男「幼女調教したい」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/10(火) 18:52:23.77 ID:eGZNp7pQ0

・公園

男「はー。幼女は可愛いなあ。見ているだけで癒される」

男「あんなにいるなら1人くらい持って行ってもいいんじゃないか」

男「いや、攫うのは良くない。悲しむ人が出るからな。あくまで合法的に幼女がついてこなければならない」

男「幼女がついてきて離れないんです、という状況になれば幼女の親御さんも俺のことを暖かく迎え入れてくれるだろう。
　　そうしたら幼女と遊び放題だ。隙をみてナデナデしたり、おもいっきり甘やかすことも出来るかもしれない」
　　
男「だがしかし。それには幼女が俺についてくるという前提が無ければならない。どうにかして幼女が俺の後ついてくるよう調教できないものか……」

ｻｸｻｸｻｸ

幼馴染「あ、学校来ないと思ったらこんな所にいたの？」

男「ああ、幼馴染か」

幼馴染「今日は始業式だったのよ」

男「考え事をしていると時が過ぎるのが早いな」

幼馴染「あんたねえ……サボってばかりだと落第するわよ」

男「落第しない程度には行くよ」

幼馴染「安心できないわよ。私あんたの両親に頼まれているんだから。明日は学校来なさいよね」

男「わかっているよ」

男「……あー、どこかに幼女落ちていないかな」

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2 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/10(火) 18:53:41.90 ID:eGZNp7pQ0

・学校

ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ

ｶﾞﾗ

男「ｵﾊﾖ」ﾎﾞｿ

ｼｰﾝ

男「……」ｶﾞﾀ

男「……」ｽｰｽｰ

幼馴染「ちょっと男！挨拶くらいしなさいよ！」

男「したよ」

幼馴染「聞こえるようにしなさい」

男「おはよう」

幼馴染「よろしい。おはよう」

男「じゃ……」ｽｰｽｰ

幼馴染「……少しは会話を続ける気がないのかしら」

眼鏡娘「お疲れ様。毎回大変だね」

幼馴染「ほんっとに社会性が無いんだから」

3 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/10(火) 18:54:28.84 ID:eGZNp7pQ0

幼女「あの人は何者ですか？」

幼馴染「ああ、あいつ昨日いなかったから分からないよね。あいつは男っていう名前で、見ての通り社会不適合者」

幼女「そうなんですか」

眼鏡娘「悪い人じゃあ無いみたいだけどね……」

男「何やら子供の声がする」ﾑｸﾘ

幼女「あ、起きました。こっち来ます」

眼鏡娘「えっ」

男「……この娘どうしたの？幼馴染の隠し子？」

幼馴染「人に指を指さない。あんた昨日いなかったから分からないだろうけれど、今期からの転校生」

幼女「初めまして。転校生の幼女です」

男「どう見ても小学生だ」

幼女「よく言われます」

男「……そうか」ｽﾀｽﾀ

幼女「ふむ、確かに失礼な人ですね。人の容姿を詰ったあげく何も言わずに帰るとは」

幼馴染「悪気があるわけじゃないと思うんだけど……」

眼鏡娘「私、男くんが幼馴染ちゃん以外と話すの初めて見たよ」

御嬢「ちょっと。幼女ちゃん独占しないでよ。私たちも愛でｹﾞﾌﾝ話したいんだから」

幼女「では、一緒にお話しましょう」

数学教師「お前ら席につけー」

幼女「先生が来てしまいました。続きはまた後で」

御嬢「約束だよ！」

幼馴染「幼女ちゃんはもてもてだなー」

眼鏡娘「可愛いもんね」

4 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/10(火) 18:54:55.21 ID:eGZNp7pQ0

数学教師「先学期の続きから始める。この問題を……男、やってみろ」

ﾋｿﾋｿﾋｿ

男「はい」ｽﾀｽﾀ

ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ

男「……」ｶｶｯｶｯｶｯ

数学教師「……正解だ」

男「ども」ｶﾞﾀ

数学教師「静かに。何だ男、休み中に心変わりでもしたのか？」

男「いえ、別に」

数学教師「……まあいい。では続けて……」


幼女「何故みんな騒いでいたのですか？」

幼馴染「あー、男が問題を解くのが意外だったというか……」

幼女「男さんは社会不適合の上に落第生なのですか」

眼鏡娘「男くん成績は悪くないというか、むしろいいんだけどね……」

幼女「？」

5 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/10(火) 18:55:24.31 ID:eGZNp7pQ0

・体育館

ﾀﾞﾑﾀﾞﾑｷｭｯｷｭｯ

「こっちだ！パス！」

「おう！」ｼｭｯ

「させるか！」ﾊﾞｼｯ

男「……」ﾋｮｲ

「男が拾ったぞ！奪え！」

「男！パスしてくれ！」

男「……」ﾀﾞｯ

「なっ！？」

「は、速っ！」

男「……」ﾀﾞﾝｯ

ﾊﾟｻｯ

6 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/10(火) 18:55:51.51 ID:eGZNp7pQ0

