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側近「えーと…君は…誰?」勇者「ぼくはゆーしゃ!」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/29(日) 22:26:27.74 ID:2OwN6Kr40
肩の力を抜いて肘をレンガの上に乗して見てください

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1327843582(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
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佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

【GANTZ】俺「安価で星人達と戦う」part10 @ 2024/04/23(火) 17:32:44.44 ID:ScfdjHEC0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713861164/

トーチャーさん「超A級スナイパーが魔王様を狙ってる?」〈ゴルゴ13inひめごう〉 @ 2024/04/23(火) 00:13:09.65 ID:NAWvVgn00
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713798788/

【安価】貴方は女子小学生に転生するようです @ 2024/04/22(月) 21:13:39.04 ID:ghfRO9bho
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713788018/

ハルヒ「綱島アンカー」梓「2号線」【コンマ判定新鉄・関東】 @ 2024/04/22(月) 06:56:06.00 ID:hV886QI5O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713736565/

2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/29(日) 22:46:29.54 ID:2OwN6Kr40
主な人物紹介

魔王

中央大陸の半分を占める女魔王、昔は関節や骨が脆かったが

側近や他の魔王達によって力がついた。

魔法の達人。

昔のあだ名ー人骨模型

最近のあだ名ー筋肉オバケ


側近

魔王の世話役、いつも滅茶苦茶な行動を取る魔王に手を焼いている。

最近の悩み事―クレーマー

最近あった嬉しい事―魔王が借りパクしてた物を返してくれた

女盗賊

魔王に殺されてばかりいる悲惨な子、盗賊仲間達から

「不死鳥」と呼ばれギリギリ馬鹿にされている。

昔の趣味―釣り

最近の趣味―逃走


勇者

2代目勇者、前回の初代勇者は粉々にされたので2代目勇者を魔王退治に向かわせた。

年齢は7歳。

好きな食べ物―グラニュー糖

苦手な食べ物―醤油

国王

中央大陸の国王魔王の軍と現在休戦中

昔の心配事―父親の葬式代

最近の心配事―娘の上京

前回
側近「魔王様、少しは運動しましょう」魔王「え?」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1327585099


3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) [sage]:2012/01/29(日) 23:01:56.56 ID:X2ZJLAtFo
わくわく
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/29(日) 23:03:00.62 ID:lRkArsin0
>>1
続きをありがとう。しかし俺にそんな無茶を強いらないでください
5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(鹿児島県) [sage]:2012/01/29(日) 23:23:28.97 ID:hrXKS19f0
好きな食べ物と嫌いな食べ物のカテゴリーに
調味料持ってくるってどうなの?
6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/29(日) 23:57:47.78 ID:WvvgmtEgo
>>5
ギャグだからいいんじゃないの
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県) [sage]:2012/01/30(月) 00:28:48.63 ID:2YuItJLio
スレ立て乙!
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/30(月) 19:16:48.63 ID:sItoP2Kg0
魔王「この!この!」ピコピコ

側近「魔王様…」

魔王「おりゃ!どりゃ!」ピコピコ

側近「魔王様ー!」

魔王「おし!もう少しだ!楽勝だぜスコア6032…」ピコピコ

側近「聞けよこの筋肉オバケが!!!」ビュ!

魔王「ガハッ!」カンッ!

GEME OVER デロデローン♪
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/30(月) 19:23:08.87 ID:sItoP2Kg0
魔王「いててて…缶を急に投げて来やがって…」

魔王「あ!缶が当たってカンッ!って!なんつって!」

側近「んな事言ってないでお客さんですよ?」

魔王「客?我輩に何の用だ?」

側近「勇者…らしいのですけど…」

魔王「勇者?しかし、勇者はこの前倒した筈なのにな…」ガチャ

魔王「なんだよ、誰も居ないじゃん」

側近「魔王様、下、下」

魔王「下?」

勇者「こんにちわ!」

魔王「え?あぁ…こんちわ…」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/30(月) 19:28:28.83 ID:sItoP2Kg0
魔王「側近…」

側近「はい?」

魔王「何?このちっこいの?」

勇者「ぼくちっこくないもん!」

勇者「ぼくはゆーしゃだもん!」

魔王「はいはい、そのちっこくない勇者が何の用だ?」

勇者「むー!ぜんぜんしんじてない!」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/30(月) 19:37:52.16 ID:sItoP2Kg0
勇者「ぼくはね、こくおうさまのめいれいでまおうをたおしにきたの」

魔王「国王?あのジジィ…メンドクセェ鉄砲玉を…」

勇者「で?おねーさんがそのまおうなの?」

魔王「…いいや、違うよ」ニコッ

側近(笑顔で嘘ついた!)

勇者「じゃあおねーさんはなんなの?」

魔王「反政府組織さ」

側近(間違ってはいない)

勇者「はん…せーふそしきって…なに?」

魔王「正義の味方ってこと」

勇者「じゃあ、おねーさんはぼくの『なかま』だね!」

魔王「そう!『仲間』さ!」

側近(純粋な子供の心を弄んでいる…!)
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/30(月) 19:53:39.53 ID:sItoP2Kg0
勇者「じゃあ、ぼくまおうをたおすたびのとちゅうだから!」

魔王「まて、勇者よそのレベルで行くつもりか?」

勇者「え?」

魔王「魔王はメチャンコ強いんだよ」

勇者「めちゃんこつおい!?」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/30(月) 20:04:27.03 ID:sItoP2Kg0
勇者「どうしよう…」ショボン

魔王「安心しなさんな!我輩に任せないさい!」ドンッ

勇者「ほんとう!?」パァァ…

側近「魔王様!まさか…あの薬を!?」

魔王「いや、あの薬はもう使わない」

側近「よかった…」

魔王「その代わりこの勇者を鍛えてやる!」

側近「な…なんのメリットがあるんですか!?」

魔王「面白いじゃん」ケケケ…

側近(心から楽しんでる…)
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/30(月) 20:22:22.48 ID:sItoP2Kg0
草原

魔王「ここで人を待とう」

側近「まさか、あの作戦ですか?」

魔王「そう」

側近「でも魔王様のその作戦って失敗したじゃないですか」

魔王「全ての始まりはコレだったからな」

神父「………」テクテク

魔王「よし、勇者よあの人にこう言ってこうやるんだ」

魔王「―――――」ボソボソ…

勇者「え?そんなことしてもいいの?」

側近(どーせロクな事じゃないな)

勇者「すみませーん、そこのヒトー!」

神父「ん?何だい君?」

勇者「八つ裂きにされてください☆」スラッ

神父「なっ…何故(なにゆえ)!?」

側近「やっぱり…」
15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/30(月) 20:57:59.43 ID:sItoP2Kg0
勇者「まけちゃった…」ボロっ

魔王「くじけちゃダメだ勇者!お姉さんも最初はこんな感じだったから!」

魔王「よーし、辻斬り作戦続行!」

勇者「おー!」

勇者「おーい!おねぇさーん」

女僧侶「は…はい?」

勇者「貴様はこの世にいる資格はない…消えろ」スラッ

女僧侶「なっ…何故!?」

側近「魔王様、変な事を教えこまないでください」
16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 08:34:32.91 ID:iEzX2pw+0
3時間後

勇者「うぅ…またまけた…」

魔王「うむ〜ここまで負けるとは…異常だな」

側近「魔王様もこんな感じだったじゃないですか」

魔王「そうだけど…そろそろ勝てる奴と戦わないと…」

女盗賊「………」テクテク

魔王「おーい!」

女盗賊「ん?」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 08:44:35.54 ID:iEzX2pw+0
女盗賊「なんだ、お前達か」

魔王「よし!勇者!アイツは雑魚だ、思う存分八つ裂きにしろ」

女盗賊「人の事を雑魚呼ばわりしないでくれる?」

勇者「でやぁああ!!」

女盗賊「うわっ!」

女盗賊「何すんだこの野郎!」ポカッ!

勇者「いてっ!」ザサッ

女盗賊「えっ!?勝った!?やったー!久しぶりに勝ったー!!」

勇者「えーん!えーん!」

女盗賊「わーい!わーい!」

魔王「なんで子供相手に勝って喜んでるの?」

側近「大人げないですね」

女盗賊「お前ら…頼むから…そういう事は口に出さないで…滅茶苦茶恥ずかしい…」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/31(火) 08:57:14.49 ID:koRDnQJIO
すげーな
100レスもしない話を書くたびに新スレ立てて前スレ放置か
すげーな
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 08:58:08.34 ID:iEzX2pw+0
魔王「さてと…お前が大人げない奴だと分かったが…どうしたものか…」

女盗賊「だって…本当に嬉しかったもん…恥ずかしぃ!!」バッ

側近「確かにこの人に負けるのは異常ですね」

勇者「もう…ダメなのかな…」

魔王「仕方がない!こうなったら新作戦を立てる」

側近「新作戦?」

魔王「勇者ならではの鍛え方だ」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 09:08:49.45 ID:iEzX2pw+0
とある村

村人「う〜ん困ったな〜参ったな〜」ウロウロ

魔王「すんませーん」

村人「はっ!あ…あなたたちは!?」

魔王「えーと…勇者と愉快な仲間たちです」

村人「ゆ…勇者様!私のお願い聞いてくれますか!?」

勇者「なんでもききなされ」フンスッ

村人「おお!ありがたい!」

村人「実は私の愛娘が魔物達にさらわれてしまって…」

魔王「その魔物達はどこにいったんだ?」

村人「北西の洞窟です…どうか…よろしくお願い致します!」ペコッ

勇者「おーけーです!」グッ!

魔王「まぁ、こうやって魔物退治してレベルを上げるのが相場なんだよ」

側近「なるほど」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 09:12:18.35 ID:iEzX2pw+0
魔物「…ここか」

側近「そのようですね」

勇者「よーし!れっつらごー!」ダダダ…

側近「あ!行っちゃいましたよあの子!」

魔王「我輩達も行くか」ダッ
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 09:19:27.46 ID:iEzX2pw+0
半魚人「へっへっへ…久しぶりの人間だ…それに、若い人間は美味いからなヒッヒッヒ!」

村娘「いやぁ!止めて!」

半魚人「はっはー!よいではないか!よいではないか!」

魔王「そこまでだ悪代官!」

半魚人「……何者だ?」

魔王「貴様の愚行、見過ごすわけにはいかん」

側近「魔王様」

魔王「何だ?」

側近「あの魔物は悪代官なんですか?」

魔王「さぁ?」

側近「言ってみたかっただけなんですか!?」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 09:23:35.55 ID:iEzX2pw+0
半魚人「おのれ!かくなる上は、上様のお命頂戴!」ダッ

側近「しかもあの魔物ノリノリだし!」

魔王「先生、お願いします」

勇者「任せなさい!」ザッ

魔王(取りあえず呪文で勇者の力を上げとくか…)バイキルト
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 09:29:42.45 ID:iEzX2pw+0
半魚人「でいっ!」バチーン

勇者「ぎゃあ!」バタッ

側近「あ、負けた」

半魚人「ふん、話にならん」クルッ

魔王「ザオリク!」

勇者「なんちゃってー!」ズバッ!

半魚人「でぇえええええええええええええ!!!」
25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 09:36:19.45 ID:iEzX2pw+0
半魚人「このっ!」バチーン!

勇者「ぎゃあ!」

魔王「ザオリク!」

勇者「うっそぴょーん!」スバッ

半魚人「ぐわぁあ!」

半魚人「おのれ!」バチーン

勇者「みぎゃあ!」

魔王「ザオリク」

勇者「嘘ですた」ズバッ!

半魚人「ごっはぁ!」

半魚人「こんのっ!」バチーン

魔王「ザオリク!」

勇者「と、思っていたのか!?」ズバッ

半魚人「ごばぁあ!」

半魚人「くっそぉ!」バチーン!」

勇者「ノゾミガタタレター!」

魔王「………」

半魚人「………」

魔王「………」

半魚人「………」クルッ

魔王「ザオリクッ!」

勇者「喰らえぇ!」ズバッ

半魚人「ごぎゃああ!!」

側近(これ実際にやられたらウゼェエエエエエエエエエエ!!)
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 13:52:07.92 ID:iEzX2pw+0
半魚人「ぐは…」ドサッ

勇者「やったー!倒したー!」

半魚人「ひ…卑怯なり…」ガクッ

勇者「なんかレベルが上がったような気がする」

魔王「うん、上がってる上がってる」

側近「何でわかるんですか?」

魔王「漢字が入ってる」

側近「レ…レベルが上がったら漢字が入るんですか?」

魔王「もっと上がったらルー語になるぞ」

側近「なんでレベルが上がっただけでルー語になるんですか!?」

魔王「まぁまぁ、気をダウンさせろよ」

側近「うっせぇ!うっせぇ!」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 16:16:31.24 ID:iEzX2pw+0
兎A「実はさ子供産まれたんだ」

兎B「えーまじで?めでたいじゃん!」

兎B「それで?男?女?」

兎A「女さ、これがまた可愛くてな」

兎B「そうか…その子、大切にしろよ」

兎A「ああ、分かってるさ」

魔王「今晩の夕食ゲットォオオオ!!」ドシュ!

