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インテグラ「今日は運動会だ!」セラス「は?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/03(土) 07:57:53.24 ID:PfSMjIpu0
〜 運動会開幕 〜

インテグラ「ウォルター!」

ウォルター「はい、お嬢様」

インテグラ「アーカードを起こしてこい」

ウォルター「はい。アーカード様はすでに会場に到着しているとのことです」

セラス「え?…え?」

インテグラ「よし。ならば我々も行くぞ!ぐずぐずするな!婦警!」

セラス「えぇー?!」

インテグラ「英国王立国教騎士団!女王陛下の名にかけて、必ず優勝するのだ!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

インテグラ「ここか…」

セラス「あのー…、インテグラ様?これはどういう…」

アーカード「婦警。やっと来たか」

セラス「あ、マスター。おはようござい、ます…」

インテグラ「アーカード…、調子はどうだ?」

アーカード「ハァァァ…。我が主、インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング。今更何を言っているのだ…」

アーカード「オーダーを!オーダーをよこせ!」

インテグラ「フフフ…。そう焦るな、吸血鬼。すぐに始まる。フフフ…」

アーカード「それは楽しみだ。ハァァァ…」

セラス「マ、マスター…?」
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小テスト @ 2024/03/28(木) 19:48:27.38 ID:ptMrOEVy0
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満身創痍 @ 2024/03/28(木) 18:15:37.00 ID:YDfjckg/o
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part8 @ 2024/03/28(木) 10:54:28.17 ID:l/9ZW4Ws0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1711590867/

旅にでんちう @ 2024/03/27(水) 09:07:07.22 ID:y4bABGEzO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1711498027/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:18.81 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459578/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:26:02.91 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459562/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:25:33.60 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459533/

にゃんにゃん @ 2024/03/26(火) 22:23:40.62 ID:AZ8P+2+I0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/gomi/1711459420/

2 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/03(土) 07:58:41.92 ID:PfSMjIpu0
ウォルター「インテグラお嬢様」

インテグラ「何だ?」

ウォルター「これをどうぞ。セラス様も…」

セラス「赤いハチマキ?」

インテグラ「我が軍は『赤組』か。吸血鬼にはお似合いだな?」

セラス「は、はぁ…。あ、マスターは?」

アーカード「私は服が赤いから、必要ない。ハァァァ…」

セラス「そういうもんですか…」

ウォルター「セラス様には、こちらへのお召しかえを…」

セラス「ウォルターさん、何ですかこれ…?」

ウォルター「はい。体操着(ブルマ)でございます」

セラス「な、なななななななななな、なんじゃこりゃーーーーー!!!」

セラス「ゥウォルゥタァさーん…。んぎぎぎぎ…」ギリギリギリギリ…

ウォルター「インテグラ様からのご用命で『やっぱ運動会はブルマじゃなきゃダメ!』とのことです…」

インテグラ「騒々しいぞ、婦警。イングランド人らしさを失うな」

セラス「シクシクシク死苦死苦死苦死苦死苦…」
3 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/03(土) 07:59:20.07 ID:PfSMjIpu0
ウォルター「インテグラお嬢様。敵がやってきたようでございます」

セラス「あれは…?」

アンデルセン「ぬはぁ…。我らは神の代理人、神罰の地上代行者。我らが使命はぁ、我が神に逆らう愚者をぉ…」

アンデルセン「その肉の最後のぉ、一片までも絶滅するぅことぉ…」

アンデルセン「エイィィィィメン!!!」

セラス「ひぃぃぃ!」

インテグラ「ヴァチカンの非公式特務実行部隊であり、ヴァチカンの持つ唯一にして最高の戦力」

インテグラ「ユダの名を持つ、存在しない第十三課。イスカリオテ機関…」

セラス「あ、あっちはまた別の…?」

少佐「ミディアン。もはや人では無いミディアン!すなわち我々は半世紀の時をかけ、その本懐へと指をかけたのだ」

少佐「化け物を構築し、化け物を兵装し、化け物を教導し、化け物を編成し、化け物を兵站し、化け物を運用し、化け物を指揮する」

少佐「我らこそ最後の大隊。ラスト・バタリオン!すばらしい…」

少佐「私の邪魔をする奴が、何百、何千、何万、何億死のうが知った事では無い」

少佐「否!私の前に立ちはだかる者は皆殺しだ」

インテグラ「かつてドイツから南米へと逃れた敗残兵。ラスト・バタリオン…。ミレニアム…」

アーカード「フフフ…。とても楽しみだ。とてもとても楽しみだ。ハァァァ…」

セラス「えーっと…、運動会って雰囲気じゃないんですけど…?」


〜 運動会開幕 〜

赤組:英国王立国教騎士団 ヘルシング機関
白組:ヴァチカン法王庁特務局第13課 イスカリオテ機関
黒組:最後の大隊 ラスト・バタリオン ミレニアム

▼現在のスコア
赤組0点/白組0点/黒組0点

〜 一回戦へ続く 〜
4 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/03(土) 08:00:08.05 ID:PfSMjIpu0
〜 一回戦 種目:徒競走 〜

ウォルター「インテグラお嬢様。一回戦は徒競走でございます」

インテグラ「そうか」

アーカード「…」

インテグラ「婦警!」

セラス「は、はい!」

インテグラ「まずは様子見だ。お前が行け、ドラキュリーナ」

セラス「はい…。わかりました。インテグラ様」

ウォルター「参加選手は2名となっておりますが…」

セラス「じゃ、じゃぁ、ベルナドットさん、一緒に来てくださいよぉ」

ベルナドット「えぇ?俺がぁ?」

セラス「おぉねぇがぁいぃしますぅぅ…」

ベルナドット「んー…」

セラス「でも、とりあえず、危険はなさそうですよ?無難な種目だし、走るだけだし…」

ベルナドット「そうだな…」

セラス「この先、どんな危険な種目が待っているかと思えば…。ね?ね?ね?」

ベルナドット「しょうがねぇ。行くか…」

国教騎士団傭兵「よっ!隊長!がんばってくださいねっ!」

ベルナドット「お、おぅ!任せとけ!」
5 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/03(土) 08:01:10.40 ID:PfSMjIpu0
ウォルター「では、おふた方、あちらのスタートラインへ…」

セラス「はい」

ベルナドット「おぅ」

セラス「えーっと、対戦相手は…」

ベルナドット「おほぉ!おい、嬢ちゃん!あっちにもブルマが居るぜ?!」

由美江「…」

セラス「あのハチマキは白だから、イスカリオテですね。隣にいるのは…?」

法王陛下「…」プルプルプル…

ベルナドット「なんか、プルプルしてるぞ?走れるのか?あの爺さん…」

ドク「ちょっと、シュレディンガー准尉。はやく来たまえ」

シュレディンガー「えぇー?ちょっと待ってよぉ」

ドク「シュレディンガー准尉、君はもう少し緊張感というものをだね…」

セラス「…」

シュレディンガー「…?」

セラス「えと…」

シュレディンガー「んー…、こんにちは♪」

セラス「…! …こんにちは」

シュレディンガー「あはっ♪」
6 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/03(土) 08:04:17.27 ID:PfSMjIpu0
ハルコンネンの精「はぁい、それでは皆さん準備は良いですか〜?」

セラス「あぁー!あんた、こんなところで、何を…」

ハルコンネンの精「ん?何って、私は審判ですよ。見てわかりませんか?セラス」鼻糞ホジホジ…

セラス「審判…」

ハルコンネンの精「はぁい、それでは位置についてぇ〜…」

法王陛下「…」プルプルプル…

ハルコンネンの精「よぉ〜い…」

ドク「私はこういうのは苦手なんですけどね…」ブツブツ…

シュレディンガー「〜♪」

ハルコンネンの精「どぉ〜ん!!」

ベルナドット「よっしゃぁぁぁ!」ダッ

セラス「!!」ダッ

由美江「…」シャキンッ ヒィィィィィンッ…

セラス「危ない!」

由美江「…」ザシュッ!!

ベルナドット「うわっ!!なんだ?!」

由美江「ちっ…」

ハインケル「陛下!今のうちにっ!!」

ベルナドット「おい!なんだこれ?ってか、あの応援、今のうちにって?陛下って?もしかして法王陛下?」

法王陛下「…」プルプルプル…

ハルコンネンの精「んあぁ〜、何?見てなかった…」鼻糞ホジホジ…

ベルナドット「コラァ!審判!!」

セラス「ベルナドットさん…」

ベルナドット「?」
7 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/03(土) 08:04:46.33 ID:PfSMjIpu0
セラス「ベルナドットさん…。ここは私に任せて…、先へ行ってください…」

ベルナドット「おい…、嬢ちゃん…。瞳が赤く…?」

国教騎士団傭兵「ゴクッ…。あれが、嬢ちゃん…」

セラス「うおぉぉぉぉぉ!!」バババッ

由美江「くっ…!」ガキィィン!

ベルナドット「ちょ…、嬢ちゃんまで…」

ドク「ほら、シュレディンガー准尉、今のうちに行きますよ?」ダッ

シュレディンガー「はいはい♪」

ベルナドット「あ、ちょっと、お前ら…」

国教騎士団傭兵「隊長!急いで!!」

ベルナドット「えぇ〜?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ベルナドット「はぁ…、はぁ…、はぁ…」

ドク「はぁ…、はぁ…、はぁ…」

シュレディンガー「〜♪」

ベルナドット「ダメだ…、追いつけなかった…」

シュレディンガー「ボクの勝ちだね♪フフフン♪」

セラス「…すみませんでした。…ベルナドット隊長」

由美江「くそっ…」

法王陛下「…」

ハインケル「おい、医療班!法王陛下を収容しろ!心肺機能が停止しているぞ!!」

イスカリオテ隊員「はっ!!」


〜 一回戦 種目:徒競争 〜

勝利:シュレディンガー准尉(黒組)

▼現在のスコア
赤組0点/白組0点/黒組1点

〜 二回戦へ続く 〜
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 08:35:04.63 ID:Kasn5kM5o
カオスだな
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage saga]:2011/12/03(土) 10:27:51.19 ID:45jQrsFB0
黒組…!?
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(徳島県) [sage]:2011/12/03(土) 13:26:52.44 ID:NdzhYCZQ0
期待
11 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/03(土) 17:01:49.54 ID:PfSMjIpu0
〜 二回戦 種目:玉入れ 〜

ウォルター「インテグラお嬢様。二回戦は玉入れでございます」

インテグラ「そうか」

セラス「なんだか、普通の競技ですね…。これなら次も私でも…」

マクスウェル「いやぁ〜、あれだな。やっぱり本物はスゴいな」

マクスウェル「さすが王立運動場、手入れが行き届いているよなぁ」

従者「そうですねぇ。はい」

インテグラ「…」

マクスウェル「ぁ…、いかん、遅れたかなぁ」

従者「そのようですなぁ」

マクスウェル「いやぁ〜、どうも。お待たせしちゃったみたいで…」

インテグラ「それ以上近づくな」

マクスウェル「あぁ〜、これはいけない。ずいぶんとまた嫌われたものですなぁ…」

マクスウェル「まずはご挨拶を」

マクスウェル「イスカリオテの『長』をやっております、エンリコ・マクスウェルともうします。以後よろしく」

インテグラ「自己紹介など無意味だ。用件を言え」

マクスウェル「まぁまぁ、そんな目くじらをたてずに。今日は別に君たちを殺しに来たわけじゃないんだ」

インテグラ「信じられるものか…。お前達は重大な協定違反を犯して、今こうして遅刻してきたではないか。この私ですら時間通りに来たと言うのに。言い訳などいわせな…」

マクスウェル「それがどおした?」
12 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/03(土) 17:02:25.09 ID:PfSMjIpu0
インテグラ「なんだと?」

マクスウェル「こちらが『したて』にでれば調子に乗りやがる」

マクスウェル「お前らプロテスタントの糞雑巾兵どもを2人待たせようが、2兆人待たせようが知った事か!」

マクスウェル「法王陛下直々のご命令が無ければ、薄汚いキサマらなどと運動会などしない!」

マクスウェル「グダグダ言わずに話を聞け!プロテスタントのメス蓋ども!!」

アーカード「メス蓋だと?さすがは無く子も黙る13課…、言う事が違う」

マクスウェル「ノスフェラトゥ・アーカード、ヘルシングのゴミ処理屋、殺しのジョーカー」

マクスウェル「ナマで見るのは初めてだ。…初めまして、アーカード」

アーカード「初めまして、マクスウェル。そして、さようならだ」

アーカード「キサマは私の主をメス豚と呼んだ…。お前ここから生きて帰れると思うなよ」

アーカード「ぶち殺すぞ、ヒューマン…」

マクスウェル「おぉ、恐ろしい、恐ろしい」

マクスウェル「あんなに恐ろしい選手に銃を突きつけられては話もできんなぁ…」

マクスウェル「それでは、こちらも拮抗状態を作るとしよう」パチン

マクスウェル「アンデルセン!!!」
13 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/03(土) 17:02:49.48 ID:PfSMjIpu0
ジャキィィィン!!!

