唯「トレジャー」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします ：2012/01/13(金) 16:05:20.46 ID:QUwYsx9IO

ことの始まりは憂から始まった

憂「お姉ちゃん、埋蔵金って本当にあるのかなぁ？」

唯「うーんわかんないなぁ。でもあることにはあるんじゃない？」

憂「ふーん。そうなんだ。もし掘り当てたら私たち億万長者かもね？」

唯「あはは確かにそうかもね」

そんな話をしていたところだった。

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1.5 ：荒巻＠管理人★(お知らせ) [Twitter]： ID:???

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旅にでんちう ＠ 2024/04/17(水) 20:27:26.83 ID:/EdK+WCRO
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木曜の夜には誰もダイブせず ＠ 2024/04/17(水) 20:05:45.21 ID:iuZC4QbfO
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いろは「先輩、カフェがありますよ」【俺ガイル】 ＠ 2024/04/16(火) 23:54:11.88 ID:aOh6YfjJ0
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こんな恋愛がしたい　　安部菜々編 ＠ 2024/04/15(月) 21:12:49.25 ID:HdnryJIo0
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2 ：Hill ：2012/01/13(金) 16:07:09.70 ID:QUwYsx9IO

完結まで時間がかかりそうなのでコテハンつけます。

3 ：Hill ：2012/01/13(金) 16:15:49.55 ID:QUwYsx9IO

ぴんぽ〜ん
憂「はーいどちら様でしょうか？」ガチャ

紬「夜分遅く失礼します。唯ちゃんいる？」

唯「あれぇ むぎちゃんどうしたの？」

紬「実はちょっと困ったことになっちゃったの…」

唯「まぁとりあえず上がんなよ」

紬「じゃあお言葉に甘えてお邪魔します。」

居間！

唯「それで困ったことって何？」

紬「実はねここら辺で埋蔵金が見つかったみたいなんだ」

唯「それって本当？」

紬「ええ本当よ。でもあまり人に知って欲しくないの。だから極力他の人には言わないでくれる？」

唯「うん。わかったよ」

紬「ありがと。助かるわ。」

4 ：Hill ：2012/01/13(金) 16:27:42.44 ID:QUwYsx9IO

憂「紬さんお茶でもどうぞ。粗茶ですが。」

紬「ありがと。あっ憂ちゃんもちょっとここに座って？」

憂「はい。なんでしょうか？」

紬「いまからいうことは黙ってて頂戴ね？」

憂「はい。わかりました。」

紬「それでね、さっきも唯ちゃんにいったんだけどねここら辺で埋蔵金が見つかったみたいなのよ」

憂「えっそれって本当ですか？ さっきまでお姉ちゃんと埋蔵金について話してたんですよ」キラキラ

紬「えっ憂ちゃん埋蔵金に興味あるの？」

憂「えっと興味ってほどではないんですけど、もし埋蔵金が見つかったら楽できるかなぁみたいなことを思ってるだけなんですけどね」

紬「そう。なら話は早いわね。」

唯「なんの話？」

紬「それはね、」

5 ：Hill ：2012/01/13(金) 16:43:53.45 ID:QUwYsx9IO

紬「私、埋蔵金発掘の手伝いをしなくちゃいけなくなっちゃったんだよね」

紬「そこで唯ちゃんたちに手伝ってもらおうかなと思ったんだけど…」

唯「それって私たちだけ？りっちゃんたちは？」

紬「もちろん聞くつもりよ。それで一番最初にきたのがここなんだ。」

憂「それって危険じゃないですか？もしお姉ちゃんに何かあったら…ただじゃ済まないですよ」ニコニコ

紬(この子の殺気ハンパない)

紬「うっわかっているわ危険なことはないわ。」

憂「それなら私はいいですよ？ お姉ちゃんは？」

唯「うん。面白そうだからやってみたい。」

紬「それを聞いて安心したわ！」

紬「それじゃ今日はもう遅いからまた明日ね！」

唯「うん！ わかった。」

玄関！

紬「今日は話を聞いてくれてありがとね！それじゃまたね。」ガチャ

バタン

6 ：Hill ：2012/01/13(金) 16:50:13.26 ID:QUwYsx9IO

唯「うい？ どうかした？」

憂「なんか紬さんなんか変だったから…ちょっと気になっただけだよ」

唯「ふーん。私には普通に見えたけどな？」

憂「うーん私の思い過ごしかもしれないし…」

唯「あまり考えすぎちゃ体に悪いよ？」

7 ：Hill ：2012/01/13(金) 16:56:45.41 ID:QUwYsx9IO

憂「うん。そうだねそうするよ。」

唯「もう遅いから寝よ？」

憂「そうだね。 おやすみ」

…いま考えてみればここで気づけばよかった。私がイヤっていえば全てがいい方に向かったのに…

紬「…」コツコツ

紬(母さん…絶対に助けるから待ってて)