兎A「ぐわあああああああああ!!!」

兎B「う…兎Aーーーーーーー!!!!」
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 16:30:48.98 ID:iEzX2pw+0
魔王「あ〜食った食った」

側近「兎を食べることになるとは…」

魔王「まぁ、細かい事は気にするなって!」

側近「ですけどね…」

勇者「スー…スー…」

魔王「勇者は…寝たのか?」

側近「そのようですね…」

側近「…王国は、何故こんな小さい子を魔王退治に向かわせたんでしょうね」

魔王「我輩がこんな子供まで手を掛けないと思って向かわせたのだろう」

魔王「まぁ、騙されやすいんじゃ意味はないんだけどな」

側近「本当に、それだけなんでしょうか…」

魔王「………」
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 16:40:48.08 ID:iEzX2pw+0
魔王「………実はな」

側近「はい?」

魔王「昨日、魔王達で集まって集会をしたんだ」

側近「そういえばそうでしたね」

魔王「国王が今何をしようとしてる事がわかったんだ」

側近「まさか…戦争?」

魔王「あぁ、そうだ…だけど王国側は魔王軍に囲まれてる状況なんだ」

側近「じゃあ、なんで戦争を?」

魔王「アイツは見つけたんだよ、東西南北の魔王と我輩をまとめて消せる方法を…」

側近「そ…それは?」

魔王「大魔王の…」

魔王「……召喚」

側近「!!」
30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 16:56:00.09 ID:iEzX2pw+0
側近「大魔王の…召喚?国王がそんな事出来るんですか!?」

魔王「ばっか!声が大きいよ!勇者が目を覚ますだろうが!」

側近「魔王様だって…!」

勇者「う…ううん…」

魔王・側近「!!」

勇者「スー…スー…」

魔王「はぁ…」

側近「……なんで国王が大魔王を召喚出来るんですか?」

魔王「魔王(白)の奴がヘマをやらかしたんだ、大魔王召喚魔方陣の作り方を書かれた
羊皮紙を王国の所でナンパしてる間に落としたようなんだ」

側近「あの人、本当に自由ですね…」

魔王「そのせいで魔王(白)は28年の謹慎を受けたんだ」

魔王「まぁ、昔の話だからもう出てきてるけどね」
31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 17:06:06.99 ID:iEzX2pw+0
側近「それにしてもよく28年の謹慎で済みましたね」

魔王「本当は魔王(緑)が羊皮紙を保管してたんだ、ソイツが魔王(白)に羊皮紙を渡したんだ」

魔王「もちろん魔王(緑)は魔王(白)がアホだって事はよく知ってるんだ」

魔王「それにも関わらず、魔王(緑)が魔王(白)に羊皮紙を渡して、魔王(白)が無くした
んだ」

魔王「無くした魔王(白)も悪いが、渡した魔王(緑)の方がもっと悪いってことになって
魔王(緑)は300億年間の牢屋生活になったんだ」

側近「滅茶苦茶迷惑な話しですね」
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 17:22:58.97 ID:iEzX2pw+0
側近「じゃあ、この勇者は結局なんなんでしょうね?」

魔王「大魔王召喚には時間が掛かるんだ、多分、時間稼ぎなのだろう…」

魔王「国王は大魔王を召喚する準備をするために、勇者と言う名の『生贄』を
魔王退治と言う名の『時間稼ぎ』に向かわせて、準備が整った所で大魔王を召喚
する気なんだろう」

側近「そ…そんな…!」

側近「じゃ…じゃあ、今直ぐにでも戦争の準備を…!」

魔王「それは出来ない、なんせ戦争をするかしないかは魔王達の意見が一致しないと
だめなんだ」

魔王「少しの間様子を見ると言う意見が多かった…我輩もそうしたほうがいいと思う
もしかしたらデマかもしれないしな」

側近「………」

魔王「……もし大魔王が召喚されて、東西南北の魔王と我輩が殺されたりでもしたら
あの国王の地獄のような独裁政治が始まるぞ」

側近「はい…」

魔王「じゃあ、さっさと寝ろよ、明日早いんだから」

側近「……大魔王の…召喚…か」
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 17:37:01.36 ID:iEzX2pw+0


魔王「おら!お前ら起きろ!朝だぞ!」

魔王「あーたーらしい朝が来た♪きぼーうの朝ー♪」

側近「ふぁああ〜(昨日の事が気になって寝れなかった)」ゴシゴシ…

勇者「うん?もう朝?」

魔王「さぁ、朝ご飯だよ〜た〜んとお食べ〜」


虹色のキノコ
謎の尻尾
何かの塊



側近「魔王様、朝からこんなグロテスクな物食べさせる気ですか?」

魔王「あったりまえじゃん♪」キャピッ

側近「気でも触れたのですか?」


34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/31(火) 19:22:33.18 ID:LoYrvGsDO
兎Aェェェェェェェ!!
35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/31(火) 19:32:00.37 ID:WDPK5DCIo
>>18
html化依頼はしたあるぞ

一乙!
36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/31(火) 20:04:37.97 ID:QHysRMAUo
依頼すればいいってもんでもないと思うけど
スレタイと中身がもはや関係ないスレなんていくらでもあるし

37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 20:10:09.74 ID:iEzX2pw+0
魔王「朝飯が終わったら、早速修行に出かけるぞ!」

勇者「おー…」フラフラ…

側近(ケーキにオイスターソースとマヨネーズをぶちまけたような味だった…)

魔王「どうする?もう一回辻斬り作戦にするか?」

側近「いや、前回のと同じにしましょうよ」

魔王「じゃあ、村を回って困ってる人を探しに行こう」

勇者「おー!」
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 20:18:35.80 ID:iEzX2pw+0


魔王「とりあえず困ってる人〜居ないかな〜」

村人「困ったな〜う〜ん実に困った」

魔王「へーい!何かあったの?」

村人「あ!大変です!ここの村の周辺で辻斬りが起きたんです!」

魔王・勇者「」ギクリ

側近(まさか…)

村人「犯人は魔物一体です!最後に目撃されたのはあの山です!」

魔王「そうですかじゃあ勇者、行きますか」ホッ

勇者「そうだね」ホッ

側近(よかった…)
39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 20:23:45.73 ID:iEzX2pw+0



魔王「この辺りのはずだけど…」

魔物「へへへへ…人間を斬ることで快感を得られるなんて…!」

魔王「!誰だ!!」

魔物「お前は…」

魔王「あ!」

側近「あ!」

魔王・側近「堕ちた天使(ハデス)!?」

勇者「?」
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 20:32:59.57 ID:iEzX2pw+0
堕ちた天使(ハデス)「何だ…お前らか…」

魔王「おま…こんな所で何やってるんだ!?イケメン君は!?天才Bは!?」

堕ちた天使(ハデス)「逆だ、天才君とイケメンBだ」

側近「そいつらはどうしたんだ?」

堕ちた天使(ハデス)「そいつら二人共王国に捕まったよ」

魔王「王国に!?」

堕ちた天使(ハデス)「アイツら…俺の為に山に行って食料を調達しにいったんだが…
王国の兵士達に見つかって…」

魔王「そいつら、その兵士に何かしたのか?」

堕ちた天使(ハデス)「何もしてねぇえよ!見つかっただけで直ぐ処刑されちまったよ!!」

堕ちた天使(ハデス)「その後アイツらは、さらし首に…ウ…ウウ…」

魔王「こんなの絶対におかしいよ……」
41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 20:40:18.92 ID:iEzX2pw+0
堕ちた天使(ハデス)「クソっ!俺は人間が憎い!外見だけで判断しやがって!!
俺はそれ以来、人間共に怒りの矛先を向けるしかなかった!」

堕ちた天使(ハデス)「そして人間共を斬るたびに俺は…笑いが…込み上げ…フフ…」

魔王「バシルーラ!!」

堕ちた天使(ハデス)「ぎゃあああああああああああああああああああ!!!!!」ビュン!

側近「なんて事するんですか」

魔王「ヤンデレか何かになられたら厄介だから」
42 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/01/31(火) 21:28:24.91 ID:iEzX2pw+0
勇者「アレは何だったの?」

魔王「え?えーと…」

「泥棒だー!」


魔王「!事件だ!行くぞ勇者!」ダッ

勇者「おーけー!」ダッ


女盗賊「へへへ…コレだけあれば1年は暮らしていけるな!」

魔王「待てぇー!御用だー!!」

勇者「御用だー!」

女盗賊「うわっ!お前らか!また邪魔する気か!!」
43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/01/31(火) 21:54:46.02 ID:FkdAiWpoo
へ、天国ーッ(泣)
44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/01(水) 10:59:49.82 ID:Iq4cUuav0
魔王「さぁ、勇者よアイツを八つ裂きにするんだ」

勇者「わかった!」

女盗賊「あ?フン、お前か、お前なら楽勝だ」

勇者「でぃ!」

女盗賊「よっ」サッ

勇者「でゃあ!」

女盗賊「やっ」サッ

側近「全然当たってないですね」

女盗賊「ほらどうした!?私を八つ裂きにしてみろよ!」

勇者「あ…!」

女盗賊「?」

勇者「ア…アリだー!!」

女盗賊「は?」クルッ

勇者「今だ!」ドスッ

女盗賊「ぐばぁあ!!」

側近(な ぜ 後 ろ 見 た し)
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/01(水) 15:07:47.36 ID:Iq4cUuav0
魔王「よし!コイツを殺したからお前は一人前に認定されたぞ!」

側近「そんなの初めて聞きました」

勇者「わーい!わーい!」

女盗賊「し…死ぬ…」
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/01(水) 20:00:29.29 ID:Iq4cUuav0
王国の国境

女騎士「寒くなってきましたね…団長…」

団長「56…57…58…59…」

女騎士「団長?」

団長「くっそ!こんだけかよ!シケてやがる!」

女騎士「また民から金を巻き上げて来たんですか?」

団長「あ?あぁ、そうだけど?」

女騎士「はぁ…いい加減止めたらどうですか?こんな事公にされたら暴動が起きますよ?」

団長「ハッ!こっちは24時間ずっと魔物から守ってんだ、民から金の一つや二つ貰ったって構わねぇって」

女騎士「答えになってないと思いますけどね…」
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/01(水) 20:08:37.49 ID:Iq4cUuav0
団長「ん?…タバコ…タバコが無いな…」

団長「これかな?」シュッ

女騎士「あっ!団長!それ大砲の…!」

ズガァアアアン!!!

国王「騎士団団長!今のは何だ!!」

団長「あっ!クソジ…国王様!」

団長「いやぁ、部下にローストビーフを食わせてやろうと思って調理してたら―――」

団長「―――ちょっとトラブルが起きて…」

国王「君は大砲を使ってローストビーフを作るのかね?実にユニークだ」

国王「是非、私の前でやって欲しいもんだ」

団長「ハハ…」

48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/01(水) 20:36:50.63 ID:Iq4cUuav0
団長「……チッ、ビビらせやがってあのクソジジィが」

女騎士「しかしあの国王が団長になんの懲罰を与えないとは…」

団長「ま、特したな」

女騎士「それにしても…大丈夫ですかね…」

団長「何が?」

女騎士「勇者ですよ」

団長「あぁ、俺からグラニュー糖をかすめ取ったあのガキか」

女騎士「何でグラニュー糖を持ってたんですか?」

団長「さぁ?あのクソジジィが持ってこいって言われたからさ」

女騎士「何で取り戻さなかったんですか?」

団長「メンドクセェから代わりに砂糖を持っていったよ」

女騎士「バレなかったんですか?」

団長「あぁ、気付かれて無いみたいだ」

女騎士「グラニュー糖なんか何に使うんでしょうね?」

団長「知らねぇよ」
49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/02(木) 08:20:30.03 ID:qRbBf0T20
魔王「ん?お前、何持ってんの?」

勇者「グラニュー糖」

魔王「グラニュー糖?何でそんな物を…」

勇者「僕は甘い食べ物が好きだから」

魔王「食べ物ではないと思うが…」

側近「持ってきたのか?」

勇者「ううん、騎士団団長からくすねてきた!」

側近「なっ!?」

魔王「ん?どうした?」

側近「いや…何も…」

魔王「?」
50 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/03(金) 13:49:48.87 ID:aGMcExdd0
側近「そんな事より次の修行はどうするんですか?」

魔王「う〜ん…次の修行したいのは山々だけど…今日は集会があるし…」

勇者「え〜」

側近「じゃあ、勇者を連れて城へ帰ります」

魔王「あぁ、そうしてくれ」

勇者「じゃあね!」

魔王「あぁ、うん」
51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/03(金) 13:55:28.55 ID:aGMcExdd0
とある洞窟

魔王「よぉ、みんな集まったか?

魔王(赤)「魔王(白)さんがいませんけど…」

魔王(青)「………奴は村でナンパしてたぞ」

魔王「誰かアイツを撃ち殺してこい」

魔王「つーか、今回の集会で呼んだのアイツだろーが」

魔王(黄)「こんの大馬鹿者が!!!こんな時にナンパなど…不抜けてるぞ貴様!!!」

魔王(白)「ゴメン、謝るから、髪を引っ張るの止めて、いだだだだ!!!!」

魔王「ようやく来たなあのアンポンタンめ」
52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/03(金) 14:05:44.60 ID:aGMcExdd0
魔王(白)「あー痛かった…コホン、諸君を呼んだのは他でもない」

魔王「早く伝えろよ、コッチはみたいテレビがあんだよ」

魔王(白)「実は先日『大魔王の召喚』の話しただろ?」

魔王「それがどうした?」

魔王(白)「『大魔王の召喚』はデマではなかった」

魔王「!」

魔王(赤)「えっ!?」

魔王(黄)「なんと!?」

魔王(青)「………根拠は」

魔王(白)「俺のスパイが国王の城の地下に巨大な魔方陣が発見された」

魔王(白)「しかもそれは、羊皮紙に描かれていた魔方陣と一致した」

53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/03(金) 14:18:58.91 ID:aGMcExdd0
魔王「じゃあ、もう大魔王が召喚されておかしくない…と?」

魔王(白)「いや、召喚するには特定の物を調合する必要がある」

魔王(白)「その調合した物を液体に溶かして、魔方陣に撒く必要がある」

魔王(白)「ちなみに一番重要な物はグラニュー糖だ」

魔王「なんでグラニュー糖なんだ?」

魔王(白)「国王が今召喚しようとしている大魔王は甘党なんだ」

魔王(白)「かなりの甘さを誇るグラニュー糖は大魔王が愛用してたようなんだ」

魔王「グラニュー糖…ねぇ…」
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/03(金) 14:29:14.67 ID:aGMcExdd0
魔王城

勇者「ねぇ」

側近「ん?」

勇者「騎士団団長さんの事を知ってるの?」

側近「え!?…な…何で…?」

勇者「だって、団長さんの話しをしたらすっごく動揺してるもん!」

側近「ど…動揺なんか…!あ…ははは…」

勇者「ホラ!目も泳いでる!」

側近「……!そんな事より早く寝ろ!!」

勇者「はーい!」テテテ…

側近「まったく…ふぁあ、私も寝ますか」

55 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/03(金) 14:45:23.38 ID:aGMcExdd0
「テ…テメェ…何のつもりだ!?」

「何って…見ての通りだよ」

「この野郎…裏切りやがったな!!」

「悪いが裏切ったのはお前って事にして、俺が裏切り者を倒したって事にするんだよ」

「こ…この野郎…!」

「あぁ、そうだお前の家族は全員皆殺しにしとくから」

「なっ…!?」

「お前が寂びしくならないように家族をお前の元にソッコーで送ってやっからよ、まぁ安心しろ」

「この…クソ野郎がぁあああああああああああ!!!!!」ダッ

「遅いんだよ雑魚が!」

ドガァッ!

