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ドヴァキン「従者とは?」 リディア「どこへでも付いて行きます」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 18:19:53.43 ID:W4RGvHj20

○ Skyrimのお話です
○ 原作を知らなくても分かる程度の内容となっております
○ リディアさんマジ従者



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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
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全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
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君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
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笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
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【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
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トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
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【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
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ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
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2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 18:20:40.89 ID:W4RGvHj20
ドヴァキン(ホワイトランのドラゴンを倒したらお礼に首長が従士にしてくれた。)

     (特典でホワイトランでの家の購入権をくれるそうだ。購入権て。)

     (家は自分で買わないといけないのかよ、にしても5000Gは高いなぁ..)

首長「あぁそうそう、従士には従者を1人つける事になってるぞ」

ドヴァキン「従者?」

首長「優秀なヤツだよ、きっと気に入ると思う(たぶん) さ、紹介しよう」

リディア「初めまして従士サマ、わたくしはリディアと申します」

ドヴァキン「えっ!?女の人?」

首長「女性だと不都合だったかな、何なら他の屈強な男(ガチホモ)を」

3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 18:22:08.12 ID:W4RGvHj20
ドヴァキン「い、いえ。光栄です。よろしくねリディアさん」
     (綺麗な人だなー)

リディア「はっ!よろしくお願いします従士サマ」

首長「はっはっは、良かった良かった(主に食費的に)」

ドヴァキン「それでは失礼します、首長」

首長「うむ、有事以外は自由に冒険しててかまわんからな。あと、早く家買えよー」(ニヤニヤ)
ドヴァキン「? はい、お金が貯まり次第。」


4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 18:22:38.64 ID:W4RGvHj20
       【ホワイトラン城下町】


ドヴァキン「えっと、リディアさんは従者なんだよね」

リディア「はい、従士サマ専属の家来です」

ドヴァキン「従者ってのは何をするの?」

リディア「従士様の剣と盾になりましょう」

ドヴァキン「えっと、その具体的には」

リディア「従士サマが行く所、どこへでも付いて行きますわ」

ドヴァキン「なにそれ怖い」
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 18:23:23.90 ID:W4RGvHj20
ドヴァキン「それで、リディアさん

リディア「あの、従士サマ」

ドヴァキン「何?リディアさん」

リディア「どうぞ私の事は“リディア”と呼び捨てでお呼びください」

ドヴァキン「リディア」
リディア「はい、従士サマ」

ドヴァキン「リディアさん」
リディア「はい、従士サマ」

ドヴァキン「あの、やっぱり...リディアさんって呼んでいい?」

リディア「従士サマが望むのでしたらそのように」

ドヴァキン(なんだか調子狂うなぁ。。)
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 18:24:17.14 ID:W4RGvHj20
リディア「それで従士サマ、何かご予定は?」

ドヴァキン「そうだな、首長から賞金首の情報貰ってるからそれの討伐かな」

リディア「お供しますわ、従士サマ」
 ぐぅ〜〜っ(お腹の音)

ドヴァキン「」
リディア「 ///////  」かぁっ

ドヴァキン「ま、まずは食事に行こっか」

リディア「お供しますわ、従士サマ///」
 ぐぅ〜〜っ(お腹の音)

7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 18:27:26.61 ID:W4RGvHj20
     【宿屋兼酒場:バナード・メア】

店主「らっしゃい!あんたが噂のドラゴンボなんちゃらかい?」

ドヴァキン「一応そうらしいです」

店主「町の英雄に来て貰えるとは光栄だね。さっ、すぐ作るからどんどん注文してくれ」

テーブルの上:鹿肉のシチュー
         ホイールチーズ
         スイートロール
         ハチミツ酒

ドヴァキン「うん、このシチュー塩が効いてて美味しいな」

リディア「 じーっ 」

ドヴァキン「あれ?リディアさん食べないの?」

リディア「従士サマのお許しが出ていませんので」 ぐぅ〜〜っ(お腹の音)

ドヴァキン「」

8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 18:28:25.85 ID:W4RGvHj20

ドヴァキン「あのねリディアさん」

リディア「はい、何でしょう」 ぐぅ〜〜っ(お腹の音)

ドヴァキン「そこまで畏まらなくていいよ、召使いじゃないんだから」

リディア「しかしそれが従者たるべきと教わりました」 ぐぅ〜〜っ(お腹の音)

ドヴァキン「うーん......ねぇリディアさん」

ドヴァキン「今度から食事に関しては一切遠慮しなくていいよ」

リディア「それではきっと従士サマに迷惑がかかってしまいます」 ぐぅ〜〜っ

ドヴァキン「ちゃんとご飯食べないと戦えないでしょ、これは命令だ」

リディア「わかりました。いただきます」 パクッ
リディア「 スイートロールおいしいです。 」 モグモグ ニコニコ

ドヴァキン(かわいいなぁ)

9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 18:32:51.77 ID:W4RGvHj20
モグモグ

ドヴァキン「料理なくなっちゃったな、リディアさん遠慮せずにどんどん頼んじゃって」

リディア「それでは遠慮なく。 
店主、じゃあこの

・アップルキャベツのシチュー
・ビーフシチュー
・キャベツのポテトスープ
・牛肉のステーキ
・鶏の胸肉のグリル
・ホーカー(巨大アザラシ)のローフ
・馬肉のロースト
・ヤギの足のロースト
・キジ肉のロースト
・兎肉のロースト
・サケのステーキ
・スローターフィッシュの焼き身
・鹿肉のチョップ
・ハニーナッツのおやつ
・スイートロール をお願いします。」  (合計250G)

ドヴァキン「なにそれこわい」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 18:35:30.77 ID:W4RGvHj20

リディア「ごちそうさまでした従士サマ。久しぶりにお腹一杯食べれました」

ドヴァキン「うん、リディアさんが喜んでくれて嬉しいよ。 ハハハ」

ドヴァキン「今までお城では食事どうしてたの?」

リディア「山賊討伐1匹につきスイートロール1個支給でした」
※みんなだいすきスイートロール(1個10G)

ドヴァキン「鬼かよ首長」

リディア「最近では周辺の山賊がめっきり減っちゃってお腹すいてました」

ドヴァキン「そうだろうねぇ...」

リディア「あ、 あの、食費やっぱり大変でしたかっ?明日からは我慢します」オロオロ

ドヴァキン「いや、男には二言は無いよ。リディアさんはいっぱい食べていっぱい戦ってね」

リディア「はいっ!従士サマ、いっぱい食べます!」 ニコニコ

11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 18:41:47.79 ID:W4RGvHj20
抜かしたっ。

リディア「キジ肉おいしいです」 モグモグ ニコニコ

店主「お連れの嬢ちゃん よく食べるねぇ」

ドヴァキン「賞金首って幾らだっけ...あぁ100Gなんだ。アハハ」

店主「私も昔はアンタみたいな冒険者だった。だが膝に矢を受けてしまってねぇ..」

リディア「従士サマ、それ食べないなら貰っていいですか?」

ドヴァキン「ああ、うん、どうぞお食べください」

リディア「兎肉おいしいです」 ニコニコ モグモグ

ドヴァキン(かわいいなぁ、)
ドヴァキン(かわいいけど)
ドヴァキン「俺の財布がマッハでやべぇ!」

図ったなホワイトラン首長!


リディア「ごちそうさまでした従士サマ。久しぶりにお腹一杯食べれました」

ドヴァキン「うん、リディアさんが喜んでくれて嬉しいよ。 ハハハ」

ドヴァキン「今までお城では食事どうしてたの?」

リディア「山賊討伐1匹につきスイートロール1個支給でした」
※みんなだいすきスイートロール(1個10G)

ドヴァキン「鬼かよ首長」

リディア「最近では周辺の山賊がめっきり減っちゃってお腹すいてました」

ドヴァキン「そうだろうねぇ...」

リディア「あ、 あの、食費やっぱり大変でしたかっ?明日からは我慢します」オロオロ

ドヴァキン「いや、男には二言は無いよ。リディアさんはいっぱい食べていっぱい戦ってね」

リディア「はいっ!従士サマ、いっぱい食べます!」 ニコニコ
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) :2012/01/22(日) 18:43:40.42 ID:UAPCRgv7o
これは・・・・・アリだな!
Skyrimスレに貼りつけたい願望を俺は抑える

けど是非頑張って欲しい
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 18:44:02.43 ID:W4RGvHj20

リディア「んっ ふわ〜〜っ」 (あくび)

リディア「じゃぁ暗くなりましたが山賊狩りに行きましょう」

ドヴァキン「えっと、もう夜だし今日は泊って討伐は明日にしようっていうかリディアさんすっごい眠そう」

リディア「ごめんなさい従士サマ。ふわ〜〜っ」 (あくび)

ドヴァキン「店主、部屋空いてる?」

店主「あいよー1泊10Gだ。 ホワイトラン最高の寝床を用意してるよー」

ドヴァキン(食費より圧倒的に安いのはなぜなんだろう...まぁ助かるけど)

14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 18:45:24.56 ID:W4RGvHj20
     【部屋:ダブルベッド1つ】

ドヴァキン「店主」

店主「あいよ」

ドヴァキン「相部屋なのはしょうがないとして、何でベッド1個なの?」

店主「えっ、だってアンタらそういうのだろ?」

ドヴァキン「そういうのじゃねぇよ」

店主「じゃあどういうのだよ」

リディア「私は気にしませんから///」 チラッ チラッ

ドヴァキン「すごい意識してるしっ!」

リディア「従士サマが気になさるようでしたら私は立って寝ます!」

ドヴァキン「いやいや、ムリでしょ」

リディア「平気です、お城ではいつも立って寝てました」 フラフラ

ドヴァキン「鬼かよ首長!」

ドヴァキン「って、全然平気そうじゃないじゃん。いいよもう同じで、リディアさんが嫌じゃなければ」


店主「 ガンバレ ( ゚∀゚)b 」 (親指ぐっ)

ドヴァキン「その指をへし折ってやろうか」

15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage]:2012/01/22(日) 18:46:58.30 ID:W4RGvHj20
>>12 誰も見てくれてないかと思ってましたww
ありがとうございます。
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage]:2012/01/22(日) 18:48:19.53 ID:W4RGvHj20

ドヴァキン「狭くない?っていうか俺の身体臭くない?大丈夫?」

リディア「大丈夫です、気にてしませんからっ 昔牛の世話とかしてましたし」

ドヴァキン「なんか地味に傷つくわ」

リディア「こ、これから慣れますからっ////」

ドヴァキン「慣れなくていいよ 一緒のベッドとか今日だけにするから」

リディア「・・・ムッ」

ドヴァキン(何でちょっと残念そうなの)

ドヴァキン「おやすみ リディアさん」

リディア「おやすみなさいませ従士サマ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/01/22(日) 18:49:47.06 ID:J5b7LkhTo
>>15
俺も見てるぞ、投下中だからあまりレスしないでいたんだ

とりあえず続き期待
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage]:2012/01/22(日) 18:50:20.71 ID:W4RGvHj20

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ドヴァキン(意識しちゃって眠れないなぁ) チラッ

リディア( じ〜っ )

ドヴァキン(すっごい見てるし!)

ドヴァキン「あの、リディアさん、眠くないの?」

リディア「凄く眠いですけど従士サマが寝るまで起きてます」( じ〜っ )

ドヴァキン「その、やっぱり従者だから?」

リディア「はい、従士サマが安全に就寝できるように見張るのが従者の務めです」 キリッ

ドヴァキン「えっと、見られてると眠れないからできれば見ないで欲しいかなって..」

リディア「じゃあ眼をつぶって起きてます」

ドヴァキン「うん、いいよそれでもう」

19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage]:2012/01/22(日) 18:53:03.45 ID:W4RGvHj20
・・・・・・・・・・・・・・・・・

ドヴァキン「リディアさん?」

リディア「 zzzzzzz 」 

ドヴァキン(はやっ!寝るの早っ!)

リディア「従士サマ....」

ドヴァキン「何?リディアさん」

リディア「 zzzzzzz 」 スピー

ドヴァキン「何だ 寝言か」

リディア「どこへでも付いて行きますよ従士サマ..」

ドヴァキン「うん。」

リディア「お腹いっぱいです..もう食べられません...ムニャムニャ」

ドヴァキン(明日からいっぱい稼がないとぁ)

20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/22(日) 18:53:29.03 ID:RkP9Xj/IO
バナードメアの店主は女やんか!
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage]:2012/01/22(日) 18:53:53.12 ID:W4RGvHj20


[アイキャッチ] 乙女マチルダの渾身の一撃!

