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魔王「してこんな所で何をしているんだ?人間」 勇者「勇者してる。」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :Mr,K :2012/01/10(火) 17:43:46.65 ID:7A1nUoSO0
初めてなんで駄作は確実
それと句読点とかもあまり使わないかもしれん
まぁよかったら見てください
目標は投げ出さない事で序盤ちょっとだけ書き溜めてあるので
よろしくお願いします。

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2 :Mr,K :2012/01/10(火) 17:45:18.72 ID:7A1nUoSO0
〜魔王城:王室〜
魔王「ふぅ,とりあえずこれで一段落か?」

側近「はい。ただ午後には近辺の村の代表との会議が控えています。」

魔王「む?どのような内容だったか?」

側近「確か例の勇者が魔王城へ訪れる際に村を通る可能性があるので

どのように対応したらよいかだったかと。」

魔王「ふむ。たしかに噂ではもう近くに来ているのであったな。

分かった。会議までには考えておくとしよう。」
3 :Mr,K :2012/01/10(火) 17:45:52.00 ID:7A1nUoSO0
側近「では私はこちらの資料を届けなければいけないので失礼します。

何処かに出かけるのでしたら気を付けてくださいませ。」

魔王「分かった。それでは一足先に休ませてもらおう。」

魔王(さて、昼まで少し時間があるし場内でも歩きながら対策を立てるとするか。)
4 :Mr,K [sage saga]:2012/01/10(火) 17:46:37.65 ID:7A1nUoSO0
〜通路〜

魔王(あそこの村は魔術に特化したものが多かったはずだ。

ならば城から数名接近戦向けの兵士を送り出すか。

それと隠れながら攻撃ができる高台があるかも聞かないといけんな。

女子供は一時的に城へ?いや、だが突破された際に危険か?)
5 :Mr,K [sage saga]:2012/01/10(火) 17:47:09.97 ID:7A1nUoSO0
魔王「う〜む…,む?もうこのような時間か。

戻って食事を摂らねば会議に遅れてしまう。

まだまとまっていないが後は向こうの代表と話し合えば大丈夫か。」

メイド「魔王様食事の準備ができましたので食堂までお越し下さいませ」
6 :Mr,K [sage saga]:2012/01/10(火) 17:47:46.73 ID:7A1nUoSO0
魔王「うむ、分かった。

してこんなところで何をしてるんだ?人間」

メイド「はい?確かに私は人型ですが魔王様ともあろう人が

魔物と人を間違えるなどと」

魔王「いや、お主ではないそこにいる者だ」

???「あれ?なんでバレたの?」スゥゥー
7 :Mr,K [sage saga]:2012/01/10(火) 17:48:19.07 ID:7A1nUoSO0
メイド「え…?」

魔王「メイドお主は戻れ このことは誰にも言うでないぞ?」

メイド「は、はい。わかりました。」タッタッタ

魔王「さて,改めて聞こう。

このような場所で何をしているのだ?人間」
8 :Mr,K [sage saga]:2012/01/10(火) 17:50:22.40 ID:7A1nUoSO0
???「まぁそう邪険にしなさんな魔王さん。

こちとら貴女のファンでわざわざ此処まで来たんですから」

魔王「それはありがたい,がだなぜ姿を消していた?

城の者だけではなく魔物は敵意がないものには襲いかからない。

そう法でも決まっている。まぁ一部犯罪者は別だがな。」

???「う〜ん,なぜかて聞かれたらそうだな〜?

恥ずかしやだからかな。」
9 :Mr,K [sage saga]:2012/01/10(火) 17:52:03.64 ID:7A1nUoSO0
魔王「そうか,ならば仕方がないことだな。

それでは歓迎しよう…む?

そういえばお主の名をまだ聞いていなかったな。」

???「ああ、俺の名ですか?

いや〜魔王様に聞いてもらえるなんて光栄だねぇ。

まぁあれですよ。そんなかっこよくないから恥ずかしいんですがね,

勇者って言います。」

魔王「そうか,お主が勇者か噂は聞いている。

そういえば先ほど歓迎するといったな?

移動しながら話をしようではないか」
10 :Mr,K [sage saga]:2012/01/10(火) 17:54:48.47 ID:7A1nUoSO0
とりあえずここまでで
あっ書き溜めはまだありますよ?
ただ人がいなさそうなのでゆっくりと行こうかと
まぁ人がいてもゆっくりなんですがね
改行とかこれで大丈夫?
もっと一回一回長くって言われたら無理ですが
書き溜めがそこまでないしめんどくさいので
それでは意見あれば是非お願いします。
んじゃ
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/01/10(火) 18:04:07.41 ID:1krpo34bo
いや、大丈夫読みやすい
12 :Mr,K [sage saga]:2012/01/10(火) 22:27:00.47 ID:7A1nUoSO0
魔王「移動しながら話をしようではないか」

勇者「丁度立ってるのが辛くなったんですよ」

魔王「ならば従いてこい。こちらだ。

そうだな。何から話すとするか…来る途中に魔物の村があったろう?

どうしたのだ?」トテトテ

勇者「いやどうしたもこうしたもさっきみたいに姿消してたんですよ

いや〜,もう,それが大変でね?いつバレるかヒヤヒヤしながら歩いていたんですけど

これがあんがいすんなりと通ってこれたんですよ!」トテトテ
13 :Mr,K [sage saga]:2012/01/10(火) 22:27:51.35 ID:7A1nUoSO0
魔王「ふむ。それは魔法かと思ってたが違うのか?」トテトテ

勇者「?ええ,違いますけどどうして解ったんですか?」トテトテ

魔王「いや,何,簡単なことだ。

あの村には魔術に特化したものが住んでいる。

だから魔法ならその術式か微量な魔力が漂ってることに気づいて

すぐに元を調べるであろうからな。」トテトテ

勇者「さすがは魔王様。あったまいい〜」トテトテ
14 :Mr,K [sage saga]:2012/01/10(火) 22:28:23.14 ID:7A1nUoSO0
魔王「してあれはどうやってるのだ?」トテトテ

勇者「いや,別に俺自体が何かしてるってわけではないですよ?

ほらこのペンダントがあるじゃないですか」スッ トテトテ

魔王「む?また消え始めてるな」トテトテ

勇者「ええ,このペンダントの宝石が光を操る効果持ってましてね?

それを使って周りをすこ〜しいじって見えなくしてるんですよ」ポケットヘスッ トテトテ
15 :Mr,K [sage saga]:2012/01/10(火) 22:29:01.10 ID:7A1nUoSO0
勇者「まぁ此のぐらいの大きさだと布にでも覆われると効果発揮できないんですけどね。

だから服の下に隠してもいいんだけどなんつうかこう違和感があってやなんですよ」トテトテ

魔王「ふむ、そんなものか?我はそのようなものをあまりしないのでな。」トテトテ

勇者「ええ,そんなもんすよ。

それより俺はなんで魔王様にバレたかなんですよねぇ…」トテトテ

魔王「それこそ簡単なことだ。我が魔王であるからだ。」トテトテ
16 :Mr,K [sage saga]:2012/01/10(火) 22:29:38.47 ID:7A1nUoSO0
勇者「ヒュ〜♪かっこいいねぇ。

さすが魔王様。だけどいいの?そのチート発言。」トテトテ

魔王「何,構わんさ。

我は王。不可能な事は無い。あったとしてそれさえ可能にする。

故に王。魔王なのだから。」トテトテ

勇者「いいんですか?そんな天狗になって

さすがにそれは引きますよ」トテトテ
17 :Mr,K [sage saga]:2012/01/10(火) 22:30:22.64 ID:7A1nUoSO0
魔王「確かにひどいな。」ピタッ

勇者「え?」ピタッ

魔王「我の本心ではないということだ。

代々受け継がれてきた魔王の信念らしい。

我からしてみれば魔王なんぞ其処らの魔物

スライムやドラゴンも同じ魔物さ

力の違いさえあれ位の違いなぞいらぬと思うがな…」
18 :Mr,K [sage saga]:2012/01/10(火) 22:31:25.66 ID:7A1nUoSO0
とりあえずきりがいいので今日はここまで
パート分けするとしたらここらで1は終わりかな?
まぁちょっとした補足いれます
19 :Mr,K [sage saga]:2012/01/10(火) 22:32:10.39 ID:7A1nUoSO0
補足:ここでは
スライム=低級所謂一般的魔物
ドラゴン=中級・上級魔物所謂一般的魔族
魔王=魔物から見た魔王または神である
   そこに生まれるというより発生した存在である
   所謂突然変異的存在
まぁ勢いで書いてるから大体こんな感じになります
20 :Mr,K [sage saga]:2012/01/10(火) 22:35:02.12 ID:7A1nUoSO0
今んところ書き溜めはパート2の分はある
けどまぁ一日二十か十ぐらいずつ進めてきたいと思ってます
鈍くてすまんね 読んんでくれている皆様ありがとうございます
よければレスしてくださいね
それでは
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/11(水) 02:29:27.06 ID:rQ/Z3vaYo
22 :Mr,K [sage saga]:2012/01/11(水) 07:43:53.38 ID:KC5HBVjO0
〜食堂〜

魔王「まぁとりあえず飯にでもしようではないか

安心して大丈夫だぞ?毒なんぞもらんし食もほぼ人と同じであるからな」

勇者「へぇ〜魔王ともなると豪華な食事かと思ったんだが

意外と人間の庶民と変わんないんだな」

魔王「民からの金で贅沢をしようとは思わぬし

我の財にも限りはある。当然の結果だ。」
23 :Mr,K [sage saga]:2012/01/11(水) 07:44:45.86 ID:KC5HBVjO0
勇者「ふ〜ん。まぁこんな所は人の王にも見習って欲しいねぇ」

メイド「魔王様失礼ですがなぜ先程の人間が?」

魔王「ああ,どうやら我を訪ねてきた者だったらしくな時間も時間だった故招いたのだ。

む?もしや食材が足らなくなったか?」

メイド「いえ,そちらは大丈夫なのですが…」

勇者「ああ,大丈夫大丈夫とりあえずの所城内の人を殺すつもりはないからさ

まぁ魔王様の暇ができるまではだけどね」
24 :Mr,K [sage saga]:2012/01/11(水) 07:45:23.97 ID:KC5HBVjO0
魔王「そういうわけだ。まぁとりあえず場内では一部の者と場所以外では魔法は使えぬし

武具も一時的に預かっているから安心してよいぞ。」

メイド「は,はぁ。魔王様がそれでよろしいのならば私からは何も言えませんが…」

メイド(やばい、私今魔王様が馬鹿にしか見えない。てかその人間なんなの!?)

魔王「ああメイドよ。食事が終わったらこの者を部屋に案内してくれ。来客用の部屋がいくつか空いていたであろう?」

メイド「ええ,かしこまりました。」
25 :Mr,K [sage saga]:2012/01/11(水) 07:46:02.86 ID:KC5HBVjO0
勇者「来客用の部屋でいいんですか?マジで?

ヒャッハー。いやー普通に牢屋にでもぶち込まれるかと思ったから嬉しいわ」

魔王「どういった者であろうともてなすのは礼儀であろう?

さぁ話はここまでだ。食べてしまおう。」
26 :Mr,K [sage saga]:2012/01/11(水) 07:46:53.71 ID:KC5HBVjO0
〜食事後〜

魔王「どうであったか?」

勇者「どうもこうも見た目同じなのにここまで味違うんすねぇ。びっくりしましたわ」

魔王「喜んでもらえたようで何より。調理師も喜んでいるであろう。

さてすまないが我はこの後用事があるため少しの間失礼させてもらう。

メイドよできるだけ失礼のないようにな。」

メイド「はい,承知いたしました。

それではこちらへ」

勇者「それじゃあ魔王様また後でな〜 んっじゃよろしくメイドさん♪」
27 :Mr,K [sage saga]:2012/01/11(水) 07:47:42.31 ID:KC5HBVjO0
〜廊下〜

メイド「それでは部屋への案内後場内を案内させていただきます。えっとなんとお呼びすればよろしいでしょうか?」

勇者「ん?俺?俺は勇者だからゆー君でもゆーちゃんでも好きに呼んでくれていいよ。」

メイド「はい,わかりました。それでは勇者様とお呼びさせていただきま・・・す・・・?」

勇者「ん?どうした?」

メイド「いや聞き間違えだと思うんですけど勇者様?」

勇者「うん」
28 :Mr,K [sage saga]:2012/01/11(水) 07:48:22.54 ID:KC5HBVjO0
メイド「本当?」

勇者「イェス」

メイド「リアリー?」

勇者「リアリー」

メイド「」
29 :Mr,K [sage saga]:2012/01/11(水) 07:48:51.87 ID:KC5HBVjO0
勇者「おーい,大丈夫か?」

メイド「いやいやいや,どう考えてもおかしいでしょそれは!?

えっ?じゃあ,なに?姿消した勇者が魔王城に侵入して魔王に歓迎されてるわけ?

ありえんてそれはあの魔王いつのまに頭逝きやがった?

それで何であんたも素直に歓迎されてんの?頭わいてんの?」

勇者「いやーあんたって面白いな。

それが素なのか。へぇー」

メイド「いやこっちは笑い事じゃあないんですけど」
30 :Mr,K [sage saga]:2012/01/11(水) 07:49:53.05 ID:KC5HBVjO0
勇者「うん,まぁとりあえずもちつけってその素は個人的には面白いがあまり騒ぐと人が来るよ?

バレるよその素」

メイド「コホン,これは失礼しました。

まぁどう言う理由かはわかりませんが来客は来客ですので部屋へ案内します。」

勇者「そうしてくれると嬉しいねぇ。

時間も無限じゃないからさ」

メイド「?そうですね。ではこちらへどうぞ」
31 :Mr,K [sage saga]:2012/01/11(水) 07:54:37.25 ID:KC5HBVjO0
一旦ここまで
ちょっと悪ふざけが過ぎました はい
書き溜め貼ってたけど回収しないまま終わる伏線があるかもしれない
まぁしょうがないね 自分的な区切りではパート3,4ぐらいで終わりそうです
どうしよっかなぁ ネタつきてきたんだよなぁ 書き終わるかなぁつう不安を胸に書き溜めてきます
どんなんでもいいから感想もらえたら嬉しいです レスだけだも嬉しいしね
それではまた夕方頃?
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/11(水) 10:20:12.83 ID:Cj2PuhnIO
待ってる
33 :Mr,K [sage saga]:2012/01/11(水) 18:57:08.38 ID:KC5HBVjO0
〜同時刻会議室〜

魔王「今日はわざわざ足を運んでもらってすまないな。」

村長「いえ,むしろ時間を割いていただきありがとうございます。

それで早速で悪いのですがどの様な対応をとればいいでしょうか?」

魔王「一応こちらから数名接近戦用の兵を何人かかそう

敵意があると見たら高台当たりから身を隠し攻撃をし

接近戦用の兵を使えばよい。敵意がなければそのままとうせ」
34 :Mr,K [sage saga]:2012/01/11(水) 18:57:34.99 ID:KC5HBVjO0
村長「はい,わかりました」

魔王「と思っていたのだがその必要がなくなった。」

村長「といいますと?」

魔王「うむ,すまないが側近も此方へ来てくれるか?」

側近「はっ!」

魔王「例の勇者だが今この城に来客として招き入れてある。」

村長「失礼ですが魔王様人間であれば私の村を通らない限り

この城にたどり着くのは不可能かと…」
35 :Mr,K [sage saga]:2012/01/11(水) 18:58:38.49 ID:KC5HBVjO0
魔王「それがあの者どうも光操石-こうそうせき-をペンダントにしていたらしくな

気づかれずに通れたようだ。」

側近「光操石ですか?」

村長「申し訳ございません魔王様。そのような者を知らなかったため対策していませんでした。

むざむざと通してしまい誠に…」

魔王「いや,あれは仕方がない。あれは今や人間の領地はもちろん我らの領地でも採取できん。

オリハルコンと同列かそれ以上の代物だ。我とてなぜあの者の手にあるのかわからんからな。」
36 :Mr,K [sage saga]:2012/01/11(水) 18:59:06.57 ID:KC5HBVjO0
村長「…一つ質問よろしいでしょうか?」

魔王「うむ,なんだ?」

村長「なぜ来客として招き入れたのですか?

それ場で始末してしまえばよろしかったのでは?勇者ならば敵意がなくても…」

魔王「それなのだが側近」

側近「なんでしょうか?」
37 :Mr,K [sage saga]:2012/01/11(水) 18:59:34.49 ID:KC5HBVjO0
魔王「あの者が今までどうやってここまで来たか調べてもらえるか?

それとできればあの者の生い立ちもだ」

側近「生い立ちですか?ですがそれは人に聞かないとわかりませんが…」

魔王「確か武具管理局にあらゆる者に変化できる杖があったはずだから後で取りに行けばいい。

連絡はしておく。」

側近「ですが法で無闇な人との接触は禁ずとあります。」

魔王「何,今回は特例だ。なにせ勇者が関わっている。

それに仕事の方もそちらを優先してくれ。今の仕事は他に回すか後回しにするとしよう。」
38 :Mr,K [sage saga]:2012/01/11(水) 19:00:12.59 ID:KC5HBVjO0
側近「それが魔王様のご支持とあれば。」

魔王「ああ,村長すまなかったな。念のため勇者による被害がないか調べ後ほど報告お願いできるか?

手紙での報告で構わない。」

村長「元よりそのつもりでございます故。

それでは私はこれにて失礼させてもらいます。」

魔王「うむ。では早速で悪いが取り掛かってくれ。

重々気をつけるようにな」

側近「はっ!」
39 :Mr,K [sage saga]:2012/01/11(水) 19:01:32.20 ID:KC5HBVjO0
はいはいここらでパート2が終わりです
それで意味があるかどうか使うかどうかわからない補足(裏設定)いれますね
正直言ってまとまってないんで期待しないでください
40 :Mr,K [sage saga]:2012/01/11(水) 19:02:24.78 ID:KC5HBVjO0
補足:
この世界では人間と魔物が互いに文明を築きあげ人の方が領地が足らなくなり
魔王討伐しようとしてます。魔王の方はある程度の文明と経済が領地内でちょうど収まってるので
あらぬ疑いが掛からぬように正当防衛以外での攻撃や経済以外での接触を避けてる感じです。
作中ででた武具管理局とは国宝級の武具を管理しています。それと一部闇商人の武器も管理してます。
一部犯罪者とは闇商人などですね。人殺しですが勇者に家族を殺された場合にのみ復讐が可能です。
一般市民により殺害された場合はまぁはい。
そんな感じで勇者に対してのみ法はひどいことになります。
大体
・何らかの理由で勇者に身内を殺害された場合復讐を許可す
・相手が勇者であると判明した場合のみ相手に敵意がなくとも攻撃を許可す
・勇者を討伐した者にはその者に合った報酬を与える
・自主または勇者討伐に成功していた場合にのみ減刑を許可す等です。
ちなみに公な交際でなければ人との交際は黙殺されてます。
41 :Mr,K [sage saga]:2012/01/11(水) 19:07:06.14 ID:KC5HBVjO0
明日からは書込みが一回になり時間は8時すぎると思います
それで書き溜めは二三回分くらいなんで土曜日は休むかも?
まぁやる気が無くならないように頑張ります
それと>>32様有難うございますこんな駄文待っててくださって
>>11様そう言ってもらえるとありがたいです
レス稼ぎって言う意味もあるんですけどね。
まぁ途中カット気味なところが出てきますがご了承ください
それでは
42 :Mr,K [sage saga]:2012/01/12(木) 18:00:21.47 ID:GLLevFmc0
〜食堂〜

魔王「勇者よお前はここにどのくらいの間滞在するのだ?」

勇者「あ〜仕事の話ですかぁ?せっかくの楽しい食事が台無しですよ。」

魔王「すまないな。できれば聞いておきたかったのだ。

明確な目的も聞いておきたいところだがな」

勇者「そうですねぇ〜長くて一週間ぐらいでしょうか?

