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唯「聖杯戦争?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :レオ :2012/01/12(木) 02:16:30.70 ID:B/wZcSaP0
始めに:他のけいおん!ssのキャラ、オリキャラ(セイバー)、ゲストがいます。
ちなみにあの拷問ss、ゲロssのキャラを勝手に改変して使ってます。
扱いが不遇、雑なキャラ(主にゲスト)もいます。
さらに聖杯や守護者などその他色々、独自解釈、設定改変を含んでいます。
初めて書くため所々文章がおかしいです。
あと能力にややこしい説明多い、戦闘シーンや話、設定の話、心理描写を【大幅カット】しています。
それらを踏まえた上でお願いします。

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_________________________

唯「何なのそれ?」
律「7人のサーヴァントとマスターが万能の願望器と言われる聖杯を求めて闘うことだよ」
唯「何でも叶うの!?」
律「そうだぞ〜」
唯「りっちゃん私やるよ!」
律「マジで?最後の1人になるまでずっとサーヴァントに魔翌力供給しないといけないぞ?唯大丈夫か?」
唯「・・・何とかなるよ!」
律「ならいいけど。やり方は後でな!」


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2 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:17:32.35 ID:B/wZcSaP0



大学寮の自室で・・・
唯「ええっと、水銀で魔方陣作ったし、後は・・・何だっけ?確かりっちゃんは詠唱すればOKって言ってたよね!」
唯「りっちゃんはセイバーが一番バランスがいいって言ってたから・・・よ〜し、やるぞ〜!」

_____告げる。
汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。聖杯の寄るべに従い、この意、この理に従うのなら応えよ!



唯「・・・あれ?何も起こらない・・・」
唯「・・・・・・・・・・・・・・」
唯「・・・気持ち悪・・・」バタッ

ピカ!
シュウウゥゥゥ・・・・

セイバー「・・・問おう。アンタがオレを呼びし、マスターか・・・?」
唯「・・・」グッタリ
セイバー「・・・ん?こいつ・・・魔方陣を水銀で・・・おまけに密室にしてやるとは」
セイバー「とりあえず窓あけて治療するか・・・」
_________
_____
__
しばらくして・・・

唯「・・・ん?あなたは?」
セイバー「・・・アンタがオレを呼んだんだよね?」
唯「そうだった!うん、呼びました!」
セイバー「よし、契約は成立だ・・・頼むよマスター・・・」
3 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:19:47.34 ID:B/wZcSaP0
うわ、見にく!修正します・・・







唯「セイバーなんだよね?」

セイバー「そうだよ。どうした?」

唯「なんかイメージと違うっていうか・・・鎧着てたりもっと騎士っぽい格好を創造してた」

服装は黒のフード付きのコートに十字のピアスと右人差し指に指輪、髪型はセミロングの茶髪、言葉使いも現代の20ぐらいの男性だった。

セイバー「まぁ、騎士って言われると全く違うな。オレは卑怯なこともするし・・・たぶんセイバーのクラスなのはこの小刀の宝具のせいか
な?」

唯「それ何?」

セイバー「また今度説明するよ。そんなことよりマスター、この戦い、マスターの命も危ないってこと知ってる?」
4 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:20:50.23 ID:B/wZcSaP0
唯「え?」

セイバー「やっぱりか・・・さっきから全然警戒してない訳だ」

唯「どういうこと?」

セイバー「マスターかサーヴァントどちらかが死んで片方が残った場合、はぐれ者どおしで再契約することができる。それを防ぐために大抵の

マスターはサーヴァントだけでなくマスターも[ピーーー]ようサーヴァントに命じる。」

唯「ちょっと待って。[ピーーー]ってどういうこと・・・?」

セイバー「どうもこうも、そのままの意味だが?」

唯「ってことは殺し合いをするってこと!?」

セイバー「その通りだ」

_____そんな、嘘でしょ・・・?

セイバー「何、心配はいらん。お前が呼んだサーヴァントは最強のサーヴァントだ。命の保障はしてやる」

唯「ダメだよ!私にはほかの人たち殺してまで叶えたい望みなんてないよ!」

セイバー「オレはあるにはあるが・・・まぁ聖杯でも叶わぬ望みだ。____それでは唯ちゃん・・・これからどうする?」

唯「この戦いを止める」

セイバー「・・・そんn・・・んっ!?」
5 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:22:29.14 ID:B/wZcSaP0
突然開いていた窓に向かってセイバーが走った。

唯「セイバー!?」

大学に植えられていた大木が窓に向かって投げられていた

セイバーが受け止め地面に投げた

???「■■■■■■ッッ!!」

セイバー「いきなりバーサーカーと会うとはね・・・」

唯「大丈夫!?」



律「やっほー唯〜」

唯「え?りっちゃん!?」

バーサーカーと律が向かいの棟の屋上にいた

律「どう私のバーサーカーは?」

唯「バーサーカーってなんか目がヤバイ澪ちゃんじゃん!?」

律「いや、あれバーサーカーだから・・・魔術師ならわかれよ・・・」

律「まぁ私のバーサーカーは最強だ!狂化で強くなってる上に宝具【超狂化】で普通のバーサーカーの3倍もの力を誇る!」

セイバー「だが、その分理性がなくてはただの筋肉バカだぞ?」

律「うるせー!やれ!バーサーカー!!」

唯「セイバー!どっちも殺しちゃダメだよ!」

律「は?バカか唯?最後の1人になるまで闘うのが聖杯s」



セイバー「了解したよ、唯ちゃん」

律「・・・はぁ?バカか?バーサーカー相手に持久戦なんて!」
6 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:24:38.97 ID:B/wZcSaP0
殺suってピーーなるのか・・・


バーサーカーが背を屈めてセイバーに向かって飛ぶ

セイバーは右手を前に突き出した

その瞬間バーサーカーが地面に叩きつけられた

律「なっ!?」

セイバーが地面に降りる

バーサーカーは地面にあった大木を振り回してきた

セイバー「おいおい、大木を棒のように振り回すってどんな腕力だよ・・・」

しかし全くセイバーに当たらない

というより相手の攻撃を全て紙一重でかわしていた

バーサーカー「■■■ッッェ!!」

バーサーカーがゲロを吐いた

強酸性のそれは瞬く間にコンクリートを溶かした

セイバー「アレには2つの意味で触れたくない・・・」ジトッ

バーサーカーがゲロを撒き散らしながら大木で襲ってきた

セイバーがどんどん寮の壁際に追い詰められる

セイバー「あッ・・・」

セイバーの顔面を横になぎ払おうとしたがギリギリ側転で避ける

セイバー「木邪魔だな・・・」キッ

バーサーカーが大木で追撃をしてくる

バーサーカー「■■■■■■っっ!!?」ボウ

いきなり木が火に変わった

律「え?」

律(今、木を火にしたのは唯じゃない・・・?)
7 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:26:10.23 ID:B/wZcSaP0
セイバー「なあ、唯ちゃん。あれ気絶させるぐらいならいいよね?」

唯「いいけど、殺しちゃダメだよ」

バーサーカーがセイバーに突進する

セイバーは腰をかがめ拳を作った

バーサーカー「■■■■■■!!」

セイバー「スゥ・・・ハァっ!」ドン!


______ドカン!


バーサーカー「!!?」


セイバーが拳を出した所から衝撃波が飛び出した

それはバーサーカーを吹っ飛ばすだけでなく周囲の建物を傷つけた

セイバー「・・・しまった、建物にまで気を纏わせるの忘れてた」
8 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:27:38.41 ID:B/wZcSaP0
唯「・・・りっちゃんは!」

律「大丈夫だよ、セイバーのおかげで・・・」
律は透明な壁に囲まれてた

唯「よかった・・・」

セイバー「バーサーカーのマスター、アンタが戦うって言うなら・・・」

律「・・・いや、今日は退くよ。唯が参加するなら一番先にリタイアさせてやろうって思ったのに」

唯「りっちゃんが一番になりそうだったね!」

律「」

セイバー「早く寮に戻れ」

律「・・・わかった」
壁に埋まってたバーサーカーが霊体化した

律「・・・じゃあな」

唯「おやすみ〜」



律(セイバーのくせに剣を出さず魔術?で闘う英霊か・・・)

律(いやあれは魔術ではなく・・・・)
9 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:30:27.51 ID:B/wZcSaP0
こんな感じなら読みやすいかな?



唯「セイバー、最後の何なの?」

セイバー「拳に気を纏わせて突き出すときに放出させただけだよ」

唯「気?」

セイバー「うん、気。万物の元である気を操るのがオレのスキル」

唯「バーサーカーをいきなり地面に落としたり木が燃えたのも?」

セイバー「そうだよ。落下はバーサーカー付近の重力エネルギーを増幅、木が燃えたのは木を火と熱エネルギーに変えたんだよ。他にも周囲の気を読んで人や物を見つけたり心を読んだり、少し未来のことを先読みしたりもできる」

唯「よくわからないけど、その力で皆を止めれるよね!」
10 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:31:55.76 ID:B/wZcSaP0
セイバー「・・・マスター、アンタには叶えたい望みはないのか?」

唯「【皆が幸せに暮らせる世界になる】っていうのが私の願いだからこの戦いで誰かが死ぬのは・・・」

セイバー「____なあ唯ちゃん・・・誰もが幸せになる世界なんてないよ」

唯「でも私はこの戦いで誰かが死ぬところは見たくない!」

セイバー「サーヴァントだけでも倒していかないか?」

唯「残ったマスターをどう保護するの?私あなたにあまり魔翌力供給できてないから・・・」

セイバー「他のマスターを守るのは無理だな」

セイバー(そういえばこの世界には協会が保護するというルールがないんだよな・・・)

セイバー「魔翌力がなくなるとオレは現界できなくなるしな・・・」

唯「・・・え?それ本当?」キラキラ

セイバー「本当だけど・・・それ、知らなかったの・・!?」ジトッ

唯「うん!聖杯のことと戦いと呼び方しか知らなかった」

セイバー(えーー・・・・・・)

唯「魔翌力がなくなったら負けなら戦わないで済むね!」

唯「決めたよセイバー!マスター全員に闘わないでもらうように頼むよ!」フンス!

セイバー「聖杯は誰のものにするの?」

唯「う〜ん・・・じゃんけんとか?」

セイバー(そんな方法で・・・わかってたけど、やっぱりアホの子だな)

唯「まぁそういうことで明日からよろしくね!」

セイバー「ああ・・・おやすみ唯ちゃん」
11 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:34:48.83 ID:B/wZcSaP0
2日目
_____
___
__

セイバー「起きろ〜唯ちゃん〜」

唯「ん?ああ、おはようセイバー・・・今日土曜だよ?朝早いよ・・・」ファ

セイバー「早起きは三文の徳っていうんだよ。だから起きろ!」

唯「早起きしたからって・・・あっ!いけない今日あずにゃんとデパート行くんだった!」
12 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:36:18.11 ID:B/wZcSaP0




唯「デパートまで間に会うかな!?」

セイバー「どうしてそんなに急ぐんだ?まだ11時だぞ?1時間あれば間に合うだろ?」

唯「大学が駅から遠いんだよ〜」

セイバー「じゃあバイクで行けばいいな」

唯「乗れるの?」

セイバー「セイバーのクラスには【騎乗】というスキルがあるんだ」

セイバー「まぁオレはないんだけどな(笑) バイクなら乗れるよ」

唯「じゃあバイクでお願い!」
13 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:37:14.04 ID:B/wZcSaP0
__________
______
___

梓「ヤバイヤバイヤバイ!!寝過ごしたよ!」アセアセ

???「どうしたの?」

梓「今日久しぶりに唯先輩とデパート行くのに後1分しかない!」アセアセ

???「1分もあるなら間に合うよ。準備できた?」

梓「え?」
14 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:38:11.22 ID:B/wZcSaP0




11:55

唯「あずにゃん珍しいな〜いつもなら30分前には居るのに・・・」

セイバー「そうなんだ。で、オレもついて行っていいのか?」

唯「うん、ボディーガードお願い〜。あとあのイタズラも」ィヒヒ

セイバー「了解」
15 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:39:16.11 ID:B/wZcSaP0
_
__
___

梓「せんぱ〜い、遅れまし・・・えぇ!?」

唯「やっほー、あずにゃん!この人はね〜」

ライダー「サーヴァントですね」

唯「そうそう、サーヴァント・・ってあずにゃんが二人!?」

セイバー「よく見ろ唯ちゃん。ポニテの方はライダーのサーヴァントだ」

梓「唯先輩が聖杯戦争だなんて・・・死ぬ気ですか?」

唯「失礼な、あずにゃん!セイバーはね〜めちゃくちゃ強いんだよ!」フンス



ライダー「確かに、ありとあらゆる世界を守護する者なら強いはずです」
16 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:40:30.88 ID:B/wZcSaP0
唯梓「「え?」」

セイバー「ライダー・・・あんたオレのこと知ってるのか?」

ライダー「ええ、そのコートが守護者の象徴でしょ?」

梓「待って、ありとあらゆる世界を守護する者ってなに?」

ライダー「パラレルワールドって知ってる?それを管理している人たちのことだよ」

セイバー「まあ管理といっても、多くを救うために人や星を滅ぼしたり世界を消滅させることなんだけどね」

ライダー「ゆえにあなたもある世界の神様ぐらいなら簡単に殺せる力を持ってるんでしょう?」

セイバー「そのレベルの守護者は今のところオレいれて10人だし、簡単とはいかないけどまあ殺せるよ」

セイバー「まあさすがにオレたちを管理する六道輪廻の世界を管理する神々は無理があるけど(笑)」

梓「・・・」
17 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:41:26.86 ID:B/wZcSaP0
梓(神の力を持つ英霊を呼ぶなんて・・・ライダーがいくつもの世界を旅する英霊?って聞いたときも思ったけど今回の聖杯戦争なんでこの世界以外の英霊を呼べるの・・・!?)

