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櫻の夢―帰郷― - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b) [saga]:2011/12/31(土) 01:44:33.36 ID:tLLJe/aL0
Fate二次創作です。

年末の雰囲気にむしゃくしゃしてさっき書き始めた、後悔はしていない。
今から投下します。
まだ書き終わってないけど、短編になる予定。
年始中には終わると思うので、よろしく。
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【安価スレ】あかるくたのしい傭兵生活 @ 2024/05/04(土) 01:17:50.63 ID:3fwRECJNO
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モバP「コンマ1桁が0でカオス・マジキチ化する安価SS?」 @ 2024/05/02(木) 12:55:16.10 ID:lZ9SQusw0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714622115/

酸 @ 2024/05/01(水) 23:00:19.57 ID:lK9RWrTc0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714572018/

【進撃の巨人】俺「安価で巨人を駆逐する」 二匹目 @ 2024/05/01(水) 21:08:53.38 ID:iiJDb4My0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714565332/

旅にでんちう @ 2024/05/01(水) 14:47:47.55 ID:KgjR8ljxO
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1714542467/

【クリスマス・年末・年始】連休暇ならアニソン聴こうぜ・・・【避難所】 @ 2024/04/30(火) 10:03:32.45 ID:GvIXvHlao
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1714439011/

VIPでガンダムVSシリーズ避難所【マキオン】 @ 2024/04/30(火) 07:03:33.32 ID:jpWgxnqGo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1714428212/

今日も人々に祝福 @ 2024/04/29(月) 23:42:06.06 ID:cZ/b8n+v0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aaorz/1714401725/

2 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2011/12/31(土) 01:47:27.42 ID:tLLJe/aL0
トリップテスト。
久しぶりだからうまくいくか心配です。
成功したら投下開始。
3 :1 ◆hb4ws3TSKs [sage saga]:2011/12/31(土) 01:48:59.13 ID:tLLJe/aL0
―――凛side

―――――部屋を出て、門へ向かう。

二人きりの静かな朝食を終えて、いつも通りに通い慣れた屋敷を後にする。

「行ってらっしゃい、姉さん。あまり無茶しない様にして下さいね」

「ええ。桜こそ、あんまり無茶をしない様にね」
 
桜―――最愛の妹―――から鞄を受け取って、屋敷の門に背を向けた。

いつも通っている筈なのに、坂道は長く、何処までも続いているかの様に街へと伸び続けている。
なだらかな坂道と、いつの間にか吸い込まれてしまいそうな程に青い空。

―――それを見て、突如、幻視した。
―――何の理由もなく、哀しい昔の出来事を。

「―――桜」

「はい、何でしょうか、姉さん。」

「……んー、明日から春休みだって言ったでしょ?今日は直ぐに帰ってくるから、帰ってきたら新都にでも行かない?ちょっと相談したい事もあるしね」

「え……?街に、ですか」

「そ。春休みになったら、どこか旅行にでもいきましょう。まあ、まだ何処にいくか決めてないから、桜に決めて貰おうかなーって思ってたり」
4 :1 ◆hb4ws3TSKs [sage saga]:2011/12/31(土) 01:49:34.03 ID:tLLJe/aL0
私が軽く笑うのに対して、桜は黙り込んでしまった。
それもそうか。
今の桜は決して屋敷から出ようとしない。
家の外に出る役割は、今はほぼ全て私が行っていて、桜はあの日から外に出る事がなくなってしまった。

別に、それが気に食わない、という訳じゃない。
ただ本当に、少しずつ哀しい過去に負けない為に、楽しい未来を増やそうと思っただけだった。

「どう?―――いや、桜が嫌だって言うんなら別に良いんだけど」

「―――っ、いいえ、姉さんとご一緒出来るのでしたら嬉しいです。私、楽しみにしてますね」

……目に見えて苦しそうなのを隠し、桜は私に笑いかける。

「そう。なら昼前には戻るから、着替えて待っていて。一緒に予定でも考えましょ?……もしかしたら綾子辺りがついて来るかもしれないけど、その時はその時って事で」

はい?と首をかしげる桜。
学校に行ったら、私よりもこういった事に詳しい綾子に相談する事になるんだろうけど、綾子の事だからついて来るとか言い出しかねない。

―――まあ、それはそれで、陸上部の三人あたりでも誘って大勢で遊びに行くのも悪くないだろう。

「それじゃあ、行って来るから。見送りありがとね、桜」

そう、区切る様に告げて、いつもの家を後にした。
道は、なだらかに街へと続いている。
私は背中に温かな桜の視線を感じながら、晴れやかな青空の下を歩いていった。
5 :1 ◆hb4ws3TSKs [sage saga]:2011/12/31(土) 01:50:40.57 ID:tLLJe/aL0
―――桜side

そうして、私は姉さんを送り出した。

いつも通りの日課を終えて門に手をかける。
姉さんも藤村先生も行ってしまって、屋敷にはもう私しか居ない。
 
間桐家の唯一の生き残り。
兄さんも居なくなってしまったし、家を売り払って手に入ったのは幾らかのお金。
幸いお屋敷を維持する為の費用は、全て藤村先生の実家の方が持ってくれる事になった。
お願いした所、管理は一任して下さるそうなので、直ぐにこのお屋敷から出て行くという事はなさそうです。

『―――休みになったら、どこか旅行に行かない』

考えて、考えて、その言葉に、私は頷く事にした。

……あの日から、私はこの屋敷から外に出る事を自ら禁じていた。
あの人が私の代わりに『アンリ・マユ(この世全ての悪)』の始末を付けたと知った時から。
―――ずっと、外に出る事を避けていた。

だって、そうでしょう?
あの人は私を守る為に、子供の頃からの夢だった正義の味方を捨てて、私の為に命を投げ出した。
だから私は、決して人に迷惑を掛けてはいけなかった。
誰にも迷惑を掛けずに生きていく。
大勢の人を殺めた私に、今更人との触れ合いなど許されないのだから。

私は只、ひっそりと隠れ生きていく隠者の様になれば良いと思った。
外に出れば誰かに迷惑を掛けてしまうかもしれない、なら私はこの屋敷に留まればいい。
このお屋敷に閉じ篭って、二度と誰の迷惑にもならない様にしなければいけなかった。

―――だってあの人が、私を守ってくれたから。
私に出来る事は、あの人の家を綺麗なままにして、いつまでも此処で待つ事だけだと思ったから。
6 :1 ◆hb4ws3TSKs [sage saga]:2011/12/31(土) 01:51:41.67 ID:tLLJe/aL0
「……でも、今日でそれも終わりにしますね。私は外に出ようと思います」

この日、私は久しぶりに、

「衛宮、士郎―――先輩―――――」

今も愛している、あの人の名前を呟いた。

―――――――――――――――

日課の掃除をしたり家事をこなしていると、正午に差し掛かっていた。
ちゃっかり自分用に陣取ってしまった箪笥の一段から服を取り出し、外出用の服に着替えた。
……おしゃれな服を着るのはいつぶりだろう。
ふと、袖を通して背中が軽くなった事に驚いた。
あの人が居た頃からあれだけ着慣れていた服は、この服の軽さに比べるとまるで重い枷の様だった。

「―――――ぁ」

ざあ、と風が吹いた。
髪に結ぼうと手に取っていたリボンが飛んでいく。
それは昔、何年も何年も前。
ある少女がその妹に残した、唯一の絆だった。

「待って、それは―――――」

リボンはどこまでも求んでいく。
ふわりとつむじ風に乗って、下から狙っていたかの様なタイミングで吹いた風に乗って。
あの日から育てていた花で、園芸教室も開けるのではないかという程の大きな花壇の中に、軽く落ちた。

「―――あ、あった……」

見つけて、すとんと腰を落とす。
これは、私のもう一つの心の支え。
これ失くして、私は今ここに存在(い)なかっただろう―――。
7 :1 ◆hb4ws3TSKs [sage saga]:2011/12/31(土) 01:52:19.97 ID:tLLJe/aL0

あの人が生きているはずはない。
だって、あの人が命を投げ出して聖杯を破壊する事が、私がこうして今までの日常に戻れる唯一の方法だったから。
それを誰よりも分かっているくせに、私は姉さんと同じ様に―――いや、姉さんよりも尚深く、それを信じてしまっている。

「だって……まだ残ってるもの」
 
縁側に座り、ぼんやりと空を見上げる。
……あの人に初めて抱かれた時、あの人から魔力を分けてもらった時からずっと感じている、胸の奥の温もり。
まるで常に抱きしめてもらっているかの様な、酷く優しげな温もり。
その、あの人の魔力の残滓が、今だに胸に残っている。
……年月の流れたそれは、もう本当に僅かで希薄なものになってしまったけれど、確かに―――まだ、残っている。
その温もりを感じるさえ難しいくらいおぼろげなものになってしまったけど、まだ残っている事―――それだけは確かだった。

だから、自分自身で否定しながら、姉さんよりも藤村先生よりも、世界中の誰よりも、あの人が生きているんだって。
そう、信じている。

あの人は、いつか必ず帰ってくる。
なら問題なんてないんだから、私は元の生活に戻らないといけない。

だから―――あの人の家に帰ってきた。

こうして誰もいない家に帰ってくる事も、もう当たり前になってきた。

「……思ったよりも早く、準備ついちゃったな」 
 
ぽつんと呟いて、……姉さん達が到着するまで、少しだけ、感傷に浸る事にした。
8 :1 ◆hb4ws3TSKs [sage saga]:2011/12/31(土) 01:53:28.63 ID:tLLJe/aL0

―――土蔵にやってきた。
あの夜以来、一度も足を踏み入れなかった場所。

……此処には、良い思い出も悪い思い出も含めて、未練が沢山ある。
あの人の家に行く様になった頃、あの人を初めて起こしにいった朝。
ある日、あの人が死ぬ様な危険を冒してまで魔術の鍛錬をしていたのを目撃した夜。
いつか、眠っているあの人の寝顔を、微笑みながらずっと眺めていたあの朝。
……そして、聖杯の―――間桐の呪縛から解放されて、私が目覚めたあの朝。

「……本当に、先輩はお馬鹿さんです。あれだけ私を殺してくれっていったのに、結局―――」

あの人は自分を犠牲にする方法を選んだ。
いや―――あの人ならそうしてしまうって、初めから分かっていたのだ。
だからあれだけ強く約束したのに、あの人は私の言う事なんか何一つ聞いてくれなかったんだから。

「そういえば、出会った頃からそうでしたね。自分が正しいって思った事しかやらないし、許さない人だった。……いつも、他人の為に自分を犠牲にしていましたしね」

そうだ。
兄さんに殴られそうになった時も、あの人は私を庇ってくれた。
姉さんに殺されそうになった時も、身を挺して私を庇ってくれた。

そうして、私が戻れなくなってしまった時も。
頼みもしないのに勝手に……。

「……ぁ………っ」

漏れそうな嗚咽を押し留める。
私は悲しんでなんかいない、寧ろ怒っているんだ。
今度という今度は、本当に頭にきた。
あの人は自分の事ばかりで、残された私の事なんかこれっぽちも考えてくれなかったんだから。
9 :1 ◆hb4ws3TSKs [sage saga]:2011/12/31(土) 01:54:15.96 ID:tLLJe/aL0

「……本当に絶対許さないんですから」

けど、その相手が目の前にいない場合、この諸々の感情はいったいどこに放せばいいのだろうか。
胸に残る温もりは消えそうで、今では死んでしまった様なただの重さが残るだけで……。

「……だめ。でも―――確かなものがそれだけなんて」

そう思うと不安になってしまう。
どんなに強がっていても、本当はもうだめなんだって、負けてしまいそうになる。
……あの人がどこかで生きているって信じている。
胸に残る温もりは確かに残っている。
だから生きているんだって、信じたい。
でも、それはあの人が生きているって信じられると同時に、何故か、もう生きていないんだって証拠になってしまいそうで怖い。

「―――先輩、遅いなぁ…………。私、もう諦めちゃいますよ……?」

……あの人を待っている。
けど、信じ続ける事が難しい。
胸の奥に残っているあの人の魔力の残滓。

「……もう。こんな所、姉さんにでも見られたら、笑われちゃいます」
 
はあ、と息を吐いて、屋敷に戻る事にする。
待ちくたびれてしまったし、そろそろ姉さん達も到着するだろう。

―――と。
こつん、つま先に何か当たった。

「あれ?」
 
散らかっていた物に隠れて見えなかったけど、何か落ちている。
キラリ、と光に反射する金属……鉄の棒か何かだろう。
藤村先生も清掃道具をそのままにしておくなんて、危ないったら―――――
10 :1 ◆hb4ws3TSKs [sage saga]:2011/12/31(土) 01:55:07.22 ID:tLLJe/aL0
「……え?」

いや、違う。
気がついて、息をする事さえ忘れて、膝を落としそれを手に取った。

―――――どくん。
心臓の鼓動音が煩い。

……それはどんな繋がりだったんだろう。
この只の棒切れとあの人と私の間には、目に見えない特別な繋がりでもあったのか。
ただ本当に一瞬だけ、胸の奥に以前と同じ、いや、それより遥かに強く、あの人の魔力の匂いが感じられた。

「あ―――――ぁ…………!」

ぼろぼろ、と頬に熱いものが流れる。
それが涙と気が付いても、特に拭おうとは思わなかった。

――――――――――ー生きてる。

それだけ。
何も考えられないし、何処にいるかなんて分からない、どうしているかなんて教えてくれない。
けど、分かった。
あの人は生きている。たった一度だけだったけれど、私は確かにあの人の魔力を感じて、抱きしめる事ができた。
 
「うぅぅぅ――――――――!」

大きく呻き、言葉を飲み込んだ。
もう、今の温もりだけでも十分だった。
例えこの先何があっても、私はずーっと信じて、あの人の帰りを待つ事が出来ると思えた。

「……っ、はい。とりあえず―――これは、私が預かっておきます」

『繋がり』を収納に仕舞って、思い出の土蔵に背を向けた。

青かった空は、今はすっかり赤銅色に染まっている。
数え切れない程の思い出を詰めたこの場所に、数刻の間の別れを告げる。
だって思い出はこれからまだたくさん出来るし、私にはやるべき事がある。
感傷に耽る、なんていうのはここまでだ。
先ずは、目先の旅行をうんと楽しんでしまおう――――――!
11 :1 ◆hb4ws3TSKs [sage saga]:2011/12/31(土) 01:57:41.77 ID:tLLJe/aL0
投下終了です。
今後は書いたら順次投稿しに来る予定。
この調子じゃそんなレス数もいかないと思うので、終わったら頃合を見てHTML依頼出すつもりです。

ではまた次回。
12 :SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b) :2011/12/31(土) 17:39:44.32 ID:tLLJe/aL0
と、思ったけれど変更。
これが終わったら別の短編を書いていきたいと思っています。
時間もあるし、サクッと終わらせたいと思うので、よろしく。
13 :SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b) [sage]:2011/12/31(土) 17:53:07.41 ID:7bigDXx6o
ふむ、これは期待だぜ
14 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/01(日) 14:47:25.84 ID:1nC0hH/Y0
あけ
おめこ
とよろ

阿呆な挨拶はさて置き、さっき書いてきました。
それでは、投下します。
15 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/01(日) 14:47:57.97 ID:1nC0hH/Y0
―――――――――――――――

春になった。

少しだけ悲しい記憶を思い返す。

『……桜。このゴタゴタが終わったら、どこか遠くに行こう。今までどこかに遊びに行くとかなかっただろ。たまには遠出して騒ぐのも良い』

その約束は、

『―――よし。じゃあ約束だ。桜の体が治って、このゴタゴタが終わったら、』

少しだけ、お先してしまいました。

行く気になれなかった学校にも復学しました。
以前までとは少し違うけど、友達も増えて、楽しい学校生活を送っています。

―――――――――――――――
16 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/01(日) 14:48:24.92 ID:1nC0hH/Y0
―――――――――――――――

春になった。

私は最高学年、姉さんは卒業後ロンドンに渡って、各々の日常を取り戻しています。
離れ離れだし、連絡もあまりないけど、それは我慢。
いつまでも姉さんに甘えている訳にも行きません。

―――当然だろう。奪ったからには責任を果たせ、桜―――

時々、その言葉を思い出して辛くなる。
だから私は、あの人の穴を埋めるかの様に人助けに勤しんだりもした。
あの日から育てている庭の花も、その一部を学校に寄付したりしている。
藤村先生や他の先生も喜んでくれて、少しだけ、心が豊かになった気がした。

―――――――――――――――
17 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/01(日) 14:48:54.36 ID:1nC0hH/Y0
―――――――――――――――

春になった。

高校を卒業して、相変わらず奉仕活動に精を出している。
……他人が怖いのは変わらない。
毎日の様に責められる気がするけど、段々とそれにも馴れてきた。

―――けど守る。これから桜に問われる全ての事から桜を守るよ。たとえそれが偽善でも、好きな相手を守り通す事を、ずっと理想に生きてきたんだから―――

本当に勝手だ。
言うだけ言って、守ってくれないのは一番性質が悪いと思う。
だから、簡単には許してあげない。
帰って来たら、散々我が儘を言って、私の何倍も困らせてやるんだから。

だから、早く帰って来て下さい。
私は今でも、貴方を愛しています。

―――――――――――――――
18 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/01(日) 14:49:55.56 ID:1nC0hH/Y0
―――――――――――――――

春になった。

今年で私も成人。
時が経つのは早いけれど、相変わらずあの人は帰って来ない。

高校を卒業してからここを訪れる人は少なくなったが、それでも幾らかの旧友が時偶顔を出す。
美綴先輩はその筆頭。
私を慰めてくれたり、一緒にお出掛けしたりもする。
学生時代からお世話になっていたし、すごく感謝している、良い先輩です。

あと、姉さんから時計塔への入学を誘われたけれど、今のところ行く気はない。
間桐の財産を使って、あの人が帰って来るまでこの家を管理するのが私の使命だから。

最近は、奉仕活動も何だか楽しくなってきた。
罪の意識は決して忘れてはいないけれど、辛かったり、怖かったりする心は薄れてきた。

でも、今でもあの人を愛する心は変わらない。

―――――――――――――――
19 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/01(日) 14:50:42.01 ID:1nC0hH/Y0
―――――――――――――――

…………。

春になった。

今では庭の花の中に桜の木も仲間入りして、一層綺麗に咲き誇っている。
実は、春はここを花見の場所として無料で開放していたりする。
また、毎日開放している正門からは、春以外でも近所のおばさんや子供達が大勢見物に来て、とても賑やかになる。

これが『償い』になったのかは分からないけど、誰かの笑顔を見るのはとても幸せ。
許して貰えるとは思っていないけれど、少しでも幸せを増やすのが私の生きがいです。

―――そんなある日。
時計塔の姉さんから連絡があった。

「あー、もしもし。久しぶりね、桜」

「はい。姉さんこそ、お元気そうで何よりです」

久方ぶりの声は、昔と変わらず透き通っていて。
何故か理由も無く涙が零れ落ちそうだった。
それを隠して、何かあったのか姉さんに問い掛ける。

「こんな私がわざわざ電話してるんだから、何かあるに決まってるでしょ」

相も変わらぬ横暴ぶりに笑みが零れる。
20 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/01(日) 14:51:24.62 ID:1nC0hH/Y0
「何で笑ったのよ……まあ良いわ。良い知らせよ、桜。外に出てみなさい」

「?」

疑問を掲げつつも、いつもの縁側から外に出る。
手には電話の子機、靴はサンダル、そして偶然にも、服は学生時代着ていた藤村先生のお下がりだった。

「外って―――?」

「はーい、桜!」

「あ、姉さん」

そこには数年来の姿があった。
髪はツインテールからロングになり、以前あった時よりもっと大人っぽい容姿になっている。
もっと驚きなさいよ、とむくれる姉さんを見て更に笑みを深める私。
それを見て、殊更に不満気な姉さん。
ああ―――懐かしいな。

「ふふっ。それで、どうしたんですか?」

「もう……ま、それは置いといて。桜、先に謝っておくわ、ごめんなさい」

唐突にペコリと頭を下げる。
顔が全く申し訳なさそうでなく、寧ろ嬉しそうなのも気になるけど―――。

「え?それってどういう―――」

「良いから良いから。さ、入ってきて!」

大きく声を上げて手招きする姉さん。
誰かが正門の蔭に隠れてたみたい、全く気付かなかったけど。

軽く足音を響かせて、中に入ってくる誰か。
背格好から見るに、男の人みたいだけど誰だろう。
21 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/01(日) 14:52:18.59 ID:1nC0hH/Y0
そこには――――――、

「あ―――ぇ――――――!?」

長年、待ち続けた――――――、

「一番最初に会いたかったんだけど、遠坂に見つかっちゃってさ」

今でも、ずっと愛し続けてきた――――――、

「うぁ―――、あ、ぁぁぁぁ――――――っ!!!」

私だけの、正義の味方が、申し訳なさそうに――――――、

「ごめんな。そして――――――ただいま、桜」

しっかり地に足をつけて、そこに立っていた。

「おかえり、なさい――――――先輩――――――!」
22 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/01(日) 14:58:24.11 ID:1nC0hH/Y0
投下終了。
とりあえず、ここで完結です。
次の投下は、後日談を書きたいと思います。
帰ってこれた理由とか、いろいろ書く予定です。

因みに、この短編は桜ルートNORMALエンドにTRUEエンドの要素を入れたものとして執筆しています。
強いて言うなら、桜ルートGOODエンドでしょうか?
改変に異論とかある人もいるでしょうが、お目汚し失礼ということで。

では、また次の投下で。
23 :SS速報でコミケ本が出るよ[BBS規制解除垢配布等々](本日土曜東R24b) :2012/01/02(月) 11:23:42.23 ID:wGPYYVux0
乙と期待age
>>1は前作とかある?
SS書くの初めてじゃない感じがするんだけど
24 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/03(火) 22:12:38.04 ID:oB9IJsdI0
>>23
一応前作というか、原稿で書いている作品はあります
小説家になろうで素朴龍という名前で連載しているので、良かったら見てやって下さい
25 :以下、あけまして [sage]:2012/01/04(水) 21:48:59.06 ID:z8o2Ix9u0
期待
まだかな
26 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/06(金) 09:26:18.55 ID:zKP/70Wl0
暫く経ったら投下します
今回で完結です
27 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/06(金) 09:50:53.22 ID:zKP/70Wl0
―――epilogue.

