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死神「こんばんは、しにがみです」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/24(土) 23:49:22.23 ID:6QYPfskw0
初投稿、初SS、プロットあり書き溜め少量でほぼ即興、たぶん短め?

そんな感じで、お願いします。
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旅にでんちう @ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713353246/

木曜の夜には誰もダイブせず @ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1713351945/

いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 @ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713279251/

【MHW】古代樹の森で人間を拾ったんだが【SS】 @ 2024/04/16(火) 23:28:13.15 ID:dNS54ToO0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713277692/

こんな恋愛がしたい  安部菜々編 @ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713183168/

【安価・コンマ】力と魔法の支配する世界で【ファンタジー】Part2 @ 2024/04/14(日) 19:38:35.87 ID:kch9tJed0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713091115/

アテム「実践レベルのデッキ?」 @ 2024/04/14(日) 19:11:43.81 ID:Ix0pR4FB0
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エルヴィン「ボーナスを支給する!」 @ 2024/04/14(日) 11:41:07.59 ID:o/ZidldvO
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2 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/24(土) 23:50:47.70 ID:6QYPfskw0
男「……はい?」

死神「しにがみです」

男「……コスプレ?」

死神「違います」

男「ドッキリ?」

死神「違います」

男(なにこいつ…電波?)

死神「違います」

男「心を読まれた!?」

死神「言ってみただけです」

男「」
3 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/24(土) 23:50:58.34 ID:rC9XAxkN0
期待
4 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 00:00:05.32 ID:oVL2KcwB0
死神「さあ、さっさと逝きますよ」

男「ちょ、どこへ連れて行くつもりだよ!?」

死神「死神につれていかれるところなんて、あの世に決まってるじゃないですか」

男「あ、あの世って…ちょ、ころされる!?誰か、誰か助けてー!」

死神「いや、もう死んでますってば」

男「たーすーけーてー!」

死神「あぁもう、おとなしくしてください」

男「だーれーかー!」

死神「いい加減n 「こーろーさーれーr」 黙れ」 男「ハイ」
5 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 00:19:34.05 ID:oVL2KcwB0
死神「まったく…年末で忙しいっていうのに、手間をかけさせないでください」

男「いや、いきなり死神とか言われても…」

死神「事実ですので」

男「刀持ってないし」

死神「必要ないでしょう」

男「えー。死神って言ったら刀持って虚と戦うんでしょ」

死神「それは漫画です」

男「デ○ノート持ってる?」

死神「それも漫画です」

男「いっぺん死んでみる?」

死神「それ死神じゃないです」
6 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 00:45:00.62 ID:oVL2KcwB0
男「そもそも俺、この通り生きてるし」

死神「死んでますよ?」

男「可愛い顔して冗談きついよww」

死神「冗談ではありませんよ。ほら、後ろを見てください」

男「後ろ?後ろになにが……へ?…え、なにこれ……血?」

死神「あなたの血ですね。この量だと、まず無理でしょうね」

男「……いや、やっぱりドッキリでしょ」
 「死んだって言うなら死体はどこだよ?これだって、どうせ血のりだろうし」
 「カメラどこ?いきなりこういうことされても反応に困るよ。テレビ的にも面白く無いっしょ」

死神「だから、ドッキリじゃないと言ってるでしょう」
  「はぁ…そんなに疑うのなら、ちょっとついてきてください」

男「いやいや、そんな手にはのりませんよ?」
 「連れていかれた先に怖いおにーさん達がいて金とられるんでしょうけど、そんなのに引っかかるほど馬鹿じゃn」

死神「いいから黙ってついてこいや」

男「ハイ…」
7 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [saga]:2011/12/25(日) 00:53:47.94 ID:Orr0NnRM0
wktk
8 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [saga]:2011/12/25(日) 01:04:29.57 ID:Orr0NnRM0
まだなーの、兄ちゃん?
9 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 01:04:59.64 ID:oVL2KcwB0

ザワザワ

男「ん?なんか、通りの方が騒がしいな」

死神「そのようですね」



警官A「はーい、関係ない人は黄色い線から入らないでー」

警官B「はい、そうです。被害者は男性、腹部に重度の刺し傷あり。所持していた保険証から名前は――」

ガヤガヤ


男「……なんだよこれ。今あの警官が言ってたの俺の名前じゃん…刺された?え?」

死神「だから言ったでしょう」

男「そんな…そんな馬鹿な……お、おい、そこのあんた、これはいったいどういう…」


モブA「通り魔?現場ってこの路地の奥なんだろ?」

モブB「よくわかんねーけど、なんかすげー血が出てたみたい」


男「おい、無視すんなよ。ちょっと!」


モブC「刺されたやつ、救急車にのせられていったけど、ありゃ終わったな」

モブD「せっかくのクリスマス・イブだってのに、ヤダねー」
10 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 01:13:54.11 ID:oVL2KcwB0


男「どうなってんだよ…」

死神「これで分ったでしょう。今の貴方は霊体、いわゆる浮遊霊ですから誰の目にも見えないし、貴方の声も届かない」

男「いや、冗談だろ……おいあんた、無視しないでくれよ!」グッ

スルッ

男「…手が…すり抜けた?」

死神「もちろん、霊体ですから物に触れることもできませんよ」

男「…そ、そんな…俺はもう死んでる?…嘘だろ?」

死神「しにがみうそつかない」
11 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 01:15:18.10 ID:oVL2KcwB0
遅筆スマソ。そしてちょっと休憩。ストーブつけてるのに寒くて指が動かねー…
12 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [saga]:2011/12/25(日) 01:19:25.58 ID:Orr0NnRM0
気長に待つよ、夜は長い
13 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/25(日) 01:24:58.48 ID:wK4IalGjo
特に今日はね
14 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 01:52:30.85 ID:oVL2KcwB0
ココアうめーあったけー
人肌よりあったかいよ、うん。飲んだあとだけね(ぁ

再開します
15 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 01:53:35.62 ID:oVL2KcwB0
男「は、はは…マジかよ…」

死神「わかってくれましたか。それじゃあ、早速――」

男「……」

死神「?男さん?」

男「……ダ」

死神「はい?」

男「ヤダ」

死神「」
16 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [saga]:2011/12/25(日) 02:09:28.70 ID:Orr0NnRM0
よしきた
17 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 02:14:01.46 ID:oVL2KcwB0
死神「……わがまま言ってないで、早く逝きましょう」

男「いやだ、 絶対いかねー…」

死神「そんな事言っても、もう死んでいる以上はどうしようもないんです」

男「うるせー!いかねーっつったらいかねーの!」

死神「はぁ…あーもう、面倒くさいの担当しちゃったなぁ…」ポリポリ
18 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 02:28:56.74 ID:oVL2KcwB0
男「そもそも納得がいかねーっての」

死神「何がですか」

男「なんで俺が死んでるんだよ。今日はバイト終わって、ケーキ買って、帰ってただけだぞ!?」

死神「知りませんよ。私はうちの管轄で死人が出たから回収しにきただけですから」

男「あんた死神だろ、神様だろ?そのくらい分かるじゃねえの?」

死神「死神と言っても外回りですからね。そういうのは上司に聞いてください」

男「上司いるんだ」

死神「ええ、まあ、一応。別に理由を聞かなくても、あの世に連れていけばいいだけですしね」

男「なんていうか、大雑把だなー」

死神「そもそも、年間に何人の人間が死んでると思うんですか。いちいち死の理由なんて聞いてられませんよ」

男「まぁ、たしかに…」
19 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 02:51:09.71 ID:oVL2KcwB0
死神「つまり、貴方が死んだ理由が分かれば大人しくついてきてくれるんですね?」

男「…あぁ」

死神「分かりました。それでは今日の貴方の行動を思い出してください」

男「思い出すって…さっき言った通りだぞ?」

死神「そうではなく、今日一日の行動を思い出すんです」
  「おそらく貴方は死んだ時のショックで忘れているだけです」
  「一日の行動を1つ1つ思い出して追跡すれば、死の瞬間の記憶もよみがえるはずです」

男「…なるほど」
20 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [saga]:2011/12/25(日) 02:53:56.87 ID:Orr0NnRM0
支援
21 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 03:00:52.53 ID:oVL2KcwB0
きりがいいので(?)今日はここまでで、お疲れさまでした
眠くはないんだが寒くてやばい