梓「・・・」

唯「あずにゃん・・・」

梓「な、何ですか?ゆ、唯先輩・・・」

唯「どうしたの?さっきから震えてるよ?」ギュッ

梓「唯先輩・・・」

唯「大丈夫だよ、あずにゃん。私たちは誰も倒さないから」

ライダー「それはどういうことですか?」

セイバー「ここでずっと話すのもなんだしデパートのカフェでも行こうか」
18 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:42:18.18 ID:B/wZcSaP0




唯「私は誰も傷ついてほしくないんだ」

梓「じゃあどうやって戦いを終わらせるんですか?」

唯「魔翌力切れで終わらせるんだよ」

ライダー「聖杯は?」

セイバー「じゃんけんとかで決めるって」

梓・ライダー「「はぁ!?」」

セイバー「言っておくけどこいつはマジでそうするみたいだ。一応、オレは唯ちゃんに協力する」

梓「唯先輩本気ですか?」

唯「うん!」

梓「わかりました。唯先輩に協力します。ライダーもいい?」

ライダー(こんなサーヴァントと戦わなくて済むなら・・・)

ライダー「いいよ。私は皆さんと会えればいいし・・・・」
19 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:44:09.37 ID:B/wZcSaP0
ライダー「いいよ。私は皆さんと会えればいいし・・・・」

唯「皆さん?」

ライダー「私は【前世の先輩たちとバンドを組むこと】です。」

梓「そのために何年もいろいろな世界を廻ってたみたい」

唯「・・ってことはポニテあずにゃんは年上!?」

ライダー「まあそうですが、あえて先輩って呼ばせてください」

唯「うん、いいよ〜」

ライダー(私の世界の唯先輩じゃないけどこの人も唯先輩なんだもん・・・)
20 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:45:20.81 ID:B/wZcSaP0
セイバー「どうでもいいが、今回の聖杯戦争のバーサーカーがどうやらライダー、あんたの世界の澪みたいだぞ」

ライダー「!・・・本当ですか?」

セイバー「ああ。昨日のバーサーカーとライダー、あんたらの界気が一緒だ」

唯「界気?」

セイバー「人や自然などが放つ気のひとつでね、形や放つ場所が世界ごとに決まってるんだよ」

ライダー「・・・・」ブルブル

梓「ライダー・・?」

ライダー「やっと・・・今すぐ会いに行かないと誰かに消されたらまた会えなくなる!」

唯「相手はバーサーカーだよ?話なんてでける雰囲気じゃ・・・」

ライダー「いや、目印をつけに行くだけですよ」

セイバー「なら急ぐといい、ここから5キロ先の桜ヶ丘商店街にバーサーカーのマスターがいる」

ライダー「その場所なら宝具が使える!行くよ、マスター!」

梓「え、今日は唯先輩と」

ライダー「【エルメス】!!」

ライダーが出した宝具はカフェの窓の外に浮いていた

その見た目は唯がセイバーと乗ってきた普通の大型のバイクだった
21 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:49:24.15 ID:B/wZcSaP0
改行で空間作ったのに詰められている・・・


セイバーが窓を気化させ、ライダー組みを周りの人に気づかれないようにした

ライダー「ありがとうセイバー。ではまた唯先輩♪」

ライダーはバイクにまたがると空間に穴を開けた

唯「・・!?」

梓「降ろしてライダァァァァーー!!」ブロロォォォ
 
 
 
セイバー「行っちゃったな」

唯「うん・・・」

セイバー「見たところ対界宝具だな。ランクはA++、空間に穴を開けて色々な世界および見たことのあるところに行けるってわけか」
 
 
 
ライダー「それだけじゃないですよ」

唯「うわっ!」

ライダー「澪先輩のこと教えてくれたお礼です。この宝具については全て教えます。さっきセイバーさんが言った通りです。ただあの空間はあの宝具に乗っていないと入れません。ただし物を収納する程度の穴は手を入れれます。あとは光速で走れたり雷を落としたり空や海を走れます」

セイバー「イスカンダルのより性能いいな」

ライダー「ええ、彼に会ったときは略奪されかけました」アセアセ
 
 
 
唯梓「「誰?」」
22 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:52:52.71 ID:B/wZcSaP0






唯「いっぱい服買っちゃったね〜」

梓「はい、また今月ピンチです・・・」ハァ

ライダー「私って金使い荒いよね・・・」ハァ

セイバー「・・・どうしてオレが荷物もちなんだ?」ズッシリ

梓「だって『持っててあげる』って言ったじゃないですか。だいたいサーヴァントは使い魔なんですし」

セイバー「それはそうだけど・・・はぁ、毎回娘の買い物も付き合わされて荷物もちになるんだよね・・・」

唯「娘いるの?」

セイバー「ああ、義理の娘が一人いるよ」

ライダー「どんな人なんですか?」

セイバー「唯だよ」
23 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:55:45.23 ID:B/wZcSaP0
セイバー以外「「「え!?」」」





セイバー「いや、マジで。元の世界で平沢唯って呼ばれてた子だよ」

ライダー「その先輩の界気は!?」

セイバー「ちょっと覚えてないな・・・」

梓「その人も守護者なんですか?」

セイバー「そうだよ。なんとオレの次に強い。まあ能力が同じだからだろうけど」

唯「その唯は人や世界を殺してるの・・・?」

セイバー「もう数え切れないぐらい殺してるよ」

梓「・・・何でですか?」

セイバー「そうしないと俺たちが消されるし、守護者として契約する際に願ったことも無かったことにされるからさ」
24 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:57:22.30 ID:B/wZcSaP0
 
 
 
 
唯「・・・その私は何を願ったの?」

セイバー「・・・【ほぼ全ての世界の憂ちゃんが幸せになる】ことだ」
 
 
 
 
ライダー「・・・その願いのためにその唯先輩は」

セイバー「最初の見習いのときはすごい嫌がってたけどね。でもアイツの初任務のときにね『ただ一つだけ最後まで守り通せばいい』って最期に言ってくれた人がいたみたい。アイツそれ聞いたときに『誰もがみな幸せになんてなれない』って思ったんだって」

セイバー「まあ実際、幸せになれるヤツの数なんて決まってる・・・オレたちは多くを救うために少数を切り捨てる・・・殺したり、苦しませたり絶望させたり・・・」

セイバー「もちろん世界の繁栄のために人助けや希望も与えたりもするけどね。」

セイバー「・・・アイツはいろんな世界を見てきてこうも思ってるらしい。『人間とか関係なく全ての生き物は自分が一番大切、誰も心から他者の幸福を望まない』」だって。まあ確かに皆最期は自分に利益があるようにって行動するわけだ。たとえば人助け。これは自分がいい人だと他人から褒めてもらいたいなどの利益を求めてる。」

セイバー「まあオレ自身としてはその考えは別にいいと思うけど性格がね・・・だから、あまり人と関わりたくないってな・・・」
25 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 02:58:47.27 ID:B/wZcSaP0
ライダー「・・・・・・・・」

梓「・・・憂は唯先輩のことを自分より大切にするから、そう願ったんですか?」

セイバー「いや、アイツの場合生前の憂ちゃんとのやり取りが恐らく一番の理由だろうな」

唯「何があったの・・・?」

セイバー「少し残酷な話をするけどいい?」

________

____________________

__________________________

守護者唯、生前の回想

唯(もう監禁されて何日になる・・・・?)

唯(いや、そんなことを考えても仕方ない・・・)

唯(未だに憂が殺されたときの記憶が夢に出る)

唯(きっとあれは罰なんだろう)

唯(それはそうだ。私はあの時決して選んではいけない選択肢を選んだ)

唯(そうだ・・・それさえなければ今こうして苦しむことは無かったのに・・・)
26 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 03:00:28.93 ID:B/wZcSaP0
_

__

___

2年前ある日

???「憂ちゃんを見殺しにした場合唯ちゃんはこれからずっと生きながらえるの、拷問というおまけ付きでね」

???「反対に唯ちゃんがここで死んだら代わりに憂ちゃんをずーーーっと拷問するわ、どっちがいい?」

唯「はっ!はっ!やだ!!憂も殺してあげて!!私も殺して!!!」

______そう、究極の選択。

あの時、私は自分が助かりたいがために今まで散々私に尽くしてくれた妹を見捨てた

そして捨てられた妹が悲しい悲鳴をあげた______









あの後、妹が苦しみから開放される間、私は姉妹の絆とは所詮こんなものだったんだって思った。自分が壊したくせにね・・・
そしてこれからどんな拷問が、どんな苦しみが、どんな絶望が待ってるのか・・・それだけを考えてた
27 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 03:02:22.39 ID:B/wZcSaP0





???「これがあなたの愛した妹の最期よ・・・」





_______信じれなかった。いや信じたくなかった。いつもやさしい笑顔をふりまいていた顔に表情は無く、肉付きのいい体は見るも無残だった。
自分が生まれて一年3カ月からずっと一緒に生きてきた妹がこんなところで無残に殺されるなんて・・・

・・・・でも最期は私を見捨てようとしたじゃないか、だからここで死ぬのは当然・・・っと泣きながら必死にこの結果を認めようと____

憂「お、ね、え、ち、ゃ、ん・・・」
 
 
 
 
無理だった。最期の憂の一言に今まで聞いたことのない愛情と心配が込められていた・・・・
28 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 03:05:07.33 ID:B/wZcSaP0
______

__________

_________________
2年後に戻る

私はもうどんな手術をしても、どんな薬でももう生きられないと思う・・・
でもそんなことはどうでもいい。最近はよく変な夢を見る。
それは色々な世界の私たちが楽しくバンドをしてる夢だ・・・いろいろな世界の夢というのは10回ぐらい見てからわかった。
でも憂はいない。当然だけど・・・
どうしてるのかな・・・憂____
 
 
 
 
???「じゃあ見てみましょう?」
 
 
 
 
えっ?________
女の人の声がしたと思ったら急に世界が_________!

え?・・・どうして?どうして憂が??憂ばっかり!?不幸な目によくあうの!!?
 
 
 
 
???「世界を変えたい?」

えっ?