「で、どういう事?」

「どういうって、何がさ」

「どうやって帰ってきたのかって訊いてるのよ。あんなに……ボロボロだったのに」

「そうですよ。あの後ライダーが探しても、先輩の体は見つからなかったって言ってましたし……」

あれから暫く、私がずっと泣き続けていたので、今はもう夕方。
とりあえず居間へ入り、先輩の話を聞くことにした。

「ああ、俺はあの時、最後の投影で聖杯を破壊しようとした。その時―――」

穏やかな顔から少し辛そうな顔に変わる。
一度区切ってから、先輩は続きを語りだした。

「イリヤが現れたんだ」

「イリヤスフィールが……?」

「あいつは―――イリヤは、命を賭して俺を救った。開きかけていた大聖杯を、命と引き換えに閉じたんだ」

ただ淡々と事実を述べていく。
あの時私と姉さんは、ライダーによって洞窟の外へ避難し、難を逃れた。
その間にイリヤさんが居たなんて……。

「死にかけの俺に第三魔法を使って、魂を肉体から離して物質として固定した、らしい」
28 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/06(金) 09:51:53.11 ID:zKP/70Wl0
詳しい事はよく分からないんだが、とあっけらかんに言う先輩に対し、愕然とする姉さん。
私もあまり勉強してこなかったのでよく分からなかったが、後で聞くと、第三魔法『魂の物質化』―――アインツベルンの言うところの『天の杯(ヘヴンズ・フィール)』―――は協会でも隠匿されてきた神秘中の神秘らしい。
元はアインツベルンが到達したらしいが、今は失われて―――ここまでしか姉さんも知らないみたいだ。

「―――へぇ、それで?」

「……何か怒ってないか?イリヤによって救われても、そのままじゃ俺は無力だ。イリヤが知っていたのかは今じゃ分からないが、俺は第三魔法の成功例として、アインツベルンに追われる事になった」

「え――――――!?」

「大変だったぞ。武勇伝として聞かせられる程だ。……殆どセラのだけどな」

そこからの先輩の話はアインツベルンに追われていた数年間に転換した。
イリヤさんの命を受けたアインツベルンのホムンクルス、セラさんは先輩が新たな体を手に入れるまでの間、本家の追っ手から身を挺して守ったらしい。
自らの立場も顧みず、只々主人の命だけを守って。

「何だかんだ言って、あいつは良い奴だったよ。俺は口も聞けないのに、小言を言ってくるし、事ある毎にダメ出ししてきたけど―――頑なに、主人の命令を守り続けた。当の本人がもう居ないってのにだ」

あいつには感謝してもしきれない、という先輩。
少し、羨ましい。
私は先輩に頼ってばかりだったから。

「適合した身体が見つかると、程無くセラは亡くなった。ホムンクルスとしての短い寿命を酷使してまでの事だったんだろう。それが、数か月前」
29 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/06(金) 09:52:53.08 ID:zKP/70Wl0
「えっ、それじゃあ先輩、もっと早く帰ってこれたんじゃ……?」

つい、口に出してしまった。
こうやって少しでも人を責めるのは、私の悪い癖だと思う。

「いや、金が無くてさ。暫くの間は、体を作って貰った人が経営してる会社で働いてたんだ。『伽藍の堂』ってトコ」

「―――体を作って貰ったって、そこのオーナーの名前、もしかして蒼崎じゃないでしょうね……?」

「ありゃ、バレたか。釘刺されてたんだがな、他言無用って」

「こいつ……」

それなら私も一度聞いた事がある。
確か、蒼崎燈子。
魔法使いとして名高いミス・ブルー、蒼崎青子の姉であり、自らは封印指定の稀代の人形師、姉妹仲は悪いを通り越して殺し合う程に最悪だと聞いている。
先輩の身体は本来のモノではなく、彼女に作って貰ったみたいだ。

「でも、良い人ばかりだったぞ。そりゃああんな人が経営してるもんだから、色んな力を持った人が集まってきてたけどさ」

そこで知り合った人の事を冗談を交えながら話していく先輩。
話を聞く限り、本当にみんな良い人みたいだ。
話し終わると、次の話題が上がった。

「それにしても、運賃稼ぐだけなら直ぐだったんだけど、『身体』の分も払わなくちゃいけなかったからな。雑事の他に少しだけ実験に協力して、チャラにして貰ったんだ」

「「実験って……!?」」
30 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/06(金) 09:53:48.54 ID:zKP/70Wl0
私と姉さんの声が重なる。
今のは聞き捨てならない。
稀代の人形師、しかも封印指定の人間に身体を弄くり回されたかも知れないのだ。
もっと詳しく、掘り下げて訊く必要がある。

「実験って言っても、そう対したもんじゃない。あの人によると―――」

『何、元の肉体よりスペックを上げてやろうと言うのだ。―――ああ、次いでに言うと、貴様の身体に一寸ばかり興味が湧いた。その人形にも馴染んできた頃だろうし、少し弄らせろ』

「―――らしい」

悪びれもせず、平然と言い放つのだった。
え、何だよ?と、私と姉さんに交互に目線を合わせる先輩。

「……何て言うか、直ぐ人を信用するのがあんたらしいと言うか……。なーんにも変わってないわね」

「はい。先輩はなーんにも変わってません」

「む。何故か謂われのない中傷を受けた気がする」

相変わらず鈍感な先輩が、唇を尖らせる。
それを見て思わず笑ってしまう私達。
不意に、少し強い風が髪をなびかせた。

―――本当に、何も昔と変わらない。

「じゃ、この話は終わり!で、士郎はこれからどうするの?」

「ん、先ずは藤ねえんとこに行くよ。色々迷惑掛けただろうし。二人も来ないか?」

「私は家に戻るつもりだったけど、まぁ良いわ。藤村先生の泣くとことかみたいし」

「「ところで、桜は?」」
31 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/06(金) 09:54:20.88 ID:zKP/70Wl0
―――――――――――――――

冬が過ぎ、春になった。

吹く風は仄かに暖かく、照り付ける日差しはこれでもかと言う程、私達に春の訪れを伝えている。
辛く寒かった冬は終わり、私達の未来を妨げるものはもう何もない。

失ったものを胸に刻み、新たに手に入れたものを胸に秘め、私達は次へ進む。
それを忘れない様に、それを失わない様に。

この町の物語は、こうして終わりを迎えた。
新しい物語が、今か今かと私達を待っている。

さあ、先ずは、あの時の約束を果たしに行こう――――――!

―――――――――――――――
32 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/06(金) 09:55:00.25 ID:zKP/70Wl0
完結
ここからは蛇足っぽいけど書いたので投下します
33 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/06(金) 09:55:29.03 ID:zKP/70Wl0
―――――――――――――――
――――――――
――――

―――賢者達が祈念する。

“開け、天国の門、根源への路よ。我等に祝福を、知識を、奇跡を授け給え”

―――愚者達が懺悔する。

“閉じよ、天国の門、根源への路よ。この世全ての悪から、我等を救い給え”

こうして、千年に及ぶ悲願は幕を下ろす。
我等の夢も、希望も、全てはその起源(はじまり)から、禁忌なる『罪』であった。

空の星が墜ちていく。
宇宙は虚無に閉じていく。
真理に至る路は、我等の『罪』に覆われる。


―――私は最後に、喜びに満たされた。

全ては闇に葬り去られた。
あなたを妨げるものは、最早何もない。
あなたを苦しめるものは、最早何もない。
心煩いをする必要はない。

これで、ようやく――――――。
34 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/06(金) 09:59:03.24 ID:zKP/70Wl0
投下終了です
NORMALの要素を含んだTRUEでしたがどうでしょう?

この後は、何か希望があったら短編を書いていきたいと思います
レス少ないから期待はしてないけど
希望がなかったらこっちで考えた短編を書きたいと思います

ではでは
35 :sa :2012/01/10(火) 00:28:13.87 ID:L3aiEYEL0
gj
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) :2012/01/10(火) 01:11:51.34 ID:XOuGqmSCo
GJ!
実に良かった
37 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/12(木) 22:23:03.75 ID:JoDragGr0
CP特典のメルブラやっててだいぶ遅れた。
まだ完成してないけど、途中まで書いたので投下します。
38 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/12(木) 22:24:23.62 ID:JoDragGr0
広大な部屋。
いや、ここまでの規模になると、部屋と呼ぶのも躊躇われる。
大きな空間だが物は殆ど無く、真っ先に中央の異物に目が行く。

それは、囁かに浮かぶ単眼のオブジェ。
それを囲む様に、粗雑に、寒々しく乱立する石柱。
形としてはそこまで奇妙ではないが、何処か異質で、不快な肌触りを感じる。
その異質さは概念の違い、未知の文明のアーティファクト。
あれがムーンセルの中心で、このSE.RA.PHの大元。

七つの海を描く、七天の聖杯《セブンスヘブン・アートグラフ》―――。

その、聖杯を安置する空間に、調和を乱すモノが存在る。

石柱の上、一人の男が座っている。
雰囲気は老成したようであるが、何処か幼さを残す顔。
その顔立ちは印象に乏しいが、その『眼』だけは―――何故か酷く記憶に残りそうだった。
その彼が、こちらを振り向く。

「やあ、待っていたよ。おめでとう、君が聖杯戦争の勝者だ」

こちらの反応も構わず言葉を続ける。
39 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/12(木) 22:25:13.99 ID:JoDragGr0

「祝祭くらい挙げたかったんだが、生憎そんな機能はなくてね。俺からの拍手で勘弁してくれ。だが俺は誰よりも君を認める。君は、これまでで最も素晴らしいマスターだ」

黒服の男は終始穏やかだが、後退りしてしまう様な恐ろしさを感じる。
この男は、私を殺す。何故かそんな気がして止まないのだ。

「――――――」

アーチャーもだんまりだ。
しかし男は突如アーチャーに顔を向け、懐かしむ様に話し掛けた。

「これは。久しぶりだな、エミヤ―――いや、アーチャー。いつ以来だろうな、こうして出会うのは」

意味深な男のセリフにも反応せず、断固として口を閉ざし続けるアーチャー。
久しぶりとは、一体……?

「口も聞いてくれないか、まあ良い。俺もオマエも、厳密には以前とは別人。それも仕方ないだろう―――そこの彼女も、同じなのは見掛けだけだ」

「気を付けて。あいつ……マスターよ。NPCじゃない。……でも、どうして?最後のマスターはアンタなのに……」

「さて。ここに相応しくないのは君の方だと思うけどね。……今は、それも瑣末な問題だよ。出口は一人分、それは変わらないんだ」

口を開いたのは凛。
彼女の疑問も尤もだ。
あの男は何物で、どういった存在なのか。
40 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/12(木) 22:26:19.47 ID:JoDragGr0

「俺が誰なのか、か。良い質問だ。俺はNPCでありながら、今はマスターになった存在。
少々長くなるが―――」

区切りを付ける男。
しかし、話は始まらず、何かを思い出した様に、

「おっと、自己紹介がまだだったな。俺の名は―――」

蒼く輝く『死』の眼を見開き、こう、告げた。

「『遠野志貴』―――。生前死神と呼ばれた、しがない殺人鬼だよ」


《殺人貴》

かつて真祖の姫君を守護し、『死神』と多くの者に恐れられた人間。
護衛として主と共に死徒を殺し、死徒の撲滅に功を奏した人物だが、最後には本人の持つ魔眼の力に耐え切れなくなり死亡。
SE.RA.PH内の彼は実在した「遠野志貴」という人物を模したNPCが、生前の記憶を取り戻して後にマスターとなったイレギュラーな存在である。

自意識に目覚めた彼はサーヴァント不在にも関わらず戦い、その末に聖杯へと至る。
生前の彼の願いを叶えようとするも、彼はムーンセルにとって「不正なデータ」に過ぎず、ムーンセルに知られてしまうとたちまち解体される為、ムーンセルの中枢に接続する事ができなかった。
また、熾天の門からの操作では彼の望みは叶えられない為、魔術師の性能を競い合う為の試練でしかなかった生存競争を、最後まで生き残った一人だけを想像もできぬ領域にまで成長させる熾烈な聖杯戦争へと作り変えた。
そうして長い間、熾天の門で、自分と同じ「戦争によって急激に成長した者」を待ちつづけ、自分の望みを託そうと試みる。

彼は、霊子ハッカーとしての適正も実力も、最初は皆無だった。
しかし、死んでもまた再構成されるNPCという立場を利用し、幾度となく戦い、知識を吸収し、聖杯にまで辿り着いた。

彼の望みは、『かつて共に過ごした真祖の姫君をムーンセルに完全な状態で召喚し、彼女と永劫の時を過ごす事』。
生前の性格に拍車がかかり、願いの為なら他者を殺す事も全く厭わない。
41 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/12(木) 22:30:30.83 ID:JoDragGr0
これだけです、すいません。
Fate/EXTRAのラスト、トワイスとの会話の改変ネタ。
Fate短編なのに志貴出てるのは気にせずお願いします。
書き終わり次第続き投下します。

人居ねえなぁ……。
いたら反応して欲しいです。
書いて欲しい話あったら出来るだけ書きたいと思ってます。

ではではー。
42 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/14(土) 22:11:18.44 ID:hbPjF+Fr0
明日起きたら投下します。
人いなさすぎワロエナイ
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/01/14(土) 23:08:27.04 ID:UkoJ36k+o
キリッツグ
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/14(土) 23:15:23.14 ID:NsSwuf8eo
キリッツグ
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/01/14(土) 23:34:49.10 ID:HYx4Zh4AO
人数点呼にキリッツグを使うのはおよしなさい
46 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/15(日) 10:46:58.52 ID:5LtO4tZz0
切嗣可愛いよ切嗣
投下します
47 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/15(日) 10:47:39.74 ID:5LtO4tZz0

「遠野志貴―――!?かつて真祖の姫君に従い、死徒狩りをしたっていうあの……!?まさか、実在したなんて……!」

「ああ、裏とはいえ歴史に残すなんて、自分でも驚きだよ。生前俺は、『彼女』と共に、ブリュンスタッド城を拠点に様々な人物と共に死徒達を狩った。時には教会の連中や協会の連中とも手を組み、二十七祖を筆頭とした強力な死徒共を次々と狩っていった―――この『眼』の力が続く限り」

眼―――?
その蒼い眼の事だろうか。

「ああ。俺のこの眼は『直死の魔眼』。モノの死―――生命の終焉ではなく、存在の終焉を視る事が出来るんだ。まあ尤も、厳密には魔眼ではないらしいんだが―――そんな事はどうでもいい」

モノの死……?
理解が追い付かないが、そんな私を気にせず彼は話を続ける。

「そして死に際、俺は願ったんだ。いつまでも『彼女』と共に有りたい、と。俺は血と殺戮に塗れた生を離れ、在りし日の平穏を取り戻したかった」
48 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/15(日) 10:48:32.20 ID:5LtO4tZz0

その為にサーヴァントを保有し、私を倒して聖杯を手に入れようとしているのか。
それにしても―――『彼女』というのはいったい誰なのか。
真祖の姫君と言われても、予備知識の無い私には何の事だかさっぱり分からない。

「―――ムーンセルは全てを記憶する。それは俺(遠野志貴)の生前の記憶も例外ではない。俺は、ムーンセル内で、役割を全うするNPCとして生み出された。しかし―――」

「時が経ち、ある時自我が芽生えた。……アイツにも理由は分からないみたいだけどね」

「そうだ。理由は定かではないし、俺には理解する術はない、理解しようとも思わない。自我を獲得した以上、俺は『俺(遠野志貴)』として行動するしかない。生前の俺が最期に見た夢。その実現の為、俺は此処に存在る」

死者の夢、それは―――。

「無論、彼女との安息だ」

男は簡潔に言い放つ。
その眼は真っ直ぐ私達を見、極々自然に、気負う事なくその言葉を口にした。
49 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/15(日) 10:48:59.78 ID:5LtO4tZz0

「何処で、何を間違えたのかは分からない、それに過去を変える事は出来ない。だが、おかしいと思わないか?何故彼女だけ?真祖というだけで他者から疎まれ、恐れられ、命を狙われる。アイツだって安生を願っているのに、道具として運用される運命なんだ……!」

いつの間にか涼し気だった顔は紅潮していき、口調も心無しか荒々しくなっている。
激情に身を任せ、遠野志貴は思うままに己が心情を吐露する。
態度や仕草は凄烈だが、その眼は―――酷く物悲しい。

「―――俺はそれが許せない。アイツは幸せになるべきなんだ。唯一の味方だった俺も結局は人の身、最後にはこっちが先に逝っちまって、アイツはまた一人になっちまった……。あのデカいだけで殆ど何も無い寂しい城に一人、次の活動まで自らを鎖で縛り、目覚めると死徒を殺しまた眠りにつく……いつ狂うかも分からないまま。どう思う!?やっと手に入れた感情を押し殺し!殺戮活動の為にその無限の時を費やす!俺の様な彼女の味方がいつまた現れるか―――いや、もう現れないかもしれないのに!」

度を過ぎた情念は、相手に哀れみを与える。
私には彼が、程無く壊れてしまいそうな―――否、既に壊れてしまった様に思えてならない。
―――なんて、哀れ。

「分かるか彼女の心が!?彼女の悲嘆が!彼女の哀惜が!彼女の恐怖が!今にも崩れ壊れてしまいそうで、とても危なっかしくて、俺に助けを求める声が聞こえないのか……!?」
50 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/15(日) 10:49:44.59 ID:5LtO4tZz0
「お喋りが過ぎるな、『殺人貴』」

と、唐突に。
これまでずっと言葉を発しなかったアーチャーが口を開いた。

「……ああ。お前には分かっていると思う。―――そう、これはエゴ。単なる俺の我が儘だ」

アーチャーの言葉に反応した彼は、先程までの表情とは一変し、最初に見た様な冷たい挙動に戻っている。
その異常なまでの変化が、既に人間として壊れている証拠ではないか。

「話を戻そう。此処に辿り着いた俺は、膨大な知識を吸収し、表層のルールを変更して聖杯戦争を作り上げた」

いや、少し待って欲しい。
何故目の前に聖杯があるのに、それを使わないのか。
今の口振りでは、彼は聖杯に接続していないのではないか―――?