朝か昼くらいに再開予定。

思っていたより進まなかったなぁ…
22 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/25(日) 03:02:45.24 ID:wK4IalGjo
23 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [saga]:2011/12/25(日) 03:04:25.96 ID:Orr0NnRM0
アルコール摂って体暖めて寝なさい、乙
24 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/25(日) 09:42:24.19 ID:rU/IpEaEo
敬語死神とか敬語幽霊とか最近俺得SSが増えて非常に嬉しい…
25 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/25(日) 10:13:48.32 ID:WqzqeVeG0
>>23sagaなんだ…後俺らのところでは内風呂たくっていう。どうでもいいけど。
>>1
26 : ◆dUccESCegJM5 [saga]:2011/12/25(日) 16:24:12.53 ID:oVL2KcwB0
布団の中が暖かすぎて気づいたら夕方だったorz
できれば今日中に終わりたい予定でしたが、まあ、まったりいきます

27 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 16:43:46.81 ID:oVL2KcwB0
死神「それで?」

男「…それでって?」

死神「そのあとですよ」

男「そのあとって言ってもな…バイト終わって、ケーキ買って帰るだけだったしな」
 「それで、帰る途中で気づいたらあんたが目の前にいた、と…」

死神「…はぁ、仕方がないですね。やはり、実際に行動を追跡したほうがいいでしょうね」

男「まぁ、いいけど…俺が住んでるアパートまでは大分かかるぞ?」

死神「問題ありません」
  「『魂は千里を一日で駆ける』と言われているように、霊体である私達には物理的距離はあまり関係ありません」

男「へぇ、そうなのか」

死神「そうなのです。それでは、早く行きますよ」ガシッ

男「え、ちょ、うお!?」グイッ
28 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 16:44:58.52 ID:oVL2KcwB0
間違えたorz
>>27 無しで
29 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 16:46:04.30 ID:oVL2KcwB0
死神「それでは、まずは朝から思い出してみましょう」

男「朝は、起きてから飯食ったりバイトの準備したくらいかな」

死神「そのあとは?」

男「バイト先へ行って、夜まで一日中働いてた」

死神「…寂しい一日ですね」

男「うっせーよ」

死神「イブというのは、家族や親しい人間といっしょに過ごすものと聞いていますが」

男「…一人暮らしだし、そういう付き合いもなかったし」

死神「やはり寂しいものですね」

男「放っとけ」グスッ
30 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 17:04:17.68 ID:oVL2KcwB0
死神「それで?」

男「…それでって?」

死神「そのあとですよ」

男「そのあとって言ってもな…バイト終わって、ケーキ買って帰るだけだったしな」
 「それで、帰る途中で気づいたらあんたが目の前にいた、と…」

死神「…はぁ、仕方がないですね。やはり、実際に行動を追跡したほうがいいでしょうね」

男「まぁ、いいけど…俺が住んでるアパートまでは大分かかるぞ?」

死神「問題ありません」
  「『魂は千里を一日で駆ける』と言われているように、霊体である私達には物理的距離はあまり関係ありません」

男「へぇ、そうなのか」

死神「そうなのです。それでは、早く行きますよ」ガシッ

男「え、ちょ、うお!?」グイッ
31 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [saga]:2011/12/25(日) 17:07:59.17 ID:Orr0NnRM0
支援
32 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 17:17:17.33 ID:oVL2KcwB0
男「おー、すげえ。ホントに一瞬でついた…」

死神「貴方の部屋はどこですか?」

男「こっちだ…あっ」

死神「どうしました?」

男「部屋の鍵……俺のしt…っ…体の方にあるんだけど…」

死神「それも、問題ありません。肉体が無いのですから、こうすれば」

スルッ

男「おお!?壁をすり抜けやがった…えーと、よっと…」

スルッ

男「…ホントにできた」
33 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 17:42:45.16 ID:oVL2KcwB0
死神「ふむ…なんというか、殺風景な部屋ですね」

男「…」

死神「貴方くらいの年齢でしたら、もう少し色々とあると思いますが…」

男「別に…生きていくだけならこれで十分だろ…」

死神「?まあ、私には関係ありませんか。それでは、ここから行動を追って行きましょう」スルッ

男「…あれ?部屋に入る意味あった?」

ヌルッ

死神「なにしてるんですか、早く行きますよ」

男「うぉぅ生首!?」

死神「私ですよ」

男「お前だったのか」

死神「暇を持て余した」

男「神々の」

男・死神「「遊び」」

男「……」

死神「……///」

男「……いきますか」

死神「はい……///」
34 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 17:45:07.08 ID:oVL2KcwB0
一旦休憩、支援感謝です
晩飯くってきま
35 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/25(日) 17:53:45.78 ID:wK4IalGjo
おつ
36 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/25(日) 18:35:32.88 ID:MDif1StIO
しえ
37 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 22:20:40.87 ID:oVL2KcwB0
再開します

そういえば、プロット上ちょこっとエロ入れようかどうか迷い中です
>>1に注意書きしてないからまずいでしょうか…まあ、ひとまず投下していきます
38 : ◆dUccESCegJM5 [saga]:2011/12/25(日) 22:36:37.68 ID:oVL2KcwB0
死神「それで、バイト先というのはどこですか?」

男「駅まで10分、電車で20分、そこからまた歩いて10分くらい」

死神「わかりました。それでは行きましょう」

男「あれ、歩いて行くの?」

死神「行動を追うと言ったでしょう、先程の様な移動では意味がありません」

男「そっか」



男「……」

死神「どうかしましたか?」

男「いや、道の真ん中歩いてるのに誰も避けて行かないから、ホントに俺たちのこと見えてないんだなーって」

死神「当たり前でしょう、死んでいるんですから」

男「まぁ、そう言われればそうなんだが…」


 ――……同じだな…――


死神「なにか?」

男「いや、なんでもない」
39 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/25(日) 22:49:05.81 ID:j6EJxETpo
エロだと!?
早くしろください
40 :イブどころかクリスマスも終わるけど気にしたら負け ◆dUccESCegJM5 [saga]:2011/12/25(日) 22:58:59.99 ID:oVL2KcwB0
男「改札口も素通りか。なんか幽霊も悪くないかも」

死神「ぼーっとしてないで、早く乗りますよ」



男「混んでるなー…」

死神「休日ですし、イブですからね」

男「それもそうか…ん?」

死神「なにか?」

男「いや、あそこにいる女の人…なんか様子が変だなって」

死神「あぁ、痴漢のようですね」

男「げっ、マジかよ」

死神「まったく…人間というのはどうしてこうも欲にまみれているのか…」

男「いや、そんなことより、何とかしないと」

死神「無駄ですよ。私達には何も出来ないとわかっているでしょう」

男「わかってるけど、それでも何かさ…」

死神「…やれやれ……代償はしっかりいただきますからね…ゴニョゴニョ…」

男「え、代償っt 「…ゴニョゴニョ…」 ちょ、なに代償って!?」

死神「黙っていてください」
41 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 23:18:19.63 ID:oVL2KcwB0
おっさん「フトモモハァハァww」

ナデナデスリスリ

女性(……気持ち悪いよう…でも怖いよう…)

おっさん「フヒヒww」

女性(…うう……あれ?やめてくれた…?)

おっさん「ハァハァwww」

「…ちょっと」

ガシッ

おっさん「フヒ!?」

おばちゃん「あんた、あたしのおしり触ったわよね!?」

おっさん「チョッwwチガイマs」

おばちゃん「とぼけるんじゃじゃないよ、触ってた腕を掴んだんだから!すいませーん!この人痴漢です!」

ザワザワ エーマジ? サイテー ザワザワ オイ、ダレカコイツツカマエトケ
42 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 23:39:02.20 ID:oVL2KcwB0
男「…えーと、何がおきたんだ?」

死神「あの者の運命をちょっと弄っただけです」

男「死神すげぇ」

死神「代償として、貴方の徳を消費しましたけどね」

男「徳?」

死神「生前につんだ善行です。徳が高ければ天国にいけますが、低ければ地獄行きです」

男「ほうほう……ん?ということは俺、地獄行き!?」

死神「まあ、あの程度ならそれほど影響はないでしょう」

男「…ハァ…びっくりした…」

死神「あの世での待遇が変わりますけどね」

男「どのくらい?」

死神「豪華ディナーがメザシ一匹になるくらいです」

男「…なんだか地味だな。…まぁ、あの人が助かったんだから良いか」

死神「…」
43 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/25(日) 23:54:47.61 ID:oVL2KcwB0
死神「…貴方、いつもそうだったのですか?」