女神「あなたが望むなら【世界の守護者】になるのなら願いを一つ叶えてもいいけど・・・?」

迷う必要なんて無かった。
憂はいっぱい尽くしてくれた・・・なら今度は!
唯「私の願いは________
29 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 03:05:56.00 ID:B/wZcSaP0
_

__

___

セイバー「まあこんな感じで仕事の内容一つも教えてもらえずオレのところに弟子としてきたんだよね〜」

セイバー以外「・・・・・・・・・・・・・」

セイバー「ちなみにほぼって言うのはあまりにも願いの規模が大きすぎるためこうなったらしいよ」
 
 
唯は大学に入るまでのことを思い出していた・・・・・・・・・
30 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 03:06:54.77 ID:B/wZcSaP0






帰り道

唯「ねぇ、あずにゃん。憂はどう?」

梓「・・・・・・・・」

唯「あずにゃん?」

梓「実は・・・・憂・・・いじめられてるんです。」

唯「えっ!?」

梓「憂って唯先輩のこと大好きじゃないですか。それがクラスのみんなにはレズとかに見えて気持ち悪いって・・・今までは軽音部の先輩のおかげであまり大きないじめはなかったんですけど・・・」

唯「・・・・そうなんだ。明日は無理だから来週、家に帰ってみるよ」

梓「はい、お願いします」
31 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 03:08:22.16 ID:B/wZcSaP0
今日はここまで
なんか色々すみませんでした・・・
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/12(木) 08:11:09.06 ID:q0RF/KGDO
ほんとに雑だな
33 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 15:37:04.97 ID:B/wZcSaP0
_____________

_________

______
 
 
 

ある協会で







アサシン「マスター、全てのサーヴァントの偵察終わりました」
 
 
???「ご苦労。では自害せよアサシン」
 
 
アサシン「えっ・・・・?」ザシュッ
 
 
気がつくとアサシンは自分の右手で胸を貫いていた・・・・
 
 
言峰「お前はもう用済みだ」
 
 
アサシン「そん・・・な・・・」ドサッ
 
 
 
 
 
ギル「生前の死をここで再現すればよかったのではないのか、綺礼」
 
 
34 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 15:37:43.47 ID:B/wZcSaP0
言峰「そんなことをしてアーチャーに気づかれては困る。アーチャーがこいつにつけた発信機からしてかなり疑ってるはずだ。」

言峰「まあアサシンについてはバーサーカーにやられたことにすれば良い」
 
 
ギル「アーチャーについて、どう潰す気だ? アサシンを用いて油断させたほうが楽だったろうに」
 
 
言峰「アーチャーは警戒心が高いうえにセイバーと同じものだ・・・アサシンを操っていることに気づく」

言峰「なら、邪魔なアサシンを消し、アーチャーにセイバーと戦わせ、双方とも弱まったところを殺せばいい」
 
 
ギル「セイバーにやられたことにしないのは・・・セイバーとアーチャーが知り合いだからか?」
 
 
言峰「ああ、おそらく私の言うことよりセイバーを信用するだろうからな。」

言峰「だがセイバーのマスターの平和主義案を使えばセイバーはバーサーカーを守るためにアーチャーと戦うだろうからな」
 
 
ギル「・・・詰まらん策を用いるようになったな、言峰」
 
 
言峰「何、お前が私の策に付きあう必要はない」
 
 
ギル「無論だ。我を阻む者などいない」
35 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 15:38:46.77 ID:B/wZcSaP0
3日目

今日は日曜日。でも部活は無い。私が聖杯戦争に参加するからだ。
 
皆は了解してくれた。
 
だけど話のあとで日曜日に菫に琴吹家にきて欲しいと頼まれた。
 
誰にも言ってなかったが自分は琴吹家でメイドをやってるのだそうだ。

 
ライダー「しかし後輩がいても家に呼ばれる世界なんて滅多になかったよ」ブロロロ

 
梓「そうなの?」

 
ライダーの宝具で紬先輩の家に行く。自分の家から少し離れてるからこういうときは便利だ。
 
ライダーが言うには燃料は魔翌力だから魔翌力さえくれれば世界中を案内してくれるそうだ。
36 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 15:40:18.53 ID:B/wZcSaP0
 
 
 
 
ライダー「ふう、到着」
 
 
梓「ありがと」
 
 
うん、と言ってライダーは霊体化した。
  
あれ?紬先輩の家ってこんなにも魔翌力放ってたたっけ?

考えてると門が開いて菫じゃないメイドが案内してくれた。

菫は今紬先輩の部屋にいるという・・・・あの子メイドは??
 


コンコン


梓「失礼します」
 
 
 
紬?「まあ梓ちゃん!いらっしゃい!!」
37 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 15:41:58.76 ID:B/wZcSaP0
 
 
 
えっ?どういうこと?紬先輩はもう・・・
 
 
菫「キャスターお嬢様!霊体化してて言ってたのに・・・」
 
 
キャスター「キャスターでいいわ、菫。そんなことよりいいじゃないの。梓ちゃんからすれば久しぶりの再会よ」
 
 
そう、久しぶりなのだ。

3年の夏、紬先輩が避暑地から帰るとき飛行機が墜落した。

その事故でムギ先輩とお母さんは亡くなってしまった。
38 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 15:44:02.87 ID:B/wZcSaP0







梓「菫も参加者だったなんて・・・」
 
 
菫「本当はお嬢様が参加する予定でしたが・・・」
 
 
梓「っていうかあなたがマスターってどういうことよ!?」
 
 
菫「それを今から説明いたします」
 
 
菫の説明を要約すると
 
 
・琴吹家は第三魔法を達成するために参加

・紬先輩が参加する予定だったが亡くなったので自分が参加

・今回呼んだのは自分達と強力して他の参加者を倒してほしいとのこと
39 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 15:45:51.60 ID:B/wZcSaP0

__________

_______

___
 
 
菫「どうですか?聖杯戦争が終わり次第先輩には琴吹家が用意できるものなら何でも差し上げます。と旦那様はおっしゃってます」
 
 
梓「・・・悪いけどその」
 
 
ライダー「紬先輩!?」
 
キャスター「えっ?・・・私の一番最初の世界の梓ちゃん・・・?」
40 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 15:47:19.81 ID:B/wZcSaP0
 
 
ライダー「そうです!あなたに拷問された梓です!・・・あっ・・・」
 
 
えっ?今ライダー何て言ったの・・・?
 
 
ライダー「・・・まあいいや。紬先輩、またバンド組みましょう!」
 
 
キャスター「・・・あなた・・・本気で言ってるの?私のこと知ってるでしょ・・・?」
 
 
ライダー「ええ、拷問狂ってことも、虐待されて、その弾みで菫を紬先輩のお父さんが殺してしまったことも・・・」
 
 
キャスター「・・・・!?」
41 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 15:48:19.84 ID:B/wZcSaP0
 
 
ライダー「私ね世界の渡航者なんです。だから最初に渡航者になったときになんで紬先輩が拷問狂になったのか気になって調べたんです。」
 
 
ライダー「まあ苦労しましたよ・・・まあおかげでどういうことかわかりましたけど」
 
 
ライダー「あの世界の紬先輩の家は拷問をショーとすることでお金を得ていた。そして次期当主となる紬先輩は様々な拷問を教えられていった・・・」
 
  
キャスター「・・・・」
 
 
ライダー「ある日、お父さんは拷問狂として幼馴染の菫を拷問して殺せと言った。それをあなたができるわけが無かった・・・」
 
 
菫「えっ!?」
 
 
キャスター「・・・・・」
 
 
42 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 15:48:54.10 ID:B/wZcSaP0
ライダー「結果としてお父さんに菫は殺され、その父親の斉藤さんは狂ってしまった・・・」
 
 
ライダー「それで紬先輩は復讐しようと思った。拷問や銃などの使い方を全て覚えて。そしてある日あなたは父親を殺した・・・・」
 
 
キャスター「・・・・」
 
 
ライダー「でもあなたには何残らなくなった。これからどう生きよう、それさえもわからなかった。あなたに残ってたのは拷問の仕方だけ・・・」

ライダー「そう、だから自身が殺される日までずっと殺し続けたんですよね?」
 
 
キャスター「そうよ。ならわかったでしょ?私がどういう人物か。なのに何故あなたは私を仲間に入れようとするの・・・?」
 
 
43 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 15:49:39.57 ID:B/wZcSaP0
ライダー「今でも許せないですよ・・・でも他の世界で先輩方とバンドしても楽しくなかったんです。だからあのときの5人でまたバンドしたいんです!」

ライダー「だいたいあなただって私たちを本当に拷問するべきか悩んでたんでしょ?」
 
 
キャスター「それは・・・」
 
 
ライダー「また組みましょ、バンド。大丈夫、私が味方になりますから」
 
 
キャスター「いいのかな?私なんかがバンドしても・・・?」
 
 
ライダー「いいに決まってますよ!」
 
 
キャスター「ありがとう、梓ちゃん・・・私またみんなと演奏したい!」
 
 
菫「お姉ちゃん・・・」
 
 
 
44 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 15:51:09.91 ID:B/wZcSaP0
梓「・・・ちょっと待って、この世界の琴吹家は拷問とかしてないよね・・・?」
 
 
菫「してないですよ!サーヴァントたちの世界が特殊だったってことでしょ!?」
 
 
ライダー「・・・言っちゃうといくつかそういう世界はあったよ?」
 
 
ライダー「それのおかげで私の世界のムギ先輩もこんな過去を送ったのかなってわかったけど」
 
 
三人「「「・・・・・・・・」」」
 
 
ライダー「まあそれだけ世界は広いってことだよ」
 
 
_

__

___
 
 
 
梓、唯の考え説明終了


45 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 15:52:38.29 ID:B/wZcSaP0
菫「う〜ん、その梓先輩の案にうちは賛成しかねるっていうか・・私たちの目的は第3魔法の成立だから聖杯が完成しないと・・・」
 
 
 
キャスター「菫ちゃん、もうそれは無視しましょう」
 
 
菫「お、お嬢様!?」
 
 
キャスター「私はキャスターよ。そんなことよりあなたはもっと自由に生きるべきだわ」
 
 
菫「でも・・・」
 
 
キャスター「いいの。そんなどうでもいい悲願なんて捨てちゃえばいいのよ。だいたい令呪が宿ったことは、あなたも何か望みがあったんでしょう?」
 
 
菫「それは・・・」
 
 
キャスター「ふふ・・・じゃあ梓ちゃん、お願いね。唯ちゃんに伝えておいて、私たちも休戦しますと」
 
 
梓「わかりました!」
 
 
 
 
 
 
 
46 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 15:53:39.30 ID:B/wZcSaP0
ライダー「キャスター先輩、これ貰ってください」
 
 
キャスター「ギターのバッジ?」
 
 
ライダー「それでお互いの居場所がわかるんです。じゃあマスター、帰ろうか。【エルメス】!」

ライダーたちが乗り込んだ
 
 
菫「庭から帰るんですか?」
 
 
ライダー「今から空の旅でもしようかなって」
 
 
梓「ライダー!!?気温は!?」
 
 
ライダー「大丈夫だよ。じゃあさよなら!」ライダーァァ!!
 
 
 
47 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 15:55:27.81 ID:B/wZcSaP0
_

__

____


キャスター「行ったわね」
 
 
菫「はい、そろそろ夕飯にしましょう」
 
 
キャスター「そうn・・!?菫ちゃん危ない!!」ドン
 
 
菫「えっ?」ドサッ
 
 
キャスターが剣で壁に貼り付けられていた
 
 
菫「お嬢様!?」
 
 
と叫んだ瞬間、菫は何かに引っ張られた
 
 
???「琴吹紬ではなく・・・あなたがマスターなんだ」グイッ
 
 
48 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 15:56:16.34 ID:B/wZcSaP0
菫「ひっ!」
 
 
キャスター「っ・・・!」
 
 
キャスターが上着を脱ぎ、
 
 
キャスターが片方に紫の宝石がついた金の杖を出す
 
 
これがキャスターの宝具、【デミウルゴス】である
 
 
その能力はキャスターの望んだ世界を3秒後に作る、または改変することである
  
が、消費が激しく何回も世界を作ったり、強力な因果を無視することはできないが身体強化や世界に新たに法則を作れるというものである
 
 
49 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 15:57:24.51 ID:B/wZcSaP0
キャスター「菫ちゃんを我が元に!」
 
 
キャスターの杖が輝き世界を改変した
 
 
キャスター「大丈夫?菫ちゃん?」
 
 
菫「はい・・・・」ブルブル
 
 
キャスター「私の菫ちゃんになんt・・・!?」
 
 
キャスター(黒のフード付きコート・・・・!?まずい・・・これがもし世界を消滅させるほどの力を持ってたら・・・・!)
 