「当然の疑問ね。何故なの?理由があるんでしょう?」

「……残念ながら、俺では聖杯には触れられない、触れる権限がない。NPCである俺はムーンセルにとって不正なデータに過ぎないからな」

なら、どうやって?

「だから俺は、君に願って貰おうと言っているんだ」

「――――――!」
51 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/15(日) 10:50:17.33 ID:5LtO4tZz0

故に彼は、私を此処で待ち続けたのか。
……私には願いがない。
心の何処かで、彼の願いを叶えてあげたいと思う自分がいる。
しかし。

「却下だな。マスター、死者の願いは聞き入れられん。君は君の願いだけを聖杯に入力するべきだ」

「……残念だけど、それはアーチャーに同意ね。時間は戻らない。ましてや死人、古臭い怨念の記録が安息を願うなんて、断じて間違ってるわ」

「……全く、君達二人も変わらないな。そんな事、疾うの昔に分かっているよ。だが―――」

開き直りながらも、心は動じない。
敢然として、私達を強く見据える遠野志貴。

「君達に逃げ道は無い。出口は一人分、地上に帰還できるのは一人だけなのだから。その上―――ここで俺に殺されれば、出て行く事すら適わない」

彼の目付きが変わる。
懐から『七ツ夜』と銘打たれた飛び出しナイフを取り出し、心から残念そうな顔で言う。

「―――悪いが、ここで君らは死ぬ。俺はまた大人しく、願いを聞き入れてくれる様な次の訪問者を待つよ」
52 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/15(日) 10:50:56.26 ID:5LtO4tZz0

「待って。貴方、自分で戦うつもり?紛いなりにもマスターなんでしょ?」

生身、と言っては語弊があるが、サーヴァント無しで戦うなど聞いた事がない。
その質問に彼は、今までずっとそうやってきた、と答える。

「それに―――俺のサーヴァントは『彼女』だからな」

「な―――!?」

言って霊体化を解き具現化したのは、金色の髪に白い服、紫のロングスカートを着た美女。
アレが、真祖―――。

しかし、何処かおかしい。
サーヴァントとして必ず持っている、敵に対する殺気やら、ヒトを超えたモノから感じる圧倒的な存在感が全く感じられない。
存在が希薄。
感情が希薄。
何もかもが希薄。
例えるならそう――――――『|眠り姫《Sleeping Beauty》』という比喩が、最も相応しいだろう。

「真祖の姫君―――!?何で彼女がこんな所(ムーンセル)に居るのよ!?」
53 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/15(日) 10:51:23.87 ID:5LtO4tZz0

「狼狽えるな。アレは真祖などではない」

言ったのはアーチャー。
さっきからの口振りと言い、彼や真祖と面識があるとしか思えないのだが。

「そいつの言う通りだ、こいつは『アイツ』じゃない。口も訊かないし目も開かない、只の紛い物さ」

「聖杯と言えど、星の触覚たる真祖は召喚出来ない様だな」

「ああ、これで良いだろう。どうやら君達は、俺の願いは聞き入れてくれないみたいだし、そろそろお喋りにも飽きてきた頃だ」

「それはこちらの台詞だ。今の俺は、貴様と交わす言葉など持ち合わせていない」

「フ。そういや、そうだったな―――」

身軽に台座から降り、距離をとって私達に対峙する遠野志貴。
後ろに控えていたが、彼に反応する様に前に出たアーチャー。

片手には逆手に持った、業物のナイフ。
両手には陰陽を模した、流麗な夫婦剣。

その眼は死を視る、直死の魔眼。
その眼は鷹の如き、全透の心眼。

かつての敵と、再び相見える二人。

私の、彼らの、最後の戦いが、今―――、

「さあ、存分に殺し合おう――――――!!」

幕を開けた。
54 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/15(日) 10:55:13.93 ID:5LtO4tZz0
投下終了です。
次がラストかな?
一応何通りかのEDは考えてありますが、こっちの自己判断で書きます。
暇があれば全部書くかも。

ではではー。
55 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/15(日) 10:56:51.64 ID:5LtO4tZz0
あ、しまった。

アーチャーの「俺」→「オレ」でした。

脳内補完よろしく。
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/16(月) 17:57:08.65 ID:pZCLtXQb0
乙乙
短編と言わず一つのSSとして書いて欲しかったり
57 :1 ◆hb4ws3TSKs [sage]:2012/01/25(水) 21:18:45.53 ID:Lyb/hSBa0
支援してくれてる人すみません、大分遅れました。
人が居なくても泣かない。
投下します。
58 :1 ◆hb4ws3TSKs [sage]:2012/01/25(水) 21:19:46.29 ID:Lyb/hSBa0

先に仕掛けたのはアーチャー。
彼が今までそうしてきた様に、双剣で相手に切り掛る。

「は―――!」

対する遠野志貴は不動。
両手を服に突っ込み、全く動き出す気配がない。
莫耶が相手を切り裂く、瞬間―――、

「消えた―――っ!?」

声を張り上げていったのは凛。

否、厳密には消えていない。
遠野志貴は、その様な特異な力を持ってはいないのだから。
ならば何処か、それは背後。
彼はその身体能力こそ人間の域を大きく超えはしないものの、永年養われた暗殺者としての技術を有し、起立状態からコンマ数秒単位で最高速度まで移動速度を上げる事が出来る。

アーチャーの背後に立ちながらも追撃しようとしない遠野志貴。
その口元は小さく歪んでいる。

「……弓兵と暗殺者が正面切っての斬り合いか。どちらも場所が場所だけに真の力を出せないのが悲しいとこだが―――」

そんな事にこだわる俺達じゃない―――。
59 :1 ◆hb4ws3TSKs [sage]:2012/01/25(水) 21:20:34.39 ID:Lyb/hSBa0

そう、彼は私達を殺し、再び悠久の時を過ごす。
そして私達は彼を倒し、彼方に浮く聖杯へ進む。

彼は過去に挑み、私達は未来へ向かう。

既に言いたい事は言った。
お互いに譲る事はない、決して相容れない。
ならば、ここで決着をつけるしかないのは自明の理であろう。

うすら笑っていた顔も消え、口を一文字に結ぶ遠野志貴。
改めて得物を構え、相互に動き出す。
互いの武器がぶつかり、鍔迫り合いになるか、という時だった。

「その剣はもう、殺し慣れてる」

刀身を真っ二つにされた干将が、音を立てて地面に落ちる。
砕けたのではなく、折れたのでもない。
例えるならそう、まるで紙を鋭利な刃物で切った様にスッと切れたのだ。
その証拠に、切られた干将には亀裂どころか傷一つ見当たらない。

「直死の魔眼……。モノの死を視るってこういう事なのね」

直死の魔眼。
存在が発生した瞬間から定められた存在限界を読み取る、つまり始まりの時から内包している『存在の終焉』を線や点という視覚情報として捉える事が出来る。
生前畏れられていた彼を『死神』たらしめていた能力。
―――それは線を断ち、点を突き、死を穿つチカラ。
60 :1 ◆hb4ws3TSKs [sage]:2012/01/25(水) 21:21:05.60 ID:Lyb/hSBa0

されどこの程度で驚く騎士ではない。
自らの武器を壊されたのにもかかわらず、無関心そうな表情をしているアーチャー。

「―――I am the bone of my sword. (我が骨子は捻れ狂う)」

至って冷静にあの言葉を紡ぎ、あの螺旋剣を弓に当て、射る。

「偽・螺旋剣 (カラドボルグU)……!」

「その剣も[ピーーー]―――!」

鈍い輝きを放ち風を切って進む稲妻と、それに立ち向かう黒い影。
剣とナイフが触れ合うその刹那。

「―――壊れた幻想 (ブロークン・ファンタズム)」

その鍵となる言葉が発されたと同時に、螺旋剣が爆ぜる。
しかし爆風は届かなかったのか、少しばかり服を焦がしながらも遠野志貴は爆炎中から抜け出してきた。

「目暗ましか……まぁ良い。どうせどちらも一撃で終わるんだ、呪文(ことば)を紡いでいる暇何ぞ無い―――!」

言って加速する黒、対する紅は視界を覆い隠した時に距離を取っていたのか、離れた位置で再び干将を投影する。

「―――鶴翼、欠落ヲ不ラズ (しんぎ、むけつにしてばんじゃく)」

「な―――?オマエ、得物を投げてどうするつもりだ―――!」

見ると、アーチャーは両手に握り締めていた干将莫耶を左右に投擲していた。
それが象るは二つの弧、滑らかな曲線、雄々しくも美しい十字。
その様はまるで、翼を広げた大鶴。
引かれ合う陰と陽、鋼をも破壊する夫婦の絆は死して尚続いている。
彼らが狙うは敵の首、即ち、一撃必殺―――!
61 :1 ◆hb4ws3TSKs [sage]:2012/01/25(水) 21:22:30.83 ID:Lyb/hSBa0

「っ―――は―――!」

それでもやはり死神。
迫り来る死の気配を察知し、絶妙なタイミングで一方を躱し、もう一方を弾く。
彼が嗅いだ生の匂いは、限りなく確かな未来と成り遠野志貴を救う。
許されざる無傷の未来を掴み取り、猶一層に加速を始める。
―――が。

「―――心技、泰山ニ至リ (ちから、やまをぬき) 心技、黄河ヲ渡ル (つるぎ、みずをわかつ)」

「二つ目―――!?」

手には干将莫耶が再び現出する。
振り下ろされる二撃目。
先の打ち込みを繰り返すかの様に両剣が戻ってくる。
二度目は無い、今度こそ……!

「無駄な、何度やっても同じだ―――!」

だがそれらを弾く遠野志貴。
頭に浮かぶのは、本当に人間なのか、という疑問だ。
全く怪物じみてる、あれを再度逃れるなんて。
だがしかし、その為の布石―――!

「お、おおああァァ――――――ッ!!」

驚きの声が口から漏れそうになる。
身を捻って最大限の力をもって避け軌道を反らすその挙動は、形容するなら、驚くべき生存本能を持った獣のそれだ。
アーチャーが持つ夫婦剣に呼応してブーメランの様に戻ってくる一撃目の干将莫耶。
それを躱しつつ弾きながら、目の前に迫っていた二剣を[ピーーー]。
―――なんて、化け物。
62 :1 ◆hb4ws3TSKs [sage]:2012/01/25(水) 21:23:09.79 ID:Lyb/hSBa0

しかしこの瞬間。
渾身の一撃を防がれたアーチャーと、三度にも及ぶ超人間的な回避を見せた遠野志貴。
この打ち合いは八方塞がり、どちらにもこれといった傷は見当たらない。
どちらも打つ手無し、両者に一瞬の隙が出来ていた。

―――否、隙が出来るのは貴様だけだ。
この手には、更なる先の攻め手が用意されているのだから……!

「―――唯名、別天ニ納メ (せいめい、りきゅうにとどき)」

「――――――!」

目を見開き驚愕を露わにする遠野志貴。
凍てつく空気、相も変わらぬ電脳の晴天、重心を低くし勢いをつけ始めた弓兵の双手には、

「両雄、共ニ命ヲ別ツ (われら、ともにてんをいだかず)―――…………!!!」

「が―――あ―――!!」

それは双剣を冠するには余りに桁外れで巨大。
禍々しくも純一無雑の想いが込もった、陰陽の鶴翼が握り締められていた。
両手を交差させ、それを遠野志貴の体を切り裂く。
かつてある騎士が修練の末辿り着いた、干将莫耶という武器の真髄。
彼が磨き上げた必殺、これこそが―――『鶴翼三連』である。

これで、終わった。
誰もがそう思うであろうこの状況。

「―――な、に……?」

何故かアーチャーの右腕の肘から下が、水面に音を立てて落ち。
『全くの無傷』の遠野志貴が、短刀を翳してそこに佇んでいた。
63 :1 ◆hb4ws3TSKs [sage]:2012/01/25(水) 21:27:03.82 ID:Lyb/hSBa0
投下終了、完結せず。
本文はスパークスクライナーハイを参考にしてますが、戦闘が難しいです。
意外にも長くなって、投下が一回分伸びました。

ご指摘、ご要望などありましたら是非言って下さい。
レス乞食だの言われようが寂しいのは嫌なのです。
ではではー。
64 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/25(水) 21:48:37.93 ID:Lyb/hSBa0
やべ、>>60の志貴のセリフを訂正

「その剣も殺す―――!」

失礼しましたー。
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) :2012/01/26(木) 08:36:44.87 ID:MU6S+R/Wo
おっつ
待ってるぜー
66 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/01/31(火) 21:12:33.47 ID:p+0OkgnP0
>>1です
投下する訳じゃないけど見てる人いたら書いて欲しいネタでもあったら言って下さい
ちなみにこの短編が終わったら路地裏同盟ネタ書こうと思ってます
最早Fateですらないですが悪しからず
では失礼しましたー
67 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/06(月) 21:31:25.32 ID:1+7klPWx0
開き直った、もう何も怖くない。
投下します。
68 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/06(月) 21:32:10.93 ID:1+7klPWx0
「そんな……!?倒す所まではいかなくても確実に致命傷だった筈よ!」

そう。先の一撃は素人目から見ても完全に勝負を決めるものだった。
刃先は内臓まで至り、普通の人間なら即死も免れない程の死傷。
それにもかかわらず、彼が全く無傷で居るのは一体どういう理屈なのか。
これでは『再生』と言うより『復元』である。

「わからないな。何故そうまで驚くんだ?―――ああ、そういうコトか」

納得した様に言うと、構えを解いてこちらを振り向く。
するとその顔はまたも、人柄が良い好青年のそれに代わっている。
何だか随分と判断に困る性格をしているみたいだ。

「俺はNPC、ムーンセルの用意した代理人であり、過去の人物の再現。つまり、元のデータはムーンセル内の蔵書の中にある訳だ」

此処に居る遠野志貴もアーチャーも、真に彼ら自身ではなく蔵書の記述を引用してきたコピー。
本来の彼らは、ムーンセルの膨大な情報の海に保存されている。
すなわち。

「―――そう。ここに居る俺を殺(消去)しても本体には全く影響せず、本来のマスターでもサーヴァントでもないのだから直ぐに再構成されてしまう、っていうカラクリだ」
69 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/06(月) 21:32:58.56 ID:1+7klPWx0

「そん、な―――反則じゃない……!」

力無く膝を落とすアーチャーと悠然とした表情の遠野志貴を交互に見て、凛が小さく呟く。
いつも冷静沈着な彼女が、これほどまで動揺している。
それ程までに、無限に命のストックがあるというのはこの上なく聖杯戦争のルールを逸脱している事なのだ。
対してアーチャーは腕を失い戦闘不能に近い状態、そしてあの眼の前では回復もあまり意味を成さない。

「ん……君の事は生前から知っていたけど、そんな顔を見たのは初めてだな。―――流石元が良いだけある、なかなかに嗜虐心をそそる表情だ」

「ぐ、―――どうすれば――――――!」

万策尽きた、とはこんな状況の事を言うのだろうか。
いや、その言葉も微妙にニュアンスが異なる。
素より敵を倒す以外の選択肢しか私達にはなかったし、そも彼が此処にいる事など予想だにしていなかったのだから。
この状況に丁度良く表すには……万事休す、と言った所か。
―――ああもう、これから殺されるかもしれない時に、何考えているんだ私は!

「まぁそんな顔するなよ。君達を殺すのはこの男を葬ってからだろう?どうやら絶体絶命のこの窮地を脱する方法も無いみたいだし、これで―――」

「……手はある。くたばるのは貴様の方だ『殺人貴』」

「―――強がりは止せエミヤ。今やお前は死に体、片腕が無いのにどうやって――――――」

その体では満足に剣も振るえず、弓を射る事も出来ない。
今の騎士としての彼は、文字通り死に体だ。
私の知る限り、この状況を打破する術は……、
70 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/06(月) 21:33:24.34 ID:1+7klPWx0

「―――マスター、君は分かっているだろう。オレは勝てない喧嘩はしない主義なんだ」

その眼の炎は未だ消えず、残った左手で拳を握り締め立ち上がる。
希望の光を讃えた私のサーヴァントが「まだ戦いは終わっていない」と、そう告げていた。
然り。彼が居る限り私達に『敗走』の二文字は無い。
彼の騎士の行動も言葉も、総てはこの先の勝利の為に積み重ねられるものでしかないのだから―――!

「―――I am the bone of my sword. (体は剣で出来ている)」

「ち、―――……!!」

呪文に反応して遠野志貴が腕を振り上げる。
この距離、しかも達人の一撃だ。不意の行動と言えども彼に隙は無い。
だが、この身はヒトならざる英霊。
隙が無ければ、作るだけの事―――!

「固有結界は展開させない―――くっ!?」

突如彼の頭上から降ってきたのは、普遍的な形状の剣の雨。
だが普通と違うのは、その使用方法が攻撃ではなく足止めであるという事だ。
それは剣の檻。
数メートル先に居る筈の遠野志貴が見えなくなる程に、隙間無く剣がそこに刺さっていた。

「ち、こんな足止め、意味無いんだよ!」

だがそれもやはり、彼の眼の前では効力を示さない。
刃渡り一メートル弱、厚さ数センチに及ぶ剣という名の鉄塊がいとも簡単に斬られていく。
しかし、一見意味を成さないこの数十秒にも満たない抑留は。

「これ、で―――な――――――……!?」

確実に敵へ。
奇襲と拘束をくぐり抜けたという、一瞬の安堵を与えていた。
71 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/06(月) 21:34:03.60 ID:1+7klPWx0

アーチャーの背後、空に浮かぶは無限の剣。
見ればそこには、神話に伝わる絶世の名剣、魔剣を初めとする伝説の武器の数々が列挙している。
断言できる。只の人間である私には一つも分からないが、魂魄の重みがそれを伝えている。
あれらをアーチャーは贋作だと言っていたが、充分に真に迫っているのではないか。

「―――避けきれるか」

「ぐっ、があ、あァァァ―――――――――…………!!!!!」

中る中る中る中る中る中る中る中る中る中る中る中るアタルアタルアタルアタルアタルアタルアタルアタルアタルアタルアタルアタルアタルアタルアタルアタル
貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫く貫くツラヌクツラヌクツラヌクツラヌクツラヌクツラヌクツラヌクツラヌクツラヌクツラヌクツラヌクツラヌク
刺さる刺さる刺さる刺さる刺さる刺さる刺さる刺さるササルササルササルササルササルササルササルササルササルササルササルササルササルササルササルササル
斬り殺す刺し殺す撃ち殺す突き殺す薙ぎ殺す打ち殺す討ち殺す射ち殺す惨殺する強殺する抹殺する屠殺する撲殺する誅殺する減殺する虐殺する嬲り殺す呪い殺す
処分する退治する抹消する死滅する始末する滅菌する駆除する殺害する殺傷する殺人する殺戮する殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ

「う、おぇ…………!」

喉元を突き上げてくる吐瀉物を飲み込み、思わず声を漏らす私と凛。
目を逸らさずにはいられない、もはや元の形も残さぬ大虐殺。
高く上がる水飛沫に、明らかに血の色が混ざっているのが見えた。
アーチャーと過ごし始めて随分経つが、彼の人格を再認識した。
……でも何故だろうか、怖くは無い。
彼の行いを肯定する訳ではないが、不思議と彼を好いている自分が居た。

「ふ、は―――でもこれじゃあ、また復活してしまうんじゃ―――」
72 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/06(月) 21:37:06.13 ID:1+7klPWx0

「―――いや、その心配はないよ」

予想に反して声を上げたのは、遠野志貴だった。
尤も、声は聞こえるが砂煙のお蔭でその姿は見えない。
でも、復活した筈なのに心配はいらないとはどういう事なのか。

「やってくれたな、エミヤ。再構成されるから絶対大丈夫だと思っていたんだが―――」

晴れていく砂煙、そこには、

「驚いたよ。まさか―――『刺さったまま』なんてな」

手足、否、全身に剣を貫かれた遠野志貴が、身動き一つせずに倒れていた。

「魔術で作ったもの、幻想は消えるもの―――それが鉄則だと思っていたが」

「……オレのこれは特別でね。他の投影魔術とは違うんだ」

彼の使う投影魔術は、凛によると地上からマナが消え尽きる前の時代の代物らしい。
私には詳しい事はわからないし、知る必要もない。
二人の会話は続く。

「それにあの呪文だ……。騙されたよ、固有結界を使わないなんて」

「……貴様に固有結界は使わん。その眼が相手では、俺の『世界』ごと殺されかねない。だから、今回の様な手を使った。フ―――固有結界無しではあれ程の数を投影するのに時間がかかるからな、見事に騙されてくれて助かったよ」