男「どういう意味だ?」

死神「お人好し、という意味です。生前は、さぞや損な役回りだったのでしょうね」

男「…いや、別にそんなことはなかったけどな」

死神「はい?」

男「むしろ、ああいうのは見て見ぬふりしてたというか……あれ?」

死神「何を言っているのですか」

男「いやー、なんだろう。なんだか急に、何かしたいって思ったんだよな…」

死神「…意味がわかりません」

男「俺もさっぱり…あ、次の駅で降りるよ」
44 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/26(月) 00:08:15.73 ID:YFMS771P0
男「さて、駅からバイト先まで、特に何もなく来たわけだけど…」

死神「何か思い出しましたか?」

男「いや、さっぱりだな」

死神「はぁ…本当に面倒な人にあたったものですよ…」

男「大変ですね」

死神「だ れ の せ い で す か」

男「ごめんなさい…」

死神「まったく…」
45 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/26(月) 00:09:26.78 ID:YFMS771P0
ちょっと休憩します
今夜も冷えるな…
46 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/26(月) 01:38:17.51 ID:YFMS771P0
復帰。
プロット外の内容を書いていたらgdgdに…
もう少し書いたら頭をすっきりさせるためにも寝よう
47 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/26(月) 01:49:17.83 ID:YFMS771P0
男「バイト中は特に何もなかったかな」

死神「バイトのあとは?」

男「そこのケーキ屋でケーキ買って、そのまま帰ったぞ」

死神「…一つよろしいでしょうか?」

男「ん?」

死神「その買ったケーキというのは、一人で食べるのですか?」

男「」

死神「ん?」

男「……シクシク…」

死神「ああ、その…」

男「サミシクナイ、サミシクナイ…シクシク…」

死神「ああ、もう。そんな、泣かないでくださいよ。よしよし」ナデナデ

男「グス…」
48 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/26(月) 02:00:30.67 ID:YFMS771P0
死神「落ち着きましたか?」

男「…なんか、すみません」

死神「いえ、お気になさらず。それで、このあとのことですが…」

男「えっと、帰りは来た時の道が混雑してたから違う道を通ったんだ」

死神「先ほど、貴方が死んだ路地のある方ですね」

男「あぁ…」

死神「行きましょう」
49 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/26(月) 02:27:42.32 ID:YFMS771P0
死神「それにしても、賑やかなものですね。もう随分と遅い時間だと思いますが」

男「まぁ、年に一度の祭だしなぁ」



死神「もうすぐ、あの路地ですね。どうです、何か思い出しましたか?」

男「うーん…なんだろう…思い出せそうな、そうでないような…」

死神「ふむ、もう一歩というところでしょうか」

男「それにしても、誰が俺のことを刺したんだろう…」

死神「それを思い出すために、わざわざこうして歩いているのでしょう」

男「それはそうなんだけど…」
 「そもそも俺、そういう危ないことに首を突っ込むような方じゃなかったから、刺される理由なんてさっぱりで」

死神「野次馬の人が言っていたように、通り魔というものだったんじゃないですか?」

男「うーん…」
50 : ◆dUccESCegJM5 [sage saga]:2011/12/26(月) 02:29:40.83 ID:YFMS771P0
今日はここまでにします
明日には終われる…かな?
51 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [saga]:2011/12/26(月) 07:56:09.32 ID:/ucc9fy70
お疲れかつ丼
52 : ◆dUccESCegJM5 [saga]:2011/12/28(水) 00:55:35.12 ID:R26PXfpL0
なんでこんなに忙しい時に書き始めたのか…数日前の自分を叱ってやりたい

昨日、少しずつ書きためた分を投下していきます
53 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2011/12/28(水) 00:56:57.74 ID:R26PXfpL0
死神「もう、路地の前まで来ましたね」

男「ああ…」
 (……見覚えは、ある。いや、思い出した、のか…さっきはなんとも思わなかったけど…)

死神「男さん?」

男(この真っ暗な路地の入口……確かに俺は帰り道でここに立っていた……でも…)

死神「おーい、男さ〜ん?」

男(何か…何かが足りない?あの時あって、今無いもの…)

死神「しにがみむしすんなー」
54 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2011/12/28(水) 01:03:00.93 ID:R26PXfpL0
男「何か…」

死神「え?」


キャー!


男「!」ビクッ

死神「おや、なんでしょう」


ウー、コロンダー ナニシテンダヨー モウ、サイアクー


死神「やれやれ、人騒がせ…いえ死神騒がせですね。ねえ、男さん……男さん?」

男「…ぁ……ぁあ……」ガクガク

死神「男さん!?どうしたんですか!」

男「そう…だ……そうだった……」ガクガク




――…あのときも……悲鳴が聞こえたんだ……――

55 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2011/12/28(水) 01:14:40.35 ID:R26PXfpL0
「おつかれっしたー」

「?今なんか聞こえたような…」

  ――…誰かっ…きゃあ!

「悲鳴?…こっちの路地から?」

「…何考えてんだ…面倒なことには関わるな、危険なことには首をつっこむな、そうすれば…」

   ――イヤァ!誰か、助けてー!

「…くそっ!」
56 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2011/12/28(水) 01:22:25.22 ID:R26PXfpL0
「ぉ…お、おい!お前、何してんだよ!?」

    「…オレは悪くないのに、なんでクビにされるんだよ……ぜんぶ…全部ぶっ壊してやる…殺してやる…」

「んなっ…そんなもの振り回すなよ!?くっ、この……おい、あんた早く逃げr」

 「あっ、後ろっ…危ない!」

「え…」

ドンッ

「…あ、れ?」

    「あ、あぁ…お、オレは…オレは悪く…う、うわああぁぁ……!!」

(なん、だ…?力が、入らない…)

「大丈夫ですか!?あ、いやっ…しっかりしてください!」

(あつい、熱い、アツイ……痛い?俺…刺されたのか?)

(…何も見えない……昏い…暗い……闇い……)

(……)
57 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2011/12/28(水) 01:52:14.05 ID:R26PXfpL0
男「……俺、ずっと幽霊だったんだ」

死神「どういう意味ですか?」

男「目的もなくて、やりたいこともなくて、」
 「誰かに関わることなく、誰からも見られることもなく、」
 「そこにいても、どこにもいなくてさ」

死神「…」

男「ただ毎日を、なんとなく生きてる。……生きてるだけ……息をしてる、それだけで…」
 「そんなの、死んでるのと同じだろ?」

死神「…それで、『幽霊』と」
58 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2011/12/28(水) 02:11:22.33 ID:R26PXfpL0

男「さっきアパートから歩いて来る間、誰にも気付かれないのを見ててさ」
 「生きてても死んでても、結局は同じなんだなーって。改めて自分が『幽霊』だって感じたよ」

死神「その『幽霊』だった貴方が、どうしてそんな危険な真似を?」

男「…なんでだろうな…俺にもよくわかんねーよ」

死神「自分のことなのに、ですか?」

男「自分のことだから、かなぁ?」

死神「…よく、わかりません…」

男「まったくだよな…」
59 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2011/12/28(水) 02:17:41.70 ID:R26PXfpL0
男「…そうだな…多分、『助けて』って聞いちゃったからかも」

死神「『助けて』、ですか」

男「俺は何もしない、何も出来ない『幽霊』だったけどさ」
 「死ぬまでに一度くらいは誰かの役に立ちたいって、そう思った…のかな」

死神「……それで本当に死んでどうするんですか…」ハァ

男「ホント、そのとおりだよな」
60 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2011/12/28(水) 02:25:31.88 ID:R26PXfpL0

男「まあ、あれだ。下心がまったくなかったわけでもないかな」

死神「助けたお礼にその女性と、とでも?」

男「まぁ…ちょっとだけ……///」

死神「何ですかその都合の良い思考回路は、童貞ですか」

男「ど、ど、ど、ど、童貞ちゃうわ!」

死神「違うんですか?」

男「あ、いや…」

死神「……」

男「……」

死神「……」

男「……」

死神「……プッ……フフッ…」

男「……くっ…くく……あっははっ」
61 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2011/12/28(水) 02:28:37.91 ID:R26PXfpL0
とりあえずここまで
やっとプロット外の部分が終わったorz
思いつきでやるとダメですな
即興でも即日完結できる書き手の方が羨ましい
62 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/28(水) 02:59:43.83 ID:+d/3PWzp0
いちおつ

