このスレッドはSS速報VIPの過去ログ倉庫に格納されています。もう書き込みできません。。
もし、このスレッドをネット上以外の媒体で転載や引用をされる場合は管理人までご一報ください。
またネット上での引用掲載、またはまとめサイトなどでの紹介をされる際はこのページへのリンクを必ず掲載してください。

マミ「ボンゴレファミリー?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/01/22(日) 23:00:46.51 ID:h+S4hrF60
10年バズーカを受けたツナとリボーンは今まで目にしたことがないような空間にいた。

ツナ「ここは…」
リボーン「わからねぇぞ。10年バズーカの故障みてぇだな。」

10年バズーカ、それは10分間だけ10年後の自分と入れ替わることができる伝説の兵器。
ふとしたことからツナ達は、10年バズーカの誤爆によってこの見知らぬ場所へ飛ばされていた。
以前ツナ達がこのバズーカにてタイムスリップしたことがあったが、
その時行き着いた先はミルフィオーレファミリーのボスである、白蘭の野望が渦巻く混沌とした世界であった。
だが、ツナ達の奮闘によって百蘭の野望は打ち砕かれ、平静とした未来へと戻った筈であった。
しかし、この世界は平静とした世界でも普段の暮らし慣れた世界でもなかった。
まさに異形の空間。強いて言うならばお菓子に彩られた異空間…というところだろうか。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1327240846(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
【 このスレッドはHTML化(過去ログ化)されています 】

ごめんなさい、このSS速報VIP板のスレッドは1000に到達したか、若しくは著しい過疎のため、お役を果たし過去ログ倉庫へご隠居されました。
このスレッドを閲覧することはできますが書き込むことはできませんです。
もし、探しているスレッドがパートスレッドの場合は次スレが建ってるかもしれないですよ。

少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/01/22(日) 23:01:10.95 ID:h+S4hrF60

リボーン「この雰囲気、何かの結界だな。」
ツナ「結界?何なんだよ一体?」

ズドンッ

ツナがリボーンに尋ねた瞬間、銃声が聞こえる

リボーン「銃の音だな」
ツナ「あっちに人影が、あっ…!」

ツナとリボーンはすかさず銃声の鳴った方へ顔を向ける。
その視線の遥か先には人形のような容姿をした「何か」を圧倒するツナと同じくらいの少女の姿。
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/01/22(日) 23:01:38.59 ID:h+S4hrF60

〜〜〜〜〜

巴マミ。それがその少女の名前であった。
今、彼女が眼前にしている相手はシャルロッテ。その愛くるしい小さな人形のような外見とは裏腹に
恐ろしい力を持つ「魔女」であった。
「魔女」、その存在は禍の種を世界にばら蒔き、人々を襲う存在。
その魔女に対抗する唯一の戦士が「魔法少女」。巴マミ、彼女もその一人であった。

彼女は、キュウベイとの契約により魔法少女となった。
しかし、彼女はその運命と引き換えに失ったものは少なくなかった。
彼女は一人で戦いに明け暮れ、孤独であった。だが、今はそうではない。
共に戦ってくれるであろう魔法少女の候補生達が2人も私の前に居る。

「体が軽い。もう何も怖くない」

キュウベイによって魔法少女の素質を見出された少女二人。
「鹿目まどか」と「美樹さやか」
私には仲間がいる、もう私は一人ぼっちじゃない
孤独であったマミの胸に大きな希望の灯が灯る。
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/01/22(日) 23:02:08.37 ID:h+S4hrF60
「悪いけど一気に決めさせて!」魔女の体に銃を突き立て、彼女の武器である「マケット銃」にて零距離で発砲、
更に追い打ちとして、銃床にて思いっきり魔女を殴打する。
魔女の体は思いっきり吹き飛ばされ、壁に叩きつけられる。
そして、体制を立て直す間もなく、無数の銃弾がその体に突き刺さる。

「おぉー!!」

彼女の戦いを見学していたまどかとさやか、2人の少女は歓声を上げる。
マミはその顔を見て微笑みで返す。

この一縷の希望が彼女の命取りになるとは知らずに…
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/01/22(日) 23:02:52.55 ID:h+S4hrF60

「ティロ・フィナーレ!」
マミは一気に止めを刺すべく奥義を使う。
自分のマケット銃を魔翌力で肥大化させ、巨大な弾痕を撃ち込む一撃必殺。

ドォォォォォン

豪快な砲撃音と共に砲弾は魔女の体を貫き、弾穴から発生した無数のリボンが魔女を束縛する。
この時、誰もがマミの勝利を確信していた。

だが…束縛した魔女は口から大きな塊を吐き出す。
それは恵方巻きのような容姿の魔女。それは倒した筈の魔女の真の姿であった。
数十メートルはあるその巨体に鋭い牙。
魔女は行動する間も与えず、マミへと襲い掛かる。
不測の事態。それは人の判断力を鈍らせるものである。
この不測の事態を前にマミは、一瞬にして魔女を無防備な自分の間合いに入れることを許してしまったのだ。
そして、マミの眼前では巨大な魔女の口が開かれようとしていた。鋭い牙で彼女を噛み[ピーーー]為に。
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/01/22(日) 23:03:27.61 ID:h+S4hrF60
〜〜〜〜〜

