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阿良々木「……誓うよこの妖刀『心渡』に」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(西日本) :2011/12/04(日) 01:59:50.60 ID:9CqmSIQ50
・初SSです

・禁書目録再編成です

・時系列は禁書側は夏休みの始まり、化物語側は傾物語のIFです

・PSPなので読みづらいところとか言ってください

・誤字脱字ここよくわかんないってところもどうぞいってください

・週一更新が目標ですが二週に一度くらいになるとおもいます
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少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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2 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/04(日) 02:00:52.89 ID:9CqmSIQ5o
000

阿良々木暦と出逢った

右手に不思議な力を宿す少年―――上条当麻

彼と阿良々木暦はひとりの少女と衝撃的な出逢いを遂げる

彼らは彼女の秘密を知り,彼女を救うと誓う

しかし彼女を救う代償として上条当麻は全てを失ってしまう

そのため彼には彼女を守れることができないかもしれない

そこで阿良々木暦が下した苦汁の決断とは――――
     ヒーロー
青春は英雄になるための闘いだ
3 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/04(日) 02:05:13.67 ID:9CqmSIQ5o
今日はもう時間が遅いので予告だけ

>>1
の補則、話は鳥居を目指しますがくぐりぬけ
時間移動した直後から始まります
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長屋) [sage]:2011/12/04(日) 02:26:41.62 ID:w06Vj7Ryo
期待
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/04(日) 09:44:11.52 ID:MpWxouhao
これがほんとの第禁話
6 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/04(日) 11:00:47.55 ID:9CqmSIQ5o
勉強しながら少しずつ投下します 
7 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/04(日) 11:05:15.38 ID:9CqmSIQ5o
001

プルルルルルル

電話の音が鳴り響いた。

「…………んん」

電話にでようと思い、起き上がった。

が、自分の部屋でないことに気づいた。

そしてすぐ近くで電話にでている知らない人がいた。

え?どこ?まさか機関に拉致られたのか

などとバカな想像をしていると

「ええ〜補習?ちょっと行けるかわかんないんですよ〜。」
8 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/04(日) 11:18:42.31 ID:9CqmSIQ5o
電話にでている男の声が聞こえた

電話の相手の声は聞こえないが、

補習という言葉から察するに先生あたりだろう。

「違いますって。別にサボろうとかそういうわけじゃないんです」

僕は知らない部屋であることに戸惑いながらも

ベットから起き上がった。

すると、その男も僕が起きたのに気づいたようで、

「お〜起きたか。あ、やっぱり行けそうです

え?誰が起きたって?…………」

9 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/04(日) 11:38:59.94 ID:9CqmSIQ5o
そしてその男は電話をきった。

僕が昨日の出来事を思いだしていると

男(おそらく歳は同じか年下だ)がこちらに来た

「大丈夫か?お前昨日の夜、学生寮の前で倒れてたんだぜ」

「ああ、大丈夫だ。ありがとう」

「そうか、そりゃよかった。あ、俺は上条当麻だ」

「よろしく上条。僕は阿良々木暦大丈夫だ」
10 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/04(日) 20:35:07.08 ID:9CqmSIQ5o
>>9訂正

そしてその男は電話をきった。

僕が昨日の出来事を思いだしていると

男(おそらく歳は同じか年下だ)がこちらに来た。

「大丈夫か?お前昨日の夜、学生寮の前で倒れてたんだぜ」

「ああ、大丈夫だ。ありがとう」

「そうか、そりゃよかった。あ、俺は上条当麻だ」

「よろしく上条。僕は阿良々木暦だ」
11 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/04(日) 20:36:22.64 ID:9CqmSIQ5o
「ところで、なんで倒れてたんだ?」

「なんでって…………」

このとき僕はかなりテンパっていた。

だからなにも考えずに忍を呼び出してしまった。

「忍、出てきてくれ」

しばらくたってから

「なんじゃお前様」

忍が音もなく影から出てきた。

「うわっ」

上条が驚いているがもう気にせずに話をすすめた。
12 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/04(日) 21:48:01.59 ID:9CqmSIQ5o
少ないけどこれくらいで
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(山陽) [sage]:2011/12/04(日) 22:20:31.18 ID:rVvnJo6AO
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/06(火) 09:20:56.84 ID:aRLY+OuSO
乙。期待してる。
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です) [sage]:2011/12/06(火) 17:38:11.30 ID:aRLY+OuSO
ふと思ったけど吸血殺しどうすんだ?