「今、滅茶苦茶ジャンプ高くなかった？」

「完全にゴールの上においてきたぞ……」

バスケ部員「男、お前どうして……いや、お前バスケ部入らないか？」

男「……バスケやっている男子って格好いい？」

バスケ部員「は？」

男「女の子にモテる？」

バスケ部員「あ、ああ。上手い選手はモテるぞ。スター選手になれればよりどりみどりだ」

「ちょっと待てよ。男、お前陸上部に来ないか？あの走りならいいところまでいけると思うぜ」

「いやサッカー部に」

「うちの部来いよ」

「今まで何で運動能力隠していたの？」

「俺のことどう思う？」

「」

7 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/10(火) 18:59:44.38 ID:eGZNp7pQ0

ﾜｰﾜｰ

幼女「男子の方が騒がしいです」

幼馴染「男がまた何かやらかしたのかな」

眼鏡娘「男くんが活躍したみたい」

幼女「男さんは運動も得意なのですね」

幼馴染「……」

幼女「幼馴染さんは男さんのことをよく知っているのか？」

幼馴染「あー。あいつとは腐れ縁でね。小学校から一緒なの」

幼女「ほほう、竹馬の友と言うやつですか。やはり、ただならぬ関係なので？」

眼鏡娘「好きじゃなきゃ面倒見れないよね」

幼馴染「あのねえ……別になんとも思っていないわよ。あいつの両親に頼まれているだけで」

幼女「親御さん公認の仲ということですね」

眼鏡娘「早く付き合わないと物好きに取られちゃうかもよ？」

幼馴染「男は、私のことを……」

体育教師「こらそこ！喋ってないで身体を動かせ！」

「「「はーい」」」

8 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/10(火) 19:00:17.88 ID:eGZNp7pQ0

・放課後

バスケ部員「じゃ、考えといてくれよな」

男「わかった」

幼馴染「あんたが人と話しているなんて珍しいわね」

男「バスケ部に誘われた」

幼馴染「あんたいつの間にバスケなんて出来るようになったの？」

男「バスケなんてできない。ジャンプして強引に押し込んだだけだ」

幼馴染「……」

男「やっぱ身体鍛えとかないと、いざ子供が危なくなったときに駆けつけられないから」

幼馴染「……以前から鍛えていたんでしょう？どうして今更」

男「やっぱ運動できないよりは出来る方がいいよな」

幼馴染「？まあ、そうね」

男「出来ることは何でも出来たほうがいい」

幼馴染「ちょっと抜けてたほうが愛嬌があったりするけれど」

男「何？そうなのか」

幼馴染「あんたの場合はそもそも人格に難有りだから」

男「人格、というのはどうやったら良くなる？」

幼馴染「人格を良くする方法なんて知らないけれど、善行を積んだら良くなったように見えるんじゃない？」

男「そうか」ｽﾀｽﾀ

9 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/10(火) 19:00:48.23 ID:eGZNp7pQ0

幼馴染「あ、ちょっ……」

幼馴染「……一体今日はどうしたのかしら」

眼鏡娘「何か様子が変だったよね」

幼馴染「まともに人と会話するし」

眼鏡娘「授業中も寝てないし」

幼女「それが普通なのでは？」

幼馴染「変な人が普通にしていると変に見えるのよ」

幼女「今日私が見た限りでは普通に失礼な人ですね」

眼鏡娘「すごくマイナス評価なんだね……」

幼女「子供扱いされるのは嫌いです」

10 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/10(火) 19:01:17.89 ID:eGZNp7pQ0

御嬢「幼女ちゅあ〜ん！」ｶﾞｼｯ

幼女「！！」ﾋﾞｸｯ

御嬢「さあ私たちと語らいましょう！」

「頭撫でていい？」

「飴ちゃんあげる」

「うひー肌すべすべー」ｽﾘｽﾘ

幼女「あ、あの、私今日は部活見学に」

御嬢「おっけー。何部に行く？」

幼女「……御嬢さんは何部なんですか？」

御嬢「幼女ちゃんの入る部活が私の部活よ！」

幼女「……文化系を適当に回ります」ｽﾀｽﾀ

「あーん、まってー」

「髪綺麗よねー。結んでいい？」

「やっぱツインテ」

「いや三つ編み」

「団子もいいよね」

ｿﾞﾛｿﾞﾛｿﾞﾛ

幼馴染「……」

眼鏡娘「子供扱いされるのは嫌い、なんだっけ？」

幼馴染「私たちんところに寄り付くのは分かる気がする。例え子供扱いされるのが嫌いじゃなくても」

11 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/10(火) 19:01:57.02 ID:eGZNp7pQ0

・翌日

ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ

ｶﾞﾗ

男「おはよう」ﾆｺ

幼女「おはようございます」

幼馴染「お、男が自分から挨拶した……」

男「なんだよ。挨拶しろって言ったのはお前だろ」

眼鏡娘「男くん、おはよう」

男「おはよう、眼鏡娘さん」ﾆｺ

幼馴染「……」

男「幼馴染、朝の挨拶は？」

幼馴染「お、おはよう」

男「おはよう」ﾆｺ

幼馴染「私、夢を見ているのかしら……」

眼鏡娘「いいことじゃない。彼氏が普通になったんだから」

幼馴染「彼氏じゃないっつーの」

男「幼女さんはもう学校には慣れた？困っていることとか無い？」

御嬢「」ｼﾞｰ

幼女「……いえ、特に何もありません。お気遣いありがとうございます」

男「困ったことがあったら何でも頼ってよ。おお、もうこんな時間じゃないか。授業の準備をして先生を待たなければ」ｽﾀｽﾀ

幼馴染「……」

12 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/10(火) 19:08:52.47 ID:eGZNp7pQ0