 
菫(アーチャーのサーヴァント・・・顔はわからないけど、この殺気は・・・)
 
 
キャスター(アーチャーなら接近戦で・・!)
 
 
キャスターの杖が輝く

今度の世界はキャスターが接近戦の達人というものである
 
 
キャスター「行くわよ!」

50 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 15:59:14.03 ID:B/wZcSaP0
キャスターが走る_______その速度マッハ10!
 
 
キャスター(これで顔を・・・・!)グッ!

吹き飛ばす!・・・はずだったがなぜか殴る寸前で拳が止まっていた
 
________怯えたわけではない・・・というより全く動けなくなっていた
 
 
アーチャー「体の動きをジャックして止めた」
 
 
アーチャーの言葉を聴きキャスターの杖が輝く

キャスターは解放された
 
 
キャスター「あなた・・宝具も使わずに・・・・」
 
 
アーチャー「スキル:気の使い手 が強力だからね。その気になれば動きを全て読みきれるし光になって光のスピードでなぐったり・・・・」

アーチャーが片腕を上げると共に

アーチャーの背後からたくさんの剣や槍が出現しだした
 
 
キャスター「・・・全部宝具!?」
 
 
アーチャー「偽物で本物・・・行け」スッ
 
 
51 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 16:00:19.71 ID:B/wZcSaP0
アーチャーの合図によって宝具が飛ぶ
 
キャスターはすぐに城砦を出現させた
 
 
キャスター(光の速度で攻撃できる・・・なら光以上のスピードで)
 
 
キャスターの杖が輝く
 
 
キャスター(よし・・光以上のスピードで攻撃し続ければ・・・)
 
キャスター「さあ、絶望なさい!今の私は光以上の速さで攻撃できるわ!」
 
 
アーチャー「それが?」
 
 
アーチャーが言った瞬間キャスターが攻撃にでた。
 
 
キャスター(頭に100発、首150、みぞおち200、腹300発、これでどう!!?)
 
 
場所が中庭だったためキャスターが召還した城砦以外の屋敷はキャスターの攻撃の衝撃波でボロボロになってた・・・・
 
 
キャスター「光の速度を超えると目が見えなくなるから嫌だわ」フゥ
 
 
52 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 16:02:14.34 ID:B/wZcSaP0
キャスター「・・・あれ?アーチャーがいないわ、どこに・・・えっ?」カチャ
 
 
アーチャーがキャスターの真後ろで銃を構えていた・・・
 
 
キャスター「あなた!なんで平気なの!?」
 
 
アーチャー「あなたは幻術にかかってた」
 
 
キャスターが回りをみると屋敷は全く壊れてなかった
 
 
アーチャー「そんなことよりバンドまた組むのいいけどあなた、自分がしたことわかってるよね?」
 
 
キャスター「・・・・わかってるわ、これから償うつもr」
 
 
アーチャー「因果応報って知ってる?自分がしたことはいつか帰ってくるんだよ」
 
 
キャスター「えっ!?」クルッ
 
 
キャスターがフードの中を見た
 
 
キャスター「!!?あなた!」
 
 
53 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 16:03:27.95 ID:B/wZcSaP0
アーチャー「まあ、あなたのことは一つを除いて恨んでないけどね。この銃弾を受けてもらうよ」
 
 
アーチャー「なにもない普通の日常に、どれだけ価値があるか知れ」パン!
 
 
アーチャーの銃弾をキャスターは光より早く動いて避け、【飛ぶものは絶対に人に当たらない】世界を作った
 
 
キャスター「アレがあなたの宝g・・・うっ!」

アーチャーがキャスターに向けてもう1発撃っていた・・・

それは光速をこえ、キャスターの作ったルールも無視し、キャスターを貫いていた・・・

キャスター「うぅっ・・・」

忘れていたわけではない・・・世界の法則を破れる守護者なんてたった10人しかいないと知っていたからだ。

その10人はかなり性格が暗いらしいけど・・・

まさかあの彼女がその10人に入ってるなんて___!
 
 
 
54 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 16:06:38.59 ID:B/wZcSaP0
すみません、しばらく消えます
55 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 17:24:46.80 ID:B/wZcSaP0
アーチャー「宝具【はかない日常】ランクA。これは私が見たり経験してきた全ての世界の幸福と絶望と痛みを撃たれた対象の肉体と精神にダメージを与えるもの」
 
 
キャスター「あ、あ、あぁぁ・・」
 
 
アーチャー「ゆえに銃弾を耐えても呪いで殺されるケースが多くてね。廃人になるのもほぼ確定するから滅多に使わないけど」
 
 
キャスター「あがっ・・・・・・」
 
 
アーチャー「あなたが今までしてきたことを考えるとね・・・新たに作った世界でも拷問するっていくらなんでも・・・」
  
アーチャー「だいたい、その杖はあなたが『もういちどみんなでバンドしたい、人生をやりなおしたい』って願ったから貰えたのに・・・」
 
アーチャー「まあ人は思い通りに作れないからね。だからって拷問して言うこと聞かせるって・・・」
 
 
キャスター「いや・・・菫ちゃん・・・斉藤・・・・・お父様!・・・みんなまで!!?あああ・・・ア・・・・・・・イヤァァァァァぁ・・・!!」
 
 
アーチャー「憂以外の人は一回は殺してるからね。まあ誰かが幸せになるには誰かが不幸になるしかないから・・・当然でしょ?」
 
 
56 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 17:27:20.08 ID:B/wZcSaP0





 
 
キャスター「・・・・・・・・・・・・・・・・」ハァハァ
 
 
アーチャー「ふーん、最期まで呪いに耐えるとはね・・・」
 
 
キャスター「わ・・た・しは・・・・・ま、た、、、」
 
 
アーチャー「バンドでしょ?うん、組むといいよ。どれだけあの日常がまだ幸せかわかっただろうし・・・」
 
 
キャスターが消滅していく・・・
 
 
アーチャー「わたしはもう何も恨んでないよ。そもそも自分が拷問されたことについては自身が成長できるきっかけになったって思ってるし」
 
 
キャスター「えっ?」シュウウゥゥ
 
 
アーチャー「あのとき私に力があれば・・・」
 
 
57 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 17:28:18.92 ID:B/wZcSaP0
キャスターが何か言おうとした・・でもどうでもいいことだ。

この戦いが終わったらかつての仲間とバンドを組めばいい。

梓ちゃんが味方してくれるらしいし、今までのこと見せればあの2人も優しいからもしかしたら・・・・
 
 
 
    
菫「」キッ!
 
 
アーチャー「ん?どうしたの、魔術師?」
 
 
菫「・・・私を狙ってるんでしょう?」
 
 
アーチャー「あなたに用はない。キャスターを倒すのだけが目的だった」スゥ・・・

アーチャー(やっぱりライダーから倒すべきだったな・・・遠くに行かれて気で追跡できない)

アーチャー(・・・今日は戻ろう)

アーチャーは消えた・・・
 
 
 
 
 
 
菫「・・・・お姉ちゃん・・・・」
58 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 17:33:40.41 ID:B/wZcSaP0
4日目 前半


 

セイバー「唯ちゃん起きろ!」バサッ
 
 
唯「ううぅぅ・・・寒いよ〜セイバー・・」
 
 
セイバー「ほら朝ごはん作ったから早く食べて講義行きなよ」
 
 
唯「講義までまだまだ時間あるよ〜・・・っていうかこの朝ごはんどうしたの?」
 
 
セイバー「気でコンロとかキッチンを作ってやった。たまにはこういう朝食もいいだろ?」
 
 
唯「昨日の補習の間に野菜や冷蔵庫作ってたのって・・・」
 
 
セイバー「いつまで一緒にいれるかわからないけどな。料理覚えない?」
 
 
唯「でも私不器用だし・・・」
 
 
セイバー「アイツもそうだったよ。何、心配いらないよ。今ではオレを超えてプロ顔負けの料理作れるようになったからな・・・」ハハ
 
 
唯「でも自炊しなくても大学生の間は大丈夫だよ?」
 
 
セイバー「・・・アイツとえらい違うな・・・アイツは何でもできるようになりたいって言ってたのに・・・」ハァ

59 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 17:34:58.62 ID:B/wZcSaP0





 
 
唯「じゃあ、講義行くからセイバーはこのあたりで」
 
 
セイバー「ああ昨日みたいにウロウロしとくよ」
 
 
唯「じゃあ!」フリフリ
 





 
 
セイバー(バーサーカーのマスターはどうやらヤツのスキルのおかげであまり攻撃に出れないらしい・・・)

セイバー(ゆえに戦うときは1対多数で一片に片付けようとする・・・)

セイバー(だから講義などで出会っても戦いにならないみたいだ・・)

セイバー(とりあえず他のサーヴァントに接触を・・・)
 
 
 
セイバー「ん?」

セイバーが見上げたさきに無数の剣が降ってきた

60 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 17:36:20.18 ID:B/wZcSaP0
セイバー「危なっ!」スッスッ

セイバーが軽々と避けていく・・・
 
 
セイバー「・・・太陽以上にまぶしいヤツってことは」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ギル「よく避けたな、雑種」
 
 
セイバー「・・・なんでアンタがここにいるんだ?」
 
 
ギル「何、変な穴を通ったらここに辿りついた訳だが」
 
 
 

ああそういうこと。この人がいる理由はオレの責任って訳・・・・

61 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 17:38:44.12 ID:B/wZcSaP0
ギル「そんなことより雑種、聖杯の一部となれ」スッ
 
 
王の合図により無数の剣がセイバーを狙う
 
 
 
セイバー「雑種って言われると、あの戦闘狂を思い出すから好きじゃないんだよな・・・」シュッ

セイバーは王の合図とともにギルの後ろに移動していた。
 
 
ギル「なっ?」
 
 
セイバー「英雄王、持っていく武器は無くていいのか?」
 
 
ギルガメッシュが王の財宝の向きを変えようとした瞬間、世界が暗闇に変わった
 
 
ギル「・・・固有結界だと?・・・・なぜ蔵が開かない!?」
 
  
 
セイバー「これは特殊な固有結界。オレが認めたもの以外のものとの関わりを切る物」

セイバー「バーサーカーみたいなのとは相性が悪いがアンタのようなのが相手だとな・・・」
 
 
ギル「くっ!」
 
 
セイバー「行くぞ、英雄王。筋トレは十分か?」グッ
 
 
ギル「・・・思い上がったな・・・雑種!!」

62 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 17:40:31.10 ID:B/wZcSaP0






ギル「」
 
 
セイバー「まあマスターに言われてるし見逃してやる・・・」

セイバー(この人どの世界でも慢心で負けるんだよな・・・洞察力とか本当はすごいのに・・・・)
63 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 17:46:09.26 ID:B/wZcSaP0






桜ヶ丘高校3-2




生徒A「レズまた学校着たの?」


生徒B「優等生だから来る必要ないよ」


生徒C「アンタがいなくなればあの大学の推薦もらえるし〜」






憂「・・・・・・・」



 
 
 
梓「・・・・・」



ライダー(助けないの?)


梓「・・・・・」


ライダー(友達でしょう?)