ゆっくりでも待ってるよ〜
63 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [sage]:2011/12/28(水) 11:03:47.73 ID:g77JuXnC0
度々度々童貞ちゃうわーおつかっれしたー
64 : ◆dUccESCegJM5 [saga]:2011/12/31(土) 22:16:09.10 ID:X8GBRKHe0
やっとeroパート書けると思ってたら年末で親戚が遊びに来て書ける状況じゃなかったでござるの巻←

年越すと完全にグダりそうなのでなんとか今日中に…今日中に……あと1時間ちょっとか…頑張ります
65 : ◆dUccESCegJM5 [saga]:2011/12/31(土) 22:19:18.34 ID:X8GBRKHe0
男「さてっと。死んだ理由も分かったことだし、そろそろ逝きますか」

死神「もう、よろしいのですか?」

男「ああ。これ以上、死神さんに迷惑かけるわけにもいかないしな」

死神「まったくです。…まあ、貴方が地縛霊にならずに済んでなによりです」

男「自爆霊?」

死神「爆発してどうするんですか」
66 :sage忘れた… ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2011/12/31(土) 22:30:29.89 ID:X8GBRKHe0
男「えっと…あれだろ?死んだところから離れられないっていう」

死神「はい。不慮の事故などによって、自らの死を受け入れられない、理解出来ない…」
「そんな人は地縛霊となって死んだ土地に縛られ続けます」
「ああ、殺されたりしても憎しみや恨みといった強い感情によって地縛霊化しますね」

男「うわっ、俺そのまんまじゃん」

死神「ですから、そうなる前に死んだことを理解させるのも私たちの仕事の1つなんです」
「まぁ、無理やり連れていくことも出来きますが…」

男「…なんか不味いの?」

死神「土地とつながった霊体を無理やり剥がしますので、かなり痛いです」

男「どのくらい?」

死神「……」メガオヨグ

男「え、何その反応、ちょ、こわっ!?」
67 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2011/12/31(土) 22:41:46.62 ID:X8GBRKHe0
死神「…こほんっ……大丈夫です、貴方はちゃんと自分の死を受け入れましたから、安心して下さい」

男「ホントに?」

死神「はい。あとは私が責任をもって、あの世へとご案内いたしましょう」

男「…そっか。よし、それじゃあ、よろしくお願いします」

死神「はい」

男「なんか、死神さんとは出会ってまだ少ししか経っていないのにすごく名残惜しいな」

死神「正直に言いますと、私も少しだけ……いつもは死者を見つけて連れていくだけでしたから」

男「ははっ…ホントにご迷惑をおかけしました」ペコッ

死神「ふふっ、もういいですよ。さあ、一緒に逝きましょう…」スッ

男「はい」ギュッ
68 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2011/12/31(土) 23:11:24.64 ID:X8GBRKHe0
フワッ……ガクンッ

男「ん?」

死神「え?」

男「……あれ?」

死神「あの、踏ん張らないでもらえますか?」

男「いや、そんなことしてないんだけど…あれ?」

死神「…ちょっと、いいですか」

男「あ、はい」

死神「」ジー

男「…あの」

死神「…」ジー…

男「……」

死神「……な…」

男「…な?」

死神「なんで地縛霊化してるんですか」

男「え」
69 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2011/12/31(土) 23:23:25.23 ID:X8GBRKHe0
死神「なんですか、ふざけてるんですか」ズイッ

男「え、いや、俺は別に…」

死神「ふざけて地縛霊化とか、ふざけてるんですか」ズズイッ

男「あの、落ち着いてください…?」

死神「……ありえません……こんなの…グスッ…こんなに苦労したというのに……」ウルウル

男「その…元気出してくださいよ」

死神「……ずっと地道に…ヒクッ…がんばってきたというのに…どうしてこんな目に……」ズーン…

男「えっと…あの……」
 (お、俺が悪いのか!?)

死神「…グスンッ…」
70 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2011/12/31(土) 23:28:37.36 ID:X8GBRKHe0
死神「…すみません…グスッ……お見苦しいところをお見せしてしまって」ゴシゴシ

男「いえ…」
 (むしろ、拗ねたような表情が可愛らしかったっていうか…)

死神「…私の顔になにかついていますか?」

男「え、いや、なにも?」

死神「そうですか?…さて…なぜ貴方が地縛霊化してしまっているのかについてですが…」

男「死んだ理由はわかったし、ちゃんと自分が死んだってことも理解してるぞ?」

死神「ええ…ということは、他の要因があるのでしょう」

男「他のって言われてもな…」
71 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2011/12/31(土) 23:34:45.14 ID:X8GBRKHe0
死神「その通り魔に対して、恨みや憎しみを持っているのでは?」

男「それが、別に恨みとかは感じてないんだよな」

死神「貴方を殺した犯人なのにですか?」

男「『幽霊』だった俺でも、あの被害者の人を助けられたっていう満足感があるからかな」

死神「そうですか…それでは、何か悔いが残ることがあったとか…」

男「悔いが残ることねぇ…」

死神「やり残したことはありませんか?」

男「やり残したこと……うーん…………………………あっ」
72 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2011/12/31(土) 23:42:42.88 ID:X8GBRKHe0
死神「あるんですね?あったんですね?早く言ってください、さあ早く」

男「ちょ、ちょっと落ち着いて!」

死神「…失礼しました」

男「えっと……あるにはあったんだけど…その…」

死神「なんですか?私ができることでしたら手伝いますよ」

男「あー…あのとき、意識がとんでいく中でさ、ふっと頭に浮かんだんだよね…」

死神「だから、なにがですか」

男「その……」

--

男「………………………………一度もシないで死ぬのはやだなー……って///」
73 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2011/12/31(土) 23:51:28.74 ID:X8GBRKHe0
死神「」

男「///」

死神「……」

男「……///」

死神「は?」

男「……」アセダラダラ…

死神「……やっぱりふざけてるんですね、ふざけてるんでしょう。えぇ、そうですとも、そんなふざけた理由で地縛霊になられてたまるものですか。ふふっ、そんなふざけた貴方にはお仕置きが必要ですね。なにがいいですか、鞭ですか縄ですか蝋燭ですか。それとも磔ですか釜茹でですか石抱きもいいですね」

男「うわあ!?スト、ストップ!つーか後半お仕置きとかいうレベルじゃねえ!?」
74 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2011/12/31(土) 23:54:43.14 ID:X8GBRKHe0
死神「」プクー

男「あの、死神さん。その…機嫌直してくださいよ…」
 (うわー、むくれてる表情も可愛いな…)

死神「知りませんっ」プイッ

男「あ、あはは…」
 (やっぱり可愛い……でもさっきのは本気で怖かった…さすがは死神だ)

死神「……本当ですか?先ほどのことは…」

男「えっと…多分、はい…もう、他に思い当たることもないので…」

死神「……そうですか」
75 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2011/12/31(土) 23:57:09.22 ID:X8GBRKHe0
男「まぁ、どうしようもないっすよね。今更どうこう出来るものじゃないし」
 「痛いのはちょっと嫌ですけど……これだけ死神さんに迷惑をかけたんで、それくらいは我慢しますよ」
 「だから、ひと思いににバチッと切り離しちゃってください!」

死神「……」

男「…死神さん?」

死神「はぁ…」スクッ

男「…あの?」

死神「……ます」ボソッ

男「え?」

死神「……私が、してあげます……そういったんです…」
76 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2011/12/31(土) 23:58:36.07 ID:X8GBRKHe0
よし、間に合わなかった(ぉぃ

初詣行ってきますので、一旦休憩しまする
77 :SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b) [sage]:2012/01/01(日) 00:04:39.79 ID:twp3wLr0o
あけおめ!
気になるところで切ったwwwwww
78 : ◆dUccESCegJM5 [sage]:2012/01/02(月) 02:04:36.36 ID:NDhlSWUm0
こんな遅筆スレを見てくださってる皆様あけましておめでとうございます
一旦休憩とか言ってそのまま寝落ちした>>1は、
磔と釜茹でと石抱きしてから焼き土下座すべきですねorz

まったりと再開していきます。
79 : ◆dUccESCegJM5 [saga]:2012/01/02(月) 02:23:12.67 ID:NDhlSWUm0
男「へ?」

死神「……」

男「…あ、あは…死神さんもそんな冗談言うんだなー…なんて……」

死神「……こんなこと、冗談で言うと思いますか?」

男「…えっと……本気?」

死神「言ったでしょう。私にできることであれば手伝うと」

男「いや、手伝うとかそういう類のものじゃ…」

死神「そういう類のものですよ。私は貴方をあの世へ連れて逝きたい、貴方はシないとあの世に逝けない」
  「だったら、そうするのも仕事の内です」
80 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/02(月) 02:30:17.20 ID:NDhlSWUm0
男「仕事って…仕事でそういうことをするのか…?」