「が…は…!」

「…こうして裏切り者は倒されましたとさ…か!ハハハハハハッ!!」

「じゃあな、お前のおかげで俺は『騎士団団長』ぐらいになれそうだわ」


「ま…待ちやがれ…この…やろう…!」ドサッ
56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/03(金) 17:22:31.88 ID:aGMcExdd0
――――
―――
――

魔王「おーい…」

魔王「おい!起きろ!!」

側近「うわっ!魔王様!?」

魔王「勇者の修行に行くぞ!」

側近「いや、私は気分が優れないんで…」

魔王「バカヤロウ!ツッコミが居なきゃどうしょうもねーだろうが!!」

側近「どうゆう事ですか」
57 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/05(日) 23:20:25.49 ID:x4m/oEmto
(^U^)どうした、更新しないのか
58 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/06(月) 21:34:41.43 ID:o+CDXiCY0
ネタ切れっ…!ここで来てまさかのネタ切れっ…!
59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/11(土) 19:00:34.22 ID:o/sxVqE20


魔王「よし、勇者!ブーメランの練習だ!」

勇者「はーい!」

側近「なんか嫌な予感が…」

勇者「えーい!」ビュッ!

魔王「ほら、戻ってきたぞ!」

勇者「とう!」スカッ

側近「あー…どっか行っちゃいましたね」


牧場

羊「仲間が増えるよ!」

馬「やったね!羊ちゃん!」

ヒュンヒュン

羊「ぎゃあああああああああああああああああああ!!!!!」グサッッッ!

馬「ヤ……羊イィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/11(土) 19:30:12.83 ID:o/sxVqE20
魔王「ブーメランがどっか飛んでったから、弓の練習をするか」

勇者「うん」


魔王「そう、そうやって…離せ!」

勇者「うりゃ」パシュッ

側近「お〜、かなり飛んだ」




女戦士「…とうとう行くのね…」

戦士「あぁ、帰ってきたらまた、旨い酒でも飲みに行こうぜ」

戦士「じゃあな…」

戦士「」サクッ

女戦士「」
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/11(土) 19:48:21.44 ID:o/sxVqE20
魔王「今度は大砲を使おう」

勇者「大丈夫、コレの使い方はわかるよ!」シュッ

魔王「うわ!バッカ!!どこ向けて…」

スドォォォォォン……!!!

草原

ドラゴン「さて、まずどいつから戦うんだ?」

賢者「よーし…じゃあ俺が相手だ!」

武闘家「待ってくれ、ここは俺に任せてくれ」

賢者「だ…だけどよ…」

武道家「ヘッ大丈夫だよ、お遊びはいい加減にしろって所を見せてやる!」

ヒュルルルルル…

武道家「ん?」

ドバァアアアアンン!!!!

武闘家     トv'Z -‐z__ノ!_
        . ,.'ニ.V _,-─ ,==、、く`
      ,. /ァ'┴' ゞ !,.-`ニヽ、トl、:. ,
    rュ. .:{_ '' ヾ 、_カ-‐'¨ ̄フヽ`'|:::  ,.、
    、  ,ェr<`iァ'^´ 〃 lヽ   ミ ∧!::: .´
      ゞ'-''ス. ゛=、、、、 " _/ノf::::  ~
    r_;.   ::Y ''/_, ゝァナ=ニ、 メノ::: ` ;.
       _  ::\,!ィ'TV =ー-、_メ::::  r、
       ゙ ::,ィl l. レト,ミ _/L `ヽ:::  ._´
       ;.   :ゞLレ':: \ `ー’,ィァト.::  ,.
       ~ ,.  ,:ュ. `ヽニj/l |/::
          _  .. ,、 :l !レ'::: ,. "


賢者「み…三村さぁああああああああああん!!!!!!!」
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/11(土) 21:04:37.67 ID:o/sxVqE20
側近「………」

魔王「ん?どうした?」

側近「いや、知らない所でいろんな人に迷惑かけてる様な気がして……」

魔王「気のせいでしょ」

側近「だといいんですけど…」
63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/11(土) 21:13:32.81 ID:o/sxVqE20
勇者「次ー、次は何するのー?」

魔王「よーし、今度は銃の練習だ」

側近「魔王様、出来れば的を用意してください」

魔王「わかったよ、う〜ん…的ー的ー」キョロキョロ

女盗賊「…………」

魔王「いい的みっけー!」

女盗賊「うわっ!何だお前ら!」

魔王「よーし、いいか勇者よ銃口あの的に狙うんだ」

勇者「分かった!」カチャ

女盗賊「誰が的だ!うわぁ!止めろ!!」

女盗賊「お前も見てないで何とかしろ!」

側近「……いや、アンタなら別に撃たれてもいい気が…」ウン

女盗賊「何を寝ぼけた事を言ってんだ!!」
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/11(土) 22:03:50.02 ID:o/sxVqE20
勇者「えーい」パァン!

女盗賊「うわぁ!」

魔王「違う違う、まず相手の両足を撃って、苦痛と恐怖の表情を浮かべている相手の顔に目がけて撃つんだよ」

女盗賊「リアルな殺し方を追求させるんじゃねぇ!!」
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/11(土) 22:16:57.34 ID:o/sxVqE20
勇者「そぉれ!」パァン!

女盗賊「危ねぇ!!」サッ

勇者「ねぇ、あの人よけるよー!」

魔王「バカヤロウ!的のくせによけるんじゃねぇ!」

女盗賊「だから誰が的だ!」

魔王「仕方がない、我輩が人肌脱ごう」ヌギヌギ

側近「本当に脱いでどうするんですか」

魔王「わかってるよー」
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/11(土) 22:26:16.17 ID:o/sxVqE20
魔王「行くぞ…」スッ

女盗賊「……ッ!」サッ

魔王「メ……」

女盗賊(メラ系か!?)

魔王「メラドーマ!」

女盗賊「は?」

勇者「今だ!」バァン!

女盗賊「ぐふっ!…」ドサッ

勇者「やったー!倒した!」

魔王「見事じゃぞ!」

側近「……あんたも大変ですね」

女盗賊「」ビクビク…
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/11(土) 22:36:14.48 ID:o/sxVqE20
側近「そろそろこの人蘇らせた方がいいんじゃないですか?」

魔王「わかってるよ、ザオリク!」

女盗賊「はっ!私は…一体!?」

女盗賊「そうだ!このガキィ!さっきはよくも…!」

魔王「ザキ!」

女盗賊「」パタッ

魔王「子供に手を挙げるとはふてぇ野郎だ!:
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/11(土) 22:44:13.97 ID:o/sxVqE20
魔王「ザオリク!」

女盗賊「な…何しやがる!」バッ

魔王「ザキ!」

女盗賊「」ポテッ

魔王「ザオリク!」

女盗賊「何で一回殺したんだよ!」ガバッ

魔王「ザキ!」

女盗賊「」ポテッ

魔王「ザオリク!」

女盗賊「遊ぶんじゃねぇ!」

魔王「パルプンテ!」

女盗賊は 粉々になった!

魔王「あー、楽しい」
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/11(土) 23:30:10.93 ID:o/sxVqE20
魔王「まぁ、武器の使い方はこれぐらいにしておこう」

騎士「おいお前、魔王だろ?」

魔王「……だったら何?」

騎士「消えろよバーカ」チャキッ

魔王「あぁ!?やんのかてめ……」

ゾロゾロ…


魔王「え…えーと…」

側近「魔王様、コイツら王国の騎士団です」

魔王「何ィ?」

騎士「その通り、俺達は貴様を消す為にやって来た刺客だ」

側近「………魔王様、ここは私に任せてください」

魔王「ええ!?でもよ…」

側近「早く」

魔王「……!分かった…」

魔王「ほら、行くぞ勇者」

勇者「え?あの人はいいの?」

魔王「大丈夫、アイツは我輩が引くほど強いから」
70 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/11(土) 23:46:16.89 ID:o/sxVqE20
騎士A「カッケー!女と子供を逃がすとはねー」

騎士B「カッコつけちゃってーへへへへへ」

騎士C「後で恥かくぞお前、ギャハハハハハハ!」

側近「………あの、帰ってもらえます?」

騎士D「んー、無理ー☆ギャハハハハハハ!!」

騎士E「つーかさ、お前ってあんまり大したこと無いって聞くよねー」

騎士F「凄いのは、お前の魔王だろ?まさかお前成り上がり?」

騎士G「うっは!ダッセェ!マジダッセェ!」

側近「ハハハ…まぁ、存分に笑っててくださいよ」

騎士A「あ?」

騎士B「まさか、お前、マゾヒストってわけ?」

側近「いやいや、そう言う訳じゃなくて」

側近「挑発はいくらしても構いませんが…」

側近「後々、後悔しますよ?」

騎士H「あ?この人数でやれんのか?あぁ!?」

側近「………」

騎士I「無理だろ、ゼッテー無理だ」

騎士J「はい、お前負け決定ーギャハハハハハハ!!」








側近「一生、笑えなくなっちまえゴラ」
71 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/11(土) 23:58:28.14 ID:o/sxVqE20
魔王「大変だ!国王の奴、我輩に刺客を送り込んで来やがった!」

魔王(白)『何ィ!?今どこに居る?」

魔王「我輩の城だ」

魔王(白)『刺客はどうした?』

魔王「側近が対処してくれてる」

魔王(白)『え?側近ってあの大人しそうな奴か?大丈夫かアイツに任せて?』

魔王(白)『袋叩きに会うんじゃねーのか?』

魔王「確かに、アイツは大人しいけどよ…お前が思ってる以上に大人しくないかもよ?」

魔王(白)『あ?』

魔王「取りあえずコッチは大丈夫だ、国王に報復するぞ」

魔王(白)『あぁ!東西南の魔王を呼んでくる!』
72 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 00:10:32.98 ID:CyhyvlIt0

騎士A「バ…バカな…!あれだけ居たのに…!」

側近「んだよ…口先だけかよテメェらは…」

騎士A「待ってくれ!俺たちが悪かった!だから…」

ドガァッ!

騎士A「グハァッ!」

側近「おいおい、あんだけ俺にベラベラ舐めた口聞いて謝ったらすむと思ってんのか?」

側近「テメェらを寄こしたのは国王か?それとも…」

側近「テメェらのクソ団長か?」

騎士A「うぐ…!そんな事言えるか!」

ゴリッッ!

騎士A「がぁあああああああああああああああああああああ!!!!!」

側近「さっさと答えねーと…右足がおシャカになんぞゴラァ」

騎士A「がぁああああ!!分かったよ!言うよ!国王だよ!」

側近「チッ、やっぱアイツか…」クルッ

勇者「………」

魔王「………」

側近「あ」

魔王「あっ!よ…よぉ!今日は、いい天気だね!」

側近「声が裏返ってますよ?」

勇者「」ガクガク…
73 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/12(日) 00:18:09.77 ID:vpZm694SO
側近さんパネェっす
74 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 00:24:46.14 ID:CyhyvlIt0
側近「どうしたんですか?」

魔王「え!?だ…だってお前、滅茶苦茶怖いもん…」

側近「そ…そうですか?」

魔王(自覚がない…)

勇者「」パクパク…

側近「だ、大丈夫ですよ!本気じゃないですから!」

魔王「嘘だっ!」

側近「えぇっ!?」



女盗賊(おっと、私ともあろう者がチビッってしまった)
75 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/12(日) 00:26:46.79 ID:ojVdYn6Io
おもらしとか俺得です
76 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 00:38:30.94 ID:CyhyvlIt0
魔王「あ…ちょ…ちょっと待って…殴らないで…ね?」ビクビク…

側近「なんで自分の上司を殴らなきゃいけないんですか!?そんな事しませんよ!失礼な!」

側近「アイツらが魔王様の事をボロカスに言ってたからですよ」

魔王「ば…おま…んな事でお前…///」

側近「まぁ、9割は私がボロカスに言われたからなんですけどねー」

魔王「なーんだ」ショボーン


女盗賊(あ、ヤベ、心臓が1秒に3回ぐらい鳴ってる、あ、やべ死ぬ)
77 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 00:53:06.87 ID:CyhyvlIt0
魔王「それより、今から国王に報復をするぞ!」

女盗賊(やべ、腹の調子が悪くなってきた…)

側近「他の魔王は?」

魔王「直ぐに来るってさ」

魔王「その間、我輩達の軍で王国を制圧しろってさ」

側近「じゃあ、早速、出陣の準備をしましょう!」

女盗賊(あ、やべー漏らしそう…さっさと行けよ…ウグゥ)

女盗賊(あ)

女盗賊(死にてぇ…)


魔王「ん?なんか臭うな」

側近「肥料の臭いじゃないんですか?ここ農場の近くですし」

魔王「そうかも」

側近「………はぁ」
78 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 01:08:54.59 ID:CyhyvlIt0
深夜 王国周辺


側近「この暗闇なら我々の軍は気づかれません」

側近「お前達は城壁を登って、門を開けろ」

部下「はい!」

側近「私達の部隊は裏から奇襲を掛ける」

魔王「よし、早速開けてこい!」

部下1・2「「イエッサー」」タタタ…

魔王「まさに討ち入りって感じだな」

側近「そうですね」

女盗賊「おーい!私も手を貸すぞ!」

魔王「おお!お前が居れば百人力だ!お前不死身だからな!」

女盗賊「別に不死身って訳じゃねーよ!」

女盗賊「あっそうだお前」

側近「はい?」

女盗賊「誰にも言うなよ…」ヒソヒソ…

側近「言いませんよそんな事…」ヒソヒソ…

勇者「ねー、何が始まるのー?」

魔王「第三次大戦だ」

勇者「だいさんじ…たいせん?って何?」

魔王「お祭りの事さ」

勇者「へー!僕の王国でそんなお祭りがあるなんて知らなかったー!」

側近「門が開くぞ」

ギィィィィィ……

魔王「よっし、突撃ぃい!!!!!!」バッ

ウオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!
79 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 01:20:19.13 ID:CyhyvlIt0
兵士「申し上げます!魔王軍が攻めてきました!」

国王「何ぃ!?おのれ魔王め!」

国王「ええーい!返り討ちにせい!!」

兵士「は!」
80 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 01:30:12.75 ID:CyhyvlIt0
民A「ひぇー!魔王軍だー!」

民B「お助けぇー!!」

魔王「ムッ!」

兵士A「魔王の首貰ったぁあ!」バッ!

魔王「揚げ玉ボンバー!」バババババッ!

兵士A「ぎゃあああああああ!!!」ビシッビシッ!

魔王「ソースビーム!」シュビビビ!

兵士A「ぐわぁああああああああああ!!!」

兵士A「む…無念…!」バタッ

魔王「焼きそばを粗末にする奴は許さない!」ババン!

81 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 01:43:24.65 ID:CyhyvlIt0
兵士B「う…うわぁ!裏からも敵が!」

兵士C「えーい!怯むな!行けぇ!!」

補佐「カナリアバーンチ!」ドガァ!