紬「私ってサイテー」グスッ

8 ：Hill ：2012/01/13(金) 17:06:46.59 ID:QUwYsx9IO

これで一部「ほったん！」は終わりです。
次の投下まで少し時間を開けたいので(ものがたりの構成を考えたいので…)
保守お願いします。
序盤中の序盤で申し訳ありません。
それでは第二部「かんゆう！」まで
少々お待ちを
Hill

9 ：Hill ：2012/01/13(金) 23:29:46.88 ID:QUwYsx9IO

翌日

3年教室！

ガラッ

唯「おっはよー」

律「おっ 今日は珍しく遅刻ギリギリじゃないんだなぁ」

唯「今日は早くおき…ごほん自分でちゃんと心がけて起きたんだよぉ」

律「本当かぁ？ まあいいけどところで唯今日の現国の宿題してきた？」

唯「あっ家においてきた…」

律「ははは やっぱ唯はこうでなくちゃな。あっみおちゅぁん宿題見せて」

澪「結局律も一緒じゃないか」ゴツン

律「みおちゅぁん…ひどいよー」ヒリヒリ

紬「この空気が私たちよねぇ」ニコニコ

10 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/01/14(土) 10:57:22.01 ID:bEWsnQhio

NIPで保守は要らないよ
３ヶ月放置するつもりでなければ。

11 ：Hill ：2012/01/14(土) 23:49:01.80 ID:IAkwIuXIO

>>10
あっ
ども

12 ：Hill ：2012/01/15(日) 00:27:59.35 ID:ZkqD72IIO

唯「ところで昨 紬「唯ちゃんそのことはあとにしましょ」

澪「そのことってなんだ？」

紬「そのことはまたあとで…ね？」

澪「ああわかった」

ガラッ

現国教師「おーい授業始めるから席につけー」

なんにもない一日が始まる。

----------えーここがこうであってだな

昨日のことなんだったろう。

憂にはなんともないっていってたけどむぎちゃんの様子はなんか変だった…

結局なんだってんだろ？

うーんわかんないや

13 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/01/16(月) 15:24:13.89 ID:cJGwIqD80

ギャグとかカオスSS以外で憂選手は嫌われるぞ

14 ：Hill ：2012/01/18(水) 17:10:08.10 ID:o1P6UccIO

>>13
憂選手は登場しません。
意味深な発言のフラグは後々回収するつもりです。

15 ：Hill ：2012/01/18(水) 18:38:24.37 ID:o1P6UccIO

それに放課後になったらわかることだし…

いっか！

…普通だったらこれで忘れられるのだが今日は全く忘れられる気がしない。

嫌な予感がする。とても不吉な…

そんなことを考えているうちに最後のHRが終わろうとしていた。

山中「最近ここら辺で誘拐が起こっているので帰る時は友達と帰ることにしてください。では号令」

和「気をつけ、礼」

皆「ありがとうございましたぁ」ガタガタ

HRが終わり各々、部室にいくものもいれば帰路に着くものもいる。

私は後者だ。

16 ：Hill ：2012/01/18(水) 19:07:53.30 ID:o1P6UccIO

和「あっ唯、今日一緒に帰らない？」

唯「うん、いいよ。 でも和ちゃんからお願いされるのは少し新鮮だなぁ？」

和「わっ私だって女の子なんだから仕方ないでしょ？」

唯「わかってるよ。 ほんと和ちゃんをからかうのは面白いなぁ」ケラケラ

和「もう知らないんだから///」プンプン

唯「和ちゃんのそういうところもかわいい でも頼んだのそっちだよね？」

和「うっ もう私生徒会いくね///」ダッ

唯「あぁ和ちゃん校門に終わったら集合ねー」

17 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]：2012/01/18(水) 19:11:57.68 ID:+vdZfJA2o