この光景を見ていたのは、少女達だけではなかった。

ツナ「倒した!」
離れた場所よりこの光景を目撃していたツナは、マミが奥技を放つと同時に驚愕の声を上げていた。
しかし、彼の家庭教師であるリボーンは冷静に事態を推測する。
リボーン「待て、何かがおかしいぞ」
彼の本職は「ヒットマン」であり、幾多もの戦いを経験していた。
その経験上戦いの戦局の流れを肌で感じていたのであろう。

すぐその直後であった。リボーンが呟いた通り魔女の体からはその本体が吐き出される。
その巨体はそのまま勢いに任せてマミへと襲い掛かろうとしていた。

ツナ「ひぃぃぃ!何かやばいよ!」
ツナは頭を抱えながら、焦りと悲鳴の入り混じったような声を上げる。このままではあの化け物に少女は食べられてしまう。
だが、生徒の焦りとは正反対に彼の家庭教師は冷静であった。
いつの間にか銃を手にしていた彼は、銃口をツナの方に向けている。
リボーン「だったらお前が助けてこい」

ズキュウウゥン
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/01/22(日) 23:04:11.09 ID:h+S4hrF60
〜〜〜〜〜

マミ「あぁ…」
彼女は眼前に迫る死を前に体を動かすことができなかった。
恐怖、そして彼女の希望から生まれた大きな油断。
絡み合った二つの因果は彼女の行動を抑制し、その命を奪う決定打に変化していた。
その鋭い牙は彼女へ迫ろうとしている。
この事態に、はた目から見ていた2人の魔法少女候補も、完全に無力であった。

ガチンッ

シャルロッテの口が閉じる。
鋭いこの牙を前にしては魔法少女といえど一溜りもないであろう。
この一撃は巴マミを葬り去った筈であった。
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/01/22(日) 23:04:57.50 ID:h+S4hrF60
だが…

魔女の牙は宙を噛んだだけであり、そこに少女の姿はなかった。
ある筈のない事態に魔女は一瞬顔を顰める。

まどか「マミさん!!?」
不測だったのは魔女だけではなく魔法少女候補2人も同じであった。
しかし、すぐその異変に気付いたのはさやかであった。さやかはそれに気づくと空に指を指して叫ぶ。
「見て、あれ!」

上空に指すさやかの指の先には。頭に火を灯した一人の少年がマミを両手で抱擁していた。
超死ぬ気モード。リボーンがツナに放った弾「特殊弾」はツナの内なる闘志を呼び起こし、彼に多大なる力を与える。
また、特殊弾により彼の手に装着されていた手袋は彼専用の武器である「Xグローブ」へと変化していた。
このグローブから発せられる炎の力は戦闘力だけではなく高速で飛行する推進力を彼に与える。
その推進力を活かし、間一髪ツナはマミを救い出したのである。
ツナは静かに降下すると、マミを2人の魔法少女候補のいる場所へ下ろす。
そして、唖然としている彼女らに静かに言う。
ツナ「あいつは俺に任せろ…」
その額と拳に闘志を灯しつつ「魔女」に向かっていく。
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/01/22(日) 23:05:30.96 ID:h+S4hrF60


シャルロッテはすぐさま異変に気付くと、この乱入者にターゲットを絞りまっすぐツナへと迫る。
ツナはシャルロッテの動きを見切ると、グローブの炎圧を上げその勢いで上昇して回避する。
そして、今度は炎の向きを変えてシャルロッテ目掛けて降下する。
降下の勢いと共に振り下ろされたその拳はシャルロッテの頭頂部に突き刺さり、
勢い良くその体を床に叩きつけられる。

同時にツナも着地、そして魔女に向かって呟く。

ツナ「来い、化け物。お前の相手は俺だ」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/01/22(日) 23:06:10.36 ID:h+S4hrF60

シャルロッテは一瞬怯んだもののすぐさま体制を立て直してツナへと向かう。
猛スピードでツナへ目掛け突進するシャルロッテ。
リボーン「ツナを食い[ピーーー]つもりだな」ツナの家庭教師は呟く。
だが、その言動に動じている様子はなかった。

ツナは炎の炎圧で再び攻撃を回避し、勢いに任せてシャルロッテの背後へ回り込む。
それと同時に魔女の背中に炎の手刀を食らわす。
ツナの死ぬ気の炎はそれ自体がエネルギーを圧縮した高密度エネルギーであり、
この炎の手刀は金属すら焼き切る程だ。
実際リング争奪戦の際に、この一撃でボンゴレ独立暗殺部隊「ヴァリアー」の戦闘兵器であるゴーラ・モスカを戦闘不能に追い込んでいる。
ツナの手刀で背中を大きく焼き斬られたシャルロッテは、叫びながらそのまま体制を大きく崩す。
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/01/22(日) 23:06:57.97 ID:h+S4hrF60