姫神さんを忘れてたとは言わせんぞ。
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(愛知県) [sage]:2011/12/06(火) 19:23:21.99 ID:gXAAY5rMo
■■ェ
17 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/06(火) 21:39:04.02 ID:6DScLJyao
これから投下します
大筋は三巻まで考えてありますので、今のところ三巻までやろうと思っていますがまだ分かりません。
18 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/06(火) 21:50:48.17 ID:6DScLJyao
あとBB2Cで投下に変えたので、読みづらかったら言ってください
19 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/06(火) 21:51:23.44 ID:6DScLJyao
「忍……どうなってんだ?なんで一日前に戻るつもりだったのにこんなところにいるんだ」

「儂が失敗するわけなかろう」

「現に失敗してんじゃねぇか」

「お前様は話を聞いていなかったのか?儂は時間の概念が薄いからリードしてくれと言ったはずじゃ」

そういえば、さっき時間の概念が薄いから1人では時間移動はできないとかなんとか言っていたな。
20 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/06(火) 21:53:56.03 ID:6DScLJyao
「つまり例えるなら僕がいつへ行くか指示するナビゲーションシステムって事か?即ちどの時代に行くも戻るも僕次第と」

「そういうことじゃ。別に例えるなら儂がフットペダルでお前様がハンドルじゃ。いくらフットペダルが完璧であってもハンドルきれなければ意味がなかろう」

「じゃあ僕がさっき30歳になった僕ってどんな感じかな〜とか思っていたら」

「12年後に辿り着くじゃろう
本物の[たぬき]が見て〜とか思っていたら、100後に行くじゃろう」

「マジかよ……じゃあ羽川の10年後とか千石の20歳になった姿とかジャンプとかサンデーとかマガジンとか未来のエロ本とかも見れるじゃん」

「その通りじゃが、行っても未来にエネルギーがあるかわからんから、帰れないかもしれんぞ」

へ〜エネルギーねぇ。
21 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2011/12/06(火) 22:00:57.16 ID:6DScLJyao
見ている人いたら読みにくいか教えてください
22 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/06(火) 22:04:43.72 ID:6DScLJyao
「おい、僕たち……帰れるのか?」

「本当は帰りは北白蛇神社から帰るつもりだったからのう」

「どう見ても神社なんかなさそうな感じだが。それにいかにも最先端なかんじの家電だらけなのだが、忍さんどう思いますか?」

僕は周りを見渡しながらそう言った。部屋の中には、見たこともないゲームや冷蔵庫、電子レンジがあり、ベランダの方を見ると、大きな画面をつけた飛空船と布団がみえた。
23 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2011/12/06(火) 22:05:52.85 ID:6DScLJyao
「この部屋の主はSONYの社長の息子とかじゃろう」

「んなわけねぇだろ。なんで社長の息子とか言い出すんだよ。思いっきり未来なかんじじゃねぇか」

「あの〜さっきから空気な上条さんは、どうすればいいでせうか」

そういえば忍との雑談に夢中で上条の事を忘れていた。

彼からしてみれば自分の部屋なのに僕たちが話し込んでしまったので居心地が悪い事この上ないだろう。
24 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2011/12/06(火) 22:07:20.08 ID:6DScLJyao
「ああ、なんかすまないな、話し込んじゃって」

「いや、お前が元気になったんならいいんだ。あ、そうだお前の能力名教えてくれよ。さっきでてきた女の子、あれも能力でだしたんだろ?」

「能力?」

「へ?」

能力?なんか嫌な予感がしてきた。
25 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/06(火) 22:09:41.12 ID:6DScLJyao
能力?なんか嫌な予感がしてきた。

「嫌な予感どころか、ヒリヒリするような嫌な感じさえするのう」

怪異が言うのらおおよそ間違いないだろう。

それに周りを見ると、見たこともない最新家電のようなものもあった。

おそらく、僕たちは時間に迷い込んでしまったのだろう……ナビゲーションシステムがポンコツだったせいで。
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(山陽) [sage]:2011/12/06(火) 22:09:56.85 ID:uiCupe8AO
普通に読めるよ。
27 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2011/12/06(火) 22:20:45.64 ID:6DScLJyao
「わるいけど今日が何日か教えてくれるか?」