アンデルセン「我に求めよ。さらば汝に諸々の国を嗣業として与え地の果を汝の物として与えん」

アンデルセン「汝、黒鉄の杖をもて彼らを打ち破り、陶工の器物のごとくに打ち砕かんと」

アンデルセン「されば汝ら諸々の王よさとかれ、地の審判人よ教えを受けよ」

アンデルセン「恐れをもて主につかえ、おののきをもて喜べ」

アンデルセン「子に接吻せよ。恐らくは彼は怒りを放ち、汝ら途に滅びん」

マクスウェル「い、いかん!よせ、アンデルセン!!」

アンデルセン「その怒りは速やかに燃ゆベければ、全て彼により頼む者は幸いなり」

アンデルセン「一撃でなぁにもかも一切合切決着する」

アンデルセン「眼前に敵を保ちして、なぁにイスカリオテか、なぁにぃがヴァチカンか」ジャキン!

アーカード「フッフッフ…」ガチャッ

アーカード「そうでなくては、そうであろうとも…。さぁやろうぜ、ジューダス・プリースト!」

マクスウェル「…」

アンデルセン「くふぅ〜…」

アーカード「…」
14 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/03(土) 17:03:19.54 ID:PfSMjIpu0
ハルコンネンの精「んあぁのぉ〜、そろそろ始めちゃうんで、あっち行ってくれますぅ…?」鼻糞ホジホジ…

アーカード「闘争の空気ではないな…」

アンデルセン「あぁ、そのようだな…」

アーカード「試合場に行く…」

アンデルセン「機関長、私も試合場に向かいます」

マクスウェル「あ、あぁ…」

アンデルセン「奴は殺す…、必ず殺す…」

少佐「…くくく。ドク。大尉。一度踊りだしたら、私はとことん踊るぞ…」

ドク「できるだけ楽しく、ですな」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

アンデルセン「…」

アーカード「…」

リップバーン「かくしてここはあたしの手に…」

リップバーン「有象無象の区別無く、あたしの弾頭は許しはしないわ…」

ハルコンネンの精「はい、はい、はい、はぁ〜い。そろそろ始めちゃいますよぉ〜」鼻糞ホジホジ…
15 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/03(土) 17:03:53.32 ID:PfSMjIpu0
アンデルセン「…」

アーカード「…」

リップバーン「待ち遠しいですわぁ。あぁ〜、待ち遠しいですわぁ…」

ハルコンネンの精「んじゃ、よぉ〜い…」

アンデルセン「アァァァァカァァァァドォォォォォォォォ!!」ジャキキキキキン!!

アーカード「ハァァァ…」ガチャッ

リップバーン「私は猟師。リップバーン・ウィンクル」チャキッ…

ハルコンネンの精「どばぁ〜っと!!」

アンデルセン「フゥゥゥゥン!!!」シュバババババッ!!!

アーカード「フッハッハッハッハ…」ガァァン! ガァァン! ガァァン! ガァァン!

リップバーン「有象無象の区別無く!」ッガァァァァン!! 

アンデルセン「ふんぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」シュバババババッ!!!

アーカード「ハッハッハッハッハッハッハ!!」ガァァン! ガァァン! ガァァン! ガァァン!

リップバーン「あたしの弾頭は許しはしないわ!!!」キュキュキュキュンッ!!!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ハルコンネンの精「はぁい、そこまでぇぇぇ〜!」

アンデルセン「ぬふぅ〜…」

アーカード「ハァァァ…」

リップバーン「ウフフフ…」
16 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/03(土) 17:04:20.22 ID:PfSMjIpu0
セラス「あの…、この試合…」

ハルコンネンの精「んで、引き分けぇ〜」鼻糞ホジホジ…

ベルナドット「そりゃそうだろ…」

セラス「ベルナドット隊長…」

ベルナドット「投げた玉、全部撃ち落としちまった…」

国教騎士団傭兵「おい、カゴに玉がひとつも入ってねぇぞ?」

国教騎士団傭兵「あぁ、こんな玉入れ、見た事ねぇ…」

インテグラ「おい、イスカリオテ!!」

マクスウェル「…?」

インテグラ「フッフッフッフ…。お互いたいへんな部下を持って苦労するなぁ。えぇ?オス豚ぁ」

マクスウェル「さっきのお返しか。まぁ良い、我慢しましょう…」


〜 二回戦 種目:玉入れ 〜

勝利:該当者無し

▼現在のスコア
赤組0点/白組0点/黒組1点

〜 三回戦へ続く 〜
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 17:20:01.51 ID:T82ZovfIo
カオスすぎて読むの辞める気にならないすごい
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/03(土) 17:53:23.76 ID:Zd2ERvUDO
玉入れって相手の体に鉛玉打ち込むスポーツかよ
19 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/03(土) 18:54:16.35 ID:PfSMjIpu0
〜 三回戦 椅子取りゲーム 〜

少佐「ゾーリン…、ゾーリン・ブリッツ中尉!」

ゾーリン「御前に…」

少佐「我々の目標は、ヘルシングの打倒、そして運動会での優勝だ」

少佐「次の試合、椅子取りゲームで必ず勝利せよ…」

ゾーリン「了解」

少佐「だが、強行は避けたまえ」

ゾーリン「…」

少佐「あの女を甘く見るな。インテグラ・ヘルシングを甘く見るな…」

少佐「インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング…」

少佐「彼女はヘルシングの末裔だぞ…。史上最強のヴァンパイアハンターの一族の当主だ…」

少佐「あのアーカードが認めた、あのアーカードの主だ」

少佐「ゾーリン、もう一度言う、強行するな…」

ゾーリン「了解しました。大隊指揮官殿」

少佐「よろしい…。ならば堰を切れ!運動会の濁流の堰を切れぇ!」

セラス「ななななな、なんか怖そうな人が出てきてますけど…、インテグラ様…」

インテグラ「ふん、椅子取りゲームか…。ならば、最も適した者に努めてもらおう…」

ベルナドット「適した者?」
20 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/03(土) 18:54:43.55 ID:PfSMjIpu0
インテグラ「ペンウッド卿」

ペンウッド「え?」

インテグラ「ヘルシング家当主として、頼み事があります…」

ペンウッド「ま、まさか…」

インテグラ「この椅子取りゲーム、貴方の出番です…」

ペンウッド「えぇ〜!無理だろ、無理!!」

英国国防省職員「何言ってるんですか」

ペンウッド「え?何って?お前たち…」

英国国防省職員「いつもどおり、座っててください。仕事の邪魔だったんですよ」

ペンウッド「えぇぇぇぇ??」

英国国防省職員「はっはっはっはっは♪」

英国国防省職員「よし、応援団を組織しろ!」

英国国防省職員「国外支部への回線を開け!動画を配信するぞ!!」

ウォルター「さ、ペンウッド卿、こちらへ…」

ペンウッド「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ???」
21 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/03(土) 18:55:09.83 ID:PfSMjIpu0
ハルコンネンの精「はい、はい、並んで、並んでぇ〜」鼻糞ホジホジ…

ペンウッド「なぜ、こんなことに…」

ゾーリン「ふっ…」

法王陛下「…」プルプルプル…

ハルコンネンの精「はい、全員揃いましたねぇ〜。ちょっと待っててくださいよぉ〜」鼻糞ホジホジ…

セラス「あ、あれ…」

ベルナドット「あの爺さん、死んだはずじゃ…?」

インテグラ「あれは、リジェネレータ…」

セラス「リジェネレータ?」

アンデルセン「そうだぁ、我々人類が、キサマらと戦うために作り出した技術だぁ。ぐふぅ…」

セラス「ひぃっ!!」

法王陛下RG「…」プルプルプル…

ベルナドット「いや、それはわかったけど、あいかわらずプルプルしてるぞ?」

ハルコンネンの精「んで、イスを並べたからっと。んじゃ、行きますよぉ〜」鼻糞ホジホジ…

ペンウッド「…」

ゾーリン「…」

法王陛下RG「…」プルプルプル…

ハルコンネンの精「よぉ〜い…、どぉぉ〜ん!!」
22 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/03(土) 18:55:35.95 ID:PfSMjIpu0
ゾーリン「そらぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!死ぃぃぃぃねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」ジャキン!!

ペンウッド「うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」

ゾーリン「ふんっ!!」シュバッ!! バキバキッ!!

ペンウッド「ひぃぃぃぃぃ!!」

英国国防省職員「良いぞぉ!そこだぁ!もっとやれー!!」

法王陛下RG「…」プルプルプル…

ゾーリン「余計なイスは壊した…」

ペンウッド「…」

ゾーリン「キサマがそこをどけば終わりだ…」

ペンウッド「…」

ゾーリン「さぁ、そこをどけ…、奥へ、奥へ、奥へ、奥へぇぇぇぇぇ」

ペンウッド「ふっ」

ゾーリン「…何がおかしい、人間」

ペンウッド「無能なこの私より無能なキサマがだよ…」

ゾーリン「なに?」

ペンウッド「私の尻の下を見てみろ…」

ゾーリン「な…、それは…」ピッピッピッピ…

ペンウッド「さようならインテグラ。私も楽しかったよ…」カチッ

ドッグァァァァァァァァァァァァン… ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
23 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/03(土) 18:56:13.75 ID:PfSMjIpu0
セラス「なんで自爆…?」

インテグラ「ペンウッド卿…」

ハルコンネンの精「はい、そこまでぇ〜」鼻糞ホジホジ…

ベルナドット「そこまでって、また引き分けかよ…。意味あんのか?これ…」

ハルコンネンの精「白組の勝ちぃ〜」

セラス「えぇぇぇぇー??」

ベルナドット「んな、バカな!!なんでだよ?」

インテグラ「待て、あれを良く見ろ…」

ベルナドット「あ、あれは…」

セラス「イスの上に…、法王の帽子が乗ってる…」

ベルナドット「ちょっと待て、コラ、審判!!帽子でなんでOKなんだよ?」

ハルコンネンの精「あぁ〜、良く見てくださいよぉ…。中身入ってるでしょぉが…」鼻糞ホジホジ…

セラス「中身?…って」

法王陛下RG「…」プルプルプル…

ベルナドット「!!」

ハインケル「おい、医療班!法王陛下を収容しろ!身体の再生が間に合っていない!!」

イスカリオテ隊員「はっ!!」

セラス「キモ…」


〜 三回戦 種目:イス取りゲーム 〜

勝利:法王陛下RG

▼現在のスコア
赤組0点/白組1点/黒組1点

〜 四回戦へ続く 〜
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(徳島県) [sage]:2011/12/03(土) 18:56:18.15 ID:NdzhYCZQ0
インテグラさまもブルマ姿なの?
25 : ◆0Cw1O/qGmE [saga sage]:2011/12/03(土) 18:58:22.78 ID:PfSMjIpu0
>>24
ご想像にお任せいたします。
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県) [sage]:2011/12/04(日) 01:03:26.60 ID:pzFtbqpDo
何という俺得
27 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 15:07:18.94 ID:ZWHlaLIn0
〜 四回戦 種目:パン食い競走 〜

ペンウッド「いったい、どういうことなんだね?」

インテグラ「くそっ、ここまで無得点。我が軍は圧倒的に不利ではないか…」

ペンウッド「どうするのだ、この責任はぁ…!!」

アイランズ「ペンウッド卿、今はそんなことを言っている場合ではない…。そうだな、インテグラ?」

インテグラ「ヒュー・アイランズ卿…」

セラス「ペ、ペンウッド卿っ?!…ついさっき、死んだはずじゃ?」

ペンウッド「あれは残像だ…」

セラス「へ?」

インテグラ「ウォルター!」

ウォルター「はい、お嬢様」
28 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 15:08:13.00 ID:ZWHlaLIn0
インテグラ「ウォルター、率直に聞く。我々はもうおしまいか?」

ウォルター「ノー!ありえません」

ウォルター「一世紀前の初代ヘルシング卿主催の運動会に比べれば、この程度ピンチのうちにも入りません」

ウォルター「次の試合、パン食い競走…。この私めが出撃いたします」

ウォルター「お嬢様のご命令で、ひとつ残らず、あのパンを食い尽くしてみせます」

ウォルター「連中に、我々の食費がいかに高額か、教育してやりましょう」

インテグラ「ふっ…」

アーカード「ほぉ…、『死神ウォルター』がまた見れるか…」

セラス「え?あの…、どういうことですか…?」

アーカード「すぐにわかる…。ハァァァ…」

ウォルター「ふふ…」

セラス「この組織、普通の人、いないのかしら…」
29 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 15:08:51.63 ID:ZWHlaLIn0
少佐「久しぶりだなぁ、執事。55年ぶりといったところだ…」

ウォルター「…」

少佐「まったく、君というやつはいつも、どうしていつもいつも食事の邪魔に現れるんだい」

ウォルター「なんだと…?」

大尉「…」

ウォルター「やつは?!」ピシュン!!