ｺﾃ付けるなら酉もつければ？

18 ：Hill ：2012/01/18(水) 19:49:12.02 ID:o1P6UccIO

唯「今の聞こえてたかなぁ」

さっきの子は和ちゃん 和って書いてのどかと読む。

家が近くて幼稚園の頃から家族ぐるみで仲良くしてきた。

今でも仲良くしている。

ちなみに彼女の好物は海苔である。

さて、そろそろ部室にいくか

私は軽音楽部に属している

19 ：Hill ：2012/01/19(木) 00:28:06.23 ID:APWs8usIO

>>17
やってみます。

20 ：Hill ◆Yg4ocFu7rU ：2012/01/19(木) 00:55:14.55 ID:APWs8usIO

最初はどこにも入るつもりはなかったが

和ちゃんの強い勧め？によって軽音部に入ることになった。

軽音部というぐらいだからカスタネットでも叩くだけとたかをくくっていたが

まさかギターを弾くことになるとはね…

3年前の私には到底思慮に及ばなかっただろう。

さぁ昔話はここまでにして部室にいくかぁ

あずにゃん分も補給しなきゃだし、むぎちゃんの事情も聞かないとだねフンス

21 ：Hill◇Yg4ocFu7rU ：2012/01/21(土) 02:20:25.35 ID:0sTZHYwIO

けいおんぶぶしつまえ！

唯「おくれてごめーん」

律「まあ、唯のことだししょうがないっしょ」

澪「さっき来たお前がいうな」ゴツン

律「いたいよぉみおしゃぁん」ヒリヒリ ウルウル

紬「はい、唯ちゃん お茶」

唯「わーい、むぎちゃんありがと」

唯「あっあーずにゃん」ダキッ

梓「わっ いきなり抱きつかないでくださいよ///」アセッ

22 ：Hil ：2012/02/05(日) 22:53:17.48 ID:fZolFUZIO

唯「べつにいいじゃぁん まあ先輩なんだし？」

梓「もうっ///唯先輩ったら///」テレテレ

唯「あーあずにゃん照れてるぅ」ツンツン

梓「もうっ唯先輩離れてくださいっ」ドン

唯「いてて、もーうあずにゃんったらひどいぃ」

23 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/02/06(月) 04:07:45.70 ID:5B5W/7spo

つまらん
やり直せ

24 ：Hil ：2012/02/06(月) 19:52:25.61 ID:6ZfxsyOIO

律「ところでむぎ何か話があるとか言ってたよな？」

紬「えぇ… ちょっとお願いがあるの」

澪「へぇ むぎがお願いことなんて珍しいな」

紬「まぁね 。」

紬「前置きは置いていて、本題にもどるわね… その前に少し注意があるんだけど…」

律「その注意ってなんだ？」

紬「今からいうことは他言無用でお願いしてもいいかしら。もし言った場合は…最悪ヤツに殺さハメになってしまうわ」

紬「そうなったらもう私の力では何もできなくなってしまうの」

25 ：Hil ◆IPLAckzy3k ：2012/02/07(火) 07:34:18.65 ID:IawU8/PIO

澪「そんなに重要な話なの…か？」

紬「…うん」

唯(やっぱり何かおかしい… でも今の情報だけじゃ決定的な証拠がないから疑いたくない)

唯(ならここはカマをかけてみるか…)

唯「わたしたち友達でしょ？ なら隠し事なんてしないでいいじゃん」

律「そうだぞっ 私はむぎの話を聞く。」

澪「ちょっと怖いけどここでにげちゃ…ね」

梓「聞いてやるです」

唯「私も逃げないで聞くよ」

唯(これで逃げられない…はず)

26 ：Hil ◆IPLAckzy3k ：2012/02/07(火) 07:44:20.19 ID:IawU8/PIO

紬「みんな…ありがとう。 じゃあ話すわね。」

唯(よしっ きたっ)

紬「実はね、この地域のある一角に埋蔵金の存在が確認されたの…」

律「えっ、それマジなのか？」

紬「えぇ でも少し問題があるの…」

澪「どんな問題だ？」

紬「さ、いやお父様に絶対にばれてはいけないの…」

27 ：Hil ◆IPLAckzy3k ：2012/02/07(火) 07:55:31.69 ID:IawU8/PIO

唯(いま"さ"って言いかけたような… さってことはサツ→警察のこと？)

唯(でも埋蔵金発掘が法に触れることはないはず。じゃあなんで？)

唯(うーん、わかんないなぁ。もうちょっとカマをかけてみるか…)

唯「なんでお父さんにばれちゃいけないの？」

紬「いまの段階でそのことは言えない。 ごめんねみんな…」

唯「別に話したくないことだったらいいよ」

唯(やっぱりここはかわされたか…まあ現時点の情報は憂に全部教えてっと)

唯(焦る必要もないしね。ここはじっくりと)

律「それで私たちにお願いってなんだ？」

28 ：Hil ◆IPLAckzy3k ：2012/02/07(火) 08:06:28.43 ID:IawU8/PIO

紬「それでお願いっていうのは…」

紬「みんなに埋蔵金発掘を手伝ってもらいたいの…」

紬「なんでかっていうとねお父様に言わないってことは、人材も使えないってことなんだ…」

紬「だから、気心が知れる軽音部のみんなが手伝ってくれたらな…って」

紬「もし嫌なら断ってくれてもいいわ。でもその代わり他言無用でお願いします。」

唯「私はいや私達は行くって決めてるんだ」

澪「私たちっていうことは憂ちゃんもか？」

唯「うん。たとえみんながいかないとしても私達は行く。だってむぎちゃんとは友達だもん。」

紬「唯ちゃん…ありがとう。」

律「私もいくぞぉ部長として黙ってる訳にゃいかねえからな」

29 ：Hill ◆IPLAckzy3k ：2012/02/08(水) 22:08:09.34 ID:7E5+s6lIO

紬「りっちゃん…ありがとう。」

澪「私も少し怖いけど…やるよ」

紬「澪ちゃん…ありがと。」

律「よっしゃ全員行くって決まったな。ところで何をするんだ？」

紬「見つかったところ周辺を手作業で採掘することになるわ」

紬「だから少し重労働になるけど…いいかしら？」

律「もちろん」

梓「もちろんです」

澪「もちろんだ」

唯「もちろんだよっ むぎちゃん私達軽音部で頑張ろうね！」

30 ：VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]：2012/03/09(金) 11:01:20.56 ID:W+Gu983IO

待つ