兵士B「ぐっぴゃあ!」

補佐「ハムスター旋風脚!」ドガガガガ!

兵士C「ぎゃあああああああ!!!!」

側近「お前の技って強いのか弱いのかわからないな」

補佐「へ?可愛くていいじゃないですか!」


補佐「あ、どうも、側近さんの補佐です」ペコッ
82 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 09:25:53.80 ID:CyhyvlIt0
補佐「城に忍び込めましたね」

側近「しかし、豪華な物がいっぱいあるね」

補佐「あ、室内ゴルフ場がある」

側近「こういうの作ってるのって民の税金だったよね」

補佐「まさに独裁者!って感じですね」

侵入者だー!!

側近「もう見つかってしまったか」

補佐「でもどうせこの城を制圧しますから、手間が省けたじゃないですか」
83 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 09:33:27.49 ID:CyhyvlIt0
農夫「なんだぁ?王国が妙に騒がしいなぁ」

鶏「祭りでも、やってるんじゃねーでか?」

農夫「ほう、祭りか!よし、オラも行こう」

鶏「しかし王国の祭りは派手になったなー、大砲の音とか聞こえるし」
84 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 09:38:30.41 ID:CyhyvlIt0
魔王「おらー!どけどけどけぇ!!」ドタタタタタタ!

兵士C「この先は行かさn」

魔王「張り手ェ!」バチーン!

兵士C「えぼぉ!」

兵士D「この野郎!」

魔王「つっぱりぃ!」べチーン!

兵士D「ごっはぁ!」

魔王「ここが国王の城か!」
85 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 09:53:09.09 ID:CyhyvlIt0
魔王「お邪魔しまーす!」ギィイイイ…

兵士E「うわ!魔王軍がここまで!」

兵士F「だがこの人数なら…!」

魔王「フッ、甘いな」

兵士達「何だと?」

魔王「見せてあげよう、我輩の最強究極魔法!!!!」ゴゴゴゴゴ…

兵士F「な…何だ!?」

魔王「自主規制フラ―――――シュッ!!!」ビカー!

兵士G「ぎゃあああああ!!!体が…!体が消えていく!!!」ジュウウウウ…
86 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 09:59:55.88 ID:CyhyvlIt0
魔王「ふぅ…」

国王「ふふふ…よく来たな魔王よ」ザッ

魔王「ムッ!国王!」

国王「私が寄こした精鋭の刺客は倒したようだな…」

魔王「精鋭の割には案外大したことなかったぞアイツら」

国王「え、マジで?」
87 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 10:09:01.06 ID:CyhyvlIt0
魔王「結構早めに口割ったし」

国王「嘘、マジで?」

魔王「マジで」

国王「あのアンポンタン共が…!」


88 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 10:15:36.85 ID:CyhyvlIt0
魔王「さーて…処刑の時間だぜ国王」

勇者「あれー?何やってるのー?あっ!国王様!」

魔王「あっ!お前こんな所で!」

国王「今だ!撃て!」

魔王「うわっ!何だ?このネバネバしたのは…!」ビビビ…

国王「どう見てもネバネバじゃないだろ!変な表現するな!!」
89 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 10:28:08.52 ID:CyhyvlIt0
国王「これは捕縛レーザー銃、相手の動きを封じ込めれる」

国王「もちろん貴様の魔法も効かんぞ」

魔王「くっ…!クソッ!こんなネバネバにしてどうする気だ!ネバネバのヌチョヌチョにする気か!?」

国王「しねぇよ!私が変な趣味があると思われるじゃねーか!!」



90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 10:34:35.42 ID:CyhyvlIt0
国王「何をやってる勇者!早くそいつを斬らんか!」

勇者「え?何で?」

国王「いや…何でって…そいつは誰なのかわかってるのか!?」

勇者「反政府組織のお姉さんでしょ?」

国王「いや、そうだけど…」

勇者「国王様の友達なんでしょ?」

魔王・国王「「誰が友達だ!!こんなのと友達になるぐらいなら牛と友達になった方がマシだ!」」

91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 10:46:17.32 ID:CyhyvlIt0
勇者「やっぱり仲が良いじゃん」ニヤニヤ

魔王・国王「「良くねぇよ!ニヤニヤするの止めろ!!」」

国王「早くしろ勇者!そいつを斬れ!」

勇者「でも、国王様の…」

国王・魔王「「違う!!」」

国王「ええーい!面倒だ!」

国王「いいか?よく聞け勇者よ」

勇者「はい、国王様」

国王「そいつは私の敵でもあり、お前の敵でもある魔王だ!!」

勇者「え?………」

魔王「…………」
92 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 10:52:48.03 ID:CyhyvlIt0
勇者「本当…なの…?う…嘘だよね…?」

魔王「……悪いが、本当だ」

勇者「ただ国王様と仲が悪い友達なんでしょ?」

魔王「いや、断じて友達じゃないけど…魔王だ」

勇者「そ…そんな…」

勇者「じゃ…じゃあ…お姉さんが…」

勇者「僕のお父さんを殺したの?」

魔王「何ぃ!?」
93 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 11:00:39.16 ID:CyhyvlIt0
魔王「何だそれは!?そんなの知ら…」

国王「そうだ勇者よ!コイツこそ、お前の仇でもある魔王!」

国王「思い出せ勇者!お前の家の前にお前の父親の無残な亡骸を!」

国王「あんな酷い事をしたのがこの魔王なんだ!」

勇者「………!」

魔王「なっ…!テンメッ…国王ッ貴様ァア!!」
94 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 11:10:35.59 ID:CyhyvlIt0
国王「さぁ!勇者よ!復讐の時だ!そいつの首をたった斬れ!!」

勇者「…………」チャキッ

魔王「ぐっ…」

勇者「………」

魔王「……斬れよ」

勇者「え?」

魔王「斬ればいい、我輩を斬る事でお前の父親の恨み晴らせるなら斬ればいい」

勇者「でも…」

魔王「よく考えたら我輩は長く生きた…悔いは無い」

勇者「お姉さん…」

国王「何をためらってる!そいつは死を懇願している、早くしろ!」
95 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 11:19:48.02 ID:CyhyvlIt0
勇者「………」チャキッ

魔王「…………」スッ

勇者「…………」






『無い、あのライフゲージであれは無い』

『何やってんだ勇者!槍はしっかりあの的に狙うんだよ!』

『勇者、魔王様の言うこと全部鵜呑みにしなくてもいいんですよ?』

『魔王様!危ないですって!勇者も何とか…ってあんたもか!!』

『よぉ勇者、修行の時間だぜ』




ビュッ!

国王「!?」

ガキンッ

国王「………何の真似だ…」
96 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 11:32:23.21 ID:CyhyvlIt0
勇者「違う…」

国王「あぁ?」

勇者「違う違う違う違う違う違う違う違う違うっっ!!!!」

勇者「確かにこの人は人の命を弄んでたかもしれない」

勇者「だけど、この人は何の罪もない人を命を奪うような人じゃない!」

魔王「勇者…」

国王「何ぃ?」

勇者「それに…この人は…」

勇者「初めての友達なんだ!!!!」

魔王「…………!」

国王「刃向かう気か!勇者!」

勇者「国王様…覚悟!!!」


97 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 11:44:59.51 ID:CyhyvlIt0
魔王「待て!行くな!」

ドガァッ!

勇者「がはっ…!」

団長「たっく…ガキをいたぶるのは趣味じゃねーのによぉ」

国王「ようやく来たな!この悪ガキめ!!」

国王「早く反逆者を殺せ!」

団長「あぁ、言ってるし…悪いけど消えてくれねーか?」

勇者「ぐっ…!」チャキッ

勇者「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」ダッ

団長「遅っせえ!!」ドガァ!

勇者「ゴハッ!」

団長「全然遅っせえ、それが本気かよマヌケ」

団長「とっとと大人しく殺されるっつーの!」

勇者「でゃあああああああ!」ダッ

団長「何度言っても分んねぇのかよ…オラァ!!」

ゴキッ

勇者「があああああああ!!!!」ドサッ!

団長「あーあー、変な感触があったけど、首の骨折れちまったのか?」

魔王「貴様ぁ!!」

団長「んあぁ?動けねぇくせに強がんじゃねーぞラァ!!」ドガァ!

魔王「ぐっはぁ!!」

勇者「や、やめ…ろ!」
98 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 11:54:52.56 ID:CyhyvlIt0
団長「まだ立ち上がるのかよ…もういい加減ムカついてきたなぁ」

団長「今度はテメェの目ン玉弾いて……」

ドガァアアアアアアアアン!!!

国王「ゲホッ!ゲホッ!な…何だ!壁から何かが…!」

「よぉ、ガキンチョをボコるのもいいけどよぉ」


魔王(白)「俺達と命の取り合いをしようぜ」

魔王(赤)「加勢に来ました!」

魔王(青)「助太刀に…参上…」

魔王(黄)「子供相手に本気を出すとは…!たるんでるぞ貴様ぁ!」

魔王「お前ら!!」

国王「き…!貴様らは!」
99 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 13:02:39.71 ID:CyhyvlIt0
国王「騎士団団長!?…騎士団団長!!」

魔王(白)「お前の部下はどっかに飛んでったみたいだな」

国王「くそっ!こうなったら!」ピッ

魔王「うわっ!床が動き出して…ああ!」

魔王(赤)「大魔王召喚魔方陣!!」

国王「フフフ…この液体をを撒いて…そして最後に呪文を唱えるだけだ」

魔王「何ぃ!?」

国王「ぷりぅあていうのぅおかみるしかいみかみみそぎにゃりぎるにゃしんぎにゃさきだおあきにゃ…」

国王「しむりゃにゃてんてむてんてんむさぶらぶにゃん!!」ニャン

魔王「らぶにゃん?」ハテ?

国王「うっせえ!!黙れバカッ!!!!///」カァー
100 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/12(日) 13:05:33.67 ID:a/k6XRgKo
何の呪文だwwwwwwwwww
101 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 13:33:00.35 ID:CyhyvlIt0
魔王「なんでにゃんなんだ?ワンでも良かったのに」ウーン

国王「知るか!///」

魔王(白)「ひよっとしたらにゃんじゃないとダメじゃないのかにゃん?」

国王「止めろ!さり気なくにゃん言うな!///」

魔王(赤)「まぁまぁ、そこまでにしといたほうがいいにゃん」

魔王(青)「……………パス」

魔王(黄)「しかしあんな呪文を早口で言えるなんてお前は根性があるにゃん!!」

国王「止めろ!心理攻撃は止めろ!!///」
102 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 13:38:22.65 ID:CyhyvlIt0
魔王「てゆうかあれで大魔王が召喚されなかったら超面白いんだけどな」

国王「赤恥かくだけじゃないか!!」

ビカーーーー!!

魔王(白)「うわ!魔方陣が光り出した!」

魔王(青)「……マズイ、大魔王が召喚される!」

国王「ハハハハッ!後悔しても遅いぞ!」

魔王「お前が一番後悔してるにゃん!」

国王「うるせぇ!黙れ!!しまいにゃ引張叩くぞ!!//////」

103 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 13:43:23.43 ID:CyhyvlIt0
ゴゴゴゴゴゴゴ……

農夫「何だありゃあ!王国がなんか光ってるぞ!」

鶏「はっ…早く逃げたほうがいいぞ!」

牛「私もそう思う!早く!」

羊「チクショウ!こんな所で[ピーーー]るかよ!」

農夫「って何でお前ら喋れるんだよ!!!」
104 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 13:47:59.42 ID:CyhyvlIt0
魔王「魔方陣から何かが…!」

ゴゴゴゴゴゴゴ……

国王「いでよ!大魔王!」

ビカー!!

大魔王「……………」

魔王「あ…あれが大魔王!?」

魔王(白)「うぉ!すげぇ威圧…うぐぅ!腹が…!」

魔王(赤)「すごい威圧…吹っ飛ばされそうです」

魔王(青)「………勝てるか?」

魔王(黄)「一斉に掛れば…な」

国王「フハハハハ!凄い!コレが大魔王か!!」


105 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 13:52:39.90 ID:CyhyvlIt0
国王「さぁ行け!大魔王!奴らをこの世から消し去っry」


大魔王「うるせぇええええええええええ!!!!!近所迷惑だろがろうがあああああああ!!!!」


魔王「」

国王「」

魔王(白)「」

魔王(赤)「」

魔王(青)「」

魔王(黄)「」

側近「」

補佐「」

兵士「」

騎士「」

民「」

農夫「」

鶏「」

牛「」

羊「」

山羊「」

ギンヤンマ「」

マリオ「」

オイル「」

ルックス「」

スペード「」

ドイツ「」

つらら「」

ラー油「」

湯葉「」

薔薇「」

ライオン「」
106 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/12(日) 13:53:31.43 ID:ojVdYn6Io
でも大魔王が国王に従うとは決まらないよね
107 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県) [sage]:2012/02/12(日) 14:00:21.68 ID:/bGtflhUo
勇者とはなんだったのか
108 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 14:03:42.96 ID:CyhyvlIt0
大魔王「たっく…これだから新居の奴は…」ブツブツ…

魔王(どっちかって言うとアンタが新居なんだけどね…)

大魔王「今度から気をつけろよ」

国王「は…はい」

シュン!

魔王「あ、戻っていった」

勇者(気絶中)
109 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/12(日) 14:04:02.07 ID:a/k6XRgKo
しりとりすんな
110 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 14:08:39.67 ID:CyhyvlIt0
国王「え…えーと…」

魔王「さて、貴様の処刑を始めようか…」ポキポキ…

国王「ヒィッ!」

国王「ま…待て!金なら払う!300万…いや、5000万払おう!!」

魔王「波紋!」

国王「ゴハッ!」

魔王「山吹色の波紋疾走(サンライトイエロー・オーバードライブ)ッッッ!!!!!!」

ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!

国王「あぶ!げぼぉ!がほぉ!ぎゃぼぉお!!がはぁああ!!!」

スガァアアアアアアアアアアアンン…!