梓「・・・・・」

64 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 17:48:29.91 ID:B/wZcSaP0

ライダー(あきれた・・・私のマスターがこんな小心者だったなんて・・・)


梓「あんたなら助けるっていうの?」ボソッ


ライダー(もちろん。じゃあね、散歩してくる)


梓「・・・・・・・わかったよ」

 
 
 

生徒A「レズあとで屋上ね〜」


梓「もうやめ」






憂「いいよ、屋上だね・・・」ニタァ


生徒B「・・・」ゾクッ


生徒C「・・・ものわかりはよくなったんだね。後でね」スタスタ





梓「う、憂・・・」


憂「大丈夫だよ、梓ちゃん。それより・・・屋上には来ないでね・・・」

65 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 17:51:52.99 ID:B/wZcSaP0
_

___

______


屋上への階段




純「来ないでって言われてもね〜」


純「今回は屋上で主犯格3人だけでしょ?余裕余裕!前みたいに地元のヤクザとか色々いるわけじゃないし・・・」


純「とりあえず学校内の問題だけでも解決してあげないとあの子壊れちゃうよ・・・」


梓「・・・・」


憂のいじめや嫌がらせは学校だけじゃない・・・

なぜか唯先輩の見えないところで憂の父親の圧力で何年もずっと町全体でされていたらしい・・・

純がいうには憂を聖杯にするためだと聞いたらしい。

純も助けたいが町が相手ではなかなか行動できなかった。


【憂を救うこと】これが私が聖杯戦争に参加した理由だ。




純「さあ、行くよ!」


梓「うん!」


ガチャ!
 
 
 
 





生徒A[いやああああぁぁぁぁ!!」バタッ
 
 
 



梓「なっ・・・!?」


純「!?・・・うっ・・・・・・・おうぇぇぇぇ・・・・・・・」ビチャ
 
 
 
 
 

見たのは生徒たちの死体とそれを見下ろす憂と守護者だった。

66 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 17:53:10.06 ID:B/wZcSaP0
アーチャー「・・・・・・・これで良かったの?憂」
 
 
憂「うん!最高に気分がいいよ!」
 
 
アーチャー「そう・・・・」
 
 
アーチャーが手をかざした
 
生徒たちの体が消えていく
 
 
梓(アーチャーのサーヴァント!しかもあの格好、守護者!?)

67 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 17:54:53.03 ID:B/wZcSaP0
憂「あっ!梓ちゃん来ちゃったんだ〜純ちゃんも・・・」
 
 
純「憂・・・・・?」
 
 
憂「純ちゃんってさ〜なんでいつも最後のどうでもいい時に現れるの?」ギロ
 
 
純「ヒッ!」
 
 
憂「正直うっとうしいんだよね、梓ちゃんも」
 
 
梓「えっ?」ビクッ
 
 
憂「梓ちゃんなんか私のお姉ちゃんの愛情独占してるじゃん」
 
 
梓「それは・・・・」
 
 
憂「もうどうでもいいや。アーチャー、あの2人も殺して」
 
 
アーチャー「・・・・・・・・・・・・・」

68 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:15:04.65 ID:B/wZcSaP0

憂「アーチャー?」


アーチャー「・・・いいのそれで?」


憂「うん、私にはお姉ちゃんしかいらない」


アーチャー「・・・・・・わかった」


梓純「!?」


梓(ヤバイヤバイ、ライダー早く来て!)


アーチャーが近づいてきた・・・・


梓(ライダー!?まだ怒ってるの!?それどころじゃ!)
 
 
 



69 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:16:12.57 ID:B/wZcSaP0

ライダー「呼んだ?」


アーチャー「!!?」サッ


アーチャーがライダーのバイクをギリギリで避けた


ライダー「光速で突っ込んだのに・・・!」


梓「・・・もっと早くきてよ!」


ライダー「えっ?だってカフェでくつろいでたし・・・・」


純「梓が二人??」
 
 
 
70 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:17:23.51 ID:B/wZcSaP0







アーチャー「・・・・」


ライダー「界気が見えないとは・・・」


アーチャー「守護者となった時点でどの世界にも属さないことになるからね」


ライダー「なるほど・・・」
 
 
 
71 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:18:34.73 ID:B/wZcSaP0
アーチャーとライダーが睨みあう・・・


ライダー(相手は弓兵・・・私の宝具は常に距離を縮めれる)

ライダー(空間に穴を開けて光速で・・・)


ライダー「」ブルンブルンブロロォォォ!!


アーチャーの周りをライダーが穴をあけながら走る


アーチャー「・・・・・・流石にこれは気だけでは無理だね」


アーチャーが体に黒い霧を纏う・・・

72 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:20:55.37 ID:B/wZcSaP0
 
 
 
 
 
ライダー(何あれ・・・まあいいや、穴を使って光速で轢きつづけてやる!)
 
 
ライダー「【亜空走破】!!」
 
 
アーチャーめがけて光速で突っ込む!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
がライダーが蹴り飛ばされていた・・・
 
 
ライダー(えっ?)
 
 
それどころか体中ボロボロだった
 
 
ライダー(どうして!?光より早いものはないはず・・・・・?)
 
 
ライダーが穴をあけた

ライダー(ダメージがひどすぎる・・・!やっぱり守護者に挑むのはやめよう・・・とりあえず今は・・!)
 
 
ライダー「梓、逃げるよ!」
 
 
梓「どこへ!?」
 
 
ライダー「唯先輩のところ!」

73 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:21:54.08 ID:B/wZcSaP0
 
 
ライダーが梓と純を穴の中へ連れ込む
 
 
アーチャー「!?・・・ちっ!」ダッ
 
 
ライダー「さらば!」
 
 
アーチャーが追い討ちをかけようとしたがライダーたちは逃げ切ってしまった
 
 
アーチャー「・・・・・・・・・・・」
74 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:22:33.62 ID:B/wZcSaP0
 
 
 
憂「逃げられたね・・・」
 
 
アーチャー「気にすることはない、私にはかなわないよ」
 
 
アーチャー「それよりどうする?私の能力でこの辺を探してみる?」
 
 
憂「ううん、しないでいいよ」
 
 
アーチャー「そう」
75 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:25:15.19 ID:B/wZcSaP0
 
 
 
 
 
4日目 後半
 
 

ライダーたちははN女子大に着いていた
 
 

澪「あれ梓に鈴木さん?に・・・ライダーのサーヴァント!?」
 
 

ライダーは霊体化した
 
 

律?「へぇ、ダブル梓か〜面白いな澪!」
 
 

梓「・・・律先輩いつからそんな趣味悪い格好になったんですか?」
 
 

ランサー「たしかに律だけど私はランサーだよ。あとこれは正装だ、戦いの」
 
 

正装といわれても梓には滑稽にしか見えなかった

全身黄色タイツなんて姿、一般人からすればお笑い芸人にしかみえない

76 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:27:07.00 ID:B/wZcSaP0
 
 
梓「・・・ププッ、正装って・・プッ」
 
 
ランサー「中野〜!」

_

__

___
 
 
 
梓「澪先輩もマスターなんて・・・」
 
 
ランサー「信じられないよな〜怖がりの澪が戦いなんて」
 
 
澪「それはお前にだまされたからだ〜!」ポカッ
 
 
ランサー「いたっ!私じゃないだろ!?・・・懐かしいけど相変わらず痛いよ澪のゲンコツは・・・」
 
 
梓「懐かしいって?」

77 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:28:20.59 ID:B/wZcSaP0
 
 
ランサー「私さ、最初に死ぬときにドラムもっとやりたかったな〜って思ったんだよ。」
 
ランサー「そしたら世界が変わってな。みんなはいなかったけど伝説のドラマーとして2度目の人生を終えたんだ・・・」
 
 
澪「めちゃくちゃドラムうまいんだよ、この律は。だからこの世界の律に会わせたいのに・・・」
 
 
ランサー「止めろって。私のことだ、すねるぞー」
 
 
梓「・・・・・ランサー先輩、さっきもっとやりたかったってどういう意味ですか?もしかして拷問されてました?」
 
 
澪「拷問!?」ヒッ
 
 
ランサー「・・・・・・なんでわかったんだ?」
 
 
梓「私のサーヴァントがそうなんです」

78 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:29:27.92 ID:B/wZcSaP0
 
ランサー「ってことはあのライダー、私の最初の世界の・・・」
 
 
梓「はい。またみなさんとバンド組みたいって平行世界を旅してきたみたいです」
 
 
ランサー「そうなのか・・・何かの運命かな・・・」







ライダーにランサーのことを伝えて、ランサーにライダーがバッジを渡して・・・
 
 
 
 
澪「憂ちゃんと憂ちゃんのサーヴァントがヤバイ?」

79 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:30:51.76 ID:B/wZcSaP0
 
 
梓「世界の守護者といってライダーが一瞬で消滅させられそうになりました・・・」
 
 
ランサー「それって私たちが最初にあったアーチャーのやつ?」
 
 
梓「えっ?」
 
 
澪「私たち参加した初日に襲われたんだよ。黒いコートを着たやつだった」
 
 
 
 
 
 
 
 
   
セイバー「こんな格好してるヤツはみんな守護者だよ」
 
 
ランサー「へっ?」
 
 
セイバーがランサーの隣にいた
 
 
ランサー「!?」
 
 
澪「こいつ!?」
 
 
ランサー「いや、ここまで背は高くなかった!澪より少し高いやつだった!」

80 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:31:46.59 ID:B/wZcSaP0
 
梓「良かった。会えて・・・」
 
 
セイバー「どうした?ほかの守護者にでも会ったのか?」
 
 
梓「なんでそれを?」
 
 
セイバー「勘だ」キリッ
 
 
澪「仲間なのか・・?」
 
 
セイバー「ああ。唯ちゃんもそろそろ講義終わるし食堂でも行こう」







81 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:32:49.91 ID:B/wZcSaP0
食堂
 
 
 
唯「ごめんね〜遅れた!」
 
 
澪「昼休み少なくなるだろ〜」
 
 
梓(前遅れそうになったから言えない・・・)
 
 
唯「あれなんであずにゃんと純ちゃんいるの?サボり?」
 
 
純「違いますよ!襲われたんです!」
 
 
唯「誰に?」
 
 
 
 
 

セイバー「憂ちゃんとそのサーヴァントだ」

82 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:33:40.02 ID:B/wZcSaP0
 
澪梓純ランサー(なんで言うんだよ!?)ボソッ
 
 
セイバー(言わないと話進まないだろ?)
 
 
梓(憂ってことは言わなくていいじゃないですか!)
 
 
唯「憂まで聖杯戦争に・・・」
 
 
セイバー「まあこれで色々と面倒なことになったな。守護者ともなれば殺せはしても止めるのは難しいぞ?」
 
 
梓「三人がかりなら・・・」
 
 
ランサー「止めるってどういうことだ?倒さないといけないだろ・・・?」
 
 
梓「それは・・・」
 
 
唯「私が話すよ」

83 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:34:35.99 ID:B/wZcSaP0
_

__

____
 
 

ランサー「なんて平和主義な発想だよ!?澪、こんな作戦乗らないよな?」
 
 
澪「えっ?私は賛成だけど・・?」
 
 
ランサー「みお〜?」
 
 
澪「だって血がでたりするの嫌だし、本当は唯みたいな考えがあったっていうか・・・」
 
 
ランサー「・・・・・」
 
 
セイバー「よし、決まりだな。これでセイバー、ライダー、ランサーは仲間ってわけだな」
 
 
84 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:45:11.01 ID:B/wZcSaP0
梓「キャスターも仲間ですよ!」
 
 
セイバー「そうなのか。キャスターのマスターは?」
 
 
梓「私の後輩の菫です」
 
 
梓純以外(誰??)
 