「ああ―――全く久しぶりだな、完全な敗北ってものは」
73 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/06(月) 21:37:40.16 ID:1+7klPWx0

諦めた様に目を閉じ、体中の力を抜いていく。
すっと冴え渡ったその顔は、何処にでもいる普通の青年のそれだった。

「……守り手として、改めて祝福しよう。―――おめでとう。そして行け、聖杯は君のモノだ。七天の聖杯へ接続し、己が願望を入力するが良い」

「「――――――」」

「さて!後はもう接続するだけよ。もしかして、何をするか分からない訳じゃあないでしょうね?」

何かを装って、びっと力強く聖杯を指さす凛。
そして一瞬の沈黙の後、「私の事は良いから」とだけ言った。
……その選択は私には出来ない。
出来ないけど―――聖杯戦争というルール上、その選択は避けられないものだ。

―――お蔭で決まった。
私の願いは、聖杯戦争の終結。
この幾人もの生命を奪い、争いの種にしかならないこの戦いを終わらせ、魔術師にすら触れることができない様に封印する。
そして、彼女の生還。
私には戻る肉体が無い、だから唯一の生還者としての彼女を確実に地上へ送り届ける。
……私が聖杯に融けるまでどれくらいかは知らないが、この二つだけは絶対に入力する。

「さぁ、行きなさい。……どうせ私じゃ聖杯には触れられないし、近付く事も出来ない。それに、勝者が貴女で良かったわ。私とランサーじゃ彼に勝てなかったし、勝ち残れたかも分からないし、ね?」

私は彼女にありがとう、とだけ返して、無言の見送りを受け取る。
あと―――、

「アーチャー」

「む―――」

「ありがとう。貴方と過ごしたこの数ヶ月、すっごく楽しかった。辛い事も、迷惑掛けた事もたくさんあったけど、支えてくたよね。……もうこれでお別れだけど、私、絶対忘れないから!」

涙が溢れ出しそうになるのを隠して、聖杯へ続く階段へと足をかける。
これで、私の聖杯戦争(じんせい)は終わり。
最初は記憶もなくてどうなるか心配だったけど、終わって振り返ってみれば呆気なかった。
……そりゃあ、数ヶ月間の生活で、しかもずっと戦い漬けだったんだから当たり前か。
やっぱり寂しい、彼らの方を振り向―――、

「振り返るな!」

突然の怒号に動きが止まる。
いや、怒号じゃない。これは、不器用な彼なりの別れの挨拶だ。

「我々は敗者と過去の遺物、君は輝かしき勝者だ。何を願おうがそれは君の自由だが、その栄光は君だけのもの。だから今は―――振り返らず、臆せず……誉れあるその道を、駆け上がれ」

「…………うん!!」

元気良く返事をして、階段を駆け上がる。
―――ありがとう、アーチャー。私の、最高の騎士様……。

…………。

「……行ったか。ふふ、羨ましいな。俺の別れも、これくらい清々しいものだったら良かったのに。―――願わくば、貴女に幸あらん事を」
74 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/06(月) 21:38:01.22 ID:1+7klPWx0
―――――――――――――――

部屋の中心、聖杯はもう目の前だ。
ゆっくりと手を伸ばし、聖杯へ、ムーンセルの中枢へと触れ―――、

その瞬間、私は聖杯の中に居た。
吸い込まれた、もしくは溶け込んだのか。

分解までの数瞬、意識をムーンセルへ接続し―――入力完了。
一言も、一文字も間違いなく伝わった……と、思う。
あとは、分解まで暫く待つだけ。

―――しかしどうやら、まだ分解まで時間はあるらしい。
ならもう一つ。
せめて彼が、少しでも報われます様に―――……。

―――――――――――――――
75 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/06(月) 21:38:49.27 ID:1+7klPWx0

―――Epilogue

『GoodEnd』

「―――――、―――き―――!」

声が聞こえる。
懐かしい、何十年も前に聞いていた様な声。
誰だ……?

「―――――し―――、―――!」

それにしても煩い。
無邪気の子供の様に、ずっと叫び続けているみたいだ。
だから、誰なんだ……?

「―――志貴!」

うわっ!
って、アルクェイド―――!?

「全く、今日は随分と寝ぼすけねー。私より遅いなんて」

夢、なのか?
俺はさっきまでエミヤと―――あれ、何をしていたんだっけ。
というかそもそも、エミヤって誰だっけ……。

「ほらほら、妹が来る前に行こ!」

「コラ真祖!遠野くんを何処に連れていくつもりですか!」

「って、なんでシエルがいるのよ!」

あれ、先輩―――!?

「付いて来たからに決まっているでしょう。それより質問に答えなさい!」

「どこって、遊びにだけど」

「んなっ!?全くいつもいつも独占して!今日は私が、彼と遊びに行くんですよ!」

おいおい喧嘩するなよ二人とも。
仲良くしろって―――、

「何の騒ぎですか兄さん―――、ってまた貴女達ですか!あれほど勝手に屋敷には入るなと……!」

ほら秋葉が来るんだよ!
今日はどっちも大人しく―――、

「志貴様」「志貴さーん」

うわ、翡翠に琥珀さんまで!
しかも琥珀さんは何か悪い顔してるし、翡翠は怒ってるっぽいし!
ああもう、またこんな展開か……。

「みんな、ちょっと静かにしろー!」

………………。
…………。
……。
76 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/06(月) 21:39:35.78 ID:1+7klPWx0

『TrueEnd』

「志貴」

久しぶりに、彼女の声を聞いた気がする。
その声は―――、

「先生―――?いたっ」

顔を見るなり、頬を叩かれた。
……疑問がありすぎる。
何から質問しようかと考えていると、いきなり抱きしめられた。

「え、先生―――?」

「馬鹿ね……。あれだけ忠告したのに、あれだけ説教したのに、死んだ後もこんな事をしてるなんて」

「――――――」

「―――私が今から、貴方を元のデータごと『破壊』するわ。それでおしまい。この世、どの時間軸においても『遠野志貴』という存在は消滅する」

その頬には、大粒の涙。
何故泣いているんですか、先生。

「でも私だけは―――貴方の存在、貴方という子がいた事を、決して忘れないから」

「先、生―――先……せ、い――――――せ、ん……せ―――……」

「さようなら。それと、ごめんなさい―――志貴…………」

77 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/06(月) 21:42:27.76 ID:1+7klPWx0
投下終了です。
書いてて志貴のキャラがどんどん行方不明に……。
因みに、臥藤門司がサーヴァントとして『彼女』を使役していた事は知らないです。
哀れ、志貴。
Good、Trueはいろいろあると思いますが、私の納得する形がこれでした。

次は放課後路地裏同盟ですね。
それではー。
78 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/07(火) 06:51:37.76 ID:zfM9Bsly0

「「「ハイハイハイハイ、うー……」」」

「「「放課後、路地裏同盟!」」」パチン

さつき「はい、というわけでですねー、前回までの短編とは比べられないくらいおちゃらけた話が始まりますー!」

シオン「いやいやそんなことより何ですか、この観客動員数は」

リーズ「正直CPの一番最初と同じくらいの数しかいないぞ」

さつき「ま、まぁ、今回の投下は某コンマスレと時間が被ったし?仕方ないよ……うん」

リーズ「『実は>>1も参加してるのでキャラメイクに間に合わなくて残念です』」

さつき「あれ、リーズさん?」

リーズ「『それと某コンマスレでシオンを取ったのは>>1です。迷惑掛けてすいません』……って、何で私が>>1の伝言役なんだ!」

シオン「問題ありません、それも計算通りです」

「「…………」」

「「「放課後、路地裏同盟!」」」パチン

バサッ

さつき「はぁ、やっと一回目が終わったよー」

シオン「全く、こんな朝っぱらから何をやっているのですか>>1は……」

リーズ「『朝4:30に目が覚めてSS巡回し終わって暇だったから』……ってまたかぁ!」

さつき「コンマスレ面白いもんね。相変わらず私たちの出番はないケド」

シオン「……さつき、それは言わない約束です」

リーズ「しかしな、結局何で私が伝言役なんだ」

シオン「それはあれです、リーズが男っぽいからでしょう」

リーズ「……コロス」

…………。

シオン「因みにCP流用のあの決めポーズ、あれ二度とやりませんから」

「「ええっ!!?」」
79 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/07(火) 21:49:55.18 ID:zfM9Bsly0
シオン「さて突然ですが、このSSに何故レスが少ないのか話し合ってみようと思います」

さつき「何さ藪から棒に」

リーズ「『某コンマスレで>>1が変態的なコンマとレスをしたので満足してます』……あーもう慣れた」

シオン「まぁそんなこと言ってもまだ参加中ですし?次からちょこちょこ書いていきたいと思います」

さつき「しかしこの>>1、自虐ネタ好きだねー……」

リーズ「ふ、根性ねじ曲がっているからな。私に喋らせるくらい」

シオン「慣れたんじゃなかったんですか?」

リーズ「慣れる訳ないだろう!」

さつき「はいはーい。リーズさんの愚痴はさておいて、では次からどーぞ♪」

リーズ「あ、コラさつきー!」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/02/07(火) 22:31:35.06 ID:9lhj+V8AO
ロムってるだけでしたが書き込んだほうがよかったですか?
81 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/07(火) 22:47:35.31 ID:zfM9Bsly0
シオン「お風呂入ってきたらレスが!」

さつき「次から書くとか言っておきながらこれですいません!というかもっとして下さい!」

リーズ「どうでもいいけど、風呂といえばMBAAのVシオンはエロい」

…………。

シオン「では始めます。まず第一に、スレタイが悪い」

さつき「あー、最初は短編書いて終わりの予定だったっけ」

リーズ「前回のスレタイが好評だったから、今回も調子に乗って付けたんだな。全く、見通しが無いと言うか……」

さつき「そもそも何でこういうスレタイなの?」

シオン「>>1は、○○「〜〜〜〜〜」というありふれたモノが嫌らしいです。前回のは練りに練ったタイトルだったので良かったのですが」

リーズ「このスレタイは即興で決めたしな」

シオン「これでは人も集まらないというものです」

さつき「まぁ、こればっかりは変えられないしね……」
82 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/07(火) 23:06:52.35 ID:zfM9Bsly0
シオン「第二に、投下が遅い」

さつき「あちゃー、これは言い逃れられない……」

シオン「メインのSSが別にあるのにこっちに労力を割くとは何事ですか」

さつき「それで面白いSSがあれば筆を止めて読むんだもん」

リーズ「しかも飽き症。ここ入れれば3作品同時って、何考えているんだこの>>1

さつき「唐突に、しかも欲望のままに書いてるしね。『あ、志貴書きたい』でコレ↑だし……」

シオン「救いようがありません。今更性格・人格は変えられませんが」

リーズ「『正直自分で書いてて辛いです』……ふん、いい気味だ」

リーズ「『でもリーズに罵られるのも少しいいかもしれない』……粛正するぞ?」
83 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/08(水) 04:40:54.76 ID:ADn51IjE0
リーズ「寝落ちした……だと……?」

シオン「ふっ、いつから寝ていると錯覚していた?」

さつき「思いっきり寝てたじゃん」

…………。

シオン「最後に、地の文の多さですね」

さつき「え?それって普通じゃあ……?」

シオン「いえ、ここはSS速報、2chなのです。全員が全員そうではありませんが、一部、特にVIPから誘導されてきた人々は地の文を嫌う傾向がある」

リーズ「俗に言う台本形式のSSが多いことが、それを顕著に表しているな」

シオン「そしてその中では、地の文があるSSは余程>>1に文才がないと評価されにくいのです」

さつき「これは主観だけど、ここの>>1に文才があるかと聞かれたら、答えはNOだよねぇ……」

「「…………」」

さつき「え、なに?私何か変なこと言った?」

リーズ「いや、さつきには珍しく厳しい評価だなぁって」

さつき「んー、そっかな」

シオン「と、そんな訳で以上私の分析でしたが、如何だったでしょう?」

さつき「うーん、一概に間違いだとは言えないところが悲しいね」

リーズ「まぁ最後なんかはここじゃあ仕方ないことだ」

シオン「?今回は>>1を罵倒しないのですか?」

リーズ「いや喜ばせるの嫌だし」
84 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/08(水) 19:19:21.35 ID:ADn51IjE0
さつき「さて!自虐ネタはここまでにして、グダグダとやっていきたいと思います!」

シオン「>>1は見た目を気にする人間ですが、自虐ネタばかりでも叩かれる原因になりますしね」

リーズ「人の居る居ないは気にせず徒然なるままに、な」

さつき「あれ、リーズさん外国人ですよね?」

リーズ「状況による」

「「…………」」

シオン「何か見返すと、私たちメタの話しかして無いじゃないですか!」

リーズ「『数少ない友人にここを晒した所、まんまキリ○ツグじゃねーかって言われた』……確かに」

シオン「言ってる側からこの>>1は!しかも伏字が意味をなしていない!何からき☆すたみたいになってる!」

さつき「だってねぇ……>>1は女の子のみで会話させるのに慣れてないから」

リーズ「純血は素晴らしい。※ただし女の子に限る」

シオン「……ハァ、もういいです。そういえばさっき>>1が、某擬音語スレの様に趣味を垂れ流しても違和感無い男キャラが足りないことに気づいたみたいですよ」

リーズ「あのスレの作者は割とここの>>1と趣味が合うみたいだな。同人誌の好みとか」

さつき「趣味を垂れ流してもあまり違和感のないキャラ……うーん」

シオン「志貴でも連れてきますか?」

さつき「やめて!いろんな意味でやめて!」

リーズ「しかし、あの少年は良くも悪くもいろんなキャラに染めやすいと言うか、染めても違和感無いと言うかそんな感じだし……」

さつき「ダメぇ!何と言おうと遠野くんはダメなのー!」
85 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/08(水) 19:51:47.21 ID:ADn51IjE0
シオン「もう嫌です!」ガンッ

さつき「何!?」

リーズ「>>1が某コンマスレで馬鹿な事を仕出かしたようだ」

シオン「せっかくの電話判定なのに!失敗の上トリップ晒すとか何考えてるんですか!」

さつき「トリップ間違って晒すのは二回目だね。学ばないなぁ」

リーズ「主よ、>>1に変わって懺悔します。どうか我の愚かな行いをお許しください……」

さつき「スレの人達からは許されないと思うけどね」

シオン「しかも何か妙にさつきが毒舌!どうなってるんですかこのスレは!」

リーズ「さつき、もしかして怒ってる?」

さつき「当たり前です。遠野くんを呼ぼうとした罰と思って下さい」

シオン「すみません、暫くROMってます……」ポツーン…

リーズ「……何だかな。そういえば、シオンが>>1の代行っぽいのは何でなんだ?私に喋らせるんじゃないのか」

さつき「どうやら>>1の中では役割が決まりつつあるみたいだよ?」

シオン→話の展開、>>1の分身っぽい立ち位置
さつき→所謂ツッコミ、幸薄かわいい
リーズ→同上ボケ、>>1の伝言役+罵倒キャラ

リーズ「ほうほう」

さつき「……私の説明おかしくない?」

リーズ「『遠野くーん!って必死なさっちんが可愛い』……まぁ、同意せざるを得ない」

さつき「こんなの絶対おかしいよ」

リーズ「『あ、あとさっちんにオチ追加で』」
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/02/08(水) 21:09:57.78 ID:rBLXY0HAO
絶対にゆるさない
87 :主人公にかわりまして真祖がお送りします(三咲町) [saga]:2012/02/08(水) 21:51:44.95 ID:ADn51IjE0
シオン「恐怖!過疎ってるスレの奥底に『絶対に許さない』のレスを見た!」

リーズ「ROMってるとか言ったくせに性懲りもなく書き込んでいるからだ」

さつき「今更ながらキャラ崩壊注意です」

リーズ「本当に今更だな……これはシオンが特に酷い」

…………

シオン「今日も今日とて各スレでコンマが荒ぶってますね……って何ですかこの名前欄は」

リーズ「どうせしょうもないネタだろう。主に>>1が張り付いているのはご存知最○証明スレだが、蒼崎の暴走が凄いことになっている」

さつき「遠野くんの先生だっけ」

シオン「ええ。因みに>>1の好きな型月女キャラベスト3に君臨するらしいです」

1.間桐桜
2.シオン・エルトナム・アトラシア
3.蒼崎青子

さつき「どうでもいいけど何故フルネーム?」

シオン「Fateしか知らない人に優しいように、という>>1なりの配慮では?」

リーズ「いや、私たち3人が話している時点でFateしか知らない人には見向きされないんじゃ……」

「「(シーッ…………!!)」」
88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/02/08(水) 22:07:23.27 ID:rBLXY0HAO
お前がコンマで00を出すまでゆるさない
89 :あーぱー吸血鬼にかわりまして代行者がお送りします(三咲町) [saga]:2012/02/08(水) 23:23:24.63 ID:ADn51IjE0
シオン「こ れ は ひ ど い」

さつき「お題が鬼畜だよー!」

リーズ「これが弱みを握られて泣く泣く言うことを聞く女の子の気持ちか……」

シオン「コンマ00って下手したら数日ぶっ続けじゃないですか」

…………

リーズ「あれ?名前欄のやつ一発ネタじゃなかったんだ」

シオン「ところでさっきの好きなキャラランキングに関連した話ですが」

さつき「ん?まだ何かあったの?」

シオン「型月に限らず、>>1が好きになるキャラは大体巨乳の女性が多いらしいです。例外はレンのみだとか」

さつき「あー、確かに。シオンも分かりにくいけどかなり大きいよねー」

シオン「……あ、ありがとう、ございます」

リーズ「男に見えるくらい貧乳で悪かったな!誰か女装趣味だ!」

さつき「いやいや言ってないよ!しかもリーズさんのスリーサイズは公開されてないし!」

リーズ「でも公式絵を見る限りあの胸板だぞ!?」

シオン「いつのMBか忘れましたが、代行者エンドのリーズは胸が大きかった記憶が」

さつき「そ、そうだよ!貧乳だって決まった訳じゃないし!」

リーズ「……慰めありがとう。でも結局、男女とか女装趣味とかは否定してくれないんだな……」ルールルー

シオン「うっ……」

さつき「最早言い逃れ出来ない……」
90 :カレーにかわりまして守護精霊(馬)がお送りします(シエル宅) [saga]:2012/02/09(木) 20:16:20.52 ID:hazNkf6O0
シオン「書いてて悲しくなったのか>>1がメインとサブのSSに手をつけ始めたみたいですね」

リーズ「でも力を入れているのはサブの方っていう……」

さつき「どこまでもダメな>>1だねー」

シオン「ところでそのサブについてですが」

さつき「『小説家になろう』で掲載してるFate日常系SSの話?」

リーズ「今思ったけどこれ完全に宣伝だろ」

シオン「それは言わないお約束。そのSSで遊戯王ネタをやろうと思うのです」

リーズ「これまたここを見ている層と全く違うベクトルに……」

シオン「ちょっと静かにしていて下さいリーズ。そこでFateキャラ達の使うデッキ案を募集しようと思うのです」

さつき「ちなみにいつ投稿するか全く決めてないので、一応ずっと募集中です」

リーズ「人もいない、客層も違う……先行き不安だな」

シオン「まぁ付かなきゃ付かないでこっちで考えますが」

さつき「ここには遊戯王SSも幾つかあるけど、このスレ見てて尚且つ遊戯王やってるってどんな確率なんだろう」

シオン「時系列はHollowですので言峰は出ません。悪しからず」

出る予定のキャラ
聖杯戦争に参加した人、バゼット、カレン、ルヴィア、虎
要望あればネコアルクあたりは出ます

シオン「デッキは出来ればnotガチ、ファンが好ましいですね。キャラのイメージに沿ったものであれば尚良い」

リーズ「もちろんデッキだけじゃなくネタも募集してるぞ?」

さつき「こんな>>1の文でよければ、気に入ったネタなら何でも書くよ!」

リーズ「『いやそれは流石に無茶(ry』……お前ちょっとだまれ」
91 :元角・現パイルバンカーにかわりまして悪友がお送りします [saga]:2012/02/10(金) 07:19:58.27 ID:Kz1v3WWi0
リーズ「よく見たら私>>84で字を間違えているじゃないか」