死神「当たり前です。死者の魂をあの世へと連れて逝くこと。それが死神の仕事、それが私の役目ですから」

男「そんなっ」

死神「貴方にとっては最期に良い思いをして逝けるんです。何も問題はないのではないですか?」

男「…っ……分かりました…じゃあ、さっさと終わらせましょう…」

死神「そうですね」

男「……」ギリッ
81 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/02(月) 02:41:46.72 ID:NDhlSWUm0
死神「それでは始めましょうか」スルッ

男「…え?こ、ここでするのか?」

死神「そうですよ?貴方が地縛霊化してしまっている以上、ここから動くことはできませんからね」

男「いや、でもこんな通りに面した路地じゃ…」

死神「問題ありませんよ。私たちの姿は生きてる人間には見えないんですから」

男「でも、気持ちの問題と言うか…」

死神「余計なことを言ってる暇があったら早くしてください」

男「…わかったよ……ああ、服はそのままの方が…」

死神「なんですか、そういう趣味ですか」

男「違うって!…えっと霊体?だから、寒さは感じないけどさ。こんな真冬に裸でいられると見てるだけで寒いからさ」

死神「…別にただするだけなのですから、そんな気遣いなど必要ないでしょうに……」
82 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/02(月) 02:58:45.10 ID:NDhlSWUm0
男(まずは、キスか?…するだけって言っても、やっぱり雰囲気は必要だよな…?)
 「えっと…それじゃあ……」ギュッ

死神「っ」ビクッ

男(えっ…)

死神「…すみません、急に肩を掴まれたので驚いてしまいました。気にせずに続けてください」

男「そ、そうか…それじゃあ……」スッ

死神「…」ギュッ

男(…そんな、強く目をつぶって体を固くしてて、気にするなってのは…)

死神「」ブル…ブル…

男(……よく見れば震えてるし……もしかして…)
 「えっと、死神さん?」

死神「…なんですか、するのならさっさと」

男「死神さんもひょっとして、はじめてだったり?」

死神「……そうですよ」
83 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/02(月) 03:13:35.19 ID:NDhlSWUm0
男「そ、それじゃあ!なおさら俺なんかとこんなことしたらダメなんじゃ…」

死神「うるさいですね、余計なことは考えなくていいですから。せっかくやる気になったのでしょう?」

男「いや、だって……仕事とか言っていたから、てっきり死神さんはそういうのもう経験済みなのかと…」

死神「……」

男「…死神さん?」

死神「…わるいんですか」

男「え」

死神「未経験のどこがわるいんですか。だいたい、死神として生まれてから年中無休365日昼も夜もいつだって勝手に死ぬ貴方たち人間の魂を回収するのが仕事なんですから出会いなんてあるわけ無いじゃないですか。しにがみなめんな」

男「え…あ……はい……すみません」
84 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/02(月) 03:33:15.63 ID:NDhlSWUm0
男「……」

死神「……」

男(……き、気まずい…)

死神「……なんなのですか、貴方は」

男「え?」

死神「見ず知らずの人を助けて命を落とし、」
  「そのことを忘れてしまっていたから死んだ理由を知りたいと言う」

男「…」

死神「死んでからも赤の他人を助けようとして、」
  「それなのに生きていた時の自分のことを何もしない『幽霊』などと言って…」

男「……」

死神「連れて逝くときになってくだらない理由で地縛霊になったり、」
  「いざ行為をするときになると相手の事を優先したり……本当に、なんなのですか」

男「……すみません」

死神「貴方は、出会ってからずっと謝ってばかりです…」

男「…たしかに、そうですね」
85 :訂正 ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/02(月) 03:41:38.51 ID:NDhlSWUm0
男「……」

死神「……」

男(……き、気まずい…)

死神「……なんなのですか、貴方は」

男「え?」

死神「見ず知らずの人を助けて命を落とし、」
  「そのことを忘れてしまっていたから死んだ理由を知りたいと言う」

男「…」

死神「死んでからも赤の他人を助けようとして、」
  「それなのに生きていた時の自分のことを何もしない『幽霊』などと言って…」

男「……」

死神「連れて逝くときになってくだらない理由で地縛霊になったり、」
  「いざ行為をするときになると相手の事を優先したり……本当に、なんなのですか」

男「……すみません」

死神「貴方は、出会ってからずっと謝ってばかりです…」

男「…たしかに、そうだな」
86 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/02(月) 03:42:54.50 ID:NDhlSWUm0
死神「謝るくらいなら、さっさと成仏してください……私は別に良いですから」

男「……いや、やっぱり、無理矢理にでも切り離してくれ。そうすれば、死神さんも」

ギュッ

男「ぁ」

死神「…私が、良いと言っているんです……これ以上、女に恥をかかせないでください」

男「……分った」
87 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/02(月) 04:02:56.11 ID:NDhlSWUm0
男「それじゃあ…」

死神「はい……んっ」

男「んんっ…(…やわらかい……)」

死神「ん…ふぅ……意外と上手いですね」

男「……一応、歯が当たらないようには気をつけた」

死神「ふふっ……これで満足などとは言いませんよね?」

男「ああ……んっ」

死神「んふっ……ふぁ…ちゅ……ぅん……」

男(ぅぁ…これヤバイ……自分から舌入れておいてなんだが、こんなに気持ちいいものなのか…?)

死神「ふぁ……んん…ちゅ……くちゅ……」

男(死神さんも舌を出してきた……お互いのが絡まると…なんか、もう…!)
 「ふう…くちゅ……ぅ……んんっ!」グイッ

死神「ぁふ…んちゅ……ん……ぁっ!?」

ゴツッ
88 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/02(月) 04:15:15.85 ID:NDhlSWUm0
死神「ッ痛った!?」

男「あっ、ご、ごめん!つい、夢中になって……大丈夫か?頭打たなかった?」

死神「えぇ…髪留めに当たって痛かっただけですから…」

男「あぁ……してる間は外したほうがいいか……取るよ?」

死神「はい…」

ファサ…

男「…髪、結構長かったんだ……なんというか…綺麗、デス」

死神「ぷっ…なんで片言なんですか」

男「いやぁ、つい見惚れてしまって……」

死神「……そういうこと、よく恥ずかしげもなく言えますね///」
89 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/02(月) 04:27:46.24 ID:NDhlSWUm0
死神「言葉もいいですが……ちゃんと行動でも示してくださいよ?」

男「ああ、わかってますって」

死神「んっ……ちゅ…ふ…ん……」

男「ちゅっ…うん……ちゅぱ……」

死神「……んふ…ちゅ……ぁ…首筋はっ……」

男(ぉぉ…死神さんの匂いが……霊体でも匂いはあるんだな……)

死神「ふぁ…ん……くすぐった…いですよ…」
90 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/02(月) 04:34:14.95 ID:NDhlSWUm0
男「死神さんの匂い……すごい、いい匂いです」

死神「なっ……そ、そういう…ふぁ!……こと、はぁ……」

男「すみません、言われたりするのはいやだろうけど……ホントに、いい匂いだから…」

死神「くぅっ……やぁ……そんなに嗅いでは……」

男(下ろした髪からのと首筋からのが合わさって……こんなに匂いが濃いと……)

死神「あ…ひゃぁっ……んん……」

男(…すごい…くらくらスル……もっト……死神さンヲ……)

死神「んぁぅ…あ……んんっ…お、男さ…ん……」

男(モット……すベテを…メチャクチャになるマデ……)
91 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/02(月) 04:55:29.18 ID:NDhlSWUm0
死神「――いいですよ」

男「っ!?」

死神「大丈夫です……貴方のしたいように、していいんですよ」

男「あッ…ウぐッ……ぁ…あれ?……俺は…一体何を…」

死神「…正気に戻ったようですね」

男「…死神、さん?」

死神「……霊体はその人の精神そのものです。だから、強い感情が湧き起これば自然とそれに突き動かされるんですよ…」

男「ぁ…俺、死神さんのこと……」

死神「……言ったでしょう?大丈夫だと」
  「そうなるかも知れないと、わかっていたんです。どうされようと、ちゃんと覚悟はしてますから」

男(……嘘だ。…だって……だって、こんなに震えてるじゃないか……)