_

__

___

 
 
ランサー「アサシンは置いといて、とりあえずバーサーカーとアーチャーをどうにかしないとな〜」
 
 
澪「律のことだ、どうせくだらないことに聖杯を使うんだろうな・・」
 
 
梓「律先輩の願いってなんでしょうね?」
 
 
唯「お菓子いっぱい食べること!」
 
 
セイバー「それ唯ちゃんだろ」
85 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:46:44.25 ID:B/wZcSaP0
 
 
 
 
 
 
 
 
 
律「何話してるんだ?」
 
 
澪「あっ、律」
 
 
ランサー「へえ、これがこの世界の私か〜センス一緒だ」アハハ
 
 
律「お前みたいな全身黄色タイツと一緒にするな!!」

86 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:47:31.14 ID:B/wZcSaP0
_

__

____
 
 
律「ふーん、なるほどね〜。つまり戦わずに聖杯を得ると・・・」
 
 
唯「そういうことだよりっちゃん!賛成してくれる?」
 
 
律「まあ別にいいけど・・・私のバーサーカー、魔翌力吸いすぎて使いにくいし・・・」
 
 
梓「魔翌力切れで自滅っていうのがバーサーカーにはありますから」
 
 
澪「そういえば律は何を願うんだ?」
 
 
87 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:49:39.72 ID:B/wZcSaP0
 
 
 
 
 

律「私は・・・・」
 
 
唯「りっちゃん?」
 
 
律「ムギを生き返らせることだよ」
 
 
梓「やっぱり・・・」
 
 
律「みんなならわかると思うけど。やっぱムギがいねーとさ、バンドの雰囲気がな・・・」
 
 
澪「それなら私たちも協力したのに・・・」
 
 
律「いやもう協力してもらってるし・・・マスターとしてな」
88 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:53:58.62 ID:B/wZcSaP0
 
 
唯「でもなんでりっちゃんは最初私を襲ったの?」
 
 
律「唯が一番危なかっしいからだよ。何するかわからなかったし・・・・・・」

律「それにサーヴァントが私たちの目的に応じると思えなかったからだよ。マスターを全員知り合いにしてもサーヴァントは・・・」
 
 
セイバー「まあ自害せよって命じても殺してもサーヴァントなら短時間は行動可能だからな。」

セイバー「また命をいくつも持ってるヤツもいる。その判断は正解だ」
 
 
ランサー「確かに私なら言い切るまえに刺すな」
 
 
澪「えっ?」ゾクッ
 
 
律「だから普通に聖杯戦争を勝ち抜こうと思った」
 
 
梓「なんで澪先輩や唯先輩を誘ったんですか?」
 
 
律「サーヴァントのパラメータはマスターによっても変わるからな。大魔術師が参加するならって・・・もちろん唯たちのことは後で保護するつもりだったぜ」
 
 
セイバー「バーサーカーのランクを使役しようとして、よくそんなこと考えたな・・・」ハァ
 
 
律「あまり魔術師として優秀でない私が勝つにはそうするしかないと思ってさ・・・」ハハ
 
 
澪「律・・・」

89 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:55:48.30 ID:B/wZcSaP0
 
 
 
 
 
梓「じゃあこれで残りはアーチャーとアサシン・・・」
 
 
セイバー「アサシンはマスター殺しのサーヴァントだから警戒していたけど・・・」
 
 
澪「まったく現れないな」
 
 
律「気配遮断スキルがあるからな・・・姿を現さない限りは・・」
 
 
梓「でも全く動きもマスターもわからないなんて・・」
 
 
唯「そのうち現れるんじゃない?」
 
 
純「そんなのんきにしてていいんですか?」
 
 
律「考えるだけ無駄かもな。とりあえず待つことにしよう」
 
 
90 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 18:57:55.05 ID:B/wZcSaP0
_

__

___
 
 
 
 
教会
 
 
 
町はずれの教会にアーチャーが来ていた。

アサシンに会うためだった・・・・・
 
 
 
言峰「アサシンはたまたま偵察中にバーサーカーにであって倒されてしまった」
 
 
アーチャー「そんな・・・・・やっと会えたのに・・・・・・・・」
 
 
言峰「何、この戦いが終わればまたあえるのではないのか?守護者よ」
 
 
アーチャー「・・・・・・・・・・・なんでそのことを?」
 
 
言峰「私は平行世界から来た者でな。渡るときにお前たちについて教えられている」
 
 
アーチャー「・・・なるほどね・・・・さよなら」スゥ
91 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 19:02:02.00 ID:B/wZcSaP0
4日目晩
 
 
 
相談の結果、あずにゃんと純ちゃんは聖杯戦争が終わるまで大学寮に隠れることになりました!



 
澪「どっちが私の部屋にくる?」
 
 
梓「わたし」純「私が行きます!」
 
梓「なんで純が!」
 
 
純「だって憧れのベーシストだもん」
 
 
梓「私にとっても憧れの先輩だし!」
 
 
 
 
 
 
ワー!キャー!
 
 
 
 
 
ランサー「私って後輩にどう思われてるんだろ?」
 
 
律「・・・さあ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

アーチャー「私はムードメーカーって思ってるけど?」
 
 
 
92 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 19:27:48.25 ID:B/wZcSaP0
セイバーとアーチャー以外「えっ!?」
 
 
律「アーチャーのサーヴァント!?」
 
 
律はすぐにバーサーカーを呼んだ。
 
 
バーサーカー「■■■■■■ッッーーー!!」
 
 
梓「ライダー!」
 
 
ライダー「まだ治りきってないのに・・・」スッ
 
 
梓「ごめん・・・」
 
 
ライダー「冗談だよ!」
 
 
 
93 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 19:29:28.89 ID:B/wZcSaP0
  
アーチャー「4対1ってひどいね」
 
 
 
 
 
 
セイバー「じゃあオレは傍観しとくよ。めんどくさいし」
 
 
 
セイバーアーチャー以外「ええっ!!??」

 
 
セイバー「3人も英霊がいれば楽勝だろ?オレはマスターたちを守るよ・・・眠いしな」ファァァ
 
 
ランサー「・・・わかったよ」
 
 
 
 
 
 
バーサーカー「・・・・・・・・・」
94 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 19:52:43.08 ID:B/wZcSaP0

ライダー「・・?バーサーカー?」


突然バーサーカーがライダーをバイクごと投げ飛ばした


ライダー「っ!」ドカン!


律「なっ!?バーサーカー!ライダーは味方だ!」


アーチャー「・・・・・?」


バーサーカーはアーチャーに目もくれずランサーに向かう


ランサー「今度は私か!?」


ランサーが2槍をだす

一つは長槍でもう一つは短槍だ

95 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 19:54:23.19 ID:B/wZcSaP0

ランサーがバーサーカーの突進を槍で受けたが吹っ飛ばされた
 
 
ランサー「!?力強すぎ・・・」
 
 
バーサーカーが追いかける
 
 
ライダー「この・・!」
 
 
ライダーが後ろからライダーを轢く

だがバーサーカーには全然きいてないようだ
96 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 19:55:04.57 ID:B/wZcSaP0
 
 
ライダー「ウソでしょ?直撃したのに!?」
 
 
バーサーカー「うぉぇぇぇっ」ドパッ
 
 
ライダーの攻撃によりバーサーカーの内臓が圧迫された勢いでゲロがライダーに向かって吐かれる
 
 
ライダー(ヤバイ!考え事で反応が・・!)
 
 
 
 
 
 
ビチャッ!
97 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 19:55:47.45 ID:B/wZcSaP0
 
 
 
 
 
__________ゲロはライダーの前で見えない壁に当たっていた
 
 
ライダー「えっ?」
 
 
 
アーチャー「・・・気をつけなよ」
 
 
アーチャーが守ったらしい

98 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 19:57:15.50 ID:B/wZcSaP0
 
 
ランサー「澪・・・悪いけど・・・」シュッ
 
 

グサグサグサッ、グサッ!
 
 

ランサーがバーサーカーを突き刺す
 
 

バーサーカー「■■■■■■■■ッッッッ!!!!」
 
 

ランサー「クソっ!なんで効いてな・・」
 
バーサーカー「■■■■■■■■ッッッッ!!!!」ブンッ!
 
 

ランサー「うわっ!」ドカンッ!
 
 
澪「ランサー!?」
99 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 19:59:28.05 ID:B/wZcSaP0
 
 
バーサーカー「■■■■■■■■____ッッ!!!!」
 
 
バーサーカーがライダーを探す・・・がいない

かわりに無数の穴が広がってた
 
 
ライダー「これで終わりです!」
 
 
ライダーは光となってバーサーカーを轢き続ける
 
 
バーサーカー「・・・・・■■■■_____っっ」バタッ
 
 
ライダー「よしっ!気絶させれt」

バーサーカー「■■■■■■■■ッッッッ!!!!」ブン
 
 
 
 
ボカン!
 
 
 

ライダー「う・・そ・・・」ガクッ
100 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 20:01:29.48 ID:B/wZcSaP0
 
 
 
 
 
 
 
 
アーチャー「ふん・・・・・・・・unlimited blade dance」スッ
 
 

アーチャーが無数の剣をバーサーカーに飛ばす
 
 

澪「アーチャー?」
 

律「アーチャー!そいつに飛び道具は効かない!」
 
 
バーサーカーの口が大きく開いた
 
 
バーサーカー「■■■■■■■■_____!!!!」ヒュオオォォォォ
 
 
ライダー「なにこれ?吸い込んでるの?」
 
 
アーチャーの剣をすべてバーサーカーが飲み込んだ
 
 
アーチャー「なるほど・・・・・・ライダーにランサー、離れてて」

101 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 20:02:43.57 ID:B/wZcSaP0
 
 
バーサーカー「■■■■■■■■ッッッッ!!!!」ダッ
 
 
バーサーカーがアーチャーの頭をつかもうとする
 
 
アーチャー「」ブン
 
 
アーチャーは伸ばしてきた腕をつかみ空中へ投げ飛ばした
 
 
 
アーチャー「・・・・・」タッ!
 
 
バーサーカーを追いかけかかと落としを決める。
 
 
バーサーカー「______!!?」ドカ!

バーサーカー「______っっ」バタッ
 
 
律「バーサーカー!?」
 
 
アーチャーが空中を蹴り急降下する
 
 

アーチャー「いくら何でも首を粉砕すれば死ぬよね」グッ
 
 
  
102 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 20:03:50.39 ID:B/wZcSaP0
 
 
ヒュウウゥゥゥ・・ガキン!
 
 
アーチャー「・・・?」
 
 
ランサーが槍でアーチャーの拳を受け止めていた
 
 
ランサー「・・・させるか!」
 
 
アーチャーは腕をバネに空中へもどる
 
 
そのすきを狙いランサーが壮絶な乱れ突きを披露した

103 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 20:04:47.90 ID:B/wZcSaP0
 
 
 
ガキン、ガッ!ガキッ、バキッ!
 
 
 

ランサー「!?」
 
 
ランサーの槍を足で全てはじいた
 
 
ランサー「お前・・・本当に弓兵か!?」
 
 
アーチャー「私の場合宝具のせいでアーチャーなんだろうね」
 
 
セイバー「それならガンナーだろ」zzz・・・

104 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 20:05:39.14 ID:B/wZcSaP0
 
 
アーチャーがランサーに向かって蹴りをした
 
 
ランサーは軽々避けた・・・はずだった
 
 
ランサー「蹴りから衝撃波!?」ザシュッ
 
 
アーチャー「ワンピースにあったでしょ?[嵐脚]だよ。私のは足に気を纏わせてそれを放つというもの」シュッシュッ!
 
 
ランサー「チッ!」ガキンッ
 
 
ライダー「ランサー先輩後ろ!」
 
 
ランサー「あっ・・・」
 
 

バーサーカーが起きていた
105 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 20:07:10.81 ID:B/wZcSaP0
 
 
バーサーカー「■■■■■■■■■ッッ!!!!!!」ダッ
 
 
ランサー(前はアーチャー、後ろバーサーカー・・・終わったか・・・)
 
 
 
 
 
 
 
アーチャー「うるさいな、狂犬が」スッ
 
 
 
 
 

________【ズン】!!
106 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 20:08:23.49 ID:B/wZcSaP0
 
 
 
 
 
 
アーチャーが手を突き出した一瞬、体が重くなった
 
 
律「バーサーカー!?」
 
 
バーサーカーのいた位置大きな窪みができていた
 
 
律「バーサーカーが・・・・消えた」
 
 
澪「なに!?」
107 :レオ [sage]:2012/01/12(木) 20:09:30.00 ID:B/wZcSaP0






 
 
セイバー「さっさと倒せばいいのに・・珍しく遊んでたな」
 
  
アーチャー「アサシン、いや妹を殺されたからね。ちょっと痛めつけてやろうと思っただけだよ、レオ」
 
 
セイバー「おいおい!真名バラすなよ唯」
 
 
 
 
 
セイバーとアーチャー以外「!!!???」
 
 
 
梓「あの守護者が・・?」
 
 
澪「唯?」
 
 
唯「・・・・・・!」
 
 
アーチャーがフードを脱いだ
 
 
唯梓澪律純「・・・!!?」
108 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:10:55.96 ID:B/wZcSaP0
 
 
 
 
 
   
誰もこの守護者が唯だとは思えなかった・・・

髪は白く腰まで伸びたストレート

肌も白人のように白い

瞳は赤くて鋭い目つきで、唯のようなやわらかさはない

唯の面影があるとするなら・・・前髪のみだろう・・・・

唯とは正反対の・・・冷たさを感じさせる人物だった
 
 
 
 
 
 
唯(この人・・・・・)
109 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:11:57.29 ID:B/wZcSaP0
 
 
 
アーチャー「・・・また同じような反応されてる・・・フード取るといつもだ」
 
 
セイバー「唯はすごい美人だからな、体つきも普通にグラビアで1位取れr」ボカッ!
 