「ああ、今日は7月20日だ」

わーお、一ヶ月も戻ってる。

「一ヶ月も一日もそんなに変わらんじゃろう」

忍は忍でそんなのんきなことを言っている。

そもそも、僕がナビゲーションシステムであることがそんなに大事なことならもっとちゃんと言えよ。

「それで西暦で言えば何年?」

「あぁ、西暦でいえばーーー」

……ああ、まだ今年のようだ。

まだ帰れる望みがある。
28 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2011/12/06(火) 22:44:51.31 ID:6DScLJyao
002

ここで上条当麻のことについて語ろうと思う。

右手に特別な力ー幻想殺しーをやどしてしまったがゆえに不幸なこと(僕から見ればフラグを立てているだけなのだから羨ましいかぎりである)に遭遇しやすい体質であるとかなんとか。

それと上条は綺麗事が大好きだ。

すぐ説教するし、やっていることは上条からみれば、悪いことかもしれないが、やっているひとは自分の正義に基づいてやっているので、それを否定なんて僕には出来やしない。

他人の正義を否定なんて軽々しく否定なんてしてはならないのだ。
29 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/06(火) 22:46:25.49 ID:6DScLJyao
僕は彼は頭が堅いと思う、だがそれこそが彼の正義であり、良いところなのだろう。

事実、周りの人たちは彼の正義にほだされて集まってきている。

しかし彼の正義には右手が大いに影響しているのは間違いないだろう。

まあ、それを本人に言ったところで、右手がなくても考えは変わらないというだろうが。

だが事実、右手がなければ決めゼリフを言って殴り相手の正義を歪めることもできないはずである。
30 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/06(火) 22:51:24.82 ID:6DScLJyao
長々と言っているが僕が言いたいとこは彼の右手ー幻想殺しーこれについて問いたいのだ。

上条当麻という右手以外はただの少年である彼の運命を変え、

彼と関わった人たちの幻想を殺し、

最強の魔術師がきても幻想を殺し、
この世界の運命を変えてきた。

人は1人では運命は変えられず、人と人との繋がりこそが運命を変える。
と忍野は言っていたが

幻想殺しはその右手一つで運命を変られる。

それはどのような右手なのか。

怪異にはそれにふさわしい理由がある。

きっと幻想殺しが彼の右手に宿っている理由があるのだろう。

そして幻想殺しの正体、これは未だ謎に包まれたままだが(忍は気づいているらしいが)、彼がいつか幻想殺しをきちんと理解し、話してくれる日がくるのだろうか。
31 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/06(火) 22:53:00.43 ID:6DScLJyao
今日は終わり
明日もくるつもりです
鬼物語未読なんですけど1人目の眷属についてなにか書いてあったら教えてください
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(山陽) [sage]:2011/12/06(火) 23:05:05.35 ID:uiCupe8AO
乙。
続きを待ってるぜ!
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(長屋) [sage ]:2011/12/06(火) 23:19:16.67 ID:1uyh1PSLo
乙!!
一人目のけんぞくは陰陽師てきなやつ
あと忍に吸血鬼にされたことを恨んで自殺した
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(山陽) [sage]:2011/12/07(水) 00:31:18.15 ID:Z2CDYI8AO
暗闇に襲われて手首しか残らなかったのに、忍のおかげで復活したよね
35 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/07(水) 17:51:13.57 ID:Y9l/ZgDJo
10時くらいから投下しようと思います
戦場ヶ原さんとか羽川さんとか撫子とかも出した方がいいですかね
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(関東) [sage]:2011/12/07(水) 19:05:42.15 ID:WLjoVt7AO
リクエストに応えてると書くの大変にならないか?
読んでて思ったのは、改行してあって見やすい、回想シーンに急になってしまうと一瞬考えてしまう。
頑張ってください 楽しみにしています。
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(山陽) [sage]:2011/12/07(水) 19:52:27.20 ID:Z2CDYI8AO
>>1が出したいなら出せば良いさ。
38 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/07(水) 21:42:05.02 ID:Y9l/ZgDJo
投下します
39 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2011/12/07(水) 21:42:51.42 ID:Y9l/ZgDJo
003
「へえ〜、まだ今年か。その割には、見た事もないようなハイテクな家電とか、空には飛空船みたいなのが浮かんでるんだけど」