大尉「…」ガシッ ギリギリギリ…

ウォルター「やはり…、やはりキサマか…」ギリギリギリギリ…

少佐「そのとおりだ、少年」

ウォルター「…くっ」

インテグラ「何事だっ?!」

ウォルター「お嬢様…。今のこの私では、あそこのあやつから、どれほどパンを奪取できるかわかりません…」

インテグラ「…」

ウォルター「…」

インテグラ「ウォルター、命令だ。必ずパンをくわえて戻れ…。必ずだっ!!」

ウォルター「おおせのままに…」

大尉「…」
30 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 15:09:31.20 ID:ZWHlaLIn0
ハルコンネンの精「パンのセット、完了ぉ〜」モグモグ…

ハインケル「コラァ!何『モグモグ』してるんだ、キサマァ!!」

ハルコンネンの精「うるさいですねぇ〜。あんまりうるさいと、失格にしますよぉ〜?」モグモグ…

ハインケル「くっ…」

ハルコンネンの精「それじゃ位置についてぇ〜。よぉぉ〜い…」モグモグ…

ウォルター「…」

大尉「…」

ハルコンネンの精「…」ゴックン

ウォルター「…!!」ピシュン!!

大尉「…」ダッ

ハインケル「え?え?今のがスタートの合図だとぉぉ!?」

ウォルター「…キサマ」ギリギリギリギリ…

大尉「…」ギリギリギリギリ…

ハインケル「しまった出遅れた!しかし、あいつらがやり合っている、この隙に…」ダダッ パクッ

マクスウェル「よし!そのままゴールしろぉぉぉぉ!!」

ハインケル「はいっ!!」ダッ
31 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 15:10:12.67 ID:ZWHlaLIn0
ハインケル「って、ゲェェェェェェ!!!」

マクスウェル「なにっ?!」

セラス「あれ、どうしたんだろ…?」

ハインケル「ななな、なんだこのパン!かじった痕があるじゃないか?!」

ハルコンネンの精「あ、それ、ハズレ」鼻糞ホジホジ…

ハインケル「ハズレって何だぁ!!これ鼻糞までついて…。あ…、身体のチカラが…」ガクッ

ウォルター「…」ギリギリギリギリ…

大尉「…」ギリギリギリギリ…

ウォルター「…狙いはあくまでもパン。ならば」ギリギリギリギリ…

大尉「…」ギリギリギリギリ…

ウォルター「…パンを全てたたき落とす!!」ピシュン

大尉「…!」ダダダッ

セラス「ウォルターさん!」

ウォルター「…」ダダダッ

大尉「…」ダダダッ

ハルコンネンの精「はい、そこまでぇ〜」鼻糞ホジホジ…

セラス「どっちが勝ったの?」

ベルナドット「ほぼ同時、いや、敵の方が少しだけ速かったか…」

セラス「そ、それじゃ…」
32 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 15:11:04.49 ID:ZWHlaLIn0
ハルコンネンの精「赤組の勝ちぃぃ〜」鼻糞ホジホジ…

ベルナドット「やった!」

インテグラ「ふっ…」

セラス「でもなんで…?」

シュレディンガー「〜♪」モグモグ…

大尉「…」

ドク「シュレディンガー君!何をして…」

シュレディンガー「大尉がくれた♪」モグモグ…

大尉「…」

ドク「シュレディンガー准尉!!」

少佐「よいよい、博士。准尉は任務を果たしている」

シュレディンガー「そうだよ〜。ボクは一回戦でちゃんと勝ったしね♪」モグモグ…


〜 四回戦 種目:パン食い競走 〜

勝利:ウォルター(赤組)

▼現在のスコア
赤組1点/白組1点/黒組1点

〜 五回戦へ続く 〜
33 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 16:04:25.45 ID:ZWHlaLIn0
〜 インターミッション 少佐の演説 〜

諸君 私は運動会が好きだ
諸君 私は運動会が好きだ
諸君 私は運動会が大好きだ

騎馬戦が好きだ
徒競走が好きだ
リレーが好きだ
二人三脚が好きだ
組体操が好きだ
借り物競走が好きだ
パン食い競走が好きだ
椅子取りゲームが好きだ
玉入れが好きだ

平原で 街道で
塹壕で 草原で
凍土で 砂漠で
海上で 空中で
泥中で 湿原で

この地上で行われるありとあらゆる運動会が大好きだ
34 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 16:04:53.71 ID:ZWHlaLIn0
ラインに並んだ選手の一斉スタートが轟音と共にスタートブロックを吹き飛ばすのが好きだ
空中高く舞い上がったアスリートが客席のカメラフラッシュで照らされる時など心がおどる

砲丸選手が投擲する16ポンド鉄球が審判を直撃するのが好きだ
咆哮を上げて奮い立つ筋肉から射出された槍が投擲距離を測定するために待つ審判をなぎ倒した時など胸がすくような気持ちだった

先端をそろえたハードルの横隊が走者により蹂躙されるのが好きだ
興奮状態のフェンシング選手が既に戦意を喪失した敵を何度も何度も刺突している様など感動すら覚える

敗北した敵選手達をテレビカメラの前に吊るし上げていく様などはもうたまらない
泣き叫ぶ観客達が私の掲げる国旗とともに金切り声を上げながらばたばたと気絶していくのも最高だ
35 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 16:05:20.41 ID:ZWHlaLIn0
哀れな抵抗者達がシューズのヒモがほどけながらも立ち上がってきたのを80cm列車砲の4.8t榴爆弾が審判ごと木端微塵に粉砕した時など絶頂すら覚える

北欧の美人床運動選手団にもみくちゃにされるのが好きだ
必死に口説く予定だった美人選手達がイケメン選手に次々と奪われていく様はとてもとても悲しいものだ

英米の筋肉ダルマに押し潰されて殲滅されるのが好きだ
英米アスリートに追いまわされ害虫の様に地べたを這い回るのは屈辱の極みだ

諸君 私は運動会を地獄の様な運動会を望んでいる
諸君 私に付き従う大隊戦友諸君
君達は一体何を望んでいる?
36 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 16:05:51.06 ID:ZWHlaLIn0
更なる運動会を望むか?
情け容赦のない糞の様な運動会を望むか?
鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐の様な闘争を望むか?
 
『運動会! 運動会! 運動会!』
 
よろしい ならば運動会だ

我々は渾身の力をこめて今まさに振り降ろさんとする握り拳だ
だがこの暗い闇の底で半世紀もの間堪え続けてきた我々にただの運動会ではもはや足りない!!

大運動会を!!
一心不乱の大運動会を!!
ポロリもあるよ!!

我らはわずかに一個大隊 千人に満たぬ敗残兵に過ぎない
だが諸君は一騎当千の古強者だと私は信仰している
ならば我らは諸君と私で総力100万と1人の軍集団となる
37 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 16:06:26.80 ID:ZWHlaLIn0
我々を忘却の彼方へと追いやり眠りこけている連中を叩き起こそう
髪の毛をつかんで引きずり降ろし眼を開けさせ思い出させよう
連中に恐怖の味を思い出させてやる
連中に我々のシューズの音を思い出させてやる

天と地のはざまには奴らの哲学では思いもよらない事があることを思い出させてやる
一千人の吸血鬼の戦闘団で
運動会を燃やし尽くしてやる

第二次ゼーレヴェー大運動会 状況を開始せよ

〜 少佐の演説 終わり 〜
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/12/04(日) 17:38:04.65 ID:LXXypJSwo
すげぇ

なにがすげぇってすげぇ!
39 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 18:16:46.96 ID:ZWHlaLIn0
〜 五回戦 種目:借り物競走 〜

インテグラ「そんなに運動会がやりたいのか…、運動会屋どもめ…」

セラス「いや…、これは運動会では…」

アーカード「フッフッフッフ…。アッハッハッハッハ…。さぁ、私の出番だ…。ハァァァ…」

セラス「マスター?」

インテグラ「…」

アーカード「オーダーをよこせ、マイ・マスター…」

インテグラ「わかっているのか?アーカード…。次の種目は『借り物競走』だぞ?」

アーカード「何を心配している?インテグラ…」

アーカード「銃は私がかまえよう…、照準も私が定めよう、アンモをマガジンに入れ、スライドを引き、セーフティも私が外そう。だが…」

アーカード「借りるのはお前の意思による。さぁどうする。命令を、ヘルシング局長」

アーカード「インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング…」
40 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 18:17:21.42 ID:ZWHlaLIn0
インテグラ「…」シュボッ… フゥー

インテグラ「私をなめるな従僕!私の命令は何も変わらない!」

インテグラ「サーチ・アンド・デストロイ!サーチ・アンド・デストロイだ!」

インテグラ「我々の邪魔をする勢力はたたいて潰せ!」

インテグラ「逃げも隠れもせず、正面玄関から撃って出ろ!」

インテグラ「全ての障害へと進み、押し潰し、粉砕しろ!!」

アーカード「ンッフッフッハッハッハ、ラジャー。そうだ、それが最後の一軸の花。なんとも素晴らしい」

アーカード「またぐらがいきり立つぞ、インテグラ」

アーカード「ならば撃って出る。とくとご覧あれ、ヘルシング卿…」

セラス「マ、マスター…」

アーカード「ハァァァ…」
41 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 18:18:03.29 ID:ZWHlaLIn0
ドク「やはり、こうなりますか…」

少佐「このままではラチがあかんな。何より、ちっとも面白くないね。大火にジョウロで水をかけても、しようがない」

ドク「では、いかがいたしましょう…」

少佐「トバルカイン・アルハンブラに伝達!出撃準備!思うようにラチをあけよ!」

マクスウェル「…」

アンデルセン「くくく、踊れ踊れ、フリークス。地獄を見せろ、この私にぃ…」

ハインケル「くっ、毒が、まだ…」

由美江「大丈夫か…?」

アンデルセン「くふぅぅぅ…」
42 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 18:18:51.53 ID:ZWHlaLIn0
トバルカイン「あなたが、あのご高名なアーカード氏でありますか。お初にお目にかかる」

トバルカイン「私の名は、トバルカイン・アルハンブラ。近しい者からは『伊達男』と呼ばれております」

アーカード「能書きは良い…。で、どうする?伊達男…」

トバルカイン「この試合は我々の勝利となる。君は我々の取るに足らない敵のひとつとして列挙されることになる」

トバルカイン「そう…、我々ミレニアムによって」

アーカード「なるほど、なるほど。そうか、まったくもってどうしようも無い連中だ」

アーカード「ならば、この私が相手してやらなければならないのは全く自然だ」

アーカード「一度滅ぼされたくらいでは何もわからんのか…。ハァァァ…」

偽ジャッカルの精「さぁ、準備は良いでウィリス?」

アーカード「お前は誰だ…」

偽ジャッカルの精「私は審判。そして君の銃、ジャッカルの精でウィリス」

アーカード「…」ガァァン! ガァァン! ガァァン!

偽ジャッカルの精「やめっ、やめたまえウィリス!!」

アーカード「…」ガァァン! ガァァン! ガァァン!

偽ジャッカルの精「話を聞け!聞いてくださいウィリス!!」

アーカード「…」
43 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 18:19:51.69 ID:ZWHlaLIn0
偽ジャッカルの精「私は、審判!お前は私に従うしか無いんだウィリス」

偽ジャッカルの精「お前はこの、面白いんだか、面白くないんだか、微妙なSSで運動会を…」

アンデルセン「そこのキサァマァ…、さっさと始めろ。俺がコイツらへの殺意をぉ、抑えられているうちぃにぃ…」

偽ジャッカルの精「…!!」

トバルカイン「フッフッフ…」

アーカード「ハァァァ…」

アンデルセン「ぐぬふぅぅぅ…」

偽ジャッカルの精「そ、そんじゃ、いくですウィリス。よぉ〜い…」

偽ジャッカルの精「ウィリス!!」

トバルカイン「…!」パララララララララ… シュババババッ

セラス「トランプ?!」

アーカード「ふっ…」ガァァン! ガァァン! ガァァン!