目的は最悪貴女の討伐でしょうかねぇ?」
43 :Mr,K [sage saga]:2012/01/12(木) 18:01:02.87 ID:GLLevFmc0
魔王「最悪というと?そうならない場合があるのか?」

勇者「ええ、まぁ。俺たち人間は領土が欲しいのであって争いたいわけじゃないんですよね。

ですから魔物側の領土をほんのすこ〜し分けてくれれば俺はもうすぐにでも国へ帰って

双方仲良〜く解決☆ってなるんですよ。」

魔王「そうか,なら最悪の方法になるだろうな。

例の条約がある限り領土を譲ることはできない」
44 :Mr,K [sage saga]:2012/01/12(木) 18:01:29.82 ID:GLLevFmc0
勇者「だから最悪の方法で奪う形になるってことですよねぇ。

まぁもう一つ避ける方法があるっちゃあるんですが」

魔王「それは其方が嫌なのだろう?こちらとしたら大賛成なのだがな」

勇者「ほら俺らって欲望が抑えられませんからそちらと違って」

魔王「だがこの城にいる限り最悪の方法もとれないぞ?」

勇者「安心してくださいって俺元々こそこそやるの嫌いなんです。

だから魔王さんの暇か決断ができるまでできる限り待ちますよ。」
45 :Mr,K [sage saga]:2012/01/12(木) 18:02:10.10 ID:GLLevFmc0
魔王「その期限が一週間か。此方としては少々調べ事をしてから

返事をしたいがまぁ間に合うだろうて」

勇者「それじゃあ一週間後は開けといてくださいね」

魔王「ああ,解った。」

メイド(何か空気がピリピリしてんなぁ)

-この後メイドの出番は来ないのであった

メイド(えっ?ちょ!ウソォォォォ!!!!)
46 :Mr,K [sage saga]:2012/01/12(木) 18:02:35.75 ID:GLLevFmc0
〜翌日(残り6日) 食堂〜

勇者「ねぇメイド長図書室ってどこだっけ?それとこっちの文明には魔話ある?」

メイド長「昨日案内させていただきましたが書庫は一階端にあります。

魔話は存在します。同じく一階の入口に設置されていますが?」

勇者「できれば部屋に置きたいんだけど頼める?」

メイド長「かしこまりました。魔物領地外にかける際には商人が使っている

領地外番号802を頭につけてください。」
47 :Mr,K [sage saga]:2012/01/12(木) 18:03:11.10 ID:GLLevFmc0
勇者「ありがとう それと出世おめでとう。」

メイド長「いえ,これも勇者様の評価のおかげです。」

勇者「マジで?そりゃ嬉しいな。あ,そろそろ書庫いかないと調べものが間に合わないかな?

それじゃあ」

メイド長「何かあればお声かけください」

勇者「あいよ〜」

メイド長(いやーびくった出番なくなるかと思ったら名称かよ

出世して再登場とかマジありがたいわ)
48 :Mr,K [sage saga]:2012/01/12(木) 18:03:40.95 ID:GLLevFmc0
〜書庫〜

勇者(やっぱり此奴はそうだったか

ん?見逃していたがコイツもそうだったのか

ああ,此処は行ってなかったから見逃してたのか

さてそうするとこいつらの種族はふむふむ)
49 :Mr,K [sage saga]:2012/01/12(木) 18:04:09.22 ID:GLLevFmc0
〜王室〜

魔王「ああ,もし我の推測が正しければ

そうするつもりだが、一度でも行なっていればその時は

何,情などわかぬよ我は魔王ぞ?

常に非情だ。あの時のような感情はもうない安心してくれ。

では引き続き頼んだぞ側近」
50 :Mr,K [sage saga]:2012/01/12(木) 18:04:41.43 ID:GLLevFmc0
〜王室〜

魔王「ああ,もし我の推測が正しければ

そうするつもりだが、一度でも行なっていればその時は

何,情などわかぬよ我は魔王ぞ?

常に非情だ。あの時のような感情はもうない安心してくれ。

では引き続き頼んだぞ側近」
51 :Mr,K [sage saga]:2012/01/12(木) 18:05:15.69 ID:GLLevFmc0
〜通路〜

メイド長「ああ,丁度良い所へ」

勇者「ん?どうしたん?」

メイド長「魔話の方準備できましたので何時でもお使いください。」

勇者「ああ、分かったよ。ありがとうね」

メイド長「いえ,これも仕事ですので」
52 :Mr,K [sage saga]:2012/01/12(木) 18:05:58.83 ID:GLLevFmc0
〜客室〜
勇者「ええ,今のところは順調です。

ですが決着がつくのは早くても一週間後です。

もし一週間後…いえ,帰国時間を考えて10日以内に戻らなければ

その際はあいつを出したほうが良いかと…

はい,それでは失礼します。」
53 :Mr,K [sage saga]:2012/01/12(木) 18:06:44.98 ID:GLLevFmc0
〜翌日(残り5日):魔王領某所〜

側近「ええ,やはり魔王様の言っていたとおりでした。

いずれも…でした。生い立ちの方ですがもう少しかかりそうです。

はい,はい,ではそれを重点的に調べますね。それでは

ふぅー」

側近(まさか彼奴が…嫌だがもしかしたらさらなる事実があるやもしれん

心してかからねば」
54 :Mr,K [sage saga]:2012/01/12(木) 18:07:21.16 ID:GLLevFmc0
〜王室〜

魔王「それではな

ふーっ、後は最終連絡次第か…」

勇者「やぁお疲れ様〜魔王様。

ちょっとお願いがあるんだけどさぁ」

魔王「なんだ?申してみよ」

勇者「訓練所ちょっと使わせてもらいたいんだけど

それもできれば個室」
55 :Mr,K [sage saga]:2012/01/12(木) 18:07:57.05 ID:GLLevFmc0
魔王「なんだそのようなことか…

構わぬぞ。これを係りの者に見せれば貸してくれるだろう

まぁ他の者が使っていれば別だがな」

勇者「おお!ありがとうございます

それじゃあ失礼しますねぇ」

魔王「訓練所を貸すのは流石に危ないか?いや,だが…

うむ、考えても仕方がないなるようになるであろう。」
56 :Mr,K [sage saga]:2012/01/12(木) 18:08:38.18 ID:GLLevFmc0
〜二日後(残り三日)〜

勇者「魔王様〜?ちょっと外出してきますんで剣の方返してもらえますかぁ?」

魔王「いいだろう。帰りは何時頃になる?」

勇者「まぁ夜中になりますかねぇ?」

魔王「そうかあまりに遅いと城門を閉じてしまうから気を付けてくれ

一応はいつもより長い時間開けておくよう頼んでみるがな」
57 :Mr,K [sage saga]:2012/01/12(木) 18:09:08.40 ID:GLLevFmc0
勇者「まぁもし間に合わなかったら魔話しまさぁ

それでどっかで宿借りて朝帰りですよ。」

魔王「まぁせいぜい気をつけるのだな。」

勇者「お気遣いありがとうございます。んじゃ行ってきますねぇ」
58 :Mr,K [sage saga]:2012/01/12(木) 18:09:35.56 ID:GLLevFmc0
〜人間領 某所〜

側近「ええ,やはり勇者の血はあの事件の時に途絶えていました。

あの勇者は名のある冒険者から選ばれたみたいです。

それで家族の方ですがやはり推測通りでした。

ペンダントの件ですが母親の形見みたいですね。

その母親がどこで手に入れたのかをこれから調べてきます。

明後日までには必ず…

それでは失礼します。」
59 :Mr,K [sage saga]:2012/01/12(木) 18:11:25.07 ID:GLLevFmc0
今日のところはここで終わりです
え?60言ってないって?
ははは…書き溜めなくなりました(´;ω;`)
まぁ頑張りますよ ええ
明日 明後日はそういうことなんで休ませてもらいます すいません
それじゃあ俺はガンガン読む作業があるんでこれで
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/12(木) 18:19:26.12 ID:SjMKiOKNo

取り敢えず期待してみる
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/01/14(土) 02:17:01.00 ID:5BC0+FHto
つC
まったり待ってるよ
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/01/14(土) 14:01:15.06 ID:fMLvFfG3o
おもろいけど、","と"、"が混ざっているのはなんか意味あるの?
普通に"、"使っといた方がいいと思うけど
63 :Mr,K [sage saga]:2012/01/14(土) 22:28:45.76 ID:9Cj7MBr40
明日投稿できるか不安なので10もないかもしれないけど投下しますね
>>62特に意味はないけど”、”より”,”のほうが好きだから変換することがある
今後の書きためは”、”で統一するように頑張るわ
それと一気に厨二臭くなるけどめんご☆
64 :Mr,K [sage saga]:2012/01/14(土) 22:29:26.88 ID:9Cj7MBr40
〜闇夜の床〜

勇者「ここなら彼奴がいるはず…

とりあえずこの闇払わないとな

ペンダントよ我に光をってか?」

魔物「キキィ!?」
65 :Mr,K [sage saga]:2012/01/14(土) 22:30:05.28 ID:9Cj7MBr40
勇者「ああ,そっかここの魔物は光に慣れてないんだったな。

悪かったなでも安心しろ?お前らを殺す気はねぇからな

そんじゃまぁ行きますか。」テクテク
66 :Mr,K [sage saga]:2012/01/14(土) 22:30:30.03 ID:9Cj7MBr40
〜最奥〜

勇者「はぁ…ここまで来てハズレとか」

魔物「ハズレ?バカを言うな。」

勇者「いや、うん。知ってるよ?

元情報屋現特A犯罪者のレウスさんでしょ?」

レウス「よく知っているな」

そこまで知っていてハズレ扱いをするか」
67 :Mr,K [sage saga]:2012/01/14(土) 22:30:56.52 ID:9Cj7MBr40
勇者「まぁ普通の奴にしたら当たりなんだろうけどさ

それに俺もマークしてたから当たりっちゃあたりなんだけどさぁ

俺にとっての当たりはあいつだけなんだよねぇ」

レウス「あいつ?ここに居そうな犯罪者はまさか?」

勇者「多分想像通りだろうな。

人や魔物の重要人物を殺害した国家レベルの

Sランク犯罪者通称が”グレー”」
68 :Mr,K [sage saga]:2012/01/14(土) 22:31:25.11 ID:9Cj7MBr40
レウス「魔王と同等かそれ以上の力をもった犯罪者か

奴ならこの暗闇を好みそうだがあいにくとここにはいない

そして俺とてどこにいるか知らない

さておしゃべりはここまでにしよう。

いささか腹が減った久しぶりの極上の餌だ。もう我慢できん」

勇者「はぁ…全く使えねぇ奴だなぁ。だけど予行練習ぐらいにはなるか?

これより勇者の名において特A犯罪者レウスの処刑を開始する」
69 :Mr,K [sage saga]:2012/01/14(土) 22:32:03.95 ID:9Cj7MBr40
レウス「処刑?笑わせるな。これから始まるのは一方的な惨殺だ!」

勇者「”黒烈波”」ボソッ

レウス「まずはその腕から食べるとするかな。覚悟しろ?こぞ…う?」グシャ

勇者「予行練習にもならないか…

この者の魂が救われますよう。また二度の過ちが起きませぬように」トス

勇者「さ〜て帰りますか」
70 :Mr,K [sage saga]:2012/01/14(土) 22:32:25.89 ID:9Cj7MBr40
〜王室〜

勇者『すいません。魔王様』

魔王「だからあれほど早く帰るべきだと言ったであろう?

全く。まぁよい,どこか泊まる宛があるのか?」

勇者『それなら大丈夫ですよ。隣村の村長に土下座して頼んだら

魔王様の来客である以上はそんな事せずとも歓迎しますって。』
71 :Mr,K [sage saga]:2012/01/14(土) 22:32:52.00 ID:9Cj7MBr40
魔王「そうか。なら明日の朝にでもそちらに迎えを送ろう。

万が一何かあったら困るからな」

勇者『それならメイド長にお願いできます?

あの人面白いからさぁ』

魔王「うむ。言っておこう。それではな」
72 :Mr,K [sage saga]:2012/01/14(土) 22:34:52.57 ID:9Cj7MBr40
はいここまで
とりあえず伏線回収に入ってきます
設定上の不備はないけど厨二臭くはなる
勇者がチートとかはしょうがないね
少し分かりずらかっただろうから質問あったら答えます
73 :Mr,K [sage saga]:2012/01/16(月) 21:09:52.82 ID:gFiGqkjC0
〜翌日:王室〜

メイド長「それで行ってまいります。魔王様。」

魔王「気を付けるのだぞ?いや,お主には心配は失礼か。」

メイド長「そんなことはありませんよ。」

魔王「だがその腕まだ衰えていないのだろう?赤騎士?」

メイド長「過去に何があれ今はただのメイドですよ。

それで行ってまいります」バタン

魔王「行ったか。では側近に魔話でもしてみるか」
74 :Mr,K [sage saga]:2012/01/16(月) 21:10:26.81 ID:gFiGqkjC0
魔王「行ったか。では側近に魔話でもしてみるか」

側近「その必要はありませんよ魔王様」

魔王「もう調査の方はすんだのか?」

側近「ええ、ですがある意味で想像以上でしたよ彼は。」

魔王「ふむ。それはなんとも…まぁ兎に角報告してみよ」

側近「はっ!」
75 :Mr,K [sage saga]:2012/01/16(月) 21:10:48.27 ID:gFiGqkjC0
〜過去:勇者の家〜

勇者『おかあさん、おかあさん。今日は研究おやすみなんでしょ?』

母『ええ、今の研究は日にちを置かないといけないからね。

数日は一緒にいられるわよ』

勇者『じゃあおとうさんは?もう何ヶ月も会ってないよ?』

母『お父さんは地下で大事な研究してるの。

来月にはおやすみとれるでしょうからその時まで我慢してね?』
76 :Mr,K [sage saga]:2012/01/16(月) 21:11:33.38 ID:gFiGqkjC0
勇者『むぅわかったぁ。

でもさでもさ今日はいっぱい遊んでくれるんでしょ?』

母『ええ、いいわよ。どんな遊びがいい?』

勇者『う〜ん、せっかくだからお話聞かせて!』

母『いいわよ。どんな話がいい?王様とヴァンパイアの物語?』

勇者『ううん。そう言うのじゃなくておかあさんの話』
77 :Mr,K [sage saga]:2012/01/16(月) 21:12:02.28 ID:gFiGqkjC0
母『あら?そんなのでいいの?』

勇者『うん!』

母『どこから話しましょうか?私はねこのペンダントの石の部分を研究してるの。

この石の名前は光操石っていうの。そうねオリハルコンのことは知ってるわよね?』

勇者『うん!』

母『あの石は発掘こそされないけど武器や防具になって残ってるでしょう?

でもこの石はねこのペンダント意外だと王様が持っているだけなの

しかもその石はもう使えなくなっているらしいから事実上これだけね。』
78 :Mr,K [sage saga]:2012/01/16(月) 21:12:53.73 ID:gFiGqkjC0
勇者『へぇ〜、じゃあそれを調べてるお母さんもすごいんだね!』

母『ふふ、そうかもね。

ちなみにお父さんはね黒操石〜こくそうせき〜って言う石を調べているの

その石はねお父さんのあのブレスレット以外存在しないのよ』

勇者『すごい!すごい!』

母『それで私達は自分たちの手で再現できないか研究しているのよ

だけどこれがなかなか上手くいかないのよね

もしかしたら私達じゃあつくれないのかもしれにわね』フフフ
79 :Mr,K [sage saga]:2012/01/16(月) 21:13:20.73 ID:gFiGqkjC0
勇者『え〜?そんなことないよ。おかあさん達なら絶対できるって!』

母『でもね?発見がなかったわけじゃないのよ?

この石とお父さんの石が対になってることもわかったし

それに何よりねある条件を満たすと石の力が増幅することがわかったのよ!』

勇者『ある条件ってなに?なに?』
80 :Mr,K [sage saga]:2012/01/16(月) 21:13:48.47 ID:gFiGqkjC0
母『例えばこのペンダント通常だと布とかで覆うとただのペンダントと同じになるの

だけどねこの布が透ける位の光を近くに集めると布の上からでも

力が発揮できるのよ。それでその現象を装置に組み込んで

今この家を隠してるってわけよ。』ムフー

勇者『あれ?でもペンダントはここにあるし

このペンダントは家の中だけど家透けてないよ?』
81 :Mr,K [sage saga]:2012/01/16(月) 21:14:17.20 ID:gFiGqkjC0
母『透けなくてもねより多くの光が近くにあるだけでも力が増すのよ』

勇者『おもしろ〜い!!』

母『じゃあこのペンダント少し使ってみる?』

勇者『いいの?』

母『いいわよ。た・だ・し壊さないようにね?』

勇者『は〜い!』
82 :Mr,K [sage saga]:2012/01/16(月) 21:17:26.19 ID:gFiGqkjC0
今日はここまで
書き溜めが少しできたけど俺は今何を書いてるんだろう
何か当初の予定がなくなってる
もう少し報告らしきものが続くので付き合ってください
まぁあと何回かは回想入れるとおもう
なんとかして100超か完結目指すそれじゃあ
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/17(火) 11:27:25.12 ID:aAvGAVIIO
おつー
84 :Mr,K [sage saga]:2012/01/17(火) 20:01:25.42 ID:DxaT7YYe0
書き溜めあるにはあるんですけどきりがいいとこまでない上に
ほんの少ししかなくてあの・・・その・・・
つまり今日は休ませてもらいます すいません
85 :Mr,K [sage saga]:2012/01/18(水) 20:18:20.16 ID:1ir+WRpi0
母『じゃあ使い方教えるわね?まずこのペンダントを両手で包み込むの。』

勇者『こう?』

母『ええ、そうよ。次に目をつぶって

”私に光を”って言ううのやってみなさい。』

勇者『えっと、手で包んで目をつぶって…

”僕に光を!”ってあれ?何も起きない』
86 :Mr,K [sage saga]:2012/01/18(水) 20:18:45.60 ID:1ir+WRpi0
母『イメージが足らなかったのね』

勇者『いめーじ?』

母『そうよ。イメージ。例えば自分の周りだけ光を強くして姿を消したいだとか

光を刀みたいな形にしたいだとかね』

勇者『うん、わかった。やってみる!

”僕に光を!!”』パリーン
87 :Mr,K [sage saga]:2012/01/18(水) 20:19:14.10 ID:1ir+WRpi0
勇者『やった!出来た!みて、みておかあさん

僕達の姿を光でつくってみたの!』

母『え、ええ。すごいわね』

母(そんないくら光が多く必要だからってあの装置が壊れるなんて

いや、今はそんなことよりも)
88 :Mr,K [sage saga]:2012/01/18(水) 20:19:50.50 ID:1ir+WRpi0
魔物『ふん、やはりここにいたのか。

一時はどうなることかと思ったがなかなかどうして

レウスの奴の情報も侮れんではないか』

母『!?誰よ、あなた!』

魔物『俺か?俺に名前は無い。ただ面白くないものを壊すだけの存在だ。

ただ、強いて言ううなら”グレー”だろうか?

他の奴らはどうやらそう呼んでいるらしい』
89 :Mr,K [sage saga]:2012/01/18(水) 20:20:23.39 ID:1ir+WRpi0
母『グレーってまさかあの!?』

グレー『あのってのがどれかは知らんがおおよそそれであっているであろうな。』

母(まさか私達のことも狙ってたなんて!

それよりもこの子だけはなんとかして逃がさなくっちゃ!!!)

母『そのペンダントを持って早く逃げなさい』ボソッ
90 :Mr,K [sage saga]:2012/01/18(水) 20:20:50.52 ID:1ir+WRpi0
勇者『えっ?おかあさんはどうするの?』ボソッ

母『少しこの人と話してから行くわ』ボソッ

勇者『でも・・・』ボソッ

母『いいから早く行きなさい!!』

勇者『う、うん!』テテテ
91 :Mr,K [sage saga]:2012/01/18(水) 20:21:18.10 ID:1ir+WRpi0
グレー『おや?逃げるのか?まぁいい。やることは変わらんしな。

おいそこのペンダントはどうした?』

母『悪用されると分かっていて教えるとでも思う?』

グレー『悪用?違うな。さっきも言ったであろう?

俺はただ面白くないものを壊すだけだと』

母『あら?なら悪用しないとは言い切れないじゃないの?