死神「だから、貴方は貴方のしたいように――」

男「っ!死神さん!」

死神「!?は、はい…」

男「俺、ちゃんとしますから!ちゃんと、俺自身がしますから!」

死神「……はい」フッ
92 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/02(月) 04:56:51.00 ID:NDhlSWUm0
…あれ、なんでこんな展開になってるんだろう…
ちょっと休憩します
93 :SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b) [sage]:2012/01/02(月) 18:16:35.37 ID:qN0afADzo
とりあえず期待
94 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/03(火) 03:29:49.21 ID:jgchqZ1R0
休憩と書いて寝落ちと読むorz

途中で切れると盛り上がらないので、このあとを全部書き終えようと思ったのですが、なかなか終わらない…
今日の夜辺りには完結させたいです
エロむずい…
95 : ◆dUccESCegJM5 [saga]:2012/01/04(水) 00:44:21.92 ID:xt28CzGl0
なんとかエロパート書き終えたので順次投下していきます
96 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/04(水) 00:45:41.23 ID:xt28CzGl0
男「んっ……」

死神「ぅん…ちゅ……ちゅぱ…ふっ……んちゅ…」

男「…ふぅ……胸、触るよ……」

死神「いちいち聞かなくてもいいですから……んっ」モミッ

男(これは……大きすぎず小さすぎず…やわらけー…)モミモミムニムニ

死神「んふぅ……あっ…ん……もう少し強くしても、だいじょう、ぶ、です…」

男(…そう言われても…死神さん細いから、あまり強くするとこわれちゃいそうなんだよな……よしっ)スルッ

死神「はぁ…ん……ふぁ……ぁっ……んんっ!あっ!やっ……先の…ほう…は……ぁん!」

男(感じてる…のかな?暇つぶしに読んだエロ本の知識が役に立つとは……)モミモミ、クニクニ、ムニュムニュ

死神「ぁっ…んん……ぅ……ひゃんっ…つ、摘むのは…んっ…ふぅん!あ、あぁ……んっ!…っ!」ビク…ビクンッ
97 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/04(水) 00:46:44.60 ID:xt28CzGl0
死神「はぁ…はぁ…」

男「…あ、あの…死神さん、大丈夫…?」

死神「はぁ…んっ…はい……あの、本当に初めてですか…?」

男「残念ながら、女の人と付き合ったことすらないよ…」ハハッ…ハァ…

死神「…本当ですか?……なんだか、すごく…その……」

男「え?」

死神「……///」カァッ

男「えっと…気持ち、よかった?」

死神「ぅ…」…コクン
98 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/04(水) 00:48:03.41 ID:xt28CzGl0
男「…それじゃあ、死神さんが敏感なんだな」

死神「……それは私が淫乱だとでも?」

男「違う?」

死神「…知りません」プイッ

男「あはは……あぁ、機嫌直して。ほら、ね?…ん」

死神「んっ…ちゅぅ……ぷはっ…………貴方、けっこう、ずるいですね」

男「そうかな?」

死神「そうですよ」

男「すみません…」

死神「…またそうやって、すぐ謝るんですから……そんな口は塞いでしまいましょう…んっ」

男「えっ…んむっ……」

死神「ちゅ…んん……」
99 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/04(水) 00:49:54.65 ID:xt28CzGl0
男「んぐ…む……ふっ…」

死神「んぁ…はふ……ん…ちゅ……ぷはっ…はぁ…はぁ…」

男「……ははっ」

死神「……ふふっ」

男「……そろそろ、こっちの方も…いいですか?」

死神「…聞かなくてもいいと、さっき言ったではないですか…」

男「…それじゃあ…」スッ

死神「…んっ!」クチュッ

男(濡れてる…)

クニュ…ヌチャ…ヌチュッ…

死神「んっ…ふぁ……あっ…」

男「…痛くは、ない?」

死神「はい…んっ……ぁっ!んんっ……あ!ぁん!」
100 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/04(水) 00:51:33.78 ID:xt28CzGl0
男「死神さん、ちょっと声が…」

死神「ん、どうせ…んぁ……聞こえ…はぁん!…ないんですから、抑える…んっ…必要もないでしょう……あっ、や、ぁ、んっ…!ひゃあっ!」

男「…まあ、そうですね……」
 (……それじゃあ…もうちょっと激しくしても大丈夫かな……)ドキドキ

死神「はぁ…はぁ……男、さん?」

男(たぶん…これかな……?)クリュッ

死神「へっ…あ!?ん、んぁっ!?い、やっ…な、に……あ、あぁっ!」ビクンッ

クチャ……コリッ…クチッ…クニュクニュ…コリコリ…クチャッ…

死神「やっ…だ、めぇ!?ひぁ!ま、待って!待ってくだ…あっあぁん!」ビクッビクッ!

男(うわぁ…死神さんの顔、トロトロだ……ちょっとやりすぎたかな…一旦とめるか…)

死神「ん……ぁ、はあ…はぁ……」

男「…あー…死神さん?」

死神「はぁ……はぁ…」

男「えっと、大丈夫?」

死神「はぁ…はぁ……誰の…んっ…せいですか……はぁ…はぁ…」

男「うっ、ごめん…さすがにやりすぎた……」
101 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/04(水) 00:53:42.81 ID:xt28CzGl0
死神「はぁ…ふぅ……もう、大丈夫ですから…その……」

男「…あ……は、はい……って、えーと…」
 (あれ、どうしよう……地面に寝るっていうのはちょっと…立ったままするのか…?)

死神「…はぁ…はぁ……なに、してるんですか…?」

男「そ、その、えっと…」

死神「……あぁ、わかりました」

スッ

死神「……これで、どうですか…?」

男(……まさか初めてが後ろからになるとは……)
 「死神さん……意外と大胆なんだな…」

死神「うるさいです…これでも随分と恥ずかしいんですから、早くしてください……」

男「は、はい」
102 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/04(水) 00:56:50.93 ID:xt28CzGl0
男(薄暗いけど、死神さん、肌が白いからわかりやすいな……かなり赤くなってるけど綺麗で…それに、めちゃくちゃ濡れてる…)

死神「…見てるだけで、満足なんですか?」

男「い、いや、そんなことは!……そ、それじゃあ…いきます」

死神「はい……んっ!」

ズチュッ

男「うっ……ぅあ…これ、やばっ……やわらかいのに…キツいっ…!」ズブゥッ

ブチィッ

死神「ッ…ぁ…いっ…!」

男「くっ……死神、さんっ…」

死神「…はあ…はぁ……だい、じょうぶで…す……そのまま、奥まで……」

男「っ!…できるだけ、ゆっくりいきますから…」

死神「はい……くぅっ!」

ズ…ズズッ…

男(……といっても…まずい、腰が勝手に動きそうだ……なんとか、死神さんが慣れるまでは抑えないと…)
103 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/04(水) 00:59:22.30 ID:xt28CzGl0
男「くっ…ふっ……は、はっ…」

死神「んんっ!…あ、ふ…ん……ぁん!」

男「はっ…はっ……奥まで…きましたね……」

死神「はぁ…はぁ……はい…」

男「はあ、はあ……死神さ、ん…」

死神「…だいじょうぶです…優しくしてくれたので、だいぶ慣れてきました……ですから、貴方の動きたいように…」

男「…それじゃあ、いきます…!」ズズッ

死神「どうぞ……んっ…あっ…!」

ズチュ……グチュッ…ズプッ、ヌプッ!

死神「あっ!んはっ!ぅんっ…あ、はっ…んん!」

男「くっ!うっ…ぅあっ!これ、す、ごい…!」グチュッ!ニュルッ…スブッ!

死神「んあ!あ、ふぁあ…!あぅんっ!?」
104 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/04(水) 01:01:19.48 ID:xt28CzGl0
男(やばい…腰が止まらない。死神さんの内側が絡みついてきて…うぁなんかザラッて…)

死神「ひゃあんっ!んっ!んっ!あ、ぁぁっ!」ジュプッ!グチュズチュッ!ヌチャッ!