トバルカイン「ふははははは!吸血鬼アーカード、なんのこともあらん…」

アーカード「血が止まらない…。ただのトランプでは無いな…」

アーカード「面白いぞ…。面白い。ンッハッハッハ…。ひどく面白いぞ」

トバルカイン「準備は良いですかな?アーカード君」

アンデルセン「やかましい、死人がしゃべるな」
44 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 18:21:22.24 ID:ZWHlaLIn0
トバルカイン「バイヨネット神父、リジェネレータ、アレクサンドル・アンデルセン…」

アンデルセン「この私の眼前で死人が歩き、アンデッドが軍団を成し、戦列を組み、前進をする」

アンデルセン「唯一の理合を外れぇ、外道の法理を以ってぇ、通過を企てるものをぉ」

アンデルセン「我々が、我らイスカリオテが、この私が許しておけるもぉのかぁぁ…」

アンデルセン「キサマらは震えながらではなく、藁のように死ぬのだぁぁぁぁ!!」

アンデルセン「エイィィィィィィィィィメェン!!!」ジャキキキキキン!!!

トバルカイン「くっ…」

アーカード「ハァァァ…」

アーカード「拘束制御術式第三号、第二号、第一号解放。状況A、クロムウェル発動による承認認識」

アーカード「眼前敵の完全沈黙までのあいだ、能力使用限定解除開始」

アーカード「では教育してやろう。本当の吸血鬼の『闘争』というものを!」

トバルカイン「な、なんだ、コイツらは…」

アンデルセン「ふんぬぅぅおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」シュババババババババババッ!!!

アーカード「ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!」ミギャァァァァァァァァァァァ!!!

トバルカイン「この私が…、負けるなど…」
45 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 18:22:02.24 ID:ZWHlaLIn0
偽ジャッカルの精「そこまでだウィリス!!」

アンデルセン「エイィィィィィィィィィィィィィィィィィメェェェン!!!」シュババババババババババッ!!!

アーカード「アッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!」ミギャァァァァァァァァァァァ!!!

偽ジャッカルの精「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!やめっ、やめたまえウィリス!!」

偽ジャッカルの精「やめないと反則にするでウィリス!!」

アンデルセン「ぬはぁぁぁ…」

アーカード「ハァァァ…」

偽ジャッカルの精「ふぅ、助かったでウィリス」

セラス「あの、この試合…」

ベルナドット「あぁ…」

偽ジャッカルの精「引き分けでウィリス!!」

セラス「ですよね」

国教騎士団傭兵「あいつら、借り物競争のルール知らないんじゃ?」

国教騎士団傭兵「あぁ、こんな借り物競争、見た事ねぇ…」

インテグラ「ウォルター…。私は、私の命令は正しかったのか…?誤っていたのか…?」

ウォルター「正誤の判断など…。ただ私は、バトラーでございますれば」

ベルナドット「命令って、たしか…」

セラス「サーチ・アンド・デストロイ…」


〜 五回戦 種目:借り物競走 〜

勝利:該当者無し(サーチ・アンド・デストロイ)

▼現在のスコア
赤組1点/白組1点/黒組1点

〜 六回戦へ続く 〜
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東・甲信越) :2011/12/04(日) 18:24:29.37 ID:Sc26s6HAO
トバルカイン(´;ω;`)
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県) [sage]:2011/12/04(日) 18:46:11.63 ID:pzFtbqpDo
 、-≦_ー‐  -=ニ`ー、ヾ,ヽヽト、ヾヨヽ'i Y,r‐'‐イ   /  ̄ ̄ ̄\
  〉三_‐_´_ `ミ、_ヽ`ミト、ト_ミ;;W_ヽi リ∠'-三!,/  フ     \
 彡ラ'_´-_‐' -‐三ミー_-ミミr'    `"┴ミミミ≦|  化リ 踊 踊  |
  〃彡-_ ,-__ヽ≡_−ヾミ{_        ト\、!|  物.| .れ れ  !
 ム,∠/-,-',,.-, |彡_/~~≡_      |ハ!ヾ'|  共ク       |
  }三三{ /) ト'、'、   `ー‐-'_、  ,   !   |    ス        !
 . f三三ム !r'(   ヽヽ、  、 r-、ミヾi|!|,-|   \        /
  f三シ´ } y'/    \`ヽ,ヾ|!、 !ヽミリソ|Z!     >    <
 ノ彡゙  ヽッ';:;;:、     \ `ヾ≧キ};==iリ   /       \
 :゙     /;:;:;;〃_,,、_    `ヽ{_ノ'-'   !  /             !
 ヽ,  i  /;:;:;=、´,=ト、゙_      ,.-、.   i   |  私 こ 見 地  |
 ヽヽ,i'  i',彡;:;,   ゙トy_`,ー-..、  ト、,._  〉‐'|  に の せ 獄  !
  ヽヽ,  \レ: .:,  `'ヽ'、'w,_ `ヽ、〉"   YヽL|       ろ .を  !
 、 ヽヽ,   `に;;::;   、 `ヽ_~)'r'´i_,r ‐ ┼ ゙i\              !
 ヽ  ヽヽ   ヾrシ   ヾ_-ァ‐' 〈r'   ヽ,-'‐ \       /
  ヽ  ヽヽ   ヾfシノ, , 〃/   ヽ_,   ノ!i\  ノノヽ___/
   ヽ  ヽ\_,..-ヾカソノソシノ`ヽ、  </   ソ  ゙ _,| |
    ヽ、_ソ/)、  `\´     `ヽ!     /  , └┐i!
    ヽミ_-' / ノ\   \      |    |!  、ヾッ, | ||
     ヽ  ̄ ´  \   \.    ト、   "  \_`'、||
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県) [sage]:2011/12/04(日) 18:46:48.71 ID:pzFtbqpDo

  /         \  / l l   l  ‖│ l | l_⊥-┼| l  トy-、 l |   l l /         ヽ
  |   ワ    | /, | |   |  || | l l∠-‐ニ!lTl| l   |/,=、ヽ l |l  l |′     ひ あ
  |   ン    | /│ l |  |   |レ|,ィ彡tテl⌒リ!l ! l  | {ニ、} } l |l l l |     ょ
  |    ワ     | | l | |`>ト<、 {/{爪__ノ_ノ 川  | i |  / /l l | l│‖     っ
  ヽ.   ン     |│ l lVヘiY代ミ、   ´ ̄   i l l  l l | ト-イl l l│l |l l|l、     と
   ,ゝ      / ヽト、∧ lヽゞーソ,       ! l |  l i l l リ l l│l lリ!|ハ、    し
 /       /   ヽ、 ヽリハ´ k、‐ _ ____,l l |  l l l l /_l⊥!-亠‐'¬ト、   て
/        <         ,ハl ハ  、rく_ン‐宀ィ| l l  l i レ'´      __, ニフ´       /
   ワ     l     ///l l ヽ、 \{   ノ/ l |  l l |  ,.ニ‐  ̄ __ /          r‐′
    |     │    / ' / ! i i l\ `三'´ ,l l  l l / /   ,∠-/          ヽ
    |    /  ,/ // /  l l l  l>、__. ィ/ l  ! l,/'´   /-‐ /    か .な 犬   !
    l    >´ ////  i i l /レ了´/l l  l/   ∠ - ‐ l     な い 語   |
   ン   /  ///, '/   / l l l 厂l/ / //   /´   __ |     ? と  じ   |
\___/ //// /,  '/ // l//   / /'     / -‐  ̄   l     キ 駄 ゃ  │
      // ∠ -‐ 7, // // /'´   / /    /    -‐   \  ミ  目     l
    //, く    _// // ///    / /   ∠−  ̄         ∠ 、          /
  ,/// /\,/// // //′    //ニニン′             \_    __/
/// / __/  j/ // //      //  /                    ̄厂
49 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 23:50:57.67 ID:ZWHlaLIn0
〜 六回戦 種目:大玉転がし 〜

少佐「ひゃっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」

少佐「あのアルハンブラがまるでボロ雑巾じゃないか!やっぱり強いなアイツは!」

少佐「べらぼうに強いな!存外に強いな!!」

ドク「も、もうしわかりません…。やはり、やはり私どもは…。まだ私どもは…」

少佐「否!!バカを言うな…。むしろ大成功に近い」

少佐「あのアーカードに対して、我々は一定の成果をあげたのだ。これは驚くべき存在への媒介だ」

少佐「では諸君!楽しい楽しいショーが、まだまだ続く。次は大玉転がしだ…」

ドク「では、あの二人を…」

ヤン「そいつのツレが医者なんだけどさ、整形外科医っつーの?患者がイカレててさぁ…」

ヤン「頭蓋骨に穴開けて、ガラスはめ込んで…」

ヤン「脳みそプカプカ浮いているようにしろってリクエストに応えたってゆーの」

ヤン「ひゃっはっはぁ…。もう『化け物』!何になりたいんだか…。なぁ、兄ちゃん」

ルーク「やかましいぞ」

ヤン「ぅん?」

ルーク「仕事の前にいつもいつもお前はやかましい。仕事は静かにクールにやるものだ」

ヤン「はいはいはい、またそれかよ。わかってるって、わかってますって」

ルーク「失敗は許されない」

ヤン「失敗?ありえねぇ〜」
50 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 23:51:33.40 ID:ZWHlaLIn0
ウォルター「インテグラお嬢様、次は二人組で大玉転がしです」

インテグラ「そうか…」

ウォルター「セラス嬢…」

セラス「私?」

ウォルター「ロートルにルーキー、二人足して1人前でございましょうが。ふっふっふ…」

アーカード「今度も少しは楽しめそうだ。フッフッフッフ…」

アンデルセン「ぬふぅはぁぁぁ…」

アンデルセン「プログラムを見たかぁ、ハァインケルゥ…」

ハインケル「…」

アンデルセン「見ているか、ユゥミエェ…」

由美江「…」

アンデルセン「アイツらは…、アイツらこそは、我々の怨敵ぃよぉ。我々の宿敵ぃよぉ!」

アンデルセン「アイツらを打ち倒すのは我々だぁ。打ち倒して良いのは我々だけだぁ!!」

アンデルセン「誰にも渡さん!誰にも邪魔はさせん!誰にもぉ!誰にもぉぅ!!」

アンデルセン「エイィィィィィィィィィメェン!!」

アンデルセン「お前らが行けぇ…。ぬふはぁぁ…」

ハインケル「…」フゥーッ
51 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 23:52:30.44 ID:ZWHlaLIn0
偽ジャッカルの精「さぁお前たち、スタートライン並ぶでウィリス!」

ハインケル/由美江「…」

ヤン「あ、どーも、どーも、淫売でビッチの糞ヘルシングちゃーん。ボクちゃんたちの名前はヴァレンタイン兄弟」

ルーク「…」

ヤン「ボク弟のヤンでーす。よろしくね♪」

セラス「…?」

ヤン「さっきまで遅めのランチを楽しんできちゃいました…」

ヤン「あんたの可愛い隊員さんたちは、ボクたちのウンコになるんでちゅよぉ?」

インテグラ「なに?」

ヤン「…今からぶっ転がしてやるぜ?」

ヤン「小便は済ませたか?神様にお祈りは?部屋の隅でガタガタ震えて命乞いする心の準備はぁ、オーケィ?」

インテグラ「奴ら、本部に残して来た兵士を…」

ウォルター「お嬢様、状況はすでに把握しております」

インテグラ「ウォルター…、奴らは私の部下達を食った…。絶対に許さん!やつらを生きたままゴールさせるな!!」

ウォルター「もちろんでございますとも、インテグラお嬢様」
52 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 23:53:07.55 ID:ZWHlaLIn0
偽ジャッカルの精「こら、お前たち人の話を聞け!スタートライン並ぶでウィリス!」

由美江「…」ギロリ

偽ジャッカルの精「ひ、ひぃぃっ!もう始めるでウィリス!よぉ〜い…」

偽ジャッカルの精「ウィリス!!」

ヤン「そりゃぁぁぁ!縦縦!横横!左右左右!!ひゃっはっはっはっはっは!!」

ヤン「レイプして殺してぇ、そっからもっかい死体を犯してやる…」

ヤン「玉をひとつ残らずぶっ転がし、跡形残らず焼き尽くし、オイラは帰ってマスかいて寝る。オーケィ…?」

ウォルター「…」ピシュンッ… ィィィィィィン!!