僕は部屋を見渡したり、外を見ながら言った。

だけど一ヶ月前ならまだ戻るのは楽そうだなぁ。

「⁇何外の人見たいなこと言ってんだ?学園都市なんだからこれぐらい普通だろ。なんたって外との技術の差は20〜30年て言うぐらいなんだから」

「「学園都市?」」
40 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/07(水) 21:45:24.43 ID:Y9l/ZgDJo
訂正、ぜんぜん楽じゃなかった。

僕は学園都市なんて聞いた事もないのだ。

学園都市がどこにあるかもわからないのだから、当然僕の家に帰るのは困難を極めるだろう。

「ああ、学園都市だよ、記憶喪失にでもなったのか?」

上条は笑いながら言っているが、こっちとしては笑い事ではない。

「学園都市はどう言うところなんだ?」
41 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/07(水) 21:53:44.95 ID:Y9l/ZgDJo
「……神ならぬ身にて天上の意思に辿り着くものーSYSTEMー」

忍が唐突にそう言った。

「学園都市はそれを目指しておるのじゃろう?」

「ああ、そうだよ。ほとんどの学生はそんなアホらしいもの信じてないだろうがな。その副産物が超能力。

学園都市で唯一無二であり、絶対に取り除く事のできない物それが超能力。

そこの子も阿良々木が能力でだしたんだろ?」
42 : ◆l/KtgPw18g [saga]:2011/12/07(水) 21:55:25.87 ID:Y9l/ZgDJo
やっと話が繋がった。

つまり学園都市では不思議な事があったらそれはすべて能力のせいと思うらしい。

当然といえば当然である。

まさか超能力と言う物があるのに、怪異とか幽霊の仕業だなんて思うやつはいないだろう。

まさか吸血鬼であることを教えるわけにはいかないので、

「ああ、とは言っても学園都市に来たばかりなんだ」

とデタラメを言っておいた。

どうせすぐ帰るのだからいいだろう。
43 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/07(水) 22:30:02.34 ID:Y9l/ZgDJo
「へぇー、じゃあ原石なのか。

あ、原石ってのは能力開発を受ける前から能力を持っている人のことな。俺も原石なんだけどな。」

「どのような能力じゃ?ヒリヒリするのと関係があるのかの?」

忍が上条に質問をした。

何か思うことがあるのだろうか。

「超能力だろうと魔法だろうと神様の力だろうとそれが異能の力なら打ち消す事ができる能力ー幻想殺しーだ」
44 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/07(水) 22:31:33.95 ID:Y9l/ZgDJo
幻想殺し。

そう僕はこころのなかで呟いた。

この能力は実際かなりのチートだろう。

「………………幻想殺し」

忍も僕と同じようにつぶやき僕にしか聞こえないくらい小さな声で

「やはり……お主はあのーーーーいや、しかしそれは…………」

後半は小さくて聞き取れなかった。が、そのうち教えてくれるだろう。
45 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/07(水) 22:32:00.25 ID:Y9l/ZgDJo
とりあえず今日は終了
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)(福岡県) [sage]:2011/12/07(水) 23:04:56.13 ID:7+kmd9Bho


期待してる
47 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/07(水) 23:17:07.21 ID:Y9l/ZgDJo
やっぱりもう少し投下します
48 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2011/12/07(水) 23:17:35.11 ID:Y9l/ZgDJo
004
「阿良々木はこれからどうするんだ?」

「僕はこれから学園都市を見てこようと思う」

これは単純に興味があるのと、帰るためのエネルギーを探すためだ。
49 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2011/12/07(水) 23:19:56.92 ID:Y9l/ZgDJo
「俺は補習だから昼間は部屋に居ないが、戻ってくるか?こんなところであったのも何かの縁だし、なんなら泊まってくか?」