ちょっと休憩
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/01/22(日) 18:58:42.29 ID:eY7vYc1Ho
おいおいドヴァキンの嫁は雌ライオンだろ
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 19:02:50.76 ID:W4RGvHj20
嫁:ミーコ
従者:リディアさん
愛人:アエラ      ですかね
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 19:03:52.70 ID:W4RGvHj20
           人物説明

【ドヴァキンさん】
軽装・魔法剣士型
ノルド(北欧系)の無精ひげマッチョで、獣のような体臭がするが心優しい紳士、
伝説のドラゴンボなんとからしい
現在レベル10くらい

【リディア】
従者の鑑
プレイヤーの好みに合わせてナイフから両手剣・弓全ての武器を使いこなす根っからの戦士
重い鎧もへっちゃら。全力疾走でどこまでもドヴァキンさんに付いて来る。
リディアさんマジ従者

自宅待機してるリディアさんはいつも何か食べてるので
>>1の中では腹ぺこキャラ

凛々しいリディアさんのお姿
ttp://s3.amazonaws.com/imgly_production/2714660/large.jpg
ttp://blog-imgs-48.fc2.com/s/k/y/skyrimghost/20111222_05.jpg

【ホワイトラン首長】
次期上級王との呼び声も高いオッサン
息子はクソガキ 娘は可愛い

【店主】
宿屋兼酒場:バナード・メアの女店主。 本名はフルダさん
近々引退を考えているようだ
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 19:14:10.25 ID:W4RGvHj20
チュンチュン チュンチュン             オハヨウゴザイマス... ちゅっ。


『十分な休息が取れたようだ』 デデデドン

ドヴァキン「ふぁ〜 いつもは1時間睡眠だから久々によく寝れたな」
(※ドヴァキンさんは特殊な訓練を受けています。決してマネしないでください)

リディア「おはようございます従士サマ」 モグモグ

ドヴァキン「もう何かいっぱい食ってるし!」

リディア「昨日の残りらしいので店主がタダでくれました。スイートロールおいしいです」 ニコニコ

ドヴァキン「あ、うん」

リディア「従士サマも食べますか?どうぞ」

ドヴァキン「ありがとう、俺は朝食これ1個でいいよ」

リディア「従士サマは小食なんですね」 モグモグ

ドヴァキン(リディアさんが大食いすぎなだけだと思う)
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/22(日) 19:16:02.61 ID:G3ogNl1IO
リディアさんいつも寝室で何かしらモグモグしてるよね
それはそうと弓の射線上を突撃してくのやめてください
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 19:17:14.87 ID:W4RGvHj20

ドヴァキン「おはよう店主、朝食ありがとう」

店主「 おはよう ございます。ゆうべは おたのしみでしたね。( ゚∀゚)b 」

ドヴァキン「その指をヘシ折ってやろうか」

リディア「店主さんごはんおいしかったです!」

店主「頑張ってね嬢ちゃん」

リディア「? はい頑張ります!」

28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 19:18:28.06 ID:W4RGvHj20

    【ホワイトラン城門前】

ドヴァキン「山賊の溜まり場は【レドラン家の隠居所】だったな」

リディア「場所を衛兵に聞きましょうか」

衛兵「同じノルド人として、何か手伝えることはあるか?」

ドヴァキン「あのですね、」
衛兵「当ててやろうか?ww 誰かにwwスイートロールをwwww盗まれたんだろう?wwwwww」

衛兵「その辺の家の鍵をww少しでもいじってみろwwwwすぐに牢屋にブチ込んでやるからなwwwwwwww」

衛兵「俺も昔はww冒険者だったんだがwwww膝に矢を受けてしまってなwwwwwwwwwwwwwwww」

ドヴァキン「うぜぇ コイツ」

29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 19:20:45.07 ID:W4RGvHj20
      【 道中 】

リディア「良く考えたらそこ、前にも山賊討伐に行った事ありました」

ドヴァキン「衛兵うざいわー ムカツクから所持金スってやったけど」 つ28G

リディア「あ、見てください従士サマ、 マンモスですよ。」

ドヴァキン「へー マンモs


                           _, - 一 - ,  
                          ィヽ:::.      ゙i   _/\/\/\/|_
                         r´:゙i゙i:::::. ,. - ─- ,゙i   \          /
                         |::::::i|:::/::::::::/゙i::...i   <  パオーン! >
                         |::::::|::゙i :::::::::〈:.  く ヽ  /          \
                         |:::::::|:::::.    ヽ:::. ヽ ゙i   ̄|/\/\/\/ ̄
                _,, -−─‐─‐─ |:::::::|:::::::    i:::: ヽi    
             ,r'"             |::::::::|:::::::.    i、:::: .~\
          /              |::::::::|::::::::.    \:: ~\
           , ィ               ヾ:;;;;イ:::::::::.  ,. -=\:: ~.\
       ,r' /                  i:::::::::::.    :::::::\::: ~\
        ノ ,イ                   i::::::::::::::.      i\:: ~\
     // ,'    ..::'"⌒ヽ、            i::::::::::::::.      i  \;;;;;;;;゙゙
   / /  !:.         ゙、            i;;;;;;;;;;;;;;.____,ノ
   ( (   |:::..        i::.                  <  
   ヽ、)  !::::...          !::::...       ゙、::..       ゙ 、      
       人:::::::..        ゙、::::::::.......___,,ゝ、:::..      ヽ      
      /::::...\::::::....       ヾ ̄ ̄    /::::..ヽ、:::..      \ 
     ,'::::::::::::....ヽ、:::::....       ゙、    ノ::::::::::::::...\::::...    ヽ 
     〈:::::::::::::::::::::/`ヽ、:::::.....    〉   〈:::::::::::::::::::::...人:::::::::.....   〉   
     `ー─一'"    `ー─一'゙     `ー−一'"   `ー─一'゙ 
リディア「美味しそうですね」

ドヴァキン「美味し...そうか?」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 19:24:29.51 ID:W4RGvHj20

ドヴァキン「しまったな ここ巨人の野営地か」

リディア「マンモスを飼育してるんですよね巨人」

リディア「やっちゃいましょう従士サマ、そしてマンモスステーキ食べましょう」 じゅる

ドヴァキン「ムリムリムリムリ!殺されるから! 巨人にもマンモスにも一撃で殺されるから!!」
(※巨人とマンモスはぶっちぎりでドラゴンより強い。ドラゴン(笑) )

ドヴァキン「あいつら足速いからなぁ、見つからない内に逃げないと」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 19:26:43.40 ID:W4RGvHj20
巨人「ゴェーーーー!」 
リディア「あっ、従士サマ。手遅れみたいで ―――
すっ


                          このへんにリディアさん→ ・
                                        
            _∧巨∧                        /  
        / ̄ ( ・∀・)⌒\                    <<  
   __    /  _|     |   |  ドゴォッ!!
   ヽヽ   /  /  \    |   |           ,,,,,,,iiiiillllll!!!!!!!lllllliiiii,,,,,,,
    \\|  |____|   .|   |           .,llll゙゙゙゙゙        ゙゙゙゙゙lllll,
     \/  \       |   |           .|!!!!,,,,,,,,       ,,,,,,,,,!!!!|
     | ヽ_「\      |   |、         |  ゙゙゙゙!!!!llllliiiiiiiiiilllll!!!!゙゙゙゙ .|
     |    \ \――、. |   | ヽ         .|     .゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙     |
     |   / \ "-、,  `|  |  ヽ       |               |
  _/   /    "-, "' (_  ヽ  ヽ      .|               |
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ドヴァキン「リディアさん吹っ飛ばされたーーーッ!!!!」

32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 19:29:57.09 ID:W4RGvHj20

ドヴァキン「何とか逃げ切れた...」 ハァハァ

ドヴァキン「リディアさん上空200メートルくらい吹っ飛ばされてたな。こっちの方かな」

ドヴァキン「出会ったばかりなのに死なせてしまうなんて...」 シクシク


ドヴァキン「俺の責任だ...きっと原型も留めないほどグシャグシャに」シクシク


ドヴァキン「リディアさーーん!!」

サーン !

サーン !




リディア「はい、従士サマ」

ドヴァキン「ピンピンしとるーーーー!!!」 ガビーン

リディア「いえ、立派に瀕死です。何か食べる物ください従士サマ」ぐぅ
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 19:31:49.17 ID:W4RGvHj20

ドヴァキン(とりあえず応急処置で緑のりんごを20個ほど与えてみた)
     (今度、対象回復魔法買っておこう...)

リディア「全く酷い目にあいました」 モグモグ

ドヴァキン「ごめんねリディアさん、俺が周りを見てなかったばっかりに」

リディア「いえ、気になさらないでください。それよりマンモスステーキ食べたかったです」

ドヴァキン「本当に大丈夫?リディアさん(主に頭とか)」


※ 巨人のクリティカルを貰うと実際に垂直200mくらい吹っ飛ばされる。
  プレイヤーはもちろん即死だがリディアさんは落下しても片膝をつく程度で済む
  リディアさんマジ鋼鉄の身体。
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 19:35:43.19 ID:W4RGvHj20

リディア「マンモスのチーズおいしいです」モグモグ

ドヴァキン「ドサクサにまぎれて何か盗ってきてるし!恐ろしい子!」

リディア「着きました。ここが【レドラン家の隠居所】ですね」モグモグ

リディア「何度討伐しても暫くしたらまた沸くんですよねぇ山賊」

ドヴァキン「よし!頑張って制圧するぞ」

リディア「おー!」

35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 19:40:02.15 ID:W4RGvHj20
        【洞窟内】

山賊「ココニクルベキジャ ナカッタナー!」

山賊「オマエノ ゴールドヲカゾエルノガ タノシミダー!」

山賊「アタマネジキッテ オモチャニシテヤルゼー!」

ドヴァキン「所詮は 山賊 風情! 」 ゴゴゴゴ

ドヴァキン「接近する 前に 魔法で削って!」 ゴゴゴゴ

山賊「ここに来るべきじゃなかったなー!(主にオレが)」

ドヴァキン「剣でトドメだ!」 (斬首フィニッシュムーブ)
サンッ!
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 19:42:50.90 ID:W4RGvHj20

ドヴァキン「へへっ、 どうだいリディアさん」 ドヤァ

リディア「まてー スイートロール!」 ボゴォ!
山賊「ギャー!」

ドヴァキン「リディアさんにとってはスイートロール1個分の価値なんだろうな。山賊」

リディア「これで8個目っ!」 ドグシャー! 
山賊長「ウギャー!」

ドヴァキン「山賊長も戦槌で一撃かよ....クソ強えぇよ リディアさん」

リディア「ふぅ、これで制圧完了ですね従士サマ」

ドヴァキン「攻守共に劣るとか 自信無くすなぁ...オレ」

リディア「あっ!従士サマ、宝箱がありますよ 宝箱っ!」 ニコニコ

ドヴァキン「お、いいね早速開けようぜ」
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 19:44:18.55 ID:W4RGvHj20
リディア「従士サマ、鍵掛かってますコレ」 ガチャガチャ

リディア「山賊風情が小癪な。ここはこの戦槌でブッ壊」

ドヴァキン「まてーーい!中身まで潰すつもりかっ!」

ドヴァキン「俺、開錠スキルだけは高いんだ、見習い程度の鍵ならココをこうして」 ガチャリ

リディア「凄いです!さすが従士サマ!」 ぱぁっ

ドヴァキン「おっ、結構溜め込んでるなこいつ等。討伐報酬よりよっぽど儲かるな」
     「っていうか マジでケチだなあの首長」

リディア「こっちも大漁です」 ガチャガチャ

ドヴァキン「山賊の装備剥ぎ取ってたの?重いだろ鎧とか」

リディア「軽いモンですよこんなの」 ヒョイ

ドヴァキン「鋼鉄の鎧10個片手で担いでるよこの人」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 19:45:40.65 ID:W4RGvHj20

ドヴァキン「ん?何だろこのメモ 農園裏の山?」
ttp://pds.exblog.jp/pds/1/201201/02/40/a0054040_22392642.jpg

ドヴァキン(これは...宝の地図!?)