だってあの石を貴方が面白いと思うかもしれないじゃない』
92 :Mr,K [sage saga]:2012/01/18(水) 20:21:44.04 ID:1ir+WRpi0
グレー『俺が?あの石を?フハハハハハ。笑わせるでない

むしろあの石は俺にとっては天敵に近い存在である。気にいるわけがなかろう?

まあよい。結局渡す気は内容だな』

母『当たり前でしょ』

グレー『ふん、どうせ探せば出てくる。いや、それとも先程の小僧にでも持たせたか?

まぁ全員殺してから確かめればよいか』
93 :Mr,K [sage saga]:2012/01/18(水) 20:22:10.51 ID:1ir+WRpi0
母『そうはいかないわよ。こっちだって最低限の抵抗はさせてもらいます。』

グレー『最後の最後まで面白い奴よ。ならばかかってこい。

飽きるまで遊んでやるわ。』

母(さようなら。私の可愛い−−−)
94 :Mr,K [sage saga]:2012/01/18(水) 20:24:23.59 ID:1ir+WRpi0
はい今日はここまで
やっぱり一回書き溜めがなくなると書き溜めを作るのが難しくなって
不定期投稿になるしレスも減るな
一応10は行くようにします それでは
95 :Mr,K [sage saga]:2012/01/19(木) 23:37:52.03 ID:ZjXQ5TSF0
すいません。書き溜めを作りたい&きりがいいところまでは長いって事で
日曜か月曜まで休ませてもらいます
まぁ気まぐれや進み具合によってはきますがねそれでは〜
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/20(金) 10:14:41.97 ID:Ih51OfnIO
おつかれー
自分のペースでいけばいいよ
間あけても落ちないし
97 :Mr,K [sage saga]:2012/01/20(金) 18:43:43.91 ID:yo/heZBj0
休むと言ってただろ?ありゃ嘘だ。
今日雪で学校行けなくなったから調子こいて一気に書き溜めた。
最後まで書きためようと思ったらネタが思い浮かばなくなったから投下する。
とりあえずこの過去終わらせるかな
98 :Mr,K [sage saga]:2012/01/20(金) 18:44:11.27 ID:yo/heZBj0
〜勇者の家:廊下〜

勇者『ここまでくれば大丈夫かな?

それにしてもおかあさん…ううんきっと大丈夫!

それよりもおとうさんに知らせないと…

確か地下はこっちだったはず』タッタッタ
99 :Mr,K [sage saga]:2012/01/20(金) 18:44:39.68 ID:yo/heZBj0
〜勇者の家:地下〜

勇者『うわぁすごいくらいなぁ。これじゃあどこにいるかわからないよ

う〜ん、そうだ。このペンダントで…

”僕に光を”』パァァァ

勇者『う〜ん光が少ないのかな?

ランプ位の大きさが限界かぁ

まぁないよりはましかなさておとうさんはどこだろう?』
100 :Mr,K [sage saga]:2012/01/20(金) 18:45:05.22 ID:yo/heZBj0
〜地下:研究所〜

勇者『えっと、多分この部屋だよね?』ギィィィ

父『うおう!眩しい!いきなり誰だ!』

勇者『ご、ごめんなさい!』

父『その声は――か?とりあえずその光を弱めてくれ』

勇者『う、うん。えっと

”僕に光を”?』パァァァ

父『ん?それは光操石なのか?なら”散れ、光よ”って唱えろ』

勇者『”散れ、光よ!”』シュウン
101 :Mr,K [sage saga]:2012/01/20(金) 18:45:36.85 ID:yo/heZBj0
父『ふぅ、これでひとまず大丈夫か。それと――よ。暗いところにいきなり光を持ち込まない!

これお父さんとの約束な?まぁそれよりもなんでここまで来たんだ?』

勇者『うん、今度から気を付けるね。

それとさっきおかあさんにこのペンダントを借りて使ってみたの。

そしたら家の周りの装置が壊れてそれで変な人が入ってきてお母さんはその人と話があるって言って

だから僕はおとうさんに伝えに来たの!』

父『うん、日本語がおかしくなってるね。でもだいたい分かったよ。

その変な人ってなんて名前か分かるか?』

勇者『名前はないって言ってた。けど周りの人からはグレーって呼ばれてたみたい。』
102 :Mr,K [sage saga]:2012/01/20(金) 18:46:07.23 ID:yo/heZBj0
父『そう、グレー…か

わざわざ伝えに来てくれてありがとうな、――。』

勇者『ううん、それよりも僕はこの後どうしたらいいの?』

父『じゃあそこの部屋に隠れて少し経ったらその部屋の後ろにある扉から外に出なさい。

そしたらここには二度と戻ってこないように。聖者の村に行けば受け入れてもらえるだろうからね。

場所はわかる?』

勇者『うん。でもお父さんは?』

父『僕もちょっとその人に話があるんだ。だから一緒にはいけないんだ。ごめんね?』

勇者『…わかった。それじゃあね。おとうさん。”さようなら”。』キィィ バタン

父『うん。そうだね。”さようなら”』

父(本当、察しがいい賢い子に育ったよ。)
103 :Mr,K [sage saga]:2012/01/20(金) 18:46:41.64 ID:yo/heZBj0
グレー『む?小僧はいないのか?それにしてもここは居心地がいいな。』

父『ああ、息子なら僕がペンダントを受け取った後に逃がしたよ。

もちろんペンダントはもう隠したけどね。転移魔法で』

グレー『それなのにそのブレスレットは転移させなかったのか?』

父『うん。このブレスレット気に入っていてね。どうせなら最後まで付けて居たいじゃないか

それにこっちは君が壊すことは絶対にないしね。』
104 :Mr,K [sage saga]:2012/01/20(金) 18:47:07.33 ID:yo/heZBj0
グレー『ああ、そうだったな。その石が目的でもあった。

どうせだ。最後に使ってみろ。』

父『いいのかい?それはありがとう。でもね?時に愉悦は身を滅ぼすよ。

”今ここに深淵より闇と影と憎悪と破壊が来る

そして奈落に我と彼とを誘いて我は怒りに踊り狂う。

彼は孤独と痛みに壊れゆく。我は闇。闇は我。誰の目にも映らぬ現象なり”

僕は元アサシンだからね。さぁ僕と踊ろうか』スゥゥゥ
105 :Mr,K [sage saga]:2012/01/20(金) 18:47:33.69 ID:yo/heZBj0
グレー『なるほど、そのブレスレットに呪文を書き込み詠唱することで

力を発揮できるようにしたか。考えたな。ならばあのペンダントも同じ作りか。

それに元アサシンか面白い。暫しの間踊ってやろうではないか。』

勇者(あれが”グレー”。さっきはすぐに逃げたからよく見れなかったけど

今度は覚えよ。早くいかないと僕が死んだら意味がないんだ。

いつか、いつか絶対に・・・)
106 :Mr,K [sage saga]:2012/01/20(金) 18:48:06.97 ID:yo/heZBj0
〜王室〜

側近「その後聖者の村に引き取られ」

勇者「紆余曲折あってこんな勇者になったとさ」

側近「なっ!?」

魔王「ふむ、戻ったか。して先程までの報告はまことか?」

勇者「う〜ん、途中からしか聞いてないけど嘘は混じってないよ。

側近ってすごいんだね。良くそこまで調べられたね」

側近「ふん、ただ人がいなかったので魔法を」

勇者「で悪いんだけど一日早くして今日決断してもらえる?」

側近「(´・ω・`)」

魔王「うむ。構わんぞ。

我ら魔属王政はここに人間王政に協定を申し込む」
107 :Mr,K [sage saga]:2012/01/20(金) 18:51:16.98 ID:yo/heZBj0
今日はここまで
調子こいたとか言った割には10かそこらじゃないかだって?
はん、その通りだよすいません。ほら一回が多いからしょうがないじゃん?ね?
ちなみに明日バイトも行けなくなったから更新するかも
そして100突破文だけだともうちょいで超える さぁあとは完結させるだけだ
ネタ思い浮かばないから質問受け付けます
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/20(金) 20:29:36.76 ID:f/kwv//IO
どうしてそんなに遅筆なの?
プロット立ててないの?
行き当たりばったりなの?
109 :Mr,K [sage saga]:2012/01/20(金) 23:41:48.31 ID:yo/heZBj0
プロットなにそれおいしいの状態
行き当たりばったりではないけど頭の中から打ち込むのが面倒で放置状態
遅筆は以上の結果です あと強いて言うなら小説書いたことはない ゲームシナリオは少しあるけど(現在制作中)
書き始めたとしても完結させたことがないから打ち込み方ひとつでも悩んでるから余計遅くなる以上
110 :Mr,K :2012/01/23(月) 18:56:48.78 ID:OIZH3Lh90
勇者「本気で言ってるのか?魔王。

俺ら人間にはそれを飲み込む意思はない。」

魔王「最後までよく聞け勇者よ。

我は人に此方の文化を犯さず民を傷つけなければ領土を全て渡すと言っている

ただし二つの条件を用意させてもらう。

一つ魔族王政はこのまま。

二つ勇者、お前を魔族犯罪者討伐に借りる事」

勇者「」ピクッ?
111 :Mr,K :2012/01/23(月) 18:57:17.44 ID:OIZH3Lh90
魔王「これを協定と言う大義名分で通そうというのだ。これならそちらも納得であろう?

ただしこれはお主の意見も聞こう。お主または其方の上が了承しなかった場合は

最悪の手段としよう」

勇者「…魔話をさせろ。」

魔王「ほら、最初に802をつければ通じる」

勇者「俺だ、王様につなげ。」
112 :Mr,K :2012/01/23(月) 18:58:03.00 ID:OIZH3Lh90
王『どうした勇者よ。』

勇者「今日諸事情あって魔王に決断してもらった。」

王『その様子だと最悪の手段には及ばなかったようだな。』

勇者「ああ、魔王が協定を求めてきた」

王『それに応じる気はない。今すぐに他に変えろ』

勇者「待て、魔王が条件を出してきた。それを聞いてから決めろ

内容は」
113 :Mr,K :2012/01/23(月) 18:58:38.89 ID:OIZH3Lh90
〜説明中〜

勇者「だそうだ。どうする?」

王『少し待て、おい兵士研究者の打表を呼べ』

兵『はっ!』

学者『その必要はないわよ』

王『良いところに来た。今かくかくしかじか黒髪ロング最高と言う話になっていたのだ。

お主はどう思う?』
114 :Mr,K :2012/01/23(月) 18:59:06.69 ID:OIZH3Lh90
学者『その条件ならのんで欲しいわ。向こうの文化と組みわせた物もできるでしょうし

とりあえずはデメリットもないでしょうしね。ただ、何事にも例外はあるわよね?魔王さん』

魔王「と言うと?」

学者『なに、簡単なことよ?犯罪者によって魔物が傷つくのはどうしようもないってことよ』

魔王「それはそうだ。此方もそのつもりだ。それに伴い相互の犯罪と指名手配犯の情報を

交換したい」

学者『それなら王か誰かが送るわよ、きっと。ね?』
115 :Mr,K :2012/01/23(月) 18:59:36.67 ID:OIZH3Lh90
王『うむ。それではその協定のもうではないか。

ただしそれについて今後幾度かご足労願うかもしれん。』

魔王「承知の上だ」

王『それではこれにて失礼させてもらう。

勇者の事は一時的にそちらに任せよう』ブチッ

勇者「だそうですよぉ?この後俺はどうしたらいいんですか?魔王様。」
116 :Mr,K :2012/01/23(月) 19:00:04.14 ID:OIZH3Lh90
魔王「明日お前にはレウスと言う者を討伐してきてもらいたい。」

勇者「レウスって元情報屋の特A犯罪者?」

魔王「よく知っているな。やはり独自に魔族の犯罪者を調べていたのか。」

勇者「うん、確かに調べてはいたんだけど何より昨日出た理由が

グレー探しでめぼしい場所に当たりつけて行ったらレウスがいたから倒してきた。」

魔王「ほう、やはり勇者に選ばれただけはあるな。

明日側近と数人の兵で確認させに行く。その後また違うものを討伐してもらおう。」

勇者「わかった。場所は闇夜の床ね。」
117 :Mr,K :2012/01/23(月) 19:00:43.21 ID:OIZH3Lh90
側近「わかった。念のため上級兵を二名引き連れて明日出発します。」

魔王「では今日は遅くなったが勇者の歓迎と人間との協定を祝して宴にするか。

メイド長悪いが料理長達に伝えてくれるか?」

メイド長「はい、わかりました。ついでに城内の人にも声かけちゃいますね♪」タッタッタ

魔王「まだ昼か、宴までかなりの時間があるが勇者はどうする?」

勇者「そうですねぇ、特にやることはないっすね。

あ、そうだ。魔王様が魔王になった時の事教えてくださいよ。」

魔王「よいが宴の前に聞くような綺麗な話ではないぞ?」

勇者「大丈夫ですよ、そう言う話には慣れてますから」

魔王「そうか、ではしばしの間語らせてもらうとするか。」
118 :Mr,K [saga sage]:2012/01/23(月) 19:02:44.26 ID:OIZH3Lh90
はいはい今日はここまで
書き溜めなんて無かったんや
それとお前ら黒髪ロングバカにしたらどうなるかわかるな?
この俺が本気で戦争してやんよ sagasage入れ忘れてたorz
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/23(月) 20:57:24.71 ID:UkmB5Z7DO
創作の役に立てば

平板で抑揚かない感じ
読ませる演出を考える!

掴みの為、戦闘シーンを早めに入れる!
萌え、緊張感を意識して場面を作る。
120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/23(月) 21:47:36.72 ID:bHQjZ3IMo


>>119
それも味だろ
121 :Mr,K [saga sage]:2012/01/27(金) 16:37:25.51 ID:8OlTolqY0
>>119
まぁできるだけ頑張ってみますが一石二鳥でできたら苦労しませんし脳内再生で雰囲気作りされてるから
ちょっとやり辛いんですよね。まぁぶっちゃけるとめんどくさいんです。
>>120
そうそう味だよ。そう言う事にしとこうよ。頑張ってみるけど
今週は検定勉強()で忙しかったんで投下休みすぎたな 少しだが今から投下する
122 :Mr,K [saga sage]:2012/01/27(金) 16:38:40.54 ID:8OlTolqY0
〜過去:魔族領ナカ村〜

魔物『子供たちはみんな逃げたか?』

村長『大丈夫だ。子供達は安全な村にあずけてきた。

だから魔王様なき今何としてもここで勇者を殺し

子供達にいい未来を過ごしてもらおうじゃないか

皆の者準備はいいか?』

魔物達『おお〜!』
123 :Mr,K [saga sage]:2012/01/27(金) 16:39:12.39 ID:8OlTolqY0
それは前魔王様が病死し、次の魔王を決めるためにごたごたしていたのを

人間の王が嗅ぎつけ勇者を送り出した。

私の村はこの城に来る途中にあったため何としてでも勇者を倒さなければならなかったのだ

村長『来たぞ!』

旧勇者『おお、雑魚共がぞろぞろと出迎えありがとうよ。

でも出迎えや土産はいらないぜ?

お前らの経験値だけで十分なんだから』

村長『私達はそう簡単にはやられんぞぉ!!』
124 :Mr,K [saga sage]:2012/01/27(金) 16:39:41.05 ID:8OlTolqY0
〜1時間後〜

旧勇者『はぁ、その人数でこの程度とか期待外れにも程があるぜ?』ザシュ

魔物『ぐっ!』

村長『衛生兵!すぐに回復を』

衛生兵『はい!回復魔法”傷浄”』パァァ

魔物『うぉぉ!ありがとうよ!』

旧勇者『はぁ、さすがにうるさくなってきやがったな。めんどうだし一気に焼き払うか。

中級魔法”火焔”出力は・・・80%でいいや』

村・衛『ぬわぁぁぁぁぁぁ!!!』
125 :Mr,K [saga sage]:2012/01/27(金) 16:40:05.13 ID:8OlTolqY0
魔物『くっそがぁぁぁ!』

旧勇者『うるせぇつってんだろうがよ。とりあえずもう一丁くらわすか。

”火焔”出力・・・50%』

魔物『く・・・そ、みんな、ゴメン』

旧勇者『さてこれで終わったな。経験値は、っとまぁまぁだな。』

?『上級魔法”火焔車”』ボォ・・・

?『上級魔法”光柱”』
126 :Mr,K [saga sage]:2012/01/27(金) 16:40:32.74 ID:8OlTolqY0
旧勇者『よっと、上級魔法を使えるやつが残ってたのか』ヒョイ

?『避けられると結構自信なくすもんだな』ズウウン

?『いいのよ、自信なんてなくしちゃって。私たちは赤騎士様が来るまでの足止めなんだから』ポン

?『それもそうか。それじゃあちょっとだけ頑張るか母さん!』バッ!

母『そうね、あなた。どうせなら本気でやりましょうよ。補助は私に任せて』

旧勇者『人前でイチャコラしてんじゃねえよごらぁ』
127 :Mr,K [saga sage]:2012/01/27(金) 16:40:59.71 ID:8OlTolqY0
父『おや?ボッチの旧勇者君には刺激が強かったかな?』クスッ

旧勇者『よし、決めた。魔法は使わねえ。剣で痛めつけて殺してやる』ゾォォォ

母『すごい殺気ね。でもあんまり舐めないほうがいいわよ?

いくら足止めでも死を覚悟した生き物は怖いんだから』
128 :Mr,K [saga sage]:2012/01/27(金) 16:41:27.18 ID:8OlTolqY0
旧勇者『忠告ありがとうよ。

”我が躰には1つの曲る事無き棒がある。

幾たびの戦をしその棒はより真直ぐより鋭利に磨き上げられた。

そして戦いの果てに揺るぎ無き勝利と我が躰という名刀を手に入れた。

さあさあ御立合い。今から行われるは名刀により紡がれる妙技。

しかとその目に焼き付けて旅立たれるようお願いいたします。”』パァァ

父『”魔法?いや、暗示か?』

旧勇者『どちらも違う。技だよ。刀を振り自らも刀になった者の最強の技だ。』
129 :Mr,K [saga sage]:2012/01/27(金) 16:42:00.68 ID:8OlTolqY0
母『防御力増幅魔法”城壁”素早さ増幅魔法”颯”』ブウウン

旧勇者『賢いな。だが我の前では意味がないだろう。

では小手調べだ。”黒烈波”』ザシュン

父『”黒陣波”』ザシュン
ピキン
母『1つ上の技で相殺ね。だったら・・・攻撃力増幅魔法”魔神”』ブウウン

旧勇者『その程度の実力ならこの技で十分だな。技”凛月”』シュン

父『名技”陣烈波”』シュン
パシュン
父『ぐっ!?』
130 :Mr,K [saga sage]:2012/01/27(金) 16:42:27.02 ID:8OlTolqY0
母『なぜ?攻撃力を上げたから互角なはずなのに』

旧勇者『何も力がすべてでは無い。我は刀。技を紡ぐ度に磨き上げられ強くなる。それだけだ。』

父『勝ち目なしか。』

旧勇者『だが威力を半減させられるとは思わなかった。

だから敬意を表して最後に秘技を見せてやる。

秘技”明月澄湖”』スゥ…

父『奥技”波紋来真”』サァ・・・

母『独自魔法”淡火”』ポォ・・・
131 :Mr,K [saga sage]:2012/01/27(金) 16:44:02.71 ID:8OlTolqY0
うい今日はここまで
書き溜めたと思うとすぐ無くなるorz
今日の教訓は数学の問題を解きながら書き溜め作るとかなり疲れる
質問や意見くれれば答えさせていただきます
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/01/30(月) 18:23:25.90 ID:2YuItJLio
乙乙!
133 :Mr,K [saga sage]:2012/01/30(月) 20:11:21.38 ID:B0SX4JBD0
〜過去:蛍の森〜

魔王幼女(以下魔幼)『えっと、この花と…後この花。あっちの木の実もとって来ようっと♪

えへへ、お父さんとお母さん喜んでくれるかな?』
グッ!?
魔幼『これはお父さんの声?どうしたんだろう?』テテテ
ポォ・・・
魔幼『綺麗…』

そこで私はつい見入ってしまった。なぜなら昔父と母と共に夏の終わり頃秋の始まりに見た光景を思い出してしまったんだ。

空と湖は澄み渡りその両方に満月がある。湖の月が揺れたと思えば

蛍が一斉に光り出すそんな景色。その後聞いたが素晴らしい技同士がぶつかると生き物は幻を見る

きっとあれはそれだったのだろう。

だがその美しい光景の後には地獄しかなかった。
134 :Mr,K [saga sage]:2012/01/30(月) 20:11:49.02 ID:B0SX4JBD0
母・父『』ドサッ

旧勇者『いい技だった。せめて安らかに眠れ』キン

魔幼『お父さん!お母さん!』

旧勇者『お前はこいつらの子か?今はいい気分だ見逃してやる。早く行け』

魔幼『貴方がお父さんを・・・お母さんを殺したの?』ギロッ
135 :Mr,K [saga sage]:2012/01/30(月) 20:12:19.13 ID:B0SX4JBD0
-力がほしいか?
力はある

‐勇気がほしいか?
そんなものは憎しみで代用できる

‐なら不可能を可能にしたいか?
生き物はその気になれば不可能なんてない

‐いいだろうならばお前には資格をやる
資格?