魔王(白)「た…倒した…」
111 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 14:11:42.91 ID:CyhyvlIt0
国王「く…くそっ…!む…無念…!」

国王「にゃんって言ったのが一番無念…」ガクッ

魔王「そして伝説へ…」

魔王(白)「変な伝説だな」

勇者「は!僕は一体!?」
112 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 14:21:57.27 ID:CyhyvlIt0
こうして戦いは終わった。

国王は辞退してどっかの大陸へと隠居した。

その後の国王の姿を見たものは誰も居なかった。

終わった…全て終わった。
113 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/12(日) 14:59:40.37 ID:RzNq8dtDO
なんか色々言いたいことはあるけど
とりあえず乙wwww
114 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 15:00:33.31 ID:CyhyvlIt0
いや、まだ終わってはいない…

これはまだ始まりにしか過ぎない。


13年前、王国に二人の人型魔物のスパイが居た。

その内の一人が金に眩み、もう一人の仲間をハメて自分は昇格して、

名声・力・金、全てが手に入った。

裏切られた魔物はその昇格した魔物をいつか復讐してやろうと胸に誓った。

時空を越えた復讐劇が幕を開ける…。
115 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 15:03:18.07 ID:CyhyvlIt0
魔王「そうか…砂糖か…」

側近「何でもグラニュー糖と砂糖を間違えたみたいですね」

魔王「馬鹿だなアイツ」

補佐「それにしても凄い雨ですね」

魔王「つーか、お前と話すの初めてだな」

補佐「そ…そうでしたっけ?」
116 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 15:07:59.47 ID:CyhyvlIt0
側近「魔王様、あれ以来食料不足なんですよ、出来れば政策立ててくださいよ」

魔王「んなもの、3日ぐらい断食令でもだしちまえ」

補佐「そんな事したら死んでしまいますよ!!」

魔王「死ぬわけねーだろうが!!ブッコロスぞこのやry」

ドガラガッシャーン!!

補佐「ひぃい!!」

魔王「うっひょう!結構近くで落ちたな」
117 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 15:18:06.65 ID:CyhyvlIt0
魔王「ふぁ〜あ…もう眠いから寝ようっと」

側近「あっ!魔王様!」

魔王「ん?何?」

側近「騎士団の団長を…見ましたか?」

魔王「ん?うん、あのクサレ外道だろ?見たぜ」

魔王「まぁ、どっかにぶっ飛ばされて行方不明になっちまったみたいだけどな」

側近「そう…ですか…」

魔王「うん?どうした?」

側近「いや…何でもありません、おやすみなさい!」

魔王「?」

補佐「じゃあ私も」

側近「お前は、屋上の大砲を中に入れてこい」

補佐「そ…そんな〜!」
118 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 15:30:16.07 ID:CyhyvlIt0
洞窟

魔王(緑)「あ〜あ、暇だなぁ〜」

魔王(緑)「なぁんにもやることねぇー」

魔王(緑)「てゆうか今、何年何月何日何曜日なんだ?」

魔王(緑)「う〜ん…」

魔王(緑)「ま、いっか」

魔王(緑)「もう蜘蛛の味は飽きてきたなぁ〜トカゲが来てくれたらいいんだけど」

魔王(緑)「あぁ〜あ、早くここから出てぇ〜」
119 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 15:33:39.04 ID:CyhyvlIt0
ドガラガッシャーン!

魔王(緑)「うわっ!何だ!?」

バキンっ

魔王(緑)「あ!今のでこの鍵が取れた!」

魔王(緑)「よっしゃよっしゃ」キィイイ…

魔王(緑)「う〜ん、やっぱりシャバの空気は美味い!」

魔王(緑)「ヒッヒッヒ…ちょっと出かけようっと」

120 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 15:38:48.02 ID:CyhyvlIt0
翌朝

魔王「何ぃ!?」

魔王(白)『だから!魔王(緑)が居なくなってたんだ!やべぇ!』

魔王(白)『きっとアイツは俺に復讐をしてくる!何とかしてくれ!』

魔王「我輩は別に困らないから別にいいし、巻き込むんじゃねぇ、じゃあな」

魔王(白)『おい!待てよ!本当に困っry』ガチャ

魔王「はぁ」

魔王(緑)「何を溜息を付いてるんだい?」

魔王「あぁ、実はウチのバカ姉貴が…」

魔王(緑)「ヤッホー」

魔王「」
121 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 15:43:09.92 ID:CyhyvlIt0
魔王「なっ…ななななななななななななぁあああああああああああ!?」

魔王(緑)「久しぶり、私の可愛いクソ生意気な妹よ」

魔王「テメェ!ここで何してやがる!早く檻に帰れ!!」

魔王(緑)「人を猛獣扱いするんじゃねぇ!!」

魔王「お前の帰る場所は檻以外何も無いんだよ!」

魔王(緑)「ほぅ…生意気な口がさらに生意気になったねぇ…!」

勇者「やっほー!遊びに来でござんす!」
122 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 15:46:40.46 ID:CyhyvlIt0
勇者「あれ?誰?このお姉さん」

魔王(緑)「ん?誰?この子?まさか…男?」

魔王「んな訳ねーだろ!!」

魔王(緑)「ハハッ!お前は面食いだからなぁ〜」

魔王「違うって言ってんのが聞こえねーのか!!歯抜けにするぞ!!」
123 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 15:49:41.34 ID:CyhyvlIt0
側近「どうしたんですか?魔王様ってうわっ!」

魔王(緑)「む!まっまさか…あの人が…」

魔王「違うって」

魔王(緑)「まだ何も言ってないじゃん☆」

魔王「うぜぇ」

側近「あの…魔王様その人は?」

魔王「あぁ、このアバズレビッチは…」

魔王(緑)「ちょっと待たんかいワレ」
124 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 15:53:58.71 ID:CyhyvlIt0


側近「へー、魔王様のお姉さんですかぁ」

魔王「我輩は断じてコイツを姉とは認めない」

魔王(緑)「あのさぁ、アンタねぇその一人称の我輩ってやつ止めなよ、ちょっとオッサン臭い」

魔王「今時のおっさんも我輩なんて言葉使わねーよ」

魔王(緑)「もうちょっと女の子らしく「私」とか「あたし」とか☆」

魔王「アホらし」

125 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 15:58:23.04 ID:CyhyvlIt0
勇者「ねぇ、そんな事より遊ぼうよー」

魔王(緑)「ホラ、アンタの子供が呼んでるよー☆」ニヤニヤ

魔王「消え失せろ」

勇者「あのお姉さんの妹なの?」

魔王「違うあれはアバズレだ、それ以下でもそれ以上でもない」

勇者「あばずれって強い?」

魔王「キングスライムの次に強い」

勇者「あばずれスゲー」
126 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 16:07:08.72 ID:CyhyvlIt0
側近「で?私に何か用なんですか?」

魔王(緑)「ふふ…君に用があるって一言も言ってないのにわかるとは…さすがね」

側近「まぁ…」

魔王(緑)「君…騎士団団長の事を探してるでしょ?」

側近「な…何で分かったのですか?」

魔王(緑)「ここに来る途中さ、団長が居て君の事を話してたよ?」

魔王(緑)「あの側近が俺を探してるって」

側近「…………」


勇者「わははは!わーい!」

魔王「まてーまてー」
127 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 16:14:03.96 ID:CyhyvlIt0
側近「それで…騎士団団長はどこに?」

魔王(緑)「フフッ…付いてきて」



魔王(緑)「この中に入ってたわ」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

魔王「何だコレ!?ブラックホールみたいになってる!」

魔王(緑)「この中はどうやら、別世界に繋がってるって言われてるわ」

魔王「アホらしい…帰ろ帰ろ…」

魔王(緑)「バキクロス!」バビュン!

魔王「ブッ!」

側近「うわっ!」

勇者「え?」


●<ぎゃああああああああああああああああああ………

魔王(緑)「後で私も行くからー」
128 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 16:18:21.07 ID:CyhyvlIt0
―――
――
--

魔王「いてて…、アイツも魔法の達人って事を忘れてた…」

側近「しかしココはどこでしょう」

魔王「あっ、あれって高層ビルって言う奴だろ」

側近「て…ゆうかココ…」

魔王「完全なる都市って奴だな」

側近「雑誌とか新聞とかしか見たことがない奴がいっぱいある…」
129 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 16:21:21.92 ID:CyhyvlIt0
側近「よし、早速騎士団団長を探しに行きましょう」

魔王「待てよ、私達みたいな田舎者が闇雲に出歩いていいのかよ、ここはどこなんだ!?」

側近「別世界でしょう」

勇者「そう!別世界」

魔王「そっかー別世界…って納得するか!!」
130 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 16:25:08.51 ID:CyhyvlIt0
女学生A「それでさー」

魔王「わぁあ!」

女学生A「ひぇ!ビ…ビックリしたー」

魔王「あー楽しいなココ」

側近「他人をからかってないで行きますよ」

ひったくりだー!

魔王「何!?ここでも物を盗む奴がいるのか!?許さねぇ!我輩がとっ捕まえてやる!」

側近「って、ひったくりなんて時代遅れな事する奴が今どき居るんですか?」
131 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 16:27:51.42 ID:CyhyvlIt0
魔王「おおおおおおおおおおお!見つけたぁああ!!」

側近「あっ、もう捕まったみたいですね」

警察「ちょっと君、署まで来てくれないか?」

女盗賊「ごめんなさいごめんなさい」

警察「あのね、ごめんで済んだら警察はいらないんだよ?」

女盗賊「いや、マジデすんません」

魔王「………」
132 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/12(日) 19:00:49.88 ID:CyhyvlIt0
魔王「バシルーラ!!」

女盗賊「ぐびゃああああああああああ!!!!」バシュウ!

側近「何て事を」

魔王「助けたんだよ」

側近「もっといろんな助け方があったのでは?」
133 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/12(日) 23:09:19.04 ID:RzNq8dtDO
女盗賊の安定感がハンパないwwww
134 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/13(月) 06:37:10.53 ID:DHUls3C40
魔王「それにしても、迷うなここは誰かに道案内を…」

イチャイチャイチャ

魔王「取りあえずアイツらをあの世への道案内をしてやろう」

側近([ピーーー]眼だ!!)

魔王「おい」ガシッ

男「え?」ヘラヘラ

ブンッ

男「うわっ!な…何をする!?」ヒュウウウ…

魔王「童貞を失ったお前は、必要ない!!」

魔王「消えろぉーーーーーーーーー!!!!!」バシュウ!

男「ベジ…おぶぁ!!」ジュッ

側近(ここはツッコム所だけど何故だろう…凄い清々しい)

女(うん、きっと幻覚を見てるんだ私は)

135 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/13(月) 06:42:21.50 ID:DHUls3C40
側近「てゆうか、人が集まって来ましたね」

ざわ…ざわ…ざわ…

魔王「ヘッ!ピーピーうるせぇヒヨコだぜ」

魔王「ちょっと挨拶を…」

側近「魔王様、それだけはマズイです」
136 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/13(月) 06:48:40.56 ID:DHUls3C40
側近「てゆうか勇者は?」

魔王「そういえば居たな」

魔王「自分の話があやふやで終わったから拗ねてるんじゃないの?」

側近「多分、迷子になったと思うんですが…」

パーカーの男「おい、オマエら!」

魔王「あぁ?」

パーカーの男「テメェらのあのガキは預かった!」

側近・魔王「ナ、ナンダッテー!?」
137 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/13(月) 06:53:41.59 ID:DHUls3C40
パーカーの男「あのガキを助けたかったら身代金…」

魔王「ハイハイ、ワロスワロスwwwwwww」

パーカーの男「おい!あのガキどうなってもいいのかよ!」

魔王「探し出して、力ずくでも助けてやる」

パーカーの男「居場所は俺しか知らないぞ」

魔王「あー大丈夫大丈夫」

魔王「テメェのパーカーがYシャツにしてでも聞き出すから」

パーカーの男「」
138 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/15(水) 19:30:57.73 ID:obwiA3Vo0
とある廃工場

リーダー「がはっ…な…なんだこのガキ…つ…強すぎる…!」

勇者「中国2000年の拳法を見切れるかな?」アチョー

リーダー「ふざけんじゃねーぞ!この野郎がぁ!!」ダッ

勇者「でいっ!!」バシッ

リーダー「ゴハッ!」バタッ

勇者「地面とキスしてな」
139 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/15(水) 20:45:23.28 ID:obwiA3Vo0
Yシャツ男「り…リーダー!」ボロっ

魔王「ここか?」

側近「あ」

勇者「みんな!」

Yシャツ男「な…!全滅だと!?」

勇者「」ピリリリリ

側近「な…何だ!?」

魔王「レベルが上がったんだ!」

勇者「………」

側近「別に…何も変わってませんが…」

魔王「バッカ、外見だけで判断するなよ、な?勇者」

勇者「確かに、今までの感覚とはちゃうな」

勇者「これも、アンタらがワイを育ててくれたおかげっちゅーことや!」

側近「」
140 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2012/02/15(水) 20:52:23.24 ID:obwiA3Vo0
側近「な…なんでこんな事に…」


勇者「レベルが上がったからに決まっとるやろ!アホかボケ!!」


側近「えー…レベルが上がると口調が変わるの忘れてた」
141 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/15(水) 20:56:06.77 ID:obwiA3Vo0
側近「おい!てめ…お前!」


リーダー「んだよ…」


側近「これは誰の差し金だ!」


リーダー「チッ…」


側近「あッ!?」ビキビキ


リーダー「いや、スミマセン、調子乗った態度取ってゴメンナサイ」
142 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/15(水) 22:18:01.41 ID:obwiA3Vo0
リーダー「実は…ん?」ピピピ…


リーダー「あ…はい…わかりました…」


リーダー「ちょっと…」


側近「あ?」


電話の声『よぉ!久しぶりだな!ハハハッ!!』


側近(この声は…まさかっ…!)