リディア「従士サマー めぼしいモノは全部略奪しました。帰りましょう」

ドヴァキン「そうだな、」

リディア「いっぱい動いたのでお腹がすきました」 ぐぅ〜〜っ(お腹の音)

ドヴァキン「ハハ、じゃあ急いで戻ってご飯にしなきゃな」

リディア「どこへでも付いて行きます従士サマ!」 ぐぅ〜〜っ(お腹の音)

ドヴァキン「リディアさんはかわいいなあ」
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 19:47:55.33 ID:W4RGvHj20
        【ホワイトラン】

ドヴァキン「ふー 着いた着いた」

ドヴァキン「じゃあ戦利品売っぱらってくるから酒場で待っててよ」

リディア「はい、早めに来てくださいね従士サマ」 ぐぅ〜〜っ(お腹の音)

ドヴァキン「あー 少し時間掛かるかも知れないからコレで先に何か好きなの食べてていいよ」
つ[300G]

リディア「私が全部食べちゃわない内に来てくださいねっ!」 ( *゚∀゚*)ノシ[300G]

ドヴァキン「 あ 」

ドヴァキン「しまったな、店まで荷物運んでもらえば良かったな」 ズルズル

ドヴァキン「重てぇ、どんんだけ力あるんだリディアさん...」 ズルズル
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 19:49:08.52 ID:W4RGvHj20
         【雑貨屋:ベレソア一般雑貨店】

店員「まいどー」

ドヴァキン「リディアさんが回収してくれたお陰でかなりお金になったなー」

ドヴァキン「うーん しかしまた交渉スキルが大量に上がってしまった」

ドヴァキン「何で戦闘に関係ないスキルばっか上がっちゃうんだろ。俺、戦闘に向いてないのかなぁ?」

ドヴァキン「ま、いっか。 今所持金が3000Gだから――」

ドヴァキン「後200G貯めれば家が買えるな」

ドヴァキン「あ、そうだ!」
       |
   \  __  /
   _ (m) _ ドヴァキーン!
      |ミ|
    /  `´  \
    ^('A`)^
     ノヽノヽ
       くく
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 19:52:03.54 ID:W4RGvHj20

ドヴァキン「あの宝の地図?の場所ってホワイトランの南の農場だな」

ドヴァキン「今からでも直ぐに行けそうだよな。ドーンと稼いで」

ドヴァキン「家買ってリディアさんを驚かせちゃおう!」


       【その頃リディアさん】
リディア「店主、300Gあります。何か美味しい物作ってください」 ( *゚∀゚*)ノシ[300G]

店主「あいよ」

リディア「鹿肉のシチューおいしいです」 モグモグ
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/22(日) 19:55:03.95 ID:RkP9Xj/IO
ホォゥスロォゥ!!
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 19:55:40.52 ID:W4RGvHj20

【1時間経過】

リディア「遅いですね従士サマ」(ソリチュード産の鮭のステーキおいしいです)モグモグ


【3時間経過】

リディア「遅いですね従士サマ」(ベイクドポテトおいしいです)モグモグ


【6時間経過】

リディア「何かあったのでしょうか、従士サマ」モグモグ

リディア「従士サマはお強いから暴漢に襲われてるなんて事は無いと思いますけど」モグ゙


リディア「はっ!」 モ


リディア「 まさかわたし 捨てられたんじゃ!? 」  ポロッ
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 19:58:34.16 ID:W4RGvHj20

リディア「従士サマに限ってそんな...」


リディア「いや、そうかも...」


リディア「き、きっとそうです!私がごはんをいっぱい食べるから...」


リディア「こんな食費の掛かる従者、捨てられて当然です!」 


リディア「どうしよう」 (´;ω;`) ブワッ
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 20:01:38.42 ID:W4RGvHj20

リディア「 \(´;ω;`)/ 」 バッ 
店主「うわっ!ビックリしたっ!」

店主「どうしたんだい 嬢ちゃん。何で泣いてんのサ」

リディア「わたし従士サマに捨てられたかもしれません」(´;ω;`)

店主「うーん アイツに限ってそんな事は無いと思うけどねぇ」

リディア「そうでしょうか ;;」

店主「考えてもみなよ、来たばっかりの町のためにドラゴン倒してくれるようなお人良しだよ?」

リディア「そう・・・ですよね。従士サマは優しくてお強いです」

店主「そうそう」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 20:03:07.93 ID:W4RGvHj20

リディア「でも心配です、道に落ちてる物でも拾い食いしてお腹壊してるのかも」

店主「それは無いと思うなー」

リディア「心配だから探しに行きます!」

店主「待ってた方が良いと思うけどねー」

リディア「あっ」

店主「どうしたの?」

リディア「今支払いお幾らです?」

店主「600Gだねぇ...」

リディア「お金たりない」 (´;ω;`)

リディア「どうして止めてくれなかったんです!?」

店主「いやぁ あまりに食べっぷりが凄いから忘れてたよ。ゴメンゴメン」
  「それに儲けたって話してたし大丈夫かと」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 20:05:53.94 ID:W4RGvHj20

リディア「どうしよう」 (´;ω;`)

店主「別にツケにしてもいいんだよ?嬢ちゃん、お城から給料貰ってンでしょ?」

リディア「でも出発する時に首長サマが」

首長『お給料はこれからドヴァキンさんが払ってくれるからね。もうお城に帰ってきちゃダメだからね』

リディア「って 」

店主「クソ野郎だなあの首長」

リディア「はい、ごはんをあんまりくれません。クソ野郎です」

店主「まぁ今日はもう遅いし泊って行きな。朝には帰ってくるかもしれないしね」

リディア「はい...ありがとうございます」

48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 20:07:57.00 ID:W4RGvHj20
カランコロン
店主「へい らっしゃい!」

ドヴァキンさん「すいません、遅くなりましたっ!」

リディア「従士サマっ!?」 ガバッ

店主「遅いよ兄サン、この娘だいぶ心配してたんだからね」

リディア「従士サマっ!従士サマ!」 ダッ

店主「さっきまで『捨てられたー』って泣いてたんだからサ」

ドヴァキン「それは、その...ごめんよリディアさん」

リディア「良かったよぅ 良かったよぅ」(´;ω;`)

リディア「てっきり私、道に落ちてる物でも拾い食いしてお腹壊してるのかと」

ドヴァキン「うーん それはないなぁ」

店主「兄サンあんまり女の娘を泣かすモンじゃないよ」

ドヴァキン「ゴメンナサイ」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 20:10:06.69 ID:W4RGvHj20

リディア「安心したらお腹がすきました。ごはんにしましょう従士サマ」

ドヴァキン「あ、ごはんの前に見てもらいたい物があるんだ」

リディア「何ですか?何か買ったんですか」

ドヴァキン「うん、買ったんだけどちょっとココには運べないから外に」

リディア「!  マンモスの肉ですかっ!?」 じゅる

ドヴァキン「うーん それは思いつかなかったなァ」

ドヴァキン「店主さんもちょっといいですか外」

店主「なんだいなんだい?マンモスの調理なら喜んでするよ?」

ドヴァキン「いや、違くて」

店主「サーディアちゃん、ちょっと店番頼むよ」

サーディア「はーい」
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 20:13:47.74 ID:W4RGvHj20
リディア「何かなー」 ワクワク

ドヴァキンさん「これです」 バーーン!


店主「ほーっ やるじゃん。見直したぜ兄サン!中々の甲斐性だ」

リディア「あれ?ここはホワイトランで唯一人が住んでない空き家...」

リディア「って、ええっ!?家買ったんですか従士サマ!」

イケメンドヴァキンさん「うん、リディアさんがビックリすると思ってナイショで」

リディア「そりゃビックリしましたよ。お高いンですもの」

ドヴァキンさん「明日からはサ、ここで

リディア「この家の前で立って寝れば良いんですね?」

リディア「お外だけど屋根があるから平気です!」

ドヴァキン「ちがーーーーう!!!」 ガビーン
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 20:17:04.09 ID:W4RGvHj20

ドヴァキン「もしそうだとしたら俺すっごい鬼畜じゃん!」

ドヴァキン「違うよ、リディアさんの家だよ。ここで寝泊りしていいんだよ」

リディア「えっ、でも従士サマが購入権を首長から貰って従士サマがお金を出して買って」

ドヴァキン「さっき店主に聞いたよ、もうお城には戻れないんでしょ?」

リディア「...ハイ、たぶんもう戻ってもごはんくれないと思います」

超絶イケメンドヴァキンさん「じゃあ今日からここに住めばいいんだよ」

リディア「従士サマはどうされるんですか?」

ドヴァキン「俺はバナード・メアに泊るよ、一日10Gだったら全然出費にならないし」

リディア「ダメです!広いんですから一緒に住めます!」

ドヴァキン「いや、しかしだな 嫁入り前の娘が夜も一つ屋根の下で過ごすというのはだな…」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 20:20:10.08 ID:W4RGvHj20

店主「あー 悪いがドヴァキンさん。ウチの宿にはもうアンタ泊められないんだワ」

ドヴァキン「えっ、 どゆこと?」

店主「アンタが使った後のベッドは獣臭さが染み付いちまって、もう捨てるしかないんだよ」

ドヴァキン「なにそれこわい」

店主「だから諦めて嬢ちゃんと同衾しなww」

リディア「 //////// 」

店主「もちろん食事だけなら大歓迎だからサ、いつでも食べてっておくれよ。じゃーね」ノシ

ドヴァキン「ぐぬぬ」

リディア「行っちゃいましたね ///」
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 20:22:59.08 ID:W4RGvHj20
店主「あ、そうだそうだ忘れてた」

リディア「あ 戻ってきた」

店主「大きい出費あとに悪いんだけどサ」
  「嬢ちゃんがさっき飲み食いした不足分なんだけど..」

リディア「」

ドヴァキン「「「 家具 質に入れてくるンでちょっとお待チ頂けマスでしょうカ 」」」

リディア「今度はすぐに戻ってきてくださいね!」

店主「あー あー もういいよ。ご祝儀代わりにタダにしとくよ」

リディア「えっ その ////」

店主「あー ハイハイ。 もげでとうだよチクショウめ」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 20:25:04.97 ID:W4RGvHj20

店主「それじゃ これからも酒場:バナード・メアをよろしくねっと」 ノシ

・・・・・・・・・・・・・・

ドヴァキン「言いたいだけ言って帰っちまったな」



店主「おっと」

リディア「また戻ってきた」

店主「 夜は長いぞ若人 ( ゚∀゚)b 」 (ぐっ)

ドヴァキン「その指を(略)」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 20:28:16.85 ID:W4RGvHj20
      【ホワイトラン自宅:ブリーズホーム】

リディア「そのっ、ご迷惑でしたらわたし暖炉の前で立って寝ますから!///」

ドヴァキン「大丈夫だよ!あるよ!ベッド2つあるよ!」

リディア「 チッ 」

ドヴァキン「黒いよ!嬉しいけどちょっと黒いよリディアさん!」


リディア「あっ、調理器具一式揃ってるんですね」

ドヴァキン「別料金だったけどな」

リディア「そういえば従士サマ、ごはんまだ食べてませんよね」

ドヴァキン「あー そういえばそうだった」 ぐー

リディア「では 今から私が腕によりをかけて」
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 20:31:10.94 ID:W4RGvHj20

リディア「 あ 」


リディア「その...大変申し訳ないんですが従士サマ」

ドヴァキン「どしたの」

リディア「わたし料理が全然できないんです 」(;ω;) ブワッ

ドヴァキン「あ、うん。なんとなくそんな気がしてたよ」


ドヴァキン「大丈夫だよ。俺、料理得意だからサ 今から何か作るよ」

リディア「ごめんなさいっ ごめんなさいっ!私が材料になりますからっ!」 ガッ

ドヴァキン「やめて 鍋に入ろうとしないで」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 20:35:42.23 ID:W4RGvHj20

リディア「従士サマの作った野菜スープおいしいです!」 モグモグ

ドヴァキン「塩が入ってないからそんなに美味しくないだろ?」

リディア「そんな事ないです!店主さんの次のサーディアさんの次くらいにおいしいです!」
 
ドヴァキン「 そいつはどうも 」

リディア「そっ、そういえば従士サマ」

リディア「今日の戦利品全部売っても家を買うには足りないと思うんですけど」

ドヴァキン「あぁ、宝の地図を見つけてサ、そいつを探しに行ってたんだ」

リディア「えっ、何で黙って行ったんですか!?」

ドヴァキン「いや、だってさ、もし喜んで行って空っぽだったらガッカリするでしょ」

リディア「 しますね 」
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 20:38:36.36 ID:W4RGvHj20

ドヴァキン「宝箱自体はすぐに見つかったんだけどね」

ドヴァキン「山賊のくせに小癪にも達人クラスの鍵が掛かっててサ」

リディア「それであんなに遅くなったと」

ドヴァキン「ゴメン、家買ったから許してくれ」

リディア「 ゆるしません 」

ドヴァキン「家でもダメだったかーっ」


リディア「一緒のベッドで寝てくれたらゆるします」

ドヴァキン「うーん どうしよう俺、今すっごく困ってる」
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) :2012/01/22(日) 20:42:04.46 ID:W4RGvHj20

ドヴァキン「それで明日からなんだけどサ」

リディア「露骨に話題を逸らされた!?」

ドヴァキン「それで明日からなんだけどさ」

リディア「次はドコに行くんですか?従士サマ」

ドヴァキン「さっき山に居る時変な声を聞いてさ、首長に会った時に言われたんだ」 ドヴァキーン

ドヴァキン「何でもグレイビアードっていう仙人みたいなのがドラゴンボなんとかを喚んでるらしくて」

ドヴァキン「俺、ドラゴンボなんとかだからさ、ハイ・フロスガーって所に行かなきゃいけないんだ」
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage]:2012/01/22(日) 20:47:11.13 ID:W4RGvHj20

リディア「ハイ・フロスガー?」

ドヴァキン「Skyrimで一番高い山にあって、階段を7000階も登らなきゃいけないんだ」

ドヴァキン「それで 登るのもかなり大変らしいんで リディアさんには
リディア「ダメです」

ドヴァキン「喚ばれたのは俺だけだしお留守番してもらおうかと...

リディア「ダメですわ従士サマ」

ドヴァキン「 デスヨネ 」


リディア「貴方が行く所どこへでも付いて行きますよ 従士サマ」 ニコリ



【 終わり 】
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/22(日) 20:49:59.43 ID:RkP9Xj/IO
今日は終わり
だろ?
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage]:2012/01/22(日) 20:50:12.41 ID:W4RGvHj20

(※この後濃厚なエロシーンが入る予定でしたが
西洋人特有の獣のようなファックで
リディアさんが獣じみた雄叫びをあげていたので省略されました。)

お付き合いありがとうございました。
今はバグでリディアさんとは結婚はできない仕様になってるけど
いつかドヴァキンさんと結ばれるといいですね
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage]:2012/01/22(日) 20:51:25.94 ID:W4RGvHj20
   【次回予告】
さーて来週のドヴァキンさんはー?