‐そうだ。お前のような者にこそふさわしい資格。魔王になる資格だ。
魔王… 

‐今力と行動で示せ
…わかった

魔幼『貴方を…殺す』
136 :Mr,K [saga sage]:2012/01/30(月) 20:13:27.66 ID:B0SX4JBD0
旧勇者『お前みたいな餓鬼にやられるわけがないだろう?』ゾクッ

(すごい魔力だが・・・あの歳なら高威力の魔法は使えないだろう)

魔幼『初級魔法”火球”』ボッ

旧勇者(やはりな、あの程度なら避ける必要はないか)
ドン
旧勇者『なっ!?』

魔幼『それは今まで苦しんだ人の分。

次は中級魔法”火焔”』ボォ・・・
ドォン
旧勇者『ぐぁ!』
137 :Mr,K [saga sage]:2012/01/30(月) 20:13:50.81 ID:B0SX4JBD0
魔幼『それは死んでいった村の人たちの分。

次は上級魔法”火焔車”』ボォォ・・
ドォォン
旧勇者『ぬわぁ!』

魔幼『それはお父さんとお母さんの分。

最後は私の怒りの分。

古代焔魔法”地獄業火”』ボォォォ
ドォォォン
旧勇者『くっ!だがこれで終わりだろう?

もう魔力は空のはずだ。ここまでして許されると思うなよ?』
138 :Mr,K [saga sage]:2012/01/30(月) 20:14:19.73 ID:B0SX4JBD0
魔幼『許される?むしろこっちのセリフよ。

私の魔力が尽きる事は無いわ。そして最後は私の怒りの分。

まだ終わりじゃないのよ?』

旧勇者『なんだ・・・と?』

魔幼『古代土魔法”大地の怒り”古代金魔法”黄金の鉄槌”

古代水魔法”悲劇の雨”古代木魔法”深緑の刃”

古代氷魔法”氷血”古代風魔法”嘆きの息吹”古代雷魔法”千の雷撃”

古代光魔法”断罪の光”古代闇魔法”孤独の闇”』ヒュン
バシュゥゥン
旧勇者『 』ドサッ
139 :Mr,K [saga sage]:2012/01/30(月) 20:15:18.36 ID:B0SX4JBD0
魔幼『これだけ食らっても体が残ってるなんてさすがは勇者だね。

でもまだ許さないから、まだ気絶してるだけだから

私は貴方を確実に殺す。だから次で死んでね?』ポロポロ

魔幼『”多くのものを救うため、自分の心を救うため

多くの者を殺めてきた。自分の使命の為と偽り殺めてきた。

だがそれも今日にて終わり。茶番の旅劇もこれにて終わり。

独自魔法”終焉””』サァ…
140 :Mr,K [saga sage]:2012/01/30(月) 20:15:44.18 ID:B0SX4JBD0
スゥ…
魔幼『やっぱり肉体は残ったんだね。これでもまだ私は許せない。

私は魔王であるのだから非常にならないといけない。

でも・・・』ポロポロ

赤騎士『之はどうしたことか?聞いていた状況とずいぶん違うな。』

魔幼『お姉ちゃん私どうしたらいい?』
141 :Mr,K [saga sage]:2012/01/30(月) 20:16:18.75 ID:B0SX4JBD0
赤騎士『お前はいや、その印は…そうか。選ばれてしまったのか。

答えになるかは分からぬが魔王様は泣いてはいけない。

だがまだ儀式は行われていないだからお前はただの子供だ。』

魔幼『うっ…うわぁぁん』

赤騎士『よしよし、このような少女にこんな試練を与えるなんて

前魔王様は人が悪い。そうだ、貴方は将来何になり”たかった”?』ナデナデ

魔幼『うっ…ひっくっ…王様のメイドさんに』ポロポロ

赤騎士『ふふ、お姫様とかじゃないのね。そうだ!

気休めにしかならないかもしれないけど夢の交換をしない?』
142 :Mr,K [saga sage]:2012/01/30(月) 20:16:41.81 ID:B0SX4JBD0
魔幼『交換?お姉ちゃんの夢ってなぁに?』

赤騎士『私はね?大事な人を守れるくらい強くなりたかったの。

でも無理みたい。今日も多くの人を守れなかったし救えなかった。

辛いことを言うけどこれから貴方にはこの夢は必要になるわ。

だから、ね?』

魔幼『うん、それならいいよ。じゃあお姉ちゃんは明日から私のメイドさん?』

メイド『いいえ、今日からですよ。魔王様♪

そう言えば名前がまだでしたね。私は赤騎士”レヴィットでした。

今日からはメイドのレヴィットです。宜しくお願いしますね?』

魔幼『こちらこそ。私の名前は―』
143 :Mr,K [saga sage]:2012/01/30(月) 20:17:09.16 ID:B0SX4JBD0
〜現代:王室〜

魔王「そうして私は魔王に彼女はメイドになったのだ。」

勇者「へぇ、魔王様結構酷いっすねぇ。それにメイド長元兵士ですか」

魔王「まぁ正確には四天王だったな。今では四天王こそないが側近よりも強いぞ?」

勇者「こりゃ下手に喧嘩売らないほうがいいな。

それに魔王様と戦って勝てる気が無くなったなぁ」

魔王「安心しろ。これから多くの犯罪者と戦ってもらう。」
144 :Mr,K [saga sage]:2012/01/30(月) 20:17:39.50 ID:B0SX4JBD0
メイド長「それに私も手伝ってあげますよ?勇者様♪

しかも特別サービスで本気の素で」ニッコリ

勇者「あ〜こりゃ俺死ぬなwwww。」

魔王(あの時慰めて貰えなければ私はどうなっていたのだろうか?

ふ、本当に感謝してもしきれないな。)

魔王「…有難う、レヴィット」ボソッ

メイド長「いえいえ、どういたしまして」ニッコリ

勇者「?何が?」

魔王「勇者の指導を手伝ってくれて助かると申したのだよ。」

勇者「生存ルート探そうかなぁ」

魔王・メイド長「フフフ」

そしてこの夜にひと足早い契約の杯を交わし共に良い世界にすることを誓った。
ちなみに側近がメイド長に挑戦し返り討ちになったのはまた別の話
145 :Mr,K [saga sage]:2012/01/30(月) 20:23:08.25 ID:B0SX4JBD0
今日はこれにて終わり
書き溜めも終わった。それで質問。これからグレー戦に向け特訓に入りますが
ややカットとセリフちょい残しカットのどちらがいいですかね?
ややカットは何日かセリフちょい残しはふた事ずついれて想像にお任せ
明日の夕方まで放置しますんでよければ意見ください。
ちなみに想像力が低いためオールはきつい出来るけど投げ出す可能性大です。
俺的にはセリフちょい残しがいいなぁ |Д´)ノ 》 ジャ、マタ
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/30(月) 20:50:17.72 ID:3VmA7l9IO
147 :Mr,K [saga sage]:2012/02/01(水) 20:11:35.85 ID:anQ/O4ow0
コメントがなかったといううことでセリフちょい残しで行きますね
ちなみに来週終了を目指しています。もし終わらなかったら都合により一週間離れます。
それでは 書きためないから明日
148 :Mr,K [saga sage]:2012/02/06(月) 19:01:59.24 ID:/MlYen4c0
取りあえず書きための一部投稿します。
できればあさって辺りまでに完成させて一気に投下したい
149 :Mr,K [saga sage]:2012/02/06(月) 19:02:58.80 ID:/MlYen4c0
〜トレーニングルーム〜

魔王「どうした?我に挑もうとしていた割には随分と弱いではないか

だがまぁ犯罪者のみを倒していたのだから仕方のないことか。

その代りこれからの特訓が厳しくなるだけであるしな。」ニヤ

―――――――

メイド長「どうしたんですか勇者様?

こんなんじゃまだまだ素の私で戦えないじゃないですか」

〜どこかの部屋〜

メイド長「お似合いですよ魔王様」ニコッ

魔王「う〜む、やはりこういった物は慣れぬな。

だが、まぁ、うむ。似合っているのなら良いか。行ってまいる。」

―――――――

魔王「領地の件だが魔物がいる場所の場合は少しずつ貸し出させてもらいたいのだが

いかがか?」

王様「ええ、それで構いません。

焦りそちらの文化を壊してしまったらいけませんし何より情報によれば

魔物達は敵意がある者に襲い掛かるとの事。送る者の意識改革も行わなければいけませんしね。

それと武器の類は念のため最小限に致します故。」

―――――――
150 :Mr,K [saga sage]:2012/02/06(月) 19:03:27.19 ID:/MlYen4c0
勇者「王様〜、あいつもこっちに寄越してくださいよぉ。

トレーニングきつすぎるんですよぅ。」

王様『本来だったらそうしてやりたいのだが

自由にした瞬間に「今まで使わずに貯めた金で遊び尽くすぞ〜!」ってな具合で

どっか行ってしまったぞ?』

勇者「嘘だ!嘘だと言ってくださいよ!こんな地獄俺一人に味合わせるなんてひどいですよ!」

メイド長「失礼します。勇者様〜?特訓のお時間ですよ♪」

勇者「うわぁぁぁ!」ズルズル

王様『南無三』ブツッ

――――――
151 :Mr,K [saga sage]:2012/02/06(月) 19:03:53.36 ID:/MlYen4c0
〜図書室〜

側近「今日は魔王様は人間領へ。メイド長は新人育成及び人間のメイドの為の仕事編成

で居ない為私が担当させていただきます。」

勇者「あぁ、今まさに貴方が天使に見えます。側近様」

側近「そうですか。では今日中に躰の仕組みについてと魔力についてを読みきってください。」ドン

勇者「あ、幻だったでござる。」

側近「無駄口を叩かないで読んだほうがいいですよ?今後の特訓も楽になりますから。

それに私も鬼ではないのでわからないことがあったら聞いてくだされば答えますよ。」
152 :Mr,K [saga sage]:2012/02/06(月) 19:04:26.61 ID:/MlYen4c0

〜特訓中間〜

勇者「そろそろ本当に死にそう。むしろ生きてるのが不思議。」

メイド長「全くそんなんじゃまだまだですよ」

魔王「よし、今日は特訓は中止し試験をする。

試験内容は我が撃つ古代魔法を打消すか耐え抜くことだ。」

勇者「・・・メイド長。骨は俺の実家に埋めといてください。」

メイド長「嫌です。」

魔王「安心しろ。手加減はしてやるしそれにこの部屋には

回復魔法を出す機械が設置されている。今のお前なら一時的に意識不明になろうと

死にはしないであろう。」

メイド長「もし意識不明になったら私が看護してあげますよ。お望みなら魔王様でも。」
153 :Mr,K [saga sage]:2012/02/06(月) 19:04:58.42 ID:/MlYen4c0
勇者「拒否権話なんですね。はぁ…、もう腹くくって一気に行きますか。

スゥ…ハァ…、よし!いつでもいいですよ。」

魔王「うむ、では参る。古代木魔法”深緑の刃”(出力70%)」ザシュン

勇者「上級魔法”火焔車”」ボォォォ

魔王「ふむ、木は意味無しか。ならば古代金魔法”黄金の鉄槌”(出力70%)」ドンッ

勇者「ちょっ!独自魔法”重力操作”

技”黒陣波”初級魔法”水滴”」
ドシッ!
勇者「っ!壊しきれなかったか。」

魔王「ふむ、これで50%まで減らせるのなら次の特訓に移るか。」

勇者「今ので50%かよ。普通に30%位まで減らせたと思ったのに。」
154 :Mr,K [saga sage]:2012/02/06(月) 19:05:26.71 ID:/MlYen4c0
魔王「それは最後の魔法であろうな。あそこで出し惜しみをせずに中級か上級を出せば

消せていただろう。」

勇者「いや、でも魔力が勿体無いじゃないですか。」

側近「こないだ渡した本しっかり読みませんでしたね?

魔力とは基本的には皆同じくらいなのです。しかも貴方は魔王様たちの様に例外の部類なんです。

自分に合った詠唱を見つければ通常の半分以下の魔力で使えます。

それを自身の体に染み渡らせれば詠唱無しの低魔力で高威力の魔法も簡単に出せるようになるんです。

わかりましたか?」

勇者「イ、イエス」
155 :Mr,K [saga sage]:2012/02/06(月) 19:05:54.49 ID:/MlYen4c0
魔王「では、今後の特訓予定だが」

メイド長「私が貴方の技等の剣技を」

側近「私が素早さと詠唱開発を」

魔王「そして我がお主の魔力を上げることとする。」

勇者「あれ?魔力って変わらないんじゃないの?」

側近「通常なら変わりませんが使いきり回復をする内に魔力の回復または

魔力を入れる器が強化されるのです。まぁ貴方の様な例外が主ですがね。」

魔王「魔力はその方法で特訓する。」

側近「詠唱開発はその時に同時進行です。素早さは重力操作を発生させる機械のついている

部屋で私との戦闘になります。」

メイド長「剣技は身体剣化を発動した状態での特訓とする。」

魔王「この特訓は取りあえず2週間を見ている。それだけ鍛えればSランクも何とかなるであろう。」

メイド長「ファイトですよ勇者様!」
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/02/13(月) 14:36:48.71 ID:nEykf6Ewo
まだ?
157 :Mr,K [saga sage]:2012/02/23(木) 00:52:33.22 ID:qt7FQ6sJ0
はい、少し更新します。
終わりまでまだまだあるよ。ごめんね。
べ、別に打ち込み作業がめんどくさいんじゃないんだからね!
158 :Mr,K [saga sage]:2012/02/23(木) 00:53:08.99 ID:qt7FQ6sJ0
〜それから勇者の特訓は厳しさを増した。が、師が優秀だったのと

勇者の身体が恵まれていたことから1週間後には予定の強さに達していた。

それによりSランク討伐の許可が下ろされそれが人間・魔物の各国に知られ

大きな宴が開かれた。その宴に経験値の国からメタルの彼が訪れていた。

その彼は土産代わりに絶対的な魔法防御を教えてくれた。

ちなみに彼のさり際に重力操作を使ってみたがいつもと変わらぬ速さで帰っていた。〜

魔王「さて今いるSランクだがグレーを含め10名だ。

と言ってもその中でも強いものは二人ほどだがな。」

勇者「・・・思っていたよりも少ないですね。」

側近「Sランクとは元々犯罪者の中で魔王様と同等かそれ以上の強さを持って居る者のことを

言う。現魔王様は歴代でもトップクラスであるから必然的に少なくなるのだ。

参考までに教えておくと先代魔王様の台は25名ほどいた。」

勇者「それは何と言うか残りの15名は可哀想ですね。」
159 :Mr,K [saga sage]:2012/02/23(木) 00:53:37.27 ID:qt7FQ6sJ0
魔王「Sランクだけはな一度討伐に向かうのだ。」

側近「そうしないと強さがわかりませんからね。そして魔王様の手によって

処罰されたものが15名です。残りの10名は魔王様と互角に戦ったか、

形勢不利と確認し逃走したものか、戦うことを避け逃げ続けるものだ。」

魔王「お主が倒そうとしているグレーは我が戦ったときには二番目に強”かった”。」

勇者「強かった?なぜ過去形なんですか?」

魔王「奴は闇を喰らい強さに変える。そしてお主の親から奪ったであろう黒操石は

光を弱めるのでもなく、闇を強くするのでもなく闇を集めるものなのだ。

それが奴に渡っているというのだから恐らくもうSランク最強であろうな。」

勇者「その方が倒しがいがあります。それに苦しまずに死なれても困りますしね。」

魔王「あまり楽しんで討伐してるとお前もSランク入させてしまうぞ?

まぁそれはさて置きだ。Sランクになったからと言ってすぐにグレー討伐に

向かわせることはできない。」
160 :Mr,K [saga sage]:2012/02/23(木) 00:54:08.44 ID:qt7FQ6sJ0
勇者「弱い奴からコツコツとってことですか?」

魔王「うむ、そういうことだ。それではまず」

メイド長「魔法に特化した”ジーク”を頼みます。

場所は魔力の泉です。こないだ教わった魔法防御を使えば楽勝でしょうから

ついでに水も汲んできてくださいね。あれがあると練習もはかどりますから♪」

勇者「わかりました。では行ってきますね。」バタム

メイド長「行ってらっしゃいませ〜」ヒラヒラ

魔王「どういうつもりだ?メイド長」

メイド長「”どういうつもりだ?”はこっちのセリフですよ?

今勇者君に黒騎士討伐頼もうとしましたね?」ギロッ

魔王「何事だかさっぱりわからんのだがな」プイ

メイド長「黒騎士は私がやります。いいですね?」

魔王「いや、だが・・・」
161 :Mr,K [saga sage]:2012/02/23(木) 00:54:35.33 ID:qt7FQ6sJ0
メイド長「それと今は二人きりですから口調戻しても大丈夫だよ?

それとこれはひとりごとに近いんだけどね?」

魔王「何?」

メイド長「元同僚から言わせてみれば黒騎士は犯罪なんかできるやつじゃないのよ。

それとね黒騎士が犯罪者になった辺にもう一人やめた元同僚がいたのよ。

それは犯罪ぐらいすぐにおかしそうな奴だったわ。」

魔王「・・・それでお姉ちゃんはその元同僚が脅しか操作で黒騎士を

操作してると思ってるの?」

メイド長「そうよ。貴方はどう思う?」

魔王「確かに数えるほどしか会ってないけど黒騎士さんは犯罪者になりそうにはなかった。

白騎士は堕ちて現在はSランク犯罪者のグレーに赤騎士はメイド長。

黒騎士も暫定的にSランク犯罪者そしてのこす青騎士は行方不明。

確かに怪しいよね。」

メイド長「おk。そこまで理解できればもう大丈夫。

話を振っておいてなんだけどもう気にしないでね。

まぁ貴方が気にする分には構わないけど魔王様はそんなことでいちいち

悩んでいたらダメですよ?」

魔王「はぁ、まぁわかった。どうせ何を言っても聞かないのだろうしな。

それでは行ってまいれ。」

メイド長「それでは行ってまいります。」バタム
162 :Mr,K [saga sage]:2012/02/23(木) 00:55:06.73 ID:qt7FQ6sJ0
〜魔力の泉〜

勇者「これより勇者の名においてSランク犯罪者ジークの処刑を開始する。

魔法”魔法防御”技”身体剣化”」

ジーク「”重力操作”魔法防御でもこれはきくだろう?」

勇者「技”断罪”」グサッ

ジーク「えっ!?」ズサァ

勇者「呪”輪廻転生”」

ジーク「」

勇者「どうかこのものが救われますように」

※呪はのろいじゃなくてまじないだよ。
聖人(信者とか)が使えるお祈りだよ。
163 :Mr,K [saga sage]:2012/02/23(木) 00:55:41.40 ID:qt7FQ6sJ0
〜氷結の岬〜 ※ここから一度メイド長を赤と表記し他の者も色で表記します。

赤「情報ではここにいるはず。

やっぱり居場所もあの人らしくない場所だね。」

黒騎士(以下黒)「…」ユラァ

赤「黒騎士!」ダッ!

黒「…」ザンッ

赤「!?」サッ

黒「…」ザン!ザン!ザン!