シャルロッテに大きな隙が出来た、そう判断したツナは止めを刺す体制に入る。
ツナ「オペレーション、イクス」

シャルロッテが体制を倒すと同時に空中へ上昇していたツナは両手を広げ、グローブに炎エネルギーを集中する。
「了解、ボス」
彼の耳に装備されたヘッドセットが発射を了承すると止めの一撃を放つ準備を開始する。
ヘッドセットと同調したコンタクトが炎の炎圧状況とターゲットを絞り始める。
このヘッドセットとコンタクトは、未来の世界にてミルフィオーレの技師であった「スパナ」がツナの為に開発したものであり、
今ではツナに欠かせないアイテムの一つとなっていた。

「ライトバーナー、柔の炎15万FVで固定、レフトバーナー柔から剛に変換しつつ炎エネルギーをブロードクリスタル内に充填…」
コンタクトに同調して、ヘッドセットが炎の現在状態をツナに伝える。

シャルロッテが起き上がり、空中にて炎を放とうとしているツナへ襲い掛かろうとする。

「ターゲットロック。ライトバーナー炎圧上昇…レフトバーナー炎圧上昇。ゲージシンメトリー、発射スタンバイ」
同時に、ヘッドセットが彼の奥技が発射可能になったことを告げる。
この技は未来の世界にて厳しい修行の末にツナが編み出し、
またスパナなど多くの人達の支えによって完成した彼の必殺技である。

「Xバーナー…」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/01/22(日) 23:07:44.59 ID:h+S4hrF60

シャルロッテが勢いよくツナへと飛び掛かる刹那、ツナの右手から巨大な炎柱が発射される。
その巨大な炎はシャルロッテ巨体すら瞬時に包み込む。
彼の炎エネルギーを貯蓄し、そこから膨大なエネルギーを発射するこの技の威力は
「硬化」をもたらす「雷の炎」でコーティングされた通常の20倍の硬度のある高層ビル数件を一撃で破壊する程であり、
また幾多のパラレルワールドを制覇し、未来の世界へ混沌を齎した元凶である百蘭を葬り去った一撃である。

シャルロッテの体は、この一撃にて一瞬で崩壊させられ、ツナに届き切ることはなかった。
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/01/22(日) 23:08:19.05 ID:h+S4hrF60
まどか「すごい!!」
さやか「あの化け物を一瞬で…」
マミ「あの子、一体何者なの?」
この状況を見ていた少女達は歓喜と驚愕が入り混じった声を上げる。

シュゥゥゥゥ

ツナの額に灯された死ぬ気の炎が消えると共に魔女の結界が消滅する。

ツナ「ひぃぃぃぃ!何だったの?あの化け物」
どさりと、安堵で腰を下ろすと同時に闘志の下に押さえつけられていた恐怖を思い出して頭を抱えるツナ。
リボーン「何かの結界みてぇだな。消えちまったぞ」
それを尻目に冷静に状況を判断する彼の家庭教師。
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/01/22(日) 23:08:49.60 ID:h+S4hrF60

まどか「大丈夫ですか?マミさん」
さやか「怪我とかしていませんよね?」
マミの身を案じ、駆け寄る二人の魔法少女候補。
マミ「えぇ、大丈夫よ」
マミは彼女らに笑顔で答えると共に、一つの疑問が浮かぶ。
「それよりあの子…」
自分を助けた少年が何者なのか。
そして、「魔法少女」でない筈の彼が何故魔女を倒せるのか。
彼女の中には疑念があるものの、まずは話をするべきだ。
そう判断した彼女はツナ達の方へ足を向ける。
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/01/22(日) 23:09:25.04 ID:h+S4hrF60

ツナ「どうなってんだよ、この世界は?」
リボーン「知らねぇぞ。俺に聞くな」

マミ「あの…」
ツナ「えっ?」
マミ「先ほどは助けて頂いてありがとうございます。」
ツナ「あ…いや。そっちも怪我とか大丈夫ですか?」
マミ「えぇ、私は大丈夫よ。」
にっこり微笑む少女。綺麗な娘だなぁ、って一瞬頬を赤らめるツナ
「ところで、貴方たちは一体誰なのかしら?只の一般人って訳でもなさそうだけれど」
マミは質問を続ける。

リボーン「その質問には俺が答えるぞ。」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/01/22(日) 23:09:52.35 ID:h+S4hrF60
いつの間にか躍り出ていたリボーンが、答える。
さやか「赤ん坊?」
まどか「可愛い赤ちゃん!」