リディアです。

従士サマってば闇の一党に拉致されてスカウトされたんだけど

逆に闇の一党の本拠地に乗り込んで壊滅させちゃったらしいです。

理由を聞いたら『拉致られたせいで雑貨屋の特売に間に合わなくてキレた』だそうですよ
さすが従士サマ!

さて、次回は
「オーバーロードが倒せない」
「キャベツの載った荷車に轢かれて瀕死」
「頭に矢を受けてしまってな」 
の三本です

来週もまた見てくださいねー
じゃ〜ん け〜ん ホォゥスロォゥ! ダァ!!
うふふふふふ
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/01/22(日) 21:01:03.69 ID:Kq2boAA+0
話し方がキモい
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/01/22(日) 21:15:00.95 ID:eY7vYc1Ho
結構好きだよこのノリ
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/01/22(日) 21:23:02.62 ID:J5b7LkhTo


アンソロジーコミックみたいなノリだったな、アメゲー意識してた製作側は涙目だがww
とりあえず次回も期待
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/22(日) 23:15:53.10 ID:Sl1DsZzIO
まさにリディアさんとスカイリム中歩き回ってる俺得!!


リディアさんと一緒に海水浴に行って彼女の息継ぎの声を聞こう!ハァハァ
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/23(月) 12:28:49.52 ID:Ln4c1DsIO
リディアってあのゴリラかよ(MOD不使用
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛媛県) [sage]:2012/01/23(月) 13:23:04.38 ID:uMvbi1BU0
おっと ゴリディアさんの悪口はそこまでだ
70 :1 :2012/01/25(水) 19:16:12.04 ID:bnxPhHrU0
書き溜めができたので投下します
考えるのより推敲の方が時間が掛かりますわなコレ

○キャラ崩壊があります
○酷い茶番を含みます
○メリディア様かわいいよメリディア様
71 :1 :2012/01/25(水) 19:17:11.65 ID:bnxPhHrU0
第2話
 ドヴァキン「手紙?」 リディア「女神ですよ従士サマ」 

暦は真央の月28日
北国スカイリムでもこの頃になるとずいぶん暖かい日が続き
青菜が大きく育つ頃合である

          【ホワイトラン:自宅】
リディア「おはようございます従士サマ。今日も良い天気ですよ」

ドヴァキン「最近はよく睡眠時間を取ってるからか身体の調子がいいな」 けのび

リディア「ダメですよ1時間睡眠とか、よく寝ねてよく食べないと冒険はできませんよ?」

ドヴァキン「リディアさんに言われると説得力あるよなぁ」

(※ドヴァキンさんは特殊な訓練を受けています。決してマネをしないでください)
72 :1 :2012/01/25(水) 19:19:17.94 ID:bnxPhHrU0
コンコン
ふんどし一丁配達員「おはようございまーす! ドヴァキンさんはご在宅でしょうかー?」

ドヴァキン「あぁ、居るよ。 俺だ」

ふんどし一丁配達員「ハイ、首長から速達です。それは失礼」 (`・ω・´)ゞ ビシッ

ドヴァキンン「ん、ご苦労様」 ノシ

リディア「もうすぐ南中の月とはいえあんな格好で寒く無いんでしょうかね?あの人」
(※配達員は特殊な訓練を受けています。決してマネをしないでください)

ドヴァキン「・・・」

リディア「それで従士サマ、手紙には何と?」

ドヴァキン「ん」 ピラ
73 :1 :2012/01/25(水) 19:21:39.36 ID:bnxPhHrU0

         [首長からの手紙]
『あ、ドヴァキン君ヒマしてるー?暇だよね、ちょっとドラゴンズリーチまで来てくんないかなぁ』


リディア「」

ドヴァキン「手紙じゃ話せない内容かな?正直嫌な予感しかしないんだが」

リディア「えっ?お城に行くんですか?やだなぁ」

ドヴァキン「じゃあリディアさんはお留守番ヨロシクね」

リディア「いっ、いいえ お供いたしますわ従士サマ」 ダッ

74 :1 :2012/01/25(水) 19:23:25.33 ID:bnxPhHrU0

              【ホワイトラン宮殿:ドラゴンズリーチ】

ドヴァキン「従士ドヴァキン、仕りました」

リディア「.....」

ドヴァキン「あれ?リディアさんどこ行った?」

リディア「い゛ーーーーだ」  |柱 | ゜皿゜)>

ドヴァキン「」

首長「未だにリディアさんに嫌われてて首長ちょっとショック」

ドヴァキン「自業自得でしょうに」
75 :1 :2012/01/25(水) 19:25:46.94 ID:bnxPhHrU0
ゴホン
首長「えー 本日来てもらったのは他でもない、ペラジア農園は知ってるな?」

ドヴァキン「この前財宝の目印になってた農園ですね」

首長「実はその農園で緊急の事案があってな」

ドヴァキン「襲撃ですか」 ガタッ


首長「畑の収穫に人手が足りないんで手伝ってきて欲しい」 キリッ


首長「 手伝ってきて欲しい」


ドヴァキン「お腹が空いたので帰ります」 スタスタ
リディア「ごはんにしましょう従士サマ」 スタスタ

首長「待ってーー! 帰らんといてーーー!!」 ズルズルズル
76 :1 :2012/01/25(水) 19:27:35.72 ID:bnxPhHrU0

ドヴァキン「何ですかそれ!従士の仕事じゃないでしょう」

首長「いやぁ最近君達が頑張ってるお陰で周辺の山賊や野獣がめっきり居なくなってねぇ」
  「平和すぎてこんな嘆願書ばっかりなんだよ」

ドヴァキン「平和で危険が無いなら衛兵で充分じゃないですか」

首長「実は今暇してる衛兵がみんな、膝に矢を受けてるから農作業はできないって言っててサ」

ドヴァキン「何ですか、それ只のサボりの口実ですよ」

首長「たーのーむーよー 俺の顔を立てると思ってさぁ」 グイグイ

ドヴァキン「...ハァ、分かりましたよ。どうせ暇ですからやりますよ」

首長「ホント?いやー 助かるよ、勿論報酬は払うからね」

ドヴァキン(どうせ100Gなんだろうなぁ...)
77 :1 :2012/01/25(水) 19:30:30.57 ID:bnxPhHrU0

             【ホワイトラン南: ペラジア農園】

農民「その、何と言うかすみません。従士様にこんな事させてしまって」

ドヴァキン「いえ いいんですよ、これも仕事の内ですから」 ザッザッ

リディア「従士サマ 見てください!変な形してますよこのジャガイモー!」 バーン

ドヴァキン「あのように連れも楽しそうですので」 ザッザッ

農民「いやぁ元気なお嬢さんだ」

ドヴァキン「えぇ 本当に」

リディア「こっちのトマトも熟れてて美味しそうで」 ぐぅ〜っ(お腹の音)


リディア「従士サマ、おなかが空きました。たぶん正午です」 ぐぅ〜っ

農民「あぁ、そうですね。そろそろ休憩にしましょうか」
 
78 :1 :2012/01/25(水) 19:32:39.55 ID:bnxPhHrU0

農民「それでその、従士様、お食事なんですが」

ドヴァキン「あぁ、弁当を持って来てますんでそれはお構いなく」 ドン

農民「良かった、人手が足りませんで、とても客人に出せる物が作れない有様でして」

ドヴァキン「それならペラジアさんもお一ついかがですか」

農民「えっ?いいんですか」

ドヴァキン「どうぞどうぞ、いっぱい作ってますんで」 つ○

農民「コイツはすいません、 おほっ ほぐした鮭とキャベツをパンで挟んだモノですか」モグモグ

リディア「こっちは 揚げたスローターフィッシュとトマトを挟んでますね」 ムシャムシャ


農民「いやぁウマかったです。それじゃぁ暫く休憩してきますね」

ドヴァキン「えぇ また後で」

79 :1 :2012/01/25(水) 19:35:12.42 ID:bnxPhHrU0

ムシャコラ ムシャコラ
リディア「鮭サンドおいしいです」 モグモグ

ドヴァキン(リディアさんはかわいいなぁ)

「ああ」
ドヴァキン「そういえば前にメリディアって言う神様?に会ったんだけどさ」

リディア「えっ!?本当ですか従士サマ」 モ

リディア「その神様が私の名前の由来なんですよ」

ドヴァキン「あ やっぱりそうなんだ」
80 :1 :2012/01/25(水) 19:38:34.20 ID:bnxPhHrU0

リディア「昔、私のお父サマが山で遭難した事がありまして」

リディア「いよいよ駄目だって時に 目の前にメリディアっていう女神様が現われて」

リディア「 『自分を信仰をするなら助けてやる』 って言われたんですって」

ドヴァキン「あぁ 言いそうだなぁ」

リディア「お父様が
    『貴方様の名前を今度生まれてくる子供に名付けましょう』と答えると」

リディア「急に身体に力が湧いて無事に下山できたンだそうです」

リディア「でもお父サマってば【リディア】だと勘違いして憶えてて」

リディア「私にリディアって名前をつけたみたいです」

ドヴァキン「へぇ。 今、家族はどうしてるの?」

リディア「お父サマもお母サマもシロディールでたぶん元気にやってます」

リディア「女神様のご加護か、今も風邪一つひいてないそうですよ」

ドヴァキン「神様的にはOKなんだな名前間違え」
81 :1 :2012/01/25(水) 19:41:24.84 ID:bnxPhHrU0
ドヴァキン「..んぁ? リディアさんってシロディール生まれだったの?」

リディア「いえ、生まれはスカイリムですね。小さい頃にシロディールに移住しましたが」

ドヴァキン「生まれ故郷に戻ってきたってワケだ」

リディア「なんですケドも、途中でおなかがすいて行き倒れまして」

ドヴァキン「首長に拾われたんだな」

リディア「えぇ、ごはんに釣られてホイホイ付いていって」

リディア「でも首長は私の身体が目当てで...」
ドヴァキン「 」 ガタッ!! 


リディア「エッチな事をしようとする度に奥方にしばかれてましたね」

ドヴァキン「あははははは」


(※ちなみに今住んでいるブリーズホームが実はリディアさんの生家なのだが
   二人がそれを知るのはまだ先の話である)
82 :1 :2012/01/25(水) 19:46:12.00 ID:bnxPhHrU0
リディア「そんな事より従士サマが会ったメリディア様ってどんな方でした?」

ドヴァキン「お父さんから聞かされてないの?」

リディア「お父サマってば何故か その話になると急に言葉を濁すんですよ」

ドヴァキン「あー うーん...」


________________________
【回想: ある日のドヴァキンさん】

その日俺はちょっとしたお使いでソリチュードの郊外を歩いていた

まっすぐ進んでいたハズだったのだが森の中で少し迷ってしまった

高い場所で見渡そうと森を抜け山に登っていくと

開けた場所ににぽつんと佇む像に出くわした
83 :1 :2012/01/25(水) 19:49:58.51 ID:bnxPhHrU0

ドヴァキン「女神像? 初めて見たな  『 メリディア 』?」

その時俺の手には偶然に道中で拾ったハチミツ酒が握られていた
どうせ捨てても惜しくない品だ、供えて旅の安全でも願おう
普段神頼みなどしない性質だが気まぐれでそんな事を考えた俺は
像の前に瓶を置き額に拳を当て祈る所作をしたりなどした。

?「嘘? ねぇ、ちょっと」

ドヴァキン「えっ」

頭上から声がし俺が顔を上げると
薄絹をまとった気の強そうな女性が睨んでいた

ドヴァキン「えっ!?えっ 何?誰だ?」

?「ちょっと、そこの定命の者、貴方私の信者よね?それ供物よね」

ドヴァキン「えっ? あぁ ハイ」

?「キャッホー! 逃がさないわよっていうか絶対逃がすもんですかっ!」

ドヴァキン「うわっ!?」 フワッ

いきなり空高くに飛ばされ拉致されるドヴァキン
84 :1 :2012/01/25(水) 19:53:02.89 ID:bnxPhHrU0

ドヴァキン「すげぇ...今俺 宙に浮いてる」

メリディア「我はメリディア、生きとし生けるものの活力を司る神よ」

メリディア「ねぇ私神様なんだから話聞いてくれるわよね。っていうか聞きなさい人間」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「でさ、デイゴンのヤツがさー シロディールに..」 「はあ」

「ねー ムカツクでしょーあいつ。この間なんかさぁ..」 「そうですね」


小1時間愚痴を聞かされた挙句、俺が降ろしてくれと言うと

メリディア「降ろしてあげるからサ、貴方に頼みたい事があるんだケド」
  「私の大事な灯火が盗られちゃったのよ。ちょっと行って取ってきてくれない?ネ?」

ドヴァキン「」
85 :1 :2012/01/25(水) 19:56:56.89 ID:bnxPhHrU0

そんなこんなでお使いが増えてしまった俺は、どうにかこうにか灯火を回収してきた
2度目の道は不思議と迷わずにすんなりと来れた

メリディア「やるじゃない定命の者!やっぱり持つべきモノは信者よね〜」

  「ホントは他にももっとやって欲しい事あるんだケド、貴方まだ弱っちいから勘弁してあげるわ」

  「べ、別にアンタの事が心配だからじゃないんだからね! 」

  「苦労してできた信者に死なれでもしたら私が困るからなんだからね!」

  「ちゃんと信仰しなさいよ!それで強くなったら絶対また会いにきなさいよね」


メリディア 「来ないと死刑なんだから!」

ドヴァキン「 ...はぁ」

メリディア「...そうね、貴方が忘れないようにお礼の前払いしてあげる」
     「ホワイトランって町に行ってみなさい。じゃあネ定命の者」

そんなこんなでホワイトランを訪れた俺はドラゴンに遭遇したワケで
アレがお礼ってワケじゃないしなぁ...