赤「…スキだらけね黒」トスッ

黒「…」ヨロッ

赤「はぁ…本当に世話が焼けるんだから。

早く出てきなさい。この世話が焼けるバカを操ってたんでしょ?青騎士。」
164 :Mr,K [saga sage]:2012/02/23(木) 00:56:14.35 ID:qt7FQ6sJ0
青騎士(以下青)「あらぁ?もうバレちゃったのぉ?つまんなぁい」

赤「相変わらず気持ち悪いオカマね。あっ!勘違いしないでね?

オカマが気持ち悪いんじゃなくて貴方が気持ち悪いのよ?

それともうじゃなくて初めから気づいてたから」

青「あらぁ?これでも女男の貴方よりはましだと思ってるけど?」

赤「残念でした。今はメイドっていう女性の鏡よ。

それにこれはこれで姉御とか言う属性に近いから安心だと思うわよ?」

青「まぁこんな言い合いしても?誰も見てなければ意味がないんだけどね」クスクス

赤「やめてあげなさい。それはKの心を傷つけるだけよ。」

俺「まぁぶっちゃけキャラ壊しすぎて何したいのかわからなくなってきたしな。」
165 :Mr,K [saga sage]:2012/02/23(木) 00:56:50.17 ID:qt7FQ6sJ0
赤「まぁそれは置いといてアンタ何が目的なのよ。」

青「目的ぃ?そうねぇ…教えて欲しい?

でもね、教えてあげないわ。だって貴方はこれから死んでいくでしょう?

なら私がわざわざ無駄な時間過ごす必要ないもの。」

赤「はぁ、これだからバカは。使いようのあるバカならどれだけ良かったか。

こっちはねアンタがそういったバカな行動取るの予想してあるのよ。

睡眠魔法”宵寝”」

青「クスクス。そんなのが効くわけないじゃない。黒騎士やっちゃいなさい」

赤「独り言って悲しいわね。余りにもかわいそうだから私が代わりに答えてあげる。

貴方には聞かないかもしれないけど黒は耐性低いから一発で眠るわよ。」

青「だからなんだっての?別に黒が使えなくてもその黒を手下においた

私が眠ってなければ意味ないじゃないの。バカじゃない?」

赤「だからバカだってのよあんたは。黒を手下に置けたのは耐性がなかったからよ。

そうじゃなければ精々B級止まりの貴方に催眠で操られるわけないじゃないの。」
166 :Mr,K [saga sage]:2012/02/23(木) 00:57:26.54 ID:qt7FQ6sJ0
青「アッ?誰がB級だって?ふざけんなよ。

俺は四天王の中で最強で!現に今も!S級になってんだろうがよぉぉぉぉ!

独自魔法”氷結界”」パキン

青「そこには氷と私以外には何もなく何の音も、自分の声さえも聞こえない。

あるのはただ永遠に続く静寂のみ。私はその中にただただ孤独に沈んでいく。

最上級魔法”静寂なる世界”」ピキピキ

赤「今S級なのは黒でしょうが。まったく。

独自魔法”烈火羽織”」ボッ

赤「我は火なり。火は聖である。火は悪である。火は勇気である。火は恐れである。

火は希望である。火は絶望である。我は我であり火であり形はない。

人は我を求めそして人により我の存在は変わる。

最上級魔法”形無き火”」パァ…
ジュゥゥ
青「あぁ…」

赤「貴方にとって私は絶望だったのね。

それじゃあこれでさようならね。さようなら懐かしき仲間青。」トス

赤「さてと黒連れて帰るとしますか。これで白騎士グレーは…

ううん、穢れし悪グレーは倒せるぐらいになったかな?」
167 :Mr,K [saga sage]:2012/02/23(木) 00:59:05.01 ID:qt7FQ6sJ0
今日はこの辺で。打ち込みが終わってるのはここまでなんだ。
亀更新&量が少ない&放置気味で本当にすいません。
まぁ終わらせられるように頑張るよ。うん。
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/23(木) 01:07:32.52 ID:aEyJrcNUo
しょうも無い自虐入れんなよ…
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/02/23(木) 10:07:36.72 ID:8s+Uu/N9o
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/03/23(金) 23:38:19.85 ID:vgRt+Hfyo
まだー?
171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/03/24(土) 07:34:31.03 ID:uMEWPOVfo
     ...| ̄ ̄ | < 続きはまだかね?
   /:::|  ___|       ∧∧    ∧∧
  /::::_|___|_    ( 。_。).  ( 。_。)
  ||:::::::( ・∀・)     /<▽>  /<▽>
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  ||::|   <ヽ/>.- |  |:と),__」   |:と),__」
_..||::|   o  o ...|_ξ|:::::::::|    .|::::::::|
\  \__(久)__/_\::::::|    |:::::::|
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.|| ゙ヽ i    ハ i ハ i ハ i ハ |  し'_つ
.||   ゙|i〜^~^〜^~^〜^~^〜
172 :Mr,K :2012/03/27(火) 19:01:55.14 ID:iTZrYNJF0
おおう、まさかAA貼られてとはwww
はっきり言ううと打ち込みめんどくさくて放置してた。
一応アナログでは書き終えたお すげぇやっつけなんだけどな
まぁまだ書き溜めあるからそれだけ先に投稿します。
173 :Mr,K [saga sage]:2012/03/27(火) 19:04:51.03 ID:iTZrYNJF0
〜王室〜

勇者「はいよ。」パス

魔王「魔力水と戦闘ログ、うむ。問題はなさそうだな。確と受け取ったぞ。」

メイド長「ただ今戻りました。はい、これが戦闘ログです。」

黒騎士「失礼します。」

魔王「…ふむ、なるほど。

メイド長、そして黒騎士。」

メイド長「はいはい。」

黒騎士「これまであらぬ疑いをかけていたことどうか許してほしい。

謝罪としてまぁ物で釣る様で悪いが望む物を与えよう。」
174 :Mr,K [saga sage]:2012/03/27(火) 19:05:17.35 ID:iTZrYNJF0
黒騎士「いえ、こちらが力不足ゆえに出た結果です。

むしろ魔王様の心中を騒がせたことについてなんと謝罪すればいいか

どのような処罰儲けますので。」

メイド長「まったく相変わらず黒騎士は固すぎですよ。

くれるて言ってるものは素直に貰っておけばいいんですよ。

だからお金と土地をください♪ほら、黒騎士今もう暮す場所もないですしお金もありませんから。」

勇者「ここだけ聞くと只のダメ人間ですよね。」

魔王「了解した。もしメイド長もそちらに住むつもりだったら引っ越しの料金はこちらが持とう」

メイド長「ありがとうございます、魔王様。」
175 :Mr,K [saga sage]:2012/03/27(火) 19:05:48.40 ID:iTZrYNJF0
魔王「それと1つお願いがある。勇者を鍛えるのに手を貸してほしい。」

黒騎士「魔王様がなぜ勇者を?」

メイド長「あなたは操られていたから知らないだろうけど人間と和平を結んだのよ。

勇者を犯罪者討伐に使うことを条件にね。」

黒騎士「しかし勇者ならば数多くの同胞を殺してきたはず。」

メイド長「それがこいつは元賞金稼ぎ。犯罪者しか倒してきてないのよ。

ならこちらは戦う理由はないでしょ?だから和平にしたってわけ。」

黒騎士「そういうことであればまぁわかりました。

しかし最終的にどれほどの強さにすればよいのですか?」
176 :Mr,K [saga sage]:2012/03/27(火) 19:06:14.38 ID:iTZrYNJF0
魔王「うむ、現在この者はS級の中くらいであれば倒せるであろう。

たが勇者の最終目的はグレー。なので我・メイド長・側近・そして黒騎士そなたで鍛えようとしているのだ。」

黒騎士「グレーか・・・正直いつになるかわかりませんよ?」

勇者「今よりきつくなるのはできれば勘弁願いたいけど

どんなに時間がかかっても構いませんよ。あいつを殺せるのであれば。」

黒騎士「…これからはいい未来が待っていそうですね。」

魔王「まぁだがしばらくの未来は給金が出ない未来なのだがな。」

黒騎士「かまいませんよ。生活はメイド長が何とかしてくれますしね。」

メイド長「それはもう、どんと任せてください♪」
177 :Mr,K [saga sage]:2012/03/27(火) 19:06:47.92 ID:iTZrYNJF0
勇者「良い雰囲気ですねぇ。」

魔王「まったくだ。魔王とはいえ一応女性である我も羨ましい限りだよ。」

勇者「なんだったらその相手俺なんてどうです?」

魔王「今のところは遠慮しておくさ。」

勇者「それは残念ですねぇ…」

〜それからメイド長・黒騎士・魔王・側近の特訓により
勇者はかなりlvupした。Sランク犯罪者も特訓の過程でグレー以外の者はすべて
いなくなっていた。〜
178 :Mr,K [saga sage]:2012/03/27(火) 19:07:14.49 ID:iTZrYNJF0
勇者「さてあと一人ですね」

魔王「場所が分かり次第行こうと思っているがかなりきついだろうな。」

黒騎士「何見つかるまでは特訓の日々にすれば何とかなるんじゃないでしょうか?」

メイド長「まぁ私たちに関してはここ最近私たちの特訓みたいになってますがね」

勇者「それなんですけど今日のところは休ませてもらえませんか?」

魔王「うむ。ゆっくり休め。明日からはまた地獄だ。」

黒騎士「それでは私たちはこのあたりで。行くぞレヴィット。」

メイド長「はい、フリーク。」
179 :Mr,K [saga sage]:2012/03/27(火) 19:13:41.28 ID:iTZrYNJF0
はい、ここまで
こっから一気に最終局面まで展開されて行きます。まぁ次いつ投下するかはわかりませんが完結させてやるさ
いや、させてくださいね。 そうだ次の投下までにどの位人が居るかわからんが人気投票をしよう。
好きなキャラの名前または呼び名で投稿してください。ついでに気に入った技名も書いてくれると嬉しいな。
それじゃあ
PS.sagasage忘れてすいませんでした_(._.)_
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/03/27(火) 22:40:09.60 ID:VRbji+Epo
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/03/27(火) 22:43:47.77 ID:Ox+um7Ujo

やっぱメイド長が好き
技は深緑の刃
使ってたのメイド長じゃないけどいいのかな?
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/28(水) 06:57:16.98 ID:mKbOwxNDO
おっつおっつ

好きなキャラは魔王
技は火球でww

某魔王を彷彿させてくれたww


あとは断然メタルの彼だな
183 :Mr,K [saga sage]:2012/03/28(水) 10:44:17.95 ID:WumcM3V50
好きなキャラと好きな技一致してなくても全然おkですよ。
メラだはわざとやった(`・ω・´)
184 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:09:16.45 ID:lkFun9QJ0
さて此処からショウタイムの始まりだ。準備はいいか?
本日はご覧頂きまして有難うございます。このスレは終わりまでノンストップでお送りさせていただきます。
それでは出発〜!
185 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:09:52.97 ID:lkFun9QJ0
〜翌日〜

側近「魔王様おはようございます。

早速ですがお話が。」

魔王「うむ、なんだ?」

側近「奴の居場所がわかりました。」

〜廊下〜

勇者「ふぁ・・・今日も厳しい特訓が始まるのか。」

側近「―――」

勇者「ん?何の話をしてるんだ?」
186 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:10:20.10 ID:lkFun9QJ0
〜翌日〜

側近「魔王様おはようございます。

早速ですがお話が。」

魔王「うむ、なんだ?」

側近「奴の居場所がわかりました。」

〜廊下〜

勇者「ふぁ・・・今日も厳しい特訓が始まるのか。」

側近「―――」

勇者「ん?何の話をしてるんだ?」
187 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:10:49.67 ID:lkFun9QJ0
勇者「ありがとうございます。そういえば話があるんでしたっけ?」

魔王「いや、それはまた後でいい。」

勇者「そうですか?まぁそれじゃあ行ってきます。」
188 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:11:19.19 ID:lkFun9QJ0
〜偉人の墓場〜

勇者「ただいま。父さん、母さん。

何年ぶりになるかな?本当に久しぶりだね。

でもあと少しだよ?本当にあと少しで届くんだ。

父さんと母さんが犠牲になったおかげで僕は生きてる。

だけどその命を無駄にするかもしれない。

それでも仇を取りたいんだ。ごめんね?

それじゃあそろそろ行くね。またね父さん母さん。」
189 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:11:48.17 ID:lkFun9QJ0

〜元勇者宅〜

勇者「ただいま戻りました。」

おじさん「こりゃまた珍しい。魔王領から戻ってこれたのかい。」

勇者「正確にはもう領土の区別はないんだけどね。

もうすぐ仇が討てるから一度帰ってきたんだ。」

おじさん「そうか。そういやこないだ掃除してたらこんなものが出てきたぞ。

何か役に立つかもしれないから読んどけ。」バサッ

勇者「おっと。」ポス

おじさん「それと少しだけど技教えてやるよ。

ありがたく思えよ。」

勇者「じゃあこれ読むの時間かかりそうだから先に技よろしく。」

おじさん「了解。それじゃあ支度して外でろ。」
190 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:12:17.81 ID:lkFun9QJ0

〜外〜

おじ・勇者「身体剣化」

おじ「ずいぶん強くなったみたいだな?

結構磨きがかかってる。それなら簡単に扱えるだろうよ。見てろ?」

”我は闘い戦い抜いた。 その後に待つは勝利かまたは敗北か。

それがわかれば我らはただのガラクタと化す。

だから我らは曙光におびえる。”

最終奥技”曙光幻影”」ザッ

勇者「じいさん、ちっとやりすぎだ。山がなくなってるぞ。」

おじ「まだ終わりじゃねえぞ。見てろって。

”我が演唱に答えし精霊たちよ。今我の前に現れ力を貸したまえ”

独自魔法”精霊現化”」

精霊「・・・なに?」ギロッ

おじ「悪いな。山なおしてくれ。」

精霊「はぁ、わかったわ。」

勇者「懐いてないみたいだけど?あんなのしか出てこないんだったら

少し使うかどうか迷うよ。」
191 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:12:46.41 ID:lkFun9QJ0
おじ「大丈夫だ。人によって着く精霊は違うし得意な属性だったらどの精霊も出てくる。

まぁ不得手なのも出てくるがさっきのよりも懐かないぞ。」

精霊「直したわよ。それとそっちの。」

勇者「おれ?」

精霊「そう。安心していいわよ。貴方はこれと違って精霊たちに愛されてるから。

魔法使いたちよりももしかしたら魔法が得意なのかな?」

おじ「おいおい、俺だって元賢者なのにそれじゃあ魔法が苦手みたいじゃねえか。」

精霊「うっさい!まぁうん。そういうことだからね」ニコッ

勇者「ありがとう。」
192 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:13:12.14 ID:lkFun9QJ0
〜元勇者宅〜

勇者「さてこれは?」ペラッ

おじ「それはお前の親の研究をまとめた書類みたいだ。」

勇者「ふ〜ん、でもこれは形見以外にはなりそうにも…っと?」

おじ「まぁ俺が持ってるよりはマシだろ。まぁいらねえんなら王様たちに献上しろ。

あの馬鹿な弟共の研究を引き継いでくれる物好きが現れるかもしれないからな。」

勇者「いや、そういうわけにもいかなくなった。

これのおかげでグレーを倒す計画がたった。」

おじ「ふ〜ん、それじゃあ行ってこいよ。

まぁ此処に来たってことはどうせ居場所がわかったから死ぬ前にって感じだったんだろ?

だったらもう何の心配もいらなくなったんだ。さっさと行ってこい。」

勇者「わかってるよ。それじゃあまたな、おじさん。」
193 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:13:46.91 ID:lkFun9QJ0
〜闇夜の床〜

勇者「さてこの物語もいよいよ大詰めですね。正義が悪を倒すハッピーエンドにしましょうか。

っとこれが装置か。そんじゃまいっちょ勇者しますか。」

ガコン

勇者「そういやレウスの奴嘘つきやがってよ。全く

ま、でも前ならこのプレッシャーに耐えられなくて死んでたわな。」タラァ…

勇者「さて最後の晩餐はいかがですか?」

グレー「うむ、最悪であるな。何処の誰かもわからぬ者に邪魔をされ

今にもそやつを殺してしまいそうだ。だが我は寛大であるから久々の客人として歓迎しよう。

して、それはどうやっているのだ?我が知らぬ内に人間は松明を持たず発光出来るようにでもなったのか?」

勇者「これだ。見れば説明しなくとも分かるだろう?グレー!」

グレー「む?そのペンダントは確か・・・

ああ、何処かで見た覚えがあると思ったらあの時のか。そうするとお前はあの時の小僧か。

何しにきた?復讐かいいぞ我はそう言った感情が大好きだ。」
194 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:14:27.87 ID:lkFun9QJ0
勇者「残念だけど勇者として倒しに来た。」

グレー「そうか、ただ憎しみで倒すのであれば周りから畏怖の目で見られるものな。よく考えたではないか。

なるほど確かに憎しみの隠れ蓑には勇者という肩書きは丁度いいな」ククク

勇者「どうとでも言え。お前が死ぬことには関係がない。」ジャキ

グレー「我が死ぬ?面白い。やってみよ。

それに久々に人肉が喰える。美味しくいただかせてもらうとしよう。」

勇者「”魔法防御”」パァァ

メタルな彼『僕たち魔物は一部を除いて魔法に弱いからね。それに僕らは珍しい体食してるからよく狙われるんだ。

だから僕らの魔法防御は天下一品だよ』プルプル

勇者「”身体剣化”」

村人『本当は君みたいな子供に教えるのは気が引けるんだけどね。まぁ護身用ぐらいでもいいから剣は覚えようか。

まぁある程度成長を見るために身体剣化を教えるね。これは本当達人級になると名刀と等しいぐらいになるよ』

勇者「”精霊現化”」

おじ『まぁがんばr精霊『貴方なら大丈夫よ』ニコ』

精霊「「「「「なに〜?」」」」」(以下一つ)

勇者「”精霊の加護”」

精霊「はーい。」

グレー「いきなり攻撃せずに強化からはじめるとは意外と冷静なのだな」

勇者「”暗黒剣舞”」ビュン

グレー「ふん、そんなものは効かぬ。それにわざわざ我が話しかけてやってるのだ。

少しぐらい喋ったらどうだ?小僧よ。」ブチッ

勇者「とってこい」

風精「はい」ヒュー
195 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:14:55.46 ID:lkFun9QJ0
グレー「む?何を遊ばせておるのだ」

勇者「有難う。遊ぶ?いやいや、流石にそんな余裕は無さそうだよ。

流石は特Sのグレーだ。でも之が無くなったら少し面倒くさいでしょう?」

グレー「ああ、なるほど。先程の攻撃はそれが目的だったのか。

だがな小僧。その程度で調子に乗らない方が良い。お主程度の実力ではそんな物有ってもなくても大差はない

それにお主を倒した後にでも回収すれば良いだけの話だ。」

勇者「”精霊の呪縛”」

グレー「くっ!?」

勇者「悪いけどお話は此処までで少し責めさせてもらうよ。この二つが揃って初めてできる技

俺の両親からお前の置土産見せてやるよ。」

勇者「”闇は光を。 光は闇を追いかけて。

二つは終わりなき時間にただただ螺旋を描く

そうしていつかは闇が光を 光が闇を取り込んで

螺旋を描き溶けてゆく。溶けゆく先はただ無のみ。

我らが闇と光の先に待つはただ何もない無、のみ。”

ラストスペル”螺旋飽和”」ボロッ

勇者「有難う。黒操石、光操石。それとさよなら。父さん、母さん」サァァァ…
196 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:15:23.87 ID:lkFun9QJ0
グレー「グァ・・・」

勇者「効き目はどうだい?」

グレー「クククッ、ハハハハハ。我を此処まで追い詰めたのは誰以来であろうか。

いや!人間では貴様が初めてか。少しばかり本気を出してやる。有難く思え。

そして悔やむがいい。我を怒らせたことを。此処から先貴様は我に傷一つ付けられないのだから。」

勇者「まぁ予定道理ですよ。あれで倒せれば儲けもの。体力と力を俺と同じぐらいに出来ただけでも

上出来さ。」

グレー「同じ?笑わせるなよ。昔ならば何人か我と同じぐらいの強さの奴はいたであろうが

今となっては誰も我とは並べぬさ。

”我が躰に眠りし最強の刃よ。今こそ目覚めよ。暗黒剣”」ブゥゥン

勇者「””我は闘い戦い抜いた。その後に待つは勝利かまたは敗北か。

それがわかれば我らはただのガラクタと化す。

だから我らは曙光におびえる。”

最終奥技”曙光幻影”」ザッ

グレー「変化”吸収の盾”」ズゥゥン

グレー「変化”死の鎌”技”死者の呼び声”」オォ・・・

勇者「”生者の弔い”クソっ、刃が。

トレード”双子龍”技”双龍の舞”」ザンザンザン

グレー「変化”弱者のジョーカー”技”心臓壊し”」トス

勇者「ぐわぁ…」シュゥン

勇者「”精霊の幻”ってね。独自魔法”神雷”」

グレー「グッ!」
197 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:15:58.59 ID:lkFun9QJ0
勇者「どうだ?お前が人々に与えてきた痛みはそんなものではないぞ?断罪の続きをしようじゃないか。」

グレー「くくく、ははは、ハハハハハ

よくも、よくもこの我から血を流させてくれたな小僧!