リボーン「俺の名はリボーン、そしてこいつは俺の教え子のツナだ。よろしくな」
ツナ「よ…よろしく!」

リボーンの紹介にぎこちない返事をするツナ。その光景を見てマミは再び微笑みながら紹介をする。
マミ「私は巴マミ。そしてそこにいる二人は鹿目まどかさんと美樹さやかさんよ」
まどか「よろしくね」
さやか「よろしく!」
マミの紹介と共に挨拶する2人。
マミ「とりあえず、ここで話しても仕方がないし、一旦私の家で話を纏めましょう」
リボーン「そうだな。お互い敵ではないようだし、俺らもいくつか聞きたいことがあるからな」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/01/22(日) 23:10:22.60 ID:h+S4hrF60
〜〜〜

…彼らが揚々と話しているその光景を、物陰より見つめる黒い長髪の少女。
(魔法少女でない一般人が魔女を倒す、全ての時間軸において彼らのような存在はなかった。一体何者なの…?)
様々な考えが渦巻く中で、接触を図るべきと考えた彼女であったが
冷静に今はその時期ではないと判断しくるりと背を向けて去る。
彼女の名は明美ほむら。魔法少女でありながら謎の多い人物である。

「いずれ、彼らとの接触も必要不可欠。」

そう言い残すと、夕空の元静かに去って行く。


魔法少女とツナ達の滝見ヶ原の物語が今幕を開こうとしていた。

続く
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/01/22(日) 23:11:28.99 ID:h+S4hrF60
以上で今回の投下終了です。
リボーン×まどマギで初SS作品です。

これからもちょくちょく投下していくつもりですので、もし宜しければ見て頂ければ嬉しいです。
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2012/01/22(日) 23:29:12.62 ID:hqvGPATeo
リボーンSSとは新しい…
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/22(日) 23:30:01.52 ID:wGCj0BvSO
マスケット銃ェ……
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage saga]:2012/01/22(日) 23:32:56.87 ID:twgj2uZIo
期待
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/23(月) 02:09:45.04 ID:jtk+HJWN0
マミさんピンチなると駄目だな
気力ないから即死にそうだ
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/01/23(月) 07:11:01.07 ID:HP0yBS5wo
リボーンはちょっと腐向け的なイメージだけど、キャラとか設定は好きだぜ。

乙。
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北) [sage]:2012/01/23(月) 15:24:59.73 ID:fqXQ2JWAO
まさかリボーンとは
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(静岡県) [sage]:2012/01/23(月) 15:52:16.16 ID:fTkkhbplo
ちょっと面白そうだから見学してよう
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) :2012/01/23(月) 17:58:07.33 ID:7cuTCH7AO
マミさんの必殺技はイタリア語だしリボーンとは以外と相性がいいかもしれないですね。
所でQBの名前はキュウベイではなくキュゥべえですよ。
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga]:2012/01/23(月) 19:49:36.19 ID:8UOAehoi0
キタアアアアアアアアアア。思わず声を出してしまったくらいうれしい。
個人的にはツナとまどかたちと同じ世界で同じ時間軸という設定の話を考えたけど自分には出来なかったから本当本当に期待。
欲を言っては守護者たちも出して欲しかった。山本とさおかの絡みはよさそうだったのに・・・・
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) :2012/01/23(月) 22:36:17.65 ID:7mcD2KEAO
魔女化したさやかに小言弾を撃ち込んだらハイパーで復活したりして(笑)
または死ぬ気弾で全裸で復活wwwww

29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/23(月) 22:43:10.62 ID:8UOAehoi0
>>28
お前初期を読んでいるな!
正直言ってリボーンを初期から今の所まで読んでいるやつはおれ以外いるのかな?
まあ俺はジャンプを毎週買って全部読むということにしているからそうなったけど・・・・・
個人的にはフレイムランブルのDSゲーは面白いと思う。
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/23(月) 23:07:53.90 ID:+aT5Npzs0
昔のツナの武器はスリッパ(レオン)だった……。
とにかく乙!!
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/23(月) 23:20:48.45 ID:8UOAehoi0
ところどころ色々な誤字をしているな・・・・10年バズーカは五分しか効果がないよ。
ツナたちの時間軸はどこら辺?シモン編以降じゃないとワルプルギスはきついような・・・・
32 :1 ◆JSylhqg7vA [sage]:2012/01/24(火) 00:13:38.31 ID:zifBK6ni0
>>31
5分以上経っても戻らないのは、
10年バズーカの故障でいつ戻るか分からないって状態って考えて頂ければ幸いです。
なお、ツナの時間軸は百蘭を倒して少し経ったくらいです。

見直したら滅茶苦茶誤字脱字多かったので今後気を付けます…orz
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/01/24(火) 02:08:33.32 ID:0XFpuCNF0
リボーンに欠けていたストーリー性が補われたか

これは期待せざるを得ない
34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/24(火) 07:53:30.00 ID:5FNRuhL40
>>32
そういうことじゃなくて>>1の「‘10分間’だけ10年後の自分と入れ替わることができる」のところが違うって言う意味
他の守護者くらいはでないの?G文字の影響を受けてM文字を作ろうとするマミさんをイメージしたんだが・・・
時間軸は、アニメの最終回らへんくらいかな?
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(九州) [sage]:2012/01/24(火) 10:26:51.42 ID:7EbNwdAAO
>>29
読んでます。
ついでに言えば嘆き弾を撃てば一気に魔女化できるかもしれません。
まどかに10年バズーカを使ったら魔女になってたりするんでしょうかね。
未来編の完結のゲームは出ないのかと期待してたりします。