まさかリディ
86 :1 :2012/01/25(水) 19:59:18.20 ID:bnxPhHrU0

――――― 回想終了――――――――――――――
 ...サマ

 ...従士サマ

リディア「従士サマ、どうしたんですか黙っちゃって」

ドヴァキン「ん?あぁゴメンちょっと思い返してた」

リディア「ねぇ女神サマって美人でしたっ?私に似てましたか?」

ドヴァキン「いやー 俺も昔の事だからわすれちゃったなー(棒)」

リディア「えー 何かはぐらかしてません?」

ドヴァキン「まぁ、うん 可愛かったよある意味」

リディア「えへへ/// 良かったです」

ドヴァキン「何でリディアさんが喜んでるのさ」

リディア「だって私の名前の元になったのがしわくちゃのお婆さんだったりしたら嫌じゃないですか?」

ドヴァキン「好き好んで老婆の姿で出てくる女神はいないんじゃないかなぁ?」

(※ヴァーミルナ様がアップを始めました)


ドヴァキン「さ、休憩も終わりだ。あとひと頑張りしようか」
リディア「はい、ご馳走様でした従士サマ」
87 :1 :2012/01/25(水) 20:02:38.15 ID:bnxPhHrU0

              
_______【アイキャッチ】________________

ドヴァキン「新しいシャウト覚えたぞ」

リディア「どんなのですかー? 見せてください」

ドヴァキン「いくぞ 」スゥ
ズル メィ! ガッッ!

\でかいケツー!/ 

リディア「ひどいです従士サマ!人が気にしてるのに!」 (`;ω;´)
ドヴァキン「え いやっ ちがっ! 俺は無実だーっ!」
_____________________________

88 :1 :2012/01/25(水) 20:18:03.45 ID:bnxPhHrU0

          【 夕方 】

農民「いやー 助かりました。お蔭様で年貢の支払いに間に合いそうですよ」

ドヴァキン「喜んでいただけたのなたら働き甲斐があったってモンです」

農民「これ、あまり多くは無いんですがお礼に貰ってください」 ドサッ

リディア「わ、従士サマ野菜いっぱいですよ」

ドヴァキン「こいつはどうも。さっそく今晩の飯にでも使わせて貰います」

リディア「ありがとうございましたー」 ノシ

農民「お疲れ様です」 ノシ
89 :1 :2012/01/25(水) 20:23:42.02 ID:bnxPhHrU0

           【 帰り道 】

ゴェェェl  ガキン! ドゴォ!
ドヴァキン「ん!?誰か戦闘中だな 」

リディア「山賊の類...ではなさそうですね」

ドヴァキン「あれは巨人か、こんな街道近くまで来てるとは。急ごう」 ダッ

リディア「はっ」 ダッ

戦場に近づくと巨人と3人の戦士が戦っていた

加勢の為にと魔法の詠唱を始めたドヴァキンと矢をつがえたリディアだったが
そのまま動けなかった。加勢の必要が全く無かったからである

巨人が棍棒を振り下ろし足元の戦士を叩き潰そうとした瞬間
弓を構えた戦士がその巨人の目を射抜いた

双剣を持った戦士が振り下ろしを流れるように潜り抜け右足に連撃を加える
弓を構えた戦士が今度は左ヒザに矢を撃ち込む

バランスを崩ししゃがんだ巨人の首を最後に3人目の戦士が叩き斬った。
悔しいほど鮮やかな戦いであった。
90 :1 :2012/01/25(水) 20:28:34.57 ID:bnxPhHrU0

戦闘が終わり近づくとアエラと名乗るリーダー格の女性と挨拶を交わした。
美しい女性だったがその美貌を隠すかのように、顔には苛烈な戦化粧が施されていた。

アエラ「私達は同胞団、急の依頼でここに来たってワケ」

ドヴァキン「戦ってるのが街の衛兵だったらと思って加勢に来たんだが全く必要なかったみたいだな」

アエラ「そうね、私達にとってはあの獲物は好敵手に他ならないもの」
アエラ「さっきの戦闘にもし割って入られてたら『間違って』頭に矢を撃ってたかもしれないわ」

ドヴァキン「剣呑な話だ。もしそんな事になったらそっちもタダじゃすまないものな」

アエラ「見た限り素人ではなさそうね、もし腕に自信があるなら同砲団に尋ねてきなさいな」
アエラ「入団テストくらいは受けさせてあげるわ」

ドヴァキン「そりゃ光栄だ」
91 :1 :2012/01/25(水) 20:33:46.63 ID:bnxPhHrU0

ドヴァキン「同胞団か...」

ホワイトランへと帰っていく戦士達を見送りながら
ドヴァキンさんは内心苦々しい気持ちでいっぱいであった。

リディアさんは今晩の夕食の事で頭がいっぱいであった。

自宅に戻り

もやもやとした気持ちを抱えながら夕食を作っていたドヴァキンさんは
その日 シチューに塩を入れ忘れるのであった。

そしてリディアさんはちょっと味が薄いと思いながら6杯お替りをするのであった。


【次回へつづく】
92 :1 :2012/01/25(水) 20:35:02.04 ID:bnxPhHrU0
        【 人物紹介 】

・ペラジア農園のおっさん
本名はセベリオ・ペラジア。キャベツを適正な値段で買い取ってくれる
因みにこの人が死ぬとドヴァキンさんに遺産が届く事があるのだが
殆どのプレイヤーが知らない、覚えてない為『誰それ?』と首を傾げる。

・メリディア
デイドラ王の一柱だが
アンデッドを嫌い、生命を司る女神とされ人間から信仰されている。
が、同じ女神アズラなどと比べると圧倒的に信者が少ない ぼっち女神
神殿も人間に占領されている始末
もしかするとSkyrimではドヴァキンさんがたった一人の信者

話を聞いてくれる人を見つけると空高くに拉致して逃がさないなど、
実はちょっとお茶目な性格をしている。
名前を冠したリディアさんがやたら生命力溢れてるのはたぶん偶然ではない

・ヴァーミルナ
デイドラ王の一柱
夢と悪夢を司る女神であり杖を持った老婆の姿をしている
こいつ絡みクエストのお陰で >>1はこのババアが大嫌いである。
エランドゥルさん... (´;ω;`)ブワッ

・同胞団
ホワイトランに本拠地を持つ戦士ギルド的なアレ。
普段は依頼を受け山賊や野獣などを討伐し報酬を貰っている
93 :1 :2012/01/25(水) 20:43:52.82 ID:bnxPhHrU0
【次回予告】
さーて来週のドヴァキンさんはー?

リディアです。
巨人と山賊の集団が戦ってる所に遭遇したんですが
傍観してると今度はドラゴンまで乱入して3つ巴
最後に残ったドラゴンを従士サマ様が倒して戦利品おいしいです。
こういうのを『漁夫の利の利』って言うンだそうですって
さすが従士サマ!

さて、次回は
「馬で水面を走る」
「雪山を走るパンツ1丁の配達員」
「どこまでも付いて来るドラゴンの死体」 
の三本です

来週もまた見てくださいねー
じゃ〜ん け〜ん  トロールの餌ァ!!
ぅふふふふふ
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/25(水) 20:51:32.93 ID:SerHyw8IO
>>1に祝福あれだ。あんたのいく先々で地面が揺れりゃあいい。
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/01/25(水) 21:22:36.25 ID:hUYvArx0o

バルグリーフ首長の扱いが哀れすぎるww
数少ないまともな指導者なのに(つ∀`)
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岐阜県) [sage]:2012/01/25(水) 21:26:42.45 ID:1ivVyd95o
あんたはいい>>1だった、それが大事なことだ
アイキャッチで何気にクロシス倒しちゃってるのなww今のレベルじゃキツかったろうにww
97 :1 [sage]:2012/01/25(水) 21:58:38.85 ID:bnxPhHrU0
>>クロシス
アレに初めて出くわした時は本当にビビって逃げました
宝箱だけ盗んでww
98 :1 :2012/01/31(火) 19:55:05.64 ID:kAEx2oSb0
第3話
 ドヴァキン「犬?」 リディア「犬ですね」

○自分でも何書いてるのか分かんなくなっちゃった ティヒヒヒヒヒ
○ミーコかわいいよ ミーコ
99 :1 :2012/01/31(火) 19:56:21.60 ID:kAEx2oSb0

2人は今日も今日とて特にする事が無いので
日課の様に懲りずに沸いている山賊の野営地を壊滅させていた。

山賊「やーめーろーよー もう来んなよぉー;;」
ドヴァキン「・・・・」 サシュッ ギャー

リディア「従士サマこの前から何をそんなに悩んでるんです?」 ドグシャー

ドヴァキン「やっぱりわかる?」 バリバリバリ

リディア「わかりますよ顔に出てますもの」 ボグシャー

ドヴァキン「実はさ、同胞団に入ってみようかと考えてて」

リディア「何かと思えばそんな事ですか」

ドヴァキン「そんな事とか言わないで・・・ これでも結構悩んだんだ」  ザックリ

リディア「悩む暇があるなら尋ねてみればいいじゃないですか。
     誰でも入れるってワケじゃないそうですけど」 ドゴォ

ドヴァキン「それなんだよ。『粋がってるけどその程度の実力なの?プー クスクス』
     とか、もし言われたら俺立ち直れない」(´・ω・`)

リディア(結構メンタル弱いんですね従士サマ...)

リディア「ご心配なさらなくても初めてお会いした頃よりずっとお強くなってますよ」

リディア「ちゃんとした師事を受ければきっともっとお強くなるハズです」
ドヴァキン「お、おう..」
100 :1 :2012/01/31(火) 19:58:44.89 ID:kAEx2oSb0
【翌日】

リディア「お一人で行けますか?従士サマ」

ドヴァキン「教会に行くのをグズる子供じゃないんだ、行けるよ」 (´・ω・`;)

ホワイトランの噴水広場の北側、ジョルバスクル地区に同胞団の本部はある

噴水前でやかましく喧伝するタロス信者を素通りすると
ドヴァキンはジョルバスクルの入り口で見知った顔に出くわした

アエラ「あら?この前の。まさか本当に来るとは思わなかったわ」

ドヴァキン「まさか門前払いとは言わないよな?」

アエラ「そうね、普段なら見込みの無さそうなのは門前払いしてるンだけど」
アエラ「貴方に関しては団長自らお会いになるそうよ?良かったわね、有名人サン」

ドヴァキン「そりゃ幸運だ、ドラゴンを殺した甲斐があったかな」

アエラ「さ、付いて来て」そう言いながら振り向きざまに髪をかき上げる、
覗くうなじは艶かしかった。
101 :1 :2012/01/31(火) 20:09:23.02 ID:kAEx2oSb0
地下の居住区に案内される 
談話室では2人の男が座っていた。

老齢の戦士は同胞団団長コドラク・ホワイトメインと名乗った。
そしてもう一人の男は

?「アエラの紹介だと聞いてるが、本当にコイツを入団させるつもりかコドラク?」
?「俺には跳ねッ返りの若造にしか見えないが」

コドラク「だが、ヴィルカス。コイツはなかなか良い眼をしているぞ。
     少なくとも戦の神には愛されておる」

ヴィルカス「では入団を?」

コドラク「悪いが見てやってくれ」

ヴィルカス「団長の決定に異論はないさ」
102 :1 :2012/01/31(火) 20:10:18.67 ID:kAEx2oSb0
 団長は私室に戻り、ドヴァキンはヴィルカスに付いて来るように言われた

ヴィルカス「ドヴァキンだったかな?まぁそういうワケで『面接』は合格だ」

ヴィルカス「だが、悪いが今からちょっと『実技』に付き合ってもらうぞ。
      実力を見ずに採用すると他の団員もうるさいからな」

ドヴァキン「あぁ」


通路でアエラとすれ違う

アエラ「あら、今から『実技』?ヴィルカス、新人をあんまり苛めないようにね?」

ヴィルカス「なぁに、可愛がりさ」

ドヴァキン(ちょっと不安になってきた)

103 :1 :2012/01/31(火) 20:11:58.99 ID:kAEx2oSb0
建物の裏の広場、修練場まで連れて行かれる。

話を聞きつけたのか他の団員が既にギャラリーとして待機していた
椅子に座ったり酒瓶を掲げて「待ってました」と声を上げる

ヴィルカス「ここでいいだろう、じゃあさっそくお前の実力を見せて貰おうか」

ドヴァキン「どうすればいい?」

ヴィルカス「言うまでも無い、俺達ノルドはこういう時アレしかないだろう」

ドヴァキン「殴り合いだな」

ヴィルカス「そうだっ!」 ブンッ
言い切らない内にパンチが飛んできた

頭一つで避ける。ヴィルカスの不意打ちの右拳はドヴァキンの頬を掠る程度に留まる

ヴィルカス「今のを避けたか、やるじゃないか」 バッ バッ

続いてジャブを半身を引いてかわす。

ギャラリーから歓声が上がった
104 :1 :2012/01/31(火) 20:14:18.85 ID:kAEx2oSb0
ドヴァキンは軽快なステップで3発拳を叩き込んだ