此れだけの大罪を犯しておきながらよもや只で死ねるとは思っていないであろうな!?

”我の中で眠し力よ。今こそ開放の時

世界を絶望で包むとき。さぁ今こそ祭りの始まりだ。

”深淵の闇開放””」ブファ・・・

勇者「之はやばいかもしれない」

グレー「ココマデ来ルト我自身デスラ制御デキナイ

共ニ滅ブマデ戦オウデハナイカ。ソシテ苦シミノ果テデ悔ヤムガヨイ。

独自魔法”ヤミ”」ズゥゥン

勇者「上級魔法”玲龍”」

グシュウン

グレー「…何故ダ?何故効カヌ。ソレニ我ノ暗黒魔法ハ上級魔法ナドデハ

打チ消サレヌハズダ!」

勇者「確かに普通ならあんな膨大な魔力打ち消せないだろう。

だが今この空間は俺が放った螺旋飽和によって光と闇は混ざって消える。

これでお前が得意な暗黒魔法は効かないってわけさ。」
198 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:16:25.52 ID:lkFun9QJ0
グレー「グ・・・ダガ我ガ使エルノハ暗黒魔法ダケデハナイ。

上級魔法”火焔車”」

勇者「思い通りに動いてくれて嬉しよ。」キン

グレー「!?イヤ、ソウカ。貴様ガ最初ニカケテイタノハ

シルバースライム(メタルの彼)ノ魔法防御ダッタカ

虫ケラ如キガ姑息ナ手ヲ使イオッテ。」

勇者「その虫けらの最後のあがきをご覧あれ。

せめて苦しみの中で悔い改めよ。

”精霊結界”
”8つの精霊よ。その力を持って新たな世界を創らん。

木・火・土・金・水・氷・風・雷が一つに集まり

その内に居る者を滅す。”

魔法”虚無精創”」

グレー「グァ・・・グァァァ・・・」

勇者「苦しいか?安心しろ。此れで最後だ。

”この者により苦しめられた人々よ。

この者に助けられた人々よ。その声を今此処に集めよ。

さすれば我が届けん”技”世界の囁き”」

グレー「グ・・・あ・・・」

グレー「そうか・・・我は・・・」

勇者「じゃあな、グレー。呪”輪廻転生”」

グレー「」
199 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:17:12.96 ID:lkFun9QJ0
勇者「…終わったのか。ついに・・・」

勇者「戦利品にお前の毛皮剥がさせてもらうぞ。悪いな。」ザン

使い魔「勇者よ。そんなところで何をしてる!?」

勇者「( ^ω^)おっ?これは魔王様の使い魔か。

魔王様。グレーを倒せたのでもうS級は居ませんよね?

だから俺ちょっと旅にでますわ。それじゃあ失礼しますねぇ。」パスン

使い魔「おい!」
200 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:18:05.42 ID:lkFun9QJ0

〜それから5年の月日が流れ勇者は行方不明になっているそしてこの世界も徐々に変わりつつあった〜

側近「魔王様報告です。ある土地で白騎士と名乗る人物が現れ犯罪者を倒していると」

魔王「詳しく調べてみよ。もしかしたらあのバカ者かも知れぬからな。」

側近「はっ!」

コンコン

側近「なんだ!?ってうぉ」ガチャッ、ドスッ

モブゥ「魔王覚悟!」ザシュ

???「大丈夫ですか?魔王様」

魔王「うむ。」
201 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:19:00.80 ID:lkFun9QJ0


   魔王「してこんな所で何をしているんだ?人間」


   勇者「勇者している。」
202 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:21:21.17 ID:lkFun9QJ0
シナリオ作成・キャラ設定・スレ立て
   Mr,K
   提供
  ご覧の皆様
  グダグダSS
魔王「してこんな所で何をしているのだ?人間」
勇者「勇者している。」
     〜END〜
203 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:22:04.21 ID:lkFun9QJ0
〜蛇足〜
勇者「いや、やっと終わったねぇ。てか本当に皆最初と違うよねぇ。」

魔王「うむ、だが皆一人称だけは変わらなかったようだな。」

メイド長「いや、私はコロコロ変わるような設定だったはずですよ?

それに二人きりの時は魔王様も・・・」

魔王「そう言えばお主最初勇者の事怖がっていなかったか?元四天王の癖に」

勇者「そういえば最初悲鳴はあげなかったけど動揺してましたね」

メイド長「まぁぶっちゃけ私だけは後付設定の方が多いですし。

途中私消えそうになったじゃないですか?あれ作者本当に消そうと思ったらしいですからね。

まぁ後々説明役として残したみたいですけど。」

魔王「それと最後に出てきた白騎士って結局お主なのか?」

勇者「はい、そうですよ。グレーの毛皮に細工施してマント風にして来てました。

作者に絵心はないのであとはご想像で。」
204 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:23:06.38 ID:lkFun9QJ0
メイド長「それよりも主人公さん。いくら見てる人が少ないからってヒロインや説明役よりも

人気がないってどういうことですか。」

勇者「まぁ俺は基本クズだしなぁ。ちなみにどうでもいいけど作者の理想像でもある。」

魔王「本当にどうでも良いな。それと過去編ではっきり分かったと思うが我は女性だ。

わかりずらい所を狙ったのだがバレバレであったかな?」

メイド長「それと回収しきれてない伏線どうするんですか?

結構ありますよ?多分」

勇者「まず過去で途切れた挙句最後まで明かすことができなかった俺と」

魔王「我の名であるな。」

メイド長「それと初代魔王が結んだ条約とか後それ関係で魔界ができた理由的なものですかね。」

側近「すまないが作者も忘れていそうな伏線があったら知らせて欲しい」
205 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:23:39.18 ID:lkFun9QJ0
勇者「名前はこの場で明かしちゃおうか。俺はライトです。さっき言った通り

作者の理想像でオンゲーとかだとたまに使うならしい。所以はそこだ。」

魔王「我はレイ。所以は特にないらしい。」

メイド長「私の名前の所以は赤とかをもじったんじゃなかったけな?

黒騎士の名前はS級に出てくるはずだったキャラを書くのが面倒で何人か省いたからそのおこぼれで・・・」

側近「あれ?私名前有りましたっけ?」

魔王・メイド長・勇者「( ^ω^)・・・」

作者「さらっと見返してみたけどなかったでござる。」

側近「おいてめぇ。ちょっと屋上こい。」
206 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:24:06.35 ID:lkFun9QJ0
メイド長「ちょ、ちょっと落ち着いて。ほらラスボスにだって名前なかったし。」

作者「旧通称白騎士または白き獣 現通称グレー そして実は通称が名前だったり。」

側近「今つけろ。すぐにつけろ」

作者「え〜本当にこれ書くまで側近の名前考えてなかったしなぁ。

よし、シスな。側近=アシスタント=シス決定」

側近「んな馬鹿な」

作者「思い出した。メイド長は赤=レッド 兎=ラヴィットでレヴィットだ。(多分)」

メイド長「兎はどこからってそんなことはいいからもう退場してね」
207 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:24:33.87 ID:lkFun9QJ0
魔王「さて伏線回収であったな」

勇者「まぁ初代魔王の方はここで大雑把に書くかこのスレで本格的に書くか

別のスレ立てて書くかはわからん。」

メイド長「作者の気分次第ですね」

作者「アイラブ怠慢」

勇者「そんなわけだからもう少しだけこのスレは残しておきます。」

魔王「多分だが一週間ぐらい残しておいてから決めるであろうな。」

メイド長「それまでは引き続き人気投票も続けます。」

作者「それではここまで読んでくださってありがとうございました。

次会うときは次のコメントか初代魔王の話で。」

登場キャラ全員「それでは」
208 :Mr,K [saga sage]:2012/04/02(月) 14:29:27.79 ID:lkFun9QJ0
長かった。いやほかの人のやつ考えたらかなり短いんだけどさ。
本当に他のSS書いてる人を素直に尊敬するわ。
多分あの人たち余裕で200〜400kbいってるぜ。
メモ帳にまとめてたけど約60kbだこのssは。
つーわけで一週間ぐらいはこのままにしておきますのでROMってる人もそうでない人もぜひぜひ
感想やキャラの人気投票に参加してください。
それではまた初代魔王の話の時までサラダバー
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/04/03(火) 00:17:07.55 ID:1bJCYiSpo
乙!メイド長さん好きだー!
ところで、>>185>>186が重複しているから、
>>185>>187の間が抜けていると思うのですが、気のせいだったらすみません
210 :Mr,K [sage saga]:2012/04/03(火) 01:42:25.85 ID:n2JF+I9d0
>>206( ^ω^)・・・全く持ってそのとおりなのだぜ
補足で入れるね
211 :Mr,K [sage saga]:2012/04/03(火) 01:44:15.93 ID:n2JF+I9d0
>>186に入るはずのもの
側近『レウスの居た洞窟の最奥に

転移装置がありました。おそらくその先にいるかと思います。』

勇者(へぇあそこにそんなものがあったのかそうと決まれば)

魔王「わかった。準備ができ次第討伐に向かおうと思う。」

勇者「おはようございまーす。」

魔王「勇者よ、いいところに来た。」

勇者「?何の事かわかりませんけど先にお願いがあります。」

魔王「なんだ?」

勇者「ちょっと今日お休みもらえませんか?

ここまで来たこと。そしてあと一歩でグレーを倒せることを知らせたい人がいるのです。」

魔王「・・・まぁいいだろう。」
212 :Mr,K [sage saga]:2012/04/03(火) 01:45:57.25 ID:n2JF+I9d0
少しわかりにくいうえに普通に読み進んでいたら最後の方でネタバレ見たくなるけど
>>211>>186に入れて読んでね
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/03(火) 19:51:08.14 ID:AJyriZ0IO
214 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:22:11.94 ID:CyKBf11B0
さぁさぁエピローグ行きますよ。蛇足な上にこの話とほとんど関係なく全く違う感じになってるけど気にしないでね。
ちょと萌えを入れようとしたら失敗したわけじゃないんだからね
215 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:23:28.68 ID:CyKBf11B0
〜とある草原〜

???「おいで。」

兎「」トテトテ

???「よしよし、ほら、他の皆も」

チュンチュン ミャォン トテトテ

???「ははは」

???「レイ!またこんな所に独りでいたのか」

レイ「あっ…、もう皆逃げちゃったじゃないかライ」

ライ「すまないとは思うがな?人と殆ど付き合わずに毎日の様に此処に来て

動物達と戯れる乗ってどうなんだよ。」

レイ「楽しいよ?まぁ毎日の様に人に囲まれているライにはわからないだろうけど。」

ライ「お前の人間への苦手意識とおんなじで俺も動物には苦手意識があるんだよ!」

レイ「人間と一緒にしないでよ。動物たちは信用できるよ?」

ライ「俺にとっては人間の方が信用できるさ。いくら下心持って接してきても

その下心がある内は裏切らねぇし何より俺を裏切る人間なんていないからな。」

レイ「まぁでもこればっかりは俺が人に生まれてきたから仕方がないことなんだけど。」

ライ「まぁ雑談はここまでにして行こうぜ?母さんに怒られちまう。」

レイ「おばさん起こったら怖いもんね。じゃあ行こっか」
216 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:24:28.83 ID:CyKBf11B0
〜ライ宅〜

ライ「ただいま〜」

レイ「ただいま戻りました。」

母「二人ともおかえりなさい。で、質問なんだけど」

ライ・レイ「…はい」

母「そんなに怖がらなくても素直に質問に答えてくれればいいのよ?

まず最初に今は何時かしら?」

ライ・レイ「正確な時間は・・・取りあえず夜です。」

母「よろしい。ならそんな時間まで二人などこで何をしていたのかなぁ?」

ライ「俺は母さんに頼まれてレイを呼びに」チラッ

レイ「うっ・・・草原で動物達と戯れていました。」

母「よろしい。ならばレイは罰として明日の薪割り当番ね。」

レイ「はい」

母「じゃあ二人とも風呂入ってきちゃいなさい。夕飯の支度しておくから」

レイ・ライ「は〜い」
217 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:25:02.15 ID:CyKBf11B0
〜数年後〜

レイ「それじゃあダメですよ。」

村人「んでもコレぐらいしないと言うこときかねえんだ。」

レイ「この馬は少し耳が悪いみたいなので叩き方で速さを決めさせればいいんです。

もちろん優しめですよ?強くやりすぎると暴走してしまいますから。」

村人「ん〜、そだな。少し時間はかかるかもしれんけどそれができれば

他の馬ももっと言ううこと聞くようにもなるしな。

ありがとうな。また見てくだせえよ。」

レイ「そうしたいところなんですが」

村人「あぁ、そうだったな。明日出発するんだっけか?だったらこれちっとだが路銀にでもしな」

レイ「有難うございます。それじゃあ失礼しますね。」
218 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:26:04.54 ID:CyKBf11B0
〜その頃〜

ライ「それじゃあAは森地区Bは田畑地区の警備なもし見かけたら木の実地区に追い込むように。」

A「わかった。」

B「あぁ、でもさレイの奴に頼めば態々警備する必要ないんじゃないか?」

ライ「じゃあお前らは狩人に動物を殺すなって言えるか?

言えないだろう。だって生きるためには食わないといけない。そして狩人の人々は

狩りでしか飯にありつけない。今回の熊や猪だって食うために畑に来てる。

だから俺らはこれ以上の被害を出さないために犠牲者を出さないために木の実地区に追い込むんだ。

狩人に狩り制限がかけられてるようにな。」

A「それだってレイに木の実地区に言ってもらうようにするぐらい・・・」

ライ「たしかにな。だが多分奴はこう言うさ。動物にだって自由はある。何処に暮らそうが関係ないだろう

ってな。それに奴は明日旅にでちまうんだ。余計な重荷背負わせらんねえだろ?」ニッ

AB「・・・そうだな。じゃあ俺らは警備の準備があるからこれでな。

これからもよろしくな我らの指揮官様」

ライ「ったく」
219 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:26:38.81 ID:CyKBf11B0
〜翌日〜

ライ「別れを言いに来たのは俺くらいか。つくづくお前は人付き合いしねぇな。」

レイ「あはは、たしかにそうだね。でもこう言うのは数じゃないでしょ?」

ライ「あぁ、そうだ。」

レイ「まぁ安心してよ。どの位かかるかわからないけど戻ってくるから。

あっ!そうだ、これ。」

ライ「ペンダントとブレスレット?」

レイ「そう、て言っても宝石じゃなくて草原で拾った黒い石と白い石で造った物だけどね。

白いのは二つあったからお揃いだよ。最も僕はブレスレットにしたけど。

ライは黒い方が似合いそうだったから。」

ライ「おう、ありがとうな。それにしてもペンダントってのはまた付けにくい物を」

レイ「それじゃあ彼女ができたらその人にあげなよ。といううかそうしてくれると嬉しいな。」

ライ「そんじゃあ有難く使わせてもらうか。」

レイ「うん。それじゃあそろそろ」

ライ「おう、気をつけろよ?ないとは思うが世の中何がどうなるかわからねぇ。絶対死ぬなよ?」

レイ「・・・うん。”またね”」

ライ「おう、”またな”」
220 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:27:07.15 ID:CyKBf11B0
〜草原〜

レイ「皆僕は今日から旅に出るんだ。何時戻ってくるかわからないけど必ず戻てくるよ。

だからその時まで僕のこと忘れないでよね?」フフ

タッタッタ

レイ「ん?ついてきてくれるのかい?ん〜、まぁ君ぐらいの大きさなら大丈夫かな。

それじゃあね。皆。渡り鳥のみんなには何処かで合うかもしれないけどね。フフ、じゃあいくよ。リス君」

〜レイ視点〜

――――――

女「誰かそいつ捕まえて」

レイ「ん?」

ひったくり「どけ」

レイ「はいはい、じゃぁまず横によけまして」

ひったくり「はっ?」

レイ「足を引っ掛けて胸の当たりに腕を持っていき」

ひったくり「うぉ?」

レイ「そのまま前に持ってくとあら不思議」

ひったくり「ぐぁ」バタッ

レイ「相手が倒れます。その内になんやかんやで捕まえてはい。」

女「あ、有難うございます。」

レイ「いえ、どういたしまして。次からは気を付けたほうがいいですよ?」

女「はい、えっと何かお礼を…」

レイ「いやそんな、あっ、やっぱりそのカゴの林檎と木の実一つ貰えますか?」

女「え、ええ。その程度でいいなら。」

レイ「有難うございます。それでは失礼しますね。」

女「変な人だなぁ」
ホラサッサトアルケ クソ、コンナハズジャア

レイ「はい、リス君これ食べて」ボソッ

レイ「僕はりんごを」シャリ

レイ「〜♪」
221 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:27:39.48 ID:CyKBf11B0
――――――

レイ「もう村から離れて2年くらい経つのかな?」

リス(最初のが6歳旅立つ前が10歳今が大体13歳なんだぜ?)チチッ

レイ「ほらそろそろ村につくからマントに隠れて。」

レイ「さて今度はどんな村かなぁ」

ゴロツキ「( ゚Д゚)オラ邪魔だよ。」ゲシッ

犬「キャウン」

レイ「っ!おい、お前」

ゴロツキ「あぁん?何の用だよ?」

レイ「お前今何をした?」

ゴロツキ「ああ?お前には関係ねえだろ?」

レイ「何をした!」

ゴロツキ「おぉ、こえぇこえぇ。やる気があるんならいいぜ?

あっち行こうや。優男くん?」

レイ「・・・いいだろう。」

ゴロツキ「ここでいいか。挑んでくるんだ腕に自信があるんだろうが

こっちは正々堂々戦う気はねえぜ?あんちゃん」スチャ

レイ「いいだろう。此方も武器を使わせてもらうよ」
222 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:28:13.51 ID:CyKBf11B0
ゴロツキ「へへっ、檜の棒で何ができるってのさ」

レイ「やればわかるさ」

ゴロツキ「そう、かい!」

レイ「ふん、技”黒陣波”」ザン

ゴロツキ「ぐぁ」

レイ「僕からは之だけにしておくよ。ちゃんと加減はしてあげたよ?