側近「何だ、団長様ぁ」

団長『あ?』
143 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/15(水) 22:30:06.61 ID:obwiA3Vo0
団長『なんだよなんだよ、随分と冷静だなお前』


団長『電話越しに愛の告白でもするのかと思ったぜ』


側近「お前に愛の告白だぁ?冗談はテメェの首が無くなってからにしろ」


団長『ハッ!おもしれぇなお前、やっぱり13年前と変わってねぇな』


団長『……テメェらは俺のツラに泥を塗った、元の世界じゃ民に追われている』


団長『俺はなんであんなクソマヌケ共に追いかけられる羽目になったんだ!?あぁ!?』


側近「テメェの面に泥を塗っただぁ?民に追いかけられてるだぁ?んなものテメェの自業自得だろうが」


側近「それにお前とは13年前の決着が着いてねぇんだよ」


側近「なんで俺を裏切ったのかをテメェの口から聞き出して―――」


側近「民にテメェの身柄を差し出して、馬に縛り付けられて王国を27週ぐらいノンストップで

引きずり回されてろ」


団長『いつかブチコロス』


側近「やってみろチンピラ」
144 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/02/16(木) 09:09:36.60 ID:a2bgBFMCo
145 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/17(金) 22:34:08.26 ID:BUrcRXnE0
側近「じゃ、行きましょうか」

魔王「いやいやいや…その切り替えおかしいだろ」

勇者「ホンマやで…それはおかしいわ」

側近「え?え?」
146 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/17(金) 22:40:22.86 ID:BUrcRXnE0
公園


魔王「どうする?騎士団長をどうやって探す気だ?」


側近「とりあえずそこらへんの人に聞き込みしてみましょうか」


魔王「え?我輩も?」


側近「ダメなんですか?」


魔王「いやいや、よくないっしょ、刑法的に」


側近「いや、そうでもないと思いますが…」


魔王「分かったよ、仕方ねぇな」


スーツの男「………」スタスタ…


魔王「あの〜スミマセン〜」


スーツの男「はい?」


魔王「ブ・チ・コ・ロ・ス」スラッ


スーツの男「なっ…!?何故!?」


側近「どうしてそうなるんですか!?」
147 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/17(金) 23:02:41.72 ID:BUrcRXnE0
側近「関係ない人を脅迫しないでください!」


魔王「分かったよ分かった、謝ります」


側近「まったく…ん?」


不良A「おいテメェ、どこに目を付けてんだゴラァ!」


不良B「はっ倒すぞコラァ!!」


女盗賊「いや、ちょっ…だから飛ばされたんですって!」


不良A「デタラメ抜かしてんじゃねぇぞゴラァ!!」


魔王「………」


側近「どうします?」


魔王「とりあえず助けに行くか」


魔王(緑)「ちょっと待った、あなたが行く必要はないわ」


魔王「あ!」





148 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/17(金) 23:04:40.93 ID:BUrcRXnE0
魔王「本当に来たのかよ…」


魔王(緑)「何よ、その嫌そうな顔は。カァー!ムカツクなぁ!」


側近「そんな事より、早くあの人を…!」


魔王(緑)「大丈夫、私の部下が直に来るわ」
149 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/17(金) 23:12:31.82 ID:BUrcRXnE0
不良A「ブッコロスぞこの野郎!」


不良B「何とか言えよゴラァ!」


女盗賊「ひぃい!」


「待ちな…」


不良A「誰だ!?」


仮面の男「女の子一人をイジメて…人間として腐ってんだろお前…」


女盗賊(始めて女の子とか言われたよわーい!)


不良A「あぁ?まずテメェからやってやろうか!?」


仮面の男「フン、まぁ、テメェらのような雑魚は23%で十分だ」


不良B「あぁ!?何言ってんだテメェ!?」


仮面の男「後悔しろよ…お前は俺を覚醒させた…!」


不良A「な…なんだっ!?」


仮面の男「漆黒の槍ッッッ!!!!」バシュウ!


魔王(ダセェ!)迫真
150 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/17(金) 23:17:33.62 ID:BUrcRXnE0
不良A「ぐわぁあああああああ!!!!」ドシャ!


仮面の男「フッ…大した事なかったな」ドヤッ


不良B「テメェ!」


仮面の男「馬鹿が…閻魔の天罰ッッッ!!!」


不良B「うわっ!ちょ…ちょっとま…ぎやぁあああああああああああああああ!!!!!」グシャ!


仮面の男「フン…あー…大丈夫か?」


女盗賊「え?えぇ…まぁ…」


仮面の男「まぁ、ここにいたら危ないしさ、行こうぜ」パッ


女盗賊「気安く触んな!!」バシッ!


仮面の男「」


151 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/18(土) 17:51:04.10 ID:fOnieTQH0
女盗賊「何?なんなのお前!?変だし技名も変だしし」


女盗賊「それに何なの!?その仮面!?カッコイイと思ってんの!?」


女盗賊「こんな事してる暇があったら精神科に戻れ!!」


仮面の男「」


魔王「ブハッ!ば…バカヤロウ…わ…笑わせんじゃねぇよ」


側近「ププッ…ひ…酷いですよ魔王様…わら、笑うなんて…!」


魔王「お…お前だってギャハハハハハハ!!!も…もう耐えられんアヒャヒャヒャ!!!」ジタバタ



側近「ブフフッ!ど、あはははははははははははははは!!!!!」



魔王「しっ…漆黒の槍(ダークネス・スピア)ッッッ!!!」ドヤッ



魔王・側近「ぎゃはははははははははははははははははははっ!!!!!!wwwwwwwww」ジタバタ



側近「閻魔の天罰(カースオブジャッチ)ッッッ!!!!」キリッ



魔王・側近「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!!!wwwwwwwwwww」バタバタ



魔王(緑)「だwwwwww大丈夫だってwwwwww私wwww気にしないからwwwwwww」ポンッ



仮面の男「ふ…フーンッだ!どうせ俺は中二ですよーだ!!!」



女盗賊「で…でも!」



仮面の男「え?」



女盗賊「助けてくれたのは…嬉しかった…かな?」///



仮面の男「ゑ」



魔王「は?」


側近「」


魔王(緑)「」


勇者(なんや…この空気…)
152 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/20(月) 22:29:12.59 ID:QaiNgcre0
魔王「で?何?コイツは?」


魔王(緑)「コイツは私の幹部だ」


幹部「あははは…」///


女盗賊「ふふふ…」///


魔王「へー…幹部とか居たんだ…」


イチャイチャ


魔王(緑)「うん、そーなん…」


イチャイチャ


魔王・魔王(緑)「「イオナズン!!!」」


ズガァアアアン!!!


魔王・魔王(緑)「「リア充爆発しろっ…!永遠にっ…!」」


側近「本当に爆発しましたね」
153 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/20(月) 22:34:35.21 ID:QaiNgcre0
白衣の男「おーい!何やってんだお前達!」


側近「誰か呼んでますよ?」


魔王(緑)「よぉ、博士!団長のヤツ見つけたか!?」


博士「あぁ!衛星をハッキングして捕捉した!」


魔王「あの人は?」


魔王(緑)「私の軍の科学者だよ」


博士「例の物も完成したぞ!早く来いよ〜!」


側近「例の物って?」


魔王(緑)「まぁ、見たらわかるよ☆」
154 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/20(月) 22:47:06.50 ID:QaiNgcre0
地下研究所


博士「ほら、見てみろ!」


魔王「何だ!?このデッカイのは!?」


博士「ここの研究員はこの巨大列車の事を『モンスタートレイン』って呼んでる」


魔王「本当にデカイな」


博士「時速はスポーツカーの最高速度並みに出るぞ」


博士「お前たちは、鉄砲や矢なんかを使って走ってる相手を仕留めたりしてるかもしれんが―」


博士「コレを使え」バッ


博士「軍用機関銃を改造したものだ、威力は高層ビルを3分で空き地に出来るほどだ!」


博士「そしてこの機関銃を23機をさっきのモンスタートレインに搭載されている」


魔王「でもお高いんでしょ?」


博士「それが何と、たったの5千円!!!」


側近「まぁ普通…ってええっ!?五千円!?ええっ!?」


勇者「またまた〜冗談言っとるんちゃうんか!?」
155 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/20(月) 22:52:16.52 ID:QaiNgcre0
博士「へへへ…さぁ…発進するぞ…へへへへへ…」


側近「悪い顔になってますよ?」


博士「ふふ…悪い、新兵器を試すとなるとつい…ひひ…」


側近「団長はどこに居るんですか?」


博士「高速道路だ!行くぞ!!」ガチャッ!


ウォオオオオン…
156 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/20(月) 22:54:22.60 ID:QaiNgcre0
部下A「友達が増えるよ!」


部下B「やったね!Aちゃん!」


団長「なんか寒気が…」ブルっ
157 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/20(月) 23:00:14.24 ID:QaiNgcre0
ガシュガシュガシュガシュ!!!


博士「イヤッハー!早い!早すぎるぜ!!モンスタートレイン!!!」


側近「こんな物で国道走ったら物凄いものになりそうだな」


魔王「なぁ側近側近!」


側近「なんですか?」


魔王「ほれ、あの家見てみろ」


側近「あの半壊してる家がどうしたんですか?」


魔王「あれお前の家ー♪」プフフッ


側近「……楽しんでますね」
158 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/20(月) 23:06:20.59 ID:QaiNgcre0
博士「よし!騎士団の車列発見!車列の横に付くから機関銃の所に戻れ!」


側近「この中に団長が居れば…」ガチャ


魔王「お前のその恨みとやらが晴らせる訳か…」ガチャ


勇者「そう言う事やな」ガチャ



部下A「それでさー、俺、結婚とかも決めてるんだよねー」


部下B「マジかよー!この野郎!結婚式するんだったら俺を呼べよー!」


部下A「ハハッ!分かってるよ!」


部下A「んあ?あれはなんだ?」


ズガガガガガガガガガガガガガガガガガッッッッッ!!!!


団長「!!!」
159 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/20(月) 23:10:24.57 ID:QaiNgcre0
博士「ハーレルーヤ!!見たか!奴らの高級車を俺の作った機関銃で――」


博士「ぶっ潰れるサマをよぉ!いや〜作った甲斐があるぜぇ」


魔王「うっひょお!気持ちぃ〜♪」
160 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/23(木) 22:57:40.12 ID:2G3WZBps0
側近「派手にやったな…」


魔王「そうだな〜超爽快!!」


側近「そうだ!団長は!?」


魔王「あ、近くの海に落ちたんだな…ってあれは…」

●<また会ったな


側近「また…あれの中に入るんですか?」


勇者「わいが一番乗りや!」ダッ


魔王「おい!待てよ!」ダッ


側近「やれやれ…」ダッ
161 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/23(木) 23:11:11.25 ID:2G3WZBps0
魔王「いてて…ここは何処だ?」


側近「確かここはエルフの里…」


「きゃー!よそ者よー!!」

「帰れ!ここはお前達が来るような所じゃない!!」

「この悪魔どもめ!!帰れ!!」

「帰れー!帰れー!」

「何だ貴様ら!?」

「帰れ!このスカポンタン!!」

「いいぜ…お前が帰らないって言うんなら、まずはそのふざけた幻想をry」



魔王「なんか嫌われてるな」


側近「そうですね…」




162 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/23(木) 23:23:28.96 ID:2G3WZBps0
エルフA「帰れー!帰れー!」

ギャーギャー!


勇者「何で初っ端から嫌われとるんや?」


魔王「自分の種族以外は敵だと思ってるからな…」


側近「でも、団長がここに潜んでるかもしれませんよ?」


ギャースカ!ギャースカ!


魔王「あぁ!もう!うっせぇな!!…よし黙らせてやる」ドンッ


側近「それってアンプですか?エレキギターとかに使う…」


魔王「おう、これにマイクを付けて…と」ブツッ


魔王「…………」スゥー…


魔王『YERAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!』


魔王『我輩の歌を聴けぇえええええええええええええええええっっっ!!!!!!!!』キィーン!


側近「ぎゃあああ!!すっごい音だ…!」


勇者「うるせぇ!」
163 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/23(木) 23:33:07.12 ID:2G3WZBps0
エルフA「ぐわぁああ!!な…何?この音は!!!」


エルフB「痛い…痛いよぉ!!耳が痛いよぉ!!!」


魔王『盗んだぁバイクではっしりだすぅっっ!!!』キィィン


エルフC「破れちゃう…鼓膜が破れちゃうよぉ――――!!!」


魔王『フフフーンフフフフフーン♪』ビィーン!


側近「鼻歌なのに物凄い音だ…」


勇者「あかん…!ノックダウン寸前や…!」クラクラ


魔王『真っ赤な誓いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!』ギィィィィン!

勇者「!!!!!!!!」

エルフD「もう…だめ…」バタッ


エルフE「しゅ…しゅごい…耳が…キーン…て…」ピクピク…


エルフF「あ…なんだか…頭が…ポーっとして…」ガクガク…


側近「途中から歌が変わりましたけど?」ビリビリ…


魔王「うろ覚えだったから途中で変えただけだ」


勇者「」ブクブク…
164 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/28(火) 21:37:16.19 ID:Tk/hgCc40
長「ま…まて!私はこのエルフの里の長だ!」


長「私はどうなってもいい!だから…!同胞達だけは…!」


魔王「ならば我の要求を飲め……」


長「ヒッ!な…なんでしょうか…!?」


魔王「この要求を飲まなければ貴様の首は…飛ぶ」


長「!!」


魔王「いいか…よく聞け…」


長「」ガクガクブルブル……


魔王「腹減ったからなんか食わせろ」


長「………はぁ?」
165 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/28(火) 21:53:15.50 ID:Tk/hgCc40
魔王「うめぇ!美味すぎるぜ!!」ガツガツムシャムシャッ


側近「落ち着いて食べてくださいよ…」


魔王「ほぉひへばゆうひゃわほこは?(そう言えば勇者はどこだ?)」ガツムシャガツムシャ


側近「もう…汚いなぁ!勇者なら気絶したから宿屋で寝かせてますよ」


魔王「んっ…ぐ…ぷはぁ、アイツ最近気絶する事多いな」


側近「まぁ、あんな事されたら大体気絶しますけどね…」



エルフの里の外


エルフA「とんだ来客だったな…」


エルフB「俺、今も耳がキーンッてするんだけど…」


???「ここがエルフの里か…」


魔法使い「意外と近かったわね…クスクス…」


戦士「よぉ、やるんだったらさっさとやろうぜ」


武闘家「ククク…」


エルフA「誰だ貴様ら!」


エルフB「ここは聖なるエルフの里だぞ!さっき入られたけどここは一歩も踏み込めんぞ!!」


???「まぁ、落ち着けよ…俺は…勇者だ!」


エルフA「なっ!?」

166 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/28(火) 21:59:08.20 ID:Tk/hgCc40
エルフA「お…お前が勇者だと…!?でまかせを…!」


長「いや、いいんだその人達を入れさせてやれ…」


エルフB「え!?…わ…わかりました…」


勇者「すまないな長」


長「いやはや…遠くから遥々よく来ていただきましたなぁ」


長「ささ…どうぞこちらへ…」


勇者「くくく…」


魔法使い「うふふ…」

167 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/28(火) 22:57:58.73 ID:Tk/hgCc40
側近「ん?あれは…」


魔王「知ってるのか?」


側近「はい、確かこの世界の勇者かと…」


魔王「勇者?勇者が二人も居るなんて世も末だな」モグモグ…


側近「それにあの勇者、私達の世界じゃかなり有名ですよ」


魔王「そうなのか?我輩はそんな事聞いたこともないが…英雄かなにか?」


側近「いやいや…英雄なんて、その逆ですよ」


側近「この世界はあまり知れ渡ってないですけど…実はあの勇者かなりの悪なんですよ」


魔王「よくそんな事知ってるな」


側近「補佐から聞いた話なんですけど…」
168 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/28(火) 23:18:38.01 ID:Tk/hgCc40
五日前

補佐「フ〜フフフ〜ン♪今日はかなり大量の買い物しちゃったなー♪」


補佐「ん?」


悪勇者「いいじゃねぇかよ嬢ちゃん、俺は最高にムラムラしてるからよぉ」


悪勇者「嬢ちゃんでいっちょ、発散させてくれないか?」


少女「や…やめてっ…!離して!いやっ!」


魔法使い「早く言うことを聞けってんだよぉ!!!」ドガッ!!