さつき「あれ?リーズさんも吸血鬼だったんだぁ」ニヤリ

リーズ「黒い!どうしてこのスレのさつきはこうも黒いんだ!」

シオン「しかも女性限定とは……。ますます百合の騎士ですね」

…………

シオン「某擬音語スレが1000を迎えましたね」

さつき「1ヶ月しか経ってないのかー。特定されてここに乗り込まれたのが随分前に感じるよ」

リーズ「始まった頃からちょくちょく見てたスレだし、何か嬉しい反面寂しいな」

シオン「しかし!あそこが終わった今、SS速報における型月日常系SSの座は我々のモノになりました!」

リーズ「シオン。君それはひょっとしてギャグで言っているのか?」

さつき「後を継ぐには知名度が低すぎだね」

シオン「それはそうと今回は皆さんにあるpixivのユーザーを紹介したいと思います」

リーズ「……逃げたな」

さつき「……逃げたね」

シオン「ゴホン!『甲乃』というユーザー名で、主にFate、特に士郎ネタが多いですね」

さつき「まぁいいや。エミヤシロウと愉快な仲間達っていうタグが特徴的だね」

リーズ「舞弥。思わずほっこりするようなオチを書く所も魅力的だな」

シオン「今後もこういう形で、、面白いものがあれば紹介していきたいと思いますので」
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/02/10(金) 08:40:07.00 ID:rwDNTH0AO
スレタイだけだと型月スレであること分かりにくいしね
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西・北陸) [sage]:2012/02/10(金) 09:20:35.97 ID:Ejto7CoAO
>>89
>>88は「ROMってるとか言わずにこれからも参加して、いつか00を出してくれ」
って意味だよ言わせんな恥ずかしい
94 :自称主人公のライバルにかわりまして当主がお送りします(遠野家) [saga]:2012/02/10(金) 22:57:40.64 ID:Kz1v3WWi0
シオン「>>93わっ、分かってますよそれくらい!別に落ち込んでません!」

リーズ「『動揺するシオンかわいい』……概ね同意」

さつき「今日は最○証明スレのコンマうまくいかないね」

リーズ「蒼崎仕事しろ、ガウェイン座ってろ」

…………

シオン「そういえばさらっと話題が出ましたが、>>1は遊戯王好きです」

リーズ「TCG板の住人でもある」

さつき「あと、ここにある暗黒騎士ガイアスレはすごく面白かったよ」

リーズ「DT回してると金がマッハで飛んでいくから、DTのストーリーはそこまで詳しい訳じゃなかったがな」

シオン「いくら好きだからと言っても、金を全部費やす訳にはいきませんからね。パックもあまり買わず、中古ショップで地道にやってます」

さつき「ところでFateキャラで遊戯王やるけど、月姫キャラだとどうなんだろうね」

リーズ「そうだな……。とりあえず比較的シオンが強そうだ」

シオン「まあルール自体なら知ってますし」

さつき「でもあっさり遠野くん辺りに負けそう」

リーズ「あー、それ分かる」

シオン「どういう意味ですか」

さつき「あくまでシオンは中堅クラスのイメージってことかな?」

リーズ「器用貧乏(笑)」

シオン「リーズっ!!」
95 :ナイムネにかわりまして双子が(※蹴り飛ばされました) [saga]:2012/02/11(土) 15:33:31.45 ID:1ZinPd/K0
シオン「やーみをつらぬくーしんじるこころー♪」

リーズ「たましーねむるーばしょさがしてー♪」

さつき「……何やってるの二人とも」

シオン「何って、聞いて分かりませんか?」

リーズ「型月と遊戯王の歴代OPを歌っていたんだ。今は遊戯王の番」

シオン「やはりKimeruのOVERLAPは歴代OPの中でも最強ですね」

リーズ「ああ。曲自体もそうだが、作詞の為に全巻読破したというKimeruの愛が感じられる」

さつき「ま、まぁOP映像も加々美さん作画で凄かったしね」

シオン「このめにうーつるーものはー♪」

リーズ「とおいひのーまなつのーかげろぉー♪」

さつき「今度は無印MBのOP……」

リーズ「この曲は下手だとか言われているが、それもまた魅力的だと思うんだよ私は」

シオン「ええ。聞けば聞くほどハマる、俗に言うスルメ曲というモノですね」

さつき「……確かにそうだとは思うけどね」

シオン「せーいっぱいはれるーやー♪」

リーズ「たーれーかのーたーめーにいきてー♪」

さつき「これで1つレス消費するってのもまた……」

シオン「とーぎれないよーにきれないよーにじぶんをたしーかめてー♪」

リーズ「ふーりーかーざすおうごーんのかがーやきー♪」

さつき「なにこのカオス…………」
96 :割烹着の悪魔にかわりましてシスコンピアニストがお送りします [sage]:2012/02/11(土) 18:43:58.57 ID:1ZinPd/K0
シオン「ねぇいまーどこー?ちきゅーんなかー♪」

リーズ「うちゅーひこーしーじゃないからぁおぉぞーんよりーしたーなーらーもんだーいなーい♪」

さつき「まだこのネタ引っ張るの!?」

リーズ「OZONEは5D'sのEDの中でもかなりいいモノだな」

シオン「TV版だとただの電波曲ですから、フルで聞いた時の良さには気付けませんね」

さつき「えぇー……無視……?」

シオン「だってOPやったらEDもやるのが筋ってものでしょう」

リーズ「ほらほら、さつきも無理せずこの流れに乗るんだ!」

さつき「……ああもう!こうなったらヤケクソだよ!」

シオン「では初めて聞いた時感動したディーン版FateのED、樹海のあなたがいた森を!」

(合唱)

「「「ふかいふかーいもーりのーなかーほのーかかーおーるいとしーいー♪」」」

「「「ひびーのおーもかーげさーがしーてみーればーふいにーあなーたーがわーらうー♪」」」

「「「ふーれてーみたくてーてをのばーしてーもーはかーなくーちゅーをまったのーですー♪」」」

「「「あなーたにーあいたくーてずぅーっとーあいたくーてずぅーっとおーもーう♪」」」

「「「ねむーれぬーよるーをわーたりーあなたがーのこーしたーひかりとーかげのなかにー♪」」」

「「「おおおおー……つつーまれーてなーいてーいるー……おおおー……♪」」」

「「「ふかいふかいもりーのなぁかでー……えーええー……♪」」」

(終了)

リーズ「いやぁ、やっぱり樹海はいいなー」

さつき「あー、久しぶりに歌ってスッキリしたかも」

シオン「これだけは言っておきます。誰が何と言おうと、ディーン版Fateは音楽だけは最高です!」
97 :ラスボス(笑)にかわりまして死徒二七祖十位がお送りします [saga]:2012/02/11(土) 19:33:56.76 ID:1ZinPd/K0
「全く……何の騒ぎですか」

リーズ「おや君は……」

シオン「代行者?どうしてここに」

シエル「いつものパトロールですよ。そしたら何かうるさいので、音源辿ってみれば……」

さつき「あはは……すいません……」

シエル「いいですよ弓塚さん。大きな問題にならない限り、あなた達の路地裏生活に口出しはしません」

リーズ「すまない、恩に着る」

シエル「む……貴女が下手に出るとどうもやり辛いですね。ところで、何をしていたんですか?」

シオン「いえ、少しばかり歌をですね」

シエル「カラオケに行ってやって下さい」

リーズ「ばっさり切り捨てられたな……。しかし我々にはそんなことに費やす資金は無いんだ」

さつき「今夜の晩御飯も心配するような生活なもので……」

シオン「申し訳ありません……」

シエル「……ハァ、仕方ないですね。このまま見過ごすのも酷ですし、今夜の晩御飯くらいは恵んであげます」

リーズ「何だ、今日の代行者はイヤに優しいな」

シオン「そうですね。私が予想するに、今日も真祖に志貴を取られて人肌恋しいのでは?」

シエル「…………」ピキピキ

さつき「わわわっ!!せっかくご馳走になるんだから本当のこと言わないの二人とも!」

シエル「へぇー、ほぉー、弓塚さんもですかー……」ゴゴゴゴゴ

さつき「わぁーっ!!すみません変なこと言ってすみません!ほら二人も!」

シエル「すみませんね」

リーズ「正直、すまんかった」

さつき「なんだそれーっ!?謝り方がなってないよ特にリーズさん!」

シエル「……もういいです弓塚さん。これ以上やってるとこっちの負けな気がするので」

さつき「あ、ありがとうございます!……それとー、つかぬことをお聞きしますケド、メニューは……?」

シエル「はい?カレー以外に何があると言うんです?」

さつき「……あははー、デスヨネー…………」

「「(これだからカレーって呼ばれるんだ(です)よ…………)」」
98 :動物博士にかわりましてがポエマーがお送りします [saga]:2012/02/11(土) 22:52:35.39 ID:1ZinPd/K0
シオン「ご馳走さまでした」

シエル「お粗末さまでした」

さつき「今日は本当に助かりましたシエル先輩。これでまた一週間は生きてけそうです」

シエル「そ、そこまでですか……」

リーズ「それより完食したカレーの三分の二を代行者が食べたってどういうことだ」

シオン「私たちの食が休まってからスピードが異常に上がりましたね」

シエル「いやいや、あなた達が十分に食べるまで遠慮していたんですよ?」

リーズ「我々の2〜3倍のペースで食べていて遠慮、ね……」

さつき「学生時代から思っていたけど、何でそんなにカレーばかり……っていつだったかスパゲティ食べてましたね」

シエル「その話はしないで下さい!」

シオン「……おや?」

リーズ「どうしたシオン」

シオン「いえ、>>1がヤケクソになったようです」

さつき「それはまたどうして?」

シエル「>>1って誰ですか>>1って」

リーズ「知らない方がいいぞ」

シオン「SS速報型月総合スレでも遊戯王SSの募集をかけたみたいですが」

リーズ「大方スレチとか言われたんだろう」

シオン「それが、思った以上に出ない予定のキャラのデッキ案が多く、アニメZeroが旬だとか言われて、とうとう吹っ切れたようです」

さつき「……吹っ切れた?」

シオン「要点を纏めるとこのようになるらしいですね」

・投下は小説家になろうでなくここSS速報
・虎聖杯でTYPE-MOONキャラほぼ全部出す
・デュエルはガチじゃなくあくまでネタ、話を楽しむ方向で
・遊戯王ネタ多め、理解出来ない場合はスルーor検索
・裁定がおかしい場合は言って下さい、解決出来ない時は全部コンマイのせい
・もうどうにでもなーれ

リーズ「わーお、カオス……」

さつき「……これってもしかして、私たちにも出番が!?」

シエル「全然話が見えないのですが」

シオン「話がまとまり次第、行き当たりばったりで書いていくようです」

リーズ「いつ始まるか分かんないが、せいぜい楽しみにしていてくれ!」
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [saga sage]:2012/02/11(土) 23:26:46.50 ID:eN1ssWiC0
惜しいな、レスがついてないのが
100 :パンダ師匠?にかわりましてが白猫がお送りします [saga]:2012/02/11(土) 23:51:09.77 ID:1ZinPd/K0
〜ある日〜

リーズ「ハッハッハッハッ…………!」

シオン「ドクターも性格が悪いですね、研究室使用料を滞納しているのをいいことに薬の実験台とは……」

さつき「私もバイト始めたからお金はこの際度外視するとして、休みがないねー……」

シオン「私たちは吸血鬼ですから……ハァ……」

さつき「昼間は何も出来ないのは辛いよ……ハァ……」

リーズ「おーい二人ともぉ!!」

「「リーズ(さん)?」」

リーズ「ハァハァ、あ、当たったんだ!」

シオン「落ち着きなさい。何が当たったのです?」

リーズ「お、温泉旅行!!ペア券二枚!!」

「「……って、ええええーーー!!?」」

…………

シオン「リーズにそんな運があったとは」

リーズ「うん、私も驚いている。たまたま福引きやったらコレだし」

さつき「でもあと一人、どうするの?」

シオン「白レンは……何だかんだ言って七夜が一緒じゃないとパスでしょうか」

リーズ「あの少年は勿論のこと、真祖や代行者辺りも論外だな」

さつき「……じゃあ、日頃からお世話になってる秋葉さん?」

…………

秋葉「それで、私を誘う訳ですか」

シオン「はい。貴女には色々と恩もありますし」

秋葉「ふーん……まぁ良いでしょう。庶民的な旅行をするのもいい経験になるかもしれませんし」

さつき「さすがお嬢様……」

秋葉「ここ暫くはスケジュールも空いていますし。家の事は……少々頼りないですが、兄さんに任せておくことにします」

リーズ「ここで琥珀の名が上がらない辺り、全然信用されてないな彼女」

さつき「いきなり妙な薬打ち込んでくる人を信用するのは、少しばかり無理があるんじゃないかな……」

秋葉「分かりました。大体の準備はこちらで行いますので、期日にまた訪れて下さい」

シオン「何から何まですみません秋葉。それでは失礼します」

リーズ「いやー、ゆっくり旅行なんていつ以来かな!今から凄く楽しみだ!」

さつき「私も友達とだけで旅行はしたことなかったから、楽しみだよ」

シオン「ふふ……。では我々も、各々準備するとしましょう!」〜
101 :イロモノツンデレにかわりましてが黒猫がお送りします [saga]:2012/02/12(日) 00:05:28.38 ID:4EfFbMW40
〜当日〜

シオン「ふぅ、着きましたね」

リーズ「ああ。さ、思いっきり羽伸ばすぞー!」

秋葉「貴女達がダメですから夜間の便で来ましたが……狭すぎです。自家用をチャーターすべきでした」

さつき「ま、まあまあ秋葉さん!せっかくの慰安旅行ですし、気楽にいきましょう!」

リーズ「とりあえずまずは旅館だな。荷物置いてから出歩こう」

さつき「そうだね。どんな旅館かなー」

秋葉「確認したところ、ここ近隣の富豪が管理する旅館のようです。恐らく設備には何の不備も無いでしょう」

シオン「それは良かった。ところで、旅館の名前は……?」

秋葉「確か……」

〜『冬木市ヴァルハラ温泉』〜
102 :仮装大賞at.MBにかわりましてがロリチャイナがお送りします [saga]:2012/02/12(日) 00:37:16.72 ID:4EfFbMW40
秋葉「サービスシーンはなくってよ!」

…………

リーズ「いい湯だったなぁ。日本人の温泉好きが分かった気がするよ」

シオン「前々から贅沢な湯の使い方だとは思っていましたが、成る程確かに温泉(これ)が好まれる理由が分かりますね」

秋葉「温泉は古来より日本人が受け継いできた素晴らしい文化。理解してもらえて嬉しい限りです」

さつき「それで、この後どこに行くの?」

リーズ「当てもないし、夜が明けるまで町をブラブラと」

秋葉「就寝時はとっくに……」

シオン「まあまあ秋葉、ここは多数決ということで」

秋葉「しかし……」

さつき「たまにはこういうのもいいんじゃないかな、秋葉さん?」

秋葉「……もう。今回だけです」

…………

さつき「潮風が気持ちいーねー」

シオン「海・山共に近く、ほどほどに町も自然を残しながら整備されている。……良い町です」

秋葉「そうね。あっちじゃこういうのは無いから、とても新鮮」

リーズ「空気も美味しいしね。まぁ尤も…………町に充満しているこのトンデモ魔力を除けば、の話だが」

シオン「ここは確か遠坂という魔術師の管理地だった筈。リーズ、下手にアクションを起こさない方が良い」

さつき「何だかなぁ、せっかくの慰安旅行なのにね……」

秋葉「……魔は魔を引き寄せる、という言葉もありますし、何処にいてもこういった輩に関係するのは運命なのでしょう」

シオン「……む、誰か来たようです!」

「ご機嫌よう、少女達。おっと、身構える必要はない。私に戦闘の意志はないんだ」

リーズ「……名を名乗りなさい。話はそれからだ」

「ふむ、では…………」

アーチャー「ここは、アーチャーとでも言っておこうか?」
103 :突進系八局拳少女にかわりましてメイドさんがお送りします [saga]:2012/02/12(日) 01:22:19.95 ID:4EfFbMW40
シオン「弓兵……明らかな偽名ですね」

リーズ「貴様、舐めているのか?」

アーチャー「おっと、そう気を悪くするな。ただ、簡単に真名を教えられない境遇なだけだよ」

シオン「……リーズ、武器を下ろしなさい」

さつき「シオン……?」

秋葉「あの男を信用するのかしら?」

シオン「そうではありません、単に話をするだけです。いざ戦うとなっても、こちらはそう簡単にはやられない面子ですし」

アーチャー「分かってくれて幸いだ。……よし、先ず聞いておこうか。君達は何の為にこの冬木へ来た?」

シオン「……ただの旅行です。それ以上でもそれ以下でもない」

アーチャー「そうか、安心した。これで君達と敵対する理由も無くなった訳だ」

リーズ「意味が分からない。うやむやにせず、早く核心を話せ」

アーチャー「そうだったな。……今冬木では、聖杯戦争が行われている」

シオン「冬木の聖杯戦争……!」

さつき「どうかしたのシオン?」

シオン「……話に聞いたことがあります。冬木では何十年かに一度、万能の願望機である聖杯を賭けて行われる儀式がある、と……」

リーズ「聖杯……それは……?」

シオン「いえ、恐らく貴女が思い浮かべたモノではない。ここで言う聖杯は願いを叶える万能の釜、聖遺物の方ではありません」

アーチャー「君は随分と博識のようだな。ならばそのシステムについても知っているだろう?」

シオン「歴史上の英雄を召喚し戦う、七人の魔術師の殺し合い……」

秋葉「そんな……、ならもしかして……!?」

アーチャー「ああ。不本意ながら、私もそのような存在だ」

104 :某洗脳探偵にかわりまして愉快型兵器がお送りします(遠野インダストリアル) [saga]:2012/02/12(日) 09:47:39.61 ID:4EfFbMW40
さつき「歴史上の英雄って、お釈迦様とかイエス・キリストとか!?」

アーチャー「いや、流石にそのレベルまでいくと神霊クラスだ。人間の力では呼び出せない」

リーズ「ち、どちらにしても厄介なのには変わりない」

秋葉「しかし、高名な騎士なら相応の礼儀を弁えている筈。不意打ちなんて卑怯な真似……」

アーチャー「く。残念だが、私はそこまで名の知れた英雄ではなくてね。英雄としての誇りなぞ持ち合わせてはいない」ニヤリ

シオン「……しかし、その一言で安心しました。確かに貴方には我々を攻撃する意志はないようです」

アーチャー「む……そうだな。我ながら随分と甘いらしい」

シオン「事態は理解しました。ですが参加しない以上、我々の身の安全は保証出来ますね?」

アーチャー「それは無理な相談だ。何故なら今この冬木は、『あたまのわるい結界』に覆われている」

「「「「…………は?」」」」

秋葉「あ、あたまのわるい?」

アーチャー「ああ。こればかりは私にも理解の外だ……」

シオン「ぐ、具体的な被害はどのように?」

アーチャー「ふむ、そうだな……。少しばかり時空間が歪み、誰か彼かの願いが叶いやすい、といったところか」

リーズ「だ、大問題じゃないか!!聖堂教会・魔術協会双方から派遣者が来てもおかしくない!!」

シオン「……いえ、ここの聖杯戦争は両教会(協会)承知の上の筈です」

秋葉「……よく分からないけど、なればこそ、監督署があるのではなくて?」

アーチャー「その監督役すら機能せず、むしろ面白がってこれに参加している始末だよ……」

さつき「うわー、ひどい……。じゃあ、私たちはどうすれば?」

アーチャー「む、避難が最善の手だが、出来る事なら私と共にこの馬鹿げた争いを止めてほしい。判断は君達に委ねよう」

リーズ「シオン」

シオン「ええ、望む所です」

リーズ「了解した、弓兵の英雄よ!先ずは名乗りを挙げさせて貰おう!」

シオン「シオン・エルトナム・アトラシア。アトラス院の錬金術師です」

さつき「弓塚さつき、一応、吸血鬼……です……」

秋葉「遠野財閥今代当主、遠野秋葉です」

リーズ「元ヴァステル弦楯騎士団リーズバイフェ・ストリンドヴァリ!聖盾に誓いしシオン・エルトナムの守護の盾!」

アーチャー「ほう……。聞けば聞くほど頼もしい面々だ。それに、」チラッ

秋葉「な、何ですか」

アーチャー「何、遠野の一族は古来より魔を宿すと言う。自分から明かさない意図は分からぬが、一縷の隙も無い、立派な戦力だと思ってね」

秋葉「……どうやらそちらも、かなりの博学のようですね」

アーチャー「フ、生前の知識だよ。これでも私は近代の英霊なのでね」

シオン「それで、今後の行動ですが…………」
105 :メイドロボにかわりまして猫……?がお送りします(GREAT・CAT・VILLAGE) [saga]:2012/02/12(日) 10:26:27.76 ID:4EfFbMW40
タイガ「およ?アーチャーさん?」

