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魔王「戦車?」 - SS速報VIP 過去ログ倉庫

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1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(青森県) :2012/02/02(木) 06:08:14.42 ID:egv5T5/eo
立つかな?

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1328130494(SS-Wikiでのこのスレの編集者を募集中!)
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諸君、狂いたまえ。 @ 2024/04/26(金) 22:00:04.52 ID:pApquyFx0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714136403/

少し暑くて少し寒くて @ 2024/04/25(木) 23:19:25.34 ID:dTqYP2V2O
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1714054765/

渾沌ゴア「それでもボクはアイツを殺す」 @ 2024/04/25(木) 22:46:29.10 ID:7GVnel7qo
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714052788/

二次小説の面白そうなクロス設定 @ 2024/04/25(木) 21:47:22.48 ID:xRQGcEnv0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1714049241/

佐久間まゆ「犬系彼女を目指しますよぉ」 @ 2024/04/24(水) 22:44:08.58 ID:gulbWFtS0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1713966248/

全レスする(´;ω;`)part56 ばばあ化気味 @ 2024/04/24(水) 20:10:08.44 ID:eOA82Cc3o
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1713957007/

君が望む永遠〜Latest Edition〜 @ 2024/04/24(水) 00:17:25.03 ID:IOyaeVgN0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713885444/

笑えるな 君のせいだ @ 2024/04/23(火) 19:59:42.67 ID:pUs63Qd+0
  http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/aa/1713869982/

2 : ◆rcJUqiqw6DM8 [sage]:2012/02/02(木) 06:09:34.63 ID:egv5T5/eo
トリテス
3 : ◆rcJUqiqw6DM8 [sage]:2012/02/02(木) 06:12:04.54 ID:egv5T5/eo
初です
魔法はドラクエっぽくします
グダグダになっても許してくだしあ

まったり投下していきます
4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [gpzynycj@jycddvam.com]:2012/02/02(木) 06:20:06.37 ID:38tc2Ae40
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5 : ◆rcJUqiqw6DM8 :2012/02/03(金) 23:19:40.49 ID:jHGqe+KG0
ーーーーー
ーーーー
ーーー

男「…ここは」

部下「隊長!気が付かれましたか!?」

男「 部下…他には?」

部下「いえ、確認できません」

男「そうか…」
6 : ◆rcJUqiqw6DM8 :2012/02/03(金) 23:35:07.32 ID:jHGqe+KG0
男「部下、通信機を」

部下「…それが」

男「どうした?」

部下「送信は出来るようなんですが、受信が出来ません」

男「ふむ」

部下「どうしましょう…」

男「現在地は?」

部下「GPSも使用不能で…」

男「困ったな…」
7 : ◆rcJUqiqw6DM8 :2012/02/03(金) 23:40:23.63 ID:jHGqe+KG0
男「まずは人里を探さないと」

部下「クルマはどうしますか?」

男「乗って行く」

部下「了解です」

男「取り敢えず川があったら川沿いに下ってみるか…」

部下「了解です」

ーーーーー
ーーーー
ーーー

男「あれは…城?」

部下「そうみたいですね」
8 : ◆rcJUqiqw6DM8 :2012/02/03(金) 23:55:22.58 ID:jHGqe+KG0
門番「な、なんだあれ…」


門番「止まれ!!!!」

男「驚かせてすまない」

門番「お前たちどこから来た!?それに…なんだそれは?」

男「その前に聞かれてくれ。ここはどこだ?」

門番「は?」

ーーーーー
ーーーー
ーーー

城門・兵舎ー

門番長「なるほど、気が付いたら森の中に居た、という訳だ」

男「その通りだ」

門番長「それと…あの鉄のハコはなんだ?車輪みたいなモノも付いてるが…」

男「あれは戦車といって、あれで攻撃する事が可能な乗り物だ」

門番長「乗り物か…我々が知る乗り物は馬車ぐらいなんだが…」

男「ちょっと聞かせてくれ。もしや銃は無いのか?」

門番長「銃…とはなんだ?」

部下「これです」

門番長「初めて見るモノだ…これはどうやって使うのだ?」

男「教えて…

ピーーーーーーーーー!!!!
門番「魔王軍だ!!!」

3人「「「!!」」」
9 : ◆rcJUqiqw6DM8 :2012/02/04(土) 00:09:10.06 ID:hCQfxWm60
門番長「悪いがこの続きは後で…」

男「手伝おう」

門番長「なに!?」

男「悪いが今あんたに死なれると困るんでね」

部下「隊長、武器は…」

男「クルマの中と、ココに」

門番長「そんなところに隠してるとは」

男「別に隠してたワケじゃないけどな」

門番長「まあいい…行くぞ!」

ーーーーー
ーーーー
ーーー

門番「門番長!」

門番長「現状は?」

門番「囲まれています…おそらく…」

門番長「今回で終わらせるつもりか…!?」

男「劣勢なのか?」

門番「だまれ!」

男「見た事がない犬…いやオオカミか?」

部下「隊長!武器です!」

男「よし。部下はクルマから支援砲撃、撃ち漏らしは俺がやる」

部下「了解しました!」

門番「おい、勝手に…」

男「悪いがあんたらは下がっててくれ」

門番長「…わかった」

10 : ◆rcJUqiqw6DM8 :2012/02/04(土) 00:24:14.65 ID:hCQfxWm60
門番「門番長!」

門番長「いい…やらせてみろ…多分あいつらなら勝てる」

門番「…っ」

ーーーーー
ーーーー
ーーー

男「部下、久し振りの戦闘だな」

部下「言われてみればそうですね」

男「あんまり横取りするなよ」

部下「それは約束できません」

男「言うようになったな…行くぞ!」

部下「了解!…目標約30!」

男「主砲発射!!!!」

ドォン!!!!