・昼

男「さて、昼食にしよう」

幼馴染「あれ？弁当なんて珍しいね」

男「手作りだ」

幼女「手作りでお重ですか」

男「テンションが上がりすぎてたくさん作ってしまったんだ。幼女さんもよかったら食べない？」

幼馴染「何かジャンルがバラバラね」

男「和から洋まで広く取り揃えているよ」

幼女「いえ、私は自分の分があるので結構です」

眼鏡娘「可愛いお弁当だね」

幼馴染「本当。料理の上手い親が羨ましいや」

幼女「私も手作りです」

御嬢「え！」

「手作りですって！？」

「それは大変！」

「私のと交換しない？」

「抜け駆けはずるいわよ！」

ﾜｰﾜｰ！

13 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(京都府) [sage]：2012/01/10(火) 19:16:25.05 ID:aRCqMaYt0

面白そう…けど調教か…
男途中で心変わりしたりしないかな

14 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/10(火) 19:19:38.04 ID:eGZNp7pQ0

幼女「……あげますから仲良く分けてください。容器はあとで返してくれれば」

「幼女ちゃんの手汗おにぎりは私のものよ！」

「じゃあ私はりんごうさぎ！」

「卵焼き！」

御嬢「私は残った容器でいいわ」

眼鏡娘「容器で何をするんだろう……」

幼馴染「というか幼女ちゃんのファンが日に日に増えているんだけど」

幼女「お弁当がなくなってしまったので、分けてくれると助かります」

男「弁当奪われて大変だな。明日からも作ってきてやろう」

幼女「それは悪いです」

幼馴染「男がいいって言っているんだからいいんじゃない？」

幼女「……確かに、私がお昼ごはんを持ってきても奪われる有様。かといって彼女たちから差し出される食料は何だか食べたくありません。
　　ここは甘えることにします」
　　
男「任せとけ。なあに、1人分も2人分も大して変わらないさ。さあ食べて食べて」ﾆｺ

幼女「……美味しいです」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

15 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/01/10(火) 19:27:26.91 ID:3RzCh7300

今後の展開によってはこれだけで飯18杯はいけるかも

16 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/01/10(火) 19:30:59.94 ID:DBZJ8xyoo

エロ展開希望

17 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/10(火) 19:37:33.08 ID:eGZNp7pQ0

・放課後

幼馴染「今日の男の様子、どう思った？」

眼鏡娘「すっごく変だけど、まともになったんだからいいんじゃない？」

幼女「私は以前の男さんを知りませんけれど、一風変わっただけの、普通の人だと思います」

幼馴染「……いったい何企んでいるのかしら」

幼女「まともになったのなら良いのでは？」

眼鏡娘「そうそう。日々社会復帰させようと頑張る幼馴染の姿に心打たれたのよ」

幼女「今日のお弁当も幼馴染さんのために作ってきたのかもですね」

眼鏡娘「完全に男女逆だけど好意を現す定番イベントだよ！」

幼馴染「それにしては幼女ちゃんに薦めていたような」

眼鏡娘「きっと照れ隠しってやつだよ。本当は幼馴染ちゃんに食べてもらいたかったんじゃないかな」

幼馴染「うーん……」

御嬢「幼女ちゃん！今日はどこに見学に行く！？」

幼女「うえ……」

「昨日行った部活はどこも糞でしたね」

「あんなところは幼女ちゃんにふさわしくありませんわ」

「そもそも学校の部活に囚われることはありません。どこかの部屋を借りて談笑するのはどうかしら」

幼女「……今日は少し体調がわるいので部活見学の件はまた後日ということで」

御嬢「体調が悪いですって！今すぐ医者を！」

幼女「いえ、少し休めば治るので」

「確かに、あまり大袈裟にすると治るものも治りませんね」

「病は気からといいますし」

御嬢「転校して間もないから色々慣れないことがあるでしょうが、何かあったら何時でも頼ってくださいね」ﾆｺ

18 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/10(火) 19:44:21.55 ID:eGZNp7pQ0

ｿﾞﾛｿﾞﾛｿﾞﾛ

幼女「はぁ……」

眼鏡娘「お疲れ様」

幼女「あのまま部活見学していたら、部ごと潰されそうな勢いです……」

幼馴染「どうしたもんかね、あの人たちも」

幼女「幼馴染さんには、男さんよりもあの人たちを何とかして欲しいです」

幼馴染「いやー、難しいね。なんといっても筆頭が御嬢様だし」

眼鏡娘「逆らったものは不慮の事故を遂げるという噂が」

幼女「そんなに恐ろしい人なんですか！？」

幼馴染「どこの噂よ。御嬢さんは普通に良い人だよ」

幼女「普通ですか……普通って何でしょうね」

19 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/10(火) 19:51:22.19 ID:eGZNp7pQ0