ヤン「くっ…!」

ウォルター「外したか…。やはり、昔のようにはいかないものだ」

ウォルター「ウォルター・クム・ドルネーズ。ヘルシング家執事。元、ヘルシングゴミ処理係」

ヤン「んのやろ…!」

ウォルター「小便は済ませたか?神様にお祈りは?部屋の隅でガタガタ震えて命乞いする心の準備はぁ、オーケィ?」

ヤン「ふっ、へっはっは、ひゃぁっはっはっはっは!!」

ヤン「そう来なくっちゃぁ!あーはー!!楽勝すぎてつまんねーと思ってたとこっすよぉ!!」パチッ

ヤン「マーチ!!」

グール「…」ザッザッザッザッザッザッ
グール「…」ザッザッザッザッザッザッ
グール「…」ザッザッザッザッザッザッ

インテグラ「何?」
53 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 23:54:05.74 ID:ZWHlaLIn0
ハインケル「あれは、グールの集団…。おい、審判!あれは反則じゃないのか?」

偽ジャッカルの精「はい?何か問題でもウィリス?」モグモグ…

少佐「ふふふ…」モグモグ…

ハインケル「コラァ、審判!何ステーキ食ってんだぁ!!」

偽ジャッカルの精「ルール違反じゃないでウィリス。これ美味しいでウィリス」モグモグ…

ハインケル「審判がステーキくらいで買収されてんなぁ!!」

少佐「おいおい、食事中なんだから邪魔しないでくれ」モグモグ…

少佐「知らないのか?デブは一食抜いただけで餓死するんだ」ニチャニチャ…

少佐「この私が言うんだから間違いないぞ少年 」

ハインケル「くっ…、この…」

由美江「ほっとけハインケル…、今は…」

ウォルター「セラス嬢、ダイレクトサポート開始…」

セラス「や、ヤァ!」ズドォォォン!!

ハインケル「まずい、よけろ!由美江!!」

由美江「くっ…」

グール「グボォォォ…」ゴォォォォォォン ブシャァァァァァァァ!!
グール「グボォォォ…」ブシャァァァァァァァ!!
グール「グボォォォ…」ブシャァァァァァァァ!!

ウォルター「第二射、焼夷流弾、信管VT。敵戦列中央!!」

セラス「ヤ、ヤァ!!」ガシャン バシュン ガコォォォォン

セラス「…」ジャキン
54 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 23:54:28.97 ID:ZWHlaLIn0
ヤン「糞ったれがぁぁ!!」

セラス「…!」ガチッ ズドゴォォォォォォォン

グール「グボォォォ…」ドゴォォォォォォン ブシャァァァァァァァ!!
グール「グボォォォ…」ブシャァァァァァァァ!!
グール「グボォォォ…」ブシャァァァァァァァ!!

ルーク「やかましいぞ…」

ヤン「兄ちゃん…」

ルーク「気を抜くからだ…」

アーカード「ハァァァ…」

ルーク「初めまして、アーカード様…。私はルーク・ヴァレンタイン。あなたを崇拝する者です」

ハインケル「アーカードまで…」

偽ジャッカルの精「私には見えないでウィリス」モグモグ…

ルーク「今まで幾度となく、任務の中であなたの名を耳にしてきました。アーカード様」

ルーク「馬鹿馬鹿しいまでに強く、優雅なままに血の海をのたうつ、人外の者、ナイトウォーカー」

ルーク「夜の闇より純粋な、漆黒の中の漆黒の怪物…」

アーカード「ふっ…」

ルーク「しかしあなたの不死伝説も、今日終わるのです」

ルーク「キサマを殺し、私は夢の先へゆく!」

ルーク「今までのインスタントと私は違う!この日のために生まれてきた!!」ドンッ ドンッ ドンッ ドンッ

アーカード「…」ガァァン! ガァァン! ガァァン!
55 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 23:55:11.39 ID:ZWHlaLIn0
ルーク「弾を避けようともしない、不死身かアイツは。いぃや、そんなものこの世にない!!」

ルーク「ダメージは奴の方が大きいはず…。勝てる!私は勝てる!あのアーカードに!!」

アーカード「楽しい…、こんなに楽しいのは久しぶりだ…」

アーカード「キサマの名前は何だった…」

ルーク「ルーク・ヴァレンタイン…」

アーカード「ハァァァ…」

アーカード「ルーク・ヴァレンタイン、キサマをカテゴリーA以上のヴァンパイアと認識する」

アーカード「拘束制御術式第三号、第二号、第一号解放。状況A、クロムウェル発動による承認認識」

アーカード「眼前敵の完全沈黙までのあいだ、能力使用限定解除開始」

アーカード「ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!」ミギャァァァァァァァァァァァ!!!

ルーク「う、うわぁぁぁぁぁ…!!」

由美江「ハインケル!」

ハインケル「あ、あぁ、今のうちに!!」

ウォルター「行かせるか…」ピシュン

ハインケル「うわっ!」バシュンッ

由美江「大玉が、まっぷたつに…」

ウォルター「セラス孃!ゴールへ!!」

セラス「ヤァ!!」ゴロゴロゴロ…

偽ジャッカルの精「はい!そこまでだウィリス!!」モグモグ…
56 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 23:55:59.56 ID:ZWHlaLIn0
ベルナドット「よっしゃぁぁぁ!!」

偽ジャッカルの精「赤組の勝ちでウィリス!!」モグモグ…

セラス「ふぅ…」

ウォルター「ふっ」

ハインケル「しまった!逃げろ、由美江!!」ババッ

由美江「…!」ババッ

セラス「へ?」

アンデルセン「アァァァァァァカァァァァァァァドォォォォォォォォ!!!」ジャキキキキンッ!!!

アーカード「ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!」ミギャァァァァァァァァァァァ!!!

偽ジャッカルの精「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!やめるんだウィリス!!」

アンデルセン「エイィィィィィィィィィィィィィィィィィメェェェン!!!」シュババババババババババッ!!!

ヤン「うぎゃぁぁぁぁぁ!!!」

アーカード「キサマは犬の糞になってしまえっ!!」ミギャァァァァァァァァァァァ!!!

ルーク「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

偽ジャッカルの精「おんぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ハインケル「自業自得だ…、審判…」


〜 六回戦 種目:大玉転がし 〜

勝利:セラス/ウォルター(赤組)

▼現在のスコア
赤組2点/白組1点/黒組1点

〜 七回戦へ続く 〜
57 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 23:56:23.03 ID:ZWHlaLIn0
〜 七回戦 種目:??? 〜

インテグラ「ウォルター」

ウォルター「はい、インテグラお嬢様」

インテグラ「次の競技はなんだ?」

ウォルター「はい、プログラムによりますと…、いや、少々汚れて読めませんな」

インテグラ「なんだと?それではどうするのだ…」

ウォルター「ふむ…、いかがいたしましょうか…。他のチームが知っているかもしれませんので、様子を見てまいります」

ドイツ将校「次の試合、キサマらは知っているのだろう?狙いはなんだ?」

少佐「全く完全にお答えできません、大佐。今は亡き総統閣下の特秘命令ですので…」

少佐「ただし、種目はお答えいたします。次の試合を知っているのは…」

少佐「>>60です」
58 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/04(日) 23:56:52.60 ID:ZWHlaLIn0
>>60
試しに安価リクエストに応えてみたいと思います。
運動会の種目をお答えください。
複雑でなければ、どんな無茶なゲーム内容でもかまいません。
どのみちメチャクチャになりますし。
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(埼玉県) [sage]:2011/12/05(月) 00:10:47.21 ID:/u1TPeuwo
踏み台
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/12/05(月) 00:14:16.39 ID:kPGuFo+Fo
クロスカントリー(ダウンタウン熱血行進曲の奴で)
61 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 00:27:27.56 ID:UENWl4R40
ID:kPGuFo+Fo「クロスカントリーです。ダウンタウン熱血行進曲の」

ドイツ将校「な…、なんだと…」

少佐「ふっ…」

ドイツ将校「…!」バキィィッ!!

少佐「ぐふっ…」ズシャァァァァァァ…

ドイツ将校「代行と呼ばれて調子づきおって!なぜ、こんなふざけた種目なんだ?!」

ドイツ将校「なぜ?なぜだ?!答えろ、この化け物め!!」ピューン…

ドイツ将校「…?!」

ゾーリン「そのへんにしときなさいよぉ、大佐。おいたが過ぎると、ぶっ殺しちゃうわよ?」

ミレニアム隊員「…」チャキッ
ミレニアム隊員「…」チャキッ
ミレニアム隊員「…」チャキッ

ドイツ将校「な、何をしようとするんだ…。一千人の吸血鬼を率いて、何が目的なんだ、少佐!?」

少佐「運動会の歓喜を無限に味わうために…」

少佐「次の運動会のために、次の次の運動会のために…」

ドイツ将校「や、やめろ…」

ID:kPGuFo+Fo「え?」

ミレニアム隊員「…」
ミレニアム隊員「…」
ミレニアム隊員「…」

ドイツ将校「た、助け…」

ID:kPGuFo+Fo「ちょ…」

少佐「…」パチン

ミレニアム隊員「グバァァァァァァ!!」
ミレニアム隊員「グバァァァァァァ!!」
ミレニアム隊員「グバァァァァァァ!!」

ドイツ将校「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

ID:kPGuFo+Fo「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

ドク「中途半端にするなよ?グールになってもらっても、そのなりだ…、困る…」
62 : ◆0Cw1O/qGmE [saga sage]:2011/12/05(月) 00:28:22.97 ID:UENWl4R40




>>60
リクエストありがとうございます。
これから内容を書きますので、しばらくお待ちください。m(__)m





 
63 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 01:28:07.95 ID:UENWl4R40
ウォルター「インテグラお嬢様。次の種目はクロスカントリーとのことでございます」

インテグラ「そうか…」

インテグラ「婦警!次もお前が行け」

セラス「はい!でもこれ…、何か地図のようなものがありますけど…」

インテグラ「クロスカントリーなんだから当たり前だろう」

セラス「どこなんだろ…、これ」

偽ジャッカルの精「お前たち!さっさと位置につくでウィリス!!」

アンデルセン「ぬふはぁぁぁ…」

ゾーリン「よし…。総員戦闘準備だ…」

偽ジャッカルの精「…!!」ビクッ!

偽ジャッカルの精「何を言ってるのかわからないけど、よぉぉ〜い…」

セラス「…」ぐぐっ

偽ジャッカルの精「ウィリィィィス!!!」

セラス「まずは地図にあるとおりに…」ダッ

ベルナドット「嬢ちゃん!あぶない!!」
64 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 01:28:47.92 ID:UENWl4R40
アンデルセン「エイィィィィィィィィィィメェン!!!」シュババババババババババッ!!!

セラス「かはっ…」ザクザクザクザクッ!

アンデルセン「ぐぬふぅぅはぁぁぁ…」

セラス「ぁ、あぁ…」

アーカード「あれは、祝福儀礼の銃剣…」

セラス「う…」

アンデルセン「ずいぶんとまぁ可愛らしい声をあげて苦しむのだねぇ、お嬢ちゃん…」

アンデルセン「だがぁ、そんな程度ではお前たちは死なないぃよぉ?」

アンデルセン「心臓には一本たりとも突き刺してはいないのだかぁらぁ…」

アンデルセン「たまにしかない吸血狩りだぁ、楽しませていただかなければぁね…」

ゾーリン「ふふっ」ダダッ

アンデルセン「…!!!」

ハインケル「アンデルセン神父!!敵がっ!!建物の中へ…」

由美江「急いでください!!」

ハインケル「いやちょっと待て、あの建物…」

由美江「?」

アンデルセン「ぬふぅおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」ダダダッ

ミレニアム隊員「中尉!旗艦からの支援攻撃、来ます!V1改です!!」

ゾーリン「デウス・エキス・マキーナからの露払いか」

ドッグァァァァァァァァァァァン!!!
65 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 01:29:18.32 ID:UENWl4R40
アンデルセン「エイィィィィィィィィィィメェン!!!」シュババババババババババッ!!!