ーーーーー

門番「あ、あれが」

門番長「なんという攻撃翌力…あれが戦車か」

ーーーーー

男「オラアアアアア!!」ダダダダダダダダ

部下「まだまだぁ」ダラララララララ

ーーーーー

門番「なんだ…?敵が穴だらけに…魔法か!?」

門番長「もしや、あれが【銃】とかいうやつか…」

ーーーーー

11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/04(土) 00:42:48.28 ID:NREAxlMIo
期待
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/02/04(土) 01:57:22.25 ID:g7DlIfSjo
自衛隊がでてくる小説ゲートみたいな感じか
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(山口県) [sage]:2012/02/04(土) 06:26:56.94 ID:FnAbcssXo
在庫考えずに撃ち過ぎだろ
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都) [sage]:2012/02/04(土) 08:55:13.96 ID:H9Va8RzEo
クルマって言い方からしてメタルマックスか?
15 : ◆rcJUqiqw6DM8 :2012/02/06(月) 01:29:46.06 ID:f1ckBDqf0
部下「隊長!15時方向から増援です!」

男「おう…なんだこいつは」

部下「デカい…」

魔物「グワアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

男「ワニゴリラ…?」

部下「…きます!」

男「主砲ブチ込んでやれ」

部下「了解!」ドォン!


魔物「グルル…」

男「あんまり効いてないな」

部下「皮膚硬いんですね」

男「部下、機銃で隙作れ」

部下「了解」

ーーーーー
門番「あいつは!」

門番長「クロコダイルキング…」

ーーーーー
部下「行きます!」ダダダダダダ

魔物「グ…グ…」

部下「まだまだ!」ダダダダダダ

魔物「グオオオオオオオオオオオオ!!!!!」

男「ほら、喰え」ピンッ

魔物「ガウッ…」パクっ

ボォン!

男「よし…とどめだ!」ズバッ

部下「相変わらずの剣閃ですね」

男「久々だったけどな」

ーーーーー
門番「あいつ剣術まで…」

門番長「むぅ…」

16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) :2012/02/06(月) 01:40:44.62 ID:tCGMImeno
色々と無理があるだろ
17 : ◆rcJUqiqw6DM8 :2012/02/06(月) 01:42:08.49 ID:f1ckBDqf0
ーーーーー

門番長「見事だった」

男「ほんの朝飯前だ」

門番長「これからここの王様と会って頂きたい」

門番「門番長!」

男「王様?」

門番長「ああ、お前達の腕を見込んで頼みたい事がある」

男「…いいだろう。案内してくれ」

門番長「よし、ついてこい。出来ればお前の仲間も一緒に」

男「一緒に着いてこい」

部下「わかりました」

門番「…」

ーーーーー

騎士「門番長、どうした?」

門番長「騎士殿、先程魔王軍に攻められたおり、この2人に助けられました」

騎士「ふむ…成果は?」

門番長「クロコダイルキングを仕留めました」

騎士「なんだと!?」

男「クロコダイルキング?あのワニゴリラか?」

騎士「むむむ…」

門番長「私も見ていました。この2人は強いです」
18 : ◆rcJUqiqw6DM8 :2012/02/06(月) 02:04:04.79 ID:f1ckBDqf0
ーーーーー