・男宅前

幼馴染「男がどういうつもりなのか問いただしてやる」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

男母「はーい。あら、幼馴染ちゃん」

幼馴染「こんにちは。男帰ってますか？」

男母「……部屋にいるよ。さあ上がって」

幼馴染「お邪魔します」

男母「いつも悪いねえ。最近あいつまた奇行が激しくなってきて、今日なんか早朝から料理していたんだよ」

幼馴染「学校にお重を持ってきていました」

男母「何考えているんだろうね。幼馴染ちゃんあいつのことよろしくね」

幼馴染「はい。お任せ下さい」ﾆｺ

男母「本当にすまないねえ……」

幼馴染「いえ、いいんです。妹ちゃんにも挨拶していきますね」

20 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/10(火) 20:05:38.56 ID:eGZNp7pQ0

ｺﾝｺﾝ

幼馴染「男ーいるー？」

ｼｰﾝ

幼馴染「入るわよー」ｶﾞﾁｬ

男「……」ﾍﾟﾗ

幼馴染「いるなら返事くらいしなさいよ」

男「読書中」

幼馴染「本よりも今目の前にいる人に集中しなさい。どうせまたわけの分からない本を読んでいるんでしょ……って、え？」

男「何だよ」

幼馴染「いや、あんたがファッションの本を読むなんて意外と言うか……」

男「俺がファッションに手を出しちゃいけないっていうのか」

幼馴染「……いえ、確かに身だしなみに気を使うのは社会性があるといえるでしょう」

21 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/10(火) 20:07:41.22 ID:eGZNp7pQ0

男「……」ﾍﾟﾗ

幼馴染「何で読みだすのよ！」

男「だって、社会性のあることなんだろ？」

幼馴染「人を無視してまですることじゃないのよ！」

男「よくわかんないなー」

幼馴染「そういえばあんた、バスケ部の件はどうしたの？」

男「断った」

幼馴染「やっぱりね。あんたが団体競技なんて出来るわけが……」

男「時間がとれなくなるからな」

幼馴染「無駄な時間が山ほどあるでしょうが！」

男「やっぱ部活に入って活躍するよりも、向き合って話したほうがいいかなって思って」

幼馴染「へ？」

男「どうやら女性と仲良くなるにはコミュニケーションが重要らしいんだ。なんとかきっかけを作ってたくさん話したほうがいい。
　　でも、話すだけじゃなくて容姿とか本人の能力も重要なんだって。だから日々の生活態度を改めたり、手作り弁当できっかけを作ったり」
　　
幼馴染「え……あんたもしかして……」

男「好きだ。愛している。フォーリンラブだ」

幼馴染「ええ〜！？」

22 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/10(火) 20:09:23.99 ID:eGZNp7pQ0

1話終わり。続きは後日。

23 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/01/10(火) 21:08:41.46 ID:DBZJ8xyoo

乙

これはまた大きな誤解がwwwww

24 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/01/10(火) 21:35:23.71 ID:nvbc5kwio

期待だ

25 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]：2012/01/10(火) 22:07:01.24 ID:j6Ob8S4/0

俺もこれぐらいのコミ力がほしい

26 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]：2012/01/10(火) 22:08:26.72 ID:lfej9gqBo

まーた万能主人公かよ

27 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/01/10(火) 22:10:05.94 ID:GyP8TcZdo

乙!!
これにエロはいらないだろ
この微妙な感じがいい味だしてる

28 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/01/11(水) 08:09:30.43 ID:WWvWZ9/DO

これは期待できそう
でも作者が途中で失踪しそう

29 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/01/15(日) 06:54:44.75 ID:uIkP6mSFo

まだー

30 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/18(水) 22:47:41.40 ID:14OBuzhc0

男「幼女のことだ」

幼馴染「あ、なんだ幼女のことね……って幼女！？」

男「あの力強い瞳。黒絹のような髪。押せばぷにぷにと擬音が聞こえてきそうな頬。全てが愛おしい」

幼馴染「……」

男「ナデナデしたい。抱きしめたい。スリスリしたい」

幼馴染「ロリコン」

男「何を言う。これは純粋な愛だ。ああ……出来るならずっと俺の元にいるように調教したい」

幼馴染「恐ろしく犯罪的な台詞が聞こえてきたわ……」

男「俺は幼女ちゃんが好きだ。好きな人を好きだと言って何が悪い。声高に愛を叫ぶことの出来ない社会は糞食らえだ」

幼馴染「言っていることは格好いいんだけど対象がね……」

男「とにかくそういうことだ」

幼馴染「う、う〜ん……でもまあ、恋をするのはいいことだよね」

男「そうだろう、そうだろう。協力してもらうぞ」

幼馴染「幼女ちゃんは難しいと思うよ」

男「何故だ。年齢の壁など些細な問題だ」

幼馴染「同い年だっつーの。そうじゃなくて御嬢さんとその取り巻きがいるじゃない。幼女ちゃんと付き合うことになったら嫉妬と嫌がらせが大変だよ」

男「愛の前では多少の傷害など問題ない」

幼馴染「別にあんたの心配はしていないけどさ。幼女ちゃんが傷つくことになるかもよ」

男「む」

幼馴染「何はともあれ、友達から始めたほうがいいんじゃない？」

男「よし分かった。友達だな」

31 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/18(水) 23:09:00.53 ID:14OBuzhc0

