
勇者「(けな気でかわいすぎる…)」ジーン
魔王「そういうわけだ!はやくしろ!」ムギュー
勇者「…枕抱えるのはヤメないのか」
44 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/11/20(日) 02:02:17.56 ID:SdXBr1Zmo
勇者「いくぞ」ピト
魔王「ぅ〜〜」プルプル
勇者「い、入れるからな」グッ
魔王「ふあっ、はいって…来た…ぁっ」ギュー
勇者「くっ、ものすごくキツイ…全然入っていかない…」
魔王「ぅ〜〜っ!…そ、そろそろ全部入ったか?」プルプル
勇者「えぇ!?いや、全然だけど!」
魔王「も、もう私は限界に近いぞ…」
勇者「はや!?まだ1割も入ってないよ!」
魔王「そ、それはまことか…今さらだがギブアップありのルールを提案するぞ」
勇者「ちょ、うそお!?魔王がんばって!」
45 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/11/20(日) 02:09:24.07 ID:SdXBr1Zmo
魔王「本当はもう半分くらいいってるとか、そういう事にならないか」
勇者「いや全然だよ、一目瞭然だからもう見た方が早いって、俺も魔王の顔見たいし」
魔王「駄目だ無理だ」ギュ
勇者「なんでだよ、魔王だって俺を見たくないのかよ」
魔王「見たい…見たいが無理だ」
勇者「なんだよそれ、大体そんなに力んでたら入るものも入らないし、余計痛いだけだって」
魔王「………」
勇者「魔王?」
魔王「…泣いても笑うなよ?」グスッ
勇者「(もう泣いてるけど)」
魔王「返事はどうした!!」
勇者「はい」
46 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/11/20(日) 02:24:51.00 ID:SdXBr1Zmo
魔王「絶対手を離すなよ」
勇者「まかせろ」
魔王「キスしたいって言ったらお前からするんだからな」
勇者「おう」
魔王「痛くするなよ」
勇者「」
魔王「やっぱり痛いんだ…」ドヨヨーン
勇者「でも責任はとるぞ」
魔王「当たり前だ、ばかもの」
勇者「よし、続けるぞ」グッ
魔王「ぃっ!……」ビク
47 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/11/20(日) 02:26:23.66 ID:SdXBr1Zmo
魔王「ぅぅ〜〜〜」ポロポロ
勇者「(もう泣いてるけど大丈夫かな)」
魔王「…うぎっ…ヒック…」
勇者「(不謹慎だが泣いてる魔王に興奮してしまう…)」
魔王「く…ゆ、ゆうしゃは気持ちいいのか?」
勇者「まぁぼちぼち…欲を言えば、もうちょっと深く味わいたいかな」
魔王「そうか…こ、この程度で根をあげるほど私は弱くはないぞ、いっそ一思いにやってくれ」
勇者「(絶対ヤバイと思うけど… …ッ!)」ピタ
魔王「ん?どうした?なぜ止まるんだ?」
48 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/11/20(日) 02:40:15.64 ID:SdXBr1Zmo
勇者「一番痛くなるところに来たわけだが」
魔王「なに?!この上があるなんて聞いてないぞ…」プルプル
勇者「元気にフェラやってたのに、ろくな性知識もないのか」
魔王「あれはサキュバスとかインキュバスが教えてくれたのだ」
勇者「あー、なるほどな」
魔王「ふっふっふ!見よう見まねだったがなかなかのものだろう、この万能さこそが私が魔王たる…」
勇者「なんか余裕ありそうだからイクぞ」ズッ
魔王「えっ!わあ、ちょっと」ワタワタ
49 :
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(富山県)
[sage]:2011/11/20(日) 09:06:39.63 ID:HB8QDj2lo
ほのぼの
50 :
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(不明なsoftbank)
[sage]:2011/11/20(日) 23:13:18.69 ID:SdXBr1Zmo
ブツッ
魔王「っ!!」
勇者「…大、丈夫…か?」
魔王「ふえ…」
勇者「(笛?)」
魔王「ふえええええええええええええええええん」ボロボロ
勇者「(ガチ泣きしてもうた)」
魔王「う"え"え"えええええええええええぇぇ、おとうさああああん」
勇者「(ひぃ、なんかスイマセン)」オロオロ
魔王「びえ"え"えええええええええええ」
勇者「よーしよし、よく頑張ったねー」ナデナデ
魔王「う"え"え"えええええええん、えんえん」ボロボロボロ
51 :
:[
[sage]:2011/11/20(日) 23:26:36.57 ID:SdXBr1Zmo
魔王「ヒック…ヒック…」
勇者「お、落ち着きましたでしょうか」ナデナデ
魔王「うっく…ヒック…(コクン)」
勇者「えー、大変申し上げにくいんですけど、この体勢もツライんでできたら続きの方をですね」ナデナデ
魔王「…ヒック…グスッ」
勇者「ま、魔王さん?」ナデナデ
魔王「…ヒック」
勇者「」ナデナデ
52 :
:[
[sage saga]:2011/11/20(日) 23:27:13.70 ID:SdXBr1Zmo
魔王「ヒック……わかってるもん、ちゃんとやるもん」グズッ
勇者「わかった、もうちょっとだけ頑張ろうな」
魔王「チューしろ」ウルウル
勇者「はいはい」チュッ
魔王「グスッ…えへ、頑張る」ニコー
勇者「(かわえええええええ鼻血出るううううううううううううう)」
ボタボダッ
魔王「ゆうしゃ、鼻血でてる」
勇者「へへっ、まさかホントに出るとはね」ポタポタ
魔王「ふけよ」
53 :
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[sage saga]:2011/11/20(日) 23:38:11.70 ID:SdXBr1Zmo
魔王「ぅ〜〜〜〜〜…」ギュー
勇者「うん、全部はいったぞ、そろそろ頭を離してくれ」
魔王「ッハァーハァー…ほ、ほんとうか?」
勇者「うん、よく頑張ったよ、おりこーさんだな」
魔王「ふふふ、これが愛のなせる業なのだ」
勇者「そうだな、俺も愛してるぞ、でも俺の頭蓋が粉砕しそうなんだ」ミシミシ
魔王「はっ、すまない」パッ
勇者「顔面はおっぱいに押し付けられて後頭部は万力のように締め上げらて、天国と地獄が同時に見えたよ」
魔王「あやまってるのにー!他に言うことないのか!」
勇者「えらいえらい」ナデナデ
魔王「んー」テレテレ
54 :
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[sage saga]:2011/11/20(日) 23:41:20.11 ID:SdXBr1Zmo
勇者「じゃ、動かすぞ」
魔王「う、む」
勇者「そう心配するな、俺は早いから大丈夫だ」キリッ
魔王「全然かっこよくないが最初から私はお前に任せるつもりだ、存分に動け」
勇者「魔王!」グッ
魔王「ぅ…く!…」
勇者「くハっ、きゅうきゅう締め付けてくる…これはホントに持たないかも…」ズチュ
魔王「んぅう…っはぁ…」
勇者「魔王、すごく、…気持ちいいよ」パチュ
魔王「ハァ…あぅ…んく…ハァ、うぅん、ン」ビクッ
勇者「(?… なんだろ?唇つき出してるように見えるけど…キス待ちなのかな?)」
魔王「(このバカ…どこまで鈍感なんだッ…こっちは声出すのもツライのにぃ)ハァ、ハァ」
55 :
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[sage saga]:2011/11/20(日) 23:51:53.85 ID:SdXBr1Zmo
勇者「(キスしていいのかな?んー、でも命令されてないし…それにー)」
魔王「(まさか私が「キスして」と言ってないからヤラないなどと尻に敷かれる気満々のこと思ってないだろうな?)」チラッ
勇者「」パンパン
魔王「(キスする気配ゼロじゃないか…この甲斐性なし!無駄にキスねだってた私はひょっとこか!)」プルプル・・
勇者「魔王…ハァハァ」ピタッ
魔王「ビクッ…な、なんだ、もう!」プリプリ
勇者「もしかしてキスして欲しかった?」
魔王「おっ、お前っ! 気付いてたならなんで―…」
勇者「いやー、実は魔王のキス待ちの顔が可愛くてついつい眺めてしまったんだ、許してくれ」クスクス
魔王「なッ!…ぁぅ…」カァァー
56 :
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[sage saga]:2011/11/21(月) 00:02:46.20 ID:fjg0hmHFo
魔王「バカ!ひどいぞ!お前からするって約束なのに!」プンプン
勇者「わ、悪い、だってあんまりにも可愛ぃ…プッ…プッククク…」
魔王「わらうなーーー!!…おまえ、私のこと本当に好きなんだr―ふあッ」ビクッ
勇者「ふっ、う…ごめん、なに?聞こえなかった」パンパン
魔王「ぅン、ん!……ヒドぃ、ょぉ……あっ…ハァ」
勇者「ひどいのはお前だろ?本当に好きか、なんてフツー訊くか?」チュプ
魔王「ぅん…あッ!ハぁ、ぅ…だっ、てぇ」
勇者「ゴメンナサイは?ハァハァ」
魔王「ごっ、ごめ…ンぅぅ!」
勇者「ふっ、言えないならお仕置きだなッ!」ズッチュ!グチュッ
魔王「ふぁ!…やぁ、はげしッ!…」
57 :
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[sage]:2011/11/21(月) 00:07:58.70 ID:0XeysPqIO
初めての時は死ぬほど痛い
この勇者は万死にあたいする
58 :
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[sage saga]:2011/11/21(月) 00:15:39.85 ID:fjg0hmHFo
勇者「ハァハァ、魔王こっち向いて」グジュッジュブ
魔王「ハァー…ぅあ?…ハァー」
勇者「…ん」チュー!
魔王「(あ、キス…)」キュゥーン
勇者「チュッ…して欲しかったろ?」
魔王「(コクコク)」
勇者「かわいいな魔王は…愛しているぞ」チュ
魔王「(好きな男に抱かれて、キスされて、告白されて…体が裂けそうなほど痛いのに忘れてしまいそうだ)」ゾクゾク
勇者「うわっ!(急に膣内が蠢いて…やばい、もう!)ハァハァ」
59 :
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[sage saga]:2011/11/21(月) 00:16:47.59 ID:fjg0hmHFo
勇者「うグッ…魔王、もう、イクぞ!!」
魔王「ッ!…まだ、きっ…キシュ、するぅ…」
勇者「あ、ああ…くぅ!」チュッチュク
魔王「(よし、苦しいが…なんとか…)」ガバッ
勇者「え!?…ぁ(抜けない…腰も頭も掴まれて、これじゃ…)」
魔王「ゆうしゃぁ、な、膣内にぃ…」
勇者「うあッ、出るッ…」ビクッ
魔王「〜〜!」ギュー
勇者「ぅ…ぁッ…」ビューッ!ビュル
60 :
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[sage saga]:2011/11/21(月) 00:30:19.97 ID:fjg0hmHFo
勇者「…!」ビュルル!ビュク!ビュッ
魔王「はぁ、はぁ…」ビクン
勇者「(別に絶対外出ししなければいけないワケではなかったが…)ハァハァ」
魔王「う、な、なんだその顔は」ドキドキ
勇者「いや、別にいいんだけど…そんなに中に出して欲しかったのかなーと思って」
魔王「?…フッ、なにを今さら…それが淑女たるものの作法だろう」
勇者「は?、はぁ…」
魔王「セックスのラストは口づけをしながら頭を抱きかかえ、脚を腰に絡みつけて精液を一滴残らず搾り取るのが常識なのだろう!」
勇者「」
魔王「ふっふっふ!いくら私が処女魔王でもその程度の知識くらい備えておる!」
勇者「(そういえば魔王にエッチなことを仕込んだのは淫魔どもだったな…あとなんか変な単語出た)」
魔王「これを『中出し固め』とか『だいしゅきホールド』というのだろう!!フフン、私の見識を舐めてもらっては困る」キリッ
61 :
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(不明なsoftbank)
[sage]:2011/11/21(月) 00:48:11.27 ID:fjg0hmHFo
勇者「お前が色々と残念なのはわかったよ…ハァ」
魔王「馬鹿な…なぜ呆れている…経過はどうあれ最後は完璧だったはず、まさに有終の美…」
勇者「…そうだな、うん、頑張ったのは間違いないよ、いいこだ」
魔王「む?…そうか、そうだろう…ふふふ、遠慮なく褒めてもいいぞ」
勇者「よし、じゃあ今日は一晩中キスしてやるよ」
魔王「やったぞ!…あ!あと頭も撫でるんだぞ!優しい言葉もかけろ!」
勇者「はいはい…」チュッ
62 :
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:2011/11/21(月) 16:55:28.48 ID:ojIishsAO
がんばれー
63 :
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(不明なsoftbank)
[saga]:2011/11/22(火) 23:05:31.39 ID:dg87xiRio
チュンチュン…チチチ…
魔王「外を見ろ、新しい朝が来たぞ」テカテカ
勇者「超眠い……」ボケー
魔王「はっはっは、朝は元気でなくてはな!だらしないぞー、おとこのこー」バシバシ
勇者「うう、朝チュンってもっと心地いいものだと思ってたんだけど…」ヨロヨロ
魔王「今日もこれから遊びに行くんだからな、ホラそろそろ目を覚ませ」
勇者「魔王寝てないのに、むやみやたらに元気だな」
魔王「ふふ、ゆうしゃのおかげだ…ひと晩中かわいがってもらったからな」ツヤツヤ
勇者「そりゃどうスピー」
魔王「おい寝るな」
64 :
X( sagewasureta
[sage saga]:2011/11/22(火) 23:07:40.95 ID:dg87xiRio
勇者「魔王は寝てなくても平気なのか」
魔王「まぁひと月くらいなら魔力を集中させて動けるぞ、人間には無理のようだな」
勇者「無理だな…けど、魔王がデートを楽しみにしてるんだから気合でなんとかするよ」
魔王「こいつめー!さては私にベタぼれだなー!このこのー!」
勇者「(超楽しそう…)魔王、そこの瓶とって」ウトウト
魔王「ああ、コーヒーだな…しかしまだ湯を沸かしていないぞ」
勇者「ザラザラー…ばりばりモグモグ」
魔王「うわっ」
65 :
:(
[sage saga]:2011/11/22(火) 23:08:54.40 ID:dg87xiRio
魔王「ほら勇者ゴハンですよー、あーん」
勇者「…あーん」ウトウト
魔王「おいしいだろう、私がくちに運ぶだけでそれは超高級料理に―」
勇者「」アグアグ
魔王「寝ぼけて私の指をしゃぶっているわけだが」
勇者「」ガジガジ
魔王「ふふ、かあいい」ナデナデ
66 :
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[sage saga]:2011/11/22(火) 23:13:37.92 ID:dg87xiRio
宿屋主人「ゆうべはおたのしみでしたね」
勇者「絶対言うと思ったわ」
魔王「はっはっは!おやじよ、盗み聞きしていたか」
宿屋主人「勝手に聴こえてきたんですけど…」
魔王「ふ、そういう事にしておいてやろう、私と勇者のラブっぷりにあてられて正常な判断ができなかったのも無理はない」
勇者「(やっかいな客になってる…)」
宿屋主人「いやー、そちらのお嬢さんがわんわん泣いておったでしょう、あれなんか宿泊客のみなさんでウワサに―」
魔王「コロス!!!!こんなちっぽけな宿屋、私の魔法で燃やし尽くs」
勇者「やめろおおおおおお」
67 :
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[saga sage]:2011/11/22(火) 23:18:36.80 ID:dg87xiRio
勇者「今日はどこに行くんだ?」
魔王「うーむ、ちょっと待て、今資料を読んでおるのだ」
勇者「(魔王なのにルルブとかタウンウォーカーとか読むのか)」チラ
魔王「ふむふむ」ペラ
勇者「……花とゆめとか見えるんだけど…少女漫画じゃないのかそれは」
魔王「あ!なに勝手に見てる!」ビク
勇者「資料って魔王さんアナタ…」
魔王「なに気の毒な目で見てる!これすごく感動するんだぞ!」
勇者「魔王が少女漫画なんか読むなよ…おまえ、どんどん化けの皮剥がれてるな…」
魔王「へ、偏見だ!私をバカにすると許さんぞ!」ムキー
勇者「可愛いって言ってるんだよ」
魔王「でへー、なんだよもー、驚かすなよー」デレー
勇者「(セックスしてから断然扱いやすいな)」
68 :
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[saga sage]:2011/11/22(火) 23:30:13.06 ID:dg87xiRio
勇者「で、大体どこに行くか決まったのか」
魔王「ふふん、ぬかりない!実は私はあま―…ん?」
勇者「どうした?」
魔王「いや、なにか私と同程度の強大な魔力を感じるのだが…」
勇者「ええっ!?魔王と!?」
魔王「高速で近付いてきているな、ワイバーンかなにかだろうか」
勇者「知り合い?」
魔王「で、あればよいが…そうでなくとも地上で最強と思われる二人が居るんだから大丈夫だろ」
勇者「(今さらバトル展開なんかいらないんだけど…)」
69 :
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[saga sage]:2011/11/22(火) 23:36:04.56 ID:dg87xiRio
ズガシャアアアッ
グレーターデーモンが あらわれた! ▼
勇者「(でか!!コワ!!こいつ絶対強い!!)」
魔王「えっ?パ…パパ?」
勇者「そう、パ…ヴェェェェェェィ!!?」
父「グフフフ、娘よ、ひさしぶりだな」
勇者「」ゴクリ
魔王「…」
父「グッフッフ…」
勇者「…?」
魔王「え?なにしにきたの?」
父「あれーーーーー!!??」
70 :
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[sage saga]:2011/11/22(火) 23:45:29.78 ID:dg87xiRio
父「呼んだだろうが!間違いなく呼ばれてから飛んできたわ!」
魔王「呼んだか?」
勇者「いや、まったく記憶にないが」
父「今から6時間前くらいだ!ええい、思い出さぬか!」
回想『 勇者「…大、丈夫…か?」 』
回想『 魔王「う"え"え"えええええええええええぇぇ、おとうさああああん」 』
回想『 勇者「よーしよし、よく頑張ったねー」ナデナデ 』
父「ハイ回想おわり!!どうだ貴様ら!」
勇者「…そんなことも言ってたな」
魔王「ひとの恥ずかしい過去を…」ギリギリ
父「グーフフフ、思い出したろう思い出したろう、さて用件はなんなのだ」
魔王「ないから帰っていいよ」
父「あれーーーーー!!??」
71 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/11/22(火) 23:56:10.50 ID:dg87xiRio
父「おいフザケるな、呼んでおいてそれはないだろう!」
魔王「間違って呼んだだけだからな、それに来るにしても遅過ぎるだろ」
父「おまえ地獄から異次元空間通ってくるのにどれだけ苦労すると思ってんの?」
魔王「そんな真顔で怒られても…」
父「そして黙って突っ立ってるそこの人間はなんだ」ビシ
勇者「は?えーコホン、ワタクシは魔王さんとお付き合いさせていただいt」
父「ガハハ、ナイスジョーク!魔王よ、これは召使いか何かか?」
魔王「カレシ(↑)だけど」
勇者「(なぜ語尾を上げる…そんなキャラじゃねえだろ)」
父「…」
勇者「どうも」
父「…ニコッ」
勇者「ニコッ」
父「一瞬で蒸発させてくれらああああああああああ!!」血涙
72 :
:[
[sage saga]:2011/11/23(水) 01:15:11.01 ID:m/xF72DLo
魔王「そんなことはさせんぞ」
勇者「魔王あぶないって」ザッ
魔王「大丈夫だ、あれで私の親だからな、本気で危害を加えたりはせんよ」
勇者「それでも万が一がある、俺の後ろに居ろって」グイ
魔王「あっ…ゆうしゃ」ポッ
勇者「男だからさ、こういう時は頼ってくれよ」
魔王「う、うん…」テレテレ
父「なにやってんだキサマアアアアアアアアアアア」ギャオオオ
魔王「おい、お前もうアッチ行け、少しは空気が読めんのか」イラッ
勇者「も、もうちょっと円満に」ギュ
父「おンめえーもさりげなく手ェつないでんじゃねええよ、クルルァ!!!」
魔王「ん、手を握られると昨晩のことを思い出してしまうな…」カァ
勇者「そ、そういう事言ってるバアイじゃないだろ」カァ
父「ハイ無視!無視きましたよコレ!!」
73 :
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[sage saga]:2011/11/23(水) 01:33:24.95 ID:m/xF72DLo
魔王「(あ…ゆうしゃ…くちびる見てる…視線感じて頭がポーッとしてしまう)」ドキドキ
勇者「魔王…」スッ
魔王「(ふあっ、期待し過ぎて…舌が勝手に唇舐めちゃうぅ…)」
父「ちょ、マジなにやってんの、冗談っしょ、ありえねーべ」
勇者「キス、するよ…」
魔王「(はやく、はやくぅ)」ウルウル
父「待たんかい」ガシッ
勇者「(ノリに任せたら居心地悪くて帰るかと思ったら…空気読まずに止めやがった)」
魔王「…」プチッ
父「数年ぶりに会うのに完全シカトでイチャコクとかマジパネーわ、娘としてどーなん?みたいな?マジでマジで」
勇者「(お前の口調がどうなんだよ、最初のキャラどっか行ってんぞ)」
魔王「パパっ」ニコ
父「はぁ〜あい」ニコ
魔王「ドラゴンブレス!!!」ゴバッ
父「」9999
父「」9999
父「(おめードラゴン、カンケーねーだろ…ってゆー…)」9999
9999 9999 9999 ...