ゾーリン「はっはっはっはっはっは!!!どこを狙っている?神父!?」バババッ

アンデルセン「死人がぁ…、アンデッドがぁ、この私の前でしゃべるぅなぁぁぁぁ!!!」ジャキキキキキンッ

ゾーリン「喰らえ…」

アンデルセン「ぐぬふぅぅぅ?これはぁ…?」

法王陛下「アンデルセン…」

アンデルセン「…?」

法王陛下「…」

ハインケル「バカな…、陛下がプルプルしていない…」

法王陛下「アンデルセン…」

アンデルセン「?」

ゾーリン「うっそでーす!全部嘘!!」

ゾーリン「そりゃぁぁぁぁぁ、死ぃぃぃぃぃねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」ジャキンッ

アンデルセン「ふん…」ガシッ

ゾーリン「ふっふっふ…。おしかったか…?」

ビシュンッ ビシュンッ ビシュンッ ビシュンッ ビシュンッ ビシュンッ

アンデルセン「…!!」

ゾーリン「何だ?!」
66 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 01:29:55.74 ID:UENWl4R40
法王陛下RG「ふぅぉぉぉぉぉぉぉぉ…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ベルナドット「なんだ、あれは?」

ハインケル「あ、あぁ…、やっぱり…」

由美江「あれは、キュベレイ?!」

法王陛下RG. versionキュベレイ「ハァァァァァァァァァァッ!!!」

キュンキュンキュンキュン

ハインケル「ファンネル!!」

由美江「速い!!」

アンデルセン「ぬふぅぅぅあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ズガシャァァァァァァァァ!!

ゾーリン「うぅぅぅおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」ドガシャァァァァァァァァァ!!

法王陛下RG. versionキュベレイ「キサマたちには神罰をくだす…。ハァァァァァァァァァァァァ!!!」

キュンキュンキュンキュン

ドゴォォォォン!! ドゴォォォォン!! ドゴォォォォン!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

偽ジャッカルの精「そこまで、やめろぉぉぉウィリス!!」

せらす「はぁ…、はぁ…、はぁ…。くっ…」

アーカード「しゃべるな。祝福儀礼の銃剣が刺さっている…」

セラス「マ、マスター。すみません…」
67 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 01:30:21.87 ID:UENWl4R40
偽ジャッカルの精「この試合没収ぅぅぅでウィリス!!」

ハインケル「あぁ、やっぱり…」

由美江「ハインケル、あの建物って…」

ハインケル「そうだ、法王陛下の居城だ…。それをめちゃくちゃにしたんだから、そりゃ怒るだろう…」

法王陛下RG. versionキュベレイ「ハァァァァァァァァァァ…」

キュンキュンキュンキュン…


〜 七回戦 種目:クロスカントリー 〜

勝利:法王陛下乱入により、該当者無し

▼現在のスコア
赤組2点/白組1点/黒組1点

〜 八回戦へ続く 〜
68 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 06:34:11.84 ID:NlVmOPzZ0
〜 八回戦 種目:水泳50m自由形 〜

インテグラ「今のところ我が軍のアドバンテージは1点のみ、か…」

ウォルター「はい、そのとおりでございます、インテグラお嬢様。敵もなかなかやるものですな」

セラス「次は水泳ですか…。わ、わたし、水はちょっと…」

アーカード「私も無理だな…、ハァァァ…」

インテグラ「よし!ここは、このインテグラ・ヘルシング自らが出場するぞ!!」

インテグラ「ウォルター!例の装備を用意しろ!!」

ウォルター「はい。こちらに…」スッ

セラス「そ、それは…」

ウォルター「スクール水着、略してスク水でございます」

セラス「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ?!」

ベルナドット「おいおい…」

ウォルター「インテグラ様ご自身からのご用命で『やっぱ水泳はスク水じゃなきゃダメ!』とのことです…」

アーカード「ふっふっふ…、そうでなくてはな。またぐらがいきり立つぞ…。マイ・マスター…」

インテグラ「ふっ…。そうサカるな、ヴァンパイア…」

セラス「いや、あの、ちょっと…」

アーカード「ハァァァ…」
69 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 06:34:48.06 ID:NlVmOPzZ0
由美江「これは…」

ハインケル「まぁ…、その、なんだ…、似合ってるぞ」

アンデルセン「ぬふぅはぁぁぁ…」

由美江「ど、どうしてもコレじゃなきゃダメなのか?」

ハインケル「あぁ、そうらしい。あそこを見てみろ…」

由美江「ん?」

大尉「…」

由美江「な…!」

シュレディンガー「ねぇねぇ、なんで大尉はあんなカッコしてるの?」

ドク「君は黙っていたまえ、シュレディンガー准尉…」

大尉「…」

ゾーリン「…」(危ないところだった…。大尉が立候補しなければ、あそこにいたのは間違い無く私…)

由美江「アイツは男じゃないのか…?」

アンデルセン「んぬふぅぅほぁぁぁぁぁ…」

由美江「ア、アンデルセン神父…?」
70 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 06:35:33.02 ID:NlVmOPzZ0
偽ジャッカルの精「それじゃ、試合前のボディーチェックをウィリスゥゥゥゥゥ」ムホホー!!

由美江「この…」シャキイィィン ィィィィィィィィビュンッ

偽ジャッカルの精「ひぃぃぃぃぃぃぃっ!!冗談です!冗談ですってばウィリス!!」

大尉「…」ズイッ

偽ジャッカルの精「…?」

大尉「…」ズズイッ

偽ジャッカルの精「い、いえ、あなたはけっこうですウィリス…。冗談ですのでウィリス…」

インテグラ「おい審判!!…スタートの合図を」

偽ジャッカルの精「は、はいでウィリス!それでは、よぉぉ〜い…」

インテグラ「今だ!ウォルター!!」

偽ジャッカルの精「ウィリスゥゥッ!!」

ウォルター「はい!!」ピシュン!!

由美江「なに?」ぱらり…

アーカード「オープン、セサミィィィ…」

アンデルセン「ぬっぐあぁぼはぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ぶしゅー!!

ベルナドット「おほぉ〜!!!」

由美江「きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
71 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 06:36:04.99 ID:NlVmOPzZ0
国教騎士団傭兵「隊長!良い眺めでありますな!今日は来て良かったであります!!」ボタボタボタ…

ハインケル「なんだと!卑怯なマネを!!」ボタボタボタ…

由美江「コラァ、ハイケンル!お前も鼻血でてる!!早くタオルをよこせぇ!!」

アンデルセン「…」

イスカリオテ隊員「おい!パラディン・アンデルセン様が倒れているぞ!!」

イスカリオテ隊員「いかん、早く輸血を!!」ダダッ

インテグラ「よし、今のうちだ!!はははははははははははは!!!」バッ

大尉「…!」バッ

セラス「インテグラ様!敵が追ってきています!気をつけ…、って…、あれ?」

大尉「…」ばしゃばしゃばしゃ…

ベルナドット「犬かき…?」

インテグラ「はははははははははははは!!!」スィスィスィ〜…

大尉「…」ばしゃばしゃばしゃ…

ドク「…」

少佐「さすがにあれは無いか…。しかし大尉のやることでは、いたしかたあるまい…」

シュレディンガー「あははは♪楽しそう♪ボクも、ボクも〜♪」ばしゃん ばしゃばしゃばしゃ…

ドク「ちょ、シュレディンガー准尉…」

大尉「…」ばしゃばしゃばしゃ…

シュレディンガー「あははは♪」ばしゃばしゃばしゃ…

ゾーリン「…」(なぜ大尉は立候補したんだ…)
72 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 06:36:44.52 ID:NlVmOPzZ0
偽ジャッカルの精「ゴォォォォォォォル!!赤組の勝ちでウィリス!!!」

セラス「インテグラ様!」

ベルナドット「よっしゃぁ!!」

インテグラ「これでアドバンテージは2点に…」

ウォルター「はい。お疲れさまでございました、インテグラお嬢様」

インテグラ「キサマも良くやった。さすが『死神』ウォルターの腕は衰えてないな」

ウォルター「恐縮でございます。あの男には避けられてしまいましたし…」

国教騎士団傭兵「いや、それで良かった。あいつのは見たくないぜ。なぁ?」

国教騎士団傭兵「うん、うん」

セラス「…」

ウォルター「さ、インテグラお嬢様、タオルをどうぞ」

インテグラ「うむ!」

アーカード「ハァァァ…」

由美江「くそぉぉぉぉ…」ギリギリギリ…

ハインケル「だ、大丈夫か、由美江…」

由美江「うるさいっ!!」

ハインケル「ところで今のは反則じゃないのか?」

偽ジャッカルの精「とぉんでもないでウィリス。サービスでウィリス」ボタボタボタ…


〜 八回戦 種目:水泳50m自由形 〜

勝利:インテグラ(赤組)

▼現在のスコア
赤組3点/白組1点/黒組1点

〜 九回戦へ続く 〜
73 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 12:49:08.89 ID:NlVmOPzZ0
〜 九回戦 種目:リレー 〜

ウォルター「インテグラお嬢様。運動会もいよいよ大詰めを迎えてまいりました」

インテグラ「そのようだな…」

ウォルター「次の種目は『リレー』でございます。この種目には、各組それぞれ4名が参加」

ウォルター「さらに、各組の『長』が必ず参加するように、との条件がついております」

インテグラ「チーム編成をどうするか…」

セラス「ベルナドット隊長、出場してくださいよ」

ベルナドット「えぇ?俺?」

ウォルター「それもそうでございますな。最初だけしか参加しておりませんでしたし」

ベルナドット「あ、いやー…」

ウォルター「『ワイルド・ギース』は金さえ払えば何でもやる…。そうでございましたな?」

ベルナドット「う…」

ウォルター「それでは、第一走者ベルナドット国教騎士団隊長、第二走者セラス様、第三走者インテグラ様、そしてアンカーがアーカード様ということで」

セラス「他のチームは…、あ…?」

少佐「良い気分だ…、とても良い気分だ…。いよいよ私の出番というわけだな…」

アーカード「やぁ、少佐」
74 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 12:49:43.98 ID:NlVmOPzZ0
少佐「久しぶりだねぇ、アーカード君。再び出会えて歓喜の極みだ」

アーカード「フッフッフッフ…」

インテグラ「目的はなんだ…?」

少佐「おや、そこにいるのは、王立国教騎士団機関長インテグラ・ヘルシング卿ですね。お初にお目にかかる」

インテグラ「キサマの目的も運動会の優勝かと聞いている…。答えろ!」

少佐「目的…?」

少佐「美しいフロイライン、それは愚問というものだ。んっふっふ…。目的とはねぇ…。ふっふっふっふっはっは」

少佐「極論してしまうならば、フロイライン、我々には目的など存在しないのだよ」

少佐「知っておくと良い、フロイライン…」

少佐「世の中には手段のためなら目的を選ばないというどうしようもない連中も存在するのだよ」

少佐「つまり我々のような」

インテグラ「…」

マクスウェル「狂ってるよ、キサマら…」

インテグラ「イスカリオテ!…エンリコ・マクスウェル!」

少佐「ふっふっふ…。君らが狂気を口にするかね、ヴァチカン・イスカリオテ。私の狂気は君たちの神が保証していくれるというわけだ」

少佐「ならば私も問おう…。君らの神の正気は、どこの誰が保証してくれるのだね?」

マクスウェル「くっ!!」

少佐「我々がいったい何回運動会の練習をしたと思っているのかね?狂っている?何をいまさら…」

少佐「半世紀ほど言うのが遅いぞ!!」

少佐「よろしい!けっこうだ!!ならば私を止めてみろ!自称『健常者』諸君!!」
75 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 12:50:21.86 ID:NlVmOPzZ0
真ジャッカルの精「よし、それではスタートラインにつきたまえ」

ベルナドット「ん?また審判が変わったのか?」

真ジャッカルの精「私はアーカードの『GUN』ジャッカルの精だ」

セラス「え?でも、さっきのも…」

真ジャッカルの精「さっきまでの奴は偽物だ。危ないところだったな…。不意打ちや裏切りには常に気をつける事だ」

真ジャッカルの精「武器の調達はなるべく自分でやれ…。では、そろそろレースを始めよう…」

アーカード「あぁ!あんなところにド・ゴール将軍が」

真ジャッカルの精「なぬ?!」ガァァン!!

真ジャッカルの精「くそっ…、外れた!」

ベルナドット「…」

法王陛下RG「…」プルプルプル…

真ジャッカルの精「コホン…。まぁ良い。気を取り直して、さっそく。よぉぉ〜い…」

シュレディンガー「〜♪」

法王陛下RG「ァ…」クワッ!!

真ジャッカルの精「ドン!!」

ベルナドット「っしゃぁ!」ダッ

シュレディンガー「♪」ビュンッ!!

法王陛下RG. versionキュベレイ「ハァァァァァァァァァァァ!!!」ドギュンッ!!