王様「魔王軍の侵略を食い止めてくれたそうだな。礼を言う」

男「いえ、生き残る為です」

王様「正直だな。門番長、この2人が使った武器が見た事ないモノだったというが」

門番長「はい。銃と呼ぶものらしいです」

王様「銃、とな」

男「コレですね」カチャ

王様「見たことが無いな…」

男「火薬を使って金属の弾を撃ち出す武器です。その1発で人を仕留められます」

男「先の戦闘で使用したのは、その弾を連続で撃ち出せる武器、大きい弾を使う武器、爆発力を高めた手投げ用の武器、です」

王様「む…むむ…」

男「しかし、残念ながら弾数には限界があります」

王様「なるほど、お主の言いたい事、理解した」

王様「騎士、この男とその仲間を配下に加え国の防衛に当たれ」

騎士「はい」

王様「男とやら、お主たちの武器に使える弾を開発させよう」

男「ありがとうございます」

王様「ここは魔王城からも比較的近くてな。もしかすると…」

男「有事の際はお任せ下さい」

王様「よろしく頼む。騎士、今日は街を案内してやれ」

騎士「はっ」

ーーーーー

19 : ◆rcJUqiqw6DM8 :2012/02/06(月) 02:40:08.18 ID:f1ckBDqf0
ーーーーー

魔王城

側近「報告です」

魔王「聞こう」

側近「攻城部隊のクロコダイルキングが敗れました」

魔王「強者が現れたようだな」

側近「はい。その者は新しい魔法を使うようです」

魔王「新しい魔法、とは?」

側近「ナニかを持っていたのは確かですが、突然身体中に穴が空いてそうです」

魔王「穴、か」

側近「それに大きな爆発があったようです」

魔王「爆発…イオ系か?」

側近「それがそうでもないようです」

魔王「む…」

ーーーーー

王都、城下町

騎士「まずお前達の服装をなんとかしないとな」

男「服装?」

騎士「当然だ。この国の防衛隊に相応しい服装をしてもらう」

男「あんた達みたいな服装に?」

騎士「そうだが?」

男「む…平服はなんでもいいんだが、戦闘時は今の服じゃないと困るんだが…」

騎士「なぜだ?」

男「後で手合わせしよう、それで答えがわかる」

騎士「いい度胸だ」

ーーーーー
20 : ◆rcJUqiqw6DM8 :2012/02/06(月) 03:01:25.37 ID:f1ckBDqf0
城、訓練場ー

兵隊1「おい、騎士様とあの男というヤツが手合わせするらしいぞ!」

兵隊2「ああ、敵うとか思ってるのかな」

兵隊3「勝てるワケねーよ」


部下「いいんですか?言われっぱなしですよ」

男「勝てば問題無い」

部下「ですね…ああ、武器は?」

男「近接戦用でいく」

部下「たしかに銃器は使えないですよね」

男「そういうことだ」


騎士「用意はいいか?」

男「戦場だと敵は待ってくれないからな」

騎士「お互い参った、というまででいいかな?」

男「お好きに」

騎士「…行くぞ!」

男「おう」

騎士「そりゃ!」

男「ふんっ」

騎士「やるな…これならどうだ!?」

男「ぬ!お!くっ!」

騎士「まだまだぁ!」

男「うわっ」ズルッ

騎士「貰った!!」

男「甘いっ!」ガッ

騎士「なっ!?」

男「普通のヤツなら今ので勝てただろうが」

騎士「くっ…」

男「この服着てる理由、わかったか?」



21 : ◆rcJUqiqw6DM8 :2012/02/06(月) 03:23:29.12 ID:f1ckBDqf0
兵隊2「今、あいつどこからあのナイフだした?」

兵隊1「なんか…背中?腰?から出てきたような」


部下「おお隊長を転ばせ…いや…わざと?」

男「おーい、部下」

部下「なんでしょう?」

男「相手の流儀に合わせて俺も長刀使う。アレを」

部下「………どうぞ」

男「よし…これで大丈夫だな」

騎士「…?」

男「これでこの剣使っても死ぬことはなくなった」

騎士「いいだろう」

男「いくぞ」

ーーーーー

兵隊達「…」

騎士「参った」

男「なかなか楽しかった。また手合わせ願う」

騎士「こちらこそ…!次は負けない!」


部下「お疲れ様でした」

男「おう」

部下「さすがですね」

男「訓練の賜物だな」

ーーーーー
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/02/06(月) 03:53:21.18 ID:O35JepMAO
設定は面白そうなのに色々と残念過ぎるな
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/06(月) 05:58:22.28 ID:YGF86SWDO
支援
初なんだから、グダグダになってもしょうがないから、書きたいように書いてくれよ。
俺は、見続けるぞ。
24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/06(月) 19:53:40.67 ID:+0RMsB7IO
25 : ◆rcJUqiqw6DM8 :2012/02/07(火) 01:20:02.21 ID:9CFuCHO90
ーーーーー