(硬いな、岩石でも叩いてるみたいだ)

ドヴァキンは反撃で飛んで来た右フックをしゃがんで避けるとヴィルカスの腹に左右拳を入れる
そして打ち下ろされた肘をバックステップで避けた。

ヴィルカス「なるほど、スピードには自信があるわけだ。」

ヴィルカス「だが....パワーが足りんなっ!」
ボディへの攻撃をものともせずに接近してくる

間近に迫ったヴィルカスの顎にドヴァキンの右拳が命中した瞬間、
右拳の手首がヴィルカス左腕に捕まれていた。

ドヴァキン「うわっ」

関節を捻られ、バランスが崩れたドヴァキンの腹に
ヴィルカスボディブローが突き刺さる。
ボグッ

ヴィルカス「そして、当たれば脆い」

ドヴァキンは今朝食べたモノを吐瀉しながら膝を付いた。
ギャラリーから一際大きい歓声が上がった。

ヴィルカス「まぁ、及第点だ。これから精進しな」

ドヴァキン「そ、 そいつは光栄だな」

えづきながらドヴァキンは精一杯の悪態をつくのだった
105 :1 :2012/01/31(火) 20:15:42.53 ID:kAEx2oSb0
      【 自宅 】

リディア「それで、それでどうなったんです?」

帰宅したドヴァキンを待っていたのは質問攻めだった

ドヴァキン「盛大にゲロ吐いた後パシリやらされた」

リディア「なにそれこわいです」

一日あったいろんな事を話した。

仲間ができた事

団長の、コドラク・ホワイトメインの事
双子のヴィルカスとファルカスの事
狩猟の女神(笑)アエラの事
ハゲのスコールの事
ギルドの武器を作っているスカイフォージのエオルンドの事

嬉しそうに話すドヴァキンの話を同じく笑顔で聞くリディアだったが
ドヴァキンがちょっと遠くへ行ってしまった様な気がして少し寂しい気がした

ドヴァキン「あ、そうだ。重要な機密の仕事でなければ同行人が居ても問題ないみたいだから」
ドヴァキン「その...リディアさんも」

リディア「ええ、どこへでも付いて行きますわ従士サマ」
106 :1 :2012/01/31(火) 20:18:27.68 ID:kAEx2oSb0
同胞団に入り仕事をこなすようになって確実にドヴァキンは成長していった

歳の若い団員の中では間違いなく上位の強さを誇っていたし
もう誰も下っ端とは扱わなくなった

だが、アエラやヴィルカスのような団幹部達にはとても勝てる気がしなかった
平団員とは根本的に何かが違うのだ。反応が早い。耐久力も並外れている。

果たして自分もあの域までいけるのだろうか?

リディアさんも同胞団によく顔を出すようになり、皆と顔見知りになった
是非入団しなよとスカウトされていたが丁重にお断りしているようだ。

スコール「まったく、嫁同伴で出勤たぁ良いご身分だぜww」

ドヴァキン「いや、そういうのでは...」

スコール「というか、お前の弁当凄い旨いな。アイツが作ってくれるのか?」

ドヴァキン「いや、俺が朝起きて毎日作ってるンだ」

スコール「マジで?ウチに嫁に来てくれよ」

ドヴァキン「お断りします( ゚ω゚ )」

スコール「まぁ冗談はさておき、そろそろお前に昇格試験を受けさせようって話になってな、
     兄弟連中(サークル)全員の了解が出たんで本人の希望を聞きに来た」

ドヴァキン「昇格試験?」

スコール「いつまでもお遣い任務ってガラじゃないだろ?
   サークルに資質、実力共に認められれば晴れて下っ端卒業だ」
107 :1 :2012/01/31(火) 20:20:11.10 ID:kAEx2oSb0
ドヴァキン「それで、何をすれば」

スコール「乗り気だな。同胞団の創始者イスグラモルの使っていた武器の話は知っているか?」

ドヴァキン「コドラクのおとぎ話で散々聞かされたよ、エルフ殺しの戦斧ウースラドの事だろう」

スコール「実はアレは伝説の存在ってワケじゃなくてな。今は砕けてバラバラに各地に保管されている。
       俺達はずっと前からその破片を回収しているんだ」

ドヴァキン「ソレを取って来いと?」

スコール「場所は判明しているから安心しろ。名誉ある任務だ、
    普段は下っ端には任せられないんだが、丁度良いから昇格試験にしようってワケだ」

ドヴァキン「それはそれは光栄なこった」

スコール「監視役にファルカスが同行する。予定がなければ明後日にでも出発して貰いたいんだが」

ドヴァキン「あぁ、分かった。謹んで受けよう」

スコール「古代ノルドの墓だ、しっかり準備して行けよ」

108 :1 :2012/01/31(火) 20:21:44.04 ID:kAEx2oSb0

ドヴァキン「というワケで、明後日試験に出かけるんだけども」

リディア「やはり付いて行っては...」

ドヴァキン「ダメです。試験だからね」

リディア「そうですか、絶対ムリしちゃいけませんよ?」

ドヴァキン「分かってるよ」

リディア「危なくなったら断念して戻って下さいよ?」

ドヴァキン「はいはい」

リディア「心配です。 わたしのごはん」

ドヴァキン「心配しなくても保存食作っておくよ」
109 :1 :2012/01/31(火) 20:25:16.12 ID:kAEx2oSb0
             【ダストマン石塚】

ファルカス「監視役と言われたが、実際はかなり危険だ2人で協力して任務にあたるぞ」
ドヴァキン「ああ」

石塚の内部は以前攻略したブリークフォール墓地に良く似ていた

ドヴァキン「という事はドラウグル共が居るってワケだ」

埋葬された遺体と共に墓守りのドラウグル達が侵入者を待ち構えているのだ


待機中のドラウグル(まだかなー?)(*´ω`*)  ドキドキ

ドヴァキン「ファルカス、あいつ近づいたらたぶん動き出すぞ」

ファルカス「先手を打つか」

ドヴァキン「ファイアボルト」 ボボボボボ

待機中のドラウグル「ギャー」

ドラウグルウォーカー「空気読めやコラー!」
ドラウグルワイト「生きて返すかボケェ!」

ドヴァキン「チッ、他にも居たか」

ファルカス「囲まれると厄介だ、逆側から周り込む。引き付けててくれ」

距離を取り通路に隠れるドヴァキンに
盾を構えたドラウグルがメイスを盾に撃ちつけ挑発してくる

ガンガンガン
ドラウグルワイト「ドヴァキンビビってるぅ〜 ヘイヘイヘイ! 」

ドヴァキン(イラッ)
ドラウグルウォーカー「ヘヘヘ、そこに居るんだろ?俺のシャウトに餌食にしてやるぜ−」

通路から飛び出したドヴァキンに注視していたドラウグルは
背後から斬りかかるファルカスに次々と倒されていった。

ファルカス「よし、先に進もう」

(※ドラウグルは実際は喋りません)
110 :1 :2012/01/31(火) 20:27:45.86 ID:kAEx2oSb0

ドヴァキン「開けた場所に着いたが...行き止まりか?」

ファルカス「何かの仕掛けがあるハズだ、手分けして探そう」

ドヴァキンが壁に注意しながらと探していると何かを作動させる鎖を見つける
引っ張ると右手の格子扉がせり上がっていく。

ドヴァキン「ファルカス、こっちが通れるぞ」

ファルカス「ああ、今行く」

ドヴァキンが先に次の区画に入ると

ガシャン!
さっきまで開いていた格子が後ろで閉まった。

ドヴァキン「何だっ?」

ファルカスが異常に気付くと広場の入り口から別の集団が姿を現す

戦士「へへへ、待ってたぜ。まんまと罠に掛かったぜ」
戦士2「うまい事分断できたな」

ドヴァキン「何だこいつら?」

ファルカス「シルバーハンドかっ!」

シルバーハンドと呼ばれた戦士達は
背中から銀色に光る剣を構えてファルカスを取り囲む

戦士3「悪いがウースラドがここにあるって話を流したのは俺達なんだな」

ドヴァキン「ファルカス!くそ、こっち側からじゃ開けれないのかっ!」
格子に阻まれ窮地に立たされるファルカスをドヴァキンはただ傍観するしかなかった。

戦士4「お前が幾ら強いからって5人がかりじゃ手も足も出まい!」

戦士5「待ってな!コイツを殺したら今度はそっちのお前の番だぜ!」
111 :1 :2012/01/31(火) 20:30:54.79 ID:kAEx2oSb0

ファルカス「さて、それはどうかな?」

ガァァァァァァッ!!
ファルカスが獣の様な雄叫びを上げるとみるみるうちにその姿を変えてゆく

身体中を体毛が覆い、爪が伸び口から牙が生えてゆく

着ていた鎧が弾け飛び、メキメキと音を立てて骨格が変わっていった

ドヴァキンもシルバーハンド達も驚きを隠せなかった
そんな中リーダー格の男だけは冷静だった

リーダー「うろたえるな!事前に言ってた通り毒矢を撃ち込んで動きを止めるぞ!」
シルバーハンド達「は、はい!」

ファルカスだったモノはリーダーの放った矢を素早くかわすと

もたもたと弓をつがえている一人に体当たりし首に爪を突き立てる。

ガァァァァァァァッ!
動揺している4人を見渡し両手を掲げ雄叫びを上げた
112 :1 :2012/01/31(火) 20:33:52.73 ID:kAEx2oSb0

ドヴァキン「う、 人狼<ウェアウルフ>!?」

確かに心当たりはあった。ホワイトランでは人狼の目撃情報が流行っていたし
ウィルカス達にはどこか獣の様な荒々しい印象を持ってはいた、

だがまさかお伽話の存在が目の前の男の正体だとは夢にも思わなかった。

ガァァァァァッ!
咆哮を聞くたびにシルバーハンド達は恐怖で心が折れそうになる
戦士2,3「う、うわあああああっ」

同時に切りかかった2人の間を爪を走らせながら人狼はすり抜ける
左右の男たちは顔面に4本づつ切創をつけられ痛みでのたうち回った。

そんな様子を見て若い戦士は武器を放り出して逃げようとする
リーダー「おいっ!待てっ!」

人狼は勿論逃がすハズも無く背後から飛び掛り
両腕で頭を掴みねじ切った。

リーダーがさらに弓で人狼を狙ったが
人狼は先ほど首を失った死体を盾代わりにしながら接近してくる。

リーダー「チッ、やっぱり若造を狩りに連れてくるんじゃなかったな...」

男は弓を捨て腰から銀刀を抜いて人狼と対峙したが

ガッ   ブシャーー!
ぶつかった次の瞬間には首から血柱を上げて崩れ落ちていた

そして人狼は残った2人の男にそれぞれトドメを刺した。
113 :1 :2012/01/31(火) 20:35:44.99 ID:kAEx2oSb0

全てが終わると人狼から黒い霧が噴き出し
それが全て抜け去る頃にはファルカスの姿に戻っていた。

外れて落ちていた鎧を装着しながらファルカスは言った

ファルカス「驚かせて済まなかったな、だが無事で良かった。」

ドヴァキン「・・・・」

ファルカス「もう少し時間が立ってから明かすハズだったんだが...
      まぁつまり『俺達』はこういう存在だ」

ドヴァキン「俺達?同胞団は皆人狼の集まりなのか?」

ファルカス「皆ではない、この力を持つのは選ばれた戦士のみだ」

ドヴァキン「奴らは?」

ファルカス「シルバーハンド、元々は銀の剣を持って吸血鬼を狩る集団だったが
    どういうワケか我々に眼を付け執拗に狙っている」

ドヴァキン「その、お前達は吸血鬼とは...」

ファルカス「奴等の様な穢れた存在と一緒にしないでくれ。俺はこの力を神の祝福だと思っている」

ファルカスは少し悲しそうな表を浮かべる

ファルカス「お前も知っているだろう。俺達は陽光の下で友らと語らう事ができる、
     隣人を愛することができる、この力が呪いではなく神の祝福である証拠だ」

ファルカス「過去確かに血の力に飲み込まれ人を襲うだけの獣と成り果てた人狼も居た」

ファルカス「だが、その様な事が起こらぬようにコドラクは努力してきたし我々同胞団が居る」

ファルカス「俺達は吸血鬼のように気まぐれで眷属を増やしたりなどしない、
      真の戦士のみがこの祝福を受ける事ができる」

ドヴァキン「分かった。少しでも吸血鬼の仲間のかと疑った俺を許してくれ」

ファルカス「いいさ、今でも誤解している者はたくさん居る」

ファルカス「俺が怖くなったか?」

ドヴァキン「いや...大丈夫だ。」
ドヴァキン「それより任務を終わらそう。扉を開けててくれ」

2人は再度、遺跡内部へと探索を続けた
114 :1 :2012/01/31(火) 20:39:14.97 ID:kAEx2oSb0

道中またドラウグルの集団に襲われはしたが特に問題なく進み
最深部、祭壇にて収められていたウースラドの破片を回収すると

2人はジョルバスクルへと帰還した。

同胞団の庭では団長コドラクをはじめ、サークルの面々が集まっていた。

ウースラドの破片を入手したドヴァキンに敬意を評し
同胞団の兄弟として正式に認められる事になった。

皆は同様に労いの言葉をかけてくれたが
ドヴァキンはどこか複雑な面持ちであった。

アエラ「何かあったの?」

ファルカス「シルバーハンドに出くわした」

ヴィルカス「何?それで大丈夫だったのか」

ファルカスが黙ってヴィルカスに目配せすると
ヴィルカスは「あぁ、なるほど」と理解した。

ヴィルカス「無事でなによりだ。ご苦労だったな」

ヴィルカス「まぁ、これからも懲りずに普通に接してくれるとうれしいぜ」

ヴィルカス「俺達は兄弟なんだからよ」 バンバン
そう言うと笑顔でドヴァキンの肩を叩いた

ドヴァキン「あぁ、そうだな」  

ドヴァキンはやっと顔をほころばせた。
115 :1 :2012/01/31(火) 20:41:54.75 ID:kAEx2oSb0
________【アイキャッチ】___________________