男(…こんな、人目につくような、くっ、路地の入口で、こんなことするなんてな……)

死神「はっ、んあ!男、さぁん!」

男(…そんな顔で、そんな声をかけられたら……ちょっといじめたくなるっての…)ゾクゾクッ

死神「あん!はっ…あ、男さん?」

男(……アレ出来るかな…)
105 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/04(水) 01:02:20.62 ID:xt28CzGl0
男「ちょっと…片足、上げるよ」グイッ

死神「え、そんなっ…あっ…やっ!」

男「どうして?もっと、奥まで繋がりたいんだ…どうせ誰にも見えないんだからいいでしょ?」

死神「で、ですが、こんな格好は……んんっ!」ズブゥッ

男「こんな路地の入り口で…生きてる人間だったら丸見えだよね…」

死神「あっ、やっ、ん!ふぁっ、んくぅ!」ゾクッ

男「ほら、さっきとは違うところに当たってるし、さっきより奥までいってるよ?」

死神「やっ…はんっ!こんなっ…格好…んあっ!恥ずかしい、です、ひゃん!」ズブッ、ヌチュッ、ズブッ

男「恥ずかしいって言ってる割には、さっきより感じてない?」

死神「そんなっ、んん!…ことは、はぁん!」グチュッ!ズブッ!
106 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/04(水) 01:03:07.49 ID:xt28CzGl0
死神「んっ!や、ひゃぁん!…ぐすっ…ぁん!」

男「あっ……ごめん、また調子にのって…」

死神「はぁ…はぁ…ぐすっ……いえ…貴方がいじわるだということは、もう、充分にわかってますから…」

男「……本当にごめん…」

死神「……」クスッ

男「…また笑いました?」

死神「いえ……それでは最後は、貴方の顔を見せてください」

男「えっ?」

死神「前から抱きしめて、してください」

男「…わかった」
107 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/04(水) 01:08:21.91 ID:xt28CzGl0
男「それじゃあ…」クチュッ

死神「はい…」

ズプッ

死神「んん!」

男「くっ、ふっ…うくっ…はっ!くぅっ!」

死神「あっ、ふあ…んん!あっ!ぁっ!」

男「死神さん……んっ…くちゅ…ふっ…」

死神「男さん……ちゅっ…あふ……ん…」

ヌプッ、グチュッ、ジュプッ!グチュグチュッ、ズプッ!

男「はっ、はっ…死神さんっ」ギュッ

死神「んっ、くっ…男さん…」ギュッ

男「くっ!」

死神「ぁ、あ、ひうっ、ん!あ、ふぁああん!」ビクッ、ビクッ!ビクンッ!!



男(……すごい…腰が、抜けそうだ……気持よすぎ、て…頭が……真っしろ…に……このまま……あの世に…)


――――――

――――

――
108 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/04(水) 01:11:22.34 ID:xt28CzGl0
アーメン(ぇ

ちょっと風呂入ってきます、2時くらいに再開予定
…正月とは言え、平日の夜に何書いてるんだorz
109 : ◆dUccESCegJM5 [saga]:2012/01/04(水) 03:29:14.55 ID:xt28CzGl0

――

――――

――――――



ピッ、ピッ、ピッ…


男(…………目の前が真っ白だ……ここが、あの世?)

ピッ、ピッ、ピッ…

男(……あれ…天井、か?…真っ白な天井……)


シュコー…シュコー…


男「……ここ、は…?」


「あ、気が付かれましたか?」


男「……?」

看護師「ここは病院ですよ。今、先生呼んできますね」

タッタッタッ…

男「……ゆ、め?」
110 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/04(水) 03:50:56.83 ID:xt28CzGl0


医師「――傷口は大丈夫なようですね。明日もう一度、精密検査をしますので」

男「わかりました。えっと、ありがとうございました」

医師「いえいえ。それでは、お大事に」

男(……たまたま運ばれた大学病院に、たまたま世界的名医がいたとか……ちょっと、出来すぎだろ…)


コンッコンッ

男「はい?」

刑事「失礼します…男さんですね?今回の事件について、いくつかお伺いしたいのですが」

男「あ、えっと…」

刑事「ああ、担当医からは了解を得ています。今は簡単に経緯だけお聞かせ願えますか」

男「分かりました、えっと――」
111 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/04(水) 04:04:05.47 ID:xt28CzGl0

男「――という感じです」

刑事「分かりました。詳しいことは、後ほど署の方でお伺いいたします。それでは、これで…」

男「はい…あ、あの!襲われてた女の人ってどうなりました?」

刑事「安心して下さい、無事ですよ。今日はもう遅いので、後日署の方で話しを伺うことになっています」

男「無事…よかった…」ホッ
 「あ、あと、俺を刺した人は?」

刑事「…犯人は事件直後に近くをうろついていたところを逮捕しました。不当な理由で会社を解雇され、その憂さ晴らしに犯行に及んだようです」

男「そう…ですか…」

刑事「それでは、失礼します」
112 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/04(水) 04:25:08.91 ID:xt28CzGl0
男「…」チラッ
 (……もう、25日……結局、ケーキも無く一人寂しく病院で過ごすクリスマス、か……笑えねえ…)

ボスンッ

男「……はぁ…」
 (…ベッドの感触…現実……全部、夢だったのかな…死神さんとのことも…)


コンッ…コンッ…


男「…?はい、どうぞ…」

ガラガラッ

「…あ、あの…失礼、します……」

男「なっ…死神さん!?」ガバッ

「えっ!し、しにがみ!?ど、どこですか、え、ええ!?」

男「……あ、あれ…?」
113 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/04(水) 04:34:59.91 ID:xt28CzGl0
男「えーと…女さん、ですか」

女「はい…あのっ、先程は助けていただいて、本当に、ありがとうございました!」フカブカ

男「ああ、いや、そんな…顔を上げてください。俺が勝手にしたことですし…」

女「いえ…私なんかの所為でこんな大怪我を……」

男「気にしないでくださいよ。…あれ?というか、なんでこんな時間に…もう面会時間も終わってるんじゃ…」

女「ええと、その……看護師さんに、事情を話して特別に少しだけならって…」

男「ああ、そうだったんですか」

女「はい…」

男(…ホントにそっくりだな…性格とかは、大分違うようだけど……この人を助けたから、あんな夢を見たんだろうか…)
114 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/04(水) 04:43:55.83 ID:xt28CzGl0
眠いので今日(?)はここまでにしておこう…
なんでもうエピローグなのに書いてると長くなるんだ…明日こそは…
115 :以下、あけまして [sage]:2012/01/04(水) 08:10:15.36 ID:bbFTXu/Ao
乙!
116 :以下、あけまして [sage]:2012/01/04(水) 10:14:34.45 ID:S6DQro10o
乙〜
117 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/06(金) 21:40:52.98 ID:XViuijY30
4日は投稿してる時間がなくちょっとずつ書いて完結までできた
5日に投稿しようとしたら鯖落ちでorz

年明けからなんかタイミングが悪いな…いや明ける前からかorz
とりあえず、今日中に完結まで投稿予定…
118 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/07(土) 00:24:35.29 ID:yPG//xWJ0
女「……」チラッチラッ

男「?どうかしました?」

女「あっ、その……お、お怪我の具合は…」

男「ああ、医者の話では2〜3週間くらいは入院が必要みたいです」

女「そ、そうなんですか……あの、本当に、私なんかの所為で大変な目に合わせてしまって…」

男「いや、もう良いですから…命も助かったんだし、気にしないでください」

女「でも…こんな私なんかのせいで…」

男(…随分とネガティブな思考だな……ん?なんだろう、この感覚……違和感…いや、親近感…?)

女「あの、わ、私なんかでも…その…出来ることがあればしますから、何でも言ってください……」

男(……あ、そうか)

女「男さん…?」

男「…女さんは、なんで自分のことをそんな風に言うんですか?」
119 : ◆dUccESCegJM5 [saga]:2012/01/07(土) 00:25:45.77 ID:yPG//xWJ0
女「え?」

男「『私なんか』って…別に貴女が悪いわけじゃないでしょう?」

女「……いえ、私が、悪いんです…」

男「どうしてですか…」

女「…私は、『幽霊』、だから……」

男「……なぜ、そんなことを?」

女「……私、ずっと自分の居場所がなかったんです……」

男「…」

女「…そこにいても、どこにもいなくて…自分が何をしたいのかも分からなくなって…何もしなくなって…ただ、生きてるだけで、それだけで…」

男(やっぱり……妙な感じがしたのは、俺と似ていたから…)

女「そんなの…ただの幽霊じゃないですか……そんな『幽霊』が余計なことをしたから、男さんは怪我を…」
120 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/07(土) 00:33:09.22 ID:yPG//xWJ0
男「余計なこと?」