みなさん場違いな雑談でしたらすみません。

36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/24(火) 10:47:36.38 ID:XJ2leZBDO
ここは腐女子の多いインターネットですか?
37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/24(火) 16:29:18.47 ID:5FNRuhL40
>>35
ナカーマヽ(*´∀`)ノ 未来編の完結版のゲームはDSじゃあるよ。二年前の夏に売ってたよ。
>>36
腐じゃないよ。まあ、好きなキャラはT世(プリーモ)だけど(声がかっこいいし)
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/06(月) 15:30:36.87 ID:3LFSMOlJ0
マダー?俺はずっと待ってる。
だからそろそろ生存報告を・・・・
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/02/07(火) 00:50:51.84 ID:Or4BZn7Z0
>>1です。生存報告を

多忙でなかなか書けず申し訳ありませんが、しばしお待ちを。
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/10(金) 13:28:52.53 ID:RgA+9E+K0
>>39
全力で待機させていただきます

10年後バズーカってことはもしかして白r
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/02/17(金) 00:02:08.53 ID:Dl5ktHgy0
大変待たせて申し訳ない。第二話を投下します
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/02/17(金) 00:02:54.81 ID:Dl5ktHgy0
第二話

見滝ヶ原市のとあるマンションの一室、巴マミの自宅。
テーブルには5人分のケーキと紅茶が置かれている。

マミ「それで、貴方達は別な世界から来たというのね?」

紅茶を飲みながらマミは話す。

リボーン「そうだぞ。10年バズーカの故障としか思えねぇ」

リボーンは自分たちが10年バズーカの故障でこの世界へ来たこと、ツナがボンゴレファミリーの次期ボス候補であること、
特殊弾についてなど、説明すべきことをすべて説明した。
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/02/17(金) 00:03:49.97 ID:Dl5ktHgy0
普段のマミなら、「面白いお話」程度で一蹴してしまうような内容なのだが、
どの説明もすべて辻褄の合う話であり、実際にツナが自分を助け出し、魔女を倒したということを考えればあながちウソでもない話である。

さやか「しかし、この子がねぇ…」
さやかはちらりとツナを見る。
ツナ「な、何ですか?人の顔をじっと見て…」
さやか「こんなどこでもいそうな平凡な子がマフィアのボスねぇ。さっきマミさんを助けた人とは全然違う雰囲気だけれど」
先ほどにマミを助けたのは、冷静沈着という雰囲気だったのに、今目にしてるのは少し気の抜けた、どこにでもいそうな少年である。

リボーン「死ぬ気になっていない通常のツナは只のダメダメ人間だぞ」
ツナ「その言い方はないだろう!」

いつものようにツナをからかう家庭教師と慌てた表情の生徒。
そのほのぼのとした光景を見て微笑むマミとくすりと笑うまどか。
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/02/17(金) 00:04:17.07 ID:Dl5ktHgy0

リボーン「んで、話を戻すがここはどこなんだ?俺たちの全然知らない世界だが」
QB「それは僕から説明させて貰うよ」
いつの間にか、ちょこんと姿を出している白い猫のような生物。
ツナ「喋った!?」
マミ「私のお友達のキュウベイよ」
マミが紹介する。
謎の怪物に、喋る猫。この世界はどうなってるのー!と心の中で頭を抱えるツナであった。
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/02/17(金) 00:04:44.24 ID:Dl5ktHgy0
………………
…………

リボーン「なるほど、俺たちはとんでもねぇ世界に紛れ込んじまったみてぇだな」
マミとQBの話を一通り聞いてぼそりと呟くリボーン。
魔女、魔法少女、契約…ファンタジーな言葉とは裏腹に知れば知るほど血腥い魔法少女の世界。
ツナ「こんな世界じゃ命がいくつあっても足りないよー!」
冷静な家庭教師と裏腹に一人慌てるツナ。
リボーン「確かにツナは10年後の世界で得た戦闘値は図り知れねぇ。だが、その戦闘力だけでこの世界を生き抜くのは難しいかもしれねぇな」
その言葉を聞いて「ひぃぃぃ!」と叫びながら頭を抱えるツナ。
そんなツナを尻目にリボーンは冷静にマミに向かって話す。
リボーン「ツナと戦ってやってくれねぇか?」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/02/17(金) 00:05:11.63 ID:Dl5ktHgy0
マミ「えっ?」
きょとんとした顔でリボーンを見つめるマミとツナ。
リボーン「魔法少女というものをもっと見てみてぇ。ツナをこの世界の戦い方を叩き込む必要もありそうだ。お互いを詳しく知るいい機会だしな」
マミはふふっと笑った後
マミ「いいわ、面白そうね。」
魔女を容易に撃破する不思議な少年。マミの中に不思議と戦ってみたいという気持ちが芽生える。
ツナ「何勝手に決めてんだよ!それにマミさんまで戦る気じゃないですかー!!」
さやか「魔法少女マミさん対マフィアボス候補の綱吉!!これは熱い展開だね!」
まどか「二人とも頑張ってください!」
QB「これは、面白いことになりそうだ」
ツナ「外野までノリノリじゃんー!!」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/02/17(金) 00:06:01.52 ID:Dl5ktHgy0
〜〜〜〜