正直この申し出はかなりありがたい。

僕たちの素生は戸籍もない高校生と幼女という怪しさあふれる2人組だからな。

「ありがとう迷惑じゃなけりゃ泊まらせてもらうよ」

「迷惑なんかじゃねえよ。友達と泊まりなんて楽しいだろ」

50 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2011/12/07(水) 23:24:36.97 ID:Y9l/ZgDJo
ーー友達ーーこの言葉には僕は深い思い入れがあるが、上条が僕を友達として扱ってくれた事が嬉しかった。

「じゃあ補習行く準備しなきゃな。とりあえず布団干すか」

上条が布団を持ってベランダへ向かった。
51 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2011/12/07(水) 23:25:38.84 ID:Y9l/ZgDJo
眠いのでこれまで
52 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/09(金) 08:27:18.07 ID:TPE5uMvAO
乙 続きを待つ
53 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/09(金) 18:41:57.35 ID:Zl6PJTYto
54 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/10(土) 02:48:37.33 ID:1/sxK2yVo
禁書だと吸血鬼は最強種だけど姫神さんに会ったら即ENDだよな
55 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/13(火) 15:46:15.72 ID:Sv6xA8QIO
忍が姫神に吸血衝動起こしたらミスドで吊るしかないなww
56 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2011/12/15(木) 23:20:21.10 ID:V4rAJ5nno
一応明日投下しようと思います
57 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/15(木) 23:56:03.35 ID:V4rAJ5nno
やっぱり今から少し投下します
58 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/15(木) 23:57:39.96 ID:V4rAJ5nno
上条が布団を持ってベランダへ向かった。

……布団?さっき干してあったように見えたが……

「ぎゃぁぁぁぁぁぁ」

断末魔の叫びが聞こえた。

何事かと思いベランダに向かうと真っ白な修道服に味を包んだ銀髪の美少女に手を噛まれていた。
59 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2011/12/16(金) 00:00:15.34 ID:LDBGc7eJo
005

「私の名前はインデックスって言うんだよ」

「インデックス?明らかに偽名じゃねぇか」

「偽名なんかじゃないんだよ。あ、魔法名はDeticatus545だね」

「「魔法名?」」

……電波さんだったのか〜。

なぜかベランダにいて、意味不明な事を言い出したんだもんな。

いや、よく考えたら怪異があるんだ魔法があってもおかしくないよな。

となりの上条はなんとも言えない顔をしていたが。

「さ、なんか食いもん持ってくるか」

そういって上条はキッチンへ逃げるように行った。

逃げるなら僕も一緒に連れて行ってくれよ。

「ということはお主禁書目録かの?」

「うんそうだよ、私が禁書目録だよ。なんで知ってるの?」

「いやいや。昔聞いた事があっての。まさか会うとはのう」

禁書目録?確かカトリック教会に定められた反カトリックの書物のリストだったはずだが、どういう意味だろうか。

「禁書目録ってどういう意味だ?」

「分かりやすくいえば、魔道図書館、魔道書を十万三千冊を持ってるんだよ」

「魔道書?」

「分かりやすく言えば、魔法に関する本の事だよ」

60 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/16(金) 00:02:49.24 ID:LDBGc7eJo
「分かりやすく言えば、魔法に関する本の事だよ」

「十万三千冊?」

「うん」

「嘘つけ、どう見てもそんなもん持ってないだろ」

「お前様は勘違いしておる。その小娘は持っておると言うのは嘘ではないが、ちと違うのじゃ。その小娘は覚えておるのじゃ。十万三千冊」

「覚える?無理だろ。十万三千冊なんて」

「可能じゃ。完全記憶能力があればの」

「完全記憶能力?」

「そうじゃ。一度見たものは忘れない。どんなくだらない記憶でもじゃ」

なるほど。確かにそんなものがあれば覚えられる。しかし、

61 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2011/12/16(金) 00:04:02.91 ID:LDBGc7eJo
「忍、お前知りすぎてないか?」

「だから昔聞いたと言っとるじゃろうが。それに詳しい事を聞かれても答える気はない」

「なんで教えてくれないんだ?」

「教えられんのじゃ。迂闊な事を教えると運命が狂ってしまう可能性があるのじゃ」

「運命が狂う?」

「そう運命じゃ。さっき思い出したので、まだ言っておらんかった事じゃが、この世界はパラレルワールドじゃ」

「パラレルワールド?」

「そうパラレルワールドじゃ。過去への時間移動は同じ世界では出来んのじゃ。」

62 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/16(金) 00:04:57.76 ID:LDBGc7eJo
要約するとこう言う事らしかった。