ドヴァキン「誰かに先を越されそうな気がしたのでウステングラブへ即行で来てみた」

リディア「これがユルゲン・ウィンドコーラーの角笛ですね」

ドヴァキン「じゃ、ハイフロスガーに戻るか」

リディア「早く帰らないと、何か厄介事に巻き込まれそうな気がしますもんね」

ドヴァキン「そうだな、何か胸糞の悪い奴と知り合いになりそうだもんな」



デルフィン「( ・3・)> ァルェー? 角笛ないよー?」
__________________________________
116 :1 :2012/01/31(火) 20:48:09.99 ID:kAEx2oSb0
        【ある日の正午】

あれから何事もなくドヴァキンは同胞団の任務を遂行していた。

今日も同胞団のお遣いでソリチュードへ行った帰り道の事、
明るいからまだ時間があるなぁと 道すがら錬金素材を集める事にした。

ソリチュードからモーサルの間には巨大な湿地帯が広がっており
様々な生態系の草木昆虫を見つけることができる。

ドヴァキン「リディアさん。この辺の植物はみんな毒があるから食べちゃダメだからね」

リディア「もう、 いくら私でもそこまでいじ汚くありませんよ」 プンスカ

ドヴァキン「ハハハ ごめんごめん」

リディア「デスベルもニルンルートも美味しくありませんもの、あんなの食べません」

ドヴァキン「すでに実食済みかよ」 ( ゚д゚)
117 :1 :2012/01/31(火) 20:49:40.61 ID:kAEx2oSb0

ドヴァキン「やっぱりデスベルの花がいっぱい生えてるな

(※ 【デスベル】:3種の毒薬が作れる正に毒薬の為の素材)

リディア「沼キノコがありましたー」 バーン

(※【沼の群生キノコ】:回復薬や麻痺毒の材料)

ドヴァキン「おっ、ますます重畳重畳」

リディア「カニスの根も見つけましたよー!」 ホメテホメテ

(※【カニスの根】:見た目は只の雑草。保護色で非常に見つけ難い。
   根の部分を上記の沼キノコと合わせ事により強力な麻痺毒を作ることができる)

ドヴァキン「いやー 助かるよ。すっごい見つけ難いんだよなぁコレ」

リディア「またまたありましたっ!」 ココホレワンワン

ドヴァキン「ふふっ...リディアさんって犬っころみたいだな」

リディア「なっ! 従士サマこそ雨に濡れた子犬みたいな臭いがするくせにっ!」

ドヴァキン「うわっ ヒドっ!」  Σ(´・д・`)
118 :1 :2012/01/31(火) 20:50:30.26 ID:kAEx2oSb0

リディア「あ 犬だ」

リディア「従士サマ、犬です」

ドヴァキン「どうせ、 どうせ俺は犬みたいな臭いがしますよだ」 (´;ω;`)

リディア「違いますって、本物の犬ですよホンモノの」

ドヴァキン「えっ!?」


犬「 わんわんお! 」

ドヴァキン「ホントだ。お前どっから来たんだ?」 ヨシヨシ

リディア「ぶちゃいくでカワイイですね〜」 ヨシヨシ

犬「 わんわんお? 」 尻尾フリフリ

犬「 ばうわう 」 グゥ

リディア「お腹減ってるみたいですね.。ハイ、これお食べ」 つ○

犬「はっ はっ はっ」 ムシャムシャ

ドヴァキン「リディアさんがまさか食料を分け与えるとは...」

リディア「人を何だと思ってるんですか」 ナデナデ
119 :1 :2012/01/31(火) 20:51:51.15 ID:kAEx2oSb0

犬の後を追って行くと
湿地を臨む低い丘にひっそりと1軒の小屋が建っていた

犬「わんわんお」

ドヴァキン「ほら、やっぱり飼い主が居るんだよ」

リディア「くださいって言ったら案外譲ってくれるかもしれませんよ?」

「ごめんくだ...」

2人が小屋の入り口に立った時、すぐ異変に気づいた。ドアが開けっ放しなのだ
そして憶えのある異臭が鼻をつく。

死後何日経っているだろうか、干からびた死体がベッドに横たわっていた。

ドヴァキンは傍ら置いてある手記に眼をやる。

ドヴァキン「これは 日記か?」
120 :1 :2012/01/31(火) 20:52:34.07 ID:kAEx2oSb0
               【ある男の手記】

21日
迂闊だった。 まさかホラアナグマに襲われるとは思わなかった。
何とか倒したが足を骨折してしまっている、暫くは安静にしなくては。

24日
何か疾病に罹ってしまったのだろうか、熱で意識が朦朧とする。
ミーコが心配そうに覗いてくる、早く治るといいのだが


27日
夜、からだ中 あついかゆい。
いったいおれ どうな て


かゆい
うま


29日
この森で長いこと生活を送ってきたが
私の命はついに重関節症によって終わりを迎えるようだ。

それもいいだろう、友人達はみんなとっくに亡くなった。

だが唯一の心残りは哀れなミーコの事だ

彼女はずっと忠実な仲間だった
願わくば私が居なくても生き延びてくれる事を望む。


___________手記はここで終わっているようだ
121 :1 :2012/01/31(火) 20:53:31.57 ID:kAEx2oSb0

ドヴァキンとリディアは男の亡骸を運ぶと、小屋の前の地面に埋葬した。

木と石とで簡素な墓を作ると、山の青い花を供えてやった。

犬のミーコはそんな2人の様子を不思議そうに見守っていた。

ドヴァキン「一緒に来るか?ミーコ」

 「わんわんお!」

ミーコは元気に返事をするとモーサルへと向かう2人の後ろを付いて来る

途中一度だけ小屋の方を振り返ると、また2人の主人の後を追いかけた。

122 :1 :2012/01/31(火) 20:55:54.94 ID:kAEx2oSb0

________【アイキャッチ】_________________

【絶対笑ってはいけないハイ・フロスガー24時】

ボッリ師「ぶぇっくしょい!」 

クシャミで吹っ飛ばされる他のグレイビアード達

落ちてきて地面に激突するパーサーナックス

ドヴァキン「ブフォッツwwww」

\デデーン!/  ドヴァキン アウトー
_________________________________
123 :1 :2012/01/31(火) 20:58:15.25 ID:kAEx2oSb0
          【またまた数日後】

ミーコが仲間に加わってそれから数日が経った

また以前と同じように同胞団の仕事をこなしたり修行をしたりしながら

リディアさんのご飯を作ったりミーコのご飯を作ったり
遊んだり遊ばれたり着実に成長?しているドヴァキンの元に
サークルからの呼び出しがかかった。

スコール「メンバー皆にお前の活躍が認められた。贈り物がある」
そして、日が落ちてから再度、一人で本部前へ来るようにと耳打ちをされた。

日が沈み、夕食を終えたドヴァキンは
『同胞団で重要な会議があるから出かける。遅くなる様だったら先に就寝しててくれ』
と言い残し自宅を出かける。

家を後にするドヴァキンを見送りながらリディアは今日は満月だという事に気づいた

リディア「月が綺麗...お散歩でもしよっかミーコ」
ミーコ「わんわんお!」

ドヴァキンの後をつけてみようかとも考えたが

リディア「おいで、こっちだよ」
考え直し、歩みを城門の方角へ向けると
農園の方にへと散歩を始めた
124 :1 :2012/01/31(火) 20:59:10.78 ID:kAEx2oSb0
        【 街道 】

リディア「従士サマってばこの前の試練の日から少し様子が変なんですよね」
     
ミーコ「ばうわぅ?」

リディア「あ、ゴメンね。ミーコと会う前の話なんだから分かるワケ無いよね」

リディア「でも、従士サマは何か隠し事をしてるみたい..」

そんな考えふけるリディアの前をポワポワ光る何かが横切る。

リディア「あっ、ホタル!」
ミーコ「わう」

リディア「まてー」
無邪気にホタルを追いかける2匹はやがて見知った顔に出くわした。

農民「あれ、リディアさんこんばんわ。こんな所で何してるんです?」

リディア「お散歩です。月もホタルも綺麗です」
ミーコ「わんわんお」

農民「そうですねぇ。私も家内と月を眺めたりしてる最中でした」

家内「初めましてお嬢さん。先日は収穫の手伝いで夫が大変世話になったと聞いてます」

リディア「へー セベリオさん結婚されてたんですね」

農民「えぇ、こないだは家内は病気で教会で治療してたもので」

家内「なんでもお弁当まで分けて頂いたそうで、本当にすいませんねぇ」

リディア「いえいえ。」

そんな感じで世間話をしていた。
125 :1 :2012/01/31(火) 21:00:40.95 ID:kAEx2oSb0
          【その頃ドヴァキンさん】


ジョルバスクルの前では昼間会ったスコールが立っていた

スコール「付いて来い」
辺りを警戒すると建物前の岩にあるナニカを作動させた
一見岩肌に見えるそれは隠し扉になっており、静かに開く。

スコールは中に入るように促し、ドヴァキンは後ろに続いた。

洞窟の中には開けた空間があり
真ん中には祭壇のようなモノが鎮座している。

そこには既にアエラが待機していた。

ドヴァキンはもう気づいていた、今から何が行われるのかを

2人の姿を確認するとアエラは
「さぁ儀式を始めましょう」と言い服を脱ぎ始める。

そして一糸纏わぬ姿になると

アエラ「貴方の始祖になれて嬉しいわ」
微笑み、小さくひと吠えした
ガァッ!

松明の光に晒された裸体はひどく艶かしい。
ドヴァキンは思わず唾を飲み込んだ

瞬間、白いアエラの肌はあっという間に黒い体毛に覆われてゆく
爪が伸び 大きな牙が生えてゆく
メキメキと音を立てながら骨格が変わってゆく。

数秒前までアエラだったモノは試練の日に見たモノと同じ

人狼<ウェアウル>と化していた。
126 :1 :2012/01/31(火) 21:02:49.83 ID:kAEx2oSb0

スコール「これからお前と俺達は真の意味での兄弟となる」

スコール「これが贈り物であり、最後の試練だ」

そう言うとアエラの腕を取り短剣で深く傷をつけた

勢い良く血が吹き出し、添えられた祭壇の大皿の上に降り注ぐ。
大皿が血で満たされる頃にはアエラの腕の傷は既に塞がっていた。

ドヴァキン「つまり俺にも彼女と同じ姿になれと?」

スコール「ああ、だが無理強いはしない」
スコール「強い肉体と精神力を兼ね揃えた戦士のみが神の祝福を得る資格がある」

ドヴァキン「もし俺にその資格がなければ?」

スコール「血の力に飲み込まれて理性の失った獣に成り果てるだろう」

   「・・・・・・・・」

ドヴァキンは眼を瞑り少し考えた後、頷いた


ドヴァキン「受けよう。俺は力が欲しい」

127 :1 :2012/01/31(火) 21:04:58.73 ID:kAEx2oSb0

ドヴァキンは同じように己の手首に短剣で傷をつけると
大皿の血溜まりの中に腕を浸した。

すぐに身体の中に何かが入ってくる感覚に襲われる
身体中に焼けるような激痛が走る

頭が、手が、胸が、足が燃えるように熱い
その身体はみるみる内に人狼へと変貌していった。

肉体と同様に精神も獣に侵されていく
今や頭の中では正気と狂気が殺し合いをしていた。

意識が飛ぶ

グルァァァァァァァッ!
人狼は涎を撒き散らしながら雄叫びを上げると

次の瞬間には
スコールを蹴り飛ばしアエラに飛び掛っていた。

____________はぁっ はぁっ

ドヴァキンが一瞬正気を取り戻すと
そこにはうつ伏せで倒れるスコールと血まみれのアエラの姿があった。

己の狂気に怯え耐え切れなくなった彼は、

ガァァァァッ!!
逃げる様に洞窟を飛び出して行った
128 :1 :2012/01/31(火) 21:07:17.48 ID:kAEx2oSb0


不意打ちを受けたアエラの傷は浅くない、いたる所に裂傷と出血があった。

アエラ(ダメだ、あれは血の力に飲み込まれて暴走している)

直ぐにでも追いかけたかったが、まずは息を整え傷の修復に集中する。

アエラ(迂闊だった)

 祝福を受けた初日は血が馴染まないものなのだ、

いつもならば人狼と化した時点でショックで気を失うか
疲弊し直ぐに獣化が解けてしまうのが普通だった。

 勿論例外もある。
獣化が解けず暴走した場合は同胞からの手荒い洗礼を受ける。

血気盛んなアエラも、初めて人狼となった日はヴイルカスに襲い掛かり
逆に地面に叩き付けられ牙をへし折られたものである。

未熟な弟子を先輩が『教育』してやるのが慣わしなのだ。

だが、彼女はヴィルカスと同じようには未熟者を止める事ができなかった。
想像以上にドヴァキンの人狼化が完璧であり、埒外の力を有していたからだ。

アエラ(すべて私の責任だ。もし奴がこのまま正気に戻らないようなら)

アエラ(殺してでも止めなければならない)

スコールはただの脳震盪のようだった。安否を確認すると
アエラは急いでドヴァキンの後を追いかけた。
129 :1 :2012/01/31(火) 21:09:17.10 ID:kAEx2oSb0
ハアッ ハァッ
喉が乾く。血に飢えている。

頭がおかしくなりそうだった。

ドヴァキンは殺戮衝動を必死に押さえ込みながらホワイトランの街中を駆け抜けて行く。

月明りに疾走する黒い塊を感知できた者はごく僅かだが
哀れにも最初にそれに気付いたのは城門前に居る衛兵だった。

衛兵は盾と剣を構え向かって来る黒い影に立ちはだかる

人狼は障害物の喉元に向けて爪を繰り出した。

―――殺ス!
――止めろ!