見滝原の町外れに存在する巨大ビルの廃墟。
かつては多くの人で賑わっていたであろうこの巨大な建物も、今や荒れ果て周りには人の気配すらない。
ただ、一つの集団を除いては。

ツナ「本当にこんなところで戦うのかよー!」
リボーン「ここならいくら暴れても問題はなさそうだな」

彼らがいるのは、かつてビルの吹き抜け部分であった場所だった。
薄暗い場所であるが、マミの手元にあるソウルジェムと
リボーンのペットである、形状記憶カメレオンのレオンが変身した白熱灯が一同の周りを照らし出す。
48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/02/17(金) 00:06:33.80 ID:Dl5ktHgy0
マミ「ここなら、心置きなく戦えるわね」
まどか「マミさん、ツナ君頑張ってくださいね!!」
さやか「ファイトー!二人ともー!」
二人の少女は二人の戦士にエールを送る。
QB「ここは危ないから、僕らはあの残骸の陰に隠れていよう」
2人と一人は落下して朽ち果てた残骸の陰に隠れる。

マミ「それじゃ、始めましょう?」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/02/17(金) 00:07:20.81 ID:Dl5ktHgy0
そう言うと、マミはソウルジェムを両手で構える。
その瞬間、ソウルジェムが一層明るく輝き出し、光がマミの体を包み込む。
踊りを踊るようにマミが動く度に、服装は変化する。
程なくして、先ほどまで学校の制服を着用していたマミの体は魔法少女の戦闘服を着用していた。
以前、シャルロッテと戦闘していた時に着用していたものだ。
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/02/17(金) 00:07:49.73 ID:Dl5ktHgy0
リボーン「こっちも始めるぞツナ」
ツナ「わ、わかったよ。」
リボーンに急かされ、ポケットから27と書かれた毛糸の手袋と、丸薬の入ったを筒取り出す。
筒から青い丸薬を2つ取り、それを口に放り込む。
死ぬ気丸、かつてツナが友人であるバジルから貰った丸薬であり、これを服用することにより
超死ぬ気モードを発動することができる。

ゴクリッ

ツナが目を閉じて丸薬を飲み込むと、それと同時にツナの頭から炎が噴き出す。
そして彼は静かに目を開ける。普段のなよなよした印象は消え失せ、引き締まった眼差しの表情に変わる。

まどか「ツナ君の雰囲気が変わった…」
さやか「あれが、あの綱吉と同一人物なんて」

改めてツナの変化に驚きを隠せない二人の少女。
驚いているのは少女達だけではなかった。
QB(沢田綱吉、彼は一体何者なんだ?)
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/02/17(金) 00:08:27.84 ID:Dl5ktHgy0
二人の戦士が対峙する。

マミ「模擬戦だけれど、手加減は無用よ」
ツナ「俺もだ。本気で行くぞ」

マミ「えぇ、行くわよ」
それと同時に、マスケット銃を空中に大量に召喚する。
マミ「まずはこれで小手調べをさせて貰うわ」

マスケット銃の燧石が鉄片を叩く。これが開戦の合図だった。
大量のマスケット銃から放たれた銃弾がツナへ目掛けて飛来する。

ゴォォォッ

ツナはその大量の銃弾を見るや否やグローブに炎を灯す。
銃弾が当たる寸前、ツナは炎圧を上げて飛び上がる。
銃弾ツナに当たることなく、すべて宙を切る。
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/02/17(金) 00:10:18.77 ID:Dl5ktHgy0
ゴォォォッ

ツナはその大量の銃弾を見るや否やグローブに炎を灯す。
銃弾が当たる寸前、ツナは炎圧を上げて飛び上がる。
銃弾ツナに当たることなく、すべて宙を切る。

ツナは勢いに任せ一気に吹き抜けの天井付近まで上昇する。
そしてそのまま炎圧の向きを変え、マミへ向けて加速、炎の拳を目標目掛けて叩き込む。
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/02/17(金) 00:11:07.49 ID:Dl5ktHgy0
ガシッ

マミはいつの間にか手に持っていたマスケット銃の銃床でツナの拳を受け止める。
そのまま、無防備となっているツナの腹部へ蹴りを放つ。
ツナ「ぐあっ!」

勢いよく吹き飛ぶツナ。壁に激突する寸前に炎圧を上げて壁への直撃を回避する。

マミ「なかなかやるわね」
ツナ「あぁ、お前も」

さやか、まどか「すごい…」
影に隠れて戦いを見ているさやかとまどかであったが、
二人の人間を遥かに凌駕した戦闘力に感嘆の声を上げることしかできない。
リボーン「ツナと渡り合うとは、なかなかの手練れだな」
いつの間にかリボーンが二人の手前の残骸に乗っかり試合を見ている。
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/02/17(金) 00:12:45.94 ID:Dl5ktHgy0