僕たちが時間移動する前にいた世界(ルートとも言えるらしい)をKとし今居る世界をPとする。(中途半端なアルファベットなのは、沢山あると言うことを分かりやすくするためだ)

過去への時間移動するには、世界を跨がなければならないらしい。

だから僕は学園都市がある世界にきたらしい。
63 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2011/12/16(金) 00:05:50.81 ID:LDBGc7eJo
「運命が狂えば世界が滅びるかもしれん。お前様があの少女を助けるつもりなら儂の知っている事を話すわけには」

轟!と凄い音がしたと思うと忍が天使の羽に掴まれた。

突然の事態に僕とインデックスは混乱していたが、

「すぐ、戻るから待ってろ!」

と言い残し、忍を追って僕はベランダから外にでた。
64 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2011/12/16(金) 00:06:59.09 ID:LDBGc7eJo
「よう、不法侵入者」

「何者だ」

まさか僕達が吸血鬼だと気付いた怪異の専門家か?

「まずは自己紹介からさせてもらうぜ。俺は垣根帝督。超能力者第二位だ。」

「超能力者第二位だと?」

「ああ。分かりやすくいえば、学園都市で二番目に強い能力者だ。そして用件は不法侵入者、阿良々木暦、忍野忍ことキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの拉致」
65 : ◆l/KtgPw18g :2011/12/16(金) 00:09:21.13 ID:LDBGc7eJo
「僕達を拉致してどうする」

「この学園都市には機密事項がたっぷりあるんでな」

「口封じって事か」

「ああ。そして抵抗するなら戦闘しても良いと許可ももらってきている。さぁどうする。抵抗するのかしないのか。二つに一つだ」

その男は楽しそうに笑った。

どうするどうするどうするどうするどうする。

僕は今吸血鬼性がそこそこ高いと言っても、学園都市第二位に勝てるほど強くない。

どうする……

「どうも息ぐるしいのう」

「人質はだまってろ」

ドン!と忍は壁に叩きつけられた。

そう言われれば、僕も息苦しくなってきた。

「そろそろ聞いてきたか。俺は今お前らが呼吸出来ないように細工したんだぜ」

……細工なんて何時の間に。

「冥土の土産に教えてやる。俺の能力名は未元物質。この世に存在しない素粒子を作る能力だ。俺の未元物質に常識は通用しねぇ」

ここで僕の意識は途切れた。

66 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2011/12/16(金) 00:09:46.64 ID:LDBGc7eJo
とりあえず終わり
67 : ◆l/KtgPw18g [saga]:2012/01/02(月) 22:11:02.66 ID:t1BniC2Eo
006

僕が目を覚まし起き上がると

「起きたか」

と言う垣根の声が聞こえた。

垣根の顔を見た瞬間一気に意識が覚醒し跳ね起き、距離をとった。

「ああ、目は覚めたか」

垣根は楽しそうに笑ながら言った。
68 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2012/01/02(月) 22:15:00.91 ID:t1BniC2Eo
「大丈夫か?お前様。まあ外傷はないから大丈夫じゃろうが」

「大丈夫かと言えば大丈夫だけど。どういうつもりだ、垣根。拉致してから[ピーーー]つもりか」

「俺は何もするつもりはない。俺はお前の敵じゃないからな」

「味方とでも言うつもりか」

「現時点では敵じゃないが、これから次第だな」

現時点では?