74 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/11/23(水) 01:43:04.99 ID:m/xF72DLo
勇者「チリになっちゃったんだけど…」
魔王「そんな馬鹿のことは知らぬ!」プイ
勇者「(俺も戦ってたら…死んでたな…)」フッ
魔王「それはいいから!はやくせぬか!」
勇者「あ?えっ?」
魔王「んも〜っ!キスするんじゃないのか!さっき邪魔されただろ!」
勇者「あはは、そうだった、そうだった、あんまりにもヒドイもの見ちゃったから」
[アイテム] グレーターデーモンの骨粉
勇者「ほら上向いて」
魔王「ふふっ」デレー
勇者「そういえば魔王は父親のことをパパと呼ぶんだな」
魔王「ふあ!? またイジワルする!!」ガガーン
75 :
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[sage saga]:2011/11/23(水) 01:59:54.57 ID:m/xF72DLo
勇者「…ほう、甘いものを食べたいと」
魔王「文献で見て興味を持ってな…さすがに魔王が城の中で菓子を食べるわけにいくまい」
勇者「(コイツ無理にかっこつけたがるな…大体文献って少女漫画だろ、どうせ)」
魔王「失礼なこと考えてる顔だな」
勇者「はは、まさかだろ」
魔王「…」ジロ
勇者「ボクハ イツデモ マオウサンノ ミカタ デスヨ」
魔王「たあっ」バフ
勇者「うわっ、なな・なに?」
魔王「罰だ、腕組んで歩け」
勇者「罰って、だから俺は無実だっての」
魔王「イヤなのか?」ジッ
勇者「そんなわけっ」アセ
魔王「だったら文句言わずに歩け」
勇者「」
魔王「やはり恋人どうしはこうでなくてはな」ギュー
76 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/11/23(水) 02:05:51.63 ID:m/xF72DLo
魔王「うりうり」グイグイ
勇者「」
魔王「」グリグリ
勇者「なぜおっぱいを当てる」
魔王「困るのか?嬉しいだろ?」
勇者「俺のが嬉しがって困ったことになるんだよ」
魔王「なにを言っているのかわからんな」
勇者「あと歩けなくなるからお前も困るぞ」
魔王「ほう、急に前かがみになってどうした」
勇者「わかってて言ってるだろ」
77 :
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(不明なsoftbank)
[saga sage]:2011/11/23(水) 02:12:10.12 ID:m/xF72DLo
魔王「どれ、勇者は具合が悪いようだ、こっちへ来い」グイグイ
勇者「なぜ人通りの少ない方に方に行くんだ、目的地と違うだろ」ヒョコヒョコ
魔王「体の調子が悪いお前のために休憩してやろうという心遣いだ」
勇者「”ご休憩”の意味が違うんじゃないのか」
魔王「わかっているなら話が早いな、着いたぞ、さあ脱げ」グイー
勇者「うおおマジかよ、アッー」スポーン
78 :
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(不明なsoftbank)
:2011/11/24(木) 23:21:34.02 ID:5R/40BaV0
おもしろいな
79 :
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[sage]:2011/11/25(金) 00:19:23.36 ID:VpAH2m3IO
期待
80 :
:)
[sage saga]:2011/11/25(金) 01:55:46.59 ID:o1S92dSco
魔王「ふふっ、もうガチガチに大きくしているではないか」クニクニ
勇者「くゥ、あぁッ…本番以外だとやたら強気だな」
魔王「?……本番?ってなんだ?」
勇者「なんれもないれふ」
魔王「また私をからかっているのではあるまいな」
勇者「はは、まさかだろ」
魔王「…」
勇者「いや本当だよ」
魔王「パクッ」
勇者「ぅわっ!ちょ、そんなイキナリ…」ゾクゾクゾク
81 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/11/25(金) 02:05:23.44 ID:o1S92dSco
魔王「あむっ…んチュ…んむぅ…ぷぁ…」
勇者「う!、ぐ、はぁ…(最初からこんな全開で責められたらすぐに…)」
魔王「っプぁ…、ふふっ、へらず口はどうしたのだ、ゆうしゃ」
勇者「む、無罪だ…本当になにも変なこと言ってなかったのに…」
魔王「フン!今だけの話ではない…最初に会った時はもっと優しかったのに…」シコシコ
魔王「それが、どうだ!今となってはスキあらばイジワルばかり!私の気持ちも考えたらどうなんだ!」プンプン
勇者「っご、ごめ…うぐッ」
魔王「ふふふ、そうやって素直な方がかわいいぞ…ちゅぷっ…はむ、れるっ」
勇者「うあっ…魔王…ハァハァ…ペースダウンしてくれないと…うぐッ」
82 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/11/25(金) 02:06:06.33 ID:o1S92dSco
魔王「あむっ…んチュ…んむぅ…ぷぁ…」
勇者「う!、ぐ、はぁ…(最初からこんな全開で責められたらすぐに…)」
魔王「っプぁ…、ふふっ、へらず口はどうしたのだ、ゆうしゃ」
勇者「む、無罪だ…本当になにも変なこと言ってなかったのに…」
魔王「フン!今だけの話ではない…最初に会った時はもっと優しかったのに…」シコシコ
魔王「それが、どうだ!今となってはスキあらばイジワルばかり!私の気持ちも考えたらどうなんだ!」プンプン
勇者「っご、ごめ…うぐッ」
魔王「ふふふ、そうやって素直な方がかわいいぞ…ちゅぷっ…はむ、れるっ」
勇者「うあっ…魔王…ハァハァ…ペースダウンしてくれないと…うぐッ」
83 :
X( mistake!
[sage saga]:2011/11/25(金) 02:08:46.40 ID:o1S92dSco
魔王「チュぽっ…苦しそうだな、もう射精したいか?」
勇者「ぅ〜〜〜ッ…出したいような、ガマンしたいような…」ブルッ
魔王「ふ、ガマンは体によくないぞ」シコシコ
勇者「ぅあ!…だが、ここまで手玉にとられるとだな、…はぁっ…男としての威厳が」
魔王「『夫として』のだろ」キラン
勇者「…」
魔王「…」
勇者「それでいいけど―」
魔王「おい、今の間は捨て置けんぞ」
84 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/11/25(金) 02:10:16.77 ID:o1S92dSco
勇者「とにかく俺はもっと、ほら…その、初めてする時の可愛い魔王の方が好きなんだよ」
魔王「…今みたいなのは嫌いなのか…そう、か…」シュン
勇者「…(あれっ?本当にヘコんでんのか?)」
勇者「い、いや嫌いなワケじゃないって!好きだけど恥ずかしいってハナシで―」
魔王「なんだもう!おどかすなよー!えいっ、えいっ」ニコニコ
勇者「復活はええ、騙しやがっ…あうっ!ちょっと!チンコで遊ぶのやめてへぇん、アフゥン!?」ビクビクン
85 :
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[sage saga]:2011/11/25(金) 02:17:32.34 ID:o1S92dSco
魔王「まぁ、分からんでもないな…男というのは上位になりたいものだろう」
勇者「ハァハァ …そういう事だ、もっと女の子の恥らう声とか喘ぎ声みたいなアクセントがあった方が手コキとかフェラも捗ると思うんだよね」
魔王「う、む…?私が奉仕している立場なのに喘ぐのか」
勇者「奉仕っていうか魔王の場合だと弄んでるようにしか見えないんだよ」
魔王「むずかしいな」
勇者「簡単だって、『あ、やだ、ゆうしゃ様のココ、ヒクヒク動いてて見てらんないキャッ』みたいな」
魔王「はずかしくないのか」
勇者「ひ・ひどい…」
魔王「ふむ、なるほど、参考にはなった、やってみよう」
勇者「頼むぞ、あと『ゆうしゃ様、キモチよさそうだよぅ、私も感じちゃうン』みたいなのもヨロシク!」
魔王「一時の恥どころか一生の恥になりつつあるぞ、大丈夫か」
勇者「マジで切実なんだよ、このままじゃ俺は一生尻にしかれそうだからな」
魔王「もう遅いんじゃ…」
勇者「シャラップ!!」
86 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/11/25(金) 02:23:00.15 ID:o1S92dSco
魔王「ふふふ、ではいくぞ―」
勇者「そういうのいいから、はやく!はやく!」 ※駄目人間
魔王「はぁっ…チュ…ツツーッ」
勇者「う!よだれを垂らしてきたか…いい感じだ」ビク
魔王「ふふっ」チュクチュク
勇者「(唾液とカウパーのローションで手コキされて気持ちがいい…さすがに順応が早いな)」
魔王「モゴモゴモゴ…ペッ!!」ピチャ
勇者「!!?」
魔王「シーーーッ!!オウゥ、イェスッ!!…ン"ーーーー!!」
勇者「ストォーーーッップ!!!!」
87 :
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(栃木県)
[sage]:2011/11/25(金) 02:24:12.75 ID:pyEJldOSo
欧米か
88 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/11/25(金) 02:31:45.10 ID:o1S92dSco
勇者「なんで外国人女性になっちゃったの?…世界観もっと考えてくれないと」
魔王「昔そういった書物を見つけたのを思い出して実戦投入してみたのだ」
勇者「びっくりだよ、俺に何の相談もなく…あと書物スゲェよ、あの独特な雰囲気が読者に伝わっちゃうんだ?」
魔王「ふっふっふ、ビックリだろう、どうだいい感じか」
勇者「いい感じに萎えたよ、カウパー止まるわ」ナエー
魔王「? おかしいな…やはり慣れないことはするもんじゃないな」
勇者「えっ、そういう結論になっちゃうの?」
魔王「萎えたところで、節操のないゆうしゃはすぐに勃ってしまうだろう、さぁ貸してみろ」グイ
勇者「(ああ、俺の夢が…)」
89 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/11/25(金) 02:37:07.86 ID:o1S92dSco
魔王「どれ、お詫びも兼ねておっぱいで挟んでやろう」フニッ
勇者「っ!…やわらかくて…あったかい」
魔王「おやおや、萎えたはずではなかったのか、もう元気に脈打っているぞ」フニフニ
勇者「うぅ…変な注文してスイマセンでした」
魔王「ふふっ、もうよい…それよりも散々オアズケされて(原因私じゃないけど)苦しいだろう、たっぷり射精すといい」
勇者「くぅ…魔王のおっぱい…最高、だっ…」ガシッ
魔王「ひゃっ!…こらっ!私がしてやるというのに…勝手に人の胸をこねまわすなっ!んぅ…もう!」
勇者「ハァッ…ハァッ…うっ!…」グチュグチュ
魔王「やれやれ…聞こえちゃいないな、仕方のないやつだ…」
90 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/11/25(金) 02:49:11.11 ID:o1S92dSco
勇者「うあっ!?」
魔王「ふふ、どうかしたのか?…お前のしたいように続けていいんだぞ」グリグリ
勇者「待っ、そ、それは…さすがに…」ビクッ
魔王「んー?おしりの穴をほじられるのがイヤなのか?」
勇者「くはッ!あぐゥ…お、俺にそんな趣味は…」ビクゥ
魔王「ふっ、こんなにチンポを暴れさせといてよく言えるな…」
勇者「そういう…問題じゃ…」ブルブル
魔王「チンポ突き刺したまま、おっぱい揉むのもやめられないくせに…もうイキたくて仕方がないんだろう」ズヌッ
勇者「ぐうッ!がッ…」
魔王「ほら、ここに溜まったものを全部吐き出してしまえ」ムニュー
勇者「!ッひっぱ…る、なぁ…」
魔王「そんなに泣きそうになって…いいぞ、ほらもう射精してしまえっ」パクッ
勇者「(刺激が何重にも…もう何をされてるかも分からないッ…腰が、溶けおちそうだ!!)」ビクッビククッ
魔王「じゅるっ!、ジュ、ズチューーーッ…チュルチュルっ」
勇者「ぐあッ…射精るッ!!」ビューッビュルッ
91 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/11/25(金) 03:05:11.05 ID:o1S92dSco
魔王「ゴクッ…ゴクン…ちゅるぅ、チュッ、ゴク…」
勇者「(終わった…一生逆らえん…むしろこの立場が快感に変わりつつある…)」ハァハァ…ビクッ
魔王「んむー、コクッ…ジューッジュルッ、コクン…んふぅーッ…」ゾクッ
勇者「ハァハァ…うくっ」
魔王「ひゅひゅひゅ、キモヒよひゃったろう…わひゃひがホンヒをだひぇば―」
勇者「チンコくわえたまま喋るのヤメてください!刺激強すぎてマジでドMになっちゃうぅ!」
魔王「チュプ…はぁっ……、ふふっ、自分の立場が身にしみてわかったろう」ハァハァ
勇者「くやしいっ!でも感じちゃった!」ビクンビクン
魔王「はっはっは、私に遊ばれるのもいいものだろう!安心しろ、これは私の愛情表現だ、お前を軽んじているわけでは絶対にないぞ」
勇者「(クリムゾンのご都合主義なんか現実にはアリエナイ…そんな風に考えていた時期が、俺にもありました)」
魔王「? …また何か変なこと考えてるだろ」
92 :
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(埼玉県)
[sage]:2011/11/25(金) 23:19:15.42 ID:ynWcKTQ5o
乙カレー
93 :
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:2011/11/27(日) 08:19:27.99 ID:qnWxOX2AO
乙
94 :
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[sage]:2011/11/27(日) 14:22:36.25 ID:IfhJO8Ra0
勇者が男の娘っぽくて可愛い
95 :
:(
[sage]:2011/12/02(金) 01:04:04.42 ID:sn9u+sejo
勇者「着いたな」
魔王「信じがたいほどボロ屋だな」
勇者「しーっ!聴こえる!甘味処なんてこんなもんだよ、城に住んでる人にはワカんないだろうけど」