数日後

眼鏡娘「最近御嬢さんたちの行動が控えめだね」

幼馴染「というより、何かに怯えているというか」

御嬢「」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

幼馴染「……」

幼女「私に興味をなくしたんでしょうか」

幼馴染「男、あんた何かやった？」

男「何のことだ？」

幼馴染「だって変じゃない。こちらを常に意識している感じ、とても興味をなくしたとは思えないわ」

男「ふ。バレてはしょうがない」

眼鏡娘「あ、あっさり認めるんだ」

男「幼女が迷惑しているから興味本位で珍しい動物を扱うみたいにしないでくれるようにオネガイしたんだ」

幼馴染「なんでオネガイだけ片言なの？」

幼女「なんと。そんなことをしてくださっていたのですか。それは助かります」

男「何、お安い御用。俺たち友達だもんげ！」

幼女「友達。いい響きです。やはり高校生たるもの異性の友だちの1人や2人はいなければならないですよね」

男「その通りだ」

幼馴染「あんた同性の友達いないじゃない」

男「では友達として一緒に遊ぶことを提案する」

幼女「いいですよ。何をするんですか？」

男「ふむ。考えておこう」ｽﾀｽﾀ

幼馴染「……」

幼女「おや、幼馴染さんどうかしましたか？」

眼鏡娘「幼女ちゃん、幼馴染と男は……」

幼女「ああ、すっかり失念していました。幼馴染さんの彼氏を借り受けることをおゆるし願いたい」

幼馴染「彼女じゃないっつーの！」

眼鏡娘「意地っ張りさんもこう言っていることだし、気にせずに行ってきたら？」

幼女「そうさせてもらいましょう。ああ、今日もまた大人の階段を一歩登りました」

眼鏡娘「幼女ちゃんは大げさだなー。でもそんなところが可愛いよね」

32 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/18(水) 23:36:17.33 ID:14OBuzhc0

数日後

・駅前

男「幼女さん」

幼女「ごめんなさい。待たせてしまいましたね」

男「何、気にすること無いよ。じゃあ行こうか」

幼女「結局今日はどこに行くんですか？後でのお楽しみと言われて聞いてないんですけど」

男「大人なところさ。まずは昼食にしようか」

幼女「自分でハードルあげましたね。楽しみにしています」

幼馴染「……」ｺｿｺｿ

眼鏡娘「完全にデートだね」

幼馴染「なんで眼鏡娘がいるのよ」

眼鏡娘「なんで幼女ちゃんと男くんが遊びに行くところを幼馴染ちゃんが見ているのかな」

幼馴染「……2人きりでちゃんと出来ているか、監視」

眼鏡娘「心配なら本当にちゃんと自分の気持ちを言ったほうがいいよ？」

幼馴染「だから本当に恋愛とかじゃないから」

眼鏡娘「まあいいけどね。後で泣きついても知らないよ」

33 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/18(水) 23:59:03.99 ID:14OBuzhc0

・公園

幼女「ここが大人なところですか？」ｼﾞﾄｰ

男「ここは俺がよく来る場所でね。こうやってベンチに座ってぼーっとするんだ」

幼女「ふむふむ」

男「そうすると子供が元気に遊んで、笑って、たまに泣いて、そして日が暮れるとバイバイって言って帰っていくんだ。俺はそれを見るのがたまらなく好きでね」

幼女「確かに大人な場所と言えるかもしれません。自然に囲まれたいい場所です」

男「気に入ってくれたなら嬉しいよ。じゃあご飯にしようか」

幼女「ここでご飯……ああ、お弁当を作ってきたのですか」

男「俺はまだ幼女さんのことよく知らないし、とりあえず好みの分かる食事で楽しんでもらおうかと思ってね」

幼女「確かに私の好物ばかりです……でも一体どうしてわかったのですか？」

男「この前いっぱい作ってきたときに、箸を付ける傾向をみたからさ」

幼女「……美味しいです」


眼鏡娘「警部、あんぱんと牛乳買って来ました」

幼馴染「誰が警部よ」

眼鏡娘「尾行と言ったら警察かなと」

幼馴染「それであんぱんと牛乳ってのはどうなの？」

眼鏡娘「尾行中の警部が食べるものと言ったら決まっているじゃない。それにギューニスト（牛乳愛好家）的にこの組み合わせは鉄板ですよ」

幼馴染「訳がわからない……」

34 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/19(木) 00:07:51.34 ID:Qqum3fdE0

うう……すみません。中途半端なところですが続きは明日で

35 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/01/19(木) 00:14:32.44 ID:YhIlOsI3o

乙

36 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/01/19(木) 00:17:50.04 ID:HRLZJgCQo

乙

37 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/01/19(木) 00:28:49.29 ID:zseib2qLo

乙〜

38 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/01/19(木) 11:04:40.48 ID:H9wKWm/9o

やはり面白いな　おつ

39 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/19(木) 23:39:00.95 ID:Qqum3fdE0

幼女「次はどこに行くんですか？」

男「幼女さんが決めていいよ」

幼女「う、うーん。でも私、こちらには越してきたばかりであまり詳しくないんですよね」

男「じゃあ幼女さんが行きたいところを言ってくれれば、案内するよ」

幼女「すみません、今までこういうのを自分で決めたことがあまりなくって……男さんが決めていいですよ」

男「……幼女さん、趣味はある？」

幼女「？あまり趣味といえる程のものは……えーと、読書とかですかね」

男「どんな本を読むの？」

幼女「はあ。乱読なので漫画から重たいのまで読みますが」

男「そうなんだ。色々読む人だと、出費がかさむよね。俺のよく行く古本屋とか、あと図書館の場所とかを見てまわろうか」

幼女「助かります」


眼鏡娘「公園に図書館デートとは中々地味だねえ」

幼馴染「幼女ちゃんってそういう落ち着いたところのほうが好きかも」

眼鏡娘「あー。あんまりかわいがられるのも苦手そうだもんね。なるほど、男くんやるなあ」

40 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/20(金) 00:07:32.23 ID:PC6T6Za40