マミ「まだまだこれからよ!」
大量のマスケットをスカートの中から取り出し、踊るかのように目にも止まらぬツナへ目掛けて発砲する。
ツナ「くっ!」
それらを、炎の推進力の高速移動でかわしていくツナ。得意の接近戦に持ち込むべく再びマミへ向かっていく。

ツナ「ナッツ!」
ナッツ「ガオッ!」
ツナの呼びかけに応え、彼の装備するリングから鬣に炎を纏った小さいライオンが出現する。
「匣兵器」未来で開発された新兵器であり、本来は箱型の入れ物へリングから発生する死ぬ気の炎を注ぐことで
動物型の兵器を出現させるものである。
本来、ツナ達が未来から過去へ戻る際、過去の世界を変えてしまう恐れがある匣兵器を持ち帰ることはできず
「ナッツ」を含む「匣兵器」は未来の世界へ放棄される筈であったものであるが、
虹色の赤ん坊、アルコバレーノ達の計らいによって世界へ影響を与えない形でリングの形へと姿を変えていた。

ツナ「ナッツ、形状変化!」

ナッツ「ガオッ!」
55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/02/17(金) 00:13:16.91 ID:Dl5ktHgy0
ナッツは軽く咆哮すると姿を変身させる。
I世のガントレット。かつて初代が全力を込めた拳を放ったとされる武器である。

マミ「どうやら、この一撃で勝負を決めるつもりね!」
ツナの動きを察すると、マミは自分のマスケット銃に魔翌力を集中させる。
マスケット銃は魔翌力で肥大化し、巨大な大砲の形となる。

ツナ「これで」
マミ「決める!!」

ツナ「バーニング・アクセル!」
拳から巨大な炎の塊が発射される。

マミ「ティロ・フィナーレ!」
同時に、マミの魔翌力を込めた巨大な大砲より砲弾が発射される。
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/02/17(金) 00:13:54.69 ID:Dl5ktHgy0
炎の拳と魔翌力の砲弾がぶつかり合い、とてつもない硝煙と爆風が発生する。

まどか&さやか「きゃあ!?」
爆発により発生した強風は離れている外野の場所にまで届いていた。

やがて硝煙が晴れる。

ツナ「予想以上だ」
マミ「ふふ、そうね」

目立った外傷はない二人の戦士が姿を現す。

リボーン「そこまでだぞ」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/02/17(金) 00:14:21.65 ID:Dl5ktHgy0
いつの間にか二人の間に姿を現す家庭教師。

ツナ「リボーン!」
シュゥゥと音を立てて額から死ぬ気の炎が消える。

マミ「赤ちゃん?」
マミも構えていたマスケットを下す。

リボーン「ここらでお開きだぞ」

ツナ「も、もう終わりなの?」
予想以上の速さの模擬選終了宣言にきょとんとするツナ
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/02/17(金) 00:14:58.54 ID:Dl5ktHgy0
マミ「流石にちょっと早すぎると思うけれど…」
ツナだけでなく、マミも驚いているようだ。

リボーン「大体お互いの強さは分かった筈だ。これ以上の消耗戦は無駄だ」

2人はぎくりとする。
ツナとしては、あのまま続けていても埒が開かなかっただろう。
マミとしても、予想以上に魔翌力を消費しており、これ以上の魔翌力の消費を避けたいのが本音だった。

さやか「二人ともすごいです!」
まどか「すごい戦いでしたね!」

マミ「やっぱり、あなたは只者ではないようね」
ツナ「いやいや、あのまま続けていたらどうなったかわかりません…」
賞賛を贈るマミと、否定するツナ
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/02/17(金) 00:15:29.72 ID:Dl5ktHgy0
QB「お互い一歩も引けを取らない戦いだったね」
リボーン「ま、ツナもこれでこの世界の戦い方がわかったんじゃねぇかな」

QB「彼の戦闘力ならもし魔女が出ても十分に戦えそうだね」
マミ「えぇ、あの戦闘力は魔法少女のそれと同等、もしかしたらそれ以上かもしれないわ」
さやか「マミさんと綱吉が組めばどんな魔女だってイチコロだね!」
マミ「えぇ、心強いことこの上ないわ」
まどか「ウィヒヒヒ!」

ツナ(めっちゃ買被られてるー!!)
ツナ「でも、マミさんと一緒に戦うならなんとかなるかも…」

賞賛を受け止めることができず困惑するツナ。
しかし内心、マミと組むことに対して安堵感に包まれていた。

???「甘いわ」

全員が声の方向に目を向ける。

少し離れたビルの出入り口付近に長い黒髪をした少女、「明美ほむら」が現れる。

続く
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage]:2012/02/17(金) 00:17:04.14 ID:Dl5ktHgy0
以上です。本日の投下は終了。