騎士「男、貴様はどこで訓練を積んだ?」

男「は?」

騎士「私の剣術を防ぎ切ったのは男が初めてでね」

男「そういうことか…どこ、というよりは実践だな」

騎士「実践?という事はお前達の世界にも戦争はあるのか?」

男「むしろ戦争だらけだよ。いつもは銃を使って中・遠距離から攻撃するんだが…」

騎士「…」

男「近接戦に限って言えば銃よりも体術や剣術を武器にする事が多い」

男「それに王様の前で言ったが、弾数にも限りがあるしな」

騎士「なるほど…」

男「俺は体術よりも剣術だが、部下に体術では勝てない」

騎士「え?」

男「部下の体術はそうとう強い、そういう事だ」

騎士「信じられん…」

男「そのうち手合わせしてみればいい…あ、聞きたい事があるんだが…」

騎士「なんだ?」

男「魔法ってなんだ?」

ーーーーー

城、研究棟ー

騎士「という訳で、魔法を見せてやって欲しい」

魔法使い「…」

騎士「ついて来い、って」

男「今のでわかるのか?」

騎士「慣れだ、慣れ」

ーーーーー

城、訓練場ー

魔法使い「まずは初級…メラ!」

男「火球が出た…」

部下「すごい…」

魔法使い「次…ヒャド!」

男「今度は氷か…!」
26 : ◆rcJUqiqw6DM8 :2012/02/07(火) 01:39:28.05 ID:9CFuCHO90
男「すごいな…」

部下「便利ですねぇ」

男「…………騎士。もしかして魔王とかいうヤツはこれ以上の魔法を使ってくるんだよな?」

騎士「直接対峙した事はないが、恐らく全ての魔法を使えるはずだ」

男「ふむ………部下、サーモグラフィーはあるか?」

部下「携帯用は持ってません。クルマだったら搭載してます」

男「そうか…魔法使い殿。ちょっと我々のクルマの前までご足労願えますか?」

騎士「どうしたのだ?」

男「魔王対策が出来るかどうかの検証だ」

魔法使い「…!」

騎士「是非、だそうだ」

ーーーーー

城門前ー

騎士「ほぉ、こいつが戦車というクルマか!」

男「そうだ…部下、準備は?」

部下「システムチェック…センサーON、準備完了です」

男「魔法使い殿、あのカカシを火と氷の魔法で攻撃して頂けますか?」

魔法使い「…メラ!……ヒャド!」

男「どうだ?」

部下「想像通りです。しっかり反応しました」

男「よし、じゃあ次は…部下、耐火装備と耐冷装備を」

部下「了解…どうぞ」

騎士「どうする気だ?」

男「我々の装備が通用するかどうか…っと、よし、今度は俺に火球をぶつけてくれ」

魔法使い「…!」

男「頼む」

魔法使い「…メラ!」

男「ぐっ……ふむ、思ったより熱くない、という事は……」

騎士「大丈夫か?」

男「ああ、無傷だ」

魔法使い「!」

騎士「無傷って凄いな…」
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/02/16(木) 23:22:17.84 ID:a2bgBFMCo
     ...| ̄ ̄ | < 続きはまだかね?
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.|| ゙ヽ i    ハ i ハ i ハ i ハ |  し'_つ
.||   ゙|i〜^~^〜^~^〜^~^〜
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/23(木) 01:06:17.45 ID:3WFBUEvHo
戦国自衛隊みたいな設定だな
ええぞええぞgg
29 : ◆rcJUqiqw6DM8 [sage saga]:2012/03/01(木) 20:16:33.83 ID:opFpQSYi0
部下「隊長、測定結果です」

男「ああ…」

騎士「これは?」

男「さっきの魔法を分析してみたんだ」

騎士「それは興味深い」

男「俺の推測正しければ相手の魔法を迎撃できるかもしれん」

騎士「ゲイゲキ?」

男「簡単にいうと、相手の魔法で攻撃される前に相殺する」

騎士「冗談はよしてくれ」

男「冗談ではない」

騎士「む…」

男「必要なら実演してもいい」

騎士「よし、まずはゲイゲキとは何をするのか見せて貰おう」

男「部下、アレを」

部下「準備完了しております」


騎士「コレは?」

男「予め設定した熱源に向かって弾を飛ばせる優れものだ」

騎士「本当か!?」

男「近・中距離でしか使えないのが難点だが、まぁ見ててくれ」

部下「セット完了です」

男「よし…魔法使い殿、もう一度あのカカシに火球をお願い出来ますか?」

魔法使い「…メラ!」

バシュ…ドン!

魔法使い「!!!」

部下「迎撃成功しました」


30 : ◆rcJUqiqw6DM8 [sage saga]:2012/03/01(木) 20:49:21.78 ID:opFpQSYi0
男「今度は氷をお願いします」

魔法使い「ヒャド!」


部下「迎撃失敗です」

男「ふむ…」

騎士「??」

男「やはり高熱にしか反応しないか」

部下「仕方ないですよ」

男「氷の対策は後で考えるとして…」

騎士「おいおい、勝手に話を進めるな」

男「すまない…魔法使い殿、協力に感謝する」

魔法使い「…」

騎士「我々にもわかるように説明してくれ」

男「ああ…」

ーーーーー
ーーーー
ーーー

城、兵舎ー

男「部下、今後の対策を検討しよう」

部下「はい」

男「まずは弾薬…ある程度補給が可能になるが、主砲と迎撃用はどうだ?」

部下「主砲用は我々が持っている弾に比べて供給されるの弾はおよそ35%のダメージ減です」

男「む…文句は言えないが、あのワニゴリラ以上の怪物を相手にする事を考えると不安が残るな」

部下「そうですね…続いて迎撃用ですが、スコープさえ壊れなければなんとか使えます」

男「極端な話、攻撃力が無くても無効化出来るだけで十分だろうし」

部下「はい。それで手投げ弾の開発はどうしますか?」

男「爆発力は?」

部下「…50%減です」

男「参ったな…」
31 : ◆rcJUqiqw6DM8 [sage saga]:2012/03/01(木) 21:06:58.92 ID:opFpQSYi0
男「それでも無いよりはマシか」

部下「そうですね」

男「近距離武器は?」

部下「現在報告待ちですが、おそらく隊長が持ってる武器が1番かと」

男「お前の武器は?」

部下「私の場合は何か硬い棒か何かあれば武器に出来ますから」

男「その硬い武器が通用しない怪物と対峙する可能性もあるから、準備しておくように」

部下「了解しました」

男「…とまぁこんなトコロかな?」

部下「はい」

男「それじゃあ仕事探しにもいくか?」

部下「は?」

男「怪物狩り的な仕事で鈍らないように、な」

部下「着いていきます」

ーーーーー
ーーーー
ーーー

城下町、酒場ー

マスター「仕事だぁ?」

男「ああ、我々向きの仕事探してる」

マスター「ん〜…今んとこはコレといった話はねぇな」

男「そうか…」

マスター「また日を改めてくれ。情報があったら教えるからよ」

男「頼む」

32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県) [sage saga]:2012/03/02(金) 00:15:34.39 ID:23EMzpHno
キター
33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/03/02(金) 01:29:26.42 ID:Siz3IAAbo
34 : ◆rcJUqiqw6DM8 [sage saga]:2012/03/02(金) 08:16:47.84 ID:+aiuSmCx0
城内ー