アーチャー「君は……どうしてここに!?」

シオン「アーチャー、彼女は誰です?」

アーチャー「いや、元々一般人の筈なのだが……実は、この馬鹿げた聖杯戦争の発端となった人だ」

さつき「え、この普通のお姉さんが?」

リーズ「……どんな黒幕かと身構えていれば……一般人って……」

秋葉「見たところ、戦闘能力も無さそうですね」

タイガ「あらーアーチャーさんまでこんなに女の子連れてー。士郎に負けず劣らず隅におけないな、このっ!」

アーチャー「……まぁ弁解は無駄だろうから否定だけしておこう。で、君は何故ここに?」

タイガ「じゃーん!これ、何だか分かりますよね?」

「「「「虎柄の水筒……?」」」」

アーチャー「そっ、それは!虎聖杯っ!!?」

「「「「(って、ますます拍子抜け…………)」」」」

アーチャー「君!今度はそれで何をする気でいる!?」

タイガ「いやー、バトルロワイヤルにも飽きちゃったし、ルールを変更しようかなーって」

アーチャー「また間の抜けた事を……!良いからそれを渡すんだ!」

タイガ「ダメよ、だって今願っちゃったし」

「「「「「…………は?」」」」」

タイガ「だからー、今コレに言ったじゃない。ルールを変更するって」

106 :謎のナマモノにかわりまして先生がお送りします(出張!教えて!知得留先生) [saga]:2012/02/12(日) 10:49:50.03 ID:4EfFbMW40
タイガ「あ、ちなみに変更後のルールはコレに丸投げなので、あしからず」

「「「「「えええええぇぇぇーーーーーっっ!!??」」」」」

シオン「ちょっ、阻止する暇もありませんでしたよ!?」

さつき「理不尽!幕切れがあっけなさすぎるよー!」

リーズ「まっ、待て!まだ何か手が……!?」

アーチャー「……いや、無い。既に願ってしまった以上、我々にはどうする事も出来ん」

秋葉「諦めが早過ぎです!そうだ、アレを壊してしまえば……!」

アーチャー「言っただろう、既に願望の入力は完了している。どうする事も……」

タイガ「あ、今度はもっと大勢でやりたいなー。そこんところ、よろしく」

「「「「「何願いを追加してやがりますかこの人はーーーーーっっ!!!??」」」」」

虎聖杯が光り出す……。
20XX年、冬木は虎の欲望に包まれた……。
107 :カレー(再)にかわりまして虎、時に強く、時にしなやかに(タイガー道場) [saga]:2012/02/12(日) 11:12:11.28 ID:4EfFbMW40
タイガ「と言うわけで次回より!」

「虎聖杯主催第一次TYPE-MOON遊戯王大戦」

タイガ「はっじまっるよー!乞うご期待!!」ビシッ

士郎「第一次って何回やるつもりだ藤ねえぇー!」

セイバー「何の騒ぎですかシロウ?」

志貴「秋葉に呼ばれて俺も来たけど、どういう状況だコレ…………」

アルク「おっ!これまた面白いことになりそうねー!」

幹也「気が付いたら何故かココに…………」

式「オイ何で幹也まで巻き込むんだよ!」

アーチャー「私が……この馬鹿げた争いを食い止めてやるっ!!」

To be continued…….
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/02/12(日) 13:11:59.38 ID:n7mrlvBPo
おー、始また
さっちんが可愛すぎて血を吸われたい
109 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/12(日) 14:55:05.90 ID:4EfFbMW40





タイガ「突然ですが、聖杯戦争のルールが変更されました」




110 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/12(日) 15:26:05.46 ID:4EfFbMW40
カチッ

タイガ「……えー、皆様お元気でお過ごしでしょうか。毎度お馴染み、虎聖杯でございます」

ピーガー

タイガ「此度の聖杯戦争はあくまで平和的に、カードゲーム『遊戯王』で勝敗を競うことになりました」

ピーー、ガーー

タイガ「突然の事で困惑なさるかと思いますが、どうかご了承願います」

ピーガーー、ピーーガーーー

タイガ「開始は二日後、舞台は冬木市全て、姿形や身分など関係なくゲームに勝ち抜いたものが勝者となります」

ピーガー、ピーーーーガーーーーーー

タイガ「尚、デッキは各自支給されたものをご使用の上。編集は自由ですが、自分のキャラを意識しないと無条件で敗北でございますので、ご注意ください」

ピーーーーーーーーーーガーーーーーーーーー

タイガ「それでは、『虎聖杯主催 第一次TYPE-MOON遊戯王大戦』を開始したいと思います。二日後まで、各自の戦略を練りに練ってご参戦下さい」

ピーーー、ブツッ

〜虎聖杯主催 第一次TYPE-MOON遊戯王大戦〜

《監督役》
言峰璃正
《進行役+チュートリアル》
アインツベルンメイド セラ
同上         リズ
《スタッフ》
アサシン   ハサン・サッバーハ(百の貌のハサン)
バーサーカー ヘラクレス
バーサーカー 呂布
バーサーカー ランスロット
《スポンサー》
Give you A more exciting    魔導元帥キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグ
ネコの暮らしやすい世界を創る グレート・キャッツ・ビレッジ
専用ルート、いや出番が欲しい 路地裏同盟

藤村大河(選手兼スポンサー)


111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/12(日) 16:26:52.37 ID:5jkyJIKDO
キャラを意識しないとwwwwwwwwww敗北wwwwwwwwww
112 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/12(日) 16:43:03.41 ID:4EfFbMW40
《基本的なルール》
・この聖杯戦争で『遊戯王デュエルモンスターズ』による決闘(デュエル)での勝利のみ認められる。
・開催日は二日後。その日までにデッキを作ること。
・舞台は冬木市。特殊な場合を除き期間中に外に出た者にはペナルティが課せられる。
・禁止・制限カードや裁定は、公式(KONAMI)の判断に準拠する。
・決闘は、スタンディング・ライディングのどちらでも可とする。ライディングの場合は、周りをよく見て行うこと。
・期間中に屋外で決闘者に遭遇した場合、原則として必ず決闘しなければならない。

《決闘上のルール》
・力の行使は原則として禁止する。決闘中に何らかの力を行使した場合、その時点で敗北となる。隠蔽しようとも、神様虎様仏様は見ています。
・参加者は、参加資格として最初にデュエルポイント(以下、DP)を2DP受け取る。
・決闘の勝利者は、敗北者からDPを1DPのみ獲得することが可能。それ以上のDPや金品などを要求した場合、ペナルティが課せられる。
・DPが0になった場合その時点で敗退となり、原則として以降は参加することができない。
・先にポイントを7P獲得した選手から、決勝戦へ進出する。
・決勝戦は進出者が決まった後日、日時・会場を発表。観覧は自由とする。

《読者の方々へ》
・安価を求められた場合、そのキャラのデッキを変更することが可能です。ですがあくまで「キャラを意識する」こと。
・デュエルはガチじゃなくあくまでネタです。話を楽しむ方向で待機していて下さい。
・新旧かかわらず遊戯王ネタ多めです。ネタが理解出来ない場合はスルーor検索して下さい。
・裁定がおかしい場合は言って下さい。それでも解決出来ない時は全部コンマイのせい。
・この聖杯戦争の半分は虎の思いつきで出来ています。
・もうどうにでもなーれ
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [saga]:2012/02/12(日) 17:10:09.23 ID:WLCnZlsqo
初代とGXしか知らない俺にはどうしようもできないな
3代目はあれレースものだったろwww
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/12(日) 17:24:38.37 ID:afzNBoCIO
5d'sオヌヌメ
最初は抵抗あるかもしれないけど、観続けると最終回でめっさ興奮する

てかライディングデュエルとかライダー有利だな
115 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/12(日) 17:25:57.86 ID:4EfFbMW40

ルールとマナーを守って楽しくデュエルしよう!!

《反則、またはペナルティを課せられる行為》
・上記の通り原則として、期日中の冬木市外への出奔、敵前逃亡、決闘中の力・期日中の武力の行使、キャラに合わないデッキの使用
・禁止カードの使用、制限・順制限カードの限度枚数を超えた使用
・デッキ枚数など、ルール上違反の行為
・脅迫・詐欺・誹謗中傷などの行為
・意図的な遅延行為

《その他、禁止される行為》
・決闘前に設定しておいたカードを、ピンチになった時のドローフェイズに引く行為
・対戦相手を動揺させる行為(俗に言う『心理フェイズ』)
・手札やセットしているカードの内容を、相手に説明する行為
・デュエル中に食事をする行為(俗に言う『食事フェイズ』)
・相手プレイヤーの決闘盤(デュエルディスク)にセットされたカードの位置を勝手に入れ替える行為
・本人も入れた覚えのないカードを、デッキトップに出現させる行為
・使用時に初めてテキストが浮かび上がるカードを使用する行為
・テキストに複数のパターンがあるカードを使用する行為
・対戦相手と自身の魂をカード効果の対象に指定して融合させる行為(俗に言う『超融合』)
・無からカードを創造し、それを使用する行為
・そのターンに召喚するカードを予め宣言してから、それをドローする行為

《禁止されている言葉》
・※調整中
・※非公開です
・※カードが違います
・※事務局でも把握できていません
・※必ずしもその限りではありません
・※このカードの性質上、止むを得ないことです
・※お客様へご案内差し上げておりません
・遊戯王OCGデュエルモンスターズはβ版ですので、ご了承下さい。
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/12(日) 17:28:43.67 ID:5jkyJIKDO
>>115
それ無しで遊戯王は成り立つのかwwwwwwwwww
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/12(日) 18:09:21.15 ID:WRVV3Sv10
力の行使は禁止ってことは
ペガサスとか神威の車輪とかに乗ってライディングデュエルアクセラレーション!
はダメってこと?
118 :1 ◆hb4ws3TSKs [sage saga]:2012/02/12(日) 18:12:00.08 ID:4EfFbMW40
>>116-117
自分に有利に働く行為が禁止、ということにして下さい

やっとできたけどこれ以上の精度は俺には無理だ……
119 :1 ◆hb4ws3TSKs [sage saga]:2012/02/12(日) 18:13:11.64 ID:4EfFbMW40
AA貼り忘れた
               Y U ‐ G I ‐ O H !
      、−, 、ー,       r−、 ┌┐      ______
  く\ r┘└/ └−、    | r┘_| |○   (____   __)
  [`'´) ┐┌/_r−、-'  | ̄ r‐,_||___  _)     __,.┘__└ 、__
  / .ム / └ 、`ァ / _/|_| に  二) |  |.  _」、_,(__r' r‐、ヽ,_)
  7 // /7 (二 二> r'|  |_´ノ |  |/ )`i ,〈 (  ̄ `'ー`'゙‐'´ ̄)
  (__,二、´‐`‐'(`' / ' 介' |  |r┬┐ .|  /− '、`   ̄`'┐ r'´二゙−、
      `ー - 二  ̄ ,ノ / ○ || ○/  l. -、 ! _,.−'  ~ _,. ‐'
            ̄ ./ /(__)`ーヘ, `ー' ,ノ(__,.−' ´ ̄
               ̄´          `ー '

  ,‐''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
 丿                       l'
 /                        ./
 :                        ./
  ゙゙^^^^^^^^^^^7     l^^^^^^^^^^^^^__,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
         /     l' l'                   ゙!
         '      ノ l                   ,'
         ,'     l  !     ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐     /
        ,'      ,' 丿    丿 j'"-----゙l l      /
        /      ,' 丿     / !,'    ,' ' /     l'
       ./     ! l'     l h'    ,'/ ノ     l
       l     丿 '      ,' ./,'    ,'/ /     l
       ,'      ,'  !     ' 'ノ    ,'/ /     l
      │________丿 l,,,,,,,,,,,,,,,,ノ '└::::::::::''/ l,,,,,,,,,,,,,,,,/
120 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/12(日) 18:16:12.88 ID:4EfFbMW40
あと何かあるかな?
何もなかったら即興で書き始めるけど
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/02/12(日) 18:33:09.06 ID:6nA2Dy3r0
禁止事項がwwww
ライディングあるしネタ志向だしLPは原作通り4000なんだろうか
122 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/12(日) 18:34:13.98 ID:4EfFbMW40
士郎「今度は一体何なんだよ藤ねえ……」

セイバー「シロウ、今の声は」

士郎「ああ、多分思っているとおりだと思うよ。しかし遊戯王とは……」

セイバー「私はルールがわからないのですが」

士郎「……そりゃあそうだな。聖杯がそんな知識与えてるわけないし」

セイバー「シロウはわかるのですか?」

士郎「ああ、昔慎二と一緒にやってた事がある。でもセイバーに説明できる程のものじゃあ……」

ピンポンパンポーン

「心配には及びません!!」

「「!!?」」

セラ「皆様ご機嫌麗しゅう。アインツベルンのメイド、セラでございます」

リズ「リズ」

セラ「この度は我々が進行役として、ルールの説明もさせて頂きますので」

リズ「さっさとおぼえやがれ」

セラ「……こほん。初心者にもしっかり分かる様に説明するので、今の環境なんてわかんねーよ、という方も安心です」

リズ「あんしんあんしん」

セラ「PC・携帯・スマホなどなどの前のあなたにも分かりやすく説明しようと思いますので、しばらくは説明回となります」

リズ「ぜんらたいき?」

セラ「止めなさい!」
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/12(日) 19:51:37.03 ID:5jkyJIKDO
わりとガチプレイヤーな俺も全裸で待ってます
124 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/12(日) 20:17:06.88 ID:4EfFbMW40
セラ「失礼、遅れました」

リズ「夕食おいしかった?」

セラ「私語は慎むように!」

…………

セラ「ここからは>>1がいちいち名前を打ち込むのが面倒なので、地の文形式でいきます」

遊戯王、正式名称『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ』(以下、OCG)
アニメのタイトルに従い、ファイブディーズ・ゼアルと変更はされますが。
ご存知の通り、現在世界で最も人気のトレーディングカードゲーム(以下、TCG)であり、ギネスブックにも登録されています。
カードゲームとしてだけでなく、原作漫画・アニメグッズとしてのも、幅広い層に人気があります。
これ以上は各々Wikiって下さい。

セラ「遊戯王OCGは40〜60枚のカードを自由に組み合わせたデッキを用い対戦するゲームです」

リズ「サイドはここではむしね」

セラ「はい。基本的には、様々なカードを用いて相手のライフを0にしたプレイヤーの勝利です」

リズ「ほかの勝利方法はあとで」

セラ「カードには大きく分類して、モンスターカード、魔法カード。罠カードがあります」

《モンスターカード》
・通常モンスター
特殊効果を持たないモンスターカード。
・効果モンスター
特殊効果を持つモンスターカード。
効果分類には様々な種類があるが、ここでは割愛する。
・儀式モンスター
儀式魔法と呼ばれる特殊な魔法カードを用いて召喚するモンスターカード。

以下はメインデッキではなくエクストラ(かつての融合)デッキに入るカード
・融合モンスター
テキストに記載されたモンスターを規定の効果で組み合わせ、融合召喚するモンスターカード。
・シンクロモンスター
チューナーという特殊な分類のモンスターとそれ以外のモンスターを組み合わせ、それらのレベルの合計が召喚するモンスターのレベルに合う様にチューニングして召喚するモンスター。
・エクシーズモンスター
同じレベルのモンスターを複数重ね、その上にエクシーズモンスターを置き召喚するモンスター。

《魔法カード》
・通常魔法
自分ターンのメインフェイズでのみ発動出来るカード。
・永続魔法
発動後、そのカードが破壊されるまで効果が持続するカード。
・速攻魔法
予めセットしておく事で、相手ターンでも任意のタイミングで発動できるカード。
しかし、セットしたターンには発動できない。
・装備魔法
フィールド上のモンスターに装備して効果を得るカード。
装備モンスターが場から離れるか、裏側表示になった場合墓地に送られる。
・フィールド魔法
フィールド全体に効果を及ぼすカード。
新たなフィールド魔法が発動に成功した場合、発動済みのフィールド魔法は破壊され墓地に送られる。
・儀式魔法
儀式モンスターの儀式召喚に用いるカード。

《罠カード》
・通常罠
一度発動すれば効果処理終了後、墓地に送られるカード。
・永続罠
発動後、カードが破壊されるまで効果が持続するカード。
・カウンター罠
相手の何らかの行動に反応し、殆どの場合「効果・行為そのもの」を打ち消す効果を持つカード。
カウンター罠の発動を打ち消せるのは、「カウンター罠」のみである。
125 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/12(日) 20:41:21.71 ID:4EfFbMW40
セラ「こんなところでしょう」

リズ「ふむふむ」

セラ「次は用語についてです。以前やっていたプレイヤーにもわかる様に説明します」

《フェイズ(原則として下記の順で行う)》
・ドローフェイズ
自分のメインデッキよりカードを1枚ドローする。
・スタンバイフェイズ
次の「メインフェイズ1」に移行するまでの移行段階。
効果テキストに「スタンバイフェイズに-する」等の効果を持つカードの処理を行う。
・メインフェイズ1
自ターンであれば通常魔法やモンスター効果などの発動、モンスターの通常召喚及び表示形式の変更、魔法・罠カードのセットなどを行える。
・バトルフェイズ
モンスターによる戦闘を行う。
モンスターが存在していなくてもバトルフェイズに突入することはできるが、先攻プレイヤーの第1ターンのみ、バトルフェイズは存在しない。
・メインフェイズ2
メインフェイズ1と同様の行為を行える。
バトルフェイズをスキップした場合発生しない。
・エンドフェイズ
自ターンの終了を宣言する。

《モンスター召喚》
・通常召喚、アドバンス(生贄)召喚
ターンに一度、メインフェイズ1か2のいずれかにモンスターを手札より表側攻撃表示か裏側守備表示(セット)でフィールドに出す行為。
これを「召喚権を行使する」と言う。
レベル5以上のモンスターを召喚するときはフィールド上のモンスターをコストとしてリリース(生贄)しなければいけない。
・反転召喚
自ターン以前にセット、あるいは効果で裏側表示になっているモンスターを自ターンのメインフェイズ1か2に、表側攻撃表示に変更すること。
自ターンに可能な限りできる。
・特殊召喚
召喚権を行使することなくモンスターを召喚する行為。
条件を満たしていれば1ターンに何度でも行える。
特殊召喚には、「融合召喚」「儀式召喚」「エクシーズ召喚」「カードの効果による」が存在し、特殊な場合を除き表側表示で召喚される。

《戦闘》
前述のバトルフェイズに行う。
例として、モンスターAとモンスターBの戦闘の場合。
・共に攻撃表示の場合
A攻撃力>B攻撃力:A生存、B破壊。B側のライフより攻撃力の差分の数値が引かれる。
A攻撃力=B攻撃力:A、B共に破壊。ライフは双方変動しない。
・モンスターAが守備表示、Bが攻撃表示でBが攻撃を行った場合
A守備力>B攻撃力:A、Bとも生存。B側のライフよりA守備力とB攻撃力の差分の数値が引かれる。
A守備力=B攻撃力:A、Bとも生存。ライフの変動なし。
A守備力<B攻撃力:A破壊、B生存。ライフの変動なし。
・守備側の場にモンスターカードが存在しない場合(プレイヤーへの直接攻撃)
守備側のライフよりモンスターの攻撃力分、守備側のライフが引かれる。

セラ「バトルフェイズにおけるスタートステップ・バトルステップ・ダメージステップ・エンドステップなど細かい物は割愛しました」
126 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/12(日) 21:06:25.47 ID:4EfFbMW40
セラ「次は、初心者にとって最も面倒な『チェーン』『スペルスピード』についてです」