夕方

幼女「今日は楽しかったです」

男「どういたしまして。次遊ぶときは幼女さんおすすめの場所に連れていってもらおうかな」

幼女「男さんを満足させるのは難しそうですね」

男「別に満足させる必要はないんじゃない？」

幼女「そう、なんですか？」

男「自分が好きだと思ったところに行く。一緒に来てくれる人が気に入ってくれたら嬉しい。結局、何がいいかなんて感性の世界なんだからさ」

幼女「……そうですね」

男「でも、満足させたいって気持ちも大切なんだと思う。それがないと、ただのひとりよがりになるから。それをちゃんとわかっている幼女ちゃんはすごいよ」

幼女「わかってなんてないです……私は今まで自分の『好き』をを口に出して来なかった人間ですから」

男「じゃあ、それは次の課題。ね？」

幼女「……はい！」

男「あ、それでお願いがあるんだけどさ」

幼女「なんでしょう」

男「男さん、って呼ばれるのなんだか気恥ずかしくてさ。変えてもらえるとありがたいんだけど」

幼女「いえ。男さんから敬称を取るなんてことはできませんよ」

男「んー。しょうがないか。じゃあまた今度ね、幼女ちゃん」

幼女「はい。また今度遊びましょう」


眼鏡娘「……かなり良い感じだったね」

幼馴染「そうだね……」

眼鏡娘「幼女ちゃんのほうがお似合いなのかも」

幼馴染「そうだね……」

眼鏡娘「実は私も男くんのことが好きで」

幼馴染「ごめん、眼鏡娘。あたし先に帰るね」ｽﾀｽﾀ

眼鏡娘「……好きでないといいつつ、今日の尾行とあの態度。どう考えてもそういうことなんじゃないのかなー」

眼鏡娘「最近の若い子は分からないよ」

41 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/20(金) 00:33:13.56 ID:PC6T6Za40

夜

・男宅

幼馴染「今日のデートは成功だったみたいね」

男「お兄ちゃんと呼ばせるのは失敗した」

幼馴染「どう考えても無理でしょ」

男「今日みたいに頼れるお兄さん風な態度を取っていけば、いつかきっと」

幼馴染「永遠にその日は来ないよ。それにしてもお上手だこと」

男「何の話だ？」

幼馴染「身近な問題を解決して近づく。心の問題の解決方法を提示して心を許させる。幼女ちゃんの調教は順調といったところかしらね」

男「ここから先が難しいんだよ。ナデナデはともかくスリスリはハードルが高い」

幼馴染「はあ……愛とか恋とか言い出したから何事かと思ったけれど、やっぱり何も変わっていないのね」

男「この胸に暖かく宿る気持ち。これが恋や愛でなくて何だというのか」

幼馴染「ま、いいけどね。ヤバくなったら止めるよ」

男「ヤバくなるってなんだよ」

幼馴染「どうせあんたは自分のしたことなんて覚えてないでしょ。私もう帰るね」ｽﾀｽﾀ

ﾊﾞﾀﾝ

幼馴染「……幼女ちゃんには悪いけれど、少しババを引いてもらうよ」

42 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/20(金) 00:34:17.03 ID:PC6T6Za40

短め2話。続きは明日。

43 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/01/20(金) 00:38:59.79 ID:ckHW+EPdo

乙

個人的にはこのまま幼女ルートに進んで欲しいところ

44 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) ：2012/01/20(金) 01:31:43.28 ID:DhDrVVZA0

乙

俺も幼女ルートがいいかな

45 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/01/20(金) 02:42:30.17 ID:JscVM2S1o

乙〜
そんなこと言い出したら>>1が
ほかのルートも用意しなきゃいけなくなっちゃうだろ

46 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東) [sage]：2012/01/20(金) 07:30:31.69 ID:e5B/zjSAO

何気に話が練られている件について

47 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]：2012/01/20(金) 13:30:36.64 ID:l/JRncY/o

幼馴染さんがヤンデレ覚醒の予感

48 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/20(金) 17:52:00.47 ID:PC6T6Za40

・幼女宅

幼女父「学校の方は順調かい？」

幼女「はい、順調です。友達も出来ました」

幼女父「それは良かった。あんなことの後だから、心配していたんだよ」

幼女「ご心配かけてすみません」

幼女父「気にすることはないよ。親に心配かけるのが子供の仕事なんだ。お、もうこんな時間か。では行ってくる」ｽﾀｽﾀ

幼女「いってらっしゃいませ」

ﾊﾞﾀﾝ

幼女「……もう、ただの子供のままではいたくないんです」

49 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/20(金) 17:53:27.50 ID:PC6T6Za40

>>48が2話に入るはずだった。

50 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/20(金) 17:54:10.64 ID:PC6T6Za40