騎士「仕事?」

男「あぁ、訓練だけだと鈍るからな」

騎士「それなら丁度いいのがあるぞ」

男「教えてくれ」

騎士「歩いて半日くらいのところに小さな村がある。そこの村長から被害報告受けててな」

男「怪物か?」

騎士「そうだ。これを退治して欲しいとの事だ」

男「さっそく行こう」

騎士「なら魔法使いと剣士、そして僧侶を連れていくがいい」

男「魔法使いはわかるが…あとの2人は?」

騎士「剣士は剣術を使いこなし、僧侶は回復や補助に役立つ」

男「突撃兵とメディックか…ありがたいが訓練も無しに連携できるのか?」

騎士「彼女らは幾度となく戦闘に参加している」

男「そういう事じゃ…まぁいい。出発は明朝でいいか?」

騎士「伝えておこう」

ーーーーー
ーーーー
ーーー

城門前ー

男「…」

剣士「あんたが男ってヤツかい?」

僧侶「け、剣士さん!いきなり失礼ですよ!」

魔法使い「…」

剣士「失礼なのはお互い様だろ。あたいらが女で以外か?」

男「そんな事は無い。素直に感心しただけだ」



35 : ◆rcJUqiqw6DM8 [sage saga]:2012/03/02(金) 08:34:56.75 ID:+aiuSmCx0
誤字…以外× 意外◯



剣士「ふ〜ん…それよりあんた、あの騎士から一撃も喰らわなかったって本当かい?」

男「訓練場の話なら本当だ」

剣士「そうかい…じゃあここで手合わせといこうじゃないか」

男「は?」

剣士「実力を把握しておいたほうがいいと思うけどね」

男「その通りだな…いつでもこい」

剣士「武器も構えないってナメてんのかい?」

男「怪物は襲ってくるって予告しないからな」

剣士「……うりゃ!」

男「ふん!」



僧侶「あ〜また…」

魔法使い「…」

部下「また、っていつも『ああ』なんですか?」

僧侶「はい、いつも『ああ』です…」

部下「大変ですねぇ」

僧侶「いつもいつも…はっ、すいません!自己紹介が遅れました。僧侶です」

部下「部下です。隊長のサポートしてます」

魔法使い「…」

僧侶「隊長?」

部下「あの男です。戦闘と戦略のエキスパートです」

僧侶「そうなんですか…なんか勇者様みたいですね」


36 : ◆rcJUqiqw6DM8 [sage saga]:2012/03/02(金) 08:58:15.58 ID:+aiuSmCx0
部下「勇者様?」

僧侶「はい。言い伝えによれば魔王を滅ぼせるのは勇者様だけだと」

部下「なるほど…その勇者様は今はどこに?」

僧侶「聞いた話ですが、既に仲間と共にココに向かってるそうです」

部下「ココって…ああ、ここは魔王城から近いんですよね」

僧侶「はい。ですから、休憩を兼ねて必ず立ち寄るハズです」

部下「普通はそうするよなぁ…その勇者って魔法も使えるんですよね?」

僧侶「勿論です。勇者様にしか使えない魔法もあります」

部下「覚えておきます…で、隊長!そろそろいいですか?」

男「俺はもう 剣士「まだだっ!」

剣士「まだ決着はついてないっ!」

僧侶「はいはい…どうみても剣士さんの負けですよ」


剣士「お前強いな…」

男「経験の差だな」

剣士「経験って…これでもあたいらは…」

男「単純な戦闘回数じゃなくて場面というか状況というか」

魔法使い「…」

男「俺や部下は敵に囲まれ易い戦場で戦う事が多くてな」

部下「今思うとよく生き残れたと思います」

男「全くだ…」

37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海・関東) :2012/03/05(月) 16:01:59.13 ID:qDSREYNAO
赤外線で探知する迎撃システムって誤射とか大丈夫なのかな?
実現できればレーダー電波垂れ流すよりいいんだろうけど
38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/03/05(月) 18:55:51.95 ID:csiL6gTto
     ...| ̄ ̄ | < 続きはまだかね?
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39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/03/23(金) 15:44:03.90 ID:fxqEiB5O0
なんだ終わりか
40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/04(水) 19:27:01.18 ID:JAxARNrIO
このスレも落とすのもったいないなー
41 : ◆rcJUqiqw6DM8 [sage saga]:2012/04/04(水) 22:10:53.14 ID:2S7q/rJH0
しばらく来れなくて申し訳ない…
ようやく落ち着いたのでこれからは定期的に投下できると思います