ベルナドット「って、なんだアイツら!速すぎだろ!?」ダダダッ

国教騎士団傭兵「隊長のノロマー!!」

国教騎士団傭兵「ばかやろー!!」

ベルナドット「バカ言うなよ、お前ら!あれに追いつけるわけねぇだろ?」ダダダッ
76 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 12:50:53.81 ID:NlVmOPzZ0
シュレディンガー「♪♪♪」ビュビュビュンッ!!

ドク「シュレディンガー准尉、バトンをもらいます!!」ダダッ

法王陛下RG. versionキュベレイ「ハァァァァァァァァァァァ!!!」ドギュギュギューンッ!!

ハインケル「陛下!バトンを…、って、あぶなーい!!!」ドガァァァァァァァン!!!

由美江「ハインケル!何してる!!」

ハインケル「あいたたた…。くそっ、出遅れた!!」ダダッ

法王陛下RG「…」ぷしゅー…

イスカリオテ隊員「おい!法王陛下が壊れたぞ!」

イスカリオテ隊員「直ちにハンガーに収容しろ!爆発するぞ、急げー!」ダダッ

セラス「ベルナドット隊長!急いで!!」

ベルナドット「はぁ…、はぁ…、あとは頼んだ、嬢ちゃん…」

国教騎士団傭兵「嬢ちゃん、がんばれー!!」

セラス「はいっ!!」ダダッ

ベルナドット「はぁ…、はぁ…、ひぃ…」

国教騎士団傭兵「良い娘ですねぇ…」

ベルナドット「そ、そうだな…。はぁ…、はぁ…」
77 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 12:51:24.71 ID:NlVmOPzZ0
ハインケル「局長!これ、バトンを!!」

マクスウェル「んっふっふっふ…」

ハインケル「?」

マクスウェル「エェイメン!!全身全霊でお受けする!!!」

ハインケル「は?」

マクスウェル「エイメン!!エイメン!!エイメン!!エイメン!!」ダダダッ

ハインケル「…」

ドク「はぁ…、ひぃ…、申し訳ありません、追い抜かれてしまいました…」

少佐「気にするな、博士…。行くぞ、ご老人方…。Welcome to this crazy time♪」ダダッ

セラス「インテグラ様!!なんとか差を縮めて来ました!!バトンをどうぞ!!!」

インテグラ「良くやった、婦警!」ダダダッ

マクスウェル「エイメン!!エイメン!!エイメン!!エイメン!!」ダダダッ

少佐「イカレた世界へようこそ…♪」ダダダッ

インテグラ「化け物どもめぇぇ!人間をなめるなぁぁ!!」ダダダッ

アンデルセン「…」パシッ

大尉「…」パシッ

アーカード「…」パシッ

国教騎士団傭兵「アンカーへの引き継ぎはほぼ同時!!」
78 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 12:52:03.32 ID:NlVmOPzZ0
アンデルセン「アァァァァァァカァァァァァァァドォォォォォォォォ!!!」ジャキキキキンッ!!!

アーカード「ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!」チャキッ!

セラス「ひぃっ!!」

アンデルセン「きぃぃぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」シュバババババッ!!!

アーカード「アッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!」ガァァン! ガァァン! ガァァン!

ベルナドット「やっぱりこうなったか…」

国教騎士団傭兵「最初からオチは読めていた気がしますけどね…」

セラス「てことは…?」

大尉「…」タッタッタッタ…

真ジャッカルの精「ゴォォォォル!勝者は黒組!!」

シュレディンガー「やったー♪」

インテグラ「くそ…。アーカードのやつめ…」

マクスウェル「ぐぬぬ…。アンデルセン…」

アーカード「見事だ!我が宿敵…」

アンデルセン「我らは神の代理人、神罰の地上代行者、我らが使命は、我が神に逆らう愚者を」

アンデルセン「その肉の最後の一片までも、絶滅することぉ!!!」ジャキン!!

アンデルセン「エェイィィィィィィィィィィィィィメェェェェェン!!!」ブゥン… キュゥゥゥゥン…

アーカード「ハッハッハッハッハッハッハ!!」

アンデルセン「ぬおぉぉぉあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」シュバッ!!

アーカード「ハッハッハッハッハッハッハ!!」ガキィィン!!

ベルナドット「アーカードのダンナ、いつまでやってるんだ…?」

セラス「マスター、楽しそう…」

イスカリオテ隊員「法王陛下の右腕とエンジンの換装が遅れている!」

イスカリオテ隊員「次の試合まで時間が無いぞ!サイコミュの再調整も忘れるなっ!!」


〜 九回戦 種目:リレー 〜

勝利:ミレニアムチーム(黒組)

▼現在のスコア
赤組3点/白組1点/黒組2点

〜 十回戦へ続く 〜
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/12/05(月) 18:17:37.14 ID:JL5pcFiw0
由美江にスク水をきせた時点でこのSSは神となった
80 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 20:26:16.36 ID:qe7qlFIP0
〜 十回戦 種目:騎馬戦 〜

セラス「インテグラ様、マスターが帰ってきません…」

インテグラ「気にするな、婦警。そのうち帰ってくるだろう…」

セラス「では次の試合、騎馬戦には誰が?」

ベルナドット「おおお、俺は無理だぞ!もう、給料分は働いたぜ?」

インテグラ「婦警、ひとまずお前が行け」

セラス「でも、騎馬は二組なので、あとひとり…」

インテグラ「ウォルターに手配させる。ひとまず行って、待っていろ」

セラス「は、はい…」

国教騎士団傭兵「よっしゃ嬢ちゃん、行こうぜ!」

国教騎士団傭兵「俺たちがちゃぁんと落とさないように乗っけてやるからさ!」

セラス「…変なとこさわったら、血を吸いますからね」

国教騎士団傭兵「そそそそ、そんなこと考えてないって!マジマジ!!」

セラス「…」

インテグラ「婦警、ちょっと待て」

セラス「?」

インテグラ「お前はもう人間ではない。吸血鬼なのだよ、セラス…」プシュッ

セラス「インテグラ様!何を…」

インテグラ「指を切ってしまった…。ばい菌でも入ったらことだ。なめてくれ…」

セラス「え…」

インテグラ「フッフッフ…。なめろ、命令だ…」

セラス「ぁ…、はぁぁ…」じゅるり…

インテグラ「セラス、間違っても噛み付いてくれるなよ?」

セラス「はぁぁぁぁぁ…」

インテグラ「正真正銘純度100パーセントの処女の血だ…」

セラス「ぁあの、その、すんません…」

インテグラ「装備を整えて待機しろ。次の騎馬戦、負けるわけにはいかない…」

セラス「は、はいっ!」
81 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 20:26:46.96 ID:qe7qlFIP0
イスカリオテ隊員「マクスウェル司教。パラディン・アンデルセンとお電話が繋がりました」

マクスウェル「どこをほっつき歩いている…。アンデルセン」

アンデルセン『そぉんなことよりぃぃ、問題はぁ、肝心の吸血鬼共がなぁにをぉやろうとしているかですなぁ…』

マクスウェル「連中の目的は、もちろん運動会だ」

アンデルセン『マクスウェル…、あなたの目論み通りになってきましたね。愉快でたまらないのでぇはぁ…』

マクスウェル「半分はな。だがもう半分は不愉快極まる」

アンデルセン『なぁらぁ、なぜ言い返さなかったのか。我らの神が狂気だと言われたのにぃぃ』

マクスウェル「奴には我々など眼中に入っていない。関心は全てヘルシングとアーカード」

マクスウェル「ならば、我々のすることは言葉ではない」ギリリッ…

アンデルセン『最高のタイミングで横合いから殴りつけぇるぅぅ…』

マクスウェル「そうだ!最後の最後で表彰台の上で拳をあげ立っているのは我々だ」

マクスウェル「そして今の敵はアッラーでは無いぞ…。今我々が相手している神は…」

マクスウェル「戦の女神!マーズだぁぁぁ!!」

マクスウェル「上等じゃないか!あらゆる競技で奴らの死体を積み上げよう!!」

マクスウェル「キサマは我々の切り札だアンデルセン。手段を選ばず帰投せよ」

アンデルセン『わかりましたぁぁ…』

マクスウェル「精霊と子の御名において」

アンデルセン『エイィィィィィメン!!!』
82 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 20:27:20.21 ID:qe7qlFIP0
真ジャッカルの精「よし、次は騎馬戦だな。それでは各組、騎馬の用意を」

セラス「えーと、もうひとりは…」

ハルコンネンの精「んあ?あぁ、セラス、待っていましたよ」鼻糞ホジホジ…

セラス「え?」

ハルコンネンの精「私が赤組のもうひとりですよ」鼻糞ホジホジ…

セラス「いいいいいいいいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

ハルコンネンの精「ちょちょちょ、ちょっと待って!待ちなさい!ってか引かないで!!」

セラス「なんで、あんたが…」

ハルコンネンの精「しかたないじゃない。他に誰もいないんだからさー」鼻糞ホジホジ…

セラス「いいいいいいいいやぁぁぁぁぁぁ…、って、あれは?」

ウォルター「…」

セラス「ウォルター…、さん?」

少佐「ドク…。あれはもう使えるみたいだな?」

ドク「えぇ、危険ですが、おっしゃるとおりにいたしました。少々手荒な施術で、非常に不安定ではありますが」

少佐「それは上々…」

ドク「たしかに、素晴らしい素体でした」

ウォルター「…」

セラス「そ、そんな…」
83 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 20:27:48.73 ID:qe7qlFIP0
真ジャッカルの精「さっきも言っただろう…。裏切りに注意しろと。それに奴の隣も見てみろ」

セラス「え?となり…」

偽ジャッカルの精「行くですよウィリス!!」

ベルナドット「なんだ?あいつ…、偽物だったんだよなぁ?」

偽ジャッカルの精「うううう、うるさいっ!何度も何度も戦いに巻き込まれた仕返しをするでウィリス!!」

偽ジャッカルの精「私はミレニアムの一員になったのでウィリス!!」

少佐「あれは…」

ドク「とんでもなく下劣な素体でした…」

由美江「ちょ、ちょっと、変なとこさわるな…」

イスカリオテ隊員「も、申し訳ございません…」

法王陛下RG「…」プルプルプル…

由美江「ところで、陛下の具合、と言うか修理はこれで完璧なのか?」

イスカリオテ隊員「はい」

由美江「あまり大丈夫そうに見えないが…」

イスカリオテ隊員「あ、ここにボタンがあります。危なくなったら、これを押してください」

由美江「ボタン…?」

法王陛下RG「…」プルプルプル…
84 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 20:28:22.93 ID:qe7qlFIP0
少佐「Achtung!!」

少佐「大隊騎馬戦部隊、対市街戦装備にて戦闘準備!!」

ミレニアム隊員「装面!!」

ミレニアム隊員「戦闘準備!!」

マクスウェル「我らの敵を根絶やしにせよ!!」

マクスウェル「目標、前方、死刑、執行!!!」

イスカリオテ隊員「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

真ジャッカルの精「それでは位置について、よぉぉ〜い…」

真ジャッカルの精「ドン!!!」

国教騎士団傭兵「うぅぅぅおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

ミレニアム隊員「ぐぁばあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

イスカリオテ隊員「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

セラス「ウォルターさん!なぜですか?奴らに何を?!」

ウォルター「『奴らに何を?』捕らえられ吸血鬼にさせられ洗脳させられて、哀れにも元の主と無理矢理に戦わせられているのですよ、とでも私が答えれば満足かね?セラス…」

ウォルター「私は何者にも命も受けずにここに立っている。私は私としてここに立っている」

ウォルター「ウォルター・クム・ドルネーズとしてここに立っている」

ウォルター「私は私の殺意を以って、この戦いであなたを切断しようと思う」

セラス「ウォルターさん…」

ウォルター「喰らえ!」ピシュン!!