まぁでもこれから君の罪深さを教えてあげるんだけど。カラスの皆

コイツを痛めつけてくれないかな?喋る気力は残してね?」

カァァァ

ゴロツキ「うわぁぁぁバ、バケモノ」

〜数分後〜

レイ「うん、もういいよ。有難う。これはお礼ね。」林檎スト
カァァ

レイ「さてどうだい?」

ゴロツキ「あぁ、もう許してくれ。」

レイ「悪いことしたら言うことがあるでしょう?」

ゴロツキ「すまねぇ、もう二度とやらねぇ。お望みとあらばあんたの前にも出ねぇだから。」

レイ「謝る相手が違うだろ?ほらこの犬に謝れよ」

犬「クゥン」

ゴロツキ「本当に悪かった。もう二度とやらねぇから許してくれ!」ドゲザァ

レイ「よろしい、じゃあもう行っていいよ。」

ゴロツキ「ああ」スタタタタ

レイ「どうだ、犬くん。僕と一緒に来るかい?」

犬「クゥーン」

レイ「よしよし、僕はレイ。こっちはリス君。よろしくね?犬君」

犬「わん。」

レイ「それじゃあ行こうか。次はどこに行こうかな。それにしても化け物かぁ・・・」

オウサマカワタッテナ オレラニハカンケイナイケドナ ハハハハハ
223 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:28:40.62 ID:CyKBf11B0
――――――

レイ「ここは…」

村人「驚かれたでしょう?我々は動物たちを尊敬して生きているのです。

動物なくして我らわ生きていけませんから。」

レイ「素晴らしい!動物の皆こっちへおいで」

モォォ ワンワン ニャンニャン チュンチュン

村人「これは凄い。そうだ。お主にお願いしたい頃がある。」

レイ「はい、なんですか?」

村人「この者たちの長になってくれ」
224 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:29:24.58 ID:CyKBf11B0
――――――

レイ「呪”魔力注入”×2」パァァァ

リス「…やぁ、レイ」

犬「この場合初めましてでいいんですかね?ご主人様」ニコッ

レイ「先ず最初に言っておくよ。君達は僕を恨む資格がある。

多分僕を信用してついてきてくれたのにこんなマネをしたんだから」

リス「ふん、じゃあお構いなく」コツン

レイ「あたっ!」

リス「うだうだうるせぇよ。お前はお前なりに成長したんだろ?なのにんなガキみてぇにうじうじして

もっと何時もみたいに凛としろ。」

犬「そうですよ!私達はむしろ感謝してるんですよ?だってこれでご主人様とも話せますし

何より自分は自分で守れるしご主人様の力になれるんですから。」

レイ「そうか、それは良かった。」

村人「成功したみたいですな。それでは村の動物たちも」

レイ「それは少し待ってくれ、やるからにはより多くの動物たちをこの人型いや、魔力を持った物

魔物にしてやりたいんだ。だから王国に掛け合って領土をもらう。そして世の中の動物たちを

ここに集めて魔物達が住む世界を創る。」

リス「魔物たちが住む世界…魔界って所か。」

犬「いいですね、それ。」

レイ「それじゃあ手紙を出してアポとらないといけないな」
225 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:29:58.40 ID:CyKBf11B0
〜ライ視点〜

――――――

ライ「AもBも王都で騎士やってんのかぁ」

母「はぁ・・・わかったわよ。好きにしなさい。そのかわり何かしらの功績あげてきなさいよ。」

ライ「悪いな、母さん。ま、俺なら王様に気に入られてすぐに偉くなってくるからよ。」

母「それじゃあ死なない程度に気張ってきなさい。」

ライ「おう、そんじゃあ行ってくる。」
226 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:30:28.30 ID:CyKBf11B0
――――――

A「騎士団入ってすぐに」

B「俺らよりも昇格しやがって」

ライ「自分でもびっくりだよ。腕には少ししか自信なかったからな。」

A「ひったくりつかまえたのが効いたんだろう」

ライ「まぁでもあれは他の奴が先にのしてたからなぁ」

団長「私語はそこまで王様の警備配置に付け」

兵達「はい」

王「すまぬな。街を少し見て回るだけであるからすぐに済むと思うが・・・?」

団長「どうかいたしましたか?」

王「見たことのない顔があったのでな」

団長「それでしたら新団員です。彼はなかなか優秀ですよ。ライこちらへ。」

ライ「はっ、私は先日より入隊させていただきましたライと申します。」

王「ふむ、どう思う?大臣。」

大臣「ええ、この者なら持っていると思います。」

王「ライと申したな?」

ライ「はい」

王「お主時期王になる気はないか?」

ライ「と申しますと?」

王「うむ、我には娘がおるのだが今そのものの結婚相手を探しているのだ。」

ライ「はぁ、ですが私には政の何たるかは・・・」

王「何そんなもの学べばよい。それにお主には人を惹きつける魅力があるようだ。

まぁ姫のことが気に入らないのであれば話は別だが一度会ってみてはくれないか?」

ライ「はい、承知いたしました。」

王「では大臣ライを姫の元へ」

大臣「はっ、それではこちらに」

ライ「はい」
227 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:30:57.85 ID:CyKBf11B0
――――――

コンコン

大臣「姫、例の候補が見つかりましたのですが通してもよろしいでしょうか?」

姫「いいわ。」

大臣「失礼します。」ガチャッ

ライ「失礼致します。姫」

姫「そちらが?」

大臣「はい。」

ライ「先日より王国騎士団に入団したライと申します。先ほど王の命により姫にお会いしに参りました。」

姫「ふ〜ん、そのものがね。大臣はさがっていいわよ。」

大臣「何かあったらお呼びくださいませ。」

姫「事情はきいてるのね?」

ライ「はい、時期王並びに姫様の結婚相手を探してるとの事で王の目に止まった私が参りました。」

姫「そ、なら何か質問ある?それと敬語はいいわよ。人柄が素直に測れなくなるから。」

ライ「それではお言葉に甘えて。えっと、質問てぇのとは違うかもしれないが姫様はこの半ば

道具扱いされてることへの不満はあったりしねえの?」

姫「そうね。特にないわ。」

ライ「こういっちゃなんだが多分王は自分の家系が王族を続けるためにあんたを使ってると思うぜ?

一応時期王になる奴はしっかりとした奴が欲しいだろうがそれと同じぐらい自分で操れるやつが欲しいみたいだ。

なんせ政を知らない俺にさえお声が掛かったんだ。すり込む気満々だぜ?」

姫「たしかにそう聞くと嫌になるわね。でもいくつか違う点があるわ。」

ライ「へぇ、どこらへんが?」

姫「今の政は父上と大臣と母上でなんとか成り立ってるようなものだから父上だけで政治を同行できる

とは思えないわ。それと貴方に声が掛かったのはそれなりの容姿とその魅力だと思うわよ。」

ライ「ほう、これはまた」

姫「なによ?」

ライ「俺は決めたぜ?この話の答え。」

姫「そう、言ってみなさい。」
228 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:31:55.72 ID:CyKBf11B0
ライ「この話乗った!」

姫「そう、断ると思ってたんだけどね。決めては?」

ライ「まず一つ目の要因はアンタが世間知らずではなかったこと。普通ならお父様がそんなことするはずとか

そのほうが世の中にいんじゃなくてとか言いそうだからな。それになんとか成り立ってるて言う口ぶりだ

今の世の中がどういう感じか知ってて謙遜してるのもあるからな。」

姫「…続けなさい」

ライ「わかってるよ。二つ目はちゃんと人を見る目があったからさ。容姿じゃねえぜ?流石に俺も自分の容姿は

貴族様相手にそこまで通用するとは思ってない。ただこの生まれ持った人を魅了させるのを平然としてる状態で

見抜いたんだその目は確かだ。それに王や大臣も見抜いてたこの王家は確実に信用できる。

大臣に聞いてるような素振りもなかったしな」

姫「それでも決定打にはかけるじゃない。そのまま騎士団に入れば絶世の美女にでも会えるかもしれないわよ?」

ライ「そうだな。決定打にはかける。だが、それは最初のうちに消えてたんだ。」

姫「え?」

ライ「だってよ。相手の姫様、つまりアンタがこれだけの美人なんだから断る理由がないってんだ」ズイ

姫「ふぇ///ななな、何よ、いきなり。そ、それに私自身がまだどうするか言ってないじゃない。

そうよ!私にだって断る権利はあるのよ。」

ライ「そうだな。それでは返事をお聞かせ願えませんか?姫」

姫「え、あ、いや、その…ベ、ベツニイイワ・・ヨ?」

ライ「申し訳ございません。うまく聞き取れなかったのでもう一度お願い致します。」

姫「あーもう!いいわ!結婚してあげる。」

ライ「違いますよ。俺は姫様に一目惚れしたんです。そして先ほどのは個人的な告白だったんですよ?

俺は姫貴方の事を愛してる。それの返事を」

姫「うぅ、わ、私も貴方の事その嫌いじゃないわよ?そのむしろ好き。」

229 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:32:21.93 ID:CyKBf11B0
ライ「それだけわかれば取りあえずはよしですかね。それで政なんだけどさぁ姫様が教えてくれない?

ってあぁなんか口調が安定しねぇし。」

姫「ええ、別にいいけど?でもそんな物他のものに教わればいいじゃない。」

ライ「ほら、そうして同じ時を過ごせば少しでも姫様が俺のこと見てくれるかもしれないじゃん?

それにほかの人に教えてもらってその人が女の人だったらなびいちゃうかもよ?」

姫「そ、それは少し困るわ。いいわ。私が直に教えてあげる。お父様にもそう伝えるわ。」

ライ「そんじゃあ俺はこれで帰らせてもらいますね。」

姫「何を言ってるの?了承したのだから貴方は今日から王宮住みよ?

それにもう少しここでお話しない?」

ライ「え、マジですか?それは聞いてなかった。まぁいいか。どうせ団長たちにも結果いくだろうし。

後であいつらに別れの挨拶しに行ったほうがいいかもな。それでなんの話します?」

姫「それじゃああなたが小さかった頃の話を」

ライ「いいですけどオレらもまだ十分小さいですよ?それと姫様の話も聞かせてくださいね。」

姫「え、ええ。」

ライ「ああ、そうだ。これつけてもらえませんか?」スチャ

姫「…綺麗なペンダントね。いいの?私なんかがもらっちゃって。」

ライ「むしろ付けてもらわないと困るんです。後で詳しい話はしますけど友人からの頼みなんですよ。

好きな人ができたら付けて欲しいって。」

姫「そう、それじゃあ有難く貰っておくわ///」ニコ
扉のむこう
大臣「信じられるか?コイツらまだ10歳って設定なんだぜ?」
230 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:33:03.56 ID:CyKBf11B0
――――――

姫「いよいよね?」

ライ「ああ、待たせて悪かったな。」

姫「ううん。思ったより早くてビックリしちゃったわ。普通なら10年も20年もかかる事を3年だもん。

貴方はやっぱり神様に愛されているのよ。」

ライ「家庭教師が良かったからだろ?それに多分神様は俺のことなんか見ちゃいねぇよ。

みててもそれはきっと劇でも観て楽しんでるのとおんなじさ。」

姫「そんなこと言ううなんて貴方らしくないじゃない。」

ライ「何俺の知り合いにそんな奴がいるんだよ。きっと神様は俺とそいつの生き方を見て

ひまつぶししてんのさ。」

姫「それじゃあ私との結婚も神様の暇つぶしってわけ?」プク

ライ「いいや、そいつは俺が選んだんだ。どうせ観られるんなら観客を楽しませてさらに自分も楽しまなきゃ

損ってもんだろ?」ニコ

姫「それもそうね。そんなこんなでそろそろ時間みたい。」

ライ「ああ、それじゃあ行くか。」

姫「ええ。」

王「皆の者今日はよく集まってくれた。本日皆のものに集まってもらった理由は何を隠そう私の隠居

並びに新王の着任についてだ。」

民<ザワザワ ナンダッテ!? オイオイ、ダイジョウブナノカ? キイテネェゾ!

王「皆のものが驚くのも無理はない。私や王妃もそろそろ老いが周りだんだんと政を行うにあたって

不備が出始めている。今まではなんとかなってきているが今後どうなるかわからない。そこで近年新王に相応しい者を

探していた。その資格を持ったものが見つかり政の何たるかを教えこんでいた。

そしてつい先日その過程を無事終え就任できるほどにまでなった。そのものは年こそまだ幼さが残るが

元騎士団団員にして人を見る眼は私にも勝りそして何より幼さを凌駕して有り余るほど生まれ持った

人を引き寄せる魅力をそなえている。私がどれだけ言葉を並べようと皆の者には届かぬかもしれぬが

ただ我らは彼が立派な王になることを信じていることだけは理解して欲しい。」

民< オウガアソコマデイウナラ ミテミナイトハンダンノシヨウガネエヨ オレハオウサマノコト・・・シンジルゼ?

王「・・・それでは新たな王になるものに来てもらおう。ライ・姫此方へ」

ライ・姫「はい。」

ライ「皆様本日はお集まり頂き有難うございます。遅れましたが私先ほど紹介に預かったライと申します。」

民<アレガ・・・ マダガキジャネエカ ガラニモナクケイゴツカッチャッテマァ ホントウニアイツモエラクナッチマッタナァww
231 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:33:33.97 ID:CyKBf11B0
ライ「私はここより数キロ離れた村に生まれたしがない村民です。

ですが何がどうなったのか今こうしてこの場に立たせていただいております。

これも多分すべて生まれ持った人を引き寄せる不思議な力のおかげなのでしょう。

小さい頃は他の者を従え村の警備にあたり王都に来てからは騎士団へ入隊し小さいながらも功績を挙げられ

そのおかげで騎士団長様に一目置かれ王様に目を止めて頂けました。それから王様の命によりお会いしたのが

こちらの姫です。」

姫「」ペコリ

ライ「私は恥ずかしながらも姫と言う者は王様に愛され王宮より一歩も出ず世間のことさえ知らぬのかと思っていました。

ですが実際にあって話をしてみると姫はけして自分の身分におごれずむしろ謙虚にして今の世がどうであるか

政はどうなっているか全てを自分自身でお確かめになられ人が信用できるかは目でみて耳で聞いて確かめ

王様を尊敬され何よりも国のことを愛すお方でした。そんな姫様に惚れた私は一所懸命に政を学び

そして今では姫の愛すこの国を愛する姫と何より皆様と共に繁栄させて行きたいと願っております。

どうか皆様こんな私ですが国を収めることをお許しください。」ダキ

姫「///」

民<ヒュー ッタクミテルコッチガハズカシイッテノ マッタクダナ

王「うむ、皆の者に認めてもらえたところで戴冠式を行うことにする。

現王の名において今ここにライを新王に任命する。並びに我はここに王を辞す事を表明する。」

ライ「有難うございます。前王」

王改前王「うむ、励むのだぞ?ライ。」

王妃「まだやることが残っているんじゃなくて?王様」

ライ「そうでしたね。皆の者私は今ここに王への着任並びに姫との婚姻を表明する。」

姫「私たちにはまだ至らない点が多々あると思われますが皆様と共に新たなる未来へと

歩んでいきたいと思います。今後も前王の様にいえ、それ以上に協力をお願い致します。」ペコリ

民<イエー リアジュウナンテリアジュウナンテクソッ、イイモンダナ 
232 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:34:28.19 ID:CyKBf11B0
――――――

大臣「最近この近辺へも動物が出没しており大変危険です。どういたしますか?」

ライ「どうするも騎士団の人々へ警備を強めるように促すしかないだろう。」

姫「あらそういえば貴方団長たちへお別れに行ったの?」

ライ「そういえばまだだったな。大臣すまないがその件は俺が直々に騎士団へ行ってもいいか?」

大臣「仕方ありませんね。他の仕事もあるので午後までにはお戻りください。」

ライ「それだけあれば十分。それじゃあ行ってくる。」

姫「気を付けてくださいね。」

大臣「お気を付けて。」
233 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:35:03.29 ID:CyKBf11B0
――――――

団長「これは王様どうなさいました?」

ライ「ここで王様はやめてくださいよ。団長。今日は一人の兵士として来た面もあるんですから」

団長「いやいや、すまないな。だがこういうのはけじめだろう?」

ライ「まぁ俺もケジメをつけに来たんですよ。団長短い間でしたがお世話になりました。」ペコリ

団長「ああ、期待のエースがまさか王様になるとは思わなかったがな。」

ライ「それもそうですよね。えっとそれで悪いんですけどAとBは?」

団長「ああ、あいつらとは同じ出身だったな。今呼ぼう。おーいA・B」

A「なんですか?」

B「なんすかぁ?団長って王様じゃないですか」ニヤニヤ

ライ「お前らまでやめろ。」

A「まさかお別れでもいいに来たのか?」

ライ「そのまさかだ」

B「はぁこいつわかっちゃいねぇや。」

A・B「オレらにも仕事があるんだ。つうか言っただろ?これからもよろしくな指揮官様。」

ライ「ったく変わらねえなお前らも。」

A「それで用はそれだけか?」

ライ「いや、もう一つこれはまぁ団長だけでもいいんだが王都近辺に野生の動物が出るようになったらしい。」

団長「ふむ。」

ライ「だから騎士団の人達に警備を強めるようにお願いしにきたんだ。」

団長「そのぐらいならまぁなんとかなるだろう。」

ライ「もしけが人とかが出たら報告もよろしくお願いします。それと何か変化があったらまた報告します。」

団長「それは此方も怠らないようにしよう。」

B「動物か・・・こんな時あいつがいればな。」

A「今頃どこにいるんだろうな。」

ライ「まぁたしかにそうだが居ない奴の話しても仕方ねぇだろ。それに彼奴なら何時もみたいに凛として

旅してるだろうよ」

A「それもそうだな

ライ「それじゃあAもBもあんまり迷惑かけんなよ。」

A・B「あいよ。じゃあな」
234 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:35:45.21 ID:CyKBf11B0
――――――

大臣「ようやくお戻りになられましたか。気になる手紙がありましたのでご報告をいたします。」

ライ「ああ。」

大臣「動物を保護するにあたり王に謁見したいと」

ライ「動物を保護…いや、まさかな。わかった。明日にでも時間をとると返事しておけ。」

大臣「はい、わかりました。」

〜そして全ての時は一つに集まる〜

大臣「ではこちらでお待ちください」バタン

レイ「リス、犬。もっとしっかりフードかぶって。そうじゃないと今回の件全て破綻しちゃうから。」

リス「ったくめんどくせぇな。」ハァ

犬「窮屈で好きじゃないですけどご主人様の言いつけは守ります。」フンス

大臣「お待たせいたしました」

レイ「本日はお忙しい中時間をつくっていただき有難うございます。」ペコリ

ライ「いや、何の問題もない。それよりも本題へ入ろう。」

レイ「はい」スッ

ライ「えっ!」

レイ「は?えっとなんでライがここに居るの?」

ライ「いやそれはこっちのセリフだ。お前旅はどうしたよ。」

レイ「それは途中の村で頼み事されてここに来たんだよ。」

ライ「俺はなんだかんだあって今王様やってんだよ。」

レイ「まぁでも良かったかな?多分今回のことが成功したら僕は村に戻れなくなるから。」

ライ「ああ、俺もこんな身分だし母さんもこっちに来た。もう村に帰ることは無いんだろうな。」

レイ「じゃあ約束はここで果たされたってことかな?」

ライ「ああ、まぁそういうことにしとくか。」

レイ「ただいま、ライ」

ライ「おかえり、レイ」
235 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:36:21.37 ID:CyKBf11B0
レイ「ってことは姫様と結婚してるの?」

ライ「ああ、ちゃんとアレもつけてもらってるよ。」

レイ「そっかそれは良かった。」

犬「ねぇリスさん。ご主人様は王様と知り合いだったんですか?」ボソ

リス「ああ、彼奴は俺も知ってるよ。まさかあいつが王様とはな。まぁ唯一無二の友人

下手したらレイの片割れっていっても過言じゃねえかもな」ボソ

大臣「盛り上がってるところ申し訳ありませんがそろそろ本題へ。」

ライ「ああ、そうだったな。それで今日はどういう要件だ。」

レイ「僕が引き受けたんだからもちろん動物関係だよ。旅をしている途中で動物を大事に扱っている村でね

頼まれ事をしたんだ。そのうちの一つが世界中の野良の動物を村の周辺に集めること。

だからそのために彼処の一帯を僕にくれないか?もちろん先に住んでる人には許可をもらっている

というよりも協力してくれるらしい。」

ライ「土地の量は見てみないとだが動物を集めることには賛成だ。近頃この辺でも動物が現れて危険だったんだ。

今のところ被害届はないが今後何があるかわからない。そうしてくれるとありがたい。喜んで協力しよう。

土地もそれに見合うだけ与えるつもりではあるがもちろん整った村とかの土地よりも森や草原の土地が

多くなるが大丈夫か?」

レイ「うん大丈夫だよ。もし家が足りなければ立てれば大丈夫だからね。そして僕らの住む場所を

独立国として認めて欲しい。もちろん其方の一部の人間以外出入りは禁止で。」

ライ「話が飛んだような気がしないでもないが動物を傷つけないためか?」

レイ「いや、人間が怪我しないようにさ。」

ライ「どういうことだ?」

レイ「少し信じられないかもしれないけど僕らは動物を人間化することができたんだ。」

ライ「はぁ?」

レイ「魔力ってのを動物へ注入して人間化するこれらを僕らは魔物と名付けた。」

ライ「魔物・・・」
236 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:36:56.86 ID:CyKBf11B0
レイ「そこで問題なのは確かに魔物には人語を話せる程度の知恵を持っていたけど同時に