ドヴァキンの最後の理性によって、爪は標的を逸らされる

辛うじて盾を跳ね飛ばされるだけで済んだ衛兵が次に見たものは
恐るべき跳躍力で城門を飛び越えてゆく人狼の姿であった。

130 :1 :2012/01/31(火) 21:09:59.68 ID:kAEx2oSb0

          【 農園 】

 アオーーーーン!
リディア「狼の声?」

ホワイトランの方角を臨むと、視界に入ったのは

 ア゛オーーーーーン!
城門を飛び越え石垣をの上で遠吠えをする黒いケモノだった。

それはおとぎ話や街の新聞の口絵でしか見た事のない怪物

――――人狼である。

リディア「人狼!? でも、あれは...」

ガァァァッ!
ひと吼えした人狼は西方へと走り出す、まるで獲物を探すかのように。

リディア「すいませんセベリオさん!ちょっとこの子の事見ててください」 ダッ

農民「は、ハイ。 今のは一体...」
ミーコ「 クゥーン」

遠吠えを聴き怯えているミーコを農園へ預けると、リディアは
はるか西へと駆けていく人狼を 追いかけ走り出した。

131 :1 :2012/01/31(火) 21:10:26.18 ID:kAEx2oSb0
リディアは途中、物騒な血溜まりとそこに腰を抜かした山賊の姿を見つける

辺り一面に死体が散乱しており生き残った2人の山賊は青い顔で震えていた。

リディア「何があった!」
山賊「・・・・・・・」 ガタガタ

    _, ,_  バシィッ!!
 ( ‘д‘)
   ⊂彡☆))Д´)

リディアは、震えるだけで何も答えない山賊の頬を張った。

何度も張った。

       パパパパパーン!!
       ☆))Д´)
    _, ,_ ∩☆))Д´)
 ( ‘д‘)彡☆))Д´)
   ⊂彡☆))Д´)
     ☆))Д´)
132 :1 :2012/01/31(火) 21:10:59.07 ID:kAEx2oSb0

山賊「ヒィィィィ!」 ガタガタ

リディア「言いなさい!何があった?」

山賊2「黒い何かが襲って来たっ!あっという間に6人やられたっ!」 ガタガタ

リディア「どっちへ行った! 言いなさいッ!」 
    _, ,_  パーン!
 ( ‘д‘)
  ⊂彡☆))Д´)

山賊2「み、南の方角へ逃げたお頭を追って行った! 教えてくれっ!アイツは何なんだっ!」

リディアは呆然とする山賊を無言で一瞥するとその場を立ち去り、
南へ向けて再度走り出すのだった。

133 :1 :2012/01/31(火) 21:13:03.94 ID:kAEx2oSb0
__________

黒い影が飛び出した城門からしばらく遅れて後を追うようにもう1匹の黒い影が飛び出した
人狼化したアエラの姿だ。

農民「ひぃぃぃぃ!」
本日2度目の怪物に出くわしたセベリオは腰を抜かし、ミーコの縄を放り出して屋内に逃げ込む。

アエラは匂いを辿り後を追おうとしたが既に時間切れだった。

ドヴァキンに力を分け与えた上、
傷の修復、もうその日は獣化を維持できる力を殆ど消費してしまっていたからだ。

アエラ(どうする?もう向かった方向すら分からない)

ミーコ「わん!」

あせるアエラの足元で1匹の犬が吠える。

アエラ「ヤツの飼っている犬か、ヤツの場所がわかるか?」 
ミーコ「 ばぅ 」

アエラが問うとミーコはまるで「着いて来い」と答えるかの様にひと吠えすると
ドヴァキンの臭いを辿り走り出した。

__________
134 :1 :2012/01/31(火) 21:15:11.05 ID:kAEx2oSb0
               【眠り木の野営地】

リディアが点々と続く血の跡を追って行くと、小さな泉に辿り着いた。
そして【眠り木】と呼ばれる紫色に怪しく光る大樹の下で 血まみれのナニカを見つける。

無残な姿で散らばるそれは、かつて山賊長だったモノの部品であった。

 ゴェェェェェ!
リディア「 ッ!」

どうやらここは巨人の野営地のようだ、何かと戦っている音がする。

リディア「あれは!」

 ガァァァッ!
人狼だった。次の獲物を見つけたのだ
巨人の身体をその爪で次々と切り裂いてゆく。

 ザシュッ!ザシュッ!  ゴェェェェェェッ!

並の人間なら単身ではとても敵わない相手である巨人が一方的に攻撃されている。

  恐ろしいスピードだった
巨人の攻撃は当たる気配は無く、人狼は確実に致命傷を刻み込む。

そして、
 ガァァァァァァァッッ!! ドシュ!
喉元にトドメを突き入れると

 ザシュッ!ザシュッ!ザシュッ!ザシュッ!ザシュッ! 
動かなくなった巨人を弄ぶかのように何度も引っ掻いた。
135 :1 :2012/01/31(火) 21:16:04.99 ID:kAEx2oSb0

リディア「あれは...」

――――― あれは従士サマだ。

化け物へと姿を変えているが、あれは私の敬愛する従士サマだ。

正気を失っている。

止めなければ。

私が声をかければきっと気づいてくれるハズ。

リディア「 従士サマ!」

人狼は爪の動きを止め 声のした方へと振り向く。

 「私はここですわ 従士サマ」

リディアは微笑みながら、まるで恋人が愛しい待ち人を迎えるようかのように両手を広げていた。

136 :1 :2012/01/31(火) 21:19:25.10 ID:kAEx2oSb0

視線が合う。

 ガァァァァァッ!
かつてドヴァキンであった獣は歓喜の雄叫びを上げ次の標的へと飛び掛かった。

リディアは無抵抗だった。

人狼は馬乗りになると腕を振りかぶり鎧を掻き毟る

留め具の部分を爪で抉られた鋼鉄の鎧は、 無残に破壊され千切れ飛んだ。

インナーが切り裂かれ乳房があらわになる
爪が乳房に食い込み赤い染みを付けていく

人狼はその血を舐め取ると真っ赤な舌をリディアの白い首筋に這わせた。

そして、ゆっくりと喉笛に喰らいついてゆく

リディア「従士さ...ま....」 

声帯を圧迫され か細い声でうめく。


哀れな従者は己が死の淵にあって、なおも笑顔を浮かべていた。

137 :1 :2012/01/31(火) 21:25:09.16 ID:kAEx2oSb0
暴走したドヴァキンを追跡し、やっと追いついたアエラが目撃したのは

今まさにリディアの喉笛を噛み砕こうとするドヴァキンの姿だった




――――だが

その牙は喉を砕かなかった。

既に人狼化は解けていた。

ドヴァキン「リディア...さん...俺は、俺はっ!」

リディアの首から口を離すとドヴァキンは両手で顔を覆い、獣の様な慟哭を上げた。

そして何度も「ごめんなさい。ごめんなさい」 と泣きじゃくるドヴァキンを
リディアはそっと優しく抱きしめてやるのだった。

138 :1 :2012/01/31(火) 21:28:03.31 ID:kAEx2oSb0

やがて嗚咽が止むと、傍観していたアエラはリディアの隣にしゃがみ
静かに寝息を立てているドヴァキンの顔を確認したのちに言った。

アエラ「ドヴァキンの従者、お前は誇って良い。
     お前の呼びかけは暴走した人狼をも呼び戻した」

リディア「あなたはッ!!」

バシィィィィッ!
リディアは今日放った中でも一番強い力でアエラの頬を叩いた。

アエラ「すまなかったなドヴァキンの従者。だが、」

  「だがこれが、奴が選んだ結果だ」

そう言い残すとアエラは無表情でその場を後にした。


リディアは泣いていた。
ドヴァキンはリディアの膝で穏やかな寝顔を浮かべていた。
ミーコは心配そうに2人の主人を覗き込んでいた。

【おわり】
139 :1 [sage]:2012/01/31(火) 21:29:33.23 ID:kAEx2oSb0
_________________________

【次回予告】

さーて来週のドヴァキンさんはー?

どうも、ドヴァキンです。
最近、朝起きるとベッドが抜け毛だらけです。

昨日 衛兵の前を通りかかったら
『濡れた犬みたいな匂いがするな』って言われました
...死にたい (´・ω・`)


さて、次回は
「リディアさん、食べる」
「リディアさん、食べる」
「リディアさん、食べる」 
の三本です

来週もまた見てくださいね
じゃ〜ん け〜ん  ラァン! ミル タァ!!
ぅふふふふふ
140 :1 [sage]:2012/01/31(火) 21:31:02.17 ID:kAEx2oSb0
【人物紹介】
・ミーコ: (U・x・U) 
よく吠える犬 リアルだとこういう感じのワンコ
ttp://cazicazi360.up.seesaa.net/image/524070748_21.jpg
連れて歩きたいのだが直ぐに死んでしまう為、自宅でお留守番である

・ミーコの飼い主
小屋の中のベッドで死んでいるのだが、ハヴォック神のいたずらか
様子を見る度に変な格好で死んでたりする。
最初に遭った時はベッドの上でM字開脚してて爆笑した。
次に見た時はベッドから逆さまの足だけ生えてて犬神家状態。
先日見た時は死体自体が消滅していた。
心配しなくて良いんです飼い主さん。お宅のミーコは今も元気に吠えています。

・ジョルバスクル:同胞団の本拠地
立地の関係上、通う度に毎回毎回広場のやかましいタロス信者の演説を聞かされるハメになる。
>>1はあまりにも癇に障ったため 人狼化して彼をコロコロしてしまった。


・アエラ : 同胞団の幹部
自分の事を『狩猟の女神』の二つ名で呼んじゃう 中二病チックなお姉さん
あばらと横乳がまる見えなけしからん服を着ている為『 横乳の女神 』とも呼ばれ、
第3回嫁にしたいコンパニオングランプリで1位に輝いた事がある。

・ファルカスとヴィルカス: 同胞団の幹部
双子。どっちがどっちか分からなくなる。
面倒なので次回死にます
 
・スコール: 同胞団の幹部
ハゲてるので次回死にます

・コドラク: 同胞団の団長
じじい。若い頃は凄く強かったそうです
死亡フラグをいっぱい立てるので次回死にます

・シルバーハンドのみなさん
彼らが持っている銀の剣は軽さの割りに値段が良いので序盤の金稼ぎになる
次回いっぱい死にます

・デルフィン: ブレイズ(笑)
メインクエストを進めたプレイヤーの98%が大嫌いと答えました。
フラグをヘシ折ったので2度と出てきません
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/02/01(水) 04:33:03.31 ID:We06qoYeo
雰囲気が好きだな。乙
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/01(水) 20:46:58.83 ID:9lVxYy6IO
デルフィンの価値はブレイズソードのみ
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/02(木) 22:51:54.00 ID:B/Ovqrdro
>面倒なので次回死にます
おぃぃぃwwwwww
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) :2012/02/03(金) 05:08:02.47 ID:/96TwMYb0
ありがたいわね、チャーミングな>>1だわ


メリディアさんの剣を持たせたうちのリディアたんはたまにドーンブレイクぶっぱなしてくれるんだが、いちいちビビる
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方) [sage]:2012/02/05(日) 19:29:52.05 ID:cGWhyUABo
アイキャッチクソワロタwwwww
崖際のファスローダ食らって真っ逆さまに落ちて行くドヴァキンさん
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/02/21(火) 15:38:57.15 ID:g12xJHE+o
マダー
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/03/05(月) 19:49:43.14 ID:hIFnrUGbo
こないなぁ
148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 20:53:39.27 ID:BL+DoQWT0
ウェアウルフって防御力がカスなんだよなあ
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