魔王「スイーツが食べられるならなんでもいい、ふふふ、いいニオイがするな」
勇者「でも、門構えから察するに、洋風なスイーツとかデザートは食べられないんじゃ…」
魔王「なに、そうなのか」
勇者「わかんないけど…まぁ、それ以外にも甘いものはあるさ」
魔王「ならよい」
勇者「さっき運動したから糖分とらなきゃいけないもんな、ふひひひ」オッサン
魔王「え?なに?」
勇者「すいません、なんでもないです」
96 :
senpatu toushu namini yasundawa
[sage]:2011/12/02(金) 01:13:07.70 ID:sn9u+sejo
勇者「のれんに団子って書いてあるから、やっぱり和菓子を扱ってるみたいだね」
魔王「ほう、和スイーツというやつだな」
勇者「くだらない言葉知ってるね」
魔王「おい、くだらないってなんだ!!」
勇者「ごめんくださーい」
魔王「(無視!!…)」ピキピキ
婆「いらっしゃい、おや珍しくお若いお客さんだねえ」ヨボヨボ
魔王「しわくちゃの魔物ッ―!!」
勇者「おい!!」
婆「ほっほっほ、仲がいいわねえ、おふたりは兄弟さn」
魔王「恋人です」
勇者「食い気味に答えんな(しかも嘘だろ…というのは言わない方が身のためだな)」
97 :
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(不明なsoftbank)
[sage]:2011/12/02(金) 01:24:19.28 ID:sn9u+sejo
婆「それにしても最近の若者は変わった格好しておるんじゃの」
魔王「言えてる、鎧とか剣とかセンスないわ」
勇者「いやお前のことだろ!!」ビシ
婆「この尻尾はアクシェシャリーじゃろうか」
魔王「ふふふ、カッコイイだろう」
勇者「あれ?ていうか、慣れちゃってたけどコレまずいんじゃないの?」
魔王「は?なにが?」
勇者「お前の正体がバレるとマズイだろ!」ボソボソ
魔王「はあ?大丈夫だろ?現にまったく気付いてないぞ」
勇者「怪訝そうにしてんじゃねえか!第一、この婆さんは耄碌してっから注意力が甘いだけだ!!」ボソボソ
魔王「あっ、失礼だなー、お前」
勇者「魔王だって、さっきグチャグチャのクリーチャーとか言ってただろ!!」ボソボソ
魔王「しわくちゃの魔物としか―」
勇者「いっしょ!全然同レベル!!」
98 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/12/02(金) 01:31:55.48 ID:sn9u+sejo
勇者「なあ、俺たち相打ちで敗れた設定なんだろ? 真面目に頼むよ、バレたらのんきにデートなんかできないぞ」
魔王「ムム、それは困るな…」
勇者「なんか変身とかできないの?」
魔王「そんな便利な能力あったら、とっくにセックスに活用してるぞ」
勇者「どさくさでナニ言ってんの?!」
魔王「オッパイおっきくしたり、体縮めたりできたら、やるだろ」
勇者「うぅ…幸せいっぱい夢いっぱい…」ホワワン
魔王「だが、そんな能力はない」
勇者「ぐはっ!!これが…現実か…ッ」
魔王「遊んでるだろ」
勇者「お前が言うな!!!」
99 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/12/02(金) 01:39:05.42 ID:sn9u+sejo
魔王「宿屋でも何も言われなかったしお前の考え過ぎじゃないのか」
勇者「ンなワケないだろ、明らかにわかるわ」
勇者「城下町ならともかく小さい宿屋は敗残兵や賊を匿ったりするからなー、客の事情は詮索しないんだろう」
魔王「まあ今のところババアは大丈夫なんだろうから、のちのち考えたらいいさ」
勇者「そうだな、お婆さんが完全にホッタラカシなのもナンだし…」
婆「ぐーっ」スヤスヤ
魔王「死んでる!!」ギャーン
勇者「寝てんだろ!!」
100 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/12/02(金) 01:51:51.63 ID:sn9u+sejo
婆「すまんの、うっかり寝てしまって」
勇者「いえ、こちらが待たせてましたし…」
魔王「いいからダンゴとやらを出さぬか、余は空腹じゃ」
勇者「―だそうですので、お団子ふたつ、ちょーだいな」
婆「そんなもの、ウチにはないよ…」
勇者「えっ」
魔王「寿命3秒になりたいらしいな」ユラッ
勇者「こら! …でも、軒先に書いてありましたよね」
婆「あれは死んだ爺さんがダンゴ三兄弟を好きじゃったから看板書き換えちゃったんじゃよ」
勇者「古いとか、そんな理由で看板変えんなとか、そういう問題じゃないとか、どう突っ込めばいいの」
魔王「ババア、おまえの寿命はあと2秒だ」ピキーン
勇者「…」
婆「フォローしてくれんのかにょ」
勇者「それくらい頭痛かったんで、つい」
101 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/12/02(金) 02:05:11.72 ID:sn9u+sejo
勇者「駄目ですよ、まぎらわしい看板出しちゃ…お爺さん、傍若無人にもほどがありますよ」
婆「まあ爺さんは晩年だいぶボケが来てたからのう…」
魔王「それはババアが止めろよ」
勇者「ここって、じゃあ何を取り扱ってるんですか?もしかしてお店じゃないんですか?」
婆「うちはミルフィーユが自慢じゃよ」
勇者「えー…なにそれぇ…どうしたいの、このお婆さん…」
魔王「オイなんだ!ミルフィーユは聞いたことあるぞ!!」ソワソワ
勇者「うん、デザートは食べられるみたいだよ、よかったね」
魔王「本当か!」キラキラ
婆「ミルフィーユはパイ生地を何層にも重ねたケーキじゃよ、今もってきてやるからの…」
勇者「今までのくだり、完全にいらなかったな」
婆「ほら、これじゃよ…食感や味もさることながら見た目も華やかじゃろ」
魔王「」ダラダラ
勇者「喋れよ」
102 :
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(チベット自治区)
[sage]:2011/12/02(金) 04:24:41.48 ID:Y2I1/X13o
おつ
103 :
;)
[sage saga]:2011/12/02(金) 05:33:44.01 ID:sn9u+sejo
魔王「し、信じがたいほどおいしそうだな…食べた事もないというのによだれが止まらんぞ」ジー
勇者「(きたねえ)」
婆「『ミル』は『千』という意味でな…実際に千を越えるほどのパイ生地が重なり合って体を成すんじゃよ」
勇者「ふーん、『ミル』ってそんな意味だったのか、そのまんまな命名だな」
婆「さよう、クレープを重ねた『ミルクレープ』やプロレスラーの『ミルマスカラス』も同じ語源じゃよ」
勇者「(レスラー関係ねえだろ)」
婆「『ミルマスカラス』はその名の示す通り『千の仮面(マスク)』を持ったマスクマンとして知られておるじゃろう」
勇者「おいレスラーの解説になってんぞ」
婆「彼はリング上において自信の象徴であるマスクを生かしたパフォーマンスをするために、マスクの上から二重にマスクを被ったんじゃ」
勇者「ミルフィーユだろ!!なにやってんだ、ババア!ボケちゃってんの!?」
婆「戦闘用のマスクの上から被る衣装(アクセサリー)のマスクはオーバーマスクと呼ばれてな、観客席にマスクを投げ込むというアピールで一躍マスクマンとしての地位を高めたのじゃ」
勇者「おい、ちゃんとしろ!!!!!なんなんだこれは!!!!!」
104 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/12/02(金) 05:37:38.39 ID:sn9u+sejo
魔王「むぐむぐ・・・オイシイ…!」ピコーン!
勇者「そりゃよかったな」
婆「そう言って貰えると嬉しいねえ」
勇者「甘いものすら食べたことのない魔王はともかく、俺も普通においしいと思いますよ」
婆「若者の使う『普通に』っていう言葉はいまいち喜べないねえ」
勇者「えっ、あ…、す、すいません」 ※ゆとり世代
105 :
;)
[sage saga]:2011/12/02(金) 05:46:43.89 ID:sn9u+sejo
魔王「と、とまらん!…もぐもぐ」ボロボロ
勇者「魔王、子供じゃないんだから…こぼすなとは言わんがもうちょっと綺麗に…」
魔王「あむあむ」ボロボロ
勇者「聞いちゃいねえな…ったく、夢中になるのはわかるけど、ほっぺに生クリームも付いてるっての」ヒョイ、パク
魔王「」ピタ
勇者「…ん?」
魔王「…」
魔王「はむ…もぐもぐ…」ツツー、ピトッ
勇者「(今不自然な動きでわざと生クリーム付けたような気がしたんだが…)」スッ
魔王「待て!」
勇者「なに?」
魔王「勇者…今、生クリーム取ろうとしたな」
勇者「ああ、そうだけど…なんで?駄目なの?」
魔王「駄目に決まってるだろ!!」
勇者「えぇ!?(取って欲しかったんじゃないのかよ)」
魔王「クチで取らないと手が汚れてしまうではないか」ドキドキ
勇者「(そう来たか…)」
婆「おアツイねー!おふたりしゃーん!」
勇者「(うるせえ)」
106 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/12/02(金) 06:02:02.11 ID:sn9u+sejo
勇者「じゃ、じゃあ早速…(うわー、普通にキスするよりテレるなー、背景と同化してるとはいえ婆さんも居るし)」
ばばあ は ハイケイと どうかしている! ▼
勇者「ちゅっ…れるっ…もぐもぐ」カァー
背景『ほっほー!見せ付けてくれるのー!』
魔王「お、おいしいか?」ドキドキ
勇者「ふぇっ!? …あ、ああ、そりゃまぁ…甘いよ…(なんて質問しやがる)」
魔王「ぱくっ…もむもむ………ゆ、ゆうしゃ」ドキドキドキ
勇者「な、なに?」
魔王「くちびるに生クリームが付いてしまったぞ」ンー
勇者「(目をつぶるなよ…っていうかそれは自分で舐めたらいいじゃん!)」
魔王「…」ンー
勇者「(…やるよ、やりますとも)」グッ
背景『おっほっほーう、あんこおるー!あんこおるー!』
勇者「(台無し…)」
107 :
AAHHHHHHHHHGGG!! madamada kakitai noni !
[sage saga]:2011/12/02(金) 06:17:25.43 ID:sn9u+sejo
勇者「ちゅ…あむっ、んむ…」
魔王「はむっ…チュルッ…ちゅ、っぷ、んッ!」ピクン
勇者「ちゅぷ、チュ…んむ、れぅ…っ」
魔王「あっ…んチュ、…ふあっ…れるっ、ちゅく…チュルッ」ガバッ
勇者「(ちょ!…なに背中と頭に手を回してるんだよ!ここが外なの忘れてないか?!おい魔王!)」チラッ
魔王「ちゅ、ちゅるるっ、れぅっ、…ぴちゃっ…んむぅ…ふっ」ポーッ
勇者「(マズイな、完全にスイッチ切り替わってるぞ…婆の存在おぼえてるんだろうな!)」チラッ
背景『ヒューッ!こんなもの見せられちゃ、あがった生理が戻っちまうよぉ〜』カァー
勇者「(こっちもなんか物騒なこと言ってるぞ……おかげで勃起は収まったけど…)」
108 :
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[sage]:2011/12/02(金) 14:11:58.36 ID:3nTXKgJGo
確かに萎えるな(´・ω・`)
109 :
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[sage]:2011/12/02(金) 18:18:56.60 ID:kR9uOKr0o
おつー
婆背景なのにすごい存在感だな
110 :
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(チベット自治区)
[sage]:2011/12/03(土) 01:52:20.18 ID:I9sGNh4no
婆の照れ顔・・・ごめんちょっとトイレ
111 :
:(
[sage]:2011/12/04(日) 17:02:28.90 ID:PLYvqu3ro
魔王「ゆうしゃ、よそ見ばかりして…キスきらいなの?」
勇者「まさか、好きだよ…でも外野が気になるといいますか、シタいなら人目につかないところで…ね?」
魔王「それは無理だ」
勇者「なんでぇ?!」
魔王「待てないぞ、してないとオカシくなりそうだからな」
勇者「そこをなんとk―…んぐッ!?」
魔王「チュッ、チュウっ、ぴちゃ…はぁっ、ゆうしゃ、しゅきぃ…チュク」
勇者「むぐっ…チュプ…ま、ちょ、待っふぇ…んむぅ」
魔王「チュッ、チュ!…じゅるっ、チュゥ…やら、待ひゃないっ…」
勇者「ンプッ…うあッ、どこに手を伸ばしてんの?!ムリムリ、それはマジでム―…ッ」
魔王「ふ、どんどん固くなってるぞ…ゆうしゃもしたいだろ?」チュッ
勇者「いや自分さっき抜いたばかりデスんで!あとココはマズイ!お店だから!」
背景『Boooooooo!!Boooooooooo!!やーれ!やーれ!』
勇者「見ろ!外野が(人柄的な意味で)ゴミのようだ!」
112 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/12/04(日) 17:14:41.17 ID:PLYvqu3ro
魔王「むぅ〜…わかった、仕方がないな!」ブスー
勇者「フー、よかったよかった」
背景『おいおいおい!こっちはとっくにパンツ脱いでんだじょ!』
勇者「(ああ、すごい勢いでクールダウンされていく…おもに下腹部が)」
背景『さむい、はやく』
魔王「外野がウルサいんだろう!」
勇者「うん」
背景『おいはやく』
魔王「そんなもの、どうとでもなるぞ」バッ
勇者「うん?」
魔王「催眠麻酔魔法、ネレーム!」カッ!!
背景『』
勇者「………」
勇者「はい?」
魔王「さ、やるぞ(色々と)」
勇者「あれ?おかしいな?」
113 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/12/04(日) 17:27:56.82 ID:PLYvqu3ro
勇者「うぇ、ウェイツ!」
魔王「まだ何かあるのか」
勇者「お婆さんが寝ただけじゃないか、普通に客来たらどうすんの?!」
魔王「ふん、こんなちっぽけな村、全体に魔法をかけるのなど容易いこと…半径1キロ程度は蟻一匹も動いておらんよ」
勇者「(俺の全体魔法って敵5体くらいなんだけど…)違う、そういう問題じゃなくて!」
魔王「もー、変なところでうるさいやつだな」
勇者「常識があるだけだ!」
魔王「勃起魔法、ボフルッキー!」オットピーン!