さて続きいってみよー


ーーーーー
ーーーー
ーーー

小さな村、村長宅ー

村長「わざわざこんな遠くまで来て頂いてありがとうございます」

部下「いえ仕事ですから。それで早速ですが、その怪物の事を教えてくれますか?」

村長「はい…半年ぐらい前でした。村の祭りで祠の祭壇を使うのですが…」

村長「司祭様が祈り終えると、祠の奥から突然怪物達が溢れ出てきたのです」

村長「幸い死者は出ておりませんが、それから満月の夜になると怪物達が祠から出て村で暴れ回り…」

村長「夜明け前に祠の奥に戻っていきます」

部下「…」

村長「あいつらをなんとかして貰えませんか?」

部下「わかりました。任せて下さい!」

ーーーーー
ーーーー
ーーー

部下「…という状況のようです」

男「ご苦労。部下は剣士を連れて近辺調査を。僧侶と魔法使いは俺と作戦会議をしよう」

「「「「了解」」」」


男「じゃあ作戦会議を始めようか」

僧侶「あの…作戦というと?」

男「これからの予定とか実際戦闘になった時の為の準備とか、だな」

魔法使い「…」

男「まず知りたいのは君たちの能力を教えてくれ」

僧侶「ええ、私は主に回復魔法が得意で、少しですが補助魔法も使えます」

男「補助魔法というのは?」

僧侶「相手の防御力を下げたり、耐性を弱くしたり、ですね」



42 : ◆rcJUqiqw6DM8 [sage saga]:2012/04/04(水) 22:36:43.89 ID:2S7q/rJH0
男「それは凄いな…」

僧侶「勿論全ての敵に有効な訳ではありません」

男「というと?」

僧侶「そうですね…軟体系のモンスターは防御力が高い訳ではありませんが、物理攻撃が通用しにくいんですよ」

僧侶「そのモンスターに防御力を下げる魔法は効果がほとんどありません」

男「なるほど…敵の種類によって魔法の効果に差がある、という事か…」

僧侶「その通りです」

男「という事は…」

魔法使い「…」

男「攻撃魔法も一緒、って事だな?」

魔法使い「…」コク

男「了解した。次に確認したいのは回復魔法についてだ」

僧侶「はい」

男「実際、どの程度の効果があるんだ?」

僧侶「死なない限り回復可能ですが、一日に使える回数が決まっているので注意してください」

男「回数?」

僧侶「ええ、少量の回復魔法でしたら何十回も使えますが、大回復魔法は数回、といった感じです」

僧侶「これは魔法使いちゃんも一緒ですよ」

男「覚えておこう」

ーーーーー
ーーーー
ーーー

剣士「なんであたいが近辺調査なんだ?」

部下「文句を言っても始まりませんから、仕事しましょう」

剣士「ふーん、ずいぶん信用してる口ぶりだねぇ」

部下「隊長の指示でミスがあった事ありませんから」

剣士「ほんとかね…」

部下「まぁ、いずれわかると思います…っとアレが例の祠ですね」

剣士「見た目にはどこにでもありそうな………?」

部下「どうしました?」

剣士「…一旦戻ろう」

部下「大丈夫ですか?顔が青ざめてますが…」

剣士「ここはヤバい…ヤバいよ」

ーーーーー
ーーーー
ーーー
43 : ◆rcJUqiqw6DM8 [sage saga]:2012/04/04(水) 23:02:43.25 ID:2S7q/rJH0
男「じゃあ次は戦闘の配置だが…俺と剣士が前衛、部下、僧侶、魔法使いが後衛でいいだろう」

僧侶「部下さんは前衛じゃないんですか?」

男「あいつには後衛に回って貰う。役目は君たちのガードだ」

男「そうすれば俺と剣士は後ろを気にする必要がなくなるしな」

僧侶「はぁ…わかりました」


部下「隊長!」

男「戻ったか、報告は?」

部下「それが…剣士さんの様子が…」

ーーーーー
ーーーー
ーーー

魔法使い「…」

僧侶「そんな…」

剣士「間違いない…あの雰囲気は封印が解かれている…」

僧侶「それが本当なら一旦城に戻って応援を頼みましょう!」

男「封印?」

僧侶「はい、先代の勇者達が封印したと言われている恐ろしいモンスターです…」

男「その封印を解いたのは恐らく司祭とかいうヤツの仕業に違いない」

部下「同意します。でもどうするんですか?」

男「次の満月まで2日か…よし。剣士と魔法使いは城に戻って報告、その後数名の兵士達を連れてきてくれ」

男「僧侶はここで俺たちと準備する」

僧侶「あの…準備って?」

男「そのモンスターを討伐する」

44 : ◆rcJUqiqw6DM8 [sage saga]:2012/04/04(水) 23:08:17.13 ID:2S7q/rJH0
少ないですが、本日はここまで

また明日きます
45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/04/05(木) 11:22:20.04 ID:bmEcfEOxo

待ってた
46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/05(木) 22:20:36.10 ID:jQukBpU70
そろそろくるか・・・
47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/04/06(金) 00:57:27.78 ID:mlDy3VIDo
     ...| ̄ ̄ | < 続きはまだかね?
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48 : ◆rcJUqiqw6DM8 [sage saga]:2012/04/06(金) 22:50:19.14 ID:TxWp+rO+0
日付を勘違いしたなんて言えない…


じゃあ続き書かせて頂きます。

ーーーーー
ーーーー
ーーー

僧侶「討伐って、倒すつもりですかっ!?」

男「そうだが、倒すとマズいのか?」

僧侶「いえ、マズいとかではなく…」

魔法使い「…」

男「『倒せるワケがない』とでも言いたそうだな」

部下「言いたそうじゃなくて倒せないって言われてますが」

男「逆に俺達に倒せない理由があるのか?」

僧侶「そうではありませんが…第一、どんな怪物で何匹いるか知らないじゃないですかっ」

男「…部下、報告を」

部下「はい。敵は満月の夜に祠から現れ、数匹から数十匹で村から食糧や家畜を奪い祠に戻っていくそうです」

部下「そして以前『封印された怪物』の話とまとめると」

部下「敵陣営は、大将級が一匹、その配下が数十匹、戦術は単純な突撃もしくは近接戦、しかも時間制限あり」

部下「以上です」

男「上出来だ」

魔法使い・僧侶「」

男「それだけわかればこちら準備次第でどうにでもできる」

部下「問題は大将級の存在ですが…」

男「先代の勇者達にも倒せなかった、ということは何か理由があるんだろう」

部下「隊長はどう思いますか?」

男「恐らく斬撃に耐えれる装備もしくは皮膚、魔法耐性もあるだろう」

男「だが、どんな怪物だろうが必ず弱点は存在する」

部下「そうですね」

魔法使い・僧侶「」
49 : ◆rcJUqiqw6DM8 [sage saga]:2012/04/06(金) 23:30:02.40 ID:TxWp+rO+0
男「さ、という訳で剣士、魔法使いは城に戻って報告を。僧侶はここに残って俺達一緒に準備だ」