数日後

・学校

幼女「男さん、男さん」

男「なんだい？」


幼馴染「すっかり懐いたね」

眼鏡娘「これでよかったの？」

幼馴染「うん。あの2人が付き合うなら応援するよ」

眼鏡娘「本当に男の子と好きじゃなかったんだね」

幼馴染「だから何回も言ったじゃない。私と男は腐れ縁なだけだって。そりゃ私も何も考えずに男の面倒を見ていたわけじゃないけどさ」

眼鏡娘「幼馴染をからかうネタがなくなって寂しくなるわ」

幼馴染「そのぶん幼女ちゃんをからかえばいいのよ」

眼鏡娘「そうしますか。おーい幼女ちゃ〜ん！」

幼女「何でしょう」

眼鏡娘「男くんとの関係はどこまで進んだの？」

幼女「んな！」

男「何の話してんだ？」

幼女「すみません！男さんはあっちに行ってくれますか！」

男「」ｼｮﾎﾞｰﾝ

51 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/20(金) 17:54:50.32 ID:PC6T6Za40

眼鏡娘「どこまでいったのか気になるなあ」ﾆﾔﾆﾔ

幼馴染「あいつの幼馴染として私には聞く権利があると思うの」ﾆﾔﾆﾔ

幼女「私は男さんを大人な人として尊敬しているだけです！断じて恋愛感情など！」

幼馴染「えー。でもこの前一緒に歩いていたの見たよ？」

幼女「大人ならば恋愛抜きで一緒に歩けるものです！」

眼鏡娘「そうやってムキになっちゃうところとかも怪しいなあ」

幼女「……私に多少なりともそういう気持ちがあったとしましょう。しかし、男さんの気持ちを無視した発言はどうかと思います。
　　男さんみたいに大人な人は私みたいなちんちくりんを相手にしないでしょう。男さんはきっと幼馴染さんが」
　　
幼馴染「いや私別に男の子と好きじゃないし」

幼女「そ、そうなのですか！？」

眼鏡娘「どうやらそうらしいの」

幼女「この前、眼鏡娘さんに散々いじられていたのに」

幼馴染「幼女ちゃんもそれに乗っかっていたよね。本当に違うのに決めつけられるのって不快だな〜」

幼女「うう……すみません」

眼鏡娘「別にいいのよ。ただの冗談だから」

幼馴染「なんで眼鏡娘が私の言うことを代弁するの？ってかお前が原因なんじゃー！」ﾀﾞｯ

眼鏡娘「うわーやられるー」ﾀﾞｯ

幼女「……」

52 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/20(金) 17:56:40.70 ID:PC6T6Za40

・教室

幼女「幼馴染さん。男さんが去年度まで変人だったって本当ですか」

幼馴染「？そうだけど。今学期に入って急にまともになったの」

幼女「男さんって好きな人とかいますか」

幼馴染「幼女ちゃんのことが好きなんじゃない？」

幼女「やはりですか！そうなんじゃないかとうすうす感づいてました！」

眼鏡娘「急にどうしたの？」

幼女「いえ！なんでもないです！」ｽﾀｽﾀ

幼馴染「まあ、『好きな人』ではあるんだろうけどね」

眼鏡娘「？？」


放課後

幼女「そうだったんです。男さんは大人なキャラを作っているんです」

幼女「もしかしたら私のために」

幼女「///」

幼女「人はこんなにも短時間で成長できるんですね」

幼女「男さんは私のために成長し、私は男さんのために成長する」

幼女「なんて理想的なカップルでしょう！」

男「幼女ちゃん」

幼女「！」

男「一緒に帰らない？」

幼女「え、でも家の方向が」

男「今日はあんまり幼女ちゃんといれなかったから、一緒にいたいんだ」

幼女「それは一緒に帰る、じゃなくて一緒に遊びに行く、が正しいですね」

男「はは、そうだね。どこか座れる場所で話そうか」

幼女「はい」

53 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/20(金) 17:57:21.28 ID:PC6T6Za40

・喫茶店

店員「……好きな席にどうぞ」

男「あっちに行こうか」

幼女「……はい」

男「ここは珈琲が美味しいんだ」

幼女「……言っては何ですが、ずいぶんと店員の態度がアレですが」

男「無愛想も慣れればそういうものだと思うようになるよ」

幼女「そういうものですか」

店員「ご注文は」

男「ブレンド。幼女ちゃんは？」

幼女「同じ物を」

店員「かしこまりました」

幼女「」ｷｮﾛｷｮﾛ

男「どうしたの？」

幼女「いえ、こういうところが珍しくて」

男「幼女ちゃんが1人で入ったら大変だろうね。子供が入り込んできたって」

幼女「子供扱いしないでください」

店員「ブレンド2つお待ち」

54 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/20(金) 17:57:54.76 ID:PC6T6Za40