勇者「なんだその魔法マジふざけんな駄目だっつってんのにコイツは―ビクビクン…やります!!!」ズキズキ
魔王「やらせてくださいだろ」
勇者「お願いします、どうか卑しい勇者めの汚らしいチンポ汁を美しい魔王様のオマンコで搾り取ってください!!」ズキズキ
魔王「えっ…」ドン引き
勇者「なんでだあああああああああああああ」
114 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/12/04(日) 17:43:51.97 ID:PLYvqu3ro
勇者「えーと、はやめに前戯済ませたいんだけど…」ソワソワ
魔王「おまえ最低だな」
勇者「魔王のせいだろ!だったら解呪してくれよ!!」ガーン
魔王「だが心配ない、キスだけで、ほらこの通り」カパ
勇者「」ズキズキズキ
魔王「…無言って…そこまで切羽詰ってるのか…(ちょっと悪いことしたな←今さら)」
勇者「じゃ、早速だけど」チュプ
魔王「あっ…」ピク
勇者「」ヌチュヌチュ
魔王「んんっ、…はんっ、擦りつけられるの気持ちいいっ」ドキドキ
勇者「」ヌチュヌチュ
魔王「…は…んぅ……ゆ、ゆうしゃ?」
勇者「ん?」ヌチャヌチャ
魔王「あんっ……は、ふぅっ……ゆうしゃぁ、気持ちい?…」
勇者「コク」ヌチュヌチャ
魔王「…(うわー、必死だなー、腰を擦りつけることしか考えてないよ…これはこれで楽しいけど…)」
115 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2011/12/04(日) 17:53:43.05 ID:PLYvqu3ro
勇者「」ヌチュヌチャ
魔王「(口数減っちゃうくらい必死なのに無理して濡らしてくれてるんだもんな…、勇者は優しいよ)」
勇者「……ハァハァ…ごめん、こわかった?」ヌチャヌチャ
魔王「」キュゥーン
勇者「魔王?」ヌチュッ
魔王「えへへ、全然!もうガマンしないで入れていいよ」
勇者「え?でも昨日あんなに…」ハァハァ
魔王「いいから、いいから!バカだなー、ゆうしゃは!」バシバシ
勇者「…? (なんで泣きそうなの?)」
116 :
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(チベット自治区)
[sage]:2011/12/06(火) 21:06:24.18 ID:/QE6esGCo
俺にも勃起魔法かかったくさいんだけど、続きはよう
117 :
X( oh..sumanai
[saga sage]:2011/12/07(水) 00:54:37.66 ID:m+6vYXkgo
勇者「ではお言葉に甘えま…し…」ヌチュッ
魔王「どうした?」
勇者「〜〜っく!!」ビューッ!ビュクッビクン
魔王「きゃっ!」
勇者「…は、あぁっ」ピュルッ
魔王「…ん」
勇者「で、出ちゃいました」
魔王「見れば分かる」
勇者「ごめん」
魔王「何を謝ることがある…、ゆうしゃが喜んでくれたのなら私だって嬉しく思う」ニコッ
勇者「魔王ッ」ガバッ
118 :
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(不明なsoftbank)
[saga sage]:2011/12/07(水) 01:07:19.93 ID:m+6vYXkgo
魔王「わあ!ちょ、いいのか?休憩とかしなくて」
勇者「馬鹿言え、今すぐ抱きたい、言っておくが魔法のせいじゃないぞ」
魔王「ぁ…う、うん」キュン
勇者「挿入れるぞ、痛かったら言え…止めないけど」
魔王「うん…えへへ、心配するな、私もやめて欲しくないからな」
勇者「泣いてたくせに」
魔王「だっ、だれが泣くか!あれは―…え、演技だ」
勇者「あはは、心強いな…チュッ…」ググッ
魔王「…う……入って、くる…」
勇者「大丈夫か?」
魔王「心配するのが早すぎだ、まったく…大丈夫だよ」
勇者「…よかった」クチュゥ
魔王「(うぅ〜…かっこよすぎるー…やさしすぎるー…胸がキュンキュンして死にそう〜っ…)」ドキドキドキ
魔王「んっ…くはっ……ゆ、ゆうしゃ、もうちょっと早くしてくれ」ハァハァ
勇者「わ、悪い、なにかマズかったかな?」
魔王「違う、…んっ……、ぎゅって…ギューってして欲しいの」カァァ
勇者「(はい、今、全力で俺もしたくなりました)」
119 :
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(不明なsoftbank)
[saga sage]:2011/12/07(水) 01:21:31.17 ID:m+6vYXkgo
勇者「じゃ、一気に…」グチュッ
魔王「ふ…くぅ、んっ…!」ハァハァ
勇者「入ったよ…ほら、ごほうび」ギューーッ
魔王「んーっ」キューッ
勇者「痛くない?」
魔王「ああ、大丈夫だ…けど、まだ動いちゃダメだぞ」
勇者「うん、落ち着くの待つよ」
魔王「むふふー…、違う!もうちょっとこうしてたいだけなのだー!」ギューッ
勇者「はは、あまえんぼーめ」ナデナデ
魔王「えへへー、しあわせー」ホワッ
120 :
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[saga sage]:2011/12/07(水) 01:23:22.79 ID:m+6vYXkgo
魔王「ん、そろそろ動いてもいいぞ」
勇者「…そ、そうか…だいぶ長かったな…すでに我慢の限界突破してるぞ」プルプル
魔王「うっ……す、すまない、なかで動いてたのは分かったんだが、つい心地よくて…」
勇者「魔王からいいニオイがするし、たまにキスしてくるし、マジでレイプする寸前だったぞ」
魔王「ふふ、だったら乱暴に動くといい、私のことなら心配無用だ」
勇者「…ゾクゾクッ……ごめん、その言葉に甘えさせてもらうよっ!」グッ
魔王「んんっ!…奥でグリグリ、しないでぇっ…あんっ、やぁ…」ビクッ
勇者「くっ、気持ちいぃ…動かすよッ」グヂュッ
魔王「あっ…あん、…はぁ…んっ…しゅごっ…ごりごりいってゆぅ…」ハァハァ
勇者「(ぐぅ…十分に慣らしたあとに、ずっと入れたまま抱き合ってたからか膣内がドロッドロにとろけてる…)」ズチュッグヂュッ
魔王「ん…、はっ…あん…ゆ、ゆうしゃあ…」
勇者「ん、どした?」グヂュックチッ
魔王「あのね、…全然ねっ、…んうっ、痛くないのっ」ハァハァ
勇者「そっか、よかった…」
魔王「うん、だから…ちゃんとゆうしゃを感じられて…すごく、嬉しいっ…あっ」
勇者「あはは…、ありがとう」ハァハァ
魔王「えっちするのって、きもちいいんだね…」ポー
121 :
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(不明なsoftbank)
[saga sage]:2011/12/07(水) 01:43:13.25 ID:m+6vYXkgo
勇者「(ヤバイ、超可愛い…なんだ、この生物は…魔王だよな、ありえねー)」ゾクゾクゾクーッ
魔王「ゆ、ゆうしゃ?なんで固まってる?」
勇者「魔王、本当にかわいいな…俺、もう別れるの絶対無理だわ」
魔王「へ…」キュゥーン・・・ボッ
魔王「…ばば、ばかものっ…私のかわいさに今さら気づいたのか…しょ、しょうがないやつだなっ」ドキドキ
勇者「魔王、まっかになってるのも可愛い…好きだよ…チュッ」
魔王「こっ告白しながら…きっ、キスするの禁止!だめっ!やぁ…頭、おかしくなりそ…」バクバク
勇者「っはぁ…かわいい、魔王…チュ、…んちゅ…チュゥ…」ヌヂュックチュッ
魔王「あうっ…だめって、言ってるのにィ…んんっ、どして…キスしながや、動くのっ…もうっ…ハァハァ」ピクッ
勇者「ちゅるっ、ん…本当にだめ?」ツチュッグヂュッ
魔王「ええっ!?…んぅー、…ひうっ……、だって、ホントに体があつくて…ふああっ…たおれちゃいそうだからぁ…」ハァハァ
勇者「どうなっても俺好きだから…魔王とキスしたい、ダメかな?」グヂュッズチュッ
魔王「ずるいぃ…そんなっ…あっ…、やぁ…いじわるぅ…んんっ」ハァハァ
勇者「すごくすごく気持ちいいけど魔王とキスしないとイケないよ俺…、キスしていい?」
魔王「だからっ、いじめちゃ、…あぅっ…やだぁ…あっ、んっ…ふああっ」ハァハァ
勇者「魔王の膣内がきゅうきゅう締めつけてきて気持ちよくしてくれてるのに、イかせてくれないんだ?」グヂュゥッニチュッ
魔王「そんなっ、せつめーとか…んくっ…いいからぁ…もう、やだっ…キスして、いいからぁっ!」ハァハァ
勇者「キスしていいって?…魔王、したくないんだ?」グチュッズチュッ
魔王「…ふぅーっ…、ひ、どいぃ…あんっ…知ってて、ゆってる、もんっ」ハァハァ
勇者「言ってくれなきゃ分からないよ、魔王はキスしたくないの?」ズッ・・パンッパンッ
122 :
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(不明なsoftbank)
[saga sage]:2011/12/07(水) 01:56:11.15 ID:m+6vYXkgo
魔王「ふぁっ、あうっ……キしゅ、きしゅしたいでしゅっ!…しゅき、私も好き!ゆうしゃの、キスほしいっ!…ひうっ…んはぁっ」ハァハァ
勇者「ちゅっ…、ちゅるるっ…ジュルーッ、魔王の唾液、あまいよ」グチュックチュッ
魔王「ふぇ…キひゅ…きもひぃ…、ふぁぅっ…ちゅうちゅう吸ゅわれるの…きも、ひぃっ…あっ、んちゅっ」ハァハァ
勇者「チュッ、れるっ…かわいい…魔王、愛してる…」グチュッグチュッ
魔王「(もう…なに言われてるかよくわかんない…、頭がボーってなって…おちんちんでゴシゴシされながらっ、ぺろぺろされるの、気持ちよすぎて気を失いそう…)」
勇者「魔王、好きだ…ちゅっ…んむ…うっ…ハァ…ちゅぱっ」グヂュッヅチュ
魔王「ゆうしゃ、しゅきっ…れるるっ…んチュ…チュッ、しゅきしゅきぃ…チュッ…チュルン、コクッ…んはぁっ」ハァハァ
123 :
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(不明なsoftbank)
[saga sage]:2011/12/07(水) 02:10:09.27 ID:m+6vYXkgo
魔王「しゅき…れるっ…んちゅう…んぷっ…、あっ、うんん…」ビクッビクッ
勇者「(目に涙たまってるし、腰が震えてるし…かるくイッてるのかな…)」
魔王「…んはっ、んちゅっ…ジュルーッ…ゴクッ…んむぅ…あっ…ふっ…すきっ…ゆ、しゃっ…しゅきっ」ピクッ
勇者「(ちょっと観察したり話したりしたいんだけど、キスしたあとは魔王が俺の頭つかんで離してくれないからな…どうしようもない)」グチュッパチュッ
魔王「ゆうひゃぁ…ひゅきっ、すきしゅき…だいしゅきぃ…うんっ…んぁっ…チュッ、ちゅうっ…くちゅ…ゆうしゃ、しゅきっ!」
勇者「……ん?ああ、ごめんっ、俺も好きだよ…気持ちよくて声出なかった…、ごめんな魔王」グヂュックチュッ
魔王「えへっ…ゆうしゃ、だいしゅきーっ……チューーーっ!」
勇者「んぅ……んむ…」ズヂュチュ
魔王「ん…ふっ…ふみゅ…あっ…ちゅうっ…ちゅく…チュプッ」
124 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
(不明なsoftbank)
[saga sage]:2011/12/07(水) 02:24:13.99 ID:m+6vYXkgo
勇者「んっ…チュ、魔王、俺もうすぐイきそう…!」ハァハァ
魔王「…フーッ…ふえ…あっ…、ゆうしゃ…いいよ、いっぱい…わたしで…んんっ」
勇者「く!…ふっ…」パンパン
魔王「あっ!・・・んっ、んん…っ…はっ…あうっ…」ビクッビククッ
勇者「(愛液は大量に出てトロトロなのに、むしろ締め付けはどんどん強くなってる…っ、もっと味わっていたいけど全然耐えられそうにないッ…)」パチュッグチュン
魔王「ゆうしゃっ…うっ…、手、つなぎたい…あっ、あうっ…んっ…」ハァハァ
勇者「ああ、わかった……これでいい?」キュ
魔王「うん…」ニコッ
勇者「(なんで手をつないだだけで膣内がギュウギュウ抱きしめてくるんだよ…健気すぎて泣けてきそうだ…)」ハァハァ
魔王「き、キしゅも…あっ…んぅ…ハァー…キスもしてくれなきゃ…やらぁ…」ハァハァ
勇者「…ははっ、俺もだけど…、魔王はキス好きだな」チュッ
125 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
(大阪府)
[sage]:2011/12/07(水) 02:26:56.16 ID:2rCV6FJPo
このシーン書いてる時って
>>1
はなに考えてるのかな(´・ω・`)
126 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)
(不明なsoftbank)
[saga sage]:2011/12/07(水) 02:40:35.83 ID:m+6vYXkgo
魔王「ふうっ!はっーー…ぅんッ!!」ピクッビク!
勇者「えッ」パチュッグヂュン
魔王「〜〜〜〜!!!」キュゥー・・・ビクッ!ビククンッ!
勇者「(魔王イってる…ていうか、締めつけがアリエナイ!さっきより強くとかあるのかよ…ぐッ!射精るッ!)」ビューーッ!ビュルッ
魔王「ふあっ!!…あっ…」ビクッ!ゾクゾクッ
勇者「(くぅッ…少しでも膣内の感触を…最奥まで腰を突き出して子宮口に残らず射精しきる…ッ!」ビュッビュクッ!ビュッ!
魔王「は……ッ…………ぁッ」ビクゥッ
勇者「く…っはぁ、…ハァハァ…うっ…ギネス載るんじゃないかと思うほど出たわ…」
魔王「……………ッ…!…………ん……っ」ピクッ
勇者「大丈夫か?魔王…」
魔王「…………………ハァーハァー…」
勇者「ほ、本当に大丈夫か…そんなにキツかったか?」アセアセ
魔王「………………しぬかとおもった…うっ」ピクン
勇者「わ、悪かった…多少激しくしても大丈夫かと…まだ痛んだか?」
魔王「んーん…気持ちよすぎて、頭がまっしろだ…ていうか腰ぬけたかもしれない」
勇者「(えー)…………プッ、ははは、まあ大したことないなら安心したよ…」
127 :
>:( shut the fuck up!! >125
[saga sage]:2011/12/07(水) 03:01:43.04 ID:m+6vYXkgo
?「」ガタッ
勇者「―ッ!?」
魔王「どうした?」
勇者「い、いや…なにか物音が…」カチャカチャ
?「!!」ビクッ
勇者「いや、気配もあるな…スッゲー不覚だ、夢中すぎて気付かなかった」バサッ
魔王「う…ゆうしゃ、いま上着かけたら寝ちゃいそう…」ウトウト
勇者「(そんな場合じゃねえっつーに!)…おい、誰だ!居るのは分かってるぞ!」
?「ひっ…あ、あの…」オドオド
勇者「ひと?…それに賊の類にも見えないな…」
?「いえ、私は行商でして、さっきこの村に着きましてッ…村中の人間が眠っておりまして…唯一物音がするのが、その、ここだけで…」
勇者「………………」
行商「決して!悪気があってのぞいたワケでは…ッ!私もなぜか民家とは知らずに間違って声もかけずに入ってしまい…そのう…」
勇者「…ハッ!!(魔法の効果範囲以外から入ってきた人間を全然フォローできてねえ!しかも民家と知らずにって当たり前だ、ここ民家じゃねえ!!)」
行商「そそそ、その、旅の剣士さま、どうかお助けを…ひぃっ(にがい表情を浮かべてらっしゃる!)」
勇者「あ、あー…うん、いや、そうだ…実はそのー、なんだ、うん、あれだな…」
行商「…な、なんでしょう」ガタガタ
勇者「いや、あれっすよ………ほら (おい、魔王…魔法でなんとかしろ!眠らせるかどうにかしてくれ!)」ボソボソ
魔王「スピー」
勇者「(寝顔、超かわいい―!!)」ドッギャアアーン!! ※駄目そうだ
128 :
konkai gag
[saga sage]:2011/12/07(水) 03:13:20.17 ID:m+6vYXkgo
行商「一体この村にはなにが起きてるんでしょうか!も、もしかしたらすべて魔物の仕業なのでは…」 正解
勇者「いやキレてないですよ、俺をキレさせたら大したもんで…」アセアセ
魔王「むにゃっ!!」スック
勇者「(おお、魔王起きたか!カクカクシカジカ…この窮地を魔法でなんとか乗り切ってくれ!)」ボソボソ
魔王「むにゅー…」ボケー
勇者「(おおーい!!!)」
行商「(お連れの方と話しておられるな…うう、出歯亀は斬って捨てろとか言ってませんように…)」ガタガタ
魔王「むー…む!むむむ……えいっ、記憶しょーしゃ(操作)魔法、ワレルース!!」
勇者「おおっ!それだそれ!!」
行商「えっ、なにがですか?」
勇者「おーぅ…ほほほ、なんでもありませんことよ」