 
アーチャー「そうじゃないでしょ!だいたい好きでこうなったんじゃないっての。全く・・・守護者として一番いらないよ、この胸」
 
 
梓(・・・澪先輩よりもありそう・・・っていうかセイバー、顔面パンチって大丈夫?)
110 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:13:05.45 ID:B/wZcSaP0
 
 
セイバー「まさか唯も呼ばれてるとはね〜。マスターは?」
 
 
アーチャー「憂だよ。ちょっと問題有りの・・」
 
 
セイバー「ふーん。まあ色々支えてやったんだろ?憂ちゃんに会えたらいっぱいお姉ちゃんとして甘えさせたいって言ってたっけ」
 
 
アーチャー「うん。そうそう、レオ、アサシンが私の元の世界の憂だったんだ!」
 
 
セイバー「!?良かったな、話できたのか?」
 
 
アーチャー「うん。だけどもう倒されたらしいんだ・・・だからこの戦いさっさと終わらせて一緒に暮らしたいんだけど・・・レオ、協力してくれる?」
 
 
セイバー「う〜ん、オレはマスターと約束してるから手出せないんだ」
 
 
アーチャー「・・・もう〜。じゃあ一人で終わらせるよ」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アーチャー「じゃあ始めようか、ライダーとランサー」ギロ
111 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:14:42.76 ID:B/wZcSaP0
 
 
 
 
 
 
『!!?』
 

セイバー以外全員が驚いた

一瞬で空気が凍りついた・・・セイバーとのやりとりのときの穏やかな雰囲気は無くなった・・・
 
 
ランサー「唯・・・なのか?」
 
 
アーチャー「そうだよ、今はレオの娘だからユイ・ヴォルグって名前だけど」
 
 
セイバー「ヴォルグって名前マジ変えたい。聞けばドイツの姓名で狼らしいけど、ダサいだろ・・・」
 
 
アーチャー「女神に相談しなよ。とりあえずレオは手を出さないでね」ダッ
 
 
 

ランサーとアーチャーが激突する

ライダーもランサーに援護するが全く歯がたたない・・・

112 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:15:30.94 ID:B/wZcSaP0





 
 
唯「ッ!セイバー!アーチャーを止めて!」
 
 
セイバー「何で?」
 
 
唯「アーチャーに私の案を説明したいの」
 
 
セイバー「なら止めとけ。アイツはオレ以上に冷酷なヤツだから絶対そんな作戦聞かない」
 
 
唯「言わないとわからないじゃん!」
 
 
セイバー「言わなくてもわかる。だいたいオレもその作戦好きじゃなかったし」
 
 
唯「え・・・?」
113 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:16:47.37 ID:B/wZcSaP0
 
 
セイバー「言っただろう?人間最後は自分が一番かわいいんだ。じゃんけん?そんなので奇跡を我がものとするだと?」

セイバー「・・・無理だよ唯ちゃん。アンタは人の醜さを知らないからそんな理想じみたことが言えるのさ」
 
 
唯「っ!・・・」ブゥン・・
 
 
セイバー「令呪を使うのか?」ギロ
 
 
唯「ヒッ!?」
 
 
セイバー「ふん。今からオレの記憶を流す」
 
 
唯「えっ・・・?」
 
 
セイバー「見ろ、これが世界だ」キッ
114 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:20:04.00 ID:B/wZcSaP0
 
 
セイバーの赤眼が光る
 
 
唯「え・・・?・・・!!?・・・・・・・・・・・・!!」

唯(なにこれ?戦争?)
 
 
その記憶には一切の情というものがなかった

ただ大勢が幸せになるように、どんな聖者だろうがどんなに冷酷な罪人だろうが関係なく、必要なら絶望させ殺していた

正義も悪も関係なく平和なんて存在しない、否、誰かが己のために争っていた
 
誰もが自らの欲を満たすために他者を陥れていた
 

 





 
 
レオ(元来、生物とは子孫を残すため争う)

レオ(つまり、誰かが不幸になることでしか幸福は得られないんだ)

レオ(だからな、お前の言う理想とは自らの醜さを覆いかくすための言い訳じゃないか?)

唯(・・・・・・・・)

・・・でも人間は・・・

115 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:20:56.45 ID:B/wZcSaP0
__________________

_________

___
 
 
レオ「どうだった?」
 
 
唯「レオ・・・ライダーとランサーの援護を・・・」
 
 
セイバー「・・・まだそれを言うか。しょうがない。了解した、マスター」ダッ
 
 
唯「待ってセイバー!」
116 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:21:49.42 ID:B/wZcSaP0
 
 
セイバー「?」
 
 
唯「人はそんなにひどい生き物じゃないと思うよ、わたしは!」
 
 
セイバー「・・・そうか」
 
 
セイバー「世界を見てなおその目を曇らせないとはね・・・」
 
 
唯「だって人間h」
 
 
 
 
セイバー「言わなくていい・・・やっぱりこの世界に来て・・・」
117 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:23:17.23 ID:B/wZcSaP0
 
 
 
セイバー「アンタをマスターに選んで正解だった」ニッ
 
 
唯「えっ!?」






 
 
アーチャー「もう鬼ごっこはお終いにしようよ、ライダー・・・」スゥ
 
 
ライダー「またあの剣や槍を飛ばすわざ?当たらないってなんど避けたら・・・」
 
 
 
 
グサッグサッ!
 
 
 

ライダー(重力で空間を曲げて!?)
 
 
 
118 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:25:00.57 ID:B/wZcSaP0
ランサー「この・・・!梓に触れるな!」ブン!
 
 
アーチャー「遅い」スカッ
 
 
ランサー「あっ・・・・・ゴフっ」ドカン!
 
 
アーチャー「ついでに、みぞおちに軽く一発っと・・・ん?」
 
 
セイバー「唯、遊ぼうか」unlimited blade dance!
 
 
アーチャー「!?・・・舞え」unlimited blade dance
 
 
ガキン、ガン、バキ、ドカ、ガン!
 
 
 
119 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:26:00.73 ID:B/wZcSaP0
シュウゥゥゥゥゥ…・・・・・・・・・
 
 
 
 
 
 
アーチャー「令呪でも使われた?」
 
 
セイバー「いいや」
 
 
アーチャー「・・・私のことだ。どうせ戦うのはおかしいとか言って『止めて!』ってレオに頼んだんでしょ?」
 
 
セイバー「ああ」
 
 
アーチャー「全く・・・自分で何もできない人って、いつもそうだよね」
 
 
セイバー「・・・なあ唯・・・この世界の唯のことどう思う?」
120 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:26:47.09 ID:B/wZcSaP0
 
 
アーチャー「愚図でのろま、周りにいつも迷惑かけてるのに気づかない子供」
 
 
セイバー「・・・・・・・・・・・・・・・・」
 
 
アーチャー「今のわたしが大嫌いな人物だね。あの何も考えてなさそうな顔を見るたびに皮でも剥いでやろうかって思うよ」
 
 
セイバー「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 
 
アーチャー「・・・レオ?」
121 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:27:32.37 ID:B/wZcSaP0

セイバー「オレはああいう人がもっと増えればオレたちのような守護者なんて生まれなかったと思うよ」
 
 
アーチャー「どういうk」
 
 
セイバー「あの子と話をしてほしい。だが唯の性格からして傷つけずにいられないだろうから・・・・・・」スッ
 
 
アーチャー「!?」シャキ!
 
 
セイバー「魔翌力をほとんど消費させてやる・・・!」シャキ

122 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:28:35.80 ID:B/wZcSaP0
 
 
 
両端に短い刃がついた槍

・・・これは魔翌力で柄や刃の長さを変えたり真ん中で割って双剣として使ったりする武器である

これがこの二人の得物である
 
アーチャー「武器を出すってことはやる気があるってこと・・・」
 
セイバー「唯相手だとある程度本気出さないとな・・・それだけじゃないぜ」
 
 
セイバーが黒い霧を纏った・・・
 
 
驚きながらアーチャーも纏う

123 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:29:12.43 ID:B/wZcSaP0
 
 
アーチャー「レオ!?あなたの魔翌力でそれを使ったら・・・」
 
 
セイバー「・・・・この小刀でこの能力の消費は抑えれる」
 
セイバー「・・・じゃあ久しぶりに特訓という名の殺し合いでもしようか、唯」

124 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:30:36.49 ID:B/wZcSaP0
_

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スキル:【気の使い手】簡単にいうと物質およびエネルギーを操る能力。
    
    因果、世界のルールに関わらないことならほぼなんでもできる。
    
    が、規模の大きいこと(極端だが・・1県の重力を倍にする、月のよう
    
    な物質を作るなど)をしなければ少量の魔翌力とある程度の精神力を使
    
    う・・・ゆえ長時間の戦闘は廃人になるリスクがある
    
    ちなみに達人は武器や防具を作る際、物質とエネルギーの中間のものにすることで魔翌力消費を
    
    抑えることができるが一定の魔翌力を送らなければ消滅する半物質をよく使う
125 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:32:08.99 ID:B/wZcSaP0
 
 
 
黒い霧の能力・・・

スキル【虎狼の力】:手などから霧を刀のように出し、物質やエネルギー、時
          
          空、世界とその法則、因果、さらには概念までありとあら
          
          ゆるものを切り裂くことができるもの。ただし【??】と
          
          いう因果や概念は切れない。
          
          切る対象にはなにかしらのつながりがいる。
          
          (時間なら適当に空間を切ればよいが、誰かの因果を切る
          
           ならその相手を切らねばならない。その場合、剣は人を
          
           貫くが傷などはできないようにもできる)

物質とエネルギーと因果以外はそれぞれの世界の力が働くため数秒で元にもどる。

体から剣として出して使うのではなく、体に纏わせて光速を超えたり、熱力学を無視したりすることもできる。

またアーチャーのように銃弾に纏わせて使うことも可能

具体的な使い方は自身を空間から切り離して無敵状態や光速以上で動いて瞬殺や相手の存在因果を切り、無かったことにするなど・・・・

世界や神様を殺せるのは因果や概念に干渉して『無かった』ことにできるからである

ただし、致命的なぐらい魔翌力消費が激しく、切る対象(因果や概念など)によっては通常の倍以上消費する上、小刀を持っていなければ使うこと

が本来は使えない能力
 
 
ただし心の力ゆえ、レオと同じような精神の持ち主なら刀無しで使えるほか魔翌力の消費もいくらか少ない
126 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:33:10.10 ID:B/wZcSaP0
 
 
宝具:レオの小刀:ランク:EX、真名は【虎狼】。
         
         真名開放により数百のパーツにわかれ、体に埋め込まれ前述
         
         の能力の魔翌力消費を軽減、使用を可能にする。
         
         開放しなくても魔翌力をそそげば何かに纏わせること以外は能
         
         力を使用可能
 
 
  
なおこれら二つの能力と刀はレオの固有結界から漏れたものである

127 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:34:33.74 ID:B/wZcSaP0
___

__

_
 
 

目に止まらぬスピードで剣が交わり、槍が舞い、火や雷が飛び交う

セイバーの言葉で始まった守護者どうしの戦いは一瞬で辺りを地獄のように変えた

建物はほぼ倒壊し地面は割れたり凹んでいたり隆起していたり。

あちこちで剣や槍、斧、太刀などの武器が散乱しながら消えていく・・・まるで誰かが固有結界でも発生させたかのようなありさまだった







128 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:40:43.62 ID:B/wZcSaP0
セイバー「・・・・ちょっと回りに被害が大きすぎたな・・・何人か死んだか?」
 