三人「…」

男「どうした?」

僧侶「いえ…」

剣士「…なんでもない」

魔法使い「…」

部下「さ、満月まで時間がありません。早速動きましょう」

ーーーーー
ーーーー
ーーー

男「部下、クルマに積んでるチェーンガンの残弾は?」

部下「およそ500発です」

男「主砲は?」

部下「7発ですね」

男「む…なるべく主砲は使いたくないな」

部下「そうですね…怪物達って祠から出てくるんですよね?」

男「そうらしいな」

部下「では、祠から出てこれないようにしましょう」

男「それが一番だな」

部下「C4使いますけどいいですか?」

男「ストックは?」

部下「十分です」

男「ふむ…じゃあ破壊する範囲は祠のみに限定する」

部下「了解しました」

僧侶「あの…『しぃーふぉー』ってなんですか?」

男「あぁ、簡単に説明すると設置できる爆弾だな」

僧侶「はぁ…」

男「なにも数十匹いる怪物達を正面から相手にする事もないだろう」

僧侶「それはそうですが…」

男「だから怪物達が出てきたら木っ端微塵にする作戦でいく」

50 : ◆rcJUqiqw6DM8 [sage saga]:2012/04/06(金) 23:51:30.10 ID:TxWp+rO+0
僧侶「木っ端微塵ですか…」

男「そういう事だ。僧侶殿は我々が負傷した際に回復して頂ければ」

僧侶「わかりました」

男「部下、ブービートラップにするのを忘れるなよ」

部下「了解です」

男「あと、クルマの位置は祠を正面にマワしておくように」

部下「はい」

男「じゃあ俺は村の外れのにキャンプの準備にはいる」

僧侶「キャンプ?」

男「野営の事だ」

僧侶「じゃあ私が夕飯の準備します」

男「いいのか?」

僧侶「それくらいはさせて下さい」

男「…わかった。じゃあ移動しよう」

ーーーーー
ーーーー
ーーー

キャンプ、夜

男「罠は?」

部下「完璧です。ついでに祠の奥にも少し仕掛けてきました」

男「やはり洞窟か何かか?」

部下「はい、高さ2.5m、幅3mのデカい洞窟です」

男「そうか…」

部下「外からだとわかりませんが、確かに『何か』潜むには丁度いい感じです」

男「ふむ…案外大捕物になるかもしれんな」

部下「そうですね」

男「よし、今から2時間交代で休憩に入ろう。僧侶殿、美味しい夕食ありがとう」

僧侶「いえ///」

部下「先に休んで下さい」

男「よろしく頼む。僧侶殿の寝所はあちらですので、朝までゆっくりしてください」

部下「なんで急に紳士になってるんですか」

男「俺はいつでも紳士だろ」

部下「……これより歩哨の任に就きます」

男「こいつ…」

僧侶「ふふっ」
51 : ◆rcJUqiqw6DM8 [sage saga]:2012/04/07(土) 00:07:40.82 ID:kN0s3P2m0
ーーーーー
ーーーー
ーーー

城内、夜

騎士「間違いないなのか?」

剣士「はい」

騎士「わかった。明朝、村に向かって出発する」

剣士「よろしくお願いします」

騎士「もう下がっていい。ご苦労だった」

剣士「はっ」


魔法使い「…」

剣士「出発は明朝だよ」

魔法使い「わかった…」

ーーーーー
ーーーー
ーーー

キャンプ、朝

男「部下、起きろ」

部下「…おはようございます」

男「おう、いつでも出れる準備しておけ」

部下「え?」

男「空気が変わった」

部下「すぐ準備します!」


男「僧侶殿、起きてますか?」

僧侶「はぁい…おはようございます…」

男「なるべく早く準備するように。戦闘になるかもしれん」

僧侶「! わかりました!」

ーーーーー
ーーーー
ーーー

小さな村、広場

男「妙だな…」

部下「ええ、今日が満月だからでしょうか?」

僧侶「私にはいつも通りにしか見えませんが…」

男「見た目はそうなんだがな…なんていうか…」

部下「隊長、クルマにいきましょう」

男「よし、いこう」
52 : ◆rcJUqiqw6DM8 [sage saga]:2012/04/07(土) 00:15:29.57 ID:kN0s3P2m0
今日はここまでにさせて頂きます

また明日、いや正確には今日の夜にまたきます。
53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/04/07(土) 00:21:30.88 ID:TBJmfqgno
54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/04/07(土) 03:35:56.98 ID:/16pK44io
この手の大好きです。応援しております。
55 : ◆rcJUqiqw6DM8 [sage saga]:2012/04/07(土) 23:13:41.61 ID:kN0s3P2m0
どうも。
それでは書かせて頂きます。