副作用で大きすぎる力も手に入れてしまったんだ。例えば大げさな話デコピンで人を殺せるぐらい。」

ライ「なるほど」

レイ「もちろん動物相手にも会話ができるみたいだから任意で魔物にするんだけどなかには多分知性を

持ち得ないものも出来上がる。だからそのための不可侵条約と独立国家。」

ライ「信じられないな。協力するとは言ったが村の奴らが実は狩人かもしれないなどと不安分子は残る。」

レイ「だから今日は魔物を連れてきた。二人ともそれ脱いでいいよ。」

リス「ったくやっとかよお前はいちいちまどろっこしいだっつうの。

よう、ライ。久しぶりだなぁいやこの姿でははじめましてか。動物嫌いは治ったかい?王様」ハハハ

犬「もう、失礼だよリスさん。初めまして私は犬と申します。犬から魔力を注入してもらい魔物になりました。

今後も機会があればよろしくお願いしますライさん。」

ライ「えっとよろしくな犬。とそっちは誰だ?」

レイ「ほら僕がよく戯れてたリスだよ。」

ライ「ああ、あの。ちっこいのが無駄に大きくなりやがって。」

リス「余計なお世話だ。見てのとおりオレらの見た目はお前らとほとんど変わらない。」

犬「それでも中には多分人型じゃなかったりする子達もでてくる。」

レイ「だから人を驚かせないように傷つけないように不可侵条約を飲んでいただきたい。」

ライ「わかった。だがいくつか言いたいことがある。」

レイ「僕もだ。」

ライ「お先にどうぞ」
237 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:37:33.48 ID:CyKBf11B0
レイ「有難う。今後多分この国は発展していくだろう。その時僕らに土地を与えたことを悔やむかもしれない

だからその時一度だけ土地を返そう。一部だけどね。それ以降は此方もそちらも土地を望まない。」

ライ「いいだろう。」

レイ「それともう一つ。多分これはライも同じような意見を持ってるだろうから交互に言ってかない?」

ライ「面白そうだな。いいぜ」

レイ「人間は金のためなら同じ人を殺す。」

ライ「動物も食べるために人を殺す。」

レイ「かと言って全てが悪人でもない」

ライ「全てが善でもない」

レイ・ライ「だから犯罪者が不可侵条約を犯した場合責任は取らない」

ライ「いいだろう。条約成立だ。」

レイ「ライの時は大丈夫だろうけどその次の代で土地の条約が破られた場合戦争も辞さないよ。」

ライ「安心しろよ。少なくとも俺らは唯一無二の友人だ。」

リス「真顔で恥ずかしいこと言っちまって」ハハハ

ライ「うっせ!」

レイ「本当にライは変わらないね」フフフ

姫「遅いけど大丈夫?」ガチャ

リス「奴さんがライの奥さんかい?」

犬「きれいな方ですね」

レイ「ライ、僕らの友情はここまでみたいだね。」

姫「えっとどう言う状況ですの?」

ライ「ああ、まぁ気にすんな。そうだこいつがレイだ。」

姫「あらこの人が?初めましてレイさん。姫と申します。

ライから頂いたペンダントとても綺麗で大事にさせていただいてますわ。」スチャ

レイ「喜んでもらえたなら何よりです。」

ライ「それじゃあ条約は成立ってことでいいんだな?」

レイ「うん、僕はすぐにでも動物の保護に向かうよ。それじゃあね。」

ライ「…じゃあな。」

レイ「行くよ?リス、犬。」

リス「おう。」

犬「はい」
パシュン

ライ「はぁあいつらはすげぇ力手に入れたんだな。大臣、条約の報告の場と狩人の仕事確保、あと魔力とやらの研究機関造ってくれ。」

姫「忙しくなりますわね。」
238 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:37:59.65 ID:CyKBf11B0
――――――

ライ「ということでこれより動物におびえる事は無い。我ら人がどこまでも繁栄できる世界になったのだ。

そして研究に取り掛かる所ではあるが我らは新たなる力そしてエネルギーである魔力を手に入れられるのだ。」

民<ウォォォォォォ  トチガスクナクナッテダイジョウブカ? マァオレラニハアマリカンケェネエナ

――――――

レイ「魔物になってくれた皆、中には言葉のわからない者もいるだろうけど君らはもう食料を探したり人からの危害を受けることもない。

そして力も手に入れた。だからと言って無暗に使わないで欲しい。自身や家族の身を守る以外では使わないことを約束してくれ。

そして最後に我らも王国制度を持ちいろうと思う。僭越ながら私が王を務めさせていただこうと思う」

魔物<レイオウバンザーイ モウオビエナクテモイインダ ガンバロウネ

レイ「ありがとう。」

リス「側近を務めるリスだ。」

犬「私は女王を務めさせていただきます///」

リス「胸張れ胸。女王陛下様って言っても言うほどねえか

そうだな。レイはがんばれよ。手伝ってやるからよ。我らの王・・・魔王様?」

魔物<マオウ… マオウサマバンザーイ ヒンニュウダッテイイジャナイカ
239 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:38:41.82 ID:CyKBf11B0
――――――

リス「レイ二つほど報告があるぞ。」

レイ「何だい?」

リス「門番からまた人間界から侵入者が来たから追い返したのと同じく人間界へ出ようとした魔物を

追い返したのがまず一つ目。」

レイ「…本当に追い返したの?あの門番たまに”摘まみ喰い”するからなぁ。

多分知られてないと思ってるんだろうけど」

犬「夜はヴァンパイアさんですから確実につまみぐいしてますよね。」

リス「ヴァンパイア?あああの元ヒルか」

犬「それは吸血鬼さんですよ;ヴァンパイアさんは元吸血蝙蝠です。」

レイ「彼奴らは儀式に紛れ込んでたのに偉そうにするんだよね。」

リス「まぁ実際魔力だけなら上位だからな。」

犬「それでも昼の門番さんはオークさんですよ?摘まみ喰いなんて・・・」

レイ「いや、それは」

リス「吸血鬼なんかとは意味が違うんだよ。意味が」ニヤニヤ

犬「それってまさか…///」

レイ「よしよし、リスあんまり犬に変なこと教えないでくれよ?」

犬「悪い悪いついな。っともう一つの報告がまだだったな。

…人間国の王が会って話がしたいと。」

レイ「わかった。悪いけどリスが返事しに行ってくれる?

明日の昼に草原で。お互いお供はなしってことで」

リス「わかった。」バシュン

レイ「さて、力はこっちの国がかってるから魔力と魔法の書類をオマケでつけてあげようか。

レイ「ハーピー第一の門へ退却準備出してきて。それとあと明後日までに第二門までの間にいる人を

第二門内へ誘導しておいて」

ハーピー「わかったわ」バッサバッサ

レイ「明日が楽しみだなぁ」wktk
240 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:39:10.47 ID:CyKBf11B0
――――――

ライ「人口・文化の急激な発展その二つによる土地不足。

何より彼奴の予想通りってのがしゃくにさわる。」

姫「でも良かったじゃない。5年でここまで発展出来てしかも約束があったからこそ

これからがあるんじゃない。」

ライ「だが土地を少し返してもらったら魔力以外中心に切り替えようと思う。」

リス「まぁそれが利口だわな。」バシュン

ライ「で態々来てくれたのか。」

リス「もうすっかり動物嫌いも治ったみたいだな。」

ライ「魔物嫌いではなかったからな。」

リス「そうだったな。それで返事だ。明日お供は連れずに草原で。」

ライ「草原か…」

リス「ちゃんと最後の別れしてやれよ?彼奴はああ見えても小さいことを気にするたちなんだから。」

ライ「もとからそう言う正確だろうが。それにそっちと違ってこっちは

信用が少ないみたいだからな。元からそのつもりだったよ。」

リス「そうかい。そーれならいいんだ。…あばよ」バシュン

ライ「たくあんな性格してどこまで見通してるんだか。」

姫「大丈夫ですよ。まだ、私達はまだ信用されているんですから。」
241 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:39:38.84 ID:CyKBf11B0
〜草原〜
サァァァ…
レイ「やぁ、久しぶりだね。」

ライ「あぁ、久しぶりだな。」

レイ「…」

ライ「…背、抜かれちまったな。」

レイ「アハハ、本当だ。」

ライ「昔はこんなことになるとは思わなかったんだがな。」

レイ「うん。産まれてすぐに母さんが死んでそれでライの家に引き取られたんだよね。」

ライ「その癖言い出しっぺの親父は旅に出るってどっか行くし。」

レイ「そう言えば13年ぐらい前に剣士として旅してたよ。」

ライ「マジか!?もし次会ったら王都の方へ来るように言ってくれ。」

レイ「そうしたいのは山々だけど多分次会うときは敵同士だから。

ライともお父さんとも。」

ライ「そう…だったな。こうして話してるとついつい忘れちまうぜ。」

レイ「本題の土地返却で一つお願いがあるんだ。」

ライ「急に本題に入ったな。まぁいいだろう。なんだ?」

レイ「本題話してからの方がゆっくり話せるじゃないか。

それでお願いってのは魔物の存在を知らせて欲しい。」

ライ「それはきついな。それをやると俺の信用が無くなって人間界は内戦が起こるだろう。

まさかそれが狙いなのか?」

レイ「まさか、違うよ。今回の土地交渉の時に俺が口を滑らせたなり返還された土地に

どの動物とも異なる足跡並びに毛などの物が発見されたなり今から渡す魔力や魔法についての

書類に機密文章が紛れ込んでいたので幸いに発見できた。などなど好きにでっち上げてくれ。」

ライ「そういうことならまぁいいがどうしてまたこのタイミングで?」

レイ「このタイミングだからさ。どうせお前は死ぬまで魔物の事口外しなかっただろう?

そうすると逆にこっちが侵略でもするために力貯めてたみたいなことになったら厄介だからね。

あぁそれと魔物を倒したいんなら」

ライ「もうそこまででいい。情報は十分に貰った。後はこっちでなんとかしてやるさ。

それにそれ以上言ったら味方売ったみたいになるだろ?」

レイ「まぁね。はい、これ魔力と魔法について。」サッ

ライ「あいよ。さぁてじゃあ王様同士の会話はここまでにして親友同士の会話にしようぜ。」

レイ「わかったよ。そうだな。そういえばお母さんどうしたの?」

ライ「ああ、母さんも王宮にいるぜ。あの性格はどこに行っても治らないらしい。」
242 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:40:06.98 ID:CyKBf11B0
――――――

レイ「もう、こんな時間か。」

ライ「そろそろお開きだな。」

レイ「10年前と違って今回は本当のお別れだね。」

ライ「そう…だな。」

サァァァ…
レイ「それじゃあ、”さようなら”」

ライ「あぁ、”さようなら”」
243 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:40:39.17 ID:CyKBf11B0
――――――

ライ「皆の者本日集まって貰ったのは近日より騒がれている土地問題である。

動物の保護のためと独立していた場所からかねてよりの契約の元一部を返還してもらった。

だが二度目は見込めない。よって今後は文化の発展よりも軍事の発展並びに魔力研究へ力を入れていこうと思う。

なぜ軍事強化しなければならいかと言うと先ほど上がった動物保護国に問題ありと判断したためである。

返還された土地へと行ってみた所一軒の家から興味を引く資料が出てきた。それは魔力と魔法というものについてだ。

奴らは我らよりも魔力の研究が進んでおり尚且つ軍事レベルで使えるほどの威力を持つ魔力の活用法魔法を見つけていたのである。

それだけでも驚きであるがなんと動物保護と言っていたことの真相は実験だったのである。

動物へと魔力を注ぎ人型へと変化する。これを奴らは魔物と呼んでいる。

資料によると一部は知能を一部は力を持っており中にはその両方を兼ねそろえた強者も居るとの事。

動物たちは喜んでいるという点では保護なのかもしれない。」

民<ハァ? ツマリドウイウコトダッテバヨ ワケワカメ

ライ「だが我の代では彼らへの攻撃は一切しないことを誓おう。なぜならば彼らも我らと同じ生命。むやみに殺していいはずがない。

我らが攻撃するのはこちらへと進出してくる者のみである。そのための軍事強化なのを皆理解してくれるよう頼む。」

民<マァタシカニゲンジョウハフリダカラナ トリアエズハソレデイイダロウヨ マァオレラニハ(ry
244 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:41:12.83 ID:CyKBf11B0
――――――

レイ「ついつい情報あげすぎちゃった。」

リス「そんなことだろうと思ったよ。」

犬「大丈夫ですかね?私たちのこと襲ってきたりしませんよね」アワアワ

レイ「大丈夫だよ。今の所こっちのが力的にも有利だから襲ってきても返り討ちにできる。」

リス「それに奴の代では攻撃してこないだろうよ。奴の代ではな。」

レイ「軍事強化やって魔法研究やってそのあとどうなるか楽しみだね。」

リス「笑い事じゃねえがな。」

レイ「うん、わかってる。皆には悪いとも思ってる。けどどうしても気になったんだ。今後の人の行く末が。」

リス「別にどうってことねえよ。」

犬「そうですよ。どんな選択をしたって私たち魔物はあなたについてきます。」

レイ「ありがとう」
245 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:41:38.65 ID:CyKBf11B0
―――――

姫「貴方嬉しい知らせよ。」

ライ「こっちは悪い知らせがあるんだ。」

姫「そう…、私あなたの子を授かったの。」

ライ「そうか、結婚して15年だったか?もう諦めてたんだがな。だが残念だがその子を王子にすることは

できなさそうだ。」

姫「いいのよ。父さんや母さんが死んで民の信用は限りなくゼロに近くなって

軍事もかなり強くなった。いくら人を引きつける魅力があっても人のよくには勝てなかったんだわ。」

ライ「そんなんじゃない。俺が悪いんだ。もっとしっかりとした政治をしてれば…

姫、君だけでも今のうちに逃げてくれ。」

姫「逃げるなら貴方も一緒に。」

ライ「いや、それは無理だ。俺の人を魅了させる力は魔力の力らしい。だから一緒にいたら見つかってしまう。

君はその新たな命と共に生き延びてくれ。」

姫「でも、」

ライ「もうそんなに時間がないんだ。お願いだから逃げてくれ。そうだ、子供が生まれたらこれをあげてくれ。」スチャ

姫「でもそれは!」

ライ「いいんだ。その方があいつも喜ぶだろう。それとそのペンダントも時期がきたら渡してやってくれ。

こんなことしかできなくてごめんな。」チュ

姫「…こんなの卑怯よ。」

ライ「ああ、自分でもそう思うよ。」

姫「はぁ…わかったわ。できれば生き延びてまた逢いましょう。」タッタッタ

ライ「できたら…な。はぁ、しょうがない抵抗しないでおこうと思ったが」チャキッ

ライ「あんなこと言われたら頑張らなきゃいけないでしょう。」
246 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:42:10.90 ID:CyKBf11B0
――――――

反乱者「ライ王よ、お命覚悟。」

ライ「悪いがそう簡単にはやられないよ。愛しき人と今では疎遠の友人のためにね。」

反乱者「いざ!」

ライ「参る!」

――――――

ライ「ここまで・・・か」ドサッ

反乱者「ハァ・・・ハァ・・・今ここに新王国の誕生なり!」

民<ウォォォォォォ イツカアソコガアナタノバショニ 
247 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:42:37.53 ID:CyKBf11B0
――――――

男「お前がここの土地の王なのか?」

レイ「そうだな。ここに来るまでにも色々居てさぞ驚いただろう。こちらの部屋に来てゆっくり話そうではないか。

してこんな所で何をしているんだ?人間。」

男「勇者してる。」

レイ「へぇ、勇者ねぇ。とうとう産まれちゃったか。と言うか王様が良く勇者何て出したね。

あの王様はそんなことしないと思っていたんだけど。」

男「あぁ、そうか、そうだよな。お前の言っている王は前王だ。クーデターにより我らの王は新しくなった。」

レイ「そう、で、さっきも言ったけどここに来るまでには多くのものがいたはずだが?」

男「あぁ、豚の化け物やら鳥人間やらいろいろいたな。歯向かってくる奴は痛めつけた。

多分だが死んではいないさ。」

レイ「そうか。ならお前も殺しはしない。ただ死んだほうがマシだと思う苦しみを味あわせてやる。」ビキビキ

男「っ!」

レイ「よくもライを、オークやハーピー達を苦しめてくれたなぁ。」ザン

男「くそが!」ダッ
248 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:43:10.79 ID:CyKBf11B0
――――――

男「カ・・・ハッ!」ドサッ

レイ「さぁ、これで最後だ。」チャキッ

リス「まぁまぁそこらへんでよしとけや。」

犬「そうですよ。今回はそこまででよしてあげましょうよ。

どうせ、今後も続くんですから。」

レイ「っ!ああ、たしかにそうだな。勇者、王に伝えろ。土地が欲しければ手紙をよこせ。

返事がそちらに行き次第戦争の開始だ。勇者やその仲間を連れてこい!」

男「…」

レイ「聞いてないか。リス。悪いがこの手紙と共にコイツを領地外へ連れていってくれ。」

リス「あいよ。」バシュン

犬「私は救護班にかけ合ってきますね。」タッタッタ

レイ「全く何をしているんだか。もっと冷静にならないと。冷血にならないと。

こんなのはまだ序の口でまだまだひどくなるんだから。こうなるってわかっていて自分でやったんだから。

強く、強くなろう。」ポロポロ
249 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:43:32.23 ID:CyKBf11B0
――――――

幼勇者「がはっ!」

レイ「はっ!そんな程度でわれに挑もうと思ったのか!?これで最後だ!」

――――――

戦士「」バタ

女勇者「戦士!?」

レイ「人の心配をしていて死ぬとは哀れだなぁ?勇者よ!」

――――――

レイ「とうとうこの時が来たか。」

リス「別れは多少悲しいが人間にしては頑張っただろ。」

犬「もう、楽になってください。”ご主人様”」

レイ「はは、その呼び方も懐かしいな。リス、思えばお前には迷惑かけぱなしだったな。

迷惑ついでに俺が死んだあとも犬のこと頼む。」

リス「たくしょうがねえやつだなぁ。今更そんなこと言ううなよ。そんなもんの一つや二つ

言われなくても背負ってやるさ。」ポロポロ

犬「本当に最後ですね。」

レイ「ああ、先に行っちまうけど悪いな。これが最後のお土産な?」チュ

犬「もう、こんな時まで///」

リス「向こう行ったらライによろしくな。彼奴のことだ寂しがってるだろうからよ。」

レイ「ああ、もちろんだ。それじゃあ、さようなら。リス、犬」スゥ…

リス・犬「さようなら、レイ」
250 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:44:00.22 ID:CyKBf11B0
――――――

〜想像された草原〜

ライ「よお、やっと来たか。」

レイ「遅くなってごめん。」

ライ「別にいいさ。それよりもここはこういっておこうぜ?」

ライ「おかえり、レイ。」

レイ「ただいま、ライ」

これは昔昔の物語。幼馴染の王と魔王、ライとレイの面白くもちょっと儚い物語

これから先の未来で起こるライトとレイの物語への始まりの物語

そしてこの世界でいつまでも語り継がれていく二つの物語
251 :Mr,K [saga sage]:2012/04/13(金) 18:48:26.40 ID:CyKBf11B0
これで本当の完成です。皆様三か月と言う長い間お付き合いいただき誠にありがとうございました。
本スレはこの後一週間の間放置させていただきます。と言ううのも何時ものごとく感想をいただきたいからであります。
このスレですら大変だったのですが皆様に評価していただける喜びを覚えてしまったので今後も駄文ではありますが
作品を作っていこうかと思います。今後のためにもぜひ皆様のご感想をお聞かせ願います。
質問なども出たら答えさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
それでは
252 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/14(土) 09:51:00.30 ID:lxvFcqWFo
完成乙
誤字も目立ったけど、すげーいい話だった。
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