ネタがなかなか浮かばず遅れてしまったことをお詫び申し上げます。
次回はもっと早く上げたいところ。

なお、もし>>1が一か月以上来ない場合は乗っ取ってしまっても構いません。
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/18(土) 19:02:49.10 ID:sj2JRVyc0

個人的にはこの作者にきちんと完結させてもらいたいところだ
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/02/21(火) 19:24:38.97 ID:zGobZQFP0
メール欄にsagaを入れると>>56の魔翌力とかが普通の表記になりますよ

なぜツナたちは10年前の世界へ戻る思考を放棄してるのですか?
白饅頭の策略、もしくはマシュマロの陰謀ですか?
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) :2012/03/13(火) 19:52:03.30 ID:CvGSiyMAO
来ないな
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/13(火) 20:27:53.88 ID:gG4SiNqDO
オレ、死ぬ気の炎の設定まどマギ考えてた

シャマルとボンゴレギア造った爺さんを出す予定だった
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県) [sage]:2012/03/13(火) 20:58:29.87 ID:hXUE/7hy0
まどか達の属性はどうなるんだろ。
単純に色でやっても合ってなくはないが・・・
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/13(火) 21:06:29.85 ID:+Bd6KOzu0
>>65
まどか=大空
ほむら=雲
さやか=雨
杏子=嵐
マミ=晴

雷と霧がいない・・・・
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/13(火) 22:56:05.64 ID:gG4SiNqDO
>>66
願い事と自身の属性でバラバラって考えると

まどか=大空×2

マミ=晴れ×2

さやか=(願)晴れ:(自)雨

ほむら=(願)雲:(自)雷

杏子=(願)霧:(自)嵐

って感じだと思ってる


ほむらは自分一人で背負う部分あるから自身の素質は雷があってる気がする。

最初も一撃の威力は爆弾だから一番だと思うし


願い事で手に入れた属性は魔翌力消費で簡単な覚悟で出せる

自身の属性は魔翌力は消費しないが本当の覚悟が必要で出しずらい

最初は杏子だけしか自身の属性を知らず、自身の属性があることがわかってもほむら>マミの威力でマミの葛藤

さやかにいたっては火事場の馬鹿力の時でしか出なく自分の覚悟とはこんなものなのかと落ち込む

×2はかなり消費するけどえげつねぇ威力になる
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [saga sage]:2012/03/15(木) 16:23:34.43 ID:S/9lyEa90
>>67
なにそれ素敵

>>66
霧なら未来予知の織莉子ちゃん
雷なら鉄壁のゆまちゃんがおるぜよ

キリカちゃんは能力的には雨、性格的には嵐な希ガス
いや、第8の炎というのもありか?



もう少しで1月経つんだが>>1はまだか
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/27(火) 17:23:27.13 ID:oAZWNmXw0
未来編後ならツナもっと強くてもいいんじゃないか?
肉弾戦でマミさんがツナとタイマン張れてるのに違和感が…
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/31(土) 18:25:11.94 ID:LViI8EGu0
>>69
俺もそれ思った あの百蘭をぶちのめした感じがしねえ
てか普通に手を抜いてる感じがしてならない
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/31(土) 18:41:17.01 ID:00L1St7c0
ヒント・ツナはどちらかとお人よし。

これが雲雀さんだったら、銃を撃つ前直前ぐらいに銃にロールを投げて暴発させたり、マミさんを病院送りするぐらいボコボコにする。相手がツナでよかったと思う。
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) :2012/03/31(土) 22:28:10.98 ID:LViI8EGu0
>>71
つまりは知らず知らずの内に力を抜いてたと…
まあ、魔女をきれいに吹き飛ばすぐらいだからな…
そういうことか?
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/03/31(土) 22:45:02.50 ID:00L1St7c0
たぶん、そういうこと。
山本あたりも同じことをしそう。
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東日本) [sage ]:2012/04/01(日) 00:07:45.09 ID:ECzrzEiFo
超感覚で人間相手だったら…みたいのがあったはず
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [saga sage]:2012/04/01(日) 02:46:46.86 ID:BfVDXv/M0
会ったばかりの女子に死ぬ気で戦いに行くのは無理があると思う
ツナの戦闘力ともいえる「死ぬ気の炎」はツナ自身の死ぬ気の度合いで決まるから、余程相手を信頼してないと
全力で戦うことは無理だと思う

結論:本気≠死ぬ気


>>1が二ヶ月投下しないと自然に落ちるんだっけ?
34.32 KB   
VIP Service SS速報VIP 専用ブラウザ 検索 Check このエントリーをはてなブックマークに追加 Tweet

荒巻@中の人 ★ VIP(Powered By VIP Service) read.cgi ver 2013/10/12 prev 2011/01/08 (Base By http://www.toshinari.net/ @Thanks!)
respop.js ver 01.0.4.0 2010/02/10 (by fla@Thanks!)