少女「あうっ!」


戦士「あーあー、コイツ怒らせたら恐いよー」


武闘家「幼いのに悲惨だなぁ」


魔法使い「オラァ!とっとと起きろゴラァ!」ガシッ!


少女「うぐっ…うっ…うっ…痛いよぉ…誰かぁ…助けてぇ…ママ…パパぁ…」ポロポロ


補佐「ま…待ちなさい!!」


悪勇者「あ?」
169 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/28(火) 23:32:55.52 ID:Tk/hgCc40
補佐「その子を…離しなさいっ…!」


悪勇者「なんだよ…お前?お前からヤッちまうぞ?」


補佐「早くその子から離れろッ!!!」


悪勇者「んだぁ?それが人にモノを頼む態度かよ?」


補佐「うるさい!つべこべ言わず…早くその子を離せッ!!」


悪勇者「チッ、おいガキは帰らせろ」


魔法使い「わかったーじゃあね、お嬢ちゃん」


少女「………!」


補佐「早く逃げて!!」


少女「………っ!」ダッ


悪勇者「さてと、俺は今、最高にブチギレたよ…覚悟は…出来てんだろうなぁ?」チャキ


補佐「ッ!!こ…来い!!!」
170 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/28(火) 23:54:08.98 ID:Tk/hgCc40
魔王城


補佐「そ…側近さん…」


側近「補佐か?お前、またアメトーーク録画するの忘れてただろ?」


側近「魔王様が「運動音痴の回クソ面白かったのに何で録画出来てねぇんだ!!」って――」クルッ


補佐「うぐっ…ひっぐ…」グスグス…


側近「ど…どうした!?」



説明中…


補佐「と、言う訳なんですよ…ひっぐ…」グスグス…


側近「………」


補佐「ご…ごめんなしゃい…わ…私…そ…側近さんに認めてもらいたくて…ひっく」グズグス


側近「………」ぺチンッ


補佐「痛っ!?」


側近「何が認めて欲しいだぁ、俺はお前を補佐にした時点でもう認めてるよ」


補佐「!?」


側近「それに、お前はその少女を助けたんだろ?スゲェ事だよ」


側近「だから…その…あれだ…その…誇りに…思う…うん」ポリポリ


補佐「うわぁあああああああんん!!!!側近さぁあああああああん!!!!」ガバッ


側近「バッおまっ!やめry」

――――

―――

--

側近「……て、事があったんです」


魔王「お前ら仲いいな」


側近「何で怒ってるんですか?」


魔王「別に怒ってねぇよ」ビキビキッ


側近「でも青筋が…」



171 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/29(水) 00:05:30.94 ID:pyas9bSh0
側近「補佐が言ってた服装と特徴も一緒だし、多分そうでしょう」


魔王「まったく、団長を探す前に厄介な連中に会ったな」


魔王「あ、アイツらエルフの小さい女の子を連れて空家に入った」


側近「なんで、アイツらはあんな小さい女の子を…その…するんでしょうね?」


魔王「あの悪勇者のナニが少女の壺に丁度フィットするからじゃねぇの?」


側近「魔王様は一応、女性ですよね?」


魔王「んなこと言うだけで恥ずかしいのかよ?」


側近「当たり前ですよ!」
172 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/29(水) 00:15:12.60 ID:pyas9bSh0
魔王「何回でも言えるぜこんな事ぐらい」


側近「自慢することじゃ無いですよ…それ…」


魔王「今頃あの少女は○○○されてんだろぉな」


魔王「○○されて悪勇者の上で○○○して○○○してから×××をシャブってんだろうな」


側近「お願いします、黙っててください」


魔王「純粋だな全く…」


女盗賊(何言ってんだお前はぁあああああああああああああ!!!!!/////////)天井裏
173 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/02/29(水) 00:26:01.43 ID:pyas9bSh0
女盗賊「こっこらぁああああああああああああ!!!!」


魔王「おう!生きてたのか?」


女盗賊「勝手に死んだ事にするな!!てゆうか何て事を口走ってんだお前は!!」


魔王「は?まさかお前…あれか?盗賊のくせに…アレかぁ!?」ニヤニヤ


女盗賊「あれってなんだよ!!違うよ!お前がさっき………」


エルフC「侵入者だ!取り押さえろ!!」


女盗賊「え?ちょ…」


エルフD「俺達の里に入るなんて何てふてぇ野郎だ!!」


エルフE「処刑だ!斬首刑にしてやる!!」


女盗賊「ちょっ…それは…洒落にならないんだけどぉおおおおおおお!!!!!」ズザザザ…


魔王「じゃあな〜」
174 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/06(火) 15:08:34.55 ID:qa390lcz0
側近「で、どうします?」


魔王「何が?」


側近「あの悪勇者達ですよ」


魔王「別に、我輩に危害を加えられた訳でもないし」


側近「ですけど…あ!悪勇者の仲間だ」


魔王「ん?」


武道家「おいテメェ!どこ見て歩いてるんですかぁ!?」


エルフ@「ヒィ!ゴメンナサイ!」


武道家「ゴメンナサイで済んだら天下一武道会は必要ねぇんだよ!!」


エルフ@「いや、意味わかんねぇよそれ!!」


武道家「うるせぇ!口答えするんじゃねぇ!!」


エルフ@「ひぃいいい!!!」


魔王「おい」


武道家「ん?」クルッ


魔王「友愛フラァ―――――――シュッッッ!!!!!」ビカァー


武道家「おおおお…な…なんて神々しい光だ…!」


側近「おお、新魔法」
175 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/06(火) 15:17:46.77 ID:qa390lcz0
武闘家「」パタッ


魔王「フッ、楽勝だ」


魔法使い「武…武道家ぁー!!!」


戦士「おのれぇ!よくも武道家を…!三村さんを…!」


魔王「ハッ!ほざいてろヴァーカ」


魔法使い「ベホイミ!」


武道家「はっ!」パァアア…


戦士「よし!行け武道家!」


武道家「承知しました」


武道家「全知全能たる神と池田氏よ…我に力を与えたまえ…」ゴゴゴゴ…


戦士「いや!お前武道家だろ!!魔法っぽいの使おうとしてるけど無理だから!!」


魔法使い「ダメだぁ!!完全に武道家が友愛されてるよー!!」
176 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/06(火) 15:34:32.34 ID:qa390lcz0
神『お前に力をさずけよう…』

ビシャーンッッ!!


魔法使い「うわっ!な…何だ!?」


戦士「武道家に雷が当たって…!コレが…力か!!!!!」



武闘家      トv'Z -‐z__ノ!_
        . ,.'ニ.V _,-─ ,==、、く`
      ,. /ァ'┴' ゞ !,.-`ニヽ、トl、:. ,
    rュ. .:{_ '' ヾ 、_カ-‐'¨ ̄フヽ`'|:::  ,.、
    、  ,ェr<`iァ'^´ 〃 lヽ   ミ ∧!::: .´
      ゞ'-''ス. ゛=、、、、 " _/ノf::::  ~
    r_;.   ::Y ''/_, ゝァナ=ニ、 メノ::: ` ;.  
       _  ::\,!ィ'TV =ー-、_メ::::  r、
       ゙ ::,ィl l. レト,ミ _/L `ヽ:::  ._´
       ;.   :ゞLレ':: \ `ー’,ィァト.::  ,.
       ~ ,.  ,:ュ. `ヽニj/l |/::
          _  .. ,、 :l !レ'::: ,. "


戦士「」


魔法使い「」
177 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/06(火) 17:10:21.50 ID:B7l+bYU/o
いつのまにか2行改行になってた
通りで進んでる感じがしないけだ
178 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/03/06(火) 18:00:25.53 ID:pFkjmIERo
乙?
179 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/07(水) 23:17:23.65 ID:HYdZmhHD0
魔法使い「おのれ!こうなったら私達が!」


魔王「バカめ!!三流魔法使いが我輩に勝てると思ってんのかぁ!!!」


魔法使い「…っ!メラゾーマ!!」ゴォ!


魔王「甘い!」ボォオオオ!!


魔法使い「ぎゃあああああああああ!!!あづいいいいいいいいいいいい!!!!!」メラメラ


魔王「これはメラゾーマではない…メラガイアーだ…」


側近「いや、見ればわかりますよそんな事」


戦士「ちくしょお!!」ダッ


魔王「マジック・ビンタ!!」バチーンッ☆


戦士「ごほぉ!!」ドサッ


側近「ただのビンタじゃないですかそれ!」
180 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/07(水) 23:22:29.99 ID:HYdZmhHD0
エルフA「あっ!お前!よくも勇者様の客を…げぼぉ!!」


魔王「ここには団長は居なかったな、逃げるぞ!」


側近「ちょっ…!勇者はどうするんですか!?」


魔王「置いていく!」


側近「な…なんで!?」


魔王「嫌だよ!あんな見た目は子供で声はオッサンみたいな奴は!!」


魔王「そこに居るだけで気味悪い!!」


側近「本編では主役側だったんですけどね」
181 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/07(水) 23:31:46.02 ID:HYdZmhHD0
エルフB「逃がさんぞ!!」


魔王「マジック・パンチ!」バシッ


エルフB「えぼぉ!」


エルフC「まてぇ!こっから先は通さんぞ!!」


魔王「マジック・キック!」ゲシッ


エルフC「もっと活躍したかったぁー!!」バタッ


エルフD「てめぇ!良くも…!」


魔王「マジック・チョップ!!」バカッ!


エルフD「嫌だぁー!」バタッ


エルフE・F・長「「「もはや逃れることはできんぞ!!」」」バッ!


魔王「マジック・ミキサー!!」ガッシ!ボカ!


エルフE・F・長「「「アタシは死んだ!!!」」」ズザザザザッ!


側近「スイーツ(笑)」
182 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/07(水) 23:43:03.79 ID:HYdZmhHD0
魔王「あっ!あそこに!」


●<久しぶりだな


側近「でも道を塞いでますよ!」


魔王「よし突破する…ん?」


女盗賊「」


魔王「あっそうだった忘れてた、ザオリク!」


女盗賊「はっ!な…何事!?」


魔王「よし強行突破だ行くぞぉおおお!!」ダッ


エルフG「※※※アラビア語※※※」バッ!


魔王「邪魔だ!!」


エルフH「※※※ベトナム語※※※」ドサッ


エルフI「※※※ポルトガル語※※※」パシュ!バシュ!


エルフJ「※※※金星語※※※」バチバチッ!


魔王「でやぁああああああああああああああああ!!!!!!」


側近「うわぁああああああああああああああ!!!!」


●<いってらっしゃーい
183 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/07(水) 23:48:43.76 ID:HYdZmhHD0
「親方!空から人が!」


「何言ってんだ!早くブツを詰め込めバカ!」


「って誰が親方だ!!!」
184 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2012/03/09(金) 00:52:24.39 ID:+n4d1IsR0
魔王「ゲホッ、ゲホッ!ここは…どこだ…?」


側近「真っ暗で何も見えませんね」


魔王「おい、こっから光が差し込んでるぞ」


魔王「どっこいしょういち」ガタッ


魔王「?ここは…」


側近「草原みたいですけど…」


魔王「あっ!あそこに我輩に城みたいなもの…が…」


側近「……戻った?」
185 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2012/03/09(金) 00:57:51.36 ID:+n4d1IsR0
魔王「おい!戻ってどうするんだよ!団長の野郎早く仕留めなきゃ!」


側近「そんな事言ったって、まあの黒い物体はを探すんですか?」


魔王「当たり前だ!早く探すぞ!」


魔王(緑)「その必要はないわ!」バッ


魔王「居たのかよお前」


魔王(緑)「今入った情報だけど、どうやら団長がココに戻ってるらしいわ!」


魔王「ナ、ナンダッテー!?」
186 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2012/03/09(金) 01:11:39.92 ID:+n4d1IsR0
側近「で!?今どこに!?」


魔王(緑)「え…えーと…」ダラダラ


魔王「手掛かりは無しかよ…この役たたずが」


魔王(緑)「うう…」ショボーン


「団長は今、とある洞窟に身を潜めている!」


魔王「誰だ!」


魔王(白)「よぉ!」


魔王「お前は…!馬鹿!お前今来たら…!」


魔王(緑)「がぁああああああああああああああああ!!!!!」バシュュ!!


魔王(白)「どわぁああああああ!!!ちょっ!お前!こんな所に…!」


魔王(緑)「見つけたぞこのクソガキがぁ!!一兆回ぶっ殺してやるよぉ!!!!」


魔王(白)「わっわっ!馬鹿!馬鹿!止めろ!待ってくれ!あ…謝るから!!」


魔王(緑)「謝ったらすむと思ってんのかぁ!?あぁ!?腸を引きずり出してやるから動くなよ!」


魔王(白)「ちょっ…待ってくれ…!おい!鉈を取り出すな!!」
187 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします( :2012/03/09(金) 01:37:07.57 ID:+n4d1IsR0
魔王「早くしろ!早くその洞窟に連れて行け!」


魔王(緑)「グルルル…」フシー!フシー!


魔王(白)「連れていくけど、ソイツ抑えとけよ!」


魔王(緑)「そいつって誰に向かって言ってんだゴラァ!!」


側近「早くしてください!また別世界に移動されたら…!」


魔王(白)「だから急いでんだ!早く行くぞ!!」
188 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします( :2012/03/09(金) 01:45:08.28 ID:+n4d1IsR0
魔王(白)「この洞窟だ…」


悪勇者「おっと…こっから先は行かさないぜ」


魔王「お前は…!」


側近「最初っから団長とグルだったて訳か」


悪勇者「まぁ、そういうことだ悪いけど…」チャキッ


魔王(緑)「このボンクラは私が[ピーーー]からアンタらは先に!」


悪勇者「誰がボンクラだぁ!」


魔王「死んでくれよ!クソ姉貴!」ダッ


魔王(緑)「死ぬなよって言えねぇのかお前は!!」
189 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします( :2012/03/09(金) 01:49:35.33 ID:+n4d1IsR0
洞窟内


側近「この先に団長が…!」


魔王「気を引き締めて行けよ!」


魔王(白)「ぐわぁ!」


騎士「こっから奴らを通させるな!!行けぇ!!」


魔王「うお!スゲェ人数!」


魔王(白)「ココは俺に任せろ!」


側近「ありがとう!」ダッ


魔王「がんばれよー」ダッ


魔王(白)「……フン」


魔王「悲しくねぇし…」グスン


190 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします( :2012/03/09(金) 01:53:02.17 ID:+n4d1IsR0
側近「どうしたんですか?」


魔王「ううん、何でもない」グスッ


側近(魔王(白)さんの事が心配なのかな?)