リズ「リズむつかしいのヤダ」

セラ「しかしこれを理解せずにはデュエルができませんので」

《スペルスピード》
魔法・罠・効果モンスターの効果はそれぞれ発動の速さが決まっている。
効果が発動した時に、それ以上の速さのスペルスピードの魔法や罠を使って割り込んだり、便乗して発動することが出来る。
・スペルスピード1
基本的に自分ターンのメインフェイズのみで発動できる。
例外として、同じスペルスピードでも他のカードにチェーンできない。
例)魔法(速攻魔法以外)、ほとんどの効果モンスターの効果
・スペルスピード2
相手ターンでも発動でき、スペルスピード1と2に対してチェーン可能。
例)カウンター罠以外の罠、速攻魔法、一部の効果モンスターの効果
・スペルスピード3
全てのスペルスピードに対してチェーン可能。
例)カウンター罠

《チェーン》
魔法や罠カードなどの効果処理をスムーズに解決するためのシステム。
スペルスピードシステムにより、カードの発動に対して別のカードを発動させる行為の事。
チェーン1、2、……と重ね、互いに発動を終えた後、最後のチェーンから遡って処理していく。
処理中に他のカードの効果を発動する事は、原則として出来ない。

セラ「簡単に説明しました。あくまで楽しくゲームを遊ぶために必要最低限の知識です」

リズ「うへ。まだあるの?」

セラ「勿論です。初心者には説明できない様な『優先権』『タイミングを逃す』『巻き戻し』『コストと効果の違い』『特殊裁定』など、たくさんのルールがあります」

リズ「こんまいのばかやろう」

127 :流行に乗って安価とかやってみるテスト ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 00:09:23.29 ID:7LRBDBDy0
セラ「……さて、丁度説明が終わったところで、参加者各位の下へスターターデッキが届いている頃です」

リズ「そのデッキをもとにして、二日後にご参加ください」

セラ「また、ルールブックとデッキの回し方、つまり戦術のメモが同封されていますので、困った時はお使い下さい」

リズ「あと、期日前のデュエルは禁止されてるから注意してね」

セラ「それでは皆様、二日後にお会いしましょう」

リズ「ちゅーちゅー!」

…………

士郎「……終わったか。結構分かりやすいルール説明だったな」

セイバー「そうですね。……しかしあのアナウンスは何処から流れてきたのでしょう?」

士郎「理解出来そうにないな……っと宅配便か?」ピンポーン、オトドケモノデース

セイバー「さっき言っていたデッキでは?」

士郎「だろうな。はいはーい、今出まーす」ガラッ

百アサシン「どうも」

士郎「」

セイバー「」

百アサシン「いやー、人数多すぎて裏方に駆り出されまして」

士郎「あ、ああ。ありがとう……」

セイバー「まさか第四次のアサシンとは……虎聖杯恐るべし」

百アサシン「はは。それじゃあデュエル頑張って下さーい!」タッタッタッ…

士郎「……何だ、見た目は怖いけど良いヤツじゃないか」

セイバー「私も面と向かって話したことはありませんでしたから……。あ、それよりデッキを見ましょう!」

士郎「おおー、セイバー張り切ってるな。まぁ俺も武器で争わなくても良いなら願ったり叶ったりだし」

セイバー「どれどれ……む、シロウと私の分が一緒に入っていますね」

士郎「こっちが俺ので、そっちがセイバーのだな。よし、開けてみよう!」

「「せーのっ!」」バリッ

士郎「俺は……E・HEROか」

セイバー「私は……ドラグニティ?」

士郎「みたいだな。戦術メモを見る限り、俺のは○○軸、セイバーのは□□軸らしい」

○○→下1
□□→下3
理由も書いて下さい
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/02/13(月) 00:12:59.11 ID:tInU+EdZo
アナザーネオス
未熟ゆえ
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 00:21:37.99 ID:srM3B6CDO
加速

アナネオは本物より強い
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/13(月) 00:21:41.75 ID:if6HfcSG0
ドラグニティってどんな軸があるんだろ
ファランクスとか?
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 00:28:04.75 ID:in35fLujo
龍の渓谷軸とかじゃね?
132 :流行に乗って安価とかやってみるテスト ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 00:35:00.84 ID:7LRBDBDy0
士郎「俺のはアナザーネオス軸、セイバーのは渓谷とファランクスを軸に回すみたいだな」

セイバー「おお……シロウがとても頼もしく見えます!」

士郎「いやー、メモの受け売りなんですけどねー……」

セイバー「まぁそんなことはこの際関係ありません。シロウが経験者だと言うことが重要なのです」

士郎「あはは、随分と信頼されているな俺」

セイバー「私がシロウを信頼しない筈がありません!早速特訓しましょう!」

…………

〜遠坂邸〜

凛「今度はカードゲーム?本当飽きさせないわねあの人は……」

アーチャー「凛」

凛「あー、届いたのね。開けて」

アーチャー「相変わらず人使いが荒いな……」

凛「何か言った?」

アーチャー「何も。む、これは……」

凛→下1
アーチャー→E-HERO○○軸下3
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/02/13(月) 00:39:01.93 ID:Q0Rtv4vV0
ローレベルバニラ
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/02/13(月) 00:39:46.13 ID:tInU+EdZo
除去ガジェット
135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 00:43:19.63 ID:in35fLujo
アーチャーなら融合でばんばん召喚する感じだろうか?
136 :流行に乗って安価とかやってみるテスト ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 00:46:20.22 ID:7LRBDBDy0
ローレベバニラ……まぁいいか
1.バルバロスに繋げる高速展開
2.大革命
3.ウサギ

下2
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 00:47:08.46 ID:in35fLujo
kskst
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/13(月) 00:47:22.85 ID:if6HfcSG0
うさぎ
139 :遅筆すまん ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 01:02:08.09 ID:7LRBDBDy0
凛「あら、かわいいじゃない」

アーチャー「E-HERO……主催者はどういう意図でこれを私に配給したんだ」

凛「いいじゃないコレ。攻撃力が少ないのが難点だけど、そこは戦略でカバーするとしましょう!」

アーチャー「何だこのモンスターは……まるっきり悪魔じゃないか……」

凛「ほらアーチャー!そんなことでウジウジしないの!」

アーチャー「しかしこれは……」

凛「いいから!お金もったいないけどパック買って強化するわよ!」

…………

志貴「秋葉が言うから来てみれば……何の騒ぎだコレ」

アルク「いいじゃん志貴!また面白くなりそうで!」

志貴「お前な……って誰か来るぞ!?」

ランス「■■■ーーー!!」ガッシャガッシャガッシャ

志貴「は……?何だこいつ」

ランス「■■■■ー!!■■ーー!」グイグイ

アルク「何か渡そうとしているみたいね」

志貴「あ、ああ?何だコレ」

ランス「■■■■■ーーー!!」ガッシャガッシャガッシャ…

アルク「行っちゃった。ていうか志貴、さっきの放送聞いてなかったの?」

志貴「あ、そうかコレデッキか」

アルク「早く開けようよ!」

志貴「はいはい。どれどれ……?」

志貴→シンクロン確定
アルク→下1
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/02/13(月) 01:08:13.50 ID:Q0Rtv4vV0
魔翌力カウンター
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 01:09:42.00 ID:in35fLujo
つかこの時間帯だと人少ないっぽいし、安価するなら時間ずらした方がいいかもねー
142 :遅筆すまん ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 01:12:27.68 ID:7LRBDBDy0
ほう、魔力カウンターか
1.エンディミオン
2.バーン
3.シンクロ

過疎ってるので下1
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/02/13(月) 01:17:45.09 ID:Q0Rtv4vV0
144 :遅筆すまん ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 01:21:49.87 ID:7LRBDBDy0
>>141
ですね
今日はここで終わりにしておきます

不定期更新ですのでちょくちょくきて頂ければ助かります
それでは
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 01:25:00.67 ID:in35fLujo
乙ー
型月も遊戯王も好きだから楽しみにしてる
俺の大好きなサイバー流は出るかな?
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/02/13(月) 01:33:17.46 ID:Q0Rtv4vV0
乙乙
楽しみにしてるよー
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/02/13(月) 12:59:09.01 ID:BnUSuh4B0
TFオリカは無しでOCG限定かな?
どっちにしろ時械神とかのイメージに合うキャラが思いつかないけれど……
しいて言うならガトー? むしろ彼はホルアクティの方がそれっぽいかもしれない

メドゥーサはまんまレプティレスなんだろうなぁ
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/13(月) 14:49:51.19 ID:if6HfcSG0
ヴェノミナーガ様とかどうよ
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [saga]:2012/02/13(月) 16:51:08.00 ID:wCCJKLkRo
クリボー
150 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 17:03:10.14 ID:7LRBDBDy0
今日は早めに帰ってこれた

>>147
TF6引っ張り出してきたので検討してみます
主要キャラと女キャラ攻略したあと放置してたぜ……

しばらくしたら始めます
151 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 17:29:48.98 ID:7LRBDBDy0
志貴「俺のがシンクロンってので、アルクェイドのが……魔法使い族?」

アルク「一番強そうなのがこの《神聖魔導王 エンディミオン》ってモンスターね」

志貴「それにしても、なんでお前が魔法使いデッキなんだ?もっと吸血鬼とかそれっぽいのが無かったのか」

アルク「あ、ひっどーい!私のことそんな風に思ってたのー!?」

志貴「いや、そういうわけじゃないけど……」

アルク「だって私はファンタz……おっとっとこれ以上はダメ」

志貴「は?何か言ったか?」

アルク「んふふー、正義の味方の正体はヒミツなのだー」

…………

「む、ここは……?」

言峰「私は確かに死んだ筈……なぜまたここに……?」

アサ子「あっ、綺礼様!」

言峰「お前は、第四次の……」

アサ子「はい!綺礼様の召喚したハサンめでございます!」

言峰「まさか、またアサシンとして呼び出されたのか」

アサ子「いえいえ、それがですね」カクカクシカジカ

言峰「ほう、聖杯か。これはまたどういう運命の悪戯だ?」

アサ子「これが綺礼様のデッキでございます!優勝目指して頑張ってください!」フリフリ

言峰「……異様にテンションが高かったな。どれ中身は……」

言峰→【○○】□□軸  下2
今日はちゃんと理由もね!
152 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 17:36:54.31 ID:7LRBDBDy0
ksk人居ねえorz
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/13(月) 17:43:00.13 ID:DDtZHK4po
純代行天使 サターン軸
本人が元代行者+自分は回復で相手にダメージ与えて傷口抉るとかマジ愉悦
154 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 17:48:52.00 ID:7LRBDBDy0
言峰「ふむ……代行天使でバーン&ゲイン、じわじわ相手を苦しめよう!、か」

言峰「フ。これなら存分に相手を痛めつけることが出来そうだ。今から胸が高鳴る」

言峰「よし、そうと決まれば二日後までに特訓だな」

言峰「カードゲームと言えど相手を苦しめるのは楽しいものだ……」

…………

「ん……?」

ロア「ち、もしかしてまたタタリか。ワラキアの奴も随分とこき使ってくれるじゃねえか」

ロア「あー、腹立つ。誰か殺してえ……ん?」

バーサーカー「―――」

ロア「」

バーサーカー「■■■ーーー!!」グイグイ

ロア「は!?え!?なんだこれ封筒!?」

バーサーカー「■■■■■ーーーーーー!!」ピッ

ロア「何だこのフリップ……カードゲームで聖杯戦争?聖杯戦争ってあの冬木のやつか?」

バーサーカー「■■■■ーーー!!」

ロア「行っちまった……何なんだ一体」

ロア「カードゲームったってなあ……。まあとりあえず開いてみるか」

ロア→下1
理由もね
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/13(月) 17:57:05.81 ID:DDtZHK4po
【ネフロード】
死んでも蘇る(転生)+ヴァンパイア


※暇だから安価取ってるけど、同じ人が幾つもとるのは反則かも知れないから無視する場合は容赦なく無視してOK
156 :自分もさっさとデッキ決めたいんでおk ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 18:04:56.26 ID:7LRBDBDy0

ロア「ふーん……ね」

ロア「めんどくせえけどやってやるか、色々とぶっ殺してえ奴いるし」

ロア「取りあえずはゲームに慣れるか……まぁオレの頭脳があれば楽勝だろ」

ロア「待ってろよ、弓塚さつきに白い方の夢魔……。あの時の恨み絶対に晴らしてやる」

ロア「あ、ついでに真祖の姫君もか」

…………

リーズ「んっ……、ここは……?」

リーズ「私は、確か……シオン達と一緒に温泉旅行にきて……」

リーズ「途中で男に会って……それから……ダメだな、思い出せない」

アサシン「リーズバイフェ・ストリンドヴァリ様でしょうか」

リーズ「ッ!誰だ!?」

アサシン「背後から失礼しました。私、今回の聖杯戦争のスタッフをしておりますハサンめでございます」

リーズ「聖杯戦争……そういえば!」

『冬木の聖杯戦争』『虎聖杯』『歴史上の英雄』『あたまのわるい結界』

リーズ「思い出した!そうか、その結果が……」

アサシン「良いでしょうか?カクカクシカジカという理由でこれが貴女様のデッキにございます。それではご武運を」タッ

リーズ「ありがとう。しかし、別のルールがカードゲーム(これ)か……如何せんこういうのは得意じゃないんだが」

リーズ「中身は……」

リーズ→下1
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 18:06:58.35 ID:SZzoE+0io
何スロットさんマジマスコット
158 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 18:12:21.69 ID:7LRBDBDy0
>>156
ロア「ふーん……このモンスター達良いね、気に入った」

ロアのセリフ入れ忘れた
あと今後こういう場合は安価下でお願いします
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 18:15:36.10 ID:SZzoE+0io
失礼した
安価なら絵札の三銃士
騎士団の団長ならイメージ似てるかなと
路地裏同盟も三人だしね
160 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 18:21:48.51 ID:7LRBDBDy0
リーズ「ふむ、J・Q・Kという事は絵札の三銃士か。なかなか私に合っているじゃないか、騎士な所とか」

リーズ「まぁ、このゲームを終わらせるためにも、先ずは慣れないとだめだけどな!」アッハッハ

リーズ「…………」ポツーン

リーズ「……とりあえず誰か知り合いを探そうか」

リーズ「外に寝てたおかげで寒い……へくしっ」

…………

「ん、ここは……」

はくのん♂「どうやらムーンセルの中ではないみたいだけど……」

はくのん「セイバーもキャスターもいないし、どうしよう……」

呂布「■■■■ーーー!!」

はくのん「うわ!……なんだラニのバーサーカーか。どうした?」

呂布「■■■■■■ーーー!■■■ーーー!!」バサッ、ドスドスドス……

はくのん「そんな不躾に……言っちゃったし」

はくのん「遊戯王?名前しか知らないなぁ……不安だ……」

はくのん「デッキ、っていうのか。このカードの束」

はくのん→下1
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/13(月) 18:37:48.86 ID:DDtZHK4po
悪魔族バグマン軸
ハッキング的な意味で
162 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 18:50:26.90 ID:7LRBDBDy0
はくのん「何だろうこれ、戦術メモ?」

『ファイヤーウォールが無防備な君へ!バグマンXYZを揃えてスーパーバグマン!』

はくのん「……馬鹿にしてるな、コレ」

はくのん「これからどうしよ……あ、お金ある。しかもたくさん」

はくのん「ああ、電子マネーそのままなんだ。額が同じだし」

はくのん「……とりあえずホテルに泊まるか」

…………

ネコアルク「ニャッ!ココはドコ!?アチシはダレ!?」ガバッ

ネコアルク「……ツッコミがいにゃい。アチシはネコアルク、でココは……またココかニャ」

ネコアルク「もしかしてまた虎の仕業かニャ?……全く、同じネコ科と言え他のネコに迷惑をかけるのは止めて欲しいニャ」

アサシン「失礼、ネコ殿」

ネコアルク「ニャ?めんそーれ黒ずくめが怪しく素敵な方。アチシになんか用かニャ?」

アサシン「勿論でございます。此度のルールを説明させてもらおうと思いまして」

ネコアルク「やっぱりあの虎の仕業かニャ。同じネタキャラなのにこのパワーの違いは何なのニャ」

アサシン「カクカクシカジカ」

ネコアルク「シカクイムーブ、ロッテ、シントウジョウ」

アサシン「ではこれがデッキでございます」

ネコアルク「ニャ。ではまたな青年、年知らないけど」

アサシン「ピチピチの18歳ですぞぉー…………(ドップラー)」タッタッタッ……

ネコアルク「さぁ、アチシに使われる幸せなデッキは!?下1ニャ!」
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/13(月) 19:00:03.80 ID:DDtZHK4po
幻獣
教授がネコ指して「珍獣」と言ってた
164 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 19:06:05.77 ID:7LRBDBDy0
ネコアルク「ほうほう、幻獣とは正にアチシの様な素晴らしきケモノに与えられるデッキだニャ」

ネコアルク「わりと見た目もいいし、>>163褒めて遣わすニャ」

ネコアルク「さて……これからどうしようかニャ」

…………

これでデッキ安価は終了です
お付き合い頂きありがとうございました
次は各キャラの上達判定といきますか

では直後、士郎の上達判定
0〜5 へっぽこ(上達せず)
6〜8 初心者程度
9 中級者程度
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 19:06:39.11 ID:SZzoE+0io
ほほぅ
166 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 19:08:47.55 ID:7LRBDBDy0
ワロタ、さすが士郎
次、直後セイバー
0〜6 全くわかりません!
7〜8 初心者程度
9 中級者程度
167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [saga sage]:2012/02/13(月) 19:10:34.87 ID:+/ARDQhD0
あんまりだwwwwww
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/02/13(月) 19:12:22.82 ID:zlAa0Z2M0
幻獣かー、獣戦士軸や獣と混ぜるの以外にもキマイラ軸の融合幻獣とかも考えられるから、ネコカオスはそっちかな
金華猫軸の獣族 or 闇属性 でもいいとは思うけど、っていうか他に猫デッキが思いつかないな
この場合、教授はビーストとか恐竜族あたりになるんだろうか

セイバーのがマシとかしっかりしろ現代人wwww
169 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 19:12:27.15 ID:7LRBDBDy0
セイバーの方が良いって……
すみません、コンマ一桁目で判定の文字入れ忘れましたね
次、直後で凛
0〜5 なんなのよもう!
6〜7 初心者程度
8〜9 中級者程度
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 19:12:36.88 ID:SZzoE+0io
さすがセイバーさんやー
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/02/13(月) 19:13:58.54 ID:zlAa0Z2M0
なん……だと……

機械じゃなければ問題ないってことか、さすがアベレージワン
172 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 19:15:34.57 ID:7LRBDBDy0
さすが凛さんや!
うっかりしなけりゃ高スペックマジヤベぇ
次、直後でアーチャー
0〜3 ぬ……
4〜6 初心者程度
7〜8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度(地方大会優勝レベル)
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/13(月) 19:16:45.02 ID:if6HfcSG0
どうだ
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/13(月) 19:18:28.42 ID:DDtZHK4po
こいつらwwwwww

エミヤってカードゲーム苦手なん?
175 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 19:18:49.28 ID:7LRBDBDy0
うはwwwアーチャーェ……
この調子で主要キャラやっちゃいましょうか
次、直後で桜
0〜6 難しいです……
7〜8 初心者程度
9 中級者程度(市内大会優勝レベル)
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 19:20:43.27 ID:SZzoE+0io
桜ぁ!
177 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 19:22:47.23 ID:7LRBDBDy0
コンマ運おそるべし
桜はわりと厳しかったのに
次、直後でライダー
0〜3 サクラぁ……
4〜6 初心者程度
7〜8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度(地方大会優勝レベル)
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 19:25:13.52 ID:ir5g2mAIO
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/02/13(月) 19:26:53.85 ID:zlAa0Z2M0
カードを手に持って涙目でおろおろしながら桜に助けを求めるメドゥーサさんかわいす
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/02/13(月) 19:27:08.61 ID:7LRBDBDy0
ライダー器用じゃなかったのかwww
サーヴァント勢は割と物覚え良いハズなのにwwwwww
次、直後でカレン
0〜4 むぅ、できません
5〜7 初心者程度
8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度(地方大会優勝レベル)
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 19:27:09.06 ID:SZzoE+0io
ライダーぇ
これってキャラクター達のプレイングが物語の途中でレベルアップすることはあるん?
182 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 19:29:32.68 ID:7LRBDBDy0
まあ順当かな?
……あれ、初めてじゃね?
次、直後でバゼット
0〜6 壊しますよ、破りますよ
4〜6 初心者程度
7〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)
183 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 19:31:23.00 ID:7LRBDBDy0
しまった