「協力?さっき襲っておいてか?」
69 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2012/01/02(月) 22:16:31.22 ID:t1BniC2Eo
「さっきは悪かったな。だが、お前らを見極め無ければならなかったんでな」

「お前がなんと言おうが、僕に奇襲をかけるような奴に協力する気はない」

「どうしてもか?」

「どうしてもだ」

「帰る方法を教えてやると言っても?」

ーーー‼
70 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2012/01/02(月) 22:18:12.99 ID:t1BniC2Eo
帰る方法。

今僕たちが最も欲しい情報だ。

「これをみろ」

そう言って垣根はこちらに手紙?を投げた。

「その手紙は忍野メメからのものだ」

「ーーーー忍野が?」

「そうだ。読んでみろよ。そこにはお前が知りたかったことがたくさん書いてあるぜ。それと忍野からの伝言だ。『手紙は忍ちゃん『だけに』に読ませてあげてね。決して無理に聞き出したり、こっそり読んだりしちゃダメだよ』だとさ」

そしてやっぱり彼は楽しそうに笑った。


71 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2012/01/02(月) 22:18:54.04 ID:t1BniC2Eo



第七章
少年は日常を壊す
the_boy_break_daily_life



72 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2012/01/02(月) 22:19:48.96 ID:t1BniC2Eo
野菜炒めが出来た。

まあまあいい出来だと思う。

そう言えばさっき騒がしかったなと思いつつインデックスの元に行くと、インデックスが1人で座っていた。

「阿良々木は?」

「阿良々木って言うのはさっきの人のことだよね。さっきすぐ戻るって言って外に出て行ったよ」

73 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2012/01/02(月) 22:24:16.62 ID:t1BniC2Eo
「外にって……玄関の扉が開いた音はしなかったけど?」

「ベランダから飛び出して行ったよ。おかしいよね」

阿良々木はなにをやってるんだか。

おっとまだ自己紹介してなかったな。

「俺の名前は上条当麻。さっきの人が阿良々木、ちっちゃい女の子は忍って言うんだ」

「よろしくとーま。それと早速だけどもう食べていい?おなかペコペコなんだよ」

74 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2012/01/02(月) 22:26:45.72 ID:t1BniC2Eo
「いいぞ。はいどうぞ」

「わーい!いただきますなんだよ」

いい食べっぷりだな。

なんかいいな。

この子が飯を美味しそうにたべているのを見ると幸せな気分になる。

ずっと続けばいいと思った。

外に出れば不幸に巡り逢うのだから。

でも俺は訊いてしまった。

開いてしまった。

非日常の扉を。

「それでなんでベランダなんかに居たんだ?」

こうして俺の物語は始まった。



75 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2012/01/02(月) 22:30:34.59 ID:t1BniC2Eo
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第八章
上条当麻の夏休み
Toma_Kamijo's_summer_vacation
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
76 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2012/01/02(月) 22:32:02.41 ID:t1BniC2Eo
「私の名前はインデックスって言うんだよ」

「追われてたからね」

「魔術結社だよ」

「……、けど。魔術はあるもん」

「……私は禁書目録だから」

「私の持ってる、十万三千冊の魔道書。きっと、それが連中の狙いだと思う」

「い、インチキじゃないもん!ちゃんと魔術はあるんだもん!」

「……、じゃあ。私と一緒に地獄の底までついてきてくれる?」

朝初めて会って少し言葉を交わしただけなのにーー気にしすぎじゃないか?

俺はインデックスと一緒にいて助けてやるべきじゃなかったのか?

あいつの服に異能の力が絡んでるのは、間違いなかったんだから。

いや、しかしーーー

延々と答えの出ない自問自答が続いていく。

77 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2012/01/02(月) 22:32:52.24 ID:t1BniC2Eo
「……条ちゃーん、上条ちゃーん」

「へ?」

ずっと呼ばれていたようだが、考え事をしていたせいで気づかなかったようだ。

思わず苦笑いしてしまった。

初めて会った人の事を気にしすぎて呼ばれたのにも、気づかないなんて。

「ちゃんと聞いてましたかー?」

「え、ええ勿論ですよ。子萌先生」

78 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2012/01/02(月) 22:33:52.41 ID:t1BniC2Eo
俺をずっと呼んでいたのは子萌先生。

見た目は子ども、頭脳は大人な学園七不思議に指定されるほどの幼女先生である。

「だったらこの問題に答えてみてくださいですー。聞いてたら答えられるはずですよー」

目の前にはわけの分からない数字の羅列が。

……無理だ。

そう告げようと顔をあげると、

「分からなかったら居残りですよー?」

……不幸だ。

79 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2012/01/02(月) 22:36:50.56 ID:t1BniC2Eo
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第九章
常盤台中学御坂美琴
railgun_Mikoto_Misaka
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
80 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2012/01/02(月) 22:38:24.82 ID:t1BniC2Eo
なんとか居残りを回避し、家を目指していると