魔王「でひひー、そんなのがあればいいなーと思ったのだー」
勇者「(コイツ、寝ぼけと幼児退行が全然直ってねぇーッ!!!)」
129 :
konkai H chuuni gag nasi ni nattesimatta
[saga sage]:2011/12/07(水) 03:25:02.88 ID:m+6vYXkgo
勇者「う…」
行商「鵜?」
勇者「うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
行商「うひゃああああああああおおおおおお!!?」
勇者「空間移動魔法、トンデーケ!!」シュパッ
行商「はうっ!!」フッ
勇者「すまん…親父…俺の故郷の町まで飛ばしてしまった……」 ※勇者にあるまじき行為
魔王「にゃははー、空間いどー魔法、トンデーケー!」シュパッ
勇者「は?」フッ
* ゆうしゃ は いしのなかにいる *
魔王「トンデーケ、リターン!」シュパッ
勇者「ウダラ何やってんがぁーーーーーーーーッッ!!!!!」
130 :
:)
[sage]:2011/12/10(土) 02:27:45.07 ID:8RpLcz9Io
勇者「マジで死ぬかと思ったわ…」ゼヒーゼヒー
魔王「す、すまん、私も寝ぼけて何をしたんだか」
勇者「もういいよ、何事もなかったんだから、ほら服乱れてる」
魔王「じ、自分でできるぞ!」
勇者「嬉しいくせに」サッサッ
魔王「えへっ、嬉しい…」ニコニコ
勇者「あれ?このネックレス…どうやって(ホック)外すの?」
魔王「いや、これは留め金なんかないぞ」
勇者「え…だってツノが邪魔で着けらんないじゃん」
魔王「邪魔っていうな!カッコイイだろ!」ムキー
勇者「いやカッコっていうか…ネックレス着けれねーじゃん……」
魔王「こんなのはこうすればよいのだ!空間移動魔法トンデーケ!」フッ
魔王「ほら、首元に来た!」プンスカ
勇者「そんな無駄遣いしてっから、寝ぼけて使うんだアホーーーーーッ」
131 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[sage saga]:2011/12/10(土) 03:07:38.61 ID:8RpLcz9Io
勇者「さて、そろそろお眠りいただいた皆さんを起こさなければ」
魔王「そのうち自然に起きるぞ」
勇者「会・計!!それに今日用事がある人も居るだろ!」
魔王「ほーう、なるほどな…」
勇者「(魔王、お金とか生活の概念が全然ねえな…)」
『 デスピサロ「ぐはあああああっ!このイカ焼き三本ください!!」 』
『 イカ屋「はい、600円でゲソ」 』
『 デスピサロ「ぐおおおおおっ!細かいの出してもいいかな!?」 』
『 ネオエクスデス「ファファファ!今日は夕立があるそうだから今の内に洗濯物を取り込まねば!」 』
『 ネオエクスデス「それが終わったら保育園にウチの子を迎えに行くついでに特売の大根を手に入れてくれるわ!!」 』
勇者「(うん、仕方がない……魔王にお金と生活感はいらない)」
魔王「では早速…覚醒起床魔法、アデサース!」キィィン
婆「う…ん、はて?…ここは……」
勇者「お婆さん、なにやってるんですか!もう、急に寝ちゃうからビックリしましたよ」
婆「……ああ、はいはい、お客さんでしたね…ごめんねえ、今までこんな事はなかったんじゃが年のせいかの?」
魔王「嘘をつけ、私たちが来たばっかりのとき立ったまま寝てただろう」
勇者「しーッ!!」
勇者「はははは、年だナンテなにイッテルンデスカ、まだまだオワカイじゃないですかー」
魔王「勇者、動揺して棒読みになってるぞ」
勇者「しーっ!!」
婆「いやー、若いなんてことないよぉ、わしは…ほっほっほ…………んっ?」ピクッ
勇者「―えっ、どうしました? (痕跡は残していない!絶対にバレないはずだ!)」ドキドキ
婆「……濡れてる…」ジュン
勇者「(ちくしょう、聞くんじゃなかった…)」
132 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[sage saga]:2011/12/10(土) 03:08:20.98 ID:8RpLcz9Io
「ざわ… ざわ…」
婆「なんだか外が騒がしいのう」
魔王「たしかに、なにかあったのか…」
勇者「ちょっと見に行ってみるか」
魔王「いってらっはい」ハムハムモグモグサクサクサク
婆「たくさんあるから、たーんとお食べ」
勇者「…………いってきます」
133 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[sage saga]:2011/12/10(土) 03:29:00.00 ID:8RpLcz9Io
村人「ちくしょう、誰がこんなことを」
勇者「うおっ!火事じゃないか…全然気付かなかったわ」
村人「ああ、そうだ、誰も気付かなかったんだ」
村人「村人全員が気を失っていてねえ、気が付いたら燃え広がって…ごらんの有様だよ!」
村人「アイさん、落ち着いてください!…旅の方、ここは呪われてるのかもしれません、はやめに村を出た方がいい」
勇者「…あ…え、ええ」ダクダク
村人「うっ、ううっ…」
村人「気をしっかり持つのです、みなさん!」
勇者「しかし…、これは完全に魔法で寝ている間に台所なんかの火が大きく燃え広がったとか、そういうことだろうな」
勇者「…」
勇者「おれ、しーらねっ」 ※勇者にあるまじき行為
134 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[sage saga]:2011/12/10(土) 03:30:10.84 ID:8RpLcz9Io
勇者「(というわけにもいかないので家を建てる資金は村に置いていくことにする)」
村人「ありがとうごぜえます」
村人「ありがとう!勇者様!」
勇者「や、ホント、全然…そういうんじゃないんで(すごい罪悪感…)」
魔王「ふっふっふ、平伏すがよい、人間どもよ!」
勇者「…」カチーン
魔王「うぎーっ、ほっぺをつねるなーっ!」
勇者「反省しろ、お・ま・え・は〜〜〜っ」ギリギリ
魔王「いたいいたいいたいいたいいたい!!」
勇者「もう懲りたな!」
魔王「もうひまふぇん」
勇者「よし!」パッ
魔王「はうぅ…」ヒリヒリ
村人「これはささやかなお礼ですが村で代々保管している魔道書でして…」
勇者「いえ大丈夫ですので、おかまいn―」
魔王「はっははは、苦しゅうない、とっとと寄こさぬか愚民!」
勇者「」ギリギリギリ
魔王「ふみゅーっ!!いたいいたいいたいいいたい!!」
135 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[sage]:2011/12/10(土) 20:09:40.82 ID:tOkb3ZFko
おつー
136 :
:[
[sage saga]:2011/12/13(火) 02:36:01.99 ID:bR/gmhUIo
魔王「うふふふ、おみやげもいっぱいだー」ホクホク
勇者「嬉しそうだな」
魔王「ああ、こんなにオイシイものだと知っていたらすぐに部下に買いに行かせたのに!」
勇者「魔王の威厳はどうした」
魔王「ひとり専属でその係りにしていたら情報が漏れることなどありはせぬ」
勇者「(魔物がお菓子係り…)」
魔王「なんだそのウンザリした顔は」
勇者「それ以前にモンスター相手に売ってくれる菓子屋なんかねえよ」
魔王「さっきの婆にゾンビでも送り込めば見間違えるだろ」
勇者「…納得だ」
魔王「にひひー、もう食べちゃおっと!」
勇者「はや!!」
魔王「もぐもぐ、おいひー!」パァァー
勇者「はや!!かわいい!!」
魔王「んー、こうなって来ると私が今まで食べていた蛙やコウモリは何だったのかと疑問に思えるな」
勇者「………えっ…、い、今なにか…恐ろしいことを……」
137 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[sage saga]:2011/12/13(火) 02:44:35.55 ID:bR/gmhUIo
勇者「さて…、じゃあ、服を買いに行かないとな」
魔王「ん?なぜだ?次は和スイーツの番じゃないのか」
勇者「なに言ってんの…、魔王だとバレないように変装するって言ったろ」
魔王「おお、そうであった」
勇者「しっかりしてくれ」
魔王「どうせなら露出の高い服で勇者の視線を釘付けにしてやりたいな」
勇者「………ゴクリ」
勇者「じゃねえだろ!!変装だって言ってるのにお前隠す気あんのか!」
魔王「やれやれ冗談を本気にしおって」
勇者「(絶対冗談じゃなかった)」
魔王「じゃあカワイイ感じのやつだな、ピンクのフリルドレスとか着てみたいんだ私は」
勇者「魔王、それで城(うち)に帰るの大丈夫なのか…」
魔王「あっはっは、無理だな」
勇者「ていうか目立つのやめようよ…」
138 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[sage saga]:2011/12/13(火) 02:55:23.89 ID:bR/gmhUIo
勇者「ふーん、防具は買っても装飾のついたドレスなんか普段見ないから新鮮だな」
魔王「うわー、うわー、可愛いなー」キラキラ
勇者「装備売って金はあまってるからな、好きなもの買ってあげるよ」
魔王「わあ、ありがとうゆうしゃ」チュッチュッ
勇者「わ!人前でイチャつくな!!」(今さら)
魔王「まったく人間は着飾ることに関しては素晴らしい文化を持ち合わせているな」キョロキョロ
勇者「あ、この帽子なんて可愛いんじゃないかな」
魔王「ツノが邪魔でかぶれんぞ」
勇者「そうだったスマン、こっちの豪華なやつは似合うぞー、寒い時に羽織るだけ!」
魔王「羽がつっかえて、どうしようもないぞ」
勇者「ゴミだ、こんなもん!…キョロキョロ…えー、こっちだ!もうオチは見えてるけどこっちのスカートは…」
魔王「フム、しっぽを通すための穴はどこにあるのだ」
勇者「だと思ったわ!!」グシャ
139 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[sage saga]:2011/12/13(火) 03:00:01.50 ID:bR/gmhUIo
魔王「…」
勇者「に、人間の服では…どうやら着られないらしいな」
魔王「…う」ジワッ
勇者「わああああ!!待て、魔王!お前はそのままが一番かわいいよ!」
魔王「でも、着てみたかったんだ…憧れてたんだ…」グスッ
勇者「(そうだよなぁ、少女漫画愛読してるくらい場違いなほど乙女チックだからなー)」
勇者「これほど大掛かりに直すとなると仕立て屋さんに持っていった方が…けど、どう採寸したらいいものか」
魔王「…したてや?」
勇者「ああ、着られないものは改造してしまうしかないからな…うーん、もういっそオーダーメイドの方がいいのかな?」
魔王「なるほど、そうか…言われてみればその通りだ、泣いている場合ではないな」ゴシゴシ
勇者「うん、一緒に色々まわって相談してみよう」
魔王「物質変換魔法、トランスフォーム!!」ピカッ
魔王「…うむ、これでいいだろう」
勇者「相変わらずチート過ぎるわ、お前…」
140 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[sage saga]:2011/12/13(火) 03:05:36.28 ID:bR/gmhUIo
魔王「どうだ、ゆうしゃ似合うか?」
勇者「かわいいよ」
魔王「ふふっ♪」
勇者「(一時はどうなる事かと思ったが…無事に済みそうでよかったよかった)」
魔王「なあ、ゆうしゃはどういうのが好きなんだ?」
勇者「ん?どうって?」
魔王「服だよ、私になにを着て欲しいんだ」
勇者「へっ?…あー、いや、魔王の着たいものにしなよ、なんでも似合うしカワイイよ」
魔王「む…嬉しい、が、そうではなく!こういうのを着て欲しいとかあるだろう」
勇者「うーん、…そうだなー、難しいぞ」
魔王「なんでもいいんだぞ?普通あるだろ?」
勇者「魔王も俺に着てほしいものとかあるのか?」
魔王「はぐらかしおって…、あるぞ」
勇者「なに?」
魔王「サテンのダブレットにトランクホーズと白タイツ、頭には王冠を被って、白馬に乗って欲しいな」
勇者「却下だ!却下!却下!却下!」
141 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[sage saga]:2011/12/13(火) 03:13:33.40 ID:bR/gmhUIo
魔王「ひとの理想にケチつけおって…」
勇者「そんなコテコテの王子様でござい、みたいな服装できるか」
魔王「私のはもうよい、お前のをきいているんだ」
勇者「(ないわけではない、当然あんな姿やこんな姿になって欲しいというのはある…)」
勇者「(だがバカ正直に言えば引かれることは必至!)」
魔王「おい勇者、なにをブツブツ言ってる」
勇者「(自分の理想を追い求めながらもギリギリ女性にも受け入れられる境界線上を目指す!)」
勇者「(女性はしばしばカワイイなどと称して見せる下着や露出の高い水着を着たがる傾向にある!そこにつけこめば…)」
魔王「ゆうしゃー」パタパタ
勇者「(狙うはドレス系…、フリルやレースのついたランジェリーなら魔王も着たがるはずだ)」
勇者「(外着でないから多少の無茶をしても言いくるめる自信がある―まさにパーフェクトだ、ふっふふふ、ふははは)」
勇者「ふっははははははははは」
魔王「お、おい、こわいぞ…」
142 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[sage saga]:2011/12/13(火) 03:17:18.71 ID:bR/gmhUIo
勇者「さて、では物色にいこうではないか」
魔王「(目つきがいやらしい…)」ジトー
勇者「ふひひひひ」ケタケタケタ
魔王「(ふひひ?!)」
勇者「ふむ、これだな、これもだな…」
魔王「なんだ結構あるではないか、さっきはえらく勿体つけたな」
勇者「ちょっと考え事してただけさ…ん、なんだこれ?……なるほどこれを広げるとウホッ…これもだな」
魔王「なんか今ズタズタに引き裂かれたボロ布みたいなのが見えたぞ、まさか着るものではなかろうな」
勇者「しッ!黙って!!」
魔王「これ以上ないくらい真面目に選んでるな…なんなのだ一体」
勇者「おいおいおい、これは…これは、やべえよ、なあ、魔王」
魔王「…見せてくれないと何とも言えないな」
勇者「ふひっ!…これもだな」
魔王「ふひ?!」
勇者「ふへへへ、こいつは楽しみだぜ…」
魔王「…」
143 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[sage saga]:2011/12/13(火) 03:26:56.28 ID:bR/gmhUIo
勇者「さあ試着してみようじゃないか魔王くん」
魔王「なぜ試着するのにそんな下卑た顔になるのだ」
勇者「さあさあ、まずはこれから…」ギュッ
魔王「まあ私はなんでもよいが」シャーッ
勇者「」ソワソワ
魔王「…?……」ゴソゴソ
勇者「」ワクワク
魔王「随分と変わった服装だな……どうだ勇者、着替えたぞ」シャッ
勇者「」
魔王「ほとんど透けているが…、これはどういった場所で求められる格好なのだ」ピラッ
勇者「(奥義:ブラッディ・レイン)」ブシューーーッ
魔王「ゆ、ゆうしゃあああーーーッ」
144 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[sage saga]:2011/12/13(火) 03:32:11.64 ID:bR/gmhUIo
勇者「へへ、この破壊力…ハンパじゃないぜ…」
魔王「なぜ鼻血を噴き出す!?体調が悪いのならそう言え!」
勇者「いいんだ、俺のことは気にしないでくれ…それよりも次はこっちを」
魔王「こんなものはいつでも着てやる!それよりもどこかで休むぞ!」
勇者「俺はイマ着てほしいんだッ!!」キッ
魔王「…で、でも」
勇者「頼む…」真顔
魔王「わ、わかった…」キュン
魔王「シャーッ…ガサゴゾ、シューッ……着替えたぞ」シャッ
勇者「(奥義:ブラッド・ダンス)」ブシューッ!!ジダバタ…ブシュッ!!……ガクッ
魔王「ゆ、ゆうしゃあああーーーッ!!」
145 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[sage]:2011/12/20(火) 02:32:50.12 ID:JJTRcqVfo
生きていますか?