男「……子供扱いしているわけじゃないんだけどな」

幼女「じゃあなんだって言うんですか」

男「可愛いからつい苛めたくなるんだよ」

幼女「か！」

男「まあ落ち着いて珈琲でも飲もう」ｽﾞｽﾞ

幼女「……はい……あ、おいしい」ｺｸ

男「でしょ？」ﾆｺ

幼女「男さんはずるいです」

男「？なにが？」

幼女「男さんが真面目に振る舞うようになったのはつい最近だと聞きました」

男「……」

幼女「なんでそうなったか考えて、あの、間違っていたらすみません。私の気を引くため、ですか？」

男「恥ずかしいな。まあ幼馴染あたりから直ぐバレる話だけど」

幼女「なのにその余裕！私は、取り繕うことすらできません。変わろうと思ったのに、優柔不断なままで」

男「幼女ちゃんは可愛いなあ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

幼女「！子供扱いしないでください。私は子供だけど、子供でいたくないんです」ﾊﾞｼ

男「……」

幼女「あ。すみません……」

男「誰でも得手不得手はあるんだからさ。焦る必要なんてない」

幼女「私は不安なんです。男さんは今私を見てくれていますけど、それがいつ消えてしまうのか」

男「俺は変わろうともがいている人を子供だとは思わないよ」

幼女「……じゃあ、私が必要だと。男さんに吊り合う大人だという証明をしてください」

男「いいよ。目をつぶって」

幼女「……」ｷﾞｭ

男「……」

55 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/20(金) 17:59:31.16 ID:PC6T6Za40

幼女「頬ですか」

男「まあ、最初はこんなところで」

幼女「とても足りませんね」

男「分割払いでお願いします」

幼女「利子の取り立てを要求します。目をつぶってください」


店員「爆発しねーかなー」

56 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/20(金) 18:00:37.19 ID:PC6T6Za40

・幼女宅

幼女「」ﾆﾍﾗｰ

幼女父「幼女」

幼女「えへへ」

幼女父「どうしたさっきから」

幼女「いいことがありまして」

幼女父「今の学校で正解みたいだな。転校してよかったよ」

幼女「……そう、ですね」

幼女父「お嬢様学校だと思って安心していたら、まさかあんなことになるなんてな」

幼女「ごちそうさま」ｶﾞﾀ


幼女「あれは、私が未熟だったせいなんです……」

57 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/20(金) 18:01:36.67 ID:PC6T6Za40

・男宅

男「ほっぺにキスを達成した」

幼馴染「うわ」

男「やっぱほっぺにキスは全国のお兄ちゃんの夢だよな」

幼馴染「幼女ちゃんはあなたの妹じゃないわよ」

男「こまけえこたいいんだよ！」

幼馴染「……」

男「なんか不機嫌だな。さてはお前も俺の妹にして欲しいんだな」

幼馴染「それは御免被るわ」

男「でも幼馴染みたいな成長しきった妹はなー。いや、それはそれでアリか？」

幼馴染「アリだろうけどないわよ。だってあなたの妹は1人だけじゃない」

男「それもそうか。12人とか2万人もいると大変だもんな」

幼馴染「妹のこと、大事にしてあげなさいよね」

男「言われなくてもそうするさ」

58 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) ：2012/01/20(金) 18:05:58.89 ID:PC6T6Za40

短い上に巻き巻きの3話。続きは後日。

59 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/01/20(金) 18:11:50.24 ID:ICq8Xm06o

乙〜
妹２万人だと…って思ったら妹達がいたか

60 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]：2012/01/20(金) 20:53:38.81 ID:JieA4Q8K0

2万人…そういうことか
乙、2万人いたら不幸な出来事が来るな
一人少ない気もするが

61 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]：2012/01/20(金) 21:18:11.79 ID:IcWl6YcU0

乙
こういうｓｓ好きだ

62 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]：2012/01/20(金) 21:33:38.44 ID:elTKsQvT0

畜生……お気に入りリストがまた増えちまった……

63 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/01/20(金) 23:46:12.28 ID:ckHW+EPdo

乙

幼女可愛いよ幼女

64 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/01/21(土) 14:01:42.99 ID:KRcrj8fIo

おつ

65 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]：2012/01/22(日) 15:13:10.09 ID:QHXJqPzb0

乙
ＶＩＰみたいなノリやめろと言われるかもしれん、が、あえて言わせてもらおう
幼馴染はもら(ｒｙ

66 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/01/26(木) 18:28:53.56 ID:znO4nFLM0

マダカナー？

無理せずガンバッテナー

67 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/01/29(日) 23:58:43.84 ID:TTlS7iVmo

せめて生存報告だけでもしてくれるとありがたい

68 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/02/07(火) 01:22:20.35 ID:HobQcp5Lo

続きまってるよ

69 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/02/07(火) 08:56:42.07 ID:Dil4Rv1IO

　　　　 ...|￣￣ |　＜ 続きはまだかね？
　　　／:::|　　___|　　　　　　 ∧∧　 　 ∧∧
　　/::::＿|＿＿_|＿　　　　（　｡_｡）.　 （　｡_｡）
　　||:::::::（　・∀・）　　 　　／<▽>　 ／<▽>
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.||　ﾞヽ i　　　 ﾊ i　ﾊ i　ﾊ i　ﾊ　|　　し'_つ
.||　　 ﾞ|i〜^~^〜^~^〜^~^〜

70 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/02/23(木) 23:05:41.80 ID:vDY52Uhm0

まだですー

71 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/03/13(火) 18:16:45.94 ID:K/1Uv16ro

舞ってる

72 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/03/17(土) 20:09:45.03 ID:wWjbu0j2o

良スレかと思ったのに...
もう2ヶ月近くこないし、失踪か？

73 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage saga]：2012/03/18(日) 01:45:10.23 ID:UbWIeM6do

だろうな