6〜8 初心者程度
9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

>>181
もちろんありますよー
184 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 19:32:11.64 ID:7LRBDBDy0
また失敗……
0〜6 壊しますよ、破りますよ
7〜8 初心者程度
9 中級者程度(市内大会優勝レベル)
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/13(月) 19:33:13.37 ID:if6HfcSG0
まあバゼットさんだし
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 19:33:56.73 ID:SZzoE+0io
まさかの初心者www
バゼットさんすげー
187 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 19:34:57.88 ID:7LRBDBDy0
壊さなかったし破らなかった……だと……?
次、直後でランサー
0〜5 こういうのは得意じゃねーんだ
6〜7 初心者程度
7〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)
188 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 19:36:05.36 ID:7LRBDBDy0
失敗多すぎだろjk
0〜5 こういうのは得意じゃねーんだ
6〜7 初心者程度
8〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 19:39:22.74 ID:ir5g2mAIO
190 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 19:41:03.64 ID:7LRBDBDy0
まあ順当ですね
次、直後でギル
0〜2 王たる我がこの様なお遊びにィ!
3〜4 初心者程度
5〜7 中級者程度(市内大会優勝レベル)
8 上級者程度(地方大会優勝レベル)
9 選考会レベル
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/02/13(月) 19:41:30.06 ID:zlAa0Z2M0
今のところ鯖勢で一番マシなのが騎士王とか、最優ってのはこういうことなのか…
192 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 19:45:53.19 ID:7LRBDBDy0
さすが俺たちのAUO!そこに痺れる憧れるゥ!
キャラによって選考会レベルのコンマ判定があったりもします
次、直後でキャスター&宗一郎(タッグでなくペア)
0〜4 総一郎さま、すみません……
5〜7 初心者程度
8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度(地方大会優勝レベル)
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 19:47:17.63 ID:SZzoE+0io
キャス子とかゲームそっちのけでイチャイチャしそうだなwww
194 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 19:49:14.71 ID:7LRBDBDy0
イチャイチャしながらやって上達しなかったな?
くそっ爆発しろ
次、直後で小次郎
0〜5 このテキストは日本語なのか?
6〜7 初心者程度
8〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/13(月) 19:51:48.75 ID:DDtZHK4po
それ
196 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 19:54:34.07 ID:7LRBDBDy0
小次郎案の定コンマイ語理解できなかったでござるか
まあ現代人も理解できないし
次、直後で真アサシン
0〜3 右手が使えない……
4〜5 初心者程度
6〜8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度(地方大会優勝レベル)
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/02/13(月) 19:55:25.24 ID:tInU+EdZo
ほむ
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 19:56:29.77 ID:SZzoE+0io
爺さんの介護しながらデュエルの練習なんて、さすが真アサシンさんや
199 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 19:57:35.41 ID:7LRBDBDy0
あぶねー
真アサシンマメな性格だからコンマ甘くしたのに
次、直後で臓硯
0〜4 かるたの方がマシじゃのう
5〜7 初心者程度
8〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/13(月) 19:58:25.26 ID:if6HfcSG0
上級者程度はなかなかでないな
201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 19:59:36.46 ID:SZzoE+0io
>>200
この状況で上級者きたら無双だな
202 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 20:00:31.41 ID:7LRBDBDy0
>>200
期日中に成長がほとんどですので

爺さんカードゲーム得意だったんかwwwwww
次、直後でイリヤ
0〜4 むずかしー!
5〜7 初心者程度
8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度(地方大会優勝レベル)
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/13(月) 20:01:35.92 ID:DDtZHK4po
えい
204 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 20:03:32.19 ID:7LRBDBDy0
イリヤもダメだったか
出来る子オーラを醸し出しているのに
次、直後で言峰
0〜2 これでは苦しませられない……
3〜6 初心者程度
7〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/13(月) 20:03:47.00 ID:DDtZHK4po
そら
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 20:04:46.77 ID:SZzoE+0io
そら一週間じゃ中々上達できないわなwww
207 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 20:05:48.30 ID:7LRBDBDy0
言峰ぇ!その情熱を生かせよ!
次、直後で大河
0〜4 こ、これで完璧……
5〜7 初心者程度
8〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/02/13(月) 20:06:25.78 ID:tInU+EdZo
とら
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 20:06:34.01 ID:SZzoE+0io
冬木の妖精!
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/13(月) 20:07:05.35 ID:if6HfcSG0
なん・・・だと・・・
211 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 20:07:12.89 ID:7LRBDBDy0
嘘……だろ……?
少し席外します
212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/02/13(月) 20:29:00.23 ID:zlAa0Z2M0
SSF
くそっ、これが幸運EXのパワーか!
213 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 21:35:23.95 ID:7LRBDBDy0
めんどくせえ!
一気にやっちゃうぜ!

次、直後で慎二(経験者補正)
0〜2 初心者程度
3〜7 中級者程度(市内大会優勝レベル)
8 上級者程度(地方大会優勝レベル)
9 選考会レベル

その次、直後で蒔寺
0〜4 遠坂にゃ負けねー!
5〜7 初心者程度
8〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後で氷室(経験者補正)&三枝
0〜2 初心者程度
3〜7 中級者程度(市内大会優勝レベル)
8 上級者程度(地方大会優勝レベル)
9 選考会レベル

その次、直後で美綴(経験者補正)
0〜2 初心者程度
3〜7 中級者程度(市内大会優勝レベル)
8 上級者程度(地方大会優勝レベル)
9 選考会レベル

その次、直後で一成
0〜3 このようなもの……喝!
4〜6 初心者程度
7〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後で切嗣
0〜4 僕はね、デュエリストになりたかったんだ
5〜7 初心者程度
8〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後でアイリ
0〜4 難しいわね……
5〜7 初心者程度
8〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後で時臣
0〜4 ゆゆゆ優雅たれ!
5〜7 初心者程度
8〜9 中級者程度

その次、直後でエルメロイ二世
0〜2 ファック!理解できん!
3〜5 初心者程度
6〜8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度(地方大会優勝レベル)

その次、直後でイスカンダル
0〜3 余もさすがにこれはのぉ……
4〜6 初心者程度
7〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後でケイネス
0〜3 アーチボルト家たるこの私が……
4〜6 初心者程度
7〜8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度(地方大会優勝レベル)

その次、直後でソラウ
0〜4 ランサー、教えてくださらない?
5〜7 初心者程度
8〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後でディルムッド
0〜3 主に申し訳が立たない……
4〜6 初心者程度
7〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル

その次、直後で雁夜
0〜3 成長した桜ちゃんと遊びたいのに……
4〜6 初心者程度
7〜8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度(地方大会優勝レベル)
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/13(月) 21:36:18.46 ID:DDtZHK4po
わかめ、強くあれ
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [saga]:2012/02/13(月) 21:39:01.02 ID:s2A24ZcBo
最近の遊戯王は知らんが弱くあれ!
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 21:41:09.75 ID:SZzoE+0io
氷室の天地
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/02/13(月) 21:43:36.53 ID:tInU+EdZo
へアッ
218 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 21:45:40.76 ID:7LRBDBDy0
じゃあ俺も、えい
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/02/13(月) 21:46:57.90 ID:tInU+EdZo
人いねーから取るよー
220 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 21:48:35.45 ID:7LRBDBDy0
どうぞどうぞー、俺もいくぜ
221 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/13(月) 21:48:54.36 ID:DDtZHK4po
はっはー
222 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 21:48:55.55 ID:SZzoE+0io
人妻かわかわ
223 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/13(月) 21:50:38.88 ID:if6HfcSG0
とりあえずGO
224 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 21:58:34.93 ID:SZzoE+0io
人いないから取るでー
225 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/02/13(月) 21:59:01.91 ID:zXkB+O16o
ほい
226 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 21:59:08.36 ID:7LRBDBDy0
人いねぇけど満足しようぜ!
227 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 21:59:49.12 ID:w1i0Fcg0o
228 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/13(月) 22:00:29.06 ID:rM+3K27co
229 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/13(月) 22:06:31.97 ID:Lk6ojT+b0

釣られたクマー
230 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:10:21.80 ID:SZzoE+0io
これで全部出揃った?
231 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/02/13(月) 22:11:35.22 ID:iNwh8dxAO
232 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 22:14:06.06 ID:7LRBDBDy0
次、直後でジル&龍之介
0〜2 旦那ぁ、つまんねぇ
3〜5 初心者程度
6〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後ではくのん
0〜3 ザビエルの力!
4〜7 初心者程度
8〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後で赤セイバー
0〜2 奏者に良いとこを見せたいのに……
3〜7 初心者程度
8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度(地方大会優勝レベル)

その次、直後でタマモ
0〜2 嫁の力及ばず……
3〜7 初心者程度
8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度(地方大会優勝レベル)

その次、直後でドレイク
0〜3 賞金がないとねぇ
4〜6 初心者程度
7〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後でレオ
0〜2 少々僕には向かないようですね
3〜5 初心者程度
6〜8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度

その次、直後でガウェイン
0〜2 王よ……
4〜5 初心者程度
7〜8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
3・6・9 特殊補正 聖者の数字

その次、直後でラニ
0〜2 理解できません……
3〜5 初心者程度
6〜8 中級者程度
9 上級者程度

その次、直後で李書文
0〜3 たまには遊ぶのもよかろうて!
4〜6 初心者程度
7〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後でダン卿
0〜4 軍人ですから
5〜8 初心者程度
9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後でロビンフッド
0〜2 興味ねえ
3〜5 初心者程度
6〜8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度(地方大会優勝レベル)

その次、直後でありすアリス
0〜3 おにいちゃん、教えて?
4〜7 初心者程度
8〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後でランルーくん&ヴラド
0〜4 おお妻よ、興味がないと!?
5〜8 初心者程度
9 中級者程度(市内大会優勝レベル

その次、直後でガトー
0〜2 神よ!これも試練だと言うのですねぇ!
3〜5 初心者程度
6〜8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度(地方大会優勝レベル)
233 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/13(月) 22:14:30.46 ID:DDtZHK4po
それ
234 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/02/13(月) 22:15:23.15 ID:tInU+EdZo
こんだけのキャラ大丈夫か
235 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:15:42.37 ID:SZzoE+0io
キャラ数めっさ多いなwww
236 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/13(月) 22:17:44.83 ID:DDtZHK4po
ほれ
237 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/13(月) 22:21:28.54 ID:Lk6ojT+b0
そーい
238 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/13(月) 22:22:51.30 ID:if6HfcSG0
ガンガンいこうぜ
239 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:22:58.33 ID:w1i0Fcg0o
240 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:23:14.92 ID:SZzoE+0io
ほらよー
241 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/13(月) 22:28:35.17 ID:Lk6ojT+b0
もいっちょー
242 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 22:29:21.75 ID:7LRBDBDy0
えい
243 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:30:05.63 ID:w1i0Fcg0o
そおい
244 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 22:33:11.26 ID:7LRBDBDy0
はよはよ
245 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/13(月) 22:33:39.82 ID:if6HfcSG0
そいや
246 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/13(月) 22:33:54.81 ID:w1i0Fcg0o
おらよ
247 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 22:34:06.11 ID:7LRBDBDy0
次、直後で志貴
0〜2 これが、こうで……?
3〜6 初心者程度
7〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後でアルク
0〜2 マーブル・ファンタズム!
3〜5 初心者程度
6〜8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度

その次、直後でシエル
0〜2 カレーほどの魅力はありませんね
3〜5 初心者程度
6〜8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度(地方大会優勝レベル)

その次、直後で秋葉
0〜2 余裕がなくってよ!
3〜4 初心者程度
5〜8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度(地方大会優勝レベル)

その次、直後でヒスコハ(経験者補正)
0〜2 姉妹の力を合わせて!
3〜5 初心者程度
6〜8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度

その次、直後でさっちん
0 ※幸薄補正
1〜4 初心者程度
5〜7 中級者程度(市内大会優勝レベル)
8 上級者程度
9 選考会クラス

その次、直後でネロ
0〜1 カードを食べられてしまった……
2〜5 初心者程度
6〜8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度

その次、直後でロア
0〜1 復習してやる!
2〜5 初心者程度
6〜8 中級者程度
9 上級者程度

その次、直後でレn
0〜3 …………?(頭を傾ける
4〜6 初心者程度
7〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後で白レン
0〜3 七夜に付き合うだけよ!
4〜6 初心者程度
7〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後でシオン
0〜2 エーテライトやっても誰もルールに詳しくない……
3〜4 初心者程度
5〜7 中級者程度(市内大会優勝レベル)
8〜9 上級者程度(地方大会優勝レベル)

その次、直後でリーズ
0〜3 みんなー、どこだー……?
4〜8 初心者程度
9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後で瀬尾晶
0〜3 王様×相棒……ゴクリ
4〜5 初心者程度
6〜8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度(地方大会優勝レベル)

その次、直後で蒼香(経験者補正)
0〜2 初心者程度
3〜7 中級者程度(市内大会優勝レベル)
8〜9 上級者程度(地方大会優勝レベル)
248 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:34:49.33 ID:w1i0Fcg0o
もう連投していい?
249 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:35:38.20 ID:SZzoE+0io
なんて数だ
250 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:37:30.50 ID:w1i0Fcg0o
ぬぬ
251 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/13(月) 22:37:30.69 ID:Lk6ojT+b0
教えてくれ、ゼロ
俺はあと何回書き込めばいい…
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:38:51.09 ID:SZzoE+0io
さっちーん
253 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/13(月) 22:39:17.81 ID:Lk6ojT+b0
そういやこの名前欄にある東京って何なんだろう
254 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:40:34.94 ID:w1i0Fcg0o
255 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/13(月) 22:42:14.99 ID:if6HfcSG0
月姫・メルブラまで来たから後少しか?
256 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 22:47:44.23 ID:7LRBDBDy0
次で終わりですよ、頑張れ!
257 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/13(月) 22:47:58.89 ID:DDtZHK4po
よいしょ
258 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:48:02.79 ID:w1i0Fcg0o
ぬぬ
259 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 22:49:06.57 ID:7LRBDBDy0
ほいほい
260 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:49:25.06 ID:w1i0Fcg0o
261 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/13(月) 22:50:22.63 ID:Lk6ojT+b0
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァッ‼
262 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 22:50:35.67 ID:7LRBDBDy0
今日はお疲れ様、これで終了です

次、直後で羽ピン
0〜2 どうかなー?
3〜7 初心者程度
8〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後で都古
0〜4 ちょーしんちゅー!
5〜7 初心者程度
8〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後で七夜
0〜2 殺し合えないのが辛いな……
3〜6 初心者程度
7〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後で青子
0〜3 わーかーらーなーいー
4〜6 初心者程度
7〜8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度(地方大会優勝レベル)

その次、直後でネコアルク
0〜6 ネコアルク(弱)
7〜9 ネコアルク(強)

その次、直後で式
1〜3 眠い……
4〜7 初心者程度
8〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後で幹也
0〜1 これなら僕も戦える!
2〜3 初心者程度
4〜8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
8〜9 上級者程度

その次、直後で橙子
0〜1 カードゲーム、ねぇ……
2〜4 初心者程度
5〜7 中級者程度
8〜9 上級者程度

その次、直後で鮮花
0〜2 なにこれ……
3〜6 初心者程度
7〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後でふじのん
0〜2 幹也さんと一緒に……!
3〜6 初心者程度
7〜9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後で巴
0〜2 ああ、見たことあるなこれ
3〜5 初心者程度
6〜8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度(地方大会優勝レベル)

その次、直後で美沙夜
0〜3 こんなもの……!
4〜8 初心者程度
9 中級者程度(市内大会優勝レベル)

その次、直後でアラヤダ
0〜2 これも根源に至るため……
3〜4 初心者程度
5〜8 中級者程度(市内大会優勝レベル)
9 上級者程度(地方大会優勝レベル)

その次、直後でアルバ
0〜2 アオザキイイイイイ!(関係ない
3〜6 初級者程度(市内大会優勝レベル)
7〜8 中級者程度(地方大会優勝レベル)
9 上級者程度
263 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:50:43.79 ID:w1i0Fcg0o
しんどい
264 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/13(月) 22:51:23.14 ID:DDtZHK4po
ほれー
265 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/13(月) 22:52:27.52 ID:Lk6ojT+b0
そーれ
266 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:52:38.20 ID:w1i0Fcg0o
267 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/13(月) 22:52:39.50 ID:if6HfcSG0
ほい
268 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/13(月) 22:53:01.79 ID:Lk6ojT+b0
もうだめだー
269 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:53:23.62 ID:w1i0Fcg0o
連投連投
270 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 22:53:46.74 ID:7LRBDBDy0
ラストスパート
271 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:53:58.66 ID:w1i0Fcg0o
連投
272 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/02/13(月) 22:54:08.81 ID:DDtZHK4po
あらよいしょっと
273 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/13(月) 22:55:27.76 ID:if6HfcSG0
そーれ
274 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:55:53.71 ID:w1i0Fcg0o
275 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:57:08.75 ID:SZzoE+0io
うい
276 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/13(月) 22:57:20.21 ID:w1i0Fcg0o
277 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 22:59:29.70 ID:7LRBDBDy0
お疲れ様でした!
今日はこれで終わり、後日新しいスレを建てます
それではー!
278 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/13(月) 23:46:30.23 ID:7LRBDBDy0
見にくいのでまとめました
こうして見ると月姫勢が強いですね
ガウェインのような特殊スキルは目下検討中です

士郎 初心者以下
セイバー 初心者
凛 中級者
アーチャー 初心者以下
桜 初心者
ライダー 初心者以下
カレン 初心者
バゼット 初心者
ランサー 初心者以下
ギル 中級者
キャスター&宗一郎 初心者以下
小次郎 初心者以下 特殊・門から動けない
真アサシン 初心者
イリヤ 初心者以下
言峰 初心者以下
タイガ 中級者
慎二 中級者
蒔寺 初心者以下
氷室&三枝 中級者
美綴 中級者
一成 初心者
臓硯 初心者
切嗣 初心者以下
ルヴィア 中級者
アイリ 初心者
時臣 初心者
エルメロイU世 初心者
イスカンダル 中級者
ケイネス・エルメロイ・アーチボルト 初心者以下
ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ 初心者以下
ディルムッド・オディナ 初心者
雁夜 初心者以下
ジル・ド・レェ&雨生龍之介 中級者
はくのん 初心者
ネロ・クラウディウス(赤セイバー) 初心者
タマモ 初心者
フランシス・ドレイク 初心者
レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ 初心者以下
ガウェイン 特殊・聖者の数字(決まった時間帯のみ中級者以上の実力)
ラニ=[ 初心者以下
李書文 中級者
ダン・ブラックモア 初心者
ロビンフッド 初心者
ありすアリス 初心者
ヴラドV世&ランルーくん 初心者以下
臥藤門司 初心者以下
志貴 初心者
アルク 初心者以下
シエル 初心者以下
秋葉 上級者
琥珀翡翠 上級者
さっちん 初心者
ネロ 初心者
ロア 上級者
レン 初心者以下
白レン 中級者
シオン 上級者
リーズ 初心者
瀬尾晶 中級者
月姫蒼香 中級者
三澤羽居 中級者
有間都古 初心者以下
七夜 初心者以下
青子 初心者以下
ネコアルク 弱
式 中級者
幹也 初心者
橙子 初心者
鮮花 初心者
浅上藤乃 初心者以下
嚥上巴 中級者
黄路美沙夜 初心者以下
荒耶宗蓮 中級者
コルネリウス・アルバ 初心者以下

勿論彼ら以外にも特殊キャラはいますのでご安心を
279 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/14(火) 06:26:00.50 ID:ILKHxfY60
初心者以下ってどのくらいのレベルなのかな
発動したトラップにサイクロン撃ったりするのかな
280 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/02/15(水) 16:39:23.32 ID:dDT9ki4E0
>>279
大会で2回戦くらいまで上がれるレベル?とかじゃね?
281 :1 ◆hb4ws3TSKs [saga]:2012/02/15(水) 18:04:10.70 ID:YAWmF5rb0
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1329295979/#footer

新スレ誘導です

>>279
プレイングミスが目立つようになります
ルール的な間違いはありません
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