ハルコンネンの精「うんぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

セラス「あ…」

ウォルター「ちっ…」
85 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 20:28:53.86 ID:qe7qlFIP0
インテグラ「そうかウォルター…、そうなのだな…」

インテグラ「お前はお前の意思をもって、反逆の徒と成り果てて私の前に立ったのだな」

インテグラ「お前はもう私の執事ではなくなったのだな」

インテグラ「私はもうお前の主ではなくなったのだな、ウォルター・クム・ドルネーズ」

インテグラ「キサマはヘルシングの敵になった!英国の敵になった!」

インテグラ「ならば倒さねばならない!滅ぼさなければならない!!」

インテグラ「セラス・ヴィクトリア!!」

セラス「!!」

インテグラ「オーダーだ!サーチ・アンド・デストロイ!サーチ・アンド・デストロイだっ!!」

インテグラ「我々の邪魔をする勢力はたたいて潰せ!」

インテグラ「逃げも隠れもせず、正面玄関から撃って出ろ!」

インテグラ「全ての障害へと進み、押し潰し、粉砕しろぉぉぉ!!」

セラス「はいっ!!」

ウォルター「素晴らしい…。あなたはやはり私が仕えるに値した主君だった」

偽ジャッカルの精「なななな、なんかすごいことになってるでウィリス…」

偽ジャッカルの精「おいお前!どうするでウィリス…?」

ウォルター「誰も私の邪魔はできない…。誰も私の反逆の邪魔はさせん!」ピシュン

偽ジャッカルの精「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!なぜ味方をウィリ…ス…」

ウォルター「…」
86 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 20:29:28.17 ID:qe7qlFIP0
ハインケル「由美江!出遅れているぞ!数ではこちらが有利だ!今のうちに!!」

由美江「くっ…」ダダダッ

ウォルター「ふんっ!!」ピシュン!!

由美江「う、きゃぁぁぁぁぁぁ!!!」ズシャァァァァァァ…

ハインケル「しまった!由美江の騎馬が崩れた!!」

由美江「く、くそ…」

イスカリオテ隊員「今こそ、服を脱いで、ボタンを押してください!!」

由美江「え?」

イスカリオテ隊員「早く!!!」

由美江「えと…」ポチッ…

法王陛下RG「!!!」ガカッ!!!

ハインケル「由美江っ!!そこから逃げろ!!離脱しろっ!!!」

由美江「…」ダダッ

法王陛下RG「フゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

セラス「何?あれは…」

ウォルター「…?」

法王陛下RG「ハァァァァァァァァァァァァァァ…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

国教騎士団傭兵「や、やばい…。ひとまず逃げるぞ、嬢ちゃん!!」

セラス「は、はい!!」
87 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 20:30:15.11 ID:qe7qlFIP0
法王陛下RG. versionクイン・マンサ「アァァァァァァァァァァァァァァ…」

キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ
キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ
キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ

由美江「なんて数のファンネル…」

キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ
キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ
キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ

シュバババババババババババババババババッ!!!
シュバババババババババババババババババッ!!!
シュバババババババババババババババババッ!!!

ドッゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォン!!!

ウォルター「むぉ…」

法王陛下RG. versionクイン・マンサ「ヌアァァァァァァァァァァァァァ…」

キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ
キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ
キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ キュンッ

シュバババババババババババババババババッ!!!
シュバババババババババババババババババッ!!!
シュバババババババババババババババババッ!!!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

法王陛下RG「…」プルプルプル…

国教騎士団傭兵「っぷぅ〜。大丈夫かい?嬢ちゃん」

セラス「はい、なんとか…」

ハインケル「これほどとは…」

ウォルター「…」

ベルナドット「試合は?勝敗はどうなったっ?!」

真ジャッカルの精「この試合…。白組の勝ちだ」

ベルナドット「あぁ…」

真ジャッカルの精「白組の一騎を除いて、全て場外だ…」

セラス「…」ガックリ

国教騎士団傭兵「なぁ、騎馬戦って、これで良かったっけ?」

国教騎士団傭兵「いやもう、わけわかんねぇ…」

少佐「インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシング…」

少佐「アマチュアなどと言って悪かった。二度と言うまい…」

少佐「あなたは今ようやく私の敵になった。倒すべき強大な勢力の、私の大事な素敵な宿敵となった…」


〜 十回戦 種目:騎馬戦 〜

勝利:法王陛下RG. versionクイン・マンサ(白組)

▼現在のスコア
赤組3点/白組2点/黒組2点

〜 十一回戦へ続く 〜
88 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 20:34:18.59 ID:qe7qlFIP0
〜 十一回戦 種目:多人多脚競争 〜

国教騎士団傭兵「なぁ、さっきの敵のブルマ姉ちゃん、なんで服脱いでたんだ?」

国教騎士団傭兵「さぁ、わからねぇけど…」

国教騎士団傭兵「とりあえず、良かったんじゃね?」

国教騎士団傭兵「だな♪」

ウォルター「インテグラお嬢様。次は多人多脚競争でごいます」

インテグラ「そうか」

セラス「ウ、ウォルターさん???」

ウォルター「はい。戻ってまいりました」

セラス「いや、その、嬉しいけど…。なんで?」

ウォルター「次の種目は全員参加での多人多脚競争…」

ウォルター「グールや吸血鬼などと肩を組み合うのは気持ち悪ぅございますれば。はい」

インテグラ「ふっ」

ベルナドット「…」
89 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 20:35:10.96 ID:qe7qlFIP0
アンデルセン「局長…、今戻りました…」

マクスウェル「遅かったな」

アンデルセン「戦況は…?」

マクスウェル「間もなく次の競技が始まる…。プロテスタント共が1点リードしている…」

アンデルセン「ぬぐふぅぅぅ…」

アンデルセン「敵はマーズ…。マーーーーーーズ!!!」

アンデルセン「我らはうぬらに問う。汝ら何ぞや!!」

イスカリオテ隊員「我らイスカリオテ!イスカリオテのユダなり!!」

アンデルセン「なぁらばイスカリオテよ、汝らに問う。汝らの右手に持つ物は何ぞやぁ!!」

イスカリオテ隊員「短刀と毒薬なり!!」

アンデルセン「ならばイスカリオテよ、汝らに問う。汝らの左手に持つ物は何ぞやぁ!!」

イスカリオテ隊員「銀貨三十と荒縄なり!!」

アンデルセン「なぁらぁばぁ!!イスカリオテよ 汝らは何ぞや!!」

アンデルセン「我ら使徒にして使徒にあらず!信徒にして信徒にあらず!」

アンデルセン「教徒にして教徒にあらず!逆徒にして逆徒にあらず!!」

アンデルセン「我らはただひとつの主に従う者」

アンデルセン「ただ伏して御主に許しを請い」

アンデルセン「ただ伏して御主の敵を打ち倒す」

アンデルセン「闇夜で短刀を振るい 夕餉に毒を盛る死の一兵卒」

アンデルセン「我ら使徒なり。使徒の群れなり!!」

アンデルセン「我ら刺客なり。イスカリオテのユダなり!!」

イスカリオテ隊員「時到らば我ら銀貨三十神所に投げ込み」

イスカリオテ隊員「荒縄をもっておのれの素っ首吊り下げるなり」

イスカリオテ隊員「さらば我ら徒党を組んで地獄へと下り」

イスカリオテ隊員「隊伍を組みて方陣をしき」

イスカリオテ隊員「七百四十万五千九百二十六の地獄の悪鬼と合戦所望するなり」

アンデルセン「ぐぁあっあっあっあっあっあっあっはっはっはっはぁ!!!」
90 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 20:35:45.79 ID:qe7qlFIP0
少佐「うるさいなぁ静かにしろ…。出し物の佳境くらい静かにしたまえよ」

少佐「槍ブスマの絵の前で集った我らは、今こうして槍ブスマの前に再会した」

少佐「吸血鬼化装甲擲弾兵戦闘団ラスト・バタリオン。残存総兵力572名…」

少佐「かくして役者は全員演壇へとのぼり、暁のワルプルギスは幕をあげる」

少佐「全艦の残存全乗員に火器と弾薬を分配しろ」

少佐「負傷兵で立てる者全てだ。立てない者には手榴弾を配れ」

少佐「鉄パイプでも資材でもなんでもいい。兵隊は武装して集結だ」

少佐「あれが終わったらみんないっしょに突撃しよう」

少佐「楽しいぞすごく。ホルストヴェッセルの歌を歌いながらみんなで遮に無に突っ込むんだ」

少佐「楽しいぞ、最後の戦いには、今こそ点呼が鳴り響く我ら既に闘争準備は万端なり」

マクスウェル「我が軍はそれでけではないぞ…」

マクスウェル「クールランテ剣の友修道騎士会、カラトラバ・ラ・ヌエバ騎士団」

マクスウェル「聖ステパノ騎士団トスカナ軍団、マルタ騎士団」

マクスウェル「残存総兵力2875名にて、ローマ・カトリック・ヴァチカン教皇庁第九次空中機動十字軍結成」

マクスウェル「『レコンキスタ』を発動し、この私は大司教になったのだ!!」

マクスウェル「どぉぉぉだぁぁぁ、この圧倒的戦力は!!」

マクスウェル「私は、私は教わったのだ…。化け物と異教徒共は殺して良いとなぁぁぁぁぁ!!!」
91 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 20:36:13.00 ID:qe7qlFIP0
インテグラ「…」

セラス「あの…、種目は多人多脚競争ですよね?…全員参加の」

ベルナドット「あ、あぁ…。ほんとにあの人数でやる気か?」

国教騎士団傭兵「でもこれって、有利じゃないすか?少人数の俺らのほうが…」

国教騎士団傭兵「うん、そうだ、そうだ」

アーカード「ハァァァ…」

セラス「マスター!お帰りなさい!!」

インテグラ「遅いぞ吸血鬼…」

アーカード「主よ!我が主インテグラ・ヘルシングよ!!オーダーを!!!」

セラス「へ?」

インテグラ「我がしもべ吸血鬼アーカードよ!命令する…」

インテグラ「白衣の軍には『しろがね』の銃をもって『しゅ』に染めよ」

インテグラ「黒衣の軍には『くろがね』の銃をもって『あけ』に染めよ」

インテグラ「一木一草ことごとく我らの敵を赤色に染め上げよ!」

インテグラ「サーチ・アンド・デストロイ!サーチ・アンド・デストロイ!!」

インテグラ「殲滅せよ!!奴らをこの会場から生かして帰すな!!!」

アーカード「了解…。認識した…、マイ・マスター」

セラス「あの、インテグラ様…?」
92 : ◆0Cw1O/qGmE [saga]:2011/12/05(月) 20:36:40.18 ID:qe7qlFIP0
インテグラ「拘束制御術式第零号、解放!!」

インテグラ「500人だと?3000人だと?なめるなぁぁぁぁ!!」

インテグラ「帰還を果たせ、吸血鬼!幾千幾万となって帰還を果たせ!!」

インテグラ「うたえっ!!」

アーカード「ふぅぅぅぅ…。私は、ヘルメスの鳥…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ベルナドット「な、なんだ?この地鳴り…」

アーカード「私は、自ら、羽を喰らい…」

アンデルセン「ぬぅぅぅありゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

大尉「…」バババッ

十字軍隊員「ヌアァァァァァァァァァァァ!!」

ミレニアム隊員「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

セラス「えぇぇぇ?スタートの合図はまだ…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

国教騎士団傭兵「やべぇ、逃げろぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

少佐「来るぞ…、河が来る。死の河が!!死人が舞い、地獄が歌う!!」

セラス「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ???」


〜 十一回戦 種目:多人多脚競争 〜

勝利:該当者無し
   拘束制御術式第零号解放により会場壊滅し続行不能

▼最終スコア
赤組3点/白組2点/黒組2点

英国王立国教騎士団 ヘルシング機関 優勝

〜 続けられない 〜
93 : ◆0Cw1O/qGmE [saga sage]:2011/12/05(月) 20:38:29.31 ID:qe7qlFIP0
と、いうわけで、ヘルシング大運動会をお送りしました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。m(__)m

続編を書くかどうかはしばらく様子を見て、HTML化申請をおこないたいと思います。
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(徳島県) [sage]:2011/12/05(月) 21:09:22.62 ID:iasjrxnA0
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/06(火) 00:11:02.55 ID:MCumiQofo
おつう
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(チベット自治区) [sage]:2011/12/06(火) 00:12:03.89 ID:cD+Zj27Co
お疲れ様でした。
97 : ◆0Cw1O/qGmE [saga sage]:2011/12/06(火) 00:23:45.73 ID:UIAAtikd0
>>94
>>95
>>96
乙ありがとうございます。m(__)m
エイィィィィィィィィィィィィィメェェン!!!
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) :2011/12/06(火) 20:46:35.53 ID:iHt1WUwbo
おもしろかった
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/07(水) 11:07:26.80 ID:cdC0MD7Wo
>>1
パーフェクトだ、ウォルター
100 : ◆0Cw1O/qGmE [saga sage]:2011/12/08(木) 11:47:28.57 ID:3ujAJ9A30
>>98
>>99
乙ありがとうございます。m(__)m

感謝の極み。
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