ーーーーー
ーーーー
ーーー

小さな村、祠前

男「部下、準備はいいか?」

部下「システムチェック…オールグリーン!」

男「よし。チェインガンの照準は祠の扉付近、爆発を逃れた怪物達をミンチにしてやれ」

部下「了解!」

男「例によって撃ち漏らしは俺のエモノだ、横取りするなよ」

部下「了解できません!」

男「ふ…僧侶殿はクルマの後ろから必要に応じて回復魔法を」

僧侶「はい」

男「もし、戦闘中に剣士達が到着した場合は、無闇にクルマの前に出るな、と伝えてくれ」

僧侶「何故ですか?仲間は多い方が…」

男「敵味方識別装置が作動させれないから、味方の背中を攻撃してしまう可能性がある」

僧侶「それは危険ですね」

男「そういう事だ。さらに付け加えると、あの細い機銃の弾1発で死んでしまうかもしれん」

僧侶「そ、そうなんですか…」

男「わかったか?まぁ戦闘前に到着すれば作戦に加わって貰うが」

僧侶「わかりました」

男「さぁ、そろそろ戦闘準備だ」

ーーーーー
ーーーー
ーーー

祠前、夜

その月明かりは緊張を高めるには十分な明るさだった。
幻想的な光に照らされ威圧してるが如く佇む祠。

静寂と緊張を撃ち破る警告音がクルマの中に響く。


部下「敵襲!!!」

部下が叫ぶと同時にトラップが作動し、祠が粉々になった。


男「オープンコンバット!」
56 : ◆rcJUqiqw6DM8 [sage saga]:2012/04/07(土) 23:38:03.47 ID:kN0s3P2m0
部下「ファイアー!!!!!」ドドドドドドドドドドド

男「2匹撃ち漏らしたな!頂くぜ!」ダダダダダダダダ

ゴブリンs「ギャアアアアアアアアア」

部下「まだまだ来ます!」

男「残らずミンチだ!」

部下「了解!」

ーーーーー

僧侶「すごい…怪物が見える頃にはボロボロになってる…」

ーーーーー

部下「敵増援が止まりました!」

男「油断するな!隠れているヤツらのお家にパイナップルのプレゼントしてやろう」

部下「喜びにあふれて飛び出してくるかもしれません」

男「そんな行儀のワルい子にはおしおきが必要だな」

部下「了解!」

ーーーーー

僧侶「何言ってるか理解出来ないけど、よくない会話してるような気がする…」

ーーーーー


男「………どうだ?」

部下「敵影、確認できません」

男「雑魚はこれで終了か?案外つまらんな」

部下「でもデカいのがいるかもしれないんですよね?」

男「そういう事だ…………誰か洞窟から出てくるぞ」

部下「サーモセンサーにも反応ありませんが…」

男「だとしても目視している……誰だ貴様は?」



?「まったく…私のカワイイ僕を全滅させてくれたのは貴方達ですか?」


57 : ◆rcJUqiqw6DM8 [sage saga]:2012/04/07(土) 23:58:08.70 ID:kN0s3P2m0
男「質問を質問で返すな。何者だ?」

?「これはこれは…申し遅れました、私『司祭』と申します。以後お見知りおきを」

男「って事はこの怪物達の親玉はあんたか?」

司祭「随分失礼な方ですね。貴方も名乗ったらどうですか」

男「…男だ。で、確認なんだが」

司祭「ええ、私がこの祠に封印されていた怪物達を起こしました」

男「なぜだ?」

司祭「それは貴方には関係ないでしょう…」

男「たしかにそうだな。よし…じゃあ討伐依頼仕事、再開しようか」

部下「了解」

司祭「オホホホホホホホ…あなた方にこの私が倒せるとでも?」

男「思っている。それに…」

司祭「それに?」

男「出会った瞬間に相手の強さを見誤る程、愚かではない」

司祭「…言わせておけば……いいでしょう。古来よりこの地に眠れる偉大な力をお前たちにお見せしよう!」

男「好きにしてくれ…部下、予備弾倉に徹甲弾あるから、切替しておけ」

部下「了解」



司祭「何をゴチャゴチャと…見よ!古の契約により守護の誓いを果たさん!」

司祭「ゴーレム!」
58 : ◆rcJUqiqw6DM8 [sage saga]:2012/04/08(日) 00:03:38.33 ID:cC+JTuUI0
おかしいな
書いてる内にプロットから離れていくぞ…


そんな感じで(?)書いていきたいと思います。
取り敢えず今日はここまでにさせて頂きます。


明日というか今日はもっと書きたいなぁ…

59 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/04/08(日) 00:12:05.51 ID:yQ0I/5SDo
60 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/04/08(日) 00:30:16.58 ID:P3M2GbVio

書いてるとよくあることだから気にすんな
面白ければいいのさ
61 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/16(月) 20:11:53.39 ID:TT0lBmr40
まだかなまだかな
62 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府) [sage]:2012/04/17(火) 08:43:22.28 ID:yWpIfOdfo
     ...| ̄ ̄ | < 続きはまだかね?
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63 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :2012/04/21(土) 00:26:13.96 ID:yHoPD+SIO
はよ
64 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/21(土) 18:51:51.51 ID:RGmyq8fIO
待ってるぜ
65 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(青森県) [sage]:2012/04/22(日) 23:29:39.43 ID:5DETjo7ko
まだかよ
66 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/04/24(火) 21:06:31.89 ID:kUp/91f10
まだかね
67 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank) :2012/04/30(月) 03:32:27.91 ID:lXNG2ppyo
はよ
68 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/05/24(木) 08:42:02.52 ID:aqsrBAhIO
69 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/06/06(水) 18:08:04.51 ID:HReN1GZIO
現代兵器の圧倒さが出てていいですね(*´ω`*)
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