「あっ、いたいた。この野郎!ちょっと待ちなさいよ!」

超能力者第三位の超電磁砲御坂美琴にガンつけられていた。

「……あー、またかビリビリ中学生」

「ビリビリ言うな!」

そう言うと早速電撃をぶっ放してきた。

いつも通り右手を出し電撃を打ち消した。

「なんで、アンタには私の電撃が聞かないのよ」

「なんでもいいだろ」

「よくないわよ!そもそも超能力者の能力が無能力者にきかないこと自体おかしいのよ!」

「もう、マジで勘弁してくれ。この後用事があるんだ」

本当は無いけど、今すぐ帰ったら彼女や阿良々木に会えるかもしれない。

「そんな事言って逃げる気でしょ。今日も勝負よ!」

「勝負なんてするきなんて無いって。お前の勝ちでいいから帰らしてくれ」
81 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2012/01/02(月) 22:39:10.20 ID:t1BniC2Eo
「ちょっとアンタ真面目にやりなさいよ!」

「……じゃあ、真面目にやってもいいんかよ」

「い、……いいわよ。かかってらっしゃい」

ビリビリは確実に怯えている。

まだ見ぬ俺の真の能力に(そんなものないけど)。

だが、チャンスだ。

逃げるなら今しかない。

俺は右手を開いて閉じるという意味深な行為をすると、寮の方へかけ出した。


82 : ◆l/KtgPw18g [sage]:2012/01/02(月) 22:40:14.96 ID:t1BniC2Eo
終わり

上条さんがなんとなく淡々としてるのは記憶を失ったあとと前の違いをかき分けたいからです。
83 :以下、あけまして、おめでとうございます [sage]:2012/01/03(火) 00:01:04.50 ID:ciq1zNKIO
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(西日本) [sage]:2012/01/20(金) 00:30:54.60 ID:UBX/f9Bko
いま忙しすぎて書き溜めも投下もできる状態でないので落とそうかと思っています
まぁ見てる人なんていないでしょうが
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/20(金) 08:57:31.00 ID:Ollx57mqo
えっ
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(西日本) [sage]:2012/01/21(土) 15:25:58.80 ID:ofgYRG/xo
やっぱり落として
リアルが落ち着いて書き溜めを2巻ぐらいまでしてから立て直します
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2012/01/22(日) 21:31:00.01 ID:ECc58EbQ0
そんときのスレタイは同じもの?
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(西日本) :2012/01/22(日) 23:02:02.47 ID:xUmFG9v5o
同じの方が分かりやすいでしょうから同じにします。
それと次立てる時は最初から書き直そうと思っているので今回とは違う感じになっているかも知れません。
今のところ安価をいれて阿良々木の禁書ストーリーへの関わり方を変えて行こうと思います。
例:第三巻で上条が一方通行を撃破→阿良々木が一方通行を撃破など
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(西日本) [sage]:2012/01/22(日) 23:57:22.97 ID:xUmFG9v5o
最初だけ投下します。

000

学園都市
ー東京西部の大部分を占める巨大な都市
ー学校が集まってできた都市
ー人口の8割が学生
ー超能力を開発する都市
学園都市の説明をするとすればこんなところだろうか。
おっと一つ忘れていた。
この学園都市の真の目的であり存在する理由である事を。
神ならぬ身にて天上の意思に辿り着くものーSYSTEMー
これは神様の領域は人間には辿り着けない。
だから、人間を超えることでそこへ到達するということだ。
僕はこれを言葉の上ではわかっているがおそらく真の意味は微塵もこれっぽっちもわかっていないだろう。
しかし確実に言えることが一つある。
人は人を超えてはいけないのだ。
人は人らしくみっともなく他人を踏みじり、他人を蹴落とし、他人を騙し生きていくべきなのだと。
そして、気づくべきである人々は人を超えたものを人と比べると怪しくて、異なるものをー怪異と呼ぶのだと。




ではまた同じスレタイで立てますのでその時に。

……いろいろ勝手ですいません
90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) [sage]:2012/01/23(月) 21:22:37.63 ID:J+gblHeM0
待ってます!
がんばって!
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