146 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[sage]:2011/12/23(金) 12:50:50.84 ID:kzy+uIKEo
待ってる
147 :
:[ sumanko
[saga sage]:2011/12/24(土) 00:19:58.01 ID:k6XHR/W4o
魔王「まったく心配して損したぞ…まさかエッチな衣装を着てほしかっただけとはな」
勇者「でへへ、メンボクなーい」テヘペロ
魔王「大体、私の裸などもう何度も見ているではないか…なぜ今さら、この程度で喜ぶ」
勇者「着ているからこそ裸よりエロイ…そういう世界もあるのだよ」真顔
魔王「言ってること全然かっこよくないからな」
勇者「ま、女にはわからん『男のロマン』ってやつさ」
魔王「その言葉はもう少し格好のいい言葉だと思っていたんだがな…」ハァ
勇者「あ、あきれてないか?…」
魔王「あきれてるぞ」
勇者「ひ!そんな真正面から否定せんでも」
魔王「こんなものならいつでも着てやるから、そのしまりのないツラをなんとかしろ」
勇者「え?いつでも?」フヒヒ
魔王「そのツラをやめろと言っておるのだ!!」
客「きゃあッ、なに?ここの床血まみれよっ」
店員「すいませんお客様、今すぐお掃除します…はうっ」ツルッ
店員「うわーっ!血ですべった!!」ガシャーンパリーン
客「きゃあああああっ」
勇者「魔王、なんでも着るならこっちのスケ下着も着てくれよ」フヒヒ
魔王「なんだこのカオス空間はーッ!!!」
148 :
:[ sumanko
[saga sage]:2011/12/24(土) 00:20:34.51 ID:k6XHR/W4o
魔王「まったく心配して損したぞ…まさかエッチな衣装を着てほしかっただけとはな」
勇者「でへへ、メンボクなーい」テヘペロ
魔王「大体、私の裸などもう何度も見ているではないか…なぜ今さら、この程度で喜ぶ」
勇者「着ているからこそ裸よりエロイ…そういう世界もあるのだよ」真顔
魔王「言ってること全然かっこよくないからな」
勇者「ま、女にはわからん『男のロマン』ってやつさ」
魔王「その言葉はもう少し格好のいい言葉だと思っていたんだがな…」ハァ
勇者「あ、あきれてないか?…」
魔王「あきれてるぞ」
勇者「ひ!そんな真正面から否定せんでも」
魔王「こんなものならいつでも着てやるから、そのしまりのないツラをなんとかしろ」
勇者「え?いつでも?」フヒヒ
魔王「そのツラをやめろと言っておるのだ!!」
客「きゃあッ、なに?ここの床血まみれよっ」
店員「すいませんお客様、今すぐお掃除します…はうっ」ツルッ
店員「うわーっ!血ですべった!!」ガシャーンパリーン
客「きゃあああああっ」
勇者「魔王、なんでも着るならこっちのスケ下着も着てくれよ」フヒヒ
魔王「なんだこのカオス空間はーッ!!!」
149 :
:[ mistake, kuso kaisen otu
[saga sage]:2011/12/24(土) 00:25:30.75 ID:k6XHR/W4o
勇者「そろそろ帰るぞ」
魔王「そうだな、それなりに楽しんだし一旦帰って仕事しなくてはな」
勇者「それなりって超充実してたろ…、ていうかその格好でいいのか」
魔王「?、問題ないぞ」キョトン
勇者「俺もツッコむの忘れてたけど、スパンコールがきらめいてるじゃないか」
魔王「綺麗だろう!」
勇者「…お前がいいなら構わんが…、じゃ、さっさと魔法で戻るぞ」
魔王「せっかくふたりきりなのだから歩きたいのだがな、私は」
勇者「そうか…そうだな、そうしようか」
魔王「手を繋ぐのと、腕を組むのと、お姫様だっこと、お姫様だっこ、どれがいい?」
勇者「なんで二回言うんだ…」
魔王「よし、お姫様だっこだな、とうっ」ピョンッ
勇者「ちょっと待て!!まだなにも―……」ガシッ
魔王「すすめー、ゆうしゃー」ニコニコ
勇者「……」
魔王「すすめー」
勇者「…ものすごく距離があるんだけど、途中まで腕組んで一緒に歩かない?」
魔王「すすめー」
勇者「」テクテク
150 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga sage]:2011/12/24(土) 00:31:37.23 ID:k6XHR/W4o
勇者「そろそろ夜が更けてきたんですけど…まさか不眠不休で進めなんて言わないよな?」
魔王「…」シーン
勇者「(ええー…ウソだろ……)」
魔王「…」
勇者「おい?魔王?」
魔王「スー…スー…」
勇者「寝ちゃってるのか」
勇者「さて、どうしたものか」テクテク
勇者「(降ろして寝ちゃってもいいかな…)」ピタッ
勇者「」ジー
魔王「ムニャ…しゅしゅめー…ふへー…」スヤスヤ
勇者「………」
勇者「」テクテク
151 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga sage]:2011/12/24(土) 00:40:01.92 ID:k6XHR/W4o
魔王「…むっ」ピク
勇者「ん?」
魔王「ううー…」ボヘー
魔王「むむ、ここは一体」キョロキョロ
勇者「おはよう」
魔王「おはよう」ゴシゴシ
魔王「ん?なんだ勇者、ひどい顔してるぞ」
勇者「ああ、おまえの所業がヒドかったからな…」ゲソッ
魔王「む、どういうことだ」
勇者「一睡もせずに歩いてたんだよ」
魔王「なんで?寝たらよかったのに」
勇者「…いや…、まあ、そうなんだけど、さ」
魔王「?」
勇者「あれ?なんで歩いてんだっけ?」ウトウト
魔王「本当に大丈夫か?」
152 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga sage]:2011/12/24(土) 00:44:43.23 ID:k6XHR/W4o
魔王「ほっ」スタッ
勇者「おお、体がかるい…」
魔王「失礼なやつめ、誰が重いんだ…、代わってやる、おまえはもう眠っていろ」
勇者「ええっ、いや代わるったって…女の子にそれは…」
魔王「物質縮小魔法、スモルライトー」ピコココーン
勇者「おおう!?」シュルシュルシュル…
魔王「」ヒョイ、スポッ
勇者『どど、どこに入れてんだオマエ、ここオッパイだろ!!おい!寝れんわ、こんなん!』ピーピー
魔王「ピーピーうるさいな、寝苦しいとかそんな悪態だろうがどうせ聞こえんからあきらめろ」
153 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga sage]:2011/12/24(土) 00:54:27.24 ID:k6XHR/W4o
勇者「くぅ!無視していやがる…聞こえねえのか?」
魔王「」テクテク
勇者「…こんな幸せ空間でおいそれと眠れるワケないだろ、普通にフル勃起だっつの(疲れマラ)」
勇者「!」ピローン
勇者「(待てよ、魔王から見た今の俺なんて虫みたいなモンだろ)」
勇者「(これオナってもバレないんじゃね?)」※最低の発想
勇者「」チラッ
魔王「…」テクテク
勇者「…」
魔王「」テクテク
勇者「(バレなさそうだが、念のためもうちょっと奥深くまで潜り込んでおくか)」グイグイ
魔王「んうっ」
勇者「!」
魔王「なんだ、寝返りでも打ったのか…?…くすぐったいな…」
勇者「これは…新たなオカズが手に入る予感…!」テーレッテレー
勇者「(うりゃ、うりゃ)」グイグイ
魔王「あんっ!…んっ」ピク
勇者「ふひひひひ」
154 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga sage]:2011/12/24(土) 00:59:02.99 ID:k6XHR/W4o
勇者「さて、と」イソイソ
魔王「……」テクテク
勇者「あー…きもちいい」シコシコ(←本当にやるやつ)
魔王「……」テクテク
勇者「(おっぱいの中でオナニーできるなんて夢のようだな)」
魔王「んっ…(えらく暴れるな…なにかあったかのか?)」ムムッ
勇者「…ハァハァ…くっ…もう少し…」シコシコ
魔王「物質拡大魔法、ビグライトー」ピコココーン
勇者「ハァハァ…うう…ハァハァ…」ギュウーン
魔王「」
勇者「…ハァ……ハ………|||||」サーッ
魔王「…勇者」
勇者「…」
魔王「なにをやってる」
勇者「……や…、とくに、なにって…モニョモニョ」
魔王「聞こえんぞ」
勇者「ゴニョ」
魔王「おい」
155 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga sage]:2011/12/24(土) 01:09:27.68 ID:k6XHR/W4o
魔王「反省したか」
勇者「スンマセンシタッ」
魔王「私は勇者のことが好きだ、だからといって勝手に私の体を使ってオナニーするのを許すわけではないぞ」
勇者「はい」
魔王「そういう事がしたかったら私に言えばいいだろ、なぜコソコソとやるんだ」
勇者「申し開きのしようもありません」
魔王「そうやって下半身裸(フルチン)で正座するのは情けなかろう」
勇者「は、はい…」
魔王「すぐに信用が戻ると思うなよ、まったく…スモルライトー!」
勇者「」シュルルル…
魔王「寝ずに歩けと言わないだけ慈悲深いと思え!」ヒョイッ
勇者「(ブーツの中に入れられてしまった…まぁ自業自得ではあるが…)」
勇者「……」
勇者「クンカクンカ!」
勇者「途中だったし、脚でも余裕で抜けるな…」ゴソゴソ
※結局ひと抜きしてから寝た(懲りてない)
156 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga sage]:2011/12/24(土) 01:25:39.60 ID:k6XHR/W4o
魔王「んっ?あれは…」
戦士「はっ!?…気配が…これはヒトではないな…」
魔王「(人間…それも非戦闘員というわけではなさそうだな)」
僧侶「あっ、後ろよ!!」
拳士「小柄だな…とはいえ魔王の城付近だ、それなりの実力はあると思った方がいいぞ!」
魔王「(魔王は私だ……100回やっても負けると思わんが勇者が寝てるから騒がしいのはごめんだな)」
戦士「く、来るぞ…配置につけ!」
魔王「おい!お前たち、待て!」
拳士「!?」
僧侶「!」ビクッ
戦士「あいつ…人語を解すタイプだぞ?…知能の高い魔物はそれなりにレベルが高いはずだ…」
魔王「見逃してやる、回れ右して帰れ」
拳士「な、なにィ!!」
僧侶「馬鹿にして!」キッ
魔王「正直言ってお前達では城の門番すら倒せんよ、魔力も技術も未熟すぎる」
戦士「やってみなければわかるまい!」
僧侶「そうよ!そんな口車には乗せられないんだから!」
魔王「(別に嘘ではないんだがな)」
拳士「け!会話できるようだが見た感じハイレベルなモンスターじゃねえぜ!」
戦士「うむ、諜報や偵察の役割を担う魔物だろう…たまたま俺達に出くわしたってワケだ、運がないな」
魔王「勇者に怒られそうだから傷つけまいと思ったが……、降りかかる火の粉は振り払うぞ」
拳士「そう言えばビビって引き下がるかと思ったかよ!そんなダッセえスパンコールのドレス着たやつが戦闘タイプなわけがねえ!」
魔王「…へっ?」
戦士「ふふ、確かに…城の近くだから緊張してしまったが、センスのない服装だし知性は低いのかもな」
魔王「」ガーン
僧侶「そ、そうよ!昔のお姫様でもあるまいし!こんな少女趣味なキモイやつ、他の魔物からはぐれたに決まってるわ!」
魔王「」ガガーン、ガーン
157 :
あなやー
:2011/12/24(土) 01:28:45.40 ID:YGjZzx9AO
おつ
158 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga sage]:2011/12/24(土) 01:39:29.69 ID:k6XHR/W4o
戦士「どうやら図星だったようだな」
僧侶「さあ、行くわよ」
拳士「(炎の魔法でかく乱しろ!あとは俺が突っ込んで仕留めてやるぜ!)」ボソボソ
僧侶「(了解!)」
魔王「……」ショボーン
僧侶「〜〜〜の精よ、私に力を!火炎放出魔法、ホースノン!!」ゴオッ
拳士「よし、行くぜーっ!!」ダッ
魔王「きゃッ」ブオオオッ
僧侶「防御魔法も習得してないの?!―なんだ、本当に大した事ないじゃない!」
拳士「くたばれ!!」ヒュッ
戦士「よし!絶妙のタイミングだ!!」
拳士「おらあ!!」ブンッ
戦士「ッ!空ぶった!!」
僧侶「残像!?」
魔王「…」ヒュッ
拳士「(く!いつの間に背後に…やられるッ!!)」
僧侶「どうして無傷なの?!ありえない!」
魔王「質問に答えろ、私の服はダサいのか」
拳士「…は!当たり前だ!大体モンスター風情が洋服なんか着るのがナマイキなんだよ…!」
魔王「そうか…」スパァァァンッ!!
拳士「ぐえぇっ!!…ぐほっ!!…!!」ヒューッ…ズザザーッ
僧侶「…」
戦士「…」
僧侶「ビンタで川向こうまで飛んでいきましたよ」
戦士「…」
僧侶「ビンタで川向こ」
戦士「聞こえたよ」
159 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga sage]:2011/12/24(土) 01:50:55.22 ID:k6XHR/W4o
戦士「ふっ、やはり魔王城付近の魔物は強いようだな…」ガクガク
僧侶「足が震えてませんか?」
魔王「…」スタスタ
戦士「うわ!!こっち来るぞ!」
僧侶「そ、そりゃ来ますよ…どうするんですか」
戦士「…」ゴクリ
魔王「…」スタスタ
戦士「ひいいいい!!ゆ、許してください!!」ズサッ
僧侶「(土下座…勇者を志すものがドレス着た魔物に土下座…)」
魔王「…」スタスタスタ
戦士「…」ガタガタガタ
僧侶「……通り過ぎて言っちゃいましたよ」
戦士「へっ!そんなモンだろ、俺におそれをなして逃げやがった!」
僧侶「眼中にないって感じでしたけど、その調子なら彼女を追って魔王城に向かうんですよね」
戦士「ああ〜っ…、サイフ忘れてたの今思い出した、さっきの村かなー?」
僧侶「…」
戦士「しょーーーがない!!これはしょうがない!だってサイフないもん!サイフだよ!?」
僧侶「私は拳士に回復魔法かけてきますね」
戦士「あれっ?…なんか、冷たく…ないですか?」ポツン
160 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga sage]:2011/12/24(土) 02:00:38.63 ID:k6XHR/W4o
魔王「(別に自分がかわいいだなんて自惚れてはいなかったが…)」
魔王「(私は気持ち悪いのか…)」
魔王「(でも…でも勇者は一言もそんなこと…)」
魔王「…」
魔王「(私が馬鹿だったのか?…魔王の、魔物のくせに舞い上がってしまって…)」
魔王「…」
魔王「うっ…えぐっ…ひっく……ズズーッ…うぅっ…」ボロボロ
勇者「うー、なんだよ…さっきからうるせえな…」
魔王「ひっく……えっぐ……」
勇者「っ!?…なんで泣いてんだ…、おい魔王!!とりあえず元に戻せ!!」ペシペシ
魔王「うっく…ひっ…ズッ…えぐっ…」
勇者「聞こえねえのか!!も・ど・せ、ってェーの!!!」バシッバシッ
魔王「うっ…えぐっ…ひっく…(なんか脚がむず痒い)」ポリポリ
勇者「うがぎゃあああああ潰れ死ぬ!!!!!」ベキベキベキ
161 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga sage]:2011/12/24(土) 02:07:43.55 ID:k6XHR/W4o
魔王「すまん勇者…ぼーっとしていたので、ついな…」ヒック
勇者「俺はいいよ…、魔王こそ大丈夫なのか、なんで泣いてる?」
魔王「別に泣いてなどおらぬ……」ズズッ
勇者「強がるなよ何かあったんだろ?」
魔王「べつ、に…、………ふぐっ…ひっく、…う、うええ…」ポロポロ
勇者「ほらほら、もう、無理するなよ…」ナデナデ
魔王「ゆうひゃあ…ひっく…」
勇者「うん、どうした?」
魔王「…おまえの……お前のせいだ!」ビシッ
勇者「ええっ!?俺!?」
魔王「そうだ、おまえだ…おまえの…」
勇者「スマン…たしかに俺はあれだけ注意されたのにオナニーをした…だけど―」
魔王「それじゃないだろ(ていうかシタのか)」
162 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga sage]:2011/12/24(土) 02:15:00.74 ID:k6XHR/W4o
魔王「おまえが優しくするから私は勘違いしてしまったのだ…」
勇者「?…はあ…よくわからんけど」
魔王「私に…私にこんなものは似合わないんだ!!」ビリリーッ
勇者「うわ!なんてことしやがる!」
魔王「うるさい!私はキモくてセンスがなくて魔物だから醜いんだ!」
勇者「どうしちまったんだ!?なにがなんだか分からん!」
魔王「どうせ…どうせ勇者だって私を利用しようとしてるだけなんだ…」
勇者「っ!」
魔王「お前の目的は世界を平和にする事だからな!私を倒す必要はない、懐柔してしまえば済むことだ!」
勇者「…」
魔王「私のことを無理して持ち上げてるだけなんだろ…いいんだ、どうせ…私が一目惚れしてしまったのが悪い」
勇者「…おい」
魔王「?」
勇者「殴るぞ(平手で)」ブンッ
魔王「」ヒョイ、ガスッ
勇者「おまえ避けんな、反撃すんな(しかもグーで)」ボタボタ
163 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga saga]:2011/12/24(土) 02:24:34.95 ID:k6XHR/W4o
勇者「やれやれ…なにをトチ狂ってアホなこと言ってんのか知らないけどな」
勇者「俺が魔王を好きなことくらい大して考えなくても分かるだろ」
魔王「うっ…」
勇者「なんだ、おまえには演技に見えたのか?普段の態度見てて演技か本気かも分からないか?」
魔王「そ…それ、は…」
勇者「そんなワケないだろ、俺がお前に惚れてることくらい誰だって分かる、バレバレだっつーの」
魔王「あうっ」カァ
勇者「明らかにお前のこと意識してるだろ、暇さえあればお前に目線が行ってるんだからお前も気付いてるだろ」
魔王「えっと、そそ、その…あうあう…」シドロモドロ
勇者「さっきも言ったけど魔王をオカズに隠れてオナニーしたばっかりだ、こんなアホなこと演技でするかよ」
魔王「そ、それは言わなくていいっ!」アセアセ
勇者「似合わないことあるかよ、かわいいって…魔王はスタイルいいから何着ても似合うよ」
魔王「あうぅ」
勇者「少女趣味なのがまたイイんだろ、萌えるじゃん、センスとか流行りなんて知らねえよ…ははっ」
魔王「も、もうっ…馬鹿にしてる…」
勇者「してないよ…、今だって、ほれ、破れた衣服がまたソソル…フヒヒ…、なんてな」
魔王「ばか…」
勇者「どっちが馬鹿だよ」ニヤッ
魔王「…」
164 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga saga]:2011/12/24(土) 02:33:07.26 ID:k6XHR/W4o
魔王「ご、ごめん…なさい」
勇者「気にしてねえよ、どうせ通りすがりのアホになんか言われたんだろ」
魔王「うっ!…(図星)」
勇者「だと思った…、まぁ分からんでもないけどな…魔物を統べる魔王がドレス着てればそりゃ驚きもする…くっくっ」
魔王「あっ!い、いまのは絶対に馬鹿にしただろっ」
勇者「なんで?こんな可愛い女の子が居たら驚くだろ」
魔王「うっ!か、からかうな!おまえ、気にしてないなんて言って根に持ってるだろ!」プンプン
勇者「くっくっく、いや全然、そんなことは」
魔王「う〜っ、あやまってるのにぃ…」
勇者「あははっ、ホントに反省したか?もうこんなこと言わないか?」
魔王「言わない、もう二度と言わない!」
勇者「俺のことを疑ったりしないか?」
魔王「そんなことをすれば、またからかわれるのがオチだ!」
勇者「魔王がかわいいこと認めるか?」
魔王「うえっ!!?…そ、それ…は…なんか、違うんじゃ…」
勇者「せっかく魔王のために説教してやろうと思ったのに俺を殴ったの謝るか?」
魔王「そ、それは本当に悪かった…(攻撃されると反射的につい…)」
勇者「俺がオナニーするのも問題ないな?」
魔王「ふざけるな」ゴスッ
勇者「おまえ絶対反省してないな…」ボタボタ
魔王「それは私のセリフだろ!」