 
セイバー「まあ唯ちゃんたちには結界を張ってたから大丈夫そうだけど・・・」ハァ・・ハァ・・
 
 
アーチャー「はぁ・・・・はぁ・・・・・」
 
 
セイバーとアーチャーの戦いはアーチャーの勝利で終わった

セイバーは召還時から唯との魔翌力のパスがほとんど通ってなかったからだ
 
そのためほとんどのパラメータがダウンしたり魔翌力を自前の分でやりくりするしかなかった

もしサーヴァントの戦いでなければアーチャーは負けていただろう

129 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:41:39.14 ID:B/wZcSaP0
 
 
セイバー「・・・・・やっぱり強いな、唯」
 
 
アーチャー「当たり前・・・レオこそ魔翌力供給がほとんど0でなんでそこまで・・!?」
 
 
セイバー「魔翌力なら自前でたくさん持ってるし、虎狼の力は本来オレ専用の能力だからな・・・よくも小刀無しで・・・唯のほうがすごいよ」
 
 
アーチャー「弟子だし家族だからね・・・」
 
 
セイバー「ゆえにオレに似たか・・・唯、これ渡しておく」
 
 
アーチャー「小刀・・・私にあげていいの・・?」
 
 
セイバー「ああ、たぶん必要になる・・・戻ったら返してくれ」
 
 
アーチャー「・・・・・・」
130 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:42:26.14 ID:B/wZcSaP0
 
 
セイバー「唯ちゃんと話して来いよ、これは命令だ」シュウウゥゥ
 
 
アーチャー「命令ね・・・わかったよ」
 
 
アーチャー「でも、下らないこと話すようだったらすぐに抹[ピーーー]るね?」
 
 
セイバー「大丈夫だよ。唯にとっていいこと言ってくれるさ・・・・・」シュウゥゥゥゥ・・・
 
 
アーチャー「・・・・・・・」

131 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:43:17.26 ID:B/wZcSaP0
___

__

_
 
 
唯「セイバーが・・・」
 
 
梓「負けた・・」
 
 
律「どうすんだ!?セイバーのヤツ一瞬で負けたぞ!!」
 
 
ライダー「一瞬じゃないよ・・・アーチャー・・・かなり疲労しているみたいだけど・・・」
 
 
澪「セイバーが渡した宝具が怖いな・・・・」
 
 
ランサー「・・・・・・みんな逃げろ」
132 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:44:04.77 ID:B/wZcSaP0
 
 
澪「!?・・そんなことしたらランサーは!?」
 
 
ライダー「律先輩・・・死ぬ気ですか?」
 
 
ランサー「いいや、全く死ぬつもりはないね」
 
 
梓「何か策があるんですか?」
 
 
ランサー「ああ、やっと宝具の力だそうかなって思ったんだよ」
 
 
律「何で今まで出さなかったんだよ・・・」
 
 
ランサー「とっておきは最後まで残すもんだろ?」
 
 
133 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:44:37.58 ID:B/wZcSaP0
澪「・・・必ず生きて帰ってこいよ!」
 
 
ランサー「おう!ライダー、こいつらをアーチャーから見つからないところへ頼む」
 
 
ライダー「わかりました。サイドカーを用意する時間と穴を通る時間さえくれれば私も参戦します」
 
 
ランサー「ああ、頼んだぜ」

134 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:45:30.81 ID:B/wZcSaP0





 
 
ランサー「あんた師匠[ピーーー]っていい根性してんじゃん」
 
 
アーチャー「別に今ので私とレオの絆が切れたわけじゃないし」
 
 
ランサー「いや、だからってな〜」
 
 
アーチャー「だいたいレオとは師匠っていうより家族だからね。私が唯一、憂以外で信用してる人物だよ」
 
 
ランサー「・・・セイバーのほうもか・・・宝具渡すってな・・・」
135 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:46:26.10 ID:B/wZcSaP0
 
 
アーチャー「・・・聖杯のために死んでくれる?ランサー」
 
 
ランサー「そいつぁ無理な相談だね!」
 
 
アーチャーがランサーとの距離をつめる
 
 
ランサー「また武器なしかい?」ガキン!
 
 
アーチャー「あなたレベルなら素手のほうが魔翌力の節約になるからね」バキ!
 
 
ランサー「むかつくな〜その言葉撤回させてもらうぜ!」サッ
136 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:47:48.50 ID:B/wZcSaP0
 
 
ランサーが距離をとる
 
アーチャーが縮めようと向かう
 
 
ランサー「伝説のドラマーのリズムキープ、見せてやるぜ!」
 
 
そう言ってランサーは2槍を互いに打ち合わせていく・・・
 
 
アーチャー「?」
137 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:48:36.15 ID:B/wZcSaP0
 
 
アーチャー(動きは読めても考えは読めれないんだよね私・・・レオは読めるらしいけど)ダッ!
 
 
ランサー「」カンカンカンカンカンカンカンカンカン!
 
 
アーチャー「何打ち合わせてるか知らないけどこれで・・!」シュッ
 
 
ランサー「終わらないぜ!」スッ!
 
 
 
 
 
 
 
 
 

アーチャー「えっ?」ズバッ!
138 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:49:54.94 ID:B/wZcSaP0
 
 
アーチャーは驚いた。自分の動きがスーパーカメラの映像なみにスローになっていた・・・
 
 
アーチャー「グッ!」
 
 
ランサー「おいおい、さっきまでの凛とした声も低くなったな〜」
 
 
アーチャー「じ、、か、、ん、、そ、、う、、さ、、け、、い、、の、、ほ、、う、、ぐ、、」
 
 
ランサー「しゃべるのもトロイな〜。まあ唯はそういうやつだけど」
 
 
アーチャー「い、、し、、ょ、、に、、し、、な、、い、、で!」
 
 
ランサー「ああ、一緒にするわけねーじゃん。唯はな、お前と違って優しくて回りをあったかい気分にさせるヤツだ」
139 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:51:03.64 ID:B/wZcSaP0
ランサー「あんたみたいな冷たいヤツじゃねーよ!!」
 
 
アーチャー「・・・・・・・・・・・」
 
 
ランサー「何があったか知らないけどな・・・私だっていろんな辛い経験をしてきた・・・信じてた仲間に裏切られ死んだ。」
 
ランサー「けどな、絶対にあんたみたいにはなりたくない!」
 
 
アーチャー「・・・その仲間に会ったらどうするつもり?」
 
 
ランサー「何であんなことしたのか1から10まで聞いて・・・・・・・・・・・・・許してやろうと思う」
140 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:52:13.61 ID:B/wZcSaP0
アーチャー「・・・・・・・・そう。じゃあまたバンド組めたらいいね」
 
 
ランサー「ああ、難しいだろうけど・・・・ってアンタ、わたしのリズムからどうやって・・・!?」
 
 
アーチャー「別に・・・・・・・体を光にすれば時間の干渉もなくなる」
 
 
ランサー「チッ!」
 
 
アーチャー「そんなことより・・・聖杯戦争だかなんだか知らないけどさっさと終わらせてバンド組めばいいじゃん」
 
 
ランサー「ああ、あんたを倒してからな!」
141 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:52:48.64 ID:B/wZcSaP0

___

__

_
 
 
あの後の戦いは一瞬だった
 
 
ランサーの宝具【Rhythm Keeper】ランク:A は時間の流れを思い通りに操る宝具だった。

発動さえできれば光速でうごけない限り彼女に勝てるものいなかっただろう・・・相性が悪かった
142 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:55:00.39 ID:B/wZcSaP0
__________________

__________

______
 

数時間前・・・・
 

商店街
 


憂「アーチャー・・・また単独でサーヴァントと戦ってるんだろうけど・・・?」

憂「夕方からどこへ・・・・」
143 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:55:51.64 ID:B/wZcSaP0
 
 
 
 
憂(・・・・アーチャーが生徒ABCを[ピーーー]ときためらった・・・・)

憂(彼女たちの命まで奪うべきではないと・・)

憂(だからって何?私は今まで私を痛めつけてきた人に復讐して何が悪いの!?)

憂(そういったあとのアーチャーの目・・・何よ!あの冷めた目は!?)

憂(・・・・力が欲しい・・・誰にも止められない力を・・・!)
144 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:57:09.79 ID:B/wZcSaP0








ドクンッ!







憂(・・・な・に・・これ・・・?)

憂(・・・・・・・胸が苦しい・・・体の中に台風が起きてるような・・・!)


憂「・・・・・・・・・・」ドンッ


ヤンキー「おい?なにぶつかってんだよ!」


憂(・・・)


ヤンキー「おい、ごめんの一言でも・・!?」ザシュッ
145 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:58:14.57 ID:B/wZcSaP0
 
 
気づいたときには手遅れだった。
 
 
憂の体からでできた影は少年の胸を貫き侵食していった
 
 
憂(苦しいのは少し無くなったかな)
 
 
憂(アレ?なんでみんな私をみてるの・・・?)
 
 

警察「警察だ!!その影を引っ込めろ!」
 

すぐ近くをパトロールしていたらしい・・・

自転車から降り銃を構えていた

 
 
憂(・・影?ああさっき私を守ってくれたもののこと・・・?)
146 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 20:59:00.07 ID:B/wZcSaP0
 
 
影はあたりを侵食していく
 
 
警察「おい!?やめろ!撃つぞ!!」
 
 
警察がピストルを引こうとした瞬間、影はピストルをはじき、警官の首を飛ばした

警官の首が飛んだのを影はキャッチし取り込む・・・

もう商店街はパニックになっていた・・・・
 
 
 

2人を除いて

147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/12(木) 21:00:00.78 ID:ubbmU7Vwo
よくこんな駄作投下する気になったな
148 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 21:00:12.51 ID:B/wZcSaP0
 
 
___

__

_
 
 

憂「みんないなくなっちゃった」

憂「だってみんなが悪いんだよ?私がこうなるまで追い詰めたんだから・・・」
 
 
憂の中の影が語りかけてくる
 
 
憂「何?サーヴァントを取り組めばもっと楽になるの・・・?」
 
 
影が答える
 
 
憂「そう・・・じゃあまずは誰から食べようかな・・・」
149 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 21:01:54.46 ID:B/wZcSaP0
今日はこの辺で・・・今日中にまた来るかもしれません

なんとか物語も中盤越えた辺りかな?
もう少し続きます・・・
150 :1だ [sage]:2012/01/12(木) 21:05:31.66 ID:B/wZcSaP0
>>147 コメントありがとうございます

自分でも半分呆れるほどです・・・・・

ssはよく見てたんですが、読むのと書くのは違うってことですねorz    
151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/12(木) 22:09:00.41 ID:HMR+xZoSO
初めてだから仕方ない部分はあるが、>>1で設定等の言い訳をつらつらと並べてあるのは、はっきり言って人を遠ざけてる感はある
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/01/13(金) 12:27:41.51 ID:hhVFRQBK0
短編で始めれば良かったのに。
なんでいきなりスレ建てて長編連載なんぞ……
153 :1です [sage]:2012/01/13(金) 17:39:47.64 ID:vW+T9A1q0
>>151 コメありがとうございます。
ワンクッション入れることで嫌いな人に不快な思いをさせずにすむかと・・・(結局感じさせてしまってますが)

>>152 コメあるがとうございます
そうですね・・・これHTML化させて別の作ろうかな・・・どうせしばらく書き込めないし・・・
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/14(土) 02:52:14.55 ID:le5PyTyA0
拷問紬って憂「きみをおそろしい運命からすくいにきた?」で[たぬき]にやっつけられたんじゃ…
155 :1だよ [sage]:2012/01/15(日) 01:32:33.49 ID:1MqVoHG90
やっぱりいっぺんに救う話は止めよう
>>152さんの言うとおり短編で初めてみます・・・

読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/16(月) 00:52:46.53 ID:frk+T2H4o
クソつまんない展開にオリ鯖がキモい
作品が自己完結してる
駄作というかゴミ
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県) [sage]:2012/01/16(月) 01:10:03.72 ID:bzCnY6kno
バッドエンドというよりは中2エンドだな
ここまでするなら言い訳みたいな予防線はらずに堂々と書き殴れば良い
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