魔王(あのやろうが死んだらタダメシが食えないな…くっそ!)
191 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします( :2012/03/09(金) 01:59:30.15 ID:+n4d1IsR0
補佐「…………」


悪魔「どうかしましたか?」


補佐「何か…嫌な予感がする…」


悪魔「……そうですか?」


補佐「予感だけどね」
192 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします( :2012/03/09(金) 02:02:03.00 ID:+n4d1IsR0
魔王「開けーゴマ!(物理)」バコーン!!


団長「何だお前は!」


魔王「シネ!」バキッ


団長「ぎゃー!」バタッ


側近「」
193 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします( :2012/03/09(金) 02:17:29.60 ID:+n4d1IsR0
魔王「って言う作戦があるんだけど」


側近「いや、何か失敗しそうなんですけど…」


魔王「じゃあ、別の方法で入ろう!」


魔王「スミマセーン!宅配便でーす!」


側近「そんな事で入れる訳が…」


『はーい、ご苦労さまでーす』


魔王「ほらな!やってみるもんだぜ!」


団長「はいハンコー」ポチッ


魔王「ぎゃああああああああああああああ!!!」ズガーンッ!


側近「やっぱり…」
194 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/03/09(金) 18:18:01.91 ID:pL/uMmnYo
乙?
物理を持ってくんなwwww
195 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします( :2012/03/10(土) 02:10:58.79 ID:Fu3jN1Uw0
魔王「ゲホッゲホッ!!よくもやってくれたな!!」


側近「とうとう見つけたぞ!」


団長「ハッ!悪いがここがお前らの墓場だ!」


団長「俺が手を下さなくてもお前らは確実にココで死ぬ」バッ


魔王「!?大魔王の召喚魔方陣!?」


団長「テメェらはバケモノの餌食になっちまえ!」


ズゴゴゴゴゴゴゴ…!!


魔王「またあの近所のおっちゃんみたいな奴が!?」


団長「あの時の大魔王は失敗で出てきた大魔王だ、だがこの大魔王こそ本物!!」


側近「な…何かが出てくる…!!」


ズガァァァァァンッッッッ!!!!!


大魔王「…………」ゴゴゴゴゴ…


魔王「あ…ああ…」


側近「出ちゃった…」
196 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします( :2012/03/10(土) 02:19:25.11 ID:Fu3jN1Uw0
大魔王『我は大魔王、魔王の頂点となる魔王…』


魔王「で…出やがった!」


大魔王『我を封じ込めたのは…お前か!?』


魔王「はっ!?いやいやいや、そんな訳ないじゃないっすか先輩〜」ヘコヘコ


側近「チンピラかアンタは!」


団長「あばよ!二人仲良く屍になりな!俺は別世界に逃げさせて貰うぜ!!」ダッ


側近「あっ!待て!」


魔王「側近!アイツを追え!我輩はこのバケモノを退治する!!」


側近「しかし魔王様…!」


魔王「安心しろ…帰って美味い物を喰いに行こうぜ!」グッ!


側近「魔王様ェ…」ダッ!
197 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします( :2012/03/10(土) 02:24:51.21 ID:Fu3jN1Uw0
魔王「さぁ来いバケモノ!我輩はもう何も怖くない!!」バッ!


大魔王『愚か者めが!』ゴォオオ!


魔王「あづっ!?あぢぢあぢぃ!!メラゾーマか!?」バタバタッ


大魔王『我のはメラゾーマではない…メラだ…』


魔王「うわっ!チートだチート!!」
198 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします( :2012/03/10(土) 02:30:43.92 ID:Fu3jN1Uw0
大魔王『喰らえ!ヒャド!』ビュオオオオ


魔王「ヒャドなら軽くよけれry」

魔王「当たり判定デケェェェェェッ!!!!」グサッグサッ!


大魔王『イオ!』


魔王「アストロン!」カチーン


大魔王『ぐぬぅ…やるなお主』


魔王「」(テメェとは出来が違うんだよ出来が)


大魔王『なんだと貴様!?』


魔王「」(なんで心の声読めれるの!?)

199 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします( :2012/03/10(土) 02:36:02.48 ID:Fu3jN1Uw0
魔王「アストロンの効果がきれたか」


大魔王『バギ!』


魔王「バギクロス!!」


ビュオオオァッ!!


大魔王『メラ!』ゴォッ!


魔王「メラゾーマ!!」ゴォッ!


ズボァアア!!


大魔王『イオ!』


魔王「イオナズン!!」


バチバチッバチッ!!


大魔王『アストロン!』


魔王「アストロン!」


大魔王『』カチーン


魔王「」カチーン
200 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします( :2012/03/10(土) 02:43:12.15 ID:Fu3jN1Uw0
50分後


魔王「やるな…!」ぜぇ…ぜぇ…


大魔王『貴様こそ…!」ぜぇ…ぜぇ…


魔王「だが…次で…決着を…!」


魔王 MP6

大魔王 MP∞←


魔王「ええええええええええええええええええええええええええええええ
えええええええええええええええええええええええええええええええええ
えええええええええええええええええええええええええええええええええ
えええええええええええええええええええええええええええええええええ
えええええええええええええええええええええええええええええええええ
エゑ柄得獲彫絵江画繪e会回畫恵餌枝依圖○×△@*+!!!!?????」

201 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/03/10(土) 10:18:22.83 ID:WNVxzMXso
乙wwwwww
202 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします( :2012/03/10(土) 10:58:42.12 ID:Fu3jN1Uw0
大魔王『どうした?笑えよ魔王』


魔王「いやいやいやいや!おかしいだろテメェ!!ふざけんなよクソマヌケが!!」


大魔王『フッ、我は魔王の頂点に立つ魔王だ、これくらい当然の事だ』ドヤッ


魔王「この野郎…!さっきの呪文の威力といい、MPのキチガイレベルといい…!」


魔王「いいぜ、お前がずっとそんなチートを使うって言うんなら、まずはそのふざけた幻想をぶry」


大魔王「いくぞ!全力のメラガイアーだ!!避ければこの世界は吹っ飛ぶ!!受けざるを得んぞ!!!」ゴゴゴゴゴ…


魔王「ちょwwwwおまwww」
203 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします( :2012/03/10(土) 11:05:40.74 ID:Fu3jN1Uw0
大魔王『この世から消え失せろ!!』


魔王(どうする…!残りのMP6だし、しかもアイツのMPはキチガイレベルになってるし…)


魔王(一体…こんな時はどうすれば…!)

―――――
――――
―――
―-


ジジィ「笑えばいいと思うよ」

―-
―――
――――

魔王「!クソジジィ!?」ハッ


魔王「そうだ…!まだ終わってる訳じゃない…我輩の最後に残された力を使えば…!」
204 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/03/10(土) 22:33:31.43 ID:WNVxzMXso
205 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県) :2012/03/11(日) 10:34:07.82 ID:w40u9Yxt0
大魔王『遺言は言い残したか?では行くぞ!』


魔王「でやぁあああああああああああああああ!!!」バキッ!



魔王MP∞  
        ティローン♪
大魔王MP6  



大魔王『』


大魔王『き、貴様!な…何をした!!』


魔王「ステータスをバグらせてやったんだ」


大魔王『卑怯者!』


魔王「お前が言うな!」ビシッ!
206 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/11(日) 10:40:08.23 ID:w40u9Yxt0
魔王「さらばだ大魔王!これで…お前の最後だぁあああああ!!!」


大魔王『ぬぉおおおおおおおおおお!!!!』


魔王「メラガイアーッ!!(強)」ズボオオオオッ


大魔王『ぎゃああああああああああああああ!!!!!』


☆☆☆本日のおすすめメニュー☆☆☆

大魔王の丸焼き

「大魔王をじっくりと焼いてみました」
207 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/11(日) 10:48:41.51 ID:w40u9Yxt0
大魔王『』ブスブス…


魔王「はぁ…はぁ…手強い敵だったぜ」


魔王(緑)「そっちは終わった!?」


魔王「うん、まあな」


悪勇者「お、お願いします、もっと罵ってください!縛ってください!」ハァハァ


魔王「一体どういう戦い方をしたんだ」


魔王(緑)「そんなことよりも、あの子は?」


魔王「側近か?アイツなら団長を追いかけている」


悪勇者「お願いしますよ!お願いします!縛って罵ってぶって下さい!!」


魔王(緑)「うるせぇ!黙れ!!」バキッ


メキャメキッ←右手の骨が折れる音


悪勇者「あふぅん!!」ビクンビクンッ


魔王「キメェ!」
208 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/11(日) 10:55:14.30 ID:w40u9Yxt0
魔王「早くアイツら追いかけるぞ!」ダッ


魔王(緑)「そうね!」ダッ


騎士団「待て!こっから先は…ぎゃあ!!」バキッ


魔王「誰だ!?」


勇者「おいおい!俺を置いていくとかマジありえねぇんですけど!!」ガサッガサ


魔王「お前!つーかレベルが上がってる!」


勇者「側近さんの様な人がコッチ通って行ったんすスけど…何かあったんスか?」


魔王「よし、それが分かればいい!行くぞ!」
209 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2012/03/12(月) 13:26:35.11 ID:6w+34IS6o
Wktk
210 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/14(水) 21:03:43.29 ID:bO1duKtF0
側近「ぜぇ…ぜぇ…!」


団長「はぁ…はぁ…!」


団長「…クッ、行き止まりか…!」


側近「ぜぇ…ぜぇ…!ようやく追い詰めたぜ…!」


団長「こ…この野郎…!しつこいんだよ!!」


側近「さて…答えてもらおうか…、何故、裏切った!?」


団長「……金だよ」


団長「国王の野郎にお前を裏切るために金を貰ったんだ…」


側近「…いくら貰った」


団長「…800だ」


側近「は…はぁ!?」


魔王(なんだ何だ?)ガサガサッ


勇者(見えねぇッス)ガサッ


魔王(緑)(ここで出る訳には行かないな…)
211 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/14(水) 21:24:18.65 ID:bO1duKtF0
側近「800!?たった800だと!?」


側近「ハハハッ!じゃあ、お前はその金の為に俺の家族を皆殺しにしたってか!?」


団長「ハッ…安い仕事だったぜ…」


側近「もう、テメェは生かしておけねぇ…ブチコロス…!」


団長「…死ぬのはテメェの方だ!!」バッ!


側近「!」


団長「時限爆弾だ!こっちに来れば爆破するぞ!!」


魔王「お、おい!マジでそれは、まずい!!」


側近「魔王様?いつからそこに…」


魔王「んなこと、どうだっていいだろ!そいつは我輩が始末する!だから…!」


側近「すみません魔王様、アイツは俺が始末しなきゃならないんです…」ザッ


団長「じ…時間が来なくてもこの強制爆破スイッチを押せば直ぐに爆破出来るぞ!」サッ


側近「だから、どうした…」ガッ!


団長(…!?コイツ…自分からスイッチに…!)


側近「俺はテメェを消すことが出来ればそれでいいんだよ…!」グググ…!


団長「このっ…離せ!」


魔王「…!側近!!」


側近「………」ジリッ


団長「こ…コレを押せばココは吹っ飛ぶぞ!?分かってんのか!?」



側近「…当たって砕けろだ!」


カチッ!


魔王「まっ……!」


カッッッ!!!







212 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/14(水) 21:40:38.08 ID:bO1duKtF0
魔王「…………」


魔王(緑)「まぁ、そう落ち込むなよ…」


補佐「そ…そうですよ…」


魔王「…………」


補佐「側近さんには色々事情が会ってそういう行動を取ったと思いますよ…ね?」


魔王(緑)「えっ!?えぇ…まぁ…」


魔王「………自爆じゃなくてもいいじゃん…そんなの…」


補佐「う…」


魔王「あのバカ…頭の中にゾウリムシでも湧いてたのかよ…!」



側近「失礼な…」


魔王「実際にそうなんだろおまry」


魔王「あ?」


魔王(緑)「なん…だと…?」
213 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/03/15(木) 11:35:46.64 ID:Kf4x0qJMo
214 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2012/03/15(木) 14:12:28.97 ID:9XQfJDIGo
おつ
215 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/17(土) 02:53:05.64 ID:2Jf+fwCz0
魔王「なっ!?何で生きて…お前、あの爆発で…!」


側近「いや、何か生きてます…」


魔王(白)「俺だよ」バァーン!


魔王「お前は!」


魔王(白)「俺がバシルーラーで飛ばしてやったんだよ、スイッチを押すと同時にな」


魔王「ええっ!?」


魔王(緑)「まぁ、そそくさとルーラーしてここに来たし…爆発を確認してもないし…」


魔王「じゃあ、団長は?」


魔王(白)「どっかで一人で爆死したんだろうな」


魔王「あぁ…何か力が抜けた…」ヘロヘロ…


側近「まぁ、魔王様が私の事をあそこまで心配なさるとは、意外でした」


魔王「うるせぇ!!黙れ!!今度こそ息の根を止めてやろうか!?」バッ


側近「うわっ!ちょっ…力が抜けたんじゃないんですか!?」


魔王(白)「ははは!若いっていいなぁ!じゃあ俺はココで…」ササッ


魔王(緑)「待った、お前の処刑が終わってない」ガシッ


魔王(白)「………救いはないんですか?」


魔王(緑)「…………はい」ニコッ



魔王(白)「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」
216 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/17(土) 02:56:30.40 ID:2Jf+fwCz0
男1「※※※アラビア語※※※」


男2「※※※シャンムー語※※※」


女盗賊「………ここどこ?」
217 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/17(土) 03:00:33.06 ID:2Jf+fwCz0
以上です、やや無理やりで誤植もあって、また中途半端な所で終わってスミマセン。

218 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/03/17(土) 11:40:35.31 ID:bX4x/Zn0o
乙?
219 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(三重県) [sage]:2012/03/17(土) 16:18:25.87 ID:hxx6OgCxo
終わりか!良かったよ!楽しかった
220 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/18(日) 17:37:57.48 ID:yuGYmyku0
次 

魔王「仕事でもするかな」側近「なっ…何故!?」
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