165 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga saga]:2011/12/24(土) 02:39:00.40 ID:k6XHR/W4o
門番「あれ?魔王様じゃありませんか…(外に)出てたんですか?」
魔王「ん、ああ、言ってなかったか」
門番「聞いてませんでしたね」
魔王「そうか、すまないな…なにか変わりはあるか?」
門番「静かなもんですよ、チビ人間がどうにかできるような城じゃありませんぜ」
魔王「そうか、ご苦労」スタスタ
勇者「お疲れ様です!(敬礼!)」スタスタ
門番「待たんかい」ガシッ
勇者「ですよねー」
166 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga saga]:2011/12/24(土) 02:51:29.26 ID:k6XHR/W4o
門番「なにそそくさと侵入してやがんだ、許すわけねえだろ」
勇者「はい」
魔王「ああ、それはいいんだ、返してくれ」
門番「は?」
魔王「いいんだよ、私の…そのー、あれだ、いいからよこせ」
門番「コイツ人間ですよ」
魔王「知っている」
門番「帯剣してますし鎧着てますし、明らかに武装してますよ」
魔王「見ればわかる」
門番「じゃ駄目でしょう」
魔王「いや、だから、そのー、いいんだよ貸せ」
門番「魔王様、気は確かですか?理由もなしに危険分子を持ち込ませるわけにはいきませんよ」
魔王「命令だ!返せ!」
門番「…それを言われると従わざるをえませんが、城内の者に報告はしておきますよ」
魔王「それも禁止だ、命令!」
門番「そんな無茶苦茶な」
勇者「そうだぞ魔王、筋が通ってない」
魔王「お前、どっちの味方なんだ…」
167 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga saga]:2011/12/24(土) 03:00:44.15 ID:k6XHR/W4o
門番「…で、門を通しはしますが何なんですかコイツは」
魔王「ゆ、勇者、自分で名乗れよ」
勇者「勇者だ、人間だ、魔王を倒しに来た!!」
門番「通して、いいん…ですよね?」
魔王「勇者ああああああッッ!!!」
勇者「ひい!」
門番「本当に…、大丈夫なんですか?」ジロジロ
魔王「違うぞ、今のは冗談だ、そうだろ?ちゃんと説明してくれ」
勇者「王様が魔王討伐令を出してな、討ち取れば莫大な財産と名誉が貰えるんだ」
門番「はー、それで魔王様を討ち取りに来たってわけか、なるほどね……通していいんですよね?」
魔王「もーーーーっ!!違うだろ!ちゃんと私と勇者の関係を説明しないか!」
門番「畏れながら個人的見解を述べますと賞金稼ぎと賞金首といった塩梅に見えますが」
魔王「違う、違う!そうじゃ…そうじゃない!!」
勇者「鈴木雅之?」
門番「鈴木雅之ですか?」
魔王「へんなトコで意気を合わせるな!!」
168 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga saga]:2011/12/24(土) 03:27:53.31 ID:k6XHR/W4o
魔王「ううううぅ…」ウルウル
勇者「いじめすぎたか…」
魔王「私の彼氏だっていうのが恥ずかしいんだろ…ひとには紹介できないんだろ…」メソメソ
門番「なんか不穏な単語が聞こえましたけどオレの耳がイカレたんですかね?」
勇者「耳は正常だよ、魔王をからかってただけで実は魔王と付き合ってるんだ」
門番「は?なに?なんか今アリエナイ言葉がきこえたぞ」
魔王「どうしてちゃんと言ってくれないんだ…私は勇者を自慢したいというのに、おまえは違うのか」メソメソ
勇者「男は照れくさくてなかなか言えないんだよ、それに俺と魔王が好き合ってれば他人なんてどうでもいいだろ」
魔王「で、でもちゃんと好きって言って欲しいし、勇者の彼女だって紹介されたら私は幸せなんだ」クスン
門番「オレの耳腐ってるわ、引きちぎっておこう、これ完全に要らんわ」ブヂブヂィ
勇者「まったく…すっかり泣き虫になっちゃったな、魔王」
魔王「し、し、失礼な!私は勇者のこと以外で泣いたりなんかしないぞ!」
勇者「そいつは悪かった…なにかお詫びをしないとな」
魔王「それなら今度から『俺の彼女だ』っていっぱい言うことを誓え!」
門番「全然聞こえませんけど…通っても構いませんからもう行ってくれませんかね?仕事がありますので」シッシッ
勇者「わかった、魔王は俺の女だ、誓うよ」
魔王「ち…誓いのキスも…」カァ
勇者「わがままなお姫様だな」チュッ
魔王「わ、わたしは魔王だぞ…チュッ、ちゅるっ」ドキドキ
門番「ああーッ、目も腐ってるわ、なんか鮮明に幻覚見えてる、可及的速やかに潰しておく必要があるわ」ズバブシュ
169 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga saga]:2011/12/24(土) 03:35:10.43 ID:k6XHR/W4o
メイド「あら、魔王様、どこへ行ってらしたんですか?」
魔王「おお、メイドではないか…ふふふ、どこへ行っていたと思う?」
勇者「魔王の彼氏です」ペコリ
魔王「はーーーやーーーいーーー!!なんか違うーーー!!」
メイド「わけがわかりませんけど…、彼氏?」
魔王「むー、このアホ勇者とデートへ行ってきたのだ」
メイド「まあ!素敵ですね!…魔王様にもやっと王子様が現れたんですね」
魔王「ふふ、まあそういうことだな」テレテレ
メイド「それでそんなハッチャケた格好してるわけですね…でも威厳がなくなってしまうのですぐに着替えさせますよ」
魔王「あ、あれ?ひどい…」
メイド「仕方がないでしょう、子供じゃないんですからワガママ言わないでください、さあ脱いで脱いで」テキパキ
勇者「フヒヒ」
メイド「うしろ向く素振りも目をそらす素振りもしないどころかニヤケて見てるなんて本当にアホな彼なんですね」
魔王「で、でも、いいやつなんだぞ」
メイド「うふふ、本当に好きなんですね、わかっておりますよ」テキパキ
勇者「フヒヒ」
メイド「若干不安はありますけど」
170 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
:2011/12/24(土) 03:36:48.35 ID:BiZ6n4hIO
支援
171 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga saga]:2011/12/24(土) 03:41:11.32 ID:k6XHR/W4o
メイド「ところで見たところ魔物っぽくありませんけど…なにか変身とか特殊な能力でもお持ちなのですか?」
勇者「いや、単純に魔物じゃないだけだよ」
メイド「は?それはどういう意味なのでしょう?」
魔王「そのぅ…、実は勇者は人間なのだ、というか元は私を倒しに来た"勇者"でな」
勇者「まあ、キッカケはそうだね」
メイド「……え?、でも…それって…」
魔王「今は相思相愛だからな!全然問題ないぞ!本当だぞ!なあ、勇者!」
勇者「ユウシャ、ウソ、ツカナイ」
魔王「(ここはちゃんと言っておけよ、このアホ…)」
メイド「…そういえば思い出しましたよ」
メイド「この間たった一人で攻め込んできて、玉座まで一直線に突っ込んでいった侵入者がこんな格好してましたね」
勇者「わ た し で す」
メイド「なんで自慢げなんですか…、いえ、お強いことは自慢でしょうが…」
魔王「大丈夫だぞ!今は問題なし!そうだな、勇者!」
勇者「ユウシャ、ダイジョウブ、アンシン」
メイド「…」
魔王「…」
172 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga saga]:2011/12/24(土) 03:48:27.58 ID:k6XHR/W4o
勇者「やっぱり魔王はその凛凛しい格好がしっくりくるな」
魔王「そ、そうかな?」テレ
勇者「うん、かっこいいよ…惚れ直した」
魔王「えへへ、そ、そうか…」テレテレ
勇者「よし、じゃあ行くとするか」
魔王「はぇ?どこに?帰ってきたばかりだし(私はいいが)休みたいんじゃないのか?」
勇者「どこって、城の中を回るんだよ」
魔王「なるほどな、内部の構造なんかまともに見てないだろうからな、よし案内してやろう」
勇者「ん、ん〜…マそれもあるんだけどね」
魔王「?」
勇者「馬車みたいな移動手段ないかな?」
魔王「?」
173 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga saga]:2011/12/24(土) 03:54:21.40 ID:k6XHR/W4o
魔物『ざわ… ざわ… (なんだ、あれは)(城を廻っているらしいぞ…)』
勇者「城内のみなさま、勇者ー、勇者でございます」
魔王「…」
勇者「えー、このたび、こちらの魔王さんとお付き合いする運びにあいなりましてー、そのご報告に参った次第でーあります」
魔王「…」
勇者「わたくしはここに魔王さんとの永遠の愛を誓いたいと思います、どうかー、どうかみなさまのご協力とご理解をいただきたく」
魔王「ちがう」
勇者「城内のみなさま、勇者、勇者でございます」
魔王「合ってるけど違う」
勇者「勇者と魔王、勇者と魔王、わたくし達の愛の絆を認めていただきたく」
魔王「コレジャナイ…」
174 :
:) thanx
[saga saga]:2011/12/24(土) 04:12:27.56 ID:k6XHR/W4o
勇者「おいおい、どうしたどうした、さっきからずっと俯いて」
魔王「どうかしてるのはお前の頭のほうだろ、わいてるのか?恥ずかしくて死にそうだぞ」
勇者「なーにかえって免疫がつく、これをやっとけば魔王に悪い虫がつくこともないだろうしな」
魔王「もともと城内で私に立てつける者などおらんよ…いいからもうヤメてくれ、羞恥心でも人は死ぬと証明したいのか」
勇者「えー、勿体ない!せっかくケルベロスとソリまで借りてきたのに!」
魔王「こんな底抜けに馬鹿な企画をやらかすと知ってたら用意させるわけないだろ!!」
勇者「またまたあ、顔真っ赤にしちゃってー!本当は嬉しいくせにー!」ツンツン
魔王「(くっ!そうなのだ…死ぬほど恥ずかしいし死ぬほど馬鹿らしいと思いながらも、ちょっと嬉しいなんて感情が芽生える自分が悩ましい)」
勇者「素直になれよー、ほれほれ」
魔王「(私もどうしようもない馬鹿というわけか…、バカみたいに勇者に惚れこんでしまって…そんな自分に感謝しているんだからな…)」
魔王「わ、わたしも…」スック
勇者「おっ?」
魔王「私も、勇者との永遠の愛を誓う!!!大好きだ勇者!!!」
勇者「ま……魔王!」ガバッ
魔王「あん、ゆうしゃっ、ゆうしゃぁ…」チュッチュッ
魔物「(どうしようもねえ…)」
魔物「(見るにたえねえな、このバカップル…)」
魔物「(どっか隅っこでやれよ、なんで大広間でソリ走らせる必要があるんだ…)」
魔物「(勘弁しろよ、マジふざけんな…)」
魔物「(なに移動しながらイチャついてんだよ、常識ねえのかコイツら…)」
メイド「うふふふ、幸せそうでなによりですわ……かなり不安ですけど」
門番「あー、全ッ然見えないし聞こえないわー、ホント最高だな」
175 :
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[sage]:2011/12/24(土) 18:25:15.34 ID:82hyVEUYo
乙!
門番が大変なことにぃーー
176 :
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[sage]:2011/12/24(土) 21:55:51.47 ID:BuQKSehho
おつ
門番はいいやつだったよ
177 :
:[
[saga saga]:2011/12/26(月) 01:25:17.73 ID:23IWnBjpo
門番「すまないな…おまえの回復魔法にはいつも世話になる…」
魔女「よい…だが、貴様がこれほどやられるとは珍しいな」
門番「いや、まあ…ははは」
魔女「目と耳を潰せばかなり有利であったろうに…よく殺されずに済んだな」
門番「そ、そうだな、ハハ、ワハハハ」
魔女「して相手は何者だったのだ?どこぞの命知らずな魔物だろうが、組織的な動きがあるなら潰しておかねばならんからな」
門番「え、いや、別に、ダイジョブ、だよね?」
魔女「なぜ私にきく…、貴様さっきから様子がおかしいな」
門番「ぎっくー!!」
魔女「リアクションが昭和だぞ、動揺しすぎだな…なにか隠しているだろう」
門番「ぎっくー!!」
魔女「まさか…ないとは思うが人間にやられたのではあるまいな?」
門番「ぎっくー!!…そ、そうじゃない、全然違う、別に」
魔女「あやしいな…この前のような人間は100年に1度現れる程度だと思ったが、人間め、なにか新兵器か新魔法を生み出したのか?」ブツブツ
門番「いや、ほんと、なんでもないから」
魔女「どうだか…貴様が操られてる可能性すらあると私は見ているが?…」
門番「お、おい、よせ…なんのつもりだ…、本気で向かってくるなら手加減はできないぞ」
魔女「…どういう意味だ」ゴゴゴゴゴ
門番「…忠告は、したからな」ドドドドド
勇者「城外のみなさまにもご拝聴願います、わたくし勇者は魔王との結婚を前提としたー…」スイーーーー
魔王「やだ、ゆうしゃ…外に出るのはサスガに恥ずかしいだろー」テレテレ
門番「どりゃっせーーーーーい!!!!」ブシュグチャ!!!
魔女「……お前…自分で……」
178 :
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[saga saga]:2011/12/26(月) 01:35:08.93 ID:23IWnBjpo
淫魔「ナニ馬鹿なことやってるんですかァ…」ウンザリ
魔王「おお、サキュバス!久しぶりだな」
淫魔「ええ、おひさしぶりです…驚きましたよ、馬鹿が魔王城で街宣カー走らせてると思ったら魔王様でしたから」
魔王「えー、もう、照れるではないか」
勇者「照れてるところも素敵だよ」チュッ
魔王「でへへー」デレデレ
淫魔「かぁ〜〜〜〜〜ッ…、ペッ!!」
淫魔「…でェ、この男とは本当に恋仲なんですか?」
勇者「(えっ、今容赦なく反吐を…)」
魔王「ああ、そうだぞ、私の…私のー、そのー…」チラチラ
勇者「ハッ?!…恋人です!婚約済みです!」
魔王「やだなー、ゆうしゃ、エヘエヘヘ」
淫魔「ふーん…、もう二人はしっかりセックスしてるんでしょうねェ?」
勇者「え?いや、その、まあ…」
淫魔「ほーう、ちゃんと中出ししたんだろうね?種付け済みかい?」ニヤニヤ
勇者「あー、えー…それは」
魔王「答えなくていい!お前は何かよからぬ事を考えてるだろ!もうアッチ行け!」
淫魔「つれないひとですねェ…、では仰せの通りに…、行きましょう勇者さん」
勇者「お、おお?…」
魔王「ちょ、ふざっ、ダメに決まってるだろ!!」
淫魔「一回借りるだけですよぉ〜、大げさですねェ」
勇者「いや、そういうわけには…」
魔王「いかないに決まっておろう!!」
淫魔「一回ですよ、先っちょだけ、精液(せいめいりょく)さえ流し込んでくれれば…、本当に先っちょ入れるだけ」
魔王「お前はどうしようもないセックス盛りの学生か!!」
179 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga saga]:2011/12/26(月) 01:46:55.64 ID:23IWnBjpo
魔王「とにかくダメといったらダメ!勇者は私一筋なんだから、他の女なんか見てはならんのだ!」
淫魔「はぁ〜、これだから乳臭いガキはイヤですね、処女捧げた相手を崇拝しすぎですよォ」
魔王「ち、ちちくさ…!?…おまえ誰にむかって…!」
淫魔「三人くらいヤリ比べてみましょうよ、そうすれば男なんて大したモンじゃないと分かりますよォ〜」
魔王「断固拒否!!」ムキー
淫魔「んー…うまく手懐けましたねェ、勇者さん」
勇者「別に…普通に好き合ってるだけだよ…」
魔王「そうだ、そうだ!」
淫魔「クソみたいな台詞ですね、悪い意味で鳥肌モノですよォ、かゆいかゆい…」
勇者「ひどい…」
淫魔「本当はチンポで堕としたんでしょう?ハァハァ…さぞご立派なモノをお持ちなんでしょうね…どれどれ」モミモミ
勇者「うわっ!ちょ!イキナリ…ッ!!…おふッ」
魔王「ぎゃああああああああ!!貴様なにをしてる!!」ズガバキッグシャッ
淫夢「うげっ!…あれ?ちょっとした…ぐえっ!…お茶、目じゃ……ない……」
180 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga saga]:2011/12/26(月) 02:02:18.15 ID:23IWnBjpo
淫夢「ずびませんでじた…ごほっ、ごほっ」
魔王「いや私の方こそすまぬ、昔から世話になっているのに思わず…」
淫魔「まぁ、勇者さんは一途なタイプのようですから浮気の心配はないですよォ〜」
魔王「フフン!そうだろ、当たり前だ」
淫魔「といっても、ちょっと触っただけで半勃ちになってましたから下半身は浮気性のようですけどねェ」
勇者「ブフーーーッッ!!!」
魔王「…」
淫魔「ホホホ、私が本気で魅了魔法(チャーム)をかけて夜這いをかければ抗えないのは明白」
勇者「いや、そんな…俺には魔王が」
淫魔「いいえぇ、ベッドの上ではただのオスとメス…そこに他者が介在する余地などありませんよォ」
魔王「…」ジロ
勇者「だ、大丈夫だよ…」
淫魔「私のテクニックは魔王様とは比較になりませんよォ…、ちょっと手を出していただけますか?」
勇者「手?…いいけど…?」
淫魔「ぱくっ!…んっ…チュッ、ちゅるる…ズッ、ズジュジュ…チュゥ」
勇者「おお!!?これは…急にナニやってんの!?」
魔王「本当になにをやってる!!手を出すなと言っただろうが!!」
淫魔「別にやましいことはシテませんよォ、…んっ、ちゅぱっ…なに焦ってるんですか魔王様…チュプ…じゅる」
魔王「はあ?!どこから見てもやましいだろ!というか、早くやめろ!すぐ離れろ!」
勇者「…ま…、まあまあ、別に手をちょっと舐めたくらいで怒ることないじゃないか」
魔王「……は?」
淫魔「ほら勇者さんも言ってますよォ…欧米では挨拶がわりに手の甲にキスをする習慣もあるそうですからそれと一緒ですよ」
勇者「そ、そうそう、同じ同じ…デヘ」
魔王「…」パキ、ポキキ
淫魔「どうして指の骨を鳴らしちゃったのかな?ちょっとびっくりしました」
勇者「あ、言っておくけど、俺は冗談で言ったからな…これならギリセーフだろとか全然思ってないし、マジで」
181 :
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[saga saga]:2011/12/26(月) 02:16:41.05 ID:23IWnBjpo
魔物A「納得いかねえ!」
魔物B「ああ、あの小僧が来てから魔王様がおかしくなってしまった」
魔物C「そうだ!どこの馬の骨ともしれんやつにオレの魔王さm…じゃなかった、我々の魔王様を好きにさせてたまるか」
魔物A「…」
魔物B「…」
魔物C「なに見てんだコラァ!!」
魔物A「…まあいい、ともかくあの男には消えてもらうとしよう」
魔物C「異議なし」
魔物B「しかしどうする…やつは聞くところによると並外れた強さらしいぞ」
魔物C「そんな馬鹿な、見るからにアホで弱そうだったぞ」
魔物A「いや、先日城内のモンスターを半数近くやったのはアイツではと噂する声がある」
魔物B「ウム、今回もあの門番さんが翻弄されたそうだ、目と耳を潰された無残な姿をオレ自身も見た」
魔物C「あ、あの門番が!?」
魔物A「信じられん…それほどまでに強かったとは…見た目とは裏腹に残忍でもあるというわけか」
魔物B「それだけではない、直後にやつは例のパフォーマンスをやってのけたのだぞ」
魔物A「っ!…言われてみれば無傷だったな、疲労のあとも見えなかった」
魔物C「ありえん!魔王様、それかあの侍女が回復魔法をかけただけだ!」
魔物A「いや、やつの装備、使い古されてはいたが特に汚れた様子などもなかった」
魔物C「あの…あの門番が赤子扱いだったと?!城の中でも最重要ポスト、ゆえに十指に入ろうかという猛者だぞ!」
魔物A「…うーむ」
魔物B「どうしたものか」
その頃、魔王城の門番は―…!