女「『助けて』って……ふふっ…おかしいですよね、幽霊のくせに……死にたくないって、思っちゃったんです…」

男「そんなの、当然じゃないですかっ」

女「…」フルフルッ
 「……生きていても、私なんか、何の役にも立たないんです……それならいっその事、あの時殺されていた方が…」

男「そんなことはないっ!」

女「!?」ビクッ

男「あ…すみません、突然……でも、それは違うと思います」

女「……なぜ、そんなことが言えるんですか」

男「俺も、幽霊でしたから…」

女「男さんも…?」
121 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/07(土) 00:39:27.48 ID:yPG//xWJ0
男「ただ毎日を生きてるだけで、死んでいないだけ……俺もそんな『幽霊』だったから、貴女の気持ちは分かります」

女「男さん…」

男「それまでの俺だったら、目の前で誰かが困っていても助けなかった…『俺なんかじゃ何もできない』って勝手に思いこんで…」
 「でもあの時、女さんの『助けて』って声を聞いて、動こうって思ったんです」

女「…」

男「それは、ただの偶然で、ほんの気まぐれだったのかもしれません…それでも、俺は女さんを助けることができた」
 「何もしない、何も出来ない『幽霊』が、初めて『人間』になれた気がしました」

女「『人間』…」
122 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/07(土) 00:40:33.70 ID:yPG//xWJ0
男「偶然でも、気まぐれでもいい。自分の意志でも、誰かの意思でもいい」
 「ほんの少し、何かのきっかけがあれば『幽霊』だって『人間』になれるんです」

女「きっかけ…」

男「そのきっかけも、死んだら掴めないまま終わっちゃいます。『幽霊』のまま…何も出来ないままで…」
 「だから、殺されていたほうが、とか間違っています…」

女「…でも、このまま生きていても…そのきっかけは掴めるんでしょうか…」

男「もう、掴んでますよ」

女「え?」
123 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/07(土) 00:44:23.20 ID:yPG//xWJ0
男「さっき言ってたじゃないですか。『出来ることがあればします』って…」
 「それって、"何もしない『幽霊』"ではないってことですよね?」

女「あっ…」

男「どうですか?」

女「……そう、かも…しれません……あのっ、私にできることだったら何でもします!私に、何かさせてください!」

男「…うーん……なんでも、か…」ジー…

女「…あ、あの、その…あまり難しいこととかは…」

男「……ちょっと、耳を貸してもらえますか?…内緒にしたい頼み、なので…」

女「え、内緒って……ぁっ///…あの、何でもって言っても、その、そういうこととかは…///」

男「…お、女さん?」

女「あっ……えっと、なんですか…?」スッ

男「その、ですね…」

女「は、はい…」ドキドキ



男「…………ケーキ、買ってきてもらえませんか?」

女「……は?」
124 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/07(土) 00:47:26.00 ID:yPG//xWJ0
男「いやー、俺が買ったケーキ…まあ、一人用なんですけど…」

女「はぁ…」

男「事件のゴタゴタでどこかにいってしまって…結局、食えてないんですよ」

女「う…すみません…」

男「ああ、いや女さんを責めてるわけではなくて…それで、当分は病院食でそういうのも食えなくなるので、こっそり差し入れしてくれたら嬉しいんですけど…」

女「あの…それだけで、いいんですか?」

男「ダメですか?あ、もちろんお金は俺が出しますから」

女「い、いえ、それなら私が払います…でも、命を助けていただいたお礼が、そんなことでいいんでしょうか…」

男「いいんですよ。言ったでしょう?きっかけだって」
 「貴女は何かしたいって思って、俺は何かして欲しいって思った。きっかけなんて、それだけで良いんです」

女「…わかりました」クスッ
 「それじゃあ、次のお見舞いの時に持ってきますね」

男「はい、お願いします」
125 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/07(土) 00:51:59.02 ID:yPG//xWJ0
女「あ、もうこんな時間…すみません、お疲れのところに長話を…そろそろお暇しますね」スクッ

男「いえいえ、俺の方こそ…帰り道、気をつけてくださいね」

女「はい、それでは…」

カツンッ

女「…あら?」

男「?どうかしました?」

女「これ……男さんのですか?」

男「え?」

女「髪留め…みたいですけど…」スッ
126 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/07(土) 00:54:42.77 ID:yPG//xWJ0
男「…これは……ははっ、そっか、そっか…グスッ…よかった…」ギュッ

女「…大切なものなんですか?」

男「はい……大切な人からの、預かり物です…」

女「そう、なんですか……それじゃあ、返しにいくまで、大切にしないといけませんね」

男「えぇ…」
 (そう…いつかきっと、返しにいくことになる……だから、その時が来るまでは、『人間』として精一杯生きていこう…)

女「…あ、雪……ほら、窓の外、見てください」

男「あぁ…本当だ……」





男(……その時は、もう一度、迎えに来てくれるかな…死神さん…)
127 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/07(土) 00:57:26.81 ID:yPG//xWJ0




――

――――

――――――


死神「…なぁにが、迎えに来てくれるかな、ですか。貴方みたいな人のところへ、誰が行くものですか」

「フォッフォッフォッ、そういう割には嬉しそうじゃのう」

死神「どこがですか、やり逃げされた様なものですよ。しかも、あっさり他の人に鼻の下を伸ばして…」

「わしにはそうは見えんがのう……じぇらしー、というやつか?」

死神「違います」

「まあ、若いうちにそういうことを経験しておくのは良いことじゃよ。この降っている雪のように積もり積もってお主らの役に立つんじゃ」

死神「だいたい、こんなことになったのは誰のせいだと思ってるんですか。人が苦労してる時に勝手なことをして…」

「フォッフォッフォッフォッ」

死神「笑ってごまかさないでください」
128 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/07(土) 01:04:58.03 ID:yPG//xWJ0
死神「貴方は黙って子供たちにプレゼントを配っていればいいんですよ」

「ホホッ、じゃからわしは、ほんの少しの奇跡というプレゼントを彼にしたのじゃよ。彼が運ばれた病院にたまたま名医がいた程度のささやかなものをのう」

死神「そんなの、ただの屁理屈じゃないですか…はぁ、あれだけ面倒を見てあっさり生き返られたら死神としての立場がないですよ…」

「それもまた、良い経験じゃよ。それに、わしが何かをする前に無理矢理にでも彼を連れていかれていたら、どうしようもなかったのじゃよ?」

死神「……なにが言いたいのですか」
129 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/07(土) 01:05:44.21 ID:yPG//xWJ0
「フォッフォッ、なに難しいことではない。お主が彼と心を通わせていた間に、わしは彼に奇跡を届けることができた。つまりは、彼を助けたのはお主自身ということじゃな」

死神「……そんなわけ、ないです」

「ホホホッ、照れるな照れるな」

死神「照れてません。もう日付も変わったんですからさっさと帰ったらどうですか、というか帰れ」

「むう、手厳しいのう。まあ、たしかにそろそろ行かねばならん時間じゃな。それでは、初々しい二人の今後を祝福しておるよ。フォーッフォッフォッ!」

 シャンッ シャンッ シャンッ シャンッ…
130 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/07(土) 01:07:25.43 ID:yPG//xWJ0
死神「はぁ、まったくもう…」

死神「……まあ、どのみち髪留めは返してもらわなくてはなりませんか…」

死神「…その時が来るまで、精一杯生きれるといいですね…なんて」フフッ



男「…ん?」

女「どうしました?」

男「…いや、なんでもないです。…多分、気のせい…だよな…」







死神「さて、そろそろ次へ向かいますか…ええと、次の死者は……」



おわり
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/07(土) 01:23:23.42 ID:AB9Q0yaDO

なんかほっこりした
132 : ◆dUccESCegJM5 [saga sage]:2012/01/07(土) 01:25:00.79 ID:yPG//xWJ0
以上です。拙い文章に長々とお付き合いいただき、ありがとうございました

当初、50スレもいかないかなーとか思ってたのにどうしてこうなった…
年も明けたっていうのにこのオチとか、ね
ネタを思いついたのが24日だったので仕方が無いですが…

まあ、当初書きたかった冒頭のかけあいと幽体擬似露出プレイが書けたので満足(ぇ
エロパートはやっぱりムズい…地の文の描写にしようかと思うも文章力足りなくて諦めたorz
いっそエロなしも考えてましたが、練習も兼ねて書けるだけ書いてみました
どこかにエロい擬音まとめられてないかな…

途中の死んだ理由探しは思いつきで書き始めたのでgdgdだとか、
幾つか描写を書き忘れたせいでラストの整合性が微妙だとか、
3点リーダ多すぎとか、
…いつかリベンジしたいな
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/01/07(土) 05:49:13.79 ID:OVq+3DLJo
乙!
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/07(土) 08:13:23.08 ID:odDDCvBfo
乙でした!
素敵な話だった
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