門番「お花さんが綺麗だなー」
花冠をつくって現実逃避していた―!!
182 :
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[saga saga]:2011/12/26(月) 02:28:40.24 ID:23IWnBjpo
魔女「きさまら何をこそこそ話している」
魔物A「姐さん!」
魔物C「姐御!」
魔女「…その呼び名はやめろ」
魔物B「実はかくかくしかじか、あの勇者とかいう小僧をやってしまおうというワケでして」
魔女「ふむ、私も気に入らないし個人的な怒りもあるが…魔王様がやつをお気に入りの様子だからな」
魔物C「ちょっと待ってください、個人的な恨みって何ですか?」
魔女「ん、ああ、いや大したことではない…ようは肩を持つわけじゃなく諦めるのが無難だと言いたかったのだ」
魔物B「気になりますねえ、我々もお力添えをしたいのです、きかせてもらえませんか?」
魔女「いや本当に大したことではないよ、私の…コホン、友人が少々傷つけられたんでな(直接的ではないが)」
魔物C「カタキじゃないですか!やりましょうよ!」
魔女「だからそうはいかんよ、最悪の場合魔王様への反逆とみなされかねんからな」
魔物B「傷つけられた…って、もしかして門番さんのことですか?」
魔女「ビクッ…な、なぜそれを…」
魔物A「今ちょうど話していたんですよ、あの門番さんが赤子のように捻られたらしいと」
魔女「はぁ!?そんなことがあるわけないだろう」
魔物B「え?でも今…」
魔女「まともに立ち合えば門番がやすやすと倒れるハズなかろう、きさまらアイツを侮辱する気か…!」
魔物A「む、むきにならなくても…」
魔物C「そんなつもりはありませんよ!ただそういう噂があると聞いただけで」
魔女「あ、ああ…すまん、私も冷静じゃなかったな」
魔物B「まともに立ち合えばって…詳しい状況を知っているんですか?」
魔物C「勇者を倒す手立てが見つかるかもしれません!おしえてください!!」
魔女「(アレをか…?冗談だろう)」
183 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[saga saga]:2011/12/26(月) 02:36:25.50 ID:23IWnBjpo
勇者「…」
魔王「なぜまた正座させられているか…理由は分かるな?」
勇者「…えと…さっきのあれは俺が悪いんですかね?」
魔王「…」
勇者「すいません」
魔王「…メイド、あれを」
メイド「かしこまりました」
勇者「な、なんでしょうか…」
魔王「持って来れば分かる」
メイド「本当にすまないという気持ちで…胸がいっぱいなら…!どこであれ土下座ができる…!」ガラガラガラ
勇者「すいません、きいた事があるフレーズなんでイヤな予感しかしないんですけど」
メイド「たとえそれが…肉焦がし…骨焼く…鉄板の上でもっ………!」ガラガラ
勇者「やっぱりそうじゃねえか!!無理無理無理無理無理無理無理無理無理」
魔王「メイド!」
メイド「かしこまりました」ヒョイ
勇者「無理無理む―アッー!アーツィ!アーツ!アーツェ!アツゥイ!」ジューー
184 :
SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
[sage]:2011/12/26(月) 12:55:33.16 ID:Exp4bSqi0
このメイド、ノリノリだwwww
185 :
以下、あけまして
[sage]:2012/01/04(水) 16:40:38.01 ID:ARZPKt0do
あけまして
186 :
へいへい
:2012/01/06(金) 23:26:24.71 ID:8zKuH/rAO
乙ー
187 :
:) ome
[sage saga]:2012/01/08(日) 00:17:47.08 ID:fO3CH4Rlo
勇者「あー、ひどいめに遭った…戻ったら機嫌が直ってるとか都合よくいかねえかな」
魔物B「そこのもの、待てーい!」
勇者「ん?俺?」
魔物A「勇者とやらはキサマだな!ぐっふっふ、探しておったぞ!」
勇者「ああ、なるほど…俺に不満があるんだろう、それはそうだ、あまり手荒な要求でなければいいんだけど」
魔物B「な、なんだかやけに理解が早いな」
魔物A「そうだそうだ、理解がはやいぞ!」
勇者「城の中を荒らしまわった輩が魔王とくっつくとあってはな…顰蹙を買うのは避けられんだろう」
魔物B「そ、そうか…フン!なかなか助かるではないか!」
魔物A「助かるぞ!」
勇者「あー、…で?そろそろどういったご用件か伺いたいんだけどな」
魔物B「これは異なことを…、対立する者同士がどちらも引けぬ…決闘しかなかろうよ!」
勇者「やはり…、そうくるか」ハァ
魔物B「そしてその形式は古来より我が種族に伝わるものに則ってもらうぞ!」
勇者「はいはい」
魔物B「そして相手を務めるのはこの男だ!」
魔物C「ヌッハー!!ガッハゴーゴー!!」ブフー!ブフー!
魔物A「(さすが魔女のアネさんがかけた強化魔法!全身に力が漲っていてやる気十分だ!)」
勇者「む、決闘を申し込んでくるだけはあるな、やる気十分ってわけか」
魔物B「では決闘法について説明しようか!魔物Aよ、例のものを!」
魔物A「ほいさっさー!」
勇者「さーて…剣が出るか鎧が出るか」
188 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2012/01/08(日) 00:30:30.49 ID:fO3CH4Rlo
勇者「これは…」
魔物B「イカニモ!スレッジハンマー(大鎚)だ!」
勇者「(なるほど、単純なパワー勝負ならたしかにお前らに分があるな…)」
魔物A「それとコレを…」
勇者「兜(ヘルム)?…なんだ随分と優しいな、勝敗さえつけば命まではとらないってわけか」
魔物B「装備が行き渡ったところで、ルールを説明しよう!」
魔物A「よく聞けよ!」
魔物B「まず攻撃側と防御側を決めなくてはならん、これは我が種族に伝わる平等な儀式によって決めさせてもらおう」
魔物A「たがいのこぶしを突き出し、その際に自分の指を何本立てているかで優劣を決めるというものだ」
魔物B「うむ、まず指を5本全て立てた場合はパーといって」
勇者「ジャンケンだね、続きをきこうか」
魔物A「(こ、こいつ…我らに伝わる秘法を―)」
魔物B「で、では続きだ…勝った方はハンマーを手に、負けた方は兜を」
勇者「たたいて・かぶって・ジャンケンポンだね、わかった、はじめようか」
魔物A「(こ、こいつ…我らに伝わる秘法を―)」
魔物B「(こ、こいつ…我らに伝わる秘法を―)」
魔物C「フンガー!!ガオガイガーーーーッ!!」
189 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2012/01/08(日) 00:43:02.79 ID:fO3CH4Rlo
勇者「ほい」ゴスッ
魔物C「グオオオーン」ズズーン
魔物A「ま、負けただと…!」
魔物B「それもアッサリと…!」
勇者「力み過ぎてグーしか出さないから楽勝だったよ」
魔物A「しまった!!……くっ!、はかりおったか!!」
勇者「え?いや、だって」
魔物B「卑劣!あまりに卑劣!」
勇者「そんな、お前らが勝手に」
魔物B「ええい、こうなったら俺が相手だ!!」
勇者「別にいいけど、ずいぶん平和的な決闘をお好みなんだな…またグー出すのはやめてくれよ、グーは」
魔物B「うるさい!!せーの、たたいて・かぶって・ジャンケンポン!」パー
勇者「ほい」チョキ
魔物B「あわわ、あわわ」ワタワタ
勇者「ほい」ゴスッ
魔物B「」ズズーン
魔物A「ば…馬鹿な!!ストレート負け…ッ、そんな…あまりにも…ッ」
魔女「(心配になって見にきたが…なんだ、仲直りして遊んでいるではないか)」ホッ
190 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2012/01/08(日) 00:52:32.66 ID:fO3CH4Rlo
魔物A「あう…うう…っ」
勇者「お前はどうするんだ?こんな平和的に解決できるんだったらいつでも引き受けてやれるが…」
魔物A「くっ…、ち、近寄るな…おまえは危険だ」
勇者「いや、そんなジャンケンくらいで…」
魔物A「ひい…、う、うわーー!」
魔女「よお、魔物A、どうやら争うのは諦めたようだな」
魔物A「あ、姐さん!!(助かったぞ!姐さんなら魔法で解決してくれるはずだ!)」
勇者「(誰?)」
魔物A「ふはははは!これで勝ったも同然!勇者よ、位置につけい!この俺が貴様を地獄に」
魔女「なんだ、まだ続いてたのか…邪魔して悪かったな、終わってからまた来る」スタスタ
魔物A「地獄に…」
勇者「今のひと、誰だったんだ?」
魔物A「…」
勇者「なあ、どうしたんだよ黙って」
魔物A「うるさい…」ワナワナ
191 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2012/01/08(日) 01:07:44.23 ID:fO3CH4Rlo
勇者「なんだやめるのか…まあ、いいガス抜きにはなったろう、これに懲りたら言いがかりは…」
魔物A「やる」
勇者「えっ?」
魔物A「俺だけ無傷で帰っては仲間に申し開きができぬ!死なばもろとも…貴様と相打つ!!」
勇者「いや二人とも大したキズでは…(魔物だし)」
魔物A「問答無用オオオ!!!そーれ、たたいて・かぶって…」
魔王「おい、なにやってる」
魔物A「―ッ!!はうっ!魔王様!!」
勇者「…えっ?え、あ、魔王?」
魔王「反省したからちょっと休ませてくれ、って言うておったろう」
勇者「…い、言いました」
魔王「それがどうやったら下っ端の魔物と遊ぶ発想にいきつくのだ」
勇者「は!?ち、違うぞ魔王!これはコイツらが―」ポツネン
勇者「ぎゃあ!居ねえ!逃げやがった!!」
魔王「メイド!」パチン
メイド「はっ!今お持ちします!」
勇者「駄目だって、このネタもうやったじゃねえか!天丼と夢オチは程度が低いって俺の婆ちゃんが言ってたぞ!!」
メイド「本当にすまないという気持ちで…胸がいっぱいなら…!」ガラガラガラ
勇者「ひとのはなしを聞けーーーーーーーー!!!!!」
メイド「(※以下略)」ガラガラガラ
勇者「(※以下略)」ジタバタ
メイド「(※以下略)」ヒョイ
勇者「(※以下略)」ドジューーーーーッ
192 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2012/01/08(日) 01:24:53.59 ID:fO3CH4Rlo
メイド「ある程度は治癒魔法で元に戻りました、もう動いてもよいでしょう」
勇者「治せばいいってもんじゃないやい!痛いし熱いし…ストレスでハゲるぞ、畜生!」シクシク
メイド「メイドである私は魔王様の命に従うだけですから」
勇者「うっうっ…俺、そんなに悪くないのに…」メソメソ
メイド「魔王様も正直になれないだけですよ、私と二人きりの時には仲直りしたいと仰ってましたし」
勇者「なに!マジでか?!」パッ
メイド「変わり身、早いですねェ」
勇者「いいから詳しく聞かせろ」
メイド「勇者さんも思い当たりませんか?付き合ってから魔王様はベッタリだったでしょう?」
勇者「ああ、あれで結構甘えたがりというか、オンナノコらしいからな」
メイド「そうでしょう?本当はベタベタしたいのにガマンしてるだけなんですよぉ〜」
勇者「そ、そうか…そうだよな、よし、なんかそんな気がしてきた…」
メイド「つまりは勇者様が強引に迫るのが一番手っ取り早い解決策ってワケですねェ」
勇者「強引か…でも、あいつ今怒ってるしなぁ…(正直怖い)」
メイド「ホホホ、そこで私に名案があります」
勇者「頼りにしてるぞ!」
メイド「……この秘薬を飲んでいただけますかぁ?」ニッコリ
勇者「(なぜ胸の谷間から出す必要があるんだ…)えーと、これの中身は?」
メイド「飲んだものを興奮状態にして強気にさせるんですよぉ〜」
勇者「ん、んー…そっか…(ちょっと怪しいな)」
メイド「コホン…、私では信用に足りませんか?」
勇者「いや、そういうわけじゃ……(心配してくれてるのに失礼だったかな)」
勇者「うん、そうだよな、飲むよ」
メイド「どうぞ」
勇者「いただきます」グビグビ
193 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2012/01/08(日) 01:44:30.38 ID:fO3CH4Rlo
メイド「ヌフッ!クッククク…」
勇者「?」
メイド「飲みましたねェ…勇者さん」ニヤリ
勇者「うっ!か、身体が…熱いッ…」
メイド「今飲んだ私特性の秘薬はねェ、欲望を暴走させて見境なく牝を追いかけるようになる効果を持つんですよぉ」
勇者「ッ?…(メイドさんの顔つきがドンドン変わっていく…しまった、コイツは…)」
淫魔「驚きましたかぁ…、私は幻覚で別人に成りすませるんですよォ〜」
勇者「ぐぁ!…」ドクン!
淫魔「ンフフ、本物のメイドちゃんにはちょっと眠ってもらいましたァ…邪魔は入りませんからゆっくり楽しみましょう」
勇者「うッ…うおおおおおおおああぁぁぁ!!!」ガクン
ゆうしゃ は バーサク じょうたいになった! ▼
淫魔「さあ、おいでなさい…たぁっぷりと可愛がって、ア・ゲ・ル」スルスル
勇者「グオオオオ!!魔王ォオオオオオ!!!」ズダダダッ
淫魔「…………………………あれっ?」
194 :
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(不明なsoftbank)
[sage saga]:2012/01/08(日) 02:07:45.41 ID:fO3CH4Rlo
勇者「ハァーハァー、魔王ォッ!!」バタンッ
魔王「…び、びっくりした…そんなに慌ててなんの用だ?」ギロ
勇者「魔王!、魔王ッ」ガバッ
魔王「え?あ、ええ?ちょっと、なんッ…ン―」チュッ
勇者「ふっ…ハァ、魔王…んむ、チュっ」
魔王「(なんだなんだなんだ、これは…一体全体なにが起きてる!?…)」グルグル
勇者「フーッ!フーッ!ちゅ、んチュ…れるっ、チュプ…カプッ」
魔王「あっ!や…首すじ…ちゅーちゅー吸ったら、だ…めぇっ!」
勇者「チュ〜〜ッ、ちゅぱっ、かじかじ」
魔王「ん、あっ…鎖骨ちゅ、やめっ…ゾクゾクしちゃう、からぁ…」ビクビクッ
勇者「はぁっ、魔王、好きだっ…んっ」
魔王「そ、そんなのでさっきの、ゴマカそうとしたって…ひゃあっ」
淫魔「うひょっ、誤算はアリましたケドこれは愉快な展開になってますねェ、バッチリ撮影しておかなくては」キュイーン
勇者「ハァーハァー…魔王ぅ、カワイイよ、れろっ、ちゅぷ」
魔王「お、おまえ…なにか様子がヘンだな…さては何か妙なことに巻き込まれたな」
淫魔「(鋭い…)」ギク
魔王「くっ…、今魔法を無効化して元に戻してやる…、解呪(ディスエンチャント)!」
勇者「…」
魔王「ふう、これで元に」
勇者「魔王っ、魔王っ!」チュッチュッ
魔王「ふにゃあああああああ!!?」
淫魔「残念、薬の作用だから魔法じゃないのよねェ…、さて、カラミのシーンは最高画質にしておかないと…」ジコー
195 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/01/09(月) 00:19:06.59 ID:NTqFl6tjo
おつ
淫魔もいいキャラしてんな
196 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(静岡県)
[sage]:2012/01/09(月) 01:50:11.62 ID:CWT8daN0o
おつ
魔王ちゅっちゅ
197 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]:2012/01/10(火) 23:21:32.82 ID:s7+gypKVo
おつおつ
魔王かわいいよ
198 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(九州・沖縄)
[sage]:2012/01/15(日) 10:45:00.42 ID:S0vybgJAO
早く続きを
199 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
:2012/01/25(水) 02:18:55.69 ID:4LT2o97Y0
まだかああああああああああああ
200 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(関西地方)
[sage]:2012/02/04(土) 16:56:50.07 ID:CK9AfkqTo
ずっと楽しみだったのに
201 :
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(埼玉県)
[sage]:2012/02/27(月) 00:19:33.28 ID:SRjez7gRo
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
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バン はよ
バン(∩`・д・) バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
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ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ
ポチ ポチポチポチポチポチポチ
ポチ(∩`・ω・) ポチポチポチポチポチ
_/_ミつ/ ̄/_
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